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DHM “Baroque Esprit”シリーズ
(ドイツ)



ドイツ・ハルモニア・ムンディのアナログ録音から選りすぐりの名盤を廉価再発売するシリーズ。全て24bit/96kリマスター。日本国内でも古くから愛聴され続けてきた名盤を多く含むラインナップです。


1枚あたり= (税込)


82876-699902
アヴェ・マリア・カイゼリン〜アーヘン大聖堂聖歌隊の伝統
作者不詳:アヴェ・マリア・カイゼリン(めでたし皇后マリア)、
グレゴリオ聖歌:恵み深きつぐない主の御母、
ジョスカン・デ・プレ:ただひとり奇蹟を行なう御身(4声)、
ヨハン・ヨーゼフ・フックス:主よわが魂は御身にこそ(4声)、
ビクトリア:アヴェ・マリア(4声)、
アドリアン・ヴィラールト(1490頃-1562):大いなる奥儀よ(4声)、
作者不詳:ようこそキリスト様
ラッスス
(1532-1594):天は御身のもの、
ジャケー・ドゥー・ベルシャン:おお汝らすべて(4声)、
フェリチェ・アネリ
オ(1560-1614):キリストはわれらのために(4声)、
クレメンス・ノン・パパ(1515頃-1555/56):おお祝福されたる十字架(4声)、
パレストリーナ:大地は震え(5声)、
ヨハネス・マンゴ
ン(?-1578):サルヴェ・レジナ(4声)、
ビクトリア
:われ美わしきものを見たり(6声)
ルドルフ・ポール(指)
アーヘン大聖堂聖歌隊
録音:1972年
1000年もの歴史をもつドイツのアーヘン大聖堂聖歌隊による演奏。このCDの前半は主にクリスマスにちなんだ
曲で構成され、後半はこの聖歌隊の長い歴史の中で最も輝かしい地位を誇っていた16世紀の典礼音楽を中心に
収めています。選曲では、フェリチェ・アネリオはパレストリーナの後の教皇礼拝堂の作曲家であり、ヨハネス・マ
ンゴンは大聖堂聖歌隊長を務めた人物であるなど、考え抜かれた曲目構成が大きな魅力となっています。
82876-699882
グレゴリオ聖歌〜聖ベネディクト修道院長の記念日 ゴーデハルト・ヨッピヒ神父(指)
ミュンスターシュヴァルツァハ修道院聖歌隊
録音:1980年1月3-4日
DHM唯一のグレゴリオ聖歌CD。カトリック教会の典礼様式にはローマ式(西方教会)とアレクサンドリア式、ビザ
ンツ式など(東方教会)がありますが、西方の修道院で行われる聖務日課は、東方で行われていたものを基礎に
修道生活の父と呼ばれている聖ベネディクトが導入したもの。このアルバムには聖ベネディクトを祝う祝日(7
月11日および3月21日)におけるミサと聖歌が収められています。
82876-699912
オケゲム:ミサ「エッチェ・アンチルラ・ドミニ」(4声)、
モテトゥス「けがれなき神の御母」(5声)
ブルーノ・ターナー(指)
プロ・カンティオーネ・アンティクヮ、
コレギウム・アウレウム合奏団員、
ハンブルク古楽合奏団員
録音:1972年
対位法の大家と言われるヨハネス・オケゲムの生涯について詳しいことは分かっていまあせんが、フランスの
王室音楽家として50年近くも仕え、その間シャルル7世、ルイ11世、シャルル8世の3代の国王のもとで活動しま
した。ここに収められている「エッチェ・アンチルラ・ドミニ」は、オケゲムの代表的なミサ曲で、プロ・カンティオー
ネ・アンティクヮの初期の録音である当盤によって一躍その名を知られるようになりました。
82876-699922
デュファイ:ミサ「ス・ラ・ファス・エ・パール」(「もしも顔が青いなら」による4声のミサ)、
星の創り主(イムヌス)、
すべての者の贖い主なるキリスト(イムヌス)
クウィリン・ザップル(S)、
テオ・アルトマイヤー、
ウィルフレッド・ブラウン、
ベルンハルト・ミヒャエリス、
ハンス・ヨアヒム・ロッチュ(T)、
ヴィリー・ゲゼル、ハンス・マルティン・リンデ(T)、
ゲルハルト・シュミット=ガーデン(指)
テルツ少年cho、
コレギウム・アウレウム合奏団員
録音:1964年
フランドルの地に生まれたデュファイは、中世後期からルネサンス初期にかけて活躍。デュファイの大きな功績は
、それまでイギリス、フランス、イタリアなどで独自の音楽を展開してきた流れの中で音楽的要素の多くを融合し、
汎ヨーロッパ様式を確立したことにあると言われています。「ス・ラ・ファス・エ・パール」はデュファイの代表作。
82876-699932
ジョスカン・デ・プレ:モテトゥス名曲集
祝されたり天の女王(6声)、
御身のみ奇蹟をなす者(4声)、
主は王となり(4声)、アヴェ・マリア(4声)、
神よわれをあわれみたまえ(5声)、
けがれなく罪なく貞節なりマリア(5声)
ブルーノ・ターナー(指)テルツ少年cho、
プロ・カンティオーネ・アンティクァ、
コレギウム・アウレウム合奏団員、
ハンブルグ古楽合奏団員
録音:1972年
ジョスカン・デ・プレはルネサンス盛期を代表するフランドル楽派の大作曲家。ミラノで大聖堂聖歌隊の歌手と
なり、ローマの教皇庁礼拝堂でも活躍し、その後ルイ12世にも仕えた。彼はルネサンス特有の自己を意識したユ
ーモアを解する人であったと言われています。このCDには、ジョスカンのおよそ90曲にも及ぶモテットの中から選
ばれた名曲が収められています。
82876-699942
パレストリーナ:ミサ「汝はペテロなり」(6声)、他 ゲルハルト・シュミット=ガーデン(指)
テルツ少年cho
録音:1974年
ここに収められているミサはパロディ・ミサと呼ばれ、ミサ以外の曲(この場合は自作のモテット)を素材に作曲さ
れている曲で、パレストリーナの真骨頂を見せてくれる名曲。テルツ少年合唱団の清く澄んだ声質に驚嘆させら
れます。
82876-699952
ビクトリア:死者のための聖務曲集〜皇太后マリアを悼むレクイエム
ミサ・プロ・デフンクティス(レクイエム)(6声)、
モテット「悲しみのうちに引き戻されて」(6声)、
レスポンソリウム「主よ、われを解き放て」(6声)、
レクツィオU「わが魂はなえ」(4声)
イレネウ・セガーラ神父(指)
モンセラート修道院聖歌隊&児童cho
録音:1977年3月
ビクトリアの最後の傑作と言われている「死者のための聖務曲集」の全曲。スペイン独特の、またビクトリアの個
性ともなっている内面からの熱い昂揚感や宗教的情熱のにじみ出る音楽性が特徴。モンセラート修道院はバル
セロナ近郊の岩山モンセラートにあるベネディクト派の修道院で、13世紀から続くここの聖歌隊は、20世紀後半
セガーラ神父の指導の下歴史上最も熱い注目を浴びました。
82876-699962(2CD)
ルネサンスのクリスマス音楽
「古いドイツのクリスマス音楽」(*)、
ヨハネス・エッカルト(1553-1611):山を越えてマリアが行く、
ヨハン・ヴァルター(1496-1570):たたえさせたまえ、イエス・キリスト、
アンドレアス・ロイスナー(?-1660頃):今日われらにひとりのみどり児生れり、
アダム・グンベルツハイマー(1559-1625):高き空よりわれは来たれり(讃美歌101番「いずこの家にも」)、
アルノルト・シュリック(1455頃-1525頃):やさしいマリア、
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):楽しい喜びの歌声で(讃美歌102 番「もろびと声あげ」)/東方のはるかな国より/ひとり子ベツレヘムに生れたまえり/エサイの根より(讃美歌96番)、
バルトロメウス・ゲジーウス(1560頃-1613):キリストをほめたたえんかな/ひとり子ベツレヘムに生れたまえり

「テルツ少年合唱団のクリスマス〜ルネサンスとアルプス地方のクリスマス音楽」
エアハルト・ボーデンシャッツ(1576-1636):ヨセフよ私の愛しいヨセフよ、
ラッスス:羊飼いに天使のお告げあり/賛美の声は高く、
ヤコブ・ガルス・ハンドル(1550-1591):もろ人シバより来たれり、
ヨハネス・エッカルト(1553-1611):われは主の飼葉桶の傍らにありそばにいる、
シャイト:おおやさしきイエスよ

「アルプス地方のクリスマス音楽」#
いまぞ歌わん/がんこなベツレヘムの民よ/目覚めよ野の羊飼いたち/いとうるわしきみどり児/天の御門/おお静かなみそら/かしこの山の上に風は吹き/われらは誰にもまして感謝せん
エリー・アメリンク(S)、
ベルンハルト・ミヒャエリス(CT)、
ハンス・ウルリヒ・ミールシュ(T)、
バリー・マクダニエル(Br)、
ハンス・マルティン・リンデ(Br、リコーダー、クルムホルン)、
イルゼ・ブリックス・マイネルト、
ウルリヒ・コッホ(ヴィオラ・ダ・ブラッチョ)、
ヨハネス・コッホ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ヴァルター・ゲルヴィヒ(リュート)、
ゲルハルト・ シュミット=ガーデン(指)
テルツ少年cho器楽グループ
録音:1972年頃(*)、1965年#
ドイツのクリスマスは質素で手づくりの温かさを重んじている上に、中世以来歌い継がれて来たクリスマスにちな
んだ歌を歌うことが多く、(*)にはクリスマスのそうしたドイツで古くから歌い継がれてきたルネサンス期の曲を中心
に収録。(#)にはテルツ少年合唱団による、16世紀ルネサンス期から17世紀バロック期にかけてのモテットとアル
プス地方の民謡が収められています。長く歌われて来た素朴なクリスマスの歌を集めた心温まるCD。
82876-699972(2CD) 
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り イレネウ・セガーラ神父(指)
モンセラート修道院聖歌隊、
プロ・カンティオーネ・アンティクヮ、
コレギウム・アウレウム合奏団
録音:1976年
モンセラート修道院とプロ・カンティオーネ・アンティクヮの伝統的な歌唱は、ピリオド楽器で演奏するコレギウム・
アウレウム合奏団による演奏と見事にマッチしています。
82876-699982
サンスーシ宮のフルート音楽
フリードリヒ大王:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調、
C.P.E.バッハ:フルートとチェンバロ・オブリガートのためのソナタ ニ長調 Wotq.83、
ゲオルク・ベンダ:フルートとチェンバロ・オブリガートのためのソナタ ト長調
クヴァンツ:フルートと通奏低音のためのソナタ イ短調 Op.1- 1
ハンス=マルティン・リンデ(Fl−tr)、
ヨハネス・コッホ(ガンバ)、
フーゴ・ルフ(Cemb)
録音:1961年
サンスーシ宮殿は音楽の保護者として知られるプロシャ王フリードリヒ大王が建立したもので、クヴァンツ・ベ
ンダ、エマヌエル・バッハなど当時一流の音楽家を集め、大王みずからのフルート演奏を始め毎晩のように楽
員たちによる演奏会が開かれました。ここに収められたのは、サンスーシ宮殿で数多く演奏された曲の中から
選ばれた4曲。その時代を彷彿とさせるリンデのトラヴェルソとコッホのガンバによるピリオド楽器の音色は、
バロック音楽を聴く醍醐味と言えるでしょう。
82876-699992
フローベルガー:チェンバロ名曲集
トッカータ第12番イ短調、組曲第20番ニ長調、
ファンタジア第2番ホ短調、
哀歌「皇帝フェルディナンド3世のいとも悲しい死を想って」(1657)、
トッカータ第3番ト長調、組曲第1番イ短調、
トッカータ第10番ヘ長調、組曲第15番イ短調
グスタフ・レオンハルト(Cemb)
録音:1962年
※使用楽器:1640年リュッケルス(リュッケルス)製
レオンハルトの演奏は、研ぎ澄まされた透徹さと表情の自由な振幅の大きさや闊達さに溢れたもので、まさに
フローベルガーの真髄を余すところなくつたえてくれる演奏と言えるでしょう。
82876-700002
F・クープラン:クラヴサン名曲集
「クラヴサン奏法」〜プレリュード第3番 ト短調、
「クラヴサン曲集第2巻」〜第7組曲、
「クラヴサン奏法」〜プレリュード第5番 イ長調、
「クラヴサン曲集第1巻」〜第5組曲
グスタフ・レオンハルト(Cemb)
録音:1971年
※使用楽器:1745年J.D.デュルケン製モデルの1962年M.スコヴロネック製のコピー
太陽王ルイ14世時代、フランス宮廷音楽家として活躍したF.クープラン。当時の作曲家としては作品の数が少な
いですが、これは完全主義的感性の当然の帰結と言えるでしょう。そうした個性の真骨頂とも言えるクラヴサン
曲を、時代様式を踏まえ、みずみずしい感性を持ったレオンハルトの演奏で。
82876-700312
レオンハルト/3台の歴史的チェンバロの魅力

◆グリマルディ製作(一段鍵盤/メッシーナ1697)の楽器による演奏
ビッキ:トッカータ(フィッツウィリアム・ヴァージナルブック No.95)
ドゥ・マック:2つのガリアルダ
メールラ:第2旋法のトッカータ
ケルル:ハ調のシャコンヌ(「バイエルンの音楽記念碑」第17番) 

◆ルッカース製作(一段鍵盤/アントワープ1637)の楽器による演奏
スウェーリンク:トッカータ(旧全集第24番)
作者不詳:ローゼモント(レニングラード写本)
スウェーリンク:可笑しなシモン(レニングラード写本)
作者不詳:「王女」(アンナ・マリア・ファン・アイルのクラヴィア曲集1671)
シャイデマン:「バレット」(アンナ・マリア・ファン・アイルのクラヴィア曲集)

◆グレープナー製作(二段鍵盤/ドレスデン、1782)の楽器による演奏
バッハ:アダージョ BWV.968
バッハ:プレリュード,フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV.998
C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルクのソナタ ホ短調
グスタフ・レオンハルト(Cemb)
録音:1969年
作曲家が思い浮かべていた音色や響きは、作曲家が想定していた楽器で演奏して初めて真実に近づくもの。
このCDにはドイツ、ニュルンベルクのドイツ博物館が所蔵する、イタリア、フランドル、ドイツと異なる性格を持っ
た3台の楽器による演奏が収められています。実際に比較することで楽曲と楽器の密接な関係にあらためて気
付かされ、新たな発見にも近い感動と驚きの念をもって聴き込んでしまう魅力満載の好企画アルバム。
82876-700322(2CD)
涙のパヴァーヌ
◆涙のパヴァーヌ〜ブロックフレーテとリュートの魅力
テレマン:ブロックフレーテと通奏低音のためのソナタヘ長調
バッハ:プレリュードハ短調BWV.999、フーガBWV.1000
ヘンデル:ブロックフレーテと通奏低音のためのソナタイ短調Op.1-4
ダウランド:デンマーク王のガイヤルド
ヴァン・エイク:「涙のパヴァーヌ」「ブロックフレーテのための変奏曲」
作者不詳:イタリア風グラウンドによるディヴィジョン、グリーンスリーヴスによる変奏曲

◆ヘンデル:ブロックフレーテ・ソナタ集*
ブロックフレーテ・ソナタOp.1-2,7,4,11
ハンス・マルティン・リンデ(bfl)
コンラット・ラゴスニッヒ(lute、g)
アウグスト・ヴェンツィンガー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
グスタフ・レオンハルト(cemb)
録音:1970年、1962年*
17−18世紀バロック期のリコーダーのための名曲と、ヘンデルの12曲(現在は15曲として出版されている)から
なる作品1の中から、リコーダーで演奏されるソナタ4曲を収録。 Op.1 No.11の第3楽章「シチリアーナ」など心に
残る旋律が随所にあり、リコーダーの表現の多彩さを楽しめる。ヘンデルの演奏は、村上春樹の小説「1973年の
ピンボール」にも登場することでも有名。
82876-700332
 
ロココの恋のたわむれ〜18世紀ドイツとフランスの軽妙な浮気歌
アンドレアス・ハマーシュミット:キスのテクニック、
ヨハン・フィリップ・クリーガー:すばらしいキス/闇は密事のなかだち、
カール・ハインリヒ・グラウン:小娘、
ヨハン・ヴァレンティン・ラートゲーバー:女どもについて、
ヨハン・フィリップ・クリーガー:悪い男たち/苦境のコリドン、
テレマン:お金/髪をとかさぬフィリス/ご婦人/金持ち女/愛とのみ、
スペロンテス:才女の歌、
ヨハン・ヴァレンティン・ゲルナー:円満所帯、
ウィレム・デ・フェッシュ:ツンとしてるんだね、
ヨハン・ヴァレンティン・ゲルナー:キス、
スペロンテス:誠実に私を、
ジャン=バティスト・ブセー:酒の歌、
ジャン=ジャック・ルソー:エコー
エディト・マティス(S)、
ベンノ・クッシェ(Br)、
フリッツ・ノイマイヤー(Cemb)、
ラインホルト・ヨハネス・ブール(Vc)
録音:1961年
バロック様式の末期から萌芽が芽ばえ育っていった18世紀中葉の時代の狭間で、短いながらも美しい様式が花
開いたロココ時代。このCDは、サロン的であり日常的でもある、酒を楽しみ、恋をし、歌を楽しく歌う素朴で健康的
な曲を集めたもので、遊びの精神に溢れた痛快なアルバム。名花エディト・マティスのそれぞれの曲調に合わせ
た変幻自在な歌い方がなんとも小気味のいい感触を与えてくれます。軽妙な歌にも芸術的深さを感じさせます。
82876-700342
チューダー王朝期の宗教音楽
作者不詳:キリエ・オルビス・ファクトール(ソールズベリー聖歌)、
ジョン・タヴァナー:ミサ・シネ・ノミネ(ミサ曲「ミーン」)(5声)、
オズバート・バーズレー:エレミアの哀歌(5声)、
ジョン・シェパード:ミサ曲「ブレインソング」(ミーン声部のための;4声)
ブルーノ・ターナー(指)
プロ・カンティオーネ・アンティクヮ
録音:1974年
ルネサンス期の16世紀イギリス、チューダー王朝期の宗教音楽を収録。ジョン・タヴナーの「ミサ・シネ・ノミネ」
(ミサ曲「ミーン」)では「キリエ」の部分が作曲されていませんが、これは当時イギリスでは、通作ミサの作曲にあ
たって「キリエ」は作曲しないのが普通であったためで、ここではローマ典礼のグレゴリオ聖歌ではなく、当時イン
グランド全域で採用されていたソールズベリー聖歌が歌われています。プロ・カンティオーネ・アンティクヮはこの
時代の作品を最も得意とする男声の声楽グループ。
82876-700352
パリ・ノートルダム楽派の音楽とランス大聖堂の音楽
マショー:ノートルダム・ミサ(4声)、
ペロティヌス(ペロタン):全ての国々は神の救いを見たり/アレルヤ・ナティヴィタス(聖母マリアの誕生)/支配者らは集まり、
不詳:アレルヤ、キリストはよみがえり/  あわれみ深きわれらの父は/告げたまえ、キリストの真理よ
アルフレッド・デラー(指)
デラー・コンソート、
コレギウム・アウレウム合奏団員
録音:1961年
ペロティヌスを中心とするノートルダム楽派の音楽と、14世紀のマショーのノートルダム・ミサを収録。ノートルダ
ム楽派は、12世紀の半ばから13世紀にかけて中世キリスト教世界の中心地のひとつであった、パリのノートルダ
ム大聖堂を本拠地として活動をした音楽家たちが築いたポリフォニー(多声音楽)楽派。ペロティヌスはその中心
的人物として知られている。カウンターナーのデラー率いるデラー・コンソートは古楽・声楽復興の元祖的存在。
82876-700372
楽しいルネサンスの舞曲集
ジャック・モデルヌ(1494-1557頃):3つのブルゴーニュのブランルと新しいブランル・ゲイ、
ティールマン・スザート(1500-1561頃):パヴァーヌ「何なる悲しみ」/ロンド/パヴァーヌ「苦しみに耐えなば」/ロンドとサルタレッロ/オーボエ吹きの踊り/ロンド「むかし小娘」、
クロード・ジェルヴェーズ(1505-1555):ブランル、
ピエール・ファーレーズ(1510-1573):フリウリ地方の苗木の踊り、
メルヒオール・フランク(1573-1639):パヴァーヌ/ガイヤルド、
ハンス・レオ・ハスラー(1564-1612):3つのイントラーダ、
ピエール・アテニャン(1494頃-1552):トルディオン/パヴァーヌ/ガイヤルド、
クリストフ・デマンツィウス(1557-1643):ポーランド舞曲/ガイヤルド
コレギウム・アウレウム合奏団
録音:1961年
16世紀ルネサンス期は別名「舞踏の世紀」とも呼ばれる。中世末期と比べ社交的音楽への要求が高まったこと
から舞踏曲は欠くことのできない音楽となり、美しく踊り上手に楽器を弾くことが教養人のたしなみにもなりました。
このCDにはそうしたルネサンス期に流行した舞曲が収められている。束縛から解放された時代の空気に溢れた
曲調に合わせた、コレギウム・アウレウム合奏団の自由で奔放なリズム感と表情豊かな音色は絶品。
82876-700382
麗しのアマリッリ
カッチーニ:「新しい音楽」(1601年、フィレンツェ)、
「新しい音楽と新しい書法」(1614年、フィレンツェ)〜[愛の神よ何を待つのか?/愛の神よ我去りゆかん/翼あれば/天にもかほどの光なく/気高き至福の光よ」/我は見ん我が太陽を/ひねもす涙して/いとど優しき溜息の/東の門より/麗しのアマリッリ(アマリリ美わし)/憐れみの心動かし/麗しき真紅のばらよ/この苦き涙よ/ああ戻り来たれ/輝く麗しの瞳もて]
バーゼル・スコラ・カントールム合奏団
[モンセラート・フィゲーラス(S)、
ジョルディ・サヴァール(ガンバ)、
ホプキンソン・スミス(Lute/バロックG)、
ロバート・クランシー(バロックG/キタローネ)、
クセニア・シンドラー(Hp)]
録音:1983年1月
カッチーニは、ルネサンス後期「モノディー様式」と呼ばれている、詩(歌詞)の意味する内容や詩の言葉そのも
のを正しく表現する音楽様式を確立したことで、次へ続くバロック時代の扉を開くのに大きな功績のあった人物と
言われています。「新しい音楽」と「新しい音楽と新しい書法」は、まさにそうしたカッチーニの真髄を示す作品。
演奏も、フィゲーラス、サヴァールなどバーゼル・スコラ・カントールムの真骨頂を余すところなく示している名演。
82876-700402
ヴェルサイユの音楽
マラン・マレ:聖ジュヌヴィエーヴの丘教会の鐘、サント・コロンブ氏への追悼、
ダングルベール:プレリュード・ノン・ムジュレ(チェンバロのための)、
フォルクレ:ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための組曲第5番ハ短調
シギスヴァルト・クイケン(Vn、ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
グスタフ・レオンハルト(Cemb)
録音:1970年
ヴィーラント、シギスヴァルトの若き兄弟とレオンハルトによる、フランス・バロック音楽の真髄を味わえる一枚。
考え抜かれた選曲の妙は、ピリオド楽器独特の繊細な表現と、卓越した独自の解釈による個性に満ちていて、ア
ルバムとしての存在をいかんなく発揮している。録音された1970年以後現在まで30年数年のピリオド楽器による
演奏の発展と変遷を想い起こす時、ここに収められている演奏の価値は極めて高いといえる。
82876-700412
クリスマス協奏曲集
コレッリ:合奏協奏曲第8番 ト短調 Op.6 No.8「クリスマス協奏曲」、
タルティーニ:シンフォニア・パストラーレ ニ長調「クリスマス・シンフォニア」、
ヨハン・クリストフ・ペツ:コンチェルト・パストラーレ ヘ長調、
マンフレディーニ:協奏曲 ハ長調 Op.3-12「クリスマス協奏曲」
コレギウム・アウレウム合奏団
録音:1966年
バロック期のクリスマスにちなんだ音楽を集めた一枚。よく知られているコレッリの「クリスマス協奏曲」をはじめ
名曲揃いだが、このアルバムの最大の特徴はコレギウム・アウレウム合奏団の興感溢れる演奏スタイルと、ドイ
ツはキルヒハイムにあるフッガー城の糸杉の間での録音。珍しいペツの「コンツェルト・パストラーレ」も好選曲。
82876-700422(2CD)
バッハ:管弦楽組曲(全4曲) フランツヨーゼフ・マイアー(コンサートマスター)、
ハンス・マルティン・リンデ(Fr−tr)、
コレギウム・アウレウム合奏団
録音:1969年
管弦楽組曲のソロを受け持つ楽器は、色彩感や気品ある表情の表現など「粋」な感性が大きなポイントになりま
すが、コレギウム・アウレウム合奏団の演奏はこの要素を十分満たしているのと同時に、ドイツ・バロック音楽と
しての強固な枠組みをはっきり意識させてくれる物で、この曲の醍醐味を満喫させてくれます。
82876-700432(2CD)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲集(全曲) フランツヨーゼフ・マイアー(コンサートマスター)、
グスタフ・レオンハルト(Cemb)、
ハンス・マルティン・リンデ(Fr−tr)、
インゴ・ゴリツキ(バロックOb)、
エドゥアルト・タール(クラリーノTp)、
ヨハネス・コッホ(ガンバ)、
ゲルト・ザイフェルト(ナチュラルHrn)、
コレギウム・アウレウム合奏団
録音:1967年&1968年
コレギウム・アウレウム合奏団の独奏楽器のそれぞれには音色の豊かさと共に表現の自由さがあり、聴き進むに
したがってスケールの大きな演奏に驚かされます。バッハの真髄に迫る演奏。
82876-700442
バッハ:協奏曲集
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1060
フルート,ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲イ短調 BWV.1044
チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052
フランツヨーゼフ・マイアー(vn)、
ヘルムート・フッケ(ob)
バルトルド・クイケン(fl-tr)、
ボブ・ファン・アスペレン(cemb)
グスタフ・レオンハルト(cemb)
コレギウム・アウレウム合奏団
録音:1976年、1965年
バッハの多くの協奏曲の中でも特によく聴かれている有名な3曲を収録。
82876-700452
バッハ:ヴィオラ・ガンバ・ソナタ集
第1番 ト長調 BWV.1027/第2番 ニ長調 BWV.1028/ 第3番 ト短調 BWV.1029
ヨハネス・コッホ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
グスタフ・レオンハルト(Cemb)
録音:1961年
ヴィオラ・ダ・ガンバはガンバ属の楽器の中で最もポピュラーな楽器で、チェロ同様に膝の間に挟んで演奏し、
弦は通常6本。ギターにようにフレットがあり、音色は落ち着いた素朴なもので、チェロほど大きな音は出せま
せん。バッハはこの楽器とチェンバロのためのソナタを3曲残している。ピリオド楽器が現在ほどの隆盛になる
以前の1960年代初頭に録音されたコッホとレオンハルトによる演奏は、LP時代、ガンバの魅力を世に知らしめ
た名盤でした。
82876-700462(2CD)
バッハ:コーヒー,農民,結婚カンタータ
カンタータ第211番「お静かに、しゃべらないで」BWV.211(コーヒー・カンタータ)(*)、
カンタータ第212番「おいらの今度の領主さま」BWV.212(農民カンタータ)(#)、
カンタータ第202番「消えよ、悲しみの影」BWV.202(結婚カンタータ)(+)、
カンタータ第209番「悲しみを知らぬ者」BWV.209(**)
エリー・アメリング(S)、
ジークムント・ニムスゲルン(Bs;*/#)、
ジェラルド・イングリッシュ(T;*)、
ヘルムート・フッケ(Ob;+)、
ウルリヒ・グレーリンク(Vn;+)、
ラインホルト・ヨハネス・ブール(Vc;+)、
フリッツ・ノイマイヤー(Cemb;+)、
ハンス・マルティン・リンデ(Fl;**)、
ヨハネス・コッホ(ガンバ;**)、
グスタフ・レオンハルト(Cemb;**)、
ラインハルト・ペータース(指)(*)、
コレギウム・アウレウム合奏団員(*/#/+/**)
録音:1964年/1966年/1968年
カンタータは、物語の筋にそってアリア、レチタティーヴォ、重唱、合唱などで歌われるが、ここにはオランダのソ
プラノ歌手エリー・アメリンクを中心とした歌手&コレギウム・アウレウムによるバッハの有名世俗カンタータ4曲
が収められています。アメリンクの力みのない伸びやかな声質とコレギウム・アウレウム合奏団のもつ自然で誇
張のない豊かな響きとの調和は絶品の一言。「農民カンタータ」は新しい領主の就任を祝うための、「コーヒー・カ
ンタータ」は娘のコーヒー狂いを題材にしたそれぞれコミカルな作品。
82876-700472(2CD)
バッハ:フーガの技法 コレギウム・アウレウム合奏団員
[ウルリヒ・グレーリンク(Vn)、
ウルリヒ・コッホ(アルト・ヴィオル)、
ギュンター・レメン(テナー・ヴィオル)、
ラインホルト・ヨハネス・ブール(Vc)、
ヨハネス・コッホ(ヴィオローネ)、
フリッツ・ノイマイヤー、
リリー・ベルガー(Cemb)]
録音:1962年
ドイツ・ハルモニア・ムンディとコレギウム・アウレウム合奏団による最初期の録音のひとつ。「フーガの技法」は
演奏する楽器の指定のない未完の大作だが、ここでは小編成で演奏されている。それだけに各楽器の表現・表
情と音色が重要な要素となるが、彼らの演奏は細心の配慮をもって隅々まで神経の行き届いたもので、ピリオド
楽器の特徴が如何なく発揮されている。特に、ヴィオルを使用したことによる非常に柔らかく暖かい音色が特徴。
82876-708102
伝オラツィオ・ベネヴォリ(1605-1672):53声部のザルツブルク大聖堂祝典ミサ、
汝ら鼓を打ちならせ(讃歌)
イレネウ・セガーラ神父(指)
モンセラート修道院聖歌隊、
テルツ少年cho、
コレギウム・アウレウム合奏団
録音:1974年8月ザルツブルク・コレギエン教会(ザルツブルク大聖堂完成二百年祭・ライヴ)
「53声部のザルツブルク大聖堂祝典ミサ曲」は1628年ザルツブルクの大聖堂の再建を記念して作曲されたもの
と言われ、驚くほどぼう大な声部をもつ特異な曲として話題となった。ところが近年の研究では、曲が作られた云
われは事実ではないことが判明し、しかもビーバーが作曲したらしいとの結果が出ています。

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