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2009年に生誕・没後記念を迎える作曲家・演奏者に関連するアイテムの中から、主に新録音を中心にピックアップいたしました。
特に、この記念の年に合わせて発売されたシリーズや企画ものは、すぐに廃盤となる可能性が非常に高いです。お買い逃しのないように!







ヘンデル(1685-1759) 没後250年

Hyperion
CDA-67736
ヒューイット・プレイズ・ヘンデル&ハイドン
ヘンデル:シャコンヌ ト長調HWV.435、
 組曲第2番ヘ長調HWV.427、
 組曲第8番ヘ短調HWV.433
ハイドン:変奏曲Hob.XVII-6、
 ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調Hob.XVI-52
アンジェラ・ヒューイット(P)
※ピアノ=ファツィオーリ

録音:2008年9月17日−18日&2009年3月17日−18日、ベルリン・イエス・キリスト教会
明快で優雅、また時には愛らしいヒューイットのヘンデルとハイドン。ヒューイットの奏法や、ヘンデル&ハイドンの音楽と銘器ファツィオーリの相性など、楽しみの尽きない"アニヴァーサリー・アルバム"。

CARUS
CARUS-83-219(1SACD)
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」
キャロライン・サンプソン(S)、ダニエル・テイラー(A)、ベンジャミン・ヒューレット(T)、ピーター・ハーヴェイ(Bs)、
フリーダー・ベルニウス(指)シュトゥットガルト・バロックO、シュトゥットガルト室内cho
録音:2008年12月録音

Ambroisie
AM-132(3CD)
ヘンデル:歌劇「ロドリーゴ」
マリア・リッカルダ・ヴェッセリング(Msロドリーゴ)、マリア・バーヨ(Sエジレーナ)、シャロン・ロストルフ=ザミール(Sフロリンダ)、コビー・ヴァン・レンズブルク(Tジュリアーノ)、マックス・エマヌエル・ツェンチッチ(CTフェルナンド)、アンヌ=カトリーヌ・ジル(Sエヴァンコ)、エドゥアルド・ロペス・バンソ(指)アル・アイレ・エスパニョル
録音:2007年3月
ヘンデル・イヤーの2009年に素晴らしい新録音が登場です!「ロドリーゴ」は、ヘンデルがイタリアに留学していた1707年にフィレンツェで初演されたオペラ。当時ヘンデルはまだ22歳でしたが、驚異的なまでにイタリアの音楽を吸収し、既に堂々たるイタリアオペラを作り上げています。音楽は「アグリッピーナ」や「リナルド」と共通したものも多く、マニアなら聞き比べも楽しいでしょう。この録音は歌手が強力。暴君ロドリーゴ役は、スイス生まれのメッゾソプラノで、バロックオペラで大活躍のヴェッセリング。貞淑な妻エジレーナは、スペインの名歌手バーヨ。復讐に燃えるフロリンダは、イスラエルの若いソプラノ、ロストルフ=ザミール。勇ましいジュリアーノには、古楽テノールのベテラン、レンズブルク。さらに将軍フェルナンドには、カウンターテノールの雄ツェンチッチ。そしてバンソと手兵アル・アイレ・エスパニョルの演奏はいつもながら透明な美感に優れたもので、ヘンデルの青春の息吹を見事に引き出しています。これはバロックオペラ・ファンには逃がせません。   (Ki)

Opus Arte
OA-1006F(3DVD)

OA-7022BDF(2Bluray)
ヘンデル:歌劇「タメルラーノ」
ポール・マクリーシュ(指)マドリッド王立劇場O、プラシド・ドミンゴ、モニカ・バチェッリ、インゲラ・ボーリン、サラ・ミンガルド、他
収録:2008年4月1、4日 マドリッド王立劇場(スペイン)
DVD製品仕様
収録時間:全プログラム241分(本編218分)
字幕:英・仏・独・西・伊
ヴィデオ仕様:16:9 カラー
音声仕様:リニアPCM48kHz/16bitステレオ、DTS  5.0chサラウンド
ディスク仕様:片面2層×3、日本語解説書付
2001年にフィレンツェ5月音楽祭で上演されたプロダクションが、2008年3月にマドリッド・テアトロ・レアルで再演されました。タタール皇帝タメルラーノに敗れたトルコ皇帝バヤゼットを演じるドミンゴ。歌唱はもちろんのこと、役そのものの本質に迫る圧倒的な存在感が、人物像だけでなく、オペラ全体にも斬新な魅力をもたらしています。切れ味鋭いマクリーシュの指揮と相まって、いま人気のヘンデル・オペラに新たな地平を切り拓く、必見の映像です。(解説:広瀬 大介)
Opus Arte
OA-7024BDF(2Bluray)
ヘンデル:歌劇「ジュリオ・チェーザレ」
ウィリアム・クリスティ(指)エイジ・オブ・エンライトゥンメントO、サラ・コノリー、アンゲリカ・キルヒシュラーガー、ダニエル・ドゥ・ニース、パトリシア・バードン、クリストファー・モルトマン、他
収録:2005年8月14日、17日グラインドボーン歌劇場(グラインドボーン音楽祭、イギリス)
blu-ray製品仕様
収録時間:全プログラム306分(本編207分)
本編字幕:英・仏・独・西・伊
ヴィデオ仕様 16:9 1080i  High Definitionカラー
音声仕様:PCM 2.0、PCM 5.0
ディスク仕様 片面2層×2、日本語解説書付
クレオパトラ役を演じるドゥ・ニースは、そのエキゾチックな美貌と瑞々しい歌声、そしてプロ顔負けの華麗なダンスの三拍子揃った演唱で、一夜にして国際的歌手の仲間入りを果たしました。また、バロック界の重鎮クリスティが、ヘンデルの音楽から現代的で躍動感にあふれたリズムを引き出し、さらに演出のマクヴィカーが、そのリズムになんとボリウッド映画(インドの娯楽映画)からヒントを得たダンスを合わせるという大技をやってのけました。しかもこれが抜群の好相性! バロック・オペラのイメージを覆す、鮮烈な舞台です。(解説:吉田 光司)

K&K
KUK-44(1CD)
「ヘンデルの力」
ヘンデル:「イェフタ」,「サムソン」,「ユダス・マカベウス」,「サウル」,「ソロモン」,
「ベルシャザール」,「メサイア」,「メサイア」モーツァルト編曲版,「ヨシュア」の抜粋
ユルゲン・ブッダイ(指)ハノーヴァー・ホーフカペレ,他
K&Kの目玉企画である、マウルブロン修道院におけるヘンデルのオラトリオ演奏からの抜粋。ユルゲン・ブッダイの手堅く温もりのある演奏は、いずれの作品においても優れた味わいを生み出している。このシリーズに関心があるものの、まだ手が出せない人には打ってつけの1枚でしょう。
CPO
777222-2F(2CD)
ヘンデル:オラトリオ「エジプトのイスラエル人」(メンデルスゾーンによる1833年版)
モニカ・フリマー(S)/ヴェロニカ・ヴィンター(S)/ハイケ・グレツィンガー(Ms)/ハンス・イェルク・マンメル(T)/エッケハルト・エーベレ(B-Br)/グレゴール・フィンケ(Bs)/ライニッシェ・カントライ/ダス・クライネ・コンツェルト/ヘルマン・マックス(指)
ヘンデルの作品をメンデルスゾーンが改編したという、まさに2009年にふさわしいこの「エジプトのイスラエル人」。バロック音楽を精力的に研究していたメンデルスゾーンは、J.S.バッハの作品の復興者として名高いのですが、このヘンデルの「エジプトの〜」も、彼がロンドンでスコアを発見し、指揮者として活躍していた1833年5月26日にデュッセルドルフで演奏、以降幾度も再演し評価を高めた作品です。長らく発売の待たれていた録音です。
CAvi
4260085-531431(1CD)
ヘンデル:「アルチーナ」アリア&組曲
序曲、愛しい人よどんなに私が貴方を愛したか話してあげなさい(アルチーナ)、組曲、
でも足枷をはめられ戻ってきた時には(アルチーナ)、シンフォニア(第3幕)、
ああ私の心よ!(アルチーナ)、組曲、ああ!ルッジェーロひどい(アルチーナ)、
蒼白い亡霊よ(アルチーナ)、組曲、私はもとのままよ(アルチーナ)、組曲、
私には涙が残されている(アルチーナ)、組曲、私の苦しみを信じて(モルガーナ)
クリスティーネ・シェーファー(S)、ベルリン・バロック・ゾリステン、ライナー・クスマウル(Vn、音楽監督)
録音:2008年10月イエス・キリスト教会(ベルリン)
知性と気品のソプラノ、クリスティーネ・シェーファーは、ドロットニングホルム宮廷劇場の夏の音楽祭で「アルチーナ」の素晴らしいタイトルロールを歌い、バロック向きの歌手ではないという疑念を払拭しました。今回はベルリンの古楽演奏界をリードするベルリン・バロック・ゾリステンと共に、この新録音を作り上げました。ベルンハルト・フォルクは、このプロジェクトに入る前に入念にスコアを研究。そして挑んだ録音は非常に新鮮で刺激的なものであったと、リーダーのライナー・クスマウルは語っています。組曲でもアリア同様多様な楽曲が演奏されますが、なんと言ってもこのCDの聴き所はシェーファーの熱唱でしょう。鋭い視点で描き出すアルチーナ像。アルチーナの官能と愛の苦しみを強烈に聴かせます。ここに収録されている6つのアリアには人間の感情のすべてが表現されています。アルチーナは、愛した男たちを獣に変えてしまう魔女。恋にうかされて惑わされて、激しく憎しみ、沈思にふけり、脅迫的な怒りを見事表しています。またアルチーナの妹のモルガーナのアリア「私の苦しみを信じて」。モルガーナがオロンテに許しを乞い歌うアリアも含まれています。ヘンデル・イヤーを飾るにふさわしい1枚。   (Ki)
BIS
BISSA-1736(1SACD)
ヘンデル:グレート・コーラス
「エジプトのイスラエル人」〜「民は聞きて」、「アレクサンダーの饗宴」〜「空に轟き」
「陽気の人ふさぎの人温和の人」〜「ならば陽気な鐘を鳴らせ」
「サムソン」〜「ヤコブの神エホバよ」「輝かしいセラフィムよ」
「ベルシャザル」〜「おお王よ思い出せ」、「アタリア」〜「御神の力を」
「ヘラクルス」〜「嫉妬、地獄の悪病」、「ヨシュア」〜「見よ勇者は帰りぬ」
「ユダス・マカベウス」〜「敵は倒れる」、「ソロモン」〜「ナイチンゲールの合唱」
「テオドラ」〜「彼はすてきな若者を見た」、「メサイア」〜「ハレルヤ」
「ジョージ2世のための戴冠式アンセム」〜「司祭ザドク」
デーヴィッド・ヒル(指)バッハ・コアイアー、イングリッシュ・コンソート、キャロリン・サンプソン(S)、ロビン・ブレイズ(A)
様々な分野で傑作を残したヘンデルですが、やはり合唱作品に格別な魅力があると申せましょう。ここでは「メサイア〉のハレルヤ・コーラスをはじめ、彼の合唱を満喫できます。また、「ユダス・マカベウス〉の楽曲として知られる「見よ、勇者は帰りぬ」のオリジナルである「ヨシュア〉などが聴けるのも貴重。独唱部にはBCJでもおなじみのサンプソンとブレイズが参加しているのも豪華の極みです。   (Ki)
Helios
CDH-55375(1CD)
ヘンデル:王宮の花火の音楽/水上の音楽
ロバート・キング(指)キングズ・コンソート
1989年1月、ロンドン北部の教会に集結した24人のオーボエ奏者、12人のファゴット奏者、9人のホルン奏者、9人のトランペット奏者、2人の打楽器奏者により録音された「王宮の花火の音楽」。ヘンデル・イヤーを記念して1997年に収録された「水上の音楽」をカップリングした新たなプログラムで新装登場!CDA-66350&CDA-66967からの移行再発売。
Christophorus
CHR-77302(1CD)
ヘンデル:組曲《王宮の花火の音楽》/協奏曲第1番変ロ長調HWV.301/ソナタ第2番変ロ長調/協奏曲第2番変ロ長調HWV.302a/《水上の音楽》組曲第2番HWV.350/同組曲第3番HWV.350
ヨアヒム・シェーファー(ピッコロTp)、トランペット・アンサンブル・ヨアヒム・シェーファー、プロイセンCO
ヘンデル没後250年の今年、特にトランペット奏者&関係者にオススメしたいアニヴァーサリー・アルバムがこのヘンデル・アルバム。このヘンデル・アルバムでは、「王宮の花火の音楽」と「水上の音楽」は8本のトランペット、ティンパニと通奏低音、原曲がオーボエ・ソロの2つの協奏曲とソナタはそれぞれトランペットがソロという編成になっており、全編を通じてトランペットが完全な主役!ピッコロ・トランペットの名手シェーファーとそのアンサンブルによるヘンデルはさらに輝かしく豪華絢爛!管楽器コーナーのヘンデル特集に是非!
PIEERE VERANY
PV-709021(1CD)
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ全集
15の独奏ソナタOp.1〜ヴァイオリンのためのソナタ全曲(第3、10、12、13、14、15番)/ト短調Op.2
ジルベール・ベッツィーナ(Vn)、フレデリク・オーディベール(Vc)、ヴェラ・エリオット(Cemb)(ニース・バロック・アンサンブル団員)
録音:1994年3月
PV795032の再発売。今年(2009年)ヘンデル没後250年を記念しての再発売となりました。ヴァイオリンのベッツィーナはニース・バロック・アンサンブルの指揮者でもあり、この共演者も気心の知れた同アンサンブルのメンバーです。ピリオド楽器を使用した演奏で、音楽的で呼吸感のある演奏は発売当初ル・モンド紙などで絶賛されました。
Hyperion
CDA-67737(1CD)
ヘンデル:シャンドス・アンセム集
シャンドス・アンセム第9番《おお、こぞりて主をほめ讃えよ》HWV.254/シャンドス・アンセム第11番《神よ立ちて》HWV.256a/シャンドス・アンセム第7番《とこしえにあなたのいつくしみの歌を歌い》HWV.252
エマ・カークビー(S)、イエスティン・デイヴィス(C.T)、ジェイムス・ギルクリスト(T)、ニール・デイヴィス(Bs)、スティーヴン・レイトン(指)ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
録音:2008年6月〜7月
ヘンデルの「デッティンゲン・テデウム」(CDA 67678)で実現したイギリス合唱シーンの寵児スティーヴン・レイトンとケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(第1ヴァイオリンにはパヴロ・ベズノシウクの名前が!)のトリオを中心として、ソリストには大ソプラノ歌手エマ・カークビー、BCJとの共演でもお馴染みのジェイムス・ギリクリストなど、世界有数の実力者たちが集結。牧歌劇「エイシスとガラテア」などが作曲されたいわゆる"キャノンズ時代"のヘンデルにより、カーナーヴォン伯爵(シャンドス公爵)の私的礼拝のための作曲された格調高きアンセム集。
CORO
COR-16066(1CD)
ヘンデル:戴冠式アンセム(1727)
司祭ザドクHMV258/汝の御手は強くあれHMV259/王は喜びHMV260/わが心は歌うHMV261/
オラトリオ「ソロモン」HWV67からシバの女王の入場/オラトリオ「メサイア」HWV56から
ハリー・クリストファーズ(指)シックスティーン
ヘンデルが英国王ジョージ2世の戴冠式のために書いた音楽。なかでも「司祭ザドク」は歴代国王の戴冠式で必ず演奏されてきた重要な曲です。
Glossa
GCD-921525(1CD)
ヘンデル:イタリアン・カンタータ集Vol.5
ヘンデル:カンタータ《クローリ、ティルシとフィレーノ》HWV.96
ロベルタ・インヴェルニッツィ(S)、イェツァベル・アリアス・フェルナンデス(S)、ロミーナ・バッソ(A)、ファビオ・ボニッツォーニ(指&チェンバロ)、アンサンブル・リゾナンサ
録音:2008年6月、サン・ミッシェル・アン・ティエラシュ修道院(フランス)
ヘンデルのイタリア滞在時代(1706年〜1710年)に作曲された100曲にも及ぶ"カンタータ"の中から、器楽伴奏が付いた約30曲を選りすぐりレコーディングを行うグロッサの"ヘンデル・イタリアン・カンタータ集"。最新作の第5集には、イタリア時代のヘンデルの有力なパトロンの1人だったフランチェスコ・ルスポーリ侯爵のローマ宮殿に招かれた1707年に作曲が行われたと伝わるカンタータ「クローリ、ティルシとフィレーノ(忠実な心)」HWV.96を収録。3人のソリストを必要とするカンタータ「クローリ、ティルシとフィレーノ」は、"器楽伴奏付きカンタータ"でありながら、小規模の"オペラ"に近い規模を持ったイタリア時代の傑作の1つです。ソリストには、第1集&第2集以来の登場となるソプラノのロベルタ・インヴェルニッツィ、キューバ生まれのソプラノ歌手イェツァベル・アリアス・フェルナンデス、イタリアのメゾ・ソプラノ、ロミーナ・バッソという人気、実力ともに今が旬の古楽の名手たちが集結。
ATMA
ACD2-2589(1CD)
ヘンデル:アリア集
「リナルド」,「サムソン」,「メサイア」,「ヘラクレス」,「セメレ」,「アレクサンダー・バルス」,「イェフタ」,「アタリア」,「陽気の人、ふさぎの人、中庸の人」,「ソロモン」からのアリアと場面
カリーナ・ゴーヴァン(S)、アレクサンダー・ワイマン(指)テンポ・ルバート
録音:2008年6月4-6日,ケベック
カナダ出身で、今欧米で大活躍のの古楽ソプラノ、カリーナ・ゴーヴァンのヘンデル集です。ゴーヴァンは潤いたっぷりの美声と、伸びやかな歌い口、そして鮮やかなコロラトゥーラ技巧を兼ね備えていて、ことにヘンデルには打ってつけのソプラノ。このアリア集では、あえてオペラを1曲だけに絞り、英語のオラトリオから多くの曲を採用、ヘンデル後期の深みを増した音楽を歌い上げています。アレクサンダー・ワイマンはカナダを中心に活動する鍵盤奏者、指揮者で、テンポ・ルバートは最近彼が結成した団体です。  (Ki)
CARUS
CARUS-83-425(3SACD)
ヘンデル:オラトリオ「サムソン」
トーマス・コーレイ、ソフィー・デインマン、フランツィスカ・ゴットヴァルト、ウィリアム・ベルガー、ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ、
ニコラス・マッギガン(指)ゲッティンゲン祝祭O、NDR合唱団
録音:2008年6月 ドレスデンでのライヴ

Berlin Classics / Handel year 2009
ヘンデル没後250周年にベルリンクラシックスが注目したのは、オラトリオ全8タイトル。
2CD=   3CD=
BC-18465(2CD)
ヘンデル:オラトリオ「快活の人、沈思の人、温和の人」(独語歌唱)
ロルフ・ロイター(指)ベルリン・コーミッシェ・オーパーO、ルバー=フライベルガー(S)シュレンベルガー(S)コヴァルスキー(A)、他
BC-18466(3CD)
ヘンデル:オラトリオ「ベルシャザル」(独語歌唱)
ディートリヒ・クノーテ(指)ベルリンCO、シュライアー(T)、フランク=ライネッケ(S)、トレーケル=ブルクハルト(A)、他
BC-18467(3CD)
ヘンデル:オラトリオ「ヘラクレス」(独語歌唱)
ヴォルフ=ディーター・ハウシルト (指)ライプツィヒRSO、ポルスター(Bs)、ゾッフェル(Ms)、ビュヒナー(T)、他
BC-18468(3CD)
ヘンデル:オラトリオ「ソロモン」(独語歌唱)
ハインツ・レーグナー(指)ベルリンRSO、シムル(A)、ビュヒナー(T)、ポルスター(Bs)、マリア・ブントシュー(S)、他
BC-18469(2CD)
ヘンデル:オラトリオ「ユダス・マカベウス」(独語歌唱)
ヘルムート・コッホ(指)ベルリンRSO、フリガー(T)、アダム(Bs)、ヤノヴィッツ(S)、シュライアー(T)、他
BC-18470(2CD)
ヘンデル:オラトリオ「エジプトのイスラエル人」(独語歌唱)
ヴォルフ=ディーター・ハウシルト (指)ライプツィヒRSO、ノセック(S)、ラング(A)、フォーゲル(T)、ロレンツ(Bs)、他
BC-18471(2CD)
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」(独語歌唱)
ヘルムート・コッホ(指)ベルリンRSO、ヴェルナー(S)、シュライアー(T)、アダム(Bs)、他
BC-18472(3CD)
ヘンデル:オラトリオ「セメレ」(独語歌唱)
ヘルムート・コッホ(指)ベルリンRSO、ビュヒナー(T)、ポルスター(Bs)、ロレンツ(Bs)、ヴェルナー(S)、他

H.M.F/ヘンデル・スペシャル・エディション
2009年は、ヘンデル(1685-1759)の没後250周年にあたります。ルモニアムンディが誇る
ヘンデルの名録音から選りすぐりを、とっておきの特別価格でご案内。さすがはハルモニア・
ムンディ、充実の内容、美しい装丁、充実したブックレットでこのお値段。どうぞお見逃しなく!
H.M.F
HMX-2961994(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集2
第58番ハ長調Hob.XVI:48、第59番変ホ長調Hob.XVI:49、第60番ハ長調Hob.XVI:50、第62番変ホ長調Hob.XVI:52
アラン・プラネス(P)
録音:2007年10月
プラネスは1981年までアンサンブル・アンテルコンタンポランに所属、迷いのない清冽なタッチ、音楽の構築の見事さ、そして比類なき安定感。まさにフランスの巨匠、といったところのピアニストです。音楽学生なら必ず弾く第62番変ホ長調のソナタも実に鮮烈、意外な重厚感も漂う見事な演奏。他のソナタも大変見事、思わず姿勢を正して聴き入ってしまいます。   (Ki)
H.M.F
HMX-2962030(1CD)
エルサレムSQ/ハイドン:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲ヘ短調op.20-5,Hob.III:35、ハ長調op.33-3,Hob.III:39「鳥」、ニ長調op.76-5,Hob.III:79
エルサレムSQ
録音:2008年9月
若手ながらどっしりと息の合ったアンサンブルとツヤのある音色で人気のあるエルサレムSQのハイドンも、新録音で登場。おそろしいほどまでに美しい音で収録された、充実の作品群にノックアウトされ通しの1枚です。   (Ki)
H.M.F
HMX-2961816(1CD)
ハイドン&モン:チェロ協奏曲集
ハイドン
:チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb-1、第2番ニ長調Hob.VIIb-2
モン(1717-1750):チェロ協奏曲ト短調
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)、ペトラ・ミュレヤンス(指)フライブルク・バロック・オーケストラ
録音:2003年3月
名人集団、フライブルク・バロック・オーケストラの豊かなサウンドにのって、ケラスが颯爽とソロを奏でる秀演。オーケストラの音色もケラスのチェロの音色も驚くほど鮮烈に瑞々しく録られています。   (Ki)
H.M.F
HMX-2961761(3CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集1
ソナタ第11番変ロ長調Hob.XVI:2、第31番変イ長調Hob.XVI:46、幻想曲ハ長調Hob.XVII:4、ソナタ第38番ヘ長調Hob.XVI:23、第55番変ロ長調Hob.XVI:41、ソナタ第13番ト長調Hob.XVI:6、第53番ホ短調Hob.XVI:34、アンダンテと変奏曲ヘ短調Hob.XVII:6、ソナタ第43番変ホ長調Hob.XVI:28、第39番ニ長調Hob.XVI:24、ソナタ第47番ロ短調Hob.XVI:32、第33番ハ短調Hob.XVI:20、第50番ニ長調Hob.XVI:37、第61番ニ長調Hob.XVI:51、第35番変イ長調Hob.XVI:43
アラン・プラネス(P)
録音:2001年8月
本当にピアノが「鳴る」とき、こんなにも鮮やかな音がするのか、と目の覚めるような思いにさせられるプラネスのハイドン。一糸の乱れもなく、どこまでも清潔でくっきりとごまかしのない演奏です。   (Ki)
H.M.F
HMX-2961849(1CD)
ヤーコプス/ハイドン:交響曲集
交響曲第91番変ホ長調Hob.I-91、交響曲第92番ト長調Hob.I-92「オックスフォード」、
シェーナ「私の美しい恋人よ、別れないでノベレニーチェはどうする」Hob.XXIVa-10
ルネ・ヤーコプス(指)フライブルク・バロック・オーケストラ、ベルナルダ・フィンク(Ms)
録音:2004年2月
オーケストラの奏者一人一人がまるで役者のように雄弁に主張、その押し引きから生まれるメリハリにはスカッとします!緊張感が漲っている熱い音楽なのに、どこか軽やかで楽しげですらあります。名曲「オックスフォード」はもちろん、ハイドンの交響曲の中では地味と思われていた91番がヤーコプスの手にかかるとバッチリ焼き付くのです!そして間に挟まれたコンサートアリア「ベレニーチェはどうするのだ」では、オペラ指揮者ヤーコプスが本領発揮、フィンクの抉りの深い歌を万全にサポート。猛烈にエキサイティングなハイドンです!   (Ki)
H.M.F
HMX-2908241(10CD)
ヘンデル:オペラ集

CD1-3「リナルド」
ヴィヴィカ・ジュノー(Msリナルド)、インガ・カルナ(Sアルミーダ) 
ローレンス・ザゾ(C-Tゴッフレード)、ミア・パーション(S;アルミレーナ) 
ジェイムズ・ラザフォード(Bsアルガンテ)、クリストフ・デュモー(C-Tエウスターツィオ) 
ドミニク・ヴィス(C-Tキリスト教徒の魔法使いの隠者)
ルネ・ヤーコプス(指)フライブルク・バロック・オーケストラ
録音:2002年

CD4-5「フラーヴィオ」
ジェフリー・ギャル(フラーヴィオ)、デレク・リー・ラギン(グイード) 
レナ・ローテンス(エミーリア)、ベルナルダ・フィンク(テオダータ) 他
アンサンブル415/キアラ・バンキーニ
録音:1989年10月

CD6-9「ジューリオ・チェーザレ」
ジェニファー・ラーモア(チェーザレ)、バルバラ・シュリック(クレオパトラ) 
ベルナルダ・フィンク(コルネリア)、マリアンヌ・レルホルム(セスト) 
デレク・リー・ラギン(トロメオ)、ドミニク・ヴィス(ニレーノ)他
ルネ・ヤーコプス(指)コンチェルト・ケルン
録音:1991年7月

※CD9にはボーナス・トラックとして、室内二重唱&カンタータを収録(TantiStraliほか)
参加アーティスト:ユディット・ネルソン(S)、ルネ・ヤーコプス(C-T)、クイケン(Vc)、クリスティ(Cem)、ユングヘーネル(テオルボ)&コンチェルト・ヴォカーレ[録音:1977年11月]
ヤーコプスの熱く鋭い指揮、ヴィスの名優ぶりが発揮された不思議な仙人役・・・思い出すだけで血が沸く「リナルド」。そしてバンキーニ女史による貴重な名演「フラーヴィオ」。そしてなんとなんとの超名盤、若きラーモアが全力疾走の「ジューリオ・チェーザレ」。ヘンデルのオペラの極上の粋の粋が集まったお買い得のボックスです!
※90頁ブックレット(英・独・仏語によるそれぞれのオペラの概説&あらすじ)付き。
※10CD目には英・独・仏語による各オペラのリブレットをPDFで収録。   (Ki)
H.M.F
HMX-2908292(4CD)
ヘンデル:協奏曲集
[CD1-2]合奏協奏曲op.6(全12曲)
 アンドルー・マンゼ(指,Vnソロ)、エンシェントCO[録音:1997年8月]
[CD3]合奏協奏曲op.3(全6曲)、5声のソナタHWV288
 リチャード・エガー(指)アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック[録音:2006年1月]
[CD4]オルガン協奏曲op.4(全6曲)
 リチャード・エガー(Org&指)アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
 使用オルガン:RobinJennings/4ストップの室内オルガン(2005年)
 録音:2006年11月
マンゼ不朽の名盤、合奏協奏曲op.6にop.3とオルガン協奏曲までついてこのお値段!マンゼの合奏協奏曲op.6は録音から実に10年以上経ちますが、いつ聴いても色褪せることのない鮮やかさと刺激的なリズム。そして非常に快速ながらも心地よいテンポ。見事です。エガーのオルガンの音色もホコホコしていてホッとします。
H.M.F
HMX-2908280
ヘンデル:オラトリオ集

[CD1-2]オラトリオ「サウル」
ギドン・サックス(Bsサウル) ローレンス・ザゾ(CTダビデ) 
ジェレミー・オヴェンデン(Tヨナタン) ローズマリー・ジョシュア(Sミカル) 
エンマ・ベル(Sメラブ)ほか
ルネ・ヤーコプス(指&チェンバロ)コンチェルト・ケルン、RIAS室内cho
録音:2004年11月

[CD3-4]オラトリオ「メサイア」
シャスティン・アヴェモ(S) パトリシア・バードン(A) ローレンス・ザゾ(CT) 
コビー・ヴァン・レンズブルク(T) ニール・デイヴィス(Bs)
ルネ・ヤーコプス(指)フライブルク・バロック・オーケストラ、クレア・カレッジcho
録音:2006年1月
ヤーコプスによる大作オラトリオもスペシャル・エディションで登場。旧約聖書サムエル物語に基づく劇的かつ深刻な内容のオラトリオ「サウル」。ユダヤの指導者サウルは、若き英雄ダビデに激しく嫉妬し、息子ヨナタンの訴えも聞かずダビデを殺そうとしますが、結局破滅してしまう、という人間の心の弱さを深くえぐった傑作です。ちりばめられているレチタティーヴォも充実の表情。ヤーコプス自身によるチェンバロに耳を奪われる瞬間も多々あります。「メサイア」は、意外なまでにバロック味濃厚。名人集団のバリバリ派、フライブルク・バロック・オーケストラの優しさを驚きとともに目の当たりにした冒頭部分は今も脳裏に焼きついています。 
※118 頁ブックレット(英独仏による歌詞)つき  (Ki)
H.M.F
HMX-2908288(4CD)
ヘンデル:有名アリア集

[CD1]アリア集
「オットーネ」、「アリアンナ」、「スザンナ」、「メサイア」、「アグリッピーナ」他のためのアリア集
 ロレイン・ハント(S、Ms)、ニコラス・マギーガン(指)フィルハーモニア・バロックO[録音:1990年]

[CD2]ドイツ・アリア集
 「先なる日々の思いわずらい」HWV202/「うす暗い墓穴から来たおまえたち」HWV208/
「戯れる波のきらめく輝き」HWV203/「快い静けさ、安らぎの泉」HWV205/「歌え魂よ、神をたたえて」HWV206/「燃えるばら、大地の飾り」HWV210/「快い茂みの中に」HWV209/「私の魂は見つつ聞く」HWV207/「かわいい矢車草の花」HWV204
テレマン:フルート,ヴァイオリン,チェロと通奏低音のための四重奏曲ホ短調、フルート,オーボエ,ヴァイオリンと通奏低音のための四重奏曲ト長調
 ドロテア・レーシュマン(S)、ベルリン古楽アカデミー[録音:1998年12月]

[CD3]“オンブラ・マイ・フ”〜アリア、レチタティーヴォ、名場面と管弦楽集
歌劇「アドメート、テッサリアの王」序曲、劇「セルセ」〜シンフォニア、「オンブラ・マイ・フ(懐かしい緑の木陰よ)」、歌劇「ジュリアス・シーザー」〜「美しく花咲く牧場で」,ジグ,「静かに秘かに獲物を狙う狩人は」、ラダミスト組曲、歌劇「ロデリンダ、ロンゴバルドの女王」〜シンフォニア,「あなたは何処」,「混乱は彼女を捉える」、歌劇「アルチーナ」〜「緑の牧場」、合奏協奏曲「アレクサンダーの饗宴」ハ長調
 アンドレアス・ショル(C-T)、ベルリン古楽アカデミー[録音:1998年10月]

[CD4]テノールのための場面とアリア集
「アルチェステ」、「セメレ」、「時と悟りの勝利」、「タメルラーノ」、「サムソン」、「ロデリンダ」、
「エステル」、「イェフタ」、「陽気な人、憂鬱な人、中庸な人」からのアリア集
 マーク・パドモア(T) ルーシー・クロー(S) ロビン・ブレイズ(CT) 
 アンドルー・マンゼ(指)イングリッシュ・コンソート、録音:2006年10月
2007年に惜しまれつつ世を去ったロレイン・ハントの珠玉のアリア集、レーシュマンの力強い歌唱が印象的なドイツ・アリア集、そしてショルの大名盤「オンブラ・マイ・フ」、そしてパドモアのアリア集・・・。4枚があわさってこの価格は、かなりお得といえましょう。   (Ki)
H.M.F
HMX-2908284(4CD)
ヘンデル:Arias for...
[CD1]フランチェスカ・クッツォーニ(ソプラノ)のためのアリア集
 歌劇「ロデリンダ」、「オットーネ」、「フラーヴィオ」、「タメルラーノ」他からのアリア
[CD2]ドゥラスタンテ(メゾ・ソプラノ)のためのアリア集
 歌劇「アグリッピーナ」、「ラダミスト」、「ムツィオ・スケヴォラ」、「オットーネ」、「アリアンナ」他からのアリア
[CD3]セネシーノ(アルト)のためのアリア集
 「ジュリアス・シーザー」「ロデリンダ」「フラーヴィオ」他からのアリア
[CD4]モンタニャーナ(バス)のためのアリア集
 「エツィオ」、「ソサルメ」、「エステル」、「オルランド」他からのアリア
ニコラス・マギーガン(指)フィルハーモニア・バロックO
[CD1]ソプラノ:リサ・サッファー(録音:1990年11月)
[CD2]メゾ・ソプラノ:ロレイン=ハント(録音:1991年10月)
[CD3]カウンターテナー:ドリュー・ミンター(録音:1986年11月)
[CD4]バス:デイヴィッド・トーマス(録音:1989年9月)
ヘンデルのオペラ作曲家としての活躍は、優れた歌手の存在なしに語ることは到底できません。当時のロンドン中の人気をかっさらった彼(女)たちのために書かれたヘンデルのオペラのアリア集。一枚目のソプラノ、イタリアからやってきたクッツォーニは、当時の聴衆から「お腹にナインチンゲールを飼っている」と絶賛されたほど、美しくかわいらしい声、そして感情豊かな演技力、そしてテクニックとすべてを兼ね備えていました。彼女の声を念頭において書かれたアリアはどれも「聴かせ所」に満ちています。2枚目のドゥラスタンテもイタリア出身、ヘンデルはオペラのアリアのほかにも、天地創造やカンタータなどのアリアも彼女に歌わせるために書いています。セネシーノは、映画「カストラート」のモデルと言われる伝説のカストラート歌手、ファリネッリと並び称された人物。モンタニャーナは広い音域と確実なテクニックの持ち主で、ヘンデルは彼のために2オクターブにわたる超絶のアリアを書いています。当時最高の歌手のために書いただけあって、どれも手の込んだアリアばかり。もちろんここで歌っている歌手も皆すばらしい。当時の歌劇場の興奮を疑似体験できるセットです。マギーガン率いるフィルハーモニア・バロック・オーケストラの気品とメリハリに満ちた演奏も印象にのこります。   (Ki)


J・ハイドン(1737-1806) 没後200年
NAXOS-8.508009(8CD)
ハイドン:ミサ曲全集
スターバト・マーテル
ミサ曲ハ長調「祝福された聖処女マリアの賛美のミサ・チェレンシス」(聖チェチリアのミサ)
ミサ曲ト長調「聖ニコライ・ミサ」
ミサ曲ニ短調「ネルソン・ミサ」
ミサ曲ハ長調「ミサ・チェレンシス」(マリアツェル・ミサ)
ミサ曲ハ長調「よき四季斎日のミサ」(戦時のミサ)
ミサ・ソレムニス「大オルガンミサ」
ミサ曲変ロ長調「オッフィーダの聖ベルナルドの賛美のミサ」
ミサ・ブレヴィス
ミサ曲変ロ長調「ハルモニー・ミサ」
ミサ・ブレヴィス(1805年版)
ミサ曲変ロ長調「天地創造ミサ」
ミサ曲変ロ長調「神なる聖ヨハネのミサ・ブレヴィス」(小オルガンミサ)
ミサ曲変ロ長調「テレージア・ミサ」
J.オーウェン・バーディック(指)
ジェーン・グローヴァー(指)
トリニティ・コア
レーベル・バロック・オーケストラ
2009年のハイドン(1732-1809)没後200年のために8年間をかけて録音されたミサ曲全集。素朴な味わいの合唱団とオリジナル楽器による管弦楽団の温かみのある演奏がたまりません。一家に1セット。一度は聴きたい全集です。分売予定は今のところありません。

Profil
PH-09038
ハイドン:マリオネット・オペラ「フィレモンとバウキス(バウチス)、またはユピテルの地球への旅」Hob.XXIXa:1(1773)
マヌエル・ヴァルヴィッツ(Tフィレモン)、ナタリー=マリア・ヴィンセント(Msバウキス)、ベルンハルト・ベルヒトルド(Tアレット)、ウルリケ・ホーフバウアー(Sナルキッサ)、ヴォルフガング・ブルンナー(指)、ザルツブルク室内cho、ザルツブルク・ホーフムジーク
録音:2002年5月1-2日ザルツブルク、モーツァルテウム大ホール
ドイツ語のためのマリオネット・オペラ「フィレモンとバウキス」の世界初録音。この作品は、おそらくはエステルハーザ宮殿を訪れた女帝マリア・テレジアも聴き、新設されたマリオネット劇場の.落としで上演されたと考えられているものです。残念なことにハイドンの音楽は断片的ですが、じっさいの物語の肝である中間部はほとんど完全な形で残されました。マリオネット劇場のための作品のほとんどが失われた今日でも現存する数少ないもののひとつで、のちにジングシュピールにも改作されています。ハイドン・イヤーにまたとない聞きものといえるでしょう。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4005(1CD)
追憶〜ハイドン:歌曲集
◆創作されたカンツォネッタ集Hob.XXVIaより
人魚の歌(第25番)/追憶(第26番)/絶望(第28番)/牧歌(第27番)/心地よい苦痛(第29番)/誠実(第30番)/さすらい人(第32番)/おお美しい声よ(第42番)/精霊の歌(第41番)
◆クラヴィーア伴奏によるドイツ歌曲集Hob.XXVIaより
ごくありふれた話(第4番)/捨てられた女(第5番)/ティルジスに(第8番)/田舎の楽しみ(第10番)/恋の歌(第11番)/遅すぎた母の到着(第12番)
◆スコットランド&ウェールズ民謡Hob.XXXIa,bより(*)
ヒースの花(b.30)/岩を越えて(b.17)/朝は早く起きて(a.28)/鷲の頂(b.20)/樫の木の下の豚(b.16)/羊小屋(a.13)/寂しい谷間(a.175)/ひばりは揚がる(b.1)/幸せなカンブリア人(b.32)
マルティナ・ヤンコヴァー(S)、ジェラール・ワイス(P)、*ゴーティエ・ビュルギュンデール(Vn)*グンタ・アベレ(Vc)*
録音:2009年1月20〜22日チューリヒ、放送スタジオ
ハイドン・イヤーにちなんで2009年1月に録音されたばかりの歌曲集が特急リリース。ウィーンに出たばかりの少年時代には美声で知られる聖歌隊員であったハイドンですが、清澄かつ素朴な味わいを留めた歌曲には他に替え難い魅力があります。1780年代の「ドイツ語歌曲」では、声楽パートがクラヴィーア譜の上声部と一致するというシンプルなものでしたが、1790年代半ばの「カンツォネッタ」になると、二段構えのクラヴィーア譜を脱して、声楽パートも独立し表現の幅もぐっと拡がります。1972年チェコ生まれのヤンコヴァーは、1998年以降、チューリヒ・オペラのソリストとしてガーディナー、アーノンクール、ヘレヴェッヘ、ラトル、ヴェルザー=メストのプロダクションにも参加している期待のソプラノ。また、ガーディナーによるJ.S.バッハのカンタータ録音でもその名を知られています。清楚な美声が内容にぴったり。  (Ki)

HUNGAROTON
HCD-11926(1CD)
ハイドン:歌劇「薬剤師」Hob.XXVIII:3(1768)(イタリア語歌唱)
アッティラ・フェレプ(Tセンプローニオ・薬剤師)、イシュトヴァーン・ロジョシュ(Tメンゴーネ・その助手)、マグダ・カルマール(Sグリレッタ・センプローニオの養女)、ヴェロニカ・キンチェシュ(Sヴォルピーノ)、
ジェルジ・レヘル(指)ブダペスト・フェレンツ・リスト室内O、ジュジャ・ペルティシュ(Cem)
録音:1977年
ハイドンがオペラでも21の作品を残し、古典派を代表する大家であるという認識は、交響曲や弦楽四重奏に比べると、ともすると見過ごされがち。けれども、復活上演や録音を通じて知られるようになったいま、そのオペラ作家としてのすぐれた適性があきらかになりつつあるといえるでしょう。「薬剤師」は、1768年8月5日皇女マリアの命名日に、エステルハーザの新たな歌劇場のこけら落としとして作曲上演されたドラマ・ジョコーソ。18世紀中葉のイタリアの港町を舞台にした、この抱腹絶倒のオペラ・ブッファは親しみ易く、グリレッタをめぐり、センプローニオ、メンゴーネ、ヴォルピーノの間で繰り広げられる恋のさやあてを描いています。レヘルの録音は1986年にもCD化されていますが長らく廃盤となっていたものです。名匠の手堅い音楽運びのもと、すべてハンガリー勢による快活な重唱が魅力で、当時20代のキンチェシュによる茶目っ気たっぷりのズボン役もはまっていました。ハイドン・イヤーに合わせての復活となります。  (Ki)

HUNGAROTON
HCD-41009(3CD)
2枚分価格
十字架上のキリストの最後の7つの言葉〜聴き比べ
[CD1] (HCD.12358)=管弦楽版=
ハイドン:「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」Hob.XX/1:A
[CD2] (HCD.12036)=弦楽四重奏版=
ハイドン:「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」Op.51,Hob.V:50-56*
[CD3] (HCD.12199)=オラトリオ版=
ハイドン:「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」Hob.XX:2(独語歌唱)#
ヤーノシュ・フェレンチク(指)ハンガリー国立O、タートライQ*、
ヴェロニカ・キンチェシュ(S)#、クラーラ・タカーチュ(Ms)#、ジェルジ・コロンディ(T)#、ヨージェフ・グレゴル(Bs)#、ブダペストcho#、ヤーノシュ・フェレンチク(指)ハンガリー国立O#
録音:1981年、1978年*、1979年#
ハイドン50代の力作「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」は、カディス大聖堂の特別礼拝のために委嘱され、1785年あるいは86年のはじめに作曲されました。荘重な序奏と、つづく7つのソナタ、そして描写的な終曲「地震」という構成によるこの作品には、楽器編成の異なる版が複数存在します。成立の順序としては、まずオケ用の原曲版が1787年7月に出版され、これにもとづいて今日もっとも一般的なクァルテット版が出版されています。また、ハイドン自身によるものではありませんがハイドン監修でクラヴィーア用編曲版も相次いで出版されました。さらに1795〜96年にオラトリオ版としても完成をみています。このたびハイドンイヤーに合わせて、HUNGAROTONの誇るカタログから名匠フェレンチクと名門タートライらによる3つの版をセット化。現時点では廃盤のオラトリオ版が入手できることと、一枚分お得になったことがポイントといえるでしょう。   (Ki)

FARAO
D-108055(DVD)
ハイドン:オラトリオ「四季」
エノッホ・ツー・グッテンベルク(指)クラング・フェアヴァルトゥングO、ノイボイエルン合唱協会、ラインハルト・フォーゲル(Cemb)、ミリアム・マイアー(S)、ジェームス・テイラー(T)、ラルフ・ルーカス(Bs)
制作:2005年、バイエルン放送局/DTS/PCMstereo/16:9/NTSC/リージョン・オール/167’37/字幕:独・英
1748年に開場したこのバイロイト辺境伯劇場はドイツに現存する最も古い劇場でその豪華な内装で有名です。当時最高の建築家の一人ジュゼッペ・ガッリ・ビビエーナが息子カルロとともに作り上げた内装は2世紀半余りを経た今も黄金に輝いています。このDVDは演奏ももちろん見事ですがこの劇場の豪華な内装もたっぷり鑑賞できるのがうれしいところ。  (Ki)

TACET
TACET-175(2CD)
ハイドン:6つの弦楽四重奏曲Op.17, Hob.III 25-30
弦楽四重奏曲op.17-1 Hob.III 第25番ホ長調、弦楽四重奏曲op.17-2 Hob.III 第26番ヘ長調
弦楽四重奏曲op.17-3 Hob.III 第27番変ホ長調、弦楽四重奏曲op.17-4 Hob.III 第28番ハ短調
弦楽四重奏曲op.17-5 Hob.III 第29番「レシタティーヴォ」ト長調、弦楽四重奏曲op.17-6 Hob.III 第30番ニ長調
アウリンSQ

Alba
ABCD-272(1SACD)
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲ト長調Hob.VIIA:4、ヴァイオリン協奏曲イ長調Hob.VIIA:3、ヴァイオリン協奏曲ハ長調Hob.VIIA:1
エリナ・ヴァハラ(Vn)、ヴィルトゥオージ・ディ・クフモ
エリナ・ヴァハラはアメリカ生まれ。フィンランドで育ち、シベリウス・アカデミーでトゥオマス・ハーパネンに学んでディプロマを取得しました。レパートリーはバロックから今日の音楽まで。彼女とピアニストのラルフ・ゴトーニのために作曲されたアウリス・サッリネンの室内協奏曲とカーティス・カーティス=スミスの二重協奏曲を初演、ジョン・コリリアーノの《レッド・ヴァイオリン》のスカンディナヴィア初演にも起用されました。フィンランド文化基金から貸与された1678年製ストラディヴァリを弾いています。  (Ki)


Hanssler
93-904(DVD)
ハイドン:交響曲第96番ニ長調Hob.I-96、交響曲第101番ニ長調「時計」Hob.I-101、交響曲第1番ニ長調Hob.I-1、
◆特典映像…「ロジャー・ノリントン シュトゥットガルトとバー4010276022657クシャーを行き交う指揮者」(43'45")
ロジャー・ノリントン(指)SWRシュトゥットガルトRSO
収録:2008年10月23,24日/リージョン・オール/カラー NTSC/16:9/DolbyDigital5.1ch/STEREO/111m/字幕:日独英
ハイドン・イヤーに待望のDVDが登場。ノリントンが手兵シュトゥットガルト放送交響楽団を指揮したハイドンの交響曲3曲です。「奇跡」の愛称で知られる96番と、「時計」の101番、そして最初期の第1番。いつも通りノリントンは「ピュアトーン」の快い響きを用いつつ、ハイドンならではのユーモアを随所に織り込み、最高の演奏に仕立ててくれています。ノリントンも楽団員も楽しそうに演奏している様子を映像で見ると、聞いている方もすっかり幸せになれます。特典映像は、リハーサル風景に加え、ノリントンのシュトゥットガルトでの生活の様子、さらに英国バークシャーの自宅まで見ることができます。シュトゥットガルト放送交響楽団の楽団員がバークシャーの家に招かれた時、楽団側からちょっとしたプレゼントが渡されるのですが、これはノリントン好きが見れば大笑いするようなもの。様々な点でノリントンの人柄の魅力を伝えるドキュメンタリーです。   (Ki)
BIS
BIS-1818(2CD)
1枚分価格
ハイドン:序曲全集
アチデ/薬剤師/漁師の娘たち/裏切られた誠実/神々の忠告/フィレモンとバウキス/トビアの帰還/突然の出会い/大火事/月の世界/真の貞節/無人島/報われた誠/騎士オルランド/アルミーダ/十字架上のキリスト最後の7つの言葉/オルフェオとエウリディーチェ/天地創造/四季より「秋」の序曲(オリジナル版)/同「冬」への序曲(オリジナル版)
マンフレート・フス(指)ハイドン・シンフォニエッタ・ウィーン
かつてKochSchwannからリリースされていた音源がハイドン記念年に2枚組1枚価格で再登場。彼は多くの歌劇を残しましたが、今日親しまれているものはほとんどありません。ここではそれらの序曲を集めた好企画。ハイドンならではの快活で明るい音楽に魅せられます。またこの多くが、後に交響曲へ転用されているのを実感するのも興味深い楽しさです。   (Ki)
Hyperion
CDS-44371(4CD)
ハイドン:ロンドン交響曲集
交響曲第93番ニ長調Hob.I-93/同第94番ト長調《驚愕》Hob.I-94/同第95番ハ短調Hob.I-95/同第96番ニ長調《奇跡》Hob.I-96/同第97番ハ長調Hob.I-97/同第98番変ロ長調Hob.I-98/同第99番変ホ長調Hob.I-99/同第100番ト長調《軍隊》Hob.I-100/同第101番ニ長調《時計》Hob.I-101/同第102番変ロ長調Hob.I-102/同第103番変ホ長調《太鼓連打》Hob.I-103/同第104番ニ長調《ロンドン》Hob.I-104
ハワード・シェリー(指)スイス・イタリア語放送O
演奏はハワード・シェリー&スイス・イタリア語放送管弦楽団のコンビ、しかも2007年〜2008年の新録音。"シュポアの交響曲集(CDA-67616&CDA-67622)"で一気に株を上げています。テムズ川に架けられたウェストミンスター橋の絵画を使ったジャケット・アートワークもグッド!
Hanssler
98-589(1CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集
第66番ト長調Op.64-4、第74番ト短調Op.74-3「騎士」*、第79番ニ長調Op.76-5「ラルゴ」#
ミネッティ四重奏団[マリア・エーマー(Vn)、アンナ・クノップ(Vn)、マルクス・フーバー(Va)、レオンハルト・ロチェック(Vc)]
録音:2008年2月、2008年10月*、2008年12月# オーストリア、ブルゲンラント、フランツ・リスト・センター・ライディング
2003年結成の新鋭ミネッティ・クァルテットのデビュー・アルバムは、2008年11月の初来日公演の折にも話題を呼んだハイドン。アルバン・ベルク四重奏団やアルティス四重奏団といった、同じオーストリア勢の名アンサンブルのメンバーに師事してきたかれらは、すでにヨーロッパでは着実にキャリアを積み上げています。2007年のフィレンツェのリンボッティ国際弦楽四重奏コンクール第1位をはじめコンクール入賞歴も数多く、また今シーズンは2008年10月にアムステルダムのコンセルトへボウ、2009年に入り4月にウィーンのムジークフェラインザール、6月にバーデン=バーデンなど主要な会場でのコンサートも注目を集めています。ウィーンのヨーゼフ・ハイドン・コンクールでハイドン賞に輝いた彼らにとって、デビュー盤はいわば自信の演目だけに大いに期待されるところです。=ミネッティ・クァルテット=オーストリア出身の若手メンバーにより2003年に結成。現在もウィーン国立音楽演劇大学でヨハネス・マイスル教授(アルティス四重奏団メンバー)及びアルバン・ベルク四重奏団メンバーに師事。また、ヨーロッパ室内楽アカデミーのメンバーとして、ハット・バイエルレ(アルバン・ベルクQ.の元ヴィオラ)、アマデウス四重奏団、モザイク・クァルテット、ハーゲン四重奏団などのマスタークラスにも参加しています。コンクールの受賞歴も輝かしいものがあり、2006年にグラーツのフランツ・シューベルト国際弦楽四重奏コンクール最高位。2007年にはフィレンツェのリンボッティ国際弦楽四重奏コンクール第1位、ウィーンのヨーゼフ・ハイドン・コンクールでハイドン賞を受賞しています。また、2008/09年シーズンにはEchoKlassikの「ライジング・スター・シリーズ」に選出され、この流れでアムステルダム、ストックホルム、パリ、ケルン、ルクセンブルク、アテネ、ブリュッセル、バーミンガム、バーデン=バーデン、ザルツブルク、ウィーンの主だった演奏会場でのコンサートがすでに決まっています。使用する楽器は国立オーストリア銀行から貸与された1774年製グァダニーニ、1756年製ロレンツィーニ(以上ヴァイオリン)、1681年製トノーニ(チェロ)。   (Ki)
ACCENT
ACC-24197(1CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲選集 Vol.1
第24番イ長調Op.9-6、第72番ハ長調Op.74-1、第49番ニ長調Op.50-6「蛙」
シュパンツィヒSQ(ピリオド楽器使用)【アントン・シュテック(Vn)、フランク・ポールマン(Vn)、クリスティアン・グーセンズ(Va)、アンティエ・ゴイセン(Vc)】
録音:2007年12月5-8日
NAIVEのヴィヴァルディ・エディションでもその鬼才ぶりを発揮したアントン・シュテック率いるピリオド楽器を使用したカルテット、シュパンツィヒQ.。シュパンツィヒQ.は1996年に創設。ベートーヴェンの四重奏を初演したことで名が知られている1796年設立のシュパンツィヒ四重奏団がモデル。現代のシュパンツィヒQ.もベートーヴェンの録音でなじみがありますが、今回はハイドン没後200年を祝う企画でハイドン:弦楽四重奏曲選集をACCENTレーベルからリリース。「蛙」のゲロゲロという鳴き声が聴こえてくる終楽章が特徴的な第49番。明瞭な輪郭、純粋な響き自然な表現方法で組み立てられた演奏です。彼らの快活なテンポ感、音楽の推進力はピリオド楽器で演奏する魅力を良く伝えてくれる1枚です。   (Ki)
Etcetra
KTC-1379(1CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第81番ト長調Op.77-1,Hob.III-81/同第82番ヘ長調Op.77-2,Hob.III-82/同第83番ニ短調Op.103,Hob.III-83
エディングSQ
ロプロコヴィツ伯爵に捧げられた3作品を弾くエディングSQは、ベルギー王立歌劇場管のヴィオラ奏者として活躍したパウル・デ・クラーク、シャンゼリゼ管のソロ・チェロ奏者のアヘート・ツヴァイストラを中心にして2007年に結成されたピリオド楽器使用によるベルギーの弦楽四重奏団。ヘレヴェッヘのガイドとサポートを受け、ベルギーのマースメヘレン文化センターのアンサンブル・イン・レジデンスでもあるエディングSQのハイドンの響きは豊潤で優しい。
TACET
TACET-170(1CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.71
弦楽四重奏曲第69番変ロ長調Op.71-1 Hob.III 、弦楽四重奏曲第70番ニ長調Op.71-2 Hob.III 、弦楽四重奏曲第71番変ホ長調Op.71-3 Hob.III
アウリンSQ
録音:2008年
TACET
TACET-169(1CD)
ハイドン:3つの弦楽四重奏曲Op.74
弦楽四重奏曲op.74-1 Hob.III 第72番 ハ長調 
弦楽四重奏曲op.74-2 Hob.III 第73番 ヘ長調
弦楽四重奏曲op.74-3 Hob.III 第74番「騎手」 ト短調
アウリンSQ
録音:2008年
アウリン弦楽四重奏団は 1982年、ケルンで20歳代前半の現メンバーにより結成されました。古典から現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、明確で緊張感ある演奏が特徴的です。
TACET
TACET-168(2CD)
ハイドン:6つの弦楽四重奏曲Op.33 Hob.37-42
弦楽四重奏曲op.33-5ト長調「ご機嫌いかが」、弦楽四重奏曲op.33-2変ホ長調「冗談」、
弦楽四重奏曲op.33- ロ短調、弦楽四重奏曲op.33-3ハ長調「鳥」
弦楽四重奏曲op.33-6ニ長調、弦楽四重奏曲op.33-4変ロ長調
アウリンSQ
録音:2008年
アウリン弦楽四重奏団は 1982年、ケルンで20歳代前半の現メンバーにより結成。古典から現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、明確で緊張感ある演奏が特徴的です。CPOレーベル他から シューベルト、ヴォルフ、バルトークの弦楽四重奏曲全集が発売されています。
※アウリン弦楽四重奏団によるハイドン:弦楽四重奏曲集第1ー6番(TACET 167)に続くハイドンの弦楽四重奏曲集です。
Channel Classics
CCSSA-28209(1SACD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集Vol.2
弦楽四重奏曲第34番ニ長調Op.20-4/同第68番変ホ長調Op.64-6/同第81番ト長調Op.77-1
アムステルダムSQ
前作となるハイドンの弦楽四重奏曲集Vol.1(CCSSA 25907)でレコーディング・デビューを飾ったオランダ、アムステルダムを活動拠点とするピリオド楽器によるアンサンブル、アムステルダム弦楽四重奏団のハイドン・シリーズ第2弾。メンバーには、2003年から2006年までコープマン率いるアムステルダム・バロック・オーケストラのコンサート・ミストレスを務めたヴァイオリンのアリダ・シャット、ロック・コンソートの創設メンバーでもあるヴァイオリンのジョン・ウィルソン・マイヤー、ダンディン・コンソートやキングズ・コンソートなどでも活躍するヴィオラのジェーン。ロジャース、そしてコンチェルト・コペンハーゲン、オランダ・バロック協会からソリストとして招かれているチェロのトーマス・ピットなど、古楽界の第一線で活躍する実力者がズラリ。
Hyperion
CDA-67719(1CD)
ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.1
ピアノ三重奏曲第24番ニ長調Op.73-1,Hob.XV-24/同第25番ト長調Op.73-2,Hob.XV-25《ハンガリー風》/同第26番嬰ヘ短調Op.73-3,Hob.XV-26/同第27番ハ長調Op.75-1,Hob.XV-27
フレスタン・トリオ〔スーザン・トムズ(P)、アンソニー・マーウッド(Vn)、リチャード・レスター(Vc)〕
ロンドンのギルドホール音楽院の卒業生によって結成され、2000年のロイヤル・フィルハーモニック協会室内楽部門賞に輝くなど、ハイペリオンの歴史を語る上で欠かすことのできない世界有数のピアノ三重奏団、フロレスタン・トリオ。モーツァルトのピアノ三重奏曲集の録音を完成させたフロレスタン・トリオが新たにスタートさせるシリーズは、没後200周年記念となるハイドンのピアノ三重奏曲集。このフロレスタン・トリオによるハイドンの第1集には、イギリス滞在時代に書かれた傑作「ピアノ三重奏曲第25番《ハンガリー風(ジプシー・ロンド)》」が収録されており、アニヴァーサリーの"ハイドン"とハイペリオンの本拠地"ロンドン"を収録曲でリンクさせているところもユニーク。
Pentatone
PTC-5186.185(2SACD)
1枚分価格
ハイドン:歌曲全集
おお、美しい声よHob.XXVIa-42/6つの最初のカンツォネッタ第1集Hob.XXVIa-25〜30/同第2集Hob.XXVIa-31〜36/魂の歌Hob.XXVIa-41/貴婦人の姿見Hob.XXXIc-17/私を心から思って下さるの、恋人よXXVIa-46/掘っ立て小屋XXVIa-45/12のクラヴィア伴奏歌曲第1部Hob.XXVIa-1〜12/かつて女性の美しさがHob.XXVIa-44/利口で忠実なプードルHob.XXVIa-38/もうすぐ春の風が吹いて来るHob.XXVIa-47/私はこの世のものを求めないHob.XXVIa-39/12のクラヴィア伴奏歌曲第2部Hob.XXVIa-13〜24/心断ち切られる思いの時にHob.XXVIa-37/別れの歌Hob.XVI-F1/神よ、皇帝を護りたまえHob.XXVIa-43
エリー・アメリンク(S)、イェルク・デームス(P)
フィリップスの名盤を"SACDHybrid"として復刻するクァドラフォニック(RQR/4チャンネル録音)シリーズの最新作は、アニヴァーサリー・イヤーを記念したアメリンクのハイドン歌曲集!ここ日本でもレコード・アカデミー賞に輝くなど、世界規模で称賛され続けてきたアメリンクの名唱が作曲者没後200年の今年、マルチ・チャンネルにスケール・アップ。オランダの名花アメリンクが歌った名盤中の名盤が、ペンタトーンのマルチ・チャンネルのサウンドによってさらに鮮明に美しく。
GLOR CLASSICS
GC-08041(1CD)
ハイドン:ミサ曲第9番「ネルソン・ミサ」Hob.XXII-11、交響曲第103番「太鼓連打」*
エヴァ・リント(S)、インゲボルク・ダンツ(A)、ジェイムズ・テイラー(T)、ラインハルト・ハーゲン(Bs)、、ミヒャエル・ギーレン(指)SWR南西ドイツRSO
録音:1999年9月8-11日、2004年3月4日* フライブルク・コンツェルトハウス
近現代レパートリーを得意とするギーレンが、古典派の大家ハイドンを取り上げた興味深いアルバム。ともに晩年に書かれ、器楽と声楽それぞれのジャンルの傑作「太鼓連打」と「ネルソン・ミサ」。前半のミサは、しなやかで力強く自在な動きをみせる、ダウス率いるコーラスの出来栄えがとにかくみごと。リントのしっとりとした美声、伸びやかな歌声のテイラーなどソリストのアンサンブルも充実しています。同様にヴァイオリン両翼配置のオケが生み出す明晰なサウンドが印象深い交響曲は、愉悦と格調の高さで現代楽器によるハイドンの良さを再認識させるもの。ギーレンのハイドン、要チェックです。 ボーナスDVD付き。

◆ボーナスDVD内容 [NTSC/16:9/ステレオ]
・ドキュメンタリー「ヨスハルト・ダウスとオイローパコールアカデミー」(15’55)
・メイキング・オブ・ヨーロッパ・カンタータ(6’18)
・「ベルリオーズ:キリストの幼時」メイキング(8’12)
・トレイラー「ヴェルディ:レクィエム/プラシド・ドミンゴ(指)」(5’15)
・2008年GLORクラシックス・カタログ
ドキュメンタリーでは、ダウスのインタビューを交えながら、リハーサル&実演風景や音楽学校での授業風景などを収録しています。  (Ki)
CARUS
CARUS-83-247(1CD)
ハイドン:ミサ曲第3番「聖チェチリアのミサ」ハ長調 Hob.XXII:5
リディア・トイシャー(S)、マリアーネ・ベアート・キーラント(A)、マルクス・シェーファー(T)、ハリー・ヴァン・デル・カンプ(Bs)、
ジョス・ヴァン・インマゼール(指)アニマ・エテルナ
録音:2008年6月21日ドレスデン・ライヴ
LSO Live
LSO-0628(2SACD)
ハイドン:オラトリオ「天地創造」
サリー・マシューズ(S天使ガブリエル、イヴ)、イアン・ボストリッジ(T天使ウリエル)、
ディートリヒ・ヘンシェル(Br天使ラファエル、アダム、ロンドン交響cho、
サー・コリン・デイヴィス(指)LSO
録音:2007年10月7日ロンドン、バービカンセンター(ライヴ)
ハイドン歿後200周年を迎える2009年、LSOLiveがおくる超強力盤はデイヴィスによる「天地創造」。巨匠が80歳の誕生日を迎えるシーズンの呼び物のひとつとして、2007年10月におこなわれたライヴです。「天地創造」は晩年の2度にわたる英国滞在中に、「メサイア」などヘンデルの大作におおいに触発され着想した、その規模内容ともにハイドンの最高傑作といわれるオラトリオ。旧約聖書の「創世記」と「詩篇」、ミルトンの「失楽園」をテキストの題材として、神による創造の第1日から第4日まで、生き物が出現する第5日と第6日、そしてアダムとイヴの登場と、創世の七日間を時系列に沿って3部構成で描いています。このように直截的にキリスト教的世界観で彩られた内容と、絵画的ともいうべき巧みな手法でわかりやすく活写される動物たちの魅力や、大合唱が動員されて聞き栄えすることなどから、欧米ではとりわけ人気も高く特別な作品として迎えられています。こうした作品だけに「天地創造」は、すぐれた腕前で声楽作品を意欲的に取り上げてきたデイヴィスにふさわしいものとおもわれます。このたびの特色としてデイヴィスはヴァイオリン両翼型配置を選択。舞台下手から第1ヴァイオリン、チェロ、指揮者のすぐ正面に通奏低音、ヴィオラ、第2ヴァイオリン、上手奥にコントラバスという具合に、2006年12月の「メサイア」(LSO.0607)のときと同じくヴィブラートも控えめに、あきらかにピリオド・アプローチを意識したアプローチを行なっている点も注目されます。なお、声楽陣では「優秀さがあまりに凄すぎてそのためかあまり強調されることがありません」(クラシカルソース・ドットコム)という、LSOに匹敵するもうひとつの手兵ロンドン・シンフォニー・コーラスに加え、目を引くのが名実ともにスター歌手を揃えたソリストたち。クリスティ盤のラファエルや、ヤーコプスの「四季」でのシモンが知られるヘンシェル。ミンコフスキの指揮でザルツブルク音楽祭2009でも同名役を歌う予定の、英国の誇りボストリッジ。そしてデイヴィスのお気に入りでマシューズという顔触れが並んでいます。あらためて、当ライヴが取り上げられた時期については、デイヴィス80歳ガラ・イヴニングとして9月に行なわれたモーツァルトの「レクィエム」(LSO.0127,0627)、さらに12月のティペットの「われらが時代の子」(LSO.0670)、そして前作、翌2008年4月のマクミランの「聖ヨハネ受難曲」世界初演(LSO.0671)という流れにあって、この上ない充実ぶりをみせているという事実も見逃せないところでしょう。  (Ki)
Hanssler
98-538(1CD)
ハイドン:ミサ曲第12番変ロ長調「ハルモニー・ミサ」Hob.XXII:14、
オッフィダの聖ベルナルドゥスのミサ曲(ハイリッヒ・ミサ)変ロ長調Hob.XXII:10
ヘルムート・リリング(指)、シモーナ・シャトゥロヴァー(S)、ダニエラ・シンドラム(A)、
ジェイムズ・テイラー(T)、ミヒャエル・ナジ(Bs)、ゲヒンガー・カントライ・シュトゥットガルト、
SWRシュトゥットガルトRSO
シビッラ・ルーベンス(S)*、インゲボルク・ダンツ(A)*、ロタール・オディニウス(T)*、
ミヒャエル・ナジ(Bs)*、オレゴン・バッハ・フェスティヴァルO&cho*
録音:2008年5月30日、6月1日シュトゥットガルト・リーダーハレ・ベートーヴェン・ザール、2008年7月4-5日オレゴン州ユージーン・ハルト・センター・シルヴァ・ホール*
ハイドンの創作上、最初と最後を飾るミサ曲。なかでもウィーンに戻ってからの晩年における大きな成果と云われているのが後期の6曲。これらは構成上ほとんど共通しながら、それぞれが個性的な特徴をみせています。2009年のハイドン・イヤーに向けて、「テレジア・ミサ」&「戦時のミサ」(98.509)、「ネルソン・ミサ」&「天地創造ミサ」(98.279)とリリングは集中的にハイドンを取り上げてきましたが、ここにようやく後期の6つのミサがすべて揃うことになります。まず、1802年に書かれた「ハルモニー・ミサ」は、編成も充実して木管楽器(ハルモニームジークに由来)の活躍が顕著なことから、後世その名がついたハイドン最後のミサ曲。つづいて、ハイドン自ら自筆譜に「オッフィダの聖ベルナルドゥスのミサ」と記したミサ曲。こちらは聖人ベルナルドを讃えたものですが、「サンクトゥス」冒頭における旋律が当時のドイツ=オーストリア圏で広く親しまれていた‘ハイリッヒ(=聖なるかな、の意)’で始まる古いコラール旋律に基づいていることから、もっぱら「ハイリッヒ・ミサ」と呼ばれています。リリングによるハイドンのシリーズでは、ルーベンスやダンツというおなじみのソリストの魅力とともに、シュトゥットガルトとオレゴンという性格の異なるふたつの手兵を振り分けているのもユニークな試みとして注目されます。   (Ki)
BIS
BISSA-1812(1SACD)
ハイドン:祝祭劇「アチデ」Hob.XX[:1
アチデ:ベルナルト・リヒター(T)、ガラテア:ラファエラ・ミラネージ(S)、ガウチェ:ジェンファー・オローリン(S)、ポリフェーモ、ネットゥーノ:イヴァン・パレイ(Br)、テティデ:アドリネ・シモニヤン(Ms)、マンフレート・フス(指)ハイドン・シンフォニエッタ・ウィーン
ハイドンは交響曲や弦楽四重奏など、もっぱら器楽曲に人気がありますが、オペラを21も作曲しています。1763年にエステルハージ候の結婚式で初演された最初期の「アチデ」は、断片しか現存しない幻の作品となっています。オウィディウスの「変身物語」中のアーキスとガラテイアの話に基づき、ハイドンならではの明るく溌剌とした音楽が魅力。ハイドンに心血を注ぐ指揮者マンフレート・フスが研究の末に再構築して、64分の作品に蘇らせました。ハイドン・イヤーの幕開けにふさわしい重要作の登場です。  (Ki)

H.M.F/ハイドン・エディション
2009年は、ハイドン没後200年にあたる記念の年。ハルモニアムンディは、カタログの中から名盤を選りすぐって「ハイドン・エディション」として特別装丁シリーズを開始します。ピリオド楽器による演奏から、モダン楽器による演奏まで、曲種も交響曲から室内楽まで実に様々。来年の秋にはヤーコプス指揮の「天地創造」新録音もこのシリーズに加わる予定。目が離せないシリーズとなっております。
H.M.F
HMX-2968302(2CD)
ハイドン・セレブレーション1809−2009
◆CD1
交響曲第6番「朝」〜アダージョ−アレグロ/ミュレヤンス(指)フライブルク・バロックO、
カンタータHob.XXIV1:3/シュペリング(指)、
ファンタジー,ハ短調Hob.XVI:4/プラネス(P)、
弦楽四重奏曲op.33-2〜スケルツォ・アレグロ/カザルスSQ、
チェロ協奏曲第2番ニ長調〜第2楽章/ケラス、
ピアノ三重奏曲第38番ニ長調より/コワン、ヘーバルト、コーエン、
ピアノ協奏曲ニ長調Hob.XVIII:11シュタイアーほか
◆CD2
弦楽四重奏曲「ひばり」/エルサレムSQ(第1,2,4楽章)、
ピアノ・ソナタ第61番ニ長調/プラネス、「四季」〜夏/ヤーコプス、
交響曲第92番「オックスフォード」/ヤーコプスほか
ハイドンの生涯と彼の作品についての美しいフルカラーブック+彼の音楽の聴きどころがぎゅっと集まった2枚CDから成る、スペシャル・エディション。(Ki)
H.M.F
HMX-2961829(2CD)
ハイドン:オラトリオ「四季」
マルリス・ペーターゼン(S)、ヴェルナー・ギュラ(T)、ディートリヒ・ヘンシェル(Br)、
ルネ・ヤーコプス(指)フライブルク・バロックO、RIAS室内cho
録音:2003年8月、インスブルック
ハイドンの傑作オラトリオ「四季」。ハイドン自身が「天地創造」の方が優れているなどという言葉を残したもので、今日まで評価が今一つ…しかしさすがヤーコプス、誰が聞いても「四季」が傑作であることを納得させる大名演をやってくれました!時代楽器オーケストラをフル稼働させ、晩年のハイドンの恐るべき旨み成分たっぷりの表現力を万全に引き出しています。特に狩の場面(鉄砲炸裂!)とワイン祭のある「秋」の大胆かつユーモアたっぷりの音楽!これでこそハイドン!!加えて歌手も素晴らしいです。要のシモンは男っぷりもかっこいいヘンシェル!当代最高美声テノールのギューラに、バロックからルルまで幅広く大活躍のソプラノ、ペーターゼン!実にいい!!!(Ki)
H.M.F
HMX-2961854(1CD)
ハイドン:クラヴィーア協奏曲ト長調Hob.XVIII-4、クラヴィーアとヴァイオリンのための協奏曲
ヘ長調Hob.XVIII-6、クラヴィーア協奏曲ニ長調Hob.XVIII-11
アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ)
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指)フライブルク・バロック・オーケストラ
録音:2004年3月、ベルリン
古典派以前のピアノ、いわゆるフォルテピアノを演奏したら並ぶもののいない名手、アンドレアス・シュタイアーがハイドンの協奏曲を録音しました!1785、ウィーンのワルター製ピアノのレプリカを使用、いわゆるウィーン式のメカニズムだけが持つ細やかで木目の温もりのある音をシュタイアーは完璧に理解し操り、ハイドンの音楽から今まで聞いたことのないような豊かな感受性、湧き上がって止まらない霊感を奏でることに成功しています。知性的な演奏でありながら、全て感情表現に注がれているようで、森の奥の泉のように清鮮な音楽。21世紀のハイドンの向かう方向を、フォルテピアノのあり方を明確に示した、画期的な演奏の登場です。
H.M.F
HMX-2961765(1CD)
ハイドン:エステルハージ家のためのカンタータ集
世俗カンタータ「目覚めよ、我を信ずる者たち」Hob.XXIVa:2、「主君の幸運の帰還を祝い」
Hob.XXIVa:3、
「今やいかなる疑いが」Hob.XXIVa:4、交響曲第12番ホ長調Hob.I:12*
アンドラーシュ・シュペリング(指)スンハエ・イム、ヨハンナ・ストイコヴィチ(S)、
マックス・チョレク(T)、ケルン声楽アンサンブル、カペッラ・コロニエンシス(西ドイツ放送)、
ニコラス・クレーマー(指)*
ハイドンの声楽曲の中ではレアな存在のカンタータですが、大半はエステルハージ家のために書かれており、なかなか興味深い仕上がりの曲です。今回録音されたものは、63年と64年のニコラウス・エステルハージ侯命名日用のためとみられる2曲と67年と思われるパリからの帰還を祝した1曲です。演奏陣も曲の特徴をよく捉え、誠実に歌い込んでいます。(Ki)
H.M.F
HMX-2968298(2CD)
ハイドン:ピアノ三重奏曲集
第32、33、34、35、36、37番
パトリック・コーエン(フォルテピアノ)、エーリッヒ・ヘーバルト(Vn)、クリストフ・コワン(Vc)
ハイドンのピアノ三重奏曲は、当時生まれて間もなかったこのジャンルの布石となりました。楽器三種それぞれが独立し、そして美しく調和し、時代にあった音楽言語で生き生きと語っています。作品が書かれてから200年余後、名手三人がピリオド楽器でこれらの名曲を生き返らせています。  (Ki)
H.M.F
HMX-961767(1CD)
ハイドン:交響曲第6番「朝」、第7番「昼」、第8番「晩」
ペトラ・ミュレヤンス(コンサートマスター)、フライブルク・バロック・オーケストラ
ハイドンのこれらの交響曲は、各曲ともソロの技巧的な聴かせ所が多く、メンバー全員がソリスト級のフライブルク・バロック・オーケストラの面々が大活躍。奏者一人一人が役者のように雄弁に主張していて、メリハリの効いた見事な音楽が展開されています。(Ki)
H.M.F
HMX-2961823(1CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集
ニ長調Op.64−5「ひばり」、ニ短調Op.76−2「五度」、ト長調Op.77−1
イェルサレムSQ
何度か来日も果たしており、玄人筋からの評判もよい、ユダヤ人演奏の真髄を聴かせるイェルサレム四重奏団。美しい音色、弾むリズム。モダン楽器でなくてはなし得ない素晴らしい表現でハイドンに迫ります。「ひばり」の最終楽章など、ぴちぴちとしておりとても魅力的です。
◆バイオグラフィ
1993年にイェルサレムで結成。グラ−ツ国際コンクールで認められ、BBCより援助を受け、ブイトーニ・トラストよりも資金援助。実に嘱望されている団体。(Ki)


メンデルスゾーン(1809-1847) 生誕200年
ATMA
ACD2-2617((1CD)
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25
ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.40
交響曲第5番「宗教改革」Op.107
ルイ・ロルティ(指&P)ケベックSO
録音:2009年4月27、28日(ケベック) 使用ピアノ:ファツィオーリ
ルイ・ロルティは1959年モントリオール生れ。1984年のブゾーニ・コンクールの覇者。CHANDOSレーベルから30以上の録音が出ています。現在はドイツとカナダを拠点におき音楽活動を行っています。彼の9年振り、初の弾き振り録音で挑戦するのは、今年生誕200年を迎えたメンデルスゾーンの協奏曲と交響曲第5番。メンデルスゾーンの協奏曲といえば名曲ヴァイオリン協奏曲ですが、メンデルスゾーンはピアノの名手でもあり、未完のものも含め4曲のピアノ協奏曲を作曲しています。いずれもメンデルスゾーンらしい美しい旋律に彩られた作品。ここに収録されているのは、甘美で優雅な音楽が魅力的な第1番、憂いを帯びた第2番。ルイ・ロルティが愛用しているイタリアの銘器ファツィオーリ特有の明るく煌びやかでいて、柔らかい音色がさらに作品を優雅に際立たせています。また、メンデルスゾーン自身の転機ともなった作品交響曲第5番「宗教改革」。きめ細かなアンサンブルとスケールの大きさを感じさせる演奏です。 (Ki)

PRAGA
PRDDSD-250258(1SACD)
メンデルスゾーン:室内楽作品集
弦楽五重奏曲第2番変ロ長調op.87
フーガ変ホ長調op.81/4
弦楽四重奏曲変ホ長調op.13
コチアンSQ、
ヨセフ・クルソン(Va)

録音:2008年12月
弦楽四重奏曲は、メンデルスゾーンが18歳の時に書いた作品。2つのヴィオラ・パートを擁する弦楽五重奏曲は、ヴァイオリン協奏曲を思わせる美しい旋律。早すぎた死が、自身が気に入っていなかった終楽章を直す猶予を与えなかったという作品です。 (Ki)

CALLIOPE
CAL-9751(1CD)
メンデルスゾーン:オルガンのための6つのソナタ
ヘ短調op.65-1*/ハ短調op.65-2**
ニ長調op.65-3#/変ロ長調op.65-4#
ニ長調op.65-5**/ニ短調op.65-5*
スーザン・ランダル(Org)
使用オルガン:聖ニコライ教会(シュトラールズント)*、聖母マリア教会(バース)**、バルトロメイ教会(デムミン)#

録音:2008年7月
メンデルスゾーンによるオルガン作品集。奏者のランダルは、若いころからメンデルスゾーンのオルガン作品を勉強してきたというだけあって、思い入れたっぷり、完全に手中に収めています。天才の創意に溢れた作品集です。 (Ki)

Rondeau
ROP-4029(1CD)
メンデルスゾーン:オラトリオ《キリスト》Op.97(未完)/詩篇第98番《新しき歌を主に向かって歌え》Op.91/詩篇第42番《鹿が谷の水を慕いあえぐように》Op.42/6つのアンセムOp.79/われらに平安を与えたまえ
クリスティーネ・ヴォルフ(S)、マルティン・ペッツォルト(T)、アンサンブル・アマコード、ゲオルク・クリストフ・ビラー(指)ライプツィヒ聖トーマス教会cho、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
J・S・バッハが27年間カントール(音楽監督)を務めるなど、長い歴史と伝統を誇るドイツの名門聖トーマス教会合唱団にとって縁の深いもう1人の音楽家、メンデルスゾーンの生誕250年記念盤は神聖なる未完のオラトリオ「キリスト」!未完の「キリスト」は、ライプツィヒに戻った晩年のメンデルスゾーンが作曲に着手しながらも、体調の急激な悪化により完成させることができなかった「エリヤ」に続く3曲目のオラトリオ。J・S・バッハから数えて16代目のカントール、ビラーが指揮する「キリスト」には、聖トーマス教会choとゲヴァントハウス管に加えて聖トーマス教会choの卒業生でもあるアンサンブル・アマコードが参加するなど生誕250年を祝うに相応しい豪華なキャストが実現!1835年から1847年までゲヴァントハウス管のカペルマイスターの任にあり、1841年には聖トーマス教会でJ・S・バッハの「マタイ受難曲」の復活蘇演を指揮したメンデルスゾーンの音楽を伝える特別な録音の登場です。

INTEGRAL
TRI-331130(3CD)

メンデルスゾーン:オルガン作品全集
3つの前奏曲とフーガハ短調、ト長調、ニ短調Op.37(1837)、前奏曲ハ短調(1839)、
フーガホ短調、ヘ短調(1839)、アンダンテニ長調(1823)、幻想曲とフーガト短調(1823)、
コラール変奏曲「全能の神のみ業は大いなるかな(1823)、フーガニ短調(1820)、
フゲッタイ長調(1828)、前奏曲ニ短調(1820)、オスティナートハ短調(1823)、
オルガンソナタ第1番ヘ短調Op.65-1(1844)、第2番ハ短調Op.65-2(1831/39/44)、
第3番イ長調Op.65-3(1829/44)、第4番変ロ長調Op.65-4(1844)、
第5番ニ長調Op.65-5(1844)、第6番ニ短調Op.65-6(1845)、
アンダンテヘ長調(1844)、コラールと変奏曲(1840)、アンダンテニ長調(1844)、
アレグロ変ロ長調(1844)、アレグロコラールとフーガニ短調(1844)
ジャン=バティスト・ロバン(Org)
メンデルスゾーンは、生涯にわたって積極的にオルガン曲を作曲し自らも各地でバッハ、ベートーヴェン、自作のオルガン曲を演奏していた。このCDではメンデルスゾーンも実際に弾いた、レータ、ゲオルゲン教会、マリーエン教会、フライブルク、ペトリ教会のジルバーマン・オルガンが使用されています。  (Ki)

生誕200年記念!メンデルスゾーン・アンソロジー
QUERSTAND
VKJK-0812(2CD)
メンデルスゾーン・アンソロジー第1巻(音楽と手紙)
ヴァイオリン・ソナタ へ短調Op.4 (1823)、ピアノ四重奏曲 ロ短調Op.3 (1824/5)
弦楽四重奏曲 へ短調Op.80 (1847)、歌曲「歌の翼に」「秋の歌」「恋人の手紙」「旅の歌」「森の城」「夜の歌」「ヴェネチアの舟歌」「最後の喪失」「月」、他、
手紙 「ゲーテと過ごした日」「ショパンと会って」、他
リーゼ・クラーン(Pf(ハンマーフリューゲル))、マリエッタ・ツムビュルト(S)、イトゥリアガQ、ドゥルス・グリューンバイン(朗読)
録音:2009年
1枚目の収録曲を演奏しているイトゥリアガ四重奏団は、1996年にライプツィッヒにて設立。個性的で優秀な技術と、メンバー同士の信頼性が好評を得て、2000年にヨーロッパ放送連合のコンテストで1位を獲得。有名なコンサートホールやヨーロッパの主要な音楽祭、また2003年には韓国、2006年には南アメリカと活動の場も広げつつあります。2枚目は、歌曲とメンデルスゾーンの手紙。ドイツ語満載で、彼の時代にタイムスリップしたような心地に浸ることができます。
QUERSTAND
VKJK-0830(1CD)
メンデルスゾーン・アンソロジー第3巻(「メンデルスゾーンと彼の時代2」)
メンデルゾーン:歌曲「セレナーデ」
ニールス・ゲーゼ:男声合唱曲(3曲)
メンデルスゾーン:合唱曲「ルイ・ブラス」からの歌(ロマンス)Op.77-3、カノン「賢者ディオゲネス」、ピアノとハープの為の「夕べの鐘」、創立記念祭(男声合唱)
イーグナーツ・モシェレス:ピアノ曲(2作品)
ユリウス・リエツ:歌曲「木のそばで」他2曲
フェルディナンド・ダヴィッド:ヴァイオリンとピアノの為の「バラード」他6曲
メンデルスゾーン(ダヴィド編):無言歌「ヴェネチアの舟歌」(ヴァイオリンとピアノ版)
ライプツィッヒ・マイスター六重唱団、アンドレアス・ハルトマン(Vn)、アルブレヒト・ハルトマン(P)、ディルク・フィッシュベック(P)、クリスティーナ・エンゲルケ(Hp)、グン・ウク・リー(Bs)、ウン・ジョン・キム(P)、マニヤ・エッカート(A、Ms)、クリスティン・ヘンネベルク(P)他
録音:2009年
メンデルスゾーンが、ベルリンで音楽的な環境に浸り始めた10代から、才能を開花させ、フランクフルト、デュッセルドルフ、ライプツィヒで、輝かしい活躍をしていた良き日、30歳ぐらいまでに、仕事で、またはプライヴェートで出会い、お互いに影響を与えあった音楽家達の作品が集められています。
QUERSTAND
VKJK-0809(2CD)
1枚分価格
メンデルスゾーン・アンソロジー第6巻(「交響曲の至宝と2台のピアノの為の協奏曲」)
メンデルスゾーン:序曲「ルイ・ブラス」Op.95、2台ピアノと管弦楽のための協奏曲 変イ長調、
2台ピアノと管弦楽のための協奏曲 ホ長調、交響曲第3番イ短調「スコットランド」Op.56
高橋直史(指)アウエ・エルツゲビルゲPO、アレクサンダー・マイネル(P)、クリスティアン・マイネル(P)
録音:2009年11月8日アウエ
ドイツで認められ、オペラとオーケストラ・コンサートの両輪で活躍を開始した実力派の若手指揮者、高橋直史の解釈によるメンデルスゾーンの世界は、日本人としては見逃せません。高橋&エルツゲビルゲ・フィルはシューマン没後150年コンサート・ライヴの協奏曲集(VKJK0633)でも好評をえていました。
QUERSTAND
VKJK-0826(1CD)
メンデルスゾーン・アンソロジー 第7巻(「木管楽器奏者の為の技巧」)
メンデルスゾーン:コンツェルトシュテュック第1番Op.113,第2番Op.114(クラリネット、バセットホルン、ピアノのための)/クラリネット・ソナタ 変ホ長調/
ダンツィ:バセットホルン・ソナタ ヘ長調/
カール・ベアマン(1811-1885):デュオ・コンチェルタントOp.33(2本のクラリネットとピアノのための)
アンドレアス・レーネルト(Cl)、フォルカー・ヘムケン(バセットHr,Cl)、王曉嵐(シャオ・ラン・ワン)(P)
録音:2009年
演奏者レーネルトとへムケンは、長いことライプツィヒ・ゲヴァントハウス管のメンバーであった。彼らが、ここに収められている作品を選択したのには、バセットホルンという楽器にとって、ダンツィとベアマンの存在が、大変大きいということを意味しています。特にベアマン・ファミリー(クラリネット、およびバセットホルン奏者だったカール・ベアマンと息子で作曲も手がけるヘンリック・ベアマン)は、メンデルスゾーンと芸術を通して大変親しい間柄にあり、お互いの音楽性に影響を与えあったことは間違いありません。レーネルトは、「メンデルスゾーンが長年、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団を率いて、強い影響を及ぼしたことは周知のことですが、それだけに留まらず、メンデルスゾーンの精神はいまでもこのオーケストラに息づいています。
QUERSTAND
VKJK-0907(1CD)
メンデルスゾーン・アンソロジー 第8巻
メンデルスゾーン:歌劇「兵士の恋」(1幕の音楽喜劇)
エリック・ソレーン(指)アルテンブルグ=ゲラPO、チューリンゲン劇場&フィルハーモニー・オペラcho
録音:2009年
この「兵士の恋」は、メンデルスゾーンが11歳のクリスマスに作曲し、両親にプレゼントしたジングシュピール(台詞付き音楽劇)です。話は、ナポレオン軍がスペインを占領した頃、フランスの大佐フェリックスは、スペインの伯爵夫人と恋に落ち、ちょうど同じ頃、大佐の兵士ビクターは伯爵夫人のメードツェルビーネと浮気をする。政治情勢のために、両方のカップルは、関係を秘密にしているが、兵士ビクターは、ツェルビーネとの恋を実らせるために策を講じる。さてさて、結末は…?10代にして、大作曲家としての才覚を見せ始めた若きメンデルスゾーンの才能を充分に感じられます。
QUERSTAND
VKJK-0920(1CD)
メンデルスゾーン・アンソロジー 第10巻(「メンデルスゾーン年鑑」〜フェリックス メンデルスゾーンの人生(ミハエル・シュルテ監修))
1.脱出(1811)/2.尊敬すべき家庭教師(1819)/3.心気症のベルガー氏(1820)/4.私的問題に関する顧問ゲーテとのおしゃべり(1821)/5.日曜日の音楽(1822)/6.不機嫌なケルビーニムッシュ(1824)/7.最初の傑作(1825)/8.マタイ受難曲(1829)/9.大旅行(1830〜1832)/10.第4又は第5シンフォニー?・/21.王室のような死(1847)
ハンネローア・ホーガー,マックス・シモニシェク,コリーナ・キルヒホフ,ペーター・フリッケ,他
録音:2009年
「メンデルスゾーン・アンソロジー全10巻」ならではのCD「メンデルスゾーン年鑑」。メンデルスゾーンの人生を、ドイツで活躍している俳優陣が、再現します。『メンデルスゾーン通』を目指すなら、是非!
※音楽CDではありません。

BIS
BISSA-1704(1SACD)
メンデルスゾーン:交響曲第2番変ロ長調Op.52「讃歌」
ジュディス・ハワース(S)、ジェニファー・ラーモア(Ms)、クリストフ・プレガルディエン(T)、
コール・ヴェスト、デンマーク国立cho、アンドルー・リットン(指)ベルゲンPO&cho
録音:2008年4月ライヴ
メンデルスゾーンの交響曲第2番は、他の4作と異なり3人の独唱と合唱を含み、作曲者自身「交響カンタータ」と称しています。印刷発明400周年の祝典のために作曲され、歌詞は旧約聖書のドイツ語訳によっています。2008年4月23日と24日にノルウェーのベルゲンで行われたコンサートのライヴで、ラーモア、プレガルディエンといった古楽界のスターが参加、絶妙な効果をあげています。   (Ki)
Hanssler
98-536(1CD)
メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第1番ハ長調、弦楽のための交響曲第2番ニ長調、
弦楽のための交響曲第3番ホ短調、弦楽のための交響曲第4番ハ短調、
弦楽のための交響曲第9番ハ長調
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO
録音:2008年
ファイによるメンデルスゾーン第3弾は、すべて弦楽のためのシンフォニアばかり5曲を収録しています。13曲のシンフォニアは、第6番までがわずか12歳のときの作品で、神童メンデルスゾーンの若い才気がほとばしります。これらはいずれも偉大なる先人の影響がはっきりとあらわれており、たとえば第3番、第4番ではヘンデルとJ.S.バッハの対位法の痕跡がみとめられます。そして、ほぼすべての面で完成の域に達する第9番では、スイス民謡を題材にしたスケルツォ、つづくフィナーレに自作「真夏の夜の夢」を先取りした音楽を聴くことができるのも興味深いところといえるでしょう。ファイとその手兵の奏でる音楽はいつもながら新鮮。ときに過激に切り込み、またアンダンテの美しさにも心惹かれます。   (Ki)
Altus
ALT-163(1CD)
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」第4版(ロンドン第2稿)、
交響曲第3番「スコットランド」(ブライトコップ新版2006年版)*、交響曲第4番「イタリア」
内藤彰(指)東京ニューシティO
録音:2007年6月*、2008年6月 東京オペラシティ・コンサートホール(ライヴ)
東京ニューシティ管は20年若の歴史を持つプロオケで内藤彰音楽監督のもと近年評価がうなぎのぼりの団体。指揮者内藤氏のノンヴィブラート奏法に対するこだわりはかなりのもので、1月には毎日新聞でその内容の書籍が発売される学究の徒でもあります。注目はめずらしい「フィンガル」の第4版。従来版との違いはテーマ伴奏のチェロとヴィオラの扱いや、メロディーの切れ目などなかなかに味わうほど違う様です。何より、在京プロオケが全く違和感なくピリオド奏法で美しい演奏を展開していることに感動!  (Ki)
GENUIN
GEN-89133
メンデルスゾーン:チェロとピアノのための作品全集
協奏的変奏曲ニ長調Op.17/チェロ・ソナタ第1番変ロ長調Op.45/アルバムの綴り/
チェロ・ソナタ第2番ニ長調Op.58/無言歌ニ長調Op.109
デュオ・アルプ・フランツ【ユリアン・アルプ(Vc),カスパール・フランツ(P)】
録音:2008年7月26−29日,フランクフルト
メンデルスゾーンのチェロとピアノのための作品を全て集めている。ユリアン・アルプは、1981年、ドイツのソルタウ生まれのチェリスト。カスパール・フランツは1980年、キール生まれのピアニスト。二人はまだ十代の1996年から共演を始め、2006年にフェリックス・メンデルスゾーン=バルトルディ・コンクールで優勝をしています。
CPO
777389-2M(1CD)
メンデルスゾーン:弦楽五重奏曲集
弦楽五重奏曲第1番Op.18/弦楽五重奏曲第2番Op.87
マンハイムSQ、ヨネ・カリウナイテ(Va)
メンデルスゾーンの室内楽と言えばまず弦楽四重奏曲が知られていますが、この弦楽五重奏曲も素晴らしい出来栄えです。彼の作品は作品の緻密な構成に主眼を置くことより、自由な旋律の発展と調性の追及に力を注いでいます。第1番は17歳の時の作品。柔軟で伸びやかな音に満ちています。第2番は晩年(と、いっても36歳)の作品で、こちらは崇高な響きに溢れた力強い音楽です。まるでベートーヴェンを思わせるようなこの曲のパワーを目の当たりにすると、大方の人が抱いているメンデルスゾーンのイメージなどは、いとも容易く崩れてしまうに違いありません。
CAvi
4260085-531387(1CD)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ.ヘ長調(1838)*初稿
ヴァイオリン・ソナタ.ニ短調 アダージョ-アレグロ・モルト(1825年頃)*フラグメント(断章)
ヴァイオリン・ソナタ.ヘ短調Op.4(1825)、ヴァイオリン・ソナタ.ヘ長調(1820)
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)、ジルケ・アヴェンハウス(P)
録音:2008年9月ドイツ放送室内楽ホール、ケルン
メンデルスゾーン生誕200年にあたる今年は、メンデルスゾーンの遺産を発掘、発見、再認識する興味深いアルバムが数多く出てくるでしょう。このCDもその一つ。2009年ベーレンライターから出版されたばかりのヴァイオリン・ソナタ ヘ長調初稿版とニ短調のソナタのフラグメントの世界初録音を含むメンデルスゾーンのヴァイオリン・ソナタ全曲を収録。メンデルスゾーンが11歳の時の作品であるヘ長調のソナタ(1838年)は、現在一般的に使われているメニューイン校訂版ではなく、メンデルスゾーン研究の第一人者星野宏美氏が校訂に携わり新たに出版されたベーレンライター版を使用。またニ短調のソナタのフラグメントを収録。3曲あるソナタとは別に、メンデルスゾーンによる自筆譜の断片が残されていました。それは未完に終わっていますが、明るい旋律、創意に満ち、大胆な転調を伴った曲で貴重な作品です。アンティエ・ヴァイトハースの伸びやかな表現とジルケ・アヴェンハウスの繊細な音楽が作品にさらなる説得力を与えます。  (Ki)
Profil
PH-09008(2CD)
メンデルスゾーン:オラトリオ「聖パウロ」
ザビーネ・ゲッツ(S)、ドロテー・ツィンマーマン(A)、マルクス・ブルーチャー(T)、クラウス・メルテンス(Bs)、ドリス・ハーゲル(指)カペラ・ヴァイルブルゲンシス、ヴァイルブルク・シュロス教会cho
録音:2008年9月18-22日ヴァイルブルク、シュロス教会
音楽史上の偉業、J.S.バッハの「マタイ受難曲」復活蘇演でも知られるように、メンデルスゾーンが創作上の理想としたのはバッハやヘンデル、モーツァルトといった古典への回帰でした。1834年初めから1836年春にかけて作曲された第1作目のオラトリオ「聖パウロ」は、そのヘンデルを規範としたもので、続く「エリヤ」と並んで力強い合唱が生み出す劇的な緊張感が大きな魅力となっています。1992年結成のアンサンブルと、1986年以来カントリンを務めるヴァイルブルク・シュロス教会合唱団を率いるハーゲルはアーノンクールに学んだ逸材。  (Ki)


アルベニス(1860-1909) 没後100年
Challenge Classics
TR-75529(1SACD)
アルベニス:「イベリア」第1集;喚起(前奏曲),港(カディス),セビリャの聖体祭、
 「イベリア」第2集;ロンデニャ,アルメリア,トゥリアナ
ヨラム・イシュ=フルヴィッツ(P)
録音:2007年3月21-22日、2008年10月28日、モル(ベルギー)、ギャラクシー・スタジオ
ヨラム・イシュ=フルヴィッツは1968年アムステルダムに生まれ、ジュリアード音楽院でジェルジ・シャーンドルに師事したオランダのピアニスト。


マルティヌー(1890-1959) 没後50年
CZECH RADIOSERVIS
CR-0428-2(1CD)
マルティヌー:交響曲第5番、交響曲第6番「交響的幻想曲」
ヴラディーミル・ヴァーレク(指)プラハRSO
録音:2006年
SUPRAPHON
SU-3967(1CD)
マルティヌー:ヴァイオリン協奏曲第1番、ヴァイオリン協奏曲第2番、
ラプソディ・コンチェルト.ヴィオラと管弦楽のためのH.337(1952)
ヨゼフ・スーク(Vn&Va)、ヴァーツラフ・ノイマン(指)チェコPO
録音:1973年11月5-7日、1973年9月24-26日*、1987年11月18&20日プラハ#、
一時期、チェコ・フィルの第2ヴァイオリン奏者を務めていたこともあるマルチヌー。マルチヌーがパリ時代に名手サミュエル・ドゥシュキンのために書いたヴァイオリン協奏曲第1番(1933年完成)が、ようやく世界初演されたのは1973年のこと。ショルティ&シカゴ響のもと、ソリストを務めたのがヨゼフ・スークでした。同じ1973年に、第1番の初演者スークが、同郷のノイマン&チェコ・フィルというこれ以上ない万全のサポートを得て、第2番との組み合わせで発表したヴァイオリン協奏曲のアルバムは、1978年度のアカデミー・シャルル・クロのディスク大賞を獲得しています。このような名盤だけに、同じ顔ぶれで追加新録したラプソディ・コンチェルトを加え、すでにCD化(11.1969)されていますが、2009年にマルチヌーが歿後50年の節目を迎えるにあたり、同時に傘寿を迎えるスークを祝して、最新リマスタリングで新装リリースされることになりました。あらためて内容は決定盤と呼ぶにふさわしいものです。  (Ki)
CLAVES
50-2803(1CD)
マルティヌー:チェロ・ソナタ第1番H.277(1939)、チェロ・ソナタ第2番H.286(1941)、チェロ・ソナタ第3番H.340(1952)
マッティア・ザッパ(Vc)、マッシミリアーノ・マイノルフィ(P)
チェロをこよなく愛したマルティヌーは、政治的緊張と社会の激変が著しかった15年間に、この楽器のために3曲のソナタを書いています。1940年にパリで作曲された最初のソナタは、ナチス・ドイツによる母国チェコスロバキアの解体を認めたミュンヘン協定に対する彼なりの反応でした。ソナタ第2番はアメリカ亡命中に書かれた最初の作品のうちのひとつ。そして最後のソナタは、まず1952年の夏、フランスのヴュー・ムーランでの休暇の間に着想され、同年の秋にニューヨークで完成されています。1973年スイス・ロカルノ出身のザッパはチューリヒ・トーンハレ管のメンバー。イタリア生まれのマイノルフィとデュオを組んで、ほかに5枚のアルバムをリリースしており、2001年には殿堂カーネギーホールにおけるデビューを果たしています。   (Ki)
Praga Digitals
PRDDSD-250250(1SACD)
マルティヌー:ピアノ四重奏曲H.287、ピアノ五重奏曲第1番H.229*、ピアノ五重奏曲第2番H.298#
イヴァン・クラーンスキー(P)、コチアンSQ
録音:2008年3月19-20日、2008年10月12&17日*、2007年3月31日# プラハ、マルティヌー・コンサートホール
多作家で知られるマルティヌーはピアノ五重奏曲も2篇残しています。いずれも四楽章構成の大規模な本格的作品で、聴き応え満点。初期の第1番は当時流行していたジャズの影響の濃いモダンな作品。第2次世界大戦中の第2番とピアノ四重奏曲はチェコの民族色香る軽快な作品ですが、どこか不安な雰囲気に満ちています。チェコきっての名手クラーンスキーとコチアンSQが見事なアンサンブルを聴かせてくれます。   (Ki)


ポール・パレー(1886-1979) 没後30年
VIBRATO
VLL-354(1CDR)
フランク:交響曲ニ短調、ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲、ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、
ペルリオーズ:「ファウストの劫罰」抜粋
ポール・バレー(指)デトロイトSO
録音:1975年(ステレオ・ライヴ)
世界初出。


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