湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


バロック以前・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



Raumklang
RK-3701(2CD)
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:オルド・ヴィルトゥトゥム(神秘劇「力の秩序」) アルス・コラリス・ケルン、
マリア・ジョナス(指)、
パトリアッシュ・エ・プロフェテ、
パトリック・セルニク(指)

録音:2017年9月25日−28日、ケルン(ドイツ)
中世ドイツの女子修道院長、神秘家、女性預言者、神学者、そして古代ローマ時代以降で最初の女流作曲家とされるヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098−1179)。 多くの謎が残る道徳劇、神秘劇「オルド・ヴィルトゥトゥム」のテキストを綿密に研究したビンゲンのスペシャリストたち、アルス・コラリス・ケルンの音楽監督マリア・ジョナスは、同作品を「力の秩序(The Order of the Powers)」と翻訳しました。 ルチア・メンセが演じる「悪魔(ディアブロ)」は、「声」ではなく「リコーダー」で、現代的な響きと騒音を表現。神秘的なビンゲンの音楽に大胆なアクセントを加えています。

Hyperion
CDA-68252(1CD)
カルドーゾ:レクイエム
聖木曜日のための哀歌/死者のためのミサ曲 「レクイエム」/主よ、あなたがわたしの足をお洗いになるのですか?/第2旋法によるマニフィカト/まことに、あなたがたに告げます/ヨハネは獄中で/それがわたしのあとにおいでになる方であって/すべての谷は埋められ/なぜ、何もしないで/あなたはちから/わが魂はかわいているように
クペルチノス、ルイス・トスカノ(指)

録音:2016年9月21日−23日、ボム・ジェズ教会(ブラガ、ポルトガル)
ルイス・トスカノは、ブラバント・アンサンブル、アルス・ノヴァ・コペンハーゲン、ムジカ・フィクタなどのアンサンブルに参加するポルトガルのテノール。2009年にクペルチノ・デ・ミランダ財団によって設立されたクペルチノス(Cupertinos/元:Cappella Musical Cupertino de Miranda)は、コインブラ大学とのパートナーシップ、ディレクターのルイス・トスカノ、音楽学者のホセ・アブレウらの研究によって、広大なポルトガルのポリフォニー音楽を専門的に取り上げています。 Hyperionからリリースされるファースト・アルバムも、もちろんポルトガルの音楽。ドゥアルテ・ローボやジョアン4世とともにポルトガル・ポリフォニーの黄金時代を築いたマヌエル・カルドーゾ(1566−1650)のレクイエム(死者のためのミサ曲)を中心に、哀歌、マニフィカト、モテットを収録しています。


ACCENT
ACC-24351(20CD)
限定生産
シギスヴァルト・クイケン〜室内楽録音集成1978-2007


■CD1
「17世紀のヴィオールための音楽」
クリストファー・シンプソン:低音主題による変奏曲 ト長調、ヘ長調、ホ短調
ジョン・ジェンキンズ:ヴィオリーノとヴィオラの た め のファンタジア ト長 調、ニ
短調
マチュー・ロック:1652 年に作曲されたベース・ヴィオールのための二重奏曲
ハ長調、ハ短調
トマス・フォード:パヴァーヌとガリヤード、バグパイプ、どうしてここに居ないの?
■CD2
「後期フランス・ヴィオール音楽集」
シャルル・ドレ:組曲 第2番
フォルクレ:組曲 第 3 番
■CD3
「喜びの館〜2挺のヴィオールのための音楽」
ボワモルティエ:ソナタ第3番ハ短調
シェンク:『ライン川のニンフ』 Op.8(1700頃)より ソナタ第8番ハ短調
シャフラート:二重奏曲 ニ短調
作曲者不詳(18世紀後半、フランス?):6つのソナタ集〜第6番
■CD4(フランス人、スペイン人)
■CD5(神聖ローマ帝国人、ピエモンテ人)
クープラン:『諸国の人々』
■CD6
ラモー:コンセール用のクラヴサン曲集 第1〜5番
■CD7
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ集 Op.5より
第3番ハ長調、第1番ニ長調、第12番『ラ・フォリア』、第6番イ長調、第11番ホ長調
■CD8
「ドイツ・バロック室内楽曲集」
バッハ:ソナタ ト長調 BWV525
(フルート、ヴァイオリンと通奏低音のための編)
テレマン:組曲 ニ短調(フルート、ヴァイオリンと通奏低音)
テレマン:四重奏曲 ト長調(フルート、2つのヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音)
C.P.E.バッハ:トリオ・ソナタ イ長調(フルート、ヴァイオリンと通奏低音)
■CD9(第1〜3番)
■CD10(第4〜6番)
バッハ:無伴奏チェロ組曲 BWV1007-1012
■CD11
ハイドン: 6つの三重奏曲 Op.38 Hob.IV:6-11
■CD12
ハイドン:6つのフルート三重奏曲(バリトン三重奏曲 Hob.XI:82,100,103,109,110,118からの編)
■CD13(第1〜4番)
■CD14(第 5・6 番)
ハイドン:6つのフルート四重奏曲 Op.5
■CD15
モーツァルト:フルート四重奏曲 第1〜4番
■CD16〜20 
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
■CD16
ト長調 K301、変ホ長調 K302
■CD17
ハ長調 K303、ホ短調 K304、イ長調 K305、ニ長調 K306
■CD18
ハ長調 K206、ヘ長調 K376(374d)、ヘ長調 K377
■CD19
変ロ長調 K378(317d)、ト長調 K379(373a)、変ホ長調 K380(374f)
■CD20 
変ロ長調 K454、変ホ長調 K481、イ長調 K526
■CD1  49:00
ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガン バ )
シギスヴァルト・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロベール・コーネン(Cemb)
録音:1980年5月
■CD2  55:55
ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガン バ )
シギスヴァルト・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロベール・コーネン(Cemb)
録音:1978年11月
■CD3 71:11
ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガン バ )
シギスヴァルト・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
録音:1999年1月
■CD4 50:43
■CD5 50:13
バルトルド・クイケン、マルク・アンタイ(フラウト・トラヴェルソ)
シギスヴァルト・クイケン、フランソワ・フェルナンデス(Vn)
ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガン バ )
ロベール・コーネン(Cemb)
録音:1992年3月
■CD6 60:32
ロベール・コーネン(Cemb)
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
シギスヴァルト・クイケン(Vn)
ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガン バ )
録音:1994年2月
■CD7 55:14
シギスヴァルト・クイケン(Vn)
ヴィーラント・クイケン(Vc)
ロベール・コーネン(Cemb)
録音:1984年4月
■CD8 56:32
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
シギスヴァルト・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヴィーラント・クイケン(チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロベルト・コーネン(Cemb)
録音:1980年10月
■CD9 57:58
■CD10 78:01
シギスヴァルト・クイケン(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)
録音:2006年12月、2007年12月
■CD11 61:22
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
シギスヴァルト・クイケン(Vn)
ヴィーラント・クイケン(Vc)
録音:1978年12月
■CD12 64:08
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
シギスヴァルト・クイケン(Vn)
ヴィーラント・クイケン(Vc)
録音:1986年3月
■CD13 67:44
■CD14 34:28(
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
シギスヴァルト・クイケン(Vn)
フランソワ・フェルナンデス(Va)
ヴィーラント・クイケン(Vc)
録音:1992年3月
■CD15 51:36
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
シギスヴァルト・クイケン(Vn)
ル ーシー・ファン・ダ ー ル(Va)
ヴィーラント・クイケン(Vc)
録音:1982年3月
■CD16〜20 
■CD16 42:38
■CD17 57:22
■CD18 58:08
■CD19 64:26
■CD20 75:18
シギスヴァルト・クイケン(Vn)
ルーク・デヴォス(フォルテピアノ)
録音:1991年9月、1992年11月、1995年11月、2005年11月
1944年2月16日生まれのシギスヴァルト・クイケン。来る2019年の75歳を記念して、限定生産ボックスが登場します。1978年から2007年ま でにアクサン・レーベルへ録音した室内楽を集成。なかには最近入手の難しかったものもあります。ヴァイオリンのみならずガンバやスパッラも用いて、様々 な作品をすばらしいレベルで演奏。クイケン3兄弟の共演を始め、他のメンバーも最高の名手ぞろい。収録内容を眺めるだけでも壮観です! (Ki)

ACCENT
ACC-24352(10CD)
限定生産
シギスヴァルト・クイケン〜協奏曲録音集成2006-2016
■CD1
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ニ長調 RV403
ヴァイオリン協奏曲集『四季』Op.8-1〜4
ソナタ ニ短調『ラ・フォリア』Op1-12
■CD2
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲集 Op.10(全6曲)
フルート協奏曲 ニ長調 RV.783
2本のフルートのための協奏曲 ハ長調 RV.533
■CD3
バッハ:管弦楽組曲 BWV1066-1069(全4曲)
■CD4(第3、5、1番)
■CD5(第4、6、2番)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲BWV1046-1051(全6曲)
■CD6
テレマン:管弦楽組曲 ニ長調 TWV55:D7(トランペット、弦楽と通奏低音)
ホルン協奏曲 ニ長調TWV51:D8
トランペットと弦楽のためのソナタ ニ長調TWV44:D1
2つのホルンのための協奏曲 ニ長調TWV52:D1
トランペット協奏曲 ニ長調TWV51:D7
(ボーナス)ソナタ ニ長調TWV44:D1より第1、3 楽章トランペットなし
■CD7
テレマン:管弦楽組曲 イ短調TWV 55:a2(リコーダーと弦楽合奏)
リコーダー、オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ト長調TWV43:G6
管弦楽組曲 ニ長調TWV55:D6(ヴィオラ・ダ・ガンバ、弦楽合奏)
リコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバのための協奏曲 イ短調TWV52:a1
■CD8 
ハイドン:交響曲第6番ニ長調『朝』
交響曲第7番ハ長調『昼』
交響曲第8番ト長調『晩』
■CD9 
ハイドン:チェンバロ協奏曲 ト長調 Hob.XVIII:4
ディヴェルティメント ヘ長調 Hob.II:20
チェンバロ協奏曲 ヘ長調 Hob.XVIII:3
■CD10
モーツァルト:カッサシオン 第1番ト長調 K.63
ディヴェルティメント 第7番ニ長調 K.205(167a)
カッサシオン 第2番変ロ長調 K.99(63a)
■CD1  59:14
シギスヴァルト・クイケン(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ、指)
ラ・プティット・バンド
録音:2006年11月8-10日
■CD2  66:10
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
シギスヴァルト・クイケン(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ、指)
ラ・プティット・バンド
録音:2010年10月13-15日
■CD3  79:17
バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン、指揮)
ラ・プティット・バンド
録音:2012年9月29日-10月1日
■CD4  51:29
■CD5  45:18
シギスヴァルト・クイケン(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ、指)
ラ・プティット・バンド
録音:2009年10月19-23日
■CD6  58:18
ジャン=フランソワ・マドゥフ(ナチュラルTp、ナチュラルHrn)
ピエール・イヴ・マドゥフ(ナチュラルHrn)
シギスヴァルト・クイケン(Vn、指)
ラ・プティット・バンド
録音:2016年1月13-15日
■CD7  79:40
バルト・クーン(リコーダー)
シギスヴァルト・クイケン(Vn、指)
ラ・プティット・バンド 
録音:2013年1月16-18日
■CD8  71:57
シキスヴァルト・クイケン(Vn、指)
ラ・プティット・バンド
録音:2012年1月9-12日
■CD9 64:13
エヴァルト・デマイヤー(Cemb)
シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン、指揮)
ラ・プティット・バンド
録音:2006年10月
■CD10 74:11
シギスヴァルト・クイケン(Vn、指)
ラ・プティット・バンド
録音:2006年10月
1944年2月16日生まれのシギスヴァルト・クイケン。来る2019年の75歳を記念して、限定生産ボックスが登場します。2006年から2016年 までにアクサン・レーベルへ録音した協奏曲を集成。ヴィヴァルディの『四季』、バッハの『ブランデンブルク』『管弦楽組曲』、ハイドン『朝』『昼』『晩』 など名演揃い。手兵ラ・プティット・バンドの合奏力の高さや、バルトルドのフルート・ソロも聴きものです。なおCD1にはオリジナルブックレットの PDFも入っています。 (Ki)



S.D.G
SDG-730(3CD)
モンテヴェルディ:歌劇『ウリッセの帰還』 フリオ・ザナージ(ウリッセ)
ルシール・リシャルドー(ペネロペ)クリスティアン・アダム(テレーマコ)
ハナ・ブラシコヴァ(ミネルヴァ/幸運)
ミハウ・チェルニャフスキー(ピサンドロ) 
ガレス・トレシダー(アンフィノモ)
ザッカリー・ワイルダー(エウリマコ)
ジャンルカ・ブラット(時/ネットゥーノ/アンティノオ) アンナ・デニス(メラント)
ジョン・テイラー・ワード(ジョーヴェ)
フランチェスカ・ボンコンパンニ(ジュノーネ) ロバート・バート(イーロ)
フランチスコ・フェルナンデス=ルエダ(エウメーテ)
カルロ・ヴィストリ(人間の脆弱さ)
シルヴィア・フリガート(愛)
フランチェスカ・ビリオッティ(エリクレア)
サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
モンテヴェルディcho
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ

録音:2017年9月7-9日/ポーランド、ワルシャワ国際音楽フォーラム(ライヴ)
バロック音楽の開祖にしてオペラの発展に多大な貢献をもたらした偉人・モンテヴェルディの生誕450周年に沸いた2017年、ガーディナーは現存す るただ3つのオペラ『オルフェオ』『ポッペアの戴冠』『ウリッセの帰還』を7ヶ月かけて世界各地で上演しました。9月に行われた『ウリッセ』のポーラ ンド公演はその頂点となるもの、とガーディナー本人が語っています。多忙な名歌手たちをここまで揃え、最強の合唱団・オーケストラと共にじっくりと創 り上げた奇跡的な名演。ガーディナーにしか成し得ない、現代望みうる最高のモンテヴェルディ演奏がめでたくディスク化されました!
ガーディナーのモンテヴェルディへの思い入れは言うまでもなく、自ら創設したオーケストラと合唱団にその名前を関したほど(イングリッシュ・バロック・ ソロイスツの前身は「モンテヴェルディ管弦楽団」)。『オルフェオ』と『ポッペア』はアルヒーフに録音していますが、『ウリッセ』はこれが初ディスクとなり ます。満を持して、という形容がぴったりの超注目盤です。
『ウリッセ』はホメロスの叙事詩『オデュッセイア』に基づく物語。悲惨なトロイ戦争が終わり長い年月の末にようやく故郷に帰りついたウリッセと、貞 節を守り続けるその妻ペネロペを軸に繰り広げられる、晩年のモンテヴェルディ渾身の名オペラです。 (Ki)

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-004(1CD+PAL DVD)

NYCX-10022(1CD+PAL DVD)
税込定価
ルソー (1712-1778):『村の占い師』 (1752)

ボーナスDVD:公演の模様を全曲収録 (71'13)
カロリーヌ・ミュテル ...コレット (S)
シリル・デュボワ ...コラン (T)
フレデリク・カトン ...占い師 (Br)
レ・ヌヴォー・カラクテール (古楽器使用)
セバスティアン・デラン ...指揮&クラヴサン (Cemb)

録音:2017年7月1-2日、ヴェルサイユ旧王室歌劇場 (ライヴ収録)
※ DVDはPAL方式のため、対応機器及び設定されたPCでのみ再生可能です。日本国内の通常のプレイヤーでは再生できません。
国内仕様 解説日本語訳・補筆、あらすじ:白沢達生
ヴェルサイユ・バロック音楽センターやパリ、リヨンなどの音楽院との長年にわたる協力関係を背景に、近年ますます欧州最前線をゆくフランス 古楽シーンとの連携を強めているヴェルサイユ宮殿の催事企画チーム「シャトー・ド・ヴェルサイユ・スペクタクル」。独自レーベルからリリースされ るアルバムはこれまでのところ、いずれ劣らぬフランス音楽史上を彩ってきた重要作品でありながら、録音機会に恵まれてきたとはいいがたい 秘曲ばかり。今回の新譜はなんと、啓蒙主義哲学者として歴史に名を残したジャン=ジャック・ルソーの重要作『村の占い師』...18世 紀当時の演奏様式をふまえたピリオド楽器での新録音は貴重というほかありません。すでにラモーがフランス歌劇に新風を呼び込んで久しい 1752年にヴェルサイユで初演、翌年パリで公にされたこのオペラは、イタリア音楽にも通じる覚えやすいメロディにフランス語をあざやかに乗 せ、ルソー自身の「フランス語はオペラに向かない」という説との矛盾さえきたす出来栄えに……マンハイム楽派の交響曲やイタリア最前線の オペラに慣れてきたフランスの人々のあいだで、この作品は初演時の妨害にもかかわらず大成功、のちに少年モーツァルトの『バスティアンとバ スティエンヌ』の下敷きになるなど数々の追従作も生んだほどでした。それほどの重要作でありながら、録音はめったになされず、Alphaレーベ ルなどでも成功実績のあるセバスティアン・デラン率いるフランス古楽シーンの俊才たちが初演場所と同じヴェルサイユ宮殿で新録音を問うこ とには大きな意義があると言えるでしょう。デランは楽団編成も合唱も的確に削り込み、室内楽的な味わいのなかで作品のシンプルかつ繊 細な魅力をあざやかに引き出してゆく解釈を意識しているようです。音楽史と密接にかかわる作品だけに、国内盤仕様に付く成立経緯やあ らすじを記した解説の訳も嬉しいところ。

RAMEE
NYCX-10021(2CD)
国内仕様盤
税込定価
モンテヴェルデ:聖母マリアの夕べの祈り(1610) ルドゥス・モダリス(声楽アンサンブル)
ブリュノ・ボテルフ(音楽監督・テノール)
アンヌ=マリー・ブロンデル…オルガン
ジャン=リュック・ホー…チェンバロ
フランク・ポワトリノー…バス・サックバット
ヴォルニー・オスティウ…バス・コルネット
メリュジーヌ・ド・パ…ヴィオラ・ダ・ガンバ

録音:2017年10月 プランザック(フランス)、サン・シバール教会
解説日本語訳・補筆、歌詞日本語訳:白沢達生
輸入品番:RAM1702
これは注目度大!過去半世紀にわたりさまざまな解釈が打ち出され、すでに競合盤も多いモンテヴェルディ屈指の名作『聖母マリアの夕べ の祈り』ですが、ここまで楽器編成を絞った解釈が可能であることは意外にも知られていないところ。そもそも17世紀当時の楽譜は伝わった 先ごとに演奏環境がまちまちである可能性が高かったため、状況しだいで演奏編成を自在に読み替えられるようにできており、モンテヴェル ディのこの作品も実はその例にもれません。とくに『聖母マリアの夕べの祈り』は作曲者自身が多彩な作曲技法を使いこなせることを、新旧の 作曲様式をつうじて縦横無尽に披露しようとした側面が強いとも言われており、曲集に併録されているルネサンス様式のミサ曲(RIC321 など録音もあり)と対比させて検討するなら、いっそ楽器をほとんど使わないで、ア・カペラに近い編成で解釈したほうが曲ごとの様式の違いを より明瞭に感じ取れる可能性も出てきます。すでにRAMEEレーベルで数々のルネサンス多声楽曲の名盤をリリースしているルドゥス・モダリス は今回、思い切って楽器の使用を通奏低音だけに絞り、ヴァイオリンなどの器楽合奏(コンチェルタート)をいっさい廃した編成、声楽パートも 13名からなる室内楽編成(作曲者によって提唱された最小の編成)でこの曲を録音。作品像をあざやかに一新した演奏のみごとさは圧 巻です。国内盤に付属の日本語解説では録音に至る事情が詳説されています。

Linn
CKR-570(1CD)
NX-B09
チェンバロ音楽の200年
アンドニオ・デ・カベソン(c.1510-1566):「騎士の歌」によるディフェレンシア
ウィリアム・バード(c.1540-1623):御者の口笛
トーマス・タリス(c.1505-1585):おお、やさしきみどり子よ
ジョン・ブル(1562/3-1628):国王の狩り
スウェーリンク(1562-1621):わが青春の日はすでに過ぎたり SwWV324
バッハ:フランス組曲第6番 ホ長調 BWV817
フレスコバルディ(1583-1643):トッカータ第9番
バレット第1番、第2番チェンバロとオルガンのためのトッカータ・タブラチュラ(1637) より
ヘンデル(1685-1759):シャコンヌ ト長調 HWV435
スカルラッティ:ソナタ K.490 カンービレ
ソナタ K.491 アレグロ
ソナタ K.492 プレスト
トレヴァー・ピノック(Cemb)
使用楽器:デヴィッド・ジャックス・ウェイ 1982年 アメリカ合衆国コネチカット州ストーニントン製
アンリ・エムシュ 18世紀中頃 フランス製楽器による

録音:2014年8月20-21日英国カンタベリー、ケント大学
コルヤー・ファーガソン・コンサートホール
元品番:CKD570
1970年代から高まった古楽ブームを牽引した一人であり、自ら組織したイングリッシュ・コンサートと共にその魅力を幅広い音楽ファンに届けた 功績者トレヴァー・ピノック。近年はピリオド楽器新世代の奏者たちとの交流も活発な彼の70歳を記念して、2016年にリリースされたSACD ハイブリッド盤が、今回通常CDとして再発売されました。チェンバロ(ハープシコード)の最盛期約200年間に書かれた、スペイン、イギリス、オラ ンダ、ドイツ、イタリアというヨーロッパ中の作品を集めたもので、長年連れ添った愛器を使用して生まれ故郷のカンタベリーで録音されました。6 歳のピノックにピアノを教え、その後の彼の活動に繋がる感性を育てたジューン・スミスに捧げられたアルバム。たいへんリラックスした温かい演奏 を聴くことが出来ます。
Linn
CKR-374(1CD)
NX-B09
パーセル:3声による12のソナタ
ナタ第1番ト短調 Z.790
ソナタ第2番変ロ長調 Z.791
ソナタ第3番ニ短調 Z.792
ソナタ第4番ヘ長調 Z.793
ソナタ第5番イ短調 Z.794
ソナタ第6番ハ長調 Z.795
ソナタ第7番ホ短調 Z.796
ソナタ第8番ト長調 Z.797
ソナタ第9番ハ短調 Z.798
ソナタ第10番イ長調 Z.799
ソナタ第11番ヘ短調 Z.800
ソナタ第12番ニ長調 Z.801
レトロスペクト・トリオ
ソフィー・ジェント、マシュー・トラスコット(Vn)
ジョナサン・マンソン(ベース・ヴァイオル)
マシュー・ホールズ(ハープシコード、オルガン)

録音:2011年2月18-20日
ケンブリッジ、セント・ジョージ教会
元品番:CKD374
キングス・コンソートを継承する形で2009年から2014年まで活動したレトロスペクト・アンサンブルが、2011年にリリースしたアルバム。リー ダーのマシュー・ホールズをはじめ古楽界の新世代の名手たちにより録音されましたが、今となっては豪華な顔ぶれと言えるでしょう。少人数で それぞれの主張も感じさせつつ、一体感のある緊密なアンサンブルを楽しめるアルバムです。今回の再リリースにあたり、SACDハイブリッドから 通常CDへと変更されています。

Delphian
DCD-34188(1CD)
アポロとディオニュソス〜古代からの音
メソメデス:ミューズの祈り/ベルリン写本6870(20-22)より/プラギアウロス変奏曲(ベラーマン§101 による) パート1/ロウ・アンド・スウィート/ピンダロス:第12ピュティア頌歌/ベラーマン§98より ドーデカセーモス/ティアソス:イントロダクション/ベラーマン§100による練習曲 テトラセーモス/ベラーマン§101による練習曲 オクトーカイデカセーモス/ギャロップとファンファーレ/アテナイオス:デルフォイの賛歌/ベラーマン§99による練習曲 アロス・ドーデカセーモス/プラギアウロス変奏曲(ベラーマン§101 による) パート2/ベラーマン§98による練習曲 ドーデカセーモス(フリジアン)/ベラーマン§98による練習曲 ドーデカセーモス(リディアン)/ティアソス:第1エピソード/ベラーマン§104より コーロン・ヘキサセーモン/ベラーマン§§100&80によるクォドリベット/ミシガン写本 inv.1250より/ティアソス:第2エピソード/アウロ・ディア/アウロス変奏曲(ベラーマン§98による) パート1/ベルリン写本6870(13-15)より/アメリカの民謡による/アウロス変奏曲(ベラーマン§98による) パート2/アメリカの民謡による(2)
ステフ・コナー(ヴォイス、ライアー)、バーナビー・ブラウン(アウロス)、カラム・アームストロング(アウロス、プラギアウロス)、オルガ・ストコフスカ(アウロス)、ジョン・ケニー(リチュウス)、ユストゥス・ヴィルバーク(水オルガン〔ヒュドラウリス〕、アウロス)、ルパート・ティル(ベル、水オルガン(ドローン)、シンバル)

録音:2015年〜2017年、ハダースフィールド大学&ヴァイセンブルク・カルメル教会文化センター(ドイツ)
エジンバラの本格クラシック・レーベル「Delphian」と、EUの文化プログラムの一貫でもある「ヨーロッパ音楽考古学プロジェクト(EMAP)」とのコラボレーション・シリーズ(EMAPシリーズ)。第5弾にして最終巻となるのは、古代ギリシャとローマの音楽。
古代ギリシャのダブル・リード楽器「アウロス」(ジャケット写真のもの)を中心に、最先端の考古学研究者たちが再現した古代の楽器とその演奏を収録。ブックレットには、使用された様々な楽器や資料も掲載。

CPO
CPO-555215(2CD)
NX-D11
クリストフ・グラウプナー(1683-1760):ソロ&ダイアローグ・カンタータ
Jesus ist und bleibt mein Leben イエスはわが命であり続ける GWV 1107/12
Gott ist fur uns gestorben 神はわれらのために亡くなられた GWV 1152/16
Siehe, selig ist der Mensch, den Gott strafet みなさい、神に戒められる人は幸いだ GWV 1162/09
Diese Zeit ist ein Spiel der Eitelkeit この時は虚飾 GWV 1165/09
Suses Ende aller Schmerzen 全ての苦しみの甘美な終わり GWV 1166/20
マリー・ルイーズ・ヴェルネブルク(S)
ドミニク・ヴェルナー(Bs)
ルドルフ・ルッツ(指&チェンバロ)
キルヒハイム・バッハコンソート

録音:2018年1月6-7日 ライヴ
バッハの良きライバルでもあったグラウプナー。生前はバッハを凌ぐ人気を誇っていたのですが、彼の死後、雇用主で あったヘッセン=ダルムシュタット方伯が総譜を独り占めし、自身の城にしまい込んでしまったため、作品の演奏機会 がほとんどなくなり名前も忘れられてしまいました。しかし、それが結果的に彼の作品の散逸を防ぐことにつながり、20 世紀になって研究が進むことになりました。1990年に設立された古楽器アンサンブル「キルヒハイム・バッハコンソート」 はグラウプナーを積極的に紹介しており、このcpoへの録音は2作目となります。前作は「公現祭カンタータ集」でした が、今回はソロ・カンタータとダイアローグ・カンタータです。イエスと魂の対話が表現されているという「ダイアローグ(対 話)・カンタータはバッハの作品が良く知られていますが、グラウプナーの作品はオペラの二重唱を思わせる華麗な曲が 多く、とても聞きごたえがあります。指揮をするのは、バッハのカンタータ全曲録音が進行中のルドルフ・ルッツです。
CPO
CPO-555141(1CD)
NX-B10
テレマン:道徳的カンタータ全集&ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア集
カンタータ “Die Zeit” 時 TWV20:23
カンタータ “Die Hoffnung” 希望 TWV20:24
カンタータ “Das Gluck” 幸福 TWV20:25
カンタータ “Der Geiz” 貪欲 TWV20:26
カンタータ “Die Falschheit” 偽り TWV20:27
カンタータ “Die Grosmut” 寛容 TWV20:28
ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア TWV40-31
ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア TWV40-32
ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア TWV40-33
ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア TWV40-36
ベンノ・シャハトナー(C.T)
ジモーネ・エッケルト(指)
ハンブルク・ラーツムジーク

録音:2017年7月31日-8月3日
ブレーメン、ゼンデザール
1720年から1750年にかけての数十年間、ヨーロッパ中で普及していた「啓蒙主義」の影響により、中産階級の 人々は道徳教育と学術、文学の追求に力を注いでいました。1735年に作曲されたテレマンの「道徳的カンタータ」 もその流れを汲んだ作品で、6曲のカンタータはそれぞれ性格的なタイトルを持ち、D.シュトッペによるウィットに富んだ 歌詞と、平易ながらも示唆に富んだ音楽が付けられています。このアルバムではドイツを中心に活躍するカウンターテ ナー、シャハトナーが瑞々しい声で全曲をお楽しみください。各々の曲間には同時代に作曲されたヴィオラ・ダ・ガンバ のためのファンタジアが挟み込まれています。

Passacaille
PAS-1044(1CD)
フレスコバルディ:オルガン作品集&モテット集
Jesu Rex admirabilis(3声)
Ave Virgo gloriosa(4声)*
O Jesu mi dulcissime(T)
Capriccio sopra la bassa fiamenga カプリッチョ集 第1巻より(オルガン独奏)
Toccata III per sonarsi alla levatione トッカータ集 第2巻より(オルガン独奏)
Gagliarda II トッカータ集 第2巻より(オルガン独奏)
Gagliarda III トッカータ集 第2巻より(オルガン独奏)
Peccavi super numerum(3声)
Tota pulchra ess amica mea(2声)*
Toccata avanti la messa 「音楽の花束」より(オルガン独奏)
Canzon dopo l'epistola 「音楽の花束」より(オルガン独奏)
Toccata per l'elevazione 「音楽の花束」より(オルガン独奏)
Ego sum qui sum(4声)*
De ore prudentis procedit(2声)*
Aria detto balletto トッカータ集 第2巻より(オルガン独奏)
Canzon IV トッカータ集 第2巻より(オルガン独奏)
Vox dilecti mei pulsantis(3声)*
Quam pulchra es(3声)*
Aria detta la Frescobalda トッカータ集 第2巻より(オルガン独奏)
Toccata II トッカータ集 第2巻より(オルガン独奏)
Fantasia I 幻想曲集 第1巻より(オルガン独奏)
Toccata IV トッカータ集 第2巻より(オルガン独奏)
Toccata con il contrabbasso over pedale トリノの自筆譜より(オルガン独奏)
ラ・ディヴィーナ・アルモニア
【アリーチェ・ロッシ(S)、フェデリカ・ナポレターニ(S)、エレーナ・カルザニア(A)、
ロベルト・リリエヴィ(T)、アレッサンドロ・ラヴァシオ(Bs)】
ロレン ツォ・ ギエルミ(Org)

録音:2017年10月13-16日
*世界初録音
鍵盤作品の大家として名を残すフレスコバルディ。彼は世俗的・宗教的な声楽曲も書いているのですがあまり取り上げられる機会がありません。卓越し たオルガン奏者であるロレンツォ・ギエルミは鍵盤楽曲と声楽曲を組み合わせることにより、この作曲家の魅力を最大限に引き出すことに成功しています。 鍵盤曲に見られる高度かつ興奮をあおる対位法や革新的な和声感覚は声楽曲でももちろん発揮されており、しかもア・カペラではなくオルガンが加わるた め音響的に超充実。重唱での自由なファンタジーによる遠心力とオルガンの和音が引き締める求心力のせめぎ合いが恰好良いです!世界初録音も散りばめ られた貴重な録音。オルガン独奏曲も期待を裏切らぬ素晴らしさで、ギエルミの神々しさと気迫にしびれる大名演となっております。 (Ki)

ALIA VOX
AVSA-9929(1SACD)
テルプシコール〜バロック・ダンス讃
ジャン=フェリ・ルベル(1666-1747):ラ・テレプシコール(1720)/管弦楽曲『舞曲さまざま』(1715)/田舎の楽しみ(Les plaisirs champetres)
テレマン:序曲(組曲)『風変り』 ト長調 TWV 55:G2/序曲(組曲)変ロ長調(ターフェルムジーク、第3部第1番 TWV 55:B1)
ル・コンセール・デ・ナシオン(コンサートマスター:マンフレード・クレーマー)
ジョルエィ・サヴァール(指)

録音:2017年7月、グラーツ(オーストリア)
サヴァール、2017年7月の録音。9人のムーサのうちの1人、テルプシコールが舞台に舞い降りたかのような、典雅な舞曲を中心に編まれたプログ ラムです。テレプシコールは踊りの楽しみ、の意で、舞踊と合唱(叙事詩)を司る女神、と言われています。テレマンとルベルの活き活きとしてカラフル な作品は、神々にささげる舞曲を思わせます。バロック音楽が最も洗練されていた時期の音楽の粋を心ゆくまで味わうことのできる1枚です。 (Ki)

オクタヴィア
OVCT-00145(1CD)
税込定価
2018年10月24日発売
バード:鍵盤作品集
パヴァンとガリアード 変ロ調 BK23a&23b
女王のアルマン ト調 BK10
私の窓から出てお行き ト調 BK79
第5パヴァンとガリアード ハ調 BK31a&31b
カリ−ノ・カストゥラメ.ハ調 BK35
荒涼とした森 ヘ調 BK85
すべては緑の園に ニ調 BK56
パヴァンとガリアード イ調 BK16a&16b
ファンタジア 二調 BK46
第7パヴァン:カノン ト調 BK74
コラント ハ調 BK45
アルマン ト調 BK89
第6パヴァン「キンブル・グッド」 とガリアード ハ調 BK32a&32b
粟田口節子(ハープシコード)

録音:2018年5月28-30日埼玉・秩父ミューズパーク
イングランドのルネサンス音楽を代表する作曲家、ウィリアム・バード。「ブリタニア音楽 の父」と敬愛されるバードは、王室礼拝堂などで活躍し、数多くの宗教音楽、室内楽、鍵 盤作品を残しています。今回代表的な鍵盤作品を収録。粟田口節子は、「バードが曲を 書いた時の本来の音にできるだけ近づけたい」という強い信念に基づき、可能な限り多く の楽譜資料を採集し、再校訂させました。バード特有の高度なリズムの展開、技巧、浮き 出る旋律美。大バッハの約100年も前にすでに、大バッハ同様の音楽的喜びと厳格な構 成を持つ鍵盤曲があったのかと驚かされます。粟田口の緻密で、鮮やかな演奏によって 解放されるバードの「心の声」をお聞き下さい。(オクタヴィア)

ATMA
ACD2-2769(1CD)
クアルトム〜ルネサンス音楽
1. パレストリーナ:O Domine Jesu Christe
2. グレゴリオ聖歌:Dominus dixit ad me
3. パレストリーナ:Ave Maria
4. パレストリーナ:Hodie Christus Natus Est
5. グレゴリオ聖歌:Hodie Christus Natus Est
6. パレストリーナ:Salve Regina
7. パレストリーナ(カーター・ハーマン編):Ave Maria
8. パレストリーナ:Adoramus te
9. パレストリーナ:Ave Maria
10. グレゴリオ聖歌:Regina Cali
11. パレストリーナ:Confitemini Domino
12. パレストリーナ:Pueri hebraeorum
13. グレゴリオ聖歌:Resurrexit
14. パレストリーナ:O quam amabilis
15. グレゴリオ聖歌:Tantum Ergo
16. グレゴリオ聖歌:Dies Irae
17. パレストリーナ:O bone Jesu
18. グレゴリオ聖歌:Victimae Paschali laudes
19. パレストリーナ:Panis angelicus
20. グレゴリオ聖歌:Veni creator
21. パレストリーナ:Ecce nunc benedicite
クアルトム
2008年結成、テノール、バリトン、バリトン、バスバリトンという男声4人からなるア・カペラ・グループ「クアルトム」による「ルネサンス」と題さ れたアルバムです。ユニゾンのグレゴリオ聖歌とポリフォニックなパレストリーナの楽曲を組み合わせ、神秘的な世界を作り上げています。モントリオール のサンテスプリ教会で録音されました。 (Ki)

ATMA
ACD2-2770(1CD)
パオロ・ロレンツァーニ(1640-1713):歌劇『ニカンドロとフィレーノ』 スージー・ルブラン(フィッリ)
パスカル・ボーダン(クローリ)
フィリップ・ガニエ(リディオ)
ニルス・ブラウン(ニカンドロ)
ドミニク・コテ(エウリッロ)
ジャン=マルク・サルツマン(フィレーノ)
フランシス・コルプロン(リコーダー、指)
ル・ヌーヴェル・オペラ
レ・ボレアード・ド・モントリオール
ロレンツァーニは1640年にローマで生まれ、ヴァチカンの聖歌隊で少年合唱団として歌い、ベネヴォリに作曲を学びました。世界初録音となる彼のオ ペラを収録しています。『ニカンドロとフィレーノ』は当時フランスでも上演された数少ないイタリア語のオペラで、パリに楽譜が残されていました。複雑な 男女関係が描かれますが音楽はいたって牧歌的で美しい調べにあふれています。 (Ki)

Resonus
RES-10220(1CD)
NX-B05
バロック・トランペット、宮廷の栄誉
ライヒェ(1667-1734):「アップブラーセン」ニ長調
グロッシ(1660頃-1696頃):5声のソナタ ニ長調 Op.3-11
ヴィヴィアーニ(1638-1693頃):トランペットとオルガンのためのソナタ 第1番ハ長調
フィンガー(1655頃-1730):トランペット、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ長調
パスクィーニ(1637-1710):オルガン独奏のためのトッカータ
ヴィヴィアーニ:トランペットとオルガンのためのソナタ 第2番ハ長調
コレッリ(1663-1713):4声のソナタ ニ長調
ファンティーニ(1600-1675):Corrente dea dell’Elce 今のエルチェの女神
ビーバー(1644-1704):5声のソナタ 第10番 ト短調
シュメルツァー(1620/3頃-1680):5声のソナタ ハ長調
フレスコバルディ:オルガンのための第1カンツォーナ(1627)
ファンティーニ:トランペットとオルガンのためのソナタ 第1番(detta del Colloreto) ハ長調
フレスコバルディ:オルガンのための第4カンツォーナ(1627)
ファンティーニ:トランペットとオルガンのためのソナタ 第2番(detta del Gonzaga) ハ長調
ビーバー:5声のソナタ 第4番ハ長調
ファンティーニ:Balleto detto il Lunati ルナティと呼ばれたバレエ
トレッリ(1658-1709):ソナタ ニ長調(G.6)
ロバート・ファーレイ(バロックTp)
アンドリュー・アーサー(指)
オルフェウス・ブリタニクス

録音:2017年1月9-11日Chapel of Jesus College,Cambridge
ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジの音楽学部でオルガンと作曲の講師を務めるアンドリュー・アーサー。彼を指揮者と する「オルフェウス・ブリタニクス」は17世紀から18世紀の楽器を用い、バロック時代の音楽を演奏するアンサンブルで す。今回のアルバムにはバロック・トランペットの名手ロバート・ファーレイが参加、17世紀に書かれた知られざるトラン ペット作品を演奏、楽器の魅力を伝えています。ナチュラルトランペットにいくつかの穴を開けただけの「バロック・トラン ペット」は音程を取るのが難しいのですが、ファーレイは究極の超絶技巧を披露、どの曲もやすやすと演奏しています。 現在、ファーレイはロンドン・フィルやバーミンガム市SO、ロンドン・シンフォニエッタなどイギリス主要オーケストラと 共演するだけでなく、コンチェルト・コペンハーゲンやハノーヴァー・バンドなど名だたるバロック・オーケストラにも登場。 バッハやヘンデルの名曲を華麗に演奏することで知られています。
Resonus
RES-10222(2CD)
NX-B05
ルイ=ガブリエル・ギユマン(1705-1770):フルート四重奏曲 Op.12
ソナタ 第1番ト長調 Op.12-1
ソナタ 第2番ロ短調 Op.12-2
ソナタ 第3番ニ短調 Op.12-3
ソナタ 第4番イ長調 Op.12-4
ソナタ 第5番ヘ長調 Op.12-5
ソナタ 第6番ハ長調 Op.12-6
ウィルベルト・ハーツェルツェト(バロック・フルート)
ファンタスティクス(アンサンブル)
【メンバー】
木村理恵(バロック・ヴァイオリン)
ロバート・スミス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ギエルモ・ブラチェッタ(Cemb)

録音:2017年10月3-6日
1705年、パリ近郊に生まれたギユマン。幼い頃からロシュシュアール伯爵に庇護を受け、ヴァイオリンを学び始めま す。その後イタリアに渡り、ルクレールと同じく名手バッティスタ・ソーミスに師事、リヨンに戻り、アカデミー・ド・ムジケの最 初のヴァイオリニストに任命され、29歳の時には最初の作品である「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ」を出版、 名前が広く知られるようになりました。1737年にはルイ15世の宮廷音楽家として活躍。作曲家仲間にはルイ=ク ロード・ダカンがおり、ダカンはギユマンを高く評価しています。このアルバムで6曲のフルート四重奏曲を演奏しているの は、日本のバロック・ヴァイオリン奏者、木村理恵をメンバーとする“ファンタスティクス”。ソリストには名手ハーツェルツェト を迎え、18世紀音楽に造詣が深い彼らならではの見事な演奏を聴かせています。
Resonus
RES-10225(1CD)
NX-B05
管楽器のための音楽〜ジェームズ1世の宮廷から
オラツィオ・ヴェッキ(1550-1605):サルタヴァンのニンフ
オルランド・ディ・ラッソ(1530頃-1594):In te Domine speravi (prima pars)
ディ・ラッソ:Quoniam fortudo mea (secunda pars)
フェッラボスコ1世(1543-1588):Interdee speranze
ルカ・マレンツィオ(1553頃-1599):Talche, dovunque vo
フィリップス(1560頃-1628):Amarilli di Julio Romano Augusne
アウグスティン・バッサーノ(1604頃没):パヴァン
ルポ(1571-1627):アルメイン ニ長調(I.ペイン補筆)
バッサーノ:アルメイン ニ長調(I.ペイン補筆)
フェッラボスコ2世(1575-1628):アルメイン ニ長調(I.ペイン補筆)
ディ・ラッソ:Mon coeur sa recommande a vous
クローチェ(1557-1609):Ove tra l’herba
フェッラボスコ1世:Exaudi, Deus, oraonem meam (prima pars)
 Quoniam declinaverunt in me (secunda pars)
ヴェッキ:Gitene, canzonee
ディ・ラッソ:Le Rossignuol(P.フィリップス編)
フェッラボスコ1世:Se lungi dal mio sol (prima pars)
 Sola voi no’l sente(secunda pars)
ジェローム・バッサーノ(1559-1635):ファンタジア(I.ペイン補筆)
フィリップス:Fece da voi
フェッレ(1504頃-1609):Un pastor chies'ad una ninfa amore
 Dolc'amorose e leggiadree ninfe
アドソン(1587頃-1640):エア(I.ペイン補筆)
ハーデン(1574-1626):アルメイン(I.ペイン補筆)
作者不詳:アルメイン(I.ペイン補筆)
イングリッシュ・コルネット&サックバット・アンサンブル
【メンバー】
ギャウェイン・グレントン(ソプラノ&ミュート・コルネット)
コナー・ヘイスティングス(ソプラノ、アルト、テナー&ミュート・コルネット)
アンドレア・インシアーノ(ソプラノ&ミュート・コルネット)
ニコラス・ペリー(テナー・コルネット)
エミリー・ホワイト(テナー・サックバット)
トム・リーズ(テナー・サックバット)
キャサリン・モトゥス(テナー・サックバット)
エイドリアン・フランス(テナー&バス・サックバット)
サイラス・ウォルストン(チェンバロ&オルガン)

録音:2018年1月26-28日
16世紀イングランドに君臨したジェームズ1世の宮廷で演奏された作品を集めた1枚。ケンブリッジ大学のフィッツウィリ アム美術館に所蔵された楽譜はイギリスの作曲家のものだけではなく、ディ・ラッソやイタリアのフェッラボスコ親子の作 品を始め、ヴェッキやバッサーノの作品など、ヨーロッパ全域から集められており、当時の王の威勢が伺いしれる貴重な コレクションとなっています。アルバムで演奏しているのは、創立25周年を迎えるイギリスの「イングリッシュ・コルネット& サックバット・アンサンブル」。数多くの録音と音楽賞を獲得している優れた団体です。

Etcetra
KTC-1630(1CD)
チプリアーノ・デ・ローレ:聖母〜11のマドリガル クレンデ、
エリク・ファン・ネーヴェル(指)

録音(ライヴ):2017年9月28日、ルーヴェンLUCA芸術学校礼拝堂(ベルギー)
ベルギー古楽界の名匠エリク・ファン・ネーヴェルと、ネーヴェルが率いる声楽と器楽の古楽アンサンブル、クレンデ。ネーデルラントのロンセ(現ベルギー)で生まれたチプリアーノ・デ・ローレ(c.1515−1565)は、主にイタリアで活躍し、進歩的で傑出したイタリア語のマドリガーレ(マドリガル)の数々で名を残しました。ここでは、聖母(Le Vergine)にまつわる11の宗教的マドリガルを歌ったクレンデのベルギー・ライヴを収録しています。

Pro Musica
PPC-9078(1CD)
『ヴィツラフの歌(Wizlavs viser)』
ヴィスライフ・デン・ウンゲ(1265/8-1325):Meyie scone Ich warne dich[spruch] De erde De voghelin Uvol vph Der walt
Manich scimphit[spruch] Ich partere dich Uve ich han ghe dacht
List du inder minne dro Saghe an du boser man[spruch] Der herbest
Nach der seneden claghe Der unghelarte Menschen kint[spruch] Loybere risen Uvol dan
アウロラ・ボレアリス
スヴェッレ・イェンセン(リーダー、編曲、ギター、リュート、ハーディーガーディー、プサルテリ)
オイオン・グローヴェン・ミューレン(ヴォーカル、ハープ)
アンネ・ヒュッタ(ギターフィドル、オッテタルスフィドル、レベック)
トゥーマス・ニルソン(ダルシマー、打楽器)

録音:2018年1月3日-4日、6月11日ネソッデン教会(ネソッデン、アーケシュフース、ノルウェー)
ノルウェー王妃エウフェミアの長兄、ヴィツラフ三世(1265/8-1325)は、1320年ごろ編纂の『Jenaer Liederhandschrift(イェーナ歌謡写本)』 に17編の歌と詩が収められたミンネジンガー、ヴィスライフ・デン・ウンゲ(ヴィツラフ・デア・ユンゲ)と同一人物とされています。中世音楽と楽器の「ノ ルウェーの大長老」スヴェッレ・イェンセンは、その17編を彼のアンサンブル「アウロラ・ボレアリス(Aurora Borealis)」と共同で編曲、アルバム『ヴィ ツラフの歌』に作りました。アウロラ・ボレアリスは1995年の創設。イェンセンは撥弦楽器を担当、弦楽器の復元と製作も行っています。ヴォーカルの オイオン・グローヴェン・ミューレンと擦弦楽器のアンネ・ヒュッタはフォーク・ミュージックのプレーヤーとしても活動、打楽器奏者のトゥーマス・ニル ソンは、打楽器アンサンブル「SISU」のリーダーを務め、ノルウェー放送Oと国立劇場で演奏しています。 (Ki)

B RECORDS
LBM-005(1CD)
聖母マリアの嘆き
1.作者不詳:サルヴェ・レジーナ
2.オルティス(1510-1570):甘き想い出によるレセルカーダ 第2番
3.ストロッツィ(1619-1677):Sacri musicali affetti Op.5-サルヴェ・レジーナ
4.ロッシ(1598-1653):セニャール ・ルイジによるパッサカリア
5.モンテヴェルディ:アリアンナの嘆き-第1部 私を死なせて
6.メールラ(1595-1665):「堕落したクルツィオとその他のカプリッチョ Op.13-今や眠りの時
7.カプスベルガー(1580-1651):パッサカリア
8.サンチェス(1600-1679):スターバト・マーテル
9.フレスコバルディ:チェンバロとオルガンのためのタブラトゥーラ譜 第1巻-トッカータ 第1番
10.ストロッツィ:Sacri musicali affetti Op.5-おお、マリア
マリ・ド・ヴィユトレイ (S)
ロナン・ハリル(指揮&クラヴサン)
アンサンブル・デマレ

録音:2015年8月7日 ライヴ
バロック時代に「聖母マリア」について書かれた様々な作品を集めた演奏会のライヴ。ソプラノのヴィユトレイ は9歳でブルターニュのマスター・クラスに参加しその歌声を認められたという神童。その後は順調に年齢を 重ね、現在では様々なバロック・アンサンブル(アマリリス、ピグマリオン、リチェルカール・コンソートなど)と共 演、またバロック以外の分野でも活躍しています。作曲家アンリ・デマレの名を冠したアンサンブル「アンサン ブル・デマレ」はパリのシンガー・ポリニャック財団のレジデント・アーティストを務める注目の団体です。メン バーにはヴィオラ・ダ・ガンバのロビン・パロとロナルド・マーティン・アロンソ、アーチリュートのマルク・ウォルフ、オ ルガンを演奏しているのは話題のジャン・ロンドーなど錚々たる顔ぶれが揃っています。
B RECORDS
LBM-007(1CD)
熱血漢-ロンドンでのイタリア人の苦難
【序曲】
1.ヘンデル:歌劇「忠実な羊飼い」
HWV8-第1幕 序曲
【第1幕】
2.Le theatre represente …劇場の代表は(語
り)
ジェミニアーニ(1687-1762):3.合奏協奏曲 ニ長調 Op.2-4 第1楽章:Andante
4.合奏協奏曲 ロ長調 Op.7-6 第1楽章:Andante
unisson - Andante
5.チェロ・ソナタ 変ロ長調 Op.5-4 第3楽章:Grave
6-8.合奏協奏曲 ロ長調 Op.7-6 第2-4楽章
9.バレエ音楽「魔法の森」第2部-Andante-Allegro
assai-Adagio
10.合奏協奏曲 ロ長調 Op.4-2
11-12.合奏協奏曲 ロ長調 Op.7-6 第5.6楽章
【第2幕】
13.Londres, Hiver 1732 …1732年冬、ロンドン(語り)
14-17.ジェミニアーニ:合奏協奏曲 ハ短調 Op.2-1
18-21.エイヴィソン(1709-1770):協奏曲 ホ短調 Op.6-3
22.ジェミニアーニ:音楽の寄せ集め
【第3幕】
23.Il furibondo se sent seul…孤独な熱血漢
24.ジェミニアーニ:ヴァイリン・ソナタ ロ短調 Op.4-11 第1楽章:Largo
25.合奏協奏曲 ホ短調 Op.3-3 第2楽章:Allegro
26.合奏協奏曲 第2番変ロ長調(コレッリのソナタ集 Op.5-2による):第2楽章 Allegro
27.ヘンデル:歌劇「リナルド」HWV7-第2幕 私を泣かせてください
28.ジェミニアーニ:バレエ音楽「魔法の森」第1部 Allegro moderato
29-31.ジェミニアーニ:ソナタ ニ長調「トランケールの茂みで」
32.コレッリ:合奏協奏曲 ニ長調 Op.6-4 第4楽章 Allegro-Allegro
レスカドロン・ヴォラン・ドゥ・ラ・レーヌ

録音:2016年6月16日 ライヴ
イタリア後期バロックの作曲家ジェミニアーニ。アレッサンドロ・スカルラッティに師事し、ナポリの宮廷楽団のコ ンサート・マスターとして活躍。その後ロンドンに招かれ第3代エセックス伯ウィリアム・カペルの庇護を受けま した。ジェミニアーニはかなり気性の激しい性格だったようで「熱血漢Il Furibondo」と呼ばれたことでも知 られます。彼の晩年は謎に包まれており、中でも大切な手稿を使用人に盗まれ気落ちしてしまったことなど 数多くのエピソードも残されています。このアルバムは、彼の音楽を中心に周辺の作曲家の作品も交え、 語りを加えて3幕の物語として仕立てた演奏会をそのまま収録しています。演奏も素晴らしく、劇場の雰 囲気も良く伝わってきます。

のすたるぢあ
Nostalgia-1702(1CD)
ウィーンのリュート音楽
アダム・フランツ・ギンター:組曲Eマイナー
ジャック=アレクサンドル・サンリュク:組曲F♯マイナー
ヨハン・ゲオルク・ヴァイヒェンベルガー:組曲Gメジャー
作者不詳:シチリアーナ(アダージョ)
佐藤豊彦(Lute)

録音:2017年11月14日−16日、みやまコンセール
※日本語解説:佐藤豊彦
リュート界の第一人者であり、日本が誇る世界的巨匠、佐藤豊彦の新録音は、18世紀前半頃のウィーンのリュート音楽。モーツァルトやベートーヴェンが活躍し「音楽の都」と呼ばれる少し前の時代、数多くのリュート奏者が集まっていた1700年頃のウィーン。ヨーロッパ全土で高名だったヴァイスと並び称されるほどウィーンでもっとも評判が高かったベルギー出身のジャック=アレクサンドル・サンリュク(1663ー1710)。ウィーン宮廷合唱団でソプラノ歌手を務めるカストラートでもあったウィーン出身のアダム・フランツ・ギンター(1671−1706/フランス語名フランソワ・ギンター)。そしてオーストリアのグラーツ出身でウィーンの宮廷簿記係も務めたリュート奏者ヨハン・ゲオルク・ヴァイヒェンベルガー(1676−1740)。ウィーンに集まった3人の優れたリュート奏者による組曲とウィーンに残る手稿譜からなる作者不詳の作品を、1611年に製作、1673年にフランス式リュートに改造されたオリジナルのリュート「ラウレンティウス・グライフ」で演奏しています。

Delphian
DCD-34205(1CD)

国内盤
PDCD-34205(1CD)
税込定価
父よ、我は天に対し〜ルネサンス時代のポルトガルの哀歌
カルドーソ:聖木曜日のための哀歌
ロペス・モラーゴ:深き淵より
ロボ:ミサ曲「主よ来たりませ」より キリエ
ロペス:私は震え
ロボ:ミサ曲「主よ来たりませ」より グローリア
フェルナンデス:死の苦しみがわたしを取り巻く
ロボ:父よ、我は天に対し
 ミサ曲「主よ来たりませ」より クレド
デ・ブリト:罪におびえ
ロペス・モラーゴ:わがハープは哀しみの調べに
ロボ:ミサ曲「主よ来たりませ」より サンクトゥス
ロペス・モラーゴ:より良き生活のうちに
ロボ:ミサ曲「主よ来たりませ」より アニュス・デイ
ロペス・モラーゴ:私の目は常に主に向かい
マガリャンイス:我が罪をおそれ
ロボ:我は天からの声を聞き
マリアン・コンソート〔シャーロット・アシュリー(S)、グウェンドリン・マーティン(S)、ロリー・マクリーリー(カウンターテナー&ディレクター)、ガイ・カッティング(T)、エドモンド・サディントン(Bs)〕

録音:2017年7月29日−31日、クライトン・カレッジ教会(ミッドロージアン、イギリス)
※ロボ:ミサ曲「主よ来たりませ」、ロペス・モラーゴ:「より良き生活のうちに」は世界初録音
アレグリの「ミゼレーレ」やパレストリーナの「スターバト・マーテル」、さらにはマクミランの「ミゼレーレ」などを収録した前作「悲しみの足跡の中に」(PDCD 34215/DCD 34215)が、ここ日本でもレコード芸術9月号特選盤(新譜月評/音楽史)や、朝日新聞for your collection(8/20夕刊)推薦盤に選出されるなど、タリス・スコラーズやザ・シックスティーンの次の世代を担う古楽系声楽グループとして名声を高めたマリアン・コンソート。英国古楽界の巨匠たちの系譜を継ぐ若き逸材、ロリー・マクリーリー率いるマリアン・コンソートの古楽巡礼の旅は、「ルネサンス時代のポルトガル」へ!
国王セバスティアン1世の戦死、王朝断絶、そしてスペイン併合により、国王不在の王国(同君連合としてスペイン王フェリペ2世が王位を兼任)となったポルトガル。
国家機構は残されたものの、実質的にはスペインの統治下にあり同国からの大きな影響を受けていたルネサンス時代のポルトガルにおいて、聖書の「哀歌」のテキストを題材として生まれた知られざる美しきポリフォニーの数々の真髄を、マリアン・コンソートのハーモニーが解き明かします。

Naive
OP-30565[NA](1CD)
「ローマへの旅路」
ヘンデル:序曲 変ロ長調(ラルゴ-アレグロ)HWV 336
「夜が明け(sorge il di ? spunta l’aurora)」〜『アチ、ガラテアとポリフェーモ』HWV 72より
「開け、地獄への門よ(disserratevi, o porte d’averno)」〜オラトリオ「復活」HWV 47より
「おお天の永遠の知よ」(オラトリオ「時と悟りの勝利」HWV 46aより)
「汝、選ばれし天の主よ」(オラトリオ「時と悟りの勝利」HWV 46aより)
ストラデッラ(1639-82):8つのヴィオールと1つのトランペットのためのソナタ ニ長調
シンフォニア
「ああ、なぜあなたは」〜「この涙とため息は」(『聖ジョヴァンニ・バッティスタ』より)
ゲオルク・ムッファト(1653-1704):シャコンヌ(プロピタ・シデラより)
A.スカルラッティ:「テベレ川のほとりで」〜ソプラノ、トランペットと弦のためのカンタータ
コレッリ:合奏協奏曲 op.6-4
リナルド・アレッサンドリーニ(指、チェンバロ)
コンチェルト・イタリアーノ

録音:2015年7月、2017年9月
1650年から18世紀の初めにかけて、ローマは、ヨーロッパ中の作曲家たちの誰もがあこがれる場所でした。様々な文化が混ざり合い影響されあった、 多くのものが生み出された時期でした。ローマの指揮者、リナルド・アレッサンドリーニがここでお届けするプログラムは、情熱的で、庶民的で、抒情的(こ こではピオーによってこの抒情性がより際だっています)な当時のローマの世界。コレッリの合奏協奏曲での、典雅な響きとやわらかなリズムも印象的です。 ピオーとミンガルドという人気歌手をゲストに迎え、聴きどころ満載のプログラムとなっています。 (Ki)

CORO
COR-16166(1CD)
天の星〜イートン・クワイアブックの遺産
単旋聖歌:処女なる御母は男を知らず
ウォルター・ラム(1450−1504):処女なる御母は男を知らず
ジョゼフ・フィブス(b.1974):処女なる御母は男を知らず*
ウィリアム・コーニッシュ(1465−1523):めでたしマリア, 神の御母
フィリップ・クック(b.1980):めでたしマリア, 神の御母*
ジェームズ・マクミラン(b.1959):おお, いと聡明なる乙女*
ラム:天の星
マルコ・ガルヴァーニ(b.1994):天の星*
ロバート・ウィルキンソン(c.1450−1515):ようこそ天の女王
スティーヴン・ハフ(b.1961):ハロウド*
(*=世界初録音〔ジェネシス財団委嘱〕)
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)
合唱王国イギリスが世界に誇る至上のハーモニー、ザ・シックスティーンの新録音は「イートン・クワイアブック」がテーマ! 初期ルネサンスのイギリスの広大で多様な宗教音楽コレクションである重要な写本「イートン・クワイアブック」に残されたウォルター・ラム、ウィリアム・コーニッシュ、ロバート・ウィルキンソンらの音楽と、イギリスの芸術財団「ジェネシス財団」の委嘱による、イートン・クワイアブックにインスパイアされた4つの新作。そして、大英博物館の「Living with Gods」展のためにジェネシス財団によって委嘱されたスティーヴン・ハフの「ハロウド(Hallowed)」を収録。ヘンデル、パーセル以前のイギリス音楽を現代に伝え、500年以上にわたり多くの作曲家や演奏家へ影響を与えてきた貴重な遺産「イートン・クワイアブック」の偉大な価値を、ザ・シックスティーンの歌声で伝えます。

Signum Classics
SIGCDCD-553(1CD)
ダウランド:歌曲集第1巻
騒ぎ立つ思いよ/愛に望みを託す者/わが思いには希望の翼/もしもぼくの嘆きが/ぼくの受けた苦しみを/今こそ別れねば/いとしい人よ, もしきみが/噴きこぼれよ, わが涙/行け, 透明な涙よ/眠ったふりをしているきみよ/おいで, さあ, かわいい人/しばし休んでおくれ, 無情の心労よ/眠れ, 定まらぬ思いよ/きみたち, 愛と運命に/つれない人, ぼくの心を奪って/ぼくの思いこみが/さあ, もういちど, 愛が呼んでいる/彼の金髪も/めざめよ, 愛, 追放は終った/来たれ, 重い眠り/去れ, 自己愛の若者たちよ
グレース・デイヴィッドソン(S)、
デイヴィッド・ミラー(Lute)

録音:2016年4月26日−28日、アスコット小修道院(バークシャー、イギリス)
※使用楽器:7 course lute in ‘G’ by Martin Haycock, 1992
7 course lute in ‘F’ by Michael Sprake, 1979
ジョン・エリオット・ガーディナー、ポール・マクリーシュ、フィリップ・ヘレヴェッヘ、ハリー・クリストファーズ、ピーター・フィリップスら古楽界の巨匠と共演してきた英国を代表する古楽系ソプラノ、グレース・デイヴィッドソン。エンシェント室内O(AAM)との共演によるヘンデル&ヴィヴァルディ(SIGCDCD-537)に続くSignum Classicsのソロ・レコーディング第2弾。 多くの古楽系アンサンブルで通奏低音を務め、ダウランドを含む様々な英国歌曲&リュート歌曲の録音に参加してきたリュート、テオルボ、アーリー・ギター奏者、デイヴィッド・ミラーとの共演で歌う、ジョン・ダウランドの歌曲集。 正式には「リュート用タブラチュア付きの四声の歌曲あるいはエアー集第一巻」という表題で1597年に出版されたダウランドの歌曲集第1巻。舞曲のリズムで歌われる親しみやすいものから、ダウランド特有の哀愁に満ちた作品まで多くの傑作を含み、歌曲作曲家としてのダウランドの名声を高め、以来400年間にわたり世界中の音楽家と聴衆を魅了してきた作品です。

ARCANA
A-456(1CD)
フェランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ

ソナタ Op.1-1 ト短調
ソナタ Op.2-8 ホ短調
ソナタ Op.1-6 ホ短調
ソナタ Op.2-12 ニ短調
エンリコ・ガッティ(Vn/ラウレンティウス・ストリオーニ 1789年クレモナ)
グイド・モリーニ(Cemb/フィリップ・ユモー 1993年バルバスト、カール・コンラート・フライシャー 1720年ハンブルクの再現楽器)
アラン・ジェルヴロー(Vc/シャルル・リシェ 1990年パリ、マッテオ・ゴフリラー 1698年ヴェネツィアの再現楽器)

録音:1994年3月11-15日、アブロヴィル教会(フランス)
旧品番:A27、A325
ARCANAレーベル初期を代表する名盤ながら、長らく入手不能になっていたガッティのヴェラチーニが待望の再発売。バッハも憧れたドレスデ ン宮廷での活躍をはじめ、波乱万丈の生涯を送ったこのイタリア人作曲家が、まだヴィルトゥオーゾとして恵まれた日々を送っていた時期に作 られた傑作を、心地よい推進力と艶やかな音色で伸びやかに歌い上げています。チェンバロは今や「声の魔術師」マルコ・ビズリーと異能集団 アッコルドーネをまとめる才人としても知られる知性派グイド・モリーニ、チェロのアラン・ジェルヴローは歴史的低音弦楽器の再現製作に独自の 見識をみせるシャルル・リシェが手がけた楽器を弾いている点にも注目。名手3人の妙技をバランスよく拾った録音も素晴らしいものです。

ALPHA
ALPHA-412(1CD)
スペイン古楽、ラテン音楽の「いま」と出会う
ホアン・マヌエル・セラ(1943〜):クロの物語(キート・ガート編)
ヴァイス:地中海(キート・ガート編)
リバヤス(1626〜1677):なにかといえば、人生は(キート・ガート編)
ヴァイス:さあ小恋神よ(キート・ガート編)
作曲者不詳:Eのハカラ
作曲者不詳:盗人の歌(カタルーニャ伝承歌/キート・ガート編)
カバニリェス(1644〜1712):死すべき人間、神を愛する者たちよ
ホアン・マヌエル・セラ(1943〜):父(キート・ガート編)
フレヒャ:ラ・ボンバ(偉容の歌)
作曲者不詳:リェイダの牢獄(カタルーニャ伝承歌/キート・ガート編)
モンポウ:静かな音楽(キート・ガート編)
ホアン・マヌエル・セラ(1943〜):たいしたことじゃない(キート・ガート編)
カペラ・メディテラネア(古楽器使用)
マリアナ・フロレス、マリア・イノホサ(S)
ジュゼッピーナ・ブリデッリ(Ms)
レアンドロ・マルシオッテ(C.T)
ヴァレリオ・コンタルド(T)
ウーゴ・オリヴェイラ(Bs)
キート・ガート(ビウエラ、ギター、打楽器)
モニカ・プスティルニク(バロックギター)
マリー・ブルニジアン(スペイン式ハープ)
マルゴー・ブランシャール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ディアーナ・ヴィナグレ(Vc)
ホドリーゴ・カルヴェイラ(リコーダー&木管コルネット)
アマンディーヌ・ソラノ、カン・セイン(Vn)
エリック・マトート(Cb)
レオナルド・ガルシア・アラルコン(チェンバロ・総指揮)

録音:2017年2月、パリ、フィルハーモニー音楽堂/2018年1月、
ジュネーヴ、アンセルメ・スタジオ
地中海――イタリアのみならずスペインや南仏、さらにはモロッコやトルコなどさまざまな音楽伝統が入り乱れる、この大きな海の名を冠した古楽グループ「カペ ラ・メディテラネア」は、今や古楽の新たなる揺籃の地となりつつあるアルゼンチンから来た、欧州随一の古楽鍵盤奏者・合唱指揮者アラルコンが率いるラテン感 満点のアンサンブル。それぞれソリストとしても活躍を続けるラテン系の古楽器奏者・古楽歌手が多数加わるこのグループに、今回は『ブエノス・アイレス・マドリガ ル』(MA Reccordings)をはじめ数々の地方音楽フュージョン古楽を成功させてきた、リュートとギターの才人キート・ガートが参加。カタルーニャ出身の世界 的名歌手ホアン(ジュアン)・マヌエル・セラのヒットナンバーを、そこにひそむスペイン古楽との親和性を活かしながら縦横無尽、古楽器集団との精妙なパフォーマ ンスに昇華してみせました。ノンヴィブラートめのしなやかな古楽歌唱(ソロ録音も多いマリアナ・フロレスやウーゴ・オリヴェイラら、古楽界の超実力派が続々!)も 痛快、16世紀の黄金時代の音楽から18世紀を生きたヴァイスやカバニリェス、さらにモンポウの「静かな音楽」まで、カタルーニャに軸足を置きながらラテンの音 楽史をあざやかに見渡す自在なプログラムもきわめて魅力的。オーガニックなスペイン古楽ハープやバロックギターのサウンドにキート・ガートならではの迸る感性 が彩りを添える、どこか切ない南国の夜をじわりと思い起こさせてくれる逸品です。
ALPHA
ALPHA-419(1CD)
パーセル〜舞踏と歌のはざまで
パーセル
1.ミヌエ(メヌエット)/ホーンパイプ/ボレ(ブーレー)〜劇付随音楽『アンフィトリオン』Z.572より
2. ヴァイオルをかきならし、リュートをつま弾いて〜『1694年、メアリ王妃の誕生日に捧ぐオード』Z.323より
3.おお孤独よ、おまえを選んだことが何より甘美だ Z.406
4.パヴァーン ト短調 Z.752
5.ここで神々はお認めになる 〜『1683年、聖セシリアの祝日に捧ぐオード』Z.339より
6.ホーンパイプ 〜『年をとった独り者』Z.607より
7.どうか、彼女のめでたき模範が 〜『メアリ王妃の誕生日に捧ぐオード』より
8.なんとうるわしき島 〜歌劇『アーサー王』Z.628より
9.なんたる力を汝は 〜歌劇『アーサー王』Z.628より
10.エア 〜劇付随音楽『立派なる妻、または残り物に福』Z.6111より
11.あれは、エディンバラから2町ほど離れた先で 〜スコットランド民謡 Z.605-2
12.スコットランドの調べ 〜劇付随音楽『アンフィトリオン』Z.572より
13.わが人生が、できるかぎり静かに沈んでゆくよう〜カンタータ『はたして、さらなる金満を望んだことが』Z.544より
14.或るグラウンドに基づくファンタジア Z.731
15.これが自然の声だ 〜『1691年、聖セシリアの祝日に捧ぐオード』Z.338より
16.行進曲 〜劇付随音楽『結婚した美丈夫』Z.603より
17.幕間音楽 〜劇付随音楽『アテネのタイモン』Z.632より
18.歌の調べ 〜歌劇『インドの女王』Z.630より
19.とある素敵な夜 〜歌劇『妖精の女王』Z.629より
20.シャコンヌ 〜歌劇『妖精の女王』Z.629より
ティム・ミード(C.T)
レ・ミュジシャン・デュ・サン・ジュリアン(古楽器使用)
デイヴィッド・グリーンバーグ、オーギュスタン・リュソン、
ソフィー・イワムラ(バロックVa)
エルザ・フランク、ジョアンヌ・メートル(リコーダー、オーボエ)
ニールス・コパル(バロック・ファゴット、リコーダー)
リュシル・ブーランジェ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジュスタン・テイラー(チェンバロ、オルガン)
ロマン・ファリク(テオルボ、ギター、シターン)
マリー・ブルジニアン (バロックハープ)
フランソワ・ラザレヴィチ(各種リコーダー、フラウト・トラヴェルソ、バグパイプ)

録音:2018年4月、パリ、統一プロテスタント聖霊教会
フラウト・トラヴェルソ(バロックフルート)の名手でありながら、同時に300年前のフランスでも流行していたバグパイプのエキスパートとしても知られ、古楽と民俗 音楽の世界を分け隔てなく行き来してきたフランスの異才奏者フランソワ・ラザレヴィチ。Alphaレーベルで続けられてきた彼のチームは、あるときはフランスのロコ コ期へ、またあるときはルネサンス宮廷舞踏へ……と本拠フランスの正統派古楽も手がける一方で、アイルランドやスコットランドなど英国諸島の民謡にも確か な適性を示してきた、クロスオーヴァー的立ち位置もとれる柔軟な本格派団体。その知見と圧倒的な経験値をもって彼らが「英国のオルフェウス」こと17世紀イ ングランド最大の作曲家パーセルと正面から向き合うと、どんな魅力的な世界が紡ぎ出されるのか?と期待値充分なアルバムが登場!たんなる17世紀音楽 として、あるいは宮廷寄りの正統派レパートリーとしてではなく、バグパイプも交えた民俗情緒をほんのり感じさせる、パーセル作品にひそむ舞踏の要素をあざや かに浮き彫りにしながら、17世紀の劇音楽・機会音楽の生々しい躍動感を伝えずにおかないプログラムが心そそります。リコーダー合奏、ヴァイオリン合奏、ある いは低音伴奏...アルバムの中で錯綜する音楽様式をへて、従来型のパーセル芸術家像をあざやかに覆す1枚の登場といえます! それでいて歌唱はカ ウンターテナー、つまり英国古楽的なパーセルの味わいを棄てるつもりは毛頭ないブレのなさも感じられます。これまでにもAlphaでリリースしてきたアルバムの全 てが、高い注目度のもと古楽ファンに満足と驚きを与えてきた彼らだけに、これは目が離せないリリースといえそうです。演奏陣の意図を伝える解説の日本語訳 がつく国内仕様もおすすめです。
ALPHA
ALPHA-406(1CD)
ジョヴァンニ・ロレンツォ・ルリエル(1660頃-1700):カンタータ&ソナタ集
カンタータ「AMOR, DI CHE TU VUOI 愛よ、あなたが望むものは」
ソナタ ニ長調
カンタータ「FERMA ALATO PENSIER 止まれ、翼を持つ思考よ」
ソナタ ヘ長調
.カンタータ「パフォスの都で」
カンタータ「ディドーネ」
フランチェスカ・ボンコンパーニ(S)
アカデミア・オットボーニ(アンサンブル)
マルコ・チェッカート(Vc&指)
テレサ・チェッカート(Vn)
アンナ・フォンターナ(Cemb)
フランチェスコ・ロマーノ(テオルボ&ギター)

録音:2017年10月4-8日イタリア、コーリ 聖フランチェスコ教会
17世紀後半から18世紀初頭のローマでは、貴族と枢機卿によって組織された「アカデミア」と呼ばれる芸術同人会が多数あり、有力な文学者や哲学者、さ らにはコレッリやアレッサンドロ・スカルラッティなどの音楽家を多く抱えていました。 コレッリやヴィヴァルディに資金援助を惜しまなかったことで知られるピエトロ・オットボーニ枢機卿(ローマ教皇アレクサンデル8世の親族)に仕え、とくにチェロ音 楽発展史において重要な役割をはたしたルリエルが、このアルバムの主人公。作曲家として数多くの作品を書いた一方、弦楽器とくに低音弦楽器の演奏で歴 史に名を残し、トロンボーン奏者としても活躍していたことが知られていますが、現在作品が残っているのはカンタータやオラトリオなど声楽作品が大半です。しか し彼は同世代の俊才アレッサンドロ・スカルラッティとともに、アリアの華麗さがきわだつレチタティーヴォ付の小編成ジャンル「室内カンタータ」の発展に寄与、ひと つのスタイルの確立に貢献しました。チェロの名手であったルリエルの作品らしく、ここで演奏されている曲も多くにおいてチェロの存在が重視されており、カンタータ と結びつけられているソナタでもチェロの活躍が目覚ましいものとなっています。美しい歌唱を披露しているのは1984年生まれのフランチェスカ・ボンコンパーニ。サ ラ・ミンガルドに声楽を学び、バロック・ソプラノとして活躍しています。 イタリア内外の古楽界でもとくに多忙なバロック・チェロ奏者のひとりマルコ・チェッカートが率いる、ルリエルと所縁の深い枢機卿の名を冠した「アカデミア・オット ボーニ」が全曲を見事に演奏しています。

RAMEE
RAM-1702(2CD)
NX-D07
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り ルドゥス・モダリス(声楽アンサンブル)
ブリュノ・ボテルフ(音楽監督・テノール)
アンヌ=マリー・ブロンデル…オルガン
ジャン=リュック・ホー…チェンバロ
フランク・ポワトリノー…バス・サックバット
ヴォルニー・オスティウ…バス・コルネット
メリュジーヌ・ド・パ…ヴィオラ・ダ・ガンバ

録音:2017年10月プランザック(フランス)、サン・シバール教会
これは注目度大!過去半世紀にわたりさまざまな解釈が打ち出され、すでに競合盤も多いモンテヴェルディ屈指の名作『聖母マリアの夕べの祈り』ですが、ここ まで楽器編成を絞った解釈が可能であることは意外にも知られていないところ。そもそも17世紀当時の楽譜は伝わった先ごとに演奏環境がまちまちである可 能性が高かったため、状況しだいで演奏編成を自在に読み替えられるようにできており、モンテヴェルディのこの作品も実はその例にもれません。とくに『聖母マリ アの夕べの祈り』は作曲者自身が多彩な作曲技法を使いこなせることを、新旧の作曲様式をつうじて縦横無尽に披露しようとした側面が強いとも言われてお り、曲集に併録されているルネサンス様式のミサ曲(RIC321など録音もあり)と対比させて検討するなら、いっそ楽器をほとんど使わないで、ア・カペラに近い 編成で解釈したほうが曲ごとの様式の違いをより明瞭に感じ取れる可能性も出てきます。すでにRAMEEレーベルで数々のルネサンス多声楽曲の名盤をリリー スしているルドゥス・モダリスは今回、思い切って楽器の使用を通奏低音だけに絞り、ヴァイオリンなどの器楽合奏(コンチェルタート)をいっさい廃した編成、声楽 パートも13名からなる室内楽編成(作曲者によって提唱された最小の編成)でこれを録音。解説でも事情が詳説されていますが、何より作品像をあざやか に一新してくれる演奏のみごとさは圧巻。見逃せないリリースです。
RAMEE
RAM-1701(1CD)
NX-B08
シュテルケル(1750〜1817):『ヴァイオリン伴奏を添えた、チェンバロまたはピアノのための三つのソナタ』ほか
ソナタ ヘ長調 作品33-1〜『ヴァイオリン伴奏を添えた、チェンバロまたはピアノのための三つのソナタ』作品33より
ピアノ独奏のための幻想曲 イ短調 作品45
大ソナタ 変ロ長調 作品25
ロマンツェ ヘ長調 作品24-3〜『J.F.シュテルケルのささやかな美品さまざま
チェンバロまたはピアノのための六つの小品』作品24より
ソナタ ヘ長調 作品33-3〜『ヴァイオリン伴奏を添えた、チェンバロまたはピアノのための三つのソナタ』作品33より
メレット・リューティ(Vn/ミラノのアントニオ・テストーレ18世紀初頭製作によるオリジナル楽器)
エルス・ビーセマンス(フォルテピアノ/ウィーンのアントン・ヴァルター1805年製モデルにもとづくポール・マクナルティ2013年製作の再現楽器)

録音:2017年1月、チューリヒ=ヴィーディコン(スイス)
サリエリと同い年の1750年生まれで、モーツァルトやハイドンと同じ時代を生きたJ.F.X.シュテルケルは19世紀にひとたび忘れられこそすれ、生前は彼らにも比し うる名声を誇った人気作曲家のひとりで、ここに集められたヴァイオリンとピアノのためのソナタの数々を聴けば、なぜ彼が歿後これほど長いあいだ見過ごされてい たのか理解に苦しむのではないでしょうか(18世紀の史料にはさかんに登場する名前で、近年DHMから交響曲集が登場するまでまとまった音盤がなかったこ とが異例だったと言ってもよいほどです)。活動領域はおもに現在のドイツ西部。ロココの宮殿が有名なヴュルツブルクで生まれ、マインツ大司教のもとで宮廷鍵 盤奏者として活躍、その作品はパリのコンセール・スピリチュエルでも大いに人気を博しました。イタリアにも遊学してナポリ宮廷でも寵愛を受けましたが、マインツ 大司教は彼を惜しんで呼び戻し、この人気作曲家を長く擁護したそうです。 古楽教育の拠点バーゼルで研鑽を積んだ二人の古楽器奏者がここで演奏しているのは、フォルテピアノ普及初期の1780〜90年代、その魅力を大いに引き 出した傑作二重奏ソナタの数々。ヴァイオリン・パートが鍵盤の助奏として添えられる18世紀式の二重奏でありながら、両者の対等な対話やスリリングな楽想 の応酬はすでにベートーヴェンの二重奏ソナタさえ予感させるほど。フォルテピアノ独奏のための幻想曲も充実した仕上がりで、初期ロマン派を見据えた古典派 後期の素晴らしい音楽が味わえる、見過せない発見にみちた1枚に仕上がっています。

Linn
CKD-594(1CD)
NX-B09
マシュー・ロック(1621/3頃?1677):「コンソート(合奏)を愛する人たちのために」〜ヴァイオル・コンソート集
我がいとこケンブルのためのフラット・コンソート
第1組曲 ハ短調 (LD,JM,ML,EK)
4声のコンソート (LD,EB,JM,ML,EK)
 第3組曲 ヘ長調
 第1組曲 ニ短調
 第2組曲 ニ短調/ニ長調
 第6組曲 ト長調
無伴奏聖歌の調べによる二重カノン (LD,EB,JM,EA,JR,ML)
4声のコンソート (LD,EB,JM,ML,EK)
 第5組曲 ト短調
 第4組曲 ヘ長調
我がいとこケンブルのためのフラット・コンソート
 第2組曲 変ロ長調 (LD,JM,ML,EK)
ファンタズム (ヴァイオル・コンソート)
【メンバー】
ローレンス・ドライファス
(トレブル〔高音〕・ヴァイオル&指揮)…LD
エミリア・ベンジャミン(トレブル・ヴァイオル)…EB
ジョナサン・マンソン(テナー・ヴァイオル)…JM
マルック・ルオラヤン=ミッコラ(ベース・ヴァイオル)…ML
エリザベス・ケニー(テオルボ)…EK
【ゲスト・ヴァイオル奏者】
エミリー・アシュトン(テナー・ヴァイオル)…EA
ジョナサン・リース(ベース・ヴァイオル)…JR

録音:2017年11月9-11日
英国サセックス、ボックスグローヴ修道院
数々の賞を受賞し、世界最高のヴァイオル・コンソートの一つとされている「ファンタズム」。中でも英国のコンソート・ミュージックはたいへん高い 評価を得ていますが、今回初めてマシュー・ロックの作品集を録音しました。ドラマティックな作風で、当時「コンソート・ミュージックを愛する人た ち」に好まれたロック。ローレンス・ドライファスは、ロックのユーモアや抒情性、そして甘美な表現が、それまでの慣習にとらわれず、予測不能な 変化を見せる面白さを効果的に聴かせてくれます。そのためにこのアルバムでは、2017年にグラモフォン・アワードとディアパソン・ドールをダブル 受賞した名盤「ダウランド:ラクリメ」(CKD527)で共演したテオルボの名手、エリザベス・ケニーを再び迎えました。ロックのパート・ライティング は通奏低音の華やかな活躍に引き立てられることが多いため、彼女の独創的なサポートにより、アルバム全体に奥行きが出ています。

PAN CLASSICS
PC-10389(1CD)
カルダーラ:バスのためのカンタータ集
Bruto a’ Romani
A destar l’alba col canto
Il Polifemo
Il Dario
Partenza amorosa
Il Sansone
セルジョ・フォレスティ(Br)
ステファノ・アレシ(指)
スティレ・ガランテ

録音:2018 年 4 月18・19 日、7 月 3・4 日/オランダ、ディーメン
ステファノ・アレシ&スティレ・ガランテはこれまでもヴィンチ、 ヨンメッリ:、ポルポラなどちょっぴりマイナーなイタリア作曲家の声楽曲を録音していま す。今回のアルバムで取り上げるのはカルダーラ。1968年イタリア生まれで著名な古楽演奏家とたびたび共演している歌手、セルジョ・フォレスティを迎 えてのバスのためのカンタータ集です。カルダーラは非常に多作家で、世俗カンタータだけでも約350曲書いたとされています。劇的な音楽の「Bruto a’ Romani」、愛の嘆きを描く「Il Dario」など知られざるイタリア音楽の魅力がほとばしっています。 (Ki)

BGS
BGS-128(1CD)
静寂の装飾〜フランチェスコ・カノーヴァ・ダ・ミラノ:リュート作品集 Vol.2
リチェルカーレ(6)/ファンタジア(61)/ファンタジア(67)/ファンタジア(65)/ファンタジア(23)/リチェルカーレ(70)/リチェルカーレ(71)/リチェルカーレ(88)/ファンタジア(55)/リチェルカーレ(78)/ファンタジア(29)/リチェルカーレ(91)/ファンタジア(5)/リチェルカーレ(14/75/14)/リチェルカーレ(44)/ファンタジア(64)/ファンタジア(25)/リチェルカーレ(69)/ファンタジア(83)/ファンタジア(82)/リチェルカーレ(50)/ファンタジア(26)/リチェルカーレ(52)/ファンタジア(21)/ファンタジア(63)/ファンタジア(20)/リチェルカーレ(18)/ファンタジア「ベリッシマ」(19)/ファンタジア・デ・フランチェスコ・ミラネーゼ・ディヴィナ
ナイジェル・ノース(リュート&ビウエラ)

録音:2014年10月15日−18日、セント・アンドリュース教会(グロスタシャー、イギリス)
円熟期を迎えたイギリスの世界的リュート奏者ナイジェル・ノース。3巻にわたるヴァイスのリュート作品集(BGS-119, BGS-120, BGS-125)を完成させたノースが取り組んでいる16世紀イタリアの巨匠、フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497−1543)のリュート作品集の第2巻。 16世紀前半、ルネサンス時代のイタリアで活躍し、ローマでは教皇パウルス3世の孫の音楽教師、枢機卿イッポーリト・デ・メディチの下でリュート奏者を務めたダ・ミラノ。 自身が当時有数のリュートのヴィルトゥオーゾでもあったダ・ミラノは、リュートのための「ファンタジア」と「リチェルカーレ」を数多く作曲しており、これらの形式の発展に寄与したことでも知られています。 「神の如き(il Divino)」とも称されたルネサンス時代の巨匠ダ・ミラノの珠玉の「リチェルカーレ」と「ファンタジア」が、現代の巨匠ナイジェル・ノースの奏でるリュートを通じて表情豊かに響きます。

Tactus
TC-530003(1CD)
様々な作曲家によるリュート曲集(1536年、ミラノ)
ボローノ:漁師の歌
 アントノッラ(サルタレロ)
 ラ・トラディトレッラ(サルタレロ)
 ファンタジア/漁師の歌
 美しい花(サルタレロ)
 バラとすみれ(サルタレロ)
ダ・ミラノ:ファンタジア/ファンタジア
ダ・マントゥア:ファンタジア
ボローノ:漁師の歌
 不満のご婦人(パヴァーナとサルタレロ)
 不幸な娘(パヴァーナとサルタレロ)
ダ・ミラノ:ファンタジア
ダ・マントゥア:ファンタジア
ボローノ:漁師の歌
 ミラノ風のパヴァーナとサルタレロ
ダ・ミラノ:ファンタジア/トッカータ
ボローノ:漁師の歌
 ラ・マントゥアネッラ(サルタレロ)
ダ・マントゥア:ファンタジア
ボローノ:漁師の歌
 エル・マッツォーラ(サルタレロ)
 エル・ブラト(サルタレロ)
ダ・ラクイラ:ファンタジア
ボローノ:ダ・ラクイラ:ファンタジア
パオロ・ケリーチ(リュート&ビウエラ)

録音:2015年12月、スタジオ・プリヴァート・パオロ・ケリーチ(ミラノ、イタリア)
スイスの古楽総本山、バーゼル・スコラ・カントルムでホプキンソン・スミスにリュートを学び、イタリアを代表するリューティストの1人として活躍するパオロ・ケリーチ。 前作、ヴィンチェンツォ・カピローラのリュート作品集(TC 470301)に続くタクトゥス(Tactus)からのソロ・レコーディング第2弾は、16世紀前半のミラノで活躍した印刷工であるアントニオ・カステリオーノが編慕し、1536年にミラノで出版されたタブラチュア譜によるリュート曲集。 フランチェスコ・ダ・ミラノやマルコ・ダッラクイラ、ピエトロ・パウロ・ボローノなど、当時の優れたリューティストであり作曲家でもあった音楽家たちの作品が、ケリーチのリュートとビウエラの調べに乗って現代に響きます。
Tactus
TC-720002(1CD)
フルート、弦楽と通奏低音のための協奏曲集
ツァーニ:フラウト・トラヴェルソ,弦楽と通奏低音のための協奏曲
ピアチェンティーノ:トラヴェルソのための協奏曲(1750)
トルティ:フラウト・トラヴェルソのための協奏曲(1765)
スキャッティ:フラウト・トラヴェルソのための協奏曲(1765)、
 フラウト・トラヴェルソのための協奏曲(1750)
ラファエレ・トレヴィザーニ(Fl)、
アンサンブル・バロック「カルロ・アントニオ・マリーノ」、ナターレ・アルノルディ(指)

録音:2017年7月、プラダルンガ(ベルガモ、イタリア)
主にドイツやフランスのフルート奏者たちによって技術的な改良が施され、ヴァイオリンのライバル的存在としてフルートがリコーダーに取って代わるなど、重要なターニングポイントとなった17〜18世紀。 ジェームズ・ゴールウェイの門下生の1人であり、ミラノ市立音楽院やマッジョーレ湖でのフルートセミナーで教育者としても活躍するイタリアの名フルーティスト、ラファエレ・トレヴィザーニが、イタリアの作曲家たちによって18世紀中頃までに作曲された未出版の知られざる協奏曲を奏でています。 イタリアにおけるフルートの発展の歴史を、トレヴィザーニの美しき音色が紐解きます。使用楽器はパウエル社の木製フルート。
Tactus
TC-661916(1CD)
アレッサンドロ・スカルラッティ:鍵盤作品全集 Vol.6
トッカータ イ短調/トッカータ第2番イ短調
アルペッジョとトッカータ ト短調
序奏と変奏/トッカータ第5番ト長調
パルティータ ニ短調
トッカータ第6番ト長調/トッカータ ニ短調
トッカータ第4番イ長調
トッカータとフォリア イ長調
フランチェスコ・タシーニ(Cemb)

録音:2015年10月、スタジオ・ジュゼッペ・モナーリ(モデナ、イタリア)
ナポリ楽派の始祖的存在であるアレッサンドロ・スカルラッティ(1660−1725)の鍵盤作品の全曲を網羅するシリーズの第6巻。 タクトゥス・レーベルに数多くの録音を行ってきた実力派、フランチェスコ・タシーニは2001年にボローニャのロベルト・マッティアッツォの手によって修復された、17世紀のオリジナルのイタリアン・チェンバロ(製作者不詳、フェッラーラ)を弾いています。数世紀の時を越えて、当時のイタリアで製作された貴重な楽器が、作曲者の思い描いた響きを蘇らせてくれます。

Signum Classics
SIGCD-549(1CD)
ダッラーバコ、、テレマン他:協奏曲集
ダッラーバコ:複数の楽器のための協奏曲 ニ長調 Op.5-6
ポルポラ:チェロ協奏曲ト長調
アレッサンドロ・マルチェッロ:オーボエ協奏曲ニ短調
タルティーニ
:ヴァイオリン協奏曲ロ短調 D.125
テレマン:ヴィオラ協奏曲ト長調 TWV.51:G9
イングリッシュ・コンサート、
ハリー・ビケット(指,Cemb)、
アルフォンソ・レアル・デル・オホ(Va)、
カタリナ・スプレケルソン(Ob)、
ジョセフ・クラウチ(Vc)、
ナジャ・ツヴィーナー(Vn)

録音:2017年11月6日−9日、殉教者聖シラス教会
1973年に名匠トレヴァー・ピノックが創設し、以来イギリス古楽界を牽引し続けてきた名門ピリオド・オーケストラ、イングリッシュ・コンサートの新録音がSignum Classicsから登場。タルティーニ、テレマンを初め、エヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコ(1675−1742)、ニコラ・ポルポラ(1686−1768)、アレッサンドロ・マルチェッロ(1673−1747)といった18世紀前半に活躍した作曲家たちの協奏曲集。ピノック、アンドルー・マンゼの後をついで2006年から音楽監督を務めるハリー・ビケットを筆頭に、10年間コンサートマスターを務めるナジャ・ツヴィーナー、首席奏者のアルフォンソ・レアル・デル・オホ、ジョセフ・クラウチらの妙技が躍動します。

Christophorus
CHR-77427(1CD)
グラウプナー:ソプラノとアルトのための二重唱カンタータ集
「欲望」(序曲ヘ長調 GWV.445より)
カンタータ「今こそ謙虚になりなさい」GWV.1144/12
アフェトゥオーソ(トリオ・ソナタ ニ長調 GWV.204より)
カンタータ「闘いに向けてわが精神よ武装せよ」GWV.1148/20
グラーヴェ(カノン変ロ長調 GWV.1143/12)
カンタータ「私たちがいちばん困っている時に」GWV.1143/12
ソナタ ト短調 GWV.724
カンタータ「去れ、忌まわしい罪深い人生よ」GWV.1147/20
ミリアム・フォイエルジンガー(S)、
フランツ・ヴィッツム(C.T)、
カプリコルヌス・コンソート・バーゼル、
ペーター・バルチ(指&バロックVn)

録音:2018年5月7日−9日、ハイリッヒ・クロイツ・カトリック教会(ビンニゲン、スイス)
古楽界で花開いたオーストリアの美しき古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガー。 グラウプナーの「カンタータ集」(CHR 77381)で2014年にドイツの権威あるエコー・クラシック賞を受賞し、その名と歌声を世界へと響かせたフォイエルジンガーが、ヴォーカル・アンサンブル「シュティムヴェルク」のメンバーとしても活躍中のドイツのカウンターテナー、フランツ・ヴィッツムとのデュオで再びグラウプナーをレコーディングしました!
ライプツィヒ聖トーマス教会のカントールを務めていたヨハン・クーナウに師事したクリストフ・グラウプナー(1683−1760)。クーナウの死後、聖トーマス教会のカントールの後任に指名されたテレマンが辞退したためグラウプナーに話しが舞い込んだものの、当時の雇用主であったダルムシュタット方伯エルンスト・ルートヴィヒが許可を出さなかったため、最終的にはバッハがカントールの座に着いたというエピソードでも知られています。 存命当時はテレマンやヘンデル、そしてバッハと並び立つほどの人気を博していたにも関わらず、その膨大な作品は20世紀後半に入るまでほとんど陽の目を浴びることが無かったため、フォイエルジンガーとヴィッツムの二重唱によるカンタータ集は、この"ダルムシュタットの巨匠"の再評価の機運をさらに高めてくれることでしょう。
Christophorus
CHR-77425(1CD)
ヨハン・ローゼンミュラーと同世代の作曲家たちによる宗教コンチェルト集 ミリアム・フォイエルジンガー(S)、
レゼスカパード

録音:2017年10月16日−19日、聖心教会(カールスルーエ、ドイツ)
ミリアム・フォイエルジンガーは、2014年にグラウプナーのカンタータ集(CHR 77381)でエコー・クラシック賞を受賞し話題を呼んだオーストリアの古楽系ソプラノ。その後もドイツ・バロックの宗教音楽のスペシャリストとして高い評価を浴び続けるフォイエルジンガーが、ヨハン・ローゼンミュラーと同時代の知られざる作曲家たちの宗教コンチェルト集を録音! ヨハン・ローゼンミュラー(1626−1686)は、ライプツィヒ聖トーマス教会のカントルに内定しながらも同性愛疑惑により投獄され、脱獄しイタリアで活動しながらその名を広めた作曲家。「イタリアの"官能"とドイツの"実直"をもっとも調和のとれた方法で融合させることができる」と言われ、当時は高名な音楽家の一人に名を連ねながらも現代では演奏・録音の機会が少ないローゼンミュラーの音楽を、オーストリアの美しきソプラノが優美な歌声で復権します。 女流奏者4名からなるヴィオール・アンサンブル、「レゼスカパード(Les Escapades)」にヴァイオリン、テオルボ、オルガンのゲスト・ミュージシャンが加わった8名で、宗教的コンチェルトの伴奏と3つのソナタを演奏しています。
Christophorus
CHR-77429(1CD)
クッサー:6つのフランス風序曲(シュトゥットガルト、1682年) ムジカ・エテルナ・ブラティスラヴァ、
レ・ムニュ・プレジール、
ペーター・ザジチェク(指)

録音:1993年3月3日−7日、モイゼス・ホール(ブラティスラヴァ、スロヴァキア)
ヨハン・シギスムント・クッサー(1660−1727)は、パリとヴェルサイユに滞在した6年の間にリュリの下でフランスの様式を学び、その後、ドイツ各地の歌劇場や宮廷で楽長を務めた後、イギリスへと渡りアイルランドのダブリンで活躍した音楽家。 フランスの様式を採り入れた「フランス風序曲集」など、リュリ直伝の作曲技法を活かしたクッサーの音楽は、次世代のテレマンやグラウプナー、ヘンデルなどに影響を与えたことでも知られています。

Glossa
GCD-924004(1CD)
フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ:聖パウロのミサ
キリエ(「聖パウロのミサ」より)
グローリア(「聖パウロのミサ」より)
ソナタ/モテット 「Fastos caeli audite」
クレド(「聖パウロのミサ」より)
サンクトゥス(「聖パウロのミサ」より)
アニュス・デイ(「聖パウロのミサ」より)
アリア 「Pie Jesu, ad te refugio」
オルフェオO、パーセルcho、
ジェルジュ・ヴァシェジ(指)、
アドリアーナ・カラフスキー(S)、
ペーテル・バーラーニ(C.T)、ゾ
ルターン・マジェジ(T)、トマ・ドリエ(Bs)、
ローラーント・ナイバウアー(バス/トラック17&27)

録音:2017年1月22日−24日、リスト音楽アカデミー大ホール(ブダペスト、ハンガリー)
ラモーの「詩神ポリムニーの祭典」(GCD 923502)でGlossaデビューを果たし、モンドンヴィルの「グラン・モテ集」(GCD 923508)、モンドンヴィルの「イスベ」(GCD 924001)などの知られざるフランス・バロックを優れた演奏で現代に蘇らせてきたハンガリー古楽界の奇才ジェルジュ・ヴァシェジとオルフェオO&パーセル合唱団。ジェルジュ・ヴァシェジの新たなレコーディングは、フランス・バロックではなくイタリア出身、ウィーンで活躍した作曲家、フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(c.1681−1732)のミサ曲。
コンティはフィレンツェ生まれ、ウィーンのハプスブルク宮廷でテオルボ奏者や宮廷作曲家として成功し、その音楽はバッハやゼレンカをも魅了したといいます。「聖パウロのミサ(ミサ・サンクティ・パウリ)」は、1715年に初演された大規模な典礼作品。ウィーンの宮廷を喜ばせたオペラやオラトリオ、カンタータで知られるコンティの「宗教音楽家」としての姿を、ヴァシェジの手腕とハンガリーの名歌手陣、優れた合唱団が蘇らせます。
Glossa
GCD-923516(1CD)
ジューリオ・チェーザレ・ア・バロック・ヒーロ 〜 オペラ・アリア集
ヘンデル:抜け目のない狩人は(歌劇 「エジプトのジューリオ・チェーザレ」より)
フランチェスコ・ビアンキ:Sapro d’ogn’alma audace(歌劇 「チェーザレの死」より)
ジェミニアーノ・ジャコメッリ:Il cor che sdegnato(歌劇 「エジプトのチェーザレ」より)
ニッコロ・ピッチンニ:Spargi omai di dolce oblio(歌劇 「エジプトのチェーザレ」より)
カルロ・フランチェスコ・ポッラローロ:Sdegnoso turbine(歌劇 「エジプトのジューリオ・チェーザレ」より)
ヘンデル:涙するために生まれ(歌劇 「エジプトのジューリオ・チェーザレ」より)*
ピッチンニ:Tergi le belle lagrime(歌劇 「エジプトのチェーザレ」より)
ジャコメッリ:Bella tel dica amore(歌劇 「エジプトのチェーザレ」より)
ポッラローロ:Non temer! Non vo’ lasciarti(歌劇 「エジプトのジューリオ・チェーザレ」より)
ヘンデル:武器のひらめきに(歌劇 「エジプトのジューリオ・チェーザレ」より)
ビアンキ:Rasserena i mesti rai(歌劇 「チェーザレの死」より)
〔ボーナス・トラック〕
ヘンデル
:不実な女よ(歌劇 「アリオダンテ」より)
ラッファエーレ・ペ(C.T)、
ラ・リラ・ディ・オルフェーオ、
ルーカ・ジャルディーニ(コンサートマスター)、
ラッファエーラ・ルピナッチ(Ms)*

録音:2017年11月、ローディ、ヴィーニェ劇場(イタリア)
イタリア古楽界に颯爽と現れたラッファエーレ・ペは、ジョン・エリオッット・ガーディナー、ウィリアム・クリスティ、ジョルディ・サヴァール、アレッサンドロ・デ・マルキ、アントニオ・フローリオ等、古楽界の巨匠たちと共演し、現在のイタリアでもっとも高く評価されているカウンターテナーの一人。2014年に自身が設立し芸術監督を務めるアンサンブル「ラ・リラ・ディ・オルフェーオ(オルフェオの竪琴)」とともに贈る新たなGlossaレコーディング。ヘンデルの名オペラ「エジプトのジューリオ・チェーザレ」の他、ビアンキ、ジャコメッリ、ピッチンニ、ポッラローロなど18世紀イタリアの作曲家がこぞって題材としたバロック・オペラのヒーロー、ジューリオ・チェーザレ(ユリウス・カエサル、ジュリアス・シーザー)にまつわる作品だけを集めたオペラ・アリア集という好企画です。
Glossa
GCD-924301(1CD)
ラランド:グラン・モテ集
主に向かって喜び歌おう
深き淵より/主は王となられた
オリヴィエ・シュネーベリ(指)、
レ・パージュ&レ・シャントル(ヴェルサイユ・バロック音楽センターcho)、
コレギウム・マリアヌム、
シャンタル・サントン=ジェフリー(S)、
レイナウト・ファン・メヘレン(オート=コントル)、
フランソワ・ジョロン(T)、
リサンドロ・アバディ(Br)

録音:2017年7月日、トパーズ・オーディオ・スタジオ(ケルン)
オリヴィエ・シュネーベリが指揮する、ヴェルサイユ・バロック音楽センター(CMBV)の合唱団「レ・パージュ(少年合唱団)&レ・シャントル(大人のプロ合唱団)」がGlossaに登場! Glossa第1弾となるのは、太陽王ルイ14世のもと王室礼拝堂で楽長を務め、また後期フランス・バロックの「グラン・モテ」の大家として知られる、ミシェル=リシャール・ド・ラランド(1657−1726)の音楽。 ラランドの代表作でもある豪華壮麗な3つのグラン・モテ(管弦楽や室内楽の伴奏を伴う「大モテット」)を、シャンタル・サントン=ジェフリー、リサンドロ・アバディといったフランス古楽界の名歌手たち、そしてヤナ・セメラードヴァー率いるチェコのピリオド・アンサンブル「コレギウム・マリアヌム」による上質なパフォーマンスでお楽しみください。

Gimell
輸入盤
CDGIM-050(1CD)

PCDGIM-050(1CD)
国内盤・税込定価
ジョスカン・デ・プレ:聖歌:われら喜ばん
ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲 「われら喜ばん」〔ミサ・ガウデアムス〕
ミサ曲 「友、ボーディション」〔ミサ・ラミ・ボーディション〕
タリス・スコラーズ、
ピーター・フィリップス(指)
1973年の結成から現在まで、ルネサンス宗教音楽演奏の世界最高峰としての地位を確立し続けてきた"究極のポリフォニー"タリス・スコラーズ。2021年のジョスカン・デ・プレ没後500周年アニヴァーサリー・イヤーに全9巻での完結を目指す、「ジョスカンのミサ曲全曲録音」という偉大なプロジェクト。 いよいよ大詰めとなる第7巻では、グレゴリオ聖歌「Gaudeamus omnes(われら喜ばん)」に基づくミサ曲と、フランスの俗謡「L’ami Baudichon(友、ボーディション)」に基づく2つのミサ曲を収録。優れた作曲技法で多くの傑作を生み出し、ルネサンス最大の音楽家とも称される天才ジョスカン・デ・プレの2つの対照的なミサ曲を、タリス・スコラーズが誇る至高のポリフォニーでお届けします。

CORO
COR-16167(1CD)
ルネサンス・クリスマス
14世紀のキャロル:賛美の歌を響かせよ
スヴェーリンク:今日、キリストが生まれたまいぬ
ヤーコプ・ハンドル:もろもろのサバの民が来たり
ヨハネス・エッカルト:賛美の歌を響かせよ
単旋律聖歌:久しく待ちにし主よとく来たりて
ジョージ・カービー:ラマの声
ラッスス:賢者たちは星を見て
タリス:主の御母の奇跡を見よ
リチャード・ディアリング:羊飼いたちよ、見たものを語れ
バード:おお大いなる神秘/祝福されし聖母
ハンドル:賛美の歌を響かせよ
ビクトリア:羊飼いたちよ、見たものを語れ
ラッスス:賛美の歌を響かせよ
バード:今日、キリストが生まれたまいぬ
ジョン・シェパード:タルシスの王らは
ゲレーロ:羊飼いたちは話した
ピーター・フィリップス:幸いなるかな、聖なる日よ
単旋律聖歌:むごきヘロデ
ラッスス:もろもろのサバの民が来たり
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)

録音:2017年11月20日−23日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン、イギリス)
合唱王国イギリスが世界に誇る至上のハーモニー、ザ・シックスティーン。これまで、「中世イギリスのクリスマス(COR 16027)」や「トラディショナル・クリスマス・キャロル・コレクション(COR 16136)」、「降誕節のための音楽(COR-16146)」など、様々なクリスマス・アルバムで絶大な評価を得てきたザ・シックスティーンの新たなクリスマス・アルバムが登場。前作「降誕節のための音楽」では19世紀〜21世紀のクリスマス音楽を特集していましたが、最新作ではルネサンス期の素晴らしき作品を集成。タリス、バード、ビクトリア、ゲレーロ、ラッススといったルネサンスの巨匠たちのポリフォニックな傑作から、シンプルなプレインチャント(単旋律聖歌)や伝統的なクリスマス・キャロルまで、ハリー・クリストファーズの類まれな手腕とザ・シックスティーンの磨き抜かれたポリフォニーで贈ります。世界最高峰のヴォーカル・アンサンブルで、聖なる夜をご堪能ください。

Audax Records
ADX-13716(1CD)
ダルムシュタットのヴァイオリン協奏曲集
テレマン:協奏曲ニ長調 TWV 53:D5(ヴァイオリン,トランペット,チェロ,弦楽と通奏低音のための)
クレス:5声の協奏曲ハ短調 Op.1-2(ヴァイオリン,弦楽と通奏低音のための)*
ファッシュ:協奏曲ニ長調 FWV L:D4a(ヴァイオリン,3本のトランペット,ティンパニ,オーボエ,ファゴット,弦楽と通奏低音のための)*
クレス:5声の協奏曲ハ長調 Op.1-6(ヴァイオリン,弦楽と通奏低音のための)*
エントラー:序曲(管弦楽組曲)ニ長調(ヴァイオリン,3本のトランペット,ティンパニ,オーボエ,ファゴット,弦楽と通奏低音のための)*
ヨハネス・プラムゾーラー(Vn、指)
ダルムシュタット・バロックゾリステン

録音:2017年6月27日−30日、ミヒャエル教会(ダルムシュタット)
*=世界初録音
日本語解説付き
Audax Records最新作「ダルムシュタットのヴァイオリン協奏曲集」は、プラムゾーラーのデビュー・アルバムとなった「ドレスデンのヴァイオリン協奏曲集」(RK 3105)の続編的な位置づけとなるアルバムです。バッハと同時期のドイツに生まれ、ダルムシュタット宮廷楽団の室内楽楽士、そしてコンツェルトマイスターを務めたヴィルトゥオーゾ、ヨハン・ヤーコプ・クレス(c.1685−1728)の作品を中心に、クレスの後任でコンツェルトマイスターを、グラウプナーの後任で楽長を務めたヨハン・ザムエル・エントラー(1694−1762)、そしてクレスと親交を持ちダルムシュタットとも浅からぬ関係を持っていたテレマンやファッシュらの作品を収録。テレマンを除く4作品はすべて世界初録音です。
共演するダルムシュタット・バロックゾリステンは、2004年にダルムシュタット州立オーケストラ(ダルムシュタット州立歌劇場O)のメンバー等によって設立され、バロック期のダルムシュタットの宮廷音楽家たちの作品を取り上げています。プラムゾーラーは2008年からは、ラインハルト・ゲーベルから受け継いだ1713年ピエトロ・ジャコモ・ロジェリ製作のヴァイオリンを使用していますが、今回の録音では1745年ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ制作のヴァイオリンを使用しています。

ACCENT
ACC-24348(1CD)
クリスマス・カンタータ集
ブクステフーデ:カンタータ『新たに生まれし嬰児』 BuxWV13
テレマン:ミサ『Ein Kindelein so lobelich』 TWV9:5
バッハ:カンタータ『われ汝に喜びあり』 BWV 133
テレマン:カンタータ『O Jesu Christ, dein Kripplein ist mein Paradies』 TVWV1:1200
ブクステフーデ:甘き喜びのうちに BuxWV52
アンナ・グシュヴェント(S)
ルチア・ナポリ(A)
ソーレン・リヒター(T)
クリスティアン・ワーグナー(Bs)
シギスヴァルト・クイケン(指,Vn)
ラ・プティット・バンド

録音:2017年12月16-18日/ベルギー
教会歴にちなんだバッハの教会カンタータを10年かけて録音(ACC-25319として19枚組ボックス化されています)したクイケンが、はやくも新た なカンタータ録音を届けてくれました。テーマはクリスマス。降誕祭第3日のために書かれ、オーボエ・ダモーレやツィンクが使われ牧歌的な雰囲気を高 めるバッハのカンタータBWV133にテレマン、ブクステフーデの作品をカップリング。キリストの誕生を祝う美しい作品が並びます。各パート1人の声 楽が織りなす、すっきりとしていながらも確信に満ちた歌唱に引き込まれます。 (Ki)
ACCENT
ACC-24350(1CD)
グラウプナー:序曲 イ短調 GWV322(トラヴェルソ、弦楽、通奏低音)
協奏曲 変ロ長調 GWV342(2オーボエ、弦楽、通奏低音)
序曲 ト短調 GWV470(2トラヴェルソ、弦楽、通奏低音)
協奏曲 ニ長調 GWV318(2トランペット、弦楽、通奏低音)
リエン・ヴォスクイレン(指,Cemb)
ラルパ・フェスタンテ

録音:2017 年 9 月 6-8 日/ミュールハイム
バッハと同じ年代の作曲家で、当時は名の知れた作曲家として人気を集めたグラウプナー(1683-1760)。多作家で1400以上の宗教曲や250もの 協奏曲・管弦楽曲を書いたとされています。しばらく忘れられた存在でしたが近年取り上げられる機会が増えている作曲家であり、その作品の完成度の高 さは注目に値します。このアルバムには管楽器が活躍する序曲と協奏曲を収録。序曲はこの時代のものなので、フランス風序曲に舞曲楽章が続く、いわ ゆる「管弦楽組曲」です。 (Ki)

H.M.F
HMM-902337(1CD)
A Portuguesa〜ポルトガル風の〜イベリアの協奏曲とソナタ集
コルベット(1680-1748):協奏曲「ポルトガルの」op.VIII-7 変ロ長調(協奏曲集「Le bizzarie universali」より)
デ・セイシャス(1704-1742):協奏曲 ト長調
スカルラッティ:ソナタ ト短調 K8(アレグロ)、ト長調 K13(プレスト)、ロ短調 K173(アレグロ)
エイヴィソン(1709-1770):合奏協奏曲第5番ニ短調(D.スカルラッティのハープシコードのための2巻の作品集による12の協奏曲集より)
ボッケリーニ(シュタイアー編):小弦楽五重奏曲「マドリードの通りの夜の音楽」(マドリードの夜警隊の音楽)op.30-6
アンドレアス・シュタイアー(Cemb、指)
オルケストラ・バッローカ・カーザ・ダ・ムジカ

録音:2018年2月、テルデックス・スタジオ、ベルリン
シュタイアーと行く、18世紀スペイン・ポルトガルの世界。A Portuguesa〜ポルトガル風の〜イベリアの協奏曲とソナタ集と題した、18世紀のイベリ ア半島にまつわる音楽集の登場です。ヴィルトゥオーゾ的要素もあるセイシャスの充実の協奏曲や、ボッケリーニがマドリードの喧騒を描いた作品から、イ ベリア半島の音楽の需要が高かった英国で生まれた、イベリア半島に由来する音楽までを網羅した非常に凝ったプログラム。D.スカルラッティのソナタで は相変わらずの霊感に満ち冴えわたるソロを堪能できます。
オルケストラ・バッローカ・カーザ・ダ・ムジカは2006年にローレンス・カミングスによって結成されたアンサンブル。2015年にシュアイターとブラン デンブルク協奏曲で共演しています。当盤ではシュタイアーが指揮をしており、オーケストラのために編曲も行っています。18世紀イベリア半島の音楽が活 き活きと響きます。
CD冒頭のコルベットは、イギリスの作曲家・ヴァイオリン奏者。1715-26年、イタリアに暮らしました。協奏曲集「Le bizzarie universali」を2冊(1728 年および1742年に)出版しています。文字通りだと「世界の珍しい物(人)」といった意味で、ポルトガルの他にも、ミラノ、シチリア、スペイン、といっ た様々な土地のスタイルを思わせる作品が入っています。ここでは「ポルトガルの」(といってもイタリア(コレッリ)のスタイルを思わせる部分が濃厚ですが) を題された曲を収録。第2楽章のノスタルジックさはポルトガルを思わせます。
セイシャス(1704-1742)は、18世紀ポルトガル音楽界の中心人物で、リスボンで同時期に活動していたドメニコ・スカルラッティから称賛されていた 存在。14歳でコインブラ大聖堂のオルガニスト、そして16歳からはリスボンで宮廷礼拝堂オルガニストに就任、以降亡くなるまでこの職を務めたことは、 彼が非常に早熟の天才であったことの表れといえるでしょう。1755年のリスボンの大地震でその自筆譜の大部分が失われたと考えられ、また、筆写譜も ほとんど残されていませんが、宗教作品、また、鍵盤のためのソナタなどは700以上書いたとされています。協奏曲は、コインブラ大学の図書館で現在保 管されているト長調(1742年頃)のものと、リスボンの図書館に保管されているイ長調(手稿譜、1730年頃?)のふたつがセイシャスのものと確認され ています。どちらも3楽章形式で、終楽章が活き活きとした舞曲になっているのが特徴で、ト短調のものの終楽章はイベリアの舞曲、イ長調の終楽章はイ タリア風のジーグの舞曲となっています。疾風怒涛様式をも感じさせる、充実した作品で、ヴィルトゥオーゾ性の強いもの。シュタイアーの切れ味抜群のソ ロも圧巻です。
18世紀の英国では、D.スカルラッティの音楽は、プロの音楽家にも、聴衆にも非常に人気がありました。英国の作曲家で、英国で初めての音楽批評 集を出版した人物でもあるチャールズ・エイヴィソンは、D.スカルラッティのソナタを合奏協奏曲に編曲、ドメニコのソナタの世界をさらにふくらませています。
ボッケリーニはイタリアの作曲家ですが、当時はチェロの大変な名手としても活躍しました。26歳でスペインの宮廷に招かれ、マドリードで後半生を送 りました。「夜の音楽」はもともと2つのヴァイオリン、ひとつのヴィオラとふたつのチェロのために書かれたもので、マドリードの町の、教会の鐘から食堂 で輪になって歌い踊る人々まで、躍動感ある生活を描写した音楽です。シュタイアーによる編曲を、オルケストラ・バッローカ・カーザ・ダ・ムジカの面々 による情景豊かな演奏でお楽しみいただけます。 (Ki)

Stradivarius
STR-37106(1CD)
「来なさい恋人たち」〜イザベラ・デステの私的音楽
トロンボンチーノ:根気強く私は続けたい
マントヴァーノ:君が山に行く時
ラッソ:そらそら、信心深いお利口さんよ
アルカデルト:私は自分について考えた
トロンボンチーノ:戦いに
フェスタ:来なさい恋人たち
トロンボンチーノ:知らない者は、分からない者は
ルッパート:ああ勝ち誇ったダイヤモンドよ
カーラ:ああ善良な、彼は善良な人
作者不詳:もし驚くべきことに
カーラ:ああ心よああ頭よ
 待つ時ではない
ヴェルデロット(ヴィラールト編):聖母よ、私はただ望んでいる
カーラ:私は希望を売り渡した
ヴェルデロット(ヴィラールト編):聖母よ、あの愛撫は
ヴォロテール:ここを通り過ぎるあなた方
バルバラ・ザニケッリ(S)
ルカ・ピアンカ(Lute)

録音:2017年6月11−13日 イタリア,ピエモンテ州ノマーリオ
ルネサンス期のイタリアのリュート歌曲を集めた CD。イザベラ・デステ(1474-1539) はイタリアの女性政治家で芸術を擁護していた人物。 バルバラ・ザニケッリはパルマ出身のソプラノ。透明で高音がよく伸びる美声の持ち主 で、こうしたルネサンス歌曲には打ってつけ。ルカ・ピアンカはルガーノ出身のリュート 奏者。アーノンクール率いるウィーン・コンツェントゥス・ムジクスで長年リュート奏者を 務めていたことで知られます。

CPO
CPO-555176(1CD)
NX-B10
ヨハン・フリードリッヒ・ファッシュ(1688-1757):宗教的作品集
ミサ曲 ト長調
組曲 イ長調
受胎告知のためのカンタータ「Ich danke dem Herrn von ganzem Herzen
主に心より感謝いたします」
ヴェロニカ・ヴィンター(S)
ダヴィッド・エルラー(A)
トビアス・フンガー(T)
マティアス・フィーヴェク(Bs)
ヘルマン・マックス(指)
ライニッシェ・カントライ
ダス・クライネ・コンツェルト

録音:2017年8月21-22日Deutschlandfunk Kultur Kirche
St. Trinitatis zu Zerbs
ドイツ後期バロック期に活躍した作曲家ファッシュ。ヴァイオリニストとして才能を開花させ、ドイツ全土で演奏旅行を 行い、1714年にバイロイトの宮廷楽団に採用され、1722年にはプロイセン、ツェルプストの宮廷楽長に就任。その 地で生涯を過ごしました。彼はツェルプストの音楽監督として、当時の宗教的傾向を研究し、それに見合った作品を 書くことを自らに課し、全ての教会暦の日のためのカンタータを書いたとされていますが、その作品は存命中には出版 されることがなく、管弦楽作品以外のほとんどは散逸してしまいました。このミサ曲ト長調は数少ない譜面が残存して いる宗教曲で、使われているテキストに細心の注意を払い、短い序曲のあと、最初にソプラノのソロが登場するなど言 葉の意味を強調するために様々な手法が用いられています。ソロ楽器のオブリガートやアリアなどがふんだんに使われ た華麗な作品を、名手ヘルマン・マックスが迫真の演奏で聴かせます。

HUNGAROTON
HCD-32763(1CD)
ルターの宗教改革、500年記念アルバム

【待降節】
(1)コラール『神の御子は来たれり』 BWV724
【クリスマス】
(2)マニフィカト ニ長調 BWV243より第1曲
【公現祭】
(3)カンタータ第58番『ああ神よ、いかに多き胸の悩み』 BWV58より第1曲
【復活祭】
(4)ヨハネ受難曲 BWV245より第13、16、17、18、19、20、58、68曲
(5)マタイ受難曲 BWV244より第12、26、47、72、77、78曲
【聖霊降臨祭】
(6)カンタータ第59番『人もしわれを愛せば、わが言を守らん』BWV59より第2、3曲
【三位一体】
(7)カンタータ第169番『神にのみわが心を捧げん』 BWV169より第5曲
(8)カンタータ第56番『喜びて十字架を担わん』 BWV56より第5曲
(9)モテット『来たれ、イエスよ、来たれ』 BWV229よりアリア
(10)コラール『天にいますわれらの父よ』 BWV683
(3)(6)マリア・ザードリ(S)、
(4)(5)マグダ・カルマール(S)、
(4)ヨージェフ・レーティ、
(4)アッティラ・フュレプ(T)、
(5)セジェール・ヴァンデルシュテーネ(T)、
(4)(5)(7)ユリア・ハマリ(A)、
(3)ラースロ・ポルガール(Bs)、
(4)コロシュ・コヴァーチ(Bs)、
(5)エルンスト・シュランム(Bs)
(2)ブダペストcho、
(4)ブダペスト・リスト音楽院室内cho、
(5)国際青少年音楽協会cho
(6)サヴァリア声楽アンサンブル、
(9)ハンガリー・ラジオ&テレビcho
 フェレンツ・シャプソン(指)
(1)ミクローシュ・シュパーニ(Org)、
(7)(10)ガーボル・レホトカ(Org)
(2)ブダペストSO、
(2)オットー・クレンペラー(指)
(3)(6)カペラ・サヴァリア(ピリオド楽器使用)、
(4)(5)フランツ・リスト室内O、
(7)ブダペスト・フランツ・リスト室内O、
(8)ハンガリー国立O、
(4)ジェルジ・レヘル(指)、
(5)(7)(8)フリジェス・シャンドール(指)
2017年はルターの宗教改革(1517)から500年記念にあたる年。これを記念して各レーベルからリリースされておりますが、フンガロトン・レーベ ルからは『宗教改革とバッハ』と題し、クレンペラー指揮のモテット、カペラ・サヴァリアによるカンタータなど、1枚に凝縮された内容となっております。 (Ki)

RICERCAR
RIC-391(1CD)
タルティーニ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 作品1とパドヴァの手稿譜による二つの「タッソのソナタ」
ソナタ 第15番ト長調「タッソのソナタ」*
ソナタ 第10番ト短調「見捨てられたディドーネ」
ソナタ 第12番ヘ長調
ソナタ 第5番ホ短調
ソナタ 第17番ニ長調「タッソのソナタ」*
パストラーレ
エフゲニー・スヴィリドフ (バロックVn)
ダヴィト・メルコニヤン (バロックVC)
スタニスラフ・グレス (Cemb)

出典:無印=「ヴァイオリンのためのソナタ、チェロないしチェンバロとともに」作品1(1734年アムステルダムにて刊行)
*=パドヴァ音楽古文書館の手稿譜『26の小さなソナタ』(ヴァイオリンと任意参加のチェロのための)
偉大な作曲家でありながら、活躍期が音楽史の「はざま」にかかっていることもあり全貌がなかなか明らかになりにくいイタリアの天才ヴァイオリン奏者=音楽理 論家=作曲家タルティーニ。若い頃には超絶技巧を駆使した名作も数多く残していながら、後年その比類ない旋律センスを活かし、独自の和声感覚のもと 平明・絶美の音楽へと傾倒していったところは、何か後年の「ピアノの貴公子」リストにも通じるところがあるかもしれません。 この大作曲家に古楽の老舗Ricercarレーベルが正面から向き合ってくれたことは、古楽シーンの嬉しい新事件と言えるのではないでしょうか? 1734年、かつ てヴィヴァルディの『四季』を初出版したアムステルダムの版元から刊行された12曲のソナタ集は、タルティーニの技巧と至芸をあざやかに伝える充実曲集! か たや後年の活躍地であるパドヴァでひそやかに綴られた「タッソのソナタ」2作は、イタリア文学史に名高い16世紀の大詩人タッソ『解放されたイェルサレム』に紐 づけられた暗示的プログラムにも心そそられる名品。謎と風説を静かに解きほぐしてゆくのは、昨年ブルージュ国際古楽コンクールで圧倒的優位をみせた才人ス ヴィリドフ(パガニーニまで弾きこなす名手!)のチーム。塗り替えられてゆく名盤史の最先端を飾る逸品、演奏者自身による解説も目が離せません。

ALPHA
ALPHA-396(1CD)
ジェミニアーニ:合奏協奏曲集 Op.7
協奏曲 ニ長調 H.115
協奏曲 ニ短調 H.116
協奏曲 ハ長調 H.117
協奏曲 ニ短調 H.118
協奏曲 ハ短調 H.119
協奏曲 変ロ長調 H.120
カフェ・ツィマーマン(アンサンブル)
【メンバー】
パブロ・バレッティ(コンサートマスター)
ダヴィド・プランティエ(Vn)
グアダルーペ・デル・モラル(Vn)
マウロ・ロペス・フェレイラ(Vn)
マティアス・ミュラー(Vn)
マリア・ゴミス(Vn)
パトリシア・ガニョン(Va)
リュシー・ユゼニ(Va)
ペトル・スカルカ(Vc)
フリスト・クズマノフ(Vc)
カレル・ヴァルテル(トラヴェルソ)
レギーナ・グライム(トラヴェルソ)
カルレス・クリストバル(Fg)
ルジェク・ブラニー(Cb)
セリーヌ・フリッシュ(Cemb)

録音:2017年9月
エクス=アン=プロヴァンス,
ダリウス・ミヨー音楽院
カンプラ・オーディトリアム
イタリア後期バロック期の作曲家フランチェスコ・ジェミニアーニは「コレッリからヘンデルをつなぐ存在」と言われています。ア レッサンドロ・スカルラッティに学び、ナポリの宮廷楽団のコンサート・マスターとして活躍していたところ、腕を買われてロン ドンに招かれ第3代エセックス伯ウィリアム・カペルの庇護を受けました。かなり気性の激しい性格であったようで「熱血漢 Il Furibondoと呼ばれたことでも知られます。 このアルバムに収録された作品番号7の合奏協奏曲は、ジェミニアーニ59歳頃の作品。それぞれ弦楽四重奏をソリス トに据えるという、当時としては画期的な編成で書かれているだけでなく、規則性を重視した時代にあって、彼の作品 はあまりにも気まぐれであり、この曲を録音することに決めたカフェ・ツィマーマンのメンバーたちもその斬新さに驚いてしまっ たといいます。そろそろ対位法を重視した時代から典雅なギャラント様式に移行しつつある時代に花開いたジェミニアー ニの華麗な協奏曲は、やはり熱血漢ならではの名曲です。
ALPHA
ALPHA-408(1CD)
F.クープラン:クラヴサン奏法

1.クラヴサン奏法-第1前奏曲 ハ長調
2.『クラヴサン曲集 第1巻』第3オルドル-「陰鬱」サラバンド
3.『クラヴサン曲集 第4巻』第25オルドル-「さまよえる亡霊」
4.『クラヴサン曲集 第1巻』第3オルドル-「リュタン」
5.クラヴサン奏法-第2前奏曲 ニ短調
6.『クラヴサン曲集 第4巻』第22オルドル-「手品」
7.『クラヴサン曲集 第1巻』第2オルドル-「ガルニエ」
8.『クラヴサン曲集 第4巻』第22オルドル-「交差するメヌエット」
9.クラヴサン奏法-第8前奏曲 ホ短調
10.『クラヴサン曲集 第3巻』第17オルドル-「小さな鐘」
11.『クラヴサン曲集 第4巻』第21オルドル-「クープラン」
12.クラヴサン奏法-第4前奏曲 ヘ長調
13.『クラヴサン曲集 第3巻』第18オルドル-「ティク・トク・ショク、あるいはマイヨタン」
14.『クラヴサン曲集 第4巻』第23オルドル-「アルルカン」
15.クラヴサン奏法-第3前奏曲 ト短調
16.『クラヴサン曲集 第1巻』第1オルドル-「魅惑」
17.『クラヴサン曲集 第4巻』第20オルドル-「ケルビム、あるいは可愛いラズール」
18.クラヴサン奏法-第5前奏曲 イ長調
19.『クラヴサン曲集 第2巻』第9オルドル-「魅惑的な女」
20.『クラヴサン曲集 第4巻』第26オルドル-「パントマイム」
21.クラヴサン奏法-第7前奏曲 変ロ長調
22.『クラヴサン曲集 第2巻』第6オルドル-「バルサン」
23.クラヴサン奏法-第6前奏曲 ロ短調
24.『クラヴサン曲集 第2巻』第8オルドル-「アルマンド“オーゾニエーヌ”」
25.『クラヴサン曲集 第2巻』第8オルドル-「パッサカーユ」
オリヴィエ・フォルタン(クラヴサン=チェンバロ)

録音:2018年5月11-13日
ショーモン・ラギシュ城
譜面を一見すると、とても単純で易々と演奏できそうなフランソワ・クープランのクラヴサン(Cemb)音楽。しかし、クー プランの想起した世界を完璧に表現することは本当に難しく、もし良い演奏に出会えたら、それは得難い体験になるこ とでしょう。クープランの全作品の中で重要な位置を占める4巻のクラヴサン曲集は、単なる舞曲の集まりに見えます が、曲のそれぞれに趣向を凝らしたタイトルが付けられており、聴き手の想像力を自由に膨らませるのに役立ちます。オ リヴィエ・フォルタンは第1集から第4集までの曲を取り混ぜて、流麗な流れを持たせて演奏し、クープラン作品に新たな 光を当てています。また曲間には、演奏に際しての注意や、クープラン自身の雑感などが書き込まれた著作「クラヴサン 奏法」から採られた8曲の古風な作風による前奏曲が適宜挟み込まれています。

ARCANA
A-111(1CD)
NX-A11
ミケーレ・マシッティ(1664-1760):独奏ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.8(1731年パリ)
ソナタ Op.8 No.1 イ長調
ソナタ Op.8 No.2 変ロ長調
ソナタ Op.8 No.5 ト短調
ソナタ Op.8 No.6 イ長調
ソナタ Op.8 No.7 へ長調
ソナタ Op.8 No.8 ニ長調
ソナタ Op.8 No.10 ト長調
ソナタ Op.8 No.11 イ短調
ジャン・アンドレア・グエルラ(Vn)…18世紀イタリア製 作者不明
ニコラ・ブロヴェッリ(Vc)…2016年クレモナ、マウリツィオ・ヴェッラ製作-1600年頃ブレシア、ジョヴァンニ・パオロ・マッジーニ製作楽器による
マッテオ・チキッティ(ヴィオローネ)ソナタNo.1,2,5,8…2010年ピアチェンツァ、ヴァレンティナ・モンタヌッチ製作
-1750年頃グアスタッラ、ジョヴァンニ・メッリーニ製作楽器による
ルイジ・アッカルド(Cemb)…2015年ミラノ、フェデリコ・マスケローニ製作-1769年パリ、パスカル・タスカン製作楽器による

録音:2017年12月3-5日
イタリア、クレモナ、ピエトロ・パスキーニ音楽ホール
イタリアで全盛を極めた器楽音楽の流れがフランスにまで到達し、花開いた18世紀初頭、その中心的な役を担ったのが、ナポリからパリへ移り住んだ若きヴァ イオリニスト、ミケーレ・マシッティでした。彼はここに長く住み、1704年から1738年までの間に9巻もの器楽曲集を出版し、この成功によりパリの音楽界で称 賛を浴びてきました。フランスでは17世紀末まで、ルイ14世の国策もあってイタリア音楽には風当たりが強かったところ、マシッティはその後フランス人がイタリア 音楽のとりこになってゆくうえで大きな貢献を果たした一人でもあり、とくにイタリア音楽を推奨したオルレアン公(ルイ14世歿後しばらく摂政をつとめた要人) に愛顧されたことからも、彼の実力と人気のほどが伺えます。その音楽は現在でも、当時のパリの煌びやかなファッションや、美しい絵の描かれたサロンの様子を 私達に思い起こさせるものです。今回初めて録音される作品8のヴァイオリン・ソナタは、ナポリ伝統の情熱的な表現と、ロココ期のフランスならではの優雅さを 併せ持つ、新たな味わいを私達に提供してくれます。

CLAVES
50-1803(1CD)
『イタリア・ルネッサンス、フロットラと即興』
フィリップ・ヴェルドロ(CA.1480/85-CA.1532):Benche'l misero cor/Madonna, qual certezza/Quand'amor i begli occhi/Con lagrime e sospir/Donna leggiadre e bella/Fuggi, fuggi, cor moi/Vita della mia vita/Amor, se d'hor in hor/Afflitti spirti miei/Madonna, il tuo bel viso/Con l'angelico riso/Divini occhi sereni/Madonna, per voi ardo/Quanto sia liet'il giorno
ガブリエル・ジュブリン(1983-)&パウル・キーファー(1990-)による即興演奏 Quanto di me piu fortunate sete/Madonna, per voi ardo/Quel foco ch'io pensai/Vita della mia vita/Quanto sia liet'il giorno/Voi ch’ascoltate in rime sparse il suono/S'il dissi mai ch'io venga/Zefiro spira
アントニオ・カプリオーリ(CA.1425-1475):Quella bella e bianca mano
バルトロメオ・トロンボンチーノ(1470-CA.1535):Che debo far che mi consigli amore/Dopoi longe fatiche e longi affanni/Non val aqua al mio gran foco/Per dolor me bagno il viso/Poi che volse la mia stella
ザニン・ビーサン(CA.1473-CA.1515):O despietato tempo
ガブリエル・ジュブリン(C.T)、
パウル・キーファー(Lute)

録音:2016 年 4月、5月/フランス
フロットラとは、15世紀から16世紀にかけてイタリアで人気のあった世俗歌曲の一種で、ここに収録されているバルトロメオ・トロンボンチーノ、アン トニオ・カプリオーリはその代表的な作曲家です。この他、フランス生まれながらその生涯のほとんどをイタリアで暮らしたフィリップ・ヴェルドロ(マドリガー レ草創期に数多く作曲を手掛けた)の作品も収録しております。 (Ki)

Audite
AU-97731(1CD)
「優しい声が」
ジャック・アルカデルト(1507-1568)−アントン・フランチェスコ・ドーニ(1513-1574):「銀の優しい白鳥は
フランチェスコ・ド・レヨル(1492-1540):「帆を捨てよ」
アドリアン・ヴィラールト(1490-1562):「愛は私を苦しめる」
シルヴェストロ・ガナッシ(1492-1565):リチェルカーレ第1番
ガナッシ:リチェルシャル第4番
ジュリオ・セーニ(1498-1561):リチェルカーレ第15番
ガナッシ:マドリガル
ジャコモ・フォグリアーノ(1468-1548):「私は愛の神を望む」
フォグリアーノ:リチェルカーダ
ヴィラールト:リチェルカーレ第10番
ガナッシ:リチェルカーレ第2番
 リチェルシャル第1番
アルカデルト:「甘いしらべ」
ジャケ・ド・ベルヘム(1505-1565):「ああ、愛する乳房よ」
ガナッシ:リチェルシャル第3番
フォグリアーノ:「ア・ラ・グラーヴェ・ペン」
ヴィラールト:「ある日、彼は私の未亡人を尋ねた」
エンリケス・デ・バルデラーバノ(1500-1557):「仔牛のパヴァーヌ」
ディエゴ・オルティス(1510-1570):リチェルカーダ・オッターヴァ
アルカデルト:「甘いしらべ」
 「ああ、私の目よ」
セーニ:第4旋法によるティエント
ヴィラールト:「船が通る」
ウルリケ・ホウバウアー(S)、
アンサンブル・アルチンボルド、
ティロ・ヒルシュ(指)

録音:2017年 2月21-10日、2017年 7月5-6日/リーエン(スイス)
アンサンブル・アルチンボルドの最新盤は15世紀初めから16世紀半ばにかけてのルネサンス期を代表する作曲家によるヴェネツィアの音楽を集めたア ルバムです。透き通るようなウルリケ・ホウバウアーの歌唱と共にアンサンブル・アルチンボルドの躍動感に満ちた演奏を聴かせてくれます。
ウルリケ・ホフバウアーはアントニー・ルーリーに師事し、グスタフ・レオンハルト、フィリップ・ヘレヴェッヘ、アンドレーア・マルコンなどの演奏にソ リストと迎えられている実力派で、2014年よりザルツブルク・モーツァルテウムの古楽研究所で教鞭を執っております。 1991年ティロ・ヒルシュにより創設されたアンサンブル・アルチンボルドはヨーロッパの音楽祭でも大活躍のアンサンブル。auditeレーベルよりラー トゲーバーの「ムーリのミサ曲」(AU 92559)、「忘れられしアヴァンギャルド」(AU 97730)をリリースしております。auditeによる高品位の録音で あることも注目で、オーディオ・ファンにもおすすめのアルバムです! (Ki)

H.M.F
HMM-902610(1CD)
Poetical Humors(ポエティカル・ユーモア)
ヒューム(c. 1579-1645):What greater grief(なんと大きな悲しみ)/Sweete Musicke(甘い音楽)/Touch me sweetely(やさしく私にさわっておくれ)/Captain Humes Pavan(ヒューム氏のパヴァーヌ)
ダウランド:Shall I sue, shall I seek for grace?(私は乞うか、慈悲を求めるか?)/Flow, my tears, fall from your springs(流れよ、わが涙)/Can she excuse my wrongs(彼女は私の間違いを許すだろうか)/In darkness let me dwell(暗闇で横たわらせてください)
ギボンズ(1583-1625):3声のガイヤルド
ミヒャエル・イースト(c. 1580-1648):And I as well as Thou(そしてあなたのように私もまた)
ティエリー・ティドロウ(b.1986):Into something rich and strange *(豊かで奇妙なものに)
ジョン・ブル:(1562/63-1628):Goodnighte(おやすみ)/Myself(私自身)
ギボンズ:ファンタジア
フィリップ・エルサン(b.1948):Lully Lullay
Les inAttendus(レ・ザンアッタンデュ)
マリアンヌ・ミュレル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヴァンサン・レルメ(アコーディオン)

録音:2017年10月
「Les inattendus」とはフランス語で意外な、思いがけない人々(もの)、の意味。アコーディオンとヴィオラ・ダ・ガンバという、ちょっと意外な組 み合わせによる、17世紀英国音楽の登場です。アコーディオンの構想・製造開始時期は19世紀にさかのぼりますが、本格的に生産されるようになった のは第二次世界大戦より後のことでした。20世紀の最後の10年ほどで、1000以上の新曲がアコーディオンのために書かれています。それでいてオル ガンの代役を務めることもできる楽器で、すでに奏者レルメはラモーの作品を録音してもいます。ここではさらに昔の16世紀の作品を演奏しておりますが、 アコーディオンはオルガンの代役も務めることができる楽器。ここで聴けるように、作品と、そしてヴィオラ・ダ・ガンバと親和性があるのもまったく不思 議ではありません。アコーディオンの音色が時にオルガンのように、時にレガールのように鳴り響く中を、ヴィオラ・ダ・ガンバが時に旋律、時に通奏低 音的な役割を担いながら自在に飛んでいるような、ようにまさにポエジーとユーモアに溢れた1枚の登場です。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10394(1CD)
パイジェッロ:カストラートのためのアリア集
ジパイジェッロ(1740-1816):Meglio Rifletti / So che pieta non hai / Deh non opporti ... / Gia che morir degg’io / Destrier che all’armi usato / Fiumicello che riceve / Tu del popolo / Ouverture / La tua fe’ / Eh che in amore / Trova un sol che sia costante / Di quell’ingiusto sdegno / Per me de’ mortali
フェリーチェ・アレッサンドリ(1747-1798):Deh respirar
ジャコモ・トリット(1733-1824):Guarda s’imbruna
ドメニコ・チマローザ(1750-1803):Oreste, Elettra oh Dio! / Ah che in petto!
フィリッポ・ミネッチャ(C.T)
マッシモ・マッツェオ(指)
ディヴィーノ・ソスピーロ

録音:2017年2月10-15 日/ポルトガル
生前、モーツァルトをしのぐ人気を誇った作曲家パイジェッロ。彼の残したカストラートのためのアリアは未知の可能性を秘めています。1981年イタリ ア生まれの名カウンターテナー、フィリッポ・ミネッチャが素晴らしい歌唱力で楽曲の真価に光を当てます。オーケストラの「ディヴィーノ・ソスピーロ」 はオノフリも指揮していたあの団体。 (Ki)

Dynamic
CDS-7792(1CD)
NX-B03
マリー=マルタン・マルセル・ド・マリン(1769-1850頃):3つのソナタ集 Op.15
ソナタ 第1番変ロ長調 Op.15
ソナタ 第2番変ホ長調 Op.15
ソナタ 第3番ハ短調 Op.15
アンナ・パセッティ(ハープ)

録音:2017年10.11月,2018年1月
現在、ほとんど忘れられたイタリア系フランス人作曲家マルセル・ド・マリン。作曲家、ヴァイオリニストの父ギョームから音 楽の手ほどきを受け、レオポルド・モーツァルトも賞賛したヴァイオリニスト、ピエトロ・ナルディーニにヴァイオリン演奏を師事 するかたわら、フランスで短期間ハープを学んだ記録が残っています。しかし同時代の批評家に「彼はハープ奏者として はライヴァルがいなかったが、ヴァイオリニストとしては“最高のアマチュア”だ」と称されたほど、ハープ演奏のみに秀でていた ようです。フランス革命の際はヴェルサイユ宮殿で大尉として軍事活動に従事し、休暇中にオーストリアからスペインまで ハープの演奏旅行をし好評を博したという彼の作品は、18世紀の鍵盤音楽の様式を取り入れた先進的な作風を誇 り、同時代のハープ作品とは一線を画しています。 演奏しているパセッティはいくつもの国際コンクールで賞を獲得し、現在は自身が資金協力をしたイタリア・ハープ協会の 会長を務める実力派です。

OEHMS
OC-1894(1CD)
NX-B01
カメルローアー:ガリコーン(マンドーラ)のための曲集

ガリコーン・ソロ(パルティータ I)
2台のガリコーンのためのデュオ
ガリコーンのための独奏曲(パルティータII)
2台のガリコーンとチェロのためのトリオ C/A
ガリコーンのための独奏曲(パルティータIII)
ガリコーンのための独奏曲(パルティータIV)
.パルティータ EX F
クリストフ・エクルフーバー
8弦ガリコーン d(2015年 H.ハーゼンフス製
…原型ヴァイゲルト/2016年 J.クライゼル最終調整)
10弦マンドーラ e(1996年 M.シファード製…原型フライ)
6弦コラコーン a(2014年 M.サレルノ製…原型ショルン)

ハンス・ブリューデル
8弦ガリコーン d(2008年 G.シェーネ製…原型ヴェネーレ)

テオーナ・グッバ=チヘイゼ(バロック・ヴァイオリン…1800年頃 作者不詳 deutscher Sprachraum)
アンゲリカ・フィヒター(バロック・ヴァイオリン…18世紀 作者不詳 nach Klotz)
ザビーナ・レールマン(バロック・チェロ…1780年頃 作者不詳 Frankreich)

a'=440Hz mitteltonige Temperatur=中音全律(1/6)

録音:2017年3月13日,4月3日、2017年11月11.12日
ミュンヘンから遠く離れたフライジング。18世紀の始めにこの街で活躍した宮廷音楽長カメルローアーの作品集。 1718年に宮廷書記官の息子として生まれたカメルローアーは、幼い頃から音楽的才能に恵まれ、1744年にフライ ジング大聖堂から聖職者として任命された際には、優れた音楽家、作曲家としても評価されていました。その後、宮 廷楽長に任命されてからは、ほぼ40年に渡り数多くの作品を書き街の音楽文化の発展に寄与したことで知られてい ます。現在はその偉業を記念し、フライジングの音楽学校には彼の名が冠されているほどに地元の人々に愛されてい ます。 カメルローアー生誕300年を記念して製作されたこのアルバムで中心となるのは、フライジングのカメルローアー音楽学 校に通っていたリュート奏者クリストフ・エクルフーバー。地元以外では知名度の低いカメルローアーの作品を編集、彼 の仲間たちと共に録音に臨みました。大部分の曲は世界初録音であり、また演奏される楽器についても研究が凝らさ れています。ここで用いられているガリコーンとは「マンドーラ」とも呼ばれるリュートの後継楽器のこと。ドイツではこの楽 器からリュートギターが生まれたとされています。知られざる作品を当時の音で聴く楽しみに溢れた1枚です。

RICERCAR
RIC-342
(1CD+BOOK)
NX-D11
【未案内旧譜】
ザンポーニ(1615-1662):歌劇「キルケ島のウリッセ」 セリーヌ・シェーン(S)
フリオ・ザナージ (Br)
セルジオ・フォレスティ (Bs)
フェルナンド・ギマランイス (T)
ザカリー・ワイルダー (T)
マリアーアン・フローレス(S)
ドミニク・ヴィス (C.T)
ファビアン・ショフラン (C.T)
マッテオ・ベッロット (Bs)
ナミュール室内cho
クレマティス
レオナルド・ガルシア・アラルコン (指)

録音2012年2月
RICERCAR
RIC-352(1CD)
NX-B08
【未案内旧譜】
ルーベンス - その時代の音楽
オルランド・ディ・ラッソ(1532-1594):シュザンヌはある日
不詳:シュザンヌはある日(シュザンヌ・ファン・ソルトの鍵盤音楽帳1590)
ティールマン・スザート(1510-1570):Salve Quae roseo decora serto
エマミュエル・アドリアエンセン(1554-1604):ファンタジア第1番
モンテヴェルディ:ミサ曲「その時に」 - アニュス・デイ I
サラモーネ・ロッシ(1570-1630):対話形式によるソナタ 「ラ・ヴィエーネ」 - ソナタ第6番
ジュリオ・カッチーニ(1551-1618):歌劇「エウリディーチェ」
ジョヴァンニ・ガブリエリ(1554-1612):8声のソナタ第1番
ロドヴィコ・ヴィアダーナ(1560-1627):おお、主よ
クラウディオ・メールロ(1533-1604):第10旋法によるトッカータ第10番
パレストリーナ:モテット集 第5巻(5声のための) - エクスルターテ・デオ(神にむかいて高らかに歌え)
マテオ・ロメロ(1575-1647):主を賛美せよ、もろもろの国よ
フレスコバルディ :トッカータ第6番 「opra i pedali, e senza」
ゲリー・ゲルセム(1573-1630):神の子羊(アニュス・デイ)(室内アンサンブル編)
フレスコバルディ:アリエ・ムジカーリ・ペル・カンタルジ 第1巻 - そよ風が吹けば
ビアジオ・マリーニ (1594-1663):「ラ・モニカ」によるソナタ
ピエール・フランシスク・カルーベル(-1611):テルプシコーレ - パッサメッツォ
アントワーヌ・ボエセ(1586-1643):Je meurs sans mourir 19. ル・ポエム・アルモニーク
エティエンヌ・ムリニエ(1599-1676):4声のファンタジー第1番
トーマス・トムキンズ(1572-1656):心の乱れた時の悲しみのパヴァーヌ
アルフォンソ・フェラボスコII世(1575-1628):六音音階によるファンタジア
ジル・アンリ・エーヌ:主よ、我を解き放ちたまえ(リベラ・メ)
グイ・ペンソン (ヴァージナル)
マリアーアン・フローレス (S)
カプシーネ・ケラー (S)
カール=エルンスト・シュレーダー (Lute)
アンサンブル・クレマティス
アンリ・ルドロワ(C.T)
リチェルカール・コンソート
フィリップ・ピエルロ (バス・ヴィオール)
ベルナール・フォクルール(Org)
レオナルド・ガルシア・アラルコン (指)
アンサンブル・マーレ・ノストルム
アンドレア・デ・カルロ (指)
グイ・ペンソン(ヴァージナル)
リチェルカール・コンソート
フィリップ・ピエルロ (指)
ナムール室内cho
ラ・フェニーチェ
ジャン・テュベリ(指)ほか

ALPHA
NYCX-10011(1CD)
国内仕様
税込定価
テオルボに霊感をくれるのは〜17世紀のテオルボ音楽、21世紀に〜
ブリュノ・エルストロフェール

ピッチニーニ(1566-1638):リュートとキタローネの為のタブラチュア曲集第1巻より
PARTITE SOPRA QUEST’ARIA FRANCESE DETTA l’ALEMANA
「ドイツ風」の名で知られるフランスの歌にもとづくパルティータ(変奏曲)
CORRENTE VI SOPRA L’ALEMANA
「ドイツ風」(の歌)による第6コルレンテ
エルストロフェール/スタンドリー:COMME UN BEFFROI 鐘楼のように
カプスベルガー(1580-1651):TOCCATA NONA 第9トッカータ
エルストロフェール:PERIVOLI BLUE ペリヴォリの青色
 THANKS TOUMANI ありがとうトゥマニ
カスタルディ(1581-1649):ARPEGGIATA A MIO MODO 我流のアルペッジャータ
サティ:GNOCIENNES I グノシエンヌ 第1番
カプスベルガー:BERGAMASCA ベルガマスカ
カプスベルガー/ジャン=リュク・ドバティス:DANS LA CHAMBRE DE MON THEORBE 私のテオルボのある部屋で
エルストロフェール:CLAN 氏族
バッハ/エルストロフェール:A TEA WITH BACH バッハとお茶を
カプスベルガー:TOCCATA UNDICESIMA 第11トッカータ
エルストロフェール:VOS LUTHS 君たちのリュート
ブリュノ・エルストロフェール(テオルボ…スイス、パコ、モーリス・オッティガー 2009年製)
ローズマリー・スタンドリー(歌)
ジャン=リュク・ドバティス(詩、朗読)
ミシェル・ゴダール(セルパン)
エメク・エヴチ(Cb)

録音:2017年9月ノワルラック大修道院(フランス)
解説訳・補筆:白沢達生
輸入品番:ALPHA391
ル・ポエム・アルモニークやエルヴェ・ニケのル・コンセール・スピリチュエルなどをはじめ、フランス最前線の古楽グループでの活躍がめだつ新世代リュート&テオルボ 奏者ブリュノ・エルストロフェール。エレキ含む各種ギターを弾きこなす活躍スタイルは、古楽のプロでありながらジャンルの壁などにこだわらない21世紀型の ミュージシャンらしい頼もしさを感じさせます。このアルバムを彼は「logbook=日誌」ととらえ、ヨーロッパからアメリカまで数千キロメートルに及ぶ旅の印象から 生まれた自作も交えながら「テオルボのドイツ人」と言われた17世紀の名匠カプスベルガーの作品やバッハなど、古楽作品と新作楽曲や編曲作品を分け隔て なく弾きこなし、聴き手の想像力を強く刺激します。現代の田舎と都市の風景、昔日のイタリアの歌、さりげなく混じり合うサティの「グノシエンヌ」、そしてインド を思い描く曲も……エルストロフェールの感性を通じて生まれた作品も聴きどころです。セルパン(古い低音管楽器)の異才ミシェル・ゴダールの参加にも注 目。

RICERCAR
RIC-332(1CD)
NX-B08
【未案内旧譜】
英国王室の葬送音楽
パーセル
:わが祈りを聞きたまえ、主よ Z. 15
ジェイムズ・ペジブル:(1656-1721) / トーマス・トレット (-1696):女王の別れ
パーセル:行進曲とカンツォーナ ハ短調 Z. 860
トーマス・モーリー:「われは復活」 - 「主は生けりと知る」 - 「わたしたちは、何ひとつ持たないでこの世にきた」
トーマス・モーリー/ ヘンリー・パーセル:われは復活 - 女から生まれた者 - 生のさなかにも - 我らの心の秘密を知りたもう主よ Z. 58C
パーセル:行進曲とカンツォーナ ハ短調 Z. 860
トーマス・モーリー :「われは復活」
トマス・ウィールクス (1575-1623):デス・ヘイス・ディプライヴド・ミー
トーマス・トムキンズ(1572-1656):心の乱れた時の悲しみのパヴァーヌ
「われは復活」
パーセル:「徳」らに命じよ Z. 504
葬儀の典礼 Z. 27
主よ、われらの罪を思い出したもうことなかれ Z. 50
リングァ・フランカ
ブノワ・ローラン (指)
ジャン=フランソワ・マドゥーフ (指)
ヴォクス・ルミニス
リオネル・ムニエ
グイ・ペンソン (ヴァージナル)

録音:2011年9月
RICERCAR
RIC-340(1CD)
NX-B08
【未案内旧譜】
マルカブリュ/ベルトラン・ド・ボルン他
マルカブリュ(1129-1150):Lo vers comensa
Raimon Jordan :Lo clar temps vei brunezir
ベルトラン・ド・ボルン(1150-1215):Rassa, tan creis e mon' e poja
コムテッサ・デ・ディア:嫌なことでも歌わなければ
Cadenet:S'anc fui bela ni prezada
ギロー・ド・ボルネイユ(1140-1200):Reis glorios, verais lums e clardatz
ベルナルト・デ・ベンタドルン(1130-1190):Quan l'erba fresca
ライモン・ド・ミラヴェル(1185-1229):Selh que no vol auzir chansos
ベランギュイエール・ド・パラツォル:Tan m'abelis jois et amors e chans
アンサンブル・セラドン

録音・2013年8月

PLECTRA
PL-21703(1CD)
トレヴァー・ピノック/フリント・コレクションを弾く
ルイ・クープラン:クラヴサン曲集
イ短調の楽曲
前奏曲 [7]/アルマンド「愛想の良い」[101]
クーラント「ラ・ミニョン」[105]
クーラント [106]/サラバンド [109]
ラ・ピエモントワーズ [102]
ポワトゥーのメヌエットとそのドゥブル [111]
ニ短調の楽曲
前奏曲 [1]/アルマンド [36]
クーラント [42]/クーラント [41]
カノンによるサラバンド [47]/サラバンド [51]
カナリー [52]/ヴォルト [53]
牧歌 [54]/3種のムヴマンの楽曲 [37]
シャコンヌ「告訴」[57]
ヘ調の楽曲
前奏曲 [12]/アルマンド・グラーヴ [67]
クーラント [68]/クーラント [71]
サラバンド [72]/バスクのブランル [73]
サラバンド [74]/ジーグ[76]
ガイヤルド [77]/シャコンヌ [80]
ブランロシュのトンボー [81]
トレヴァー・ピノック(Cemb)

使楽器1627年、ヨハネス・ルッカース製
トレヴァー・ピノック(1946年まれ)がプレクトラ・ミュージックに初登場。カレン・フリントの楽 器コレクションから1627年ヨハネス・ルッカース製を選び、このクラヴサンが作られた頃にまれたル イ・クープランの作品を3つの組曲の形にまとめて弾いています。
PLECTRA
PL-21802(3CD)
クープランクラヴサン曲集第4巻(1730)
[CD 1] 第20組曲(v)#/第21組曲*/第22組曲**
[CD 2] 第23組曲+/第24組曲*
[CD 3] 第25組曲+/第26組曲#/第27組曲**
デイヴィット・モロニー(Cemb)
ジョン・マーク・ローゼンダール(ヴィオラ・ダ・ガンバ(v))

録音:2015年5、ザ・バーン・アット・フリントウッズ、ウィルミントン、デラウェア州、アメリカ合衆国
使楽器1627年、ヨハネス・ルッカース製*/1635年、ヨハネス・ルッカース製+
1707年、ニコラ・デュモン製#/1768年、ヨハネス・グルマン製**
グスタフ・レオンハルト亡き後の古楽界を代表する鍵盤楽器奏者の、デイヴィット・モロニーが満 を持して取り組むフランソワ・クープランのクラヴサン独奏全作品録プロジェクト第4作。 デイヴィット・モロニー(1950年まれ)はスージー・ジーンズ、ケネス・ギルバート、グスタフ・レ オンハルトに師事した英国の鍵盤楽器奏者・楽学者。20年以上本拠としていたパリから2001年アメリ カ合衆国に移住し、カリフォルニア学バークレー校教授兼オルガニストを2016年まで務めました。 ジョン・マーク・ローゼンダールは第20組曲第3曲「クルイーまたはクープラン嬢」第2部のみ参加し ています。

Philharmonia Baroque Orchestra
PBP-10(2CD)
NX-C03
ラモー:プロローグ付き3幕の歌劇・バレ「栄光の殿堂」 ガブリエル・フィリポネ(S)
シャンタル・サントン=ジェフリー(S)
カミーユ・オルティス(S)
アルタヴァスト・サルキシャン(オートコントル)
アーロン・シーハン(オートコントル)
フィリップ=ニコラ・マルタン(Br)
マルク・ラボネット(Br)
トニア・ダメリオ(S)
ニコラス・マギーガン(指)
フィルハーモニア・バロックO&cho

録音:2017年4月28-30日ライヴ カルフォルニア大学バークレー校 ゼラーバックホール
「カンディード」などで知られるヴォルテールとラモーとの、3作目の共作である歌劇・バレ「栄光の殿堂」。オーストリア継承戦争のフォントノワ戦勝記念としてルイ 15世のために作曲されたこの作品は、ヴェルサイユ宮殿の大厩舎で二度上演された後に、市民劇場での再演のために当時の趣向に合わせ脚本も削られる など改訂され、そちらの版が現在まで伝わっています。今回、カリフォルニア大学バークレー校のライブラリーに眠っていた当時の手稿や印刷譜、台本などを元に ラモー研究の第一人者ジュリアン・デュブリュクが初演時の版を復元し、1745年以来初めて、当初の力強いヴァージョンで全曲が蘇演されました。マギーガンは 「口では説明できないくらい豪華で壮観。トランペットからバグパイプまで様々な楽器が詰まったオーケストラが、信じられないほど凝った音楽を奏でる」と、この版 を絶賛しています。詳しい経緯を記した英文テキストや歌詞の英訳、美しい舞台写真などが満載の68ページにおよぶオールカラー・ブックレットも付属し、聴く 者を古の王宮へと誘います。フィルハーモニア・バロックO自主レーベルの10周年記念盤。 ちなみにこの作品には、スズキメソードに掲載され、ヴァイオリンを学ぶ少年少女には有名な「ラモーのガヴォット ニ長調」の原曲が含まれます。

Chateau de Versailles Spectacles
CVS-001(1CD)
NX-B08

NYCX-10014(1CD)
国内仕様
税込定価
シャルパンティエ:『花咲ける芸術』〜音楽による牧歌劇 H.487(全曲) マイリス・ド・ヴィルトレ ...音楽の寓意像・ロズリー(S)
ヴィルジニ・トマ ...死の寓意像・花の女神(S)
ジョナタン・スピシェール ...絵画の寓意像(T)
アナイス・ベルトラン ...建築の寓意像(Ms)
ダヴィト・ヴィチャク ...不協和の寓意像(Br)
セシル・アシル...平和の寓意像(S)
ヴィルジル・アンスリ ...兵士(Bs)

アンサンブル・マルグリット・ルイーズ(古楽器使用)
総指揮:ガエタン・ジャリ
解説訳・補筆、歌詞訳:白沢達生
■Chateau de Versailles Spectacles(新レーベル)
活性化めざましいフランスの古楽シーンと密接な連携を続けてきたヴェルサイユ宮殿が、より広範で自在なコラボレーションへ向けて独自のレーベルを立ち上げ、音盤制作に乗り出しました。すでにAlphaをはじめとするフランス最前線のレーベルでもたびたびロゴを見かけてきた組織ですが、ヴェルサイユ宮殿は旧王室礼拝堂や旧王室歌劇場などが近年コンサート活動にも積極的に提供されており、ヴェルサイユ・バロック音楽センターなど専門家たちの協力を得て抜群のクオリティを誇る上演プロジェクトが続々成功をみてきたところ。最前線の古楽シーンを賑わせる俊才や大御所たちの「いま」にいち早く、洗練された制作ポリシーの音盤で出会える機会が増えそうです。

すでにAlphaレーベルとの提携でも数多くのプロジェクトを成功させている、ヴェルサイユ宮殿の文化催事プロジェクトチーム「シャトー・ド・ヴェルサイユ・スペクタ クル」。彼らがこのたび、ついに独自のレーベルCVSを立ち上げました。伝説的エンジニアのニコラ・バルトロメーが立ち上げた録音スタジオ「リトル・トライベッカ」 の協力を得て、その新始動録音には17世紀フランスの不遇な大作曲家シャルパンティエによる『花咲ける芸術』(フランス古楽界にあっていちはやく歌劇方 面の土壌を用意した名団体、レザール・フロリサンの名の由来となった作品)を。若き才人集団マルグリット・ルイーズには大ヴェテランのリコーダー奏者セバス ティアン・マルクや、鬼才クラヴサン奏者ジャン・ロンドーを含む精鋭4人組「ネヴァーマインド」に名を連ねるヴィオールのロバン・ファロとトラヴェルソのアンナ・ベッ ソン...と頼もしい俊才がいたるところに!精妙にして優美なシャルパンティエの音世界はまさにフランスの「偉大なる世紀」ならでは――王室音楽総監督 リュリに疎まれ、王室での活躍から周到に遠ざけられていたシャルパンティエの才気が、のちの王宮ヴェルサイユにあらためて鳴り響く、比類なく贅沢なバロック・ アルバムの登場といえそうです。

DACAPO
MAR-8.226123(1CD)
NX-B06
ハンス・アドルフ・ブロルソン(1694-1761):賛美歌集「The Rare Treasure of Faith 信仰の秘宝」
■アドヴェント
シャルル・デュパール(1667-1740):組曲 第2番 ニ長調-序曲
ブロルソン:Op! thi dagen nu frembryder TRK 3
デュパール:組曲 第2番ニ長調-第4曲 パスピエ
■信仰の意味
ブロルソン:Dig, dig min HErre vil jeg prise, TRK 135
モルテン・リース(1702-1766):ソナタ 第2番-Andante
ブロルソン:GUds riges evangelium, TRK 131
デュパール:組曲 第2番ニ長調-アルマンド
■クリスマスとエピファニー
ブロルソン:Vor JEsus kand ey noget herberg finde, TRK 13
リース:ソナタ 第3番-Adagio
ブロルソン:Dig min sode skat at mode, TRK 20
デュパール:組曲 第2番ニ長調-サラバンド
■信仰の栄光
ブロルソン:Som liliens hierte kand holdes i Grode, TRK 245 var
リース:ソナタ 第9番-スピリトゥオーゾ
■復活祭と聖霊降臨祭
ブロルソン:Du est, opstandne seyers helt, TRK 49
デュパール:組曲 第2番ニ長調-ジーグ
ブロルソン:Kom regn af det hoye, TRK 63
■信仰の果実
ブロルソン:Stille er min siel til Gud, TRK 182
作者不詳/J.F.フィビガー(1680頃-1738)編)):ソナタ 第19番.
第3巻
ブロルソン:I HErrens udvalde, som hellighed ove,
TRK 188
■信仰の戦いと勝利
ブロルソン:JEsu, al min fryd og are, TRK 216
シャイベ(1708-1786):ソナタ 第1番-Andante
■死と復活
ブロルソン:Nar mit Oje, Trat af Moje, SS 62
シャイベ:ソナタ 第2番-Affettuoso
ブロルソン:Allevegne, hvor jeg vanker, TRK 247
フェミウス・コンソルト(ピリオド楽器使用)
【メンバー】
ベアテ・モルダル(S)
ヤコブ・ブロッホ・イェスペルセン(Bs-Br)
リナ・レオン(トラヴェルソ)
フレデリック・ボック(バロック・ギター/チャランゴ/テオルボ)
ドーヒョ・ソル(バロック・ギター&マンドーラ)
マティアス・フロステンソン(バス・ヴィオール)
アラン・ラスムッセン(チェンバロ&オルガン)

録音:2017年11月9-12日Garnisonskirken, Copenhagen
「敬虔主義=個人の敬虔な内面的信条に信仰の本質を見る信仰的立場」を生涯貫いたデンマークの司教、讃美 歌作者ブロルソン。聖職者の家に生まれ、1732年から敬虔主義に基づく讃美歌を出版し、その中でも最も知られる 歌集が「The Rare Treasure of Faith 信仰の秘宝」です。ここには多くの伝承讃美歌と、82作のオリジナルを含 み、ブロルソンの生前に7回も再版されたというコレクションでした。彼の死後は一旦忘れ去られるも、現在ではデン マーク最高の讃美歌作者の一人として評価されています。このアルバムでは、ブロルソンの抒情的な讃美歌に、同じく 敬虔主義者としてしられるデンマーク王クリスチャン6世(1699-1746)の宮廷に仕えた作曲家たちの作品を併せてい ます。 ホメーロスのオデュッセイアから採られた詩人の名「フェミウス」を冠したアンサンブル「フェミウス・コンソルト」は、当時を彷 彿させる典雅な音楽を奏でています。

Hyperion
CDA-68265(1CD)
アントワーヌ・ド・フェヴァン:ミサ・アヴェ・マリア&ミサ・サルヴェ・サンクタ・パレンス
フェヴァン:ミサ・アヴェ・マリア(ミサ曲 「めでたしマリア」)、
 キリストは高みに昇りたまいて、聖なる三位一体(4声)、聖なる三位一体(6声/追加パート:アルノルト・フォン・ブルック)
聖歌:ようこそ聖なる御母
フェヴァン:ミサ・サルヴェ・サンクタ・パレンス(ミサ曲 「ようこそ聖なる御母」)
ブラバント・アンサンブル、
スティーヴン・ライス(指)


録音:2018年1月29日−31日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。これまでグラモフォン賞に3度ノミネートしてきたブラバント・アンサンブルが新たに読み解くフランドルの至宝は、ジョスカン・デ・プレと同時代に活躍したフランドル楽派の作曲家、アントワーヌ・ド・フェヴァン(c.1470−1511/12)の聖母マリアを讃える2つのミサ曲。
ジョスカン・デ・プレの弟子や信奉者であったという研究もあり、ジョスカンが切り開いた進歩的なスタイルと共通点を多く持つ知られざる作曲家です。

la musica
LMU-013(1CD)
17世紀ヴェネツィアの声楽作品
カヴァッリ(1602-1676):A pie d’un bel cipresso(美しい糸杉のもとで)
ドメニコ・オヴィッツィ(1611頃-1631頃):Dimmi Filli, mio ben(言っておくれ、いとしいフィリスよ)/O sospiro amoroso(お
お、恋に破れたため息よ)/Udite, udite o selve(もりよ、聞いておくれ)
ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690):V’ho inteso abbastanza(君のことはもうわかった)/Belle donne io tengo un
core(美しい女性たちよ、私の心は)
ビアジョ・マリーニ(1594-1663):Ricciutella Pargoletta(小さな巻き毛のかわいい娘)
モンテヴェルディ:Rosa del Cie(天のバラ)【器楽曲】/Ecco di dolci raggi il sol armato(やさしい光につつま
れた太陽が)/Eri gia tutta mia(あなたはかつて私のすべてだった)/Quel sguardo sdegnosetto(あの軽蔑の一瞥が)
ジョヴァンニ・ロヴェッタ(1596-1668):Le lagrime d’Erminia(エルミニアの涙)
ジョヴァンニ・ステファニ(1620年頃活躍):Eternita d’amore(愛の永遠性)
ザカリ・ワイルダー(T)
ジョセプ・マリア・マルティ・デュラン(アーチリュートおよびバロック・ギター)

録音:2016年5月、2018年1月
注目のアメリカ出身のテノール、ザカリ・ワイルダーによる、モンテヴェルディとその後の世代の作曲家たちによる作品集。当時人 々は 、こうした 作 品 を ヴェ ネツィアのサロンで演奏し、自身の知性を披露していました。それぞれの楽曲が歌う愛の様々な世界を、ワイルダーの明晰な発音とクリアな声で聴くこと ができます。
ワイルダーは、2018年12月のBCJのメサイア公演に出演予定。7月の歌舞伎座「源氏物語」公演に光の精霊役として出演しているなど、日本での人気・ 知名度も急上昇中。2013年にはクリスティ主宰の声楽アカデミー「声の庭」第6回生にも選ばれております。 (Ki)

APARTE
AP-178(1CD)
オラトリオからのアリア集
カルダーラ、ボノンチーニ、ガスパリーニ、ポルポラ、A.スカルラッティらの作品
ティボ ー ・ノアリ( Vn&指 )
ブランディーヌ・スタスキエヴィチ(Ms)
アンサンブル/レ・ザクサン(Les Accents)

録音:2017年10月
ヴァイオリン奏者ティボー・ノアリ率いるレ・ザクサン(2014年結成)は、バロック時代、とりわけ17-18世紀イタリアの作品に注力した活動を展開 しています。今回彼らがとりあげたのは、未出版のオラトリオからのよりすぐり楽曲。カルダーラやアレッサンドロ・スカルラッティ、ポルポラらによる超 絶技巧のアリアを、古楽シーンで活躍しているブランディーヌ・スタスキエヴィチが軽やかに変幻自在に歌い上げています。レ・ザクサンの精緻な器楽アン サンブルも聴きものです。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-051(1CD)
ウエルガス写本〜13世紀の宗教音楽より ドミニク・ヴェラール(指)
アンサンブル・ジル・バンショワ

録音:2017年12月18-23日
サンタ・マリア・デ・ラス・ウエルガス修道院(スペイン)に伝わる写本を読み解き、中世の典礼音楽の世界がよみがえらせた1枚。修道院の資料室 に残されている資料の中には、パリのノートル=ダム寺院から伝わるものもあり、中世にすでに音楽の往来があったことを物語っています。これらの美しい 聖歌集が、静かな祈りの瞑想の世界へと聴き手を誘います。 (Ki)

Alba
ABCD-412(1SACD)
ガブリエッリ、スカルラッティ チェロのための作品全集
ガブリエッリ(1651/59-1690):チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調(第1版)
 2つのチェロのためのカノン ニ長調
 無伴奏チェロのためのリチェルカーレ第7番 ニ短調
 チェロと通奏低音のためのソナタ イ長調
 無伴奏チェロのためのリチェルカーレ第2番 イ短調
 チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調(第2版)
 無伴奏チェロのためのリチェルカーレ第3番 ニ長調
 無伴奏チェロのためのリチェルカーレ第1番 ト短調
A・スカルラッティ(1660-1725):チェロと通奏低音のためのソナタ第2番 ハ短調
ガブリエッリ:無伴奏チェロのためのリチェルカーレ第4番 変ホ長調
A・スカルラッティ:チェロと通奏低音のためのソナタ第3番 ハ長調
D・ガブリエッリ:無伴奏チェロのためのリチェルカーレ第6番 ト長調
・無伴奏チェロのためのリチェルカーレ第5番 ハ長調
A・スカルラッティ:チェロと通奏低音のためのソナタ第1番 ニ短調
グアダルーペ・ロペス・イニゲス(バロックVc)
通奏低音【マルック・ルオラヤン=ミッコラ(バロック・チェロ)、オッリ・ヒューリュネン(バロックギター/ アーチリュート)、ラウリ・ホンカヴィルタ(Cemb)】
[楽器 Lopez Iniguez: baroque chello by Claude Pieray(Paris 1725)、Luolajan-Mikkola: baroque cello by Barak
Norman(London c.1700)、Hyyrynen: baroque guitar after a Roman model by Giovanni Tester from 1620s built by
Ivo Magherini(Bremen 2006)、Honkavirta: Flemish harpsichord by Henk van Schevikhoven(Pornainen c.1993)]

録音:2016年11月7日-8日、2017年6月5日-7日 聖ラウレンティウス教会(ヴァンター、フィンランド)
制作・録音:ミッコ・ムルトニエミ
グアダルーペ・ロペス・イニゲス(1983-)は、ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーを活動の拠点とするスペインの音楽家。音楽修士号と心 理学の博士号をもち、バロック・チェロのソリストとしてフェスティヴァルなどに出演しながら、芸術面と科学面からクラシカル音楽と演奏について総体的 な研究を続けています。彼女のデビューアルバム。イタリア・バロック期の作曲家ふたり、チェロのヴィルトゥオーゾとして名声を博し、無伴奏チェロの最 初期の作品を書いたドメニコ・ガブリエッリと、オペラと室内カンタータで知られるアレッサンドロ・スカルラッティのチェロのための音楽。ふたりの作品 との出会い、演奏に使った楽譜、解釈などについて、ロペス・イニゲスの書いた詳細なライナーノートがブックレットに載せられています(英語、スペイン語、 フィンランド語)。ファンタズムやベルゲン・バロックへの参加でも知られるマルック・ルオラヤン=ミッコラ(1957-)を中心とするグループが通奏低音 で共演。 (Ki)

Hyperion
CDA-68249(1CD)
イギリスのヴァージナリストたちの音楽
トムキンズ:バラフォスタスの夢
作曲者不詳(ジョン・ダウランドの歌に基づく):彼女は私の過ちを許してくれるだろうか?
ギボンズ:パヴィン 「オーランド・ギボンズ氏」、
 荒れ果てた森
ファーナビー:ファンタジア
ウィリアム・バード:パヴァンとガリアード第9番 「the Passinge mesures」
リチャード・ファーナビー:誰のでもないジグ
ジョン・ブル:半音階的(エリザベス女王の)パヴァンとガリアード
ウィリアム・バード:ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ
作曲者不詳:スコットランドのジグ
トムキンズ:パヴァナ
ジャイルズ・ファーナビー:ウッディ・コック、
 話してダフネ、ホワイ・アスク・ユー?
ジョン・ブル:ファンタジア 「Mr Dr Bull」
ウィリアム・イングロット:葉は緑に
作曲者不詳:ロマネスカによる変奏曲
マハン・エスファハニ(Cemb)

録音:2017年11月25日−27日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト、モンマス)
マハン・エスファハニは、1984年テヘラン生まれの若きイラン系アメリカ人チェンバリスト。チェンバロ奏者として初めてBBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれた他、ボルレッティ=ブイトーニ財団賞受賞、2014年ロイヤル・フィルハーモニック教会賞の「インストゥルメンタリスト・オヴ・ジ・イヤー」と2014年グラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートするという栄誉を、それぞれチェンバリストとして初めて達成しています。2015年にはBBCミュージック・マガジンの「ニューカマー・オヴ・ジ・イヤー」に選ばれ、再びグラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートしています。
Hyperion(ハイペリオン)からは、第1弾「C.P.E.バッハ(CDA 67995)」がグラモフォン賞2014で古楽器部門賞を受賞し華々しいデビューを飾り、第2弾「ラモー(CDA 68071/2)でもグラモフォン賞2015ノミネート&ライムライト・マガジン「レコーディング・オヴ・ザ・マンス」を受賞するなど大成功を収めました。その後、メジャー・レーベルからチェンバロで弾くミニマル・ミュージックやバッハ・アルバムをリリースし話題を呼んだエスファハニが、ついにHyperionへと帰還。原点回帰となる正統派プログラムは、バード、トムキンズ、ファーナビーら、イギリスの「ヴァージナリスト(Virginalist)」と呼ばれた作曲家たちの鍵盤作品を集めた、16世紀頃イギリスの偉大なるチェンバロ・リサイタル・アルバムです。

ALPHA
NYCX-10007(1CD)
国内仕様
税込価格
ド・ラランド(1657-1726):神の荘厳さを、その力強さを
さあ今こそ、主を祝い迎えよう
テ・デウム(神よ、わたしたちはあなたを讃えます)
総指揮:ヴァンサン・デュメストル
アンサンブル・エデス
ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)

録音:2017年5月、ヴェルサイユ旧王室礼拝堂
解説訳・補筆:白沢達生
輸入品番:ALPHA968
ヨーロッパの流行は、フランスから――その立役者となったルイ14世が、壮麗なヴェルサイユ宮殿を建てさせ自ら住みはじめたのは、王室音楽総監督リュリが亡く なる少し前のこと。そのころ新たに王の寵愛を得た俊才作曲家ド・ラランドは、組織改編あいなった王室礼拝堂楽団の長としても敏腕をふるい、充実したオー ケストラ書法がきわだつ先進的なグラン・モテ(大規模教会音楽)を続々発表しました。リュリの作法よりもさらに踏み込んだ楽器の活かし方もきわだつこれらの 傑作から、初期の2名品と、作曲家晩年まで改変が続いた金字塔的名作「テ・デウム」――やがてラモーを準備することになる、世紀の変わり目のフランス王 室を彩った壮麗なる音世界を、バロック期の同国の音楽にきわめて造形の深いヴァンサン・デュメストルがあざやかな解釈で伝えます。 デュメストル&ル・ポエム・アルモニークはすでに数年前、リュリとシャルパンティエの「テ・デウム」(Alpha952)でも独自のテンポ設定や徹底した楽器再現など、 随所で入念さをパフォーマンスとむすびつけてみせる適性の高さを印象づけたところ。マーケットの期待値に応え、さらなるその上をゆく企画力は、音楽学者ト マ・ルコントを迎えての解説文(訳付)にもありありと示されています。
ALPHA
NYCX-10009(1CD)
国内仕様
税込価格
ブクステフーデ:教会音楽と室内楽曲
神よお救いください、水かさがすでに BuxWV34 〜6声の合唱、〜2つのヴァイオリン、2つのヴィオラ、ヴィオローネと通奏低音のための
トリオ・ソナタ(またはチャコーナ) イ短調 BuxWV272〜ヴァイオリン、バス・ガンバと通奏低音のための
お命じください、御使いに BuxWV10〜4声の独唱群、2つのヴァイオリン、ヴィオローネと通奏低音のための
イエスはわが喜び BuxWV60〜3声の独唱群、2つのヴァイオリン、ファゴットと通奏低音のための
トリオ・ソナタ 変ロ長調 BuxWV255〔作品1−4〕〜ヴァイオリン、バス・ガンバと通奏低音のための
心からあなたを愛してやみません、おお主よ BuxWV41〜5声の合唱、2つのトランペット、2つのヴァイオリン、2つのヴィオラ、ヴィオローネと通奏低音のための
トリオ・ソナタ ニ長調 BuxWV267
〜バス・ガンバ、ヴィオローネと通奏低音のための
イエスはわが命のなかの命BuxWV62〜4部の独唱群、2つのヴァイオリン、2つのヴィオラ、ヴィオローネと通奏低音のための
リオネル・ムニエ(総(指)バス)
オリヴィエ・フォルタン(器楽曲(指)オルガン、チェンバロ)
ヴォクス・ルミニス(古楽声楽集団)
アンサンブル・マスク(古楽器使用)

録音:2017年1月アントウェルペン、AMUZ音楽堂(フランデレン音楽祭期間)
解説訳・補筆:白沢達生
輸入品番:ALPHA287
夕べの音楽……それは北ドイツの港湾大都市リューベックで、取引所の近くにあった聖母教会を会場にして行われていた音楽会のこと。17世紀末、スウェーデ ンとデンマークで経験を積んだ名匠ブクステフーデが運営していたこの集いは国際的に知られ、年若い頃のバッハもわざわざ大旅行をして聴きに来たほどでした。 聖母教会はルター派プロテスタントを奉じており「必ず訪れる死を前に、人はどうすべきか」を考える機会が多かった――畢竟、ブクステフーデがそこで書いた音 楽にも「人生の夕べ」に想いを馳せる音楽が少なくありません。8人の精鋭歌手によるソリスト編成でバロック期の傑作を続々録音してきたヴォクス・ルミニス が、彼らと同様ドイツ語圏の17世紀音楽を得意とする古楽器集団アンサンブル・マスクと手を携え制作したブクステフーデ・アルバムは、バルト海に面した北方 世界で、バッハ以前の人々が触れていた「人生の夕べ」をいつくしもうとする音楽のひとときを、ありありと今に甦らせます。歌詞の語句をわかりやすく伝える極小 編成の歌唱、ヴェテランぞろいの室内楽編成の魅力をみごと収めた自然派録音。低音楽器ばかりの珍しいトリオなど、室内楽曲の選曲も絶妙です。

Capella de Ministrers
CDM-1844(1CD)
ARRELS-音のルーツ〜中世から近世へ、スペイン・バレンシア地方の宮廷音楽と伝統音楽〜
1.わたしのかわいい赤ちゃん(ピカセンの子守歌)
2.ファンダンゴ(器楽合奏)
3.シショナのサンディンガ(バレンシア南部のファンダンゴ)
/その晩わたしは夢をみた(すいかの踊り/J.P.モンタネル作詩)
4.グアダスアルのボレロ/自由な女のボレロ/ラルクディアのボレロ
5.モレラのトクス(器楽合奏)
6.慟哭の歌(ウイショ渓谷の歌)
7.愛人のペテネラ(ビラベリャのペテネラ)
8.カン・デスティル/男のいない婦人(イサベル・ロブレス作詩)
9.お母さん、お母さん(アラカンの子守歌)
10.ホタ「ラ・ペルディウェタ」(器楽合奏)
11.シャティバのファンダンゴとナン(器楽合奏)
12.舞踏歌さまざま:ムーロの物売り娘/騎士の皆さん、ひどいでしょう/彼女の名はカタリナ
13.アルカセルのシャケラ(器楽合奏)
14.古い時代の聖母讃歌(J.B.コメス作詩)
15.カン・デスティル/四大元素の歌(ベゴニャ・ポソ作詩)
カペリャ・デ・ミニストレルス
【メンバー】
エリア・カサノバ(歌)
ジュゼプ・アパリシオ(歌)
カルレス・マグラネル(各種ヴィオラ・ダ・ガンバ)
リサニア・フェルナンデス(ヴィオラ・ダ・ガンバ/ヴィオローネ)
サラ・アゲラ(ハープ)
エドゥアルド・ナバロ(バンドゥリア…スペインの撥弦楽器/バグパイプ/ドゥルサイナ…ダブルリード木管楽器)
ロベルト・カセス(テオルボ、バロックギター)
アジズ・サムサウイ(カヌン…北アフリカのダルシマー)
ダビド・アンティック(リコーダー)
パウ・バリェステル(各種打楽器)

録音:2018年3月2-4日
バレンシア、バレンシア慈善文化センター
「アルフォンソ5世の間」
Capella de Ministrers
独立運動でも話題になるカタルーニャ地方(バルセロナの周辺)と同じように、標準スペイン語とは違うバレンシア語(カタルーニャ語に似た言語)も話されているスペイン南部バレンシア地方。イタリアに渡って有名になったボルジア家を輩出したのをはじめ、文化的に豊かな歴史背景をもつこの地方を拠点に、バレンシアないしスペインの古い音楽遺産を積極的に世界へ発信しつづけているカルレス・マグラネルと、彼のもとに集まる俊才中世楽器奏者たちを中心としたカペリャ・デ・ミニストレルスの自主制作レーベルは、いかにイベリア半島の文化が「スペイン」の一言ではくくれない多彩さに満ちているかを伝えてくれます。精巧な自然派録音による躍動感と洗練にみちた古楽器サウンドは、企画の背景を知らなくともすぐに陶然と魅了されてしまうような求心力に満ちています。バレンシア語・スペイン語・英語・フランス語による解説書も読み解く意義のある充実度。

カルレス・マグラネル率いるカペリャ・デ・ミニストレルスによる、スペイン・バレンシア地方の伝統音楽と古楽に共通する源流を探る彼らならではの企画盤。今日の ような芸術音楽と大衆音楽の距離がかなり近かった時代、中世から近世へかけて大衆に親しまれた音楽や、宮廷で楽しまれた音楽を集めています。ファドを 思わせる切々と歌い上げれられた歌、大衆が歌い交わす町の歌合戦の様子、陽気と哀愁が入り混り様々な楽器が活躍する舞曲と、当時の人々の力強さを 感じさせる目まぐるしい極彩色の音世界の中にも、伝統と古楽を繋ぐ秘密の小径を歩むような密やかな面白さも秘めた、たいへん楽しめる一枚です。

Paraty
PARATY-217162(1CD)
ベルナール=エマブル・デュピュイ(1707-1789):ニシ・キア・ドミヌス(主がもし我らの方におられなかったならば)
ルイ・アントワーヌ・ルフブル(c.1700-1763):プティ・モテ(Afferte Domino)
作曲者不詳:モテット(Cantate Domino)
ジャン=ジョゼフ・ムーレ(1682-1738):プティ・モテ(Benedictus Dominus)
ジョゼフ・ラグナ(1723-1792):Domine Deus
作曲者不詳:主よ、われをあわれみたまえ
アンサンブル・アンティフォナ
ロランダス・ムレイカ(指)
マルレーヌ・デゾヴァージュ(S) 
クレメンス・ガルシア(S)
エヴァ・タミシエ(S)
フランソワ=ニコラ・ジェズロ(C.T) 
ラファエル・マルボー(Bs)

録音:2016 年 8月
フランス南西部ヴィルフランシュ=ド=ルエルグのシャペル・デ・ペニタン・ノワール聖堂。ここは17世紀、貧しい人々や病人をたすけ、そうした人々 を埋葬するための祈祷場所でした。建物内には、美しい宗教画が多く残されているだけでなく、貴重な楽譜資料や楽器(セルパン)など、様々な音楽遺 産が発見されています。それらの楽譜資料から再構築された音楽集です。 (Ki)

Passacaille
PAS-1036(1CD)
モデナのパルティータ 〜フランチェスコ 2 世・デステ宮廷のバスヴァイオリン音楽
A・スカルラッティ:ソプラノと通奏低音のためのカンタータ「Io morirei vontento」
デリ・アントーニ:チェロとチェンバロのためのリチェルカータ 第1・2番
ヴィターリ:ヴィオローネのための種々のソナタによるパルティータ より トッカータ
ヴィターリ(ジュゼッペ・コロンビ編:ヴィオローネのためのルッジェーロ
ジョヴァンニ・バッティスタ・デリ・アントーニ:チェロとチェンバロのためのリチェルカータ第5番
カプスベルガー(ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ編):パッサカリア
ジョヴァンニ・バッティスタ・デリ・アントーニ:チェロとチェンバロのためのリチェルカータ 第6番
アントニオ・ジャンノッティ:独奏ヴァイオリンのためのソナタ
ジョヴァンニ・バッティスタ・デリ・アントーニ:チェロとチェンバロのためのリチェルカータ 第8番
ジュゼッペ・コロンビ/ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー/ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ:チャコーナ
トマゾ・ベルナルド・ガッフィ:ソプラノと通奏低音のためのカンタータ「Belle luci guerriere」
カペッラ・エステンセ
カペッラ・エステンセ
[マキシミリアーノ・セグラ・サンチェス(チェロ、バスヴァイオリン)、クリスティーナ・グリフォーネ(S)、パノス・イリオポウロス(チェンバロ、オルガン)、ハビエル・オベヘロ・マヨラル(テオルボ、バロックギター)]

録音:2016 年 5 月 3-5 日/オランダ
モデナを治めたフランチェスコ2世・デステ(1660-1694)はヴァイオリンを嗜み、音楽のパトロンとしても知られ、コレッリがトリオ・ソナタ集 Op.3を献呈した人物でもあります。彼の蔵書は幸いなことにほぼそのまま残されており、宮廷に響いたであろうハイレベルな音楽を窺い知ることが出来 ます。ここに収録された音楽は低弦のための作品が中心で、チェロ音楽黎明期の貴重な作品が並んでいます。バスヴァイオリンはチェロの前身とも言える 楽器。 ★低弦のための作品のみならず、スカルラッティのカンタータのアリアでは通奏低音が目まぐるしい速度で細かな旋律を休みなく奏で続けるなど、全編通 じてバスの魅力たっぷり。重低音のカッコよさがクセになるアルバムです。 (Ki)
Passacaille
PAS-1037(1CD)
「ハエン大聖堂の音楽」
ホアン・マニュエル・デ・ラ・プエンテ(1692-1753):Miserere mei, Deus (1726)
Lavanderita soy (1719)
A donde, nina hermosa (1734)
Del risco se despena la fuentecilla Hermosa (作曲年不詳)
Con el mas puro fervor (作曲年不詳)
マリア・エスパダ(S)
マルタ・インファンテ(Ms)
ヘスス・ガルシア・アレルハ(Br)
エンリコ・オノフリ(指) 
セビリア・バロックO、
バンダリアcho

録音:2011年11月、2012 年 6月/スペイン
セビリア・バロック管のレーベル、OBS Prometeoから発売されていた音源。指揮が何とエンリコ・オノフリ!ということで古楽マニアの話題盤となっ たものです。音楽・演奏ともに素晴らしい、人に教えたくなる素敵なアルバムです。オノフリはヴァイオリンも演奏しています。
スペインの作曲家、ホアン・マニュエル・デ・ラ・プエンテは19歳でハエン大聖堂の楽長となり、フランシスコ・ゲレーロの後継者として活躍した人 物です。「Miserere mei, Deus」は7群に分かれ、計18声部という壮大な編成の宗教曲。方々から降り注ぐ歌、弦楽オーケストラ、オルガン、壮麗き わまる大作です。「Lavanderita soy」はスペインのリズムが楽しい独唱曲で、弦のピッチカートも効果的に響きます。収録されている楽曲は大聖堂の書 庫に保管されている作品で、並々ならぬ才能が発揮されたものばかり。バッハと同時代の後期バロックだけあって声楽も弦楽も凝った書法が見られ表現豊 か、様々な編成がもたらすステレオ効果も耳に楽しい作品群。スペイン・バロックの知られざる名品をお楽しみ下さい。 (Ki)
Passacaille
PAS-1041(1CD)
ヘンリー・ローズ(1595-1662):歌曲集&ジョン・ウィルソン(1595-1674):リュートのための前奏曲集
Amarillis by a Spring / I'll Tell You How the Rose Did First Grow Red / In Celia's Face a Question Did Arise / Dear, Turn
Away Thine Eyes so Bright / Come, Cloris, Hie We to Thy Bow'r / Slide Soft, Ye Silver Floods / Sweet Lady and Sole
Mistress of my Love / A Willow Gardland / Sabrina Fair / How Cool and Temp'rate I Am Grown / Sweet Death, Come Visit
My Sick Heart / Hither We Come into this World of Woe / I Burn, and cruel you / Did I Once SayThat Thou Wert Fair /
Hence, Vain Intruder / Sorrow, in Vain Why Dost Thou Seek to Tempt / Keep on Your Vail and Hide Your Eye / Oh, Let Me
Still and Silent Lie / I Rise and Grieve / Allemande for the Viol / Unto the Soundless Vaults of Hell Below / Pale Ink, Thou
Art Not Black Enough of Hue / My Wand'ring Thoughts Have Travelled 'Round
デイビット・マンダーロー(T)(Lute)
ジュリアン・ベーア(Lute)
シルヴィア・テカルディ(ヴィオール)

録音:2016 年10月/ドイツ
イギリス初期バロックの作曲家ヘンリー・ローズとジョン・ウィルソンは友人であり、チャペル・ロイヤルの同僚でした。ふたりはチャールズ1世の間近 で音楽活動を展開していました。ローズの歌曲をメインに、ウィルソンのリュート曲を組み込んだプログラムで当時の空気感が蘇ります。素朴な佇まいの 歌曲が並び、聴いて心が落ち着くアルバムです。 (Ki)

H.M.F
HMM-902298(1CD)
「メランコリア」〜1600年前後のマドリガーレとモテット集
ジョン・ウィルビー(1574-1638):Draw on, Sweet Night/O wretched man
ウィリアム・バード(1543-1623):Tristia et anxietas/Come to me grief forever/Lullaby, my sweet little baby(器楽曲)/Come to me grief forever
チェーザレ・トゥディノ(c.1530-after1591):Altro che lagrimar(器楽曲)
カルロ・ジェズアルド(1566-1613):O vos omnes/Merce grido piangendo/Tristis est anima mea
ポンポニオ・ネンナ(1556-1608):La mia doglia s’avanza
オルランド・ギボンズ(1583-1625):What is our Life?
ルカ・マレンツィオ(1553/54-1599):Crudele acerba inesorabil’ morte/Solo e pensoso
ルッザスコ・ルッザスキ(1545-1607):Quivi sospiri
トーマス・ウィールクス(c.1576-1623):O Care, thou wilt despatch me
トマス・トムキンズ(1572-1656):Too much I once lamented
レ・クリ・ド・パリ【声、ヴィオール、コルネット、セルパン】
ジョフロワ・ジュルダン(指)

録音:2017年 6月25-30日
「痛みの原因になっているものでも、それを瞑想することに喜びを感じる」、とは18世紀後半に出版された辞典に掲載されていた「メランコリー」の定義。 このCDに収録された音楽のテーマといえます。後期ルネッサンスの音楽創造を果てしなく豊かなものにした「メランコリー」のエッセンスに満ちた詩に 付曲された楽曲の数々に、心揺さぶられます。
「レ・クリ・ド・パリ」は、ジョフロワ・ジュルダンによって結成された声楽と器楽から成るアンサンブルで、16世紀初頭から現代音楽までをレパートリー にしています。演奏曲目によって、編成を3名から80名まで自在に変え、メンバーも作曲家、編曲家、俳優、舞台監督、楽器奏者、ダンサーからサウンド・ デザイナーなど実に様々というユニークなグループです。 (Ki)

CPO
CPO-555038(2CD)
NX-D01
ジャック=マルタン・オトテール(1674-1763):室内楽全集 第3集
【CD1】
トラヴェルソと通奏低音のための組曲 Op.5-1 ト短調
2本のトレブル・リコーダーのための第1組曲 Op.4
ブーセ氏/オトテール:「Airs Ornez d‘Agremens」よりトラヴェルソのための独奏曲
リコーダー独奏のための「前奏曲の技巧」 Op.7より前奏曲
ロベール・ヴァレンタイン(オトテール編):2台のヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ ホ短調
リコーダーと通奏低音のための組曲/ソナタ Op.5-3 ヘ長調
【CD2】
トラヴェルソと通奏低音のための組曲 Op.5-2 ハ短調
リコーダー独奏のための「前奏曲の技巧」 Op.7より前奏曲
2本のトレブル・リコーダーのための第2組曲 Op.6
ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための組曲/ソナタ Op.5-4 ロ短調
2本のトレブル・リコーダーのための第3組曲 Op.8
カメラータ・ケルン

録音:ドイツ放送 室内楽ホール
2013年1月/2012年4月/2015年3月
フランス・バロック期の作曲家オトテール。管楽器職人の家に生まれた彼は、優れたフルート奏者であるとともに、楽器 の設計にも長けており、とりわけフラウト・トラヴェルソの発展に力を尽くした功績は大きく、当時の管楽器のレパート リーを飛躍的に広げたとされています。このアルバムは、cpoレーベルのオトテール:室内楽全集の最終巻となります。 若い頃にイタリアに留学したオトテールは、イタリア様式とフランス様式を融合させた数多くの組曲を作曲、その中の何 曲かは調性を置き換えながら、他の楽器でも演奏できるように書かれており、演奏の可能性が広がることで知られて います。また「前奏曲の技巧」はそれぞれ、同じ調性を持つ組曲を演奏する際の導入として使えるように工夫されて いたり、トラヴェルソのための独奏曲ではフランスの良く知られたメロディを使っていたりといろいろな試みがなされていま す。どの作品も「オトテール装飾」と呼ばれる華麗な装飾音符で彩られており、聴き手だけでなく演奏者も楽しめる曲 集です。

Alba
ABCD-405(1SACD)
ウィリアム・バード:ヴァージナルのための後期の音楽
前奏曲 MB1
サー・ウィリアム・ピーターのパヴァーヌとガイヤルドMB3
パヴァーヌとガイヤルドMB52
さあジョン、私に口づけをMB81
ファンタジアMB25
カリーノ・カストゥラメMB35
ガイヤルドMB77
ラクリメのパヴァーヌMB54
ハーディングのガイヤルドMB55
ムッシュのアルマンMB44
鐘MB38
ソールズベリ伯爵のパヴァーヌとガイヤルドMB15
私のうけた苦しみの訴えが情熱を動かすならMB113
わが窓辺より去れMB79
ギボンズ(1583-1625):ソールズベリ卿のパヴァーヌとガイヤルドMB18/19
アーポ・ハッキネン(チェンバロ、ヴァージナル)
使用楽器:チェンバロ:Benedetto Floriani(c.1570) ヴァージナル:Joannes Ruckers(1604)

録音:2016年6月11日?13日、聖イグナチオ聖具室、サルッツォ、イタリア
制作・録音:ミッコ・ムルトニエミ
フィンランドの古楽ミュージシャン、アーポ・ハッキネン(1976?)は、ルネサンス期イギリスのウィリアム・バードを彼のレパートリーに欠かせない重 要な作曲家のひとりに位置づけてきました。彼がバードのヴァージナル曲を弾いた最初のアルバム(ABCD148)は、「輝かしいヴィルトゥオーゾ性から は本当の意味での興奮が生まれ、それでいながら、ざっくばらんな演奏スタイル、知的な充足感、気さくな性格は変わらない」(” Early Music Review” Robin Bigwood)と評されています。いつの時代にあっても五指に入る偉大な作曲家」と、ハッキネンの師事したグスタフ・レオンハルトが語るバードの ヴァージナル音楽の第2集。「後期の音楽」を録音するにあたりハッキネンが選んだ楽器は、ベネデット・フロリアーニが1570年ごろ製作、1988年に リストアされたチェンバロと、アントワープのルッケルス兄弟の工房で製作されたヴァージナル(スピネット)。これらの楽器を所蔵するジュゼッペ・アッカ ルディの鍵盤楽器コレクションのある、イタリア、サルッツォに赴き、録音セッションが行われました。 (Ki)

Avie
AV-395(5CD)
楽園への扉〜イートン・クワイアブックからの音楽
フォーキナー:喜べ、棘のない薔薇
コーニッシュ:サルヴェ・レジナ
ラム:マニフィカト
デイヴィ:In honore summe matris
ブラウン:スターバト・マーテル
 おおマリア、救い主の御母(8声)
コーニッシュ:アヴェ・マリア(4声)
デイヴィ:めでたしイエス、神の独り子よ(5声)
ラム:おおマリア恵みに満ちた方(6声
ウィルキンソン:サルヴェ・レジナ(9声)
ハンプトン:サルヴェ・レジナ
タージェス:喜べおとめの花の中で
フォーキナー:喜びたまえ
ブラウン:オー・マーテル・ベネラビリス
ウィルキンソン:サルヴェ・レジナ
ブラウン:サルヴェ・レジナ第1番(5声)、
 サルヴェ・レジナ第2番(5声/世界初録音)
ホーウッド:喜べおとめの花の中で(5声)
ストラトフォード:マニフィカト(4声)
ケリク:喜べおとめの花の中で(7声)
ブラウン:オー・レジナ・ムンディ・クララ(6声)
フェアファックス:マニフィカト 「Regali」(5声)
ラム:喜べおとめの花の中で(4声/世界初録音)
ハコンプレイント:サルヴェ・レジナ(5声)
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊、
スティーヴン・ダーリントン(指)

録音:2009年−2017年
約500年の歴史を持つオックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊。1985年から音楽監督を務めるスティーヴン・ダーリントンとのコンビでレコーディングが進められてきた、初期ルネサンスのイギリスの広大で多様な宗教音楽コレクションである「イートン・クワイアブックからの音楽」を探求する人気シリーズ、全5巻がセットになったデラックス・ボックスが登場。豊かな男声と美しきトレブル(Boy-S)によるその美しい歌声は、これまでも英グラモフォン賞にノミネートするなど高い評価を得ています。

H.M.F
HMM-902501(2CD)
ルイ・クープラン:新しい組曲集
[CD1]
・組曲 ニ長調〔プレリュード/アルマンド/クーラント/サラバンド/ガイヤルド/シャコンヌ〕
・組曲 ハ長調
〔プレリュード/ル・ムーティエ、シャンボニエール氏のアルマンド, クープラン氏によるムーティエのドゥーブル/
クーラント/クーラント/クーラント/サラバンド/サラバンド/シャコンヌ/メヌエット/サラバンド/プレリュード〕
・組曲 イ長調〔プレリュード/アルマンド/クーラント/サラバンド/ジーグ〕
・組曲 変ロ長調
〔プレリュード/アルマンド/クーラント/シャコンヌ/プレリュード/サラバンド/シャコンヌあるいはパッサカイユ〕
・組曲 ホ短調〔プレリュード/アルマンド・ド・ラ・ペ/クーラント/サラバンド〕
・組曲 ロ短調〔アルマンド/クーラント/サラバンド〕
[CD2]
・組曲 ヘ長調〔プレリュード/アルマンド/クーラント/サラバンド/ジーグ/シャコンヌ〕
・組曲 ト長調〔プレリュード/アルマンド/アルマンド/クーラント/クーラント/サラバンド/ガイヤルド/シャコンヌ〕
・組曲 ニ短調〔アルマンド/クーラント/クーラント/カノンによるサラバンド/ジーグ/シャコンヌ・ラ・コンプレニャント〕
・組曲 イ短調
〔プレリュード/アルマンド/クーラント/クーラント/サラバンド/サラバンド/ポワトゥーのメヌエットとそのドゥーブル〕
・組曲 ニ短調〔3つの楽章の小品/クーラント/クーラント/サラバンド/ガヴォット〕
クリストフ・ルセ(Cemb/1652 年アントワープ製ヨアンネス・クシェ(オリジナル)[ 国立音楽博物館コレクション ]、1701 年にフランスに移動)

録音:2018年1月(パリ、シテ・ド・ラ・ミュジーク(フィルハーモニー・ド・パリ内))
【使用楽譜:1985 年に出版されたルイ・クープランのチェンバロ作品集/ポール・ブリュノール出版、デヴィット・モロニー新改訂、オアゾ=リール社、モナコ】
フランソワのおじにあたるルイ・クープラン(c.1626-1661)は、17 世紀鍵盤音楽史上重要な作曲家です。35 歳で早すぎる死をむかえたルイは、 「harmonist」としてその名をとどろかせており、その厚い和声と、効果的な場面で効果的に響くよう書かれた不協和音、すぐれた構築性などは生きてい た当時から学者たちをはじめ玄人筋に喜ばれていました。ここに収録された作品も、どれも組曲ではありますが、紋切り型に終わらず、それぞれキャラクター が際だっており、ルイの偉大さを感じさせられます。
フィルハーモニー・ド・パリの音楽博物館とハルモニア・ムンディのパートナーシップによって、博物館が保存している貴重な名器、1652年製のヨアンネス・ クシェのオリジナル楽器を演奏してのレコーディング。名手ルセの真骨頂発揮で、楽器の明瞭な発語と、豊かで鮮烈な響きに驚かされます。 (AP 006(現在廃盤)でもルイ・クープラン作品を取り上げていますが、曲目は重複しておりません) (Ki)


BIS
BIS-9050(8CD)
イギリス、フランス、ドイツ、イタリアの2世紀に及ぶトリオ・ソナタ集
■Disc 1
17世紀イギリスのトリオ・ソナタ集
(1)ギボンズ:3声のファンタジー第6、8、9番
(2)コプラリオ:ファンタジア組曲
(3)ローズ:セット第1番
(4)ジェンキンス:ファンシーとエア、3声のファンタジア
(5)マシュー・ロック:組曲 ニ短調
(6)クリストファー・シンプソン:組曲ニ長調
(7)ジョン・ブロウ:ソナタ イ長調、グラウンド ト短調
(8)パーセル:ソナタ第20番ニ長調
■Disc 2
18世紀イギリスのトリオ・ソナタ集
(1)レーヴェンスクロフト:ソナタ ト長調 Op.1-8
(2)ヘンデル:ソナタ ト短調 Op.2-5
(3)ヘンデル:ソナタ ニ長調 Op.5-2
(4)エイヴィソン:ソナタ ニ短調 Op.1-1
(5)ボイス:ソナタ ニ長調 Op.1-5
(6)トマス・アーン:ソナタ ト短調 Op.3-2
(7)アベル:ソナタ ト短調 Op.3-1
(8)アースキン:ソナタ 6番ト長調
■Disc 3
17世紀フランスのトリオ・ソナタ集
(1)リュリ:王を眠らせるためのトリオ
(2)ジョフロワ:クラヴサンとヴィオールのためのディアローグ
(3)ルイ・クープラン:サンフォニー、ディアローグ
(4)クープラン:トリオ・ソナタ「壮大なもの」
(5)ガスパール・ル・ルー:組曲第2番ニ長調
(6)クレランボー:ソナタ ト長調
(7)マレ:組曲 ト短調
(8)ルベル:リュリ氏のトンボー
■Disc 4
18世紀フランスのトリオ・ソナタ集
(1)クープラン:神聖ローマ帝国の人々
(2)ドレ:ソナタ ト短調Op.1-6
(3)ルクレール:ソナタ第3番ト短調 Op.13-6
(4)ボワモルティエ:トリオ ホ短調 Op.32-2
(5)ギニヨン:ソナタ ニ長調Op.4-2
■Disc 5
17世紀ドイツのトリオ・ソナタ集
(1)フィアダンク:組曲 イ長調
(2)ニコラウス・ア・ケンピス:シンフォニア第2番「ドロローサ」
(3)シュメルツァー:ランターリー
(4)ベッカー:ソナタ第26番イ長調
(5)ローゼンミュラー:ソナタ ホ短調
(6)ヴェックマン:ソナタ ト長調
(7)ハッカルト:ソナタ第6番ニ短調
(8)ブクステフーデ:トリオ・ソナタ ト長調
(9)ケルル:トリオ・ソナタ ヘ長調
(10)ビーバー:パルティータ第6番ニ長調
■Disc 6
18世紀ドイツのトリオ・ソナタ集
(1)ゴルトベルク:トリオ・ソナタ ハ長調
(2)ファッシュ:トリオ・ソナタ ハ短調 FWV N:c2
(3)J.C.バッハ:トリオ・ソナタ ヘ長調 W.VII/3
(4)グラウン:トリオ・ソナタ 変ロ長調
(5)テレマン:トリオ・ソナタ ト長調 TWV42:G10
(6)C.P.E.バッハ:トリオ・ソナタ 変ロ長調 Wq.158
■Disc 7
17世紀イタリアのトリオ・ソナタ集
(1)チーマ:3声のソナタ
(2)トゥリーニ:第2旋法による3声のソナタ
(3)ブオナメンテ:「ラ・ロマネスカ」によるソナタ第8番
(4)カステッロ:3声のソナタ第10番
(5)メルーラ:チャコンナ
(6)ウッチェリーニ:「ラ・プロスペリーナ」によるソナタ第26番
(7)ファルコニェロ:フォリア
(8)カッザティ:チャコンナ
(9)マリーニ:「逃れよ、悲しい心よ」によるソナタ
(10)カヴァッリ:3声のカンツォン
(11)レグレンツィ:3声のソナタ
(12)パンドルフィ:マルケッタ第2番
(13)ボノンチーニ:ソナタ第5番
(14)ヴィターリ:チャコンナ
(15)ペストロッツァ:ソナタ第12番
(16)コレッリ:ソナタOp.1-12
Disc 8
18世紀イタリアのトリオ・ソナタ集
(1)アルビノーニ:バレット ト長調 Op.3-3
(2)ボンポルティ:ソナタ ト短調 Op.6-7
(3)ヴィヴァルディ:ラ・フォリア Op.1-12
(4)ボノンチーニ:室内ソナタ第2番
(5)ポルポラ:ソナタ Op.2-3
(6)サンマルティーニ:ソナタ第5番ヘ長調
(7)ロカテッリ:ソナタ ニ長調 Op.8-8
(8)ガッロ:ソナタ第1番ト長調
(9)タルティーニ:3声のソナタ ニ短調
ロンドン・バロック
【イングリッド・ザイフェルト、リチャード・グィルト(Vn)、チャールズ・メドラム(チェロ、5弦チェロ、バスヴィオール)、
[Disc1& 3]
テレンス・チャールストン(チェンバロ、オルガン)
[Disc 2、4、7&8]スティーヴン・ディヴァイン(チェンバロ、オルガン)】

録音:[Disc 1]2002年10月、
[Disc 3]2004年2月、
[Disc 4]2010年10月、
[Disc 5]2005年1月、
[Disc 6]2011年9月、
[Disc 7]2010年9月、
[Disc 8]2012年4月&5月聖マーティン教会、イングランド
[Disc 2]2009年3月レンナ教会(スウェーデン)
確かなテクニックと表現力で定評のあるロンドン・バロックがBISレーベルよりリリースを続けてきたトリオ・ソナタ・シリーズ全8集がセットになって 登場です。17世紀から18世紀にかけて作曲されたイギリス、フランス、ドイツ、イタリアの作品を録音してきたこのシリーズでは国、地域の音楽の違い、 そして時代の移ろいにより様々な音楽を楽しむことができます。トリオ・ソナタの歴史を知れる画期的な企画です! (Ki)

TRITON
TRIHORT-562(1CD)
ブクステフーデとドイツのオルガン作品集
ブクステフーデ:プレルーディウム ホ短調 BuxWV142
(2)ブクステフーデ:天の国におられる私たちの父 BuxWV207
ブクステフーデ:コラール変奏曲「主よ、真の神であるあなたよ、私たちからと
り去ってください」 BuxWV207
ブクステフーデ:父なる神は私たちのそばに住んでおられる BuxWV190
ブクステフーデ:パッサカリア ニ短調 BuxWV161
バッハ:平安と喜びをもって私はそこへ行く BWV 616
ブクステフーデ:平安と喜びをもって私はそこへ行く BuxWV76
(10)ブクステフーデ:嘆きの歌
ヴァルター:あなたに私は希望を抱く、主よ LV97
ブクステフーデ:チャコーナ ホ短調 BuxWV160
ブクステフーデ:ああ、神そして主よ BuxWV177
ブルーンス:人間はこの世では
ブクステフーデ:主よ、私たちにあなたの言葉を守らせてください BuxWV 185
ベーム:オルガンのための前奏曲 ニ短調
ベーム:天の国におられる私たちの父よ
ジャック・ピカール(Org)
(9)(10)(14)セシル・コテ(S)&サスキア・サレンビエ(Ms,バロックVn)

録音: 2014 年9 月2 日,2017 年9 月7 日,11 月5、6 日 フランス,ナンテール
17 世紀後半から18 世紀初頭にかけてドイツで活躍した偉大な作曲家たちのオルガン曲集。ジャック・ピカールは2009 年 から北フランスのイル=ド=フランス、オー=ド=セーヌ県のナンテールのカテドラルのオルガン奏者を務めており、そこで の録音。フランス風の明るく柔らかいオルガンの音色と、豊かだが混濁しない教会の残響が見事に捕らえられていて、たい へん気持ちよい。いくつかの曲には女声が参加しており、ことにソプラノのセシル・コテの清々しい美しさがまたすばらしい。 オルガン好きはもちろん、癒しの音楽を求めている人にもお勧め。

SUPRAPHON
SU-4228(1CD)
チェコを代表する作曲家による「狩りの音楽
(1)ゲオルク・ドルシェツキー(1745-1819):パルティータ(12’32”)
(2)ヤン・ヴェント(1745-1801):パルティータ(16’33”)
(3)パヴェル・ヴラニツキー(1756-1808):シンフォニア「ラ・シャッス」 ニ長調 Op.25(27’54”)
(1)(2)プラハ・コレギウム・ムジクム
(3)フランティシェク・ヴァイナル(指)プラハSO

録音:(1)1970 年12月18日、(2)1971年1月15日ドモヴィナ・スタジオ
(3)1971年3月13-20日プラハ市庁舎スメタナ・ホール
スプラフォン・レーベルの誉れ高き名盤より、チェコを代表する作曲家による「狩りの音楽」が初CD化されます。パヴェル・ヴラニツキーはモーツァ ルトと同年生まれの親友として有名な作曲家。また、ハイドン、ベートーヴェンとも親交があり彼らの作品の指揮をしたこともあります。狩猟をテーマにし た深遠な作品がならびます。 (Ki)

Rondeau
ROP-6158(1CD)
NX-B03
神はわれらの確信なり〜モテット集
ルター(1483-1546)/ブフホルツ(1961-):われは決して死なず、生き続け
ヴァルター(1496-1570):Allein auf Gottes Wort 神の言葉のみ
シャイト(1587-1654):Lobet den Herren in seinem Heiligtum 主をほめよ、主は恵み深ければ SSWV37
パッヘルベル:Gott ist unser Zuversicht und Starke 神はわれらの自信であり強さである
PWV1105
テレマン:Das ist meine Freude それはわが喜び TWV8:17
テレマン:Ein feste Burg ist unser Gott 神はわがやぐら TWV8:11
ロッレ(1716-1785):Gott ist unsre Zuversicht und Starke 神はわれらの自信であり強さである
 Kommt her und schauet 来たりてみたまえ
 Gelobet sei der Herr taglich 主は毎日祝福される
ツィーグラー(伝)(1688-1747):Der lieben Sonnen Licht und Pracht 照り輝く愛する太陽
ブフホルツ:Der schonsten und herrlichsten Gaben Gottes 神の最も美しく栄光ある賜物
ブーヘンベルク(1962-):Selig seid ihr あなたは幸せです
ラインベルガー(1839-1901):Abendlied 夕べの歌 Op.69-3
アクセル・ゲプハルト(Org)
ヨハネス・ハルトマン(Vc)
クレメンス・フレーミヒ(指)
シュタットジンゲコーア・ハレ

録音:2017年11月2-4日、2018年1月19-20日ハレ、サン・モリッツ教会
少年合唱団の独特なオーラを持つ音色は、男声の声が持つ鮮明さ、特にボーイソプラノの明瞭な音、そして特別な 訓練から生まれる高いアンサンブル能力から生まれるものです。 このアルバムで歌うシュタットジンゲコーア・ハレはライプツィヒ近郊の都市ハレにある少年合唱団。その歴史は1116 年まで遡り、アーヘン少年合唱団、レーゲンスブルク少年合唱団と並ぶドイツで最も古い歴史を持つ3つの合唱団の 一つです。 アルバムの中心となるのはタイトルでもある詩篇46番の言葉であり、ルターが改革の象徴と名付けた「神はわれらの 確信なり」の精神を反映した力強く美しいモテットなど、神を賛美する歌が歌われています。ハレの歴史あるゴシック 様式のサン・モリッツ教会での残響を生かした素晴らしい録音です。

TAFELMUSIK
TMK-1035(1CD+DVD)
NX-E01
2つの都市での物語
【DVD】
2つの都市での物語
1.オープニング・クレジット/序曲
2.中東からヴェネツィアとパリへのコーヒーの旅
3.ライプツィヒにコーヒーがやってきた
4.コーヒーハウス
5.ライプツィヒでの物語
6.ダマスカスでの物語
7.2つの都市の現在
8.クレジット
ゴードン・ヘンダーソン(演出・プロデューサー)
「ボーナス映像」
・ドレスデンのダマスカス・ルーム復刻-シュタートリヒェ・クンストザムルンゲンにて
・リハーサル&レコーディング風景…
テレマン:序曲 ニ長調
リュリ:シャコンヌ
伝承曲/テレマン:Tala’a Min Beyt Abouha/協奏曲 TWV52:31-リトルネッロ
バッハ:シンフォニアのマルチカメラ映像

【CD】
テレマン:序曲 ニ長調 TWV55:D18(ターフェルムジーク編)
伝承曲:Badat Min al Khidri
伝承曲:Yamul ‘Uyoun Issoud
モンテヴェルディ:歌劇「オルフェオ」第2幕-リトルネッロ
オマール・アル=バシャ:Ya Malikan
リュリ:歌劇「カドモスとハルモニア」-シャコンヌ
.テレマン:4台のヴァイオリンのための協奏曲 ト長調TWV40:201-Largo/Vivace
ヘンデル:ソナタ ト短調 OP.2-5-Allegro
テレマン:ヴィオラ協奏曲 ト長調-Presto
イェール・ストローム:Tish Nign(原曲:18世紀クレズマーの作品)
伝承曲:Dulab Bayat
ヘンデル/伝承曲:合奏協奏曲 Op.6-6-ミュゼット/Darij Bayat
ヘンデル:合奏協奏曲 Op.6-5-Allegro
トレッリ:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.8-9-Allegro
テレマン:組曲ト長調「ドン・キホーテ」より
ロシナンテのギャロップ/風車への攻撃
テレマン:食卓の音楽 第3集-終曲
バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV248-シンフォニア
モハメド・アル=クァサブジ:Zikrayati
シーク・アブル・エラ・モハメド:Afdihi in Hafidhal Hawa Ow
Diya’a
シーク・アブル・エラ・モハメド:パーカッション・インプロヴィゼーション
バッハ:この同じ安息日の夕べに BWV42-Adagio(ターフェル
ムジーク編)
伝承曲/テレマン:Tala’a Min Beyt Abouha/協奏曲TWV52:31-リトルネッロ
【DVD】
DVD収録時間:97分
音声:英語
ステレオ2.0/DD5.1(DVD)
字幕:なし
画面:16:9
REGION All(Code:0)
収録 2016年12月8.9日 Aga Khan Museum in Toronto, Canada
アーロン・ナシュマン&マリエム・トラー…ナレーター
トリオ・アラビカ(アンサンブル)
【メンバー】
マリエム・トラー(歌・クァヌン)
ナイメー・ファラーマンド(パーカッション)
デメルティ・パツァラキス(オウド)

【CD】
トリオ・アラビカ(アンサンブル)
ジーン・ラモン(指)
ターフェルムジーク・バロックO
録音:2016年9月30日-10月1日
17世紀初頭のヨーロッパでは「珍奇な飲料」として知られていたコーヒー。しかし当時のローマ教皇クレメンス8世が香りと味 に魅了され、飲用を公認したことから、ヴェネツィアの商人を介してヨーロッパ中に広まっていきます。まずはロンドン、パリで流 行し、その次にフランス、そしてドイツにも流行が伝播しました。ライプツィヒでも大流行し、コーヒーハウスではマイセンのカップ でコーヒーが供されました。バッハもコーヒーの魅力に取りつかれた一人。オスマントルコ由来の飲み物は人々の心を瞬く間に 捉えたのです。 ターフェルムジーク・バロックOのメンバーは、ドレスデンの民族博物館に所蔵されているダマスカスの絶妙な色合いの パネルからインスパイアされ、ヨーロッパとオスマントルコの文化交流についてのコンサートを開催しました。彼らはアラブの音楽 家たちによるアンサンブル「トリオ・アラビカ」と共演、当時のカフェで流れていたであろう音楽を聴かせます。 また、彼らはカナダのでもこのコンセプトに基づくコンサートを行い、2016年のベスト・コンサートに選ばれるほど高い評価を受 けました。 映像は「アガ・カーン博物館」(カナダ最高のイスラム文化博物館)で収録されており、イスラム文化に触れる良い機会にも なっています。
TAFELMUSIK
TMK-1028(1CD)
NX-B01
ベスト・オブ・ゲルマン・バロック
バッハ:作品集
昇天祭オラトリオ「神をそのもろもろの国にて頌めよ」 BWV111-シンフォニア(ターフェルムジーク
編)
この同じ安息日の夕べに BWV42-Adagio(ターフェルムジーク編)
ブランデンブルク協奏曲 第3番ト長調 BWV1048-第3.4楽章
羊は安らかに草をはみ BWV208/9
暁の星はいと麗しきかな BWV1-シンフォニア(ターフェルムジーク編)
ああ主よ、哀れなる罪びとわれを BWV135-Adagio
2台のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV1039-Adagio/Allegro ma non presto
復活祭オラトリオ BWV249-シンフォニア
2台のヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043-第3楽章 Allegro
天のいと高きところには神に栄光あれ BWV191より
天のいと高きところに
二重唱「父と子と精霊に栄光あれ」
はじめにありし如く
アン・モノイオス(S)
コリン・エインスワース(T)
ジーン・ラモン(指)
ターフェルムジーク・バロックO&cho
ドイツ・バロック期だけでなく、全ての音楽作品の頂点に立つバッハの作品集。アルバムには、ターフェルムジーク・バロッ クOの大切なレパートリーであるバッハ作品の演奏から選りすぐりの名演と、2015年に新しく録音された曲も含まれ ています。トラック2と5はオーケストラ独自の編曲による管弦楽のみのアレンジ版。本来なら歌手によって歌われるアリアを 様々な楽器が朗々と歌い上げます。
TAFELMUSIK
TMK-1029(1CD)
NX-B01
ベスト・オブ・フレンチ・バロック
マラン・マレ:組曲「アルシオーヌ」より
1.Marche en rondeau 行進曲とロンド
2.Tambourins タンブーラン I-II
3.Tempeste テンペスト
4.Chaconne シャコンヌ
ラモー:歌劇「ダルダニュス」より
5.序曲
6.Air gracieux 優雅なエア
7.Tambourins タンブーラン I-II
8.Ritournelle viveリトルネッロ
9.Loure pour les Phrygiens
10.Air gai en rondeau pour les memes
11.Menuets メヌエット I-II
12.Tambourins タンブーラン I-II
13.Chaconne シャコンヌ
リュリ:歌劇「ファエトン」より
14.序曲
15.Air pour le Egyptiens, "L'ete"
16.Air pour Triton et ses suivants, "L'automne"
17.Air pour les peuples qui portent des presents a Isis, "L'hiver" (Winter)
18.Entree des furies (Entrance of the Furies)
19.Ritournelle, "Le printemps" (Spring)
20.Air pour les suivants de Saturne (Air for the Followers of Saturn)
21.Chaconne シャコンヌ
モンドンヴィル(1711-1772):「主は王となられる」より
22.Dominus regnavit
23.Trio: Et enim firmavit
24.Duet: Parata sedes
25.Trio: Elevaverunt flumina
26.Solo: Testimonia tua
27.Gloria Patri - Sicut erat in principio (Chorus)
アン・モノイオス(S)…22-27
ミケーレ・デブール(S)…22-27
コリン・エインスワース(T)…22-27
ロバート・キナー(T)…22-27
アンドリュー・マホン(Br)…22-27
ターフェルムジーク室内cho…22-27
ジーン・ラモン(指)…1-21
アイヴァース・タウリンス(指)…22-27
ターフェルムジーク・バロックO
ターフェルムジーク・バロックOの幅広いレパートリーから「フランス・バロック期」を代表する4人の作曲家の作品を集 めたアルバム。CBC Recordsからリリースされていたラモーの 「ダルダニュス」を始め、マレ、リュリ、モンドンヴィルの組曲やオペラ、声楽曲が並び、舞曲を中心とした軽快で典雅な曲や、 奏者たちの腕の見せ所となる即興的なシャコンヌから、ドイツ・バロックの作品とは違った味わいが感じられます。

Phi
NYCX-10001(2CD)
国内仕様
税込定価
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り(1610) ドロテー・ミールズ(S)
バルボラ・カバートコヴァー(S)
ベネディクト・ハイマス(C.T)
ウィリアム・ナイト(C.T)
レイナウト・ファン・メヘレン(T)
サムエル・ボーデン(T)
ペーター・コーイ(Bs)
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(Bs)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(合唱・アンサンブル)

録音:2017年8月12〜14日アシアーノ(イタリア中部トスカーナ地方)
サン・フランチェスコ教会
解説訳・補筆、歌詞訳:白沢達生
輸入品番:LPH029
1610年、モンテヴェルディ齢47の年に楽譜出版された『聖母マリアの夕べの祈り』は、ルネサンスの伝統をふまえながら、独唱主体の新しいスタイルを縦横無 尽に使いこなしてみせた、初期バロック教会音楽屈指の重要作。その解釈をめぐる諸問題を、ヘレヴェッヘは最新の音楽学的知見にもとづき新たに徹底解 明。自身の旧録音から30年の時をへて、員数を絞り込んだ歌唱パート、コルネットのB.ディッキーやリコーダーのP.ファン・ヘイヘンらをはじめとするヴェテラン揃 いの器楽編成で、比類ない一体感を誇る演奏にたどりつきました。

ARCANA
NYCX-10002(1CD)
国内仕様
税込定価
ペルゴレージ:ミサ曲 ニ長調(世界初録音)
ミサ曲 ニ長調(世界初録音)
モテット「然るべき賛美の歌を」(世界初録音)
マルリス・ペーターゼン(S)
マルタ・フーマガッリ(A)
ジューリオ・プランディ指揮
ギスリエーリ合奏団&cho

録音:2016年5月18〜19日、21〜22日
パヴィア、ギスリエーリ学院
アウラ・マーニャ教会
解説訳・補筆、歌詞訳:白沢達生
輸入品番:A444
このアルバムは、ペルゴレージの教会音楽のなかから2編、これまで一度も録音されたことのなかった作品を選んでお届けするものです。二つの作品は、ペル ゴレージの教会音楽方面における才覚をいかんなく示す大作にほかなりません――いずれも5パートからなる合唱が2群、これに合奏団がひとつ(ないし2 つ)添えられ、何人もの独唱者たちが加わる大規模な編成のための作品です。その規模の大きさのなかで、ペルゴレージは大編成の楽隊すべてを緻密な音 の動きのなかで十全に使いこなし、時には各パートひとりずつに絞って打ち解けた気配も演出しながら、独唱ないし重唱を弦楽合奏だけで伴奏してみせたり、 そのあいだに合唱が活躍する楽節を盛り込むなど、実に精彩ゆたかな音楽を仕上げてみせています。ペルゴレージの書いた作品として残っている音楽のなか には偽作も多いところですが、魔術的ともいえるバランス感覚でこれほど緊迫感あふれる音楽を続けてみせている才覚のほどから察するかぎり、これら2曲はま ず間違いなく真筆の作と考えてよいのではないでしょうか。(解説文より)

ALPHA
NYCX-10004(1SACD)
国内仕様
税込定価
ベネヴォロ(ベネヴォリ):16声のミサ〜17世紀ローマの多重合唱〜
1.聖アンブロジウス:王なる救世主の永遠の賜物(入祭の行進)
2) モンテヴェルディ:主に向かって新しい歌を歌え(カンターテ・ドミノ)SV293
3) ベネヴォロ:16声のミサ曲:主よ、憐れみたまえ(キリエ)
4) ベネヴォロ:16声のミサ曲:救世主、憐れみたまえ
5) ベネヴォロ:16声のミサ曲:主よ、憐れみたまえ(II)
6) パレストリーナ:あなたは祝福に浴しておられます、おとめマリアよ
7) ベネヴォロ:16声のミサ曲:栄光あれ(グローリア)
8) 作者不詳:背けてしまいませんよう(昇階唱/単旋律聖歌)
9) ベネヴォロ:16声のミサ曲:わたしは信じます(クレード)
10) フレスコバルディ:第29 カンツォーナ(奉献唱に代えて)
11) ベネヴォロ:16声のミサ曲:聖なるかな(サンクトゥス)
12) 作者不詳:祝福あれ(ベネディクトゥス/単旋律聖歌)
13) ベネヴォロ:10声のモテトゥス「地上の王国よ」
14) ベネヴォロ:16声のミサ曲:神の仔羊(アニュス・デイ)
15) ベネヴォロ:16声のマリア讃歌:崇めずにはおれません(マニフィカト)
エルヴェ・ニケ(指)
ル・コンセール・スピリチュエル

録音:2018 年2月
パリ、レバノン聖母教会(ノートルダ
ム・デュ・リバン)
解説訳・補筆、歌詞訳:白沢達生
輸入品番:ALPHA400
このアルバムの中軸をなすミサ曲は、1660 年の作。「もし神があなたのために... SiDeus pro nobis」という歌い出しで始まる教会歌のメロディを軸に して、全16 声部ものパートのために書かれたこの作品は当時大いに人気を博したようで、イタリア各地はもとよりドイツ語圏にも手書きで書き写された楽譜 が残っているほどです。そこには実にさまざまな作曲様式が凝縮されていて、コントラストあざやかに変化をつけた小さな部分の連続からなる音楽は概して、詩 句を聴き取りやすくした総唱部分と、その間に配された独唱がきわだつ部分、そして多声同時進行の精妙な作曲技法が生きる部分...と、きわめて多 様な音作りで聴き手を飽きさせません。ーードゥニ・モリエ(解説文より)

CRD
CRD-3536(1CDR)
ラモー:クラヴサン曲集
ソローニュのお人好し/ため息/歓喜/恋の嘆き/いたずら/ミューズたちの対話/つむじ風/ひとつ目の巨人/鳥のさえずり/リゴドン2/ロンドーによるミュゼット/タンブラン/めんどり/トリコテ/エジプトの女/ファンファリネット/勝ち誇った女/ガヴォットとドゥブル
ヴァージニア・ブラック(P)
モダン・ピアノによるフランス・バロック、ラモーの作品集は、1724年と1728年のクラヴサン組曲集から選りすぐられたバラエティに富んだプログラム。ロンドンの王立音楽アカデミーでチェンバロ科の教授として後進の育成にもあたっている名手、ヴァージニア・ブラックの好演が繰り広げられています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Gramola
GRAM-99152(1CD)
テレマン:四重奏曲集
ターフェルムジーク(食卓の音楽) 第2部-四重奏曲 ニ短調 TWV43:d1
ソナタ イ長調 TWV43:A1
四重奏曲 イ短調 TWV43:a3
ターフェルムジーク(食卓の音楽) 第1部-四重奏曲 ト長調 TWV43:G2
アンサンブル・ヴェントゥス・イウクンドゥス

録音:2014年9月16-19日
テレマンの四重奏曲の数々を、2009年に結成された古楽アンサンブル「ヴェントゥス・イウクンドゥス」による演奏で楽しむ1 枚。四重奏と言っても、楽器が決まっているのではなく、各種の笛やオーボエ、ヴァイオリンなどが替わるがわるソリストを務め、 そこに通奏低音が加わるという編成であり、奏者の力量も試されるのがテレマンの醍醐味。彼らは本当に親密なアンサンブ ルを繰り広げており、作品の持つ楽しさを教えてくれます。

CLAVES
50-1814(1CD)
ルカ・マレンツィオ(1553-1599):「忠実な羊飼い」
(1)Quell’augellin che canta
(2)Cruda Amarilli, che col nome ancora / Ma grideran per me le piagge e i monti
(3)Deh, poi ch’era ne’ fati ch’io dovessi
(4)O fido, o caro Aminta
(5)Deh, Tirsi mio gentil, non far piu strazio
(6)O dolcezze amarissime d’amore / Qui pur vedrolla al suon de’ miei sospiri
(7)Ah, dolente partita!
(8)O Mirtillo, Mirtillo, anima mia
(9)Deh, Tirsi, Tirsi, anima mia, perdona / Che se tu se’ ’l cor mio
(10)Arda pur sempre o mora
(11)Com’e dolce il gioire, o vago Tirsi
(12)Tirsi mio, caro Tirsi
(13)Care mie selve, a Dio! / Cosi, ch’il crederia?
(14)Se tu dolce mio ben mi saettasti / Dorinda, ah! diro mia,se mia non sei / Ferir quel petto, Silvio?
(15)Anima cruda si, ma pero bella
(16)Ombrose e care selve
ラ・ペドリーナ、
フランチェスコ・サヴェリオ・ペドリーニ(指)

録音:2017年7月、2018年1月/チューリッヒ−オーバーシュトラース改革派教会
ルネサンス音楽最後期のすぐれたマドリガル作曲家の一人、ルカ・マレンツィオ(1553-1599)による「忠実な羊飼い」をイタリア気鋭の声楽アンサ ンブル “ラ・ペドリーナ” が歌いました。
バッティスタ・グァリーニ作の牧歌劇「忠実な羊飼い」の詞を題材にしたマドリガーレはクラウディオ・モンテヴェルディ、ジューリオ・カッチーニ、ジャッ ケス・デ・ヴェルト、シジスモンド・ディンディアなどの作曲家による作品が500曲以上にものぼります。同時代を生きたマレンツィオも当作品を残しており、 「さえずるあの小鳥は」、「無慈悲なアマリッリ」「ああ、つらい別れ」など、澄み切った歌声を堪能できる16曲が収録されております。
指揮者ペドリーニにより2016年に創設されたラ・ペドリーナはマドリガーレを中心に、バッハなどバロック作品もレパートリーとする声楽アンサンブル で、瑞々しく透き通るような歌声が魅力です。 (Ki)

YOSCH
YOSCH-0002(1CD)
税込定価
ジャン・バティスト・レイエ・ドゥ・ガン: リコーダー・ソナタ選集
ソナタハ長調 作品3 第1 番
ソナタニ短調 作品1 第2 番
ソナタイ長調 作品3 第11 番
ソナタイ短調 作品1 第1 番
『幸福な時間』(ピエール・ゴティエ・ドゥ・マルセ
イユ)
ソナタト短調 作品4 第6 番
ソナタト長調 作品1 第3 番
ソナタト長調 作品4 第4 番より第1 楽章
村田佳生(リコーダー)
ロベール・コーネン(Cemb)
上村かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2014 年5 月17 日?19 日 ブラ聖母被昇天ノートルダム教会(ブラ, ベルギー)、
ピッチ: a'≒395Hz
17世紀末、ベルギーの古都ヘントに生まれたレイエ・ドゥ・ガンの手による、今やリコー ダー・ソナタの定番とも言える佳品の数々。その録音が、オランダに学んだリコーダー奏者 村田佳生と、ロベール・コーネン、上村かおりという、ベルギー所縁のこれ以上ない豪華メ ンバーとの出会いによって実現!ピッチa’=395Hz、17世紀のオリジナル・チェンバロと共 に演奏された、こだわりの音色が、ベルギーの古い教会に豊かに響く。 チェンバロの巨匠ロベール・コーネンが通奏低音を手がけた貴重な新録音になっています。

RICERCAR
RIC-392(3CD)
NX-D07
ジャック・アルカデルト:モテット、マドリガーレとシャンソン
【CD2】…マドリガーレ
1.Il bianco e dolce Cigno
2.Vostra fui e saro, mentre ch'io viva
3.Amor, tu sai pur fare
4.Io son talvolta, Donna, per morire
5.Non mai sempre fortuna
6.Occhi miei lassi, mentre ch'io vi giro
7.Mentre gli ardenti rai
8.Felici amanti, voi che d'amor lieti
9.Io mi pensai che spento fusse ‘l foco
10.Voi mi poneste in foco
11.Tante son le mie pene
12.Alma, perche si trist’ogni hor ti duoli
13.Quando col dolce suono (器楽演奏)
14.Deh! dimm’ Amor se l’alma di costei
15.Crudel, acerba, inesorabil Morte
16.Deh fuggite, o mortali
17.Io non ardisco di levar piu gli occhi
18.O felici occhi miei, felici voi
19.Dolce nimica mia
20.Ancidetemi pur grievi martiri
21.Hor che ’l cielo et la terra
22.Ahime, dov’e’l bel viso
23.Amorosetto fiore
【CD3】…シャンソン
1.Les yeux qui me sceurent prendre
2.Tout au rebours
3.Vous n’aurez plus mes yeux la jouissance
4.Extreme amour est entre moy et elle
5.Si la beaulte de ma dame
6.De mes ennuys
7.De mes ennuys(器楽演奏)
8.Nous boirons du vin clairet
9.Franc berger
10.Quand je me trouve aupres de ma maitresse
11.Quand je me trouve aupres de ma maitresse
12.Il me prend fantasie
13.Amour se plaint de ton forfait(器楽演奏)
14.Margot labourez les vignes
15.La Diane que je sers
16.Entendez vous point vostre amy
17.Laisses la verde couleur
18.J’ay acquis un serviteur - Celle que j’estime
19.O le grand bien
20.Nous voyons que les hommes
21.Du temps que j’estois amoureux(器楽演奏)
22.Contentez vous, heureuses violettes
23.Vous n’aurez plus mes yeux la jouissance(器楽演奏)
24.Helas amy
25.ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ:Ancidetemi pur
【CD1】
演奏:
レオナルド・ガルシア・アラルコン(指)
ナミュール室内cho
ヨリス・フェルダン(オルガン…12)
録音:2018年3月 Stavelot,
eglise Saint-Sebastien

【CD2
「出典」
特記なし 『マドリガーレ集 第1巻』1539
5,15 『上級者のマドリガーレ、
および5声のマドリガーレ形式による洗練された楽曲集』1540
10 『アルカデルトの3声マドリガーレ集 第1巻』1542
11 『マドリガーレ集 第5巻』1544
16 『マドリガーレ集 第2巻』1539
19 『マドリガーレ集 第4巻』1539
21 『マドリガーレ集 第3巻』1539
7 クラウディオ・ヴェッジョ
『4声のマドリガーレ集、アルカデルトによる6編を併録』1540
8,17 ユアン楽匠『マドリガーレ集 第1巻』1541
23 アントンフランチェスコ・ドーニ『音楽の対話』1544

演奏:レオナルド・ガルシア・アラルコン(指,)チェンバロ、オルガン)
カペラ・メディテラネア

【CD3】
「出典」1-24
アルカデルト『シャンソン集 第3巻』
ル・ロワ&バラール編『シャンソン集』第2・3・4・5・6・7巻
ル・ロワ&バラール編『シャンソン古今雑選』
アテニャン編『シャンソン集』第25・26・32巻
グランジョン編『音楽の戦利品』第2巻

演奏:ドニ・レザン=ダドル((指)リコーダー)
ドゥルス・メモワール

【CD2&3】
録音:
2018年2月 Abbaye de Noirlac
- Centre culturel de rencontre (Cher)
マドリガーレ「真白で優しい白鳥は」(CD2 Tr.1)の作者であり、イタリアン・マドリガーレの創始者の一人として知られるジャック・アルカデルト。彼の作と伝わる 「アヴェ・マリア」は、特にアマチュア合唱団にとって大切なレパートリーとなっていますが、実際はシャンソン「男たちは愛を徳と見る」(CD3 Tr.20)を元に19世紀 の音楽家ディーチュが作った偽作であり、あのリストさえも騙されたと伝わります。そんなアルカデルトですが、今現在、世界の音楽界で相応しい地位を得ている とは言えません。メディチ家に、さらにフランスの教皇と王に仕えた彼は、音楽史の中でも重要な作曲家の一人であり、もっと有名であってもよいでしょう。珍しい ものを含めた彼の作品が、新録音で体系的に収められたこのセットを聴くと、たいへん感動的あるいは衝撃的な瞬間が度々訪れます。ジャック・アルカデルトは 真の天才であり、同時代人からも特別な人物と考えられていた理由を、今改めて明らかにしてくれる内容と言えるでしょう。

ALPHA
ALPHA-372(18CD)
NX-F01
バロック時代の巨匠たち

【CD1】…ZZT090202
アルビノーニ:5声のソナタ集op.2-3.11.7.9.1.5番

【CD2】…ALPHA258
バッハ:最初期のカンタータ
BWV12/BWV106/BWV131/BWV150

【CD3.4】…ALPHA300
バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第1番-第6番BWV1046-BWV1051

【CD5.6】…ALPHA029
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番-第6番
BWV1007-BWV1012

【CD8】…ALPHA130
バッハ:ミサ曲集 - BWV234/BWV235

【CD9】…ALPHA952
リュリとシャルパンティエの「テ・デウム」

【CD10】…ALPHA247
フォルクレ父子とクラヴサン
フォルクレ/F. クープラン/デュフリ:クラヴサン作品集

【CD11】…ALPHA249
モンテヴェルディと七つの大罪〜声楽作品集

【CD13】…ALPHA140
パーセル:歌劇「ダイドーとイニーアス」Z626

【CD14.15】…ALPHA309
ラモー:クラヴサン曲集
クラヴサン曲集 組曲 ホ短調
クラヴサン曲集 組曲ニ短調 - 長調 他

【CD16】…ALPHA222
ヴィヴァルディ:女声合唱のための作品集
グローリアRV589
マニフィカトRV 610a 他

【CD17】…ZZT080803
ヴィヴァルディ「四季」と三つの新発見協奏曲

【CD18】…ALPHA042
イタリア音楽の遺産 ハスラー
バード/ブル 他、鍵盤作品集
【CD1】…ZZT090202
キアラ・バンキーニ(指)
アンサンブル415
録音:2008年5月
【CD2】…ALPHA258
リオネル・ムニエ(指)
ヴォクス・ルミニス
録音:2016年4月.7月
【CD3.4】…ALPHA300
カフェ・ツィマーマン(古楽アンサンブル)
録音:2000-2008年
【CD5.6】…ALPHA029
ブリュノ・コクセ(Vc)
録音:2001年10月2-7日
【CD8】…ALPHA130
ラファエル・ピション(指)
アンサンブル・ピグマリオン
録音:2007年10月
【CD9】…ALPHA952
ヴァンサン・デュメストル(指)
カペラ・クラコヴィエンシス
ル・ポエム・アルモニーク 他
録音:2013年3月25日
【CD10】…ALPHA247
ジュスタン・テイラー(Cemb)
録音:2016年3月13-16日
【CD11】…ALPHA249
レオナルド・ガルシア・アラルコン(指)
カペラ・メディテラネア(アンサンブル) 他
【CD13】…ALPHA140
ジモーネ・ケルメス(S)
ディミトリス・ティリアコス(Br) 他
テオドール・クルレンツィス(指)
ムジカエテルナ
録音:2007年4月
【CD14.15】…ALPHA309
ブランディーヌ・ランヌー(Cemb)
録音:2000年7-10月
【CD16】…ALPHA222
エルヴェ・ニケ(指)
ル・コンセール・スピリチュエル
録音:2015年6月8-9日
【CD17】…ZZT080803
アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン・指)
アルバ・ロカ(Vn)/マルコ・チェッカート(Vc)
リ・インコーニティ(アンサンブル)
録音:2008年1月14-18日
【CD18】…ALPHA042
グスタフ・レオンハルト(クラヴィオルガヌム)
録音:2003年2月
バロック音楽と言えば、だれもが思い浮かべる数々の名曲・・・ヴィヴァルディの「四季」やバッハの「ブランデンブルク協奏曲」、「ゴ ルトベルク変奏曲」「無伴奏チェロ組曲」などはもちろんのこと、ラモーの「クラヴサン組曲」やパーセルの「ダイドーとイニーアス」など一度 は聴いておきたい作品を網羅した18枚組BOXが再プレスされました。 レオンハルトやコクセの定評ある名演に加え、クルレンツィスとムジカエテルナなどの最先端の演奏も含むこのBOXは、初めてバロック 音楽を聴く人だけでなく、この時代の作品に慣れ親しんでいる人にも新たな喜びをもたらします。

Diapason
DIAP-103(1CD)
シャルパンティエ:宗教音楽集

(1)テ・デウム ニ長調 H.146
(2)フランス王、聖ルイ讃歌 H.365
(3)3声のマニフィカト H.73
(4)「強制された結婚」のためのアンテルメード H.494
(5)寂しい荒野よ H.469
(6)どうか返して下さい,私の喜びを H.463
(7)暖炉のそばで H.446
(8)ああ!なんて残念なこと H.443
(9)「ル・シッド」のスタンスによるエール H.457−459
(1)(2)サロメ・アレール(S)、
 ブリジット・シェヴィーニュ(S)、
 フランソワ=ニコラ・ジェスロ(オート・コントル)、
 ステファン・ファン・ダイク(T)、
 アルノー・マルツォラティ(Br)、
 ブルターニュcho、
 ル・パルルマン・ド・ミュジーク、
 マルタン・ジェステル(指)
 録音:2000年
(3)(4)ドミニク・ヴィス(C.T)、
 ミシェル・ラプレニー(T)、
 フィリップ・カントール(Br)、
 レ・ザール・フロリサン、
 ウィリアム・クリスティ(指)
録音:1980年&1982年
(5)(6)(7)(8)(9)アンリ・ルドロワ (オート・コントル)、
 リチェルカール・コンソート
録音:1987年
(10)コレスポンダンス、
 セバスティアン・ドゥセ(指)
 録音:2013年
フランス・バロックの隆盛期を代表する作曲家、マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643−1704)の「テ・デウム」をメインとした作品集。レ・ザール・フロリサンやリチェルカール・コンソート、コレスポンダンス、ル・パルルマン・ド・ミュジークなど、現在のフランス古楽界を牽引するアンサンブルによる演奏の数々を収録した豪華なプログラムです。
Diapason
DIAP-096(1CD)
クープラン:ルソン・ド・テネブレ
(1)子守歌、またはゆりかごの中の愛
 花咲く果樹園
 軽はずみな女
 魅力的な女
(2)ルソン・ド・テネブレ第1番
(3)両棲類
 みごとな犬、またはおどけた恋
 フランスのフォリア、またはドミノ
(4)ルソン・ド・テネブレ第2番
(5)慎み深い女
 ミューズ=プランタン
 ガルニエ夫人
 勤勉な女
(6)ルソン・ド・テネブレ第3番
(1)アリーン・ジルベライシュ(チェンバロ/リュッカース1646年製、タスカン1780年製)
(2)アン・モノイオス(S)
ベルナール・クードゥリエ(Org)
アンヌ=マリー・ラスラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
パスカル・モンテイエ(テオルボ)
(3)アリーン・ジルベライシュ(Cemb)
(4)サロメ・アレール(S)、マルタン・ジェステル(Org)、グイード・バレストラッチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ドロレス・コストヤス(テオルボ)
(5)アリーン・ジルベライシュ(Cemb)
(6)ジュリエット・ペレ(S)、ユジェニー・ワルニエ(S)、エマニュエル・マンドラン(Org)
フランス・バロックの大作曲家、フランソワ・クープラン(1668−1733)の「ルソン・ド・テネブレ」と「クラヴサン小品集」には、アリーン・ジルベライシュやサロメ・アレール、ベルナール・クードゥリエなど、フランス勢を中心としたアーティストたちによる演奏を収録。

DREYER-GAIDO
CD-21109(1CD)
フランチェスコのオマージュ〜ランディーニの東西への反映
フランチェスコ・ランディーニ(ca.1330−ca.1397)、ファルジア・ファラー(b.1980)、アルサラーン・アベディアン(b.1984)、エーサン・エブラヒミ(b.1980)の音楽
ミクストゥーラ〔カタリナ・ボイムル(ショーム)、マルギット・カーン(アコーディオン)〕、
ゲスト〔エーサン・エブラヒミ(サントゥール)、アルサラーン・アベディアン(サントゥール)〕

録音:2016年12月12日−16日、2017年4月3日
古楽器アンサンブル「カペラ・デ・ラ・トーレ」の創設者でもあるミュンヘン生まれのバロック・オーボエ&歴史的なダブル・リード楽器の専門家、カタリナ・ボイムル。ダルムシュタット近郊出身で、ブレーメン芸術高校の名誉教授を務めるアコーディオン奏者、マルギット・カーン。ボイムルとカーンの二人によって2010年に結成された「ミクストゥーラ(Mixture)」は、中世やルネサンスの音楽と、特別に委嘱された新しい音楽を組み合わせ、双方の音楽を結びつけるプロジェクト。
第4弾となるアルバム「フランチェスコのオマージュ」は、14世紀後半のもっとも高名なイタリアの作曲家、フランチェスコ・ランディーニの音楽とイラン生まれの若きミュージシャン、ファルジア・ファラー、アルサラーン・アベディアン、エーサン・エブラヒミら(アベディアンとエブラヒミは、イランの打弦楽器"サントゥール"で演奏にも参加)の音楽、そしてインプロヴィゼーションを組み合わせたプログラムです。

Glossa
GCD-P32115(1CD)
ゴシックの解放〜トマス・アシュウェルとジョン・ブラウンによる華麗なるポリフォニー
ジョン・ブラウン:サルヴェ・レジナ
トマス・アシュウェル:ミサ・アヴェ・マリア
ジョン・ブラウン:スターバト・マーテル
グランドラヴォア、
ビョルン・シュメルツァー(指)

録音:2017年10月9日−12日、ベルギー
古楽大国ベルギーの音楽学者であり、民族音楽の権威としても高名なビョルン・シュメルツァーと、シュメルツァーが率いるアントワープの多国籍古楽精鋭集団グランドラヴォア。
ギョーム・ド・マショーの傑作「ノートルダム・ミサ(GCDP 32110)」の録音で大きな話題を呼んだシュメルツァー&グランドラヴォアの新録音。15世紀後期のイギリスで活動した二人の知られざる作曲家、トマス・アシュウェル(c.1478−c.1527)とジョン・ブラウン(fl.c.1480−1505)が書いた聖母マリアのための音楽。
ジョン・ブラウンは、生没年も経歴もほとんど判明せず、イートン・カレッジに残された有名な写本「イートン・クワイアブック」に残された作品によって名を残す作曲家。トマス・アシュウェルは、ウィンザーの聖ジョージ礼拝堂、リンカンシャーのタッターシャル・カレッジ(ここではジョン・タヴァナーを教えたのではないかと考えられている)、リンカーン大聖堂、ダラム大聖堂などで活動した作曲家で、「ミサ・アヴェ・マリア」は、フォレスト・ヘイザー・パートブックに収録されている、アシュウェルの数少ない現存作品の1つです。


Glossa
GCD-921125S(4CD)
ラモー:管弦楽組曲集〜コンプリート・フィリップス&グロッサ・レコーディングス
CD1:組曲 「レ・ボレアド」(1763)、組曲 「ダルダニュス」(1739)/CD2:組曲 「カストールとポリュックス」(1737)、組曲 「優雅なインドの国々」(1735)/CD3:組曲 「アカントとセフィーズ」(1751)、組曲 「エベの祭典」(1739)/CD4:組曲 「ナイス」(1749)、組曲 「ゾロアストル」(1749)
フランス・ブリュッヘン(指)
18世紀オーケストラ

録音:1986年〜2000年
オランダが生んだ古楽界の巨匠フランス・ブリュッヘン。自らが創設した18世紀オーケストラの発足当初から2014年の晩年まで、ブリュッヘンが重要なレパートリーとしてきたフランス・バロックの巨匠ジャン=フィリップ・ラモーの音楽。
ブリュッヘン&18世紀オーケストラによって、Philips時代に録音された4曲、そしてGlossa移籍後に録音された4曲、計8つの管弦楽組曲(音楽悲劇、オペラ=バレ、英雄的牧歌劇からの組曲)が、CD4枚に収めたBOXセットになって登場!
リコーダーのヴィルトゥオーゾから指揮者へと転身した"指揮者ブリュッヘン"の名を、そしてラモーの管弦楽作品の魅力を世界へ広めた名録音の嬉しい復刻です。ブックレットにはオランダの写真家Annelies van der Vegtによるブリュッヘンのポートレートを複数掲載。日本向けの特別仕様盤には、矢澤孝樹氏描き下ろしの日本語解説が封入されます。

ALIA VOX
AVSA-9840(1SACD)
5.1チャンネル
F.クープラン:王宮のコンセール(1722) ジョルディ・サヴァール((指)バス・ド・ヴィオール)
ル・コンセール・デ・ナシォン〔マルク・アンタイ(フラウト・トラヴェルソ)、アルフレード・ベルナルディーニ(Ob)、
マンフレード・クレーマー(Vn)、ジョゼプ・ボラス(Fg)、ブルーノ・コセ(バス・ド・ヴィオロン)、
シャヴィエル・ディアス=ラトーレ(テオルボ、ギター)、グイード・モリーニ(Cemb)〕

録音:2004年9月6-10日
「王宮のコンセール」は、ルイ14世の宮廷でほぼ毎日曜日開かれていたコンサートのために書かれたもので、当時最高の演奏者陣およびクープラン自 身によるチェンバロというなんとも豪華な顔ぶれで演奏されていました。2つの旋律楽器パートおよび通奏低音という室内楽スタイルのこの楽曲は、演奏 の際、旋律楽器を弦楽器か木管楽器のいずれかのみにするか、あるいは両方を用いるか、という判断は演奏者にゆだねられています。サヴァールは、クー プラン自身の指定による5つの楽器と通奏低音を担う楽器から、曲や楽章の性格に応じて適切な楽器を選び、的確なアプローチを展開しています。水準 の高い奏者たちによる完成されたアンサンブルは見事の一言です。 [同内容のAV9840は廃盤となります。] (Ki)

RICERCAR
RIC-388(1CD)
NX-B08
中世フィドルとさまざまな音楽
1.作者不詳:Ar ne kuthe ich sorghe non ソプラノとクルース
2.ペルディゴン(トルバドール1190頃-1212頃):Los mals d'amors ai eu ben toz apres/ヴィエルとパーカッション
3.作者不詳:Bele Ysabelot / Je me cuidoie / Entre Copin et Bourjois ルベーバとハープ
4.ペルディゴン:Tut l'an mi ten amors de tal faisson カウンターテナーとルベーバ
5.作者不詳:La uitime estampie Real ヴィエルとパーカッション
6.作者不詳:In seculum viellatoris ルベーバと2つのヴィエル
7.作者不詳:Belicha ヴィエルとハープ
8.作者不詳:Non credo, donna, che la dolce fiamma メゾ・ソプラノとヴィエル
9.作者不詳:Ghaetta 2つのヴィエルとパーカッション
10.作者不詳:O bella rosa 2つのヴィエル
11.ヨハンネス・チコーニア(1373頃-1412):O rosa bella Johannes 2つのヴィエルとリュート
12.作者不詳:Tenor La belle se siet au pied de la tour バグパイプ、3つのヴィエル、リュートとハープ
13.ギヨーム・デュファイ(1400頃-74):La belle se siet au pie de la tour ソプラノと2つのヴィエル
14.作者不詳:Esperance mi fait vivre en doulour 2つのヴィエル
15.作者不詳:J’aime la biaute ヴィエル、ハープとリュート
16.作者不詳:Soyes loyal a vo povoir ソプラノ、メゾ・ソプラノ、2つのヴィエルとリュート
ル・ミロワール・ド・ミュジーク
【メンバー】
ザビーネ・ルッツェンベルガー(Ms)
グレイス・ニューカム(S)
ベアトリス・デュノワイエ(S)
ポラン・ビュンドゲン(C.T)
クレール・ピガニョル(ハープ)
クレール・フォルツァー(弓奏ヴィエル)
エリザベス・ラムゼイ(弓奏ヴィエル)
タベア・シュヴァルツ(弓奏ヴィエル)
ティアリー・ゴマール(パーカッション)
マルク・レヴォン(リュート)
バティスト・ロマン(弓奏ヴィエル、ルベーバ、クルース、バグパイプ、指)

録音:2017年3月eglise Notre-Dame de Centeilles、2017年6月Beuggen, Schloskirche
バティスト・ロマンはアンサンブル・ジル・バンショワのみならず、バーゼル・スコラ・カントルム周辺で楽器を使った中世音 楽をやるとき数々のプロジェクトにも顔を出している人。中世の「弓で弾く弦楽器」全般に詳しく、その研究の新たな第 一人者と言っても過言ではありません。 このアルバムはそうしたロマンの知見の成果の凝縮とも言えるもので、ともすればあいまいに扱われることも多い中世フィ ドルという楽器を、その起源や欧州周辺に伝わる伝統楽器との関連も意識しながら解き明かしてゆく...という内容に なっています。 演奏陣には同じく欧州中世音楽界隈で多忙な活躍をみせる弓奏弦楽器奏者エリザベス・ラムゼイ(ラムジー)、 Ricercarの中世音楽アルバムでは出演機会がとみに多い超絶技巧の打楽器奏者ティアリー・ゴマールら、俊才が 続々。アンサンブル・ユニコーンのマルク・レヴォンもリュートで参加しています。またバティスト・ロマン自身も中世楽器奏 者の常どおり多様な楽器を使いこなし、時には古風なバグパイプまで聴かせます。
RICERCAR
RIC-389(1CD)
NX-B08
ドイツ北部・中部・南部/バロックの教会音楽と器楽曲
1.ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630):Sinfonia Vater unser シンフォニア「我らの父よ」
2.ザムエル(ヨハネス)・エッカルト(1553-1611):Vater unser im Himmelreich 天にまします我らの父よ
3.ダヴィット・ポーレ(1624-1695):Herr, wenn ich nur dich habe 主よ、あなたさえこの世にあれば
4.フランツ・トゥンダー(1614-1667):Salve mi Jesu 栄えあれ、わがイエスさま
5.ヨハン・フィッシャー(1646-1716):Sonata Hertzlich thut mich verlangen
 ソナタ「わが心の切なる願い」
6.ヨハン・ヴォルフガング・フランク(1644-1710頃):Weil Jesu in meinem Sinn イエスよ、わが思いに
7.作者不詳:Sonata a 6 6声のソナタ
8.ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703):Ach das ich Wassers g'nug hatte ああ、たっぷりと水さえあれば
9.ゲオルク・ベーム(1661-1733):Vater unser im Himmelreich 天にまします我らの父よ
10.ヨハン・タイレ(1646-1724):Was betrubst du dich meine Seele わが魂よ、なにゆえに悲しむのか
11.ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694):Auf, last uns den Herren loben いざ、我ら主を讃えよ
12.ヨハン・ルドルフ・アーレ(1625-1673):Cum Maria diluculo マリアと共に朝早く
13.フランツ・トゥンダー:Sinfonia da pacem Domine a 7 7声のシンフォニア「主よ、平和をお与えください」
14.ハインリヒ・シュヴェンマー(1621-1696):Grabgesang 葬送歌
クレマティス
【メンバー】
ステファニー・ド・ファイー(Vn)
アマンディーヌ・ソラノ(Vn)
カトリーヌ・プラットネル(Vn、Va)
エリー・ニメロスキ(Va、Vn)
ヨルレン・ベガ・ガルシア(Va、Vn)
サマンサ・モンゴメリー(Va)
フランソワ・ジュベール=カイエ(バス・ヴィオール-5,13)
ジェローム・ルジュヌ(テナー・ヴィオール)
サラ・ファン・アウデンホーフェ(バス・ヴィオール、ヴィオローネ)
アナイス・ラマージュ(バロックFg、リコーダー)
ブリス・サイー(Org)
ポラン・ビュンドゲン(カウンターテナー-3,4,6,8,10,11,12,14)

録音:2017年10月
「天にまします我らの父よ…」で始まる、キリスト教で最も有名な祈祷文の一つと言える「主の祈り」。これに基づいたゲ オルク・ベームのコラール前奏曲を軸に、ドイツ・バロックの宗教的な器楽作品と、アルト(C.T)独唱による ルター派のカンタータを集めたアルバムです。これらの作品は器楽全盛だった当時のイタリア音楽に強い影響を受けて おり、声楽の伴奏においても、器楽が大きな役割を担っています。また収められた純器楽作品は全て宗教的題材に 基づいており、その多くは、当時のコラールの旋律をもとにしたものです。演奏は、「シャコンヌ」を始めとしたヴィターリ父 子の作品をめぐる刺激的なアルバム(RIC326)をリリースしている、ヴァイオリンのステファニー・ド・ファイーとアンサンブル 「クレマティス」。ここでも宗教的な敬虔さを大切にしながら、それぞれの作品が持つ抑揚や旋律の美しさを聴き応え たっぷりに歌い上げています。
RICERCAR
RIC-390(1CD)
NX-B0
8
モンテヴェルディ:「愛の手紙」
1.Se i languirdi miei sguardi 「私の憔悴したまなざしが」愛の手紙
2.Ohime, dov’e il mio ben 「ああ、私の愛しい人はどこ?」ロマネスカ
3.Ohime ch'io cado 「ああ、私は傷つき倒れる」
4.Lasciate mi morire 「私を死なせて」アリアンナの嘆き
5.Perche se m'odiavi 「私を憎んでいたのなら」
6.Disprezzata Regina 「蔑まれた皇后」ポッペアの戴冠
7.Et e pur dunque vero 「それは本当なのか」
8.Dal mio Permesso amato 「愛するペルメッソ川のほとりから」オルフェオ
9.Non havea febo ancora 「フェーブスはまだ」ニンファの嘆き
10.Voglio di vita uscir 「死んでしまいたい」
マリアーナ・フローレス(S)
カペラ・メディテラネア
【メンバー】
キート・ガート(テオルボ)
マティアス・シュペーター(アーチリュート、キタローネ)
マルタ・グラツィアリーノ(ハープ)
マルゴー・ブランシャール(バス・ヴィオール)
ロドニー・プラダ(バス・ヴィオール-1,2,8)
ステファニー・ド・ファイー(Vn)
ジュリー・ロゼ(S)
ヴァレルイオ・コンタルド(T)
マティアス・ヴィダル(T)
フィリップ・ファヴェット(Bs)
レオナルド・ガルシア・アラルコン(チェンバロ、ガット弦スピネット、オルガン、指)

録音:2016年10月、2017年8月
カヴァッリのオペラ・ハイライト集(RIC359)が大きな評判となった、レオナルド・ガルシア・アラルコン率いる「カペラ・メディ テラネア」が、モンテヴェルディの声楽作品集を引っ提げてRicercarレーベルへ戻って来ました。有名な「アリアンナの嘆 き」、「ポッペアの戴冠」、「ニンファの嘆き」から、あまり知られていない作品まで、ソプラノが活躍するものを中心にバラン スよく選曲されています。注目したいのは、前面に押し出されたソプラノのマリアーナ・フローレスのセンスの高さで、その 表現力際立った歌唱は素晴らしいもの。ソロ作品が中心ですが2〜3声作品も効果的に挿入されており、美しいソプ ラノのソロに対して、突然現れる多声楽曲のドラマティックな効果も抜群です。
RICERCAR
RIC-387(1CD)
NX-B08
F.クープラン:「ミューズの誕生」〜大クープランのクラヴサン曲、コンセールと世俗歌曲を集めて
1.Musette:A l'ombre d'un ormeau ミュゼット「楡の木陰で」
2.Le Tic-Toc-Choc ou les Maillotins ティク・トク・ショク、あるいはオリーブ搾り機(クラヴサン曲集 第3巻)
3.Les Ombres errantes さまよう亡霊たち(クラヴサン曲集 第4巻)
4.Affectueusement 情感豊かに(「諸国の人々」 「スペイン人」)
5.Grande Ritournele グランド・リトゥルネル(「趣味の融合」第8番 劇場趣味のコンセール)
 La Crouilli ou La Couperinete.Premiere partie クルイリーまたはクープラン嬢(クラヴサン曲集 第4巻)
6.第1部(優しく、急がずに)
7.第2部ミュゼット風
8.Brunette:Zephire, modere en ces lieux ブリュネット「そよ風、その土地にふさわしく」
 Les Petits-Ages 幼いころ(クラヴサン曲集 第2巻)
9.La Muse naissante ミューズの誕生
10.L'Enfantine 幼年期
11.L'Adolescente 青春
12.Les Delices 逸楽
13.La Pastorelle:Il faut aimer des qu'on sait plaire 羊飼いの娘の歌「泣きたくなったなら、恋をしなくては」
14.La Petite Pince-sans-rire そしらぬ顔であざ笑う女(クラヴサン曲集第4巻)
15.Qu'on ne me dise plus que c'est la seule absence 「どうか私に言わないで」
16.Air エール(「諸国の人々」 「フランス人」)
17.Forlane-Rondeau フォルラーヌとロンドー(「王宮のコンセール」 第4コンセール)
18.Doux liens de mon coeur 「わが心の甘い絆」
19.Gavotte ガヴォット(「諸国の人々」 「フランス人」)
20.La Reine des Coeurs 慕われる王妃(クラヴサン曲集第4巻)
21.Chaconne ou Passacaille シャコンヌあるいはパッサカーユ(「諸国の人々」 「フランス人」)
22.Le Dodo ou L'Amour au berceau 子守歌、あるいはゆりかごの愛(クラヴサン曲集 第3巻)
エマヌエル・ド・ネグリ(ソプラノ1,8,13,15,18)
ブリス・サイー(クラヴサン)
ラ・シャンブル・クレール
【メンバー】
酒井 淳(トレブル&バス・ヴィオール)
マリオン・マルティノー(バス・ヴィオール)
モルガーヌ・エウザン(Fl)
ボヤン・チチッチ(Vn)
ギヨーム・キュイエ(Ob)
ヴァンサン・ブランシャール(Ob)
ニコラ・アンドレ(バロック・バソン)

録音:2017年11月
2018年(2018年)、生誕350年という節目のフランソワ・クープランの魅力を凝縮した一枚。その創作活動の中心であっ たクラヴサン曲集から多くを収録してますが、合奏曲(コンセール)集「諸国の人々」「王宮のコンセール」「趣味の融合」 や、世俗歌曲も含んでおり、彼が残した幅広い作品群のうち宗教曲以外をほぼ網羅しています。主役を担うのは何 と言っても、全編のディレクターであるブリス・サイー。クラヴサン曲だけではないクープランの世界を音楽的肖像として描 き出すことに成功しています。クリストフ・ルセの信頼篤いヴィオール及びチェロ奏者の酒井 淳のほか、ニケなど古楽界 の大物との共演歴を誇るメンバーによる「ラ・シャンブル・クレール」も名人芸を聴かせます。

ALPHA
ALPHA-391(1CD)
CALLING THE MUSE/ミューズ召喚
テオルボのための古い曲と新しい曲
ピッチニーニ(1566-1638):リュートとキタローネのためのタブラチュア曲集第1巻より
1.PARTITE SOPRA QUEST’ARIA FRANCESE DETTA l’ALEMANA
「ドイツ風」の名で知られるフランスの歌にもとづくパルティータ(変奏曲)
2.CORRENTE VI SOPRA L’ALEMANA
「ドイツ風」(の歌)による第6コルレンテ
3.ヘルシュトロッファー/スタンドリー:COMME UN BEFFROI 鐘楼のように
4.カプスベルガー(1580-1651):TOCCATA NONA 第9トッカータ
5.ヘルシュトロッファー:PERIVOLI BLUE ペリヴォリの青色
6.ヘルシュトロッファー:THANKS TOUMANI ありがとうトゥマニ
7.カスタルディ(1581-1649):ARPEGGIATA A MIO MODO 我流のアルペッジャータ
8.サティ:グノシエンヌ 第1番
9.カプスベルガー:BERGAMASCA ベルガマスカ
10.カプスベルガー/ジャン=リュク・ドバティス:DANS LA CHAMBRE DE MON THE
ORBE 私のテオルボのある部屋で
11.ヘルシュトロッファー:CLAN 氏族
12.バッハ/ヘルストロッファー:A TEA WITH BACH バッハとお茶を
13.カプスベルガー:TOCCATA UNDICESIMA 第11トッカータ
14.ヘルシュトロッファーー:VOS LUTHS 君たちのリュート
ブルーノ・ヘルシュトロッファー(テオルボ…スイス、パコ、モーリス・オッティガー 2009年製)
ローズマリー・スタンドリー(歌)…3
ジャン=リュク・ドバティス(詩、朗読)…10
ミシェル・ゴダール(セルパン)…3
エメク・エヴチ(Cb)…3

録音:2017年9月Abbaye de Noirlac ノワルラック大修道院(France)
ドイツの若手テオルボ奏者、ブルーノ・ヘルシュトロッファー。17世紀以前の音楽と現代の音楽を自由に弾きこなす逸材として知られています。このアルバムは彼自身が 「logbook=日誌」と呼ぶもので、ヨーロッパからアメリカまで、数千キロメートルに及ぶ旅の印象から生まれた自作と、様々な時代に書かれた小品が並べられており、聴き手の 想像力を強く刺激します。現代の田舎と都市の風景、16世紀のイタリアの人々の歌、突然混じり合うサティの「グノシエンヌ」、そしてインドを思い描く曲までも聴くことができま す。ヘルシュトロッファーの感性を通じて生まれた作品も聴きどころです。

Etcetra
KTC-1621(1CD)
18世紀フランスの作曲者不詳のオルガン組曲集 リュク・ポネ(Org)

録音:2013年&2014年、ベルギー
パリのサント・ジュヌヴィエーヴ図書館に所蔵されている手稿譜(Manuscript -2372)からの18世紀フランスのオルガン作品集。作曲者不詳の様々な作曲家による貴重な42のオルガン作品を、ベルギーのレメンス研究所(現:ルーヴェン大学芸術カレッジ)でオルガン教授を務めたリュク・ポネが演奏します。世界初録音。
Etcetra
KTC-1623(1CD)
ミケランジェロのマドリガル
バルトロメオ・トロンボンチーノ、 ヨアン・アンブロジオ・ダルツァ、ミケーレ・ペセンティ、マルコ・ダッラクイラ、マルケット・カーラ、フランチェスコ・ダ・ミラノ、作曲者不詳の作品
ケイト・マコボイ(S)、
ロベール・ムニエ(Lute)

録音:2016年&2017年、イギリス
オーストラリアの古楽系ソプラノ、ケイト・マコボイがロベール・ムニエの伴奏で贈る、1500年前後、ミケランジェロの時代のイタリアのリュート歌曲集。ローマ教皇庁や宮廷から商人や庶民の間まで広く愛されながらも、宗教作品と違い詳細な楽譜での伝搬が少ないために、現代では歌われることが少なくなってしまっている世俗作品を蘇らせるという好企画。ルネサンスの偉人、ミケランジェロ(ミケランジェロ・ブオナローティ)の詩によるトロンボンチーノの作品「Come haro donque ardire」も収録。

Hyperion
CDA-68206(1CD)
マショー:ザ・ジェントル・フィジシャン
オルランド・コンソート〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕

録音:2017年1月30日−2月1日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。
現在オルランド・コンソートがコンサートとレコーディングの中心プロジェクトとして演奏を続けているギョーム・ド・マショー(c.1300−1377)。第6弾では、「ザ・ジェントル・フィジシャン(優しい医者)」をテーマに、14世紀フランスの音楽様式 "アルス・ノーヴァ" を代表するマショーの詩的な音楽を、オルランド・コンソートの成熟したアンサンブルで歌います。

EVIDENCE
EVCD-052(1CD)
ラモー:王太子妃/新しいクラヴサンのための組曲 イ調
F.クープラン:クラヴサン曲集第3巻および第4巻より
クレマン・ルフビュル(P)

録音:2017年10月、パリ
1990年生まれのフランスの逸材、クレマン・ルフビュルのデビュー盤。2016年のジェイムズ・モットラム国際ピアノ・コンクールで優勝、聴衆賞も受 賞しています。アベッグ四重奏団の創立メンバーであるなど室内楽にも意欲的なほか、2008年にはリールの音楽院で打楽器も修学しています。パリ国立 高等音楽院にてロジェ・ムラロらに師事。その抜群のリズム感と音色に対するセンスで、ラモーやクープランを繊細きわまりなく、しかも鮮烈に響かせます。 (Ki)

MIRARE
MIR-358(1CD)
F.クープラン:ルソン・ド・テネブル&モテット集
聖水曜日のためのルソン・ド・テネブル[1714,パリ]
詩篇「あなたの定めは驚くべきものです(Mirabilia testimonia tuoa)119.129」による、王の礼拝のために作曲され歌
われた4行[1703,パリ]
アニュス・デイ〜修道院のためのミサ[1690,パリ]
「主よ、われらを救いたまえ」〜モテット(世界初録音)[1705,パリ]
レ・ゾンブル
シャンタル・サントン・ジェフリ(S)、
アンヌ・マグエ(S)
ブノワ・アルノー(Br)

録音:2017年 3&12月
リュリの後継者にしてラモーの先駆者でもあるF.クープランの探求に燃える古楽アンサンブル、レ・ゾンブルによる、ルソン・ド・テネブル他の作品集。 世界初録音のモテットも含む注目盤です。
ルソン・ド・テネブル(暗闇の朗読、の意)は、キリスト教で、受難の聖金曜日をはさむ聖木曜日から聖土曜日の3 日間の、原則として明け方におこ なわれる礼拝のこと。各日とも、エレミアの哀歌に基づくテキストの3つの朗読(ルソン)を含みます。暗闇を意味する「テネブル」という語は、この礼 拝で、朗読を進めるにつれ、ロウソクが一本ずつ消されてゆくことに由来しています。キリスト教にとってとりわけ重要な受難を思う礼拝というだけあり、 付随する音楽も非常に重要視されています。ルイ14 世(太陽王)(1638-1715)の時代に多く作曲され、ルソン・ド・テネブルは、社会的イベントの ひとつにまでなりました。
モテット「主よ、われらを救いたまえ」は世界初録音。内容的にはルソンと同じで、バリトン独唱をメインとする、聖木曜日の祈りのような内容となって おります。
レ・ゾンブルは、フラウト・トラヴェルソ奏者のシルヴァン・サルトルとヴィオラ・ダ・ガンバ奏者のマルゴー・ブランシャールによって2006 年に設立 された古楽アンサンブル、レ・ゾンブルです。これまでにF.クープランの「リュリ讃」や「諸国の人々」も録音しております。 (Ki)

H.M.F
HMM-902269(1CD)
Perpetual Night終わらない夜〜17世紀のエアと歌曲集
ロバート・ジョンソン(c.1583-1633):「安らぎをもたらす眠りよ(Care-charming sleep)」
ウィリアム・ロウズ(1602-1645):「私が湖に立つと」、「音楽よ、あなたの主は死んだ」「偉大な英国よ」
ジョン・コプラリオ(c.1570/80-c.1626):「行け、幸せな男」
ロバート・ラムゼイ(?-1644):「王妃よ、涙は何の助けになるか」、「行け、偽証した男よ」「亡霊よ怒りよ、大声を出すな」
ニコラス・レイニア(1588-1666):「もう緑の地は」
ジョン・ジェンキンス(1592-1678):パヴァーヌ ヘ調
ジョン・バニスター(1624/25-1679):「リュートを下さい」「アミンタスよ」
ウィリアム・ウェブ(c.1600-1657):「力強いモルペウスよ」
ジョン・ヒルトン(1599-1657):「立ち上がれ、気高き羊飼いよ」
ジェイムズ・ハート(1647-1718):「喜びよさようなら」
ジョン・ブロウ(1648/49-):「あわれなセラドン」「歌え、歌え、ミューズよ」
マシュー・ロック(1621/23-1695):「オルフェウスが歌った時」
ジョン・ジャクソン(d.1688):「おお、フィリスよ!」
ルシール・リシャルドー(Ms)
アンサンブル・コレスポンダンス
セバスティアン・ドセ(指)

録音:2017年 7月
17世紀、フランスと英国の芸術家や君主の往来は、とりわけ英国の音楽に大きな影響を与えました。神話などのドラマティックな場面をうたった大規 模なアリアは、後のオペラへの道を作りました。毎度凝ったプログラムで魅せるドセは、ここでは、愛、夜とメランコリーを扱った内容の楽曲を集めました。 独唱を務めるのは、ポール・アグニュー指揮のモンテヴェルディ:マドリガーレのプロジェクトにも参加していた、ルシール・リシャルドー。陰影に富んだ 表情で聴かせます。 (Ki)
H.M.F
HMM-902375(2CD)
錬金術師クープラン〜F.クープラ):作品集vol.1
第11組曲 ハ調(クラヴサン曲集第2巻(1717)より)
第28組曲 ロ短調(クラヴサン曲集第4巻(1730)より)
第19組曲 ニ調(クラヴサン曲集第3巻(1722)より)
第4組曲 ヘ調(クラヴサン曲集第1巻(1713)より)
第3組曲 ハ調(クラヴサン曲集第1巻(1713)より)
第20組曲 ト調(クラヴサン曲集第4巻(1730)より)
ベルトラン・キュイエ(Cemb)

録音:2017年5月
ベルトラン・キュイエによる、F.クープランのクラヴサン曲集全曲録音の第1弾。4巻から成り、全部で27 ある組曲を、特定のテーマで分類してリリー スしていく予定です。オルガン・ミサや声楽作品もいくつか収録が予定されており、クラヴサン曲集を様々な角度から照らすプロジェクトです。この第 1 弾 では、音色、パロディなど自由な精神に満ち、劇場を思わせるものが選ばれて収録されています。いくつかはタイトルなどに直接それが暗示されていますが、 中にはそれが隠されているものもあります。この第1弾となる2枚組はハ調(クープランが好んで用いた調)に始まりロ短調の作品(死など深い意味を持 つ調)で終わっており、ひとつの舞台を見ているような気分にもなります。キュイエはまた、F.クープランはどの作品にも「クープランらしさ」が必ず見られ、 それは同一の素材を様々に変化させる職人である錬金術師と重なる、と語っており、このようなタイトルがつけたということです。
ベルトラン・キュイエは、1978年ナントで音楽一家に生まれました。パリ国立高等音楽院でクリストフ・ルセにチェンバロを師事、その後ピエール・ア ンタイのもとでも研鑽を積んでいます。ブリュノ・コセ率いるレ・バス・レユニやラ・レヴーズなど様々なアンサンブル、そしてレザール・フロリサン、コン セール・スピリチュエル、ストラディヴァリアなどでも演奏、録音やツアーにも参加しています。通奏低音奏者、アンサンブル、そしてソリストとして活躍 するサラブレッドです。アルファ、ナイーブ、MIRAREなどからアンサンブル、ソロのCDを多数リリースしております。2014年にはMIRAREでラモーのチェ ンバロ作品全曲をリリースしています(MIR 266)。 (Ki)

Sono Luminus
DSL-92225(1CD)
NX-B05
ケルティック・リュート
1.ターロック・オキャロラン(1670-1738):Carolan’s Welcome
2.アイルランド伝承曲:Banish Misfortune
3.スコットランド伝承曲:The Battle of Harlaw
4.アイルランド伝承曲:Pipe on the Hob
5.アイルランド伝承曲:Cliffs of Moher
6.スコットランド伝承曲:Hey My Nanny & Guzzle
Together
7.オキャロラン:Carolan’s Dream
8.オキャロラン:Sheebeg and Sheemore
9.ジェームズ・オズワルド(1711頃-1769): The Flowers of Edinburgh James Oswald
10.オキャロラン:Miss Noble
11.オキャロラン:Fanny Power
12.スコットランド伝承曲:The Flaggon
13.スコットランド伝承曲:The Stool of Repentance
14.スコットランド伝承曲:The Lone Vale
15.スコットランド伝承曲:Flee Over the Water
16.スコットランド伝承曲:Hoop Her and Gird Her
17.スコットランド伝承曲:If I Had a Bonny Lass
18.オキャロラン:Lady Atherny
19.オキャロラン:The Seas are Deep
20.オキャロラン:Tune Without Title (#172)
21.アイルランド伝承曲:The Monaghan Jig
22.アイルランド伝承曲:The Kid on the Mountain
23.オキャロラン:Blind Mary
24.オキャロラン:George Brabazon
25.オキャロラン:Separation of the Body and
Soul
26.アイルランド伝承曲:The Butterfly Traditional
ロン・マクファーレン(Lute)

録音:2017年1月27-30日
現代社会において、ケルト音楽は広く愛されています。しかし「ケルト音楽」が本当にケルト民族に起源を発するかど うかは実際のところわかっていません。基本的にはスコットランド音楽やアイルランド音楽が思い起こされますが、実際 にはブリテン諸島からフランスのブルターニュ、スペインのアストゥリアス地方、ポルトガル、カナダまでに及ぶ広い範囲に 分布するケルト民族の末裔の音楽であり、各々異なる曲想を持っています。 リュートの名手マクファーレンは、アイルランド、スコットランドの伝承曲と、17世紀に活躍したオキャロランの作品を取り 混ぜて「ケルト風」のアルバムを仕立て上げました。盲目でありながら各地を旅し、ほぼ50年に渡って演奏したというオ キャロランの素朴で美しい曲が聴きものです。

Resonus
RES-10214(3CD)
NX-D05
ラモー:鍵盤のための作品全集
【CD1】
クラヴサン曲集 第1集(1706)
組曲 イ短調
組曲 ニ短調/ニ長調
メヌエットとロンドー
【CD2】
新クラヴサン組曲
組曲 イ短調/イ長調
組曲 ト長調/ト短調
【CD3】
オペラ・バレエ「優雅なインド」
5つの小品(1741)
王太子妃(1747)
ゼフィールからアリア(S.ディバイン編)
スティーヴン・デヴァイン(ハープシコード)
ロビン・ビッグウッド(ハープシコード)
Double-manual harpsichord by Ian Tucker from an instrument by Andreas Ruckers of Antwerp (1636)
with ravalement by Henri Hemsch of Paris (1763). Tuning a=415, Temperament Ordinaire.

録音:2013年12月2-3日 St John the Evangelist (SJE Arts)…CD1
2014年4月7-8日 St John the Evangelist (SJE Arts)…CD2
2017年8月29-30日 the Chapel of Sidney Sussex College,Cambridge…CD3
フランス・バロック時代に活躍したラモー。数多くの劇音楽の作曲家として知られていますが、彼が名声を獲得したの は40歳を過ぎてからのこと。若い頃にはもっぱら各地の教会オルガニストを務めており、鍵盤作品のほとんどは活動の 初期に書かれました。作品はどれも、後の優れたバレやオペラを彷彿させる豊かな表情を持ち、ドビュッシーら後世の 作曲家にも強い影響を与えたことでも知られています。イギリスのハープシコード奏者デヴァインは3巻からなるクラヴサ ン曲集と「王太子妃」、そして「優雅なインド」のバレエ音楽をラモー自身がクラヴサン用に編曲したヴァージョンを演奏 しています。

Resonus
RES-10218(1CD)
NX-B05
Venice 1629-ヴェネツィア1629年
1.ダリオ・カステッロ(17世紀初頭に活躍):三声のソナタ
2.モンテヴェルディ:Exulta, filia Sion 喜び踊れ、シオンの娘よ
3.ビアジオ・マリーニ(1594-1663):カンツォン 第1番「per quaro violini, o corne」
4.シュッツ:Paratum cor meum
5.マリーニ:オルガン、ヴァイオリン、コルネットのためのソナタ
6.アレッサンドロ・グランディ(1586-1630):Regina caeli 天の女王
7.マルティノ・ペセンティ(1600頃-1648頃):Corrente deatta La Granda
8.オラツィオ・タルディーティ(1602-1677):Plaudite, cantate
9.マリーニ:2台のヴァイオリンと四重奏のためのカプリッチョ
10.ジョヴァンニ・キャローネ(1629-):Congratulamini mih
11.イグナツィオ・ドナーティ(1570頃-1638):Maria Virgo 聖母マリア
12.アレッサンドロ・グランディ:Salva me, salutaris Hosatia
13.ベネデット・レ(1607-1629頃に活躍):Lilia convallium
14.ペサンティ:Corrente detta La Priula
15.マリーニ:ソナタ・センツァ・カデンツァ
16.シュッツ: Exultavit cor meum
17.カステッロ:10声のソナタ・セッティマ
ゴンザガ・バンド(アンサンブル)
【メンバー】
フェイエ・ニュートン(S)…2.4.6.8.10-13.16
ジェイミー・セイヴァン(指揮、コルネット)…1.3.5.10-13.15-17
ヘレン・ロバート(コルネット)….3.11.16.17
オリヴァー・ウェッバー(Vn)…3.4.6.9.12-13.15.17
テレサ・カードル(ヴァイオリン、コルネット)…3.5.6.9.11-13.17
スティーヴン・デヴァイン(オルガン、ハープシコード)…1-17

録音:2018年2月12-14日
1629年のヴェネツィアでは、いくつかの音楽史における革新的な出来事がありました。シュッツはその前年に2度目の ヴェネツィア訪問を果たし、モンテヴェルディに師事。シンフォニア・サクラ第1集を出版しました。またマリーニはこの頃に 初期のバロック様式を確立、ヴァイオリン演奏に技術革新をもたらしています。カステッロはこの年に「現代的なソナタ・ コンチェルターテ」第1巻を出版、こちらもヴァイオリンの革新的な演奏方法が評価され、彼の没後も再版が重ねられ るなど後年の作曲家たちに多大な影響を与えました。彼らの魅力的な作品をゴンザガ・バンドによる演奏でお楽しみ ください。ゴンザガ・バンドは1977年にジェイミー・セイヴァンによって創設されたピリオド楽器のアンサンブル。グループ 名の「ゴンザガ」とは、モンテヴェルディが仕えたマントヴァの名家の名前。この時代の作品を得意にしています。

Delphian
DCD-34001(1CD)
ラッセル・コレクションの貴重な楽器による演奏集
■イタリアン・ポリゴナル(ポータブル)・ヴァージナル(アレキサンダー・ベルトロッティ、ヴェローナ?、1586年製)
スコットランド民謡(16世紀):スコットランド女王のガリアルダ、スコットランド女王のガリアルド
メールラ:半音階的奇想曲
■シングル・マニュアル・イタリアン・ハープシコード(ナポリ?、1620年頃製)
バード:ソールズベリー伯爵のパヴァーンとガリアード
スヴェーリンク:大公の舞踏会
■ベントサイド・スピネット(トーマス・ヒッチコック、ロンドン、1728年頃製)
スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K.481、ソナタ ト長調 K.471
■ダブル・マニュアル・ハープシコード(ジェイコブ・カークマン、ロンドン、1755年製)
グリーン:組曲ヘ長調
■アンフレッテッド・クラヴィコード(ヨハン・アドルフ・ハス、ハンブルク、1763年製)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より 前奏曲とフーガ変ホ長調
■エンハーモニック・チェンバー・オルガン(トーマス・パーカー?、ロンドン、1765年頃製)
スタンリー:ヴォランタリー ト長調 Op.7-9
ヘンデル:フーガ イ短調
■ダブル・マニュアル・ハープシコード(パスカル・タスカン、パリ、1769年製)
フォルクレ:組曲第3番ニ長調より 3つの楽章
A-L・クープラン:悲しみ
■シングル・マニュアル・ハープシコード(ジョン・ブロードウッド、ロンドン、1793年製)
ヘンデル:「ロデリンダ」序曲
■グランド・ピアノフォルテ(トーマス・ラウド、ロンドン、1810年製)
クレメンティ:ソナチナ ニ長調 Op.36-6
ジョン・キッチン(ヴァージナル、ハープシコード、オルガン、ピアノフォルテ)
I
録音:2000年12月、セント・チェチーリア・ホール(エジンバラ)
記念すべきデルフィアン(Delphian)のリリース第1弾となったのが、この「ラッセル・コレクション」。
その名の通りイギリスの鍵盤走者であるレイモンド・ラッセルが設立したエジンバラの楽器博物館、「ラッセル・コレクション」に所蔵されている貴重な楽器の数々の音色を一挙に聴くことができる贅沢なプログラムです。

Lindoro
NL-3039(1CD)
サルヴァトーレ・ランツェッティ:独奏チェロと通奏低音のためのソナタ集
ソナタ 変ロ長調 Op.5-2/ソナタ ニ長調 Op.5-3
ソナタ イ短調 Op.1-5/ソナタ ハ長調 Op.6-2
ソナタ ヘ長調 Op.1-11/ソナタ イ短調 Op.1-9
エマニュエル・バルサ(バロックVc)
アリックス・ヴェルジエ(バロックVc)
ベルトラン・キュイエ(Cemb)

録音:2004年1月、パリ
18世紀トリノ宮廷で活動したイタリアのチェロ奏者&作曲家、サルヴァトーレ・ランツェッティのチェロ・ソナタ集。演奏は、バッハ・コレギウム・ジャパン、レザール・フロリサン、18世紀オーケストラなど名立たるピリオド・オーケストラのメンバーとしても活躍したフランスの名バロック・チェリスト、エマニュエル・バルサ。

Globe
GLO-5271(1CD)
ピーター・ヘレンダール:ヴァイオリン・ソナタ集
ソナタ第3番 Op.1*/ソナタ第5番 Op.2*
ソナタ第4番 Op.2*/ソナタ第3番 Op.4
ソナタ第4番 Op.4*
ソナタ第7番(フィッツウィリアム・マニュスクリプト)*
ソナタ第10番(フィッツウィリアム・マニュスクリプト)*
ホーンパイプ(フィッツウィリアム・マニュスクリプト)*
アントワネット・ローマン(Vn)、
フロール・ムジクス

録音:2017年8月、オランダ
*=世界初録音
アントワネット・ローマンは、アムステルダムのスヴェーリンク音楽院でヴァイオリン、ヴィオラ、ヒストリカル・ヴァイオリンを学び、フリーランスの演奏家として多くの古楽アンサンブル、オーケストラで演奏(オランダ・バッハ協会の2008年来日公演などにも参加)してきたオランダの女流ヴァイオリニスト。ローマンが2008年に設立したピリオド・アンサンブル"フロール・ムジクス(Furor Musicus)"とともに贈るGlobe第2弾は、18世紀オランダのもっとも有名な作曲家の一人であったピーター・ヘレンダール(1721−1799)のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集。
ロッテルダムに生まれ、後半生はイギリスで過ごし、優れたオルガニスト、ヴァイオリニストとしても活躍したヘレンダールの優美なソナタをアントワネット・ローマンが蘇演します。Op.4のソナタ第3番を除き世界初録音。後半3曲は、ケンブリッジのフィッツウィリアム博物館所蔵の手稿譜から作品を復元しています。

Phaedra
PH-92099(1CD)
ジャン=バティスト・ルイエ(ロンドンのジョン・ルイエ):チェンバロのための6つの組曲
組曲第1番ト短調/組曲第2番イ長調
組曲第3番ハ短調/組曲第4番ニ長調
組曲第5番ヘ長調/組曲第6番変ホ長調
ヤン・デフリーヘル(Cemb)

録音:2017年7月8日−10日、ヘント音楽院(ベルギー)
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘する、Phaedraレーベルの"イン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)"もついに第99集。ベルギーのヘントに生まれ、イギリスで活躍したジャン=バティスト・ルイエ(1680−1730)は、同名のファミリー(ジャック〔ヤコブ〕・ルイエ、ヘントのジャン・ルイエ等)と区別するため「ロンドンの(ジョン・)ルイエ」と呼ばれています。多くのチェンバロやスピネットのための作品が出版されながらも、現代ではほとんど目を向けられていなかった「ロンドンのルイエ」のまとまったチェンバロ作品を、ベルギーの多くの古楽アンサンブルで活動する鍵盤楽器奏者、ヤン・デフリーヘルが弾きます。

Vanitas
VA-11(1CD)
テレマン:無伴奏リコーダーのための12のファンタジア TWV.2-13
ファンタジア第1番ハ長調/ファンタジア第2番ニ短調/ファンタジア第3番ニ短調/ファンタジア第4番変ホ長調/ファンタジア第5番ヘ長調/ファンタジア第6番ヘ短調/ファンタジア第7番ヘ長調/ファンタジア第8番ト短調/ファンタジア第9番ト長調/ファンタジア第10番イ短調/ファンタジア第11番変ロ長調/ファンタジア第12番ハ短調
ミュリエル・ロシャ・リーント(リコーダー)
ミュリエル・ロシャ・リーントは、スイスのバーゼル生まれ、スイスのバロック・アンサンブル "ラ・テンペスタ・バーゼル"のディレクターやフリブール音楽院(スイス)の教師を務めるリコーダー奏者。「ヘンデル:リコーダー・ソナタ全集(VA-08)」に続くVanitasからのリリースは、テレマンが遺した偉大な無伴奏ファンタジアの一画、「無伴奏フルートのための12のファンタジア」のリコーダー版。18世紀にはリコーダー奏者が他の楽器のための有名作品・人気作品をリコーダーで演奏することは日常的に行われており、移調を含めた様々な編曲版が存在します。この録音ではブリュッセル音楽院の図書館に所蔵されているトレブル・リコーダー(アルト・リコーダー)のための移調譜に基づいています。

Phi
LPH-029(2CD)
NX-D07
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り ドロテー・ミールズ(S)
バルボラ・カバートコヴァー(S)
ベネディクト・ハイマス(T)
ウィリアム・ナイト(T)
レイナウト・ファン・メヘレン(T)
サムエル・ボーデン(T)
ペーター・コーイ(Bs)
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(Bs)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(合唱・アンサンブル)

録音 2017年8月12-14日
ヘレヴェッヘにとって1986年以来の、30年にわたる経験をへたひとつの回答としての新録音。旧録音はコレギウム・ヴォカー レの合唱に加えシャペル・ロワイヤルのフランス勢、器楽合奏にもトゥルーズのサックブーティエ(単独でもERATOに録音、その 他マルゴワールなどとも共演するフランスの古楽金管勢)を加え、Harmonia Mundi Franceからリリースされました。今回 はヘレヴェッヘの熟考とコレギウム・ヴォカーレの信頼できるパートナーたちとの協力のもとで、いわば満を持してヘレヴェッヘ自 身のペースで録音に臨んだ企画といえます。そのほか演奏陣では、コルネットのブルース・ディッキ―やテオルボのマティアス・ シュペーターらのヴェテランの名手たち、チェンバロのローラン・ステヴァールや首席弦のヴェロニカ・スクプリク(ラルペッジャータの ヴァイオリニスト)など、後続世代の著名な奏者たちの名前が見受けられます。

CPO
CPO-777954(1SACD)
NX-C01
プレトリウス:「三位一体の祝日」ミサ フォルカー・ヤーニヒ(Org)
マンフレッド・コルデス(指)
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス

録音:2014年9月21-23日
北ドイツ、後期ルネサンスの音楽家ヒエロニムス・プレトリウス。有名なミヒャエル・プレトリウスとの血縁関係は不明です が、ハンブルクの聖ヤコビ教会の終身オルガニストとして活躍し、ミサ曲を始めとした数多くの宗教作品を残しました。 彼の作品はヴェネツィア楽派の進歩的な様式が用いられたものが多く、そのほとんどは複数の合唱隊が交互に歌い 継ぐ「複合唱」の形式が用いられています。この「三位一体の祝日」ミサはオルガン・パートにも複雑な対位法が用い られた壮麗な作品です。
CPO
CPO-555207(1CD)
NX-B10
ゲオルク・カスパー・シュールマン(1672/73-1751):歌劇「忠実なアルチェステ」3 (ハイライト) アルチェステ…ハンナ・ツムザンデ(S)
ヒッポリテ…サンタ・カルニーテ(S)
セフィーズ…カテリーナ・ミュラー(S)
アドメートス…アーロン・ハラリ(A)
リコメーデス…ミルコ・ルートヴィヒ(T)
クレンテス/ヘラクレス…フェレス…ダスティン・ドロスジオク(T)
ストラート/アエルス…アンドレアス・ハイネマイヤー(Bs)
イラ・ホーホマン(指)
バロックヴェルク・ハンブルク

録音:2016年9月2-4日
膨大な数の作品を残したテレマン、現在でも各地の図書館から譜面が発見されるなど全容は未だわかっておりませ ん。cpoレーベルでは、テレマンの作品を系統立てて次々とリリース。多彩な室内楽や未知の声楽曲と出会う喜びを もたらしています。 室内協奏曲集の第1集と題された今回のアルバムは、様々な楽器のアンサンブルを集めた1枚です。多種多彩な楽 器が歌い交わす色彩的な協奏曲は、各々の楽器、とりわけリコーダーやフルートなど管楽器の音色が際立つととも に、全体の濃密な響きも楽しめます。カメラータ・ケルンの生き生きとした演奏が作品を引き立てます。

ABC Classics
ABC-4816480(1CD)
線画〜ヤコブ・ファン・エイクの音楽
ファン・エイク:イギリスのナイチンゲール/カムアゲイン/わが過ちを許してくれようか/ファンタジア&エコー/から威張り/美しき娘ダフネ/マリア聖歌/アマリリうるわし/天使ガブリエルが私に語った/道化師/夜は何をしましょうか?
ジュヌヴィエーヴ・レイシー(リコーダー)

録音:2015年5月2日−8日、オーストラリア
ジュヌヴィエーヴ・レイシーは、2018年からメルボルン・リサイタル・センターのアーティスト・イン・レジデンスを務めるリコーダーのヴィルトゥオーゾ。レイシーがリコーダーを吹き始めてから常に親しんできたという17世紀オランダの音楽家、ヤコブ・ファン・エイク(c.1590−1657)の代表作「笛の楽園」に収録された140曲を超える作品から選ばれたリコーダー独奏作品集。

ALIA VOX
AVSA-9927(1SACD)
BAILAR CANTANDO(歌いながら踊る)〜1788年トルヒーヨの写本』
1. Bayle [de Espadas] con pifano y tamboril
 Jarabe Tixtleco. Son trad. de la region de Guerrero en Mexico.
2. Cachua a voz y bajo Al Nacimiento de Christo Nuestro Senor
 Dennos lecencia Senores
3. Tonada La Donosa a voz y bajo, para bailar cantando
 A ti donoza te quiero
4. Tonada El Tupamaro
 Quando la pena en el centro
5. Bayle del Chimo A violin y bajo
6. Tonadas El Diamante de Chachapoias para baylar cantando & Tonada El Tuppamaro de Caxamarca
 Infelizes ojos mios & De los banos donde estube
7. Tonada La Lata a voz y bajo, para bailar cantando
 Oficiales de marina
8. Cachua a Duo y a quatro, con violines y bajo
 Al Nacimiento de Christo N. S
 Nino il mijor quey logrado
9. Tonada El Conejo a voz y bajo, para bailar cantando
 Senor Don Feliz de Soto
10. Cachua La Despedida de Guamachuco
 De bronse devo de ser
11. Tonadilla, llamase El Palomo, de Lambayaque, para cantar y bailar
 Fragancia de los jardines, Samba
12. Tonada para cantar llamadase La Selosa, del pueblo de Lambayeque
 Alla voi a ver si puedo
13. Tonada de El Chimo a dos voces, Bajo y tamboril, para baylar cantando
 Jaya llunch, Jaya lloch
14. Tonada El Congo a voz y bajo, para baylar cantando
 A la mar me llevan sin tener razon
15. Tonada La Brujita para cantar de Guamachuco
 Desenganado esta ya
16. Tonada El Huicho de Chachapoyas
 Ymapacrach urpi
17. Cachuyta de La Montana llamadas el vuen querer
 De que rigida montana nacistes
18. Lanchas para baylar
19. Cachua Serranita, Nombrada El Huicho nuebo
 Que cantaron y baylaron “8” pallas del Pueblo de Otusco a Na Senora del Carmen
 No ay entendimiento humano
20. Cachua Serranita, instrumental
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
テンベンベ・アンサンブル・コンティヌオ
エスペリオン XXI
ジョルディ・サヴァール

録音:2017年7月19日、フランス(ライヴ)
サヴァールの最新盤は、ペルーに伝わるトルヒーヨの写本の音楽集。2017年7月のライヴ録音です。 「トルヒーヨの写本」とは、ペルー北部の大都市トルヒーヨの司教、バルタサール・マルティネス・コンパニョンによって編纂されたもの。1411の水彩画と、 20の音楽スコア集を含む、その土地の生活を記録した貴重な写本として知られています。特に音楽の楽譜からは、当時西洋ヨーロッパからもたさられた(バ ロック)音楽が、どのように現地の伝統と融合し、ユニークなレパートリーへと変化を遂げていったか、ということをう窺い知ることが出来ます。この音楽 は、歌われると同時に踊りもついていた「Bailar cantando(歌いながら踊る)」と考えられています。思わず踊りだしたくなってしまうような魅惑のリズ ムとエネルギーに満ちた音楽が展開されています。 (Ki)
ALIA VOX
AVSA-9928(2SACD)
F.クープラン:「諸国の人々」(1726)
〔スペインの人々,フランスの人々,神聖ローマ帝国の人々,ピエモンテの人々〕
ジョルディ・サヴァール(ヴィオラ・ダ・ガンバ、指)
エスペリオンXX〔モニカ・ユゲット、キアラ・バンキーニ(Vn)、トン・コープマン(Cemb)、ホプキンソン・スミス(テオルボ)、ステファン・プレストン(Fl)、ミシェル・アンリ(Fl)、クロード・ヴァスマー(Fg)、ク・エッビンゲ(Ob))〕

録音:1983 年 5月
1983年録音のクープランの大作「諸国の人々」名盤が復活します!第1組曲にフランス人、第2組曲にスペイン人、第3組曲に神聖ローマ帝国、そ して第4組曲にピエモンテ人、という興味深い構成です。旧作のトリオ・ソナタを改題したものもありますが、どれもイメージ豊かな楽曲が並ぶ人気曲と いえるでしょう。そしてなんといっても、この録音のメンバーの豪華さは圧巻。もはや35年前の録音ではありますが、今聴いてもきわめてフレッシュです。 (Ki)

H.M.F
HAF-8901329(1CD)
ルイ=ニコラ・クレランボー(1676-1749):カンタータ集
「ピラムとティスベ」(1713)
「オペラのミューズ、または抒情的な文字」(1716)
「ヘラクレスの死」(1716)
「 オルフェ 」
ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン

録音:1990 年 2月
クリスティの名盤が再発売!こんにちではオルガン作品の作曲家としても名を残しているクレランボーですが、生前はそのカンタータ作品で知られた存在でした。1710-1726年の 間に彼は5冊ものカンタータ集を出版しています。ギリシャやローマ神話に題材をとっています。とはいえここに収録されている「オルフェ」は通常の悲劇 的な幕切れではなく、オルフェウスの英雄的勝利を歌う軽めのアリアで幕となり、当時からよく演奏されていたといいます。 (Ki)
H.M.F
HAF-8901268(1CD)
ジェズアルド:5声のマドリガーレ第3、4、5、6巻(抜粋) ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン

録音:1987年 7月13-15日
クリスティの名盤が再発売!愛、願望、死・・・これらの3つのテーマにジェズアルドほど肉迫した作曲家も、歴史上珍しいかもしれません。ここにセレクトされたジェズアルドのマ ドリガーレは、魂の苦悩を精密に音楽で描いているとともに、恋人たちの心をむしばむ「甘い毒」を音楽であざやかに表現しています。 (Ki)
H.M.F
HAF-8901351(1CD)
ミシェル=リシャール・ドラランド(1657-1726):「テ・デウム」「Super flumina Babilonis」「Confitebor tibi Domine」 ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン

録音:1990 年 9月
クリスティの名盤が再発売!ヴェルサイユ宮殿がまだ隆盛を誇っていた頃、宮殿で行われた礼拝のためにグラン・モテを作曲し、リュリの後継者とも言われたドラランド。1684年の 「テ・デウム」はドラランドの最高傑作と名高いもの。詩篇に音楽を付していますが、他の作曲家による同様の作品とは比べ物にならないくらい感情に直 接訴えるドラランドのその力量に圧倒される内容です。 (Ki)
H.M.F
HAF-8901416(1CD)
ミシェル=リシャール・ドラランド(1657-1726):プティ・モテ集
 独唱者(と合唱)のためのミゼレーレ(1867) 衛兵の寝ずの番はむなしい 
 同情と共感/ 第4の歌
ルイ・ルメール(1693/4-c.1750):・マリアは天に昇らせたもう
ジャン=バティスト・モラン(1677-1754):・レジーナ・チェリ
ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン
ソプラノ:ヴェロニク・ジャンス、サンドリーヌ・ピオー、ノエミ・リーム、
アルレッテ・シュタイアー

録音:1990年9月、1992年2月
クリスティの名盤が再発売!何人かの独唱者と小規模な器楽編成による「プティ・モテ」集。ヴェルサイユ宮殿で演奏されたグラン・モテの付属品のようなものだったかもしれませ んが、どれも美しさと鮮やかさに満ちています。 (Ki)
H.M.F
HAF-8901274(1CD)
リュリ:プティ・モテ集
「すべての民よ、手を打ち鳴らせ」「天の元后」「おお、知恵よ」「種の僕らよ」「サルヴェ・レジナ」「神よ、私の叫びを聞き」「キリストの御魂よ」「めでたし天の最高の贈り物」「我が主に賜わった主の御言葉」「おお、いと甘き主よ」「主よ、王を救いたまえ」
ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン

録音:1987年 8月
クリスティの名盤が再発売!リュリの最晩年に作成された手稿譜の写しで資料が残されています。様々な精査の結果、現在は残されているプティ・モテのうち、11がリュリの真作で ある、とされています。これらの作品も、3パートから成る声楽パートと、シンプルな通奏低音という編成がカリッシミのスタイルと似ているとも指摘され ていますが、その声楽パートは絶えず他声部を模倣しあいながら進んだり、時に効果的な長いソロ・パッセージが置かれているなど、リュリならではの凝っ た技法がみられます。 (Ki)
H.M.F
HAF-8905297(1CD)
「ラモー氏の庭園」
ラモー:「イポリートとアリシ」から/「エベの祭典」第1アントレ「詩」から/「ダルダニュス」から/「優雅なインドの国々」から/カノン「笑いから離れ」/カノン「起きろ、際限なく寝る奴め」
ドーヴェルニュ:「死に行くエルキュル」から/「ヴェネツィアの女」から
カンプラ:「優雅なヨーロッパ」第2アントレ「フランス」から
モンテクレール:「ジェフテ」プロローグから
ラコ・ド・グランヴァル:カンタータ「何もない」
グルック:「改心した酒飲み」から
ダニエラ・スコルカ(S)
エミリ・ルナール(Ms)
ベネデッタ・マッズカート(A)
ザカリー・ワイルダー(T)
ヴィクトル・シカール(Br)
シリル・コスタンツォ(Bs)
ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン

録音:2013年3月29、30、31日、パリ
クリスティの名盤が再発売!クリスティが主宰するアカデミー「声の庭」に参加している、選ばれし若手声楽家たちによる、啓蒙主義時代のフランスの声楽作品へのいざない。後の フランス・オペラの世界の原点を見るような内容です。2002年にレザール・フロリサンが始めた声楽家のアカデミー「声の庭」は2年ごとに開催され、 毎回250-300人が応募する中から6-7人が選ばれます。彼らはクリスティが実際にフランスで住んでいる城館に住み、徹底的に訓練を受け、その後レザー ル・フロリサンと共に世界の舞台を経験するという夢のようなアカデミーです。この演奏はその6回生たちによるものです。(第7回生は2016年10月 に来日し、「イタリアの庭で」と題した公演で絶賛されました)。

Arte dellarco Japan
ADJ-058(1CD)
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第5巻(1605)
1.残酷なアマリッリよ
2.ああミルティッロ、私の魂ミルティッロ
3.僕の魂はすでに
4.ほらシルヴィオ、あなたが忌み嫌っている女はここよ(第1部)
5.だけど、生まれ持っての優しさと徳と思いやりが(第2部)
6.ああドリンダ!「僕のドリンダ」と言ってもいいだろうか?(第3部)
7.さあこうして大地に跪き(第4部)
8.シルヴィオ、その胸を射るですって?第5部)
9.自分の命よりも君を愛していることを(第1部)
10.ああ、かつて神の思し召しがある頃は(第2部)
11.君はかつてないほど頑なになり(第3部)
12.これ以上あなたに何をあげられるの?
13.無数の女性と恋を楽しむより
14.ああ、あの美しい二つの瞳が
15.この愛の神っていう横暴な奴は力がありすぎる!
16.愛の神よ、お前が公平ならば
17.「私の命の人よ、あなたを愛しています!」
18.こうして少しずつ
19.この辺りの小鳥たちは
ラ・フォンテヴェルデ
【鈴木美登里・染谷熱子・中山美紀(S)、
布施奈緒子(A)、
上杉清仁(C.T)、
谷口洋介・中嶋克彦(T)、
小笠原美敬・渡辺祐介(Bs)】

若松夏美・荒木優子(Vn)、
成田寛・佐藤駿太(Va)、
西澤誠治・角谷朋紀(ヴィオローネ)、
伊藤美恵(バロックハープ)、
金子浩(Lute)、
上尾直毅(Cemb)

録音:2016年5月15-18日、2016年9月18-21日、2017年9月11日/秩父ミューズパーク音楽堂(録音:櫻井卓)
※日本語帯・解説・歌詞対訳付
鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデ。現在進行中のモンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音の「第5巻」 がリリースされます!日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みであるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦 点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っています。もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたラ イフワークが今ここに巻を追って響きとなります!モンテヴェルディは『オルフェオ』や『ポッペアの戴冠』などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家です。しかし彼がライフワークとし ていたのは、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレでした。1587年に出版されたマドリガーレ第1巻から1638年の第 8巻に至るまで、彼は実に半世紀もの年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けました。シンフォニアなど弦楽器も加わってルネサンスからバロックへの移行が明確となる第5巻を円熟味を増すラ・フォンテヴェルデが絶妙なハーモニーで歌 い上げます。
現在、マドリガーレ集第4巻(ADJ 054)マドリガーレ集第3巻(ADJ 051)、マドリガーレ集第2巻(ADJ 048)、マドリガーレ集第1巻(ADJ 046)がリリースされ好評を博しております。 (Ki)

Hanssler
HC-17055(1CD)
『天は笑い、地は歓呼す』
ブクステフーデ:「主よ、あなたさえこの世にあれば」 BuxWV38
トゥンダー(1614-1667):「ああ主よ、あなたの御使いに」
バッハ:カンタータ『天は笑い、地は歓呼す』BWV31よりアリア「最期の時よ、臨むがいい、この目を閉じておくれ」
テレマン:『Weiche, Lust und Frohlichkeit』TWV 1:1536よりアリア「Weiche, Lust und Frohlichkeit, bei der stillen Fastenzeit!」
ヘンデル:『グローリア』HWV deestより「地には平和を」
ビーバー(1644-1704):パストレッラ C.106
テレマン:『エマとエーギンハルト』TWV 21:25より「Ersheine bald, du Irrstern」
ヘンデル:歌劇『テオドーラ』HWV 68より第2幕「Oh! that I on wings could rise」
ゲオルク・トリート:ア・ディヴィジョン・オン・ア・グラウンド
テレマン:『Weiche, Lust und Frohlichkeit』TWV 1:1536よりアリア「Herz und Seele sind erfreut」
ヘンデル:歌劇『リナルド』HWV 7より第2幕「私を泣かせてください」
マーガレット・バール(S)
ノイエ・バロックデュオ・ベルリン

録音:2017 年 3 月 7-9 日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
マーガレット・バールがノイエ・バロックデュオ・ベルリンとの共演でバロック作品を収録しました。アデーレ・シュトルテに師事し、現在ドロテー・マリア・ サンドマンとの共演も多いバールは美しい歌声の持ち主。名曲「私を泣かせてください」などバールの美声とノイエ・バロックデュオ・ベルリンの演奏を 堪能することができます。 (Ki)

ARCANA
A-444(1CD)
ペルゴレージ:新発見のミサ曲
ミサ曲 ニ長調
モテット「Dignas laudes resonemus 然るべき賛美を歌いましょう」
マルリス・ペーターゼン(S)
マルタ・フマガッリ(A)
ジュリオ・プランディ(指)
ギスリエーリcho&コンソート

録音:2016年5月18-19.21-22日
Aula Magna of Collegio Ghislieri, Pavia,
Italy
2018年の春、新聞や音楽誌を騒がせたペルゴレージの新発見作品「ミサ曲 ニ長調」。およそ300年ぶりに発見されたと話 題になりましたが、実際には2016年にすでにジュリオ・プランディの指揮で演奏、録音されていました。 畢生の名作「スターバト・マーテル」を書き上げ、結核のため26歳でこの世を去ったペルゴレージは、その短い生涯の間に10 曲ほどのオペラとカンタータ、器楽曲などを残しました。死後に人気が出たため、いくつもの偽作が出回りましたが、この作品は 1733年から1734年頃に作曲された真作。ヨーロッパ全域の図書館に散らばっていた楽譜を音楽学者たちが継ぎ合わせて 再現したものです。アルバムにはもう1曲、ペルゴレージの知られざるモテット「Dignas laudes resonemus」を収録。ペー ターゼン、フマガッリら実力派歌手をソリストに据え、2018年に創立15周年を迎えるギスリエーリ合唱団&コンソートが2つ の傑作を演奏、ペルゴレージの知られざる側面を明らかにしています。
ARCANA
A-447(1CD)
モンテヴェルディ:宗教作品集
モンテヴェルディ:4声の無伴奏ミサ曲
 7声のグローリア(器楽伴奏)
マリーニ(1594-1663):シンフォニア
モンテヴェルディ:聖母マリアの嘆き SV288
 聖母のための連祷 SV204
ラ・ピファレスキア
サンドロ・ダッラ・リベラ(ヴィオラ・ダ・ブラッチョ)
ピア・ナイネル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
カルロ・サンティ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マウリツィオ・ダ・コル(テオルボ)
パオロ・ダ・コル(指)オデカトン

録音:2017年6月24-27日
イタリア・バロック音楽の中心地の一つであったヴェネツィアのサン・マルコ寺院。16世紀から18世紀にかけて著名な音楽家が 楽長、オルガニストを務めたことで知られています。モンテヴェルディもその一人で、1613年に楽長に任命されるやいなや、 様々な理由で力を失っていた合唱隊と器楽隊の立て直しを図った功績が讃えられました。モンテヴェルディの声楽曲で多く 用いられる「複合唱=複数の声部が互いに掛け合いを行う手法」は、サン・マルコ寺院の対面するバルコニーを想定して書 かれたともされ、その劇的で華やかな作風は当時の聴衆たちにも感銘を与えました。モンテヴェルディの死後に発表された「4 声の無伴奏ミサ曲」は声のみのために書かれた壮麗な作品で、「グローリア」と同じくモンテヴェルディの高度な作曲技法を伺 い知ることができます。有名な「アリアンナの嘆き」を宗教曲に書き換えた「聖母マリアの嘆き」も聴きどころ。ルネサンスからバ ロック期の声楽曲を得意とするアンサンブル「オデカトン」による演奏です。
ARCANA
A-449(1CD)
マレンツィオ:マドリガーレ集
1.Come inanti de l'alba
2.Qual vive Salamandra
3.Dolorosi martir
4.Questa di verd’erbette(リュート二重奏)
5.Occhi lucenti e belli
6.Scendi dal paradiso Venere
7.Due rose fresche
8.Non vidi mai dopo notturna pioggia
9.Zefiro torna e'l bel tempo rimena
10.Crudel, perche mi fuggi
11.Fuggito e'l sonno
12.O fere stelle
13.Senza il mio Sole
14.Liquide perle(リュート二重奏)
15.O verdi selve
16.Cruda Amarilli
17.Solo e pensoso
18.Crudele, acerba, inexorabil morte
ロッソポルポーラ(アンサンブル)
【メンバー】
ヴァルテル・テストリン(指)
フランチェスカ・ボンコンパーニ(S)
アリシア・アモ(S)
エレナ・カルザニーガ(A)
マッテオ・ピガート(A)
マッシモ・アルティエリ(T)
ジャコモ・スキアーヴォ(T)
マウロ・ボルジオーニ(Bs)
マッシモ・ロナルディ(リュート…6コース 1987年 ミラノ、ステファノ・ソラーリ)
ミケーレ・パソッティ(リュート…6コース 2014年 パヴィア、ルチアーノ・ベルナルディ、 7コース 1987年 ロンドン スティーヴン・バーバー)

録音:2015年2月22-25日
イタリア後期ルネサンス時代に活躍したルカ・マレンツィオ。当時、最も人気の高いマドリガーレ作曲家として知られ、作品は 多くの人に支持されました。初期作品のスタイルは軽く流動的でしたが、歌われる詩の文言を忠実に追っていく彼の創作方 針もあって、作品は少しずつ複雑さと深刻さを増していきます。成熟期から晩年の作品には、時に不協和音や半音階技法 も用いながら、極めて厳粛で大胆な書法が見られるのもマレンツィオの特徴です。 このアルバムで素晴らしい演奏を披露している"ロッソポルポーラ"は2010年に結成された若手奏者たちによるアンサンブル。 イタリア・ルネサンスから初期バロック音楽を中心に、テキストを深く読み込み、独自の解釈を施し演奏することで高い評価を 受けています。
ARCANA
A-450(1CD)
ジャコモ・ゴルザニス(1525頃-1575頃):la barca del mio amore 私の愛の舟
ナポリ風の踊りとファンタジー
1.Da che si part’il sol
2.Scarpello si vedra
3.Duca vi voglio dir
4.Basciami con ssa bocca
5.Saltarello detto Sona Baloni
6.Questi capelli d’or
7.Recercar Secondo
8.Chiara piu che ’l chiar sol
9.Passo e mezzo Antico Primo*
10.Padoana del detto
11.Saltarel del detto
12.Sta vecchia canaruta
13.L’altro giorno mi disse
14.Passo e mezzo detto Il Gorzanis*
15.Saltarel del detto
16.Non e amor
17.Alma perche t’affliggi
18.Recercar Primo
19.La turturella
20.Fantasia Terza
21.La barca del mio amore
22.Il bel vis’e i begl’occhi
*…ボー・ズリアンによる編曲
ラ・ライラ(アンサンブル)
【メンバー】
ピノ・デ・ヴィットーリオ(歌、カスタネット)
ファビオ・アッカーソ(リュート、ラウド、太鼓)
ドーメン・マリンチッチュ(ヴォオラ・ダ・ガンバ)
マッシミリアーノ・ドラゴーニ(パーカッション、ハンマーダルシマー)
ボー・ズリアンLute、ルネサンスG、指)

録音:2017年10月30日-11月2日
16世紀の偉大なリュート奏者、作曲家の一人ジャコモ・ゴルザニス。生い立ちについてはほとんどわかっていませんが、プーリア 地方で生まれ、1557年にトリエステに定住、カリンシアとカルニオラの貴族に仕え、グラーツでは神聖ローマ帝国マクシミリアン 2世のために演奏した記録も残っています。ヴェネツィアでは1561年と1579年に4冊のリュート曲集と2巻の「ナポリ風曲集」 が出版されたほか、24組の「長調」と「短調」の舞曲が収められている1567年の原稿は作品の中でも特に重要とみなれて います。このアルバムでは、親密なリュートのファンタジアだけでなく、遊び心溢れた「ナポリ風の舞曲集」までゴルザニスの多彩 な作品を聴くことができます。プーリア出身の歌手ピノ・デ・ヴィットーリオの並外れた歌唱力と、ファビオ・アッカーソの見事な リュートが聴きものです。
ARCANA
A-451(1CD)
バッハ、ビーバー、コレッリ、マリーニのヴァイオリンのための作品をハープで
ビーバー:ロザリオのソナタ 第1番「受胎告知」ニ短調〜前奏曲/変奏曲
ビアッジョ・マリーニ(1594-1663):ロマネスカ
独奏ヴァイオリン、通奏低音はお好みで
コレッリ:ソナタ ヘ長調 Op.5-1
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番 BWV1001 ニ短調(原調:ト短調)

全てフローラ・パパドプーロスによるハープ編
フローラ・パパドプーロス(二重/三重ハープ…ダリオ・ポンティッジア製)

録音:2014年5月1-4日
バロック時代に活躍した4人の作品をハープで演奏した1枚。彼らが実際にハープのための曲を書くことはありませんでしたが、 この時代にハープのためのレパートリーがなかったわけではありません。 このアルバムでは、優れたハープ奏者フローラ・パパドプーロスが「もし彼らがハープのための作品を書いたら」という仮定のもと、 様々な研究と情報を探り、ハープとよく似たイディオムの特徴を有する楽器であるヴァイオリン曲をハープのために編曲、演奏 しています。それにより音色に違ったニュアンスが生まれ、オリジナル作品にハープの響きならではの美しさが付け加えられてい ます。

フォンテック
FOCD-9784(1CD)
税込定価
江崎浩司/ヤコブ・ファン・エイク 笛の楽園 Vol.3
No.37 私の魂の光
No.38 イギリスの歌
No.39 フィリスがフィランダーと出会った
No.40 王子達は望みを持っているが
No.41 ローゼモン第2
No.42 心地よい夏
No.43 ナッサウ家のウィルヘルムス
No.44 ウィルヘルムスのもう一つの変奏
No.45 いとしい人よ、僕と一緒に眠りませんか?
No.46 軍神マルスのクーラント
付録No.4 詩篇118 番 恵み深い主に感謝せよ
No.47 戦い
No.48 かわいい羊飼いの娘
No.49 隠されたローゼモン
No.50 ブロンクホーストのバレエ
No.51 夜は何をしましょうか?
No.52 夜は何をしましょうか?による異なる変奏
No.53 サラバンド:羊飼いの娘は恩知らず
No.54 鐘は鳴り響き
No.55 ヤンネマンとアーレムーア:塩漬けニシン
No.56 祝福された聖地ベツレヘム
No.57 軍神マルスのクーラント第2
No.58 ラヴィニョーネ第2
江崎浩司(独奏)
リコーダー:ガナッシ・ソプラノ/バロック・ソプラノ/初期バロック・アルト/バロック・テナー/ルネサンス・ソプラニーノ
ルネサンス・ソプラノ/ルネサンス・アルト/ヴォイスフルート/バス/バンブーリコーダーD 管
その他楽器:ソプラノ・ショーム/アルト・ショーム

録音:2017/3/2-4 神奈川県立相模湖交流センター
江崎浩司が挑む、孤高の世界・・笛の楽園全集プロジェクト第3 弾! ヤコブ・ファン・エイク(1589/90-1657)の「笛の楽園」は全151 曲(XYZ 社版)にもなる膨大な独 奏楽器のための曲集で、リコーダー奏者にとっては重要なレパートリーですが、その知名度と演奏され る機会を考えると全曲の録音は極めて少なく、特に国内では皆無でした。2017 年6 月に第1 弾をリリ ース後、早くも第3 弾の登場です。ともすれば単調になってしまう無伴奏曲ですが、今作でも10 種の 楽器を使いこなし、鮮やかで躍動感あふれる1 枚となりました。 江崎本人によるライナーノーツも読みごたえ十分で、情報が決して多いとは言えない同曲の貴重な資料 となっております。

ACCENT
ACC-24344(2CD)
ノイコム:荘厳ミサ曲(1818年、リオデジャネイロ)
レクイエム(1838年、パリ)*
シャンブル・デュ・ナムールcho
インド洋声楽アンサンブル*
ジャン=クロード・マルゴワール(指)
王室大厩舎・王宮付楽団

録音:2008年10月3・5日(ライヴ)、2008年6月6日(ライヴ)*
かつて「K617」レーベルで出ていたマルゴワールの名録音2種が2枚組で再発売されます!ジギスムント・フォン・ノイコム(1778-1858)はオー ストリアの作曲家でミヒャエル・ハイドンに師事。1816年にブラジルに移り古典派の音楽を紹介、モーツァルトのレクイエムを自ら補筆した版で南米初 演するなどユニークな経歴を持つ人物です。
『荘厳ミサ曲』はブラジル時代、ジョアン6世の王位就任儀式のために作曲された華やかな作品です。また『レクイエム』はその後ヨーロッパに戻っ てから書かれた暗く力強い作品。有名な作品とは言えませんが、古楽界の大御所マルゴワールの演奏によりたいへん魅力的な音絵巻となって響きます。 2018年4月14日に77歳で亡くなったマルゴワール、追悼の意も込めてじっくりと耳を傾けたい録音です。 (Ki)
ACCENT
ACC-24346(1CD)
コンセール・ド・ダンス
リュリ:『アルミード』序曲
 『エイシスとガラテア』より アリア「C’est en vain...」
 『アルミード』より パッサカイユ
シャルパンティエ:『メデ』より アリア「Que me peut demander la Gloire」
ルベル:幻想曲
ドゥラランド:『倦怠期』より アリア「Tant au’a dure la nuit ...」
ルベル:田園の楽しみ
ラモー:『ダフニスとエレ』
ハワード・クルック(T)
シギスヴァルト・クイケン(指)
ラ・プティット・バンド

録音:1996 年 6月
ACCENTレーベルで以前出ていたものの廃盤になっていたラ・プティット・バンドのアルバムが再発売されます。優雅なるフランス・バロック音楽を 多彩なプログラムで堪能できる美しさ満点の一枚。浮き立つリズム感やダイナミックな振幅にも心が躍ります。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10385(1CD)
ポルトガル音楽、再発見
ガスパール・フェルナンデス(1566-1629):Toquen as sonajas
作曲者不詳:Ola plimo Baciao
作曲者不詳:A vosa porta Maria
作曲者不詳:Alborada (器楽合奏)
マヌエル・ボテリョ・アルメイダ(1636-1711):Lagrimas de Anarda
作曲者不詳:Encontrei ontem de tarde
作曲者不詳:Passacalha da triste vida
作曲者不詳:Toda a noite e todo dia
作曲者不詳:Tarambote (器楽合奏)
作曲者不詳:Bayle del Amor resussitado
フレイ・フィリペ・ダ・マドレ・デ・デウス(1630-1690):Deseos sin esperanca
グレロリオ・デ・マトス(1636-1696):Mariniculas
作曲者不詳:Entre os parasismos graves
マヌエル・コッレイア(c.1600-1653):Dime Pedro, por tu vida
ロゲリオ・ゴンサルヴェス(指)
ア・コルテ・ムジカル

録音:2017年4月30日〜5月2日
1755年、ポルトガルは地震と津波で大きな被害を受けました。多くの人々の命と共に、たくさんの音楽的遺産とも言うべき楽譜も失われてしまいます。 そんななか残った貴重な音楽を歴史上の重要なものとして演奏したのがこのアルバム。ポルトガルの作曲家の音楽、植民地音楽、民俗音楽、スペインの音楽、 といった当時のポルトガルに響いていたであろう「歌」をスペイン古楽の伝道師ゴンサルヴェスが機知に富んだ演奏で披露しています。 (Ki)

Quartz
QTZ-2125(1CD)
セグレッティ・アチェンティ〜イタリアのルネサンス音楽
ルッツァスキ:Aura soave
マレンツィオ:Amor tien il suo regno
フェスタ:Se mai vedet amanti
クレキヨン:Mort Ma Prive par sa Cruelle
ダ・フィレンツェ:Amor, I' mi lamento
マレンツィオ:Lasso non e cor mio
ガナッシ:Io vorrei dio d'Amore
マレンツィオ:Con la fronte fiorita
 Al primo vostro sguardo
 Dicemi la mia stella
カヴァッツォーニ:Ricercare Tono II
ピエロ:Ogni diletto
フェスタ:Altro non eil mi amor
ルッツァスキ:O primavera
マレンツィオ:Alma che fai
 Le rose fronde e fiori
 Ahime che col fuggire
ダ・ミラノ:Ricercare VII
ピエロ:Chavalcando con un giovine accorto
フェスタ:Madonnio mi consumo et pel grave dolor
ルッツァスキ:Chio non t'ami
カンタール・アラ・ヴィオラ〔ナディーヌ・バルベイジ(S)、フェルナンド・マリン(ビウエラ・デ・アルコ&ヴィオール)〕

録音:2014年5月、ポブレー(スペイン)
古楽とブラジルのポピュラー・ミュージックを橋渡しするユニークなプロジェクト、「デ・リオ・ア・リオ」(QTZ-2121)で「ヴィオラ・ダ・サンバ」のメンバーとして快演を披露してくれたヨルダン系アメリカ人の古楽系ソプラノ、ナディーヌ・バルベイジと、スペインのガンバ&チェロ奏者のフェルナンド・マリンがルネサンス音楽に回帰。
バルベイジの定評ある透明感あふれる歌声と、ビウエラ・デ・アルコ(弓で弾かれるビウエラ)など4種の楽器を使い分けるマリンのアンサンブルは今回も絶品です。

Challenge Classics
CC-72759(1SACD)
ルペルト・イグナーツ・マイヤー:宗教曲集(1681)からの詩篇集
1. Laudate pueri Dominum (詩篇112/113)
2. Confitebor tibi Domine (詩篇110/111)
3. Beati omnes (詩篇127/128)
4. Nisi Dominus (詩篇126/127)
5. Venite gentes (聖歌)
グナール・レツボール(Vn、Va、指)
アルス・アンティクヮ・アウストリア

録音:2017 年 11月26-28 日/オーストリア、聖フローリアン
録音されるだけでも珍しい作品を古楽界の巨匠レツボールが演奏した注目のディスク。ルペルト・イグナーツ・マイヤー(1646-1712)による宗教曲 集です。彼は1683年から死ぬまでミュンヘンで活動し、ドイツにおけるプロテスタント音楽の改革者のひとりとみなされていました。その音楽にはイタリ アの協奏曲様式が巧みに組み合わされています。ここに収録されている楽曲は小規模な弦と通奏低音に独唱が加わる編成で、演奏は当時の教会の慣習に 従い男声のみによる歌唱。曲によってはボーイソプラノも登場します。ヴァイオリンのオブリガートが技巧的なソロをとることもあり、レツボールの魅力が 最大限に発揮されています。 (Ki)

BIS
BISSA-2082(1SACD)
夜の曲(Nocturnal)
アントニー・ホルボーン(c.1547-1602):すいかずら/私のリンダ/夜警/ペンブローク伯爵夫人のパラダイス/妖精のラウンド
エドワード・コラード(fl.c.1595-1599):わが窓辺より去れ/7.ヒュー・アシュトンのグラウンド
ダニエル・バチェラー(1572-1619):パヴァーヌ
ジョン・ダニエル(1563/34-c.1626):アン・グリーン夫人の葉はグリーン
作者不詳(ジョン・スキーニーの17世紀初めのマンドラ手稿譜):森の花/夕暮れのとき、私を忘れないで/イギリスのナイチンゲール
バード(フランシス・カッティング(編):子守歌
ブリテン(ヤコブ・リンドベルイ編):ジョン・ダウランドによる夜の曲Op.70
ジョン・ダウランド):夢/ファンシー/オーランドは眠る/ラクリメのガイヤルド/ダウランド氏の真夜中/別れ
ジョン・ジョンソン:パッシングメジャーズ・パヴァーヌ/御者の口笛/さようなら、おやすみなさい
ヤコブ・リンドベルイ(1.-9.,13.-23.リュート、10.-12.ソプラノ・リュート)
[楽器 8-course Renaissance lute by Michael Lowe, Wootton-by-Woodstock, 1981, 7-course so-prano lute (in mandora tuning) by Michael Lowe, Wootton-by-Woodstock, 1992]

録音:2017 年 8月/レンナ教会(ノルテリエ、スウェーデン)
ヤコブ・リンドベルイ(1952-)は、スウェーデンのユーシュホルム生まれ。ビートルズを聴いて音楽への情熱を育み、ストックホルム大学に進みました。ロンドンの王立音楽大学でダイアナ・ポウルトンに学んでいたころ、ルネサンスとバロックの音楽に主眼を置いた活動を選択。このジャンルでもっとも幅広いレパートリーをもつリュート奏者として知られ、『ジェームズ一世時代のリュート音楽』(BISSA2055)『ルネサンス期イタリアのリュートの名手たち』(BISSA2202)『シクストゥス・ラウヴォルフのリュート』(BISSA2265)など、30を超す数のアルバムをBISレーベルに録音しています。新しいアルバム『夜の曲(Nocturnal)』は、彼がギターとリュートを平行して学んでいた最後の年に取り組んだブリテンの《ジョン・ダウランドによる夜の曲》を核に、主にエリザベス一世時代に作られた、夜を想起させる小品を配置する構成で作られています。《ジョン・ダウランドによる夜の曲》は、ブリテンが、1963年、イギリスのギタリスト、ジュリアン・ブリームのために作曲した作品です。ダウランドの歌曲《来たれ深き眠りよ(Come Heavy Sleep)》に基づく変奏曲のスタイルをとった、8つの部分(楽章)からなる「壮大な」音楽。「この曲があったから、ギターを捨ててリュートに専念すると決めた時には後ろ髪を引かれる想いだった」(ヤコブ・リンドベルイ)。ブリテンが「リュートを崇め」、この楽器のための作品を書くことも考えていたことから、出版社とブリテン・エステートが協力。エステートからは励ましとともに最初の草稿の提供も受けることができました。アントニー・ホルボーン、エドワード・コラード……詩人サミュエル・ダニエルの弟、ジョン・ダニエル……。「ジョン・スキーニーの17世紀初めのマンドラ手稿譜」の3曲は、「マンドラ調弦」のソプラノ・リュートで演奏されます。「リュートは、静寂と深い集中を必要とする」。録音セッションは、ストックホルムの北、ノルテリエのレンナ教会で行われました。

ALPHA
ALPHA-287(1CD)
ブクステフーデ:夕べの音楽
カンタータ「神よ、われを救いたまえ」 BuxWV34
ソナタ イ短調 BuxWV 272
カンタータ「来たれと天使に告げよ」BuxWV10
カンタータ「イエス、わが喜び」BuxWV60
ソナタ 変ロ長調 Op.1-4 BuxWV255
カンタータ「おお主よ、心からわれ汝を愛す」BuxWV41
リオネル・ムニエ(指)
オリヴィエ・フォルタン(Cemb)
アンサンブル・マスク(アンサンブル)
ヴォクス・ルミニス(声楽アンサンブル)

録音:2017年1月
1667年、ハンザ同盟の盟主として隆盛を極めた都市リューベックの聖母マリア教会オルガニストのフランツ・トゥンダーが死去。その後任に選出されたのはデンマークで活躍してい たブクステフーデでした。彼はトゥンダーの娘と結婚し、この誉れ高い職務にあたり、数々の新しい試みを導入します。 その中でも最も知られているのが「Abendmusik 夕べの音楽」の拡大です。これは前任者トゥンダーが始めた「夕方の礼拝時のささやかな演奏」ですが、ブクステフーデは合 唱、オーケストラを含む大編成で華やかな作品を上演、しかも入場無料であったため大人気を博しました。これを聴くために若きバッハさえも長い道のりを歩みリューベックまで やってきたと言われています。 このアルバムでは、ドイツ・バロックを得意とするヴォクス・ルミニスとアンサンブル・マスクによる演奏で「夕べの音楽」の演奏会を再現。2017年のルター宗教改革500周年にちな み、プログラムには4つのカンタータを中心に、器楽曲が配されています。 ヴォクス・ルミニス… フランスを中心に、世界中で活躍するヴォーカル・アンサンブル。アンサンブル名「vox luminis=光の声」の通り、温かい響きと正確無比のハーモニーが持ち味で。 Grammophone Editor's Choise(英)とDiapason d'Or(仏)を獲得するなど評価は高く、日本における古楽の雄、鈴木優人氏もしばしばアンサンブルに参加する ほど、その実力は折り紙付きです。。

Dynamic
CDS-7819(1CD)
NX-B03
18世紀ナポリのフルート・ソナタ集
「ナポリの」
アントニオ・ストゥリキ(18世紀):1-4.ソナタ 第1番 ハ長調 Op.1-1
.ソナタ 第2番 ホ短調 Op.1-2
「フラッソ・テレジーノの」
ニコラ・カランドーロ(1715-1759/60):9-11.ソナタ 第2番 ト長調
フランチェスコ・リクペロ(1750年代-1806頃):ソナタ 第6番 ハ長調
ソナタ 第16番 ト長調
ジェンナーロ・ラーヴァ(不明-1779):ソナタ ロ短調
アントニオ・カプーティ(1720/30-1800年以降)
ソナタ ニ長調
レナータ・カタルディ(フラウト・トラヴェルソ)
パルテノペ・ストラヴァガンテ(アンサンブル)
【レオナルド・マッサ(Vc)、デボラ・キャピタニオ(ハープシコード)】


録音:2015年3月28-29日.7月4-5日
世界初録音
18世紀ナポリには数多くの優れた音楽家がいました。ただしその多くは歴史の流れに呑み込まれ、現代まで名前が残ってい る人はほどんどいません。ボローニャで学んだフルート奏者カタルディは18世紀ナポリ音楽の研究者でもあり、この時代の作品 の発掘と復興に尽力、各地の図書館などに保存されている楽譜を探し出し演奏しています。このアルバムに収録されている 作品もそのような「忘れられた作曲家」によって書かれたもので、もちろんこれまでに録音されたことがなく、どれも貴重な作品 ばかり。埋もれた傑作が鮮やかによみがえります。

Tactus
TC-561309(1CD)
モンテヴェルディ:音楽の諧謔(1607年、ヴェネツィア) エサアンサンブル、
バスケニス・アンサンブル、
セルジオ・キエリーチ(指)

録音:2013年7月、マッサ(イタリア)
フランス風の様式に影響を受けたモンテヴェルディが作曲し1607年に出版された「音楽の諧謔」。3つの声楽パートと器楽演奏が織り成す「フランス的」な香りを漂わせるモンテヴェルディの傑作の1つです。
演奏はご当地イタリア、6名の歌い手たちによって1996年に結成された女声ヴォーカル・グループ(+バス1名)と、北西部の街ラ・スペツィアで創設された古楽アンサンブルの共演です。
Tactus
TC-690801(1CD)
ハッセ:オペラ・アリア集
行こう、だが愛しい人よ/裏切られ、軽蔑され/私を喜ばせたいのなら/男が/もし、私の不幸のすべてを/Al diletto che l'inonda/Fissa ne sguardi miei/Dell'amante l'alma bella/Eccomi non ferir/Amo, bramo e non dispero
エレーナ・デ・シモーネ(Ms)
アンサンブル・イル・モザイコ

録音:2016年7月、ボナヴィーゴ(イタリア)
生まれ故郷のドイツでは宮廷音楽家として成功を収め、師となったポルポラとの決裂、アレッサンドロ・スカルラッティとの友好、当代随一の名歌手ファウスティーナ・ボルドーニとの結婚などを経てイタリアでもその名を轟かせたヨハン・アドルフ・ハッセのアリア集。
妻であるファウスティーナの歌声のために書いたであろう美しきアリアを歌うのは、ヴェネツィア生まれのメゾ、エレーナ・デ・シモーネ。モーツァルトの「フィガロの結婚」のケルビーノ役でデビューを果たし、バロックから現代までの幅広いレパートリーを活かしてイタリア各地で活躍中です。
Tactus
TC-730401(1CD)
デマーキ:室内楽作品集
トリオ・ソナタ第5番イ長調
トリオ・ソナタ第6番ヘ短調
トリオ・ソナタ第7番ハ短調
2本のヴァイオリンのための二重奏曲変ロ長調
2本のヴァイオリンのための二重奏曲変ホ長調
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第1番変ホ長調
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第2番変ロ長調
トライゴノ・アルモニコ

録音:2014年3月、クレモナ(イタリア)
アレッサンドリアで生を受け、ジュネーヴやロンドンなどヨーロッパ各地で活躍した18世紀イタリアのコンポーザー=ヴァイオリニスト、ジュゼッペ・デマーキ(1732−1791)。現在では4つのヴァイオリン協奏曲をはじめとした17曲が比較的知られているものの、作品番号無しの室内楽作品なども、ボッケリーニのギャラント様式を思わせる秀作です。

Delphian
DCD-34215(1CD)
悲しみの足跡の中に〜ジャクソン、パレストリーナ、アレグリ、マクミラン
ジャクソン:スターバト・マーテル(悲しみの聖母)
パレストリーナ:バビロン川のほとり、スターバト・マーテル(悲しみの聖母)
アレグリ:ミゼレーレ
パレストリーナ:アヴェ・マリア
マクミラン:ミゼレーレ
マリアン・コンソート〔シャーロット・アシュリー(S)、グウェンドリン・マーティン(S)、レイチェル・アンブローズ・エヴァンス(S)、セシリア・オズモンド(S)、ヘレン・チャールストン(アルト)、ハナ・クック(アルト)、ガイ・カッティング(T)、アシュリー・ターネル(T)、マイケル・クラドック(Bs)、エドモンド・サディントン(Bs)〕
ロリー・マクリーリー(指)

録音:2018年1月8日−10日、マートン・カレッジ・チャペル(オックスフォード、イギリス)
スコットランドが育んだ新時代のア・カペラ・グループ、マリアン・コンソートの「結成10周年」を記念したアニヴァーサリー・リリースは、ルネサンス時代と現代の「悲しみの音楽」を集めた美しきプログラム。
音楽史上に燦然と輝く不朽の名作であるアレグリの「ミゼレーレ」やパレストリーナの傑作に、現代イギリスが生んだ教会音楽の傑作マクミランの「ミゼレーレ」、そして委嘱作品であるジャクソンの「スターバト・マーテル」を組み合わせたこの「悲しみの足跡の中に」が、時空を超えてルネサンス時代と現代を繋ぎます。
2017年のタリス・スコラーズ日本ツアーに参加した逸材シャーロット・アシュリーやガイ・カッティングが名を連ねるなど、メンバーの充実振りも非常に楽しみなところ。
マリアン・コンソートの代表作となるであろう名唱にどうぞご期待下さい!
エジンバラ・セント・メアリー大聖堂の少年聖歌隊員としてキャリアをスタートさせた若きカウンターテナー、ロリー・マクリーリーによって、2007年にオックスフォード大学で結成されたマリアン・コンソートは、「聖母マリア」の名を冠し、イギリスの声楽、古楽界に彗星の如く現れた若きヴォーカル・アンサンブル。
音楽学者でもあるリーダー、ロリー・マクリーリーの研究、時代考証に基づき、15世紀〜17世紀を中心に、現代音楽を含む全ての時代の教会音楽に取り組み続けています。

Glossa
GCD-C80404(1CD)
マラン・マレ:「迷路の園」と色とりどりの物語
アルペッジョによるプレリュード(第5巻より)/迷路の園(第5巻より)/鐘(第2巻より)/ポロネーズ(第2巻より)/ミュゼット(第3巻より)/ギター(第3巻より)/グルジアの女(第5巻より)/嘆き(第3巻より)/羽根つき(第5巻より)/ペルシア人の行進(第5巻より)/宝石のロンド(第4巻より)/スペイン風サラバンド(第2巻より)/膀胱結石切開手術の図(第5巻より)/旋風(第4巻より)/次男マレのためのトンボー(第5巻より)/ロンド形式のシャコンヌ(第2巻より)
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、トマス・ボイセン(テオルボ、ギター)、ミッツィ・メイヤーソン(Cemb)、ファン・カルロス・デ・ムルデル(バロック・ギター)、アルバ・フレスノ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、フランソワ・フォシェ(語り)、ペドロ・エステバン(パーカッション)

録音:1999年6月、クエンカ(スペイン)
イタリアが誇るヴィオラ・ダ・ガンバの世界的ヴォルトゥオーゾ、古楽界の鬼才パオロ・パンドルフォ。600曲を越すマラン・マレのヴィオール曲集から選びぬかれた名盤がGlossa Cabinetシリーズよりついに登場! 衝撃的なタイトルで話題を呼んだ「膀胱結石切開手術の図」を始め、「迷路の園」、「羽根つき」、「グルジアの女」、「宝石のロンド」など、様々なインスピレーションを掻き立てられる描写的な小品を、鬼才パンドルフォの妙技で描きます。
Glossa
GCD-C80806(1CD)
ルイ=アントワーヌ・ドルネル:トラヴェルソのための組曲集
組曲第3番ニ短調(サンフォニー集1709)/組曲第1番ト長調(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集とフラウト・トラヴェルソのための組曲集1711)/二重組曲ホ短調 「ラ・マルシャック」(コンセール・ド・サンフォニー集1723)/組曲第5番ニ短調より 「嘆き」(サンフォニー集1709)/ソナタ第4番ニ長調 「ラ・フォルクロワ」(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集とフラウト・トラヴェルソのための組曲集1711)/組曲第2番ロ短調(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集とフラウト・トラヴェルソのための組曲集1711)/ソナタ第3番ロ短調(ドイツ・フルート、ヴァイオリン、オーボエのためのトリオ・ソナタ集1713)
ウィルベルト・ハーツェルツェット(トラヴェルソ)、ブライアン・ベリーマン(トラヴェルソ)、ヤープ・テル・リンデン(Vc)、ジャック・オッホ(Cemb)

録音:1999年9月、クエンカ(スペイン)
オランダが誇るフラウト・トラヴェルソの偉大な名手、ウィルベルト・ハーツェルツェットが発掘した知られざるフランス・バロックのトラヴェルソ・アルバム。ルイ=アントワーヌ・ドルネル(c.1685−c.1765)は、ルイ14世の終わり頃からルイ15世の時代に活動した作曲家、オルガニスト、ヴァイオリニスト。18世紀初期にサンフォニー集、トラヴェルソ組曲集、トリオ・ソナタ集などが出版されており、それらの曲集から選ばれたトラヴェルソのための組曲集。ヤープ・テル・リンデンやジャック・オッホといった名手たちとのアンサンブルです。
Glossa
GCD-C80024(1CD)
ヴァイス:ドレスデン・マニュスクリプト〜2台のリュートのための音楽
ソナタ イ長調/ソナタ ハ長調/ソナタ 変ロ長調*/ソナタ ニ長調
ロバート・バート(Lute)、
カール=エルンスト・シュレーダー(Lute)
ガエターノ・ナジッロ(Vc)*

録音:1998年6月、ボローニャ(イタリア)
ドイツ・バロックのリュート音楽の大家、シルヴィウス・レオポルト・ヴァイスの2台リュート・ソナタ集。ザクセン州図書館所蔵の「ドレスデン手稿譜」には1パートしか残されていなかった4曲のソナタを、ドイツの名リューティスト、カール=エルンスト・シュレーダーが復元。ともにバーゼル・スコラ・カントルムで学んだという接点を持つアメリカのヴァイス弾き、ロバート・バートとともに、失われたヴァイスの音楽を現代に再現しています。
Glossa
GCD-C80025(1CD)
16世紀スペインの世俗音楽
フアン・デル・エンシーナ、フランシスコ・ゲレーロ、フアン・バスケス、マテオ・ロメロ、作曲者不詳の作品
ラ・コロンビーナ〔マリア・クリスティーナ・キール(S)、クラウディオ・カヴィーナ(アルト)、ジョゼップ・ベネー(T)、ジョゼップ・カブレ(Br)〕

録音:1995年4月、ハールレム(オランダ)
クラウディオ・カヴィーナ他、ラ・コロンビーナの創設メンバーが歌うスペイン・ルネサンスの世俗合唱!
1990年に結成され、ルネサンス&初期バロックの音楽をレパートリーとするスペインのヴォーカル・クヮルテット、ラ・コロンビーナ。ラ・ヴェネクシアーナのディレクターを務めるクラウディオ・カヴィーナが参加していた頃の創設メンバーが歌う、エンシーナ、ゲレーロ、バスケスらスペイン・ルネサンスの無伴奏世俗合唱作品集。

Amon Ra
CD-SAR-72(1CDR)
女声のためのヴィルトゥオーゾとベル・カントの名曲集
ヘンデル:輝かしいセラフィムに
ルッツァスキ:ああ愛する人の
コーニッシュ:さらば、わが心の望みよ
ルッツァスキ:わたしは若い娘
ダウランド:来たれ深い眠り
A.スカルラッティ:トランペットを吹き鳴らせ
ルッツァスキ:こよなくにがい愛の喜びよ
 あなたを愛していないだって?
セルトン:恋のなやみ
ストロッツィ:ありがとう私の幸運の星よ
 眠る愛の神よ
ダウランド:ゆけ水晶の涙
ストロッツィ:ハンカチを噛んで
ルッツァスキ:おお春よ
セルミジ:美しい人よ、なぜ
パーセル:戦の準備を! 雄々しい殿よ!
ストロッツィ:ほんとうに退屈な人だこと
ブラームス:このように、あなた方にも今
デボラ・ロバーツ(S)、テッサ・ボナー(S)、キャロライン・トレヴァー(アルト)、リン・ハースト(S)、ジェニー・キャシディ(Ms)、マーク・パドモア(T)、ローズ・コンソート・オヴ・ヴィオールズ、ムジカ・セクレタ、ムジカ・アンティクア・オヴ・ロンドン、他

録音:1985年〜1992年
女声のための名曲、そして17世紀の女流作曲家バルバラ・ストロッツィ(1619−1677)をフィーチャーした、Amon Raのスペシャル・コンピレーション盤。参加アーティストには、タリス・スコラーズのメンバーとして活躍したデボラ・ロバーツ、キャロライン・トレヴァー、テッサ・ボナーなど錚々たる歌手が名を連ねています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Sterling
CDA-1828-2(1CDR)
マリア!マリア! − ビルギッタ修道会の聖歌400年
日曜日の聖務日課/月曜日の聖務日課
火曜日の聖務日課/水曜日の聖務日課
木曜日の聖務日課/金曜日の聖務日課
土曜日の聖務日課
アンサンブル・イェンマ、
カーリン・ストリンホルム・ラーゲルグレーン(芸術監督)

録音:2017年10月20日−22日、ヘムショー新教会(ヴェクショー、スウェーデン)
ビルギッタ修道会は、スカンディナヴィアが起原の唯一の修道会です。聖ビルギッタ(c.1303-1373)とシェンニンゲのペトルス・オラヴィが、1350年代にローマで定礎を行い、1384年、最初のビルギッタ会修道院がスウェーデンのヴァドステーナに開設されました。『マリア!マリア!』では、ビルギッタ会のグレゴリオ聖歌が、日曜日「マリアにまつわる三位一体の喜び」、月曜日「マリアにまつわる天使たちの喜び」、火曜日「マリアにまつわる家長たちの喜び」、水曜日「マリアの誕生」、木曜日「キリスト生誕と聖母マリア」、金曜日「キリストの苦悩とマリアの同情」、土曜日「マリアの死と昇天」に分けて歌われます。これらの聖歌は、ペトルス・オラヴィの作とされるものの、すべての旋律と歌詞が彼の手によるものかどうかは不明だといわれます。
アンサンブル・イェンマは、スカンディナヴィアで作られ、あるいは、スカンディナヴィアに関連した中世の教会音楽を演奏するため、2006年に創設されました。芸術監督のカーリン・ストリンホルム・ラーゲルグレーンは、ヨーテボリの音楽演劇大学の出身。グレゴリオ聖歌を中心とする中世の教会音楽を専門に音楽学者、音楽教師、歌手として活動しています。オランダ、ウーデンのビルギッタ修道院所蔵の手稿譜コレクションによる初めての録音。録音セッションは、スウェーデンの南部、スモーランド地方の緑豊かな町、ヴェクショーの教会で行われました。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Psalmus
PSAL-030(1CD)
クローダン・ド・セルミジ:マタイ受難曲(1534)
アントワーヌ・ド・ディヴィティス:栄光と賛美と誉れ
セルミジ:私は復活した
ヴォクス・カントリス、
ジャン=クリストフ・カンドウ(指)

録音:2014年11月、フランス
Psalmusレーベルより、ピエール・セルトン(PSAL 011)、ピエール・アテニャン(PSAL 015)、ピエール・セルトン(PSAL 020)など、フランス・ルネサンスの知られざる作品を録音してきたフランスのヴォーカル・アンサンブル、ヴォクス・カントリス。
16世紀初期にフランス宮廷で聖職者、音楽家として活動した世俗音楽、宗教音楽ともに重要な作曲家、クローダン・ド・セルミジ(1490−1562)の「マタイ受難曲」は、ピエール・アテニャンによって最初期に出版されたフランスのポリフォニー音楽。

ENCELADE
ECL-1702(1CD)
ダンドリュー:クラヴサンのための性格的小品集
前奏曲/ラ・プレシューズ/不変/優美
ひょうきん者/魔術師/素朴な羊飼い
勇敢な羊飼い/田舎の舞踏会/自然
やさしい批判/枝葉/愛/ヒュメーン
うめき声/ミュゼット/戦争さまざま(抜粋)
ミューズのコンサート
ミューズのコンサートによる組曲
リュリ/コレッリ/オルフェの竪琴
図面/タンパノン
マルーアン・マンカー=ベニ(Cemb)

録音:2017年7月9日−12日、フランス
クープランとラモーに次いで、18世紀のもっとも名高いフランスのクラヴサン作曲家と評されるジャン=フランソワ・ダンドリュー(1682−1738)。マルーアン・マンカー=ベニは、リモージュ音楽院でチェンバロを学び、パリ国立音楽院ではオリヴィエ・ボーモン、ブランディーヌ・ランヌー、ケネス・ワイスらに学んだフランスのチェンバリスト。マンカー=ベニのファースト・ソロ・アルバムでは、様々な想像を掻き立てるような副題が付けられた性格的小品を集め、まるでチェンバロのためのオペラのようにアルバムを組み立てています。

Pentatone
PTC-5186646(1SACD)
「プロローグ」
モンテヴェルディ:「オルフェオ」よりトッカータとプロローグ『愛するペルメッソ川のほとりから』(音楽)
ジュリオ・カッチーニ(1551-1618):「エウリディーチェ」よりプロローグ『深い溜息と涙をむさぼる私が』(悲劇)
カヴァッリ(1602-1676):「ディド」よりシンフォニアとプロローグ『トロイアは滅びた』(イーリス)
 「エリトリア」よりプロローグ『アリマスペの洞窟』(イーリス)
ステファノ・ランディ(1587-1639):「聖アレッシオ」よりシンフォニアとプロローグ『私はローマ』(ローマ)
ルイージ・ロッシ(1597-1653):「魔法をかけられた宮殿 または恋人の戦士」よりプロローグ『きれいな川』(絵)
フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):「オルミンド」よりシンフォニアとプロローグ『私はオリュンピアの生まれではない』(和声)(7’24”)
アントニオ・チェスティ(1623-1669):「黄金のリンゴ」よりシンフォニアとプロローグ『アモーレとイメネオ』(オーストリアの栄光)(6’12”)
ストラデッラ(1639-1682): バスと2台のヴァイオリンのためのシンフォニア
アントニオ・チェスティ(1623-1669):「アルジア」よりシンフォニアとプロローグ『ゴシックの輝きの』(キューピッド)
ストラデッラ:「縛られた平和」より縛られた平和が寝て、目覚めて、かく言う『悲しい眼ともに』
A・スカルラッティ:「恋の勘違い、またはロザウラ」よりシンフォニアとプロローグ『やめなさい、稲妻よ』(ヴィーナス)
(タイトル後の丸カッコ内は登場人物名)
フランチェスカ・アスプロモンテ(S)
エンリコ・オノフリ(指)
イル・ポモ・ドーロ

録音:2016 年12月19日-22日/テアトロ・デッレ・ヴォーチ・ストゥーディオ(トレヴィーゾ)
バロックオペラお決まりの慣習「プロローグ」。オペラ本編には登場しない神話の中の人物や、ありとあらゆるものが擬人化さ れたキャラクターが登場し、その後に続くオペラ本編の前置きとなる歌を披露することで観客を物語の世界に導きます。このディスクは、モンテヴェルディ からスカルラッティまで、17世紀バロックオペラのプロローグだけを集めたものです。
当ディスクに収録されたプロローグの登場人物は「ヴィーナス」や「キューピッド」などキャラクターとしてわかりやすいものから「音楽」「悲劇」果ては「ロー マ」や「和声」の擬人化まで様々。オペラの1部分でありながらも1つの小さな物語としての独立性を持つプロローグが集められたこのCDは、抜粋集 ではなく統一性を持ったミニオペラ集のような趣を持つディスクとなっています。途中ストラデッラの器楽曲を「幕間の間奏曲」のように挟むなど、曲目構 成の演出も粋です。
歌手のフランチェスカ・アスプロモンテは、20代にしてカーネギーホールをはじめとする世界的なホールに立ち、著名な指揮者と共演を重ねる新進気 鋭のソプラノ。特にバロック、古典派を強みとし、世界中の聴衆を魅了しています。共演はエンリコ・オノフリが率いるバロック・古典派のスペシャリスト 集団「イル・ポモ・ドーロ」です。素晴らしいチームによる「プロローグ」。バロックオペラの世界を新たな角度から楽しめる1枚です。 (Ki)

POLYMNIE
POL-503134(1CD)
メーヌ公爵夫人のために
ニコラ・ベルニエ(1664-1734):「メデ」
ジャン=ジョゼフ・ムレ(1682-1738):コンセール・ド・シャンブル
トマス=ルイ・ブルジョワ(1676-1730):「アリアーヌ」
アンサンブル・ラ・フランセーズ:
【マリー・ラマンデ(S)
オード・レスティエンヌ(Fl)
大野しほ(Vn)
ジャン=バプティスト・ヴァルフェ(Vc)
郡司和也(Cemb)】

録音:2017年10月リヨン
メーヌ公爵夫人のためにと題された、18 世紀初頭のフランスの作曲家、ベルニエ (1664-1734)、ムレ(1682-1738)、ブルジョワ(1676-1730)の作品を収録した CD。 ベルニエはマルカントワーヌ・シャルパンティエの後任としてシテ島のサント・シャペ ルの楽長を務めた人物。生前はかなり人気が高かった。ムレはアヴイニョン生まれ のヴァイオリニストで、パリではオペラでも活躍した。ブルジョワはベルギーノフォン テーヌ=レヴェク生まれでパリで歌手として活躍した。「メデ」と「アリアーヌ」はソプラ ノ独唱のソロ・カンタータで、小規模なオペラの趣がある。 アンサンブル・ラ・フランセーズは 2013 年結成の若いバロック・アンサンブル。名称 はクープランの組曲集「諸国の人々」の最初の組曲に由来している。日本人が二人 参加。大野しほはオーヴェルニュ出身でシカゴで森悠子に学び、その縁で長岡京 室内アンサンブルに参加したこともある。郡司和也は 2010 年のブルージュ国際古 楽コンクールのチェンバロ部門で1 位なしの第2 位を受賞。
PIERRE VERANY
PV-717011(1CD)
ピエトロ・アミーコ・ジャコベッティ(1558-1616):ラメンタツィオーニ(哀歌集) アンサンブル・スカンディクス(男声合唱)

録音:2016年4月 フランス サン=リジエ、
ピエトロ・アミーコ・ジャコベッティ(1558‐1616)は16 世紀末から 17 世紀初めにかけて 活躍したイタリアの作曲家。残された情報が極めて乏しいが、1589 年から 1601 年までリ バトランソーネという小さな町の教会を拠点にしていたと推測されている。このラメンタツィ オーニは1601 年にヴェネツィアで書かれたもので、11 曲からなる5 声の作品で、後期ル ネサンス様式が色濃い。 アンサンブル・スカンディクスは 2001 年結成の男声古楽合唱団。南フランスミディ=ピレ ネーを拠点にしている。

SOMM
SOMMCD-248(2CD)
NX-C09
ジェミニアーニ(1687-1762):ソナタ集 Op. 1
ソナタ イ長調 Op.1-1
ソナタ 二短調 Op.1-2
ソナタ ホ短調 Op.1-3
ソナタ ニ長調 Op.1-4
アレグロ ニ長調(ソナタ ニ長調 Op.1-4による)/ソナタ 変ロ長調 Op.1-5
ソナタ ト短調 Op.1-6(チェンバロ版)
ソナタ ト短調 Op.1-6(2台のヴァイオリンと通奏低音版)
ソナタ ニ短調 Op.1-7(リコーダーと通奏低音版)
アレグロ ハ短調(ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 Op. 10-7による)
ソナタ ロ短調 Op.1-8
ソナタ ヘ長調 Op.1-9
ソナタ ヘ長調 Op.1-9(2台のヴァイオリンと通奏低音版)
ソナタ ホ長調 Op.1-10(フルートと通奏低音編)
ソナタ ホ長調 Op.1-10(2台のヴァイオリンと通奏低音版)
ソナタ イ短調 Op.1-11(2台のヴァイオリンと通奏低音版)
ソナタ ニ短調 Op.1-12
ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズ 【メンバー】/レイチェル・ブラウン(リコーダー、フルート)/エイドリアン・バターフィールド(Vn)/オリヴァー・ウェッバー(Vn)/カスリーン・シャーマン(Vc)/ローレンス・カミングス(ハープシコード)

録音:2012年2月6-8日,13-14日/St. Mary's Church, Walthamstow, London, England, United Kingdom
ジェミニアーニ没後250年を記念して録音された2枚組。演奏するロンドン・ヘンデル・プレイヤーズは、名前の通り、数々のヘンデル作品の録音をリリースしているアンサンブルですが、メンバーそれぞれ個人でも活躍する(ヴァイオリンのバターフィールドとハープシコードのカミングスはルクレールのソナタ全曲をNAXOSからリリース)名手たちの集まり。ここではジェミニアーニのオリジナルだけでなく、巧みに編曲したヴァージョンも演奏し、作品の楽しさを完璧に伝えています。

ALPHA
ALPHA-968
NX-B08
ミシェル=リシャール・ドラランド(1657-1726):ルイ14世を讃える作品集
DEITATIS MAJESTATEM
神聖なる国王陛下
1.DEITATIS MAJESTATEM これは神たる方
2.HIC ENIM MISERICORS 憐み深き方
3.SIMPHONIE サンフォニー
4.O CARO CHRISTI VERA ああ真実の肉体よ
5.TE OMNES ANGEL すべての天使たち
6.O MENTIS JUBILATIO ああ、喜びよ
7.QUAM DULCIS EST なんて優しい方
8.O BONITATIS PRODIGIUM ああ神なる奇跡
ECCE NUNC BENEDICITE 見よ、祝福の時
9.ECCE NUNC BENEDICITE DOMINUM 今、主は祝福せり
10.IN NOCTIBUS EXTOLLITE あなたの手を取り
11.BENEDICAT TE DOMINUS EX SION シオンからあなたを祝福します
12-29.テ・デウム
エマニュエレ・ド・ネグリ(S)
ダグマル・シャシュコヴァ(S)
ショーン・クレイトン(オートコントル)
シリル・オーヴィティ(T)
アンドレ・モルシュ(Bs)
ヴァンサン・デュメストル(指)
アンサンブル・エデス
ル・ポエム・アルモニーク

録音:2017年5月
CHAPELLE ROYALE DU CHATEAU DE VERSAILLES
フランス・バロック時代に活躍した作曲家ドラランド。1683年、25歳のドラランドは“太陽王”ルイ14世の宮廷音楽家として 召し抱えられ、すぐに王のお気に入りの一人となり、王女の音楽教師を務めながら、1714年には王室礼拝堂(シャペル・ ロワイヤル)の楽長となり、亡くなるまでその職務にあたりました。40年に渡る年月の中で、王はドラランドを信頼し、新しい王 室礼拝堂を建築する際には、協議メンバーにドラランドを加えていました。またドラランドも王を心から崇拝し、お互いに良い 関係を築いたようです。このアルバムでは、ドラランドが新しいシャペル・ロワイヤルのために作曲した壮大な「グラン・モテ」(管 弦楽伴奏や室内楽伴奏を伴う大規模なモテット)と、テ・デウムを作品所縁の場所でデュメストル率いるル・ポエム・アルモ ニークが演奏、時を超えた感動をもたらしています。
ALPHA
ALPHA-400
NX-B08
オラツィオ・ベネヴォリ(1605-1672):16声のミサ「SI DEUS PRO NOBIS 神が私たちと一緒なら」
1.聖アンブロジウス:Aeterna Christi Munera et Martyrum Victorias
2.モンテヴェルディ:カンターテ・ドミノ SV293
3.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-キリエ
4.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-キリスト
5.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-キリエ II
6.パレストリーナ:モテット I「乙女マリアよ、御身は祝福されたもう」
7.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-グローリア
8.作者不詳:Et ne averta faciem tuam a puero tuo
9.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-クレド
10.フレスコバルディ:カンツォーナ
11.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-サンクトゥス
12.作者不詳:Benedictus qui venit in nomine domini
13.ベネヴォリ:Regna Terrae 地のもろもろのくによ
14.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-アニュス・デイ
15.ベネヴォリ:16声のマニフィカト
エルベ・ニケ(指)
ル・コンセール・スピリチュエル
録音:2018年2月
EGLISE NOTRE-DAME DU
LIBAN(PARIS)
イタリア初期バロック時代に活躍した作曲家ベネヴォリ。長い間、有名な「53声部のザルツブルク・ミサ」の作曲者として認知 されていましたが、最近になってこの曲はビーバー(もしくはホーファー)の作品という説が有力になっています。 ベネヴォリ自身はおよそ20曲のミサをはじめ、モテット、詩篇などの声楽曲を書き、そのどれもが複雑なポリフォニーを駆使した 壮大な作品であり、演奏はなかなか困難です。エルヴェ・ニケは、このような作品を復活蘇演するのを好んでおり、このアルバ ムでは、2018年に結成30年を迎えた彼の楽団「ル・コンセール・スピリチュエル」を率いて、ベネヴォリのミサ曲「SI DEUS PRO NOBIS 神が私たちと一緒なら」に取り組みました。ニケは当時の様式を研究した上で、何人かの作曲家の曲や祈り の言葉をはさみ、ミサとしての形式が保たれています。実際の演奏は8組の合唱団と、4人の歌手、15人の通奏低音奏者 を要し、合唱団は聴衆を囲むように配置されており、この臨場感を全て伝えるために、SACDハイブリッド盤での発売となりま す。

Challenge Classics
CC-72783(1SACD)
白鳥が近づいてくる時に奏されるシンフォニー
パーセル:『預言者、またはダイオクリージャンの物語』 Z.627
『インドの女王』 Z.630
『アーサー王』 Z.628
『妖精の女王』 Z.629より
ヨハネッテ・ゾマー(S)
マイク・フェントロス(指)
ラ・スフェラ・アルモニオーサ

録音:2017年12月6日
1992年設立のオランダの古楽アンサンブル、ラ・スフェラ・アルモニオーサ。CHALLENGE CLASSICSレーベルからは初のリリースとなります。古 楽ソプラノの名手、ゾマーをゲストに迎え、いくつかのパーセルの歌劇からアリアと器楽曲を抜粋しプログラミングしたアルバムです。透明感のある響きと 表現の幅広さが印象的。アルバムタイトルの「白鳥が近づいてくる時に奏されるシンフォニー」は『妖精の女王』の中の1曲です。 (Ki)

Etcetra
KTC-1617(1CD)
バロック以前のシャンソンと世俗的ポリフォニー
クレマン・ジャヌカン、ジル・バンショワ、オルランド・ド・ラッスス、ロジェ・パティエ&バリント・バクファルク、ギヨーム・ド・マショー、クロード・グディメル、ニコラ・ゴンベール&エンリケス・デ・バルデラーバノ、ピエール・アテニャン&ホプキンソン・スミス、ヨハネス・オケゲム、アドリアン・ル・ロワ、ピエール・サンドラン、クローダン・ド・セルミジ&アドリアン・プティ・コクリコ、ガルニエ、作曲者不詳(ブルゴーニュ楽派)の作品
ラタス・デル・ビエホ・ムンド

録音:2017年5月16日−18日、ベルギー
ラタス・デル・ビエホ・ムンド(The Rats of the Old World/旧世界のネズミ)は、アンサンブル・グランドラヴォアのメンバーとしても録音に参加しているベルギーのリューティスト、フロリス・デ・リッカーが創設したアンサンブル。ノルウェー、リトアニア、ドイツ、ベルギー、スペイン、オーストリアの多国籍アーティストたちが集まり、中世とルネサンスのシャンソン、モテット、マドリガルを探訪する声楽と器楽(リュート、プサルタリー、シターン、etc)によるアンサンブル。
バンショワやラッスス、マショー、ゴンベール、オケゲムら14世紀〜16世紀のシャンソン、世俗的ポリフォニー、声楽曲からアレンジされたリュート音楽など多彩なレパートリーを紹介します。
Etcetra
KTC-1602(1CD)
ソロモンの雅歌
『ソロモンの雅歌による5声のモテット集(ローマ、1584)』より ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ、ジャン・レリティエ、ジャケ・ド・マントヴァ、ニコラ・ゴンベール、ジョスカン・デ・プレの音楽
カペラ・マリアーナ、
ヴォイチェフ・セメラート(芸術監督)

録音:2017年8月16日−18日、フランス
カペラ・マリアーナは、コレギウム・マリアヌムのメンバーとして活動したヴォイチェフ・セメラートが2008年に結成した、チェコでは珍しいルネサンスのポリフォニー音楽に特化したヴォーカル・アンサンブル。Et'ceteraからのリリース第2弾は、旧約聖書の「ソロモンの雅歌」をテキストとし、1584年ローマで出版された「5声のモテット集」からの音楽。

Christophorus
CHR-77425(1CD)
ヨハン・ローゼンミュラーと同世代の作曲家たちによる宗教コンチェルト集
ヨハン・ローゼンミュラー:わたしは主を大いに喜び*
ニコラウス・アダム・シュトルンク:6つのヴィオールによるソナタ(器楽)
ゲオルク・クリストフ・シュトラットナー:主よ, いつまでわたしをお忘れになるのか*
ローゼンミュラー:主を喜びとしなさい*
ジョヴァンニ・レグレンツィ:4つのヴィオラ・ダ・ガンバによるソナタ第5番(器楽)
ローゼンミュラー:わが魂はかわいているように神を慕い*
アントニオ・ベルターリ:6声のソナタ(器楽)
ローゼンミュラー:神は我らと共に*
アウグスティン・プフレーガー:おお慈悲深き父よ*
クリスティアン・フロール:主よ, もはや十分です
ミリアム・フォイエルジンガー(S)、
レゼスカパード

録音:2017年10月16日−19日、聖心教会(カールスルーエ、ドイツ)
(*=世界初録音)
ヨハン・ローゼンミュラー(1626−1686)は、ライプツィヒ聖トーマス教会のカントルに内定しながらも同性愛疑惑により投獄され、脱獄しイタリアで活動しながらその名を広めた作曲家。「イタリアの"官能"とドイツの"実直"をもっとも調和のとれた方法で融合させることができる」と言われ、当時は高名な音楽家の一人に名を連ねながらも現代では演奏・録音の機会が少ないローゼンミュラーの音楽を、オーストリアの美しきソプラノが優美な歌声で復権します。
女流奏者4名からなるヴィオール・アンサンブル、「レゼスカパード(Les Escapades)」にヴァイオリン、テオルボ、オルガンのゲスト・ミュージシャンが加わった8名で、宗教的コンチェルトの伴奏と3つのソナタを演奏しています。
Christophorus
CHR-77424(1CD)
われらに平和を与えたまえ〜三十年戦争の音楽
シュッツ:シンカルマ・ムジクム 「En novus elysiis」 SWV.49
ニコラウス・ヴァイスベック:世界の門を上げ
ヨハン・シクスト・フォン・レルヘンフェルス:テ・デウム、主よ平和を与えたまえ
ポルジッツ&ヴェゼリッツ:主により頼む人は
パウル・シェーファー:主に向かって喜び歌おう
シュッツ:主よ平和を与えたまえ SWV.465
マルクス・ディートリヒ・ブランディシウス:英雄が勇敢に戦った
アンドレアス・デューベン:われ良き戦いを戦い
シュッツ:ドイツの長い戦いが SWV.338
ヨハン・ヒルデブラント:おお神よ, われらは知らなかった
マティアス・ヴェックマン:町はなんと静まり返っているか
シュッツ:われらに平和を与え給え&われらの支配者に SWV.372&373
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル、
アルノ・パドゥフ(指)

録音:2017年8月28日−31日、レッシンク聖ペテロ&パウロ教会(ドイツ)
今から400年前、ドイツ(神聖ローマ帝国)を中心に起こった人類史上もっとも長く破壊的な戦争の1つと言われる、「三十年戦争(1618年〜1648年)」にまつわる宗教作品集。皇帝に捧げられた政治的な歌「テ・デウム」や戦意高揚を煽る音楽から、戦争の悲惨さを描いたものや平和と安寧をもとめる作品まで、ハインリヒ・シュッツを中心に当時の様々な作曲家が遺した音楽から「三十年戦争」を振り返るという意義深いアルバムです。
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブルは、ドイツのコルネット奏者アルノ・パドゥフが1995年に設立したピリオド・アンサンブル。これまで、アンサンブル名の元となったヨハン・ローゼンミュラーをはじめ、ヨハン・カスパル・ケール、アルブレヒト・フォン・ブランデンブルク、ヨハン・パッヘルベル、ダニエル・ボリウス、セバスティアン・クヌッファーなど、17世紀〜18世紀の知られざる音楽を歴史的資料に基づき演奏・録音してきました。
Christophorus
CHR-77428(1CD)
セバスティアン・クニュプファー:宗教的コンチェルト集
私の神の思う事は/深き淵よりわれ汝を呼ぶ/エルサレムよ、主をほめたたえよ/今ぞみな神に感謝せよ/主よ、滅びより救いたまえ/見よ、何という幸せ、何という喜び/何を食べようか/神のひとり子なる主キリスト
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル、
アルノ・パドゥフ(指)

録音:2004年10月18日−20日、ドイツ/CHR-77276からの新装再発売。
バッハの3代前にトーマスカントルを務めたドイツの音楽家、セバスティアン・クニュプファー(1633−1676)の声楽とアンサンブルによるドイツ語とラテン語の宗教的コンチェルト集。わずか24歳でライプツィヒ聖トーマス教会のカントル(トーマスカントル)という要職に就き、シュッツなど当時の重要な音楽家たちと交流を持ちながら、43歳という若さで亡くなったクニュプファ―。現存する作品はわずかしか残っておらず、このアルバムに収録されている作品の大半も、当時世界初録音だったものです。

CPO
CPO-555061(1CD)
NX-B10
劇場のための音楽集-王政復古時代、英国の作品集
ゴットフリート・フィンガー(1660頃-1730):途方に暮れる愛/アレクサンダー大王
ジョン・エクルズ(1668頃-1735):狂った愛/エイシスとガラテア
アン・ブレイスガードルのための歌曲集
オリヴィア・フェルモイレン(Ms)
トーマス・イーレンフェルト(指)
カペラ・オルランディ・ブレーメン

録音:2016年1月5-9日,7月3-4日
16世紀から17世紀、エリザベス朝の時代には、女性が舞台に上がることは禁じられていました。そのため、シェイクスピアの戯 曲は女性役を少年が演じることが多く、倒錯的な場面も数多く見られたようです。しかし17世紀後半の王政復古の時代に は現代のような女優が登場し、舞台上で魅力を存分に発揮しました。中でもアン・ブレイスガードルは幅広い人気を獲得、 英国の作曲家エクルズ(エックレスとも)や、当時この国で活躍していたモラヴィア出身の作曲家フィンガーや、彼女のために 何曲かの作品を書き、これらが評判を呼んだことで知られています。作品はイタリアのソロ・カンタータとフランスの宮廷音楽の 特徴を併せ持ち、なかでも、情熱的で激しい感情表現が描写された「怒りの歌」は大変人気を博しました。フェルモイレンの 歌唱は当時の雰囲気をあますことなく伝えています。

H.M.F
HMM-902363(2CD)
ミシェル・ランベール(c.1610-1696):ルソン・ド・テネブル(水曜、木曜、聖金曜日のための)第1巻(世界初録音)
ランベール:ルソン・ド・テネブル第1巻(1662-63)
ニコラ・ホットマン(av.1613-1663):アルマンド、クーラント
エヌモンド・ゴーティエ(1575?-1651):メザンゴーのトンボー
マルク・モイヨン(バス・タイユ(Bs-Br)
ミリアム・リニョル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ティボー・ルーセル(テオルボ)
マルアン・マンカル=ベニス(Cemb、Org)

録音:2017年 5月11-15日
ルソン・ド・テネブル(暗闇の朗読、の意)は、キリスト教で、受難の聖金曜日をはさむ聖木曜日から聖土曜日の3 日間の、原則として明け方におこ なわれる礼拝のこと。各日とも、エレミアの哀歌に基づくテキストの3つの朗読(ルソン)を含みます。暗闇を意味する「テネブル」という語は、この礼 拝で、朗読を進めるにつれ、ロウソクが一本ずつ消されてゆくことに由来しています。キリスト教にとってとりわけ重要な受難を思う礼拝というだけあり、 付随する音楽も非常に重要視されています。ルイ14 世(太陽王)(1638-1715)の時代に多く作曲され、ルソン・ド・テネブルは、社会的イベントの ひとつにまでなりました。
ミシェル・ランベール(c.1610-1696)はフランスの作曲家、歌手、そして歌唱教師でありました。「パリで最高の歌唱教師」とされ、国王付きソリス トも務めたと考えられる記録も残っています。エール集を20 巻ほど出版したという記録がありますが、ほとんどが失われていますがそれでもなお300 曲 ほどの手稿譜、および筆写譜が残されています。宗教作品は数多くありませんが、このたびランベール自身も演奏したであろう、ルソン・ド・テネブルが 世界初録音で日の目を見ることになりました。ランベールの「ルソン・ド・テネブル」はフランスで初めてのものとも考えられ、そうした意味でも貴重な録 音の登場といえるでしょう。 (Ki)

QUERSTAND
VKJK-1621(1CD)
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ集Op.5から
第3番ハ長調/第1番ニ長調
第4番ヘ長調
第10番ヘ長調―前奏曲,ガヴォッタ
第9番イ長調/第8番ホ短調
ズザンネ・ショルツ(Vn)
ミヒャエル・ヘル(Cemb)

録音 : 2016 年8 月17-20 日 グラーツ
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)の代表作の一つ、ヴァイオリン・ソナタ集 Op.5 から6 曲を演奏したCD。しかもここでは、フランチェスコ・ジェミニアーニやヨハン・ハインリヒ・ロマン、フランチェスコ・ヴェラチーニらの手が入った楽譜を使用しているというこだわりっぷり。どのような楽譜を用いたのか欧文解説で詳しく説明されている。 バロック・ヴァイオリン・ファンにとっては、バロック・ヴァイオリンの大御所にして名教師、ズザンネ・ショルツが演奏しているのも貴重。ショルツは名声に反して録音が極めて少なく、1 枚丸々独奏が聞ける CD はなかった。この CD は大いに歓迎されるだろう。
QUERSTAND
VKJK-1701(2CD)
メルヒオール・ヴルピウス:モテット集3
「ヴルピウス:6 声,7 声のモテット集第2 集」
ああ祝福された光である三位一体
神よ、なぜ拒むのですか
神よ、私たちを助けてください
ヨハネは二人の若者を送り
名誉に触れた者に
喜ばしい声で
主を愛する人は悪を憎む
会堂長の一人がイエスのもとに来て
主は私を救ってくれた
主である神ゼバオトは
金は女を得ない
そして卒中になった人が運ばれてきた
王として清算を始め
キリストはいつでも私の希望
神に逆らう者の計略に乗って歩まないものの幸いなこと
主よ、あなたを呼び叫びます
マリヤはユダの町へ
ガリラヤのカナで結婚式が
新しい歌を主に向かって歌え
主に向かって喜ばしい声をあげろ、すべての地よ
主である神に感謝の声を響かせよう
すべての地よ、神を褒め称えろ
主は助けを求める人の近くにいる
弦の調べであなたに感謝します
ルネ・ミヒャエル・レーダー(指、Org)
カペラ・ダレミンツィア

録音 : 2016 年8 月22 日-9 月3 日 ヴァルトハイム
メルヒオール・ヴルピウス(1570 頃-1615)のモテット集の第3 巻、今回は6 声と7 声のモテット集。メルヒオール・ヴルピウスは1596 年からワイマールのカントールを務めた歌手、作曲家。ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621)とほぼ同世代である。当時は高名な作曲家だったが、網羅的な録音は querstand でのルネ・ミヒャエル・レーダー率いるカペラ・ダレミンツィアによるものが初めてである。ここでも丁寧な演奏が好ましい。

Forgotten Records
fr-1467(1CDR)
コレルリ:合奏協奏曲 ヘ長調 Op.6-9 *
サンマルティーニ:合奏協奏曲 ト長調 Op.11 -4 *
ペルゴレージ:弦楽オーケストラの為のトリオ・ソナタ*
グルック:バレエ音楽「ドン・ファン」#
ルドルフ・モラルト(指)ウィーンSO

録音:1949年12月-1950年1月*、1950年7月20日-23日#
音源:Westminster WL 50-9 他

Signum Classics
SIGCD-544(1CD)
テレマン:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア TWV.40:26-37
ファンタジア第1番ハ短調/ファンタジア第2番ニ長調/ファンタジア第3番ホ短調/ファンタジア第4番ヘ長調/ファンタジア第5番変ロ長調/ファンタジア第6番ト長調/ファンタジア第7番ト短調/ファンタジア第8番イ長調/ファンタジア第9番ハ長調/ファンタジア第10番ホ長調/ファンタジア第11番ニ短調/ファンタジア第12番変ホ長調
リチャード・ブースビー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2017年7月17日−19日、セント・メアリー・モードリン教会(シェボーン、グロスタシャー)
1735年頃に作曲され、楽譜が出版されていたことは知られていたものの楽譜が消失してしまい謎に包まれており、2015年の春、作曲から約280年という歳月を経て発見されたテレマンの「ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア」。ヴァイオリン、フルート(・トラヴェルソ)、チェンバロのための傑作群と同じく、急成長するハンブルクのアマチュア市場に耳を傾けたテレマンが作曲したファンタジアは、楽器の多彩なテクニックが使われ、多様性に満ちた作品。21世紀の古楽界最大の発見の1つと言われるテレマンの失われていた無伴奏ファンタジアが、リチャード・ブースビーの類まれなテクニックと感性によって蘇ります。

Hyperion
CDA-68228(1CD)
百合と薔薇〜中世後期イギリスの聖母マリア崇拝の音楽
ジョン(?)・クック:Stella celi extirpavit
聖歌:めでたし聖なるみ母よ
ウォルター・フライ:キリエ「So ys emprentid」、ミサ・フロス・レガリスより グローリア
ギヨーム・ル・ルージュ:Stella celi extirpavit
ジョン・ベディンガム:Superno nunc emittitur
ジョン・ダンスタブル:アヴェ・マリス・ステラ
フライ:ミサ・フロス・レガリスより クレド
トマス(?)・ダメット:めでたし楽園の扉
ダンスタブル:ガウデ・ヴィルゴ・サルタータ
ベディンガムorフライ:聖なるマリア, 不幸な者を助け
フライ:ミサ・フロス・レガリスより サンクトゥス
ジョン(?)・フォーラー:オー・クアム・グロリフィカ
フォレスト:Qualis est dilectus
ダンスタブル:聖なるマリア, 不幸な者を助け
作者不詳:エッサイの若枝より:聖歌:母のなかの母
ジョン・プラマー:キリストの母の母アンナ
フライ:ミサ・フロス・レガリスより アニュス・デイ
バンショワ・コンソート、
アンドルー・カークマン(指)

録音:2017年5月7日−9日、アスコット小修道院(バークシャー)
アンドルー・カークマンにより1995年に結成され、15世紀のフランスとイギリス、ブルゴーニュ楽派の音楽を主なレパートリーとする男声ヴォーカル・アンサンブル、バンショワ・コンソート。
ヘンリー6世の戴冠やアジャンクールの戦いなどにまつわる百年戦争と王室の音楽を歌った「百年戦争の音楽(CDA-68170)」に続くバンショワ・コンソートのニュー・レコーディングは、聖母マリアのための宗教音楽集。ブックレットには、大英博物館、ノッティンガム市博物館、フィラデルフィア博物館などに所蔵されているアラバスター(雪花石膏)のマリア像写真が掲載され、音楽と石(美術)によって表現されてきた15世紀イギリスの聖母マリア崇拝の芸術を辿ります。

Linn
CKR-411(2CD)
コレッリ:合奏協奏曲集Op.6
第1番ニ長調Op.6-1/第2番ヘ長調Op.6-2/第3番ハ短調Op.6-3/第4番ニ長調Op.6-4/第5番変ロ長調Op.6-5/第6番ヘ長調Op.6-6/第7番ニ長調Op.6-7/第8番ト短調Op.6-8/第8番ト短調Op.6-8「クリスマス」/第9番ヘ長調Op.6-9/第10番ハ長調Op.6-10/第11番変ロ長調Op.6-11/第12番ヘ長調Op.6-12
パヴロ・ベズノシウク(ヴァイオリン&ディレクター)、エイヴィソン・アンサンブル

録音:2011年7月25日−30日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
※CKD-411からの新装移行再発売。CKD-411は廃盤となります。
ベズノシウクとエイヴィソン・アンサンブルのコレッリ・プロジェクト第1弾!「クリスマス協奏曲」として親しまれる人気曲(第8番)を含む、コレッリの「合奏協奏曲集 Op.6」!
Linn
CKR-429(1CD)
サラモーネ・ロッシ〜マントヴァのヘブライ人
ロッシ:詩篇第128番/5声のシンフォニア第1番/星に打ち明け/シンフォニア第1番/貴方は行ってしまう、ああ/私の心よ、弱ってはならぬ/シンフォニア第11番/聞きたまえ、涙する冥界の魂たちよ、聞きたまえ/シンフォニア第2番/5声のガリアルダ/コレンタ第3番/ブランド第2番/ティルシ・ミオ、カロ・ティルシ/シンフォニア第5番/安心しておくれ/シンフォニア第10番/詩篇第100番/絶望のガリアルド/コレンタ第6番/詩篇第146番/我が太陽を見ん/シンフォニア第12番/イン・ドルチ・ラッチ/ソナタ・オッタ―ヴァ・アリア/ああ、もしあなたがそんなにも/希望の使者よ/コレンテ第7番/5声のガリアルダ/パルゴレッタ、ケ・ノン・サイ/詩篇第126番
プロフェティ・デッラ・クィンタ、カーチャ・ポーリン(Vn)、エヴァ・サラディン(Vn)、オリ・ハーメリン(テオルボ)、坂本龍右(テオルボ)

録音:2016年4月&5月、聖エウセビオ&ヴィットーレ教会(イタリア)
※CKD-429からの新装移行再発売。CKD-429は廃盤となります。
イスラエルで結成されたア・カペラ・グループ。サラモーネ・ロッシのイタリア語のマドリガル、器楽小品、ヘブライの祈りの音楽。
Linn
CKD-588(1CD)
トランペットのためのイングリッシュ・セット
●第1セット
ジェンキンズ:ファンタジー第1番ト長調、
バード:乙女、
トムキンズ:Oyez! Has any found a lad、
ギボンズ:わが窓より行け
●第2セット〜
ウィリアム・ローズ:パヴァン&ディヴィジョン ト長調、
6声のファンタジー ト短調、6声のファンタジー 変ロ長調、3声のアルメイン ト長調
●第3セット
ギボンズ:おお, あれは学識のある詩人だ、銀の白鳥、
ウィルビー:さようなら, かわいいアマリリス、
ジョン・ベネット:生きとし生けるものの心は、
バード:われブラウンなれど、
モーリー:今や季節は5月
●第4セット
マシュー・ロック:組曲第2番ハ短調
●第5セット
ジェンキンズ:ニューアークの戦い、
バード:第6パヴァンとガリアルド、
ギボンズ:5声のイン・ノミネ第2番、
ダウランド:ファンタジー第3番(全編曲:ティモシー・ジョーンズ)
ジョナサン・フリーマン=アットウッド(Tp)
ダニエル=ベン・ピエナール(P)

録音:2017年3月20日−22日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モルティングス(イギリス)
英グラモフォン誌のレビュー執筆やChannel Classicsでレイチェル・ポッジャーなど200以上ものレコーディング・プロデュースを行い、2008年からは英国王立音楽アカデミー(RAM)の楽長を務めている、英国楽壇の重鎮ジョナサン・フリーマン=アットウッド。教育者、レコーディング・プロデューサー、ライター、ブロードキャスターなどの顔と同時に、現役のトランペット奏者としても活動を続けているフリーマン=アットウッドの新たな録音は、16世紀〜17世紀のイングランドの音楽の黄金時代、ウィリアム・バード、ジョン・ジェンキンズ、オーランド・ギボンズ、ウィリアム・ローズ、マシュー・ロック、そしてジョン・ダウランドらの音楽を、モダン・トランペットとスタインウェイ・ピアノで描きます。今作でも伴奏は引き続き、RAMで教鞭を執る南アフリカ出身の天才ピアニスト、ダニエル=ベン・ピエナールが担当。

CLAVES
50-1610(2CD)
マルゴワールとコルシ
ガスパール・フリッツ(1716-1783):交響曲 ト長調 Op.6-3
 交響曲ト短調 Op.6-6
フリードリヒ・シュヴィンドル(1737-1786):交響曲 変ホ長調 Op.10-3
 交響曲 ハ長調 Op.10-1
ニコラ・シェレル(1747-1821):ソナタ「管弦楽の中で」 ニ長調 Op.8*
 ピアノフォルテとヴァイオリンのためのソナタ へ長調 Op.4*
 チェロとピアノフォルテのためのソナタ 変ロ短調 Op.5*
シュヴィンドル:ヴァイオリンとチェロのためのデュオ 変ロ長調 Op.6*
フリッツ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 変ロ長調 Op.3*
フローレンス・マルゴワール(Vn&指)
ジュネーヴ HEM バロックO
パオロ・コルシ(ピアノフォルテ)*、
ル・アルモニーチェ・スフェーレ*

録音:2016年5 & 6月
17、18世紀のジュネーヴは芸術の都でした。ヨーロッパの主要な街道が交差する地理も影響し、様々な国の芸術家が集まっては交流して、最先端の 文化が花開いていました。音楽は貴族のサロンから市民のコンサートホールに場を移し、芸術の需要と供給が高まって、演奏家や舞踏家、楽器製作者の 活動が活発な、まさに芸術の黄金期を迎えていました。当ディスクには当時の貴重な資料から再現された、ジュネーヴに関連する3人の作曲家の交響曲、 室内楽集です。ジュネーヴの音楽家で最も有名と言われるフリッツ、ジュネーヴ音楽界に一族で貢献し現代再注目されているシェレル、アムステルダム出 身でジュネーヴに長く滞在したシュヴィンドルの3人の作品が、当時のジュネーヴ音楽界の華やぎを伝えます。
演奏はバロックと古典派のスペシャリストとして第一線で活躍する指揮・ヴァイオリンのフローランス・マルゴワールが率いるジュネーヴHEMバロック 管弦楽団と、世界的ソリストから信頼を集めるチェンバロ・ピアノフォルテ・オルガン奏者のパオロ・コルシが代表を務める室内楽団ル・アルモニーチェ・ スフェーレ。バロックと古典派の中間に位置する端正で華のある響きが魅力的な作品集です。 (Ki)
CLAVES
50-1727(1CD)
バロック期のヴィルトゥオーソ・ヴァイオリン音楽
ハインリヒ・リツカウ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ*
フィリップ・フリードリヒ・ベドデッカー:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ短調
ハインリヒ・デーベル:ソナタ ホ短調*
 ジーグ 3 イ長調*
ヨハン・ヤコブ・ワルター:ソナタ17番 ニ短調「2つのヴァイオリンで1つの競争」*
ヨハン・カスパール・ケルル:トッカータ テルツァ ホ調
ハインリヒ・デーベル:ジーグ 2 イ長調*
ハインリヒ・ビーバー:独奏ヴァイオリンのための前奏曲*とパッサカリア ト短調 「守護天使のパッサカリア」*
ゲオルグ・ムッファト:独奏ヴァイオリンのためのソナタ ニ長調
プラメナ・ニキタソヴァ(Vn)
ジュリアン・ベーア(テオルボ)、
マティアス・ミュラー(ヴィオローネ)、
イェルク=アンドレアス・ベッティヒャー(ハープシコード)

録音:2016 年10月/フランシスカン教会(ウィーン)

*=世界初録音
ヴァイオリンの技巧を存分に聴かせる作品は、パガニーニやサラサーテの作品を始め数多く残され、いつの時代も音楽界で脚光を浴びています。この CDがお送りするのは、バロック盛期の17世紀に主にドイツ語圏で生まれたヴァイオリンのためのヴィルトゥオジティ溢れる作品群です。
演奏者のプラメナ・ニキタソヴァはブルガリア出身のヴァイオリニスト。古楽を中心とした活躍が目覚ましく、これまでも数々のCDが高評価を受けてい ます。彼女が用いている、モダン楽器よりも下に楽器を構える17世紀の特殊な奏法により、収録曲が演奏されていた当時に宮廷で響いていたであろう音 の響き方を堪能できます。 なかなか演奏されることのない作曲家も多く、貴重な世界初録音も多数収録されています。歌心と華やかさが詰まった、知られざるバロックのヴィルトゥ オーソ・ヴァイオリンの世界を存分に味わうことができる一枚です。 (Ki)


H.M.F
HMX-2908904(16CD)
限定盤
ハルモニア・ムンディ60周年記念ボックス1 ≪1958-1988≫ 革命の時代
●T.オルガンへの情熱
◎CD1
スペイン/トルヒーリョのオルガン〜サン=マルタン教会の作者不明のオルガン(18世紀初頭)
「カール5世の宮廷での音楽」
1. (作曲者不詳):Te matrem Dei laudamus
2. フランシスコ・ソト・デ・ランガ(1534-1619):Tiento
3. ニコラ・ゴンベール(c.1500-1556):「Fabordon llano y fabordon glosado」
4. フランシスコ・ソト・デ・ランガ:Tiento
5. ジョスカン・デプレ(c.1450-1521):キリエ
6. ジョスカン・デプレ:Tres, 3声の作品
7. 作曲者不詳:ヴィリャンシーコ「Jesuvristo hombre y dios」
8. 作曲者不詳:賛歌「Sacris Solemnis」
9. 作曲者不詳:カンシオン「Je vous…」
10. トマス・クレキリオン(c.1505-1557):カンシオン「Pour ung plaisir」
11. クレマン・ジャヌカン (c.1495-c.1560):カンシオン「Reveillez-vous coeurs endormis」
12. フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654):Tiento de medio registro de tiple de 4° tono
13. フランシスコ・コレア・デ・アラウホ:Tiento de medio registro de baxon de 6° tono
「フェリペ2世の宮廷の音楽」*
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):
14. 三つの輝かしい光
15. 第1旋法によるティエント
16. 第1旋法によるマニフィカト
17. 第2旋法によるティエント
18. サクロルム・アーメンに基づく第1旋法による第4節
19. 我らのマリア
20. アヴェ・マリアの星に基づく三つのディフェレンシア
21. 「不幸が私をおそい」によるティエント
22. 第1旋法に基づくティエント
23. ドゥルス・メモワール(ヘルナンド・デ・カベソンに捧げられた?)
【フランス】*
マロセーヌのオルガン/オルガン:シャルル・ボワスリン(1712年製)
ゲオルク・ムッファト:(c.1653-1704):
24. トッカータ第10番 ニ長調
25. トッカータ第2番 ト短調
26. トッカータ第9番 ホ短調
27. トッカータ第3番 イ短調
28. トッカータ第5番 ハ長調
29. トッカータ第1番 ニ短調
◎CD2
イタリア ブレシアのオルガン〜サン・ジュゼッペ教会のグランツィアディオ・アンテニャーティ(1581年製)
フレスコバルディ(1583-1643):フランス風カンツォーネ
1. 第5番 ラ・ベルロフォント
2. 第6番 ラ・ペゼンティ
3. 第7番 タルディーティ
4. 第9番 ラ・クエリーナ
5. Ricercare Decimo
6. カンツォーネ第1番(1626)
バスティアのオルガン〜聖マリア教会聖堂、セラッシのオルガン(1844年製)*
フレスコバルディ:
7. バス・オブリガートつきのリチェルカーレ
8. 聖餐式のためのトッカータ
9. カンツォーネ「ラ・ロヴェッタ」第 1 番
10. ベルガマスク
ドイツ、トレベルのキリスト教会のオルガン〜ヨハン・ゲオルク・シュタイン父のオルガン(1777年製)#
パッヘルベル:
11. トッカータ ハ長調
12. シャコンヌ ヘ短調
13. パルティータ「目覚めよ、わが心よ」
14. リチェルカール ハ短調
15. パルティータ「神の御業はすべて善きことなり」
16. ファンタジア ト短調
◎CD3
U. 古代の発見
1-10 「古代ギリシアの音楽」
〔序奏 -「オレステース」のスタシモン - コントラポリノポリスの器楽曲断片 - デルポイのアポロン讃歌T - テクメッサの嘆き- パピルス -ウィーン 29825- 太陽
神への讃歌 -ミューズ(ムーサ)への讃歌 - ネメシスへの讃歌 - パピルス・ミシ
ガン -アエナオイ・ネフェライ(不断に流れる霊)〕
11-13. ゴール(ガリア)のアレルヤ*
14-17. グレゴリオ聖歌(キリストのエルサレム入城)**
18-20. 7-8世紀のローマ教会の聖歌#
アレルヤ(O Pimenon ton Israhil)、入祭唱(Resurrexi)、アレルヤ(Epi si Kyrie)
◎CD4
V. ルネッサンスからバロックへ
1-6. マレンツィオ:5声のマドリガーレ(1595年、第7巻より)
・「つれないアマリッリ」、「親愛なる森よ」、「Questi vaghi concenti」
7-8. マレンツィオ:6声のマドリガーレ*
・「Come inanti de l’alba」、「Del cibo onde il signor」
9. カッチーニ(1551-1618):アマリッリうるわし**
10. ボットリガーリ(1531-1612):Mi parto***
11. モンテヴェルディ:「横になりなさい、ポッペア」(ポッペアの戴冠より)***
12. モンテヴェルディ:「あなたはかつて私のものだった」(戦いと愛のマドリガル集より)**
13-19. ジェズアルド(1560-1613):5声のマドリガーレ〔第3巻より第3, 8, 9, 10曲/第4巻より第1, 11, 18曲〕#
20. モンテヴェルディ:タンクレディとクロリンダの戦い(マドリガーレ集第8巻より)##
●W. バロック・レボリューション
◎CD5
1-6. ダウランド:リュート歌曲
〔「Come again, sweet love」、「I saw my lady weep」、「Orlando sleepeth」、
「Shall I sue?」、「In darkness let me dwell」、「Come, heavy Sleep」〕
7-14. パー セル:歌劇『 アーサー王 』より序曲 、第1幕第2場、第2幕、第 3幕第2場*
◎CD6
1-9. パーセル:歌劇『アーサー王』より第4幕第2番、第5幕第2場
10-13. パーセル:歌曲*
〔「Retired from any mortal’s sight」、「Music for a while(嘆きの歌)」、「Since from my dear Astrea’s sight」、「O Solitude」〕
◎CD7
1-13. シュッツ:小宗教的コンツェルト(クライネ・ガイストリッヒェ・コンチェルト)
〔Habe deine Lust an dem Herren SWV 311 (S, A)/O Jesu nomen dulce SWV 308 (A)/Wohl dem, der nicht wandelt SWV 290 (S, A)/Eile, mich, Gott, zu erretten SWV 282 (S)/Was betrubst du dich, meine Seele SWV 353 (S, A) */Herr unser Herrscher SWV 343 (S) */Wie ein Rubin SWV 357 (S, A) */O susser, o freundlicher SWV 285 (S)/Was hast du verwirket SWV 307 (A) /Bone Jesu SWV 313 (S, A)/Bringt her dem Herrn SWV 283 (A)/Ihr Heiligen lobsinget SWV 288 (SA)/Herzlich lieb hab ich dich o Herr SWV 348 (A) *〕
14-19. シュッツ:ムジカーリッシェ・エクセクヴィーエンop.7#
〔モテット「それほどに神はこの世を愛されました」SWV380、モテット「今よりのち主にあって死ぬ者は幸いです」SWV 391、モテット「わたしはキリストのもとに去ります」SWV 379、小宗教的コンチェルト 作品 9より「わたしは復活である」SWV 324、小宗教的コンチェルト 作品 8より「おお、愛する主なる神」SWV 287、モテット「天は神の栄光を物語り」SWV 386〕
◎CD8
1-12. J.S.バッハ:マニフィカト BWV 243
13. J.S.バッハ:マタイ受難曲よりアリア「神よ、憐れみたまえ」*
14-25. ペルゴレージ:スターバト・マーテル#
◎CD9
1-14. ピエトロ・アントニオ・チェスティ(1623-1669):歌劇「オロンテア」(抜粋)
〔3幕のオペラ/台本:ジャチント・アンドレア・チコニーニ〕
◎CD10
1-16. ジャン=バティスト・リュリ(1621-1687):アティス(抜粋)
17-25. ジャン=バティスト・リュリ(1621-1687):町人貴族(モリエールによる戯曲)*
◎CD11
1. ジャック・ダニカン・フィリドール(1657-1708):ティンパニ行進曲
2-11. マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):テ・デウム H.146*
12-16. ミシェル=シリャール・ド・ラランド(1657-1726):王の夕餐のためのサンフォニーより第12組曲(抜粋)**
17-32. ラモー:優雅なインドの国々(作曲者自身による、エアとダンスのクラヴサン編曲)#
●X. スコアを見る新鮮な眼
◎CD12
1-7. モーツァルト:教会ソナタ〔変ロ長調 KV212、変ホ長調 KV67、変ロ長調
KV68、ヘ長調 KV145、ヘ長調 KV224、ヘ長調 KV244、ハ長調 KV336〕
8-11. ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調「英雄」(リストによるピアノ編曲版)*
◎CD13
1-3. ヨーハン・ショーベルト(c.1635-1767):ピアノ四重奏曲 ヘ短調 op.7-2
4-7. ショーソン:コンセール op.21*
8-13. ヴィクトル・ユゴーの詩による歌曲】#
〔グノー:セレナード/ビゼー:ギター/ドリーブ:エグローグ/フランク:もし男の子なら/フォーレ:蝶と花〕
◎CD14
1-7. フォーレ:レクイエム(1893年版)
8-11. ブラームス:2つのモテット op.29*、2つのモテットop.74*
●Y. 20世紀
◎CD15
1-4. シェーンベルク: 5 つのピアノ曲 op.23/組曲 op.25/3 つのピアノ曲
op.11/6つの小さなピアノ曲 op.19
ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):ラボリントゥス2 (1963/65)*
5. 第1部/6. 第2部
●VII. 世界への窓
◎CD16
1. イランの音楽(6拍子の即興)
アラブ=アンダルシアの音楽*
2. ムサッダル-サナア
3. ムシャルヤ-トゥシア-サナア
4-6. ビザンツ聖歌〔Chant de Communion de la Liturgie de Jeudi Saint(Iqbalni-l-yawm)/L'Apostikhon de l'Office de Mercredi Saint(Ya rabbi)/14e Antienne de l'Office de Vendredi Saint(Aly?wma-’Ulliga)〕**
7-9. コルシカ島の聖歌〔U primu fiore/Lettera a Mamma/Ponte novu〕***
10-13. 古楽療法「タランテラ」〔ナーナ・アンダルーサ(アンダルシアの子守歌)/アンティドトゥム・タラントゥレー(毒グモの解毒剤)/コレア(舞曲)/ナポリのタランテラ;フリギア旋法〜ブクステフーデの固執低音によるナポリのタランテラによるリトルネロ〜われは喜ぶ:詩篇第121番〕#
14-17. スペインのフォリア〔生命の泉〜天使的早発性痴呆の〜ソファミレドによる/途方もなき ~ 微小なる栄光の〜ガラスの/通俗的なる / 人々に知られざる〜そこはかとなく やわらかき/天界的忍耐の〜偽装的逃亡および凱旋の車〕##
◎CD1
フランシス・シャプレ(Org)
録音:1966年4月
ルネ・サオルジャン(Org)*
録音:1973年7月*
◎CD2
ルネ・サオルジャン(Org)
録音:1967年3月
ルネ・サオルジャン(Org)*
録音:1963年8月*
ヘルムート・ヴィンター(Org)#
録音:1965年2月#

◎CD3
アトリウム・ムジケー古楽cho
グレゴリオ・パニアグワ(指)
録音:1978年6月
イーゴル・レズニコフ(声)*
録音:1979年12月*
アルフレッド・デラー(C.T)**
デラー・コンソート**
録音:1971年**
アンサンブル・オルガヌム#
マルセル・ペレス(指)#
録音:1985年8月#

◎CD4
アンサンブル・クレ マン・ジャヌカン
ドミニク・ヴィス(指)
録音:1989年4月
コンチェルト・ヴォカーレ*
ルネ・ヤーコプス(指)*
録音:1981年8月*
ルネ・ヤーコプス(C.T)**
コンラート・ユングヘーネ ル(Lute)**
録音:1985年6月**
レザール・フロリサン#
ウィリアム・クリスティ(指)#
録音:1987年7月#
クレマンシック・コンソート##
ルネ・クレマンシック##
録音:1975年12月##

◎CD5
アルフレッド・デラー(C.T)
ロバート・スペンサー(Lute)
録音:1977年9月
デラー・コンソート*
キングズ・ミュージック*
アルフレッド・デラー*
録音:1978年10月*

◎CD6
デラー・コンソート
キングズ・ミュージック
アルフレッド・デラー
録音:1978年10月
アルフレッド・デラー(C.T)*
ヴィーラント・クイケン( バス・ヴィオール )*
ウィリアム・クリスティ(Cemb)*
ロバート・エリオット(Org)*
ジェーン・ライアン(バス・ヴィオール)*
録音:1979年3月*

◎CD7
コンチェルト・ヴォカーレ
〔セバスティアン・ヘンニヒ(S)、
ルネ・ヤーコプス(A)、
ウィリアム・クリスティ(Org)、
クリストフ・コワン(Vc)、
コンラート・ユングヘーネル(アーチリュート)、
ミホコ・キムラ、シュタース・スヴィエルストラ(Vn)〕
録音:1982年4月30-5月2日
ラ・シャペル・ロワイヤル#
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)#
録音:1987年1月#

◎CD8
バーバラ・シュリック、
アニェス・メロン(S)
ジェラール・レーヌ(A)
ハワード・クルック(T)
ペーター・コーイ(Bs)
ラ・シャペル・ロワイヤル
コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
録音:1990年1月

ルネ・ヤーコプス(アルト/カウンターテナー)*
シャペル・ロワイヤル*
コレギウム・ヴォカーレ*
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)*
録音:1984年9月*


コンチェルト・ヴォカーレ
〔セバスティアン・ヘンニヒ(S)、
ルネ・ヤーコプス(A)、
ディルク・フェルミューレン(Vn)、
シュタース・スヴィエルストラ(Vn)、
ルツ・ヘスリング(A)、
リヒテ・ファン・デル・メーア(Vc)、
アンソニー・ウッドロウ(Vn)、
ヨハン・フユス(Org)〕#
録音:1983年4月#

◎CD9
ルネ・ヤーコプス(指)
コンチェルト・ヴォカーレ
フィロソフィア:アンドレア・ビアバウム(Ms)
アモーレ、ティブリーノ:チェッティーナ・カーデロ(S)
オロンテア:ヘルガ・ミューラー・モリナーリ(Ms)
クレオンテ:グレゴリー・ラインハルト(Bs)
ほか
録音:1982年8月

◎CD10
ギ・ド・メイ ( テノー ル /アティス )、
ギ ユメット・ロランス ( メゾ・ソプラノ/シベレ)、
アニェス・メロン(ソプラノ/メリッス) 
ジャン=フランソワ・ガルデイユ(バリトン/セレヌス ) ほか
ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン
録音:1987年1月
ロンドン・オーボエ・バンド*
マリー=アンジュ・プチ(パーカッション)*
ポール・グッドウィン*
録音:1994年1月*

◎CD11
マリー=アンジュ・プチ
録音:1988年10月
レザール・フロリサン*
ウィリアム・クリスティ(指)*
録音:1988年10月*
ラ・サンフォニー・ドゥ・マレ**
ユーゴ・レーヌ(指)**
録音:1990年7月**
ケネス・ギルバート(チェンバロ/ドンゼラーグ(1716))#
録音:1979年5月#

◎CD12
ロンドン・バロック
録音:1984年3月
ジョルジュ・プルーデルマシェール(P)*
録音:1985年9月*

◎CD13
ルッチャーノ・スグリッツィ(P)、
キアラ・バンキーニ (Vn)、
ヴェノニク・メジャン(Vn)、
フィリップ・ボスバッハ(Vc)
録音:1988年10月
レジス・パスキエ(Vn)*
ジャン=クロード・ペヌティエ(P)*
ジュヌヴィエーヴ・シモノ(Vn)*、ロラン・ドガレイユ(Vn)*、ブリュノ・パスキエ(Va)*、ロラン・ピドゥー(Vc)*
録音:1983年11月*
フェ リシティ・ ロット(S)#
グラハム・ジョンソン(P)#
録音:1984年10月#

◎CD14
アニェス・メロン(S)、
ペーター・コーイ(Br)
サン=ルイ児童cho
アンサンブル・ムジク・オブリク
ラ・シャペル・ロワイヤル
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
録音:1988年9月
ラ・シャペル・ロワイヤル*
コレギウム・ヴォカーレ・ゲント*
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)*
録音:1983年4月*

◎CD15
クロード・エルフェ(P)
録音:1969年
クリスティアーネ・ルグラン*、
ジャネット・ボーコモン(S)*
クロディーヌ・ミュニエ(C.A)*
エドアルド・サングイネティ(話者)*
アンサンブル・ミュジク・ヴィヴァント*
コラール・エクスペリメンタール*
ルチアーノ・ベリオ(指)*
録音:1969年*

◎CD16
ジャムシド・シェミラーニ(ザルブ)
(録音:1976年8月)
グレゴリオ・パニアグワ(指)*
アトリウム・ムジケー古楽合奏団*
録音:1976年10月*
マリー=キーロウズ修道女**
録音:1989年6月***
マルセル・ペレス(指)***、
エ・ヴォーチェ・ディ・ウ・クムネ***
録音:1986年11月***
グレゴリオ・パニアグワ(指)#
アトリウム・ムジケー古楽合奏団#
録音:1976年10月#
グレゴリオ・パニアグワ(指)##
アトリウム・ムジケー古楽合奏団##
録音:1980年6月##

日本語帯・ブックレット訳つき
(曲目解説・歌詞はオリジナ
ルブックレット・日本語ブック
レットとも含まれません)



H.M.F
HMX-2908920(18CD)
限定盤
ハルモニアムンディ60周年記念ボックス2 ≪1988-2018≫ ファミリー・スピリット
●T. アルフレッド・デラーの後継者たち
◎CD1
(1)=アンドレアス・ショル=
1-9. ヴィヴァルディ:スターバト・マーテル RV 621
(2)=ドミニク・ヴィス=
10. カヴァッリ:歌劇『ジャゾーネ』より アリア「Voli il tempo, se sa」(第1幕第7場、デルファ)
11-12. カヴァッリ:歌劇『カリスト』より「美しい妖精よ」(第1幕第13場)、「ついにあれほどかたくなな」(第2幕第3場)(森の住人サティリーノ)
13-14. ヘンデル:歌劇『アグリッピナ』より「Volo pronto e lieto il core」(第2幕第5場)、「Sperero, poiche mel dice」(第2幕第16場)(ナルキソス)
(3)=ロレンス・ザゾ=
15. ヘンデル:歌劇『フラーヴィオ』よりアリア「Rompo i lacci」(第2幕第6場)
16. ヘンデル:歌劇『ジューリオ・チェーザレ』よりアリア「Va tacito」(第1幕第9場)
(4)=ベジュン・メータ=
17. ヘンデル:歌劇『ラダミスト』よりアリア「Ombra cara di mia sposa」(第2幕第2場)
18-19. ヘンデル:歌劇『ロデリンダ』より「Fra tempeste funeste」、「Con rauco mormorio」(第2幕第4,5場)
20. ヘンデル:歌劇『ソザルメ』より二重唱「Per le porte del tormento」(第2幕第
8場)
●U. ルネ・ヤーコプスによるオペラ叙事詩
◎CD2
1. エミリオ・デ・カヴァリエーリ(c.1550-1602):音楽劇「魂と肉体の劇」(1600)より、第3幕第9場、合唱(フェスタ)
2. モンテヴェルディ:歌劇『ポッペアの戴冠』よりオッターヴィアのアリア「さらば、ローマ」
3-4. モンテヴェルディ:歌劇『オルフェオ』より
「天のばらよ」、妖精の合唱
5. カヴァッリ:『カリスト』より「Piante ombrose」
6. カルダーラ:オラトリオ「キリストの足下のマッダレーナ」よりアリア
7. カイザー:「クロイソス」よりエルミーラのアリア「Ihr stummen Fische seid dem gleich」
8. J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオよりアリア「シオンよ、愛をこめて準備せよ」
9. J.S.バッハ:マタイ受難曲よりアリア「憐れみたまえ」
10. ヘンデル:「フラーヴィオ」より「私を忘れないで」
11. ヘンデル:「ジューリオ・チェーザレ」よりセストのアリア
12. ヘンデル:「リナルド」よりアルミーダのアリア「Furie terribili」
13. ヘンデル:「アグリッピナ」よりアリア「私の心はあなたのもの」
14. ハイドン:「天地創造」より「間もなく大地のふところが開き」
15. モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より「ハートをあなたに差し上げます」
16. モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より「お手をどうぞ」
17. モーツァルト:歌劇『魔笛』より「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」
18. モーツァルト:後宮からの誘拐より「喜びの涙が流れるとき」
●V. バーゼルの女性たち
◎CD3
1-5 独唱のためのモテット〔モンテヴェルディ:Confitebor、Currite Populi、
O quam pulchra es、Venite, Videte/マリーニ:第3旋法のシンフォニア〕
ヴィヴァルディ:3声の室内ソナタ集op.1より
6. 第12番「ラ・フォリア」op.1-12 ニ短調 RV63
7-10. ソナタop.1-8 ニ短調
11-13. ヴィヴァルディ:「オリンピアーデ」からシンフォニア ハ長調 RV 725
〔アレグロ - アンダンテ - アレグロ〕
14-16. ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 RV 282(オリジナル版)
17-19. スコルダトゥーラ調弦されたヴァイオリンの協奏曲 ロ短調 RV 391
●W. 新時代の鍵盤ヴィルトゥオーゾ
◎CD4
(1)=クリストフ・ルセ=
1-6. F.クープラン:クラヴサン曲集第3巻より第4組曲
(2)=リチャード・エガー=
7-11. J.S.バッハ:フランス組曲第1番 ニ短調 BWV 812
(3)=ディエゴ・アレス=
12-17. アントニオ・ソレル:プレリュード第3番 ハ長調、ソナタ第1番 ハ長調、ソナタ第2番 ハ長調、ソナタ第17番 イ短調、ソナタ第18番 イ短調、ソナタ第40番ニ短調
(4)=クリスティアン・ベザイデンホウト=
18-20. モーツァルト:ピアノ・ソナタ KV 333、変ロ長調
◎CD5
(1)=アンドレアス・シュタイアー=
1-34. ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲 op.120
(2)=アレクサンドル・メルニコフ=
35-38. ブラームス:ピアノ・ソナタ第2番 嬰ヘ短調
●X. 古典再訪
◎CD6-7
ハイドン:『四季』
◎CD8
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス
◎CD9
1-3. ハイドン:チェロ協奏曲 ハ長調 Hob.VIIb:1
4-6. モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番 イ長調 KV 414
7-9. モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 KV 622
●Y. フランス・チェロ楽派
◎CD10
1-3. オッフェンバック (1819-1880):2 つのチェロのための組曲より第1番
op.54
4-9. J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV 1007
10-12. デュティユー:ザッハーの名による3つのストローフ
13-15. シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ
●Z. 新しいロマン派
◎CD11
1-3. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
4-5. メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲 イ短調 MWV 02
6-9. メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
●[. HIPへの潮流
◎CD12
1-8. ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」より第2、第3組曲
9-20. ラヴェル:バレエ音楽「マ・メール・ロワ」(全12曲)
●\. スター三人組・・・スター・トリオ
◎CD13
1-4. シューマン:ピアノ三重奏曲第2番 ヘ長調 op.80
5-7. シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
8-11. ブラームス:ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 op.101
●]. リートの巨匠たち
◎CD14
1-5. シューベルト:冬の旅 D911 より〔おやすみ/風見の旗/凍った涙/氷結/菩提樹〕
6-14. シューマン:リーダークライスop.24
15-20. ヴォルフ:歌曲〔ミニヨンの歌 ( ゲーテ )[ 私に語れとなど命じないで/ただ憧れを知る人だけが/大人になるまでこのままに /ねずみとりのおまじない(メーリケ)/捨てられた女中さん(メーリケ)/ニクセのビンゼフース(メーリケ)〕
21-28. アイスラー:厳粛な歌
29-31. シューベルト:魔王D328、若者と死D545、セレナーデD889
●XI. 新しい探求者
◎CD15
1. ロッシーニ:一滴の涙
2-5. ドニゼッティ:歌劇『連隊の娘』よりマリーのアリア「さようなら」、歌劇『ラ・ファヴォリータ』よりレオノーレのアリア「私のフェルナンド」/ベッリーニ:歌劇『ノルマ』よりアリア「清らかな女神よ」/ヴュータン:無伴奏ヴィオラのためのカプリッチョ ハ短調op.55
6-21. ファリャ:恋は魔術師1914年版
22-25. Holy Manna Brethren, we have met to worship/Abbeville Come, Holy Spirit, come/Wondrous Love (What wondrous love is this!)/Sweet Hour of Prayer
◎CD16
1. ショパン:子守歌 op.57
2. ドビュッシー:月の光
3. ショパン:練習曲 変イ長調 op.25-1
4. ドビュッシー:練習曲第11番「組み合わされたアルペジオのために」
5. ショパン:バラード第4番 ヘ短調 op.52
ガ ーシュウィン:
6. 私の彼氏
7. 魅惑のリズム
8. サマータイム
9. ガーシュウィン(グローフェ編):ラプソディ・イン・ブルー(オリジナル・ジャズバンド版1924)
10-12. スティーヴ・ライヒ:Double Sextet(2007)
●XII. ニュー・ジェネレーション
◎CD17
1-11. 「夜のコンセール・ロワイヤル〜4部または4夜からなる「夜の王のバレ」
 1653 年 2月23日、王によって踊られた「夜の王のバレ」に基づく」より第 1 部「夜」
12-20. A Fancy〜英国のエアとテューンに基づくファンタジー(17 世紀)〔マシュー・ロック:カーテン・テューン、Lilk/パーセル:序曲、第 2 の音楽(The Virtuous Wife Z.611より)、ホーンパイプ(妖精の女王 Z.629より)、I see, she flies me、おお孤独よ!/ドラジ:夢の神よ、あなたはどこに!
21-29. ラインの娘〜シューベルト、シューマン、ブラームス、ワーグナー
[ モルペウスの娘 ワーグナー:ライン川の河底に(女声合唱、ハープ、4 つのホルン、2本のコントラバス),シューマン:子守歌Op.78-4(女声四重唱とハープ)*,ブラームス:私は角笛を苦しみの谷で鳴らすOp.41-1(4つのホルン) 
[ 人魚 シューマン:ロマンス第 1 集 Op.69-5「海の女神」,シューベルト:詩篇23 番「主はわが飼い主」D.706(女声とハープ),シューマン:ロマンス第 2 集Op.91-6「海の中で」 
[セレナーデワーグナー:ジークフリート〜ジークフリートの鐘(ホルン・ソロ),ブラームス:女声合唱のための13のカノンOp.113-5「かたい決意」,シューベルト:セレナーデD.920(メゾ・ソプラノ、女声合唱)
*=ヴィンセント・マナック編曲
●XIII. あらゆるスタイルを弾きこなす巨匠たち
◎CD18
1-2. ハイドン:弦楽四重奏曲 変ロ長調 op.33-4, Hob.III:40
3-14. クルターク: 12のミクロリュード op.13「アンドラーシュ・ミハーイに捧ぐ」
15-16. J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第 1 番 ト短調 BWV 1001よりアダージョ、フーガ
17-18. バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Sz117よりテンポ・ディ・チャコーナ、フーガ
19-20. ショスタコーヴィチ:プレリュードとフーガ第1番 ハ長調
21-23. ショパン:練習曲op.10-1 ハ長調、10-2 イ短調、10-3 ホ長調
24-26. F.クープラン:神秘的なバリケード(第6組曲より)/ティク・トク・ショック(第18組曲より)/クープラン(第21組曲より)
27. サティ:シネマ
◎CD1
(1)アンドレアス・ショル(C.T)
アンサンブル415
キアラ・バンキーニ
録音:1995年6月
(2)ドミニク・ヴィス(C.T)
ベルリン古楽アカデミー
ルネ・ヤーコプス(指)
録音:1988年5月(10)、1994年8月22-29日(11-12)、2010年7月(13-14)
(3)ロレンス・ザゾ(C.T)
ラ・ヌ オ ヴァ・ムジカ
ダヴィッド・ベイツ(指)
録音:2014年1月
(4)ベジュン・メータ(C.T)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ルネ・ヤーコプス(指)
録音:2010年3月

◎CD2
1. ベルリン国立歌劇場合唱,フランク・マルコヴィッチ(合唱指揮),コンチェルト・ヴォカーレ、ベルリン古楽アカデミー,ルネ・ヤーコプス(指)
録音:2014年5月
2. ジェニファー・ラーモア(Ms)
コンチェルト・ヴォカーレ
録音:1990年1月28-2月7日
3-4. ローレンス・デール(T)、エフラト・ベン=ヌン(S)、コンチェルト・ヴォカーレ
録音:1995年1月
5. マリア・バーヨ(S)
コンチェルト・ヴォカーレ
録音:1994年8月
6. マリア・クリスティーナ・キール(S)
バーゼオル音楽院O、キアラ・バンキーニ(コンサートミストレス)
録音:1995年1月
7. ドロテア・レシュマン(S)
ベルリン古楽アカデミー
録音:2000年3月
8. アンドレアス・ショル(C.T)
ベルリン古楽アカデミー
録音:1997年1月
9. ベルナルダ・フィンク(A)
ベルリン古楽アカデミー
録音:2012年9月
10. クリスティーナ・ヘグマン(S)、ベルナルダ・フィンク(Ms)
アンサンブル415、キアラ・バンキーニ
録音:1989年10月
11. マリアンヌ・ロルホルム(S)
コンチェルト・ケルン
録音:1991年6-7月
12. アレックス・ペンダ(S)
フライブルク・バロック・オーケストラ
録音:2002年8月
13. アレックス・ペンダ(S)
ベルリン古楽アカデミー
録音:2010年7月
14. ヨハネス・ヴァイサー(Bs)
RIAS室内cho
フライブルク・バロック・オーケストラ
録音:2009年1月
15. ベルナルダ・フィンク(Ms)、マルセル・ボーネ(Bs)
ケルン室内cho、コンチェルト・ケルン
録音:1998年
16. ヨハネス・ヴァイサー(Br)、イム・スンヘ(S)
フライブルク・バロック・オーケストラ
録音:2006年11月
17. アンナ=クリスティーナ・カーッポラ(S)
ベルリン古楽アカデミー
録音:2009年10-11月
18. マ キシミリアン・シュミット(T)
ベルリン古楽アカデミー
録音:2014年9月

◎CD3
1-5 マリア・クリスティーナ・キール(S)
コンチェルト・ソアーヴェジャン=マルク・エメ
録音:1998年9-10月
6. キアラ・バンキーニ、ヴェロニク・メジャン(Vn)
カティ・ゴール(Vc)
イェスパー・クリステンセン(Cemb)
録音:1991年1月
11-13. 17-19. リ・イン コ ー ニ ティ
アマンディーヌ・ベイエ(Vn)
録音:2014年11月

◎CD4
(1)クリストフ・ルセ、ブランディーヌ・ランヌ(Cemb)
録音:1992年11月
(2)リチャード・エガー(Cemb)
録音:2015年8月
(3)ディエゴ・アレス(Cemb)
録音:2015年3月
(4)クリステァン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)
録音:2011年5月

◎CD5
(1)アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ)
録音:2010年9月
(2)アレクサンドル・メルニコフ(P)
録音:2010年5月

◎CD6-7
マルリス・ペーターゼン(ソプラノ;ハンネ)
ウェルナー・ギューラ(テノール;ルーカス)
ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン;シモン)
フライブルク・バロック・オーケストラ
RIAS室内cho
ルネ・ヤーコプス(指)
録音:2003年8月

◎CD8
ブリジット・レンメルト(Ms) 
ローザ・マニヨン(S)
ジェームズ・テイラー(T)
コルネリウス・ハウプトマン (Bs)
シャペル・ロワイヤル
コレギウム・ヴォカーレ
シャンゼリゼO
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
録音:1995年2月

◎CD9
1-3.
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ペトラ・ミュレ ヤンス
録音:2003年3月
4-6. クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)
フライブルク・バロック・オーケストア
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
録音:2014年11月
7-9. ロレンツォ・コッポラ(Cl)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴ ルツ
録音:2007年5月

◎CD10
1-3. ロラン・ピドゥ、エティエンヌ・ペクラル(Vc)
録音:1979年12月
4-9. ジャン=ギアン・ケラス(Vc)
録音:2007年3月
10-12. エマニュエル・ベルトラン(Vc)
録音:1999年7月
13-15. ブリュノ・フィリップ(Vc)
タン ギ ー・ド・ヴィリアンクー ル(P)」
録音:2017年4月

◎CD11
1-3. イザ ベ ル・ファウスト(Vn)
フライブルク・バロック・オーケストラ
パブロ・エラス=カサド(指)
録音:2017年3月
4-5. クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
録音:2010年4月
6-9. フライブルク・バロック・オーケストラ
パブロ・エラス=カサド(指)
録音:2015年3月

◎CD12
1-8. フランソワ=グザヴィエ・ロト(指) 
レ・シエクル、アンサンブル・エデス
録音:2016年
9-20. フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
レ・シエクル
録音:2016年

◎CD13
1-4. 5-7. アレクサンドル・メルニコフ(P)
イザ ベ ル・ファウスト(Vn)
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)
録音:2014年
8-11. トリオ・ヴァンダラー〔ジャン=マルク・フィリップス=ヴァイジャベディアン(Vn)、ラファエル・ピドゥ(Vc)、ヴァンサン・コック(P)〕
録音:2005年9月

◎CD14
1-5. ヴェルナー・ギューラ(T)
クリストフ・ベルナー(フォルテピアノ)
録音:2009年10月
6-14. マーク・パドモア(T)
クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)
録音:2010年6月
15-20. ゾフィー・カルトホイザー(S)
ユージン・アスティ(P)
録音:2015年10月
21-28. 29-31. マティアス・ゲル ネ(Br)
アンサンブル・レゾナンツ(21-28)
アンドレアス・ヘフリガー(P/29)
ヘルムート・ドイチュ(P/30)
アレクサンダー・シュマルツ(P/31)
録音:2012年9月(21-28)、2012年1月(29)、2008年1月(30)、2010年2月(31)

◎CD15
1. アンサンブル・エクスプロラシオン
ヤン・フェアミューレン(P( エラー ル ))
ロエル・ディールティエンス(チェロ&指揮)
録音:2003年10月
2-5. アントワーヌ・タメスティ(Va)
セドリック・ティベルギアン(P/2-4)
録音:2015年10月
6-21. リウレ劇場O
ジョセプ・ポンス(指)
録音:1990年11月
22-25. アノニマス 4
録音:2003年5月

◎CD16
1. -5. ハヴィエル・ペリアネス(P)
録音:2012年11月
6. -9. リンカーン・マヨーガ(P)
スティーヴン・リッチマン(指)
ハーモニー・アンサンブル・ニューヨーク
録音:2004, 2006, 2007年
10-12. アンサンブル・シグナル
ブラッド・ラブマン(指)
録音:2011年

◎CD17
1-11. セバスティアン・ドセ(指)
アンサンブル・コレスポンダンス
録音:2015年2月
12-20. ベルトラン・キュイエ(指) 
カラヴァンセライル
レイチェル・レドモンド(S) 
録音:2016年11月
21-29. アンサンブル・ピグマリオン
ラファエル・ピション(指)
ベ ルナルダ・フィンク(Ms)
録音:2015年7月

◎CD18
1-2. 3-14. カザルス四重奏団【アベル・トマス・レアルプ (Vn)、ヴェラ・マルティネス・メネル(Vn)、ジョナサン・ブラウン(Va)、アルノー・トマス・レアルプ(Vc)】
録音:2009年5月
15-16. イザベ ル・ファウスト(Vn)
録音:2011年9月(15-16)、1996年6月(17-18)
19-20. 21-23. アレクサンドル・メルニコフ(P)
録音:2008年5月(19-20)、2016&2017年(21-23)
24-26. 27. アレクサンドル・タロー(P)、エリク・ル・サージュ(P (27))
録音:2006年7月(24-26)、2008年5月(27)


日本語帯・ブックレット訳つき
(曲目解説・歌詞はオリジナ
ルブックレット・日本語ブック
レットとも含まれません)
ハルモニア・ムンディは、1958年に産声を上げました。それから60年にわたり、実に何千もの録音を世に出してきました。そのクオリティの高さと独自性、 そしてアーティストとの深い結びつきは今なお他の追随を許しません。このたび、60年を記念し、これまでのハルモニア・ムンディの歩みを振り返る内容 のボックスが発売されます。2つのボックスで、60年の歴史が30年ずつに分けられてプログラムが組まれています。1つ目のボックスは、≪革命の時代 ≫と題し、レーベルが生まれてから30年間を振り返るもので、サン=ミシェル=ド・プロヴァンスの高地でレーベル黎明期を支えたアーティストたちによる、 古楽へのあくなき探求を中心に収録されております。レーベル創設者、故ベルナール・クータツの妻で元ミュージック・ディレクターおよびプロダクション・ ディレクターを務めた、エヴァ・クータツ氏のインタビューが掲載されています(日本語訳あり)。 2つ目のボックスでは、≪ファミリー・スピリット≫と題し、1988年から現在までを振り返ります。「アティス」や「マタイ受難曲」での成功の後、レーベ ル黎明期を支えたアーティストたちの精神を受け継ぐ次世代の音楽家たちの演奏を中心に構成されています。こちらには、現在ハルモニア・ムンディ・レー ベルでプロダクション・ディレクターを務めるクリスティアン・ジラルダン氏のコメントが寄せられています(日本語訳あり)。 なお、いずれの巻も、曲目解説や歌詞テキストは掲載されておりません。 (Ki)

Audax Records
ADX-13710(2CD)
フランスのソナタ集
ジャン=ジョゼフ・カッサネア・ド・モンドンヴィル:ソナタ ト短調 Op.3-1
ルイ=ガブリエル・ギユマン:ソナタ ニ長調 Op.8-5(世界初録音)
ジャック・デュフリ:組曲ト長調
ミシェル・コレット:ソナタ ホ短調 Op.25-4
ルイ=ガブリエル・ギユマン:ソナタ ト短調 Op.8-6(世界初録音)
クロード・バルバトル:ソナタ第1番ト長調
リュック・マルシャン:組曲イ短調 Op.1-1(世界初録音)
ジャン=ジョゼフ・カッサネア・ド・モンドンヴィル:ソナタ イ長調 Op.3-6
ジャック・デュフリ:組曲ヘ長調
ルイ=ガブリエル・ギユマン:ソナタ ハ短調 Op.8-4(世界初録音)
シャルル=フランソワ・クレモン:ソナタ第1番ハ短調(世界初録音)
ヨハネス・プラムゾーラー(バロックVn)
フィリップ・グリスヴァール(ハープシコード)

録音:2016年5月25日−30日、SWRスタジオ(カイザースラウテルン、ドイツ)
南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラー。アンサンブル・ディドロやインターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍するプラムゾーラーの自主レーベル「Audax Records」の新録音は、クラヴサン(チェンバロ)が一世を風靡し、フランス音楽が新たな黄金期を迎えた18世紀の「チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ集」。モンドンヴィルが1740年に出版した「ソナタ形式によるヴァイオリン伴奏付きクラヴサン曲集」から始まり、コレット、クレモン、ギユマン、マルシャン、バルバトル、デュフリらにより次々と発展していった「ヴァイオリン付きクラヴサン曲」の歴史が刻まれています。
このジャンルで重要な部分を担うクラヴサンを弾くのは、アンサンブル・ディドロの他、ヨーロッパ室内管弦楽団、ル・ポエム・アルモニーク、アンサンブル・マルシュアスなど、数多くの古楽アンサンブルで重要な通奏低音奏者として活動するフィリップ・グリスヴァール。これまでもプラムゾーラーの多くの名盤に参加し、Audax Recordsからソロ・デビューも果たしたフランスの名チェンバロ奏者です。

UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-6499(1CD)
コンフィテボール(われ感謝す)
ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):オルガンの為の前奏曲とフーガ ト長調*
モンテヴェルディ:われ主に感謝す(第2) [Confitebor tibi, Domine (secondo)]
ブクステフーデ:喘ぐ鹿の如く [Queadmodum desiderat cervus] BuxWV 92
ニコラウス・ブルーンス:深き淵よりわれば呼ぶ [De profundis clamavi]
 ディートリヒ・ブクステフーデ:イエス、甘き思い出 [Jesus dulci memoria] Buxx 57
ヨハン・クリスティアン・シーファーデッカー(1679-1732):われ御身に依り頼みたり [In te Domine speravi]
ジョヴァンニ・バッティスタ・バッサーニ(1647/1650-1716):主を称えよ [Laudate Dominum]
ニコラウス・ブルーンス:オルガンの為の前奏曲 ホ短調*
ノヴァ・アルス・カンタンディ(合唱)
イヴァーナ・ヴァロッティ(Org)
ジョヴァンニ・アッチャイ(指)


fra bernardo
FB-1800751(2CD)
ラ・リュー:ミサ曲集
ミサ・アルマーナ
ミサ曲 「聖アントニウス」
ミサ曲 「幼子われらに生まれ」
ミサ曲 「あらゆる悲しみは」
ビューティー・ファーム

録音:2016年12月、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院(オーストリア)
"ビューティー・ファーム"は、2014年に設立された男声6人のヴォーカル・アンサンブル。コレギウム・ヴォカーレ・ヘントやチンクエチェント、グランドラヴォア、カピラ・フラメンカ、ウエルガス・アンサンブルなどの一流合唱団、アンサンブルで活躍してきたメンバーでスタートし、オーストリア、マウアーバッハのカルトジオ会修道院を拠点に、ルネサンス期のフランコ=フレミッシュ・ポリフォニーの音楽を中心に歌っています。
高い完成度を誇るポリフォニーと刺激的なジャケット・デザインの両面で注目を浴びるビューティー・ファームのアルバム第5弾は、フランドル楽派を代表する作曲家の一人、ピエール・ド・ラ・リュー(c.1452−1518)の4つのミサ曲。ラ・リューの最後の創作期に作られた4声のミサ曲は、ラ・リューの並外れた多声技法が示されています。

Globe
GLO-5268(1CD)
カンソォン〜イベリア半島からの音楽
フアン・デ・アンチエータ、アントニオ・デ・カベソン、エルナンド・デ・カベソン、アントニオ・カレイラ、ペドロ・デ・クリスト、フアン・デル・エンシーナ、ペドロ・デ・エスコバル、フランシスコ・ゲレーロ、ハイス・レーヴェルト、フアン・モンテス・カポン、トゥーク・ヌーマン、フェルナンド・オブラドルス、ディエゴ・オルティス、フランシスコ・デ・ペニャローサ、マヌエル・ロドリゲス・コエーリョ、フアン・バスケス、トマス・ルイス・デ・ビクトリアの音楽
アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団

録音:2017年11月30日−12月2日、オランダ
1986年にアムステルダムで結成されたベネルクス随一のリコーダー・アンサンブル、アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団。古楽に現代音楽を組み合わせる大胆なプログラムで国際的に活躍してきたブリスクの新たなアルバムは、イベリア半島をテーマに、スペインとポルトガルの様々な作曲家による作品集。ゲレーロやビクトリアを含む、16世紀の作品を中心に、19世紀のカポンやオブラドルス、そして現代オランダの作曲家、ハイス・レーヴェルト(Gijs Levelt)とトゥーク・ヌーマン(Toek Numan)の音楽を組み合わせ、ファドやセファルディなどからも影響を受けたイベリア半島の多様な文化の痕跡を辿ります。

Ayros
AYCD-02(1CD)
逃げた鳥〜祖国から離れたスペインの歌 ホナタン・アルバラード(テノール、ルネサンス・ギター、バロック・ギター、ビウエラ)、
ソフィア・ペドロ(S)

録音:2017年2月、ポーランド
アルゼンチン出身、現在はオランダを拠点に活動する歌手、ギター&リュート奏者、ホナタン・アルバラードのソロ・デビュー・アルバムがポーランドのAyrosから登場。
「逃げた鳥(Pajarillos Fugitivos)」は、スペイン語以外のソースがあるスペインのギター歌曲という意欲的なプログラム。ラテン・アメリカの植民地時代から豊かに、複雑に交流・発展していった音楽文化を、5つのグループにわけて俯瞰します。

Centaur
CRC-3624(1CD)
クープラン:クラヴサン曲集全集 Vol.5
クラヴサン第5組曲イ長調
クラヴサン第22組曲ニ長調
マーク・クロル(ハープシコード)

録音:2016年、マサチューセッツ(アメリカ)
50年以上のキャリアを持ち、25年以上に渡りボストン大学のチェンバロ科教授の要職にあるアメリカの鍵盤楽器奏者、マーク・クロールによるクープランの組曲集第5巻。
「第5組曲」では1978年にウィリアム・ハイマンとD・ジャック・ウェイが製作したフランコ・フレミッシュ・スタイルのダブル・マニュアルを、また「第22組曲」では1769年にパスカル・タスカンが製作したオリジナルの楽器を弾いています。
Centaur
CRC-3591(1CD)
テレマン:6つの道徳的カンタータ TVWV 20:29-34 ジュリアンヌ・ベアード(S)、
スティーヴン・ゾーン(Fl)、
イヴ・ミラー(バロックVc)、
レオン・シェルハーゼ(ハープシコード)

録音:2010年7月26日−28日、フィラデルフィア(アメリカ)
初稿版の「声楽と通奏低音」ではなく、「声楽、オブリガート・ヴァイオリン(またはフルート)と通奏低音」ヴァージョンによるテレマンの「道徳的カンタータ集」の全曲録音。
ソプラノは、ザルツブルクのモーツァルテウムでアーノンクールに学び、ホグッド、ガーディナーやリフキンなどの名匠たちと共演を重ねてきたジュリアンヌ・ベアード。これまでに130を超えるCDの録音に参加してきたアメリカ古楽界の名歌手です。
Centaur
CRC-3615(1CD)
オックスフォード・セッションズ
作曲者不詳(アルチェチ編):Drive the Cold Winter Away(イギリス民謡)
フェレビー:ローカル・クアレルス、
 ラッキー・ストリート
作曲者不詳(アルチェチ編):ハウエルズ・ディライト
フェレビー:カイドモン賛歌
エックレス(アルチェチ編):スコットランドの調べ
パーセル:1音上のファンタジア/アルチェチ:たそがれ
フロイズ・ロウ

録音:2013年10月
イギリスのオックスフォードで結成されたリバイバル・バンド、フロイズ・ロウは、モダン、ピリオドの楽器両方を用いたイギリス民謡や、イギリス・ルネサンス時代の音楽を主なレパートリーとするアンサンブル。
クラシック、ジャズ、ワールド、ロックの伝統を組み合わせたこの「オックスフォード・セッションズ」では、民族楽器のノーサンブリアン・スモールパイプスやコンサーティーナ、ギター、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ダブル・ベースが大活躍!

Glossa
GCD-922518(1CD)
ボエティウス:慰めの歌〜11世紀カンタベリーからのメトラ セクエンツィア〔ベンジャミン・バグビー(ヴォイス、ハープ、ディレクター)、ハンナ・マルティ(ヴォイス、ハープ)、(ノルベルト・ローデンキルヒェン(Fl)〕

録音:2017年7月31日−8月5日、トパーズ・オーディオ・スタジオ(ケルン)
古楽教育、古楽研究の総本山として知られるスイスの古楽専門音楽大学、バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)。Glossaとバーゼル・スコラ・カントルムのコラボレーション企画 "Glossa SCB Series"の最新作は、中世ヨーロッパの音楽を専門とするアンサンブルとして世界的に有名な「セクエンツィア」がGlossa初登場。
セクエンツィアは、1977年にバーゼル・スコラ・カントルムの学生として学んでいたベンジャミン・バグビーとバーバラ・ソーントンが共同で設立。以来40年以上にわたり、国際的なコンサート・ツアー、30を超える録音、映画やTVでの演奏、そして次世代の育成など、中世音楽の極めて革新的なグループとして活動しています。
古代ローマの哲学者ボエティウスの代表作「哲学の慰め(De consolatione philosophiae)」をテキストに歌ったとされる11世紀イギリス、カンタベリーの「慰めの歌(Songs of Consolation)」。ケンブリッジ大学のサム・バレット博士が失われていた手稿譜から再構築し、セクエンツィアの演奏によって、約1000年ぶりに現代に蘇ります。
Glossa
GCD-921809(2CD)
フランクール:独奏ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集第1巻(パリ、1720)
ソナタ第1番ト長調/ソナタ第2番ホ短調
ソナタ第4番ロ短調/ソナタ第6番ホ長調
ソナタ第9番イ長調/ソナタ第7番ニ短調
ソナタ第5番ハ短調/ソナタ第3番変ロ長調
ソナタ第8番ヘ短調/ソナタ第10番ト長調
ミッツィ・メイヤーソン(Cemb)、
クレータ=マリア・ケンタラ(Vn)、
ラウリ・プラッカ(Vc)

録音:2018年1月、カウスティネン教会(フィンランド)
1982年に結成されたトリオ・ソネリーのオリジナル・メンバーであり、ベルリン芸術大学のチェンバロ科の教授としても活躍する華麗なるチェンバリスト、ミッツィ・メイヤーソン。歴史に埋もれた室内楽作品の発掘を進めてきたメイヤーソンが新たに録音するのは、18世紀のフランス宮廷で「王の24人のヴァイオリン(Vingt-quatre Violons du Roi)」や「ル・コンセール・スピリチュエル」のメンバーとして演奏し、王立音楽アカデミーの音楽監督を務めた音楽家、フランソワ・フランクール(1698−1787)のヴァイオリン・ソナタ集。1720年パリで出版された10のソナタ集は、フランス様式の優雅さとイタリア様式のエネルギーを兼ね備えており、柔らかい旋律、野性的な舞曲、牧歌、技巧的な楽章などが巧みに組み込まれた隠れた逸品です。
独奏ヴァイオリンを務めるのは、これまでジョヴァンニ・バッティスタ・ソーミス(GCD 921807)やリチャード・ジョーンズ(GCD 921806)の録音でも共演してきたフィンランドのクレータ=マリア・ケンタラ。シベリウス音楽院を経てオランダでピリオド奏法を学び、ムジカ・アンティクヮ・ケルンやアンサンブル・ソネリーのメンバーとして活躍した北欧の名手です。

CLAVES
50-1805(1CD)
17世紀ヴロツワフの宗教音楽
アスプリリョ・パチェッリ:サクレ・カンティオーネス(1608)
アダム・ヤジェンプスキ:協奏曲第2番(1627)〜コルネット、トロンボーン、オルガン
ミコワイ・ジェレンスキ:拝領唱「私は神の祭壇へ昇る」
ビアジョ・マリーニ:オルガンとコルネットのためのソナタOp.8 (1629)
ダニエル・ボリウス:2声と6つの弦楽器のためのディアローゴ
フランシシェク・リリウス:私の心は喜び
ジョヴァンニ・ヴァレンティーニ:5声のソナタ
パウル・シェーファー:主に向かいて喜びの声をあげよ (1645)
トビーアス・ツォイチュナー:主が汝に天の露を (1656)
マルコ・スカッキ:おお死よ、お前を信じてはならぬ
ジョヴァンニ・レグレンツィ:ソナタ第7番「ラ・ドナータ」
クラート・ビュトナー:天の喜びは (1654)
タルクィニオ・メルーラ:歌劇「ペガーソ」〜わが最愛のイエス (1641)
フィリップ・フリードリヒ・ブフナー:ソナタ
第14番〜2本のヴァイオリンとファゴット (1662)
マルティン・マイヤー:聖なるかな、万軍の神 (1676)
ステファン・マクラウド(指)
リ・アンジェリ・ジュネーヴ、
コンチェルト・パラティーノ、
ヴロツワフ・バロック・オーケストラ

録音:2016 年 4月17-19日/国立ヴロツワフ音楽フォーラム(ポーランド)
現在ポーランド第4の年ヴロツワフは、かつてブレスラウという名のドイツの大都市でした。この街にはプロテスタントのドイツ人、カトリックのポーラ ンド人が住み、さらに宮廷楽師として招かれたイタリア人作曲家が活躍していました。その結果多彩な音楽が展開する興味深い文化が展開されました。こ のアルバムには同地で活躍した作曲家たちの様々な作品を集めています。
バッハ・コレギウム・ジャパンへの客演でもお馴染みのバス歌手ステファン・マクラウドが結成した古楽声楽アンサンブル、リ・アンジェリ・ジュネーヴ。 彼らが古楽器オーケストラのヴロツワフ・バロック・オーケストラと美しい世界を創り上げていますが、嬉しいのはブルース・ディッキー率いる古楽金管ア ンサンブル、コンチェルト・パラティーノが参加していること。深みのあるトロンボーンとサックバットの威力健在で酔わされます。 (Ki)

KLANGLOGO
KL-1524(1CD)
NX-B03
初期鍵盤音楽の偉人たち
アントニオ・デ・カベソン:騎士の歌による変奏
ジョン・ブル(1562-1628):イン・ノミネ XII
 前奏曲とイン・ノミネ XI
スヴェーリンク(1562-1621):涙のパヴァーヌ SwWV328
 半音階的幻想曲 SwWV258
フレスコバルディ:トッカータ 第10番(トッカータ集 第1巻より 1615年)
 トッカータ 第9番(トッカータ集 第1巻より 1615年)
 パッサカリアによる100のパルティータ(トッカータ集 第1巻改訂版より
1637年)
カスパール・ケルル(1627-1693):音列配列理論によるリチェルカータ
 組曲 ヘ長調【アルマンド/クーラント/サラバンド/ジーグ】
 パッサカリア
アグネス・ラトコ(ハープシコード)
ハンス・ルッカース2世製 コルマー1624年…2000年Titus Crijnen復元モデル

録音:2016年8月27-28日
16世紀から17世紀にかけて著しい発達を遂げた鍵盤楽器。楽器の発展に伴い、演奏技巧の幅も広がり、作曲家たちは 競うかのごとく演奏困難な作品を作り上げ、一つの主題をもとにした変奏曲や、速い走句やパッセージに彩られたトッカータ などが数多く生まれました。このアルバムにはルネサンス末期から初期バロックの時代に書かれた鍵盤作品を収録。アグネス・ ラトコの演奏で、当時最も影響力があったとされるカベソンや、スヴェーリンク、フレスコバルディ、そして優れたオルガニストで あったケルルの作品まで、時代の変遷を追いながら多彩な作品を聴くことができます。

TYXart
TXA-18105(1CD)
フルートのための24の幻想曲
テレマン:無伴奏フルートのための12の幻想曲
※第6番はマックス・デ・ワーデナー(1972-)、
 第10番はミシャ・ムロフ=アバド(1991-)との合作
ダニ・ハワード(1993-):Two and a half Minutes to Midnight
アラスター・ペンマン(1988-):Mirrored Lines
オリバー・C・リース(1990-):bendy broken telemann no. 3
レオ・チャドバーン(1978-):Si la passion pour les plantes exotiques
宮地文子(1979-):Air
アルネ・ギーショフ(1988-):Entr’acte
ロナルド・コープ(1951-):Meditation and Gigue
モーリッツ・エッゲルト(1965-):Fantasia in Stereo
フランク・ザベル(1968-):...fizzling out...
コリン・マシューズ(1946-):Meditation after Telemann: 12. Fantasie
タベア・デブス( リコーダー)

録音:2017年10月
2017年、テレマン没後250年を記念して書かれた、新たな「無伴奏フルートのための12の幻想曲」。12人の作曲家がそれぞれテレマンの幻想曲 を素材とし発展させたもので、テレマンの作品と交互に演奏されることにより「24の幻想曲」が出来上がります。なお、第6番と第10番はテレマンの 書いた楽章と現代作曲家の書いた楽章が組み合わさった作品となっています。リコーダー1本で奏でる小宇宙をお楽しみください。 (Ki)

Passacaille
PAS-1045(1CD)
イグナツィオ・チッリ:ヴァイオリンとチェンバロのための6つのソナタ集 Op.2
ソナタ ヘ長調/ソナタ ト長調
ソナタ ハ長調/ソナタ ニ長調
ソナタ イ長調/ソナタ 変ロ長調
セジョーネ・アウレア
[ルカ・ジャルディーニ(Vn)、フィリッポ・パンティエーリ(Cemb)]

録音:2017年
イグナツィオ・チッリ(1711-1787)はイタリアのオルガニスト及び作曲家で、モーツァルトに対位法を教えた作曲家、ジョヴァンニ・マルティーニの 友人でもあります。作品を取り上げられる機会は少なく、ほぼ無名の作曲家と言って良いでしょう。彼の「作品2」はヴァイオリンとチェンバロが対等に 扱われたソナタ集。二人の奏者が細やかで親密な会話を繰り広げます。屈託のないリズミックな音型が楽しく、バロックと古典の狭間を軽やかに跳ね回る ような音楽です。チェンバロが左右に大きく広がる特徴的な録音もとても印象的。 (Ki)
Passacaille
PAS-1046(1CD)
エマヌエレ・バルベッラ:2つのヴィオラのための6つの二重奏曲集 ステファノ・マルコッキ(Va)
シモーネ・ラーギ(Va)

録音:2017年
エマヌエレ・バルベッラ(1718-1777)はナポリ生まれの作曲家。ヴァイオリニストとしても有名で当時ヨーロッパ中にその名を知られていた存在です。 生誕300年記念として二人のヴィオラ奏者が彼の二重奏曲を演奏。忘れられた魅力的な作曲家を今一度世に問います。みごとな弦楽器書法で、2声イン ヴェンション的な掛け合いから重音を駆使した聴き応えのあるフーガまでとても充実した音楽が展開されます。残響豊かな録音も手伝って、緩徐楽章では たいへん美しい響きに包まれます。 (Ki)

Stradivarius
STR-37090(1CD)
コンメーディア!コンメーディア!」〜16、17 世紀の様々な楽しい音楽
作者不詳(16 世紀):大公のバッロとショルタ
作者不詳(16 世紀):どうなるのか、どうならないのか
ザネッティ:ラ・マントヴァーナ
ジュゼッピーノ・デル・ビアド:逃げて逃げて
カピローラ:フランス風パドアーナ
ヴェッキ:出産をする時は
バルベッタ:ベルガマスカ
ウィラエルト:意地の悪い老婆たちよ
作者不詳(16 世紀):王のパドゥアーナ
ウィラエルト:ああ私の甘い人生
カローゾ:天のユリ
アッザイオーロ:この道を通る者は
ルイス・デ・ナルヴァエス:皇帝のカンツォーネ
ルッフォ:ラ・ソ・ファ・レ・ミのカプリッチョ
ジョスカン・デ・プレ:千々の悲しみ
ホルボーン:選択
アッザイオーロ:君に歌を歌ってほしい
オルランド・ディ・ラッソ:私のいとしい人よ
ジャヌカン:ある娘がいました
モンティ:ラ・ロマネスカに基づく即興
フェラーリ:恋する男たちよ、教えてあげよう
ロック:アリアとサラバンダ
カレスターニ:すっかり美しい娘さん
作者不詳(17 世紀):人生のパッサカリア
アッカデミア・ストルメンターレ・イタリアーナ
【エレナ・ベルトゥッツィ(S)/ルイージ・ルポ(Fl)/ダヴィデ・モンティ(Vn)/クラウディア・パゼット(ヴィオラ・ダ・ガンバ) /ベアトリーチェ・ポルノン(リュート,キターラ)/ アルベルト・ラージ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)/ スビブ(打楽器)/ロレンツォ・バッソット(語り)】

録音:2017年2月21-24日,7月26,27日
イタリアの古楽アンサンブル、アッカデミア・ストルメンターレ・イタリアーナによるコンメーディ ア!コンメーディア!と題されたCD。16、17 世紀の様々な楽しい音楽を集めている。アッカデ ミア・ストルメンターレ・イタリアーナはヴェローナを拠点として活動し、1991 年からアルベルト・ ラージが音楽監督を務めている。

COL LEGNO
COL-16001(1CD)
NX-B05
Monkeyfish
カプスベルガー(1580-1651):キタローネのためのタブラチュア曲集 第4巻 - カナリオ(リュートと打楽器編)
ベネデット・フェラーリ(1603-1681):さまざまな音楽集 第2巻 - この世から消え去りたい
カスタルディ(1580-1649):甘美なるは我が犠牲の日々
ピッチニーニ(1566-1638):リュートとキタローネのためのタブラチュラ曲集 第1巻 - ラ・フォリアによる変奏的パルティータ
伝承曲:ユマ
カプスベルガー:ヴィラネッラ第4巻 - コラシオーネ
ダヴィッド・ベルクミュラー/トビアス・シュタインベルガー:ジーベン
カプスベルガー:ヴィラネッラ第4巻 - パッサカリア
メールラ(1595-1665):オラトリオ「軽率なクルティオ」 Op. 13 - 子守歌による宗教的カンツォネッタ
カプスベルガー:キタローネのためのタブラチュア曲集 第4巻 - トッカータ第2曲 「アルペッジータ」(リュートと打楽器編)
ベルクミュラー/シュタインベルガー:ミズハー
作者不詳:セ・ダモール
スフェッライナ(アンサンブル)
【メンバー】
テヒラ・ニーニ・ゴルトシュタイン(歌)
トビアス・シュタインベルガー(フレームドラム、パーカッション、メロディカ)
ダヴィッド・ベルクミュラー(キタローネ、シターラ・スパニョーラ)
2012年に創設されたアンサンブル「スフェライナ」のユニークなアルバム。 アンサンブル名の「Sferraina」とはカプスベルガーの作品のタイトル。言葉の持つ意味を表すのは本当に難しく、現代でいう 銅板彫刻でもあり、歌い手でもあり、打楽器の仲間かもしれません。 この言葉と同じくらい、カプスベルガーの時代の音楽を表現するのは難しく、「スフェライナ」のメンバーたちは初期バロック期の 音楽の表現に対して、独自の視点からのアプローチを試みました。 彼らはオリジナルの作品に現代的な要素を融合させ、魅惑的な音楽を作り出しています。 ちなみにアルバムタイトルの「Monkeyfish」とはダルマオコゼのことです。

DIVOX
CDX-71401(1SACD)
NX-B04
ミコワイ・ジェレンスキ(1550頃-1615頃):Rosarium Virginis Mariae 聖母マリアのロザリオ
Mysteria Gaudiosa 喜びの神秘
1.オルガンのための前奏曲 - Annuntiatio:Ecce virgo concipie 2声
2.Visitatio:マニフィカト 12声
3.Nativitas:ファンタジア 3声
4.Presentation at the Temple:「Responsum accepit」独唱
5.Finding of Jesus: 「天は喜び」8声

Mysteria Dolorosa 悲しみの神秘
6.Agony in the Garden:「In monte oliveti」5声
7.Scourging at the Pillar: 「Per signum crucis 」4声
8.Crowning with Thorns:ファンタジア 2声
9.Carrying of the Cross:「Quotiescumque manducabitis」4声
10. Crucifixion and Death:「Adoramus te, Christe」4声

Mysteria Gloriosa 栄光の神秘
11.Resurrection:「Surrexit Dominus」5声
12.Ascension
:「Psallite Domino」5声
13.Descent of the Holy Spirit:「Factus est repente」8声
14.Assumption of Mary:ファンタジア 3声
15.Coroantio:「Assumpta es Maria」8声

16.讃歌「O Gloriosa Domina 栄えある聖母よ」5声
パヴェル・ヴォイタシエヴィチ(ソプラニスタ)
アレクサンダー・クーナハ(T)
アルトゥール・ヤンダ(Bs-Br) 他
「ラ・テンペスタ」
ワルシャワ・アーリー・ミュージック・アンサンブル
ヤコブ・ブルジンスキー(指)

録音:2014年7月21-24日
16世紀ポーランドで活躍した音楽家ミコワイ・ジェレンスキ。カトリック教会のオルガニスト、作曲家で、作品に見られる華やか さからローマで学んだという説もありますが、詳しい生涯は知られていません。 この「聖母マリアのロザリオの祈り」はカトリック教会の中で最も重要であり、また最も普及している一連の祈り。イエスの生涯 を思いながら、聖母マリアの取次によって、世界の平安を祈るもので、偉大な芸術家たちにも多くのインスピレーションを与 え、現代にも受け継がれています。 このロザリオは中世ヨーロッパで唱え始められ、正式な祈りの方法は16世紀になって、聖ドミニコが確立させたとも、教皇ピウ ス5世が確立したともいわれています。どちらにしても、ジェレンスキはこの秩序に従い、祈りの順序に従って感動的な音楽を 書いています。 アンサンブル「ラ・テンペスタ」の創始者、指揮者ブルジンスキーは、この時代の音楽のスタイルを深く研究し、当時の音を再 現しながらも、豊かな響きを追求しています。

Hyperion
CDA-68257(1CD)
ビバンコ:ミサ曲 「イエスの昇天」
深き淵より
我がハープは悲しみの音に変わり
恋人よ、さあ、立って
マリアは天に昇らされたまいぬ
おいで、おいで恋人よ
第1旋法によるマニフィカト
デ・プロファンディス、
ロバート・ホリングワース(指)

録音:2017年月3日−5日、セント・ジョージ教会(チェスタートン、ケンブリッジ)
イ・ファジョリーニやケンブリッジ・タヴァナー合唱団のメンバーとして活動したマーク・ドゥーリッシュによって2011年に結成されたルネサンス音楽専門の男声合唱団、デ・プロファンディス。
ベルナルディーノ・デ・リベーラの知られざるモテット集(CDA-68141)に続く第2弾は、ビクトリアと同時代に活躍し、セゴビア大聖堂、アビラ大聖堂、サラマンカ大聖堂などの楽長を歴任したスペインの作曲家、セバスティアン・デ・ビバンコのミサ曲&モテット集。
デ・プロファンディスは、これまでアンドルー・パロット、アンドルー・カーウッド、ジェフリー・スキッドモアなど古楽界をリードする世界的アーティストたちが指揮しており、今回の録音では、イ・ファジョリーニの創設者、ロバート・ホリングワースが重厚な男声ポリフォニーを率いています。

Signum Classics
SIGCD-520(1CD)
ラッスス:シビュラの預言
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお, 魂の牧者よ、三位一体のために
エリオット・コール:あなたがいちじくの木の下にいるのを見た
ガリカントゥス、
ガブリエル・クラウチ(ディレクター)

録音:2016年10月24日−26日、聖マイケル教会(ハイゲート、ロンドン)
ガリカントゥスは、ガブリエル・クラウチ、クリストファー・ワトソンなど、タリス・スコラーズ、キングズ・シンガーズ、テネブレでの演奏経験を持つ名歌手たち構成されるイギリスの男声ア・カペラ・グループ。
キリストの到来を伝えた古代の巫女(シビュラ)の預言をテキストにした「シビュラの預言」は、半音階進行の技法、ムジカ・レゼルヴァータ様式を用いたラッススの初期の傑作です。

Linn
CKD-518(1CD)
バード:鍵盤作品集
前奏曲 MB12/ファンタジア MB13/前奏曲 MB1/グラウンド MB9/グラウンド MB43/パヴァンとガリアード MB16/ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ MB64/ド・ミ・レ MB65/ファンタジア MB62/涙のパヴァン MB54/前奏曲 MB24/ファンタジア MB25/鐘 MB38
リチャード・エガー(Cemb)
※使用楽器:ジョエル・カッツマン(アムステルダム、1991年製/ルッカース1638年製モデル)

録音:2017年1月18日−20日、メノナイト教会(ハールレム、オランダ)
傑出した古楽系鍵盤楽器奏者として多くの名録音を生み出してきた英国古楽界の巨匠リチャード・エガー。エンシェント室内Oを始め指揮者としての活動もますます充実させているエガーは、Linn Recordsにはスコットランド室内管やスコティッシュ・オペラの指揮、パメラ・トービーの伴奏などで録音を残してきましたが、ついにLinn Recordsでは初となるソロ・レコーディングが登場。
無限の想像力、複雑なリズム、色とりどりに変化するテクスチュア。イギリス・ルネサンスの巨匠ウィリアム・バード(c.1540−1623)の革新的な鍵盤音楽を、リチャード・エガーの優雅で洗練されたパフォーマンスでお贈りします。

ACCENT
ACC-24343(1CD)
ヴェネツィアのフルート協奏曲集
ヴィヴァルディ:協奏曲 ト短調Op.10-2 『夜』 RV439
ガルッピ:協奏曲 イ短調
ヴィヴァルディ:協奏曲 イ短調 RV440
アルビノーニ:協奏曲 ニ短調 Op.9-2
ヴィヴァルディ:協奏曲 ハ短調 RV441
フランク・トインス(フラウト・トラヴェルソ、ピッコロ、指)
レ・ビュッファルダン

録音:2017 年 10 月 23-25 日/アントワープ、AMUZ
バロック時代、協奏曲作曲家として最も影響力のあったヴィヴァルディ。様々な楽器、様々な組み合わせのために500もの協奏曲を書き、その中心とな る独奏者1人の協奏曲は350を数えます。フルート協奏曲についても先駆者であり、フルートという楽器の可能性に目を付けた最初期の作曲家の一人です。 このアルバムに収録された『夜』は不気味な雰囲気の街に亡霊がざわめく印象的な作品で、史上初のフルート協奏曲集と言われるOp.10の中の1曲です。 ヴィヴァルディ自らが打ち立てた協奏曲様式(リトルネッロ形式と3楽章制)とは全く別の構造をしている点も見逃せません。同時代のイタリアの作曲家、 ガルッピとアルビノーニの作品をカップリング。アルビノーニのOp.9-2は有名なオーボエ協奏曲ですがこのアルバムではフルートで演奏しています。
古楽器アンサンブル「レ・ビュッファルダン」を率いるフルート奏者、フランク・トインスはクイケンにバロック・フルートを学び、アニマ・エテルナ、ラ・ プティット・バンドのアルバムにも参加している名手です。 (Ki)
ACCENT
ACC-24345(1CD)
ヴェネツィア黄金時代、サン・マルコ大聖堂の音楽
G.ガブリエリ:Confitebor tibi Domine
バッサーノ:Viri Sancti
メールロ:Canzon alla francese, dita la Benvenuta
G.ガブリエリ:Miserere mei
 Canzon prima/Vox Domini
A.ガブリエリ:Toccata del nono tono
G.ガブリエリ/パレストリーナ:Ave Maria
A.ガブリエリ:Eructavit cor meum
バッサーノ:Quem vidistis pastores
バッサーノ/パレストリーナ:Veni dilecte mi
バッサーノ:Nativitas tua
G.ガブリエリ:Canzon terza
エティエンヌ・メイヤー(指)
レ・トラヴェルセ・バロック

録音:2017年 7月16-19日、10月19-20日/イタリア、ヴァルヴァゾーネ教会
16〜17世紀のヴェネツィア音楽は声楽・器楽ともに隆盛を極め、「黄金時代」と呼ばれています。その発信源はサン・マルコ寺院であり、ここで楽 長やオルガニストを務めた作曲家がイタリア・バロック音楽の発展を牽引する立役者となりました。そんなサン・マルコ寺院ゆかりの作曲家である、オル ガニストとして活躍したメールロ、アンドレア・ガブリエリ、その甥ジョヴァンニ・ガブリエリ、そしてコルネットの名手として名を馳せたバッサーノの作品 を収録したアルバム。合唱と管楽器、オルガンからなる音楽で、声楽と器楽が互いに呼び交わし掛け合う「コンチェルタート様式」が見られます。 (Ki)

AEVEA
OC-17091(2CD)
エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール:クラヴサン曲集
クラヴサン曲集(1687)
 組曲第1番ニ短調
 組曲第2番ト短調
 組曲第3番イ短調
 組曲第4番ヘ長調
ヴァイオリンでも演奏可能なクラヴサン曲集(1707)
 組曲第1番ニ短調
 組曲第2番ト短調
エリザベッタ・グリエルミン(Cemb)
エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665-1729)はフランス・バロック期の女性作曲家でクラヴサン奏者。5歳にして太陽王ルイ14世の御前演奏 をしたという神童で、当時としては破格に女性作曲家として認められ、パリのオペラ座で作品が上演された最初のフランス人作曲家にもなりました。彼女 はあのダカンの叔母にあたり、クラヴサン曲は少なからずありますが、録音で聴く機会はあまり多くありません。ここではたっぷり2枚、ド・ラ・ゲール の典雅な世界にひたれます。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-047(1CD)
エリザベス・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665-1729):クラヴサン曲集
「ラ・フラマンド(フラマン人の女)」〜クラヴサン曲集第2巻(1707)より
クラヴサン曲集第1巻(1687年頃)より
組曲 ヘ調〔Tocade(熱中)、アルマンド、クーラント、クーラントU、サラバンド、ジーグ、カナリア、メヌエット〕
組曲 ニ調〔プレリュード、アルマンド、クーラント、クーラントU、サラバンド、ジーグ、カナリア、L’Inconstante 移り気な女(シャコンヌ)、メヌエット&ドゥーブル(マリー・ファン・ラインによるドゥーブル)〕
組曲 イ調〔プレリュード、アルマンド、クーラント、クーラントU、サラバンド、ジーグ、シャコンヌ、ガヴォット、メヌエット〕
ラ・フラマンドのドゥーブル(マリー・ファン・ライン編)
マリー・ファン・ライン(Cemb)
17世紀のクラヴサン音楽で、シャンボニエールやクープランと並び称されるべき存在、ジャケ・ド・ラ・ゲールの作品集。今日あまり演奏される機会 のないジャケ・ド・ラ・ゲールですが、彼女が生きた当時、賞賛をほしいままにしていました。彼女の霊感に満ちた作品は、楽器の音域をくまなく使うも のです。1990年生まれのクラヴサン奏者、マリー・ファン・ラインは、アルバム第1弾(EVCD 019)のマレのオペラのチェンバロ編曲版で高評を得ま したが、ここでもジャケ・ド・ラ・ゲールに光を当てた秀逸のプログラム。ライン自身がジャケ・ド・ラ・ゲールのスタイルを模して書いたドゥーブル(変奏) を自身演奏しているなど、研究にも裏打ちされた説得力抜群の演奏を披露しています。 (Ki)

CLAVES
50-1809(1CD)
ニコラ・キャプロン(c1740-1784):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集第1巻
ソナタ第1番 イ短調
ソナタ第2番 変ロ長調
ソナタ第3番 ト短調
ソナタ第4番 ニ長調
ソナタ第5番 ハ長調
ソナタ第6番 変ホ長調
アン・ルー(Vn)、
マリーアンヌ・リー(Vc)、
リオネル・デミュール(Cemb)

録音:2016 年10月/サクソン(スイス)
18世紀後半にフランスで活躍したヴァイオリニストで作曲家のニコラ・キャプロンのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集第1巻がリリースされま す。ヴァイオリンの名手ならではの技巧を織り交ぜたキャプロンの作品は当時としては高音域まで旋律が書かれており、華やかさを演出しております。 カナダ出身のアン・ルーはローザンヌ音楽院にてピエール・アモイヤルに、ロッテルダム音楽院にてジャン・ジャック・カントロフにそれぞれ師事をし、 その後は古楽を学びました。優美な演奏が魅力です。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0476(1CD)
NX-B03
マヌエル・カルドーソ(1566-1650):第2旋法によるミサ曲 他
1.カルドーソ:8声のマニフィカト…初録音
2.デ・ブリト:サンクタ・マリア…初録音
3.ロペス・モラゴ:Commissa mea pavesco…初録音
4.カルドーソ:第2旋法によるミサ-第1曲:キリエ…初録音
5.カルドーソ:第2旋法によるミサ-第2曲:グローリア…初録音
6.カルドーソ:Ecce mulier Chananea
7.カルドーソ:第2旋法によるミサ-第3曲:クレド…初録音
8.作者不詳:Obra de Segundo Tom…初録音
9.カルドーソ:Aquam quam ego dabo
10.カルドーソ:第2旋法によるミサ-第4曲:サンクトゥス…初録音
11.カルドーソ:第2旋法によるミサ-第5曲:ベネディクトゥス…初録音
12.カルドーソ:Sitivit anima mea…このヴァージョンにて初録音
13.カルドーソ:第2旋法によるミサ-第6曲:アニュス・デイ…初録音
14.カルドーソ:Non mortui…このヴァージョンにて初録音
15.作者不詳:Passo de Segundo Tom…初録音
16.カルドーソ:4声のマニフィカト…初録音
17.マガリャエス:Commissa mea pavesco…このヴァージョンにて初録音
ケンブリッジ・ガートン・カレッジcho…1-2.4-7.9-11.13.16-17
ヒストリック・ブラス・オブ・ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック…1-5.7.10-
14.16-17
ルーシー・モレル(Org)…1-5.7-8.10-13.15-17
ガレス・ウィルソン(指)…1-7.9-14.16-17

録音:2017年7月13-16日
ポルトガルのルネサンス期に活躍したカルドーソのミサ、宗教曲集。カルメル女子修道会のオルガニストとして活躍した彼は、 パレストリーナのポリフォニー様式を踏襲し、厳格な様式による作品を残しましたが、その大部分は1755年のリスボン大地 震とその際の出火によって失われてしまったとされています。彼の合唱作品は複雑な書法と豊かな和声によって書かれていま すが、演奏が困難なせいか、現代の合唱団もあまり取り上げることがありません。このアルバムはカルドーソの「第2旋法による ミサ曲」初録音であり、ケンブリッジ・ガートン・カレッジ合唱団が素晴らしいハーモニーで作品を歌い上げています。

APARTE
AP-175(2CD)
テレマン:9つの祝福された黙想による受難オラトリオ TWV 5:2 ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指、Vn)
フライブルク・バロック・オーケストラ
アンナ・ルチア・リヒター(ソプラノ/信心、信念、シオン〔教会〕)
コリン・バルツァー(テノール/信心)
ピーター ・ハ ー ヴェイ( バ リトン/イエ ス )
ミヒャエル・フェイファー(テノール/ペトロ)
ヘンク・ネーヴェン(バリトン/大司祭)

録音:2017年12月1日、ハンブルク、ライスハレ(ライヴ/テレマン・フェスティヴァル)
テレマンの珍しい受難曲、「9つの祝福された黙想によるオラトリオ」の登場。キリストの最後の日々から復活するまでの物語が主軸となっていますが、 明確なストーリーはありません。そのため、福音史家は存在せず、主な登場人物は、キリスト(6つのレチタティーヴォと6つのアリア)と、「信心」(8 つのアリアと8つのレチタティーヴォ)、そしてキリストを激しく糾弾するアリアを一つ歌う大司祭など。この作品に関してはまだまだ知られていないことも 多いですが、1719年に着手され、1722年3月19日、聖金曜日に先立つ月曜日に初演されたという記録が残されています。その後も何度も再演され ており、おそらくは18世紀でもっとも多く演奏された受難曲だったのではないかとされています。声楽とオーケストラによる明確なアンサンブルが、テレ マンが、絶妙な器楽書法によって歌唱陣が歌うテキストを際だたせるように作ったこの作品の魅力を存分に引き出しています。クラリネットの先祖の音色は 木管セクションの音色の幅をふくらませ、作曲家のイマジネーションの豊かさを私たちに示しています。テレマン、そして物語の人間性が見事にクローズアッ プされた、貴重な演奏となっています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902272(1CD)
ビクトリア: 聖木曜日のためのリスポンソリ
聖金曜日のためのリスポンソリ
聖土曜日のためのリスポンソリ
スティレ・アンティコ

録音:2017年 2月
復活祭前の一週間はキリスト教にとって特別な期間で、古来様々な音楽が書かれてきました。ア・カペラの人気声楽アンサンブルが今回収録したのは、 16世紀スペインの巨匠トマス・ルイス・デ・ビクトリアによる聖週間のための音楽。スペインのルネッサンス期の偉大なるポリフォニー作曲家としての真 価を問う素晴らしい録音となっております。 (Ki)


ALIA VOX
AVSA-9856
(2SACD)
仕様変更
東洋への道〜音楽で辿るザビエルの生涯
CD1]人文主義のヨーロッパ 
1.フランシスコ・ザビエルの誕生と幼年時代 
2.フランシスコ・ザビエルの青年時代 
3.パリ大学での勉学 
4.イタリアとイエズス会の創設 
5.リスボンからアフリカとインドへ 
[CD2]日本へ到着 
6.文化の新しい世界 日本へ到着 
7.中国の閉ざされた扉へ
ジョルディ・サヴァール(指)
エスペリオンXXI
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ

録音:2006-2007年
※ブックレットに日本語は含まれません
アリア・ヴォックスのベストセラー「東洋への道」。これまで日本語つきのAVSA.98569および帯付のKDC.5054で販売させていただいておりました が、いずれも廃盤となります。今後は日本語訳を含まない当盤でのみの流通となります。(ジャケットには日本語表記もございますが、ブックレットには日 本語は含まれません)。楽曲は変わりませんが、日本語訳無しの当バージョンを新譜としてご案内します。
黄金時代のイベリア半島に生を受けた、日本とかかわりの深いスペイン、バスク地方の聖人フランシスコ・ザビエル。彼の生誕500年(2006年)に 録音されたこのCDブックは、彼が経験した様々な音楽世界を、その足跡を辿って訪れる音のドキュメンタリーです。解説前文でサヴァール(カタルーニャ 語の発音通り「サバイ」と表記される)が詳しく述べているように、ザビエルの人生を音楽によって説明するのではなく、音楽自身が歴史的事件を語り、 その場の魂と雰囲気を示してくれます。 また、その時代を代表する文章、その時代の音楽についての記事、彼の手紙の抜粋を収載することで、彼が東洋への道程で出会い、現在も生きている音 楽文化を紹介する、音と言葉による壮大な伝記ともなっています。録音全体を統一する役割を果たしている「オ・グロリオサ・ドミナ」は、16 世紀スペ インの作曲家に好まれたスペイン地方独自の賛歌で、長崎の隠れキリシタンに伝わる歌おらしょ「ぐるりよざ」の原型と推定されているもの。近年サヴァー ルが指向する主題である「異なる文化の邂逅と和解」にもつながる太い縦糸となっています。 (Ki)

Naive
OP-30568(1CD)
18世紀前半のイタリア・バロック作品集
マスチッティ(1670-1736):コンチェルト ホ短調 op.7-2(1727)
カルダーラ(1670-1736):シンフォニア(アーベルの死)(1732)
ヴィヴァルディ(1678-1741):コンチェルト ニ長調 op.12-3/ RV124(1729)
ドゥランテ(1684-1755):4声のコンチェルト ト短調
ジェミニアーニ(1687-1762):4声のソナタ(コンチェルト・グロッソop.3-3 ホ短調)(1732)
ロカテッリ(1695-1764):葬送シンフォニア「ローマで行われた彼の婦人の葬儀のための」(1725)
ガルッピ(1706-85):4声のコンチェルト ト短調
プニャーニ(1731-1798):弦楽のためのシンフォニア 変ロ長調
リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb、指)
ボリス・ベゲルマン、アントニオ・デ・セコンディ(Vn)
エットーレ・ベッリ(Va)
マルコ・チェッカート(Vc)
ルカ・コーラ(Cb)
ウゴ・ディ・ジョヴァンニ(テオルボ)

録音:2017年10月28-31日、ローマ
アレッサンドリーニが紡ぐ、イタリア・バロックへのみずみずしいオマージュ。マスチッティ(1670-1736)、カルダーラ(1670-1736)、ヴィヴァル ディ(1678-1741)、ドゥランテ(1684-1755)、ジェミニアーニ(1687-1762)、ロカテッリ(1695-1764)、ガルッピ(1706-85)、そしてプニャーニ (1731-1798)という、18世紀前半に活躍したイタリア作曲家らによる、ソリストを伴わない4部のアンサンブル作品を集めました(そのためコレッリや スカルラッティらは含まれていません)。2012年にリリースされた「1600」(OP 30531)の続編的なアルバムです。
18世紀、イタリアの作曲家たちは、母国から遠くにある宮廷や教会から請われて、移住してその地で仕えることが多くありました。イタリアの作曲家たちは、 オペラからのレガートなメロディのスタイルを異国の地にもたらし、さらにその地のスタイルを吸収し、独自のスタイルを築きました。たとえばマスチッティ もその一人。1670年にイタリアに生まれ、1709年にパリに移り、そこで生涯を終えた彼は、このディスクに収められている作品のガヴォット楽章などに 見られるように、フランス・スタイルを取り入れつつも、祖国イタリアのカンタービレなスタイルも彷彿とさせる作風が魅力。プニャーニはクライスラーの「プ ニャーニの様式による前奏曲とアレグロ」でもその名を残しています。トリノに生まれトリノで没していますが、優れたヴァイオリン奏者として各地を旅し、 音楽スタイルが古典派へと向かう時期の新旧の音楽スタイルの伝道師としての役割も果たしました。 アレッサンドリーニの慧眼のプログラミングに感じ入るとともに、多様性に満ちた音楽作品を極上の演奏でたのしめる贅沢な1枚となっております。 (Ki)

Glossa
GCD-923602(1CD)
シャルパンティエ:歌劇 「オルフェウスの冥府下り」 H.488 シリル・オヴィティ(オルフェウス)、アンサンブル・デマレ、ロナン・カリル(チェンバロ、オルガン、ディレクター)、セリーヌ・シェーン(ユリディス)、エティエンヌ・バゾラ(プリュトン)、フロリアヌ・ハスラー(プロセルピーヌ)、マイリス・ドゥ・ヴィユトレイ(ダフネ)、ヴァージル・アンスリー(アポロン&ティティ)、ジャンヌ・クルーソー(オイノーネー)、ダグマール・サスコヴァ(アレテューズ)、ケヴィン・スケルトン(イクシオン)、ギヨーム・グティエレス(タンターレ)、フランソワ・ニコラ・ジェスロ(オート・コントル)、ダヴィッド・ヴィトチャク(Bs)

録音:2017年6月&7月、ポワシー劇場(フランス)
クリストフ・ルセ&レ・タラン・リリク、ウィリアム・クリスティ&レザール・フロリサンとの共演、特にフランスのバロック・オペラで目覚ましい活躍を見せ、世界屈指のフランスのオート・コントル(ハイ・テナー)として、その名を響かせるシリル・オヴィティ。シャルパンティエの「ル・シッドのスタンスによるエール」を含む「エール・ド・クール集」(GCD 923601)でも美しい歌声を披露したシリル・オヴィティのGlossa第2弾は、ロナン・カリル率いる"アンサンブル・デマレ"との共演による、マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643−1704)の歌劇「オルフェウスの冥府下り」。
アンサンブル・デマレは、フランス・バロックの作曲家、アンリ・デマレの名前を冠し2010年に創設され、フランス全土でコンサートを行い、2013年からはパリのシンガー・ポリニャック財団のレジデント・アーティストを務めています。

Glossa
GCD-923515(1CD)
エルサレム〜ユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒のための巡礼の都市
ユダヤ伝承曲:アドン・ハスリホット(許しの主)
ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ:パレスチナの歌
ユダヤ伝承曲:モレニカ
アルフォンソ10世:これより私は歌いたい、我らを疑いから解き放つため
作曲者不詳:スーラ「戦列」61:13 ― Neva Ceng-i Harbi
ユーダ&エブー=ベキル・アー:Ye’oru libbi / nuhuft Yuruk Semai
ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス:スターバト・マーテル
サロモーネ・ロッシ:ガイヤルド「ノルシーナ」
ステーファノ・ランディ:ディリンディン(歌劇 「聖アレッシオ」より)
カルロ・パッラヴィチーノ:シンフォニア&イン・アモール(歌劇 「エルサレム開放」より/世界初録音)
ジョヴァンニ・レグレンツィ:ベルタ(歌劇 「ジュスティーノ」より/世界初録音)/アントニオ・カルダーラ:Ahi! Come quella(歌劇 「セデチーア」より)
ユダヤ伝承曲:マーオーズ・ツール(砦の岩よ)
ベネデット・マルチェッロ:デッラ・ヴィータ(詩篇第15篇より)
イスラム伝承曲:ガゼル(ヴォーカル・インプロヴィゼーション)
ヘンデル:スケルツォ(歌劇 「リナルド」より)
ユダヤ伝承曲:ハレルヤ・アブデイ・アドナイ
メフメト・C.イェシルチャイ(ディレクター)、
ペラ・アンサンブル、
ミハル・エリア・カマル(ヘブライの歌)、
イブラヒム・スアト・エルバイ(スーフィーの歌)、
フランチェスカ・ランバルディ・マッズーリ(S)、
フィリッポ・ミネッチャ(C.T)

録音:2017年3月30日−31日、シュタットハレ・ハイデルベルク(ドイツ)
トルコの民族音楽演奏家、研究家、作曲家として高名なメフメト・ジェマル・イェシルチャイが2005年に創設し、コンチェルト・ケルンやジョルディ・サヴァールのエスペリオンXXIとの共演でも知られるイスタンブールの古楽グループ、ペラ・アンサンブルがGlossaに登場。聖地エルサレムをテーマに、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のそれぞれの音楽を組み合わせるという、まさにイェシルチャイとペラ・アンサンブルならではのスペシャル・プログラム。中東とヨーロッパの楽器のスペシャリストたち、ヘブライの歌、スーフィーの歌、イタリア・オペラの名歌手たちが集い、エルサレムの多様な文化を描きます。

Chandos "CHACONNE"
CHAN-0821(1CD)
テレマン:協奏組曲集
協奏組曲ヘ長調 TWV 54:F1
室内協奏曲ト短調 TWV 43:g3
協奏組曲ヘ長調 TWV 51:F4
テンペスタ・ディ・マーレ、
グウィン・ロバーツ(ディレクター&リコーダー)、
リチャード・ストーン(ディレクター&テオルボ)

録音:2017年10月16日−18日、インディペンデンス・シーポート・ミュージアム(フィラデルフィア、アメリカ)
アメリカ、フィラデルフィアを拠点とするバロック・オーケストラ&チェンバー・プレイヤーズ、"テンペスタ・ディ・マーレ"。ファッシュやヴァイス、バッハの「室内楽版トリオ・ソナタ」、「喜劇と悲劇」シリーズなど、意欲的なレパートリーを披露してきたテンペスタ・ディ・マーレの新録音は、テレマンの没後250周年を記念して録音された協奏曲集。
多くの17世紀のドイツの作曲家がフランス、イタリア、ドイツの様式を巧みに取り入れて音楽を作ったように、テレマンのこれらの音楽にもイタリア風協奏曲、フランス風序曲、そしてポーランドの旋律などが彩り豊かに組み込まれています。

CRD
CRD-3534(1CDR)
セレモニアル・オックスフォード〜ウィリアム・ヘイズ:ジョージ王朝の大学のための音楽
ヘイズ:受難曲より、
 おお主を讃美せよ、
 詩篇第23篇、
 主よ, いつまでお怒りになられるのですか?、
 オルガン協奏曲ト長調
ウィリアム・ワロンド:ヴォランタリー ト長調
ヘイズ:主よ, あなたは世々われらのすみかでいらせられる、詩篇第120篇、ザ・フォール・オヴ・エリコより
 詩篇第100篇
オックスフォード・キーブル・カレッジcho
インストゥルメンタル・オヴ・タイム&トゥルース、
マシュー・マーティン(ディレクター、オルガン)


録音:2017年6月25日−27日、キーブル・カレッジ・チャペル
18世紀前半のイギリスで絶大な存在感を放ったヘンデルから影響を受け、"ヘンデル後"を代表する作曲家の1人となったウィリアム・ヘイズ(1708−1777)。1741年から1777年までの間オックスフォード大学で音楽の教授を務めたヘイズは、オックスフォードのための様々なセレモニー音楽を遺しています。オックスフォード大学キーブル・カレッジの聖歌隊と、2014年に設立された古楽オーケストラ”インストゥルメンタル・オヴ・タイム&トゥルース”(OAE、エンシェント室内管、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ等のメンバーが参加)が、ジョージ王朝時代にオックスフォードの街を彩ったウィリアム・ヘイズの音楽を蘇らせます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

APARTE
AP-166(1CD)

KKC-5863(1CD)
日本語帯・解説付
税込定価
酒井淳が奏でるF.クープラン、フォルクレ
F. クープラン:通奏低音をともなうヴィオール曲集(1728)より「組曲 第1番 ホ短調」
 ヴィオールのための聖歌(趣味の和、または新コンセール、1724年より)
フォルクレ:3つのヴィオールのための作品 (MS 135)〔アルマンド、クーラント、サラバンド〕
 ラ・ジルエット(Vm7 6296)
F. クープラン:通奏低音をともなうヴィオール曲集 (1728)より「組曲 第2番 イ長調」
酒井淳(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
クリストフ・ルセ(Cemb)
マリオン・マルティノー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
イザベル・サン=イヴ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2017年7月4-6日、ギャルリー・ドレ(バンク・ド・フランス(パリ))
注目のガンバ奏者・チェロ奏者・指揮者の酒井淳。2017年1月、「第15回〈齋藤秀雄メモリアル基金賞〉チェロ部門」を受賞し、あらためてその 実力を世に知らしめました。アパルテよりリリースしたフォルクレ作品集(AP 122/ KKC 5619)は、レコード芸術特選ほか、各紙で高く評価されましたが、 このたび、F.クープランを組み込んだプログラムの新譜が発売のはこびとなりました。 F.クープランの1730年の作品カタログには「通奏低音を伴うヴィオールのための作品集」という記載がありましたが、この曲集は出版されることはあり ませんでした。20世紀初頭、’ M.F.C.’ とだけ記名があるヴィオール曲集の楽譜を音楽学者が見つけ、その装飾音の書き方やスタイル、タイトルの付け 方から、これがカタログにも載っていた曲集で、1728年の作品であると特定しました。曲集に「F.C.」とイニシャルしか記さなかったこと、独特の演奏 の難しさがあることから、クープランはこの楽器に親しんではいなかったのでは、という考えもあります。しかし彼の父はヴィオール奏者であり、自身も楽 器を所有していたこと、また、1728年のこの曲集(同年マラン・マレが亡くなっており、「葬儀」と題した楽曲も含まれることから、この曲集はマレに捧 げられたとする説もありますが、だとすれば「トンボー」としたであろうということで、マレに捧げられたものではないとされています)の素晴らしさから、 それは妥当ではないと考えられます。間に挟まれたフォルクレの作品は、散逸していた自筆譜資料からの作品(アントワーヌ、ジャン=バティストのどちら が書いたかは不明)。18世紀初期、イタリア趣味の要素が強い作品となっています。 ディスクを通して、酒井が主旋律(あるいはプルミエ)を奏でています。まず何と言っても酒井が奏でるヴィオラ・ダ・ガンバの雄弁にして美しく、しっと りとした質感の音色が素晴らしい。霊感に満ちた即興的な装飾は、時に妖しさも感じさせます。録音が行われた場所は、F.クープランが住んでいた場所 の近くということで、古の作曲家の息遣いが感じられるなか、録音が行われました。スケールの大きな音楽と、密度の濃い音色、そして酒井の音楽にピタ リと沿ったルセら共演陣による通奏低音、すべてにくぎ付けの1枚です。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10386(1CD)
ロバート・ウッドコック:12の協奏曲集より第1〜3番(6度フルートのための)、第10〜12番(オーボエのための)
ジュゼッペ・サンマルティーニ:リコーダー協奏曲 ヘ長調
シャルル・デュパール:5声の協奏曲 イ長調、ソナタ ホ短調
アンナ・ステグマン(リコーダー)
ゲオルク・フリッツ(Ob)
アンサンブル・オデッセイ
バロック時代のイギリスに生きたロバート・ウッドコック(1690-1728)は画家として名を残す人物です。海や船を好んで絵の題材としました。音楽で 生計を立てることはなかったものの、作曲し、オーボエを演奏、1727年には12曲セットの協奏曲集を発表。当時イギリスで流行していたイタリア・ス タイルの管楽協奏曲で、同時代のヘンデルを思わせる作風です。この協奏曲集から、6度フルートとオーボエの独奏を持つ作品を収録し、サンマルティー ニとデュパールのリコーダー協奏曲をカップリング。爽やかにして技巧的な笛さばきに心が躍ります。
「6度フルート(sixth-flute)」とはバロック時代の一般的なリコーダー(F管アルトリコーダー)から6度高い、D管ソプラノリコーダーのことを指します。 (Ki)

Linn
CKD-568(1CD)
デュファイ・スペクタクル
●歓迎
元日のこの日に(モノフォニー)
あなたは女王、だから喜びなさい/王はあなたの美しさを熱望した
入りなさい、優しい恋人たちよ
●内省
そして確かに(モノフォニー)
私はすべての恋人たちに尋ねる
私はあなたに願います/私のお金が続く限り/とてもいとしい私の恋人よ
私は憐れにも愚痴を言います
ああ、どうしよう? 私はどうなるのだろう?
●厳粛な祝い
元日のこの日に(即興)
おお、聖セバスティアヌスよ/おお、殉教者セバスティアヌスよ/おお、どれほどすばらしい/栄光と栄誉において
もしも顔が青ざめているのなら(デュファイのシャンソンの作者不詳の編曲版)
もしも顔が青ざめているのなら(デュファイのシャンソンの作者不詳の編曲版)
美しい処女よ
ようこそ、トスカナ人の花/あなたがたは今、エトルリアの乙女たち/嘘をつく男たち
ポルティガレ〔ポルトガル起源の音楽〕(デュファイのシャンソンの作者不詳の編曲版)
戦う教会の/聖なる裁定によって/戦争が国民を騒がせる/ガブリエル/これは主の御名である
目を覚ましてうれしい顔をしなさい
栄光の十二使徒よ/あなたの教義によって/キリストのしもべ、アンデレよ
●陽気な祝い
元日のこの日に(即興)
わが喜び、わが愛
あの高貴な顔が
私に何かください、私もあなたに何かあげましょう
元日のこの日に
あなたは戦士なので
元日のこの日に
ゴシック・ヴォイセズ〔キャサリン・キング(Ms)、スティーヴン・ハロルド(T)、ジュリアン・ポッジャー(T)、スティーヴン・チャールズワース(Br)〕、
クレア・ウィルキンソン(Ms)、ジェーン・アクトマン(ビウエラ・ダルコ、フィドル)、アンドルー・ローレンス=キング(オルガン、レガール、ブレイ・ハープ、プサルタリー)、キース・マッゴーワン(ドゥルシアン、ショーム)、エミリー・ホワイト(サックバット)

録音:2016年3月10日−13日、ボックスグローヴ小修道院(ウェスト・サセックス、イギリス)
ゴシック・ヴォイセズは、1980年に音楽学者でもあるクリストファー・ペイジにより設立。11世紀〜15世紀頃までの中世の音楽を専門とし、HyperionやAvieレーベルに20枚超のアルバムを録音。これまで、三度に渡り英グラモフォン賞の古楽部門に輝いている、世界で最も有名な古楽系ヴォーカル・アンサンブルの1つ。
Linn Recordsから発売されるゴシック・ヴォイセズ第2弾は、中世からルネサンス音楽への転換期を生き、ルネサンスの開拓・転換を果たしたブルゴーニュ楽派の巨匠ギヨーム・デュファイ(c.1397−1474)の音楽。
メゾ・ソプラノのキャサリン・キングを始め、タリス・スコラーズのメンバーでもあったジュリアン・ポッジャーやスティーヴン・ハロルドなど、イギリス古楽界の一流歌手によるヴォーカル・アンサンブルが、中世ハープの世界的名手アンドルー・ローレンス=キングをフィーチャー。中世のフィドルや管楽器も交え、デュファイの偉大なモテットと祝祭の音楽を歌います。

ODRADEK RECORDS
SAND-0005(1CD)
(SANCTIANDREE シリーズ)
「ルター派の苦しみの歌」
堅固な城砦に基づく即興
プレトリウス:堅固な城砦
コッター:深い苦しみから
作者不詳:深い苦しみから
ヴァルター:深い苦しみから
レジナリウス:愚か者たちの口は
シャイデマン:愚か者たちの口は
シュッツ:深みから私はあなたを呼びます、主よ
シュッツ:永遠の父である神よ、哀れんでください
ブルーンス:深みから私はあなたを呼びます、主よ
ブクステフーデ:「私たちのイエスの四肢」―足について,膝について
ブルーンス:あなたの涙の流れを止め
トム・ウィルキンソン(指)
ケリー・コンソート
セント・アンドルーズ大学聖救世主礼拝堂cho

録音:2017年5月18日 バーミンガム(Orgfン独奏) 、2017年3月18,20,21日 ダンディー
ルターのコラールに基づいた 16、17 世紀の様々な音楽を集めている。スコットランド、セン ト・アンドルーズの 1413 年創立というセント・アンドルーズ大学の中にある、1450 年建立の聖 救世主礼拝堂 St Salvator's Chapel の合唱団による演奏。600 年の歴史を誇るだけに立派な 演奏である。
ODRADEK RECORDS
VXR-0004(1CD)
(VOX REGIS シリーズ)
「国を追われてEXILED」 〜ピーター・フィリップス(1560/61‐1628)とリチャード・ディリング(1580 頃‐1630)の音楽
フィリップス:今日山で
ディリング:ファンタジア第1 番,パヴァン第4 番,オルメイン第4 番
フィリップス:パジェット・パヴァン,パジェット・ガリャード
ディリング:ファンタジア第2 番,ファンタジア第5 番
フィリップス:1580 パヴァン,フィリップス・パヴァンのためのガリャード
ディリング:イン・ノミネ第2 番
ダウランド/フィリップス:パイパーのガリャード
モーリー/フィリップス:パヴァン,ガリャード
ホルボーン/フィリップス:ガリャード,ノウィルス・ガリャード
ダウランド/フィリップス:パイパーのガリャード
フィリップス:パジェット・パヴァン,パジェット・ガリャード
ディリング:ファンタジア第3 番
フィリップス:アルマンド,大公のエール,祝福されし神の御母
ローズ・コンソート・オブ・ヴィオールズ
アバディーン・キングズ・カレッジcho
デイヴィッド・J.スミスセ(Cemb)

録音:2017年5月29−31日 スコットランド,アバディーン
国を追われて EXILED と題された 1 枚。英国生まれでブリュッセルで亡くなったピーター・ フィリップス(1560/1561―1628)、やはり英国生まれでオランダで長く活躍したリチャード・ディ リング(1580 頃―1630)らの、合唱曲、ヴィオール曲、チェンバロ曲が収録されている。ローズ・ コンソート・オブ・ヴィオールズは英国のヴィオール・アンサンブル。このCD ではトレーブル・ヴ ィオール、テノール・ヴィオール、バス・ヴィオール各2 人の6 人編成となっている。

ATMA
ACD2-2761(1CD)
ダウランド:ラクリメ、または7つの涙 ナイジェル ・ノース(Lute)
レ・ヴォワ・ユメーヌ(ヴィオール・コンソート)
ロンドン生まれのリュート界の巨匠ナイジェル・ノースによるダウランド!パヴァーヌ、ガリアルドなど他のダウランド作品を挟みながら、『涙のパヴァーヌ』 として知られる名作『ラクリメ、または7つの涙』を演奏。闇から悲しみが溢れ出すようなヴィオール・アンサンブルの調べに巻き込まれながらも、答え を見出すべくはじかれるリュートの弦。メランコリックな感覚が支配し、ロマン派の先駆けと言っても過言ではない夢幻的世界が築かれていきます。 (Ki)

Psalmus
PSAL-026(1CD)
シリアのビザンチン聖歌
Allilouia / Innalmar'ah / Bainama / Voici l'epoux qui vient
Ta chambre nuptiale / Alors qu'il s'avancait / La prostituee s'approcha
Ils ont arrache / Simeron krematai / Inna Mousal 'Azim / Innal Malaka
Homelie de Saint Jean Chrysostome / Azzimi yanafsi / Alyawma
Theotoke parthene
マクシモス・ファーメ、
フレデリク・タヴェルニエ=ヴェラス(独唱)
レ・ソリスト・ド・ラ・ミュジーク・ビザンティン他

録音:2003-2010年、フランス
シリア最古の都市のひとつであり最大の都市でもあったアレッポ。旧市街が世界遺産に指定された観光地でもありましたが、2011年から続いた内戦により破壊と虐殺の地となり廃墟と化してしまいました。
「オリエントのビザンチン聖歌」(PSAL 001)、「ビザンチン聖歌 Vol.1 聖週間」(PSAL 007)、「ペトロス・ベルケティス:神の御母なる生神女の為の聖歌集」(PSAL 013)からの抜粋。ブックレットも付かない仕様ですがフルプライス商品です。
Psalmus
PSAL 028(1CD)
クロード=ベニーニュ・バルバトル(1724-1799):オルガンの為のノエル集
オルガンの為の前奏曲とフーガ
クリスマスがやって来る [A la venue de Noel]
オルガンの為のデュオ
ヨセフは良き妻を娶りぬ [Joseph est bien marie]
オルガンの為のフーガ
さて、マリアがわれらに言うには [Or nous dites Marie]
家畜に草を与えよ [Laisses paitre vos betes]
オルガンの為のデュオ
陽気な羊飼いたちはどこへ行く [Ou s'en vont ces gais bergers]
オルガンの為のグラン・ジュ
小さな天使 [Il est un petit ange]
オルガンの為のトリオ
イエスがクリスマスにお生まれになった時 [Quand Jesus naquit a Noel]
 (オルガンの為の)
オルガンの為のエール
シャトルの全市民 [Tous les bourgeois de Chatres]
オルガンの為のデュオ
御身の慈愛、大いなる神 [Votre bonte Grand Dieu]
ポーリーヌ・クンドゥノ=シャベール(Org)

録音:2015年4月、組合教会、サン=フェリックス=ロラゲ、オート=ガロンヌ県、フランス
使用楽器:1781年、グレゴワール・ラビニー製(1996年、ピエール・ヴィアル修復)
クロード=ベニーニュ・バルバトルは国王ルイ15世・16世の時代にパリで活躍したフランスの作曲家・オルガン奏者・チェンバロ奏者。ノートルダム大聖堂のオルガニスト、マリー・アントワネットのチェンバロ教師等を務める等権勢を誇りましたが革命によりそれらの地位を失い貧困のうちに没しました。
ポーリーヌ・クンドゥノ=シャベール(1983年生まれ)はサン=モール=デ=フォッセ地方音楽院でエリク・ルブリュンに、トゥールーズ音楽・舞踊高等研究センターでミシェル・ブヴァールおよびヤン・ウィレム・ヤンセンに師事したフランスのオルガン奏者。
Psalmus
PSAL-029(1CD)
暁の星〜聖母の為の典礼歌集
カルトジオ会聖歌:Ave maris stella
グレゴリオ聖歌:Alleluia Tota pulchra
モサラベ聖歌:Gloriosae Virginis Mariae / Alleluia Nativitas tua
マグダリス(1932-2013):Le Seigneur m'a creee
カルトジオ会聖歌:Meditatio cordi mei / Concupivit Rex decorem tuum
 Alleluia Paratum cor meum / Domine Deus / Qui meditabitur
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):O splendidissima gemme
グレゴリオ聖歌:Puer natus est nobis
マグダリス:Heureuse la Vierge Marie / Je vis la Cite sainte
イタリア=ビザンチン聖歌:Theotoke Parthene
マグダリス:Toutes les generations
ビスカヤ地方のバスク聖歌:Agur Maria
マリア・ステリャ・マトゥティナ修道女cho

録音:2017年7月16日
マリア・ステリャ・マトゥティナ修道女合唱団は2014年、スペイン・バスクのサン・セバスティアン教区に創設されたグループ。フランスの古聖歌研究家フレデリク・タヴェルニエ=ヴェラスの学術的サポートを得て活動しています。マグダリス(Magdalith)はユダヤ系フランスの音楽家。シャンソン歌手として活動した後、1975年に修道院に入り、グレゴリオ聖歌にインスパイアされたフランス語の典礼歌を多数作曲しました。

ENCELADE
ECL-501E(1CD)
ジョヴァンニ・バッサーノ(1558頃-1617頃):器楽アンサンブルの為のリチェルカーレ集
シュザンヌはある日 [Susanne un jour]
リチェルカータ第1番 [Ricercata prima]
ファンタジア 8 [Fantaisie]
私の甘美な恋人 [Caro dolce ben moi]
リチェルカータ第2番 [Ricercata secunda]
御身はすべてが美しい [Tota pulchra es]
元気溌剌 [Frais et gaillard]
リチェルカータ第3番 [Ricercata terza]
ファンタジア 5 [Fantaisie 5]
別れは死ぬほどつらくとも [Ancol che col partire]
リチェルカータ第4番 [Ricercata quarta]
ファンタジア 11 [Fantaisie 11]
恋は長くは続かない [Oncques Amour]
リチェルカータ第5番 [Ricercata quinta]
陽気な羊飼い [Ung gay bergier]
リチェルカータ第6番 [Ricercata sesta]
ファンタジア 20 [Fantaisie 20]
祝されたり [Benedicta es]
ファンタジア 17 [Fantaisie 17]
リチェルカータ第7番 [Ricercata settima]
ばら [La Rose]/ファンタジア 18 [Fantaisie 18]
リチェルカータ第8番 [Ricercata ottava]
ラ・ギルド・デ・メルスネール・レユニ
[エルザ・フランク(リコーダー、バッサネッロ、ドゥルツィアン)
アドリアン・マビール(リコーダー、コルネット[ツィンク]、ディレクター)
ジェレミー・パパセルジョ(リコーダー、ボンバルダ、ドゥルツィアン)
フランソワ・ラゼレヴィッチ(フラウト・トラヴェルソ)
サンドリーヌ・デュペ(Vn)
カロリーナ・ヘルツィヒ(ハープ、チェンバロ、オルガン)
マルク・ヴォルフ(アートリュート)
ジャン=リュック・オー(チェンバロ、オルガン) ]
ジョヴァンニ・バッサーノはヴェネツィア楽派の作曲家で、コルネット(ツィンク)をはじめとする木管楽器の演奏家。既存のポリフォニー声楽曲を器楽で演奏する際の即興的装飾法(ディミニューション)を確立したことで知られています。ラ・ギルド・デ・メルスネール・レユニはフランスのコルネット(ツィンク)奏者アドリアン・マビール(1985年生まれ)が主宰するピリオド楽器アンサンブル。

Audax Records
ADX-13715(1CD)
技巧的なソロ・ヴァイオリンを伴うドイツのカンタータ集
ビーバー:われは喜びに満ちたり、主が家を建てられるのでなければ
ヨハン・クリストフ・バッハ:おお神よ, 汝はいかにして怒り
 ああ, 私の頭が水で満ちていたら
パッヘルベル:ああ主よ, わたしに敵する者のいかに多いこと
ブルーンス:わが心は整えり
ダニエル・エーベルリン:私はイエスのすべての苦難の中に建てたい(世界初録音)
ナウエル・ディ・ピエロ(Bs)、
ヨハネス・プラムゾーラー(バロックVn)、
クリストファー・パーヴェス(Br)、
アンドレア・ヒル(Ms)、
ホルヘ・ナバーロ・コロラド(T)、
アンサンブル・ディドロ
17世紀後半のドイツ、バッハの父親の従弟であるヨハン・クリストフ・バッハや、ビーバー、パッヘルベル、ブルーンスといった大バッハの1つ上の世代の作曲家たちによって作られた、華麗な独奏ヴァイオリンをフィーチャーしたカンタータ集。
アルゼンチン生まれのバス、ナウエル・ディ・ピエロの豊かな低音と、プラムゾーラーの鮮やかなバロック・ヴァイオリンの音色が見事に絡み合い、アンサンブル・ディドロと極上のアンサンブルを奏でます。
Audax Records
ADX-13713(1CD)
ヴァイス&ハッセ:リュート・ソナタ集
ヴァイス:リュート・ソナタ ニ短調 SW.35、
 パッサカリア
ハッセ:リュート・ソナタ イ長調(世界初録音)、
 リュート・ソナタ 変ホ長調(世界初録音)
ジャドラン・ダンカム(リュート)

日本語解説付き
ジャドラン・ダンカムは、イギリス、クロアチア、ノルウェー系のバロック・ギター&リュート奏者。2008年にBBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ジ・イヤーのストリング・カテゴリーを受賞、2015年にはイタリアで行われたマウリツィオ・プラトーラ・リュート・コンクールで第1位に輝いています。
「バッハとヴァイスの共作による組曲」という意欲的なアルバム(ADX 13706)でヨハネス・プラムゾーラーと共演したジャドラン・ダンカムの、ファースト・ソロ・レコーディング。
これまで余り演奏されることのなかったシルヴィウス・レオポルト・ヴァイスの後期のニ短調ソナタと、ライプツィヒの手稿譜から蘇ったヨハン・アドルフ・ハッセの知られざる2つのソナタ。当時新しく流行したギャラント様式を巧みに採り入れたハッセと、流行に敏感ながらも荘厳なバロック様式を基盤としたヴァイス、同じ時代にありながらも大きくスタイルの違う二人のリュート・ソナタを、次世代の優れたリュート奏者が鮮やかに描きます。

Hyperion
CDA-68171(1CD)
シャルパンティエ:ルソン・ド・テネブル
聖母マリアへの連祷 H.83
3声のマニフィカト H.73
司教叙階式のための序曲 H.536
ルソン・ド・テネブル〜聖水曜日のルソン・ド・テネブル第1番 H.120##
聖水曜日のルソン・ド・テネブル第2番 H.138#
聖水曜日のルソン・ド・テネブル第3番 H.123##
ステファヌ・ドゥグー(Br)##、
サミュエル・ボーデン(T)#、
ジョナサン・コーエン(指)アルカンジェロ

録音:2014年1月19日−20日&22日(ルソン)/2016年10月29日−30日(連祷、マニフィカト、序曲)、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ハムステッド、ロンドン)
旧約聖書の"エレミアの哀歌"(のフランス語版)をテキストとし、復活祭に先立つ聖週間に行われる朝課「ルソン・ド・テネブル」。シャルパンティエの「ルソン・ド・テネブル」は、グレゴリオ聖歌の哀歌の歌い方と17世紀半ばのメリスマ風の装飾を伴った宮廷歌謡"エール・ド・クール"のスタイルとを融合させた、フランス・バロック独特のジャンルを代表するもの。BBCラジオ3で「ディスク・オヴ・ザ・ウィーク」に選ばれるなど高い評価を得た大クープランの「ルソン・ド・テネブル」(CDA-68093)に続く、アルカンジェロの清廉なるフランス・バロック第2弾にご期待ください。
またアルカンジェロのメンバーには、今回のレコーディングでも、ボヤン・チチッチ(vn)、ソフィー・ジェント(vn)、ジェーン・ロジャーズ(va)、レイチェル・ブラウン(fl)、ジョナサン・マンソン(gamba)などの世界的アーティストたちが名を連ねています。

Psalmus
PSAL-028(1CD)
バルバトル:オルガンによるバロック・クリスマス
前奏曲とフーガ
クリスマスがやってくる/二重奏
ヨセフは良き嫁をめとりぬ/フーガ
マリヤ今ぞわれらに語り給え
汝の羊に牧草を与えよ/二重奏
陽気な羊飼いはどこへ/グラン・ジュー
彼は小さな天使/三重奏
イエスがクリスマスに生まれた時
エール/すべてのシャトレのブルジョア
二重奏/偉大なる神、汝の慈しみ
ポーリーヌ・クーンドゥーノ=シャベール(Org)

録音:2015年4月、フランス
ルイ15世の時代の作曲家でありノートルダム大聖堂のオルガニストも務めたクロード=ベニーニュ・バルバトル(1724−1799)のクリスマスのためのオルガン作品集。1781年に建造された、サン=フェリックス・ロラゲ教会(フランス、オート=ガロンヌ県)の歴史的オルガンを使用。

CORO
COR-16163(1CD)
パーセル:チャールズU世のための歓迎歌集(ウェルカム・ソング集)
ヨーク公が帰還遊ばしたので Z.271/チャールズU世の歓迎歌「いざ、全能の王の代理人を迎えん」Z.340/アンセム「我が眼は夜の昼も絶えず涙を流さん」Z.24/眠れアダム、しばし憩え Z.195/主を恐るる者は幸いなり Z.131/アンセム「新しい歌を主に向かいて歌え」Z.44/偉大にして正義の神よ Z.186/歓迎歌「大胆な反逆者よ失せよ」Z.324
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)
王室の弦楽合唱団の常任作曲家兼指揮者、王室付きの楽器管理者、宮廷礼拝堂のオルガニストなどの要職を歴任し、国王が首都に帰還した際の王室行事や儀式で演奏するための「歓迎歌(ウェルカム・ソング)」や「頌歌(オード)」によってその地位と名声を高めたパーセル。
1660年にイングランド議会を解散した後、翌1661年にイングランド王に即位し、共和制の終焉と王政復古期の始まりを呼んだチャールズU世のために作曲された「いざ、全能の王の代理人を迎えん Z.340」は、パーセルにとって宮廷での最初の頌歌(オード)の1つであり、その後の成功を飛躍を決定付けた代表作の1つとして知られています。
「パレストリーナ」や「ビクトリア」、「ヘンデル」と並ぶザ・シックスティーンの代名詞である「パーセル」。現在のイギリスを代表する世界最高峰の合唱団によるパーセルの名唱にご期待下さい。

Christophorus
CHR-77417(1CD)
シュッツ:復活の物語 SWV.50
葬送の音楽 SWV.279-281
ブノワ・アレ(指)
ラ・シャペル・レナーヌ

録音:2007年7月14日−18日、フランス
ドイツ語の最初のオラトリオとされるハインリヒ・シュッツの傑作、「イエス・キリストの復活の物語(復活祭オラトリオ)」と「葬送の音楽(ムジカーリッシェ・エクセークヴィエン)」。ブノワ・アレが2001年に設立した声楽と器楽によるフランスのアンサンブル、"ラ・シャペル・レナーヌ"の2007年録音盤がChristophorusより新装再発売。

Avie
AV-2383(1CD)
オルウェウスの歌〜モンテヴェルディと同世代の歌曲集
1. アイ・ラヴ・ユー...〜モンテヴェルディ:かくも甘い苦悩、暗い森よ, 私の苦しみを思い起こすだろうか(歌劇 「オルフェオ」より)、天上のバラ(歌劇 「オルフェオ」より)
カッチーニ:甘いため息
2. ...トゥ・ヘル...〜カステッロ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調
モンテヴェルディ:君は死んでしまったのか − シンフォニア(歌劇 「オルフェオ」より)
チーマ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調
モンテヴェルディ:どんな名誉を与えたらよいだろう − シンフォニア(歌劇 「オルフェオ」より)
3. ... アンド・バック〜カステッロ:4声のソナタ・コンチェルタータ第15番
ディンディア:私が泣くと獣も
ランディ:小さなセミが歌う、長い時間あなたを愛したけれど
ブルネッリ:太陽はまだ
メールラ:それを信じる愚か者
カリム・スレイマン(T)、
アポロズ・ファイア、
ジャネット・ソレル(指)

録音:2017年8月20日−23日、セント・ポール教会(クリーブランド・ハイツ)
カリム・スレイマンは3歳からヴァイオリンを学び、ボーイ・アルト・ソリストとしてショルティ指揮シカゴSOやスラットキン指揮セントルイスSOらと共演。鮮やかな描写と美しい声でルネサンスから現代音楽まで幅広いレパートリーを誇り、若い世代の傑出したアーティストとしての地位を確立しています。スレイマンのソロ・レコーディング・デビューでは、モンテヴェルディの傑作「オルフェオ」からの音楽を中心に、ギリシャ神話の吟遊詩人「オルフェウス」にまつわる、様々な作曲家の作品を歌います。

Linn
CKD-501(2CD)
ビーバー:ロザリオのソナタ
喜びの神秘〜ソナタ第1番ニ短調 「受胎告知」、ソナタ第2番イ長調 「訪問」、ソナタ第3番ロ短調 「降誕」、ソナタ第4番ニ短調 「神殿での奉献」、ソナタ第5番イ長調 「神殿での発見」
苦しみの神秘〜ソナタ第6番ハ短調 「ゲッセマネの園での苦しみ」、ソナタ第7番ヘ長調 「むち打たれ」、ソナタ第8番変ロ長調 「いばらの冠」、ソナタ第9番イ短調 「十字架を担う」、ソナタ第10番ト短調 「磔刑」
栄えの神秘〜ソナタ第11番ト長調 「復活」、ソナタ第12番ハ長調 「昇天」、ソナタ第13番ニ短調 「聖霊降臨」、ソナタ第14番ニ長調 「聖母被昇天」、ソナタ第15番ハ長調 「聖母の戴冠」
無伴奏ヴァイオリンのためのパッサカリア ト短調
クリスティーナ・デイ・マーティンソン(Vn)、
ボストン・バロック、
マーティン・パールマン(指)

録音:2017年3月12日−17日、Futura Productions(ロズリンデール、アメリカ)
1973年の創設から現在までマーティン・パールマンが音楽監督を務め、アメリカにおける古楽復興をリードしてきたボストン・バロック。2012年にスタートしたリン・レコーズ(Linn Records)とのコラボレーションの第4弾は、ボストン・バロックのコンサート・マスターを務めるカナダの女流バロック・ヴァイオリニスト、クリスティーナ・デイ・マーティンソンが弾くビーバー「ロザリオのソナタ」!
マーティンソンは、ボストン・バロックの他、ヘンデル&ハイドン・ソサエティのアソシエイト・コンサート・マスターも務め、テンペスタ・ディ・マーレやザ・バッハ・アンサンブルなど、アメリカの一流古楽アンサンブルのソリストを務めるなど、アメリカ古楽界で大きな存在感を放つバロック・ヴァイオリンの名手。
スコルダトゥーラ(特殊調弦)が駆使される屈指の難曲として知られるビーバーの傑作、「ロザリオのソナタ」を、マーティンソンの感情深く神秘的なヴァイオリンでどうぞ。

CPO
CPO-7779992(1CD)
NX-B10
エルンスト・ヴィルヘルム・ヴォルフ(1735-1792):受難オラトリオ
「Jesu, deine Passion will ich jetzt bedenken イエス、あなたの受難を私は思い出す」…世界初録音
ハンナ・ヘアフルトナー(S)
マリアン・ディ−クフイゼン(Ms)
ゲオルク・ポップルッツ(T)
マウロ・ボルジョーニ(Bs)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)
ケルン・アカデミー

録音:2017年11月16-19日
テューリンゲンで生まれ、幼い頃から音楽の才能を発揮したというヴォルフ。作曲家として認められてからはC.P.E.バッハと友 情を結び、生涯称えあう仲になりました。音楽家としての名声は非常に高く、とりわけ、彼が後半生を過ごし宮廷楽長に登 り詰めたヴァイマールでは「ヴァイマールのヴォルフ」と呼ばれ尊敬を集めました。 現在では交響曲や器楽曲などが時折演奏されますが、声楽曲はあまり演奏される機会がなく、この世界初録音となるヴィ レンズとケルン・アカデミーの“受難オラトリオ”は、とても貴重な1枚となります。ギャラント様式を踏襲した繊細な表現による、 バロック期から古典派への橋渡しを担うにふさわしい端正で美しい受難曲です。
CPO
CPO-555050(1CD)
NX-B02
イタリアのマンドリンとヴァイオリン曲集
ヴィヴァルディ:マンドリンと独奏,2台のヴァイオリン、他の楽器のための協奏曲 ロ長調 RV548/764
ヴィヴァルディ:マンドリン,ヴァイオリン,チェロ,リュートのためのトリオ ハ長調 RV82
 トリオ.ト短調 RV85
カルロ・アッリゴーニ(1697-1744):トリオ ホ短調
アッリゴーニ:マンドリン,2台のヴァイオリン,他の楽器のための協奏曲 ハ長調
ラニエーリ・カッポーニ(生没年不詳):ソナタ 第8番 ホ短調
ヨハン A.ハッセ(1699-1783):2台のヴァイオリン.チェロとリュートのための協奏曲 ト長調
イル・カンティーノ
[アンナ・トルゲ(マンドリン)
平崎 真弓(Vn)
竹内 潮生(Vn)
イヴェス・ユティエル(Vn)
ザンディ・ヴァン・ディーク(Va)
ヨハネス・レシャー(Vc)
ミヒャエル・フライムート(Lute)]

アンナ・トルゲ&平崎 真弓(指)

録音:2015年12月5-8日
17世紀から18世紀にかけて作曲されたマンドリンとバロック・ヴァイオリンの作品集。この当時のマンドリンは17世紀中ごろに 登場した楽器で、リュートから発生したとされています。初期のマンドリンは6コースのガット弦を持ち、ヴィヴァルディの作品はこ の形の楽器を想定して書かれています。このアルバムで聴くことができるのはヴィヴァルディをはじめとした4人の作曲家の多彩 な作品で、どれもが「ヴァイオリンとマンドリンの対話」であり、この日本人奏者を含む“イル・カンティーノ”による演奏は、各々 異なる音色が溶け合った極上の響きを楽しめます。
CPO
CPO-555170(1CD)
NX-B10
クリストフ・グラウプナー(1683-1760):イエスの苦しみ〜受難カンタータ集 第2集
Das Leiden Jesu von seinen Freunden GWV 1122/41
Die Gesegnete Vollendung der Leiden Jesu, GWV 1127/41
Die Schmahliche Verspottung, GWV 1170/41
エクス・テンポーレ
[アンネリース・フォン・グラムベーレン(S)
ヤーナ・ピエテルス(Ms)
マルニクス・デ・カート(A)
ローター・ブルム(T)
ドミニク・ヴェルナー(Bs)]
フローリアン・ハイアリック(指)
マンハイム・ホーフカペレ

録音:2017年3月16日
ドイツ後期バロック時代の作曲家グラウプナーによる受難カンタータ集の第2集。第1集(555071)と同じくエクス・テンポーレ のメンバーとマンハイム・ホーフカペレ、ハイアリックの指揮による洗練された演奏です。18世紀初頭の北ドイツで最も人気あ るオペラ作曲家の一人であったグラプナーは、声楽の使い方に熟知しており、これらのカンタータでも、キャッチーなメロディによ る歌手たちの歌の見せ所が存分に用意されているとともに、バックを務めるオーケストラの楽器も歌と競うように、見事なアン サンブルを聴かせます。時には弦楽器のみのアンサンブルもあり、多彩な響きは聴き手を魅了します。
CPO
CPO-555085(1CD)
NX-B10
テレマン:管楽器のための序曲集 第1集
序曲 ヘ長調 TWV44:16
5つの楽器のための協奏曲 ニ長調 TWV 44:2
序曲 ヘ長調 TWV 44:8
5つの楽器のための協奏曲 ニ長調 TWV 44:14
序曲 ヘ長調 TWV 44:10
オルフェオ管楽アンサンブル
カリン・ファン・へールデン(指)

録音:2016年4月4-17日
テレマンの作品の数多くは宮廷のために作曲されていますが、ハンブルクの音楽監督に就任してからは、裕福な市民や、都 市を守る軍事職人たちのためにもユニークな作品を書きました。このアルバムに収録されている作品は、都市に駐屯する守 備隊のために書かれたもので、テレマンは彼等のアンサンブルに精通しており、およそ20曲の「管楽器アンサンブル」が残され ています。基本的に2本のオーボエと2台のホルン、そしてファゴットというクィンテットという小ぶりな編成です。室内アンサンブル の基本とも言える緻密な音楽を、オーボエ奏者でもあるカリン・ファン・へールデンが指揮するオルフェオ管楽アンサンブルが生 き生きと演奏しています。

OEHMS
OC-1877(1CD)
NX-B03
ミケランジェロ・ガリレイ(1575-1631):タヴラチュアによるリュート曲集 第1集(ミュンヘン 1620年)
ソナタ ハ短調 (ニ短調)
ソナタ ト短調
ソナタ ト長調
ソナタ ヘ長調
ソナタ ニ短調 (ハ短調)
ソナタ ハ長調 (ニ長調)
ソナタ 変ロ長調
ソナタ イ短調
ソナタ ヘ短調
アクセル・ヴォルフ(Lute)

録音:2017年2月21-23日Konzerthaus Blaibach
バロック期の作品だけでなく、サクソフォンとのアンサンブルはジャズの演奏もするなど幅広いレパートリーを持つリュート奏者アク セル・ヴォルフ。今作では著名な天文学者ガリレオ・ガリレイの末弟であるミケランジェロ・ガリレイのソナタに取り組みました。元 来ガリレオ家はリュートに縁があり、彼らの父はリュート奏法の理論書を出版するほど楽器に精通していました。ミケランジェロ はリュート奏者になり、やがてポーランドを経てリトアニアの宮殿に仕え、1607年にはバイエルンのマクシミリアン1世の宮廷楽 団奏者になりました。この「タヴラチュアによるリュート曲集」はガリレイの代表作であり、各々のソナタはイタリアの様式に則った 短い舞曲で構成されており、ヴォルフは多彩な表情の曲を生き生きと演奏しています。

Tactus
TC-250001(1CD)
輝かしきフランチェスコ〜13世紀から16世紀におけるアッシジのフランチェスコのための音楽
チェラーノのトマス:聖フランチェスコのセクエンティア
デュファイ:グラドゥアーレ
ダ・スピラ: 貧しき人々に敬意を表せよ
作曲者不詳:ラウダリオ・ディ・コルトナより
作曲者不詳:おお、我らが父、聖なるフランチェスコよ/他
アノニマ・フロットリスティ

録音:2016年10月、アッシジ
フランシスコ会の創始者として知られるローマ・カトリックの聖人、アッシジのフランチェスコに捧げるために書かれた音楽の数々を収録。中世からルネサンス時代、13世紀から16世紀の間に生まれた聖歌が荘厳に響き渡ります。
演奏は男声ヴォーカルを中心とするイタリアの古楽グループ、アノニマ・フロットリスティ。その歌声とこ古楽器のアンサンブルが、神秘的な空間を創り上げています。タクトゥス・レーベルならではの充実の仕上りです!

Tactus
TC-780703(1CD)
ジュリアーニ:声楽とギターのための作品集
大序曲 Op.61
6つのアリエッタ Op.95
ヘンデルの主題による変奏曲 Op.107
ロマンス Op.27
英雄ソナタ Op.150
6つのカヴァティーナ Op.39
歌劇《タンクレディ》の「こんなに胸騒ぎが」によるカヴァティーナ Op.79
ロッサーナ・ベルティーニ(S)、
ダヴィデ・フィッコ(G)

録音:2013年7月、イタリア
クラシック・ギターの歴史の中で燦然と輝くイタリア、ナポリのヴィルトゥオーゾ、マウロ・ジュリアーニ(1781−1829)。19世紀のコンポーザー=ギタリストが遺した声楽とギターのための美しき作品を歌うのは、モンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」(OGCD 922807)がレコードアカデミー賞に選ばれたラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレのメンバーとしても活躍中の名ソプラノ、ロッサーナ・ベルティーニ!イタリア古楽界屈指のギタリストの1人であり、レコーディング・エンジニア(前述のモンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」でもエンジニアを担当)としても高名なダヴィデ・フィッコとのデュオが、ジュリアーニのメロディアスな旋律美と、ヴィルトゥオーゾならではのテクニカルなパッセージをたっぷりと聴かせてくれています。
Tactus
TC-570701(1CD)
フランツォーニ:アッパラート・ムジカーレ Op.5 カペラ・ムジカーレ・ディ・サンタ・バルバラ、
ウンベルト・フォルニ(Org&指)

録音:2016年12月4日、マントヴァ
アマンテ・フランツォーニ(1579−1630)は、マントヴァの聖バルバラ教会、フォルリ大聖堂の楽長などを歴任し、ゴンザーガ宮廷にも仕えた16〜17世紀イタリアの作曲家。その作品には、同じくゴンザーガ宮廷に仕えていたことでも知られるモンテヴェルディからの影響が見受けられています。

THE CHOIR OF KINGS COLLEGE
KGS-0024(1CD)
ウィリアム・バード(1543?-1623):モテット集
[待降節]
1. Rorate coeli/2. Vigilate
[聖燭祭]
3. Hodie beata Virgo/4. Alleluia - Senex puerum
[四旬節]
5. Ne irascaris/6. Civitas sancti tui
[ イースター]
7. Terra tremuit/8. Haec dies
[昇天祭]
9. Tollite portas/10. Alleluia - Ascendit Deus - Dominus in Sina
[待降節]
1. Rorate coeli/2. Vigilate
[聖燭祭]
3. Hodie beata Virgo/4. Alleluia - Senex puerum
[四旬節]
5. Ne irascaris/6. Civitas sancti tui
[ イースター]
7. Terra tremuit/8. Haec dies
[昇天祭]
9. Tollite portas/10. Alleluia - Ascendit Deus - Dominus in Sina
スティーヴン・クレオベリー(指)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジcho

録音:2017年 1,4,6月/キングズ・カレッジ聖堂(ケンブリッジ)
ルネッサンス期のイギリスを代表する作曲家、ウィリアム・バードのモテットを、イギリスの名門中の名門、ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団の 演奏で。バードが書いたミサ曲を、キリスト教の様々な祝日の暦に沿ったかたちで収録されています。合唱団の技量、聖堂の響きの素晴らしさにあらため て感じ入る1枚です。 (Ki)

AMBRONAY
AMY-309(1CD)
中世の夢と幻影
作曲者不詳:El Cant de la Sibilla
フランキヌス・ガフリウス(1451-1522):Litania mortuorum discordans(ダニレフスカヤ編)
アンドレア・ステファニ(14世紀後半):Morte m’a sciolt’, Amor
ロバーツブリッジ写本のエスタンピ
ジョヴァンニ・ダ・フィレンツェ(14世紀中ごろ):La bella stella
ソラージュ(14世紀後半):Fumeux fume
ヨハネス・シモニス・デ・ハスプレ(?-1428):Puisque je sui fumeux
トレボール(14世紀後半):En seumeillant
ジャコブ・デ・センレーケ(14世紀後半):En ce gravieux tamps
イヴリア写本より:Or sus, vous dormex trop
ソッラッツォ・アンサンブル〔ペリーヌ・ドゥヴィエル、佐藤裕希恵(S)、ヴィヴィアン・シモン(T)、ソフィア・ダニレフスカヤ(音楽監督・中世フィドル)/ヴィンセント・キビルディス(ハープ)〕

録音:2017年 3月
2014年にバーゼルで結成され、中世から初期ルネッサンスの音楽を中心レパートリーに活動しているソッラッツォ・アンサンブル。フィドル奏者のアンナ・ ダニレフスカヤが音楽監督を務めています。彼らのデビュー盤となる当盤は、無垢な夢みる歌から大酒のみの歌まで、中世の音楽の世界への楽しい旅へと いざなってくれます。 (Ki)

ALIA VOX
AVSA-9926
(1SACD)
新しい音楽〜国々のハーモニー 1500-1700年
(MUSICA NOVA/ THE HARMONY OF NATIONS 1500-1700)

[1500年 ヴェネツィアの舞曲]
作曲者不詳:ニ調のパヴァーヌ-伝統的なガイヤルド、トデスコ、サルタレッロ
[1540年 ムジカ・ノヴァ]
ヒエロニムス・パラボスコ:リチェルカーレ第14番「ダ・パーチェム」
[1589年 リチェルカーレ&カプリッチョ]
ジョヴァンニ・バッティスタ・グリッロ:カプリッチョ第5番
アンドレア・ガブリエーリ:リチェルカーレ第7番
[1612年 エリザベス朝&ジャコバンのコンソート・ミュージック]
ジョン・ダウランド:涙のパヴァーヌ、デンマーク王のガイヤルド
オルランド・ギボンズ:イン・ノミネ(4声)
ウィリアム・ブレード:スコットランドの舞曲
[1621年 Ludi Musici(音楽の道)]
サミュエル・シャイト:パドヴァ5番、悲しみのクーラント、アルマンド16番、戦いのガイヤルド21番
[1644年 CORONA MELODICA]
ビアジョ・マリーニ:パッサカリア(4声)
[1673年 LA CETRA]
ジョヴァンニ・レグレンツィ:4つのヴィオラ・ダ・ガンバによるソナタ第7番
[1680年 ルイ14世の宮廷のヴィオール・コンセール]
シャルパンティエ:4つのヴィオールのためのコンセール(H.545)
[1680-1700年 イベリアのフォリア&舞曲]
ペドロ・デ・アラウホ:第1旋法によるコンソナンシアス
ペドロ・デ・サン・ロレンツォ:フォリア
ホアン・カバニリェス:イタリア風コレンテ
ジョルディ・サヴァール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
エスペリオンXXI〔フィリップ・ピエルロ、セルジ・カサデムント、ロレンツ・ドゥフトシュミット(ヴィオラ・ダ・ガンバ)/グザヴィエ・プエルタス(Vn)/グザビエ・ディアス=ラトーレ、エンリケ・ソリニス(テオルボ、ギター)/ペドロ・エステヴァン(打楽器)〕

録音:2017年4月6,7日/カタルーニャ
古楽界の鬼才、ジョルディ・サヴァール最新盤は、ヴィオールのみ、またはヴィオールを中心とするアンサンブルによる、1500-1700年のコンソート・ミュー ジック集。ロンドン、ヴェネツィア、ローマ、ヴェルサイユ、マドリードなど、ヨーロッパで隆盛を誇った宮廷では、すぐれたコンソート音楽(当時「新しい音楽」 と呼ばれることも)が多数生みだされました。このアルバムで、サヴァールが一躍有名となったヴィオラ・ダ・ガンバの音楽の魅力をあらためて知るととも に、その音楽の多様性におどろかされる1枚となっています。 (Ki)

Guild
GMCD-7806(1CD)
フニクラス・トリプレックス〜再発見されたギャラント様式
クサヴァー・ハッセル:トリオ・ソナタ集 Op.2(ソナタ第5番イ長調、ソナタ第6番ト長調、ソナタ第1番ト長調、ソナタ第3番ロ長調、ソナタ第4番変ホ長調、ソナタ第2番ハ長調)/アグリコラ:6つのカンツォネッタ
ルートヴィヒ・シュタイナー:3つの歌曲(Musicalisch-Italienischen Arien Crantzより)
アルカディア、
ウルリケ・ホフバウアー(S)

録音:2016年11月21日−23日、改革派教会(アルレスハイム、スイス)
スイスの北西部、ポラントリュイの司教領の宮廷で音楽監督務めていたと伝わるフランツ・クサヴァー・ハッセル(1708−1757/ハッセ、ハッツェルという記述もある)が、1751年に作曲した「トリオ・ソナタ集 Op.2」。
その名もその作品も現在ではほとんど知られていないクサヴァー・ハッセルだが、唯一の現存する作品とされる「トリオ・ソナタ集 Op.2」はギャラント様式の佳作であり、18世紀のスイスにおける、器楽、室内楽の発展を知ることのできる貴重なものです。
この知られざるスイスの音楽を発掘したアルカディアは、バルトルト・クイケン門下のバロック・フルーティスト、クレア・ゲネヴァインらによって1998年に創設されたピリオド・アンサンブル。
17世紀から19世紀初期のヨーロッパ各地の様々な作品をレパートリーをしており、このクサヴァー・ハッセルの「トリオ・ソナタ集 Op.2」には、テオルボ&アーチリュートの名手、ダニエレ・カミニーティが参加しています。

Delphian
DCD-34204(1CD)
ウィリアム・マンディ:宗教合唱作品集
マンディ:祝福と神聖、
 マリアは聖なる乙女(世界初録音)、
 アレルヤ, あなたの神のみ母によってT(世界初録音)、
 シヴェ・ヴィジレム、
 アレルヤ, あなたの神のみ母によってU(世界初録音)、
 天の父の声は、われは若く
シェパード、バード、マンディ:イスラエルの民エジプトを出て
エジンバラ・セント・メアリー大聖堂聖歌隊、
ダンカン・ファーガソン(指)
タリス・スコラーズやザ・シックスティーンも録音しているマンディの代表作「天の父の声は(Vox patris caelestis)」から、新たに再構築された「マリアは聖なる乙女(Maria virgo sanctissima)」(世界初録音)、そしてジョン・シェパード、ウィリアム・バード(トマス・バード?)、ウィリアム・マンディの共作による「イスラエルの民エジプトを出て(In exitu Israel)」まで、エリザベス朝のモテットの発展に不可欠な貢献を果たしたとされるウィリアム・マンディの宗教合唱作品を歌います。
Delphian
DCD-34208(1CD)
ヒエロニムス・プレトリウス:ミサ曲 「誰かがわたしの主を取り去って」
聖木曜日〜オルランド・ド・ラッスス:私の魂死ぬがごとく悲し
ヤーコプ・ハンドル(・ガルス):イェルサレムの娘らよ
聖金曜日〜ヒエロニムス・プレトリウス:おお, すべての人よ
ハンス・レーオ・ハスラー:神よ, 我が神よ
復活の主日〜ヒエロニムス・プレトリウス:誰かがわたしの主を取り去って、ミサ曲 「誰かがわたしの主を取り去って」
アンドレア・ガブリエリ:マリアは墓に立ち
ヒレロニムス・プレトリウス:良き牧者がよみがえりたまいぬ
シグロ・デ・オロ、
パトリック・エイリーズ(指)
2014年にロンドンのスピタルフィールズ音楽祭でデビューした新世代をリードする合唱団、「スペイン黄金世紀」を意味する"シグロ・デ・オロ"のセカンド・アルバム。
ハンブルクの聖ヤコビ教会でオルガニストを務めたドイツ・ルネサンスの重要な作曲家、ヒエロニムス・プレトリウスのミサ曲「誰かがわたしの主を取り去って」(ミサ・トゥレルント・ドミヌム・メウム)の世界初録音。シグロ・デ・オロの創設者&ディレクターであるパトリック・エイリーズは、スティーヴン・レイトンの下で聖歌隊員として研鑽を積み、現在ウォーギンガム合唱協会の音楽監督、モーリー・カレッジの指導者、コロス合唱団(Khoros Choir)の指揮者、オール・セインツ・パトニーの音楽監督、ウェスト・サセックス・ユース合唱団のディレクターなど多くのポストを兼ねる実力者。革新的なプログラム、卓越したパフォーマンス、ルネサンスと現代レパートリーの興味深い解釈で注目を集める若き合唱団、"シグロ・デ・オロ"にご注目ください。

Signum Classics
SIGCD-528(2CD)
ジェンキンズ:4声のコンソート・ミュージック全集
CD1:ファンタジア第1番/ファンタジア第2番/ファンタジア第3番/ファンタジア第4番/パヴァン ニ短調/ファンタジア第5番/ファンタジア第6番/ファンタジア第7番/ファンタジア第8番/ファンタジア第9番/CD2:ファンタジア第10番/ファンタジア第11番/ファンタジア第12番/ファンタジア第13番/ファンタジア第14番/パヴァン ホ短調/ファンタジア第15番/ファンタジア第16番/ファンタジア第17番
フレットワーク〔森川麻子(トレブル・ヴィオール)、市瀬礼子(テノール・ヴィオール)、サム・スタッドレン(テノール・ヴィオール/CD1)、エミリー・アシュトン(テノール・ヴィオール/CD2)、リチャード・ブースビー(バス・ヴィオール)〕

録音:2016年1月18日−20日、聖マグダラのマリア教会(シェアボーン、グロスタシャー、イギリス)
2016年に設立30周年を迎えた世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」の新録音は、ジョン・ジェンキンズのコンソート・ミュージック。ジョン・ジェンキンズ(1592−1678)は、1580年から1650年に亘るイギリスのコンソート・ミュージック黄金時代を生き、ヴィオール作品の発展に大きな影響を与えた作曲家。極めて高い完成度でヴィオール・コンソートのための傑作を数多く遺したジェンキンズの作品のなかから、「4声」のための作品をすべて収録。
森川麻子、市瀬礼子を始めとする世界的名手たちの演奏で、心地よい旋律と巧みな対位法による豊かな音楽の会話が生まれます。
Signum Classics
SIGCD-526(1CD)
ライト・ディヴァイン〜トレブルとアンサンブルのためのバロック音楽
ヘンデル(ベネット編):協奏曲ヘ長調 HWV.331
ヘンデル:神の光の永遠の泉 HWV.74
ヘンデル(ベネット編):トリオ・ソナタ第4番ト長調Op.5-4, HWV.399より パッサカリア
ヘンデル:どんな情熱が音楽を盛り上げたり静めたりできないだろうか HWV.76
ヘンデル(ベネット編):狩りにて(女猟師ディアナ) HWV.79
アルビノーニ:新たな恐ろしい戦争が起こる(「ラ・スタティーラ」より)
フィリップ・ヤコプ・リットラー:7声のチャッコーナ
ラモー(オーレスキョル/ベネット編):リトルネッロ(「イポリートとアリシ」より
モー:アバリスのエントリー(「レ・ボレアド」より)
ラモー(オーレスキョル/ベネット編):悲しみの支度(「カストールとポリュックス」より)
ラモー(ベネット編):バレエ・フィギュアとエール(「ゾロアストル」より)
ラモー(オーレスキョル/ベネット編):嵐(「プラテー」より)
ラモー:何が私を抑えているのか私は知らない(「ナイス」より)
ラモー(ベネット編):シャコンヌ(「優雅なインドの国々」より)
アクセル・リクヴィン(トレブル)、
MINアンサンブル、
マーク・ベネット(トランペット&芸術監督)、
ラザール・ミレティッチ(アンサンブル・ディレクター)

録音:2017年7月4日−7日、ヤール教会(ノルウェー)
アクセル・リクヴィンは、ノルウェー・ナショナル・オペラ&バレエの少年合唱団、オスロ大聖堂の少年聖歌隊で神童ぶりを発揮し、わずか12歳でナイジェル・ショート&エイジ・オヴ・インライトゥメントOと共演しCDデビュー。2017年にはノルウェー・グラミー賞と呼ばれる「スペルマン賞」で「ニューカマー・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートしています。
待望のセカンド・アルバムは、ノルウェー有数のプロ室内楽団の一つ、MINアンサンブルと共演したバロック音楽集。美しいボーイ・ソプラノの歌声で贈るヘンデルやラモーを中心としたトレブルとアンサンブルのための音楽は、ボーイ・ソプラノ・ファンにも古楽ファンにもオススメです。また、アクセル・リクヴィンは2017年の秋には声変わりを迎え、現在はバリトンのオペラ歌手として新たなキャリアを歩んでおり、このアルバムはボーイ・ソプラノとしてのアクセルの無垢な歌声を記録した貴重な録音となります。

Channel Classics
CCS-40118(2CD)
テレマン:音楽の練習帳
トリオ・ソナタ ト短調 TWV 42:g5(オーボエ、ヴァイオリン、通奏低音)
フルート・ソナタ ニ長調 TWV 41:D9(フルート、通奏低音)
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 TWV 41:A6(ヴァイオリン、通奏低音)
トリオ・ソナタ ロ短調 TWV 42:h4(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音)
オーボエ・ソナタ 変ロ長調 TWV 41:B6(オーボエ、通奏低音)
トリオ・ソナタ ニ長調 TWV 42:D9(ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音)
トリオ・ソナタ ハ短調 TWV 42:c2(リコーダー、オーボエ、通奏低音)
トリオ・ソナタ ト長調 TWV 42:G6(ヴィオラ・ダ・ガンバ、オブリガート・チェンバロ、通奏低音)
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ホ短調 TWV 41:e5(ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音)、
トリオ・ソナタ イ長調 TWV 42:A6(フルート、オブリガート・チェンバロ、通奏低音)
トリオ・ソナタ イ短調 TWV 42:a4(リコーダー、ヴァイオリン、通奏低音)
フロリレジウム〔アシュリー・ソロモン(バロック・フルート、リコーダー、ディレクター)、アレクサンドラ・ベラミー(バロック・オーボエ)、ボヤン・チチッチ(バロック・ヴァイオリン)、市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ジェニファー・モーシズ(バロック・チェロ)、デイヴィッド・ミラー(アーチリュート、バロック・ギター)、パヴェウ・シヴチャク(Cemb)〕

録音:2017年3月、ヴァールゼ教会(アムステルダム)
1991年に結成されたイギリス有数の古楽アンサンブル、フロリレジウムのテレマン新録音!
初期メンバーにはレイチェル・ポッジャーが在籍していたことでも知られるハイクオリティなアンサンブル、フロリレジウム。これまでも多くの名盤を生み出してきたフロリレジウムによる十八番のテレマン。新たな録音は、様々な楽器の組み合わせによるソロ・ソナタ&トリオ・ソナタによって構成される「音楽の練習帳」からの音楽。
創始者でもありディレクター兼フルート奏者のアシュリー・ソロモンを始め、ボヤン・チチッチ、デイヴィッド・ミラー、市瀬礼子、アレクサンドラ・ベラミーなど古楽シーン最前線で活躍する一流の名手たちの妙技が、テレマンの華麗なソナタで躍動します。

CORO
COR-16160(1CD)
モンテヴェルディ:4声のミサ曲と詩篇歌集 Vol.2
主は言われたU SV.192
われ喜びに満てりT SV.198
4声のミサ曲 SV.190
もろもろの国よ、主を讃めたたえよ SV.197a
われ主に感謝せんT SV.193
イェルサレムよ、主を讃めたたえよU SV.203
主が家を建てたまわずばU SV.201
カヴァッリ:サルヴェ・レジナ
ピッチニーニ:チャッコーナ ト長調
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)

録音:2015年11月5日−12日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
「倫理的、宗教的な森」や「聖母マリアの夕べの祈り」の名演によりザ・シックスティーン&ハリー・クリストファーズの代名詞、重要レパートリーの1つとして定着している「モンテヴェルディ」。作曲者の死後の1950年にヴェネツィアの出版社ヴィンチェンティによって出版された「4声のミサ曲と詩篇歌集」は、サンマルコ寺院の楽長時代に作曲された傑作を含む、モンテヴェルディの最高傑作の1つと称されています。
この「第2集」には、モンテヴェルディの現存する3つのミサ曲の中の1つである「4声のミサ曲(1650)」や、
ザ・シックスティーンが世界に誇るソプラノの2枚看板、エリン・マナハン・トーマスとグレース・デイヴィッドソンを含む6重唱による「われ喜びに満てりT SV.198」などを収録。
ザ・シックスティーンがその極上のハーモニーで歌う、モンテヴェルディの宗教音楽の最高峰の1つ「4声のミサ曲と詩篇歌集」。ここに堂々の完成です!

Centaur
CRC-3548(1CD)
ボワモルティエ:ソナタ、カンタータ&組曲集
トリオ ホ短調 Op.37-2
カンタータ「イクシオン」
組曲ト長調 Op.59-2
組曲イ長調 Op.35-6
イタリア語のアリア
ソナタ ロ短調 Op.44-2
アルカナム・アンサンブル

録音:2014年1月、テキサス(アメリカ)
器楽曲から声楽曲、オペラ・バレなど幅広いジャンルを作曲したフランス・バロックの大作曲家、ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689−1755)。最初のフリーランスの作曲家としても有名なボワモルティエの作曲技法の妙を、フィラデルフィアのピリオド・アンサンブルの好演で。

Glossa
GCD-924003(2CD)
ラモー:英雄的牧歌劇 「ナイス」 オルフェオO、パーセルcho
ジェルジュ・ヴァシェジ(指)
シャンタル・サントン=ジェフリー(ナイス)、レイナウト・ファン・メヘレン(ネプチューン)、フロリアン・センペイ(ジュピター、ティレシウス)、トマ・ドリエ(プリュトン、テレニュス)、マヌエル・ヌニェス=カメリーノ(アステリオン)、ダニエラ・スコルカ(フローレ、羊飼い)、フィリップ=ニコラ・マルタン(パレモン)、マートン・コマロミ(プロテウス)

録音:2017年3月4日−6日、ベーラ・バルトーク国立コンサート・ホール "Mupa(芸術宮殿)"(ブダペスト、ハンガリー)
ラモーの「詩神ポリムニーの祭典」(GCD-923502)でGlossaデビューを果たし、モンドンヴィルの「グラン・モテ集」(GCD-923508)、モンドンヴィルの「イスベ」(GCD-924001)などの知られざるフランス・バロックを優れた演奏で現代に蘇らせてきたハンガリー古楽界の奇才ジェルジュ・ヴァシェジとオルフェオO&パーセル合唱団。
ジャン=フィリップ・ラモーの英雄的牧歌劇(パストラル・エロイック)「ナイス」は、1748年に結ばれたオーストリア継承戦争の講和条約「アーヘンの和約」を記念した平和のためのオペラ。
フランスの注目ソプラノ、シャンタル・サントン=ジェフリーを始めとする優れたソリスト陣と、パーセル合唱団、オルフェオOの洗練された古楽演奏で、ジェルジュ・ヴァシェジのフランス・バロック探求の最先端をどうぞ。

H.M.F
HMD-9909056
(1BluRay+1DVD)
ルイ14世の葬儀
1. 作曲者不詳:Subvenite Sancti Dei(聖歌)
2. ジャン・コラン(16??-1694?):デ・プロフンディス
3. 作曲者不詳:Libera me Domine(聖歌)
[王を運ぶための行進]
4. アンドレ・ダニカン・フィリドール(1652?-1730):Marche pour les Ponpes funebres des ceremonies extraordinaires
[サン=ドニ 厳格なる葬儀/死者のミサ]
5. ミシェル=リシャール・ド・ラランド(1657-1726):デ・プログンディス
[許し&地下納骨堂への安置]
6. 作曲者不詳:Subvenite Sacti Dei(聖歌)
7. ルイ・シェイン(1637-1694):Ne recorderis
8. Qui Lazarum resuscitasti(聖歌)
9. ルイ・シェイン:Dirige Domine
10. シャルル・デルファー(1598-1661):ピエ・イエズ
11: 作曲者不詳:In paradisum(聖歌)
[最後の別れ& 賛歌]
12. ド・ラランド:La Grande piece royale(S161) (王の夜食のための第5サンフォニー組曲より)
[1周忌]
13. 14. ド・ラランド:怒りの日〔Dies irae, dies illa / Juste judex ulrionis〕
ラファエル・ピション(指)
ピグマリオン(管弦楽・合唱)
セリーヌ・シェーン(S)
ルシル・リシャルドー(Ms)
サミュエル・ボーデン(C.T)
マルク・モワヨン(T)
クリスティアン・イムラー(Bs)
〔演出:ステファヌ・ヴェリテ、照明:ベルトラン・クデルク〕

収録:2015年11月3,4日、ヴェルサイユ宮殿内王立礼拝堂

◆Blu-Ray
PCM STEREO 2.0
Format 16/9
Region all
◆DVD(NTSC)
PCM STEREO 2.0
Region all
17,18世紀の音楽作品を、当時の歴史と資料などに具に当たって独創的な視点から再構築、そして軽やかな演奏で私たちをたのしませてくれるピショ ン率いるピグマリオン。「太陽王」ルイ14世の葬儀の音楽を再現した舞台のライヴ映像の登場です。1715年9月1日の朝、「太陽王」とも称され72 年の長きにわたってフランスを支配したルイ14世が亡くなりました。人々は歌い踊り、酒を飲み、お祝いの火を焚き、棺を見ると唾棄して侮辱したと言 われていますが、それでも宮廷はしきたりに則り、死者への賛辞、そしてきたる王の交代のための厳粛な葬儀を行いました。ルイ14世の亡骸は、内臓を 除き防腐処理をされた後に第一の棺に納められ、次いで第2のオーク材の棺に納められ、りっぱな祭壇にまつられました。1週間ほどの間、王に仕えた 音楽家たちによってミサが演奏されたといいます。9月9日の夕刻以降に、サン=ドニの地に8頭の馬による馬車で運ばれ埋葬されました。その後も特別 な礼拝やミサが仕立てられました。このピション率いるピグマリオンによる一連の葬儀の再構築を試みた舞台は、王立礼拝堂でおこなわれ、簡易な演出と 照明も施され、ルイ14世の死後300年の年に上演されました。王室が絶頂期を誇った時期の音楽の魅力にあらためて感じ入るとともに、ピション率い るピグマリオンの、力みのなく軽やかな演奏に聴き入り、礼拝堂の美しさにも魅了される稀有な映像となっております。 (Ki)

Stradivarius
STR-37084(1CD)
「RUZIR」〜17世紀の人気のアリアと舞曲の鍵盤楽器への編曲集
俗謡:「バラベン」
G.B.フェリーニ(1601-1674):パルティーテ
作者不詳(18 世紀):マントヴァの舞曲
俗謡:「ルジール」
B.ストラーチェ(1683-1707):ルジエロ奇想曲
G.フレスコバルディ:ルジエロ奇想曲
N.レベーグ(1631-1702):クリスマス「処女のメイド」
バード:女王のアルマン
俗謡:ベルガマスカ
S.シャイト(1587-1654):ベルガマスカ
フレスコバルディ:ベルガマスカ、ほか全16トラック
ファビアナ・チャンピ(Org)
ファビオ・トリコーミ(Vn, Fl, Perc)

録音:2012年8月ボローニャ、ス
テファノ・トリニータ教会、60:41
17 世紀初頭から古典派が登場する前の18 世紀なかばまでの音楽をいわゆるバロック音楽 と呼ぶわけですが、言うまでもなくヴィヴァルディやバッハだけがバロック音楽ではありません。 およそ 120 年続いたこの時代には様々な音楽上の試みや異種格闘のような音楽上の遊びが 行われました。このディスクには音楽史の表街道からこぼれ落ちたような、そうした珠玉の小品 たちが集められています。オルガン、フルート、ヴァイオリン、打楽器によるバイタリティあふれ る野性的な音楽にはいまだ中世ルネサンスの残り香が漂い、バロック音楽がある日突然誕生 したわけではなく、ルネサンスの流れの中から次第にその形を整えていったことを教えてくれ ます。オルガンのチャンピはロンドン王立音楽院に学びガイ・ボヴェットらに師事、現在イタリア で最も活動している鍵盤奏者のひとり。それ以外の楽器を全てこなしているトリコーミは民族音 楽の研究者でもあり、中世ルネサンス音楽を得意としているマルチ・インストゥルメンタリスト。

TOCCATA
TOCC-0477(1CD)
NX-B03
ウィリアム・ジャクソン(1730-1803):歌曲、カンツォネットとソナタ集
1.Let me approach my sleeping love 私の眠りの恋に近づかせてください Op.4-8
2.Ianthe the lovely, the joy of her swain 愛していること、彼女の誓い Op.1-12
3.Time has not thinn'd my flowing hair 時の流れは私の髪を薄くしてはいない Op.9-1
4.Lone minstrel of the midnight hour 深夜の孤独な吟遊詩人 Op.15-7
5.Ah! where does my Phillida stray? ああ、私のフィルダはどこで迷っていますか?Op.9-5
6.Ye shepherds give ear to my lay 羊飼いは私を横たえ耳うちする Op.4-4
7.For ever, Fortune, wilt thou prove 永遠の幸運はあなたが証明する Op.1-3
8.Twas when the seas were roaring 海鳴りの時代 Op.1-9
9-11.ソナタ イ短調 Op.10-4
12.In vain you tell your parting lover あなたの片思いは無駄だと伝えて Op.1-5
13.Again returns the blushful May 茫洋とした五月が再び Op.16-4
14.O Venus! hear my ardent pray'r ヴィーナスよ、わが祈りを聞きたまえ Op.9-8
15.Blest as th?immortal gods is he 不滅の神々は称賛される Op.1-2
16.My banks they are furnish'd with bees Op.4-2
17.The heavy hours are almost past 何時間も過ぎてしまった Op.1-1
18.Night to lovers'joys a friend 恋人たちの喜びは夜の友達 Op.7-6
19.Sweet was the sun's last parting ray 甘いのは太陽の最後の日差し Op.16-6
エマ・カークビー(S)…3.5.6.13.14.16.19
イレーネ・マス・サロム(S)…2.3.8.14.18,(Vn)…7.9-11
チャールズ・ダニエルズ(T)…1.5.7.12.15.17
マリア=アントニア・メリア(Fl)…4
ベルナート・カボット(Vn)…4.7.9-11
マーク・バウザ(Vn)…2
クリスティーナ・トレンシュ(Va)…9-11
シルヴィア・セラーノ(Vc)…9-12
ティモシー・ロバーツ(ハープシコード)…9-11
アルス・ムジケ…1-8.12-19

録音:2017年8月16-19日
初録音
イングランド南西部、デヴォン州の都市エクセター。18世紀にこの地で画家、作曲家、作家として活躍したウィリアム・ジャク ソンの作品は、まさに秘宝のようなもの。鍵盤奏者ティモシー・ロバーツは「イギリスの伝統に根差した歌曲を作曲したジャクソ ンは、ヘンデルの作風を引き継ぎ、ロマン派へ受け渡した偉大な作曲家」と賞賛、そのエレガントな作品の普及に力を注いで います。この録音には、名歌手エマ・カークビーも参加、軽妙な曲から深刻な曲まで、名手たちのアンサンブルによって、知ら れざる作品の魅力を伝えています。

Perfect Noise
PN-1703(1CD)
ヘンデルとその周辺の音楽家たち
サンマルティーニ(1695-1750):オーボエと通奏低音のためのソナタ第2番 ト長調*
ジャン=バティスト・ルイエ(1680-1730):レッスン第3番ト短調〜ホーンパイプ
ジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670-1747):チェロと通奏低音のソナタ イ短調
ヘンデル:オラトリオ「ソロモン」〜Haste haste to the cedar
ウィリアム・バベル(1690-1723):オーボエと通奏低音のためのソナタ第2番ハ短調*
ヘンデル:組曲ホ短調HWV438
アンドレア・カポラーレ(?):チェロと通奏低音のためのソナタ第5番
ウィレム・デ・フェッシュ(1687-1761):イギリスの歌〜ポリー
ピエトロ・カストルッチ(1729-1759):オーボエと通奏低音のためのソナタ第5番ト長調
ジョン・エルンスト・ガリアルド(1680頃-1747):チェロと通奏低音のためのソナタ第3番ヘ長調
ウィレム・デ・フェッシュ:イギリスの歌〜ある歌
トーマス・ヴィンセント(1720-1783):オーボエと通奏低音のソナタ第1番ニ長調*
ジャコベ・バセヴィ・チェルヴェット(1690-1783):ソナタ第6番
ブノワ・ローラン(バロックOb)
テアトロ・デル・モンド

録音:2016 年
*=世界初録音
ベルギー出身のバロック・オーボエ奏者のブノワ・ローランとモンテヴェルディのスペシャリストとしても知られている古楽アンサンブル、テアトロ・デル・ モンドのアルバム。ヘンデルと同時代に生きた作曲家たちの作品を収録しています。ジュゼッペ・サンマルティーニは、ミラノからロンドンに渡りオーボエ 奏者として華々しい活躍をし、のちに作曲家としても活躍、ヘンデルとの親交がありました。そしてベルギー出身の作曲家ジャン=バティスト・ルイエ。管 楽器や鍵盤楽器の作品を多く残しており、自身も木管奏者としてロンドンで活躍。同名の従兄弟が地元ヘントで作曲家として活動していたので、自らロン ドンのルイエと呼んでいたといいます。ヘンデルとライバル関係にあったジョヴァンニ・ボノンチーニ。ヘンデルと友人関係にありオルガン名手でもあったウィ リアム・バベル。オランダ出身で晩年はイギリスを活動拠点としヘンデルのオーケストラでも演奏したウィレム・デ・フェッシュ。同じくヘンデルのオーケ ストラで20年余りコンサートマスターを務めたローマ生まれのヴァイオリンの名手ピエトロ・カストルッチ。など、いずれも故郷から離れてロンドンで成 功を収めた音楽家たちです。 (Ki)

APARTE
AP-170(1CD)
F.クープラン:クラヴサン曲集第3巻より
・第13組曲
〔1.ゆりの花ひらく 2.葦 3.胸飾りのリボン 4.フランス人気質、またはドミノ(仮面舞踏会の頭巾)純潔-はじらい-情熱-希望-誠実-忍耐-恋やつれ-媚-年老いた伊達男と時代後れの守銭奴-気のよいかっこう-無言の嫉妬-狂乱〕
・第18組曲
〔1.ヴェルヌイユの女 2.ヴェルヌイユの娘 3.修道女モニク 4.騒がしさ 5.感動 6.ティク-トク-ショク 7.片足の不自由な元気者〕
・クラヴサン曲集第1巻より第3組曲 ハ短調より第11曲「お気に入り」
ブランディーヌ・ヴェルレ(Cemb/ルッカース1636年モデル、1985年アンソニー・サイディ&フレデリク・バルによる複製)

録音:2017年5月
フランスが生んだ根強い人気の名クラヴサン奏者ブランディーヌ・ヴェルレ、F.クープランの登場。ヴェルレのF. クープランといえば、1976-80年にか けて全曲録音されたアストレの名盤(近年XRCD 化(JMXR.24510・廃盤) もされ話題となりました)が有名ですが、今回、ルッカース・モデルの銘器 コピーを奏でての新録音となりました。1942年生まれという彼女、75歳での録音となった当盤は、全体として自然で力みのない音楽運び。「騒がしさ」や「ティ ク・トク・ショク」でも、浮足立つことのないテンポで聴かせます。F.クープランの音楽に込められた様々な表情をもらさず織り込んでいるようで、まさに 巨匠の風格といえます。ヴェルレはライナーノートに「作曲家」と題した文章を寄せており(フランス語のみ)、こちらも興味深いものがあります。 (Ki)

APARTE
AP-164(2CD)
リュリ:歌劇「アルセスト」(またはアルシードの勝利)(1674年)
〔フィリップ・キノー(1635-1688)台本による音楽悲劇〕
アルセスト/栄光:ユディト・ファン・ヴァンロイ(S)
アルシード/エドウィン・クロスリー=メルセル(Bs-Br)
アドメート、第 2 のトリトン:エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(T)
セフィーズ、チュイルリーのニンフ、プロセルピーネ:アンブロワジーヌ・ブレ(Ms)
リコメード、シャロン:ダグラス・ウィリアムズ(Bs-Br)
クレアント、ストラートン、プルトン、エオレ:エティエンヌ・バゾラ(Br)
マルヌのニンフ、テティス、ディアーヌ、セーヌのニンフ、ニンフ:ベネディクト・タウラン(S)
影、アレクトン、アポロン:ルシア・マルティン・カルトン(S)
第1のトリトン、プルトーの使者:エンゲランド・デ・ヒス(T)
クリストフ・ルセ(指、Cemb)
レ・タラン・リリク
ナミュール室内cho

録音:2017年7月13,15,16日、サル・ガヴォー(パリ)
フランス・バロック界の大御所クリストフ・ルセ率いるレ・タラン・リリク。ラモー:「ツァイス」(2014年7月録音、AP 109)、リュリ:「アルミード」(2015 年12月録音、AP 135)、ラモー:ピグマリオン(2017年1月録音、AP 155)につづくバロック・オペラ最新盤はリュリのアルセスト。リュリと作家キノー による音楽悲劇「カドミュスとエルミオーヌ」に続く第二作目の音楽悲劇です。1674年1月19日にパリの王立音楽アカデミーで初演され、国王と宮廷の人々 は高く評価されましたが、当時権力を持ち始めていたリュリに嫉妬して、音楽家たちはこの作品の評判を落とそうとしました。にも関わらず1674年7月 にも祝賀行事の一環としてこの作品が上演され、その後もフランス各都市で上演されるなど、成功をおさめました。コーラスの用いられ方が非常に効果的 で、物語を見事に進行していきます。様々なシーンを描写するオーケストラ音楽も、どれも簡潔にして充実しています。 【あらすじ】 舞台はチュイルリー宮と庭園。アドメート王とアルセストの婚礼。アルセストに恋をしているアルシード以外は皆結婚を祝っている。そこへ隣国のリコメー ド王が登場し、戦いがおこり、アドメート王は瀕死の傷を負い、王のために自らの命をささげ出すものが現れれば、王の死は避けられるという。誰も死の うとしないのを見てアルセストは、自らを生贄に捧げる。アルシードが、アルセストと自分が結ばれてもよいのであれば、アルセストを取り戻すと約束し、 黄泉の国へと向かう。黄泉の国でアルシードはプルトーを説得し、アルセストを取り戻し、現世に帰る。命を取り戻したアルセストはしかし、アドメート王 を慕い続けるのを見て、アルシードは身を引き、アドメート王とアルセストはあらためて結婚をし、ミューズたちは結婚とアルシードの勝利をたたえて、幕 となる。

CPO
CPO-555204(1CD)
NX-B10
ヨハン・セバスティアーニ(1622-1683):マタイ受難曲 コリン・バルツァー(T)
クリスティアン・イムラー(Bs-Br)
イーナ・ジードラツェク(S)
ネイサン・メドレイ(C.T)
ジョナサン・ウッディ(Bs-Br)
ポール・オデット(指)
スティーヴン・スタッブズ(指)
ボストン古楽音楽祭声楽アンサンブル
ヨハン・セバスティアーニはドイツ・バロック時代の作曲家。ワイマールで生まれ、1650年頃にケーニヒスベルクに赴き活動を 始め、1661年に大聖堂のカントール職に就きます。その2年後には宮廷楽長に任命され、亡くなるまでその職にあり、宗 教曲を含む多数の作品を残しました。彼の作品の中で最も知られているのがこの「マタイ受難曲」であり、曲自体は1663 年以前に書かれたようですが、1672年に再演され高い評価を受けました。彼は「オラトリオ受難曲(それまでは無伴奏で あった受難曲に器楽を導入し、イタリア風のレチタティーヴォやコンチェルタート様式によって楽曲を構成する方式)」の最 初期の作曲家の一人であり、また壮麗な合唱を組み込んだことでも知られています。 2015年にグラミー賞を受賞したポール・オデットとスティーヴン・スタッブズの指揮によるボストン古楽音楽祭声楽アンサンブ ルの素晴らしい演奏で。
CPO
CPO-555168(1CD)
NX-B02
オルフェウス-17世紀の歌、アリアとマドリガル集
【収録された作曲家】
ロバート・ジョンソン/アントニオ・ドラーギ/モーリス・グリーン/ウィリアム・バード/ガブリエル・フォクトレンダー/ヤコボ・ペーリ/ヨハン・エラスムス・キンダーマン/フランチェスコ・ラジ/クラウディオ・モンテヴェルディ/ルイジ・ロッシ/トーマス・カンピオン/ヘンリー・パーセル/ドメニコ・ベッリ/ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ/アンワーヌ・フランシスク/ヨハン・シュテフェンス
ユリアン・プレガルディエン(T)
テアトロ・デル・モンド
アンドレアス・キュッペルス(指)
17世紀初頭、楽器伴奏による初期のバロック独唱曲は、それまで主流であったルネサンス期の多声合唱作品との共存を 始めました。これは、もちろん音楽の形態は違えども、表現の多様性を求めてのことであったとされています。タイトルに付さ れた「オルフェウス」とはギリシャ神話に登場する詩人、音楽家であり、彼が弾くリラの音色に全ての動物、草花が魅了され たと言われ、17世紀終わりのイギリスでは「オルフェウス・ブリタニクス」という歌曲集が出版されるほど、その名前は音楽と一 体化していました。このアルバムでは現代の名歌手ユリアン・プレガルディエンがオルフェウスを讃え、イギリス、ドイツ、イタリア の歌曲を歌い、キュッペルスが指揮するテアトロ・デル・モンドが、様々な舞曲で曲間を繋いでいくという趣向です。
CPO
CPO-555037(1CD)
NX-B10
ヨハン・フィリップ・クリーガー(1649-1725):5曲の宗教的コンチェルト集(1697年 ニュルンベルク)
Ruhmet den Herrn(詩篇 第22番)
Ach Herr, wie ist meiner Feinde soviel(詩篇第3番)
4声のソナタ
Herr, warum trittest du so ferne(詩篇第10番)
Meine Seele harret nur auf Gott(詩篇第62番)
Fortunae ne crede
クラウス・メルテンス(Bs-Br)
ハンブルク・ラーツムジーク
ジモーネ・エッケルト(指)
ニュルンベルクに生まれ、シュッツに音楽を学び、コペンハーゲンに移住。ペーター教会のオルガニストをはじめ、コペンハーゲ ンの主要な教会でオルガニストとして活躍した後は、バイロイトの辺境伯クリスティアン・エルンストの宮廷楽長に就任。しか しクリーガーが作曲家としての真価を発揮したのは、1677年に当時のヴァイセンフェルス公国で職を得た後のこと。1680 年には宮廷楽長として数多くの宗教曲やオペラを作曲、ドイツのバロック様式をリードするまでになりました。また若きヘンデ ルの才能を見出した人としても知られています。この「音楽による魂の平和」は1690年に作曲されたクリーガーの代表作の 一つであり、ドイツ語による詩篇の歌唱の間にに器楽曲が挿入されるという曲集。指揮者のエッケルトはこの曲を得意とし ており、以前、ドロテー・ミールズを独唱者としたアルバムをリリースしていましたが、今作では名バス・バリトン、クラウス・メル テンスを起用。柔軟な解釈による美しい音楽を聴くことができます。

Capriccio
C-7215(5CD)
NX-C05
テレマン:宗教合唱作品集
【CD1】
カンタータ「雷神を称える」TWV6:3
カンタータ「主は王なり」TWV8:6
【CD2】
カンタータ「最後の審判の日」TWV6:8
【CD3】ダンツィヒのコラール・カンタータ集
Christus der ist mein Leben 「キリストこそわが命」TWV1:138
Du o schones Weltgebaude 「汝、おお壮麗なる世の楼閣よ」TWV1:394
Jesu meine Zuversicht「わが確き望みなるイエスは」TWV1:984
Jesu meine Freude「イエス、わが喜び」TWV1:970
Ich bin ja Herr「われはまことに、主よ、汝の御手の中にあり」TWV1:822
【CD4】
Alles redet itzt und singet カンタータ「全てが語り、そして歌う」 TWV20:10
ミサ・ブレヴィス TWV9:14
Deus judicium tuum モテット「神よ、あなたの審判を王に与え給え」 TWV7:7
【CD5】
オラトリオ「イエスの復活と昇天」TWV6:6
アン・モノイオス(S)
バルバラ・シュリック(S)
ヴェロニカ・ヴィンター(S)
ヴィルトフリート・ヨッヘンス(T)
クラウス・メルテンス(Bs) 他
ヘルマン・マックス(指)
ライニッシェ・カントライ
ダス・クライネ・コンツェルト
テレマンの知られざる宗教作品のBOX化! 後期バロック音楽を代表する作曲家の一人、テレマン。18世紀前半のヨーロッパでは随一の人気と名声を誇るだけでなく、 「音楽史上最も多くの作品を書いた」作曲家としても知られています。 40歳でハンブルク市の音楽監督に就任したテレマンは、市の行事やオペラ、コンサートのあらゆる場面に作品を提供、21世 紀になっても新発見の作品が上演されるなど、その数は計り知れません。 このBOXには、テレマン作品の中でも、最も重要な教会音楽の中からカンタータとオラトリオの名作を収録。存命時にはバッ ハよりも知名度が高かったというテレマンの宗教曲をじっくりお楽しみいただけます。バルバラ・シュリック、クラウス・メルテンスら、 ドイツを代表する古楽歌手たちと、17世紀作品のオーソリティであるヘルマン・マックス率いるオリジナル楽器のアンサンブル“ラ イニッシェ・カントライ”と“ダス・クライネ・コンツェルト”のフレキシブルな演奏です。

ACCENT
ACC-24342(2CD)
ヴァイヒライン:ミサ曲集
[CD1]
Canon uber das Post-Hornl
Eripe me Domine
Domine
Missa Rectorum Cordium
Missa Sanctissima Trinitatis
Missa Gloriosa Virginis in Coelo
グナール・レツボール(指)
アルス・アンティクァ・オーストリア
聖フロリアン少年cho

録音:2006年9月(CD1)、2004年11月(CD2)
もともとSYMPHONIAレーベルで発売されていたCD2枚をセットにしたもの。廃盤久しい、知る人ぞ知る古楽の名盤が嬉しい復活です。ロマヌス・ ヴァイヒライン(1652-1706)はオーストリア生まれで、ビーバーに師事した作曲家。オーストリア古楽界の重鎮レツボールが自国の作曲家を愛情たっぷ りに演奏しており、ハイレベルな少年合唱の透明さも見逃せません。美しい宗教作品にどっぷり浸りたい人にお勧めです。Cはトランペット、トロンボーン、 ティンパニを伴う華やかな音楽でビーバーを思わせます。 (Ki)

OMF
KCD-2059(1CD)
再発売
天正遣欧使節団の音楽
プロログ
#1パッサメッツォ上の五木の子守唄 〜 ももやももや
#2漆黒の南蛮履作者不詳
#3とりこてあアロンソ
#4夜は暗うてフランシスコ・ゲレーロ? 〜 #5こんけららばれ
出航
#6牛飼いとお針箱
国王フェリペ2世謁見
#7ディフェレンシアス『いと甘き覚え』エルナンド・デ・カベソン/ピエール・サンド
ラン
#8あめまりあフランシスコ・ゲレーロ
#9川内の子守唄 〜 #10ファンタシアアントニオ・カレイラ
舞踏会
#11花の舞ファブリツィオ・カローゾ
#12スパニョレッタファブリツィオ・カローゾ
伊東マンショの郷愁
#13日向木挽唄
ローマにて
#14ファンファーラ『馬上にて』
#15らおだて
#16そなたはさながら清らなりジョヴァンニ・バッサーノ/ジョヴァンニ・ピエ
ルルイジ・ダ・パレストリーナ#17でんでれん作者不詳
#18レスポンソリウム『天主のサントスは来たりて』サカラメンタ提要より
関白秀吉謁見
#19テント『こんけららばれ』アントニオ・カレイラ
#20グロサード『こんけららばれ』ルイス・デ・ナルバエス
中浦ジュリアンの回想
#21中浦手毬唄 〜 #22レセルカーダ『いと甘き覚え』ディエゴ・オルティス/ピ
エール・サンドラン
#23誰人が幸いなるか存じてをるオラツィオ・ヴェッキ 〜 #24ろどりごまるちね
す殿作者不詳
中浦ジュリアンの殉教
#25らだにあす 〜 #26こんけららばれ 〜 #27パライゾにサカラメンタ提要より
〔アントネッロ〕Anthonello
濱田芳通Yoximichi Famadaコルネタ/フラウタ/シャラメラCorneta/Flauta/Charamela
石川かおりCaori Ixicauaビオラ・ダルコViola d’arco
西山まりえMarie Nixamaアルパ/クラボ /レアレジョ/カスタネータス/歌Arpa/Clavo/Realejo/Castanetas/Voz
春日保人Yasuto Casuga歌/フィファラ/篠笛/一節切Voz/Fifara/Fuye/Xaqufachi
花井尚美Naomi Fanai歌Voz
藤沢エリカYerica Fujisaua歌Voz
岡庭弥生Yayoi Vocaniua歌Voz
わだみつひろMitcufillo Vadaタンボール/太鼓Tambor/Taico
矢野薫Caoru Yanoクラボ/プサルテリア/歌Clavo/Psalteria/Voz
〔賛助出演・特別出演〕
三浦一雄Cazuo Miura歌1Voz
皆川達夫Tatcuo Minagaua歌Voz
大平紀之Noriyuqi Vofira歌8Voz
ヴォーカル・アンサンブル『ロス・ケントス』Los Kentos
ケント・ラフKenton Ruff/鈴木克精Yoxiaqi Suzuqi/細川大介Daisuqe Fosocaua
ドルーピー・トランペット隊Droopy Trumpet Ensemble
隊長:中村孝志Tacaxi Nacamullaトロンベタ/トゥバTrombeta/Tubae

録音:2007年5月27/28日(関口台スタジオ(東京)
2007年に発売され大反響を呼んだアルバム「天正遣欧使節の音楽」が、10年の時を経て、[2017 リマスター]バージョンとして蘇りました。 一旦、オリジナルの作業ファイルまで遡り、最新のミックスエンジンとプラグインを用いて再度ミキシング。ス タジオには演奏者も立ち会い、音楽的な表現にまで踏み込んだ調整を行いました。新たな工程を経て 生まれ変わった極上の音質をお愉しみいただけます。 「天正遣欧使節の音楽」は、1582年、九州のキリシタン大名によってローマ教皇のもとに派遣された4 人の少年(天正遣欧使節)の生涯を、当時の音楽の再現とアレンジによって表現した壮大な物語絵 巻。天正使節の生い立ちを描くプロログからはじまり、ヨーロッパでの謁見(スペイン国王フェリペ二世、 ローマ教皇グレゴリオ13 世)、関白秀吉の御前演奏の再現と続き、フィナーレではキリシタン禁止令後 も地下に潜伏して布教を続けた中浦ジュリアンの悲劇的な最期(10ヶ月の投獄の後、穴吊りの刑に処 せられ死亡)までを描いています。 アントネッロのリーダー・濱田芳通が、足かけ10 年以上、現在まで残っている記録・資料を可能な限り 調査。この時代の作品を通り一遍に再現するのではなく、独自のアレンジを施すことにより、この時代に 天正使節によってもたらされた西洋音楽が、21世紀のわれわれ現代人にまで影響を及ぼしているさま に迫ります。 2017年12月13日/14日には演奏会「〜語りと音楽でつづる〜天正少年使節の音楽」も開催予 定。今後ますます注目されるプロジェクトです。

Hyperion
CDA-68195(1CD)
マショー:フォーチュンズ・チャイルド オルランド・コンソート〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕

録音:2016年4月27日−29日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。これまでオルランド・コンソートがコンサートとレコーディングの中心プロジェクトとして演奏を続けてきたマショー・シリーズの第5作目は、「フォーチュンズ・チャイルド(Fortune’s Child)」と題された、運命の女神に翻弄される人々の愛の喜びと苦しみの歌。14世紀の詩人であり"アルス・ノヴァ"を代表するフランスの音楽家、ギョーム・ド・マショー(c.1300−1377)の詩的で物悲しい音楽を、オルランド・コンソートの精緻なア・カペラで描きます。
Hyperion
CDA-68250(1CD)
タリス:アンティフォナ集
聞いてください、お願いです
誉れある神の御母よ/聖なる神
めでたし棘なき薔薇
めでたし、父なる神のいと高貴なる娘
めでたし、けがれなき乙女
おお、光から生まれた光よ
カージナルズ・ミュージック、
アンドルー・カーウッド(指)

録音:フィッツアラン・チャペル、アランデル城(ウェスト・サセックス)
タリス・スコラーズやオルランド・コンソート、オックスフォード・カメラータなどのメンバーとして活躍し、現在はセント・ポール大聖堂の音楽監督を務める英国古楽界の名匠アンドルー・カーウッドと、カーウッド率いるイギリスのア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージック。ウィリアム・バードに続くカージナルズ・ミュージックのメイン・レパートリーとして録音されてきたトマス・タリスの名録音からのハイライトが登場!英グラモフォン賞2006で古楽部門賞に輝いたCDA-67548を始め、カージナルズ・ミュージックが築いてきたタリスの名唱の数々が収められています。

Pentatone
PTC-5186696
(1SACD)
隠された秘宝
(1)-(3)ロカッテリ:劇場風序曲 ニ長調 Op.4-1
(4)コレッリ:ラ・フォリア Op.5-12
(5)ニーナ・シモン(1933-2003):ふたりの誓い
(6)カルロ・ジェズアルド(1566):お前は私を殺す、残酷なひとよ
(7)ニコ・マーリー(1981-):「わたしを探して」
(8)阿炳(1893-1950):二泉映月
(9)-(11)フランク:前奏曲,フーガと変奏曲 Op.18
(12)ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス(1772-1847):ロンド Op.4
(13)-(15)サティ:3つのゆがんだ踊り
(16)ロン・フォード(1959-):モテッ
(17)ヤナーチェク:ズデンカ変奏曲
(18)ジョスカン・デ・プレ:「森のニンフ」(オケゲムの死を悼む挽歌)

編曲=(1)-(3)(5)(9)-(12)イェルテ・アルトゥイス、(4)(6)(13)-(16)ラーフ・ヘッケマ、(8)オリヴァー・ボエクホールン、(17)アルバン・ウェスリー、(18)ルーカス・ファン・ヘルズディンゲン
カレファックス・リード五重奏団【オリヴァー・ボエクホールン(Ob、コーラングレ、ティン・ホイッスル)、イヴァー・ベリックス(Cl)、ラーフ・ヘッケマ(Sax)、イェルテ・アルトゥイス(バスCl)、アルバン・ウェスリー(Fg)】

ン録音:2017年1月31日-2月2日/ドープスゲツィンデ教会(ハーレム)
リード五重奏団の “カレファックス” がPENTATONEレーベル初登場です。当団は「ポップスのメンタリティを備えたアンサン ブル」と評され、圧倒的なテクニックから奏でられる見事なアンサンブルで結成時より高い評価を得ており、独MDGレーベルなどから多くのディスクがリ リースされています。リード五重奏は18世紀以降の作品が多いため、当団はオリジナル作品以外も積極的に編曲また委嘱をし、レパートリーを広げてき ました。また、ジャズ、ポップスも演奏し国際的な音楽シーンから熱烈な支持を受けています。
「隠された秘宝」と題された当ディスクでは、ジョスカン・デ・プレの「森のニンフ」、コレッリの「ラ・フォリア」、サティの「3つのゆがんだ踊り」な ど15世紀から現代まで、世界の魅力的な作品が並びます。オルガンのために書かれたフランクの前奏曲、フーガと変奏曲では原曲さながらの響きを追求 し、カレファックスの真の実力を示した名演を聴かせてくれます。リード・ファンはもちろんのこと、オーディオ・ファンにもおすすめしたいディスクです! (Ki)

MSR
MS-1635(1CD)
「証明できることは何もない」 〜パルテニア(ヴィオール四重奏)
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:ハレルヤ、おお、とりなしの処女よ(1150)
フランシス・ホワイト:ずっと遠くの側の花(2010)
ノーダーヴァル:証明できることは何もない(2008)
オルソン:棘(2013)
フランシス・ホワイト:おとぎ話から(2013)
パルテニア:【ビヴァリー・オー(トレーブル&バス・ヴィオール) 、ローレンス・リプニク(テナー・ヴィオール) 、ロサムンド・モーリー(バス・ヴィオール) 、リサ・テリー(バス・ヴィオール)】
クリスティン・ノーダーヴァル(S)
ダション・バートン(Bs-Br)
ヴァレリア・ヴァシレフスキ(語り)

録音:2016年12月,2017年6月 米国,ニューヨーク州,ウェストチェスター
ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの曲の他はすべてここ10年に作曲された声楽とヴィオールのための作品集。フランシス・ホワイトの「ずっと遠くの側の花」は、ヒルデガルトの「ハレルヤ、おお、とりなしの処女よ」に基づいた作品。クリスティン・ノーダーヴァルはここで歌っているソプラノ歌手で、作曲も手掛けている人。「証明できることは何もない」は4曲、25分ほどの大曲。トーニー・オルソンの「棘」は、ヴィオール四重奏の上にバスバリトンがジョン・ヘアの詩を語るように歌う曲。ホワイトの「おとぎ話から」はヴィオール四重奏と語りによる曲。 パルテニアはニューヨークを拠点に活動する珍しいヴィオール四重奏団。

ENCHIRIADIS
EN-2045(1CD)
ムジカ・フィクタ創設25周年記念
ビクトリア(1548-1611):死者の為の聖務曲集
 わが魂は萎え [Taedet animam meam] (レクツィオ;4声)
 死者の為のミサ(レクイエム) [Missa pro defunctis (Requiem)] (6声)
  イントロイトゥス/キリエ/グラドゥアーレ/オフェルトリウム
  サンクトゥス−ベネディクトゥス/アニュス・デイ/コムニオ
 悲しみのうちに引き戻され [Versa est in luctum] (モテット;6声)
 われを解き放ちたまえ [Libera me] (レソポンソリウム;6声)
ムジカ・フィクタ
[ロラ・アグスティ、マノン・ショーヴァン(S)
アドリアーナ・マイヤー(A)
フラーヴィオ・フェッリ=ベネデッティ(男性アルト)
アリエル・エルナンデス、ディエゴ・ブラスケス(T)
ビクトル・クルス、ファルナンド・ルビオ(Bs)]
ラウル・マリャビバレナ(指)

録音:2017年2月、サンタ・クルス修道院宿泊所礼拝堂、マドリード、スペイン
1992年にスペインの合唱指揮者ラウル・マリャビバレナにより創設された声楽アンサンブル「ムジカ・フィクタ」の創設25周年記念盤。ビクトリアのレクイエムの録音は2002年8月(EN 2006)以来14年半振り。メンバーは全員交代しています。
淀みなく進む演奏で収録時間は39分ほどですがフルプライス商品です。

Nimbus Alliance
NI6358(2CDR)
フランス・オルガン音楽の黄金時代Vol.6
ジャック・ボワヴァン:オルガン曲集第1巻(1690)&第2巻(1700)からの組曲集
デイヴィッド・ポンスフォード(Org)

録音:2017年5月1日−4日、サン=ミシェル教会(ボルベック、フランス)
主にルイ14世の統治下からフランス革命まで、フランスにおけるオルガン音楽の黄金時代に作曲された秀作を発掘するシリーズ。第6集は、パリのキャンズ=ヴァン教会やルーアン大聖堂のオルガニストを務めたとされる、ジャック・ボワヴァン(c.1649−1706)のオルガン作品集。使用楽器は、1992年にフランスの歴史的記念物(Monument historique)に指定されたサン=ミシェル教会(ボルベック)のヒストリカル・オルガン。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Centaur
CRC-3569(1CD)
クープラン:クラヴサン組曲全集 Vol.3
クラヴサン第3組曲/クラヴサン第11組曲/クラヴサン第13組曲
マーク・クロール(ハープシコード/パスカル・タスカン1769年製、ウィリアム・ダウド1974年製)

録音:2015年−2016年、マサチューセッツ(アメリカ)
50年以上のキャリアを持ち、25年以上に渡りボストン大学のチェンバロ科教授の要職にあるアメリカの鍵盤楽器奏者、マーク・クロールによるクープランの組曲集第3巻。「第13組曲」では、マサチューセッツのニュートン・センターに所蔵されているマーロウ・A・シーガルのプライヴェート・コレクション、1769年にパスカル・タスカンが製作したオリジナルの楽器を弾いています。

Aeolus
AE-10103(1CD)
イタリアのカンタータ集
ハイニヒェン:カンタータ「La, dove in grembo al colle」
作曲者不詳:リチェルカール*
サンチェス:カンタータ「簒奪者にして暴君」
スカルラッティ:トッカータ*
カルダーラ:別れ
作曲者不詳:フィオレンツァのアリア*
サンチェス:私の欲望
ピストッキ:痛ましい別れ
(*=クラヴィオルガン・ソロ)
カプリオーラ・ディ・ジョイア〔アマリリス・ディールティエンス(S)、バート・ネサン(クラヴィオルガン)〕

録音:2017年1月、ベルギー
リチャード・エガー、ヨス・ファン・フェルトホーフェン、エリク・ファン・ネーヴェルらの巨匠たちと共演を行い、オペラ、オラトリオの両面で活躍するベルギーの古楽系ソプラノ、アマリリス・ディールティエンス。ブルージュの聖ギリス教会の首席オルガンニストやブリュッセル音楽院のチェンバリストを務める、1980年生まれのベルギーの若き指揮者&古楽系鍵盤楽器奏者のバート・ネサン。
ディールティエンスとネサンの夫婦が2007年に設立したピリオド・アンサンブル、"カプリオーラ・ディ・ジョイア"の10周年を祝うアルバムは、チェンバロとオルガンを組み合わせた楽器、「クラヴィオルガン(クラヴィオルガヌム)」の伴奏によるイタリアのカンタータ集。(ハイニヒェンはドイツの作曲家ですが、このカンタータはイタリア滞在時代にイタリア様式で書かれているため、このアルバムに含まれています。)
バート・ネサンは、ベルギーのルーヴェン大学でクラヴィオルガンの博士研究を行うなど、この楽器の研究家・演奏家としても高名。チェンバロとオルガンの音が聞こえるため、まるでもう一人奏者がいるかのように聞こえるクラヴィオルガンの不思議な音色と、ディールティエンスの澄み渡る歌声をお楽しみください。

Christophorus
CHR 77421(1CD)
ラインハルト・カイザー:マルコ受難曲 クリスティアン・ブレンベック(指)
パーセニア・ヴォーカル、
パーセニア・バロック
ベルンハルト・ヒルトライター(T)、
ハルトムート・エルベルト(Bs)、
ヨッヘン・エルベルト(T)、
ターニャ・ダルタン(S)、
ペトラ・ガイトナー(S)、
メリンダ・パウルセン(A)


録音:1993年5月10日−12日、ドイツ
17世紀〜18世紀のハンブルクでドイツ・バロック・オペラの中心として活躍し、当時ヘンデルやテレマンといった巨匠と並び称された作曲家、ラインハルト・カイザー(1674−1739)。
ラインハルト・カイザー作と伝わるものの、父であるゴットフリート・カイザーやフリードリヒ・ニコラウス・ブルーンスの作ではないかとの説もあり、「伝ラインハルト・カイザー」とも表記される「マルコ受難曲」は、バッハが複数回演奏するなどその作品を愛し、「マタイ受難曲」の参考にしたとも言われているドイツ音楽史の重要作。
日本では2017年に「東京マルコ受難曲合唱団」によって日本初演が行われ注目を浴びた、伝カイザーの「マルコ受難曲」。テルツ少年合唱団の伴奏者としても活躍したドイツのオルガン&チェンバロ奏者、指揮者のクリスティアン・ブレンベックが90年代に残したChrsitophorusの名録音が新装再発売となります。
Christophorus
CHR-77418(1CD)
スペインの花〜ヴィオール・コンソートとギターのための音楽
ミラン:パヴァーナとガリャルダ
ブルーナ:第1旋法によるティエント・デ・ファルサス
サンス:アチャス
オルティス:リチェルカーダ第4番
ブルーナ:Obra de 5° tono por Ce sol fa ut
カベソン:Ilano del Cavalleroによる変奏曲
ブルーナ:第2旋法によるティエント・デ・ファルサス
エンシーナ:ファータ・ラ・パルテ
カベソン:Dama le demandaによる変奏曲
サンス:ルヘロとパラデタス
アギレラ・デ・エレディア:第4旋法によるティエント・デ・ファルサス
オルティス:リチェルカーダ第8番
フランシスコ・デ・ラ・トーレ:ダンツァ・アルタ
サンス:マリサパロス、ハカラス
カベソン:イタリアのパヴァーナ、
 ミラノのガリアルダによる変奏曲
サンス:フォリアス
作曲者不詳:エスパノレータ
カバニーリェス:パサカリェス
サンティアゴ・デ・ムルシア:ガリャルダス
カバニーリェス:フォリアによる変奏曲
マリア・フェレ(ルネサンス&バロック・ギター)、
レゼスカパード

録音:2017年2月15日−17日、ドイツ
多くの芸術が栄えたスペイン黄金世紀、15世紀〜17世紀スペインのギターとヴィオール・コンソートのための作品集。スペインのカタルーニャ出身、バルセロナの音楽院とドイツのトロッシンゲン音楽大学、スイスのバーゼル・スコラ・カントルムで学んだギター&リュート奏者マリア・フェレが、女流奏者4人からなるフランスのヴィオール・アンサンブル、「レゼスカパード(レ・エスカパード)」と共演し、色鮮やかなスペインの花々を咲かせます。

Chandos
"CHACONNE"

CHSA-0403(1SACD)
ヘンデルの最後のプリマ・ドンナ〜ロンドンのジュリア・フラージ
ヘンデル:オラトリオ 「スザンナ」 HWV.66より スザンナのアリア「清く澄んだ小川がさらさらと流れ」
ヴィンチェンツォ・チャンピ:歌劇 「シリアのアドリアーノ」より エミレーナのアリア「おお神よ! 私は気力が衰えてしまいます」(世界初録音)、
 歌劇 「カミッラの勝利」より カミッラのアリア「あそこの日陰の岸の向こうに」(世界初録音)
トマス・アーン:歌劇 「アルタクセルクセス」より アルバチェスのアリア「なぜ死はいつもなかなか哀れな者の悲しみを終わらせてくれないのだろう」
ジョン・クリストファー・スミス:オラトリオ 「失われた楽園」より イヴのレチタティーヴォと歌「おお、アダム、私を憎まないで − やってくる! やってくる! それは死に違いない!」、
 オラトリオ 「レベッカ」より レベッカのレチタティーヴォと歌「でも見て、夜が音もなく忍び寄ってくる − おお安らかな眠りよ!」
トマス・アーン:仮面劇 「アルフレッド」より エルトルダのアリア「恵み深き天よ、おお、わが声を聞きたまえ!」
ヘンデル:オラトリオ 「テオドーラ」 HWV.68より シンフォニア、テオドーラのレチタティーヴォとアリア「おお汝輝く太陽よ! − わが悲しみと同じくらい深い闇で」、シンフォニー・オヴ・ソフト・ミュージック、テオドーラのレチタティーヴォとアリア「だがなぜおまえは掻き乱されるのだ− おお、翼で昇ることができたなら」
フィリップ・ヘイズ:仮面劇 「テーレマコス」より パルテノーペのアリア「すぐに汝の運命の時が到来し」(世界初録音)
ヘンデル:オラトリオ 「ヘラクレスの選択」 HWV.69より プレジャー(快楽)のアリア「そこではおいしい水が勢いよくきらきらと流れ出る」、
 オラトリオ 「イェフタ」 HWV.70より イフィスのレチタティーヴォとアリア「汝ら聖職者たちよ − さらば、汝ら澄んだ泉と迸る流れよ」、
 オラトリオ 「ソロモン」 HWV.67より シバの女王のアリア「太陽は差し込むことを忘れるだろうか」
ルビー・ヒューズ(S)、
ローレンス・カミングス(指)
エイジ・オヴ・インライトゥメントO

録音:2017年7月27日−28日、30日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
ルネサンスとバロックのレパートリーを得意とするイギリスの若きソプラノ、ルビー・ヒューズがChandosソロ・デビュー!ルビー・ヒューズは、2009年ロンドン・ヘンデル歌唱コンクールで第1位と聴衆賞を受賞、2011年と2013年にはBBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選ばれ、2014年にはロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティ・ミュージック・アウォードにノミネート、そしてボルレッティ・ブイトーニ・トラスト賞も受賞している注目のアーティスト。
名匠ローレンス・カミングス率いるエイジ・オヴ・インライトゥメントOをバックに、ヘンデルの晩年のオラトリオ「スザンナ」、「テオドーラ」、「イェフタ」などの世界初演を務めたイタリア出身の名歌手、ジュリア・フラージ(fl.1740−1774)の軌跡を辿ります。ヘンデルの代表的な作品に加え、ヴィンチェンツォ・チャンピやジョン・クリストファー・スミス、フィリップ・ヘイズらによる稀少な同時代のアリアも収録。

Linn
CKD-581(1CD)
ガブリエリ:金管楽器のための音楽
ガブリエリ:第12旋法による10声のカンツォン(ii)(サクラ・シンフォニア, 1597より)、
 第8旋法による12声のソナタ第8番(サクラ・シンフォニア, 1597より)
ラッピ:4声のカンツォン第11番 「ラ・セラフィーナ」(ソナーレのためのカンツォーニ, 1608より)
ガブリエリ:8声のピアノとフォルテのソナタ(サクラ・シンフォニア, 1597より)、
 7声のカンツォン第5番(カンツォーニとソナタ, 1615より)、
 第7旋法による8声のカンツォン(ii)(サクラ・シンフォニア, 1597より)
フレスコバルディ:カンツォン第3番(1634)
ガブリエリ:14声のソナタ第18番(カンツォーニとソナタ, 1615より)、
 8声のカンツォン第8番(カンツォーニとソナタ, 1615より)
マッサイーノ:8声のカンツォン第33番(ソナーレのためのカンツォーニ, 1608より)
ガブリエリ:4声のカンツォン 「ラ・スピリタータ」(ソナーレのためのカンツォーニ, 1608より)、第9旋法による12声のカンツォン(サクラ・シンフォニア, 1597より)、
 ソナタ第21番 「コン・トレ・ヴィオリーニ」(カンツォーニとソナタ, 1615より)
ヴィアダーナ:8声のシンフォニア 「ラ・ベルガマスカ」(シンフォニー・ムジカーリ, 1610より)
ガブリエリ:6声のカンツォン第3番(カンツォーニとソナタ, 1615より)
ブオナメンテ:6声のソナタ(ソナタとカンツォーニ, 1636より)
ガブリエリ:15声のソナタ第19番(カンツォーニとソナタ, 1615より)
グッサーゴ:4声のラ・ボッターナ(4声、6声と8声のソナタ, 1608より
ガブリエリ:22声のソナタ第20番(カンツォーニとソナタ, 1615より)
ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック&ジュリアード・スクール・ブラス、
ラインハルト・フリードリヒ(指)
ロンドンの王立音楽アカデミー(ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック)とニューヨークのジュリアード音楽院(ジュリアード・スクール)。2004年以来コラボレーションを続ける2つの名門音大の金管奏者たちによるガブリエリ・アルバムが登場! ルツェルン祝祭管の首席トランペット奏者であるドイツの名手ラインハルト・フリードリヒが指揮を務め、王立音楽アカデミーの学長であり自身もトランペット奏者であった英国楽壇の重鎮ジョナサン・フリーマン=アットウッドがレコーディング・プロデューサーを務める特別プロジェクトです。金管楽器のバイブル、ジョヴァンニ・ガブリエリと同時代のヴェネツィアの作曲者たちによる金管楽器のための音楽。近代の楽器と知性を16世紀のテクニックやチューニングと融合させた挑戦的なレパートリー。ガブリエリの新たな名盤となるか、ブラス関係者要注目!

OEHMS
OC-018(6CD)
NX-C05
南ドイツ・オルガンの巨匠たち
【CD1】
ヨハン・カルパール・ケルル(1627-1693):オルガン作品集

【CD2】
ゲオルク・ムッファト(1653-1704):音楽とオルガンの資料
トッカータ 第1番-第9番

【CD3】
ムッファト:音楽とオルガンの資料
1-3.トッカータ 第10番-第12番
4.チャコーナ
5.パッサカリア
6.Nova Cyclopeias Harmonica

【CD4】
ヨハン・パッヘルベル:オルガン作品集

【CD5】
ブクスハイムのオルガン曲集

【CD6】
ハンス・レオ・ハスラー(1564-1612):オルガン作品集
ヨゼフ・ケレメン(Org)

【CD1】
録音:2004年4月20-23日エゲダヒャー・オルガン(1708)
【CD2】
録音:2004年11月17-18日 Augustiner-Chorherrenstift, Klosterneuburg, Austria
【CD3】
録音:2004年10月19-20日 Augustiner-Chorherrenstift, Klosterneuburg, Austria
【CD4】
録音:2005年11月7-8日 Augustiner-Eremiten-Kirche Pappenheim, Germany
【CD5】
録音:2009年4月22-23日 作者不詳のオルガン(1425頃)St. Andreaskirche, Soest-Ostonnen…1-14
2008年11月5-6日 エーベルト・オルガン(1558) Hofkirche Innsbruck…15-27
【CD6】
録音:2014年8月12-14日 ヨハネス・フロイント・オルガン(1642) Stiftskirche Klosterneuburg, Austria…1-12
2016年10月19-20日 マルクス・ギュンツアー・オルガン(1609) St.Martin Gabelbach, Germany…13-18
このアルバムにおける「南ドイツ」というのは、ドイツ語圏の南部、オーストリアとスイスの一部からポーランド、ボヘミア、トランシ ルバニアの東ヨーロッパ地域の一部までを含む、広範囲を指します。 この6枚組のBOXには、16世紀から17世紀にかけてこの地で活躍した作曲家たちのオルガン作品と、1460-70年頃に成 立した作品集「ブクスハイムのオルガン曲集」(バイエルン州のブクスハイム修道院に伝えられてきた256曲からなる曲集。作 曲家名のほとんどは不詳)を収録。南ドイツのオルガン音楽の伝統を辿る貴重なBOXです。演奏しているケレメンは1986 年以来、この地方の教会音楽を研究し、演奏活動にも熱心に取り組んでおり、このBOXは長年の研究の成果とも言える ものです。

Resonus
RES-10206(1CD)
NX-B05
フランドル楽派の賛美歌集
ルイ・ブルジョワ(1510頃-1559):Or sus serviteurs du Seigneur(詩篇134番)
クロード・グディメル(1510頃-1572):Mon Dieu me paist(詩篇23番)
クロード・ル・ジュヌ(1528-1600):Mon Dieu me paist(詩篇23番)
ルイ・ブルジョワ:Propos exquis(詩篇45番)
クロード・ル・ジュヌ:Propos exquis(詩篇45番)
ルイ・ブルジョワ:C'est un Judee(詩篇76番)
クロード・ル・ジュヌ:C'est un Judee(詩篇76番)
ルイ・ブルジョワ:Des qu'adversite(詩篇46番)
クロード・ル・ジュヌ:Des qu'adversite(詩篇46番)
ルイ・ブルジョワ:Le Cantique de Simeon
エドワード・ウィッカム(指)
ケンブリッジ・セント・キャサリン・カレッジcho
ルネサンス期にフランドルで活躍した作曲家、クロード・ル・ジュヌとその周辺の作曲家たちによる「讃美歌」を集めたアルバム。 ルイ・ブルジョワの詩篇134番で始まり「シメオンの歌」で終わるこの曲集には、同じテキストを用いた2人の作曲家の作品が 収録されており、同年代と言っても、その作風の違いを聴きとるのも面白いところです。この時代の作品は4声のポリフォニー で書かれているものが多く、15世紀の頃の厳格な作風ではなく、作品はどれも自由な模倣形式で書かれています。ケンブ リッジ・セント・キャサリン・カレッジ合唱団のレパートリーの広さが伺える1枚です。
Resonus
RES-10207(1CD)
NX-B05
テレマン:カノン風ソナタとファンタジー集
ソナタ 第1番 ト長調 TWV40:118
ソナタ 第2番 ト短調 TWV40:119
フルートのためのファンタジア 第12番 ト短調 TWV40:13
ヴァイオリンのためのファンタジア 第7番 変ホ長調 TWV40:20
ソナタ 第3番 ニ長調 TWV40:120
ソナタ 第4番 ニ短調 TWV40:121
フルートのためのファンタジア 第6番 ニ短調 TWV40:7
ソナタ 第5番 イ長調 TWV40:122
ソナタ 第6番 イ短調 TWV40:123
エリジウム・アンサンブル
【メンバー】
グレッグ・ディクマンス(バロック・フルート)
ルチンダ・ムーン(バロック・ヴァイオリン)

録音:2016年5月16-17日,6月1-2日,10月21日
1738年に作曲されたテレマンのカノン風ソナタ「MEL-odious Canons」は全ての楽章が「2声のカノン」形式で書かれている 作品。3つのカノンで1曲のソナタになるというもので、通常はフルート2本もしくはヴァイオリン2挺で演奏されます。このアルバ ムでは、ディクマンスのフルートとムーンのヴァイオリンが掛け合いを披露するという趣向になっており、それぞれの楽器の見せ場 として、独奏用のファンタジーも演奏されています。エレガントな音をお楽しみいただけます。

MERIDIAN
CDE-84645(1CD)
「音楽の宝箱」〜ニュースペインの器
楽音楽 第1集(18 世紀半ば)

作者不詳;5 つの舞曲
ロカテッリ:フルート・ソナタ イ長調 Op.2-7
ムルシア:4 つの器楽曲
マオ:ソナタ第6 番
作者不詳:フルート二重奏曲
レオ:ソルフェッジ
ラ・フォンテガラ・メヒコ:
【マリア・ディエス=カネド(リコーダー)
エロイ・クルス(バロックG,テオルボ)
エウニセ・パディジャ(Cemb)
ラファエル・サンチェス・ゲヴァラ(Gamb,
バロックVc)】
ヴァンサン・トゥゼ(リコーダー)

録音:2017年1月15‐17日 メキシコシティ
「音楽の宝箱」と題されたニュースペインの器楽音楽の第1集。ニュースペインすなわちヌエ バ・エスパーニャはスペイン統治時代のメキシコ(1521-1821)のこと。第1集では18世紀半ばに メキシコで作られた、もしくはメキシコで人気があった曲を集めている。ここではリコーダー独奏 を用いたものが中心で、総じて明るくカラッとした音楽が多い。 ラ・フォンテガラ・メヒコはメキシコを代表するピリオド楽器アンサンブル。1988年結成。
MERIDIAN
CDE-84646(1CD)
「音楽の宝箱」〜ニュースペインの器楽音楽 第2集(18 世紀末)
J.C.バッハ:ピアノ、リコーダー、通奏低音のためのソナタ ト長調 Op.2-2
アーベル:ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ホ短調 Op.6-3
リヒター:ピアノ、リコーダー、通奏低音のためのソナタ第 2番 ト長調
作者不詳:アイデム氏のソナタ第5 番
ドヴィエンヌ:2 つのフルートのためのソナタ第2番 ハ長調
ミソーン:リコーダーと通奏低音のためのソナタ イ短調
ラ・フォンテガラ・メヒコ:
【マリア・ディエス=カネド(リコーダー)
エロイ・クルス(テオルボ,バロックG,ロマンティックG)
エウニセ・パディジャ(フォルテピアノ)
ラファエル・サンチェス・ゲヴァラ(Gamb, バロックVc)】

録音:2017年1月18‐20日 メキシコシティ
「音楽の宝箱」と題されたニュースペインの器楽音楽の第 2 集。ニュースペインすなわちヌエ バ・エスパーニャはスペイン統治時代のメキシコ(1521-1821)のこと。第 2 集では 18 世紀末、つ まりウィーンでモーツァルトが活躍したのと同時代にメキシコでで作られた、もしくはメキシコで好 んで演奏された曲を集めている。チェンバロからフォルテピアノに変わり、潤いのある曲が増えて いる。スペイン、カタルーニャのマタロー出身の作曲家、ルイス・ミソーン(1727―1776)の作品が 珍しい。ラ・フォンテガラ・メヒコはメキシコを代表するピリオド楽器アンサンブル。1988 年結成。

IDIS
VERMEER-40018(1CD)
ディンディア:アリアと嘆き
1. Voi che ascoltate
2. カプスベルガー:トッカータ
3. Quell’infedele
4. C.カルヴィ:La moda e sua Chiaccona
5. Piangono al pianger mio
6. ピッチニーニ:Partirte variate sopra la foglia aria Romanesca
7. Misera me! Fia vero?
8. ピッチニーニ:トッカータII
9. Cara mia setra
10. B.ジャノンチェッリ:Bergamasca
11. Ma che? Squallido e oscuro
12. Occhi, convien morire
13. C.カルヴィ:Aria di Fiorenza e sua Corrente
14. Un di soletto
15. ピッチニーニ:トッカータI
16. E pur tu parti, ohime
17. Riede la primavera
18. ピッチニーニ:Chiaccona Cappona alla vera Spagnola
19. O del cielo d’Amor unico sole
20. C.カルヴィ:Pavaniglia e Spagnoletta
21. Tu parti, ahi lasso
22. Oh! Se torn ail mio sol
23. ピッチニーニ:Aria di Saravanda in varie partite
24. Com’e soave cosa
クラウディーネ・アンセルメ(S)
パオロ・ケリーチ(リュート、テオルボ、バロックギター)

録音:2017年4月/ミラノ
モンテヴェルディと同時代の作曲家、シジズモンド・ディンディア(1582頃-1629)の歌曲を集めたアルバム。どの曲も表現力豊かで、抑揚の大きな 旋律が目を引き、ディンディアのメロディメーカーぶりがうかがえます。クラウディーネ・アンセルメの歌唱は情感たっぷり。他の作曲家の器楽独奏曲も収録。 残響が非常に豊かな録音です。 (Ki)

H.M.F
HMM-902288(1CD)
Enfers(黄泉の国)〜ラモー、グルックのオペラより
[入祭唱]
ラモー:ああ!私たちの怒りは無駄ではなかった(『ゾロアストル』第4幕6場/復讐の神)
ルベル:カオス(四大元素より)
ラモー:ここが怪物の荒らしている悲惨な場所だ(『ダルダニュス』第4幕4場/アンテノール)
ラモー/作曲者不詳:レクイエム・エテルナム(『カストールとポリュックス』のテーマに基づくレクイエム)
グルック:神よ!このおそろしい海岸の守り手(『タウリーデのイフィゲニア』第2幕3&4場/オレステ)
[キリエ]
ラモー/作曲者不詳:キリエ・エレイソン(『カストールとポリュックス』のテーマに基づくレクイエム)
ラモー:神よ!いくつもの不運がこの場でうめいている!(『イポリートとアリシ』第2幕4場/テセウス)
ラモー:ルール(舞曲)(『愛の驚き』第2幕8場)
[昇階曲]
グルック:深い暗闇が口を大きく開けているのしか見えない(『アルミード』第4幕1場/ウバルド(デンマークの騎士))
ラモー/作曲者不詳:ドミネ・イエス(『カストールとポリュックス』のテーマに基づくレクイエム)
[セクエンツィア]
グルック:地獄のシンフォニア、フーリエのエア(『オルフェオとエウリディーチェ』第2幕1場)
ラモー:いたましい犠牲者たちの生活を終わりにしよう(『ゾロアストル』第4幕5,6場/アブラマン)
グルック:フーリエのダンス(『オルフェオとエウリディーチェ』第2幕)
ラモー:汝、未来の暗闇を見通す者よ〜突然の汝の恐ろしい運命が我々の中に浮かび(『イポリートとアリシ』第2幕5場/プルトン、3人の平和)
[奉献唱]
ラモー:私は何を聞いたのか?〜力強い波の主よ(『イポリートとアリシ』第3幕6場)
ラモー/作曲者不詳:私たちは賛美の生け贄と祈願をあなたに捧げます(『カストールとポリュックス』のテーマに基づくレクイエム)
ラモー:私をここに召喚したこれらの悲しみは何か?(『イポリートとアリシ』第4幕4場/フェードル)
ラモー:もうあなたには会わないだろう(『イポリートとアリシ』第4幕4場/テセウス)
[聖体拝領唱・楽園へ]
グルック:精霊の踊り(『オルフェオとエウリディーチェ』第2幕2場)
ラモー/作曲者不詳:永遠の安息を彼らにあたえたまえ(『カストールとポリュックス』のテーマに基づくレクイエム)
ラモー:ポリムニーの入場(『レ・ボレアド』第4幕4場)
ラファエル・ピション(指)
ピグマリオン
ステファヌ・ドゥグー(Bs)ほか

録音:2016 年12月
毎回凝ったコンセプトのディスクと切れ味抜群の演奏で人気急上昇中の、ピション&ピグマリオン。今回は、フランスの人気バス、ステファヌ・ドゥグー のハルモニアムンディ・デビュー盤として、黄泉の国がみせる様々な表情を探るプログラムで登場です。ドゥグーの劇的でまるでテノールのようなハリのあ るみずみずしいバスによる見事な歌唱は、ラモーとグルックの時代のバス歌手として歴史に名を残しているアンリ・ラリヴェ(1737-1802)の生まれ変わ りのようです。ピションは、ラモーとグルックのオペラの名場面(おもに地獄のシーン)と、器楽曲、そして当時編曲されたラモーのオペラに基づくレクイ エムの楽章を抜粋し、架空のミサをつくり出しました。冒頭はドゥグーが歌う嘆きにはじまり、ルベルの四大元素の「カオス」で聴き手は恐怖でおののか されますが、最後は、神聖な詩、讃歌をつかさどる女神「ポリムニー」の入場の典雅にして優しい音楽でプログラムが閉じられ、聴き手は天上へといざ なわれるような気持ちで聴き終えることができます。 (Ki)

Profil
PH-17050(1CD)
18世紀ドイツの宮廷で楽しまれた娯楽音楽
ヨハン・メルヒオール・モルター:カンタータ「私をよく考えよ」MWV2.34
セバスティアン・ボディヌス:トリオソナタ ニ短調
ジャチント・スキャッティ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調
フリードリヒ・シュヴィンドル:弦楽四重奏曲ニ長調
モルター:カンタータ「可愛い植物のいとしき新芽」MWV2.25
 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調
ヨゼフ・アロイス・シュミットバウアー:シンフォニア ト長調
モルター:カンタータ「小さなひばり」MWV2.33
カールスルーエ宮廷楽団【ハンス=ヨアヒム・ベルク(ソロVn)、ベネデッタ・コスタンティーニ(Vn)、キリアン・ツィーグラー(Va)、ガブリエラ・ブラッドリー(Vc)、ヤーネ・ラザロヴィチ(ヴィオローネ)、ユリア・メンデ(S)、キルスティン・カレス(指・Cemb)】

録音:2017年7月28-30日/デュレンビュヒヒ・キリスト教会(カールスルーエ)
ドイツ、バーデン州都カールスルーエは18世紀初頭から宮廷音楽とオペラが盛んでした。ここは外国のカストラート歌手などと契約せず、地元の音楽 家で40人のオーケストラ、伝説の「花の乙女たち」と称される70人の女声合唱などを擁する充実した音楽活動が行われていました。その宮廷楽長たち の作品を集めたアルバム。「カールスルーエ宮廷楽団」は7人の若い音楽家による時代楽器団体。いずれもあまり知られていない作品ですが、モルターの「小 さなひばり」はひばりが飛び立つ所などを描写した興味深い内容です。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1249(1CDR)
クープラン:3つのルソン・ド・テネブレ*
モテット「高きにあるものは大いに喜ぶべし」#
ピエレット・アラリー(S;*/#)
バシア・レトチツカ(S)*
レオポルド・シモノー(T)#
ジョルジュ・アブドゥン(Bs)#
アントワーヌ・ジョフロワ=デュショーム(Cemb)*
エルネスト・ブール(指)
ジェラール・カルティニ室内O
アンサンブル・ヴォーカル・ド・パリ

録音:1954年
※音源: Ducretet-Thomson, 320 C 051

Coviello
COV-91801(1CD)
サラ・パールのガンバで聴くバッハの名アリア
バッハ:マタイ受難曲 BWV244より アリア「来たれ、甘き十字架」
 トッカータ ニ短調 BWV913(チェンバロ独奏)
バリエール:ソナタ集 第2巻より 第6番 ハ短調
フォルクレ:ジュピター
バリエール:ソナタ集 第3巻より 第3番 ハ長調
バッハ:トッカータ ニ長調 BWV912(チェンバロ独奏)
フォルクレ:シャコンヌ・ラ・ボワソン
 ラ・クープラン
F.クープラン:神秘の障壁(チェンバロ独奏)
サラ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マルティン・シー マン(Vc)
ミラ・ランゲ(Cemb)
サラ・パールは人気ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ヒレ・パールの娘で、自身もガンバの名手であり既にいくつかCDをリリースしています。『マタイ』の名アリア「来 たれ、甘き十字」やバリエール、フォルクレなどの美しい曲が並ぶ1枚。幽玄なガンバの音色が身に染みます。「来たれ、甘き十字」はもともとガンバの オブリガートがついた作品で歌のパートはこのCDではチェロが奏でています。 (Ki)
Coviello
COV-91733(1SACD)
「デューベン・コレクション」からの宗教曲集
ヴィンチェンツォ・アルブリーチ(1631-1696?):In convertendo*
グスタフ・デューベン(1628-1690):4声のシンフォニア*
作曲者不詳:Was betrubst du dich*
ニコラウス・アダム・ストランク(1640-1700):6声のソナタ*
作曲者不詳:Domine ne in fuore
クリストフ・ベルンハルト(1628-1692):Ach Herr, strafe mich nicht
ヨハン・マルティン・ラデック(1623頃-1684):Herr, wenn ich nur dich habe*
アントニオ・ベルターリ(1605-1669):5声のソナタ第6番
バルタザール・エルベン(1626-1728):O domine Jesu Christi
マラン・マレ(1656-1728):ラメント
ヨハン・フィーアダンク(1605頃-1646):Der Herr hat seinen Engeln befohlen*
アーベントムジーケン・バーゼル

録音:2017年9月11-14日
*=世界初録音
2000近くの楽譜が収められた、17世紀後半の音楽を今に伝える貴重な「デューベン・コレクション」からの宗教曲集。歌あり器楽あり、男声、女声、 管楽器に弦楽器とさまざまな編成が楽しめます。名手ぞろいのアンサンブルで演奏も申し分ないレベル。まろやかなコルネットが良いです。SACDハイブリッ ドでの発売。 (Ki)

ACCENT
ACC-24340(1CD)
ダウランドからカリフォルニアまで
ジョン・ダウランド:My Lord Willoughby's Welcome Home
トマス・ロビンソン:A Toy
作曲者不詳:Le Rossignol
作曲者不詳:Barafostus Dreame
ジミー・ペイジ:Black Mountain Side(ルカ・ピアンカ編)
トマス・ロビンソン:A Fantasy
トマス・ロビンソン:The Queen's Goodnight
ジョン・ダウランド:Smythes Allmayne
作曲者不詳:O´Carolan's Dream
ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズ:Bron-y-aur Stomp(ルカ・ピアンカ編)
ウィリアム・バード:The Woods so Wild
作曲者不詳:Dreweries Accordes
トマス・ロビンソン:Twenty ways upon the bells
ピーター・フィリップス:Amarilli di Julio Romano
ジミー・ペイジ:Bron-y-aur (ルカ・ピアンカ編)
ジョン・ダウランド:My Lord Chamberlain, His Galliard
トマス・ロビンソン:Passamezzo Galliard
トマス・ロビンソン:A Plain Song
ジミー・ペイジ:Tangerine(ルカ・ピアンカ編)
マシュー・ロック:Allemande
マシュー・ロック:Courante
マシュー・ロック:Ayre
アントニー・ホルボーン:A Ground
ジミー・ペイジ、ロバート・プラント:Going to California(ルカ・ピアンカ編)
マルグレート・ケール(トリプル・ハープ)
ルカ・ピアンカ(Lute)

録音:2016年5月20・21日
タリアの鬼才爆裂古楽集団として名を馳せた「イル・ジャルディーノ・アルモニコ」の初期メンバーでリュート奏者のルカ・ピアンカが面白いアルバム をリリースしてくれました。ハープとのデュオによるイギリス作品集です。リュートのアルバムというと一般的に温かく柔らかく古風な色合いで魅せる仕上が りになりますが、これは一味違って、硬質でキラキラしたサウンド。都会的ともいうべき輝かしい音がします。そして選曲もユニーク。ダウランドやバード に混じって、ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズなんて名が…そう、何とレッド・ツェッペリンまでやっているのです!古楽 曲の素晴らしさは言わずもがな、最後の「カリフォルニア」がまた名トラック。トリプル・ハープとの掛け合いも凝っていて何度も聴き込めます。古楽器の 美しさを損なわずにここまで出来るのかと驚きつつ、大変楽しめる1枚。 (Ki)
ACCENT
ACC-24337(1CD)
グラウプナー:カンタータ&序曲集
カンタータ「Reiner Geist, lass doch mein Herz」GWV1138/11(ソプラノ、オーボエ2、ファゴット、弦楽、通奏低音)
管弦楽組曲 ホ短調 GWV 442(オーボエ・ダ・カッチャ2、弦楽、通奏低音)
カンタータ「Verleih, dass ich aus Herzensgrund」GWV1114/16(ソプラノ、2つのヴァイオリンと弦楽、通奏低音)
協奏曲 ト短調 GWV334
 (2つのヴァイオリンと弦楽、通奏低音)
カンタータ「Ach Gott, wie manches Herzeleid」GWV1142/11(ソプラノ、オーボエ2、ファゴット、弦楽、通奏低音)
ドロテー・ミールズ(S)
フロリアン・ドイター(Vn)
モニカ・ヴァイスマン(Vn)
アルモニー・ウニベルセル

録音:2017年5月
クリストフ・グラウプナー(1683-1760)は後期バロックの作曲家。同時代のバッハやテレマンに劣らぬ魅力を持つドイツの重要作曲家です。ドイツの 名古楽歌手、ドロテー・ミールズが歌うカンタータでその音楽の素晴らしさ、完成度の高さに打ちのめされてください。2003年結成のピリオド楽器アン サンブル、アルモニー・ウニベルセルの鮮烈なバックアップもお見事。緻密で力強い管弦楽書法が楽しめます。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4240(1CD)
フランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789):シンフォニア第52番 ニ長調
テ・デウム 1781
オーボエ協奏曲 ヘ長調*
「神にむかいて高らかに歌え」*
マルケータ・ブーモヴァー(S)
パヴィア・ラドストヴァー(S)
ピョートル・オレク(A)
ラロスラフ・ブレジナ(T)
ヤクブ・クビーン(T)
イジー・ヤロスラフ・プロハースカ(Bs)
ルイーズ・ハウク(バロックOb)、
チェコ・アンサンブル・バロックO&cho
ロマン・ヴァーレク(指)

録音:2017年6月17-20日/聖マルティン教会(南モラヴィア州)
*=オリジナル楽器による世界初録音
スプラフォン・レーベルが力を注いで録音をしているフランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789)の作品集。当ディスクにはオリジナル楽器による 世界初録音となったオーボエ協奏曲と「神にむかいて高らかに歌え」を含む4篇が収録されました。 18世紀にボヘミアからドイツに出て活躍した作曲家たちの代表格で、前古典主義をリードしたフランツ・クサヴァー・リヒターは、バス歌手、弦楽器 奏者、作曲家としてマンハイム宮廷に仕え、宮廷楽団での目覚ましい活躍により、いわゆる「マンハイム楽派」の巨星として音楽史にその名を残しています。 歌手であったリヒターの作品はそのどれもが美しい旋律を伴いここに収録された作品でもリヒターらしい作品が並びます。 ロマン・ヴァーレク指揮、チェコ・アンサンブル・バロック管弦楽団によるリヒターの聖金曜日のためのオラトリオ《キリストの降架》(SU 4204)、レクィ エム(SU 4177)も好評発売中です。 (Ki)

Fondamenta
FON-1501019(2CD)
ルイ・クープラン:組曲集
トンボーの組曲
エリアスの組曲/パヴァーヌの組曲
ピエール・シャルモー(P)

録音:2015年5月20日−22日、La Ferme de Villefavard(フランス)
フランソワ・クープラン(大クープラン)の伯父であり、17世紀のもっとも偉大な鍵盤音楽作曲家のひとりであった、ルイ・クープラン(c.1626−1661)のクラヴサン曲を、ピエール・シャルモーが艶やかなピアノで演奏。
これがファースト・アルバムとなるピエール・シャルモーは、マリア・カナルス国際コンクール(2009)、ヨハネス・ブラームス国際コンクール(2010)、ヴィットリオ・グイ・コンクール(2011)などで優勝してきたフランスの若きピアニスト。美的にゆれうごく空気感、豊かなフレージングを湛えた表現力で、近年の古楽シーンで注目を浴びるルイ・クープランの舞曲をお楽しみください。
※このアルバムは、ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「Fidelity CD」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「Mobility CD」(収録内容は同一)の2枚のディスクが封入されています。

Glossa
GCD-921304(1CD)
ハープを伴う貴婦人の肖像画〜スウェーデン女王クリスティーナの音楽
パスクイーニ:ミローネのためのトッカータ、 アルマンド、パッサカリア、
 ビッザリーア、
 イル・パッジョ・トデスコのための変奏曲、
 トッカータ第8番
コレッリ:ソナタ第1番 Op.1
アルカデルト:Se la dura durezza passeggiato
作曲者不詳(17世紀):トッカータ、ナポリのテノール、コレンテ
パスクイーニ:ペトロニッラのためのパッサカリア
ストラデッラ:ヴァイオリン・ソロのシンフォニア
A.スカルラッティ:トッカータ、フーガ
コレッリ:ソナタ第1番 Op.1より グラーヴェ
マラ・ガラッシ(ハープ)

録音:2016年10月&2017年8月、ロッカビアンカ(イタリア)
長澤真澄、西山まりえを始めとする多くの世界的ハーピストを育てた名教師であり、イタリアが生んだピリオド・ハープの第1人者マラ・ガラッシのGlossa第4弾。スウェーデン女王クリスティーナの庇護の下で豊かに発展した17世紀ローマのハープ音楽集。
1650年代半ばからローマに移り住んだクリスティーナは、作家、科学者、そして特に音楽家のパトロンとして文化的な生活と発展に大きな恩恵を与えたことで知られています。その庇護を大きく受けた大作曲家たち、パスクイーニ、コレッリ、スカルラッティ、ストラデッラらが書いたハープ音楽から、クリスティーナ女王のイタリアでの華麗な生活を描写します。
Glossa
GCD-922610(1CD)
ドナート・リケッツァ:聖ジュストと聖パストールのオラトリオ 「聖なる子どもたち」
ヴェネツィアーノ:オラトリオ 「パドヴァの聖アントニオ」より シンフォニア、
 オラトリオ 「イル・トビア・スポーソ」より シンフォニア
リケッツァ:オラトリオ 「ラ・ガーラ・デリ・エレメンティ」より アリア「ラ・ピエタ・ディ・ゴッチャ・アルデンテ」
カペラ・ナポリターナ、
アントニオ・フローリオ(指)
マルタ・フマガッリ(A)
フェデリカ・パリュウカ(S)、
ルカ・チェルヴォーニ(T)、
ジュゼッペ・ナヴィリオ(Bs)

録音:2017年3月、ナポリ(パラッツォ・ポジターノ、イタリア)
歴史に埋もれた知られざるイタリア、ナポリのバロック音楽を追い求め続けるアントニオ・フローリオと、フローリオ率いるピリオド・アンサンブル、"カペラ・ナポリターナ"(元イ・トゥルキーニ)。フローリオ&カペラ・ナポリターナの新たなナポリ・バロック探求は、17世紀にナポリで活躍したドナート・リケッツァ(c.1650−1722)のオラトリオに到達!
リケッツァはその生涯についてほとんど知られていませんが、彼が楽長を務めたとされるナポリのジロラミーニ教会に多くのオラトリオや宗教作品が残されており、当時のナポリで進歩的な作風を持っていたと考えられています。「聖なる子どもたち(Los Santos Ninos)」は、ディオクレティアヌス帝に迫害され、若くして殉教した聖ジュスト(サン・ジュスト)と聖パストーレ(サン・パストーレ)の兄弟の物語によるオラトリオ。未知なるナポリ・バロックを真摯に探求し続けるナポリ音楽の使徒、アントニオ・フローリオの新録音にご注目ください!
Glossa
GCD-923409(2CD)
フランチェスコ・フェーオ:オラトリオ「サレスの聖フランチェスコ」 ファビオ・ビオンディ(Vn&指)
シュトゥットガルト室内O、
モニカ・ピッチニーニ(S)、
ロベルタ・マメリ(S)、
デルフィーヌ・ガルー(A)
ルカ・ティットート(Bs)

録音:2017年4月、シュトゥットガルト・シュティフト教会
グロッサ(Glossa)に録音の場を移し、カルダーラ、ベッリーニ、ヘンデルなどの貴重なオペラ、オラトリオを現代に蘇らせてきたイタリア古楽界の巨匠ファビオ・ビオンディ。新たな録音プロジェクトでは、18世紀ナポリ楽派の大作曲家、フランチェスコ・フェーオ(1691−1761)のオラトリオが登場!
フランチェスコ・フェーオは、天才作曲家ペルゴレージの親友であり、「ヘンデルやバッハと比肩しうる」、「ナポリ楽派最大の作曲家」などと称された偉大な作曲家、教師。近年新たに発見されたオラトリオ「サレスの聖フランチェスコ(聖フランシスコ・サレジオ)」は、作家やジャーナリストの守護聖人として知られるカトリックの聖人を描いた作品であり、フェーオの優れた才能や革新的な書法を示す重要作となります。
今回のプロジェクトで、ビオンディはドイツの名門古楽オーケストラ、シュトゥットガルト室内Oと共演。モニカ・ピッチニーニやロベルタ・マメリといった古楽界の名歌手を迎え、2017年シュトゥットガルトの教会で「サレスの聖フランチェスコ」を蘇演いたしました。ドイツの名録音チーム「Triotnus」のエンジニア、ペーター・レンガーによる優秀録音もポイント。

Etcetra
KTC-1578(1CD)
シュッツ:葬送の音楽&バッハ:「平安と歓喜もてわれはいま」
シュッツ:葬送の音楽
ブクステフーデ:前奏曲ト短調 BuxWV.149、カンタータ「平安と歓喜もてわれはゆく」
ゲオルク・ベーム:天にまします我らの父よ
ヨハン・ヴァルター(1661−1733)
バッハ:カンタータ第125番「平安と歓喜もてわれはいま」 BWV.125
バート・ネサン(指)バッハプラス

録音:2017年6月26日−29日、ベルギー
ブルージュの聖ギリス教会の首席オルガンニストやブリュッセル音楽院のチェンバリストを務める、1980年生まれのベルギーの若き指揮者&古楽系鍵盤楽器奏者のバート・ネサン。バッハと他の作曲家によるカンタータを組み合わせて演奏するという新鮮なアプローチのため、ベルギーのソプラノ、エリザベート・ヘルマンスとバート・ネサンが2010年に設立したピリオド・オーケストラ、バッハプラス。
J.C.バッハの結婚カンタータとバッハの作品を組み合わせた前作(KTC-1548)に続くバッハプラスのレコーディング第2弾は、ハインリヒ・シュッツの「葬送の音楽(ムジカーリッシェ・エクセークヴィエン)」とJ.Sバッハのカンタータをカップリング。ベルギーの様々な音楽祭に出演し、バッハへの深い解釈と高いパフォーマンスが国内外で注目を浴びているベルギーの新しき古楽旋風にご注目あれ!
Etcetra
KTC-1577(1CD)
ルター〜音楽の崇高な芸術
ルター:深き困窮より, われ汝に呼ばわる、
 天にまします我らの父よ、
 キリストは死の縄目につながれたり
ジョスカン・デ・プレ:苦しみが私をさいなみ、
 深き淵より、
 悲しみと愁いにあふれるけれど、
 主の祈り、過ぎ越しのいけにえに
ゼンフル:深き淵より
ホーヨウル:主の祈り
作曲者不詳:我らに平安を与えたまえ
ラッスス:過ぎ越しのいけにえに
プレトリウス:過ぎ越しのいけにえに
ユートピア、
アンサンブル・インアルト

録音:2017年7月、シント・パウルス教会(アントワープ)
ヘレヴェッヘやフェルトホーフェン、ドブレヒトなどの古楽界の名匠たちと共演を重ねてきた5人の歌手たちによって2015年に結成されたベルギーの新しいア・カペラ・グループ、「ユートピア」のセカンド・アルバム。2017年、宗教改革500周年の年に録音されたマルティン・ルターの宗教音楽とジョスカン・デ・プレなど同時代の作品を収録。共演は、ベルギーのコルネット奏者ランベール・コルソンが率いるピリオド・アンサンブル「インアルト」。

CPO
CPO-555083(1CD)
NX-B10
テレマン:1716/17年の通年カンタータ集
1.Aller Augen warten auf dich すべての瞳があなたを待つ TVWV1:66
2.In Christo gilt weder Beschneidung noch Vorhaut キリストは割礼も無割礼も適用されない
TVWV1:929
3.Ich bin der Erste und der Letzte 私は最初であり、最後である TVWV1:816
4.Siehe, eine Jungfrau ist schwanger 見てください、処女は懐妊している TVWV1:1326
マルニクス・デ・キャット(A)
フィリップ・ガニエ(T)
ヴェルナー・ヴァン・メケレン(Bs)
フローリアン・ハイアリック(指)
エクス・テンポーレ
マンハイム・ホーフカペレ
1700年代初頭のテレマンは、ポーランド領のジャルイで宮廷楽長を務め、伯爵が好んだフランス風の作品を書くためにリュ リやカンプラの楽譜を研究。フランス風管弦楽組曲を2年間に200曲も作曲したという記録があります。しかし、その後のア イゼナハでは作風をがらりと変え、当時全盛だった「イタリア風」の様式で作品を書きました。このカンタータもイタリア様式で 書かれており、楽器と声が存分に競い合う華麗な作風を見せています。1716年から1717年にかけてテレマンは、アドベ ントから聖霊降臨祭までの音楽を書きましたが、このアルバムにはその中の4曲が収録されています。このアルバムは2016 年のテレマン音楽祭のハイライトの一つで、多くの聴衆から注目を浴びた公演のライブです。
CPO
CPO-555165(1CD)
NX-B10
ヨハン・ローゼンミュラー(1617-1684):マルティン・ルターの詩篇第31番による7つの宗教的協奏曲 マンフレート・コルデス(指)
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス
ドイツに生まれ、聖ニコライ教会のオルガニストとして活躍、1653年には聖トマス教会の次期カントルとしての地位が約束 されていたローゼンミュラー。しかし、就任前に当時禁じられていた「同性愛」の容疑で投獄され、その輝かしい未来を失っ てしまった彼は、なんと脱獄しヴェネツィアに逃亡。名前を変えてサン・マルコ聖堂のトロンボーン奏者になり、その後も大活 躍。ピエタ養育院合唱音楽長にのぼり詰めた頃には、ドイツでも罪が許されて帰国できたという波乱万丈の生涯を送った 人です。 このアルバムではルターの詩篇第31番につけた7つの作品を収録。同じテキストから得られた異なる作品からは、彼の作曲 技法の巧みさとアイデアの豊かさを知ることができます。
CPO
CPO-555028(1CD)
NX-B10
ヨハン・メルヒオール・モルター(1696-1765):シンフォニア&カンタータ集
ソナタ・グロッサ ハ長調 MWV VI-6
トラヴェルソと弦楽合奏のためのフラウト・トラヴェルソ協奏曲 MWVVI-15
アリア「La lodoletta」MWV II-33
アリア「Pensa, ben mio, chi sei」MWV II-34
カンタータ「L'augellin tra verdi fronde」MWV II-23
シンフォニア ニ長調 MWV VII-144
アンドレアス・ヌープ(フラウト・トラヴェルソ)
ユリア・ゾフィー・ヴァグナー(S)
ヴェルナー・エールハルト(指)
ロイシシェス室内O

録音:2015年10月20-22日
テューリンゲン州ティーフェンオルト(J.S.バッハの生地の近く)に生まれ、教師、カントルの父から最初に音楽の手ほどきを 受けたモルター。カールスルーエで宮廷ヴァイオリン奏者となり、一時期イタリアに留学。ここで当時最新の音楽技術を身に 着け、2年後に帰国、その後はカールスルーエとアイゼナハで宮廷楽長を務めました。600曲を超える作品を残し、その中 には「歴史上初めて書かれた」とされるクラリネット協奏曲も含まれています。このアルバムにはモルター没後250年を記念 して開催されたコンサートを収録。どれもワイマール=イェーナ音楽大学研究所の学生が編集した、彼の死後に忘れられ てしまった作品の復刻蘇演です。
CPO
CPO-555166(1CD)
NX-B10
テレマン:クリスマス・カンタータ集 第2集(天使の年-1748/48から)
シオンの娘よ、あなたを見ることを楽しみにしている
  1.Sonntage des Advents TVWV1:407
神は和解し、われらの友人となった
   Neujahrstage TVWV1:946
みどり子われらのために生まれたり
  1.Weihnachtsfeyertage TVWV1:1454
ミリアム・フォイアージンガー(S)
フランツ・ヴィッツム(A)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
クラウス・メルテンス(Bs)
ウルリヒ・シュテツェル(指)
コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲン
ハノーヴァー・ホーフカペレ

録音:2017年2月21.22日
この3つのカンタータは、どれも1749年にシレジアとヘルムスドルフで出版された作品で、各々特定の日曜日を示すタイトル が付されています。また、表紙には美しい天使の装飾が施されており、そのため「天使の年に刊行されたカンタータ」と呼ば れています。 どの曲もトランペットが多用されており、テレマンらしい荘厳さと華やかさを備えています。
CPO
CPO-555048(1CD)
NX-B02
ジョヴァンニ・パオロ・コロンナ(1637-1695):聖週間のための宗教的哀歌集
1.聖週間のための宗教的哀歌集-水曜日の夜の哀歌 第1番
2.In monte oliveti oravit ad patrem(17世紀)
3.聖週間のための宗教的哀歌集-水曜日の夜の哀歌 第2番
4.Tristis est anima mea usque ad mortem(17世紀)
5.聖週間のための宗教的哀歌集-水曜日の夜の哀歌 第3番
6.Ecce vidimus eum(17世紀)
7.聖週間のための宗教的哀歌集-木曜日の夜の哀歌 第1番
8.Omnes amici mei(17世紀)
9.聖週間のための宗教的哀歌集-木曜日の夜の哀歌 第2番
10.Velut templi scissum est(17世紀)
11.聖週間のための宗教的哀歌集-木曜日の夜の哀歌 第3番
12.Vinea mea electa(17世紀)
13.聖週間のための宗教的哀歌集-金曜日の夜の哀歌 第1番
14.Sicut ovis(17世紀)
15.聖週間のための宗教的哀歌集-金曜日の夜の哀歌 第2番
16.Jerusalem, surge, et exue te vestibus(17世紀)
17.聖週間のための宗教的哀歌集-金曜日の夜の哀歌 第3番
18.Plange quasi virgo(17世紀)
マウリツィオ・フォルネーロ(指)
イ・ムジチ・デ・サンタ・ペラージャ

録音:2017年2月23-27日
17世紀イタリアで作曲家、オルガニストとして活躍したコロンナ。オルガン製作者を父に持つコロンナは、幼くしてオルガン演 奏と、オルガン製作の技術を習得、ボローニャのサン・ペトロニオ聖堂でオルガニストを務めるとともに、当時最高のオルガ ン・ビルダーとしても知られ、当時の貴族の館にオルガンを作ったことでも知られています。彼の作品もほとんどがモテットや詩 篇など宗教曲で、当時の神聖ローマ帝国の皇帝レオポルト1世(すぐれた作曲家でもあった)がコロンナの作品を重用し、 その作品を全て写譜。そのうち83作品が現在でもオーストリア図書館に所蔵されています。この「聖週間のための宗教的 哀歌集」もそのような作品の一つで、カリッシミにも影響を与え合ったというコロンナの作風を知ることができる堂々とした音 楽です。

Lindoro
NL-3034(1CD)
18世紀マドリードのサロンと劇場の音楽
ブラス・デ・ラセルナ(1751-1816):Agitada me siento (Seguidillas)/La tirana se ha ausentado
 La soledad del campo (Cancion)/El tiempo y el amor (Cancion)
 La mujer sensible (Cancion)/Mi Corazon senores (Seguidillas)
 Ay infelice de mi (Tirana)
不詳:La Ausencia (Cancion)/Entre las ninfas (Cancion)
ブラス・デ・ラセルナ:Un amante que se hallaba (Tirana)
不詳:Al pasar por la fragua (Seguidillas)/Yo soy de amor la victima (Cancion)
 Cancion de la cautivita
ブラス・デ・ラセルナ:Me preguntaron los guardas (Tirana)
不詳:Seguidillas de Fernando VII/A las armas(Cancion patriotica)
 Dupont rendido (Cancion patriotica)
ブラス・デ・ラセルナ:El garbo y el manejo (Seguidillas)
出典:ベルリンの写本(ブラス・デ・ラセルナ)/ナルシソ・パスの写本(不詳)
インガルツェ・アストゥイ(Ms)
フェルナンド・アントン(G)
マリア・サトゥルノ(Vc)
18世紀後半のスペインで隆盛したトナディリャ(寸劇的歌芝居)に焦点を当てたプログラム。カンシオン(Cancion)は歌、セギディリャス(Seguidillas)/ティラナ(Tirana)はアンダルシア地方の4分の3拍子系/8分の6拍子系の舞曲。ブラス・デ・ラセルナは500以上ものトナディリャを書いたこのジャンルの代表的作曲家。インガルツェ・アストゥイはスペイン・バスク地方出身のメゾソプラノ。歌劇やサルスエラへの出演の他、トナディリャのようなスペイン歌謡や中世音楽の研究も行っています。
Lindoro
NL-3037(1CD)
トノ&アリア集
フアン・デ・ナバス(1647-1719):Rusticos ciudadanos de las ondas * / Aves, flores y estrellas *
 Y pues que por todas sendas - Llega pues, a mis brazos *
不詳(1720年頃、スペイン):Amable
フアン・デ・ナバス:Donde he de ir *
不詳(17世紀、スペイン):Babau
フアン・デ・ナバス:No es nada lo que piden *
クローディオ・ヴォワイエンヌ(1680頃-1745):第3組曲 [IIIe suite] *
 Gravement / Courante: Gayement et marque
 1re Musete: Tendrement - 2e Musete / Gayement
フアン・デ・ナバス:Amor, ?donde esta+s? * / Y advierta quien oye *
ガスパル・サンス(1640-1710):Pasacalles por la E
フアン・デ・ナバス:Sosiega, sosiega *
 Ay divino amor (Solo al S. Sacramento)
ガスパル・サンス:Fuga por primer tono al ayre espanol
ムシカ・フィクタ
[ハイロ・セラノ(テノール、打楽器)
カルロス・セラノ(リコーダー)
フリアン・ナバロ(バロックG、ハラナ) ]
マドリードのスペイン王宮で活躍した作曲家・ハープ奏者フアン・デ・ナバスの作品を中心としたプログラム。「トノ」は当時のスペインで広く歌や旋律を指した語です。ムシカ・フィクタ(Musica Ficta)は1988年コロンビアのボゴタで創設された古楽アンサンブル。*世界初録音。

ArmadilloRecord
NYCC-13002(1CD)
UHQCD
税込定価
オルガン音楽300年の伝統
ブクステフーデ:トッカータ 二短調 BuxW V155
ブクステフーデ:いざ来ませ、異邦人の救い主よ BuxW V211
H.ディストラー(1908-1942):パルティータ「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」Op.8 Nr.11
バッハ:幻想曲とフーガ ト短調 BW V542
バッハ(M.レーガー/K.シュトラウベ編):インヴェンション 第1番 ハ長調 BW V772
バッハ(M.レーガー編):半音階的幻想曲とフーガBW V903
バッハ(M.レーガー/K.シュトラウベ編):インヴェンション 第4番 二短調 BW V775
リスト:バッハの名による前奏曲とフー
大木麻理(Org・・・リューベック 聖ヤコビ教会)
北ドイツの港町リューベックにあるゴシック様式の教会、聖ヤコビ教会
今日でも残る同教会のオルガンを奏でるのは、 ブクステフーデ国際コンクール優勝者であり、2018年度からミューザ川崎シンフォニーホールの ホールオルガニストに就任する、俊英・大木麻理。 留学先で親しんだこの歴史ある教会に設置された3台のオルガンのうち、 北壁にある初期バロックの3段鍵盤のオルガンと、西壁にある4段鍵盤のオルガンの2台を自在に奏で、 北ドイツスタイルのバロックから20世紀の名作まで華のあるサウンドを聴かせてくれます。 レコーディング・エンジニアは、「バッハ・コレギウム・ジャパン」をはじめ 良質な録音で知られる「BISレーベル」の諸作を手掛ける名匠、ハンス・キプファー。 個々のパイプの発音ディテールから教会全体の響きまでが見事なバランスで収録されています。 アルバムタイトルのErinnerung(エリンネルング)は、ドイツ語で「思い出、記憶」の意味。 リューベックへの留学歴をもつ大木にとって、この教会のオルガンはまさに「思い出」そのもの。 留学の記憶と、オルガン300年の伝統の歴史が、演奏のなかでひとつに溶け合います。 ブクステフーデ、バッハ、リストのおなじみの作品と、この大オルガンのために作曲された ディストラーの壮麗なパルティータを、たっぷりとお愉しみください。

DACAPO
MAR-8.226188(1CD)
NX-B06
リベ大聖堂におけるルター派礼拝の再構築
1.入祭唱:コンラート・ライン(1475-1522):Resurrexi et adhuc tecum sum
2.キリエ:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna
3.グローリア:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna
4.歌による祈祷:Collect, Epistle reading
5.昇階誦:ライン/トーマス・シュトルツァー(1480-1526):Haec dies quam fecit Dominus-Confitemini Domino
6.アレルヤ:ライン/リーカス・ロッシウス:アレルヤ-アレルヤ-われらが過越しの生贄
7.続唱:アレクトリウス(1490-1520):ロッシウス:Victimae paschali laudes
8.歌による祈祷:Reading from the Gospel
9.クレド:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna
10.賛歌:Christ la i dodsens bande
11.歌による祈祷:Preface
12.サンクトゥス-ベネディクトゥス:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna-
13.歌による祈祷:Collect, Lord's Prayer, Words of Institution
14.アニュス・デイ:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna
15.歌による祈祷:Postcommunion, Blessing
16.賛歌:Forlae oss med fred nadelig
ボー・ホルテン(指)
ムジカ・フィクタ

録音:2017年3月15-17日,6月15日
デンマークの南西部にあるリベ大聖堂は、初期ルター派教会音楽の習作が保存されている世界でも数少ない場所の一つ です。このアルバムでは、1560年頃にリベ大聖堂の音楽監督を務めていたハンス・トミッソンが編纂した復活祭のミサのため の讃美歌集を収録。当時フランドルで人気を誇っていたクレメンス・ノン・パパの「Missa Virtute magna」を中心に、同じ 時期に活躍していた作曲家たちの作品と、祈りの文句である「歌による祈祷」を組み合わせた“16世紀のミサ”をボー・ホル テン率いるムジカ・フィクタが生き生きと再現しています。

仏Bel Air
BAC-138(2DVD)
NX-E03

BAC-438(Bluray)
NX-E09
ラモー:オペラ=バレ「優雅なインドの国々」プロローグと4場 エベ/ジーマ…リセッテ・オロペーサ(S)
ベロネ…ゴラン・ユーリッチ(Bs)
愛の神/ザイール…アナ・クィンタンス(S)
オスマン/アリ…タレク・ナズミ
ヴァレール/タクマス…シリル・オヴィティ(T)
ユアスカール/ドン・アルヴァーロ…フランソワ・リス(Bs)
ファニ/ファティム…アンナ・プロハスカ(S)
ダンサーズ・オブ・エストマン
アイヴォー・ボルトン(指)
バルタザール・ノイマンcho
ミュンヘン祝祭O
シディ・ラルビ・シェルカウイ(演出・振付)
アンナ・ヴィーブロック(装置)
グレタ・ゴイリス(衣装)
ミヒャエル・バウアー(照明)
アントニオ・クェンカ・ルイス&ミロン・ハーケンベック(ドラマトゥルギー)

収録:2016年7月
アンディ・ソマー(TVディレクター)
収録時間:180分+14分(ボーナス…「優雅なインドの国々」の情景から)
音声:フランス語歌唱
ステレオ2.0/DD5.1(DVD)
ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)
字幕:英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・韓国語・日本語
画面:16:9
REGION All(Code:0)
DVD…片面二層ディスク×2
Blu-ray・・・ニ層 50GB 1080i High Definition
オペラ=バレとはフランスのバロック時代に人気のあったジャンルの一つ。 舞踏音楽の割合が多く、時には喜劇的要素も含む楽しいもので、このラモーの「優雅なインドの国々」はジャンルを代表する 作品とされています。 “愛”をテーマにした4つのオムニバスからなる物語で、第1話はトルコ、第2話はペルー、第3話はペルシア、第4話は未開時 代のアメリカがそれぞれ舞台となっています。 引き裂かれた恋人たちの話、愛し合う2人に横やりを入れる神の話、2組の恋人たちがそれぞれ別の相手と結ばれる話、2 人の男に求愛されるも真の恋人と結ばれる娘の話の4話で構成されており、もちろんダンスは必須。映像で見ることにより一 層理解が進む作品です。 演出を担当した天才的ダンサー、シディ・ラルビ・シェルカウイは、2010年にドキュメンタリー「Babel of Dreams」 (BAC064)をリリースしており、ここでは多文化主義やアイデンティティ、彼自身の思いを多いに語っていますが、この「優雅 なインドの国々」でも、18世紀のヨーロッパ社会にとって「異国」である国々での緊張や宗教観までを取り込み、見事な映像 として見せています。

Hyperion
CDA-68256(1CD)
イングランドのモテット集
タリス:主よ, 願わくば信ずる者の声を受け入れたまえ
バード:目覚めていよ
タリス:使徒らは口々に
トムキンス:ダヴィデが聞きしとき
タリス:汝らわれを愛さば
シェパード:われらを解き放ちたまえ, われらを救いたまえT
バード:神よ, われをあわれみたまえ
ホワイト:光にして日なるキリストよT
ダンスタブル:来たりたまえ, 聖霊よ
モーリー:この日こそ
タヴァナー:谷川慕いて鹿のあえぐごとく
コーニッシュ:めでたしマリア, 神のみ母
ギボンズ:主よ, あなたの怒りをもってわたしを責めず
パーソンズ:わが敵から助け出し
バード:主よ, 怒りたもうことなかれ、聖なる町々は
シェパード:われらを解き放ちたまえ, われらを救いたまえU
ジェズアルド・シックス〔ガイ・ジェームズ(C.T)、アレックス・チャンス(C.T)、ジョゼフ・ウィックス(T)、ジョシュ・クーター(T)、マイケル・クラドック(Br)、サミュエル・ミッチェル(Bs)〕、オワイン・パーク(指、Bs)

録音:2017年3月27日−29日、トリニティ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ)
2014年に設立されたルネサンス・ポリフォニーを専門とするイギリスの若きヴォーカル・コンソート、「ジェズアルド・シックス」のファースト・アルバムが登場! ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャン。ケンブリッジ・トリニティ・カレッジとウェルズ大聖堂のシニア・オルガン・スカラーを務め、その作品は既にテネブレやケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ウェルズ大聖堂合唱団によって録音されており、歌手としてはテネブレのアソシエイト・アーティストとして活動、ポリフォニーやダニーデン・コンソートの演奏にも参加しています。
オワイン・パーク以外のメンバーも、マリアン・コンソートのメンバーであるアレックス・チャンス(アレクサンダー・チャンス)を始め、若き有望な歌手が集います。セント・ジョンズ・スミス・スクエアのヤング・アーティスト2015-2016に選ばれたジェズアルド・シックスのデビュー・レコーディング、英語とラテン語による中世〜チューダー朝イングランドのモテット集にご期待ください!

Glossa
GCD-923514(1CD)
シファーチェ〜カストラートの愛
アレッサンドロ・ストラデッラ:「洗礼者ヨハネ」より〜序曲、レチタティーヴォ 「親愛なる森よ」、アリア 「かつておまえはわたしを守ってくれた」/カルロ・パッラヴィチーノ:「ヴェスパジアーノ(ウェスパシアヌス)」より〜アリア 「こう言えることが大切だ」/アレッサンドロ・ストラデッラ:「スザンナ」より〜アリア 「ご執心のあなたがた若い娘たちよ」、「洗礼者ヨハネ」より〜アリア 「激しく吹け」/ベルナルド・パスクイーニ:「キリストの渇き」より〜序曲/フランチェスコ・カヴァッリ:「アフリカのシピオーネ」より〜アリア 「今やわが苦しみはさらに増し」/アレッサンドロ・ストラデッラ:「洗礼者ヨハネ」より〜アリア 「わたしとしては、交換しない」/カルロ・パッラヴィチーノ:「バッシアーノ」より〜序曲/ピエトロ・シモーネ・アゴスティーニ:「サビーネの強奪」より〜レチタティーヴォ 「今や大地は深い眠りに就いて沈黙し」、アリア 「わが美しき人よ、ベッドから起き上がりなさい」/カルロ・アンブロージョ・ロナーティ:「かたきどうしのふたりの兄弟」より〜アリア 「星を震わし、崩し、天上から落とせ」/ジョヴァンニ・バッティスタ・バッサーニ:「神の慈悲のらっぱ」より〜序曲/アントニオ・ジャンネッティーニ:「クラウディオ・ネローネの青春時代の入り口」より〜レチタティーヴォ 「恋にやつれ」、アリア 「口づけをもって」/ベルナルド・パスクイーニ:「エジプトのモーセのできごと」より〜アリア 「真に熱心に信仰するものに対して」/アレッサンドロ・ストラデッラ:「スザンナ」より〜序曲、アリア 「気持ちを永遠に隠したいと思ったら気が狂ってしまう」/ジョヴァンニ・バッティスタ・バッサーニ:「ヨナ」より〜アリア 「惨めな心よ」/ピエトロ・シモーネ・アゴスティーニ:「サビーネの奪還」より|〜アリア 「わたしは戦争を望む」/ヘンリー・パーセル:アンセム 「わが歌はとこしえに主の慈愛を歌わん」、セフォーチの別れ(ハープシコード曲)/ベルナルド・パスクイーニ:「エジプトのモーセのできごと」より〜アリア 「だが、われらが弱き声が」/アレッサンドロ・スカルラッティ:「ジュディッタ(ユーディット)」より〜アリア 「眠れ、戦争の雷鳴よ」
フィリッポ・ミネッチャ(C.T)、
ハビエル・ウリセス・イリャン(ディレクター)、
ネレイダス

録音:2017年5月、グアダラマ(スペイン)
ラ・ヴェネクシアーナやアントニオ・フローリオ&カペラ・ナポリターナ(旧イ・トゥルキーニ)、カルロ・イパタ&アウセル・ムジチなどの多くの録音・公演に参加し、現在のもっとも注目を浴びるカウンターテナーの一人であるフィリッポ・ミネッチャ。Glossaから発売されるソロ・レコーディング第2弾は、「シファーチェ(セフォーチ)」の愛称で知られ、イタリアやイギリスで絶大な人気を誇りながらも愛憎劇のうえ殺されてしまったという悲劇のカストラート、ジョヴァンニ・フランチェスコ・グロッシ(1653−1697)の生涯を辿る架空のオペラというコンセプトのアルバムです。

Glossa
GCD-923513(2CD)
ポルポラ:ラマート・ノーメ〜カンタータ集 Op.1
カンタータ第5番/カンタータ第10番/カンタータ第8番/カンタータ第3番/カンタータ第9番/カンタータ第6番/カンタータ第11番/カンタータ第4番/カンタータ第7番/カンタータ第2番/カンタータ第1番/カンタータ第12番
ステーファノ・アレージ(指)
スティーレ・ガランテ、
フランチェスカ・カッシナーリ(S)、
エマヌエラ・ガッリ(S)、
ジュゼッピーナ・ブリデッリ(A)、
マリーナ・デ・リーソ(A)、
アグニェシュカ・オシャンツァ(Vc)、
アンドレア・フリッジ(Cemb)

録音:2016年10月&2017年8月、ロッカビアンカ(イタリア)
後期バロック音楽の専門家、ステーファノ・アレージをディレクターとして2010年に結成された18世紀のイタリア音楽に特化したアンサンブル「スティーレ・ガランテ(ギャラント様式)」のGlossa第2弾。スティーレ・ガランテが特に得意とする、ニコラ・ポルポラ(1686−1768)のカンタータ集 Op.1が登場。
この12のカンタータは、おそらく故郷ナポリで書かれていましたが、ロンドンで活動していた1735年にウェールズ公フレデリック・ルイスの庇護のもとロンドンで出版されました。フランチェスカ・カッシナーリやエマヌエラ・ガッリを始めとするイタリア古楽界の名歌手たちが歌う、ポルポラの優雅なるカンタータをどうぞ。

Hyperion
PCDA-68224(1CD)
税込定価

CDA-68224(1CD)
ルイ・クープラン:ボーアンの手書き譜からの舞曲集
組曲 ニ短調〔前奏曲、アルマンド、クラント、サラバンド、ガヴォット、カナリー、シャコンヌ〕
アルマンド・グラーヴェ ヘ長調
シャコンヌ ヘ長調
シャコンヌまたはパッサカリア ト短調
組曲 ト短調〔アルマンド、クラント、サラバンド、ジグ ハ短調、パッサカリア〕
ブランクロシェ氏のトンボー
組曲 イ長調〔前奏曲、クラント、サラバンド、サラバンド イ短調、ジグ〕
パヴァーヌ 嬰ヘ短調
パヴェル・コレスニコフ(P/Yamaha CFX)

録音:2017年3月14日−16日、コンサート・ホール、ワイアストン・エステイト(モンマス)
パヴェル・コレスニコフは、1989年ロシアのシベリアに生まれ、2012年には世界最高クラスの賞金と音楽活動への手厚いサポートで知られるカナダの「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」で優勝。現在はイギリスを拠点に活動し、2014年〜2016年のBBCの「新世代アーティスト・スキーム」にも選ばれた世界が注目する逸材です。日本には2013年4月のオーギュスタン・デュメイ&関西フィルの公演において、急病により来日中止となったエレーヌ・メルシエの代役としてデュメイからの強い推薦を受け急遽来日。急な公演にも関わらず堂々たる演奏を見せ、その美麗なピアニズム多くの来場者を魅了しました。そして2018年1月、ついに日本初リサイタルが行われます!
コレスニコフのHyperion第3弾は、17世紀から19世紀にかけてのフランスのもっとも偉大な音楽名家のひとつであったクープラン家で、フワンソワ・クープラン(大クープラン)に次いで重要な、そして17世紀のもっとも偉大な鍵盤音楽作曲家のひとりであった、ルイ・クープラン(c.1626−1661)のクラヴサン曲。ボーアンの手書き譜(ボーアン手稿譜、ボーアン写本)として残された多くの舞曲の中から、コレスニコフが組曲の形に構成し、表情豊かなピアノで表現しています。ルイ・クープランのパワフルで鋭利な独特のサウンドを具現化するために2つの異なるアクション(明るく直接的なものと、なめらかで丸みのある音)を使用することにしたと語る、最先端のYAMAHAピアノの使用もポイントです。


H.M.F
HMD-9809062
(Bluray+DVD)
モンテヴェルディ:歌劇「オルフェオ」 シリル ・オ ー ヴィティ( オル フェ オ/ T )
ハンナ・モリソン(エウリディーチェ、音楽/S)
ポール・アグニュー(アポロ、エコー/T)
ミリアム・アラン(プロセルピナ、ニンファ/S)
レア・デザンドル(使者、希望/S)
カルロ・ヴィストリ(羊飼い、黄泉の国の使い/CT)
シーン・クレイトン(羊飼い/T)
ザカリ・ワイルダー(黄泉の国の使い、羊飼い/T)
アントニオ・アベーテ(プルトーネ、黄泉の国の使い、羊飼い/Bs)
シリル・コスタンツォ(カロンテ、黄泉の国の使い/Bs)
レザール・フロリサン
ポール・アグニュー(指、演出)

収録:2017年2月28日、カーン劇場(フランス)
◆Blu-Ray
リージョン:All
画面:16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.1
字幕:伊仏英独、3h28'
◆DVD(NTSC)
リージョン:All
画面:16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.1
字幕:伊仏英独、3h28'
レザール・フロリサンによる「オルフェオ」公演が映像で登場!ポール・アグニューは2007年より創設者クリスティと共にレザール・フロリサンのジョ イント音楽監督を務めており、10年を経て満を持してのオルフェオ上演のライヴ映像となります。ストリッジョのテキストをあらためて熟読し、オルフェオ(アポロ=(太陽神)の息子)と冥界の対比をあらわす美しい照明、そしてケルトのストーン・サークルにヒントを得た装置など、アポロ崇拝にも重きを置いた、 あらたな舞台が作り上げられています。
歌唱陣では、クリスティに見出されバロック・オペラを中心に活躍している逸材、シリル・オーヴィティによるオルフェオの、若々しい歌声が抜群。エウ リディーチェのハンナ・モリソン(ソプラノ)はブロムシュテット指揮のドイツ・レクイエム日本公演(2017年11月)でも高く評価されたソプラノです。 ほかにもクリスティの声のアカデミーに選ばれた歌手ら、気鋭のソリストたちをキャストにそろえています。 (Ki)

MIRARE
MIR-386(1CD)
マラン・マレ:作品集〜ヴィオール組曲より
 ・プレリュード-バドミントン遊び-小さな諧謔-ヴィルヌーヴのロンドー
  -トロワルール氏のロンドー
 ・プレリュード-風変りなガヴォット-ビジュー氏のロンドー
  -村祭り-ビスカイヤの女
 ・いたずら
 ・パラザ
 ・ル・タクト
 ・猫なで声のロンドー
 ・プロヴァンスの女」
 ・夢想家(La Reveuse)
F.クープラン:「神秘的なバリケード」「子守歌、またはゆりかごの中のいとし子」(テオルボ編曲/バンジャマン・ペロー)
ラ・レヴーズ〔フロランス・ボルトン(バス・ド・ヴィオール)、バンジャマン・ペロー(テオルボ、バロック・ギタ ー )、カスルテン・ローフ(Cemb)、ロビン・ファロ(バス・ド・ヴィオール)〕

録音:2016年9月、2017年6月
バンジャマン・ペローとフロランス・ボルトンによって設立された古楽アンサンブル。17-18世紀の音楽をメインのレパートリーとしています。今回彼ら が取り上げたのは、マラン・マレ。マレの音楽は優しさ、エレガントさ、そしてウィットをあわせもっており、18世紀のフランス趣味の良さの象徴ともい えます。とりわけ彼の最後の2つの楽曲集は、当時の風景や、「バドミントン遊び」などさまざまな場面を生き生きと描いた絵画のような作品で、ヴィオー ル音楽の最高傑群でもあります。ラ・レヴーズが、F.クープランのチェンバロ作品の編曲も交えながら、フランス・バロックの粋の世界を奏でています。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-2490(1CD)
フランチェスカ・カッチーニ(1587?-1640):歌劇『ルッジェーロの救出』 リッカルド・プリミティーヴォ(ルッジェーロ / ネットゥーノ)
アレッサンドラ・ボーリン(アルチーナ)
マルチェッラ・フォランナ(メリッサ)
アンドレア・ロメオ(ヴィストラ)
ナディア・パリアーラ(オレステ・ヌンツィア)
ロベルト・マッティオーニ(パストーレ / アストルフォ)
エレオノーラ・アレオッティ(シレーナ)
ロレンツォ・トッツィ(チェンバロ、オルガン、指揮)
ローマバロッカ・アンサンブル

録音:2016年11月10日/ローマ、オラトリオ・デル・ゴンファローネ
有名なジュリオ・カッチーニの娘、フランチェスカ・カッチーニの書いた現存する唯一のオペラ。彼女は女性でオペラを書いた最初の作曲家と目されて おり、その音楽からは高い才能と深みのある表現がうかがえます。歌手として父のオペラ『エウリディーチェ』に出演したこともあり、当時最先端のオペラ 書法を身に付けていたと思われます。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4239(2CD)
ゼレンカ:6つのトリオ・ソナタ ZWV181
(第1番 ヘ長調/第2番 ト短調/第3番 変ロ長調/第4番 ト短調/第5番 ヘ長調/第6番 ハ短調)
アンサンブル・ベルリン・プラハ【ヴィレム・ヴェヴェルカ(Ob)、ドミニク・ヴォーレンヴェーバー(Ob)、モル・ビロン(Fg)、バルバラ・マリア・ウィリ(Cemb)、ウルリッヒ・ウォルフ(Cb)、ヤクブ・チェルノホルスキー(Vn)】

録音:2017年7月2-4、11-13日/テルデックス・スタジオ(ドイツ)
バロック時代を代表するボヘミア出身の作曲家ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745)。ウィーンでフックス、ヴェネツィアでロッティに学んだ後、 ザクセン選帝侯国のドレスデンで活躍しました。ゼレンカの作品は第二次世界大戦中に消失されたものもありましたが、その後再発見された作品もあり、 そのうち6つのトリオ・ソナタはハインツ・ホリガーが録音したことにより広く知られるようになりゼレンカの作品の再評価につながりました。ヴィレム・ヴェ ヴェルカなどの名手が揃ったアンサンブル・ベルリン・プラハがこの名曲に挑みました。
プラハ音楽院で学び、ジャン=ルイ・カペツァリ氏に師事したヴェヴェルカは2003年日本で開催された第7回国際オーボエ・コンクール・軽井沢で1 位を獲得。その後世界有数のオーケストラと共演しキャリアを積んできました。また故クラウディオ・アバドにより設立された、優秀な若手音楽家で構成 されたグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団の一員として活躍し、アバドの厚い信頼を得ておりました。スプラフォン・レーベルからのリリースも積極 的で、テレマン、ブリテンの無伴奏オーボエ作品集(SU 4121)、ヴィヴァルディ、テレマン、J.S.バッハのオーボエ協奏曲集(SU 4188)、ハープ奏者 カテジナ・エングリホヴァーとの「インプレッションズ」(SU 4212)などをリリースしております。 (Ki)

GALLO
GALLO-1508 (1CD)
バロックのオーボエ協奏曲集
A.マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調 S. Z799
ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲 ハ長調 RV 451
テレマン:オーボエ協奏曲 ホ短調 TWV 51:e1
グラウン:オーボエ協奏曲 ト短調 GraunWV
Cv:XIII:144
テレマン:トリオ・ソナタ ハ短調〜 オーボエ、ヴィオラ、通奏低音のための TWV 42:c5
アルビノーニ:5 声の協奏曲 変ロ長調 Op.9-11
オマール・ゾボーリ(Ob)
アンサンブル・ラ・ファルコーネ

録音:2017 年6 月 ジェノヴァ
イタリアを代表するオーボエ奏者、オマール・ゾボーリの演奏するバロックのオーボエ協奏曲集。ピリオド楽器による演奏。ゾボーリのオーボエは滑らかな甘みがありとても美しい。兄マルチェッロのニ短調の協奏曲は、バッハがチェンバロ独奏用の協奏曲 ニ短調 BWV974 に編曲したことで知られる曲。アンサンブル・イル・ファルコーネは2000 年創立の合奏団。名前は 1652 年に開場したジェノヴァの劇場に由来する。この録音ではヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ、ヴィオローネ、チェンバロ各1 の7 人編成。

ATMA
ACD2-2726(1CD)
パーセル:歌曲集
いまや太陽はその光を隠し Z.193
彼女は恋し、愛をうちあける Z.413
もっと愛を、さもなくば軽蔑を Z.397
悲劇「オイディプース王」Z.583より”束の間の音楽”
歌劇「妖精の女王」Z.629より”おいで、天のすべての歌い手たち”、”娘たちがよく愚痴を言っていた”、”もし愛が甘き情
熱なら”、組曲
雄々しき者の心に恋の矢を放つな Z.390
恋とはなんと楽しいものか Z.353
アブデラザールのジグ
歌劇「アーサー王」Z.628より”もっとも美しい島”、組曲
歌劇「インドの女王」Z.630より”狂おしい愛より逃げようとあがき”
「ディドとアエネアス」より”私が大地に帰る時〜ディドの嘆き“
マイケル・スラッテリー(T、シュルティ・ボックス)
ラ・ヌフ

録音:2015年11月、ケベック
ダウランドの歌曲集(ACD2 2650)でコンビを組んだアメリカ出身のテノール、マイケル・スラッテリーと古楽アンサンブル、ラ・ヌフによるパーセルの 歌曲集。ダウランドの時と同様に、スラッテリーを中心にラ・ヌフのメンバーらが編曲し、アンサンブルの美しいハーモニーと清らかな旋律が引き立つよう になっています。またスラッテリー自身が奏でるシュルティ・ボックス(アコーディオンに似たインドの民俗楽器)の響きが独特の雰囲気を醸し出しています。 (Ki)

OBSIDIAN
OBSCD-716(1CD)
キャサリン・パーと宗教改革の歌〜トマス・タリス作品集
1. Gaude Gloriosa Dei Mater
2. When Jesus Went, [Salvator Mundi II]
3. O Lord, Give Thy Holy Spirit
4. Hear the Voice and Prayer
5. Purge Me, O Lord
6. Solfaing Song
7. Verily, Verily, I Say Unto You
8. If Ye Love Me
9. O Lord, in Thee Is All My Trust
10. Libera Nos
11. The Litany
12. Fantasia [O Sacrum Convivium]
13. Se Lord and Behold
アラミレ
フレットワーク
デイヴィッド・スキナー(指)
超一流の古楽演奏!声楽アンサンブルの「アラミレ」とヴィオール・アンサンブル「フレットワーク」が共演した、トマス・タリスの作品集です。タリス が仕えていたイングランド王ヘンリー8世の6番目にして最後の王妃、キャサリン・パーをテーマに掲げ、悠久の音楽を聴かせます。 (Ki)

Paraty
PARATY-317163(1CD)
ジョルジョ・アントニオット(1681-1766):チェロと通奏低音のためのソナタ
第6番 ホ短調、第5番 イ長調、第11番 イ短調、第2番 ヘ長調、第3番 変ロ長調、第4番 ニ短調、第10番 嬰ヘ短調
アンサンブル・ヘミオリア
〔クレール・ランケ(Vc)、オード=マリー・ピロ(Gamb)、ステファニー・プティボン(テオルボ、ギター)、フランソワ・グルニエ(Cem)〕

録音:2016年9月
ジョルジョ・アントニオットは、1681年ミラノに生まれたチェロ奏者にして作曲家。ミラノの裕福な家庭に生まれ、数学や語学(ラテン語含む)に長け、 音楽理論の本も出版(英訳もされた)するなど、マルチな才能の持ち主でした。1733年、アントニオッティの名前でアムステルダムで出版された12のチェ ロあるいやヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ集(5曲はチェロと通奏低音/7曲は2本のチェロ、あるいはヴィオラ・ダ・ガンバのための ソナタ)からの抜粋。18世紀、多くは残されていないチェロのための貴重な作品の録音の登場です。 (Ki)
Paraty
PARATY-417164(1CD)
マラン・マレ:スペインのフォリア&ヴィオール作品集
組曲 ニ長調 第3巻(1711)
組曲 ト短調 第5巻(1725)
スペインのフォリアのクプレ第2巻(1701)
フオーコ・エ・チェーネレ〔ジェイ・ベルンフェルト(Gamb、指、ロナルド・マルティン・アロンソ(Gamb)、アンドレ・ヘンリッヒ(テオルホ)、ベルトラン・キュイエ(Cemb)〕

録音:2016年6月
15周年を迎えるアンサンブル、フオーコ・エ・チェーネレ。指揮者のジェイ・ベルンフェルトの声楽作品への強い愛もあり、声楽作品も中心に取り上 げている団体ですが、このたびの彼らのアルバムは、マレの器楽作品集。ニューヨーク出身でバーゼル音楽院で学んだ指揮のジェイ・ベルンヘルト、フラ ンス系キューバ人のロナルド・マルティン・アロンソによるヴィオラ・ダ・ガンバ、ユングヘーネルに師事したリュート奏者のアンドレ・ヘンリッヒ、1978 年ナント生まれ、ルセやアンタイらに師事したフランス古楽界のサラブレッド、ベルトラン・キュイエというメンバーが、豊かなサウンドで詩情豊かなマレ の世界を展開しています。 (Ki)

ATMA
ACD2-2744(1CD)
知られざるバロック作曲家による技ありのソナタ
シーファーライン:3声のソナタ第1番 ホ短調(ヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
テレマン:トリオ・ソナタ ト短調 TWV42:g7(ヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
シーファーライン:3声のソナタ第2番 ヘ長調(ヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
C.P.E.バッハ:幻想曲 ニ長調 Wq.117/14, H.160(チェンバロ独奏)
 トリオ・ソナタ ト長調 Wq.150, H.574(フルート、ヴァイオリン、通奏低音)
シーファーライン:3声のソナタ 第3番 イ長調(ヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
パッラーデ・ムジカ

録音:2016年8月
ほとんど知られていない作曲家であるオットー・エルンスト・グレゴリウス・シーファーライン(1704-1787)のソナタ集。トリオ・ソナタの基本形であるヴィ オリン2本ではなく、ヴァイオリンとチェロが歌い交わす珍しい編成です。同様の編成によるテレマンのソナタやC.P.E.バッハのフルートを伴うソナタをカッ プリング。音楽の完成度に差が無く自然に聴ける、知られざる作曲家の技量を知るにもってこいのプログラミング。 (Ki)

AMBRONAY
AMY-050(1CD)
ラモーの遺産
ラモー(レヒシュタイナー編)::協奏曲「未開人」〔1. アフリカの奴隷たちのエール 2. 優しいエール 3.未開人〕(優雅なインドの国々)
ルベル&フランクール:シンフォニー組曲〔1. プレリュードとロンドー 2.サラバンド 3.ミュゼット 4.ファンファーレ〕
ラモー(レヒシュタイナー編):〔1. パルカのためのプレリュードとエール 2.わざとらしい悲しみ 3.コントルダンス〕(優雅なインドの国々)
ルベル&フランクール:シンフォニー組曲〔1. フォルラーヌ 2.行進曲 3.トリオとやさしいエール〕
ラモー(レヒシュタイナー編):〔1. リゴードンあるいはソローニュのおめでたい者 2.アモールのためのエール 3.ミュゼット 4.タンブーラン〕
アンサンブル・レ・シュルプリーズ
ルイ=ノエル・ベスティン・ド・カンブーラ(指)
イヴ・レヒシュタイナー(Org)

録音:2016年9月25-27日
18世紀、カトリックの国フランスでは、復活祭の前に、劇場などのエンタテインメント施設が休業となり、かわりに「コンセール・スピリチュエル」(宗 教音楽のコンサート)とよばれる演奏会が催されていました。フランスの作曲家バルバトルが、1768年12月、コンセール・スピリチュエルの演奏会のために、 ラモーの作品(必ずしも宗教的なものではない)の有名曲を抜粋したオーケストラとオルガンという編成によるシンフォニー組曲を編み、これが演奏され たという記録が残っています。しかしこの楽譜は残されていません。このたび、ラモーの作品「アムールの嘆き(Les Surprises l’ Amour)」からグルー プ名をとったアンサンブル・レ・シュルプリーズが、ラモーの楽曲から聴きどころを抜粋し、オルガンとアンサンブルによるシンフォニー組曲を再創造する 試みを行いました。レヒシュタイナーの超絶技巧のオルガンが核となる「未開人」は実に新鮮にして、不思議と神聖に響きます。フランスのオペラの巨匠 が書いた珠玉の楽曲が、新たな色彩を帯びてよみがえります。 (Ki)
AMBRONAY
AMY-308(1CD)
ヴァイオリンとテオルボのデュオ
イグナツィオ・アルベルティーニ(1644-1685):ソナタ第1番
ビアッジョ・マリーニ(1594-1663)(レピッコ編):カプリッチョ
ベッレーロフォンテ・カスタルディ(1581-1649):ソナタ第7番
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メーリ(1624-1669):ソナタop.4-4「La Biancuccia」
テオルボの即興
アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682):シンフォニア第2番
G.A.パンドルフィ・メーリ:ソナタop.3-1「La Stella」
A.ストラデッラ:シンフォニア第9番
I.アルベルティーニ:ソナタ第3番
ヴァイオリンの即興
A.ストラデッラ:シンフォニア第5番
B.カスタルディ:Furiosa corrente
G.A.パンドンルフィ・メーリ:ソナタop.3-5「La Clemente」
REPICCO
〔キンガ・ウイスザスジ(Vn/アントニオ・グラニャーニ、1784年)&ヤドラン・ドゥンクン(テオルボ/ブレンダン・ヒルスト、1989年)〕

録音:2017年3月1-4日、フランス
イタリア・バロックの作曲家たちの作品集。彼らの共通点は、殺された、あるいは殺人者、ということ。といっても、必ずしもこれらの作曲家達に具体 的な事実があるというわけではありませんが、17世紀のイタリア・バロックのきわめつけのパッションが感じられる作品が選りすぐられています。ハンガリー 出身のヴァイオリン奏者と、ノルウェー出身のテオルボ奏者によるデュオが、17世紀イタリアの心の世界を照らし出します。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-041(1CD)
テレマン:ソナタ集〜旅するヴィルトゥオーゾ
トリオ・ソナタ ニ短調 TWV.42:d10
トリオ・ソナタ ト短調 TWV.42:g5(音楽の練習帳)
トリオ・ソナタ 変ロ長調 TWV.42:B4(音楽の練習帳)
ソナタ ニ長調 TWV.41:D6(忠実な音楽の師)
トリオ・ソナタ 変ホ長調 TWV.42:Es3(音楽の練習帳)
トリオ・ソナタ イ短調 TWV.42:a4(音楽の練習帳)
アンサンブル・アマリリス〔エロイーズ・ガイヤール(音楽監督、リコーダー、オーボエ)、ヴィオレーヌ・コシャール(チェンバロ)、ダヴィド・プランティエ(ヴァイオリン)、エマニュエル・ジャック(チェロ)、ローラ・モニカ・プスティルニク(アーチリュート)〕

録音:2006年3月13-17日
旅するヴィルトゥオーゾ、とはテレマンのこと。テレマンは様々な地に旅をし、様々な音楽を貪欲に吸収しました。ここに収録されている「音楽の練習帳」は、 1740年にテレマン自身が出版した作品集。12のソロ・ソナタと12のトリオ・ソナタ(6つの異なる楽器-リコーダー、ヴァイオリン、オーボエ、フラウト・ トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロ-を想定して書かれている)が収められています。当盤ではオーボエのための2作とリコーダーのための 2 作が収録されています。 (Ki)

APARTE
AP-167(2CD)
シャヴィエ・サバータ
■CD1 (原盤:AP 048)
悪い奴ら―ヘンデル:悪役アリア集
「タメルラーノ」−尊大な心に平安を与えたい,
「アリオダンテ」−あなたに望んでいる,
「テゼオ」−殺戮を望み死を望み,
落ち着いておくれ、ああ、美しい眼よ,
「ガリアのアマディージ」−酷い苦しみを,心に激情を感じ,
「アリオダンテ」−義務、正義、愛が,策略が良い結果をもたらせば,
「ジューリオ・チェーザレ」−この心の麗しき女神たちよ,お前の誇り高さを屈服させよう,
「オットーネ」−天まで波を高め,魅惑的な美しい唇

■CD2 (原盤:AP 143)
カタルシス(浄化)
オルランディーニ(1676-1760):レチタティーヴォ 「策略がゆるしたもの」、アリア「高慢な植物が」〜『アデライーデ』より
フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(1681-1732):レチタティーヴォ「お前のために、わが妻グリゼルダよ」、
アリア「いとしい妻よ、私の魂は疲れている」〜『グリゼルダ』より,
ピエトロ・トッリ(1650-1737):アリア「お前の涙によって」〜『グリゼルダ』より,
ヴィヴァルディ:アリア「血が血管を冷たく走り」〜『ファルナーチェ』より,
ジュゼッペ・マリア・オルランディーニ(1676-1760):レチタティーヴォ「私の愛する人はなんと甘く語ることか」、アリア「すでに私には見える」〜『アデライーデ』より,
ヘンデル:序曲、伴奏つきレチタティーヴォ「おそろしいファントムよ!」、アリオーソ「私の目をとじ」〜『テッサリアの王アドメート』より,
ハッセ(1699-1783):伴奏つきレチタティーヴォ「神よ、あなたのためだけに生きよう」、アリア「私は悔やむ、わが神よ」〜『聖アゴスティーノの改宗』より,
アッティリオ・アリオスティ(1666-1729):伴奏つきレチタティーヴォ「あきらめよ」、アリア「神よ」〜『カイオ・マルツィオ・コリオラーノ』より,
アントニオ・カルダーラ(1670-1736):アリア「あなたの甘い涙をかわかせ」〜『テミストクレ』より,
ドメニコ・サッロ(1679-1744):伴奏つきレチタティーヴォ「むごい運命よ!」、アリア「名誉が心で話すとき」〜『イル・ヴァルデマーロ』より
シャヴィエ・サバータ(CT) 
リッカルド・ミナージ(指)
イル・ポモ・ドーロ
録音:2012年8月25日-9月3日


シャヴィエ・サバータ(C.T)
ジョルジュ・ペトルー(指)、
アルモニア・アテネア

録音:2015年9月22-26日、アテネ
1976年、スペイン、カタルーニャ州バルセロナ生まれのカウンターテノール、シャヴィエ・サバータの2枚組。2011、2012年には、ウィリアム・クリスティ の指揮で上演されたカヴァッリの「ディドーネ」のイアルバを歌っています。ビオンディ、ヤーコプス、サヴァールといった古楽の重鎮たちとの共演も重ね ており、バロック声楽作品の上演にはもはや欠かせない存在となりつつある歌い手です。 劇的な表情とテクニックが要求される、オペラの悪役のアリアを集めた1枚と、「カタルシス(浄化)」と題し、激情に満ちたアリアでプログラムを構成、 心を揺り動かされる強さに満ちた1枚のセット化。 (Ki)

Resonus
RES-10177(1CD)
NX-B05
プロイセンのサロン音楽〜時流の中のフランツ・タウシュ
フランツ・タウシュ(1762-1817):四重奏による13の小品 Op.22より第1組曲
ヨハン・シュターミッツ(1717-1757):3つの四重奏曲
クルーセル(1775-1838):演奏会用三重奏曲
ベールマン(1784-1847):五重奏曲 Op.23よりアダージョ(R.パーチヴァル編)
フランツ・タウシュ(1762-1817):四重奏による13の小品 Op.22より第2組曲
ボックスウッド&ブラス
【メンバー】
エミリー・ワージントン(クラリネット…by Peter van der Poel after Heinrich Grenser, c. 1810)
フローナ・ミッチェル(クラリネット…by Guy Cowley after Heinrich Grenser, c. 1810)
ロバート・パーチヴァル(ファゴット…by Peter de Koenig after Heinrich Grenser, c. 1810)
アンネケ・スコット(コルネット…by Lucien-Joseph Raoux, c. 1800)
(cor d’orchestre…(by Marcel Raoux c. 1820)
ケイト・ゴールドスミス(ナチュラルホルン…by Paxman)

録音:2016年4月4-7日
全ての奏者がピリオド楽器を操るイギリスのアンサンブル「ボックスウッド&ブラス」がresonusレーベルに登場。 デビューアルバムは、マンハイム楽派に属する作曲家フランツ・タウシュと、彼を取り巻く作曲家たちの作品集です。優れたクラ リネット奏者としてマンハイムのオーケストラで演奏し、プロイセンの宮廷楽師としても活躍したタウシュは、優れた教師でもあ り、ハインリヒ・ベールマンをはじめとした多くのクラリネット奏者を指導したことで知られています。古典派からロマン派への過渡 期に書かれた彼の作品は、どれもサロン風の美しさを湛えながらも、その様式の変化はしっかり弟子たちに伝わっており、この アルバムに収録されたシュターミッツ、クルーセル、そして弟子のベールマンの作品と聴き比べることで、タウシュの果たした役割 を知ることができます。 クラリネットの美しい旋律も聴きどころです。
Resonus
RES-10202(1CD)
NX-B05
A Cavalier Christmas-騎士のクリスマス
ギボンズ:See, see the Word is incarnate
バード(1539頃-1623):Behold I bring you glad tidings
ダーリング(1580頃-1630):Laetamini cum Maria
ダーリング:Quem vidistis, pastores
グランディ(1586-1630):O quam tu pulchra es
パールソン(1572頃-1651):Upon my lap my sovereign sits
ウィリアム・ローズ(1595-1662):Aire
ヘンリー・ローズ(1595-1662):Hark, shepherd swains
ジェフリーズ(1610頃-1685):Hark, shepherd swains-for the Nativity of our most blessed Saviour
ジェフリーズ:Busy time this day-for the Blessed Innocents Day
ジェフリーズ:Brightest of days-for Epiphany
ジェンキンス(1592-1678):Newark Siege-パヴァーヌ
ジェンキンス:Newark Siege-ガイヤルド
バード:O God that guides the cheerful sun-A Carol for New-year's Day
エボア・シンガーズ
チェリーズ・コンソート・オヴ・ヴィオールズ
ポール・ギャメソン(指)

録音:2015年3月2-3日
英国の合唱団“エボア・シンガーズ”が歌うクリスマス音楽集。ここでテーマとして選ばれているのは17世紀の「イングランド内 戦」です。国王派である「騎士党」と議会派である「円頂党」の戦いの末、勝利した議会派はプロテスタントを擁護していた ため「聖なる日:クリスマス」を盛大に祝うことを禁止してしまいました。しかしそれに納得できなかった騎士派の人々は、そっと クリスマスの行事を続行し、独自の曲集を作成します。議会派に配慮してか、ほとんどはプロテスタントの作曲家の作品です が、中にはバードのようなカトリックの作曲家の作品が含まれているのは面白いところです。宗教戦争と内乱に明け暮れたイ ングランドで演奏されたであろう美しい曲集です。

フォンテック
FOCD-9767(1CD)
税込定価
ヤコブ・ファン・エイク:笛の楽園 Vol.2
No.20 私の恋人シレ
No.21 から威張り
No.22 詩篇103 番 私の魂よ、主をたたえよ
No.23 ホーシェについて:あなたに我慢できない
No.24 私を取り戻したくないのなら
No.25 クーラント
No.26 美しいローマの騎士
No.27 グレーヴゼンドのバレエ
No.28 イギリスのナイチンゲール
No.29 ああ、女殺人者
No.30 レンテルー(風刺唄)
No.31 美しい羊飼いの娘フィリス
No.32 質屋から:私が帰って来た時
No.33 カムアゲイン
No.34 クーラント
No.35 2 番目のダフネ
No.36 アマリリうるわし
江崎浩司(独奏)
リコーダー(ガナッシ・ソプラノ/バロック・ソプラノ/ルネサンス・ソプラノ/初期バロック・アルト/ルネサンス・アルト/バロック・テナー/ヴォイスフルート/バス/バンブーリコーダー )
その他楽器
ソプラノ・ショーム/アルト・ショーム

録音:2016/9/14-16&2017/3/2-4 神奈川県立相模湖交流センター
江崎浩司が挑む、孤高の世界・・笛の楽園全集プロジェクト第2 弾! ヤコブ・ファン・エイク(1589/90-1657)の「笛の楽園」は全151 曲(XYZ 社版)にもなる膨大な独 奏楽器のための曲集で、リコーダー奏者にとっては重要なレパートリーですが、その知名度と演奏され る機会を考えると全曲の録音は極めて少なく、特に国内では皆無でした。2017 年6 月のVol.1 発売に 続き、江崎が挑む壮大なプロジェクトの第2 弾が早くも登場です。 Vol.2 では「イギリスのナイチンゲール」や「アマリリうるわし」など笛の楽園全曲の中でも屈指の人 気曲も収録され、親しみやすい内容になっておりますし、マルチプレーヤー、江崎浩司の面目躍如、今 作でも11 種もの楽器を使い分けて大変鮮やかなアルバムになっています。 江崎本人によるライナーノーツもこの楽曲への理解が大変深まるもので、読み応え充分です。 (フォンテック)

QUERSTAND
VKJK-1626(1CD)
ドレスデン宮廷での食卓音楽
フルヒハイム:音楽の食卓給仕〜ソナタ第1 番,第2番,第3 番,第4 番,第5番,第6番
 2 つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調
クリーガー:第6 の十曲集〜アリア第1番「愛の嫉妬が苦しみを呼び起こす」,アリア第3 番「愛することができる者は」,アリア第5 番「アウローレとシュテッレは素早く現れ」
クリーガー:第5 の十曲集〜アリア第10 番「喜びを望む者は、ビールとワインを愛する」
フュルステン=ムジーク:
【アンネ・シューマン(Vn)、アネッテ・ジッヒェルシュミット(Vn) 、クラウス・フォイクト(Va)、アンドレアス・ピルガー(Va)、フェリックス・ゲルク(Vc)、アンドレア・バウアー(テオルボ)、 ゼバスティアン・クネーベル(Cemb)】
トビアス・フンガー(T)

録音:2016年5月 ミュグリッツタール
17 世紀にドレスデンで活躍した二人の作曲家、ヨハン・ヴィルヘルム・フルヒハイム(1635/1640 頃-1682)とアダム・クリー ガー(1634-1666)の作品を集めている。フルヒハイムはまだ少年だった1651 年頃に既に、ハインリヒ・シュッツが楽長を務め ていたザクセン選帝候の宮廷楽団(後のシュターツカペレ・ドレスデン)でヴァイオリニストを務め、1680 年頃から宮廷や教 会の音楽家として要職を務めた。アダム・クリーガーはライプツィヒで頭角を現した後、1657 年に選帝侯ヨハン・ゲオルク 2 世の招きでドレスデンに移り、宮廷オルガニストとして活躍、歌曲でも知られる。 フュルステン=ムジークはドイツのバロック音楽を専門としたピリオド楽器アンサンブル。トビアス・フンガーはバロック音楽で 幅広く活躍するテノール。

QUERSTAND
VKJK-1710(1CD)
ヴィオラ・アパッショナータ〜16-17 世紀のヴィオラ・ダ・ガンバとハープのためのイタリア・ヴィルトゥオーゾ音楽
パスキーニ:フォリア
ダッラ・カーザ:どちらがより大きいのでしょう、ああ、愛の神よ
オルティス:ああ、幸せな私の目,レチェルカーダ第2番,レチェルカーダ第3 番
ファルコニエリ:カンツォーネ 甘い旋律―コレンテ
フレスコバルディ:トッカータ,カンツォーナ第1 番,そよ風が吹けば
デ・ローレ:発つ時は死ぬ思いだが
ロニョーニ:発つ時は死ぬ思いだが
ヤージェンブスキ:カンターテ・ドミノ第 1 部,カンターテ・ドミノ第2 部,スザンナは見る
ファルコニエリ:エル・メロと呼ばれるブランド
トラバーチ:どうか私を殺して
バッサーノ:シュザンヌがある日
アンサンブル・アルト・デコ:
【ユリアーネ・ラーケ(ディスカントガンバ,バスガンバ)
マクシミリアン・エールハルト(バロック・ハープ)
ヨハンナ・エールミュラー・ラッシュ(バロックVc)】

録音:2017年2月20-22日 ベルリ
ン、DDD、61'10
ドイツのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、ユリアーネ・ラーケが 16、17 世紀の、主としてイタリアの 作曲家によるヴィオラ・ダ・ガンバ作品をバロック・ハープの伴奏で演奏している。ディエゴ・オ ルティス(1510 頃-1570),チプリアーノ・デ・ローレ(1515 頃‐1565),リッカルド・ロニョーニ (1550 より前-1620),ジローラモ・ダッラ・カーザ(1550 頃-1601),ジョヴァンニ・バッサーノ (1558 頃-1617),ジョヴァンニ・トラバーチ(1575 頃-1647),ジローラモ・フレスコバルディ (1583-1643),アンドレア・ファルコニエーリ(1585 頃-1656),アダム・ヤージェンブスキ(1590 頃-1649),ベルナルド・パスキーニ(1637-1710)。作風は様々で、いずれも大変素敵に演奏 されている。

la musica
LMU-006(1CD)
ああむごい運命よ〜スペイン音楽の黄金期
1. Vaya de fiesta (Juan Manuel de la Puente)
2. Si me llaman a mi (Juan Vazquez)
3. Marizapalos (Santiago de Murcia)
4. Paseabase el rey moro (Luis de Narvaez)
5. Que alegre se viste el ayre (Anonyme)
6. Fantasia del primero tono (Luis de Narvaez)
7. Gritos daba la morenica (Esteban Daca)
8. Ay fortuna cruel (Esteban Daca)
9. Romanesca ? Guardame las vacas (Alonso Mudarra)
10. Zagales los que me oyen (Anonyme)
11. Isabel, perdiste la tua faxa (Alonso Mudarra)
12. Fantasia del octavo tono (Luis Milan)
13. Romerico tu que vienes (Juan del Encina)
14. Claros y frescos rios (Alonso Mudarra)
15. Sospiro una senora (Luis Milan)
16. ?Para que son las iras? (Jose Martinez de Arce
17. Fantasia de pasos largos (Esteban Daca)
18. Toda mi vida hos ame (Luis Milan)
19. Luceros volad corred (Tomas de Torrejon y Velasc
バルバラ・クサ(S)
エドゥアルド・エグエス(ギター、ビウエラ)

録音:2016年6月29,30&7月1日/パリ、サン=ピエール寺院
アルゼンチンのブエノス・アイレス生まれのエグエスと、サン・ルイス生まれのバルバラ・クサによる、スペイン歌曲集。スペイン音楽黄金期と題し、 16−18世紀の歌曲を集めました。エグエスのソロも収録されており、古の響きに思いを馳せる愉悦の1枚です。 (Ki)

Centaur
CRC-3586(1CD)
アースリー・バロック
ウィリアムズ:鳥の模倣によるソナタ
ビーバー:描写的なソナタ
ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調 Op.10-3「ごしきひわ」
ヴェルナー:11月/クープラン:蝶々
ラモー:鳥のさえずり
ランプ(ライアン&スタンフ校訂):かっこう協奏曲
ミュージシャンズ・オヴ・ザ・オールド・ポスト・ロード〔スーザン・スタンフ(トラヴェルソ)、サラ・ダーリング(Vn)、ジェシー・アイロンズ(Vn)、マーシャ・キャシディ(Va)、ダニエル・ライアン(Vc)、マイケル・バーマン(ハープシコード)〕

録音:2016年5月23日−25日、マサチューセッツ(アメリカ)
ミュージシャンズ・オヴ・ザ・オールド・ポスト・ロードは、元ターフェルムジーク・バロックO、カメラータ・アカデミカ・ザルツブルクのチェリスト、ダニエル・ライアンと、元ヘンデル&ハイドン・ソサエティ、ボストン・バロックのフルーティスト、スーザン・スタンフが音楽監督と務めるアメリカのピリオド・アンサンブル。18世紀ドイツの音楽家、ジョン・フレデリック・ランプの「かっこう協奏曲」は、ライアンとスタンフの復元、校訂により、演奏、録音が実現した作品です。

H.M.F
HMM-905286(4CD)
+ボーナスCD付き
アントワーヌ・フォルクレ(1672-1745)&ジャン=バティスト(=アントワーヌ)・フォルクレ(1699-1782):作品集〜魂の苦悩(Les tourments de l'ame)
■CD1
第3組曲 ニ長調〔ラ・フェラン-ラ・レジャント-ラ・トロンシン-ラ・アングラーヴ-ラ・ドゥ・ヴォセル*-ラ・エイノー-ラ・モランジスまたはプリセ(シャコンヌ)*〕
第2組曲 ト長調〔ラ・ブロン-ラ・マンドリン-ラ・ドゥ・ブルイユ-ラ・ルクレール*-ラ・ビュイソン(シャコンヌ)〕
■CD2
第1組曲 ニ短調〔ラ・ラボルド*-ラ・フォルクレ-ラ・コタン-ラ・ベルモン-ラ・ポルテュゲーズ-ラ・クープラン〕
第4組曲 ト短調〔ラ・マレッラ*-ラ・クレマン*-サラバンド「ラ・ドーボンヌ」-ラ・ブルノンヴィル-サンシ-パッシーの鐘、ラ・ラトゥール〕
■CD3
第5組曲 ハ短調〔ラ・ラモー-ラ・ギニョン-ラ・レオン*-ラ・ボワソン-ラ・モンティニ-ラ・シルヴァ-ジュピテル*〕
リールの手稿譜 ト長調(3つのヴィオ−ルのために書かれた3つの作品を2台のクラヴサンのために編曲したもの)〔アルマンド-クーラント-サラバンド〕※
最上の作曲家のバス・ラインをともなうヴィオールのための作品コレクション(若きアントワーヌ・フォルクレの作品)〔ブランル(ト長調)-アルマンド(ニ短調)-ラ・ジルエット(ト短調)-ミュゼット(イ長調)〕**
■CD4
フォルクレ父子に捧げられた作品
ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):ラ・フォルクレ〜フーガ(Cem, Vn, Gamb)
・アナ・ギュルギュ=ボンドゥ(b.1977):フォルクレの鐘(Cem)
・シャルル=フランソワ・クレマン(c.1720-1789後没):アレグロ・マ・ノン・トロッポ(Vn, Cem)、ヴァイオリンとチェンバロのための第6ソナタ〔アレグロ・マ・ノン・トロッポ-アリア・グラツィオーゾ-アレグロ〕、ヴァイオリンとチェンバロのための第4ソナタ〔アリアI&II〕、第1ソナタ〔アレグロ・マ・ノン・トロッポ-アリア・アッフェットゥオーゾ-アレグロ〕(Vn, Cem)
F.クープラン(1668-1733):La Forqueray - Fierement sans lenteur(Cem)
ジョス・ブートミー(Josse Boutmy)(1697-1779):ラ・フォルクロ―ラルゴ
ルイ=アントワーヌ・ドルネル(c.1680-1756後没):La Forcroy〔プレリュード-シャコンヌ〕
ピエール=アラン・ブレイ=ウェッペ(b.1981):フォルクレの墓(Cem)
ジャック・デュフリ(1712-1789):ラ・フォルクレ ヘ短調(Cem)
クロード=フランソワ・ラモー(1727-1788):La Forcray ニ長調 (Cem)

■ボーナスCD
上記4枚のディスクからの抜粋(一部ジャン=ピエール・ニコラ(フルート)が参加)楽曲にか
ぶせるかたちで、以下の内容に沿ったテキストの朗読が収録されています。朗読を務めるのは、コメディ=フランセーズの俳優、ニコア・ロルモー氏です。
[内容]
プロローグ-祖先の栄光に-オルレアン公フィリップの死-フォルクレ:小さな、そして大きな物語-ヴィオラ・ダ・ガンバの貴公子、アントワーヌ&ジャン=バテイスト(息子)-家庭内のもめごと、ますます大きくなる内なる闇-完璧な人物-アントワーヌといっぱいの悦び
ミシェル・ドゥヴェリテ(Cemb/’blue’アンソニー・サイディ(1976)、アラン・アンセルムによるフレンチ・チェンバロおよびジャーマン・チェンバロ)
※ロベール・コーネン(Cemb)

上村かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ/ニコラ・ベルトラン、1705年頃製)*,**
リカルド・ロドリゲス(ヴィオラ・ダ・ガンバ(通奏低音)/マルコ・テルノヴェック(2013), 1691年製ミシェル・コリションのレプリカ)*,**
寺神戸亮(Vn/ニコロ・アマティ(1645年製))*

録音:2014年9月&2015年5月、ベルギー、ブラ=シュル=リエンヌ
ヴィオラ・ダ・ガンバの歴史を語る上で欠かせない音楽家、フォルクレ。12歳から宮廷に仕えたアントワーヌ・フォルクレ(1672-1745)と、その息 子ジャン=バティスト(=アントワーヌ)・フォルクレ(1699-1782)の名は生前からフランス全土で知られていました。 アントワーヌ・フォルクレは、17 世紀後半から18 世紀のフランス音楽界においてヴィオラ・ダ・ガンバの名手として高い評価を受けた音楽家です。アン トワーヌはまだ12歳のころ(1689年から)、太陽王ルイ14世(1638-1715)下の宮廷に仕え、奏者として、そして作曲家として大切に扱われました。 当時関心が高かったイタリア様式を取り入れながらも、フランス風の組曲のスタイルをとった、華麗で斬新な作品を残しています。そのずば抜けた音楽性 とは別に彼の激しい振幅の大きな性格や妻や息子(ジャン=バティスト)への暴力といった事実がしばしば語られ、同時代人であるマラン・マレの優雅さ と対照的に語られることも多く、アンリ・ル・ブランの「ガンバを擁護する」(1740)では「マレは天使の如く、(父)フォルクレは悪魔の如く奏く」と表 現されています。その息子のジャン=バティストは父とともに、ルイ15世の娘(1727-52)に楽器を教える音楽教師の役割も担っていました。宮廷の力 が落ちてからも、有力者のもとで音楽活動を続け、フランス全土にフォルクレ父子の名は知れ渡っていました。
この盤は、1747年にジャン=バティスト・フォルクレが父アントワーヌの遺作として出版した曲集の作品と、アントワーヌ・フォルクレの初期の作品、さ らには後の作曲家たちが「フォルクレ」に捧げた作品を集めたもの。ミシェル・ドゥヴェリテ(ルーアンの音楽院でロベール・コーネンの下で学んだチェン バロ奏者)、そしてレ・タラン・リリクやレザール・フロリサンなどにもたびたび参加している上村かおり、名手寺神戸亮、そしてゲストとしてドゥヴェリテ や寺神戸の師匠でもあるロベール・コーネンも参加しているという豪華布陣による演奏です。チェンバロ独奏曲のそれぞれの色合いのあざやかさにフォルク レの才にあらためて感じ入り、ヴィルトゥオジティとセンシティヴさを兼ね備えた名手たちによるアンサンブルに酔いしれる、極上のセットとなっております。 ※ボーナスCDとして、4枚からの聴きどころトラックを集めたハイライト盤が付属しています。 (Ki)

SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0210-0211
(2CD)
バッハの周辺/バロック・オルガン作品集
[CD 1]
バッハ:幻想曲 ト短調 BWV 572
フレスコバルディ:音楽の花束() から 聖母のミサ より
 前奏のトッカータ/使徒書簡朗読の後のカンツォーナ
ド・グリニー(1672-1703):オルガン曲集 から ミサ〜キリエ、グラン・ジュによるディアローグ
パッヘルベル:前奏曲ニ短調()P.407
 アダムの罪によりすべては失われぬ()P.103
 アダムの罪によりすべては失われぬ()P.104
ラインケン(1643-1722):フーガ ト短調
ベーム(1661-1733):天におられるわれらの父()
ブクステフーデ:前奏曲 ニ長調 BuxWV 139
 汝らキリスト者よ、こぞりて主を称えよ()BuxWV 202
ブルーンス(1665-1697):前奏曲 ホ短調
ルイ・マルシャン(1669-1732):オルガン曲集第2巻 から プラン・ジュ
 オルガン曲集第1巻 から バス・ドゥ・トロンペット,ティエルス・アン・タイユ
クープラン:教区の為のミサから グローリア より
 そして地には平安あれ、プラン・ジュ/ティエルスによるデュオ
 ディアローグ/グラン・ジュによるオフェルトリウム
[CD 2]
ヴィヴァルディ(J・S・バッハ):協奏曲 ハ長調 BWV 594
ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694):われらは苦難の極みにある時も(パルティータ)
バッハ:トッカータ ハ長調 BWV 564
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):前奏曲 ホ短調
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):フーガ ハ短調
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):フーガ ト短調
C.P.E.バッハ:深き淵よりわれは呼ぶ(J・S・バッハの BWV Anh.745とされていた作品)
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):イエス、わが喜び()
 小前奏曲とフーガ(J・S・バッハの BWV 558とされていた作品)
バッハ:トッカータとフーガ ヘ長調 BWV 540
アレクセイ・パルシン(Org)

録音:1997-2007年

OBS PROMETEO
OBS-010(1CD)
不実なるドラゴンの所へ/古典派末期、コルドバ大聖堂の音楽
ハイメ・バリウス・イ・ビラ(1750-1822):明るい夜明け [Clara Aurora] (ソプラノと管弦楽の為の)*
イグナツ・プレイエル(1757-1831):交響曲ニ長調 BEN 126(2つのオーボエ、2つのホルンと弦楽の為の;1785)
ハイメ・バリウス・イ・ビラ:老いた蛇から [De la antigua serpiente] (ソプラノと管弦楽の為の)*
 話す必要はない [No hemos de hablar] (ソプラノと管弦楽の為の;1814)*
 不実なるドラゴンの所へ [Adonde infiel dragon] (ソプラノと管弦楽の為の)*
マリア・イノホサ(S)*
セビリャ・バロックO
ヴァンニ・モレット(指)

録音:2013年12月11-14日、ロレートの聖母教会、エスパルティナス、セビリャ県、 スペイン
19世紀初頭にコルドバ(アンダルシア、スペイン)で活躍した作曲家ハイメ・バリウス・イ・ビラの宗教的アリアをメインとするプログラム。ハイメ・バリウス・イ・ビラはカタルーニャに生まれモンセラート修道院で学び、ラ・セウ・ドルジェイ、ジローナの大聖堂楽長を歴任後、1785年から亡くなるまで37年にわたってコルドバ大聖堂楽長を務めました。マリア・イノホサは1979年サバデイ(カタルーニャ、スペイン)に生まれカタルーニャ高等音楽学校で学んだソプラノ。南欧の数多くのピリオド楽器アンサンブルと共演を重ねています。
ヴァンニ・モレットはイタリアの指揮者・作曲家・弦楽器奏者。ピリオド楽器オーケストラ「アタランタ・フーギエンス」の指揮者としても知られています。
*の楽器編成は「オーボエ(複数)、ホルン(複数)、ヴァイオリン(複数)と伴奏」と表記されていますが、「ヴァイオリン(複数)と伴奏」は普通の弦楽合奏として演奏されています。

Evoe
EVOE-004(1CD)
ハート・オヴ・ヨーロッパ
作曲者不詳(ヨアンニス・デ・ルブリンの写本より):王
ゴルチツキ:私は喜んだ、あなたの城壁のうちに
ビーバー:戦い
ジェレンスキ:年間のオッフェルトリウム集より
ウフキ:Uyan Ey Gozlerim Gafletten Uyan
作曲者不詳(ザモイスキの歌集より):Piesn o Posiedzieniu
フックス:トゥルカリア
ミエルチェフスキ:勝利の日
 クローゼマン(アモエニタートゥム・ムジカリウム・ホルトゥルスより):組曲
イル・ジャルディーノ・ダモーレ・オーケストラ、
イル・ジャルディーノ・ダモーレ・ヴォーカル・アンサンブル、
トロンバスティック、テンプス・アンサンブル

録音:2015年7月13日−15日、聖カタリナ教会(クラクフ、ポーランド)
ルネサンス時代からバロック時代の25年間におけるヨーロッパの中心における珍しいレパートリーの発掘、そしてオスマン・トルコと西ヨーロッパとの文化交流を表現した見事な構成のプログラム。 オスマン・トルコと神聖ローマ帝国を中心とした連合軍が激突した1683年の第2次ウィーン包囲のトピックとして、西欧諸国とは異なる音楽文化を持っていたポーランドにスポットライトをあてています。
イル・ジャルディーノ・ダモーレは、充実の一途をたどっているポーランド古楽界の中でも一際異彩を放っているバロック・ヴァイオリニスト、ステファン・プレヴニャクが率いる2012年創設のピリオド・オーケストラ。 弦楽器セクションのクリアなサウンド、中でもソプラノの抜群の巧さが特筆もののヴォーカル・アンサンブル、ブリリアントなサウンドと安定感が印象的な管楽器セクションなど、東欧ポーランドの精鋭たちによる演奏は聴きどころ満載! ステファン・プレヴニャク率いるイル・ジャルディーノ・ダモーレ。是非ともこの名前と演奏にご注目を!

Hyperion
CDA-68192(1CD)
ニコラス・ラドフォード:ミサ曲 「主のみ母の奇跡を見よ
ニンフォールド・キリエ
アレルヤ, 我らのために祈り給え
この明るい日に群衆は
アヴェ・マリア, 三位一体のはしためよ
ミサ曲 「主のみ母の奇跡を見よ」
ジェームズ・オドンネル(指、Org)
ウェストミンスター寺院聖歌隊

録音:2017年3月20日−21日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
世界遺産にも指定されている英国国教会の教会、ウェストミンスター寺院の聖歌隊は、30名の少年合唱と12名のプロの成人歌手からなる合唱団で、教会聖歌隊の最高峰として知られています。
かつてウェストミンスター大聖堂聖歌隊の音楽監督としても活躍した名合唱指揮者、ジェームズ・オドンネルとウェストミンスター寺院の聖歌隊によるイギリス・ルネサンスのミサ曲。ウェストミンスター宮殿の聖スティーヴンス礼拝堂に務めたとされるチューダー朝の音楽家、ニコラス・ラドフォード(c.1490−1557)の宗教作品集が登場。
トマス・タリスやジョン・タヴァナーなど有名な作曲家の陰に隠れながらも、イングランドの伝統を踏襲する流麗なミサ曲や素晴らしきアンティフォナの数々が、ランベス・クワイアブックやカイウス・クワイアブック、いくつかのパートブックに残されています。

Tactus
TC-762290(2CD)
ヴァレーリ:オルガン作品集
6つのソナタ(ms.59.18)/オルガンとチェンバロのためのソナタ(ms.59.19)/行進曲(ms.59.35)/6つのソナタ(ms.59.16)より ソナタ第3番、ソナタ第6番/4手によるオウヴェルトゥーラ・リドッタ(ms.59.25)/ラルゴ(ms.59.34)/グランデ・シンフォニア(ms.59.21)/牧歌(ms.59.20)/6つのソナタ(ms.59.16)より ソナタ第1番、ソナタ第2番、ソナタ第4番、ソナタ第5番/4手によるソナタ(ms.59.15)
アレッサンドロ・ペリン(Org)、
ロベルト・ロレッジャン(Org)

録音:2013年9月−2014年5月
イタリア、パドヴァの音楽家ガエターノ・ヴァレーリ(1764−1822)は音楽と美術の両方で才能を発揮し、生涯に渡って絵画にも親しんだという多才家。ピアニストとしても優れた腕前の持ち主だったヴァレーリは、パドヴァ大聖堂の楽長、オルガニストという大役を担った同地を代表する音楽家の1人です。使用楽器は、ロヴィーゴ、カヴァッツァナのサン・ロレンツォ教会に設置されているジャコモ・バッザーニ&フィリ1832年製と、同じくロヴィーゴ、ポレゼッラのロザリオの聖母教会に設置されているガエターノ・カリード1797年製のヒストリカル・オルガン。

Raumklang
RKAP-10117(1CD)
テネブレ〜瞑想のための音楽
タリス:光の消ゆるまえに
ディートリヒ:主の戒めにおいて
シュトルツァー:幸いなるかな
スターヘル:主の戒めにおいて
マショー:キリエ(ノートルダム・ミサより)
ボキレン:グローリア
ムースブルガーの昇階唱より 主よ、御身は私たちを解放し給うた
オケゲム:クレド(5声のキリエ、グローリア、クレドより)
リベル・ウズアリスより おお、十字架よ
ムーディ:アポカシロシス
聖務日課用聖歌集より 主よ、平和を与えたまえ
ワルター:主よ、平和を与えたまえ
バード:サンクトゥス(5声のミサ曲より)
ケドロウ:我らの父
ジェズアルド:日々罪を犯す私は
ワルター:我らの救い主、イエス・キリスト
タヴナー:仔羊
オールド・ホール写本より アニュス・デイ
ムースブルガーの昇階唱より 深き淵より
ジョスカン:深き淵より
ルートヴィヒ:テネブレ
アマルコルド〔ヴォルフラム・ラットケ(T)、ロベルト・ポーラース(T)、フランク・オツィメク(Br)、ダニエル・クナウフト(Bs)、ホルガー・クラウゼ(Bs)〕

録音:2016年−2017年、ヴルツェン(ドイツ)
バッハがカントールを務めていたことでも有名なドイツ、ライプツィヒの聖トーマス教会少年合唱団の元メンバーたちによって1992年に結成され、瞬く間にドイツを代表する男声ヴォーカル・アンサンブルへと成長したアマルコルド。結成25周年を迎えたアマルコルドのアニヴァーサリー・アルバムは、モノディー、ルネサンス時代の巨匠たちのポリフォニー、そしてアンサンブルのために書かれた委嘱作品による、アマルコルド自身のための"ミサ"!
近年では、「民謡集」(RKAP 10213)や、エリック・シュナイダーとの「シューベルト」(RKAP 10116)、「クリスマス・アルバム」(RKAP 10111)など、幅広いスタイル、レパートリーの演奏を発表してきたアマルコルドが、25周年という節目の年に自身らのルーツであるミサ(典礼)における教会音楽へと回帰。ライプツィヒの聖トーマス教会少年合唱団の歴史と伝統をベースに、25年という歳月を経てさらなる進化を遂げたアマルコルドの極上のハーモニーが、荘厳に、そして神秘的に響き渡ります。

Glossa
GCD-923702(1CD)
アフェッティ・アモロージ〜フレスコバルディ:声楽作品集 ダミアン・ギヨン(C.T&指)、
ル・バンケ・セレスト〔セリーヌ・シェーン(S)、ダミアン・ギヨン(C.T)、トマス・ホッブス(T)、ブノワ・アルノー(Bs)、ジュリアン・バッレ(Vc)、アンドレ・ヘンリッヒ(Lute)、ケヴィン・マナン=ナヴラティル(Cemb)、マリー=ドミティーユ・ミュール(ハープ)〕

録音:2017年6月24日−28日、フロヴィル教会(フランス)
アフェッティ・アモロージは、1630年にフィレンツェで出版されたフレスコバルディの2冊の歌曲集「Arie musicali」からダミアン・ギヨンが選びぬいた魅力的なセレクション。ダミアン・ギヨンを始めとする古楽系の名歌手たちが、豊かな表現力で歌います。
Glossa
GCD-923106(1CD)
様々な楽器のためのナポリの協奏曲集
ポルポラ:チェロ,ヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア ハ長調(ソロ・チェロ:ホセチュ・オブレゴン)
マニチーニ:リコーダー,2本のヴァイオリン,チェロと通奏低音のための協奏曲 ト短調(ソロ・リコーダー:タマル・ラロ)
ペルゴレージ:2台のチェンバロと弦楽のための協奏曲(ソロ・チェンバロ:イグナシオ・プレーゴ,ダニエル・オヤルサバル)
フィオレンツァ:チェロ,2本のヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 ニ長調(ソロ・チェロ:ホセチュ・オブレゴン)
A・スカルラッティ:リコーダー,2本のヴァイオリン,チェロと通奏低音のための協奏曲 ハ長調(ソロ・リコーダー:タマル・ラロ)
フィオレンツァ:ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲 ニ長調(ソロ・ヴァイオリン:ヒロ・クロサキ)
ホセチュ・オブレゴン(チェロ&ディレクター)、
ラ・リティラータ〔タマル・ラロ(リコーダー)、
ヒロ・クロサキ(Vn)、パブロ・プリエト(Vn)、
ダニエル・ピンテーニョ(Vn)、
ダニエル・ロレンソ(Va)、
ホセチュ・オブレゴン(Vc)、
パス・アロンソ(Vc)、
イスマエル・カンパネロ(ヴィオローネ)
、ダニエル・オヤルサバル(Cemb)、
イグナシオ・プレーゴ(Cemb)、
ダニエル・サピコ(テオルボ)〕

録音:2017年9月、サン・セバスティアン教会(セルセディーリャ、スペイン)
古楽大国「Glossa」が誇るスペイン古楽新時代の象徴、チェリストのホセチュ・オブレゴンと、オブレゴン率いるピリオド・アンサンブル、ラ・リティラータ。素晴らしきスペイン・バロックを世界に拡めてきたラ・リティラータのGlossa第6弾は、18世紀ナポリ楽派の作曲家達による協奏曲集。
今回は、ホセチュ・オブレゴンによるチェロだけでなく、リコーダーのタマル・ラロ、ヴァイオリンのヒロ・クロサキ、チェンバロのイグナシオ・プレーゴらもソリストとして活躍。スタイリッシュで技巧的なナポリのコンチェルトを、スペインの名手たちの手でお贈りします。
Glossa
GCD-922905(1CD)
ガスパリーニ:オペラ・アリア集
もしもギリシャが武装すれば(「アスティアナッテ」より)/わたしは愛するあなたの名前をここに刻む(「運命の神託」より)/嵐の恐怖の中で(「イル・チーロ」より)/わたしの胸に一条の希望の光が生まれる(「バヤゼット」より)/シンフォニア(「エンゲルベルタ」より)/血を流し、殺し(「イル・タメルラーノ」より)/父の心(「イル・タメルラーノ」より)/大洋の港から(「聖エウフロシーナ」より)/怒りで武装し(「アムレット」より)/もしもあなたがわたしのためにもう歌わないのなら(「運命の神託」より)/カンタータ 「わがため息よ進め」/フルート協奏曲/暗黒の地獄に火はない(「イル・ロデリーゴ」より)/わたしはおまえを手放したくない(「イル・ロデリーゴ」より)/親愛なる影よ(「アタリア」より)
ロベルタ・インヴェルニッツィ(S)、
アウセル・ムジチ、カルロ・イパタ(指、トラヴェルソ)

録音:2016年8月24日−27日、テアトロ・ロッシ・アペルト(ピサ、イタリア)
これまで、18世紀のソプラノ歌手"ファウスティーナ・ボルドーニ"やカストラートの"ドメニコ・ジッツィ"が歌ってきた作品を現代に再現するなど、秀逸なプログラムと優れた歌声で評価されてきたインヴェルニッツィが、ガスパリーニの知られざるオペラ・アリア、オラトリオやカンタータからの作品を歌います。
バロック・フルート奏者カルロ・イパタが1997年に創設し、イタリア屈指の古楽アンサンブルとしての地位を確立したアウセル・ムジチは、2014年にはガスパリーニの歌劇 「バヤゼット」全曲盤を録音(GCD-923504)するなど、ガスパリーニへの造詣の深さも申し分なし。ピエタ院(ピエタ養育院)時代に作られたとされる「フルート協奏曲」では、カルロ・イパタの優美なフラウト・トラヴェルソの音色も披露されます。

HARMONIC RECORDS
H/CD-1761(1CD)
パブロ・ブルーナ(1611-1679):オルガン作品集
Batalla de 6°tono / Obra de 5°tono por Ce sol fa u]
Tiento de 2°tono "Sobre la letania de la Virgen" por Ge sol re ut
Tiento de falsas de 2°tono por Ge sol re ut
Tiento de 1°tono de mano derecha y al medio a dos tiples
Tiento IIeno de 6°tono sobre Ut re mi fa sol la
Pange lingua de 5°tono
  I. por De la sol re a dos tiples / II. por De la sol re
 III. por De [la] sol re [partido de mano derecha]
 IV. por De la sol re / V. a 4 por De la sol re
Tiento de 5°tono de mano izquierda y al medio de ecos y a dos bajos
Tiento de falsas de 1°tono / Medio registro bajo de 8°tono
Registro alto de clarin de 8°tono y al medio a dos tiples
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)

録音:2000年5月、聖母被昇天教会、カリニェナ、アラゴン州、スペイン
使用楽器:1734年、バルトロメ・サンチェス製
別格のオルガニスト、アブリゼルの2000年スペインでのセッション。17年間お蔵入りだった幻の録音がついに登場!
パブロ・ブルーナはスペインのサラゴサ近郊の街ダロカに生まれたオルガン奏者・作曲家。5歳の時に天然痘に罹り失明しましたが、音楽教育を受け16歳でダロカの聖母教会のオルガニストに事実上就任(公式には1631年に就任)。間もなく「ダロカのあの盲人」と称されるようになり、その名声はスペイン国王フェリペ4世とカルロス2世が旅の途中ダロカに立ち寄り彼の演奏に耳を傾けたほどでした。1639年にサラゴサの高名なピラール聖母教会のオルガニストへの就任を要請されるも固辞。1669年にダロカ教会の楽長に就任し盲目ながら1667年まで8年間その職を務め、2年後に亡くなりました。 2000年5月にダロカの北東約30kmの町カリニェナで行われたこの録音はハーモニック・レコーズの倒産によりお蔵入りとなっていましたが、2016年、復活したハーモニック社主ジュイス氏とアブリゼル氏に弊社が面会し発売を打診、ついに2017年9月にエディティングが行われ、CD-RではなくオーストリアSONY/DADCのプレスによるCD盤で発売されることとなりました。 ジャン=シャルル・アブリゼルは1946年フランスのグランヴィラールに生まれ、オルガンを独学の後ストラスブール音楽院でピエール・ヴィダルに師事。1971年にベルフォール大聖堂のオルガニストに就任し2017年現在もその地位にあり、1971年から2007年まではベルフォール音楽院教授も務めました。歴史的オルガンに造詣が深いアブリゼルはオルガンの修復にも関わっており、一つ一つの楽器を知り尽くし音栓をみごとに活用した演奏は古楽系オルガニストの中でも別格の存在と認識されています。また、イル・セミナリオ・ムジカーレのオルガニストとしてジェラール・レーヌを支えてきたことも特筆すべきでしょう。バロック・ヴァイオリンにおけるエンリコ・ガッティと同様「過不足のない演奏でありながら類まれな魅力に溢れた音楽」を生み出すことのできるアブリゼルには、まさに「別格のオルガニスト」という形容がふさわしいと思います。1980年代半ばから1990年代半ばにかけて彼の数々の名盤を発売してきたハーモニック・レコーズが倒産した後はオルガン・ソロを継続的に録音するレーベルに恵まれず、散発的に発売された新録音も多くがフランス以外では入手困難という不遇が続きましたが、2011年に弊社がアブリゼル氏本人にコンタクトしたことから日本への輸入が再開。2016年にはハーモニック・レコーズの流通も久々に再開し、ファンに喜ばれています。

H.M.F
HMX-2908777(3CD)
モンテヴェルディ:マドリガーレ集
[CD1-クレモナ]
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第1,2,3巻より
第1巻(1587年)より「あなたが私の生命を愛しても」、「甘く優しい口づけよ」、「美しい羊飼いの娘が」、「私は燃えているがあなたを愛さない」、「燃えようが冷めようがあなたの自由だ」
第2巻(1590年)より「私はかつて歌ったことがあった」、「まだ陽は昇っていなかった」、「そして女は嘆息しながら言った」、「もし愛の神が狩りに行ったら」、「不実な恋人よ、もし私から逃げるならば、それはあなたにとって損失だ」、「見よ、波はささやき」
第3巻(1592年)より「おお春よ」、「柔らかい草と白い花の上で」、「もし私があなたを愛さなかったら」、「去れ、むごき者」、「血のなかで」「恍惚から覚め」
[CD2-マントヴァ]
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第4,5,6巻(抜粋)
第4巻から 「星に打ち明け」 「そう、私は死にたいのです」 「あなたですら私から去っていく」 「悲しい心よ」 「涙し溜め息をつき」
第5巻から 「つれないアマリッリ」 「ああ、ミルティッロ」 「私の魂はもう」 「あなたを愛している、私の命の人よ」「こうして少しずつ」 「この素敵な調べは」
第6巻から 「アリアンナの嘆き」 「西風が戻り」 「愛する女の墓に流する恋人の涙」
[CD3-ヴェネツィア]
モンテヴェルディ:マドリガーレ集 Vol.3「ヴェネツィア」〜第7巻&第8巻(抜粋)
第7巻『コンチェルト』よりチェトラの調べに合わせて SWV117 〜シンフォニア/星の光に SV138/唇よ、何とかぐわしく匂うことか SV139/金髪の髪よ、美しい宝 SV143/断ち切られた望み SV132/愛の手紙 SV141/ティルシとクローリ SV145
第8巻『戦いと愛のマドリガル集』より 他の人々は愛の神について歌えばよい S146/とても優しいナイチンゲールS161/ニンフの嘆き SV163/タンクレディとクロリンダの戦い SV153
ポール・アグニュー(指、T)
レザール・フロリサン

録音:[CD1]録音:2011年10,12月& 2012年5月/シテ・ド・ラ・ムジーク(パリ)(ライヴ)
[CD2] 録音:2012年11月26、27日,2013年6月6、7日,2014年1月15、16日、パリ(ライヴ)
[CD3] 2014年5月、2015年4-5月/パリ、シテ・ド・ラ・ムジーク(ライヴ)
レザール・フロリサン創設者のウィリアム・クリスティと共に、同楽団の共同指揮者として活躍しているポール・アグニュー。彼が指揮をしたモンテヴェ ルディのマドリガーレ全曲演奏会のライヴ録音から、抜粋で3枚のアルバムをリリースする企画が完結。モンテヴェルディ・イヤーの悼尾としてボックス化 されました。「クレモナ」(第1〜3巻収録)、「マントヴァ」(第4〜6巻収録)、そして「ヴェネツィア」(残りの第7、8巻からの楽曲)の3枚組です。
革新的な書法でバロック時代の扉を切り開いたモンテヴェルディは全部で8巻のマドリガーレ集を残しており、その作風の変遷はそのままルネサンスか らバロックへの道のりと言える内容。特に後期作品は器楽の効果的な使用に加え、ソリストが歌の掛け合いで場面を展開していく構成も現れ、まるでオペ ラのワン・シーンかのような音世界が広がっています。リコーダーやヴァイオリンの走句と楽しげな二重唱がキャッチーな『金髪の髪よ、美しい宝』、順次 進行で下降するラメント・バスが繰り返される名作『ニンフの嘆き』、まさにオペラのような『タンクレディとクロリンダの戦い』など一聴しただけで心を 捉える印象深い曲が並び、モンテヴェルディの天才性に打たれます。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1189A(1CDR)
ランパル、ピエルロ、他/協奏曲集
ロカテッリ:合奏協奏曲 ヘ短調 Op.1-8 「クリスマス協奏曲」
 葬送交響曲ヘ短調「ローマで行われた彼の婦人の葬儀の為の」
チマローザ:フルート,オーボエの為の協奏交響曲ト長調#
ハッセ:マンドリンと管弦楽の為の協奏曲 ト長調+
ベートーヴェン:マンドリンと管弦楽の為のソナチネ ハ短調 WoO.43-1 +
ジャン=ピエール・ランパル(Fl) 
ピエール・ピエルロ(Ob)
ヤコブ・トーマス(マンドリン)
カール・リステンパルト(指)ザール室内O

録音:1956年、1955年頃# 、1958年頃+
※音源:Club National du Disque CND 1005

SKARBO
DSK-1171(1CD)
「鳥のさえずり」
ダウランド:「涙のパヴァーヌ」「失われし望みのファンシー」
ヴァイス:組曲第25番
バッハ:フランス組曲第1番 ニ短調 BWV812
ラモー:「やさしい嘆き」「ミューズたちの語らい」「鳥のさえずり」「トリコテ(ロンドー)」「無頓着な」「未開人」
ミシェル・グリザー(G;ダニエル・フレドリッシュ(2007年))

録音:2016年10月25&26日/オテル・デューのチャペル(パリ)
フランスの名ギタリスト、ミシェル・グリザーがダウランド、ヴァイス、バッハ、ラモーの作品を録音。バッハのフランス組曲第 1 番やラモーのクラヴサ ン組曲などの鍵盤作品をギターで奏でる興味深い内容です。
パリにてアレクサンドル・ラゴヤのもと研鑽を積んだグリザーは、ベオグラードやターラントで行われた国際コンクールの受賞歴を誇る名手。レパートリー はバロックから現代までと幅広く、とりわけ室内楽の分野で評価を集めるギタリストです。

APARTE
AP-163(1CD)
クロード=ベニーニュ・バルバトル(1724-1799):作品集
クラヴサン作品集第1巻(1759)
ソナタ形式の、ヴァイオリン伴奏つきクラヴサンのための作品、第1ソナタ
クリストフ・ルセ(チェンバロ/ジャン=クロード・グジョン/ジャック・ヨアヒム・シュヴァーネン、パリ、1749年より前に製作されたチェンバロ)
ジローヌ・ゴーベール=ジャック(Vn)

録音:2017年9月25-27日、シテ・ド・ラ・ミュジーク、パリ
フランス、およびヨーロッパの古楽界を、鍵盤演奏および指揮の両方で牽引する鬼才、クリストフ・ルセが、18世紀後半にフランスで活躍したバルバ トル作品を録音。ガイヤールのアンサンブル「プルチネッラ」などでも活躍するヴァイオリン奏者、ジローヌ・ゴーベール=ジャックとの共演も含まれます。
バルバトルは1724年にディジョンに生まれ、父にオルガンを最初に習い、父亡きあと、ジャン・フィリップ・ラモーの兄弟にオルガンやチェンバロを学 びながら教会のオルガニストを務めました。1750年にパリに定住し、コンセール・スピリチュエルのオルガン奏者として活躍、さらにサン=ロック教会、 そしてノートル=ダム教会(ダカンらと分担しながら)のオルガン奏者も務めました。当時バルバトルは大成功を収めており、チャールズ・バーニーはサン・ ロック教会でのバルバトルの演奏後に自宅に招かれたところ、自宅にはいつも30人弱の紳士淑女がつめかけており、ペダルつきオルガン、そしてリュッカー スのチェンバロもあったといいますから、バルバトルが音楽家としても、そして経済的にも成功していたことがうかがわれます。
ルセは、フランスのチェンバロ音楽は時期によって3つに分けられると述べています。第1期はルイ・クープラン、ダングルベール。第2期は、フランソワ・ クープランやラモー。そして第3期が1730年以降、デュフリやロワイエ、そしてバルバトルらに代表されるとしています。第1期はルイ14世の影響で、 宮廷舞曲に倣った典雅な作品が多く、第2期は少しイタリアの様式の影響も受けつつ親密な作品が多く、そして第3期はヘンデルやD.スカルラッティら の作品がパリでも出版されていたこともあり、テクニックの効果重視の作品が多くみられ、同時にフランソワ・ブーシェの絵画のような牧歌的世界の作品 も多い、としています。 バルバトルのクラヴサン作品集第1巻は1759年にパリで出版されました。手の交差も要求されるテクニック、さらには古典派を思わせるアルベルティ・ バスの伴奏形もみられます。チェンバロでオーケストラを再現するような多様な音色も求められる作品が並びます(第2集は出版されませんでした)。クラ ヴサン独奏曲とカップリングに収録されたヴァイオリンとの作品は、3楽章構成で、第2楽章ではヴァイオリンがソリスト的活躍もみせる秀作です。全篇 を通して、フランス風序曲のように壮麗でオーケストラをも思わせる豪奢な響きと、独奏曲ならではの繊細な表情や集中を要する作品で、ルセの真骨頂と もいえる内容となっています。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1182(2CDR)
ランパル&ヴェイロン=ラクロワ
ルクレール(ヴェイロン=ラクロワ編):フルート・ソナタ集
第1巻第2番, Op.1-2
第1巻第6番, Op.1-6
第2巻第1番, Op.2-1
第2巻第3番, Op.2-3
第2巻第5番, Op.2-5
第2巻第11番, Op.2-11
第4巻第2番, Op.4-2
第4巻第7番, Op.4-7
ジャン=ピエール・ランパル(Fl)
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(Cemb)

録音:1954年
※音源: L'Oiseau-Lyre OL 50050-51

TOCCATA
TOCC-0363(1CD)
NX-B03
タルティーニ:30の小さなヴァイオリン・ソナタ集 第4集
小さなヴァイオリン・ソナタ 第19番 ホ短調
小さなヴァイオリン・ソナタ 第20番 ヘ長調
小さなヴァイオリン・ソナタ 第21番 イ短調
小さなヴァイオリン・ソナタ 第22番 ホ長調