湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


Accord “FESTIVAL”シリーズ
(フランス)


全て1CD=


フランスの往年の名演奏家の録音を中心に復刻CD化した、コア・ファン垂涎のラインナップです。
Club Francais du DisqueやDisques Vega等の原盤を用いていますが、コンサートホール・レーベル
等とは異なり、ステレオ初期の録音でも、安定した音質で捉えられているのが嬉しいかぎりです 。


品番 内容 演奏者
4768955[AC]
チャイコフスキー:交響曲第4番*、
ボロディン:中央アジアの草原にて、
ムソルグスキー:はげ山の一夜
ルドルフ・アルベルト(指)コンセール・ラムルーO*、
マニュエル・ロザンタール(指)パリ国立歌劇場O
録音:1958年5月10日*、1957年&1959年
「中央アジア」は、冒頭のコールアングレが実に野太い響きで郷愁を濃厚に湛えて歌い上げる所から心を打ちま
すが、全体の構えが大きく、詩的なイメージを喚起しながらここまで丁寧に心を通わせた演奏を他に知りません。
「はげ山」、は遅めのテンポを基調にこってりと料理。これもまた彫りのい表現が見事にハマり、最後まで求心力
の高い演奏を披露しています。4:30からの金管の強烈な突出が象徴するように、原色タッチの色彩が、品位を落
とす寸前で説得力の高いニュアンスに変換され、リアルな迫力を生んでいます。
チャイコフスキーの「第4番」は、同じアルベルトの「第5番」と並ぶ名演!ほんのわずかにピッチが高めなのが
残念ですが、補正機能付きのプレーヤー(DENONのDVD755U等)を購入してでもお聴きいただきたい逸品です。
第1楽章主部の滑り出しは思い入れたっぷりですが、その後の進行は現代的にスマートに進行するという、一筋
縄では行かない解釈が横溢。第2主題の表現は特に忘れがたく、独特のアゴーギクを交えながら入念に憂いを込
め、その間のティンパニの密やかなリズム打ちも奥行きを感じさせる録音のおかげでいっそう味わい深いものが
あります。展開部後半の追い込みにおける高速で熱い突進も効果満点。コーダのテンポ設定もユニーク。第2楽
章は全曲中の白眉!オケ特性と相まって、感動的な音楽的ニュアンスを表出し切っています。冒頭のオーボエの
主題が実に律儀にスラーに従った厳格なアーティキュレーションを見せているのにハッとしますが、それが歌とし
てのニュアンスに繋がっているところが見事。そしてなんというオケの響きの充実ぶり!ラムルー管がこれほど巧
味と深み、温かみのある響きを醸し出す響きを持っているとは不覚にも今まで気づきませんでした。主部副旋律の
荘厳さも印象的。明るい中間部も内容満天。特に管セクションの付点リズムのセンスは惚れ惚れするほど素晴ら
しく、後半で木管が上下行するフレーズはまるで妖精の戯れのよう。ファゴット・ソロによる主題再現以降の幻想
的なニュアンスも聴きものです。第3楽章も、自分自身これほど聴き入ってしまうとは信じがたいほど、豊かに音楽
が立ち上ります。無理のないテンポで一貫し、決して機械的な運動に堕することなく丹念に表情を紡ぎ出している
だけのことですが、終始釘付け!とくにピチカートの質感をこれほど感じさせる演奏はいままで聴いたことがありま
せん!方注意上ります。終楽章はオーソドックスな解釈ですが、力で押すのではない、懐の深い響きが味わい深
く、コーダで見せる加速のドライブ能力にも脱帽です。
4768956[AC]
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」*、
イタリア奇想曲*
ルドルフ・アルベルト(指)バイエルンRSO*、
マニュエル・ロザンタール(指)パリ国立歌劇場O
録音:1958年12月22日*、1957年&1959年(全てステレオ)
4768957[AC]
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」、
バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)*
ルドルフ・アルベルト(指)セント・ソリO、
イヴォンヌ・ロリオ(P)*
録音:1956年4月(モノラル)、1957年*(ステレオ)
この「春の祭典」は、世界初のステレオ録音となったモントゥー&パリ音楽院管盤の5ヶ月前に録音。2曲とも殊更
エキセントリックなアプローチは見せず、堅実な表現を貫徹。メシアン夫人ロリオのピアノにもご注目を。【湧々堂】
4768958[AC]
シューマン:ピアノ協奏曲*、
交響曲第1番「春」、「マンフレッド」序曲
カール・エンゲル(P)、
ダニエル・シャブルン(指)セント・ソリO*、
ルドルフ・アルベルト(指)ミュンヘンPO
録音:1958年*、1963年(全てステレオ)
協奏曲はシューベルト同様叩きつけるようなタッチは一切無し。エンゲルはあくまでも語りかける音楽を最後まで貫
いています。それに対しオケは徹底的に豪快な鳴りっぷり。交響曲は推進力に満ちた快演。第1楽章、終楽章の各
第2主題でテンポを落とすのが印象的。  【湧々堂】
4768959[AC]
シューベルト:交響曲第8番「未完成」、
交響曲第9番「グレート」*
ギュンター・ヴァント(指)ケルン・ギュルツェニヒO、
アタウルフォ・アルヘンタ(指)セント・ソリO*
4768960[AC]
モーツァルト:モテット「踊れ喜べ汝幸いなる魂よ」K.165、
ミサ曲ハ短調「大ミサ曲」〜Laudamis Te、
ミサ曲第14番「戴冠式ミサ」、
証聖者の盛儀晩課(ヴェスペレ)ハ長調K.339*
テレサ・シュティッヒ=ランダル(S)
ビアンカ・マリア・カゾーニ(Ms)
ピエトロ・ボッタッツォ(T)
ゲオルグ・リタジー(Bs)*
カール・リステンパルト(指)ザールCO
録音:1963年(ステレオ)
4768961[AC]
モーツァルト:フルート協奏曲第1番/第2番、
フルートと管弦楽のためのアンダンテK.315、
フルートとハープのための協奏曲*
マクサンス・ラリュー(Fl)、
スザンナ・ミルドニアン(Hp)*、
リベール・フラヴァチェク(指)プラハCO*、
ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指)ケルンCO
録音:1969年、1971年*(全てステレオ)
慎ましく温かなラリュー音色が耳に心地よく響きます。華々しく開放的に音楽を発散することなく、丁寧にフレーズを
紡ぎ出すラリューの音楽作りの魅力が如何なく発揮された名演です。テンポは終始淀むことなく、推進性があり、伴
奏と一体となって薫り高いニュアンスを築き上げます。第1番第1楽章展開部の深みは格別!そしてカデンツァで顕
著なように、タンギングの何と滑らかなこと!第2楽章では気品溢れる歌を堪能。終楽章は一音一句を丁寧に表出
し、自身が浮かれることのなく誠実な佇まいが感動に拍車をかけます。ミュラー・ブリュール(NAXOSでおなじみ)の指
揮がこれまた見事!モーツァルトの音楽の愉悦を全身から溢れ出ています。モーツァルトのフルート協奏曲は、フ
ルート愛好者以外の方にとってはどんな演奏でも似たり寄ったりと思われがちですが、例えば第2番の終楽章をお聴
きいただきたいものです!楽器がフルートであるとかいうことを意識させず、ただただ求心力の極めて高い音楽その
ものが脈々と流れ、無意識のうちに引き込まれる方が多いのではないはないでしょうか?ラリューとは名コンビとして
知られ、共に来日も果たしているミルドニアンとの演奏は、まさに阿吽の呼吸の妙!この作品はフルートの輝かしさに
ハープのエレガンスが相まって、ゴージャスに響くことが多々ありますが、ここでも二人の織り成す音楽はあくまでも端
正なフォルムを保ちながら優しく語り掛けます。しかもお互いに音楽的な主張が明確で、特に第1楽章展開部に象徴さ
れるように、添え物的に響くこともあるハープが全体との調和を保ちながら自己表現をしっかり行っているのにはハッと
させられます。無数に存在する同様のカップリングCDの中でも、これは傑出し
た一枚です。  【湧々堂】
4768962[AC]
ヘンデル:組曲「水上の音楽」、
組曲「王宮の花火の音楽」、
テレマン
:組曲「水の音楽」
アンソニー・ベルナルド(指)ロンドンCO、
ローラン・ドゥアット(指)コレギウム・ムジクム・ド・パリ
4768963[AC]
ベルリオーズ:幻想交響曲*、
デュカス
:交響詩「魔法使いの弟子」#、
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲
ルイ・フーレスティエ(指)チェント・ソリO*、
マニュエル・ロザンタール(指)パリ・オペラ座O
録音:1957年*、1958年5月12日#、1957&1959年(全てステレオ)
4768964[AC]
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、
メンデルスゾーン
:ヴァイオリン協奏曲ホ短調*
フランコ・グッリ(Vn)、
ルドルフ・アルベルト(指)コンセール・ラムルーO、
エットーレ・グラチス(指)フェニーチェ劇場O*、
録音:1958年5月12日、1959年3月15日*
4768965[AC]
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、
第14番「月光」、第21番「ワルトシュタイン」*、
第23番「熱情」
アルド・チッコリーニ(P)*、カール・エンゲル(P)
録音:1958年、1962年5月9日*(全てステレオ)
4768982[AC]
ウェーバー:序曲集,他
ウェーバー:「オイリアンテ」「プレチオーザ」
「歓呼」「オベロン」「アブ・ハッサン」
「ペーター・シュモル」
メンデルスゾーン:序曲「美しきメルジーネの物語」*
ヘルマン・シェルヘン(指)パリ国立歌劇場O、
カール・リステンパルト(指)ザールCO*
録音:録音:1959年、1965年(共にステレオ)
期待通りにやってくれました!シェルヘンならではの、全曲猛進モード。特に「オベロン」のコーダは狂乱そのもの
です。  【湧々堂】
4768983[AC]
ワーグナー:序曲&前奏曲集 Vol.2
「さまよえるオランダ人」序曲*、
「パルジファル」*〜前奏曲/聖金曜日の音楽、
「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死、
「タンホイザー」〜序曲/バッカナール
ジョルジュ・セバスティアン(指)南西ドイツRSO*、
ルドルフ・アルベルト(指)ミュンヘンPO
録音:1966年1月16日&18日*、1958年(全てステレオ)
指揮のセバスティアンは、1903年ハンガリー生まれ。バルトークヤコダーイに作曲を学び、指揮はミュンヘンでワ
ルターに師事。20代の頃からドイツの歌劇場を中心に活躍しましたが、戦中戦後はフランスに拠点を移し、1966年
にはフランス国立管と共に来日もしています。いかにも劇場で着実に叩き上げてきたきた人の手堅いワーグナー。
   【湧々堂】
4768984[AC]
ワーグナー:序曲&前奏曲集 Vol.1
ワルキューレの騎行*、
「神々のたそがれ」〜夜明けとジークフリートのラインへの旅/葬送行進曲/終幕「ブリュンヒルデの自己犠牲」、
ジークフリート牧歌、
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲、
「ローエングリン」第1幕前奏曲*/第3幕前奏曲*
ジョルジュ・セバスティアン(指)
パリ音楽院O、南西ドイツRSO*
録音:1963年、1966年* (全てステレオ)
パリ音楽院管によるワーグナー!これがなかなか聴き応えのある演奏。音色的な違和感を感じさせず、音楽として
の構築ががっちりと強固なので、純粋に音楽の魅力に身を投じることが出来ます。「ジークフリートのラインへの旅
」を筆頭として、とにかくオケの巧さが絶品!パリ音楽院管の魅力に惚れ込んでいる方は必携!南西ドイツ管との
演奏はがらりと変わって無骨な演奏。特に「ローエングリン」の2つの前奏曲は、揺るぎない気骨を感じさせる演奏
で、引き込まれます。   【湧々堂】
4768985[AC]
ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」*、
協奏曲イ長調、
2つのヴァイオリンと弦楽のための協奏曲イ短調Op.3-8
ミシェル・ルロー(Vn)*、
ルイ・オーリアコンブ(指)トゥールーズCO
録音:1960年*、1963年(全てステレオ)
4768986[AC]
究極のデュオ/プレスティ&ラゴヤ
アルビノーニ:アダージョ ト短調(*)
D.スカルラッティ:ソナタ ホ長調K.380(#)/ソナタ ニ短調K.173(*)
ソレール:ソナタ ニ長調(#)/ソナタ ニ短調(+)
ヴィヴァルディ:マンドリン,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ長調RV.425(**)
ソル:幻想曲 ホ長調「慰め」Op.34(+)
ドビュッシー:ベルガマスク組曲〜月の光(#)
アルベニス:舞曲(#)/タンゴ(+)
グラナドス:スペイン舞曲集Op.37〜第2曲「オリエンタル」(#)、「ゴイェスカス」〜間奏曲(+)
ファリャ:「恋は魔術師」〜火祭りの踊り(##)、「はかなき人生」〜スペイン舞曲
イダ・プレスティ(G)、アレクサンドル・ラゴヤ(G)、
クルト・レーデル(指)
ミュンヘン・プロ・アルテ室内アンサンブル(**)
録音:1965年6月*、1962年6月#、1963年5月+、1963年6月**、1966年2月##(全てステレオ)
4768987[AC]
王の晩餐のためのシンフォニー
リュリ:Carrouzel De 1686 (*)、
ドラランド:王宮のためのサンフォニー(*)
シャルパンティエ:勝利の行進曲(*)
ムーレ(1682-1738):トランペット,シンバル,ヴァイオリン,オーボエ,ファゴットと通奏低音のためのファンファーレ(*)、
リュリ:「アルチェステ」組曲(8曲)(#)、
ニコラ・ベルニエ(1664-1734):2声のためのカンタータ「 Le Cafe 」(+)
モーリス・アンドレ(Tp):、
ピエール・ピエルロ(Ob)*#、
ジョルジュ・バルボトゥー(Hrn)*、
ジルベール・クルジエ(Hrn)*、
ピエール・オンニュ(Fg)*、
アンヌ=マリー・ベッケンシュタイナー(Cemb)*、
ローラン・ドゥアット(指)*
コレギウム・ムジクム・ド・パリ(*)
ロジェ・デルモット(Tp)#
クローディーヌ・サヌヴァ(S)+、
ロジェ・ブールダン(Fl)+、
ベルナール・ヴァル(指)ヴェルサイユCO#+
録音:1965年*、1962年(全てステレオ)
4768990[AC]
ラヴェル:ボレロ、ラ・ヴァルス、
亡き王女のためのパヴァーヌ、
ピアノ協奏曲*、左手のための協奏曲*
ピエール・サンカン(P)*、
マニュエル・ロザンタール(指)パリ国立歌劇場O、
ピエール・デルヴォー(指)南西ドイツRSO*
録音:1964年10月3日-6日*、1957年&1959年(全てステレオ)
4768991[AC]
ハイドン:交響曲第94番 「驚愕」、
第100番 「軍隊」、第101番 「時計」
カール・リステンパルト(指)ザールCO
録音:1966年9月23日-26日(ステレオ)
C・デイヴィスやマリナーのようなオーソドックスなハイドンを愛する方は特に必聴。第2、第3楽章で遅いテンポを
採用する旧スタイルですが、その慌てず騒ぎたてることのないテンポ感は、終始落ち着い気品に満ちています。
「驚愕」は、第2楽章のたおやかなテンポがなんとも夢見心地で素敵。冒頭の「ドカン!」はかなり強烈。第3楽章
の優雅さにもほれぼるする方が多いことでしょう。「軍隊」は第1楽章序奏は極めて遅いテンポで、先へ進むのを
忘れたようにこれまた夢の世界。主部に入ってからもサクサクとは進行せず噛んで含めるような味わい深さがた
まりません。第2楽章中間の鳴り物はかなり壮麗ですが、決して煩くならず品格を維持している点が流石です。終
楽章は、それまでの3つの楽章との対比から遅すぎたり速すぎたりと、なぜかバランスを欠く演奏が少なくないので
すが、リステンパルトの選択は実に的を得ており、全体の優雅なニュアンスに相応しい、「実のあるプレスト」を実
現しているのです。  【湧々堂】
4768992[AC]
バレエ音楽集
ドリーブ:コッペリア、シルヴィア、
ショパン:レ・シルフィード、他
イエス・エトシェヴェリー(指)コンセール・ラムルーO
4768993[AC]
ノートルダム大聖堂のオルガン
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調BWV.565
モーツァルト:アンダンテ ヘ長調K.616
フランク:コラール第2番 ロ短調
ブラームス:コラール前奏曲「わが心の切なる願い II」Op.122-10
レオン・ボエルマン(1862-1897):エレヴァシオン 変ホ長調
ヴィドール):オルガン交響曲第5番〜トッカータ
ヴィエルヌ:自由な様式による24の小品Op.31〜子守歌、
メシアン:天上の宴
ピエール・コシュロー(1924-1984):民謡による即興〜前奏曲(サン=ニコラの伝説)/トッカータ(王たちの行進)
ピエール・コシュロー(Org)
録音:1964年-1973年(ステレオ)
4768994[AC]
ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番 レーヌ・ジャノーリ(P)、
ジョルジュ・セバスティアン(指)南西ドイツRSO
録音:1965年(ステレオ)
4768995[AC]
ブラームス:交響曲第2番*、ヴァイオリン協奏曲 ポール・マカノヴィツキー(Vn)、
ギュンター・ヴァント(指)ケルン・ギュルツェニヒO
ルドルフ・アルベルト(指)ミュンヘンPO*
録音:1958年、1963年* (共にステレオ)
ヴァントのブラ2は、基本的に素朴路線。終楽章コーダは演奏が過熱し、凝縮力が増して見事な締めくくり!
マカノヴィツキーは、原田幸一郎らを育てた名教師。一点一画を厳格に描き出すタイプで、感覚的な美観より、
曲の内面に迫ろうとする姿勢が胸に迫り、最後まで見事な緊張感が保っています。 【湧々堂】
4768996[AC]
バッハ:管弦楽組曲
第1番 〜第4番
ルイ・オーリアコンブ(指)トゥールーズCO
録音:1961年6月30日(ステレオ)
4768988[AC]
サティ:ジムノペディ、グノシェンヌ、パラード ジャン=ジョエル・バルビエ(P)
4768989[AC]
R・コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」*、
熊蜂の飛行、序曲「ロシアの復活祭」
H・S=イッセルシュテット(指)北ドイツRSO*、
マニュエル・ロザンタール(指)パリ国立歌劇場O
音:1959年5月*、1957年-1959年(全てステレオ)
4769001[AC]
シューベルト:ピアノ五重奏曲 「ます」*、
ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 Op.99
ジャン・ユボー(P)*、
ルネ・ベネデッティ(Vn)*、
ピエール・ラデュイエ(Va)*
アンドレ・ナヴァラ(Vc)*
ガストン・ロジェロ(Cb)*
フランツ・ヨゼフ・マイアー(Vn)、
クルト・ヘルツブルック(Vc)
ヴィルヘルム・ヘッカー(P)
録音:1966年*、1961年(全てステレオ)
4769002[AC]
シューベルト:即興曲集Op.90&142、
さすらい人幻想曲*
パウル・フォン・シルハウスキー(P)、
カール・エンゲル(P)*
録音:1958年(ステレオ)
エンゲルが弾く「さすらい人」が絶品!F・ディースカウやプライの伴奏者として厚い信頼を寄せられていた理由を
これほど中右折に感じさせる演奏はないのではないでしょうか?決して自己の存在を表面に立てることなく、作品
の息遣いを丹念の描き出すセンスとタッチの安定感、静かでありながら根底に緊張が宿る呼吸感…。その流れに
身を任せて歌えば、歌手の潜在能力がどんどん湧き出ることでしょう。第3楽章のリズムの瑞々しさと、フレージン
グを大きな弧として形成しながら豊かにイメージを膨らませ、聴き手を別の空間へ誘う自然な訴求力は、エンゲル
というピアニストはシューベルトを弾くために生まれてきたのではと思えるほど魅力的。中間部の珠のようなタッチ
は、それ自体が音楽!ポリーニのような硬質でソリッドなタッチとは正反対ながら、終楽章ではハーモニーの立体
感がこれほど際立つというのも驚愕。しかし何とっても感動的なのが第2楽章。第1楽章の陽気さから極端なほど
真っ暗な世界に突き落とす音楽ですが、「なんだかやたらと暗い」という現象しか伝えてくれない演奏が少なくない
中で、エンゲルの演奏は心底「歌」を感じさせるのです。些細な低音のアルペジォさえ、心の奥底の慟哭そのもの
。作曲家の揺れ動く心情が和声の陰影の変化と完全に同化。4:56から急速に高音から下降するフレーズのの何
という儚さ、美しさ!この音に触れてハッとしない人がいるでしょうか!これは、カーゾンと双璧、否それ以上と言っ
ても過言ではない演奏です。    【湧々堂】 
4769003[AC]
ラモー:六重奏のための6つのコンセール、
ブリテン:シンプル・シンフォニー*
ルイ・オーリアコンブ(指)トゥールーズCO、
カール・リステンパルト(指)ザールCO*
録音:1959年7月11日、1960年6月1月*(共にステレオ)
4769004[AC]
バロック名曲集
アルビノーニ(ジャッド編):弦楽とオルガンのための「アダージョ」、
パッヘルベル:弦楽と通奏低音のための「カノン」*、
アルビノーニ:協奏曲 ニ短調Op.5-7、
マルチェッロ:オーケストラと弦楽のための協奏曲、
ヘンデル:合奏協奏曲 ニ長調Op.6-5、
バッハ:管弦楽組曲第3番
ローラン・ドゥアット(指)コレギウム・ムジクム・ド・パリ*、
ルイ・オーリアコンブ(指)トゥールーズCO
録音:1961-1964年、1968年*(全てステレオ)
4769009[AC]
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番、第22番 ジャン=クロード・ペネティエ(P)、
カール・リステンパルト(指)ザールCO
録音:1967年(ステレオ)
※第22番のカデンツァ=P・B・スコダ作
強弱のレンジの幅を抑えて丹念に仕上げたモーツァルト。強烈な主張がない分、聴き手の方から聴き入ろうとする
姿勢が必要な演奏ですが、「第23番」第1楽章のカデンツァのタッチの流麗さ、第2楽章のまろやかな音色と、決し
て暗いニュアンスが沈滞することのない独特のピアニズムは、フランス流儀の奥深さを感じさせます。第22番はより
一層タッチに意味深さが加味され、音楽が前に出てきます。それどころか、これは歴史的な名演です!第1楽章3:55
、いきなり短調で飛び込む瞬間のなんという緊張感!ことさら強靭なタッチを叩きつけることなく、激流に身を投じる
ようなこの凄みは、リステンパルトの絶妙な指揮と渾然一体となって織り成された素晴しい瞬間です。第2楽章は感
動の極み!ニュアンスの濃淡がひたひたと聴き手の心に届き、タッチの美しさは感覚美に止まらず、一音一音にドラ
マを感じさせるのです。しかもオケが絶品!2:57からの木管群による長丁場のアンサンブルの味わい深さは鳥肌も
ので、この瞬間だけでも、この曲の伴奏の最高峰であることは必至。今更ながら、モーツァルトはとんでもない作品
を遺してくれたに衝撃を新たにする演奏です。終楽章はまずテンポが素晴しいこと!このなにも音の着地の一歩一
歩が愛に満ち溢れた演奏が他にあったでしょうか?さらに心してお聴きいただきたいのが5:27以降。もう美しいとか
心がこもっているとかいった形容では収まらない無垢な音楽そのもの!涙が止まらず言葉も出ません!!このまま
冒頭のテーマに戻らず、このまま死んでもいいと思える演奏にはかつて出会ったことがありません。  【湧々堂】
4769010[AC]
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番、
第9番 「ジュノーム」
パウル・フォン・シルハウスキー(P)、
ルドルフ・アルベルト(指)セント・ソリO
録音:1961(ステレオ)
4769011[AC]
ショパン:ワルツ集(14曲)、マズルカ集(9曲)* パウル・フォン・シルハウスキー(P)
録音:1958年、1960年*(共にステレオ)
これも掘り出し物!ほとんど母国オーストリアで教職に従事していた人なので一般的には知られていませんが、味
わい深いセンスはアーチストとしても本物。「ワルツ第5番」の締めくくり方は実に粋!「同第3番」は感情移入が強
いアプローチですが、タッチの使い分けとテンポ設定が実に細やかで、ひたひたと情感が胸に迫ります。「同第8番
」は、どんどん内省にもぐ込んでいくような独特の風情。決してアクロバット的にならない「小犬」もセンスの賜物。
マズルカでは「第41番」にご注目を。前半ではペダルの使い方が実に巧妙。フレーズがまるで会話のように語りか
け、後半の声部間の問いかけが得も言われぬ立体感を持って表出されるのです!  【湧々堂】
4769023[AC]
グレゴリオ聖歌集 ソレム修道院聖歌隊
4769143[AC]
チャイコフスキー:交響曲第5番、
弦楽セレナード*
ルドルフ・アルベルト(指)セント・ソリO、
ローラン・ドゥアット(指)ルクセンブルクRSO*
録音:1959年*、1973年(共にステレオ)
ルドルフ・アルベルトは現代音楽を得意とする指揮者で、1956年にメシアンの「異国の鳥たち」の世界初録音を行
ったことで知られ、現代音楽ファンにはお馴染みのCOL LEGNOレーベルや、BMGの「ドイツ現代音楽集」にも参加
しています。そのアルベルトが指揮するチャイコフスキーとなれば、感傷を排したエルネスト・ブールのようなクー
ルな演奏になるのかと思ったらこれが大間違い!スコアを厳格に再現するというよりも、スコアの全てを一旦解き
ほぐし、徹底的に再構築した極めて演奏なのです。その再構築の仕方そのものは冷静でありながら、出てくる音
楽は実に濃厚でエキセントリック!よくありがちな、再構築作業そのものに自己満足して、聴き手に音楽の醍醐味
を伝えてくれない演奏とは異なり、その独特の解釈の背後にチャイコフスキーの作品への並々ならぬ共感を感じさ
せるので、これは「ただの変な演奏」で片付けるわけには行きません!フランスのオケと言えばパリ音楽院と決ま
っていた頃に、かくも技量もセンスも備えたオケが活躍していたことも驚きです。
それにしても、なんと刺激的な演奏でしょう!出てくる音の全てが、スコアに書かれた音の単なる再現に止まらず
、聴き手に対して「こんなに素敵な曲なんですよ!」と訴えかける意欲を孕んでおり、数々の改変も好き嫌いの問
題ではなく、奏しなければいられなかった熱い思いを是非感じていただければと思います。特に第1楽章コーダ、終
楽章コーダに顕著なようにテンポ設定の思い切りの良さは天晴れという他なく、乱暴な自己顕示のいやらしさがな
いのも見事。終楽章は特に個性的なアイデア満載で、主部中程(167小節〜)の運命動機の斉奏や、コーダの決
め技のカッコ良さは史上屈指のもの!録音も古い割には良好なのも嬉しい限り。更なる詳細はこちら。【湧々堂】
4769144[AC]
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」、
(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」*
ベルナール・リンガイセン(P)、
ルイ・ド・フロマン(指)ルクセンブルクRSO*
録音:1989年、1975年*(共にステレオ)
4769145[AC]
メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」
交響曲第4番「イタリア」
エットーレ・グラチス(指)フェニーチェ劇場O
録音:1959年(ステレオ)
4769146[AC]
リスト:ピアノ曲集
パガニーニによる大練習曲〜主題と変奏、
2つの伝説〜波の上を歩くパウラの聖フランソワ」、
詩的で宗教的な調べ〜葬送曲、
コンソレーション第3番、
ハンガリー狂詩曲集〜第9番/第8番/第11番、
死のチャルダーシュ、リゴレット・パラフレーズ、
巡礼の年第2年補遺「ヴェネチアとナポリ」
フランス・クリダ(P)
発売:1958年/1961年(全てステレオ)
4769147[AC]
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」、
弦楽セレナード*
ルドルフ・アルベルト(指)ミュンヘンPO、
ローラン・ドゥアット(指)ルクセンブルクRSO*
録音:1961年、1974年* (共にステレオ)
アルベルトの「新世界」は、「チャイ5」同様に終楽章9:35でシンバルを追加あり!全体を通じてに男性的な力感
が漲った素晴しい演奏です。第1主部に差し掛かる前に、緊張のアッチェレランド、第3楽章の骨太なティンパニ強
打、終楽章のインテンポを基調とした推進力の見事さなど、個性が光ります。「弦セレ」もかなら腰の強い演奏で、
繊細な弱音を多用せずに太いタッチでフレーズを克明に描いているのが特徴的。 【湧々堂】 
4769148[AC]
バロック・トランペット
アルビノーニ(ジャゾット、ロイゼンブラット編):トランペットのための「アダージョ」、
D・スカルラッティ:トランペット,フルートと弦楽のための合奏協奏曲第2番 ニ長調(*)、
ズャン=ジョセフ・ムレ(1682-1738):トランペット,シンバル,ヴァイオリン,オーボエ,ファゴットと通奏低音のための幻想曲、
テレマン:トランペット,オーボエ,ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロ,弦楽とチェンバロのための序曲、
シュテルツェル(1690-1749):協奏曲*、
レインホリド・グリエール(1875-1956):アンダンテと変奏曲、
オスカー・ベーメ(1870-1839):ロシア舞曲Op.32#
モーリス・アンドレ(Tp)、
レイモン・ギオー(Fl)、
ロランス・ブレ(Cemb)、
ピエール・ピエルロ(Ob)、
ポール・オンニュ(Fg)、
アンヌ・マリー・ベッケンシュタイナー(Cemb)、
ジャン=ピエール・ヴァレーズ(Vn)、
ニコル・ラロク(Vn)、アネット・ケイユ(Va)、
アンヌ・マルティヌリー(Vc)、
ローラン・ドゥアット(指)コレギウム・ムジクム・ド・パリ
ギー・トゥーヴロン(Tp)*(TpTpT
アンサンブル12*
マックス・ゾンマーハルダー(Tp)#、
マリオ・ヴェンツァーゴ(P)#
録音:1987年(ステレオ)
4769149[AC]
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ソル:練習曲 ホ長調/練習曲 イ長調、
ガスパール・サンス:スペイン組曲、
アロンソ・ムダーラ、ルドヴィコのハープを模したファンタシア、
ルイス・デ・ナルバレス(1500?-1555):「 Guardame lasvacas 」によるディファレンシア
トゥリビオ・サントス(G)、
ローラン・ドゥアット(指)コレギウム・ムジクム・ド・パリ
発売:1969年(ステレオ)
4769286[AC]
オペレッタ・フェスティヴァル
(「メキシコの歌手」、「パリの生活」、「メリー・ウィドウ」、「3つのワルツ」)
レジーネ・クレスパン(S)、
モーリス・シェヴァリエ、
スージー・デレール、ダリオ・モレノ、
ジャック・マルタン、他
4769681[AC]
サンチュベールのミサ〜宮廷でのキツネ狩りの音楽 ソローニュ・ホルン・アンサンブル
録音:1967年頃(ステレオ)
4769682[AC]
不滅のギター名曲集
パッヘルベル(ミシェル・ダントリク編):カノン、
ヴィヴァルディ(ダントリク編):ギター協奏曲、
バッハ(U・ゲルハルト編):主よ人の望みの喜びよ、
シベリウス:フィンランディアの聖歌Op.26-1
バケス:哀愁のアダージョ
ルビンシュテイン:メロディ ヘ長調Op.55-2
作曲者不詳:グリーンスリーヴズ
グリーグ:「ペール・ギュント」〜ソルヴェイグの歌
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ホ短調Op.72-10、
ソレール:アリエッタ
バッハ:フーガ イ短調BWV.1000
ファリャ:「三角帽子」〜粉屋の踊り
アルビノーニ:新アダージョ(オーボエ協奏曲ニ短調Op.9-2 より)(*)
作曲者不詳:ロマンス
ヴィヴァルディ(ダントリク編):ギター協奏曲 ニ長調〜ラルゴ、
ソル:練習曲 ロ短調
カルカッシ:練習曲 イ長調
ヘンデル(U・ゲルハルト編):「セルセ」〜ラルゴ(*)
ソル:練習曲 ニ長調、プホール:巡礼者
ミシェル・ダントリク(G)
マクサンス・ラリュー(Fl)*、
ジャン=ピエール・ジャキャ(指)、
U.ゲルハルト(指)、
“クラシック”CO
録音:1968年(ステレオ)
4769683[AC]
J・シュトラウス:ワルツ&ポルカ集
J・シュトラウス:「こうもり」序曲、
ウィーンの森の物語、芸術家の生活、
アンネン・ポルカ*、皇帝円舞曲、
美しく青きドナウ、
J・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲
ジョルジュ・セバスティアン(指)南西ドイツRSO
録音:1965年(*以外、全てステレオ)
「こうもり」導入部の夢見るような低速テンポ、強弱のコントラストの付け方ががかなりユニーク。さらに凄いのは
「アンネン・ポルカ」で、なんとマーチ風の疾走モード!しかもなんと呼吸の求心力の高いことでしょう。ただし、な
ぜかこれだけモノラルです。「ラデツキー行進曲」は全くの純朴路線ですが、勇壮は雰囲気が魅力的で、これはど
なたにもお勧めしたい名演。例えば、中間部直前のトランペットによる“タッタカタ・タ・タ・タ・タ・タ”のなんと味なこと!
ホルンの下降旋律を被せてハーモニーを付けるなど、何と短絡的なことかと思ってしまいます。  【湧々堂】
4769684[AC]
不滅の名曲集
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲Op.11-5〜メヌエット(*)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番〜前奏曲(#)
ラモー:「エベの祭典」〜ミュゼットとタンブーラン(*)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番〜第2楽章(+)
ベートーヴェン(ロイゼンブラット編):エリーゼのために
ショパン:華麗なる大円舞曲Op.18(**)
モーツァルト(ロイゼンブラット編):トルコ行進曲(*)
バッハ:管弦楽組曲第3番〜アリア(##)
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲〜第2楽章(++)
ヘンデル:「セルセ」〜ラルゴ(*)
シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」〜主題(***)
ヘンデル:組曲「水上の音楽」〜ホーンパイプ(###)
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番(+++) 、
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」〜騎士の踊り(*)
サティ(ドビュッシー編):ジムノペディ第1番(*)
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行(****)
ワーグナー:ワルキューレの騎行(####)
ローラン・ドゥアット(指)ルクセンブルクRSO(*)
ドヴィ・エルリ(Vn;#)
ジャン=ークロード・ペヌティエ(P;+)
カール・リステンパルト(指)ザールCO(+)
パウル・フォン・シルハフスキー(P;**)
ルイ・オーリアコンブ(指)トゥールーズCO(##)
マクサンス・ラリュー(Fl;++)
スザンナ・ミルドニアン(Hp;++)
リボル・フラヴァーチェク(指)プラハCO(++)
ジャン・ユボー(P;***)
ルネ・ベネデッティ(Vn;***)
ピエール・ラドユイ(Va;***)
アンドレ・ナヴァラ(Vc;***)
ガストン・ロジェロ(Cb;***)
アントニー・バーナード(指)ロンドンCO(###)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)北ドイツRSO(+++)
マニュエル・ロザンタール(指)パリ・オペラ座O(****)
ジョルジュ・セバスティアン(指)南西ドイツRSO(####)
録音:1959年-1974年(ステレオ)
他の品番で発売されている録音の寄せ集めと思いきや、ドゥアットが指揮する小品は、ここでしか聴けません。しか
も、どうしても無視できない1曲、「ジムノペディ」が含まれているのです。「絶品」という形容はこの曲の場合はふさわ
しくないかもしれませんが、とにかく予想外の逸品。濃厚な表現を施すと曲の持ち味が死んでしまいかねない作品で
すが、淡々の流れるフレーズの中で時折顔を出す微妙なアクセント、楽器間のバランス変化が不思議な音彩の揺
らぎを醸し出し、オーリアコンブの名録音(EMI)などとは対極に位置する独自のニュアンスを確立しているのです。こ
のドビュッシー版の理想の演奏を追い求めている方は是非お試しを!ロイゼンブラットによる管弦楽編曲版「トルコ
行進曲」も一聴の価値あり。逆に「エリーゼのために」を編曲はご愛嬌?  【湧々堂】
4769685[AC]
バッハ:無伴奏ヴァイオリン第1集
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番、
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番、
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番
ドゥヴィ・エルリ(Vn)
録音:1969年(ステレオ)
エルリは1928年生まれ。1955年のロン・ティボー・コンクールで優勝。パリ音楽院の名教師としても知られる人で
す。比類なき美音の持ち主で、ラロのスペイン交響曲は空前の名演として忘れるわけにはいきません。ここではそ
のむせ返るような香気を厳格な構築の中にギュッと圧縮。「ソナタ第1番」の“シチリアーノ”の高音部では、しなや
かなヴィブラートから醸し出される気品が魅力。終曲“プレスト”は音のエッジを決していきり立たせることなく、感覚
的にはまろやかかですが、音の求心力が極めて高く、一気に緊張の渦に巻き込まれます。「パルティータ第1番」は
、冒頭から衝撃的!重音から発せられる絶妙な色彩!墨絵のようなバッハだけがバッハじゃないという強固な確
信が聴き手の好みの如何にかかわらず訴えかける力を持ち、フレーズに命を注入し尽くしています。弓のポジショ
ンの安定感を思い知らされるのが、第4曲“プレスト”です。“サラバンド”は身動きできないほどの沈痛さを誇示せ
ず、温かな祈りの歌が脈々と流れます。“ブーレ”のリズムの躍動感にもご注目を。  【湧々堂】
4769686[AC]
バッハ:無伴奏ヴァイオリン第2集
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番、
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番、
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番
ドゥヴィ・エルリ(Vn)
録音:1969年(ステレオ)
4769688[AC]
オペラ・アリア集
(「トスカ」、「ファウスト」、「ウェルテル」、「マノン」、「ドン・キホーテ」、「オテロ」)
ガブリエル・バキエ(Br)、
レジーネ・クレスパン(S)、
アラン・ヴァンゾ(T)、
ロベール・マッサール(Bs)
4769941[AC]
ブラームス:ハンガリー舞曲(全21曲)
ブラームス編:第1/第3/第10番、
ハレン編:第3/第7番、
ユオン編:第4番、
パーロウ編:第5/第6/第8/第9/第11-16番
ブライエル編:第8/第9番
ドヴォルザーク編:第17-21番
H・S=イッセルシュテット(指)北ドイツRSO
録音:1962年(ステレオ)
大げさなテンポの急緩を排除しているところがS・イッセルシュテットならではですが、決して型にはまった演奏では
なく、オケの温かみのある音色を十分感じ取りながら、心のソコで音楽を熟せさせてから炙り出す味わいは格別で
す。「第5番」は、中間のトライアングル入るフレーズをこんなに細やかに奏する演奏も稀。S・イッセルシュテットが
ドイツ的な構築感をベースにしながら、民族色豊かな表情を作る手腕がいかに見事だったか、如実に証明する一
枚です。ちなみにブライエル編曲の2曲は、他ではほとんど耳にすることが出来ません  【湧々堂】

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