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| LPO (ロンドン・フィル自主制作CD) |
| 品番 | 内容 | 演奏家 |
![]() LPO-0001(1SACD) |
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番、第5番 | クルト・マズア(指)LPO 録音:2004年2月3日 ロイヤル・フェスティバル・ホール、ライヴ |
| マズアがこんな大技の持ち主だったとは!特に「第5番」!ジャケットには演奏時間が記されていないので 覚悟しようが無かったのですが、改めて調べると、終楽章の演奏時間はなんと14分46秒(拍手込み)も要して いるのです!比較的淡白にサクサクと進行することの多いマズアですが、全楽章を通じてかなり濃厚な表情を 施しているのは確かで、この終楽章も、冒頭は遅めのテンポで風格豊かながら、この時点ではまさか15分 近いドラマが展開されるなど夢にも思いません。ところが、展開部以降のテンポが異様な低速。ロストロポー ヴィチの例があるものの、この先もその低速の度を強め、マズアの唸り声と共に入魂を極めた熱い悶絶が 深まる一方。コーダでは更に追い討ちをかけて、崩壊寸前の大失速のまま幕を閉じるのです!もちろん単に 遅いだけでなく、明るい勝利の雰囲気に完全に背を向けた見事な解釈として説得力絶大です! |
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| LPO-0002 | エルガー:序奏とアレグロOp.47、 エニグマ変奏曲#Op.36、 ブリテン:狩をする私たちの祖先Op.8# |
ヘザー・ハーパー(S)、 ベルナルト・ハイティンク(指)LPO 録音:1984年11月27日 ロイヤル・フェスティバル・ホール、1979年8月14日*、1986年8月28日# 以上ロイヤル・アルバート・ホール |
![]() LPO-0003 |
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲、 「リエンツィ」序曲、 「神々のたそがれ」〜「ジークフリートのラインへの旅」「ジークフリートの葬送行進曲」、 ワルキューレの騎行、 「タンホイザー」序曲とヴェヌスベルクの音楽 |
クラウス・テンシュテット(指)LPO 録音:1992年8月20日、イギリス、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール ステレオ・ライヴ録音 |
| これはもう号泣もの!音楽を構成する音という音の全てが感動に直結し、とつもない内容量で迫り続け、あの 最後の来日公演の凄さを知っている耳にも、この感動の威力はあまりにも桁違いでした。フレージングやリズム がどうなどといったことは全て枝葉末節なこととして脳裏から完全に消え去り、ただもう音楽の奔流に身を委ねる しかないのです。第1曲目「マイスタージンガー」の最初のトゥッティから唖然!ティンパニを核とした雄渾を 極めた響きが溢れ、聴き手に音楽の細部を云々させない圧倒的な威容!造型の頑丈さをどこまでも絶やさず、 強靭な精神力が漲る音を完全に統合しきった時の凄さを思い知らされます。金管、打楽器の克明な主張と共に、 木管がそれと同等に渡り合い、弦がそれら全てを支えるテクスチュア配分も絶妙を極めますが、徹底的な リハーサルによって獲得した結果と言うよりも、団員全員が何か見えない力で牽引され、120%のパワーが 出てしまったような異様なまでの凄み満ちています。中間付近の静寂でも骨太の精神が脈々と行き続け、後半 ではチューバが奏するテーマの裏旋律が強力に張り出し、しかも弦と美しくブレンドして大河のうねりを更に助長 する箇所に至る頃には、全身がもう完全硬直状態!更に追い討ちをかけるのがコーダのテンポ!この神がかり 的包容力に満ち溢れたテンポルバートは、やはり絶妙なレバートを聴かせてくれたレークナーもライナーも一歩 後退せざるをえません。「リエンツィ」は更に打楽器群が華々しく活躍しますが、何というコクをたたえて鳴り 響くことでしょう!渾身のスケール感とアンサンブルの完璧さ、アゴーギクの振幅の切迫感が、この曲を普段の イメージ以上に格調高いものに聳え立たせ、これまた並ぶもののない超名演奏!ライヴならではの熱い熱狂 といった次元では収まらず、当然楽しい行進曲的なイメージなど抱いている暇などありません。「葬送行進曲」 では、テンシュテットのフレーズの呼吸力、精神的な持久力が並外れたいたことを徹底的に思い知らされます。 全体を包み込みこむ深遠さは、競合盤が多いにもかかわらず拮抗する演奏が思い浮かびません。奇跡的な ニュアンスの瞬間も挙げたらきりがありませんが、例えばハープが一瞬絡む瞬間など、神のお告げとしか思え ません!「タンホイザー」も主部に入り込むまでのアゴーギクの念入りさが尋常ではなく、この数分間だけ でも感極まるものがありますが、主部に入って、ヴァイオリン・ソロが現れる箇所のその移行の美しさといったら、 これまた信じ難いニュアンス!しかもチェロのソロとのハーモニーにこれほど馥郁たる香りが立ち込める演奏が ほかにあるでしょうか。とにかくあまりの芸術的なニュアンスの連続に体がいくつあっても足りないほどですが、 これらの魅力を完全に伝えきっているのが、LPOの驚異的な巧さ!技巧的な巧さを超越して、テンシュッテと 共にこのまま死んでもかまわないといったような尋常ならざるテンションが、連鎖反応で全団員に伝播すると いう奇跡でも起きない限り醸成されない鉄壁さです。BBCによる録音も鮮烈を極め、大音響が決してダンゴに ならず、各声部がくっきりと際立ちながらブレンンド感も見事という、これまた奇跡的なもの。あまりの感動で 居てもたってもいられない理由がお分かりいただけるでしょうか?私はこの先、何度かこのCDを棚から取り 出して聴くと思いますが、何も感動しなくなった時、音楽を聴くことをやめるべきではないかとさえ思っています。 |
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![]() LPO-0004(1SACD) |
ラフマニノフ:交響詩「死の島」、交響的舞曲* | ミハイル・ユロフスキ(指)LPO 録音:2004年12月8日、2003年10月29日*、ロイヤル・フェスティバル・ホール |
| ユロフスキーは、1945年生まれ。モスクワ音楽院で学んだ後、24歳の時、ロジェストヴェンスキーの助手を 務めました。1978年、ベルリン・コミッシュ・オーパーに招かれ、以後ドイツの劇場を中心に活躍。CAPRICCIO などに録音があります。現在、ベルリン放送響(旧東独)の主席。「死の島」冒頭のピアニッシモの雰囲気 から、悲しみの極致そのもので、足に鉛の錘を縛られているような暗い倦怠が全編を支配。後半の高揚場面 でも音色の華やぎを徹底的に抑えて、その厚い雲に覆われたような音色は苦悩で一杯。最後に冒頭旋律が 回帰して以降の弦のテクスチュアの統一感も見事で、特にヴァイオリンの迫真の嘆きは、心に染み入ります。 交響的舞曲は、有名なわりには決定盤が少ないように思えますが、この演奏はとんでもない凄演!ユロフ スキが独自の音色イメージを持ち、オケに確実に反映させていることは「死の島」以上に明白で、ピカピカの 高層建築のような音像とは一線を画したくすみを持った音色で一貫。冒頭のリズムの打ち込みの段階的な 増強ぶりも見事ですが、ダイナミズムの中にもどこか心の燻りが滲んでいます。サックスを中心としたロシア的 な情感表出も小手先のものではなく、これが弦に移行して後のアゴーギクの陰影の濃さには鳥肌が!冒頭 主題に戻ってからの迫力は最初よりも更に凄みを増し、絶頂時のホーレンシュタインのような重圧感まで放出 しきっています。第2部のおどろおどろしい悪魔的な雰囲気から最後の急速な音符の動きの憤激に至るまでの 緊張の維持にも、ユロフスキの並外れた精神力を感じます。終曲の迫力も破格のもの!鋭利な刃が容赦なく 襲い掛かりますが、メカニックな響きは皆無。コーダに至っては、こんな激烈を極めた演奏は類例がありません! しかも最後の銅鑼の余韻の凄さ!! |
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| LPO-0005(1SACD) | シベリウス:交響曲第2番、第7番* | パーヴォ・ベルグルンド(指)LPO 録音:2005年2月16日ライヴ、2003年12月6日ライヴ* |
| LPO-0006 | シベリウス:付随音楽「テンペスト」*、 モーツァルト:ミサ曲 ハ短調〜 キリエ/世の罪を除き給う**、 ヘンデル:オラトリオ「エジプトのイスラエル人」(抜粋)#、 モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」##、 シャブリエ:狂詩曲「スペイン」 |
サー・トーマス・ビーチャム(指)LPO、 ドーラ・ラッベッテ(S)/リーズ音楽祭cho 録音:1934年10月4日リーズ音楽祭(世界初録音)*、1934年10月3日リーズ音楽祭**、1934年10月3日リーズ音楽祭#、1938年11月30日&1939年7月4日##、1939年11月30日&12月19日 |
| 伝説的指揮者ビーチャムと創設間もないロンドン・フィルとの名録音。ビーチャム得意のシベリウスの テンペストは世界初録音、そして初出!1930年代の卓越した演奏が蘇りました! |
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| LPO-0007(1SACD) | ターネイジ:Scherzoid 、 Evening Songs*、 When I Woke**、 Yet Another Set To# |
クリスティアン・リンドベルイ(Tb)#、 フェラルド・フィンリー(Br)**、 ジョナサン・ノット(指)、 ウラディミール・ユロフスキ(指)、 マリン・オールソップ(指)LPO 録音:2005年1月26日世界初録音、2004年12月12日*、2004年12月8日世界初演/世界初録音**、2005年3月19日世界初演/世界初録音# |
| ロンドン・フィルの作曲家に任命されたばかりのマーク=アントニー・ターネイジの作品の世界初録音、 しかもライヴ録音で!最近の活躍が目覚ましい3人の指揮者のタクトが輝きます。 |
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| LPO-0008(2CD) ¥2940 |
ハイドン:オラトリオ「天地創造」 | ルチア・ポップ(S)、 アンソニー・ロルフ=ジョンソン(T)、 ベンジャミン・ラクソン(Br)、 クラウス・テンシュテット(指)LPO 録音:1984年ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール・ライヴ |
| 同レーベル第1弾のワーグナーで圧倒的感動をもたらしてくれたコンビによる珍しいレーパートリー!ポップ、 ロルフ=ジョンソン、ラクソン3人の当代一流のソリストによる歌唱も見逃せません。 |
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| LPO-0009 | チャイコフスキー:交響曲「マンフレッド」 | ウラディミール・ユロフスキ(指)LPO 録音:2004年12月8日、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ライヴ |
| 現在はグラインドボーン音楽祭の音楽監督として、このオーケストラと蜜月を迎えているユロフスキ。交響詩的な この作品から壮大なドラマを引き出し、まるで歌のないオペラのように再現しているのが聴きものです。 |
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| LPO-0010(2CD)
LPO-SA0010(2SACD) |
ブリテン:戦争レクィエム | クルト・マズア(指)LPO、 ロンドン・フィルハーモニーcho、 ティフィン少年cho、 クリスティーネ・ブリューワー(S)、 アントニー・ディーン・グリフィー(T)、 ジェラルド・フィンリー(Br) 録音:2005年5月8日ライヴ ※このSACDは通常のCDプレーヤーでは再生できません。 |
| 第二次世界大戦時には少年兵として参戦し、ライプツィヒ時代には東西ドイツ融合を経験したマズア。平和への 願いも強くTELDECにも録音を行っているだけあって、この作品への愛情は人一倍です。グリフィーはサイトウ キネン・フェスティヴァルでも「ピーター・グライムズ」のタイトルロールを歌い、ブリテンを得意としています。 |
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| LPO-0011 | ポストウォー・リヴァイヴァル アーノルド:喜劇序曲「ベッカス・ザ・ダンディプラット」<1947年12月16日世界初録音>、 マーラー:さすらう若人の歌<1946年11月27日、12月16日>、 ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第1番<1949年5月3日>、 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲<1949年5月16日>、 エルガー:「子供の魔法の杖」第2組曲<1950年2月13日> |
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)LPO、 ユージニア・ザレスカ(Ms) |
| ベイヌムは、ロンドン・フィルへの客演時には得意としたマーラーやブラームスほか、意外にも多く20世紀英国 音楽を取りあげています。ライヴだからこそわかる、この指揮者の本質に迫る一枚です。なおアーノルドの序曲 には、まだこのオーケストラに在籍していた作曲者自身がトランペットで参加しています。 |
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| LPO-0012 | マーラー:さすらう若人の歌、 交響曲第1番「巨人」* |
クラウス・テンシュテット(指)LPO、 トーマス・ハンプソン(Br) 録音:1991年、1985年BBC放送用ライヴ* |
| 旧東ドイツから突然登場し、またたく間にスター指揮者となったテンシュテットですが、ロンドン・フィルを率いて いた絶頂期の記録。スタジオ収録とは違った熱気があり、当時売り出し中だったハンプソンの歌も見事。 |
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