湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


バロック以前・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



Perfect Noise
PN-1703(1CD)
ヘンデルとその周辺の音楽家たち
サンマルティーニ(1695-1750):オーボエと通奏低音のためのソナタ第2番 ト長調*
ジャン=バティスト・ルイエ(1680-1730):レッスン第3番ト短調〜ホーンパイプ
ジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670-1747):チェロと通奏低音のソナタ イ短調
ヘンデル:オラトリオ「ソロモン」〜Haste haste to the cedar
ウィリアム・バベル(1690-1723):オーボエと通奏低音のためのソナタ第2番ハ短調*
ヘンデル:組曲ホ短調HWV438
アンドレア・カポラーレ(?):チェロと通奏低音のためのソナタ第5番
ウィレム・デ・フェッシュ(1687-1761):イギリスの歌〜ポリー
ピエトロ・カストルッチ(1729-1759):オーボエと通奏低音のためのソナタ第5番ト長調
ジョン・エルンスト・ガリアルド(1680頃-1747):チェロと通奏低音のためのソナタ第3番ヘ長調
ウィレム・デ・フェッシュ:イギリスの歌〜ある歌
トーマス・ヴィンセント(1720-1783):オーボエと通奏低音のソナタ第1番ニ長調*
ジャコベ・バセヴィ・チェルヴェット(1690-1783):ソナタ第6番
ブノワ・ローラン(バロックOb)
テアトロ・デル・モンド

録音:2016 年
*=世界初録音
ベルギー出身のバロック・オーボエ奏者のブノワ・ローランとモンテヴェルディのスペシャリストとしても知られている古楽アンサンブル、テアトロ・デル・ モンドのアルバム。ヘンデルと同時代に生きた作曲家たちの作品を収録しています。ジュゼッペ・サンマルティーニは、ミラノからロンドンに渡りオーボエ 奏者として華々しい活躍をし、のちに作曲家としても活躍、ヘンデルとの親交がありました。そしてベルギー出身の作曲家ジャン=バティスト・ルイエ。管 楽器や鍵盤楽器の作品を多く残しており、自身も木管奏者としてロンドンで活躍。同名の従兄弟が地元ヘントで作曲家として活動していたので、自らロン ドンのルイエと呼んでいたといいます。ヘンデルとライバル関係にあったジョヴァンニ・ボノンチーニ。ヘンデルと友人関係にありオルガン名手でもあったウィ リアム・バベル。オランダ出身で晩年はイギリスを活動拠点としヘンデルのオーケストラでも演奏したウィレム・デ・フェッシュ。同じくヘンデルのオーケ ストラで20年余りコンサートマスターを務めたローマ生まれのヴァイオリンの名手ピエトロ・カストルッチ。など、いずれも故郷から離れてロンドンで成 功を収めた音楽家たちです。 (Ki)

APARTE
AP-170(1CD)
F.クープラン:クラヴサン曲集第3巻より
・第13組曲
〔1.ゆりの花ひらく 2.葦 3.胸飾りのリボン 4.フランス人気質、またはドミノ(仮面舞踏会の頭巾)純潔-はじらい-情熱-希望-誠実-忍耐-恋やつれ-媚-年老いた伊達男と時代後れの守銭奴-気のよいかっこう-無言の嫉妬-狂乱〕
・第18組曲
〔1.ヴェルヌイユの女 2.ヴェルヌイユの娘 3.修道女モニク 4.騒がしさ 5.感動 6.ティク-トク-ショク 7.片足の不自由な元気者〕
・クラヴサン曲集第1巻より第3組曲 ハ短調より第11曲「お気に入り」
ブランディーヌ・ヴェルレ(Cemb/ルッカース1636年モデル、1985年アンソニー・サイディ&フレデリク・バルによる複製)

録音:2017年5月
フランスが生んだ根強い人気の名クラヴサン奏者ブランディーヌ・ヴェルレ、F.クープランの登場。ヴェルレのF. クープランといえば、1976-80年にか けて全曲録音されたアストレの名盤(近年XRCD 化(JMXR.24510・廃盤) もされ話題となりました)が有名ですが、今回、ルッカース・モデルの銘器 コピーを奏でての新録音となりました。1942年生まれという彼女、75歳での録音となった当盤は、全体として自然で力みのない音楽運び。「騒がしさ」や「ティ ク・トク・ショク」でも、浮足立つことのないテンポで聴かせます。F.クープランの音楽に込められた様々な表情をもらさず織り込んでいるようで、まさに 巨匠の風格といえます。ヴェルレはライナーノートに「作曲家」と題した文章を寄せており(フランス語のみ)、こちらも興味深いものがあります。 (Ki)

APARTE
AP-164(2CD)
リュリ:歌劇「アルセスト」(またはアルシードの勝利)(1674年)
〔フィリップ・キノー(1635-1688)台本による音楽悲劇〕
アルセスト/栄光:ユディト・ファン・ヴァンロイ(S)
アルシード/エドウィン・クロスリー=メルセル(Bs-Br)
アドメート、第 2 のトリトン:エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(T)
セフィーズ、チュイルリーのニンフ、プロセルピーネ:アンブロワジーヌ・ブレ(Ms)
リコメード、シャロン:ダグラス・ウィリアムズ(Bs-Br)
クレアント、ストラートン、プルトン、エオレ:エティエンヌ・バゾラ(Br)
マルヌのニンフ、テティス、ディアーヌ、セーヌのニンフ、ニンフ:ベネディクト・タウラン(S)
影、アレクトン、アポロン:ルシア・マルティン・カルトン(S)
第1のトリトン、プルトーの使者:エンゲランド・デ・ヒス(T)
クリストフ・ルセ(指、Cemb)
レ・タラン・リリク
ナミュール室内cho

録音:2017年7月13,15,16日、サル・ガヴォー(パリ)
フランス・バロック界の大御所クリストフ・ルセ率いるレ・タラン・リリク。ラモー:「ツァイス」(2014年7月録音、AP 109)、リュリ:「アルミード」(2015 年12月録音、AP 135)、ラモー:ピグマリオン(2017年1月録音、AP 155)につづくバロック・オペラ最新盤はリュリのアルセスト。リュリと作家キノー による音楽悲劇「カドミュスとエルミオーヌ」に続く第二作目の音楽悲劇です。1674年1月19日にパリの王立音楽アカデミーで初演され、国王と宮廷の人々 は高く評価されましたが、当時権力を持ち始めていたリュリに嫉妬して、音楽家たちはこの作品の評判を落とそうとしました。にも関わらず1674年7月 にも祝賀行事の一環としてこの作品が上演され、その後もフランス各都市で上演されるなど、成功をおさめました。コーラスの用いられ方が非常に効果的 で、物語を見事に進行していきます。様々なシーンを描写するオーケストラ音楽も、どれも簡潔にして充実しています。 【あらすじ】 舞台はチュイルリー宮と庭園。アドメート王とアルセストの婚礼。アルセストに恋をしているアルシード以外は皆結婚を祝っている。そこへ隣国のリコメー ド王が登場し、戦いがおこり、アドメート王は瀕死の傷を負い、王のために自らの命をささげ出すものが現れれば、王の死は避けられるという。誰も死の うとしないのを見てアルセストは、自らを生贄に捧げる。アルシードが、アルセストと自分が結ばれてもよいのであれば、アルセストを取り戻すと約束し、 黄泉の国へと向かう。黄泉の国でアルシードはプルトーを説得し、アルセストを取り戻し、現世に帰る。命を取り戻したアルセストはしかし、アドメート王 を慕い続けるのを見て、アルシードは身を引き、アドメート王とアルセストはあらためて結婚をし、ミューズたちは結婚とアルシードの勝利をたたえて、幕 となる。

CPO
CPO-555204(1CD)
NX-B10
ヨハン・セバスティアーニ(1622-1683):マタイ受難曲 コリン・バルツァー(T)
クリスティアン・イムラー(Bs-Br)
イーナ・ジードラツェク(S)
ネイサン・メドレイ(C.T)
ジョナサン・ウッディ(Bs-Br)
ポール・オデット(指)
スティーヴン・スタッブズ(指)
ボストン古楽音楽祭声楽アンサンブル
ヨハン・セバスティアーニはドイツ・バロック時代の作曲家。ワイマールで生まれ、1650年頃にケーニヒスベルクに赴き活動を 始め、1661年に大聖堂のカントール職に就きます。その2年後には宮廷楽長に任命され、亡くなるまでその職にあり、宗 教曲を含む多数の作品を残しました。彼の作品の中で最も知られているのがこの「マタイ受難曲」であり、曲自体は1663 年以前に書かれたようですが、1672年に再演され高い評価を受けました。彼は「オラトリオ受難曲(それまでは無伴奏で あった受難曲に器楽を導入し、イタリア風のレチタティーヴォやコンチェルタート様式によって楽曲を構成する方式)」の最 初期の作曲家の一人であり、また壮麗な合唱を組み込んだことでも知られています。 2015年にグラミー賞を受賞したポール・オデットとスティーヴン・スタッブズの指揮によるボストン古楽音楽祭声楽アンサンブ ルの素晴らしい演奏で。
CPO
CPO-555168(1CD)
NX-B02
オルフェウス-17世紀の歌、アリアとマドリガル集
【収録された作曲家】
ロバート・ジョンソン/アントニオ・ドラーギ/モーリス・グリーン/ウィリアム・バード/ガブリエル・フォクトレンダー/ヤコボ・ペーリ/ヨハン・エラスムス・キンダーマン/フランチェスコ・ラジ/クラウディオ・モンテヴェルディ/ルイジ・ロッシ/トーマス・カンピオン/ヘンリー・パーセル/ドメニコ・ベッリ/ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ/アンワーヌ・フランシスク/ヨハン・シュテフェンス
ユリアン・プレガルディエン(T)
テアトロ・デル・モンド
アンドレアス・キュッペルス(指)
17世紀初頭、楽器伴奏による初期のバロック独唱曲は、それまで主流であったルネサンス期の多声合唱作品との共存を 始めました。これは、もちろん音楽の形態は違えども、表現の多様性を求めてのことであったとされています。タイトルに付さ れた「オルフェウス」とはギリシャ神話に登場する詩人、音楽家であり、彼が弾くリラの音色に全ての動物、草花が魅了され たと言われ、17世紀終わりのイギリスでは「オルフェウス・ブリタニクス」という歌曲集が出版されるほど、その名前は音楽と一 体化していました。このアルバムでは現代の名歌手ユリアン・プレガルディエンがオルフェウスを讃え、イギリス、ドイツ、イタリア の歌曲を歌い、キュッペルスが指揮するテアトロ・デル・モンドが、様々な舞曲で曲間を繋いでいくという趣向です。
CPO
CPO-555037(1CD)
NX-B10
ヨハン・フィリップ・クリーガー(1649-1725):5曲の宗教的コンチェルト集(1697年 ニュルンベルク)
Ruhmet den Herrn(詩篇 第22番)
Ach Herr, wie ist meiner Feinde soviel(詩篇第3番)
4声のソナタ
Herr, warum trittest du so ferne(詩篇第10番)
Meine Seele harret nur auf Gott(詩篇第62番)
Fortunae ne crede
クラウス・メルテンス(Bs-Br)
ハンブルク・ラーツムジーク
ジモーネ・エッケルト(指)
ニュルンベルクに生まれ、シュッツに音楽を学び、コペンハーゲンに移住。ペーター教会のオルガニストをはじめ、コペンハーゲ ンの主要な教会でオルガニストとして活躍した後は、バイロイトの辺境伯クリスティアン・エルンストの宮廷楽長に就任。しか しクリーガーが作曲家としての真価を発揮したのは、1677年に当時のヴァイセンフェルス公国で職を得た後のこと。1680 年には宮廷楽長として数多くの宗教曲やオペラを作曲、ドイツのバロック様式をリードするまでになりました。また若きヘンデ ルの才能を見出した人としても知られています。この「音楽による魂の平和」は1690年に作曲されたクリーガーの代表作の 一つであり、ドイツ語による詩篇の歌唱の間にに器楽曲が挿入されるという曲集。指揮者のエッケルトはこの曲を得意とし ており、以前、ドロテー・ミールズを独唱者としたアルバムをリリースしていましたが、今作では名バス・バリトン、クラウス・メル テンスを起用。柔軟な解釈による美しい音楽を聴くことができます。

Capriccio
C-7215(5CD)
NX-C05
テレマン:宗教合唱作品集
【CD1】
カンタータ「雷神を称える」TWV6:3
カンタータ「主は王なり」TWV8:6
【CD2】
カンタータ「最後の審判の日」TWV6:8
【CD3】ダンツィヒのコラール・カンタータ集
Christus der ist mein Leben 「キリストこそわが命」TWV1:138
Du o schones Weltgebaude 「汝、おお壮麗なる世の楼閣よ」TWV1:394
Jesu meine Zuversicht「わが確き望みなるイエスは」TWV1:984
Jesu meine Freude「イエス、わが喜び」TWV1:970
Ich bin ja Herr「われはまことに、主よ、汝の御手の中にあり」TWV1:822
【CD4】
Alles redet itzt und singet カンタータ「全てが語り、そして歌う」 TWV20:10
ミサ・ブレヴィス TWV9:14
Deus judicium tuum モテット「神よ、あなたの審判を王に与え給え」 TWV7:7
【CD5】
オラトリオ「イエスの復活と昇天」TWV6:6
アン・モノイオス(S)
バルバラ・シュリック(S)
ヴェロニカ・ヴィンター(S)
ヴィルトフリート・ヨッヘンス(T)
クラウス・メルテンス(Bs) 他
ヘルマン・マックス(指)
ライニッシェ・カントライ
ダス・クライネ・コンツェルト
テレマンの知られざる宗教作品のBOX化! 後期バロック音楽を代表する作曲家の一人、テレマン。18世紀前半のヨーロッパでは随一の人気と名声を誇るだけでなく、 「音楽史上最も多くの作品を書いた」作曲家としても知られています。 40歳でハンブルク市の音楽監督に就任したテレマンは、市の行事やオペラ、コンサートのあらゆる場面に作品を提供、21世 紀になっても新発見の作品が上演されるなど、その数は計り知れません。 このBOXには、テレマン作品の中でも、最も重要な教会音楽の中からカンタータとオラトリオの名作を収録。存命時にはバッ ハよりも知名度が高かったというテレマンの宗教曲をじっくりお楽しみいただけます。バルバラ・シュリック、クラウス・メルテンスら、 ドイツを代表する古楽歌手たちと、17世紀作品のオーソリティであるヘルマン・マックス率いるオリジナル楽器のアンサンブル“ラ イニッシェ・カントライ”と“ダス・クライネ・コンツェルト”のフレキシブルな演奏です。

ACCENT
ACC-24342(2CD)
ヴァイヒライン:ミサ曲集
[CD1]
Canon uber das Post-Hornl
Eripe me Domine
Domine
Missa Rectorum Cordium
Missa Sanctissima Trinitatis
Missa Gloriosa Virginis in Coelo
グナール・レツボール(指)
アルス・アンティクァ・オーストリア
聖フロリアン少年cho

録音:2006年9月(CD1)、2004年11月(CD2)
もともとSYMPHONIAレーベルで発売されていたCD2枚をセットにしたもの。廃盤久しい、知る人ぞ知る古楽の名盤が嬉しい復活です。ロマヌス・ ヴァイヒライン(1652-1706)はオーストリア生まれで、ビーバーに師事した作曲家。オーストリア古楽界の重鎮レツボールが自国の作曲家を愛情たっぷ りに演奏しており、ハイレベルな少年合唱の透明さも見逃せません。美しい宗教作品にどっぷり浸りたい人にお勧めです。Cはトランペット、トロンボーン、 ティンパニを伴う華やかな音楽でビーバーを思わせます。 (Ki)

OMF
KCD-2059(1CD)
再発売
天正遣欧使節団の音楽
プロログ
#1パッサメッツォ上の五木の子守唄 〜 ももやももや
#2漆黒の南蛮履作者不詳
#3とりこてあアロンソ
#4夜は暗うてフランシスコ・ゲレーロ? 〜 #5こんけららばれ
出航
#6牛飼いとお針箱
国王フェリペ2世謁見
#7ディフェレンシアス『いと甘き覚え』エルナンド・デ・カベソン/ピエール・サンド
ラン
#8あめまりあフランシスコ・ゲレーロ
#9川内の子守唄 〜 #10ファンタシアアントニオ・カレイラ
舞踏会
#11花の舞ファブリツィオ・カローゾ
#12スパニョレッタファブリツィオ・カローゾ
伊東マンショの郷愁
#13日向木挽唄
ローマにて
#14ファンファーラ『馬上にて』
#15らおだて
#16そなたはさながら清らなりジョヴァンニ・バッサーノ/ジョヴァンニ・ピエ
ルルイジ・ダ・パレストリーナ#17でんでれん作者不詳
#18レスポンソリウム『天主のサントスは来たりて』サカラメンタ提要より
関白秀吉謁見
#19テント『こんけららばれ』アントニオ・カレイラ
#20グロサード『こんけららばれ』ルイス・デ・ナルバエス
中浦ジュリアンの回想
#21中浦手毬唄 〜 #22レセルカーダ『いと甘き覚え』ディエゴ・オルティス/ピ
エール・サンドラン
#23誰人が幸いなるか存じてをるオラツィオ・ヴェッキ 〜 #24ろどりごまるちね
す殿作者不詳
中浦ジュリアンの殉教
#25らだにあす 〜 #26こんけららばれ 〜 #27パライゾにサカラメンタ提要より
〔アントネッロ〕Anthonello
濱田芳通Yoximichi Famadaコルネタ/フラウタ/シャラメラCorneta/Flauta/Charamela
石川かおりCaori Ixicauaビオラ・ダルコViola d’arco
西山まりえMarie Nixamaアルパ/クラボ /レアレジョ/カスタネータス/歌Arpa/Clavo/Realejo/Castanetas/Voz
春日保人Yasuto Casuga歌/フィファラ/篠笛/一節切Voz/Fifara/Fuye/Xaqufachi
花井尚美Naomi Fanai歌Voz
藤沢エリカYerica Fujisaua歌Voz
岡庭弥生Yayoi Vocaniua歌Voz
わだみつひろMitcufillo Vadaタンボール/太鼓Tambor/Taico
矢野薫Caoru Yanoクラボ/プサルテリア/歌Clavo/Psalteria/Voz
〔賛助出演・特別出演〕
三浦一雄Cazuo Miura歌1Voz
皆川達夫Tatcuo Minagaua歌Voz
大平紀之Noriyuqi Vofira歌8Voz
ヴォーカル・アンサンブル『ロス・ケントス』Los Kentos
ケント・ラフKenton Ruff/鈴木克精Yoxiaqi Suzuqi/細川大介Daisuqe Fosocaua
ドルーピー・トランペット隊Droopy Trumpet Ensemble
隊長:中村孝志Tacaxi Nacamullaトロンベタ/トゥバTrombeta/Tubae

録音:2007年5月27/28日(関口台スタジオ(東京)
2007年に発売され大反響を呼んだアルバム「天正遣欧使節の音楽」が、10年の時を経て、[2017 リマスター]バージョンとして蘇りました。 一旦、オリジナルの作業ファイルまで遡り、最新のミックスエンジンとプラグインを用いて再度ミキシング。ス タジオには演奏者も立ち会い、音楽的な表現にまで踏み込んだ調整を行いました。新たな工程を経て 生まれ変わった極上の音質をお愉しみいただけます。 「天正遣欧使節の音楽」は、1582年、九州のキリシタン大名によってローマ教皇のもとに派遣された4 人の少年(天正遣欧使節)の生涯を、当時の音楽の再現とアレンジによって表現した壮大な物語絵 巻。天正使節の生い立ちを描くプロログからはじまり、ヨーロッパでの謁見(スペイン国王フェリペ二世、 ローマ教皇グレゴリオ13 世)、関白秀吉の御前演奏の再現と続き、フィナーレではキリシタン禁止令後 も地下に潜伏して布教を続けた中浦ジュリアンの悲劇的な最期(10ヶ月の投獄の後、穴吊りの刑に処 せられ死亡)までを描いています。 アントネッロのリーダー・濱田芳通が、足かけ10 年以上、現在まで残っている記録・資料を可能な限り 調査。この時代の作品を通り一遍に再現するのではなく、独自のアレンジを施すことにより、この時代に 天正使節によってもたらされた西洋音楽が、21世紀のわれわれ現代人にまで影響を及ぼしているさま に迫ります。 2017年12月13日/14日には演奏会「〜語りと音楽でつづる〜天正少年使節の音楽」も開催予 定。今後ますます注目されるプロジェクトです。

Hyperion
CDA-68195(1CD)
マショー:フォーチュンズ・チャイルド オルランド・コンソート〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕

録音:2016年4月27日−29日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。これまでオルランド・コンソートがコンサートとレコーディングの中心プロジェクトとして演奏を続けてきたマショー・シリーズの第5作目は、「フォーチュンズ・チャイルド(Fortune’s Child)」と題された、運命の女神に翻弄される人々の愛の喜びと苦しみの歌。14世紀の詩人であり"アルス・ノヴァ"を代表するフランスの音楽家、ギョーム・ド・マショー(c.1300−1377)の詩的で物悲しい音楽を、オルランド・コンソートの精緻なア・カペラで描きます。
Hyperion
CDA-68250(1CD)
タリス:アンティフォナ集
聞いてください、お願いです
誉れある神の御母よ/聖なる神
めでたし棘なき薔薇
めでたし、父なる神のいと高貴なる娘
めでたし、けがれなき乙女
おお、光から生まれた光よ
カージナルズ・ミュージック、
アンドルー・カーウッド(指)

録音:フィッツアラン・チャペル、アランデル城(ウェスト・サセックス)
タリス・スコラーズやオルランド・コンソート、オックスフォード・カメラータなどのメンバーとして活躍し、現在はセント・ポール大聖堂の音楽監督を務める英国古楽界の名匠アンドルー・カーウッドと、カーウッド率いるイギリスのア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージック。ウィリアム・バードに続くカージナルズ・ミュージックのメイン・レパートリーとして録音されてきたトマス・タリスの名録音からのハイライトが登場!英グラモフォン賞2006で古楽部門賞に輝いたCDA-67548を始め、カージナルズ・ミュージックが築いてきたタリスの名唱の数々が収められています。

Pentatone
PTC-5186696
(1SACD)
隠された秘宝
(1)-(3)ロカッテリ:劇場風序曲 ニ長調 Op.4-1
(4)コレッリ:ラ・フォリア Op.5-12
(5)ニーナ・シモン(1933-2003):ふたりの誓い
(6)カルロ・ジェズアルド(1566):お前は私を殺す、残酷なひとよ
(7)ニコ・マーリー(1981-):「わたしを探して」
(8)阿炳(1893-1950):二泉映月
(9)-(11)フランク:前奏曲,フーガと変奏曲 Op.18
(12)ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス(1772-1847):ロンド Op.4
(13)-(15)サティ:3つのゆがんだ踊り
(16)ロン・フォード(1959-):モテッ
(17)ヤナーチェク:ズデンカ変奏曲
(18)ジョスカン・デ・プレ:「森のニンフ」(オケゲムの死を悼む挽歌)

編曲=(1)-(3)(5)(9)-(12)イェルテ・アルトゥイス、(4)(6)(13)-(16)ラーフ・ヘッケマ、(8)オリヴァー・ボエクホールン、(17)アルバン・ウェスリー、(18)ルーカス・ファン・ヘルズディンゲン
カレファックス・リード五重奏団【オリヴァー・ボエクホールン(Ob、コーラングレ、ティン・ホイッスル)、イヴァー・ベリックス(Cl)、ラーフ・ヘッケマ(Sax)、イェルテ・アルトゥイス(バスCl)、アルバン・ウェスリー(Fg)】

ン録音:2017年1月31日-2月2日/ドープスゲツィンデ教会(ハーレム)
リード五重奏団の “カレファックス” がPENTATONEレーベル初登場です。当団は「ポップスのメンタリティを備えたアンサン ブル」と評され、圧倒的なテクニックから奏でられる見事なアンサンブルで結成時より高い評価を得ており、独MDGレーベルなどから多くのディスクがリ リースされています。リード五重奏は18世紀以降の作品が多いため、当団はオリジナル作品以外も積極的に編曲また委嘱をし、レパートリーを広げてき ました。また、ジャズ、ポップスも演奏し国際的な音楽シーンから熱烈な支持を受けています。
「隠された秘宝」と題された当ディスクでは、ジョスカン・デ・プレの「森のニンフ」、コレッリの「ラ・フォリア」、サティの「3つのゆがんだ踊り」な ど15世紀から現代まで、世界の魅力的な作品が並びます。オルガンのために書かれたフランクの前奏曲、フーガと変奏曲では原曲さながらの響きを追求 し、カレファックスの真の実力を示した名演を聴かせてくれます。リード・ファンはもちろんのこと、オーディオ・ファンにもおすすめしたいディスクです! (Ki)

MSR
MS-1635(1CD)
「証明できることは何もない」 〜パルテニア(ヴィオール四重奏)
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:ハレルヤ、おお、とりなしの処女よ(1150)
フランシス・ホワイト:ずっと遠くの側の花(2010)
ノーダーヴァル:証明できることは何もない(2008)
オルソン:棘(2013)
フランシス・ホワイト:おとぎ話から(2013)
パルテニア:【ビヴァリー・オー(トレーブル&バス・ヴィオール) 、ローレンス・リプニク(テナー・ヴィオール) 、ロサムンド・モーリー(バス・ヴィオール) 、リサ・テリー(バス・ヴィオール)】
クリスティン・ノーダーヴァル(S)
ダション・バートン(Bs-Br)
ヴァレリア・ヴァシレフスキ(語り)

録音:2016年12月,2017年6月 米国,ニューヨーク州,ウェストチェスター
ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの曲の他はすべてここ10年に作曲された声楽とヴィオールのための作品集。フランシス・ホワイトの「ずっと遠くの側の花」は、ヒルデガルトの「ハレルヤ、おお、とりなしの処女よ」に基づいた作品。クリスティン・ノーダーヴァルはここで歌っているソプラノ歌手で、作曲も手掛けている人。「証明できることは何もない」は4曲、25分ほどの大曲。トーニー・オルソンの「棘」は、ヴィオール四重奏の上にバスバリトンがジョン・ヘアの詩を語るように歌う曲。ホワイトの「おとぎ話から」はヴィオール四重奏と語りによる曲。 パルテニアはニューヨークを拠点に活動する珍しいヴィオール四重奏団。

ENCHIRIADIS
EN-2045(1CD)
ムジカ・フィクタ創設25周年記念
ビクトリア(1548-1611):死者の為の聖務曲集
 わが魂は萎え [Taedet animam meam] (レクツィオ;4声)
 死者の為のミサ(レクイエム) [Missa pro defunctis (Requiem)] (6声)
  イントロイトゥス/キリエ/グラドゥアーレ/オフェルトリウム
  サンクトゥス−ベネディクトゥス/アニュス・デイ/コムニオ
 悲しみのうちに引き戻され [Versa est in luctum] (モテット;6声)
 われを解き放ちたまえ [Libera me] (レソポンソリウム;6声)
ムジカ・フィクタ
[ロラ・アグスティ、マノン・ショーヴァン(S)
アドリアーナ・マイヤー(A)
フラーヴィオ・フェッリ=ベネデッティ(男性アルト)
アリエル・エルナンデス、ディエゴ・ブラスケス(T)
ビクトル・クルス、ファルナンド・ルビオ(Bs)]
ラウル・マリャビバレナ(指)

録音:2017年2月、サンタ・クルス修道院宿泊所礼拝堂、マドリード、スペイン
1992年にスペインの合唱指揮者ラウル・マリャビバレナにより創設された声楽アンサンブル「ムジカ・フィクタ」の創設25周年記念盤。ビクトリアのレクイエムの録音は2002年8月(EN 2006)以来14年半振り。メンバーは全員交代しています。
淀みなく進む演奏で収録時間は39分ほどですがフルプライス商品です。

Nimbus Alliance
NI6358(2CDR)
フランス・オルガン音楽の黄金時代Vol.6
ジャック・ボワヴァン:オルガン曲集第1巻(1690)&第2巻(1700)からの組曲集
デイヴィッド・ポンスフォード(Org)

録音:2017年5月1日−4日、サン=ミシェル教会(ボルベック、フランス)
主にルイ14世の統治下からフランス革命まで、フランスにおけるオルガン音楽の黄金時代に作曲された秀作を発掘するシリーズ。第6集は、パリのキャンズ=ヴァン教会やルーアン大聖堂のオルガニストを務めたとされる、ジャック・ボワヴァン(c.1649−1706)のオルガン作品集。使用楽器は、1992年にフランスの歴史的記念物(Monument historique)に指定されたサン=ミシェル教会(ボルベック)のヒストリカル・オルガン。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Centaur
CRC-3569(1CD)
クープラン:クラヴサン組曲全集 Vol.3
クラヴサン第3組曲/クラヴサン第11組曲/クラヴサン第13組曲
マーク・クロール(ハープシコード/パスカル・タスカン1769年製、ウィリアム・ダウド1974年製)

録音:2015年−2016年、マサチューセッツ(アメリカ)
50年以上のキャリアを持ち、25年以上に渡りボストン大学のチェンバロ科教授の要職にあるアメリカの鍵盤楽器奏者、マーク・クロールによるクープランの組曲集第3巻。「第13組曲」では、マサチューセッツのニュートン・センターに所蔵されているマーロウ・A・シーガルのプライヴェート・コレクション、1769年にパスカル・タスカンが製作したオリジナルの楽器を弾いています。

Aeolus
AE-10103(1CD)
イタリアのカンタータ集
ハイニヒェン:カンタータ「La, dove in grembo al colle」
作曲者不詳:リチェルカール*
サンチェス:カンタータ「簒奪者にして暴君」
スカルラッティ:トッカータ*
カルダーラ:別れ
作曲者不詳:フィオレンツァのアリア*
サンチェス:私の欲望
ピストッキ:痛ましい別れ
(*=クラヴィオルガン・ソロ)
カプリオーラ・ディ・ジョイア〔アマリリス・ディールティエンス(S)、バート・ネサン(クラヴィオルガン)〕

録音:2017年1月、ベルギー
リチャード・エガー、ヨス・ファン・フェルトホーフェン、エリク・ファン・ネーヴェルらの巨匠たちと共演を行い、オペラ、オラトリオの両面で活躍するベルギーの古楽系ソプラノ、アマリリス・ディールティエンス。ブルージュの聖ギリス教会の首席オルガンニストやブリュッセル音楽院のチェンバリストを務める、1980年生まれのベルギーの若き指揮者&古楽系鍵盤楽器奏者のバート・ネサン。
ディールティエンスとネサンの夫婦が2007年に設立したピリオド・アンサンブル、"カプリオーラ・ディ・ジョイア"の10周年を祝うアルバムは、チェンバロとオルガンを組み合わせた楽器、「クラヴィオルガン(クラヴィオルガヌム)」の伴奏によるイタリアのカンタータ集。(ハイニヒェンはドイツの作曲家ですが、このカンタータはイタリア滞在時代にイタリア様式で書かれているため、このアルバムに含まれています。)
バート・ネサンは、ベルギーのルーヴェン大学でクラヴィオルガンの博士研究を行うなど、この楽器の研究家・演奏家としても高名。チェンバロとオルガンの音が聞こえるため、まるでもう一人奏者がいるかのように聞こえるクラヴィオルガンの不思議な音色と、ディールティエンスの澄み渡る歌声をお楽しみください。

Christophorus
CHR 77421(1CD)
ラインハルト・カイザー:マルコ受難曲 クリスティアン・ブレンベック(指)
パーセニア・ヴォーカル、
パーセニア・バロック
ベルンハルト・ヒルトライター(T)、
ハルトムート・エルベルト(Bs)、
ヨッヘン・エルベルト(T)、
ターニャ・ダルタン(S)、
ペトラ・ガイトナー(S)、
メリンダ・パウルセン(A)


録音:1993年5月10日−12日、ドイツ
17世紀〜18世紀のハンブルクでドイツ・バロック・オペラの中心として活躍し、当時ヘンデルやテレマンといった巨匠と並び称された作曲家、ラインハルト・カイザー(1674−1739)。
ラインハルト・カイザー作と伝わるものの、父であるゴットフリート・カイザーやフリードリヒ・ニコラウス・ブルーンスの作ではないかとの説もあり、「伝ラインハルト・カイザー」とも表記される「マルコ受難曲」は、バッハが複数回演奏するなどその作品を愛し、「マタイ受難曲」の参考にしたとも言われているドイツ音楽史の重要作。
日本では2017年に「東京マルコ受難曲合唱団」によって日本初演が行われ注目を浴びた、伝カイザーの「マルコ受難曲」。テルツ少年合唱団の伴奏者としても活躍したドイツのオルガン&チェンバロ奏者、指揮者のクリスティアン・ブレンベックが90年代に残したChrsitophorusの名録音が新装再発売となります。
Christophorus
CHR-77418(1CD)
スペインの花〜ヴィオール・コンソートとギターのための音楽
ミラン:パヴァーナとガリャルダ
ブルーナ:第1旋法によるティエント・デ・ファルサス
サンス:アチャス
オルティス:リチェルカーダ第4番
ブルーナ:Obra de 5° tono por Ce sol fa ut
カベソン:Ilano del Cavalleroによる変奏曲
ブルーナ:第2旋法によるティエント・デ・ファルサス
エンシーナ:ファータ・ラ・パルテ
カベソン:Dama le demandaによる変奏曲
サンス:ルヘロとパラデタス
アギレラ・デ・エレディア:第4旋法によるティエント・デ・ファルサス
オルティス:リチェルカーダ第8番
フランシスコ・デ・ラ・トーレ:ダンツァ・アルタ
サンス:マリサパロス、ハカラス
カベソン:イタリアのパヴァーナ、
 ミラノのガリアルダによる変奏曲
サンス:フォリアス
作曲者不詳:エスパノレータ
カバニーリェス:パサカリェス
サンティアゴ・デ・ムルシア:ガリャルダス
カバニーリェス:フォリアによる変奏曲
マリア・フェレ(ルネサンス&バロック・ギター)、
レゼスカパード

録音:2017年2月15日−17日、ドイツ
多くの芸術が栄えたスペイン黄金世紀、15世紀〜17世紀スペインのギターとヴィオール・コンソートのための作品集。スペインのカタルーニャ出身、バルセロナの音楽院とドイツのトロッシンゲン音楽大学、スイスのバーゼル・スコラ・カントルムで学んだギター&リュート奏者マリア・フェレが、女流奏者4人からなるフランスのヴィオール・アンサンブル、「レゼスカパード(レ・エスカパード)」と共演し、色鮮やかなスペインの花々を咲かせます。

Chandos
"CHACONNE"

CHSA-0403(1SACD)
ヘンデルの最後のプリマ・ドンナ〜ロンドンのジュリア・フラージ
ヘンデル:オラトリオ 「スザンナ」 HWV.66より スザンナのアリア「清く澄んだ小川がさらさらと流れ」
ヴィンチェンツォ・チャンピ:歌劇 「シリアのアドリアーノ」より エミレーナのアリア「おお神よ! 私は気力が衰えてしまいます」(世界初録音)、
 歌劇 「カミッラの勝利」より カミッラのアリア「あそこの日陰の岸の向こうに」(世界初録音)
トマス・アーン:歌劇 「アルタクセルクセス」より アルバチェスのアリア「なぜ死はいつもなかなか哀れな者の悲しみを終わらせてくれないのだろう」
ジョン・クリストファー・スミス:オラトリオ 「失われた楽園」より イヴのレチタティーヴォと歌「おお、アダム、私を憎まないで − やってくる! やってくる! それは死に違いない!」、
 オラトリオ 「レベッカ」より レベッカのレチタティーヴォと歌「でも見て、夜が音もなく忍び寄ってくる − おお安らかな眠りよ!」
トマス・アーン:仮面劇 「アルフレッド」より エルトルダのアリア「恵み深き天よ、おお、わが声を聞きたまえ!」
ヘンデル:オラトリオ 「テオドーラ」 HWV.68より シンフォニア、テオドーラのレチタティーヴォとアリア「おお汝輝く太陽よ! − わが悲しみと同じくらい深い闇で」、シンフォニー・オヴ・ソフト・ミュージック、テオドーラのレチタティーヴォとアリア「だがなぜおまえは掻き乱されるのだ− おお、翼で昇ることができたなら」
フィリップ・ヘイズ:仮面劇 「テーレマコス」より パルテノーペのアリア「すぐに汝の運命の時が到来し」(世界初録音)
ヘンデル:オラトリオ 「ヘラクレスの選択」 HWV.69より プレジャー(快楽)のアリア「そこではおいしい水が勢いよくきらきらと流れ出る」、
 オラトリオ 「イェフタ」 HWV.70より イフィスのレチタティーヴォとアリア「汝ら聖職者たちよ − さらば、汝ら澄んだ泉と迸る流れよ」、
 オラトリオ 「ソロモン」 HWV.67より シバの女王のアリア「太陽は差し込むことを忘れるだろうか」
ルビー・ヒューズ(S)、
ローレンス・カミングス(指)
エイジ・オヴ・インライトゥメントO

録音:2017年7月27日−28日、30日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
ルネサンスとバロックのレパートリーを得意とするイギリスの若きソプラノ、ルビー・ヒューズがChandosソロ・デビュー!ルビー・ヒューズは、2009年ロンドン・ヘンデル歌唱コンクールで第1位と聴衆賞を受賞、2011年と2013年にはBBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選ばれ、2014年にはロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティ・ミュージック・アウォードにノミネート、そしてボルレッティ・ブイトーニ・トラスト賞も受賞している注目のアーティスト。
名匠ローレンス・カミングス率いるエイジ・オヴ・インライトゥメントOをバックに、ヘンデルの晩年のオラトリオ「スザンナ」、「テオドーラ」、「イェフタ」などの世界初演を務めたイタリア出身の名歌手、ジュリア・フラージ(fl.1740−1774)の軌跡を辿ります。ヘンデルの代表的な作品に加え、ヴィンチェンツォ・チャンピやジョン・クリストファー・スミス、フィリップ・ヘイズらによる稀少な同時代のアリアも収録。

Linn
CKD-581(1CD)
ガブリエリ:金管楽器のための音楽
ガブリエリ:第12旋法による10声のカンツォン(ii)(サクラ・シンフォニア, 1597より)、
 第8旋法による12声のソナタ第8番(サクラ・シンフォニア, 1597より)
ラッピ:4声のカンツォン第11番 「ラ・セラフィーナ」(ソナーレのためのカンツォーニ, 1608より)
ガブリエリ:8声のピアノとフォルテのソナタ(サクラ・シンフォニア, 1597より)、
 7声のカンツォン第5番(カンツォーニとソナタ, 1615より)、
 第7旋法による8声のカンツォン(ii)(サクラ・シンフォニア, 1597より)
フレスコバルディ:カンツォン第3番(1634)
ガブリエリ:14声のソナタ第18番(カンツォーニとソナタ, 1615より)、
 8声のカンツォン第8番(カンツォーニとソナタ, 1615より)
マッサイーノ:8声のカンツォン第33番(ソナーレのためのカンツォーニ, 1608より)
ガブリエリ:4声のカンツォン 「ラ・スピリタータ」(ソナーレのためのカンツォーニ, 1608より)、第9旋法による12声のカンツォン(サクラ・シンフォニア, 1597より)、
 ソナタ第21番 「コン・トレ・ヴィオリーニ」(カンツォーニとソナタ, 1615より)
ヴィアダーナ:8声のシンフォニア 「ラ・ベルガマスカ」(シンフォニー・ムジカーリ, 1610より)
ガブリエリ:6声のカンツォン第3番(カンツォーニとソナタ, 1615より)
ブオナメンテ:6声のソナタ(ソナタとカンツォーニ, 1636より)
ガブリエリ:15声のソナタ第19番(カンツォーニとソナタ, 1615より)
グッサーゴ:4声のラ・ボッターナ(4声、6声と8声のソナタ, 1608より
ガブリエリ:22声のソナタ第20番(カンツォーニとソナタ, 1615より)
ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック&ジュリアード・スクール・ブラス、
ラインハルト・フリードリヒ(指)
ロンドンの王立音楽アカデミー(ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック)とニューヨークのジュリアード音楽院(ジュリアード・スクール)。2004年以来コラボレーションを続ける2つの名門音大の金管奏者たちによるガブリエリ・アルバムが登場! ルツェルン祝祭管の首席トランペット奏者であるドイツの名手ラインハルト・フリードリヒが指揮を務め、王立音楽アカデミーの学長であり自身もトランペット奏者であった英国楽壇の重鎮ジョナサン・フリーマン=アットウッドがレコーディング・プロデューサーを務める特別プロジェクトです。金管楽器のバイブル、ジョヴァンニ・ガブリエリと同時代のヴェネツィアの作曲者たちによる金管楽器のための音楽。近代の楽器と知性を16世紀のテクニックやチューニングと融合させた挑戦的なレパートリー。ガブリエリの新たな名盤となるか、ブラス関係者要注目!

OEHMS
OC-018(6CD)
NX-C05
南ドイツ・オルガンの巨匠たち
【CD1】
ヨハン・カルパール・ケルル(1627-1693):オルガン作品集

【CD2】
ゲオルク・ムッファト(1653-1704):音楽とオルガンの資料
トッカータ 第1番-第9番

【CD3】
ムッファト:音楽とオルガンの資料
1-3.トッカータ 第10番-第12番
4.チャコーナ
5.パッサカリア
6.Nova Cyclopeias Harmonica

【CD4】
ヨハン・パッヘルベル:オルガン作品集

【CD5】
ブクスハイムのオルガン曲集

【CD6】
ハンス・レオ・ハスラー(1564-1612):オルガン作品集
ヨゼフ・ケレメン(Org)

【CD1】
録音:2004年4月20-23日エゲダヒャー・オルガン(1708)
【CD2】
録音:2004年11月17-18日 Augustiner-Chorherrenstift, Klosterneuburg, Austria
【CD3】
録音:2004年10月19-20日 Augustiner-Chorherrenstift, Klosterneuburg, Austria
【CD4】
録音:2005年11月7-8日 Augustiner-Eremiten-Kirche Pappenheim, Germany
【CD5】
録音:2009年4月22-23日 作者不詳のオルガン(1425頃)St. Andreaskirche, Soest-Ostonnen…1-14
2008年11月5-6日 エーベルト・オルガン(1558) Hofkirche Innsbruck…15-27
【CD6】
録音:2014年8月12-14日 ヨハネス・フロイント・オルガン(1642) Stiftskirche Klosterneuburg, Austria…1-12
2016年10月19-20日 マルクス・ギュンツアー・オルガン(1609) St.Martin Gabelbach, Germany…13-18
このアルバムにおける「南ドイツ」というのは、ドイツ語圏の南部、オーストリアとスイスの一部からポーランド、ボヘミア、トランシ ルバニアの東ヨーロッパ地域の一部までを含む、広範囲を指します。 この6枚組のBOXには、16世紀から17世紀にかけてこの地で活躍した作曲家たちのオルガン作品と、1460-70年頃に成 立した作品集「ブクスハイムのオルガン曲集」(バイエルン州のブクスハイム修道院に伝えられてきた256曲からなる曲集。作 曲家名のほとんどは不詳)を収録。南ドイツのオルガン音楽の伝統を辿る貴重なBOXです。演奏しているケレメンは1986 年以来、この地方の教会音楽を研究し、演奏活動にも熱心に取り組んでおり、このBOXは長年の研究の成果とも言える ものです。

Resonus
RES-10206(1CD)
NX-B05
フランドル楽派の賛美歌集
ルイ・ブルジョワ(1510頃-1559):Or sus serviteurs du Seigneur(詩篇134番)
クロード・グディメル(1510頃-1572):Mon Dieu me paist(詩篇23番)
クロード・ル・ジュヌ(1528-1600):Mon Dieu me paist(詩篇23番)
ルイ・ブルジョワ:Propos exquis(詩篇45番)
クロード・ル・ジュヌ:Propos exquis(詩篇45番)
ルイ・ブルジョワ:C'est un Judee(詩篇76番)
クロード・ル・ジュヌ:C'est un Judee(詩篇76番)
ルイ・ブルジョワ:Des qu'adversite(詩篇46番)
クロード・ル・ジュヌ:Des qu'adversite(詩篇46番)
ルイ・ブルジョワ:Le Cantique de Simeon
エドワード・ウィッカム(指)
ケンブリッジ・セント・キャサリン・カレッジcho
ルネサンス期にフランドルで活躍した作曲家、クロード・ル・ジュヌとその周辺の作曲家たちによる「讃美歌」を集めたアルバム。 ルイ・ブルジョワの詩篇134番で始まり「シメオンの歌」で終わるこの曲集には、同じテキストを用いた2人の作曲家の作品が 収録されており、同年代と言っても、その作風の違いを聴きとるのも面白いところです。この時代の作品は4声のポリフォニー で書かれているものが多く、15世紀の頃の厳格な作風ではなく、作品はどれも自由な模倣形式で書かれています。ケンブ リッジ・セント・キャサリン・カレッジ合唱団のレパートリーの広さが伺える1枚です。
Resonus
RES-10207(1CD)
NX-B05
テレマン:カノン風ソナタとファンタジー集
ソナタ 第1番 ト長調 TWV40:118
ソナタ 第2番 ト短調 TWV40:119
フルートのためのファンタジア 第12番 ト短調 TWV40:13
ヴァイオリンのためのファンタジア 第7番 変ホ長調 TWV40:20
ソナタ 第3番 ニ長調 TWV40:120
ソナタ 第4番 ニ短調 TWV40:121
フルートのためのファンタジア 第6番 ニ短調 TWV40:7
ソナタ 第5番 イ長調 TWV40:122
ソナタ 第6番 イ短調 TWV40:123
エリジウム・アンサンブル
【メンバー】
グレッグ・ディクマンス(バロック・フルート)
ルチンダ・ムーン(バロック・ヴァイオリン)

録音:2016年5月16-17日,6月1-2日,10月21日
1738年に作曲されたテレマンのカノン風ソナタ「MEL-odious Canons」は全ての楽章が「2声のカノン」形式で書かれている 作品。3つのカノンで1曲のソナタになるというもので、通常はフルート2本もしくはヴァイオリン2挺で演奏されます。このアルバ ムでは、ディクマンスのフルートとムーンのヴァイオリンが掛け合いを披露するという趣向になっており、それぞれの楽器の見せ場 として、独奏用のファンタジーも演奏されています。エレガントな音をお楽しみいただけます。

MERIDIAN
CDE-84645(1CD)
「音楽の宝箱」〜ニュースペインの器
楽音楽 第1集(18 世紀半ば)

作者不詳;5 つの舞曲
ロカテッリ:フルート・ソナタ イ長調 Op.2-7
ムルシア:4 つの器楽曲
マオ:ソナタ第6 番
作者不詳:フルート二重奏曲
レオ:ソルフェッジ
ラ・フォンテガラ・メヒコ:
【マリア・ディエス=カネド(リコーダー)
エロイ・クルス(バロックG,テオルボ)
エウニセ・パディジャ(Cemb)
ラファエル・サンチェス・ゲヴァラ(Gamb,
バロックVc)】
ヴァンサン・トゥゼ(リコーダー)

録音:2017年1月15‐17日 メキシコシティ
「音楽の宝箱」と題されたニュースペインの器楽音楽の第1集。ニュースペインすなわちヌエ バ・エスパーニャはスペイン統治時代のメキシコ(1521-1821)のこと。第1集では18世紀半ばに メキシコで作られた、もしくはメキシコで人気があった曲を集めている。ここではリコーダー独奏 を用いたものが中心で、総じて明るくカラッとした音楽が多い。 ラ・フォンテガラ・メヒコはメキシコを代表するピリオド楽器アンサンブル。1988年結成。
MERIDIAN
CDE-84646(1CD)
「音楽の宝箱」〜ニュースペインの器楽音楽 第2集(18 世紀末)
J.C.バッハ:ピアノ、リコーダー、通奏低音のためのソナタ ト長調 Op.2-2
アーベル:ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ホ短調 Op.6-3
リヒター:ピアノ、リコーダー、通奏低音のためのソナタ第 2番 ト長調
作者不詳:アイデム氏のソナタ第5 番
ドヴィエンヌ:2 つのフルートのためのソナタ第2番 ハ長調
ミソーン:リコーダーと通奏低音のためのソナタ イ短調
ラ・フォンテガラ・メヒコ:
【マリア・ディエス=カネド(リコーダー)
エロイ・クルス(テオルボ,バロックG,ロマンティックG)
エウニセ・パディジャ(フォルテピアノ)
ラファエル・サンチェス・ゲヴァラ(Gamb, バロックVc)】

録音:2017年1月18‐20日 メキシコシティ
「音楽の宝箱」と題されたニュースペインの器楽音楽の第 2 集。ニュースペインすなわちヌエ バ・エスパーニャはスペイン統治時代のメキシコ(1521-1821)のこと。第 2 集では 18 世紀末、つ まりウィーンでモーツァルトが活躍したのと同時代にメキシコでで作られた、もしくはメキシコで好 んで演奏された曲を集めている。チェンバロからフォルテピアノに変わり、潤いのある曲が増えて いる。スペイン、カタルーニャのマタロー出身の作曲家、ルイス・ミソーン(1727―1776)の作品が 珍しい。ラ・フォンテガラ・メヒコはメキシコを代表するピリオド楽器アンサンブル。1988 年結成。

IDIS
VERMEER-40018(1CD)
ディンディア:アリアと嘆き
1. Voi che ascoltate
2. カプスベルガー:トッカータ
3. Quell’infedele
4. C.カルヴィ:La moda e sua Chiaccona
5. Piangono al pianger mio
6. ピッチニーニ:Partirte variate sopra la foglia aria Romanesca
7. Misera me! Fia vero?
8. ピッチニーニ:トッカータII
9. Cara mia setra
10. B.ジャノンチェッリ:Bergamasca
11. Ma che? Squallido e oscuro
12. Occhi, convien morire
13. C.カルヴィ:Aria di Fiorenza e sua Corrente
14. Un di soletto
15. ピッチニーニ:トッカータI
16. E pur tu parti, ohime
17. Riede la primavera
18. ピッチニーニ:Chiaccona Cappona alla vera Spagnola
19. O del cielo d’Amor unico sole
20. C.カルヴィ:Pavaniglia e Spagnoletta
21. Tu parti, ahi lasso
22. Oh! Se torn ail mio sol
23. ピッチニーニ:Aria di Saravanda in varie partite
24. Com’e soave cosa
クラウディーネ・アンセルメ(S)
パオロ・ケリーチ(リュート、テオルボ、バロックギター)

録音:2017年4月/ミラノ
モンテヴェルディと同時代の作曲家、シジズモンド・ディンディア(1582頃-1629)の歌曲を集めたアルバム。どの曲も表現力豊かで、抑揚の大きな 旋律が目を引き、ディンディアのメロディメーカーぶりがうかがえます。クラウディーネ・アンセルメの歌唱は情感たっぷり。他の作曲家の器楽独奏曲も収録。 残響が非常に豊かな録音です。 (Ki)

H.M.F
HMM-902288(1CD)
Enfers(黄泉の国)〜ラモー、グルックのオペラより
[入祭唱]
ラモー:ああ!私たちの怒りは無駄ではなかった(『ゾロアストル』第4幕6場/復讐の神)
ルベル:カオス(四大元素より)
ラモー:ここが怪物の荒らしている悲惨な場所だ(『ダルダニュス』第4幕4場/アンテノール)
ラモー/作曲者不詳:レクイエム・エテルナム(『カストールとポリュックス』のテーマに基づくレクイエム)
グルック:神よ!このおそろしい海岸の守り手(『タウリーデのイフィゲニア』第2幕3&4場/オレステ)
[キリエ]
ラモー/作曲者不詳:キリエ・エレイソン(『カストールとポリュックス』のテーマに基づくレクイエム)
ラモー:神よ!いくつもの不運がこの場でうめいている!(『イポリートとアリシ』第2幕4場/テセウス)
ラモー:ルール(舞曲)(『愛の驚き』第2幕8場)
[昇階曲]
グルック:深い暗闇が口を大きく開けているのしか見えない(『アルミード』第4幕1場/ウバルド(デンマークの騎士))
ラモー/作曲者不詳:ドミネ・イエス(『カストールとポリュックス』のテーマに基づくレクイエム)
[セクエンツィア]
グルック:地獄のシンフォニア、フーリエのエア(『オルフェオとエウリディーチェ』第2幕1場)
ラモー:いたましい犠牲者たちの生活を終わりにしよう(『ゾロアストル』第4幕5,6場/アブラマン)
グルック:フーリエのダンス(『オルフェオとエウリディーチェ』第2幕)
ラモー:汝、未来の暗闇を見通す者よ〜突然の汝の恐ろしい運命が我々の中に浮かび(『イポリートとアリシ』第2幕5場/プルトン、3人の平和)
[奉献唱]
ラモー:私は何を聞いたのか?〜力強い波の主よ(『イポリートとアリシ』第3幕6場)
ラモー/作曲者不詳:私たちは賛美の生け贄と祈願をあなたに捧げます(『カストールとポリュックス』のテーマに基づくレクイエム)
ラモー:私をここに召喚したこれらの悲しみは何か?(『イポリートとアリシ』第4幕4場/フェードル)
ラモー:もうあなたには会わないだろう(『イポリートとアリシ』第4幕4場/テセウス)
[聖体拝領唱・楽園へ]
グルック:精霊の踊り(『オルフェオとエウリディーチェ』第2幕2場)
ラモー/作曲者不詳:永遠の安息を彼らにあたえたまえ(『カストールとポリュックス』のテーマに基づくレクイエム)
ラモー:ポリムニーの入場(『レ・ボレアド』第4幕4場)
ラファエル・ピション(指)
ピグマリオン
ステファヌ・ドゥグー(Bs)ほか

録音:2016 年12月
毎回凝ったコンセプトのディスクと切れ味抜群の演奏で人気急上昇中の、ピション&ピグマリオン。今回は、フランスの人気バス、ステファヌ・ドゥグー のハルモニアムンディ・デビュー盤として、黄泉の国がみせる様々な表情を探るプログラムで登場です。ドゥグーの劇的でまるでテノールのようなハリのあ るみずみずしいバスによる見事な歌唱は、ラモーとグルックの時代のバス歌手として歴史に名を残しているアンリ・ラリヴェ(1737-1802)の生まれ変わ りのようです。ピションは、ラモーとグルックのオペラの名場面(おもに地獄のシーン)と、器楽曲、そして当時編曲されたラモーのオペラに基づくレクイ エムの楽章を抜粋し、架空のミサをつくり出しました。冒頭はドゥグーが歌う嘆きにはじまり、ルベルの四大元素の「カオス」で聴き手は恐怖でおののか されますが、最後は、神聖な詩、讃歌をつかさどる女神「ポリムニー」の入場の典雅にして優しい音楽でプログラムが閉じられ、聴き手は天上へといざ なわれるような気持ちで聴き終えることができます。 (Ki)

Profil
PH-17050(1CD)
18世紀ドイツの宮廷で楽しまれた娯楽音楽
ヨハン・メルヒオール・モルター:カンタータ「私をよく考えよ」MWV2.34
セバスティアン・ボディヌス:トリオソナタ ニ短調
ジャチント・スキャッティ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調
フリードリヒ・シュヴィンドル:弦楽四重奏曲ニ長調
モルター:カンタータ「可愛い植物のいとしき新芽」MWV2.25
 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調
ヨゼフ・アロイス・シュミットバウアー:シンフォニア ト長調
モルター:カンタータ「小さなひばり」MWV2.33
カールスルーエ宮廷楽団【ハンス=ヨアヒム・ベルク(ソロVn)、ベネデッタ・コスタンティーニ(Vn)、キリアン・ツィーグラー(Va)、ガブリエラ・ブラッドリー(Vc)、ヤーネ・ラザロヴィチ(ヴィオローネ)、ユリア・メンデ(S)、キルスティン・カレス(指・Cemb)】

録音:2017年7月28-30日/デュレンビュヒヒ・キリスト教会(カールスルーエ)
ドイツ、バーデン州都カールスルーエは18世紀初頭から宮廷音楽とオペラが盛んでした。ここは外国のカストラート歌手などと契約せず、地元の音楽 家で40人のオーケストラ、伝説の「花の乙女たち」と称される70人の女声合唱などを擁する充実した音楽活動が行われていました。その宮廷楽長たち の作品を集めたアルバム。「カールスルーエ宮廷楽団」は7人の若い音楽家による時代楽器団体。いずれもあまり知られていない作品ですが、モルターの「小 さなひばり」はひばりが飛び立つ所などを描写した興味深い内容です。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1249(1CDR)
クープラン:3つのルソン・ド・テネブレ*
モテット「高きにあるものは大いに喜ぶべし」#
ピエレット・アラリー(S;*/#)
バシア・レトチツカ(S)*
レオポルド・シモノー(T)#
ジョルジュ・アブドゥン(Bs)#
アントワーヌ・ジョフロワ=デュショーム(Cemb)*
エルネスト・ブール(指)
ジェラール・カルティニ室内O
アンサンブル・ヴォーカル・ド・パリ

録音:1954年
※音源: Ducretet-Thomson, 320 C 051

Coviello
COV-91801(1CD)
サラ・パールのガンバで聴くバッハの名アリア
バッハ:マタイ受難曲 BWV244より アリア「来たれ、甘き十字架」
 トッカータ ニ短調 BWV913(チェンバロ独奏)
バリエール:ソナタ集 第2巻より 第6番 ハ短調
フォルクレ:ジュピター
バリエール:ソナタ集 第3巻より 第3番 ハ長調
バッハ:トッカータ ニ長調 BWV912(チェンバロ独奏)
フォルクレ:シャコンヌ・ラ・ボワソン
 ラ・クープラン
F.クープラン:神秘の障壁(チェンバロ独奏)
サラ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マルティン・シー マン(Vc)
ミラ・ランゲ(Cemb)
サラ・パールは人気ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ヒレ・パールの娘で、自身もガンバの名手であり既にいくつかCDをリリースしています。『マタイ』の名アリア「来 たれ、甘き十字」やバリエール、フォルクレなどの美しい曲が並ぶ1枚。幽玄なガンバの音色が身に染みます。「来たれ、甘き十字」はもともとガンバの オブリガートがついた作品で歌のパートはこのCDではチェロが奏でています。 (Ki)
Coviello
COV-91733(1SACD)
「デューベン・コレクション」からの宗教曲集
ヴィンチェンツォ・アルブリーチ(1631-1696?):In convertendo*
グスタフ・デューベン(1628-1690):4声のシンフォニア*
作曲者不詳:Was betrubst du dich*
ニコラウス・アダム・ストランク(1640-1700):6声のソナタ*
作曲者不詳:Domine ne in fuore
クリストフ・ベルンハルト(1628-1692):Ach Herr, strafe mich nicht
ヨハン・マルティン・ラデック(1623頃-1684):Herr, wenn ich nur dich habe*
アントニオ・ベルターリ(1605-1669):5声のソナタ第6番
バルタザール・エルベン(1626-1728):O domine Jesu Christi
マラン・マレ(1656-1728):ラメント
ヨハン・フィーアダンク(1605頃-1646):Der Herr hat seinen Engeln befohlen*
アーベントムジーケン・バーゼル

録音:2017年9月11-14日
*=世界初録音
2000近くの楽譜が収められた、17世紀後半の音楽を今に伝える貴重な「デューベン・コレクション」からの宗教曲集。歌あり器楽あり、男声、女声、 管楽器に弦楽器とさまざまな編成が楽しめます。名手ぞろいのアンサンブルで演奏も申し分ないレベル。まろやかなコルネットが良いです。SACDハイブリッ ドでの発売。 (Ki)

ACCENT
ACC-24340(1CD)
ダウランドからカリフォルニアまで
ジョン・ダウランド:My Lord Willoughby's Welcome Home
トマス・ロビンソン:A Toy
作曲者不詳:Le Rossignol
作曲者不詳:Barafostus Dreame
ジミー・ペイジ:Black Mountain Side(ルカ・ピアンカ編)
トマス・ロビンソン:A Fantasy
トマス・ロビンソン:The Queen's Goodnight
ジョン・ダウランド:Smythes Allmayne
作曲者不詳:O´Carolan's Dream
ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズ:Bron-y-aur Stomp(ルカ・ピアンカ編)
ウィリアム・バード:The Woods so Wild
作曲者不詳:Dreweries Accordes
トマス・ロビンソン:Twenty ways upon the bells
ピーター・フィリップス:Amarilli di Julio Romano
ジミー・ペイジ:Bron-y-aur (ルカ・ピアンカ編)
ジョン・ダウランド:My Lord Chamberlain, His Galliard
トマス・ロビンソン:Passamezzo Galliard
トマス・ロビンソン:A Plain Song
ジミー・ペイジ:Tangerine(ルカ・ピアンカ編)
マシュー・ロック:Allemande
マシュー・ロック:Courante
マシュー・ロック:Ayre
アントニー・ホルボーン:A Ground
ジミー・ペイジ、ロバート・プラント:Going to California(ルカ・ピアンカ編)
マルグレート・ケール(トリプル・ハープ)
ルカ・ピアンカ(Lute)

録音:2016年5月20・21日
タリアの鬼才爆裂古楽集団として名を馳せた「イル・ジャルディーノ・アルモニコ」の初期メンバーでリュート奏者のルカ・ピアンカが面白いアルバム をリリースしてくれました。ハープとのデュオによるイギリス作品集です。リュートのアルバムというと一般的に温かく柔らかく古風な色合いで魅せる仕上が りになりますが、これは一味違って、硬質でキラキラしたサウンド。都会的ともいうべき輝かしい音がします。そして選曲もユニーク。ダウランドやバード に混じって、ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズなんて名が…そう、何とレッド・ツェッペリンまでやっているのです!古楽 曲の素晴らしさは言わずもがな、最後の「カリフォルニア」がまた名トラック。トリプル・ハープとの掛け合いも凝っていて何度も聴き込めます。古楽器の 美しさを損なわずにここまで出来るのかと驚きつつ、大変楽しめる1枚。 (Ki)
ACCENT
ACC-24337(1CD)
グラウプナー:カンタータ&序曲集
カンタータ「Reiner Geist, lass doch mein Herz」GWV1138/11(ソプラノ、オーボエ2、ファゴット、弦楽、通奏低音)
管弦楽組曲 ホ短調 GWV 442(オーボエ・ダ・カッチャ2、弦楽、通奏低音)
カンタータ「Verleih, dass ich aus Herzensgrund」GWV1114/16(ソプラノ、2つのヴァイオリンと弦楽、通奏低音)
協奏曲 ト短調 GWV334
 (2つのヴァイオリンと弦楽、通奏低音)
カンタータ「Ach Gott, wie manches Herzeleid」GWV1142/11(ソプラノ、オーボエ2、ファゴット、弦楽、通奏低音)
ドロテー・ミールズ(S)
フロリアン・ドイター(Vn)
モニカ・ヴァイスマン(Vn)
アルモニー・ウニベルセル

録音:2017年5月
クリストフ・グラウプナー(1683-1760)は後期バロックの作曲家。同時代のバッハやテレマンに劣らぬ魅力を持つドイツの重要作曲家です。ドイツの 名古楽歌手、ドロテー・ミールズが歌うカンタータでその音楽の素晴らしさ、完成度の高さに打ちのめされてください。2003年結成のピリオド楽器アン サンブル、アルモニー・ウニベルセルの鮮烈なバックアップもお見事。緻密で力強い管弦楽書法が楽しめます。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4240(1CD)
フランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789):シンフォニア第52番 ニ長調
テ・デウム 1781
オーボエ協奏曲 ヘ長調*
「神にむかいて高らかに歌え」*
マルケータ・ブーモヴァー(S)
パヴィア・ラドストヴァー(S)
ピョートル・オレク(A)
ラロスラフ・ブレジナ(T)
ヤクブ・クビーン(T)
イジー・ヤロスラフ・プロハースカ(Bs)
ルイーズ・ハウク(バロックOb)、
チェコ・アンサンブル・バロックO&cho
ロマン・ヴァーレク(指)

録音:2017年6月17-20日/聖マルティン教会(南モラヴィア州)
*=オリジナル楽器による世界初録音
スプラフォン・レーベルが力を注いで録音をしているフランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789)の作品集。当ディスクにはオリジナル楽器による 世界初録音となったオーボエ協奏曲と「神にむかいて高らかに歌え」を含む4篇が収録されました。 18世紀にボヘミアからドイツに出て活躍した作曲家たちの代表格で、前古典主義をリードしたフランツ・クサヴァー・リヒターは、バス歌手、弦楽器 奏者、作曲家としてマンハイム宮廷に仕え、宮廷楽団での目覚ましい活躍により、いわゆる「マンハイム楽派」の巨星として音楽史にその名を残しています。 歌手であったリヒターの作品はそのどれもが美しい旋律を伴いここに収録された作品でもリヒターらしい作品が並びます。 ロマン・ヴァーレク指揮、チェコ・アンサンブル・バロック管弦楽団によるリヒターの聖金曜日のためのオラトリオ《キリストの降架》(SU 4204)、レクィ エム(SU 4177)も好評発売中です。 (Ki)

Fondamenta
FON-1501019(2CD)
ルイ・クープラン:組曲集
トンボーの組曲
エリアスの組曲/パヴァーヌの組曲
ピエール・シャルモー(P)

録音:2015年5月20日−22日、La Ferme de Villefavard(フランス)
フランソワ・クープラン(大クープラン)の伯父であり、17世紀のもっとも偉大な鍵盤音楽作曲家のひとりであった、ルイ・クープラン(c.1626−1661)のクラヴサン曲を、ピエール・シャルモーが艶やかなピアノで演奏。
これがファースト・アルバムとなるピエール・シャルモーは、マリア・カナルス国際コンクール(2009)、ヨハネス・ブラームス国際コンクール(2010)、ヴィットリオ・グイ・コンクール(2011)などで優勝してきたフランスの若きピアニスト。美的にゆれうごく空気感、豊かなフレージングを湛えた表現力で、近年の古楽シーンで注目を浴びるルイ・クープランの舞曲をお楽しみください。
※このアルバムは、ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「Fidelity CD」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「Mobility CD」(収録内容は同一)の2枚のディスクが封入されています。

Glossa
GCD-921304(1CD)
ハープを伴う貴婦人の肖像画〜スウェーデン女王クリスティーナの音楽
パスクイーニ:ミローネのためのトッカータ、 アルマンド、パッサカリア、
 ビッザリーア、
 イル・パッジョ・トデスコのための変奏曲、
 トッカータ第8番
コレッリ:ソナタ第1番 Op.1
アルカデルト:Se la dura durezza passeggiato
作曲者不詳(17世紀):トッカータ、ナポリのテノール、コレンテ
パスクイーニ:ペトロニッラのためのパッサカリア
ストラデッラ:ヴァイオリン・ソロのシンフォニア
A.スカルラッティ:トッカータ、フーガ
コレッリ:ソナタ第1番 Op.1より グラーヴェ
マラ・ガラッシ(ハープ)

録音:2016年10月&2017年8月、ロッカビアンカ(イタリア)
長澤真澄、西山まりえを始めとする多くの世界的ハーピストを育てた名教師であり、イタリアが生んだピリオド・ハープの第1人者マラ・ガラッシのGlossa第4弾。スウェーデン女王クリスティーナの庇護の下で豊かに発展した17世紀ローマのハープ音楽集。
1650年代半ばからローマに移り住んだクリスティーナは、作家、科学者、そして特に音楽家のパトロンとして文化的な生活と発展に大きな恩恵を与えたことで知られています。その庇護を大きく受けた大作曲家たち、パスクイーニ、コレッリ、スカルラッティ、ストラデッラらが書いたハープ音楽から、クリスティーナ女王のイタリアでの華麗な生活を描写します。
Glossa
GCD-922610(1CD)
ドナート・リケッツァ:聖ジュストと聖パストールのオラトリオ 「聖なる子どもたち」
ヴェネツィアーノ:オラトリオ 「パドヴァの聖アントニオ」より シンフォニア、
 オラトリオ 「イル・トビア・スポーソ」より シンフォニア
リケッツァ:オラトリオ 「ラ・ガーラ・デリ・エレメンティ」より アリア「ラ・ピエタ・ディ・ゴッチャ・アルデンテ」
カペラ・ナポリターナ、
アントニオ・フローリオ(指)
マルタ・フマガッリ(A)
フェデリカ・パリュウカ(S)、
ルカ・チェルヴォーニ(T)、
ジュゼッペ・ナヴィリオ(Bs)

録音:2017年3月、ナポリ(パラッツォ・ポジターノ、イタリア)
歴史に埋もれた知られざるイタリア、ナポリのバロック音楽を追い求め続けるアントニオ・フローリオと、フローリオ率いるピリオド・アンサンブル、"カペラ・ナポリターナ"(元イ・トゥルキーニ)。フローリオ&カペラ・ナポリターナの新たなナポリ・バロック探求は、17世紀にナポリで活躍したドナート・リケッツァ(c.1650−1722)のオラトリオに到達!
リケッツァはその生涯についてほとんど知られていませんが、彼が楽長を務めたとされるナポリのジロラミーニ教会に多くのオラトリオや宗教作品が残されており、当時のナポリで進歩的な作風を持っていたと考えられています。「聖なる子どもたち(Los Santos Ninos)」は、ディオクレティアヌス帝に迫害され、若くして殉教した聖ジュスト(サン・ジュスト)と聖パストーレ(サン・パストーレ)の兄弟の物語によるオラトリオ。未知なるナポリ・バロックを真摯に探求し続けるナポリ音楽の使徒、アントニオ・フローリオの新録音にご注目ください!
Glossa
GCD-923409(2CD)
フランチェスコ・フェーオ:オラトリオ「サレスの聖フランチェスコ」 ファビオ・ビオンディ(Vn&指)
シュトゥットガルト室内O、
モニカ・ピッチニーニ(S)、
ロベルタ・マメリ(S)、
デルフィーヌ・ガルー(A)
ルカ・ティットート(Bs)

録音:2017年4月、シュトゥットガルト・シュティフト教会
グロッサ(Glossa)に録音の場を移し、カルダーラ、ベッリーニ、ヘンデルなどの貴重なオペラ、オラトリオを現代に蘇らせてきたイタリア古楽界の巨匠ファビオ・ビオンディ。新たな録音プロジェクトでは、18世紀ナポリ楽派の大作曲家、フランチェスコ・フェーオ(1691−1761)のオラトリオが登場!
フランチェスコ・フェーオは、天才作曲家ペルゴレージの親友であり、「ヘンデルやバッハと比肩しうる」、「ナポリ楽派最大の作曲家」などと称された偉大な作曲家、教師。近年新たに発見されたオラトリオ「サレスの聖フランチェスコ(聖フランシスコ・サレジオ)」は、作家やジャーナリストの守護聖人として知られるカトリックの聖人を描いた作品であり、フェーオの優れた才能や革新的な書法を示す重要作となります。
今回のプロジェクトで、ビオンディはドイツの名門古楽オーケストラ、シュトゥットガルト室内Oと共演。モニカ・ピッチニーニやロベルタ・マメリといった古楽界の名歌手を迎え、2017年シュトゥットガルトの教会で「サレスの聖フランチェスコ」を蘇演いたしました。ドイツの名録音チーム「Triotnus」のエンジニア、ペーター・レンガーによる優秀録音もポイント。

Etcetra
KTC-1578(1CD)
シュッツ:葬送の音楽&バッハ:「平安と歓喜もてわれはいま」
シュッツ:葬送の音楽
ブクステフーデ:前奏曲ト短調 BuxWV.149、カンタータ「平安と歓喜もてわれはゆく」
ゲオルク・ベーム:天にまします我らの父よ
ヨハン・ヴァルター(1661−1733)
バッハ:カンタータ第125番「平安と歓喜もてわれはいま」 BWV.125
バート・ネサン(指)バッハプラス

録音:2017年6月26日−29日、ベルギー
ブルージュの聖ギリス教会の首席オルガンニストやブリュッセル音楽院のチェンバリストを務める、1980年生まれのベルギーの若き指揮者&古楽系鍵盤楽器奏者のバート・ネサン。バッハと他の作曲家によるカンタータを組み合わせて演奏するという新鮮なアプローチのため、ベルギーのソプラノ、エリザベート・ヘルマンスとバート・ネサンが2010年に設立したピリオド・オーケストラ、バッハプラス。
J.C.バッハの結婚カンタータとバッハの作品を組み合わせた前作(KTC-1548)に続くバッハプラスのレコーディング第2弾は、ハインリヒ・シュッツの「葬送の音楽(ムジカーリッシェ・エクセークヴィエン)」とJ.Sバッハのカンタータをカップリング。ベルギーの様々な音楽祭に出演し、バッハへの深い解釈と高いパフォーマンスが国内外で注目を浴びているベルギーの新しき古楽旋風にご注目あれ!
Etcetra
KTC-1577(1CD)
ルター〜音楽の崇高な芸術
ルター:深き困窮より, われ汝に呼ばわる、
 天にまします我らの父よ、
 キリストは死の縄目につながれたり
ジョスカン・デ・プレ:苦しみが私をさいなみ、
 深き淵より、
 悲しみと愁いにあふれるけれど、
 主の祈り、過ぎ越しのいけにえに
ゼンフル:深き淵より
ホーヨウル:主の祈り
作曲者不詳:我らに平安を与えたまえ
ラッスス:過ぎ越しのいけにえに
プレトリウス:過ぎ越しのいけにえに
ユートピア、
アンサンブル・インアルト

録音:2017年7月、シント・パウルス教会(アントワープ)
ヘレヴェッヘやフェルトホーフェン、ドブレヒトなどの古楽界の名匠たちと共演を重ねてきた5人の歌手たちによって2015年に結成されたベルギーの新しいア・カペラ・グループ、「ユートピア」のセカンド・アルバム。2017年、宗教改革500周年の年に録音されたマルティン・ルターの宗教音楽とジョスカン・デ・プレなど同時代の作品を収録。共演は、ベルギーのコルネット奏者ランベール・コルソンが率いるピリオド・アンサンブル「インアルト」。

CPO
CPO-555083(1CD)
NX-B10
テレマン:1716/17年の通年カンタータ集
1.Aller Augen warten auf dich すべての瞳があなたを待つ TVWV1:66
2.In Christo gilt weder Beschneidung noch Vorhaut キリストは割礼も無割礼も適用されない
TVWV1:929
3.Ich bin der Erste und der Letzte 私は最初であり、最後である TVWV1:816
4.Siehe, eine Jungfrau ist schwanger 見てください、処女は懐妊している TVWV1:1326
マルニクス・デ・キャット(A)
フィリップ・ガニエ(T)
ヴェルナー・ヴァン・メケレン(Bs)
フローリアン・ハイアリック(指)
エクス・テンポーレ
マンハイム・ホーフカペレ
1700年代初頭のテレマンは、ポーランド領のジャルイで宮廷楽長を務め、伯爵が好んだフランス風の作品を書くためにリュ リやカンプラの楽譜を研究。フランス風管弦楽組曲を2年間に200曲も作曲したという記録があります。しかし、その後のア イゼナハでは作風をがらりと変え、当時全盛だった「イタリア風」の様式で作品を書きました。このカンタータもイタリア様式で 書かれており、楽器と声が存分に競い合う華麗な作風を見せています。1716年から1717年にかけてテレマンは、アドベ ントから聖霊降臨祭までの音楽を書きましたが、このアルバムにはその中の4曲が収録されています。このアルバムは2016 年のテレマン音楽祭のハイライトの一つで、多くの聴衆から注目を浴びた公演のライブです。
CPO
CPO-555165(1CD)
NX-B10
ヨハン・ローゼンミュラー(1617-1684):マルティン・ルターの詩篇第31番による7つの宗教的協奏曲 マンフレート・コルデス(指)
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス
ドイツに生まれ、聖ニコライ教会のオルガニストとして活躍、1653年には聖トマス教会の次期カントルとしての地位が約束 されていたローゼンミュラー。しかし、就任前に当時禁じられていた「同性愛」の容疑で投獄され、その輝かしい未来を失っ てしまった彼は、なんと脱獄しヴェネツィアに逃亡。名前を変えてサン・マルコ聖堂のトロンボーン奏者になり、その後も大活 躍。ピエタ養育院合唱音楽長にのぼり詰めた頃には、ドイツでも罪が許されて帰国できたという波乱万丈の生涯を送った 人です。 このアルバムではルターの詩篇第31番につけた7つの作品を収録。同じテキストから得られた異なる作品からは、彼の作曲 技法の巧みさとアイデアの豊かさを知ることができます。
CPO
CPO-555028(1CD)
NX-B10
ヨハン・メルヒオール・モルター(1696-1765):シンフォニア&カンタータ集
ソナタ・グロッサ ハ長調 MWV VI-6
トラヴェルソと弦楽合奏のためのフラウト・トラヴェルソ協奏曲 MWVVI-15
アリア「La lodoletta」MWV II-33
アリア「Pensa, ben mio, chi sei」MWV II-34
カンタータ「L'augellin tra verdi fronde」MWV II-23
シンフォニア ニ長調 MWV VII-144
アンドレアス・ヌープ(フラウト・トラヴェルソ)
ユリア・ゾフィー・ヴァグナー(S)
ヴェルナー・エールハルト(指)
ロイシシェス室内O

録音:2015年10月20-22日
テューリンゲン州ティーフェンオルト(J.S.バッハの生地の近く)に生まれ、教師、カントルの父から最初に音楽の手ほどきを 受けたモルター。カールスルーエで宮廷ヴァイオリン奏者となり、一時期イタリアに留学。ここで当時最新の音楽技術を身に 着け、2年後に帰国、その後はカールスルーエとアイゼナハで宮廷楽長を務めました。600曲を超える作品を残し、その中 には「歴史上初めて書かれた」とされるクラリネット協奏曲も含まれています。このアルバムにはモルター没後250年を記念 して開催されたコンサートを収録。どれもワイマール=イェーナ音楽大学研究所の学生が編集した、彼の死後に忘れられ てしまった作品の復刻蘇演です。
CPO
CPO-555166(1CD)
NX-B10
テレマン:クリスマス・カンタータ集 第2集(天使の年-1748/48から)
シオンの娘よ、あなたを見ることを楽しみにしている
  1.Sonntage des Advents TVWV1:407
神は和解し、われらの友人となった
   Neujahrstage TVWV1:946
みどり子われらのために生まれたり
  1.Weihnachtsfeyertage TVWV1:1454
ミリアム・フォイアージンガー(S)
フランツ・ヴィッツム(A)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
クラウス・メルテンス(Bs)
ウルリヒ・シュテツェル(指)
コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲン
ハノーヴァー・ホーフカペレ

録音:2017年2月21.22日
この3つのカンタータは、どれも1749年にシレジアとヘルムスドルフで出版された作品で、各々特定の日曜日を示すタイトル が付されています。また、表紙には美しい天使の装飾が施されており、そのため「天使の年に刊行されたカンタータ」と呼ば れています。 どの曲もトランペットが多用されており、テレマンらしい荘厳さと華やかさを備えています。
CPO
CPO-555048(1CD)
NX-B02
ジョヴァンニ・パオロ・コロンナ(1637-1695):聖週間のための宗教的哀歌集
1.聖週間のための宗教的哀歌集-水曜日の夜の哀歌 第1番
2.In monte oliveti oravit ad patrem(17世紀)
3.聖週間のための宗教的哀歌集-水曜日の夜の哀歌 第2番
4.Tristis est anima mea usque ad mortem(17世紀)
5.聖週間のための宗教的哀歌集-水曜日の夜の哀歌 第3番
6.Ecce vidimus eum(17世紀)
7.聖週間のための宗教的哀歌集-木曜日の夜の哀歌 第1番
8.Omnes amici mei(17世紀)
9.聖週間のための宗教的哀歌集-木曜日の夜の哀歌 第2番
10.Velut templi scissum est(17世紀)
11.聖週間のための宗教的哀歌集-木曜日の夜の哀歌 第3番
12.Vinea mea electa(17世紀)
13.聖週間のための宗教的哀歌集-金曜日の夜の哀歌 第1番
14.Sicut ovis(17世紀)
15.聖週間のための宗教的哀歌集-金曜日の夜の哀歌 第2番
16.Jerusalem, surge, et exue te vestibus(17世紀)
17.聖週間のための宗教的哀歌集-金曜日の夜の哀歌 第3番
18.Plange quasi virgo(17世紀)
マウリツィオ・フォルネーロ(指)
イ・ムジチ・デ・サンタ・ペラージャ

録音:2017年2月23-27日
17世紀イタリアで作曲家、オルガニストとして活躍したコロンナ。オルガン製作者を父に持つコロンナは、幼くしてオルガン演 奏と、オルガン製作の技術を習得、ボローニャのサン・ペトロニオ聖堂でオルガニストを務めるとともに、当時最高のオルガ ン・ビルダーとしても知られ、当時の貴族の館にオルガンを作ったことでも知られています。彼の作品もほとんどがモテットや詩 篇など宗教曲で、当時の神聖ローマ帝国の皇帝レオポルト1世(すぐれた作曲家でもあった)がコロンナの作品を重用し、 その作品を全て写譜。そのうち83作品が現在でもオーストリア図書館に所蔵されています。この「聖週間のための宗教的 哀歌集」もそのような作品の一つで、カリッシミにも影響を与え合ったというコロンナの作風を知ることができる堂々とした音 楽です。

Lindoro
NL-3034(1CD)
18世紀マドリードのサロンと劇場の音楽
ブラス・デ・ラセルナ(1751-1816):Agitada me siento (Seguidillas)/La tirana se ha ausentado
 La soledad del campo (Cancion)/El tiempo y el amor (Cancion)
 La mujer sensible (Cancion)/Mi Corazon senores (Seguidillas)
 Ay infelice de mi (Tirana)
不詳:La Ausencia (Cancion)/Entre las ninfas (Cancion)
ブラス・デ・ラセルナ:Un amante que se hallaba (Tirana)
不詳:Al pasar por la fragua (Seguidillas)/Yo soy de amor la victima (Cancion)
 Cancion de la cautivita
ブラス・デ・ラセルナ:Me preguntaron los guardas (Tirana)
不詳:Seguidillas de Fernando VII/A las armas(Cancion patriotica)
 Dupont rendido (Cancion patriotica)
ブラス・デ・ラセルナ:El garbo y el manejo (Seguidillas)
出典:ベルリンの写本(ブラス・デ・ラセルナ)/ナルシソ・パスの写本(不詳)
インガルツェ・アストゥイ(Ms)
フェルナンド・アントン(G)
マリア・サトゥルノ(Vc)
18世紀後半のスペインで隆盛したトナディリャ(寸劇的歌芝居)に焦点を当てたプログラム。カンシオン(Cancion)は歌、セギディリャス(Seguidillas)/ティラナ(Tirana)はアンダルシア地方の4分の3拍子系/8分の6拍子系の舞曲。ブラス・デ・ラセルナは500以上ものトナディリャを書いたこのジャンルの代表的作曲家。インガルツェ・アストゥイはスペイン・バスク地方出身のメゾソプラノ。歌劇やサルスエラへの出演の他、トナディリャのようなスペイン歌謡や中世音楽の研究も行っています。
Lindoro
NL-3037(1CD)
トノ&アリア集
フアン・デ・ナバス(1647-1719):Rusticos ciudadanos de las ondas * / Aves, flores y estrellas *
 Y pues que por todas sendas - Llega pues, a mis brazos *
不詳(1720年頃、スペイン):Amable
フアン・デ・ナバス:Donde he de ir *
不詳(17世紀、スペイン):Babau
フアン・デ・ナバス:No es nada lo que piden *
クローディオ・ヴォワイエンヌ(1680頃-1745):第3組曲 [IIIe suite] *
 Gravement / Courante: Gayement et marque
 1re Musete: Tendrement - 2e Musete / Gayement
フアン・デ・ナバス:Amor, ?donde esta+s? * / Y advierta quien oye *
ガスパル・サンス(1640-1710):Pasacalles por la E
フアン・デ・ナバス:Sosiega, sosiega *
 Ay divino amor (Solo al S. Sacramento)
ガスパル・サンス:Fuga por primer tono al ayre espanol
ムシカ・フィクタ
[ハイロ・セラノ(テノール、打楽器)
カルロス・セラノ(リコーダー)
フリアン・ナバロ(バロックG、ハラナ) ]
マドリードのスペイン王宮で活躍した作曲家・ハープ奏者フアン・デ・ナバスの作品を中心としたプログラム。「トノ」は当時のスペインで広く歌や旋律を指した語です。ムシカ・フィクタ(Musica Ficta)は1988年コロンビアのボゴタで創設された古楽アンサンブル。*世界初録音。

ArmadilloRecord
NYCC-13002(1CD)
UHQCD
税込定価
オルガン音楽300年の伝統
ブクステフーデ:トッカータ 二短調 BuxW V155
ブクステフーデ:いざ来ませ、異邦人の救い主よ BuxW V211
H.ディストラー(1908-1942):パルティータ「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」Op.8 Nr.11
バッハ:幻想曲とフーガ ト短調 BW V542
バッハ(M.レーガー/K.シュトラウベ編):インヴェンション 第1番 ハ長調 BW V772
バッハ(M.レーガー編):半音階的幻想曲とフーガBW V903
バッハ(M.レーガー/K.シュトラウベ編):インヴェンション 第4番 二短調 BW V775
リスト:バッハの名による前奏曲とフー
大木麻理(Org・・・リューベック 聖ヤコビ教会)
北ドイツの港町リューベックにあるゴシック様式の教会、聖ヤコビ教会
今日でも残る同教会のオルガンを奏でるのは、 ブクステフーデ国際コンクール優勝者であり、2018年度からミューザ川崎シンフォニーホールの ホールオルガニストに就任する、俊英・大木麻理。 留学先で親しんだこの歴史ある教会に設置された3台のオルガンのうち、 北壁にある初期バロックの3段鍵盤のオルガンと、西壁にある4段鍵盤のオルガンの2台を自在に奏で、 北ドイツスタイルのバロックから20世紀の名作まで華のあるサウンドを聴かせてくれます。 レコーディング・エンジニアは、「バッハ・コレギウム・ジャパン」をはじめ 良質な録音で知られる「BISレーベル」の諸作を手掛ける名匠、ハンス・キプファー。 個々のパイプの発音ディテールから教会全体の響きまでが見事なバランスで収録されています。 アルバムタイトルのErinnerung(エリンネルング)は、ドイツ語で「思い出、記憶」の意味。 リューベックへの留学歴をもつ大木にとって、この教会のオルガンはまさに「思い出」そのもの。 留学の記憶と、オルガン300年の伝統の歴史が、演奏のなかでひとつに溶け合います。 ブクステフーデ、バッハ、リストのおなじみの作品と、この大オルガンのために作曲された ディストラーの壮麗なパルティータを、たっぷりとお愉しみください。

DACAPO
MAR-8.226188(1CD)
NX-B06
リベ大聖堂におけるルター派礼拝の再構築
1.入祭唱:コンラート・ライン(1475-1522):Resurrexi et adhuc tecum sum
2.キリエ:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna
3.グローリア:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna
4.歌による祈祷:Collect, Epistle reading
5.昇階誦:ライン/トーマス・シュトルツァー(1480-1526):Haec dies quam fecit Dominus-Confitemini Domino
6.アレルヤ:ライン/リーカス・ロッシウス:アレルヤ-アレルヤ-われらが過越しの生贄
7.続唱:アレクトリウス(1490-1520):ロッシウス:Victimae paschali laudes
8.歌による祈祷:Reading from the Gospel
9.クレド:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna
10.賛歌:Christ la i dodsens bande
11.歌による祈祷:Preface
12.サンクトゥス-ベネディクトゥス:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna-
13.歌による祈祷:Collect, Lord's Prayer, Words of Institution
14.アニュス・デイ:クレメンス・ノン・パパ:Missa Virtute magna
15.歌による祈祷:Postcommunion, Blessing
16.賛歌:Forlae oss med fred nadelig
ボー・ホルテン(指)
ムジカ・フィクタ

録音:2017年3月15-17日,6月15日
デンマークの南西部にあるリベ大聖堂は、初期ルター派教会音楽の習作が保存されている世界でも数少ない場所の一つ です。このアルバムでは、1560年頃にリベ大聖堂の音楽監督を務めていたハンス・トミッソンが編纂した復活祭のミサのため の讃美歌集を収録。当時フランドルで人気を誇っていたクレメンス・ノン・パパの「Missa Virtute magna」を中心に、同じ 時期に活躍していた作曲家たちの作品と、祈りの文句である「歌による祈祷」を組み合わせた“16世紀のミサ”をボー・ホル テン率いるムジカ・フィクタが生き生きと再現しています。

仏Bel Air
BAC-138(2DVD)
NX-E03

BAC-438(Bluray)
NX-E09
ラモー:オペラ=バレ「優雅なインドの国々」プロローグと4場 エベ/ジーマ…リセッテ・オロペーサ(S)
ベロネ…ゴラン・ユーリッチ(Bs)
愛の神/ザイール…アナ・クィンタンス(S)
オスマン/アリ…タレク・ナズミ
ヴァレール/タクマス…シリル・オヴィティ(T)
ユアスカール/ドン・アルヴァーロ…フランソワ・リス(Bs)
ファニ/ファティム…アンナ・プロハスカ(S)
ダンサーズ・オブ・エストマン
アイヴォー・ボルトン(指)
バルタザール・ノイマンcho
ミュンヘン祝祭O
シディ・ラルビ・シェルカウイ(演出・振付)
アンナ・ヴィーブロック(装置)
グレタ・ゴイリス(衣装)
ミヒャエル・バウアー(照明)
アントニオ・クェンカ・ルイス&ミロン・ハーケンベック(ドラマトゥルギー)

収録:2016年7月
アンディ・ソマー(TVディレクター)
収録時間:180分+14分(ボーナス…「優雅なインドの国々」の情景から)
音声:フランス語歌唱
ステレオ2.0/DD5.1(DVD)
ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)
字幕:英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・韓国語・日本語
画面:16:9
REGION All(Code:0)
DVD…片面二層ディスク×2
Blu-ray・・・ニ層 50GB 1080i High Definition
オペラ=バレとはフランスのバロック時代に人気のあったジャンルの一つ。 舞踏音楽の割合が多く、時には喜劇的要素も含む楽しいもので、このラモーの「優雅なインドの国々」はジャンルを代表する 作品とされています。 “愛”をテーマにした4つのオムニバスからなる物語で、第1話はトルコ、第2話はペルー、第3話はペルシア、第4話は未開時 代のアメリカがそれぞれ舞台となっています。 引き裂かれた恋人たちの話、愛し合う2人に横やりを入れる神の話、2組の恋人たちがそれぞれ別の相手と結ばれる話、2 人の男に求愛されるも真の恋人と結ばれる娘の話の4話で構成されており、もちろんダンスは必須。映像で見ることにより一 層理解が進む作品です。 演出を担当した天才的ダンサー、シディ・ラルビ・シェルカウイは、2010年にドキュメンタリー「Babel of Dreams」 (BAC064)をリリースしており、ここでは多文化主義やアイデンティティ、彼自身の思いを多いに語っていますが、この「優雅 なインドの国々」でも、18世紀のヨーロッパ社会にとって「異国」である国々での緊張や宗教観までを取り込み、見事な映像 として見せています。

Hyperion
CDA-68256(1CD)
イングランドのモテット集
タリス:主よ, 願わくば信ずる者の声を受け入れたまえ
バード:目覚めていよ
タリス:使徒らは口々に
トムキンス:ダヴィデが聞きしとき
タリス:汝らわれを愛さば
シェパード:われらを解き放ちたまえ, われらを救いたまえT
バード:神よ, われをあわれみたまえ
ホワイト:光にして日なるキリストよT
ダンスタブル:来たりたまえ, 聖霊よ
モーリー:この日こそ
タヴァナー:谷川慕いて鹿のあえぐごとく
コーニッシュ:めでたしマリア, 神のみ母
ギボンズ:主よ, あなたの怒りをもってわたしを責めず
パーソンズ:わが敵から助け出し
バード:主よ, 怒りたもうことなかれ、聖なる町々は
シェパード:われらを解き放ちたまえ, われらを救いたまえU
ジェズアルド・シックス〔ガイ・ジェームズ(C.T)、アレックス・チャンス(C.T)、ジョゼフ・ウィックス(T)、ジョシュ・クーター(T)、マイケル・クラドック(Br)、サミュエル・ミッチェル(Bs)〕、オワイン・パーク(指、Bs)

録音:2017年3月27日−29日、トリニティ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ)
2014年に設立されたルネサンス・ポリフォニーを専門とするイギリスの若きヴォーカル・コンソート、「ジェズアルド・シックス」のファースト・アルバムが登場! ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャン。ケンブリッジ・トリニティ・カレッジとウェルズ大聖堂のシニア・オルガン・スカラーを務め、その作品は既にテネブレやケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ウェルズ大聖堂合唱団によって録音されており、歌手としてはテネブレのアソシエイト・アーティストとして活動、ポリフォニーやダニーデン・コンソートの演奏にも参加しています。
オワイン・パーク以外のメンバーも、マリアン・コンソートのメンバーであるアレックス・チャンス(アレクサンダー・チャンス)を始め、若き有望な歌手が集います。セント・ジョンズ・スミス・スクエアのヤング・アーティスト2015-2016に選ばれたジェズアルド・シックスのデビュー・レコーディング、英語とラテン語による中世〜チューダー朝イングランドのモテット集にご期待ください!

Glossa
GCD-923514(1CD)
シファーチェ〜カストラートの愛
アレッサンドロ・ストラデッラ:「洗礼者ヨハネ」より〜序曲、レチタティーヴォ 「親愛なる森よ」、アリア 「かつておまえはわたしを守ってくれた」/カルロ・パッラヴィチーノ:「ヴェスパジアーノ(ウェスパシアヌス)」より〜アリア 「こう言えることが大切だ」/アレッサンドロ・ストラデッラ:「スザンナ」より〜アリア 「ご執心のあなたがた若い娘たちよ」、「洗礼者ヨハネ」より〜アリア 「激しく吹け」/ベルナルド・パスクイーニ:「キリストの渇き」より〜序曲/フランチェスコ・カヴァッリ:「アフリカのシピオーネ」より〜アリア 「今やわが苦しみはさらに増し」/アレッサンドロ・ストラデッラ:「洗礼者ヨハネ」より〜アリア 「わたしとしては、交換しない」/カルロ・パッラヴィチーノ:「バッシアーノ」より〜序曲/ピエトロ・シモーネ・アゴスティーニ:「サビーネの強奪」より〜レチタティーヴォ 「今や大地は深い眠りに就いて沈黙し」、アリア 「わが美しき人よ、ベッドから起き上がりなさい」/カルロ・アンブロージョ・ロナーティ:「かたきどうしのふたりの兄弟」より〜アリア 「星を震わし、崩し、天上から落とせ」/ジョヴァンニ・バッティスタ・バッサーニ:「神の慈悲のらっぱ」より〜序曲/アントニオ・ジャンネッティーニ:「クラウディオ・ネローネの青春時代の入り口」より〜レチタティーヴォ 「恋にやつれ」、アリア 「口づけをもって」/ベルナルド・パスクイーニ:「エジプトのモーセのできごと」より〜アリア 「真に熱心に信仰するものに対して」/アレッサンドロ・ストラデッラ:「スザンナ」より〜序曲、アリア 「気持ちを永遠に隠したいと思ったら気が狂ってしまう」/ジョヴァンニ・バッティスタ・バッサーニ:「ヨナ」より〜アリア 「惨めな心よ」/ピエトロ・シモーネ・アゴスティーニ:「サビーネの奪還」より|〜アリア 「わたしは戦争を望む」/ヘンリー・パーセル:アンセム 「わが歌はとこしえに主の慈愛を歌わん」、セフォーチの別れ(ハープシコード曲)/ベルナルド・パスクイーニ:「エジプトのモーセのできごと」より〜アリア 「だが、われらが弱き声が」/アレッサンドロ・スカルラッティ:「ジュディッタ(ユーディット)」より〜アリア 「眠れ、戦争の雷鳴よ」
フィリッポ・ミネッチャ(C.T)、
ハビエル・ウリセス・イリャン(ディレクター)、
ネレイダス

録音:2017年5月、グアダラマ(スペイン)
ラ・ヴェネクシアーナやアントニオ・フローリオ&カペラ・ナポリターナ(旧イ・トゥルキーニ)、カルロ・イパタ&アウセル・ムジチなどの多くの録音・公演に参加し、現在のもっとも注目を浴びるカウンターテナーの一人であるフィリッポ・ミネッチャ。Glossaから発売されるソロ・レコーディング第2弾は、「シファーチェ(セフォーチ)」の愛称で知られ、イタリアやイギリスで絶大な人気を誇りながらも愛憎劇のうえ殺されてしまったという悲劇のカストラート、ジョヴァンニ・フランチェスコ・グロッシ(1653−1697)の生涯を辿る架空のオペラというコンセプトのアルバムです。

Glossa
GCD-923513(2CD)
ポルポラ:ラマート・ノーメ〜カンタータ集 Op.1
カンタータ第5番/カンタータ第10番/カンタータ第8番/カンタータ第3番/カンタータ第9番/カンタータ第6番/カンタータ第11番/カンタータ第4番/カンタータ第7番/カンタータ第2番/カンタータ第1番/カンタータ第12番
ステーファノ・アレージ(指)
スティーレ・ガランテ、
フランチェスカ・カッシナーリ(S)、
エマヌエラ・ガッリ(S)、
ジュゼッピーナ・ブリデッリ(A)、
マリーナ・デ・リーソ(A)、
アグニェシュカ・オシャンツァ(Vc)、
アンドレア・フリッジ(Cemb)

録音:2016年10月&2017年8月、ロッカビアンカ(イタリア)
後期バロック音楽の専門家、ステーファノ・アレージをディレクターとして2010年に結成された18世紀のイタリア音楽に特化したアンサンブル「スティーレ・ガランテ(ギャラント様式)」のGlossa第2弾。スティーレ・ガランテが特に得意とする、ニコラ・ポルポラ(1686−1768)のカンタータ集 Op.1が登場。
この12のカンタータは、おそらく故郷ナポリで書かれていましたが、ロンドンで活動していた1735年にウェールズ公フレデリック・ルイスの庇護のもとロンドンで出版されました。フランチェスカ・カッシナーリやエマヌエラ・ガッリを始めとするイタリア古楽界の名歌手たちが歌う、ポルポラの優雅なるカンタータをどうぞ。

Hyperion
PCDA-68224(1CD)
税込定価

CDA-68224(1CD)
ルイ・クープラン:ボーアンの手書き譜からの舞曲集
組曲 ニ短調〔前奏曲、アルマンド、クラント、サラバンド、ガヴォット、カナリー、シャコンヌ〕
アルマンド・グラーヴェ ヘ長調
シャコンヌ ヘ長調
シャコンヌまたはパッサカリア ト短調
組曲 ト短調〔アルマンド、クラント、サラバンド、ジグ ハ短調、パッサカリア〕
ブランクロシェ氏のトンボー
組曲 イ長調〔前奏曲、クラント、サラバンド、サラバンド イ短調、ジグ〕
パヴァーヌ 嬰ヘ短調
パヴェル・コレスニコフ(P/Yamaha CFX)

録音:2017年3月14日−16日、コンサート・ホール、ワイアストン・エステイト(モンマス)
パヴェル・コレスニコフは、1989年ロシアのシベリアに生まれ、2012年には世界最高クラスの賞金と音楽活動への手厚いサポートで知られるカナダの「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」で優勝。現在はイギリスを拠点に活動し、2014年〜2016年のBBCの「新世代アーティスト・スキーム」にも選ばれた世界が注目する逸材です。日本には2013年4月のオーギュスタン・デュメイ&関西フィルの公演において、急病により来日中止となったエレーヌ・メルシエの代役としてデュメイからの強い推薦を受け急遽来日。急な公演にも関わらず堂々たる演奏を見せ、その美麗なピアニズム多くの来場者を魅了しました。そして2018年1月、ついに日本初リサイタルが行われます!
コレスニコフのHyperion第3弾は、17世紀から19世紀にかけてのフランスのもっとも偉大な音楽名家のひとつであったクープラン家で、フワンソワ・クープラン(大クープラン)に次いで重要な、そして17世紀のもっとも偉大な鍵盤音楽作曲家のひとりであった、ルイ・クープラン(c.1626−1661)のクラヴサン曲。ボーアンの手書き譜(ボーアン手稿譜、ボーアン写本)として残された多くの舞曲の中から、コレスニコフが組曲の形に構成し、表情豊かなピアノで表現しています。ルイ・クープランのパワフルで鋭利な独特のサウンドを具現化するために2つの異なるアクション(明るく直接的なものと、なめらかで丸みのある音)を使用することにしたと語る、最先端のYAMAHAピアノの使用もポイントです。


H.M.F
HMD-9809062
(Bluray+DVD)
モンテヴェルディ:歌劇「オルフェオ」 シリル ・オ ー ヴィティ( オル フェ オ/ T )
ハンナ・モリソン(エウリディーチェ、音楽/S)
ポール・アグニュー(アポロ、エコー/T)
ミリアム・アラン(プロセルピナ、ニンファ/S)
レア・デザンドル(使者、希望/S)
カルロ・ヴィストリ(羊飼い、黄泉の国の使い/CT)
シーン・クレイトン(羊飼い/T)
ザカリ・ワイルダー(黄泉の国の使い、羊飼い/T)
アントニオ・アベーテ(プルトーネ、黄泉の国の使い、羊飼い/Bs)
シリル・コスタンツォ(カロンテ、黄泉の国の使い/Bs)
レザール・フロリサン
ポール・アグニュー(指、演出)

収録:2017年2月28日、カーン劇場(フランス)
◆Blu-Ray
リージョン:All
画面:16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.1
字幕:伊仏英独、3h28'
◆DVD(NTSC)
リージョン:All
画面:16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.1
字幕:伊仏英独、3h28'
レザール・フロリサンによる「オルフェオ」公演が映像で登場!ポール・アグニューは2007年より創設者クリスティと共にレザール・フロリサンのジョ イント音楽監督を務めており、10年を経て満を持してのオルフェオ上演のライヴ映像となります。ストリッジョのテキストをあらためて熟読し、オルフェオ(アポロ=(太陽神)の息子)と冥界の対比をあらわす美しい照明、そしてケルトのストーン・サークルにヒントを得た装置など、アポロ崇拝にも重きを置いた、 あらたな舞台が作り上げられています。
歌唱陣では、クリスティに見出されバロック・オペラを中心に活躍している逸材、シリル・オーヴィティによるオルフェオの、若々しい歌声が抜群。エウ リディーチェのハンナ・モリソン(ソプラノ)はブロムシュテット指揮のドイツ・レクイエム日本公演(2017年11月)でも高く評価されたソプラノです。 ほかにもクリスティの声のアカデミーに選ばれた歌手ら、気鋭のソリストたちをキャストにそろえています。 (Ki)

MIRARE
MIR-386(1CD)
マラン・マレ:作品集〜ヴィオール組曲より
 ・プレリュード-バドミントン遊び-小さな諧謔-ヴィルヌーヴのロンドー
  -トロワルール氏のロンドー
 ・プレリュード-風変りなガヴォット-ビジュー氏のロンドー
  -村祭り-ビスカイヤの女
 ・いたずら
 ・パラザ
 ・ル・タクト
 ・猫なで声のロンドー
 ・プロヴァンスの女」
 ・夢想家(La Reveuse)
F.クープラン:「神秘的なバリケード」「子守歌、またはゆりかごの中のいとし子」(テオルボ編曲/バンジャマン・ペロー)
ラ・レヴーズ〔フロランス・ボルトン(バス・ド・ヴィオール)、バンジャマン・ペロー(テオルボ、バロック・ギタ ー )、カスルテン・ローフ(Cemb)、ロビン・ファロ(バス・ド・ヴィオール)〕

録音:2016年9月、2017年6月
バンジャマン・ペローとフロランス・ボルトンによって設立された古楽アンサンブル。17-18世紀の音楽をメインのレパートリーとしています。今回彼ら が取り上げたのは、マラン・マレ。マレの音楽は優しさ、エレガントさ、そしてウィットをあわせもっており、18世紀のフランス趣味の良さの象徴ともい えます。とりわけ彼の最後の2つの楽曲集は、当時の風景や、「バドミントン遊び」などさまざまな場面を生き生きと描いた絵画のような作品で、ヴィオー ル音楽の最高傑群でもあります。ラ・レヴーズが、F.クープランのチェンバロ作品の編曲も交えながら、フランス・バロックの粋の世界を奏でています。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-2490(1CD)
フランチェスカ・カッチーニ(1587?-1640):歌劇『ルッジェーロの救出』 リッカルド・プリミティーヴォ(ルッジェーロ / ネットゥーノ)
アレッサンドラ・ボーリン(アルチーナ)
マルチェッラ・フォランナ(メリッサ)
アンドレア・ロメオ(ヴィストラ)
ナディア・パリアーラ(オレステ・ヌンツィア)
ロベルト・マッティオーニ(パストーレ / アストルフォ)
エレオノーラ・アレオッティ(シレーナ)
ロレンツォ・トッツィ(チェンバロ、オルガン、指揮)
ローマバロッカ・アンサンブル

録音:2016年11月10日/ローマ、オラトリオ・デル・ゴンファローネ
有名なジュリオ・カッチーニの娘、フランチェスカ・カッチーニの書いた現存する唯一のオペラ。彼女は女性でオペラを書いた最初の作曲家と目されて おり、その音楽からは高い才能と深みのある表現がうかがえます。歌手として父のオペラ『エウリディーチェ』に出演したこともあり、当時最先端のオペラ 書法を身に付けていたと思われます。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4239(2CD)
ゼレンカ:6つのトリオ・ソナタ ZWV181
(第1番 ヘ長調/第2番 ト短調/第3番 変ロ長調/第4番 ト短調/第5番 ヘ長調/第6番 ハ短調)
アンサンブル・ベルリン・プラハ【ヴィレム・ヴェヴェルカ(Ob)、ドミニク・ヴォーレンヴェーバー(Ob)、モル・ビロン(Fg)、バルバラ・マリア・ウィリ(Cemb)、ウルリッヒ・ウォルフ(Cb)、ヤクブ・チェルノホルスキー(Vn)】

録音:2017年7月2-4、11-13日/テルデックス・スタジオ(ドイツ)
バロック時代を代表するボヘミア出身の作曲家ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745)。ウィーンでフックス、ヴェネツィアでロッティに学んだ後、 ザクセン選帝侯国のドレスデンで活躍しました。ゼレンカの作品は第二次世界大戦中に消失されたものもありましたが、その後再発見された作品もあり、 そのうち6つのトリオ・ソナタはハインツ・ホリガーが録音したことにより広く知られるようになりゼレンカの作品の再評価につながりました。ヴィレム・ヴェ ヴェルカなどの名手が揃ったアンサンブル・ベルリン・プラハがこの名曲に挑みました。
プラハ音楽院で学び、ジャン=ルイ・カペツァリ氏に師事したヴェヴェルカは2003年日本で開催された第7回国際オーボエ・コンクール・軽井沢で1 位を獲得。その後世界有数のオーケストラと共演しキャリアを積んできました。また故クラウディオ・アバドにより設立された、優秀な若手音楽家で構成 されたグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団の一員として活躍し、アバドの厚い信頼を得ておりました。スプラフォン・レーベルからのリリースも積極 的で、テレマン、ブリテンの無伴奏オーボエ作品集(SU 4121)、ヴィヴァルディ、テレマン、J.S.バッハのオーボエ協奏曲集(SU 4188)、ハープ奏者 カテジナ・エングリホヴァーとの「インプレッションズ」(SU 4212)などをリリースしております。 (Ki)

GALLO
GALLO-1508 (1CD)
バロックのオーボエ協奏曲集
A.マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調 S. Z799
ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲 ハ長調 RV 451
テレマン:オーボエ協奏曲 ホ短調 TWV 51:e1
グラウン:オーボエ協奏曲 ト短調 GraunWV
Cv:XIII:144
テレマン:トリオ・ソナタ ハ短調〜 オーボエ、ヴィオラ、通奏低音のための TWV 42:c5
アルビノーニ:5 声の協奏曲 変ロ長調 Op.9-11
オマール・ゾボーリ(Ob)
アンサンブル・ラ・ファルコーネ

録音:2017 年6 月 ジェノヴァ
イタリアを代表するオーボエ奏者、オマール・ゾボーリの演奏するバロックのオーボエ協奏曲集。ピリオド楽器による演奏。ゾボーリのオーボエは滑らかな甘みがありとても美しい。兄マルチェッロのニ短調の協奏曲は、バッハがチェンバロ独奏用の協奏曲 ニ短調 BWV974 に編曲したことで知られる曲。アンサンブル・イル・ファルコーネは2000 年創立の合奏団。名前は 1652 年に開場したジェノヴァの劇場に由来する。この録音ではヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ、ヴィオローネ、チェンバロ各1 の7 人編成。

ATMA
ACD2-2726(1CD)
パーセル:歌曲集
いまや太陽はその光を隠し Z.193
彼女は恋し、愛をうちあける Z.413
もっと愛を、さもなくば軽蔑を Z.397
悲劇「オイディプース王」Z.583より”束の間の音楽”
歌劇「妖精の女王」Z.629より”おいで、天のすべての歌い手たち”、”娘たちがよく愚痴を言っていた”、”もし愛が甘き情
熱なら”、組曲
雄々しき者の心に恋の矢を放つな Z.390
恋とはなんと楽しいものか Z.353
アブデラザールのジグ
歌劇「アーサー王」Z.628より”もっとも美しい島”、組曲
歌劇「インドの女王」Z.630より”狂おしい愛より逃げようとあがき”
「ディドとアエネアス」より”私が大地に帰る時〜ディドの嘆き“
マイケル・スラッテリー(T、シュルティ・ボックス)
ラ・ヌフ

録音:2015年11月、ケベック
ダウランドの歌曲集(ACD2 2650)でコンビを組んだアメリカ出身のテノール、マイケル・スラッテリーと古楽アンサンブル、ラ・ヌフによるパーセルの 歌曲集。ダウランドの時と同様に、スラッテリーを中心にラ・ヌフのメンバーらが編曲し、アンサンブルの美しいハーモニーと清らかな旋律が引き立つよう になっています。またスラッテリー自身が奏でるシュルティ・ボックス(アコーディオンに似たインドの民俗楽器)の響きが独特の雰囲気を醸し出しています。 (Ki)

OBSIDIAN
OBSCD-176(1CD)
キャサリン・パーと宗教改革の歌〜トマス・タリス作品集
1. Gaude Gloriosa Dei Mater
2. When Jesus Went, [Salvator Mundi II]
3. O Lord, Give Thy Holy Spirit
4. Hear the Voice and Prayer
5. Purge Me, O Lord
6. Solfaing Song
7. Verily, Verily, I Say Unto You
8. If Ye Love Me
9. O Lord, in Thee Is All My Trust
10. Libera Nos
11. The Litany
12. Fantasia [O Sacrum Convivium]
13. Se Lord and Behold
アラミレ
フレットワーク
デイヴィッド・スキナー(指)
超一流の古楽演奏!声楽アンサンブルの「アラミレ」とヴィオール・アンサンブル「フレットワーク」が共演した、トマス・タリスの作品集です。タリス が仕えていたイングランド王ヘンリー8世の6番目にして最後の王妃、キャサリン・パーをテーマに掲げ、悠久の音楽を聴かせます。 (Ki)

Paraty
PARATY-317163(1CD)
ジョルジョ・アントニオット(1681-1766):チェロと通奏低音のためのソナタ
第6番 ホ短調、第5番 イ長調、第11番 イ短調、第2番 ヘ長調、第3番 変ロ長調、第4番 ニ短調、第10番 嬰ヘ短調
アンサンブル・ヘミオリア
〔クレール・ランケ(Vc)、オード=マリー・ピロ(Gamb)、ステファニー・プティボン(テオルボ、ギター)、フランソワ・グルニエ(Cem)〕

録音:2016年9月
ジョルジョ・アントニオットは、1681年ミラノに生まれたチェロ奏者にして作曲家。ミラノの裕福な家庭に生まれ、数学や語学(ラテン語含む)に長け、 音楽理論の本も出版(英訳もされた)するなど、マルチな才能の持ち主でした。1733年、アントニオッティの名前でアムステルダムで出版された12のチェ ロあるいやヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ集(5曲はチェロと通奏低音/7曲は2本のチェロ、あるいはヴィオラ・ダ・ガンバのための ソナタ)からの抜粋。18世紀、多くは残されていないチェロのための貴重な作品の録音の登場です。 (Ki)
Paraty
PARATY-417164(1CD)
マラン・マレ:スペインのフォリア&ヴィオール作品集
組曲 ニ長調 第3巻(1711)
組曲 ト短調 第5巻(1725)
スペインのフォリアのクプレ第2巻(1701)
フオーコ・エ・チェーネレ〔ジェイ・ベルンフェルト(Gamb、指、ロナルド・マルティン・アロンソ(Gamb)、アンドレ・ヘンリッヒ(テオルホ)、ベルトラン・キュイエ(Cemb)〕

録音:2016年6月
15周年を迎えるアンサンブル、フオーコ・エ・チェーネレ。指揮者のジェイ・ベルンフェルトの声楽作品への強い愛もあり、声楽作品も中心に取り上 げている団体ですが、このたびの彼らのアルバムは、マレの器楽作品集。ニューヨーク出身でバーゼル音楽院で学んだ指揮のジェイ・ベルンヘルト、フラ ンス系キューバ人のロナルド・マルティン・アロンソによるヴィオラ・ダ・ガンバ、ユングヘーネルに師事したリュート奏者のアンドレ・ヘンリッヒ、1978 年ナント生まれ、ルセやアンタイらに師事したフランス古楽界のサラブレッド、ベルトラン・キュイエというメンバーが、豊かなサウンドで詩情豊かなマレ の世界を展開しています。 (Ki)

ATMA
ACD2-2744(1CD)
知られざるバロック作曲家による技ありのソナタ
シーファーライン:3声のソナタ第1番 ホ短調(ヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
テレマン:トリオ・ソナタ ト短調 TWV42:g7(ヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
シーファーライン:3声のソナタ第2番 ヘ長調(ヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
C.P.E.バッハ:幻想曲 ニ長調 Wq.117/14, H.160(チェンバロ独奏)
 トリオ・ソナタ ト長調 Wq.150, H.574(フルート、ヴァイオリン、通奏低音)
シーファーライン:3声のソナタ 第3番 イ長調(ヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
パッラーデ・ムジカ

録音:2016年8月
ほとんど知られていない作曲家であるオットー・エルンスト・グレゴリウス・シーファーライン(1704-1787)のソナタ集。トリオ・ソナタの基本形であるヴィ オリン2本ではなく、ヴァイオリンとチェロが歌い交わす珍しい編成です。同様の編成によるテレマンのソナタやC.P.E.バッハのフルートを伴うソナタをカッ プリング。音楽の完成度に差が無く自然に聴ける、知られざる作曲家の技量を知るにもってこいのプログラミング。 (Ki)

AMBRONAY
AMY-050(1CD)
ラモーの遺産
ラモー(レヒシュタイナー編)::協奏曲「未開人」〔1. アフリカの奴隷たちのエール 2. 優しいエール 3.未開人〕(優雅なインドの国々)
ルベル&フランクール:シンフォニー組曲〔1. プレリュードとロンドー 2.サラバンド 3.ミュゼット 4.ファンファーレ〕
ラモー(レヒシュタイナー編):〔1. パルカのためのプレリュードとエール 2.わざとらしい悲しみ 3.コントルダンス〕(優雅なインドの国々)
ルベル&フランクール:シンフォニー組曲〔1. フォルラーヌ 2.行進曲 3.トリオとやさしいエール〕
ラモー(レヒシュタイナー編):〔1. リゴードンあるいはソローニュのおめでたい者 2.アモールのためのエール 3.ミュゼット 4.タンブーラン〕
アンサンブル・レ・シュルプリーズ
ルイ=ノエル・ベスティン・ド・カンブーラ(指)
イヴ・レヒシュタイナー(Org)

録音:2016年9月25-27日
18世紀、カトリックの国フランスでは、復活祭の前に、劇場などのエンタテインメント施設が休業となり、かわりに「コンセール・スピリチュエル」(宗 教音楽のコンサート)とよばれる演奏会が催されていました。フランスの作曲家バルバトルが、1768年12月、コンセール・スピリチュエルの演奏会のために、 ラモーの作品(必ずしも宗教的なものではない)の有名曲を抜粋したオーケストラとオルガンという編成によるシンフォニー組曲を編み、これが演奏され たという記録が残っています。しかしこの楽譜は残されていません。このたび、ラモーの作品「アムールの嘆き(Les Surprises l’ Amour)」からグルー プ名をとったアンサンブル・レ・シュルプリーズが、ラモーの楽曲から聴きどころを抜粋し、オルガンとアンサンブルによるシンフォニー組曲を再創造する 試みを行いました。レヒシュタイナーの超絶技巧のオルガンが核となる「未開人」は実に新鮮にして、不思議と神聖に響きます。フランスのオペラの巨匠 が書いた珠玉の楽曲が、新たな色彩を帯びてよみがえります。 (Ki)
AMBRONAY
AMY-308(1CD)
ヴァイオリンとテオルボのデュオ
イグナツィオ・アルベルティーニ(1644-1685):ソナタ第1番
ビアッジョ・マリーニ(1594-1663)(レピッコ編):カプリッチョ
ベッレーロフォンテ・カスタルディ(1581-1649):ソナタ第7番
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メーリ(1624-1669):ソナタop.4-4「La Biancuccia」
テオルボの即興
アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682):シンフォニア第2番
G.A.パンドルフィ・メーリ:ソナタop.3-1「La Stella」
A.ストラデッラ:シンフォニア第9番
I.アルベルティーニ:ソナタ第3番
ヴァイオリンの即興
A.ストラデッラ:シンフォニア第5番
B.カスタルディ:Furiosa corrente
G.A.パンドンルフィ・メーリ:ソナタop.3-5「La Clemente」
REPICCO
〔キンガ・ウイスザスジ(Vn/アントニオ・グラニャーニ、1784年)&ヤドラン・ドゥンクン(テオルボ/ブレンダン・ヒルスト、1989年)〕

録音:2017年3月1-4日、フランス
イタリア・バロックの作曲家たちの作品集。彼らの共通点は、殺された、あるいは殺人者、ということ。といっても、必ずしもこれらの作曲家達に具体 的な事実があるというわけではありませんが、17世紀のイタリア・バロックのきわめつけのパッションが感じられる作品が選りすぐられています。ハンガリー 出身のヴァイオリン奏者と、ノルウェー出身のテオルボ奏者によるデュオが、17世紀イタリアの心の世界を照らし出します。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-041(1CD)
テレマン:ソナタ集〜旅するヴィルトゥオーゾ
トリオ・ソナタ ニ短調 TWV.42:d10
トリオ・ソナタ ト短調 TWV.42:g5(音楽の練習帳)
トリオ・ソナタ 変ロ長調 TWV.42:B4(音楽の練習帳)
ソナタ ニ長調 TWV.41:D6(忠実な音楽の師)
トリオ・ソナタ 変ホ長調 TWV.42:Es3(音楽の練習帳)
トリオ・ソナタ イ短調 TWV.42:a4(音楽の練習帳)
アンサンブル・アマリリス〔エロイーズ・ガイヤール(音楽監督、リコーダー、オーボエ)、ヴィオレーヌ・コシャール(チェンバロ)、ダヴィド・プランティエ(ヴァイオリン)、エマニュエル・ジャック(チェロ)、ローラ・モニカ・プスティルニク(アーチリュート)〕

録音:2006年3月13-17日
旅するヴィルトゥオーゾ、とはテレマンのこと。テレマンは様々な地に旅をし、様々な音楽を貪欲に吸収しました。ここに収録されている「音楽の練習帳」は、 1740年にテレマン自身が出版した作品集。12のソロ・ソナタと12のトリオ・ソナタ(6つの異なる楽器-リコーダー、ヴァイオリン、オーボエ、フラウト・ トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロ-を想定して書かれている)が収められています。当盤ではオーボエのための2作とリコーダーのための 2 作が収録されています。 (Ki)

APARTE
AP-167(2CD)
シャヴィエ・サバータ
■CD1 (原盤:AP 048)
悪い奴ら―ヘンデル:悪役アリア集
「タメルラーノ」−尊大な心に平安を与えたい,
「アリオダンテ」−あなたに望んでいる,
「テゼオ」−殺戮を望み死を望み,
落ち着いておくれ、ああ、美しい眼よ,
「ガリアのアマディージ」−酷い苦しみを,心に激情を感じ,
「アリオダンテ」−義務、正義、愛が,策略が良い結果をもたらせば,
「ジューリオ・チェーザレ」−この心の麗しき女神たちよ,お前の誇り高さを屈服させよう,
「オットーネ」−天まで波を高め,魅惑的な美しい唇

■CD2 (原盤:AP 143)
カタルシス(浄化)
オルランディーニ(1676-1760):レチタティーヴォ 「策略がゆるしたもの」、アリア「高慢な植物が」〜『アデライーデ』より
フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(1681-1732):レチタティーヴォ「お前のために、わが妻グリゼルダよ」、
アリア「いとしい妻よ、私の魂は疲れている」〜『グリゼルダ』より,
ピエトロ・トッリ(1650-1737):アリア「お前の涙によって」〜『グリゼルダ』より,
ヴィヴァルディ:アリア「血が血管を冷たく走り」〜『ファルナーチェ』より,
ジュゼッペ・マリア・オルランディーニ(1676-1760):レチタティーヴォ「私の愛する人はなんと甘く語ることか」、アリア「すでに私には見える」〜『アデライーデ』より,
ヘンデル:序曲、伴奏つきレチタティーヴォ「おそろしいファントムよ!」、アリオーソ「私の目をとじ」〜『テッサリアの王アドメート』より,
ハッセ(1699-1783):伴奏つきレチタティーヴォ「神よ、あなたのためだけに生きよう」、アリア「私は悔やむ、わが神よ」〜『聖アゴスティーノの改宗』より,
アッティリオ・アリオスティ(1666-1729):伴奏つきレチタティーヴォ「あきらめよ」、アリア「神よ」〜『カイオ・マルツィオ・コリオラーノ』より,
アントニオ・カルダーラ(1670-1736):アリア「あなたの甘い涙をかわかせ」〜『テミストクレ』より,
ドメニコ・サッロ(1679-1744):伴奏つきレチタティーヴォ「むごい運命よ!」、アリア「名誉が心で話すとき」〜『イル・ヴァルデマーロ』より
シャヴィエ・サバータ(CT) 
リッカルド・ミナージ(指)
イル・ポモ・ドーロ
録音:2012年8月25日-9月3日


シャヴィエ・サバータ(C.T)
ジョルジュ・ペトルー(指)、
アルモニア・アテネア

録音:2015年9月22-26日、アテネ
1976年、スペイン、カタルーニャ州バルセロナ生まれのカウンターテノール、シャヴィエ・サバータの2枚組。2011、2012年には、ウィリアム・クリスティ の指揮で上演されたカヴァッリの「ディドーネ」のイアルバを歌っています。ビオンディ、ヤーコプス、サヴァールといった古楽の重鎮たちとの共演も重ね ており、バロック声楽作品の上演にはもはや欠かせない存在となりつつある歌い手です。 劇的な表情とテクニックが要求される、オペラの悪役のアリアを集めた1枚と、「カタルシス(浄化)」と題し、激情に満ちたアリアでプログラムを構成、 心を揺り動かされる強さに満ちた1枚のセット化。 (Ki)

Resonus
RES-10177(1CD)
NX-B05
プロイセンのサロン音楽〜時流の中のフランツ・タウシュ
フランツ・タウシュ(1762-1817):四重奏による13の小品 Op.22より第1組曲
ヨハン・シュターミッツ(1717-1757):3つの四重奏曲
クルーセル(1775-1838):演奏会用三重奏曲
ベールマン(1784-1847):五重奏曲 Op.23よりアダージョ(R.パーチヴァル編)
フランツ・タウシュ(1762-1817):四重奏による13の小品 Op.22より第2組曲
ボックスウッド&ブラス
【メンバー】
エミリー・ワージントン(クラリネット…by Peter van der Poel after Heinrich Grenser, c. 1810)
フローナ・ミッチェル(クラリネット…by Guy Cowley after Heinrich Grenser, c. 1810)
ロバート・パーチヴァル(ファゴット…by Peter de Koenig after Heinrich Grenser, c. 1810)
アンネケ・スコット(コルネット…by Lucien-Joseph Raoux, c. 1800)
(cor d’orchestre…(by Marcel Raoux c. 1820)
ケイト・ゴールドスミス(ナチュラルホルン…by Paxman)

録音:2016年4月4-7日
全ての奏者がピリオド楽器を操るイギリスのアンサンブル「ボックスウッド&ブラス」がresonusレーベルに登場。 デビューアルバムは、マンハイム楽派に属する作曲家フランツ・タウシュと、彼を取り巻く作曲家たちの作品集です。優れたクラ リネット奏者としてマンハイムのオーケストラで演奏し、プロイセンの宮廷楽師としても活躍したタウシュは、優れた教師でもあ り、ハインリヒ・ベールマンをはじめとした多くのクラリネット奏者を指導したことで知られています。古典派からロマン派への過渡 期に書かれた彼の作品は、どれもサロン風の美しさを湛えながらも、その様式の変化はしっかり弟子たちに伝わっており、この アルバムに収録されたシュターミッツ、クルーセル、そして弟子のベールマンの作品と聴き比べることで、タウシュの果たした役割 を知ることができます。 クラリネットの美しい旋律も聴きどころです。
Resonus
RES-10202(1CD)
NX-B05
A Cavalier Christmas-騎士のクリスマス
ギボンズ:See, see the Word is incarnate
バード(1539頃-1623):Behold I bring you glad tidings
ダーリング(1580頃-1630):Laetamini cum Maria
ダーリング:Quem vidistis, pastores
グランディ(1586-1630):O quam tu pulchra es
パールソン(1572頃-1651):Upon my lap my sovereign sits
ウィリアム・ローズ(1595-1662):Aire
ヘンリー・ローズ(1595-1662):Hark, shepherd swains
ジェフリーズ(1610頃-1685):Hark, shepherd swains-for the Nativity of our most blessed Saviour
ジェフリーズ:Busy time this day-for the Blessed Innocents Day
ジェフリーズ:Brightest of days-for Epiphany
ジェンキンス(1592-1678):Newark Siege-パヴァーヌ
ジェンキンス:Newark Siege-ガイヤルド
バード:O God that guides the cheerful sun-A Carol for New-year's Day
エボア・シンガーズ
チェリーズ・コンソート・オヴ・ヴィオールズ
ポール・ギャメソン(指)

録音:2015年3月2-3日
英国の合唱団“エボア・シンガーズ”が歌うクリスマス音楽集。ここでテーマとして選ばれているのは17世紀の「イングランド内 戦」です。国王派である「騎士党」と議会派である「円頂党」の戦いの末、勝利した議会派はプロテスタントを擁護していた ため「聖なる日:クリスマス」を盛大に祝うことを禁止してしまいました。しかしそれに納得できなかった騎士派の人々は、そっと クリスマスの行事を続行し、独自の曲集を作成します。議会派に配慮してか、ほとんどはプロテスタントの作曲家の作品です が、中にはバードのようなカトリックの作曲家の作品が含まれているのは面白いところです。宗教戦争と内乱に明け暮れたイ ングランドで演奏されたであろう美しい曲集です。

フォンテック
FOCD-9767(1CD)
税込定価
ヤコブ・ファン・エイク:笛の楽園 Vol.2
No.20 私の恋人シレ
No.21 から威張り
No.22 詩篇103 番 私の魂よ、主をたたえよ
No.23 ホーシェについて:あなたに我慢できない
No.24 私を取り戻したくないのなら
No.25 クーラント
No.26 美しいローマの騎士
No.27 グレーヴゼンドのバレエ
No.28 イギリスのナイチンゲール
No.29 ああ、女殺人者
No.30 レンテルー(風刺唄)
No.31 美しい羊飼いの娘フィリス
No.32 質屋から:私が帰って来た時
No.33 カムアゲイン
No.34 クーラント
No.35 2 番目のダフネ
No.36 アマリリうるわし
江崎浩司(独奏)
リコーダー(ガナッシ・ソプラノ/バロック・ソプラノ/ルネサンス・ソプラノ/初期バロック・アルト/ルネサンス・アルト/バロック・テナー/ヴォイスフルート/バス/バンブーリコーダー )
その他楽器
ソプラノ・ショーム/アルト・ショーム

録音:2016/9/14-16&2017/3/2-4 神奈川県立相模湖交流センター
江崎浩司が挑む、孤高の世界・・笛の楽園全集プロジェクト第2 弾! ヤコブ・ファン・エイク(1589/90-1657)の「笛の楽園」は全151 曲(XYZ 社版)にもなる膨大な独 奏楽器のための曲集で、リコーダー奏者にとっては重要なレパートリーですが、その知名度と演奏され る機会を考えると全曲の録音は極めて少なく、特に国内では皆無でした。2017 年6 月のVol.1 発売に 続き、江崎が挑む壮大なプロジェクトの第2 弾が早くも登場です。 Vol.2 では「イギリスのナイチンゲール」や「アマリリうるわし」など笛の楽園全曲の中でも屈指の人 気曲も収録され、親しみやすい内容になっておりますし、マルチプレーヤー、江崎浩司の面目躍如、今 作でも11 種もの楽器を使い分けて大変鮮やかなアルバムになっています。 江崎本人によるライナーノーツもこの楽曲への理解が大変深まるもので、読み応え充分です。 (フォンテック)

QUERSTAND
VKJK-1626(1CD)
ドレスデン宮廷での食卓音楽
フルヒハイム:音楽の食卓給仕〜ソナタ第1 番,第2番,第3 番,第4 番,第5番,第6番
 2 つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調
クリーガー:第6 の十曲集〜アリア第1番「愛の嫉妬が苦しみを呼び起こす」,アリア第3 番「愛することができる者は」,アリア第5 番「アウローレとシュテッレは素早く現れ」
クリーガー:第5 の十曲集〜アリア第10 番「喜びを望む者は、ビールとワインを愛する」
フュルステン=ムジーク:
【アンネ・シューマン(Vn)、アネッテ・ジッヒェルシュミット(Vn) 、クラウス・フォイクト(Va)、アンドレアス・ピルガー(Va)、フェリックス・ゲルク(Vc)、アンドレア・バウアー(テオルボ)、 ゼバスティアン・クネーベル(Cemb)】
トビアス・フンガー(T)

録音:2016年5月 ミュグリッツタール
17 世紀にドレスデンで活躍した二人の作曲家、ヨハン・ヴィルヘルム・フルヒハイム(1635/1640 頃-1682)とアダム・クリー ガー(1634-1666)の作品を集めている。フルヒハイムはまだ少年だった1651 年頃に既に、ハインリヒ・シュッツが楽長を務め ていたザクセン選帝候の宮廷楽団(後のシュターツカペレ・ドレスデン)でヴァイオリニストを務め、1680 年頃から宮廷や教 会の音楽家として要職を務めた。アダム・クリーガーはライプツィヒで頭角を現した後、1657 年に選帝侯ヨハン・ゲオルク 2 世の招きでドレスデンに移り、宮廷オルガニストとして活躍、歌曲でも知られる。 フュルステン=ムジークはドイツのバロック音楽を専門としたピリオド楽器アンサンブル。トビアス・フンガーはバロック音楽で 幅広く活躍するテノール。

QUERSTAND
VKJK-1710(1CD)
ヴィオラ・アパッショナータ〜16-17 世紀のヴィオラ・ダ・ガンバとハープのためのイタリア・ヴィルトゥオーゾ音楽
パスキーニ:フォリア
ダッラ・カーザ:どちらがより大きいのでしょう、ああ、愛の神よ
オルティス:ああ、幸せな私の目,レチェルカーダ第2番,レチェルカーダ第3 番
ファルコニエリ:カンツォーネ 甘い旋律―コレンテ
フレスコバルディ:トッカータ,カンツォーナ第1 番,そよ風が吹けば
デ・ローレ:発つ時は死ぬ思いだが
ロニョーニ:発つ時は死ぬ思いだが
ヤージェンブスキ:カンターテ・ドミノ第 1 部,カンターテ・ドミノ第2 部,スザンナは見る
ファルコニエリ:エル・メロと呼ばれるブランド
トラバーチ:どうか私を殺して
バッサーノ:シュザンヌがある日
アンサンブル・アルト・デコ:
【ユリアーネ・ラーケ(ディスカントガンバ,バスガンバ)
マクシミリアン・エールハルト(バロック・ハープ)
ヨハンナ・エールミュラー・ラッシュ(バロックVc)】

録音:2017年2月20-22日 ベルリ
ン、DDD、61'10
ドイツのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、ユリアーネ・ラーケが 16、17 世紀の、主としてイタリアの 作曲家によるヴィオラ・ダ・ガンバ作品をバロック・ハープの伴奏で演奏している。ディエゴ・オ ルティス(1510 頃-1570),チプリアーノ・デ・ローレ(1515 頃‐1565),リッカルド・ロニョーニ (1550 より前-1620),ジローラモ・ダッラ・カーザ(1550 頃-1601),ジョヴァンニ・バッサーノ (1558 頃-1617),ジョヴァンニ・トラバーチ(1575 頃-1647),ジローラモ・フレスコバルディ (1583-1643),アンドレア・ファルコニエーリ(1585 頃-1656),アダム・ヤージェンブスキ(1590 頃-1649),ベルナルド・パスキーニ(1637-1710)。作風は様々で、いずれも大変素敵に演奏 されている。

la musica
LMU-006(1CD)
ああむごい運命よ〜スペイン音楽の黄金期
1. Vaya de fiesta (Juan Manuel de la Puente)
2. Si me llaman a mi (Juan Vazquez)
3. Marizapalos (Santiago de Murcia)
4. Paseabase el rey moro (Luis de Narvaez)
5. Que alegre se viste el ayre (Anonyme)
6. Fantasia del primero tono (Luis de Narvaez)
7. Gritos daba la morenica (Esteban Daca)
8. Ay fortuna cruel (Esteban Daca)
9. Romanesca ? Guardame las vacas (Alonso Mudarra)
10. Zagales los que me oyen (Anonyme)
11. Isabel, perdiste la tua faxa (Alonso Mudarra)
12. Fantasia del octavo tono (Luis Milan)
13. Romerico tu que vienes (Juan del Encina)
14. Claros y frescos rios (Alonso Mudarra)
15. Sospiro una senora (Luis Milan)
16. ?Para que son las iras? (Jose Martinez de Arce
17. Fantasia de pasos largos (Esteban Daca)
18. Toda mi vida hos ame (Luis Milan)
19. Luceros volad corred (Tomas de Torrejon y Velasc
バルバラ・クサ(S)
エドゥアルド・エグエス(ギター、ビウエラ)

録音:2016年6月29,30&7月1日/パリ、サン=ピエール寺院
アルゼンチンのブエノス・アイレス生まれのエグエスと、サン・ルイス生まれのバルバラ・クサによる、スペイン歌曲集。スペイン音楽黄金期と題し、 16−18世紀の歌曲を集めました。エグエスのソロも収録されており、古の響きに思いを馳せる愉悦の1枚です。 (Ki)

Centaur
CRC-3586(1CD)
アースリー・バロック
ウィリアムズ:鳥の模倣によるソナタ
ビーバー:描写的なソナタ
ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調 Op.10-3「ごしきひわ」
ヴェルナー:11月/クープラン:蝶々
ラモー:鳥のさえずり
ランプ(ライアン&スタンフ校訂):かっこう協奏曲
ミュージシャンズ・オヴ・ザ・オールド・ポスト・ロード〔スーザン・スタンフ(トラヴェルソ)、サラ・ダーリング(Vn)、ジェシー・アイロンズ(Vn)、マーシャ・キャシディ(Va)、ダニエル・ライアン(Vc)、マイケル・バーマン(ハープシコード)〕

録音:2016年5月23日−25日、マサチューセッツ(アメリカ)
ミュージシャンズ・オヴ・ザ・オールド・ポスト・ロードは、元ターフェルムジーク・バロックO、カメラータ・アカデミカ・ザルツブルクのチェリスト、ダニエル・ライアンと、元ヘンデル&ハイドン・ソサエティ、ボストン・バロックのフルーティスト、スーザン・スタンフが音楽監督と務めるアメリカのピリオド・アンサンブル。18世紀ドイツの音楽家、ジョン・フレデリック・ランプの「かっこう協奏曲」は、ライアンとスタンフの復元、校訂により、演奏、録音が実現した作品です。

H.M.F
HMM-905286(4CD)
+ボーナスCD付き
アントワーヌ・フォルクレ(1672-1745)&ジャン=バティスト(=アントワーヌ)・フォルクレ(1699-1782):作品集〜魂の苦悩(Les tourments de l'ame)
■CD1
第3組曲 ニ長調〔ラ・フェラン-ラ・レジャント-ラ・トロンシン-ラ・アングラーヴ-ラ・ドゥ・ヴォセル*-ラ・エイノー-ラ・モランジスまたはプリセ(シャコンヌ)*〕
第2組曲 ト長調〔ラ・ブロン-ラ・マンドリン-ラ・ドゥ・ブルイユ-ラ・ルクレール*-ラ・ビュイソン(シャコンヌ)〕
■CD2
第1組曲 ニ短調〔ラ・ラボルド*-ラ・フォルクレ-ラ・コタン-ラ・ベルモン-ラ・ポルテュゲーズ-ラ・クープラン〕
第4組曲 ト短調〔ラ・マレッラ*-ラ・クレマン*-サラバンド「ラ・ドーボンヌ」-ラ・ブルノンヴィル-サンシ-パッシーの鐘、ラ・ラトゥール〕
■CD3
第5組曲 ハ短調〔ラ・ラモー-ラ・ギニョン-ラ・レオン*-ラ・ボワソン-ラ・モンティニ-ラ・シルヴァ-ジュピテル*〕
リールの手稿譜 ト長調(3つのヴィオ−ルのために書かれた3つの作品を2台のクラヴサンのために編曲したもの)〔アルマンド-クーラント-サラバンド〕※
最上の作曲家のバス・ラインをともなうヴィオールのための作品コレクション(若きアントワーヌ・フォルクレの作品)〔ブランル(ト長調)-アルマンド(ニ短調)-ラ・ジルエット(ト短調)-ミュゼット(イ長調)〕**
■CD4
フォルクレ父子に捧げられた作品
ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):ラ・フォルクレ〜フーガ(Cem, Vn, Gamb)
・アナ・ギュルギュ=ボンドゥ(b.1977):フォルクレの鐘(Cem)
・シャルル=フランソワ・クレマン(c.1720-1789後没):アレグロ・マ・ノン・トロッポ(Vn, Cem)、ヴァイオリンとチェンバロのための第6ソナタ〔アレグロ・マ・ノン・トロッポ-アリア・グラツィオーゾ-アレグロ〕、ヴァイオリンとチェンバロのための第4ソナタ〔アリアI&II〕、第1ソナタ〔アレグロ・マ・ノン・トロッポ-アリア・アッフェットゥオーゾ-アレグロ〕(Vn, Cem)
F.クープラン(1668-1733):La Forqueray - Fierement sans lenteur(Cem)
ジョス・ブートミー(Josse Boutmy)(1697-1779):ラ・フォルクロ―ラルゴ
ルイ=アントワーヌ・ドルネル(c.1680-1756後没):La Forcroy〔プレリュード-シャコンヌ〕
ピエール=アラン・ブレイ=ウェッペ(b.1981):フォルクレの墓(Cem)
ジャック・デュフリ(1712-1789):ラ・フォルクレ ヘ短調(Cem)
クロード=フランソワ・ラモー(1727-1788):La Forcray ニ長調 (Cem)

■ボーナスCD
上記4枚のディスクからの抜粋(一部ジャン=ピエール・ニコラ(フルート)が参加)楽曲にか
ぶせるかたちで、以下の内容に沿ったテキストの朗読が収録されています。朗読を務めるのは、コメディ=フランセーズの俳優、ニコア・ロルモー氏です。
[内容]
プロローグ-祖先の栄光に-オルレアン公フィリップの死-フォルクレ:小さな、そして大きな物語-ヴィオラ・ダ・ガンバの貴公子、アントワーヌ&ジャン=バテイスト(息子)-家庭内のもめごと、ますます大きくなる内なる闇-完璧な人物-アントワーヌといっぱいの悦び
ミシェル・ドゥヴェリテ(Cemb/’blue’アンソニー・サイディ(1976)、アラン・アンセルムによるフレンチ・チェンバロおよびジャーマン・チェンバロ)
※ロベール・コーネン(Cemb)

上村かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ/ニコラ・ベルトラン、1705年頃製)*,**
リカルド・ロドリゲス(ヴィオラ・ダ・ガンバ(通奏低音)/マルコ・テルノヴェック(2013), 1691年製ミシェル・コリションのレプリカ)*,**
寺神戸亮(Vn/ニコロ・アマティ(1645年製))*

録音:2014年9月&2015年5月、ベルギー、ブラ=シュル=リエンヌ
ヴィオラ・ダ・ガンバの歴史を語る上で欠かせない音楽家、フォルクレ。12歳から宮廷に仕えたアントワーヌ・フォルクレ(1672-1745)と、その息 子ジャン=バティスト(=アントワーヌ)・フォルクレ(1699-1782)の名は生前からフランス全土で知られていました。 アントワーヌ・フォルクレは、17 世紀後半から18 世紀のフランス音楽界においてヴィオラ・ダ・ガンバの名手として高い評価を受けた音楽家です。アン トワーヌはまだ12歳のころ(1689年から)、太陽王ルイ14世(1638-1715)下の宮廷に仕え、奏者として、そして作曲家として大切に扱われました。 当時関心が高かったイタリア様式を取り入れながらも、フランス風の組曲のスタイルをとった、華麗で斬新な作品を残しています。そのずば抜けた音楽性 とは別に彼の激しい振幅の大きな性格や妻や息子(ジャン=バティスト)への暴力といった事実がしばしば語られ、同時代人であるマラン・マレの優雅さ と対照的に語られることも多く、アンリ・ル・ブランの「ガンバを擁護する」(1740)では「マレは天使の如く、(父)フォルクレは悪魔の如く奏く」と表 現されています。その息子のジャン=バティストは父とともに、ルイ15世の娘(1727-52)に楽器を教える音楽教師の役割も担っていました。宮廷の力 が落ちてからも、有力者のもとで音楽活動を続け、フランス全土にフォルクレ父子の名は知れ渡っていました。
この盤は、1747年にジャン=バティスト・フォルクレが父アントワーヌの遺作として出版した曲集の作品と、アントワーヌ・フォルクレの初期の作品、さ らには後の作曲家たちが「フォルクレ」に捧げた作品を集めたもの。ミシェル・ドゥヴェリテ(ルーアンの音楽院でロベール・コーネンの下で学んだチェン バロ奏者)、そしてレ・タラン・リリクやレザール・フロリサンなどにもたびたび参加している上村かおり、名手寺神戸亮、そしてゲストとしてドゥヴェリテ や寺神戸の師匠でもあるロベール・コーネンも参加しているという豪華布陣による演奏です。チェンバロ独奏曲のそれぞれの色合いのあざやかさにフォルク レの才にあらためて感じ入り、ヴィルトゥオジティとセンシティヴさを兼ね備えた名手たちによるアンサンブルに酔いしれる、極上のセットとなっております。 ※ボーナスCDとして、4枚からの聴きどころトラックを集めたハイライト盤が付属しています。 (Ki)

SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0210-0211
(2CD)
バッハの周辺/バロック・オルガン作品集
[CD 1]
バッハ:幻想曲 ト短調 BWV 572
フレスコバルディ:音楽の花束() から 聖母のミサ より
 前奏のトッカータ/使徒書簡朗読の後のカンツォーナ
ド・グリニー(1672-1703):オルガン曲集 から ミサ〜キリエ、グラン・ジュによるディアローグ
パッヘルベル:前奏曲ニ短調()P.407
 アダムの罪によりすべては失われぬ()P.103
 アダムの罪によりすべては失われぬ()P.104
ラインケン(1643-1722):フーガ ト短調
ベーム(1661-1733):天におられるわれらの父()
ブクステフーデ:前奏曲 ニ長調 BuxWV 139
 汝らキリスト者よ、こぞりて主を称えよ()BuxWV 202
ブルーンス(1665-1697):前奏曲 ホ短調
ルイ・マルシャン(1669-1732):オルガン曲集第2巻 から プラン・ジュ
 オルガン曲集第1巻 から バス・ドゥ・トロンペット,ティエルス・アン・タイユ
クープラン:教区の為のミサから グローリア より
 そして地には平安あれ、プラン・ジュ/ティエルスによるデュオ
 ディアローグ/グラン・ジュによるオフェルトリウム
[CD 2]
ヴィヴァルディ(J・S・バッハ):協奏曲 ハ長調 BWV 594
ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694):われらは苦難の極みにある時も(パルティータ)
バッハ:トッカータ ハ長調 BWV 564
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):前奏曲 ホ短調
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):フーガ ハ短調
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):フーガ ト短調
C.P.E.バッハ:深き淵よりわれは呼ぶ(J・S・バッハの BWV Anh.745とされていた作品)
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):イエス、わが喜び()
 小前奏曲とフーガ(J・S・バッハの BWV 558とされていた作品)
バッハ:トッカータとフーガ ヘ長調 BWV 540
アレクセイ・パルシン(Org)

録音:1997-2007年

OBS PROMETEO
OBS-010(1CD)
不実なるドラゴンの所へ/古典派末期、コルドバ大聖堂の音楽
ハイメ・バリウス・イ・ビラ(1750-1822):明るい夜明け [Clara Aurora] (ソプラノと管弦楽の為の)*
イグナツ・プレイエル(1757-1831):交響曲ニ長調 BEN 126(2つのオーボエ、2つのホルンと弦楽の為の;1785)
ハイメ・バリウス・イ・ビラ:老いた蛇から [De la antigua serpiente] (ソプラノと管弦楽の為の)*
 話す必要はない [No hemos de hablar] (ソプラノと管弦楽の為の;1814)*
 不実なるドラゴンの所へ [Adonde infiel dragon] (ソプラノと管弦楽の為の)*
マリア・イノホサ(S)*
セビリャ・バロックO
ヴァンニ・モレット(指)

録音:2013年12月11-14日、ロレートの聖母教会、エスパルティナス、セビリャ県、 スペイン
19世紀初頭にコルドバ(アンダルシア、スペイン)で活躍した作曲家ハイメ・バリウス・イ・ビラの宗教的アリアをメインとするプログラム。ハイメ・バリウス・イ・ビラはカタルーニャに生まれモンセラート修道院で学び、ラ・セウ・ドルジェイ、ジローナの大聖堂楽長を歴任後、1785年から亡くなるまで37年にわたってコルドバ大聖堂楽長を務めました。マリア・イノホサは1979年サバデイ(カタルーニャ、スペイン)に生まれカタルーニャ高等音楽学校で学んだソプラノ。南欧の数多くのピリオド楽器アンサンブルと共演を重ねています。
ヴァンニ・モレットはイタリアの指揮者・作曲家・弦楽器奏者。ピリオド楽器オーケストラ「アタランタ・フーギエンス」の指揮者としても知られています。
*の楽器編成は「オーボエ(複数)、ホルン(複数)、ヴァイオリン(複数)と伴奏」と表記されていますが、「ヴァイオリン(複数)と伴奏」は普通の弦楽合奏として演奏されています。

Evoe
EVOE-004(1CD)
ハート・オヴ・ヨーロッパ
作曲者不詳(ヨアンニス・デ・ルブリンの写本より):王
ゴルチツキ:私は喜んだ、あなたの城壁のうちに
ビーバー:戦い
ジェレンスキ:年間のオッフェルトリウム集より
ウフキ:Uyan Ey Gozlerim Gafletten Uyan
作曲者不詳(ザモイスキの歌集より):Piesn o Posiedzieniu
フックス:トゥルカリア
ミエルチェフスキ:勝利の日
 クローゼマン(アモエニタートゥム・ムジカリウム・ホルトゥルスより):組曲
イル・ジャルディーノ・ダモーレ・オーケストラ、
イル・ジャルディーノ・ダモーレ・ヴォーカル・アンサンブル、
トロンバスティック、テンプス・アンサンブル

録音:2015年7月13日−15日、聖カタリナ教会(クラクフ、ポーランド)
ルネサンス時代からバロック時代の25年間におけるヨーロッパの中心における珍しいレパートリーの発掘、そしてオスマン・トルコと西ヨーロッパとの文化交流を表現した見事な構成のプログラム。 オスマン・トルコと神聖ローマ帝国を中心とした連合軍が激突した1683年の第2次ウィーン包囲のトピックとして、西欧諸国とは異なる音楽文化を持っていたポーランドにスポットライトをあてています。
イル・ジャルディーノ・ダモーレは、充実の一途をたどっているポーランド古楽界の中でも一際異彩を放っているバロック・ヴァイオリニスト、ステファン・プレヴニャクが率いる2012年創設のピリオド・オーケストラ。 弦楽器セクションのクリアなサウンド、中でもソプラノの抜群の巧さが特筆もののヴォーカル・アンサンブル、ブリリアントなサウンドと安定感が印象的な管楽器セクションなど、東欧ポーランドの精鋭たちによる演奏は聴きどころ満載! ステファン・プレヴニャク率いるイル・ジャルディーノ・ダモーレ。是非ともこの名前と演奏にご注目を!

Hyperion
CDA-68192(1CD)
ニコラス・ラドフォード:ミサ曲 「主のみ母の奇跡を見よ
ニンフォールド・キリエ
アレルヤ, 我らのために祈り給え
この明るい日に群衆は
アヴェ・マリア, 三位一体のはしためよ
ミサ曲 「主のみ母の奇跡を見よ」
ジェームズ・オドンネル(指、Org)
ウェストミンスター寺院聖歌隊

録音:2017年3月20日−21日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
世界遺産にも指定されている英国国教会の教会、ウェストミンスター寺院の聖歌隊は、30名の少年合唱と12名のプロの成人歌手からなる合唱団で、教会聖歌隊の最高峰として知られています。
かつてウェストミンスター大聖堂聖歌隊の音楽監督としても活躍した名合唱指揮者、ジェームズ・オドンネルとウェストミンスター寺院の聖歌隊によるイギリス・ルネサンスのミサ曲。ウェストミンスター宮殿の聖スティーヴンス礼拝堂に務めたとされるチューダー朝の音楽家、ニコラス・ラドフォード(c.1490−1557)の宗教作品集が登場。
トマス・タリスやジョン・タヴァナーなど有名な作曲家の陰に隠れながらも、イングランドの伝統を踏襲する流麗なミサ曲や素晴らしきアンティフォナの数々が、ランベス・クワイアブックやカイウス・クワイアブック、いくつかのパートブックに残されています。

Tactus
TC-762290(2CD)
ヴァレーリ:オルガン作品集
6つのソナタ(ms.59.18)/オルガンとチェンバロのためのソナタ(ms.59.19)/行進曲(ms.59.35)/6つのソナタ(ms.59.16)より ソナタ第3番、ソナタ第6番/4手によるオウヴェルトゥーラ・リドッタ(ms.59.25)/ラルゴ(ms.59.34)/グランデ・シンフォニア(ms.59.21)/牧歌(ms.59.20)/6つのソナタ(ms.59.16)より ソナタ第1番、ソナタ第2番、ソナタ第4番、ソナタ第5番/4手によるソナタ(ms.59.15)
アレッサンドロ・ペリン(Org)、
ロベルト・ロレッジャン(Org)

録音:2013年9月−2014年5月
イタリア、パドヴァの音楽家ガエターノ・ヴァレーリ(1764−1822)は音楽と美術の両方で才能を発揮し、生涯に渡って絵画にも親しんだという多才家。ピアニストとしても優れた腕前の持ち主だったヴァレーリは、パドヴァ大聖堂の楽長、オルガニストという大役を担った同地を代表する音楽家の1人です。使用楽器は、ロヴィーゴ、カヴァッツァナのサン・ロレンツォ教会に設置されているジャコモ・バッザーニ&フィリ1832年製と、同じくロヴィーゴ、ポレゼッラのロザリオの聖母教会に設置されているガエターノ・カリード1797年製のヒストリカル・オルガン。

Raumklang
RKAP-10117(1CD)
テネブレ〜瞑想のための音楽
タリス:光の消ゆるまえに
ディートリヒ:主の戒めにおいて
シュトルツァー:幸いなるかな
スターヘル:主の戒めにおいて
マショー:キリエ(ノートルダム・ミサより)
ボキレン:グローリア
ムースブルガーの昇階唱より 主よ、御身は私たちを解放し給うた
オケゲム:クレド(5声のキリエ、グローリア、クレドより)
リベル・ウズアリスより おお、十字架よ
ムーディ:アポカシロシス
聖務日課用聖歌集より 主よ、平和を与えたまえ
ワルター:主よ、平和を与えたまえ
バード:サンクトゥス(5声のミサ曲より)
ケドロウ:我らの父
ジェズアルド:日々罪を犯す私は
ワルター:我らの救い主、イエス・キリスト
タヴナー:仔羊
オールド・ホール写本より アニュス・デイ
ムースブルガーの昇階唱より 深き淵より
ジョスカン:深き淵より
ルートヴィヒ:テネブレ
アマルコルド〔ヴォルフラム・ラットケ(T)、ロベルト・ポーラース(T)、フランク・オツィメク(Br)、ダニエル・クナウフト(Bs)、ホルガー・クラウゼ(Bs)〕

録音:2016年−2017年、ヴルツェン(ドイツ)
バッハがカントールを務めていたことでも有名なドイツ、ライプツィヒの聖トーマス教会少年合唱団の元メンバーたちによって1992年に結成され、瞬く間にドイツを代表する男声ヴォーカル・アンサンブルへと成長したアマルコルド。結成25周年を迎えたアマルコルドのアニヴァーサリー・アルバムは、モノディー、ルネサンス時代の巨匠たちのポリフォニー、そしてアンサンブルのために書かれた委嘱作品による、アマルコルド自身のための"ミサ"!
近年では、「民謡集」(RKAP 10213)や、エリック・シュナイダーとの「シューベルト」(RKAP 10116)、「クリスマス・アルバム」(RKAP 10111)など、幅広いスタイル、レパートリーの演奏を発表してきたアマルコルドが、25周年という節目の年に自身らのルーツであるミサ(典礼)における教会音楽へと回帰。ライプツィヒの聖トーマス教会少年合唱団の歴史と伝統をベースに、25年という歳月を経てさらなる進化を遂げたアマルコルドの極上のハーモニーが、荘厳に、そして神秘的に響き渡ります。

Glossa
GCD-923702(1CD)
アフェッティ・アモロージ〜フレスコバルディ:声楽作品集 ダミアン・ギヨン(C.T&指)、
ル・バンケ・セレスト〔セリーヌ・シェーン(S)、ダミアン・ギヨン(C.T)、トマス・ホッブス(T)、ブノワ・アルノー(Bs)、ジュリアン・バッレ(Vc)、アンドレ・ヘンリッヒ(Lute)、ケヴィン・マナン=ナヴラティル(Cemb)、マリー=ドミティーユ・ミュール(ハープ)〕

録音:2017年6月24日−28日、フロヴィル教会(フランス)
アフェッティ・アモロージは、1630年にフィレンツェで出版されたフレスコバルディの2冊の歌曲集「Arie musicali」からダミアン・ギヨンが選びぬいた魅力的なセレクション。ダミアン・ギヨンを始めとする古楽系の名歌手たちが、豊かな表現力で歌います。
Glossa
GCD-923106(1CD)
様々な楽器のためのナポリの協奏曲集
ポルポラ:チェロ,ヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア ハ長調(ソロ・チェロ:ホセチュ・オブレゴン)
マニチーニ:リコーダー,2本のヴァイオリン,チェロと通奏低音のための協奏曲 ト短調(ソロ・リコーダー:タマル・ラロ)
ペルゴレージ:2台のチェンバロと弦楽のための協奏曲(ソロ・チェンバロ:イグナシオ・プレーゴ,ダニエル・オヤルサバル)
フィオレンツァ:チェロ,2本のヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 ニ長調(ソロ・チェロ:ホセチュ・オブレゴン)
A・スカルラッティ:リコーダー,2本のヴァイオリン,チェロと通奏低音のための協奏曲 ハ長調(ソロ・リコーダー:タマル・ラロ)
フィオレンツァ:ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲 ニ長調(ソロ・ヴァイオリン:ヒロ・クロサキ)
ホセチュ・オブレゴン(チェロ&ディレクター)、
ラ・リティラータ〔タマル・ラロ(リコーダー)、
ヒロ・クロサキ(Vn)、パブロ・プリエト(Vn)、
ダニエル・ピンテーニョ(Vn)、
ダニエル・ロレンソ(Va)、
ホセチュ・オブレゴン(Vc)、
パス・アロンソ(Vc)、
イスマエル・カンパネロ(ヴィオローネ)
、ダニエル・オヤルサバル(Cemb)、
イグナシオ・プレーゴ(Cemb)、
ダニエル・サピコ(テオルボ)〕

録音:2017年9月、サン・セバスティアン教会(セルセディーリャ、スペイン)
古楽大国「Glossa」が誇るスペイン古楽新時代の象徴、チェリストのホセチュ・オブレゴンと、オブレゴン率いるピリオド・アンサンブル、ラ・リティラータ。素晴らしきスペイン・バロックを世界に拡めてきたラ・リティラータのGlossa第6弾は、18世紀ナポリ楽派の作曲家達による協奏曲集。
今回は、ホセチュ・オブレゴンによるチェロだけでなく、リコーダーのタマル・ラロ、ヴァイオリンのヒロ・クロサキ、チェンバロのイグナシオ・プレーゴらもソリストとして活躍。スタイリッシュで技巧的なナポリのコンチェルトを、スペインの名手たちの手でお贈りします。
Glossa
GCD-922905(1CD)
ガスパリーニ:オペラ・アリア集
もしもギリシャが武装すれば(「アスティアナッテ」より)/わたしは愛するあなたの名前をここに刻む(「運命の神託」より)/嵐の恐怖の中で(「イル・チーロ」より)/わたしの胸に一条の希望の光が生まれる(「バヤゼット」より)/シンフォニア(「エンゲルベルタ」より)/血を流し、殺し(「イル・タメルラーノ」より)/父の心(「イル・タメルラーノ」より)/大洋の港から(「聖エウフロシーナ」より)/怒りで武装し(「アムレット」より)/もしもあなたがわたしのためにもう歌わないのなら(「運命の神託」より)/カンタータ 「わがため息よ進め」/フルート協奏曲/暗黒の地獄に火はない(「イル・ロデリーゴ」より)/わたしはおまえを手放したくない(「イル・ロデリーゴ」より)/親愛なる影よ(「アタリア」より)
ロベルタ・インヴェルニッツィ(S)、
アウセル・ムジチ、カルロ・イパタ(指、トラヴェルソ)

録音:2016年8月24日−27日、テアトロ・ロッシ・アペルト(ピサ、イタリア)
これまで、18世紀のソプラノ歌手"ファウスティーナ・ボルドーニ"やカストラートの"ドメニコ・ジッツィ"が歌ってきた作品を現代に再現するなど、秀逸なプログラムと優れた歌声で評価されてきたインヴェルニッツィが、ガスパリーニの知られざるオペラ・アリア、オラトリオやカンタータからの作品を歌います。
バロック・フルート奏者カルロ・イパタが1997年に創設し、イタリア屈指の古楽アンサンブルとしての地位を確立したアウセル・ムジチは、2014年にはガスパリーニの歌劇 「バヤゼット」全曲盤を録音(GCD-923504)するなど、ガスパリーニへの造詣の深さも申し分なし。ピエタ院(ピエタ養育院)時代に作られたとされる「フルート協奏曲」では、カルロ・イパタの優美なフラウト・トラヴェルソの音色も披露されます。

HARMONIC RECORDS
H/CD-1761(1CD)
パブロ・ブルーナ(1611-1679):オルガン作品集
Batalla de 6°tono / Obra de 5°tono por Ce sol fa u]
Tiento de 2°tono "Sobre la letania de la Virgen" por Ge sol re ut
Tiento de falsas de 2°tono por Ge sol re ut
Tiento de 1°tono de mano derecha y al medio a dos tiples
Tiento IIeno de 6°tono sobre Ut re mi fa sol la
Pange lingua de 5°tono
  I. por De la sol re a dos tiples / II. por De la sol re
 III. por De [la] sol re [partido de mano derecha]
 IV. por De la sol re / V. a 4 por De la sol re
Tiento de 5°tono de mano izquierda y al medio de ecos y a dos bajos
Tiento de falsas de 1°tono / Medio registro bajo de 8°tono
Registro alto de clarin de 8°tono y al medio a dos tiples
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)

録音:2000年5月、聖母被昇天教会、カリニェナ、アラゴン州、スペイン
使用楽器:1734年、バルトロメ・サンチェス製
別格のオルガニスト、アブリゼルの2000年スペインでのセッション。17年間お蔵入りだった幻の録音がついに登場!
パブロ・ブルーナはスペインのサラゴサ近郊の街ダロカに生まれたオルガン奏者・作曲家。5歳の時に天然痘に罹り失明しましたが、音楽教育を受け16歳でダロカの聖母教会のオルガニストに事実上就任(公式には1631年に就任)。間もなく「ダロカのあの盲人」と称されるようになり、その名声はスペイン国王フェリペ4世とカルロス2世が旅の途中ダロカに立ち寄り彼の演奏に耳を傾けたほどでした。1639年にサラゴサの高名なピラール聖母教会のオルガニストへの就任を要請されるも固辞。1669年にダロカ教会の楽長に就任し盲目ながら1667年まで8年間その職を務め、2年後に亡くなりました。 2000年5月にダロカの北東約30kmの町カリニェナで行われたこの録音はハーモニック・レコーズの倒産によりお蔵入りとなっていましたが、2016年、復活したハーモニック社主ジュイス氏とアブリゼル氏に弊社が面会し発売を打診、ついに2017年9月にエディティングが行われ、CD-RではなくオーストリアSONY/DADCのプレスによるCD盤で発売されることとなりました。 ジャン=シャルル・アブリゼルは1946年フランスのグランヴィラールに生まれ、オルガンを独学の後ストラスブール音楽院でピエール・ヴィダルに師事。1971年にベルフォール大聖堂のオルガニストに就任し2017年現在もその地位にあり、1971年から2007年まではベルフォール音楽院教授も務めました。歴史的オルガンに造詣が深いアブリゼルはオルガンの修復にも関わっており、一つ一つの楽器を知り尽くし音栓をみごとに活用した演奏は古楽系オルガニストの中でも別格の存在と認識されています。また、イル・セミナリオ・ムジカーレのオルガニストとしてジェラール・レーヌを支えてきたことも特筆すべきでしょう。バロック・ヴァイオリンにおけるエンリコ・ガッティと同様「過不足のない演奏でありながら類まれな魅力に溢れた音楽」を生み出すことのできるアブリゼルには、まさに「別格のオルガニスト」という形容がふさわしいと思います。1980年代半ばから1990年代半ばにかけて彼の数々の名盤を発売してきたハーモニック・レコーズが倒産した後はオルガン・ソロを継続的に録音するレーベルに恵まれず、散発的に発売された新録音も多くがフランス以外では入手困難という不遇が続きましたが、2011年に弊社がアブリゼル氏本人にコンタクトしたことから日本への輸入が再開。2016年にはハーモニック・レコーズの流通も久々に再開し、ファンに喜ばれています。

H.M.F
HMX-2908777(3CD)
モンテヴェルディ:マドリガーレ集
[CD1-クレモナ]
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第1,2,3巻より
第1巻(1587年)より「あなたが私の生命を愛しても」、「甘く優しい口づけよ」、「美しい羊飼いの娘が」、「私は燃えているがあなたを愛さない」、「燃えようが冷めようがあなたの自由だ」
第2巻(1590年)より「私はかつて歌ったことがあった」、「まだ陽は昇っていなかった」、「そして女は嘆息しながら言った」、「もし愛の神が狩りに行ったら」、「不実な恋人よ、もし私から逃げるならば、それはあなたにとって損失だ」、「見よ、波はささやき」
第3巻(1592年)より「おお春よ」、「柔らかい草と白い花の上で」、「もし私があなたを愛さなかったら」、「去れ、むごき者」、「血のなかで」「恍惚から覚め」
[CD2-マントヴァ]
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第4,5,6巻(抜粋)
第4巻から 「星に打ち明け」 「そう、私は死にたいのです」 「あなたですら私から去っていく」 「悲しい心よ」 「涙し溜め息をつき」
第5巻から 「つれないアマリッリ」 「ああ、ミルティッロ」 「私の魂はもう」 「あなたを愛している、私の命の人よ」「こうして少しずつ」 「この素敵な調べは」
第6巻から 「アリアンナの嘆き」 「西風が戻り」 「愛する女の墓に流する恋人の涙」
[CD3-ヴェネツィア]
モンテヴェルディ:マドリガーレ集 Vol.3「ヴェネツィア」〜第7巻&第8巻(抜粋)
第7巻『コンチェルト』よりチェトラの調べに合わせて SWV117 〜シンフォニア/星の光に SV138/唇よ、何とかぐわしく匂うことか SV139/金髪の髪よ、美しい宝 SV143/断ち切られた望み SV132/愛の手紙 SV141/ティルシとクローリ SV145
第8巻『戦いと愛のマドリガル集』より 他の人々は愛の神について歌えばよい S146/とても優しいナイチンゲールS161/ニンフの嘆き SV163/タンクレディとクロリンダの戦い SV153
ポール・アグニュー(指、T)
レザール・フロリサン

録音:[CD1]録音:2011年10,12月& 2012年5月/シテ・ド・ラ・ムジーク(パリ)(ライヴ)
[CD2] 録音:2012年11月26、27日,2013年6月6、7日,2014年1月15、16日、パリ(ライヴ)
[CD3] 2014年5月、2015年4-5月/パリ、シテ・ド・ラ・ムジーク(ライヴ)
レザール・フロリサン創設者のウィリアム・クリスティと共に、同楽団の共同指揮者として活躍しているポール・アグニュー。彼が指揮をしたモンテヴェ ルディのマドリガーレ全曲演奏会のライヴ録音から、抜粋で3枚のアルバムをリリースする企画が完結。モンテヴェルディ・イヤーの悼尾としてボックス化 されました。「クレモナ」(第1〜3巻収録)、「マントヴァ」(第4〜6巻収録)、そして「ヴェネツィア」(残りの第7、8巻からの楽曲)の3枚組です。
革新的な書法でバロック時代の扉を切り開いたモンテヴェルディは全部で8巻のマドリガーレ集を残しており、その作風の変遷はそのままルネサンスか らバロックへの道のりと言える内容。特に後期作品は器楽の効果的な使用に加え、ソリストが歌の掛け合いで場面を展開していく構成も現れ、まるでオペ ラのワン・シーンかのような音世界が広がっています。リコーダーやヴァイオリンの走句と楽しげな二重唱がキャッチーな『金髪の髪よ、美しい宝』、順次 進行で下降するラメント・バスが繰り返される名作『ニンフの嘆き』、まさにオペラのような『タンクレディとクロリンダの戦い』など一聴しただけで心を 捉える印象深い曲が並び、モンテヴェルディの天才性に打たれます。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1189A(1CDR)
ランパル、ピエルロ、他/協奏曲集
ロカテッリ:合奏協奏曲 ヘ短調 Op.1-8 「クリスマス協奏曲」
 葬送交響曲ヘ短調「ローマで行われた彼の婦人の葬儀の為の」
チマローザ:フルート,オーボエの為の協奏交響曲ト長調#
ハッセ:マンドリンと管弦楽の為の協奏曲 ト長調+
ベートーヴェン:マンドリンと管弦楽の為のソナチネ ハ短調 WoO.43-1 +
ジャン=ピエール・ランパル(Fl) 
ピエール・ピエルロ(Ob)
ヤコブ・トーマス(マンドリン)
カール・リステンパルト(指)ザール室内O

録音:1956年、1955年頃# 、1958年頃+
※音源:Club National du Disque CND 1005

SKARBO
DSK-1171(1CD)
「鳥のさえずり」
ダウランド:「涙のパヴァーヌ」「失われし望みのファンシー」
ヴァイス:組曲第25番
バッハ:フランス組曲第1番 ニ短調 BWV812
ラモー:「やさしい嘆き」「ミューズたちの語らい」「鳥のさえずり」「トリコテ(ロンドー)」「無頓着な」「未開人」
ミシェル・グリザー(G;ダニエル・フレドリッシュ(2007年))

録音:2016年10月25&26日/オテル・デューのチャペル(パリ)
フランスの名ギタリスト、ミシェル・グリザーがダウランド、ヴァイス、バッハ、ラモーの作品を録音。バッハのフランス組曲第 1 番やラモーのクラヴサ ン組曲などの鍵盤作品をギターで奏でる興味深い内容です。
パリにてアレクサンドル・ラゴヤのもと研鑽を積んだグリザーは、ベオグラードやターラントで行われた国際コンクールの受賞歴を誇る名手。レパートリー はバロックから現代までと幅広く、とりわけ室内楽の分野で評価を集めるギタリストです。

APARTE
AP-163(1CD)
クロード=ベニーニュ・バルバトル(1724-1799):作品集
クラヴサン作品集第1巻(1759)
ソナタ形式の、ヴァイオリン伴奏つきクラヴサンのための作品、第1ソナタ
クリストフ・ルセ(チェンバロ/ジャン=クロード・グジョン/ジャック・ヨアヒム・シュヴァーネン、パリ、1749年より前に製作されたチェンバロ)
ジローヌ・ゴーベール=ジャック(Vn)

録音:2017年9月25-27日、シテ・ド・ラ・ミュジーク、パリ
フランス、およびヨーロッパの古楽界を、鍵盤演奏および指揮の両方で牽引する鬼才、クリストフ・ルセが、18世紀後半にフランスで活躍したバルバ トル作品を録音。ガイヤールのアンサンブル「プルチネッラ」などでも活躍するヴァイオリン奏者、ジローヌ・ゴーベール=ジャックとの共演も含まれます。
バルバトルは1724年にディジョンに生まれ、父にオルガンを最初に習い、父亡きあと、ジャン・フィリップ・ラモーの兄弟にオルガンやチェンバロを学 びながら教会のオルガニストを務めました。1750年にパリに定住し、コンセール・スピリチュエルのオルガン奏者として活躍、さらにサン=ロック教会、 そしてノートル=ダム教会(ダカンらと分担しながら)のオルガン奏者も務めました。当時バルバトルは大成功を収めており、チャールズ・バーニーはサン・ ロック教会でのバルバトルの演奏後に自宅に招かれたところ、自宅にはいつも30人弱の紳士淑女がつめかけており、ペダルつきオルガン、そしてリュッカー スのチェンバロもあったといいますから、バルバトルが音楽家としても、そして経済的にも成功していたことがうかがわれます。
ルセは、フランスのチェンバロ音楽は時期によって3つに分けられると述べています。第1期はルイ・クープラン、ダングルベール。第2期は、フランソワ・ クープランやラモー。そして第3期が1730年以降、デュフリやロワイエ、そしてバルバトルらに代表されるとしています。第1期はルイ14世の影響で、 宮廷舞曲に倣った典雅な作品が多く、第2期は少しイタリアの様式の影響も受けつつ親密な作品が多く、そして第3期はヘンデルやD.スカルラッティら の作品がパリでも出版されていたこともあり、テクニックの効果重視の作品が多くみられ、同時にフランソワ・ブーシェの絵画のような牧歌的世界の作品 も多い、としています。 バルバトルのクラヴサン作品集第1巻は1759年にパリで出版されました。手の交差も要求されるテクニック、さらには古典派を思わせるアルベルティ・ バスの伴奏形もみられます。チェンバロでオーケストラを再現するような多様な音色も求められる作品が並びます(第2集は出版されませんでした)。クラ ヴサン独奏曲とカップリングに収録されたヴァイオリンとの作品は、3楽章構成で、第2楽章ではヴァイオリンがソリスト的活躍もみせる秀作です。全篇 を通して、フランス風序曲のように壮麗でオーケストラをも思わせる豪奢な響きと、独奏曲ならではの繊細な表情や集中を要する作品で、ルセの真骨頂と もいえる内容となっています。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1182(2CDR)
ランパル&ヴェイロン=ラクロワ
ルクレール(ヴェイロン=ラクロワ編):フルート・ソナタ集
第1巻第2番, Op.1-2
第1巻第6番, Op.1-6
第2巻第1番, Op.2-1
第2巻第3番, Op.2-3
第2巻第5番, Op.2-5
第2巻第11番, Op.2-11
第4巻第2番, Op.4-2
第4巻第7番, Op.4-7
ジャン=ピエール・ランパル(Fl)
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(Cemb)

録音:1954年
※音源: L'Oiseau-Lyre OL 50050-51

TOCCATA
TOCC-0363(1CD)
NX-B03
タルティーニ:30の小さなヴァイオリン・ソナタ集 第4集
小さなヴァイオリン・ソナタ 第19番 ホ短調
小さなヴァイオリン・ソナタ 第20番 ヘ長調
小さなヴァイオリン・ソナタ 第21番 イ短調
小さなヴァイオリン・ソナタ 第22番 ホ長調
カンタービレ イ長調
小さなヴァイオリン・ソナタ 第23番 ニ長調
小さなヴァイオリン・ソナタ 第24番 ニ短調
ピーター・シェパード・スケアヴェズ
(Vn…1698年 アントニオ・ストラディヴァリ“ヨアヒム”)

録音:2010年1月12日
全て初録音
「悪魔のソナタ」で知られる18世紀最大のヴァイオリニストであり、作曲家でもあったジュゼッペ・タルティーニが生涯の最後に 作曲した「小さなソナタ」集。この曲集は音楽辞典などでは「25曲」とされていますが、今回、ヴァイオリニストのピーター・シェ パード・スケアヴェズが、独自の研究を重ね、以前の版では見過ごされてしまった作品を含むため「30の小さなソナタ」として 演奏しています。"小さなソナタ"と言うものの全てを演奏するには6時間以上を要する大作であり、バッハの無伴奏に比肩 する重要な作品としても評価されるのではないでしょうか?
TOCCATA
TOCC-0404(1CD)
NX-B03
オルランド・ディ・ラッソ:聖務週間日課のためのレスポンソリウム マルコ・ベッリーニ(指)
アルス・カンティカ

録音:2003年1月13-15日
比較校訂版による初録音
1580年頃、ディ・ラッソ(ラッスス)が、当時の彼の雇用主であったとされるバイエルン公アルブレヒト5世の宮廷における礼拝堂の聖務週間のために作曲したレスポンソリウム集。独唱者と合唱が交互に歌う形式で、その少し前まで白熱していた『トリエント公会議』の制約(例えば“歌詞の聞きとれない音楽は書いてはいけない”など)を守ったテキストが用いられています。復活祭の物語と人間の悲劇が絶妙な音楽で描かれた名作を、最新の比較校訂版による演奏で。

CPO
CPO-777489(1CD)
NX-B10
ジャコモ・カリッシミ(1605?-1674):オラトリオ集
オラトリオ「ヨナの物語」
オラトリオ「ヨブの物語」
オラトリオ「預言者ダニエル」
オラトリオ「ヒゼキヤの物語」
マンフレート・コルデス(指)
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス
イタリア・バロック時代の作曲家カリッシミ。詳細な生年月日などの生い立ちは不明ですが、20歳頃にアッシジの礼拝堂の 指揮者となり、1628年にはローマのドイツ人神学校付属教会の楽長になり、亡くなるまでその任務を全うしました。ローマ の音楽界だけでなく、ヨーロッパ中の名声を集め、ケルル、クリーガーなどドイツの音楽家たちも彼の指導を受けにやってきた とされています。カリッシミの功績は「初めてオラトリオの形式を確立した」ことで、ほとんどが旧約聖書から題材がとられた彼 の作品は、その後の宗教作品に多大な影響を与えました。現在カリッシミのオラトリオは13曲あるとされていますが、今後 更に研究が進めば、その作品数は増えるかもしれません。
CPO
CPO-555134(1CD)
NX-B10
ヨハン・ヴァルター:マルティン・ルターによる歌曲集
Nun bitten wir den Heiligen Geist 今我ら聖霊に願いたてまつる
Ach Gott vom Himmel sieh darein ああ神よ、天よりみそなわし
Komm, Heiliger Geist, Herre Gott 来たれ、聖霊、主なる神よ
Mitten wir im Leben sind 我ら人生のただ中にあって
Gott sei gelobet und gebenedeiet 神をほめ,祝しまつらん
Aus tiefer Not schrei ich zu Dir 深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる
Christ lag in Todesbanden キリストは死の縄目につながれたり
Mit Fried und Freud ich fahr dahin 平安と歓喜もてわれは往く
Herr Christ, der einig Gotts Sohn 主キリスト、神の独り子
Jesus Christus, unser Heiland 我らの救い主なるイエス・キリスト
Erbarm dich mein, o Herre Gott われを憐れみたまえ、おお主なる神よ
Wir glauben all'an einen Gott われらみな唯一なる神を信ず
マンフレート・コルデス(指)
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス
教会音楽における新時代に活躍したヨハン・ヴァルター。彼の編纂によるプロテスタント最初の賛美歌集「GEYSTLICHE GESANGK BUCHLEYN 聖歌集」は1524年にマルティン・ルターの序文付きで出版されました。ヴァルターの作品は2つ のスタイルに拠っているとされ、一つはフランドル楽派の伝統を継承するポリフォニーで、もう一つは四声部で書かれ旋律は 一番上のテノール声部が担当し、他の声部は精妙な対位法メロディを歌うスタイル。このルターによるコラールは後者のスタ イルで書かれており、この曲集は以降の作曲家たちにも多大な影響を及ぼしました。コルデスとブレーメン・ヴェーザー=ル ネサンスは、この曲集を絶妙な響きで忠実に再現しています。
CPO
CPO-555187(1CD)
NX-B10
ローゼンミュラー(1619-1684):祝祭音楽と宗教的協奏曲
Nun gibest du, Gott einen gnadigen Regen
Christus ist mein Leben
「組曲」-学生の音楽より
Seine Junger kamen des Nachts
Die Gnade unsers Herren Jesu Christi
Nun danket alle Gott
Furchte dich nicht
ソナタ 第12番 ニ短調
Also hat Gott die Welt geliebet
Laudate Dominum omnes gentes
モニカ・マウフ(S)
ヴィオラ・ブラヒェ(Ms)
ダヴィッド・エルラー(C.T)
トビアス・フンガー(T)
フローリアン・ジーヴァーズ(T)
フェリックス・シュヴァントケ(Bs)
ゲオルク・マイヤー(指)
アンサンブル1684
2019年に「400回目の誕生日」を迎えるバロック期の作曲家ローゼンミュラー。ドイツで生まれ、聖ニコライ教会のオルガニ ストとして活躍するも、1655年に当時禁じられていた同性愛の容疑で投獄。全ての地位を失いヴェネツィアに逃亡しまし たが、幸いなことにイタリアで名声を得て、最終的には名誉回復の上、ドイツに帰国したという波乱万丈の生涯を送った人 です。ドイツで学んだ対位法と、イタリアで培った表現力が融合された彼の作品は当時、素晴らしく斬新な作風であり、高 い人気を誇ったとされています。マイヤー率いるアンサンブル1684は、4曲の世界初演を含むアルバムを「生誕400年記 念」としてリリースします。
CPO
CPO-777548(2CD)
NX-D11
ヨハン・フリードリヒ・ライヒャルト(1752-1814):「亡霊の島」3幕のジングシュピールJ.F.W.ゴッター&F.H.von.アインジーデル 台本 ウルリケ・シュタウデ(S)
ロメリア・リヒテンシュタイン(S)
マルクス・シェーファー(T)
エッケハルト・アーベレ(Bs-Br)
バーバラ・ハンニガン(S)
トム・ソル(Bs)
ヘルマン・マックス(指)
ライニッシェ・カントライ
ダス・クライネ・コンツェルト
ケーニヒスベルク生まれの作曲家ライヒャルト。リュート奏者の父のもとで少年時代から音楽を学び、10歳の時には神童と して東プロイセンに演奏旅行に出かけるなど、早くから活動をしていました。1775年にハインリヒ・グラウンの後任としてプロ イセン王国宮廷楽長に任命されましたが、その2年後には辞めてしまい、フランツ・ベンダの娘ユリアーネと結婚、作曲家とし ての活動に没頭しました。最初のうちはゲーテの詩を用いた歌曲で名声を博していましたが、1790年頃からはジングシュ ピールの作曲に力を注ぎ、1798年にベルリンの歌劇場で初演された「亡霊の島」は賛否両論を巻き起こすも、最終的に ゲーテが作品を擁護したことで立ち位置が確定、その後は「ジングシュピールの作曲家」として成功し多数の作品を作曲。 すっかり歌曲の作曲はやめてしまったため、有名な詩集「子供の不思議な角笛」が献呈されたときも、彼はこの詩集に曲を つけることはありませんでした。

Centaur
CRC-3514(1CD)
クープラン:クラヴサン曲全集 Vol.2
クラヴサン曲集第2巻第8組曲ロ短調
クラヴサン曲集第3巻第17組曲ホ短調
クラヴサン第4巻第23組曲ヘ長調
マーク・クロール(Cemb)
全12巻にわたるリリースを予定している、ヒストリカル・チェンバロによるクープランのクラヴサン曲全集第2巻。
アメリカのチェンバロ、フォルテピアノ奏者のマーク・クロールはフィラデルフィアO、ボストンSO、モントリオールSOなど、名オーケストラと共演をしてきた名手。サウス・ダコタ州、バーミリオン国立音楽博物館所蔵のジャック・ジェルマン1785年製チェンバロを操り、クープランの典雅なクラヴサン曲集を披露します。

Chandos "CHACONNE"
CHAN-0820(1CD)
ヤニチュ:サラ・レヴィ・コレクションからの再発見
室内ソナタ イ短調 Op.7-2(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音)
室内ソナタ ニ短調 Op.3-14(2本のフルート、ヴァイオリン、通奏低音)
室内ソナタ 変ホ長調 Op.6-35(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音)
室内ソナタ ト短調 Op.4-21 「受難四重奏曲」(フルート、2本のヴィオラ、通奏低音)
合奏序曲ト長調
テンペスタ・ディ・マーレ

録音:2017年3月12日−13日&5月22日、グールド・リサイタル・ホール(カーティス音楽院/フィラデルフィア)
ファッシュやヴァイス、バッハの「室内楽版トリオ・ソナタ」、「喜劇と悲劇」シリーズなど、意欲的なレパートリーを披露してきたフィラデルフィアを拠点とするバロック・オーケストラ&チェンバー・プレイヤーズ、"テンペスタ・ディ・マーレ"。サラ・レヴィ・コレクションからテンペスタ・ディ・マーレによって再発見される音楽は、18世紀ドイツ・バロックの音楽家、ヨハン・ゴットリープ・ヤニチュ(1708−c.1762/63)の室内ソナタ(ソナタ・ダ・カメラ/四重奏曲)集。
メンデルスゾーンの大叔母としても知られる18世紀後半〜19世紀のチェンバロ奏者であり音楽コレクターであったサラ・レヴィのコレクションは、第2次世界大戦の終わりに失われたと考えられていましたが、1999年にキエフで発見され、2001年にドイツに戻され、現在では公開されています。
フリードリヒ大王の宮廷楽団でコントラバス奏者、指揮者、作曲家として活躍したヤニチュの代表作である華麗な四重奏曲を、グウィン・ロバーツやリチャード・ストーンらの名手によるアンサンブルでどうぞ。


ANALEKTA
AN-29156-8(3CD)
ボーセジュール〜アンソロジー
■CD1「チェンバロ」
クープラン:神秘の障壁、牧歌
バッハ:メヌエット ト長調 BWV Anh.114
ダカン:カッコウ
スカルラッティ:ソナタ ト長調 K.201、
 ソナタ ホ長調 K.531
ヘンデル:調子の良い鍛冶屋
バッハ:前奏曲 ハ長調 BWV.846、
 ゴルトベルク変奏曲より アリア
ラモー:ガヴォットと6つのドゥーブル、タンブーラン
バッハ:トッカータ ニ長調 BWV.912、
 コラール「かくも喜びに満てるこの日」 BWV.605、
 トッカータ ニ短調 BWV.565、
 パッサカリア ハ短調 BWV.582
■CD2「声楽」
ヘンデル:歌劇「セルセ」より オンブラ・マイ・フ
ヴィヴァルディ:歌劇「救われたアンドロメダ」 Rv Anh.117より Sovvente il sole
歌劇「忠実なニンフ」 Rv.714より Alma oppressa
バッハ:レチタティーヴォ「われは足れり」、
 アリア「眠れ、疲れた目よ」、汝安かれ BWV.512、
 神よ, われを汝の意のままに BWV.514、
 パイプにおいしいタバコを詰めて BWV.515B、
 御身が共にあるなら BWV.508、
 あなたの心を下さるなら BWV.518
ラモー:カンタータ 「テティス」
カッチーニ:ドルチェ・マリア
バッハ:Erfullet, ihr himmlischen BWV.1
ヘンデル:カンタータ「私の胸は騒ぐ」 HWV.132c
ヴィヴァルディ:歌劇「エジプトの戦場のアルミーダ」 RV.699より シンフォニア
■CD3「室内楽&オルガン」
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第5番ヘ短調 BWV.1018
クープラン:コンセール第2番ニ長調
ラモー:コンセール用クラヴサン曲集より(フォルクレ、キュピ、マレ)
アラウホ:Tiento de medio registro de dos tiples de segundo tono
フローベルガー:カプリッチョ第2番
ベーム:コラール「主の祈り」
ブルーンス:前奏曲ホ短調
バッハ:コラール「今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ」 BWV.734、
 コラール「いまぞわれらに救いは来れり」 BWV.638
パーセル:グラウンド ハ短調 ZD.221
リュック・ボーセジュール(Cemb、ペダル・チェンバロ、Org、P)、
クラヴサン・アン・コンセール、
ジェームズ・エーネス(Vn)、
ジュリー・ブーリアンヌ(Ms)、
カリーナ・ゴーヴァン(S)、
フィリップ・スライ(Bs-Br)、
シャノン・メルセル(S)、
マリー=ニコル・ルミュー(C.A)
カナダのピリオド・アンサンブル、クラヴサン・アン・コンセールの創設者兼音楽監督であり、同国の古楽界を代表するチェンバリスト、オルガニストとして知られるリュック・ボーセジュール。「ペダル・チェンバロによるバッハ」(AN 29970)など、数々の独創的なアイディアを実現させてきたカナダの名手のアンソロジー・アルバムが登場。
これまでボーセジュールが録音してきた膨大なアルバムの中から、ペダル・チェンバロを含む「チェンバロ作品」、アリアやカンタータなどの「声楽作品」、そしてエーネスと共演したバッハのヴァイオリン・ソナタや、ラモーのコンセール曲、オルガン作品等を収録した「室内楽&オルガン」の3つのテーマに分けて集められた名録音集、CD3枚組セットです。

Aeolus
AE-10296(1CD)
フランソワ・デュフォー:リュート作品集
組曲ニ短調/組曲ヘ長調
組曲ト短調/組曲ハ短調
組曲ト長調/パヴァーヌ ホ短調
アンドレ・ヘンリッヒ(Lute)
※使用楽器:11コース・リュート Ivo Magherini(Bremen, 2001)、Andreas Berr(Vienna, 1690)より改作

録音:2004年9月、聖エウセビオ&ヴィットーレ教会(イタリア)
老ゴーティエによって確立された新しい調弦法から始まるフランスのリュート革命時代、17世紀フランスでもっとも有名なリュート奏者の一人であった、フランソワ・デュフォー(1604−c.1672)のリュート作品集。同じゴーティエ派のガロやムートンらとともに録音・演奏されることの多いデュフォーの作品だけを集めた貴重なアルバムです。
デュフォーは、ヨーロッパ諸国に「フランス様式」を広めたともされ、フランスだけでなくイギリスやドイツの出版譜にも多くの作品が残されており、多様で豊かなデュフォーの優れた組曲が、名手の手によって伝えられます。

Lindoro
NL-3035(1CD)
愉悦の時〜中世ヨーロッパの音楽と詩〜聖母マリアのカンティガ集からカルミナ・ブラーナへ アルテファクトゥム

録音:2001年、セビーリャ
アルフォンソ10世が編纂した聖母マリアのカンティガ集や、カール・オルフがカンタータに使用したことでも有名な中世の詩歌集「カルミナ・ブラーナ」などからなる、12世紀〜14世紀ころの世俗的な音楽と歌。ユーモラスな歌声と中世の楽器(撥弦楽器、管楽器、打楽器)によるアンサンブルで、非常に賑やかでリズミカルな音楽が奏でられ、愉悦の時が流れます。

LAWO Classics
LWC-1132(1CD)
「壮麗な光」〜ランディーニ:バッラータ集
フランチェスコ・ランディーニ:Altera luce、Angelica bilta(天使の美しさ)、Ama, donna、Nella partita、Partesi con dolore、Po' che partir、Quanto piu caro fai、Fa metter bando、Po' che da morte
アイヴィン・ビューエネ:小品第5番、第7番、第2番、第4番、第8番、第6番
ド・マショー:Ploures, dames
デュファイ:うるわしのおとめ
クッレンテス〔イングヴィル・M・ホルテル(S)、クリスティン・ムルデシュ(Ms)、シェティル・アルメンニング(T)、アンナ・ダニレフスカイア(中世フィドル)、ハンス・ルーブ(中世フィドル)、ダーヴィド・カタルーニャ(クラヴィシムバルム)、ヨースタイン・グンデシェン(リコーダー)

録音:2013年10月14日−18日、ヴァクスダール教会(ヴァクスダール、ノルウェー)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
クッレンテス(Currentes)は、ヨースタイン・グンデシェンが2006年に創設したアンサンブル。中世後期とルネサンスのポリフォニー音楽をレパートリーに活動しています。フランチェスコ・ランディーニ(ca.1325/35−1397)のバッラータをタイトルとするアルバム。中世の歌の合間にはさまれる「Miniature(小品)」を作曲したアイヴィン・ビューエネはノルウェーの音楽家。チカーダやアンサンブル・アンテルコンタンポランのために書いた曲を集成した「あり得べき諸都市 (まちまち)/本質を衝く風景」」などの作品で知られ、著述家としても活動しています。

RUBICON
RUBICON-1018(2CD)
グラツィアーニ:チェロと通奏低音のための6つのソナタ Op.3
ソナタ第1番ト長調/ソナタ第2番イ長調
ソナタ第3番変ロ長調/ソナタ第4番ヘ長調
ソナタ第5番ニ長調/ソナタ第6番変ホ長調
アルモニオーサ〔ステファノ・チェラーノ(Vc)、マルコ・デマリア(Vc)、ミケーレ・バルキ(ハープシコード)〕

録音:2017年5月15日−18日、レッドドレス・レコーディング・スタジオ(アスティ、イタリア)
2012年にイタリアのアスティで創設されたアルモニオーサは、共演したラインハルト・ゲーベルとトレヴァー・ピノックから太鼓判を押されるなど、古楽シーンでの存在感を急速に高めています。1710年頃にイタリアのアスティで生まれたカルロ・グラツィアーニ(c.1710−4787)は、1764年にロンドンで当時7才だったモーツァルトとも共演し、プロイセン王ヴィルヘルム・フリードリヒ2世のチェロ教師としても活躍した、当時を代表するチェロのヴィルトゥオーゾの1人。主君であるフリードリヒ2世に献呈された「6つのソナタ Op.3」は、高速パッセージ、高音域、ダブル・ストップと重音が頻繁に用いられる難曲であると同時に、緩徐楽章の旋律の美しさを特徴とするグラツィアーニの代表作です。

Wigmore Hall Live
WHLIVE-0087(1CD)
マシュー・ロック(c.1622-1677):劇音楽「テンペスト」より組曲
パーセル:If music be the food of love/Draw near, you lovers/Oh! the sweet delights of love /Music for a while/
 Oh! fair Cedaria hide those eyes/My dearest, my fairest/O solitude, my sweetest choice/Sweeter than roses/
 One charming night/The plaint/Love, thou art best/Chaconne(アンコール)/
 They shall be as happy as they're fair(アンコール)
ジョン・ブロウ(1649-1708):シャコンヌ ト長調
クリストファー・ギボンズ(1615-1676):幻想組曲 ニ短調
イングリッシュ・コンサート
ハリー・ビケット(指、ハープシコード、オルガン)
ロ ー ズ マリー・ジョシュア(S)
サラ・コノリー(Ms)

録音:2015年3月10日、ウィグモア・ホール、ロンドン(ライヴ)
ハリー・ビケット率いるイングリッシュ・コンサートによるパーセルを中心とした17世紀イギリスの作品集。当時を代表する作曲家の一人、ヘンリー・パー セルは、20歳という若さでウェストミンスター寺院のオルガニストに就任、以後宮廷作曲家として名声を得ましたが、わずか36年でこの世を去った天才 作曲家。またパーセルは歌手としても素晴らしい才能を持ち、多くの歌曲を残しています。このリサイタルでは、シェイクスピアの戯曲「十二夜」の冒頭オー シーノ公爵が語る台詞に曲を付けた「If music be the food of love/音楽が恋の糧であるなら」。同じくシェイクスピアの「夏の夜の夢」を題材としたパー セルのオペラ「妖精の女王」から「One charming night/ある魅力的な夜」や「The plaint/嘆きの歌」などが歌われます。輝かしい声のローズマリー・ジョ シュアと気品漂うサラ・コノリーの二人の歌声がパーセルの描いた音楽世界を見事に再現しています。さらに17世紀イギリスで活躍した作曲家、マシュー・ ロックの「テンペスト」やジョン・ブロウのシャコンヌ、ギボンズの幻想組曲なども演奏し、当時の音楽をじっくりと探求できる内容となっています。 イングリッシュ・コンサートは、1973年にトレヴァー・ピノックにより結成された古楽アンンサンブル。その後アンドルー・マンゼ(2003-2007)が音 楽監督を務め、2007年からハリー・ビケットがその任につき活動しています。 (Ki)

ATMA
ACD2-2753(1CD)
リコーダーとファゴットのためのソナタ集
ヴィヴァルディ:トリオ・ソナタ.イ短調RV86
シェドヴィル: リコーダーとファゴットのためのソナタト長調Op.16-4,RV59
ボワモルティエ:5つのトリオ・ソナタより イ短調Op.37-5,PB440
ファッシュ:ファゴット・ソナタ.ハ長調 FWV N:C1
テレマン:リコーダー・ソナタ.ハ長調TWV 41:C5
ボワモルティエ: リコーダーとファゴットのためのソナタ ホ長調Op.37-2,PB437
テレマン:ファゴット・ソナタ.ヘ短調TWV41:f1
ファッシュ:リコーダーとファゴットのためのソナタ.ヘ長調FWV N:F5
マテュー・ルシエ(Fg)
ヴァンサン・ロジェ(リコーダー)
アマンダ・キースマアト(バロックVc)
シルヴァイン・ベルジェロン(Lute)
メリザンド・マクナブニー(ハープシコード)

録音:2016年12月、ケベック
ATMAレーベルで積極的にリリースをしているファゴット奏者のマテュー・ルシエとリコーダー奏者ヴァンサン・ロジェが共演し、バロック時代のリコー ダーとファゴットのためのソナタ集を録音しました。ヴァンサン・ロジェは、国内外の古楽コンクールで優勝を重ねている今注目のリコーダー奏者です。ファ ゴット奏者のマテュー・ルシエは、約20年間に渡り北米の古楽シーンを支えてきた存在。2人はヴィヴァルディ、テレマン、ボワモルティエなどバロック 時代の音楽の花束を、明るく生き生きと演奏し、ファゴットとリコーダーが織りなす響きは、バロック音楽ならではの魅力を感じることができます。

HARMONIC RECORDS
H/CD-9456(1CDR)
録音後23年を経てようやく本家ハーモニックから発売!
ギヨーム・ド・マショー:ナヴァール王の裁き バラード、モテット、ヴィルレと詩集
喜び、楽しみ、そして甘き糧(シャンソン・ロワイヤル)
わたしが熱愛するとても優しい恋人(バラード)
秋が過ぎてときどき(詩)
嘆け、王国よ;群れを率いる汝は(モテット)
そして、考えるのをやめようとすると(詩)
あらゆる高慢の源泉;おお、ねたみのむごさよ(モテット)
造物主がご覧になったとき(詩)
わたしの苦しみが許されたので(ヴィルレ)
そしてこの嵐はやみ(詩)
ノートルダム・ミサから キリエ
それゆえわたしはわが罪を告白し(詩)
わたしは侮辱を考えもせずに愛し(ヴィルレ)
わたしの心を確かにする希望(バラード)
テセウス、ヘルクレスとヤソンが;わたしは見たくない(二重バラード)
恋人よ、テセウスかヤソンの裏切りが(詩)
恥、恐れ、疑い(バラード)
そして自尊心が語り始めた(詩)
それさえできれば(バラード)
彼の審議が終わると(詩)
愛がわたしを焦がれさせ(バラード)
アンサンブル・ジル・バンショワ
[アン=マリー・ラブロード(歌)
ブリジット・レーヌ(歌、ハープ、打楽器)
太刀川昭(歌) 
ドミニク・ヴェラール(歌、ギターン)
エマニュエル・ボナルド(歌、中世フィドル、レべック)
ピエール・アモン(歌、中世フルート、バグパイプ)
ランダル・クック(ゴシック・フィドル、リコーダー)
ジャン=ポール・ラコドン(詩の朗読)]
ドミニク・ヴェラール(指)

録音:1994年10月5-8日、サン=ジェルマン教会、グランセ・ル・シャトー、コード・ドール、 フランス
発売直前にハーモニック・レコーズの経営破綻によりお蔵入りとなり、1998年になってようやくカントゥスから発売された名盤が、録音後23年を経てようやく本家ハーモニックから発売されました。CD-Rですが、もちろん社主ジュイス氏「手焼き」のハイクオリティ。朗読テキストはすべて物語詩『ナヴァール王の裁き』から採られています。

ALTO
ALC-1376(1CD)
モンテヴェルディ(アクイリーノ・コッピーニ(?-1629):宗教的替え歌マドリガーレ集
マドリガーレ集第5巻(1605)の歌詞を書き換えたモテット(1607)
 Felle amaro / Qui pependi / Pulchrae sunt
 Stabat Virgo Maria / Spernit Deus
 Sancta Maria / Maria, Maria, quid ploras?
 Te, Jesu Christe, liberator meus
 Ure me Domine / Gloria tua
 Vives in corde meo
マドリガーレ集第4巻(1603)の歌詞を書き換えたモテット(1609)
 Jesu, dum te contemplor / Plagas tuas
 Cantemus laeti / O Jesu, mea vita
 O stellae coruscantes / Ardebat igne
 Rutilante in nocte / Qui laudes
エクス・カシドラ(合唱)
ジェフリー・スキッドモア(指)

原盤、初出:ASV, CDGAU 174、1997年
コントラファクタと呼ばれる替え歌の名人であった音楽家・作詞家アクイリーノ・コッピーニにより宗教的内容の歌詞に書き換えられたモンテヴェルディのマドリガーレ。

Tactus
Serie Bianca
TB-601990(2CD)
ストラーチェ:チェンバロとオルガンのための様々な曲の森 フランチェスコ・チェーラ(クラヴィチェンバロ、スピネッタ、オルガン)、
ファビオ・トリコーミ(パーカッション)

録音:2000年1月、イタリア
アンサンブル・アルテ・ムジカを指揮した多くの録音でも知られるイタリアの鍵盤楽器奏者、指揮者のフランチェスコ・チェーラ。2巻に分けて発売されていた、ベルナルド・ストラーチェの「様々な曲の森(Selva di varie compositioni d'intavolatura)」が、Tactus Serie Bianca(ホワイト・シリーズ)からセットになって登場。
17世紀後半に活躍したストラーチェの生涯についてはあまり良く分かっていないが、現存する作品はすべて「チェンバロとオルガンのための様々な曲の森」に収められおり、イタリアの鍵盤音楽を研究する上では、フレスコバルディとパスクィーニを結ぶ重要作品とされています。
Tactus
TC-701902(1CD)
サンマルティーニ:チェンバロ・ソナタ集
ソナタ ト長調(a)/ソナタ 変ホ長調
ソナタ ニ長調/ソナタ ト長調
ソナタ ハ長調/ソナタ 変ロ長調
ソナタ ハ長調/ソナタ ト長調(b)
スザンナ・ピオランティ(Cemb)

録音:2015年4月、イタリア
18世紀ミラノの器楽学校で主導的立場にあり、国際的にも名声を誇ったジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ(1700−1775)の世界初録音となるチェンバロ・ソナタ集。スザンナ・ピオランティは、ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニのチェンバロ作品集(TC701301〜701303)でドイツ・レコーディング批評家賞を受賞し、アンナ・クレメンティとのデュオでは、ボッケリーニの2台ピアノ版弦楽四重奏曲集(TC-740209)など、複数の録音で評価を得ている鍵盤楽器奏者。
Tactus
TC-731303(1CD)
ジュゼッペ・ミッリコ:ハープ・ソナタ集
ソナタ第4番/Ho sparso tante lacrime/ソナタ第7番/La farfalletta che fra l’erbetta/Del mio destino ingiusto/ソナタ第10番/Fille se mai pretendi/ソナタ第12番/Alla vezzosa Fille/ソナタ第8番−ソナタ第9番/Per che sul mio crine/ソナタ第6番/Se i tuoi vezzosi lumi/ソナタ第5番−ソナタ第1番/Della tua rea perfidia/ソナタ第2番−ソナタ第3番/ヴァイオリンとハープのための二重奏/ソナタ第11番
エマヌエラ・デリ・エスポスティ(ハープ)
神谷美穂(S)、
ダニエラ・ヌッツォーリ(Vn)

録音:2016年6月&10月、イタリア
グルックの友人であり優れたハープ奏者&教師としても知られていた18世紀イタリアのカストラート、ジュゼッペ・ミッリコ(1737−1802)のハープ作品集。12のハープ・ソナタと、彌勒忠史とともにコンチェルト・セグレートのメンバーにも名を連ねている日本人ソプラノ神谷美穂が歌うハープ伴奏のカンツォネッタ、ヴァイオリンとハープのための二重奏を収録。
Tactus
TC-390001(1CD)
中世と人文主義の間のヴェネツィアにおける音楽と政治 ランフランコ・メンガ(指)
アンサンブル・オクトエコス

録音:2016年6月、イタリア
中世の声楽曲のスペシャリスト、ランフランコ・メンガが率いる女声ヴォーカル・アンサンブル、"アンサンブル・オクトエコス"。15世紀初頭の経済成長と領土拡大の時代であったヴェネツィア共和国の音楽を歌います。

Christophorus
CHR-77414(1CD)
テレマン:ラテン語宗教作品集
もろもろの国よ主をほめたたえよ TVWV 7:25
教会のアレグロ TVWV 52c1
Deus judicium tuum TVWV 7:7
教会のコンチェルト TVWV 33:2
ラテン・マニフィカト TVWV 9:17
アッラバストリナ・クワイア&コンソート
エレーナ・サルトーリ(Org&指)、
エマヌエラ・ガッリ(S)、
エリーザ・ボナッツィ(Ms)、
ガブリエッラ・マルテッラッチ(A)、
ラッファエーレ・ジョルダーニ(T)、
マウロ・ボルジョーニ(Br)、ロッコ・リア(Bs)

録音:2017年6月21日−23、イタリア
プロテスタントであったテレマンはドイツ語によるカンタータを数多く書いていますが、ラテン語による宗教音楽もいくつか残しています。テレマンのラテン語によるマニフィカトや詩篇を元にした作品を演奏するのは、Glossaではフランチェスカ・カッチーニの知られざる歌劇(GCD 923902)の録音で話題を呼んだイタリアの女流鍵盤奏者、エレーナ・サルトーリと、ピリオド・オーケストラ&合唱団のアッラバストリナ。エマヌエラ・ガッリやラッファエーレ・ジョルダーニ、マウロ・ボルジョーニらイタリアの一流歌手陣の参加もポイントです。

fra bernardo
FB-1710593(1CD)
ビーバー&ビーバー
カール・ハインリヒ・ビーバー:ミサ曲 「主の復活」
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー:レバノンの杉のごとく、イスラエルの民エジプトを出で、思い出せ
カール・ハインリヒ・ビーバー:レクイエム
コンチェルト・ステラ・マトゥティナ、
ヨハネス・ヘマーレ(Org、指)、
マリー=ソフィー・ポラック(S)、
カスパー・クレーナー(C.T)、
ハンス・イェルク・マンメル(T)、
ミヒャエル・クラーネビッター(Bs)

録音:2017年5月、神学校教会(ブリクセン)
傑作「ロザリオのソナタ」で知られる作曲家&ヴァイオリニストのハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644−1704)と、11人の息子のうちの8番目の息子であるカール・ハインリヒ・ビーバー(1681−1749)の宗教作品をカップリング。大ビーバーはヴァイオリン作品を取り上げられることが多いですが、宗教音楽も同時代のウィーンの作曲家と比肩しうる人気を誇っていたと言われます。そして父の影に隠れ陽の目を浴びることの少ない息子カール・ハインリヒも、父と同じザルツブルクの宮廷楽長を務めた実力ある音楽家。フランツ・フォン・ビーバーの後継者となったカール・ハインリヒの、知られざる「ミサ曲」と「レクイエム」にご注目ください。
fra bernardo
FB-1709761(2CD)
ノエル・バウルデヴェイン:ミサ曲集
ミサ・アン・トゥルール・アン・トリステス
ミサ曲 「汚れなく、罪なく、貞節なる」
ミサ曲 「我が愛しき茶の瞳」
ミサ・シネ・ノミネ
ビューティー・ファーム

録音:2017年6月、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院(オーストリア)
ビューティ・ファームが、「なぜ現代ではあまり知られていないのか?」と投げかけるバウルデヴェインは、一部の作品が20世紀に入るまではジョスカン・デ・プレの作品と考えられていたなど、優れた様式を備えています。ジョスカン・デ・プレとその継承者の影響を受けながら、巧みな低音域や力強いリズムなど、個性的な魅力を放つバウルデヴェインのミサ曲(世界初録音)にご注目ください。もちろん、第1弾から続く刺激的なジャケット・デザインもポイントです。

Avie
AV-2376(1CD)
イートン・クワイアブックからの音楽Vol.5
ケリク:喜びたまえ、乙女の花(7声)
ブラウン:オー・レジナ・ムンディ・クララ(6声)
フェアファックス:マニフィカト 「Regali」(5声)
ラム:喜びたまえ、乙女の花(4声/世界初録音)
ハコンプレイント:サルヴェ・レジナ(5声)
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊、
スティーヴン・ダーリントン(指)

録音:2017年7月4日−6日、マートン・カレッジ・チャペル(オックスフォード)
約500年の歴史を持つオックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊。音楽監督スティーヴン・ダーリントンとのコンビで、初期ルネサンスのイギリスの広大で多様な宗教音楽コレクションである「イートン・クワイアブックからの音楽」を探求する人気シリーズ第5巻。世界初録音となるウォルター・ラムの作品を含む、ジョン・ブラウン、ヒューゴ・ケリク(ヒュー・ケリク)、ロバート・フェアファックス、ロバート・ハコンプレイントの作品を収録。豊かな男声と美しきトレブル(ボーイ・ソプラノ)で贈る「イートン・クワイアブックからの音楽」は、これまでも英グラモフォン賞にノミネートするなど高い評価を得ています。

Hyperion
CDA-68210(1CD)
パレストリーナ:ミサ曲 「主よ、われは心をあげて」
モテット 「主よ、われは心をあげて」
第6旋法によるリチェルカーレ(オルガン独奏)
王はわれを酒倉に連れてゆき(コルネット&オルガン)
第5旋法によるリチェルカーレ(コルネット&オルガン)
聖なる三位一体に祝福あれ(コルネット&オルガン)
様々な国の言葉で(コルネット&オルガン)
8声の第1旋法によるマニフィカト
デイヴィッド・ヒル(指)
イェール大学スコラ・カントールムcho
ブルース・ディッキー(コルネット)、
リウヴェ・タミンハ(Org)

録音:2014年11月10日−15日、キリスト教会(ニューヘイブン、コネチカット)
サイモン・キャリントンによって2003年に創設され、2009年から2013年には鈴木雅明が指揮を務めた(現在は首席客演指揮者)、イェール大学スコラ・カントールム合唱団(イェール・スコラ・カントルム)。アメリカの名門イェール大学のすべての学科からオーディションによりメンバーが集められ、イェール大学教会音楽研究所の支援を受けてハイレベルな教会音楽を演奏しています。現在ディレクター兼首席指揮者を務めるデイヴィッド・ヒルは、これまでウィンチェスター大聖堂やウェストミンスター大聖堂、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジなどの名門聖歌隊を率いてきたイギリスの名匠です。デイヴィッド・ヒル自身の新たな編曲による「フォーレ:レクイエム(CDA-68209)」で話題を呼んでいるイェール大学スコラ・カントールム合唱団のHyperion第2弾は、パレストリーナのミサ曲が登場。生涯で100曲を超えるミサ曲を作曲したパレストリーナの膨大な作品の中から、自作のモテットに基づくパロディ・ミサ「主よ、われは心をあげて(ミサ・コンフィテボル・ティビ・ドミネ)」を歌います。

ALIA VOX
AVSA-9925(2SACD)
ヴェネツィア千年記(Venezia Millenaria)700-1797

■第1部:770-1571
I
8〜10世紀
1. 鐘の音(Cloches)〜D’apres melodie du s. VIII)
2. アレルヤ(ビザンツ聖歌)- Johannes Damaskinos (s. VIII)
11世紀
3. ファンファーレ(レオ6世(886-912)のメロディに基づく)
4. Halatzoglou kratema ? ビザンツの作品(作曲者不明)(器楽)
5. ファンファーレ(Pax in nomine Domini) ?
5. Chanson de Croisade : Pax in nomine Domini - Marcabru (1100-1150)
II
12世紀
6. Danse de l’ame (Afrique du nord) ? Anonyme instr. (tradition Berbere)
13世紀
7. Priere a la Vierge. Planctus byzantin (s. XIII). Hymn for the Service of Matins?? Ton Despoti Neochoritis Chorus
8. Chanson & Danse armenienne (s. XIII)
9. Mawachah - Chanson arabo-andalouse QUINA ES ??? T’adjunto la musica. Enviar-la al Driss per demanar-li el titol i el text.
10. Istampitta : Saltarello (mss. Du trecento) - Anonyme
III
14世紀
11. Kupie (Priere et Lamentation) Johanes Damaskinos Neohoritis/Chorus
15世紀
12. Chiave, chiave (instr.) - CMM 131- Anonyme
13. Adoramus te (Chansonier du XVe siecle)
14. L’Eternel regne, il est revetu de majeste, Ps. 93 (version latine et orthodoxe)
15. Marche Nikriz - Ottomane (Anonyme mss. s. XV)
16. Lamentio Sanctae Matris Ecclesiae Constantinopolitanae - Guillaume Dufay (1397-1474)
IV
16世紀
17. クレマン・ジャヌカン(ca. 1485-1558):戦い(マリニャンの戦い)
18. ロッシ(1570-1630):バビロンの流れのほとりに (詩篇137, 1-6)
19. アドリアン・ヴィラール(1490-1562):Villanesca alla napolitana : Vecchie letrose
20. Der mak?m-? Uzzal Sakil - Anonyme ottoman - Dimitrie Cantemir (324) (instr.)
21. ジョアン・ブルデュー(1520-1591):Madrigal : Oid, oid... [...las buenas nuevas de Lepanto]
■第2部:1573-1797
V
1. Gefsasthe ke idete - Hymne de la Sainte Eucharistie
2. Psaumes de David. Ficht wieder meine Anfechter (Psaume 35)
Claude Goudimel (1510-1572) / Ambrosius Lobwasser (1515-1585)
3. Sousta(シプルのダンス)(instr.)
4. ジョヴァンニ・ガブリエリ:カンツォンV(6声)
5. Se imnume, Hymn of the Holy Liturgy (in slavonic ?) - Michael Chatziathanasiou
6. ジョヴァンニ・ガブリエリ:カンツォンT(10声)
VI
17世紀
7. Laila Djan - Danse Anonyme Perse (instr.)
8. GIUSEPPE GUAMI Canzona XXIV a 8
9. モンテヴェルディ(1567-1643):タンクレディとクロリンダの戦い(SV 153)
10. Angeli Tanburi (c.1615-1690) Marche ottomane : Der Makam-i Rehavi Cember-i Koca (D.C.297)
VII
18世紀
11. ヴィヴァルディ:セーヌ川に祝うより≪ Di queste selve venite, o Numi ≫ de ≪ La Senna festeggiante ≫ composee ≪ a la gloire de Louis XV ≫
12. モーツァルト:トルコ行進曲(ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 KV 331より)
13. Deo gratias - Hymne Orthodoxe Russe (Anonyme s. XVI)
14. フランソワ・マルシャン:Nous sommes tous egaux (Chanson Constitutionnelle)
15. Per quel bel viso
16. ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):Mia cara Anzoletta(サヴァール編)
Canzonette veneziane da battello. (Raccolta di gondoliere John Walsh).
17. La Sainte Ligue (La nuit est sombre夜と闇) 〜ベートーヴェンの交響曲第5番と第7番に基づく〜ルイージ・ボルデーゼ (1815-1886)
ヴェネツィア千年記(Venezia Millenaria)700-1797
ジョルディ・サヴァール(指)
ル・コンセール・デ・ナシォン
エスペリオンXXI
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
パナジオティス・ネオコリティス

録音:2016年7月16, 27日&10月2日
ビザンツ帝国からナポレオン戦争にいたる1000年以上の長きにわたって、ヴェネツィアは西洋音楽の形成に重要な役割を果たしました。ジョルディ・ サヴァールと彼率いるアンサンブルが、ヴェネツィアという都市にまつわる音楽を集め、敬意を表したアルバムの登場。モンテヴェルディ、ガブリエリやヴィ ヴァルディといった巨匠を擁しながら、東洋へのリンクも持った、音楽、文化、政治、そして地理的にも重要都市だったヴェネツィアならではの多様性を 照らし出すべく、8世紀から18世紀までの歴史をたどるプログラム構成はさすが。モーツァルトのトルコ行進曲やヴィヴァルディの楽曲、さらにはベートー ヴェンの交響曲第5番と第7番に基づく楽曲も含まれており、興味津津です! (Ki)

H.M.F
HMM-902355(1CD)
モンテヴェルディ:倫理的・宗教的な森
主は言われたU(Dixit DominusU)
わたしは神を賛美するU(ConfiteborU)
この神の聖なる信者よ(Iste confessorT)
おお汝目の見えぬものよ(O ciechi, ciechi)
すべての町よ喜び騒げ(Jubilet tota civitas)
サルヴェ・レジーナ(Salve Regina)
主よ賛美せよT(Laudate pueri DominumT)
主を賛美せよV(Laudate Dominum terzo)
彼らが大きな声で叫ぶ前に(Ut queant laxis)
十字架にかけられ(Crucifixus)
そして復活し(Et resurrexit)
彼は再び来るだろう(Et iterum)
おお汝聞く者よ(Voi ch’ascoltate)
サルヴェ・レジーナ(Salve Regina)
マニフィカトT
パブロ・エラス=カサド(指)
バルタザール=ノイマンcho&アンサンブル

録音:2017年5月9,11,13日、ムルシア(スペイン)
指揮者パブロ・エラス=カサドによるモンテヴェルディの登場。アンサンブルは、トーマス・ヘンゲルブロックが創立した、バロック期の建築家バルタザー ル・ノイマン(1687-1753)の名を冠したバルタザール=ノイマン合唱団&アンサンブル。モンテヴェルディの「倫理的、宗教的な森」から、選りすぐり の楽曲を収録していくプロジェクトの第1弾です!
モンテヴェルディは、1582年から1619年にかけて、10を下回らない数の楽譜(マドリガーレ、カンツォネッタ、『音楽の諧謔』、さらに「聖母マリア の夕べの祈り」など)を出版しました。しかし、1619年以降は、聖マルコ大聖堂やイタリアの宮廷のために膨大な数の作品を作曲していましたが、マドリガー レ集第8巻が出版される1638年まで、出版された楽譜はありません(膨大な数の作品が失われたと考えられています)。そして『倫理的、宗教的な森』 が出版されたのは1640年のことでした。モンテヴェルディのパトロンであったヴィンチェンツォ1世・ゴンザーガ(1562-1612)の娘、エレオノーラ・ゴ ンザーガにささげられています。当時、作曲家が楽譜を出版するためには、10ほどのパート譜(9部は声楽と器楽奏者のため、1部は通奏低音のため)、 さらに多様なスタイルの作品(40ほど)が収録されており、さらにその作品のいくつかはかなり大規模なものであることが要求されました。モンテヴェルディ は、この『倫理的、宗教的な森』に、彼の芸術の様々な側面を盛り込みました。古いスタイルのもの、新しいスタイルのもの、声楽から器楽曲、さらに 複合唱のための作品までをも盛り込みました。独唱または重唱+通奏低音のモテットも多く含まれ、これらは後のオペラの素地となっています。また、一 年を通しての礼拝の行事をまかなえるだけの宗教音楽も含まれています。第1部は5つのマドリガーレ、第2部はミサ、第3部は晩祷のための音楽、そ して第4部には「アリアンナの嘆き」を宗教曲にパロディした「マドンナの嘆き」をはじめとする4つのソロのモテット、という大きな4つの部分で構成 される曲集から、エラス=カサドがとびきりの楽曲を選り抜いて構成したプログラム、注目です。 (Ki)

Lindoro
NL-3037(1CD)
鳥、花、星〜フアン・デ・ナバス:トノとアリア集 ムジカ・フィクタ〔ハイロ・セラーノ(テノール、パーカッション)、カルロス・セラーノ(リコーダー)、フリアン・ナバーロ(バロック・ギター、ハラナ)

録音:2016年1月7日−13日、コロンビア
1669年にマドリード王立礼拝堂のハープ奏者となったフアン・デ・ナバス(1647−1719)のトノ(tono/スペインの曲や旋律を表す言葉)とアリア集。ムジカ・フィクタは、テノール(&パーカッション)、リコーダー、バロック・ギター(&ハラナ)を中心メンバーとし、ラテン・アメリカとスペインの古楽を専門とするアンサンブル。コロンビアをベースに、南米全土から欧米諸国、シンガポール、トルコなどで演奏。知られざる多彩なレパートリーの普及にも熱心に活動しており、今回のアルバムも約半数の曲が世界初録音となります。

Delphian
DCD-34206(1CD)
寒冷地の音楽〜ハンザ同盟の響き
ニコラウス・ア・ケンピス:4声のシンフォニア第1番
ウィリアム・ブレイド:聖なる山、
 ペギー・ベル(世界初録音)、
 スコットランド舞曲
アントニオ・ベルターリ:4声のソナタ
ハインリッヒ・アルベルト:悲しみはここに
ヨハン・ゾマー:パドゥアナ「ある日シュザンヌが」
トーマス・バルツァー:ヴァイオリンのためのプレリュード、
 ジョン, さあキスしに来て
ディートリヒ・ベッカー:2声のソナタ
メルヒオール・シルト:パドゥアナ「ラグリマ」
アントニー・ホルボーン:パヴァン「憂鬱の影像」
アンドリュー・キーリング:ノーザン・ソウル(世界初録音)
ヨハン・ゾマー:詩篇第8番
ヨハン・シュターデン:4声のソナタ第31番(世界初録音)
ヨハン・ショップ:涙のパヴァン
イン・エコー〔ガウェイン・グレントン(コルネット&ミュート・コルネット)、ボヤン・チチッチ(Vn)、アナイス・チェン(ヴァイオリン&ヴィオラ)、エミリー・ホワイト(テナー・サックバット&ヴァイオリン)、リチャード・ブースビー(バス・ヴィオール)、森川麻子(バス・ヴィオール)、ウィリアム・ハント(ヴィオローネ)、サイラス・ウォラストン(オルガン&ハープシコード)〕

録音:2017年2月1日−3日、ロムジー修道院(ハンプシャー、イギリス)
バーゼル・スコラ・カントルムでブルース・ディッキーに師事し、現在はイル・ジャルディーノ・アルモニコやコンチェルト・イタリアーノ、イ・ファジョリーニ、タヴァナー・コンソートなどで活躍する気鋭のコルネット(ツィンク)奏者、ガウェイン・グレントンが2016年に結成した要注目のピリオド・アンサンブル、イン・エコーのデビュー・アルバム!
バロック・ヴァイオリンのボヤン・チチッチ、ヴィオールのリチャード・ブースビー、名手スー・アディソンの秘蔵っ子でバロック・ヴァイオリン奏者でもあるサックバットのエミリー・ホワイト、ガーディナーのアシスタントを務めてきた鍵盤奏者のサイラス・ウォラストンをコア・メンバーとするイン・エコーは、現在の古楽界に新たな風を吹き込む存在として早くも大きな注目を集めています。
イン・エコーのデビュー・タイトルのテーマは中世のドイツ人が築き、ヨーロッパ北部で隆盛を誇った都市同盟「ハンザ同盟」。
16〜17世紀の同地域で活躍した音楽家たちの作品、ガウェイン・グレントンとイン・エコーの委嘱作品であるアンドリュー・キーリング(1955−)の新作「ノーザン・ソウル」によって、リューベック、ハンブルク、ブレーメンを中心とした「ハンザ同盟」の全盛期におけるヨーロッパ北部の魅力的な音楽風景が色鮮やかに広がります。
Delphian
DCD-34302(1LP)
寒冷地の音楽〜ハンザ同盟の響き
ニコラウス・ア・ケンピス:4声のシンフォニア第1番
ウィリアム・ブレイド:聖なる山、ペギー・ベル(世界初録音)、スコットランド舞曲
アントニオ・ベルターリ:4声のソナタ
ハインリッヒ・アルベルト:悲しみはここに
ヨハン・ゾマー:パドゥアナ「ある日シュザンヌが」
トーマス・バルツァー:ヴァイオリンのためのプレリュード、ジョン, さあキスしに来て
ディートリヒ・ベッカー:2声のソナタ
アンドリュー・キーリング:ノーザン・ソウル(世界初録音)
イン・エコー〔ガウェイン・グレントン(コルネット&ミュート・コルネット)、ボヤン・チチッチ(Vn)、アナイス・チェン(ヴァイオリン&ヴィオラ)、エミリー・ホワイト(テナー・サックバット&ヴァイオリン)、リチャード・ブースビー(バス・ヴィオール)、森川麻子(バス・ヴィオール)、ウィリアム・ハント(ヴィオローネ)、サイラス・ウォラストン(オルガン&ハープシコード)〕

録音:2017年2月1日−3日、ロムジー修道院(ハンプシャー、イギリス)
Delphian初のLPリリース!

Globe
GLO-5270(1CD)
新しい歌を我らは歌う〜ネーデルラントのルター カメラータ・トラジェクティナ
中世オランダの音楽の復元と蘇演を続けてきたオランダ、ユトレヒトの古楽アンサンブル、カメラータ・トラジェクティナ。マルティン・ルターが書いた最初の賛美歌のタイトルを冠し、ネーデルラントにおけるルター派の旋律を集めた今回のプロジェクトは、ルターによる宗教改革の500周年を記念したもの。 テノールのニコ・ファン・デル・メールや、バリトンのヤスパー・シュヴェッペ、リコーダーのサスキア・クーレンなど、オランダ古楽界の名手たちの好演が光ります。

Vanitas
VA-10(1CD)
アルダ・イル・ミオ・コア〜カウンターテナーのための歌曲集
メールラ:そう思い込むお人好し
イダルゴ:De las luzes que en el mar、
 Esperar, sentir, morir
カプスベルガー:かつては笑っていた
フェリーチェ・サンチェス:Non sia chi miriprenda
ルイス・デ・リバヤス:マリオナス
ダウランド:時は停止する、
 彼女は許してくれるだろうか、
 Sir John Such Galliard
モンテヴェルディ:苦しみが甘美なものならば
イダルゴ:Ay, que si, ay, que no、
 暗い夜
モンテヴェルディ:甘美な光で
ダウランド:甘き恋よもういちど、
 ダウランドのガリアード
イダルゴ:Tened, parad, suspended、
 Peynandose estaba un olmo
ダウランド:私の嘆きに心が動くなら
モンテヴェルディ:ただあなたを見つめて
ペドロ・ペレス(C.T)
イグナシオ・ポルティージョ(バロック・ギター、テオルボ、リュート)、
サラ・アグエダ(ハープ)、
アンドレス・アルベルト・ゴメス(ハープシコード)

録音:2016年2月、アルバセテ(スペイン)
ロベール・エクスペールやゲルト・テュルク、カルロス・メナに師事したペドロ・ペレスは1981年、スペインのトタナ出身のカウンターテナー。近年では、クレモナのモンテヴェルディ音楽祭や、ライプツィヒのバッハ音楽祭などヨーロッパ各地に招かれ、古楽界での存在を着実に高めています。

RPR
RP-014(1CDR)
バロック・ボヘミアン
ビーバー:ソナタ第1番イ長調
テレマン:ラルゴとプレスト
カンプラ:ラ・ボヘミエンヌ
バード:ジプシーのラウンド
ニコルソン:ユダヤの踊り
ミエルチェフスキ:カンツォーナ
作曲者不詳(サマーヘイズ編):スウィート・ウロフスカ
ヘンデル:ラシャ・キオ・チャールダーシュ
ヴィヴァルディ:司祭とジプシー
作曲者不詳(サマーヘイズ編):ウロフスカへの穏やかな道
レッド・プリースト

録音:2016年11月&2017年4月、ラフバラー(イギリス)
スリル満点の超絶技巧を次々と繰り出すイギリスの古楽アンサンブル、レッド・プリーストの「ボヘミア」をテーマとした新たなプロジェクト。ピアーズ・アダムズの超絶リコーダーは毎度ながら圧巻です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


H.M.F
HMX-2908826(30CD)
限定盤
フィリップ・ヘレヴェッヘ〜ハルモニア・ムンディ・イヤーズ


■CD1
(1)アンリ・デュモン(1610-1684):メモラーレ、マニフィカト
(2)ラモー:グラン・モテ〔主がシオンの繁栄を回復された時 Inconvertendo/汝の祭壇はいとも美しく Quam dilecta〕

■CD2
(1)バッハ:カンタータ第21番「わがうちに憂いは満ちぬ」BWV 21
(2)バッハ:カンタータ第82番「われは満ち足れり」BWV 82(

■CD3
バッハ:カンタータ第125番「安らぎと喜びもてわれは行く」BWV 125*、第138番「汝なにゆえにうなだるるや、わが心よ」BWV 138*、第133番「われ汝にありて喜び」BWV 133**

■CD4
(1)バッハ:復活祭オラトリオ BWV 249
(2)バッハ:マニフィカト BWV 243

CD5
バッハ:カンタータ第12番「泣き、嘆き、憂い、怯え」BWV 12*
第95番「キリストこそわが生命」BWV 95**
第214番「鳴れ、太鼓よ!響け、トランペットよ!」BWV 214***

■CD6-8
バッハ:マタイ受難曲

■CD9-10
メンデルスゾーン:オラトリオ「聖パウロ」

■CD11
(1)ジョスカン・デ・プレ:スターバト・マーテル
(2)ラッスス:モテット「Vide homo, quae pro te patior」
(3)パレストリーナ:ミサ曲「ガリラヤ人たちよ」(録音:1991年)

■CD12
(1)ハンス・レオ・ハスラー(1562-1612):ミサ「マリアは言われた」
(2)マヌエル・カルドーソ(1566-1650):ミサ「主よ、われを憐れみ給え」

■CD13
カンプラ(1660-1744):レクイエム


■CD14
(1)ジャン・ジル:レクイエム
(2)パーセル:メアリー女王の葬送の音楽

■CD15
モーツァルト:レクイエム

■CD16
ブラームス:ドイツ・レクイエム

■CD17
(1)フォーレ:レクイエム op.48(室内楽版)(録音:1988年)
(2)フォーレ:レクイエム(フル・オーケストラ版:1998年出版新校訂譜使用)

■CD18-19
バッハ:ミサ曲 ロ短調

■CD20
モーツァルト:マイスタームジーク(フリーメイソンのための葬送音楽)K.477 (479a)、
  ミサ曲 ハ短調 K.427(ベーレンライター版、シャペル・ロワイヤルによる校訂版)

■CD21
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 op.123
■CD22
シューベルト:ミサ曲 変イ長調 D678
メンデルスゾーン:詩篇42番
■CD23
ブルックナー:ミサ曲 第3番 ヘ短調
■CD24
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」

■CD25
シューマン:交響曲第2番 ハ長調 op.61、第4番 ニ短調 op.120

■CD26
(1)シューマン:チェロ協奏曲
(2)シューマン:ピアノ協奏曲

■CD27
メンデルスゾーン:付随音楽「真夏の夜の夢」全曲
歌曲集「夏の夜」 op.7

■CD28
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(ノヴァーク版)

■CD29
マーラー:歌曲集「子供の不思議な角笛」

■CD30
(1)シェーンベルク:「月につかれたピエロ」
(2)クルト・ヴァイル(1900〜1950):ベルリン・レクイエム(1928)

■CD1
(1)リジット・ベラミー(ソプラノ/マニフィカト)、ギユメット・ロラン(A)、アンリ・ルドロワ(C.T)、ハワード・クルック(T)、ウルリヒ・ストゥーダー(Br)、ペーター・コーイ(Bs)、ラ・シャペル・ロワイヤル
(2)スザンヌ・ガリ、リーブ・モンバリウ(S)、アンリ・ルドロワ(C.T)、ギ・ド・メイ(T)、スティーブン・ヴァーコー(Br)、ペーター・コーイ(Bs)、ラ・シャペル・ロワイヤル(録音:1982年)
■CD2
(1)録音:1990年、バーバラ・シュリック(S)、ジェラール・レーヌ(A)、ハワード・クルック(T)、ペーター・ハーヴェイ(Bs)、ラ・シャペル・ロワイヤル&コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
(2)録音:1991年、ペーター・コーイ(Bs)、ラ・シャペル・ロワイヤル
■CD3
*デボラ・ヨーク、**ドロテー・ブロツキー=ミールズ(S)、インゲボルク・ダンツ(A)、マーク・パドモア(T)、ペーター・コーイ(Bs)、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント(録音:BWV 125、138/ 1998年、BWV 133/ 2001年)
■CD4
(1)録音:1990年、バーバラ・シュリック(S)、カイ・ヴェッセル(A)、ジェームズ・テーラー(T)、ペーター・コーイ(Bs)、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
(2)録音:1990年、バーバラ・シュリック、アニェス・メロン(S)、ジェラール・レーヌ(A)、ハワード・クルック(T)、ペーター・コーイ(Bs)、ラ・シャペル・ロワイヤル&コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
■CD5
録音:2003年〜2006年、キャロリン・サンプソン(*) (***)、ドロテー・ミールズ(**)(S)、ダニエル・テイラー(*)、マシュー・ホワイト(**)、インゲボルク・ダンツ(***)(A)、マーク・パドモア(*) (***)、ハンス=イェルク・マンメル(**)(T)、ペーター・コーイ(*) (***)、トーマス・バウアー(**)、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
■CD6-8
録音:1984年、福音史家:ハワード・クルック(T)、イエス:ウルリヒ・コールド(Bs)、バーバラ・シュリック(S)、ルネ・ヤーコプス(A)、ハンス=ペーター・ブロッホヴィッツ(T)、ペーター・コーイ(Bs)、ラ・シャペル・ロワイヤル&コレギウム・ヴォカーレ・ゲントの管弦楽と合唱、サン=ニコラ教会の「甘き喜びのうちに」児童cho
■CD9-10
メラニー・ディーナー(S)、アンネッテ・マルケルト(Ms)、ジェイムス・テイラー(T)、マティアス・ゲルネ(Bs)、コレギウム・ヴォカーレ、ラ・シャペル・ロワイヤル、シャンゼリゼO(録音:1995年)
■CD11
(1)録音:1986年、ラ・シャペル・ロワイヤル
(2)(録音:1993年、ヨーロッパ声楽アンサンブル
(3)録音:1991年、ヨーロッパ声楽アンサンブル、アンサンブル・オルガヌム、マルセル・ペレス
■CD12
(1)録音:1991年
(2)録音:1994年
ヨーロッパ声楽アンサンブル
■CD13
カンプラ(1660-1744):レクイエム 
エリザベス・ボウドリー、モニク・ザネッティ(S)、ジョゼ・ベネ(A)、ジョン・エルウェズ(T)、スティーブン・ヴァーコー(Bs)、ラ・シャペル・ロワイヤル
(録音:1986年)
■CD14
(1)録音:1990年、アニェス・メロン、ヴェロニク・ジャン(S)、ハワード・クルック、エルヴェ・ラミ、トム・フィリップス(T)、ペーター・コーイ(Bs)、ラ・シャペル・ロワイヤル
(2)録音:1993年、テッサ・ボナー、パトリツィア・クウェラ(S)、カイ・ヴェッセル(A)、ポール・アグニュー、ウィリアム・ケンダル(T)、ペーター・コーイ(Bs)、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
■CD15
録音:1996年、シビッラ・ルーベンス(S)、アンネッテ・マルケルト(A)、イアン・ボストリッジ(T)、ハンノ・ミューラー=ブラッハマン(Br)、コンチェルト・ヴォカーレ、ラ・シャペル・ロワイヤル、シャンゼリゼO
■CD16
録音:1996年、クリスティアーネ・エルツェ(S)、ジェラルド・フィンリー(Br)、ラ・シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ、シャンゼリゼO
■CD17
(1)録音:1988年、サン=ルイ少年合唱隊、アンサンブル・ミュジック・オブリク,アニェス・メロン(S)、ペーター・コーイ(Br)
(2)録音:2001年、ヨハネッテ・ゾマー(S)、シュテファン・ゲンツ(Br)、ラ・シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント、シャンゼリゼO
■CD18-19
録音:1996年、ヨハネッテ・ゾマー(S)、ヴェロニク・ジャン(S)、アンドレアス・ショル(A)、クリストフ・プレガルディエン(T)、ペーター・コーイ(Bs)、ミューラー=ブラッハマン(Bs)、コレギウム・ヴォカーレ・ゲントの合唱&O
■CD20
クリスティアーネ・エルツェ(S)、ジェニファー・ラーモア(S)、スコット・ワイア(T)、ペーター・コーイ(Bs)、コレギウム・ヴォカーレ、ラ・シャペル・ロワイヤル、シャンゼリゼO(録音:1991年9月)
■CD21
ローザ・マニオン(S)、ビルギット・レンメルト(Ms)、ジェイムス・テイラー(T)、コルネリウス・ハウプトマン(Bs)、シャンゼリゼO、ラ・シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント(録音:1995年2月20,21日、モントルー、ストラヴィンスキー・オーディトリウム,ライヴ録音)
■CD22
アンナ・コロンディ(S)、アンケ・ヴォンドゥング(Ms)、アンドレアス・カラジアク(T)、カイ・スティーファーマン(Bs)、シャンゼリゼO、RIAS室内cho(録音:2002年3月ベルリン・フィルハーモニーホール)
■CD23
インゲラ・ボーリン(S)、インゲボルク・ダンツ(A)、ハンス=イェルク・マンメル(T)、アルフレート・ライター(Br)、RIAS室内cho、シャンゼリゼO(録音:2007年)
■CD24
メラニー・ディーナー(S)、ペトラ・ラング(Ms)、エンドリク・ヴォットリヒ(T)、ディートリヒ・ヘンシェル(Bs)(録音:1998年)
■CD25
シャンゼリゼO(録音:1996年)
■CD26
(1)録音:1996年、クリストフ・コワン(Vc)
(2)録音:1995年、アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ/J.B.シュトライヒャー(エドヴィン・ボインク・コレクション))、シャンゼリゼO
■CD27
サンドリーヌ・ピオー、デルフィーネ・コロー(S)、ブリジット・バレー(Ms)、シャンゼリゼO、ラ・シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ(録音:1994年)
■CD28
シャンゼリゼO(録音:2005年)
■CD29
サラ・コノリー(Ms)、ディートリヒ・ヘンシェル(Br)、シャンゼリゼO(録音:2005年)
■CD30
(1)(録音:1991年、アンサンブル・ミュジーク・オブリク、マリアンヌ・プスール(シュプレッヒ・シュティンメ)
(2)録音:1992年、アレクサンダー・ライター(T)、ペーター・コーイ(Bs)、ラ・シャペル・ロワイヤル(合唱)、アンサンブル・ミュジーク・オブリク
1947年生まれのヘレヴェッヘ。ハルモニアムンディから、70歳のお祝いとして、46作品を収録した特別ボックスが登場します。フィリップ・ヘレヴェッ ヘは、1991年から2008年にかけて、ほぼ30年の長きにわたってハルモニアムンディに録音をしました。そのレパートリーは4世紀にわたり、常に私 たちに音楽への新しいアプローチを示してくれました。精神医学者として、印刷された情報を超えた深き洞察で、スコアに向きあいました。古楽演奏者と してはアーノンクール、そしてレオンハルトに多大な影響を受けています。1980年代前半からハルモニアムンディでレコーディングを開始。初期の一連の 録音のうち、ルイ14世時代、王室礼拝堂(シャペル・ロワイヤル)で作曲家の任にあったアンリ・デュモンのグラン・モテは、特に世界を熱狂させまし た。1977年に設立したヘレヴェッヘのオーケストラもこのシャペル・ロワイヤルの名を冠しています。その後フランスの17-18世紀のリュリ、ラランド・ カンプラ、ジルといった作曲家たちのレパートリーに注力。そして師であるアーノンクールとの思い出であるバッハのカンタータももちろん取り上げています。 また、近現代ものも取り上げており、そのどれもが音楽ファンを魅了したことは言うまでもありません。このたび、ハルモニアムンディがヘレヴェッヘに感 謝の念を込めて、ヘレヴェッヘの名録音を30枚組でリリースします。
どの録音も名盤として名高いものですが、ひとつ注目なのが、1度目の1984年録音のマタイ受難曲が含まれていること。ヤーコプスらが独唱者陣とし て名を連ねております。ヘレヴェッヘはマタイ受難曲をハルモニアムンディで2度録音しており、2度目の2000年のものは幾度となくハルモニアムンディ でも再発売されておりましたが、このたび貴重な1度目の録音が久々に登場します。 (Ki)

RUBICON
RUBICON-1018(2CD)
カルロ・グラツィアーニ(?-1787):チェロと通奏低音のための6つのソナタ op.3
[CD1]ソナタ第1番 ト長調、第2番 イ長調、第3番 変ロ長調
[CD2]ソナタ第4番 ヘ長調、第5番 ニ長調、第6番 変ホ長調
ステファノ・チェッラートvdc
アルモニオーザ[マルコ・デマリア(Vc)、ミケーレ・バルキ(Cemb)]

録音:2017年5月17-18日、イタリア
イタリアのアスティに生まれたカルロ・グラツィアーニは、チェロのヴィルトゥオーソとして活躍した音楽家。演奏旅行を頻繁に行い、1764年には7歳のモー ツァルトとロンドンで共演、また、チェロのためのソナタと協奏曲をのこしています。1773年にプロイセンの宮廷を退任(後任はデュポール)、その後はフリー ドリヒ・ヴィルヘルム2世のもとで、破格の年金を受け取りながら仕えました。ソナタからは、急速なパッセージや高音域の多用など、グラツィアーニがいかに 高い演奏能力を備えていたかをうかがい知ることが出来ます。豊かな旋律も魅力。ここに収録されているソナタ作品3は、フリードリヒ・ヴィルヘルム2世に献 呈されていますが、ヴィルヘルム2世がいかに優れた奏者であったか、ということも示しています。 (Ki)

ALIA VOX
AVSA-9924(2SACD)
IN EXCELSIS DEO(いと高きところにいる神に)
[CD1]
フランチェスコ・ヴァルス(1671-1747):ミサ・サクラ・アレティーナ(MISSA SCALA ARETINA) (1702、バルセロナ)
【ボーナス・トラック:継承戦争時期のカタルーニャの音楽】
ホアン・カバニレス: Batalla Imperial
作曲者不詳(サヴァール編)/El Cant dels Aucells
Catalunya comptat gran (ロマンス)
Catalunya triomfant - 器楽&聖歌
作曲者不詳:Catalunya en altre temps (Plainte)
[CD2]
アンリ・デマレ(1661-1741):二重合唱と二重オーケストラのためのミサ (1704、ヴェルサイユ)
ジョルディ・サヴァール
ル・コンセール・デ・ナシォン、ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ、

録音:2016年7月2-3日、ヴェルサイユ(フランス)
2017年9月に来日し、冴えたプログラムと語る音楽で聴衆を魅了したサヴァール。最新盤は、スペイン継承戦争時期の音楽集です。スペイン継承戦争時、 作曲家たちの義務は、神を賛美するだけでなく、彼らの支援者(スポンサー)の力量をも讃える作品を作ることでした。ジョルディ・サヴァールは、2つ の目もくらむようなポリフォニー音楽の傑作の世界へと私たちを誘います。フランチェスコ・ヴァルスのミサ曲は、「グイードの手」で知られる中世の音楽教師、 グイード・ダレッツォが提唱した6音から成る音階(ヘクサコルド)に基づいて作曲された最後期の作品の一つ。アンリ・デマレによる作品は、2つの合 唱団とオーケストラ、さらにソリスト、トランペットが活躍する大規模な作品。サヴァールと彼のアンサンブルの見事な演奏でお楽しみいただけます。 (Ki)

ACCENT
ACC-24333(1CD)
イギリス・ルネサンス声楽曲集
パーセル:ひとときの音楽/薔薇より甘く/飛びされ、時よ/夕べの賛美歌
ヒューム:喜んで変えよう、あの調べ/サー・ハンフリー/我は落ち行く
ダウランド:晴れても曇っても四月の雨のように優しく/悲しめ、昼は闇の中に去った/さあもう一度、愛が呼んでいる/流れよ我が涙/涙のパヴァーヌ/今こそ別れねばならぬ
ウィリアム・クロフト:グラウンド(ハープシコード独奏)
ジョン・ブロウ:愛しているなんて二度と言わないで
ロバート・ジョンソン:白百合の咲くところを見たことがありますか
ベンノ・シャヒトナー(C.T)
アクセ ル・ヴォルフ(Lute)
ヤコブ・ダーヴィッド・ラッティンガー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アンドレアス・キュッパース(ハープシコード)

録音:2017年4月26日?29日ロッゲンブルク修道院
気鋭のカウンターテナー、ベンノ・シャヒトナーによるイギリス・ルネサンスの声楽曲集。ヨーロッパではすでに衰退し始めていたルネサンス音楽の最後の盛 栄期を彩るイギリスの作曲家パーセル、ヒューム、ダウランド、クロフト、ブロウ、ジョンソンの曲がおさめられています。  ベンノ・シャヒトナーは今日もっとも将来を嘱望されているカウンターテナー歌手の1人。ドイツバロックでの活躍で知られているシャヒトナーが挑むイギリ ス・ルネサンスの世界に注目です。  本CDに収録された声楽曲は主に恋を題材にしており、歌詞の内容によって初恋から求愛を経て絶望、そして祈りへと配置されていて、それぞれ別の作曲 家による個々に独立した曲でありながら全体で1つの流れを感じることができる曲順となっています。またヴァイオル奏者としても活躍したヒュームの独奏曲 や、現在も演奏回数が多く有名なダウランドのリュート独奏曲「涙のパヴァーヌ」、また同じモチーフの繰り返しの中で展開されていく形式「グラウンド」による ハープシコード独奏など、各奏者の手腕が光る器楽曲も織り交ぜられています。  透明感のあるベンノ・シャヒトナーのカウンターテナーの魅力、たっぷりとご堪能ください。 (Ki)

Coviello
COV-91725(1CD)
ウィリアム・バード(1543-1623):コンソートと声楽曲集
1, ファンタジーV
2, 来たれ、嘆きのオルフェウスよ
3, イン・ノミネT
4, ああ愚かな魂よ
5, イン・ノミネU
6, イン・ノミネX
7, 年老いたご婦人が
8, ファンタジーT
9, 奥様は子犬を飼っていた
10, ブロウニング
11, 運命の力で
12, ファンタジーU
13, ニンフたちよ、愛をあざけるつもりなのか
14, アマリリスは妖精の女王のように草原で踊り
15, イン・ノミネW
16, イン・ノミネX
17, 美しいスザンナ
18, 苦労はなんと虚しいことか
19, パヴァーヌ
20, ガイヤルド
21, 聖なるミューズたちよ
イム・スンヘ(S)
ビー・ファイヴ・リコーダー・コンソート

録音:2016年8月18日?21日
ブリタニア音楽の父」とも呼ばれ敬愛されている、イギリス・ルネサンスを代表する作曲家、ウィリアム・バード。本CDでは、彼の数ある作品の中からコン ソート(室内楽曲)と声楽曲が取り上げられています。  コンソートとは、16,17世紀のイギリスの室内楽を指す言葉。最近ではヴィオール属楽器の合奏によって演奏されることが多いバードのコンソートが、この CDでは温もりあるリコーダー合奏で演奏されています。また民謡が好きだったと伝えられるバードですが、CD一曲目の「ファンタジーV」には有名な民謡「グ リーンスリーブス」がさりげなく織り込まれており、彼の民謡好きな一面を伝えています。  声楽曲は、16世紀の劇場で女役を演じる少年によって歌われていたもの。最後の曲「 聖なるミューズたちよ」は、師であり家族ぐるみで厚い親交のあった トーマス・タリスの死に際したオマージュとなっています。  演奏は、2000年のヨーロッパデビュー以来、世界各国の歌劇場や音楽祭での活躍が注目されているソプラノ歌手イム・スンヘと、精度の高いアンサンブル でルネサンス音楽から新曲初演まで聴かせるリコーダー五重奏団ビー・ファイヴ・リコーダー・コンソート。高貴なイギリス・ルネサンスの響きをお楽しみくだ さい。

DACAPO
MAR-6.2206611
(1SACD)
NX-B06
ブクステフーデと友人たちのクリスマス音楽集
【記念日とアドヴェント】
1.シャイデマン(1595頃-1663):前奏曲 ヘ長調
2.ガイスト(1650頃-1711):Wie schon leuchtet der Morgenstern-暁の星
のいと美しきかな
3.J.C.バッハ(1642-1703):Merk auf, mein Herz-天のかなたから
4.ブクステフーデ(1637頃-1707):Nun komm der Heiden Heiland-いざ来ま
せ、異邦人の救い主よ
【羊飼いたち】
5.ブクステフーデ: Furchtet euch nicht-恐れることなかれ
6.ガイスト:Pastores dicite quidnam vidistis-羊飼いたちよ、汝ら見たものを語

7.J.A.ラインケン(1643-1722):フーガ ト短調
【キリストの降誕】
8.ブクステフーデ:Das neugeborne Kindelein-新たに生まれし嬰児
9.トゥンダー(1614-1667):Ein kleines Kindelein-一人の幼子が
10.ブクステフーデ:In dulci jubilo-もろびと声あげ
11.J.A.ラインケン:前奏曲 ニ短調
【新年、エピファニー、お告げ】
12.ブクステフーデ:Jesu dulcis memoria-イエス、楽しき思い出
13.ヴェックマン(1619-1674):Rex virtutum-王の美徳
14.スヴェーリンク(1562-1621):Ab Oriente venerunt Magi-東方より博士た
ちは来た
15.ブクステフーデ:Wie schon leuchtet der Morgenstern-暁の星のいと美しきかな
ポール・ヒリアー(芸術監督)
シアター・オブ・ヴォイセス
フレデリック・フロム(Vn)
ジェセンカ・バリク・ツーニック(Vn)
カエルヴァ・ユーティライネン(Va)
ユディト=マリア・ブロムステルベルク(Vc)
マティアス・フロステンソン(ヴィオローネ)
ジェーン・ゴーワー(Fg)
アラン・ラスムッセン(Org)

録音:2017年1月29日-2月1日
DACAPOレーベルにおける初の「クリスマス・アルバム」は、グラミー賞受賞者、ポール・ヒリアー率いるシアター・オブ・ヴォ イセスが演奏するブクステフーデとその友人たちの作品集。お告げから降誕までの情景に合わせて選曲、演奏するという コンセプトに基づき、伝統的なクリスマス音楽に加え、オルガンの独奏曲や声楽アンサンブルなどバラエティに富んだ作品 が組み合わされています。小編成の声楽アンサンブルと器楽アンサンブルによる精緻で美しい演奏は、17世紀の慎まし いクリスマス音楽をこの上なくひきたてています。

KLANGLOGO
KL-1412(1CD)
NX-B03
ガルス(1550-1591):アヴェ・マリア
マショー(130
ラ・リュー(1452-1518):第5旋法によるマニフィカト
パレストリーナ(1525-1594):アヴェ・マリア
イリバレン(1699-1767):スターバト・マーテル
ミフナ(1600-1676):マリアンスケ・アヴェ
ビクトリア(1548-1611):サルヴェ・レジーナ
ジョスカン・デ・プレ(1455-1521):アヴェ・マリア
ウィーン・ヴォーカル・コンソート
これまでにウィリアム・バードの合唱作品集(KL1401)や、ヨアヒム・ビュルクのドイツ語で書かれた初の「ヨハネ受難曲」 (KL1403)で素晴らしいハーモニーを聴かせた「ウィーン・ヴォーカル・コンソート」のKlanglogoレーベル3作目のアルバ ム。マショーの「ノートルダム・ミサ曲」は一人の作曲家がミサ通常文を初めて全章作曲したことで知られる重要な作品で あり、この時代のミサ曲の中でもとびきりの人気を誇っています。このアルバムでは、同時期の作曲家たちの「マリアのため の歌」も収録。ウィーン・ヴォーカル・コンソートのメンバーは男性3人と女性2人の混合アンサンブルで、魅力的な響きが 初期のポリフォニーを輝かしく彩っています。
KLANGLOGO
KL-1414(1CD)
NX-B03
ジャングル・バロック
マルティン・シュミット:アヴェ・マリア
ドメニコ・ツィポーリ:組曲「El Barroco Guarani」
作者不詳:Laudate Pueri Dominum
シュミット:組曲
作者不詳:Ara vale hava pehendu Ava
ツィポーリ:Jesu Corona Virginum
シュミット:Si bona suscepimus
作者不詳:パストレータ
作者不詳:サルヴェ・レジーナ
ユリアン・アティラフ:メヌエット
シュミット:マニフィカト
ルイス・シャラン(指)
ソニドス・デ・パラクァリア
ユネスコの「平和のためのアーティスト」として認定されているルイス・シャランは、指揮者としても高い評価を得ており、こ のアルバムでは、若いパラグアイのミュージシャンたちで結成された「ソニドス・デ・パラクァリア」を率い、はるか250年前に 南米から追放された"イエズス会の宣教師たち"へ捧げるミサ曲を演奏しました。ヨーロッパから来た宣教師たちはこの地 に豊かな文化と音楽をもたらし、これらは南米の先住民族の文化と融合、音楽はコミュニケーションの手段となり、文化 的アイデンティティーの中核要素となりました。宣教師たちがいなくなった後も、彼らの音楽は「南米のバロック音楽」とし て魅力的な遺産となったのです。このアルバムでは知られざる当時の音楽を復興し、新たな命を吹き込んでいます。

KLANGLOGO
KL-1519(1CD)
NX-B03
パッヘルベル:鍵盤作品集
ファンタジア ニ短調 P124…ハープシコード
「アポロンの六弦琴」より第1のアリア ニ短調と変奏 P193…ハープシコード
おお、穢れなき神の子羊 P393…ハープシコード
トッカータ ト短調 P468…オルガン
「神のみわざは善きかな」によるパルティータ P379…オルガン
リチェルカーレ ハ短調 P419…オルガン
今ぞわが魂よ、主をたたえよ P47…オルガン
組曲 第28番 ホ短調 P436…ハープシコード
トッカータ ハ長調 P454…ハープシコード
フーガ ハ長調 P151…ハープシコード
音楽による“死への思い”-シャコンヌ ヘ長調 P42…ハープシコード
トッカータ ハ長調 P454…ハープシコード
マールトン・ボルシャーニ(ハープシコード&Org)

録音:2006年10月17-19日
オルガンで演奏するか、ハープシコードで演奏するか? この問題はボルシャーニのアルバムでも常に問いかけられています。パッヘルベルのこれらの作品は通常オルガンで演奏さ れることが多いのですが、ボルシャーニはオルガンとハープシコードを弾き分けることで、作品の特徴を丁寧に描き出しま す。演奏に使われたのは、ハープシコードが、17世紀コルマールの名製作者ルッカース・クーシェによる精巧な楽器を模 したもの、オルガンはニュルンベルクのマンデルシャイト製のオルガンを模してペーター・マイヤーが制作した小さな楽器。こ れらの楽器は確実に17世紀当時の響きを伝えています。

Rondeau
ROP-8001(1CD)
NX-B03
ニコラス・ルドフォード(1485頃-1557頃):ミサ・ドミニカ

1.Gaude, Gaude, Gaude Maria
2.Square Le Roy
3.Kyrie I?III, Christe I?III, Kyrie IV?VI
4.Square Le Roy
5.Gloria aus der/from the Lady Mass Missa Dominica
6.Alleluia aus der/from the Lady Mass Missa Dominica
7.There is no Rose of Swych Vertu
8.Sequentia aus der / from the Lady Mass Missa Feria V
9.Angelus ad Virginem
10.Credo aus der / from the Lady Mass Missa Dominica
11.Offertorium aus der / from the Lady Mass Missa Dominica
12.Sanctus aus der / from the Lady Mass Missa Dominica
13.Benedictus aus der / from the Lady Mass Missa Dominica
14.ラック(1954-):Candlemas aus / from To the Tallow and the Wick
15.Agnus Dei aus der / from the Lady Mass Missa Dominica
16.レイトン(1929-1988):The Lord is my Shepherd
17.Beata Viscera
18.Beata Viscera
19.Alma Redemptoris Mater
デイヴィッド・スヴィンソン(指)
トリニティ少年cho
ハンドベル・コア・ゴータ
ルイス・ブリト=ババプル(Org)

録音:2017年3月1-5日
世界中の少年合唱団の中でも、最も多忙と言われているイギリスの「トリニティ少年合唱団」。教会で歌うだけではな く、ロイヤル・オペラ・ハウスや、ロンドンのオーケストラと頻繁に共演するなど、世界中を飛び回り、年に150回以上もの 素晴らしい演奏を繰り広げています。ここでは、音楽学者や同時代の作曲家たちの協力を得て、中世の作曲家ルド フォードのミサを中心に、時代を超えた様々な曲を合わせ、1枚のアルバムを創り上げました。歌い手の鮮やかな声はオ ルガンの音と美しく融合し、素晴らしい響きを醸し出しています。

Glossa
GCD-923512(1CD)
クロリンダとタンクレディ〜モンテヴェルディの愛の情景
モンテヴェルディ:素敵な羊飼い
 それはやはり本当なのだ
 あなたはかつて私のものだった
 タンクレディとクロリンダの戦い
 死んでしまいたい/ニンフの嘆き
 憎むべきあの面影
 我が憔悴したまなざしが
 苦しみが甘美なものならば
ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス:簒奪者にして暴君
マルコ・メンコボーニ(指、Cemb)
カンタール・ロンターノ、フランチェスカ・ロンバルディ・マッズーリ(S)、ルカ・ドルドーロ(T)、リッカルド・ピザーニ(T)、ダヴィデ・ベネッティ(Bs)

録音:2016年11月9日−12日、ペーザロ(イタリア)
スペインの古楽レーベル、Glossaが贈るモンテヴェルディ生誕450周年記念アルバムの最後を締めくくるのは、Glossa初登場となるモンテヴェルディのスペャリスト、マルコ・メンコボーニ率いるカンタール・ロンターノ。
シャリスト、マルコ・メンコボーニ率いるカンタール・ロンターノ。 メイン歌手として、ファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテとのオペラ録音(カッチーニやヘンデル)でもその美声を聴かせてくれたメゾ・ソプラノ、フランチェスカ・ロンバルディ・マッズーリと、フローリオ&カペラ・ナポリターナやアレッサンドリーニ&コンチェルト・イタリアーノ、ガッティ&アンサンブル・アウローラと共演してきたテノール、ルカ・ドルドーロが、愛をテーマにしたモンテヴェルディのマドリガーレを歌います。
Glossa
GCD-921631(2CD)
マラン・マレ:音楽悲劇 「セメレ」(復元版全曲世界初録音) エルヴェ・ニケ(指)
コンセール・スピリチュエル、
シャノン・メルセル(S)、ベネディクト・トラン(S)、ジャエル・アザレッティ(S)、ヒョルディス・テボー(Ms)、アンデシュ・J.ダーリン(T)、トマ・ドリエ(Br)、リサンドロ・アバディ(Br)、マルク・ラボネット(Br)

録音:2007年2月、ノートル・ダム・デュ・リバン教会(パリ)
ヴィオールの巨星サント=コロンブから教えを受け、太陽王ルイ14世時代のフランスで最高の宮廷ヴィオール奏者としての名声を得たマラン・マレ。ヴィオールではなく、マレのオペラの作曲家としての名声を高める大きな要因となった「アルシード」、「アリアーヌとバッカス」、「アルシオーヌ」に続く4作目にして最後の大作となった音楽悲劇「セメレ」。 プロローグと5つの幕で構成され1709年にパリで初演が行われた「セメレ」ですが、楽譜が完全な形で現存していなかったためにその全貌はベールに包まれてきました。そこで一切の妥協を許さぬフランス・バロックの奇才エルヴェ・ニケが新たに発見された楽譜を用いて復元と再構成に着手。そして2006年にフランスのボーヌで開催されたボーヌ・バロック音楽祭において「セメレ」復元版全曲の世界初演が実現したという偉業の産物です。

Hyperion
CDA-68216(1CD)
オブレヒト:ミサ・グレコルム&モテット集
6声のサルヴェ・レジナ
ミサ・グレコルム/父の御母
聖なる神の御母/その聖なる御胎
おお祝福されしバシリウス/おお祝福されし父
アニュス・デイ(作曲者不詳/ロブ.C.ウェグマンによりオブレヒトの作とされる)
ブラバント・アンサンブル、
スティーヴン・ライス(指)

録音:2017年1月26日−28日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。これまでも、様々な知られざる宗教音楽を録音し、グラモフォン賞に3度ノミネートしてきたスティーヴン・ライスとブラバント・アンサンブルが新たに発見するルネサンスの宝物は、当時ジョスカン・デ・プレに次ぐ優れた作曲家として高く評価されていたフランドル楽派の作曲家、ヤコブ(ヤーコプ)・オブレヒト(1457/8−1505)のミサ曲とモテット。

CAvi
4260085-533121(1CD)
C.P.E.バッハ:トリオ・ソナタ ト短調Wq 88 (H 510)
ウィリアム・フラックトン(1709-1798):ソナタ ハ短調Op.2-8
ジョルジョ・アントニオット(ca. 1692-ca.1776):ソナタ 変ホ長調*
フランツ・ベンダ(1709 - 1786):ソナタ ハ短調LeeB 3.137*、ソナタ ヘ長調*
クリストリープ・ジークムント・ビンダー(1723 - 1789):ヴィオラとハープシコードのためのトリオ.ニ長調*
パウリーネ・ザクセ(ヴィオラ:マッジーニ1610年ガット弦使用)
アンドレアス・ヘッカー(ハープシコード:ミートケ1700年複製)

録音:2016年9月、ワイマール
*世界初録音
ベルリン放送交響楽団首席ヴィオラ奏者パウリーネ・ザクセによるこのアルバムには、世界初録音を含む、18世紀後半のヴィオラのレパートリーが収録さ れています。 1775年以前では、アンサンブルや宮廷管弦楽団などでも従属的な役割を果たすことが多く、独奏楽器としてヴィオラの作品はほとんどありませんでした。 1713年ヨハン・マッテゾン(1681-1764)は、著書の中でヴィオラが音楽のハーモニーの均整を保っていると記し、1738年には、ヨハン・フィリップ・アイゼル (1698-1763)が、ヴィオラは「音楽の内なる声」であると、さらにヨハン・サミュエル・ペトリ(1738-1808)も著書の中で「無知な初心者や愚かな老人たちに よってヴィオラは虐げられています!音楽の中で大きな効果を発揮する美しい楽器である」と言及し、ヴィオラの重要性を説いてきました。しかしヴィオラの独 奏パートが、巧みなヴァイオリン奏者によって演奏されたことは、結果的にはヴィオラのための作品を生み出すことに繋つながりました。 ちなみに、こにアルバムジャケットでザクセが着用しているドレスは、あのソプラノ歌手のバーバラ・ボニーが作ったものということ。 (Ki)

のすたるぢあ
Nostalgia-1602(1CD)
せせらぎ〜フランスバロックのシャコンヌ集
老ゴーティエ:シャコンヌまたはド・ローネ氏の「せせらぎ」
ドニ・ゴーティエ:ランクロ女史に捧げるトンボー(アルマンド)
老デュビュ:シャコンヌ・Aマイナー
 シャコンヌ・Cメジャー
メルキュール:アルマンド・Dマイナー
老ガロ:シャコンヌ「ダイヤのネックレス」
 シャコンヌ「小さな後宮」
 シャコンヌ「ほうき星(キルヒ大彗星)」
 シャコンヌ「ハエ(乗合馬車とハエ)」
デュフォー:アルマンド・Aマイナー
ムートン:シャコンヌ・Gメジャー
ロイスナー:アルマンド・Gマイナー
サン・リュク:シャコンヌ「オイゲン公のご帰還」
ド・ヴィゼー:デュ・ビュに捧げるトンボー(アルマンド)
 道化師のシャコンヌ
佐藤豊彦(Lute)

※使用楽器:カナダの製作家リチャード・バーグ氏による2014年作のフランス式リュート(11コースのバロックリュート)
※使用弦:アメリカのガムート社とイタリアのユニヴァーサル社のガット弦
録音:2016年10月18日−21日、霧島国際音楽ホール「みやまコンセール」
※日本語解説:佐藤豊彦
リュート界の第一人者であり、日本が誇る世界的巨匠、佐藤豊彦の新録音は、17世紀フランスの「シャコンヌ」と「トンボー」を集めたリュート・ソロ・アルバム。
佐藤豊彦は、低音の動きが繰り返される「シャコンヌ」に、「せせらぎ」から海、雲、雨と移り変わる自然の水の循環、そして東洋の考えの基になっている無限に循環する自然界との共通点を見出し、先達や著名人に捧げられている「トンボー(アルマンド)」を「シャコンヌ」に捧げる曲として合間に演奏しています。
前作、愛弟子の櫻田亨、娘の佐藤美紀との三重奏曲集「ネーデルランドのリュート音楽(Nostalgia 1601)」がレコード芸術「特選盤」となるなど高い人気と評価を確立してきた佐藤豊彦。リュート界の神仙の域に達したとも表される佐藤豊彦が、深く豊かに織りなすフランスバロック境地をどうぞご堪能あれ。

ACCENT
ACC-24324(1CD)
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(c1623-1680):2声のソナタ(ストレート・コルネット、オルガン)
3声のソナタ(トランペット、ヴァイオリン、サックバット、オルガン)
ソナタ「ラ・カロリエッタ」(コルネッティーノ、ヴァイオリン、ドゥルシアン、サックバット、オルガン)
ソナタ第2番(ヴァイオリン、ミュート・コルネット、オルガン)
ソナタ第5番(ヴァイオリン、オルガン)
ソナタ第8番(ストレート・コルネット、サックバット、オルガン)
2声のソナタ(ヴァイオリン、ドゥルシアン、オルガン)
3声のソナタ第12番(ヴァイオリン、コルネッティーノ、トロンボーン、オルガン)
5声のソナタ(トランペット、ヴァイオリン、ストレート・コルネット、ドゥルシアン、サックバット、オルガン)
2声のパストレッラ(ヴァイオリン、ストレート・コルネット、オルガン)
ル・コンセール・ブリゼ
アリス・ジュリアン=ラファリエール(ヴァイオリン)、
ジャン=フランソワ・マドゥフ(ナチュラル・トランペット)、
ステファン・ルゲ(サックバット)、
モニ・フィシャレック(ドゥルシアン)、
アドリアン・ジュルダン(Org)
ウィリアム・ドンゴワ(コルネット、指)

録音:2016年9,10月、タランジュ、フランス
コルネットの名手にして、ブルース・ディッキーの「コンチェルト・パラティーノ」のメンバーとして活躍したウィリアム・ドンゴワが率いる古楽器団体、ル・コン セール・ブリセによるシュメルツァーのソナタ集。シュメルツァーはバロック期のオーストリアの作曲家。当時イタリア趣向の強いウィーンで、オーストリア人と してはじめて宮廷楽長に就任した人物。ヴァイオリンの名人として知られ、ビーバーの師だったと言われています。またヴァイオリン以外にもコルネットを演 奏し、コルネットを含む楽曲を作曲しています。ここに収録されているのは、コルネットを中心とし、ヴァイオリン、トランペット、サックバット(トロンボーンの原 型)、ドゥルシアン(ファゴットの祖先)などの楽器のアンサンブル。シュメルツァーのコルネットの腕前を感じさせる超絶技巧の楽曲です。ウィリアム・ドンゴワ の卓越した技巧はもちろんのこと、ナチュラル・トランペットのジャン=フランソワ・マドゥフ、サックバットのステファン・ルゲ、ドクルシアンのモニ・フィシャレッ クと現代の名手が揃い見事な演奏を繰り広げています。 (Ki)

OEHMS
OC-1876(1CD)
NX-B03
カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759):クリスマス・オラトリオ モニカ・マウフ(S)
マリオン・エックシュタイン(A)
ゲオルグ・ポプルッツ(T)
ラインムンド・ノルテ(Bs)
トーマス・グロッパー(指)
ミュンヘン・アルチス=ヴォカリステン
アルパ・フェスタンテ・バロックO

録音:2016年12月5-8日
2014年に録音されたグロッパーとアルパ・フェスタンテ・バロックOによる「イエスの死」(OC-1809)に続く、OEHMSレーベル のグラウン声楽曲2作目リリース。ドイツで生まれた作曲家カール・ハインリヒ・グラウン。卓越した歌手として活動を続けながら、声 楽曲を中心に作曲、宗教曲だけでなく、イタリア様式を用いたオペラも数多く作曲し、ヴァイオリニストの兄ヨハン・ゴットリープと共に ドイツの後期バロック音楽を支えた重要な人物です。この「クリスマス・オラトリオ」は1990年代にワシントンD.Cの国会図書館から 写譜が発見され、注目を集めました。写譜をした人物と正確な日付はわかりませんが、恐らく30歳代の作品であると考えられてい ます。聖書の言葉を自由に引用した荘厳で美しい曲調が感動を呼び起こします。

Resonus
RES-10194(1CD)
NX-B05
“混沌とした時代”の音楽集-イングランド内戦とヨークタウンの戦い
バード(1539/40-1623):O Lord, make thy servant Charles
ローズ(1602-1645):詩篇第100番:All people that on earth do
dwell
ハッチンソン(不明-1657): Behold how good and joyful a thing it is
ローズ:詩篇第6番: Lord, in thy wrath reprove me not
トムキンズ(1572-1656):O God, the proud are risen against me
ローズ:詩篇第18番:O God, my strength and fortitude
ローズ:See how Cawood’s dragon looks
ローズ:詩篇第67番:Have mercy on us, Lord
チャイルド(1606-1697):O Lord God, the heathen are come into
thine inheritance
ローズ:詩篇第22番:O God, my God
ローズ: Music, the master of thy art is dead
ウィルソン(1595-1674):My God, my King, incline thine ear
ローズ:A Funeral Anthem
ジェフリーズ(1610頃-1685):How wretched is the state
トムキンズ:Sad Pavan: for these distracted times(オルガン独奏)
ロック(1621頃-1674):How doth the city sit solitary
Music for Troubled Times
ポール・ギャメソン(指)
エボア・シンガーズ

録音:2015年2月23-25日
17世紀、イングランドで勃発した“イングランド内戦”は清教徒革命におけるイングランドの騎士党=国王派と円頂党=議会派の 軍事衝突であり、その戦いは長期間に及んだだめ、国中が疲弊したことで知られています。このアルバムは、1644年に起きた「ヨー ク包囲戦」をモチーフにした作品を集めたもので、敵に包囲されながらも長期間持ちこたえたという「ヨークの攻防」に触発されたロー ズの詩篇を中心に、いくつかの曲が組み合わされています。政治的、社会的、宗教的に混乱していた激動の時代を音楽で辿りま す。
Resonus
RES-10195(1CD)
NX-B05
テレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジー集 TWV40:26-37
ファンタジー 第1番 ハ短調 TWV40:26
ファンタジー 第2番 ニ長調 TWV40:27
ファンタジー 第3番 ホ短調 TWV40:28
ファンタジー 第4番 ヘ長調 TWV40:29
ファンタジー 第5番 変ロ長調 TWV40:30
ファンタジー 第6番 ト長調 TWV40:31
ファンタジー 第7番 ト短調 TWV40:32
ファンタジー 第8番 イ短調 TWV40:33
ファンタジー 第9番 ハ長調 TWV40:34
ファンタジー 第10番 ホ長調 TWV40:35
ファンタジー 第11番 ニ短調 TWV40:36
ファンタジー 第12番 変ホ長調 TWV40:37
ロバート・スミス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ハンブルクの音楽監督として活動し、86年という当時としては長寿を全うしたテレマンは、その生涯に夥しい作品を遺しました。管 弦楽曲から宗教曲までジャンルは多岐に渡っていますが、なかでも「12のファンタジー」は様々な楽器のために作曲されたユニーク な作品です。しかしこのヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジーは、長らく楽譜が失われており、2015年になってようやく発見され多 くの研究者たちを熱狂させたことで知られています。楽器の持つ魅力を最大に活かした名手ロバート・スミスの演奏で。

Audax Records
ADX-13709(1CD)
ヘンデル:鍵盤楽器のための作品集
ウィリアム・バベル:プレリュード・プレスト ヘ長調
ヘンデル:歌劇 「リナルド」 序曲(バベル編)、
 組曲第2番ヘ長調 HWV.427、
 歌劇 「リナルド」より アリア「私を泣かせてください」(バベル編)、
 アレグロ HWV.427/5、前奏曲ニ短調 HWV.563
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ツァッホウ:カプリッチョ ニ短調
ヨハン・マッテゾン:前奏曲変ロ長調
ヘンデル:エア 変ロ長調 HWV.469、
 ソナタ・ラルゲット HWV.580、
 カプリッチョ ト短調 HWV.467
バベル:プレリュード・プレスト.ト長調
ヘンデル:シャコンヌ ト長調 HWV.435、
 組曲ホ短調 HWV.438
ヨハン・フィリップ・クリーガー:トッカータ イ短調
ヘンデル:フーガ第5番イ短調 HWV.609、
 ソナティナ イ短調 HWV.584
フィリップ・グリスヴァール(Cemb)

録音:2016年1月30日−2月2日、グスタフ=マーラー=ザール、文化センター・グランド・ホテル(トーブラッハ)
アンサンブル・ディドロの中核メンバーであり、ヨハネス・プラムゾーラーの伴奏としても多くの演奏&レコーディングで共演してきたフランスのチェンバロ奏者、フィリップ・グリスヴァール。
待望のファースト・ソロ・アルバムとなるのは、ヘンデルの鍵盤楽器のための作品を中心に、師フリードリヒ・ヴィルヘルム・ツァッホウ(1663−1712)、友人のヨハン・マッテゾン(1681−1764)、そしてヘンデルに学んだと考えられているウィリアム・バベル(1690−1723)など、ヘンデルのスタイルの発展に大きな役割を果たした作曲家達の作品も加え、ヘンデルの人生を鮮やかに描きます。
フィリップ・グリスヴァールは、フランスのナンシー生まれ。バーゼル・スコラ・カントルムで学び、現在はパリを拠点に、アンサンブル・ディドロの他、ヨーロッパ室内O、ル・ポエム・アルモニーク、アンサンブル・マルシュアス、レ・ヌーヴォー・キャラクテール、ラ・フェニーチェ、ラ・シャペル・レナーヌなど、数多くの古楽アンサンブルで重要な通奏低音奏者として活動しています。
Audax Records
ADX-13712(1CD)
テッセラ〜リコーダーと打楽器のための中世の音楽 デュオ・エンスレ=ランプレヒト〔アンネ=ズーゼ・エンスレ(リコーダー)、フィリップ・ランプレヒト(パーカッション)〕

録音:2016年12月19日−21日、プロクルス・ミュージアム(ナトゥルノ)
2008年にザルツブルクで結成されたリコーダーとパーカッションによるアンサンブル、「デュオ・エンスレ=ランプレヒト」。初期の笛、様々な打楽器を使用した幻想的な演奏で、中世の神聖な音楽を現代に再現します。
2013年にロンドンのSRPメック国際リコーダー・コンクール(ドロテー・オーバーリンガーを排出したことでも知られる名門コンペティション)で最優秀賞を受賞した1988年ドイツ生まれの若き名手、アンネ=ズーゼ・エンスレによる美しくエキサイティングなリコーダーは、古楽愛好家注目!
Audax Records
ADX-13706(1CD)
バッハ&ヴァイス:ヴァイオリンとリュートのための組曲
バッハ/ヴァイス:ヴァイオリンとオブリガート・リュートのための組曲イ長調 BWV.1025/ヴァイス:無伴奏リュートのための組曲イ短調/バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
ヨハネス・プラムゾーラー(Vn)、
ジャドラン・ダンカム(リュート)

録音:2015年1月15日&2016年1月28日−29日、グスタフ=マーラー=ザール、文化センター・グランド・ホテル(トーブラッハ)
日本語解説付き!
南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーが自ら設立した自主レーベル「オーダックス・レコーズ(Audax Records)」。ヨハネス・プラムゾーラーの新録音は、ヨハン・セバスティアン・バッハとシルヴィウス・レオポルト・ヴァイス、二人の天才の出会いによって生まれた組曲を収録。
「ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのための組曲」としても知られるBWV.1025は、ヴァイスが作曲した独奏リュート組曲を元に、大バッハがチェンバロに書き換えヴァイオリン・パートを加えて作られたもの。長い間偽作説も唱えられていたバッハの作品ですが、1991年にヴァイスとバッハの共作であることが判明しています。
ヨハネス・プラムゾーラーは、オリジナルの形に近いヴァイオリンとリュートの組み合わせで演奏し、ヴァイスとバッハ、それぞれの無伴奏リュート、無伴奏ヴァイオリンの名曲も合わせて収録。ラインハルト・ゲーベルから受け継いだ銘器、P.G. Rogeri 1713年製のヴァイオリンで聴く"シャコンヌ"にも注目!
ジャドラン・ダンカムは、イギリス、クロアチア、ノルウェー系のバロック・ギター&リュート奏者。2008年にBBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ジ・イヤーのストリング・カテゴリーを受賞、2015年にはイタリアで行われたマウリツィオ・プラトーラ・リュート・コンクールで第1位に輝いています。

Challenge Classics
CC-72760(1CD)
17世紀の器楽曲集
モンテヴェルディ:Sinfonia - Altri Canti d’Amor
マリーニ:Sonata prima sopra “Fuggi dolente core”
ストロッツィ:L’Eraclito Amoroso
ウッチェリーニ:Aria Decima Terza sopra “Questa bella sirena”
レオノール・デ・レーラ:Diminuzioni sopra il “Lamento d’Apollo”
メルーラ:Chiacona a 3 col Basso
ロニョーニ:“Ancor che col partire” per la viola bastarda
カヴァッリ:Canzon a 3
ウッチェリーニ:Sonata nona Op.5
カヴァッリ:Lucidissima Face
ウッチェリーニ:Aria Quarta sopra la Ciaccona a 3
レオノール・デ・レーラ(指、バロックVn)
レストロ・ドルフェー オ

録音:2016年9月13-16日/スペイン、セカドゥラ、聖ヨハネ教会
古楽演奏のスペシャリストたちにより結成された若きバロック・アンサンブル「レストロ・ドルフェーオ」の劇的デビュー作品。個々の高い演奏能力と音楽的 な合奏能力を併せ持つ気鋭のアンサンブルです。 17世紀の器楽作品でまとめたこのアルバムは静と動、光と闇といったバロック的な対比の美学を思わせる、絶え間ない雰囲気の変化を伴う考え抜かれた 構成。最後にウッチェリーニのチャッコーナが天国的に鳴り響いたときの開放感はたまりません。
当時北イタリアで用いられていたピッチ(A=466)を採用。現代の一般的なピッチよりさらに高いピッチであることも興味深いポイントです。楽器編成も ヴァイオリンやチェンバロに加えガンバ、コルネット、テオルボなど多彩で楽しめます。ブックレットには使用楽器リストもきちんと載っています。 (Ki)

Signum Classics
SIGCD-511(1CD)
黄金の鎖で〜王政復古前のイギリスにおけるヴァース・アンセム集 Vol.1
ギボンズ:コンソート・アンセム全集
見よ、あなたは私の日を束の間とされ/ほめたたえよ、おお創造主よ/5声のイン・ノミネ第1番/ヨハネの証はかくのごとし/神々の中の偉大なる神よ/がっかりしないで、美しい太陽よ(第1部)/がっかりしないで、美しい太陽よ(第2部)/5声のイン・ノミネ第2番/栄光と力に満てる神/主を畏れるものは全て幸い/おお、まことに忠実なるすべての心よ/主に向かって新しい歌を歌え/5声のイン・ノミネ第3番/見よ、見よ、御言葉は肉体となった/神は私たちを憐れみ
フレットワーク〔森川麻子、エミリー・アシュトン、市瀬礼子、サム・スタッドレン、リチャード・ブースビー〕、
ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ、マグダレーナ・コンソート

録音:2016年11月17日−19日、セント・ジョージ教会(ケンブリッジ、イギリス)
世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」、結成35周年を迎えたピリオド系金管楽器の達人集団「ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ」、2008年にピーター・ハーヴェイが創設した声楽&器楽の古楽アンサンブル「マグダレーナ・コンソート」。英国が世界に誇る3つのピリオド・アンサンブルの共演による、王政復古以前のイギリスにおけるヴァース・アンセムの歴史をたどるシリーズの第1作は、この形式を代表する作曲家の1人、オーランド・ギボンズ(1583−1625)のコンソート・アンセム全集!代表作「ヨハネの証はかくのごとし」を含む、ギボンズのアンセムの妙を、フレットワークを中心としたスペシャリスト達がじっくりと聴かせてくれています。

Etcetra
KTC-1597(1CD)
J.A.ファーバー:聖母被昇天のミサ
ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲イ短調 RV.431
テラ・ノヴァ・コレクティーフ、
ヴラド・ウェーフェルベルヒ(指、Cl)、
ブノワ・ローラン(オーボエ、リコーダー)
アントワープ大聖堂の音楽家、テノール歌手として活動したドイツ生まれの作曲家、聖職者、ヨハン・アダム・ファーバー(ca.1692−1759)の現存する数少ない作品、「聖母被昇天のミサ(マリアは天に昇らされたまいぬ)」。アントワープのヴレースハウス博物館に手稿譜が展示されているこの作品は、クラリネットのために書かれた最初期の音楽を含んでおり、クラリネット・レパートリーの発展における謎の一つともなっています。ピリオド楽器による世界初録音。
テラ・ノヴァ・コレクティーフは、イ・ソリスティ・デル・ヴェントやシャン・ダクションのメンバーでもあるクラリネット奏者、ヴラド・ウェーフェルベルヒを芸術監督として2012年に結成されたベルギーのピリオド・アンサンブル。ヴィヴァルディのオーボエ協奏曲でソロを務めるブノワ・ローランは、ブリュッセル王立音楽院でバロック・オーボエを教え、コンチェルト・ケルン、アニマ・エテルナ、ビーロック(B'Rock)などのオーボエ奏者として活躍しています。

Linn
CKD-529(1CD)
中世の嘆きの歌
ニコロ・ダ・ペルージャ/ジョヴァンニ・ダ・フィレンツェ/フランチェスコ・ランディーニ/アンドレア・ダ・フィレンツェ/パオロ・ダ・フィレンツェ/ヨハンネス・チコーニア/アントニオ・ザッカーラ・ダ・テーラモ/他、作曲者不詳の作品
ソラッツォ・アンサンブル

録音:2016年7月17日−20日、古楽ナショナル・センター(ヨーク、イギリス)
ヴィエール(中世のフィドル)奏者であるアンナ・ダニレフスカイアによって2014年に創設された、声楽と器楽による若手アンサンブル、ソラッツォ・アンサンブル(Sollazzo Ensemble)。バーゼル・スコラ・カントルムやバルセロナのESMUC、パリとリヨンの国立高等音楽院など古楽研究の専門機関で学んだメンバーが集められ、中世後期と初期ルネサンスのレパートリーを中心に活動し、2015年には、ヨーク古楽国際ヤング・アーティスト賞やケンブリッジ古楽賞を受賞。
国際古楽コンクール〈山梨〉や、ポズナンの国際古楽コンクール "Canticum Gaudium"で第1位を受賞した日本人ソプラノ、佐藤裕希恵もメンバーに名を連ねています。
デビュー・アルバムとなる「Parle que veut」では、ニコロ・ダ・ペルージャ、ジョヴァンニ・ダ・フィレンツェ、フランチェスコ・ランディーニ、アンドレア・ダ・フィレンツェ、パオロ・ダ・フィレンツェ、ヨハンネス・チコーニア、アントニオ・ザッカーラ・ダ・テーラモや作者不詳の作品を含む、14世紀イタリア北部で流行した華やかな旋律を、古楽界の若き精鋭アーティストたちが奏でます。

SOLFA
SR-1208070(1CD)
ア・ラ・ダンサ!〜カダケスの歴史的オルガン(1738)
アントニオ・マルティン・イ・コル(?-1733/1735頃):前奏曲(即興)とガイタによる変奏曲
 [Preludio (improvisado) y Diferencias sobre la Gaita] (1706)*
ディエゴ・フェルナデス・デ・ウエテ(1633/1643-1713):タランテラ [Tarantela] (1702)(*/+/#)
アントニオ・マルティン・イ・コル:タンボリレロ(トノ・デ・パラシオ) [Tamborilero (Tono de Palacio)]
 (1707)(*/+)
 マリサパロス(俗歌) [Marizapalos (Cancion Comun)] (1708)*
不詳:スペインのフォリア、アプ・ムダンサス [Folias de Espanya ab mudansas]
 (1730頃、カタルーニャ)+
 フォリア [Folias] (1660頃-1668頃、エル・エスコリアル)(*/+/#)
アントニオ・マルティン・イ・コル:ハカラ [Jacara] (1706)(*/+/#)/カナリオ [Canarios] (1709)(*/+/#)
不詳:ファンダンゴ [Fandango] (1730頃、カタルーニャ)*
 パバニリャによるビウエラ変奏曲 [Diferencias en la vihuela sobre la pavanilla](1593)+
アントニオ・デ・サンタ・クルス(確認できる活躍期:1700頃):「C qur es cruzado」によるガイヤルド [Gallarda sobre la C que es cruzado]
 (1700頃)+
不詳:ホタ [Jota] (1710頃、アビラ)(*/+/#)
アントニオ・マルティン・イ・コル:マリサパロス(トノ・デ・パラシオ) [Marizapalos (tono de palacio)]
 (1707)(+/#)
ルイス・ブリセニョ(確認できる活躍期:1610頃-1630頃):舞曲、または夜会への登場 [Danza o entrada de sarao espanol] (1626)#
不詳:失神のトナーダによる作品(愛のトナーダ) [Obra sobre la tonada del Desmayo]
 (1660頃-1668頃、エル・エスコリアル)*
アンナ・ボンフィイ・レビ(1944-):天国へ歩み行く(オルガンの為の息抜き)
 [Ambulare in Caelum (escapades per a orgue)] (2012)*
クリスティナ・ガルシア・バネガス(1954-):ソフィマル(カンドンベ、即興)
  [SofiMar, candombe (improvisacion)] (2012)*
Cristina Garcia Banegas
クリスティナ・ガルシア・バネガス(オルガン*)
マヌエル・ミンギリョン・ニエト(バロックギター、ビウエラ+)
マヌエル・ビラス(ダブルハープ)

録音:2012年8月8-9日、サンタ・マリア教区教会、カダケス、カタルーニャ、スペイン
発売:2014年

MUSICA VIVA
MV-118(2CD)
ロンドンのイタリア人、フェリーチェ・ジャルディーニ生誕300年記念
フェリーチェ・ジャルディーニ(1716-1796):6つのヴァイオリン協奏曲 Op.15(1771-1772)から 第1番変ロ長調*
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):シンフォニア Op.6-6
フェリーチェ・ジャルディーニ:6つのヴァイオリン協奏曲 Op.15 から 第2番ニ長調*/第3番ハ長調*
フェリーチェ・ジャルディーニ:6つのヴァイオリン協奏曲 Op.15 から 第4番ト長調*
カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):序曲第4番ハ長調 Op.17
フェリーチェ・ジャルディーニ:6つのヴァイオリン協奏曲 Op.15 から 第5番変ロ長調*/第6番変ホ長調*
ジュリアーノ・カルミニョーラ(Vn)*
アッカデーミア・ムジカーレ・デラヌンチアータ
リッカルド・ドーニ(指)

録音:2016年6月19-26日、サンタントニオ・アバーテ教会、ミラノ、イタリア
フェリーチェ・ジャルディーニはイタリアのトリノに生まれた作曲家・ヴァイオリニスト。ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス(1686-1763;コレッリの弟子でルクレール、プニャーニの師)に師事した後、ローマ、ナポリの歌劇楽団で活躍。その頃、ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774)の作品を彼の目の前で弾いた際、自分のヴァイオリン演奏の技量をひけらかす目的で即興的に装飾を付けまくり、聴衆から大喝采を受けたものの怒ったヨンメッリ本人から平手打ちを食らったというエピソードが残っています。1750年にロンドン・デビューしたジャルディーニはやがてロンドンに定住し、オーケストラ団員およびソリストとして活躍して名声を得、ヨハン・クリスティアン・バッハ、カール・フリードリヒ・アーベルらと親交を深めました。しかし晩年には名声を失い、1784年ナポリに帰国した後再びロンドンに戻り、さらにモスクワに移りそこで亡くなりました。
「6つのヴァイオリン協奏曲」(「ヴァイオリン独奏の為の7声部の6つの協奏曲」)はロンドンで出版された作品。長年6曲が完全に揃った楽譜が入手できませんでしたが、マドリード国立図書館で1772年にロンドンで出版され1780年に再版された完全な楽譜が発見されました。それがジュリアーノ・カルミニョーラのソロで演奏・録音されたことは古楽ファン、ヴァイオリン・ファンにとってたいへん喜ばしいことです。とはいえ超マイナー・レーベルからの発売ですので追加生産は期待できません。お早目のオーダーをお勧めいたします。
アッカデーミア・ムジカーレ・デラヌンチアータは2009年イタリアのアッビアーテグラッソ(ミラノ県)に創設されたピリオド楽器アンサンブル。古楽ファンにはおなじみのリッカルド・ドーニ(1965年ミラノ生まれ)が指揮。

VIXEN
V2-0001(1CD)
ヨゼフ・フェルディナント・ノルベルト・ゼーガー(1716-1782):オルガン作品全集 Vol.2
8つのトッカータとフーガ
 ニ短調 T 1/ト短調 T 2/イ短調 T 3/ホ短調 T 4/ハ長調 T 5
 ヘ長調 T 6/ニ長調 T 7/ニ長調・ト長調 T 8
幻想曲ニ短調 L 8
フーガ・コン・ソッジェット・ドッピオ ニ短調 L 2
 前奏曲ハ長調 L 20/フーガ ハ長調 L 7/プレアンブル イ短調 L 35
 フーガ イ短調 L 25/前奏曲変ホ長調 L 17/プレアンブル ニ短調 L 132
 フーガ ニ短調 L 146/フーガ ヘ短調 L 121/プレアンブル ハ長調 L 65
 フーガ ハ長調 L 40/前奏曲イ短調 L 24
 イントナーツィオ・スープラ・イントナツィオ(ーネム)
 [Imitatio supra intonatio(nem)] から: イテ・ミサ・エスト イ短調 L 147
パヴェル・コホウト(Org)

録音:2015年9月7-11日、ティーン聖母教会、プラハ、チェコ
ヨゼフ・フェルディナント・ノルベルト・ゼーガーは18世紀のチェコにおける傑出したオルガン奏者。25歳でプラハ旧市街のティーン聖母教会の首席オルガニストに就任し亡くなるまでその地位に在りました。ヴァイオリン奏者・作曲家・音楽教育家としても活躍し、門下からヤン・アントニーン・コジェルフ(1738-1814)、ヨセフ・ミスリヴェチェク(1737-1781)他を輩出しました。パヴェル・コホウト(1976年生まれ)はプラハ音楽院で学んだ後、プラハ音楽アカデミーでヤロスラフ・トゥーマに師事したオルガン奏者。

CPO
CPO-555135(1CD)
NX-B02
アゴスティーノ・ステッファーニ(1653-1728):愛と情熱の二重唱集
1.Su, ferisci, alato arciero
2.Tengo per infallibile
3.E perche non m‘uccidete; Lilla mia
4.Occhi belli, non piu
5. Fulminate, saettate
6.Quanto care al cor
7.Gelosia
ポール・オデット&スティーブン・スタッブズ(指)
ボストン・アーリーミュージック・フェスティヴァル・ヴォーカル・アンサンブル
【メンバー】
アマンダ・フォーサイス(S)
エメーケ・バラート(S)
コリン・バルツァー(T)
クリスティアン・イムラー(Bs-Br)
ボストン・アーリーミュージック・フェスティヴァル・チェンバー・アンサンブル
【メンバー】
ポール・オデット
スティーブン・スタッブズ
マクシン・エイランダー
ルカ・グリエルミ
フィービー・キャライ
エリン・ヘッドリー
2015年グラミー賞を受賞したボストン・アーリーミュージック・フェスティヴァルの奏者たちによる最新録音はイタリア・バロック期の作 曲家ステッファーニの声楽曲集。聖職者でもあったステッファーニですが、その作品は宗教曲だけに留まることなく、オペラ、劇音楽 から室内カンタータまで多岐にわたるものでした。しかし歌劇については自筆譜が残されているものの、現在演奏されることはほとん どなく、このアルバムに収録されているような、いくつかのカンタータや二重唱が知られるのみです。どれもイタリア風の甘美な旋律 と、フランス風の趣味の良さを併せ持ち、心浮き立つような楽しさに満ちています。若手歌手たちの溌剌とした歌唱が魅力的。
CPO
CPO-555155(1CD)
NX-B10
シェッレ(1648-1701):クリスマス・カンタータ集
Uns ist ein Kind geboren-幼子が生まれた(合唱楽章)
Vom Himmel kam der Schar-高き空より
Da die Zeit erfullet ward-時が尽きるまで
Uns ist ein Kind geboren-幼子が生まれた
Machet die Tore weit-門を広く開けよ
Ehre sei Gott in der Hohe-いと高きところに栄光あれ
Actus Musicus auf Weyh-Nachten
モニカ・マウフ(S)
ミリアム・アルボウツ(A)
マリアン・ディキズン(Ms)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
ヤコブ・ピルグラム(T)
ライモンド・シュポーギス(Bs-Br)
ミヒャエル・アレクサンダー・ウィレンズ(指)
コンチェルト・パラティーノ
ケルン・アカデミー
ドイツ・バロック期の作曲家ヨハン・シェッレ。ドレスデン少年合唱団でシュッツに学び、その推薦を受けヴォルフェンビュッテルの教会 でも歌い、1677年から1701年までライプツィヒ聖トーマス教会のカントルを務めました。多くの音楽家たちを指導し、200曲近く の作品を残しましたが、現在確認できるのはその中の48曲のみであり、また存命中に出版されたのは「Christus ist des Gesetzes Ende」のただ1曲。重要な活躍をしたにもかかわらず、作品に関してはほとんど知られていない作曲家です。初期の 教会カンタータ、およびコラールカンタータの原型を作った人でもあり、このアルバムではよく知られた聖書のテキストが用いられた、ク リスマスのための喜ばしいカンタータを聴くことができます。この時代の作品を得意とするウィレンズと、ドイツを代表する歌手たちの 演奏。
CPO
CPO-555146(2CD)
NX-D01
クリストフ・グラウプナー(1683-1760):エピファニーのカンタータ集
Was Gott thut, das ist wohl gethan,er ist mein Licht(GWV
1114/43)
Erwacht ihr Heyden(GWV 1111/34)
Die Waser Wogen im Meer sind gros(GWV 1115/35)
Was Gott thut, das ist wohl gethan, es bleibt gerecht sein
Wille(GWV 1114/30)
Gott, der Herr, ist Sonne und Schild(GWV 1113/54)
アンドレア・ローレン・ブラウン(S)
カイ・ヴェッセル(C.T)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
ドミニク・ヴェルナー(Bs-Br)
シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク(第1ヴァイオリン、ヴィオラ・ダモーレ&指)
キルヒハイム・バッハコンソート
エピファニーとは、日本の教会では「公現祭」や「顕現日」と呼ばれるキリスト教の祝日。本来はキリストが生まれ、東方の三博士 の来訪から洗礼者ヨハネに洗礼を受けるまでの全てを含む言葉ですが、現代では1月2日から1月8日までの主日をこの日に定 めています。グラウプナーは1730年から1753年の12月に5曲のエピファニーのためのカンタータを作曲し、ダルムシュタットで演奏 しました。新しい楽器を積極的に用い、様々な音色と響きを追求したこれらの作品は、勤勉実直なグラウプナーの向学心を示す ものです。
CPO
CPO-555021(1CD)
NX-B10
ヨハン・クーナウ(1660-1722):宗教的作品全集 第3集
マニフィカト
おお、聖なる時(ソプラノとバス版)
おお、聖なる時(ソプラノ、アルト、テノールとバス版)
歓喜せよ、汝ら地の民よ、喜べ、異教徒たちよ
グレゴール・マイヤー(指)
オペラ・ムジカ
カメラータ・リプシエンシス
貧しい大工の息子として生まれ、奨学金を得て学校に通い、法学と音楽を学んだというクーナウ。24歳の時に、聖トーマス教会 のオルガニストに就任、41歳の時にはヨハン・シェッレの後任としてトーマスカントルの職に就き、亡くなるまで演奏家、作曲家、そ して指導者として活躍しました。cpoからはこれまでにクーナウの2枚の宗教的作品集が発売されていますが、第3集はクリスマス のためのマニフィカトとカンタータ集であり、トーマスカントルとしての能力の提示と、次のカントルになったJ.S.バッハとの作風の違いを 楽しめるアルバムとなっています。楽器と声が融合し壮大な響きを生み出すマニフィカト、歓喜に溢れたカンタータ。そのどれもが クーナウの音楽の持つ壮麗さを的確に伝えています。
CPO
CPO-555183(6CD)
NX-G11
バロック時代のリコーダー協奏曲集

【CD1】ヴィルトゥオーゾ・リコーダー…777534
1-3.ファッシュ(1688-1758):リコーダー協奏曲 ヘ長調
4-9.シックハルト(1680-1762):リコーダー、2つのオーボエとファゴットのための協奏曲 ト短調
10-12.シャイベ(1708-1776):リコーダー協奏曲 変ロ長調
13-15.シュルツェ(1680-1740):リコーダー協奏曲 ト長調
16-18.グラウプナー(1683-1760):リコーダー協奏曲 ヘ長調
19-21.シュトゥリック(1700頃-1740):リコーダーとファゴットのための協奏曲 ハ長
調
【CD2】テレマン(1681-1767):協奏曲集…様々なアルバムからのコンピレーショ

【CD3】イタリアのバロック協奏曲集…777316
1-3.サンマルティーニ(1695-1750):リコーダー協奏曲 ヘ長調
4-7.フィオレンツァ(1700頃-1764):室内協奏曲 イ短調
8-11.マンチーニ(1672-1737):リコーダー、2つのヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲 ト短調
12-14.モンタナーリ(不明)/リコーダーと2つのヴァイオリンのための協奏曲 変ロ長
調(G.F.ヘンデルによる)
15-17.ハッセ(1699-1783):リコーダー・ソナタ 変ロ長調「カンタータ」
18-20.タルティーニ(1692-1770):フルート・コンチェルティーノ ヘ長調
21-23.ヴィンチ(1690-1730):リコーダーとヴァイオリンのための協奏曲 イ短調
24-27.ピアーニ(1678-1759):リコーダー・ソナタ ホ短調 Op.1-7
【CD4】アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):7つのリコーダー協奏曲集…999619
1.フルート、2つのヴァイオリン、チェロと通奏低音のためのソナタ 第4番 イ短調
2.フルート、2つのヴァイオリン、チェロと通奏低音のためのソナタ 第1番 ニ長調
3.協奏交響曲 第12番 ハ短調
4.フルート、2つのヴァイオリン、チェロと通奏低音のためのソナタ 第6番 ハ長調
5.ソナタ イ短調
【CD5】ヴィヴァルディ(1678-1741):リコーダー協奏曲全集…777304
1-3.フラウティノ協奏曲 ハ長調 RV443
4-3.リコーダー協奏曲 ハ短調 RV441
7-9.フラウティノ協奏曲 イ短調 RV445
10-12.リコーダー協奏曲 ヘ長調 RV442
13-15.フルート協奏曲 ハ長調 RV444
16-18.室内協奏曲 イ短調 RV108
19-22.トリオ・ソナタ イ短調 RV86
【CD6】イギリスのバロック協奏曲集…777885
1-3.ウッドコック(1690-1728):2つのフルートのための協奏曲 第5番 ニ長調
4-6.バストン(1708-1739):アルト・リコーダーのための協奏曲 第3番 ト長調
7-10.バベル(1690-1723):フルートのための協奏曲 ホ短調 Op.3-3
11-13.ウッドコック:フルートのための協奏曲 第8番 ニ長調
14-16.2つのフルートのための協奏曲 第4番 ホ短調
17-19.デュパール(1667-1740):フルートのための協奏曲 イ短調
21-23.バベル:2つのアルトリコーダーのための協奏曲 ヘ長調 Op.3-6
24-26.デュパール:ヴァイオリン協奏曲 イ長調
27-30.バベル:リコーダー協奏曲 第2番 ニ長調
31-33.ウッドコック:フルートのための協奏曲 第9番 ホ短調
34.ウッドコック:2つのフルートのための協奏曲 第6番 ニ長調-第3楽章 ガヴォッタ
ミヒャエル・シュナイダー(リコーダー&指) 他
ラ・スタジオーネ・フランクフルト
カペラ・アカデミカ
カメラータ・ケルン
バロック時代のリコーダー協奏曲のユニークなアンソロジーBOX。演奏しているミヒャエル・シュナイダーはドイツ生まれのリコーダー、 フラウトトラヴェルソ奏者、指揮者として活躍しているこの分野のオーソリティです。この6枚組BOXにはテレマン、A.スカルラッティ、 ヴィヴァルディの協奏曲と、ドイツ、イタリア、イギリスの様々な作曲家の作品が収録されており、国別、作曲家別の作風の違いも 味わっていただけます。もちろん、どれも目もくらむような技巧が用いられた演奏至難な作品ばかりであり、当時のリコーダー奏者の パフォーマンス能力の高さを知ることができます。

APARTE
AP-155(1CD)
ラモー:ピグマリオン〔1幕のバレエつきオペラ(アクト・ド・バレ)/1748年〕
ポリムニーの祭典〔オーケストラ組曲/1745年〕
クリストフ・ルセ(指)
レ・タラン・リリク
シリル・デュボワ(ピグマリオン/テノール)
マリ=クロード・シャピュイ(セフィーズ/メゾ・ソプラノ)
セリーヌ・シーン(彫像/ソプラノ)
ウジェニー・ワルニエ(愛/ソプラノ)
アルノルト・シェーンベルク合唱団〔ジョルディ・カザルス(合唱指揮)、エルヴィン・オルトナー(芸術監督)〕

録音:2017年1月20,27日/アン・デア・ウィーン劇場
クリストフ・ルセとレ・タラン・リリクによる、ラモーの代表作「ピグマリオン」。芸術家ピグマリオンが、自らが彫った彫像に恋をし、恋人セフィーズは これに激怒し、ピグマリオンのもとを去るが、「愛」が現れ、彫像に命をあたえ、彫像は様々な舞曲を踊り、最後は大団円で幕となる、というバレエつき オペラです。ピグマリオンの描写や、色とりどりの舞曲など、ラモーの魅力満載の代表作です。ピグマリオン役、モーツァルトの舞台を中心にヨーロッパで 活躍のシリル・デュボワ(テノール)の芝居っけたっぷりの巧みな歌唱が光ります。カップリングはオーケストラ組曲「ポリムニーの祭典」。夢幻的ともい える美しい和声に彩られた序曲の冒頭は今なお斬新に響きます。レ・タラン・リリクの面々の器楽の巧さ、そしてそれを引き締めるルセの通奏低音(チェ ンバロ)の音色もなんとも鮮烈で、手に汗にぎるようなオーケストラ組曲となっています。 (Ki)

ATMA
ACD2-2764(1CD)
「ヌーベルフランス」教会音楽集
ジーン・バプティスト・ジョフロア(1601-1675)&アンドレ・カンプラ(1660-1744) &作者不詳:聖フランシスコ・サレジオ教会のアベナキ族への布教の聖歌(写本)
ヘンリー・デュ・モント(1610-1684)&作者不詳:モントリオール・オルガン曲集4声のミサより「キリエ」(17世紀末の写本) と、ヘンリー・デュ・モントのプランシャンミュジカル「ミサ・ロワイヤル」より「キリエ」(1660年の写本)
アルテュス・オー=クストー(v.1590-1656):5声のミサ「グラータ・スム・ハルモニア」
チャールズ・アマドラ・マーティン(1648-1711):プランシャンミュジカル「聖家族のプロザ(写本)」
ギョーム・ガブリエル・ニヴェール(1632-1714):プランシャンミュジカル「聖ヨセフの入祭唱(写本)」
ニコラ・ルベーグ(1631-1702):ソプラノとオルガンのための2つのプティ・モテット
アンリ・フレマール(v.1585-1651):4声のミサ「アド・プラチトゥム(抜粋)」
ニコラ・ルベーグ&作者不詳:モントリオール・オルガン曲集より小品(17世紀末の写本)
クリストファー・ジャクソン(指)
モントリオール古楽スタジオ
マリー=クロード・アルパン(S)
ワンダ・プロキシェン(S)
ミシェル・レオナール(T)
ノーマンド・リチャード(Bs)
レジャン・ポワリエ(Org)

録音:1995年11月、フランス
17世紀フランス植民時代のカナダ「ヌーベルフランス(ニューフランス)」の教会音楽集。 フランス本国と変わらぬ習慣が新大陸カナダに持ち込まれた当時、宗教儀式とそれに伴う音楽も社会の中心を担うものとして持ち込まれました。このCDは、 カナダで発見された当時の資料に基づいた教会音楽が収められています。 中でも注目の収録作品は、ジョフロワ、カンプラ、そして作者不詳の聖歌。一見普通の聖歌に聴こえますが、歌われている言語はなんとネイティブアメリカンの 「アベナキ族」の言葉。布教のために現地の言葉に訳されたというこれらの聖歌は、航海技術発達に伴いキリスト教が広まった一つの時代を象徴するかのよ うです。 演奏を手がけるのは、北アメリカでの古楽演奏のパイオニアとして名高いモントリオール古楽スタジオ。輝かしさに満ちた歌声が聴くものを至高の時間に誘 います。演奏、収録内容共に一聴の価値のある、古楽ファンにはたまらない一枚です。 (Ki)

Delphian
DCD-34086(1CD)
スペイン黄金世紀〜聖母マリアへの帰依の音楽
フアン・ナバーロ(c.1530−1580):レジナ・チェリ(天の女王)
フランシスコ・ゲレーロ(1528−1599):マグダラのマリアと別のマリアは
アロンソ・ロボ(1555−1617):キリエ〜「ミサ・マリア・マグダレーネ」より
フランシスコ・ゲレーロ:めでたし、聖なる処女
フアン・エスキベル(c.1561−1615?):グローリア〜ミサ曲「めでたし、聖なる処女」より
ロドリゴ・セバリョス(1530?−1581):おお、祝福されし処女
フアン・エスキベル:クレド〜ミサ曲「めでたし、聖なる処女」より
アロンソ・ロボ:めでたし天の女王
 サンクトゥス〜「ミサ・マリア・マグダレーネ」より
セバスティアン・デ・ビバンコ(c.1551−1622):おお、聖なる宴
アロンソ・ロボ:ベネディクトゥス〜「ミサ・マリア・マグダレーネ」より
セバスティアン・デ・ビバンコ:第1旋法によるマニフィカト
フランシスコ・ゲレーロ:羊飼いたち
 アニュス・デイ〜ミサ曲「聖にして汚れなき処女」より
マリアン・コンソート〔グウェンドリン・マーティン(S)、エマ・ウォルシュ(S)、ロリー・マクリーリー(カウンターテナー&ディレクター)、ニコラス・スコット(T)、ステファン・ジョーンズ(Br)、クリストファー・ボレット(Bs)〕

録音:2010年1月10日−12日、オックスフォード・ウェイダム・カレッジ・チャペル(イギリス)
※「グラモフォン賞2014レーベル・オブ・ジ・イヤー受賞記念特別編集CD付き限定仕様(DCD-GAW01)」は廃盤、こちらの通常盤(DCD-34086)へ移行となります。
マリアン・コンソートのデビュー・レコーディング、「スペイン黄金世紀」は、16世紀後期〜17世紀初期、黄金時代を迎えていたスペインで誕生した教会音楽、聖母マリアのための祈りの音楽の数々。マリアン・コンソートの斬新、新鮮なアプローチが、スペイン・ルネサンスの大家フランシスコ・ゲレーロ、アロンソ・ロボの音楽を中心とするスペインのポリフォニーに、新たな息吹をもたらします。

Glossa
GCD-P32114(1CD)
チプリアーノ・デ・ローレ:マドリガーレ集〜飢えた犬のような芸術家の肖像 グランドラヴォア、
ビョルン・シュメルツァー(指)

録音:2016年6月22日−25日、ベルギー
音楽学者としても高名なビョルン・シュメルツァー率いる古楽アンサンブル!☆16世紀マドリガーレの発展に大きな影響を与えたチプリアーノ・デ・ローレのマドリガーレ集!古楽大国ベルギーの音楽学者であり、民族音楽の権威としても高名なビョルン・シュメルツァーと、シュメルツァーが率いるアントワープの多国籍古楽精鋭集団グランドラヴォア。
ギョーム・ド・マショーの傑作「ノートルダム・ミサ(GCDP 32110)」の録音で大きな話題を呼んだシュメルツァー&グランドラヴォアの新録音は、16世紀の優れたマドリガリストであったフランドル楽派の作曲家、チプリアーノ・デ・ローレのマドリガーレ集。
ネーデルラントのロンセ(現ベルギー)で生まれたチプリアーノ・デ・ローレ(c.1515−1565)は、主にイタリアで活躍し、進歩的で傑出したイタリア語のマドリガーレの数々で名を残しています。シュメルツァーは、まだ多くの謎を残すデ・ローレの生涯を「飢えた犬(starved dog)」に例え、キャリアの中で大きく発展していったデ・ローレのマドリガーレに新たな光をあててゆきます。

Chandos
"CHACONNE"

CHAN-0817(1CD)
テレマン:リコーダーとヴィオールのトリオ・ソナタ全集
トリオ・ソナタ ハ長調 TWV.42:C2/トリオ・ソナタ第5番イ短調 TWV.42:a4/ファンタジア第2番ニ短調 TWV.33:2/トリオ・ソナタ ヘ長調 TWV.42:F6/トリオ・ソナタ第8番変ロ長調 TWV.42:B4/トリオ・ソナタ第7番ヘ長調 TWV.42:F3/トリオ・ソナタ ニ短調 TWV.42:d7/ファンタジア第8番ト短調 TWV.33:8/トリオ・ソナタ第10番ニ長調 TWV.42:D9/トリオ・ソナタ ト短調 TWV.42:g9
ダ・カメラ〔エマ・マーフィ(アルト・リコーダー、ヴォイス・フルート)、スザンナ・ペル(トレブル・ヴィオール、バス・ヴィオール)、スティーヴン・ディヴァイン(Cemb)〕

録音:2016年2月1日ー4日、セント・ピーター教会(ボートン・モンチェルシー、ケント、イギリス)
Chandosの古楽シリーズ「シャコンヌ(Chaconne)」が贈るテレマンの没後250周年記念リリースは、リコーダーとヴィオールのトリオ・ソナタ全集!リコーダー、ヴィオール、チェンバロの編成による"ダ・カメラ"は、エイジ・オヴ・インライトゥメントOの副首席チェンバロ奏者を務め、ボヤン・チチッチの主宰するイリュリア・コンソートなどピリオド奏法の最前線で活躍するスティーヴン・ディヴァインが参加するバロック・トリオ。ピリオド楽器の実力派奏者たちが、テレマンのアニヴァーサリー・イヤーを華麗に彩ります。

Glossa
GCD-924002(2CD)
三人の王のためのオペラ〜ルイ14世、15世、16世のためのヴェルサイユのエンターテイメント
第1部:リュリ、ラモー、デトゥーシュ、モンドンヴィル、ラランデ、コラン・ド・ブラモン、ドーヴェルユニュ、ルクレール、ロワイエの作品/第2部:ドーヴェルユニュ、モンドンヴィル、フィリドール、ビュリ、ラモー、ピッチンニ、グルック、ルベル、フランクール、デトゥーシュの作品
オルフェオO、パーセルcho
ジェルジュ・ヴァシェジ(指)
シャンタル・サントン=ジェフリー(S)、
エメケ・バラート(S)、トマ・ドリエ(Br)

録音:2016年11月21日−23日、ベーラ・バルトーク国立コンサート・ホール "Mupa(芸術宮殿)"(ブダペスト、ハンガリー)
ヴェルサイユ・バロック音楽センターとオルフェオ音楽財団の共同プロダクションによる「三人の王のためのオペラ(Un Opera pour trois rois)」は、ルイ14世からルイ16世まで、1世紀半にわたりヴェルサイユ宮殿の内外でドラマティックな音楽が演奏されてきた時代の様々な作曲家のオペラから作られた作品。リュリやラモー、グルックらの名作から、デトゥーシュ、モンドンヴィル、ロワイエ、ドーヴェルニュらの知られざる作品(未発表の断片等含む)まで、ヴェルサイユ宮殿を彩った魅惑のオペラを、古楽界の世界的名手たちの歌と演奏でお贈りします。
Glossa
GCD-920942(1CD)
ア・ドゥエ・アルティ〜室内二重小曲集(デュエット・ダ・カメラ)
B.マルチェッロ:あなたを幸せに
ヘンデル:私の悩みのいとしいお方
カレザーナ:目の嘆き
B.マルチェッロ:憧れのひとが遠くに
ステッファーニ: 私は去ります
ボノンチーニ:ニンファの死のために(ソロ)
 少しの猶予を(ソロ)
 いつも泣く
フィリッポ・ミネッチャ(C.T)、
ラッファエーレ・ペ(C.T)、
ラ・ヴェネクシアーナ、
クラウディオ・カヴィーナ(指)

録音:2015年10月、ヴェスコヴィレ宮殿礼拝堂(ローディ、イタリア)
クラウディオ・カヴィーナが率いるラ・ヴェネクシアーナの新録音は、フィリッポ・ミネッチャ、ラッファエーレ・ペといったイタリアの新世代カウンターテナー二人による二重唱曲集が登場!ともに、ラ・ヴェネクシアーナの他、アントニオ・フローリオ&カペラ・ナポリターナ(旧イ・トゥルキーニ)やカルロ・イパタ&アウセル・ムジチなど多くの録音・公演に参加し、現在のもっとも注目を浴びるカウンターテナーの一人であるフィリッポ・ミネッチャとラッファエーレ・ペ。音楽に合わせた様々な表情、魅力的な声の融合を活かして、1680年代以降に貴族の間で流行し、多くのオペラ作家も魅了してきた二重唱曲(デュエット・ダ・カメラ)を歌います。

Avie
AV-2364(1CD)
ザ・トッピング・トゥーターズ・オヴ・ザ・タン〜1580年−1650年頃のロンドンのウェイツの音楽 ザ・シティ・ミュージック、
ウィリアム・ライオンズ(ディレクター)

録音:2015年9月2日−5日、セント・ジョージ教会(チェスタートン、ケンブリッジ、イギリス)
ザ・シティ・ミュージックは、デュファイ・コレクティヴのディレクターを務めるなど中世とルネサンス音楽のスペシャリストとして活動するウィリアム・ライオンズが設立したイギリスのルネサンス・ウィンド・バンド。16世紀〜17世紀頃のヨーロッパで、都市に雇用されていたプロのミュージシャン(都市楽師職)である「ウェイツ(Waits)」のレパートリーを探求するために作られた管楽器アンサンブルで、ファースト・アルバムとなる「The Topping Tooters of the Town(Tooterとは、ホーンやパイプの奏者のこと)」では、ドゥルシアン、コルネット、サックバット、ショーム、バグパイプなどの楽器を用い、活気あふれる17世紀ロンドンの町並みを再現しています。

fra bernardo
FB-1703213(1CD)
フローベルガーの足跡
トッカータ第2番/カプリッチョ第3番/パルティータ 「Auff die Mayerin」/トッカータ第6番/ブランシュローシュ氏の死に寄せるパリで作られたトンボー/リチェルカール第1番/トッカータ第1番/カンツォーナ第6番/組曲第30番/ソ・ラ・レによるファンタジア
ヨハネス・マリア・ボグナー(クラヴィコード)
※使用楽器:トーマス・ヴィンセント・グリュック製作のクラヴィコード(バルトロメオ・クリストフォリによるレプリカ)

録音:2016年2月、Kartause Mauerbach(オーストリア)
ウィーン国立音楽大学で講師を務め、これまでもクラヴィコードによる作品集を多数録音してきた鍵盤楽器奏者、ヨハネス・マリア・ボグナー。2016年には生誕400周年を迎え再評価の進むヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616−1667)は、バッハが登場する前の17世紀ドイツで活躍し、イタリア、フランス、ドイツの様式を採り入れるなど鍵盤音楽の発展に大きな足跡を残した作曲家。18歳のときにフローベルガーの作品と出会いそれらに魅了されたボグナーが、クラヴィコードの素朴な音色でフローベルガーの鍵盤作品をお贈りします。

Nimbus Alliance
NI-6347(1CDR)
フィリドール:6つのパリ四重奏曲集 「転調の技法」
シンフォニア第1番ト短調/シンフォニア第2番ヘ長調/シンフォニア第3番ト長調/シンフォニア第4番変ロ長調/シンフォニア第5番ハ長調/シンフォニア第6番ニ長調
アルス・アンティクア〔エリザベス・ウォルフィッシュ(バロック・ヴァイオリン)、レイチェル・エヴァンス(バロック・ヴァイオリン)、アン・ブリッグス(バロック・フルート)、ジェフリー・バージェス(バロック・オーボエ)、マーク・クレイマー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、シェリル・アン・フルトン(バロック・ハープ)、レオン・シェルヘイス(Cemb)〕

録音:2016年3月1日−3日、ニューヨーク
18世紀フランスで活躍し、チェス・プレイヤーとしても名を残した音楽家、フランソワ=アンドレ・ダニカン・フィリドール(1726−1795)。『転調の技法(L’art de La modulation)』とのタイトルが付けられたフィリドールの「パリ四重奏曲集」を、エリザベス・ウォルフィッシュを始めとしたピリオド楽器のスペシャリストたちによるアメリカのアンサンブル "アルス・アンティクア"が色彩豊かに描きます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


H.M.F
HMM-902286(2CD)
+ 豪華フルカラーブッ
レット159 ページ

恋のストラヴァガンツァ(蕩尽)!〜メディチ家の宮廷でのオペラの誕生1589-1608
幕間劇第1番「愛の帝国」、第2番「アポロの物語」、第3番「オルフェウスの涙」、第4番「高貴な恋人たちのバレエ」
音楽:ロレンツォ・アッレーグリ(1567-1648)、アントニオ・ブルネッリ(1577-1630)、ジョヴァンニ・バッティスタ・ブオナメンテ(C.1595-1642)、ジュリオ・カッチーニ(1551-1618)、エミリオ・デ・カヴァリエーリ(1550前-1602)、ジローラモ・ファンティーニ(1600-1675)、マルコ・ダ・ガリアーノ(1582-1643)、クリストファーノ・マルヴェッツィ(1547-1599)、ルカ・マレンツィオ(1533-1599)、アレッサンドロ・オローリョ(C.1550-1633)、ヤーコポ・ペーリ(1561-1633)、アレッサンドロ・ストリッジョ(c.1536-1592)
ラファエル・ピション(指) 
アンサンブル・ピグマリオン(管弦楽・声楽)
レナート・ドルチーニ(Br)
ルチアーナ・マンチーニ(Ms)
ソフィー・ユンカー(S)
ザハリ・ワイルダー(T)ほか

録音:2016年10-11月、ヴェルサイユ、王立礼拝堂
若手気鋭古楽指揮者、ラファエル・ピションと彼が率いるアンサンブル「ピグマリオン」が送る、壮麗なプロジェクトの登場。16世紀、さかんに作られた、 オペラ誕生の素地ともなった壮麗な幕間劇を、現代によみがえらせます!
幕間劇は、芝居(喜劇)の幕間に挿入される、古代の演劇を模倣した、壮麗な視覚効果を生む娯楽。15世紀後半からさかんにつくられるようになっ たといいます。君主を讃える寓意的な説話が、音楽を伴って演じられました。大きなスケールの複合唱や、器楽伴奏を伴う独唱(器楽伴奏とメロディ)と いうスタイルがとりわけ多くとられています。豪華な舞台装置を伴うこの幕間劇は、政治的・芸術的可能性に着目した君主によって大いに奨励され、発展 をとげます。そしてこの幕間劇をとりわけ重視したのが、フィレンツェのメディチ家でした。一族の華やかな婚礼で上演される様々な喜劇の幕間劇のために、 当時の最高の作曲家をそろえ、作曲させました。機会によっては3000人の貴族と800人の貴婦人の前で上演されるという、想像を絶する豪華さだった ことが伝わっています。これは、一族の力を見せつけるだけでなく、16世紀のフィレンツェという場所事態が、列強の国々からの注目を集めていた都市だっ たので、力量を他の国々に示さなければならなかった、という事情もあります。音楽のスタイルそのものだけでなく、劇場での音響効果についても考え抜 かれた作品が多数生まれました。
ピションは、本企画で、「ラ・ペレグリーナ」のための幕間劇が初演された1589年から、ガリアーノの「ダフネ」がフィレンツェで上演された1611 年までの期間(幕間劇はこの時期にとりわけ人気を博していました)に焦点を絞り、あらたな4つの幕間劇を構成しました。7つもの合唱グループを要す る編成の楽曲など、豪華の極みの充実作品に、オペラ誕生期の音楽家たちの気概や聴衆の熱狂までもが伝わってくるようです。また、レコーディングが行 われたヴェルサイユ宮殿の王立礼拝堂の豊かな残響を伴う美しい音にも注目です。 (Ki)

BIS
BISSA-2279(1SACD)
私の安らぎは消え失せた〜デュエットと独唱曲集
パーセル:「ラッパを吹き鳴らせ」、「私の安らぎは消え失せた」、「音楽が恋の糧なら」*、「しばしの間の音楽」**、「だめよ抵抗してもだめ」、「セリメーヌ」
メンデルスゾーン:「我が愛を伝えたいOp.63-1」、「挨拶Op.63-3」、「民謡Op.63-5」、「すずらんと小さな花Op.63-6」、「旅立ちOp.9-6」**、「新しい恋Op.19-4」*、「3つの二重唱曲Op.77」
シューマン:「3つの二重唱曲Op.43」、「夜の歌Op.96-1」**、「ひそかな愛Op.35-8」*、「世捨て人Op.83-3」**、「ことづてOp.77-5」*、「まさに太陽が輝くように」
ロジャー・クィルター(1877-1953):「好いた同士の彼氏と彼女Op.23-3」、「もう泣かないで悲しみの泉よ」、「音楽は、優しい声が消えてもOp.25-5」**、「君が眼にて酒を汲めよ」*、「愛の哲学Op.3-1」*、「愛は夏の夜を通じて呼びかける」
無印=デュエット
*=キャロリン・サンプソン独唱 
**=イェスティン・デイヴィス独唱
キャロリン・サンプソン(S)
イェスティン・デイヴィス(C.T)
ジョゼフ・ミドルトン(P)

録音:2016年9月/ポットン・ホール、サフォーク州(イギリス)
バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとしてもおなじみのキャロリン・サンプソンとイギリス系カウンターテナーの伝統を受け継ぐイェスティン・デイヴィスが夢の共演を果たしました!収録曲はパーセル、メンデルスゾーン、シューマン、そしてクィルターで構成されました。当録音は2016年9月にポットン・ホールにてセッション録音されましたが、同時期にBBCプロムスのランチコンサートの一環でカドガン・ホールでもライヴ収録しラジオ放送され絶賛されております。イギリスが生んだ二人の名唱の歌声が見事に溶け合います。★キャロリン・サンプソンは「完璧なコロラトゥーラ技術と豊かにのびる輝かしい声」と評され、世界の聴衆を魅了し続けています。バロック・古典派の歌曲からオペラまで幅広いレパートリーを持っており、澄み切ったその歌唱は官能的で聴くものを魅了してやまないと評価されています。一方、清らかな歌声が聴き手の心に響き渡るイェスティン・デイヴィスは「グラモフォン賞(ライヴCD部門)」(2012年、2014年)を受賞するなど、現代随一のカウンターテナーです。声楽ファン必聴のアルバムがここに完成しました。驚異の2重唱をご堪能ください! (Ki)
BIS
BISSA-2265(1SACD)
フランス&ドイツ・バロック音楽
ロイスナー:パドアーナ
フランソワ・デュフォー:「前奏曲」「アルマンド」「クラント“傲慢な女”」「クラント」「サラバンド」「ジーグ」
ムートン:「前奏曲“プロムナード”」「アルマンド」「カナリー“ムートン”」「クラント」「ガリアード」「サラバンド」「メヌエット」
ケルナー:「カンパネッラ(プレスト・アッサイ)」「クラント」「サラバンド」「エア(ラルゴ)」「ジーグ」「ガヴォット」
Mr.パッヘルベル(ヨハン・パッヘルベル):「アルマンド」「クラント」「サラバンド」「ジーグ」
ヴァイス:「前奏曲」「アルマンド」「クラント」「ブーレ」「サラバンド」「メヌエット」「ジーグ」「チャコーナ」
ヤコブ・リンドベルイ(Lute)

録音:2016年5月/レンナ教会(スウェーデン)
リュートの名手、ヤコブ・リンドベルイの最新盤はフランス&ドイツ・バロック音楽を集めました。17世紀のバロック音楽に彩りを添えたこれらのリュート作品。色彩感の異なるフランス、ドイツの作品をご堪能いただけます。名手リンドベルイならではの素晴らしい演奏とBISが誇る録音により幅広い音楽愛好家に親しまれる1枚に仕上がりました! (Ki)
BIS
BISSA-2283(1SACD)
『心地よき憂鬱』
ジョン・ダウランド(1563-1626):「昔の涙」「流れよ、わが涙」「新たにした昔の涙」
ロバート・ジョーンズ(c.1577-c.1615):「横たわれ、悲しい心よ」
ダウランド:「もし涙の洪水が」「ため息の涙」「悲しみの涙」「悲しめ、昼は闇の中に去った」「ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルマンド」
トバイアス・ヒューム(c.1579-1645):「どれほどの悲しみが」
ダウランド:「パドゥアン」「ヴォルタ」
ダウランド(ウィリアム・ウィグソープ編):「悲しみよ、来れ」
ジョン・ダニエル(1564-c.1625):「うつろな瞳」
ダウランド:「強いられた涙」「愛するひとの涙」
アントニー・ホルボーン(c.1545-1602)(イブラヒム・アジズ 編):「わが重き魂は」
ジョン・ダニエル(1564-c.1625):「望まぬまま扉を閉ざすことができたなら」
ダウランド:「真実の涙」
チェリス・コンソート・オブ・ヴァイオルズ【エミリー・アシュトン、イブラヒム・アジズ、ジェニファー・ブロック、アリソン・キンダー 、サム・ストールデン】
エマ・カークビー(S)
ジェイムズ・エイカーズ(Lute)
[楽器:Treble viol: Kazuya Sato, Japan, 2006/Robert Eyland, Totnes, England, 1988
 Tenor viol: Joe Lotito, West Dean, England, 2012/Robert Foster, England, 2004
Bass viol: Renate Fink, Osterwieck, Germany, 2007/Wang Zhi MIng, Beijing, 2010
Great bass viol: Robert Eyland, Totnes, England, 2006 10-course lute: Stephen Gottlieb, London, 2002]

録音:2016年3月/ガートン・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ、イングランド)
古代ギリシャの弦楽器をグループ名とする「チェリス」は、イギリスのヴィオール・コンソート。クリストファー・シンプソンのエアと ディヴィジョンを演奏した『Ayres & Graces』(BISSA-2153)を2015年にリリース、「素晴らしくしなやか、推進力と活気のある」と「ガーディアン」紙から 評されるなど、高い評価を得ました。『心地よき憂鬱(A Pleasing Melancholy)』と題した第2作アルバムは、ジョン・ダウランドの「7つの情熱的なパヴァーヌ の姿をした」コンソート曲集《ラクリメ、または7つの涙》(涙のパヴァーヌ)の《流れよ、わが涙》の旋律による7曲とその他の器楽曲、そしてエマ・カークビーの 歌う《流れよ、わが涙》をはじめとするダウランドと彼の同時代の作曲家の歌曲によるプログラム。アルバムを覆う悲しみの気分を変えるため、《ラクリメ》から 〈ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルマンド〉とトマス・シンプソンの『ターフェル・コンソート』(ハンブルク、1621年出版)に収められた《パドゥアン》と《ヴォル タ》の「今の調性感覚では『長調』」の作品が3曲挟まれます。ケンブリッジ、ガートン・カレッジのチャペルでのセッション録音です。 (Ki)

Arte dellarco Japan
ADJ-054(1CD)
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第4巻(1603)
1.ああ、つらい別れ
2.愛しい人よ、あなたを見つめていると
3.僕の心よ、お前は死なないのか?死んでしまえ!
4.星に向かって
5.僕の愛する人は、優しく
6.愛する人よ許して下さい―(第1部)
7.あなたが私の心なら―(第2部)
8.明るく澄んだ瞳よ
9.僕の心にある傷は
10.つれない人よ、あなたは私と別れても
11.あなたが、その美しく輝く瞳で見回すと
12.ああ、もし「ああ」という声を聞くのがそれほどお好きなら
13.わたしは若い娘
14.かくも甘く歌い
15.お願いだ、もう戦争はやめてくれ
16.そうなのだ、死にたいのだ
17.痛ましき魂よ、お前は生きながら
18.わたしの心を司る魂の人よ
19.愛する人よ、君と別れてから
20.彼女が涙を流し溜息をついていると
ラ・フォンテヴェルデ【鈴木美登里・染谷熱子(S)、上杉清仁(C.T)、谷口洋介・中嶋克彦(T)、小笠原美敬(Bs)】、金子浩(リュート)、上尾直毅(Cemb)

録音:2014年9月23日、2015年3月2日、2015年8月30-9月2日/秩父ミューズパーク音楽堂(録音:櫻井卓)
鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデ。現在進行中のモンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音の「第4巻」 がリリースされます!日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みであるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦 点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っています。もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたラ イフワークが今ここに巻を追って響きとなります!
モンテヴェルディは『オルフェオ』や『ポッペアの戴冠』などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家です。しかし彼がライフワークとし ていたのは、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレでした。1587年に出版されたマドリガーレ第1巻から1638年の第 8巻に至るまで、彼は実に半世紀もの年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けました。
「『5声のマドリガーレ第4巻』が出版されたのは1603年。第4巻はどの曲を取っても驚きと感動があり、モンテヴェルディのマドリガーレ集の中で も極めて完成度の高い曲集となっている。強烈な不協和音や多彩な表現方法など『声楽アンサンブル』というジャンルの醍醐味をこれほどまでに味わわせ てくれる曲集は他に類を見ない。」(鈴木美登里〜ライナーノーツより)
現在、マドリガーレ集第3巻(ADJ 053)、マドリガーレ集第2巻(ADJ 048)、マドリガーレ集第1巻(ADJ 046)がリリースされ好評を博しております。 (Ki)

ES-DUR
ES-2071(1CD)
NX-B09
テレマン:ファンタジー集
ファンタジー 第1番 変ロ長調 TWV40:14
ファンタジー 第2番 ト長調 TWV40:15
ファンタジー 第3番 ヘ短調 TWV40:16
ファンタジー 第4番 ニ長調 TWV40:17
ファンタジー 第5番 イ長調 TWV40:18
ファンタジー 第6番 ホ短調 TWV40:19
ファンタジー 第7番 変ホ長調 TWV40:20
ファンタジー 第8番 ホ長調 TWV40:21
ファンタジー 第9番 ロ短調 TWV40:22
ファンタジー 第10番 ニ長調 TWV40:23
ファンタジー 第11番 ヘ長調 TWV40:24
ファンタジー 第12番 イ短調 TWV40:25
トーマス・ピエッチュ(バロックVn)

録音:2017年2月16-19日
2017年はテレマン没後250年の記念年。それに合わせ多くのレーベルから興味深いテレマンのアルバムがリリースされています。後 期バロック音楽の代表的な作曲家の一人であり、フランス、イタリア、ドイツ、そして一時期滞在していたポーランドの音楽様式を全 て取り込み、熟成させた彼の音楽は当時の聴衆を熱狂させました。またハンブルクの音楽監督を務め、街の行事で演奏される音 楽を一手に引き受けるほどの職人気質を持つ人でもありました。この「12のファンタジー」は1735年に彼自身が地元の新聞に広 告を入れて予約取りをしたという戦略的な作品。もちろん大人気を博し、楽譜は飛ぶように売れたとされています。テレマンのファン タジーは、他にもフルートやガンバなどいくつかの楽器のためのものがありますが、どれも華麗な技巧を駆使した想像力に富んだ作 品です。

ALIA VOX
AVSA-9922(1SACD)
ハインリヒ・イザーク(1450-1519)〜ロレンツォ・デ・メディチとマクシミリアン1世の時代
1. メディチ家のファンファーレ:Palle, palle (器楽曲)
2. モテット/歌曲:Parce, Domine
3. La morra (器楽曲)
4. モテット(4声):Sustinuimus pacem
5. 歌曲:Innsbruck, ich muss dich lassen(「インスブルックよ、さらば」)
6. 祝いの歌:Hora e di maggio
7. A la battaglia(器楽曲)
8. アンジェロ・ポリツィアーノ:ラメント「Quis dabit capiti meo aquan」
9. モテット: Sancti spiritus assit nobis gratia
10. モテット(6声):Angeli, Archangeli
11. 器楽による歌: La Mi La Sol
12. モテット(6声):Optime Divino date munere pastor ovili
13. モテット:Circumdederunt me
14. 歌曲(リート):O Welt, ich muss dich lassen(作詞者不明)
15. モテット(6声) (Contrafactum de Virgo prudentissima) : Christus, filius Dei
エスペリオン XXI
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
ジョルディ・サヴァール(指)

録音:2016年12月23日、2017年1月19日/スペイン
「インスルブルックよ、さらば」がとりわけ有名な、ハインリヒ・イザーク(1450-1517)。14世紀の中頃から15世紀中ごろまで続いた百年戦争が 終わったころ、メディチ家が最盛期を誇り、宗教改革の機運が高まっていた時代に活躍しました。1485年からはロレンツォ・デ・メディチの宮廷音楽家 となり、宮廷楽長のほか、子供たちの音楽教師も務めていました。そして1490年代の終わりには神聖ローマ帝国のローマ皇帝マクシミリアン1世に仕え、 ドイツ各地を旅し、当時のドイツの音楽界に多大な影響を及ぼしました。いわば当時の最高権力者に仕えた、当時の音楽界の再重鎮といえます。サヴァー ルはこのアルバムで、イザークの生涯をたどるかたちで様々な楽曲を配し、「インスブルックよ、さらば」だけではないイザークの魅力と、当時の時代の空 気を私たちに伝えてくれます。 (Ki)

Griffin
GCCD-4083(1CD)
クラークス・オブ・オクセンフォード
ビザンチン聖歌(7世紀、聖ソフロニイの祝文):Pro tis genniseos
不詳(14世紀イングランド):Angelus ad Virginem
不詳(15世紀イングランド):Nowell, Tydynges trew
不詳(チェスターの修道女たちの歌):Qui creavit coelom
不詳(15世紀イングランド):Nowel, owt of your slepe
不詳(15世紀イングランド):Nova, nova, Ave fit ex Eva
トマス・ライト(確認できる活躍期:1550頃):Nesciens Mater
リチャード・ピゴット(1485頃-1549):Quid petis, O Fili?
不詳(16世紀ヨーロッパ大陸):I come from Heaven high to tell
不詳(16世紀ヨーロッパ大陸):Gaudete, gaudete, Christus est natus
ジョン・タヴァナー(1490頃-1545):Dum Transisset Sabbatum*
ジョン・シェパード(1515頃-1559):Christ our Paschal Lamb*
ロバート・ホワイト(1538-1574):Regina coeli*
不詳(16世紀ヨーロッパ大陸):Quem Pastores Laudavere
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):Make we joy now in this fest
レノックス・バークリー(1903-1989):Sweet was the song the Virgin sang
ピーター・ラシーン・フリッカー(1920-1990):A Babe is born(1962)
クラークス・オブ・オクセンフォード(合唱)
デイヴィッド・ウルスタン(指)

録音:1966年以前(*未詳)初出:Abbey, ABY 603、1966年(*未詳)
イギリスの音楽学者・合唱指揮者デイヴィッド・ウルスタン(1937-2017)の追悼企画として、彼が1961年に創設した合唱団クラークス・オブ・オクセンフォードのデビューLP『Christmas Music』を初CD化。*はLPには収録されていなかった音源で詳細は未判明です。
デイヴィッド・ウルスタンはテューダー王朝期(15世紀終盤〜17世紀初頭)のイングランド教会音楽を記譜より短3度高く歌う、高声部に少年ではなく成人女性を動員する、声量を抑制する等の独自路線を提唱し賛否両論を巻き起こしました。クラークス・オブ・オクセンフォードは1970年代に全盛期を迎え、その頃にはピーター・フィリップス(タリス・スコラーズ創設者)、ハリー・クリストファーズ(シックスティーン創設者)、フィリップ・ケイヴ(マニフィカト創設者)、サリー・ダンクリー(前述3団体で中心的に活躍)他そうそうたるメンバーを擁していました。
1960年代のウルスタン&クラークス・オブ・オクセンフォードの演奏を聴くことができる当盤は、イギリスにおけるアーリー・ヴォーカル・ミュージックの解釈史を知る上でも貴重と言えるでしょう。また、20世紀のイギリスの作曲家ウォルトン、バークリー、フリッカーの作品の録音を彼らが残していたことも意外で、興味深いものがあります。

Solo Musica
SM-258(1CD)
NX-B03
エルミタージュのイタリア・バロック音楽
ガルッピ:トリオ・ソナタ ト長調
 4声の協奏曲 第1番 ト短調
ジョルダーニ:フルート三重奏協 ハ長調 Op.12-5
ティッツ:3つの弦楽四重奏曲 第1番 ハ長調より
パイジェッロ:フルート四重奏曲 ト長調 Op.23-6
ガルッピ:フルート協奏曲 ニ長調
クレア・ゲネヴァイン(Fl)
ラ・チェトラ・コンソート(アンサンブル)

録音:2013年7月14-17日
ロシア、サンクトペテルブルクにある国立美術館「エルミタージュ」。18世紀にエカテリーナ2世がドイツから美術品を買い取り、自身専用の 展示室が建てられたのがコレクションの始まりです。最初は一般公開されていませんでしたが、1863年からは市民たちも観覧できるように なり、また十月革命以降は、貴族たちが所有していたコレクションも集められ、より規模が大きくなりました。また、エカテリーナ2世は美術 館だけでなく、劇場も併設し、ここでは夜ごと素晴らしいオペラや演奏会が上演されました。イタリアからもガルッピやジョルダーニら、著名な 音楽家たちがエカテリーナ大帝の宮殿に赴き、時には宮廷楽長として女王に仕え、イタリア様式の作品を数多く演奏しました。このアルバ ムでは、フルート奏者ゲネヴァインの研究結果をもとに、エルミタージュに鳴り響いたであろうイタリア・バロックの名曲を再現。当時の音楽 界の分布を知ることができる興味深いアルバムです。 Kapelle adullam in Basel, Switzerland

Resonus
RES-10164(1CD)
NX-B05
天上のハーモニー
1.モーリー(1557頃-1602):水晶のような泉のほとりで
2.モーリー:立ち上がれ目覚めよ
3.トムキンズ(1572-1656):牧神とサテュロス
4.タリス(1505-1585):おお、やさしいみどり子よ
5.ウィールクス(1575頃-1623):2つの誇りのある軍勢のように
6.トムキンズ:見よ、羊飼い達の女王を
7.トムキンズ:おお、私は真実の愛のために生き
8.モーリー:いいや、いいや、ナイジェラ
9.バード(1540頃-1623):訓練されていない鷹を無理矢理とまらせ
10.バード:鷲の力は飛ぶ鳥を征服する
11.タリス:悲しげな鳩のように
12.ギボンズ(1583-1625):銀色の白鳥
13.ギボンズ:きれいな小鳥
14.モーリー:今は穏やかな季節
15.ウィールクス:トゥーレの国、地誌の時代
16.ギボンズ:清らかな薔薇
17.バード:聖なるミューズたちよ
18.トムキンズ:クロリス、私が求婚するとき
19.ウィールクス:死は私を奪い
20.ウィールクス:マース・イン・ア・フューリー
21.バード:君たちニンフは愛の神を軽蔑しているのか
22.ギボンズ:ああ、恋しい人よ
23.タリス:私の悲しいため息の消える時
24.トムキンズ:音楽の神
クイーンズ・シックス
【メンバー】
ダニエル・ブリテイン(C.T)
ティモシー・カールストン(C.T)
ニコラス・マッデン(T)
ドミニク・ブランド(T)
アンドルー・トンプソン(Br)
サイモン・ホワイトリー(Bs)

録音2015年9月14-16日
イングランドとアイルランドの女王として君臨したエリザベス1世。彼女が治世したイングランドは、政治的に極めて不安定でしたが、 文学、演劇、音楽は著しい発展を遂げました。このアルバムに収録された世俗マドリガルは、いずれも王朝に仕えた作曲家たちの 作品で、女王を称える曲から、大いなる自然界の神秘を歌った曲、愛と死を描いた曲などがテーマ別に収録されています。 演奏しているアンサンブル《クイーンズ・シックス》はウィンザー城のセント・ジョージ・チャペル聖歌隊のメンバーたち。「王国の音楽」 (RES-10146)でも素晴らしいハーモニーを披露しています。
Resonus
RES-10166(1CD)
NX-B05
18世紀の室内楽曲集
グラウン(1703-1771):ヴィオラ・ダ・ガンバ協奏曲 ハ長調 GraunWV A:XIII:2
ルクレール(1697-1764):ヴァイオリン協奏曲 ト短調 Op.10-6
W.F.バッハ(1710-1784):ハープシコード協奏曲 ヘ長調 BR C13 / Falck 44
木村理恵(バロックVn)
ロバート・スミス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ギエルモ・ブラチェッタ(ハープシコード)
ファンタスティクスXL(アンサンブル)

録音:2015年6月1-3日
アムステルダムを拠点とするアンサンブル《ファンタスティクス》。ヴァイオリンの木村理恵を中心にバロック期の知られざる音楽を大胆 な解釈で演奏することで知られていますが、今回のアルバムではメンバーを拡大した《ファンタスティクスXL》を従えて、3人の独奏者 が伸び伸びとした演奏を聴かせます。選ばれたのは18世紀の作曲家、ルクレール、グラウン、W.F.バッハの協奏曲集。バロック期の ドイツとフランスの作風の違いが鮮明に際立つ見事な演奏です。
Resonus
RES-10171(1CD)
NX-B05
ボワモルティエ(1689-1755):6つのソナタ集 Op.51(1734年 パリ)
ソナタ 第1番 ト長調
ソナタ 第2番 ホ短調
ソナタ 第3番 ニ長調
ソナタ 第4番 ニ短調
ソナタ 第5番 イ長調
ソナタ 第6番 ト短調
エリジウム・アンサンブル
【メンバー】
グレグ・ディクマンス(Fl)
ルチンダ・ムーン(Vn)
フランス・バロック期の作曲家の一人、ボワモルティエの代表的名曲「6つのソナタ Op.51」。イタリアの協奏曲様式をフランスに導 入した人として知られ、とりわけ、フルートを用いた作品で人気を獲得しました。この6つのソナタは、フルートとヴァイオリンのデュオで すが、ヴァイオリンの重音奏法を巧みに生かすことで、充実したポリフォニーと、ロココ調の優雅さが生まれています。“エリジウム・アン サンブル”は1985年に設立されれ25年以上も活動を続けてきたデュオ。きわめて息のあった対話が生まれています。
Resonus
RES-10184(1CD)
NX-B05
パーセル:宗教作品集
主に向かって新しい歌を歌え Z44
主よ、我らの躓きを思い出さないでください Z50
主よ、わが敵の何と多きことか Z135
夕べの賛歌 Z193
主よ、あなたは私の神 Z35
御身、眠らざる羊飼いよ(朝の賛歌) Z198
われは喜ぶ Z19
おお主よ,わが祈りをききたまえ Z15
ヴォランタリー ト長調 Z720
テ・デウム ニ長調 Z232
ダニエル・ドヴォー(Boy-S)
エリック・ブレンナー(C.T)
フレデリック・テアルド(Org)
ジョン・スコット(指)
コンサート・ロイヤル
ニューヨーク五番街・聖トーマス男声cho&少年cho

録音:2010年
36歳という短い生涯の中で、多くの歌劇や舞台作品を残したイギリスの作曲家ヘンリー・パーセル。幼い頃、聖歌隊で歌っていた だけあって、宗教作品も達者な筆致による素晴らしいものが多く残されています。このアルバムでは、清々しいテ・デウムを中心に何 曲かの合唱曲と、オルガンのためのヴォランタリーを聴くことができます。ボーイ・ソプラノが美しい「朝の賛歌」も聴きどころです。ニュー ヨーク五番街・聖トーマス男声合唱団&少年合唱団の華やかな演奏で。
Resonus
RES-10189(1CD)
NX-B05
1台、2台のハープシコードのための音楽集
J.S.バッハ
:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
W.F.バッハ(1710-1784):協奏曲 ト長調 BR A13b/Fk40
(1740/1775改訂第2稿)
J.S.バッハ:2台のハープシコードのための協奏曲 ハ長調 BWV1061a
カール・ハインリヒ・グラウン(1703/4-1759)もしくはヨハン・ゴットリープ・グラウン(1703-1771):協奏曲 イ長調 GraunWV C:XIII:90
ギエルモ・ブラチェッタ(ハープシコード)
メンノ・ファン・デルフト(ハープシコード)
Harpsichord after Michael Mietke (Bruce Kennedy, 1989)…1-3.7-
9.10-12
Harpsichord after Johann Heinrich Grabner (Geert Karman, 1997)
…4-6.7-9

録音:2016年5月28-30日
アルゼンチン生まれの奏者ギエルモ・ブラチェッタが弾くバッハ親子とグラウンの作品集。 1995年からオランダで生活し、優れたソリストとして、また通奏低音奏者として、世界中で活躍しています。resonusレーベルから は既に何枚かのアルバムをリリースしており、中でもラモーの作品集(RES-10145)は、柔軟な表現が高く評価されています。今回 のアルバムで共演している、彼の師メンノ・ファン・デルフトとともにW.F.バッハ財団を設立、日夜研究に明け暮れているブラチェッタ ですが、今回のアルバムでも独自の研究結果が反映されたW.F.バッハ作品をはじめ、情熱的な演奏を聴かせています。


Etcetra
KTC-9005(3CD)
テレマン:トリオ・ソナタ、無伴奏ファンタジア、協奏曲集
■CD1:無伴奏チェロのための12のファンタジア(原曲:無伴奏ヴァイオリンのための/編曲:グリュツバッハ)
ソナタ ニ長調(原曲:無伴奏ヴィオラダ・ガンバのための/編曲:スパノゲ)
■CD2:トリオ・ソナタ集
トリオ・ソナタ変ロ長調 TWV42:B4(リコーダー,チェンバロと通奏低音)
トリオ・ソナタ イ短調 TWV42:a4(ヴァイオリン,リコーダーと通奏低音)
トリオ・ソナタ ト長調 TWV42:G6(ヴィオラ・ダ・ガンバ,チェンバロと通奏低音)
トリオ・ソナタ イ短調 TWV42:a6(リコーダー,オーボエと通奏低音)
、トリオ・ソナタ ヘ長調 TWV42:F3(ヴィオラ・ダ・ガンバ,リコーダーと通奏低音)
トリオ・ソナタ へ短調TWV:f2(リコーダー,ヴァイオリンと通奏低音)
協奏曲イ短調TWV43:a3(リコーダー,オーボエ,ヴァイオリンと通奏低音)
■CD3 管楽器のための協奏曲集〜協奏曲 TWV 52:e1(リコーダー,トラヴェルソ,弦楽と通奏低音)
協奏曲 TWV 52:e3(トラヴェルソ,ヴァイオリン,弦楽と通奏低音)
協奏曲 TWV 52:a1(リコーダー,ヴィオラ・ダ・ガンバ,弦楽と通奏低音)
協奏曲 TWV 51:f1(トラヴェルソ,弦楽と通奏低音)
七重奏曲 TWV 44:43(3本のオーボエ,3本のヴァイオリンと通奏低音のための)
ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc/CD1)、
ラ・プリマヴェーラ(CD2)、
イル・ガルデリーノ[マルセル・ポンセール(ob)、ペーター・ファン・ヘイヘン(rec)、寺神戸亮(vn)、ヤン・デ・ヴィネ(fl)、シャレフ・アド=エル(cemb)、ルネ・シファー(vc)他](CD3)

録音:2005年4月(CD1)、2005年11月(CD2)、2003年9月(CD3)
Et'cetera創立35周年とテレマン没後250周年を記念したスペシャルBOX!堀米ゆず子との共演でも知られるベルギーの女流チェリスト、ヴィヴィアーヌ・スパノゲが弾く、「無伴奏"チェロ"のためのファンタジア」(ヴァイオリン版からのトランスクリプション)。オランダのピリオド楽器アンサンブル "ラ・プリマヴェーラ"による「トリオ・ソナタ集」。そして、マルセル・ポンセール(ob)やペーター・ファン・ヘイヘン(rec)、寺神戸亮(vn)、ヤン・デ・ヴィネ(fl)ら一流古楽奏者たちが参加する "イル・ガルデリーノ" による協奏曲集です。

Tactus
TC-480101(1CD)
アンドレア・アンティーコ:フロットラの鍵盤楽器用編曲集(1517) マリア・ルイーザ・バルダッサーリ(スピネッタ、クラヴィコード、クラヴィシンバルム、チェンバロ、オルガン)

録音:2015年2月&6月
アンドレア・アンティーコ(1470/1480−1540 ca.)は、初期イタリア・ルネサンスの彫版師、出版家、作曲家。アンティーコが1517年に出版した「フロットラの鍵盤楽器用編曲集」は、15世紀〜16世紀のイタリアで流行した世俗歌曲「フロットラ」を、当時流行していたリュートではなく鍵盤楽器のために編曲したもので、イタリアで最初に印刷された鍵盤曲集とも言われています(原題は「オルガン」ですが、表紙にはチェンバロが描かれており、鍵盤楽器一般のことを指すようです)。
オルガン、チェンバロ奏者のマリア・ルイーザ・バルダッサーリが、スピネッタやクラヴィコード、クラヴィシンバルムなどを含む様々な歴史的楽器で、アンティーコのタブラチュア譜を演奏します。
Tactus
TC-950390(2CD)
ディエゴ・コンティ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番
弦楽四重奏曲第2番
弦楽四重奏曲第3番
弦楽四重奏曲第4番
弦楽四重奏曲第5番
弦楽四重奏曲第6番
オフィチーナ・ムジカーレ

録音:2015年10月、イタリア
ディエゴ・コンティ(b.1958)は、ザルツブルク・モーツァルテウム大学でシャーンドル・ヴェーグに学び、カメラータ・ザルツブルクを始めとする多くのオーケストラで演奏、現在はロッシーニ音楽院でヴァイオリンの教授も務めるヴァイオリニスト。2003年からは作曲家としての活動も拡げ、室内楽、オーケストラ、歌曲から劇場や映画のための音楽まで幅広い作品を書き、欧米やオーストラリアで演奏、出版されています。2007年〜2012年にかけて書かれた6つの弦楽四重奏曲はこれが世界初録音。
Tactus
TC-591304
(1CD+DVD/PAL)
マリーニ:マドリガーレとシンフォニア集 Op.2 ファビオ・ミッサッジャ(Vn&指)
イ・ムジカーリ・アッフェッティ、
ワルター・テストリン(指)ロッソ・ポルポラ・アンサンブル

録音:2016年7月、ヴェネツィア
ヴァイオリン演奏の技術に大きく貢献したことで17世紀前半の重要なヴァイオリニスト&作曲家とされるビアージョ・マリーニ(1594−1663)。ピリオド楽器アンサンブル "イ・ムジカーリ・アッフェッティ"と、ヴォーカル・アンサンブル "ロッソ・ポルポラ"で、器楽演奏によるシンフォニアと1声から5声までの歌手によって歌われるマドリガーレが交互に配置されているマリーニの「マドリガーレとシンフォニア集 Op.2」を演奏します。
ボーナスDVDには、演奏者のコメントや演奏風景を収録。ボーナスDVDはPAL方式のため、PAL方式対応の再生機器のみで試聴可能です。予めご了承ください。

H.M.F
HAF-8905283(1CD)
「イタリアの庭で」〜アリア、カンタータ、マドリガーレ
バンキエーリ(1568-1634):マドリガーレ「さあ、全員集まったから」〜≪音楽のザバイオーネ≫(「森の創意」&5声のマドリガーレ第1集(1604))より
ヴェッキ(1550-1605):「音楽のユーモア」:「皆さん、静かにしてください」〜≪シエーナの夜会、または現代の音楽のさまざまな気分≫より
ストラデッラ(1639-1682):シンフォニア〜カンタータ≪ねえ、恋人さんたち(愛のアカデミア)≫より
ヘンデル(1685-1759):アリア「冥界の川に住む、邪悪な亡霊たちよ!」〜歌劇≪オルランド≫(HWV31)より
ジャキェス・デ・ヴェルト(1535-1596):マドリガーレ「もはは涙ではない」〜≪5・6・7声のマドリガーレ集≫第5巻より
ヴィヴァルディ:レチタティーヴォ「不実で嘘つきな娘よ」-アリオーソ「鎧も兜も脱ぎ捨てよう」-レチタティーヴォ「身軽になったので、一息つこう」-
アリア「俺は、背中には百の翼を」〜歌劇≪オルランド・フリオーソ≫(RV Anh.84)より
ヘンデル:アリア「棘は残したまま、薔薇の花だけ」〜オラトリオ≪時と悟りの勝利≫(HWV 46a)より
ヴィヴァルディ:アリア「嫉妬よ、おまえは私の魂にもたらした」〜歌劇≪離宮のオットー大帝≫(RV 729)より
ストラデッラ:レチタティーヴォ「〈悟り〉は愛の学校のメンバーではないけれど」-アリア「愛の神の矢に用心しなさい」-レチタティーヴォ「〈悟り〉が〈理性〉と手を組んだなら」-マドリガーレ「愛の神は巧みな師匠だ」〜カンタータ≪ねえ、恋人さんたち(愛のアカデミア)≫より
チマローザ(1749-1801):「ああ、皆さん分かってください」歌劇《みじめな劇場支配人》より
ハイドン:レチタティーヴォ「美しい方々!」-レチタティーヴォとアリア「私はどうしたらいいの」-レチタティーヴォ「どうですか」-伴奏つきレチタティーヴォ「配偶者!」〜歌劇≪歌姫≫Hob.XXVIII:2より
ドメニコ・サッロ(1679-1744):アリア「人前で芝居をするのは惨めだわ」-レチタティーヴォ「外国から来る興行師を待ってるの」-レチタティーヴォ「私の名はニッボ」-レチタティーヴォ「でもあなたは私に去ってほしいの?」-アリア「愛は用意する」〜歌劇≪カナリー劇場支配人≫より
ハイドン:四重唱「悪党!裏切り者!人殺し!」〜歌劇≪歌姫≫Hob.XXVIII:2より
ハイドン:フィナーレ「僕は困惑している」〜歌劇≪騎士オルランド≫Hob. XXVIII:11より
ルシア・マルティン=カルトン(S)、
レア・デザンドレ(Ms)
カルロ・ヴィストリ(C.T)
ニコラス・スコット(Tb)
レナート・ドルチーニ(Br)、
ジョン・テイラー・ウォード(Bs)
音楽監督・指揮:ウィリアム・クリスティ
オーケストラ:レザール・フロリサン

録音:2015年3月9,10日 メルボルン・リサイタル・センター(ライヴ)
2016年10月、10年ぶりに来日したクリスティ&レザール・フロリサン。バロックから古典にかけての歌の数々を選りすぐり、前半は様々な感情を歌 うアリアがならぶぜいたくなメドレー、後半は作曲家や劇場支配人と歌手(歌姫)たちのやりとりをコミカルに描く劇に仕立てた公演は大評判となりました。 この盤は同様の公演のメルボルンでのライヴを収録したもの。日本公演とほぼ同内容で、公演の感動がみずみずしく蘇ります。
出演する歌手はいずれもクリスティが主宰するアカデミー「声の庭」に参加している、選ばれし若手声楽家。2002年にレザール・フロリサンが始めた 声楽家のアカデミー「声の庭」は2年ごとに開催され、毎回250-300人が応募する中から6-7人が選ばれます。彼らはクリスティが実際にフランスで 住んでいる城館に住み、徹底的に訓練を受け、その後レザール・フロリサンと共に世界の舞台を経験するという夢のようなアカデミーです。このディスク で演奏しているメンバーは7回生にあたります。 【プログラムのあらすじ】第1部(前半)では、まず歌手たちが登場。誰がどのパートを担当するかなどを話す。シエーナの貴族が「現代の音楽のさ まざまな気分をもっとも見事に表現できたものが優勝」とするゲームを提案。器楽によるシンフォニアの後、それぞれの歌手が怒り、愛、憎しみ、嫉妬、 妄想、幻滅など、様々な感情が盛り込まれたアリアを歌う。第2部(演奏会では休憩の後)では、歌姫様のわがままな要求にあれこれ頭を悩ませる作曲家、 美しき歌姫の気を引こうとする作曲家や劇場関係者、あるいは歌い手とそのステージママたちなどが登場。事態は裁判沙汰にまでなりますが、最後はモー ツァルトの美しい旋律で皆の心は落ち着き、全員で「幸せになりたいなら、愛してくれる人を愛しなさい。そうすれば満ち足りた心になる」と歌って幕とな ります。 (Ki)

H.M.F
HMM-902296(1CD)
A Fancy〜英国のエアとテューンに基づくファンタジー(17世紀)
マシュー・ロック(c.1621/23-1677):カーテン・テューン/金星の降順(Psyche)
パーセル(1659-1695):序曲;第2の音楽;第1幕のテューン(The Virtuous Wife Z.611より)/ホーンパイプ(妖精の女王Z.629より)/おお、孤独よ!(シアター・オブ・ミュージックより)/Twas within a furlong of Edinboro’ town(The Mock Marriage Z.605)/Ah me! To many deaths decreed(Regulus Z.586)/See, even Night herself is here (The Fairy Queen Z.629)/シンフォニー(アーサー王)
ジョヴァンニ・バッティスタ・ドラジ(c.1640-1708):夢の神よ、あなたはどこに!/私は無駄にため息をつかなければならないのか?
ジェイムズ・ハート(1647-1718):(テンペストより)
ベルトラン・キュイエ(指)
カラヴァンセライル
レイチェル・レド モンド(S)

録音:2016年11月25-27日
17世紀ロンドンの劇場の音楽集。1978年ナント生まれのチェンバロの名手、ベルトラン・キュイエ、ハルモニアムンディ初登場盤となります。キュイ エはクリストフ・ルセ、ピエール・アンタイらに師事したほか、ホルンも学んでおり、古楽アンサンブルのメンバーとして、またソリストとして活躍しています。 スコットランドの歌姫レイチェル・レドモンドの美しい歌声が、雰囲気を一層盛り上げています。 (Ki)

APARTE
AP-156(1CD)
SOAVE E VIRTUOSO(愛らしさとヴィルトゥオーゾ)
タルティーニ:フラント・トラヴェルソのための協奏曲 ト長調 Gimo 294、ニ長調 Gimo291、ト長調 Gimo293
サンマルティーニ:ソプラノ・リコーダーのための協奏曲 ヘ長調
ヴィヴァルディ:リコーダーのための協奏曲 ハ短調 RV 441、
 ソプラノ・リコーダーのための協奏曲 ト長調 RV 443
アレクシス・コセンコ(リコーダー)
レザンバサデュール

録音:2017年1月
バロック時代のリコーダー作品集。レ・ザンバッサデュールのリーダーでフルート奏者でもあるアレクシス・コッセンコが、タルティーニやヴィヴァルディ による、アクロバティックともいえる超絶技巧のリコーダーパートを披露。 レザンバサデュールは2010年フルートおよびリコーダーの名手アレクシス・コセンコによって設立された器楽アンサンブル。ドレスデンの音楽を取り上 げたシリーズなども発表しており、演奏・プログラミングの両面で意欲的に活動を展開しています。 (Ki)

ACCENT
ACC-24327(1CD)
ヨハン・メルヒオール・モルター(1696-1765):トランペットとホルンのための協奏曲
ソナタ・グロッサ.ニ長調(3本のナチュラルホルン,ティンパニ,オーボエ,弦楽,と通奏低音)
コンチェルト・パストラーレ.ト長調(弦楽と通奏低音)
トランペット協奏曲第1番.ニ長調MWV.IV.12 (ナチュラルトランペットと弦楽と通奏低音)
シンフォニア.ニ長調NWV VII.71(2本のホルンと弦楽と通奏低音)
ディヴェルティメント.ヘ長調(アルト・シャリュモー,テノール・シャリュモー,2本のF管ホルン,ファゴット)
タンドルマン(アルト・シャリュモー,バス・シャリュモー,2本のC管ホルン)
2本のトランペットのための協奏曲第3番.ニ長調MWV IV.11(2本のナチュラルトランペット,弦楽,通奏低音)
ジャン=フランソワ・マドゥフ(ナチュラルTp、ナチュラルHrn)
ムジカ・フィオリータ
ダニエラ・ドルチ(指、ハープシコード、オルガン)

録音:2016年10月21-25日.アドゥラ
ム礼拝堂,バーゼル(スイス)
ヨハン・メルヒオール・モルターは、ドイツ後期バロックから前古典派にかけて活躍した作曲家。カールスルーエやアイゼナハの宮廷楽団の楽長を務め、 前古典派様式の多ジャンルの作品を数多く作曲。中でも3曲のトランペット協奏曲はいずれもカールスルーエの宮廷トランペット奏者であったカール・プファ イファーのために作曲された、高音域が活かされた快活な曲調と美しい旋律が印象的な作品です。 本番では、テレマンのトランペット&ホルン協奏曲(ACC-24318)で巧みな演奏聴かせてくれたピリオド管楽器の名手、ジャン=フランソワ・マドゥフが、 ベントホールを使用しない伝統的なナチュラルトランペットで挑みます。このナチュラルトランペットで完璧に演奏できる音楽家は現代において希少であり、 マドゥフだからなし得た録音と言えるでしょう。またダニエラ・ドルチ率いるアンサンブル、ムジカ・フィオリータのメンバーとして杉村智大がナチュラルト ランペットを演奏しています。クリスティアン・ライセラーとエルンスト・シュラーダーによるシャリュモーの演奏にも注目です。シャリュモーはフランスで 発達したクラリネットの起源となった楽器。シングルリードとマウスピースを備え、円筒形の内管を持つのは現代のクラリネットと変わりません。18世紀 の後半までオーケストラで使用されていました。 マドゥフの創意工夫に溢れた演奏、ムジカ・フィオリータの快活なアンサンブルで当時のモルターの作品の響きがよみがえります。.(Ki)

QUERSTAND
VKJK-1703(1CD)
シェメッリ(1678頃-1762)が収集した賛美歌
ルター:天の国におられる私たちの父よ
不詳:神を讃え祝おう
ルター:慈しみ深く私たちに平安を与えてください
クリーガー:留まってください、優しいイエスよ
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻第8番変ホ短調BWV.853前奏曲とフーガ
クルーガー:あらゆる恵みの泉よ
アルベルト:主よ、私はあなたの力の中にいます
不詳:魂の慰め、私の喜び
バッハ:イエスよ、あなたの愛の傷は
 最愛の主イエスよ
 来てください、甘い死よ
ツィーグラー:エントラータとサラバンダイ短調
バッハ:黄金の太陽が
不詳:私は心からあなたを愛します、ああ、主よ
ルター:平安と喜びを持って私は遥かへと向かう
 イサークの「インスブルックよさらば」に基づく即興
イサーク:神が讃え、私はこの世界を後にする
クルーガー:神を讃えなさい
ルター:天の国におられる私たちの父よ
ブリッタ・シュヴァルツ(Ms)
ドーメン・マリンチッチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マルグレーテ・ケル(ハープ)
マリア・グラーフ(ハープ)

録音:2016年11月28-30日ベルリン
バッハのシェメッリ歌曲集でその名が伝えられているライプツィヒ南西のツァイツのカントールをしていたゲオルク・クリスティアン・シェメッリ(1678頃-1762)が収集した賛美歌を集めたCD。ここでは伴奏にヴィオラ・ダ・ガンバと、タイプの違うバロック・ハープを2台用いているのが面白い。ブリッタ・シュヴァルツはドイツのメッゾソプラノ。透明な声と温かみのある歌い方が好ましい。
QUERSTAND
VKJK-1625(1CD)
ハンマーシュミット:マドリガル形式の合唱曲集
すべての地は主に向かって歓声を上げよHaWV469
ようこそ、イエスよHaWV439
私の主であるイエスよ、私はあなたのために生きるHaWV440
ああ、まことの神よHaWV47
鹿が清らかな水を求めて鳴くようにHaWV62
涙を持って種を撒く者はHaWV465
主であるイエスよ、私はどうやってHaWV459
ああ、主イエス・キリストよHaWV452
ああ、イエスよ、私の希望、私の救いよHaWV54
人間よ、ああ、何がお前を高ぶらせるのかHaWV458
甘美なイエスよHaWV460
この上なく優しいイエスよHaWV451
喜べ、大いに喜べHaWV456
アンサンブル・ポリフォニク

録音:2016年9月3-6日ベルリン
17世紀半ばにドイツ東部のツィッタウを拠点にドイツで人気を博したアンドレアス・ハンマーシュミット(1611-1645)のマドリガル集。近年ドイツで急速に再評価されているハンマーシュミットだが、彼の作品だけを収録したCDは多くない。ヴェネツィア楽派の影響を間接的に受けた作風で、概ね明るく平易な音楽である。アンサンブル・ポリフォニクは、カウンターテノールのアレグザンダー・シュミットを中心に結成された団体。ここではソプラノ2、男声アルト1、テノール2、バス、それにバロックハープ、ティオルバ、オルガンという編成で演奏されている。


H.M.F
HMX-2908781(7CD)
没後250年「テレマン・イヤー」特別ボックス!
テレマンの手引き

■CD1-2 
「オルフェウス」(全曲)

■CD3-4 
「ブロッケス受難曲」(全曲)

■CD5 管弦楽組曲(1)
組曲ニ長調TWV55:D18
組曲「諸国民」TWV55:B5
ヴァイオリン協奏曲イ長調「雨蛙」
序曲「風変わり」ト長調

■CD6 管弦楽組曲(2)
序曲ニ長調TWV23:1「ハンブルク自由都市海軍学校創立百周年に寄せて」
組曲「アルスター」ヘ長調TWV55:F11(ホルン四重奏を含む)
組曲「ミュゼット」ト短調TWV55:g1
組曲「狩」ヘ長調TWV55:F9
序曲と悲喜劇組曲ニ長調TWV55:D22

■CD7 
組曲TWV55a:a21イ短調 
協奏曲ハ長調TWV51:C1 
水の音楽-ハンブルクの潮の干満 組曲ハ長調
■CD1-2 
ルネ・ヤーコプス(指)ベルリン古楽アカデミー 他
ドロテア・レッシュマン(オラジア)、ロマン・トレケル(オルフェウス)、ルト・ジーザク(エウリディーチェ)、マリア=クリスティーナ・キール(イズメーネ)、ウェルナー・ギューラ(オイリメデス)他
録音:1996年10月
■CD3-4 
ルネ・ヤーコプス(指)
ベルリン古楽アカデミー、RIAS室内cho
ダニエル・ベーレ(T/福音史家、信仰心Y)、ヨハネス・ヴァイサー(Br/イエス、信仰心X)、マリー=クロード・シャピュイ(Ms/ユダ、信仰心V、娘T)、ドナート・ホーヴァール(T/ペトロ、ピラト、信仰心W、) 
ブリギッテ・クリステンセン(S/シオンの娘T、信仰心T、マリア、女T)、リディア・トイシャー(S/シオンの娘U、信仰心U、娘U)
録音:2008年3月
■CD5 管弦楽組曲(1)
ミドリ・ザイラー(Vnソロ)
ベルリン古楽アカデミー
録音:2001年3月
■CD6 管弦楽組曲(2)
ベルリン古楽アカデミー
録音:1997年12月
■CD7 
モーリス・シュテーガー(リコーダー)、
ベルリン古楽アカデミー
録音:2005年9月
2017年は、テレマン(1681-1767)没後250年にあたります。これを記念して、ハルモニアムンディから、テレマンの名曲の、ベルリン古楽アカデミーによる名録音がお買い得ボックスで登場。テレマンはバッハやヘンデルより4年早く生まれ、そのどちらよりも長生きしました。多作家で、何千曲という作品(バッハやヘンデルよりずっと多い)を手掛けたうえ、そのどれもがユーモアとセンスに溢れています。
■CD1-2…「オルフェウス」は、テレマンの堂々たるハンブルク・オペラ。ヤーコプスが豪華なキャストで臨んだこの録音は、テレマンの再評価を大いに進めました。
■CD3-4…「ブロッケス受難曲」。ブロッケスは、18世紀ドイツ文学界の重要人物。彼が書いたこの受難曲のテキストには、テレマンのほかにも、ヘンデルやカイザー、マッテゾンら13人もの作曲家が付曲しています。テレマンの受難曲は1716年4月2日に初演、大成功をおさめ、かの大バッハ1739年(45歳頃、自らがマタイ・ヨハネ両受難曲を作曲した後)に全曲を写譜して研究したほどに有名曲となりました。ヤーコプスは、人間味豊か、絡み合う音が魅力のテレマンの名作を、大変見事に、瑞々しく現代によみがえらせました。序曲はまるでオーボエ協奏曲のような充実した器楽によるシンフォニア。バッハの受難曲が福音書家の役割が非常に大きいのに対し、テレマンの作品は、それぞれのソリストが「信仰心」という役割を持ち、場面場面で、二重唱や三重唱で信者(=わたくし)の心を代弁、活躍します。イエスが十字架上で「わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか」と言う場面は、実に人間味に溢れていてドラマティック。終曲コラールでは、トランペットの響きも高らかに、イエスの死による私たちが罪から救い出されるということを力強く讃美していて、大変輝かしい終結となっています。
■CD5-6… テレマンの管弦楽曲集のこの録音も、テレマンの真価を問う名盤として名高いもの。「雨蛙」は、蛙の鳴き声を楽器が模すユーモラスな作品。「諸国民」は様々な国を音楽で表現したもので、異国情緒あふれる「トルコ人」、クレムリンの鐘をユーモラスに描写した「モスクワ(ロシア)人」、ラテン的な明るい「ポルトガル人」など、多彩な魅力に満ちています。「風変わり」は声部間のぎこちないやりとりが、通常のフランス風序曲とは一味違う効果を生み出しています。ベルリン古楽アカデミーの大胆なアプローチは必聴の演奏です。
■CD7…1705年から1725年にかけて作曲されたテレマンの作品集。リコーダー奏者のみならず、オーケストラにも、熟練の技術、そしてフランス、イタリア、ドイツの様式を熟知していることを要求する超絶技巧の曲ばかり。リコーダーのシュテーガーのヴィルトゥオジティの華やかにして快刀乱麻、胸のすくような見事な吹きぶりには圧倒され通しです。「ハンブルクの潮の干満」も、テレマンの管弦楽の中でも最高傑作といわれるのも納得の力演です。 (Ki)

GHA-Records
GHA-126.072(1CD)
バロック〜テレマン、バッハ、ヘンデル、スカルラッティ:ギター編曲作品集
テレマン:ファンタジア第5番 TWV.40:18
バッハ:フランス組曲第2番 BWV.813
ヘンデル:組曲第8番 HWV.433
スカルラッティ:ソナタ 「ラ・パストラル」 K.430、
 ソナタ K.2、ソナタ K.259
エドゥアルド・イサーク(G)
GHA-Recordsのメイン・アーティストの一人でもあるアルゼンチンの名クラシック・ギタリスト、エドゥアルド・イサークが、バロックの巨匠たちの作品をギター・アレンジ! エントレ・リオス音楽院の教授を務め、南米、北米、ヨーロッパ、極東でコンサートとマスタークラスを行うイサークが、大バッハ、ヘンデル、スカルラッティの鍵盤作品、そしてテレマンの「無伴奏ヴァイオリンのためのファンタジア」を見事にアレンジ。 アレンジ作品としては、セルジオ・アサドが編曲した「ピアソラ:ブエノスアイレスの四季」のアルバムも大きな反響を呼んだだけに、エドゥアルド・イサークが新たに取り組むアレンジ・アルバム「バロック」にも期待がかかります。

Tactus
TC-621602(1CD)
パンドルフィ・メアッリ:1本、または2本のヴァイオリンのためのトリオ・ソナタ集(1669年出版/ローマ) ファブリツィオ・ロンゴ(バロック・ヴァイオリン)、オペラ・クヴィンタ

録音:2013年5月、サンタ・マルゲリータ教会(カゼロッタ、フィレンツェ、イタリア)
インスブルックのオーストリア大公フェルディナントの宮廷楽師、メッシーナの都市楽師として活躍したコンポーザー=ヴァイオリニスト、ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアッリ(1620−1669)。
技巧的なヴァイオリン・ソナタを遺し、自らもヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストだったパンドルフィ・メアッリの生涯や作品の大半は謎に包まれているが、エンリコ・ガッティの研究によると、ドゥオーモでの口論の末、メッシーナのカストラート、ジョヴァンニ・マルケットを殺害してしまい、イタリアからフランス、スペインへと逃れ、各地の王室礼拝堂で活躍を続けたとされています。
1669年にイタリアのローマで出版され、現在はボローニャ市立音楽博物館に所蔵されている「トリオ・ソナタ集」は、スペインの音楽文化や舞曲の影響を感じさせるパンドルフィ・メアッリの秀作。
シチリア島のメッシーナ出身のバロック・ヴァイオリニスト、ファブリツィオ・ロンゴと自らが創設したアンサンブル、オペラ・クヴィンタの躍動感あふれる演奏が、作品の魅力を大きく引き出しています。作品、演奏ともに古楽ファン要チェック!

Etcetra
KTC-1605(1CD)
アンリ=ジャック・ド・クルス:モテット集 ッティーナ・パーン(S)、
ジュリアン・ポッジャー(T)、
ピーター・ハーヴェイ(Bs)、
パトリック・ペイレ(指)
カペラ・ブルジェンシス、
コレギウム・インストゥルメンターレ・ブルジェンセ
ブリュッセル宮廷の楽長を務めた18世紀ベルギーの作曲家、ヴァイオリニスト、アンリ=ジャック・ド・クルス(1705−1786)のモテット集。ド・クルスは宮廷礼拝堂楽長として教会と宮廷で演奏し、教会音楽と室内楽曲の両方を作曲しており、4つの「弦楽と通奏低音付きのモテット」に、弦楽のためのソナタも収録。ジュリアン・ポッジャーやピーター・ハーヴェイといった名歌手たちの参加もポイント。

ENCELADE
ECL-1601(1CD)

フレスコバルディ:チェンバロ・インタボラトゥーラ集
トッカータ第1番/カンツォーナ第1番*
リチェルカール第3番*/カンツォン第5番
ロマネスカのアリアによるパルティータ
トッカータ第8番*/ラ・フォリアによるパルティータ
トッカータ第10番*
パッサカリアによる100のパルティータ
ヨアン・ムーラン(チェンバロ、ヴァージナル*)

※使用楽器〜イタリアン・チェンバロ:Clavecin italien de Philippe Humeau de 2012

録音:2016年4月9日−12日、フランス
パリ音楽院で学び、レザール・フロリサンやル・コンセール・スピリチュエル、アンサンブル・クレマン・ジャヌカン、カプリッチョ・ストラヴァガンテ、ラ・フェニーチェなどで演奏してきたフランスのチェンバリスト、ヨアン・ムーランが弾くフレスコバルディのチェンバロ作品集。

Linn
CKD-571(1CD)
クリストファー・タイ:コンソートミュージック全集
4声のイン・ノミネ/イン・ノミネ 「信頼」
イン・ノミネ 「レイチェルの涙」
安息日が過ぎてT/神への賛歌
イン・ノミネ 「すべてからの自由」
イン・ノミネ 「ラウンド」
イン・ノミネ 「もう泣かないで、レイチェル」
イン・ノミネ 「み言葉」
イン・ノミネ 「私に従いなさい」
キリストの復活/イン・ノミネ 「叫び」
茂みの中に/イン・ノミネ 「主にすがる」
イン・ノミネ 「めったに見ない」
イン・ノミネ 「レ・ラ・レ」/安息日が過ぎてV
しっかり座って(第1部&第2部)
イン・ノミネ 「昇天し彼はここにいない」
イン・ノミネ 「私を信じなさい」
イン・ノミネ 「リポート」/5声のイン・ノミネ
イン・ノミネ 「私は来る」/安息日が過ぎてU
おお祝福されし三位一体の光
イン・ノミネ 「私の死の床」
イン・ノミネ 「潔白」
イン・ノミネ 「愛しい人と永遠にお別れ」
安息日が過ぎてW
主は彼らを愛したもうた
6声のイン・ノミネ*
ファンタズム〔ローレンス・ドレイフュス(トレブル・ヴィオール&ディレクター)、エミリア・ベンジャミン(トレブル&テノール・ヴィオール)、ジョナサン・マンソン(テノール・ヴィオール)、ミッコ・ペルコラ(バス・ヴィオール)、マルック・ルオラヤン=ミッコラ(バス・ヴィオール)〕、エミリー・アシュトン(テノール・ヴィオール)*

録音:2016年9月20日−22日、ボックスグローヴ小修道院(サセックス、イギリス)
1994年の結成以来、2度の英グラモフォン賞受賞をはじめとする数々の賞を受賞、名実ともに世界最高峰のヴィオール・アンサンブルとして名を轟かせるファンタズム。
前作ダウランドの「ラクリメ」(CKD 527)も英グラモフォン誌で「Editor's Choice」に選ばれるなど高い評価を得たファンタズムの新たな録音は、ルネサンス期のイギリスの重要な作曲家、クリストファー・タイ(c.1505−1573)。「西風のミサ」と並ぶタイの代表作、「イン・ノミネ」(「汝聖三位一体に栄光あれ」を定旋律とする器楽曲)含むコンソート音楽全集を、ヴィオールの世界的名手たちが奏でます。
ファンタズムは2017年9月と10月にも、オーストラリアの音楽祭やロンドンのウィグモア・ホールでクリストファー・タイの演奏を予定しています。
Linn
CKD-569(2CD)

モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り(1610) ダニーデン・コンソート、ジョン・バット(指)
ジョアン・ラン(S)、エスター・ブラジル(S)、
エイミー・リドン(アルト)、
ロリー・マクリーリー(C.T)、
ジョシュア・エリコット(T)、
マシュー・ロング(T)、ニコラス・マルロイ(T)、
ピーター・ハリス(T)、
ピーター・ハーヴェイ(Bs)、
ウィリアム・ゴーント(Bs)、
ヒズ・マジェスティーズ・サクバッツ&コルネッツ

録音:2017年3月6日−9日、グレイフライアーズ教会(エジンバラ)
綿密な時代考証、長年にわたる研究に基づく様々な異稿版の発掘や復元に取り組み、多くの画期的な録音を送り出してきたジョン・バットとスコットランドのピリオド・アンサンブル、ダニーデン・コンソート(ダンディン・コンソート)。ピーター・ハーヴェイやジョアン・ラン、ロリー・マクリーリー、ニコラス・マルロイといった豪華歌手陣に、ピリオド管楽器の名門アンサンブル、「ヒズ・マジェスティーズ・サクバッツ&コルネッツ」が参加。
ソリストの個性が輝くシングル・パート・パフォーマンスを追究してきたジョン・バットのフレッシュなアプローチで、モンテヴェルディの偉大な傑作をお贈りします。

Resonus
RES-10148(1CD)
NX-B05
タルティーニ&ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴェラチーニ(1690-1768):ソナタ Op.2 第12番
タルティーニ(1692-1770):ソナタ「悪魔のトリル」
ヴェラチーニ:ソナタ Op.2 第5番
タルティーニ:パストラーレ Op.1 第13番
木村理恵(バロックVn)
ファンタスティクス(アンサンブル)
ロバート・スミス(バロック・チェロ)
ギエルモ・ブラチェッタ(ハープシコード)

録音:2013年10圧8-10日
バロック・ヴァイオリンの名手、木村理恵を中心に結成された「ファンタスティクス」が演奏するタルティーニとヴェラチーニの4曲のソナ タ。これらはヴァイオリンの超絶技巧が凝らされたバロック期を代表するスリリングな作品で、とりわけ「悪魔のトリル」は「タルティーニの 夢の中に登場した悪魔が演奏したパッセージを書きとった」という幻想的なエピソードで知られています。どの曲も完璧なアンサンブ ルに支えられた魅惑的なヴァイオリンの調べに満たされています。
Resonus
RES-10154(1CD)
NX-B05
テレマン:作品集
序曲ヘ長調 TWV44:7
序曲ハ短調 TWV55:c3
5声の協奏曲ニ長調 TWV44:2
序曲変ロ長調 TWV55:B3
序曲ヘ長調 TWV44:14
シランクス
【メンバー】
ベリンダ・ポール(バロックOb&オーボエダモーレ)
アン・アレン(バロックOb&オーボエダモーレ)
ハンナ・ガイゼル(ターユ)
アネク・スコット(ナチュラルHrn )
ケイト・ゴールドスミス(ナチュラルHrn)
サリー・ホルマン(バロックFg)
インガ・マリー・クラウッケ(バロックFg)
ダン・ティダール(ハープシコード)

録音:2014年2月16-17日,4月28-29日
ルネサンスから古典派まで多彩な時代の木管アンサンブルのための作品をレパートリーにするアンサンブル「シランクス」の RES-ONUSレーベルでのデビューアルバム。ピリオド楽器を用い、曲が書かれた時代を完璧に表現する実力派です。世界中のピリ オド・アンサンブルで活躍する奏者たちが集うこのアンサンブルは、このテレマンでも躍動感あふれる演奏を聴かせます。
Resonus
RES-10155(1CD)
NX-B05
イングランドのルネサンス・コンソート音楽集
1.バッサーノ(1559-1635):ガリアルド
2.フェッラボスコ1世(1543-1588):イン・ノミネII
3.バード(1540頃-1623):イン・ノミネIV
4.ブレイド(1560-1630):コラント
5.タイ(1505頃-1572)イン・ノミネ「Howald fast」
6.タイ:イン・ノミネ「Crye」
7.パースリー(1511-1585):イン・ノミネ
8.フェッラボスコ2世:鳩小屋のパヴァン
9.タイ:イン・ノミネ「Seldom sene」
10.パーソンズ(1535頃-1572):イン・ノミネIII
11.タイ:イン・ノミネX『Saye so』
12.ウォード(1571-1638):ファンタジア第3番
13.ブランクス(1582-1633):ファンシー
14.フェッラボスコ1世:イン・ノミネI
15.ブレイド:コラント
16.タイ:イン・ノミネIX「レ・ラ・レ」
17.ホルボーン(1545-1602):アルメイン
18.バード:木の葉は緑
19.タイ:イン・ノミネXI「さようなら、愛しき人よ永遠に」
20.フェッラボスコ2世:パヴァンV
21.ダウランド(1563-1626):ニコラス夫人のアルメイン
22.ダウランド:エセックス伯のガリアード
23.ダウランド:艦長ディゴリー・パイパーのガリアード
24.バッサーノ:ファンタジアI
25.ギボンズ(1568-1650頃):イン・ノミネ
26.パースリー:パースリーのクロック
27.バッサーノ:ファンタジアIII
28.イーグルストーン(生没年不詳):イン・ノミネIII
29.ダウランド:ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルマンド
30.ホルボーン:コラント「わが窓より行け」
31.ホルボーン:妖精のラウンド
32.コペラリオ:ファンタジア
33. ホルボーン:パヴァン「葬送」
コンソルティウム5(リコーダー・アンサンブル)
【メンバー】
エミリー・ブルーム
キャサリン・コリガン
ウーナ・リー
ゲイル・マクロード
ロザリン・メイナード

録音:2014年9月27-29日
英国ルネサンス時代の多彩なリコーダー音楽を集めた1枚。曲名に多くみられる「イン・ノミネ」とは16世紀から17世紀のイングラン ド単旋聖歌「汝、聖三位一体に栄光あれ」の部分を定旋律にした器楽曲の名称で、多くの作曲家がこの旋律に基づくポリフォ ニーを書いています。 「コンソルティム5」はイギリス、ロンドンを拠点とするリコーダー五重奏団。膨大なレパートリーを持ち、緻密なアンサンブルと美しい ハーモニーが特色のアンサンブルです。

NIBIRU
NIBIRU-0163-2(1CD)
ゼレンカ(1679-1745):晩課詩篇集(1725)II
主は言われた [Dixit Dominus] ZWV 68
主を畏れる者は幸いなり [Beatus vir] ZWV 76
われは喜べり [Laetatus sum] ZWV 88*
主の建てたもうにあらずば [Nisi Dominus] ZWV 92*
エルサレムを称えよ [Lauda Jerusalem] ZWV 104*
マニフィカト [Magnificat] ZWV 107
われ信じぬ [Credidi] ZWV 85*
深き淵より [De profundis] ZWV 96
レンカ・ツァフォウルコヴァー、ガブリエラ・エイベノヴァー(S)
フィリッポ・ミネッチャ(男声アルト)
トビアス・フンガー(T)
マリアーン・クレイチーク(Br)
イジー・ミロスラフ・プロハースカ(Bs)
アンサンブル・イネガル(合唱)
プラハ・バロック・ソロイスツ(管弦楽)
アダム・ヴィクトラ(指)

*世界初録音。

ARCO DIVA
UP-0185-2(1CD)
マスターズ・オブ・バロック
ヴィヴァルディ:トランペット、弦楽と通奏低音の為の協奏曲ト長調 Op.3-3
バッハ:トランペット、弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ長調 BWV 972(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲)より ラルゲット*
アルビノーニ:トランペット、弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ長調 Op.7-6
バッハ:ミサ ロ短調 BWV 232〜アニュス・デイ
タルティーニ:トランペット、弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ長調 D 53(原曲:ヴァイオリン協奏曲ホ長調)
バッハ:カンタータ「片足は墓穴にありてわれは立つ」BWV 156〜シンフォニア
テレマン:トランペット、2つのオーボエ、弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ長調 TWV 53:D2
ベッリーニ:トランペットと弦楽の為の協奏曲変ホ長調(原曲:オーボエ協奏曲)
グイード・セーヘルス(Tp)
パルドゥビツェ・チェコ室内PO
フィリップ・ドヴォジャーク(Cemb)
マレク・シュチレツ(指)

録音:2016年8月22-26日、音楽館、パルドゥヴィツェ、チェコ
グイード・セーヘルスはベルギーのトランペット奏者。1994年以来2017年現在ミュンヘンPO首席奏者。2012年以来2017年現在ライプツィヒのフェリクス・メンデルスゾーン・バルトルディ音楽大学教授。*はバッハがヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲をチェンバロ独奏用に書き換えた版を、さらにトランペット協奏曲に編曲したものです。

CZECH RADIOSERVIS
CR-0879-2(1CD)
スロヴェニアのバロック・オルガン
ヨハン・カスパル・フェルディナント・フィッシャー(1656-1746):前奏曲第20番とフーガ*/前奏曲第1番とフーガ*/前奏曲第3番とフーガ*
前奏曲第7番とフーガ*
パッヘルベル:シャコンヌ ヘ短調*
ヨゼフ・フェルディナント・ノルベルト・ゼーガー(1716-1782):プレアンブルム(前奏曲)*
ヨハン・カスパル・フェルディナント・フィッシャー:前奏曲とフーガ+/前奏曲第18番とフーガ+/前奏曲とフーガ+
復活祭の為のリチェルカーレ+/アリアと変奏曲+
フランツ・アントン・フーグル(1706-1745):前奏曲第2旋 法とフーガ**
ヨハネス・シュペート(1667-1719):トッカータ第1番#/スパニョレッタによる様々なパルティータ#
ヨゼフ・フェルディナント・ノルベルト・ゼーガー:プレアンブルム(前奏曲)#/フーガ#/前奏曲とフーガ#
ヨハン・カスパル・フェルディナント・フィッシャー:パッサカリア#
パヴェル・コホウト(Org)

録音:時期の記載なし
慰めの聖母の巡礼教会、チェルモジシェ・プリ・ジェタレ、スロヴェニア*
聖母教区教会、ルシェ、スロヴェニア+
聖ミクラーシュ大聖堂、リュブリャナ、スロヴェニア**
フランシスコ修道院、聖母被昇天教会、オリムイェ、スロヴェニア#
使用楽器:1763年*、1755年+、1739年**、1764年#、ヤネス・フランチシェク・ヤナーチェク製
CZECH RADIOSERVIS
CR-0910-2(2CD)
フランチシェク・ベンダ(1709-1786):フルート・ソナタ集
[CD 1]*
フルートとハープの為のソナタ ハ長調 Lee III-6
フルートとハープの為のソナタ ホ短調 Lee III-56
フルートとハープの為のソナタ ト長調 Op.3-1
フルートとハープの為のソナタ ホ短調 Lee III-57
フルートとハープの為のソナタ ヘ長調 Lee deest
[CD 2]+
フルート、チェンバロとチェロの為のソナタ ト長調 Lee III-74
フルート、チェンバロとチェロの為のソナタ イ短調 Lee III-121
フルート、チェンバロとチェロの為のソナタ ニ長調 Lee III-24
フルート、チェンバロとチェロの為のソナタ ホ短調 Lee III-60
ロマン・ノヴォトニー(Fl)
ヤナ・ボウシュコヴァー(ハープ*)
アレシュ・バールタ(チェンバロ+)
ヤン・ケレル(Vc)+

録音:2012年3、4月、ドモヴィナ・スタジオ、プラハ、チェコ*
2014年11、12月、2015年1月、チェコ放送スタジオ1、プラハ、チェコ+
ロマン・ノヴォトニー(1968年生まれ)は2017年現在チェコPOおよびアフラートゥス・クインテットに在籍し、プラハ音楽院で教職に就いているチェコの人気フルート奏者。日本のムラマツ・フルートを愛奏しています。

Bottega Discantica
DISCANTICA-302(1CD)
フランチェスコ・アントニオ・ボンポルティ(1672-1749):ヴァイオリンの為の10のインヴェンツィオーネ・ダ・カメラ Op.10(1712) ロセッラ・クローチェ(Vn)
ファビオ・チョフィーニ(Org、Cemb)

録音:2016年10月、コッレシポリ、イタリア
フランチェスコ・アントニオ・ボンポルティはイタリアのトレントに生まれた聖職者・作曲家。ローマで神学を修めた1691年から1695年の間にアルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)にヴァイオリンを師事したと伝わっています。聖職者としての昇進を望み音楽家としてはいずれの「楽派」にも属さなかったためか没後忘れ去られましたが、20世紀に入り「10のインヴェンツィオーネ・ダ・カメラ Op.10」の中の数曲がバッハの作品と誤認されたことで注目されました。「インヴェンツィオーネ」は「創意・工夫」を意味するイタリア語で、バッハの「インヴェンション」もこれに倣った可能性があり、音楽的共通性も指摘されています。
ロセッラ・クローチェはミラノ市立音楽院およびハーグ王立音楽院でエンリコ・ガッティにバロック・ヴァイオリンを師事。2017年現在アンサンブル・アウローラの主要メンバーの一人であり、ファビオ・チョフィーニ率いるアッカデーミア・ヘルマンスからガッティが脱退した後、コンサートマスターの地位を引き継いでいます。

スロヴェニア放送
ZKP-114311(1CD)
リ=チェルカーレ〜17世紀の音楽
ヴォイタ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ変ロ長調
フロベルガー:組曲イ短調FbWV610―アルマンド
シュメルツァー:ソナタ第15番イ短調
ヴィヴィアーニ:パッサカリアニ短調
ブレイド:コラールと変奏曲
ヴォイタ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ.ロ短調
モイツァ・ガル:無伴奏ヴァイオリンのためのリチェルカール
ブクステフーデ:ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタイ短調BuxWV272
ヴォイタ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第3番ハ長調
モイツァ・ガル(Vn)
サム・チャップマン(テオルボ,バロック・ギター)
マルクス・フンニガー(チェンバロ,オルガン)
ドメン・マリンチッチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ,バス・ヴィオル)

録音:2015年4月9-13日リュブリャナ
17世紀のバロック音楽を中心に収録したCD。ボヘミアの作曲家、ヤン・イグナーツ・フランティシェク・ヴォイタ(1657-1701)や、謎に包まれた作曲家、ジローラモ・ヴィヴィアーニの作品が珍しい。モイツァ・ガルはスロヴェニアを代表するバロック・ヴァイオリン奏者。サム・チャップマンはロンドンの王立音楽アカデミーで学んだリュート奏者。マルクス・フンニガーはバーゼルのスコラ・カントルムでチェンバロと通奏低音を教えている。

Glossa
GCD-922702(2CD)
パーセル:歌劇「妖精の女王」 セバスティアン・デラン(指)
レ・ヌーヴォー・キャラクテール、カロリーヌ・ミュテル(S)、ヴィルジニー・ポション(S)、ヒョルディス・テボー(S)、ケイトリン・ハルカップ(Ms)、クリストフ・バスカ(C.T)、ジュリアン・ピカール(T)、アンデシュ・ダーリン(T)、ザムエル・ボーデン(T)、ギヨーム・アンドリュー(Br)、ケヴィン・グリーンロウ(Br)、ロナン・ネデレク(Bs-Br)、フレデリック・カトン(Bs)

録音:2016年9月、ローラン・テルジェフ劇場(リヨン、フランス)
デランはこのパーセルの「妖精の女王」では合唱団を起用せず、アンデシュ・ダーリン、カロリーヌ・ミュテルやヴィルジニー・ポションといった歌手陣が、ソリストとしてだけでなく合唱の役割も兼ねるというスタイルを選択。また、セルパンやコルネットなどの古楽系管楽器、そして鍵盤式のリード楽器であるレガール(リーガル)の活躍など、聴きどころが満載の「妖精の女王」は、セバスティアン・デランとレ・ヌーヴォー・キャラクテールの世界的評価をさらに高めてくれることでしょう!
Glossa
GCD-920417(2CD)
テレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア TWV.40:26-37
幻想曲第1番ハ短調/幻想曲第2番ニ長調/幻想曲第3番ホ短調/幻想曲第4番ヘ長調/幻想曲第5番変ロ長調/幻想曲第6番ト長調/幻想曲第7番ト短調/幻想曲第8番イ長調/幻想曲第9番ハ長調/幻想曲第10番ホ長調/幻想曲第11番ニ短調/幻想曲第12番変ホ長調/「忠実な音楽の師」より ソナタ ニ長調 TWV.40:1
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2017年1月、サン=レミ教会(フラン=ワレ、ベルギー)
サティをテーマとしたインプロヴィゼーション・アルバム「カインド・オヴ・サティ」(GCD-P30416)では、ジャンルの垣根を取り払った印象的かつ刺激的な演奏を繰り広げてくれた古楽界の鬼才パオロ・パンドルフォ。イタリアが誇るヴィオラ・ダ・ガンバの世界的ヴォルトゥオーゾが、テレマンの没後250周年記念として「ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア(幻想曲) TWV.40:26-37」をレコーディング!
1735年頃に作曲され、楽譜が出版されていたことは知られていたものの、楽譜が消失してしまい謎に包まれていたが、2015年の春、作曲から約280年という歳月を経て発見された「ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア」。ヴァイオリン、フルート(・トラヴェルソ)、チェンバロのための傑作群と同じく、急成長するハンブルクのアマチュア市場に耳を傾けたテレマンが作曲したヴィオラ・ダ・ガンバのための12のファンタジアの真髄にパンドルフォが迫ります。プログラムの追尾を飾る1728年の傑作『無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ』にも要注目!

H.M.F
musique d'abord
HMA-190215(1CD)
おお、愉悦よ〜17、8世紀のイギリス歌曲集
我が造り主よ、憐み給え(不詳[17世紀])
ダウランド:求婚しようか、好意を望もうか/来れ重き眠りよ/私は見た、あの人が泣くのを/つれない人に、だから私の心を奪って/御婦人方の小間物屋/流れよ、わが涙
キャンピオン:私は御婦人方をお世話申し上げない/糸杉のカーテン
ブロウ:金髪の恋する若者と黒い恋人/自ら身を引く者
ダニエル・パーセル:おお、愉悦よ
ハンフリー:父なる神への讃歌
クラーク:アルカディアの森の栄光
 勇敢なる子孫たちの中に
ジョン・バートレット:すべての鳥の中で
フィリップ・ロセッター:一体愛とは何なのか
 それでは愛とは嘆くだけなのか
フランシス・ピルキントン:眠れ甘き妖精よ
イェレミア・クラーク:The glory of the Arcadian groves
ウィリアム・クロフト:時よ、おお汝ミューズよ
アルフレッド・デラー(C.T)
デイヴィッド・マンロウ, リチャード・リー(リコーダー)
デズモンド・デュプレ(リュート,ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロバート・エリオット(Cemb)

録音:1969年(頃)
1979年7月9日、67歳で伝説のカウンターテナー、デラーはこの世を去りました。詩人にして、素晴らしい歌声、歴史に造詣が深い、偉大な人物 でした。重力を全く感じさせない歌声は異次元の世界からやってきたようでした。名手たちのサポートを得た美しくも高潔な17-8世紀のイギリスの世界 が広がっています。気

APARTE
LDV-149(2CD)
グリニー の作品集
ニコラ・ド・グリニー(1672-1703):グリニー:オルガン・ミサ
 5つの讃歌
ニコラ・ルベーグ*(1631-1702):エレヴァシオン(高揚) ト調
 ヘ短調のシンフォニー
アンドレ・イ ゾワール(Org)

録音:1972年
使用オルガン:ルイ=アレクサンドル・クリコ・サンジャック・エ ・サン=クリストフ・ユダン(1839-1972)
ジャン=エスプリ・イスナール・サン=マクシミン=ラ・サント= ボーヌ(1722)
※Calliopeレーベルからの再発売
イゾワールによる、厳粛な 雰囲気が魅力のグリニー作品集。「オルガン・ミサ」は、5声のフーガなど を含む大作にして傑作です。「5つの讃歌」でも、イゾワールによる、エレ ガントで親密な雰囲気の装飾を堪能することができます。グリニーの師であ るニコラ・ルベーグの作品も収録されており、グリニー作品とは用いられて いる楽器が違うこともありますが、柔らかで明るい響きが魅力です。  (Ki)

Delphian
DCD-34012(1CD)
クープラン:トリオ・ソナタ「パルナソス山、またはコレルリ讃」
アルマンド(第9組曲)/軽はずみ(第15組曲)/子守歌、またはゆりかごの中の愛(第15組曲)/選り抜きのミュゼット(第15組曲)/居酒屋のミュゼット(第15組曲)/トリオ・ソナタ「パルナッス山、またはコレルリ讃」/恋するうぐいす(組曲第14番)/7月祭(組曲第14番)/シテール島の鐘(組曲第14番)/ささいなこと(組曲第14番)/王宮のコンセール第3番イ長調/グランド・リトルネロ(王宮のコンセール第8番)/愉快な仲間(組曲第16番)/軽率な女(組曲第16番)/陽気な町(組曲第16番)/メヌエット(王宮のコンセール第1番)/トリオ・ソナタ変ロ長調「スタインケルク」
ルーシー・キャロラン(ハープシコード)、
ジョン・キッチン(ハープシコード)

録音:2002年9月2日−4日、エジンバラ
フランス・バロックの巨星、フランソワ・クープランの2台のハープシコードのための作品を集めたユニークなプログラム。エジンバラ、レイモンド・ラッセル・コレクションの2台の銘器、タスカン1769年製、グルマン/タスカン1767/83年の壮麗な音色が、当時のフランス宮廷の華やかな音楽文化の一面を教えてくれます。古楽、ピリオド楽器の愛好家におススメしたい好企画盤です。
※当タイトルは【初紹介旧譜】となります。旧譜のため急な廃盤、また十分な枚数を確保出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。
Delphian
DCD-34011(1CD)
喜び〜バロック時代フランスのギター作品集
コルベッタ:チャコーナ ハ長調
ド・ヴィゼー:組曲ト長調
グレネリン:組曲ニ長調
メダール:組曲ト短調
コルベッタ:シャコンヌの気まぐれ、
 組曲イ長調
ド・ヴィゼー:仮面舞踏会
マレ:エアー/カンプラ:ミュゼ
リュリ:イシスの入場、アポロンの入場
クープラン:修道女モニク
カレ:組曲ト短調
ゴードン・フェリーズ(バロック・ギター)

録音:2003年1月2日−4日、エジンバラ
スコットランドを拠点にソロ、様々なピリオド・アンサンブルのメンバーとして活躍中のバロック・ギタリスト、ゴードン・フェリーズのフレンチ・バロック・プログラム。エジンバラ大学が所蔵しているオリジナルの歴史的楽器、1760年頃にフランスで製作されたギターの音色でフランス・バロックの巨匠たちの珠玉の音楽をどうぞ。
※当タイトルは【初紹介旧譜】となります。旧譜のため急な廃盤、また十分な枚数を確保出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。

APARTE
LDV-1478(2CD)
F.クープラン:オルガン作品全集
F.クープラン:教区のためのミサ*
ジル・ジュリアン(1650-1703):前奏曲***
ダングルベール(1629-1691):四重奏曲***
L.クープラン(1626-1661)***:シャコンヌ,バスク風のブランル,幻想曲,パッサカリア
F.クープラン:修道院のためのミサ**
ティトルーズ(1563-1633):来れ精霊よ,
 パンジェ・リングァ,アヴェ・マリス・ステラ,
 エクスルテト・チェルム
アンドレ・イゾワール(Org)

録音:1972&73年
使用オルガン:*ジャン=ジョルジュ=ケニッヒ・サン=ジョルジュ・ド・ブケノン、サル=ユニオン(1717/1766)
**オルガン・ケニッヒ(1972)/シャペル・ド・ラ・コングレガシオン・ノートル・ダム・ド・シャリテ・ドゥ・ボン・パストゥール・アンジェール
***オルガン・ヘルファー・エ・エルマン(1973)/サン=ジェルマン・デ・プレ教会、パリ
※Calliopeレーベルからの再発売
F.クープラン、およびその「おじ」L.クープラン、そしてフランスの重要なオルガン音楽作曲家の作品集。ジル・ジュリアンはシャルトルの大聖堂のオルガニストを務めた人物。ダングルベールは、フランス・クラヴサン音楽の最初の重要作曲家。四重奏曲は、23小節から成る、対位法の練習曲のようなもの。そして、[CD2]の最後に収録されているのが、「フランス・オルガン音楽の父」、ジャン・ティトルーズの作品。ティトルーズ以前の時代、フランスには、これといったオルガン音楽がありませんでした(残されていません)。奏者の旋律とリズムに対するセンスが問われる作品をのこしています。 (Ki)

Coviello
COV-91719(1CD)
幸せな時間
レグレンツィ(1626-1690):カンタータ「Cinzia dolente e mesto」、ソナタ "La Bevilacqua"Op.8-6
ボノンチーニ(1670-1747):室内楽のための12のソナタニ長調、カンタータ「バルバラ、不実な妖精よ」
D.スカルラッティ:カンタータ「O qual meco Nice cangiata」
ペーパー・カイト・アンサンブル
マリー・ヘーシェン(S)
アントニオ・デ・サルロ(Vn)
ラファエル・ロト(Vn) 
ギレルモ・トゥリーナ(Vc) 
フェリックス・シェーンヘル(Cemb)
古代ギリシャの理想郷アルカディアは、17世紀芸術に影響を与えました。このアルバムは、バロック時代のレグレンツィ、ボノンチーニ、スカルラッティの3人の作曲家が”幸せな時間(Feliceuntempo)”という同じテーマで作曲した室内カンタータを収録しています。ドメニコ・スカルラッティの父アレッサンドロは多くの室内カンタータを残しています。アレッサンドロの没後は、息子ドメニコ、そしてレグレンツィらにその伝統が継承されています。ドメニコの室内カンタータも父アレッサンドロと同様に表情豊かな美しい旋律に彩られています。ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690)は、ヴァイオリニストであった父から音楽の手ほどきを受け、ベルガモの教会のオルガニストとなります。その後フェラーラの音楽院の楽長を経て、ヴェネツィアへ移りサン・マルコ大聖堂の楽長となりました。17世紀最大の作曲家の一人と言われ、後世に多大な影響を及ぼした作曲家でありましたが、現在は自身の作品の録音は少なくその音楽性に触れる機会はあまりません。ジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670-1747)はボローニャの聖ジョヴァンニ大聖堂で楽長職を務める等の活動をし、多くのオペラやミサ曲を作りました。1720〜32年まではロンドンに滞在し、主にオペラ作曲家として名を馳せました。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-034(1CD)
ダウランド=ベンジャミン
ジョン・ダウランド(1563-1626):ラクリメ、または7つの涙
ジョージ・ベンジャミン(1960-):メゾ・ソプラノと5つのヴィオールのためのUpon Silence
シット・ファスト〔酒井敦、イザベル・サン=イヴ、マリオン・マルティノー、ニコラ・ミルヌ、ジョシュア・チートハム〕
サラ・ブルトン(Ms)
カール・ニーリン(Lute)

録音:2016年12月
酒井敦が2001年に結成したヴィオール・コンソート「シット・ファスト」。今回のアルバムは、アンサンブル結成時からのレパートリーであるダウランドの「ラ クリメ、または7つの涙」と、現代の作曲家でメシアンの愛弟子としても知られる英国の作曲家ジョージ・ベンジャミンというプログラム。ダウランドの 作品が、線の絡み合いが織りなす美しいハーモニーが主眼とするならば、メゾ・ソプラノが加わるベンジャミンの作品は「間」や「無」を連想させるもので、 ピッツィカートやチェロの奏法も多用されている難曲。このディスクでは指揮者なしで演奏されており、アンサンブルの緊張感が伝わってきます。
アンサンブルを率いる酒井敦は、名古屋生まれのチェロ奏者・ガンバ奏者・指揮者。1986年に渡米。中島顕氏、堤剛氏、H.シャピロ氏に師事した後に渡欧。 パリ国立高等音楽院でP.ミュレール氏に師事し、首席で卒業。同音楽院在学中から並行してバロック・チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバをC.コワン氏に師 事する。レ・タラン・リリク、ル・コンセール・ダストレといった古楽アンサンブルの通奏低音奏者として、数々の演奏会やCD録音に参加。室内楽にも 力を注いでおり、シット・ファスト(ガンバ・コンソート)を結成。2015年のフォルクレ作品集のCD(AP.122/KKC.5619)は高く評価されました。 2017年第15回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞しています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902265(1CD)
宗教改革 1517-2017
マルティン・ルター(1483-1546):われらが神は堅き砦
バッハ:カンタータ第80番「われらが神は堅き砦」BWV 80
ヨハン・クリューガー(1598-1662):いざやもろ人、神に感謝せよ(Nun danket all Gott)
バッハ:カンタータ第79番「主なる神は日なり、盾なり」BWV 79
ゲオルク・ノイマルク(1621-1681):ただ神の御旨に従う者は
メンデルスゾーン:ただ神の御旨に従う者は MVW A7
マルティン・ルター:平安と歓喜もて、われはいく
ブラームス:モテットop.74-1「なぜ悩む者に光が与えられたか」
ウィリアム・クロフト(1678-1727):O God, our help in ages past
ヴォーン=ウィリアムズ:主よ、あなたは代々にわたしたちの宿るところ
グラハム・ロス(指)
ケンブリッジ・クレア・カレッジcho
クレア・バロック(マーガレット・フォートス/リーダー、ヴァイオイン)

録音:2017年4月2,4日、ロンドン、聖ヨハネ福音教会、ロンドン
2017年は、ルターの宗教改革(1517)から500年記念にあたる年。これを記念して制作されたアルバムです。バッハの宗教改革記念日のためのカンター タ2作のほか、様々なコラールに基づく作品をあつめた1枚。
バッハのカンタータ2作は、1724年(80番)、1725年(79番)の宗教改革記念日のために作られたもの。「われらが神は堅き砦(神はわが櫓)」は、 神への熱烈な信頼を歌う、ルターの有名なコラールで、ここに収録された第80番のほかにも、メンデルスゾーンの「宗教改革」にも登場するなど、後世 の様々な作曲家も引用しています。79番は、カトリックへの敵対の歴史も歌詞に盛り込まれた内容で、第3曲に、クリューガーのコラールが登場します。 メンデルスゾーンの「ただ神の御旨に従う者は」はルターのコラール「平安と・・・」はカンタータBWV 125にも登場しますが、ブラームスのモテット op.74-1の終曲にも登場します。
メンデルスゾーンは、コラールに基づくカンタータを8つ作曲しており、ここに収録された作品は3つ目にあたるもので、19歳の頃、1828から29年 にかけて作曲されており、ちょうどメンデルスゾーンがバッハのマタイ受難曲の蘇演にむけての準備を進めていた頃に重なります。1829年に渡英した折に この作品は演奏される予定でしたが、現在では何の記録も残されていません。その後100年以上もこの作品は忘れられていましたが、最近になって、メ ンデルスゾーンの友人で歌手のフランツ・ハウザーの遺産から楽譜の写しが発見されました。このコラールは当時の讃美歌の中でもっとも人気のあったも ので、メンデルスゾーンは1,4,7節に付曲していますが、それに先行してイスラエルの聖歌の歌詞が冒頭に引用されています。メンデルスゾーンの時代、ルター 派の教会の礼拝でカンタータが演奏されるという慣習はすでになくなっていましたが、何らかの宗教的行事の中での演奏を目的に作曲されたと考えられて います。 1921年に作曲されたヴォーン=ウィリアムズのカンタータは詩篇90の第1節からとられたもので、朗唱のような合唱や、効果的な強弱の指示など、 創意に満ちた非常に美しい作品となっています。 (Ki)

Cybele
CYBELE-001404S
(6SACD)
スペイン古楽オルガン作品集
[CD1]
ソレール(1729-1783):ソナタ集、ファンダンゴ(全16曲)
使用楽器:Great Jordi Bosch Organ (1762, Sant Andreu, Santanyi)
[CD2]
D.スカルラッティ(1685-1757):ソナタ集(全25曲)
使用楽器:Great Jordi Bosch Organ (1762, Sant Andreu, Santanyi)
[CD3]
ホセ・リドン(1748-1827):ソナタ集、カプリッチョほか(全9曲)
使用楽器:Great Jordi Bosch Organ (1762, Sant Andreu, Santanyi)
[CD4]
セバスティアン・アグイレラ・デ・ヘレディア(1561-1627):オルガン作品集
(全18曲+SACDのみボーナストラック1曲)
使用楽器:Gabriel Thomas Organ (1823, Sant Francesc de Paula, Campos)
[CD5]
パブロ・ブルーナ(1611-1679):オルガン作品集(全8曲)
使用楽器:Mateu Bosch Organ (1746, Sant Pere, Sencelles)
[CD6]
ミリャム・ヴィーズマンとオルガン製作者ゲルハルト・グレンツィングの会話
ミリャム・ヴィーズマンとマルティン・シュメーディングの会話
マルティン・シュメーディング(Org)

録音:2011年/スペイン サンターニ、カンポス、サンセーリャス
スペインのマヨルカ島にある、1762年ジョルディ・ボッシュ製のオルガンを始めとした歴史的オルガンを用いてスペインの古楽を演奏したアルバムです。 5人の作曲家の作品をCD1枚分ずつ、たっぷりと収録。前半はソレールの『ファンダンゴ』やD.スカルラッティの『猫のフーガ』を含むソナタ集などチェ ンバロで親しんだ楽曲がオルガンで華やかに鳴り響く面白さ、後半は他ではなかなか聴けない作曲家の作品を発見する面白さが詰まっています。SACD ハイブリッドで音質も最高級。
CD6にはキュベレ・レコーズ創始者の1人で女優でもあるミリャム・ヴィーズマンが聴き手を務めた、オルガン製作者グレンツィングやオルガン奏者シュ メーディングとの会話を収録しています(ドイツ語)。また約90ページの解説書には楽器の写真や作曲家の肖像など目で楽しめる画像がふんだんに使わ れています。
マルティン・シュメーディングは1975年ドイツのミンデン生まれ。オルガンとリコーダーでソリストのディプロマを取得、他にも指揮、合唱、音楽理論、 教会音楽などを学んだ人物です。オルガニストとして様々なコンクールに入賞しており、そのレパートリーは膨大。レーガーのオルガン作品全集(17枚 組、CYBELE-051500S)を完成させ話題となった他、ブラームス、メンデルスゾーン、フランツ・シュミットの全作品や、シューマンの「ペダル・ピアノ」 のための作品など多数のCDをリリースしています。 (Ki)


ALIA VOX
AVSA-9923(1SACD)
アルフォンソ10世賢王編纂:聖母マリアのカンティガ集
1. Introduccion (CSM 176) 1’38
2. Santa Maria, strela do dia (CSM 100) 2’57
3. Pero cantigas de loor (CSM 400) 3’49
4. Instrumental (CSM 123) 3’41
5. Muito faz grand’erro (CSM 209) 12’25
6. Por nos de dulta tirar (CSM 18) 8’07
7. Instrumental (CSM 142) 4’13
8. Pode por Santa Maria (CSM 163) 5’08
9. Miragres fremosos faz por nos (CSM 37) 4’15
10. Instrumental (CSM 77-119) 4’08
11. De toda chaga ben pode guarir (CSM 126) 10’05
12. Pero que seja a gente (CSM 181) 6’19
13. O ffondo do mar tan chao (CSM383) 8’36
14. Conclusion (CSM 176) 2’52
ジョルディ・サヴァール(指)
エスペリオンXX
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ


録音:1993年
「聖母マリアのカンティガ集」はアルフォンソ10世賢王(1221-1284)の治世下に編纂された、420篇の楽譜を伴う詩集。中世の単声声楽曲の最大の コレクションで、すべてマリアについて歌っています。1993年の録音をマルチャンネルにリマスタリングした当盤で、サヴァールとアンサンブルが一番あぶら の乗っていた時期の演奏をたのしむことができます。 (Ki)

APARTE
AP-134(1CD)
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):・ヴァイオリン奏法論 op.9(12 曲)〔即興/No. 1 アダージョ/No. 2 アレグロ /No. 3 アレグロ ・アッサイ /No. 4 アレグロ ・アッサイ/No. 5 アレグロ ・アッサイ/No. 6 アレグロ ・アッサイ /No. 7 アンダンテ /No. 8 アレグロ)/No. 9 アンダンテ・モデラート)/No. 10 アレグロ・モデラート/No. 11 アレグロ ・アッサイ/No. 12 アレグロ ・アッサイ〕
ソナタ第8番 op.4 ニ短調
ソナタ第6番 op.4 ニ長調
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(Vn)
アン ネ カトリン・ベ ラ ー(Vc)
トル ステン・ヨハン(Cemb)
トーマス・C・ボイセン(テオルボ)

録音:2015年9月21-24日
フライブルク・バロック・オーケストラのコンサートマスターとしておなじみの名手ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツと同オーケストラのメンバーによる、 ジェミニアーニの登場。 ジェミニアーニは、自身ヴィルトゥオーゾのヴァイオリン奏者でした。「ヴァイオリン奏法論」には、自身で作った28のエクササイズと12の作品を掲載が されており、これらの作品は、装飾や、メサ・ディヴォーチェ(一定の音を長く引き伸ばしながら徐々にクレッシェンドし、つづいてデクレッシェンドして 終わること)など、ジェミニアーニの奏法が反映されています。どの曲も舞曲のスタイルやオペラのアリアを思わせるものなど多様性に富んでおり、楽しめ ます。 全12曲から成るop.4のソナタからこのディスクで演奏されているソナタ第8番はイタリアの様式、第6番はフランスの様式で書かれた対照的な2曲。 ゴルツとメンバーたちのセンスが光ります。 (Ki)

H.M.F
HMM-905284(1CD)
ルネッサンスの至宝とその反映
トマス・タリス(c.1505-85):Man blest no doubt/Let God arise/O sacrum conviviumIf ye love me/Why Fum'th
in Fight?/O come in one to praise the Lord/Videte miraculum/Loquebantur variis linguis/E'en like the hunted hind/Expend, O Lord/O nata lux de lumine 5vv/Te lucis ante terminum/Why brag'st in malice/God Grant we grace/Come Holy Ghost/Why Fum'th in Sight?
スティーヴン・スタッキー(1949-):O sacrum convivium(3つの新しいモテット「イン・メモリアム・トマス・タリス」より)
リチャード・アラン(1965-):Videte miraculum*
フランク・フェルコ(1950-):トマス・タリスの’ if ye love me’の反映*
ケン・バートン(1970-):Many are the wonders *
ハリー・エスコット(1976-):O light of Light
アレック・ロト(1948-):Night Prayer*
ケリー・アンドリュー(1978-):Archbishop Parker's psalme 150*
ボブ・チルコット(1955-):トマス・タリス(タリスのカノンの編曲版)
ORA,スージー・ディグビー(芸術監督・指)

録音:2016年2月
*=ORA委嘱新曲、世界初録音
2014年に設立された声楽アンサンブルグループ、ORA。現代は、ルネッサンス時代に匹敵する合唱音楽の黄金期である、と考える彼らは、ルネッサンス、 および現代の合唱作品を演奏・録音しています。第2弾となる当アルバムでは、トマス・タリスと彼の作品にインスピレーションを得て書かれた作品を集 めました。400年の時を隔てた作品が並ぶプログラムですが、無伴奏の声楽が織りなすアンサンブルが、聴き手を時空を越えた旅へといざないます。 (Ki)

MPMP
MAAC 2012-1(1CD)
フランシスコ・アントニオ・デ・アルメイダ(1700頃-1755):テ・デウム(独唱、二重合唱と管弦楽の為の) オルランダ・ヴェレス(S)
ノア・フレンケル(A)
マルセル・ベークマン(T)
ウゴ・オリヴェイラ(Br)
フローレス・デ・ムジカ&カペッラ・ジョアニーナ(合唱&管弦楽)
ジョアン・パウロ・ジェネイロ(チェンバロ、指揮)

録音:2012年2月6-11日、ミゼリコルディア教会、オエイラス、ポルトガル
フランシスコ・アントニオ・デ・アルメイダはポルトガルの作曲家・オルガン奏者。1722年から1726年までローマに留学し、帰国後リスボンの宮廷礼拝堂楽長に就任、王女マリア・バルバラの鍵盤楽器教師(以前ドメニコ・スカルラッティも同職にありました)も務め、1755年に(おそらくリスボン大地震被災により)亡くなりました。テ・デウムは当盤での演奏時間50分に及ぶ力作。
本体・外装ともにレーベル名・規格品番表示がありません。自主制作的CDをMPMPが配給している形になります。
MPMP
MPMPCD-0029(1CD)
ジョヴァンニ・ジョルジ(?-1762):クリスマスとイースターの為のモテット集
Hodie Scietis(モテット第24番)
Quem vidistis pastores(モテット第25番)
Hodie nobis de caelo(モテット第26番)
Notum fecit Dominus(モテット第27番)
Quis tibi nunc sensus(モテット第48番)
Vespere autem sabbati(モテット第49番)
Haec dies(モテット第50番)
Et ecce terraemotus(モテット第51番)
Congratulamihi omnes(モテット第52番)
ダニエラ・マトス、フィリパ・ポルテーラ(S)
ダニエラ・アラウージョ、イネス・ロシャ・コンスタンティーノ(A)
アンドレ・ラセルダ(T)
ミゲル・マドゥーロ=ディアス(Bs)
アヴェイロ大学室内cho
クリスティアーナ・スパダーロ(オルガン、ミュージカル・ディレクター)
アントニオ・ヴァサロ・ロウレンソ(ディレクター、アーティスティック・コーディネーター)

録音:2014年5月23-26日、6月13-16日、ミゼリコルディア教会、アヴェイロ、ポルトガル
ジョヴァンニ・ジョルジはポルトガルで活躍したイタリアの教会音楽作曲家。その生涯についてはほとんど知られていませんが、おそらくヴェネツィアに生まれ、ローマのサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ教会の楽長を務めた後、遅くとも1725年にはリスボンの宮廷礼拝堂楽長の地位にありました。彼の作品が演奏される機会はほとんど無く、この録音は希少価値は非常に高いと申せましょう。

PLECTRA
PL-21701(4CD)
ルイ・クープラン:クラヴサン作品全集
[CD 1]
イ短調の楽曲*
 フローベルガー氏を模した前奏曲 [6] (Bauyn II, f.9)
 アルマンド [100] (Bauyn II, f.63v)
 アルマンド「愛想の良い女」[101] (Bauyn II, f.64)
 ラ・ピエモントワーズ [102] (Bauyn II, f.64v)
 クーラント [103] (Bauyn II, f.65)
 クーラント「ラ・ミニョン」[105] (Bauyn II, f.66)
 サラバンド [108] (Bauyn II, f.67)
 サラバンド [110] (Bauyn II, f.68)
 アルデル氏のガヴォットとクープラン氏のドゥブル [125] (Bauyn III, f.38 & f.38v)
ハ長調の楽曲*
 前奏曲 [10] (Bauyn II, f.15v)
 アルマンド [Br.33] (Brussels MS 27220, no.33)
 クーラント [19] (Bauyn II, f.22)
 サラバンド [22] (Bauyn II, f.23)
 メヌエット [29] (Bauyn II, f.25v)
 サラバンド [24] (Bauyn II, f.23v)
 シャコンヌ [26] (Bauyn II, f.24)
 サラバンド [28] (シャボニエール作曲?)(Bauyn II, f.25v)
ニ短調の楽曲+
 クーラント [38] (Bauyn II, f.30)
 クーラント [41] (Bauyn II, f.31v)
 サラバンド [46] (Bauyn II, f.33v)
 カノンによるサラバンド [47] (Bauyn II, f.33v)
 牧歌 [54] (Bauyn II, f.36)
 ジーグ [122] (Bauyn II, f.74v)
 サラバンド [56] (Bauyn II, f.37)
 3種のムヴマンの楽曲 [37] (Bauyn II, f.29v)
ヘ長調の楽曲*
 前奏曲 [12] (Bauyn II, f.17)
 アルマンド [66] (Bauyn II, f.42)
 クーラント [69] (Bauyn II, f.43v)
 クーラント [71] (Bauyn II, f.44v)
 サラバンド [72] (Bauyn II, f.45)
 バスクのブランル [73] (Bauyn II, f.45)
 サラバンド [74] (Bauyn II, f.45v)
 ジーグ [76] (Bauyn II, f.46v)
 シャコンヌ [78] (Bauyn II, f.47v)
ト短調の楽曲*
 前奏曲 [4] (Bauyn II, f.7v)
 パサカイユ [98] (Bauyn II, f.61)
[CD 2]
ヘ長調の楽曲*
 前奏曲 [13] (Bauyn II, f.18)
 アルマンド・グラーヴ [67] (Bauyn II, f.42v)
 クーラント [68] (Bauyn II, f.43)
 クーラント [70] (Bauyn II, f.44)
 サラバンド [75] (Bauyn II, f.46)
 ジーグ [79] (Bauyn II, f.48)
 ガイヤルド [77] (Bauyn II, f.47)
 シャコンヌ [80] (Bauyn II, f.48v)
 ブランロシュ氏のトンボー [81] (Bauyn II, f.49)
ニ短調の楽曲+
 アルマンド [35] (Bauyn II, f.28v)
 クーラント [42] (Bauyn II, f.32)
 クーラント [39] (Bauyn II, f.30v)
 サラバンド [45] (Bauyn II, f.33)
 サラバンド [48] (Bauyn II, f.34)
 ヴォルト [53] (Bauyn II, f.36)
 ガヴォット [124] Parville, p.25)
 サラバンド [50] (Bauyn II, f.34v)
 シャコンヌ「告訴人」[57] (Bauyn II, f.37v)
変ロ長調の楽曲*
 アルマンド [118] (Bauyn II, f.72)
 クーラント [119] (Bauyn II, f.72v)
ト短調の楽曲*
 前奏曲 [5] (Bauyn II, f.8v)
 サラバンド [95] (Bauyn II, f.57)
 シャコンヌまたはパサカイユ [96] (Bauyn II, f.57v)
ホ短調の楽曲*
 前奏曲 [14] (Bauyn II, f.19v)
 平和のアルマンド [63] (Bauyn II, f.40v)
 クーラント [64] (Bauyn II, f.41)
 サラバンド [65] (Bauyn II, f.41v)
ロ短調の楽曲*
 アルマンド [115] (Bauyn II, f.70v)
 クーラント [116] (Bauyn II, f.71)
 サラバンド [117] (Bauyn II, f.71v)
嬰ヘ短調の楽曲*
 パヴァーヌ [120] (Bauyn II, f.73)
[CD 3]
ハ長調の楽曲*
 前奏曲 [9] (Bauyn II, f.14)
 アルマンド [15] (Bauyn II, f.20)
 クーラント [16] (Bauyn II, f.20v)
 クーラント [17] (Bauyn II, f.21)
 サラバンド [20] (Bauyn II, f.22v)
 サラバンド [25] (Bauyn II, f.23v)
 パサカイユ [27] (Bauyn II, f.24v)
ハ短調の楽曲+
 前奏曲 [128] (Parville, p. 144)
 アルマンド「気取った女」[30] (Bauyn II, f.26)
 クーラント [31] (Bauyn II, f.26v)
 サラバンド [32] (Bauyn II, f.27)
 ジーグ [33] (Bauyn II, f.27v)
 シャコンヌ「せきれい」 [34] (Bauyn II, f.28)
ト長調の楽曲+
 アルマンド [82] (Bauyn II, f.50)
 クーラント [85] (Bauyn II, f.51v)
 クーラント [86] (Bauyn II, f.52)
 クーラント [92] (Bauyn II, f.55v)
ニ長調の楽曲*
 前奏曲 [2] (Bauyn II, f.4)
 アルマンド [58] (Bauyn II, f.38)
 クーラント [59] (Bauyn II, f.38v)
 サラバンド [60] (Bauyn II, f.39)
 ガイヤルド [61] (Bauyn II, f.39v)
 シャコンヌ [62] (Bauyn II, f.40)
イ短調の楽曲*
 前奏曲 [7] (Bauyn II, f.12v)
 アルマンド [99] (Bauyn II, f.63)
 クーラント [104] (Bauyn II, f.65v)
 クーラント [106] (Bauyn II, f.66v)
 サラバンド [107] (Bauyn II, f.67)
 ポワトゥーのメヌエット(作曲者不詳?)とそのドゥブル [111] (Bauyn II, f.68v)
イ長調の楽曲*
 前奏曲 [8] (Bauyn II, f.13)
 クーラント [112] (Bauyn II, f.69)
 サラバンド [113] (Bauyn II, f.69v)
 ジーグ [114] (Bauyn II, f.70)
[CD 4]
ニ短調の楽曲*
 前奏曲 [1] (Bauyn II, f.1)
 アルマンド [36] (Bauyn II, f.29)
 クーラント [40] (Bauyn II, f.31)
 クーラント [43] (Bauyn II, f.32v)
 サラバンド [49] (Bauyn II, f.34v)
 サラバンド [44] (Bauyn II, f.33)
 カナリー [52] (Bauyn II, f.35v)
 サラバンド [51] (Bauyn II, f.35)
 シャコンヌ [55] (Bauyn II, f.36v)
イ短調の楽曲+
 アルマンド [132] (Oldham 106)
 クーラント [133] (Oldham 107)
 もうひとつのクーラント [134] (Oldham 108)
 サラバンド [109] (Bauyn II, f.67v / Oldham 109)
ハ長調の楽曲+
 前奏曲 [11] (Bauyn II, f.16v)
 アルマンド「シャンボニエール氏のラ・ムーティエ」 [126] (Bauyn I, f.1 & f.1v)
 クーラント [18] (Bauyn II, f.21v)
 サラバンド [21] (Bauyn II, f.22v)
 リゴドン(作曲者不詳)とクープラン氏によるドゥブル [127] (Parville, p.138)
 サラバンド [23] (Bauyn II, f.23)
 ルベグ氏のガヴォットとクープラン氏によるドゥブル [131] (Bauyn III, f.40)
ト長調の楽曲*
 前奏曲 [129] (Parville, p.176)
 アルマンド [83] (Bauyn II, f.50v)
 クーラント [84] (Bauyn II, f.51)
 クーラント [90] (Bauyn II, f.55)
 クーラント [91] (Bauyn II, f.55)
 サラバンド [87] (Bauyn II, f.52v)
 ガイヤルド [88] (Bauyn II, f.53)
 シャコンヌ [89] (Bauyn II, f.53v)
ト短調の楽曲*
 前奏曲 [3] (Bauyn II, f.6)
 アルマンド [93] (Bauyn II, f.56)
 クーラント [94] (Bauyn II, f.56v)
 サラバンド [97] (Bauyn II, f.58v)
 シャコンヌ [121] (Bauyn II, f.74)
カレン・フリント(Cemb)

録音:データ記載なし
出典:ボーアン写本 (Bauyn)、パルヴィル写本 (Parville)、オールダム写本 (Oldham)
 ブリュッセル王立音楽院所蔵の写本 (Brussels)
使用楽器:1627年*、1635年+、ヨハネス・ルッカース製
調律:ジョン・フィリップス、A=392, temperaments ordinaires (5th comma)
フランソワ・クープラン(1668-1733)の伯父でありクープラン一族の繁栄の礎を築いたルイ・クープランのクラヴラン(Cemb)作品全集。ルイ・クープランの才能を見抜きパリに招いたたジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエール(1601/1602-1672)のクラヴサン作品全集(PL 20501, 21601)で高い評価を受けたカレン・フリントがルッカースのオリジナル楽器2台を弾き分けています。カレン・フリントはオバーリン音楽院およびミシガン大学で学んだアメリカ合衆国のチェンバロ奏者。ブランディワイン・バロック(古楽アンサンブル)のアーティスティック・ディレクターであり、当レーベルの中心的音楽家。録音にあたってはポール・ブルノルド(Paul Brunold;1875-1948)校訂/ダヴィット・モロニー改訂版(Edition de L'Oiseau-Lyre, Monaco, 1985)を使用。上記曲目直後の [数字] はその版およびブルース・グスタフソン(Bruce Gustafson)によるルイ・クープランの作品カタログ番号を示しています。
PLECTRA
PL-21702(1CD)
ベルナルド・パスクイーニ(1637-1710):鍵盤楽器の為の作品集
ヘ調の楽曲
 Toccata (Per Spagna) / Alemanda Scozzese / Corrente
 Sarabanda - Variazione / [Giga]
ニ調の楽曲
 Partite diverse di Follia(I - XVI)/Passagagli (Per il medesimo)
 Ricercare in D. sol re
 Variazioni d'invenzione in D. sol re
  [Prima Partita] / Seconda Partita / Terza Partita / Quarta Partita
  In Corrente / Altro modo la Corrente / Altra Variazione in Corrente
  Ottava Partita / Nona Partita / Decima Partita / Gagliarda
ト調の楽曲
 Tastata (Per l'Inglese) / Ricercare / Alemanda / [Corrente]
 Al medesimo [Giga] / Partite del Saltarello / Alemnda VIII / Aria
 Variazioni per il Paggio Todesco
イ調の楽曲
 Altra [Alemanda] / Corrente / [Giga]
 Toccata con lo scherzo del cucco (Per lo Scozzese)
アーサー・ハース(Cemb)

録音:データ記載なし
使用楽器:1630年頃、不詳作者製、イタリア(フリント・コレクション)
調律:ジョン・フィリップス、A=415, 1/4 comma & modified meantone
ベルナルド・パスクイーニはローマでボルゲーゼ公に仕えたイタリアの作曲家。世代的にジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643)とドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)の中間に位置するイタリア鍵盤音楽史上の重要な作曲家として認識されています。アーサー・ハースはベス・カープ、アルバート・フラー、アラン・カーティス、ケネス・ギルバートに師事したアメリカ合衆国の鍵盤楽器奏者。フランス・バロック鍵盤音楽の権威として知られ、合衆国の数多くの音楽学校、大学、音楽祭において要職を歴任しています。

ENCELADE
ECL-1601(1CD)
フレスコバルディ:チェンバロ作品集
トッカータ第1番(P)*
カンツォーナ第1番(P)+
リチェルカーレ第3番(R)+
カンツォン第5番(R)*
ロマネスカのアリアによるパルティータ(P)*
トッカータ第8番(P)+
フォリアによるパルティータ(P)*
トッカータ第10番(S)+
パッサカリアによる100のパルティータ(P)*
 (P)トッカータ集第1巻(1615/1637)から
 (S)トッカータ集第2巻(1627/1637)から
 (R)リチェルカーレとカンツォーナ・フランチェーゼ集(1615)から
ヨアン・ムーラン(Cemb*、ヴァージナル+)

録音:2016年4月9-12日、サン=レミ教会、フォントネ=ル=ヴィコント、エソンヌ県、フランス
パリ音楽院でオリヴィエ・ボーモン、ケネス・ワイス、ブランディーヌ・ランヌに師事し、レザール・フロリサン、ル・コンセール・スピリテュエル、アンサンブル・クレマン・ジャヌカン等と共演を重ねてきたしたフランスのチェンバロ奏者、ヨアン・ムーランのソロ・デビューCD。ローマではなく「パリのフレスコバルディ」を思わせる、エレガンス漂う演奏。凄いクラヴサニストがまた現れました。

CPO
CPO-777841(1CD)
NX-B10
ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル(1727-1789):作品集
ハープ協奏曲 ニ長調…初録音
ハープ協奏曲 ト長調…初録音
交響曲 変ロ長調
ハープ協奏曲 ヘ長調
ジルケ・アイヒホルン(Hp)
ケヴィン・グリフィス(指)
プファルツ選帝侯室内O
多くのコンサートゴアー(演奏会好き)と批評家が大絶賛する女性ハーピスト、ジルケ・アイヒホルン。彼女はソロだけでなく室内 楽やオーケストラとの共演を積極的に行い、楽器の魅力を広く伝えています。このアルバムで彼女が取り上げたのは18世紀ドイツ の作曲家、J.W.ヘルテルの協奏曲集。前古典派時代を代表するヘルテルは父クリスティアンも作曲家という音楽一家の出身で、 その生涯に多数の交響曲をはじめ、50曲以上の協奏曲を書いています。3曲のハープ協奏曲は柔らかいトーンを用いた魅力的 な作品で、決して多くはないハープのためのレパートリーの中でも重要な位置を占めています。
CPO
CPO-555018(1CD)
NX-B10
テレマン:アルトナのための祝祭音楽集
アルトナのための祝祭音楽「Die dicken Wolken scheiden sich」TVWV deest (1760)
デンマーク王フレデリク5世のための頌歌「Nunc auspicato sidere」TVWV deest
イーラ・ホッホマン(指)
バロックヴェルケ・ハンブルク
ハンブルク市全体の音楽監督を務めていたテレマンは、折りにふれ祝祭行事のための音楽を作曲しました。作品があまりにも多岐 に渡るため、まだその全貌がつかめておらず、まだまだ新発見のニュースが伝えられます。この1760年に作曲された「アルトナ(ハン ブルクの西部に位置する歴史的な都市)のための祝祭音楽」も、戦禍を避けるためにアルメニアの図書館に預けられていた作 品。1998年に返却され、すぐさま演奏されたところ高い評価を受けました。またこの地域は一時期デンマークに属していたこともあ り、その関係でテレマンは当時のデンマーク王フレデリク5世のためにも素晴らしい頌歌を作曲しています。どちらも晩年のテレマンの 傑作です。
CPO
CPO-555091(1CD)
NX-B02
テレマン:宗教的アリア集
1.Jammervolle Liebestranen
2.Blitz, der Herz und Geist zerschmettert
3.Weinend, seufzend, achzend, klagend
4.Kraftigs Wort, voll Heil und Leben
5.Gott hat uns alles wohl gemacht
6.Seel und Leib sind fest verbunden
7.Zerschmilz doch die beeisten Herzen
8.Gott nimmt die Farren unsrer Lippen
9.Lass und danken, lass und loben
10.Prangende Lilien in sprossender Schone
11.Mein in dir gelassnes Herze
12.Krache, sinke, morsche Hutte
13.Wollte doch die Stunde schlagen
14.Demut ist der Tugend Krone
15.Nur Jesu, du sollst in mir leben
16.Thronender Gottheit in flammender Pracht
17.Lass auch deiner Engel Hande
18.Welt, verlange nicht mein Herz
19.Die Glut, so nach dem Himmel steiget
20.Todesangst und Hollenschrecken
21.Gott, wo ist ein solcher Gott; Prang im Golde, stolze Welt
22.Geziert mit seinem eignen Schmucke
GSOコンソート
グドルン・ジドニー・オットー(ソプラノ&音楽監督)
ダヴィッド・エルラー(A)
カロリーネ・カング(Vc)
カール・ニューリン(マンドーラ)
アレクサンドラ・グリヒトリーク(ハープシコード&オルガン)
マグデブルクの「日曜音楽会」のために書かれたテレマンの夥しい作品群も、ようやく最近になって研究が進み、各々の曲がどのよう な機会に演奏されたのかがわかるようになってきました。CPOレーベルでは、まずクリスマスと待降節のカンタータを、次に第2弾として この宗教的アリア集を録音。このアリア集は1726年から1727年にハンブルクの教会で演奏されたとされる作品で、テレマンの多彩 な作曲技法が余すことなく駆使されています。真摯な祈りと喜びが、精緻な通奏低音に支えられた力強い歌へと昇華された美し い歌曲です。

Daphne
DAPHNE-1061(1CD)
リラ・ソノーラ〜12コース・リュートのための音楽
「パンミュア家リュート・ブック第8巻」より 小品ト短調
ロストックのリュート・ブック」より 小品ト短調
ジャック・ゴーティエ:小品ニ短調
「スローンのリュート・ブック」より 小品変ロ長調
「タブリー家のリュート・ブック」より 小品ニ短調
ヨハン・グンプレヒト:小品ニ長調
アンデシュ・エーリクソン(リュート)

録音:2016年6月10日−13日、スウェーデン
フランスのリュート音楽集『面影(Relic)』(DAPHNE 1042)、シャルル・ムートンのリュート小曲集(DAPHNE 1049)を録音したスウェーデンのバロック・リュート奏者、アンデシュ・エーリクソンのソロアルバム第3作は、17世紀オランダやイギリスの絵画に描かれていた楽器、12コースのリュート「リラ・ソノーラ」(「朗々と響くリュート(sonorous lute)」)のための音楽。スコットランド国立図書館所蔵の『パンミュア・コレクション(Panmure collection)』を初めとするリュート本の曲は、その多くが初めて現代の聴衆に紹介される作品。

Christophorus
CHR-77406(1CD)
アンドレアス・クリストフ・クラーマー:メンサ・ハルモニカ〜ザルツブルク大司教マクシミリアン・ガンドルフ・グラーフ・ツー・キューンブルクのためのターフェルムジーク ドルチェ・リゾナンツァ

録音:2015年1月10日−11日&9月25日−26日
ザルツブルク大聖堂のオルガニスト&楽長であったガウデンツ・クラーマーの息子として生まれ、ザルツブルクで聖職者、音楽家として重要な役割を果たしたオーストリア・バロックの知られざる作曲家、アンドレアス・クリストフ・クラーマー(1633−1701)。1682年、ザルツブルク大司教の設立1100年を祝う盛大な祝典のために演奏されたターフェルムジーク(食卓の音楽)は、クラーマーの繊細な作曲技術が活かされた、華麗で優雅な器楽合奏を楽しめます。
Christophorus
CHE-0213-2(1CD)
アルタ・ダンツァ〜15世紀イタリアの舞曲集〜ドメニコ・ダ・ピアチェンツァとグリエルモ・エブレオ・ダ・ペサロの舞曲 アンサンブル 「レゾーゼ・レバ」、
イアン・ハリソン(ディレクター)

録音:1997年、ドイツ
ショームやバグパイプ、サックバットという編成の15世紀の合奏形態"アルタ"と、フィドル、リュート、タンバリンなどで構成される"バッサ" による古楽器アンサンブルで、15世紀イタリアの舞曲を再現。

Hyperion
CDA-68149(1CD)
ジョン・ブロウ:ヘンリー・パーセル氏の死に寄せる頌歌
ビギン・ザ・ソング!
4声のシャコンヌ ト長調
ヘンリー・パーセル氏の死に寄せる頌歌
グラウンド ト短調/泉のニンフ
ソナタ イ長調/光の王子、ドレッド・サー
サミュエル・ボーデン(T)、
トーマス・ウォーカー(T)、
ジョナサン・コーエン(指)アルカンジェロ

録音:2015年7月16日−18日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
36歳という若さで亡くなった弟子、ヘンリー・パーセルの死を悼んで作曲されたブロウの代表作「ヘンリー・パーセル氏の死に寄せる頌歌(オード)」を中心に、声楽を伴うジョン・ブロウの作品を収録。「シャコンヌ」や「グラウンド」、「ソナタ」といった、間に挿入される器楽作品の真摯な演奏も素晴らしく、アルカンジェロの演奏能力の高さやレパートリーの多彩さが実証される、素晴らしいリサイタル・アルバムとなります。

CORO
COR-16151(1CD)
パーセル:ジェームズU世のための歓迎歌集(ウェルカム・ソング集)
チャコニー ト短調 Z.730/我病の床にて苦しめる時 Z.144/本当のイングランド人なら健康を祈って乾杯をするさZ.284/ジェイムズU世の誕生日のためのオード「調べ美しきミューズたちよ、頭を上げよ」 Z.344/新しいアイルランド風の調べ Z.646/神は天上にのぼりたまえり Z.107/スコットランド風の調べ ト長調 Z.655/アンセム「おお神よ、われを救いたまえ」Z.51/ジェイムズU世の誕生日のためのオード「トランペットを吹き鳴らせ、太鼓を打て」Z.335
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)

録音:2016年6月8日−10日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン、イギリス)
王室の弦楽合唱団の常任作曲家兼指揮者、王室付きの楽器管理者、宮廷礼拝堂のオルガニストなどの要職を歴任し、国王が首都に帰還した際の王室行事や儀式で演奏するための「歓迎歌(ウェルカム・ソング)」や「頌歌(オード)」によってその地位と名声を高めたパーセル。
これまでにザ・シックスティーンは、「インドの女王」(COR-16129)や「メアリー女王のための音楽集」(COR-16024)、「妖精の女王」(COR-16005)の名演を世に送り出しており、「歓迎歌」と「頌歌」の中でも特に傑作の1つとして名高い「トランペットを吹き鳴らせ、太鼓を打て」を筆頭とするこの「ジェームズ2世のための歓迎歌集」も、大きな話題となること必至です!

POLYMNIE
POL-502119(1CD)
テレマン:室内楽作品集
3 声のソナタ ニ短調/三重奏曲ヘ長調
ソナタ ハ長調/幻想曲第12 番
ソナタ ト長調/トリオソナタ 変ロ長調
トリオ・ソナタ イ短調
クリスティアン・モンドズ(アルト・リコーダー)
ファブリツィオ・チプリアーノ(Vn)
フィリップ・フロン(Br)
キャロル・パレ(クラヴサン)
ジャン=ミシェル・ロベール(ギター,テオルボ)

録音:2014 年11 月ヴァール県,シーニュ
名手たちによるテレマンの室内楽曲集。クリスティアン・モンドズ(メンドズ、メンドーズとも)は南フランス出身のリコーダー奏者。元々はバレエダンサーだったのだが、リコーダー奏者に転向。1981 年にムジカ・アンティクワ(・プロヴァンス)を創設、30 年以上渡って精力的に活動している。このCD には、長年の盟友ジャン=ミシェル・ロベールと、もう少し若い世代のファブリツィオ・チプリアーノやキャロル・パレなどが参加している。ドイツ、オランダ、ベルギーあたりのテレマン演奏と比べて明るく開放的な演奏が魅力的。 なおCD にはTWV などの分類番号が付けられていない。

Arte dellarco Japan
ADJ-053(1CD)
Scherzi Musicali 〜音楽の諧謔
モンテヴェルディ:「音楽の諧謔」より
 主を賛美せよ
 ああ、僕は倒れる
 それでは本当なのか?
フレスコバルディ(1583-1643):トッカータ第1番
モンテヴェルディ:わたしは野の花
 来たりて見よ
ミケランジェロ・ロッシ(ca.1601-1656):トッカータ第7番
モンテヴェルディ:呪われよ
 高慢でとげとげしい眼差し
 あなたは僕のすべてだった
ビアージョ・マリーニ(ca.1594-1663):ソナタ作品8の3『ヴァリアータ』
モンテヴェルディ:アリアンナの嘆き
 ほら、柔らかな光に包まれた太陽が
ダリオ・カステッロ:ソナタ第8番
モンテヴェルディ:苦しみは心地よく
 歓呼せよ
鈴木美登里(S)
若松夏美(Vn)
鈴木秀美(Vc)
上尾直毅(Cemb、Org)

録音:2016年7月26-29日/軽井沢コルネ
日本を代表するソプラノ歌手、鈴木美登里がアルテ・デラルコ・レーベルより満を持して遂にソロ・アルバムをリリースいたします!鈴木美登里は2002 年に日本初の本格的マドリガーレ・アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ La Fonteverde」を結成し、16世紀〜17世紀イタリアのマドリガーレをレパー トリーの中心に据え、当時の声楽曲の本質である「言葉と音楽の融合」を目指し演奏活動を行っております。 同レーベルより『響きの文学』〜イタリアン・マドリガル集(ADJ 029)、カルロ・ジェズアルドの芸術〜愛と狂気のマドリガーレ〜(ADJ 036 / レ コード芸術誌特選盤)をリリースし高い評価を得ております。また現在、モンテヴェルディのマドリガーレ全曲演奏会および録音(第1巻 ADJ 046、第 2巻 ADJ 048、第3巻 ADJ 051)を刊行中。日本人では初めて、ヨーロッパでも殆ど例のない貴重な試みで、専らオペラなどの大作で知られる作曲 家の半世紀をかけたライフワークに挑んでおります。 期待のソロ・アルバムは、鈴木秀美、若松夏美、上尾直毅という長きに渡っての共演を誇るまさに気心の知れたメンバーとともに送る珠玉の歌曲集。モ ンテヴェルディを知りえた鈴木美登里だからこその豊かな世界が広がります!そして器楽曲も絶妙のアンサンブルを聴かせてくれます。 (Ki)

CORO
COR-16155(1CD)
パレストリーナ Vol.7
主の天使が天より下りぬ/めでたし海の星/この日町にいたる罪ある女が/祝福されしマグダラのマリアの/祝福されしバルバラ/「ソロモンの雅歌」より 第19番:イスラエルの娘らよ、われは懇願す、第20番:その頭は純金で、第21番:わが愛する方は庭園の中に/スザンナは邪悪な長老らに/来れ、キリストの花嫁/ミサ・アヴェ・レジナ・チェロルム
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)
約2年振り、満を持してハリー・クリストファーズ&ザ・シックスティーンが贈る「パレストリーナ・プロジェクト」の最新作となる「第7集」は、キリスト教史における女性 ― キリストの母マリア、マグダラのマリア、バルバラ、スザンナ ― たちをテーマとしたプログラム!
パレストリーナが遺した100曲を超えるミサ曲の中からハリー・クリストファーズが「第7集」のメインとして選んだ『ミサ・アヴェ・レジナ・チェロルム』は、グレゴリオ聖歌の聖母マリアのためのアンティフォナ「めでたし、天の女王」に基づくパラフレーズ・ミサであり、作曲者の死後1599年にヴェネツィアで出版された「ミサ曲集第9巻」に含まれています。
定めたテーマに基づき、ミサ曲を中心として、旧約聖書の「ソロモンの雅歌」に基づく連作モテトゥス集からの3曲やイムヌス、モテトゥスなどでプログラムを構成するハリー・クリストファーズの選曲眼は今回も実に見事。
世界各国で絶賛されているザ・シックスティーンのパレストリーナの中でも、この第7巻は一際大きな輝きを放つことになるでしょう!乞うご期待!

Aeolus
AE-10144(1CD)
レイノルト・ポプマ・ファン・オーヴァーリング:作品全集
鍵盤楽器のための6つの組曲(アムステルダム、c.1710)〜組曲第5番ト短調、組曲第4番ハ長調、組曲第3番ト短調*、組曲第1番ト短調、組曲第2番ト長調、組曲第6番イ長調*/Het Sneker klok spel**
ボブ・ファン・アスペレン (Cemb、Org*、カリヨン**)
オーヴァーリングは1710年頃、10代後半という若さで「作品1」を完成、すぐにアムステルダムで出版され、バッハやその周りにその名声が広まりました。その"イギリス風"「6つの組曲」は、バッハにも多くのインスピレーションを与えたと考えられています。オーヴァーリングは決して短命ではありませんでしたが、驚くことにこれ以降作品を残していません。ただ一つの例外である、カリヨン(鐘)のための小品を別として。ここでは、「6つの組曲」とカリヨンのための「Het Sneker klok spel」、現存するオーヴァーリングの全作品を収録。全曲録音は世界初となります。
YouTubeにてご視聴いただけます!
Aeolus
AE-10266(1SACD)
ラ・シュミーズ・ブランシュ〜クープラン&フォルクレ:ヴィオール作品集
F.クープラン:第1組曲 ホ短調、第2組曲 イ長調、「傲慢な女、またはフォルクレ夫人」(クラヴサン曲集第3巻 第17組曲より)
A.フォルクレ:第4組曲 ト短調
ライナー・ツィパーリング(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ソフィア・ディニス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ピーター=ヤン・ベルダー(Cemb)
18世紀オーケストラのメンバー、カメラータ・ケルンの創設メンバーでもあるオランダの名ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、ライナー・ツィパーリング。「バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集(AE 10206)」以来となるAeolusからのリリースは、ともに太陽王ルイ14世のもとヴェルサイユの宮廷音楽家として活躍したフランス・バロックの二人の偉大な作曲家、フランソワ・クープランとアントーワヌ・フォルクレの作品集。
情緒的な美学を持つフランス音楽の理想的なタイプであるクープランに対して、イタリア風の力強くヴィルトゥオーゾ的なフォルクレ。対照的な二人の「ヴィオールと通奏低音のための組曲」を、ツィパーリングの名技で描きます。18世紀オーケストラやオランダ・バッハ協会、コレギウム・ヴォカーレ・ヘント、ジェズアルド・コンソートなどで活躍してきたオランダの名チェンバリスト、ピーター=ヤン・ベルダーの伴奏にも注目。ソフィア・ディニスは、ライナー・ツィパーリングやヴィーラント・クイケン、フィリップ・ピエルロらに学んだポルトガル出身の女流ヴィオール奏者。

Lyrita
SRCD-363(1CDR)
ハード:合唱作品集Vol.1
世俗的なアンセム/起源
5つの賛美歌/喜びは我らと共に
エドワード・トーマスの夜の歌
ミサ・ブレヴィス/無情な美しさ
フクロウの話し/主をほめたたえよ
ヴァサーリ・シンガーズ、
ジェレミー・バックハウス(指)

※2016年2月12日−14日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン、イギリス)
トーマス・アームストロング、バーナード・ローズ、レノックス・バークリーから作曲法を学び、オペラ、声楽曲、アンセム、"ポップな"カンタータなどを数多く遺したイギリスの作曲家、マイケル・ハード(1928−2006)の合唱作品集。英国内では特に子供やアマチュアのために優れた作品を書いたことで知られており、宗教、世俗の合唱作品ともに、現在人気を博している合唱界のイギリス人作曲家たちの音楽に通ずる作風を持つ。ジェレミー・バックハウスが率いるヴァサーリ・シンガーズの歌声も充実。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Linn
CKD-567(1CD)
エジンバラ1742〜バルサンティ&ヘンデル
バルサンティ:合奏協奏曲ニ長調 Op.3-3、
 合奏協奏曲ヘ長調 Op.3-2、
 合奏協奏曲ヘ長調 Op.3-1
ヘンデル:歌劇 「アルチーナ」 HWV.34 より 「ヒルカニアの石造りの棲み家に」、
 ホルン協奏曲ヘ長調 HWV.331、
 行進曲ヘ長調 HWV.346 「トロメーオ行進曲」
バルサンティ:古いスコットランドの旋律集、
 合奏協奏曲ニ長調 Op.3-4、
 合奏協奏曲ニ長調 Op.3-5
アンサンブル・マルシュアス、
ピーター・ウィーラン(指)
2007年ブルージュ国際コンクールで第1位&聴衆賞を獲得したメンバーを中心に、2011年に結成されたエジンバラを拠点とするピリオド・アンサンブル、アンサンブル・マルシュアス。スコットランド室内Oやマーラー室内Oの首席ファゴット奏者も担う名手ピーター・ウィーランが芸術監督を務め、トーマス・ダンフォード(テオルボ)、フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ、オルガン)、サラ・マクマホン(Vc)などの名手が参加するアンサンブルが、18世紀エジンバラのコンサートを再現。イタリア出身、イギリスで活躍しエジンバラ音楽協会の"マスター"も務めたフランチェスコ・バルサンティ(1690−1775)の合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ)を始め、スコットランド民謡に基づく作品やヘンデルのアリア、ホルン協奏曲、行進曲など、エジンバラ音楽協会のために書かれた作品を中心とした、アンサンブル・マルシュアスならではのプログラムです。

H.M.F
HMM-902279(1CD)
シャルパンティエ:「黄泉へ下るオルフェ」
(2幕のオペラ、1686-1687年、フランス語歌唱)
ロバート・ゲッチェル(C.T/オルフェウス)
カロリーヌ・ウェイナンツ(S/エウリディーチェ)
ヴィオレーヌ・ル・シュナデク(S/ダフネ)
ニ コラ・ブ ルイマン( Bs / プ ル ート)ほ か
アンサンブル・コレスポンダンス
セバスティアン・ドセ(指、Org)

録音:2016年1月
有名なオルフェオとエウリディーチェの物語をフランスで初めてオペラ化したのは、シャルパンティエでした。黄泉で、愛するエウリディーチェを返してほ しいと訴えるオルフェオの歌の場面では、通奏低音楽器群のしっとりとした音色の支えが美しく響きます。オルフェの歌に心打たれて歌われるプルートのア リアや、それに続く精霊たちの合唱も軽やか。非常にポエティックな美しさに満ちたシャルパンティエの「黄泉に下るオルフェ」となっています。 (Ki)

Profil
PH-07035(3CD)
センパーオパー・エディションVol.11
ヨハン・アドルフ・ハッセ:歌劇「アッティリオ・レゴロ」(全3幕)
レゴロ:アクセル・ケーラー(C.T)
マンリオ(ローマの執政官):マルクス・シェーファー(T)、
アッティリア(レゴロの娘):マルティナ・ボルスト(メゾソプラノ)、
プブリオ(レゴロの息子):ジビッラ・ルーベンス(ソプラノ)、
バルチェ(カルタゴの護民官):カルメン・フッギウス(ソプラノ)、
リチニオ(アッティリアの婚約者):ミヒャエル・フォッレ(バリトン)、
アミルカーレ(カルタゴの大使):ランダル・ウォン(カウンターテナー)
フリーダー・ベルニウス(指)カペラ・サジタリアーナ・ドレスデン

録音:1997年5月22日/ゼンパーオパー(ライヴ)
センパーオパー・エディション第11弾は1997年5月の公演ライヴ。ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783)の歌劇「アッティリオ・レゴロ」はメタ スタジオの台本により、1750年頃の作とされます。ハッセはドイツ前古典派の作曲家ですが、イタリアで学び成功したことから、前半生の作品はナポリ 様式的要素が色濃く残されています。1751年にパリへ行き、さらにドレスデンで触れた当時最新の音楽の影響で作風が一転します。ゆえに「アッティリオ・ レゴロ」は、彼の旧様式の集大成オペラということができます。 紀元前3世紀頃のローマとカルタゴの戦争でローマの執政官レゴロは捕虜となりますが、和平交渉のため仮釈放されローマに戻ります。しかし母国が 交渉が決裂したためカルタゴへ戻り処刑されます。名誉を守った誇り高き姿をハッセがオペラ化。バロックオペラにありがちな小曲の集合体を避け、合唱 と管楽器のオブリガートも控え、美しいアリアと輝かしい弦楽器主体の音楽となっています。
ドイツ合唱音楽界の巨匠フリーダー・ベルニウスが美しく再現。キメどころの合唱の効果はさすがの説得力となっています。 (Ki)

Nimbus Alliance
NI-6342(2CDR)
フランス・オルガン音楽の黄金時代Vol.5
ド・グリニー:オルガン曲集第1巻
デイヴィッド・ポンスフォード(Org)

録音:2016年5月9日−12日、サルラ大聖堂(フランス)
主にルイ14世の統治下からフランス革命まで、フランスにおけるオルガン音楽の黄金時代に作曲された秀作を発掘するシリーズの第5集。ニコラ・ド・グリニー(1672−1703)のオルガン曲集第1巻は、フランス、サルラ大聖堂のジャン=フランソワ・レピーヌ&ベルトラン・カティオのヒストリカル・オルガン(1752年製作/2005年修復)による演奏。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Label-Herisson
LH-16(1CD)
ゼレンカ:トリオ・ソナタ集 Vol.2
トリオ・ソナタ第1番 ZWV.181-1
トリオ・ソナタ第2番 ZWV.181-2
シンフォニア ZWV.189*
ヒポコンドリア ZWV.187*
パスティッチョ・バロッコ
〔ダヴィッド・ワルター(Ob)、
エレーヌ・ギューレ(Ob)、
ファニー・マセリ(Fg)、
エステル・ブライエ(Cb)、
レミ・カッセーニュ(テオルボ)、
マチュー・デュピュイ(P)〕、
オーヴェルニュ室内O*

録音:2014年10月、フランス
「ゼレンカ・アルバム」第2弾では、トリオ・ソナタ第1番&第2番を収録し、第4番〜第6番を演奏した前作(LH 5)と合わせ「2本のオーボエ、ファゴットと通奏低音のためのソナタ」5曲の全曲録音が完成(「トリオ・ソナタ第3番」はヴァイオリンが加わった編成であることや通奏低音の問題等によりこのプロジェクトには含まれていないようです)。「シンフォニア」、「ヒポコンドリア(Hipocondrie)」では、オーヴェルニュ室内Oが参加している点もポイント。バッハと同時代にドレスデンで活躍し、"ボヘミアのバッハ"とも呼ばれたヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679−1745)の麗しくのどやかな作品を、ダブルリードの艶やかな音色でお楽しみください。
Label-Herisson
LH-05(1CD)
ゼレンカ:トリオ・ソナタ集 Vol.1
トリオ・ソナタ第6番 ZWV.181-6
トリオ・ソナタ第5番 ZWV.181-5
トリオ・ソナタ第4番 ZWV.181-4
パスティッチョ・バロッコ
フランスの名手たちによるアンサンブル、パスティッチョ・バロッコのゼレンカ第1弾。ゼレンカの作品のなかでも人気と知名度のある「6つのトリオ・ソナタ」のうち、「2本のオーボエ、ファゴットと通奏低音のためのソナタ」である、トリオ・ソナタ第4番〜第6番を収録。

Hyphen Press Music
HPM-011(1CD)
バッハ・プレーヤーズ〜音楽の捧げもの
ブクステフーデ:ソナタ ニ短調 Op.1-6,BuxWV.257
バッハ:音楽の捧げもの BWV.1079
バッハ・プレーヤーズ〔マリオン・モーネン(Fl)、ニコレット・モーネン(Vn)、市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、サイラス・ウォルストン(ハープシコード)〕

録音:2015年4月28日−30日、聖マイケル教区教会(ロンドン、イギリス)
フロリレジウムやフレットワークのメンバーとして、長きに渡り英国古楽界で活躍し続けている日本人奏者、市瀬礼子も参加している1996年結成のロンドンのピリオド・アンサンブル、バッハ・プレーヤーズ。ブクステフーデの「トリオ・ソナタ」がバッハの「音楽の捧げもの」へと続く道を拓くという構成は実に見事。「音楽の捧げもの」の「カノン」で用いられているメンバーのサイラス・ウォルストンによる新編曲も要注目です。

Channel Classics
CCS-40617(1CD)
テレマン:無伴奏フルートのための12のファンタジア
ファンタジア第1番イ長調
ファンタジア第2番イ短調
ファンタジア第3番ロ短調
ファンタジア第4番変ロ長調
ファンタジア第5番ハ長調
ファンタジア第6番ニ短調
ファンタジア第7番ニ長調
ファンタジア第8番ホ短調
ファンタジア第9番ホ長調
ファンタジア第10番嬰ヘ短調
ファンタジア第11番ト長調
ファンタジア第12番ト短調
アシュリー・ソロモン(Fl)
アシュリー・ソロモンはイギリスを代表するフルートとリコーダーの名手であり、英国王立音楽院(RCM)の歴史的演奏部門長(Chair and Head of Historical Performance)とリコーダーの教授を務めています。また、初期メンバーにはレイチェル・ポッジャーが在籍していたことでも知られるイギリス有数の古楽アンサンブル「フロリレジウム」の創設メンバーであり、2001年以降はディレクター兼フルート奏者として国際的に活躍しています。
この録音では、磁器、象牙、木製のそれぞれ素材の違う3種類のフルートを使用。木製のフルートは、現代の名工マルティン・ヴェンナーによるカルロ・パランカc.1750のレプリカ。磁器製と象牙製の2つの楽器は、ロイヤル・コレクション・トラスト(イギリス王室の美術品コレクション)と王立音楽院に所蔵されている18世紀の貴重なオリジナル楽器です。

Stradivarius
STR-37073(1CD)
バッハ、ルーマン、スカルラッティ、テレマン、ヴァイス:ギター演奏集
テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12 のファンタジアより第1 番、第7 番
ヴァイス(1687-1750):シャコンヌ
ユーハン・ヘルミク・ルーマン(1694-1758):ヴァイオリンのための「エッセイ」第2 番
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番〜シャコンヌ”
D・スカルラッティ:ソナタK208、K380、K322
エネア・レオーネ(G)
[フランシスコ・シンプリシオ1929年製]

録音:2016年8月
ミラノ生まれの作曲家兼指揮者のヴィト・ロ・レ(Vito Lo Re)。ミラノ音楽院でシルヴィア・ビアンチェラ、ブルーノ・ベッティネッリに作曲を学び、クラシック・ギターをロッコ・ペルッジーニ、合唱指揮をフランコ・モネゴに師事。指揮者として活躍するかたわら、演劇、映画、テレビやドキュメンタリーなどの音楽を手掛けています。今作は彼が作曲した作品を自身の指揮で録音した自作自演集。ロマンティックで美しいメロディに溢れた、まさに情景が目に浮かぶような情感たっぷりの楽曲ばかり!知らないでいるのはもったいない!と思ってしまうアルバムです。

MAGGIO LIVE
MAGGIO-016(1CD)
マヌエル・ガルシア:『中国人』(ピエトロ・メタスタージオによる一幕の音楽劇) フランチェスカ・ロンガーリ(リシンガ)
ジャーダ・フラスコーニ(シヴェーネ)
アナ・ヴィクトリア・ピッツ(タンジャ)
パトリック・カボンゴ・ムーベンガ(シランゴ)
ミケ ーレ・デリア(P)

録音:2016年10月13、15、16日/フィレンツェ、ゴルドーニ劇場
フランス革命後の聴衆に向けた作品で、社会的解放をテーマにした内容です。メタスタージオの台本に一部手を加えて作曲されました。しかし小難しさ は皆無、音楽は軽い口当たりで、4重唱では楽しいアジリタが炸裂。伴奏はピアノ1台ですが逆に洒落た雰囲気が出ており、肩肘張らずに楽しめるサロン・ オペラです。 作曲家のマヌエル・ガルシア(1775-1832)は高名なテノール歌手でもありました。ロッシーニの『セビリアの理髪師』は彼のために生まれた作品です。 また彼は教師としても優れ、多くの弟子を育てたほか、3人の子も素晴らしい歌手となり後世に名を残しています。特に娘のマリア・マリブランは伝説的 な歌手であり、宮澤賢治の『マリヴロンと少女』のモデルでもあります。 (Ki)

Christophorus
CHR-77412(1CD)
テレマン:管弦楽組曲(序曲)集
組曲ト長調 「ラ・ビザール」 TWV.55:G2(弦楽&通奏低音)
組曲ト短調 「ラ・シャーンジャント」 TWV.55:g2(弦楽&通奏低音)
組曲イ短調 TWV.55a2(リコーダー,弦楽&通奏低音)
組曲ト短調 「昔と今の諸国の民」 TWV.55G4(弦楽&通奏低音)
ノイマイヤー・コンソート、
フェリックス・コッホ(指)
カースティン・ファール(リコーダー)

録音:2016年9月27日−29日、ドイツ
2007年フェリックス・コッホにより設立されたドイツのバロック・オーケストラ「ノイマイヤー・コンソート」。バッハの「ブランデンブルク協奏曲(CHR 77400)」の好演も話題を呼んだノイマイヤー・コンソートの新録音は、テレマンの管弦楽組曲集(第1曲にフランス風序曲が配置されていることから、組曲全体を「序曲」あるいは「序曲・組曲(overture-suite)」などと呼ばれることもある)。バッハの「管弦楽組曲」に代表されるように、18世紀前半のドイツで特に大きな人気を誇った組曲はテレマンも優に100曲を超える多様な作品を残しており、その中から「ラ・ビザール(風変り)」や「ラ・シャーンジャント(変化)」、「昔と今の諸国の民」など特徴的なタイトルの付けられた3つの組曲と、リコーダー独奏を伴う「組曲イ短調」を収録。
リコーダー独奏は、ノイマイヤー・コンソートを始めフライブルク・バロック・オーケストラやスタジオーネ・フランクフルト、アルパ・フェスタンテなどの世界的な古楽アンサンブルと共演し、2015年以降はフランクフルト音楽・舞台芸術大学でリコーダーを教えているドイツの名手、カースティン・ファール。

fra bernardo
FB-1711192(1CD)
ノスタルジア〜ソミス:リコーダー・ソナタ集
ソナタ ト短調 Op.3-3
ソナタ ハ長調 Op.3-2
ソナタ 変ロ長調 Op.4-8
ソナタ 嬰ヘ短調 Op.3-12
ソナタ イ短調 Op.3-8
ソナタ 嬰ハ短調 Op.3-11
ソナタ ヘ長調 Op.4-9
ソナタ ニ長調 Op.3-10
ソナタ ト短調 Op.3-5
ヴォルフラム・シューリッヒ(リコーダー)、

録音:2016年2月16日−18日、オーストリア
コレッリを師に持ち、タルティーニの同世代で、プニャーニやジャルディーニを、さらにはフランスのルクレールも育成したコンポーザー=ヴァイオリニスト、ピエモンテ楽派の巨匠ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス(1686−1763)のソナタ集。このアルバムでは、一般的には「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ」として知られているOp.3とOp.4のソナタから9曲をリコーダーで演奏。
しかしこれは、奇抜な編曲や変わり種の録音というわけではありません。当時の演奏習慣から見ても大胆なことではなく、ソミスのソナタのある側面は、もともとフラウト・ディリット(まっすぐな笛=縦笛)による演奏を示唆している、などの研究成果から導かれた録音です。
演奏は、チューリッヒ音楽院でケース・ブッケにリコーダーを、シュトゥットガルト音楽院でヘルムート・ラッヘンマンに作曲を学んだリコーダー奏者&作曲家のヴォルフラム・シューリッヒ。Fra Bernardoからはコンチェルト・ステラ・マトゥティナの指揮&リコーダー独奏者として「テレマン:協奏曲集(FB 1702576)」等の名盤を録音しています。

CPO
CPO-555076(1CD)
NX-B10
ウィーンからのフルート協奏曲集
ヴァーゲンザイル(1715-1777):フルート協奏曲 ト長調(1705)
 フルート協奏曲 ニ長調(1750)
ボンノ(1711-1788):フルート協奏曲 ト長調
ガスマン(1729-1774):フルート協奏曲 ハ短調
モン(1717-1750):フルート協奏曲 変ロ長調
アンサンブル・クリンゲクンスト
ジークリンデ・グレシンガー(Fl&指)
神聖ローマ皇帝カール6世が世を去り、マリア・テレジアがハプスブルク家の家督を継いだことで起きたオーストリア継承戦争は、大 規模な赤字を生み、当時の宮廷音楽家たちの生活を脅かしました。しかし、それは新しい時代の幕開けでもあり、宮廷を離れた 音楽家たちは次々と新しい音楽を作り出すこととなります。 アンサンブル・クリンゲクンストと指揮者グレシンガー、初のコラボレーション・アルバムは、そんな古き良き時代のウィーンで愛されたフ ルート協奏曲の数々です。作曲家の中で、名前になじみがあるのは、せいぜいヴァーゲンザイルとモンの2人だけであり、他2人に関 してはほとんど知られていません。しかし、当時飛躍的に高まったフルートの性能が存分に駆使された作品は、驚くほどに技巧的 で、聴くべきところも多いものです。

Ayros
AYRA-01(1CD)
マルコ・ヴィターレ〜ルッカース1604
スヴェーリンク:半音階的幻想曲、
 大公のバレー
バード:幸運、ラ・ヴォルタ
スヴェーリンク:涙のパヴァーヌ、
 緑の菩提樹の下で
ピアソン:さくらそうの花、落葉
バード:鐘
スヴェーリンク:モレ・パラティーノ、
 イギリスの定め
バード:ジョン、さあキスしてちょうだい
ロベルタ・マメリ(S)、
マルコ・ヴィターレ(指&Cemb)、
コントラスト・アルモニコ

録音:2012年4月、スウォムチン(ポーランド)
「Ayros」レーベルを立ち上げた気鋭のチェンバリスト、マルコ・ヴィターレが自身の古楽アンサンブル、コントラスト・アルモニコとのコンビで全集完結を目指すヘンデルのカンタータ・プロジェクト。プロジェクトの幕開けとなる第1集のソリストは、イタリア古楽界が世界に誇る情熱の歌姫、ロベルタ・マメリ!ヘンデルの名作「ひっそりと静かな夜」や「捨てられたアルミーダ」を、モンテヴェルディはもちろんのこと、ヘンデルのスペシャリストとしても名高いマメリの歌声で ――!コントラスト・アルモニコのコンサートマスターは、ポーランド古楽界の若き旗手、シュテファン・プレヴニャク。マメリの歌声の魅力を際立たせる洗練された演奏にもご注目下さい。
Ayros
AYHC-02(1CD)
ミッチェル・サンドラー〜ヘンデル:カンタータ集 Vol.2
コレッリ:室内ソナタ第5番イ短調 Op.4-5
ヘンデル:カンタータ「私の軽蔑するのは」HWV.165、
 カンタータ「愛の戦から逃れよ」HWV.102a
コレッリ:室内ソナタ第3番イ長調 Op.4-3
ヘンデル:カンタータ「アフリカの森で」HWV.136a、
 カンタータ「穹窿のごとく天はおおい」HWV.98
ミッチェル・サンドラー(Bs-Br)、
マルコ・ヴィターレ(指&Cemb)、
コントラスト・アルモニコ

録音:2013年9月、グラーツ(オーストリア)
マルコ・ヴィターレ&コントラスト・アルモニコが全集完結を目指しているヘンデルのカンタータ集第2集のソリストは、ハーグ王立音楽院で古楽唱法を学び、シャンティクリアのメンバーでもあったバス・バリトン、ミッチェル・サンドラー。
タン・ドゥンのオペラ「茶(Tea)〜A mirror of soul」の日本で行われた世界初演に参加し、アムステル・バロック合唱団、オランダ放送合唱団のメンバーとしても活躍するなど、そのレパートリーは幅広い。コレッリの室内ソナタでも、シュテファン・プレヴニャクがリードするコントラスト・アルモニコの好演が光ります。
Ayros
AYCD-01(1CD)
テレマンのポーランド
ポーランド風舞曲集 TWV.45より
オルキェストラ・チャソフ・ザラズィ
現在のポーランド南西部に位置するシレジアのゾーラウで一時期を宮廷楽長として過ごしたテレマンの音楽とポーランドの民族音楽の強い結び付きを、ポーランドの古楽アンサンブル(直訳すると"疫病の時代のオーケストラ"??)が「バグパイプ」や「フィドル」を加えた合奏で存分に楽しませてくれるユニークなプロジェクト。
ドイツ、ロストックの写本に収められていたテレマンの「TWV.45」。バグパイプ、ヴァイオリン、フィドル、トロンボーン、ヴィオローネ、レガールが繰り広げる"テレマン"と"ポーランド"の越境古楽的な世界が愉しい!

AMBRONAY
AMY-048(1CD)
バッハとバッハに影響を与えた作曲家の作品
●チェンバロ/フィリップ・ユモー(1722年グレープナーのコピー)
ブクステフーデ(1637-1707):前奏曲 ト短調 BuxWV 163
シャイデマン(1595-1663):涙のパヴァーヌ
ヨハン・カスパール・フェルディナンド・フィッシャー(1656-1746):組曲第8番:プレリュード&シャコンヌ
パッヘルベル(1653-1706):セバルディーナの歌
バッハ:トッカータ ト短調 BWV 915
●オルガン/D.トーマス(シブール教会のオルガン)
ムッファト(1653-1704):トッカータ第9番 ホ短調
ゲオルク・ベーム(1661-1773):天のわれらの父よ(3種)
バッハ(1685-1750):幻想曲とフーガ ト短調 BWV 542
ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラ(Org、Cemb)

録音:2016年2月
J.S.バッハと、彼が影響を受けた作曲家たちの鍵盤作品を集めた1枚。チェンバロ作品での親密な雰囲気から、オルガンの荘重な響きまで、様々な表 情をたのしむことができます。この録音で用いられたチェンバロは、1722年にドレスデンで制作された楽器のコピーで、元の楽器は、後にモーツァルトが「ド ン・ジョヴァンニ」を作曲したときに用いたといいます。オルガンは、2014年に制作されたフランスのシブール教会のもので、歌声のように響くフルート・ ストップなど、非常に魅力的な楽器となっています。ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラはパリ国立高等音楽院でオルガン、チェンバロ、室内楽 と指揮を学んだ1989年生まれの俊英。オリヴィエ・ボーモンやブランディーヌ・ランヌーらにも師事しています。ヨーロッパの様々なコンクールで優勝、 入賞を重ねています。 (Ki)

Ars Produktion
ARS-38233(1SACD)
ヴァニタス初期バロック室内楽
フランチェスコ・トゥリーニ(1595-1656):1、2、3声のマドリガーレ、および2、3声のいくつかのソナタ集 第1巻
(1621/1624、ヴェネツィア)から 3声のソナタ第2旋法
トゥッリオ・チーマ(1595-1678):聖旋律集 第4巻(1648、ローマ)から
使い途なき富は虚し [Vanitas est divitas perituras querere]
マウリツィオ・カッツァーティ(1616-1678):2つのヴァイオリンとオルガン(テオルボ、ヴィオローネも可)の通奏低音の為のソナタ集 Op.18(1659、ボローニャ)から 16の音によるカプリッチョ
タルクイニオ・メールラ(1595-1665):
軽率なクルティオ、およびその他のカプリッチョ集 (1638、ヴェネツィア)から
子守歌による宗教的カンツォネッタ
ヤコブ・ファン・エイク(1590-1657):笛の楽園(1644、アムステルダム)から かわいいシレーナ
マルコ・ウッチェリーニ(1603-1680):様々な楽器の為の1、2、3声の室内・教会ソナタ、コッレンテとアリア集 Op.4
(1645、ヴェネツィア)から2つのヴァイオリンの為のアリア第13番、「かわいいシレーナ」による
ミケランジェロ・ロッシ(1602-1656):
タブラチュアによるオルガンとチェンバロの為のトッカータとコッレンテ集
(1657年、ローマ)から トッカータ第6番
ヤコブ・ファン・エイク(ニコラ・ヴァレ編):笛の楽園 から オナンまたはタンネケン
不詳(トマス・プレストン(?-1563)?):ラ・ミ・レで
マウリツィオ・カッツァーティ:「室内楽の楽しみ」Op.22(1660、ボローニャ)から
12の音によるカプリッチョとチャッコーナ
ジュゼッペ・スカラーニ(確認できる活躍期:1628-1642):2、3声のソナタ・コンチェルタータ集」第1巻(1630、ヴェネツィア)から3声のソナタ第15番
シュッツ(1585-1672):宗教的合唱曲集 Op.11(ドレスデン、1648)からかくしてわれはイエス・キリストの元へ行く [So fahr ich hin zu Jesu Christ]
アンサンブル・マティス
ミラ・グローア、ジョン・ヒョンホ(リコーダー)
大下詩央、ルーカス・ハンベルガー(Vn)
チョ・ヒングン(Vc)ヴァンサン・フリュッキガー(テオルボ)
ハンナ・リー(Cemb)

録音:2016年10月18-21日、聖パンタレオン教会、ゾロトゥルン、スイス
バルセロナのカタルーニャ高等音楽学校で出会った若きピリオド楽器演奏家たちが結成したアンサンブル・マティス(Ensemble Matis)のデビューCD。
Ars Produktion
ARS-38540(2CD)
グランド・デュエットハープとオリジナル作品集
[CD1]
フランソワ=アドリアン・ボイエルデュー(1775-1834):ハープと二重奏曲第3番
ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):ハープとロンドレット第1番
フォランソワ=ジョゼフ・ディージ(1780-1840)&フリードリヒ・カルクブレンナー(1785-1849):ハープと大二重奏曲 Op.82
ヨハン・ネポムク・フンメル:ハープとロンドレット第2番
ヤン・クシチテル・クルンプホルツ(1742-1790):ハープと2つの二重奏曲
ヨハン・ネポムク・フンメル:ハープとロンドレット第3番
[CD 2]
ギヨーム・ガテ(1774-1837):ハープと2つの二重奏曲 Op.7
ヨハン・ネポムク・フンメル:ハープとロンドレット第4番
ダニエル・シュタイベルト(1765-1823):ハープと大二重奏曲
フェデリーゴ・フィオリッロ(1778-1837):ハープと大二重奏曲
デュオ・プラクセディス
プレクサディス・フーク・リュッティ(Hp)
プレクサディス・ジュヌヴィエーヴ・フーク(P)

録音:2016年6月、フリューゲルザール、ビューラハ、スイス
スイスのハープ奏者プレクサディス・フーク・リュッティ(1958年生まれ)と彼女の娘であるピアノ奏者レクサディス・ジュヌヴィエーヴ・フーク(1984年生まれ)。二人は2009年に正式にデュオとしての活動を開始。Guild や Paladono Music 等のレーベルで録音を重ねてきました。

UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-5086(1CD)
モンテヴェルディ(1567-1643)/アクイリーノ・コッピーニ(?-1629):コントラファクタによる宗教的マドリガーレ集
(ジョヴァンニ・アッチャイによるクリティカル・エディション)
Jesu, dum te contemplor(原曲:Cor mio mentre vi miro;第4巻第2曲)
Jesu, tu obis?(原曲:Cor mio, non mori?;第4巻第3曲)
Luce serena lucent(原曲:Luci serene e chiare;第4巻第8曲)
Plagas tuas adoro(原曲:La piaga che ho nel core;第4巻第9曲)
Tu vis a me abire(原曲:Voi pur da me partite;第4巻第10曲)
Cantemus laeti(原曲:A un giro sol;第4巻第11曲)
Plorat amare(原曲:Piange e sospira;第4巻第20曲)
Anima quam dilexi(原曲:Anima del cor mio;第4巻第18曲)
Longe a te(原曲:Longe da te;第4巻第19曲)
O Jesu, mea vita(原曲:Si, ch'io vorrei morire;第4巻第16曲)
Anima miseranda(原曲:Anima dolorosa;第4巻第17曲)
O stellae coruscantes(原曲:Sfogava con le stelle;第4巻第4曲)
Ardebat igne(原曲:Volgea l'anima mia;第4巻第5曲)
Domine, Deus meus(原曲:Anima mia, perdona;第4巻第6曲)
O gloriose martyr(原曲:Che se tu sei il cor mio;第4巻第7曲)
Rutilante in nocte(原曲:Io mi son giovinetta;第4巻第13曲)
Qui laudes tuas cantat(原曲:Quell'augellin;第4巻第14曲)
Stabat virgo Maria(原曲:Era l'anima mia;第5巻第3曲)
Gloria tua(原曲:T'amo, mia vita;第5巻第17曲)
Vives in corde(原曲:Ahi, come a un vago;第5巻第14曲)
アルス・ノヴァ・カンタンティ
アレッサンドロ・カルミニャーニ(男声アルト:カントゥス声部)
アンドレア・アッリバベーネ(男声アルト:クイントゥス声部)
マッシモ・アルティエーリ(テノール:アルトゥス声部)
ジャンルーカ・フェッラリーニ(テノール:テノール声部)
マルチェッロ・ヴァルジェット(バス:バッスス声部)
イヴァーナ・ヴァロッティ(Org)
ジョヴァンニ・アッチャイ(指)

録音:2016年6月6-8日、サンタ・バルバラ・バジリカ教会、マントヴァ、イタリア
モンテヴェルディ没後450年に合わせた好企画盤。コントラファクタ(コントラファクトゥム、コントラファクトゥーア)と既存の声楽曲の歌詞を書き換える、狭義では世俗的声楽曲の歌詞を宗教的なものに書き換えることを意味します。モンテヴェルディ自身もこの手法を用いていました(「アリアンナの嘆き」→「聖母の嘆き」等)。アクイリーノ・コッピーニはモンテヴェルディと同時代の音楽家・作詞家で、宗教的コントラファクタの名人として知られていました。既に名盤が複数存在するマドリガーレ集第4巻・第5巻ではありますが、コッピーニのコントラファクタによるこれらの「別ヴァージョン」はモンテヴェルディ・ファンなら聴き逃すわけにはいかないでしょう。イタリア・ユニバーサルの情報では世界初録音とされています。少なくともジョヴァンニ・アッチャイによるクリティカル・エディションを使用した世界初の録音という意味では間違いないと思われます。
ノヴァ・アルス・カンタンディは1988年、イタリアの合唱指揮者ジョヴァンニ・アッチャイ(1946年生まれ)により創設された声楽とピリオド楽器のアンサンブル。Nuova Era, Antes Concerto, Sarx, Stradivarius, Tactus 等イタリアのレーベルに多くの録音があります。

Audax Records
ADX-13711(1CD)
リストーリ:ソプラノのためのカンタータ集&オーボエ協奏曲
カンタータ 「ラヴィニアとトゥルノ」
カンタータ 「捨てられたディドーネ」(世界初録音)
カンタータ 「ニーチェとティルシ」(世界初録音)
オーボエ協奏曲変ホ長調(世界初録音)
マリア・サバスターノ(S)、
ヨハネス・プラムゾーラー(Vn&指)
ヨン・オラベリア(Ob)
アンサンブル・ディドロ

録音:2016年8月22日−24日、グスタフ・マーラー・ザール(ドッビアーコ、イタリア)
南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーが自ら設立した自主レーベル「オーダックス・レコーズ(Audax Records)」。ヨハネス・プラムゾーラーが新たに再発見する"忘れられた作曲家"は、ドレスデン宮廷ではヨハン・アドルフ・ハッセの下で副楽長を務めたイタリアの作曲家、ジョヴァンニ・アルベルト・リストーリ(1692ー1753)。ソプラノと管弦楽のためのカンタータを歌うのは、アルゼンチンに生まれ、パリ・オペラ座を中心に、世界一流のオペラ・ハウスで活躍するソプラノ、マリア・サバスターノ。2005年には世界オペラ歌唱コンクール「新しい声」で第1位受賞し、ばんだい高原国際音楽祭など来日公演でも人気を博しているサバスターノが、プラムゾーラー率いる高品質なピリオド・アンサンブルとともに歌うリストーリの優れたカンタータにご注目ください! Audax Recordsの特徴の一つでもある、豪華装丁の美麗なパッケージとハイクオリティな録音もポイントです。
プラムゾーラーが語る"リストーリ・プロジェクト"についてを、YouTubeにてご覧いただけます!

Glossa
GCD-C880203(1CD)
スペイン・ルネサンスの世俗音楽
ルイス・デ・ナルバエス、フアン・デル・エンシーナ、ディエゴ・オルティス、アロンソ・ムダーラ、作曲者不詳、他の作品
ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ、指)、
アンサンブル・ラ・ロマネスカ〔マルタ・アルマハーノ(S)、パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、フアン・カルロス・デ・ムルダー(ビウエラ、ギター)、ペドロ・エステバン(パーカッション)〕

録音:1995年3月、スペイン
Glossaの共同設立者でもあるモレーノ兄弟の兄、バロック・ギタリストのホセ・ミゲル・モレーノが率いる「アンサンブル・ラ・ロマネスカ」。15世紀〜16世紀のスペイン黄金時代の世俗音楽を、ホセ・ミゲル・モレーノやマルタ・アルマハーノ、パオロ・パンドルフォといった古楽界の一流アーティストたちが生き生きと再現します。
Glossa
GCD-C80911(1CD)
ジャッケス・デ・ヴェルト:マドリガーレ集 ラ・ヴェネクシアーナ、
クラウディオ・カヴィーナ(指)

録音:2002年4月、イタリア
鬼才クラウディオ・カヴィーナ率いる、ラテン系ヴォーカル・アンサンブルの最高峰ラ・ヴェネクシアーナ。ジャッケス・デ・ヴェルトは、マントヴァやフェラーラの宮廷で活躍したフランドルの作曲家。マドリガーレの大家であり、その様式と技法はモンテヴェルディの「第二作法」へも多大な影響を与えたとされています。
Glossa
GCD-C80023(1CD)
私に答えよ〜ナポリ・バロックの典礼音楽
ガエターノ・ヴェネツィアーノ、ニコラ・ファーゴ、フランチェスコ・プロヴェンツァーレ、ガエターノ・グレコ、作曲者不詳の作品
カペラ・ナポリターナ、
アントニオ・フローリオ(指)
アントネッラ・イッポリト(S)、
ジェーン・ホートン(S)、
ダニエラ・デル・モナコ(アルト)

録音:1990年11月&1993年5月、ナポリ
歴史に埋もれた知られざるイタリア、ナポリのバロック音楽を追い求め続けるアントニオ・フローリオと、フローリオ率いるピリオド・アンサンブル、"カペラ・ナポリターナ"(録音当時名称は、"カペラ・デッラ・ピエタ・デ・トゥルキーニ")。ナポリ初期バロックの典礼音楽を、3つのセクション(死者のための典礼、聖体祭、降誕祭〔クリスマス〕)にわけて収録。ナポリ・バロックのスペシャリストたちによる、飽くなき探究心と徹底した時代考証によって実現した、貴重な録音です。
Glossa
GCD-C80022(1CD)
17世紀ラテン・アメリカの音楽
ディエゴ・ホセ・デ・サラサール、ディエゴ・フェルナンデス、フアン・イダルゴ、フアン・デ・アラウホ、フランシスコ・デ・ペニャローサ、ガスパール・フェルナンデス、エルナンド・フランコ、他の作品
アンサンブル・エリマ、
ガブリエル・ガリード(指)

録音:1991年2月、イタリア
アルゼンチン出身の指揮者であり、イタリア・バロック、そしてラテン・アメリカのバロック音楽の再発見と蘇演の第一人者として活躍するガブリエリ・ガリードと、アンサンブル・エリマ。
アルゼンチンの古楽系ソプラノ、マリア・クリスティーナ・キールとガブリエル・ガリードとの初期のコラボレーション・アルバムは、「コンキスタドール(スペインによる南米征服)」後にラテン・アメリカで作られていった、スペインやポルトガルの影響を多分に含む音楽たち。
Glossa
GCD-C80701(1CD)
フィドルと打楽器のための中世の音楽
作曲者不詳の作品(大英図書館 MS. Add. 29987より)
シンフォニエ〔スティーヴィー・ウィシャート(中世のフィドル、ハーディ・ガーディ)、ジム・デンリー(打楽器)、ペドロ・エステバン(打楽器)〕

録音:1996年7月、スペイン
中世のフィドル(Vn)とハーディ・ガーディの専門家、スティーヴィー・ウィシャート(現在は現代音楽、電子音楽の分野でも活躍)が率いるアンサンブル "シンフォニエ"のGlossa初期のアルバム。大英図書館所蔵の手稿譜(MS. Add. 29987)からフィドルと打楽器のための音楽を収録。14世紀イタリアの器楽を忠実に、そして新鮮な解釈で再現します。

Agua
EST-15001(1CD)
レゾナンス サミュエル・カッティオー(C.T)、
カンタン・デュジャルダン(G)、
マテュー・サリオ(Vc)
カウンターテナー、ギター、チェロの3名によるプロジェクト、レゾナンス(Resonance)のファースト・アルバム。12世紀から18世紀まで、古い音楽的テキストに、自らが作曲した曲、借用した旋律などを組み合わせ、独自の音楽を作っていく。
YouTubeにてご試聴いただけます!

APARTE
AP-135(2CD)
リュリ:「アルミード」(音楽悲劇)(1686年)
〔台本:フィリップ・キノー(1635-1688)〕
クリストフ・ルセ(音楽監督、指、Cemb)
アルミード:マリー=アデリーヌ・アンリ(S)
ルノー:アントニオ・フィゲロア(T)
栄光、フェニス、メリッス、ナイアーデ:ユディト・ファン・ワンロイ(S)
智、シドニー、リュサンド、羊飼い:マリー=クロード・シャピュイ(Ms)
アロンテ、憎悪:マルク・ムイヨン(T)
イドラオ:ダグラス・ウィリアムズ(Bs-Br)
騎士ダノワ:シリル・オヴィティ(T)
アルテミドール:エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(T)
ウバルド:エティエンヌ・バゾラ(Br)
レ・タラン・リリク
ナミュール室内cho

録音:2015年12月10日、ピエール・ブーレーズ大ホール(フィルハーモニー・ド・パリ)、ライヴ
リストフ・ルセ率いるレ・タラン・リリクのフランス・バロック・オペラ最新盤は、リュリの最高傑作「アルミード」。美しい魔女アルミードと、強敵ルノー の間に繰り広げられる謀略と恋愛の物語。美しい女性アルミードは、敵であるルノーを殺すことがどうしてもできず、ルノーを魔法にかけて快楽の時間を 過ごします。やってきた昔の仲間たちによって魔法を解かれたルノーは我に帰り、アルミードのもとを去る、といった物語。リュリが音符に書き込んだ登場 人物や場面の描写を、ルセ率いるレ・タラン・リリクが見事な鮮やかさで引き出しています。歌唱陣もライヴながら最後まで集中しきっており、アルミード の最後のアリアなど圧巻。ルセが放つ、「アルミード」決定盤の登場といえるでしょう。k (Ki)

Hanssler
HC-16045(1CD)
ヴァイス:幻想曲とフーガ ニ長調「Weiss a Rome」
組曲 イ長調 SW 44/組曲 ニ短調 SW 61
ソナタ ハ短調 SW 7/幻想曲 ニ短調
組曲 ヘ長調 SW 1
ヨアヒム・ヘルト(11弦バロックLute)

録音:2017年1月22-25日/エァレーザー教会(ヴァーレンドルフ)
バッハと同時代を生きたドイツのリュート奏者、ジルヴィウス・レーオポルト・ヴァイス(1687-1750)のリュート初期作品集。ヴァイスは父よりリュー トの手ほどきを受け、1706年には当時ブレスラフ在住のプファルツ伯カール・フィリップに仕えていました。その後、イタリアに滞在し、独自のスタイル を確立。演奏家として、また作曲家として最も偉大なリュート奏者の一人と考えられており、600をこえる作品を残した多作曲家として知られます。当ディ スクにはヴァイスの初期作品を収録。イタリアの影響を色濃く呈したソナタや組曲を主軸にヴァイスの個性があらわれた作品が並びます。 ヨアヒム・ヘルトは、ドイツのエコー賞で2006年クラシックの「17/18世紀の器楽曲部門」に選ばれたリュート奏者。ヘンスラー・レーベルからリリー スされている「J.S.バッハのリュート作品集」(98 649)をはじめ、「ドイツのバロック・リュート作品集」(98 234)、「ルネッサンスのリュート作品集」(98 218)、「イタリアバロック・リュート音楽集」(98 260)、「16世紀イングランドのリュート音楽」(98 600)など、質の高いリュート作品をおさめたアル バムをリリースしております。 (Ki)

Audite
AU-97730(1CD)
古楽の忘れられしアヴァンギャルド
H.アルバート:前奏曲第1番、ワルツ・ファンタジー
アルカデルト:アヴェ・マリア
バッハ:教会カンタータ第106番『神の時こそいと良き時』 BWV106より「ソナティーナ」
ビゼー:組曲『アルルの女』第1番より「メヌエット」
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番〜第3楽章「葬送行進曲」
デュラン:シャコンヌ Op.62
プレイエル:ポロネーズ
ラモー:サラバンド
コレッリ:コレンテ
モーツァルト:メヌエット
スケル:「Ein Abend auf dem Priesberg」
カレンバッハ:「Der Schlaftrunk: Spinnlied」
作者不詳:「Erchinger Jagd-Marsch」「Marsch」「Quand mon mari alloit a la guerre」「Rheinlander」「Tyrolienne」
「Konig-Ludwig-Lied」、ほか
アンサンブル・アルチンボルド、
ティロ・ヒルシュ(指 &トロンバ・マリーナ)

録音:2016年7月8-10日/リーエン(スイス)
リコーダー、トロンバ・マリーナ、打楽器のアンサンブル、「アンサンブル・アルチンボルド」が奏でる “忘れられしアヴァンギャルド” の世界。バッハ、コレッ リ、ラモー、モーツァルト、ビゼーといったルネサンスからロマン派までの作品やバイエルンの伝承曲など、4つのリコーダーとボーゲンギターレ、トロンバ・ マリーナ、ティンパニのアンサンブルにアレンジ。いわばワールドミュージックの香りを放ち、躍動感に満ちたリコーダーの超絶を楽しむことができます。ティ ロ・ヒルシュが弾きぶりでのトロンバ・マリーナの音色も注目。アンサンブル・アルチンボルドの卓越したリコーダーが見事な演奏を披露しております。

EVIDENCE
EVCD-032(1CD)
心躍るコンチェルト集
バッハ:ヴァイオリン,オーボエ,弦と通奏低音のための協奏曲 ハ短調 BWV 1060a
 チェンバロ,2本のフラウト・トラヴェルソ,弦と通奏低音のための協奏曲 ヘ長調 BWV 1057
テレマン:オーボエ,ヴァイオリン,2本の  リコーダーと通奏低音のための協奏曲 変ロ長調 TWV54: B1
 リコーダー,フラウト・トラヴェルソ,弦と通奏低音のための協奏曲 ホ短調 TWV52: e1
アンサンブル・アマリリス

録音:2016年9月
リコーダーおよびバロック・オーボエのエロイーズ・ガイヤール率いるアンサンブル・アマリリス最新盤。バッハとテレマンの協奏曲の名曲が収録された、 極上のバロックのたのしみに満ちた1枚です。バッハとテレマンは同時代に活躍し、どちらも奏者間の対話を重視した協奏曲をのこしています。とりわけ、 リコーダーとフラウト・トラヴェルソ、つまり縦笛と横笛が登場するテレマンの協奏曲では、両者の音色が見事に融け合っており、テレマンがこれらの楽器 の優れた奏者であったことを思い出させます。タイトルのとおり、心躍るような演奏が展開された1枚です! (Ki)

MUSO
MU-016(1CD)
SINCE IN VAIN- UNDERGOUND(S)〜17世紀末のイギリスの音楽
アンソニー・ヤング(1683-1747):グラウンド
作曲者不詳:アルマンド/Since in Vain…
Mr.ウッド:ソング・ナンバー1/ソング・ナンバー2/ソング・ナンバー3
イェレミア・クラーク(1674-1707):エール、ホーンパイプ
ジョン・エックレス(c.1668-1735):グラウンド
フィリップ・ハート(1674-1749):アルマンド
パーセル:With him he brings the partner、Here the Deities approve*
ジョン・ウェルドン(1676-1736):グラウンド
ウィリアム・クロフト(1678-1727):エア、プレリュード、エア
ジョン・バーレット(c.1674-c.1735):グラウンド
ジョヴァンニ・バッティスタ・ドラーギ(1640-1708):プレリュード
ロバート・キング(c.1660-1726):アルマンド
ヴォーン・リチャードソン・オブ・ウィントン(c.1670-1729):アルマンド
フランシス・フォーサー(c.1649-1705):シャコンヌ
ジョン・ブロウ(1649-1708):グラウンド
ラファエル・コートヴィル(1735没):3/4
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):アッフェットゥオーゾ
ウィリアム・リチャードソン(1731or1732没):グラウンド
ヘンデル:アリアと変奏
スティング(カロリーヌ・ヒュン・ファン・シュアン編):Ground on Moon over Bourbon Street
カロリーヌ・ヒュン・ファン・シュアン(Cemb)
ポーリン・ビュンドゲン(C.T)*

録音:2015年7月
17世紀末のイギリス、つまりエリザベス朝の1世紀後の音楽を集めた1枚。グラウンド(バスの定型が繰り返される)を中心にプログラムされており、 作曲者はヘンデル、パーセルから知られざる作曲家まで様々。1トラックのみですが、カウンターテナーの歌手も参加してアルバムを彩っています。ディス クの掉美を飾るのは、現代イギリスを代表するシンガーソングライター、スティングの「Moon Over Bourbon Street」を編曲してチェンバロで演奏した もの。不思議と17世紀末の音楽の世界と美しく調和しています。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186678
(2SACD)
1729年ヴェニスの謝肉祭での上演オペラよりアリア集
ジャコメッリ(1692-1740):『ジャングィール』より「美しいものを聞くこと」*
オルランディーニ(1676-1760):『アデライーデ』より「いつも復讐されないわけではない」*、「愛しい花婿よ…私の目のなんと美しいことか」*、「海の子供、小舟」*、「さらなる美しさと喜びを見る」*
ジャコメッリ(1692-1740):『ジャングィール』より「行きなさい、我が最愛の人のところへ」*
アルビノーニ:『フィランドロ』より「贈り物の中に受け取ったあなたの心」*、「あなたが見た花
の芽吹き」*
ニコラ・ポルポラ(1686-1768):『認められたセミラーミデ』より「牧人よ、もし4月に戻るなら」*、「幾千もの怒りへの餌食」、「Bel piacer seria d’un core」*
レオナルド・レーオ(1694-1744):『ウティカのカトーネ』より「時には風に苛まれ」*、「親愛の影、崇拝の影」*
レオナルド・ヴィンチ(1690-1730):『見捨てられたアルミーダ』より「波の中で変わる船」*
アン・ハレンバーグ(Ms)
ステファノ・モンタナーリ(バロックVn,指)
イル・ポモドーロ

録音:2016年9月ヴィラ・サン・フェルモ(ロニーゴ)
*=世界初録音
1729年のヴェネチア・カーニバルで上演された華麗なバロック・オペラのアリア集。1729年カーニバルにおけるヴェネチア のオペラハウスは、伝説のカストラート歌手ファリネッリをはじめとする華やかな歌手勢が、時代の寵児である作曲家たちのオペラで華やかな超絶技巧を 繰り広げ、熱狂に包まれていました。
ファリネッリが驚異的なテクニックを魅せたポルポラの「セミラーミデ」、ファリネッリのライバルであったファウスティーナ・ボルドーリが喝采を浴びた オルランディーニの「アデライーデ」など、再発見された作品の数々が世界初録音されています。
演奏は、正統な古楽器演奏でのオペラに特化したイタリアのバロックアンサンブル「イル・ポモドーロ」。指揮者としてのみならずバロック・ヴァイオリ ン奏者としても名高い逸材ステファノ・モンタナーリがタクトを取ります。メゾソプラノのアン・ハレンバーグは2016年に自身のCD「アグリッピナ」でイ ンターナショナル・オペラ・アワードを受賞した注目の歌手です。1729年ヴェネチアの熱狂が、時空を超えてここに詰まっています。 (Ki)

TUDOR
TUD-7186(1CD)
サンマルティーニ(1695-1750):6 つのコンチェルト・グロッソ Op.5
(第1 番 ホ短調/第2 番 変ロ長調/第3 番 ト短調/第4 番 イ短調/第5 番 ハ短調/第6 番 ト短調)
オーボエ,弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ホ長調
リコーダー,弦楽と通奏低音のための5声の協奏曲
ドニミク・キーファー(指)
カプリッチョ(バロック・オーケストラ)

録音:2013年10月8-10日 ラインフェルデン,スイス
サンマルティーニ兄弟の兄、ジュゼッペ・サンマルティーニ(1695-1750)の作品を集めて いる(弟はジョヴァンニ(1698頃-1775)。彼は1736年以降をロンドンで過ごしており、6つのコ ンチェルト・グロッソ Op.5はその時期の1747年に出版された。3楽章から5楽章まで形式は 様々で、また編成にも変化がある。 カプリッチョは1999年創立のバロック・オーケストラ。リーダーのドニミク・キーファーは創設者 の一人で、バロックヴァイオリンの名手。

K&K
KUK-126(1CD)
アリア&カンタータ集
ヘンデル:「リナルド」―序曲,恐ろしい復讐の女神たちよ
スコットランド民謡:オールド・ラング・サイン
ヘンデル:「リナルド」―私を泣くがままにさせてください
パクパーン:マ=アム(私の心)
パーセル:「ディドとエネアス」―私が大地の中に埋められた時
フェランディーニ:「マリアの涙」−もし神が(オーケストラのみ)
ヘンデル:「イェフタ」―さよなら、清らかな泉よ
フェランディーニ:「ヘンデル;「ジューリオ・チェーザレ」―もしあなたが私に哀れみを感
じないのならば,難破した船が嵐から
パーセル:グラウンドに基づく3 声のファンタジア Z.731
パーセル:「妖精の女王」―ああ、私を泣かせたままにしてください
カーター:音楽(ラ・ミュージク)
ヘンデル:グローリア
ヘンデル:アン女王の誕生日のための頌歌 HWV 74―神々しい光の永遠の源よ
サラ・ヴェーゲナー(S)
イル・カプリッチョ(バロック・オーケストラ)

録音:2015 年5 月16日,マウルブロン修道院(ライヴ)
マウルブロン修道院での演奏会のライヴ録音シリーズ、ドイツのソプラノ、サラ・ヴェーゲナーとバロック・オーケストラ、イル・カプリッチョの共演。ヘンデルが主で、2000 年に発見されたグローリアがメイン。その他パーセルや現代の作曲家の作品も交えて、ヴェーゲナーの透明な歌声が楽しめる。

BONGIOVANNI
GB-5197(1CD)
Candia 1669
La rose enflorese (伝承曲)
オロロージョ:イントラーダ XV
ツィアーニ:ソナタ第10番
Thalassaki (伝承曲)
S.ロッシ:ガリアルダ第1番
グアーミ:4声のカンツォン
マリーニ:『ラ・モニカ』によるソナタ
Avram avinu - Hicaz Mandira (伝承曲)
カヴァッリ:3 声のカンツォン
レグレンツィ:Salmo Credidi
Uskudar (伝承曲)
ベルナルディ:6声のソナタ第6番『戦い』
アンサンブル・アニマンティカ

録音:2016年10月30日
1644年から1669年にかけて起こったクレタ戦争の大部分を占めた「カンディア包囲戦」をテーマに、伝承曲やその時代に関連したバロック作品で 構成した1枚。民族楽器と古楽器が入り乱れ、熱のこもった演奏が展開されます。 (Ki)

BMC
BMCCD-CD213(1CD)
「主の到来(Adventus Domini)」〜中世ハンガリーのグレゴリオ聖歌集
グレゴリオ聖歌集[12 世紀初頭の昇階誦、グラーツの 807 の写本より]
スコラ・フンガリカ
ヤンカ・センドレイ(指)
ラースロー・ドブサイ(指)

録音:2010 年10 月24−28 日ハンガリー国立博物館
ハンガリーのグラーツの写本は 12 世紀初頭から徐々に発展し、何人かの学者がクロスターノイブルクの聖アウグスティヌス修道院で編纂。このアルバムでは待降節のミサのための聖歌などが歌われています。ハンガリーの合唱団スコラ・ハンガリカの演奏です。

DUX
DUX-1311(1CD)
ラモー:新クラヴサン組曲、またはクラヴサン曲集第2巻(1728)から 第4組曲
シューベルト:即興曲 Op.90 D 899
キム・キュヨン(P)
DUX
DUX-1229(1CD)
ザイフリート(1776-1841):ミサ・ソレムニス ロ短調*
来たれ聖霊
マリアは昇天せり
アヴェ・マリア(
ユスティナ・ステンピェン(S)*
エヴァ・ミクルスカ(A)*
クシシュトフ・マホフスキ(T)*
クシシュトフ・マトゥシャク(Bs)*
プシェミシル大司教区合唱団マニフィカト
ジェシュフ大学音楽学部cho
ジェシュフ・アルトゥル・マラフスキPO
ミェチスワフ・グニャディ(指)
DUX
DUX-1359(1CD)
17世紀スペインのハープの為の音楽
[第1幕]
ディエゴ・フェルナンエス・デ・フエテ(1633/1643-1713):ドイツの歌/サランベケ
フアン・セルケイア・デ・リマ(1655-1726):ああ、私の牛
ディエゴ・フェルナンエス・デ・フエテ:
 パサカリェス・デ・セグンディリョ・ア・コンパシリョ
ルカス・ルイス・デ・リバヤス(1626-1677以後):エスパニョレタ
フアン・イダルゴ(1614-1685):愛しているのは誰
不詳:プロラティオ
ルカス・ルイス・デ・リバヤス:パバナ
[第2幕]
フアン・イダルゴ:眠りたがらない、わが目
ディエゴ・フェルナンエス・デ・フエテ:Monsiur dela boleta
ルカス・ルイス・デ・リバヤス:タランテラ
不詳:メヌエット第1旋法
フアン・イダルゴ:元素
ベルナルド・デ・サラ(1675-?):宮廷の宴(組曲)
 道化師/手紙/約束/欺瞞/踊り/追跡
[第3幕]
フアン・セルケイア・デ・リマ:女の子の為の恋人形
ディエゴ・フェルナンエス・デ・フエテ:ガイタ
アントニオ・マルティン・イ・コル(1660頃-1734頃):アチョ
フアン・デ・ナバス(1647-1719):Aura, tierna amorosa
ジョン・ダウランド(1563-1626):フォーチュン
アントニオ・マルティン・イ・コル:カナリオ
フアン・イダルゴ:嘆きの水
アントニオ・マルティン・イ・コル:フォリア
サラ・アゲダ(Hp)
アドリアナ・マイェル(Ms)
ビクトル・ソルボ(T)
カリア・アルバレス(弓奏ビウエラ)
ダニエル・ガライ(打楽器)
DUX
DUX-1382(1CD)
ワルシャワ城の音楽〜フランスの巨匠たちの作品集
リュリ:歌劇「アルミード」LWV 71(1686)から 組曲
 クープラン四重奏ソナタ「スルタン」(1693頃)
マラン・マレ(1656-1728):歌劇「アリアーヌとバッカス」(1696)から 組曲
ミシェル・コレット(1707-1795):協奏曲ニ長調「フェニックス」(1738頃)
 アンドレ・カンプラ(1660-1744):歌劇「タンクレード」(1702)から 組曲
クシシュトフ・フィルルス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
{oh!} [オルキェストラ・ヒストリチナ] (ピリオド楽器O)
マルティナ・パストゥシュカ(ヴァイオリン独奏、コンサートマスター)

FLORA
FLORA-3213(1CD)
マラン・マレ(1656-1728):夢想
ヴィオール曲集第5巻(1725) 抜粋
 組曲イ短調 から
  Prelude / Petit Caprice / Sarabande / Gigue / La Sincope / La Mariee
  Rondeau moitie pince et moitie coups d'archet
 組曲ヘ長調 から
  Prelude / Allemande la bois Guillaume / Sarabande / La Demoi Gigue
  Les Forgerons / Le Touche du Clavecin
 組曲ト短調 から
  Prelude / Fantaisie / Sarabande / Gigue la Pagode
 組曲ト長調 から
  Gigue la pointilleuse / Le Jeu du Volant / La Tatillone / Dialogue
  Chaconne
 組曲ホ短調
  Prelude / Allemande La Beuron / Sarabande
  Gavotte Singuliere - 2e Gavotte La Mignone / Menuet - 2e Menuet
  Le Contraste / Marche Persane dite La Savigny
  Le Tableau de l'Operation de la Taille [膀胱結石切開手術図]*
  Les Relevailles - Suitte - Suitte / Resveries Mesplaiziennes
フィリップ・ピエルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミリアム・リニョル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジュリアン・ヴォルフス(Cemb)
フランソワ・シキヴィー(朗読*)

録音:2014年4月、聖ジャン教会、ボーフェ、ベルギー
リチェルカール・コンソートを率いて今年も「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 2017」に参加しているフィリップ・ピエルロ、得意のマレの新録音がついに登場。彼はリチェルカール・レーベル時代からマレのヴィオール曲集の録音を継続しており、当レーベルからは「音階」(FLORA-0603)、「シャリヴァリ」(FLORA-1507)に続きこれが三作目となります。今回は一世代下にあたるレ・タンブルのメンバー、ミリアム・リニョル(1988年生まれ)とジュリアン・ヴォルフス(1983年生まれ)を共演者に選び、風格や余裕と同時に清新な活力をもみなぎらせた、期待を上回る快演を聴かせてくれます。マレ自身が経験した麻酔無しの手術に基づく恐怖の「膀胱結石切開手術図」ではベルギーの舞台俳優フランソワ・シキヴィー(1959年生まれ)による戦慄のナレーションも味わえます。弊社太鼓判、文句無しの推薦盤です。ブックレットは付かない仕様となっております。ご了承ください。
FLORA
FLORA-4016(1CD)
フローベルガー(1616-1667):チェンバロ作品集
トッカータ、ファンタジア、カンツォーナ、アルマンド、クラント、サラバンド、
 ジグと様々なパルティータ集第2巻(1649)から Toccata II / Canzon II
ジング=アカデミー・ベルリンの手写本 SA 4450 から
 Meditation faite sur ma mort future [気たるべき死についての瞑想],
 Gigue, Courante, Sarabande
トッカータ、リチェルカーレ、カプリッチョ、アルマンド、ジグ、クラント、
 サラバンド集第4巻(1656)から Toccata IX
ジング=アカデミー・ベルリンの手写本 SA 4450 から
 Affligee et Tombeau sur la mort de Monsieur de Blanrocher
  [ブランクロシェ氏の死に寄せるトンボー]
トッカータ、ファンタジア、カンツォーナ、アルマンド、クラント、サラバンド、
 ジグと様々なパルティータ集第2巻 から Fantasia VI
Capriccio X(Edition Le Pupitre)
カプリッチョとリチェルカーレ集(1657/1658)から Ricercar V
ジング=アカデミー・ベルリンの手写本 SA 4450 から
 Allemande faite en passant le Rhin dans une barque en grand peril
  [ライン渡河の船中で重大な危険に遭遇して書いたアルマンド],
 Courante, Sarabande, Gigue
トッカータ、リチェルカーレ、カプリッチョ、アルマンド、ジグ、クラント、
 サラバンド集第4巻 から
 Lamento Lamento Sopra la dolorosa perdita della Real M(aje)sta di
  Ferdinando IV, R&eagrave; de Romani &c
  [ローマ王フェルディナント4世陛下の悲しき死に寄せる哀歌],
 Gigue, Courante, Sarabande / Toccata X
ジング=アカデミー・ベルリンの手写本 SA 4450 から
ジュリアン・ヴォルフス(Cemb)

録音:2015年10月、ボーフェ、ベルギー
使用楽器:Jean-Luc Wolfs-Dachy(モデル:Ioannes Ruckers, 1624)
FLORA-3213 でフィリップ・ピエルロと共演した一年半後、ジュリアン・ヴォルフスが録音した彼の初のソロCD。以下は彼が所属するアンサンブル「レ・タンブル」の公式ウェブサイトに掲載されたプロフィールです。
ジュリアン・ヴォルフスはベルギー、ジュードーニュの音楽院にてチェンバロをはじめる。オランダのアムステルダム音楽院でメノ・ファン・デルフトのクラスに在籍、2009年6月修士課程を優秀な成績で修了する。在学中にフランスリヨン国立高等音楽院に交換留学しフランソワーズ・ランジュレに師事。2007年8月、ブルージュで行われる国際古楽コンクール・チェンバロ部門にてベルギー人で初めて1位なしの2位&聴衆賞・ミンコフ出版賞を受賞。現在、リヨン織物・装飾博物館のオリジナル・チェンバロの調整を定期的に行っている。これまでにワロニ―・フェスティヴァル、フランドル・フェスティヴァルや、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ボザールなどベルギーを中心に各地でリサイタルを行い、ラジオ録音もされている。
FLORA
FLORA-3916(1CD)
オクシタニア神話におけるアラブ音楽の影響
不詳:Fanfare pour la croisade / Imtidad / Fauvel nous a fait present
ベルトラン・デ・ボルン [Bertran de Born](1140頃-1215以前):Rassa Tant Creis
不詳:Makam Huseyni Sakil / Domino suite ins sur Cantus Firmus / Mowachah Biladi
ベルナルト・デ・ヴェンタドルン (1130/1145頃-1190/1200頃):Conorts ara sai ieu ben
ブヒル・ザデ・ムスタファ・ヒリ [Buhuri Zade Mustafa Hiri]:Hisar Agir Semai
不詳:In Pro Estampie / A l'Entrada del Temps Clar / Roukoud
不詳(アプト写本 より):Bombarde Credo instrumental
ギラウト・デ・ボルネーユ [Girau de Bornelh] (1138頃-1215):Reis Glorios
ヨハンネス・チコーニア [Johannes Ciconia] (1373頃-1412):O Felix Templum Jubila
不詳:Ayour
不詳(モンセラートの朱い本 [Livre Vermeil Montserrat] より):Sext Estampie Royale Estampie / Imperaritz de la Ciutat Ioyosa
 Los set Gotxs Recomptarem / Maria Matrem Virginem
 Stella Splendens in Monte / Ad Mortem Festinamus
ピエール=イヴ・ビナール(Br)
レナット・ジュリエ(バリトン、朗読)
レ・サックブーティエ
 ジャン=ピエール・カニャック(コルネット[ツィンク])
 フィリップ・カンギレム(ショーム、ボンバルド、中世リコーダー)
 ダニエル・ラサル(サックバット)
 ルシール・テッシェ(ボンバルド、中世リコーダー)
 ダニエル・ラサル(サックバット)
 ジョデル・グラッセ=猿渡(中世リュート、レベック、ウード、プサルテリウム)
 フローラン・ティセール(タンブール、ダフ、パンデレータ、ダラブッカ、薪、鐘)
 ゲスト:
 ピエール・アモン(中世リコーダー、ダブルフルート、パンフルート、バンスリ、コルヌミューズ)
 ドリス・エル・マルミ(ウード、歌)

録音:2015年10月、 L'annexe Barriere de Paris、トゥールーズ地方音楽院、
    トゥールーズ、フランス
レ・サックブーティエがモロッコのウードの名手ドリス・エル・マルミ(1970年生まれ)のアシストを得て組み上げたプログラム。フランス南部一帯、かつてオック語が話されていた(現在でも話されている地域も有ります)中世のオクシタニアへのアラブ文化の影響をテーマとし、オクシタニアの作者不詳の伝承音楽、12世紀から13世紀にかけてオック語で宮廷の恋愛を歌ったトルバドゥールの作品、オクシタニアに隣接するカタルーニャに残る「モンセラートの朱い本」所収の音楽等から楽曲が選ばれています。レ・サックブーティエが中世音楽に進出するとは意外に思われましたが、オック語トラッドの名歌手レナット・ジュリエ、中世フルート系楽器の名手ピエール・アモン、そしてドリス・エル・マルミを招いたその演奏は格調高く、理屈でなく音楽そのものでリスナーを「文化のるつぼ」に引き込み楽しませてくれます。雰囲気豊かな優秀録音で80分弱たっぷり収録。
FLORA
FLORA-3415(1CD)
17世紀イタリアの器楽
アンドレア・ファルコニエロ [ファルコニエーリ] (1585/1586-1656):カンツォーナ、シンフォニア、ファンタジア…集第2巻(1650、ナポリ)から
 La Suave Melodia / L'Eroica / Brando dicho el Melo
 Folias echa para mi Senora Dona Tarolilla de Carallenos
ダリオ・カステッロ(確認できる活躍期:およそ17世紀前半):現代的様式のソナタ・コンチェルターテ集第1巻(1621、ヴェネツィア)から
 ソナタ第1番
 現代的様式のソナタ・コンチェルターテ集第2巻(1629/1644、ヴェネツィア)から
 ソナタ第12番
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ(1570頃-1630):教会用コンチェルト集(1610、ミラノ)から 3声のソナタ
タルクイニオ・メールラ(1594/1595-1665):教会用および室内用カンツォーナまたはソナタ・コンチェルターテ
 (1637、ヴェネツィア)から La Cattarina
マルコ・ウッチェリーニ(1603/1610頃-1680):室内用および教会用ソナタ、コッレンテとアリア集 Op.4(1645、ヴェネツィア)から
 La Luciminia contenta(ヴァイオリン独奏ソナタ)
ジョヴァンニ・バッティスタ・ブオナメンテ(16世紀後半-1642):2つのヴァイオリンとバッソ・ディ・ヴィオラの為の様々なソナタ…集第4巻
 (1626、ヴェネツィア)から シンフォニア第2番/ガリアルダ第4番
ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1554/1557頃-1612):カンツォーナとソナタ集(1615)から 3つのヴァイオリンを伴うソナタ第21番
ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチョ(確認できる活躍期:1609-1621):神の称賛の音楽 [divine lodi musicali] 第2巻(1614、ヴェネツィア)から
 2つのソプラノのエコー・カンツォーナ [Canzon a doi soprani in echo]
フランチェスコ・トゥリーニ(1589頃-1656):2声および3声のマドリガーレとソナタ集(1621、ヴェネツィア)から 2声のソナタ
ジョヴァンニ・ガブリエーリ:カンツォーナ第2番
ジョヴァンニ・マルティーノ・チェーザレ(1590頃-1630):音楽の旋律 [Musicali melodie] (1621、ミュンヘン)から La Gioia
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ:教会用コンチェルト集 から ヴァイオリンとヴィオローネの2声のソナタ
アゴスティーノ・ゲッリエーリ(確認できる活躍期:17世紀前半):ヴァイオリン…ソナタ集 Op.1(1673、ヴェネツィア)から
 La Viviani(3声のソナタ)
レ・タンブル
[川久保洋子(Vn) 
ミリアム・リニョル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジュリアン・ヴォルフス(オルガン、チェンバロ)]

ハルモニア・レニス
[水内謙一(リコーダー)
村上暁美(Cemb) ]

録音:2014年8月、モンヴァルザン、フランス
エンリコ・ガッティ&アンサンブル・アウローラの超名盤「17&18世紀イタリアのヴァイオリン芸術 Vol.1」から24年、若き古楽のエリートたちによる自由闊達かつ洗練の極めた演奏に驚嘆し感銘を覚えました。私がガッティ盤に出会ったのは20代後半のこと。同じように若いリスナーの方々がお一人でも多くこのレ・タンブル&ハルモニア・レニス盤に出会えることを望みます。私にもはや影響力は無いと思いますが、久々に署名付きで推薦いたします。ブックレットに日本語解説を記載。

ATHENE
ATH-CD23301(3CD)
NX-D07
ヨハン・マッテゾン(1681-1764):12のハープシコード組曲集(1714)
【CD1】
1-5.組曲 第1番 ニ短調
6-10.組曲 第2番 イ長調
11-14.組曲 第3番 ニ長調
15-20.組曲 第4番 ト短調
【CD2】
1-5.組曲 第5番 ハ短調
6-11.組曲 第6番 変ホ長調
12-16.組曲 第7番 変ロ長調
17-20.組曲 第8番 ニ短調
【CD3】
1-6.組曲 第9番 ト短調
7-11.組曲 第10番 ホ短調
12-17.組曲 第11番 ハ短調
18-23.組曲 第12番 ヘ短調
ギルバート・ローランド(二段鍵盤フレンチスタイル・ハープシコード)
1750年 パリ製 グルマン:アンドリュー・ウーダーソンによる復元モデル 2005年

録音:2016年7月17-20日
バロック時代の鍵盤音楽を得意とするハープシコード奏者、ギルバート・ローランド。中でも、ヘンデルと同時代の作曲家アントニオ・ ソレルの演奏で高く評価されています。このアルバムでは、ヘンデルの親友として知られるマッテゾンの組曲を演奏。これは1714年 に作曲された12曲からなる組曲で、ローランドは、この時代の作品を演奏する際に行われることの多い「反復」を一切カットすること なく、全曲を丁寧に演奏しています。

Hyperion
CDA-68187(1CD)
シェパード:われら生のただ中にありて
喜べ、乙女マリアよ/ミサ・カンターテ
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、
マーティン・ベイカー(指)

録音:2016年7月14日−15日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
Hyperionの創設初期より宗教合唱作品録音の中枢を担ってきた英国の名門ウェストミンスター大聖堂聖歌隊が歌う、16世紀イギリスの教会音楽。チューダー朝に活躍したジョン・シェパード(c.1515−1558)の傑作「われら生のただ中にありて(Media vita in morte sumus)」を含む宗教作品を、美しい少年聖歌隊と伝統の男声合唱で歌います。

TOCCATA
TOCC-0397(1CD)
NX-B03
オルランド・ディ・ラッソ(1532-1594):5声のレクイエム/モテット集
1.私は復活であり(プレーンチャント)
2.私の心は死ぬほど悲しい
【5声のレクイエム】
3.Requiem aeternam
4.Kyrie eleison
5.モテット「主よ、私の罪は」
【5声のレクイエム】
6.Absolve Domine
7.Domine Jesu Christe
8.Hostias
9.モテット「たくさんの兄弟たち」
【5声のレクイエム】
10.Sanctus-Benedictus
11.ジョン・ベネット(1725-1784):嘆きたまえ、わが眼よ
【5声のレクイエム】
12.Agnus Dei
13.Lux Aeterna
14.モテット「わが声をきけ」
15.モテット「キリストよ、汝はたたえられん」
16.マーゴットはぶどう畑を耕す
17.モテット「あなたに向けてわが魂を」
ケンブリッジ・ガートン大学cho…1.3-4.6-10.12.13.14.17
ロンドン・ギルドホール・ヒストリック・ブラス…2-8.10.12.13.14.17
ルーシー・モレル(Org)…3-4.6-8.10-13.16.17
ガレス・ウィルソン(指)

録音:2016年7月3-6日
5.9.17…初録音
2.3-5.11.14…このヴァージョンにて初録音
後期ルネサンスのフランドル楽派に属する作曲家オルランド・ディ・ラッソ。16世紀末のヨーロッパにおいて、最も影響力の強かった 作曲家とされ、1570年には神聖ローマ帝国皇帝マクシミリアン2世から貴族に取り立てられるほど名声を博していました。彼はほ ぼ60曲のミサ曲を遺しましたが、この「5声のレクイエム」はほとんど演奏されたことがありません。ここでは金管を伴う初の演奏が行 われており、とりわけサックバットの深く落ち着いた音色が作品を彩っています。レクイエムの進行には同じく死を悼むための数々のモ テットが織り込まれるという構成で演奏されています。

fra bernardo
FB-1703017(2CD)
「ブルネンタール夏の音楽祭」ライヴ 2015&2016 コンチェルト・ステラ・マトゥティナ、
エバンヘリナ・マスカルディ(バロックG)、
グスタフ・アウツィンガー(Org)、
アンサンブル392、
マリー=ソフィー・ポラック(S)、
オルフェオ・バロックO、
イル・ボット・フォルテ、
フラヴィオ・フェッリ=ベネデッティ(C.T)、他

録音(ライヴ):2015年&2016年、ブルネンタール
オーストリア北部のブルネンタールで毎年行われている古楽音楽祭、「ブルネンタール夏の音楽祭(Brunnenthaler Konzertsommer)」のライブ録音集。 オルフェオ・バロック管やコンチェルト・ステラ・マトゥティナ、アンサンブル392などの名アンサンブルやソリスト、歌手たちの演奏で、最先端のオーストリア古楽シーンをどうぞ。

Coviello
COV-91710(1CD)
アントン・ミリング(18世紀後半頃):協奏曲 ニ短調
アーベル:ソナタ ト短調
 協奏曲 イ長調
アントン・レーツェル(1760年以降):協奏曲 イ長調
アーベル:ソナタ ハ長調
ヨハン・カール(T)グラフ・ツー・ハルデック(1703-1752):協奏曲 ヘ長調
J.C.バッハ:ソナタ.ハ長調
トーマス・フリッチュ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミヒャエル・ショーンハイト(フォルテピアノ)
メルゼブルガー・ホフムジーク
エヴァ・サロネン(Vn)
サスキア・クラッパー(Vn)
カタリナ・ダルゲ(Va)
アンドレアス・フェッター(Vn)

録音:2016年
2016年にテレマンの失われたと思われていた「無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための12のファンタジー」(COV 91601)を発掘・録音したトーマス・ フリチュによる、またも世界初録音のヴィオラ・ダ・ガンバの作品を収録。テレマンと同様にレーデンブルク城の貴族エレオノーレ・フォン・ミュンスター (1734-1794)の個人所蔵品から発見されたもの。これもまた失われたと思われていた貴重な作品4つが発見されました。「ガンバのカザルス」の異名 を持つトーマス・フリチュのヴィオラ・ダ・ガンバに向けられた情熱から生まれた渾身の一枚です。 (Ki)

フォンテック
FOCD-9740(1CD)
税込定価
2017年6月7日発売
ヤコブ・ファン・エイク〜笛の楽園Vol.1
No.1プレリュード
No.2天の父
No.3美しき娘ダフネ
No.4詩篇118番恵み深い主に感謝せよ
No.5狂ったシモン
No.6詩篇140番、またはモーゼの十戒
No.7かわいいマルティーナ
No.8涙のパヴァーヌ
No.9ラヴィニョーネ
No.10サラバンド
No.11ローゼモン
No.12クーラントまたは、ああこの悲しみに涙する
No.13マリア聖歌
No.14フランスのバレ
No.15ちょっと静かに、静かに
No.16ファンタジア&エコー
No.17愛の急使者
No.18オナンまたはタンネケン
No.19詩篇68番神は立ち上がり敵を散らされる
江崎浩司(リコーダー独奏)
リコーダー…ガナッシ・ソプラノ/バロック・ソプラノ/ルネサンス・ソプラノ/初期バロック・アルト/ルネサンス・アルト/バロック・テナー/ヴォイスフルート/バス

その他楽器…ソプラノ・ショーム/アルト・ショーム/ドゥルツィアン

録音:2016年9月14-16日神奈川県立相模湖交流センター
江崎浩司が挑む、孤高の世界・・・笛の楽園全集プロジェクト始動! ヤコブ・ファン・エイク(1589/90-1657)の「笛の楽園」は全151曲(XYZ社版)にも なる膨大な独奏楽器のための曲集で、その知名度と演奏される機会を考えると全曲の録音は極め て少なく、特に国内では皆無でした。江崎浩司がその前人未到の領域を切り開きます。もちろん マルチ・プレイヤーとして活躍している江崎の事ですから、今シリーズでも多様な楽器を使い分 け(リコーダー8種、その他の楽器3種!)個々の曲想を最大限に活かします。江崎の目指す 演奏は資料的価値にはとどまらず、常に鮮烈で自由闊達、まるでV.エイクが生きた時代が蘇る かのようです。 作品番号順に演奏される事によって始めて生まれる各曲の響き合いは、この壮大なプロジェクト ならではのもの。(フォンテック)

QUERSTAND
VKJK-1421(3CD)
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ルスト(1739-1796):12 のソナタ
ソナタ第1 番 ヘ長調 Cz.18
ソナタ第2 番 ト短調 Cz.24
ソナタ第3 番 変ホ長調 Cz.14
ソナタ第4 番 ト長調 Cz.21
ソナタ第5 番 イ長調 Cz.110
ソナタ第6 番 変ニ長調 Cz.30
ソナタ第7 番 ニ短調 Cz.32
ソナタ第8 番 ホ短調 Cz.16
ソナタ第9 番 ト長調 Cz.23
ソナタ第10 番 ハ長調 Cz.10
ソナタ第11 番 嬰ヘ短調 Cz.41
ソナタ第12 番 ニ長調 Cz.11
ルスト(ダンディ編):ソナタ第2 番ト短調Cz.24〜第3 楽章
イルトン・ウジュニスキ(クラヴィコード)

録音:2009 年8 月25-30 日,11 月4-9 日,ハレ
18世紀後半のドイツの作曲家、フリードリヒ・ヴィルヘルム・ルスト(1739―1796)の鍵
盤楽器のためのソナタ 12 曲を収録、しかもクラヴィコードを用いた演奏という凝った録
音。ルストはドイツ、デッサウ近郊のヴェルリッツの生まれ。アンハルト=デッサウ公レオポルト3 世(ほぼ同年齢)に気に入られ、1765 年から翌年にかけて公のイタリア遊学に同行、直接イタリアの音楽を学んだ後、長年に渡って公に仕えた。ルストの録音は極めて少なかったので、これは待望のCD だ。
ウジュンスキは1960 年、ブラジル、サンパウロ生まれのチェンバロ奏者。18 歳でパリに渡り、ユゲット・ドレフュスらに学んだ名手。この録音にはハレのヘンデル博物館所蔵のカール・ゴットロープ・ザウアー製作(1807 年、ドレスデン)のクラヴィコードを使用している。
QUERSTAND
VKJK-1705(1CD)
ルターの詩を用いた歌
ヴァルター:私たちの神は堅固な城
 深い苦しみの淵から私はあなたへと叫ぶ
クレーバー:アヴェ・マリア
イザーク:パレ・パレ
ゼンフル:あなたを私自身として
ゼンフル/シュトルツァー:ある朝、私は立っていた
オブレヒト:タンデルナーケン(アンデルナッハで)
ゼンフル/ディートリヒ:ああ、エルゼちゃん、かわいいエルゼちゃん
ゼンフル:5 月に,ひどい苦痛
ジョスカン・デ・プレ:千々の悲しみ
作者不詳:異国風の舞曲
ビュノワ:絶望した運命の女神
トマス・アクィナス:天使の糧
ゼンフル:主はあなたの血を通して
 絶望した運命の女神,主はあなたの血を通して
ヴァルター:私たちは新しい歌を始める
 主よ、平和を与えてください
ラ・ヴィッラネッラ・バーゼル:
【カトレーン・ダンケ(S)、
トビアス・フンガー(T)、
クラウディア・ナウハイム(リコーダー)、
ラウラ・フライ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
イレーネ・クライン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
メヒティルト・ヴィンター(Org,ヴァージナル)】

録音:2016年9月バーゼル,DDD、
ルートヴィヒ・ゼンフル(1494 頃-1548)を中心に、ヨハン・ヴァルター(1496-1570)、レオンハルト・クレーバー(1495 頃-1556)、ゼンフルの師ハンイリヒ・イザーク(1450 頃-1517)、ジョスカン・デ・プレ(1450 頃-1521)らのルターの詩を用いた歌を集めている。ラ・ヴィッラネッラ・バーゼルは1995 年結成のルネッサンス、バロック音楽団体。
QUERSTAND
VKJK-1707(1CD)
ヨーロッパのバロックの旅
テレマン:パリ四重奏曲第12 番 ホ短調
プラ:トリオ・ソナタ ニ短調
ルクレール:トリオ・ソナタ ニ長調
ブレシャネッロ:トリオ ハ短調
バッハ:トリオ・ソナタ ハ短調 BWV526
シャルロッテンブルガー・バッハゾリステン:
【ヨッヘン・ホフマン(Fl)
ウルリケ・ペーターゼン(Vn,Va)
ヨハネス・ペーターゼン(Vc)
ゲルトルート・シュミット=ペーターゼン(P)】

録音:2016年7月 ベルリン
ペーターゼン四重奏団のヴァイオリニストとして知られるウルリケ・ペーターゼンを中心に、ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)、 ジョゼプ・プラ(1728-1762)、ジャン=マリ・ルクレール(1697-1764 )、ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャネッロ(1690-1758 )、そして大バッハ(1685-1750)と 18 世紀前半の作曲家のフルート四重奏曲および三重奏曲を演奏している。カタルーニャ出身の作曲家、ジョゼプ・プラの作品が珍しい。ヨッヘン・ホフマンはケルン近郊、ベンスベルク生まれのフルート奏者。1987 年からベルリン・ドイツオペラのソロ・フルート奏者を務めている。モダン楽器演奏で、鍵盤楽器はピアノを使用。

GENUIN
GEN-17462(1CD)
ショップ、テレマン、バルツァー、ヴェックマン作
品集

ヨハン・ショップ(1590-1667):「すばらしい陳列棚」より“sine titulo”
テレマン:ソナタ第1 番ト短調TWV.41:g1
ヨハン・ショップ:「すばらしい陳列棚」より“涙のパヴァーヌ”、“als jupiter gedacht”、“貴族”
テレマン:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 TWV 41:F4(「音楽の練習帳」より)
トマス・バルツァー(1630/31-1663):前奏曲 ハ短調
トマス・バルツァー:アルマンド ト短調
マティアス・ヴェックマン(1616-1674):歌曲“愛らしいまなざし”による 4 つの変奏曲 [チェンバロ独奏]
テレマン:ソナタ第3 番 ホ短調 TWV41:e2
ヨハン・ショップ:「すばらしい陳列棚」より“アルマンド”、“クーラント”
テレマン:パルティータ第4 番 ト短調 TWV41: g2
ヨハン・ショップ:「すばらしい陳列棚」より“我が苦しみは生ず”
ラ・ポルタ・ムジカーレ:
【ガブリエル・スタインフェルド(Vn)、
アンケ・デナート(Cemb)】

録音:2016年5月
後期バロック音楽を代表するドイツの作曲家ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)は 46年間に渡り、ハンブルク市の音楽監督兼ヨハネウム学院のカントルを務めました。ハンブルク出身のヨハン・ショップ、ハンブルクの聖ヤーコプ教会専属オルガニストを務めたマティアス・ヴェックマンなど、ハンブルクにまつわる作品をセレクトしたアルバム。演奏楽器も作曲家が生きた時代周辺のハンブルク製というこだわりよう。優雅な雰囲気で軽やかだったり、しっとりと流麗な演奏を聴かせてくれます。

Stradivarius
STR-37061(1CD)
マラン・マレ:ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集
プレリュード/カプリス/人間の声/ロンド/アラベスク/夢見がちな曲/カプリス/アルマンドとドゥーブル/ミュゼット 1番,2番/半ば爪弾かれたロンド/タタール人の行進/タタール風の音楽とドゥーブル/ギター/ムリネ/シャコンヌとロンド/スペイン風サラバンド/羽根突き遊び
アルベルト・ロッシ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2016年6月7‐9日 ヴェローナ
マラン・マレのヴィオラ・ダ・ガンバ作品集。「和声の奏法」と題されている。アルベルト・ロッシはヴェローナの出身。コントラバスを学んだ後、バーゼルのスコラ・カントルムでジョルディ・サヴァールにヴィオラ・ダ・ガンバとヴィオローネを学んでいる。 紙製の薄型見開きジャケットに収納。
Stradivarius
STR-37065(1CD)
ルネサンス期の合唱曲集
オルランディ・デ・ラッソ:ティティウスよ、あなたは浜辺の木陰に横たわっているが
アドリアン・ヴィラールト:ああ仲間たちよ、我慢しよう
チプリアーノ・デ・ローレ:ああ仲間たちよ
ジョスカン・デ・プレ:噂は災い
 ジョスカンの歌/甘い形見よ
ジャケ・アルカデルト:震え興奮し
チプリアーノ・デ・ローレ:あなたはまだ望むというの、不誠実な人よ
アドリアン・ヴィラールト:甘い形見よ
マルブリアーノ・デ・オルト:甘い形見よ
オルランディ・デ・ラッソ:甘い形見よ
ジャケ・ド・マンチュア:エンケラドスの妹よ
オルランディ・デ・ラッソ:今こそ去る時
ワルター・テストリン(指)
デ・ラビリント

録音:2016年5月9-11日 ボザーロ、ロヴィゴ、ヴェネト州
ルネサンス期の合唱曲集。5 曲目以降はディドを題材に採った作品。デ・ラビリントはルネサンス音楽を専門に扱う団体で、この録音には混声合唱とヴィオラ・ダ・ガンバ、フルートが参加している。
Stradivarius
STR-37060(1CD)
ヤコブ・ファン・エイク(1590-1657)&アレッサンドラ・ベッリーノ(b.1970)作品集
ベッリーノ:私のいとしいアマリッリ(2014)
ファン・エイク:私のいとしいアマリッリ
ベッリーノ:アポッロとマルシアの3 つの極小叙情詩(2008)
ベッリーノ:オルフェオの声(2011)
ファン・エイク:ファンタジアとエコー
ベッリーノ:哀れ私は(2014)
ファン・エイク:ブラヴァーデ
ベッリーノ:ブラヴァーデ(2016)
ファン・エイク:最も美しい娘ダフネが
ベッリーノ:ダフネ(2014)
トンマーゾ・ロッシ(リコーダー,Fl)
アンサンブル・ディソナンツェン:
【チーロ・ロンゴバルディ(P)
ルチア・ボーヴァ(Hrp)
ダニエーレ・コロンボ(Vn)
フランチェスコ・ソロンブリーノ(Vn)】

録音:2015年4月
17 世紀前半のオランダの作曲家、ヤコブ・ファン・エイクの作品と、1970 年生まれのイタリアの女性作曲家、アレッサンドラ・ベッリーノの作品を混ぜ込んだ CD。トンマーゾ・ロッシはナポリ音楽院を修了したフルート、リコーダー奏者。

NAVONA
NV-5823(1CD)
NX-B02
ルネッサンスの室内楽作品集
トマス・ウィールクス(1575-1623):Tan ta ra ran tan tant, cryes Mars
 Yong Cupid hath proclaim'd
 Cease sorrowes now
 A cuntrie paire
 Three times a day
ロバート・ジョーンズ(1597-1615):I come, sweet birds
作者不詳:Rossignol
トーマス・ベイトソン(1570-1630):The Nightiangle
ジョン・マンディ(1555-1630):In midst of woods -The Blackbird
作者不詳:Goddesses
作者不詳:La Bounette
ウィリアム・バード(1540-1623):天の支配者
 苦難が間近に迫っている
 Domine, non sum dignus
バッサーノ:パヴァーヌ
アルフォンソ・フェラボスコII世(1575-1628):2つのアルマンド
作者不詳:Masquing ayre: The nobleman
作者不詳:French king's masque
作者不詳:Antimasque: The second witch's dance
作者不詳:The Indian weed is withered quite
ウィールクス:Come sirrah Jacke hoe
ウッドコック:Hackney
バード:天使は優雅なる言葉にて
 3声のファンタジア
トマス・タリス:おお光より生まれし光
パーソンズ(1535-1572):歌はラッパを招ク
ピッファロ(アンサンブル)
ルネッサンス音楽を得意とする7人編成のアンサンブル「ピッファロ」が演奏する16世紀から17世紀の小品集。鳥の声を模した歌、 小さな舞曲など躍動感溢れる小品が並びます。

GENUIN
GEN-17462(1CD)
ショップ、テレマン、バルツァー、ヴェックマン作品集
ヨハン・ショップ(1590-1667):「すばらしい陳列棚」より“sine titulo”
テレマン:ソナタ第1 番ト短調TWV.41:g1
ヨハン・ショップ:「すばらしい陳列棚」より“涙のパヴァーヌ”、“als jupiter gedacht”、“貴族”
テレマン:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 TWV 41:F4(「音楽の練習帳」よ
り)
トマス・バルツァー(1630/31-1663):前奏曲 ハ短調
トマス・バルツァー:アルマンド ト短調
マティアス・ヴェックマン(1616-1674):歌曲“愛らしいまなざし”による 4 つの変奏曲 [チェンバロ独奏]
テレマン:ソナタ第3 番 ホ短調 TWV41:e2
ヨハン・ショップ:「すばらしい陳列棚」より“アルマンド”、“クーラント”
テレマン:パルティータ第4 番 ト短調 TWV41: g2
ヨハン・ショップ:「すばらしい陳列棚」より“我が苦しみは生ず”
ラ・ポルタ・ムジカーレ:
【ガブリエル・スタインフェルド(Vn)、アンケ・デナート(Cemb)】

録音:2016年5月
後期バロック音楽を代表するドイツの作曲家ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)は 46年間に渡り、ハンブルク市の音楽監督兼ヨハネウム学院のカントルを務めました。ハンブルク出身のヨハン・ショップ、ハンブルクの聖ヤーコプ教会専属オルガニストを務めたマティアス・ヴェックマンなど、ハンブルクにまつわる作品をセレクトしたアルバム。演奏楽器も作曲家が生きた時代周辺のハンブルク製というこだわりよう。優雅な雰囲気で軽やかだったり、しっとりと流麗な演奏を聴かせてくれます。

CPO
CPO-777935(1CD)
NX-B10
トビアス・ミヒャエル(1592-1657):宗教的マドリガル集
Herr, erzeige uns deine Gnade(詩篇85番 8-14)
Hore mein Gebet(詩篇29番 23)
Gott ist unser Zuversicht(詩篇46番 2-6)
Ich sprach: nun mus ich zur Hellen Pforten(イザヤの書38番 10-11
&20)
Ach, wie elend ist unser Zeit(詩:J.ギガス)
Siehe, wie fein und lieblich ist(詩篇133番)
Meine Schafe horen meine Stimme(ヨハネの書 27-29)
Gott, wer ist Dir gleich?(詩篇34番 1-5)
Ich liege und schlafe(詩篇4番 9)
Siehe, der Gerechte kommt um(イザヤ書56番 13-14)
Israel hat dennoch Gott zum Trost(詩篇73番 1-3.16-17)
Aber du setztest sie aufs Schlupfrige(詩篇73番 18-20.28)
Kommt, wir wollen wieder zum Herren(ホセア書6番 1)
Gehe hin, mein Volk(イザヤ書26番 20)
Gott, es setzen sich die Stolzen(詩篇86番 14-15)
Unser Trubsal, die zeitlich und leichte ist(コリントの書4番 17-18)
Die Erloseten des Herren(イザヤの書35番 10)
Der Herr behute dich(詩篇121番 7-8)
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス
マンフレート・コルデス(指)
フランコ・フランドル楽派に属する作曲家ロジエールを父に持ち、弟クリスティアンとサミュエルも音楽家という音楽一家に育ったトビ アス・ミヒャエル。ドレスデンの宮廷聖歌隊を経て、ライプツィヒで神学を学び、1619年にシュヴァルツブルク=ゾンダースハウゼン侯 国の教会オルガニストになります。1631年にはヘルマン・シャインの後任としてトーマス教会のカントルに就任、1657年までこの 地位を務め(後任はセバスティアン・ナップファー)多くの宗教曲を作曲、演奏し、ライプツィヒの音楽的発展に貢献しました。彼 の作品は17世紀に流行していたヴェネツィア派の様式が取り入れられた、華麗な対位法が駆使されているものが多く、演奏にも 高い技術が要求されますが、コルデス率いるヴェーザー=ルネサンスは素晴らしいアンサンブルを聞かせています。

CD ACCORD
ACD-232(1CD)
NX-B07
ユーハン・ヘルミク・ルーマン(1694-1758):独奏ヴァイオリンのためのアサッジョ ハ短調 BeRI310
フェデリーゴ・フィオリッロ(1755-1823):カプリース Op.3 第32番 変ホ長調
イワン・ハンドシキン(1747-1804):ソナタ 第1番 ト短調
パガニーニ:カプリッチョ Op.1 第23番 変ホ長調
フリードリヒ・ウィルヘルム・ルスト(1739-1796):独奏ヴァイオリンのためのパルティータ
ヘンデル:歌劇「リナルド」-涙の流れるままに(Z.ピルヒ編)
ズビグニェフ・ピルヒ(Vn)

録音:2015年9月21-22日
文化的にも政治的にも大きく社会が変化した18世紀、音楽家たちもそれまでのような貴族への追従を捨て、自身を芸術家とし て解き放つ努力を始めました。17世紀後半にイギリスで始まった啓蒙主義はその動きに拍車をかけ、演奏家たちは自身の技術 を磨き芸術的自立を目指しました。中でもパガニーニを始めとしたヴァイオリニストたちは、一人で楽器を携えヨーロッパ中を演奏 し、その超絶技巧を披露、他の音楽家を含めた多くの人々を驚嘆させました。このアルバムは、18世紀から19世紀に活躍した ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト=作曲家たちの作品を収録。演奏するピルヒはガット弦を張った18世紀の歴史的ヴァイオリンを 使用、弓も18世紀の復元であり、もちろん解釈や演奏原理、運指にも研究を重ね、熟考の上に録音が行われました。
CD ACCORD
ACD-240(1CD)
NX-B07
バルトゥオミェイ・ペンキェル(1601頃-1666頃):宗教的作品集
ミサ A14
6声のカノン:ともに歌う3つのカノン
儀式なしのミサ I
6声のカノン:6つの言葉で
パスカリスのミサ
15.6声のカノン:再び6つの言葉で
儀式なしのミサ II
ロンバルデスカのミサ・コンチェルタータ
トマシュ・クラル(Bs)
ヤロミール・ノセク(Bs)
ズビグニェフ・ピルヒ(Vn)
ミコライ・ツォフカ(Vn)
クラウディア・マトラク(Vn)
マフゴルツァータ・コセンジャク(Vn)
ユリア・カルペータ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
パヴェル・ザレフスキ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
クシュシュトフ・カルペータ(Vn)
ミケーレ・チンクィーナ(テオルボ)
サカモト・マサフミ(トロンボーン)…22-26 他
ブロツワフ・バロック・アンサンブル
アンジェイ・コセンジャク(指)

録音:2016年6月24-27日
バロック期のポーランドを代表する作曲家の一人、ペンキェル(不祥-1666頃)は、古都クラクフからワルシャワへと王宮が移転した ばかりの1633年頃のワルシャワ宮廷礼拝堂に仕え、最初はオルガニストとして宗教音楽を担当した人です。1654年にスウェー デンがポーランドに侵攻した際はウィーンに逃れ、その後は1658年からヴァヴェル城大聖堂の音楽監督も務め、数多くの作品を 残しています。見事なポリフォニーに支えられた彼の作品のいくつは、ウプサラ大学の図書館に保存されており、当時のポーランド 音楽を研究するために役立っています。2016年に発売された第1集と同じく、指揮者コセンジャクが知られざる作品の復興に力 を尽くしました。古いパレスチナの多声合唱に由来する「ミサ・パスカリス」や、2つの歌い手のグループの対話によるミサなど、当時 の演奏法も研究の上に演奏されています。 カノンやフーガはペンキェルと同世代の作曲家、マルコ・スカッキによる論文に添付されていたもので、実際に演奏されるためのもの ではないという研究結果も興味深いものです。

CPO
CPO-555103(1CD)
NX-B02
ペルゴレージ:スターバト・マーテル(マリー=ルイーズ・ヒンリクスによるピアノ独奏版)
スカルラッティ:ピアノ・ソナタ集
 K551,K9,K64,K159,K380
マリー・ルイーゼ=ヒンリクス(P)
7歳でピアノに出会い瞬時に魅了されたというピアニスト、マリー・ルイーズ=ヒンリクス。ステファン・アスケナーゼに14年間師事し、 モーツァルトの協奏曲でデビュー。ラトルやツァハリアスなど、名だたる名手らと共演する傍ら、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの歌をピ アノにアレンジしたアルバムは国際的にセンセーションを巻き起こしています。以降、コンポーザー・ピアニストとして活躍するヒンリク スの最新録音はペルゴレージ「スターバト・マーテル」の彼女自身の編曲によるピアノ独奏版という驚くべき作品。少人数のオーケ ストラと合唱、独唱で奏されるこの曲を、ピアノ独奏に移し替えているときに、ヒンリクスは作品の持つ悲しさに圧倒されてしまい、し ばしば作業を中止しなくてはならなかったと言います。しかし希望とキリストの栄光に支えられ完成したというこのヴァージョン、細か いニュアンスと暖かい音色は原曲の特徴を丁寧に描き出しています。

Chandos
"CHACONNE"

CHSA-0402(1SACD)
ノルディック・ヴォイセズ・シング・ビクトリア
ビクトリア:羊飼いらよ、汝らが見しことを語れ/わが心は燃えあがりたり/すべての者よ、われに祝賀を述べよ/見よ、王のみ旗は進む/汝はペテロなり/われは鳩のごとき美しきものを見たり/われは黒けれど、美し/めでたし女王/聖なる三位一体に祝福あれ/おお、主イエス・キリストよ/われは急ぎ行かん
ノルディック・ヴォイセズ〔トーネ・エリサベト・ブローテン(S)、イングリ・ハンケン(S)、エッバ・リュード(Ms)、ペール・クリスチャン・アムンロード(T)、フランク・ハーヴロイ(Br)、ロルフ・マグネ・アッセル(Bs)〕

録音:2016年4月15日−18日&2017年1月23日、リス教会(オスロ)
ノルディック・ヴォイセズは、ノルウェー国立音楽アカデミーやオスロのオペラ・アカデミーで声楽を学んだミュージシャンたちによって1996年に設立されたノルウェーのア・カペラ・グループ。16世紀から21世紀まで広いレパートリーを誇り、これまでノルウェー・グラミー賞(Spellemannprisen)に複数回ノミネート。2005年に京都で開催された「世界合唱シンポジウム」で来日公演を果たしたほか、北欧やヨーロッパのみならず、南アフリカ、アメリカ、ボリビア、台湾など世界中で活躍する注目のヴォーカル・アンサンブルです。
「カール5世時代の音楽(CHSA-5050)」、「哀歌集(CHAN-0763)」に続くChandos第3弾は、スペイン・ルネサンスの大作曲家、ビクトリアの偉大なるポリフォニーを歌います。

Globe
GLO-5265(1CD)
ファンタジア・ムジカ〜17世紀のヴァイオリン音楽
ウルリヒ・ヨハン・フォイクト:ヴァイオリン・ソナタ
ヨハネス・シェンク:カプリッチョ Op.7-12(世界初録音)
ジョヴァンニ・ブオナベントゥーラ・ヴィヴィアーニ:写本726より ソナタ第90番
ヨハン・エラスムス・キンダーマン:ソナタ第3番
ヨハネス・シェンク:ファンタジア Op.7-13(世界初録音)
ヨハン・バール:作品1より ヴァイオリン・ソナタ
ヨハン・ヤコプ・ヴァルター:ケリュスの園第1番(世界初録音)
イグナツィオ・アルベルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ第7番
アントワネット・ローマン(Vn)、
フロール・ムジクス

録音:2014年8月、オランダ
アントワネット・ローマンは、アムステルダムのスヴェーリンク音楽院でヴァイオリン、ヴィオラ、ヒストリカル・ヴァイオリンを学び、フリーランスの演奏家として多くの古楽アンサンブル、オーケストラで演奏(オランダ・バッハ協会の2008年来日公演などにも参加)してきたオランダの女流ヴァイオリニスト。ローマンが2008年に設立したピリオド・アンサンブル"フロール・ムジクス(Furor Musicus)"とともに、ドイツとオーストリアで出版された17世紀の知られざるヴァイオリン音楽を優れた技術と表現力で演奏します。

Delphian
DCD-34194(1CD)
カルボネッリ:ヴァイオリンと通奏低音のための室内ソナタ集
ソナタ第1番/ソナタ第2番
ソナタ第3番(世界初録音)
ソナタ第4番(世界初録音)
ソナタ第5番(世界初録音)/ソナタ第6番
ボヤン・チチッチ(バロックVn/フランチェスコ・ルジェリ1680年頃製作)、イリュリア・コンソート〔スザンヌ・ハインリヒ(7弦バス・ヴィオール)、デイヴィッド・ミラー(テオルボ、アーチリュート、バロック・ギター)、スティーヴン・ディヴァイン(ハープシコード、オルガン)〕

録音:2016年6月2日−26日、聖マーティン教会(ニューベリー、イギリス)
ローマでコレッリに師事したとの説もあるカルボネッリは、ヘンデルと同じ時代にロンドンで活躍したイタリア、リヴォルノ出身の音楽家。渡英後は、ドルーリー・レーンの王立劇場Oのリーダーを務め、ラトランド第3侯爵ジョン・マナーズの庇護の下、この「室内ソナタ」に代表される魅力的な作品を世に送り出しています。その後、カルボネッリは音楽家からワイン商(!)へと華麗に転身し、英国王室御用達として大成功を収めたという。約200年もの間、音楽史の陰に隠れていたカルボネッリの「室内ソナタ」は、ポスト・コレッリ世代の確かな足跡が刻まれた秀作であり、中でも「ソナタ第6番」の「第3楽章〜アリア」の旋律美は絶品です。音楽家、ワイン商として名声を築いた偉才カルボネッリの傑作で、ボヤン・チチッチとイリュリア・コンソートが堂々たるデビューを果たします!乞うご期待!

H.M.F
HMU-807575(1SACD)
ルネッサンス時代のクリスマス合唱音楽
M.プレトリウス:ベツレヘムにひとりの子供が生まれた
 Es ist ein Ros entsprungen
H.プレトリウス:Magnificat quinti toni
クレメンス・ノン・パパ:Pastores quidnam vidistis
 キリエ、グローリア、サンクトゥス、アニュス・デイ(Missa Pastores quidnam vidistis)
ハンドル:カニーテ・チューバ
 Mirabile mysterium
エッカルト:Ubers Gebirg Maria geht
 Vom Himmel hoch
ハスラー:Hodie Christus natus est
スティレ・アンティコ

録音:2015年2月
ア・カペラ合唱グループ、スティレ・アンティコ。結成10年を越え、その澄んだハーモニーにはますます磨きがかかり、ヨーロッパ各地で絶賛されています。 スティレ・アンティコによる、ルネッサンス時代のクリスマス合唱作品集。厳格な対位法で書かれており、ともするとストイックな演奏になりがちなルネッ サンス時代の合唱作品も、スティレ・アンティコにかかるとかくも美しくやわらかな響きをまとうものか、と驚かされます。ルネッサンス、クリスマス、言 葉といったことを越えて、純粋に美しい声の織りなす響きに身をゆだねる喜びを味わえる1枚です。 (Ki)

ELOQUENTIA
EL-0607(1CD)
ギヨーム・ド・マショー:L'amoureus Tourment
ギヨーム・ド・マショー(1300頃-1377):Loyaute que point de delay
不詳(15世紀):De cuer je soupire
不詳(13世紀のトルヴェール):Lai de la Pastourelle
ジャン・ド・レスキュレル(?-1304):Comment que par l'eloignance
ギヨーム・ド・マショー:Ay mi
マルク・モヨン(歌)
ヴィヴァビアンカルーナ・ビッフィ(ヴィエール)
ピエール・アモン(笛、タンブール、バブパイプ、ディレクター)
ELOQUENTIA
EL-1342(1CD)
ギヨーム・ド・マショー(1300頃-1377):ヴィルレー、バラード&ロンドー集
Quant je sui mis au retour / Comment qu'a moy lonteinne
Puisqu'en oubli suis de vous, dous amis / J'aim mieux languir
Plourez, dames, plourez vostre servant / Dou mal qui m'a longuement
Dix et sept, cinq, trese, quatorse et quinse / Dame, vostre dous viaire
Phyton, le mervilleus serpent / Amours me fait desirer
Se ma dame m'a guerpi / Et musique est une science
Loyaute weil tous jours / Liement me deport / J'aim sans penser laidure
マルク・モヨン(歌)
ヴィヴァビアンカルーナ・ビッフィ(歌、ヴィエール)
アンジェリーク・モヨン(ハープ、歌)
ミカエル・グレビル(リュート、セテリーナ)
カタリナ・ビセンス(オルガネット)
カルロ・リッツォ(タンブリーナ)
ピエール・アモン(中世笛各種、タンブール、歌、ディレクター)

録音:2012年7月、ラボリー財団、リモージュ、リムーザン、フランス

ELOQUENTIA
EL-1544(1CD)
天空のコンセール/グレゴリオ聖歌と即興演奏
[1月1日の祝日]
Lux hodie / Orientis partibus / Hec est Clara dies / Salve festa
Letemur / Christus manens / Collocaret / Stephanus / Natus est
Lux opta claruit / Recette de sauge / Orientis partibus
J'ai fait nouveletement motet / Douce Dame / Bon vin doit
Gloria ad modum tubae
[12月25日、クリスマス]
Nowell carol XVeme siecle / Laudiam l’amor divino
Verbum caro factum est / Riu riu / Uns kompt ein Schiff gefahren
Nova nova carol XVeme siecle / Noel Noel
[12月26日、聖エティエンヌの祝日]
Et enim sederunt / Sederunt principes / St Loup, Ste Colombe
Video coelos
[1月6日、公現祭]
Stella nuova'n fra la gente / Reges Tharsis / Angelus
Ante luciferum / Kyrie / Crudelis Herodes
アンサンブル・オブシディエンヌ
エマニュエル・ボナルド(指)

録音:2014年5月

Psalmus
PSAL-025(1CD)
砂漠の歌〜グレゴリオ聖歌集
  [待望 L'Attente]
  Ave Maria / O Sapientia / O Adonai / Prope est Dominus
  Alleluia Veni Domine / Dominus dixit ad me
  [言葉の受肉 L'Incarnation du Verbe]
  Puer natus est nobis / Prologue de l'evangile de Saint Jean
  Jubilate Deo
  [受難に向けて Vers la Passion]
  Hosanna Filio David / Pueri hebraeorum / Ave Rex noster
  Mandatum novum / Postquam surrexit Dominus a cena / Dominus Jesus
  [キリストの受難 La Passion du Christ]
  Popule meus / Crucem tuam
  [復活 La Resurrection]
  Haec Dies / Alleluia Pascha nostrum
  [聖霊の賜 Le Don du Paraclet]
  Spiritus Domini
  [神の御母への表敬 Salutation a la Mere de Dieu]
  Salve Regina
フレデリク・タヴェルニエ=ヴェラス(独唱)

録音:2015年4月、エルムレ、イヴリーヌ県、フランス
ギリシャ語とヘブライ語で書かれた聖歌唱法資料に基づき新たに解釈されたグレゴリオ聖歌。フレデリク・タヴェルニエ=ヴェラス(1959年生まれは)はフランスのギリシャ正教会聖歌研究家・歌手。イオアキム・グリリス神父、マクシモス・ファーメ、リクルゴス・アンゲロプーロス他に師事。アンサンブル・オルガヌムのメンバーも務めています。

Dynamic
CDS-7777(1CD)
NX-B03
サンマルティーニ(1695-1750):7つのパートの合奏協奏曲 Op.2
協奏曲 第1番 イ長調 Op.2-1
協奏曲 第2番 ホ短調 Op.2-2
協奏曲 第3番 ハ短調 OP.2-3
協奏曲 第4番 変ロ長調 Op.2-4
協奏曲 第5番 イ長調 Op.2-5
協奏曲 第6番 ニ長調 Op.2-6
イ・ムジチ合奏団

録音:2016年10月
ジュゼッペ・サンマルティーニの合奏協奏曲、イ・ムジチによる初の全曲録音。 サンマルティーニはイタリアの作曲家。同じく作曲家であった弟と共にバロックから古典派への橋渡しを担ったことで知られて います。優れたオーボエ奏者としても活躍したサンマルティーニの作品は、どれも整った形式と、無尽蔵に溢れ出る情熱的 なメロディを持ち、洗練されたハーモニーに彩られています。このアルバムは1952年に創設された名門アンサンブル「イ・ム ジチ」によるサンマルティーニの代表作「合奏協奏曲 Op.2」の全曲盤。18世紀イタリア音楽の伝道師であるイ・ムジチの 力の入った演奏は、知られざる作品を聴く喜びを存分に味わうことができます。

fra bernardo
FB-1702576(1CD)
ババ・ムジカーレ〜ハラハ伯爵の財宝
ファッシュ:シンフォニア ヘ長調
シュトゥリック:協奏曲ハ長調
ティール:協奏曲ハ長調
ファッシュ:協奏曲ヘ長調
サッリ:歌劇「パルテノーペ」序曲
フィオレンツァ:協奏曲イ短調
ゲオルク・ロイターU世:シンフォニア ニ短調
カルダーラ:シンフォニア ハ長調
コンチェルト・ステラ・マトゥティナ、
ヴォルフラム・シューリッヒ(指&リコーダー)

録音:2016年4月15日、オーストリア
美術や音楽にも情熱を捧げていたオーストリアの貴族、外交官でありナポリ副王とシチリア副王に任命されたアロイス・トマス・ライムント・フォン・ハラハ伯爵(1669−1742)のコレクションによるドイツ、イタリアの器楽のためのシンフォニア&協奏曲集。

Raumklang
RK-3501(1CD)
人間の声〜トレチェントの歌曲
フランチェスコ・ランディーニ、
ヤコポ・ダ・ボローニャ
ジョヴァンニ・ダ・フィレンツェ、
ゲラルデッロ・ダ・フィレンツェの音楽、他
アンサンブル・ペルラーロ、
ロレンツァ・ドナディーニ(指)

録音:2015年3月
フランチェスコ・ランディーニ(1325−1397)、ヤコポ・ダ・ボローニャ(aktiv.1340−ca.1386)、ジョヴァンニ・ダ・フィレンツェ(aktiv.1340−ca.1350)、ゲラルデッロ・ダ・フィレンツェ(ca.1320−ca.1362)が代表的作曲家として知られる「トレチェント音楽」は、南フランスのトルバドゥールの影響を受け、14世紀の北イタリアで誕生した独自の多声音楽「トレチェント音楽」。
旋律を重視した中世イタリア、トレチェントの世俗歌曲を歌うアンサンブル・ペルラーロは、2004年にロレンツァ・ドナディーニが中心となり結成された古楽アンサンブル。スイスの古楽総本山、バーゼル・スコラカントルムで研鑽を積んだ才気あふれる6人の俊才たちが、中世イタリアで花開いた「トレチェント音楽」の旋律美を卓越した歌声で伝えてくれます。ラウムクラング(Raumklang)レーベルの特徴である優秀録音もポイント。

Naive
E-8940[NA]
mad dog
ジョン・ジョンソン(c.1540-1594):ジョンソンの宝石/喜びへのパヴァーヌ/喜びへのガイヤルド/保護者の休息/ 一日の終わりのパヴァーヌ/御者のホイッスル
アンソニー・ホルボーン: ヒイラギの夕に/ハイ・ホー・ホリデイ/ファンタジー/パヴァーヌ/パヴァーヌのためのガイヤルド/mad dog/ マイセルフ/パッション/ホルボーン氏の最後の望みと遺言/muy linda/妖精のラウンド/さようなら
ウィリアム・バード(1540-1623):みみざわりなパヴァーヌ
ジョン・ダウランド:靴職人の妻/ダウランド氏のミッドナイト/プレリュード
グレゴリオ・ヒューエット(ダウランド編):ファンタジー
ホプキンソン・スミス(Lute/1974年、ジョエル・ファン・レンネップ製8コースリュート)

録音:2015年6月
リュート界の重鎮、ホプキンソン・スミス、待望の新録音の登場です。このたびスミスが取り上げたのは、エリザベス朝時代のイギリスの音楽。ジョン・ ダウランド、そしてダウランドより前に生きた作曲家たちの作品が収録されています。アルバムタイトルにもなっている「mad dog」は、スミス自身が命名 したホルボーンの作品。現在伝わっている資料で既に作品名が不明になってしまっているもののうち、本アルバムに収録されている4作について、スミス 自身が命名しています。スミスが絶妙なテンポ感でくりだす演奏は、どの作品も500年以上前の作品とは思えぬ現代性をまとっています。即興かと思うよ うな流暢さと豊かな音で、「古の典雅な楽器」といったリュートのイメージを一新するような1枚です。 (Ki)

ENCELADE
ECL-1502(1CD)
イン・ノミネ〜1600年頃のヨーロッパ音楽シーンにおける天国と地獄
不詳:コレア [Chorea]【試聴】/ポローニカ [Polonica]
パレストリーナ(1525頃-1594):Vestiva i colli e le campagne intorno
不詳:Slap and Kiss【試聴】/Szegeny legeny eneke
パレストリーナ/ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ:Io son ferito ahi lasso
不詳:Scjaracule maracule/Les bouffons/In nomine(即興演奏)/Rolling Hornpipe
エールバッハ(1570頃-1635):リチェルカーレ第9旋法(Io son ferito, hai lasso と Vestiva colli のフーガによる)
不詳:O Mely Csudalatos/詩篇65 第1節(2声)/詩篇65 第2節(装飾付き)
 詩篇65 第3節(テノールによる)
ギヨーム・フラン(1505頃-1571)/テオドール・ドゥ・ベズ(1519-1605)作詩:詩篇65 第4節(歌唱)
不詳:第一の魔女の踊り
ジョン・ブル(1562頃-1628):In Nomine
ピエール・アテニャン(1494頃-1551頃)/クロード・ジェルヴェーズ(1525頃-1583頃):ブランル組曲
レザルピ
[オディール・エドゥアール(Vn)
ミカエル・コジアン(バグパイプ、ガイタ)
フレディ・アイヒェルベルガー(オルガン、シターン、ディレクター)
ピエール・ガロン(レガール、スピネット、コラショーネ)
ゲスト:マテュー・ブティノー(レガール、スピネット、ふいご手)]
ユグノーcho

録音:2015年9月14-17日、サン・サヴァン・アン・ラヴダン修道院、サン・サヴァン、 オート・ピレネー県、フランス
聖母マリア出現の奇跡で知られるルルドに近いサン・サヴァン村の修道院に残るルネサンス・オルガン(1557年不詳作者製、1995-1996年修復、1段鍵盤、8ストップ)に出会ったフレディ・アイヒェルベルガーが、そのピュアな音色とグロテスクな装飾から当時のヨーロッパ音楽に現れた「天国と地獄」というテーマを思い付いたことから生まれたプログラム。グループ名のレザルピ(Les Harpies)は顔から胸まで人間の女性で下半身と翼は鳥の姿をしたギリシャ神話上の生物ハルピュイアのフランス語複数形。ルネサンス・ヴァイオリンのスペシャリストとなったエンリコ・ガッティの教え子オディール・エドゥアール、ジャンルを超えて活躍しているバグパイパーのミカエル・コジアンらによる自由闊達な演奏は新鮮で、まったく飽きさせません。

Coviello
COV-91705(1CD)
ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャネッロ(1690-1758):協奏曲集 VOL.1
12の協奏曲より(第1〜6番)
アンサンブル・ムジカリッシェ・ガルテン
イタリアの作曲ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャネッロ。ドイツ、シュトゥットガルトのヴュルテンベルク宮廷楽団のカペルマイスターとして活躍。職を 辞した後、作曲に専念して書かれたのがこの12の協奏曲集。第1弾となるこのアルバムでは前半の6曲を収録しています。バーゼル・スコラ・カントル ムを卒業した仲間が集まって結成された古楽アンサンブル、ムジカリッシェ・ガルテン。ブレシャネッロの音楽を生きいきと描いています。 (Ki)
Coviello
COV-91708(1CD)
16世紀バーゼルの音楽の至宝
1. ジョスカン・デ・プレ:In te Domine speravi Stimme
2. 作曲者不詳:Paduaner mit Tripla
3. パウル・ホーフハイマー:Ach Lieb mit Leyd Blfl, Stimme
4. ハインリヒ・イザーク: Der welte fundt Trav
5. ホーフハイマー /ハンス・コッター: Min ainigs A. Clavizytherium
6. ホーフハイマー: Ich hab heimlich ergeben mich
7. ホーフハイマー: Fro bin ich dein (das erst)
8.ホーフハイマー / ハンス・コッター: Nach Willen dein Clavizytherium
9.ホーフハイマー:Fro bin ich dein (das ander)
10. イザーク/ホーフハイマー: Erst weis ich, was die Liebe ist
11. ホーフハイマー:Fro bin ich dein (das dritt)
12. シクトゥス・ディートリヒ:Ach Elslin, liebes Elselin min
13. ルートヴィヒ・ゼンフル:
Ach Elslein, liebes Elslein mein / Ach Elslein / Es taget vor dem Walde
14. ルートヴィヒ・ゼンフル: Zwischen Berg und tiefem Tal
15. オルランド・ディ・ラッソ:
Guten Morgen mein Herz / Bon jour mon Coeur
e
16. ジャン・デストレ:Pavane Lesquercarde / la Rocque Gaillarde
17. クローダン・ド・セルミジ:
  Die erste Lieb / Jouyssance vous donneray
18. トワノ・アルボ: Basse Danse ≪Jouyssance≫
19. ラッソ:Un jour vis
20. ピエール・アイェニャン:Branle commun / Basse Danse
21. セルミジ:Aupres de vous
22. セルミジ / Amerbachtabulatur:Au bois de deuil (au joly bois)
23. セルミジ :Au joly bois
24. セルミジ: Languir me fais
25. セルミジ:Tant que vivray
26. フィリップ・ヴェルドロ: Fuggi, Fuggi, cor mio
27. 作曲者不詳: Pavana espaniola
28. 作曲者不詳:Quasi sempre avanti di
29. バルトロメオ・トロンボンチーノ:Per Dolor mi bagno il viso
30. トロンボンチーノ:Vergine bella Stimme
アンサンブル・カンティB
16世紀にバーゼルで生まれた音楽を収録したアルバム。16世紀のバーゼルといえば、ヨーロッパの印刷業の基礎を築いた地であり、オランダの思想 家エラスムスが晩年を過ごした場所。エラスムスは「わたしはなんと楽しい場所に暮らしているのだ」という言葉を残していたほど、当時のバーゼルは活 気溢れる文化・芸術の都市でありました。そんな勢いのある街で生まれた数々の音楽がここに取り上げられています。 演奏するアンサンブル、カンティBの「B」はもちろんバーゼルの「B」。2002年に結成されたアンサンブルで、16世紀バーゼルの音楽を中心に研究演 奏しています。 (Ki)

Christophorus
CHR-77408(1CD)
聖なるサルテリオ〜ソプラノとオブリガート・サルテリオ、通奏低音のための聖週間の哀歌集
ドメニコ・メローラ:レッツィオーネ第2番
作曲者不詳(18世紀):聖木曜日のための哀歌第2番
ジェンナーロ・マンナ:聖金曜日のためのレッツィオーネ第3番
作曲者不詳:Atto di dolore di Metastasio
ミリアム・フォイエルジンガー(S)、
イル・ドルチェ・コンフォルト〔フランツィスカ・フライシャンデル(サルテリオ、ディレクター)、ジョナサン・ペセク(Vc)、ダニエル・ペレル(Org)

録音:2016年4月3日−6日、オーストリア/使用楽器:Michele Barbi1725年製(ローマ)のサルテリオ
18世紀イタリアの修道女によって演奏されていたハンマーダルシマー型の楽器、"サルテリオ"に焦点を当てたアルバム。
グラウプナーの知られざるカンタータの見事な歌唱で話題を呼んだオーストリアの古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガーが歌うナポリ派の哀歌に、サルテリオのきらめくようなオブリガートが重なり、当時の教会音楽が蘇ります。サルテリオを演奏するフランツィスカ・フライシャンデルは、オーストリア生まれでサルテリオやハックブレットの演奏・研究を専門として活動する音楽家。
Christophorus
CHR-77413(1CD)
マルティーニ:ルイ16世とマリー・アントワネットのためのレクイエム
グルック:深き淵より
コリンナ・シュライター(S)、
マーティン・プラッツ(T)、
マルクス・シモン(Bs)、
ムジカ・フランコニア祝祭cho
ヴォルフガング・リーデルバウフ(指)
ラ・バンダ

録音:2016年7月23日(ライヴ)、ドイツ
ドイツに生まれフランスで宮廷楽長として活躍したジャン・ポール・エジード・マルティーニ(1741−1816)のレクイエムは、フランス革命によって処刑されたルイ16世とマリー・アントワネットのために作曲されたマルティーニ最晩年の作品。
マルティーニの生地であるドイツ、フライシュタットの教会で世界初録音されたライヴ・レコーディング。
Christophorus
CHR-77411(1CD)
ザムエル・シャイト:宗教的コンチェルト集 イ・ソナトーリ

録音:2016年8月1日−3日、ドイツ
ハインリヒ・シュッツ、ヨハン・ヘルマン・シャインと並ぶ「ドイツ3大S」の一人、ザムエル・シャイト(1587−1654)の宗教作品集を中心に、同世代の作曲家、メルヒオール・フランク、ヨハン・エラスムス・キンダーマン、アンドレーアス・ハンマーシュミット、トーマス・ゼレ、バルトロメオ・デ・セルマ・イ・サラベルデらの作品も収録。ピリオド楽器アンサンブル "イ・ソナトーリ"の編成は、ドイツのベテラン歌手クヌート・ショッホが歌うテノール独奏に、ヴァイオリン、バス・ドゥルシアン、オルガン、ヴィオローネ。
Christophorus
CHR-77407(1CD)
ザムエル・カプリコルヌス:イエスの受難と死の歌
テアトルム・ムジクム(抜粋)
ブノワ・アレ(指)
ラ・シャペル・レナーヌ

録音:2006年1月19日−21日、フランス
ザムエル・カプリコルヌス(1628−1665)は、チェコ(ボヘミア)生まれ、ブラチスラヴァで音楽教師&音楽監督やシュトゥットガルトで宮廷楽長として活躍。多くの楽曲を残し、その高い水準、独創性や多様性によって、当時の偉大な宗教音楽家の一人として認められていながらも、現代では不当に忘れられてきたバロック期の作曲家。カプリコルヌスのもっとも独創的な作品の一つである「イエスの受難と死の歌」が、Christophorusから新装登場。

Glossa
GCD-P33002(1CD)
オッキ・トゥルキーニ〜カラブリアからの歌 ピノ・デ・ヴィットーリオ(ヴォーカル&キタラ・バッテンテ&パーカッション)、ラボラトリオ'600〔ファービオ・アックルソ(リュート)、エリーザ・ラ・マルカ(リュート&テオルボ)、フローラ・パパドプロス(ハープ)、フランコ・パヴァン(テオルボ&キタラ・バッテンテ&ディレクター)〕

録音:2016年5月、ミラノ
フローリオ&イ・トゥルキーニとの共演で、「バロック時代のナポリのカンタータ」(GCD 922603)を歌ったイタリア、ターラント出身の名歌手、ピノ・デ・ヴィットーリオのGlossa第2弾は、「ブーツのつま先」と呼ばれるイタリア南部のカラブリア地方の音楽。
ビザンチン、ギリシャ、アルバニア、アラブなど様々な文化の影響を受けて発展してきた色彩豊かな音楽を、情熱的な表現、爽やかなヴォイス、軽快なキタラ・バッテンテ(かき鳴らすように演奏するイタリアのギター)で表現します。ブックレットには、古楽アンサンブル、ラボラトリオ'600のディレクター、フランコ・パヴァンの研究で紐解く、カラブリア地方の文化にまつわるエッセイも掲載。

H.M.F
HMX-2908772(4CD)
モンテヴェルディ:マドリガーレ集&倫理的、宗教的な森
[CD1]マドリガーレ集第7巻&第8巻より第7巻より「金の髪」「アモオルよ、私は何をしたらよいのか」「バレエ:ティルシとクローリ」
第8巻より「他の者には軍神マルスとその部隊のために歌わせて」「なぜ逃げるのか、フィッリデよ」 「今はなんと天も地も」「ニンファのラメント」「狡猾なアモオルよ」
[CD2]
マドリガーレ集第8巻より「情け知らずの女たちのバッロ」
マドリガーレ集第6巻より「セスティーナ(六行詩節)愛する女の墓に流す恋人の涙」
[CD3]倫理的・宗教的な森
[CD4]タンクレディとクロリンダの戦い
ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン

録音:[CD1]1980年12月 [CD2]1982年9月 [CD3]1986年7月 [CD4]1992年12月
ウィリアム・クリスティとレザール・フロリサンのコンビがハルモニアムンディに録音したモンテヴェルディの全録音をまとめたボックス。器楽陣の壮麗な 響き、歌唱陣の繊細にして軽やかな超絶技巧には、あらためて圧倒されます。モンテヴェルディの作曲家としての偉大をあらためて認識させられるクオリティ の高さ。とても楽しめるセットです。 (Ki)

コウベレックス
KRS-5219(1CD)
税込定価
ルクレール:音楽の愉しみ、トリオ・ソナタ
ジャン=マリー・ルクレール: 音楽の愉しみ 第1番 Op.6
音楽の愉しみ 第2 番 Op.8
トリオ・ソナタ ニ長調 Op. 2/8
アルモニー・ダポロン:
【廣岡 マルリサ由樹子(トラヴェルソ・フルート)、
エマヌエレ・ブレダ(Vn)
セバスティアン・ハルトゥング(Vc)
三橋 桜子(Cemb)】

録音:2016 年8 月3?4 日 録音場所:京都市立堀川高校音楽ホール(京都市)
バロックアンサンブル "アルモニー・ダポロン" による J.-M. ルクレールの室内作品を聴き、大きな喜びを感じました。 この2つの「音楽の愉しみ」Op.6 とOp.8 は当時フランスにおけるヴァイオリンの巨匠であったルクレールにより作曲されまし た。現存する数々の組曲の中でも特筆に値する名曲です。愛嬌があり、またガラス細工なような繊細さを持ち、そして甘く 美しい憂いをも持ち合わせ、聴くものたちは限りなく心地よい気分に酔いしれることができます。それに対し「トリオ・ソナタ D-Dur」Op.2/8 はイタリアバロック音楽の形式を持っています。しかし、ルクレールの作品であるため、フランス・バロック音 楽のエッセンスもところどころに見え隠れします。 廣岡マルリサ由樹子、エマヌエレ・ブレダ、セバスティアン・ハルトゥング、三橋桜子 はバロック時代の伝統的で豊かな音 色を再現することに成功しています。彼らの演奏を通して当時の音楽を現代に享受できることは、この上もない喜びだと言 えるでしょう。 全曲を通してセンスがありエネルギッシュ、かつさまざまな情緒に適する音色で奏でる素晴らしい技術を持ち、音楽的に 決断を要する場面でも十分な判断力と情熱を発揮する。4 人の演奏家それぞれが最高の演奏技術を持ち合わせたこのア ンサンブルは、真に価値あるものであり、我々を情緒ある夢の彼方へと誘ってくれます。今はもう存在することのない、心か ら憧れる当時の世界に在った活気あふれる音楽を、その響きを今ここに私は聴いたのです。心からの称賛を!

のすたるぢあ
Nostalgia-1601(1CD)
ネーデルランドのリュート音楽
I.H.(1646年−1649年出版):夜鳴き鶯T&U(三重奏)
ヴァレ(1616年出版):ブーレ(アルトリュート)
ヴァレ:偉大なる軍神マース(三重奏)
ヴァレ:軍神マースのクーラント(三重奏)
ヴァレ:舞踏劇(三重奏)
ヴァレ:その週のある日(三重奏)
ヴァレ:イタリアのパッサメッツォとそのガリアード(アルトリュート)
ファレーズ(1552年出版):クラロス伯爵の主題による変奏曲(二重奏)
ファレーズ:ガリアード(二重奏)
ファレリウス(1626年出版):イギリスの流行り歌「マルシムス」(バスリュート)
スヴェーリンク:ファンタジア(二重奏)
ティシウス手稿(1666年頃):ダウランドの「彼女は許してくれるだろうか」(二重奏)
ティシウス手稿:パッサメッツォ「ロマネスカ」とそのガリアード(三重奏)
ティシウス手稿:ゾルジのパッサメッツォ(三重奏)
ティシウス手稿:戦いのブランル(三重奏)
ファン・デン・ホーフェ(1601年出版):オランダの民族舞踏(トレブルリュート)
アドリアンセン(1584年出版):「我が心の叫び」〜コンヴェルシ原作(三重奏)
アドリアンセン:「おお、ヴィラネッラ」〜ワルラン原作(三重奏)
アドリアンセン:「聖母の慈悲」〜ラッソ原作(三重奏)
アドリアンセン:「貴女を見る時」〜ワルラン原作(三重奏)
アドリアンセン:オレンジ公のアルマンド「現オランダ国歌」(バスリュート)
アドリアンセン(1592年出版):変奏付ブランル(三重奏)
佐藤豊彦(Lute)、
櫻田亨(Lute)、
佐藤美紀(Lute)

録音:2016年4月5日−7日、霧島国際音楽ホール「みやまコンセール」
オリジナル・リュート「グライフ」でリュート音楽の境地を奏で、2016年には自作集「幽玄」(Nostalgia 1503)を発表したリュート界の第一人者であり、日本が誇る世界的巨匠、佐藤豊彦。
急速な経済成長に伴い印刷業が発展を遂げ、リュート音楽の出版が盛んに行われた16世紀後半からのネーデルランドにおけるリュート音楽の魅力を、佐藤豊彦と愛弟子の櫻田亨、娘の佐藤美紀とのアンサンブルが紐解きます。合計6台のトレブル・リュート、アルト・リュート、バス・リュートを組み合わせ、ソロ曲、二重奏曲、三重奏曲を異なるサイズのリュートで演奏することにより、リュートのレパートリーを広げ、ヴァラエティに富んだ豊かな響きを作り出しています。
日本を代表する3人の素晴らしきリュート奏者たちの個性と6台の楽器の音色、そしてネーデルランドのリュート音楽が響き合う。

Chandos
"CHACONNE"

CHAN-0818(1CD)
「マエストロ・コレッリのヴァイオリン」〜コレッリの弟子たちのヴァイオリン協奏曲集
ジュゼッペ・ヴァレンティーニ:協奏曲イ短調 Op.7-11
アントニオ・モンタナーリ:協奏曲ホ長調 Op.1-7
ジョヴァンニ・モッシ:協奏曲ホ短調 Op.4-11
アントニオ・モンタナーリ:協奏曲変ホ長調 Op.1-6、協奏曲ニ短調 Op.1-2
ジョヴァンニ・モッシ:協奏曲ト短調 Op.4-12
サイモン・スタンデイジ(Vn、ディレクター)
コレギウム・ムジクム90

録音:2016年8月19日−22日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
トレヴァー・ピノック率いるイングリッシュ・コンサートの創設メンバー&第1ヴァイオリニストとして活躍したイギリス古楽界の巨匠、サイモン・スタンデイジ。故リチャード・ヒコックスと共に創設したピリオド・アンサンブル、"コレギウム・ムジクム90"との最新録音は、偉大なコレッリの影に隠れて不当に無視されてきた3人の弟子たち、ジュゼッペ・ヴァレンティーニ(1681−1753)、アントニオ・モンタナーリ(1676−1737)、ジョヴァンニ・モッシ(c.1680−1742)の知られざる協奏曲集。

Delphian
DCD-34185(1CD)
ジ・エッジ・オヴ・タイム〜フランスとドイツからの旧石器時代のボーン・フルート アンナ・フリーデリケ・ポテンゴフスキ(ボーンFl)、
ゲオルク・ヴィーラント・ヴァーグナー(パーカッション)

録音:2016年3月8日−11日、ハダースフィールド大学レコーディング・スタジオ
エジンバラの本格クラシック・レーベル「Delphian」と、EUの文化プログラムの一貫でもある「ヨーロッパ音楽考古学プロジェクト(EMAP)」とのコラボレーション・シリーズ(EMAPシリーズ)第4弾は、更に時代を遡り、なんと旧石器時代の骨製の笛を再現!南ドイツの洞窟やピレネー山脈(フランス)の洞窟から発掘された、鳥の骨や象牙を加工した原始的な縦笛を現代に復元。ドイツのフルート奏者アンナ・フリーデリケ・ポテンゴフスキが、約4万年前の人類最古の楽器の音色を蘇らせます。

Hyperion
CDA-68134(1CD)
マショー:ソヴリン・ビューティ オルランド・コンソート〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。「ソヴリン・ビューティ(Sovereign Beauty)」は、これまでコンサートとレコーディングの両面で高い評価を確立してきたマショー・シリーズの最新作。14世紀の詩人であり"アルス・ノヴァ"を代表するフランスの音楽家、ギョーム・ド・マショー(c.1300−1377)の詩的で美しい音楽を、オルランド・コンソートの完璧なアンサンブルで歌います。

Pentatone
PTC-5186668
(1SACD)
グランド・ツアー〜バロック・ロード・トリップ
(1)ヘンデル:オペラ「アルチーナ」より「帰ってきて、喜ばせて」(4’49”)
(2)-(5)テレマン:ヴィオラ,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ト長調
(6)-(6)ヴィヴァルディ:リュート,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調
(9)-(11)バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調 BWV1051
(12)-(15)ヴァッセナール(1692-1766)(伝ペルゴレージ):弦楽合奏曲集「コンチェルト・アルモニコ第1番」
(16)-(18)ヴィヴァルディ:フルート,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ長調 RV 443
(19)ヘンデル:オペラ「アレッサンドロ」より「なにかしらまた分からない」(6’21”)
(1)(19)ミルシニ・マルガリティ(S)
(6)-(6)カール・ニューリーン(Lute)
(9)-(11)アンネグレート・メデル(Va)
(16)-(18)エリザベス・シャンポリン(リコーダー)
(12)-(15)レイチェル・ビーズリー(Vn)
 朝吹園子(Vn)
 アレクサンドラ・レンスカ(Vc)
サイモン・マーフィー(指/(2)-(5)(9)-(11)Va)、
新オランダ・アカデミーCO

録音:2016年3月、10月/ゴシック・ホール、デン・ハーグ(オランダ)
ENTATONEレーベルが力を注いで録音をしている新オランダ・アカデミー室内管弦楽団による演奏。“グランド・ツアー―バロッ ク・ロード・トリップ” と題された当ディスクはJ.S.バッハ、ヴィヴァルディ、ヘンデル、テレマンといったバロック時代の音楽を演奏者が車で旅して演奏 しているように構成しております。ブックレットには実際に乗車している写真なども掲載しており、ユーモラスにしておしゃれなコンセプトです!(プロモーショ ン・ビデオのリンク→https://youtu.be/TJ0iegIH9no)
1973年オーストラリア生まれのサイモン・マーフィーはオランダを拠点に活躍するヴィオラ奏者、指揮者。シドニー交響楽団にてハンス・フォンクに師 事し、指揮者としての研鑽を積みました。1996年よりオランダにて古楽の指揮者、ヴィオラ奏者として本格的に活動を開始し、現在は2002年創立の新 オランダ・アカデミー室内管弦楽団の音楽監督としての活動を中心に、ヨーロッパ内外での幅広い演奏活動を展開しております。当演奏でも見通しがよく 色彩豊かな音楽を披露するマーフィーの統率力に脱帽です。当団のディスクはPENTATONEレーベルからグラーフ、ザッパの交響曲(PTC 5186365)、 コレッリの合奏協奏曲集(PTC 5186031)などをリリースしております。


Hanssler
HC-17014(8CD)
テレマン:宗教曲集

■CD1(58’04”)
祝祭カンタータ集
「主よ、生きよ」TVWV1:284
「あなたに感謝と栄光が歌われますように」TVWV1:413
「勇気も心も砕けてしまって」TVWV1:243

■CD2(48’52”)
祝祭カンタータ集
「私は知っている、わが救い主が生きていることを」TVWV1:873
「神は喜び叫ぶ声と共に昇り」TVWV1:642
「神の愛の現れしとき」TVWV1:165

■CD3(77’47”)
オラトリオ「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、全能者である神、主」TWV2:6(ハンブルク、1747)
■CD1(58’04”)
ミリアム・フォイエルジンガー(S)、フランツ・フィッツトゥム(C.T)、クラウス・メルテンス(Bs-Br)、ウルリヒ・シュテッツェル(指)、コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲン、ハノーヴァー宮廷楽団
録音:2014年5月26-28日/マルティニ教会(ジーゲン)
■CD2(48’52”)
ステファニー・ブスト(S)、アンジェラ・フロマー(A)、ゲオルク・ポプルッツ(T)、イェンス・ハマン(Bs)、ウルリヒ・シュテッツェル(指)、コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲン、ハノーヴァー宮廷楽団
録音:2010年10月7-10日/マルティニ教会(ジーゲン)
■CD3(77’47”)
モニカ・マウヒ(S)、ラルフ・ポプケン(A)、
アンドレアス・ポスト(T)、アルブレヒト・ペール(Bs)、ウルリヒ・シュテッツェル(指)、コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲン、
トランペット・コンソート・フリードマン・インマー、
ハノーヴァー宮廷楽団
録音:2004年10月21&22日/マルティニ教会(ジーゲン)
ヘンスラー・レーベルからリリースされたシュテッツェル指揮、コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲンとハノーヴァー宮廷楽団によるテレマンの宗教曲集が お買い得BOXで登場します。リリース当時世界初録音を手掛けてきた当シリーズは非常に高い評価を受け、フランス的な響きとイタリア的な響きを併せ 持つテレマンならではの軽快かつ美しい旋律を存分に味わえる内容となっております。またディスク8は古楽界の大御所コンビ、ルネ・ヤーコプスとベルリ ン古楽アカデミーによるテレマンのカンタータとオード集を収録。こちらはDelta Musicレーベルより1991年にリリースされた内容のライセンス再発売(プ ロフィール・レーベルからもリリース済)。今では古楽界の指揮者として知られるヤーコプスがカウンターテナー歌手として活動していた晩期の名録音です が、その柔らかく気品あふれる歌声は相変わらず見事なものです。テレマンの高雅な旋律にぴったりなヤーコプスの美声を、艶やかな高音域から深みのあ る低音域にいたるまでたっぷりと堪能することができる内容です! (Ki)

ACCENT
ACC-24319(2CD)
ゼレンカ:6つのトリオ・ソナタ集ZWV181
ソナタ第1番ヘ長調(オーボエ2、ファゴット、通奏低音)
ソナタ第2番ト短調(オーボエ2、ファゴット、通奏低音)
ソナタ第3番変ロ長調(ヴァイオリン、オーボエ、ファゴット、通奏低音)
ソナタ第4番ト短調(オーボエ2、ファゴット、通奏低音)
ソナタ第5番ヘ長調(オーボエ2、ファゴット、通奏低音)
ソナタ第6番ハ短調(オーボエ2、ファゴット、通奏低音)
コレギウム1704
クセニア・レフラー(バロックOb)
ミヒャエル・ボッシュ(バロックOb)
ジェーン・ガワー(Fg)
ヘレナ・ゼマノヴァ(Va)
ルデク・ブラニー(Cb)
野入志津子(Lute)
ヴァーツラフ・ルクス(ハープシコード)

録音:2016年3、7月、プラハ
1679年にボヘミアで生まれたヤン・ディスマス・ゼレンカ。バッハと同時代にドレスデンの宮廷で活躍。当代随一の実力を誇ったドレスデンの宮廷楽 団のコントラバス奏者にも選ばれ、その後ウィーンに留学するなど才能を高く買われており、留学後ドレスデンに戻った後も、当時楽長を務めていたハイ ニヒェンの実務を支えた重要な役割を担っていました。しかし正式には楽長の地位を得ることなく、ハッセにその座を渡すことになります。この「6つのト リオ・ソナタ」はゼレンカがもっとも華々しく活躍していたウィーン留学後1720年頃に書かれた作品です。このソナタ集は、第3番以外オーボエ、ファゴッ トと通奏低音という珍しい構成。名人集団であったドレスデンの宮廷楽団の奏者を想定してか、非常に技巧的で奏者のテクニックを存分に披露できる楽曲 となっています。チェコの古楽アンサンブル、コレギウム1704はチェンバロ奏者でもありホルン奏者でもあるヴァーツラフ・ルクスが1991年に創設した ピリオド・アンサンブル。彼らはこれまでに自国ゼレンカの作品に熱心に取り組み録音も多く行っています。バロック・オーボエの名手ベルリン古楽アカデ ミーのクセニア・レフラー、ウィーンの古楽アンサンブル・ユニコーンのリーダーでもあるミヒャエル・ボッシュの二人の息つく間もない圧巻の演奏、そし て通奏低音にはリュート奏者の野入志津子も加わり充実の演奏を聴かせてくれます。 (Ki)
ACCENT
ACC-24330(1CD)
メラヴィリア・ダモーレ〜17世紀イタリアの愛の歌
(歌曲)
シジスモンド・ディンディア:天球よ止めて/ああ、愛の神よ
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:優しい眼差し/愛しい人/バラの垣根/行け、わがため息よ/かつては笑っていた
ビアージョ・マリーニ:愛の不思議/ミラーミ
(器楽曲)
カルロ・カルヴィ/アントニオ・カルボンキ/ジョヴァンニ・パオロ・フォスカリーニ/フランチェスコ・コルベッタ/ドメニコ・ペレグレーニ/ミケランジェロ・ガリレイ/ジローラモ・フレスコバルディ/アンジェロ・ミケーレ・バルトロッティ
マルコ・ビーズリー(T)
プリヴァーテ・ムジケ ピエール・ピツル(バロック・G、ヴィオラ・ダ・ガンバ&指)

録音:2001年3月ウィーン
ピエール・ピツル率いるオーストリアの古楽グループ「プリヴァーテ・ムジケ」による17世紀イタリアの歌曲集。歌はナポリ出身の鬼才テノール歌手マルコ・ ビーズリー。ビーズリーは17世紀の歌曲を得意としており、彼の高音域の軽妙な響き、そして劇的な歌い回しで、愛と悲しみの豊かな感情を表現しています。 この録音は以前ORF CLASSICから発売されていた名盤をACCENTで復活させたものです。 (Ki)

CPO
CPO-555071(1CD)
NX-B10
クリストフ・グラウプナー(1683-1760):受難カンタータ集 第1集
カンタータ「震撼せよ、素晴らしく、いたずらな世界」GWV1120/41(1741)
カンタータ「われらを救い給いしキリスト」GWV1121/41(1741)
カンタータ「げに彼は我らの病を負い」GWV 1125/41(1741)
ゾリステンアンサンブル・エクス・テンポーレ
マンハイム・ホーフカペレ・バロックオーケストラ
フローリアン・ハイアリック(指)
18世紀、ヘッセン州ダルムシュタット方伯の宮廷では壮大な音楽文化が栄えていました。グラウプナーは1709年にこの 地の宮廷楽団員の地位を得て、その2年後には宮廷楽長に昇進、以降50年間に渡って礼拝堂の儀式のために宗教 曲を書き続けました。彼の地位は非常に高く、生前にはライプツィヒの新聞が行った作曲家の人気投票で3位を獲得す るなど(第1位はテレマン、第2位はヘンデル)聴衆からも絶大な支持を得ていました。しかし、領主が彼の作品をあまり にも愛しすぎたため、その作品は宮廷内部に隠匿されてしまい、結果的にグラウプナーが忘れられてしまうこととなったのは 残念なことです。とは言え、20世紀後半から研究が進み、方伯の城内で保存されていた楽譜もようやく陽の目をみるこ ととなり、最近になってその作品が実際に演奏される機会も増えてきました。 この受難カンタータは、彼の友人であったテレマンの作品にも似た、端正な様式の中に表現力豊かな楽想が盛り込まれ た、後期バロック特有の華麗な雰囲気を持っています。
CPO
CPO-555033(1CD)
NX-B10
イタリアバロック期の宗教作品集
マルチェロ(1686-1739):1.詩篇第8番「主よ、われらの主よ」(Venedig 1724)
 ソナタ.Op.2-3(Venedig 1712頃-1717)
 詩篇第15番「主よ、われを守りたまえ」(Venedig 1724)
メルキオッレ・キエザ(1716-1783):Sonata a due / Saltero e Basso / Obligato
マルティーニ(1706-1784):モテット「主よ、われを守りたまえ」
アントニオ・サッキーニ(1730-1786):第二の哀歌「聖木曜日」
テリー・ウェイ(C.T)
ラ・ジョイア・アルモニカ
ユルゲン・バンホルツァー(Org&指)
スイスに生まれ、ウィーン少年合唱団で驚異的な活躍をしたことで知られるテリー・ウェイ。変声期以降はカウンターテナー 歌手として新たな経歴を重ね、バロック・オペラや現代作品など幅広いレパートリーを持つ「現代最高のカウンターテナー」 の一人に数えられています。このアルバムはマルチェロ、マルティーニ、キエザ、サッキーニの4人のイタリア・バロック期の宗教 作品を集めた1枚で、ウェイの美しい声と巧みな表現力は作品の持つ魅力を最大に引き出します。アンサンブル「ラ・ジョ イア・アルモニカ」のふくよかで艶やかな響きも曲を引き立てています。
CPO
CPO-555142(1CD)
NX-B02
半音階のハープシコード作品集
エマヌエル・ソンチーノ(1600頃-1660頃):半音階
ジョン・ブル(1562頃-1628):半音階的パヴァーヌとガイヤルド
ヨハン・ヤコブ・フローベルガー(1616-1667):トッカータ 第2番 ニ短調 FbWV102
トランクィニーノ・メルーラ(1595頃-1665):半音階的カプリッチョ
作者不詳:Przemsyl(1700年頃のタブラチュア)より トッカータ イ短調
ヤン・ピータースゾーン・スウェーリンク(1562-1621):半音階的幻想曲
ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665-1729):前奏曲 ト短調
ジャン・フィリップ・ラモー(1683-1764):エンハーモニック
アントワーヌ・フォルクレ(1669-1782):ラ・マレッラ
セバスティアン・デ・アルベーロ(1722-1756):リチェルカータ 第5番 ハ短調
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ.ハ短調 K58
バッハ:半音階的幻想曲とフーガ BWV903
アントニオ・ソレール(1729-1783):ファンダンゴ
マルシン・スヴィアトキエヴィツ(ハープシコード)
半音階(クロマティック・スケール)は、十二音の平均律では一種類しかありませんが、古代ギリシャ人、イタリア・ルネサン ス期の学者、16世紀の理論家から「特別な音楽現象」として扱われ、音楽家たちも半音階を使う時には細心の注意を 払っていました。このハープシコード奏者スヴィアトキエヴィツが演奏するアルバムには、「一つ一つの音に色彩的な価値を 見い出す時代」に書かれた様々なクロマティックな音楽が集められており、現代の平均律とは全く違う、時代によって変化 する音の使い方と楽器の発展、調律方法の変化までをもを含めた、多彩な響きを体感することができます。17世紀から 18世紀の鍵盤音楽の変遷を知ることもできる貴重な1枚です。

CD ACCORD
ACD-227(1CD)
NX-B05
マルチン・ミエルチェフスキ(1600頃-1651):声楽作品集
勝利の日
主をほめ讃えよ
アウディーテ・エ・アドミラミーニ
人々よ、馳せ来たれ
3声のカンツォーナ第1番
来れ主よ
主よ、あなたの御名において
主の御保護のもとに
サルヴェ・ヴィルゴ・プエルペーラ
3声のカンツォーナ 第3番
主日のための晩課
アルドーナ・バルトニク(S)・・・1-4.6.11-15
アグニエスカ・ライマン(S)・・・6.11-15
アレクサンドラ・トゥラルスカ(S)・・・1-4
マシュー・ヴェンナー(C.T)・・・1-4
ピオトル・オーレヒ(C.T)・・・9.11-15
ピオトル・ウィコフスキ(C.T)・・・1-4.11-15
マシェイ・ゴスマン(T)・・・1-4.8.9.11-15
カロル・コズウォフスキ(T)・・・8.11-15
トマシュ・ラジェケプ(T)・・・1-4
トマシュ・クラル(Bs)・・・6.7.9.11-15
ボグダン・マカル(Bs)・・・8.11-15
ジョナサン・ブラウン(Bs)・・・1-4
イェルジー・ブトリュン(Bs)・・・1-4
ヴロツワフ・バロック・アンサンブル
アンジェイ・コセンジャク(指)

録音:2015年9・5-17日、2016年6・4-27日
ポーランドの知られざるバロック音楽を次々と録音、実際の音として聴かせるアンジェイ・コセンジャク。今回のアルバムは、彼が最近最も注 目し、かつ魅力を感じているという「ポーランドの17世紀から18世紀の作曲家」の一人、ミエルチェフスキの作品集です。生年や幼い頃の状 況はわかっていませんが、1638年からワルシャワ王室礼拝堂の音楽家となり、1645年には国王ヴワディスワフ4世の弟カロル・フェルディナ ント・ヴァザの宮廷楽長に就任したという記録が残っています。作品の中にポーランド民謡を取り入れるなど、当時の最先端の様式を用いた 作品を残した人であるため、このアルバムの中にも収録された二重合唱を用いた作品は、録音時にも合唱の配置に気を配り、ミエルチェフ スキが求めたであろう響きと空間概念を丹念に拾い上げることに成功しています。

OEHMS
OC-658(1CD)
NX-B07
レオ・ハスラー(1564-1612):オルガン作品集
イントロイトゥス 4声
カンツォン ハ長調
これほどの歓びは 8声(ト短調より)
オルガン・ミサ
Kyrie Apostolorum 憐れみたまえ、使徒たちよ
Kyrie Secondo 憐れみたまえ 第2
Christe キリストよ
Kyrie 憐れみたまえ
Et in terra pax 地に平和を
Domine Deus 神なる主
Cum Sancto Spiritu ともに 聖霊
.Ach Gott von Himel sieh darein ああ神よ、天よりみそなわし
.Credo in unum Deum 我々は唯一の神を信ずる
イントロイトゥス ニ短調
リチェルカーレ ホ短調
カンツォン ハ長調
Ach weh der schweren pein 悲しいかな、重い苦悩
Und weicht von mir gar ferr ただでさえ、私から離れると
リチェルカーレ 2声
ヨーゼフ・ケレメン(Org)
ヨハネス・フロイント・オルガン(1642年製)・・・1-12
マルクス=ギュンツァー・オルガン(1609年製)・・・13-17

録音:2014年8月12-14日 Stiftskirche Klosterneuburg, Austria
2016年10月19-20日 St. Martin, Gabelbach, Germany
ドイツ、ニュルンベルクに生まれ、若い頃にイタリア留学を果たし、16世紀当時最先端のイタリア音楽の様式をドイツに持 ち帰った功績が讃えられる作曲家、オルガニスト、レオ・ハスラーのオルガン作品集。このアルバムでは名手ケレメンがオー ストリアとドイツにある2ヶ所の教会のオルガンを駆使、各々の曲にふさわしい楽器を選び演奏しています。ヨハネス・フロイ ント・オルガンは1642年に建立された規模の大きな楽器で、何度も改築を繰り返しつつもその伝統ある音色を保持して います。また、マルクス・ギュンツァーのオルガンは規模は小さく、軽快な音色が特徴です。楽器の響きが存分に捉えられた SACDハイブリッド盤です。
OEHMS
OC-965(1CD)
NX-D10
アントニオ・チェスティ(1623-1669):歌劇「オロンテーア」 オロンテーア・・・ポーラ・マリヒー(Ms)
クレオンテ・・・セバスティアン・ガイアー(Br)
ティブリーノ/愛・・・ファニータ・ラスカーロ(S)
アリステア・・・グィ・ド・メイ(T)
アリドーロ・・・ハビエル・サバータ(C.T)
ゲローネ・・・サイモン・ベイリー(Bs)
コリンド・・・マティアス・レクスロート(C.T)
シランドラ・・・ルイーズ・オルダー(S)
ジアチンタ・・・カテリーナ・カスパー(S)
フィロソフィア・・・カタリーナ・マギエラ(A)
モンテヴェルディ・コンティヌオ・アンサンブル
フランクフルト歌劇場O
アイヴォー・ボルトン(指)

録音:2015年2.3月
バロック中期のヴェネツィア楽派を代表する歌劇作曲家チェスティの出世作「オロンテーア」の登場。1656年にインスブ ルックで作曲され、ヴェネツィアで初演、カヴァッリの「ジャゾーネ」と並ぶ人気を誇り、17世紀後半の最も成功した喜劇とし て知られています。当時主流であった「お国騒動」を描いた内容で、賢人クレオンテが勧める結婚を拒むエジプトの女王 オロンテーアがひょんなことから若い画家アリドーロを愛するようになります。そのアリドーロを付け狙うジアチンタ、アリドーロに 恋心を抱くシランドラ、他の登場人物も巻き込んで大きな騒動となりますが、結局アリドーロは行方知れずだったフェニキ アの王子フロリダーノであったことが分かり、全てが丸く収まるというハッピーエンド。アイヴォー・ボルトンのテンポ良い音楽運 びに加え、歌手たちの熱唱が話題となった舞台です。

Dynamic
CDS-7783(1CD)
NX-B03
マラン・マレ&サント=コロンブ:ヴィオール作品集
モンシエール・ド・サント=コロンブ(1640頃-1700頃):組曲 ニ短調
マラン・マレ(1656-1728):組曲 イ長調
サント=コロンブ:組曲 ニ短調
マレ:組曲 イ短調
サント=コロンブ:組曲 ニ短調
組曲 ト長調
パオロ・ビオルディ(ヴィオール)

録音:2015年10月
1991年の映画「めぐり逢う朝」で描かれた、ヴィオールの名手サント=コロンブと彼の弟子マラン・マレ。一人演奏に没頭 するサント・コロンブとは違い栄華を求めるマラン・マレとの諍い。結局マレは方向性の違いから破門されるも、サント=コロ ンブの娘を通じて師の技術を盗もうとする・・・そんなあらすじでした。 実際のサント=コロンブの経歴はほとんどわかっていませんが、彼は17世紀における最も偉大なガンバ奏者であり、残さ れた67曲に及ぶ合奏曲と、170曲を超える独奏曲の筆写譜からは、その素晴らしい才能が見えてきます。このアルバム はサント=コロンブとマレの作品を並べて演奏することで、2人の類似点と違いが際立つという趣向です。またブルゴーニュ のトゥールニュで発見された写本からの世界初録音も含まれています。

Capriccio
C-8012(1CD)
NX-A13
テレマン:マタイ受難曲(1746年) エヴァンゲリスト…ヴィルフリート・ヨッヘンス(T)
イェズス…クラウス・メルテンス(Bs)
ペトルス…ゼバスティアン・ヒュープナー(T)
ユダス…クリストフ・ブルメスター=シュトレッファー(T)
第1の証人…ウーヴェ・ツィボッラ=シュレーダー(A)
第2の証人…ケーン・ファン・シュターデ(Bs)
大司祭…ベルンハルト・シェッフェル(T)
ピラトゥス…エッケハルト・アベーレ(Bs)
独唱…ヴェロニカ・ヴィンター(S)
独唱…カルメン・シュラー(A)
ライニッシェ・カントライ
ダス・クライネ・コンツェルト
ヘルマン・マックス(指)

録音:1998年9月24日 ライヴ
旧品番・・・C10854
2017年はテレマンの没後250年にあたります。 ハンブルクの音楽監督を務め、数多くの作品を残したテレマンは、市から「受難曲を毎年書くように」と命じられており、ヨハネ、ルカ、マ タイなどの福音書に基づく受難曲を数多く書きました。しかし その全てが未だに出版、演奏されてはおらず、研究途上といったところです。 この1746年の「マタイ受難曲」はテレマン65歳の円熟期の作品で、バッハ作品よりも後に作曲された受難曲となります。CD1枚に収 まるコンパクトな長さですが、内容はとても充実しています。

SUPRAPHON
SU-4204(2CD)
フランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789):聖金曜日のためのオラトリオ《キリストの降架》(全2幕)
【世界初録音】
カテジナ・クネジコヴァー(Sマグダラ)、
ヤロスラフ・ブレジナ(T アリマタヤのヨセフ)、
フィリップ・マスマン(C-T ジョヴァンニ)、
ピョートル・オレク(A キレネのシモン)、
レンカ・カフォウルコヴァー・ジュリコヴァー(S ニコデモ)
ロマン・ヴァーレク(指)、
チェコ・アンサンブル・バロックO&cho


録音:2016年5月17-20日/聖母マリア教会、ヴラノフ・ウ・ブルナ
18世紀にボヘミアからドイツに出て活躍した作曲家たちの代表格で、前古典主義をリードしたフランツ・クサヴァー・ リヒターは、バス歌手、弦楽器奏者、作曲家としてマンハイム宮廷に仕え、宮廷楽団での目覚ましい活躍により、いわゆる「マンハイム楽派」の巨星とし て音楽史にその名を残しています。全2幕からなるオラトリオ《キリストの降架》は1748年に選帝候の要望により作曲されました。5名のソリストがア リアを歌い、冒頭、中間そして終曲で短い合唱曲が伴う美しい作品で、ジョヴァンニ・クラウディオ・パスクィーニ詞によるF.X.リヒター唯一のイタリア 語によるオラトリオです。 (Ki)

APARTE
AP-138(1CD)
マダムのために〜アデライードのための愉しみ
ジャン=ジョセフ・ド・サン・ジェルマンの置き時計の鐘の音
シモン・シモン(c.1735-c.1802):コンセール第1番(クラヴサンとヴァイオリンのための)
アントワーヌ・ドーヴェルニュ(1713-1797):ソナタ第12番 イ短調(ヴァイオリンと通奏低音のための)
シモン・シモン:ソナタ第4番 イ短調よりマエストーソ
マルカントワーヌ・ル・ヌプヴの音楽に基づく置時計のエア
ラモー:カストールとポリュックスの序曲およびバレのクラヴサン編曲半(ブノーによる)
クロード・バルバストル(1724-1799):ソナタ第1番 ト長調よりアリア・グラティオーソ
ジャン=フィリップ・ギニョン(1702-1774):ラモーの未開人に基づく変奏曲(2つのヴァイオリンのための)
ジャン=バティスト・カルドンヌ:ソナタ第7番 ヘ長調(クラヴサンとヴァイオリンのための)
オリヴィエ・ボーモン(Cemb)
ジュリアン・ショヴァン(Vn)

録音:2015年7月、ヴェルサイユ宮殿内
タイトルのアデライードは、マダム・アデライード(1732-1800)、ルイ15世とマリー・レクザンスカの間に生まれた8人の娘のなかの1人のこと。 ルイ15世の娘たちはヴェルサイユで音楽のレッスンに明け暮れ、その才能もなかなかだったといいます。様々な作曲家がレッスンをし、いくつかの作品を 彼女たちに献呈しています。CDのタイトルも、アデライードに献呈された作品が含まれていることに因んでいます。F.クープランの弟子としても名高いシ モン・シモン(c.1735-c.1802)の作品など、貴重な録音がならびます。フランスの名手ボーモンと、ピリオド楽器のオーケストラ「ル・コンセール・ド・ ラ・ローグ」の音楽監督も務める気鋭のショヴァンが、宮廷のサロンを彷彿とさせる典雅な演奏を展開しています。 (Ki)
APARTE
AP-143(1CD)
カタルシス(浄化)
オルランディーニ(1676-1760):レチタティーヴォ 「策略がゆるしたもの」、アリア「高慢な植物が」〜『アデライーデ』より
フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(1681-1732):レチタティーヴォ「お前のために、わが妻グリゼルダよ」、アリア「いとしい妻よ、私の魂は疲れている」〜『グリゼルダ』より
ピエトロ・トッリ(1650-1737):アリア「お前の涙によって」〜『グリゼルダ』より
ヴィヴァルディ:アリア「血が血管を冷たく走り」〜『ファルナーチェ』より
ジュゼッペ・マリア・オルランディーニ(1676-1760):レチタティーヴォ「私の愛する人はなんと甘く語ることか」、アリア「すでに私には見える」〜『アデライーデ』より
ヘンデル:序曲、伴奏つきレチタティーヴォ「おそろしいファントムよ!」、アリオーソ「私の目をとじ」 〜『テッサリアの王アドメート』より
ハッセ(1699-1783):伴奏つきレチタティーヴォ「神よ、あなたのためだけに生きよう」、アリア「私は悔やむ、わが神よ」〜『聖アゴスティーノの改宗』より
アッティリオ・アリオスティ(1666-1729):伴奏つきレチタティーヴォ「あきらめよ」、アリア「神よ」〜『カイオ・マルツィオ・コリオラーノ』より
アントニオ・カルダーラ(1670-1736):アリア「あなたの甘い涙をかわかせ」〜『テミストクレ』より
ドメニコ・サッロ(1679-1744):伴奏つきレチタティーヴォ「むごい運命よ!」、アリア「名誉が心で話すとき」〜『イル・ヴァルデマーロ』より
シャヴィエ・サバータ(C.T)
ジョルジュ・ペトルー(指)
アルモニア・アテネア

録音:2015年9月22-26日、アテネ
シャヴィエ・サバータ、アパルテ・レーベル第3弾。1976年生まれのサバータは、ビオンディ、ヤーコプス、サヴァールといった古楽界の重鎮たちと の共演も重ねており、まさにあぶらの乗ってきているカウンターテナーです。1600年頃のオペラの草創期、知識人たちは、聴衆の魂が、オペラのもつ力 強いドラマによって揺り動かされ浄化されることをめざし、オペラというジャンルの確立を試みました。サバータは当アルバムを「カタルシス(浄化)」と題 し、激情に満ちたアリアでプログラムを構成。心を揺り動かされる強さに満ちた1枚です。アルモニア・アテニアはピリオドとモダンの両方を演奏するオー ケストラ。ギリシャの指揮者ペトルーが音楽監督を務めています。 (Ki)

CHEMINS DU BAROQUE
CDB-006(4CD)
Salve Festa Dies
[CD1] ミコワイ・ツェレンスキ:Outus de Polonia
[CD2] マルチン・ミエルチェフスキ:Virgo prudentissima
[CD3] カスパー・フォースター:Un novateur a Gdansk
[CD4] Vari concerti sacri
エティエンヌ・メイヤー(指)
レ・トラヴェルセ・バロック

録音:[CD1]2013年、[CD2]2010年、[CD3]2014年、[CD4]2015年
16、17世紀のポーランド作曲家が書いた宗教声楽作品を収録した珍しいセットです。当時のポリフォニー音楽最先端の声楽書法が詰まった美しい作 品ばかりで、古楽マニアにはたまりません。CD4は複数の作曲家の小品をまとめたアルバムになっており、器楽も活躍。 (Ki)

H.M.F
HMM-902261(1CD)
テレマン:多数の楽器のための協奏曲集
協奏曲TWV54:D3ニ長調〔トランペット3,ティンパニ,オーボエ2,弦,通奏低音〕
協奏曲TWV53:h1ロ短調(ドレスデン版)〔フルート2,カルケドン,弦,通奏低音〕
協奏曲TWV44:43変ロ長調〔オーボエ3,ヴァイオリン3,通奏低音〕
ソナタTWV44:32ヘ短調〔ヴァイオリン2,ヴィオラ2,チェロ,通奏低音〕
協奏曲TWV53:F1ヘ長調〔マンドリン,ハンマード・ダルシマー,ハープ,弦,通奏低音〕
協奏曲TWV53:d1ニ短調〔オーボエ2,バソン,弦,通奏低音〕
協奏曲TWV54:D2ニ長調〔ホルン3,ヴァイオリン,弦,通奏低音〕
アダージョ(協奏曲TWV43:G5ト長調より)〔ヴァイオリン2,ヴィオラ,チェロ,通奏低音〕
ベルリン古楽アカデミー

録音:2016年9月、テルデックス・スタジオ(ベルリン)
1982年創立の名門、ベルリン古楽アカデミー最新盤。テレマンの多数の楽器のために書かれた協奏曲を集めたプログラムで、各奏者が繰り広げる文 句なしの超絶技巧と愉悦の音楽を堪能できます。少し珍しい楽器も取り上げられているのもまたおもしろいところ。TWV53: h1に登場するカルケドンは、 リュートの仲間。テレマンは400もの楽曲にこのカルケドンを指定しており、通常はバス声部を担当させていますが、時にハーモニーを奏でるためにも用 いています。カルケドンには様々な種類がありますが、テレマンの楽曲の音域などから、6弦・ロングネックの「ガリツォーナ」として知られる楽器を念 頭に置いていたと考えられます。この録音では、1718(または1728)にプラハで作られた楽器のコピーを用いて、ソナタのバス声部を演奏しています。 通常のリュートよりも少し低く太めでどこか素朴な味わいのある音色、注目です。他にもマンドリンとハンマード・ダルシマーが登場する協奏曲も、どこか オリエンタルな響きのするたのしい仕上がり。ベルリン古楽アカデミーによる愉悦の極みのテレマン、注目です! (Ki)

Naive
OP-30566(1CD)
モンテヴェルディ:夜〜恋人たちと兵士たちの物語
シンフォニア(「オルフェオ」第3幕より)
‘今天と地が’ hor che’l ciel e la terra(マドリガーレ集第8巻「戦いと愛のマドリガーレ」より)
‘こうしてただひとつの純粋で力強い源から’cosi sol d’una chiara fonte viva  (マドリガーレ集第8巻「戦いと愛のマドリガーレ」より)
シンフォニア(マドリガーレ集第8巻「戦いと愛のマドリガーレ」より)
「タンクレディとクロリンダの戦い」(全曲)
ラメント‘私は悲しみと苦悩のただなかに生きるだろう’vivro fra i miei tormenti e le mie cure(マドリガーレ集第3巻より)
‘しかしいずこに、ああ、悲しいかな’ma dove, oh lasso me! (マドリガーレ集第3巻より)
‘私はあなたがいるところに行くだろう’ io pur verro la dove sete(マドリガーレ集第3巻より)
シンフォニア「ウリッセの帰郷」より
ニンファの嘆き‘フェーブスはまだ’lamento della ninfa: non havea febo ancora recato al mondo il di(マドリガーレ集第8巻「戦いと愛のマドリガーレ」より)
‘おお愛よ、と彼女は言った’ amor ? dicea (マドリガーレ集第8巻「戦いと愛のマドリガーレ」より)
‘そうして怒りが爆発し’si tra sdegnosi pianti(マドリガーレ集第8巻「戦いと愛のマドリガーレ」より)
‘星の光で’al lume delle stelle(マドリガーレ集第7巻よりコンチェルト)
. シンフォニア「ウリッセの帰郷」(第1幕)より
さようなら、美しいフロリダ’a dio, florida bella (マドリガーレ集第6巻より)
ンフォニア(マドリガーレ集第7巻より)
‘ここにざわめく波’ecco mormorar l’onde(マドリガーレ集第2巻より)
日が東にのぼるとき’(「音楽の諧謔」より)
リナルド・アレッサンドリーニ(指)
コンチェルト・イタリアーノ

録音:2016年4月/ナポリ、レアル・テアトロ・ディ・コルテ
2017年は、クラウディオ・モンテヴェルディ生誕450周年にあたります。 アレッサンドリーニはこれまでにモンテヴェルディのマドリガーレやオペラ(オルフェオ)などを多数録音しており、手兵コンチェルト・イタリアーノとともに、 モンテヴェルディの第一人者的存在といえるでしょう。 このアルバム「夜〜恋人たちと武人たちの物語」は、モンテヴェルディの有名なマドリガーレからの聴きどころを集めたもの。モンテヴェルディがマドリガー レにちりばめた、今聴いても刺激的な不況和音や、美しい器楽アンサンブルなど、モンテヴェルディの魅力を存分に味わうことのできる1枚です。 (Ki)

CORO
COR-16156(3CD)
モンテヴェルディ:倫理的、宗教的な森
■CD1〜主を畏るる者は幸いなりT/グローリア/われ主に感謝せん/わが嘆息を聞く汝ら/僕らよ、主を讃えよT/めでたし、女王/私に恋を望むその人は/神よ、真心をつくして/もろもろの国よ、主を讃めたたえよT/主は言われたU
■CD2〜もろもろの国よ、主をほめたたえよV/われ主に感謝せんT/おお、盲し人よ/神をたたえよ/4声の無伴奏ミサ曲より キリエ、グローリア/神よ、真心をつくしてU/4声の無伴奏ミサ曲より クレド/いざ殉教者らを讃め歌えT/4声の無伴奏ミサ曲より サンクトゥス、ベネディクトゥス、アニュス・デイ/十字架にかけられ/もろもろの国よ、主をほめたたえよ/かくてふたたび/われ永遠より立てられ/主は言われたT
■CD3〜もろもろの国よ、主をほめたたえよU/この主の証聖者はU/マニフィカトU/われは信じたり/わたしが死んでいたなら、わたしの息子よ/主を畏るるものは幸いなりU/人の命は稲妻のごとく/わたしは主に感謝するU/御心に留めて下さい、主よ、ダビデが/しもべらよ、主を讃えよU/ようこそ天の女王V/マニフィカトT/
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指)

録音:2010年−2011年
16〜17世紀のイタリアを代表する巨匠クラウディオ・モンテヴェルディ(1567−1643)。ザ・シックスティーンの自主レーベル「コーロ(CORO)」が贈る生誕450周年のアニヴァーサリー・リリースは、名盤「倫理的、宗教的な森」のボックス・セット!1610年出版の「聖母マリアの夕べの祈り」以来、モンテヴェルディが作曲した最大の宗教曲集であると同時に、出版された最後の曲集となった「倫理的、宗教的な森」。ザ・シックスティーンが誇るソプラノの2大スター、エリン・マナハン・トーマスとグレース・デイヴィッドソンの歌声、多才な歌唱を支えるキタローネのデイヴィッド・ミラー、ハープのフランシス・ケリー、オルガン&チェンバロのアラスター・ロスによる優れた通奏低音チーム、そして名匠ハリー・クリストファーズの時代考証、作品研究に基づく適格な指揮による名演が、モンテヴェルディの生誕450周年を感動的に祝うことでしょう。

Glossa
GCD-922516(1CD)
「カルロ・Gの手稿譜」〜17世紀初期の技巧的典礼音楽 プロフェティ・デッラ・クィンタ〔ペリーヌ・デヴィレ(S)、ドロン・シュライファー(カウンターテナー)、オリ・ハーメリン(キタローネ)〕、
エラム・ロテム(オルガン、音楽監督)、
ゲスト:プラメナ・ニキタソヴァ(Vn)、
イェルク=アンドレアス・ベティヒャー(Org)

録音:2016年4月&5月、聖エウセビオ&ヴィットーレ教会(イタリア)
15年前にウィーンのジャンブル・セール(がらくた市)で60ユーロで売られた「カルロ・Gの手稿譜(Carlo G Manuscript)」は、有名なカルロ・ジェズアルドと同時代ではあるが、性が判読不明なため正しい作者がわからず、多くの謎を抱える手稿譜。エラム・ロテム率いるプロフェティ・デッラ・クィンタはこの手稿譜の音楽に同時代の作品を組み合わせ、17世紀初期の典礼音楽を伝える貴重な資料として演奏しています。
Glossa
GCD-923407(1CD)
ルクレール:ヴァイオリン協奏曲集 Op.7-1, 3, 4 & 5
ヴァイオリン協奏曲ハ長調 Op.7-3
ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 Op.7-4
ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.7-5
ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.7-1
ファビオ・ビオンディ(Vn&ディレクター)、
エウローパ・ガランテ

録音:2016年11月、サン・フランチェスコ・グランデ教会(パドヴァ、イタリア)
ルクレールが遺した作品7と作品10の12のヴァイオリン協奏曲のうち、1737年頃に出版された作品7からの4曲の協奏曲を収録。優れたヴァイオリニストとしても活躍したルクレールが、コンセール・スピリチュエルなどで自ら演奏してきたこれらの作品を、円熟の鬼才ビオンディが妥協なきパフォーマンスで現代に再現します。
Glossa
GCD-923802(1CD)
ジョヴァンニ・バッティスタ・コスタンツィ:チェロのためのシンフォニア集
コスタンツィ:シンフォニア.ニ長調、
 シンフォニア.変ロ長調
 2本のチェロのための室内ソナタ.「コルノ・ダ・カッチャを使って」、
 シンフォニア.ト長調、
 シンフォニア.変ホ長調
ソッリマ:狩のソナタ
コスタンツィ:シンフォニア.ハ長調
ジョヴァンニ・ソッリマ(Vc)、
モニカ・レスコヴァル(Vc)、
ジャンルカ・ウバルディ(ティンパニ&タンブレッロ)、
アリアンナ・アート・アンサンブル
〔シンツィア・グアリーノ(Cemb)、アンドレア・リガーノ(Vc)、パオラ・リガーノ(アーチリュート&バロック・ギター)〕

録音:2016年4月、グラッテーリ(サンタ・マリア・ディ・ジェズ教会/イタリア)
18世紀のローマで活躍し、ピエトロ・オットボーニ枢機卿に仕え、コレッリから楽士長を引き継いだジョヴァンニ・バッティスタ・コスタンツィ(1704−1778)。オットボーニ枢機卿という強力なパトロンを得たコスタンツィは、サン・ピエトロ大聖堂のジュリア礼拝堂など、ローマの代表的な教会の要職を歴任。また多くの作品を遺した多作家でもあり、中でも高度な技巧を必要とする「チェロ・ソナタ」や「チェロのためのシンフォニア」は、コンポーザー=チェリストとしての優れた才能が存分に発揮されたイタリアの知られざる傑作。現代イタリアのコンポーザー・チェリスト、ジョヴァンニ・ソッリマが圧倒的なパフォーマンスで紐解く、18世紀イタリアのチェロ作品集です!作曲家としての活躍も多いジョヴァンニ・ソッリマ自身の作品「狩のソナタ(The Hunting Sonata)」の収録もポイント。



EUROARTS
20-56318E(3DVD)
異なった3つの演出で観る「ポッペア」

■DVD1(180分)
モンテヴェルディ:歌劇『ポッペアの戴冠』全曲

■DVD2(150分)
モンテヴェルディ:歌劇『ポッペアの戴冠』全曲

■DVD3(78分)
「POPPEA//POPPEA」
■DVD1(180分)
ビルギッテ・クリステンセン(ソプラノ:ポッペア)
ヤチェク・ラシュコウスキ(ソプラニスタ:ネローネ)
ティム・ミード(カウンターテナー:オットーネ)
パトリシア・バードン(メゾソプラノ:オッターヴィア)
ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ(バス:セネカ)
マリタ・スールベルグ(ソプラノ:ドゥルシッラ,徳)
アメリア・アルデンハイム(ソプラノ:愛)
イナ・クリングレボトン(ソプラノ:運)
エミリアーノ・ゴンザレス=トロ(テノール:アルナルタ)、他
ノルウェー国立歌劇場O
アレッサンドロ・デ・マルキ(指)
演出:オーレ・アンダース・タンベルグ
収録:2010年オスロ、ノルウェー国立歌劇場(ライヴ)
字幕:伊英独仏日ノルウェー
■DVD2(150分)
ッペア:パトリシア・シューマン(ソプラノ:ポッペア)
リチャード・クロフト(テノール:ネローネ)
カスリーン・クールマン(メゾソプラノ:オッターヴィア)
ジェフリー・ガル(カウンターテナー:オットーネ)
ハリー・ピータース(バス:セネカ)
カーティス・レイヤム(テノール:アルナルタ)
加納悦子(メゾソプラノ:ヴァルレット)
ダルラ・ブルックス(ソプラノ:ドルシルラ)
ドミニク・ヴィス(カウンターテナー:ヌトリーチェ)、他
コンチェルト・ケルン
ルネ・ヤーコプス(指)
演出&装置:ミヒャエル・ハンペ
装置&衣装:グラツィアーノ・グレゴリ
照明:ハンス・テルステーデ
収録:1993年SWRシュヴェツィンゲン音楽祭(ライヴ)
字幕:英独仏西
■DVD3(78分)
振付:クリスチャン・シュプック
パフォーマンス:ゴーティエ・ダンス//
ダンス・カンパニー・シアターハウス・シュトゥットガルト
監督:ニコライ・ヴィアルコヴィッチ
収録:2013年7月シアターハウス・シュトゥットガルト(ライヴ)

リージョン:All
2017年はモンテヴェルディ生誕450周年。この映像BOXは、モンテヴェルディの最後の傑作オペラ「ポッペアの戴冠」を収録した3枚組。モンテヴェルディ は、1613年ヴェネツィアのサン・マルコ寺院の楽長に任命され、1843年に没するまで30年にわたりヴェネツィアで晩年を過ごしました。オペラ史上最初 の傑作ともいわれる「オルフェオ」の発表から30年以上が経過し作曲された「ポッペアの戴冠」。古代ローマを舞台にした「トキトゥス年代記」に基づいた オペラで、皇帝ネロに寵愛されるポッペアが、皇后オクタヴィアを追い出し最後は自身がその座を得るまでを描いた物語。舞台こそ古代ローマ時代ではあり ますが、そこで繰り広げられる人間ドラマは現代にも共通するところがあり、モンテヴェルディは音楽で各登場人物を生き生きと描き出しています。 DVD1は、2010年5月、6月にオスロのノルウェー国立歌劇場での上演された、オーレ・アンダース・タンベルグ演出、アレサンドロ・デ・マルキ指揮の「ポッ ペアの戴冠」。モノトーンの舞台カラーに、ポッペアの犠牲になった人々の鮮血が不気味に浮かび上がる、なんとも強烈な演出です。DVD2はミヒャエル・ハ ンペ演出、ルネ・ヤーコプス指揮によるシュヴェツィンゲン音楽祭のライヴ映像。自らの欲望に従って動く悪人を「赤」、そして善人を「黒」で描き、両者の 対比を明確に描いたハンペの演出と、ヤーコプスの的確なテンポ設定、繊細かつ創意に富んだ楽器の音色の選択と使い分けは見事。そしてDVD3では、シュ トゥットガルト・バレエ団の振付家を経て現在チューリッヒ・バレエの芸術監督を務めているクリスチャン・シュプックと、エリック・ゴーティエが主宰するダンス・ カンパニー、ゴーティエ・ダンスによる舞台「POPPEA//POPPEA」。エリック・ゴーティエの自由で独創的なダンスで描かれる、愛憎劇は官能的。 (Ki)

Profil
PH-16055(2CD)
A・スカルラッティ:歌劇「貞節の勝利」 フラミーニオ:サンテ・メッシーナ(T)
コルネーリア:オルネッラ・ロヴェーロ(S)
レオノーラ:アマリア・ピーニ(Ms)
ドラリーチェ:ロザンナ・ツェルビーニ(S)
リッカルド:アメデオ・ベルディーニ(T)
エルミーニオ:マリオ・ボリエッロ(Br)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)ミラノRAI響

録音:1950年9月17日
チェトラの名盤がProfilから復活。LPC 1223を板起こししていますが、スクラッチノイズはほとんどなく、高音の伸びの良さがイタリアならではのさ わやかさ。1718年の作で、父スカルラッティの70以上あるオペラの代表作。オペラ・ファン必聴です。 (Ki)
Profil
PH-16008(2CD)
グルック:歌劇「アウリスのイフィゲニア」 イフィゲニア:パトリシア・ネウェイ(S)
ピュラデス:レオポルド・シモノー(T)
オレステス:ピエール・モレ(Br)
トアース:ロベール・マサール(Br)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)
パリ音楽院O、パリ声楽アンサンブル

録音:1952年/エクサンプロヴァンス
オリジナル・フランス語歌唱。1952年のエクサンプロヴァンス音楽祭で録音された記念すべき演奏。かつてVOXからLP発売されていましたが、今 回が初CD化。ジュリーニの演奏は現代の古楽演奏からみれば重々しい感じを受けますが、イフィゲニアが登場して以降、音楽は嵐のようなめくるめく大 スペクタクルとなります。 (Ki)

CPO
CPO-777892(1CD)
NX-B10
テレマン:様々な楽器のための大協奏曲集 第4集
オーボエ,ヴァイオリン,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ短調 TWV52:c1
トランペット,2本のオーボエ,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 TWV53:D2
2本のホルン,2台のヴァイオリン,ブロックフレーテ,オーボエ,2台のチェロ,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ヘ長調 TWV54:F1
2本のブロックフレーテ,2本のオーボエ,2台のヴァイオリン,通奏低音のための協奏曲 ヘ長調TWV44:41
2本のフルート,ヴァイオリン,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ホ短調 TWV53:e1
ラ・スタジオーネ・フランクフルト
ミヒャエル・シュナイダー(指)
海外の数多くの音楽雑誌、新聞評などで高い評価を受けているシュナイダーと“ラ・スタジオーネ・フランクフルト”によるテ レマン協奏曲シリーズ。とりわけ合奏協奏曲的な作品を集めた「大協奏曲集」は、各々の独奏楽器の妙技を楽しむと 同時に、簡潔な旋律、多彩な音色が溶け合う瞬間も味わうことができます。基本的にテレマンの作品番号の 52.53.54はそれぞれ独奏楽器群を表しており、例えば54なら4つの独奏楽器群とオーケストラによる協奏曲となりま す。1曲だけ44が混じっていますが、こちらは通常なら室内楽に分類される曲。44は4つ以上の独奏楽器と通奏低音 の曲ですが、ここでは協奏曲風に華麗に演奏されています。どの曲にもテレマンの作曲技法が存分に生かされています。

TOCCATA
TOCC-0396(1CD)
NX-B03
デイヴィッド・ゴートン(1978-):ダウランドによる変奏曲
ダウランド:歌曲集 第2巻 - 涙のパヴァーヌ(流れよ、わが涙)(D.ゴートンによる弦楽アンサンブル編)
ゴートン:ラクリメ変奏曲
トーマス・モーリー(1557-1602):パヴァーナとガリアルダ(D.ゴートンによる弦楽アンサンブル編)
ダウランド:ファーロン・ホープのファンシー(S.オステルシェーによる11弦ギター編)
ゴートン:ファーロン・ホープ
ダウランド(W.バード編纂):涙のパヴァーヌ(D.ゴートンによる弦楽アンサンブル編)
ステファン・オステルシェー(11弦ギター)
ロングボウ
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(指)

録音:2015年6月25日、2016年3月16日 、2015年8月13-14日
初録音
ダウランドの「涙のパヴァーヌ」は1600年代におけるイングランドのヒット曲でした。この曲をモティーフにヨーロッパ各地の音 楽家が独自のヴァージョンを作ることで爆発的に広まりました。 そして400年後、イギリスの現代作曲家ディヴィッド・ゴートンが「涙のパヴァーヌ」の新しいヴァージョンを作り、聞き手の前 に披露します。オリジナルのリュートの響きを弦楽合奏に増幅したり、11弦ギターで全く新しい響きを追求してみたりと、 様々な試みがなされていますが、どの曲も決してダウランドらしさを失うことはありません。

PHILHARMONIA BAROQUE
PBP-09(2CD)
NX-C03
A・スカルラッティ:セレナータ「春の栄光」 プリマヴェーラ・・・ダイアナ・ムーア(Ms)
エスターテ・・・スザーナ・オグライェンシェク(S)
アルトゥンノ・・・クリント・ファン・デア・リンデ(C.T)
インヴェルノ・・・ニコラス・パーン(T)
ギオーヴェ・・・ダグラス・ウィリアムズ(Bs-Br)
フィルハーモニア・バロック・オーケストラ
ニコラス・マギーガン(指)

録音:2015年10月4.10日
多数の鍵盤作品で知られるドメニコ・スカルラッティの父、アレッサンドロ・スカルラッティ。ナポリ楽派の始祖とされ、初期バロック期の声 楽音楽の発展に尽力した人です。とは言え、彼の作品は現在あまり演奏される機会がなく、この「春の栄光」に至っては、すっかり忘 れ去られており、このマギーガンによる2015年の演奏が復活蘇演であり、もちろん世界初録音となるものです。 これは、スペイン継承戦争後に王位を得たカール6世(1685-1740)が、ようやく継承者である男子ジョン・レオポルドを授かった際 に、スカルラッティに祝典の曲の作曲を依頼し、「神聖ローマ帝国における継承者誕生の知らせを受けた4つの季節『春』『夏』『秋』 『冬』が、国の歴史と喜びを歌っていく」という内容の作品が出来上がったのですが、不幸なことに、ジョン・レオポルドは1歳の誕生日を 待つことなく夭逝、そのためこの作品自体も封印されてしまったという経緯があり、今回の上演はとても貴重です。

EUROARTS
20-61574F(Bluray)

20-61578DD(1DVD)
テレマン:マタイ受難曲より「序曲」TWV5:53
カンタータ「オリーブ山でイエスはおののき」TWV1:364
 ブロッケス受難曲より「序曲」TWV5:1
 カンタータ「イエスは最後の息を引き取られた」TWV1:983
バッハ:カンタータ「われは憂いに沈みぬ」よりシンフォニアBWV196
 カンタータ「主はわれらを御心に留めたまえり」よりシンフォニアBWV21
 カンタータ「われは満ち足れり」BWV82
テレマン:ブロッケス受難曲より「太陽の輝きは失せた」TWV5:1
フィリップ・ジャルスキー(C.T)
フライブルク・バロックオーケストラ
ペトラ・ミュレヤンス(コンサートマスター)
アン=カトリン・ブリュッゲマン(Ob)

収録:2016 年 11月10日ドイツ、アルテ・オーパー・フランクフルト
■Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:DTS-HD MA5.1,
PCMステレオ、字幕:英独仏
コンサート82 分、ボーナス10 分
リージョン:All
■DVD
画面:NTSC 16:9
音声:DTS-HD MA5.1,
PCMステレオ、字幕:英独仏
コンサート82 分、ボーナス10 分
リージョン:All
透明度の高い歌声と優れた技巧で世界中の音楽ファンを魅了するフランスのカウンターテナー、フィリップ・ジャルスキーが遂にバッハとテレマンのソロ・ カンタータに挑みました。この映像は2016年11月にフライブルク・バロックオーケストラとジャルスキーが行ったコンサート・ツアーの模様が収められ ています。ジャルスキーはこれまで圧倒的な美声を生かした耽美な音楽が魅力でありましたが、今回のバッハとテレマンというバロックの巨匠のカンタータ では、抑制の効いた歌声でもって敢然と作品に立ち向かっています。ジャルスキーは演奏に際してこのように述べています。「神聖な音楽を演奏することは、 自分自身を超えた大きなものに出会うような感覚です。自分を上回る未知の力のようなものです。たとえ宗教的な意味合いでなくとも、聴く人々は皆その よ う な 気 持 ち に な る で し ょ う 。」 18世紀ドイツ文学界の重要人物ブロッケスが書いたテキストによるブロッケス受難曲は、人間味豊か、絡み合う音が魅力のテレマンの名作。序曲はオー ボエのソロが活躍する器楽によるシンフォニアで、フライブルク・バロックオーケストラの巧みな演奏で、理想的な演奏を聴かせてくれます。また、苦難の 多いこの世から、救いによって永遠の安らぎ=「死」の世界に旅立つ心情を歌ったバッハのカンタータ第82番「われは満ち足れり」はカンタータの中で も人気が高く、バスの独唱カンタータとして有名ですが、第2稿のソプラノ独唱版も親しまれています。ジャルスキーが絶唱し新境地を聴かせてくれています。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0300(1CD)
NX-B03
The Cardinal King〜1740年から1791年:ローマにおけるヘンリー・ベネディクト・ステュアートへの音楽
セバスティアーノ・ボリス(1750-1804):5つの「無罪判決」より
ボリス:Jesu quaeritis Nazarenum
ザンボーニ(1674-1718):Splende fredda luna*
 O memorie funeste*
コスタンツィ(1704-1778):アヴェ・マリア
ザンボーニ:O come se' gentile*
ボリス:Laudate pueri Dominum
 ミゼレーレ
テッサリーニ(1690-1766):第3のアレッタメント
ヨンメッリ(1714-1774):Oculi omnium
テッサリーニ:第2のアレッタメントより Andante
ザンボーニ:Feritevi, ferite*
ボリス:Letanie della Madonna Santissima
カペラ・フェーデ(アンサンブル)
ハルモニア・サクラ(アンサンブル)
ピーター・リーチ(指)

録音:2015年6月9-11日
*以外=初録音
イギリスの王家に生まれながらも、王位奪還をせず、ローマの教皇領の枢機卿として生涯を全うしたヘンリー・ベネディクト・ステュ アート(1725-1807)。17世紀の反革命勢力「ジャコバイト」は彼をイングランドとアイルランドの王であると見做したものの、本人 はそれを認めることはなく、結婚もしなかったため、彼の代で血筋が途絶えてしまったことでも知られます。このアルバムは、枢機卿時 代の彼に仕えた数多くの作曲家たちの作品が集められていますが、そのほとんどは現在忘れられてしまった人ばかり。しかし、どれも バロックの時代から古典派への橋渡しとなる魅力的な作品で、彼が「穏やかな枢機卿」として讃えられていたかがわかります。

Bottega Discantica
DISCANTICA-296(1CD)
フレスコバルディとフローベルガー
フレスコバルディ:トッカータ I(オルガンの為の;1615)
 リチェルカーレII(オルガンの為の)
 カプリッチョ III(イル・チュコによる、オルガンの為の)
 トッカータ IV(エレヴァツィオーネで演奏する、オルガンの為の;1627)
 カンツォン・フランチェーゼ II(オルガンの為の)
 ラ・モニカによるパルティータ(1637)
フローベルガー(1616-1667):ド・レ・ミ・ファ・ソラによるファンタジア(オルガンの為の)
「マイヤー夫人」によるパルティータ(オルガンの為の)
 カンツォーナ I(オルガンの為の)
 トッカータ IV(エレヴァツィオーネで演奏する、オルガンの為の)
 カプリッチョ II(オルガンの為の)
 リチェルカーレ IX(オルガンの為の)
 トッカータ XIV(オルガンの為の)
エドアルド・ベッロッティ(Org)

録音:2016年6月2-3日、サンタ・マリア・ヌオーヴァ教会、コルトーナ、イタリア
使用楽器:1613年、チェーザレ・ロマーニ製(2008年修復)
初期バロック鍵盤音楽の大家であるイタリアのフレスコバルディと、彼に師事しJ・S・バッハに至るドイツ・バロック鍵盤音楽の礎を築いたフローベルガーのオルガン作品で前後半を構成したプログラム。エドアルド・ベッロッティは1957年イタリアのパヴィアに生まれパヴィア大学で学んだオルガンおよびチェンバロ奏者。2012年以来2016年現在イーストマン音楽学校(ロチェスター、アメリカ合衆国)で教授職に就いています。

Hyperion
CDA-68093(1CD)
クープラン:リュリ賛*
ルソン・ド・テネブレ#
ジョナサン・コーエン(芸術監督)、
アルカンジェロ〔ステファヌ・ドゥグー(話し手)*、ソフィー・ジェント(Vn)*、ボヤン・チチッチ(Vn)*、ジョナサン・マンソン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)*、トーマス・ダンフォード(リュート)*#、ジョナサン・コーエン(Cemb*、Org#)、キャサリン・ワトソン(S)#、アンナ・デニス(S)#、アンヌ=マリー・ラスラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)#〕

録音:2013年3月16日−17日#&2014年1月23日*、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ハムステッド、ロンドン)
イギリスの優れた若手チェリスト、指揮者であるジョナサン・コーエンによって2010年に結成された新鋭ピリオド・アンサンブル、「アルカンジェロ」。カウンターテナーのイェスティン・デイヴィスとの録音(CDA-67924)で英グラモフォン賞を受賞するなど、世界で注目を浴びているアルカンジェロの新録音は、クープランが書いた器楽のためのコンセール集「リュリ賛」と、キャサリン・ワトソン、アンナ・デニスの二人のソプラノが歌う「ルソン・ド・テネブレ」を収録。
 偉大なる先人リュリへのオマージュとして大クープランが残した組曲「リュリ賛」を、ソフィー・ジェント、ボヤン・チチッチ、ジョナサン・マンソンらの名手が美しく紡いでゆきます。
Hyperion
CDA-68180(1CD)
ジャン・ギュイヨ:宗教作品集
テ・デウム・パトレム/おお、咲き誇るバラよ/まことにまことにあなたがたに言う/Accepit Jesus panem/Prudentes virgines/Omni tempore benedic Deum/アドルナ・タラムム/Noe, noe, genuit puerpera/アヴェ・マリア・・・ シニュム・マニュム/テ・デウム・ラウダムス
チンクエチェント

録音:2016年5月6日ー8日、オーストリア
5ヶ国から集まった6人のプロフェッショナルたちにより結成された"ルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブル"の最高峰、「チンクエチェント」。ジャン・リシャフォールやフィリップ・シェーンドルフ、フィリップ・デ・モンテ、ヤコブ・ルニャールなど、ルネサンスの知られざる魅力を伝えてくれたチンクエチェントの新たな録音は、リエージュのサン=ポール大聖堂やサン=ランベール大聖堂の楽長を務めたポスト・ジョスカン世代の作曲家、ジャン・ギュイヨ(?1520−1588)の「テ・デウム・ラウダムス」を中心とした宗教作品集。
Hyperion
CDA-68170(1CD)
百年戦争の音楽
王位と繁栄
イングランドの守護者 ― 聖トマス・ベケット
イングランドの守護者 ― 聖エドマンド殉教王
ヘンリー6世の戴冠/コンクルージョン
バンショワ・コンソート、
アンドルー・カークマン(指)

録音:2016年1月7日ー9日、アスコット小修道院(バークシャー)
アンドルー・カークマンにより1995年に結成され、15世紀のフランスとイギリス、ブルゴーニュ楽派の音楽を主なレパートリーとする男声ヴォーカル・アンサンブル、バンショワ・コンソート。約5年ぶりとなる新録音は、リオネル・パワーやジョン・ダンスタブル、ヨハネス・アラヌスらが書いた、ヘンリー6世の戴冠やアジャンクールの戦いなどにまつわる百年戦争と王室の音楽。
☆YouTubeのHyperion公式チャンネルにてご試聴いただけます!

Etcetra
KTC-1586(1CD)
ルイージ・ロッシ:聖週間のためのオラトリオ
サラモーネ・ロッシ:シンフォニア・グラーヴェ
ダリオ・カステッロ:4声のソナタ第15番(シンフォニア)
ルッツァスコ・ルッツァスキ:トッカータ
ジローラモ・フレスコバルディ:トッカータ第4番
ジョヴァンニ・ピッキ:トッカータ
カントルクス、
フランク・アグステリッベ(指)
サン=マルク礼拝堂アンサンブル
フレスコバルディの「アリエ・ムジカーリ第1巻」とジョン・ケージを組み合わせた衝撃のプログラム(KTC 1448)でデビューしたルクセンブルクのヴォーカル・アンサンブル、カントルクス(CantoLX)。2017年4月には、第1回たかまつ国際古楽祭へのメイン・ゲストとして来日公演も予定している注目の声楽アンサンブル第3弾は、イタリア初期バロックの作曲家、ルイージ・ロッシ(1597−1653)が書いた、「オラトリオ」と名付けられた最初期の作品。
☆YouTubeにて演奏風景をご覧になれます!
Etcetra
KTC-1568(1CD)
ジョアン・ローレンソ・レベーロ:詩篇、
マニフィカト、哀歌集
クレンデ、
エリク・ファン・ネーヴェル(指)
ベルギー古楽界の名匠エリク・ファン・ネーヴェルと手兵クレンデによる、ポルトガル初期バロックの音楽。 音楽家としても知られるポルトガル王ジョアン4世に賞賛・庇護されたジョアン・ローレンソ・レベーロ(1610−1661)の宗教作品は、当時の西洋音楽の伝統と革新を物語る貴重な資料でもある。

ANALEKTA
AN-28780(1CD)
ヴィヴァルディ&ヘンデル:アリア集
ヴィヴァルディ:「忠実なニンフ」 RV.714より むごい運命に苦しめられる魂は、
「アンドロメダ・リベラータ、セレナータ・ヴェネツィアーナ」 RV Ahn.117より 太陽はしばしば、
「エジプト戦場のアルミーダ」 RV.699より シンフォニア、
「ダリウスの戴冠」 RV.719より シンフォニア、
「忠実なニンフ」 RV.714より 言ってください, ああ
ヘンデル:「アリオダンテ」 HWV.33より 一途な思いの翼を、
「リナルド」 HWV.7より 涙の流れるままに、
イメネーオ HWV.41より Se potessero i sospir' miei、
「アリオダンテ」 HWV.33より Qui d’amor nel suo linguaggio、
「ジュリアス・シーザー」 HWV.17より いとしい希望よ、
「ロターリオ」 HWV.26より 序曲(抜粋)、
「クレタのアリアンナ」 HWV.32より Salda quercia in erta balza
ジュリー・ブーリアンヌ(Ms)、
クラヴサン・アン・コンセール、
リュック・ボーセジュール(Cemb、音楽監督)

録音:2016年7月&8月、ケベック
ETをはじめとするアメリカのオペラハウスから引く手あまたのジュリー・ブーリアンヌは、2012年のサイトウ・キネン・フェスティヴァル松本で、オネゲルの「火刑台上のジャンヌ・ダルク」にも出演したフランス系カナダ人のメゾ・ソプラノ。現在のカナダを代表する歌手の1人として注目を集めているブーリアンヌのセカンド・アルバムは、ヴィヴァルディとヘンデルのオペラ・アリア集。
カナダ古楽界の名匠リュック・ボーセジュールが芸術監督を務めるアンサンブル"クラヴサン・アン・コンセールの演奏に載せて、バロック時代の生き生きとしたキャラクター、多彩な情緒を歌います。

Signum Classics
SIGCD-464(1CD)
メアリー女王のビッグ・ベリー
ワイルダー:主の祈り
ムンディ:立ち給えキリストよ
タイ:我らは我らが父に罪を犯し
ラッスス:Te spectant, Reginalde, Poli
タリス:悲しげな鳩のように
作曲者不詳:マリーゴールドの新しいバラッド
ニューマン:Fansye
タリス:Sarum Litany、
 おお, 聖なる饗宴よ、
 Quod chorus vatum
シェパード:Christi virgo dilectissima、
 神よ, 私たちを憐れみたまえ
タリス:When shall my sorrowful sighing slack
シェパード:Vain, all our life I、Martyr Dei qui unicum
タリス:使徒らは口々に
シェパード:リベラ・ノス、
 Vain, all our life II
ガリカントゥス、
ガブリエル・クラウチ(ディレクター)

録音:2016年1月3日−5日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
ガリカントゥスは、ガブリエル・クラウチ、ナイジェル・ショート、クリストファー・ワトソンなど、タリス・スコラーズ、キングズ・シンガーズ、テネブレでの演奏経験を持つ名歌手たち構成されるイギリスの男声ア・カペラ・グループ。トマス・タリスとジョン・シェパードの作品を中心に、カトリックへの希望、プロテスタントへの迫害や想像妊娠を取り巻く逸話など、イングランド女王メアリー1世にまつわる音楽を歌う。
名リューティスト、エリザベス・ケニーの参加もポイント。

fra bernardo
FB-1701743(1CD)
オケゲム:ミサ曲集
ミサ・ロム・アルメ(ミサ曲 「武装した人」(4声)
ミサ・クインティ・トニ(第5旋法によるミサ)(3声)
ビューティー・ファーム
〔バート・ウヴィン(C.T)、アドリアーン・デ・コスター(T)、ハンネス・ヴァーグナー(T)、クリストフ・ドレッシャー(Br)、マーティン・フェゲール(Br)、ヨアヒム・ヘヒバウアー(Bs)〕

音:2015年7月&2016年3月、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院(オーストリア)
"ビューティー・ファーム"は、2014年に設立された男声6人の新しいヴォーカル・アンサンブル。メンバーは、コレギウム・ヴォカーレ・ヘントやチンクエチェント、グランドラヴォア、カピラ・フラメンカ、ウエルガス・アンサンブルなどの一流合唱団、アンサンブルのメンバーからなり、オーストリア、マウアーバッハのカルトジオ会修道院を拠点に、ルネサンス期のフランコ=フレミッシュ・ポリフォニーの音楽を中心に歌っています。ニコラ・ゴンベールのモテット集(FB 1504211)で衝撃的なデビューを飾り、続くゴンベール第2弾(FB 1612457)も国際的に賞賛されたビューティー・ファームのアルバム第3弾では、15世紀フランドル楽派の巨匠ヨハネス・オケゲム(c.1420−1497)の2つのミサ曲を歌います。凝ったプログラムと緻密な演奏はもちろん、刺激的なジャケット・デザインもポイント。

Glossa
GCD-922807(2CD)
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り(1610) ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ、
カンティカ・シンフォニア、
ラ・ピファレスカ、
ジュゼッペ・マレット(指)

録音:2016年9月&10月、サン・マウリツィオ教会(ピネローロ、イタリア)
教会音楽史上の最高傑作の1つであるモンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」は、音楽史、教会音楽の大きな転換期の中で誕生し、今もなお多くの謎が残る作品。ジュゼッペ・マレットが長い演奏経験を活かし、使用楽器、ピッチやテンポの選択など細部までこだわり作り上げた新たな録音は、ジュゼッペ・マレット率いるヴォーカル・アンサンブル "カンティカ・シンフォニア"と、ラ・ヴェネクシアーナやカンティカ・シンフォニアのレギュラー・メンバーらからなる古楽系管打楽器アンサンブル "ラ・ピファレスカ"が参加。Glossa(グロッサ)が満を持して送り出す「聖母マリアの夕べの祈り」。2017年、モンテヴェルディ・アニヴァーサリー・イヤーを盛大に彩る最大級のアルバムです!

Delphian
DCD-34025(1CD)
ビクトリア:受胎告知の祝日の第2晩課 エクソン・シンガーズ、
マシュー・オーウェンズ(指)

録音:2004年1月
スペインの生んだルネサンス音楽最大の作曲家の1人、トマス・ルイス・デ・ビクトリアの作品集。マシュー・オーウェンズの手腕とエクソン・シンガーズの荘厳な歌声で贈る。
Delphian
DCD-34062(3CD)
ウィリアム・ラッセル:オルガン・ヴォランタリー全集(世界初録音)
12のヴォランタリー(1804)
12のヴォランタリー(1812)
ヴォランタリー ト長調
ジョン・キッチン(Org)

録音:2008年7月22日−25日、セント・ジェームズ教会(バーモンジー、ロンドン)
ウィリアム・ラッセル(1777−1813)は、ロンドンのグレート・クイーン・ストリート・チャペルやライムハウス・セント・アンズ教会のオルガニストを務めた18世紀後半イギリスのオルガニスト、作曲家。エジンバラ市とエジンバラ大学のオルガニストを歴任した現代の名オルガニスト、ジョン・キッチンが弾くのは、1804年と1812年に出版された2つの「12のヴォランタリー」と未出版のヴォランタリー ト長調を含めたウィリアム・ラッセルのヴォランタリー(英国国教会の礼拝で弾かれるオルガン曲)の全集の世界初録音。
Delphian
DCD-34021(1CD)
パッヘルベル:オルガン作品集 Vol.1
トッカータとフーガ 変ロ長調
第6旋法によるマニフィカト
幻想曲ハ長調
聖母マリアのマニフィカト
トッカータ ホ短調
フーガ ホ短調
クリスマスのための4つのコレール前奏曲
フーガ ト長調/リチェルカーレ ハ長調
トッカータ ヘ長調/フーガ ヘ長調
幻想曲ニ短調
12パートのコラール 「キリストこそ わが生命」
トッカータ ト短調/フーガ ト短調
チャコーナ ニ短調/フーガ ニ長調
マシュー・オーウェンズ(Org)

録音:2004年11月16日−17日、リード・コンサート・ホール(エジンバラ大学)
ウェルズ大聖堂のオルガニスト&聖歌隊指揮者を務めるマシュー・オーウェンズ。イギリスのオルガンで進行するヨハン・パッヘルベルのオルガン作品集第1弾は、エジンバラ大学のリード・コンサート・ホールにある、イギリス唯一のアーレント・オルガンによる演奏。

Avie
AV-2371(1CD)
イタリアン・ジョブ
カルダーラ:シンフォニア.ハ長調(2本のオーボエ,2本のファゴット,2本のトランペット,ティンパニ,ヴァイオリン,弦楽と通奏低音)
コレッリ:サンタ・ベアトリーチェ・デステへのシンフォニア.ニ短調(弦楽と通奏低音)
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲.ホ長調.D.51
ヴィヴァルディ:協奏曲.「アラ・ルスティカ」.ト長調.RV.151(2本のオーボエ,弦楽と通奏低音),ファゴット協奏曲.ハ長調.RV.467
アルビノーニ:2本のオーボエのための協奏曲.ヘ長調.Op.9-3
トレッリ:シンフォニア.ハ長調.G.33(4本のトランペット,ティンパニ,2本のオーボエ,2本のファゴット,2本のヴァイオリン,2本のチェロ,弦楽と通奏低音)
ラ・セレニッシマ、エイドリアン・チャンドラー(指、Vn)、
ゲイル・ヘネシー(Ob)、
レイチェル・チャップリン(Ob)、
ピーター・ウィーラン(Fg)

録音:2016年8月23日−26日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン)
英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。赤毛の司祭とその同世代の作曲家たちの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出してきたヴィヴァルディのスペシャリストたちによる新たなレコーディングは、ヴェネツィア(アルビノーニ、カルダーラ、ヴィヴァルディ)、ボローニャ(トレッリ)、パドヴァ(タルティーニ)、ローマ(コレッリ)といった、イタリアの4つの都市の作曲家たちによる協奏曲とシンフォニア集。SCOの首席奏者であり、アンサンブル・マルシュアスの芸術監督を務めるピーター・ウィーラン(fg)を始め、イングリッシュ・バロック・ソロイスツやORR、キングズ・シンガーズ、クラシカル・オペラ・カンパニー、OAEなどで演奏してきたレイチェル・チャップリン(ob)、エンシェント室内管やパーリー・オヴ・インストゥルメンツ、エクス・カシドラなどで活躍するゲイル・ヘネシー(ob)など、実力派ピリオド楽器奏者たちが贈るイタリア・バロックの饗宴です。

Rondeau
ROP-6117
NX-B03
聖トーマス教会の2台のオルガン
【バッハ・オルガン】
ブクステフーデ:前奏曲,フーガとチャコーナ.ハ長調 BuxWV137
バッハ:ソナタ 第6番 ニ長調 BWV530
前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552
クレプス(1713-1780):イタリア風幻想曲 へ長調 KrebsWV422
【ザウアー・オルガン】
カール・ピウッティ(1846-1902):祝祭讃歌 ハ長調 Op.20
メンデルスゾーン:ソナタ ハ短調 Op.65-2
ボエルマン(1862-1897):ゴシック風組曲 Op.25
ウルリッヒ・ベーメ(Org)

【使用オルガン】
●バッハ・オルガン=バッハ生誕200年を記念してジェラルド・ヴェーエル(1940-)が制作 、61ストップ
●ザウアー・オルガン=ヴィルヘルム・ザウアー(1831-1916)制作、63ストップ。1908年に88ストップに改造
ライプツィヒ、聖トーマス教会のオルガニストを務めるウルリッヒ・ベーメが演奏する2台のオルガンの響きを聴き比べるアルバ ム。12世紀、ヨーロッパにおける交易の要所であったライプツィヒはやがて神聖ローマ帝国有数の商業都市へと発展、まず は商人たちの守護聖人「聖ニコラウス」の名前を冠したニコライ教会が建てられ、やがて13世紀のはじめに建立されたのが トーマス教会でした。長い歴史を持つこの教会の音楽監督はトーマスカントルと呼ばれ、あのバッハも1723年から1750年 までこの地位にありました。現在この教会には2台のオルガンがあり、ザウアー・オルガンは西の壁面、バッハ・オルガンは北の ギャラリーに設置され、演奏する曲によって使い分けられています。ザウアー・オルガンはロマン派の作品に向いており、今回 も トッカータが有名なボエルマンの「ゴシック風組曲」などの19世紀の作品が奏でられています。

BIS
BISSA-2256(1SACD)
『響きと怒りの物語』
ホーコン・ステーネ(1977-):即興(《ホーランスダーレンの婚礼の歌》による)
作者不詳:新・ベドラムの気違いトム*
ビーバー:楽しいソナタ C.App.121 **
ステーネ:即興(《メルフースの太鼓連打》による)
ビーバー:バッターリアC.61 ***
ジョン・エクルズ(1668-1735):絶えず不安に苛まれ*
ビーバー:描写的なソナタC.146 #
パーセル:狂気のベスZ.370 *
ステーネ:即興(《ガントレット》による)
テレマン:組曲 ト長調《ドン・キホーテのブルレスカ》 TWV.55:G10
カメラータ・ノルディカ
テリエ・トンネセン(Vn#、指)、
カーリン・ダールベリ(S)*
トゥールビョーン・ヴェストマン(ニッケルハルパ) **/***
ラーシュ・ヘンリク・ユーハンセン(Cemb) ***
クヌート・ヨハンネセン(Cemb)(《バッターリア》をのぞく)
ホーコン・ステーネ(打楽器)
バラージュ・ソコライ・ドンゴー(フルート、タロガトー) **
フェレンツ・キシュ(ハンガリー3 弦ヴィオラ、ガルドン) **
ミハーイ・フサール(Cb、バスドラム) **
ミケル・ケレム( 語 り) #

録音:2006年2月(楽しいソナタ)、2008年10月(バッターリア)、2012年1月(描写的なソナタ)、2015年1月(その他の曲)/
アルグツルム教会(エーランド、スウェーデン)
スウェーデン南東部のスモーランド地方、オスカーシュハムンを本拠とする室内管弦楽団、カメラータ・ノルディカの新作。「白痴(はくち)のしゃべる物語だ、わめき立てる響きと怒りはすさまじいが、意味はなに一つありはしない」(小田島雄志訳)。シェイクスピア『マクベス』の第5幕第5場、マクベスの台詞を引用したタイトルをつけた『響きと怒りの物語』は、フランスの哲学者ミシェル・フーコーと彼の著作『狂気の歴史』からインスピレーションを得て着想され、制作が進められました。プログラムは、スウェーデンのソプラノ、カーリン・ダールベリ(カーリン・ルーマン)がソロを歌う、王政復古時代イギリスの狂気の歌と、ビーバーとテレマンの作品です。ビーバーは3曲。ハンガリーのフォーク・トリオとスウェーデンのニッケルハルパの加わる《楽しいソナタ》、「フォーク」の要素をさらに強調したという《バッターリア》、ナイチンゲールとカッコウの鳴き声や、ソロヴァイオリンが軍楽隊の横笛と太鼓を模すという趣向の《描写的なソナタ》。テレマンは、スペインの騎士の「誇大妄想を完璧にとらえた」《ドン・キホーテのブルレスカ》が演奏されます。編曲は、《描写的なソナタ》がエストニアの作曲家ミケル・ケレム(1981?)、その他の作品は、カメラータ・ノルディカを率いるテリエ・トンネセン(1955-)が手がけました。アルバム全体の「劇」を強調するため冒頭と作品の間に挟まれる「太鼓ソロ」による3曲の《即興》を、ノルウェーの打楽器奏者、現代音楽アンサンブル“asamisimasa”にも参加するホーコン・ステーネが担当しています。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0391(1CD)
NX-B03
ファン・カバニリェス(1644-1712):鍵盤作品集 第1集
第1旋法によるトッカータ 第1番
第1旋法によるパッサカリア 第2番
第4旋法によるトッカータ 第4番
偽第4旋法によるティエント第12番(T.ロバーツによる復元版)
第1旋法による左手のためのティエント第31番(T.ロバーツによる復元版)
第5旋法によるティエント・リレーノ 第82番
第2旋法による左手のためのティエント第9番(T.ロバーツによる復元版)
第5旋法による右手のためのトッカータ
第4旋法によるティエント第63番(T.ロバーツによる復元版)
第1旋法によるティエント第55番
第4旋法によるティエント第16番(T.ロバーツによる復元版)
ティモシー・ロバーツ(Org)

録音 2016年4月5-7日
17世紀始め、フレスコバルディが数多く作曲した“オルガンやチェンバロのための作品”は、当時の宗教曲とは全く違う、即興的要素 を多分に盛り込んだ新しい様式の作品として、広く人気を集めました。この流れはイタリアだけでなくスペインや他の国にも影響を与 え、17世紀後半に活躍したカバニリェスも「スペイン的な要素」を盛り込んだ幻想的でカラフルなバロック様式の作品を数多く作曲し ています。一説によるとカバニリェスは「全ての作曲家の中で、最も多くのオルガン作品を書いた」とされ、1927年に始まった彼のオル ガン作品全集の出版は未だ継続中。ただし、カタルーニャ図書館に残存している原稿の一部は状態が悪く、大規模な研究や再 構築が必要になるとも言われています。未知の作品を探す喜びをもたらすTOCCATAレーベルならではのシリーズです。

Dynamic
CDS-7782(1CD)
NX-B03
カヴァッリ(1602-1676):聖母マリアの夕べの祈り(1675)
マリアのためのアンティフォンとソナタ(1656)
クレマ・クラウディオ・モンテヴェルディcho
ラ・ピファレーシャ(アンサンブル)
ブルーノ・ジーニ(指)

録音:2016年5月13-15日、10月14日
イタリア・バロック期の作曲家カヴァッリが亡くなる1年前に作曲した「聖母マリア」のための音楽集。これで、既にリリースされている「5 つの賞賛されたヴェスプロ集」(CDS520)、「聖日曜日のための夕べの祈り」(CDS7714)と併せて、カヴァッリの宗教作品を代表 する3作品が揃うことになります。モンテヴェルディの後継者であり、優れた歌劇作曲家としても活躍したカヴァッリは、ヴェネツィア楽 派伝統の様式で書かれたマニフィカトが知られていますが、こちらのアンティフォナは2つに分かれた合唱が交互にテキストを歌うシン プルな形式で、自由に旋律を歌わせる歌劇に比べると、比較的厳格な書法で書かれていますが、その中にも美しい旋律が溢れて おり、当時の教会内を彷彿させる荘厳な雰囲気も味わえます。ジーニ率いるラ・ピファレーシャは、この時代の作品を専門とするア ンサンブル。モンテヴェルディ作品で高い評価を受けています。

H.M.F
HAF-8905278(1CD)
モンテヴェルディ:マドリガーレ集 Vol.3「ヴェネツィア」〜第7巻&第8巻(抜粋)
●マドリガーレ集 第7巻『コンチェルト』より
チェトラの調べに合わせて SWV117 〜シンフォニア
星の光に SV138
唇よ、何とかぐわしく匂うことか SV139
金髪の髪よ、美しい宝 SV143
断ち切られた望み SV132
愛の手紙 SV141
ティルシとクローリ SV145
●マドリガーレ集 第8巻『戦いと愛のマドリガル集』より
他の人々は愛の神について歌えばよい S146
とても優しいナイチンゲール S161
ニンフの嘆き SV163
タンクレディとクロリンダの戦い SV153
ポール・アグニュー(指、T)
レザール・フロリサン

録音:2014年5月、2015年4-5月/パリ、シテ・ド・ラ・ムジーク(ライヴ)
レザール・フロリサン創設者のウィリアム・クリスティと共に、同楽団の共同指揮者として活躍しているポール・アグニュー。彼が指揮をしたモンテヴェルディ のマドリガーレ全曲演奏会のライヴ録音から、抜粋で3枚のアルバムをリリースする企画が完結しました。「マントヴァ」(第4〜6巻収録・AF-003)、「ク レモナ」(第1〜3巻収録・AF-005)に続く今作「ヴェネツィア」は残りの第7、8巻からの楽曲を収録しています。
革新的な書法でバロック時代の扉を切り開いたモンテヴェルディは全部で8巻のマドリガーレ集を残しており、その作風の変遷はそのままルネサンスか らバロックへの道のりと言える内容。ここに収められた後期作品は器楽の効果的な使用に加え、ソリストが歌の掛け合いで場面を展開していく構成も現れ、 まるでオペラのワン・シーンかのような音世界が広がっています。リコーダーやヴァイオリンの走句と楽しげな二重唱がキャッチーな『金髪の髪よ、美しい 宝』、順次進行で下降するラメント・バスが繰り返される名作『ニンフの嘆き』、まさにオペラのような『タンクレディとクロリンダの戦い』など一聴しただ けで心を捉える印象深い曲が並び、モンテヴェルディの天才性に打たれます。 (Ki)
H.M.F
HMM-807620
(1SACD)
「神の劇場」〜ジャケス・デ・ヴェルト:モテット集
Gaudete in Domino
Hoc enim sentite in vobis
Saule, Saule
Vox in Rama audita est
Amen, amen dico vobis
Egressus Jesus
Peccavi super numerum
O Crux ave, spes unica
Ascendente Jesu in naviculam
Virgo Maria hodie ad coelum
Quiescat vox tua a ploratu
Deus iustus, et salvans
O altitudo divitiarum
スティレ・アンティコ

録音:2016年3-4月/ロンドン、オールハロウズ教会
ルネサンス音楽の中心地フランドルに生まれ、バロック音楽が産声を上げるイタリアで人生の大半を過ごしたジャケス・デ・ヴェルト(1535-1596)。 彼はマドリガーレにおいて、ルネサンスの完成されたポリフォニー書法とモンテヴェルディが創り上げた新世代の書法、その間を見事に繋ぐ音楽を残しま した。また個性的かつ劇的なモテットを残したことでも知られ、ここに収録されている楽曲も高度で巧妙なポリフォニー書法と心に訴えかける素直な美し さが同居した名品ばかり。「いにしえのスタイル」の名を持つイギリスの声楽アンサンブル、スティレ・アンティコによる晴れやかで透明なア・カペラ合唱 も素晴らしく、聴いてうっとりとする1 枚です。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-2485
D・スカルラッティ:歌劇『Amor d’un’ombra e gelosia d’un’aura(影の愛とアウラの嫉妬)』 ベアトリーチェ・メルクーリ(Ms)
ナルチーゾ・アンジェロ・ボナゾッリ(C.T)
ローマバロッカ・アンサンブル、
ロレンツォ・トッツィ(指、Cemb)

録音:2016年6月10日/ローマ、アンジェリカ図書館(ライヴ)
1714年にローマで書かれたオペラです。1720年には改訂されロンドンで上演されました。『エコーとナルキッソス』というタイトルでも知られ、水面 に映る自分の美貌に魅せられてしまうナルキッソス(ナルシストの語源)を描いています。スカルラッティのベルカントで伸びやかな声楽書法が印象的な美 しい作品です。チェンバロ・ソナタが有名なドメニコ・スカルラッティですが、父でありナポリ楽派の代表格であるアレッサンドロ同様、声楽作品も充実し た内容。ブックレットには原語歌詞(イタリア語)と英語対訳を収録。 (Ki)

OBSIDIAN
OBSCD-717(1CD)
ルクレツィア・ボルジアの娘〜16世紀修道院のモテット集
1. Tribulationes civitatum audivimus
2. Suscipe verbum, virgo Maria
3. Haec dies quam fecit Dominus
4. Ego sum panis vitae
5. O salutaris hostia
6. Veni sponsa Christi
7. Salve sponsa Dei
8. Hodie Simon Petrus
9. Ave sanctissima Maria
10. Sicut lilium inter spinas
11. Angelus Domini descendit
12. Felix namque es
13. Angustiae mihi sunt
14. O beate Christi confessor
15. Iste est Joannes
16. Angeli archangeli troni
ムジカ・セクレタ
セレスティアル・セイレーン

録音:2016年
史上最も悪名高い、当時の教皇アレクサンドル6世の娘 ルクレツィア・ボルジアは、政治に利用された波乱万丈の人生で知られています。波乱とスキャ ンダルに満ちた人生であった彼女ルクレツィアの3番目の結婚相手、フェラーラ公エルコレ・デステの嫡男アルフォンソ1世・デステ。彼女はアルフォンソ との間に6人の子どもを出産しています。その中で修道院に入った娘エレオノーラ・デステの生涯について詳細は明らかにされていませんが、1543年に ヴェネツィアで出版された本の中で、作曲家としての才能を持っていたことが分かっています。この本は匿名となっていますが、フェラーラのコルプス・ドミ ニ修道院についての記述があり、エレオノーラが不詳の作曲家であることを示唆していると考えられています。これは修道女のための初期ポリフォニー音 楽であり、ムジカ・セクレタとセレスティアル・セイレーンによる研究によって、その姿が明らかにされます。 (Ki)

ATMA
ACD2-2746(1CD)
オルランド・ディ・ラッソ(1532-1594):モテット集〜ラウダーテ・ドミヌム
主よ、ほめたたえよ/良きイエスよ、父の御言葉は/苦難の中から主を呼ぶと/われら神であるあなたを讃えん/マルタはイエスに言った/主よ、われらの主よ/救い主のうるわしき母/ベアトゥス・ニコラウス/すべてには時がある/音楽は神の最良の贈り物/暁の光は赤く染まり
モントリオール古楽スタジオ
アンドリュー・マッカナーニー(指)

録音:2016年6月、ケベック
イギリスの合唱指揮者アンドリュー・マッカナーニーが新しく音楽監督に就任したモントリオール古楽スタジオ。新体制後の最初のアルバムは、後期ルネサンスのフランドル楽派の作曲家のオルランド・ディ・ラッソのモテット集。ラッソは優れたポリフォニー様式を代表する作曲家であり、多数のミサ曲、530曲のモテット、175曲のマドリガーレとヴィッラネッラ、150曲のシャンソン、90曲のリートを残した大変な多作家です。静かに動く各声部が織りなすハーモニーと透明感は絶品。 (Ki)

MIRARE
MIR-303(1CD)
ラ・レヴーズによるブクスデフーデ
ブクステフーデ:ヴァイオリン,ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ イ短調 BuxWV272*
トリオ・ソナタ集 op.2より第3番ト短調 BuxWV261(ハンブルク1696)
ヴィオラ・ダ・ガンバ,ヴィオローネと通奏低音のためのソナタニ長調 BuxWV267*
ヴァイオリン,ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタと組曲変ロ長調 BuxWV273*
ディートリヒ・ベッカー:ソナタと組曲ニ長調(ハンブルク1674)
作曲者不詳:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ.ニ短調(リューベック)
ラ・レヴーズ
ステファン・デュデルメル((Vn)
フローレンス・ボルトン(ヴィオール)
バンジャマン・ペロー(テオルボ)
エミリー・オードワン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
カスティン・ローフ(クラヴサン)
セバスティアン・ウォナー(Org)]

録音:2015年10月パリ
*=ウプサラ大学所蔵手稿譜より
バンジャマン・ペロー率いるラ・レヴーズによるブクスデフーデの室内楽曲集。北ドイツのオルガン楽派最大の音楽家であり、J.S.バッハのオルガン音 楽に最大の影響を与えたブクステフーデ。リューベック聖マリア教会のオルガニストだったブクステフーデは、当時、大変な人気を誇る音楽家でした。20 歳のJ.S.バッハが、ブクステフーデが主催する「夕べの音楽」を聴くために、400kmも離れたリューベックまで徒歩で訪れ、さらには4週間の休暇を 無断で4ヶ月に延長してしまったほど、ブクスデフーデの音楽に心酔していたことは有名な話です。 本盤に収録されているのは1696年にハンブルクで出版されたトリオ・ソナタ集、ウプサラ大学図書館(スウェーデン)所蔵の手稿譜に基づいて出版され た ソナタを3曲、そして同時代に活躍したオルガニスト兼作曲家であったディートリヒ・ベッカーのソナタと作曲者不詳でおそらくリューベック書かれ、ブ クスデフーデの影響も多少うかがえる無伴奏ガンバのためのソナタです。 (Ki)

GENUIN
GEN-17453(1CD)
「絶望的な運命の女神」〜ゴシックとルネサンスのオルガン作品集
(1)ブクスハイム・オルガン曲集(〜1470):Redeuntes in idem
(2)ギヨーム・ド・マショー:サンクトゥス(ノートルダム・ミサ曲より)
(3)ロバーツブリッジ写本(〜1320):adesto - firmissime fidem teneamus ? alleluia
(4)アダム・イーレボルク・フォン・シュテンダールのタブラトゥーラ曲集(1448):sequitur aliud praeambulum
(5)ファエンツァ写本117(〜1380-1420):キリエ - 全能なる創り主
(6)ファエンツァ写本117(〜1380-1420):グローリア - 全能なる創り主
(7)アダム・イーレボルク・フォン・シュテンダールのタブラトゥーラ曲集(1448):プレアンビュルム
(8)アダム・イーレボルク・フォン・シュテンダールのタブラトゥーラ曲集(1448):Sequitur mensura sex
notarum eiusdem tenoris, "Frowe al myn hoffen an dyr lyed":
(9)アダム・イーレボルク・フォン・シュテンダールのタブラトゥーラ曲集(1448):incipit fortuna
(10)アントワーヌ・ビュノワ?(1430-1492):絶望的な運命の女神
(11)ヨハネス・ビューヒナー(1483-1538):Fortuna in fa trim vocum
(12)レオンハルト・クレーバーのタブラトゥーラ曲集(1495-1556):Fortuna in fa quatuor vocum
(13)レオンハルト・クレーバーのタブラトゥーラ曲集(1495-1556):Fortuna in mi
(14)アントワーヌ・ビュノワ/アレクサンドル・アグリコラ(〜1446-1506):絶望的な運命の女神
(15)パウル・ホーフハイマー(1459-1537):サルヴェ・レジーナ
(16)アダム・イーレボルク・フォン・シュテンダールのタブラトゥーラ曲集(1448):Sequitur praeambulum
(17)ヨハネス・ビューヒナー(1483-1538):Dantz Moss. Benczenauer
(18)ブクスハイム・オルガン曲集(〜1470):Redeuntes
(19)ザンクト・ガレン・オルガン曲集(1490-1546):御身はすべてが美しくあり給う
(20)ヨハネス・ビューヒナー(1483-1538):復活の主は
(21)ゼトゥス・カルヴィジウス(1556-1615):復活の主は
(22)ザンクト・ガレン・オルガン曲集(1490-1546):復活の主は
ダニエル・バイルシュミット(Org)
(5)(9)(15)クリスティーネ・モーズ(S)
(1)(2)(5)(9)(15)(22)ファイト・ヘラー(グロッケン)

録音:2015年
ゴシック時代からルネサンス期に残されたオルガンの作品を収録。ブクスハイム・オルガン曲集 は 1460 年から 1470 年の間に編纂された鍵盤楽器の曲集。オリジナル曲と編曲作品を合わせて 256 曲が収められています。ロバーツブリッジ写本は14 世紀の音楽手稿。15 世紀の修道院長イー レボルクが書いた写本などから取り上げています。

MSR
MS-1632(1CD)
ピエール・ド・マンシクール(c.1510-1564):ミサ曲「地上の王らは」
(1)地上の王らは
(2)ミサ曲「地上の王らは」
(3)わが肉体は
(4)覚えたもうな
(5)わたしは美しいものを見た
(6)天の女王
セント・ルーク・イン・ザ・フィールズcho
デイヴィッド・シュラー(指)

録音:2016年2月&3月
ピエール・ド・マンシクールは16 世紀に活躍したフランドル楽派の作曲家。主にミサ曲やモテッ ト、シャンソンなどを残しています。このアルバムで収録されているミサ通常分(“キリエ”“グローリ ア”“クレド”“サンクトゥス&ベネディクトゥス”“アニュス・デイ”)のミサ曲「地上の王ら」は世界初録 音。美しい響きに癒されます。

CPO
CPO-555064(1CD)
NX-B10
ヴォルフェンビュッテル城の音楽集 第1集〜ミヒャエル・プレトリウス(1571/1572-1621):マルティン・ルターによるコラール集
ハレルヤ、来たれ聖霊
ああ神よ、天よりみそなわし
天にまします我らの父よ
いざ喜べキリストのともがらよ
平安と歓喜もて われはいく
主よ、みことばもて我らを守りたまえ
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス
マンフレート・コルデス(指)
2017年はルターが「宗教改革」を提唱して500年目の年です。cpoレーベルではこれを記念し、何枚かのルター関連アルバムのリ リースを予定しています。アルバムタイトルである「ヴォルフェンビュッテル城」は神聖ローマ帝国の領邦国家で、1514年から1568年 にこの国を統治したハインリヒ2世は宗教改革にそのまま身を投じた人物として知られています。そしてハインリヒ2世の孫であるハイ ンリヒ・ユリウス(1564-1613)は賢王として、聖俗両界を統治、文化の発達にも高い貢献を果たしました。プレトリウスは1614年 からこのユリウスの宮廷オルガニスト・楽長を務めており、プロテスタントの賛美歌の発展に寄与した作曲家です。またプレトリウスの 父はルターから教えを受けていたとも言われ、プレトリウス一族は何かと宗教改革には関係が深かったようです。
CPO
CPO-555098(1CD)
NX-A11
マルティン・ルターと音楽
ヴェルナー・ファブリチウス(1633-1679):歓呼せよ、天よ
ルター(1483-1546):私は死なず、私は生きる
ハンス・ノイジードラー(1508頃-1563):あなたは可愛く美しい
トーマス・シュトルツァー(1480頃-1526):8つの旋法による旋律より第10旋法
トハン・ヴァルター(1496-1570):今、われらは聖霊に嘆願す
シュッツ(1586-1672):来たれ聖霊、主なる神
シュトルツァー:8つの旋法による旋律より第7旋法
ノイジードラー:法律の学生の踊り
ヨハン・エッカルト(1553-1611):高き天より
エッカルト:主よ、この時代に
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):予言者イザヤに起こりしことは
ヨハン・ローゼンミュラー(1617-1684):万軍の主よ、あなたのすまいは
ルカス・オジアンダー(1534-1604):神はわがやぐら
バッハ:キリストは死の縄目につながれたり BWV4
モニカ・マウフ(S)
フランツ・フィッツトゥム(C.T)
イナ・ジートラチェク(S)
ゲオルク・ポプルッツ(T)
ニルス・ギーベルハウゼン(T)
マルクス・フライク(Bs)
イェンス・ハマン(Bs)
バッハ=コア・ジーゲン
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル
ウルリヒ・シュテッツェル(指)
宗教改革の立役者として、また数多くの賛美歌の作者として名を知られているマルティン・ルター。彼は音楽家としても、リュートを 演奏しながら賛美歌を歌いましたが、自身の音楽的才能については「取るに足らない、才能もないテノール」と卑下していたという 記録が残っています。このアルバムでは、彼自身のコラールも含め、エッカルトやJ.S.バッハを含む11人の作曲家が「ルターの賛美 歌」を基に書いた作品を収録。バッハ=コア・ジーゲンと名歌手たちが演奏するこれらの曲集、改めてルターの偉大さを確認できる 出来栄えとなっています。

Hyphen Press Music
HPM-010(1CD)
眠りから覚めよ!
ブクステフーデ:カンタータ 「目覚めよと呼ぶ声あり」 BuxWV.101、
 「ソナタ ハ長調BuxWV.266、
 カンタータ 「鹿の谷川を慕いあえぐがごとく」BuxWV.92、
 カンタータ 「目覚めよ、と呼ぶ声あり」 BuxWV.100
エルレバッハ:ピッコロ・ヴァイオリン,ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ第6番
バッハ:カンタータ第140番 「目覚めよ、と呼ぶ声あり」 BWV.140
バッハ・プレーヤーズ

録音:2014年11月11日−13日
ヴァイオリンのニコレット・ムーネンを中心に、17〜18世紀の音楽の演奏をメインとして1996年にロンドンで結成されたイギリスのピリオド・アンサンブル、バッハ・プレーヤーズ。第10弾では、エルレバッハによる珍しいピッコロ・ヴァイオリンを使用したソナタを収録。

Lindoro
MPC-0712(1CD)
甘き木蔭に〜ルネサンス期イタリアとドイツ=オーストリアのムジカ・ポエティカ
シャイン: 「音楽の饗宴」 から組曲 X
マイネリオ:ミラノのバッロ
テルツィ:ポーランドのバッロ
ガルダーネ:ヴェネツィアのガリアルダ
シュメルツァー:7つのリコーダーのためのソナタ
ラッスス:わが魂は悲しむ
デ・ローレ:主は正し
パレストリーナ:ガラリヤ人たちよ
デ・バルベリイス:いかなる確かさが
カヴァッツォーニ: 「Falt D'Argens」 によるカンツォン
ルカ・マレンツィオ:美しく輝く瞳
ベルターリ:5つのリコーダーのためのソナテッラ
ゼンフル:Das g'laut zu Speyer
作曲者不詳(16世紀ドイツ):わが努力と労苦は
ハンス・ノイジードラー:わが努力と労苦は
メルヒオール・ノイジードラー:わが努力と労苦は
ゼンフル:わが努力と労苦は
ハスラー:ああ、苦痛に禍あれ
ブレイド:ガリアード
プレトリウス:太陽の昇る地平から
ロイヤル・ウィンド・ミュージック
パウル・レーンフーツ(指)

録音:2002年4月
アムステルダム・ルッキ・スターダスト・クヮルテットの元メンバー、パウル・レーンフーツが創設したリコーダー・アンサンブル、ロイヤル・ウィンド・ミュージック。ルネサンス期イタリアとドイツを中心とした独墺のリコーダー・コンソートのための作品集。

Tactus
TC-710701(1CD)
ジャルディーニ:室内楽作品集
弦楽四重奏曲第6番
チェンバロ,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための四重奏曲 Op.21-2
ヴァイオリン,2本のヴィオラとチェロのための四重奏曲 Op.23-1
ヴァイオリン,フルート,ヴィオラとチェロのための四重奏曲 Op.25-3
弦楽四重奏曲 Op.25-4
ミルスSQ〔フェデリカ・ヴィニョーニ(Vn1)、マッシミリアーノ・カネット(Vn2)、リッカルド・サヴィネッリ(Va)、ルカ・ヴァチェッリ(Vc)〕、
ジョルジオ・ボッティリオーニ(Va)、ニコラ・カンピテッリ(Fl)、アッティリオ・カントーレ(Cemb)

録音:2016年4月
皇太子の音楽教師として招聘されるなど、18世紀のイギリスでヴァイオリニストとして目覚ましい活躍を繰り広げたイタリアの音楽、フェリーチェ・ジャルディーノ(1716−1796)の四重奏曲集。ミルスSQは、アバドが設立したボローニャのモーツァルトOでも活躍した若手実力派操奏者たちにより、2008年9月に結成されたイタリアのアンサンブル。ハイドンからマデルナに至る幅広いレパートリーを誇り、クスSQやマリオ・ブルネロから高い評価を受けるなど、イタリアの室内楽界の次代を担うアンサンブルとして期待されています。
Tactus
TC-560380(3CD)
コルテッリーニ:ミサ曲全集

(1)第1旋法によるミサ曲(4声)
(2)第6旋法によるミサ曲(5声
(3)第2旋法によるミサ曲(6声)
(4)第5旋法によるミサ曲(8声)
(5)第1旋法によるミサ曲(8声
(6)ミサ・サルヴァトリス・ムンディ(8声)
(7)聖母マリアの祝日のためのミサ曲(8声)
(8)ミサ・アンジェリス・カストディス(8声)
(9)聖カルロのミサ(8声)
(10)ミサ曲「主を信ず」(8声)
(11)ミサ・エクサウディ・メ・ドミネ(8声)
(12)ミサ・サルヴァム・メ・ファク(8声)
(1)コーロ・ポリフォニコ・ヒストリウム「ルパッキノ・ダル・ヴァスト」、ルイージ・ディ・トゥリオ(指)〕
(2)スーペル・パルテス・ヴォーカル・アンサンブル、カルミネ・レオンツィ(指)
(3コーロ・ダ・カメラ・ディ・ボローニャ、ピエール・パオロ・スカットリン(指)
(4)コーロ・ダ・カメラ・エクレクティカ・ディ・ボローニャ、クリスティアン・ジェンティリーニ&ミケーレ・ナポリターノ(指)
(5)コーロ・ダ・カメラ・ディ・ボローニャ、ピエール・パオロ・スカットリン(指)
(6)コーロ・チッタ・ディ・ローマ、マウロ・マルケッティ(指)
(7)ヴォカリア・コンソート・ローマ、マルコ・ベッリーニ(指)
(8)ストゥディウム・カンティクム・カリアリ、ステファニア・ピネイダー(指)
(9)〔コーロ・エウリディーチェ・ボローニャ、ピエール・パオロ・スカットリン(指)
(10)コーロ・ダ・カメラ・エウリディーチェ・ボローニャ、ピエール・パオロ・スカットリン(指
(11)カペラ・ムジカーレ・アルチヴェスコヴィレ・デッラ・バシリカ・ディ・サン・ピエトロ・ボローニャ、ミケーレ・ヴァンネッリ(指
(12)ミコーロ・ポリフォニコ・サン・アントニオ・アバテ、モニカ・マラキン(指)
カミッロ・コルテッリーニ(1561−1630)は、コルネット、トロンボーン奏者としても活躍した16〜17世紀イタリアの作曲家。コルテッリーには「協奏ミサ」形式の先駆者的存在でもあり、「聖カルロのミサ」のグローリアでは、ソプラノと金管楽器による協奏曲風のパッセージが登場する。コルテッリーニのミサ曲、しかも全集録音は非常に貴重。当時の教会音楽、協奏ミサ曲を知る上でも重要な資料となることでしょう。
Tactus
TC-862790(2CD)
ボッシ:オルガン作品全集 Vol.12
マルコ・エンリコ・ボッシ編曲〜ツィポリ:カンツォーナ
フレスコバルディ:フーガ
ナルディス:ブレーヴェ・ペンシエロ・エレジアコ・コンポスト
フレスコバルディ:聖体奉挙のためのトッカータ
マルティーニ:変奏付きアリア
ポルポラ:フーガ
バッハ:フゲッタ、シンフォニア第9番
A・ガブリエリ:カンツォーナ
ヘンデル:ソナタ HWV.36
バッハ:ひとよ、汝がつみの BWV.622
パイジェッロ:ヴァイオリン、チェロとオルガンのためのソナタ
バッサーニ:ラルゲット
ポラローリ:フーガ
フレスコバルディ:前奏曲とフーガ、半音階トッカータ、トッカータ、カンツォン第6番
パラフーティ:聖体奉挙
ツィポリ:聖体奉挙
作曲者不詳:教会アリア
ペシェッティ:アレグロ
マルティーニ:アダージョ、前奏曲
アンドレア・マシナンティ(Org)、
ジョヴァンニ・バッティスタ・ファブリス(Vn)、
エレーナ・ペレラ(Vc)

録音:2013年&2015年
サンタ・チェチーリア音楽院などの校長を歴任し、当時を代表するオルガニストとしてその名を馳せたマルコ・エンリコ・ボッシ(1861−1925)。タクトゥス・レーベルのライフワークとなったオルガン作品全集の第12集には、ボッシの編曲による大作曲家たちの鍵盤作品の数々を収録。イタリアはヴィチェンツァ、ティエーネ教会に設置されているカリード製のヒストリカル・オルガンによる演奏。

Linn
CKD-542(1CD)
ザ・マスク・オヴ・モメンツ
トマス・キャンピオン、ジョヴァンニ・コプラリオ、アルフォンソ・フェッラボスコ2世、ロバート・ベイトマン、ロバート・ジョンソン、チャールズ・コールマン、ヘンリー・ローズ、ウィリアム・ローズ、マシュー・ロック、 ニコラス・ラニエ、作曲者不詳の作品を収録
エリザベス・ケニー(リュート、テオルボ、ギター)、
シアター・オヴ・ジ・エア、
ソールズベリー大聖堂聖歌隊

録音:2015年6月20日−22日、聖マーティン教会(ソールズベリー、イギリス)
レザール・フロリサンやOAE、ファンタズム、パメラ・トービーら世界の一流古楽奏者たちと共演してきたリューティスト、エリザベス・ケニーが2007年に創設したピリオド・アンサンブル、シアター・オヴ・ジ・エアがLinn Recordsへ登場。
ロドルフォ・リヒター(vn)、デイヴィッド・ミラー(lute)、エミリア・ベンジャミン(vn, va, viols)、市瀬礼子(viols)、リチャード・タニクリフ(bass violin)など、錚々たる名手が集うアンサンブルで、17世紀の知られざる器楽と声楽作品に光をあててゆきます。

Glossa
GCD-920941(2CD)
モンテヴェルディ:歌劇 「オルフェオ」 クラウディオ・カヴィーナ(指)ラ・ヴェネクシアーナ、エマヌエラ・ガッリ(音楽の精&エウリディーチェ)、ミルコ・グァダニーニ(オルフェオ)、マリーナ・デ・リーゾ(使者)、クリスティーナ・カルツォラーリ(プロセルピナ)、マッテオ・ベロット(プルトーネ)、ホセ・ロ・モナコ(希望)、サルヴォ・ヴィターレ(カロンテ)、ヴィンチェンツォ・ディ・ドナト(アポロ)、フランチェスカ・カッシナーリ(ニンファ)、ジョヴァンニ・カッカーモ(牧人T)、櫻田 亮(牧人U&霊T)、トニー・カッラディーニ(牧人W&霊U)

録音:2006年2月、サン・カルロ教会(モデナ/イタリア)
初演後400周年を記念してレコーディングされ、英グラモフォン賞2008では「バロック声楽部門賞」を受賞するなど世界的に大ヒットしたラ・ヴェネクシアーナのモンテヴェルディの大作「オルフェオ」。しばらく入手困難盤となっていたこの「オルフェオ」が、モンテヴェルディの生誕450周年となる2017年に新装再発売!冒頭のトッカータで響くピリオド楽器(コルネットはブルース・ディッキー!)の輝かしいサウンド、ソリストたちの卓越した歌唱力。絶妙のハーモニーと充実した古楽器の響きが素晴らしい「オルフェオ」は、モンテヴェルディ音楽の伝承者たち、ラ・ヴェネクシアーナの代表的名演の1つです。
Glossa
GCD-P32113(1CD)
ヴェッキ:レクイエム〜ルーベンスの葬送とアントワープのバロック
ジョルジュ・ドゥ・ラ・エル:ミサ曲 「自然の摂理に逆らって」より キリエ、サンクトゥス、アニュス・デイ
ペドロ・ルイモンテ:ミサ曲 「めでたしいとも聖なる乙女」より アニュス・デイ
ドゥアルテ・ローボ:ミサ・ドゥム・アウローラより アニュス・デイ
グランドラヴォア、
ビョルン・シュメルツァー(指)

録音:2016年2月1日−5日、ベルギー
古楽大国ベルギーの音楽学者であり、民族音楽の権威としても高名なビョルン・シュメルツァー。シュメルツァーが率いる、アントワープの多国籍古楽精鋭集団グランドラヴォア。ギョーム・ド・マショーの傑作「ノートルダム・ミサ(GCDP 32110)」の録音で大きな話題を呼んだシュメルツァー&グランドラヴォアが歌うのは、マドリガル・コメディの作曲家として知られるイタリア・ルネサンスの音楽家、オラーツィオ・ヴェッキ(1550−1605)のレクイエム(死者のためのミサ曲)。ヴェッキのレクイエムに、ドゥ・ラ・エル、ルイモンテ、ドゥアルテ・ローボのアニュス・デイなどをつなげ、フランドルの画家ピーテル・パウル・ルーベンスの葬送音楽を表現。
イタリア・ルネサンスとフランドル・バロック、音楽と絵画などの様々な側面を、妥協なきヴォーカル・アンサンブルで描きます。

LAWO Classics
LWC-1114(1CD)
ヴェネツィアを思い出してくれ
ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲ニ長調 Op.10-3, RV.428 「ごしきひわ」
マリーニ:4声のパッサカリオ ト長調 Op.22
ウッチェリーニ:「ラ・ベルガメスカ」 によるアリア
カステッロ:ソナタ第9番 ト長調/レグレンツィ:4声のソナタ第2番 Op.10-2
ヴィヴァルディ:リコーダーとファゴットのためのソナタ RV.86
ガルッピ:協奏曲第1番ト長調
パレストリーナ/バッサーノ:美しきかな, 愛する者
ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲ハ長調 RV.444
インゲボルグ・クリストフェシェン(リコーダー)
バロッカネルネ

録音:2016年5月27日−30日、ヤール教会(ノルウェー)
これまで、アルフレード・ベルナルディーニやカティ・デブレツェニ、ロドルフォ・リヒターなどの名手がゲスト指揮者、ソリストとして参加してきた1989年創設のオスロの古楽アンサンブル、バロッカネルネ。C.P.E.バッハ(LWC-1038)、テレマン(LWC-1074)につづくLAWO Classics第3弾は、ノルウェーの若きリコーダー奏者、インゲボルグ・クリストフェシェンを主役に聴き手を「アドリア海の真珠」ヴェネツィアへの旅に誘う趣向のアルバム。今作では、ダンディン・コンソートやキングズ・コンソート、OAEなどのメンバーとして活躍するヴァイオリニスト、ヒュー・ダニエルが参加。
YouTubeの公式チャンネルにて、クリストフェシェンよる「ごしきひわ」をご試聴いただけます! (2015年3月のライヴ)

Christophorus
CHR-77405(1CD)
テレマン:神はわがやぐら〜宗教改革記念日と聖ミカエルの祝日のための祝祭カンタータ集 バート・ホンブルク室内cho、
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル、
アルノ・パドゥフ(指)他

録音:2016年4月13日−16日、ドイツ
ハイクオリティな古楽、宗教音楽を世界に送り出しているドイツ最古のレーベル、クリストフォルス(Christohorus)。 マルティン・ルターと宗教改革の音楽を集成したBOXセット「ルターと音楽(CHR 77403)」に続く、宗教改革500周年記念リリース第2弾は、「神はわがやぐら(Ein' feste Burg ist unser Gott)」をはじめとする、テレマンが宗教改革記念日と聖ミカエルの祝日のために作曲した祝祭カンタータ集。 ルターが作詞作曲した讃美歌「神はわがやぐら」と言えば、バッハのコラールや、メンデルスゾーンの交響曲第5番 「宗教改革」など、様々な作曲家によって使用されていますが、ここでは世界初録音となる、テレマンが壮麗なオーケストレーションを施した祝祭カンタータが収録されています。 ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブルは、ドイツのコルネット奏者アルノ・パドゥフが1995年に設立したピリオド・アンサンブル。これまで、アンサンブル名の元となったヨハン・ローゼンミュラーをはじめ、ヨハン・カスパル・ケール、アルブレヒト・フォン・ブランデンブルク、ヨハン・パッヘルベル、ダニエル・ボリウス、セバスティアン・クヌッファーなど、17世紀〜18世紀の知られざる音楽を歴史的資料に基づき演奏・録音してきました。

fra bernardo
FB-1302202(2CD)
オケゲム:任意の旋法によるミサ曲
種々の比率によるミサ曲
ザ・サウンド・アンド・ザ・フューリー〔アレッサンドロ・カルミニャーニ(C.T)、ジョン・ポッター(T)、クリスティアン・ヴェークマン(T)、ハンス・イェルク・マンメル(T)、ミヒャエル・マンタイ(Bs)〕
※初紹介旧譜
ヒリアード・アンサンブルの元メンバー、ジョン・ポッター、ハンス・イェルク・マンメルなどイギリス、ドイツの名歌手たちを擁する男声ヴォーカル・アンサンブル、ザ・サウンド・アンド・ザ・フューリーが、ヨハネス・オケゲムの傑作ミサを歌います。
fra bernardo
FB-1207302(3CD)
フィルミヌス・カロン:ミサ曲&シャンソン集 ザ・サウンド・アンド・ザ・フューリー〔ダヴィド・エーラー(C.T)、ジョン・ポッター(T)、クリスティアン・ヴェークマン(T)、コリン・メイソン(Bs)、ミヒャエル・マンタイ(Bs)〕、ゲスト:スヴェン・シュヴァンベルガー(リュート)

※初紹介旧譜
フランスのシャンソン作家として、15世紀後半に高い評価を得ていたフィルミヌス・カロン(ca.1440−ca.1475)。ギヨーム・デュファイの影響を受け、独自に発展させたとされる5つミサ曲と7つのシャンソン(歌曲)を収録。
fra bernardo
FB-1209232(1CD)
オーストリアのバロック・トランペット
作曲者不詳(17世紀後半):9声のソナタ
ビーバー:5声のソナタ第7番
リットラー:18声のソナタ
ポリエッティ:ソナタ第7番
ビーバー:6声のソナタ 「Die Pauern Kirchfahrt genandt」
ヴェイヴァノフスキー:8声のソナタ・サンクティ・マウリティ
リットラー:7声のチャッコーナ、17声のソナタ
シュメルツァー:3声のソナタ
トラール(ドラー):10声のソナタ
ビーバー:4声の 「Trombett- undt musikalischer Taffeldienst」
リットラー:17声のソナタ・サンクティ・カロリ
コンチェルト・ステラ・マトゥティナ

※初紹介旧譜
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスやイングリッシュ・コンサート、オルフェオ・バロックOなど、世界有数のバロック・アンサンブルで活躍してきたメンバーたちによって2005年に創設されたオーストリアのピリオド・オーケストラ、"コンチェルト・ステラ・マトゥティナ"による、バロック・トランペットの饗宴。
fra bernardo
FB-1208982(1CD)
ブルネンタール1715〜ドイツ、オーストリア、イタリアのコルネットとオルガンのための音楽
フレスコバルディ:トッカータ第5番
シャイデマン:モテット「De ore prudentis procedit mel」
ケルル:パッサカリア
メアッリ:ソナタ 「ラ・クレメンテ」
フレスコバルディ:アルトロ・リチェルカール
シャイデマン:ソナタ第10番
ケルル:シャコンヌ ハ長調
フローベルガー:聖体奉挙のためのトッカータ ト短調 FbWV.106
シュメルツァー:ソナタ第2番
ゲオルク・ムファット:チャコーナ、トッカータ第7番
フランシスコ・チェーラ(Org)、
ウィリアム・ドンゴワ(コルネット)

録音:2011年5月19日、ブルネンタール巡礼教会(ドイツ)
※初紹介旧譜
ドイツのオルガン職人一家に名を連ねるレオポルト・フレウンドが1715年にブルネンタールで製作した歴史的オルガンを使用した、オルガンとコルネットのための音楽。ブルネンタールで行われる音楽祭"Brunnenthaler Konzertsommer"のライヴ録音。

Etcetra
KTC-1571(1CD)
スペシャルニク写本〜1500年頃プラハのポリフォニー カペラ・マリアーナ、
ヴォイチェフ・セメラート(芸術監督)
2008年に結成されたチェコのヴォーカル・アンサンブル、カペラ・マリアーナが歌うのは、1500年頃のチェコのポリフォニーを現代に伝えるスペシャルニク写本(Codex Specialnik)の音楽。 多くの作曲者不詳の作品に加え、バルトロメウス・フランク、ハインリヒ・イザーク、ヨハネス・トゥーローらの作品を収録し、殆どが世界初録音。

Signum Classics
SIGCD-478(1CD)
アイルランドのヘンデルVol.1
ヘンデル(ウォルシュ編):「メサイア」より 序曲
ヘンデル(バベル編):「リナルド」より 私は戦いたい
ヘンデル(クリストファー・スミス編):「エステル」序曲
ヘンデル:組曲第7番ト短調
作曲者不詳:ヘンデルの森の音楽
ジェミニアーニ:ヴィヴモン
ヘンデル(バベル編):「リナルド」より 私を泣かせてください
ロージングレーヴ:組曲第8番ト短調
トーマス・カーター:ソナチナ第10番変ホ長調 Op.6
ヘンデル(カニンガム編):Der arme Irische Junge
作曲者不詳:アイリーン・アルーン
ブリジット・カニンガム(ハープシコード)
「アイルランドのヘンデル」は、ヨーロッパ各地でのヘンデルの足跡と功績、そしてミステリーをたどる「イタリアのヘンデル」、「ヴォクソールのヘンデル」に続く新シリーズ。ロンドン・アーリー・オペラの音楽監督でありチェンバリスト、音楽学者でもあるブリジット・カニンガムが、1741年にロンドンからダブリンへと渡ったヘンデルの旅を、自身の演奏で紐解いてゆきます。

DIVOX
CDX-71602(1CD)
NX-B03
フローベルガー:avec discretion
トッカータホ短調FbWV111
組曲(パルティータ)第7番ホ短調FbWV607
組曲(パルティータ)第7番イ短調FbWV630
トッカータト長調FbWV107
マイエリンのパルティータFbWV606
組曲(パルティータ)第13番ニ短調FbWV613
組曲(パルティータ)第12番ハ長調FbWV612
トッカータ第2番ニ短調FbWV102
組曲第20番ニ長調FbWV620-アルマンド「瞑想、私は来るべき死を知る」
アンネ・マリー・ドラゴジッツ(ハープシコード・・・1658年ジローラモ・デ・ゼンティス製)

録音:2015年9月6-7日
ドイツの初期バロック作曲家、フローベルガーの作品集。フランス風の組曲の形式を取り入れた数多くの“パルティータ”と、自由な即興部分、厳格な対位法による部分が交互に現れるトッカータ作品で知られる作曲家です。“avecdiscretion”と題されたこのアルバムには、フローベルガーの比較的叙情的な作品が集められており、その豊かな楽想を存分に楽しむことができます。演奏しているドラゴジッツはチロル生まれの鍵盤奏者。楽器の研究家としても知られ、このアルバムでも1658年に製造された歴史的な楽器を演奏、装飾の付け方も含め、当時の雰囲気を余すことなく伝えています。

ANALEKTA
AN-29919(1CD)
バロック・ジプシーズ〜テレマン
ルーマニア民謡:Fa Nye Mama
ロマ(ジプシー)の音楽:ウフロフスカ・コレクションより
テレマン:気まぐれな交響曲
ロマ(ジプシー)の音楽:ハンガリクス(45、49、58)、
 Netrap zradna
テレマン:ソナタ・ア・ラ・ジタンより
ロマ(ジプシー)の音楽:Samas biela biwala
テレマン:四重奏曲ホ短調より
ロマ(ジプシー)の音楽:Mostek mama ustessenj、
 Co nam nassj reknu
テレマン:ソナタ・ア・ラ・ジタンより
ロマ(ジプシー)の音楽:C257、C276
テレマン:無伴奏ヴァイオリンのためのジーグ
ロマ(ジプシー)の音楽:Visel som、
 Ach ma myla、 C298、
 Ksobassu Nota
テレマン:協奏曲ホ短調
ロマ(ジプシー)の音楽:ハンガリクス4、C160
アンサンブル・カプリース

録音:2009年3月
ロマ(ジプシー)や東ヨーロッパの音楽から大きな影響を受けたテレマン。そのテレマンの音楽とロマ(ジプシー)の伝統音楽のコントラストと共通項を、モントリオールの古楽演奏団体、アンサンブル・カプリースの優秀演奏で。

Delphian
DCD-34093(1CD)
レイト・ナイト・セッションズ〜ライヴ・アット・エジンバラ・インターナショナル・フェスティヴァル コンチェルト・カレドニア〔デイヴィッド・グリーンバーグ(Vn)、クリス・ノーマン(Fl)、アリソン・マクギリヴレイ(チェロ、ヴィオール)、デイヴィッド・マクギネス(チェンバロ、フォルテピアノ、リード・オルガン、メロディカ)〕

録音:2009年8月20日、22日、24日、26日、エジンバラ