湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
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(日本)



品番 内容 演奏者
FIT-1
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー:声楽作品集
歌曲集
1.友よ、君は歌を僕に送る(ウーラント)(1895)
2.祖国(ウーラント)(1896)
3.忍耐(ハイゼ)(1897)
4.思い出(ケルナー)
5.宝を探す男(アイヒェンドルフ)
6.哀しき猟師(アイヒェンドルフ)
7.兵士(シャミッソー)(1899)
8.いましめ(ゲーテ)(1897)
9.湖の上で(ゲーテ)(1900)
10.かもめが飛んでいる(マイヤー)(1900)
11.天使がハープをかき鳴らし(シルヴァ)(1898?)
12.テ・デウム(日本初演)(1909
1.-7.細岡雅哉(Br)、生田美子(P)
8.-11.山口克枝(Ms)、岡珠世(P)
12.フルトヴェングラー没後50周年記念cho、
 辻秀幸(合唱指揮) 太田小百合(S)、
 柏木綾(A)、小林勉(T)、吉川賢太郎(Br)
 野口剛夫(指)東京フルトヴェングラー研究会O 

録音:1.-7.2006年1月25日 タワーホール船堀小ホール【フルトヴェングラー生誕120周年記念コンサート/音楽家フルトヴェングラーの誕生】
8.-11.2008年3月12日 本郷中央教会【東京フルトヴェングラー・フェスト2008 室内楽演奏会】
12.2004年11月28日 アミューたちかわ大ホール【フルトヴェングラー没後50周年記念演奏会】
※編集:東京フルトヴェングラー研究会
制作:音と言葉社
待望の作曲家フルトヴェングラーの作品シリーズが始まります。第1弾は声楽作品集で、歌曲とテ・デウム。東京フルトヴェングラー研究会は1995年の設立以来、一貫してフルトヴェングラーの作品を紹介し続けてきましたが、このCDには、2004〜2008年に行われた演奏会のライブ録音が収められています。フルトヴェングラーの歌曲は全て十代に書かれており、既に抒情的な感性と哲学的な思索が融合した独自の音楽となっております。テ・デウムは1909年、23歳の時の作品。作曲家フルトヴェングラーの代表作と言ってよいほどの充実を見せており、2004年の日本初演ライブで聴けるのも大変魅力です。(野口剛夫)
FIT-2
フルトヴェングラー:交響曲第3番嬰ハ短調(日本初演) 野口剛夫(指)
東京フルトヴェングラー研究会O

録音:2006年8月27日 杉並公会堂ライヴ録音
歌曲とテデウムの日本初演ライヴで話題を呼んだ作曲家フルトヴェングラーの作品シリーズ第2弾。東京フルトヴェングラー研究会は1995年の設立以来、一貫してフルトヴェングラーの作品を紹介し続けてきましたが、2006年には彼の遺作となった交響曲第3番の日本初演を行いました。このCDには、杉並公会堂におけるライヴ録音が収められています。宿命、戦い、彼岸、戦いは続く、とタイトルがつけられた各楽章には、芸術的にも政治的にも激動の時代だった20世紀前半を生き抜き到達した作曲家としての肉声が聴こえて来ます。時代の流行には批判的な姿勢を貫いた結果、ほとんど顧みられることのなかったフルトヴェングラーの作曲は、生誕125年を迎える現在、時代を超えた普遍的メッセージを伝えるものとして再評価が高まっています。東京フルトヴェングラーOは、常任指揮者の野口剛夫のもと、作品に対して献身的な演奏を繰り広げており、生々しい日本初演のドキュメントになっています。 (Ki)
FIT-3
フルトヴェングラー:ピアノと管弦楽のための交響的協奏曲ロ短調*
ワーグナー:「パルジファル」第1幕前奏曲
野口剛夫(指)
東京フルトヴェングラー研究会O
シュテファン・メラー(P)*

録音:2011年4月24日小松川さくらホール(ライヴ)
2010年に歌曲とテデウム(FIT1)、そして交響曲第3番(FIT2)に続く、作曲家フルトヴェングラーの作品シリーズ第3弾の登場です。東京フルトヴェングラー研究会は1995年の設立以来、一貫してフルトヴェングラーの作品を紹介し続けていますが、時代の流行には批判的な姿勢を貫いた結果、ほとんど顧みられることのなかったフルトヴェングラーの作曲作品は、生誕125年を迎える現在、時代を超えた普遍的メッセージを伝えるものとして再評価が高まっています。今回リリースの「ピアノと管弦楽のための交響的協奏曲」は、第2次大戦の直前1937年に初演されたフルトヴェングラー唯一の巨大なピアノ協奏曲ですが、時代を反映してか、彼の作品中では最も暗い悲壮感が全編を覆っています。このCDに収録されたのは2011年4月24日に東京で行われた演奏会のライヴ録音です。ピアニストのシュテファン・メラーは、この難曲をなんと暗譜で演奏して周囲を驚かせました。オーケストラも献身的な演奏で奮闘しています。かつてドイツの未曽有の危機の時代に作曲された作品が、いま日本を見舞う未曽有の災害後に演奏されたのは、偶然の一致とは言え、演奏者の作品への理解や共感を深め、このドキュメントの価値をさらに高めたと言えましょう。 (Ki)
FIT-4
フルトヴェングラー:ヴァイオリン・ソナタ.イ短調(1898-1899)〜日本初演
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調
田中美奈(Vn)、風呂本佳苗(P)

録音:2011年4月22日本郷中央教会(ライブ)
作曲家フルトヴェングラーの作品シリーズ第4弾が登場。東京フルトヴェングラー研究会は1995年の設立以来、一貫してフルトヴェングラーの作品を紹介し続けてきました。時代の流 行には批判的な姿勢を貫いた結果、ほとんど顧みられることのなかったフルトヴェングラーの作曲は、近年、時代を超えた普遍的メッセージを伝え るものとして再評価が高まっています。今回のアルバムにはヴァイオリン・ソナタが2曲収められていますが、特に修学期に書かれたイ短調のソ ナタは、日本初演となる佳曲であり、校訂が加えられた楽譜で本格的な蘇演を聴けるのが注目されます。また、もう一つのソナタ第1番ハ短調は、 ナチス・ドイツの暗黒の時代にあって、前作からは40年もの歳月を経て完成された50分を超える大作です。初期と後期のヴァイオリン・ソナタ によって、彼の初期と後期の作風がいかに違うか、聴き比べられるという点でもユニークなアルバムと言えましょう。ヴァイオリンの田中美奈は、 大阪フィルの第2ヴァイオリン首席奏者で、ピアノの風呂本佳苗はロンドンと東京に拠点として活躍するピアニストです。 (Ki)

JEO-1
スッペ:「軽騎兵」序曲
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
ジャパン・エレクトロニック・オーケストラ
【電子オルガン:金澤素子、田崎祐子、
岡田良子、奥野由希子】、
野口剛夫指揮(JEO音楽監督)

録音:2008年2月18,19日ヤマハエレクトーンシティ渋谷
ピリオド楽器によるオーケストラが許されるなら、現代の最先端の楽器を使ったオーケストラがあっても当然だ。ジャパン・エレクトロニック・オーケストラは、1999年の創立以来、オーケストラの名曲をカットなしで脅威の演奏を行い、マスコミにもたびたび取り上げられている。2001年に発売されたブルックナーの8番、9番(廃盤)の演奏を聴いて、驚愕した方も多いはずだ。指揮者と4台の電子オルガン(ヤマハ=エレクトーン)は、同じ総譜を見て演奏する。最新のエレクトーンを用いていても、その音楽作りは、奇をてらわず極めて正攻法であり、情熱あふれる迫真の演奏となっている。今回のCDに収められているのは《軽騎兵》《未完成》《運命》とスタンダードな名曲。演奏者名をふせられてサンプル音源を聴いた人の中には、「こんなに音の良いフルトヴェングラーの録音があったのか?」と錯覚した人もいたという。オーケストラ好きの人は必聴のアルバムである。〜ジャパン・エレクトロニック・オーケストラ(JEO)について〜ジャパン・エレクトロニック・オーケストラ(JEO)は、エレクトーン4台のアンサンブルによる電子オーケストラです。1999年に創立されて以来、これまでベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーの交響曲などオーケストラの名作をカットなしの本格的な音響で再現し、NHK、朝日新聞、音楽雑誌各誌で取り上げられ好評を博してきました。電子オルガンによるクラシック音楽の演奏はもはや珍しくなくなりつつあります。協奏曲やオペラの伴奏に使用されるようになり、オーケストラ作品もソロで演奏されたりします。JEOの基本編成は4人の電子オルガンです。4人の電子オルガン奏者は、それぞれ主として高弦楽器、低弦楽器、木管楽器、金管楽器を担当し、全員がオーケストラ・スコアを見ながら演奏します。指揮者と同じ譜面を全員が見ることによって、作品全体への洞察、他のメンバーの演奏への共感を高めることができ、演奏を精緻かつ有機的なものにします。100人によるオーケストラはすばらしいものではあるが、もはや現代の思考には馴染まない点も多くあります。そこにこそ電子オーケストラが入っていき、オーケストラの伝統を進めていくという希望があるではないでしょうか。この現代の新しいオーケストラの響きを、ぜひ多くの人に体験していただき、電子オーケストラのクラシック音楽への適応性と魅力がいっそう理解いただけることを願っております。(以上、野口剛夫) (Ki)
JEO-2
ブラームス:大学祝典序曲
ハイドンの主題による変奏曲
交響曲第4番ホ短調
ジャパン・エレクトロニック・オーケストラ(JEO)
【エレクトーン:岡田良子、金澤素子、
芝崎ひろ子、辻岡緑、中田みき】
野口剛夫(指)(JEO音楽監督)

録音:2009年8月、2010年4月 ヤマハエレクトーンシティ渋谷
ピリオド楽器によるオーケストラが許されるなら、現代の最先端の楽器を使ったオーケストラがあってもよい。ジャパン・エレクトロニック・オーケストラは、1999年の創立以来、マスコミにもたびたび取り上げられ話題となっている。2010年に発売された、スッぺ:《軽騎兵》、シューベルト:《未完成》、ベートーヴェン《運命》のアルバム(JEO1)を聴いて驚愕した方も多いはずだ。指揮者と4台の電子オルガン(ヤマハ=エレクトーン)奏者は、同じ総譜を見て演奏する。最新のエレクトーンを用いていても、その音楽作りは、奇をてらわず極めて正攻法。電子楽器に付きまとう冷徹な印象を全く払拭する、情熱と緊張漂う演奏は音楽そのものを感じさせてくれる。今回の新譜はブラームス・アルバムで、大学祝典序曲、ハイドンの主題による変奏曲、交響曲第4番を収録。実際の演奏を聴いた人からは「目を閉じて聴くと、フルトヴェングラーやチェリビダッケの演奏を彷彿とさせる」というコメントも寄せられた。それが本当かどうかは実際に聴いていただく以外にはないだろう。
■ジャパン・エレクトロニック・オーケストラ(JEO)について
ジャパン・エレクトロニック・オーケストラ(JEO)は、エレクトーン4台のアンサンブルによる電子オーケストラです。JEOの基本編成は4人の電子オルガンです。4人の電子オルガン奏者は、それぞれ主として高弦楽器、低弦楽器、木管楽器、金管楽器を担当し、全員がオーケストラ・スコアを見ながら演奏します。指揮者と同じ譜面を全員が見ることによって、作品全体への洞察、他のメンバーの演奏への共感を高めることができ、演奏を精緻かつ有機的なものにします。この現代の新しいオーケストラの響きを、ぜひ多くの人に体験していただき、電子オーケストラのクラシック音楽への適応性と魅力がいっそう理解いただけることを願っております。(以上、野口剛夫:JEO音楽監督)

SEK-1
ブルックナー:弦楽五重奏曲〜アダージョ(管弦楽編曲:野口剛夫、世界初演)
交響曲第5番(F.シャルク改訂版 日本初演)*
野口剛夫(指)
東京フルトヴェングラー研究会O

録音:2006年3月18日大田アプリコ大ホール、1996年7月20日なかのZEROホール*
「ブルックナーの改訂版は改竄版なんかではない。面白いし、ブルックナー音楽の本質を考えるのにふさわしい材料を提供してくれる。」かつて音楽雑誌でこう宣言して、賛否両論を巻き起こした野口剛夫が、自らタクトをとって挑戦したシャルク改訂版の第5交響曲の日本初演ライヴを収めております。さらに野口は、現代におけるブルックナー編曲の実例を示さんとして、弦楽五重奏曲のアダージョを管弦楽用に編曲して演奏しました。その前代未聞の世界初演も収められた、他には類を見ない意欲的なアルバムです。 (Ki)


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