湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


バロック以前・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



APARTE
LDV-1478(2CD)
F.クープラン:オルガン作品全集
F.クープラン:教区のためのミサ*
ジル・ジュリアン(1650-1703):前奏曲***
ダングルベール(1629-1691):四重奏曲***
L.クープラン(1626-1661)***:シャコンヌ,バスク風のブランル,幻想曲,パッサカリア
F.クープラン:修道院のためのミサ**
ティトルーズ(1563-1633):来れ精霊よ,
 パンジェ・リングァ,アヴェ・マリス・ステラ,
 エクスルテト・チェルム
アンドレ・イゾワール(Org)

録音:1972&73年
使用オルガン:*ジャン=ジョルジュ=ケニッヒ・サン=ジョルジュ・ド・ブケノン、サル=ユニオン(1717/1766)
**オルガン・ケニッヒ(1972)/シャペル・ド・ラ・コングレガシオン・ノートル・ダム・ド・シャリテ・ドゥ・ボン・パストゥール・アンジェール
***オルガン・ヘルファー・エ・エルマン(1973)/サン=ジェルマン・デ・プレ教会、パリ
※Calliopeレーベルからの再発売
F.クープラン、およびその「おじ」L.クープラン、そしてフランスの重要なオルガン音楽作曲家の作品集。ジル・ジュリアンはシャルトルの大聖堂のオルガニストを務めた人物。ダングルベールは、フランス・クラヴサン音楽の最初の重要作曲家。四重奏曲は、23小節から成る、対位法の練習曲のようなもの。そして、[CD2]の最後に収録されているのが、「フランス・オルガン音楽の父」、ジャン・ティトルーズの作品。ティトルーズ以前の時代、フランスには、これといったオルガン音楽がありませんでした(残されていません)。奏者の旋律とリズムに対するセンスが問われる作品をのこしています。 (Ki)

Coviello
COV-91719(1CD)
幸せな時間
レグレンツィ(1626-1690):カンタータ「Cinzia dolente e mesto」、ソナタ "La Bevilacqua"Op.8-6
ボノンチーニ(1670-1747):室内楽のための12のソナタニ長調、カンタータ「バルバラ、不実な妖精よ」
D.スカルラッティ:カンタータ「O qual meco Nice cangiata」
ペーパー・カイト・アンサンブル
マリー・ヘーシェン(S)
アントニオ・デ・サルロ(Vn)
ラファエル・ロト(Vn) 
ギレルモ・トゥリーナ(Vc) 
フェリックス・シェーンヘル(Cemb)
古代ギリシャの理想郷アルカディアは、17世紀芸術に影響を与えました。このアルバムは、バロック時代のレグレンツィ、ボノンチーニ、スカルラッティの3人の作曲家が”幸せな時間(Feliceuntempo)”という同じテーマで作曲した室内カンタータを収録しています。ドメニコ・スカルラッティの父アレッサンドロは多くの室内カンタータを残しています。アレッサンドロの没後は、息子ドメニコ、そしてレグレンツィらにその伝統が継承されています。ドメニコの室内カンタータも父アレッサンドロと同様に表情豊かな美しい旋律に彩られています。ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690)は、ヴァイオリニストであった父から音楽の手ほどきを受け、ベルガモの教会のオルガニストとなります。その後フェラーラの音楽院の楽長を経て、ヴェネツィアへ移りサン・マルコ大聖堂の楽長となりました。17世紀最大の作曲家の一人と言われ、後世に多大な影響を及ぼした作曲家でありましたが、現在は自身の作品の録音は少なくその音楽性に触れる機会はあまりません。ジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670-1747)はボローニャの聖ジョヴァンニ大聖堂で楽長職を務める等の活動をし、多くのオペラやミサ曲を作りました。1720〜32年まではロンドンに滞在し、主にオペラ作曲家として名を馳せました。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-034(1CD)
ダウランド=ベンジャミン
ジョン・ダウランド(1563-1626):ラクリメ、または7つの涙
ジョージ・ベンジャミン(1960-):メゾ・ソプラノと5つのヴィオールのためのUpon Silence
シット・ファスト〔酒井敦、イザベル・サン=イヴ、マリオン・マルティノー、ニコラ・ミルヌ、ジョシュア・チートハム〕
サラ・ブルトン(Ms)
カール・ニーリン(Lute)

録音:2016年12月
酒井敦が2001年に結成したヴィオール・コンソート「シット・ファスト」。今回のアルバムは、アンサンブル結成時からのレパートリーであるダウランドの「ラ クリメ、または7つの涙」と、現代の作曲家でメシアンの愛弟子としても知られる英国の作曲家ジョージ・ベンジャミンというプログラム。ダウランドの 作品が、線の絡み合いが織りなす美しいハーモニーが主眼とするならば、メゾ・ソプラノが加わるベンジャミンの作品は「間」や「無」を連想させるもので、 ピッツィカートやチェロの奏法も多用されている難曲。このディスクでは指揮者なしで演奏されており、アンサンブルの緊張感が伝わってきます。
アンサンブルを率いる酒井敦は、名古屋生まれのチェロ奏者・ガンバ奏者・指揮者。1986年に渡米。中島顕氏、堤剛氏、H.シャピロ氏に師事した後に渡欧。 パリ国立高等音楽院でP.ミュレール氏に師事し、首席で卒業。同音楽院在学中から並行してバロック・チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバをC.コワン氏に師 事する。レ・タラン・リリク、ル・コンセール・ダストレといった古楽アンサンブルの通奏低音奏者として、数々の演奏会やCD録音に参加。室内楽にも 力を注いでおり、シット・ファスト(ガンバ・コンソート)を結成。2015年のフォルクレ作品集のCD(AP.122/KKC.5619)は高く評価されました。 2017年第15回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞しています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902265(1CD)
宗教改革 1517-2017
マルティン・ルター(1483-1546):われらが神は堅き砦
バッハ:カンタータ第80番「われらが神は堅き砦」BWV 80
ヨハン・クリューガー(1598-1662):いざやもろ人、神に感謝せよ(Nun danket all Gott)
バッハ:カンタータ第79番「主なる神は日なり、盾なり」BWV 79
ゲオルク・ノイマルク(1621-1681):ただ神の御旨に従う者は
メンデルスゾーン:ただ神の御旨に従う者は MVW A7
マルティン・ルター:平安と歓喜もて、われはいく
ブラームス:モテットop.74-1「なぜ悩む者に光が与えられたか」
ウィリアム・クロフト(1678-1727):O God, our help in ages past
ヴォーン=ウィリアムズ:主よ、あなたは代々にわたしたちの宿るところ
グラハム・ロス(指)
ケンブリッジ・クレア・カレッジcho
クレア・バロック(マーガレット・フォートス/リーダー、ヴァイオイン)

録音:2017年4月2,4日、ロンドン、聖ヨハネ福音教会、ロンドン
2017年は、ルターの宗教改革(1517)から500年記念にあたる年。これを記念して制作されたアルバムです。バッハの宗教改革記念日のためのカンター タ2作のほか、様々なコラールに基づく作品をあつめた1枚。
バッハのカンタータ2作は、1724年(80番)、1725年(79番)の宗教改革記念日のために作られたもの。「われらが神は堅き砦(神はわが櫓)」は、 神への熱烈な信頼を歌う、ルターの有名なコラールで、ここに収録された第80番のほかにも、メンデルスゾーンの「宗教改革」にも登場するなど、後世 の様々な作曲家も引用しています。79番は、カトリックへの敵対の歴史も歌詞に盛り込まれた内容で、第3曲に、クリューガーのコラールが登場します。 メンデルスゾーンの「ただ神の御旨に従う者は」はルターのコラール「平安と・・・」はカンタータBWV 125にも登場しますが、ブラームスのモテット op.74-1の終曲にも登場します。
メンデルスゾーンは、コラールに基づくカンタータを8つ作曲しており、ここに収録された作品は3つ目にあたるもので、19歳の頃、1828から29年 にかけて作曲されており、ちょうどメンデルスゾーンがバッハのマタイ受難曲の蘇演にむけての準備を進めていた頃に重なります。1829年に渡英した折に この作品は演奏される予定でしたが、現在では何の記録も残されていません。その後100年以上もこの作品は忘れられていましたが、最近になって、メ ンデルスゾーンの友人で歌手のフランツ・ハウザーの遺産から楽譜の写しが発見されました。このコラールは当時の讃美歌の中でもっとも人気のあったも ので、メンデルスゾーンは1,4,7節に付曲していますが、それに先行してイスラエルの聖歌の歌詞が冒頭に引用されています。メンデルスゾーンの時代、ルター 派の教会の礼拝でカンタータが演奏されるという慣習はすでになくなっていましたが、何らかの宗教的行事の中での演奏を目的に作曲されたと考えられて います。 1921年に作曲されたヴォーン=ウィリアムズのカンタータは詩篇90の第1節からとられたもので、朗唱のような合唱や、効果的な強弱の指示など、 創意に満ちた非常に美しい作品となっています。 (Ki)

Cybele
CYBELE-001404S
(6SACD)
スペイン古楽オルガン作品集
[CD1]
ソレール(1729-1783):ソナタ集、ファンダンゴ(全16曲)
使用楽器:Great Jordi Bosch Organ (1762, Sant Andreu, Santanyi)
[CD2]
D.スカルラッティ(1685-1757):ソナタ集(全25曲)
使用楽器:Great Jordi Bosch Organ (1762, Sant Andreu, Santanyi)
[CD3]
ホセ・リドン(1748-1827):ソナタ集、カプリッチョほか(全9曲)
使用楽器:Great Jordi Bosch Organ (1762, Sant Andreu, Santanyi)
[CD4]
セバスティアン・アグイレラ・デ・ヘレディア(1561-1627):オルガン作品集
(全18曲+SACDのみボーナストラック1曲)
使用楽器:Gabriel Thomas Organ (1823, Sant Francesc de Paula, Campos)
[CD5]
パブロ・ブルーナ(1611-1679):オルガン作品集(全8曲)
使用楽器:Mateu Bosch Organ (1746, Sant Pere, Sencelles)
[CD6]
ミリャム・ヴィーズマンとオルガン製作者ゲルハルト・グレンツィングの会話
ミリャム・ヴィーズマンとマルティン・シュメーディングの会話
マルティン・シュメーディング(Org)

録音:2011年/スペイン サンターニ、カンポス、サンセーリャス
スペインのマヨルカ島にある、1762年ジョルディ・ボッシュ製のオルガンを始めとした歴史的オルガンを用いてスペインの古楽を演奏したアルバムです。 5人の作曲家の作品をCD1枚分ずつ、たっぷりと収録。前半はソレールの『ファンダンゴ』やD.スカルラッティの『猫のフーガ』を含むソナタ集などチェ ンバロで親しんだ楽曲がオルガンで華やかに鳴り響く面白さ、後半は他ではなかなか聴けない作曲家の作品を発見する面白さが詰まっています。SACD ハイブリッドで音質も最高級。
CD6にはキュベレ・レコーズ創始者の1人で女優でもあるミリャム・ヴィーズマンが聴き手を務めた、オルガン製作者グレンツィングやオルガン奏者シュ メーディングとの会話を収録しています(ドイツ語)。また約90ページの解説書には楽器の写真や作曲家の肖像など目で楽しめる画像がふんだんに使わ れています。
マルティン・シュメーディングは1975年ドイツのミンデン生まれ。オルガンとリコーダーでソリストのディプロマを取得、他にも指揮、合唱、音楽理論、 教会音楽などを学んだ人物です。オルガニストとして様々なコンクールに入賞しており、そのレパートリーは膨大。レーガーのオルガン作品全集(17枚 組、CYBELE-051500S)を完成させ話題となった他、ブラームス、メンデルスゾーン、フランツ・シュミットの全作品や、シューマンの「ペダル・ピアノ」 のための作品など多数のCDをリリースしています。 (Ki)


ALIA VOX
AVSA-9923(1SACD)
アルフォンソ10世賢王編纂:聖母マリアのカンティガ集
1. Introduccion (CSM 176) 1’38
2. Santa Maria, strela do dia (CSM 100) 2’57
3. Pero cantigas de loor (CSM 400) 3’49
4. Instrumental (CSM 123) 3’41
5. Muito faz grand’erro (CSM 209) 12’25
6. Por nos de dulta tirar (CSM 18) 8’07
7. Instrumental (CSM 142) 4’13
8. Pode por Santa Maria (CSM 163) 5’08
9. Miragres fremosos faz por nos (CSM 37) 4’15
10. Instrumental (CSM 77-119) 4’08
11. De toda chaga ben pode guarir (CSM 126) 10’05
12. Pero que seja a gente (CSM 181) 6’19
13. O ffondo do mar tan chao (CSM383) 8’36
14. Conclusion (CSM 176) 2’52
ジョルディ・サヴァール(指)
エスペリオンXX
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ


録音:1993年
「聖母マリアのカンティガ集」はアルフォンソ10世賢王(1221-1284)の治世下に編纂された、420篇の楽譜を伴う詩集。中世の単声声楽曲の最大の コレクションで、すべてマリアについて歌っています。1993年の録音をマルチャンネルにリマスタリングした当盤で、サヴァールとアンサンブルが一番あぶら の乗っていた時期の演奏をたのしむことができます。 (Ki)

APARTE
AP-134(1CD)
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):・ヴァイオリン奏法論 op.9(12 曲)〔即興/No. 1 アダージョ/No. 2 アレグロ /No. 3 アレグロ ・アッサイ /No. 4 アレグロ ・アッサイ/No. 5 アレグロ ・アッサイ/No. 6 アレグロ ・アッサイ /No. 7 アンダンテ /No. 8 アレグロ)/No. 9 アンダンテ・モデラート)/No. 10 アレグロ・モデラート/No. 11 アレグロ ・アッサイ/No. 12 アレグロ ・アッサイ〕
ソナタ第8番 op.4 ニ短調
ソナタ第6番 op.4 ニ長調
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(Vn)
アン ネ カトリン・ベ ラ ー(Vc)
トル ステン・ヨハン(Cemb)
トーマス・C・ボイセン(テオルボ)

録音:2015年9月21-24日
フライブルク・バロック・オーケストラのコンサートマスターとしておなじみの名手ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツと同オーケストラのメンバーによる、 ジェミニアーニの登場。 ジェミニアーニは、自身ヴィルトゥオーゾのヴァイオリン奏者でした。「ヴァイオリン奏法論」には、自身で作った28のエクササイズと12の作品を掲載が されており、これらの作品は、装飾や、メサ・ディヴォーチェ(一定の音を長く引き伸ばしながら徐々にクレッシェンドし、つづいてデクレッシェンドして 終わること)など、ジェミニアーニの奏法が反映されています。どの曲も舞曲のスタイルやオペラのアリアを思わせるものなど多様性に富んでおり、楽しめ ます。 全12曲から成るop.4のソナタからこのディスクで演奏されているソナタ第8番はイタリアの様式、第6番はフランスの様式で書かれた対照的な2曲。 ゴルツとメンバーたちのセンスが光ります。 (Ki)

H.M.F
HMM-905284(1CD)
ルネッサンスの至宝とその反映
トマス・タリス(c.1505-85):Man blest no doubt/Let God arise/O sacrum conviviumIf ye love me/Why Fum'th
in Fight?/O come in one to praise the Lord/Videte miraculum/Loquebantur variis linguis/E'en like the hunted hind/Expend, O Lord/O nata lux de lumine 5vv/Te lucis ante terminum/Why brag'st in malice/God Grant we grace/Come Holy Ghost/Why Fum'th in Sight?
スティーヴン・スタッキー(1949-):O sacrum convivium(3つの新しいモテット「イン・メモリアム・トマス・タリス」より)
リチャード・アラン(1965-):Videte miraculum*
フランク・フェルコ(1950-):トマス・タリスの’ if ye love me’の反映*
ケン・バートン(1970-):Many are the wonders *
ハリー・エスコット(1976-):O light of Light
アレック・ロト(1948-):Night Prayer*
ケリー・アンドリュー(1978-):Archbishop Parker's psalme 150*
ボブ・チルコット(1955-):トマス・タリス(タリスのカノンの編曲版)
ORA,スージー・ディグビー(芸術監督・指)

録音:2016年2月
*=ORA委嘱新曲、世界初録音
2014年に設立された声楽アンサンブルグループ、ORA。現代は、ルネッサンス時代に匹敵する合唱音楽の黄金期である、と考える彼らは、ルネッサンス、 および現代の合唱作品を演奏・録音しています。第2弾となる当アルバムでは、トマス・タリスと彼の作品にインスピレーションを得て書かれた作品を集 めました。400年の時を隔てた作品が並ぶプログラムですが、無伴奏の声楽が織りなすアンサンブルが、聴き手を時空を越えた旅へといざないます。 (Ki)

MPMP
MAAC 2012-1(1CD)
フランシスコ・アントニオ・デ・アルメイダ(1700頃-1755):テ・デウム(独唱、二重合唱と管弦楽の為の) オルランダ・ヴェレス(S)
ノア・フレンケル(A)
マルセル・ベークマン(T)
ウゴ・オリヴェイラ(Br)
フローレス・デ・ムジカ&カペッラ・ジョアニーナ(合唱&管弦楽)
ジョアン・パウロ・ジェネイロ(チェンバロ、指揮)

録音:2012年2月6-11日、ミゼリコルディア教会、オエイラス、ポルトガル
フランシスコ・アントニオ・デ・アルメイダはポルトガルの作曲家・オルガン奏者。1722年から1726年までローマに留学し、帰国後リスボンの宮廷礼拝堂楽長に就任、王女マリア・バルバラの鍵盤楽器教師(以前ドメニコ・スカルラッティも同職にありました)も務め、1755年に(おそらくリスボン大地震被災により)亡くなりました。テ・デウムは当盤での演奏時間50分に及ぶ力作。
本体・外装ともにレーベル名・規格品番表示がありません。自主制作的CDをMPMPが配給している形になります。
MPMP
MPMPCD-0029(1CD)
ジョヴァンニ・ジョルジ(?-1762):クリスマスとイースターの為のモテット集
Hodie Scietis(モテット第24番)
Quem vidistis pastores(モテット第25番)
Hodie nobis de caelo(モテット第26番)
Notum fecit Dominus(モテット第27番)
Quis tibi nunc sensus(モテット第48番)
Vespere autem sabbati(モテット第49番)
Haec dies(モテット第50番)
Et ecce terraemotus(モテット第51番)
Congratulamihi omnes(モテット第52番)
ダニエラ・マトス、フィリパ・ポルテーラ(S)
ダニエラ・アラウージョ、イネス・ロシャ・コンスタンティーノ(A)
アンドレ・ラセルダ(T)
ミゲル・マドゥーロ=ディアス(Bs)
アヴェイロ大学室内cho
クリスティアーナ・スパダーロ(オルガン、ミュージカル・ディレクター)
アントニオ・ヴァサロ・ロウレンソ(ディレクター、アーティスティック・コーディネーター)

録音:2014年5月23-26日、6月13-16日、ミゼリコルディア教会、アヴェイロ、ポルトガル
ジョヴァンニ・ジョルジはポルトガルで活躍したイタリアの教会音楽作曲家。その生涯についてはほとんど知られていませんが、おそらくヴェネツィアに生まれ、ローマのサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ教会の楽長を務めた後、遅くとも1725年にはリスボンの宮廷礼拝堂楽長の地位にありました。彼の作品が演奏される機会はほとんど無く、この録音は希少価値は非常に高いと申せましょう。

PLECTRA
PL-21701(4CD)
ルイ・クープラン:クラヴサン作品全集
[CD 1]
イ短調の楽曲*
 フローベルガー氏を模した前奏曲 [6] (Bauyn II, f.9)
 アルマンド [100] (Bauyn II, f.63v)
 アルマンド「愛想の良い女」[101] (Bauyn II, f.64)
 ラ・ピエモントワーズ [102] (Bauyn II, f.64v)
 クーラント [103] (Bauyn II, f.65)
 クーラント「ラ・ミニョン」[105] (Bauyn II, f.66)
 サラバンド [108] (Bauyn II, f.67)
 サラバンド [110] (Bauyn II, f.68)
 アルデル氏のガヴォットとクープラン氏のドゥブル [125] (Bauyn III, f.38 & f.38v)
ハ長調の楽曲*
 前奏曲 [10] (Bauyn II, f.15v)
 アルマンド [Br.33] (Brussels MS 27220, no.33)
 クーラント [19] (Bauyn II, f.22)
 サラバンド [22] (Bauyn II, f.23)
 メヌエット [29] (Bauyn II, f.25v)
 サラバンド [24] (Bauyn II, f.23v)
 シャコンヌ [26] (Bauyn II, f.24)
 サラバンド [28] (シャボニエール作曲?)(Bauyn II, f.25v)
ニ短調の楽曲+
 クーラント [38] (Bauyn II, f.30)
 クーラント [41] (Bauyn II, f.31v)
 サラバンド [46] (Bauyn II, f.33v)
 カノンによるサラバンド [47] (Bauyn II, f.33v)
 牧歌 [54] (Bauyn II, f.36)
 ジーグ [122] (Bauyn II, f.74v)
 サラバンド [56] (Bauyn II, f.37)
 3種のムヴマンの楽曲 [37] (Bauyn II, f.29v)
ヘ長調の楽曲*
 前奏曲 [12] (Bauyn II, f.17)
 アルマンド [66] (Bauyn II, f.42)
 クーラント [69] (Bauyn II, f.43v)
 クーラント [71] (Bauyn II, f.44v)
 サラバンド [72] (Bauyn II, f.45)
 バスクのブランル [73] (Bauyn II, f.45)
 サラバンド [74] (Bauyn II, f.45v)
 ジーグ [76] (Bauyn II, f.46v)
 シャコンヌ [78] (Bauyn II, f.47v)
ト短調の楽曲*
 前奏曲 [4] (Bauyn II, f.7v)
 パサカイユ [98] (Bauyn II, f.61)
[CD 2]
ヘ長調の楽曲*
 前奏曲 [13] (Bauyn II, f.18)
 アルマンド・グラーヴ [67] (Bauyn II, f.42v)
 クーラント [68] (Bauyn II, f.43)
 クーラント [70] (Bauyn II, f.44)
 サラバンド [75] (Bauyn II, f.46)
 ジーグ [79] (Bauyn II, f.48)
 ガイヤルド [77] (Bauyn II, f.47)
 シャコンヌ [80] (Bauyn II, f.48v)
 ブランロシュ氏のトンボー [81] (Bauyn II, f.49)
ニ短調の楽曲+
 アルマンド [35] (Bauyn II, f.28v)
 クーラント [42] (Bauyn II, f.32)
 クーラント [39] (Bauyn II, f.30v)
 サラバンド [45] (Bauyn II, f.33)
 サラバンド [48] (Bauyn II, f.34)
 ヴォルト [53] (Bauyn II, f.36)
 ガヴォット [124] Parville, p.25)
 サラバンド [50] (Bauyn II, f.34v)
 シャコンヌ「告訴人」[57] (Bauyn II, f.37v)
変ロ長調の楽曲*
 アルマンド [118] (Bauyn II, f.72)
 クーラント [119] (Bauyn II, f.72v)
ト短調の楽曲*
 前奏曲 [5] (Bauyn II, f.8v)
 サラバンド [95] (Bauyn II, f.57)
 シャコンヌまたはパサカイユ [96] (Bauyn II, f.57v)
ホ短調の楽曲*
 前奏曲 [14] (Bauyn II, f.19v)
 平和のアルマンド [63] (Bauyn II, f.40v)
 クーラント [64] (Bauyn II, f.41)
 サラバンド [65] (Bauyn II, f.41v)
ロ短調の楽曲*
 アルマンド [115] (Bauyn II, f.70v)
 クーラント [116] (Bauyn II, f.71)
 サラバンド [117] (Bauyn II, f.71v)
嬰ヘ短調の楽曲*
 パヴァーヌ [120] (Bauyn II, f.73)
[CD 3]
ハ長調の楽曲*
 前奏曲 [9] (Bauyn II, f.14)
 アルマンド [15] (Bauyn II, f.20)
 クーラント [16] (Bauyn II, f.20v)
 クーラント [17] (Bauyn II, f.21)
 サラバンド [20] (Bauyn II, f.22v)
 サラバンド [25] (Bauyn II, f.23v)
 パサカイユ [27] (Bauyn II, f.24v)
ハ短調の楽曲+
 前奏曲 [128] (Parville, p. 144)
 アルマンド「気取った女」[30] (Bauyn II, f.26)
 クーラント [31] (Bauyn II, f.26v)
 サラバンド [32] (Bauyn II, f.27)
 ジーグ [33] (Bauyn II, f.27v)
 シャコンヌ「せきれい」 [34] (Bauyn II, f.28)
ト長調の楽曲+
 アルマンド [82] (Bauyn II, f.50)
 クーラント [85] (Bauyn II, f.51v)
 クーラント [86] (Bauyn II, f.52)
 クーラント [92] (Bauyn II, f.55v)
ニ長調の楽曲*
 前奏曲 [2] (Bauyn II, f.4)
 アルマンド [58] (Bauyn II, f.38)
 クーラント [59] (Bauyn II, f.38v)
 サラバンド [60] (Bauyn II, f.39)
 ガイヤルド [61] (Bauyn II, f.39v)
 シャコンヌ [62] (Bauyn II, f.40)
イ短調の楽曲*
 前奏曲 [7] (Bauyn II, f.12v)
 アルマンド [99] (Bauyn II, f.63)
 クーラント [104] (Bauyn II, f.65v)
 クーラント [106] (Bauyn II, f.66v)
 サラバンド [107] (Bauyn II, f.67)
 ポワトゥーのメヌエット(作曲者不詳?)とそのドゥブル [111] (Bauyn II, f.68v)
イ長調の楽曲*
 前奏曲 [8] (Bauyn II, f.13)
 クーラント [112] (Bauyn II, f.69)
 サラバンド [113] (Bauyn II, f.69v)
 ジーグ [114] (Bauyn II, f.70)
[CD 4]
ニ短調の楽曲*
 前奏曲 [1] (Bauyn II, f.1)
 アルマンド [36] (Bauyn II, f.29)
 クーラント [40] (Bauyn II, f.31)
 クーラント [43] (Bauyn II, f.32v)
 サラバンド [49] (Bauyn II, f.34v)
 サラバンド [44] (Bauyn II, f.33)
 カナリー [52] (Bauyn II, f.35v)
 サラバンド [51] (Bauyn II, f.35)
 シャコンヌ [55] (Bauyn II, f.36v)
イ短調の楽曲+
 アルマンド [132] (Oldham 106)
 クーラント [133] (Oldham 107)
 もうひとつのクーラント [134] (Oldham 108)
 サラバンド [109] (Bauyn II, f.67v / Oldham 109)
ハ長調の楽曲+
 前奏曲 [11] (Bauyn II, f.16v)
 アルマンド「シャンボニエール氏のラ・ムーティエ」 [126] (Bauyn I, f.1 & f.1v)
 クーラント [18] (Bauyn II, f.21v)
 サラバンド [21] (Bauyn II, f.22v)
 リゴドン(作曲者不詳)とクープラン氏によるドゥブル [127] (Parville, p.138)
 サラバンド [23] (Bauyn II, f.23)
 ルベグ氏のガヴォットとクープラン氏によるドゥブル [131] (Bauyn III, f.40)
ト長調の楽曲*
 前奏曲 [129] (Parville, p.176)
 アルマンド [83] (Bauyn II, f.50v)
 クーラント [84] (Bauyn II, f.51)
 クーラント [90] (Bauyn II, f.55)
 クーラント [91] (Bauyn II, f.55)
 サラバンド [87] (Bauyn II, f.52v)
 ガイヤルド [88] (Bauyn II, f.53)
 シャコンヌ [89] (Bauyn II, f.53v)
ト短調の楽曲*
 前奏曲 [3] (Bauyn II, f.6)
 アルマンド [93] (Bauyn II, f.56)
 クーラント [94] (Bauyn II, f.56v)
 サラバンド [97] (Bauyn II, f.58v)
 シャコンヌ [121] (Bauyn II, f.74)
カレン・フリント(Cemb)

録音:データ記載なし
出典:ボーアン写本 (Bauyn)、パルヴィル写本 (Parville)、オールダム写本 (Oldham)
 ブリュッセル王立音楽院所蔵の写本 (Brussels)
使用楽器:1627年*、1635年+、ヨハネス・ルッカース製
調律:ジョン・フィリップス、A=392, temperaments ordinaires (5th comma)
フランソワ・クープラン(1668-1733)の伯父でありクープラン一族の繁栄の礎を築いたルイ・クープランのクラヴラン(Cemb)作品全集。ルイ・クープランの才能を見抜きパリに招いたたジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエール(1601/1602-1672)のクラヴサン作品全集(PL 20501, 21601)で高い評価を受けたカレン・フリントがルッカースのオリジナル楽器2台を弾き分けています。カレン・フリントはオバーリン音楽院およびミシガン大学で学んだアメリカ合衆国のチェンバロ奏者。ブランディワイン・バロック(古楽アンサンブル)のアーティスティック・ディレクターであり、当レーベルの中心的音楽家。録音にあたってはポール・ブルノルド(Paul Brunold;1875-1948)校訂/ダヴィット・モロニー改訂版(Edition de L'Oiseau-Lyre, Monaco, 1985)を使用。上記曲目直後の [数字] はその版およびブルース・グスタフソン(Bruce Gustafson)によるルイ・クープランの作品カタログ番号を示しています。
PLECTRA
PL-21702(1CD)
ベルナルド・パスクイーニ(1637-1710):鍵盤楽器の為の作品集
ヘ調の楽曲
 Toccata (Per Spagna) / Alemanda Scozzese / Corrente
 Sarabanda - Variazione / [Giga]
ニ調の楽曲
 Partite diverse di Follia(I - XVI)/Passagagli (Per il medesimo)
 Ricercare in D. sol re
 Variazioni d'invenzione in D. sol re
  [Prima Partita] / Seconda Partita / Terza Partita / Quarta Partita
  In Corrente / Altro modo la Corrente / Altra Variazione in Corrente
  Ottava Partita / Nona Partita / Decima Partita / Gagliarda
ト調の楽曲
 Tastata (Per l'Inglese) / Ricercare / Alemanda / [Corrente]
 Al medesimo [Giga] / Partite del Saltarello / Alemnda VIII / Aria
 Variazioni per il Paggio Todesco
イ調の楽曲
 Altra [Alemanda] / Corrente / [Giga]
 Toccata con lo scherzo del cucco (Per lo Scozzese)
アーサー・ハース(Cemb)

録音:データ記載なし
使用楽器:1630年頃、不詳作者製、イタリア(フリント・コレクション)
調律:ジョン・フィリップス、A=415, 1/4 comma & modified meantone
ベルナルド・パスクイーニはローマでボルゲーゼ公に仕えたイタリアの作曲家。世代的にジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643)とドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)の中間に位置するイタリア鍵盤音楽史上の重要な作曲家として認識されています。アーサー・ハースはベス・カープ、アルバート・フラー、アラン・カーティス、ケネス・ギルバートに師事したアメリカ合衆国の鍵盤楽器奏者。フランス・バロック鍵盤音楽の権威として知られ、合衆国の数多くの音楽学校、大学、音楽祭において要職を歴任しています。

ENCELADE
ECL-1601(1CD)
フレスコバルディ:チェンバロ作品集
トッカータ第1番(P)*
カンツォーナ第1番(P)+
リチェルカーレ第3番(R)+
カンツォン第5番(R)*
ロマネスカのアリアによるパルティータ(P)*
トッカータ第8番(P)+
フォリアによるパルティータ(P)*
トッカータ第10番(S)+
パッサカリアによる100のパルティータ(P)*
 (P)トッカータ集第1巻(1615/1637)から
 (S)トッカータ集第2巻(1627/1637)から
 (R)リチェルカーレとカンツォーナ・フランチェーゼ集(1615)から
ヨアン・ムーラン(Cemb*、ヴァージナル+)

録音:2016年4月9-12日、サン=レミ教会、フォントネ=ル=ヴィコント、エソンヌ県、フランス
パリ音楽院でオリヴィエ・ボーモン、ケネス・ワイス、ブランディーヌ・ランヌに師事し、レザール・フロリサン、ル・コンセール・スピリテュエル、アンサンブル・クレマン・ジャヌカン等と共演を重ねてきたしたフランスのチェンバロ奏者、ヨアン・ムーランのソロ・デビューCD。ローマではなく「パリのフレスコバルディ」を思わせる、エレガンス漂う演奏。凄いクラヴサニストがまた現れました。

CPO
CPO-777841(1CD)
NX-B10
ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル(1727-1789):作品集
ハープ協奏曲 ニ長調…初録音
ハープ協奏曲 ト長調…初録音
交響曲 変ロ長調
ハープ協奏曲 ヘ長調
ジルケ・アイヒホルン(Hp)
ケヴィン・グリフィス(指)
プファルツ選帝侯室内O
多くのコンサートゴアー(演奏会好き)と批評家が大絶賛する女性ハーピスト、ジルケ・アイヒホルン。彼女はソロだけでなく室内 楽やオーケストラとの共演を積極的に行い、楽器の魅力を広く伝えています。このアルバムで彼女が取り上げたのは18世紀ドイツ の作曲家、J.W.ヘルテルの協奏曲集。前古典派時代を代表するヘルテルは父クリスティアンも作曲家という音楽一家の出身で、 その生涯に多数の交響曲をはじめ、50曲以上の協奏曲を書いています。3曲のハープ協奏曲は柔らかいトーンを用いた魅力的 な作品で、決して多くはないハープのためのレパートリーの中でも重要な位置を占めています。
CPO
CPO-555018(1CD)
NX-B10
テレマン:アルトナのための祝祭音楽集
アルトナのための祝祭音楽「Die dicken Wolken scheiden sich」TVWV deest (1760)
デンマーク王フレデリク5世のための頌歌「Nunc auspicato sidere」TVWV deest
イーラ・ホッホマン(指)
バロックヴェルケ・ハンブルク
ハンブルク市全体の音楽監督を務めていたテレマンは、折りにふれ祝祭行事のための音楽を作曲しました。作品があまりにも多岐 に渡るため、まだその全貌がつかめておらず、まだまだ新発見のニュースが伝えられます。この1760年に作曲された「アルトナ(ハン ブルクの西部に位置する歴史的な都市)のための祝祭音楽」も、戦禍を避けるためにアルメニアの図書館に預けられていた作 品。1998年に返却され、すぐさま演奏されたところ高い評価を受けました。またこの地域は一時期デンマークに属していたこともあ り、その関係でテレマンは当時のデンマーク王フレデリク5世のためにも素晴らしい頌歌を作曲しています。どちらも晩年のテレマンの 傑作です。
CPO
CPO-555091(1CD)
NX-B02
テレマン:宗教的アリア集
1.Jammervolle Liebestranen
2.Blitz, der Herz und Geist zerschmettert
3.Weinend, seufzend, achzend, klagend
4.Kraftigs Wort, voll Heil und Leben
5.Gott hat uns alles wohl gemacht
6.Seel und Leib sind fest verbunden
7.Zerschmilz doch die beeisten Herzen
8.Gott nimmt die Farren unsrer Lippen
9.Lass und danken, lass und loben
10.Prangende Lilien in sprossender Schone
11.Mein in dir gelassnes Herze
12.Krache, sinke, morsche Hutte
13.Wollte doch die Stunde schlagen
14.Demut ist der Tugend Krone
15.Nur Jesu, du sollst in mir leben
16.Thronender Gottheit in flammender Pracht
17.Lass auch deiner Engel Hande
18.Welt, verlange nicht mein Herz
19.Die Glut, so nach dem Himmel steiget
20.Todesangst und Hollenschrecken
21.Gott, wo ist ein solcher Gott; Prang im Golde, stolze Welt
22.Geziert mit seinem eignen Schmucke
GSOコンソート
グドルン・ジドニー・オットー(ソプラノ&音楽監督)
ダヴィッド・エルラー(A)
カロリーネ・カング(Vc)
カール・ニューリン(マンドーラ)
アレクサンドラ・グリヒトリーク(ハープシコード&オルガン)
マグデブルクの「日曜音楽会」のために書かれたテレマンの夥しい作品群も、ようやく最近になって研究が進み、各々の曲がどのよう な機会に演奏されたのかがわかるようになってきました。CPOレーベルでは、まずクリスマスと待降節のカンタータを、次に第2弾として この宗教的アリア集を録音。このアリア集は1726年から1727年にハンブルクの教会で演奏されたとされる作品で、テレマンの多彩 な作曲技法が余すことなく駆使されています。真摯な祈りと喜びが、精緻な通奏低音に支えられた力強い歌へと昇華された美し い歌曲です。

Daphne
DAPHNE-1061(1CD)
リラ・ソノーラ〜12コース・リュートのための音楽
「パンミュア家リュート・ブック第8巻」より 小品ト短調
ロストックのリュート・ブック」より 小品ト短調
ジャック・ゴーティエ:小品ニ短調
「スローンのリュート・ブック」より 小品変ロ長調
「タブリー家のリュート・ブック」より 小品ニ短調
ヨハン・グンプレヒト:小品ニ長調
アンデシュ・エーリクソン(リュート)

録音:2016年6月10日−13日、スウェーデン
フランスのリュート音楽集『面影(Relic)』(DAPHNE 1042)、シャルル・ムートンのリュート小曲集(DAPHNE 1049)を録音したスウェーデンのバロック・リュート奏者、アンデシュ・エーリクソンのソロアルバム第3作は、17世紀オランダやイギリスの絵画に描かれていた楽器、12コースのリュート「リラ・ソノーラ」(「朗々と響くリュート(sonorous lute)」)のための音楽。スコットランド国立図書館所蔵の『パンミュア・コレクション(Panmure collection)』を初めとするリュート本の曲は、その多くが初めて現代の聴衆に紹介される作品。

Christophorus
CHR-77406(1CD)
アンドレアス・クリストフ・クラーマー:メンサ・ハルモニカ〜ザルツブルク大司教マクシミリアン・ガンドルフ・グラーフ・ツー・キューンブルクのためのターフェルムジーク ドルチェ・リゾナンツァ

録音:2015年1月10日−11日&9月25日−26日
ザルツブルク大聖堂のオルガニスト&楽長であったガウデンツ・クラーマーの息子として生まれ、ザルツブルクで聖職者、音楽家として重要な役割を果たしたオーストリア・バロックの知られざる作曲家、アンドレアス・クリストフ・クラーマー(1633−1701)。1682年、ザルツブルク大司教の設立1100年を祝う盛大な祝典のために演奏されたターフェルムジーク(食卓の音楽)は、クラーマーの繊細な作曲技術が活かされた、華麗で優雅な器楽合奏を楽しめます。
Christophorus
CHE-0213-2(1CD)
アルタ・ダンツァ〜15世紀イタリアの舞曲集〜ドメニコ・ダ・ピアチェンツァとグリエルモ・エブレオ・ダ・ペサロの舞曲 アンサンブル 「レゾーゼ・レバ」、
イアン・ハリソン(ディレクター)

録音:1997年、ドイツ
ショームやバグパイプ、サックバットという編成の15世紀の合奏形態"アルタ"と、フィドル、リュート、タンバリンなどで構成される"バッサ" による古楽器アンサンブルで、15世紀イタリアの舞曲を再現。

Hyperion
CDA-68149(1CD)
ジョン・ブロウ:ヘンリー・パーセル氏の死に寄せる頌歌
ビギン・ザ・ソング!
4声のシャコンヌ ト長調
ヘンリー・パーセル氏の死に寄せる頌歌
グラウンド ト短調/泉のニンフ
ソナタ イ長調/光の王子、ドレッド・サー
サミュエル・ボーデン(T)、
トーマス・ウォーカー(T)、
ジョナサン・コーエン(指)アルカンジェロ

録音:2015年7月16日−18日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
36歳という若さで亡くなった弟子、ヘンリー・パーセルの死を悼んで作曲されたブロウの代表作「ヘンリー・パーセル氏の死に寄せる頌歌(オード)」を中心に、声楽を伴うジョン・ブロウの作品を収録。「シャコンヌ」や「グラウンド」、「ソナタ」といった、間に挿入される器楽作品の真摯な演奏も素晴らしく、アルカンジェロの演奏能力の高さやレパートリーの多彩さが実証される、素晴らしいリサイタル・アルバムとなります。

CORO
COR-16151(1CD)
パーセル:ジェームズU世のための歓迎歌集(ウェルカム・ソング集)
チャコニー ト短調 Z.730/我病の床にて苦しめる時 Z.144/本当のイングランド人なら健康を祈って乾杯をするさZ.284/ジェイムズU世の誕生日のためのオード「調べ美しきミューズたちよ、頭を上げよ」 Z.344/新しいアイルランド風の調べ Z.646/神は天上にのぼりたまえり Z.107/スコットランド風の調べ ト長調 Z.655/アンセム「おお神よ、われを救いたまえ」Z.51/ジェイムズU世の誕生日のためのオード「トランペットを吹き鳴らせ、太鼓を打て」Z.335
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)

録音:2016年6月8日−10日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン、イギリス)
王室の弦楽合唱団の常任作曲家兼指揮者、王室付きの楽器管理者、宮廷礼拝堂のオルガニストなどの要職を歴任し、国王が首都に帰還した際の王室行事や儀式で演奏するための「歓迎歌(ウェルカム・ソング)」や「頌歌(オード)」によってその地位と名声を高めたパーセル。
これまでにザ・シックスティーンは、「インドの女王」(COR-16129)や「メアリー女王のための音楽集」(COR-16024)、「妖精の女王」(COR-16005)の名演を世に送り出しており、「歓迎歌」と「頌歌」の中でも特に傑作の1つとして名高い「トランペットを吹き鳴らせ、太鼓を打て」を筆頭とするこの「ジェームズ2世のための歓迎歌集」も、大きな話題となること必至です!

POLYMNIE
POL-502119(1CD)
テレマン:室内楽作品集
3 声のソナタ ニ短調/三重奏曲ヘ長調
ソナタ ハ長調/幻想曲第12 番
ソナタ ト長調/トリオソナタ 変ロ長調
トリオ・ソナタ イ短調
クリスティアン・モンドズ(アルト・リコーダー)
ファブリツィオ・チプリアーノ(Vn)
フィリップ・フロン(Br)
キャロル・パレ(クラヴサン)
ジャン=ミシェル・ロベール(ギター,テオルボ)

録音:2014 年11 月ヴァール県,シーニュ
名手たちによるテレマンの室内楽曲集。クリスティアン・モンドズ(メンドズ、メンドーズとも)は南フランス出身のリコーダー奏者。元々はバレエダンサーだったのだが、リコーダー奏者に転向。1981 年にムジカ・アンティクワ(・プロヴァンス)を創設、30 年以上渡って精力的に活動している。このCD には、長年の盟友ジャン=ミシェル・ロベールと、もう少し若い世代のファブリツィオ・チプリアーノやキャロル・パレなどが参加している。ドイツ、オランダ、ベルギーあたりのテレマン演奏と比べて明るく開放的な演奏が魅力的。 なおCD にはTWV などの分類番号が付けられていない。

Arte dellarco Japan
ADJ-053(1CD)
Scherzi Musicali 〜音楽の諧謔
モンテヴェルディ:「音楽の諧謔」より
 主を賛美せよ
 ああ、僕は倒れる
 それでは本当なのか?
フレスコバルディ(1583-1643):トッカータ第1番
モンテヴェルディ:わたしは野の花
 来たりて見よ
ミケランジェロ・ロッシ(ca.1601-1656):トッカータ第7番
モンテヴェルディ:呪われよ
 高慢でとげとげしい眼差し
 あなたは僕のすべてだった
ビアージョ・マリーニ(ca.1594-1663):ソナタ作品8の3『ヴァリアータ』
モンテヴェルディ:アリアンナの嘆き
 ほら、柔らかな光に包まれた太陽が
ダリオ・カステッロ:ソナタ第8番
モンテヴェルディ:苦しみは心地よく
 歓呼せよ
鈴木美登里(S)
若松夏美(Vn)
鈴木秀美(Vc)
上尾直毅(Cemb、Org)

録音:2016年7月26-29日/軽井沢コルネ
日本を代表するソプラノ歌手、鈴木美登里がアルテ・デラルコ・レーベルより満を持して遂にソロ・アルバムをリリースいたします!鈴木美登里は2002 年に日本初の本格的マドリガーレ・アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ La Fonteverde」を結成し、16世紀〜17世紀イタリアのマドリガーレをレパー トリーの中心に据え、当時の声楽曲の本質である「言葉と音楽の融合」を目指し演奏活動を行っております。 同レーベルより『響きの文学』〜イタリアン・マドリガル集(ADJ 029)、カルロ・ジェズアルドの芸術〜愛と狂気のマドリガーレ〜(ADJ 036 / レ コード芸術誌特選盤)をリリースし高い評価を得ております。また現在、モンテヴェルディのマドリガーレ全曲演奏会および録音(第1巻 ADJ 046、第 2巻 ADJ 048、第3巻 ADJ 051)を刊行中。日本人では初めて、ヨーロッパでも殆ど例のない貴重な試みで、専らオペラなどの大作で知られる作曲 家の半世紀をかけたライフワークに挑んでおります。 期待のソロ・アルバムは、鈴木秀美、若松夏美、上尾直毅という長きに渡っての共演を誇るまさに気心の知れたメンバーとともに送る珠玉の歌曲集。モ ンテヴェルディを知りえた鈴木美登里だからこその豊かな世界が広がります!そして器楽曲も絶妙のアンサンブルを聴かせてくれます。 (Ki)

CORO
COR-16155(1CD)
パレストリーナ Vol.7
主の天使が天より下りぬ/めでたし海の星/この日町にいたる罪ある女が/祝福されしマグダラのマリアの/祝福されしバルバラ/「ソロモンの雅歌」より 第19番:イスラエルの娘らよ、われは懇願す、第20番:その頭は純金で、第21番:わが愛する方は庭園の中に/スザンナは邪悪な長老らに/来れ、キリストの花嫁/ミサ・アヴェ・レジナ・チェロルム
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)
約2年振り、満を持してハリー・クリストファーズ&ザ・シックスティーンが贈る「パレストリーナ・プロジェクト」の最新作となる「第7集」は、キリスト教史における女性 ― キリストの母マリア、マグダラのマリア、バルバラ、スザンナ ― たちをテーマとしたプログラム!
パレストリーナが遺した100曲を超えるミサ曲の中からハリー・クリストファーズが「第7集」のメインとして選んだ『ミサ・アヴェ・レジナ・チェロルム』は、グレゴリオ聖歌の聖母マリアのためのアンティフォナ「めでたし、天の女王」に基づくパラフレーズ・ミサであり、作曲者の死後1599年にヴェネツィアで出版された「ミサ曲集第9巻」に含まれています。
定めたテーマに基づき、ミサ曲を中心として、旧約聖書の「ソロモンの雅歌」に基づく連作モテトゥス集からの3曲やイムヌス、モテトゥスなどでプログラムを構成するハリー・クリストファーズの選曲眼は今回も実に見事。
世界各国で絶賛されているザ・シックスティーンのパレストリーナの中でも、この第7巻は一際大きな輝きを放つことになるでしょう!乞うご期待!

Aeolus
AE-10144(1CD)
レイノルト・ポプマ・ファン・オーヴァーリング:作品全集
鍵盤楽器のための6つの組曲(アムステルダム、c.1710)〜組曲第5番ト短調、組曲第4番ハ長調、組曲第3番ト短調*、組曲第1番ト短調、組曲第2番ト長調、組曲第6番イ長調*/Het Sneker klok spel**
ボブ・ファン・アスペレン (Cemb、Org*、カリヨン**)
オーヴァーリングは1710年頃、10代後半という若さで「作品1」を完成、すぐにアムステルダムで出版され、バッハやその周りにその名声が広まりました。その"イギリス風"「6つの組曲」は、バッハにも多くのインスピレーションを与えたと考えられています。オーヴァーリングは決して短命ではありませんでしたが、驚くことにこれ以降作品を残していません。ただ一つの例外である、カリヨン(鐘)のための小品を別として。ここでは、「6つの組曲」とカリヨンのための「Het Sneker klok spel」、現存するオーヴァーリングの全作品を収録。全曲録音は世界初となります。
YouTubeにてご視聴いただけます!
Aeolus
AE-10266(1SACD)
ラ・シュミーズ・ブランシュ〜クープラン&フォルクレ:ヴィオール作品集
F.クープラン:第1組曲 ホ短調、第2組曲 イ長調、「傲慢な女、またはフォルクレ夫人」(クラヴサン曲集第3巻 第17組曲より)
A.フォルクレ:第4組曲 ト短調
ライナー・ツィパーリング(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ソフィア・ディニス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ピーター=ヤン・ベルダー(Cemb)
18世紀オーケストラのメンバー、カメラータ・ケルンの創設メンバーでもあるオランダの名ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、ライナー・ツィパーリング。「バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集(AE 10206)」以来となるAeolusからのリリースは、ともに太陽王ルイ14世のもとヴェルサイユの宮廷音楽家として活躍したフランス・バロックの二人の偉大な作曲家、フランソワ・クープランとアントーワヌ・フォルクレの作品集。
情緒的な美学を持つフランス音楽の理想的なタイプであるクープランに対して、イタリア風の力強くヴィルトゥオーゾ的なフォルクレ。対照的な二人の「ヴィオールと通奏低音のための組曲」を、ツィパーリングの名技で描きます。18世紀オーケストラやオランダ・バッハ協会、コレギウム・ヴォカーレ・ヘント、ジェズアルド・コンソートなどで活躍してきたオランダの名チェンバリスト、ピーター=ヤン・ベルダーの伴奏にも注目。ソフィア・ディニスは、ライナー・ツィパーリングやヴィーラント・クイケン、フィリップ・ピエルロらに学んだポルトガル出身の女流ヴィオール奏者。

Lyrita
SRCD-363(1CDR)
ハード:合唱作品集Vol.1
世俗的なアンセム/起源
5つの賛美歌/喜びは我らと共に
エドワード・トーマスの夜の歌
ミサ・ブレヴィス/無情な美しさ
フクロウの話し/主をほめたたえよ
ヴァサーリ・シンガーズ、
ジェレミー・バックハウス(指)

※2016年2月12日−14日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン、イギリス)
トーマス・アームストロング、バーナード・ローズ、レノックス・バークリーから作曲法を学び、オペラ、声楽曲、アンセム、"ポップな"カンタータなどを数多く遺したイギリスの作曲家、マイケル・ハード(1928−2006)の合唱作品集。英国内では特に子供やアマチュアのために優れた作品を書いたことで知られており、宗教、世俗の合唱作品ともに、現在人気を博している合唱界のイギリス人作曲家たちの音楽に通ずる作風を持つ。ジェレミー・バックハウスが率いるヴァサーリ・シンガーズの歌声も充実。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Linn
CKD-567(1CD)
エジンバラ1742〜バルサンティ&ヘンデル
バルサンティ:合奏協奏曲ニ長調 Op.3-3、
 合奏協奏曲ヘ長調 Op.3-2、
 合奏協奏曲ヘ長調 Op.3-1
ヘンデル:歌劇 「アルチーナ」 HWV.34 より 「ヒルカニアの石造りの棲み家に」、
 ホルン協奏曲ヘ長調 HWV.331、
 行進曲ヘ長調 HWV.346 「トロメーオ行進曲」
バルサンティ:古いスコットランドの旋律集、
 合奏協奏曲ニ長調 Op.3-4、
 合奏協奏曲ニ長調 Op.3-5
アンサンブル・マルシュアス、
ピーター・ウィーラン(指)
2007年ブルージュ国際コンクールで第1位&聴衆賞を獲得したメンバーを中心に、2011年に結成されたエジンバラを拠点とするピリオド・アンサンブル、アンサンブル・マルシュアス。スコットランド室内Oやマーラー室内Oの首席ファゴット奏者も担う名手ピーター・ウィーランが芸術監督を務め、トーマス・ダンフォード(テオルボ)、フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ、オルガン)、サラ・マクマホン(Vc)などの名手が参加するアンサンブルが、18世紀エジンバラのコンサートを再現。イタリア出身、イギリスで活躍しエジンバラ音楽協会の"マスター"も務めたフランチェスコ・バルサンティ(1690−1775)の合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ)を始め、スコットランド民謡に基づく作品やヘンデルのアリア、ホルン協奏曲、行進曲など、エジンバラ音楽協会のために書かれた作品を中心とした、アンサンブル・マルシュアスならではのプログラムです。

H.M.F
HMM-902279(1CD)
シャルパンティエ:「黄泉へ下るオルフェ」
(2幕のオペラ、1686-1687年、フランス語歌唱)
ロバート・ゲッチェル(C.T/オルフェウス)
カロリーヌ・ウェイナンツ(S/エウリディーチェ)
ヴィオレーヌ・ル・シュナデク(S/ダフネ)
ニ コラ・ブ ルイマン( Bs / プ ル ート)ほ か
アンサンブル・コレスポンダンス
セバスティアン・ドセ(指、Org)

録音:2016年1月
有名なオルフェオとエウリディーチェの物語をフランスで初めてオペラ化したのは、シャルパンティエでした。黄泉で、愛するエウリディーチェを返してほ しいと訴えるオルフェオの歌の場面では、通奏低音楽器群のしっとりとした音色の支えが美しく響きます。オルフェの歌に心打たれて歌われるプルートのア リアや、それに続く精霊たちの合唱も軽やか。非常にポエティックな美しさに満ちたシャルパンティエの「黄泉に下るオルフェ」となっています。 (Ki)

Profil
PH-07035(3CD)
センパーオパー・エディションVol.11
ヨハン・アドルフ・ハッセ:歌劇「アッティリオ・レゴロ」(全3幕)
レゴロ:アクセル・ケーラー(C.T)
マンリオ(ローマの執政官):マルクス・シェーファー(T)、
アッティリア(レゴロの娘):マルティナ・ボルスト(メゾソプラノ)、
プブリオ(レゴロの息子):ジビッラ・ルーベンス(ソプラノ)、
バルチェ(カルタゴの護民官):カルメン・フッギウス(ソプラノ)、
リチニオ(アッティリアの婚約者):ミヒャエル・フォッレ(バリトン)、
アミルカーレ(カルタゴの大使):ランダル・ウォン(カウンターテナー)
フリーダー・ベルニウス(指)カペラ・サジタリアーナ・ドレスデン

録音:1997年5月22日/ゼンパーオパー(ライヴ)
センパーオパー・エディション第11弾は1997年5月の公演ライヴ。ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783)の歌劇「アッティリオ・レゴロ」はメタ スタジオの台本により、1750年頃の作とされます。ハッセはドイツ前古典派の作曲家ですが、イタリアで学び成功したことから、前半生の作品はナポリ 様式的要素が色濃く残されています。1751年にパリへ行き、さらにドレスデンで触れた当時最新の音楽の影響で作風が一転します。ゆえに「アッティリオ・ レゴロ」は、彼の旧様式の集大成オペラということができます。 紀元前3世紀頃のローマとカルタゴの戦争でローマの執政官レゴロは捕虜となりますが、和平交渉のため仮釈放されローマに戻ります。しかし母国が 交渉が決裂したためカルタゴへ戻り処刑されます。名誉を守った誇り高き姿をハッセがオペラ化。バロックオペラにありがちな小曲の集合体を避け、合唱 と管楽器のオブリガートも控え、美しいアリアと輝かしい弦楽器主体の音楽となっています。
ドイツ合唱音楽界の巨匠フリーダー・ベルニウスが美しく再現。キメどころの合唱の効果はさすがの説得力となっています。 (Ki)

Nimbus Alliance
NI-6342(2CDR)
フランス・オルガン音楽の黄金時代Vol.5
ド・グリニー:オルガン曲集第1巻
デイヴィッド・ポンスフォード(Org)

録音:2016年5月9日−12日、サルラ大聖堂(フランス)
主にルイ14世の統治下からフランス革命まで、フランスにおけるオルガン音楽の黄金時代に作曲された秀作を発掘するシリーズの第5集。ニコラ・ド・グリニー(1672−1703)のオルガン曲集第1巻は、フランス、サルラ大聖堂のジャン=フランソワ・レピーヌ&ベルトラン・カティオのヒストリカル・オルガン(1752年製作/2005年修復)による演奏。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Label-Herisson
LH-16(1CD)
ゼレンカ:トリオ・ソナタ集 Vol.2
トリオ・ソナタ第1番 ZWV.181-1
トリオ・ソナタ第2番 ZWV.181-2
シンフォニア ZWV.189*
ヒポコンドリア ZWV.187*
パスティッチョ・バロッコ
〔ダヴィッド・ワルター(Ob)、
エレーヌ・ギューレ(Ob)、
ファニー・マセリ(Fg)、
エステル・ブライエ(Cb)、
レミ・カッセーニュ(テオルボ)、
マチュー・デュピュイ(P)〕、
オーヴェルニュ室内O*

録音:2014年10月、フランス
「ゼレンカ・アルバム」第2弾では、トリオ・ソナタ第1番&第2番を収録し、第4番〜第6番を演奏した前作(LH 5)と合わせ「2本のオーボエ、ファゴットと通奏低音のためのソナタ」5曲の全曲録音が完成(「トリオ・ソナタ第3番」はヴァイオリンが加わった編成であることや通奏低音の問題等によりこのプロジェクトには含まれていないようです)。「シンフォニア」、「ヒポコンドリア(Hipocondrie)」では、オーヴェルニュ室内Oが参加している点もポイント。バッハと同時代にドレスデンで活躍し、"ボヘミアのバッハ"とも呼ばれたヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679−1745)の麗しくのどやかな作品を、ダブルリードの艶やかな音色でお楽しみください。
Label-Herisson
LH-05(1CD)
ゼレンカ:トリオ・ソナタ集 Vol.1
トリオ・ソナタ第6番 ZWV.181-6
トリオ・ソナタ第5番 ZWV.181-5
トリオ・ソナタ第4番 ZWV.181-4
パスティッチョ・バロッコ
フランスの名手たちによるアンサンブル、パスティッチョ・バロッコのゼレンカ第1弾。ゼレンカの作品のなかでも人気と知名度のある「6つのトリオ・ソナタ」のうち、「2本のオーボエ、ファゴットと通奏低音のためのソナタ」である、トリオ・ソナタ第4番〜第6番を収録。

Hyphen Press Music
HPM-011(1CD)
バッハ・プレーヤーズ〜音楽の捧げもの
ブクステフーデ:ソナタ ニ短調 Op.1-6,BuxWV.257
バッハ:音楽の捧げもの BWV.1079
バッハ・プレーヤーズ〔マリオン・モーネン(Fl)、ニコレット・モーネン(Vn)、市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、サイラス・ウォルストン(ハープシコード)〕

録音:2015年4月28日−30日、聖マイケル教区教会(ロンドン、イギリス)
フロリレジウムやフレットワークのメンバーとして、長きに渡り英国古楽界で活躍し続けている日本人奏者、市瀬礼子も参加している1996年結成のロンドンのピリオド・アンサンブル、バッハ・プレーヤーズ。ブクステフーデの「トリオ・ソナタ」がバッハの「音楽の捧げもの」へと続く道を拓くという構成は実に見事。「音楽の捧げもの」の「カノン」で用いられているメンバーのサイラス・ウォルストンによる新編曲も要注目です。

Channel Classics
CCS-40617(1CD)
テレマン:無伴奏フルートのための12のファンタジア
ファンタジア第1番イ長調
ファンタジア第2番イ短調
ファンタジア第3番ロ短調
ファンタジア第4番変ロ長調
ファンタジア第5番ハ長調
ファンタジア第6番ニ短調
ファンタジア第7番ニ長調
ファンタジア第8番ホ短調
ファンタジア第9番ホ長調
ファンタジア第10番嬰ヘ短調
ファンタジア第11番ト長調
ファンタジア第12番ト短調
アシュリー・ソロモン(Fl)
アシュリー・ソロモンはイギリスを代表するフルートとリコーダーの名手であり、英国王立音楽院(RCM)の歴史的演奏部門長(Chair and Head of Historical Performance)とリコーダーの教授を務めています。また、初期メンバーにはレイチェル・ポッジャーが在籍していたことでも知られるイギリス有数の古楽アンサンブル「フロリレジウム」の創設メンバーであり、2001年以降はディレクター兼フルート奏者として国際的に活躍しています。
この録音では、磁器、象牙、木製のそれぞれ素材の違う3種類のフルートを使用。木製のフルートは、現代の名工マルティン・ヴェンナーによるカルロ・パランカc.1750のレプリカ。磁器製と象牙製の2つの楽器は、ロイヤル・コレクション・トラスト(イギリス王室の美術品コレクション)と王立音楽院に所蔵されている18世紀の貴重なオリジナル楽器です。

Stradivarius
STR-37073(1CD)
バッハ、ルーマン、スカルラッティ、テレマン、ヴァイス:ギター演奏集
テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12 のファンタジアより第1 番、第7 番
ヴァイス(1687-1750):シャコンヌ
ユーハン・ヘルミク・ルーマン(1694-1758):ヴァイオリンのための「エッセイ」第2 番
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番〜シャコンヌ”
D・スカルラッティ:ソナタK208、K380、K322
エネア・レオーネ(G)
[フランシスコ・シンプリシオ1929年製]

録音:2016年8月
ミラノ生まれの作曲家兼指揮者のヴィト・ロ・レ(Vito Lo Re)。ミラノ音楽院でシルヴィア・ビアンチェラ、ブルーノ・ベッティネッリに作曲を学び、クラシック・ギターをロッコ・ペルッジーニ、合唱指揮をフランコ・モネゴに師事。指揮者として活躍するかたわら、演劇、映画、テレビやドキュメンタリーなどの音楽を手掛けています。今作は彼が作曲した作品を自身の指揮で録音した自作自演集。ロマンティックで美しいメロディに溢れた、まさに情景が目に浮かぶような情感たっぷりの楽曲ばかり!知らないでいるのはもったいない!と思ってしまうアルバムです。

MAGGIO LIVE
MAGGIO-016(1CD)
マヌエル・ガルシア:『中国人』(ピエトロ・メタスタージオによる一幕の音楽劇) フランチェスカ・ロンガーリ(リシンガ)
ジャーダ・フラスコーニ(シヴェーネ)
アナ・ヴィクトリア・ピッツ(タンジャ)
パトリック・カボンゴ・ムーベンガ(シランゴ)
ミケ ーレ・デリア(P)

録音:2016年10月13、15、16日/フィレンツェ、ゴルドーニ劇場
フランス革命後の聴衆に向けた作品で、社会的解放をテーマにした内容です。メタスタージオの台本に一部手を加えて作曲されました。しかし小難しさ は皆無、音楽は軽い口当たりで、4重唱では楽しいアジリタが炸裂。伴奏はピアノ1台ですが逆に洒落た雰囲気が出ており、肩肘張らずに楽しめるサロン・ オペラです。 作曲家のマヌエル・ガルシア(1775-1832)は高名なテノール歌手でもありました。ロッシーニの『セビリアの理髪師』は彼のために生まれた作品です。 また彼は教師としても優れ、多くの弟子を育てたほか、3人の子も素晴らしい歌手となり後世に名を残しています。特に娘のマリア・マリブランは伝説的 な歌手であり、宮澤賢治の『マリヴロンと少女』のモデルでもあります。 (Ki)

Christophorus
CHR-7412(1CD)
テレマン:管弦楽組曲(序曲)集
組曲ト長調 「ラ・ビザール」 TWV.55:G2(弦楽&通奏低音)
組曲ト短調 「ラ・シャーンジャント」 TWV.55:g2(弦楽&通奏低音)
組曲イ短調 TWV.55a2(リコーダー,弦楽&通奏低音)
組曲ト短調 「昔と今の諸国の民」 TWV.55G4(弦楽&通奏低音)
ノイマイヤー・コンソート、
フェリックス・コッホ(指)
カースティン・ファール(リコーダー)

録音:2016年9月27日−29日、ドイツ
2007年フェリックス・コッホにより設立されたドイツのバロック・オーケストラ「ノイマイヤー・コンソート」。バッハの「ブランデンブルク協奏曲(CHR 77400)」の好演も話題を呼んだノイマイヤー・コンソートの新録音は、テレマンの管弦楽組曲集(第1曲にフランス風序曲が配置されていることから、組曲全体を「序曲」あるいは「序曲・組曲(overture-suite)」などと呼ばれることもある)。バッハの「管弦楽組曲」に代表されるように、18世紀前半のドイツで特に大きな人気を誇った組曲はテレマンも優に100曲を超える多様な作品を残しており、その中から「ラ・ビザール(風変り)」や「ラ・シャーンジャント(変化)」、「昔と今の諸国の民」など特徴的なタイトルの付けられた3つの組曲と、リコーダー独奏を伴う「組曲イ短調」を収録。
リコーダー独奏は、ノイマイヤー・コンソートを始めフライブルク・バロック・オーケストラやスタジオーネ・フランクフルト、アルパ・フェスタンテなどの世界的な古楽アンサンブルと共演し、2015年以降はフランクフルト音楽・舞台芸術大学でリコーダーを教えているドイツの名手、カースティン・ファール。

fra bernardo
FB-1711192(1CD)
ノスタルジア〜ソミス:リコーダー・ソナタ集
ソナタ ト短調 Op.3-3
ソナタ ハ長調 Op.3-2
ソナタ 変ロ長調 Op.4-8
ソナタ 嬰ヘ短調 Op.3-12
ソナタ イ短調 Op.3-8
ソナタ 嬰ハ短調 Op.3-11
ソナタ ヘ長調 Op.4-9
ソナタ ニ長調 Op.3-10
ソナタ ト短調 Op.3-5
ヴォルフラム・シューリッヒ(リコーダー)、

録音:2016年2月16日−18日、オーストリア
コレッリを師に持ち、タルティーニの同世代で、プニャーニやジャルディーニを、さらにはフランスのルクレールも育成したコンポーザー=ヴァイオリニスト、ピエモンテ楽派の巨匠ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス(1686−1763)のソナタ集。このアルバムでは、一般的には「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ」として知られているOp.3とOp.4のソナタから9曲をリコーダーで演奏。
しかしこれは、奇抜な編曲や変わり種の録音というわけではありません。当時の演奏習慣から見ても大胆なことではなく、ソミスのソナタのある側面は、もともとフラウト・ディリット(まっすぐな笛=縦笛)による演奏を示唆している、などの研究成果から導かれた録音です。
演奏は、チューリッヒ音楽院でケース・ブッケにリコーダーを、シュトゥットガルト音楽院でヘルムート・ラッヘンマンに作曲を学んだリコーダー奏者&作曲家のヴォルフラム・シューリッヒ。Fra Bernardoからはコンチェルト・ステラ・マトゥティナの指揮&リコーダー独奏者として「テレマン:協奏曲集(FB 1702576)」等の名盤を録音しています。

CPO
CPO-555076(1CD)
NX-B10
ウィーンからのフルート協奏曲集
ヴァーゲンザイル(1715-1777):フルート協奏曲 ト長調(1705)
 フルート協奏曲 ニ長調(1750)
ボンノ(1711-1788):フルート協奏曲 ト長調
ガスマン(1729-1774):フルート協奏曲 ハ短調
モン(1717-1750):フルート協奏曲 変ロ長調
アンサンブル・クリンゲクンスト
ジークリンデ・グレシンガー(Fl&指)
神聖ローマ皇帝カール6世が世を去り、マリア・テレジアがハプスブルク家の家督を継いだことで起きたオーストリア継承戦争は、大 規模な赤字を生み、当時の宮廷音楽家たちの生活を脅かしました。しかし、それは新しい時代の幕開けでもあり、宮廷を離れた 音楽家たちは次々と新しい音楽を作り出すこととなります。 アンサンブル・クリンゲクンストと指揮者グレシンガー、初のコラボレーション・アルバムは、そんな古き良き時代のウィーンで愛されたフ ルート協奏曲の数々です。作曲家の中で、名前になじみがあるのは、せいぜいヴァーゲンザイルとモンの2人だけであり、他2人に関 してはほとんど知られていません。しかし、当時飛躍的に高まったフルートの性能が存分に駆使された作品は、驚くほどに技巧的 で、聴くべきところも多いものです。

Ayros
AYRA-01(1CD)
マルコ・ヴィターレ〜ルッカース1604
スヴェーリンク:半音階的幻想曲、
 大公のバレー
バード:幸運、ラ・ヴォルタ
スヴェーリンク:涙のパヴァーヌ、
 緑の菩提樹の下で
ピアソン:さくらそうの花、落葉
バード:鐘
スヴェーリンク:モレ・パラティーノ、
 イギリスの定め
バード:ジョン、さあキスしてちょうだい
ロベルタ・マメリ(S)、
マルコ・ヴィターレ(指&Cemb)、
コントラスト・アルモニコ

録音:2012年4月、スウォムチン(ポーランド)
「Ayros」レーベルを立ち上げた気鋭のチェンバリスト、マルコ・ヴィターレが自身の古楽アンサンブル、コントラスト・アルモニコとのコンビで全集完結を目指すヘンデルのカンタータ・プロジェクト。プロジェクトの幕開けとなる第1集のソリストは、イタリア古楽界が世界に誇る情熱の歌姫、ロベルタ・マメリ!ヘンデルの名作「ひっそりと静かな夜」や「捨てられたアルミーダ」を、モンテヴェルディはもちろんのこと、ヘンデルのスペシャリストとしても名高いマメリの歌声で ――!コントラスト・アルモニコのコンサートマスターは、ポーランド古楽界の若き旗手、シュテファン・プレヴニャク。マメリの歌声の魅力を際立たせる洗練された演奏にもご注目下さい。
Ayros
AYHC-02(1CD)
ミッチェル・サンドラー〜ヘンデル:カンタータ集 Vol.2
コレッリ:室内ソナタ第5番イ短調 Op.4-5
ヘンデル:カンタータ「私の軽蔑するのは」HWV.165、
 カンタータ「愛の戦から逃れよ」HWV.102a
コレッリ:室内ソナタ第3番イ長調 Op.4-3
ヘンデル:カンタータ「アフリカの森で」HWV.136a、
 カンタータ「穹窿のごとく天はおおい」HWV.98
ミッチェル・サンドラー(Bs-Br)、
マルコ・ヴィターレ(指&Cemb)、
コントラスト・アルモニコ

録音:2013年9月、グラーツ(オーストリア)
マルコ・ヴィターレ&コントラスト・アルモニコが全集完結を目指しているヘンデルのカンタータ集第2集のソリストは、ハーグ王立音楽院で古楽唱法を学び、シャンティクリアのメンバーでもあったバス・バリトン、ミッチェル・サンドラー。
タン・ドゥンのオペラ「茶(Tea)〜A mirror of soul」の日本で行われた世界初演に参加し、アムステル・バロック合唱団、オランダ放送合唱団のメンバーとしても活躍するなど、そのレパートリーは幅広い。コレッリの室内ソナタでも、シュテファン・プレヴニャクがリードするコントラスト・アルモニコの好演が光ります。
Ayros
AYCD-01(1CD)
テレマンのポーランド
ポーランド風舞曲集 TWV.45より
オルキェストラ・チャソフ・ザラズィ
現在のポーランド南西部に位置するシレジアのゾーラウで一時期を宮廷楽長として過ごしたテレマンの音楽とポーランドの民族音楽の強い結び付きを、ポーランドの古楽アンサンブル(直訳すると"疫病の時代のオーケストラ"??)が「バグパイプ」や「フィドル」を加えた合奏で存分に楽しませてくれるユニークなプロジェクト。
ドイツ、ロストックの写本に収められていたテレマンの「TWV.45」。バグパイプ、ヴァイオリン、フィドル、トロンボーン、ヴィオローネ、レガールが繰り広げる"テレマン"と"ポーランド"の越境古楽的な世界が愉しい!

AMBRONAY
AMY-048(1CD)
バッハとバッハに影響を与えた作曲家の作品
●チェンバロ/フィリップ・ユモー(1722年グレープナーのコピー)
ブクステフーデ(1637-1707):前奏曲 ト短調 BuxWV 163
シャイデマン(1595-1663):涙のパヴァーヌ
ヨハン・カスパール・フェルディナンド・フィッシャー(1656-1746):組曲第8番:プレリュード&シャコンヌ
パッヘルベル(1653-1706):セバルディーナの歌
バッハ:トッカータ ト短調 BWV 915
●オルガン/D.トーマス(シブール教会のオルガン)
ムッファト(1653-1704):トッカータ第9番 ホ短調
ゲオルク・ベーム(1661-1773):天のわれらの父よ(3種)
バッハ(1685-1750):幻想曲とフーガ ト短調 BWV 542
ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラ(Org、Cemb)

録音:2016年2月
J.S.バッハと、彼が影響を受けた作曲家たちの鍵盤作品を集めた1枚。チェンバロ作品での親密な雰囲気から、オルガンの荘重な響きまで、様々な表 情をたのしむことができます。この録音で用いられたチェンバロは、1722年にドレスデンで制作された楽器のコピーで、元の楽器は、後にモーツァルトが「ド ン・ジョヴァンニ」を作曲したときに用いたといいます。オルガンは、2014年に制作されたフランスのシブール教会のもので、歌声のように響くフルート・ ストップなど、非常に魅力的な楽器となっています。ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラはパリ国立高等音楽院でオルガン、チェンバロ、室内楽 と指揮を学んだ1989年生まれの俊英。オリヴィエ・ボーモンやブランディーヌ・ランヌーらにも師事しています。ヨーロッパの様々なコンクールで優勝、 入賞を重ねています。 (Ki)

Ars Produktion
ARS-38233(1SACD)
ヴァニタス初期バロック室内楽
フランチェスコ・トゥリーニ(1595-1656):1、2、3声のマドリガーレ、および2、3声のいくつかのソナタ集 第1巻
(1621/1624、ヴェネツィア)から 3声のソナタ第2旋法
トゥッリオ・チーマ(1595-1678):聖旋律集 第4巻(1648、ローマ)から
使い途なき富は虚し [Vanitas est divitas perituras querere]
マウリツィオ・カッツァーティ(1616-1678):2つのヴァイオリンとオルガン(テオルボ、ヴィオローネも可)の通奏低音の為のソナタ集 Op.18(1659、ボローニャ)から 16の音によるカプリッチョ
タルクイニオ・メールラ(1595-1665):
軽率なクルティオ、およびその他のカプリッチョ集 (1638、ヴェネツィア)から
子守歌による宗教的カンツォネッタ
ヤコブ・ファン・エイク(1590-1657):笛の楽園(1644、アムステルダム)から かわいいシレーナ
マルコ・ウッチェリーニ(1603-1680):様々な楽器の為の1、2、3声の室内・教会ソナタ、コッレンテとアリア集 Op.4
(1645、ヴェネツィア)から2つのヴァイオリンの為のアリア第13番、「かわいいシレーナ」による
ミケランジェロ・ロッシ(1602-1656):
タブラチュアによるオルガンとチェンバロの為のトッカータとコッレンテ集
(1657年、ローマ)から トッカータ第6番
ヤコブ・ファン・エイク(ニコラ・ヴァレ編):笛の楽園 から オナンまたはタンネケン
不詳(トマス・プレストン(?-1563)?):ラ・ミ・レで
マウリツィオ・カッツァーティ:「室内楽の楽しみ」Op.22(1660、ボローニャ)から
12の音によるカプリッチョとチャッコーナ
ジュゼッペ・スカラーニ(確認できる活躍期:1628-1642):2、3声のソナタ・コンチェルタータ集」第1巻(1630、ヴェネツィア)から3声のソナタ第15番
シュッツ(1585-1672):宗教的合唱曲集 Op.11(ドレスデン、1648)からかくしてわれはイエス・キリストの元へ行く [So fahr ich hin zu Jesu Christ]
アンサンブル・マティス
ミラ・グローア、ジョン・ヒョンホ(リコーダー)
大下詩央、ルーカス・ハンベルガー(Vn)
チョ・ヒングン(Vc)ヴァンサン・フリュッキガー(テオルボ)
ハンナ・リー(Cemb)

録音:2016年10月18-21日、聖パンタレオン教会、ゾロトゥルン、スイス
バルセロナのカタルーニャ高等音楽学校で出会った若きピリオド楽器演奏家たちが結成したアンサンブル・マティス(Ensemble Matis)のデビューCD。
Ars Produktion
ARS-38540(2CD)
グランド・デュエットハープとオリジナル作品集
[CD1]
フランソワ=アドリアン・ボイエルデュー(1775-1834):ハープと二重奏曲第3番
ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):ハープとロンドレット第1番
フォランソワ=ジョゼフ・ディージ(1780-1840)&フリードリヒ・カルクブレンナー(1785-1849):ハープと大二重奏曲 Op.82
ヨハン・ネポムク・フンメル:ハープとロンドレット第2番
ヤン・クシチテル・クルンプホルツ(1742-1790):ハープと2つの二重奏曲
ヨハン・ネポムク・フンメル:ハープとロンドレット第3番
[CD 2]
ギヨーム・ガテ(1774-1837):ハープと2つの二重奏曲 Op.7
ヨハン・ネポムク・フンメル:ハープとロンドレット第4番
ダニエル・シュタイベルト(1765-1823):ハープと大二重奏曲
フェデリーゴ・フィオリッロ(1778-1837):ハープと大二重奏曲
デュオ・プラクセディス
プレクサディス・フーク・リュッティ(Hp)
プレクサディス・ジュヌヴィエーヴ・フーク(P)

録音:2016年6月、フリューゲルザール、ビューラハ、スイス
スイスのハープ奏者プレクサディス・フーク・リュッティ(1958年生まれ)と彼女の娘であるピアノ奏者レクサディス・ジュヌヴィエーヴ・フーク(1984年生まれ)。二人は2009年に正式にデュオとしての活動を開始。Guild や Paladono Music 等のレーベルで録音を重ねてきました。

UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-5086(1CD)
モンテヴェルディ(1567-1643)/アクイリーノ・コッピーニ(?-1629):コントラファクタによる宗教的マドリガーレ集
(ジョヴァンニ・アッチャイによるクリティカル・エディション)
Jesu, dum te contemplor(原曲:Cor mio mentre vi miro;第4巻第2曲)
Jesu, tu obis?(原曲:Cor mio, non mori?;第4巻第3曲)
Luce serena lucent(原曲:Luci serene e chiare;第4巻第8曲)
Plagas tuas adoro(原曲:La piaga che ho nel core;第4巻第9曲)
Tu vis a me abire(原曲:Voi pur da me partite;第4巻第10曲)
Cantemus laeti(原曲:A un giro sol;第4巻第11曲)
Plorat amare(原曲:Piange e sospira;第4巻第20曲)
Anima quam dilexi(原曲:Anima del cor mio;第4巻第18曲)
Longe a te(原曲:Longe da te;第4巻第19曲)
O Jesu, mea vita(原曲:Si, ch'io vorrei morire;第4巻第16曲)
Anima miseranda(原曲:Anima dolorosa;第4巻第17曲)
O stellae coruscantes(原曲:Sfogava con le stelle;第4巻第4曲)
Ardebat igne(原曲:Volgea l'anima mia;第4巻第5曲)
Domine, Deus meus(原曲:Anima mia, perdona;第4巻第6曲)
O gloriose martyr(原曲:Che se tu sei il cor mio;第4巻第7曲)
Rutilante in nocte(原曲:Io mi son giovinetta;第4巻第13曲)
Qui laudes tuas cantat(原曲:Quell'augellin;第4巻第14曲)
Stabat virgo Maria(原曲:Era l'anima mia;第5巻第3曲)
Gloria tua(原曲:T'amo, mia vita;第5巻第17曲)
Vives in corde(原曲:Ahi, come a un vago;第5巻第14曲)
アルス・ノヴァ・カンタンティ
アレッサンドロ・カルミニャーニ(男声アルト:カントゥス声部)
アンドレア・アッリバベーネ(男声アルト:クイントゥス声部)
マッシモ・アルティエーリ(テノール:アルトゥス声部)
ジャンルーカ・フェッラリーニ(テノール:テノール声部)
マルチェッロ・ヴァルジェット(バス:バッスス声部)
イヴァーナ・ヴァロッティ(Org)
ジョヴァンニ・アッチャイ(指)

録音:2016年6月6-8日、サンタ・バルバラ・バジリカ教会、マントヴァ、イタリア
モンテヴェルディ没後450年に合わせた好企画盤。コントラファクタ(コントラファクトゥム、コントラファクトゥーア)と既存の声楽曲の歌詞を書き換える、狭義では世俗的声楽曲の歌詞を宗教的なものに書き換えることを意味します。モンテヴェルディ自身もこの手法を用いていました(「アリアンナの嘆き」→「聖母の嘆き」等)。アクイリーノ・コッピーニはモンテヴェルディと同時代の音楽家・作詞家で、宗教的コントラファクタの名人として知られていました。既に名盤が複数存在するマドリガーレ集第4巻・第5巻ではありますが、コッピーニのコントラファクタによるこれらの「別ヴァージョン」はモンテヴェルディ・ファンなら聴き逃すわけにはいかないでしょう。イタリア・ユニバーサルの情報では世界初録音とされています。少なくともジョヴァンニ・アッチャイによるクリティカル・エディションを使用した世界初の録音という意味では間違いないと思われます。
ノヴァ・アルス・カンタンディは1988年、イタリアの合唱指揮者ジョヴァンニ・アッチャイ(1946年生まれ)により創設された声楽とピリオド楽器のアンサンブル。Nuova Era, Antes Concerto, Sarx, Stradivarius, Tactus 等イタリアのレーベルに多くの録音があります。

Audax Records
ADX-13711(1CD)
リストーリ:ソプラノのためのカンタータ集&オーボエ協奏曲
カンタータ 「ラヴィニアとトゥルノ」
カンタータ 「捨てられたディドーネ」(世界初録音)
カンタータ 「ニーチェとティルシ」(世界初録音)
オーボエ協奏曲変ホ長調(世界初録音)
マリア・サバスターノ(S)、
ヨハネス・プラムゾーラー(Vn&指)
ヨン・オラベリア(Ob)
アンサンブル・ディドロ

録音:2016年8月22日−24日、グスタフ・マーラー・ザール(ドッビアーコ、イタリア)
南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーが自ら設立した自主レーベル「オーダックス・レコーズ(Audax Records)」。ヨハネス・プラムゾーラーが新たに再発見する"忘れられた作曲家"は、ドレスデン宮廷ではヨハン・アドルフ・ハッセの下で副楽長を務めたイタリアの作曲家、ジョヴァンニ・アルベルト・リストーリ(1692ー1753)。ソプラノと管弦楽のためのカンタータを歌うのは、アルゼンチンに生まれ、パリ・オペラ座を中心に、世界一流のオペラ・ハウスで活躍するソプラノ、マリア・サバスターノ。2005年には世界オペラ歌唱コンクール「新しい声」で第1位受賞し、ばんだい高原国際音楽祭など来日公演でも人気を博しているサバスターノが、プラムゾーラー率いる高品質なピリオド・アンサンブルとともに歌うリストーリの優れたカンタータにご注目ください! Audax Recordsの特徴の一つでもある、豪華装丁の美麗なパッケージとハイクオリティな録音もポイントです。
プラムゾーラーが語る"リストーリ・プロジェクト"についてを、YouTubeにてご覧いただけます!

Glossa
GCD-C880203(1CD)
スペイン・ルネサンスの世俗音楽
ルイス・デ・ナルバエス、フアン・デル・エンシーナ、ディエゴ・オルティス、アロンソ・ムダーラ、作曲者不詳、他の作品
ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ、指)、
アンサンブル・ラ・ロマネスカ〔マルタ・アルマハーノ(S)、パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、フアン・カルロス・デ・ムルダー(ビウエラ、ギター)、ペドロ・エステバン(パーカッション)〕

録音:1995年3月、スペイン
Glossaの共同設立者でもあるモレーノ兄弟の兄、バロック・ギタリストのホセ・ミゲル・モレーノが率いる「アンサンブル・ラ・ロマネスカ」。15世紀〜16世紀のスペイン黄金時代の世俗音楽を、ホセ・ミゲル・モレーノやマルタ・アルマハーノ、パオロ・パンドルフォといった古楽界の一流アーティストたちが生き生きと再現します。
Glossa
GCD-C80911(1CD)
ジャッケス・デ・ヴェルト:マドリガーレ集 ラ・ヴェネクシアーナ、
クラウディオ・カヴィーナ(指)

録音:2002年4月、イタリア
鬼才クラウディオ・カヴィーナ率いる、ラテン系ヴォーカル・アンサンブルの最高峰ラ・ヴェネクシアーナ。ジャッケス・デ・ヴェルトは、マントヴァやフェラーラの宮廷で活躍したフランドルの作曲家。マドリガーレの大家であり、その様式と技法はモンテヴェルディの「第二作法」へも多大な影響を与えたとされています。
Glossa
GCD-C80023(1CD)
私に答えよ〜ナポリ・バロックの典礼音楽
ガエターノ・ヴェネツィアーノ、ニコラ・ファーゴ、フランチェスコ・プロヴェンツァーレ、ガエターノ・グレコ、作曲者不詳の作品
カペラ・ナポリターナ、
アントニオ・フローリオ(指)
アントネッラ・イッポリト(S)、
ジェーン・ホートン(S)、
ダニエラ・デル・モナコ(アルト)

録音:1990年11月&1993年5月、ナポリ
歴史に埋もれた知られざるイタリア、ナポリのバロック音楽を追い求め続けるアントニオ・フローリオと、フローリオ率いるピリオド・アンサンブル、"カペラ・ナポリターナ"(録音当時名称は、"カペラ・デッラ・ピエタ・デ・トゥルキーニ")。ナポリ初期バロックの典礼音楽を、3つのセクション(死者のための典礼、聖体祭、降誕祭〔クリスマス〕)にわけて収録。ナポリ・バロックのスペシャリストたちによる、飽くなき探究心と徹底した時代考証によって実現した、貴重な録音です。
Glossa
GCD-C80022(1CD)
17世紀ラテン・アメリカの音楽
ディエゴ・ホセ・デ・サラサール、ディエゴ・フェルナンデス、フアン・イダルゴ、フアン・デ・アラウホ、フランシスコ・デ・ペニャローサ、ガスパール・フェルナンデス、エルナンド・フランコ、他の作品
アンサンブル・エリマ、
ガブリエル・ガリード(指)

録音:1991年2月、イタリア
アルゼンチン出身の指揮者であり、イタリア・バロック、そしてラテン・アメリカのバロック音楽の再発見と蘇演の第一人者として活躍するガブリエリ・ガリードと、アンサンブル・エリマ。
アルゼンチンの古楽系ソプラノ、マリア・クリスティーナ・キールとガブリエル・ガリードとの初期のコラボレーション・アルバムは、「コンキスタドール(スペインによる南米征服)」後にラテン・アメリカで作られていった、スペインやポルトガルの影響を多分に含む音楽たち。
Glossa
GCD-C80701(1CD)
フィドルと打楽器のための中世の音楽
作曲者不詳の作品(大英図書館 MS. Add. 29987より)
シンフォニエ〔スティーヴィー・ウィシャート(中世のフィドル、ハーディ・ガーディ)、ジム・デンリー(打楽器)、ペドロ・エステバン(打楽器)〕

録音:1996年7月、スペイン
中世のフィドル(Vn)とハーディ・ガーディの専門家、スティーヴィー・ウィシャート(現在は現代音楽、電子音楽の分野でも活躍)が率いるアンサンブル "シンフォニエ"のGlossa初期のアルバム。大英図書館所蔵の手稿譜(MS. Add. 29987)からフィドルと打楽器のための音楽を収録。14世紀イタリアの器楽を忠実に、そして新鮮な解釈で再現します。

Agua
EST-15001(1CD)
レゾナンス サミュエル・カッティオー(C.T)、
カンタン・デュジャルダン(G)、
マテュー・サリオ(Vc)
カウンターテナー、ギター、チェロの3名によるプロジェクト、レゾナンス(Resonance)のファースト・アルバム。12世紀から18世紀まで、古い音楽的テキストに、自らが作曲した曲、借用した旋律などを組み合わせ、独自の音楽を作っていく。
YouTubeにてご試聴いただけます!

APARTE
AP-135(2CD)
リュリ:「アルミード」(音楽悲劇)(1686年)
〔台本:フィリップ・キノー(1635-1688)〕
クリストフ・ルセ(音楽監督、指、Cemb)
アルミード:マリー=アデリーヌ・アンリ(S)
ルノー:アントニオ・フィゲロア(T)
栄光、フェニス、メリッス、ナイアーデ:ユディト・ファン・ワンロイ(S)
智、シドニー、リュサンド、羊飼い:マリー=クロード・シャピュイ(Ms)
アロンテ、憎悪:マルク・ムイヨン(T)
イドラオ:ダグラス・ウィリアムズ(Bs-Br)
騎士ダノワ:シリル・オヴィティ(T)
アルテミドール:エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(T)
ウバルド:エティエンヌ・バゾラ(Br)
レ・タラン・リリク
ナミュール室内cho

録音:2015年12月10日、ピエール・ブーレーズ大ホール(フィルハーモニー・ド・パリ)、ライヴ
リストフ・ルセ率いるレ・タラン・リリクのフランス・バロック・オペラ最新盤は、リュリの最高傑作「アルミード」。美しい魔女アルミードと、強敵ルノー の間に繰り広げられる謀略と恋愛の物語。美しい女性アルミードは、敵であるルノーを殺すことがどうしてもできず、ルノーを魔法にかけて快楽の時間を 過ごします。やってきた昔の仲間たちによって魔法を解かれたルノーは我に帰り、アルミードのもとを去る、といった物語。リュリが音符に書き込んだ登場 人物や場面の描写を、ルセ率いるレ・タラン・リリクが見事な鮮やかさで引き出しています。歌唱陣もライヴながら最後まで集中しきっており、アルミード の最後のアリアなど圧巻。ルセが放つ、「アルミード」決定盤の登場といえるでしょう。k (Ki)

Hanssler
HC-16045(1CD)
ヴァイス:幻想曲とフーガ ニ長調「Weiss a Rome」
組曲 イ長調 SW 44/組曲 ニ短調 SW 61
ソナタ ハ短調 SW 7/幻想曲 ニ短調
組曲 ヘ長調 SW 1
ヨアヒム・ヘルト(11弦バロックLute)

録音:2017年1月22-25日/エァレーザー教会(ヴァーレンドルフ)
バッハと同時代を生きたドイツのリュート奏者、ジルヴィウス・レーオポルト・ヴァイス(1687-1750)のリュート初期作品集。ヴァイスは父よりリュー トの手ほどきを受け、1706年には当時ブレスラフ在住のプファルツ伯カール・フィリップに仕えていました。その後、イタリアに滞在し、独自のスタイル を確立。演奏家として、また作曲家として最も偉大なリュート奏者の一人と考えられており、600をこえる作品を残した多作曲家として知られます。当ディ スクにはヴァイスの初期作品を収録。イタリアの影響を色濃く呈したソナタや組曲を主軸にヴァイスの個性があらわれた作品が並びます。 ヨアヒム・ヘルトは、ドイツのエコー賞で2006年クラシックの「17/18世紀の器楽曲部門」に選ばれたリュート奏者。ヘンスラー・レーベルからリリー スされている「J.S.バッハのリュート作品集」(98 649)をはじめ、「ドイツのバロック・リュート作品集」(98 234)、「ルネッサンスのリュート作品集」(98 218)、「イタリアバロック・リュート音楽集」(98 260)、「16世紀イングランドのリュート音楽」(98 600)など、質の高いリュート作品をおさめたアル バムをリリースしております。 (Ki)

Audite
AU-97730(1CD)
古楽の忘れられしアヴァンギャルド
H.アルバート:前奏曲第1番、ワルツ・ファンタジー
アルカデルト:アヴェ・マリア
バッハ:教会カンタータ第106番『神の時こそいと良き時』 BWV106より「ソナティーナ」
ビゼー:組曲『アルルの女』第1番より「メヌエット」
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番〜第3楽章「葬送行進曲」
デュラン:シャコンヌ Op.62
プレイエル:ポロネーズ
ラモー:サラバンド
コレッリ:コレンテ
モーツァルト:メヌエット
スケル:「Ein Abend auf dem Priesberg」
カレンバッハ:「Der Schlaftrunk: Spinnlied」
作者不詳:「Erchinger Jagd-Marsch」「Marsch」「Quand mon mari alloit a la guerre」「Rheinlander」「Tyrolienne」
「Konig-Ludwig-Lied」、ほか
アンサンブル・アルチンボルド、
ティロ・ヒルシュ(指 &トロンバ・マリーナ)

録音:2016年7月8-10日/リーエン(スイス)
リコーダー、トロンバ・マリーナ、打楽器のアンサンブル、「アンサンブル・アルチンボルド」が奏でる “忘れられしアヴァンギャルド” の世界。バッハ、コレッ リ、ラモー、モーツァルト、ビゼーといったルネサンスからロマン派までの作品やバイエルンの伝承曲など、4つのリコーダーとボーゲンギターレ、トロンバ・ マリーナ、ティンパニのアンサンブルにアレンジ。いわばワールドミュージックの香りを放ち、躍動感に満ちたリコーダーの超絶を楽しむことができます。ティ ロ・ヒルシュが弾きぶりでのトロンバ・マリーナの音色も注目。アンサンブル・アルチンボルドの卓越したリコーダーが見事な演奏を披露しております。

EVIDENCE
EVCD-032(1CD)
心躍るコンチェルト集
バッハ:ヴァイオリン,オーボエ,弦と通奏低音のための協奏曲 ハ短調 BWV 1060a
 チェンバロ,2本のフラウト・トラヴェルソ,弦と通奏低音のための協奏曲 ヘ長調 BWV 1057
テレマン:オーボエ,ヴァイオリン,2本の  リコーダーと通奏低音のための協奏曲 変ロ長調 TWV54: B1
 リコーダー,フラウト・トラヴェルソ,弦と通奏低音のための協奏曲 ホ短調 TWV52: e1
アンサンブル・アマリリス

録音:2016年9月
リコーダーおよびバロック・オーボエのエロイーズ・ガイヤール率いるアンサンブル・アマリリス最新盤。バッハとテレマンの協奏曲の名曲が収録された、 極上のバロックのたのしみに満ちた1枚です。バッハとテレマンは同時代に活躍し、どちらも奏者間の対話を重視した協奏曲をのこしています。とりわけ、 リコーダーとフラウト・トラヴェルソ、つまり縦笛と横笛が登場するテレマンの協奏曲では、両者の音色が見事に融け合っており、テレマンがこれらの楽器 の優れた奏者であったことを思い出させます。タイトルのとおり、心躍るような演奏が展開された1枚です! (Ki)

MUSO
MU-016(1CD)
SINCE IN VAIN- UNDERGOUND(S)〜17世紀末のイギリスの音楽
アンソニー・ヤング(1683-1747):グラウンド
作曲者不詳:アルマンド/Since in Vain…
Mr.ウッド:ソング・ナンバー1/ソング・ナンバー2/ソング・ナンバー3
イェレミア・クラーク(1674-1707):エール、ホーンパイプ
ジョン・エックレス(c.1668-1735):グラウンド
フィリップ・ハート(1674-1749):アルマンド
パーセル:With him he brings the partner、Here the Deities approve*
ジョン・ウェルドン(1676-1736):グラウンド
ウィリアム・クロフト(1678-1727):エア、プレリュード、エア
ジョン・バーレット(c.1674-c.1735):グラウンド
ジョヴァンニ・バッティスタ・ドラーギ(1640-1708):プレリュード
ロバート・キング(c.1660-1726):アルマンド
ヴォーン・リチャードソン・オブ・ウィントン(c.1670-1729):アルマンド
フランシス・フォーサー(c.1649-1705):シャコンヌ
ジョン・ブロウ(1649-1708):グラウンド
ラファエル・コートヴィル(1735没):3/4
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):アッフェットゥオーゾ
ウィリアム・リチャードソン(1731or1732没):グラウンド
ヘンデル:アリアと変奏
スティング(カロリーヌ・ヒュン・ファン・シュアン編):Ground on Moon over Bourbon Street
カロリーヌ・ヒュン・ファン・シュアン(Cemb)
ポーリン・ビュンドゲン(C.T)*

録音:2015年7月
17世紀末のイギリス、つまりエリザベス朝の1世紀後の音楽を集めた1枚。グラウンド(バスの定型が繰り返される)を中心にプログラムされており、 作曲者はヘンデル、パーセルから知られざる作曲家まで様々。1トラックのみですが、カウンターテナーの歌手も参加してアルバムを彩っています。ディス クの掉美を飾るのは、現代イギリスを代表するシンガーソングライター、スティングの「Moon Over Bourbon Street」を編曲してチェンバロで演奏した もの。不思議と17世紀末の音楽の世界と美しく調和しています。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186678
(2SACD)
1729年ヴェニスの謝肉祭での上演オペラよりアリア集
ジャコメッリ(1692-1740):『ジャングィール』より「美しいものを聞くこと」*
オルランディーニ(1676-1760):『アデライーデ』より「いつも復讐されないわけではない」*、「愛しい花婿よ…私の目のなんと美しいことか」*、「海の子供、小舟」*、「さらなる美しさと喜びを見る」*
ジャコメッリ(1692-1740):『ジャングィール』より「行きなさい、我が最愛の人のところへ」*
アルビノーニ:『フィランドロ』より「贈り物の中に受け取ったあなたの心」*、「あなたが見た花
の芽吹き」*
ニコラ・ポルポラ(1686-1768):『認められたセミラーミデ』より「牧人よ、もし4月に戻るなら」*、「幾千もの怒りへの餌食」、「Bel piacer seria d’un core」*
レオナルド・レーオ(1694-1744):『ウティカのカトーネ』より「時には風に苛まれ」*、「親愛の影、崇拝の影」*
レオナルド・ヴィンチ(1690-1730):『見捨てられたアルミーダ』より「波の中で変わる船」*
アン・ハレンバーグ(Ms)
ステファノ・モンタナーリ(バロックVn,指)
イル・ポモドーロ

録音:2016年9月ヴィラ・サン・フェルモ(ロニーゴ)
*=世界初録音
1729年のヴェネチア・カーニバルで上演された華麗なバロック・オペラのアリア集。1729年カーニバルにおけるヴェネチア のオペラハウスは、伝説のカストラート歌手ファリネッリをはじめとする華やかな歌手勢が、時代の寵児である作曲家たちのオペラで華やかな超絶技巧を 繰り広げ、熱狂に包まれていました。
ファリネッリが驚異的なテクニックを魅せたポルポラの「セミラーミデ」、ファリネッリのライバルであったファウスティーナ・ボルドーリが喝采を浴びた オルランディーニの「アデライーデ」など、再発見された作品の数々が世界初録音されています。
演奏は、正統な古楽器演奏でのオペラに特化したイタリアのバロックアンサンブル「イル・ポモドーロ」。指揮者としてのみならずバロック・ヴァイオリ ン奏者としても名高い逸材ステファノ・モンタナーリがタクトを取ります。メゾソプラノのアン・ハレンバーグは2016年に自身のCD「アグリッピナ」でイ ンターナショナル・オペラ・アワードを受賞した注目の歌手です。1729年ヴェネチアの熱狂が、時空を超えてここに詰まっています。 (Ki)

TUDOR
TUD-7186(1CD)
サンマルティーニ(1695-1750):6 つのコンチェルト・グロッソ Op.5
(第1 番 ホ短調/第2 番 変ロ長調/第3 番 ト短調/第4 番 イ短調/第5 番 ハ短調/第6 番 ト短調)
オーボエ,弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ホ長調
リコーダー,弦楽と通奏低音のための5声の協奏曲
ドニミク・キーファー(指)
カプリッチョ(バロック・オーケストラ)

録音:2013年10月8-10日 ラインフェルデン,スイス
サンマルティーニ兄弟の兄、ジュゼッペ・サンマルティーニ(1695-1750)の作品を集めて いる(弟はジョヴァンニ(1698頃-1775)。彼は1736年以降をロンドンで過ごしており、6つのコ ンチェルト・グロッソ Op.5はその時期の1747年に出版された。3楽章から5楽章まで形式は 様々で、また編成にも変化がある。 カプリッチョは1999年創立のバロック・オーケストラ。リーダーのドニミク・キーファーは創設者 の一人で、バロックヴァイオリンの名手。

K&K
KUK-126(1CD)
アリア&カンタータ集
ヘンデル:「リナルド」―序曲,恐ろしい復讐の女神たちよ
スコットランド民謡:オールド・ラング・サイン
ヘンデル:「リナルド」―私を泣くがままにさせてください
パクパーン:マ=アム(私の心)
パーセル:「ディドとエネアス」―私が大地の中に埋められた時
フェランディーニ:「マリアの涙」−もし神が(オーケストラのみ)
ヘンデル:「イェフタ」―さよなら、清らかな泉よ
フェランディーニ:「ヘンデル;「ジューリオ・チェーザレ」―もしあなたが私に哀れみを感
じないのならば,難破した船が嵐から
パーセル:グラウンドに基づく3 声のファンタジア Z.731
パーセル:「妖精の女王」―ああ、私を泣かせたままにしてください
カーター:音楽(ラ・ミュージク)
ヘンデル:グローリア
ヘンデル:アン女王の誕生日のための頌歌 HWV 74―神々しい光の永遠の源よ
サラ・ヴェーゲナー(S)
イル・カプリッチョ(バロック・オーケストラ)

録音:2015 年5 月16日,マウルブロン修道院(ライヴ)
マウルブロン修道院での演奏会のライヴ録音シリーズ、ドイツのソプラノ、サラ・ヴェーゲナーとバロック・オーケストラ、イル・カプリッチョの共演。ヘンデルが主で、2000 年に発見されたグローリアがメイン。その他パーセルや現代の作曲家の作品も交えて、ヴェーゲナーの透明な歌声が楽しめる。

BONGIOVANNI
GB-5197(1CD)
Candia 1669
La rose enflorese (伝承曲)
オロロージョ:イントラーダ XV
ツィアーニ:ソナタ第10番
Thalassaki (伝承曲)
S.ロッシ:ガリアルダ第1番
グアーミ:4声のカンツォン
マリーニ:『ラ・モニカ』によるソナタ
Avram avinu - Hicaz Mandira (伝承曲)
カヴァッリ:3 声のカンツォン
レグレンツィ:Salmo Credidi
Uskudar (伝承曲)
ベルナルディ:6声のソナタ第6番『戦い』
アンサンブル・アニマンティカ

録音:2016年10月30日
1644年から1669年にかけて起こったクレタ戦争の大部分を占めた「カンディア包囲戦」をテーマに、伝承曲やその時代に関連したバロック作品で 構成した1枚。民族楽器と古楽器が入り乱れ、熱のこもった演奏が展開されます。 (Ki)

BMC
BMCCD-CD213(1CD)
「主の到来(Adventus Domini)」〜中世ハンガリーのグレゴリオ聖歌集
グレゴリオ聖歌集[12 世紀初頭の昇階誦、グラーツの 807 の写本より]
スコラ・フンガリカ
ヤンカ・センドレイ(指)
ラースロー・ドブサイ(指)

録音:2010 年10 月24−28 日ハンガリー国立博物館
ハンガリーのグラーツの写本は 12 世紀初頭から徐々に発展し、何人かの学者がクロスターノイブルクの聖アウグスティヌス修道院で編纂。このアルバムでは待降節のミサのための聖歌などが歌われています。ハンガリーの合唱団スコラ・ハンガリカの演奏です。

DUX
DUX-1311(1CD)
ラモー:新クラヴサン組曲、またはクラヴサン曲集第2巻(1728)から 第4組曲
シューベルト:即興曲 Op.90 D 899
キム・キュヨン(P)
DUX
DUX-1229(1CD)
ザイフリート(1776-1841):ミサ・ソレムニス ロ短調*
来たれ聖霊
マリアは昇天せり
アヴェ・マリア(
ユスティナ・ステンピェン(S)*
エヴァ・ミクルスカ(A)*
クシシュトフ・マホフスキ(T)*
クシシュトフ・マトゥシャク(Bs)*
プシェミシル大司教区合唱団マニフィカト
ジェシュフ大学音楽学部cho
ジェシュフ・アルトゥル・マラフスキPO
ミェチスワフ・グニャディ(指)
DUX
DUX-1359(1CD)
17世紀スペインのハープの為の音楽
[第1幕]
ディエゴ・フェルナンエス・デ・フエテ(1633/1643-1713):ドイツの歌/サランベケ
フアン・セルケイア・デ・リマ(1655-1726):ああ、私の牛
ディエゴ・フェルナンエス・デ・フエテ:
 パサカリェス・デ・セグンディリョ・ア・コンパシリョ
ルカス・ルイス・デ・リバヤス(1626-1677以後):エスパニョレタ
フアン・イダルゴ(1614-1685):愛しているのは誰
不詳:プロラティオ
ルカス・ルイス・デ・リバヤス:パバナ
[第2幕]
フアン・イダルゴ:眠りたがらない、わが目
ディエゴ・フェルナンエス・デ・フエテ:Monsiur dela boleta
ルカス・ルイス・デ・リバヤス:タランテラ
不詳:メヌエット第1旋法
フアン・イダルゴ:元素
ベルナルド・デ・サラ(1675-?):宮廷の宴(組曲)
 道化師/手紙/約束/欺瞞/踊り/追跡
[第3幕]
フアン・セルケイア・デ・リマ:女の子の為の恋人形
ディエゴ・フェルナンエス・デ・フエテ:ガイタ
アントニオ・マルティン・イ・コル(1660頃-1734頃):アチョ
フアン・デ・ナバス(1647-1719):Aura, tierna amorosa
ジョン・ダウランド(1563-1626):フォーチュン
アントニオ・マルティン・イ・コル:カナリオ
フアン・イダルゴ:嘆きの水
アントニオ・マルティン・イ・コル:フォリア
サラ・アゲダ(Hp)
アドリアナ・マイェル(Ms)
ビクトル・ソルボ(T)
カリア・アルバレス(弓奏ビウエラ)
ダニエル・ガライ(打楽器)
DUX
DUX-1382(1CD)
ワルシャワ城の音楽〜フランスの巨匠たちの作品集
リュリ:歌劇「アルミード」LWV 71(1686)から 組曲
 クープラン四重奏ソナタ「スルタン」(1693頃)
マラン・マレ(1656-1728):歌劇「アリアーヌとバッカス」(1696)から 組曲
ミシェル・コレット(1707-1795):協奏曲ニ長調「フェニックス」(1738頃)
 アンドレ・カンプラ(1660-1744):歌劇「タンクレード」(1702)から 組曲
クシシュトフ・フィルルス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
{oh!} [オルキェストラ・ヒストリチナ] (ピリオド楽器O)
マルティナ・パストゥシュカ(ヴァイオリン独奏、コンサートマスター)

FLORA
FLORA-3213(1CD)
マラン・マレ(1656-1728):夢想
ヴィオール曲集第5巻(1725) 抜粋
 組曲イ短調 から
  Prelude / Petit Caprice / Sarabande / Gigue / La Sincope / La Mariee
  Rondeau moitie pince et moitie coups d'archet
 組曲ヘ長調 から
  Prelude / Allemande la bois Guillaume / Sarabande / La Demoi Gigue
  Les Forgerons / Le Touche du Clavecin
 組曲ト短調 から
  Prelude / Fantaisie / Sarabande / Gigue la Pagode
 組曲ト長調 から
  Gigue la pointilleuse / Le Jeu du Volant / La Tatillone / Dialogue
  Chaconne
 組曲ホ短調
  Prelude / Allemande La Beuron / Sarabande
  Gavotte Singuliere - 2e Gavotte La Mignone / Menuet - 2e Menuet
  Le Contraste / Marche Persane dite La Savigny
  Le Tableau de l'Operation de la Taille [膀胱結石切開手術図]*
  Les Relevailles - Suitte - Suitte / Resveries Mesplaiziennes
フィリップ・ピエルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミリアム・リニョル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジュリアン・ヴォルフス(Cemb)
フランソワ・シキヴィー(朗読*)

録音:2014年4月、聖ジャン教会、ボーフェ、ベルギー
リチェルカール・コンソートを率いて今年も「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 2017」に参加しているフィリップ・ピエルロ、得意のマレの新録音がついに登場。彼はリチェルカール・レーベル時代からマレのヴィオール曲集の録音を継続しており、当レーベルからは「音階」(FLORA-0603)、「シャリヴァリ」(FLORA-1507)に続きこれが三作目となります。今回は一世代下にあたるレ・タンブルのメンバー、ミリアム・リニョル(1988年生まれ)とジュリアン・ヴォルフス(1983年生まれ)を共演者に選び、風格や余裕と同時に清新な活力をもみなぎらせた、期待を上回る快演を聴かせてくれます。マレ自身が経験した麻酔無しの手術に基づく恐怖の「膀胱結石切開手術図」ではベルギーの舞台俳優フランソワ・シキヴィー(1959年生まれ)による戦慄のナレーションも味わえます。弊社太鼓判、文句無しの推薦盤です。ブックレットは付かない仕様となっております。ご了承ください。
FLORA
FLORA-4016(1CD)
フローベルガー(1616-1667):チェンバロ作品集
トッカータ、ファンタジア、カンツォーナ、アルマンド、クラント、サラバンド、
 ジグと様々なパルティータ集第2巻(1649)から Toccata II / Canzon II
ジング=アカデミー・ベルリンの手写本 SA 4450 から
 Meditation faite sur ma mort future [気たるべき死についての瞑想],
 Gigue, Courante, Sarabande
トッカータ、リチェルカーレ、カプリッチョ、アルマンド、ジグ、クラント、
 サラバンド集第4巻(1656)から Toccata IX
ジング=アカデミー・ベルリンの手写本 SA 4450 から
 Affligee et Tombeau sur la mort de Monsieur de Blanrocher
  [ブランクロシェ氏の死に寄せるトンボー]
トッカータ、ファンタジア、カンツォーナ、アルマンド、クラント、サラバンド、
 ジグと様々なパルティータ集第2巻 から Fantasia VI
Capriccio X(Edition Le Pupitre)
カプリッチョとリチェルカーレ集(1657/1658)から Ricercar V
ジング=アカデミー・ベルリンの手写本 SA 4450 から
 Allemande faite en passant le Rhin dans une barque en grand peril
  [ライン渡河の船中で重大な危険に遭遇して書いたアルマンド],
 Courante, Sarabande, Gigue
トッカータ、リチェルカーレ、カプリッチョ、アルマンド、ジグ、クラント、
 サラバンド集第4巻 から
 Lamento Lamento Sopra la dolorosa perdita della Real M(aje)sta di
  Ferdinando IV, R&eagrave; de Romani &c
  [ローマ王フェルディナント4世陛下の悲しき死に寄せる哀歌],
 Gigue, Courante, Sarabande / Toccata X
ジング=アカデミー・ベルリンの手写本 SA 4450 から
ジュリアン・ヴォルフス(Cemb)

録音:2015年10月、ボーフェ、ベルギー
使用楽器:Jean-Luc Wolfs-Dachy(モデル:Ioannes Ruckers, 1624)
FLORA-3213 でフィリップ・ピエルロと共演した一年半後、ジュリアン・ヴォルフスが録音した彼の初のソロCD。以下は彼が所属するアンサンブル「レ・タンブル」の公式ウェブサイトに掲載されたプロフィールです。
ジュリアン・ヴォルフスはベルギー、ジュードーニュの音楽院にてチェンバロをはじめる。オランダのアムステルダム音楽院でメノ・ファン・デルフトのクラスに在籍、2009年6月修士課程を優秀な成績で修了する。在学中にフランスリヨン国立高等音楽院に交換留学しフランソワーズ・ランジュレに師事。2007年8月、ブルージュで行われる国際古楽コンクール・チェンバロ部門にてベルギー人で初めて1位なしの2位&聴衆賞・ミンコフ出版賞を受賞。現在、リヨン織物・装飾博物館のオリジナル・チェンバロの調整を定期的に行っている。これまでにワロニ―・フェスティヴァル、フランドル・フェスティヴァルや、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ボザールなどベルギーを中心に各地でリサイタルを行い、ラジオ録音もされている。
FLORA
FLORA-3916(1CD)
オクシタニア神話におけるアラブ音楽の影響
不詳:Fanfare pour la croisade / Imtidad / Fauvel nous a fait present
ベルトラン・デ・ボルン [Bertran de Born](1140頃-1215以前):Rassa Tant Creis
不詳:Makam Huseyni Sakil / Domino suite ins sur Cantus Firmus / Mowachah Biladi
ベルナルト・デ・ヴェンタドルン (1130/1145頃-1190/1200頃):Conorts ara sai ieu ben
ブヒル・ザデ・ムスタファ・ヒリ [Buhuri Zade Mustafa Hiri]:Hisar Agir Semai
不詳:In Pro Estampie / A l'Entrada del Temps Clar / Roukoud
不詳(アプト写本 より):Bombarde Credo instrumental
ギラウト・デ・ボルネーユ [Girau de Bornelh] (1138頃-1215):Reis Glorios
ヨハンネス・チコーニア [Johannes Ciconia] (1373頃-1412):O Felix Templum Jubila
不詳:Ayour
不詳(モンセラートの朱い本 [Livre Vermeil Montserrat] より):Sext Estampie Royale Estampie / Imperaritz de la Ciutat Ioyosa
 Los set Gotxs Recomptarem / Maria Matrem Virginem
 Stella Splendens in Monte / Ad Mortem Festinamus
ピエール=イヴ・ビナール(Br)
レナット・ジュリエ(バリトン、朗読)
レ・サックブーティエ
 ジャン=ピエール・カニャック(コルネット[ツィンク])
 フィリップ・カンギレム(ショーム、ボンバルド、中世リコーダー)
 ダニエル・ラサル(サックバット)
 ルシール・テッシェ(ボンバルド、中世リコーダー)
 ダニエル・ラサル(サックバット)
 ジョデル・グラッセ=猿渡(中世リュート、レベック、ウード、プサルテリウム)
 フローラン・ティセール(タンブール、ダフ、パンデレータ、ダラブッカ、薪、鐘)
 ゲスト:
 ピエール・アモン(中世リコーダー、ダブルフルート、パンフルート、バンスリ、コルヌミューズ)
 ドリス・エル・マルミ(ウード、歌)

録音:2015年10月、 L'annexe Barriere de Paris、トゥールーズ地方音楽院、
    トゥールーズ、フランス
レ・サックブーティエがモロッコのウードの名手ドリス・エル・マルミ(1970年生まれ)のアシストを得て組み上げたプログラム。フランス南部一帯、かつてオック語が話されていた(現在でも話されている地域も有ります)中世のオクシタニアへのアラブ文化の影響をテーマとし、オクシタニアの作者不詳の伝承音楽、12世紀から13世紀にかけてオック語で宮廷の恋愛を歌ったトルバドゥールの作品、オクシタニアに隣接するカタルーニャに残る「モンセラートの朱い本」所収の音楽等から楽曲が選ばれています。レ・サックブーティエが中世音楽に進出するとは意外に思われましたが、オック語トラッドの名歌手レナット・ジュリエ、中世フルート系楽器の名手ピエール・アモン、そしてドリス・エル・マルミを招いたその演奏は格調高く、理屈でなく音楽そのものでリスナーを「文化のるつぼ」に引き込み楽しませてくれます。雰囲気豊かな優秀録音で80分弱たっぷり収録。
FLORA
FLORA-3415(1CD)
17世紀イタリアの器楽
アンドレア・ファルコニエロ [ファルコニエーリ] (1585/1586-1656):カンツォーナ、シンフォニア、ファンタジア…集第2巻(1650、ナポリ)から
 La Suave Melodia / L'Eroica / Brando dicho el Melo
 Folias echa para mi Senora Dona Tarolilla de Carallenos
ダリオ・カステッロ(確認できる活躍期:およそ17世紀前半):現代的様式のソナタ・コンチェルターテ集第1巻(1621、ヴェネツィア)から
 ソナタ第1番
 現代的様式のソナタ・コンチェルターテ集第2巻(1629/1644、ヴェネツィア)から
 ソナタ第12番
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ(1570頃-1630):教会用コンチェルト集(1610、ミラノ)から 3声のソナタ
タルクイニオ・メールラ(1594/1595-1665):教会用および室内用カンツォーナまたはソナタ・コンチェルターテ
 (1637、ヴェネツィア)から La Cattarina
マルコ・ウッチェリーニ(1603/1610頃-1680):室内用および教会用ソナタ、コッレンテとアリア集 Op.4(1645、ヴェネツィア)から
 La Luciminia contenta(ヴァイオリン独奏ソナタ)
ジョヴァンニ・バッティスタ・ブオナメンテ(16世紀後半-1642):2つのヴァイオリンとバッソ・ディ・ヴィオラの為の様々なソナタ…集第4巻
 (1626、ヴェネツィア)から シンフォニア第2番/ガリアルダ第4番
ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1554/1557頃-1612):カンツォーナとソナタ集(1615)から 3つのヴァイオリンを伴うソナタ第21番
ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチョ(確認できる活躍期:1609-1621):神の称賛の音楽 [divine lodi musicali] 第2巻(1614、ヴェネツィア)から
 2つのソプラノのエコー・カンツォーナ [Canzon a doi soprani in echo]
フランチェスコ・トゥリーニ(1589頃-1656):2声および3声のマドリガーレとソナタ集(1621、ヴェネツィア)から 2声のソナタ
ジョヴァンニ・ガブリエーリ:カンツォーナ第2番
ジョヴァンニ・マルティーノ・チェーザレ(1590頃-1630):音楽の旋律 [Musicali melodie] (1621、ミュンヘン)から La Gioia
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ:教会用コンチェルト集 から ヴァイオリンとヴィオローネの2声のソナタ
アゴスティーノ・ゲッリエーリ(確認できる活躍期:17世紀前半):ヴァイオリン…ソナタ集 Op.1(1673、ヴェネツィア)から
 La Viviani(3声のソナタ)
レ・タンブル
[川久保洋子(Vn) 
ミリアム・リニョル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジュリアン・ヴォルフス(オルガン、チェンバロ)]

ハルモニア・レニス
[水内謙一(リコーダー)
村上暁美(Cemb) ]

録音:2014年8月、モンヴァルザン、フランス
エンリコ・ガッティ&アンサンブル・アウローラの超名盤「17&18世紀イタリアのヴァイオリン芸術 Vol.1」から24年、若き古楽のエリートたちによる自由闊達かつ洗練の極めた演奏に驚嘆し感銘を覚えました。私がガッティ盤に出会ったのは20代後半のこと。同じように若いリスナーの方々がお一人でも多くこのレ・タンブル&ハルモニア・レニス盤に出会えることを望みます。私にもはや影響力は無いと思いますが、久々に署名付きで推薦いたします。ブックレットに日本語解説を記載。

ATHENE
ATH-CD23301(3CD)
NX-D07
ヨハン・マッテゾン(1681-1764):12のハープシコード組曲集(1714)
【CD1】
1-5.組曲 第1番 ニ短調
6-10.組曲 第2番 イ長調
11-14.組曲 第3番 ニ長調
15-20.組曲 第4番 ト短調
【CD2】
1-5.組曲 第5番 ハ短調
6-11.組曲 第6番 変ホ長調
12-16.組曲 第7番 変ロ長調
17-20.組曲 第8番 ニ短調
【CD3】
1-6.組曲 第9番 ト短調
7-11.組曲 第10番 ホ短調
12-17.組曲 第11番 ハ短調
18-23.組曲 第12番 ヘ短調
ギルバート・ローランド(二段鍵盤フレンチスタイル・ハープシコード)
1750年 パリ製 グルマン:アンドリュー・ウーダーソンによる復元モデル 2005年

録音:2016年7月17-20日
バロック時代の鍵盤音楽を得意とするハープシコード奏者、ギルバート・ローランド。中でも、ヘンデルと同時代の作曲家アントニオ・ ソレルの演奏で高く評価されています。このアルバムでは、ヘンデルの親友として知られるマッテゾンの組曲を演奏。これは1714年 に作曲された12曲からなる組曲で、ローランドは、この時代の作品を演奏する際に行われることの多い「反復」を一切カットすること なく、全曲を丁寧に演奏しています。

Hyperion
CDA-68187(1CD)
シェパード:われら生のただ中にありて
喜べ、乙女マリアよ/ミサ・カンターテ
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、
マーティン・ベイカー(指)

録音:2016年7月14日−15日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
Hyperionの創設初期より宗教合唱作品録音の中枢を担ってきた英国の名門ウェストミンスター大聖堂聖歌隊が歌う、16世紀イギリスの教会音楽。チューダー朝に活躍したジョン・シェパード(c.1515−1558)の傑作「われら生のただ中にありて(Media vita in morte sumus)」を含む宗教作品を、美しい少年聖歌隊と伝統の男声合唱で歌います。

TOCCATA
TOCC-0397(1CD)
NX-B03
オルランド・ディ・ラッソ(1532-1594):5声のレクイエム/モテット集
1.私は復活であり(プレーンチャント)
2.私の心は死ぬほど悲しい
【5声のレクイエム】
3.Requiem aeternam
4.Kyrie eleison
5.モテット「主よ、私の罪は」
【5声のレクイエム】
6.Absolve Domine
7.Domine Jesu Christe
8.Hostias
9.モテット「たくさんの兄弟たち」
【5声のレクイエム】
10.Sanctus-Benedictus
11.ジョン・ベネット(1725-1784):嘆きたまえ、わが眼よ
【5声のレクイエム】
12.Agnus Dei
13.Lux Aeterna
14.モテット「わが声をきけ」
15.モテット「キリストよ、汝はたたえられん」
16.マーゴットはぶどう畑を耕す
17.モテット「あなたに向けてわが魂を」
ケンブリッジ・ガートン大学cho…1.3-4.6-10.12.13.14.17
ロンドン・ギルドホール・ヒストリック・ブラス…2-8.10.12.13.14.17
ルーシー・モレル(Org)…3-4.6-8.10-13.16.17
ガレス・ウィルソン(指)

録音:2016年7月3-6日
5.9.17…初録音
2.3-5.11.14…このヴァージョンにて初録音
後期ルネサンスのフランドル楽派に属する作曲家オルランド・ディ・ラッソ。16世紀末のヨーロッパにおいて、最も影響力の強かった 作曲家とされ、1570年には神聖ローマ帝国皇帝マクシミリアン2世から貴族に取り立てられるほど名声を博していました。彼はほ ぼ60曲のミサ曲を遺しましたが、この「5声のレクイエム」はほとんど演奏されたことがありません。ここでは金管を伴う初の演奏が行 われており、とりわけサックバットの深く落ち着いた音色が作品を彩っています。レクイエムの進行には同じく死を悼むための数々のモ テットが織り込まれるという構成で演奏されています。

fra bernardo
FB-1703017(2CD)
「ブルネンタール夏の音楽祭」ライヴ 2015&2016 コンチェルト・ステラ・マトゥティナ、
エバンヘリナ・マスカルディ(バロックG)、
グスタフ・アウツィンガー(Org)、
アンサンブル392、
マリー=ソフィー・ポラック(S)、
オルフェオ・バロックO、
イル・ボット・フォルテ、
フラヴィオ・フェッリ=ベネデッティ(C.T)、他

録音(ライヴ):2015年&2016年、ブルネンタール
オーストリア北部のブルネンタールで毎年行われている古楽音楽祭、「ブルネンタール夏の音楽祭(Brunnenthaler Konzertsommer)」のライブ録音集。 オルフェオ・バロック管やコンチェルト・ステラ・マトゥティナ、アンサンブル392などの名アンサンブルやソリスト、歌手たちの演奏で、最先端のオーストリア古楽シーンをどうぞ。

Coviello
COV-91710(1CD)
アントン・ミリング(18世紀後半頃):協奏曲 ニ短調
アーベル:ソナタ ト短調
 協奏曲 イ長調
アントン・レーツェル(1760年以降):協奏曲 イ長調
アーベル:ソナタ ハ長調
ヨハン・カール(T)グラフ・ツー・ハルデック(1703-1752):協奏曲 ヘ長調
J.C.バッハ:ソナタ.ハ長調
トーマス・フリッチュ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミヒャエル・ショーンハイト(フォルテピアノ)
メルゼブルガー・ホフムジーク
エヴァ・サロネン(Vn)
サスキア・クラッパー(Vn)
カタリナ・ダルゲ(Va)
アンドレアス・フェッター(Vn)

録音:2016年
2016年にテレマンの失われたと思われていた「無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための12のファンタジー」(COV 91601)を発掘・録音したトーマス・ フリチュによる、またも世界初録音のヴィオラ・ダ・ガンバの作品を収録。テレマンと同様にレーデンブルク城の貴族エレオノーレ・フォン・ミュンスター (1734-1794)の個人所蔵品から発見されたもの。これもまた失われたと思われていた貴重な作品4つが発見されました。「ガンバのカザルス」の異名 を持つトーマス・フリチュのヴィオラ・ダ・ガンバに向けられた情熱から生まれた渾身の一枚です。 (Ki)

フォンテック
FOCD-9740(1CD)
税込定価
2017年6月7日発売
ヤコブ・ファン・エイク〜笛の楽園Vol.1
No.1プレリュード
No.2天の父
No.3美しき娘ダフネ
No.4詩篇118番恵み深い主に感謝せよ
No.5狂ったシモン
No.6詩篇140番、またはモーゼの十戒
No.7かわいいマルティーナ
No.8涙のパヴァーヌ
No.9ラヴィニョーネ
No.10サラバンド
No.11ローゼモン
No.12クーラントまたは、ああこの悲しみに涙する
No.13マリア聖歌
No.14フランスのバレ
No.15ちょっと静かに、静かに
No.16ファンタジア&エコー
No.17愛の急使者
No.18オナンまたはタンネケン
No.19詩篇68番神は立ち上がり敵を散らされる
江崎浩司(リコーダー独奏)
リコーダー…ガナッシ・ソプラノ/バロック・ソプラノ/ルネサンス・ソプラノ/初期バロック・アルト/ルネサンス・アルト/バロック・テナー/ヴォイスフルート/バス

その他楽器…ソプラノ・ショーム/アルト・ショーム/ドゥルツィアン

録音:2016年9月14-16日神奈川県立相模湖交流センター
江崎浩司が挑む、孤高の世界・・・笛の楽園全集プロジェクト始動! ヤコブ・ファン・エイク(1589/90-1657)の「笛の楽園」は全151曲(XYZ社版)にも なる膨大な独奏楽器のための曲集で、その知名度と演奏される機会を考えると全曲の録音は極め て少なく、特に国内では皆無でした。江崎浩司がその前人未到の領域を切り開きます。もちろん マルチ・プレイヤーとして活躍している江崎の事ですから、今シリーズでも多様な楽器を使い分 け(リコーダー8種、その他の楽器3種!)個々の曲想を最大限に活かします。江崎の目指す 演奏は資料的価値にはとどまらず、常に鮮烈で自由闊達、まるでV.エイクが生きた時代が蘇る かのようです。 作品番号順に演奏される事によって始めて生まれる各曲の響き合いは、この壮大なプロジェクト ならではのもの。(フォンテック)

QUERSTAND
VKJK-1421(3CD)
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ルスト(1739-1796):12 のソナタ
ソナタ第1 番 ヘ長調 Cz.18
ソナタ第2 番 ト短調 Cz.24
ソナタ第3 番 変ホ長調 Cz.14
ソナタ第4 番 ト長調 Cz.21
ソナタ第5 番 イ長調 Cz.110
ソナタ第6 番 変ニ長調 Cz.30
ソナタ第7 番 ニ短調 Cz.32
ソナタ第8 番 ホ短調 Cz.16
ソナタ第9 番 ト長調 Cz.23
ソナタ第10 番 ハ長調 Cz.10
ソナタ第11 番 嬰ヘ短調 Cz.41
ソナタ第12 番 ニ長調 Cz.11
ルスト(ダンディ編):ソナタ第2 番ト短調Cz.24〜第3 楽章
イルトン・ウジュニスキ(クラヴィコード)

録音:2009 年8 月25-30 日,11 月4-9 日,ハレ
18世紀後半のドイツの作曲家、フリードリヒ・ヴィルヘルム・ルスト(1739―1796)の鍵
盤楽器のためのソナタ 12 曲を収録、しかもクラヴィコードを用いた演奏という凝った録
音。ルストはドイツ、デッサウ近郊のヴェルリッツの生まれ。アンハルト=デッサウ公レオポルト3 世(ほぼ同年齢)に気に入られ、1765 年から翌年にかけて公のイタリア遊学に同行、直接イタリアの音楽を学んだ後、長年に渡って公に仕えた。ルストの録音は極めて少なかったので、これは待望のCD だ。
ウジュンスキは1960 年、ブラジル、サンパウロ生まれのチェンバロ奏者。18 歳でパリに渡り、ユゲット・ドレフュスらに学んだ名手。この録音にはハレのヘンデル博物館所蔵のカール・ゴットロープ・ザウアー製作(1807 年、ドレスデン)のクラヴィコードを使用している。
QUERSTAND
VKJK-1705(1CD)
ルターの詩を用いた歌
ヴァルター:私たちの神は堅固な城
 深い苦しみの淵から私はあなたへと叫ぶ
クレーバー:アヴェ・マリア
イザーク:パレ・パレ
ゼンフル:あなたを私自身として
ゼンフル/シュトルツァー:ある朝、私は立っていた
オブレヒト:タンデルナーケン(アンデルナッハで)
ゼンフル/ディートリヒ:ああ、エルゼちゃん、かわいいエルゼちゃん
ゼンフル:5 月に,ひどい苦痛
ジョスカン・デ・プレ:千々の悲しみ
作者不詳:異国風の舞曲
ビュノワ:絶望した運命の女神
トマス・アクィナス:天使の糧
ゼンフル:主はあなたの血を通して
 絶望した運命の女神,主はあなたの血を通して
ヴァルター:私たちは新しい歌を始める
 主よ、平和を与えてください
ラ・ヴィッラネッラ・バーゼル:
【カトレーン・ダンケ(S)、
トビアス・フンガー(T)、
クラウディア・ナウハイム(リコーダー)、
ラウラ・フライ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
イレーネ・クライン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
メヒティルト・ヴィンター(Org,ヴァージナル)】

録音:2016年9月バーゼル,DDD、
ルートヴィヒ・ゼンフル(1494 頃-1548)を中心に、ヨハン・ヴァルター(1496-1570)、レオンハルト・クレーバー(1495 頃-1556)、ゼンフルの師ハンイリヒ・イザーク(1450 頃-1517)、ジョスカン・デ・プレ(1450 頃-1521)らのルターの詩を用いた歌を集めている。ラ・ヴィッラネッラ・バーゼルは1995 年結成のルネッサンス、バロック音楽団体。
QUERSTAND
VKJK-1707(1CD)
ヨーロッパのバロックの旅
テレマン:パリ四重奏曲第12 番 ホ短調
プラ:トリオ・ソナタ ニ短調
ルクレール:トリオ・ソナタ ニ長調
ブレシャネッロ:トリオ ハ短調
バッハ:トリオ・ソナタ ハ短調 BWV526
シャルロッテンブルガー・バッハゾリステン:
【ヨッヘン・ホフマン(Fl)
ウルリケ・ペーターゼン(Vn,Va)
ヨハネス・ペーターゼン(Vc)
ゲルトルート・シュミット=ペーターゼン(P)】

録音:2016年7月 ベルリン
ペーターゼン四重奏団のヴァイオリニストとして知られるウルリケ・ペーターゼンを中心に、ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)、 ジョゼプ・プラ(1728-1762)、ジャン=マリ・ルクレール(1697-1764 )、ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャネッロ(1690-1758 )、そして大バッハ(1685-1750)と 18 世紀前半の作曲家のフルート四重奏曲および三重奏曲を演奏している。カタルーニャ出身の作曲家、ジョゼプ・プラの作品が珍しい。ヨッヘン・ホフマンはケルン近郊、ベンスベルク生まれのフルート奏者。1987 年からベルリン・ドイツオペラのソロ・フルート奏者を務めている。モダン楽器演奏で、鍵盤楽器はピアノを使用。

GENUIN
GEN-17462(1CD)
ショップ、テレマン、バルツァー、ヴェックマン作
品集

ヨハン・ショップ(1590-1667):「すばらしい陳列棚」より“sine titulo”
テレマン:ソナタ第1 番ト短調TWV.41:g1
ヨハン・ショップ:「すばらしい陳列棚」より“涙のパヴァーヌ”、“als jupiter gedacht”、“貴族”
テレマン:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 TWV 41:F4(「音楽の練習帳」より)
トマス・バルツァー(1630/31-1663):前奏曲 ハ短調
トマス・バルツァー:アルマンド ト短調
マティアス・ヴェックマン(1616-1674):歌曲“愛らしいまなざし”による 4 つの変奏曲 [チェンバロ独奏]
テレマン:ソナタ第3 番 ホ短調 TWV41:e2
ヨハン・ショップ:「すばらしい陳列棚」より“アルマンド”、“クーラント”
テレマン:パルティータ第4 番 ト短調 TWV41: g2
ヨハン・ショップ:「すばらしい陳列棚」より“我が苦しみは生ず”
ラ・ポルタ・ムジカーレ:
【ガブリエル・スタインフェルド(Vn)、
アンケ・デナート(Cemb)】

録音:2016年5月
後期バロック音楽を代表するドイツの作曲家ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)は 46年間に渡り、ハンブルク市の音楽監督兼ヨハネウム学院のカントルを務めました。ハンブルク出身のヨハン・ショップ、ハンブルクの聖ヤーコプ教会専属オルガニストを務めたマティアス・ヴェックマンなど、ハンブルクにまつわる作品をセレクトしたアルバム。演奏楽器も作曲家が生きた時代周辺のハンブルク製というこだわりよう。優雅な雰囲気で軽やかだったり、しっとりと流麗な演奏を聴かせてくれます。

Stradivarius
STR-37061(1CD)
マラン・マレ:ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集
プレリュード/カプリス/人間の声/ロンド/アラベスク/夢見がちな曲/カプリス/アルマンドとドゥーブル/ミュゼット 1番,2番/半ば爪弾かれたロンド/タタール人の行進/タタール風の音楽とドゥーブル/ギター/ムリネ/シャコンヌとロンド/スペイン風サラバンド/羽根突き遊び
アルベルト・ロッシ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2016年6月7‐9日 ヴェローナ
マラン・マレのヴィオラ・ダ・ガンバ作品集。「和声の奏法」と題されている。アルベルト・ロッシはヴェローナの出身。コントラバスを学んだ後、バーゼルのスコラ・カントルムでジョルディ・サヴァールにヴィオラ・ダ・ガンバとヴィオローネを学んでいる。 紙製の薄型見開きジャケットに収納。
Stradivarius
STR-37065(1CD)
ルネサンス期の合唱曲集
オルランディ・デ・ラッソ:ティティウスよ、あなたは浜辺の木陰に横たわっているが
アドリアン・ヴィラールト:ああ仲間たちよ、我慢しよう
チプリアーノ・デ・ローレ:ああ仲間たちよ
ジョスカン・デ・プレ:噂は災い
 ジョスカンの歌/甘い形見よ
ジャケ・アルカデルト:震え興奮し
チプリアーノ・デ・ローレ:あなたはまだ望むというの、不誠実な人よ
アドリアン・ヴィラールト:甘い形見よ
マルブリアーノ・デ・オルト:甘い形見よ
オルランディ・デ・ラッソ:甘い形見よ
ジャケ・ド・マンチュア:エンケラドスの妹よ
オルランディ・デ・ラッソ:今こそ去る時
ワルター・テストリン(指)
デ・ラビリント

録音:2016年5月9-11日 ボザーロ、ロヴィゴ、ヴェネト州
ルネサンス期の合唱曲集。5 曲目以降はディドを題材に採った作品。デ・ラビリントはルネサンス音楽を専門に扱う団体で、この録音には混声合唱とヴィオラ・ダ・ガンバ、フルートが参加している。
Stradivarius
STR-37060(1CD)
ヤコブ・ファン・エイク(1590-1657)&アレッサンドラ・ベッリーノ(b.1970)作品集
ベッリーノ:私のいとしいアマリッリ(2014)
ファン・エイク:私のいとしいアマリッリ
ベッリーノ:アポッロとマルシアの3 つの極小叙情詩(2008)
ベッリーノ:オルフェオの声(2011)
ファン・エイク:ファンタジアとエコー
ベッリーノ:哀れ私は(2014)
ファン・エイク:ブラヴァーデ
ベッリーノ:ブラヴァーデ(2016)
ファン・エイク:最も美しい娘ダフネが
ベッリーノ:ダフネ(2014)
トンマーゾ・ロッシ(リコーダー,Fl)
アンサンブル・ディソナンツェン:
【チーロ・ロンゴバルディ(P)
ルチア・ボーヴァ(Hrp)
ダニエーレ・コロンボ(Vn)
フランチェスコ・ソロンブリーノ(Vn)】

録音:2015年4月
17 世紀前半のオランダの作曲家、ヤコブ・ファン・エイクの作品と、1970 年生まれのイタリアの女性作曲家、アレッサンドラ・ベッリーノの作品を混ぜ込んだ CD。トンマーゾ・ロッシはナポリ音楽院を修了したフルート、リコーダー奏者。

NAVONA
NV-5823(1CD)
NX-B02
ルネッサンスの室内楽作品集
トマス・ウィールクス(1575-1623):Tan ta ra ran tan tant, cryes Mars
 Yong Cupid hath proclaim'd
 Cease sorrowes now
 A cuntrie paire
 Three times a day
ロバート・ジョーンズ(1597-1615):I come, sweet birds
作者不詳:Rossignol
トーマス・ベイトソン(1570-1630):The Nightiangle
ジョン・マンディ(1555-1630):In midst of woods -The Blackbird
作者不詳:Goddesses
作者不詳:La Bounette
ウィリアム・バード(1540-1623):天の支配者
 苦難が間近に迫っている
 Domine, non sum dignus
バッサーノ:パヴァーヌ
アルフォンソ・フェラボスコII世(1575-1628):2つのアルマンド
作者不詳:Masquing ayre: The nobleman
作者不詳:French king's masque
作者不詳:Antimasque: The second witch's dance
作者不詳:The Indian weed is withered quite
ウィールクス:Come sirrah Jacke hoe
ウッドコック:Hackney
バード:天使は優雅なる言葉にて
 3声のファンタジア
トマス・タリス:おお光より生まれし光
パーソンズ(1535-1572):歌はラッパを招ク
ピッファロ(アンサンブル)
ルネッサンス音楽を得意とする7人編成のアンサンブル「ピッファロ」が演奏する16世紀から17世紀の小品集。鳥の声を模した歌、 小さな舞曲など躍動感溢れる小品が並びます。

GENUIN
GEN-17462(1CD)
ショップ、テレマン、バルツァー、ヴェックマン作品集
ヨハン・ショップ(1590-1667):「すばらしい陳列棚」より“sine titulo”
テレマン:ソナタ第1 番ト短調TWV.41:g1
ヨハン・ショップ:「すばらしい陳列棚」より“涙のパヴァーヌ”、“als jupiter gedacht”、“貴族”
テレマン:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 TWV 41:F4(「音楽の練習帳」よ
り)
トマス・バルツァー(1630/31-1663):前奏曲 ハ短調
トマス・バルツァー:アルマンド ト短調
マティアス・ヴェックマン(1616-1674):歌曲“愛らしいまなざし”による 4 つの変奏曲 [チェンバロ独奏]
テレマン:ソナタ第3 番 ホ短調 TWV41:e2
ヨハン・ショップ:「すばらしい陳列棚」より“アルマンド”、“クーラント”
テレマン:パルティータ第4 番 ト短調 TWV41: g2
ヨハン・ショップ:「すばらしい陳列棚」より“我が苦しみは生ず”
ラ・ポルタ・ムジカーレ:
【ガブリエル・スタインフェルド(Vn)、アンケ・デナート(Cemb)】

録音:2016年5月
後期バロック音楽を代表するドイツの作曲家ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)は 46年間に渡り、ハンブルク市の音楽監督兼ヨハネウム学院のカントルを務めました。ハンブルク出身のヨハン・ショップ、ハンブルクの聖ヤーコプ教会専属オルガニストを務めたマティアス・ヴェックマンなど、ハンブルクにまつわる作品をセレクトしたアルバム。演奏楽器も作曲家が生きた時代周辺のハンブルク製というこだわりよう。優雅な雰囲気で軽やかだったり、しっとりと流麗な演奏を聴かせてくれます。

CPO
CPO-777935(1CD)
NX-B10
トビアス・ミヒャエル(1592-1657):宗教的マドリガル集
Herr, erzeige uns deine Gnade(詩篇85番 8-14)
Hore mein Gebet(詩篇29番 23)
Gott ist unser Zuversicht(詩篇46番 2-6)
Ich sprach: nun mus ich zur Hellen Pforten(イザヤの書38番 10-11
&20)
Ach, wie elend ist unser Zeit(詩:J.ギガス)
Siehe, wie fein und lieblich ist(詩篇133番)
Meine Schafe horen meine Stimme(ヨハネの書 27-29)
Gott, wer ist Dir gleich?(詩篇34番 1-5)
Ich liege und schlafe(詩篇4番 9)
Siehe, der Gerechte kommt um(イザヤ書56番 13-14)
Israel hat dennoch Gott zum Trost(詩篇73番 1-3.16-17)
Aber du setztest sie aufs Schlupfrige(詩篇73番 18-20.28)
Kommt, wir wollen wieder zum Herren(ホセア書6番 1)
Gehe hin, mein Volk(イザヤ書26番 20)
Gott, es setzen sich die Stolzen(詩篇86番 14-15)
Unser Trubsal, die zeitlich und leichte ist(コリントの書4番 17-18)
Die Erloseten des Herren(イザヤの書35番 10)
Der Herr behute dich(詩篇121番 7-8)
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス
マンフレート・コルデス(指)
フランコ・フランドル楽派に属する作曲家ロジエールを父に持ち、弟クリスティアンとサミュエルも音楽家という音楽一家に育ったトビ アス・ミヒャエル。ドレスデンの宮廷聖歌隊を経て、ライプツィヒで神学を学び、1619年にシュヴァルツブルク=ゾンダースハウゼン侯 国の教会オルガニストになります。1631年にはヘルマン・シャインの後任としてトーマス教会のカントルに就任、1657年までこの 地位を務め(後任はセバスティアン・ナップファー)多くの宗教曲を作曲、演奏し、ライプツィヒの音楽的発展に貢献しました。彼 の作品は17世紀に流行していたヴェネツィア派の様式が取り入れられた、華麗な対位法が駆使されているものが多く、演奏にも 高い技術が要求されますが、コルデス率いるヴェーザー=ルネサンスは素晴らしいアンサンブルを聞かせています。

CD ACCORD
ACD-232(1CD)
NX-B07
ユーハン・ヘルミク・ルーマン(1694-1758):独奏ヴァイオリンのためのアサッジョ ハ短調 BeRI310
フェデリーゴ・フィオリッロ(1755-1823):カプリース Op.3 第32番 変ホ長調
イワン・ハンドシキン(1747-1804):ソナタ 第1番 ト短調
パガニーニ:カプリッチョ Op.1 第23番 変ホ長調
フリードリヒ・ウィルヘルム・ルスト(1739-1796):独奏ヴァイオリンのためのパルティータ
ヘンデル:歌劇「リナルド」-涙の流れるままに(Z.ピルヒ編)
ズビグニェフ・ピルヒ(Vn)

録音:2015年9月21-22日
文化的にも政治的にも大きく社会が変化した18世紀、音楽家たちもそれまでのような貴族への追従を捨て、自身を芸術家とし て解き放つ努力を始めました。17世紀後半にイギリスで始まった啓蒙主義はその動きに拍車をかけ、演奏家たちは自身の技術 を磨き芸術的自立を目指しました。中でもパガニーニを始めとしたヴァイオリニストたちは、一人で楽器を携えヨーロッパ中を演奏 し、その超絶技巧を披露、他の音楽家を含めた多くの人々を驚嘆させました。このアルバムは、18世紀から19世紀に活躍した ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト=作曲家たちの作品を収録。演奏するピルヒはガット弦を張った18世紀の歴史的ヴァイオリンを 使用、弓も18世紀の復元であり、もちろん解釈や演奏原理、運指にも研究を重ね、熟考の上に録音が行われました。
CD ACCORD
ACD-240(1CD)
NX-B07
バルトゥオミェイ・ペンキェル(1601頃-1666頃):宗教的作品集
ミサ A14
6声のカノン:ともに歌う3つのカノン
儀式なしのミサ I
6声のカノン:6つの言葉で
パスカリスのミサ
15.6声のカノン:再び6つの言葉で
儀式なしのミサ II
ロンバルデスカのミサ・コンチェルタータ
トマシュ・クラル(Bs)
ヤロミール・ノセク(Bs)
ズビグニェフ・ピルヒ(Vn)
ミコライ・ツォフカ(Vn)
クラウディア・マトラク(Vn)
マフゴルツァータ・コセンジャク(Vn)
ユリア・カルペータ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
パヴェル・ザレフスキ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
クシュシュトフ・カルペータ(Vn)
ミケーレ・チンクィーナ(テオルボ)
サカモト・マサフミ(トロンボーン)…22-26 他
ブロツワフ・バロック・アンサンブル
アンジェイ・コセンジャク(指)

録音:2016年6月24-27日
バロック期のポーランドを代表する作曲家の一人、ペンキェル(不祥-1666頃)は、古都クラクフからワルシャワへと王宮が移転した ばかりの1633年頃のワルシャワ宮廷礼拝堂に仕え、最初はオルガニストとして宗教音楽を担当した人です。1654年にスウェー デンがポーランドに侵攻した際はウィーンに逃れ、その後は1658年からヴァヴェル城大聖堂の音楽監督も務め、数多くの作品を 残しています。見事なポリフォニーに支えられた彼の作品のいくつは、ウプサラ大学の図書館に保存されており、当時のポーランド 音楽を研究するために役立っています。2016年に発売された第1集と同じく、指揮者コセンジャクが知られざる作品の復興に力 を尽くしました。古いパレスチナの多声合唱に由来する「ミサ・パスカリス」や、2つの歌い手のグループの対話によるミサなど、当時 の演奏法も研究の上に演奏されています。 カノンやフーガはペンキェルと同世代の作曲家、マルコ・スカッキによる論文に添付されていたもので、実際に演奏されるためのもの ではないという研究結果も興味深いものです。

CPO
CPO-555103(1CD)
NX-B02
ペルゴレージ:スターバト・マーテル(マリー=ルイーズ・ヒンリクスによるピアノ独奏版)
スカルラッティ:ピアノ・ソナタ集
 K551,K9,K64,K159,K380
マリー・ルイーゼ=ヒンリクス(P)
7歳でピアノに出会い瞬時に魅了されたというピアニスト、マリー・ルイーズ=ヒンリクス。ステファン・アスケナーゼに14年間師事し、 モーツァルトの協奏曲でデビュー。ラトルやツァハリアスなど、名だたる名手らと共演する傍ら、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの歌をピ アノにアレンジしたアルバムは国際的にセンセーションを巻き起こしています。以降、コンポーザー・ピアニストとして活躍するヒンリク スの最新録音はペルゴレージ「スターバト・マーテル」の彼女自身の編曲によるピアノ独奏版という驚くべき作品。少人数のオーケ ストラと合唱、独唱で奏されるこの曲を、ピアノ独奏に移し替えているときに、ヒンリクスは作品の持つ悲しさに圧倒されてしまい、し ばしば作業を中止しなくてはならなかったと言います。しかし希望とキリストの栄光に支えられ完成したというこのヴァージョン、細か いニュアンスと暖かい音色は原曲の特徴を丁寧に描き出しています。

Chandos
"CHACONNE"

CHSA-0402(1SACD)
ノルディック・ヴォイセズ・シング・ビクトリア
ビクトリア:羊飼いらよ、汝らが見しことを語れ/わが心は燃えあがりたり/すべての者よ、われに祝賀を述べよ/見よ、王のみ旗は進む/汝はペテロなり/われは鳩のごとき美しきものを見たり/われは黒けれど、美し/めでたし女王/聖なる三位一体に祝福あれ/おお、主イエス・キリストよ/われは急ぎ行かん
ノルディック・ヴォイセズ〔トーネ・エリサベト・ブローテン(S)、イングリ・ハンケン(S)、エッバ・リュード(Ms)、ペール・クリスチャン・アムンロード(T)、フランク・ハーヴロイ(Br)、ロルフ・マグネ・アッセル(Bs)〕

録音:2016年4月15日−18日&2017年1月23日、リス教会(オスロ)
ノルディック・ヴォイセズは、ノルウェー国立音楽アカデミーやオスロのオペラ・アカデミーで声楽を学んだミュージシャンたちによって1996年に設立されたノルウェーのア・カペラ・グループ。16世紀から21世紀まで広いレパートリーを誇り、これまでノルウェー・グラミー賞(Spellemannprisen)に複数回ノミネート。2005年に京都で開催された「世界合唱シンポジウム」で来日公演を果たしたほか、北欧やヨーロッパのみならず、南アフリカ、アメリカ、ボリビア、台湾など世界中で活躍する注目のヴォーカル・アンサンブルです。
「カール5世時代の音楽(CHSA-5050)」、「哀歌集(CHAN-0763)」に続くChandos第3弾は、スペイン・ルネサンスの大作曲家、ビクトリアの偉大なるポリフォニーを歌います。

Globe
GLO-5265(1CD)
ファンタジア・ムジカ〜17世紀のヴァイオリン音楽
ウルリヒ・ヨハン・フォイクト:ヴァイオリン・ソナタ
ヨハネス・シェンク:カプリッチョ Op.7-12(世界初録音)
ジョヴァンニ・ブオナベントゥーラ・ヴィヴィアーニ:写本726より ソナタ第90番
ヨハン・エラスムス・キンダーマン:ソナタ第3番
ヨハネス・シェンク:ファンタジア Op.7-13(世界初録音)
ヨハン・バール:作品1より ヴァイオリン・ソナタ
ヨハン・ヤコプ・ヴァルター:ケリュスの園第1番(世界初録音)
イグナツィオ・アルベルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ第7番
アントワネット・ローマン(Vn)、
フロール・ムジクス

録音:2014年8月、オランダ
アントワネット・ローマンは、アムステルダムのスヴェーリンク音楽院でヴァイオリン、ヴィオラ、ヒストリカル・ヴァイオリンを学び、フリーランスの演奏家として多くの古楽アンサンブル、オーケストラで演奏(オランダ・バッハ協会の2008年来日公演などにも参加)してきたオランダの女流ヴァイオリニスト。ローマンが2008年に設立したピリオド・アンサンブル"フロール・ムジクス(Furor Musicus)"とともに、ドイツとオーストリアで出版された17世紀の知られざるヴァイオリン音楽を優れた技術と表現力で演奏します。

Delphian
DCD-34194(1CD)
カルボネッリ:ヴァイオリンと通奏低音のための室内ソナタ集
ソナタ第1番/ソナタ第2番
ソナタ第3番(世界初録音)
ソナタ第4番(世界初録音)
ソナタ第5番(世界初録音)/ソナタ第6番
ボヤン・チチッチ(バロックVn/フランチェスコ・ルジェリ1680年頃製作)、イリュリア・コンソート〔スザンヌ・ハインリヒ(7弦バス・ヴィオール)、デイヴィッド・ミラー(テオルボ、アーチリュート、バロック・ギター)、スティーヴン・ディヴァイン(ハープシコード、オルガン)〕

録音:2016年6月2日−26日、聖マーティン教会(ニューベリー、イギリス)
ローマでコレッリに師事したとの説もあるカルボネッリは、ヘンデルと同じ時代にロンドンで活躍したイタリア、リヴォルノ出身の音楽家。渡英後は、ドルーリー・レーンの王立劇場Oのリーダーを務め、ラトランド第3侯爵ジョン・マナーズの庇護の下、この「室内ソナタ」に代表される魅力的な作品を世に送り出しています。その後、カルボネッリは音楽家からワイン商(!)へと華麗に転身し、英国王室御用達として大成功を収めたという。約200年もの間、音楽史の陰に隠れていたカルボネッリの「室内ソナタ」は、ポスト・コレッリ世代の確かな足跡が刻まれた秀作であり、中でも「ソナタ第6番」の「第3楽章〜アリア」の旋律美は絶品です。音楽家、ワイン商として名声を築いた偉才カルボネッリの傑作で、ボヤン・チチッチとイリュリア・コンソートが堂々たるデビューを果たします!乞うご期待!

H.M.F
HMU-807575(1SACD)
ルネッサンス時代のクリスマス合唱音楽
M.プレトリウス:ベツレヘムにひとりの子供が生まれた
 Es ist ein Ros entsprungen
H.プレトリウス:Magnificat quinti toni
クレメンス・ノン・パパ:Pastores quidnam vidistis
 キリエ、グローリア、サンクトゥス、アニュス・デイ(Missa Pastores quidnam vidistis)
ハンドル:カニーテ・チューバ
 Mirabile mysterium
エッカルト:Ubers Gebirg Maria geht
 Vom Himmel hoch
ハスラー:Hodie Christus natus est
スティレ・アンティコ

録音:2015年2月
ア・カペラ合唱グループ、スティレ・アンティコ。結成10年を越え、その澄んだハーモニーにはますます磨きがかかり、ヨーロッパ各地で絶賛されています。 スティレ・アンティコによる、ルネッサンス時代のクリスマス合唱作品集。厳格な対位法で書かれており、ともするとストイックな演奏になりがちなルネッ サンス時代の合唱作品も、スティレ・アンティコにかかるとかくも美しくやわらかな響きをまとうものか、と驚かされます。ルネッサンス、クリスマス、言 葉といったことを越えて、純粋に美しい声の織りなす響きに身をゆだねる喜びを味わえる1枚です。 (Ki)

ELOQUENTIA
EL-0607(1CD)
ギヨーム・ド・マショー:L'amoureus Tourment
ギヨーム・ド・マショー(1300頃-1377):Loyaute que point de delay
不詳(15世紀):De cuer je soupire
不詳(13世紀のトルヴェール):Lai de la Pastourelle
ジャン・ド・レスキュレル(?-1304):Comment que par l'eloignance
ギヨーム・ド・マショー:Ay mi
マルク・モヨン(歌)
ヴィヴァビアンカルーナ・ビッフィ(ヴィエール)
ピエール・アモン(笛、タンブール、バブパイプ、ディレクター)
ELOQUENTIA
EL-1342(1CD)
ギヨーム・ド・マショー(1300頃-1377):ヴィルレー、バラード&ロンドー集
Quant je sui mis au retour / Comment qu'a moy lonteinne
Puisqu'en oubli suis de vous, dous amis / J'aim mieux languir
Plourez, dames, plourez vostre servant / Dou mal qui m'a longuement
Dix et sept, cinq, trese, quatorse et quinse / Dame, vostre dous viaire
Phyton, le mervilleus serpent / Amours me fait desirer
Se ma dame m'a guerpi / Et musique est une science
Loyaute weil tous jours / Liement me deport / J'aim sans penser laidure
マルク・モヨン(歌)
ヴィヴァビアンカルーナ・ビッフィ(歌、ヴィエール)
アンジェリーク・モヨン(ハープ、歌)
ミカエル・グレビル(リュート、セテリーナ)
カタリナ・ビセンス(オルガネット)
カルロ・リッツォ(タンブリーナ)
ピエール・アモン(中世笛各種、タンブール、歌、ディレクター)

録音:2012年7月、ラボリー財団、リモージュ、リムーザン、フランス

ELOQUENTIA
EL-1544(1CD)
天空のコンセール/グレゴリオ聖歌と即興演奏
[1月1日の祝日]
Lux hodie / Orientis partibus / Hec est Clara dies / Salve festa
Letemur / Christus manens / Collocaret / Stephanus / Natus est
Lux opta claruit / Recette de sauge / Orientis partibus
J'ai fait nouveletement motet / Douce Dame / Bon vin doit
Gloria ad modum tubae
[12月25日、クリスマス]
Nowell carol XVeme siecle / Laudiam l’amor divino
Verbum caro factum est / Riu riu / Uns kompt ein Schiff gefahren
Nova nova carol XVeme siecle / Noel Noel
[12月26日、聖エティエンヌの祝日]
Et enim sederunt / Sederunt principes / St Loup, Ste Colombe
Video coelos
[1月6日、公現祭]
Stella nuova'n fra la gente / Reges Tharsis / Angelus
Ante luciferum / Kyrie / Crudelis Herodes
アンサンブル・オブシディエンヌ
エマニュエル・ボナルド(指)

録音:2014年5月

Psalmus
PSAL-025(1CD)
砂漠の歌〜グレゴリオ聖歌集
  [待望 L'Attente]
  Ave Maria / O Sapientia / O Adonai / Prope est Dominus
  Alleluia Veni Domine / Dominus dixit ad me
  [言葉の受肉 L'Incarnation du Verbe]
  Puer natus est nobis / Prologue de l'evangile de Saint Jean
  Jubilate Deo
  [受難に向けて Vers la Passion]
  Hosanna Filio David / Pueri hebraeorum / Ave Rex noster
  Mandatum novum / Postquam surrexit Dominus a cena / Dominus Jesus
  [キリストの受難 La Passion du Christ]
  Popule meus / Crucem tuam
  [復活 La Resurrection]
  Haec Dies / Alleluia Pascha nostrum
  [聖霊の賜 Le Don du Paraclet]
  Spiritus Domini
  [神の御母への表敬 Salutation a la Mere de Dieu]
  Salve Regina
フレデリク・タヴェルニエ=ヴェラス(独唱)

録音:2015年4月、エルムレ、イヴリーヌ県、フランス
ギリシャ語とヘブライ語で書かれた聖歌唱法資料に基づき新たに解釈されたグレゴリオ聖歌。フレデリク・タヴェルニエ=ヴェラス(1959年生まれは)はフランスのギリシャ正教会聖歌研究家・歌手。イオアキム・グリリス神父、マクシモス・ファーメ、リクルゴス・アンゲロプーロス他に師事。アンサンブル・オルガヌムのメンバーも務めています。

Dynamic
CDS-7777(1CD)
NX-B03
サンマルティーニ(1695-1750):7つのパートの合奏協奏曲 Op.2
協奏曲 第1番 イ長調 Op.2-1
協奏曲 第2番 ホ短調 Op.2-2
協奏曲 第3番 ハ短調 OP.2-3
協奏曲 第4番 変ロ長調 Op.2-4
協奏曲 第5番 イ長調 Op.2-5
協奏曲 第6番 ニ長調 Op.2-6
イ・ムジチ合奏団

録音:2016年10月
ジュゼッペ・サンマルティーニの合奏協奏曲、イ・ムジチによる初の全曲録音。 サンマルティーニはイタリアの作曲家。同じく作曲家であった弟と共にバロックから古典派への橋渡しを担ったことで知られて います。優れたオーボエ奏者としても活躍したサンマルティーニの作品は、どれも整った形式と、無尽蔵に溢れ出る情熱的 なメロディを持ち、洗練されたハーモニーに彩られています。このアルバムは1952年に創設された名門アンサンブル「イ・ム ジチ」によるサンマルティーニの代表作「合奏協奏曲 Op.2」の全曲盤。18世紀イタリア音楽の伝道師であるイ・ムジチの 力の入った演奏は、知られざる作品を聴く喜びを存分に味わうことができます。

fra bernardo
FB-1702576(1CD)
ババ・ムジカーレ〜ハラハ伯爵の財宝
ファッシュ:シンフォニア ヘ長調
シュトゥリック:協奏曲ハ長調
ティール:協奏曲ハ長調
ファッシュ:協奏曲ヘ長調
サッリ:歌劇「パルテノーペ」序曲
フィオレンツァ:協奏曲イ短調
ゲオルク・ロイターU世:シンフォニア ニ短調
カルダーラ:シンフォニア ハ長調
コンチェルト・ステラ・マトゥティナ、
ヴォルフラム・シューリッヒ(指&リコーダー)

録音:2016年4月15日、オーストリア
美術や音楽にも情熱を捧げていたオーストリアの貴族、外交官でありナポリ副王とシチリア副王に任命されたアロイス・トマス・ライムント・フォン・ハラハ伯爵(1669−1742)のコレクションによるドイツ、イタリアの器楽のためのシンフォニア&協奏曲集。

Raumklang
RK-3501(1CD)
人間の声〜トレチェントの歌曲
フランチェスコ・ランディーニ、
ヤコポ・ダ・ボローニャ
ジョヴァンニ・ダ・フィレンツェ、
ゲラルデッロ・ダ・フィレンツェの音楽、他
アンサンブル・ペルラーロ、
ロレンツァ・ドナディーニ(指)

録音:2015年3月
フランチェスコ・ランディーニ(1325−1397)、ヤコポ・ダ・ボローニャ(aktiv.1340−ca.1386)、ジョヴァンニ・ダ・フィレンツェ(aktiv.1340−ca.1350)、ゲラルデッロ・ダ・フィレンツェ(ca.1320−ca.1362)が代表的作曲家として知られる「トレチェント音楽」は、南フランスのトルバドゥールの影響を受け、14世紀の北イタリアで誕生した独自の多声音楽「トレチェント音楽」。
旋律を重視した中世イタリア、トレチェントの世俗歌曲を歌うアンサンブル・ペルラーロは、2004年にロレンツァ・ドナディーニが中心となり結成された古楽アンサンブル。スイスの古楽総本山、バーゼル・スコラカントルムで研鑽を積んだ才気あふれる6人の俊才たちが、中世イタリアで花開いた「トレチェント音楽」の旋律美を卓越した歌声で伝えてくれます。ラウムクラング(Raumklang)レーベルの特徴である優秀録音もポイント。

Naive
E-8940[NA]
mad dog
ジョン・ジョンソン(c.1540-1594):ジョンソンの宝石/喜びへのパヴァーヌ/喜びへのガイヤルド/保護者の休息/ 一日の終わりのパヴァーヌ/御者のホイッスル
アンソニー・ホルボーン: ヒイラギの夕に/ハイ・ホー・ホリデイ/ファンタジー/パヴァーヌ/パヴァーヌのためのガイヤルド/mad dog/ マイセルフ/パッション/ホルボーン氏の最後の望みと遺言/muy linda/妖精のラウンド/さようなら
ウィリアム・バード(1540-1623):みみざわりなパヴァーヌ
ジョン・ダウランド:靴職人の妻/ダウランド氏のミッドナイト/プレリュード
グレゴリオ・ヒューエット(ダウランド編):ファンタジー
ホプキンソン・スミス(Lute/1974年、ジョエル・ファン・レンネップ製8コースリュート)

録音:2015年6月
リュート界の重鎮、ホプキンソン・スミス、待望の新録音の登場です。このたびスミスが取り上げたのは、エリザベス朝時代のイギリスの音楽。ジョン・ ダウランド、そしてダウランドより前に生きた作曲家たちの作品が収録されています。アルバムタイトルにもなっている「mad dog」は、スミス自身が命名 したホルボーンの作品。現在伝わっている資料で既に作品名が不明になってしまっているもののうち、本アルバムに収録されている4作について、スミス 自身が命名しています。スミスが絶妙なテンポ感でくりだす演奏は、どの作品も500年以上前の作品とは思えぬ現代性をまとっています。即興かと思うよ うな流暢さと豊かな音で、「古の典雅な楽器」といったリュートのイメージを一新するような1枚です。 (Ki)

ENCELADE
ECL-1502(1CD)
イン・ノミネ〜1600年頃のヨーロッパ音楽シーンにおける天国と地獄
不詳:コレア [Chorea]【試聴】/ポローニカ [Polonica]
パレストリーナ(1525頃-1594):Vestiva i colli e le campagne intorno
不詳:Slap and Kiss【試聴】/Szegeny legeny eneke
パレストリーナ/ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ:Io son ferito ahi lasso
不詳:Scjaracule maracule/Les bouffons/In nomine(即興演奏)/Rolling Hornpipe
エールバッハ(1570頃-1635):リチェルカーレ第9旋法(Io son ferito, hai lasso と Vestiva colli のフーガによる)
不詳:O Mely Csudalatos/詩篇65 第1節(2声)/詩篇65 第2節(装飾付き)
 詩篇65 第3節(テノールによる)
ギヨーム・フラン(1505頃-1571)/テオドール・ドゥ・ベズ(1519-1605)作詩:詩篇65 第4節(歌唱)
不詳:第一の魔女の踊り
ジョン・ブル(1562頃-1628):In Nomine
ピエール・アテニャン(1494頃-1551頃)/クロード・ジェルヴェーズ(1525頃-1583頃):ブランル組曲
レザルピ
[オディール・エドゥアール(Vn)
ミカエル・コジアン(バグパイプ、ガイタ)
フレディ・アイヒェルベルガー(オルガン、シターン、ディレクター)
ピエール・ガロン(レガール、スピネット、コラショーネ)
ゲスト:マテュー・ブティノー(レガール、スピネット、ふいご手)]
ユグノーcho

録音:2015年9月14-17日、サン・サヴァン・アン・ラヴダン修道院、サン・サヴァン、 オート・ピレネー県、フランス
聖母マリア出現の奇跡で知られるルルドに近いサン・サヴァン村の修道院に残るルネサンス・オルガン(1557年不詳作者製、1995-1996年修復、1段鍵盤、8ストップ)に出会ったフレディ・アイヒェルベルガーが、そのピュアな音色とグロテスクな装飾から当時のヨーロッパ音楽に現れた「天国と地獄」というテーマを思い付いたことから生まれたプログラム。グループ名のレザルピ(Les Harpies)は顔から胸まで人間の女性で下半身と翼は鳥の姿をしたギリシャ神話上の生物ハルピュイアのフランス語複数形。ルネサンス・ヴァイオリンのスペシャリストとなったエンリコ・ガッティの教え子オディール・エドゥアール、ジャンルを超えて活躍しているバグパイパーのミカエル・コジアンらによる自由闊達な演奏は新鮮で、まったく飽きさせません。

Coviello
COV-91705(1CD)
ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャネッロ(1690-1758):協奏曲集 VOL.1
12の協奏曲より(第1〜6番)
アンサンブル・ムジカリッシェ・ガルテン
イタリアの作曲ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャネッロ。ドイツ、シュトゥットガルトのヴュルテンベルク宮廷楽団のカペルマイスターとして活躍。職を 辞した後、作曲に専念して書かれたのがこの12の協奏曲集。第1弾となるこのアルバムでは前半の6曲を収録しています。バーゼル・スコラ・カントル ムを卒業した仲間が集まって結成された古楽アンサンブル、ムジカリッシェ・ガルテン。ブレシャネッロの音楽を生きいきと描いています。 (Ki)
Coviello
COV-91708(1CD)
16世紀バーゼルの音楽の至宝
1. ジョスカン・デ・プレ:In te Domine speravi Stimme
2. 作曲者不詳:Paduaner mit Tripla
3. パウル・ホーフハイマー:Ach Lieb mit Leyd Blfl, Stimme
4. ハインリヒ・イザーク: Der welte fundt Trav
5. ホーフハイマー /ハンス・コッター: Min ainigs A. Clavizytherium
6. ホーフハイマー: Ich hab heimlich ergeben mich
7. ホーフハイマー: Fro bin ich dein (das erst)
8.ホーフハイマー / ハンス・コッター: Nach Willen dein Clavizytherium
9.ホーフハイマー:Fro bin ich dein (das ander)
10. イザーク/ホーフハイマー: Erst weis ich, was die Liebe ist
11. ホーフハイマー:Fro bin ich dein (das dritt)
12. シクトゥス・ディートリヒ:Ach Elslin, liebes Elselin min
13. ルートヴィヒ・ゼンフル:
Ach Elslein, liebes Elslein mein / Ach Elslein / Es taget vor dem Walde
14. ルートヴィヒ・ゼンフル: Zwischen Berg und tiefem Tal
15. オルランド・ディ・ラッソ:
Guten Morgen mein Herz / Bon jour mon Coeur
e
16. ジャン・デストレ:Pavane Lesquercarde / la Rocque Gaillarde
17. クローダン・ド・セルミジ:
  Die erste Lieb / Jouyssance vous donneray
18. トワノ・アルボ: Basse Danse ≪Jouyssance≫
19. ラッソ:Un jour vis
20. ピエール・アイェニャン:Branle commun / Basse Danse
21. セルミジ:Aupres de vous
22. セルミジ / Amerbachtabulatur:Au bois de deuil (au joly bois)
23. セルミジ :Au joly bois
24. セルミジ: Languir me fais
25. セルミジ:Tant que vivray
26. フィリップ・ヴェルドロ: Fuggi, Fuggi, cor mio
27. 作曲者不詳: Pavana espaniola
28. 作曲者不詳:Quasi sempre avanti di
29. バルトロメオ・トロンボンチーノ:Per Dolor mi bagno il viso
30. トロンボンチーノ:Vergine bella Stimme
アンサンブル・カンティB
16世紀にバーゼルで生まれた音楽を収録したアルバム。16世紀のバーゼルといえば、ヨーロッパの印刷業の基礎を築いた地であり、オランダの思想 家エラスムスが晩年を過ごした場所。エラスムスは「わたしはなんと楽しい場所に暮らしているのだ」という言葉を残していたほど、当時のバーゼルは活 気溢れる文化・芸術の都市でありました。そんな勢いのある街で生まれた数々の音楽がここに取り上げられています。 演奏するアンサンブル、カンティBの「B」はもちろんバーゼルの「B」。2002年に結成されたアンサンブルで、16世紀バーゼルの音楽を中心に研究演 奏しています。 (Ki)

Christophorus
CHR-77408(1CD)
聖なるサルテリオ〜ソプラノとオブリガート・サルテリオ、通奏低音のための聖週間の哀歌集
ドメニコ・メローラ:レッツィオーネ第2番
作曲者不詳(18世紀):聖木曜日のための哀歌第2番
ジェンナーロ・マンナ:聖金曜日のためのレッツィオーネ第3番
作曲者不詳:Atto di dolore di Metastasio
ミリアム・フォイエルジンガー(S)、
イル・ドルチェ・コンフォルト〔フランツィスカ・フライシャンデル(サルテリオ、ディレクター)、ジョナサン・ペセク(Vc)、ダニエル・ペレル(Org)

録音:2016年4月3日−6日、オーストリア/使用楽器:Michele Barbi1725年製(ローマ)のサルテリオ
18世紀イタリアの修道女によって演奏されていたハンマーダルシマー型の楽器、"サルテリオ"に焦点を当てたアルバム。
グラウプナーの知られざるカンタータの見事な歌唱で話題を呼んだオーストリアの古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガーが歌うナポリ派の哀歌に、サルテリオのきらめくようなオブリガートが重なり、当時の教会音楽が蘇ります。サルテリオを演奏するフランツィスカ・フライシャンデルは、オーストリア生まれでサルテリオやハックブレットの演奏・研究を専門として活動する音楽家。
Christophorus
CHR-77413(1CD)
マルティーニ:ルイ16世とマリー・アントワネットのためのレクイエム
グルック:深き淵より
コリンナ・シュライター(S)、
マーティン・プラッツ(T)、
マルクス・シモン(Bs)、
ムジカ・フランコニア祝祭cho
ヴォルフガング・リーデルバウフ(指)
ラ・バンダ

録音:2016年7月23日(ライヴ)、ドイツ
ドイツに生まれフランスで宮廷楽長として活躍したジャン・ポール・エジード・マルティーニ(1741−1816)のレクイエムは、フランス革命によって処刑されたルイ16世とマリー・アントワネットのために作曲されたマルティーニ最晩年の作品。
マルティーニの生地であるドイツ、フライシュタットの教会で世界初録音されたライヴ・レコーディング。
Christophorus
CHR-77411(1CD)
ザムエル・シャイト:宗教的コンチェルト集 イ・ソナトーリ

録音:2016年8月1日−3日、ドイツ
ハインリヒ・シュッツ、ヨハン・ヘルマン・シャインと並ぶ「ドイツ3大S」の一人、ザムエル・シャイト(1587−1654)の宗教作品集を中心に、同世代の作曲家、メルヒオール・フランク、ヨハン・エラスムス・キンダーマン、アンドレーアス・ハンマーシュミット、トーマス・ゼレ、バルトロメオ・デ・セルマ・イ・サラベルデらの作品も収録。ピリオド楽器アンサンブル "イ・ソナトーリ"の編成は、ドイツのベテラン歌手クヌート・ショッホが歌うテノール独奏に、ヴァイオリン、バス・ドゥルシアン、オルガン、ヴィオローネ。
Christophorus
CHR-77407(1CD)
ザムエル・カプリコルヌス:イエスの受難と死の歌
テアトルム・ムジクム(抜粋)
ブノワ・アレ(指)
ラ・シャペル・レナーヌ

録音:2006年1月19日−21日、フランス
ザムエル・カプリコルヌス(1628−1665)は、チェコ(ボヘミア)生まれ、ブラチスラヴァで音楽教師&音楽監督やシュトゥットガルトで宮廷楽長として活躍。多くの楽曲を残し、その高い水準、独創性や多様性によって、当時の偉大な宗教音楽家の一人として認められていながらも、現代では不当に忘れられてきたバロック期の作曲家。カプリコルヌスのもっとも独創的な作品の一つである「イエスの受難と死の歌」が、Christophorusから新装登場。

Glossa
GCD-P33002(1CD)
オッキ・トゥルキーニ〜カラブリアからの歌 ピノ・デ・ヴィットーリオ(ヴォーカル&キタラ・バッテンテ&パーカッション)、ラボラトリオ'600〔ファービオ・アックルソ(リュート)、エリーザ・ラ・マルカ(リュート&テオルボ)、フローラ・パパドプロス(ハープ)、フランコ・パヴァン(テオルボ&キタラ・バッテンテ&ディレクター)〕

録音:2016年5月、ミラノ
フローリオ&イ・トゥルキーニとの共演で、「バロック時代のナポリのカンタータ」(GCD 922603)を歌ったイタリア、ターラント出身の名歌手、ピノ・デ・ヴィットーリオのGlossa第2弾は、「ブーツのつま先」と呼ばれるイタリア南部のカラブリア地方の音楽。
ビザンチン、ギリシャ、アルバニア、アラブなど様々な文化の影響を受けて発展してきた色彩豊かな音楽を、情熱的な表現、爽やかなヴォイス、軽快なキタラ・バッテンテ(かき鳴らすように演奏するイタリアのギター)で表現します。ブックレットには、古楽アンサンブル、ラボラトリオ'600のディレクター、フランコ・パヴァンの研究で紐解く、カラブリア地方の文化にまつわるエッセイも掲載。

H.M.F
HMX-2908772(4CD)
モンテヴェルディ:マドリガーレ集&倫理的、宗教的な森
[CD1]マドリガーレ集第7巻&第8巻より第7巻より「金の髪」「アモオルよ、私は何をしたらよいのか」「バレエ:ティルシとクローリ」
第8巻より「他の者には軍神マルスとその部隊のために歌わせて」「なぜ逃げるのか、フィッリデよ」 「今はなんと天も地も」「ニンファのラメント」「狡猾なアモオルよ」
[CD2]
マドリガーレ集第8巻より「情け知らずの女たちのバッロ」
マドリガーレ集第6巻より「セスティーナ(六行詩節)愛する女の墓に流す恋人の涙」
[CD3]倫理的・宗教的な森
[CD4]タンクレディとクロリンダの戦い
ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン

録音:[CD1]1980年12月 [CD2]1982年9月 [CD3]1986年7月 [CD4]1992年12月
ウィリアム・クリスティとレザール・フロリサンのコンビがハルモニアムンディに録音したモンテヴェルディの全録音をまとめたボックス。器楽陣の壮麗な 響き、歌唱陣の繊細にして軽やかな超絶技巧には、あらためて圧倒されます。モンテヴェルディの作曲家としての偉大をあらためて認識させられるクオリティ の高さ。とても楽しめるセットです。 (Ki)

コウベレックス
KRS-5219(1CD)
税込定価
ルクレール:音楽の愉しみ、トリオ・ソナタ
ジャン=マリー・ルクレール: 音楽の愉しみ 第1番 Op.6
音楽の愉しみ 第2 番 Op.8
トリオ・ソナタ ニ長調 Op. 2/8
アルモニー・ダポロン:
【廣岡 マルリサ由樹子(トラヴェルソ・フルート)、
エマヌエレ・ブレダ(Vn)
セバスティアン・ハルトゥング(Vc)
三橋 桜子(Cemb)】

録音:2016 年8 月3?4 日 録音場所:京都市立堀川高校音楽ホール(京都市)
バロックアンサンブル "アルモニー・ダポロン" による J.-M. ルクレールの室内作品を聴き、大きな喜びを感じました。 この2つの「音楽の愉しみ」Op.6 とOp.8 は当時フランスにおけるヴァイオリンの巨匠であったルクレールにより作曲されまし た。現存する数々の組曲の中でも特筆に値する名曲です。愛嬌があり、またガラス細工なような繊細さを持ち、そして甘く 美しい憂いをも持ち合わせ、聴くものたちは限りなく心地よい気分に酔いしれることができます。それに対し「トリオ・ソナタ D-Dur」Op.2/8 はイタリアバロック音楽の形式を持っています。しかし、ルクレールの作品であるため、フランス・バロック音 楽のエッセンスもところどころに見え隠れします。 廣岡マルリサ由樹子、エマヌエレ・ブレダ、セバスティアン・ハルトゥング、三橋桜子 はバロック時代の伝統的で豊かな音 色を再現することに成功しています。彼らの演奏を通して当時の音楽を現代に享受できることは、この上もない喜びだと言 えるでしょう。 全曲を通してセンスがありエネルギッシュ、かつさまざまな情緒に適する音色で奏でる素晴らしい技術を持ち、音楽的に 決断を要する場面でも十分な判断力と情熱を発揮する。4 人の演奏家それぞれが最高の演奏技術を持ち合わせたこのア ンサンブルは、真に価値あるものであり、我々を情緒ある夢の彼方へと誘ってくれます。今はもう存在することのない、心か ら憧れる当時の世界に在った活気あふれる音楽を、その響きを今ここに私は聴いたのです。心からの称賛を!

のすたるぢあ
Nostalgia-1601(1CD)
ネーデルランドのリュート音楽
I.H.(1646年−1649年出版):夜鳴き鶯T&U(三重奏)
ヴァレ(1616年出版):ブーレ(アルトリュート)
ヴァレ:偉大なる軍神マース(三重奏)
ヴァレ:軍神マースのクーラント(三重奏)
ヴァレ:舞踏劇(三重奏)
ヴァレ:その週のある日(三重奏)
ヴァレ:イタリアのパッサメッツォとそのガリアード(アルトリュート)
ファレーズ(1552年出版):クラロス伯爵の主題による変奏曲(二重奏)
ファレーズ:ガリアード(二重奏)
ファレリウス(1626年出版):イギリスの流行り歌「マルシムス」(バスリュート)
スヴェーリンク:ファンタジア(二重奏)
ティシウス手稿(1666年頃):ダウランドの「彼女は許してくれるだろうか」(二重奏)
ティシウス手稿:パッサメッツォ「ロマネスカ」とそのガリアード(三重奏)
ティシウス手稿:ゾルジのパッサメッツォ(三重奏)
ティシウス手稿:戦いのブランル(三重奏)
ファン・デン・ホーフェ(1601年出版):オランダの民族舞踏(トレブルリュート)
アドリアンセン(1584年出版):「我が心の叫び」〜コンヴェルシ原作(三重奏)
アドリアンセン:「おお、ヴィラネッラ」〜ワルラン原作(三重奏)
アドリアンセン:「聖母の慈悲」〜ラッソ原作(三重奏)
アドリアンセン:「貴女を見る時」〜ワルラン原作(三重奏)
アドリアンセン:オレンジ公のアルマンド「現オランダ国歌」(バスリュート)
アドリアンセン(1592年出版):変奏付ブランル(三重奏)
佐藤豊彦(Lute)、
櫻田亨(Lute)、
佐藤美紀(Lute)

録音:2016年4月5日−7日、霧島国際音楽ホール「みやまコンセール」
オリジナル・リュート「グライフ」でリュート音楽の境地を奏で、2016年には自作集「幽玄」(Nostalgia 1503)を発表したリュート界の第一人者であり、日本が誇る世界的巨匠、佐藤豊彦。
急速な経済成長に伴い印刷業が発展を遂げ、リュート音楽の出版が盛んに行われた16世紀後半からのネーデルランドにおけるリュート音楽の魅力を、佐藤豊彦と愛弟子の櫻田亨、娘の佐藤美紀とのアンサンブルが紐解きます。合計6台のトレブル・リュート、アルト・リュート、バス・リュートを組み合わせ、ソロ曲、二重奏曲、三重奏曲を異なるサイズのリュートで演奏することにより、リュートのレパートリーを広げ、ヴァラエティに富んだ豊かな響きを作り出しています。
日本を代表する3人の素晴らしきリュート奏者たちの個性と6台の楽器の音色、そしてネーデルランドのリュート音楽が響き合う。

Chandos
"CHACONNE"

CHAN-0818(1CD)
「マエストロ・コレッリのヴァイオリン」〜コレッリの弟子たちのヴァイオリン協奏曲集
ジュゼッペ・ヴァレンティーニ:協奏曲イ短調 Op.7-11
アントニオ・モンタナーリ:協奏曲ホ長調 Op.1-7
ジョヴァンニ・モッシ:協奏曲ホ短調 Op.4-11
アントニオ・モンタナーリ:協奏曲変ホ長調 Op.1-6、協奏曲ニ短調 Op.1-2
ジョヴァンニ・モッシ:協奏曲ト短調 Op.4-12
サイモン・スタンデイジ(Vn、ディレクター)
コレギウム・ムジクム90

録音:2016年8月19日−22日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
トレヴァー・ピノック率いるイングリッシュ・コンサートの創設メンバー&第1ヴァイオリニストとして活躍したイギリス古楽界の巨匠、サイモン・スタンデイジ。故リチャード・ヒコックスと共に創設したピリオド・アンサンブル、"コレギウム・ムジクム90"との最新録音は、偉大なコレッリの影に隠れて不当に無視されてきた3人の弟子たち、ジュゼッペ・ヴァレンティーニ(1681−1753)、アントニオ・モンタナーリ(1676−1737)、ジョヴァンニ・モッシ(c.1680−1742)の知られざる協奏曲集。

Delphian
DCD-34185(1CD)
ジ・エッジ・オヴ・タイム〜フランスとドイツからの旧石器時代のボーン・フルート アンナ・フリーデリケ・ポテンゴフスキ(ボーンFl)、
ゲオルク・ヴィーラント・ヴァーグナー(パーカッション)

録音:2016年3月8日−11日、ハダースフィールド大学レコーディング・スタジオ
エジンバラの本格クラシック・レーベル「Delphian」と、EUの文化プログラムの一貫でもある「ヨーロッパ音楽考古学プロジェクト(EMAP)」とのコラボレーション・シリーズ(EMAPシリーズ)第4弾は、更に時代を遡り、なんと旧石器時代の骨製の笛を再現!南ドイツの洞窟やピレネー山脈(フランス)の洞窟から発掘された、鳥の骨や象牙を加工した原始的な縦笛を現代に復元。ドイツのフルート奏者アンナ・フリーデリケ・ポテンゴフスキが、約4万年前の人類最古の楽器の音色を蘇らせます。

Hyperion
CDA-68134(1CD)
マショー:ソヴリン・ビューティ オルランド・コンソート〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。「ソヴリン・ビューティ(Sovereign Beauty)」は、これまでコンサートとレコーディングの両面で高い評価を確立してきたマショー・シリーズの最新作。14世紀の詩人であり"アルス・ノヴァ"を代表するフランスの音楽家、ギョーム・ド・マショー(c.1300−1377)の詩的で美しい音楽を、オルランド・コンソートの完璧なアンサンブルで歌います。

Pentatone
PTC-5186668
(1SACD)
グランド・ツアー〜バロック・ロード・トリップ
(1)ヘンデル:オペラ「アルチーナ」より「帰ってきて、喜ばせて」(4’49”)
(2)-(5)テレマン:ヴィオラ,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ト長調
(6)-(6)ヴィヴァルディ:リュート,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調
(9)-(11)バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調 BWV1051
(12)-(15)ヴァッセナール(1692-1766)(伝ペルゴレージ):弦楽合奏曲集「コンチェルト・アルモニコ第1番」
(16)-(18)ヴィヴァルディ:フルート,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ長調 RV 443
(19)ヘンデル:オペラ「アレッサンドロ」より「なにかしらまた分からない」(6’21”)
(1)(19)ミルシニ・マルガリティ(S)
(6)-(6)カール・ニューリーン(Lute)
(9)-(11)アンネグレート・メデル(Va)
(16)-(18)エリザベス・シャンポリン(リコーダー)
(12)-(15)レイチェル・ビーズリー(Vn)
 朝吹園子(Vn)
 アレクサンドラ・レンスカ(Vc)
サイモン・マーフィー(指/(2)-(5)(9)-(11)Va)、
新オランダ・アカデミーCO

録音:2016年3月、10月/ゴシック・ホール、デン・ハーグ(オランダ)
ENTATONEレーベルが力を注いで録音をしている新オランダ・アカデミー室内管弦楽団による演奏。“グランド・ツアー―バロッ ク・ロード・トリップ” と題された当ディスクはJ.S.バッハ、ヴィヴァルディ、ヘンデル、テレマンといったバロック時代の音楽を演奏者が車で旅して演奏 しているように構成しております。ブックレットには実際に乗車している写真なども掲載しており、ユーモラスにしておしゃれなコンセプトです!(プロモーショ ン・ビデオのリンク→https://youtu.be/TJ0iegIH9no)
1973年オーストラリア生まれのサイモン・マーフィーはオランダを拠点に活躍するヴィオラ奏者、指揮者。シドニー交響楽団にてハンス・フォンクに師 事し、指揮者としての研鑽を積みました。1996年よりオランダにて古楽の指揮者、ヴィオラ奏者として本格的に活動を開始し、現在は2002年創立の新 オランダ・アカデミー室内管弦楽団の音楽監督としての活動を中心に、ヨーロッパ内外での幅広い演奏活動を展開しております。当演奏でも見通しがよく 色彩豊かな音楽を披露するマーフィーの統率力に脱帽です。当団のディスクはPENTATONEレーベルからグラーフ、ザッパの交響曲(PTC 5186365)、 コレッリの合奏協奏曲集(PTC 5186031)などをリリースしております。


Hanssler
HC-17014(8CD)
テレマン:宗教曲集

■CD1(58’04”)
祝祭カンタータ集
「主よ、生きよ」TVWV1:284
「あなたに感謝と栄光が歌われますように」TVWV1:413
「勇気も心も砕けてしまって」TVWV1:243

■CD2(48’52”)
祝祭カンタータ集
「私は知っている、わが救い主が生きていることを」TVWV1:873
「神は喜び叫ぶ声と共に昇り」TVWV1:642
「神の愛の現れしとき」TVWV1:165

■CD3(77’47”)
オラトリオ「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、全能者である神、主」TWV2:6(ハンブルク、1747)
■CD1(58’04”)
ミリアム・フォイエルジンガー(S)、フランツ・フィッツトゥム(C.T)、クラウス・メルテンス(Bs-Br)、ウルリヒ・シュテッツェル(指)、コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲン、ハノーヴァー宮廷楽団
録音:2014年5月26-28日/マルティニ教会(ジーゲン)
■CD2(48’52”)
ステファニー・ブスト(S)、アンジェラ・フロマー(A)、ゲオルク・ポプルッツ(T)、イェンス・ハマン(Bs)、ウルリヒ・シュテッツェル(指)、コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲン、ハノーヴァー宮廷楽団
録音:2010年10月7-10日/マルティニ教会(ジーゲン)
■CD3(77’47”)
モニカ・マウヒ(S)、ラルフ・ポプケン(A)、
アンドレアス・ポスト(T)、アルブレヒト・ペール(Bs)、ウルリヒ・シュテッツェル(指)、コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲン、
トランペット・コンソート・フリードマン・インマー、
ハノーヴァー宮廷楽団
録音:2004年10月21&22日/マルティニ教会(ジーゲン)
ヘンスラー・レーベルからリリースされたシュテッツェル指揮、コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲンとハノーヴァー宮廷楽団によるテレマンの宗教曲集が お買い得BOXで登場します。リリース当時世界初録音を手掛けてきた当シリーズは非常に高い評価を受け、フランス的な響きとイタリア的な響きを併せ 持つテレマンならではの軽快かつ美しい旋律を存分に味わえる内容となっております。またディスク8は古楽界の大御所コンビ、ルネ・ヤーコプスとベルリ ン古楽アカデミーによるテレマンのカンタータとオード集を収録。こちらはDelta Musicレーベルより1991年にリリースされた内容のライセンス再発売(プ ロフィール・レーベルからもリリース済)。今では古楽界の指揮者として知られるヤーコプスがカウンターテナー歌手として活動していた晩期の名録音です が、その柔らかく気品あふれる歌声は相変わらず見事なものです。テレマンの高雅な旋律にぴったりなヤーコプスの美声を、艶やかな高音域から深みのあ る低音域にいたるまでたっぷりと堪能することができる内容です! (Ki)

ACCENT
ACC-24319(2CD)
ゼレンカ:6つのトリオ・ソナタ集ZWV181
ソナタ第1番ヘ長調(オーボエ2、ファゴット、通奏低音)
ソナタ第2番ト短調(オーボエ2、ファゴット、通奏低音)
ソナタ第3番変ロ長調(ヴァイオリン、オーボエ、ファゴット、通奏低音)
ソナタ第4番ト短調(オーボエ2、ファゴット、通奏低音)
ソナタ第5番ヘ長調(オーボエ2、ファゴット、通奏低音)
ソナタ第6番ハ短調(オーボエ2、ファゴット、通奏低音)
コレギウム1704
クセニア・レフラー(バロックOb)
ミヒャエル・ボッシュ(バロックOb)
ジェーン・ガワー(Fg)
ヘレナ・ゼマノヴァ(Va)
ルデク・ブラニー(Cb)
野入志津子(Lute)
ヴァーツラフ・ルクス(ハープシコード)

録音:2016年3、7月、プラハ
1679年にボヘミアで生まれたヤン・ディスマス・ゼレンカ。バッハと同時代にドレスデンの宮廷で活躍。当代随一の実力を誇ったドレスデンの宮廷楽 団のコントラバス奏者にも選ばれ、その後ウィーンに留学するなど才能を高く買われており、留学後ドレスデンに戻った後も、当時楽長を務めていたハイ ニヒェンの実務を支えた重要な役割を担っていました。しかし正式には楽長の地位を得ることなく、ハッセにその座を渡すことになります。この「6つのト リオ・ソナタ」はゼレンカがもっとも華々しく活躍していたウィーン留学後1720年頃に書かれた作品です。このソナタ集は、第3番以外オーボエ、ファゴッ トと通奏低音という珍しい構成。名人集団であったドレスデンの宮廷楽団の奏者を想定してか、非常に技巧的で奏者のテクニックを存分に披露できる楽曲 となっています。チェコの古楽アンサンブル、コレギウム1704はチェンバロ奏者でもありホルン奏者でもあるヴァーツラフ・ルクスが1991年に創設した ピリオド・アンサンブル。彼らはこれまでに自国ゼレンカの作品に熱心に取り組み録音も多く行っています。バロック・オーボエの名手ベルリン古楽アカデ ミーのクセニア・レフラー、ウィーンの古楽アンサンブル・ユニコーンのリーダーでもあるミヒャエル・ボッシュの二人の息つく間もない圧巻の演奏、そし て通奏低音にはリュート奏者の野入志津子も加わり充実の演奏を聴かせてくれます。 (Ki)
ACCENT
ACC-24330(1CD)
メラヴィリア・ダモーレ〜17世紀イタリアの愛の歌
(歌曲)
シジスモンド・ディンディア:天球よ止めて/ああ、愛の神よ
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:優しい眼差し/愛しい人/バラの垣根/行け、わがため息よ/かつては笑っていた
ビアージョ・マリーニ:愛の不思議/ミラーミ
(器楽曲)
カルロ・カルヴィ/アントニオ・カルボンキ/ジョヴァンニ・パオロ・フォスカリーニ/フランチェスコ・コルベッタ/ドメニコ・ペレグレーニ/ミケランジェロ・ガリレイ/ジローラモ・フレスコバルディ/アンジェロ・ミケーレ・バルトロッティ
マルコ・ビーズリー(T)
プリヴァーテ・ムジケ ピエール・ピツル(バロック・G、ヴィオラ・ダ・ガンバ&指)

録音:2001年3月ウィーン
ピエール・ピツル率いるオーストリアの古楽グループ「プリヴァーテ・ムジケ」による17世紀イタリアの歌曲集。歌はナポリ出身の鬼才テノール歌手マルコ・ ビーズリー。ビーズリーは17世紀の歌曲を得意としており、彼の高音域の軽妙な響き、そして劇的な歌い回しで、愛と悲しみの豊かな感情を表現しています。 この録音は以前ORF CLASSICから発売されていた名盤をACCENTで復活させたものです。 (Ki)

CPO
CPO-555071(1CD)
NX-B10
クリストフ・グラウプナー(1683-1760):受難カンタータ集 第1集
カンタータ「震撼せよ、素晴らしく、いたずらな世界」GWV1120/41(1741)
カンタータ「われらを救い給いしキリスト」GWV1121/41(1741)
カンタータ「げに彼は我らの病を負い」GWV 1125/41(1741)
ゾリステンアンサンブル・エクス・テンポーレ
マンハイム・ホーフカペレ・バロックオーケストラ
フローリアン・ハイアリック(指)
18世紀、ヘッセン州ダルムシュタット方伯の宮廷では壮大な音楽文化が栄えていました。グラウプナーは1709年にこの 地の宮廷楽団員の地位を得て、その2年後には宮廷楽長に昇進、以降50年間に渡って礼拝堂の儀式のために宗教 曲を書き続けました。彼の地位は非常に高く、生前にはライプツィヒの新聞が行った作曲家の人気投票で3位を獲得す るなど(第1位はテレマン、第2位はヘンデル)聴衆からも絶大な支持を得ていました。しかし、領主が彼の作品をあまり にも愛しすぎたため、その作品は宮廷内部に隠匿されてしまい、結果的にグラウプナーが忘れられてしまうこととなったのは 残念なことです。とは言え、20世紀後半から研究が進み、方伯の城内で保存されていた楽譜もようやく陽の目をみるこ ととなり、最近になってその作品が実際に演奏される機会も増えてきました。 この受難カンタータは、彼の友人であったテレマンの作品にも似た、端正な様式の中に表現力豊かな楽想が盛り込まれ た、後期バロック特有の華麗な雰囲気を持っています。
CPO
CPO-555033(1CD)
NX-B10
イタリアバロック期の宗教作品集
マルチェロ(1686-1739):1.詩篇第8番「主よ、われらの主よ」(Venedig 1724)
 ソナタ.Op.2-3(Venedig 1712頃-1717)
 詩篇第15番「主よ、われを守りたまえ」(Venedig 1724)
メルキオッレ・キエザ(1716-1783):Sonata a due / Saltero e Basso / Obligato
マルティーニ(1706-1784):モテット「主よ、われを守りたまえ」
アントニオ・サッキーニ(1730-1786):第二の哀歌「聖木曜日」
テリー・ウェイ(C.T)
ラ・ジョイア・アルモニカ
ユルゲン・バンホルツァー(Org&指)
スイスに生まれ、ウィーン少年合唱団で驚異的な活躍をしたことで知られるテリー・ウェイ。変声期以降はカウンターテナー 歌手として新たな経歴を重ね、バロック・オペラや現代作品など幅広いレパートリーを持つ「現代最高のカウンターテナー」 の一人に数えられています。このアルバムはマルチェロ、マルティーニ、キエザ、サッキーニの4人のイタリア・バロック期の宗教 作品を集めた1枚で、ウェイの美しい声と巧みな表現力は作品の持つ魅力を最大に引き出します。アンサンブル「ラ・ジョ イア・アルモニカ」のふくよかで艶やかな響きも曲を引き立てています。
CPO
CPO-555142(1CD)
NX-B02
半音階のハープシコード作品集
エマヌエル・ソンチーノ(1600頃-1660頃):半音階
ジョン・ブル(1562頃-1628):半音階的パヴァーヌとガイヤルド
ヨハン・ヤコブ・フローベルガー(1616-1667):トッカータ 第2番 ニ短調 FbWV102
トランクィニーノ・メルーラ(1595頃-1665):半音階的カプリッチョ
作者不詳:Przemsyl(1700年頃のタブラチュア)より トッカータ イ短調
ヤン・ピータースゾーン・スウェーリンク(1562-1621):半音階的幻想曲
ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665-1729):前奏曲 ト短調
ジャン・フィリップ・ラモー(1683-1764):エンハーモニック
アントワーヌ・フォルクレ(1669-1782):ラ・マレッラ
セバスティアン・デ・アルベーロ(1722-1756):リチェルカータ 第5番 ハ短調
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ.ハ短調 K58
バッハ:半音階的幻想曲とフーガ BWV903
アントニオ・ソレール(1729-1783):ファンダンゴ
マルシン・スヴィアトキエヴィツ(ハープシコード)
半音階(クロマティック・スケール)は、十二音の平均律では一種類しかありませんが、古代ギリシャ人、イタリア・ルネサン ス期の学者、16世紀の理論家から「特別な音楽現象」として扱われ、音楽家たちも半音階を使う時には細心の注意を 払っていました。このハープシコード奏者スヴィアトキエヴィツが演奏するアルバムには、「一つ一つの音に色彩的な価値を 見い出す時代」に書かれた様々なクロマティックな音楽が集められており、現代の平均律とは全く違う、時代によって変化 する音の使い方と楽器の発展、調律方法の変化までをもを含めた、多彩な響きを体感することができます。17世紀から 18世紀の鍵盤音楽の変遷を知ることもできる貴重な1枚です。

CD ACCORD
ACD-227(1CD)
NX-B05
マルチン・ミエルチェフスキ(1600頃-1651):声楽作品集
勝利の日
主をほめ讃えよ
アウディーテ・エ・アドミラミーニ
人々よ、馳せ来たれ
3声のカンツォーナ第1番
来れ主よ
主よ、あなたの御名において
主の御保護のもとに
サルヴェ・ヴィルゴ・プエルペーラ
3声のカンツォーナ 第3番
主日のための晩課
アルドーナ・バルトニク(S)・・・1-4.6.11-15
アグニエスカ・ライマン(S)・・・6.11-15
アレクサンドラ・トゥラルスカ(S)・・・1-4
マシュー・ヴェンナー(C.T)・・・1-4
ピオトル・オーレヒ(C.T)・・・9.11-15
ピオトル・ウィコフスキ(C.T)・・・1-4.11-15
マシェイ・ゴスマン(T)・・・1-4.8.9.11-15
カロル・コズウォフスキ(T)・・・8.11-15
トマシュ・ラジェケプ(T)・・・1-4
トマシュ・クラル(Bs)・・・6.7.9.11-15
ボグダン・マカル(Bs)・・・8.11-15
ジョナサン・ブラウン(Bs)・・・1-4
イェルジー・ブトリュン(Bs)・・・1-4
ヴロツワフ・バロック・アンサンブル
アンジェイ・コセンジャク(指)

録音:2015年9・5-17日、2016年6・4-27日
ポーランドの知られざるバロック音楽を次々と録音、実際の音として聴かせるアンジェイ・コセンジャク。今回のアルバムは、彼が最近最も注 目し、かつ魅力を感じているという「ポーランドの17世紀から18世紀の作曲家」の一人、ミエルチェフスキの作品集です。生年や幼い頃の状 況はわかっていませんが、1638年からワルシャワ王室礼拝堂の音楽家となり、1645年には国王ヴワディスワフ4世の弟カロル・フェルディナ ント・ヴァザの宮廷楽長に就任したという記録が残っています。作品の中にポーランド民謡を取り入れるなど、当時の最先端の様式を用いた 作品を残した人であるため、このアルバムの中にも収録された二重合唱を用いた作品は、録音時にも合唱の配置に気を配り、ミエルチェフ スキが求めたであろう響きと空間概念を丹念に拾い上げることに成功しています。

OEHMS
OC-658(1CD)
NX-B07
レオ・ハスラー(1564-1612):オルガン作品集
イントロイトゥス 4声
カンツォン ハ長調
これほどの歓びは 8声(ト短調より)
オルガン・ミサ
Kyrie Apostolorum 憐れみたまえ、使徒たちよ
Kyrie Secondo 憐れみたまえ 第2
Christe キリストよ
Kyrie 憐れみたまえ
Et in terra pax 地に平和を
Domine Deus 神なる主
Cum Sancto Spiritu ともに 聖霊
.Ach Gott von Himel sieh darein ああ神よ、天よりみそなわし
.Credo in unum Deum 我々は唯一の神を信ずる
イントロイトゥス ニ短調
リチェルカーレ ホ短調
カンツォン ハ長調
Ach weh der schweren pein 悲しいかな、重い苦悩
Und weicht von mir gar ferr ただでさえ、私から離れると
リチェルカーレ 2声
ヨーゼフ・ケレメン(Org)
ヨハネス・フロイント・オルガン(1642年製)・・・1-12
マルクス=ギュンツァー・オルガン(1609年製)・・・13-17

録音:2014年8月12-14日 Stiftskirche Klosterneuburg, Austria
2016年10月19-20日 St. Martin, Gabelbach, Germany
ドイツ、ニュルンベルクに生まれ、若い頃にイタリア留学を果たし、16世紀当時最先端のイタリア音楽の様式をドイツに持 ち帰った功績が讃えられる作曲家、オルガニスト、レオ・ハスラーのオルガン作品集。このアルバムでは名手ケレメンがオー ストリアとドイツにある2ヶ所の教会のオルガンを駆使、各々の曲にふさわしい楽器を選び演奏しています。ヨハネス・フロイ ント・オルガンは1642年に建立された規模の大きな楽器で、何度も改築を繰り返しつつもその伝統ある音色を保持して います。また、マルクス・ギュンツァーのオルガンは規模は小さく、軽快な音色が特徴です。楽器の響きが存分に捉えられた SACDハイブリッド盤です。
OEHMS
OC-965(1CD)
NX-D10
アントニオ・チェスティ(1623-1669):歌劇「オロンテーア」 オロンテーア・・・ポーラ・マリヒー(Ms)
クレオンテ・・・セバスティアン・ガイアー(Br)
ティブリーノ/愛・・・ファニータ・ラスカーロ(S)
アリステア・・・グィ・ド・メイ(T)
アリドーロ・・・ハビエル・サバータ(C.T)
ゲローネ・・・サイモン・ベイリー(Bs)
コリンド・・・マティアス・レクスロート(C.T)
シランドラ・・・ルイーズ・オルダー(S)
ジアチンタ・・・カテリーナ・カスパー(S)
フィロソフィア・・・カタリーナ・マギエラ(A)
モンテヴェルディ・コンティヌオ・アンサンブル
フランクフルト歌劇場O
アイヴォー・ボルトン(指)

録音:2015年2.3月
バロック中期のヴェネツィア楽派を代表する歌劇作曲家チェスティの出世作「オロンテーア」の登場。1656年にインスブ ルックで作曲され、ヴェネツィアで初演、カヴァッリの「ジャゾーネ」と並ぶ人気を誇り、17世紀後半の最も成功した喜劇とし て知られています。当時主流であった「お国騒動」を描いた内容で、賢人クレオンテが勧める結婚を拒むエジプトの女王 オロンテーアがひょんなことから若い画家アリドーロを愛するようになります。そのアリドーロを付け狙うジアチンタ、アリドーロに 恋心を抱くシランドラ、他の登場人物も巻き込んで大きな騒動となりますが、結局アリドーロは行方知れずだったフェニキ アの王子フロリダーノであったことが分かり、全てが丸く収まるというハッピーエンド。アイヴォー・ボルトンのテンポ良い音楽運 びに加え、歌手たちの熱唱が話題となった舞台です。

Dynamic
CDS-7783(1CD)
NX-B03
マラン・マレ&サント=コロンブ:ヴィオール作品集
モンシエール・ド・サント=コロンブ(1640頃-1700頃):組曲 ニ短調
マラン・マレ(1656-1728):組曲 イ長調
サント=コロンブ:組曲 ニ短調
マレ:組曲 イ短調
サント=コロンブ:組曲 ニ短調
組曲 ト長調
パオロ・ビオルディ(ヴィオール)

録音:2015年10月
1991年の映画「めぐり逢う朝」で描かれた、ヴィオールの名手サント=コロンブと彼の弟子マラン・マレ。一人演奏に没頭 するサント・コロンブとは違い栄華を求めるマラン・マレとの諍い。結局マレは方向性の違いから破門されるも、サント=コロ ンブの娘を通じて師の技術を盗もうとする・・・そんなあらすじでした。 実際のサント=コロンブの経歴はほとんどわかっていませんが、彼は17世紀における最も偉大なガンバ奏者であり、残さ れた67曲に及ぶ合奏曲と、170曲を超える独奏曲の筆写譜からは、その素晴らしい才能が見えてきます。このアルバム はサント=コロンブとマレの作品を並べて演奏することで、2人の類似点と違いが際立つという趣向です。またブルゴーニュ のトゥールニュで発見された写本からの世界初録音も含まれています。

Capriccio
C-8012(1CD)
NX-A13
テレマン:マタイ受難曲(1746年) エヴァンゲリスト…ヴィルフリート・ヨッヘンス(T)
イェズス…クラウス・メルテンス(Bs)
ペトルス…ゼバスティアン・ヒュープナー(T)
ユダス…クリストフ・ブルメスター=シュトレッファー(T)
第1の証人…ウーヴェ・ツィボッラ=シュレーダー(A)
第2の証人…ケーン・ファン・シュターデ(Bs)
大司祭…ベルンハルト・シェッフェル(T)
ピラトゥス…エッケハルト・アベーレ(Bs)
独唱…ヴェロニカ・ヴィンター(S)
独唱…カルメン・シュラー(A)
ライニッシェ・カントライ
ダス・クライネ・コンツェルト
ヘルマン・マックス(指)

録音:1998年9月24日 ライヴ
旧品番・・・C10854
2017年はテレマンの没後250年にあたります。 ハンブルクの音楽監督を務め、数多くの作品を残したテレマンは、市から「受難曲を毎年書くように」と命じられており、ヨハネ、ルカ、マ タイなどの福音書に基づく受難曲を数多く書きました。しかし その全てが未だに出版、演奏されてはおらず、研究途上といったところです。 この1746年の「マタイ受難曲」はテレマン65歳の円熟期の作品で、バッハ作品よりも後に作曲された受難曲となります。CD1枚に収 まるコンパクトな長さですが、内容はとても充実しています。

SUPRAPHON
SU-4204(2CD)
フランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789):聖金曜日のためのオラトリオ《キリストの降架》(全2幕)
【世界初録音】
カテジナ・クネジコヴァー(Sマグダラ)、
ヤロスラフ・ブレジナ(T アリマタヤのヨセフ)、
フィリップ・マスマン(C-T ジョヴァンニ)、
ピョートル・オレク(A キレネのシモン)、
レンカ・カフォウルコヴァー・ジュリコヴァー(S ニコデモ)
ロマン・ヴァーレク(指)、
チェコ・アンサンブル・バロックO&cho


録音:2016年5月17-20日/聖母マリア教会、ヴラノフ・ウ・ブルナ
18世紀にボヘミアからドイツに出て活躍した作曲家たちの代表格で、前古典主義をリードしたフランツ・クサヴァー・ リヒターは、バス歌手、弦楽器奏者、作曲家としてマンハイム宮廷に仕え、宮廷楽団での目覚ましい活躍により、いわゆる「マンハイム楽派」の巨星とし て音楽史にその名を残しています。全2幕からなるオラトリオ《キリストの降架》は1748年に選帝候の要望により作曲されました。5名のソリストがア リアを歌い、冒頭、中間そして終曲で短い合唱曲が伴う美しい作品で、ジョヴァンニ・クラウディオ・パスクィーニ詞によるF.X.リヒター唯一のイタリア 語によるオラトリオです。 (Ki)

APARTE
AP-138(1CD)
マダムのために〜アデライードのための愉しみ
ジャン=ジョセフ・ド・サン・ジェルマンの置き時計の鐘の音
シモン・シモン(c.1735-c.1802):コンセール第1番(クラヴサンとヴァイオリンのための)
アントワーヌ・ドーヴェルニュ(1713-1797):ソナタ第12番 イ短調(ヴァイオリンと通奏低音のための)
シモン・シモン:ソナタ第4番 イ短調よりマエストーソ
マルカントワーヌ・ル・ヌプヴの音楽に基づく置時計のエア
ラモー:カストールとポリュックスの序曲およびバレのクラヴサン編曲半(ブノーによる)
クロード・バルバストル(1724-1799):ソナタ第1番 ト長調よりアリア・グラティオーソ
ジャン=フィリップ・ギニョン(1702-1774):ラモーの未開人に基づく変奏曲(2つのヴァイオリンのための)
ジャン=バティスト・カルドンヌ:ソナタ第7番 ヘ長調(クラヴサンとヴァイオリンのための)
オリヴィエ・ボーモン(Cemb)
ジュリアン・ショヴァン(Vn)

録音:2015年7月、ヴェルサイユ宮殿内
タイトルのアデライードは、マダム・アデライード(1732-1800)、ルイ15世とマリー・レクザンスカの間に生まれた8人の娘のなかの1人のこと。 ルイ15世の娘たちはヴェルサイユで音楽のレッスンに明け暮れ、その才能もなかなかだったといいます。様々な作曲家がレッスンをし、いくつかの作品を 彼女たちに献呈しています。CDのタイトルも、アデライードに献呈された作品が含まれていることに因んでいます。F.クープランの弟子としても名高いシ モン・シモン(c.1735-c.1802)の作品など、貴重な録音がならびます。フランスの名手ボーモンと、ピリオド楽器のオーケストラ「ル・コンセール・ド・ ラ・ローグ」の音楽監督も務める気鋭のショヴァンが、宮廷のサロンを彷彿とさせる典雅な演奏を展開しています。 (Ki)
APARTE
AP-143(1CD)
カタルシス(浄化)
オルランディーニ(1676-1760):レチタティーヴォ 「策略がゆるしたもの」、アリア「高慢な植物が」〜『アデライーデ』より
フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(1681-1732):レチタティーヴォ「お前のために、わが妻グリゼルダよ」、アリア「いとしい妻よ、私の魂は疲れている」〜『グリゼルダ』より
ピエトロ・トッリ(1650-1737):アリア「お前の涙によって」〜『グリゼルダ』より
ヴィヴァルディ:アリア「血が血管を冷たく走り」〜『ファルナーチェ』より
ジュゼッペ・マリア・オルランディーニ(1676-1760):レチタティーヴォ「私の愛する人はなんと甘く語ることか」、アリア「すでに私には見える」〜『アデライーデ』より
ヘンデル:序曲、伴奏つきレチタティーヴォ「おそろしいファントムよ!」、アリオーソ「私の目をとじ」 〜『テッサリアの王アドメート』より
ハッセ(1699-1783):伴奏つきレチタティーヴォ「神よ、あなたのためだけに生きよう」、アリア「私は悔やむ、わが神よ」〜『聖アゴスティーノの改宗』より
アッティリオ・アリオスティ(1666-1729):伴奏つきレチタティーヴォ「あきらめよ」、アリア「神よ」〜『カイオ・マルツィオ・コリオラーノ』より
アントニオ・カルダーラ(1670-1736):アリア「あなたの甘い涙をかわかせ」〜『テミストクレ』より
ドメニコ・サッロ(1679-1744):伴奏つきレチタティーヴォ「むごい運命よ!」、アリア「名誉が心で話すとき」〜『イル・ヴァルデマーロ』より
シャヴィエ・サバータ(C.T)
ジョルジュ・ペトルー(指)
アルモニア・アテネア

録音:2015年9月22-26日、アテネ
シャヴィエ・サバータ、アパルテ・レーベル第3弾。1976年生まれのサバータは、ビオンディ、ヤーコプス、サヴァールといった古楽界の重鎮たちと の共演も重ねており、まさにあぶらの乗ってきているカウンターテナーです。1600年頃のオペラの草創期、知識人たちは、聴衆の魂が、オペラのもつ力 強いドラマによって揺り動かされ浄化されることをめざし、オペラというジャンルの確立を試みました。サバータは当アルバムを「カタルシス(浄化)」と題 し、激情に満ちたアリアでプログラムを構成。心を揺り動かされる強さに満ちた1枚です。アルモニア・アテニアはピリオドとモダンの両方を演奏するオー ケストラ。ギリシャの指揮者ペトルーが音楽監督を務めています。 (Ki)

CHEMINS DU BAROQUE
CDB-006(4CD)
Salve Festa Dies
[CD1] ミコワイ・ツェレンスキ:Outus de Polonia
[CD2] マルチン・ミエルチェフスキ:Virgo prudentissima
[CD3] カスパー・フォースター:Un novateur a Gdansk
[CD4] Vari concerti sacri
エティエンヌ・メイヤー(指)
レ・トラヴェルセ・バロック

録音:[CD1]2013年、[CD2]2010年、[CD3]2014年、[CD4]2015年
16、17世紀のポーランド作曲家が書いた宗教声楽作品を収録した珍しいセットです。当時のポリフォニー音楽最先端の声楽書法が詰まった美しい作 品ばかりで、古楽マニアにはたまりません。CD4は複数の作曲家の小品をまとめたアルバムになっており、器楽も活躍。 (Ki)

H.M.F
HMM-902261(1CD)
テレマン:多数の楽器のための協奏曲集
協奏曲TWV54:D3ニ長調〔トランペット3,ティンパニ,オーボエ2,弦,通奏低音〕
協奏曲TWV53:h1ロ短調(ドレスデン版)〔フルート2,カルケドン,弦,通奏低音〕
協奏曲TWV44:43変ロ長調〔オーボエ3,ヴァイオリン3,通奏低音〕
ソナタTWV44:32ヘ短調〔ヴァイオリン2,ヴィオラ2,チェロ,通奏低音〕
協奏曲TWV53:F1ヘ長調〔マンドリン,ハンマード・ダルシマー,ハープ,弦,通奏低音〕
協奏曲TWV53:d1ニ短調〔オーボエ2,バソン,弦,通奏低音〕
協奏曲TWV54:D2ニ長調〔ホルン3,ヴァイオリン,弦,通奏低音〕
アダージョ(協奏曲TWV43:G5ト長調より)〔ヴァイオリン2,ヴィオラ,チェロ,通奏低音〕
ベルリン古楽アカデミー

録音:2016年9月、テルデックス・スタジオ(ベルリン)
1982年創立の名門、ベルリン古楽アカデミー最新盤。テレマンの多数の楽器のために書かれた協奏曲を集めたプログラムで、各奏者が繰り広げる文 句なしの超絶技巧と愉悦の音楽を堪能できます。少し珍しい楽器も取り上げられているのもまたおもしろいところ。TWV53: h1に登場するカルケドンは、 リュートの仲間。テレマンは400もの楽曲にこのカルケドンを指定しており、通常はバス声部を担当させていますが、時にハーモニーを奏でるためにも用 いています。カルケドンには様々な種類がありますが、テレマンの楽曲の音域などから、6弦・ロングネックの「ガリツォーナ」として知られる楽器を念 頭に置いていたと考えられます。この録音では、1718(または1728)にプラハで作られた楽器のコピーを用いて、ソナタのバス声部を演奏しています。 通常のリュートよりも少し低く太めでどこか素朴な味わいのある音色、注目です。他にもマンドリンとハンマード・ダルシマーが登場する協奏曲も、どこか オリエンタルな響きのするたのしい仕上がり。ベルリン古楽アカデミーによる愉悦の極みのテレマン、注目です! (Ki)

Naive
OP-30566(1CD)
モンテヴェルディ:夜〜恋人たちと兵士たちの物語
シンフォニア(「オルフェオ」第3幕より)
‘今天と地が’ hor che’l ciel e la terra(マドリガーレ集第8巻「戦いと愛のマドリガーレ」より)
‘こうしてただひとつの純粋で力強い源から’cosi sol d’una chiara fonte viva  (マドリガーレ集第8巻「戦いと愛のマドリガーレ」より)
シンフォニア(マドリガーレ集第8巻「戦いと愛のマドリガーレ」より)
「タンクレディとクロリンダの戦い」(全曲)
ラメント‘私は悲しみと苦悩のただなかに生きるだろう’vivro fra i miei tormenti e le mie cure(マドリガーレ集第3巻より)
‘しかしいずこに、ああ、悲しいかな’ma dove, oh lasso me! (マドリガーレ集第3巻より)
‘私はあなたがいるところに行くだろう’ io pur verro la dove sete(マドリガーレ集第3巻より)
シンフォニア「ウリッセの帰郷」より
ニンファの嘆き‘フェーブスはまだ’lamento della ninfa: non havea febo ancora recato al mondo il di(マドリガーレ集第8巻「戦いと愛のマドリガーレ」より)
‘おお愛よ、と彼女は言った’ amor ? dicea (マドリガーレ集第8巻「戦いと愛のマドリガーレ」より)
‘そうして怒りが爆発し’si tra sdegnosi pianti(マドリガーレ集第8巻「戦いと愛のマドリガーレ」より)
‘星の光で’al lume delle stelle(マドリガーレ集第7巻よりコンチェルト)
. シンフォニア「ウリッセの帰郷」(第1幕)より
さようなら、美しいフロリダ’a dio, florida bella (マドリガーレ集第6巻より)
ンフォニア(マドリガーレ集第7巻より)
‘ここにざわめく波’ecco mormorar l’onde(マドリガーレ集第2巻より)
日が東にのぼるとき’(「音楽の諧謔」より)
リナルド・アレッサンドリーニ(指)
コンチェルト・イタリアーノ

録音:2016年4月/ナポリ、レアル・テアトロ・ディ・コルテ
2017年は、クラウディオ・モンテヴェルディ生誕450周年にあたります。 アレッサンドリーニはこれまでにモンテヴェルディのマドリガーレやオペラ(オルフェオ)などを多数録音しており、手兵コンチェルト・イタリアーノとともに、 モンテヴェルディの第一人者的存在といえるでしょう。 このアルバム「夜〜恋人たちと武人たちの物語」は、モンテヴェルディの有名なマドリガーレからの聴きどころを集めたもの。モンテヴェルディがマドリガー レにちりばめた、今聴いても刺激的な不況和音や、美しい器楽アンサンブルなど、モンテヴェルディの魅力を存分に味わうことのできる1枚です。 (Ki)

CORO
COR-16156(3CD)
モンテヴェルディ:倫理的、宗教的な森
■CD1〜主を畏るる者は幸いなりT/グローリア/われ主に感謝せん/わが嘆息を聞く汝ら/僕らよ、主を讃えよT/めでたし、女王/私に恋を望むその人は/神よ、真心をつくして/もろもろの国よ、主を讃めたたえよT/主は言われたU
■CD2〜もろもろの国よ、主をほめたたえよV/われ主に感謝せんT/おお、盲し人よ/神をたたえよ/4声の無伴奏ミサ曲より キリエ、グローリア/神よ、真心をつくしてU/4声の無伴奏ミサ曲より クレド/いざ殉教者らを讃め歌えT/4声の無伴奏ミサ曲より サンクトゥス、ベネディクトゥス、アニュス・デイ/十字架にかけられ/もろもろの国よ、主をほめたたえよ/かくてふたたび/われ永遠より立てられ/主は言われたT
■CD3〜もろもろの国よ、主をほめたたえよU/この主の証聖者はU/マニフィカトU/われは信じたり/わたしが死んでいたなら、わたしの息子よ/主を畏るるものは幸いなりU/人の命は稲妻のごとく/わたしは主に感謝するU/御心に留めて下さい、主よ、ダビデが/しもべらよ、主を讃えよU/ようこそ天の女王V/マニフィカトT/
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)

録音:2010年−2011年
16〜17世紀のイタリアを代表する巨匠クラウディオ・モンテヴェルディ(1567−1643)。ザ・シックスティーンの自主レーベル「コーロ(CORO)」が贈る生誕450周年のアニヴァーサリー・リリースは、名盤「倫理的、宗教的な森」のボックス・セット!1610年出版の「聖母マリアの夕べの祈り」以来、モンテヴェルディが作曲した最大の宗教曲集であると同時に、出版された最後の曲集となった「倫理的、宗教的な森」。ザ・シックスティーンが誇るソプラノの2大スター、エリン・マナハン・トーマスとグレース・デイヴィッドソンの歌声、多才な歌唱を支えるキタローネのデイヴィッド・ミラー、ハープのフランシス・ケリー、オルガン&チェンバロのアラスター・ロスによる優れた通奏低音チーム、そして名匠ハリー・クリストファーズの時代考証、作品研究に基づく適格な指揮による名演が、モンテヴェルディの生誕450周年を感動的に祝うことでしょう。

Glossa
GCD-922516(1CD)
「カルロ・Gの手稿譜」〜17世紀初期の技巧的典礼音楽 プロフェティ・デッラ・クィンタ〔ペリーヌ・デヴィレ(S)、ドロン・シュライファー(カウンターテナー)、オリ・ハーメリン(キタローネ)〕、
エラム・ロテム(オルガン、音楽監督)、
ゲスト:プラメナ・ニキタソヴァ(Vn)、
イェルク=アンドレアス・ベティヒャー(Org)

録音:2016年4月&5月、聖エウセビオ&ヴィットーレ教会(イタリア)
15年前にウィーンのジャンブル・セール(がらくた市)で60ユーロで売られた「カルロ・Gの手稿譜(Carlo G Manuscript)」は、有名なカルロ・ジェズアルドと同時代ではあるが、性が判読不明なため正しい作者がわからず、多くの謎を抱える手稿譜。エラム・ロテム率いるプロフェティ・デッラ・クィンタはこの手稿譜の音楽に同時代の作品を組み合わせ、17世紀初期の典礼音楽を伝える貴重な資料として演奏しています。
Glossa
GCD-923407(1CD)
ルクレール:ヴァイオリン協奏曲集 Op.7-1, 3, 4 & 5
ヴァイオリン協奏曲ハ長調 Op.7-3
ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 Op.7-4
ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.7-5
ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.7-1
ファビオ・ビオンディ(Vn&ディレクター)、
エウローパ・ガランテ

録音:2016年11月、サン・フランチェスコ・グランデ教会(パドヴァ、イタリア)
ルクレールが遺した作品7と作品10の12のヴァイオリン協奏曲のうち、1737年頃に出版された作品7からの4曲の協奏曲を収録。優れたヴァイオリニストとしても活躍したルクレールが、コンセール・スピリチュエルなどで自ら演奏してきたこれらの作品を、円熟の鬼才ビオンディが妥協なきパフォーマンスで現代に再現します。
Glossa
GCD-923802(1CD)
ジョヴァンニ・バッティスタ・コスタンツィ:チェロのためのシンフォニア集
コスタンツィ:シンフォニア.ニ長調、
 シンフォニア.変ロ長調
 2本のチェロのための室内ソナタ.「コルノ・ダ・カッチャを使って」、
 シンフォニア.ト長調、
 シンフォニア.変ホ長調
ソッリマ:狩のソナタ
コスタンツィ:シンフォニア.ハ長調
ジョヴァンニ・ソッリマ(Vc)、
モニカ・レスコヴァル(Vc)、
ジャンルカ・ウバルディ(ティンパニ&タンブレッロ)、
アリアンナ・アート・アンサンブル
〔シンツィア・グアリーノ(Cemb)、アンドレア・リガーノ(Vc)、パオラ・リガーノ(アーチリュート&バロック・ギター)〕

録音:2016年4月、グラッテーリ(サンタ・マリア・ディ・ジェズ教会/イタリア)
18世紀のローマで活躍し、ピエトロ・オットボーニ枢機卿に仕え、コレッリから楽士長を引き継いだジョヴァンニ・バッティスタ・コスタンツィ(1704−1778)。オットボーニ枢機卿という強力なパトロンを得たコスタンツィは、サン・ピエトロ大聖堂のジュリア礼拝堂など、ローマの代表的な教会の要職を歴任。また多くの作品を遺した多作家でもあり、中でも高度な技巧を必要とする「チェロ・ソナタ」や「チェロのためのシンフォニア」は、コンポーザー=チェリストとしての優れた才能が存分に発揮されたイタリアの知られざる傑作。現代イタリアのコンポーザー・チェリスト、ジョヴァンニ・ソッリマが圧倒的なパフォーマンスで紐解く、18世紀イタリアのチェロ作品集です!作曲家としての活躍も多いジョヴァンニ・ソッリマ自身の作品「狩のソナタ(The Hunting Sonata)」の収録もポイント。



EUROARTS
20-56318E(3DVD)
異なった3つの演出で観る「ポッペア」

■DVD1(180分)
モンテヴェルディ:歌劇『ポッペアの戴冠』全曲

■DVD2(150分)
モンテヴェルディ:歌劇『ポッペアの戴冠』全曲

■DVD3(78分)
「POPPEA//POPPEA」
■DVD1(180分)
ビルギッテ・クリステンセン(ソプラノ:ポッペア)
ヤチェク・ラシュコウスキ(ソプラニスタ:ネローネ)
ティム・ミード(カウンターテナー:オットーネ)
パトリシア・バードン(メゾソプラノ:オッターヴィア)
ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ(バス:セネカ)
マリタ・スールベルグ(ソプラノ:ドゥルシッラ,徳)
アメリア・アルデンハイム(ソプラノ:愛)
イナ・クリングレボトン(ソプラノ:運)
エミリアーノ・ゴンザレス=トロ(テノール:アルナルタ)、他
ノルウェー国立歌劇場O
アレッサンドロ・デ・マルキ(指)
演出:オーレ・アンダース・タンベルグ
収録:2010年オスロ、ノルウェー国立歌劇場(ライヴ)
字幕:伊英独仏日ノルウェー
■DVD2(150分)
ッペア:パトリシア・シューマン(ソプラノ:ポッペア)
リチャード・クロフト(テノール:ネローネ)
カスリーン・クールマン(メゾソプラノ:オッターヴィア)
ジェフリー・ガル(カウンターテナー:オットーネ)
ハリー・ピータース(バス:セネカ)
カーティス・レイヤム(テノール:アルナルタ)
加納悦子(メゾソプラノ:ヴァルレット)
ダルラ・ブルックス(ソプラノ:ドルシルラ)
ドミニク・ヴィス(カウンターテナー:ヌトリーチェ)、他
コンチェルト・ケルン
ルネ・ヤーコプス(指)
演出&装置:ミヒャエル・ハンペ
装置&衣装:グラツィアーノ・グレゴリ
照明:ハンス・テルステーデ
収録:1993年SWRシュヴェツィンゲン音楽祭(ライヴ)
字幕:英独仏西
■DVD3(78分)
振付:クリスチャン・シュプック
パフォーマンス:ゴーティエ・ダンス//
ダンス・カンパニー・シアターハウス・シュトゥットガルト
監督:ニコライ・ヴィアルコヴィッチ
収録:2013年7月シアターハウス・シュトゥットガルト(ライヴ)

リージョン:All
2017年はモンテヴェルディ生誕450周年。この映像BOXは、モンテヴェルディの最後の傑作オペラ「ポッペアの戴冠」を収録した3枚組。モンテヴェルディ は、1613年ヴェネツィアのサン・マルコ寺院の楽長に任命され、1843年に没するまで30年にわたりヴェネツィアで晩年を過ごしました。オペラ史上最初 の傑作ともいわれる「オルフェオ」の発表から30年以上が経過し作曲された「ポッペアの戴冠」。古代ローマを舞台にした「トキトゥス年代記」に基づいた オペラで、皇帝ネロに寵愛されるポッペアが、皇后オクタヴィアを追い出し最後は自身がその座を得るまでを描いた物語。舞台こそ古代ローマ時代ではあり ますが、そこで繰り広げられる人間ドラマは現代にも共通するところがあり、モンテヴェルディは音楽で各登場人物を生き生きと描き出しています。 DVD1は、2010年5月、6月にオスロのノルウェー国立歌劇場での上演された、オーレ・アンダース・タンベルグ演出、アレサンドロ・デ・マルキ指揮の「ポッ ペアの戴冠」。モノトーンの舞台カラーに、ポッペアの犠牲になった人々の鮮血が不気味に浮かび上がる、なんとも強烈な演出です。DVD2はミヒャエル・ハ ンペ演出、ルネ・ヤーコプス指揮によるシュヴェツィンゲン音楽祭のライヴ映像。自らの欲望に従って動く悪人を「赤」、そして善人を「黒」で描き、両者の 対比を明確に描いたハンペの演出と、ヤーコプスの的確なテンポ設定、繊細かつ創意に富んだ楽器の音色の選択と使い分けは見事。そしてDVD3では、シュ トゥットガルト・バレエ団の振付家を経て現在チューリッヒ・バレエの芸術監督を務めているクリスチャン・シュプックと、エリック・ゴーティエが主宰するダンス・ カンパニー、ゴーティエ・ダンスによる舞台「POPPEA//POPPEA」。エリック・ゴーティエの自由で独創的なダンスで描かれる、愛憎劇は官能的。 (Ki)

Profil
PH-16055(2CD)
A・スカルラッティ:歌劇「貞節の勝利」 フラミーニオ:サンテ・メッシーナ(T)
コルネーリア:オルネッラ・ロヴェーロ(S)
レオノーラ:アマリア・ピーニ(Ms)
ドラリーチェ:ロザンナ・ツェルビーニ(S)
リッカルド:アメデオ・ベルディーニ(T)
エルミーニオ:マリオ・ボリエッロ(Br)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)ミラノRAI響

録音:1950年9月17日
チェトラの名盤がProfilから復活。LPC 1223を板起こししていますが、スクラッチノイズはほとんどなく、高音の伸びの良さがイタリアならではのさ わやかさ。1718年の作で、父スカルラッティの70以上あるオペラの代表作。オペラ・ファン必聴です。 (Ki)
Profil
PH-16008(2CD)
グルック:歌劇「アウリスのイフィゲニア」 イフィゲニア:パトリシア・ネウェイ(S)
ピュラデス:レオポルド・シモノー(T)
オレステス:ピエール・モレ(Br)
トアース:ロベール・マサール(Br)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)
パリ音楽院O、パリ声楽アンサンブル

録音:1952年/エクサンプロヴァンス
オリジナル・フランス語歌唱。1952年のエクサンプロヴァンス音楽祭で録音された記念すべき演奏。かつてVOXからLP発売されていましたが、今 回が初CD化。ジュリーニの演奏は現代の古楽演奏からみれば重々しい感じを受けますが、イフィゲニアが登場して以降、音楽は嵐のようなめくるめく大 スペクタクルとなります。 (Ki)

CPO
CPO-777892(1CD)
NX-B10
テレマン:様々な楽器のための大協奏曲集 第4集
オーボエ,ヴァイオリン,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ短調 TWV52:c1
トランペット,2本のオーボエ,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 TWV53:D2
2本のホルン,2台のヴァイオリン,ブロックフレーテ,オーボエ,2台のチェロ,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ヘ長調 TWV54:F1
2本のブロックフレーテ,2本のオーボエ,2台のヴァイオリン,通奏低音のための協奏曲 ヘ長調TWV44:41
2本のフルート,ヴァイオリン,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ホ短調 TWV53:e1
ラ・スタジオーネ・フランクフルト
ミヒャエル・シュナイダー(指)
海外の数多くの音楽雑誌、新聞評などで高い評価を受けているシュナイダーと“ラ・スタジオーネ・フランクフルト”によるテ レマン協奏曲シリーズ。とりわけ合奏協奏曲的な作品を集めた「大協奏曲集」は、各々の独奏楽器の妙技を楽しむと 同時に、簡潔な旋律、多彩な音色が溶け合う瞬間も味わうことができます。基本的にテレマンの作品番号の 52.53.54はそれぞれ独奏楽器群を表しており、例えば54なら4つの独奏楽器群とオーケストラによる協奏曲となりま す。1曲だけ44が混じっていますが、こちらは通常なら室内楽に分類される曲。44は4つ以上の独奏楽器と通奏低音 の曲ですが、ここでは協奏曲風に華麗に演奏されています。どの曲にもテレマンの作曲技法が存分に生かされています。

TOCCATA
TOCC-0396(1CD)
NX-B03
デイヴィッド・ゴートン(1978-):ダウランドによる変奏曲
ダウランド:歌曲集 第2巻 - 涙のパヴァーヌ(流れよ、わが涙)(D.ゴートンによる弦楽アンサンブル編)
ゴートン:ラクリメ変奏曲
トーマス・モーリー(1557-1602):パヴァーナとガリアルダ(D.ゴートンによる弦楽アンサンブル編)
ダウランド:ファーロン・ホープのファンシー(S.オステルシェーによる11弦ギター編)
ゴートン:ファーロン・ホープ
ダウランド(W.バード編纂):涙のパヴァーヌ(D.ゴートンによる弦楽アンサンブル編)
ステファン・オステルシェー(11弦ギター)
ロングボウ
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(指)

録音:2015年6月25日、2016年3月16日 、2015年8月13-14日
初録音
ダウランドの「涙のパヴァーヌ」は1600年代におけるイングランドのヒット曲でした。この曲をモティーフにヨーロッパ各地の音 楽家が独自のヴァージョンを作ることで爆発的に広まりました。 そして400年後、イギリスの現代作曲家ディヴィッド・ゴートンが「涙のパヴァーヌ」の新しいヴァージョンを作り、聞き手の前 に披露します。オリジナルのリュートの響きを弦楽合奏に増幅したり、11弦ギターで全く新しい響きを追求してみたりと、 様々な試みがなされていますが、どの曲も決してダウランドらしさを失うことはありません。

PHILHARMONIA BAROQUE
PBP-09(2CD)
NX-C03
A・スカルラッティ:セレナータ「春の栄光」 プリマヴェーラ・・・ダイアナ・ムーア(Ms)
エスターテ・・・スザーナ・オグライェンシェク(S)
アルトゥンノ・・・クリント・ファン・デア・リンデ(C.T)
インヴェルノ・・・ニコラス・パーン(T)
ギオーヴェ・・・ダグラス・ウィリアムズ(Bs-Br)
フィルハーモニア・バロック・オーケストラ
ニコラス・マギーガン(指)

録音:2015年10月4.10日
多数の鍵盤作品で知られるドメニコ・スカルラッティの父、アレッサンドロ・スカルラッティ。ナポリ楽派の始祖とされ、初期バロック期の声 楽音楽の発展に尽力した人です。とは言え、彼の作品は現在あまり演奏される機会がなく、この「春の栄光」に至っては、すっかり忘 れ去られており、このマギーガンによる2015年の演奏が復活蘇演であり、もちろん世界初録音となるものです。 これは、スペイン継承戦争後に王位を得たカール6世(1685-1740)が、ようやく継承者である男子ジョン・レオポルドを授かった際 に、スカルラッティに祝典の曲の作曲を依頼し、「神聖ローマ帝国における継承者誕生の知らせを受けた4つの季節『春』『夏』『秋』 『冬』が、国の歴史と喜びを歌っていく」という内容の作品が出来上がったのですが、不幸なことに、ジョン・レオポルドは1歳の誕生日を 待つことなく夭逝、そのためこの作品自体も封印されてしまったという経緯があり、今回の上演はとても貴重です。

EUROARTS
20-61574F(Bluray)

20-61578DD(1DVD)
テレマン:マタイ受難曲より「序曲」TWV5:53
カンタータ「オリーブ山でイエスはおののき」TWV1:364
 ブロッケス受難曲より「序曲」TWV5:1
 カンタータ「イエスは最後の息を引き取られた」TWV1:983
バッハ:カンタータ「われは憂いに沈みぬ」よりシンフォニアBWV196
 カンタータ「主はわれらを御心に留めたまえり」よりシンフォニアBWV21
 カンタータ「われは満ち足れり」BWV82
テレマン:ブロッケス受難曲より「太陽の輝きは失せた」TWV5:1
フィリップ・ジャルスキー(C.T)
フライブルク・バロックオーケストラ
ペトラ・ミュレヤンス(コンサートマスター)
アン=カトリン・ブリュッゲマン(Ob)

収録:2016 年 11月10日ドイツ、アルテ・オーパー・フランクフルト
■Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:DTS-HD MA5.1,
PCMステレオ、字幕:英独仏
コンサート82 分、ボーナス10 分
リージョン:All
■DVD
画面:NTSC 16:9
音声:DTS-HD MA5.1,
PCMステレオ、字幕:英独仏
コンサート82 分、ボーナス10 分
リージョン:All
透明度の高い歌声と優れた技巧で世界中の音楽ファンを魅了するフランスのカウンターテナー、フィリップ・ジャルスキーが遂にバッハとテレマンのソロ・ カンタータに挑みました。この映像は2016年11月にフライブルク・バロックオーケストラとジャルスキーが行ったコンサート・ツアーの模様が収められ ています。ジャルスキーはこれまで圧倒的な美声を生かした耽美な音楽が魅力でありましたが、今回のバッハとテレマンというバロックの巨匠のカンタータ では、抑制の効いた歌声でもって敢然と作品に立ち向かっています。ジャルスキーは演奏に際してこのように述べています。「神聖な音楽を演奏することは、 自分自身を超えた大きなものに出会うような感覚です。自分を上回る未知の力のようなものです。たとえ宗教的な意味合いでなくとも、聴く人々は皆その よ う な 気 持 ち に な る で し ょ う 。」 18世紀ドイツ文学界の重要人物ブロッケスが書いたテキストによるブロッケス受難曲は、人間味豊か、絡み合う音が魅力のテレマンの名作。序曲はオー ボエのソロが活躍する器楽によるシンフォニアで、フライブルク・バロックオーケストラの巧みな演奏で、理想的な演奏を聴かせてくれます。また、苦難の 多いこの世から、救いによって永遠の安らぎ=「死」の世界に旅立つ心情を歌ったバッハのカンタータ第82番「われは満ち足れり」はカンタータの中で も人気が高く、バスの独唱カンタータとして有名ですが、第2稿のソプラノ独唱版も親しまれています。ジャルスキーが絶唱し新境地を聴かせてくれています。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0300(1CD)
NX-B03
The Cardinal King〜1740年から1791年:ローマにおけるヘンリー・ベネディクト・ステュアートへの音楽
セバスティアーノ・ボリス(1750-1804):5つの「無罪判決」より
ボリス:Jesu quaeritis Nazarenum
ザンボーニ(1674-1718):Splende fredda luna*
 O memorie funeste*
コスタンツィ(1704-1778):アヴェ・マリア
ザンボーニ:O come se' gentile*
ボリス:Laudate pueri Dominum
 ミゼレーレ
テッサリーニ(1690-1766):第3のアレッタメント
ヨンメッリ(1714-1774):Oculi omnium
テッサリーニ:第2のアレッタメントより Andante
ザンボーニ:Feritevi, ferite*
ボリス:Letanie della Madonna Santissima
カペラ・フェーデ(アンサンブル)
ハルモニア・サクラ(アンサンブル)
ピーター・リーチ(指)

録音:2015年6月9-11日
*以外=初録音
イギリスの王家に生まれながらも、王位奪還をせず、ローマの教皇領の枢機卿として生涯を全うしたヘンリー・ベネディクト・ステュ アート(1725-1807)。17世紀の反革命勢力「ジャコバイト」は彼をイングランドとアイルランドの王であると見做したものの、本人 はそれを認めることはなく、結婚もしなかったため、彼の代で血筋が途絶えてしまったことでも知られます。このアルバムは、枢機卿時 代の彼に仕えた数多くの作曲家たちの作品が集められていますが、そのほとんどは現在忘れられてしまった人ばかり。しかし、どれも バロックの時代から古典派への橋渡しとなる魅力的な作品で、彼が「穏やかな枢機卿」として讃えられていたかがわかります。

Bottega Discantica
DISCANTICA-296(1CD)
フレスコバルディとフローベルガー
フレスコバルディ:トッカータ I(オルガンの為の;1615)
 リチェルカーレII(オルガンの為の)
 カプリッチョ III(イル・チュコによる、オルガンの為の)
 トッカータ IV(エレヴァツィオーネで演奏する、オルガンの為の;1627)
 カンツォン・フランチェーゼ II(オルガンの為の)
 ラ・モニカによるパルティータ(1637)
フローベルガー(1616-1667):ド・レ・ミ・ファ・ソラによるファンタジア(オルガンの為の)
「マイヤー夫人」によるパルティータ(オルガンの為の)
 カンツォーナ I(オルガンの為の)
 トッカータ IV(エレヴァツィオーネで演奏する、オルガンの為の)
 カプリッチョ II(オルガンの為の)
 リチェルカーレ IX(オルガンの為の)
 トッカータ XIV(オルガンの為の)
エドアルド・ベッロッティ(Org)

録音:2016年6月2-3日、サンタ・マリア・ヌオーヴァ教会、コルトーナ、イタリア
使用楽器:1613年、チェーザレ・ロマーニ製(2008年修復)
初期バロック鍵盤音楽の大家であるイタリアのフレスコバルディと、彼に師事しJ・S・バッハに至るドイツ・バロック鍵盤音楽の礎を築いたフローベルガーのオルガン作品で前後半を構成したプログラム。エドアルド・ベッロッティは1957年イタリアのパヴィアに生まれパヴィア大学で学んだオルガンおよびチェンバロ奏者。2012年以来2016年現在イーストマン音楽学校(ロチェスター、アメリカ合衆国)で教授職に就いています。

Hyperion
CDA-68093(1CD)
クープラン:リュリ賛*
ルソン・ド・テネブレ#
ジョナサン・コーエン(芸術監督)、
アルカンジェロ〔ステファヌ・ドゥグー(話し手)*、ソフィー・ジェント(Vn)*、ボヤン・チチッチ(Vn)*、ジョナサン・マンソン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)*、トーマス・ダンフォード(リュート)*#、ジョナサン・コーエン(Cemb*、Org#)、キャサリン・ワトソン(S)#、アンナ・デニス(S)#、アンヌ=マリー・ラスラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)#〕

録音:2013年3月16日−17日#&2014年1月23日*、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ハムステッド、ロンドン)
イギリスの優れた若手チェリスト、指揮者であるジョナサン・コーエンによって2010年に結成された新鋭ピリオド・アンサンブル、「アルカンジェロ」。カウンターテナーのイェスティン・デイヴィスとの録音(CDA-67924)で英グラモフォン賞を受賞するなど、世界で注目を浴びているアルカンジェロの新録音は、クープランが書いた器楽のためのコンセール集「リュリ賛」と、キャサリン・ワトソン、アンナ・デニスの二人のソプラノが歌う「ルソン・ド・テネブレ」を収録。
 偉大なる先人リュリへのオマージュとして大クープランが残した組曲「リュリ賛」を、ソフィー・ジェント、ボヤン・チチッチ、ジョナサン・マンソンらの名手が美しく紡いでゆきます。
Hyperion
CDA-68180(1CD)
ジャン・ギュイヨ:宗教作品集
テ・デウム・パトレム/おお、咲き誇るバラよ/まことにまことにあなたがたに言う/Accepit Jesus panem/Prudentes virgines/Omni tempore benedic Deum/アドルナ・タラムム/Noe, noe, genuit puerpera/アヴェ・マリア・・・ シニュム・マニュム/テ・デウム・ラウダムス
チンクエチェント

録音:2016年5月6日ー8日、オーストリア
5ヶ国から集まった6人のプロフェッショナルたちにより結成された"ルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブル"の最高峰、「チンクエチェント」。ジャン・リシャフォールやフィリップ・シェーンドルフ、フィリップ・デ・モンテ、ヤコブ・ルニャールなど、ルネサンスの知られざる魅力を伝えてくれたチンクエチェントの新たな録音は、リエージュのサン=ポール大聖堂やサン=ランベール大聖堂の楽長を務めたポスト・ジョスカン世代の作曲家、ジャン・ギュイヨ(?1520−1588)の「テ・デウム・ラウダムス」を中心とした宗教作品集。
Hyperion
CDA-68170(1CD)
百年戦争の音楽
王位と繁栄
イングランドの守護者 ― 聖トマス・ベケット
イングランドの守護者 ― 聖エドマンド殉教王
ヘンリー6世の戴冠/コンクルージョン
バンショワ・コンソート、
アンドルー・カークマン(指)

録音:2016年1月7日ー9日、アスコット小修道院(バークシャー)
アンドルー・カークマンにより1995年に結成され、15世紀のフランスとイギリス、ブルゴーニュ楽派の音楽を主なレパートリーとする男声ヴォーカル・アンサンブル、バンショワ・コンソート。約5年ぶりとなる新録音は、リオネル・パワーやジョン・ダンスタブル、ヨハネス・アラヌスらが書いた、ヘンリー6世の戴冠やアジャンクールの戦いなどにまつわる百年戦争と王室の音楽。
☆YouTubeのHyperion公式チャンネルにてご試聴いただけます!

Etcetra
KTC-1586(1CD)
ルイージ・ロッシ:聖週間のためのオラトリオ
サラモーネ・ロッシ:シンフォニア・グラーヴェ
ダリオ・カステッロ:4声のソナタ第15番(シンフォニア)
ルッツァスコ・ルッツァスキ:トッカータ
ジローラモ・フレスコバルディ:トッカータ第4番
ジョヴァンニ・ピッキ:トッカータ
カントルクス、
フランク・アグステリッベ(指)
サン=マルク礼拝堂アンサンブル
フレスコバルディの「アリエ・ムジカーリ第1巻」とジョン・ケージを組み合わせた衝撃のプログラム(KTC 1448)でデビューしたルクセンブルクのヴォーカル・アンサンブル、カントルクス(CantoLX)。2017年4月には、第1回たかまつ国際古楽祭へのメイン・ゲストとして来日公演も予定している注目の声楽アンサンブル第3弾は、イタリア初期バロックの作曲家、ルイージ・ロッシ(1597−1653)が書いた、「オラトリオ」と名付けられた最初期の作品。
☆YouTubeにて演奏風景をご覧になれます!
Etcetra
KTC-1568(1CD)
ジョアン・ローレンソ・レベーロ:詩篇、
マニフィカト、哀歌集
クレンデ、
エリク・ファン・ネーヴェル(指)
ベルギー古楽界の名匠エリク・ファン・ネーヴェルと手兵クレンデによる、ポルトガル初期バロックの音楽。 音楽家としても知られるポルトガル王ジョアン4世に賞賛・庇護されたジョアン・ローレンソ・レベーロ(1610−1661)の宗教作品は、当時の西洋音楽の伝統と革新を物語る貴重な資料でもある。

ANALEKTA
AN-28780(1CD)
ヴィヴァルディ&ヘンデル:アリア集
ヴィヴァルディ:「忠実なニンフ」 RV.714より むごい運命に苦しめられる魂は、
「アンドロメダ・リベラータ、セレナータ・ヴェネツィアーナ」 RV Ahn.117より 太陽はしばしば、
「エジプト戦場のアルミーダ」 RV.699より シンフォニア、
「ダリウスの戴冠」 RV.719より シンフォニア、
「忠実なニンフ」 RV.714より 言ってください, ああ
ヘンデル:「アリオダンテ」 HWV.33より 一途な思いの翼を、
「リナルド」 HWV.7より 涙の流れるままに、
イメネーオ HWV.41より Se potessero i sospir' miei、
「アリオダンテ」 HWV.33より Qui d’amor nel suo linguaggio、
「ジュリアス・シーザー」 HWV.17より いとしい希望よ、
「ロターリオ」 HWV.26より 序曲(抜粋)、
「クレタのアリアンナ」 HWV.32より Salda quercia in erta balza
ジュリー・ブーリアンヌ(Ms)、
クラヴサン・アン・コンセール、
リュック・ボーセジュール(Cemb、音楽監督)

録音:2016年7月&8月、ケベック
ETをはじめとするアメリカのオペラハウスから引く手あまたのジュリー・ブーリアンヌは、2012年のサイトウ・キネン・フェスティヴァル松本で、オネゲルの「火刑台上のジャンヌ・ダルク」にも出演したフランス系カナダ人のメゾ・ソプラノ。現在のカナダを代表する歌手の1人として注目を集めているブーリアンヌのセカンド・アルバムは、ヴィヴァルディとヘンデルのオペラ・アリア集。
カナダ古楽界の名匠リュック・ボーセジュールが芸術監督を務めるアンサンブル"クラヴサン・アン・コンセールの演奏に載せて、バロック時代の生き生きとしたキャラクター、多彩な情緒を歌います。

Signum Classics
SIGCD-464(1CD)
メアリー女王のビッグ・ベリー
ワイルダー:主の祈り
ムンディ:立ち給えキリストよ
タイ:我らは我らが父に罪を犯し
ラッスス:Te spectant, Reginalde, Poli
タリス:悲しげな鳩のように
作曲者不詳:マリーゴールドの新しいバラッド
ニューマン:Fansye
タリス:Sarum Litany、
 おお, 聖なる饗宴よ、
 Quod chorus vatum
シェパード:Christi virgo dilectissima、
 神よ, 私たちを憐れみたまえ
タリス:When shall my sorrowful sighing slack
シェパード:Vain, all our life I、Martyr Dei qui unicum
タリス:使徒らは口々に
シェパード:リベラ・ノス、
 Vain, all our life II
ガリカントゥス、
ガブリエル・クラウチ(ディレクター)

録音:2016年1月3日−5日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
ガリカントゥスは、ガブリエル・クラウチ、ナイジェル・ショート、クリストファー・ワトソンなど、タリス・スコラーズ、キングズ・シンガーズ、テネブレでの演奏経験を持つ名歌手たち構成されるイギリスの男声ア・カペラ・グループ。トマス・タリスとジョン・シェパードの作品を中心に、カトリックへの希望、プロテスタントへの迫害や想像妊娠を取り巻く逸話など、イングランド女王メアリー1世にまつわる音楽を歌う。
名リューティスト、エリザベス・ケニーの参加もポイント。

fra bernardo
FB-1701743(1CD)
オケゲム:ミサ曲集
ミサ・ロム・アルメ(ミサ曲 「武装した人」(4声)
ミサ・クインティ・トニ(第5旋法によるミサ)(3声)
ビューティー・ファーム
〔バート・ウヴィン(C.T)、アドリアーン・デ・コスター(T)、ハンネス・ヴァーグナー(T)、クリストフ・ドレッシャー(Br)、マーティン・フェゲール(Br)、ヨアヒム・ヘヒバウアー(Bs)〕

音:2015年7月&2016年3月、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院(オーストリア)
"ビューティー・ファーム"は、2014年に設立された男声6人の新しいヴォーカル・アンサンブル。メンバーは、コレギウム・ヴォカーレ・ヘントやチンクエチェント、グランドラヴォア、カピラ・フラメンカ、ウエルガス・アンサンブルなどの一流合唱団、アンサンブルのメンバーからなり、オーストリア、マウアーバッハのカルトジオ会修道院を拠点に、ルネサンス期のフランコ=フレミッシュ・ポリフォニーの音楽を中心に歌っています。ニコラ・ゴンベールのモテット集(FB 1504211)で衝撃的なデビューを飾り、続くゴンベール第2弾(FB 1612457)も国際的に賞賛されたビューティー・ファームのアルバム第3弾では、15世紀フランドル楽派の巨匠ヨハネス・オケゲム(c.1420−1497)の2つのミサ曲を歌います。凝ったプログラムと緻密な演奏はもちろん、刺激的なジャケット・デザインもポイント。

Glossa
GCD-922807(2CD)
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り(1610) ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ、
カンティカ・シンフォニア、
ラ・ピファレスカ、
ジュゼッペ・マレット(指)

録音:2016年9月&10月、サン・マウリツィオ教会(ピネローロ、イタリア)
教会音楽史上の最高傑作の1つであるモンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」は、音楽史、教会音楽の大きな転換期の中で誕生し、今もなお多くの謎が残る作品。ジュゼッペ・マレットが長い演奏経験を活かし、使用楽器、ピッチやテンポの選択など細部までこだわり作り上げた新たな録音は、ジュゼッペ・マレット率いるヴォーカル・アンサンブル "カンティカ・シンフォニア"と、ラ・ヴェネクシアーナやカンティカ・シンフォニアのレギュラー・メンバーらからなる古楽系管打楽器アンサンブル "ラ・ピファレスカ"が参加。Glossa(グロッサ)が満を持して送り出す「聖母マリアの夕べの祈り」。2017年、モンテヴェルディ・アニヴァーサリー・イヤーを盛大に彩る最大級のアルバムです!

Delphian
DCD-34025(1CD)
ビクトリア:受胎告知の祝日の第2晩課 エクソン・シンガーズ、
マシュー・オーウェンズ(指)

録音:2004年1月
スペインの生んだルネサンス音楽最大の作曲家の1人、トマス・ルイス・デ・ビクトリアの作品集。マシュー・オーウェンズの手腕とエクソン・シンガーズの荘厳な歌声で贈る。
Delphian
DCD-34062(3CD)
ウィリアム・ラッセル:オルガン・ヴォランタリー全集(世界初録音)
12のヴォランタリー(1804)
12のヴォランタリー(1812)
ヴォランタリー ト長調
ジョン・キッチン(Org)

録音:2008年7月22日−25日、セント・ジェームズ教会(バーモンジー、ロンドン)
ウィリアム・ラッセル(1777−1813)は、ロンドンのグレート・クイーン・ストリート・チャペルやライムハウス・セント・アンズ教会のオルガニストを務めた18世紀後半イギリスのオルガニスト、作曲家。エジンバラ市とエジンバラ大学のオルガニストを歴任した現代の名オルガニスト、ジョン・キッチンが弾くのは、1804年と1812年に出版された2つの「12のヴォランタリー」と未出版のヴォランタリー ト長調を含めたウィリアム・ラッセルのヴォランタリー(英国国教会の礼拝で弾かれるオルガン曲)の全集の世界初録音。
Delphian
DCD-34021(1CD)
パッヘルベル:オルガン作品集 Vol.1
トッカータとフーガ 変ロ長調
第6旋法によるマニフィカト
幻想曲ハ長調
聖母マリアのマニフィカト
トッカータ ホ短調
フーガ ホ短調
クリスマスのための4つのコレール前奏曲
フーガ ト長調/リチェルカーレ ハ長調
トッカータ ヘ長調/フーガ ヘ長調
幻想曲ニ短調
12パートのコラール 「キリストこそ わが生命」
トッカータ ト短調/フーガ ト短調
チャコーナ ニ短調/フーガ ニ長調
マシュー・オーウェンズ(Org)

録音:2004年11月16日−17日、リード・コンサート・ホール(エジンバラ大学)
ウェルズ大聖堂のオルガニスト&聖歌隊指揮者を務めるマシュー・オーウェンズ。イギリスのオルガンで進行するヨハン・パッヘルベルのオルガン作品集第1弾は、エジンバラ大学のリード・コンサート・ホールにある、イギリス唯一のアーレント・オルガンによる演奏。

Avie
AV-2371(1CD)
イタリアン・ジョブ
カルダーラ:シンフォニア.ハ長調(2本のオーボエ,2本のファゴット,2本のトランペット,ティンパニ,ヴァイオリン,弦楽と通奏低音)
コレッリ:サンタ・ベアトリーチェ・デステへのシンフォニア.ニ短調(弦楽と通奏低音)
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲.ホ長調.D.51
ヴィヴァルディ:協奏曲.「アラ・ルスティカ」.ト長調.RV.151(2本のオーボエ,弦楽と通奏低音),ファゴット協奏曲.ハ長調.RV.467
アルビノーニ:2本のオーボエのための協奏曲.ヘ長調.Op.9-3
トレッリ:シンフォニア.ハ長調.G.33(4本のトランペット,ティンパニ,2本のオーボエ,2本のファゴット,2本のヴァイオリン,2本のチェロ,弦楽と通奏低音)
ラ・セレニッシマ、エイドリアン・チャンドラー(指、Vn)、
ゲイル・ヘネシー(Ob)、
レイチェル・チャップリン(Ob)、
ピーター・ウィーラン(Fg)

録音:2016年8月23日−26日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン)
英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。赤毛の司祭とその同世代の作曲家たちの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出してきたヴィヴァルディのスペシャリストたちによる新たなレコーディングは、ヴェネツィア(アルビノーニ、カルダーラ、ヴィヴァルディ)、ボローニャ(トレッリ)、パドヴァ(タルティーニ)、ローマ(コレッリ)といった、イタリアの4つの都市の作曲家たちによる協奏曲とシンフォニア集。SCOの首席奏者であり、アンサンブル・マルシュアスの芸術監督を務めるピーター・ウィーラン(fg)を始め、イングリッシュ・バロック・ソロイスツやORR、キングズ・シンガーズ、クラシカル・オペラ・カンパニー、OAEなどで演奏してきたレイチェル・チャップリン(ob)、エンシェント室内管やパーリー・オヴ・インストゥルメンツ、エクス・カシドラなどで活躍するゲイル・ヘネシー(ob)など、実力派ピリオド楽器奏者たちが贈るイタリア・バロックの饗宴です。

Rondeau
ROP-6117
NX-B03
聖トーマス教会の2台のオルガン
【バッハ・オルガン】
ブクステフーデ:前奏曲,フーガとチャコーナ.ハ長調 BuxWV137
バッハ:ソナタ 第6番 ニ長調 BWV530
前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552
クレプス(1713-1780):イタリア風幻想曲 へ長調 KrebsWV422
【ザウアー・オルガン】
カール・ピウッティ(1846-1902):祝祭讃歌 ハ長調 Op.20
メンデルスゾーン:ソナタ ハ短調 Op.65-2
ボエルマン(1862-1897):ゴシック風組曲 Op.25
ウルリッヒ・ベーメ(Org)

【使用オルガン】
●バッハ・オルガン=バッハ生誕200年を記念してジェラルド・ヴェーエル(1940-)が制作 、61ストップ
●ザウアー・オルガン=ヴィルヘルム・ザウアー(1831-1916)制作、63ストップ。1908年に88ストップに改造
ライプツィヒ、聖トーマス教会のオルガニストを務めるウルリッヒ・ベーメが演奏する2台のオルガンの響きを聴き比べるアルバ ム。12世紀、ヨーロッパにおける交易の要所であったライプツィヒはやがて神聖ローマ帝国有数の商業都市へと発展、まず は商人たちの守護聖人「聖ニコラウス」の名前を冠したニコライ教会が建てられ、やがて13世紀のはじめに建立されたのが トーマス教会でした。長い歴史を持つこの教会の音楽監督はトーマスカントルと呼ばれ、あのバッハも1723年から1750年 までこの地位にありました。現在この教会には2台のオルガンがあり、ザウアー・オルガンは西の壁面、バッハ・オルガンは北の ギャラリーに設置され、演奏する曲によって使い分けられています。ザウアー・オルガンはロマン派の作品に向いており、今回 も トッカータが有名なボエルマンの「ゴシック風組曲」などの19世紀の作品が奏でられています。

BIS
BISSA-2256(1SACD)
『響きと怒りの物語』
ホーコン・ステーネ(1977-):即興(《ホーランスダーレンの婚礼の歌》による)
作者不詳:新・ベドラムの気違いトム*
ビーバー:楽しいソナタ C.App.121 **
ステーネ:即興(《メルフースの太鼓連打》による)
ビーバー:バッターリアC.61 ***
ジョン・エクルズ(1668-1735):絶えず不安に苛まれ*
ビーバー:描写的なソナタC.146 #
パーセル:狂気のベスZ.370 *
ステーネ:即興(《ガントレット》による)
テレマン:組曲 ト長調《ドン・キホーテのブルレスカ》 TWV.55:G10
カメラータ・ノルディカ
テリエ・トンネセン(Vn#、指)、
カーリン・ダールベリ(S)*
トゥールビョーン・ヴェストマン(ニッケルハルパ) **/***
ラーシュ・ヘンリク・ユーハンセン(Cemb) ***
クヌート・ヨハンネセン(Cemb)(《バッターリア》をのぞく)
ホーコン・ステーネ(打楽器)
バラージュ・ソコライ・ドンゴー(フルート、タロガトー) **
フェレンツ・キシュ(ハンガリー3 弦ヴィオラ、ガルドン) **
ミハーイ・フサール(Cb、バスドラム) **
ミケル・ケレム( 語 り) #

録音:2006年2月(楽しいソナタ)、2008年10月(バッターリア)、2012年1月(描写的なソナタ)、2015年1月(その他の曲)/
アルグツルム教会(エーランド、スウェーデン)
スウェーデン南東部のスモーランド地方、オスカーシュハムンを本拠とする室内管弦楽団、カメラータ・ノルディカの新作。「白痴(はくち)のしゃべる物語だ、わめき立てる響きと怒りはすさまじいが、意味はなに一つありはしない」(小田島雄志訳)。シェイクスピア『マクベス』の第5幕第5場、マクベスの台詞を引用したタイトルをつけた『響きと怒りの物語』は、フランスの哲学者ミシェル・フーコーと彼の著作『狂気の歴史』からインスピレーションを得て着想され、制作が進められました。プログラムは、スウェーデンのソプラノ、カーリン・ダールベリ(カーリン・ルーマン)がソロを歌う、王政復古時代イギリスの狂気の歌と、ビーバーとテレマンの作品です。ビーバーは3曲。ハンガリーのフォーク・トリオとスウェーデンのニッケルハルパの加わる《楽しいソナタ》、「フォーク」の要素をさらに強調したという《バッターリア》、ナイチンゲールとカッコウの鳴き声や、ソロヴァイオリンが軍楽隊の横笛と太鼓を模すという趣向の《描写的なソナタ》。テレマンは、スペインの騎士の「誇大妄想を完璧にとらえた」《ドン・キホーテのブルレスカ》が演奏されます。編曲は、《描写的なソナタ》がエストニアの作曲家ミケル・ケレム(1981?)、その他の作品は、カメラータ・ノルディカを率いるテリエ・トンネセン(1955-)が手がけました。アルバム全体の「劇」を強調するため冒頭と作品の間に挟まれる「太鼓ソロ」による3曲の《即興》を、ノルウェーの打楽器奏者、現代音楽アンサンブル“asamisimasa”にも参加するホーコン・ステーネが担当しています。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0391(1CD)
NX-B03
ファン・カバニリェス(1644-1712):鍵盤作品集 第1集
第1旋法によるトッカータ 第1番
第1旋法によるパッサカリア 第2番
第4旋法によるトッカータ 第4番
偽第4旋法によるティエント第12番(T.ロバーツによる復元版)
第1旋法による左手のためのティエント第31番(T.ロバーツによる復元版)
第5旋法によるティエント・リレーノ 第82番
第2旋法による左手のためのティエント第9番(T.ロバーツによる復元版)
第5旋法による右手のためのトッカータ
第4旋法によるティエント第63番(T.ロバーツによる復元版)
第1旋法によるティエント第55番
第4旋法によるティエント第16番(T.ロバーツによる復元版)
ティモシー・ロバーツ(Org)

録音 2016年4月5-7日
17世紀始め、フレスコバルディが数多く作曲した“オルガンやチェンバロのための作品”は、当時の宗教曲とは全く違う、即興的要素 を多分に盛り込んだ新しい様式の作品として、広く人気を集めました。この流れはイタリアだけでなくスペインや他の国にも影響を与 え、17世紀後半に活躍したカバニリェスも「スペイン的な要素」を盛り込んだ幻想的でカラフルなバロック様式の作品を数多く作曲し ています。一説によるとカバニリェスは「全ての作曲家の中で、最も多くのオルガン作品を書いた」とされ、1927年に始まった彼のオル ガン作品全集の出版は未だ継続中。ただし、カタルーニャ図書館に残存している原稿の一部は状態が悪く、大規模な研究や再 構築が必要になるとも言われています。未知の作品を探す喜びをもたらすTOCCATAレーベルならではのシリーズです。

Dynamic
CDS-7782(1CD)
NX-B03
カヴァッリ(1602-1676):聖母マリアの夕べの祈り(1675)
マリアのためのアンティフォンとソナタ(1656)
クレマ・クラウディオ・モンテヴェルディcho
ラ・ピファレーシャ(アンサンブル)
ブルーノ・ジーニ(指)

録音:2016年5月13-15日、10月14日
イタリア・バロック期の作曲家カヴァッリが亡くなる1年前に作曲した「聖母マリア」のための音楽集。これで、既にリリースされている「5 つの賞賛されたヴェスプロ集」(CDS520)、「聖日曜日のための夕べの祈り」(CDS7714)と併せて、カヴァッリの宗教作品を代表 する3作品が揃うことになります。モンテヴェルディの後継者であり、優れた歌劇作曲家としても活躍したカヴァッリは、ヴェネツィア楽 派伝統の様式で書かれたマニフィカトが知られていますが、こちらのアンティフォナは2つに分かれた合唱が交互にテキストを歌うシン プルな形式で、自由に旋律を歌わせる歌劇に比べると、比較的厳格な書法で書かれていますが、その中にも美しい旋律が溢れて おり、当時の教会内を彷彿させる荘厳な雰囲気も味わえます。ジーニ率いるラ・ピファレーシャは、この時代の作品を専門とするア ンサンブル。モンテヴェルディ作品で高い評価を受けています。

H.M.F
HAF-8905278(1CD)
モンテヴェルディ:マドリガーレ集 Vol.3「ヴェネツィア」〜第7巻&第8巻(抜粋)
●マドリガーレ集 第7巻『コンチェルト』より
チェトラの調べに合わせて SWV117 〜シンフォニア
星の光に SV138
唇よ、何とかぐわしく匂うことか SV139
金髪の髪よ、美しい宝 SV143
断ち切られた望み SV132
愛の手紙 SV141
ティルシとクローリ SV145
●マドリガーレ集 第8巻『戦いと愛のマドリガル集』より
他の人々は愛の神について歌えばよい S146
とても優しいナイチンゲール S161
ニンフの嘆き SV163
タンクレディとクロリンダの戦い SV153
ポール・アグニュー(指、T)
レザール・フロリサン

録音:2014年5月、2015年4-5月/パリ、シテ・ド・ラ・ムジーク(ライヴ)
レザール・フロリサン創設者のウィリアム・クリスティと共に、同楽団の共同指揮者として活躍しているポール・アグニュー。彼が指揮をしたモンテヴェルディ のマドリガーレ全曲演奏会のライヴ録音から、抜粋で3枚のアルバムをリリースする企画が完結しました。「マントヴァ」(第4〜6巻収録・AF-003)、「ク レモナ」(第1〜3巻収録・AF-005)に続く今作「ヴェネツィア」は残りの第7、8巻からの楽曲を収録しています。
革新的な書法でバロック時代の扉を切り開いたモンテヴェルディは全部で8巻のマドリガーレ集を残しており、その作風の変遷はそのままルネサンスか らバロックへの道のりと言える内容。ここに収められた後期作品は器楽の効果的な使用に加え、ソリストが歌の掛け合いで場面を展開していく構成も現れ、 まるでオペラのワン・シーンかのような音世界が広がっています。リコーダーやヴァイオリンの走句と楽しげな二重唱がキャッチーな『金髪の髪よ、美しい 宝』、順次進行で下降するラメント・バスが繰り返される名作『ニンフの嘆き』、まさにオペラのような『タンクレディとクロリンダの戦い』など一聴しただ けで心を捉える印象深い曲が並び、モンテヴェルディの天才性に打たれます。 (Ki)
H.M.F
HMM-807620
(1SACD)
「神の劇場」〜ジャケス・デ・ヴェルト:モテット集
Gaudete in Domino
Hoc enim sentite in vobis
Saule, Saule
Vox in Rama audita est
Amen, amen dico vobis
Egressus Jesus
Peccavi super numerum
O Crux ave, spes unica
Ascendente Jesu in naviculam
Virgo Maria hodie ad coelum
Quiescat vox tua a ploratu
Deus iustus, et salvans
O altitudo divitiarum
スティレ・アンティコ

録音:2016年3-4月/ロンドン、オールハロウズ教会
ルネサンス音楽の中心地フランドルに生まれ、バロック音楽が産声を上げるイタリアで人生の大半を過ごしたジャケス・デ・ヴェルト(1535-1596)。 彼はマドリガーレにおいて、ルネサンスの完成されたポリフォニー書法とモンテヴェルディが創り上げた新世代の書法、その間を見事に繋ぐ音楽を残しま した。また個性的かつ劇的なモテットを残したことでも知られ、ここに収録されている楽曲も高度で巧妙なポリフォニー書法と心に訴えかける素直な美し さが同居した名品ばかり。「いにしえのスタイル」の名を持つイギリスの声楽アンサンブル、スティレ・アンティコによる晴れやかで透明なア・カペラ合唱 も素晴らしく、聴いてうっとりとする1 枚です。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-2485
D・スカルラッティ:歌劇『Amor d’un’ombra e gelosia d’un’aura(影の愛とアウラの嫉妬)』 ベアトリーチェ・メルクーリ(Ms)
ナルチーゾ・アンジェロ・ボナゾッリ(C.T)
ローマバロッカ・アンサンブル、
ロレンツォ・トッツィ(指、Cemb)

録音:2016年6月10日/ローマ、アンジェリカ図書館(ライヴ)
1714年にローマで書かれたオペラです。1720年には改訂されロンドンで上演されました。『エコーとナルキッソス』というタイトルでも知られ、水面 に映る自分の美貌に魅せられてしまうナルキッソス(ナルシストの語源)を描いています。スカルラッティのベルカントで伸びやかな声楽書法が印象的な美 しい作品です。チェンバロ・ソナタが有名なドメニコ・スカルラッティですが、父でありナポリ楽派の代表格であるアレッサンドロ同様、声楽作品も充実し た内容。ブックレットには原語歌詞(イタリア語)と英語対訳を収録。 (Ki)

OBSIDIAN
OBSCD-717(1CD)
ルクレツィア・ボルジアの娘〜16世紀修道院のモテット集
1. Tribulationes civitatum audivimus
2. Suscipe verbum, virgo Maria
3. Haec dies quam fecit Dominus
4. Ego sum panis vitae
5. O salutaris hostia
6. Veni sponsa Christi
7. Salve sponsa Dei
8. Hodie Simon Petrus
9. Ave sanctissima Maria
10. Sicut lilium inter spinas
11. Angelus Domini descendit
12. Felix namque es
13. Angustiae mihi sunt
14. O beate Christi confessor
15. Iste est Joannes
16. Angeli archangeli troni
ムジカ・セクレタ
セレスティアル・セイレーン

録音:2016年
史上最も悪名高い、当時の教皇アレクサンドル6世の娘 ルクレツィア・ボルジアは、政治に利用された波乱万丈の人生で知られています。波乱とスキャ ンダルに満ちた人生であった彼女ルクレツィアの3番目の結婚相手、フェラーラ公エルコレ・デステの嫡男アルフォンソ1世・デステ。彼女はアルフォンソ との間に6人の子どもを出産しています。その中で修道院に入った娘エレオノーラ・デステの生涯について詳細は明らかにされていませんが、1543年に ヴェネツィアで出版された本の中で、作曲家としての才能を持っていたことが分かっています。この本は匿名となっていますが、フェラーラのコルプス・ドミ ニ修道院についての記述があり、エレオノーラが不詳の作曲家であることを示唆していると考えられています。これは修道女のための初期ポリフォニー音 楽であり、ムジカ・セクレタとセレスティアル・セイレーンによる研究によって、その姿が明らかにされます。 (Ki)

ATMA
ACD2-2746(1CD)
オルランド・ディ・ラッソ(1532-1594):モテット集〜ラウダーテ・ドミヌム
主よ、ほめたたえよ/良きイエスよ、父の御言葉は/苦難の中から主を呼ぶと/われら神であるあなたを讃えん/マルタはイエスに言った/主よ、われらの主よ/救い主のうるわしき母/ベアトゥス・ニコラウス/すべてには時がある/音楽は神の最良の贈り物/暁の光は赤く染まり
モントリオール古楽スタジオ
アンドリュー・マッカナーニー(指)

録音:2016年6月、ケベック
イギリスの合唱指揮者アンドリュー・マッカナーニーが新しく音楽監督に就任したモントリオール古楽スタジオ。新体制後の最初のアルバムは、後期ルネサンスのフランドル楽派の作曲家のオルランド・ディ・ラッソのモテット集。ラッソは優れたポリフォニー様式を代表する作曲家であり、多数のミサ曲、530曲のモテット、175曲のマドリガーレとヴィッラネッラ、150曲のシャンソン、90曲のリートを残した大変な多作家です。静かに動く各声部が織りなすハーモニーと透明感は絶品。 (Ki)

MIRARE
MIR-303(1CD)
ラ・レヴーズによるブクスデフーデ
ブクステフーデ:ヴァイオリン,ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ イ短調 BuxWV272*
トリオ・ソナタ集 op.2より第3番ト短調 BuxWV261(ハンブルク1696)
ヴィオラ・ダ・ガンバ,ヴィオローネと通奏低音のためのソナタニ長調 BuxWV267*
ヴァイオリン,ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタと組曲変ロ長調 BuxWV273*
ディートリヒ・ベッカー:ソナタと組曲ニ長調(ハンブルク1674)
作曲者不詳:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ.ニ短調(リューベック)
ラ・レヴーズ
ステファン・デュデルメル((Vn)
フローレンス・ボルトン(ヴィオール)
バンジャマン・ペロー(テオルボ)
エミリー・オードワン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
カスティン・ローフ(クラヴサン)
セバスティアン・ウォナー(Org)]

録音:2015年10月パリ
*=ウプサラ大学所蔵手稿譜より
バンジャマン・ペロー率いるラ・レヴーズによるブクスデフーデの室内楽曲集。北ドイツのオルガン楽派最大の音楽家であり、J.S.バッハのオルガン音 楽に最大の影響を与えたブクステフーデ。リューベック聖マリア教会のオルガニストだったブクステフーデは、当時、大変な人気を誇る音楽家でした。20 歳のJ.S.バッハが、ブクステフーデが主催する「夕べの音楽」を聴くために、400kmも離れたリューベックまで徒歩で訪れ、さらには4週間の休暇を 無断で4ヶ月に延長してしまったほど、ブクスデフーデの音楽に心酔していたことは有名な話です。 本盤に収録されているのは1696年にハンブルクで出版されたトリオ・ソナタ集、ウプサラ大学図書館(スウェーデン)所蔵の手稿譜に基づいて出版され た ソナタを3曲、そして同時代に活躍したオルガニスト兼作曲家であったディートリヒ・ベッカーのソナタと作曲者不詳でおそらくリューベック書かれ、ブ クスデフーデの影響も多少うかがえる無伴奏ガンバのためのソナタです。 (Ki)

GENUIN
GEN-17453(1CD)
「絶望的な運命の女神」〜ゴシックとルネサンスのオルガン作品集
(1)ブクスハイム・オルガン曲集(〜1470):Redeuntes in idem
(2)ギヨーム・ド・マショー:サンクトゥス(ノートルダム・ミサ曲より)
(3)ロバーツブリッジ写本(〜1320):adesto - firmissime fidem teneamus ? alleluia
(4)アダム・イーレボルク・フォン・シュテンダールのタブラトゥーラ曲集(1448):sequitur aliud praeambulum
(5)ファエンツァ写本117(〜1380-1420):キリエ - 全能なる創り主
(6)ファエンツァ写本117(〜1380-1420):グローリア - 全能なる創り主
(7)アダム・イーレボルク・フォン・シュテンダールのタブラトゥーラ曲集(1448):プレアンビュルム
(8)アダム・イーレボルク・フォン・シュテンダールのタブラトゥーラ曲集(1448):Sequitur mensura sex
notarum eiusdem tenoris, "Frowe al myn hoffen an dyr lyed":
(9)アダム・イーレボルク・フォン・シュテンダールのタブラトゥーラ曲集(1448):incipit fortuna
(10)アントワーヌ・ビュノワ?(1430-1492):絶望的な運命の女神
(11)ヨハネス・ビューヒナー(1483-1538):Fortuna in fa trim vocum
(12)レオンハルト・クレーバーのタブラトゥーラ曲集(1495-1556):Fortuna in fa quatuor vocum
(13)レオンハルト・クレーバーのタブラトゥーラ曲集(1495-1556):Fortuna in mi
(14)アントワーヌ・ビュノワ/アレクサンドル・アグリコラ(〜1446-1506):絶望的な運命の女神
(15)パウル・ホーフハイマー(1459-1537):サルヴェ・レジーナ
(16)アダム・イーレボルク・フォン・シュテンダールのタブラトゥーラ曲集(1448):Sequitur praeambulum
(17)ヨハネス・ビューヒナー(1483-1538):Dantz Moss. Benczenauer
(18)ブクスハイム・オルガン曲集(〜1470):Redeuntes
(19)ザンクト・ガレン・オルガン曲集(1490-1546):御身はすべてが美しくあり給う
(20)ヨハネス・ビューヒナー(1483-1538):復活の主は
(21)ゼトゥス・カルヴィジウス(1556-1615):復活の主は
(22)ザンクト・ガレン・オルガン曲集(1490-1546):復活の主は
ダニエル・バイルシュミット(Org)
(5)(9)(15)クリスティーネ・モーズ(S)
(1)(2)(5)(9)(15)(22)ファイト・ヘラー(グロッケン)

録音:2015年
ゴシック時代からルネサンス期に残されたオルガンの作品を収録。ブクスハイム・オルガン曲集 は 1460 年から 1470 年の間に編纂された鍵盤楽器の曲集。オリジナル曲と編曲作品を合わせて 256 曲が収められています。ロバーツブリッジ写本は14 世紀の音楽手稿。15 世紀の修道院長イー レボルクが書いた写本などから取り上げています。

MSR
MS-1632(1CD)
ピエール・ド・マンシクール(c.1510-1564):ミサ曲「地上の王らは」
(1)地上の王らは
(2)ミサ曲「地上の王らは」
(3)わが肉体は
(4)覚えたもうな
(5)わたしは美しいものを見た
(6)天の女王
セント・ルーク・イン・ザ・フィールズcho
デイヴィッド・シュラー(指)

録音:2016年2月&3月
ピエール・ド・マンシクールは16 世紀に活躍したフランドル楽派の作曲家。主にミサ曲やモテッ ト、シャンソンなどを残しています。このアルバムで収録されているミサ通常分(“キリエ”“グローリ ア”“クレド”“サンクトゥス&ベネディクトゥス”“アニュス・デイ”)のミサ曲「地上の王ら」は世界初録 音。美しい響きに癒されます。

CPO
CPO-555064(1CD)
NX-B10
ヴォルフェンビュッテル城の音楽集 第1集〜ミヒャエル・プレトリウス(1571/1572-1621):マルティン・ルターによるコラール集
ハレルヤ、来たれ聖霊
ああ神よ、天よりみそなわし
天にまします我らの父よ
いざ喜べキリストのともがらよ
平安と歓喜もて われはいく
主よ、みことばもて我らを守りたまえ
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス
マンフレート・コルデス(指)
2017年はルターが「宗教改革」を提唱して500年目の年です。cpoレーベルではこれを記念し、何枚かのルター関連アルバムのリ リースを予定しています。アルバムタイトルである「ヴォルフェンビュッテル城」は神聖ローマ帝国の領邦国家で、1514年から1568年 にこの国を統治したハインリヒ2世は宗教改革にそのまま身を投じた人物として知られています。そしてハインリヒ2世の孫であるハイ ンリヒ・ユリウス(1564-1613)は賢王として、聖俗両界を統治、文化の発達にも高い貢献を果たしました。プレトリウスは1614年 からこのユリウスの宮廷オルガニスト・楽長を務めており、プロテスタントの賛美歌の発展に寄与した作曲家です。またプレトリウスの 父はルターから教えを受けていたとも言われ、プレトリウス一族は何かと宗教改革には関係が深かったようです。
CPO
CPO-555098(1CD)
NX-A11
マルティン・ルターと音楽
ヴェルナー・ファブリチウス(1633-1679):歓呼せよ、天よ
ルター(1483-1546):私は死なず、私は生きる
ハンス・ノイジードラー(1508頃-1563):あなたは可愛く美しい
トーマス・シュトルツァー(1480頃-1526):8つの旋法による旋律より第10旋法
トハン・ヴァルター(1496-1570):今、われらは聖霊に嘆願す
シュッツ(1586-1672):来たれ聖霊、主なる神
シュトルツァー:8つの旋法による旋律より第7旋法
ノイジードラー:法律の学生の踊り
ヨハン・エッカルト(1553-1611):高き天より
エッカルト:主よ、この時代に
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):予言者イザヤに起こりしことは
ヨハン・ローゼンミュラー(1617-1684):万軍の主よ、あなたのすまいは
ルカス・オジアンダー(1534-1604):神はわがやぐら
バッハ:キリストは死の縄目につながれたり BWV4
モニカ・マウフ(S)
フランツ・フィッツトゥム(C.T)
イナ・ジートラチェク(S)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
ニルス・ギーベルハウゼン(T)
マルクス・フライク(Bs)
イェンス・ハマン(Bs)
バッハ=コア・ジーゲン
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル
ウルリヒ・シュテッツェル(指)
宗教改革の立役者として、また数多くの賛美歌の作者として名を知られているマルティン・ルター。彼は音楽家としても、リュートを 演奏しながら賛美歌を歌いましたが、自身の音楽的才能については「取るに足らない、才能もないテノール」と卑下していたという 記録が残っています。このアルバムでは、彼自身のコラールも含め、エッカルトやJ.S.バッハを含む11人の作曲家が「ルターの賛美 歌」を基に書いた作品を収録。バッハ=コア・ジーゲンと名歌手たちが演奏するこれらの曲集、改めてルターの偉大さを確認できる 出来栄えとなっています。

Hyphen Press Music
HPM-010(1CD)
眠りから覚めよ!
ブクステフーデ:カンタータ 「目覚めよと呼ぶ声あり」 BuxWV.101、
 「ソナタ ハ長調BuxWV.266、
 カンタータ 「鹿の谷川を慕いあえぐがごとく」BuxWV.92、
 カンタータ 「目覚めよ、と呼ぶ声あり」 BuxWV.100
エルレバッハ:ピッコロ・ヴァイオリン,ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ第6番
バッハ:カンタータ第140番 「目覚めよ、と呼ぶ声あり」 BWV.140
バッハ・プレーヤーズ

録音:2014年11月11日−13日
ヴァイオリンのニコレット・ムーネンを中心に、17〜18世紀の音楽の演奏をメインとして1996年にロンドンで結成されたイギリスのピリオド・アンサンブル、バッハ・プレーヤーズ。第10弾では、エルレバッハによる珍しいピッコロ・ヴァイオリンを使用したソナタを収録。

Lindoro
MPC-0712(1CD)
甘き木蔭に〜ルネサンス期イタリアとドイツ=オーストリアのムジカ・ポエティカ
シャイン: 「音楽の饗宴」 から組曲 X
マイネリオ:ミラノのバッロ
テルツィ:ポーランドのバッロ
ガルダーネ:ヴェネツィアのガリアルダ
シュメルツァー:7つのリコーダーのためのソナタ
ラッスス:わが魂は悲しむ
デ・ローレ:主は正し
パレストリーナ:ガラリヤ人たちよ
デ・バルベリイス:いかなる確かさが
カヴァッツォーニ: 「Falt D'Argens」 によるカンツォン
ルカ・マレンツィオ:美しく輝く瞳
ベルターリ:5つのリコーダーのためのソナテッラ
ゼンフル:Das g'laut zu Speyer
作曲者不詳(16世紀ドイツ):わが努力と労苦は
ハンス・ノイジードラー:わが努力と労苦は
メルヒオール・ノイジードラー:わが努力と労苦は
ゼンフル:わが努力と労苦は
ハスラー:ああ、苦痛に禍あれ
ブレイド:ガリアード
プレトリウス:太陽の昇る地平から
ロイヤル・ウィンド・ミュージック
パウル・レーンフーツ(指)

録音:2002年4月
アムステルダム・ルッキ・スターダスト・クヮルテットの元メンバー、パウル・レーンフーツが創設したリコーダー・アンサンブル、ロイヤル・ウィンド・ミュージック。ルネサンス期イタリアとドイツを中心とした独墺のリコーダー・コンソートのための作品集。

Tactus
TC-710701(1CD)
ジャルディーニ:室内楽作品集
弦楽四重奏曲第6番
チェンバロ,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための四重奏曲 Op.21-2
ヴァイオリン,2本のヴィオラとチェロのための四重奏曲 Op.23-1
ヴァイオリン,フルート,ヴィオラとチェロのための四重奏曲 Op.25-3
弦楽四重奏曲 Op.25-4
ミルスSQ〔フェデリカ・ヴィニョーニ(Vn1)、マッシミリアーノ・カネット(Vn2)、リッカルド・サヴィネッリ(Va)、ルカ・ヴァチェッリ(Vc)〕、
ジョルジオ・ボッティリオーニ(Va)、ニコラ・カンピテッリ(Fl)、アッティリオ・カントーレ(Cemb)

録音:2016年4月
皇太子の音楽教師として招聘されるなど、18世紀のイギリスでヴァイオリニストとして目覚ましい活躍を繰り広げたイタリアの音楽、フェリーチェ・ジャルディーノ(1716−1796)の四重奏曲集。ミルスSQは、アバドが設立したボローニャのモーツァルトOでも活躍した若手実力派操奏者たちにより、2008年9月に結成されたイタリアのアンサンブル。ハイドンからマデルナに至る幅広いレパートリーを誇り、クスSQやマリオ・ブルネロから高い評価を受けるなど、イタリアの室内楽界の次代を担うアンサンブルとして期待されています。
Tactus
TC-560380(3CD)
コルテッリーニ:ミサ曲全集

(1)第1旋法によるミサ曲(4声)
(2)第6旋法によるミサ曲(5声
(3)第2旋法によるミサ曲(6声)
(4)第5旋法によるミサ曲(8声)
(5)第1旋法によるミサ曲(8声
(6)ミサ・サルヴァトリス・ムンディ(8声)
(7)聖母マリアの祝日のためのミサ曲(8声)
(8)ミサ・アンジェリス・カストディス(8声)
(9)聖カルロのミサ(8声)
(10)ミサ曲「主を信ず」(8声)
(11)ミサ・エクサウディ・メ・ドミネ(8声)
(12)ミサ・サルヴァム・メ・ファク(8声)
(1)コーロ・ポリフォニコ・ヒストリウム「ルパッキノ・ダル・ヴァスト」、ルイージ・ディ・トゥリオ(指)〕
(2)スーペル・パルテス・ヴォーカル・アンサンブル、カルミネ・レオンツィ(指)
(3コーロ・ダ・カメラ・ディ・ボローニャ、ピエール・パオロ・スカットリン(指)
(4)コーロ・ダ・カメラ・エクレクティカ・ディ・ボローニャ、クリスティアン・ジェンティリーニ&ミケーレ・ナポリターノ(指)
(5)コーロ・ダ・カメラ・ディ・ボローニャ、ピエール・パオロ・スカットリン(指)
(6)コーロ・チッタ・ディ・ローマ、マウロ・マルケッティ(指)
(7)ヴォカリア・コンソート・ローマ、マルコ・ベッリーニ(指)
(8)ストゥディウム・カンティクム・カリアリ、ステファニア・ピネイダー(指)
(9)〔コーロ・エウリディーチェ・ボローニャ、ピエール・パオロ・スカットリン(指)
(10)コーロ・ダ・カメラ・エウリディーチェ・ボローニャ、ピエール・パオロ・スカットリン(指
(11)カペラ・ムジカーレ・アルチヴェスコヴィレ・デッラ・バシリカ・ディ・サン・ピエトロ・ボローニャ、ミケーレ・ヴァンネッリ(指
(12)ミコーロ・ポリフォニコ・サン・アントニオ・アバテ、モニカ・マラキン(指)
カミッロ・コルテッリーニ(1561−1630)は、コルネット、トロンボーン奏者としても活躍した16〜17世紀イタリアの作曲家。コルテッリーには「協奏ミサ」形式の先駆者的存在でもあり、「聖カルロのミサ」のグローリアでは、ソプラノと金管楽器による協奏曲風のパッセージが登場する。コルテッリーニのミサ曲、しかも全集録音は非常に貴重。当時の教会音楽、協奏ミサ曲を知る上でも重要な資料となることでしょう。
Tactus
TC-862790(2CD)
ボッシ:オルガン作品全集 Vol.12
マルコ・エンリコ・ボッシ編曲〜ツィポリ:カンツォーナ
フレスコバルディ:フーガ
ナルディス:ブレーヴェ・ペンシエロ・エレジアコ・コンポスト
フレスコバルディ:聖体奉挙のためのトッカータ
マルティーニ:変奏付きアリア
ポルポラ:フーガ
バッハ:フゲッタ、シンフォニア第9番
A・ガブリエリ:カンツォーナ
ヘンデル:ソナタ HWV.36
バッハ:ひとよ、汝がつみの BWV.622
パイジェッロ:ヴァイオリン、チェロとオルガンのためのソナタ
バッサーニ:ラルゲット
ポラローリ:フーガ
フレスコバルディ:前奏曲とフーガ、半音階トッカータ、トッカータ、カンツォン第6番
パラフーティ:聖体奉挙
ツィポリ:聖体奉挙
作曲者不詳:教会アリア
ペシェッティ:アレグロ
マルティーニ:アダージョ、前奏曲
アンドレア・マシナンティ(Org)、
ジョヴァンニ・バッティスタ・ファブリス(Vn)、
エレーナ・ペレラ(Vc)

録音:2013年&2015年
サンタ・チェチーリア音楽院などの校長を歴任し、当時を代表するオルガニストとしてその名を馳せたマルコ・エンリコ・ボッシ(1861−1925)。タクトゥス・レーベルのライフワークとなったオルガン作品全集の第12集には、ボッシの編曲による大作曲家たちの鍵盤作品の数々を収録。イタリアはヴィチェンツァ、ティエーネ教会に設置されているカリード製のヒストリカル・オルガンによる演奏。

Linn
CKD-542(1CD)
ザ・マスク・オヴ・モメンツ
トマス・キャンピオン、ジョヴァンニ・コプラリオ、アルフォンソ・フェッラボスコ2世、ロバート・ベイトマン、ロバート・ジョンソン、チャールズ・コールマン、ヘンリー・ローズ、ウィリアム・ローズ、マシュー・ロック、 ニコラス・ラニエ、作曲者不詳の作品を収録
エリザベス・ケニー(リュート、テオルボ、ギター)、
シアター・オヴ・ジ・エア、
ソールズベリー大聖堂聖歌隊

録音:2015年6月20日−22日、聖マーティン教会(ソールズベリー、イギリス)
レザール・フロリサンやOAE、ファンタズム、パメラ・トービーら世界の一流古楽奏者たちと共演してきたリューティスト、エリザベス・ケニーが2007年に創設したピリオド・アンサンブル、シアター・オヴ・ジ・エアがLinn Recordsへ登場。
ロドルフォ・リヒター(vn)、デイヴィッド・ミラー(lute)、エミリア・ベンジャミン(vn, va, viols)、市瀬礼子(viols)、リチャード・タニクリフ(bass violin)など、錚々たる名手が集うアンサンブルで、17世紀の知られざる器楽と声楽作品に光をあててゆきます。

Glossa
GCD-920941(2CD)
モンテヴェルディ:歌劇 「オルフェオ」 クラウディオ・カヴィーナ(指)ラ・ヴェネクシアーナ、エマヌエラ・ガッリ(音楽の精&エウリディーチェ)、ミルコ・グァダニーニ(オルフェオ)、マリーナ・デ・リーゾ(使者)、クリスティーナ・カルツォラーリ(プロセルピナ)、マッテオ・ベロット(プルトーネ)、ホセ・ロ・モナコ(希望)、サルヴォ・ヴィターレ(カロンテ)、ヴィンチェンツォ・ディ・ドナト(アポロ)、フランチェスカ・カッシナーリ(ニンファ)、ジョヴァンニ・カッカーモ(牧人T)、櫻田 亮(牧人U&霊T)、トニー・カッラディーニ(牧人W&霊U)

録音:2006年2月、サン・カルロ教会(モデナ/イタリア)
初演後400周年を記念してレコーディングされ、英グラモフォン賞2008では「バロック声楽部門賞」を受賞するなど世界的に大ヒットしたラ・ヴェネクシアーナのモンテヴェルディの大作「オルフェオ」。しばらく入手困難盤となっていたこの「オルフェオ」が、モンテヴェルディの生誕450周年となる2017年に新装再発売!冒頭のトッカータで響くピリオド楽器(コルネットはブルース・ディッキー!)の輝かしいサウンド、ソリストたちの卓越した歌唱力。絶妙のハーモニーと充実した古楽器の響きが素晴らしい「オルフェオ」は、モンテヴェルディ音楽の伝承者たち、ラ・ヴェネクシアーナの代表的名演の1つです。
Glossa
GCD-P32113(1CD)
ヴェッキ:レクイエム〜ルーベンスの葬送とアントワープのバロック
ジョルジュ・ドゥ・ラ・エル:ミサ曲 「自然の摂理に逆らって」より キリエ、サンクトゥス、アニュス・デイ
ペドロ・ルイモンテ:ミサ曲 「めでたしいとも聖なる乙女」より アニュス・デイ
ドゥアルテ・ローボ:ミサ・ドゥム・アウローラより アニュス・デイ
グランドラヴォア、
ビョルン・シュメルツァー(指)

録音:2016年2月1日−5日、ベルギー
古楽大国ベルギーの音楽学者であり、民族音楽の権威としても高名なビョルン・シュメルツァー。シュメルツァーが率いる、アントワープの多国籍古楽精鋭集団グランドラヴォア。ギョーム・ド・マショーの傑作「ノートルダム・ミサ(GCDP 32110)」の録音で大きな話題を呼んだシュメルツァー&グランドラヴォアが歌うのは、マドリガル・コメディの作曲家として知られるイタリア・ルネサンスの音楽家、オラーツィオ・ヴェッキ(1550−1605)のレクイエム(死者のためのミサ曲)。ヴェッキのレクイエムに、ドゥ・ラ・エル、ルイモンテ、ドゥアルテ・ローボのアニュス・デイなどをつなげ、フランドルの画家ピーテル・パウル・ルーベンスの葬送音楽を表現。
イタリア・ルネサンスとフランドル・バロック、音楽と絵画などの様々な側面を、妥協なきヴォーカル・アンサンブルで描きます。

LAWO Classics
LWC-1114(1CD)
ヴェネツィアを思い出してくれ
ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲ニ長調 Op.10-3, RV.428 「ごしきひわ」
マリーニ:4声のパッサカリオ ト長調 Op.22
ウッチェリーニ:「ラ・ベルガメスカ」 によるアリア
カステッロ:ソナタ第9番 ト長調/レグレンツィ:4声のソナタ第2番 Op.10-2
ヴィヴァルディ:リコーダーとファゴットのためのソナタ RV.86
ガルッピ:協奏曲第1番ト長調
パレストリーナ/バッサーノ:美しきかな, 愛する者
ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲ハ長調 RV.444
インゲボルグ・クリストフェシェン(リコーダー)
バロッカネルネ

録音:2016年5月27日−30日、ヤール教会(ノルウェー)
これまで、アルフレード・ベルナルディーニやカティ・デブレツェニ、ロドルフォ・リヒターなどの名手がゲスト指揮者、ソリストとして参加してきた1989年創設のオスロの古楽アンサンブル、バロッカネルネ。C.P.E.バッハ(LWC-1038)、テレマン(LWC-1074)につづくLAWO Classics第3弾は、ノルウェーの若きリコーダー奏者、インゲボルグ・クリストフェシェンを主役に聴き手を「アドリア海の真珠」ヴェネツィアへの旅に誘う趣向のアルバム。今作では、ダンディン・コンソートやキングズ・コンソート、OAEなどのメンバーとして活躍するヴァイオリニスト、ヒュー・ダニエルが参加。
YouTubeの公式チャンネルにて、クリストフェシェンよる「ごしきひわ」をご試聴いただけます! (2015年3月のライヴ)

Christophorus
CHR-77405(1CD)
テレマン:神はわがやぐら〜宗教改革記念日と聖ミカエルの祝日のための祝祭カンタータ集 バート・ホンブルク室内cho、
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル、
アルノ・パドゥフ(指)他

録音:2016年4月13日−16日、ドイツ
ハイクオリティな古楽、宗教音楽を世界に送り出しているドイツ最古のレーベル、クリストフォルス(Christohorus)。 マルティン・ルターと宗教改革の音楽を集成したBOXセット「ルターと音楽(CHR 77403)」に続く、宗教改革500周年記念リリース第2弾は、「神はわがやぐら(Ein' feste Burg ist unser Gott)」をはじめとする、テレマンが宗教改革記念日と聖ミカエルの祝日のために作曲した祝祭カンタータ集。 ルターが作詞作曲した讃美歌「神はわがやぐら」と言えば、バッハのコラールや、メンデルスゾーンの交響曲第5番 「宗教改革」など、様々な作曲家によって使用されていますが、ここでは世界初録音となる、テレマンが壮麗なオーケストレーションを施した祝祭カンタータが収録されています。 ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブルは、ドイツのコルネット奏者アルノ・パドゥフが1995年に設立したピリオド・アンサンブル。これまで、アンサンブル名の元となったヨハン・ローゼンミュラーをはじめ、ヨハン・カスパル・ケール、アルブレヒト・フォン・ブランデンブルク、ヨハン・パッヘルベル、ダニエル・ボリウス、セバスティアン・クヌッファーなど、17世紀〜18世紀の知られざる音楽を歴史的資料に基づき演奏・録音してきました。

fra bernardo
FB-1302202(2CD)
オケゲム:任意の旋法によるミサ曲
種々の比率によるミサ曲
ザ・サウンド・アンド・ザ・フューリー〔アレッサンドロ・カルミニャーニ(C.T)、ジョン・ポッター(T)、クリスティアン・ヴェークマン(T)、ハンス・イェルク・マンメル(T)、ミヒャエル・マンタイ(Bs)〕
※初紹介旧譜
ヒリアード・アンサンブルの元メンバー、ジョン・ポッター、ハンス・イェルク・マンメルなどイギリス、ドイツの名歌手たちを擁する男声ヴォーカル・アンサンブル、ザ・サウンド・アンド・ザ・フューリーが、ヨハネス・オケゲムの傑作ミサを歌います。
fra bernardo
FB-1207302(3CD)
フィルミヌス・カロン:ミサ曲&シャンソン集 ザ・サウンド・アンド・ザ・フューリー〔ダヴィド・エーラー(C.T)、ジョン・ポッター(T)、クリスティアン・ヴェークマン(T)、コリン・メイソン(Bs)、ミヒャエル・マンタイ(Bs)〕、ゲスト:スヴェン・シュヴァンベルガー(リュート)

※初紹介旧譜
フランスのシャンソン作家として、15世紀後半に高い評価を得ていたフィルミヌス・カロン(ca.1440−ca.1475)。ギヨーム・デュファイの影響を受け、独自に発展させたとされる5つミサ曲と7つのシャンソン(歌曲)を収録。
fra bernardo
FB-1209232(1CD)
オーストリアのバロック・トランペット
作曲者不詳(17世紀後半):9声のソナタ
ビーバー:5声のソナタ第7番
リットラー:18声のソナタ
ポリエッティ:ソナタ第7番
ビーバー:6声のソナタ 「Die Pauern Kirchfahrt genandt」
ヴェイヴァノフスキー:8声のソナタ・サンクティ・マウリティ
リットラー:7声のチャッコーナ、17声のソナタ
シュメルツァー:3声のソナタ
トラール(ドラー):10声のソナタ
ビーバー:4声の 「Trombett- undt musikalischer Taffeldienst」
リットラー:17声のソナタ・サンクティ・カロリ
コンチェルト・ステラ・マトゥティナ

※初紹介旧譜
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスやイングリッシュ・コンサート、オルフェオ・バロックOなど、世界有数のバロック・アンサンブルで活躍してきたメンバーたちによって2005年に創設されたオーストリアのピリオド・オーケストラ、"コンチェルト・ステラ・マトゥティナ"による、バロック・トランペットの饗宴。
fra bernardo
FB-1208982(1CD)
ブルネンタール1715〜ドイツ、オーストリア、イタリアのコルネットとオルガンのための音楽
フレスコバルディ:トッカータ第5番
シャイデマン:モテット「De ore prudentis procedit mel」
ケルル:パッサカリア
メアッリ:ソナタ 「ラ・クレメンテ」
フレスコバルディ:アルトロ・リチェルカール
シャイデマン:ソナタ第10番
ケルル:シャコンヌ ハ長調
フローベルガー:聖体奉挙のためのトッカータ ト短調 FbWV.106
シュメルツァー:ソナタ第2番
ゲオルク・ムファット:チャコーナ、トッカータ第7番
フランシスコ・チェーラ(Org)、
ウィリアム・ドンゴワ(コルネット)

録音:2011年5月19日、ブルネンタール巡礼教会(ドイツ)
※初紹介旧譜
ドイツのオルガン職人一家に名を連ねるレオポルト・フレウンドが1715年にブルネンタールで製作した歴史的オルガンを使用した、オルガンとコルネットのための音楽。ブルネンタールで行われる音楽祭"Brunnenthaler Konzertsommer"のライヴ録音。

Etcetra
KTC-1571(1CD)
スペシャルニク写本〜1500年頃プラハのポリフォニー カペラ・マリアーナ、
ヴォイチェフ・セメラート(芸術監督)
2008年に結成されたチェコのヴォーカル・アンサンブル、カペラ・マリアーナが歌うのは、1500年頃のチェコのポリフォニーを現代に伝えるスペシャルニク写本(Codex Specialnik)の音楽。 多くの作曲者不詳の作品に加え、バルトロメウス・フランク、ハインリヒ・イザーク、ヨハネス・トゥーローらの作品を収録し、殆どが世界初録音。

Signum Classics
SIGCD-478(1CD)
アイルランドのヘンデルVol.1
ヘンデル(ウォルシュ編):「メサイア」より 序曲
ヘンデル(バベル編):「リナルド」より 私は戦いたい
ヘンデル(クリストファー・スミス編):「エステル」序曲
ヘンデル:組曲第7番ト短調
作曲者不詳:ヘンデルの森の音楽
ジェミニアーニ:ヴィヴモン
ヘンデル(バベル編):「リナルド」より 私を泣かせてください
ロージングレーヴ:組曲第8番ト短調
トーマス・カーター:ソナチナ第10番変ホ長調 Op.6
ヘンデル(カニンガム編):Der arme Irische Junge
作曲者不詳:アイリーン・アルーン
ブリジット・カニンガム(ハープシコード)
「アイルランドのヘンデル」は、ヨーロッパ各地でのヘンデルの足跡と功績、そしてミステリーをたどる「イタリアのヘンデル」、「ヴォクソールのヘンデル」に続く新シリーズ。ロンドン・アーリー・オペラの音楽監督でありチェンバリスト、音楽学者でもあるブリジット・カニンガムが、1741年にロンドンからダブリンへと渡ったヘンデルの旅を、自身の演奏で紐解いてゆきます。

DIVOX
CDX-71602(1CD)
NX-B03
フローベルガー:avec discretion
トッカータホ短調FbWV111
組曲(パルティータ)第7番ホ短調FbWV607
組曲(パルティータ)第7番イ短調FbWV630
トッカータト長調FbWV107
マイエリンのパルティータFbWV606
組曲(パルティータ)第13番ニ短調FbWV613
組曲(パルティータ)第12番ハ長調FbWV612
トッカータ第2番ニ短調FbWV102
組曲第20番ニ長調FbWV620-アルマンド「瞑想、私は来るべき死を知る」
アンネ・マリー・ドラゴジッツ(ハープシコード・・・1658年ジローラモ・デ・ゼンティス製)

録音:2015年9月6-7日
ドイツの初期バロック作曲家、フローベルガーの作品集。フランス風の組曲の形式を取り入れた数多くの“パルティータ”と、自由な即興部分、厳格な対位法による部分が交互に現れるトッカータ作品で知られる作曲家です。“avecdiscretion”と題されたこのアルバムには、フローベルガーの比較的叙情的な作品が集められており、その豊かな楽想を存分に楽しむことができます。演奏しているドラゴジッツはチロル生まれの鍵盤奏者。楽器の研究家としても知られ、このアルバムでも1658年に製造された歴史的な楽器を演奏、装飾の付け方も含め、当時の雰囲気を余すことなく伝えています。

ANALEKTA
AN-29919(1CD)
バロック・ジプシーズ〜テレマン
ルーマニア民謡:Fa Nye Mama
ロマ(ジプシー)の音楽:ウフロフスカ・コレクションより
テレマン:気まぐれな交響曲
ロマ(ジプシー)の音楽:ハンガリクス(45、49、58)、
 Netrap zradna
テレマン:ソナタ・ア・ラ・ジタンより
ロマ(ジプシー)の音楽:Samas biela biwala
テレマン:四重奏曲ホ短調より
ロマ(ジプシー)の音楽:Mostek mama ustessenj、
 Co nam nassj reknu
テレマン:ソナタ・ア・ラ・ジタンより
ロマ(ジプシー)の音楽:C257、C276
テレマン:無伴奏ヴァイオリンのためのジーグ
ロマ(ジプシー)の音楽:Visel som、
 Ach ma myla、 C298、
 Ksobassu Nota
テレマン:協奏曲ホ短調
ロマ(ジプシー)の音楽:ハンガリクス4、C160
アンサンブル・カプリース

録音:2009年3月
ロマ(ジプシー)や東ヨーロッパの音楽から大きな影響を受けたテレマン。そのテレマンの音楽とロマ(ジプシー)の伝統音楽のコントラストと共通項を、モントリオールの古楽演奏団体、アンサンブル・カプリースの優秀演奏で。

Delphian
DCD-34093(1CD)
レイト・ナイト・セッションズ〜ライヴ・アット・エジンバラ・インターナショナル・フェスティヴァル コンチェルト・カレドニア〔デイヴィッド・グリーンバーグ(Vn)、クリス・ノーマン(Fl)、アリソン・マクギリヴレイ(チェロ、ヴィオール)、デイヴィッド・マクギネス(チェンバロ、フォルテピアノ、リード・オルガン、メロディカ)〕

録音:2009年8月20日、22日、24日、26日、エジンバラ
「パーセルのリベンジ(DCD-34161)」や「フォークシンガーたちのリベンジ(DCD-34108)」などのユニークなプログラムで話題を呼んだスコットランドの古楽アンサンブル、コンチェルト・カレドニア。伝統音楽にも精通し、「ニュー・フォーク(nu-folk)・グループ」として他のアンサンブルとは一線を画したチャレンジを続けるコンチェルト・カレドニアの2009年のエジンバラ国際音楽祭ライヴ。
Delphian
DCD-34031(1CD)
パッヘルベル:オルガン作品集 Vol.2
トッカータ ト短調/いざ来ませ、異邦人の救い主よ/主キリスト、神の独り子/われら皆一なる神を信ず/暁の星のいと美しきかな/「アポロの六弦琴」より アリア第1番ニ短調/フーガ イ短調/われらの救い主イエス・キリスト/これぞ聖なる十戒/フーガ ハ長調/天にまします我らの父/われ汝に呼びかけん、主イエス・キリストよ/いざ我が魂よ、主を讃えん/バビロン河のほとりに/フーガ ニ短調/バビロン河のほとりに/第三旋法によるマニフィカト
マシュー・オーウェンズ(Org)

録音:2005年10月13日−14日、キャノンゲート教会(エジンバラ)
ウェルズ大聖堂のオルガニスト&聖歌隊指揮者を務めるマシュー・オーウェンズ。イギリスのオルガンで進行するヨハン・パッヘルベルのオルガン作品集第2弾では、エジンバラのキャノンゲート教会のフロベニウス・オルガンを弾きます。

Hyperion
CDA-68132(1CD)
北の星の下に〜1270年〜1430年、イギリス・ポリフォニーの台頭
リオネル・パワー、ジョン・ダンスタブル、ヨハネス・アラヌス、(トマス?)・ダメット、ビタリング、(ロバート?)・チャーベリー、作曲者不詳、他の作品
オルランド・コンソー
〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕

録音:2015年9月21日ー24日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、ド・マショーなど中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。新録音「Beneath the northern star」は、13世紀後半から15世紀半ばまでのイギリス・ポリフォニーにおける急進的な音楽の発展を描いています。

BIS
BISSA-2248(1SACD)
ヒロインの「愛」と「喪失」
ジョヴァンニ・カプスベルガー(1580-1651):トッカータ・アルペッジャータ
パーセル:「おお、静かな小暗い場所へ連れていっておくれ」
ヴィヴァルディ:前奏曲〜チェロ・ソナタ ト短調 RV42より
ジョン・ベネット(1575-1614):「ヴィーナスの鳥」
ヴィヴァルディ:アルマンド〜チェロ・ソナタ ト短調 RV42より
バルバラ・ストロッツィ(1619-1677):「恋するエラクレイト」
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638):チャッコーナ
クラウディア・セッサ(1570-1619):「Occhi io vissi di voi」
作者不詳(17世紀):「柳の歌」
フランチェスカ・カッチーニ(1587-1640):「私を独りにしておいて」
ストロッツィ:「私の涙」
ヴィヴァルディ:サラバンド〜チェロ・ソナタ ト短調 RV42より
 ジーグ〜チェロ・ソナタ ト短調 RV42より
ルクレツィア・ヴィッツァーナ(1590-1662):「おお、大いなる神秘」
パーセル:「ディドの嘆き」
作者不詳(16世紀):「おお死よ、われを眠りに」
ルビー・ヒューズ(S)
ミメ・ヤマヒロ・ブリンクマン(Vc)
ヨナス・ノルドベリ(テオルボ、Lute)

録音:2016年4月、5月/レンナ教会(スウェーデン)
このディスクは17世紀の女性作曲家とクラシック音楽のヒロインにまつわる作品を集めたアルバムです。ジュリオ・カッチーニ の長女フランチェスカの「私を独りにしておいて」やイタリア初期バロック音楽の作曲家・声楽家であるバルバラ・ストロッツィの「恋するエラクレイト」など、 女性作曲家独特のふくよかで甘くも切ない旋律が魅力的です。ルビー・ヒューズの透き通るような歌声でお楽しみください。 (Ki)

H.M.F
HMW-906103(1CD)
ミゼレーレとサヴォナローラの遺産
アッレーグリ(c.1582-1652):ミゼレーレ
アニムッチャ(c.1520-c.1571)/サヴォナローラ(1452-1498):Lesu, sommo conforto
作者不詳(サヴォナローラ編):Alma, che si gentile
作者不詳(サヴォナローラ編):Che fa qui, core?
ベッティーニ(c.1489-1527):Ecce quam bonum
フィリップ・ヴェルデロ(1480/85-c.1530/32):Letamini in Domini
バード(c.1539/40-1623):Infelix ego
エリクス・エセンヴァルズ(b.1977):Infelix ego*(ORA委嘱曲、世界初録音)
ジャン・リシャフォール(c.1480^):O quam dulcis
ル・ジュヌ:Tiristitia obsedit me, magno
作曲者不詳:Ecce quomodo moritur
クレメンス・ノン・パパ:Tristitia obsedit me, amici
ジェイムズ・マクミラン(b.1959):ミゼレーレ
ORA
スージー・ディグビー(芸術監督・指揮)

録音:2015年2月
2014年に設立された声楽アンサンブルグループ、ORA。現代は、ルネッサンス時代に匹敵する合唱音楽の黄金期である、と考える彼らは、ルネッサンス、 および現代の合唱作品を演奏・録音しています。アッレーグリのミゼレーレに始まり、マクミランのミゼレーレで終わる、というプログラム。中間には、ミゼレー レのテキストに影響された、当時大きな影響力を持ったドメニコ会修道士のサヴォナローラの作品から、ラトビア出身の作曲家エセンヴァルズの世界初録 音までをも収録しています。 (Ki)

APARTE
AP-117(1CD)
ファリネッリ〜aportrait/ライヴ・イン・ベルゲン
ブロスキ(1698-1756):私は揺れる船のように(歌劇「アルタセルセ」より)
 忠実な影よ、私も(歌劇「イダスペ」より)
ジャコメッリ(ca.1692-1740):‘すでに終わりをむかえようとしている’、‘不安にさまよう旅人は’(歌劇「シリアのアドリアーノ」より)
ポルポラ(1686-1768):‘おまえの唇は雄弁に語り’、‘幾千もの怒りへのえじき’(歌劇「認められたセミラーミデ」より)
 高貴なジュピターよ(歌劇「ポリフェーモ」より)
ハッセ(1699-1783):歌劇「クレオフィーデ」序曲
レオ(1694-1744):‘なんと非力な’、‘森のいたみ’(歌劇「ウティカのカトーネ」より)
ヘンデル:‘イルカニアの洞穴に’(歌劇「アルチーナ」より)、‘私を泣かせてください’(歌劇「リナルド」より
アン・ハレンベリ(Ms)
レ・タラン・リリク
クリストフ・ルセ(指)

録音:2011年5月26日、ベルゲン国際フェスティヴァル(ライヴ)
歴史上あまりにも有名なカストラート歌手、ファリネッリ(本名:カルロ・ブロスキ)。1994年にはファリネッリを描いた映画「カストラート」も公開され、 大きな話題となったことは、今なお記憶にある方も多いでしょう。あらためて、ファリネッリの超絶歌唱をしのぶべく、ハレンベリがファリネッリのレパート リーを歌ったライヴ録音の登場。ハレンベリはスウェーデン出身のメゾ・ソプラノで、膨大なレパートリーを持ちますが、とりわけバロック・オペラでの活 躍にはめざましいものがある、実力派です。指揮は、映画「カストラート」で音楽を担当したルセという、完璧な布陣。なお、ここに収録されているヘン デルのアリア2曲は、ファリネッリのレパートリーではありませんでしたが、演奏会を盛り上げるために演奏されたということです。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-029(1CD)
金と光〜18世紀から21世紀
ROSH HASHANA
1. Avinu Malkenu
HOSHA’ANA RABA (SUKKOT, DERNIER JOUR)
Anonyme : extraits de Dio, Clemenza e Rigore, 1733, Casale Monferato
2. Allegro
3. Andante e piano
4. Recitativo (la Clemenza)
5. Aria Allegro (la Clemenza)
6. The Jewes Dance, Cambridge Consort Books, c. 1595
7. Yo m’enamori
‘HANNUKA
8. Benedetto Marcello (1686-1739), intonazione degli Ebrei Tedeschi
9. Ocho Kandelikas
10. Pesrev neveser
11. Traditionnel ladino : Para que quero mas vivir
PURIM
12. Casale Monferato : Allegro
13. Giuseppe Lidarti (1730 ? ca 1794) : Recitativo et Aria (Ester)
14. Traditionnel ladino : Coplas de Purim
15. Traditionnel ladino : La Rosa Enflorece
16. Traditionnel ladino : Cuando el Rey Nimrod
PESSA’H
17. Biagio Marini (1597-1665) : Sonata a 3
18. ‘Had Gadia
ル・バロック・ノマド

録音:2016年7月
ユダヤの音楽と、ユダヤの祭などに接し音楽を聞いたバロック作曲家の作品などを集めた1枚。非常に独特のオリエンタル色濃厚な1枚です。 (Ki)

Coviello
COV-91616(1CD)
ジェイコブ・カークマン:レッスン&ソナタ集
レッスン第1番op.3 変ロ長調、
ソナタ第2番op.8ヘ長調、
レッスン第6番op.3ホ短調、
ソナタ第3番op.8イ長調、
ソナタ第1番op.8変ロ長調、
ソナタ第4番op.14ハ長調
メデア・ビンデヴァルト(ハープシコード&スクエア・ピアノ)
ニコレット・ムーネン(Vn)
18世紀イギリスのチェンバロ製作一家カークマン。類まれな構造と美しい音で「当代随一のハープシコード製作者」と評されていました。このカーク マン一族の功績によりフォルテピアノは大幅な技術革新を途へ、現在のピアノへと発展していきました。本アルバムは、カークマン一族のハープシコードを 用いて、ジェイコブ・カークマンの作品の一部を録音しています。「音色が美しすぎて音楽の妨げにもなる」とも言われた銘器をじっくりと堪能することが できます。 (Ki)


ALIA VOX
AVSA-9920
(2SACD+DVD)
「奴隷制の道」〜アフリカ、ポルトガル、スペイン&ラテン・アメリカ1444-1888
■CD1
1. L’humanite est divisee en deux : Les maitres et les esclaves.
Aristote (4e siecle avant JC), La Politique
Musique: Percussions
2. Recit : 1444. Chronique de la decouverte et de la conquete de la Guinee.
Musique : Kora et Valiha
3. Djonya (Introduction)
4. La Negrina / Gugurumbe - Mateo Flecha, l’ancien &
Los Negritos - Son jarocho traditionnel
5. Vida ao Jongo (Jongo da Serrinha)
Lazir Sinval (Bresil, tradition africaine)
6. Recit : 1505. Le roi Ferdinand le Catholique ecrit une lettre a Nicolas de Ovando.
Musique : Guitare (Romanesca)
7. Tambalagumba (Negrilla a 6 v. et bc.)
Juan Gutierrez de Padilla (Mss. Puebla, 1657)
8. Velo que bonito (ou San Antonio) ? Chant sacre
Traditionnel (Pacifique, Colombie)
9. Manden Mandinkadenou - Chant de griot
Kasse Mady Diabate (Mali) (publie par Carthage Music)
10. Recit : 1620. Les premiers esclaves africains arrivent dans les colonies anglaises.
Musique : Valiha
11. Canto de Guerreiro (Caboclinho paraibano)
Traditionnel / Erivan Araujo (Bresil)
12. Kouroukanfouga (instr.) - Anonyme (Mali)
13. Recit : 1657. Richard Ligon publie Histoire Vraie et exacte de l’Ile de la Barbade a Londres.
Musique : Percussions/Pedro Estevan & Ze Luis Nascimento
14. Son de la Tirana: Mariquita, Maria
Traditionnel (Costa Chica de Guerrero, Mexique)
15. Antoniya, Flaciquia, Gasipa (Negro a 5)
Fray Filipe da Madre de Deus
16. Recit : 1661. Les Chatiments des esclaves dans le ≪ Code de l’Esclavage de la Barbade ≫.
Musique : Tambours tres lents
17. Sinanon Saran (Chant de griot)
■CD2
18. Recit : 1685. Le ≪ Code Noir ≫ promulgue par Louis XIV s’est impose jusqu’a 1848.
Musique : Kora et Oud
19. Les Indios: !Fuera, fuera! !Haganles lugar!
Roque Jacinto de Chavarria (1688-1719) RBMSA, 238-239 (Cathedrale de Sucre, 1718)
20. Sai da casa (Ciranda)
Traditionnel / Escurinho (Bresil)
21. Recit : 1748. Montesquieu ≪ De l’esclavage des negres ≫
Musique : Marimba
22. Vero (instrumental)
Anonyme (Madagascar)
23. El Torbellino
Traditionnel (Santander de Quilachao, Norte Caucano, Colombie)
24. Gulumbe : Los coflades de la estleya
Juan de Araujo (1646-1712) RBMSA, 108 (La Paz, Fortun)
25. Recit : 1782. L’esclave Belinda demande au Congres du Massachusetts une pension en guise de reparation apres une vie de labeur.
Musique : Oud
26. Sanjin (Chant de griot)
27. La Iguana (Son jarocho)
Traditionnel (Veracruz, Mexique)
28. Recit : 1848. Decret sur abolition de l’esclavage.
Musique : Kora et Valiha
29. Tonada El Congo : A la mar me llevan
Anonyme, Codex Trujillo (Perou, Bolivie s. XVIII), no 3.
30. Bom de Briga (Maracatu e Samba)
Traditionnel / Paolo Ro & Aguia Mendes (Bresil)
31. Recit : 1963. Martin Luther-King ≪ Pourquoi nous ne pouvons pas attendre ≫.
Musique : Percussions
32. Dan Massa Woulanba
33. Guaracha : Ay que me abraso
カセ・マディ・エィアバテ、ヴィオレット・ディアロ
エスペリオン XXI、ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
テンベンベ・アンサンブル・コンティヌオ
ジョルディ・サヴァール(指)

収録:2016年
人間が犯した最悪の罪、奴隷制。1444年から1888年、マリ、ブラジル、コロンビア、メキシコ、アメリカの国々を舞台に、音楽だから表現しうる、人々 の感情という観点から、サヴァールが奴隷制という大きな問題を音楽で描きます。サヴァールのチームに初めてアフリカのアーティストが加わり、さらなる 深みと力をました音楽で、聴き手に迫ります。演奏会のもようをおさめたDVD(PAL)つき。 (Ki)

APARTE
AP-136(1CD)
カルロ・フランチェスコ・チェザリーニ(1665-1741):作品集〜ローマ・カサナテンセ図書館所蔵の室内カンタータ集
Filli, no’l niego, io dissi (La Gelosia), per Soprano, 2 violini e basso continuo
Gia gl’augelli canori (L’Arianna), per Soprano e basso continuo
Fetonte, e non ti basta, per Soprano e basso continuo
Penso di non mirarvi, per Soprano e basso continuo
V’e una bella tutta ingegno, per Soprano e basso continuo
Oh dell’Adria reina, per Soprano, 2 violini e basso continuo
ステファニ ー・ヴァル ネラン(S)
ジョルジョ・タバッコ(Cemb、指)
ラストレ

録音:2016年5月
バロック後期ローマの最重要作曲家の一人、チェザリーニの作品集。1700-1717年頃に作曲されたカンタータで、レチタティーヴォとアリアが交互に 演奏される18世紀初期のカンタータのスタイルで書かれています。どれも劇的な要素に満ちており、聴きごたえ十分。アカデミア・モンティス・レガリス の室内楽グループ、ラストレの颯爽とした伴奏も魅力です。 (Ki)

Ligia Digital
LIDI-0202260(1CD)
ラウラ・ミア・サクラ(わが聖なる微風)
ペトラルカのカンツォニエーレによる恋愛歌曲とマドリガーレ集
《マドンナ・ラウラの人生に》
チプリアーノ・デ・ローレ(1515/1516-1565):Padre del ciel - Hor volge, Signor
アドリアン・ヴィラールト(1490頃-1562):Occhi piangete, accompagnate il core
 リチェルカーレ I / Ove ch'i' posi gli occhi / Amor e 'l ver fur meco
チプリアーノ・デ・ローレ:L'alto Signor - L'una piaga arde
アレクサンドロス・マルケアス(1965-):They said Laura was somebody ELSE から
 1. La resonance de mes soupirs / 2. Colombe blanche
 3. Je chante, je ris !
《マドンナ・ラウラの死に》
アドリアン・ヴィラールト:Aspro core - Vivo sol di speranza
チプリアーノ・デ・ローレ:La vita fugge - Tornami avanti
アドリアン・ヴィラールト:リチェルカーレ VII
アレクサンドロス・マルケアス:They said Laura was somebody ELSE から
 4. Bois hante / 5. Apres la mort
チプリアーノ・デ・ローレ:Mia benigna fortuna - Crudele acerba
 Fu forse un tempo - Ogni mio ben
アドリアン・ヴィラールト:L'aura mia sacra / Ella si tace
ラ・マン・アルモニーク
ナディア・ラヴォワイエ、アクセル・ベルナージュ(S)
ヤン・ロラン、ブレデリク・ベトゥ(C.T)
ブラニスラフ・ラキチ、ダヴィド・ルフォール(T)
ロマン・ボックレル(Br) 
マルク・ビュスネル(Bs)
ミリアム・リニョル(テナー・ヴァイオル)
パウ・マルコス・ビセンス、マティルド・ヴィアル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ブレデリク・ベトゥ(ミュージカル・ディレクター)

録音:2012年10月、マルソラン教会、マルソラン、オクシタニー地域圏、フランス
Ligia Digital
LIDI-0202208(1CD)
オクシタニー地方のバロック・クリスマス音楽
不詳:Anem, anem a Nostra Dama / Vautre que siatz assemblats
 La bona novela
ミヒャエル・プレトリウス(1571頃-1621):テルプシコーレ(1619)から ガヴォット
不詳:Vague tout per escudela / Nosta Dauna deu cap deu pont
 Ai sachut que vos siatz acochada / Voletz ausir la veritat
クロード・ジェルヴェーズ(1525頃-1558年以後): ダンスリー集第3巻(1560頃)から ブランル・ドゥブル
不詳:Pastorelet / Sus lo cotau / Nostre senher fai entendre
 Sus pastoreus di montanhas / Ane, anem - Bransle de la Reine
 Nautres, siam eici venguts / Pastres placatz vostre tropeu
 Anem veire l'enfanton
ミヒャエル・プレトリウス:テルプシコーレ(1619)から クーラント CLXXXIII
不詳:Anem, anem pastoras / Enta Nadal / Nadal tindaire / Cantem encara
ラ・ムネード
[エキダ・バレス、セリーヌ・マグリーニ、レナ・ジュリエ(歌)
ギー・ベルトラン(笛、リード・クラリネット、ハーディガーディ、ベアルン地方の太鼓、歌)
エリク・モンベル(バグパイプ、リコーダー、リード・クラリネット、歌)]

レ・パッション
[ナディア・ラヴォワイエ(歌)
ジャン=マルク・アンドリュー(リコーダー、打楽器、歌)
ニリーナ・ブージェ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
エティエンヌ・マンゴ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

レ・サックブーティエ
[ジャン=ピエール・カニャック(コルネット[ツィンク])
ダニエル・ラサル(テナー・サックバット)
フィリップ・カンギリェム(アルト・ドゥルツィアン、アルト・ボンバルド)
ローラン・ル・シェナデク、ファネット・エストラーデ(バス・ドゥルツィアン)
フローラン・ティセル(打楽器)

録音:2009年3月5-7日、サン・ジャン=バティスト礼拝堂、トゥールーズ、フランス
フランス南西部オクシタニー地方に伝わるクリスマス音楽を、地元の民族楽器・歌唱アンサンブル「ラ・ムネード」(トゥールーズ音楽院にて創設)と2つの古楽アンサンブルの共演で聴くプログラム。

ENCELADE
ECL-1501E(1CD)
ジョヴァンニ・バッサーノ(1558頃-1617頃):器楽アンサンブルの為のリチェルカーレ集
シュザンヌはある日 [Susanne un jour]/リチェルカータ第1番 [Ricercata prima]
ファンタジア 8 [Fantaisie]/私の甘美な恋人 [Caro dolce ben moi]
リチェルカータ第2番 [Ricercata secunda]
御身はすべてが美しい [Tota pulchra es]/元気溌剌 [Frais et gaillard]
リチェルカータ第3番 [Ricercata terza]/ファンタジア 5 [Fantaisie 5]
別れは死ぬほどつらくとも [Ancol che col partire]
リチェルカータ第4番 [Ricercata quarta]/ファンタジア 11 [Fantaisie 11]
恋は長くは続かない [Oncques Amour]/リチェルカータ第5番 [Ricercata quinta]
陽気な羊飼い [Ung gay bergier]/リチェルカータ第6番 [Ricercata sesta]
ファンタジア 20 [Fantaisie 20]/祝されたり [Benedicta es]
ファンタジア 17 [Fantaisie 17]/リチェルカータ第7番 [Ricercata settima]
ばら [La Rose]/ファンタジア 18 [Fantaisie 18]
リチェルカータ第8番 [Ricercata ottava]
ラ・ギルド・デ・メルスネール・レユニ
[エルザ・フランク(リコーダー、バッサネッロ、ドゥルツィアン)
アドリアン・マビール(リコーダー、コルネット[ツィンク]、ディレクター)
ジェレミー・パパセルジョ(リコーダー、ボンバルダ、ドゥルツィアン)
フランソワ・ラゼレヴィッチ(フラウト・トラヴェルソ)
サンドリーヌ・デュペ(Vn)
カロリーナ・ヘルツィヒ(ハープ、チェンバロ、オルガン)
マルク・ヴォルフ(アートリュート)
ジャン=リュック・オー(チェンバロ、オルガン) ]
ジョヴァンニ・バッサーノはヴェネツィア楽派の作曲家で、コルネット(ツィンク)をはじめとする木管楽器の演奏家。既存のポリフォニー声楽曲を器楽で演奏する際の即興的装飾法(ディミニューション)を確立したことで知られています。ラ・ギルド・デ・メルスネール・レユニはフランスのコルネット(ツィンク)奏者アドリアン・マビール(1985年生まれ)が主宰するピリオド楽器アンサンブル。

BRIDGE
BCD-9478(1CD)
ヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク(1727-1756):室内楽作品集
(1)ソナタ 変ロ長調 (2つのヴァイオリンと通奏低音)DurG10
(2)ソナタ ト短調 (2つのヴァイオリンと通奏低音) DurG12
(3)ソナタ ホ短調 (2つのヴァイオリン,ヴィオラと通奏低音) DurG14
(4)ソナタ イ短調 (2つのヴァイオリンと通奏低音) DurG11
(5)ソナタ ハ長調 (2つのヴァイオリンと通奏低音) DurG13
ルベル:
【イェルク=ミヒャエル・シュヴァルツ(Vn)
カレン・マリー・マーマー(Vn)
リサ・ブラウダー(Va)
ジョン・モラン(Vc)
ドンソク・シン(Cemb)

録音:2016年1月4-7日 コネチカット州ウィルトン
ヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク(1727-1756)といえば、バッハのゴルトベルク変奏曲にまつ わる逸話で名前だけは有名である。彼は優秀な鍵盤楽器奏者、作曲家だったものの、20 代で若 くして亡くなったため名声を博するまでには至らなかった。残された僅かな作品はどうしても若書 きに相当してしまうが、それでも独特の魅力も持っている。これまでゴルトベルクの作品だけを収 録したCD は少なかったので、トリオ・ソナタなどを5 曲を収録したこのCD は作曲家ゴルトベルク の実像に迫るものだ。 ルベルは北米を代表するバロック・アンサンブルの一つ。多数のCD を出しており、BRIDGE レー ベルではテレマンの協奏曲集(BRIDGE 9421)と2 枚のヴィヴァルディ(BRIDGE 9173、BRIDGE 9377)が高評価を得ている。

Signum Classics
SIGCD-474(1CD)
聖母と幼子〜ボールドウィン・パートブックからの音楽Vol.2
タリス:喜べ栄光ある神の御母
タヴァナー:キリストのいと聖なる御母
ホワイト:御身は全てに美しく
タリス:マニフィカト、主の御母の奇跡を見よ
ホワイト:天の女王
フェアファックス:幸あれ、父なる神の娘
シェパード:御言葉は肉となり
コントラプンクトゥス、
オーウェン・リース(指)

録音:2016年4月19日−20日、セント・マイケル教会(オックスフォード、イギリス)
名匠オーウェン・リースが結成したイギリスの古楽コンソート、コントラプンクトゥスのイギリス・ルネサンス音楽集。 ウィンザー城セント・ジョージ・チャペルの聖歌隊で活躍していたジョン・ボールドウィンが編慕したパートブックに収められている、聖母マリアにまつわる聖歌を歌う。 コントラプンクトゥスは、ガーディナーからの信頼も厚いエスター・ブラジル、マリアン・コンソートのリーダー、ロリー・マクリーリー、タリス・スコラーズやカージナルズ・ミュージック、ポリフォニーなどで活躍する名ソプラノ、エイミー・ハワースなどが参加するヴォーカル・コンソート。 オックスフォード大学のヴォーカル・コンソート・イン・レジデンスに任命され、2014年、2015年には英グラモフォン賞古楽部門賞にノミネートされるなど、合唱大国イギリスにおいて急速に評価を高めている要注目のアンサンブルです。

fra bernardo
FB-1609113(1CD)
フローベルガー氏の旅
フローベルガー:トッカータ.イ短調 FbWV 101
組曲第29番イ短調
ローマ皇帝フェルディナンド4世の悲しき死に捧げる哀歌(組曲第6番より)
パルティータ第6番 「Auff die Mayerin」 FbWV 606
パルティータ第2番ニ短調 FbWV 602
ファンタジア第8番
トッカータ第19番ニ短調 FbWV 119
カンツォン第5番 FbWV 305
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラによるファンタジア FbWV 201
ヴォルフガング・グリュクサム(Cemb 、Org)

録音:2016年2月&3月、オーストリア
使用楽器: チェンバロ - Willem Kroesbergen, Utrecht 1981
オルガン - Johann Wockherl, 1642(ウィーン、フランチスカン教会)
バッハが登場する前の17世紀ドイツで活躍し、イタリア、フランス、ドイツの様式を採り入れるなど鍵盤音楽の発展に大きな足跡を残したヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616−1667)。近年再評価が進んでおり、特に生誕400周年となる2016年に改めて注目を浴びたフローベルガーの華麗なる鍵盤楽器作品を、ヒロ・クロサキとの録音でも知られるオーストリアのチェンバリスト、ヴォルフガング・グリュクサムが弾きます。
fra bernardo
FB-1303072(1CD)
ダウランド:ラクリメ、または7つの涙 ガンベ・ディ・レーニョ
ガンベ・ディ・レーニョは、アンサンブル・アウローラやエウローパ・ガランテ、ヴェニス・バロック・オーケストラ、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、アンサンブル・ゼフィロなど、世界有数の古楽アンサンブル、オーケストラで活躍してきた名手たちによるヴィオール・コンソート。
fra bernardo
FB-1305182(1CD)
イタリア!〜17世紀イタリア・スタイルの鍵盤音楽
ロッシ:トッカータ第7番
ランディーノ:ガリアルダ第2番
フレスコバルディ:パッサカリアによるパルティータ
ピッキ:トデスカ、パッサメッツォ
フローベルガー:パルティータ第2番
ランディーノ:ガリアルダ第1番
ストラーチェ:チャコーナ
ケルル:トッカータ第1番、カンツォーナ第1番
作曲者不詳(17世紀):アルペッジョ前奏曲
パスクィーニ:フォリアによるパルティータ
カプスベルガー:Giunto il sole in Occidente
フローベルガー:トッカータ
ゲオルク・ムファット:パッサカリア
アンヌ・マリー・ドラゴシッツ(スピネット、Cemb)
イタリアからヨーロッパ全土を魅了した、実に多様で多彩な17世紀の鍵盤音楽集を、ヴォルフガング・グリュクサムやトン・コープマンに学んだチェンバリストが弾きます。
fra bernardo
FB-1211132(1CD)
ウン・ソロ・カミーノ〜ラテン・アメリカのハープ音楽 リンカーン・アルマーダ(パラグアイ・ハープ)、
エバンヘリナ・マスカルディ(バロック・ギター)
パラグアイ出身のハープ奏者、リンカーン・アルマーダがパラグアイ・ハープ(アルパ・パラグァージャ)を弾いた、20世紀ラテン・アメリカのハープ音楽。2曲で、アルゼンチン出身のバロック・ギタリスト、エバンヘリナ・マスカルディが参加。
fra bernardo
FB-1210192(1CD)
ベネデット・マルチェッロ:デュエット・ダ・カメラ
Piagarmi non puo il cor
ソナタ第3番
O fortunato quel fiumicello
Col pensiero vi bacio/ソナタ第6番
Vaghe calme d’amor
Ahi quanto e fiero e doloroso passo
ソナタ第2番/Ah che non puo piu vivere
Al cielo occhi simili ben siete
シルヴィア・フリガート(S)、
サラ・ミンガルド(A)
ガンベ・ディ・レーニョ
シルヴィア・フリガートとサラ・ミンガルドが歌う、ベネデット・マルチェッロの「二重唱曲(デュエット・ダ・カメラ)」と、ヴィオール・コンソート"ガンベ・ディ・レーニョ"による「ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ」を収録。

Centaur
CRC-3493(4CD)
ヤーコプ・ヴァルター:ケリュスの園(全曲) ショーン・ヤン=シャン・ワン(バロックVn)、
マシュー・ダースト(Cemb、Org)、
バレット・シルズ(バロックVc)

録音:2012年、2013年
ザクセン選帝侯に宮廷首席ヴァイオリニストとして仕え、「17世紀のパガニーニ」と称されるヨハン・ヤーコプ・ヴァルター(1650−1717)の代表作、ヴァイオリンと通奏低音のための「ケリュスの園」の全曲。アメリカやアジア、ヨーロッパで活躍をするヴァイオリニスト、ショーン・ヤン=シャン・ワンを中心とするピリオド楽器のトリオの好演にご注目ください。

Psalmus
PSAL-024(1CD)
グレゴリオ聖歌の大オッフェルトリウム集 Vol.2 レ・シャントレ・デュ・トロネ、
ダミアン・ポワブロー(指)
グレゴリオ聖歌のなかでももっとも古く、あまり知られていない傑作「大オッフェルトリウム集(Les Grands Offertoires)」の第2巻。 鮮やかなコントラスト、豊かで自由な表現によるグレゴリオ聖歌を歌うのは、フランスのグレゴリオ聖歌歌手、ダミアン・ポワブローと、ル・トロネ修道院で毎週日曜日にグレゴリオ聖歌を歌っている聖歌隊、レ・シャントレ・デュ・トロネ。
Psalmus
PSAL-010(1CD)
グレゴリオ聖歌の大オッフェルトリウム集 Vol.1 レ・シャントレ・デュ・トロネ、
ダミアン・ポワブロー(指)

録音:2009年7月、フランス
グレゴリオ聖歌のなかでももっとも古く、あまり知られていない傑作「大オッフェルトリウム集(Les Grands Offertoires)」の第1巻。
Psalmus
PSAL-012(1CD)
ジョゼフ・ミシェル:ルソン・ド・テネブレ第1番−第3番、
 ミゼレーレ
ラモー:組曲イ短調より
ムンド・コルデ
〔エルヴェ・ラミー(T)、ユゲット・グレミー=ショーリャック(Cemb)、斎藤由香(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ミシェル・ソヴェ(Vn)、ソフィー・イワムラ(Vn)〕

録音:2010年5月、パリ
ラモーと同世代のフランス・バロックの作曲家、合唱指揮者、音楽教師のジョゼフ・ミシェル(1679−1736)。火災によって多くの作品が紛失しているためミシェルの代表作となっているルソン・ド・テネブレを、エルヴェ・ラミーが歌う。 スコット・ロスの師でもあるフランス古楽界の大御所ユゲット・グレミー=ショーリャックが弾くラモーの組曲が曲間に収録されています。
Psalmus
PSAL-011(1CD)
ピエール・セルトン:ミサ曲 「めでたし、いとど聖なるマリア」 ヴォクス・カントリス、
ジャン=クリストフ・カンドウ(指)

録音:2010年9月、フランス
パリ、サント=シャペルの聖歌隊長を務め、シャンソンの発展に寄与したフランス・ルネサンスの音楽家、ピエール・セルトン(1510−1572)のミサ曲「めでたし、いとど聖なるマリア」(ミサ・アヴェ・サンクティッシマ・マリア)を、フランスのヴォーカル・アンサンブル、"ヴォクス・カントリス"の美しい歌声で。
Psalmus
PSAL-009(2CD)
アンドレ・レゾン:第3旋法によるオルガン・ミサ
第8旋法によるオルガン・ミサ
ジャン=パトリス・ブロス(Org)、
ヴォクス・カントリス

録音:2009年5月、7月&10月、フランス
フランスのオルガン楽派の発展に重要な功績を残したとされるフランス・バロックのオルガニスト&作曲家、アンドレ・レゾンの2つのオルガン・ミサ。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-322(1CD)
ヒルデガルドのセクエンティア集
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:愛(カリタス)
 おお聖エウカリ様/アヴェ・マリア
 おおこの上なく光輝く宝よ
 おお真紅の血潮よ/だが悪魔は
 おお教会よ/愛
ライス(b.1962):ヒルデガルドのセクエンティア集(8 曲)
メディヴァ:【アン・アレン(リコーダー,ショーム)
アンナ・ダニレフスカヤ(フィドル)
アンナ・ミクラシェヴィチ(S)
コリナ・マルティ(リコーダー,クラヴィシンバルム,打楽器)
マリー・ブーニシエン(中世ハープ)
ジルケ・グヴェンドリン・シュルツェ(リコーダー,ショーム)
サトウ・ユキエ(Ms)】

録音:2014年12月1-4日 スイス,メーリン
※日本語解説つき
12世紀に活躍した作曲家、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの作品と、それに基づいた英国の作曲家、ヒュー・コリンズ・ライス(1962-)の「ヒルデガルドのセクエンティア集」を収録。演奏するメディヴァは中世音楽を中心に様々な音楽を手がける女性ばかりのアンサンブル。

QUERSTAND
VKJK-1616(1CD)
ブランデンブルクの黄金時代
ブレイド:組曲 ト長調
ツァンギウス:天の国にいる私たちの父よ
プレトリウス:パドゥアーナとガッリアルド第1
番 ニ短調
シュテッフケン:組曲 ニ短調
ヤジェンプスキ:ラ・ベルリネーザ,ラ・ケーニ
クスベルガ
ルポ:ファンタジア
ローヴェ:コラント.ニ短調
ロック:組曲第5番 ニ短調
ドルッケンミュラー:組曲第2番 ト長調
シェルレ:組曲 ト短調
クラーデンタラー:組曲第1番 ニ短調
アンサンブル・アルト・デコー:
【ユリアーネ・ラーケ(指,ディスカントガンベ,バスガンベ)、
マクシミリアン・エールハルト(バロックハープ)、
フラウケ・ヘス(バスガンベ)、
イレーネ・クライン(アルトガンベ,バスガンベ)、
ハンス=マルティン・メッケル(アルトガンベ,テノールブロックフレーテ,バスブロックフレーテ,アルトガンベ)、
ユーリア・ヴェトー(ディスカントガンベ,アルトガンベ,バスガンベ)】

録音:2016 年2 月15-18 日ベルリン
16世紀から17世紀にかけてベルリンと縁のあった作曲家のヴィオラ・ダ・ガンバ作品を集めている。ウィリアム・ブレイド(1560-1630)、ニコラウス・ツァンギウス(1570-1619)、トマス・ルポ(1571-1627)、ヴァルター・ローヴェ(1584頃-1671)、アンブロジウス・シェルレ(ローヴェと同時代)、アダム・ヤジェンプスキ(1590頃-1649)、バルトロモイス・プレトリウス(1590 頃―1623 )、ディートリヒ・シュテッフケン(1600 頃-1673 )、マティウ・ロック(1621-1677)、ゲオルク・ヴォルフガング・ドルッケンミュラー(1628-1675)、ヒエロニムス・クラーデンタラー(1637-1700)。 リーダーのユリアーネ・ラーケはブレーメンおよびデン・ハーグで学んだヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。様々な古楽団体に数多く参加している名手。
QUERSTAND
VKJK-1615(1CD)
東欧ユダヤ人の民衆歌やユダヤ系の作曲家の歌
ゲビルティヒ:楽しめ、子どもたちよ,子ども時代,黄金の国の歌,モイシェレ、私の友よ
ワルシャウスキ:粉挽きの涙
ローゼンフェルト:私の憩いの場所
伝承歌:ヒナギク、ジャガイモ、他の娘と行ってはいけない、昨日は過ぎ去った
ゴルドン:強い酒/ツェイラ:夜
マンガー:道の途中に木が立っていた
伝承歌:輪に加わりなさい
ルートヴィヒ・ベーム(指)
ライプツィガー・シナゴーガルコール
アニャ・ペヒェ(S)
ズザンネ・ラングナー(A)
ファルク・ホフマン(T)
トーマス・シュトライペルト(Bs-Br)
ヘンリク・ホッホシルト(Vn)
クラウス=ペーター・ネーベルング(Cb)
ウルリヒ・フォーゲル(P)

録音:2016年4、5月 ライプツィヒ
東欧ユダヤ人の民衆歌やユダヤ系の作曲家の歌を集めた CD。モルデカイ・ゲビルティヒ(1877-1942)はオーストリア=ハンガリー二重帝国の支配下にあるクラクフ大公国(現在はポーランド領)に生まれた。1930 年代にヒット曲を連発し人気作曲家となるが、1942 年6 月、ナチがクラクフのユダヤ人を強制移送する(映画「シンドラーのリスト」に描かれた事件)際に亡くなった。いずれの曲も心に染みるものばかりである。 ライプツィガー・シナゴーガルコールは1962 年創立の半世紀以上の歴史ある合唱団。

Stradivarius
STR-37051(2CD)
ジェミニアーニ(1687-1762):ハープシコードのための小品集第2 巻(1762) フランチェスコ・バローニ(Cemb&Org)

録音:2014年
フランチェスコ・ジェミニアーニはイタリア後期バロック音楽の作曲家。バッハやヘンデルの 2 歳年下。ヴァイオリニストとしても活躍し、ヴァイオリン作品も多数残しています。イタリア・バロックを代表する作曲家コレッリやヴィヴァルディなどの影に隠れがちですが、素晴らしい作品ばかりです。この珍しいハープシコード作品は深い憂愁と楽曲の力強さを感じさせます。素朴でいながら、エネルギッシュで聴く人を引き付ける魅力に溢れています。


Audax Records
ADX-13708
(1CD+Book)

バロッコ〜ザ・クリエイティヴ・ドゥードゥル・ブック・フォー・ミュージカル・キッズ
テレマン:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調 TWV41:A4(食卓の音楽より)
モンドンヴィル:トリオ・ソナタ.ニ長調 Op.2-5より
マイスター:トリオ・ソナタ.ト短調より(よろこびの楽園より)
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ.ニ長調 Op.5-1より
マレ:組曲ト長調より、組曲ホ短調より
モンタナーリ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調 Op.1-7より、ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.1-1より、ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.1-8より
ヘンデル:トリオ・ソナタ.ホ長調 HWV.394より
バッハ&ヴァイス:ヴァイオリンとリュートのための組曲イ長調 BWV.1025より
マイスター:トリオ・ソナタ.変ホ長調より(よろこびの楽園より)
モンタナーリ:ヴァイオリン協奏曲変ホ長調 Op.1-6より
ヨハネス・プラムゾーラー(バロックVn)、
フィリップ・グリスヴァール(ハープシコード)、
アンサンブル・ディドロ、他

● ドイツの人気イラストレーター、モニ・ポルト、クリスティアン・メーリングらによる美麗なイラスト
● 豪華装丁のハードカバー、ブックタイプ
● 英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語によるテキスト
● プラムゾーラーらによる一流の演奏とハイ・クオリティなパッケージが融合した音楽ブック

録音:2013年−2016年/ブックレット:英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語
南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーが自ら設立した自主レーベル「オーダックス・レコーズ(Audax Records)」。最新アルバムは、Audax Recordsが録音してきた貴重なバロック音楽(バッハ&ヴァイスの組曲は初出!)と、ぬりえ絵本がセットになった、豪華パッケージ。ヨハネス・プラムゾーラーが音楽教育を受ける子どもたち、未来の音楽家たちへ贈る、素敵な音楽ブックです。音楽を学ぶお子様に、ヨーロッパの本場クラシック音楽を触れさせたい方にオススメ。贈り物としてもどうぞ。

Le Chant de Linos
CL-16124(1CD)
ルクレール:フルート・ソナタ集
フルートと通奏低音のためのソナタ.ホ短調 Op.2-1
2本のフルートと通奏低音のための 「音楽の慰め」 第2巻 Op.8
フルートと通奏低音のためのソナタ.ト長調 Op.9-7
マクサンス・ラリュー(Fl)、
ユルゲン・フランツ(Fl)、
ジョルジュ・キス(Cemb)

録音:2016年9月9日ー12日
ジュネーヴ国際音楽コンクールを優勝し、パリ・オペラ座管の首席奏者やリヨン国立高等音楽院、ジュネーブ音楽院の教授を歴任してきたフランスのフルート界の巨匠、マクサンス・ラリューが吹くフランス・バロック、ジャン=マリー・ルクレールの音楽。

H.M.F
HMC-902253(1CD)
イタリアからのおみやげ〜ハラハ伯爵の音楽日記
ジュゼッペ・サンマルティーニ(1695-1750):フラウティーノのための協奏曲 ヘ長調
レリオ・コリスタ(1629-1680):3声のシンフォニア
ドジョヴァンニ・アドルフォ・ハッセ(1699-1783):フルートのためのカンタータ 変ロ長調
ドメニコ・サッロ(1679-1744):フルート協奏曲 ニ短調
アントニオ・カルダーラ(c.1671-1736):3声のチャッコーナ
レオナルド・ヴィンチ(c.1696-1730):序曲&オペラ「エルピディア」からのアリア
レオナルド・レオ(1694-1744):チェンバロのためのトッカータ第8番
ニコラ・フィオレンツァ(c.1700-1764):フルート・ソナタ.イ短調
アントニオ・マリア・モンタナーリ(1676-1737):フラウティーノ協奏曲 変ロ長調
ジョヴァンニ・アントニオ・ピアーニ(1678-1759(以降没))リコーダーのためのソナタ第4番 ニ長調
モーリス・シュテーガー(フラウト・ドルチェ、リコーダー、指)
ナージャ・ズウィーナー(Vn)
北谷直樹(Cemb)ほか
スイス出身のリコーダーの名手、シュテーガーの新譜の登場。「ハラハ伯爵の音楽日記」と題した興味深いプログラムです。1728年から1733年まで オーストリア領ナポリ副王を務めたハラハ伯爵(1669-1742)は、多くの美術品を収集したことで知られています。そのコレクションには、リコーダーの ための作品も多く含まれていました。このCDのプログラムは、このハラハ伯爵のコレクションから。あまり知られていない作曲家のものも含まれていますが、 当時のナポリの音楽趣味の多様性に驚かされるラインナップです。どれも非常にヴィルトゥオーゾ性の高い作品ばかりですが、シュテーガーは、曲によって ソプラノからテノール・リコーダーまでを華麗に吹き分け、リコーダーという楽器の底知れぬ可能性と表現力を見せつけています。共演者陣との、痛快な までに息のあったアンサンブルで聴かせます。 (Ki)

Etcetra
KTC-1919(1CD)
ジョン・ジェンキンズ&ウィリアム・ローズ
ジェンキンズ:幻想的組曲イ短調
ローズ:幻想的組曲ハ短調
ジェンキンズ:幻想的組曲ニ長調 「ニューアークの戦い」
ジョン・コプラリオ:2本のバス・ヴィオールとオルガンのための幻想曲
ローズ:幻想的組曲ハ長調
コプラリオ:幻想曲
ジェンキンズ:幻想的組曲ト短調
テオレマ

録音:2015年7月29日ー31日、イタリア
イタリア古楽界の名匠ロベルト・ジーニが2015年に新たに創設したアンサンブル、テオレマ(Theorema)の新録音が、オランダのEt'cetera(Olive Music)から登場!ウィリアム・バードらの作り上げた音楽の基礎を発展させる形で、17世紀イギリスで活躍したジョン・ジェンキンズ(1592−1678)と、ジェンキンズがもっとも尊敬する友人であったウィリアム・ローズ(1602ー1645)。二人の作曲家が書いた、「2本のヴァイオリンと2本のヴィオール、オルガンのための幻想的組曲(Fantasia-Suite)」で、イギリス・ルネサンスの麗しき器楽音楽が蘇ります。

Delphian
DCD-34028(1CD)
ターナー:宗教合唱作品集
テ・デウム/主よ、御身は我らの隠れ家/マイ・ソウル・トゥルーリー・ウェイテス/わが祈りを聞きたまえ、おお主よ/女王はよろこび/ユビラーテ・デオ/マニフィカト/ヌンク・ディミッティス/おお主よ、万軍の神よ/The Lord is righteous/ユビラーテ・デオ
ケンブリッジ・ゴンヴィル&キーズ・カレッジcho
ジェフリー・ウェッバー(指)
ヨークシャー・バロック・ソロイスツ

録音:2006年7月1日−4日
中世、ルネサンスから近現代、そして南米ブラジルやアイルランドのケルトなど、驚異的なレパートリーの広さと安定感のあるハーモニーが魅力のケンブリッジ・ゴンヴィル&キーズ・カレッジ合唱団が歌うウィリアム・ターナーの合唱作品集。Signum Classicsより「マタイ受難曲」(SIGCD-385)をリリースした、ヨークシャー・バロック・ソロイスツの参加もポイント。

ANALEKTA
AN-29912(1CD)
ヴィヴァルディとバロック・ジプシーズ
作曲者不詳:ウフロフスカ・コレクション1730からのジプシー小品集
ヴィヴァルディ:リコーダーと弦楽,通奏低音のための協奏曲変ロ長調 RV.375
 2本のフルートと弦楽,通奏低音のための協奏曲ハ長調 RV.533
 リコーダーと弦楽,通奏低音のための協奏曲ト短調 Op.10-2, RV.104
 2本のリコーダーと2本のヴァイオリン,通奏低音のための協奏曲ハ長調 P.81
アンサンブル・カプリス、
マティアス・マウテ(指)

録音:2007年
名匠マティアス・マウテ率いるアンサンブル・カプリスによるヴィヴァルディの作品集。ロマの音楽によるテンポや強弱の変化が白熱した演奏となっています。作曲家としても活躍するマウテのアレンジも必聴。
ANALEKTA
AN-29966(1CD)
フランチェスカ・カッチーニ:カンツォネッタ集 シャノン・メルセル(S)、
シルヴァン・バージェロン(テオルボ、バロック・ギター)、
アマンダ・キースマート(Vc)、
リュック・ボーセジュール(Cemb、Org)

録音:2009年
シャノン・メルセルのAnalektaからのアルバム第6弾は、17世紀イタリアの女流音楽家フランチェスカ・カッチーニが遺したカンツォネッタ集。メルセルの澄み切った歌声を支えるのは、バッハのペダル・チェンバロによる作品集で好評を博したカナダを代表する名チェンバリスト、リュック・ボーセジュール。

CPO
CPO-555020(1CD)
NX-B10
ヨハン・クーナウ(1660-1722):宗教作品全集 第2集
わが魂よ、主を頌めまつれ(カンタータ:詩篇103番より)
キリストは死の縄目につながれたり(カンタータ:復活祭)
父なる神はわれらの側に住みたもう(カンタータ:三位一体の祝日)
わが魂よ、主を頌めまつれ(カンタータ:詩篇103番より…異稿)
.枝を携えて祭の行列を(カンタータ:聖霊降臨)
オペラ・ムジカ
カメラータ・リプシエンシス
グレゴール・マイヤー(指)
ドイツ、バロック期の作曲家クーナウ。ザクセン州のツィッタウでカントルを務めた後、聖トーマス教会のオルガニストからカントルの地位に登りつ めます。教育者としても素晴らしく、彼の教え子の中にはハイニヒェン、グラウプナー、ファッシュなどの名前があります。しかしその作品は、 バッハと比較され(バッハはクーナウの後任としてトーマスカントルの地位に就いた)「革新的ではない」という理由ですっかり過小評価され、 ついにはほとんど見向きもされなくなってしまったのです。 グレゴール・マイヤーによるクーナウのこのカンタータ集は、2015年にリリースされた第1集(777868)に続く第2集で、収録されている作品も 全て世界初録音であり、バッハの偉大なる先人としての真価を知らしめるシリーズです。
CPO
CPO-777884(1CD)
NX-B10
セバスティアン・クニュプファー(1633-1676):カンタータ集
来たれ、聖霊よ
バビロン川の流れのほとりに
キリエ・クム・グローリア
どうして国々は騒ぎ立ち
ああ、慈悲深いイエス
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス
マンフレート・コルテス(指)
ライプツィヒの伝統ある教会の一つ、聖トーマスは信仰と音楽の分野で重要な役割を果たしていることで知られます。1212年に修道院が 設立されると同時に、少年合唱団も創設され、バッハをはじめとした音楽家たちが聖歌隊を指揮し少年たちを指導してきました。このア ルバムのカンタータを作曲したクニュプファーは、1657年に前任者トビアス・ミヒャエルの死去に伴い、聖歌隊指揮者に就任し、約20年に 渡ってこの地位にあった作曲家です。その当時の彼の人気はとても高く、その周囲には才能ある音楽家たちが集まる中でも中心的存在とし て活躍。その名声は他の都市にも轟き、たくさんの招聘依頼がありましたが、彼は聖トーマスを離れることなく、三十年戦争後の混乱したこ の地で音楽を続けていたのです。そんなクニュプファーのカンタータは、福音書と詩篇からテキストを採り、優れた対位法と美しいメロディーに 彩られた、17世紀の伝統的なスタイルを取り入れた見事なものです。“知られざる名作”の発掘に尽力するコルテスとブレーメン・ヴェーザー =ルネサンスの演奏で。 6.人々よ起き上がれ
CPO
CPO-777562(1SACD)
NX-C01
ハインリヒ・シャイデマン(1595-1663頃):前奏曲全集とオルガンコラール集
前奏曲ハ長調/前奏曲ニ短調
前奏曲ニ短調/前奏曲ニ短調(1637)
前奏曲ニ短調/前奏曲ホ短調
前奏曲ホ短調/前奏曲ヘ長調
前奏曲ヘ長調/前奏曲ト短調
前奏曲ニ短調/前奏曲ニ短調
イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ
神よ、ほめ讃えらるべし
イエスよ、われらを導きたまえ
来たれ精霊、主なる神
キリエ・ドミニカーレ
今我ら聖霊に願う
天にいますわれらの父よ
カンツォーナヘ長調
ファンラジアト長調
フーガニ短調/トッカータハ長調
トッカータト長調
フリートヘルム・フランメ(Org…der Fritzsche / Treutmann-Orgel)
cpoレーベルの"北ドイツのバロック・オルガン作品集"の掉尾を飾る第15集は、ブクステフーデやバッハの先駆者としても知られるハインリ ヒ・シャイデマンの作品集です。10代の終わりに、オランダに行き北ドイツ・オルガン楽派の礎を作ったスウェーリンクに師事、その才能を認めら れたのか、帰国する際にはスウェーリンクからモテットを献呈されたというエピソードがあります。とは言え、その生涯の詳細はあまり分かっていま せんが、30年以上もハンブルクのカタリーナ教会のオルガニストを務め、彼の死後は弟子であったヨハン・アダム・ラインケンがその地位を引き 継いだことが記録されています。このアルアバムにはシャイデマンの前奏曲(フーガは曲の中に組み込まれることが多い)と、コラール幻想曲の 一部が収録されています。当時のバロック・オルガンが持つ機能を全て駆使した華やかな作品を、教会の響きを存分に取り入れた高音質 でお届けいたします。

OEHMS
OC-1864(1CD)
NX-B03
《時よとどまれ》
バード:前奏曲 MB 55/3
作者不詳:ガリアルド(1545頃-1570編纂:マリナー・ブックより)
バード:私のネヴェル夫人のグラウンド MB 28/57
ダウランド:涙のパヴァーヌ(バード編) MB 28/54
ジョンソン(1580?-1633):アルマン(フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブックより)
ファーナビー(1563?-1640):ポールの埠頭 MB 24/46
パーセル:組曲 ト短調 Z661
 エア Z641
 新しいアイルランドの音 Z646
 行進曲 Z648/リゴードン Z653
 組曲 イ短調 Z663
 新しいグラウンド
 ホーンパイプ Z607/4
バード:ラヴォルタ MB28/91
トムキンズ:グラウンド MB5/39
ジョンソン:パヴァン(ファーナビー編) MB24/14
ダウランド:歌とエア:第3番目と最後の曲集より「時はとどまりて 」(フリーデリケ・シュレク編)
フリーデリケ・シュレク(ハープシコード)

録音 2015年9月19-20日
ドイツ、シュタルンベルクで生まれたフリーデリケ・シュレクは7歳でピアノとリコーダーを始め、地元の中学を出たあと、ミュンヘンでハープシ コード奏者ミヒャエル・エベルトに師事、本格的に古楽奏者の道に進むことを決意しました。2000年にはスコラ・カントルム・バジリエンシ スでハープシコードと通奏低音をイェスパー・クリステンセン、即興演奏をルドルフ・ルッツから学んでいます。現在の彼女は、ドイツを始め、 世界中のコンサートホールで演奏を行い、古楽フェスティヴァルにも頻繁に招かれています。このアルバムは英国バロック期の音楽を集め たもので、ドイツ、フランス、イタリアなどに比べ、大作曲家が少なかったとされるこの時代の英国にも、これほど多彩で素晴らしい作品が あったということを認識させてくれる1枚です。 ここで取り上げられている「マリナー・ブック」は1547年頃から1570年の間に、トマス・マリナー(経歴不祥)によって編纂された、市井の 人々の愛奏曲集です。121曲の鍵盤曲のうち、半分以上はカトリックの典礼歌、他、タリスやタヴァナーなどのパートソング、そして20曲 ほどが作者不詳です。9曲はシターン(弦楽器)のための曲で、この楽器のための最も初期の作品として重要視されています。

CRD
CRD-35112(2CDR)
ラモー:チェンバロ作品全集 トレヴァー・ピノック(Cemb)
世界有数のピリオド・オーケストラ「イングリッシュ・コンサート」の創設や数多の録音によって、ヒストリカル・パフォーマンスのパイオニアとして活躍してきたイギリス古楽界の大御所、トレヴァー・ピノック。CRDのラモーの作品集全集はまさに隠れ名盤!一聴の価値あり!
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Centaur
CRC-3487(1CD)
クープラン:コンセール集
コンセール第8番「劇場風」/クラヴサン曲集第3巻第14組曲より「恋のうぐいす」/クラヴサン曲集第1巻第5組曲より「波」/王宮のコンセール第3番/クラヴサン曲集第3巻第16組曲より「結婚、愛」/クラヴサン曲集第3巻第13組曲より「煉獄の魂」/王宮のコンセール第4番/クラヴサン曲集第2巻第6組曲より「神秘的な障壁」
アウロス・アンサンブル
〔クリストファー・クリューガー(フラウト・トラヴェルソ)、マーク・シャッハマン(バロック・オーボエ)、リンダ・クァン(バロック・ヴァイオリン)、マイロン・ルッカ(バロック・チェロ)、アーサー・ハース(Cemb)〕、
ダニエル・スウェンブルグ(テオルボ、バロック・ギター)

録音:2015年6月7日−8日
1973年に5人のジュリアード音楽院の卒業生によって結成され、アメリカの古楽器によるアンサンブルとしては最も歴史のある古楽演奏団体の1つ、アウロス・アンサンブルの最新作はフランソワ・クープランの作品集。ボストン響、ヘンデル&ハイドン・ソサエティ、ボストン・バロックで活躍するなど、モダンとピリオドの両方を吹きこなす名フルーティスト、クリストファー・クリューガーのトラヴェルソもポイント。熟練の名手たちの味わい深いフランソワ・クープランの世界を披露しています。
Centaur
CRC-3513(1CD)
クープラン:クラヴサン曲集全集Vol.1
クラヴサン曲集第1巻第4組曲ヘ長調
クラヴサン曲集第2巻第6組曲変ロ長調
クラヴサン曲集第3巻第18組曲ヘ短調
マーク・クロール(Cemb)

録音:2015年3月28日−29日
アメリカのチェンバロ、フォルテピアノ奏者のマーク・クロールはフィラデルフィアO、ボストンSO、モントリオールSOなど、有名オーケストラと共演をした名手。ジャック・ジェルマン1785年製の貴重なチェンバロの美しい音色に乗せ、フランソワ・クープランのクラヴサン曲集から「第4組曲、第6組曲、第18組曲」を演奏。使用楽器:ジャック・ジェルマン1785年製
Centaur
CRC-3471(1CD)
A.ガブリエリ:4声のためのマドリガルとリチェルカーレ集 スペキュラム・アンサンブル、タスタール・デ・コルデ

録音:2010年7月&2011年7月
スペキュラム・アンサンブルは2003年に結成された、イタリアの男声4人のア・カペラ・グループ。13世紀から17世紀初頭の声楽ポリフォニー作品を研究し得意とする、スペキュラム・アンサンブルが、ピリオド楽器による弦楽アンサンブルのタスタール・デ・コルデとの共演でアンドレア・ガブリエリの4声のためのマドリガルとリチェルカーレ集を演奏しています。

ANALEKTA
AN-29961(1CD)
バロック・オデッセイ
バッハ:序曲ト短調
パーセル:「妖精の女王」より
ヴィヴァルディ:協奏曲ト短調Op.10-2「夜」
デュマノワール:序曲ヘ長調
作曲者不詳:幻想曲
バッハ:チェンバロ協奏曲ヘ短調BWV.1056よりラルゴ
テレマン:リコーダーのための組曲イ短調より
アンサンブル・マスクス

録音:20088年
2000年のアーリー・ミュージック・アメリカ・コンクールでグランプリに輝いたアンサンブル・マスクス。1998年に結成されたモントリオールを拠点とするピリオド・アンサンブルであり、17〜18世紀の器楽と声楽のための作品を得意としています。

Tactus
TC-590701(1CD)
ファゾーロ:年間曲集(ヴェネツィア、1645) ベッラ・ジェリト、
ルカ・スカンダーリ(Org)

録音:2013年10月
ジョヴァンニ・バッティスタ・ファゾーロ(ca.1598−ca.1664)は、17世紀イタリアのシチリアで活躍した教会音楽家であり、フランシスコ会の修道士。 3つのミサ曲やレスポンソリウム、オルガンのための音楽で構成される「年間曲集(Annuale)」は、ファゾーロの現存する最も重要な作品集です。17世紀のシチリア島における教会音楽の歴史を伝えてくれる貴重な録音です。

IDIS
IDIS-6721(1CD)
アルビノーニ:弦楽とオルガンのためのアダージョ ト短調*
 オーボエ協奏曲ト短調 Op.9-8#
ロカテッリ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.3-1
 ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.3-8
 ヴァイオリン協奏曲ト長調 Op.3-9
イ・ムジチ
マリア・テレサ・ガラッティ(Org)
レオ・ドリーホイス(Ob)
ロベルト・ミケルッチ(Vn)

録音:1961年*、1960年#、1963年/すべてスタジオ録音
一世を風靡したイ・ムジチ合奏団、初代コンマスでもある初期メンバー、フェリックス・アーヨ在籍時代のスタジオ録音です。美しく伸びやかなモダン 楽器のサウンドにきびきびとしたアンサンブル。『ヴァイオリンの技法』というタイトルを持つロカテッリのOp.3ではイ・ムジチ2 代目コンマスのミケルッ チがソロを弾いており、技巧的なカデンツァが聴きものです。 (Ki)

H.M.F
HMC-902247(1CD)
シャルパンティエ:クリスマス牧歌劇 H.483
待降節の聖歌集 H.36〜43
クリスマス牧歌劇(第2部・第2稿) H.483a
クリスマス牧歌劇(第2部・第3稿) H.483b
セバスティアン・ドセ(指、Org)
アンサンブル・コレスポンダンス

録音:2016年1月2〜6日
親しみやすく美しい宗教声楽作品を残したフランス・バロックの大家、シャルパンティエによるキリストの誕生を祝う牧歌劇。2部からなる作品で、第 2部はふたつの異稿も収録しています。ソロや重唱に合唱が合いの手を打つヴァラエティ豊かな歌が並び、9人の歌手が入れ替わり立ち代わり幸せな歌を 聴かせます。声の合奏協奏曲とも言うべき音響効果が実に耳に楽しい名品。器楽は弦楽器、2つのリコーダーと通奏低音で構成され、リコーダーが醸し 出す牧歌的イメージも幸福感たっぷり。器楽の活躍するリトルネロ主題もありここぞという所でしっかり音楽を引き締めてくれます。 ★演奏はフランス古楽のスペシャリストとして人気を高めているドセ&アンサンブル・コレスポンダンス。小気味よく颯爽としたリズム感でありながら軽す ぎず激しすぎず、のどかな美しさも存分に感じられる名演奏。柔らかな音色が絶品の、心洗われる素敵なアルバムです。 (Ki)

AMBRONAY
AMY-306(1CD)
「マドリガーレの芸術」
シャルパンティエ:クリスマス牧歌劇 H.483
 待降節の聖歌集 H.36〜43
 クリスマス牧歌劇(第2部・第2稿) H.483a
 クリスマス牧歌劇(第2部・第3稿) H.483b
デ・ヴェルト:「Ha ninfe adorn’e belle」「Sorgi e rischiara al tuo apparir il cielo」
ガストルディ:「Cantiam lieti, cantiamo」
ルッツァスキ:「I’ mi son giovinetta」
デ・ヴェルト:「Vicino un chiaro e cristallino fonte」
アゴスティーニ:「Non t’aricordi」
デ・ヴェルト:「Tirsi morir volea」「Del vago Mincio sull’adorne sponde」
デ・ローレ:「Anchor che col partire」
ジェズアルド:「Sento che nel partire」
アゴスティーニ:「Vita della mia vita」
モンテヴェルディ:「Sfogava con le stelle」SV 78
マレンツィオ:「Potro viver io piu」
モンテヴェルディ:「O come e gran martire」SV 61
ピッチニーニ:パッサカリア(リュート独奏)
モンテヴェルディ:「T’amo mia vita」SV 104
アゴスティーニ:「All’arm’all’arme」
ゴンザーガ:「Padre, che’l ciel, la terra e’l tutto reggi」
デ・ヴェルト:「Hor si rallegri il Cielo」「In qual parte si ratto」
ヴォーチェス・スアーヴェ

録音:2016年4月13〜17日
スイスのバーゼルで2012年に発足した合唱団「ヴォーチェス・スアーヴェ」によるマドリガーレ集。ア・カペラを中心に、曲によってはリュートの伴 奏が入り、リュート独奏も1曲収録しています。 マドリガーレは16世紀に生まれた歌曲形式で、斬新な和声法や手の込んだ模倣対位法を駆使して書かれた実験的・前衛的な合唱作品が多く見られます。 ジェズアルドの病的なまでの半音階書法、モンテヴェルディの感情の高ぶりと伝統的書法のせめぎ合いなどはこの形式の到達点と言えます。16世紀の作 曲家たちが手によりをかけて作り上げたルネサンス・マドリガーレの世界を俯瞰することが出来る恰好の1枚です。 (Ki)

ATMA
ACD2-2755(1CD)
Ars elaboratio
1.Celsa secreta in columbe specie
2.Alleluia. Adducentur regi virgins
3.Sancti baptiste
4.Dilexisti iustitiam
5.Velox impulit / Hic leta canit / Vestiunt silve / MULIERUM
6.Cantantibus organis
7.Quinque prudentes virgins
8.Ad sit Johannis baptiste
9.Dum aurora finem daret
10.Benedicamus Domino. Tu lux refulge
11.Claris vocibus
12.Claris vocibus
13.Benedicamus Domino. Laudamus Dominum
アンサンブル・スコラスティカ
レベッカ・ベイン(指)

録音:2016年3月4-6日
モントリオールを拠点とする女声ヴォーカル、アンサンブル・スコラスティカによる中世の典礼音楽集。アンサンブル・スコラスティカは、2008年に結 成され、中世ヨーロッパの音楽を専門とするレベッカ・ベインのもと、単旋律聖歌やポリフォニーの音楽を探求しています。収録楽曲は、修道女や子供の 守護聖人スコラスティカ、音楽と音楽家の守護聖人セシリア、正義と女性の知恵の守護聖人アレクサンドリアのカタリナ、そして彼女たちのホームタウンの 祝日「ケベックの日」の由来である聖ヨハネら彼女たちが崇拝する聖人を題材にしています。 (Ki)

Centaur
CRC-3492(1CD)
17世紀のトランペット、弦楽とオルガンのための作品集
ヴィット:10声のソナタ*、7声のソナタ
作曲者不詳:モデナ・デュエット 1/32*、
 2本のトランペットのためのシンフォニア、
 モデナ・デュエット 11/18*
ベンディネッリ:ソナタ第332番*
作曲者不詳:モデナ・デュエット 10/17*
ヴェイヴァノフスキー:4声のソナタ第2番
フェッリーニ:3つのパッサカリア*
作曲者不詳:モデナ・デュエット 12/19*
ヴィヴィアーニ:ソナタ第1番
リュリ:メヌエット第6番*
アルベルティーニ:10声のソナタ*
ケンタッキー・バロック・トランペッツ、他

録音:2013年6月
(*=世界初録音)
ケンタッキー・バロック・トランペッツは、芸術監督を務めるドンジョンソンが2005年に設立したバロック・トランペットのアンサンブル。2007年の国際トランペットコンクールではヒストリカル・アンサンブル部門で部門賞を受賞するなど、演奏にも定評がある。収録曲は、作曲者不詳の作品を含む、17世紀ドイツ、イタリア、フランスの作品。見事なアンサンブルで、バロック・トランペットの優雅な音色を披露しています。

Aeolus
AE-10093(1SACD)
美しい姿〜イタリア・バロックの至宝
ボノンチーニ:それは実際に真実
A・スカルラッティ:私はあなたを愛し
ボノンチーニ:ディヴェルティメント
カプローリ:輝く目
A・スカルラッティ:セイレーンの美しき胸に、トッカータ第7番
ボノンチーニ:美しい姿
A・スカルラッティ:目覚める前に
ランゼッティ:ソナタ第5番
A・スカルラッティ:愛しい人、いつも私の目には
ザンボーニ:チャッコーナ
ボノンチーニ:Ma t'inganni
アマリリス・ディールティエンス(S)、
カプリオーラ・ディ・ジョイア

録音:2015年2月
古楽大国ベルギーの名花、アマリリス・ディールティエンスが歌う、17世紀後期〜18世紀初期のイタリアにおける未出版の美しき歌曲の数々。 カプリオーラ・ディ・ジョイアの共同設立者でもあるベルギーの古楽系鍵盤奏者バート・ネサン(ナーセンス)が、ブリュッセルの国立図書館で発見したフランソワ=ジョゼフ・フェティスの未出版のコレクション。 フェティスのコレクションに収められていたイタリア・バロックの至宝が、ディールティエンスの伸びやかで透明感に満ち溢れる歌声によって今、解き放たれます
Aeolus
AE-10077(1CD)
ニョッキ:6つの協奏曲と3声のソナタ
協奏曲第1番ト長調/協奏曲第2番ホ短調/協奏曲第3番ニ長調/3声のソナタ第2番ハ長調/協奏曲第4番ヘ長調/協奏曲第5番ト短調/協奏曲第6番変ロ長調
マイン・バロックオーケストラ・フランクフルト、
マルティン・ヨップ(ヴァイオリン&ディレクター)

録音:2015年1月
1762年、73歳の時にブレッシャ大聖堂の楽長に就任し、86歳で他界するまでその地位に留まり続けたイタリアの音楽家ピエトロ・ニョッキ(1689−1775)。25巻におよぶ古代ギリシャの植民地史を遺すなど、歴史家としての功績も大きい。その作品の大半は声楽のための教会音楽であり、世界初録音となる6つの協奏曲は、ニョッキの優れた作曲技法を知る上での貴重な機会となることでしょう。演奏はファッシュ(AE-10017)やモルター(AE-10037)の演奏が高く評価され、バロック時代初期から古典派時代初期のイタリア音楽も得意とするマイン・バロックオーケストラ・フランクフルト。

LAWO Classics
LWC-1109(1CD)
わが美しきひと
カッチーニ:マリア, 甘きマリア
モンテヴェルディ:もろびとよ喜びの声をあげよ
ベルナルディ:おお, いと甘きわが最愛の人
フレスコバルディ:カンツォーナ第3番
モンテヴェルディ:喜び踊れ, シオンの娘よ
ピッチニーニ:トッカータ第4番
フレスコバルディ:大いなる十字架の下に、トッカータ第10番
カッチーニ:おお, なんという驚き
ピッチニーニ:トッカータ第8番
マリーニ:歓喜への誘い
グランディ:おお, あなたはなんと美しい
メールラ:わたしは黒いけれども愛らしい
フレスコバルディ:「ラ・モニカ」によるパルティータ
ディンディア:おだやかな西風が還り
カプスベルガー:前奏曲第6番
グラティアーニ:喜べ, 羊飼いたちよ
トーネ・ヴィーク(S)、
ヴェーガル・ルン(Lute)
カロリーナ・ラジェイ(バロックVn)、
ヨハン・ニコライ・モーン(リコーダー)、
クリスチャン・ショス(Org)

録音:2015年10月12日16日、ヤール教会(ベールム、ノルウェー)
トーネ・ヴィークはオスロ生まれ。ノルウェー国立音楽アカデミーで声楽を学び、ハーグの王立音楽院で古楽の歌唱を修めました。『旧約聖書』の『ソロモンの雅歌』で幾度となく歌われる「わが美しきひと(Formosa Mea)」をタイトルに採った新しいアルバムでは、街角や大衆の集まる場で歌われる曲の影響を教会が受け容れ、教会音楽の様式が変わろうとしていた時代の作品が歌い、演奏されます。
LAWO Classics
LWC-1106(2SACD)
聖オラヴの物語〜ノルウェーのグレゴリオ聖歌集 コンソルティウム・ヴォカーレ・オスロ、
アレクサンダー・M・シュヴァイツァー(指)
グレイセズ&ヴォイセズ
、アドリヤ・チェパイテ(指)
アンタニーナ・カレチュツ(指)

録音:2015年6月15日−17日、8月20日ー21日、リス教会(オスロ)
中世から伝わるノルウェーの文化遺産、7月29日、聖オラヴの祝日に歌われるグレゴリオ聖歌集『聖オラヴの物語』。聖オラヴを祀るニーダロス大聖堂のあるトロンハイム、ノルウェー工科自然科学大学(NTNU)のローマン・ハンケルン教授の編纂による版を、オスロ大聖堂の男声アンサンブル、コンソルティウム・ヴォカーレ・オスロとリトアニアの女声アンサンブル、グレイセズ&ヴォイセズが分担して歌っています。


ACCENT
ACC-24328(12CD)
モンテヴェルディ生誕450周年記念〜モンテヴェルディ傑作録音集

(1)歌劇「オルフェオ」
(2)歌劇「ウリッセの帰還」
(3)歌劇「ポッペアの戴冠」
(4)聖母マリアの夕べの祈り
(5)マドリガーレ「タンクレディとクロリンダの戦い」
全て、ガブリエル・ガリード(指)
(1)ビクトル・トーレス(オルフェオ)、アドリアーナ・フェルナンデス(エウリディーチェ)、グロリア・バンディテッリ(シルヴィア&使者)、マリア・クリスティーナ・キール(希望&音楽)、アントニオ・アベーテ(カロンテ)、フリオ・ザナージ(プルトーネ&牧人IV)、ロベルタ・インヴェルニッツィ(プロセルピナ&ニンファ)、マウリツィオ・ロッサーノ(アポッロ)、ゲルト・テュルク(牧人I)、ファビアン・ショフリン(牧人II)、ジョヴァンニ・カッカーモ(牧人III&精霊I)、サルヴァトーレ・スーテラ(精霊II)
アンサンブル・エリマ
アントニオ・イル・ヴェルソcho
録音:1996年7月18-23日シチリア島エリーチェ/聖マルティヌス教会
(2)フリオ・ザナシ(ウリッセ)、グロリア・バンディテッリ(ペネローペ)、マリア・クリスティーナ・キール(ミネルヴァ,運命)、ジャン=ポール・フシェクール(テレーマコ)、ファビアン・ショフリン(ピザンドロ,ウマーナ・フラジリタ)、マルチェッロ・ヴァルゲット(アンティノオ,時)、アドリアーナ・フェルナンデス(ジュノーネ,愛)、ギレメッテ・ロランス(メラントー)、ギアン・パオロ・ファゴット(イーロ)、ジョヴァンニ・カッカーモ(ジョーヴェ,アンフィーノモ)、マリオ・チェッケッティ(エウリーマコ)、ロベルト・アッボンダンツァ(エウメーテ)、アリシア・ボルヘス(エリクレーア)、アントニオ・アベーテ(ネットゥーノ)、アンサンブル・エリマ、アントニオ・イル・ヴェルソcho
録音:1998年7月19-28日シチリア島エリーチェ/聖マルティヌス教会
(3)ギルメット・ロランス(ポッペア)、フラヴィオ・オリヴェール(ネローネ)、グロリア・バンディテッリ(オッタヴィア)、イヴァン・ガルシア(セネカ)、ファビアン・ショフリン(オットーネ)、エマヌエラ・ガッリ(ドルシッラ,徳)、アドリアーナ・フェルナンデス(ダミジェッラ,愛の神,キューピッドたちの合唱)、マルティン・オーロ(小姓,キューピッドたちの合唱)、エレーナ・チェッキ・フェーディ(アルナルタ)、アリシア・ボルジェス(乳母,パッラーデ)、フリオ・ザナッシ(自由奴隷,第1の執政官,第2の兵士)、マリオ・チェッケッティ(ルカーノ,第1の兵士,第1の護民官)、フィリップ・ジャルスキー(メルクリウス,第1のセネカの友人、キューピッドたちの合唱)、ベアトリス・ランツァ(富,ヴィーナス)、マルチェッロ・ヴァルジェット(検察官,第2の執政官,第3のセネカの友人)、ジョヴァンニ・カッカーモ(第2のセネカの友人,第2の護民官)、ピッチ・フェラーリ(キューピッドたちの合唱)、アンサンブル・エリマ、アントニオ・イル・ヴェルソcho
録音:2000年7月24日-8月2日シチリア島エリーチェ、聖マルティヌス教会
(4)エマヌエラ・ガッリ(S)、アドリアーナ・フェルナンデス(S)、マルティン・オーロ(C.T)、ファビアン・ショフリン(C.T)、マリオ・チェッケッティ(T)、ロドリーゴ・デル・パツォ(T)、パブロ・ポリッツァー(T)フランセスク・ガリゴサ(T)、フリオ・ザナッシ(Br)、イヴァン・ガルシア(Bs)、ダニエレ・カルノヴィッチ(Bs)、アンサンブル・エリマ、エウフォニア声楽アンサンブル、アントニオ・イル・ヴェルソcho、マドリガリアcho
レ・サクブティエ・ド・トゥールーズ
録音:1999年7月18-26日 シチリア島エリーチェ/聖マルティヌス教会
(5)アリシア・ボルジェス(アルミーダ)、アドリアーナ・フェルナンデス(ソフロニア)、マリネッラ・ペンナッキ(クロリンダ/エルミニア)、ジョヴァンニ・カッカーモ(タンクレディ)、ダニエレ・カルノヴィッチ(ロイ・アラディン)、マリオ・チェッケッティ(オリンド)、フリオ・ザナッシ(テスト)マルティン・オーロ、アンサンブル・エリマ
録音:1997年7月18-23日シチリア島エリーチェ/聖マルティヌス教会
モンテヴェルディ生誕450周年記念企画。K617レーベルより発売されていたガブリエル・ガリードによるモンテヴェルディ3大オペラと「聖母マリア の夕べの祈り」「タンクレディとクロリンダの戦い」の傑作録音を一つのボックスにまとめたもの。アルゼンチン、ブエノスアイレス出身の古楽奏者ガリード 率いるアンサンブル・エリマそしてラテン系の歌手で固め、器楽奏者20人のうち10人が通奏低音という異色の編成で発売当初話題となりました。旧盤 はながらく流通していなかったため待望の再発となります。 モンテヴェルディの作風が顕著に表れた作品でオペラ史上最初の傑作「オルフェオ」。オデュッセウスの帰郷をもとにした「ウリッセの帰還」。そして晩年の 名作「ポッペアの戴冠」。冒頭に「オルフェオ」の序曲を引用し、ルネッサンス時代の対位法の規則に捉われない斬新な様式で宗教音楽史上の傑作となっ た「聖母マリアの夕べの祈り」。十字軍の戦士タンクレディとイスラムの女戦士クロリンダの戦いを描く劇的なマドリガーレ「タンクレディとクロリンダの戦 い」。1970年代後半にアーノンクールが行ったモンテヴェルディ3部作の一連の上演から世界的に広まったモンテヴェルディ・ルネッサンス。このガリー ドの演奏はアーノンクールとは全く違ったアプローチでありますが、強烈な音楽描写を駆使した迫真の演奏。多彩な通奏低音陣と、レベルの高い歌手陣、 抒情性豊かな器楽陣、それらを率いるガリードの手腕は見事。まさにアニバーサリーイヤーにふさわしいセットの登場です。 (Ki)
ACCENT
ACC-24325(1CD)
ビーバー:36声の「ミサ・アレグロ」*
ニシ・ドミヌス
パストレッラ.イ長調
天からのパン
聖フロリアン少年cho
アルス・アンティクァ・オーストリア
グナール・レツボール(指)

録音:2014年8月25-26日オーストリア、ノインキルヒェン教会*、
2015年2月14-15日オーストリア、聖フロリアン修道院
ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・ビーバー(1644 - 1704)は、ボヘミア生まれのヴァイオリンの名手であり作曲家。ヴァイオリンのためのソナタ を始め多くの器楽曲が知られ、また宗教的声楽曲としては、1682年にザルツブルクの宗教財団創立1100年の記念式典に演奏された53声の「ザルツ ブルク・ミサ」が最も有名です。皇帝レーオポルト1世に早くから作曲家としての才能を認められており、1690年には貴族の称号が与えられています。 晩年には宗教曲、オペラ、学校劇の作曲に集中し、このアルバムに収録された36声の「ミサ・アレグロ」もその時期にあたります。この作品はザルツブ ルグ大聖堂での演奏のために作曲されたもの。本盤で演奏をするのはヴァイオリンの名手グナール・レツボール率いるアルス・アンティクァ・オーストリア。 オリジナルのスコアはザルツブルクから失われていますが、クレムスミュンスターの修道院にコピーが保存されており、今回の演奏はそれを参考にしている とレツボールが語っています。独唱8、コーラス8、弦楽、コルネット2、トランペット6、トロンボーン3、ティンパニ、通奏低音という編成。独唱も各パー トを巧みに組み合わせ多様な響きを作り上げ、弦楽部もさすがビーバーといったヴァイオリンの見事な手法、さらにビーバーの特徴でもある多数のトラン ペットを強調し、華やかな楽曲に仕上げています。レツボールは、ノインキルヒェン教会の音響を生かし、各声部、各パートは明瞭に、さらにホモフォニッ クな部分は圧倒的な響きを作り上げることに成功しています。 (Ki)

Centaur
CRC-3481(1CD)
スティーヴン・スターリク〜レトロスペクティヴ Vol.8
(1)コレッリ:ラ・フォリア
(2)タルティーニ:ソナタ ト長調「捨てられたディド」
(3)ロカテッリ:ソナタ ト短調
(4)コレッリ:ソナタ第12番ニ短調 Op.5「ラ・フォリア」
(5)ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調 RV.230、
 協奏曲ハ長調 RV.581、
 協奏曲イ長調 RV.552、「四季」より
(1)ヴァレリー・ウィークス(ハープシコード)
(2)ヴァレリー・ウィークス(ハープシコード)
(3)ケネス・ギルバート(ハープシコード)
(4)ケネス・ギルバート(ハープシコード)
(5)モントリオール・バロック・プレーヤーズ、ヴィットリオ・ネグリ(指)〕

録音:1967年−1987年
ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、トロント響などのコンサートマスターを歴任し、カナダ人として初めてチャイコフスキー国際コンクールの審査員を務めたキング・オヴ・コンサートマスター、スティーヴン・スターリク。
スターリクの秘蔵音源を復刻する「レトロスペクティヴ」シリーズの第8弾はイタリア・バロック・プログラム!世界有数のオーケストラでコンサートマスターを務めてきた名匠の妙技で、タルティーニ、ロカテッリ、コレッリ、そしてヴィヴァルディの秀作を存分に。
Centaur
CRC-3432(1CD)
ヤーコプ・ヴァルター:ケリュスの園とスケルツォ
組曲第20番/組曲第23番/ソナタ第9番ニ長調/組曲第9番/ソナタ第7番イ長調/ソナタ第16番ホ短調/ソナタ第7番ニ短調
エコ・デラーニマ〔ジェーン・ジョンソン(バロック・Vn)、ブレント・ヴィシック(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ピーター・マーシャル(ハープシコード)〕

録音:2010年7月
ザクセン選帝侯に宮廷首席ヴァイオリニストとして仕えたヨハン・ヤーコプ・ヴァルター(ca.1650−1717)。 鳥や動物の鳴き声の模倣を好んだとも伝わるヴァルターの代表作からの組曲とソナタを奏でるエコ・デラーニマは、ターフェルムジークなどで活躍したバロック・ヴァイオリニスト、ジェーン・ジョンソンが中心となったピリオド・アンサンブル。
Centaur
CRC-3501(1CD)
17世紀スペインと南米のハカラスと舞曲
マチャド:Dos estrellas le siguen
スペイン伝承曲:Xacara
スペイン伝承曲:No hay que decirle el primor
コル:Pasacalles de primero tono
サンタ・クルス:Jacaras
イダルゴ:Noble en Tinacria naciste/他
ムジカ・フィクタ
ムジカ・フィクタは、南米コロンビアで結成されたラテン・アメリカとスペインの音楽をレパートリーとする古楽アンサンブル。ラテン音楽のスペシャリストたちが、テノールにハラナ、バロック・ギターやリコーダーなどを加えて、カラフルに、リズム豊かに繰り広げます。

Lindoro
NL-3032(1CD)
ディーセン・ケ・アイ・アモール〜17世紀マヨルカ島の歌曲集 アルモニオーシ・コンチェルティ、
フアン・カルロス・リベラ(指、バロックG)、
マリビ・ブラスコ(S)
ファミ・アルカイのアンサンブル「アカデミア・ピアチェーレ」のメンバーとしても名を連ねるギター&テオルボ奏者、フアン・カルロス・リベラが指揮するアルモニオーシ・コンチェルティ。スペインのマヨルカ島に伝わるカンシオネーロ(歌集/カタルーニャ国立図書館所蔵、CPMM M.3660)とその他の手稿譜からなる17世紀マヨルカ島の音楽を、スペインのソプラノ、マリビ・ブラスコが歌う。

Phaedra
DDD-92093(1CD)
イン・フランダース・フィールズ Vol.93〜フレミッシュ・バロック・トレジャーズ・アンヴェイルド
ケニス:サルヴェ・レジナ、
 マニフィカト、
 トリオ・ソナタ 変ロ長調 Op.2-1
ドライマンス:エレミヤの哀歌
ケニス:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.3-6、
 テ・デウム
ユートピア&エウテルペ・バロック・コンソート、
バート・ロディンス(指、Cemb、Org)

録音:2015年9月26日−27日&2016年1月25日、アントワープ
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第93集。ベルギーの鍵盤楽器奏者&指揮者のバート・ロディンスが率いる、知られざるフランドルのバロックは、ヴィレム・ゴンマール・ケニス(1717−1789)と、クリストフェル・ドライマンス(1738−1797)の器楽と声楽作品集。

Challenge Classics
CC-72740(1SACD)
フィッシャー:パルティータ集
ニ短調/ハ長調/ハ短調
フーベルト・ホフマン(Lute)

録音:2015年11月24・25日
18世紀初頭にリュート奏者として活躍したフェルディナンド・フィッシャー(1652-1725)による、知られざるリュート作品集です。レツボール率い る名手揃いの古楽アンサンブル「アルス・アンティクァ・オーストリア」のリュート奏者、フーベルト・ホフマンがクレムスミュンスター修道院を訪れた時 に発見した音楽で、その内容は彼に大きな衝撃を与え、録音に及びました。曲の魅力はもちろん演奏が非常に素晴らしく、ガヴォットやメヌエットといっ た舞曲での浮き立つリズムが見事。また迫真のシャコンヌやパッサカリアも必聴。特にハ短調組曲の中にあるパッサカリアは15分近い大曲で、ビーバー のロザリオ・ソナタを彷彿とさせる霊感に満ちた音楽となっています。未知の名作を聴く喜びにあふれた、古楽ファン注目の1枚です。 (Ki)

Rondeau
ROP-6124(1CD)
NX-B03
Telemannische Hauspostille‐テレマン・アット・ホーム
テレマン:《公現祭後の第4 日曜日》1.Herr Jesu Christ! ich schrey zu dir /2.Herr JEsu CHrist, gros ist die Noth./3.Horst du so gar nicht unser Schreyen TVWV 1:737a/4.Herr JEsu Christ das glaub ich doch./《公現祭》5.Ihr Volcker, bringet her dem HErrn./6.Jesu, groser Wunder-Stern TVWV 10:1./7.Opffere GOtt Danck./8.Begluckte Mutter, neues Zion TVWV 1:261a
《公現祭後の第2 日曜日》 9.Wirff dein Anliegen auf den Herrn./10.Warum betrubst du dich, mein Hertz TVWV 10:1./11.Alle eure Sorge werffet auf Ihn./12.Mein Freund ist mein, und ich bin sein TVWV 1:327a/13.Ich danck dir Christe Gottes Sohn TVWV 10:1
《聖母マ リアの訪問の祝日》14.Maria stund auf in den Tagen /15.Meine Seele erhebt den Herren TVWV 10:1/16.Mein Herze mus an Freuden voll TVWV 1:1065a/17.Er ubet Gewalt mit seinem Arm/18.Niemals leere Gnaden-Fulle/19.Sey Lob und Preis mit Ehren
《新年の日》20.Ach Gott, wie manches Herzeleid TWV 31:2/21.Gott hat Jesum erhohet./22.Gebenedeyter Weibes-Same TVWV 1:605a/23.Jesu, mein Herr, und Gott allein TVWV TWV 31:1
《三位一体の後第7 日曜日》24.Herr, wie sind deine Wercke so gros und viel/25.Auch der Mangel wird zum Uberflus TVWV 1:780a/26.Gott hat die Erde zugericht TVWV 10:1/27.Schmecket und sehet, wie freundlich der Herr ist/28.Reiche mir dein Himmel-Brod TVWV 1:780a/29.Weide mich, und mach mich satt
《三位一体の後第12 日曜日》30.Wir sind allesammt wie die Unreinen./31.Wie schon leucht uns der Morgenstern TWV 31:37/32.Der Herr wird ein neues im Lande schaffen/33.Wie schon leuchtet der Morgenstern TWV 31:38 /34.Ich freue mich im Herrn/35.Prang'im Golde, stolze Welt/36.Ich heise Jesus Braut./37.Geziert in seinem eignen Schmucke TVWV 1:1675a/38.Wie bin ich doch so hertzlich froh TVWV 10:1
《インヴォカーヴィトの日曜日》39.Seyd starck in dem Herrn/40.Fuhr uns, Herr, in Versuchung nicht TVWV 31:2/41.Auf zum Streiten, auf zum Siegen TVWV 1:1280a/42.Und wenn die Welt voll Teufel war TVWV 10:1
《三位一体の後第12 日曜日》43.Meine Sunden haben mich ergriffen/ 44.O Jesu voller Gnad TVWV 10:1/45.Weinend, seuffzend, achzend, klagend TVWV 1:1466a/46.HErr, es steht in deinen Handen TVWV 10:1
クラウス・メルテンス(Bs-Br)
トーマス・フリッチュ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
シュテファン・マース(バロックLute)
ミヒャエル・シェーンハイト(Org)

※世界初録音
ハンブルク市の音楽監督として活躍していたテレマンは、ハンブルクの教会のためにたくさんの宗教曲を書きました。これら は教会暦に基づいて折々に作曲されましたが、1727年にハンブルクの出版社がこれらの宗教曲から幾つかの作品を抜粋し、 「神の調和賛美」というタイトルで出版しました。2枚のシートに2つのアリアが印刷されたこの譜面は毎週日曜日に書店に 並び人気を博したということです。テレマンの研究者でもあるガンバ奏者トーマス・フリッチュは、この選集を用いて9部 からなる一連の曲集を構築、自身がガンバを奏し、名バリトン、メルテンスを交えた彼の仲間たちが、その時代を彷彿させる 楽しい演奏を聴かせています。

Ligia Digital
LIDI-0301309(1CD)
ソナドーリの芸術/16世紀ヴァイオリン属アンサンブルの為の音楽
ファブリティオ・カローゾ(1526/1527頃-1605頃または1620):Celeste Giglio(バレット、6声)
ラッスス(1530/1532-1594):S'io esca vivo(6声)/Las voles vous(4声)
トマ・クレキヨン(1505頃-1557):Sine tenez [Si me tenez] (6声)
ジャケス・デ・ヴェルト(1535-1596):Adesto dolori meo(6声)
不詳:Basela un tratto - El Fransosin(4声)
アドリアン・ヴィラールト(1490頃-1562):Joyssance vous donneray(5声)
不詳:Passomezo la doulce avec la reprinse(4声)
ラッスス:Ave Regina coelorum(3声)
ジョスカン・デプレ(1455頃-1521):Pater noster - Ave Maria(6声)
ラッスス:Tu sai madonna mia(4声)
ヴィンチェンツォ・ルッフォ(1508頃-1587):Martin minoit so portiau au marche(3声)
ラッスス:La cortesia(4声)
不詳:La gamba(4声)
アドリアン・ヴィラールト:Petite cammusette(6声)
ジョスカン・デプレ:Petite camuseete(6声)
不詳:Quatre Branles - Fagot(4声)
クロード・ジェルヴェーズ(確認できる活躍期:1550頃):Pavane Le bon vouloir(6声)
ラッスス:Beatus vir(2声)/In te Domine speravi - Quaniam fortitudo me(6声)
ニコラ・ゴンベール(1495頃-1560頃):Tous les regretz(6声)
アンサンブル・レ・ソナドーリ
ベアトリス・リノン(ソプラノ・ヴァイオリン、エクシランド・ヴァイオリン)
オディール・エドゥアール(ヴァイオリン、アルト・ヴァイオリン)
ニコラ・サンサルラ(コントラルト・ヴァイオリン)
アラン・ジェルブロー(テナー・ヴァイオリン)
サラ・ファン・アウデンホーフェ(バセット・ヴァイオリン)
エルヴェ・ドゥシー(バス・ヴァイオリン)

録音:2016年1月18-20日、ラ・シテ・ドゥ・ラ・ヴォワ、ヴェズレー、フランス
16世紀、ヴェネツィアに3〜6つのヴァイオリン属の楽器からなる専門の合 奏団が現れ、彼らは「ソナドーリ・ヌオーヴォ」 [Sonadori nuovo] (新しい 楽器の奏者たち)と呼ばれました。ソナドーリ・ヌオーヴォは北イタリア各 地の宮廷に進出し、さらにオルランドゥス・ラッススが活躍していたバイエ ルン公の宮廷にも及びました。 当録音に用いられた楽器は7種類で、高音域から順にエクシランド(G3-D4-A4)、ソプラノ(G2-D3-A3-D4、現在のヴァイオリンの前身)、アルト (C2-G2-D3-A3、ヴィオラの前身)、コントラルト(C2-G2-D3-A3、肩掛 け)、テナー(F1-C2-G2-D3-G3、縦に構える)、バセット(C1-G1-D2-A2-D3、小型のバス・ヴァイオリン)、バス(B1-F1-C1-G1-D2、チェロの前 身)。エクシランド、コントラルト、テナー、バセットは後継楽器を持つこ となく音楽史から消え去りました。 20世紀後半からヴィオル属やコルネット&サックバットの合奏が古楽運動に より復興する一方、ルネサンス・ヴァイオリン属の合奏はほとんど顧みられ ることがありませんでした。しかし、フランスのチェロ奏者アラン・ジェル ヴロがブリュッセル(ベルギー)でアンサンブル・レ・ソナドーリを立ち上 げ、2013年よりその復興に乗り出しました。ジェルヴロとオディール・エ ドゥアール(キアーラ・バンキーニ、エンリコ・ガッティ他に師事)はアン サンブル・アウローラのメンバーとして名盤「17〜18世紀イタリアのヴァイ オリン芸術(Vol.2)」(Symphoniaレーベル、現Glossaレーベル)でエンリ コ・ガッティと共演した、既にヴェテラン格の古楽演奏家。レ・ソナドーリ の今後の活躍が大いに期待されます。 上記作曲者の生没年等はブックレットに記載の情報に拠ります。動画はリン クOKです。

Christophorus
CHE-0210-2(1CD)
ルターのテキスト
マルティン・ルターの著作の朗読
ヨハン・ワルター:第七旋法によるフーガ
カスパール・オトマイヤー:マルティン・ルターの象徴
ディートリッヒ・シクスト:深き困窮より,われ汝に呼ばわる
ワルター/オトマイヤー/オジアンダー:神はわがやぐら
ワルター:斯くなればドイツは凛と目覚めむ
ザムエル・シャイト:我らはみな唯一なる神を信じる
ハンス・ノイジドラー:ベネデトゥール
マルティン・アグリコラ:光にして日なるキリスト
ゲルト・ウェストファル(朗読)、
ムジカ・アンティクヮ・ウィーン、
ウィーン・モテットcho
ジュリアン・ベール(リュート)


録音:1966年7月(朗読)、1982年、2014年
1517年の宗教改革から500周年となる2017年に向けたアニヴァーサリーを記念したマルティン・ルター・アルバム。俳優、朗読家として著名なゲルト・ウェストファルによるマルティン・ルターのテキスト朗読と、ルターのテキストを使った宗教音楽、宗教改革の時代の音楽を交互に収録。

Etcetra
KTC-1918(1CD)
マッテオ・ダ・ペルージャ:シャンソン集 テトラクティス
オランダの世界的リコーダー奏者ケース・ブッケが主宰する古楽アンサンブル、テトラクティスが贈る、中世イタリアで活躍した作曲家、マッテオ・ダ・ペルージャ(fl. 1400−1416)のシャンソン集。モデナのエステンセ大学図書館の手稿譜(Ms. Modena Biblioteca Estense Universitaria a .M.5.24)、パンチャティーキ写本(Codex Panciatichi, Firenze Fn 26)からの音楽。

Glossa
GCD-924001(3CD)
モンドンヴィル:英雄牧歌劇「イスベ」 オルフェオO、パーセルcho
ジェルジュ・ヴァシェジ(指)
キャサリン・ワトソン(S)、
レイナウト・ファン・メッヘレン(T)、
トーマス・ドリー(Br)、
シャンタル・サントン=ジェフリー(S)、
アラン・ビュエ(Br)、
ブランディーヌ・フォリオ・ペレス(Ms)、
レイチェル・レッドモンド(S)、
アルタヴァスト・サルキシャン(T)、
マールトン・コマーロミ(T)

録音:2016年3月6日−8日、芸術宮殿(ブダペスト、ハンガリー)
742年にパリで初演された英雄牧歌劇「イスベ」は、「ヴァイオリン・ソナタ集 Op.1」や「トリオ・ソナタ集 Op.2」、「グラン・モテ」などで成功を収めたモンドンヴィルが初めて書いた舞台作品。
リュリが導入した「トラジェディ・リリック(抒情悲劇)」ではなく、「パストラル・エロイク(英雄牧歌劇)」の形式が用いられており、モンドンヴィルの初期の作風の変遷を知る上でも貴重な作品です。
ハンガリーのピリオド・オーケストラ&合唱団と、古楽界の世界的名歌手たちの共演によるフランス・バロックという組み合わせが今回も非常に興味深いところ。
Glossa
GCD-923902(1CD)
フランチェスカ・カッチーニ:歌劇「アルチーナ島からのルッジェーロの救出」 アッラバストリナ、ラ・ピファレスカ、
エレーナ・サルトーリ(Cemb&指)、
エレーナ・ビスクオーラ(Ms)
マウロ・ボルジョーニ(Br)、
ガブリエラ・マルテラッチ(C.A)
フランチェスカ・ロンバルディ・マッズーリ(S)、
エマヌエラ・ガッリ(S)、
ラッファエレ・ジョルダーニ(T)、
ヤニス・ヴァシラキス(Br)

録音:2016年8月&9月、フェッラーラ、イタリア
ジュリオ・カッチーニの長女で、音楽史に大きな足跡を残した17世紀イタリアの女流音楽家フランチェスカ・カッチーニ(1587−c.1641)の代表作、歌劇「アルチーナ島からのルッジェーロの救出」の全曲録音! 作曲家、歌手、音楽教師、詩人、リュート奏者として、多彩な才能を発揮したカッチーニ。1625年にフィレンツェで初演された「アルチーナ島からのルッジェーロの救出」は、女流作曲家が書いた最初期のオペラ(初のオペラとも伝わる)であり、1628年にはポーランドで演奏されるなど、国外で初めて上演されたイタリア・オペラとも伝えられている重要な作品です。 女流音楽家カッチーニの「アルチーナ島からのルッジェーロの救出」を指揮するのは、イタリアの女流鍵盤奏者、指揮者であるエレーナ・サルトーリ。 ピリオド・オーケストラ&合唱団のアッラバストリナ、古楽系管打楽器アンサンブルのラ・ピファレスカ、そしてエマヌエラ・ガッリやエレーナ・ビスクオーラなど、世界屈指の古楽系歌手たちを率いて、母国イタリアの音楽史に輝くオペラの重要作の真価に迫る!

Paraty
PARATY-216229(1CD)
イギリス・ルネサンスの歌曲
フランシス・ピルキントン:Rest, sweet nymphs
ジョン・ダウランド:Prelude(ヴィオール独奏)
フランシス・ピルキントン:Music dear solace
ウィリアム・コーキン:Come live with me, and be my love
ジョン・ダンエル:Time, cruel Time
ウィリアム・コーキン:Almaine(ヴィオール独奏)
 Truth, trying time
ジョン・ダンエル:Like as the lute delights
アルフォンソ・フェッラボスコ:Pavin(リュート独奏)
ジョン・ダウランド:Come away, come sweet love
ジョン・ダンエル:Can doleful notes
 No let chromatic tunes
 Uncertain certain turns
ウィリアム・コーキン:Prelude(ヴィオール独奏)
 Mounsiers Almaine(ヴィオール独奏)
 Coranto(ヴィオール独奏)
トバイアス・ヒューム:The virgines muse(ヴィオール&リュート)
 Cease leaden slumber
 Musickes delight(ヴィオール&リュート)
アントニー・ホルボーン:Prelude(リュート独奏)
トマス・キャンピオン:To music bent is my retired mind
トバイアス・ヒューム:What greater grief
ジョン・ダウランド:Mr. Dowland’s Midnight(リュート独奏)
 Go nightly cares
ウィリアム・コーキン:Down, down, proud mind
トマス・ホッブズ(T)
ロミナ・リシュカ(バス/リラ/テノール・ヴィオール)
ソフィー・ヴァンデン・エインデ(Lute)

録音:2016年1月/ベルギー、シント=トロイデン
いわゆる「リュート歌曲」と呼ばれるイギリス・ルネサンスの歌曲は、時にヴィオールで伴奏されたり重唱で歌われたりと、比較的自由な編成で演奏さ れていました。このアルバムではリュートとヴィオール、ふたつの伴奏楽器を従えて演奏。色彩感のある仕上がりになっています。また器楽曲も挟みながら 構成されており、緩やかな流れの中で歌われていく美しい音楽に癒されます。ヘレヴェッヘ、ベルニウス、エガーらと共演している名テノール、ホッブズの 歌唱でお楽しみください。 (Ki)
Paraty
PARATY-316153(1CD)
パレストリーナ:「汝はペテロなり」
A.スカルラッティ:「ミサ・クレメンティナ」
パレストリーナ:「よき牧者は蘇えりぬ」
A.スカルラッティ:「ミサ・クレメンティナ」(続き)
ルイ・カストゥラン(指)
ル・パルナッス・フランセ

録音:2014年11月/フランス、イヴリーヌ
1パート1人、最少人数で歌われるア・カペラによる声楽曲です。メインとなるA.スカルラッティのミサはルネサンス風の古い様式を持つ音楽で、カッ プリングのパレストリーナと美しく響き合います。 ★2000年にカストゥランにより結成された「ル・パルナッス・フランセ」は16〜18世紀の古楽を専門とするグループ。小編成の合唱から、ソリスト・ 管弦楽付きの大規模な声楽曲まで流動的な編成をとり演奏しています。忘れられた作品の復活初演に特に力を入れており、カストゥランは自らの手で手稿 譜からスコアを再構成する学者肌。そうして実際に演奏された楽譜はヴェルサイユ・バロック音楽センターに彼らのコレクションとして保管されています。 (Ki)
Paraty
PARATY-416145(1CD)
シャルル・ドレ:ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための第1組曲 ト長調
ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための第2組曲 ハ短調
ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための第3組曲 イ長調
ロビン・ファロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロナルド・マルティン・アロンソ(通奏低音ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ティボー・ルーセル(テオルボ、バロックギター)
ロリス・バルカン(Org)
ロナン・カリル(Cemb)

録音:2016年4月/フランス、パリ
シャルル・ドレ(ca.1710-ca.1755)はバロック終焉の時代にフランス・ヴィオール音楽を残した作曲家。第2組曲には「マラン・マレのトンボー」 なる長大な楽章(約8分)があります。マレはドレより50歳ちょっと年上。ヴィオールの大家にして名教師だったマレへのリスペクトが感じられる作品で す。フランス古楽界の大物クリストフ・コワンに学んだ逸材、ロビン・ファロによる若々しく颯爽とした演奏が知られざる作品に光を当てます。 (Ki)
Paraty
PARATY-516141(1CD)
クレランボー:Motet pour la canonisation de Saint Pie, C.150
Panis angelicus, motet du Saint Sacrement, C.131
Motet a 3 voix tire du Psaume 76, C.130
Salve Regina, antienne a la Sainte Vierge, C.114
Monstra te esse matrem, antienne a la Sainte Vierge, C.132
Magnificat a 3 voix et basse continue, C.136
Sub tuum prasidium, antienne a la Sainte Vierge, C.104
O piissima, o sanctissima mater, motet de la Sainte Vierge, C.135
ファビアン・アルマンゴー(Org、Cemb、指)
アンサンブル・セバスティアン・ド・ブロッサール

録音:2016年1月/フランス
ランス語カンタータの創始者として知られるクレランボー、カンタータや鍵盤作品ばかりが注目されますが、ここに収録されたラテン語によるモテなど の宗教作品も聴き逃せません。このディスクでは声楽パートもヴァイオリンやリコーダーなどの管弦楽も各パートひとりずつで演奏しており、非常にすっき りとした音響になっています。歌のメロディはかなり起伏が激しく器楽的。しかし難なく、とても軽やかに歌い上げており見事です。 (Ki)

Stradivarius
STR-37051(2CD)
ジェミニアーニ(1687-1762):ハープシコードのための小品集第2巻(1762) フランチェスコ・バローニ(Cemb&Org)

録音:2014年
フランチェスコ・ジェミニアーニはイタリア後期バロック音楽の作曲家。バッハやヘンデルの 2 歳 年下。ヴァイオリニストとしても活躍し、ヴァイオリン作品も多数残しています。イタリア・バロックを代 表する作曲家コレッリやヴィヴァルディなどの影に隠れがちですが、素晴らしい作品ばかりです。こ の珍しいハープシコード作品は深い憂愁と楽曲の力強さを感じさせます。素朴でいながら、エネル ギッシュで聴く人を引き付ける魅力に溢れています。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-322(1CD)
ヒルデガルドのセクエンティア集
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:愛(カリタス)
 おお聖エウカリ様/アヴェ・マリア
 おおこの上なく光輝く宝よ
 おお真紅の血潮よ/だが悪魔は
 おお教会よ/愛
ライス(b.1962):ヒルデガルドのセクエンティア集(8 曲)
メディヴァ:【アン・アレン(リコーダー,ショーム)
アンナ・ダニレフスカヤ(フィドル)
アンナ・ミクラシェヴィチ(S)
コリナ・マルティ(リコーダー,クラヴィシンバルム,打楽器)
マリー・ブーニシエン(中世ハープ)
ジルケ・グヴェンドリン・シュルツェ(リコーダー,ショーム)
サトウ・ユキエ(Ms)】

録音:2014年12月1-4日 スイス,メーリン
※日本語解説つき
12 世紀に活躍した作曲家、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの作品と、それに基づいた 英国の作曲家、ヒュー・コリンズ・ライス(1962-)の「ヒルデガルドのセクエンティア集」を収 録。演奏するメディヴァは中世音楽を中心に様々な音楽を手がける女性ばかりのアンサ ンブル。

QUERSTAND
VKJK-1616(1CD)
ブランデンブルクの黄金時代
ブレイド:組曲 ト長調
ツァンギウス:天の国にいる私たちの父よ
プレトリウス:パドゥアーナとガッリアルド第1番 ニ短調
シュテッフケン:組曲 ニ短調
ヤジェンプスキ:ラ・ベルリネーザ,ラ・ケーニクスベルガ
ルポ:ファンタジア
ローヴェ:コラント ニ短調
ロック:組曲第5番 ニ短調
ドルッケンミュラー:組曲第2番 ト長調
シェルレ:組曲 ト短調
クラーデンタラー:組曲第1番 ニ短調
アンサンブル・アルト・デコー:
【ユリアーネ・ラーケ(指,ディスカントガンベ,バスガンベ)、マクシミリアン・エールハルト(バロックハープ)、フラウケ・ヘス(バスガンベ)、イレーネ・クライン(アルトガンベ,バスガンベ)、ハンス=マルティン・メッケル(アルトガンベ,テノールブロックフレーテ,バスブロックフレーテ,アルトガンベ)、ユーリア・ヴェトー(ディスカントガンベ,アルトガンベ,バスガンベ)】

録音:2016 年2 月15-18 日ベルリン
16世紀から17世紀にかけてベルリンと縁のあった作曲家のヴィオラ・ダ・ガンバ作品を 集めている。ウィリアム・ブレイド(1560-1630)、ニコラウス・ツァンギウス(1570-1619)、トマ ス・ルポ(1571-1627)、ヴァルター・ローヴェ(1584頃-1671)、アンブロジウス・シェルレ(ロ ーヴェと同時代)、アダム・ヤジェンプスキ(1590頃-1649)、バルトロモイス・プレトリウス (1590 頃―1623 )、ディートリヒ・シュテッフケン(1600 頃-1673 )、マティウ・ロック (1621-1677)、ゲオルク・ヴォルフガング・ドルッケンミュラー(1628-1675)、ヒエロニムス・ クラーデンタラー(1637-1700)。 リーダーのユリアーネ・ラーケはブレーメンおよびデン・ハーグで学んだヴィオラ・ダ・ガン バ奏者。様々な古楽団体に数多く参加している名手。

Cobra Records
COBRA-0053(1CD)
スプリアーニ:チェロ作品集
チェロ・シンフォニア/カンタータ 「Il mio cor che sta in catene」(世界初録音)
トッカータ第7番
トッカータ第7番とディミニューション
トッカータ第12番
トッカータ第10番とディミニューション
カンタータ 「Chi m’invola da te, mio bel tesoro?」(世界初録音)
トッカータ第5番
トッカータ第5番とディミニューション
トッカータ第9番とディミニューション
トッカータ第11番とディミニューション
カンタータ 「Bella, se un di potessi」(世界初録音)
チェロ・ソナタ(世界初録音)
ギジェルモ・トゥリーナ(バロックVc)、
エウヘニア・ボイクス(S)、
松岡友子(Cemb)

録音:2016年2月9日−11日、オランダ
イタリア出身、スペインとイタリアで活躍した知られざる作曲家、フランチェスコ・スプリアーニ(1678−1753)。音楽史上初めてチェロの教則本を書いたとされるスプリアーニがスペインで書いた教則本「Principles to learn to play the cello」からのトッカータ集(12曲中6曲)と、シンフォニアとソナタを1曲ずつ、そしていずれも世界初録音となるカンタータ3曲を収録。スペインのバロック・チェリスト、ギジェルモ・トゥリーナが手稿譜を求めて自らロンドンやナポリの図書館を巡り、ついに実現した貴重な録音です。チェンバロを務めるのは、スペイン在住の日本人チェンバリスト、松岡友子。

Dynamic
CDS-7775(1CD)
NX-B03
タルティーニ:ソナタ集第2集〜ヴァイオリンと通奏低音のための5つのソナタ
ソナタ第8番ト短調Br.G2
ソナタ第4番ヘ長調Br.F3
ソナタ第50番ト長調Br.G12
ソナタ第52番ニ長調Br.D17
ソナタ第40番イ長調Br.A7
チルトミール・シスコヴィッチ(Vn)
ルカ・フェッリーニ(ハープシコード&オルガン)

録音:2012年4月11-13日スロヴェニアスタジオ・ヘンドリクス
第1集に続くシスコヴィッチとフェッリーニによるタルティーニ(1692-1770)の ヴァイオリン・ソナタ集。コレッリのスタ イルを継承しながら、より情熱的な感情と、洗練された技術に彩られた表現力豊 かな作品集です。このアルバムでは1730 年代から1760年代のおよそ30年に渡る時期に書かれた5曲のソナタを収録。バロッ ク期から古典派へと移り変わる作風の 変化も知ることができる組み合わせになっています。「悪魔のトリル」だけでは ないタルティーニの魅力をお届けいたします。

Centaur
CRC-3430(1CD)
ルベルの舞踏組曲とソナタ集
ルベル:第3組曲(1705)
ソナタ第8番(1713)/第1組曲(1705)
ソナタ第9番(1713)/第2組曲
エコ・デラーニマ〔ジェーン・ジョンソン(バロックVn)、ブレント・ヴィシック(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ピーター・マーシャル(ハープシコード)

録音:2010年7月
「四代元素」や「舞曲さまざま」が有名なフランス・バロックの大家ジャン=フェリ・ルベル(1666−1747)の"舞踏組曲"と"ソナタ"集。バロック・ヴァイオリンのジェーン・ジョンソンは、ターフェルムジークやフィルハーモニア・バロックなどでも活躍した実力派。 (Ki)

ENCELADE
ECL-1501(1CD)
バッサーノ:管楽器のためのリチェルカーレ集 ラ・ギルド・デ・メルスネール〔サンドリーヌ・デュペ(Vn)、エルサ・フランク(リコーダー、バッサネッロ、ドゥルシアン)、フランソワ・ラザレヴィチ(トラヴェルソ)、ジェレミー・パパセルジオ(ボンバルダ、ドゥルシアン、リコーダー)、マルク・ヴォルフ(アーチリュート)、カロリーナ・ヘルツィヒ(ハープ、チェンバロ)、ジャン=リュク・オー(オルガン、チェンバロ)、アドリアン・マビール(コルネット、指)〕


録音:2015年4月15日−18日、フランス
ラ・ギルド・デ・メルスネールは、フランスの若きコルネット(ツィンク)奏者、アドリアン・マビールが創設した、16世紀〜17世紀の音楽を専門とするピリオド楽器アンサンブル。 16世紀後半のヴェネツィアでコルネットの名手として活躍したジョヴァンニ・バッサーノ(ca.1558−ca.1617)のリチェルカーレ集は、コルネット(ツィンク)やリコーダー、トラヴェルソ、そしてドゥルシアンやバッサネッロ、ボンバルダなどの様々な管楽器が躍動。イタリア・ルネサンスの華やかでリリカルな古楽器の音色が満載、古楽器ファン必聴です!

MAGGIO LIVE
MAGGIO-013(2CD)
モンテヴェルディ:「ポッペアの戴冠」 クラウディア・パラダ(ソプラノ/ポッペア)
ミルト・ピッキ(テノール/ネローネ)
ミレッラ・パルット(メゾソプラノ/オッターヴィア)
レナート・チェーザリ(バリトン/オットーネ)
ボリス・クリストフ(バス/セネカ)
カルロ・フランキ(指)
フィレンツェ五月音楽祭管O&cho

録音:1966年11月27日、フィレンツェ・コムナーレ劇場(モノラル・ライヴ)
1966年の音楽祭での「ポッペアの戴冠」のライヴ録音。なんといっても注目は伝説のバス、ボリス・クリストフが参加していること。哲学者セネカ役 をこれ以上ない重厚感で歌っています。今のような古楽演奏が盛んになる前の演奏ですが、古い音源ながらも当時の人々がおぼえた感動を追体験できる 貴重な音源といえましょう。 (Ki)

APARTE
AP-128(1CD)
「VENEZIA 1700」
トレッリ:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Gie T 60※世界初録音
ボンポルティ:ヴァイオリンと通奏低音のためのインヴェンション op.10-6(1712)
カルダーラ:2つのヴァイオリンと通奏低音のためのシャコンヌ 変ロ長調(1699)
ダッラバーコ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 op.4-12(1716)
ヴィヴァルディ:ソナタ 変ロ長調 RV759
カルダーラ:2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調 op.2-7(1699)
アルビノーニ:ソナタ ト短調
ヴィヴァルディ:ソナタ ニ短調「ラ・フォリア」op.1-12(1705)
レ・ザクサン(LesAccents)
【ティボー・ノアリ(Vn)、クレール・ソットヴィア(Vn)、エリサ・ジョグラー(Vc)、マチュー・デュプイ(Cemb)、ロマン・ファリク(テオルボ、バロック・ギター)】

録音:2015年9,10月
ミンコフスキ率いるレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル-グルノーブルのソロ・ヴァイオリン奏者のティボー・ノアリ率いるアンサンブルによる、17〜 18世紀のヴァイオリン音楽集。ヴェネツィアに生まれ、ヴェネツィアで活躍したタルティーニは、200ほどのヴァイオリン・ソナタを作曲しました。その後、 ヴィヴァルディは80ほどのソナタを作曲し、さらに、後のピゼンデル、ルクレールらにも影響を与えています。ヴェネツィアから派生したヴァイオリンの音 楽をたどる1枚。いずれも通奏低音を伴う作品ですが、バッハの無伴奏ヴァイオリン作品にも劣らぬ深遠なる世界をたたえた名曲がならびます。 (Ki)

AMBRONAY
AMY-307(1CD)
「新しいヨーロッパ」
ホアン・デ・カストロ:Entre dos alamos verdes
マヌエル・コレア:Dime Pedro, por tu vida
エティエンヌ・ムリニエ:Orillas del claro Tajo
作曲者不詳:Entre dos alamos verdes
フランシスコ・ゲレーロ:Sicut cervus
作曲者不詳:Deus in adiutorium meum
作曲者不詳:Laudate Dominum
コレッリ:トリオ・ソナタ第4番 op.2
B.ド・ハヴェシュタット:Duamtumn vil
D.ツィポリ:Zuipaki
 Chapie Zuichupa
作曲者不詳:Tonada El Diamante
作曲者不詳:Lanchas para Baylar
クスコの伝統音楽:Siwar situy
作曲者不詳:Cachuas al Nacimiento de Nuestro Senor Jesucristo
フローベルガー:Phantasia supra Ut-Re-Mi-Fa-Sol-La, FbWV 201 (Extract)
作曲者不詳:Y technepa Sacramento
フランコ:Santa Maria in ilhuicac
Pinheiro: Laetatus sum
作曲者不詳:Sao qui turo
ホアン・グティエレス・デ・パディラ:A la xacara, xacarilla
セコンダ・プラクティカ

録音:2016年4月
16世紀から17世紀にかけて、スペインやポルトガルは多くの土地を植民地化しました。当時のスペイン・ポルトガルの音楽、そして植民地に伝わって いた音楽、両者が融合して生まれた新しい音楽を収録したのがこの1枚。どこか懐かしい素朴な歌や、敬虔な宗教的作品など、珠玉の楽曲を楽しむこと ができます。 (Ki)

ACTES SUD
ASM-28(1CD)
シェイクスピア時代のコンソート・ミュージック
オスバート・パースリー:5声のイン・ノミネ
ウィリアム・バード:4声のイン・ノミネ
 6声のファンタジア
パースリー:スペス・ノストラ(我らの望み
作者不詳:6声のイン・ノミネ
クリストファー・タイ:5声のイン・ノミネ
エルウェイ・ベヴェン:ブロウニング
ロバート・パーソンズ:デラコート
バード:パヴァンとガリヤード
パースリー:4声のイン・ノミネ
バード:3声のファンタジア
タイ:おお、祝福されし三位一体
ピックフォース:5声のイン・ノミネ
ニコラス・ストロジャーズ:5声のイン・ノミネ
バード:天使はやさしい言葉もて
:4声のファンタジア
 おお、祝福されし三位一体
ヘンリー・ストニングス:ミゼレーレ
ベヴェン:5声のイン・ノミネ
タイ:5声のイン・ノミネ
バード:光なり日なるキリスト
スペス・ノストラ
【上村かおり(トレブル・ヴィオール)、ジェローム・アンタイ(トレブル &テノール・ヴィオール)、
カトリーヌ・アルヌー(テノール・ヴィオール)、エマニュエル・バラサ、ジュリアン・レオナール、アリクス・ヴェルジエ(バス・ヴィオール)】

録音:2015年6月1-4日/ベシーヌ・ローマ教会
イギリス王ヘンリー8世が、1540年にイタリアから6人のヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者を連れ帰ったことにより、王宮のコンソート・ミュージッ クが始まりました。1543年に生まれたウィリアム・バードは声楽曲やヴァージナル曲も多数残していますが、まずはイギリス伝統のコンソート・ミュージッ クの訓練を受けました。当時のヴィオール合奏曲でもっとも重要なタイプが「イン・ノミネ」と呼ばれるもので、グレゴリオ聖歌起源の単旋律を弾くもの から始まり、豊かな発展をとげました。ここではバードとその同時代人たちによる様々な「イン・ノミネ」を堪能できます。ピエール・アンタイの兄ジェロー ムと、日本を代表するガンバ奏者、上村かおり率いる「スペス・ノストラ」が古雅な美しさにかげる世界を作り上げています。 (Ki)

Christophorus
CHR-77403(9CD)
ルターと音楽

CD1 ローマのルター
CD2 ルターのリュート
CD3 マルティン・ルターと音楽
CD4 センフル:マルティン・ルターと宗教改革のための音楽
CD5 マルティン・ルターとライバル、アルブレヒト・フォン・ブランデンブルク
CD6 パミンガー:宗教声楽作品集
CD7 宗教改革期フランス語圏の詩篇とシャンソン
CD8 1617年宗教改革100周年のための祝祭音楽
CD9 マルティン・ルターのテキスト
アレッサンドロ・クァルタ(指/CD1)、
コンチェルト・ロマーノ(CD1)、
フランツ・ヴィッツム(C.T/CD2)、
ジュリアン・ベール(リュート/CD2)、
ウィーン・モテットcho(CD3)、
ベルンハルト・クレーベル(指/CD3)、
ムジカ・アンティクヮ・ウィーン(CD3)、
ヴィルフリート・ロンバッハ(指/CD4)、
アンサンブル・オフィチウム(CD4)
、アルノ・パドゥフ(指/CD5)、
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル(CD5)
シュティムヴェルク(CD6)、
チャント1450(CD7)、
バート・ホンブルク室内cho(CD8)、
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル(CD8)、
ゲルト・ウェストファル(朗読/CD9)

録音:1966年、1982年〜2014年
グレゴリオ聖歌や宗教声楽作品、中世ルネサンスなどの音楽を中心に、ハイクオリティな古楽、宗教音楽を世界に送り出しているドイツ最古のレーベル、クリストフォルス(Christohorus)。1517年の宗教改革から500周年となる2017年に向けたアニヴァーサリーBOXが登場! 80年超の歴史を誇るレーベルが遺してきた膨大な音源の中から、マルティン・ルターの音楽、ルターが書いたテキストの朗読、宗教改革の時代のイタリア、ドイツ、フランス各地の音楽、宗教改革100周年のための音楽など、マルティン・ルターにまつわる音楽、宗教改革の時代の音楽を集成した豪華アンソロジーBOXです。 演奏は、コンチェルト・ロマーノを始め、フランツ・ヴィッツム、アンサンブル・オフィチウム、ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル、チャント1450など、Christophorusを代表する専門家達によるもの。Christophorusが勢力を挙げて贈る、古楽ファン、宗教音楽愛好家要注目のBOXセットです!

ANTARCTICA
ANTAR-003(1CD)
「La Muse et La Mise (ミューズと身なり)」
F.クープラン:ショワジのミュゼット(第3巻、第4組曲)、
 タヴェルニのミュゼット(第3巻、第5組曲)
シャルル・デュパール:コンセール用クラヴサン組曲第4番
作曲者不詳:「私が作曲したシャンソン」よりブリュネット、またはやさしい小さなエア(1703年作曲)
F.クープラン:女流画家(第2巻、第8組曲)、パッサカイユ(第2巻、第8組曲)
リュリ:「Se que me muero de amor」(町人貴族より)
F.クープラン:王宮のコンセール第4組曲
〔プレリュード、アルマンド、フランス風クーラント、イタリア風クーラント、サラバンド、リゴードン、ロンドー〕
F.ブヴァール:「Chantez charmants oyseaux」
F. クープラン:パピヨン(第2組曲より)
リュリ:「Je languis nuit et jour」(町人貴族より)
F. クープラン:レ・シルヴァン(森の精たち)(第1組曲より)
モンテクレール:「La bergere」(カンタータ第3巻より)
F. クープラン:輝かしい女、またはボンタン夫人/生まれながらのあでやかさ(第2巻、第11組曲より)
レッドヘリング・バロック・アンサンブ ル
F.クープラン、およびシャルル・デュパールのクラヴサン曲集の楽曲をバロック・アンサンブルに編曲したもの、およびリュリのオペラからの抜粋などで 構成された興味深いプログラム。クープランのクラヴサン曲集のそれぞれの楽曲の個性がより際だち、より魅力的に響きます。レッドヘリング・バロック・ アンサンブルは、リコーダー奏者のパトリック・デネッカーによって設立されたアンサンブル。作品によって編成も変わる、変幻自在のアンサンブルです。 (Ki)

BIS
BISSA-2235(1SACD)
テレマン:組曲 ハ長調「水の音楽」 TWV55:C3
コレッリ:合奏協奏曲第4番 ニ長調 Op.6-*
バッハ:チェンバロ協奏曲第6番 ヘ長調 BWV1057*
コレッリ:合奏協奏曲第8番 ト短調 Op.6-8「クリスマス協奏曲」*
テレマン:協奏曲 ハ長調 TWV54:B2
ヘーエー・バロック、ダン・ラウリン(指、リコーダー*)、
エミリー・ロース(リコーダー)*、
アンナ・パ ラディソ(Cemb)

録音:2015年10月/エースレーブ教会(スウェーデン)
BISの看板アーティスト、ダン・ラウリン。あっと驚かせる妙技で聴き手を魅了し続けていますが、当ディスクではヘーエー・バロッ クとの共演で、J.S.バッハ、コレッリ、テレマンを録音しました。ラウリンらしい快活で明瞭な解釈は当録音でも冴えわたります。キラキラとしたリコーダー の音色を堪能することができます。 (Ki)

APARTE
AP-130(1CD)
F.クープラン:カンタータ「バッカスに慰められるアリアーヌ」(世界初録音)
リュリ讃
パルナッソス山、またはコレッリ讃
レ・タラン・リリク
クリストフ・ルセ(指&Cemb)
ステファヌ・ドゥグー(Br/カンタータ)
クリストフ・コワン(ヴィオール/カンタータ)
ローラ・モニカ・プスティルニウ(リュート/カンタータ)

録音:2015年12月、2016年7月
クリストフ・ルセとレ・タラン・リリクによるF.クープランの珠玉の名曲リュリ讃、コレッリ讃の登場。しかも、F.クープランの新発見カンタータの世界 初録音も収録されているという大注目新譜です。 「バッカスに慰められるアリアーヌ」は、ルセがF.クープランの論文を準備しているときに発見したカンタータ。F.クープランの作品リスト(1716年出版) に載っているものの楽譜が残されていない作品として研究者の間では知られた存在でした(この楽譜は出版されず、当時楽譜が必要な人はオンデマンドで 写しを入手していた)。この楽譜がクープランの作品であると結論づけた理由として、ルセは、@ルイ・アレクサンドル(トゥールーズ公/ルイ14世とモ ンテスパン侯爵夫人の間に生まれた子供)の所蔵品の中にあったこと(F.クープランは、彼の音楽教師であった)A通奏低音の数字でクープランは9の 代わりに2を用いることや、他の一連の作品で見受けられる様々な和声の特徴が共通していること、の2点を挙げています。他にもクラヴサン曲集の楽 曲との主題の類似などが見られることから、この作品はF.クープランのものであると確信を持ったといいます。ルセは、「長く眠っていた楽曲が名曲である という夢を抱きがちだが、この作品が出版されなかったのは、クープラン自身、この曲を出版してもそこまでもうからない(出版には経費がかかる)と判 断したから(抄訳)」とライナーノートで述べていますが、貴重な録音の登場は歓迎すべきといえるでしょう。 F.クープランの『コレッリ讃』と『リュリ讃』は、両作品とも各楽章に表題が付けられており、『コレッリ讃』では音楽の神が住まうパルナッソス山にコレッ リが導かれる様子が描かれ、『リュリ讃』では、コレッリに続いてパルナッソス山へ登ったリュリが、そこで出会ったコレッリと共に演奏を行う、という物語 になっています。フランスでは、「トンボー」というジャンルで、先人の肖像画的な音楽を作るという伝統がありましたが、このクープランの『リュリ讃』『コレッ リ讃』は、それぞれの作曲家のスタイルに厳密に従っているわけではなく、また、その規模などから、音楽史上でも特殊な作品として輝きを放っています。 レ・タラン・リリクの精鋭たちによるアンサンブルを、ルセのどこか色気のあるチェンバロがしっとりとまとめあげています。 (Ki)

Arte dellarco Japan
ADJ-051(1CD)
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第3巻(1592)
1.若い草木は/2.ああ、なんと苦しいことか!/3.フィッリが月桂樹の木陰で/4.ああ僕の愛しい魂の人よ/5.どうか私 の心臓を引き裂いて/6.流れゆく小川の上の緑の木の上に/7.もしも激しい熱情によって/8.残酷な人よ、私と別れら れる安堵とともに去っていって/9.ああ残忍な戦士よ、あなたはそこで負傷して/10.彼女が意識を取り戻すと、辺り一 面は見渡すかぎり/11.おお春よ、一年のうちの青春期よ/12.このうえなく不実な顔よ/13.愛する人よ、僕が君を愛し てないだって?/14.かつて僕の命だった目よ/15.僕は苦しみと悩みと怒りのなかを/16.ああ、純潔で美しいクロリン ダの体の亡骸は/17.愛する遺骸よ、もしまだ獣たちの餌食になっていないなら/18.愛しい瞳よ/19.「安らかに」ティ ルシはため息をつきながら/20.ティルシの顔には彼女の死が刻印され、こう言った
ラ・フォンテヴェルデ【鈴木美登里・染谷熱子・星川美保子(S)、布施奈緒子(Ms)、上杉清仁(C.T)、谷口洋介・中嶋克彦(T)、浦野智行・小笠原美敬(Bs)】
上尾直毅(Cemb)

録音:2013年5月20-22日、2013年10月7-9日、2014年9月21-23日、2015年3月2日、2016年3月15-17日、2016年5月15-18日/秩父ミューズパーク音楽堂(録音:櫻井卓)
鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデによるモンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音の「マドリガーレ集第 3巻」がリリースされます。日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みであるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変 化に焦点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っています。もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をか けたライフワークが今ここに巻を追って響きとなります! モンテヴェルディは『オルフェオ』や『ポッペアの戴冠』などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家です。しかし彼がライフワークとし ていたのは、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレでした。1587年に出版されたマドリガーレ第1巻から1638年の第 8巻に至るまで、彼は実に半世紀もの年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けました。第3巻が出版されたのは1592年。第2巻 (ADJ 048)においても既に当時としては新しい試みがなされていますが、第3巻ではそれが更に顕著になっています。ますますの充実をみせるラ・フォ ンテヴェルデによる美しい歌声をご堪能ください。 (Ki)

CPO
CPO-777955(1CD)
NX-B02
テレマン:アドベントとクリスマスのためのカンタータ集
ああ、私はあなたを見つけてみせましょうTVWV1:1657a
再びきたれ、わが救い主TVWV1:1233a
すでに地上の心は天国でなければいけませんTVWV1:1233a
邪悪な罪のしもべTVWV1:114a
われはその日を待ちわびるTVWV1:114a
わが心をかきたてるTVWV1:1657aa
つかの間の宝物、一時的な苦しみTVWV1:1267a
喜びてわれは語るTVWV1:1267a
なんと高みに引き上げられてTVWV1:203a
今、神聖な歓びと愛に目覚めTVWV1:203a
力ある救世主よTVWV1:580a
よりよく、生まれることはないTVWV1:1580a
.何も隠されない神TVWV1:79a
あなただけ、イエス、全てが私のためにTVWV1:79a
イエスよ永久に、多くの希望TVWV1:319a
あなたはわが微笑TVWV1:319a
わが歓びはわれにありTVWV1:327a
天国の歓びの前触れにTVWV1:327a
GSOコンソート〈メンバー:グドルン・ジドニー・オットー(ソプラノ&指)/インゴルフ・ザイデル(Br)/クリスティーネ・シュヴァルク(Vc)/ミヒャエル・フライムート(リュート・テオルボ)/ヴォルフガンク・ブルンナー(チェンバロ・オルガン)〉
ドイツの都市マグデブルクは、古くから宗教的にも、近隣の諸国との戦いの場としても重要な役割を担っていました。そして テレマン(1681-1767)の出生の地としても知られ、1961年から毎週日曜日に開催される室内楽コンサートでは、宗教暦に あわせたコンサートを開催し、テレマンを中心に、多くの作曲家たちの作品が演奏されています。第531回目のコンサート からは、ソプラノ歌手のグドルン・ジドニー・オットーが芸術監督を務め、作品の研究と、その研究成果であるスコアを出版 しながら、様々な作品を紹介しています。このアルバムは、テレマンが1736年から1727年にかけて作曲した待降節(アド ベント)とクリスマスのためのカンタータを収録、当時のドイツにおけるクリスマス音楽を知る貴重な作品集となっています。
CPO
CPO-777946(1CD)
NX-B10
テレマン:晩年の祝祭カンタータ集
あなたの天は悲しむTVWV1:1414(教会の音楽1.オステルターク1760年)
来たれ、聖なる聖霊よTVWV3:83
彼は天を傾けてTVWV1:467(教会の音楽昇
天1762年)
C.P.E.バッハ:神は主を復活させたまいしH803/Wq244(教会の音楽オステルン1756年)
ヴェロニカ・ヴィンター(S)
マーゴット・オイツィンガー(A)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
マルクス・フライヒ(Bs)
ライニッシェ・カントライ
ダス・クライネ・コンツェルト
ヘルマン・マックス(指)
J.S.バッハの二男として生まれたC.P.E.バッハ(1681-1767)は、父からの影響よりも、父の友人で名付け親になったテレマ ン(彼の名の一つであるフィリップはテレマンの名前にちなんだ)の音楽様式を受け継ぎ、最終的には古典派音楽の基礎を作 ったことで知られています。2014年に開催された「第22回マグデブルク・テレマン祝祭音楽祭」では、テレマンと関連の 深かったC.P.E.バッハの生誕300年を記念して「Generations=2つの世代」と題された2人の作品の類似性と独自性を探 る興味深い演奏会が権威者ヘルマン・マックスによって行われ、その模様がこのアルバムに収録されています。晩年のテレマ ンは若い世代の音楽家たちを応援しながら、自身の作風も模索し、新しい作品を創り上げていましたが、この晩年の祝祭カン タータも、そんな探究心から生まれた作品群で、当時の作曲家たちが尊敬してやまなかったテレマンらしい貫禄と余裕あふれ る堂々たる作品になっています。その背中を追うC.P.E.バッハの見事なカンタータも聴きものです。

CPO
CPO-555052(1CD)
NX-B10
クリスマス・カンタータ集
ゴットフリート・ホミリウス(1714-1785):高き世界の門
ヨハン・ハインリヒ・シュトルツェル(1690-1749):信仰の秘密は論争なしに素晴らしい
ヨハン・ハインリヒ・ロッレ(1716-1785):見よ、闇が地を覆い
ロッレ:シオンの娘は叫ぶ
クリストフ・フォルスター(1693-1745):いと高きところでは神に栄光あれ
ハンナ・ヘアフルトナー(S)
カローラ・ギュンター(Ms)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
ライモンズ・スポージス(Br)
ケルン・アカデミー
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)
毎年リリースされる、ヴィレンズとケルン・アカデミーによる厳選されたクリスマスのため作品集。2016年のアルバムに収 録された5つのクリスマス・カンタータはいずれも初録音の作品で、どれもJ.S.バッハの同世代から少し後の世代に属する 作曲家たちによって書かれています。どの作品も、ルター派の伝統を汲むプロテスタント教会の礼拝用のカンタータで、これ らは華麗なオーケストラの伴奏と、美しいコラール、アリアが持ち味で、演奏される時期も厳密に定められています。コーラ スは聖書からの短い引用に基づき、トランペットとティンパニが彩りを添えるという定型に沿って書かれていますが、各々の 作曲家の持ち味も生かされており、どれもが実に味わい深く、またキリストの誕生を喜ぶ祝祭的な気分に満たされています。

HARMONIC RECORDS
H/CD-9140(1CD)
限定数出荷
ジェラール・レーヌの歴史的名唱
暗闇の朝課−F・クープラン:聖水曜日の3つのルソン・ド・テネーブル
グレゴリオ聖歌:わたしの神よ、あなたに逆らう者の手からわたしを逃れさせてください
(アンティフォナ)+
主よ、御もとに身を寄せます(詩篇唱)+
わたしの神よ、あなたに逆らう者の手からわたしを逃れさせてください
(アンティフォナの反復)+
クープラン聖水曜日の第1のルソン*
預言者エレミヤの哀歌ここに始まる
アレフ.なにゆえ、ひとりで座っているのか
ベート.夜もすがら泣き、頬に涙が流れる
ギメル.貧困と重い苦役の末に
ダレット.シオンに上る道が嘆く
ヘー.シオンの背きは甚だしかった
エルサレムよ、エルサレムよ、立ち帰れ
グレゴリオ聖歌:わたしは、飼いならされた子羊が屠り場に引かれていくように
(聖水曜日の第1のレスポンソリウム)+
フランソワ・クープラン:聖水曜日の第2のルソン*
ヴァヴ.栄光はことごとく乙女シオンを去り
ザイン.エルサレムは心に留める
ヘット.エルサレムは罪に罪を重ね
テット.衣の裾には汚れが付いている
エルサレムよ、エルサレムよ、立ち帰れ
グレゴリオ聖歌:あなたがたのうちの一人が、わたしを裏切ろうとしている
(聖水曜日の第2のレスポンソリウム)+
フランソワ・クープラン:聖水曜日の第3のルソン#*
ユッド.宝物のすべてに敵は手を伸ばした
カフ.彼女の民は皆、パンを求めて呻く
ラメッド.道行く人よ、心して、目を留めよ
メム.主は高い所から火を送り
ヌン.背いた私の罪は御手に束ねられ
エルサレムよ、エルサレムよ、立ち帰れ
グレゴリオ聖歌:今夜、あなたがたは皆わたしにつまずく
(聖水曜日の第3のレスポンソリウム)+
キリストはわたしたちのために僕(しもべ)の身となられました
(ヴェルスス)+
アンサンブル・イル・セミナリオ・ムジカーレ
ジェラール・レーヌ(C.T)
スティーヴ・デュガルディン(C.T)(+/#))
ジュゼプ・カブレ(Br)+
マルコム・ボズウェル(Bs)+
ブルーノ・コクセ(バス・ド・ヴィオロン*)
パスカル・モンテイエ(テオルボ*)
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)*

録音:1991年5月6-8日、フォントヴロー修道院、フォントヴロー=ラベ、
メーヌ=エ=ロワール県、フランス
カトリックにおける復活祭前の聖週間(受難週)、水・木・金曜日の未明に 行われる聖務(朝課)では、エレミヤの哀歌の読誦(ルソン)と応唱(レソ ポンソリウム)の進行に伴ってろうそくに灯された火が次々に消され、最後 は教会堂内が暗闇となります。そこからこの聖務は「暗闇の読誦」(フラン ス語で「ルソン・ド・テネーブル」と呼ばれるようになりました。このCD はフランソワ・クープランの名曲「聖水曜日のルソン・ド・テネーブル」に グレゴリオ聖歌によるアンティフォナ・詩篇唱・レスポンソリウム・ヴェル ススを組み合わせ、作曲当時のルソン・ド・テネーブルの再現を試みたもの で、詩篇唱・第1のレスポンソリウム・第3のレスポンソリウム・ヴェルス スには即興的な和声付けが施されています。 ジェラール・レーヌ率いるアンサンブル・イル・セミナリオ・ムジカーレに よるこのCDは、フランソワ・クープランの名曲「聖水曜日のルソン・ド・ テネーブル」の最高の名盤と評価され、『古楽CD100ガイド』(国書刊行 会)でも第一推薦盤に選ばれています。空間に音をふわっと投げ漂わせるよ うなレーヌの歌唱。宗教的真摯さの極みにありながらどこか妖艶さを感じさ せるその歌声。ときに拍節を消失させるかの如く自由かつ自然なレーヌのパ フォーマンスに「呼吸」で合わせるジャン=シャルル・アブリゼルら共演者 たち。静謐な教会堂の雰囲気を捉えた素晴らしい録音技術。これはひとつの 奇跡と言えるかもしれません。漆黒の外装ケース、ルソン・ド・テネーブル の進行がデザインされ、裏表紙にジョルジュ・ド・ラ・トゥール(1593-1652)の名画「悔悛するマグダラのマリア」を配置した美麗なブックレット と合わせて「クラシックCD史上の逸品」とも評されたこのアルバム。しか しながらハーモニック・レコーズの不安定な供給事情のため、いつしか「幻 の名盤」「もう手に入らない黒真珠」等と呼ばれるようになってしまいまし た。 2016年6月にハーモニック・レコーズの供給を開始した弊社はこのたび、 ハーモニック・レコーズ社主フランソワ=ドミニク・ジュイ氏の手元に当商 品のCD盤とオリジナルの外装ケースが各30ほど残っていることを確認。 ブックレットをディジタル・プリントで作成してもらうことにより、CD盤 と漆黒の外装ケースの揃った状態での最後の入荷を実現することができまし た。ブックレットはオリジナルのような艶々したものではなく色使いも少々 異なりますが、今後CD-R盤での供給しか期待できない現状においてCD 盤を入手できるだけでも稀有な機会が訪れたと言えるでしょう。(株式会社 サラバンド代表取締役 金田敏也)
HARMONIC RECORDS
H/CD-8719(1CDR)
デュファイ&バンショワ:バラード、ロンドーと哀歌
ギヨーム・デュファイ(1400頃-1474):年の始めの日 [Ce jour de l'an voudray joye mener] (ロンドー)
 美しい人よ、いかなる過ちを犯したというのか[Belle, que vous ay je mesfait] (ロンドー;器楽)
 美しい乙女 [Vergene bella, che di sol vestita] (ストローファ)
 私が嘆くのは当然だ [Par droit je puis bien complaindre et gemir] (ロンドー)
ジル・バンショワ(1400頃-1460):いつも思うばかり [Je ne fai tous jours que penser] (ロンドー;オルガン独奏)
ギヨーム・デュファイ:あの気品ある顔 [Quel fronte signorille in paradiso] (カンツォーネ・ストロフィカ)
 私の大きな苦しみ [J'ay grant dolour] (ロンドー;オルガン独奏)
 さらば、ランの良きワインよ [Adieu ces bons vins de Lannoys] (ロンドー)
 目覚めなさい [Resvellies vous et faites chiere lye] (バラード;器楽)
ジル・バンショワ:口の悪い連中は私をやりこめたと思った [Mesdisans m'ont cuidie desfaire] (バラード;器楽)
 悪口を言いたい人をけなすなら [Qui veut mesdire] (ロンドー;器楽)
 落胆した女のように [Comme femme desconfortee] (ロンドー)
 悲しい楽しみと苦しい喜び [Triste plaisir et douleureuse joye] (ロンドー;器楽)
 心は愉快に歌う [Mon cuer chante joyeusement] (ロンドー)
ギヨーム・デュファイ:気高く優しい心 [Franc cuer gentil] (ロンドー;オルガン独奏、ブクスハイム・オルガン曲集 から)
 あなたの声望と大きな名声 [Vostre bruit et vostre grant fame] (ロンドー)
ジル・バンショワ:悪口を言いたい人をけなすなら [Qui veut mesdire] (ロンドー;オルガン独奏、ブクスハイム・オルガン曲集 から)
ギヨーム・デュファイ:おお、いとも憐み深い−友は皆[O tres piteulx de tout espoir fontaine - Omnes amici ejus](コンスタンティノープルの聖母教会の哀歌[Lamentatio sanctae matris ecclesiae constantinopolitanae])
アンサンブル・ジル・バンショワ
アンヌ=マリー・ラブロード(S)
ブリジット・レーヌ(メゾソプラノ、ハープ)
ドミニク・ヴェラール(テノール、リュート、指揮
エマニュエル・ボナルド(バリトン、中世フィドル)
フィリップ・バロワ(Bs)
ジョルジュ・ラルティゴー(Org)
ピエール・アモン(リコーダー)
ランダル・クック(中世フィドル)

録音:1987年11月18-20日、サン・ヴィクトール教会、ポワソル=ラ=ヴィル、コート=ドール県、フランス
初期ルネサンス、ブルゴーニュ楽派の二大作曲家の世俗音楽作品を精選したア ルバム。『古楽CD100ガイド』(国書刊行会)で「ブルゴーニュ・シャンソ ン」の第一推薦盤に選ばれながら、1990年代後半に早くも入手困難となり、他 レーベルから再発売されることもなく「幻の名盤」と称されてきました。CD-R盤での復活ではありますが、古楽ファンから大いに歓迎されると思われま す。曲目の日本語訳は「ニューグローヴ世界音楽大事典」に拠るものです。
HARMONIC RECORDS
H/CD-8611(1CDR)
ノートルダム楽派の音楽(Vol.1) 1163-1245
ペロティヌス(1160頃-1230頃):Alleluia nativitas(オルガヌム・トリプルム)
 Beata viscera(コンドゥクトゥス・モノフォニーク)
不詳:Ave Maris stella(3声のコンドゥクトゥス)
 Salva nos, stella Maris(ロンドゥルス・モノフォニーク)
 Gaudeat devotio fidelium - Nostrum(3声のモテトゥス)
 O summi regis Mater inclita(ロンドゥルス・モノフォニーク)
 Salve Mater, fons ortorum - Tatem(2声のモテトゥス)
 Haec Dies quam fecit Dominus(オルガムヌ・ドゥプルム)
 Veri solis presentia(3声のコンドゥクトゥス)
 Dum medium silentium(コンドゥクトゥス・モノフォニーク)
 Sol sub nube latuit(2声のコンドゥクトゥス)
 Ave Maria, fons leticie - Latus(2声のモテトゥス)
 Stella serena(3声のコンドゥクトゥス)
 Benedicamus Domino(オルガムヌ・ドゥプルム)
アンサンブル・ジル・バンショワ
アンヌ=マリー・ラブロード(S)
ブリジット・レーヌ(Ms)
カトリーヌ・シュレーダー(A)
ゲルト・テュルク(T)
ドミニク・ヴェラール(テノール、指) エルヴェ・ラミー(T)+
エマニュエル・ボナルド(Br)
フィリップ・バロワ、
ウィレム・デ・ワール(Bs)

録音:1986年8月28-31日、サン=マルタン組合教会、シャンポー、セーヌ=エ=マルヌ県、フランス
後出:Cantus, C 9703/4, C 9901(いずれも入手困難)
『古楽CD100ガイド』(国書刊行会)で「ノートルダム楽派」の第二推薦盤 に選ばれた名盤。
HARMONIC RECORDS
H/CD-8825(1CDR)
ギヨーム・ド・マショー(1300頃-1377):愛の妙薬 バラード、ロンドー、ヴィルレ、モテットと詩集
私、ギヨームと名づけられし者 [Je, Guillaumes] (詩)
恋人よ、あなたの優しい姿が [Dame, vostre doulz viaire] (ヴィルレ)
力持てる愛の神−見せかけに[mours qui ha le pouoir - Faus samblant m'a deceu](モテット)
私は楽しく生きよう [Je vivroie liement] (ヴィルレ)
支えるもの [Ce qui soustient moy] (ロンドー)
そこで響き合い [La, firent mains divers acors] (詩)
恋人よ、もしあなたがわたしのことなどうわのそらでも
[Dame se vous m'estes lonteinne] (バラード)
私はけっして思わない [Je ne cuit pas] (バラード)
優しくしとやかな姿 [Doulz viaire gracieus] (ロンドー)
光なるキリストよ−来たれ、創造主なる聖霊
[Christe, qui lux es - Veni creator spiritus](モテット)
すべての色のなかから [Qui des couleurs](詩)
忘れられたので [Puisqu'en oubli] (ロンドー)
恋人よ、目を向けないで [Dame ne regardes pas] (バラード)
優しい恋人よ [Doulz amis] (バラード)
わが昼は長く [Long sont mi jour] (詩)
朝に笑う者は [Tels rit au main] (コンプラント)
楽しげなふりをして [Liement me deport] (ヴィルレ)
星を数えられたなら Des quon porroit[] (詩)
あらゆる花々のうち [De toutes flours] (バラード)
わが心、わが存在、わが恋 [Mon cuer, ma suer] (詩)
幸いなる処女−傷なき母 [Felix virgo - Inviolata genitrix] (モテット)
アンサンブル・ジル・バンショワ
アンヌ=マリー・ラブロード(S)
ブリジット・レーヌ(メゾソプラノ、ハープ、タボール)
ドミニク・ヴェラール(テノール、リュート、指揮)
エマニュエル・ボナルド(バリトン、中世フィドル)
ピエール・アモン(リコーダー、バグパイプ、中世フルート)
ランダル・クック(中世フィドル)
ジャン=ポール・ラコドン(詩の朗読)

録音:1988年10月4-7日、サン=マルタン教会、コート=ドール、ラ・モット=テルラン、コート=ドール県、フランス
後出:Cantus, C 9625, C 9804/6, C 9901(いずれも入手困難)/Brilliant Classics, 94217
HARMONIC RECORDS
H/CD-8827(1CDR)
グレゴリオ聖歌集 さまざまな旋法(10−11世紀)
[第1旋法]
主はお作りになった [Statuit ei Dominus(主はお作りになった)
憐れみたまえ、神よ [Miserere mei Deus(憐れみたまえ、神よ)
天より遣わされた [Misit de celo]
[第2旋法]
主はわが光 [Dominus illuminacio mea]
民よ、主を祝え [Benedicte gentus Dominum]
神に歓呼せよ、全地よ [Jubilate Deo ominis terra]/力を示せば [In multitudine]
[第3旋法]
わが心は汝に語った [Tibi dixit]/王の息子らは [Filie Regem]
わが心はあふれる [Eructavit cor meum]/正しく治め [Virga recta est]
[第4旋法]
憐れみを覚えおきたまえ−アレルヤ [Reminiscere miserationum - Aleluya]
新たにしたまえ、主よ [Excita Domine]/国々を統べる者は [Qui regis sceptra]
[第5旋法]
われを取り巻く [Circumdederunt me]/善きことなり [Bonum est]
告げることは [Ad adnunciandum]
[第6旋法]
集会の最中に [In medio ecclesie]/主よ、助けたまえ [Domine, in auxilium]
退けたまえ [Avertantur retrorsum]
[第7旋法]
ガリラヤ人らは−アレルヤ [Viri Galilei - Aleluya]
われらの過ぎ越しのいけにえは [Pascha nostrum]
祝宴をEpulemur]
[第8旋法]
主よ、ただちに [Domine ne longe]/天を注視せよ [Adtende celum]
ドミニク・ヴェラール(指)
アンサンブル・ジル・バンショワ
アンヌ=マリー・ラブロード、ブリジッド・レーヌ、カトリーヌ・シュレーダー、
ドミニク・ヴェラール、エマニュエル・ボナルド、ウィレム・デ・ワール(斉唱)

録音:1989年6月1-3日、小修道院教会、アンジー=ル=デュクック、ソーヌ=エ=ロワール県、フランス
後出:Cantus, C 9617, C 9817/20, C 9901(いずれも入手困難)
ノートルダム楽派から初期ルネサンスまでの音楽を主たるレパートリーとして いるアンサンブル・ジル・バンショワが、それらに先行する時代のグレゴリオ 聖歌を取り上げたアルバム。
HARMONIC RECORDS
H/CD-8931(1CDR)
ギヨーム・ド・マショー(1300頃-1377):ノートルダム・ミサ
グレゴリオ聖歌:われらみな主において歓喜せん(イントロイトゥス)
キリエ
グローリア
朗唱:主は汝とともにあり(コレクツィオ)
朗唱:智恵の書 より(エピストゥルム)
グレゴリオ聖歌:つねに真理によりて行い(グラドゥアーレ)
グレゴリオ聖歌:マリアは昇りて天に迎え入れられん(アレルヤ)
朗唱:イエスがある町に入りたまいしとき(エヴァンジェリウム)
クレド
グレゴリオ聖歌:祝福があなたの口より広められ(オフェルトリウム)
朗唱:永遠に(プレファツィオ)
サンクトゥス/ベネディクトゥス
朗唱:天にましますわれらの父よ
アニュス・デイ
朗唱(ファルソボルドーネ):この世の女王(コムニオ)
朗唱:この祈祭に参ぜしのち(ポストコムニオ)
イテ・ミサ・エスト
ドミニク・ヴェラール(指)
アンサンブル・ジル・バンショワ
ミサ楽章:
アンドレアス・ショル(C.T)
ゲルト・テュルク(T)
エマニュエル・ボナルド(Br)
ジャック・ボナ(Bs)
グレゴリオ聖歌&朗唱;
ドミニク・ヴェラール、
エルヴェ・ラミー、フィリプ・バロワ、
ウィレム・デ・ワール、
ジャック・ボナ

録音:1990年9月7-9日、サン=マルタン組合教会、シャンポー、セーヌ=エ=マルヌ県、フランス
後出:Cantus, C 9624, , C 9804/6, C 9901(いずれも入手困難)/Brilliant Classics, 94217
『古楽CD100ガイド』(国書刊行会)で「ノートルダム・ミサ」の第一推薦 盤に選ばれた名盤。「聖母マリア昇天の祝日」のミサに合わせて固有文部分を 挿入した雰囲気抜群の演奏です。

Challenge Classics
CC-72737(1SACD)
パーセル:歌劇「ディドとエネアス」
ジョン・エクルズ&ゴットフリート・フィンガー:「ヴィーナスとマルスの恋」
ラファエッラ・ミラネージ(ディド)
リヒャルト・ヘルム(エネアス)
ス テ ファ ニ ー・トゥル ー( ベ リンダ )
イアソン・マルマラス(魔法使い)
ミケラ・アンテヌッチ(第1の魔女&水夫)
アンナ・ベッシ(第2の魔女&聖霊)
ファビオ・ボニッツォーニ(指)
ラ・リゾナンツァ
コーロ・コスタンツォ・ポルタ

録音:2016年2月25日
ボニッツォーニはハーグ王立音楽院でコープマンに学んだイタリアのオルガン・チェンバロ奏者。アムステルダム・バロック・オーケストラ、ル・コンセール・ デ・ナシオン、エウローパ・ガランテなど名だたる古楽オーケストラと共演するほか、自らのアンサンブル「ラ・リゾナンツァ」を結成、スペインのGLOSSAレー ベルから多くのディスクを発表しています。今作はCHALLENGE CLASSICSへのデビュー・アルバムであり、今後も当レーベルから声楽作品をリリース していく予定とのこと。 半音階進行のバスをもつ悲しみにあふれた名アリア「ディドの嘆き」で有名なオペラ「ディドとエネアス」。「このオペラには愛、憎しみ、死、夢、絶望 など、人生において経験するすべてのものが含まれていて、セルバンテスの『ドン・キホーテ』のようだ」とボニッツォーニは言っています。イギリス・バロッ クを代表するパーセルの傑作を、素晴らしい演奏でお楽しみください。 (Ki)

H.M.F
HMU-907654(1CD)
英霊記念日(11月11日)のための音楽
リチャード・ファラント(伝)(1525-80):Call to remembrance
トムキンズ(1572-1656):When David Heard
Kontakion of the Dead(キエフの伝統音楽)
ジョン・タヴァナー(1944-2013):Song for Athene
ロバート・ラムゼー(c.1590-1644):How are the mighty fallen
ウィリアム・ハリス(1883?1973):Bring us, O Lord God
ウィリアム・ヘンリー・モンク(1823-89)/グラハム・ロス編:Abide with me*
エルガー:They are at rest
トマス・ウィールクス(1576?1623) :When David heard
デュリュフレ:レクイエム Op. 9

[BONUS TRACK]
ウィリアム・ハリス(1883-1973):Holy is the true light
グラハム・ロス(指)
ケンブリッジ・クレア・カレッジcho
マチュー・ジョリス(Org/デュリュフレ)

録音:2015年3月
1918年11月11日、第一次世界大戦は幕を閉じました。11月11日は英霊記念日(Remembrance)として制定されています。このアルバムでは、 伝統音楽から、16世紀から20世紀までに書かれた、亡くなった人々や大きな犠牲に捧げる音楽を集めた1枚。デュリュフレのレクイエムは1945年、 同年に亡くなったデュリュフレの父にささげる音楽として書かれました。1947年11月2日の万霊節にフランスのラジオで初めて放送され、これを聴いた 人々は深く感動しました。フル・コーラスとオーケストラを伴う大規模作品ですが、教会でも演奏できるようにデュリュフレ自身によるオルガン版も存在し ており、この録音では、このオルガン版を用いて演奏されています。終曲のソプラノの美しさはまさに死者を天国へを導く道を照らしているよう。名門合 唱団の実力を見せつけられる演奏です。 (Ki)
H.M.F
HMU-907653(1CD)
「公現節のための音楽」
オルランド・ディ・ラッソ:Omnes de Saba venient
伝承曲(グラハム・ロス編):O worship the Lord in the beauty of holiness!*
ジョン・シェパード:Reges Tharsis
ウィリアム・バード:Ecce advenit dominator Dominus
パレストリーナ:Tribus miraculis ornatum
クレメンス・ノン・パパ:Magi veniunt ab oriente
ジョン・ムトン:Nesciens Mater
プーランク:Videntes stellam
ヘルベルト・ハウエルズ:Long, long ago
ユディト・ビンガム:Epiphany
伝承曲(グラハム・ロス編):Hail to the Lord’s Anointed!*
ペーター・ワーロック(デイヴィッド・ヒル編):Bethlehem Down
ユディト・ワイル:Illuminare, Jerusalem
J.J.ナイルズ(グラハム・ロス編):I wonder as I wander
ヘルベルト・ハウエルズ:Here is the little door
ペーター・コルネリウス(アイヴォー・アトキンス編):The Three Kings
レノックス・バークリー:I sing of a maiden
ペーター・ワーロック:Benedicamus Domino
伝承曲(グラハム・ロス編):As with gladness men of old*
バックス:Mater ora filium
グラハム・ロス(指)
ケンブリッジ・クレア・カレッジcho
*世界初録音

録音:2016年1月
クリスマスに誕生した主イエスが洗礼を受けたことを祝う公現節のための音楽集。15世紀から20世紀までに書かれた音楽が集められています。ケン ブリッジ・クレア・カレッジ合唱団の透明感のある歌声が祝祭気分を高らかに彩ります。 (Ki)


Altus
ALT-347(2CD)
ブーレーズ追悼シリーズ
ラモー:歌劇『イポリトとアリシ』
イポリト:ジェラール・デュナン(オート・コントル)
アリシ:ラシェル・ヤカール(S)
フェードル:リーズ・アルスゲ(Ms)
テゼ王:ルイ・モーラン(Bs)
エノーヌ:シュザンヌ・ラファイエ(S)
プリュトン/ネプトゥーヌ:ロジェ・ソワイエ(Bs)
ディアーヌ:ベルト・カル(S)
ティジフォヌ/メルキュール:ミシェル・ハメルt
女羊飼い:シルヴェンヌ・ジルマ(S)
ピエール・ブーレーズ(指)
フランス国立放送Ocho

録音:1964年10月13日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ・ライヴ)
ブーレーズ追悼シリーズとして、ALTUSからまたまた貴重な音源が登場します。何とバロック・オペラを振ったライヴが、クリアなステレオ録音でお聴 き頂けます!曲は50歳を迎えたラモーがついに本腰を入れてオペラに挑んだその1作目にして最高傑作の呼び声高い『イポリトとアリシ』。ブフォン論争 を白熱させるほどに卓越した和声法と管弦楽法が駆使されたこのラモーの名作は、モダン楽器による力強い演奏にも十分耐えうる迫力と適応力を持ってい ます。収録されているのはラモー没後200年にあたる1964年に行われたシャンゼリゼ劇場でのライヴ。曖昧さのないブーレーズの指揮が巧みな情景描写や 躍動的な舞曲をさらに引き締まったものにし、心地よい緊張感と推進力を生み出しています。物語後半の悲劇的な調子も媚びたところがなく高潔で堂々と していて迫真の出来。歌手陣はヤカールを始めフランスの実力者ぞろい、美しいフランス語による朗々とした歌唱が胸に響きます。部分的なカットも物語 や音楽の本質を見据えたもので、じっくりと音楽に集中できる形と言えましょう。解説書にはあらすじの他トラック別の大意を掲載。2016年に没したブー レーズ追悼の気分を高めつつ、ラモーの魅力再発見にもつながる大注目盤です。 (Ki)

Daphne
DAPHNE-1050(1CD)
マレ:ヴィオール曲集第5巻(1725)
組曲ホ短調/組曲ト長調/組曲ト短調
ライフ・ヘンリクソン(バス・ヴィオール)
ラーシュ=エリク・ラーション(テオルボ)

録音:2014年8月24日ー27日、オスモ教会(スウェーデン)
スイスのバーゼル・スコラ・カントルムでジョルディ・サヴァールに学んだスウェーデンのヴィオール奏者、ライフ・ヘンリクソン。フランス・バロックにおけるヴィオールの巨匠、マラン・マレ(1656−1728)のヴィオール曲集より、1725年パリで発表された「第5巻」からの3つの組曲を、次世代のヴィオール奏者が豊かに表現。

Centaur
CRC-3466(1CD)
18世紀のマンドリンのためのソナタとトリオ・ソナタ
コッキ:2本のマンドリンと通奏低音のためのシンフォニア
ジェルヴァシオ:2本のマンドリンと通奏低音のためのシンフォニア
バルベッラ:2本のマンドリンと通奏低音のためのソナタ
ジェルヴァシオ:マンドリンと通奏低音のためのソナタ、
 2本のマンドリンと通奏低音のための三重奏曲、
 マンドリンと通奏低音のための室内ソナタ
作曲者不詳:2本のマンドリンと通奏低音のための三重奏曲
バルベッラ:マンドリンのための二重奏曲
デュオ・アクアヴェッラ〔クリス・アクアヴェッラ(マンドリン)、ステファニー・アクアヴェッラ=ラウチ(マンドリン)〕
バッハ・コレギウム・サン・ディエゴ

録音:2014年7月22日ー25日
カルフォルニア出身のマンドリン奏者、クリス・アクアヴェッラが主宰するデュオ・アクアヴェッラ。18世紀から19世紀の作品を得意レパートリーとするデュオ・アクアヴェッラが、イタリアの作曲家、ジョアッキーノ・コッキ(1712−1796)など18世紀の作品を披露。息の合ったアンサンブル、通奏低音のチェンバロとのハーモニーが美しい。
Centaur
CRC-3477(1CD)
フランス・バロックの鍵盤作品集
バッハ:フランス風序曲 BWV.831
ダングルベール:組曲第3番 ニ短調〜前奏曲、シャルボニエール氏のトンボー
ロワイエ:クーラント
クープラン:クラヴサン曲集〜「ロンドー形式のミュゼット」 、 「タンブラン」
マレー:戯れ
ダニエル・シュロスバーグ(P)

録音:2014年5月21日−22日
ボストン・グローブ紙で「エキスパート・ピアニスト」と絶賛されたダニエル・シュロスバーグ。バッハの「フランス風序曲」を中心とした、フランス・バロックの鍵盤作品集を流麗に奏でます。

Ligia Digital
LIDI-0202307(1CD)
中世の女性たち
不詳:Letemur hodie* / Verbum bonum et suave*
 Concupivit rex decorem tuum* / O gloriosa Dei genitrix virgo+
 Virgines caste* / Agmina milicie celestis omnia+ / Vox in Rama*
ベッツィ・ジョラス(1926-):Lamentations
不詳:O monialis concio Burgensis+ / Jhesu pie patris unice+
 Alleluia - Veni electa mea* / Salve regina glorie+
 Recordare virgo mater* / Recordare virgo mater+
 Alleluia Ave paradisi vernans lilium* / Res est admirabilis*
 Candida virginitas* / Jam nubes - Jam novum - Solem+
 Qui de Dieu vieut oir parler* / Ex illustri nata prosapia+
*「ブルターニュのアリエノールのグラデュアル」から
+「ラス・ウエルガス写本」から
クム・ユビロ(女声声楽アンサンブル)
カトリーヌ・ラヴェンヌ(指)
「ブルターニュのアリエノールのグラデュアル」(別称「フォントヴローのグラデュアル」、1250-1260頃パリで編纂)および「ラス・ウエルガス写本」(14世紀初頭、スペインの都市ブルゴスのラス・ウエルガス女子修道院で編纂)に収められた女声用の聖歌から成るプログラム。ベッツィ・ジョラスはミヨーとメシアンに師事したフランスの作曲家。声楽書法の研究家でもあります。

Ars Produktion
ARS-38216(1SACD)
ルーベンスのアトリエ〜ベルギーの音楽
■ディーヴァ・グドゥラの教会 [Ecclesia Divae Gudulae]
ニコロ・ア・ケンピス(1600頃-1676):コルネット[ツィンク]、
 2つのヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンの為のシンフォニア
ジョン・ブル(1562/1563-1628):前奏曲とコラール「清き心もて称えん」[Laet ons met herten rijne]
コルネリス・デ・レーウ(1613-1665):われらに御子が生まれたもう [Een kindeken is ons gheboren]
ジョン・ブル:われらに御子が生まれたもう [Een kindeken is ons gheboren]
ニコロ・ア・ケンピス:聖フランシスコ・ザビエルを称えるシンフォニア
 [Symphonia ad honorem Sancti Francisci Xavieri]
■陽気な五月に [De lustelijcke Mey]
クレメンス・ノン・パパ(1510/1515-1555/1556):陽気な五月に [De lustelijcke Mey]
ファン・エイク(1590頃-1657):陽気な五月に [De lustelijcke Mey]
ニコロ・ア・ケンピス:陽気な五月に [De lustelijcke Mey]
 クック=クック(かっこう)によシンフォニア [Symphonia supra cuc-cuc, vel Sol-Mi]
 ラ・チャッコーナによるシンフォニア [Symphonia sopra la ciaccona]
不詳:農民の踊り
ペーテル・フランツィスクス・ムニンクス(確認できる活躍期:1670頃):田舎のバッロ
■美しきダフネ [De schoone Daphne]
ファン・エイク:美しき乙女ダフネが [Doen Daphne d'over schoone maegd]
不詳:ダフネが [Doen Dafne]
不詳:フォイボスがダフネに恋した時 [When Daphne from fair Phoebus did fly]
■道化師 [B(o)uffons]
ファン・エイク:道化師 [Bouffons]
ジョン・ブル:道化師 [Les Boffons]
フィリップ・ファン・ウィヘル(1614-1675):ラ・チャコーニャ [La Ciacogna]
アンサンブル・ラ・フェニーチェ
[ジャン・テュベリー(リコーダー、コルネット[ツィンク]、ディレクター)、カタリーナ・ホイティアー(ヴァイオリン、リコーダー)、ジャスミーヌ・ウドゥリーヌ(ヴァイオリン、ヴィオラ)、マルタン・バウエル(ヴィオラ・ダ・ガンバ、リコーダー)、フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ、オルガン)、ニコラ・アクテン(テオルボ、バロックギター、トリプルハープ、レガール) ]

録音:2015年2月2-5日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
バロック期フランドルを代表する画家の一人ピーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640)がアントウェルペン(アントワープ)にアトリエを構えていた時期(1609-1621)に同地で活躍していた作曲家たちの楽曲で構成されたプログラム。

MUSICON
MCCD-58(1CD)
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.58
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):シンフォニア ト長調
オラトリウム・プリウム*
ミサ・ソレムニッシマ・S・オッティーリエ・ヴィルジニス*
マジェナ・ミハウォフスカ(S)*
ピョトル・オレフ(男性アルト*)
ウーカシュ・ノヴァク(T)*
アンジェイ・ザヴィシャ(Bs)*
アンナ・レシニコフスカ(ソプラノ・リピエーノ*)
ヘレナ・ポチコフスカ(アルト・リピエーノ*)
カロル・ブランダ(テノール・リピエーノ*)
ダヴィド・ビヴォ(バス・リピエーノ*)
{oh!} ヒストリカル・オーケストラ
パルティナ・パストゥシュカ、マルチン・シフィオントキェヴィチ(リーダー)

録音:2014年5月、聖ヨハネ・ルター派教会、ミコウーフ、ポーランド
MUSICON
MCCD-44(1CD)
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.44
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):ミサ ハ長調*
聖母マリアの為のリタニア ニ長調
オフェルトリウム・デ・テンポレ+
カタジナ・ヴィヴェル(S)
ウーカシュ・ドゥレヴィチ(男性アルト(*/+))
ピョトル・シェフチク(T)*
マルチン・ヴォラク(Bs)*
アンナ・クラフチク(ソプラノ・リピエーノ*)
ユリア・プシボロフスカ(アルト・リピエーノ*)
ペトロ・シュヴァイコフスキ(テノール・リピエーノ*)
マルチン・カズノフスキ(バス・リピエーノ*)
ポーランド18世紀オーケストラ
トマシュ・シルサルチク(アーティスティック・ディレクター)
ピーター・ハンソン(リーダー)
ポール・エスウッド(指)

録音:2009年9月、アウグスティン・コルデツキ神父の間、ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、チェンストホヴァ、ポーランド

ELOQUENTIA
EL-1651(1CD)
アヴァ・ステラ・セレーナ〜サン=ジュリアン=ドゥ=ソのルネサンス・オルガン
不詳(16世紀):Questo nobil bambino(ラウダ)
ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1583-1643):カンツォン「ラ・スピリタータ」
不詳(16世紀)、カンシオネロ・デル・パラシオ から:Passe el agoa
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):「騎士の歌」による変奏曲
不詳(16世紀)、カンシオネロ・デル・パラシオ から:Senora de hermosura
アントニオ・コレア・ブラガ(17世紀):戦争 第6旋法(1695)
トマス・ウィールクス(1576-1623):Strike it up, tabor
不詳(16世紀)、ダブリンの写本 から:アルマン「馬の脚」/パヴァーヌ「誰が道を通るのか」/ブランル「戦士」
 ロマネスカによるフレドン
ハインリヒ・イザーク(1450-1517):インスブルックよ、私は去らねばならぬ
不詳(15世紀):Ecce quod natura(キャロル)
ギヨーム・ディファイ(1400-1474):Je vueil chanter de cuer joyeu
コンラート・パウマン(1409-1473):Mit ganzem Willen
アウグスト・ノルミンガー(1560頃-1613):Furstliche Abfunge vom Tantz(1598)
ベルハルト・シュミット(1535頃-1592):Wie schon bluet uns der Maye(1577)
不詳、ヤン・デ・ルブリンのタブラチュア譜集(1537-1548)から前奏曲/ハイドゥクの踊り/マルティン
クローダン・ド・セルミジ(1490-1562):アヴィニョンの橋の上で
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621):大公のバッロ
ウスタシュ・デュ・コロワ(1549-1609):Une jeune fillette
シャルル・ラッケ(1598-1664):「天の元后」によるファンタジア第8旋法
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):エレヴァツィオーネのトッカータ
不詳(16世紀):Ave Stella Serena(ラウダ)
リュック・パガノン(Org)
オブシディエンヌ
エマニュエル・ボナルド(指)

録音:サン・ピエール教会、サン=ジュリアン=ドゥ=ソ、フランス
使用楽器:1568年、不詳作者製(2011年、ベルナール・カティオ修復)
オルガンと声楽アンサンブルによるプログラム。
ELOQUENTIA
EL-1653(2CD)
ルネサンス・シャンソン
[CD 1] 快楽の園
デュファイ(1400-1474):Ce jour de l'an voudray joye mener
 Par droit je puis bien complaindre et gemir
 Ma belle dame souveraine / Ce moys de may soyons lies et joyeux
 Reveslons nous amoureux
不詳、バイユー写本(15世紀終盤)から:Le roy anglois / Hellas il est pic de ma vie / Bevons ma commere
 Hellas mon c?ur / Dieu gard celle de deshonneur
 Belle tres douce mere / Ne l'oseray je dire, se j'ayme par amour
 Hellas ma dame que je desire tant / M'erme je n'ay point nom Johanne
 La derniere nuitceee d'avril / Jamais amoureux bien n'aira
 Le grand desir / L'amour de moi si est enclose
ジョスカン・デプレ(1440-1521):Nymphes des bois Deesse des fontaines / In te Domine speravi
 Scaramella / Vive le roy
[CD 2] L'AMOUR DE MOY SI EST ENCLOSE
不詳、バイユー写本 から:L'amour de moi si est enclose
ピエール・ド・ラ・リュー(1460頃-1518):Autant en emporte le vent
ロイゼ・コンペール(1445頃-1518):Mais que che fut secretement
Bosfrin:Et trop penser
不詳、バイユー写本 から:Puisque Robin j'ay a nom*
不詳:Entre Peronne et Saint Quentin Anonyme
不詳、バイユー写本 から:Vecy le mai Anonyme*
不詳、バイユー写本 から:Quant je vois renouveler / Quant je voy renouveller*
ロイゼ・コンペール:Le Renvoy / Le Renvoy
不詳、バイユー写本 から:On doibt bien aymer l'oyselet*
アントワーヌ・ビュノワ(1430頃-1492):Joye me fuit et douleur me queurt seure+ / Joye me fuit
不詳:Je ne pourroye plus celer
ピエール・ド・ラ・リュー:Pourquoy non
不詳、バイユー写本 から:Helas Olivier Vasselin*
不詳:Mon mignaut musequin
アントワーヌ・ビュノワ:Mon mignault musequin
不詳、バイユー写本 から:Dieu la gard la bergerotte* / Amy je prends conge de vous
即興演奏:「Amy je prends conge de vous」による Kyrie
マテウス・ピペラーレ(1450頃-1515頃):Forseulement
即興演奏:「Amy je prends conge de vous」による Kyrie
ジョスカン・デプレ:Plaine de dueil
エーヌ・ヴァン・ギゼゲム(1445頃-1472以後):Ce n'est pas jeu

*オブシディエンヌによる即興ポリフォニー演奏
+バルナベ・ジャナンによるポリフォニー編曲版
オブシディエンヌ
エマニュエル・ボナルド(指)

Musique Sacree
MSNDP-006(1CD)
聖王ルイ〜伝記と13世紀の音楽
3声のモテット: Et gaudebit O quam sancta El mois d'avril
物語: 聖王ルイの誕生と洗礼
イントロイトゥス(諸聖人のリタニア): Exaudivit de templo
コムニオ: Omnes qui in Christo
物語: 聖王ルイの教育
歌: On doit la mere Dieu
物語: 聖王ルイの戴冠
アンティフォナ: Unxerunt Salomonem
2声のコンドゥクトゥス: Gaude, felix Francia
物語: 聖王ルイの結婚
歌: Vos que'm semblatz / Jamais, nul temps
物語: 宮廷での生活(第1部)
器楽演奏: 王のエスタンピ第6番
オルガヌム: Benedicamus Domino
物語: 宮廷での生活(第2部)
パーティーの戯れの歌:Bernart a vous veuil demander
詩と歌: L'autrier matin
物語: 聖遺物への崇拝
レスポンソリウム: Occidentem
散文: Regis et pontificis
物語: エジプトの十字軍
歌: Tous li mons doit mener joie
打楽器即興演奏: マンスーラの戦い
歌: Nus ne porroit de mauvese reson
2声のコンドゥクトゥス: Ierusalem accipitur
物語: 聖王ルイGaudiose Francia
レスポンソリウム: Felix regnum
パリ・ノートルダム声楽アンサンブル
シルヴァン・デュードネ(指)
フランス国王ルイ9世(1214-1270、在位:1226-1270)は内政・外交に尽力し尊敬を集めました。宗教的情熱から第7回・第8回十字軍を起こしましたが大敗し戦病死。後に列聖され聖王ルイと称されました。 当盤のプログラムは聖王ルイの生涯を伝記の朗読と当時の音楽、詩、散文で綴る内容となっています。

Rondeau
ROP-6118(1CD)
NX-B03
アントニオ・カルダーラ:サルヴェ・レジーナ
1.Magnificat anima mea Dominum-わが魂は主をあがめ/2.Haec est Regina virginum-娘女王を見よ/3.Suscepit Israel-イスラエルを受け入れよ/4.Ave maris stella-めでたし、海の星/5.Regina coeli laetare-喜べ、天の女王/6.Salve Regina- 元后あわれみの母/7-10.トリオソナタ Op.1-5 ホ短調/11.Crucifixus-十字架にか けられて/12.Laboravi in gemitu meo-私は嘆き疲れ/13.Tenebrae factae sunt- 闇なる間/14.Stabat mater-悲しみの聖母
ヴォーカルアカデミー・ベルリン
バッサーノ・アンサンブル・ベルリン
フランク・マルコヴィッチュ(指)

録音:2016年2月17-20日ベルリンヴィルマースドルフ、リンデン教会
カトリックの世界では、聖母マリアは特別な役割を担っています。彼女はイエスを生み出したことで、全ての原罪から解放さ れた無垢な存在であり、死後は天に昇ることを許され、天上と地上を結ぶ象徴としても崇められています。「サルヴェ・レジ ーナ」はそのマリアのための祈祷文の一つで、多くの作曲家がこの祈りのために曲を書いています。カルダーラはイタリア・ バロック期に高い人気を得ていた作曲家で、華麗なオペラやオラトリオ、ミサ曲で知られています。このアルバムは、マルコ ヴィッチュとヴォーカルアカデミー・ベルリンの意欲的な試みから生まれた1枚で、前作スカルラッティ(ROP-6062)と同 じく、カルダーラ(1670-1736)の数多い宗教曲の中から、聖母マリアに関する曲を拾い出し、トリオ・ソナタを挟みながら 一つのストーリーとして構築するという試みが成されています。一説によると3000以上もあったという彼の作品は、現在ほ とんど忘れられてしまっていますが、研究によって少しずつ復興されており、このアルバムもカルダーラの真の姿を知るため の手引きとして役立つことでしょう。

Tactus
TC-791201(1CD)
レニャーニ:ギター作品集
スケルツォ Op.10/華麗なポプリ Op.31
奇想的なポプリ Op.32/4つのレッスン
トレ・バリ・ナツィオナーリ
6つのカプリッチョ
ラファエレ・カプリーノ(G)

録音:2015年5月
ガニーニと親交の深かった19世紀のイタリアにおけるギターのヴィルトゥオーゾ、ルイージ・レニャーニ(1790−1877)。母国イタリアだけでなく、ウィーンをはじめとするヨーロッパ各地にその名声を轟かせ、引退後は楽器製作者として成功を収めた音楽家です。ラファエレ・カプリーノは、ギター史の研究家、スタジオ・ミュージシャンとしても活躍するイタリアのギタリスト。
Tactus
TC-601903(1CD)
フェリーチェ・サンチェス:詩的なカプリッチョ(ヴェネツィア、1649年) イレーネ・モレッリ(S)、
ベアトリス・メルクリ(Ms)
ディエゴ・カンタルーピ(アーチリュート)、
ジュゼッペ・スキナイア(Cemb)

録音:2013年11月
イタリアからウィーンへと渡り、神聖ローマ皇帝フェルディナント3世の宮廷では、アントニオ・ベルターリの下で宮廷副楽長を務めたジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス(1600−1679)。ベルターリの死後、宮廷楽長へと昇格し、特にオペラ、宗教作品、室内楽に優れた作品を残しています。
Tactus
TC-771303(1CD)
ジョヴァンニ・モランディ:オルガンのためのオペラ・トランスクリプション集
行進曲/セミラーミデのアリア
オルガン・ソナタ/カヴァティーナ
セミラーミデの二重唱
オルガンのためのシンフォニア
軍隊行進曲/オルガン・ソナタ
フランキの行進/オルガン・ソナタ
軍隊行進曲/終幕のアリア/シンフォニア
フェデリカ・イアンネッラ(Org)

録音:016年6月
ルージャ出身のコンポーザー=オルガニスト、ジョヴァンニ・モランディ(1777−1856)は、19世紀前半のイタリアにおける重要なオルガン作品の作曲家の1人。イタリア、セニガッリのカンチェッリ教会に設置されているジャコモ・バッツァーニ1856年製のヒストリカル・オルガンによる演奏。
Tactus
TC-800006(1CD)
ヴィッジャーノの伝統的な歌曲と舞曲
Tarantella Stiglianese/Valzer Lucano/Tarantella di Armento/A Maria SS. Assunta/Tarantella Lucana/Madonna di Viggiano/Lo cardillo/Carciofola/Ah non giunge/Lode a Maria SS.ma/Polka di Vittorio/Valzer/La Carolina/Tarantella dell'arpa Viggianese/Fenesta che lucivi/Tarantella Napoletana/Te voglio bene assaje/Tarantella Capuanese/Pastorale di Natale/Il Viggianese/Il ritorno del Viggianese/Polka
スクオーラ・デッラルパ・ヴィッジャネーゼ・エ・デッラ・ムジカ

録音:2016年
イタリア南部、ヴィッジャーノに伝わる歌曲と舞曲を、2008年創設のアンサンブルがハープ合奏、そしてヴァイオリン、フルート、チェロや声楽を加えながら、風情豊かに南イタリアの香りを届けてくれます

fra bernardo
FB-1612457(2CD)
ゴンベール:モテット集 Vol.2 ビューティー・ファーム

録音:2016年5月25日−28日、オーストリア
2014年に設立された初期ルネサンスの作品を専門とする男声6人のヴォーカル・アンサンブル、"ビューティー・ファーム"。好評を博したファースト・アルバム(FB-1504211)に引き続き、セカンド・アルバムもゴンベールのモテット集を録音! メンバーは、コレギウム・ヴォカーレ・ヘントやチンクエチェント、グランドラヴォア、カピラ・フラメンカ、ウエルガス・アンサンブルなどの一流合唱団、アンサンブルのメンバーからなり、ジョスカン・デ・プレとパレストリーナの間の世代にあたるルネサンスの偉大な作曲家、ニコラ・ゴンベールの緊密なモテットを、精度の高いアンサンブルで歌います。
fra bernardo
FB-1618479(1CD)
ジェズアルド:マドリガーレ集 ルーチセレーネ、
マウロ・ボルジョーニ(Bs、指)

録音:2016年3月18日、オーストリア
聖職者の家柄、ヴェノーサ公、コンツァ伯という貴族であると同時に、妻と不倫相手を殺めた血塗られた側面、晩年の孤独な末路という数奇な人生を歩んだ天才作曲家、カルロ・ジェズアルド(1566−1613)。 2014年にラ・ヴェネクシアーナのメンバーとして来日を果たしたイタリアの歌手、マウロ・ボルジョーニ率いるヴォーカル・アンサンブル、ルーチセレーネ(LuciSerene)が、ジェズアルドの生誕450周年を記念して歌う5声のマドリガーレ集。

Christophorus
CHR-77404(1CD)
シュッツ:クリスマス物語 SWV.435 クレール・ルフィリアトル(S)、
ハンス=イェルク・マンメル(T)、
ジャン・テュベリー(指)
ナミュール室内cho、ラ・フェニーチェ

録音:2003年11月15日−18日、ベルギー
ツィンク(イタリアン・コルネット)奏者としても知られるジャン・テュベリーが2003年に録音したシュッツ。ドイツの巨匠、ハインリヒ・シュッツ(1585−1672)の傑作の一つ、キリストの降誕の物語を描いたオラトリオ「クリスマス物語」がChristophorusから復刻。

Delphian
DCD-34043(1CD)
シュッツ:宗教合唱作品集
シャイト:Modus pleno organo pedaliter
シュッツ:万軍の主よ、あなたの住まいは
シャイト:いとほむべきみどり児は
シュッツ:天は神の栄光を語り、このように私はキリストのもとへ行く
シャイト:主イエスは十字架にかかり
シュッツ:涙をもって種まく者は、主よ深き淵よりわれ汝を呼ぶ
シャイデマン:トッカータ ト長調
シュッツ:われらの主ヤハウェよ、新しい歌を主に向かって歌え、私の魂はあなたの救いを乞い求め
シャイト:神はわがやぐら
シュッツ:主に向かいて歓呼の声をあげよ
スヴェーリンク:我らに幼子が生まれ
シュッツ:アレルヤ、主をほめたたえよ
イギリス・ナショナル・ユースcho
マイク・ブリューワー(指)
ジョン・キッチン(Org)

録音:2006年−2007年
約140名の大編成合唱が歌う、ドイツ初期バロックの巨匠ハインリッヒ・シュッツの音楽。英国各地から集まった若き歌い手たちを、名指揮者マイク・ブリューワーが見事にまとめあげています。

Raumklang
RK-3601(1CD)
カヴァッリ:レクイエム
グランディ:神よ我が祈りを(5声)、
 主よ、われ御身に依り頼みたり(2声)、
 おお、よきイエスよ(5声)、
 主よ、聞きとどけたまえ(2声)、
 我が竪琴は悲しみに(5声)、
 主よ、平和を与えたまえ(2声)
アンサンブル・ポリハルモニーク、
アレクサンダー・シュナイダー(C.T&ディレクター)

録音:2015年9月6日−7日、グルムバッハ教会(ザクセン、ドイツ)
バロック・オペラが花開き、多くのオペラ作曲家たちが活躍した17世紀のヴェネツィア。30曲を超えるオペラを作曲したバロック時代のイタリアにおける大作曲家、ピエトロ・フランチェスコ・カヴァッリ(1602−1676)の教会音楽家としての姿に光をあてる好企画。
ヴェネツィア、サン・マルコ寺院の楽長を務めるなど、教会音楽と密接に結び付いた音楽人生を歩みながらも、オペラ作曲家としての功績がクローズアップされることの多いカヴァッリの秀作「レクイエム」の魅力を、ドイツを中心に活躍する古楽アンサンブル、アンサンブル・ポリハルモニークの荘厳なハーモニーが紐解いてゆきます。ラウムクラング(Raumklang)・レーベルの高音質もポイントです。
☆ Youtubeにてプロモーション動画をご覧いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=DjqppFgo8sE

ATMA
ACD2-2742(1CD)
バロック・クリスマス協奏曲集
ミシェル=リシャール・ドラランド:ノエルのサンフォニー
シャルパンティエ:器楽合奏のためのノエル
ジュゼッペ・サンマルティーニ:合奏協奏曲ト短調Op.5-6「クリスマス協奏曲」
ジュゼッペ・トレッリ:合奏協奏曲ト短調Op.8-6「クリスマス協奏曲」
ヨハン・クリストフ・ペツ:パストラーレ協奏曲ヘ長調
コレッリ:合奏協奏曲ト短調Op.6-8「クリスマス協奏曲」
レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ
ベルナール・ラバディ(指)
カナダのモントリオールに本拠を置くバロック・オーケストラ、レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワによるバロックのクリスマス協奏曲集。F.クープランとほぼ 同時期にフランスで活躍した作曲家ミシェル=リシャール・ドラランド。フランス盛期バロック音楽を代表する作曲家マルカントワーヌ・シャルパンティエ。 イタリアの前古典派音楽の作曲家ジュゼッペ・サンマルティーニ。イタリア盛期バロック音楽の作曲家ジュゼッペ・トレッリ。2016年没後300年を迎え た忘れ去られたドイツ宮廷音楽家ヨハン・クリストフ・ペツ。そしてバロックのクリスマス協奏曲の代表作ともいえるコレッリの合奏協奏曲第8番「クリス マス協奏曲」と名曲と秘曲が並んだ、クリスマスの雰囲気を盛り上げてくれる1枚です。「DORIAN」レーベルからの再発音源。 (Ki)

Capriccio
C-5286(2CD)
NX-B07
ブクステフーデ:アリア「ラ・カプリチョーザ」による32の変奏曲ト長調BuxWV250
バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988
クリスティーネ・ショルンスハイム(Cemb)

録音:2016年2月15-18日ドイツバーデン,ミュールハイムマルティン教会
グスタフ・レオンハルト、トン・コープマン、アンドレアス・シュタイアー等、古楽界における名手たちの薫陶を受けたクリ スティーネ・ショルンスハイムによる「ゴルトベルク変奏曲」の新録音が登場。研究者としても名高い彼女は、作品に関して 深い洞察を持ち、演奏の際は、楽器選定に至るまで全てに強い拘りを持っていることで知られています。彼女は「ゴルトベル ク変奏曲」を1994年にも録音していますが、今回の2016年の録音は、全体的に旧録音よりもゆったりとしたテンポ設定が なされており、冒頭のアリアを聴き比べてみても、その表現の違いに驚くはずです。同時収録のブクステフーデは、当時流行 していたメロディに変幻自在な変奏が施された長大な曲。ショルンスハイムの卓越した技術を存分に味わえます。
Capriccio
C-8002(1CD)
NX-A13
コープマン:フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブックより
ピッキ(1572-1643):トッカータ
ギボンズ(1583-1625):パヴァーナ
モーリー(1557-1602):ファンシー
ジョン・ブル(1563-1628):ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ
ファーナビー(1563-1640):トイ「アップ・テイルズ・オール」
バード(1540-1623):パヴァーナ
バード:ガイヤルダ
ピーター・フィリップス(1561-1628):カッチーニによる「アマリッリ」
パドゥアーナ・ドロローザ・トレグ
ガイヤルダ・ドロローザ
作者不詳:パキントンの報酬
バード:ファンタジア
トム・コープマン(チェンバロ)

録音:1986年12月オランダユトレヒト
Maria minor C10211 の移行盤
イングランドのエリザベス朝からジェームズ一世時代(ルネサンス末期から初期バロック期)に編纂されたとされる資料集「フ ィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック」には、当時活躍していた作曲家の作品が300曲以上収録されています。当時の 慣例で楽器の種類は特定されていないものの、この時代の鍵盤楽器ならどれを使用しても演奏可能であり、奏者によってヴァ ージナル、クラヴィコード、オルガンなどの様々な楽器が選択されています。コープマンはチェンバロを選択し、これらの音 楽に自由な装飾を施して、独自の世界を見せています。

ANALEKTA
AN-29812(1CD)
バロック・トランスクリプションズ
バッハ:三重奏曲ロ短調、前奏曲ホ長調 BWV.878、コラール前奏曲 BWV.659
パーセル:ソナタ ニ長調
ヘンデル:オンブラ・マイ・フ
シュテルツェル:あなたがそばにいてくだされば
ヘンデル:ソナタ ト長調 Op.1-5
パーセル:ホーンパイプ
バッハ:トリオ・ソナタ ト長調、
 コラール前奏曲 BWV.638、
 コラール前奏曲 BWV.639、
 コラール前奏曲 BWV.601、
 前奏曲変イ長調 BWV.862
アルビノーニ:アダージョ
ポール・メルケロ(Tp)
リュック・ボーセジュール(Org&Cemb)
アマンダ・キースマート(バロックVc)

録音:2003年の録音。初紹介旧譜。
1995年よりモントリオールSOの首席トランペット奏者を務めるポール・メルケロが、カナダ古楽界の名匠リュク・ボーセジュールとのデュオで繰り広げる"バロック・トランスクリプション"。メルケロが吹き分けるC管のトランペット、A管とB管ピッコロ・トランペットと、ボーセジュールが弾くオルガンとチェンバロとのサウンドのブレンド感が美しい。

Etcetra
KTC-1281(1CD)
テレマン:12のファンタジア(原曲:無伴奏ヴァイオリンのための/編曲:グリュツバッハ)
ソナタ ニ長調(原曲:無伴奏ヴィオラダ・ガンバのための/編曲:スパノゲ)
ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc)

録音:2005年4月、ベルギー
ブリュッセル王立音楽院で教鞭を執り、堀米ゆず子との共演でも知られるベルギーの女流チェリスト、ヴィヴィアーヌ・スパノゲ。テレマンの「無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア」と「無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ」をチェロで弾いた名盤が新装再発売!

Ligia Digital
LIDI-0202313(1CD)
アントワーヌ=エスプリ・ブランシャール(1696-1770):シャペル・ロワイヤルのマニフィカト
マニフィカト [Magnificat] (1741)
深き淵より [De profundis] (1740)
イスラエルの民がエジプトを出た時 [In exitu Israel] (1749)
アンヌ・マグエ(S:ドゥシュ声部)
フランソワ=ニコラ・ジェスロ(T:オートコントル声部)
ブリュノ・ボテルフ(T:タイユ声部)
アラン・ビュエ(Br=タイユ声部)
レゼルマン室内cho
レ・パッション(オーケストラ)
ジャン=マルク・アンドリュー(指)

録音:2016年7月25日、ライヴ、ラジオ・フランス&モンペリエ・オクシタニー・ピレネー=メディテラネ音楽祭、フランス
アントワーヌ=エスプリ・ブランシャールはフランス、プロヴァンス地方のペルヌ=レ=フォンテーヌに生まれた作曲家。エクス=アン=プロヴァンスのサン・ソヴール大聖堂聖歌隊員、マルセイユ、トゥーロン、ブザンソン、アミアンの大聖堂楽長を歴任。1737年に彼の作品を聴いた国王ルイ15世に気に入られ、1738年ヴェルサイユのシャペル・ロワイヤル(王宮礼拝堂)副学長に就任、1761年には楽長に昇進しました。教会音楽の分野に優れた作品を残しましたが、現在では同時代人であるカンプラ、ラモー、モンドンヴィルらに比べて知名度が低い状況にあり、この録音がブランシャール再評価の一助となることが期待されます。 レ・パッションはリコーダー奏者ジャン=マルク・アンドリューにより1986年、フランス南部ミディ=ピレネー地域圏の都市モントーヴァンに創設されたピリオド楽器オーケストラ。2006年以来当レーベルから10タイトルを超えるCDをリリースしています。

HARMONIC RECORDS
H/CD-8401(1CDR)
バッハとその世紀オルガン・コラール集
パッヘルベル(1653-1706):シャコンヌ ニ短調
 コラール「高き天よりわれは来たれり」
ヨハン・ペーター・ケルナー(1705-1772):コラール「わが心の切なる願い」
 コラール「神の御業はすべて善し」
ゲオルク・フリードリヒ・カウフマン(1675-1735):コラール「イエス・キリスト、われらの救い主」
ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748):コラール「目覚めよ、わが心よ」/コラール「今ぞわれらは聖霊に願う」
バッハ:コラール「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」BWV726
 コラール「ああ神よ、天よりみそなわし」BWV741
 コラール「わが心の切なる願い」BWV727
 コラール「高き天よりわれは来たれり」BWV701
 コラール「最愛なるイエスよ、われらはここにあり」BWV731
 コラール「われらキリストのともがら」BWV710
 コラール「天にましますわれらの父よ」BWV737
 コラール「われいずこに逃れ行かん」BWV694
 マニフィカトによるフーガ「わが魂は主をあがめ」BWV733
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)

録音:1983年2月26-27日、聖十字架教会、オービュッソン、クルーズ県、フランス
使用楽器:1980-1982年、ジェラール・ギルマン製
ジャン=シャルル・アブリゼルがハーモニック・レコーズで行った最初の録音。CDが日本で流通したことはほとんどなかったと思われます。
HARMONIC RECORDS
H/CD-9037(1CDR)
ジャン・ティトルーズ(1562/1563-1633):賛歌とマニフィカト
オルガンの為の教会賛歌集 [Hymnes de l'Eglise](1623)から
めでたし海の星 [Ave maris stella]+
歌え、わが舌よ [Pange lingua]*
来たれ創造主よ [Veni Creator]+
星々の創り主よ [Conditor alme siderum]+
太陽の昇る地平から [A solis ortus]*
天を称賛の声で沸き立たせよ [Exsultet coelum]*
マニフィカト、または聖母のカンティクム[Le Magnificat ou Cantique de la Vierge] (1626)から
マニフィカト第6旋法 [Magnificat Sexti Toni]+
ジェラール・レーヌ(男声アルト)
ジュゼプ・バネ(T)
ジュゼプ・カブレ(Br)
マルコム・ボズウェル(Bs)
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)

録音:1990年11月3-6日、サン=ミリオー教区教会、ギミリオー、フィニステール県、フランス
使用楽器:1677年、トマス・ダラム II 製(1986-1988年、ジェラルド・ギユマン修復)
ジャン・ティトルーズは「フランス・オルガン楽派の祖」とも称される作曲家・オルガン奏者・文筆家。ルーアン大聖堂のオルガニストを務めながら、各地でオルガン建造や修復のコンサルタントとしても活躍しました。2つのオルガン曲集「オルガンの為の教会賛歌集」「マニフィカト、または聖母のカンティクム」が現在に伝わっており、それらの楽曲はいずれもグレゴリオ聖歌とオルガンがヴァーセット(節)を交互に演奏する形をとっています。当盤の+においてはティトルーズと同時代の作曲家ジャン・ドゥ・ブルノンヴィル(1585-1632)によって和声付けされた聖歌(1625年出版)が歌われており、最上声部を担当するのはジェラール・レーヌ。

CPO
CPO-777959(2SACD)
NX-E07
北ドイツのバロック・オルガン作品集第14集
〈CD1〉
1.ヤーコプ・プレトリウス:前奏曲ハ長調
2.プレトリウス:われらキリスト をたたえまつる
3.プレトリウス:Grates nunc omnes reddamus
4.プレトリウ ス:主なる神よ、われら汝をたたえん
5.プレトリウス:マニフィカート・ゲルマニケ
6.プレトリウス:前奏曲ニ短調
7.プレトリウス:天にましますわれらが父よ
8. プレトリウス:全ての人から顔を背け
9.プレトリウス:前奏曲ヘ長調
10.プレトリ ウス:如何なる辛苦が我らを襲えども
11.プレトリウス:アダムの罪によりすべてそ こなわれぬ
12.ヤコブ・コルトカンプ:主なる神よ、われら汝をたたえん
〈CD2〉
1.パウル・ジーフェルト:ベネディカム・ドミヌム
2.ジーフェルト:幻想曲第1番ト 短調
3.ジーフェルト:幻想曲第2番ニ短調
4.ジーフェルト:幻想曲第3番ト短 調
5.ジーフェルト:幻想曲第4番ホ短調
6.ジーフェルト:ベツレヘムで生まれた 子供
7.ジーフェルト:幻想曲第5番ホ短調
8.ジーフェルト:幻想曲第6番ヘ長 調
9.ジーフェルト:幻想曲第7番ヘ長調
10.ジーフェルト:幻想曲第8番ハ長調
11.ジーフェルト:パドゥア
12.ジーフェルト:幻想曲第9番ト長調
13.ジーフ ェルト:幻想曲第10番ト長調
14.ジーフェルト:幻想曲第11番ト長調
15.ジー フェルト:幻想曲第12番ト長調
16.ジーフェルト:変奏曲第13番イ短調
17. ジーフェルト:いざ来ませ、異邦人の救い主よ
フリードヘルム・フランメ(Org)
ラングヴァルデン聖ローレンス教会クレーガー/フスオルガン…CD1,シェンハーゲンマルティン・ルター教会マイヤーオルガン…CD2

録音:2010年7月2-3日…CD1,2010年7月16-17日…CD2
cpoレーベルの“北ドイツのバロック・オルガン作品集”は、この第14集が最後から2番目のアルバムとなります。今回は偉 大なる作曲家ヒエロニムスを父に持つヤーコプ・プレトリウスの作品と、シャイデマンに教えを受けたジーフェルトの作品、 そしてコルトカンプの作品1曲を収録しています。プレトリウスは優れたオルガニストであり、特別な指使いの方式を開発 し、それはオルガン奏者が非常にリラックスした姿勢をとることを可能にしたものと言われます。また1633年から1636 年にはヴェックマンを教え、強い影響を与えたことでも知られます。ジーフェルトはポーランドのグダニスクで生まれ、オル ガニストを志し、スウェーリンクに教えを請うため、21歳の時にアムステルダムにやってきます。そこでメルヒオール・シ ルトとともに学び、オルガニストとなりましたが、生来の気性の激しさのため各地で騒動を起こし、なかなか一つの地に落ち 着くことはなかったようです。その作品には師であるスウェーリンクの影響が感じられます。コルトカンプの作品はこれ1 曲が残されているのみですが、北ドイツのオルガンを語る上では決して外せない重要な作品です。フランメは2台のオルガ ンを弾き分け、作品の特徴を存分に活かしています。
CPO
CPO-555066(1CD)
NX-B02
ハインリヒ・フィンク:宗教作品集
ミサ・スパー・アヴェ・プレクラーラ
第8旋法のマニフィカート
モテット「聖霊来たり給え」
モテット「おお、主なるイエズス・キリスト」
ドイツ語の歌「Hab's ie getan」
ドイツ語の歌「Ich stund an einem Morgen」
ジョスカン・カペラ
マイノルフ・ブリューザー(指)
15世紀から16世紀にかけて、ポーランドのワルシャワ王国宮廷楽団員を務め、後に楽長に昇進したとされるドイツ生まれ の作曲家、ハインリヒ・フィンク(1444/45-1527)の宗教作品集。彼の出生については、あまり分かっていませんが、作品に 関しては、彼の甥の息子であるヘルマン・フィンクが出版した「PracticaMusica」をはじめとした様々な曲集に掲載されて おり、その足跡を辿ることが可能です。1480年代からその名声が知れ渡り、前述の通りポーランドで活躍、一旦はハンガリ ーの宮廷で職を得るも、またポーランドに戻り、1509年、ヴュルテンベルクのウルリク伯の誘いでシュトゥットガルトに赴 くまでこの地で活動を行います。シュトゥットガルトでも宮廷楽長を務め、ウルリク伯から高額な年俸を受け取ったとされて います。このアンサンブルは1514年に解散され、その後はウィーンに移り、亡くなるまでこの地で活動していました。フィ ンクは数多くの声楽曲を残しましたが、このアルバムでは「聖母マリアの被昇天のための素晴らしきミサ」を中心に、2曲の モテットとマニフィカート、そして2曲の世俗歌曲を聴くことができます。世俗歌曲では彼の知られざる側面を知ることが できるでしょう。

Smekkleysa
SMK-56(1CD)
アイスランドの写本「メロディア」の音楽(1660)
Syng, min sal, med gladvard godri (Sing, my soul, in merriment)
 (Ms. Rask 98,- 131)
Vel er teim vinskap bindur (Blessed is friendship's bond) (Ms. Rask 98,- 67)
Gratandi kim eg nu Gud til tin (Weeping, O Lord, I come to Thee)
 (Ms. Rask 98,- 50)
Eitt sinn for eg yfir Rin (Once I crossed the Rhine) (Ms. Rask 98,- 136)
Lavardur vor (Our Lord, one living God) (Ms. Rask 98,- 166)
Patientia er sogd (Patience is said to be a plant) (Ms. Rask 98,- 67)
Susanna, sanna Guds dom (Susannah, you felt God's true judgment well)
 (Ms. Rask 98,- 201)
Susanna, sanna Guds dom (Susannah, you felt God's true judgment well)
 (Ms. Rask 98,- 201)
Hyr gledur hug minn (Gaily it cheers my heart) (Ms. Rask 98,- 129)
Psalm 19
Vera matt goder (You may be good) (Ms. Rask 98,- 138)
Quid frustra rabidi me, for 4 voices
Gaumgafid, kirstnir (Pay heed, Christians, and listen well) (Ms. Rask 98,- 114)
Alleina til Guts set trausta tru (Alone in God your faith is sound), 2 settings
 (Ms. Rask 98, Nos. 14 & 99)
Gefi ter Drottinn svar (May the Lord hear you) (Ms. Rask 98,- 171)
Hver er sa heimi i (Who is there in the world) (Ms. Rask 98,- 53)
Toto pectore diligam, for 4 voices
O jomfru fin (O lovely lass) (Ms. Rask 98,- 9)
Meins Traurens ist (Psalm 130)
Mikils atti eg aumur ad akta (Unworthy though I should revere)
 (Ms. Rask 98,- 121)
Tunga min vertu treg ei a (My tongue, do not demure to state) (Ms. Rask,- 186)
Meistarinn himna hers (Master of heaven's host) (Ms. Rask 98,- 147)
Allra hlutanna er upphaf (In the beginnig of all things) (Ms. Rask 98,- 188)
Ond min og sala, upp sem fyrst (My spirit and soul, arise at once)
 (Ms. Rask 98,- 143)
Auf meinen lieben Gott, hymn (attributed)
Wenn wir in hochsten Noten sein, hymn for 4 voices (& continuo) (Cantional...)
O tu trefalda eining blid (O Trinity of blessed Light) (Ms. Rask 98,- 219)
Nu er a himni og jord (Let us all now rejoice) (Ms. Rask 98,- 221)
Modir Guds og meyjan skar (Mother of God and virgin bright)
 (Ms. Rask 98,- 223)
Precamur, Domine (We pray, Lord Jesus Christ) (Ms. Rask 98,- 192)
Umlidid fardi oss arid her (Round roll the weeks our hearts to greet)
 (Ms. Rask 98,- 220)
Laudemus virginem, canon for 3 voices
Til Gud vil jag atte alt mit Haab, hymn
カルミナ室内cho
アウルニ・ヘイミル・インゴウルソン(指)

録音:2006年7月18-21日、ラングホルト教会、レイキャヴィーク、アイスランド

MUSICON
MCCD-13(1CD)
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.13
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):ミサ・ソレムニス(ソプラノ、アルト、テノール、バス、混声合唱とオーケストラの為の)*
天の元后 [レジナ・チェリ] (ソプラノ、アルト、バスとオーケストラの為の)+
めでたし元后 [サルヴェ・レジナ] (ソプラノ、アルト、テノール、バスとオーケストラための)
聖母マリアのリタニア(ソプラノ、アルト、テノール、バス、混声合唱とオーケストラの為の)
アンナ・ミコワイチク(S)
ピョトル・オレフ(男性アルト)
クシシュトフ・シュミト(テノール(+以外))
ミロスワフ・ボルチンスキ(Bs)
シネ・ノミネ声楽アンサンブル*
ピョトル・ザヴィストフスキ(合唱指揮*)
コンチェルト・ポラッコ(管弦楽)
マレク・トポロフスキ(指)

録音:2006年3月、福音改革派教会、ワルシャワ、ポーランド
MUSICON
MCCD-37(1CD)
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.37
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):ミサ・パストラーリス ハ長調(ソプラノ、アルト、テノール、バス、混声合唱とオーケストラの為の)*
ザハリアシュ・ゲリタ(1779-1810):ベツレヘムの羊飼いたちの間奏曲(ソプラノ、2人のテノール、バス、2つのヴァイオリンと低音楽器の為の+
アマンド・イヴァンチッチ:ミサ・パストリツィア ト長調(ソプラノ、アルト、テノール、バス、混声合唱とオーケストラの為の)*
イグナツィ・リガル(18世紀):カンタータ・パストラーリス(ソプラノ、アルト、バスとオーケストラの為の)#
アネタ・カプラ(ソプラノ(*/#))
アンナ・クラフチク(ソプラノ+)
ヨアンナ・モトゥレヴィチ(メゾソプラノ(*/#))
アレクサンドル・クナフ(テノール(*/+))
マリウシュ・ツィチュラ(テノール+)
アルトゥル・ヤンダ(バスバリトン(*/#))
ミハウ・ヤンチャク(バス+)
ラ・テンペスタ(合唱*、管弦楽)
ヤクプ・ブルジンスキ(指)

録音:2009年1月、福音改革派教会、ワルシャワ、ポーランド
MUSICON
MCCD-38(2CD)
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.38
[CD 1]
アマント・ロッフェルト(1700-1780):前奏曲,アマンド神父のチェンバロの為のアルペッジョ*
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):2つのヴァイオリン,チェロとチェンバロの為のシンフォニア ト長調 (I)
2つのヴァイオリン,チェロとチェンバロの為のシンフォニア イ長調 (II)
2つのヴァイオリン,チェロとチェンバロの為のシンフォニア 変ロ長調 (III)
ヴァイオリン,ヴィオラとチェロの為のトリオ ニ長調
2つのヴァイオリン,ヴィオラと通奏低音の為のシンフォニア ト長調
[CD 2]
ヨゼフ・リーペル(1709-1782):行列の為のソナタ(オーボエ,ホルン,2つのヴァイオリン,ヴィオラ,チェロとオルガンの為の)
行列の為のソナタ変ホ長調(オーボエ,トランペット,2つのヴァイオリン,ヴィオラ,チェロとオルガンの為の)
マルチン・ユゼフ・ジェブロフスキ(18世紀):ソナタ I 変ホ長調(フラウト・トラヴェルソ,オーボエ,トランペット,ホルン,2つのヴァイオリン,チェロとオルガンの為の)
ヨゼフ・リーペル:荘厳行列の為のシンフォニア(オーボエ,トランペット,2つのヴァイオリン,コントラバスとオルガンの為の)
フランチシェク・ペルネックヘル(?-1769):二重合奏の為の2つのソナタ ニ長調&嬰ニ長調
(オーボエ,トランペット,2つのヴァイオリン,チェロとオルガンの為の)
ヨゼフ・リーペル:行列の為のソナタ(フラウト・トラヴェルソ,オーボエ,トランペット,2つのヴァイオリンチェロとオルガンの為の)
二重合奏の為のソナタ嬰ニ長調(フラウト・トラヴェルソ,オーボエ,トランペット,2つのヴァイオリンチェロとオルガンの為の)
ヤン・エンゲル(?-1778):シンフォニア ニ短調(フラウト・トラヴェルソ,オーボエ,ホルン,2つのヴァイオリン,ヴィオラ,チェロとコントラバスの為の)
コンチェルト・ポラッコ(*以外)
マレク・トポロフスキ(Cemb*,指)

録音:2007年10月、2009年4月、福音改革派教会、ワルシャワ、ポーランド
MUSICON
MCCD-45(1CD)
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.45
ヴワディスワフ・レシュチンスキ(1616-1680):ミサ・クム・クレド・ペル・オクターヴァス、聖母マリア被昇天祭の為の(混声合唱の為の)
 オルガン即興演奏による詠唱* / われを清めたまえ [Asperges me] (G)
 皆で歓喜せん [Gaudeamus omnes] (イントロイトゥス)(G)/
 キリエ / グローリア / 真ゆえ [Propter veritatem] (グラドゥアーレ)(G)
 マリアは昇天せり [Assumpta est Maria] (アレルヤ)(G)/
 天使の合唱は歓喜す [Congaudent angelorum chori] (セクエンツィア)(G)
 クレド / マリアは昇天せり [Assumpta est Maria] (オフェルトリウム)(G)
 オルガン即興演奏による詠唱* / サンクトゥス / ベネディクトゥス
 トッカータ [Toccata F.L. Album sapiezynskie]   (17世紀ヴィリニュスのタブラチュア譜による)*
 アニュス・デイ / 正しき選択 [Communio Optimam partem] (コムニオ)(G)
 イテ・ミサ・エスト(G)
 リチェルカーレ [IV] (17世紀ヴィリニュスのタブラチュア譜による)*
  新たなる戒め [Mandatum novum] (混声合唱と通奏低音の為の)#
  殉教者らをほめ歌え [Sanctorum meristis]
 (混声合唱と通奏低音の為の殉教聖人賛歌)(+/#)
  めでたし海の星 [Ave maris stella] (混声合唱の為の聖母マリア賛歌)
  御身の大命により [Ad jussa cuius] (対トルコ戦勝感謝の務め、混声合唱と通奏低音の為の)(+/#)
  (G)グレゴリオ聖歌斉唱
カメラータ・シレジア(合唱(*以外))
ダニエル・ソルサノ(ヴィオローネ#)
トマシュ・オルロフ(オルガン(*/+))
アンナ・ショスタク(指揮(*以外))

録音:2009年11月、主の聖体聖血教会、ミスウォヴィツェ=ワフキ、ポーランド
MUSICON
MCCD-46(1CD)
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.46
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):フルート,ヴィオラとチェロの為のソナタ IV ト長調
フルート,ヴィオラと通奏低音の為のソナタ第2番ト長調
フラウト・トラヴェルソ、ヴィオラのオブリガートと通奏低音の為のソナタ I ト長調
フルート,ヴィオラと通奏低音の為のソナタ II (III) ハ長調
カペッラ・チェストコヴィエンシス
[ヤン・クシェショヴィエツ(Fl)
トマシュ・ヴァブニツ(ヴィオラ、アーティスティック・ディレクター)
アダム・クシェショヴィエツ(Vc)
ニルス・ムース(Cemb) ]

録音:2009年12月、アウグスティン・コルデツキ神父の間、ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、チェンストホヴァ、ポーランド
MUSICON
MCCD-47(1CD)
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.47
フランチシェク・クサヴェル・ブリクシ(1732-1771):ミサ・ブレヴィス(ソプラノ、アルト、テノール、バス、混声合唱とオーケストラの為の)*
フランチシェク・ペルネックヘル(?-1769):主日の晩課(ソプラノ、アルト、テノール、バス、混声合唱とオーケストラの為の)+
アンナ・クラフチク(S)
ピョトル・オレフ(男性アルト)
マジェイ・ゴツマン(T)
ピョトル・ザヴィストフスキ(Bs)*
ミロスワフ・ボルチンスキ(バス+)
バロック・トランペット・アンサンブル+
イーガル・ツェツォホ(合奏指揮)
コンチェルト・ポラッコ
マレク・トポロフスキ(指)

録音:2010年1月、アウグスティン・コルデツキ神父の間、ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、チェンストホヴァ、ポーランド
MUSICON
MCCD-48(1CD)
ヤン・エンゲル(?-1788):スターバト・マーテル ニ短調(2人のソプラノ、2人のテノール、バスとオーケストラの為の)*
ネポムクの聖ヨハネの為のリタニア(ソプラノ、アルト、テノール、バス、混声合唱とオーケストラの為の)+
アレクサンドラ・ザモイスカ(S)
ヨランタ・コヴァルスカ(S)*
エヴェリナ・ラコツァ(アルト+)
ジェイムズ・オクスリー(T)
ピョトル・シェフチク(T)*
マルチン・ヴォラク(Bs)
カントーレス・ミノーレス・ヴラティスラヴィエンシス(合唱)
ピョトル・カルペタ(合唱指揮)
ポーランド18世紀オーケストラ
トマシュ・シルサルチク(合奏指揮)
ポール・エスウッド(指)

録音:2010年5月、アウグスティン・コルデツキ神父の間、ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、チェンストホヴァ、ポーランド
MUSICON
MCCD-50(1CD)
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.50
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):ミサ・ソレムニス ニ長調(ソプラノ、アルト、テノール、バス、混声合唱とオーケストラの為の)*
ロレートのリタニア(聖母マリアのリタニア)ハ長調(ソプラノ、アルト、テノール、バス、混声合唱とオーケストラの為の)+
  御身の庇護のもとに I(ソプラノ、アルト、テノール、バスとオーケストラの為の)#
  御身の庇護のもとに II(ソプラノ、アルト、テノール、バスとオーケストラの為の)**
カタジナ・ヴィヴェル(ソプラノ*、ソプラノリピエーノ(#/**))
アグニェシュカ・ドロジジェフスカ(ソプラノ(*/+/#)、ソプラノ・リピエーノ(#/**))
ウーカシュ・ドゥレヴィチ(男性アルト(*/+)、男性アルト・リピエーノ(#/**))
ラドスワフ・パホウェク(男性アルト・リピエーノ(#/**))
マチェイ・ゴツマン(テノール(*/+/#)、テノール・リピエーノ(#/**))
ジグムト・マギェラ(テノール(*/+)、テノール・リピエーノ(#/**))
マルチン・ヴォラク(バス(*/+/**)、バス・リピエーノ(#/**))
ピョトル・カルペタ(バス・リピエーノ(#/**))
カントーレス・ミノーレス・ヴラティスラヴィエンシス(合唱)
ピョトル・カルペタ(合唱指揮)
ポーランド18世紀オーケストラ
トマシュ・シルサルチク(合奏指揮)
ポール・エスウッド(指)

録音:2010年9月、アウグスティン・コルデツキ神父の間、ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、チェンストホヴァ、ポーランド
リピエーノはパートを重複して歌うソリストのことです。
MUSICON
MCCD-52(1CD)
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.52
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):メロドラマ「アブラハムの犠牲」から 序曲またはシンフォニア(オーケストラの為の)
Te Paule solitudinis decus(ソプラノ、アルト、テノール、バス、混声合唱とオーケストラの為の賛歌)Op.36*
ミサ ホ短調&ホ長調(ソプラノ、アルト、テノール、バス、混声合唱とオーケストラの為の)Op.62+
テ・デウム・ラウダームス(ソプラノ、バス、混声合唱とオーケストラの為の)Op.11#
アグニェシュカ・トマシェフスカ(ソプラノ(*/+))
ヨアンナ・ドブラコフスカ(アルト(*/+))
カロル・コズウォフスキ(テノール(*/+))
アダム・パルカ(バス(*/+/#))
カントーレス・ミノーレス・ヴラティスラヴィエンシス(合唱(*/+/#))
ピョトル・カルペタ(合唱指揮(*/+/#))
カペラ・ヤスノグルスカ(オーケストラ)
ヤロスワフ・ヤシュラ(指)

録音:2010年10月、聖十字架高揚教会、チェンストホヴァ、ポーランド
MUSICON
MCCD-54(2CD)
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.54〜テネブレ
グレゴリオ聖歌(聖パウロ修道院の歌集 から):聖木曜日の為のエレミヤ哀歌 III
マルカントニオ・インジェニェーリ(1547-1592):聖週間のレスポンソリウム集 から
 聖木曜日の為のレスポンソリウム I - IX
 グレゴリオ聖歌(聖パウロ修道院の歌集 から):聖木曜日の為のエレミヤ哀歌 IV
 マルカントニオ・インジェニェーリ:聖週間のレスポンソリウム集 から
 聖金曜日の為のレスポンソリウム I - IX
グレゴリオ聖歌(教会歌集 から):わが民よ [Popule meus]/真の十字架 [Crux fidelis]
グレゴリオ聖歌(聖パウロ修道院の歌集 から):聖土曜日の為のエレミヤ哀歌 VIII
マルカントニオ・インジェニェーリ:聖週間のレスポンソリウム集 から
 聖土曜日の為のレスポンソリウム I - IX
トンマーゾ・バイ(1650?-1714):ミゼレーレ(憐みたまえ) [Miserere]
カメラータ・シレジア(合唱)
アンナ・ショスタク(指)

録音:2012年、聖母教会、リフヴァウト、ポーランド
マルカントニオ・インジェニェーリはモンテヴェルディの師としても知られるイタリアの作曲家。トンマーゾ・バイはヴァチカンの歌手として活躍した作曲家で、収録の「ミゼレーレ」は毎年聖週間にシスティーナ礼拝堂でグレゴリオ・アッレグリ(アレグリ、1582-1652)の「ミゼレーレ」とともに歌われる作品。むかしアッレグリの「ミゼレーレ」がヴァチカンから持ち出された際、バイのこの作品と混合されて広まってしまったという説があります。グレゴリオ聖歌は男声のみ、インジェニェーリの「レスポンソリウム」はアルトを最高声部とする混声、バイの「ミゼレーレ」はソプラノも含む混声で歌われています。

Forgotten Records
fr-1101A(1CDR)
ラモー:クラヴサン組曲集
第2組曲 ホ短調/第4組曲 イ短調
フェルナンド・ヴァレンティ(Cemb)

録音:1952年
※音源:Westminster, WL 5228

DUX
DUX-1314(1CD)
シフィエンタ・グラ教会堂の音楽
ユゼフ・ゼイドレル(1744頃-1806):ミサニ長調
イヴォナ・ホッサ(S)
アグニェシュカ・レフリフ(Ms)
ラファウ・バルトミンスキ(T)
ロベルト・ギェルラフ(Bs)
カメラータ・シレジア(合唱)
リリアンナ・スタヴァルツ(Cemb)
シンフォニ・ヴァルソヴィア
イェジ・マクシミュク(指)
DUX
DUX-1334(1CD)
ヴァヴェル大聖堂の音楽
ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の言葉(1981年5月8日、ヴァチカン)
グレゴリオ聖歌:天より滴らせたまえ[Roratecaeli]
マルチン・パリゴン(16世紀後半):天より滴らせたまえ
ルブリンのヤン(16世紀):キリエ「善の泉よ」/キリストよ
 最後のキリエ
クシシュトフ・ボレク(16世紀):ミサ・テ・デウム・ラウダームスからキリエ,グローリア
ルブリンのヤン:厳粛なる御父
クシシュトフ・ボレク:ミサ・テ・デウム・ラウダームスからクレド
ルブリンのヤン:彼らに強き酒を飲ませよ
クシシュトフ・ボレク:ミサ・テ・デウム・ラウダームスからサンクトゥス
ルブリンのヤン:かくお大いなる秘跡を
バルトゥオメイ・ペンキェル(?-1670):ミサ・プルケッリマからベネディクトゥス
トマシュ・シャデク(1550頃-1611以後):モテットの旋律による聖務曲集からアニュス・デイ
ルブリンのヤン:死者は御身を称えよ
ルブリンのヤン:深き淵よりわれは叫ぶ
グジェゴシュ・ゲルヴァジ・ゴルチツキ(1665/1667頃-1734):主は埋葬されぬ
ルブリンのヤン:めでたし元后(サルヴェ・レジナ)[SalveRegina]
キェルツァのヴィンツェンティ(1200頃-1262以後):喜べ、ポーランドの御母よ
クルレフスツィ・ロランティシツィ
ミヒャウ・バウコ(Org)
スタニスワフ・ガウォンスキ(指)
ポーランドの古都クラクフのヴァヴェル大聖堂における16世紀のミサの再現を試みたプログラム。

IM LAB
IMLCD-102(1CD)
北ドイツ・オルガン楽派の巨匠たち
サンクトペテルブルク、福音ルーテル聖カタリナ教会のザウアー・オルガン
フランツ・トゥンダー(1614-1667):オルガンの為の前奏曲ト短調
 オルガンの為のコラール幻想曲「キリストは死の絆につかれた」
マティアス・ヴェックマン(1619頃-1674):オルガンの為のトッカータイ短調
ブクステフーデ:オルガンの為のコラール前奏曲「ああ主よ、哀れな罪人なるわれを」BuxWV178
 オルガンの為のコラール前奏曲「暁の星の何と美しき」BuxWV223
 オルガンの為の前奏曲ト短調BuxWV163
ゲオルク・ベーム(1661-1733):オルガンの為のコラール・パルティータ「ああ、何と虚しく、何と儚き」
ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):オルガンの為の前奏曲ホ短調
 オルガンの為のコラール幻想曲「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」/前奏曲ト長調
グリゴリー・ヴァルシャフスキー(Org)

録音:2001年4月、福音ルーテル聖カタリナ教会、サンクトペテルブルク、ロシア
使用楽器:1996-1998年、W・ザウアー製Op.2266

Aeolus
AE-11121(1SACD)
メルヒオール・シルト:オルガン作品全集
シルト:前奏曲ト長調
作曲者不詳:前奏曲ト長調、
 「心よりわれ汝を愛す, おお主よ」
シルト:「心よりわれ汝を愛す, おお主よ」、
 「涙のパヴァーヌ(ジョン・ダウランドによる)」、
 「炎のように」
デルフィン・シュトルンク:第9旋法によるマニフィカト ニ短調
シルト:「主キリスト, 神の独り子」、「ああ神よ, 天より見そなわし」
作曲者不詳:前奏曲ヘ長調
シルト:「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」、
 第1旋法によるマニフィカト.ニ短調、
 前奏曲ト短調
レオン・ベルベン(Org)

録音:2015年10月、聖シュテファン教会(タンガーミュンデ、ドイツ)
スヴェーリンクに学んだ北ドイツ・オルガン楽派の音楽家の一人であり、祖父の代から受け継いでハノーファーの教会オルガニストを務めた、メルヒオール・シルト(1592−1667)のオルガン作品全集。演奏はレオンハルトの最後の弟子であり、スヴェーリンクの鍵盤作品全集(AE-11021/6CD+Bonus CD)でディアパゾン・ドール賞を受賞したオランダの名手、レオン・ベルベン。

Sono Luminus
DSL-92208(1CD)
NX-B05
Parthenia
ウィリアム・バード(1543-1623):前奏曲ハ長調
バード:パヴァンとガイヤルド「ウィリアム・ピーター卿」
バード:前奏曲ハ長調
バード:ガイヤルド「メアリー・ブラウンロ」
バード:パヴァンとガイヤルド「ソールズベリー伯」
バード:パヴァン第2番「ソールズベリー伯」
ジョン・ブル(1562/3-1628):前奏曲ト長調
ブル:パヴァンとガイヤルド「聖トーマス・ウェイク」
ブル:パヴァント長調
ブル:ガイヤルド(パヴァン第12番へ)
ブル:ガイヤルド
ニ長調
ブル:ガイヤルドニ長調
オルランド・ギボンズ(1583-1625):ガイヤルドハ長調
ギボンズ:4部の幻想曲
ギボンズ:パヴァンとガイヤルド「ソールズベリー伯」
ギボンズ:女王の命令
ギボンズ:前奏曲ト長調
アリーナ・ロタル(ハープシコード)

録音:2015年10月5-9日ヴァージニアボイス、ソノ・ルミナス・スタジオ
このアンソロジー《Parthenia‐パーセニア》は1613年、プファルツ選帝侯フリードリヒ五世とジェイムズ1世の娘である エリザベス・ステュアートの結婚を祝して出版された曲集で、ギボンズ、バード、ブルの作品が21曲収録されています。タ イトルの語源は「純潔な乙女」を意味するギリシャ語です。今日のヨーロッパで最も著名なハープシコード奏者の一人で、ル ネサンス期からバロック期の鍵盤音楽を手中に収めているアリーナ・ロタルは、この曲集に以前から強い興味を抱き、作品に 隠されたたくさんの「E(エリザベス)」と「F(フリードリヒ)」の音を探し出す楽しみや、精緻なポリフォニーを解きほぐしつ つ全曲を演奏していくことで、17世紀に存在した若い王女の姿を描き出すことに夢中になったと語っています。喜びと賛美 に包まれた曲集です。

ICTUS
IMP-1213(1CD)
クープラン:教区の為のミサ(オルガンの為の) ラルフ・グスタフソン(Org)
アンサンブル・アドホック(グレゴリオ聖歌斉唱)

録音:2011年10月17-19日、マリア・マグダレーナ教会、ストックホルム、スウェーデン
(C)(P)2012


H.M.F
HMD-9859051
(1Blu-Ray+1DVD)
ラモー:歌劇「ダルダニュス」(1739年初演版)

【ボーナス映像(Blu-Rayのみに収録)】
リハーサル風景、演奏者へのインタビュー
カリーナ・ゴヴァン(S/ヴィーナス)
ガエレ・アルケス(S/ イフィス)
ライノー・ファン・メヘレン(T/ ダルダニュス)
フロリアン・センペイ(Br/ アンテノール)
ナウエル・ディ・ピエロ(Bs/ テュセル、イスメノル)
キャスリーン・ワトソン(S/ アムール、羊飼いの娘、ベローネ、夢)
エティエンヌ・バゾラ(Br/ 羊飼い)
ヴィルジル・アンスリー(Bs/ 夢)、ギョーム・グティエーレ(T/ 夢)
ラファエル・ピション(指)
管弦楽:アンサンブル・ピグマリオン
演出:ミシェル・フォー、装飾:エマニュエル・シャルル、
衣 装:ダヴィド・ベルグ、振付:クリストファー・ウィリアムズ

収録:2015年4月、ボルドー国立歌劇場 グラン・テアトル
字幕:英・独・仏(フランス語上演)
◆Blu-Ray
画面:16:9
音声:DTS5.1, PCMステレオ
リージョン:All
3h33’ (ボーナス映像つき)
◆DVD
NTSC
画面:NTSC 16:9
音声:DTS 5.1
リージョン:All
3h12’ 24(ボーナス映像はつきません)
ラモーの「ダルダニュス」のライヴ映像の登場。魔術や怪物が登場する、演出もみものの舞台は、大評判となりました。演出を手がけたのは、キャンディ のようにカラフルな舞台づくりでも定評のあるミシェル・フォー。フランス・バロック界の新たな旗手、ピション率いるアンサンブル・ピグマリオンと気鋭 の歌手たちによる大評判となった上演の記録です。  1739年の「ダルダニュス」は、ラモーのオペラ作品の重要な分岐点を示します。1733年のイポリートとアリシ、1734年のサムソン、1735年の優 雅なインドの国々、そして1737年のカストールとポリュックスにつづく、抒情悲劇(トラジェディ・リリック)となる本作は、1739年11月に初演され ました。ダルダニュスを立て続けに発表しました。同年5月に発表されたオペラ・バレ「ヘベの祭典」は大成功に終わりましたが、「ダルダニュス」はま ずまずの評判ではあったものの、28回の上演で打ち切られる、という結果となりました。当時経験浅かった若手のライター、ブリュエールの手による台本 も、この評価の一因でした。以降、ラモーは抒情喜劇や英雄的牧歌劇、そしてバレ音楽に注力し、ふたたび抒情悲劇の新作を発表したのは1756年の「ゾ ロアストル」を待つこととなります。  1738年に完成、39年に初演されたリブレットの内容は、次のとおり==フリギアの王テュセルの娘、イフィス姫は、敵であるダルダニュスと恋に落ちます。 王は、家臣のアンテノールにダルダニュスを倒したら、娘と結婚してよいと宣言します。イフィス姫はダルダニュスとの思いを遂げるため、魔法使いのイス メノルに相談します。実はこのイスメノルはダルダニュスが魔法の力で化けた姿。ダルダニュスはイフィス姫の思いに喜び、その場で真の姿を現します。ほ どなくしてダルダニュスはアンテノールにとらえられます。アンテノールが勝利を宣言した時、怪物が現れ、アンテノールはとらえられてしまいます。ダルダニュ スはヴィーナスの力で怪物を倒し、アンテノールを助けだします。最後はヴィーナスがイフィス姫の父テュセルを説得し、イフィス姫とダルダニュスはめでた く結ばれる==というもの。魔術や怪物がやや多い、などの問題を指摘されましたが、この題材を気に入っていたラモーは、初演から4年半後の1744年、 リブレットと音楽を一新したかたちで改訂版を発表、名誉挽回を果たしたのでした。  ピション率いるピグマリオンによるこの上演は、基本的には1739年の魔術や怪物が活躍する初演版に基づいていますが、ところどころ44年改訂版の エッセンスも取り込んで、ラモーが新たに書いた充実の楽曲も楽しめるという、一石二鳥の内容となっています。どの歌い手も現在活躍している若手たち、 さらに指揮のピション自身もこれからのフランス・バロック界を背負う逸材、というだけあって、若いエネルギーにも満ちた、楽しい充実した上演を存分 に楽しめる内容です。魔法使いのいでたちなど衣装・演出も存分に他のしめる内容です。 ※リハーサル風景、演奏者へのインタビューが収められたボーナス映像は、ブルーレイ盤のみに収録されています。

Glossa
GCD-922515(1CD)
ペトルス・ヴィルヘルミ・デ・グルデンツ〜15世紀中央ヨーロッパの音楽
ペトルス・ヴィルヘルミ、ニコラウス・デ・ラドム、ヨハネス・トゥーロー、他の作品
ラ・モッラ、コリーナ・マルティ&ミハウ・ゴンドコ(ディレクター)

録音:2016年1月26日−30日、ドイツ
古楽教育、古楽研究の総本山として知られるスイスの古楽専門音楽大学、バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)。Glossaとバーゼル・スコラ・カントルムのコラボレーション企画 "Glossa SCB Series"の最新作は、2000年にベルギーでデビューを果たした、バーゼルを拠点とする声楽と器楽の古楽アンサンブル、「ラ・モッラ」がGlossa初登場。現在のポーランドで生まれ、ボヘミアやシレジア地方で活躍した作曲家、ペトルス・ヴィルヘルミ・デ・グルデンツ(1392−?)に焦点をあて、ニコラウス・デ・ラドム(fl. eary 15th century)やヨハネス・トゥーロー(fl.c.1460)、作曲者不詳の作品を含む、15世紀中央ヨーロッパの音楽。
西山まりえとのデュオでも知られるスイスの鍵盤楽器&リコーダー奏者コリーナ・マルティと、ポーランドのリュート奏者ミハウ・ゴンドコが共同芸術監督を務めるラ・モッラの精緻なアンサンブルで描きます。
Glossa
GCD-P32112(1CD)
ジャン・アネル:キプロスの晩課〜マロン派とビザンチンの聖歌、モテット、プレインチャント グランドラヴォア、
ビョルン・シュメルツァー(指)

録音:2015年12月17日−20日、ベルギー
カンブレー大聖堂の音楽家、ギョーム・デュファイの教師、キプロスのリュジニャン宮廷の学長などと務めたとされるジャン・アネル。「キプロス写本」と呼ばれるトリノ国立大学図書館の貴重な写本(Turin J.II.9)から発見された美しいモテットに、マロン派の聖歌、ビザンチン聖歌、プレインチャント(単旋律聖歌)を組み合わせ、シュメルツァーの時代考証と楽曲研究が作り上げた「キプロスの晩課(Cypriot Vespers)」。
女声1名と男声8名で歌われるグランドラヴォアの完璧な歌唱はもちろん、地中海に浮かびながらヨーロッパ、フランスの文化が栄えたキプロスの知られざる貴重な晩課にも注目です。

Tactus
TC-621801(1CD)
レイナ:2声、3声、4声、または5声のための「アルモニア・エックレシアスティコ」 コンツェントゥス・ヴォクム、
ミケランジェロ・ガブリエッリ(指)

録音:2013年2月
フランシスコ会の修道士でもあり、ミラノなど北イタリアの様々な教会でオルガニストとして活躍したとされるシスト・レイナ(1619/23−1664)。1653年にミラノで出版された宗教声楽作品集「アルモニア・エックレシアスティコ」は、ゴンザーガ家のルイジア・マリアーナに捧げられています。コンツェントゥス・ヴォクムは、コモ音楽院のルネサンス、バロックのスペシャリストたちで結成される声楽アンサンブル。
Tactus
TC-580002(1CD)
ルネサンス、バロック時代のアッフェッティ・ムジカーリ(音楽の情感)
ディ・フォッジア:Santi la bell'istoria
デル・ビアド:Guggi fuggi
ファルコニエリ:Begl'occhi lucenti
作曲者不詳:Ciaccona、Cecona
ディ・フォッジャ:Sy vos pretendeys
サンチェス:Usurpato tiranno
フレスコバルディ:Canzon Seconda a due canti
デ・ペルージャ:Sta pur ben nostro bel fusto
サンチェス:Accenti queruli
カレスターニ:Damigella tutta bella
作曲者不詳:Monicha
メールラ:Folle e ben chi si crede
ポセンティ:De' miei preghi tutt'altera
ファルコニエリ:O bellissimi capelli
マイネリオ:Schiarazzula marazzula
モンテヴェルディ:Si dolce e il tormento
メールラ:Sentiere una canzonetta
イン・タベルネ・ムジカ

録音:2014年5月
ルネサンス時代から初期バロック時代にかけてイタリアで演奏されたシャコンヌ、パッサカリア、カンツォネッタ、そしてヴィラネルなどの様々な様式が備えた"音楽の情感"を伝えてくれるプログラム。
Tactus
TC-510391(2CD)
カヴァッツォーニ:オルガン作品全集
オルガン作品集第1巻
オルガン作品集第2巻
イヴァーナ・ヴァロッティ(Org)

録音:2013年6月
マントヴァを中心に活躍し、同地の聖バルバラ教会のオルガニストを務めるなど、16世紀イタリアのオルガン、器楽音楽の発展に寄与した作曲家、ジローラモ・カヴァッツォーニ(1506/12?−1577)のオルガン作品全集。

Quintone
Q-10001(1CD)
ツァハウ:クリスマス・カンタータ
わが心は主をあがめ
主よ、われ汝だけをもち得るなら
私とともに主をたたえよ
わが魂よ、主をほめたたえよ
ルドガー・レミー(指、チェンバロ)、
コンスタンツェ・バッケス(S)、
アカデミア・アムステルダム
カペラ・フリジエ

録音:2009年 8月31ー9月2、オランダ/旧譜初紹介
ヘンデルの最初の音楽教師として知られる17世紀ドイツの音楽家フリードリヒ・ヴィルヘルム・ツァハウ(1663−1712)のクリスマス・カンタータ集。

Tactus
TC-670480(3CD)
デラ・チャイア:鍵盤楽器のための作品全集(世界初録音)
ソナタ第1番/ソナタ第2番/ソナタ第3番/ソナタ第4番/ソナタ第5番/ソナタ第6番/オルガンのための12の主題/オルガンのための6つのリチェルカーレ/ミサ曲/牧歌
マラ・ファネッリ(Cemb)、
オリンピオ・メドリ(Org)、
パオロ・ファンチュラッチ(ヴォーカル)

録音:2011年11月、マッサ・フィナレゼ(モデナ、イタリア)
聖ステファノ騎士団の一員となり、16年に及ぶ船旅に参加。騎士団の評議員や貴族の秘書、司祭、修道会の会長を務めるなど、一風変わった経歴を持つイタリアの作曲家アッツォリーノ・ベルナルディーノ・デラ・チャイア(1671−1755)。優れた作曲技法が刻印されたデラ・チャイアのチェンバロ、オルガンのための音楽は、17世紀末〜18世紀前半のイタリアにおける鍵盤作品の発展を物語る貴重なもの。コープマンから教えを受けた女流チェンバリスト、マラ・ファネッリと、フィレンツェのサン・フィリッポ・ネリ教会でオルガニストとして活躍するオリンピオ・メドリの好演が、世界初録音となる"もう1人のデラ・チャイア"の知られざる芸術を紐解いてくれます。

CORO
COR-16147(1CD)
ドゥランテ:レクイエム ハ短調(ダーリントン校訂版/世界初録音)
オルガン協奏曲変ロ長調
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊、
オックスフォード・バロック、
スティーヴン・ダーリントン(指)
アレクサンドラ・キッジル(S)、
ケイティ・ヒル(S)、
ウィリアム・ピュアフォイ(C.T)
マーク・ドッベル(T)、
ベン・デイヴィス(Bs)、
クライヴ・ドリスキル=スミス(Org)
アレッサンドロ・スカルラッティから作曲を学び、ペルゴレージやパイジェッロを育成するなど、ナポリを中心に多大な功績を遺したバロック時代有数の教会音楽家ドゥランテ。当時の絶大な評価と相反するかのごとく出版の機会に恵まれなかったイタリア・バロックの知られざる傑作「レクイエム ハ短調」が、ヨーロッパ各地に散らばっていた50を超える筆写譜の存在と、ダーリントンの研究、校訂の成果により、今ここに蘇る。
5世紀に渡る歴史と伝統を持つオックスフォードの名門と、イタリア・バロックの巨匠のレクイエム。その奇跡的な邂逅に乞うご期待。

QUERSTAND
VKJK-1524(1CD)
メルヒオール・ヴルピウス:モテット集2〜8 声から13 声のモテット集1
喜び讃えよ/盲目の人が座っていた/私はあなたを讃えます、主よ/ 何を見たのか、羊飼いたちよ/紙は私たちの希望/父の心から生まれ/
キリストの通る門が/神に喜び歌え/人が独りでいるのは良くない/ 良い羊飼いが蘇った/天使は羊飼いに言った/ 天におられる私たちの父よ/栄光と賛美と誉れ/ 主がシオンの囚われ人を連れ帰った時/ たくさんの娘たちが富を携えて
カペラ・ダレミンツィア
ヴォーカルコンソート・ヴァルトハイム
ジングシューレ・ヴァルトハイム
ルネ・ミヒャエル・レーダー(指,Org)

録音:2015 年7 月1-8 日 グリュンリヒテンベルク
querstandtが進めるメルヒオール・ヴルピウス(1570頃-1615)の作品集の第2巻。第1巻は VKJK 1523(2CD)。第2巻では8声から13声の比較的大きな編成のモテットを集めている。ル ネ・ミヒャエル・レーダーはドイツ中東部の町ヴァルトハイム(ドレスデンとライプツィヒの中間あ たりの町)の教会の楽士を2002年から務めている。

Stradivarius
STR-37048(1CD)
マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):ミゼレーレ&宗教作品集
前奏曲H.528/ミゼレーレH.157
主を思いだし給えH.95
ドミネ・サルヴムのための前奏曲H.535主が家を建てられるのでなければH.150前奏曲H.520
聖母を讃えるアンティフォナH.25
サルヴェ・レジーナのための前奏曲H.23a
ラウダテ・ドミヌムH.159
あなたの保護の下にH.20
アンサンブル・ラポテオーズ(器楽アンサンブル)、
アンサンブル・ヴォカーレ・リチ
ェルカーレ(声楽アンサンブル)

録音:2005年7月
フランス・バロック音楽の巨匠マルカントワーヌ・シャルパンティエの数多い宗教曲から聴きどころ をコンパクトにまとめたディスク。アンサンブル・ヴォカーレ・リチェルカーレはバロックに定評のある 声楽アンサンブルで入手できるディスクはいまのところ当ディスクのみ。

EUROARTS
20-64038E(2DVD)
フライブルク・バロック・オーケストラとクリスマス
■DVD1
サウンズ・ライク・クリスマス
聖歌72番「エサイの根より」
バッハ:信ずる者たちよ、用意して下さい(クリスマス・オラトリオBWV284より)
Le Baylere
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調RV270「安らぎ(クリスマス協奏曲)」
ドイツ民謡「マリアは茨の森を通って行った」
ヘンデル:アリア「汝高きところに登り」(オラトリオ「メサイア」HWV56より)
エルハルト・マウエルスベルガー:「クリスマス」「エサイの根より」「リトル・シング・イエス」
コレルリ:合奏協奏曲Op.6-8「クリスマス協奏曲」
賛美歌「高き天よりわれは来たれり」「静かな夜、聖なる夜」「きよしこの夜」「いざ歌え、いざ祝え」
バッハ:われは満ちたれり(カンタータ第82番BWV82より)
バッハ:やさしくも愛らしきBWV493

■DVD2
バロック・クリスマス
バッハ:協奏曲ニ長調BWV972よりアレグロ
目覚めよ、血管よ、肢体よ!(カンタータ第110番「私たちの口が笑いで」より)
神のみもとに人類の場所を得た(クリスマス・オラトリオBWV284より)
モーツァルト:聖霊によりて(ミサ曲ハ短調K.427より)
バッハ:シンフォニア(クリスマス・オラトリオBWV284より)
神よ、御身の栄光を歌い讃えん(クリスマス・オラトリオBWV284より)
主よ、あなたの思いやり、あなたの憐れみが(クリスマス・オラトリオBWV284より)
Je me suis leve
もろびと声あげ
偉大なる主、力強き王(クリスマス・オラトリオBWV284より)
ヘンデル:主はその群を牧者のごとく養い(オラトリオ「メサイア」HWV56より)
バッハ:組曲ニ長調BWV1068
■DVD1
フライブルク・バロック・オーケストラ 
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指)
アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms)
アンサンブル・アマルコルド トーマス・スタンコ・カルテット(JAZZ)
収録:2000 年9月、ナウムブルク、シトー会修道院

■DVD2
フライブルク・バロック・オーケストラ 
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指揮)
フラウブルク大聖堂少年cho
ジャーマン・ブラス
バーバラ・ボニー(S)
マティアス・ゲルネ(Br)
収録:1999年フライブルク大聖堂

画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
DD5.1、DTS5.1
リージョン:All
字幕:英独仏
フライブルク・バロック・オーケストラによるクリスマスの名曲を収録した映像2作品をまとめた2枚組DVD。DVD1は「サウンズ・ライク・クリスマス」 と題され、ソリストにアンゲリカ・キルヒシュラーガーを迎え、さらに有名ジャズ・トランペッターのトーマス・スタンコ率いるカルテット共に演奏された、 ナウムブルクのシトー会修道院で行われた華やかな映像。DVD2はバーバラ・ボニー、マティアス・ゲルネがフライブルク大聖堂で厳かに歌う「バロック・ クリスマス」。名手揃いの親密なアンサンブル、フライブルク・バロック・オーケストラが奏でる珠玉のクリスマス名曲集です。 (Ki)

OEHMS
OC-1858(1CD)

OC-1860(2LP)
バッロ・トルコ‐ヴェニスからイスタンブール
1.アントニオ・チェスティ(1623-1669):歌劇《ラ・ドリ》‐宦官の踊り
2.ジョヴァンニ・フェリーチェ・サ ンチェス(1600-1679):他の男が暴君のように
3.アンドレア・ファルコニエーリ(1586-1656):1650 年 ナ ボリの曲集 第1 集より「柔らかなメロディ」
4.ファルコニエーリ:1650 年 ナポリの曲集 第2 集より「コ リエンテ・ディカ・ラ・モータ」
5.プレトリウス(1571-1621):テレプシコーレより「ラ・モーレスク」/ モンテヴェルディ(1567-1643):歌劇《オルフェオ》より「モレスカ」
6.ルイジ・ロッシ(1597-1653):歌劇《オルフェオ》より「ラスチアーテ・ア・ヴェルノ」
7.ベレロフォンテ・カスタルディ(1581-1649):「誰 が私に幸せを見い出そうか」
8.ヨハン・ヒエロニムス・カプスベルガー(1580-1651):キタローネのタブラ チュア譜 第4集より「チャコーナ」
9.ビアジオ・マリーニ(1594-1663):様々な楽器のための「シンフォ ニア 第3 番《雷》」
10.ヴォジチエフ・ボボウスキ(別名 アリ・ウフキ):Haza Mecmua-i Saz u Soz より 「レアハヴィ・セマイ」
11.マルコ・ダ・ガリアーノ(1582-1643):トルコ女性のダンス‐シンフォニア 第3 番「幸運、幸せ」
12.作者不詳:エジプトのファティマの歌
13.デルヴィシュ・フレンク・ムスタファ:Haza Mecmua-i Saz u Soz より「ムラーバ」
14.サロモン・ロッシ(1571-1630):トルコ風ソナタより「ガリア ルダ 第1−第4」
15.ヴォジチエフ・ボボウスキ(別名 アリ・ウフキ):Pisrev-i Ef renc i yani Pavane‐ファ ビオ・カローソ(1527-1605):Balleto Pauaniglia‐プレトリウス:テレプシコーレよりPavane de Sp aign e
16.ネフィリ・ベーラム・アガ(不祥‐1560):Bayati Pesrev
ペーラ・アンサンブル〈メンバー:メフメトC.イェシルチャイ(指揮,ウード,バロック・ギター)/フランチェスカ・ロンバルディ・マズーリ(S)/イシュハン・エーゼル(カヌン)/ハサン・エセン(ヴィオラ・ダ・モーレ)/リュトフィエ・エゼル(ケメンチェ)/オーザン・パルス(パーカッション)/パオロ・ロセッティ・ムリットゥ(パーカッション)/メヒティルド・カルコウ(バロック・ヴァイオリン)/クラウディア・メンデ(バロック・ヴァイオリン)/フランツィスカ・グルンゼ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)/グンター・ホルツハウゼン(ヴィオローネ)/クリストフ・ゾンマー(テオルボ,バロックギター)/ミカエル・バルヤン(チェンバロ)他〉

録音:2014年6月イスタンブールMIAMスタジオ
地中海は多くの偉大な文化の発祥地であり、また東洋と西洋の文化が融合する地でもあります。15世紀に東ローマ帝国を滅 ぼし、コンスタンティノポリスを征服したオスマン帝国は、その後勢力を拡大し、17世紀にはアゼルバイジャンからモロッ コ、イエメンからウクライナ、ハンガリーからチェコスロバキアに至る広大な領域を手中に収めます。当時、最盛を誇ってい たキョプリュリュ家ですが、1683年に当家の婿であった首相カラ・ムスタファ・パシャが敢行した第二次ウィーン包囲が失 敗、16年間の戦争状態を経て、1699年に結ばれたカルロヴィッツ条約において、史上初めてオスマン帝国の領土は削減さ れ、以降覇権はオーストリアに奪われることとなります。さて、そんな歴史的背景のもとに様々な文化交流が行われ、文学や 絵画、そして音楽においても「東洋的なテイスト」が入り込んで来たことも良く知られています。このペーラ・アンサンブル による意欲的なアルバムは、16世紀から17世紀、トルコからイタリア、またイタリアからトルコへと渡った様々な音楽が 収録されています。想像以上に複雑に入り組んでいるこれらの多彩な音楽は、当時の文化を想像させるに余りあるものです。 LP盤(2枚組)も同時発売。

TOCCATA
TOCC-0367(1CD)
フランチェスコ・ニコラ・ファーゴ:独唱と通奏低音のためのカンタータ集
1.ファーゴ:ソロ・カンタータ《常に甘い忘却》
2.ファーゴ:ソロ・カンタータ《こ の貧しい心》
3.シプリアーニ(1678-1753):チェロと通奏低音のための《シンフォ ニア》
4.ファーゴ:アリエッタ・ディヴェルサ《苦しめられ、傷つけられ、嘲笑われ》
5.ファーゴ:ソロ・カンタータ《どうやって生きていけば》
6.カプスペルベルガー (1580-1651):カポーナ
7.ファーゴ:ソロ・カンタータ《悲しみの涙》
8.ファーゴ: ソロ・カンタータ《私はあなたの運命がうらやましい》
9.コルベッタ(1615-1681): パルティエ・デ・チャコーネ
10.ファーゴ:アリエッタ・ディヴェルサ《苦しむ人へ のおべっか》
11.ファーゴ:ソロ・カンタータ《私は見てない》
リッカルド・アンジェロ・ストラーノ(C.T)…1.2.4.5.7.8.10.11
アンサンブル・バロッコ・デッラ・カペラ・ムジカーレ“サンタ・テレサ・デイ・マスキ”
クラウディオ・マストランジェロ(バロック・チェロ)…3
ジュゼッペ・ペトレッラ(テオルボ&バロック・ギター)…6.9
ダヴィデ・ミラノ(ヴィオローネ)…1-5.7.8.10.11
サビーノ・マンゾ(ハープシコード&ディレクター)

録音:2015年5月27-29日イタリアバーリ
※1-5.7.8.10.11…初録音
イタリア・バロックの作曲家、ニコラ・ファーゴ(1677-1745)のカンタータ集。彼の生まれた町ターラントは舞曲「タラン テラ」の発祥の地(毒グモの名の由来でもある)とも言われています。1500年頃から1800年代初頭にかけて、ナポリには 数多くの音楽院が存在し、数多くの孤児や女性を含む若者が音楽を学んでいました。ニコラ・ファーゴは音楽院の中でも、と りわけ才能ある音楽家を輩出したピエタ・ディ・トゥルキーニ音楽院の出身であり、ここの卒業生たちのほとんどは次世代の 子供たちを教え、その伝統を伝えていました。そんなファーゴは「室内カンタータ」の形式を発展させた人として知られてい ます。ここに収録されている6曲のカンタータはいずれも独唱と室内楽によるもので、生き生きとしたリズムによる魅力的 な曲ばかり。アルバムには同時代の作曲家の器楽曲を合わせ、全体が小オペラのようにに仕立てられてるところにもご注目く ださい。

Hyphen Press Music
HPM−009(1CD)
ヴェニスからハンブルクへ
ヴァレンティーニ:4声のソナタ ト短調
 コルネット、サックバットと通奏低音のためのカンツォン ニ短調
フローベルガー:チェンバロのためのトッカータ第2番ニ短調
シュメルツァー:4声のソナタ ト長調 「ラ・カリオラッタ」
 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第3番ト短調
ヴェックマン:4声のソナタ第3番ハ長調
ベッデッカー:ドゥルシアン、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調 「ラ・モニカ」
マリーニ:4声のカンツォーネ ニ短調 「ラ・リッツァ」
ヴェックマン:チェンバロのためのトッカータ ホ短調
 4声のソナタ第9番 ニ短調
バッハ・プレーヤーズ、
ニコレット・ムーネン(ヴァイオリン&ディレクター)

録音:2014年8月27日−29日、聖マイケル教会(ハイゲート、ロンドン)
バッハ・プレーヤーズは、ヴァイオリンのニコレット・ムーネンを中心に、17〜18世紀の音楽の演奏をメインとして1996年にロンドンで結成されたイギリスのピリオド・アンサンブル。「バッハと彼のライバルたち(HPM 008)」など凝った趣向のアルバムで注目を集めてきたバッハ・プレイヤーズ第9弾は、「ヴェニスからハンブルクへ」をテーマに、イタリアのヴェニス(ヴェネツィア)からアルプス山脈を超え、北ドイツのハンブルクまで旅する、17世紀の素敵なアンソロジー集。サックバットやドゥルシアンを含む、珍しい組み合わせのピリオド・アンサンブルを楽しめます。

Tactus
TC-661915(1CD)
アレッサンドロ・スカルラッティ:鍵盤作品全集 Vol.5
トッカータ ホ短調/トッカータ ニ短調
フォリア ニ短調/トッカータ ニ短調
アレグロ ニ短調/アンダンテ イ短調
トッカータ ニ長調/フーガ ホ短調
アレグロ ト短調/アンダンテ ト長調
ソナタ ヘ長調/トッカータ ニ長調
トッカータ ト長調/トッカータ ニ長調
アレグロ ニ長調/トッカータ変ロ長調
フランチェスコ・タシーニ(Org)

録音:2014年11月
タクトゥス(Tactus)ならではのイタリアの器楽音楽発掘プロジェクト、アレッサンドロ・スカルラッティの鍵盤作品全集も第5巻に到達。オルガンのための作品を集めたこの第5巻では、1836年に名工カルロ・セラッシによって製作されたヒストリカル・オルガン(Op.44)の使用。
Tactus
TC-640001(1CD)
ファルコニエーリ&コッポラ:スペインの様式によるセイチェントのイタリア音楽 コロ・ポリフォニコ・サント・スピリト、
フランチェスコ・ピナモンティ(指)
カペラ・ムジカーレ・ディ・サン・ジャコモ・マジョーレ、
ロベルト・カシオ(指)

録音:2014年6月
共にバロック時代のイタリア、ナポリの宮廷楽長を務めたアンドレア・ファルコニエーリ(1585−1656)とフィリッポ・コッポラ(1628−1680)。セイチェント(1600年代)のイタリアにおける器楽による舞曲、声楽曲を、イタリア勢の演奏でたっぷりと。

Wigmore Hall Live
WHLIVE 0083(1CD)
さあ、お前たち、空の歌い手よ〜キャロリン・サンプソン、パーセルを歌う
パーセル:歌劇『妖精の女王』より「さあ、お前たち、空の歌い手よ」「歌え、われらが草原で踊っている間に」「妖精の踊り」「現われよ、お前たち優しい空気の精!」
ハープシコード組曲第5番ハ長調(ジグを含む)Z666(1696)
歌劇『アーサー王』より「恋人の心配」、「速やかに飛び去れ、お前たち時よ」Z369、「わが苦悩のすべて」Z400
ジョヴァンニ・バッティスタ・ドラーギ(c1640-1708):イタリア風グラウンド
パーセル:歌劇『ドン・キホーテの滑稽な物語』より「ばら色の住処から」「永遠の御心なる恐るべき仕掛け」
『アン王女のためのリュート集』より「神秘」「恋が甘いものなら」『妖精の女王』より、メヌエット(作者不詳)
フランチェスコ・コルベッタ(c1615-1681):パッサカリア
パーセル:歌劇『オーレン・ジープ』より「どこにいても彼女は私のもとへ飛んでくる」、「ああ何と悲しきわが運命」Z428a、「信心深いセリアンダ」Z410
クリストファー・シンプソン(c1602/6-1669):グラウンドによるデヴィジョン
パーセル:『聖セシリアの日』Z328より「それこそ自然界の声」、『アブデラザー、あるいはムーア人の復讐』Z570より「ルシンダは魅惑的な美女」、『妖精の女王』より「おお、大気はこだまして」

アンコール
パーセル:歌劇『インドの女王』より「恋の病から逃れようとしても」、歌劇『アーサー王』より「こよなく美しい島」
キャロリン・サンプソン(S)
エリザベス・ケニー(Lute)
ジョナサン・マンソン(バス・ヴィオール)
ローレンス・カミングス(ハープシコード)

録音:2015年3月17日ロンドン、ウィグモア・ホール(ライヴ)
透明感に満ちた伸びのある歌声で魅了するイギリスのソプラノ歌手キャロリン・サンプソンが、イギリス古楽界で活躍する器楽奏者とウィグモア・ホー ルで共演した際の録音です。17世紀イギリスを代表する音楽家ヘンリー・パーセルの歌曲を中心に同時代の作曲家の器楽曲を間に挟み込んだプログラ ム構成となっています。パーセルの代表作『妖精の女王』『アーサー王』といった歌劇からのアリアを含む歌曲は、パーセル独特の明るさの中に漂う哀愁と、 繊細で気品溢れる音楽は、芯はありますが柔らかで心地よいサンプソンの歌声にぴったりと合います。 共演はヨーロッパ有数のリュート奏者エリザベス・ケニー。彼女は王立音楽アカデミーの教授として後進の指導にあたるほか、コンクールの審査員、各 地の古楽音楽祭に招待されています。ローレンス・カミングスはイギリス古楽界を牽引するハープシコード奏者兼指揮者。1999年よりロンドンのヘンデ ル音楽祭、2012年よりゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭の音楽監督も務めています。 (Ki)

Rondeau
ROP-6121C03
(2CD)
ドレスデン・パッション
シュッツ:十字架上のキリストの最後の七つの言葉SWV478-シンフォニアVII
作者不詳:あたりは闇となり(リベル・ウズアリス)
シュッツ:十字架上のキリストの最後の七つの言葉SWV478-シンフォニアII
ペランダ(1625-1675):われらの主、イエス・キリストの受難は-序曲
ペランダ:われらの主、イエス・キリストの受難は‐そして2日後に復活祭
ベルンハルト(1628-1692):栄えあれ、わがイエスさま
ペランダ:われらの主、イエス・キリストの受難は‐イスカリオテのユダ、十二使徒の一人
ペランダ:おお、わが甘美なキリスト
ペランダ:われらの主、イエス・キリストの受難は‐彼らが賛美歌を歌っていたとき
シュッツ:小宗教コンチェルト集第2部SWV309「ああ、慈悲深いイエス」
シュッツ:十字架上のキリストの最後の七つの言葉SWV478-シンフォニアIII
ペランダ:われらの主、イエス・キリストの受難は‐若者は彼の全てを残した
シュッツ:小宗教コンチェルト集第2部SWV307「あなたは何をしたのか」
シュッツ:十字架上のキリストの最後の七つの言葉SWV478-シンフォニアIV
ペランダ:われらの主、イエス・キリストの受難は‐そして何人かは彼を理解しはじめた
シュッツ:われを憐れみたまえ、おお主なる神よSWV447
シュッツ:十字架上のキリストの最後の七つの言葉SWV478-シンフォニアV
ペランダ:われらの主、イエス・キリストの受難は‐祭司長たちは協議会を開く
シュッツ:聖歌集Op.4‐わたしは心を揺さぶられたが砕けはしなかった
シュッツ:十字架上のキリストの最後の七つの言葉SWV478-シンフォニアVI
ペランダ:われらの主、イエス・キリストの受難は‐そして彼らは渡されたものを
コランダー(1590-1621):イエス、十字架にかけられし時
シャイン(1586-1630):アウグスプルグ信仰告白の賛美歌‐第7の言葉
ペランダ:われらの主、イエス・キリストの受難は‐そして何人かがそばに立っていたこと
ザイデル(1615-1665):げに彼はわれらの病をにないたもう
ペランダ:われらの主、イエス・キリストの受難は‐そして寺院の幕は2枚に裂け
ペランダ:われらの主、イエス・キリストの受難は‐結び:そしてわれらの主イエス・キリストが
シュッツ:十字架上のキリストの最後の七つの言葉SWV478-シンフォニアVII
シュッツ:おお甘きイエス・キリストよSWV405
ドレスデン・カペラ・サジタリアーナ
ノルベルト・シュスター(指)

音:2015年1月8-10日.12-13日ドイツドレスデン,聖ルカ教会
ドレスデンのヴォーカル・アンサンブル「カペラ・サジタリアーナ」と彼らを率いるシュスターが創り上げたコンセプトアル バム。17世紀後半のドレスデン宮廷で奏された受難曲を一つにまとめたもので、中心に置かれているのはマルコ・ジュゼッ ペ・ペランダのマルコ福音書による《イエス・キリストの受難》の物語。そして、それを補完するようにシュッツ、シャイン、 ザイデルらの賛美歌、協奏曲などが散りばめられています。ペランダはイタリアで生まれた作曲家ですが、1650年代にはド レスデンの宮廷楽団にいたという記録があり、1672年にはシュッツの後を継ぎ、宮廷の第一楽長を務めていました。あのJ.S. バッハもペランダの作品を写譜するなど、彼の影響力はとても強かったようで、この受難曲も長い伝統に支えられた堅実な作 風を持った充実の出来栄えとなっています。

AAM Rscords
AAM-5B05
ダリオ・カステッロ:「現代的なソナタ・コンチェルターテ」第1巻〜ヴェネツィア1629年
2台のヴァイオリンのためのソナタ第1番
2台のヴァイオリンのためのソナタ第2番
ヴァイオリンとコルネットのためのソナタ第3番
ヴァイオリンとヴィオレッタのためのソナタ第4番
ヴァイオリンとトロンボーンのためのソナタ第5番
コルネットとヴィオレッタのためのソナタ第6番
ヴァイオリンとドゥルシアンのためのソナタ第7番
ヴァイオリンとドゥルシアンのためのソナタ第8番
コルネット、ヴァイオリンとドゥルシアンのためのソナタ第9番
2台のヴァイオリンとドゥルシアンのためのソナタ第10番
2台のヴァイオリンとドゥルシアンのためのソナタ第11番
2台のヴァイオリンとトロンボーンのためのソナタ第12番
リチャード・エガー(指、ハープシコード、Org)

アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
録音:2016年1月25-28日ケンブリッジ、聖ジョージ教会
その生涯における詳細が全く伝えられていないヴェネツィアの作曲家、器楽奏者ダリオ・カステッロ(生年不祥-1630 頃)。モンテヴェルディと同じ時代に活躍し、モンテヴェルディが楽長を務めていたサン・マルコ寺院とも関わりがあ ったと推測され、カステッロが書いた革新的な“ソナタ”は当時強い影響力があったようです。17世紀当時、カステッ ロの作品はシェークスピアよりも広範囲で出版されていたとも言われています。 現在、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(AAM)の音楽監督を務めるリチャード・エガーは、カステッ ロの生涯研究の主唱者であり、この録音でもオルガン、ハープシコードを演奏しながら全体を指揮、カステッロの最も 重要な作品である「現代的なソナタ・コンチェルターテ」第1巻の録音を行っています。全部で29曲残されているカ ステッロの作品、どれも演奏には高度な技術を要し、各々の独奏楽器の名人芸はもちろんのこと、レチタティーヴォで の自由な楽想も素晴らしく、当時の最先端を行ったであろうこの様式は、タイトルにある「現代的な」という言葉がふ さわしいものです。 現在ではあまり耳にすることのない楽器「ヴィオレッタ」とは16世紀から18世紀ごろに使用されていた楽器ですが、 ここで用いられているのは、恐らく「バス・ヴィオレッタ・ブラッツォ」でヴァイオリンより1オクターブ下の音域で 調弦されます。奏者であるジョセフ・クラウチは「録音の2年前に好奇心のみで購入した楽器だったので、まさか使う 機会があるとは本当に嬉しい」と語っています。 また「ドゥルシアン」というのはファゴットの原型で、17世紀イタリアでは「突出した技巧を要する楽器」として知 られていました。奏者ベニー・アガッシは「この楽器をこれまで練習してこなかったけれど、今回の録音のために一生 懸命練習しました。これは素晴らしい経験でした」と語っています。

Audax Records
ADX-13707(1CD)
モンドンヴィル:トリオ・ソナタ集 Op.2(世界初録音)
ソナタ第1番ホ短調/ソナタ第2番変ロ長調/ソナタ第3番ト長調/ソナタ第4番ヘ長調/ソナタ第5番ニ長調/ソナタ第6番ハ短調
ヨハネス・プラムゾーラー(バロックVn)、アンサンブル・ディドロ〔ロルダン・ベルナベ(バロックVn)、クリステン・ヒューブナー(Fl)、グルリム・チェ(Vc)、フィリップ・グリスヴァール(ハープシコード)〕

録音:2015年9月7日−10日、ロワイヨモン修道院、フランソワ・ラング音楽図書館(フランス)
代名詞でもある「グラン・モテ」や技巧的な「ヴァイオリン・ソナタOp.1」でその名を知られる18世紀フランスの音楽家ジャン=ジョゼフ・ド・モンドンヴィル(1711−1772)。その優れた作曲技法が発揮されながらも、陽の目を見る機会に恵まれてこなかったモンドンヴィルの「トリオ・ソナタ Op.2」は、ルクレールの「トリオ・ソナタ Op.4」のように、フランスとイタリアの音楽の融合の象徴となるべき知られざる傑作です。
21世紀の名手プラムゾーラーと18世紀フランスのモンドンヴィル。長き時を越えて2人のヴァイオリニストの卓越した音楽性が今ここに繋がる――!

Gimell
PCDGIM-048(1CD)
国内仕様盤
税込定価
CDGIM-048(1CD)
ジョスカン・デ・プレ:さいころのミサ〔ミサ・ディ・ダディ〕
ビスケーの娘のミサ〔ミサ・ユム・ムス・ド・ビスケー〕
タリス・スコラーズ、
ピーター・フィリップス(指)
1973年に結成から現在まで、ルネサンス宗教音楽演奏の代表的アンサンブルとしての地位を確立し続けてきた"究極のポリフォニー"タリス・スコラーズ。ミサ曲「パンジェ・リングァ」から始まったジョスカン・プロジェクトもいよいよ第6巻に到達!名匠ピーター・フィリップスがこの第6巻のために選んだのは、楽譜(テノール声部)にさいころの目が記載されているなど作曲時期を含めて謎の多い「さいころのミサ」、フランス語とバスク語の歌詞による世俗歌曲を題材とした最初期の作品と伝わる「ビスケーの娘のミサ」の2つのミサ曲。フランドル楽派最大の巨匠、ジョスカンの謎多きミサ曲の答えを、タリス・スコラーズがその奇跡のハーモニーと時代考証で教えてくれる――。

CPO
CPO-555031B10
テレマン:シャリュモーとサルテリオ
ソナタ.ハ長調TWV41:C1
サルテリオと2台のシャリュモー,通奏低音のためのソナタ.ヘ短調TWV43:f2
ファゴットと通奏低音のためのソナタ.ヘ短調TWV41:f1
ハックブレットと通奏低音のためのソナチネイ長調TWV41:A2
バロッククラリネット,ソプラノシャリュモー,サルテリオと通奏低音のためのトリオソナタヘ短調TWV42:F6
チェンバロ独奏のための序曲TWV32:9
2台のシャリュモーのためのカリヨンTWV40:109
独奏サルテリオのための幻想曲第5番TWV40:18
アルトシャリュモーとテノールシャリュモー,通奏低音のための序曲TWV44:6
2台のソプラノシャリュモーと通奏低音のためのトリオソナタ.ハ長調TWV42:C2
ザルツブルガー・ホフムジーク
ヴォルフガンク・ブルンナー(指)

録音:2012年8月16-19日オーバーエースターライヒクレムゼック・シュロス
ポーランドの宮廷楽長に任命された20代の若きテレマン(1681-1767)は、領主であったプロムニッツ伯爵の好みに合わせ フランス風の作風を研究しつつ、この地の民俗音楽にも強く魅了されたと自伝に記しています。同時に様々な楽器の音色にも 注目し、当時存在した特殊な楽器のための作品を幾つか残しています。このアルバムでは、クラリネットの原型となったシャ リュモーと、長い歴史を持つ弦楽器サルテリオのための作品を中心に収録、あまり耳にする機会のない珍しい音色を楽しむこ とができます。もちろん録音には楽器の調整から音響バランスまで細心の注意が払われたそうで、エキゾチックで繊細な音色 が存分に記録されています。
CPO
CPO-777557E07
(2SACD)
パッヘルベル:オルガン作品全集第2集
トッカータ,フーガ,マニフィカート‐フーガ,チャコーネ,幻想曲,変奏曲,福音主義教会賛美歌
〈SACD1〉教会年‐クリスマス
〈SACD2〉詩篇の歌集第3集
ユルゲン・エッスル(SACD1)
ミヒャエル・ベロッティ(SACD2…1-9)
ジェームズ・デヴィッド・クリスティ(SACD2…10-17)

録音:2011年ジンメルン,シュテファン教会シュトンム・オルガン…SACD1,2011年ベトハイム,キリアン教会カスパール・シッペル・オルガン(1711年製),ニコラウス・ジーバー・オルガン(1721年製)
2013年に第1集がリリースされて以降、発売が待たれていた《パッヘルベル:オルガン作品集第2集》。2016年現在、最 も新しい研究に基づくこの録音は、南ドイツの教会のオルガンを用い前作と同じく「クリスマス」「受難節」などの機会ごと に分けられた、研究者にとっても重要な記録となっています。パッヘルベル(1653-1706)のオルガン作品は、当時存在した あらゆるジャンルを網羅し、また彼が確立したコラールの形式はJ.S.バッハにも影響を与えるなど、当時最高のオルガン演 奏家、作曲家としての威光を示すものであり、この全集はヨーロッパのオルガン作品の伝統を知る上でも大切なシリーズです。

LAWO Classics
LWM-010(1CD)
ブクステフーデ:7つの連作カンタータ 「われらがイエスの四肢」 BuxWV.75 ヴォクス・スカニエンシス、
ペーテル・ヴァリーン(指)

録音:2013年5月1日ー4日、エースレーヴ教会(スウェーデン)
ヴォクス・スカニエンシスは、スウェーデンのヴォーカルアンサンブル。ペーテル・ヴァリーンが指揮者を務め、ルネサンス期から現代までの教会音楽を主なレパートリーに活動しています。
バッハ以前の時代を代表するドイツの巨匠、ディートリヒ・ブクステフーデの代表的な受難曲「われらがイエスの四肢」を、スウェーデンの清新なるピリオド・アンサンブルと歌手たちが奏でます。

Nimbus
NI-5480(1CDR)
シェパード:英語とラテン語の教会音楽集
主の祈り/セカンド・サーヴィス
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊、
スティーヴン・ダーリントン(指)

録音:1995年7月3日ー4日、オックスフォード
約500年の歴史を持つオックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊。トマス・タリスと同世代のイギリス・ルネサンスの音楽家、ジョン・シェパード(c.1515−1558)の教会音楽集を歌う。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

QUERSTAND
VKJK-1606(1CD)
ヴァイス、J.S.バッハ、ケルナーのリュート作品集
ヴァイス:シャコンヌ ト短調 Weiss SW14.6
バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV1008(リュート編曲:ベルンハルト・ホフシュテッター)
バッハ:“われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ”BWV639
ヴァイス:リュートのためのソナタ第19番ト短調WeissSW25
デイヴィッド・ケルナー:シャコンヌ イ長調
ベルンハルト・ホフシュテッター(Lute)

録音:2015 年8月
975年ウィーン生まれのリュート奏者ベルンハルト・ホフシュテッター。日本を代表するリュー ト奏者佐藤豊彦氏にハーグ王立音楽院で師事。他にも今村泰典氏、ルチアーノ・コンティー ニ、コンラート・ユングヘーネルなどにも師事しています。J.S.バッハと同時代を生きたヴァイスと ケルナーの作品を収録。J.S.バッハはホフシュテッター自身の編曲によるもの。「無伴奏チェロ 組曲第2番」は、素朴な優しい音色が作品を新鮮に聴かせます。
QUERSTAND
VKJK-1511(1CD)
ドーレス&J.S.バッハ:カンタータ集
ヨハン・フリードリヒ・ドーレス(1715-97):詩編150“聖所で主を賛美せよ” 詩編CXI“私は心を尽くし感謝を”
バッハ:神よ、われら汝に感謝すBWV29
デルテ・マリア・サンドマン(S)
アンネカトリン・ラープス(A)
パトリック・グラール(T)
トビアス・ベルント(Bs)
アルブレヒト・コッホ(指)
バツドルファー・ホープカペレ、
フライブルク大聖堂cho、
ヨハネス・ウンガー(Org[フライブルク大聖堂のジルバーマン・オルガン])

録音:2014 年9 月
ドーレスは、ドイツの作曲家で J.S.バッハの弟子。158 曲以上のカンタータを残しています。この アルバムはバッハとドーレスがライプツィヒの聖トーマス教会合唱団のために作曲したカンタータを 収録。J.S.バッハの作風とは少し異なるドーレスの作品は清々しく軽やかな雰囲気が漂っている。
QUERSTAND
VKJK-1521(1CD)
ハンス・レオ・ハスラーの鍵盤音楽
ハンス・レオ・ハスラー(1564-1612):(1)「私がかつて散歩に出かけたときに」に基づく31の変奏曲
(2)カンツォン ニ短調
(3)第2旋法によるリチェルカーレ
(4)第4旋法によるマニフィカト
ヤン・カツシュケ((1)Cemb、(2)(3)レガール、(4)Org&歌)

録音:2013、14 年、59’34
ハンス・レオ・ハスラーは、ニュルンベルク生まれの後期ルネサンス作曲家で、ヴェネツィアに留 学し、アンドレア・ガブリエリに師事。プレトリウスと同時代に活躍し、ヴェネツィア楽派の様式をドイ ツに広めた作曲家の一人です。このアルバムはハスラーの珍しい鍵盤楽器の作品を集めたもの。 レガールは15 世紀から17 世紀ごろの鍵盤で演奏する気鳴楽器でリード・オルガンの一種。ジャバ ラのふいごで空気を送る人、鍵盤を弾く人の2 人がかりで演奏する楽器です。ハスラーの最も有名 な器楽曲として知られる「私がかつて散歩にでかけたときに」変奏曲を収録。
QUERSTAND
VKJK-1523(2CD)
メルヒオール・ヴルピウス(ca.1570-1615):聖歌集より6-7 声のモテット集 第1集
■CD1
この世の贖い主イエスよ
主よ、われは御身を愛し奉る/来たりて主を喜べ
天の王国は人間の王に似ている/神よ、我を憐れみたまえ
ある人も死に、葬られた
Ecce Mulier
Qvi vult ad fixam vitae contendere metam
Factum est proelium magnum in caelo
Cum descendisset Iesus de monte
深い淵から、主よ、あなたに叫びます
イエズスが舟に乗る/
Cum invitatus fueris ab aliquot
■CD2
主があなたとともにおられます
Accedentes servi ad patrem familias
主を讃えよ 全ての国よ
Exiens homo primo di luculo
Praeceptor, per totam noctem laborantes
私は丘の方へ目を上げた
Cum turba plurima conveniret
Egressus Iesus de sinibus Tyri
その聖所で神をほめたたえよ
Si quis diligit me/東の方から来た
Iudaea & Jerusalem nolite timere
神がこの世を愛したまいしごとく
全能の神/Fortunata dies Paulo
カペラ・ダレミンツィア、
レネ・ミカエル・レーダー(Org)

録音:2014、15 年
モンテヴェルディやシュッツなどと同時期に生きたルター派のドイツの教会音楽作曲家メルヒオ ール・ヴルピウスの貴重な聖歌をまとめたアルバム。今作が第1 集となります。
QUERSTAND
VKJK-1527(1CD)
心よ、目覚めて歌え〜四季のクリューガー・コンサート・コラール1649/1657
ヨハン・クリューガー(1598-1662)の賛美歌集(一部カルゲス(1613/14-1699)の作品)
T.朝〜夕暮れの歌
心よ、目覚めて歌え/わが心の底より/太陽はその輝きによりて/ウィルヘルム・カルゲス:カプリッチョ ト長調
U.クリスマス
全地よ、心から喜びに満ちて/讃美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ/踊れ、わが心/高き天よりわれは来たれ/今日愛する天使に/ウィルヘルム・カルゲス:ファンタジア ニ長調
V.復活祭
立ち上がれ、我が心、喜びて共に/栄光の日は現れぬ/聖なるキリストはよみがえり給えり/作曲者不詳:ファンタジア イ短調
W.聖霊降臨祭
来たれ聖霊、主なる神/今我ら聖霊に願う/父なる神よ、我らと共に信み給え/ウィルヘルム・カルゲス:前奏曲(第4旋法)
X.詩篇とグロリア
ああ神よ、天よりみそなわし/私を憐れんでください、おお主なる神よ/いと高きところに神にのみ栄光あれ
ホルガー・アイヒホルン(指)
ムジカーリッシェ・カンパニー
、クラウス・アイヒホルン(Org)

録音:1984 年11 月、2014 年
音楽と神学を学んだヨハン・クリューガー(1598-1662)は17世紀ドイツ最高の賛美歌作家としてよ く知られているドイツの作曲家です。革新的で魅力的な讃美歌を1649年、1657年、1658年に出版 しました。このアルバムは1649年と1657年に出版されたオリジナル・スコアによる初録音アルバム。 讃美歌オススメの1枚。

Music&Arts
M&ACD-1291(1CD)
「O Eterne Deus」〜ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの音楽
女がしつらえた死に/おお、かくも偉大な奇跡/アヴェ・ジェネローザ/おお、芽吹く小枝よ/イスパリス(ヴィエルとハープのデュオ)/愛は溢れる/心の炎/三位一体のために/永遠に輝く/インストゥルメンタルのキリエ/われらの王は速やかに/キリエ/おお、知恵の徳よ/おお、新緑よ、その生命力よ
ヴァジュラ・ヴォイシズ(カレン・R.クラーク指)
シャイラ・カンメン(ヴィオール&ハープ)

録音:2015年8月聖イグナチウス・カトリック教会、サンフランシスコ
中世ドイツのベネディクト会系女子修道院長で、幻視者、そして史上初の女流作曲家として中世史上最も重要な女性、ヒルデガルト・フォン・ビンゲン。女声の高音域で歌われる美しい旋律は幻想的で聖なる癒しの世界へ誘います。静かな情熱を持った深い精神世界が心を浄化していくようです。

Glossa
GCD-920930(9CD)
マドリガーレの芸術〜ヴェルト、マレンツィオ、ルッツァスキ、ジェズアルド、ディンディア:マドリガーレ集
CD1 ヴェルト:解放されたエルサレム(マドリガーレ集第8巻より/1586)
CD2 マレンツィオ:マドリガーレ集第6巻(1594)
CD3 ルッツァスキ:マドリガーレ集第5巻(1595)
CD4 ジェズアルド:マドリガーレ集第4巻(1596)
CD5 マレンツィオ:マドリガーレ集第9巻(1599)
CD6 ルッツァスキ:1声、2声または3声のソプラノのためのマドリガーレ集(1601)
CD7 ディンディア:マドリガーレ集第1巻(1606)
CD8 ジェズアルド:マドリガーレ集第5巻(1611)
CD9 ディンディア:マドリガーレ集第3巻(1616)
ラ・ヴェネクシアーナ、
クラウディオ・カヴィーナ(指)

録音:1997年11月ー2009年8月
※各巻のオリジナル・ブックレットがPDFデータで収録されています。
鬼才クラウディオ・カヴィーナ率いる、ラテン系ヴォーカル・アンサンブルの最高峰ラ・ヴェネクシアーナ。「モンテヴェルディのマドリガーレ全集」の大成功により話題を呼んだラ・ヴェネクシアーナの豪華特別限定BOXセット第2弾は、これまで録音してきた"モンテヴェルディ以外"のマドリガーレを集成した9枚組。モンテヴェルディに大きな影響を与えたとされるジャッケス・デ・ヴェルトから、ルカ・マレンツィオ、シジスムンド・ディンディア、ルッツァスコ・ルッツァスキ、そしてカルロ・ジェズアルドまで、後期ルネサンスを代表するマドリガーレ作曲家たちの作品をラ・ヴェネクシアーナの精緻な歌声で残した貴重な録音集。今では入手困難な音源も含めて入手できる絶好の機会です。
Glossa
GCD-923509(1CD)
モリエールのオペラ〜ジャン=バティスト・リュリの劇場音楽〜モリエールとリュリ&シャルパンティエのコメディ=バレからの歌曲と器楽小品集
リュリ:「田園喜劇」より、
 「町人貴族」より、
 「エリドの王妃」より
 「プルソニャック氏」より、
 「はでな恋人たち」より、
 「プシュケ」より
シャルパンティエ:「シチリアの男」より、
 「強制結婚」より
ジェローム・コレア(指、Cemb)
レ・パラダン、ルアンダ・シケイラ(S)、
ジャン=フランソワ・ロンバール(T)、
ジェローム・ビリー(T)、
ヴァージル・アンスリー(Bs)

録音:2015年12月、ランス歌劇場(フランス)
フランスの指揮者、チェンバリスト、歌手のジェローム・コレアと、ジェローム・コレアが2001年に創設したアンサンブル、「レ・パラダン」がGlossaに初登場!フランスとイタリアのバロック・オペラのスペシャリストとして活躍し、2014年からはランス歌劇場のレジデント・アンサンブルとなったレ・パラダン。今年はラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016にも出演し日本でも話題を呼んだレ・パラダンのGlossa第1弾は、多くの優れた喜劇を残したフランスの劇作家、モリエール(1622−1673)の喜劇からの音楽。モリエールが作詞、ジャン=バティスト・リュリとマルカントワーヌ・シャルパンティエがそれぞれ作曲した数々の喜劇(コメディ=バレ)からの歌曲と器楽小品を、ジェローム・コレア率いる上質なピリオド・アンサンブルでお贈りします。
Glossa
GCD-922806(1CD)
ジェズアルド:マドリガーレ集第3巻(1595)
わたしを殺しておくれ、つらい苦しみよ
苦しみから抜け出したいと
あなたの美しい目の輝きによって
ああ、無慈悲で残酷な人よ
ああ、わたしの苦痛には冷淡だったとしても
ひとしい人に見捨てられ
この上なく甘美なため息よ
愛の驚異よ
わたしが死ぬのを望みながら
美しい憧れの人よ
とてもひどい痛みよ/甘い愛の精よ
わたしは思いやつれて死ぬ、ああ、むごい人
ああ、いとしい人が泣くのなら
そうとも、わたしの太陽から
わたしはあなたを愛していない、おお不実なる声よ
婦人よ、もしわたしを殺せば

■ボーナス・トラック〜シピオーネ・ステッラ:わたしの心の中で感じる
ルッツァスコ・ルッツァスキ:苦しき殉難
アルフォンソ・フォンタネッリ:彼女は元々美しい
ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ〔ロッサーナ・ベルティーニ(S)、フランチェスカ・カッシナーリ(S)、エレーナ・カルツァニーガ(A)、ジュゼッペ・マレット(T)、ラファエーレ・ジョルダーニ(T)、ダニエレ・カルノヴィチ(Bs)〕、
ラウラ・ファブリス(S)、
アナリザ・マッツォーニ(A)

録音:2015年9月−11月、コレット教会(ロレット、イタリア)
聖職者の家柄、ヴェノーサ公、コンツァ伯という貴族であると同時に、妻と不倫相手を殺めた血塗られた側面、晩年の孤独な末路という数奇な人生を歩んだ天才作曲家、カルロ・ジェズアルド(1566−1613)のマドリガーレ集。1595年に出版された「第3巻」は、喜びと悲しみが頻繁に混在したテキスト、大胆な不協和音など、後の「第5巻」「第6巻」における後期スタイルへと続く過渡的な作品。ラ・ヴェネクシアーから引き継いだこの歴史的プロジェクトで、ジェズアルドがマドリガーレに込めた孤独、不安、愛情などの豊かな感情を、ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレが歌います。ボーナス・トラックとして、ステッラ、ルッツァスキ、フォンタネッリのマドリガーレも収録。

SWR music
SWR-19026CDNX-B02
(1CD)
フリッツ・ヴンダーリヒ〜祝祭アリア集
1-6.J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオBWV248(抜粋)<第2番:その時代
のことであった/第6番:マリアは初の子を生み/第11番:その地方で羊飼いたち/第15番:羊飼いたちよ、喜んで急げ/第30番:彼らは急いで行き/第34番:その言葉を聞いた羊飼いたちは>

7-16.ヘンデル:メサイアHWV56(抜粋)<第2番:慰めよ、慰めよ、わが民を/第3番:全ての谷は身を起こし/第27番:彼を見る人は皆/第29番:あざけりに心を打ち砕かれ/第30番:そして目を留めよ/第31番:民がそむいたゆえに/第32番:しかしあなたは彼の魂を墓に残すことはなく/第42番:天を王座とする人は笑い/第43番:主は言う、お前は鉄の杖で彼らを打ち/第50番:死よ、お前の勝利はどこにあるのか>

17.ブクステフーデ(1637-1707):カンタータ「目を覚ませと呼ぶ声聞こえ」

18-19.シュッツ(1585-1672):2つのクリスマス・モテット<全ての叡智を超えてSWV76/この御恵みの偉大なる奥義に対しSWV77>

20-23.テレマン(1681-1767):カンタータ「なぜあなたはそのようなふりをする?」TWV1:1502
全て、フリッツ・ヴンダーリヒ(T)

1-6.シュトゥットガルトRSO/シュトゥットガルト賛歌少年cho/アウグスト・ランゲンベック(指)

7-16.マルガレーテ・ベンス(A)/シュトゥットガルトRSO/シュトゥットガルト・フィルハーモニーcho/ハインツ・メンデ(指)

17.ハンネ・ミュンヒ(A)/ヘルマン・ヴェルダーマン(B)/ホルスト・ノイマン(vn)/ベルタ・クリム(vn)/アルフレート・ゲマインハルト(vc)/フリードリヒ・エンゲルト(cb)/マンフレード・フーグ(cemb)

18-19.マルゴット・ギヨーム(S)/ハンネ・ミュンヒ(A)/ヘルマン・ヴェルダーマン(B)/ホルスト・ノイマン(vn)/ヴァルター・ヘンシェル(va)/カール=ゲオルク・メントルップ(va)/アルフレート・ゲマインハルト(vc)/フリードリヒ・エンゲルト(cb)

20-23.フリッツ・フィッシャー(ob)/ヴォルフガンク・マイヤー(vc)/ヘルマン・ヴェルダーマン(cemb)

録音:1955年12月18日シュトゥットガルトマルクス教会…1-6,1959年3月21日シュトゥットガルトリーダーハレ…7-16,1956年12月5日シュトゥットガルトヴィラ・ベルク…17-19,1958年1月13日ウンタートュルクハイムクローネ…20-23
ドイツの伝説的テノール歌手、フリッツ・ヴンダーリヒ(1930-1966)。もともとはパン屋で働いていたという彼の美声を周 囲の人たちが見い出したことで声楽の道に入った彼、1954年に「魔笛」のタミーノでデビューしてからはすぐに頭角を顕し、 翌年のシュトゥットガルト歌劇場での同役で一躍世界的スターになりました。彼はオペラ歌手としても優れていましたが、何 よりドイツ・リートでの細やかなニュアンスが愛され、シューベルトやベートーヴェン歌手としてその将来が期待されていた 矢先、1966年、36歳の誕生日の直前に不慮の事故で敢えなくこの世を去ってしまいます。この一連の録音は、20歳代のヴ ンダーリヒの瑞々しくも官能的な声が収録されています。彼のレパートリーとしては珍しい作品であり、ファンにとっても嬉 しい1枚です。このアルバムは、全10巻からなる「ヴンダーリヒ・シリーズ」の第1集となります。

ACCENT
ACC-24318(1CD)
テレマン:トランペットとホルンのための協奏曲集
トランペットと弦楽と通奏低音のための組曲ニ長調 TWV55:D7
ホルンのための協奏曲ニ長調TWV51:D8
トランペットと弦楽のためのソナタTWV44:D1
2つのホルンのための協奏曲ニ長調TWV52:D1
トランペットのための協奏曲ニ長調TWV51:D7

(ボーナス)ソナタ.ニ長調TWV44:D1より第1、3楽章トランペットなし
ジャン=フランソワ・マドゥフ(ナチュラルTp&Hrn)
ピエール・イヴ・マドゥフ(ナチュラルHrn)
ラ・プ ティット・バンド
シギスヴァルト・クイケン(指)

録音:2016年1月13-15日,AMAZU アントワープ
ピリオド管楽器の名手、ジャン=フランソワ・マドゥフとピエール・イヴ・マドゥフの二人をソリストに迎えた、シギスヴァルト・クイケン率いるラ・プティッ ト・バンドの最新盤は、テレマンのトランペットとホルンのための協奏曲集。作曲当時の仕様の古楽器演奏で世界を牽引するシギスヴァルト・クイケンとラ・ プティット・バンドのたゆまぬ努力と最新の研究成果を反映させた斬新な解釈は、当時の音楽の追体験をするだけではなく、現代の名手たちが繰り広げ る躍動感と色彩溢れる演奏で、はっとするような新鮮さを感じます。 BCJやウィリアム・クリスティ、エルヴェ・ニケなどのアンサンブルにも参加するナチュラル・トランペットの名手ジャン=フランソワ・マドゥフ。ベントホー ルを使用しない伝統的なナチュラル・トランペットを現代に蘇らせた第一人者で、抜群のテクニックを誇ります。本作ではニ長調という同一の調にも関わらず、 ピストンやロータリーがないナチュラル・トランペットであっても音程の不安定さは微塵も感じさせず、変幻自在の見事な演奏を披露しています。さらに彼 は兄弟で時代管楽器奏者として活躍しており、このアルバムではホルン奏者のピエール・イヴ・マドゥフと共演。2つのホルンのための協奏曲ではジャン= フランソワもホルンを演奏しています。 当時の流行を捉えた親しみやすい音楽で、18世紀前半のヨーロッパにおいては随一と言われる人気と名声を得ていたテレマン。テレマンは4000曲に も上る様々なジャンルの作品を作曲した多作家でありました。その中でテレマンは、当時存在したすべての管楽器のための協奏曲も残していますが、ホル ンを独奏とするものは、ソロ1曲、2本のホルンのために5曲、3本のホルンのためには1曲を作曲。そしてトランペットに関しては意外と少なくソロ協 奏曲、組曲をともに1曲とされています。当時の協奏曲は合奏協奏曲と呼ばれ、独奏楽器群とオーケストラのトゥッティがそれぞれに交代しながら演奏 される作品のことを指していました。テレマンの作品はどれも端正で流麗な魅力に溢れ、ソロ楽器が輝かしく甘美な旋律を奏で、創意工夫に溢れた楽想、 そしてトランペットの祝典的な音色や優しく穏やかなホルンの音色を堪能できます。 (Ki)

Lindoro
NL-3032(1CD)
世間は言う、愛は在ると
マヨルカの歌集およびその他の手写本(17世紀)所収のトノス・ウマノス(世俗歌)
フアン・イダルゴ(1614-1685):Perdone el amor*
セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):La borrachita de amor
フアン・イダルゴ:Al poderoso ruego
フアン・デ・セリス:Ya no son mas de veinte
不詳:A un infeliz ausente
フアン・イダルゴ:Al ayre se entregue
不詳:Dicen que hay amor / Dejame, picarillo traidor
ホセ・マリン(1619頃-1699):Ojos, pues me desdenais
不詳:Si quieres que viva / Nina si encontrares durmiendo a Cupido*
 En pira de incendios
フアン・イダルゴ:La noche tenebrosa*
ホセ・マリン:Sepan todos que muero
フランシスコ・モンホ:Recelos, temed
フアン・イダルゴ:Ay amor, ay ausencia
ホセ・マリン:Tortolilla si no es por amor
マリビ・ブラスコ(S)
アルモニオージ・コンチェルティ
[フアン・カルロス・リベラ(5弦ギター、ディレクター)
フアン・ミゲル・ニエト(5弦ギター、4弦ギター)
コンスエロ・ナバス(テオルボ)
サラ・ルイス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
テレサ・マルティネス(カスタネット) ]

録音:データ記載なし
*以外はバルセロナのカタルーニャ博物館が所蔵するマヨルカ歌集 [Cancuinero Poetico-Musical de Mallorca] 所収の楽曲。マリビ・ブラスコはスペインのバレンシアに生まれ、ファーミ・アルクアイ率いるアッカデーミア・デル・ピアチェーレとの共演で古楽ファンの注目を集めるソプラノ。アルモニオージ・コンチェルティはスペイン随一のピリオド撥弦楽器奏者フアン・カルロス・リベラにより2001年に創設されたアンサンブル。

PLECTRA
PL-21602(3CD)
クープラン:クラヴサン曲集第3巻(1722)
第13組曲/第14組曲*
第15組曲*/第16組曲*
第17組曲/第18組曲+
第19組曲
デイヴィット・モロニー(Cemb)
カレン・フリント(Cemb)*

録音:2014年11月、ザ・バーン・アット・フリントウッズ、ウィルミントン、デラウェア州、アメリカ合衆国
使用楽器:1768年、ヨハネス・グルマン製(+以外)/1627年、ヨハネス・ルッカース製+
グスタフ・レオンハルト亡き後の古楽界を代表する鍵盤楽器奏者の一人、デイヴィット・モロニーが満を持して取り組むフランソワ・クープランのクラヴサン独奏全作品録音プロジェクト第3作。デイヴィット・モロニー(1950年生まれ)はスージー・ジーンズ、ケネス・ギルバート、グスタフ・レオンハルトに師事した英国の鍵盤楽器奏者・音楽学者。20年以上本拠としていたパリから2001年アメリカ合衆国に移住し、カリフォルニア大学バークレー校教授兼オルガニストを務めています。第14組曲の「ジュリエ」、第15組曲の「ショワジのミュゼット」および「居酒屋のミュゼット」、第16組曲の「陽気な町」ではカレン・フリントがルッカース製を弾いて二重奏に参加。
PLECTRA
PL-21601(3CD)
ジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエール(1601/1602-1672):チェンバロ作品全集 Vol.2〜手稿譜で残された作品集
[CD 1]
ニ調の楽曲*
 パヴァーヌ G.94/シャンボニエールのクーラント G.147
 シャンボニエールのクーラント G.148/サラバンド G.93/クーラント G.91
 クーラントとドゥブル G.92 & G.92a/クーラント G.90
ヘ調の楽曲*
 クーラント G.107/クーラント G.20/クーラント G.108/サラバンド G.118
 クーラント G.109/クーラント G.110/クーラント G.119
ハ調の楽曲*
 シャンボニエールのサラバンド G.149(デイヴィット・モロニー再構成)
 シャンボニエールのクーラント G.145
 シャンボニエール氏のサラバンドとドゥブル [MRN Couperin] G.150
 サラバンドとドゥブル [Anonymous] G.150a
 サラバンドとドゥブル [Anonymous] G.150b
イ調の楽曲*
 クーラント「春」G.62/クーラント G.A154/サラバンド G.26/クーラント G.137
 サラバンド G.A155/シャンボニエール氏のパッサカリア G.62
 Chambre氏のクーラント G.69
ハ調の楽曲+
 アルマンド「ムーティエ」G.67/「ムーティエ」のドゥブル [Louis Couperin] G.67a
 クーラント G.78/クーラント G.79/サラバンド G.82/クーラント G.73
 クーラント G.77/クーラント G.86
{CD 2]
イ調の楽曲*
 冗談 G.135/クーラント G.136/サラバンド G.141/クーラント G.138
 サラバンド G.139/サラバンド G.140/ジーク「コケット」G.70
ハ調の楽曲+
 アルマンド G.71/クーラント G.88/(別の)クーラント G.81
 サラバンド [Louis Couperin?] G.83/クーラント G.75/クーラント G.85
 ジーグ G.84
ト調の楽曲+
 クーラント G.123/クーラント G.125/サラバンド G.126/クーラント G.124
 サラバンド G.127/ジーグ G.128/シャコンヌ G.129
ホ調の楽曲*
 ジーグ G.106
ニ調の楽曲*
 サラバンド G.61
 別のシャンボニエール(クーラント)G.152とドゥブル [La Barre?] G.152a
 クーラント・シャンボンとドゥブル [La Barre?] G.153 & 153a
 シャンボニエール氏のサラバンド G.146/サラバンド G.195
 シャンボニエール氏のカナリス [Louis Couperin?] G.151
ヘ調の楽曲*
 クーラント G.114/クーラント G.111/サラバンド G.115/クーラント G.113
 サラバンド「おお、美しい庭園」とドゥブル [D'Anglebert?] G.116a
 ヴォルト G.116/ロンド G.112/サラバンド G.117
[CD 3]
ハ調の楽曲+
 アルマンド G.72/別の(クーラント)「愚かさ」G.74/クーラント G.80
 荘重なサラバンド G.34/クーラント G.74/クーラント G.87/クーラント G.89
ヘ調の楽曲*
 クーラント G.A157/(クーラント)G.A158/サラバンド G.A156/性急な G.120
 (別の)性急な G.121/シャコンヌ G.122
変ロ調の楽曲*
 クーラント G.142/(クーラント)G.143/サラバンド G.144
 ガイヤルドとドゥブル G.68 & 68a
ト調の楽曲*
 パヴァーヌ G.134/サラバンド G.131/アルマンド「悲しむ人」G.130
 ジーグ G.132/ジーグ G.133/サラバンド G.65/ジーグ「めまい」G.66
 (メヌエット)G.A160
ニ調の楽曲*
 アルマンド「可愛い女の子」G.96/クーラント G.97/クーラント G.A159
 クーラント G.98/クーラント G.104/クーラント G.100/クーラント G.101
 サラバンド G.103/クーラント G.102/クーラント G.99
 ジーグ「Bruscanbille」G.105
カレン・フリント(Cemb)

録音:2014年11月、2015年4月、2016年3月、ザ・バーン・アット・フリントウッズ、ウィルミントン、デラウェア州、アメリカ合衆国
使用楽器:1627年*、1635年+、ヨハネス・ルッカース製
ジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエールはフランス・クラヴサン楽派の創始者とも称されるチェンバロ(クラヴサン)奏者・作曲家・舞踏家。ルイ13世および14世の王室付き音楽家として活躍しました。門下からジャン=アンリ・ダングルベール(1629-1691)、ジャック・アルデル(1643頃-1678)を輩出、またルイ・クープラン(1626-1661)の才能を見出し彼に大きな影響を与えました。
プレクトラ・ミュージックは既存の「シャンボニエール:クラヴサン曲集」(PL 21001)に新録音を加える形で全集化を決定。当盤では生前に出版された2巻の出版譜に収められた楽曲を収録した Vol.1(PL 21501)に続き、手稿譜で残された未出版の楽曲を集成。シャンボニエールの真作でない可能性のある楽曲も収録されています。
カレン・フリントはオバーリン音楽院およびミシガン大学で学んだアメリカ合衆国のチェンバロ奏者。ブランディワイン・バロック(古楽アンサンブル)のアーティスティック・ディレクターであり、当レーベルの中心的音楽家です。ルッカースのオリジナル楽器2台を弾き分けています。

SUPRAPHON
SU-4208(1CD)
フランティシェク・イラーネク(1698-1778):ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 jk Ap.1(ヴィヴァルディ:RV Anh.8)
オーボエ協奏曲 変ロ長調 jk 17
ファゴット協奏曲 ト長調 jk 20
フルート協奏曲 ニ長調 jk 11
オーボエ協奏曲 ヘ長調 jk 15
フルート,ヴァイオリン,ヴィオラ・ダモーレのための三重協奏曲 イ長調 jk 22
セルジオ・アッツォリーニ(Fg)
クセニア・レフラー(Ob)
ヤナ・セメラードヴァー(フラウト・トラヴェルソ、指)
レンカ・トルゲンセン(Vn)
ヴォイチェフ・セメラート(ヴィオラ・ダモーレ)
コレギウム・アリアヌム(古楽器使用)

録音:2016年4月23-25,29日/チェコ・ブレザレン福音教会、プラハ
全曲世界初録音。フランティシェク・イラーネクは、プラハに居を構えていたモルツィン伯のチャペルの作曲家でヴァイオリニスト。モルツィン伯の命に よりヴェニスに遣わされてヴィヴァルディに学んだため、その作風は師の影響を直接的に受け継いだものとなっています。冒頭のニ長調の協奏曲はヴィヴァ ルディの偽作としても番号が振られている作品であり、そのことからも音楽の近似性が明らか。ファゴットの鬼才アッツォリーニとコレギウム・アリアヌム のコンビは過去にもイラーネクの協奏曲を収録したアルバム(SU-4039)をリリースしており、今回第2弾の発売となります。ベルリン古楽アカデミーと の共演でも高い評価を得たオーボエ奏者クセニア・レフラーなど他のメンバーも素晴らしく、大絶賛を浴びた前作以上に期待できる内容です。めくるめく 超絶技巧が織りなす音のご馳走をお楽しみください。 (Ki)

ACCENT
ACC-24321(5CD)
ルネ・ヤーコプス/カウンターテナー〜ACCENT録音集1978〜1982年
■CD1
パーセル:歌曲集
自然の声/しばらくの間 楽の音に/人の目を逃れて/愛しいアストレア/信心深いセリアンダは/レスビアよ無駄なことだ
(メアリー女王を悼む哀歌)/ああ酷いニンフよ/運命の時が/アモレットとサーシスが寝そべって/薔薇の花よりも甘く/
若きシーサスの運命を
■CD2
ドイツ・バロック・カンタータとアリア集
ブクステフーデ:アリア「それでもなお死は逃げられないのか」,カンタータ「全地よ、主に向って喜びの叫びをあげよ」
J.C.バッハ:アリア「ああ、私が頭に豊かな水を持っていれば」
テレマン:カンタータ「主よ、怒って私を責めないで下さい」、「人々よ、聞きなさい」
■CD3
アリエッテとカヴァティーネ
ドニゼッティ:「舟人」、「漁夫」、「ああ 思い出しておくれ、美しいイレーネ」
ベッリーニ:アリエッタ「私のフィッレの悲しげなおもかげ」、アリエッタ「愛しいひとはいつ来るのだろう」、アリエッタ「ゆ
かしい月よ」
シューベルト:「目の魔力」、「ごらん、あんなに月の明るいこと」
ロッシーニ:「この心を燃え上がらせた貴女」〜タンクレディより
ベートーヴェン:「友情の幸せ」、「この暗い墓のうちに」、「愛の嘆き」
■CD4/5
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」全曲
■CD1
ルネ・ヤーコプス(C.T)
ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ/18世紀ティロル製)
コンラート・.ユングヘーネル(テオルボ/ヤコブ・ファン・デル・ゲースト製)
録音:1978年9月 聖ステファン教会 ステレオ
■CD2
ルネ・ヤーコプス(C.T)
クイケン・コンソート,パルナッスス・アンサンブル
録音:1979年10月、1981年6月 聖ステファン教会、ブリュッセル・プロテスタント教会
■CD3
ルネ・ヤーコプス(C.T)
ジョス・ファン・インマゼール(フォルテピアノ:トラウゴット・ベルント1837-40年製)
録音:1981年1月
■CD4/5
シギスヴァルト・クイケン(指)
ラ・プティット・バンド
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
ルネ・ヤーコプス(C.T)
マグダレーナ・ファレヴィッチ(S)、
マリヤンヌ・クヴェックジルバー(S)
録音:1982年2月 アントワープ
古楽界の巨匠ルネ・ヤーコプスは、現在は指揮者として数々の名演を繰り広げていますが、1990年代初頭まではカウンターテナーとして活躍をしてい たことでも知られています。 ヤーコプスは、1946年10月30日ベルギー北部の町ヘント生まれ。幼少期にはヘント大聖堂の聖歌隊に所属。ベルギーの名テノール、ルイス・ドゥボ スとイギリスの名カウンターテナー、アルフレッド・デラーに師事、デラーからカウンターテナーになるよう奨められ、レオンハルトやアーノンクール、クイ ケン兄弟らのレコーディングにも参加しています。1977年には「コンチェルト・ヴォカーレ」を結成し、指揮者としての活動を開始。1988年からはバー ゼル・スコラ・カントルムの教授も務めています。近年は、ベルリン古楽アカデミーやフライブルク・バロック・オーケストラらと、モンテヴェルディからモー ツァルト、宗教音楽、バロック・オペラから交響曲など積極的に紹介し、高い評価を得ています。 このBOXは、ヤーコプスの70歳を記念して、1978〜1982年の間にACCENTレーベルにカウンターテナー歌手としてのレコーディングを集めたもの。 カウンターテナーの革命児として古楽の歌唱法に大きな功績を残したヤーコプスを知ることのできるセットとなっています。 (Ki)
ACCENT
ACC-24322(4CD)
テレマン:フルートのための作品集/バルトルト・クイケン
無伴奏フルートのための12のファンタジー
フルートのためのメソーディッシュ・ソナタ第1〜6番
フルートのためのメソーディッシュ・ソナタの続き第7〜12番
フルート,ヴァイオリンと通奏低音のための組曲6番ニ短調
カンタータ「諸国の民よ、聞け」
フルート,2つのガンバと通奏低音のための四重奏曲ト長調
バルトルト・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
シギスヴァルト・クイケン(Vn、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオロン・チェロ)
ロベルト・コーエン(ハープシコード)
ルネ・ヤーコプス(C.T)
パルナッスス・アンサンブル

録音:1978年〜1994年
フラウト・トラヴェルソの名手バルトルド・クイケンによるテレマンのフルート(トラヴェルソ)のための作品集。テレマンは18世紀前半のドイツで最も 人気のあった作曲家。当時は大バッハを凌ぐ名声を手にしていました。テレマンは非常に多作家で、あらゆるジャンルの作品を残しています。中でもフルー トをともなった室内楽作品には、彼の知的でありながらも親しみやすい音楽の特徴があらわれています。 「無伴奏フルートのための12のファンタジー」は、当時は通奏低音を伴わないトラヴェルソの作品は珍しく、トラヴェルソの魅力を生かした洗練された旋 律に彩られています。「フルートのためのメソーディッシュ・ソナタ」は、単純な旋律に装飾をつけるための練習用ソナタ集。バルトルド・クイケンの技の 妙を楽しむことができます。またルネ・ヤーコプスのカウンターテナーで聴くことのできるカンタータ「諸国の民よ、聞け」 やクイケン兄弟の演奏による四 重奏曲、組曲といった、バルトルド・クイケンの惚れぼれするフラウト・トラヴェルソに加え、現代のバロック界の重鎮たちとの共演による心地よい響きに 満ちた作品群を堪能し、テレマンの魅力を再発見することのできるBOXです。 (Ki)

Hyperion
CDA-68156(1CD)
タリス:40声のモテット 「御身よりほかにわれは」
断食し、嘆きつつ/道に従いてけがれなき者は幸いなり/おお主よ、われを清めたまえ/40声のモテット 「御身よりほかにわれは」/神はわれらに恩寵を与えたまい(大司教パーカーのための9つの詩篇より 第8番)/おお主よ、われらの唇を開かせたまえ(プリースとリスポンスU)/何によりて若者はその道を/おお、御身のしもべのために/わが魂は塵に着きたり/マニフィカトとヌンクディミッティス(ショート・サーヴィス "ドリアン")/主はあなたとともに(プリースとリスポンスU)/おお、聖なる宴/思い出したもうことなかれ、おお神なる主よ/声と祈りを聴きたまえ/まことにわれ汝らに告げん/おお主よ、御身にすべてをゆだね奉る/今日、天の王がわれらのために/歌え、賛美せよ(「御身よりほかにわれは」の英語版)
カージナルズ・ミュージック、アンドルー・カーウッド(指)

録音:2015年11月9日−11日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
カージナルズ・ミュージックが歌うトマス・タリスの最新巻は、ルネサンス音楽における最大規模の作品の1つとして知られるタリスの傑作、「御身よりほかにわれは(Spem in alium)」を中心としたモテット集。ソプラノ、アルト、テノール、バリトン、バスの5声×8組の合計「40声」による重厚なモテットを、エイミー・ハワースやセシリア・オズモンド、キャロライン・トレヴァー、パトリック・クライグ、スティーヴン・ハロルド、ロバート・ライス、ロバート・マクドナルドなど超一流歌手たちの完璧な歌声で贈ります。また、Spem in aliumを英語のテキストで歌う「歌え、賛美せよ(Sing and glorify)」の収録も嬉しいポイント。

TOCCATA
TOCC-0258B03
(1CD)
フランソワ・クープラン:2台のハープシコードのための作品集第2集
王宮のコンセール第4番ホ短調:第7番フォルラーヌ(2台ハープシコード版)
諸国の人々第1集「フランス人」(2台ハープシコード版)
クラヴサン曲集第2巻第9組曲‐2台のクラヴサンによるアルマンド
クラヴサン曲集第3巻第15組曲より(2台ハープシコード版)<ジョワジのミュゼット/居酒屋のミュゼット>
諸国の人々第3集「神聖ローマ帝国の人々」(2台ハープシコード版)
ヨッヒェヴェド・シュヴァルツ(ハープシコード)
エマー・バックリー(ハープシコード)


録音:2013年10月6-7.13-14.20-24日
フランスの名門音楽一家「クープラン家」の中で最も才能に恵まれていたフランソワ・クープラン(1668-1733)。 数多くのクラヴサン曲を書き、そのどれもが個性的であり、また独自の光を放っています。彼は自作に楽しいタ イトルをつけたことでも知られ、それは様々な女性の姿であったり、ちょっとしたものであったりと、面白いも のばかりです。この2台のハープシコードのための作品集は、第1集と同じく、通常1台のハープシコードで演 奏するクープラン作品のうちの何曲かについて、クープラン自身が「2台で演奏するのが望ましい」と書き記し ていたという言葉を忠実に守ったもので、本来はヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音で演奏される 「諸国の人々」も、チェンバロのみで演奏することで新たなニュアンスが生み出されています。

Sono Luminus
DSL-92203
(CD+BD-Audio)
Barley Moon
作者不詳:ジョン・バーリーコーン
作者不詳:緑茂る庭で
ダウランド(1563-1626):ダウランド氏の真夜中
ダウランド:わが窓より行け
ダウランド:ハンスドン夫人のパフ
ダウランド:さあ、もう一度
作者不詳:ヘンリー・マーティン
作者不詳:リュリ・リュレ
ダウランド:男ひとりに女ひとり
ダウランド:ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルマンド
作者不詳:二羽のからす
バード(1543-1623):森はこんなに荒れて
作者不詳:Ddoididai
作者不詳:ノッタムンの町
AYREHEART(アンサンブル)
1960年代は音楽的にも数多くの新しい物が生み出されました。イギリスにおける「フォークロック」の動きも そんなひとつです。、フェアポート・コンヴェンション、スティーライ・スパン、ペンタングル、インクレディ ブル・ストリング・バンドなど多くのバンドがイギリスの伝承音楽にエレクトリックギターの音響を取り入れ、 独特の世界を作り上げていきます。ただし、彼らは「古楽」と言われる音楽には手を出すことはなく、あくまで もオリジナルの音楽に目を向けていました。とは言え、最近ではもっと音楽のジャンルは流動的であり、例えば スティングが演奏したダウランドのアルバムは世界的なヒットになるなど、ミュージシャンたちも「古楽」とい うジャンルの自由さに気がつき始めてきたのではないでしょうか。この「AYREHEART」もそんなバンドの一つ。 ヴォーカルを担当するブライアン・ケイは現代の吟遊詩人であり、歌、リュート、コムズ(キルギス発祥の三弦楽 器)を巧みに操り、ジャンルレスの音楽を奏でています。他のメンバーもそれぞれユニークで、なんとも楽しい 音楽を聴くことができます。 (Ki)

Columna Musica
1CM-0344(1CD)
バルセロナ/1700年親密なる音楽
伝承曲(サンティアグ・フィゲラス編)(和声付け):アラゴンの淑女 [La dama d'Arago] (独唱とテオルボの為の)
ジュゼプ・ガス(1656-1713):船だ、聖アルベルトよ [Es la nave, san Alberto] (独唱とビウエラの為の)
不詳:聖木曜日の夜課の為の第2の哀歌 [Lamentacio 2a per al Dijous Sant a la tarda] (独唱とテオルボの為の)
不詳:マリオナ [Mariona] (バロックギターの為の)*
不詳:いつの世の者もわれを幸いなりと言わん [Beatam me dicent] (聖母マリアの祝日のモテット、独唱とテオルボの為の)
伝承曲(サンティアグ・フィゲラス編)(和声付け):粉屋 [El Moliner] (独唱とバロックギターの為の)
不詳:主において喜べ [Laetamini in Domino] (諸聖人の祝日のモテット、独唱とテオルボの為の)
伝承曲(サンティアグ・フィゲラス編)(和声付け):相続人リエラ [L'hereu Riera] (独唱とバロックギターの為の)
伝承曲:バルセロナの鷲の踊り [Ball de l'aliga de Barcelona] (テオルボの為の)*
トマス・ミランス(1672-1742):何を見たのか、羊飼いたちよ [Quem vidistis, pastores] (クリスマスのモテット、独唱とバロックギターの為の)
フランセスク・バリュス(1671-1747):あなたの目には欠けている [Ausente de tus ojos] (トノ・ウマノ、独唱とテオルボの為の)
伝承曲(サンティアグ・フィゲラス編)(和声付け):心地良い山々 [Muntanyes regalades] (独唱とバロックギターの為の)
クム・カンティコ
[シャビエ・パジェス(バリトン(*以外))
サンティアグ・フィゲラス(テオルボ、バロックギター) ]

録音:2015年7月18-19日、スタジオ・ムラレダ、ラ・ガレガ、カタルーニャ、スペイン
「土地の住民の特色ある生活に根付いた音楽に強い持つ旅人が、西暦1700年にバルセロナを訪れて出会う音楽」をテーマとするプログラム。軽快かつ情感豊かなハイバリトンの歌声とテオルボ、バロックギターのデュオが心地良いアルバムです。1974年バルセロナに生またシャビエ・パジェスはモンセラート修道院聖歌隊出身。カペリャ・レイアル・デ・カタルーニャ等に歌手として参加する一方で合唱指揮者・作曲家としても活躍しています。1964年テラサ(カタルーニャ)に生まれたサンティアグ・フィゲラスはウィーン大学でコンラート・ラゴスニヒに師事したリュート・ギター系楽器奏者。デュオ・ネームの「クム・カンティコ」は「歌と共に」という意味です。

H.M.F
HMU-807659
(1SACD)
クープラン至高の名作ルソン・ド・テネブル
F.クープラン:第1のルソン・ド・テネブル
ブロサール(1655-1730):トリオ・ソナタホ短調
F.クープラン:第2のルソン・ド・テネブル
ブロサール:トリオ・ソナタイ短調
F.クープラン:第3のルソン・ド・テネブル
ブロサール:スターバト・マーテルop.8
ルーシー・クロウ(S)
エリザベス・ワッツ(S)
ラ・ヌオヴァ・ムジカ(声楽)&デイヴィッド・ベイツ(Org、指)
アレックス・マッカートニー(テオルボ)、
ジョナサン・リース(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ジュディット・エヴァンス(Cb)

録音:2015年10月
ルソン・ド・テネブル(暗闇の朗読、の意)は、キリスト教で、受難の聖金曜日をはさむ聖木曜日から聖土曜日の3 日間の、原則として明け方におこ なわれる礼拝のこと。各日とも、エレミアの哀歌に基づくテキストの3つの朗読(ルソン)を含みます。暗闇を意味する「テネブル」という語は、この礼 拝で、朗読を進めるにつれ、ロウソクが一本ずつ消されてゆくことに由来しています。キリスト教にとってとりわけ重要な受難を思う礼拝というだけあり、 付随する音楽も非常に重要視されています。ルイ14 世(太陽王)の時代に多く作曲され、ルソン・ド・テネブルは、社会的イベントのひとつにまでなり ました。 ここに収録されたF.クープランは、ルソン・ド・テネブルの中でも至高の名作のひとつ。クープランは9曲ルソン・ド・テネブルを書いたとされていますが、 現存するのはここに収録された3曲のみです。ソプラノの二重唱による第3のルソンは、モンテヴェルディの声楽書法やリュリの劇的表現をも思わせる充 実した作品で、フランスの宗教音楽の中でも傑作のひとつとされています。ガッティ、ガーディナー、ネゼ=セガン、パッパーノら世界の名だたる指揮者か らの信頼も厚いルーシー・クロウ、そしてイギリスが生んだナンバーワン・ソプラノ、エリザベス・ワッツ、2 人のソプラノの共演にも注目です。セバスティ アン・ド・ブロサールは、理論家としての功績が大きい人物ですが、イタリア趣味を巧みに取り込んだ作品を遺しており、そのセンスの良さはここに収め られた作品からもうかがい知ることができます。 (Ki)
H.M.F
HMU-907570(1CD)
アノニマス4、30周年記念アルバム
1 Gloria(『イングリッシュ・レディー・ミサ』) 2’34
2 Agnus dei trope: Qui pius ac mitis (『サンチャゴの奇跡』より)
3 Sequence: Jesu Cristes milde moder (『リリー&ラム』より)
4 Religious ballad: Wayfaring Stranger (『アメリカン・エンジェルズ』より)
5 Folk hymn: Abbeville(『アメリカン・エンジェルズ』より)
6 Alleluia: Fuit virgo (『東方の星』より)
7 Amours, dont je sui / L’autrier, au douz mois (『愛の幻影』より)
8 Nella partita Francesco Landini(『セカンド・サークル』より)
9 Discant: Fa fa mi / Ut re mi (『シークレット・ヴォイセズ』より)
10 Folk song: The Wagoner’s Lad (『グローリーランド』より)
11 The Faded Coat of Blue J. H. McNaughton(『アメリカ南北戦争時代の希望と故郷のうた1865』より)
12 A New Year Carol Benjamin Britten(『ウォルクム・ユール』より)
13 Offertory: Ascendens Ihesus in montem(『サンチャゴの奇跡』より)
14 Ballad carol: Lullay my child ? This ender nithgt(『The Cherry Tree』より)
15 Responsory: Spiritui sancto (『ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:11,000の処女殉教者』より)
16 Prosa: Portum in ultimo(『サンチャゴの奇跡』より)
17 Prosa: Clemens servulorum(『サンチャゴの奇跡』より)
18 On doit fin[e] Amor / La biaute / [In seculum] (Mo 134) (『愛の幻影』より)
19 Polyphonic song: Salve virgo virginum (『イングリッシュ・レディー・ミサ』より)
20 An teicheadh go hEigipt Trad. Irish(『ウォルクム・ユール』より)
21 Gospel song: Shall We Gather at the River(『アメリカン・エンジェルズ』より)
22 Gospel song: Just Over in the Gloryland (『グローリーランド』)
◆ボーナストラック
23 Polyphonic song: Edi beo thu hevene quene (『イングリッシュ・レディー・ミサ』より)
アノニマス4
ダロル・アンガー(22/マンドリン)、アンドルー・ローレンス=キング(12,20/ハープ)、
マイク・マーシャル(22/ギター)、ブルース・モルスキー(11/ギター)
録音:1991-2014年
1986年春、4人の女性は、ニューヨークの教会での読書会で出会いました。そして、中世の聖歌やポリフォニー音楽が、女声で演奏されたらどのよ うに響くか、と興味をもって演奏してみました。それから30年、アノニマス4は世界中の人々を魅了してきました。これまでの彼女たちの足跡から珠玉の トラックを集めた、結成30年記念アルバム。 (Ki)

Cobra Records
COBRA-0054(1CD)
ロカテッリ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第2番ハ短調 Op.3-2
ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.3-1
ヴァイオリン協奏曲第4番ホ長調 Op.3-4
リサ・ヤコブス(Vn)、
ザ・ストリング・ソロイスツ

録音:2016年3月21日−22日&29日、オランダ
17歳でリッカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウOとの共演でデビューし、以来オランダ内外で活躍するヴァイオリニスト、リサ・ヤコブスがオランダのCobra Recordsから登場!
2005年リトアニアのヤッシャ・ハイフェッツ国際ヴァイオリン・コンクールで最高位を受賞した若きヴィルトゥオーゾがCobra Recordsでのレコーディング第1弾に選んだのは、イタリアに生まれオランダで半生を過ごした作曲家、ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ(1695−1764)のヴァイオリン協奏曲集。「ヴァイオリンの芸術(技法)」との表題で出版されたロカテッリの代表作「12の協奏曲集 Op.3」からの3曲を、2015年にアムステルダムで結成された弦楽アンサンブル「ザ・ストリング・ソロイスツ」と共に奏でます。使用楽器は、1683年製のルッジェーリ・ヴァイオリン。
☆YouTubeにて、2014年のライヴ映像(Op.3-1)がご覧いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=C4Nm1FXuAN4

ESTONIAN RECORD PRODUCTIONS
ERP-1207(1CD)
フランス・バロック曲集
ロワイエ(1705-55):クラヴサン曲集第1巻より【L’Incertaine/ L’Aimable/ Le Vertigo/Allemande/La Sensible/La Marche des Scythes】
ラモー:クラヴサン曲集【Les Soupirs/ La Joyeuse/ Les Tourbillons/ Les Cyclopes】
フォルクレ(1699-1782):クラヴサン組曲【La Rameau/ La Sylva/ Jupiter】
エリザベト=クロード・ジャケ=ド=ラ=ゲール(1665-1729):クラヴサン組曲【Courante/Chaconne】
インビ・タルミ(ハープシコード)

録音:2006-07年

Aeolus
AE-10256(2SACD)
ビーバー:ロザリオのソナタ エレーヌ・シュミット(Vn)、
フランソワ・ゲリエ(クラヴィオルガン)、
マッシモ・モスカルド(アーチリュート、テオルボ)、
フランシスコ・マニャリチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ヤン・クリゴフスキー(ヴィオローネ)

録音:2014年9月、ビューレン(オストヴェストファーレン、ドイツ)
「ミステリー・ソナタ」とも呼ばれ、聖母マリアの15の秘蹟を表すソナタとパッサカリアで構成される、ヴァイオリンによる宗教曲「ロザリオのソナタ」。愛器カミッロ・カミッリ製(18世紀)と、18世紀初期に南チロルで製作された作者不詳のヴァイオリンで、スコルダトゥーラ(変則調弦)が用いられる難曲を奏でるエレーヌ・シュミット。ビーバーが遺した神秘的なる美の世界を、その2本のヴァイオリンで紡いでゆきます。

TOCCATA
TOCC-0235B03(1CD)
ジョヴァンニ・マリア・ナニーノ:4声、5声、8声のための音楽集
8声のためのミサ曲<キリエ/グローリア/クレド/サンクトゥス/ベネディクトゥス/アニュスデイ>
第7旋法のマニフィカート8声
彼女は風の中で金色の髪をくしけずる5声
王はわけもなく私を迫害する
わが心は死ぬことはない*
主にあいて喜べ
われらの心を導きたまえ
第6旋法のマニフィカート4声
この日は5声
.主にむかって喜びの歌を歌え8声
ナニーノの「彼女は風の中
で」によるラッススの第7旋法のマニフィカート
グルッポ・ヴォカーレ・アルシ&テシ
トニー・コッラディーニ(指)

録音:2015年3月14.15.21日,9月27日
※初録音(*以外)
後期ルネサンス時代、イタリアの主要な作曲家の一人として活躍したナニーノ(1544-1607)。ティヴォリで生まれ、ヴィテルボ大聖堂の合唱団でボーイ・ソプラノを務めた後、ローマの聖ルイジ・デ・フランチェシでパレストリーナに師事します。様々な教会を歴任していたパレストリーナがここを去った後、1577年に大聖堂の楽長に就任、その後は合唱団を指導しながら、音楽教師としても名声を博すことになります。彼の作品のほとんどはマドリガーレと宗教音楽で、これらは師であるパレストリーナの作風を受け継ぎながらも、多彩な表情を有しています。しかしそのほとんどが忘れられてしまったため、一部の有名な作品以外は出版されることはありませんでしたが、その原稿の大部分は残存しており、今後研究が進んでいくものと思われます。
★試聴リンク

ACCENT
ACC-24316(1CD)
サンティアゴ・デ・ムルシア(1673-1737):ギター作品集〜Cifras selectas de guitarra
・Canarios por la A
・Zarambeques o Muecas
・Marsellas
・Preludio por la E
・Passacalles por la E
・La Azuzena
・Los Impossibles
・Baylad Caracoles
・Passacalles por la B
・Jacaras(サンス)
・Jacaras de el Torneo
・Preludio por la +
・Passacalles por la +
・Menuet
・Zarabanda
・La Jotta
・Marionas
・Canarios por la A(サンス、サンタ・クルス)
プリヴァーテ・ムジケ
ピエール・ピツル(ギター、音楽監督)
録音:2015年10月
18世紀スペインの宮廷で活躍したギター奏者、サンティアゴ・デ・ムルシア。彼の生涯については不明な部分も多いそうですが、1714年に印刷刊行 された伴奏法教則本「ギターによる伴奏の概要」や、スペイン宮廷のために編曲したフランス風舞曲の作品が残されています。ここに収録されている曲は、 2003年にチリのサンティアゴで音楽学者アレハンドロ・ヴェラによって発見された手稿譜をもとにしています。この時70もの手稿譜(最後の30ページ は失われている)が発見され、組曲、パッサカリア、スペイン風舞踏、メヌエット、行進曲、フランス風舞踏など異なる手法の作品が書かれていました。ピエール・ ピツルは当初は発見されたこれらの手稿譜をそのまま録音する計画でしたが、より掘り下げて研究することにより、最終的にはムルシアと同時代のガスパー ル・サンスとその時代の舞曲の共通点を考察し、さらにムルシアと比較するためにサンスの作品を一部アルバムに収録しました。 1998年に設立されたピエール・ピツル率いるヴィオール・コンソート、プリヴァーテ・ムジケ。ギターやリュートなどの撥弦楽器を用いたアンサンブル も得意とします。 (Ki)

Opus Arte
OACD-9040D-B05
(1CD)
トマス・トムキンス:アンセムとカンティクル
1.ファンタジア18声/2.神に歌え/3.ファンタジア(1646年9月9日)/4.あなたは私の王/5.ファンタジア14声/6.星の上に/7.数多くの詩句/8.パヴァン6声/9.マニフィカート(五番目の時課)/10.パヴァン7声/11.ヌンク・ディミティス(一番目の時課)/12.アルマン/13.主よ、わが最後を教えたまえ/14.助祭長ソーンバラ氏/15.ファンタジア17声/16.パヴァンとガリアルド18声/19.喜べ、喜べ、そして歌え
オックスフォード・マグダレン大学Cho
ファンタズム(アンサンブル)
ローレンス・ドレイフュス(指)
ダニエル・ハイド(指)

録音:2015年3月30日-4月1日オクスフォードマグダレン大学
ルネサンス音楽の末期からバロック音楽の初期、時代の橋渡しとして活躍したのがイングランドの作曲家トムキンズ(1572-1656)。オルガニストの父親を持ち、本人も王室礼拝堂のオルガニストに使命されるなど、目覚しい活躍をしたのですが、晩年は清教徒革命に巻き込まれて職を失い、演奏の機会も禁じられるなど悲しい末路を辿ったことで知られています。そんなトムキンズ、数多くのマドリガルやアンセム(聖歌)の作曲を行い、イングランドの教会音楽に多大なる恩恵をもたらしています。彼の作品は極めて対位法的であり、ルネサンス音楽の伝統を遵守、半音階を多用した複雑なもので、当時のポリフォニー教会音楽の頂点に位置するものです。これらを歌うのはオックスフォードの名門マグダレン大学の合唱団で、当時のスタイルを探求し、最もふさわしい形として作品の本質を提示しています。

CRD
CRD-3530(1CDR)
テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア マヤ・マガブ(Vn)
テレマンの無伴奏を弾くマヤ・マガブは、パーセル・スクール、王立音楽アカデミー、ケンブリッジ大学で研鑽を積み、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーのメンバーのメンバーとして活躍する女流ヴァイオリニスト。2011年12月の録音。
※CRDは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Avie
AV-2359(1CD)
イートン・クワイアブックからの音楽Vol.4
ブラウン:サルヴェ・レジナ第1番(5声)、サルヴェ・レジナ第2番(5声/世界初録音)
ホーウッド:喜べおとめの花の中で(5声/世界初録音)
ストラトフォード:マニフィカト(4声)
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊、
スティーヴン・ダーリントン(指)

録音:2016年3月14日−16日、マートン・カレッジ・チャペル(オックスフォード)
約500年の歴史を持つオックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊。音楽監督スティーヴン・ダーリントンとのコンビによる「イートン・クワイアブックからの音楽」のシリーズ第4巻は、2つの世界初録音を含む、ジョン・ブラウン(fl.c.1480−1505)、ウィリアム・ホーウッド(c.1430−1484)、ウィリアム・ストラトフォード(fl.c.15th−c.16th centuries)の教会音楽を収録。これまでも英グラモフォン賞にノミネートするなど高い評価を得てきた15世紀後半の美しきポリフォニーをどうぞ。

Glossa
GCD-923104(1CD)
カルダーラ:セルバンデス・オペラ〜アリアと器楽小品集 ホセチュ・オブレゴン(ディレクター)、
ヒロ・クロサキ(コンサートマスター)、
ラ・リティラータ、マリア・エスパーダ(S)、
エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(T)、
ホアン・フェルナンデス(Bs)

録音:2016年5月、マドリード(スペイン)
古楽大国「Glossa」が誇るスペイン古楽新時代の象徴、チェリストのホセチュ・オブレゴンとラ・リティラータ。優れたスペイン・バロックを次々に送り出してきたラ・リティラータのGlossa第4弾は、ミゲル・デ・セルバンテスの生誕400周年の記念アルバム。アントニオ・カルダーラとニコラ・マッテイスがセルバンテスの名著「ドン・キホーテ」を題材として書いた歌劇からのアリアと器楽小品集。「アリアーガの弦楽四重奏曲全集(GCD 923102)」でもその実力を発揮した日本が誇るバロック・ヴァイオリニスト、ヒロ・クロサキ(黒崎広嗣)が今作ではコンサートマスターとしてクレジットされている点も見逃せません!
Glossa
GCD-923406(1CD)
テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア
ファンタジア第1番変ロ長調/ファンタジア第2番ト長調/ファンタジア第3番ヘ短調/ファンタジア第4番ニ長調/ファンタジア第5番イ長調/ファンタジア第6番ホ短調/ファンタジア第7番変ホ長調/ファンタジア第8番ホ長調/ファンタジア第9番ロ短調/ファンタジア第10番ニ長調/ファンタジア第11番ヘ長調/ファンタジア第12番イ短調
ファビオ・ビオンディ(Vn/フェルディナンド・ガリアーノ1767年製)

録音:2015年6月18日−20日、サンテウフェミーア教会(ニゴリネ・ディ・コルテ・フランカ、イタリア)
ヴァイオリンの巨匠にして鬼才ファビオ・ビオンディ。自身が率いるピリオド・アンサンブル、エウローパ・ガランテとのコンビで、ヴィヴァルディを筆頭とする数々の名演を世に送り出してきたビオンディにとって、初となる無伴奏、テレマンの「12のファンタジア」がグロッサ(Glossa)から堂々の登場!
オールド・イタリアン・ヴァイオリンの名工一族、ガリアーノ・ファミリーのフェルディナンド・ガリアーノが1767年にナポリで製作した銘器を弾くビオンディ。
円熟の鬼才ビオンディが奏でる1本のヴァイオリンからあふれるポリフォニー、色彩感、旋律美、リズム、そして即興性が、ドイツの後期バロック時代における器楽音楽の頂上を鮮明に見せてくれます。ビオンディが満を持して取り組んだ無伴奏。話題必至!

BONGIOVANNI
GB-2474(1CD)
ストラデッラ(1639-1682):カンタータ「Qual prodigio e ch’io miri?」
8つのヴィオールとトランペットのためのソナタ
カンタータ「Lasciate ch’io respiri」
アンナ・キエリケッティ(S)
フランチェスカ・ジヒョン・パク(S)
ジャンルカ・ブラット(Bs)
ロジータ・フリサーニ(S)
リッカルド・リストーリ(Br)
ルカ・マルツァーナ(Tp)
エステヴァン・ヴェラルディ(指)
アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート
イタリア中期バロックの偉大な作曲家、ストラデッラのカンタータ2曲とソナタ1曲。いずれも世界初録音です。ソナタはヴィオール群とトランペットが 対等に扱われ、フーガも出てくる面白い作品。カンタータは力強いリズムが印象的で、演奏もダイナミック。熱の入った歌唱が楽しめます。 (Ki)

Nimbus
NI-5939(1CDR)
ルッツァスキ:第4旋法のトッカータ
フレスコバルディ:カンツォーナ第3番*、カンツォーナ第1番*
メールロ:第1旋法によるトッカータ第1番
スウェーリンク:わが青春の日は既に過ぎたり
フローベルガー:トッカータ第3番
バッハ:トッカータ ニ長調 BWV.912
L.クープラン:ピエモンテ人、パッサカリア ハ長調
F.クープラン:修道女モニク、神秘なバリケード
ヘンデル:クラヴィーア組曲第5番ホ長調アリアと変奏 「調子のよい鍛冶屋」
スカルラッティ:ソナタ ト長調 K.146
セイシャス:ソナタ第25番ト短調
パラディエス:トッカータ イ長調
ハイドン:ソナタ第37番ニ長調Hob.XVI-37
ソレール:ソナタ ト長調R.45、ソナタ ニ長調R.15
モーツァルト:「ああ、ママに言うわ」 による12の変奏曲ハ長調K.265(キラキラ星変奏曲)
リチャード・レスター(チェンバロ、フォルテピアノ)、
エリザベス・レスター(リコーダー)*
サイレンスター古楽音楽祭の音楽監督を務めるなど、現在の英国古楽界の代表する鍵盤楽器奏者の1人、リチャード・レスターがイタリア、スペイン、フランスなどのヨーロッパの偉大な作曲家たちの作品を弾く。フレスコバルディの「カンツォーナ」では娘のエリザベス・レスターがリコーダーで参加しています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/DiamondSilver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Etcetra
KTC-4004(1CD)
テレマン:管楽器のための協奏曲集
リコーダー,トラヴェルソ,弦楽と通奏低音のための協奏曲 TWV 52e:1
トラヴェルソ,ヴァイオリン,弦楽と通奏低音のための協奏曲 TWV 52e:3
リコーダー,ヴィオラ・ダ・ガンバ,弦楽と通奏低音のための協奏曲 TWV 52a:1
トラヴェルソ,弦楽と通奏低音のための協奏曲 TWV 51F:1
3本のオーボエ,3本のヴァイオリンと通奏低音のための七重奏曲 TWV 44:43
イル・ガルデリーノ

録音:2003年9月12日−14日
オーボエ奏者マルセル・ポンセールの呼びかけで、アムステルダム・バロック・オーケストラ、ラ・プティット・バンド、シャペル・ロワイヤル&コレギウム・ヴォカーレ、BCJといった一流団体に参加する奏者たちによって結成されたピリオド・アンサンブル、イル・ガルデリーノの名盤がEt'ceteraから登場。ポンセールのほか寺神戸亮(vn)、ヤン・デ・ヴィネ(fl)、シャレフ・アド=エル(hpd)、ルネ・シファー(vc)の中心メンバーに加えて、北里孝浩(ob)、秋葉美果(vn)、戸倉政信(va)など日本の古楽奏者も多数参加。古楽ファン待望の復活です!

Lindoro
NL-3031(1CD)
イリアルテの12人の音楽家たち
ホセ・デ・サン・ファン/トマス・ルイス・デ・ビクトリア/マティアス・ファン・ベアナ/マティアス・ルイス/ビセンテ・ガルシア・ベルカイル/セバスティアン・ドゥロン/クリストバル・デ・モラレス/カルロス・パティニョ/フランシスコ・ゲレーロ/アントニオ・リテレス/ファン・ペレス・ロルダン/ホセ・デ・ネブラ
レヒナ・イベリカ、ラウラ・カサノバ(指)
グラドゥアリア、シモン・アンドゥエサ(指)

録音:2015年8月10日−13日
18世紀、啓蒙主義と新古典主義のスペインの詩人で自身もアマチュア音楽家として活動をしていたトマス・デ・イリアルテ(1750−1791)。彼の作品に登場する12人の音楽家たちの作品集。イタリアの古楽アンサンブルのレヒナ・イベリカとグラドゥアリアの演奏で。

LAWO Classics
LWC-1096(1SACD)
スイート・ライフ
フィリドール、マレ、オトテール、シェドヴィル、クープランらの作品による組曲集
ベルゲン・バロック

録音:2014年2月7日−10日、ヴォクスダル教会(ノルウェー)
リコーダーのフローデ・トゥーシェン、ヴィオールのマルック・ルオラヤン=ミッコラなどの実力者たちが名を連ねるベルゲン・バロックは、1994年に創設された北欧ノルウェーを代表するピリオド・アンサンブル。ベルゲン・バロックのラウォ(LAWO)第2弾は、マラン・マレ、クープラン、フィリドール、オトテールなど、太陽王ルイ14世の宮廷に響いた優雅で洒脱な音楽を再現。ベルゲン音楽院とストックホルム王立音楽アカデミーでリコーダーと作曲を学び、ベルゲン・バロックの創設メンバーとなったフローデ・トゥーシェンのリコーダーの優美な音色には一聴の価値あり。

Delphian
DCD-34183(1CD)
ドラゴン・ヴォイス〜古いヨーロッパのジャイアント・ケルティック・ホーン
リーアディンとクーラザー/ヘルネの踊り/フォレスト・キャンプ/狩り/狩りの後/カラニッシュ/シャーマン/夜の船/シャーマン2/クー・フーリン/オーシャン・ストーン/インヴォケーション/シャーマン3/ゲールとゴール/ドラゴン・ヴィス/タンティニャックの哀歌/神聖な踊り/カリアッハン/ケイヴ・オヴ・シェルズ/モーリアン/ラフナシェイドの哀歌
ジョン・ケニー(タンティニャック・カルニクス、デスクフォード・カルニクス、ラフナシェイド・ホーン、コンク・シェル、パーカッション)

録音:2015年11月18日−20日、ハダースフィールド大学
エジンバラの本格クラシック・レーベル「Delphian」と、「ヨーロッパ音楽考古学プロジェクト(EMAP)」とのコラボレーション・アルバム第3弾。ジャケット写真にも使われているドラゴンの彫刻が特徴的な楽器「カルニクス(Carnyx)」や、青銅製の巨大な角笛「ラフナシェイド・ホーン(Loughnashade horn)」など、紀元前1世紀頃のケルトの管楽器による音楽。演奏は、スコットランドの音楽考古学者であり演奏家でもあるジョン・ケニー。四半世紀に渡りこれらの楽器を研究してきたジョン・ケニーが、1816年にスコットランドのデスクフォードで発見されたカルニクス、2004年に南フランスのタンティニャックで発見されたカルニクス、1794年にアイルランドのアーマー州で発見されたラフナシェイド・ホーンからそれぞれ復元されたレプリカを使い、約2000年前のケルトの音を現代に蘇らせます。
Delphian
DCD-34181(1CD)
アイス・アンド・ロングボート〜スカンジナヴィアの古の音楽 オーケ・エゲヴァド(バイキング時代のボーン・フルート、ライアー、ホーンパイプ、アニマル・ホーン、木製ルール)、イェンス・エゲヴァド(ライアー、ボウド・ライアー、木製ルール、フレーム・ドラム)、アンサンブル・マレ・バルティカム

録音:2015年9月5日−8日、スウェーデン
エジンバラの本格クラシック・レーベル「Delphian」と、ヨーロッパ音楽考古学プロジェクト(EMAP)」とのコラボレーション・アルバム第2弾。オーケ・エゲヴァドとイェンス・エゲヴァドの親子により製作・復元された古代の楽器によって、ヴァイキング時代(800年〜1050年頃)のスカンジナヴィアの音楽を再現。

Psalmus
PSAL-018
(4CD+DVD-PAL)
ビーバー:ロザリオのソナタ フローランス・マルゴワール(Vn&指)
レ・ドミノ、
マリー=クリスティーヌ・バロー(朗読)

録音:2011年7月
フローランス・マルゴワールは、フランスの名指揮者ジャン=クロード・マルゴワールを父に持ち、ウィリアム・クリスティやフィリップ・ヘレヴェッヘ、クリストフ・ルセなど古楽界の名指揮者たちと共演を重ねてきた女流ヴァイオリニスト。CD3&CD4は、フランスの名女優マリー=クリスティーヌ・バローの朗読を挿入した特別ヴァージョン。
※DVDはPAL方式対応のプレーヤーでのみ再生可能です。予めご了承ください。
Psalmus
PSAL-015(1CD)
オルガンと声楽の遊戯〜ピエール・アテニャンの曲集より
作曲者不詳:前奏曲、第4旋法によるマニフィカト、
 13のモテットへの前奏曲
ラ・ファージュ:主よ、顧みたまえ
ガスコーニュ:おお、よきイエスよ
コンペール:おお、すべての人よ
作曲者不詳:キリエ・クンクティポテンス
オブレヒト:私を見逃してください、主よ
ド・フェヴァン:聖三位一体
ド・セルミジ:我らは幸せを受けたるゆえ
作曲者不詳:シャンソンによる前奏曲
ヴォクス・カントリス、
ジャン=パトリス・ブロス(Org)

録音:2011年11月
ルネサンス時代のフランスにおける高名な出版社だったピエール・アテニャン(c.1494−1551)の曲集から選ばれた、16世紀フランスの教会音楽の数々。

BELLA GERIT
BG-0516(1CD)
14世紀イタリア、アルス・ノーヴァにおける音楽と言葉の戯れ
不詳:Lucente stella(バッラータ・ミニマ)
ゲラルデッロ・ダ・フィレンツェ(1320/1325頃-1362/1363):De, poni amor a me(バッラータ)
不詳:Che ti giova nascondere(バッラータ)
ゲラルデッロ・ダ・フィレンツェ:I' vo' bene(バッラータ)
不詳:Non formo Christi nato de salute(バッラータ)
不詳:Tre fontane(イスタンピッタ
ロレンツォ・マージ[ロレンツォ・ダ・フィレンツェ](?-1372/1373):Sento d'amor la fiamma(バッラータ)/Non so qual i' mi voglia(バッラータ)
不詳:Chominciamento di gioia(イスタンピッタ)
ロレンツォ・マージ:Donne, e fu credenza(バッラータ)
不詳:Isabella(イスタンピッタ)
ロレンツォ・マージ:Non vedi tu amore(バッラータ)
不詳:Amor mi fa cantar a la Francescha(バッラータ・ミニマ)
エネア・ソリーニ(歌、打楽器)
ペッペ・フラーナ(中世リュート、キタッリーノ)

録音:データ記載なし 総収録時間:43分49秒
アンサンブル・ベッラ・ジェリトの主要メンバー、エネア・ソリーニとペッペ・フラーナのデュオ。バッラータは13世紀後半から15世紀にかけてイタリアで用いられた詩と楽曲の形式。イスタンピッタ(エスタンピー)は舞踏・舞曲の一種。【試聴】リンクは公開可能です。

BIS
BISSA-2202(1SACD)
フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543):ファンタジア第15番、第22番、第33番、第34番「ラ・コンパーニャ」、第55番、第66番/リチェルカーレ第3番、第51番/クアンタ・ベルタ(原曲:アルカデルト)/私の悲しい不満(原曲:リシャフォール)/君は私が死んだといった(原曲:セルミジ)
アルベルト・ダ・マントヴァ(1500頃-1551):ラ・ロマネスカ/ファンタジア第13番、第16番、第20番/さあおいで(原曲:ジャヌカン)/おお、散り散りの歩み(原曲:フェスタ)
マルコ・ダッラクイラ(1480頃-1544):リチェルカーレ第30番、第32番、第33番/ファンタジア第19番a/Saltarello‘La Traditora’/うちの亭主はお人好し(原曲:パスロー)In te Domine speravi(原曲:ジョスカン)/Nous bergier(原曲:ジャヌカン)/Plus nulz regrets(原曲:ジャヌカン)
ヤコブ・リンドベルイ(リュート)

録音:2015年5月/レンナ教会(スウェーデン)
リュートの名手ヤコブ・リンドベルイがイタリア・ルネサンス期に活躍したフランチェスコ・ダ・ミラノをはじめとする作曲家に よる珠玉のリュート作品を収録しました。 ダ・ミラノはローマ教皇庁に仕えたリュート奏者で、多くのリュート曲およびルネサンス期における多声合唱曲のリュート編曲を残し、ヨーロッパ各国の リュート音楽の隆盛の基礎を築きました。ダッラクイラは、ヴェネツィアで活躍したリュート奏者、作曲家です。中世の終り頃から、ルネッサンスの円熟し た様式への過渡期に、リュートに適した音型や響きを探求し広めたという重要な役割を果たし、その後続くリュートの隆盛200年ほどの礎を築いたと言 われています。これら珠玉のリュート作品を名手リンドベルイが柔らかな音色で演奏します。 (Ki)

H.M.F
HMU-907625(1CD)
ウィリアム・ロウズ(1602-1645):リラ・ヴィオールのための独奏作品全集
前奏曲 Prelude(VdGS No. 435)
カントリー・コール Country Coll(VdGS No. 421)
ジーグ A Jigge(VdGS No. 422)
アルメインAlmain(VdGS No. 491)
コラント Coranto(VdGS No. 512)
アルメイン Almain(VdGS No. 461)
コラント Coranto(VdGS No. 423)
エアー Air(VdGS No. 596)
アルメインAlmain(VdGS No. 462)
コラント Coranto(VdGS No. 424)
アルメイン Almaine(VdGS No. 511)
コラント Coranto(VdGS No. 513)
サラバンド Saraband(VdGS No. 514)
アルメイン Almain(VdGS No. 463)
コラント Coranto(VdGS No. 465)
サラバンド Saraband(VdGS No. 467)
アルメイン Almain(VdGS No. 543)
コラント Coranto (VdGS No. 541)
アルメイン Almaine(VdGS No. 464)
コラント Corrant(VdGS No. 425)
サラバンド Saraband(VdGS No. 434)
アルメイン Almain(VdGS No. 542)
コラント Coranto(VdGS No. 544)
アルメイン Almain(VdGS No. 430)
コラント Corant(VdGS No. 426)
サラバンド Sarabrand(VdGS No. 433)
コラント Corant(VdGS No. 427)
サラバンド Saraband(VdGS No. 591)
コラント Corant(VdGS No. 428)
サラバンド Saraband(VdGS No. 466)
コラント Coranto(VdGS No. 545)
コラント Coranto(VdGS No. 546)
コラント Corant(VdGS No. 429)
コラント Corant(VdGS No. 431)
サラバンド Sarabrand(VdGS No. 432)
リチャード・ブースビー(リラ・ヴィオール(リチャード・メアーズ製作、1690年頃))〔王立音楽院ケスラー・コレクション所蔵〕

録音:2015年1, 3, 6, 9月/王立音楽大学(ロンドン)
ュートと声楽のための常勤の音楽家としてチャールズ1世の宮廷で勤めていたイギリスの作曲家、ウィリアム・ロウズ。ヴィオール・コンソート(3〜 6名の奏者で演奏される)のための組曲で名をのこしていますが、リラ・ヴィオールの楽器のために、ソロ作品を34、トリオ作品を59作曲しています(完 全なかたちでのこっているトリオ作品は6曲のみ)。ほぼすべてが1630年頃に集中的に書かれたとされていますが、どの作品も固有の気分をもつ珠玉の 曲ばかり。このたび、王立音楽大学の博物館のケスラー・コレクションに所蔵されているリチャード・メアーズ(c.1647-1725)制作のリラ・ヴィオール を実際に用いて、ロウズのリラ・ヴィオールのためのソロ作品全曲が録音、リリースのはこびとなりました。演奏しているのはフレットワークの創設メンバー にして、アーノンクールに師事し、パーセル四重奏団を創設した人物でもあるリチャード・ブースビー。17世紀の音色に思いを馳せる1枚です。 (Ki)

TYXart
TXA-15060(1CD)
リコーダーによるカンタータ
ハッセ:アルト・リコーダーと通奏低音のためのカンタータ
カリオペ・ツォウパキ (1963-):夜明け〜無伴奏アルト・リコーダーのための
ファン・エイク:「またおいで、甘い愛が誘っている」による4つの変奏曲
サッロ:フルート協奏曲ニ短調
ヤジェンプスキ:詩篇17/同95
トルステン・テップ (1965-):2つで
テレマン:アルト・リコーダー協奏曲ハ長調
パーセル:夕べの讃歌
タベア・デブス(リコーダー)&アンサンブル

録音:2015年4月/ノイマルクト
1991年生まれのドイツのリコーダー奏者タベア・デプスは、ロンドン王立音楽アカデミーでパメラ・ソービーに師事。2008年12月に来日公演も行っ ています。ここではバロックから現代まで、リコーダーを主役としたカンタータ作品が集められています。特筆すべきはデブスの見事な歌ごころ。資料的 にも貴重ながら、ノン・ヴィブラートの清純な音色は一服の清涼剤のように心洗われます。
TYXart
TXA-15058(1CD)
レジーナ・チェリ(天の女王)
スリアーノ:ミサ曲「されど我らは」
アイヒンガー:マリアは昇天されたまいぬ/アレルヤ/祝せられし胎からよ/主よ、強めたまえ/突然天より/幸いなるかな天の女王/ 天の女王/ミサ曲「祝福されし聖母」
ハラー:聖餐の讃歌Op.16より
 クレド
パレストリーナ:ミサ・シネ・ノミネ〜クレド
ヨーゼフ・ケールハウフル(指)
レーゲンスブルク・ヴォーカルゾリステン、
レーゲンスブルク・モテットCho他

録音:2000年、1998年/ドレイファルティグケイツベルク教会(レーゲンスブルク)
千年以上の歴史を持つレーゲンスブルクの聖母聖堂参事会教会アルテ・カペレ。19世紀にはグレゴリオ聖歌やパレストリーナ様式の復興や、それにならっ た新作創作を鼓舞する「セシリア運動」の拠点となりました。その伝統を収めた貴重なアルバム。指揮者ヨーゼフ・ケールハウフル在任中の1984年か ら2011年に録音され、驚くほど高度な演奏を堪能できます。 (Ki)

Hanssler
HC-15048(2CD)
アダム・ファルケンハーゲン(1697-1754):Opera Nuova
協奏曲第1番 ホ長調
協奏曲第2番 イ長調
協奏曲第3番 ニ長調
協奏曲第4番 ト長調
協奏曲第5番 ト短調
協奏曲第6番 変ロ長調
ガランテリエ

録音:2015年/カリフォルニア
作品番号もなく単に「新作(Opera Nuova)」というタイトルで伝わるこの曲集は、リュート、フルート、チェロの三重奏という珍しい編成を取っています。 ファルケンハーゲンはバッハと同時代のリュート作曲家。協奏曲となっていますがスッキリした響きの音楽で、ギャラント様式を思わせます。 (Ki)


Delphian
DCD-2016-01(2CD)
Delphian創立15周年記念
限定仕様盤
ジェズアルド:5声のための聖歌集第1巻(ナポリ、1603年)
めでたし、天の女王/あなたの光が来て/幸いあれ、いと優しきマリアよ/あなたの憐れみを思い起こしてください/わたしを認め、あなたを賛美し/主よ、わたしたちの心を聖なる霊が/主よ、目をそむけないでください/ああ、わたしはなんと不幸なのでしょう、主よ/わたしは嘆き疲れました/日々罪を犯すわたしを/おお、あなたがたすべての者よ/神よ、わたしの願いを聞いてください/祝福されたマリアの祈りと徳によって/おお、祝福された十字架よ/もし知らなければ苦しんだことでしょう/神は避けどころ/わたしは苦しみと喜びを見出した/御顔の光を注ぎ/マリアよ、御母よ

■収録曲目詳細(DCD-34086)
フアン・ナバーロ(c.1530−1580):レジナ・チェリ(天の女王)
フランシスコ・ゲレーロ(1528−1599):マグダラのマリアと別のマリアは
アロンソ・ロボ(1555−1617):キリエ 〜 《ミサ・マリア・マグダレーネ》 より
フランシスコ・ゲレーロ:めでたし、聖なる処女
フアン・エスキベル(c.1561−1615?):グローリア 〜 ミサ曲 《めでたし、聖なる処女》 より
ロドリゴ・セバリョス(1530?−1581):おお、祝福されし処女
フアン・エスキベル:クレド 〜 ミサ曲 《めでたし、聖なる処女》 より
アロンソ・ロボ:めでたし天の女王、サンクトゥス 〜 《ミサ・マリア・マグダレーネ》 より
セバスティアン・デ・ビバンコ(c.1551−1622):おお、聖なる宴
アロンソ・ロボ:ベネディクトゥス 〜 《ミサ・マリア・マグダレーネ》 より
セバスティアン・デ・ビバンコ:第1旋法によるマニフィカト
フランシスコ・ゲレーロ:羊飼いたち、アニュス・デイ 〜 ミサ曲 《聖にして汚れなき処女》 より
マリアン・コンソート〔エマ・ウォルシュ(S)、エスター・ブラジル(メソ・ソプラノ)、ロリー・マクリーリー(C-T&ディレクター)、アシュリー・ターネル(T)、ガイ・カッティング(T)、クリストファー・ボレット(Bs)〕

録音:2016年1月6日−8日、マートン・カレッジ・チャペル(オックスフォード、イギリス)
「聖母マリア」の名を冠し、イギリスの声楽、古楽界に彗星の如く現れた若きヴォーカル・アンサンブル、マリアン・コンソート!エジンバラ・セント・メアリー大聖堂の少年聖歌隊員としてキャリアをスタートさせた若きカウンターテナー、ロリー・マクリーリーによって、2007年にオックスフォード大学で結成されたマリアン・コンソート。音楽学者でもあるリーダー、ロリー・マクリーリーの研究、時代考証に基づき、15世紀〜17世紀を中心に、全ての時代の教会音楽に取り組み続けています。
またメンバーのエマ・ウォルシュも、2015年6月のタリス・スコラーズの来日公演にも参加した注目の若手ソプラノです。イタリア・ルネサンス時代、そして音楽史上有数のマドリガーレの作曲家であると同時に、聖職者の家柄、ヴェノーサ公コンツァ伯としての貴族の身分、妻とその不倫相手を殺めた犯罪者という様々な姿を持ち、数奇で波乱に満ちた人生を歩んだカルロ・ジェズアルド(1566−1613)。
メリスマとホモフォニーのユニークなブレンドなどジェズアルドの独創的な手法から誕生した宗教作品「5声のための聖歌集第1巻」を、マリアン・コンソートの透明感あふれる極上のハーモニーで――。
Delphian
DCD-34163(1CD)
ガウデアームス
作曲者不詳:ガウデアームス
マクドウォール:セレブレーション
ヘルミク・ルーマン:教会ソナタ
パーセル:3つのトランペット・チューン
カンプラ:リゴードン
レイトン: 聖書にありしごとく
ホリンズ:演奏会用序曲ハ長調
ウィドール:行進曲
サロメ:グラン・ケール ト長調 Op.68-2
ギルマン:ヘンデルの主題による行進曲
ヘンデル:「聖チェチーリアの祝日のための頌歌」〜序曲と行進曲
ジョン・キッチン(Org)

録音:2015年2月12日−14日
ヨーロッパに伝わる学生歌「ガウデアームス」からイギリスと縁が深いケネス・レイトンまで、エジンバラ市とエジンバラ大学のオルガニストを歴任した名手ジョン・キッチンが、400年にわたるオルガン音楽の歴史を描く。1897年に建築されたエジンバラ大学マキューアン・ホールのパイプ・オルガンによる演奏。

BONGIOVANNI
GB-5193(1CD)
オフィチウム・サンクティ・ミニアティス エンツォ・ヴェントゥローニ(指)
ヴィリ・ガリレイCho
フェデリコ・バルダッツィ(指)
アンサンブル・サン・フェリーチェ

録音:2015年11月/イタリア、ヴィッラ・カロリア
フィレンツェに祀られた聖人、聖ミニアートへの祈りを称える聖歌。独唱によるレクティオ(朗読)、2群の合唱が交互に歌うアンティフォナ(交唱)、独 唱に合唱が応えるレスポンソリウム(応唱)からなり、セクションごとに女声、男声と交代しながら歌われます。 (Ki)

CHEMINS DU BAROQUE
CDB-001(1CD)
カスパー・フェルスター(1616-1673):作品集
私は心を尽くし主に感謝を捧げる
イエス、優しい思い出
3 声のソナタ2番
おお良きイエスよ
3声のソナタ3番
我いかなる時も主をほめたたえん
2本のコルネットのための作者不詳のソナタ
私は信じる、贖い主は生きておられるといかに幸いか、主を畏れる人
レ・トラヴェルセ・バロック
エティエンヌ・メイヤー(指)

録音:2014年11月17日〜20日
なかなか演奏されることのない17世紀の中欧、東欧の作品の演奏をライフワークに活動するレ・トラヴェルセ・バロック。バロック時代ポーランドの 作曲家であるミエルチェフスキとジェレンスキに続き今回彼らが挑んだのは同じくポーランドのバロック時代の作曲家、カスパー・フェルスターです。イタリアが音楽の最先端であった当時、フェルスターは当時の中欧の作曲家たちの例に漏れず、イタリアで勉強し、そこでの音楽様式を取り入れながら も独自の語法を織り交ぜ、豊かな音楽を生み出しました。自らが歌手でもあったフェルスターの声楽パートは、音域も広く技巧が凝らされ、彼が優れた歌 手であったことを思わせます。当時の慣習に従い、声楽の旋律から器楽パートが派生し発展していくこれらの曲では、歌と器楽の旋律がかみ合う緊密なア ンサンブルや、華やかな響きが楽しめます。音楽の中心地ではなかったからこそ生まれた、イタリアンバロックとは一味違う中欧バロックの響きをどうぞご 堪能ください。 (Ki)
CHEMINS DU BAROQUE
CDB-002(1CD)
ヨハン・ゲオルグ・ラウホ(1658-1710):作品集
喉が渇いた全ての者よ/12度のソナタ
おお我がイエス/ソナタ4番
サルヴェ・レジーナ
トッカータ1番(ゲオルグ・ムッファト)
ソナタ1番
天の女王/ソナタ3番
いと優れたる慰め主、来たり給え、他
アンサンブル・ドゥルチス・メロディア
ジャン=フランソワ・アベレ(Org・指)

録音:2014年10月21日〜25日バエレンドルフ、サン=レミ教会
作曲家であり、ストラスブール大聖堂のオルガニストでもあったヨハン・ゲオルグ・ラウホ。彼の哀歌を中心とする作品群の全体が初めて録音された、 貴重な一枚です。演奏はイタリア、ドイツ・バロック音楽を中心に活動する演奏団体、アンサンブル・ドゥルチス・メロディアが手がけます。「自分の音楽 を通して、倦怠を取り除き、闇を追い払い、衰えた魂に活気をもたらしたい」と望んでいたというラウホの、音楽を通した祈りが込められたCDです。 (Ki)
CHEMINS DU BAROQUE
CDB-003(1CD)
J.S.バッハ、ブクステフーデ、ガイスト: カンタータ集
バッハ:カンタータ第19番「かくて戦おこれり」BWV 19
ブクステフーデ:カンタータ「 天使に来たれと命じたまえ」 Bux WV 10
バッハ:カンタータ「主なる神よ、我らこぞりて汝を頌め」
クリスチャン・ガイスト: 天にいる敵は誰か
トロンハイム・バロック
シギスヴァルト・クイケン(指、Vn)

録音:2015年7月8日、サン=マルタン=デ=ホフ教会、サールブール音楽祭
神の国の到来とこの世の終末が書かれた新約聖書の最終章「ヨハネの黙示録」。中でも重要な場面である、大天使ミカエルとサタンの戦いを題材とし たバッハ、ブクステフーデ、ガイストによる4つのカンタータが、ここにおさめられています。演奏は古楽器界で名を馳せるクイケンが率いるノルウェーの若々 しい古楽演奏集団、トロンハイム・バロック。宇宙的なスケールで描かれる戦闘を、お聴きください。  (Ki)
■トロンハイム・バロック
2009年に設立されたノルウェーのバロック・アンサンブル。若々しいエネルギーと斬新なアプローチで、創設以来高い評価を得ています。特に17〜 18世紀の知られざる作品に取り組んでおり、特に17世紀スウェーデン宮廷の音楽やノルウェーの伝統音楽、そして18世紀後半のフランス音楽を得意 としています。また本拠地ノルウェーのトロンハイムの文化を発信することにも注力し、美しいステンドグラスで有名なニーダロス大聖堂で定期的にコンサー トを行っています。また主要な古楽フェスティヴァルにも度々招かれ、ヨーロッパを中心に精力的にツアーも行っています。さらにシギスヴァルト・クイケン、 クリストフ・ルセ、エルヴェ・ニケといったバロック界の巨匠たちとも共演を重ねています。
CHEMINS DU BAROQUE
CDB-004(1CD)
ドメニコ・マッツォッキ(1592-1665):作品集
聖なる希望/世俗的な愛
マリー・マドレーヌ,希望と悲しみ
神聖なソネットとマドリガル
アンサンブル・エリマ
ガブリエル・ガリード(指)

録音:2015年6月27日〜7月2日、9月14日〜15日サールブール
時は16世紀末、宗教改革を経たキリスト教の中心地ローマでは、音楽においても後のバロック音楽に繋がる改革が行われていました。パレストリー ナらによるポリフォニックな宗教音楽と、モンテヴェルディに代表されるモノディ様式による世俗曲という、2つの対極にある音楽様式が1つに絡み合い、 新たな音楽表現が生み出されている時代でした。そんな時代を代表するのが、昨年没後350周年を迎えたイタリアの作曲家、ドメニコ・マッツォッキです。 このCDには、ジェズアルドとモンテヴェルディの系譜を引き継ぎながら独自の音楽を生み出しているマッツォッキの多様な作品が収められています。バッ ソオスティナートのような彼の先人たちの手法や、当時の新様式であったモノディ様式、イタリア語のみならずスペイン語やラテン語など様々な言語で書か れた声楽曲など、彼の多様な音楽表現が詰まっています。切々と歌い上げるものから心浮き立つような祝祭的な曲まで、多様な表情の音楽が詰まったこ のCDはマッツォッキの音楽の魅力を様々な角度から余す所なく伝えます。 彼はまた、強弱やテンポ表示など、音符以外の情報を楽譜に書き込み始めた作曲家の1人としても知られています。楽器の指定も行ったとされ、この CDの「世俗的な愛」の中では劇的な効果を高めるため、楽器本体を叩いて雑音を出すという現代顔負けの奏法を聴くことができます。
1人でこれだけの幅広い様式に取り組み、成功を収めたにも関わらず、音楽史の中で取り上げられることの少ないマッツォッキの知られざる世界。17 世紀イタリア、ラテンアメリカバロックのエキスパート、ガブリエル・ガリードが率いるアンサンブル・エリマの輝きのある演奏で堪能できる1枚です。

Capriccio
C-8001A13(1CD)
【再発売シリーズ】
パーセル:オペラの組曲集
.歌劇「妖精の女王」組曲Z.629
歌劇「預言者、またはダイオクリージャンの物語」Z.627
.歌劇「アーサー王、またはイギリスの偉人」Z.628
歌劇「インドの女王」Z.630-第2幕シンフォニー
アカデミー室内O
ネヴィル・マリナー(指)

録音:1994年10月20-22日UKロンドン聖ジュード教会
ネヴィル・マリナーによるイギリス・バロック時代の作曲家パーセル(1659-1695)の傑作集。ほとんどが舞曲で構成されているこれらの組曲をマリナーは生き生きと演奏しています。この時代の音楽の楽しさに開眼させてくれる楽しい1枚です。

Challenge Classics
CC-72710(1SACD)
ピエール・ド・ラ・リュー(c.1452-1518):Missa Cum jocunditate カペッラ・プラテンシス
ストラットン・ブ ル(リーダ ー )
ヴィム・ディーペンホルスト(オルガン)

録音:2015年11月23-25日/ベルギー、フランク・ヴァレット教会
ポリフォニー音楽の傑作といえるラ・リューのミサ曲を収録しています。演奏はチャレンジ・クラシックスからジョスカン・デ・プレ、オケゲムなどのル ネサンス音楽をリリースしている男声アンサンブル、カペッラ・プラテンシス。経験豊かで研ぎ澄まされた様式美あふれる歌唱が名作に光を当てます。グ レゴリオ聖歌やオルガンの即興も交えながら全曲を構成し、雰囲気を高めています。 2016年はオランダの画家ヒエロニムス・ボス(1450-1516)の没後500年記念として、世界で話題が広がっています。このアルバムもまた彼へのオマー ジュとして発売されます。ボスとラ・リューは生没年も近く、共にオランダ南部のスヘルトーヘンボスに住んでいたこともあり、ボスがこのミサ曲から絵を 描くインスピレーションを得たこともあるのではないかという想像も出来ます。 (Ki)

Goodies
78CDR-3628(1CDR)
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタト短調Op.6-2 「悪魔のトリル」 ヴァーシャ・プシホダ(Vn)
オットー・グレーフ(P)

独 GRAMMOPHON 57099/100
(1938年8月28日ベルリン録音)
ヴァーシャ・プシホダ(1900-1960)はチェコのヴォズナニーに生まれた。11歳でプラハ音楽院に入った。ミラノの演奏会に居合わせた大指揮者アルトゥーロ・トスカニーニ(1867-1957)を驚嘆させ「新しいパガニーニ」と称賛されたのがきっかけでヨーロッパ諸国で認められた。1921年にアメリカ・デビュー、1927年にはロンドン公演をした。プシホダは1930年にヴァイオリニストのアルマ・ロゼー(1906-1944)と結婚したが1935年に別れた。アルマ・ロゼーはウィーン・フィルのコンサート・マスターを長年つとめたアルノルト・ロゼー(1863-1946)の娘。プシホダは第2次世界大戦中はザルツブルクのモーツァルテウムで教鞭をとった。大戦後はウィーンを拠点に教鞭と演奏活動をした。このアルバムの第4面でプシホダ自身の豪華絢爛なカデンツァが聴けるのが大きな特長。このシリーズにある「ヴァーシャ・プシホダの芸術」(78CDR-3574)と共にこのヴァイオリニストの名人芸を堪能していただきたい。

ALIA VOX
AVSA-9915(1SACD)
グラナダ(1013-1526)〜グラナダの王国成立から文化の勃興、カスティーリャ王国による
滅亡、改宗を余儀なくされたイスラム教徒の物語

1. Invocacion Qamti be-Ishon Layla (Cantar de los Cantares. Inspirado en Cantar 3, 1-4)
2. Taqsim instrumental & Danza morisca (Ney)
3. Moaxaja: Billadi askara min aadbi Llama - Al-Andalus
4. Preces: Penitentes orate - Plegaria mozarabe s. XI
5. Ductia (instr.) - Cantiga de Santa Maria (CSM 123) - Alfonso X El Sabio
6. Sionida: Yefe Nof - Yehuda Halevi (1075-1141)
7. Taqsim (Kanun) - Improvisacion - Moaxaja: Ya gosan naqa - Ibn Zuhr (Sevilla 1073-1162) - Tradicion Al-Andalus
8. Fragmento de la Carta sobre la conversion forzosa Iggeret ha-Shemad, cap. IV [Texto recitado] - Las Estrellas de los cielos (instr.) - Anonimo sefardi
9. Danza morisca (instrumental)
10. Lamento: Plange Castella misera - Anonimo, Codice de Las Huelgas, f. 160, s. X
11. Danza de iniciacion (instrumental)
12. Lamento hebraico-andaluz Dror yiqra - Dunash ben Labrat, s. X
13. Poema en piedra de la Alhambra de Granada. Texto en arabe de Ibn Zamrak [Texto recitado] - Taqsim
(improvisacion instrumental)
14. Pero que seja a gente - Cantiga de Santa Maria (CSM 181) - Alfonso X El Sabio
15. Romance fronterizo: Cerco de Baeza - Anonimo, Cancionero de Palacio (CMP 106)
16. Lamento: El camino ? La angustia - Improvisacion andalusi
17. Propinan del Melyor (instr.) - Anonimo, s. XV
18. Villancico: Aquella mora garrida - Gabriel, Cancionero de Palacio (CMP 254)
19. Villancico: Viva el gran Re Don Fernando - Carlo Verardi
20. Romance: El pan de la afliccion - Plegaria sefardi
21. Diario de abordo de Cristobal Colon, Noche del 11 al 12 octubre 1492 [Texto recitado]
22. Villancico: Todos los bienes del mundo - Juan del Enzina
23. Cronica de los Reyes de Castilla, cap. CXCVI [Texto recitado]
24. Lamento andalusi Maqam hijaz - Ibn Zaydun (Cordoba 1003-Sevilla 1071)
エスペリオンXXI、
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
ジョルディ・サヴァール(指)
サヴァールによるグラナダ考。グラナダの500年の歴史を音楽でたどります。ズィール朝、ムラービト朝、ハンマード朝そしてナスル朝と変遷したイス ラム王朝の中心的な都市、グラナダ。壮麗なアルハンブラ宮殿でも名高いグラナダでは様々な文化が栄えましたが、最期はキリスト教勢力を前に陥落しま した。サヴァールは、グラナダの当時の高度な文化や激動の歴史の物語を、洗練された音楽をもって描いています。 (Ki)

Psalmus
PSAL-020(1CD)
セルトン:レクイエム ヴォクス・カントリス、
ジャン=クリストフ・カンドウ(指)

録音:2012年11月
パリ、サント=シャペルの聖歌隊長を務め、シャンソンの発展に寄与したフランス・ルネサンスの音楽家、ピエール・セルトン(1510−1582)の「レクイエム」。フランスのア・カペラ・グループ、ヴォクス・カントリスの清廉なハーモニーが美しい。
Psalmus
PSAL-019(1CD)
ルネサンス時代の詩篇集
グディメル:詩篇100番
グディメル(スヴェーリンク編):詩篇96番
グディメル:詩篇33番、詩篇8番
レストカール:詩篇127番
グディメル(ルジュヌ編):詩篇24番
レストカール:詩篇137番
グディメル:詩篇22番
セルヴァン:詩篇13番
グディメル:詩篇51番
ルジュヌ:詩篇41番
グディメル(レストカール編):詩篇107番
ルジュヌ:詩篇130番
レストカール:詩篇128番
グディメル:詩篇104番
カウレリ:主の祈り
ル・コンセール・デ・プラネート・コンソルト

録音:2013年2月
が参加するル・コンセール・デ・プラネート・コンソルトは、2006年に結成されたフランスの古楽アンサンブル。特に中世ルネサンスのポリフォニーの演奏、研究が高い評価を受けています。

Ligia Digital
LIDI-0104308-16(1CD)
ファンタスティクス〜、ハンフ、クネラー:オルガン作品集
ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):前奏曲(大前奏曲)ホ短調
 コラール幻想曲「来たれ、異教徒の救い主よ」
 前奏曲(小前奏曲)ホ短調
 前奏曲ト長調
ヨハン・ニコラウス・ハンフ(1664-1711):コラール「ああ神よ、天より見下ろしたまえ」
 コラール「わが愛する神に」
 コラール「われらの神は堅き砦」
 コラール「われを憐みたまえ、おお主なる神よ」(1)
 コラール「われを憐みたまえ、おお主なる神よ」(2)
 コラール「われと共に神の慈悲を称えよ」
 コラール「神もしこの時われらと共にいまさずば
アンドレアス・クネラー(1649-1724):前奏曲ヘ長調
前奏曲ト長調
 コラール「来たれ、異教徒の救い主よ」
 前奏曲ニ短調
オリヴィエ・ヴェルネ(Org)

録音:2015年10月26-28日、教区教会(マリエンミュンスター修道院)、マリエンミュンスター、 ノルトライン=ヴェストファーレン州、ドイツ
使用楽器:1736-1738年、ヨハン=パトロクロス・メラー製 (2011-2012年、クリスティアン・アーレンス修復)
北ドイツ・オルガン楽派の作品集。名オルガン・ビルダー、ヨハン=パトロクルス・メラー(1698-1772)による楽曲に適した歴史的オルガンを使用。

Rondeau
ROP-6107B03
(1CD)
バロック・パッション
テレマン:リコーダーと通奏低音のためのソナタハ長調TWV41:C5
バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタホ短調BWV1034
ヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク(1727-1756):ハープシコードのための前奏曲ハ長調
ヘンデル:リコーダーと通奏低音のためのソナタニ短調HWV367a
ハッセ(1699-1783):ハープシコードのためのソナタヘ長調
テレマン:リコーダーと通奏低音のためのソナタホ短調TWV41:e2
エリザベート・シュヴァンダ(リコーダー)
ベルンヴァルト・ロール(ハープシコード)

録音:2015年9月14-16日ハノーファークレーフェルト,シュテファンシュテフテス教会
バロック期に活躍した5人の作曲家の作品集。バッハの才能ある弟子で、14歳の時に「ゴルトベルク変奏曲」を演奏したとされるJ.G.ゴルトベルクの作品も収録されています。作曲技術はイマイチだったと評されていますが、実際にはこんなにも素晴らしい作品が残されています。現在ヘルフォルトの音楽大学で教会音楽を教えているリコーダー奏者シュヴァンダと、やはりハノーヴァーで古楽全般の教授を務めるロールの精緻なアンサンブルでお楽しみください。
Rondeau
ROP-6114B03
(1CD)
ラートゲーバー(1682-1750):ミサ・ブレヴィス ヘ長調<キリエ/サンクトゥス/ベネディクトゥス/アニュス・デイ>
ペルゴレージ:スターバト・マーテル
ブクステフーデ(1637-1707):悲歌「それでもなお死は逃れられないのか」BuxWV 76b.
ティツィアン・ガイヤー(Boy-S)/スヴェン・ヴァーグナー(Boy-A)/ヨーリック・エーベルト(Boy-S)/エリザベート・ナツェル(第1ヴァイオリン),(Va)/ノンナ・パルフェノフ(第2ヴァイオリン)/ユッタ・ベドナルツ(Va)/フランツィスカ・マツ(Vc)/ミリホフ・プラヴシク(Cb)/ディートリヒ・ベドナルツ(Org)/ドルトムント・アカデミー少年Cho
ヨスト・ザルム(指)

録音:2015年6月24-26日ドルトムントペーター・ツー・シブルク
通常はソプラノ(もしくはカウンターテナー)とアルトで歌われるペルゴレージの「スターバト・マーテル」。しかし、この演奏のように少年たちが演奏すると、より柔らかく理想的な響きを得ることができます。ヨスト・ザルム率いるドルトムント・アカデミー少年合唱団は、小編成のメンバーたちが徹底的なボイス・トレーニングに取り組むことで知られており、このアルバムでも様々な時代に書かれた作品を的確に演奏しています。

TOCCATA
TOCC-0364B03
(1CD)
ヨハン・カスパール・フェルディナント・フィッシャー:晩課詩篇集Op.3
フィッシャー:音楽の花束組曲第1番-前奏曲第8番
 晩課詩篇集Op.3‐主よ、急いで私をお助けください
 晩課詩篇集Op.3‐幸いなるかな
 音楽のアリアドネOp.4-第4曲前奏曲とフーガニ長調
 晩課詩篇集Op.3‐われ主に感謝せん
 音楽のアリアドネOp.4-第18曲前奏曲とフーガロ短調
 晩課詩篇集Op.3‐われは信じたり
 音楽のアリアドネOp.4-第8曲前奏曲とフーガホ長調
 晩課詩篇集Op.3‐主が建てたもうのでなければ
 音楽のアリアドネOp.4-第3曲前奏曲とフーガニ短調
 晩課詩篇集Op.3‐イェルサレムよ、主を讃めたたえよ
 音楽のアリアドネOp.4-第17曲前奏曲とフーガ変ロ長調
ヨハン・クリストフ・ペッツ(1664-1716):2台のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタト短調
フィッシャー:11.晩課詩篇集Op.3‐マニフィカト
ペッツ:二重の天才Op.1‐ソナタ第5番
フィッシャー:ロレトの連祷Op.5‐サルヴェ・レジーナ
エクスルテムス(声楽アンサンブル)
シャノン・キャナヴィン(指)
ニュートン・バロック(器楽アンサンブル)
アンドルス・マドセン(Org&指)

録音:2014年5月5-9日USAマサチューセッツ、チェストナッツ・ヒルハモンド・ストリート379チャーチ・オブ・ザ・リディーマー
※初録音
バロック時代のドイツの作曲家フィッシャー(1656-1746)の珍しい作品集。生涯についてはほとんどわかっていないものの、その作品にはリュリをはじめとしたフランス音楽の影響が現れているとされ、またこのアルバムにも収録されている「音楽のアリアドネ」はバッハの「平均律クラヴィーア曲集」の先駆的作品とも言われています。アメリカの2つの古楽アンサンブル、エクスルテムスとニュートン・バロックがコラボレーションしたこの演奏は、晩課の詩篇に、前述の音楽のアリアドネと、同時代の作曲家ペッツの器楽曲を組み合わせ、実際の祈りに即した形にし、当時の教会の雰囲気を表現しています。


ALIA VOX
AVSA-9917
(2SACD+book)
ラモン・リュイ(1232-1316)〜征服、対話と絶望の時代 語り/S.ベル、J.ボイクサデラス
歌/マリア・クリスティーナ・キール(ソプラノ)、パスカル・ベルタン(カウンターテナー)、フリオ・ザナージ(バリトン)
ほか
エスペリオンXXI、ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
ジョルディ・サヴァール(指)
中世のカタルーニャ最大の著述家にして学者、ラモン・リュイ(1232-1316)。彼が生きた時代はキリスト教、ユダヤ教、イスラム教という3つの宗教