湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


協奏曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。




Forgotten Records
fr-1169(1CDR)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449
ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482
パウル・バドゥラ=スコダ(P)
ジョナサン・スターンバーグ(指)
ウィーンSO

録音:1951年、ウィーン
音源: Oceanic OCS 22
Forgotten Records
fr-1170(1CDR)
リバール、ラミン他によるバッハ作品集
ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV.1056R*
ヴァイオリン,オーボエの為の協奏曲 ニ短調 BWV.1060R
2つのヴァイオリン,チェンバロと通奏低音の為のソナタ.ハ長調 BWV.1037
ヴァイオリンとチェンバロの為のソナタ第4番 ハ短調 BWV.1017
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903
パルティータ第4番 ニ長調 BWV.928
ペーター・リバール(Vn)
エゴン・パロラーリ(Ob)#
クレメンス・ダヒンデン(指)
ヴィンタートゥールSO
アントニオ・トゥサ(Vc)
テオドーレ・ザック(Cemb)
アントン・フィーツ(Vn)
ギュンター・ラミン(Cemb)

録音:1951年
音源: Concert Hall, G-15、Musical Masterpiece Society MMS 72

MELODIYA
MEL-1002505(9CD)
NX-M02
ヤング・スラヴァ…若き日のロストロポーヴィチ

■CD1
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 ト長調 Op.9-1
弦楽三重奏曲 ハ短調 Op.9-3

■CD2
フォーレ:ピアノ四重奏曲 第1番 ハ短調 Op.15
シューマン:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op.63

■CD3
チャイコフスキー:カプリッチョ風の小品 Op.62
 ロココの主題による変奏曲 Op.33
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104

■CD4
ヴァインベルク:チェロ協奏曲 ハ短調 Op.43
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲 第1番 変ホ長調 Op.107

■CD5
レフ・クニッペル:チェロ、ブラス・アンサンブルとティンパニのための「コンチェルト・モノローグ」(1962)
ウラディーミル・ヴラソフ:チェロとオーケストラのための「インプロヴィゼーション」(1961)
ボリス・チャイコフスキー:チェロ協奏曲(1964)

■CD6
ミャスコフスキー:チェロ協奏曲 ハ短調 Op.66
ハチャトゥリアン:チェロとオーケストラのための「コンチェルト・ラプソディ」(1963)
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第5番-アリア

■CD7
ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
レスピーギ:チェロとオーケストラのための「アダージョと変奏」(1921)

■CD8
R・シュトラウス:ドン・キホーテ Op.35
ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」(1916)

■CD9
ブリテン:チェロ協奏曲 Op.68
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)

■CD1
レオニード・コーガン(Vn)
ルドルフ・バルシャイ(Va)
録音:1958年
■CD2
エミール・ギレリス(P)
レオニード・コーガン(Vn)
ルドルフ・バルシャイ(Va)
録音:1958年
■CD3
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー(指)
モスクワ放送SO
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指)
ボリス・ハイキン(指)
ソヴィエト国立SO
録音:1964年5月20日/1964年1月17日/1963年11月12日
■CD4
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー(指)ソヴィエト国立SO
ダヴィッド・オイストラフ(指)モスクワ音楽院SO
録音:1964年2月25日/1965年1月24日
■CD5
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー(指)
ソヴィエト国立SOのソリスト/モスクワ放送SO
キリル・コンドラシン(指)モスクワPO
録音:1964年2月25日/1964年4月4日/1964年5月20日
■CD6
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S)
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指)ソヴィエト国立SO
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指)チェロ・アンサンブル
録音:1964年1月17日/1964年1月22日/1959年
■CD7
ヴィクトル・ドブロフスキー(指)ソヴィエト国立SO
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー(指)モスクワPO
録音:1964年2月24日/1964年4月25日
■CD8
ボリス・シムスキー(Vn)
ドミトリー・シェバリン(Va)
キリル・コンドラシン(指)モスクワPO
ユーリ・アーロノヴィチ(指)モスクワ放送SO
録音:1964年 ライヴ
■CD9
ベンジャミン・ブリテン(指)モスクワPO
録音:1964年3月12日
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(1927-2007)。 アゼルバイジャン出身、20世紀を代表するチェリストです。ソリストとしてだけでなく、指揮者としても活躍し、親交のあった ショスタコーヴィチやプロコフィエフのチェロ作品と管弦楽作品を積極的に演奏し、ロシア国内だけでなく、世界中に広めた 功績も知られています。このBOXに収録された音源はどれも1967年以前に録音された「若い時期」の演奏であり、ロスト ロポーヴィチが初演を担った作品も含まれています(ブリテンのチェロ協奏曲はこの演奏が世界初録音になりました)。タ イトルの「SLAVA」とはロストロポーヴィチの愛称で、“栄光”を意味するロシア語と、彼自身のファーストネームの一部に由 来しています。


Fondamenta
FON-5349402(6CD)
チェロ〜アンドレ・ナヴァラへのオマージュ

■CD-1
サン=サーンス:チェロ協奏曲イ短調 Op.33-1
ラロ:チェロ協奏曲ニ短調

■CD-2
(1)ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
(2)コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.7

■CD-3
(1)プロコフィエフ:交響的協奏曲ホ短調 Op.125
(2)ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」

■CD-4
(1)ハチャトゥリアン:チェロ協奏曲ホ短調
(2)ブルッフ:コル・ニドライ Op.47
(3)マルティヌー:コンチェルティーノ ハ短調 H.143

■CD-5
(1)エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85
(2)C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲イ長調 WQ.172

■CD-6
(1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 Op.104
(2)シューマン:チェロ協奏曲イ短調 Op.129
全て、アンドレ・ナヴァラ(Vc)
■CD-1
シャルル・ミュンシュ(指)コンセール・ラムルーO
録音:1965年4月20日−23日、ノートルダム・デュ・リバン教会(パリ)
■CD-2
(1)ヨゼフ・スーク(Vn)、カレル・アンチェル(指)チェコPO
録音:1963年9月30日−10月3日、芸術の家(プラハ)
(2)ヨーゼフ・スーク(Vn)
録音:1964年9月28日−30日、プラハ
■CD-3
(1)カレル・アンチェル(指)チェコPO
録音:1965年6月20日−25日、プラハ
(2)カレル・アンチェル(指)チェコPO
録音:1964年9月7日−9日(プラハ)
■CD-4
(1)ピエール・デルヴォー(指)コロンヌ芸術協会O
録音:1957年10月28日
(2)、ピエール・デルヴォー(指)コロンヌ芸術協会O
録音:1957年2月13日
(3)マルティン・トゥルノフスキー(指)プラハ・チェンバー・ハーモニー
録音:1966年6月30日、プラハ
■CD-5
(1)ジョン・バルビローリ(指)ハレO
録音:1965年
(2)ティボール・ヴァルガ(指)ティボール・ヴァルガ室内O
録音年月日不詳(録音場所:シオン、スイス)【初CD化】
■CD-6
(1)ルドルフ・シュワルツ(指)ロンドン新SO
録音:1955年9月23日、アビー・ロード・スタジオ1(ロンドン)
(2)アンドレ・ナヴァラ(Vc)、ジョン・バルビローリ(指)ハレO
録音(ライヴ):1962年、フリー・トレード・ホール(マンチェスター)【初CD化】
2018年が没後30周年となる、20世紀のフランスを代表する世界的チェリストの1人、アンドレ・ナヴァラ(1911−1988)が遺した名演の数々を、フォンダメンタ・レーベルが新リマスタリングで復刻!
今回の復刻にあたり、フォンダメンタ・レーベルのチームは、アンドレ・ナヴァラの息子と共に、ヨーロッパ各地でオリジナル・マスターテープや未発表音源、破棄された音源の探索を行ったという。フランス・チェロ楽派の巨匠の遺産が、フランスの新興レーベルの新たなテクノロジーで蘇えります。今回のリマスタリングには、Fondamentaがフランスのオーディオ・メーカー "Devialet(ドゥヴィアレ)"のテクノロジーを駆使して開発した、アナログ録音の正確な復刻を可能にする復元プロセス、"Phoenix Mastering(フェニックス・マスタリング)"が使用されています。

Acte Prealable
AP-0501(1CD)
ラウル・コチャルスキ(1885-1948):ピアノ協奏曲第1番ロ短調 Op.79
ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.83
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P)
ポトカルパチェPO
マッシミリアーノ・カルディ(指)

録音:2017年7月13-14日
ラウル・コチャルスキは幼少よりショパンの直弟子カロル・ミクリ(1819-1897)に師事した20世紀前半のポーランドを代表するピアニストの一人。作曲家でもあり、交響曲や歌劇を含む200近い作品を残しています。ヨアンナ・ワヴリノヴィチは当レーベルの看板アーティストの一人。彼女がソリストを務めたヘンリク・メルツェルのピアノ協奏曲のCD(AP-0163)は2008年の発売以来順調に売れ続け、2017年10月現在弊社における当レーベルのベストセラーとなっています。

DUX
DUX-0360(1CD)
ミェチスワフ・スルジンスキ(1866-1924):オルガン作品集
オルガン奏曲ト短調 Op.35*
興曲 Op.36
ポーランドの聖歌「聖なる神よ」によるオルガンの為の協奏曲 Op.38
オルガン・ソナタ ニ短調 Op.34
イェジ・ジュビンスキ(Org)
ポーランド放送O
ヤツェク・ノガラ(指)
ミェチスワフ・スルジンスキはドイツで学んだポーランドのオルガン奏者・作曲家。

RUBICON
RUBICON-1006(2CD)
バッハ:鍵盤楽器のための協奏曲集
協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052
協奏曲第2番ホ長調 BWV.1053
協奏曲第3番ニ長調 BWV.1054
協奏曲第4番イ長調 BWV.1055
協奏曲第5番ヘ短調 BWV.1056
協奏曲第7番ト短調 BWV.1058
イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
ソニア・バッハ(P)、
イギリス室内O

録音:2014年3月7日−8日&2015年2月19日−20日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン、イギリス)
イギリス室内Oとの共演、弾き振りでバッハの名作、鍵盤楽器のための協奏曲集を録音したソニア・バッハは、イタリアでラザール・ベルマン、スペインでアリシア・デ・ラローチャにピアノを学び、現在はスタインウェイ・アーティストとして活躍中の女流ピアニスト。オイゲン・ダルベール国際音楽コンクールでの第1位&大賞受賞や、第12回ヴィオッティ=ヴァルセージア国際音楽コンクールでの特別賞受賞など順調にキャリアを重ねており、今回のバッハの協奏曲集での芯が通った堂々たるバッハの演奏は、ソニア・バッハの活躍の場をさらに広げる切っ掛けとなることでしょう。また、現在のイギリスを代表するプロデューサー&エンジニアのコンビであるアンドルー・キーナーとサイモン・イードンが製作、録音を担当しているという事実が、ソニア・バッハへの期待度と評価の高さを物語っています。

Forgotten Records
fr-1157A(1CDR)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲*
ロマンス第2番#
ゲオルク・クーレンカンプ(Vn)
パウル・クレツキ(指)BPO#
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)BPO*

録音:1936年6月25日*、1932年6月7日#
音源:Telefunken E 2016-21 、F 1142
Forgotten Records
fr-1161(1CDR)
モーツァルト:クラリネット協奏曲
 クラリネット,ヴィオラとピアノの為の三重奏曲 変ホ長調 K.498 #
ウェーバー:クラリネット五重奏曲 変イ長調 Op.34 +
ジェルヴァーズ・ド・ペイエ(Cl)
アントニー・コリンズ(指) LSO *
ラマー・クロウソン(P)# 
ロンドン・メロス・アンサンブル団員+

録音:1954年7月13日(モノラル)* 、1960年(ステレオ)
音源:Decca, LXT 2990 、L'Oiseau-Lyre, SOL 60020
Forgotten Records
fr-1164(1CDR)
ゲザ・アンダのバルトーク
バルトーク:ピアノ協奏曲第2番*
ピアノ協奏曲第3番#
ゲザ・アンダ(P)
エーリヒ・ラインスドルフ(指)ボストンSO*
オイゲン・ヨッフム(指)フランス国立放送O#

録音:1962年11月11日ライヴ* 、1960年9月20日モントルー音楽祭ライヴ#

H.WIENIAWSKI MUSICAL SOCIETY
(ヘンリク・ヴィエニャフスキ音楽協会)
DUX-1395(2CD)
第15回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール(2016)実況録音!
[CD 1]
シマノフスキ:ロマンス ニ長調 Op.23*
ミルシテイン:パガニーニアーナ
ヴィエニャフスキ:新しい手法Op.10 から レ・スタッカート(No.4)
 スケルツォ=タランテッレ ト短調 Op.16*
ヨアヒム:ロマンス変ロ長調 Op.2*
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調*
クライスラー:ジプシー奇想曲*
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV 1001 から アダージョ
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219 から 第1楽章+
[CD 2]
モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調 K.364(324d) から 第1楽章#
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22**
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.77++
ヴェリコ・チュムブリーゼ(Vn)
ハンナ・ホレスカ(P)*
カタジナ・ブドニク=ガウォンツカ(Va)#
ポーランド放送アマデウス室内O(+/#)
アグニェシュカ・ドゥチマル(指)+
ポズナンPO(**/++)
マレク・ピヤロフスキ(指)**
ウーカシュ・ボロヴィチ(指)++

録音:2016年10月8-23日、ポズナン、ポーランド
20歳にして第15回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール優勝を果たしたヴェリコ・チュムブリーゼのコンクール実況録音。ヴェリコ・チュムブリーゼは1996年トルコのアダナに生まれたジョージア(グルジア)のヴァイオリン奏者。ウィーン音楽大学でドーラ・シュヴァルツベルクに、ミュンヘン音楽大学でアナ・チュマチェンコに師事。
DUXレーベルの製品ですがヘンリク・ヴィエニャフスキ音楽協会が発売元となっております。特別仕様(185mm四方の外装)の高価格商品です。早々に完売・供給終了となる可能性が高いのでお早目のオーダーをお願いいたします。

RUSSIAN DISC
RDCD-00950(1CD)
ヴァレリー・キクタ(1941-):フルート協奏曲集
ヴォルィーニの旋律(4種のフルート、チェンバロと弦楽合奏の為の;2013)*
ポルタヴァ協奏曲(フルートと管弦楽の為の;2016)+
セルゲイ・ジュラヴェル(Fl)
イリーナ・スタロードゥプ(Cemb)*
キエフ・ソロイスツ(ウクライナ国立室内アンサンブル)*
ヴラディーミル・シレンコ(指)*
アレクサンドル・バハレフ(Tp)+
チムール・ピヴェルディエフ(Vn)+
ピョートル・グラドゥイシュ(Vc)+
モスクワ・アンサンブル・オブ・ソロイスツ+
ヴラディーミル・コジュハリ(指)+

録音:2014年*/2017年+
ヴァレリー・キクタは現代ウクライナを代表する作曲家の一人。セルゲイ・ジュラヴェルは2015年以来2017年現在ロシア・ナショナルPOソリスト。*は前回新譜(RDCD 00949)に収録されたものと同一音源です。ご注意ください。

CZECH RADIOSERVIS
CR-0939-2(1CD)
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト
アレンスキー:ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.54*
タネーエフ:ヴァイオリンと管弦楽の為の協奏的組曲 Op.28(1909)+
フランチシェク・ノヴォトニー(Vn)
プラハRSO
スタニスラフ・ヴァヴジーネク(指)

録音:2014年10月*、2016年12月+、プラハ放送スタジオ1、プラハ、チェコ
チャイコフスキー門下のタネーエフ、リムスキー=コルサコフ門下のアレンスキー。同世代の二大作曲家のロマンティックなヴァイオリン協奏作品。
チェコ放送ラジオサービスの新譜CDの一部(主にオーケストラ作品)の価格が大幅に上げられております。かなりの高価格となりますが、なにとぞご了承ください。

Ars Produktion
ARS-38223(1SACD)
バッハ:ピアノと弦楽の為の協奏曲第4番イ長調 BWV 1055
  ピアノと弦楽の為の協奏曲第5番ヘ短調 BWV 1056
メンデルスゾーン:ヴァイオリン,ピアノと弦楽の為の協奏曲ニ短調 MWV.O 4*
ザビーネ・ヴァイアー(P)
オルガ・パク(Vn)*
ベルリン・カメラータ

録音:2016年8月8-11日、キリスト教会、ベルリン、ドイツ
ザビーネ・ヴァイアー(ヴェーヤー)は1988年ルクセンブルクに生まれたピアニスト。ルクセンブルク音楽院、メス国立地方音楽院(フランス)で学んだ後、ブリュッセル王立フランドル音楽院(ベルギー)でアレクサンダル・マジャールに師事。2015年にCDデビュー(Orlando Records)。パク・オルガは朝鮮系ロシアのヴァイオリニストで2017年現在ベルリン在住。

ALTO
ALC-1354(1CD)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47*
 なつかしい土地の思い出(ヴァイオリンとピアノの為の)Op.42 から 瞑想曲#
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35+
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
フィラデルフィアO(*/+)
ユージン・オーマンディ(指(*/+))
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(P)#

録音:1959年12月24日*、26日+、ブロードウッド・ホテル、フィラデルフィア、アメリカ合衆国(*/+)
1953年、パリ、フランス、モノラル# ADD
原盤、初出:Columbia (Sony Classical)(*/+)、1961年*、1962年+/Vanguard、1957年#

Mariinsky
MAR-0599(1SACD)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.16*
デニス・マツーエフ(P)
ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場O

録音:2016年6月25日、26日*/マリインスキー・コンサート・ホール(ライヴ)
マツーエフはこれまで、ゲルギエフ&マリインスキー劇場管とラフマニノフのピアノ協奏曲第1、3番と「パガニーニの主題による狂詩曲」をリリースし、 ベストセラーとなっています。両者によるピアノ協奏曲第2番はいかにもディスクが存在していそうですが、マツーエフはギルバート&ニューヨーク・フィ ルとのCDと、テミルカーノフ&サンクトペテルブルグ・フィルとのDVD、ゲルギエフはキーシンとLSO、ランランとマリインスキーのものしかなく、つ いに最強コンビの共演盤は実現しました。
マツーエフは、ソチ・オリンピックの閉会式でもラフマニノフの2番を弾き話題となりました。彼の大きな手は、この作品で要求される幅広い和音を崩 さずに押えることができ、また強靭な技巧でいかなる難所も楽々弾ききってしまうため、技巧にわずらわされることなくラフマニノフの言いたいことがすべ て伝わり、純粋に音楽へひたることができます。
マツーエフの豊かな音量、深い打鍵、目にもとまらぬ指さばきはいつもながら、静かで瞑想的な箇所で円熟を感じさせ、最良のロシア・ピアニズムを堪 能させてくれます。また、ゲルギエフもマリインスキー管を鳴らしきり、伴奏を越えた交響曲のような世界を創り上げています。人気曲ながら、初めて聴く ような凄い仕上がりに驚嘆です。
カップリングはこれまた超難曲プロコフィエフの2番。マツーエフは昨年10月にパーヴォ・ヤルヴィ&N響と披露して話題になりました。その際、マツー エフは30年来この作品を弾きたかったと語り、プロコフィエフの最高傑作と称しました。プロコフィエフ初期の過激な作品で曲芸のような技巧が要求さ れますが、マツーエフは完璧なうえ表情もたっぷり。プロコフィエフ好きのゲルギエフも美しさの極みでピアノを彩っています。 (Ki)

Avie
AV-2375(1CD)
エルガー&ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲集
エルガー:ヴァイオリン協奏曲ロ短調 Op.61
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26
レイチェル・バートン・パイン(Vn)、
アンドルー・リットン(指)BBC響

録音:2017年1月9日−11日、BBCメディア・ヴェール・スタジオ(ロンドン)
1995年の列車事故による大怪我から復帰を果たし、バロックからへヴィメタを自らのフィールドとしてジャンルにとらわれない活発な活動を展開していているアメリカの女流ヴァイオリニスト、レイチェル・バートン・パイン。
バートン・パインのアヴィー(AVIE)第4弾は、エルガーのヴァイオリン協奏曲とブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番という偉大な名曲コンチェルト。バートン・パインの通算36枚目のアルバムでもあり、多くのレコーディングを行ってきた彼女にとって意外にも初の録音となるプログラムです。バートン・パインはこのアルバムを、彼女にとって音楽の英雄であり友人でもあったサー・ネヴィル・マリナーにささげています。

Christophorus
CHR-77415(1CD)
バッハ:トランペット協奏曲集
協奏曲イ短調 BWV.593(原曲:ヴィヴァルディ)
協奏曲ニ長調 BWV.972(原曲:ヴィヴァルディ)
協奏曲ト短調 BWV.975(原曲:ヴィヴァルディ&シェドヴィル)
カンタータ第137番 BWV.137より コラール「主をほめたたえよ」
協奏曲ニ短調 BWV.974(原曲:B.マルチェッロ)
カンタータ第151番 BWV.151より アリア ト長調
ドレスデン・バッハ=ゾリステン〔ヨアヒム・K・シェーファー(トランペット)、カン・ミンジョン(Vn)、 ウーヴェ・ヒルト=シュミット(Vc)、北村あゆみ(チェンバロ、オルガン)〕

録音:2016年9月&11月、ドイツ
「トランペット・アンサンブル・ヨアヒム・シェーファー」など、数々のアンサンブルを創設しリーダーを務めてきたドレスデンのトランペットの名手、ヨアヒム・(カール・)シェーファー。ドレスデン・バッハ=ゾリステン(ドレスデン・バッハ・ソロイスツ)は、ヨアヒム・シェーファーが新しく創設した、トランペット、ヴァイオリン、チェロ、チェンバロ(Org)によるアンサンブル。ヴィヴァルディやマルチェッロなどの作品を原曲とするバッハの協奏曲を、心洗われるトランペットの音色でご堪能ください。

APARTE
AP-160(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K488
ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K491(カデンツァ:フランソワ・シャプラン)
フランソワ・シャプラン(P)
ヴィクトル=ユーゴーO
ジャン=フランソワ・ヴェルディエ(指)

録音:2017年2月18,19日
フランソワ・シャプランはパリ音楽院でヤンコフ、ロバン、ペヌティエに師事。ショパンやドビュッシーのディスクをリリースし、来日公演も行っているの で日本にもファンの多い個性派です。2015年にリリースされたスクリャービンのマズルカ全集(EVCD-006)では、弱音主体で、幻のようにキラキラし た不可思議な世界で高く評価されました。今回の新譜は、モーツァルトの協奏曲2篇。今回もシャプランならではのピアノの美音に思わず引き込まれます。 ハ短調のカデンツァはシャプラン自身によるもの。端正なタッチと即興性に富んだ演奏が光ります。 (Ki)


King International
KKC-1103(2LP)
[MARIINSKY]
日本語帯・解説付
税込定価
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23*
■A面(20’52)
 第1楽章
■B面(13’38)
 第2楽章
 第3楽章
C面(19’42)
チャイコフスキー:少しショパン風に Op.72-15
ショパン:舟歌 Op.60
シューベルト(リスト編):魔王/春の思い
■D面(16’13)
シューベルト(リスト編):ます/水の上で歌う
 町
シューマン(リスト編):献呈
[ボーナス]
ムソルグスキー:ゴパック
ダニール・トリフォノフ(P)
マリインスキー劇場O*
ワレリー・ゲルギエフ(指)*

録音:2011年10月25日&12月30日*、2011年10月26日&2012年1月24日、4月12日、
サンクト・ペテルブルク、マリインスキー・コンサート・ホール
トリフォノフとゲルギエフのチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番が遂にLP化。 2011年に行われた第14回チャイコフスキー国際コンクール、ピアノ部門優勝のダニール・トリフォノフは1991年生まれ、グネシン音楽学校でタチヤナ・ ゼリクマン(リフシッツやコブリンを育てた名伯楽)に師事。現在21歳の若さながら、2010年の第16回ショパン国際コンクール第3位、2011年の ルビンシュタイン国際コンクール優勝、そして同年第14回チャイコフスキー国際コンクール優勝という輝かしい経歴を誇る天才。かのアルゲリッチが「彼 の手から生み出されるテクニックは信じ難いものです。そして彼のタッチ。柔らかさに悪魔性もはらみ、私はかつてこのようなものを聴いたことがありません」 と絶賛。アルゲリッチのみならず、ゲルギエフも彼を絶賛。 ショパン作品を得意とするトリフォノフのスタイルは繊細極まる「ピアノの詩人」ですが、ロシア・ピアニズムの系譜らしいぞっとするような超絶技巧も示 します。チャイコフスキーの協奏曲はまさにピッタリで、鳥肌が立つほど興奮をさせられます。また得意のショパンの『舟歌』もデリケート極まりなく絶品。 さらにリスト編曲の歌曲編曲では、トリフォノフならではの美しいタッチと歌心に酔わされますが、リスト特有の豪快な技巧も爽快。LPでは、トリフォノ フのタッチが細部まで表現され,さらにLPだけの特別トラックとしてムソルグスキーのゴパックも収録。 (Ki)

King International
KKC-1105(2LP)
[MARIINSKY]
日本語帯・解説付
税込定価
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
A面(17’40)
第1楽章:アレグロ・マ・ノン・タント
B面(23’07)
第2楽章:インテルメッツォ、アダージョ
第3楽章:フィナーレ、アッラ・ブレーヴェ
C面(26’05)
ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1(改訂版)*
D面(22’14)
パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
デニス・マツーエフ(P)
マリインスキー劇場O
ワレリー・ゲルギエフ(指)

録音:2009年2月15-20日&2014年11月16日* マリインスキー劇場コンサートホール
1998年に行われた第11回チャイコフスキー国際コンクール、ピアノ部門で優勝したデニス・マツーエフはゲルギエフの超お気に入りで、その強い希 望もあって録音されたラフマニノフの協奏曲集がついにLPで発売されます。第3番とパガニーニの主題による狂詩曲を収録した盤(MAR-0505)とシチェ ドリンとのカップリング盤(MAR-0587)に入っていたピアノ協奏曲第1番を収録した2枚組LPです。 第3番は雄大なテンポによる演奏で、ゲルギエフの伴奏ともに近年稀に見る大きな音楽に圧倒されます。もちろんマツーエフの技巧は全く危なげな所がな く、ギレリスを思わせる鋼鉄のタッチとクリアな音色で曲を征服。独奏、指揮、オーケストラと三拍子揃った滅多にないラフ3の豪華新録音と申せましょう。 パガニーニの主題による狂詩曲も、有名な第18変奏でのゲルギエフならではの華麗な世界が繰り広げられます。ラフマニノフの1番はマツーエフお気に 入り作品のひとつとのことで、説得力満点。ことに指がもつれそうなピアニズムの続くフィナーレも、一切の曖昧さなく駆け巡り爽快。若きラフマニノフの 希望と心意気がにじみ出ます。ゲルギエフとマツーエフ才気煥発の演奏がLPに余すところなく収録されています。 (Ki)


カメラータ
CMCD-28354(1CD)
税込定価
2017年11月25日発売
フジコ・ヘミング/リスト:ピアノ協奏曲第2番&ソロ
リスト:ピアノ協奏曲 第2番
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲Op.46〜第4番/第6番
ショパン:練習曲 変イ長調 Op.25-1
ラフマニノフ:前奏曲 ト長調 Op.32-5
リスト:ため息〜「3つの演奏会用練習曲」より第3番 LW-A118/3(S144/3)
リスト:ラ・カンパネラ*
フジコ・ヘミング(P)
マリオ・コシック(指)
ブラティスラヴァSO

録音:2017年9月/スロヴァキア ほか
*=ライヴ録音/Dagy Label:DGY004より
 フジコさんのリストの『2番』は、ヴァーシャリの録音を彷彿させるよ うな、優雅で音楽は柔らかく、よく歌っている音楽に共感した見事な演 奏をしていた。(中略)彼女が、まぎれもなくピアニストとしての巨匠た ちの道を歩んでいることを確認することができた プロデューサー:井阪紘(ブックレットより)  
フジコ・ヘミング待望の欧州最新録音は、劇的かつ叙情的な名作を オーケストラと織り上げた協奏曲第2 番を中心に、ショパン、ラフマニ ノフ、リストのソロ名曲が秀麗な花を添えています。

Onyx
ONYX-4169(1CD)
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
R・シュトラウス:ブルレスケ
ヨーゼフ・モーグ(P)、
ニコラス・ミルトン(指)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO
1987年生まれ、2015年に英グラモフォン賞の「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞、2016年に「グリーグ&モシュコフスキ:ピアノ協奏曲集(ONYX 4144)」が第58回グラミー賞にノミネートしたドイツの若きヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ヨーゼフ・モーグ。これまで、個性的かつ意欲的なレパートリーで高い評価を積み重ねてきたモーグのONYXからのリリース第6弾は、ブラームスの「ピアノ協奏曲第2番」という大作と、リヒャルト・シュトラウスの「ブルレスケ」のカップリング。極めて高い技術とスタミナ、そして豊かな音楽性を要求されるこれらの作品を、ヨーゼフ・モーグの超絶的なテクニックで聴かせます。

GENUIN
GEN-17482(1CD)
バッハ:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1 番 ニ短調 BWV1052
ピアノ協奏曲第2 番 ホ長調 BWV1053
ピアノ協奏曲第3 番 ニ長調 BWV1054
シャハイェフ・ノスラーティ((P)
ベルリン・ドイツCO

録音:2017 年1 月11‐13 日 ベルリン
日本語オビ・解説付き
新しい時代の自由で素敵なバッハのピアノ協奏曲が登場。まだ20代ながらドイツでバ ッハのピアニストとして高い注目を浴びているシャハイェフ・ノスラーティによるバッハの ピアノ協奏曲集。なおノスラーティのデビューCDは、バッハのフーガの技法(GEN-15374)。シャハイェフ・ノスラーティは1989年、ドイツ西部のボーフムの生まれ。2014年 にライプツィヒでの国際バッハコンクールのピアノ部門で第2位を受賞してバッハ弾きとし て広く知られるようになった。このバッハの3曲の協奏曲も注目すべき演奏だ。ノスラーテ ィはピリオド演奏でのバッハの意欲的な表現手法をピアノ演奏に積極的に取り入れつ つ、それをモダンピアノ演奏でなければできない人間味のある温かさと上手く融合さ せ、実に新鮮で気持ちの良い協奏曲に仕立てている。独奏だけでなく総奏の部分にも 参加してオーケストラを引っ張り、また積極的に楽譜にない装飾を入れたりと、かなり自 由にやっているのだがそれらがズバリ決まっている。ベルリン・ドイツ室内管弦楽団の控 えめながらノスラーティの志向にピタリと合わせた伴奏もいい。 なお彼女のファーストネーム Schaghajegh はペルシャ語由来の名前で、マネージメント に問い合わせたところ、上記のように読むとのこと。


Hanssler
HC-17046(1CD)
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041
ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV1052
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1060(2つのヴァイオリンのための協奏曲編)*
フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)、
セルゲ・ツィンマーマン(Vn)*
ベルリン・バロック・ゾリステン
【ダニエル・ゲーデ(Vn、指)、町田琴和、リューディガー・リーバーマン、アレッサンドロ・カッポーネ(第1ヴァイオリン)、ライマー・オルロフスキー、エーファ=マリア・トマジ、ラヘル・シュミット(第2ヴァイオリン)、ヴァルター・キュスナー、クリストフ・シュトロイリ(Va)、ブリュノ・ドルプレール(Vc)、ウルリヒ・ヴォルフ(Cb)、ラファエル・アルパーマン(Cemb)】

録音:2017年4月/イエス・キリスト教会(ベルリン)
ドイツ正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマン。独ヘンスラー・レーベルよりリリースしたモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集(第 1集:KKC 5422 / 98 039、第2集:KKC 5647 / HC 15042)は各誌で非常に高い評価を受けました。2017年4月の最新録音は自身2度目となるバッ ハのヴァイオリン協奏曲(このうちヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV1052は初録音)です!1度目は1988年にジェフリー・テイト指揮、イギリス室内 管弦楽団と行いましたので実に約30年ぶりの再録音となります。 ツィンマーマンといえば優美で香り高き音色を奏でますがバッハは絶品の一言に尽き、バッハの音楽の神髄に迫る名演を聴かせてくれます。共演はベル リン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者たちを中心にして1995年に結成されたベルリン・バロック・ゾリステンです。名手たちによる極上のバッハ をお楽しみください。 消失したヴァイオリン協奏曲のチェンバロ編曲として自筆総譜が存在するチェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052。ツィンマーマンは失われたヴァ イオリン協奏曲を見事によみがえらせました。入り組んだ起伏をもつユニゾンの主題が印象的なこの協奏曲は主題の直後から颯爽としたヴァイオリン独奏 があらわれます。独奏パートの幻想的で豊かな発展が印象的な当作品は、1832年にメンデルスゾーンがピアノ協奏曲として演奏した記録が残っているほか、 シューマンは「最大の傑作のひとつ」と讃えております。 オーボエとヴァイオリンのための協奏曲が原曲とみなされているこの作品をツィンマーマンは2つのヴァイオリンのための協奏曲として録音しました。共 演は子息であるセルゲ・ツィンマーマンです!セルゲ・ツィンマーマンは1991年生まれ。5歳より母親からヴァイオリンの手ほどきを受け、2000年に はわずか9歳でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲でオーケストラとの初共演を果たした親譲りの天才肌です。2011年11月にはネーメ・ヤルヴィ指揮 NHK交響楽団との共演で日本デビューを果たし、以後定期的な来日公演で日本のファンにも知られている俊英ヴァイオリニストです。念願の親子共演が 実現したことも大注目といえましょう。 (Ki)

オクタヴィア
OVCT-00130(1SACD)
2017年10月18日発売
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K. 503*
ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 K.330
田部京子(P)
飯森範親(指)山形SO*

録音:2017年3月25-26日 山形テルサホール・ライヴ*、8月17-18日 東京・稲城iプラザ
これまでも高い評価を受けてきた田部京子によるモーツァルト演奏。当CDでは、これまでにも増して、優美な音色と上品な音楽がお楽しみいただけます。 協奏曲は、初の邦人指揮者と国内楽団による「モーツァルト交響曲全集」で話題となった、飯森範親&山形交響楽団と共演をした、2017年3月の演奏会のライヴです。オーケストラの豊かなサウンドに包まれて、ピアノの澄んだ音色が美しく響きます。田部自身のカデンツァがホールいっぱいに流れ舞う、至高の音響がここに収められています。 一方のソナタでも、玉を転がすようなタッチの美しさと、曲調によってガラッと変わる音色の多彩さが魅力。まさに田部京子が描くモーツァルトの醍醐味といえるでしょう。 透明感に満ちた極上の音楽を、ぜひお楽しみください。(オクタヴィア)

APR
APRCD-7308(3CD)
ワルター・ギーゼキング〜初期協奏曲録音集1932−1939
【CD1】
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」*
(2)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番
(3)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番*
【CD2】
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番+
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」#
(3)バッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825〜メヌエットT、メヌエットU、ジーグ
【CD3】
(1)リスト:ピアノ協奏曲第1番**
(2)フランク:交響的変奏曲**
(3)グリーグ:ピアノ協奏曲*
(4)グリーグ:抒情小曲集〜ゆりかごの歌 Op.68-5、
 フランス風セレナード Op.62-3
ワルター・ギーゼキング(P)
【CD1】
(1)録音:1936年9月29日ベルリン
(2)録音:1936年9月30日ベルリン
(3)録音:1937年4月28日ベルリン
ハンス・ロスバウト(指)ベルリン国立歌劇場O*
【CD2】
(1)録音:1939年1月3日ベルリン
(2)録音:1934年9月10日−11日ウィーン#
(3)録音:1934年9月10日ウィーン
カール・ベーム(指)ザクセン国立O+、ブルーノ・ワルター(指)VPO#
【CD3】
(1)録音:1932年10月31日ロンドン
(2)録音:1932年10月31日ロンドン
(3)録音:1937年4月28日&10月13日ベルリン
(4)録音:1937年4月29日ベルリン
ヘンリー・ウッド(指)LPO**、ハンス・ロスバウト(指)ベルリン国立歌劇場O*
APRの創業者ブライアン・クランプが1994年〜1995年にかけて復刻を行ったピアノ界におけるノイエ・ザッハリッヒカイト(新即物主義)の代表格、ワルター・ギーゼキング(1895−1956)の第二次世界大戦前の協奏曲録音集がセットとなって新装登場! 名演の誉れが高いロスバウト&ベルリン国立歌劇場管とのモーツァルトやベートーヴェンなどの協奏曲録音はいずれも入手が困難な状況が長く続いていただけに、今回の復刻は広く歓迎されることでしょう。

LAWO Classics
LWC-1142(1CD)
ノーデンステン:オルガン協奏曲集
オルガン協奏曲第2番(2010)(オルガン、管楽器と打楽器のための)
オルガン協奏曲第3番「時の顔」(2012)
ダン・ルネ・ダール(Org)、
トーレ・エーリク・モーン(指
)ノルウェー・ウィンドアンサンブル、
ボルグ・ヴォーカルアンサンブル、
フレドリクスタ大聖堂少女聖歌隊

録音:2013年11月18日−23日、フレドリクスタ大聖堂(フレドリクスタ、ノルウェー)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
フランク・トヴェオル・ノーデンステン(1955−)は、ノルウェー国立音楽大学でオルガンとピアノ、シェティル・ハウグサンのチェンバロとフィン・モッテンセンの作曲法のクラスで学びました。幅広いジャンルを手がけ、ヴァイオリン協奏曲第1番、交響曲第2番、バレエ「Grieg ajour」が代表作。彼は電子音楽の製作スタジオをもち、技術者、録音プロデューサーとして活動しています。
オルガン協奏曲第2番は、オルガン・ソロ、管楽器と打楽器による「ヴィルトゥオーゾ的対話」として作られました。〈アレグロ〉〈影の戯れ〉〈地獄のスケルツォ〉〈アレグロ〉の4楽章構成です。第3番は「時の顔(Les visages du temps)」の副題をもち、〈衛星 1〉〈月〉〈衛星 2〉〈金星〉〈探検家〉〈彗星〉〈旅行者〉〈衛星 3〉〈テルース〉の9楽章から構成された「オルガン・ソロ、混声合唱、児童合唱、シンフォニックバンド」による「宇宙的規模」の作品。 オルガン・ソロを弾くダン・ルネ・ダール(1967ー)は、ノルウェー国立音楽大学とパリで学び、ピアニストとしても活動しています。フレドリクスタ大聖堂のカントル、トーレ・エーリク・モーン(1961ー)が指揮を担当しています。
LAWO Classics
LWC-1133(1CD)
ウォルトン:ヴィオラ協奏曲
シンディング:古風な様式の組曲 Op.10*
アイヴィン・ホルツマルク・リングスタード(Va)
オスロPO
ジョシュア・ワイラースタイン(指)
アルヴィド・エンゲゴール(指)*

録音:2016年4月27日−29日&10月17日、オスロ・コンサート・ホール(ノルウェー)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
Lawo Classicsから登場するリングスタードのアルバムは、アルヴィド・エンゲゴールとアメリカのジョシュア・ワイラースタインが指揮するオスロ・フィルとの共演による、ウォルトンのヴィオラ協奏曲とシンディングの組曲というプログラム。 クリスティアン・シンディング(1856−1941)の「古風な様式の組曲」は、彼がライプツィヒで学んでいた時期の作品で、ヴァイオリンとピアノのための曲として書かれ、後に作曲者自身により管弦楽共演版が作られました。トッカータ風の「プレスト」、バロックの時代を偲ばせる「アダージョ」、「ヴィルトゥオーゾ」の技巧をちりばめた「テンポ・ジュスト」の3曲から構成。1888年、ライプツィヒの C・F・ペータースが出版し、クライスラー、ハイフェッツといった当時のヴァイオリニストたちの愛好曲になり、ヴィオラやチェロのプレーヤーも演奏。ノルウェー後期ロマンティシズムの作曲家の代表作に挙げられる一作です。
LAWO Classics
LWC-1137(1CD)
ヨーネル:ヴァイオリン協奏曲 「ちょっとしたタンゴのタッチを添えて」
スヴェッレ・インドリス・ヨーネル:彼は来て, 去っていった
ビクトリオーサ
ヴァイオリン協奏曲 「ちょっとしたタンゴのタッチを添えて」*
バルセリータ/ジュリー
レトロロンガ/たくさんの道
わたしの古い痛み
合奏協奏曲(タンゴ・カルテットと弦楽オーケストラのための)**
タンゴ・フォー・スリー〔ペール・アルネ・グロルヴィーゲン(バンドネオン)、オッド・ハンニスダール(Vn)、スタイナル・ハウゲルード(Cb)〕、
スヴェッレ・インドリス・ヨーネル(P)、
ヘンニング・クラッゲルード(Vn)*、
ノルウェー放送O */**

録音:2016年1月19日−22日、ノルウェー放送(NRK)ラジオ・コンサートホール(オスロ)
ノルウェーの音楽家、スヴェッレ・インドリス・ヨーネル(1963−)は、作曲家、編曲者、オーケストラ・リーダー、ピアニスト、打楽器奏者として活動。作家、イラストレーター、俳優としての活動でも知られます。「ピアニスト」ヨーネルが、バンドネオン、ヴァイオリン、ベースからなる「タンゴ・フォー・スリー(Tango for 3)」と共演するアルバム『ちょっとしたタンゴのタッチを添えて(Con Cierto Toque de Tango)』では、彼の主なレパートリーひとつ、ラテンアメリカの音楽によるプログラムが「アルゼンチンタンゴと現代音楽の交差点」の視点で構成されました。タンゴ・カルテットと弦楽オーケストラのための「合奏協奏曲」はノルウェー放送Oの共演。〈ミロンガ〉〈サンバ〉〈タンゴ〉の3楽章のヴァイオリン協奏曲「ちょっとしたタンゴのタッチを添えて(Conc cierto toque de tango)」は、作曲活動やジャズピアニストとの共演でも知られるヴァイオリニスト、ヘンニング・クラッゲルードがソロを弾いています。

スロヴェニア放送
ZKP-114793(1CD)
モーツァルト&J.S.バッハ:フルートとハープのための作品集
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299(297c)
 フルート・ソナタ.ヘ長調 K.13(フルート&ハープ版)
バッハ:フルート・ソナタ.BWV1020(フルート&ハープ版)
カロリーナ・サントル・ズパン(Fl)
モイツァ・ズロブコ・ファイゲル(Hp)
ウロシュ・ラヨヴィチ(指)スロヴェニアPO

録音:2016 年1 月12-13 日、2017年1 月13、27 日
スロヴェニア出身で、世界各地で演奏活動を行っている、フルートのカロリーナ・サントル・ズパンとハープのモイツァ・ズロブコ・ファイゲル。モーツァルトの名曲“フルートとハープのための協奏曲”を地元スロヴェニア・フィルとの共演で演奏。さらにモーツァルトとJ.S.バッハのソナタ2 曲はハープ伴奏で録音しています。典雅で軽やかな音色で想像以上に合います。


ELECT
ERT-1034(2CD)
イオン・ヴォイク〜協奏曲ライヴ(ジョルジュ・エネスコ国際音楽祭
(1)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(3)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(4)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
イオン・ヴォイク(Vn)
(1)サー・ジョン・バルビローリ(指)
 ジョルジュ・エネスコ・フィル
 録音1961 年9 月16,17 日ライヴ
(2)ジャン・ペリソン(指)
 ジョルジュ・エネスコ・フィル
 録音:1985 年9 月19 日ライヴ
(3)イサーク・カラブチェフスキー(指)
 ジョルジュ・エネスコ・フィル
 録音:1981 年9 月23 日ライヴ
(4)ヴジェコスラフ・シュテイ(指)
 ジョルジュ・エネスコ・フィル
 録音:1988 年9 月21 日ライヴ
ルーマニアの偉大なヴァイオリニスト、イオン・ヴォイク(1923〜1997)は、自国で教育を受け、ジョルジュ・エネスコの薫陶を 受けて、さらにダヴィド・オイストラフ門下となりました。「魔法の指と弓の持ち主」とまで絶賛されます。後年はアメリカ、イギリ ス、ソビエト他とヨーロッパ全土で活躍。チャイコフスキー国際コンクールやバッハ国際コンクール、シベリウス国際コンクール などの音楽祭で審査員を務めました。指揮者としては、1972 年から1982 年にはジョルジュ・エネスコ・フィルの音楽監督も務 めています。今年は、没後20 年ということで、ルーマニアの首都ブカレストでは子息の指揮者マダリン・ヴォイクによるメモリア ルコンサートが催されました。 実際の芸風は、時としてメランコリックなまでに歌い上げることをも厭わない華麗で派手な名ヴァイオリニスト。時として、土俗 的で粗野な表情も見せてくれる個性の強い名手です。それでいて技巧の確かさは素晴しくどの瞬間も隙を見せません。デッ カへの録音が近頃集成されましたが、入手できる録音は少なく幻の名ヴァオイオリニストでもあります。 プロコフィエフの第 2 協奏曲は、ボンガルツと共演した ETERNA 録音があり、これも数少ないヴォイクの協奏曲録音として高 い評価を得ておりました。当演奏はバルビローリが伴奏ということで、否が応にも食指をそそります。バルビローリ一流のからり と明るめの音色で、精緻を極めたプロコフィエフの旋律をヴォイクと手に手を携えて彫琢していく見事なライヴ。 ベートーヴェンの協奏曲は待望の音盤初出レパートリー!ヴォイクは楽聖に対して臆することなく自ら理想を追求した自由な ベートーヴェンを造形して参ります。特に第1 楽章のカデンツァは計算し尽くされた実に個性的な演奏です。流れるようなスタ イリッシュなベートーヴェンを奏でる伴奏のペリソン(1924〜)は日本ではあまり知られておりませんが、フランス人でフルネ、 マルケヴィッチ門下の逸材。ニース歌劇場の監督を長く務めオペラ畑での巨匠です。ゲルギエフがフランス・オペラの教育者 としてマイリンスキー歌劇場に招いたこともあります。 ブルッフの協奏曲第 1 番は、ヴォイク得意のレパートリーです。前述のデッカ録音(フリューベック・デ・ブルゴス指揮)にも含 まれております。こういう抒情的でかつ詠嘆調の音楽は正にヴォイク向きで、かなりやりたい放題に歌い込んでおります。そし て一抹の寂しさを内包しているのがヴォイクの表現力豊かなところ。伴奏のカラブチェフスキー(1934〜)は、ロシア系のブラジ ル人でヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ」全曲録音や交響曲全集(進行中)で知られ、来日経験もある名匠です。 チャイコフスキーも嬉しい音盤初出レパートリー!この曲では前半はキメ細かく、悲しくも儚げな表情付けで聞き手を魅了し、 終楽章では一転して一気呵成の激情的な盛上りで聞き手をノックアウトしてくれます。伴奏のシュテイ(1951〜2009)はクロア チアの名指揮者でオペラ畑で重きをなし、カレーラスの信頼厚く幾つもの録音を遺しております。いずれもルーマニア国内で のみごく僅かに生産流通していた LP が出ておりました。そのマスターテープが良好な状態で保存されており、最新録音にヒ ケを取らない極上音質で名演をご堪能いただけます。

RUBICON
RUBICON-1006(2CD)
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集
第5番 ヘ長調 BWV 1056、第1番 ニ長調 BWV 1052、第2番 ホ長調 BWV 1053
第7番 ト短調 BWV 1058、第4番 イ長調 BWV 1055、第3番 ニ長調 BWV 1054、イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV 971
ソニア・バッハ(P)
イギリスCO
ジョン・ミルズ(リーダー/1052, 1053, 1056)
ステファニー・ゴンリー(リーダー/1054, 1055, 1058)

録音:2014,2015年
韓国のピアニスト、ソニア・バッハによるバッハのチェンバロ協奏曲集。ソニア・バッハは2012年に韓国とスイスの国交樹立50年記念演奏会を韓国のスイ ス大使館で開催、また、トゥリーナのラプソディア・シンフォニカの韓国初演のソリストを務めるなど、韓国を中心に活躍しているピアニスト。2012年ジーナ・ バッカウアー・メモリアル賞受賞。様々なコンクールで第1位および入賞しています。名門イギリス室内管弦楽団の力強いサポートを得て、ソニア・バッハが風 格漂うバッハを聴かせます。 (Ki)

Grand Piano
GP-771(1CD)
NX-B03
ラフ:ピアノとオーケストラのための作品集
春への頌歌 Op.76
ピアノ協奏曲 ハ短調 Op.185
「アルフレート王」の主題による奇想曲 Op.65-2…世界初録音
チャ・グエン(P)
ケリー・ストラットン(指)
プラハRSO

録音:2017年5月10-11日 、2017年5月4日
存命時“最も優れた交響曲作曲家”として知られたスイスの作曲家ヨアヒム・ラフ。しかし、もともとリストの崇拝者で、弟 子でもあったラフにとって、ピアノ曲もまた重要な位置を占めていました。GRAND PIANOレーベルでは、ピアノ曲全集 がすでにリリースされており、全9曲ある「ピアノと管弦楽のための作品」も全曲が録音される予定です。第1弾となるこの アルバムには初期の名作「春への頌歌」と1873年に完成されたピアノ協奏曲、そして世界初録音となる「アルフレート 王」の主題による奇想曲が収録されています。これは1847年から55年に書かれた初期の作品で、19世紀に好まれた 「歌劇のメロディをピアノ用に編曲」した、超絶技巧を駆使した華麗な作品です。その20年後に書かれたピアノ協奏曲 は円熟の味わい。そしてすべてのラフの作品の中でも人気の高い「春への頌歌」の柔らかい響きは絶品です。

Capriccio
C-5308(1CD)
NX-B07
ブラウンフェルス(1882-1954):謝肉祭-序曲 他
謝肉祭-序曲 Op.22
2つのヘルダーリン歌曲 Op.27
ヴィオラとオーケストラのための「スコットランド幻想曲」Op.47
前奏曲とフーガ Op.36
バルバラ・ブントロック(Va)
パウル=アルミン・エーデルマン(Br)
グレゴール・ビュール(指)
ラインラント=プファルツ・ドイツ州立O

録音:2017年4月24-25日,6月1-2日
“退廃音楽”作曲家として、第二次世界大戦時に迫害された多くの人々。彼らは収容所で処刑されるか、他国へ亡 命し苦しい生活を強いられ、作品も散逸するなど苦難に迫られました。その作品の復権が試みられたのは20世紀の終 わり頃からでしたが、多くの人々の作品は一時的ブームの中に飲み込まれてしまい、21世紀になって名前が残っている のはごく一部の作曲家のみ。ほとんどの作品は再度忘却の彼方へと流れていってしまっています。 その中でブラウンフェルスの作品は独自の地位を築きつつあります。ヨーロッパを中心に演奏、録音の機会が増え、知名 度も高くなって来ており、それは作品の持つロマンティックな美しさと曲に秘められた精神性が広く人気を獲得しているか らに他なりません。Capriccioレーベルでもブラウンフェルス作品を積極的に録音、このアルバムが第5作目にあたりま す。初期の成功作「謝肉祭序曲」や、巨大なオーケストラのために書かれた「前奏曲とフーガ」が収録されたこの1枚 は、ブラウンフェルスの復興を促します。
Capriccio
C-5330(1CD)
NX-B07
ハラルド・ゲンツマー(1909-2007):協奏曲集
ピアノ協奏曲 第1番(1942)
チェロ協奏曲(1950)
トロンボーン協奏曲(1999)
オリヴァー・トリンドル(P)
パトリック・デメンガ(Vc)
イェルゲン・ファン・リエン(Tb)
アリアーネ・マティアク(指)
ベルリン放送SO

録音:2017年1月23-27日
ドイツの現代音楽作曲家ハラルド・ゲンツマーは若いころヒンデミットに作曲を師事し、一時期はクラリネット奏者として兵 役に就くなど、バラエティに富んだ音楽人生を送った人です。ゲンツマーは、師であるヒンデミットの作風を受け継いだせい か、その作品にはロマンティックさや官能性はあまりなく、切り詰めた響きの中で、旋律を徹底的に展開させていく新古典 派主義に近い作品を多く残しています。電子楽器「トラウトニウム」の新しい音色を追求した何曲かの協奏曲で知られ ていますが、このアルバムにはオーソドックスな楽器、ピアノ、チェロ、トロンボーンのための協奏曲が収録されています。 各々の楽器の特性を活かし、時には暴力的ともいえる音色を駆使しながら、聴き手を興奮の渦に巻き込む音楽です。

Naive
OP-30567(1CD)
バッハ・イン・ブラック〜短調のヴァイオリン協奏曲と、アルトのための厳選作品集
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV 1052
アリア「わたしを憐れみたまえ」〜マタイ受難曲 BWV 244より
ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV 1056
アリア「成し遂げられた」〜ヨハネ受難曲 BWV 245より
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 BWV 1041
アニュス・デイ〜ロ短調ミサ BWV 232より
ドミトリー・シンコフスキー(Vn、C.T、指)
ラ・ヴォーチェ・ストゥルメンターレ

録音:2016年春、モスクワ
ヴァイオリン奏者、指揮者、そしてカウンターテナー歌手という3つの顔を持つ、カリスマにして型破りの音楽家、ドミトリー・シンコフスキーによるバッハ。 彼の芸術を最高のレヴェルで表現します。シンコフスキーが選んだのは、短調の協奏曲と、受難曲で歌われるアルトのためのアリア。ヴァイオリン奏者としての キャリアを誇るシンコフスキーのヴァイオリン協奏曲が非常に鮮烈で歌心に満ちているのはもちろん、彼の澄んだ歌声にも心打たれます。アニュス・デイで聴 かせる驚異的な息の長さと、決してドロドロにはならないのですが豊かな表情は圧巻。バッハの作品特有のメランコリーと、説得力が浮き彫りにされた秀演 です。

CUGATE CLASSICS
CGC-029(1CD)
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
森の静けさOp.68の5
ロンド ト短調Op.94
ポロネーズ
マルク・ドゥロビンスキー(Vc)
サウリュス・ソンデツキス(指)
リトアニアCO

録音:1995年
マルク・ドゥロビンスキーは旧ソ連アゼルバイジャン出身のチェロ奏者。モスクワ音楽院でロストロポーヴィチに師事し、1974年にイスラエルへ移住して活 動。グバイドゥーリナは、彼を「ロシアのチェロ伝統を最も受け継ぐ奏者」と評価しています。ドヴォルザークも師ゆずりの豪快な演奏を聴かせます。 (Ki)

PRAGA
PRD-250373(2CD)
レオニード・コーガン/ソ連のヴァイオリン協奏曲集
(1) ハチャトゥリヤン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
(2) ハチャトゥリアン:コンチェルト・ラプソディ
(3) フレンニコフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ハ長調Op.23
(4) プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調Op.63
(5) ヴァインベルク:ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.67
(6) デニーソフ:パルティータ(バッハのパルティータ第2番BWV1004による)
レオニード・コーガン(Vn)
ピエール・モントゥー(指)ボストンSO(1)
キリル・コンドラシン(指)ソヴィエト国立SO(2)(4)、
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)ソヴィエト国立SO団(3)、
キリル・コンドラシン(指)モスクワ・フィル(5)、
パヴェル・コーガン(指)器楽アンサンブル(6)

録音:1958年1月12日シンフォニー・ホール(ボストン)(1)、
1964年11月11日ロンドン(スタジオ録音)(2)、
1977年1月5日モスクワ(ライヴ)(3)
1961年モスクワ(ライヴ)(4)、
1961年9月モスクワ(スタジオ録音)(5)
1981年9月5日モスクワ(ライヴ)(6)
全てステレオ
レオニード・コーガンはオイストラフと並ぶソ連の大ヴァイオリニストで、ムローヴァや佐藤陽子の師としても知られています。1982年に58歳の若さで亡く なりましたが、ロシアのヴァイオリニストとしては明るい音色で、ヴァイオリンの美しさを堪能させてくれます。残された録音はいずれも逸品ですが、現在入手 困難なものが多いので大歓迎のリリースと申せましょう。
ハチャトゥリヤンの協奏曲は作曲者指揮による盤もありますが、こちらはコーガンの初訪米時にモントゥーの指揮でセッション録音された貴重な記録で す。モントゥーの推進力に満ちた伴奏も素晴らしく、さすが「春の祭典」初演者の面目躍如たるものがあります。 ハチャトゥリヤンの「コンチェルト・ラプソディ」はコーガンのために書かれ、録音もされましたが、指揮者コンドラシンが亡命したため、音源は長くお蔵に なっていました。 同じくヴァインベルクの協奏曲もコーガンのために書かれ、ロジェストヴェンスキー指揮の世界初演時のライヴはCD化されていますが、コンドラシンとの 決定盤は入手困難となっていました。近年CDが次々に発売されている作品ですが、コーガンの凄すぎる演奏の前に霞んでしまいます。 もうひとつ注目なのが、ソ連現代作曲家デニーソフがJ.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番BWV1004」に室内オーケストラの伴奏を付 けた珍品。前衛的なものではなく、アルビノーニの「アダージョ」のようなものものしい濃厚さで色彩豊か。コーガンが最晩年に愛息の伴奏で演奏しています。 (Ki)
PRAGA
PRD-250380(1CD)
ジャクリーヌ・デュ・プレ讃
(1)ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.Z:1
(2)ディーリアス:チェロ協奏曲
(3)エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.65
ジャクリーヌ・デュ・プレ(Vc)
ダニエル・バレンボイム(指)イギリスCO(1)、
マルコム・サージェント(指)ロイヤルPO(2)、
ジョン・バルビローリ(指LSO(3)

録音:1967年4月17、24日アビーロード・スタジオ(1)、
1965年1月12、14日(2)、
1965年8月19日(3)/キングズウェイ・ホール
 全てステレオ
いずれもEMI音源。名盤中の名盤です。
PRAGA
PRD-250368(1CD)
ピアティゴルスキー讃
(1)ブラームス:二重協奏曲イ短調Op.102
(2)サン=サーンス:チェロ協奏曲イ短調Op.33
(3)ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」
グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
ナタン・ミルシテイン(Vn)(1)、
フリッツ・ライナー(指)RCAビクターSO(1)(2)、
シャルル・ミュンシュ(指)ボストンSO(3)

録音:1961年6月ニューヨーク(1)(2)、1957年1月30日ボストン(3)
いずれもRCA音源。名盤中の名盤です。
PRAGA
PRD-250402(1CD)
ザラ・ネルソヴァの芸術
(1)ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
(2)バーバー:チェロ協奏曲Op.22
(3)ブロッホ:荒野の叫び声
ザラ・ネルソヴァ(Vc)
エードリアン・ボールト(指)ロンドンPO(1)
サミュエル・バーバー(指)ロンドン新SO(2)、
エルネスト・アンセルメ(指)ロンドンPO(3)

録音:1953年11月24日(1)、1960年12月(2)、1955年3月3日(3)/キングズウェイ・ホール
名女流チェリスト、ネルソヴァのほぼ生誕100周年を祝うアルバム。バーバー自身が自作の指揮を受け持っているのが貴重。第2楽章ではバーバーならでは の感動的なアダージョが繰り広げられます。ブロッホは彼女を「マダム・シェロモ」と呼ぶほど自作品の演奏者として高く評価していました。

ATMA
ACD2-2763(1CD)
アンドレ・マテュー(1929-1968):ケベック協奏曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
ジャン=フィリップ・シルヴェストル(P)
メトロポリタンO
アラン・トゥルーデル(指)

録音:2017年6月1日、ケベック
2016年にケベック在住のアーティストに贈られる栄誉ある賞を受賞したピアニスト、ジャン=フィリップ・シルヴェストルによる協奏曲2作品の録音。 まず、アンドレ・マテューの「ケベック協奏曲」。カナダのモーツァルトとの称されたアンドレ・マテューは、ラフマニノフに「自分よりも天才」と言わしめた才能の 持ち主でしたが、アルコール依存症になり39歳で惜しくも亡くなったため、世界的には知られていませんが、1976年のモントリオール・オリンピックでも彼の 楽曲が使われるなど、カナダでは知名度の高い作曲家です。また近年では、フィギュア・スケートでもこの「ケベック協奏曲」をはじめ彼の楽曲が使用されるな ど注目されつつあります。作風は、カップリングのラフマニノフのピアノ協奏曲2番を思わせる、感傷的なメロディーが全編を彩る、甘く切ない曲です。 (Ki)

LAWO Classics
LWC-1129(1CD)
ビョルン・クルーセ:クラリネット協奏曲 「クロノトープ」 フレードリク・フォシュ(Cl)、
クリスチャン・エッゲン(指)オスロPO

録音:2016年6月6日−9日、オスロ・コンサート・ホール(ノルウェー)
「クロノトープ(Chronotope)」は、ノルウェー・アーツカウンシル Norsk Kulturrad がフレードリク・フォシュのためクルーセに委嘱したクラリネット協奏曲。「曲名の「クロノトープ」は、ロシアの哲学者ミハイル・バフチンが、言語に現れ、会話の中で経験される『時間と空間(”chronos” and “topos”)』の概念を述べるために使った用語。この言葉は、音楽と音楽体験の表現にも適用できると思う」(クルーセ)。3つの部分から構成、演奏時間約46分の作品です。2016年1月20日、オスロ・フィルの共演で初演され、その半年後、オスロ・コンサートホールで録音のためのセッションが行われました。
ノルウェーの作曲家ビョルン・クルーセ Bjorn Kruse は、1946年ロンドン生まれ。UCLA(カリフォルニア州立大学ロサンジェルス校)とノルウェー国立音楽アカデミーで学び、1976年から2013年まで、作曲、編曲、ジャズ編曲、ジャズ史、ポップミュージック史をアカデミーで教え、アカデミーのジャズ・アンサンブルのリーダーも務めました。オペラ、管弦楽曲、室内楽、代表作のひとつに挙げられる「冬の歌(Song for Winter)」(Aurora ACD5000)をはじめとする合唱曲など、150を超す作品を書いています。クラリネット奏者フレードリク・フォシュ Fredrik Fors(1973−)は、スウェーデンのボルレンゲ生まれ。ボルレンゲ音楽学校で学び、1988年、ヘルシングボリSOのコンサートでソリストとしてデビュー。ノルショーピングSOを経て、1995年からオスロ・フィルハーモニックの副首席奏者を務めています。

Cobra Records
COBRA-0061(1CD)
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIa:1
ヴァイオリン協奏曲第3番イ長調 Hob.VIIa:3
ヴァイオリン協奏曲第4番ト長調 Hob.VIIa:4(全カデンツァ:リサ・ヤコブス)
リサ・ヤコブス(Vn)、
ザ・ストリング・ソロイスツ
17歳でリッカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウOとの共演でデビュー、2005年にリトアニアで行われた第2回ヤッシャ・ハイフェッツ国際ヴァイオリン・コンクールで最高位を受賞したオランダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、リサ・ヤコブスのCobra Records第2弾!イギリスのClassic FMやオランダのLuister magazineでBest Albumに選出されるなど高い評価を得た「ロカテッリのヴァイオリン協奏曲集(COBRA 0054)」に続くのは、ハイドンの偉大なヴァイオリン協奏曲。豊富な魅力を備えながらも、現代ではコンサート・レパートリーとしてより若いヴァイオリニストのための教材として扱われることが多くなってしまったハイドンの協奏曲。シンプルで優雅なこれらの傑作を、1683年製のルッジェーリ・ヴァイオリンを携えたオランダの美しきヴィルトゥオーゾが奏でます。

Aeolus
AE-10087(1SACD)
バッハ:チェンバロ協奏曲集Vol.3〜2台のチェンバロのための協奏曲集
バッハ:2台のチェンバロのための協奏曲第1番ハ短調 BWV.1060
 2台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調 BWV.1061
 2台のチェンバロのための協奏曲第3番ハ短調 BWV.1062
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ:2台のチェンバロのための協奏曲ヘ長調 Fk.10
ピエール・アンタイ(Cemb)、
アーポ・ハッキネン(Cemb)、
ヘルシンキ・バロック・オーケストラ

録音:2014年
北欧フィンランドが世界に誇るワールドクラスのチェンバリスト、アーポ・ハッキネンと、北欧屈指のピリオド・オーケストラとしての名声を確立しているヘルシンキ・バロック・オーケストラ。第1集(AE-10057)、第2集(AE-10067)で清涼感と透明感にあふれる演奏を披露してくれた同コンビによるバッハの協奏曲集第3集、「2台のチェンバロのための協奏曲集」でハッキネンと共演する"もう1人"のチェンバリストはなんとピエール・アンタイ!レオンハルトの系譜を継ぐ師弟の"共演"、そしてフランスの鬼才とフィンランドの天才が繰り広げるチェンバロの"饗宴"は話題必至!古楽ファンの心を熱くしてくれるバッハ・アルバムの登場です。

Goodies
78CDR-3702(1CDR)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 コンラート・ハンゼン(P)
ウィレム・メンゲルベルク(指)BPO

独 TELEFUNKEN SK3092/5
1940年7月9日ベルリン、ジングアカデミー録音
コンラート・ハンゼン(1906-2002)はドイツのピアニスト。ベルリン高等音楽院 でエトヴィン・フィッシャー(1886-1960)に師事し、後にフィッシャーの助手を つとめるかたわらコンサート・ピアニストとして活躍した。SPレコードには このチャイコフスキーの他に1941年6月20&22日録音のベートーヴェン「皇帝」 (ヨッフム指揮ベルリン・ドイツ・オペラ劇場管弦楽団)(78CDR-3184)があった。 ドイツ帝国放送のライヴ録音にはフルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル (1943年10月31日収録)のベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番がLP時代になっ て発売された。ハンゼンは第2次世界大戦後教育者として活躍し、デットモルト 音楽アカデミーの創設に関わり、ヘレン版のベートーヴェン全集の校訂をした。 東京藝術大学や上野学園大学で教えたこともある。ウィレム・メンゲルベルグ (1871-1951)はオランダの大指揮者。1895年、24歳でアムステルダム・コンセル トヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任した。さらに1921年-30年にはニューヨー ク・フィルハーモニック交響楽団の首席指揮者を兼任、また第2次世界大戦中は ベルリン・フィルの指揮者をつとめた。(グッディーズ)

ACCENT
ACC-24332(1CD)
ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲
バッハ:「最愛のイエスよ、我らに集いて」BWV731
ヴィヴァルディ:協奏曲ト長調RV312
バッハ:プレリュード ヘ長調BWV854
ヴィヴァルディ:協奏曲ヘ長調RV442
バッハ:「ああ罪人なるわれ、 何をなすべきか」BWV770
ヴィヴァルディ:協奏曲ホ短調RV445
バッハ:「イエスよ、汝いまぞ天より下りたまい」BWV650
ヴィヴァルディ:協奏曲ハ長調RV444
バッハ:「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」BWV639
ヴィヴァルディ:協奏曲ハ短調RV441
バッハ:「人はみな死すべきもの」BWV643
ヴィヴァルディ:協奏曲ト長調RV443
シュテファン・テミング(リコーダ ー )
カプリコルナス・コンソート・バーゼル

録音:2017年5月セーヴェン、スイス
リコーダー界屈指のヴィルトゥオーゾであるシュテファン・テミングによるヴィヴァルディのリコーダー協奏曲集。リコーダーのシンプルな構造から豊かな 表情を引き出すのは非常に難しいなか、テミングは超絶技巧であることはもちろん、リコーダーから多彩な音色を引き出し、かつ軽快に明確に吹きこなしてい ます。ヨーロッパでは、かつての名手フランス・ブリュッヘンの再来と絶賛されています。 このアルバムでは、ヴィヴァルディの協奏曲の間にバッハのプレリュードを挟み込み、ヴィヴァルディならではの明快な曲想、そして繊細な美しさを管弦楽と 見事にマッチさせています。 (Ki)

Coviello
COV-91726(1SACD)
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
ドビュッシー:映像第1集
ラヴェル:高貴で感傷的なワルツ
ヴォロディーミル・ラヴリネンコ(P)
アールガウSO
ルネ・ベルグマン(指)

録音:2016年ライヴ
1984年ウクライナ出身のピアニスト、ヴォロディーミル・ラヴリネンコによるラヴェルのピアノ協奏曲。2017年有能な芸術家に与えられるハンブルクのベ レンバーグ文化賞を受けた逸材です。 このアルバムは、アールガウSOとのコンサートのライヴ録音。ラヴェルのピアノ協奏曲は、繊細なピアノと華麗なオーケストレーションが混じりあう人 気の高い楽曲。ラヴリネンコの見事な色彩感に圧倒されます。特に第2楽章の美しさは白眉。そしてラヴェルの「水の戯れ」に触発され書かれたというドビュッ シーの「水の反映」を含む映像第1集。煌めきを感じるピアノの音色、波紋のように広がるリズムなどを丁寧に表現しています。最後に7つのワルツとエピロー グの8曲からなるラヴェルの「高貴で感傷的なワルツ」。ラヴリネンコのピアノは複雑な響きを繊細に描いています。 (Ki)

ONDINE
ODE-1297(1CD)
NX-B04
ベートーヴェン:協奏曲集
三重協奏曲 ハ長調 Op.56
ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37
ラルス・フォークト(P&指)
クリスティアン・テツラフ(Vn)
ターニャ・テツラフ(Vc)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア

録音:2016年9月29-30日、2017年3月16-17日 全てライヴ
ドイツの名手ラルス・フォークトが自らロイヤル・ノーザン・シンフォニアを指揮、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲を録音するプロジェ クト第2弾。今作では5曲の協奏曲の中で最も悲壮感漂う曲想を持つ「第3番」をメインに、その少し後に作曲された、極めて親 密な雰囲気を持つ「三重協奏曲」を組み合わせています。初期から中期の過渡期に書かれたピアノ協奏曲第3番はベートーヴェ ンの作風が完全に確立された作品。フォークトの劇的な演奏が聴きものです。 三重協奏曲では、彼の親友であるクリスティアン・テツラフとその妹ターニャ・テツラフが共演。ピアノ協奏曲第3番とは全く違う穏や かで喜び溢れた旋律を、3人の芸術家が伸び伸びと歌い上げています。まさに「ピアノ・トリオとオーケストラの共演」といった見事な 演奏です。

OEHMS
OC-1883(1CD)
NX-B03
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129
コルンゴルト:チェロ協奏曲 ハ長調 Op.37
ウェン=シン・ヤン(Vc)
リュウ・シャオチャ(指)
台湾フィルハーモニック

録音:2016年12月23日、2017年6月16日 ライヴ
チェリスト、ヤン・ウェンシンと指揮者リュウ・シャオチャは共に現在ドイツに住んでいます。2人はベルリンとウィーンの音楽院で音楽を 学び、年齢も近いこともあって、音楽的にも強い親近感を持っており、この2016/17年の台湾フィルハーモニックのシーズンでの共 演は素晴らしいパフォーマンスを生み出しました。聴衆たちに熱狂的な感動をもたらしたエルガー、指揮者とチェリストの対話が美し いシューマン、あまり耳にする機会の多くないコルンゴルト。3人の作曲家の特徴が際立つ見事な演奏です。

NIFC
NIFCCD-053(1CD)
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.35
交響曲第9番変ホ長調 Op.70
マルタ・アルゲリッチ(P)、
ヤクブ・ヴァシュチェニウク(Tp)
アレクサンドル・ラビノヴィチ=バラコフスキー(指)
シンフォニア・ヴァルソヴィア

録音:2006年8月19日(Op.35)&28日(Op.70)、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポーランド)
アルゲリッチとシンフォニア・ヴァルソヴィアの首席トランペット奏者ヴァシュチェニウクの超絶的なテクニックが丁々発止を演じ、ワルシャワの聴衆を熱狂と興奮の渦に巻き込んだショスタコーヴィチへの期待はいやが上にも高まります!
また、近年、指揮者としても注目を集めているラビノヴィチ=バラコフスキーが、メニューインによって創設されたシンフォニア・ヴァルソヴィアを指揮したショスタコーヴィチの「交響曲第9番」のライヴにも要注目です!


Audite
AU-97733(1CD)
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19
ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.63
フランチスカ・ピーチ(Vn)
クリスティアン・マチェラル(指)
ベルリン・ドイツSO

録音:2017年3月13-16日/イエス・キリスト教会(ベルリン・ダーレム)
東ドイツ生まれのフランチスカ・ピーチは5 歳から父よりヴァイオリンの手ほどきを受け11 歳の時にはベルリンでデビューした逸材。その後ニューヨー クのジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイに師事。またヴァイオリニストとしての個性を磨くためルッジェーロ・リッチからも薫陶を受けました。ソロ 活動の一方、1998年から2002年までヴッパータール交響楽団の第1コンサート・マスターをつとめ多方面で活躍するピーチは、トリオ・テストーレ の創設メンバーとして主要なピアノ・トリオ作品に取り組み、auditeレーベルからリリースされたブラームスのピアノ三重奏曲全集(AU 91668)をきっ かけに注目されはじめました。また近年ではピアノのアイシンガーとともに積極的な録音が続いており、フランク&シマノフスキ(AU 97726)、プロコフィ エフ(AU 97722)、グリーグ(AU 97707)のアルバムをリリースしております。

Pentatone
PTC-5186625(1SACD)
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲 Op.15
ヒンデミット:ヴァイオリン協奏曲
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn;1716年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与))
ウラディーミル・ユロフスキ(指)
ベルリンRSO

録音:2017年4月/ベルリン放送局本館【ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)】
目覚ましき活躍のヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。当アルバムではユロフスキ率いるベルリン放送交 響楽団とブリテン&ヒンデミットのヴァイオリン協奏曲を収録しました!
20世紀イギリスの最大の作曲家ブリテン。ヴァイオリン協奏曲は1939年ケベック州サン・ジョヴィットで書き上げられ、翌40年3月にアントニオ・ブロー サ独奏、バルビローリ指揮ニューヨーク・フィルハーモニックで初演されました。なお、1958年に一部改訂され、ブロニスワフ・ギンペル独奏、ビーチャ ム指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団により演奏されました。美しさと力強さを兼ね備えた高音域に及ぶ独奏ヴァイオリンが実に印象的です。超絶 技巧の持ち主でもあるシュタインバッハーらしく実に堂々たる演奏を披露しております。
一方、ヒンデミットは作曲者としてだけでなくヴァイオリニスト、ヴィオリストとして活動していた関係から弦楽器の作品を多く残しました。1934年、 ナチスにより無調的作風など、その現代的傾向の音楽が腐敗した芸術であるとされ圧迫をうけたために翌35年に休職、38年にスイスに移り、大戦を避 けて40-47年にはアメリカに移り住みました。ヴァイオリン協奏曲は指揮者メンゲルベルクの委嘱作品で初演は1940年、メンゲルベルク指揮アムステ ルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ヴァイオリン独奏はコンサートマスターのフェルディナント・ヘルマンでした。シュタインバッハーは持ち味である豊 かな表現で歌い上げます。ユロフスキの絶妙な好サポートのもとシュタインバッハーの “今” を知れる大注目盤のリリースです! (Ki)

Altus
ELECTLP-001(2LP)
国内プレス
完全限定生産盤
ステレオ
日本語帯・解説付
税込定価
ローラ・ボベスコ/ルーマニア・エレクトレコード録音全集I(ステレオ編)

[LP1-A] サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番第1・2楽章
[LP1-B] サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番第3楽章、
 序奏とロンド・カプリチオーソ
[LP2-A] バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ短調 BWV1017
[LP2-B] ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
ローラ・ボベスコ(Vn)
[LP1]イラリオン・イオネスコ=ガラティ(指)
ブカレスト放送O
[LP2]アルバート・ガットマン(P)

録音:[LP1]1979年12月、[LP2]1968年5月

Altus
ELECTLP-003(3LP)
国内プレス
完全限定生産盤
モノラル
日本語帯・解説付
ローラ・ボベスコ/ルーマニア・エレクトレコード録音全集II(モノラル編)
[LP1-A] モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番『トルコ風』第1・2楽章
[LP1-B] モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番『トルコ風』 第3楽章
[LP2-A] バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV1041
[LP2-B] バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調 BWV1016
[LP3-A] ストラヴィンスキー:イタリア組曲
[LP3-B] ホアキン・ニン:四つの回想
ローラ・ボベスコ(Vn)
[LP1・2]コンスタンティン・ボベスコ(指)
ブカレスト放送O
[LP3]マリアーナ・カブデボ(P)

録音:[LP1・2]1963年12月、[LP3]1966年10月
ルーマニアの麗しきヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコが祖国の「エレクトレコード」に録音したすべての音源をオリジナル・マスターテープからLP化。 ステレオ編(ELECTLP 001/2、2枚組)とモノラル編(ELECTLP 003/5、3枚組)に分かれての発売です。 ボベスコはまず音楽教師であった父からヴァイオリンの手ほどきを受け才能を開花させ、その後オークレールやヌヴーなどの師として有名なジュール・ ブーシュリにヴァイオリンを学びます。パリ音楽院を首席で卒業。イッセルシュテット&ベルリン・フィルとブラームスの協奏曲で共演し、イッセルシュテッ トに「これこそが音楽だ!」と言わしめるなど数々の伝説とともに華々しく活躍しました。1980年以降に7回来日、多くの日本のファンの心をつかんだヴァ イオリニストでもあります。 ボベスコの音楽の特徴は、いかにも女性らしい繊細な音運びと等身大の表現力。華やかな技巧を聴かせつつも愛らしさのあるサン=サーンス、丁寧な 演奏から不意に旋律の面白さが顔をのぞかせるバッハとベートーヴェン、古典的様式美の中に自由な感性が垣間見えるストラヴィンスキーとニン、ゆった りとしなやかで優しいモーツァルト、どれもが時を超えて人々に愛される味わい深い演奏です。 (Ki)
※オリジナルの初期盤に見られた「イタリア組曲」の編集ミスは修正されています。


CAvi

4260085-533879(1CD)
KKC-5822(1CD)
日本語帯・解説付
税込定価
モーツァルト:ピアノ協奏曲
第23番イ長調K488
第27番変ロ長調K595
メナヘム・プレスラー(P)
マグデブルクPO
キンボー・イシイ(指)

録音:2016年5月15、20日(第23番)、12月15,16日(第27番)、ライヴ
1923年ドイツ・マグデブルクのユダヤ人家庭に生まれたメナヘム・プレスラー。ボザール・トリオのピアニストとして長年キャリアを積み、2008年に 解散するまで、その全歴史を通じてピアニストを務め続けました。彼のソリストとしてのキャリアは、解散後彼が80代半ばから始まりました。 この録音は、2016年にプレスラーの出身地であるマグデブルクで行われたコンサートのライヴ。演目は、ソリスト、プレスラーの代名詞ともなっているモー ツァルトのピアノ協奏曲です。共演は、ドイツ・マグデブルク劇場音楽総監督のキンボー・イシイ指揮、マグデブルク・フィルハーモニー管弦楽団。 比類なき美しさをたたえる第23番の第2楽章。そしてモーツァルト最後の協奏曲である第27番は、崇高な美しさを持った名曲として親しまれています。 プレスラーは作為的なものがまるで感じられない穏やかな演奏で、モーツァルト特有の天衣無縫な美しさを十二分に表現しています。

TELOS
TLS-216(1CD)
イーゴリ・ジューコフ・エディションVo.6
スクリャービン:ピアノ協奏曲嬰ヘ短調Op.20
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.22*
イーゴリ・ジューコフ(P)、
ウラジーミル・ヴェルビツキー(指)ザールブリュッケンRSO、
ホセ・マリア・フロレンシオJr(指)クラクフRSO*

録音:1997年、1995年12月*/エルンスト=ロイター・ザール(ベルリン)
イーゴリ・ジューコフ(1936-)は旧ソ連の名ピアニスト。ネイガウスとギレリス門下の強靭な技巧、スケールの大きな楷書的演奏で、Melodiyaレーベルに数多くの録音を残しています。LP時代、彼の演奏でロシアのピアノ音楽や室内楽を親しんだ方は多いと思われますが、何故か巨匠と遇される存在にはなりませんでした。しかしイーゴリ・ジューコフ・エディションで凄さの健在ぶりを示しています。ジューコフはMelodiyaに、スクリャービンのピアノ協奏曲をネーメ・ヤルヴィ指揮エストニア共和国立響と録音していましたが、これは1997年円熟期の再録。切れ味の良く曖昧さのない演奏は変わりありませんが、説得力の深さ倍増。サン=サーンスの2番ともに、「隠れた名盤」として語り継がれること間違いなしの一枚です。 (Ki)
TELOS
TLS-233(1CD)
ヴィヴァルディ:四季
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調
ヴェッセリン・パラシュケヴォフ(Vn)、
チョ・ヨンチャン(Vc)
テロス・アンサンブル・コロン

録音:1996年6月、3月/テロス・スタジオ
ヴェッセリン・パラシュケヴォフはブルガリア出身のヴァイオリニスト。レニングラード音楽院でヴァイマンに師事、さらにウィーンとジュネーヴでシェリングのマスタークラスを受けました。チョ・ヨンチャンは韓国出身のベテランでロストロポーヴィチの弟子。テロス・アンサンブル・コロンは、テロス・レーベルのためにパラシュケヴォフらが1996年に創立した団体。 (Ki)

Signum Classics
SIGCD-493(1CD)
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲集
ピアノ・ソナタ第1番 Op.12
ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.35
ピアノ・ソナタ第2番ロ短調 Op.61
ピアノ協奏曲第2番ヘ長調 Op.102
ピーター・ドノホー(P)、
デイヴィッド・カーティス(指)
オーケストラ・オヴ・ザ・スワン

録音:2016年3月30日(Op.12)、2015年4月17日(Op.35)、2015年12月10日−11日(Op.61, Op.102)、ロンドン(イギリス)
前作「24の前奏曲とフーガ Op.87」(SIGCD-396)に続くショスタコーヴィチ・シリーズの第2弾には、ピアノ協奏曲第1番&第2番とピアノ・ソナタ第1番&第2番の4作品を収録!膨大なレパートリーを誇るドノホーは、近年、その優れた演奏の数々によって、英国有数の20世紀ロシア音楽のスペシャリストとして高い評価を受けているだけでに、特に「ピアノ協奏曲第1番」の登場は大きな話題となることでしょう!
Signum Classics
SIGCD-513(1CD)
舞踏の芸術〜トランペット、ピアノと弦楽のための21世紀の協奏曲集
トビー・ヤング:舞踏の芸術
ジェフリー・ゴードン:セイント・ブルー
デボラ・プリッチャード:ソンムにおける7つの休止
ニムロッド・ボーレンシュタイン:ピアノ,トランペットと弦楽オーケストラのための協奏曲 Op.74
サイモン・デュブルレイ(Tp)、
クレア・ハモンド(P)、
ケネス・ウッズ(指)
イギリス弦楽オーケストラ


録音:2015年9月18日&10月29日、イギリス
モダンとピリオドの双方に精通し、近現代作品を難無く吹きこなすその演奏が「鋼の唇」と激賞されている英国のトランぺッター、サイモン・デュブルレイ。Signum Classics第2弾となる、「21世紀のトランペット協奏曲集」には、今話題のイスラエル出身の作曲家、ニムロッド・ボーレンシュタイン(1969−)の新作を収録!デュブルレイに献呈されたボーレンシュタインの「トランペット協奏曲」は2016年10月28日に世界初演が行われ、当ディスクには翌29日の演奏、録音が収録されています。

Channel Classics
CCS-39517(1CD)
ロザンヌ・フィリッペンス・プレイズ・プロコフィエフ
ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 Op.63
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115
5つのメロディ Op.35bis
「3つのオレンジへの恋」より マーチ(ハイフェッツ編)
ピアノ・ソナタ第4番第2楽章より アンダンテ Op.29bis(プロコフィエフ編曲管弦楽版)
ロザンヌ・フィリッペンス(Vn)、
オットー・タウスク(指)ザンクト・ガレンSO、
ジュリアン・クエンティン(P)

録音:2016年4月、ザンクト・ガレン・トーンハレ(スイス)&MCOヒルフェルスム(オランダ)
ロザンヌ・フィリッペンスは、オランダのハーグ王立音楽院、ドイツのハンス・アイスラー音楽大学でヴァイオリンを学び、2009年のオランダ国際ヴァイオリン・コンクール(オスカー・バック・コンクール)で第1位、2014年のフライブルク国際ヴァイオリン・コンクールで最優秀賞に輝いたオランダの華麗なる才女。2015年には歴史あるエリザベート王妃国際音楽コンクールでも入賞。現在は、ジャニーヌ・ヤンセンが15年に渡り愛用してきた銘器、1727年製のストラディヴァリウス「Barrere(バレール)」をエリーゼ・マティルデド財団から貸与されるなど、オランダでもっとも注目を浴びる若手奏者の一人として活躍しています。

ANALEKTA
AN-29299(1CD)
マテュー:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.25(ケベック協奏曲の原典版)
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
アラン・ルフェーヴル(P)、
ジョアン・ファレッタ(指)バッファローPO

録音:2017年2月、クラインハンス音楽ホール(バッファロー、ニューヨーク、アメリカ)
1942年の秋に当時13歳(!)だったマテューが作曲を初め、翌夏に完成させた「ピアノ協奏曲第3番」は、2008年にジョージ・ニコルソンが作曲者直筆のスコアを発見し、アラン・ルフェーヴルらと共に3年の歳月を費やして復元を施した後、2017年2月に世界初演が実現した作品です。
1976年のモントリオール五輪でもその作品が演奏され、どこかラフマニノフを彷彿とさせる美しい旋律と劇的な作風が人気を博し、近年ではフィギュアスケートで用いられる機会も多いマテューの音楽。
ルフェーヴルの「ピアノ協奏曲第3番」の好演は、マテューの音楽の再評価の機運を高めるきっかけとなることでしょう。

Linn
CKD-562(1CD)
ハイドン、クープラン、モン:チェロ協奏曲集
クープラン(バズレール編):演奏会用小品
モン:チェロ協奏曲ト短調
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb:1
コリーヌ・モリス(Vc)、
スコットランド室内O

録音:2016年7月26日−27日&2017年1月22日、アッシャー・ホール(エジンバラ)
コリーヌ・モリスは8歳でチェロを始め、ポール・トルトゥリエの弟子であったラファエル・ゾマーの生徒となり、ロンドンの王立音楽大学、パリの音楽院、ウィーンの音楽大学院で研鑽を積み、バルセロナのマリア・カナルス国際コンクールやパリのフランス国際音楽コンクールで入賞、ロストロポーヴィチにエヴィアン音楽祭へ招待されるなど有望視されならがも、肩の怪我によって演奏活動を休止。しかし、スポーツ医学の分野の治療法を取り入れ、見事音楽界へと復帰を果たし、そのカムバック・ストーリーは欧米の主要なメディア(The Times, Gramophone, International Arts Manager, Australia’s Limelight magazine等)で取り上げられています。
この「クリサリス(Chrysalis)」は、コリーヌ・モリスの復帰を記念して制作された、モリスのコンチェルト・デビュー・アルバム。ハイドンの名曲から、クープランのアレンジ作品、そしてウィーン古典派のマティアス・ゲオルク・モンのチェロ協奏曲をスコットランドの名門オーケストラとともに演奏し、その卓越した才能を披露します。

CLARTON
CQ-0090-2(3CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 ヤン・シモン(P)
プラハ・フィルハーモニア
イルジー・ビェロフラーヴェク(指)

録音:2000年3-10月、ドモヴィナ・スタジオ、プラハ、チェコ
前出:BMG, 743218208027
チェコのピアニスト、ヤン・シモン(1966年生まれ)がイルジー・ビェロフラーヴェクと組んで録音、しかし発売が短期間で終わってしまった「幻の全集」が復活。

ALTO
ALC-1356(1CD)
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番*
 スコットランド幻想曲Op.46+
ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲集〜第9番/第8番/第5番#
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
ロンドンSO(*/+)
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)*
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)+
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(P)#

録音:ADD
1954年11月17-18日、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、イギリス、モノラル*
1962年9月24日、ウォルサムストー・アセンブリー・ホール、ロンドン、イギリス+
1950年代、モノラル#
原盤:EMI*/Decca+/Vanguard#

NEOS
NEOS-21704(1CD)
ピッコロ・コンチェルト・グロッソ
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調K.622(1791)
マティアス・ミュラー(b.1966):八重奏曲(2014)
 ピッコロ・コンチェルト・グロッソ(2016/17)*
マティアス・ミュラー(バセットCl)
マイケル・コリンズ(バセットCl)*
チューリヒCO
アンサンブル・リミックスド

録音:2017年
作曲家にして一流のクラリネット奏者であるマティアス・ミュラーのクラリネット自作自演集。モーツァルトの音楽に敬意を表して全てバセット・クラリネットで演奏している。最初にモーツァルトのクラリネット協奏曲を自らの吹き振りで見事に演奏しており、その音色の美しさには驚嘆させられる。ミュラーの八重奏曲は6つの小品からなる新古典主義と現代的な要素が組み合わされた愛らしい組曲。ピッコロ・コンチェルト・グロッソはモーツァルトの交響曲第40番、ドン・ジョヴァンニにインスパイアされて作曲され、モーツァルトの前述作品の引用も盛んに行われるユニークな作品。
NEOS
NEOS-11708(1CD)
ベアト・ツェリンスキー&デヴィッド・スマイヤーズ・クラリネット・デュオ
アントゥリ・インゴルフソン(b.1962):オルゴラス・スピークス(2009)〜2つのクラリネットとアンサンブルのための
アドリアーナ・ヘルスキー(b.1953):飛行機操縦(2006)〜2つのクラリネットと管弦楽のための*
ニコラウス・ブラス(b.1949):大地の時(2008)〜2つのクラリネットと弦楽のための#
ベアト・ツェリンスキー(Cl)
デヴィッド・スマイヤーズ(Cl)
グオニ・フランツォン(指)カプート・アンサンブル
アルトゥーロ・タマヨ(指)バーデン・バーデン=フライブルクSWR響*
アレクサンダー・リープライヒ(指)ミュンヘンCO#

録音:2009年、2006年ドナウエッシンゲン音楽祭ライヴ*、2010年#
デュオ・グループ「クラリネット・デュオ/ベアト・ツェリンスキー&ダヴィッド・スマイヤー」の為に書かれた中堅からベテラン世代の作曲家による作品。インゴルフソンはアイスランド出身でジェラール・グリゼイに私的に師事した。《オルゴラス・スピーカース》は2つのクラリネットを舞台の役者に見立てたユーモラスな作品でクラシカルな語法、素材が現代音楽の要素と折衷されたユニークな作品。ヘルツキはルーマニア出身で現在ドイツを代表する作曲家。日本とも関りが深い。《飛行機操縦》は2人のクラリネット奏者がパイロットを象徴し飛行機に見立てられた管弦楽を操縦、リードするというアイデアで書かれている。ブラスの《大地の時》は2つのクラリネットが静かな対話を繰り返す中、その周りを弦楽の響きが霧のようにまとわりつくメランコリックな佳曲。弦楽は琵琶を思わせる奏法を行い、日本的、東洋的な雰囲気を持つ。

Coviello
COV-91711(1SACD)
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Hob.VIIa:1
バーンスタイン:セレナード(プラトンの『饗宴』によるソロ・ヴァイオリン,弦楽オーケストラ,ハープと打楽器のためのセレナード)
コリヤ・ブラッハー(Vn)
ハイルブロン・ヴュルテンベルクCO
ベルリン・フィルの第1コンサートマスターを6年務めた名手コリヤ・ブラッハーによるバーンスタインとハイドンのヴァイオリン協奏曲。バーンスタインのセ レナードは、クーセヴィツキ―音楽財団から作曲を依頼され、クーセヴィツキ―の2度目の妻ナターリャに捧げられています。1954年9月、ヴェネツィア音楽 祭でアイザック・スターンのソロ、バーンスタイン自身の指揮、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団により初演されました。この曲には、1986年タングルウッ ド音楽祭でバーンスタイン指揮ボストン交響楽団と演奏した当時14歳の五嶋みどりは、演奏中に弦が2度も切れてしまったのにも関わらず、最後まで弾き きったという有名なエピソードがあります。プラトンの『饗宴』によるソロ・ヴァイオリン、弦楽オーケストラ、ハープと打楽器のためのセレナードという副題が 付いており、ソクラテスと取り巻きの哲学者たちの酒宴で交わされた対話を、プラトンが想像力豊かに再現した『饗宴』に着想を得て書かれた5楽章からなる 楽曲です。ブラッハーの知的かつ甘美な音色で聴かせてくれます。 そしてハイドンが作曲した4つのヴァイオリン協奏曲から第1番ハ長調。この曲は、エステルハージの楽団のコンサートマスター、ルイジ・トマシーニのために 作曲されました。バロック時代の協奏曲の様式を残しつつ、古典派の協奏曲へと変化する特徴がみられ、ソロがヴィルトゥオージティを披露する第1楽章が 印象的。ブラッハーは共演のハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団とともに颯爽とした演奏を披露しています。 (Ki)

CPO
CPO-555074(1CD)
NX-B10
亡命ユダヤ人作曲家のチェロ協奏曲
ハンス・ガル
(1890-1987):チェロ協奏曲 ロ短調 Op.62
カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):チェロ協奏曲 ヘ長調…世界初録音
ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)
ニコラス・ミルトン(指)
ベルリン・コンツェルトハウスO
cpoの新シリーズ「亡命ユダヤ人作曲家たちの作品集」の最初のアルバムは、ハンス・ガルとカステルヌオーヴォ=テデスコのチェロ 協奏曲。演奏しているウォルフィッシュの両親もホロコーストを生き延び、イギリスに逃れた人たちであり、両親の激動の人生を知る ウォルフィッシュにとっては、この問題は避けて通ることはできないほどに身近なものとして捉えているといいます。 彼の両親がイギリスにいた時に知り合ったのが、ゴルトシュミットやハンス・ガルで、テデスコはウォルフィッシュの師、ピアティゴルスキー のためのチェロ協奏曲を書いた作曲家ということもあり、ウォルフィッシュはこの2曲に強い共感を抱いており、ここでも情感溢れる演 奏を聴かせています。テデスコの作品は世界初録音です。
CPO
CPO-777844(1CD)
NX-B10
ヴェスターホフ:協奏曲集
ヴィオラ協奏曲 ト長調
フルート協奏曲 ニ長調
ヴィオラ協奏曲 ハ長調
バルバラ・ブントロック(Va)
ガビー・パス=ヴァン・リート(Fl)
アンドレアス・ホッツ(指)
オスナブリュックSO
モーツァルトと同時代にオスナブリュックで活躍した作曲家ヴェスターホフ。音楽一家に生まれ、幼いころからヴァイオリンとコントラバ スの名手として知られ、23歳でシュタインフルトの宮廷楽士となります。その後1790年頃にビュッケブルクに定住。この地でバッハ の息子J.C.F.バッハの後継者としてコンサートマスターの職を得て、「ビュッケブルクのバッハ」と呼ばれるようになりました。作品はあ まりしられておらず、以前cpoから交響曲、協奏曲のアルバムがリリースされましたが(777598)、このアルバムでは3曲のヴィオラと フルートの協奏曲を収録。どれも洗練された美しさを持っていますが、とりわけフルート協奏曲はモーツァルト作品を思わせる素晴 らしい出来栄えを誇っています。

ESTONIAN RECORD PRODUCTIONS
ERP-9817(2CD)
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ブリテン:音楽の夜会
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
マーラー(ブリテン編):野原の花々が私に語ること
ウェーバー:祝典序曲「歓呼」
エストニア国立SO
ネーメ・ヤルヴィ(指)
カレ・ランダル(P)
エストニアの巨匠ネーメ・ヤルヴィは、2010年から再び故郷エストニア国立交響楽団の首席指揮者兼音楽監督に就任し、同楽団と良好な関係を築いてい ます。本作は2017年に80歳を迎えたネーメ・ヤルヴィを祝して、エストニア出身のピアニスト、カレ・ランダルとの協奏曲をカップリングしてリリースしている 「グレート・マエストロ」シリーズからのリリース。 演目は、カレ・ランダルとのブラームスのピアノ協奏曲2作品。そして、ロッシーニの歌曲集をブリテンがオーケストレーションした『音楽の夜会』。マーラーの 交響曲第3番第2楽章からブリテンが編曲した『野原の花々が私に語ること』。ザクセン王国の在位55周年を記念する祝典用に作曲されたウェーバーの祝典 序曲『歓呼』という充実した内容の2枚組です。 エストニア国立交響楽団は1926年に放送オーケストラとして創設。ネーメ・ヤルヴィはタリン音楽院在学中に同楽団(旧・エストニア放送交響楽団)の打楽器 奏者として活躍、その後指揮者として1963年から1980年の長きにわたり首席指揮者を務め、エストニアを代表するオーケストラに成長させました。2007 年よりオラリ・エルツが首席指揮者としてエストニア作曲家の作品を初演するなど精力的に活動し、2010年に再びネーメ・ヤルヴィが復帰しました。カレ・ラ ンダルは1981年国際シューマン・コンクール入賞、1982年チャイコフスキー国際コンクール第4位、1985年ミュンヘン国際音楽コンクール優勝など輝かし いコンクール受賞歴があり、50以上のピアノ協奏曲のレパートリーをもち、世界中のオーケストラや指揮者と共演しています。

Goodies
33CDR-3694(1CDR)
ラロ:スペイン交響曲
ノルウェー狂詩曲
ドヴィ・エルリ(Vn)
デジレ=エミ-ル・アンゲルブレシュト(指)
LPO

仏デュクレテ・トムソン 320 C 124(Mono)
1956年10月29-31日パリ、サル=アポロ録音
(原盤のキズによるノイズが多数あります。ご容赦ください)
ドヴィ・エルリ(1928-2012)はパリ生まれのフランスのヴァイオリニスト。パリ音楽院でジュール・ブーシュリ(1877-1962)に師事し1942年に14歳で一等賞を得た。1955年のロン=ティボー国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で優勝しソリストとして活動を開始した。1968年にマルセイユ音楽院の教授になり、1973年にはマルセイユ・ゾリステンを設立した。1982年にパリ音楽院教授に就任。1995年以降はエコル・ノルマル音楽院で後進の指導にあたった。2012年2月7日火曜日の朝、音楽院に向かう途中トラックに接触して事故死した。享年83歳。エルリの師ブーシュリの指導についての思い出の書簡が「ヴァイオリンの奥義ジュール・ブーシュリ回想録」マルク・ソリアノ編桑原威夫訳(音楽之友社)の168ページにある。師ブーシュリとドニーズ・ソリアノ、兄弟弟子のセルジュ・ブランと第2次大戦中の1942年に撮った写真も同書213ページにある。指揮者のデジレ=エミ-ル・アンゲルブレシュト(1880-1965)はフランスの指揮者。パリ音楽院では放校処分を受けたが、作曲家ドビュッシー(1862-1918)に認められ「聖セバスチャンの殉教」(1911年初演)の合唱指揮者に起用された。1934年に設立されたフランス国立放送管弦楽団の初代指揮者に就任した。この録音はデュクレテ・トムソン社に残された貴重な記録である。(グッディーズ)

Avie
AV-2385(1CD)

ファンタジア〜シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ラウタヴァーラ:ヴァイオリンと管弦楽のための 「ファンタジア」(世界初録音)
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ラヴェル:ツィガーヌ
アン・アキコ・マイヤース(Vn)、
クリスチャン・ヤルヴィ(指)
フィルハーモニアO

録音:2016年5月8日−9日、エア・スタジオ(ロンドン)
アメリカのスーパースター・ヴァイオリニスト、アン・アキコ・マイヤースがAvieから久々の登場! ドイツ系アメリカ人の父親と日本人の母親の間に生まれたアン・アキコ・マイヤースは、11歳でロサンジェルス・フィルと共演し以降世界中のトップ・オーケストラと共演。これまで34枚のアルバムをレコーディングし、複数のアルバムが米ビルボードのクラシカル・チャートで第1に輝き、2014年にはビルボードのもっとも売れているクラシック器楽奏者にも選ばれています。
佐藤聰明や武満徹などの作品を録音したアルバム(AV 0024/廃盤)以来、10余年ぶりとなるAvieアルバムでは、シマノフスキのヴァイオリン協奏曲第1番、ラヴェルのツィガーヌ、そして現代フィンランドを代表する作曲家エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928−2016)が、最晩年となる2015年にアン・アキコ・マイヤースのために書いた「ヴァイオリンと管弦楽のための 「ファンタジア」」(世界初録音)を収録。指揮は、父ネーメや兄パーヴォに引けを取らず、独自の活躍で存在感を示しているクリスチャン・ヤルヴィ。「いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭 2017」でもその芳香な音色と艶やかな音楽を聴かせてくれたアン・アキコ・マイヤースの新たな勇姿にご期待ください! 

Hyperion
The Romantic Piano Concerto
DA-68173(1CD)



ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.73
ロジャー・サシェヴェレル・クック
: ピアノ協奏曲第3番変ホ長調 Op.30
ピアノ協奏曲第4番嬰ハ短調 Op.38
ピアノ協奏曲第5番ニ短調 Op.57(第2楽章のみ)(全曲世界初録音)
サイモン・キャラハン(P)、
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2016年7月21日−22日、シティ・ホール(グラスゴー)
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオンの人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」第73集は、イギリス後期ロマン派の知られざる作曲家、ロジャー・サシェヴェレル・クック(1912−1972)。
演奏は、ロンドン在住の日本人ヴァイオリニスト小町碧とのデュオでも活躍し、数々の知られざるレパートリーの発掘を進めているイギリスの若きピアニスト、サイモン・キャラハン。クックの作品はほとんど楽譜も出版されておらず、友人を通じてクックの音楽に巡りあったキャラハンが資料集めやクックの親族から話を伺うなど研究を重ね、2014年にはソロ・ピアノ・アルバムも録音しているスペシャリスト。今回の協奏曲集でも第4番と第5番は、キャラハン自身の手によってスコアやパート譜が準備されています。(第5番は第2楽章のみ現存。他の楽章は紛失、もしくは書かれていないと推測されています。)
ラフマニノフと親交を持ちバックスを尊敬していたというクックの劇的で憂愁な協奏曲。ラフマニノフやスクリャービン、そしてイギリス音楽ファンへ特にオススメです!
Hyperion
CDA-67839(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:ヴィオラのための組曲
マキューアン:ヴィオラ協奏曲
ヴォーン=ウィリアムズ:組曲「野の花」*
ローレンス・パワー(Va)、
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCウェールズ・ナショナルO、
BBCウェールズ・ナショナルcho*
ローレンス・パワーのヴィオラ、マーティン・ブラビンズのタクト、ウェールズの名オケで描く、ヴォーン=ウィリアムズの「ヴィオラと管弦楽のための組曲」!
Hyperion
CDA-67986(1CD)
ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲ロ短調*
管弦楽のためのパルティータ
ヒンデミットの主題による変奏曲
映画 「スピットファイア」 前奏曲とフーガ
アンソニー・マーウッド(Vn)*、
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCスコティッシュSO
イギリス近現代音楽に定評のあるマーティン・ブラビンズが振るウォルトン!☆ヴァイオリン協奏曲のソリストは、元フロレスタン・トリオの名手マーウッド!


Spectrum Sound
LPSMBA-018(1LP)
500枚完全限定プレス
シリアルナンバー入り
日本語解説付

ローラ・ボベスコ〜ラロ他
■A面
ラロ:スペイン交響曲(第3楽章カット版)
■B面
ヘンデル(ハルヴォルセン編):パッサカリア*
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 KV.424*
ローラ・ボベスコ(Vn)
セルジュ・ボド(指)フランス国立O
フレディ・ルグラン(Va)*

録音:1960年2月28日パリ(ライヴ)、1961年3月31日パリ* 全てモノラル
驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルのLPシリーズ。当ディスクにはラロのスペイン交響曲、ヘンデルのパッサカリア、そしてモー ツァルトのヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲が収録されました。ボベスコの優美なスペイン交響曲、驚異的な集中力で情熱的に歌い上げるパッサカ リアなど、ボベスコの音色を思う存分お楽しみいただけます。
「演奏は無類の逸品だ。ティボーなどと同じく、独特の歌い回し、微妙なテンポの揺れを駆使して、何とも豊かな雰囲気を築きあげる。個性的な音程の取り 方もまた、えも言われぬ情趣を加えている。」平林直哉〜ライナーノーツより

DORON
DRC-075(2CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第11番〜第14番(室内楽版)
ピアノ協奏曲第11 番 ヘ長調 KV413
ピアノ協奏曲第12 番 イ長調 KV414
ピアノ協奏曲第13 番 ハ長調 KV415
ピアノ協奏曲第14 番 変ホ長調 KV449
シルヴィアーヌ・ドゥフェルヌ(P)
エルネストSQ

録音:2015年1月1日-5日
ドゥフェルヌはイタリア・ジェノバ出身でフランク・マルタン・コンクール、ウィリアム・カペ ル国際ピアノ・コンクールなど多くのコンクールに入賞しており、Decca でデュトワ指揮に よりパスカル・ロジェとプーランクの 2 台ピアノのための協奏曲で共演しています。当 DORON レーベルからも2枚のソロ・アルバムの他、室内楽奏者として、あるいは協奏曲 のソリストとしてレコーディングに参加しています。 今回は、作曲家モーツァルト本人が編曲した弦楽四重奏伴奏による室内楽版で 4 曲の ピアノ協奏曲を収録。室内楽らしいシンプルながら、自然で美しいアンサンブルがお聴 きいただけます。


Profil
PH-17018(13CD)
ザンデルリンク〜協奏作品BOX 1948-1963

■CD1 (60:36)
バッハ:ピアノ協奏曲第1番BWV1052
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(カデンツァ:ブラームス)*

■CD2 (72:37)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」*

■CD3 (61:25)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番
フレンニコフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ロクシーン:ハンガリー幻想曲 (1952)*
チャイコフスキー:メロディOp.42-3#

■CD4 (62:54)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
ピアノ協奏曲第2番

■CD5 (65:11)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
ピアノ協奏曲第4番*

■CD6 (53:40)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲*

■CD7 (65:56)
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番
タネーエフ:協奏組曲Op.28

■CD8 (68:56)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番*

■CD9 (62:30)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
合唱幻想曲Op.80
ピアノと管弦楽のためのロンド 変ロ長調WoO6*

■CD10 (59:28)
シューマン:序奏とアレグロ・アパッショナートOp.92
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番

■CD11 (76:24)
ショパン:ピアノ協奏曲第2番
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番*

■CD12 (69:12)
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番
チェロと管弦楽のための交響的協奏曲Op.125*

■CD13 (43:56)
(1)マーラー:さすらう若人の歌(全4曲)
(2)ブリテン:セレナードOp.31(ロシア語歌唱)
(3)ストラヴィンスキー:ダンバートン・オークス協奏曲
全て、クルト・ザンデルリンク((指)

■CD1
マリヤ・ユージナ(P)、モスクワRSO、レニングラードPO*
録音:1956年10月8日モスクワ(ライヴ)、1948年レニングラード*
■CD2
マリヤ・グリンベルク(P)、モスクワRSO
録音:1952年、1949年*(ライヴ)/モスクワ
■CD3
レオニード・コーガン、ユリアン・シトコヴェツキー*、ボリス・グトニコフ(Vn)#、レニングラードPO、モスクワRSO*
録音:1959年、1950年#/レニングラード、1952年*/モスクワ
(すべてライヴ)
■CD4
エミール・ギレリス(P)、レニングラードPO
録音:1958年レニングラード
■CD5
エミール・ギレリス(P)、チェコPO、レニングラードPO*
録音:1958年11月19日プラハ(ライヴ)、1957年レニングラード*
■CD6
エミール・ギレリス(P)、レニングラードPO
録音:1957年、1952年10月29日(ライヴ)*/レニングラード
■CD7 (65:56)
ダヴィド・オイストラフ(Vn)、ソヴィエト国立SO
録音:1960年9月20日モスクワ(ライヴ)
■CD8
スヴャトスラフ・リヒテル(P)、ゲヴァントハウスO、モスクワRSO*
録音:1963年11月11日ライプツィヒ、1951年3月20日モスクワ*(すべてライヴ)
■CD9
スヴャトスラフ・リヒテル(P)、モスクワRSO、ウィーンSO*、ロシア国立アカデミーcho
録音:1952年4月22日モスクワ(ライヴ)、1962年9月29-30日ウィーン*
■CD10
スヴャトスラフ・リヒテル(P)、モスクワRSO
録音:1951年3月20日モスクワ(ライヴ)
■CD11
ヤコフ・ザーク(P)、レニングラードPO
録音:1948年、1949年*/レニングラード
■CD12
ヤコフ・ザーク(P)、モスクワRSO、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)*、レニングラードPO*
録音:1959年モスクワ、1957年レニングラード*
■CD13
(1)ヘルマン・プライ(Br)、ベルリンRSO
(2)ミハイル・ドヴェンマン(T)、ヴィタリー・ブヤノフスキー(Hrn)、レニングラードPO
(3)ヴィタリー・ブヤノフスキー(Hrn)、ドミートリー・ベーダ(Fl)、レフ・ペチェルスキー(Fg)、ヴィクトル・リベルマン(Vn)、レニングラードPO
録音:1961年ベルリン(1)、1957年レニングラード(ライヴ)(2)(3)
Profileレーベルが、ドイツの放送局に眠る当時ソ連の放送局から提供されたザンデルリンクの音源を中心に発掘。目を疑いたくなるようなラインナッ プが実現しました。 今回はすべてソリスト、それも超大物が主役で、ザンデルリンクが伴奏を担っているものだけを集めていますが、さすがザンデルリンク、主役に一歩の ひけもとらず交響曲のような充実した音楽に仕上げています。
驚くべきは、ソリストたちのディスコグラフィに未掲載のものがあること。グリンベルクとのベートーヴェンの「皇帝」は流布されているガウクとのもの ではなく1949 年のライヴ、ギレリスによるラヴェルの左手の協奏曲もコンドラシンとの盤ではありません。またギレリスと共演したベートーヴェンのピア ノ協奏曲全集も現在入手困難なので大歓迎。第3回ショパン国際コンクール優勝者ザークのショパンの2番も超貴重です。 ありがたいのはリヒテル。先日リリースされたProfilレーベルのリヒテルBoxに収められた協奏曲とは別音源。それも1963年のゲヴァントハウスの1 番は驚きです。さらにブラームスのピアノ協奏曲第2番は、ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルと称されて売られていたもの。今回正しくザンデ ルリンクと表示されました。往年のロシアのオーケストラながら、コンドラシンの本場ドイツの解釈を教育され、格段に彫の深い演奏となっているのが注 目です。大半は入手困難なうえ、新音源を用いているため大歓迎。さらに驚きの価格で、誰もが持っていたいBoxの登場となります。

ONDINE
ODE-1288(1CD)
NX-B04
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2集
ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 Op.16
ピアノ協奏曲 第5番 ト長調 Op.55
オリ・ムストネン(P)
ハンヌ・リントゥ(指)
フィンランド放送SO

録音:2017年3月(第2番)/2016年4月(第5番)
フィンランドを代表する2人の名手、リントゥとムストネンによる「プロコフィエフ:ピアノ協奏曲集」第2集。 ピアノ協奏曲第2番は1912年から1913年にかけて作曲され、初演を聴いたミャスコフスキーが大興奮してプロコフィエフに称賛の 手紙を書いたとされる作品。しかしロシア革命のため総譜が失われてしまい、後の1923年にプロコフィエフ自身によって総譜が復 元されました。全曲に渡ってピアノが活躍し、第1楽章の冒頭こそ瞑想的であるものの、民謡風の第2主題をはじめ、激しいトッ カータ形式の第2楽章、重厚な第3楽章、激しくエネルギッシュな終楽章と、全体的に荒々しさに満ちています。1932年に作曲さ れた第5番はプロコフィエフの最後のピアノ協奏曲であり、完成直後にフルトヴェングラー指揮のベルリン・フィルハーモニーの伴奏でプ ロコフィエフ自身の演奏で初演されています。ピアノが支配的な第2番に比べると、伴奏のオーケストラ・パートが演奏至難であり、 なかなか録音に恵まれなかった作品とされていましたが、最近では優れた録音も多く出現、このリントゥとムストネンのアルバムも演 奏、録音とともに素晴らしい出来映えです。

Solo Musica
SMLP264(1LP)
NX-D11
アルプホルンとノルディック・ウィンズ
リュッティ:アルプホルンと弦楽のための協奏曲
伝承:古いグッギィスベルクの歌
アラコティラ:合奏協奏曲-第3楽章「Polska」
カロリーナ・カンテリネン:カレリアのこだま
伝承:ティナ・ヴィエリ
伝承:Min Skog
エリアーナ・ブルキ(アルプホルン)
カロリーナ・カンテリネン(S)
ポール・ウェグマン・テイラー(指)
ポール・テイラーO

録音:2014年11月11-13日
山岳地帯で用いられるアルプホルンの名手エリアーナ・ブルキと、ラップランドのソプラノ、カロリーナ・カンテリネン。この2人の出会いから生ま れた魅力的なアルバムです。2人を見出したのはサンフランシスコ出身の音楽家ポール(ウェグマン)・テイラー。優れた音楽家の両親と祖 父を持つ彼は、若いころからヴァイオリンとホルンを学び、世界中のオーケストラと合唱団を指導していましたが、1999年の夏に訪れたフィ ンランドでこの地の音楽に深い感銘を受け、とりわけカンテリネンの不思議な声に強く魅了されたといい、アルプホルンとソプラノのコラボレー ションを思い付いたのだそうです。このジャズとも民謡とも違うユニークな音をお楽しみください。

NAVONA
NV-5843(1CD)
NX-B02
マイケル J.エヴァンス(1964‐)作品集
ホーンテッド・パレス
ピアノ協奏曲
Nocturne with Sunrise
Deirdre:Dance
カロリーナ・ルーヤーン(P)
ヴィト・ミッカ(指)
スタジオ・オーケストラ
ワシントンDCに拠点を置くアメリカの作曲家、エヴァンスの4曲の作品。10歳でピアノ、サクソフォンを学び始め、1986年から様々な 作品を発表しているエヴァンスは、大編成の作品を得意としており、ここでも実に幅広い音楽を聞かせています。「夜想曲」での木 管楽器の効果的な使用や、民謡風の主題が楽しいピアノ協奏曲など、聴きごたえのある1枚です。
NAVONA
NV-5863(1CD)
NX-B02
フランシス・E・フェアマン(1923‐):作品集
きつね
Diurnal Thoughts
ニューヨーク・タクシー
クラリネット協奏曲
カーク・トレヴァー(指)スロヴァキアRSO
ヴィト・ミッカ(指)モラヴィアPO
リチャード・ストルツマン(Cl)
ジル・ローズ(指)ワルシャワPO
メリーランド州アナポリスの音楽一家に生まれ、父からヴァイオリン、母からピアノを学んだフェアマンは10代でファゴットを始め、第二 次世界大戦に軍隊に入隊するまではフィラデルフィアのダンス・バンドでファゴットを吹いていたという経歴を持っています。エンジニアと して働きながら音楽を続けていましたが、1993年からは交響曲の作曲を始め、マッキンリーに師事し、より素晴らしい作品を創り上 げました。このアルバムには未発表だった4曲を収録。名手ストルツマンを迎えたクラリネット協奏曲では、成功への道のりに至る痛み と喜びが歌い上げられています。
NAVONA
NV-5913(1CD)
NX-B02
ロティチウス(1929‐):作品集
「ムード・インディゴ」による変奏曲と終曲
ピアノ協奏曲 第1番
ネイティブ・アメリカンの詩による4つの歌
ラグタイム:ヴィヴァーチェ
サンドロ・イーヴォ・バルトリ(P)
ミランダ・ヴァン・クラリンゲン(S)
ウラディーミル・ランデ(指)
サンクトペテルブルクSO

録音:2012年9月4‐6日
幼少期からピアノとヴァイオリンを学び、高校に入って作曲を始めたというロティチウス。バッハやバルトークの影響を受け、交響曲やバ レエ、数多くの室内楽作品を発表したものの、当時のアヴァンギャルドな響きに不満を抱き、ジャズ、ポピュラー音楽に目を向けま す。その後、ブレヒトの歌に興味を持ち、ミニマル音楽の要素を取り入れることで、自身の作品に独創性を与えることに成功、この 「ムード・インディゴ」はデューク・エリントンの名曲を変奏曲に作り変えたもので、ゴキゲンなムードに満たされています。

Etcetra
KTC-1593(1CD)
ロビン・デ・ラーフ:ヴァイオリン協奏曲*
交響曲第1番 「タングルウッド物語」
タスミン・リトル(Vn)*、
ヤープ・ファン・ズヴェーデン(指)
マルクス・ステンツ(指/交響曲第3楽章)
オランダ放送PO
Et'ceteraのダッチ・コンポーザー・シリーズから、タスミン・リトルとヤープ・ファン・ズヴェーデンが登場!数々の知られざるレパートリー、とりわけ協奏曲録音で高い評価を得るタスミン・リトルが弾くのは、現代オランダのリーディング・コンポーザーの1人、ロビン・デ・ラーフ(b.1968)のヴァイオリン協奏曲。デ・ラーフはロッテルダム音楽院作曲科の教授を務め、2000年にはタングルウッド音楽センター(タングルウッド音楽祭の講習会)のシニア・コンポジション・フェローに招聘され、それをきっかけに、ボストンSOとのパートナーシップを始めとする北米での活躍を拡げています。
ハーグ・レジデンティ管、オランダ放送フィル、ダラス響、ロイヤル・フランダース・フィル、ホンコン・フィルなどの首席指揮者、音楽監督等を歴任し、2018年シーズンからはニューヨーク・フィルへの音楽監督就任が決まっているオランダの名匠、ヤープ・ファン・ズヴェーデンの指揮にも注目!


Altus
WEITLP-003(2LP)
完全限定生産盤
日本語帯・解説付
税込定価
パイネマン〜ベートーヴェン他
[LP1]
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(A面:第1楽章、B面:第2・3楽章)
[LP2]
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
(A面:第1・2楽章、B面:第3楽章)
エディト・パイネマン(Vn)【使用楽器:伝ダニエル・パーカー】
ケルンRSO
[LP1]ジョージ・セル(指)
[LP2]ヨーゼフ・カイルベルト(指)

録音:[LP1]1964年6月11日/ケルン放送会館クラウス・フォン・ビスマルクホール、
[LP2]1960年5月6日/ケルン放送会館クラウス・フォン・ビスマルクホール(共にモノラル)

Altus
WEITLP-005(2LP)
完全限定生産盤
日本語帯・解説付
税込定価
パイネマン〜シベリウス他
[LP1]
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
(A面:第1楽章、B面:第2・3楽章)
[LP2]
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(A面:第1楽章、B面:第2・3楽章)
エディト・パイネマン(Vn)【使用楽器:グァルネリ・デル・ジェス】
ケルンRSO
[LP1]ヨーゼフ・カイルベルト(指)
[LP2]ギュンター・ヴァント(指)

録音:[LP1]1967年10月27日/ケルン放送会館クラウス・フォン・ビスマルクホール、[LP2]1975年10月10日/ケルン放送会館クラウス・フォン・ビスマルクホール(共にステレオ)
WEITBLICKレーベルよりCDで発売されたパイネマンの完全初出音源をLP化!ベートーヴェン&メンデルスゾーン(WEITLP 003/4)、シベリウス &プロコフィエフ(WEITLP 005/6)と協奏曲4題を2タイトルに分けて発売します。ステレオ、モノラルともに音質は抜群。セル、カイルベルト、ヴァ ントという超一流指揮者陣とケルン放送響による鉄壁のオケと、彼ら大指揮者に高く評価されたパイネマンの高潔さを失わない美しいヴァイオリンが織り なす至高のコンチェルトを心行くまでお楽しみください。また、ブックレットには特別寄稿として、パイネマン自身が3人の共演指揮者それぞれとの思い 出をつづった興味深いエッセイも収録しています。
パイネマンは1937年にドイツのマインツに生まれ、4歳で父の手ほどきによりヴァイオリンを始めます。その後ハインツ・シュタンスケ、マックス・ロ スタルに師事、19歳の時にミュンヘン国際音楽コンクールで優勝。60年代のアメリカ・デビューは評判を呼び、特にジョージ・セルに賞賛され、彼 女の楽器を選んだり(1732年製グァルネリ)、たびたび共演を重ねるなど、良好な関係を続けます。70年代以降は教育活動にも力を注ぐようになり、 2005年から20011年まではESTA(ヨーロッパ弦楽器教育者協会)の最高責任者を務めました。 (Ki)

※WEITBLICK(ヴァイトブリック)はドイツのCDレーベルですが、LPタイトルのみ、トーメイ電子株式会社(ALTUS)が製作・発売元となります。


Treasures
TRE-176(1CDR)
若き日のオスカー・シュムスキー
ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ第1番 ニ長調 Op. 4*
シューベルト:華麗なるロンドOp.70**
サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ#
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第22番(ピアノ伴奏版)##
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」+
オスカー・シュムスキー(Vn)
ピアニスト不明*
レオニード・ハンブロ(P)**
ミルトン・カティムズ(指)NBC響#
ウラディミール・ソコロフ(P)##
トーマス・シェルマン(指)小管弦楽協会O+

録音:1940年8月15日*、1951年6月23日**、1950年4月22日#、1950年##、1956年頃+ (全てモノラル)
※音源:DISCOPEDIA MB-1040、Music Appreciation Records MAR-5613+
◎収録時間:78:53
“音楽を弄ばず、奉仕者に徹する信念が強固なニュアンスを形成!”
■音源について
モーツァルト以外は、SP音源からの復刻LPですので、特有のノイズがあります、あらかじめご了承下さい。

★オスカー・シュムスキー(1917年-2000)は、フィラデルフィア生まれ。7歳でフィラデルフィア管と共演し、ストコフスキーから「いまだかつてない神童」と絶賛され、後にカーティス音楽院で学び、晩年のレオポルト・アウアーのもとで研鑽積みました。教育活動に熱心だったため、録音数は極めて少なく、広く認知されるようになったのは、晩年になってからのニンバス等への録音からでしょう。
ヴィエニャフスキは軽妙に躍動し、多彩な表情を交えて雄弁に語りる付けますが、聴き手に媚びるような嫌らしさがなく、すすり泣くフレーズでも背筋のピンと伸びた意志の強さが宿り、音楽を女々しくさせません。サン・サーンスも同様で、決して流れが停滞せず、呼吸の求心力の高さに思わず惹き込まれます。
ヴュータンの第2楽章は可憐な囁きが心に染みますが、安易なポルタメントに逃げず、ここでも折り目正しい造形力が際立ちます。
その造形力が古典的なフォルム維持に生かされ、独特の手応えを与えてくれるのが、モーツァルトの協奏曲。
第1楽章主題は陽の光をたっぷり浴びたハリのある音色美を放射。第2主題のリズムは、気分に任せる素振りも見せず、ニュアンスが凝縮。このシーンに限らず、ショーマンシップを見せつける箇所がほとんど存在せず、カデンツァでさえ決して大道芸的な立ち回りとは無縁。それこそまさに、シュムスキーの教育者、作曲家に奉仕する芸術家としての象徴と言えましょう。終楽章も実にニヒル。微笑みを振りまくのではなく、フレージングの微妙な陰影と呼吸の妙味で多彩な表情をしっかり引き出し、作品の核心に肉薄しようとする意思が音楽全体を引き締めているので、決して堅苦しさを与えずに音楽の全体像をしっかり実感することができるのです。
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲はどんな名盤を聴いても、どこか食い足りないものを感じるという方には、特に傾聴していただきたいと思います。【湧々堂】

LAWO Classics
LWC-1127(1CD)
ノルウェーのフルート
エドヴァルド・フリフレート・ブレイン:フルート小協奏曲 Op.10(1959)
ヨハン・クヴァンダール:フルートと弦楽のための協奏曲 Op.22(1963)
エギル・ホーヴラン:フルートと弦楽のための組曲 Op.31(1959)
フィン・モッテンセン:フルート・ソロのためのソナタ Op.6(1953)
トム・オッタル・アンドレーアセン(Fl)、
ノルウェー放送O、
インガル・ベルグビ(指)

録音:2014年12月8日−12日、NRK(ノルウェー放送)ラジオ・コンサートホール(オスロ)
トム・オッタル・アンドレーアセン(1963−)は、ノルウェー国立歌劇場とノルウェー放送のオーケストラを経て、現在オスロ・フィルの副首席フルート奏者とノルウェー室内管の首席フルート奏者を兼任。初のソロ・アルバム『ノルウェーのフルート』には、多様な個性とスタイルの作曲家たちが作品を発表しノルウェー音楽界が活気を呈していた1953年から1963年にかけての10年間の作品を収録。
フリフレート・ブレイン(1924−1976)は、おおらかなメロディが特徴的な「外海へむけて」で知られ、「フルート小協奏曲」は、第2楽章「ラルゲット」が彼の書いたもっとも美しい音楽のひとつ。クヴァンダール(1919−1999)の「フルート協奏曲」はネオクラシカルな作品で、20世紀ノルウェーを代表するフルート協奏曲のひとつ。エギル・ホーヴラン(1924−2013)は、20世紀ノルウェーを代表する作曲家のひとり。「フルートと弦楽のための組曲」は1959年に作曲、アルフ・アンデシェンとフィルハーモニック協会(現オスロ・フィル)の共演で翌年初演。フィン・モッテンセン(1922−1983)の「ソナタ」はアンデシェンが初演した作品です。

カメラータ
CMCD-28353(1CD)
税込定価
2017年8月25日発売
モーツァルト:フルート協奏曲集
フルート協奏曲 第2番 ニ長調 K.314(285d)
フルートと管弦楽のためのアンダンテ.ハ長調 K.315(285e)
フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313(285c)
カール=ハインツ・シュッツ(Fl)
オルケストラ・ダ・カメラ・ディ・ペルージャ

録音:2017年5月イタリア
 ウィーン・フィル首席奏者にして、フルート界をリードするソリスト、 カール=ハインツ・シュッツ。斯界屈指のモーツァルト吹きでもある彼 が、待望の協奏曲を録音しました。  「(シュッツのモーツァルトは)音楽の流れの中で、どの瞬間でも自 然体。音が軽やかで、その場の空気に溶け込んで行くかのように浮揚し て聴き手を包み込む。濁りのない明るく透明な音色で、柔らかく、よく 歌って(中略)聴き手の心をとろけさせ、心を奪ってしまうほどに魅力 のある素晴らしい音楽」 プロデューサー:井阪紘(ブックレットより)


Hanssler
HC-16065(2CD)
20世紀のピアノ協奏曲集

(1)シュルホフ:協奏曲 Op.43〜ピアノと小オーケストラのための(1923)

(2)コープランド:ピアノ協奏曲(1926)

(3)オネゲル:ピアノ協奏曲(1924)

(3)ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調

(4)アンタイル(1900-1959):ピアノ協奏曲第1番(1922)

(5)アンタイル:ジャズ交響曲〜ピアノとオーケストラのための(1927)

(6)ガーシュウィン:ピアノ協奏曲 ヘ調
全て、ミヒャエル・リシェ(P)
(1)ガンサー・シュラー(指)ケルンWDR響/録音:1993年12月15-17日フィルハーモニー、ケルン
(2)スティーヴン・スローン(指)ケルンWDR響/録音:1995年9月フィルハーモニー、ケルン
(3)スティーヴン・スローン(指)ケルンWDR響/録音:1995年9月フィルハーモニー、ケルン
(3)イスラエル・イノン(指)ケルンWDR響/録音:1999年9月フィルハーモニー、ケルン
(4)クリストフ・ポッペン(指)バンベルクSO/録音:2001年10月ハンブルク
(5)ウェイン・マーシャル(指)ベルリンRSO/録音:2002年12月イエス・キリスト教会(ベルリン)
(6)ウェイン・マーシャル(指)ベルリンRSO/録音:2003年2月イエス・キリスト教会(ベルリン)
リシェが挑んだ「20世紀のピアノ協奏曲集」はかつてARTE NOVAレーベルからリリースされていた名盤で、ヘンスラー・レーベルから再登場です。 ドイツの知性派ピアニスト、ミヒャエル・リシェはヘンスラー・レーベルからC.P.E.バッハのピアノ協奏曲集を、またProfilレーベルからはモーツァルト のピアノ協奏曲第 20 番をリシェ自作を含む様々な作曲家のカデンツァを録音するなど、こだわりをもったピアニストとしても知られております。この20 世紀のピアノ協奏曲集にはシュルホフ、コープランド、オネゲル、ラヴェル、アンタイル、ガーシュウィンと実に多彩な作曲家の作品が揃いました。
アメリカのアンタイルは未来派的、ジャズの手法を用いて実験的な作品も多く残した作曲家です。また、チェコのシュルホフは19世紀のピアニスト、J.シュ ルホフの甥の子。ナチス政権下に作品は退廃芸術の烙印を押され、シュルホフもチェコ併合後逮捕され、ヴェルツブルク収容所で病死した悲劇の作曲家 です。1990年代に再評価が急速に進み、リシェもピアノと小オーケストラのための協奏曲を録音しました。


Spectrum Sound
LPSMBA-007(1LP)
500枚完全限定プレス
シリアルナンバー入り

日本語解説付
オークレール〜メンデルスゾーン他

■Side A
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
■Side B
(2)ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
(3)バルトーク:ラプソディ第1番 BB.94
全て、ミシェル・オークレール(Vn)

(1)マニュエル・ローザンタール(指)
 フランス国立O
 ライヴ録音:1959年4月2日/パリ(ステレオ・ライヴ)
(2)ジャクリーヌ・ボノー(P)
 録音:1958年11月25日/フランス(モノラル)
(3ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(ピアノ)
 録音:1967年11月24日/フランス(モノラル・ライヴ)
丁寧な復刻で好評を得ているスペクトラム・サウンドからオークレールのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、ラヴェルのヴァイオリン・ソナタ、そし てバルトークのラプソディ第1番のLPが登場!平林直哉氏による日本語解説付。全世界500セット、シリアルナンバー入りです。 『メンデルスゾーンの協奏曲はオークレールのソロは流麗感にも満ちあふれ、香るような甘美さも絶大な魅力だ。オーケストラの明るい音色も特筆され よう。ラヴェルは音の芯の強さと輝かしさ、そして何とも言えないしゃれた味わいが、実に見事に調和している。〜ライナーノーツ 平林直哉』

Etcetra
KTC-1603(1CD)
ヴァンハル:クラリネット、オーボエ、ファゴットのための協奏曲集
ファゴット協奏曲ハ長調
クラリネット協奏曲ハ長調
オーボエ協奏曲ヘ長調
2本のファゴットのための協奏曲ヘ長調
リュック・ルブリ(Fg)、
フランソワ・バティスト(Fg)、
ミシェル・ルティエク(Cl)、
ピート・ファン・ボックスタル(Ob)、
ハンス・ロトマン(指)プロイセン室内O
モーツァルトと同世代のウィーンで活躍したボヘミア出身の作曲家、ヨハン・バプティスト・ヴァンハル(1739−1816)の木管楽器協奏曲集。モーツァルトやハイドン、ディッタースドルフらと共に弦楽四重奏を演奏したとも伝わるヴァンハルの貴重な録音が蘇る。

TOCCATA
TOCC-0385(1CD)
NX-B03
バウエル(1936):チェロのための作品集
チェロ協奏曲 第2番(2013)…初録音
3つのプリミティヴ(1987)…初録音
1楽章のソナタ(1982)
ほぼ古い様式によるパッサカリア(2002)
This(2006)…初録音
アンジェイ・バウエル(Vc)
ヤン・クシシュトフ・ブローヤ(P)
マレク・モシ(指)
アウクソ・ティヒ室内O

録音:2013年11月14日
2013年12月18.20日
ルトスワフスキとパヌフニクの「次世代の作曲家」の一人、1936年生まれのイェルジ・バウエルのチェロ作品集。彼の息子アンジェイ が素晴らしいチェリストであるためか、バウエルは積極的にチェロのための作品を発表しています。その作品はモダンでありながら、チェ ロにはたっぷりと旋律が用意されており、チェロが「歌う楽器」であることを再認識させてくれます。この録音ではもちろんアンジェイがソ ロを務めており、作品の魅力を極限まで伝えることに成功しています。
TOCCATA
TOCC-0422(1CD)
NX-B03
ブロムヘッド(1945-):管弦楽作品集
A Lay for a Light Year(2014)
ヴァイオリン協奏曲(2008)
交響曲 第2番(1994)
アラン・スメイル(Vn)
コールマン・ピアース(指)
アイルランド国立SO

録音:2014年11月2-4日
非常に活力に満ちた3つの作品。これらを作曲したのはアイルランドの作曲家ジェローム・ド・ブロムヘッド。アイルランド王立音楽院 で学び、ダブリンではセオアーズ・ボドリーに師事、ギタリストとしても活動した人です。宇宙の規模とエネルギーを示唆した「A Lay for a Light Year」の爆発的な音楽、エレガントで抒情的な雰囲気とストラヴィンスキーを思わせる激しさが同居する「ヴァイオリン 協奏曲」、広大な空間感覚を提示する「交響曲第2番」はどれもコンサート向きの華やかさを持っています。


Treasures
TRE-177(1CDR)
ロベール・カサドシュ/ベートーヴェン:「皇帝」他
ウェーバー:コンツェルトシュテュック ヘ短調 Op. 79
フランク:交響的変奏曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」*
ロベール・カサドシュ(P)
キリル・コンドラシン(指)トリノ放送SO
ハンス・ロスバウト(指)アムステルダム・コンセルトヘボウO*

録音:1960年5月6日ライヴ、1961年2月3日* (全てステレオ)
※音源:伊FONIT CETRA LAR-18、独FONO-RING SFGLP-77699*
◎収録時間:66:12
“本質追求ヘの強い意志を分かち合ったカサドシュとロスバウトの強力タッグ!”
■音源について
FONIT CETRAは、“ARCHIVIO RAI”シリーズでチェリビダッケ、バルビローリ等の1960年頃のステレオ・ライヴ録音をリリースしていますが、これもその一環。この時期のステレオとしては極めて優秀。「皇帝」はPHILIPS音源ですが、ここではシャキッとした音が演奏の性質とマッチしているFONO-RING盤を採用。今までどのCDを聴いても表現が中途半端に聞こえましたが、これで聴くと音の意味が手に取るように分かります。

★カサドシュの協奏曲録音で共演する指揮者は、フランス風のエレガンスを湛えた人よりも、セルをはじめとして硬派な指揮者との共演が多いですが、これは単にレコード会社の都合ではなく、カサドシュの意向が作用していことを強く窺わせるのがここに収録した3曲(全てカサドシュの十八番)です。コンドラシンもロスバウトも、ワルターのような柔和さとは対極的な引き締まった音像を志向する指揮者。一方のカサドシュも、清明なタッチによるしなやかなフレージングを見せながらも、特に独墺の古典作品(特にバッハの素晴らしさ!!)においては、無駄を排して造形力を際立たせ、意志の強さを感じることが多いので、シェイプアップ型指揮者との相性が抜群なのです。
中でも、ベートーヴェンの「皇帝」は、指揮者とピアニストの共通認識の強固さという点で、多くの同曲名盤の中でもトップクラス!カサドシュが、ロスバウト化して言えるほど、互いの方向性が同じ一点に完全一致しているのです。
第1楽章冒頭からイン・テンポを基調とした高潔美が横溢。決して音像を肥大化させず、毅然とした意思をもって造形する姿勢をここまで貫かれると、重戦車型の演奏は場違いとさえ思えてきます。白眉は第2楽章!何度聴いてもこの楽章の史上最高峰の演奏という確信は揺らぎません。カサドシュの結晶化しきったタッチそのものが詩情を醸し出し、それ以上のことは何せず、澄み切った空気感を表出。それに比べ、テンポを落としてしっとりと歌おうとするほど本質から逸れてしまう演奏の如何に多いことか…。
終楽章は、引き締まった音像の中の強烈な意志力がさらに高次元で燃焼し、これ以上ない凝縮しきった音楽を展開。安直な人間味など寄せ付けないほどの本質追求型の演奏の場合、指揮者とソリストは「融合」より「緊張」が際立つものですが、ここではその両方を同時に体感できるのです!【湧々堂】

Bottega Discantica
DISCANTICA-294(1CD)
ヴィヴァルディ「作者詐称」
ヴィヴァルディ:フルート、2つのヴァイオリンと通奏低音の為の協奏曲ト長調 RV 102
バッハ:チェンバロ独奏の為の協奏曲ト長調 BWV 973
ヴィヴァルディ(ヨハン・クリストフ・グラウプナー編):フルート、弦楽と通奏低音の為の協奏曲ホ短調 RV 275a
ヴィヴァルディ:チェロと通奏低音の為のソナタ変ロ長調 RV 47
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ長調 Op.3-9 RV 230
フルート,2つのヴァイオリンと通奏低音の為の協奏曲ニ長調 RV 89
アッカデーミア・ヘルマンス
ファビオ・チェッカレッリ(Fl)
ロセッラ・クローチェ、益田弥生、マルコ・ピアントーニ(Vn)
セバスティアーノ・アイロルディ(Va)
アレッサンドラ・モンターニ(Vc)
アルベルト・ロ・ガット(Cb)
ファビオ・チョフィーニ(チェンバロ、指)

録音:2016年1月21-23日、クチネッリ劇場、ソロメオ、イタリア
怪しげなアルバム・タイトルは、ヴィヴァルディの作品が普及するにあたって行われた他の作曲家による楽器の書き換えをテーマとしたプログラムに付けられたものです。フルート奏者・指揮者・音楽学者フェデリコ・マリア・サルデッリによれば、RV 102 はゼバスティアン・ボディヌス(1700頃-1759)またはヨハン・クリスティアン・シックハルト(1681-1762)によって、RV 89 はボッレーニという作曲家によってフルート用に書き換えられたとされています。バッハの BWV 973 の原曲はヴィヴァルディの「ヴァイオリン、弦楽と通奏低音の為の協奏曲ト長調 Op.7-8 RV 299」で、ここでは原曲のまま演奏されているヴィヴァルディの Op.3-9 RV 230(ヴァイオリン・ソロはロセッラ・クローチェ)も同様にバッハによってチェンバロ独奏用の BWV 972 に書き換えられています。RV 47 はヴィヴァルディ自身による書き換えの一例で、第2楽章が彼のヴァイオリン・ソナタ ホ短調 RV 17 の第2楽章と非常に近いものとなっています。
ファビオ・チェッカレッリはマルチェッロ・ガッティに師事したイタリアのフルート奏者。2000年のアッカデーミア・ヘルマンス創設以来のメンバーです。

露OLYMPIA
MKM-287(1CD)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*
ピアノ・ソナタ ト長調「大ソナタ」Op.37a+
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
ウィーンSO*
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)*

録音:1962年9月24-26日、ウィーン、オーストリア、AAD*
1956年、モスクワ、ロシア、ソヴィエト、モノラル、AAD+
原盤:Deutsche Grammophon*
露OLYMPIA
MKM-293(1CD)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(原典版)*
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18+
ラザール・ベルマン(P)
ベルリンRSO*
ユーリー・テミルカーノフ*
スヴャトスラフ・リヒテル(P)+
ワルシャワ国立PO+
スラニスワフ・ヴィスウォツキ(指)+

録音:1986年*/1959年+
原盤:Schwann*/Deutsche Grammophon+
露OLYMPIA
MKM-294(1CD)
ダヴィド・オイストラフ&キリル・コンドラシン
ベートーヴェン:ロマンス第1番ト長調 Op.40
 ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
ゴダール(1849-1895):ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調(ロマンティック協奏曲)Op.35 から カンツォネッタ
ショーソン:詩曲
サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
ラヴェル:ツィガーヌ
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
ソヴィエト国立SO
キリル・コンドラシン(指)

録音:1947-1948年

スロヴェニア放送
ZKP-114472(1CD)
アントン・グラチャール(トランペット)
(1)ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調Hob.VIIe:1
(2)トマジ:トランペット協奏曲
(3)ペトリッチ:過ぎ去った時のためのブルレスク
(4)タルティーニ:トランペット協奏曲ニ長調
アントン・グラチャール(Tp)
(1)-(3)サモ・フバード(指)スロヴェニアRSO
(4)ラルフ・ヴァイケルト(指)スロヴェニアPO

録音:(1)1975年、(2)1973年、(3)1970年、(4)1977年
スロヴェニアを代表するトランペット奏者、アントン・グラチャール(1940―)によるトランペット協奏曲の録音集。明るく輝かしい音色が魅力的である。イヴォ・ペトリッチ(1931―)は80歳を過ぎた現在でも精力的に活躍するスロヴェニアの作曲家。

SUPRAPHON
SU-4234(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414【弦楽四重奏による伴奏版】*

カデンツァ:ベートーヴェン、モーツァルト*
ヤン・バルトシュ(P)
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)
チェコPO

ドレシャルQ【ヴァーツラフ・ドヴォルザーク(第1Vn)、オンドレイ・プステヨフスキー(第2Vn)、マーティン・ステュープカ(Va)、ヴォイチェフ・ウルバン(Vc)】

録音:2013年5月1日ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール
2016年5月21日マルティヌー・ホール*
ブレンデルも激賞するヤン・バルトシュによるモーツァルトのピアノ協奏曲のアルバムをリリースしました。バルトシュは14 歳のときにビエロフラーヴェ クの指揮で輝かしいコンサート・デビューを成功させ、以後数々の国際コンクールの受賞歴を誇るチェコ期待の若手ピアニストです。 音楽性の豊かな美しいタッチで魅了するバルトシュが最も得意とするモーツァルト。ピアノ協奏曲第20番は2017年5月31日急遽した巨匠イルジー・ ビエロフラーヴェク率いるチェコ・フィルハーモニー管弦楽団との共演で、デビュー当時からその才を認めていたマエストロが愛情深くサポートしておりま す。一方、ピアノ協奏曲第12番は弦楽四重奏による伴奏版での録音。ジュリアード弦楽四重奏団のメンバーであったヴァイオリン奏者ロバート・マンやエマー ソン弦楽四重奏団のヴィオラ奏者ローレンス・ダットンら著名な演奏家から室内楽を学んできたバルトシュならではのきめ細かく丁寧な音楽づくりがこの作 品でも見事にあらわれております。 (Ki)

Onyx
ONYX-4167(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 
 ロマンス第1番ト長調 Op.40、
 ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
シューベルト:ロンド イ長調 D.438
ジェームズ・エーネス(Vn)、
アンドルー・マンゼ(指)
ロイヤル・リヴァプールPO
2017年3月に発売され高く評価されたベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ(ONYX 4170)」に続くエーネスのベートーヴェン・アルバムは、古典派〜ロマン派を中心に幅広いコンチェルト・レパートリーを持つエーネスにとって、意外にも初の録音となるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。アンドルー・マンゼとロイヤル・リヴァプール・フィルという完璧な布陣を敷いて、ヴァイオリニストにとって最高の挑戦となるベートーヴェンの傑作コンチェルトを贈ります。

Chandos
CHAN-10958(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.2
ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449
ディヴェルティメント ニ長調 K.136
ディヴェルティメント ヘ長調 K.138
ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)、
ガボール・タカーチ=ナジ(指)
マンチェスター・カメラータ
※使用ピアノ:Yamaha Model CFX

録音:2017年3月6日−7日、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・コンサート・ホール(マンチェスター)
016年9月にはアシュケナージ指揮オーケストラ・アンサンブル金沢との日本ツアーでモーツァルトの「ピアノ協奏曲第17番(PCHAN-10929収録)」を披露し、2017年7月にも来日公演を果たしたばかりのジャン=エフラム・バヴゼ。軽やかなタッチと色彩あふれる音色で贈るバヴゼの芳潤なるモーツァルトにご期待ください!
Chandos
CHSA-5209(1SACD)

ボーレンシュタイン:管弦楽作品集
ヴァイオリン協奏曲 Op.60*
ビッグバンと宇宙の創造 Op.52
もしあなたがそれを望むなら、それは夢ではない Op.58(全曲世界初録音)
ウラディーミル・アシュケナージ(指)
オックスフォードPO、
イルミナ・トリンコス(Vn)*

録音:2016年12月11日ー12日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
ボーレンシュタインは、アシュケナージが長年にわたって賞賛し支持してきた作曲家。アシュケナージのために書かれアシュケナージが初演した、まさにアシュケナージのためのプログラム「もしあなたがそれを望むなら、それは夢ではない(If you will it, it is no dream)」を含む、ここ数年の間に世界初演された3つの管弦楽作品はすべて世界初録音!
Chandos
CHSA-5185(1SACD)
シマノフスキ&カルウォヴィチ:ヴァイオリン協奏曲集
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op035、
 ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.61
カルウォヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.8
タスミン・リトル(Vn)、
エドワード・ガードナー(指)BBC響

録音:2017年1月4日ー5日、ワトフォード・コロッセウム(イギリス)
2016/2017シーズンのコンサート・プログラムの1つでもあるシマノフスキのヴァイオリン協奏曲第2番を含む2曲に加え、Hyperionのロマンティック・コンチェルト・シリーズでの録音が稀代の名盤として人気を誇っていたカルウォヴィチの「ヴァイオリン協奏曲」の新録音バージョンも収録という嬉しいカップリング。
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876ー1909)は、「若きポーランド」の一員として将来を嘱望されながらも32歳で早逝した天才作曲家。ポーランド国内では重要なレパートリーとして定着しながらも世界的には無名であった「ヴァイオリン協奏曲」を世に広めたタスミン・リトルが、10余年ぶりに録音しなおした新たなカルウォヴィチにご注目あれ!
「ウォルトンのヴァイオリン協奏曲(CHSA-5136)」でも見事な共演を果たした、エドワード・ガードナー&BBCSOとの演奏、そしてChandos SACDによる高音質録音もポイントです!

Lyrita
REAM.1134(1CDR)
ラッブラ:協奏交響曲、他

(1)ラッブラ:協奏交響曲 Op.38
(2)シリル・スコットの主題による前奏曲とフーガ Op.69
(3)ヴァイオリン協奏曲 Op.103
(4)スコット:慰め
(1)エドムンド・ラッブラ(P)、
 ヒューゴ・リグノルド(指)
 バーミンガム市SO
 BBC放送日:1967年5月2日
(2)エドムンド・ラッブラ(P)
 BBC放送日:1967年8月9日
(3)エンドレ・ヴォルフ(Vn)、
 ルドルフ・シュワルツ(指)BBCSO
 BBC放送日:1960年2月20日
(4)エドムンド・ラッブラ(P)
 BBC放送日:1967年8月9日
神秘主義的な作風を特徴としたラッブラの自作自演を含む貴重な録音の数々。ラッブラ自身がピアニストを務めた「協奏交響曲」、師であるシリル・スコットの70歳を記念した「前奏曲とフーガ」などを収録。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Danacord
DACOCD-781(2CD)
デンマークの偉大なピアニスト、ヴィクト・シューラー Vol.2
(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*
(2)シューマン:謝肉祭 Op.9
(3)ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
(4)モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.396
(5)ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第9番イ長調 Op.47 「クロイツェル**
(6)シューベルト:ピアノ三重奏曲変ロ長調 Op.99***、
(7)即興曲ト長調 Op.90-3
ヴィクト・シューラー(P)、
エーリク・トゥクセン(指)*、
デンマーク国立RSO*、
エミール・テルマーニ(Vn)**、
ヘンリー・ホルスト(Vn)***、
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)***

録音:(1)1950年、(2)1956年、(3)1956年、(4)1955年、(5)1942年、(6)1955年、(7)1957年
デンマークの偉大なピアニスト、ヴィクト・シューラーの貴重な録音を現代に復刻するシリーズ第2弾(第1弾はDACOCD 491-492)。ヴィクト・シューラー(1899−1967)は、コペンハーゲン生まれのピアニスト。父は作曲家のヴィクト・ベンディクス。母アウゴスタ・シューラーからピアノの手ほどきを受け、イグナーツ・フリードマン、アルトゥール・シュナーベルに師事しました。1914年にピアニストとしてデビュー。1919年からヨーロッパの演奏旅行。第2次世界大戦後の1948年−1949年にかけて初めてのアメリカ演奏旅行を行いました。新しい音楽のスペシャリストとしても知られ、ランゴーやニルス・ヴィゴ・ベンソンのピアノ作品を初演。指揮者としても活動しました。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


ELECT
ERT-1031(3CD)
ローラ・ボベスコ〜エレクトレコード全録音集
■CD1=旧EDC796
(1)バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ホ長調 BWV.1016
(2)バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第4番 ハ短調 BWV.1017
(3)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 Op.30-3
■CD2=旧EDC797
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV.1041
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 「トルコ風」
■CD3=旧EDC797
(1)サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3 番
(2)サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
(3)ストラヴィンスキー:イタリア組曲
(4)ホアキン・ニン(1879−1949):四つの回想
ローラ・ボベスコ(Vn)

■CD1=旧EDC796
(1)マリアーナ・カブデボ(P)
 録音:1966 年10 月(モノラル)
(2)(3)アルバート・ガットマン(P)
 録音:1968 年5 月(ステレオ)
■CD2=旧EDC797
コンスタンティン・ボベスコ(指)
ブカレスト放送O
 録音:1963 年12 月(モノラル)
■CD3=旧EDC797
(1)(2)イラリオン・イオネスコ=ガラティ(指)
 ブカレストRSO
 録音:1979 年12 月(ステレオ)
(3)(4)マリアーナ・カブデボ(P)
 録音:1966 年10 月(モノラル)

原盤編集:ロクサナ・ギベスク
原盤音源調整:フロレンティーナ・エルゲレギウ
ルーマニアの偉大なヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコ(1921−2003)は、長いキャリアを誇り、また1970 年代以降は日本で もマニアから絶賛され来日もあったにもかかわらず、残された録音は限られたものでした。特に祖国での録音はエレクトレコ ードによるこれらの演奏が全てとなります。
■CD1…ここでは 1960 年代のバッハとベートーヴェンを収録。壮年期の彼女の魅力がたっぷり味わえる。ことにバッハのソナ タ第4 番における憂いと優美さの絶妙なバランスは絶品。美音に止まらず、気高い心境が見事に音化されております。
■CD2…伴奏のコンスタンティンはローラの従兄弟で、ヴァイオリニスト、指揮者としても活躍した。バッハは物凄く濃密な表現 で噎せ返るような色気を見せる。バッハ演奏としては異色ともいえるが徹底ぶりは正しく真の芸術表現の鑑と言えましょう。モ ーツァルトの協奏曲「トルコ風」は同じ時期の録音ながら何故か音質が古色蒼然としていて残念。ボベスコのモーツァルトと言 えば優美と品格を両立させた逸品で、この演奏も無論その例に漏れません。
■CD3…ボベスコはフランス、ベルギーといったフランス語圏での活動が主でした。当然レパートリーもフランスものが重要で す。サン=サーンスにおける崩しのない高貴な貴婦人のような佇まいと姿形、正に「音は人なり」を代表する演奏と申せましょ う。そしてぜひ聴いて頂きたいのがストラヴィンスキーの「イタリア組曲」。これは「プルチネッラ」のヴァイオリン版と言い切って も構わないもの。擬古典的なストランヴィンスキーの音楽は、作曲技法の神髄。イタリア・バロックの感覚と近代音楽の精神が これほど幸福に融合した例もありません。ホアキン・ニン(1879−1949)は、キューバ生まれで、モーリッツ・モシュコフスキに学 んだピアニスト兼作曲家。フランス、スペインで活躍しました。「四つの回想」は他に録音もない隠れた名曲。フランス風にセン ス抜群な作曲に、燦々と降り注ぐスパニッシュ・エキゾチシズムが楽しい限り。ボベスコはこの曲を愛し各国で演奏しました。
新装発売について:EDC796,EDC797,EDC798 として3枚のCD が親しまれておりましたが、長らく廃盤でした。この度弊社 がELECTRECORD からマスターテープに遡って原盤提供を受けてCD3 枚組に仕様変更し発売致します。エレクトレコード は音源保存と編集に問題があるケースがしばしばあり、今回で言えば、モーツァルトの「トルコ風」は何故か音質が落ちます。 他にも妙な残響付加などが以前の盤には見られましたが、今回は可能な限り修正に勤しみました。特にストラヴィンスキーの 「イタリア組曲において以前の盤で見られた編集ミスは修正されております。

Altus
TALT-029(1CD)
デ・ヴィート&フルトヴェングラー
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
トリノ・イタリアRSO(RAI国立管)

録音:1952年3月11日、1952年3月7日*
ターラ・レーベルより発売されていた「イタリアのフルトヴェングラー」(FURT-1080)をライセンス復刻いたしました。晩年のフルトヴェングラーがRAI交響楽団と残した非常に貴重な録音です。同音源中、最良の音質と言われていたターラ盤をリマスタリングし、より聴きやすい音に仕上げました。当演奏の決定盤としておすすめいたします。フルトヴェングラーとイタリアの関わりは深く、記録では1922年から54年までの期間にイタリアで演奏会を行っています。内容はオーケストラ演奏会が69回、オペラが112回。31人の作曲家、76の作品を取り上げています。当時の批評家や聴衆がどのように賞賛し、また批判したかなど、イタリアにおけるフルトヴェングラー受容について書かれた解説書の日本語訳も貴重です。イタリアの名ヴァイオリニスト、デ・ヴィートとフルトヴェングラーの共演。メンデルスゾーン、ブラームスともにデ・ヴィートの得意とする協奏曲であり、軽やかで明るい響きを持ちながら緊張感もあり、じっくりと聴かせます。フルトヴェングラーのバックも堂々たるもので実に巨大な演奏です。 (Ki)

SWR music
SWR-19041CD
NX-B02
ヘンリク・シェリング:ヴィヴァルディ/モーツァルト
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「四季」
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番「トルコ風」
ヘンリク・シェリング(Vn,指)
プフォルツハイム南西ドイツCO

録音:1969年12月7日 ライヴ収録(ステレオ)
※初出音源
20世紀を代表するヴァイオリニスト、ヘンリク・シェリング(1918-1988)。存命中は高く評価されましたが、現在では他の同時代の 演奏家たち、ハイフェッツやミルシュテイン、オイストラフらと比べると、あまりにも求道的な演奏のためか、少しだけ知名度が低くなっ てしまった感があります。しかし彼の完璧な技術と音色の美しさは他を圧倒するものであり、再評価されるべき名手の一人です。こ のアルバムに収録されたヴィヴァルディとモーツァルトは、自ら指揮も務めた演奏で、厳しさ漂うバッハとは全く違う、生き生きとした愉 悦感を伴う音楽になっています。ムラのない均一な音色で奏でながらも、メリハリのある表現が魅力の「四季」、ディティールにもこだ わりを見せるモーツァルトと、円熟の演奏が繰り広げられます。


Arte Verum
QEC-2017(4CD)
2017年エリザベート王妃国際音楽コンクール【チェロ】

■CD1
(1)ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番変ホ長調op.107
(2)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調op.104

■CD2
(1)ブラームス:チェロ・ソナタヘ長調op.99
(2)プロコリエフ:チェロ・ソナタハ長調op.119
(3)プーランク:ソナタFP143

■CD3
(1)ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb:1
(2)ボッケリーニ:ソナタハ長調G.17
(3)シューマン:民謡風の5つの小品op.102よりMit Humor, Langsam(
(4)アンネリー・ファン・パリ(b.1975):Chacun(e) sa chaconne
(5)イザイ:グラーヴェ(独奏チェロのためのソナタ ハ短調op.28より)
(6)細川俊夫:Sublimation(昇華)

■CD4
(1)J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調BWV1010よりプレリュード
(2)ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調Hob.VIIb:2
(3)ドヴォルザーク:ロンドト短調op.94
(4)シューマン:民謡風の5つの小品op.102よりStark und markiert(
(5)ブルッフ:コル・ニドライop.47
(6)シューベルト:アルペジオーネ・ソナタイ短調D821よりアレグロ・モデラート
(7)フォーレ:パピヨンop.77
(8)ポッパー:妖精の踊りop.39
■CD1
(1)ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール(Vc)/仏/第1位
(2)岡本侑也(Vc)/日本/第2位
■CD2
(1)ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール(Vc)、
 テオ・フシェンネレ(P)
(2)ブランノン・コー(Vc)/米/第6位、
 ヴィクトル・サンチャゴ・アサンシオン(P)
(3)オーレリアン・パスカル(Vc)/仏/第4位、
 アンナ・ナレット(P)
■CD3
(1)サンチャゴ・カニヨン=ヴァレンシア(Vc)/コロンビア/第3位
(2)イヴァン・カリズナ(Vc)/ベラルーシ/第5位、
 リディ・ブリィドルプ(Vc)
(3)イヴァン・カリズナ(Vc)、
 佐藤卓史(P)
(4)マチェイ・クワコフスキ(Vc)/ポーランド/入賞、
 KeikoTamura(P)
(5)イヴァン・カリズナ(Vc)
(6))セウンミン・カン(Vc)/韓国/入賞
■CD4deZES/lesSIX
(1)ブリュノ・フィリップ(Vc)/仏
(2)三井静(Vc)/日本
(3)アストリヒ・シラノシアン(Vc)、
 ジュリアン・ジェルネ(P)
(4)ユリア・ハーゲン(Vc)、
 Naoko Sonoda(P)
(5)シハオ・へ(Vc)
(6)クリスティーヌ・ヨンヒュン・リー(Vc)
(7)ヤン・レヴィオノワ(Vc)、
 アンナ・ナレット(P)
(8)ブリュノ・フィリップ(Vc)

ステファヌ・ドゥネーヴ(指)ブリュッセルPO
フランク・ブラレイ(指)ワロニー王立室内O
録音:2017年5月8-29日、ブリュッセル(すべてコンクールのライヴ)
2017年のエリザベート王妃国際音楽コンクール、チェロ部門の上位入賞者たちのコンクール時の演奏を集めたボックスです。チェロ部門は作曲部門に代 わって今年から新設されたもの。栄えある第1回で、第2位に入賞した日本人、岡本侑也の演奏も収録されており、注目です!
岡本侑也は、1994年東京生まれ。H=J.ゼーフルート、山崎伸子、W=S.ヤンの各氏に師事。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大 学音楽学部を経て、現在、ドイツ・ミュンヘン音楽大学にて研鑽を積んでいます。2011年「日本音楽コンクール」チェロ部門第1位および岩谷賞(聴衆賞) 増沢賞、黒蜿ワ、徳永賞を受賞、2015年には「第25回新日鐵住金音楽賞」フレッシュアーティスト賞を受賞。2016年6月、トッパンホールでのケラス 演奏会で、ブーレーズの難曲「メサージェスキス(7本のチェロのための)」のメンバーでもあった逸材。(公財)江副記念財団第42回奨学生。(公財)ロー ム音楽財団2013年度・2014年度奨学生。第25回(2014年度)新日鉄住金音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞と、そのめざましい活躍が期待されて います。ドヴォルザークでは繊細かつ雄弁な音色が炸裂。知性を感じさせる抒情に満ちた熱演で、引き込まれます。 ★他の入賞者もいずれも力演。また、細川作品は細川特有の静けさから始まり、管弦楽とチェロが激しく対立するような場面もみられる、大作。アンネリー・ ファン・パリのChacun(e) sa chaconneはクリスタルのような硬質な音色とリズムが錯綜する難曲となっています。 ★CD 4のDe ZES / Les SIX は、エリザベート王妃国際音楽コンクールが行っているユニークな試みで、6名の音楽教育を受けている学生が、第1次予 選から本選までのすべての演奏に密着、その感想や雰囲気などをツイッター、フェイスブック、さらにホームページなどで発信していくというもの。順位とは 関係なく、彼ら6名が選んだ優れた演奏が収められています。 (Ki)


SILKROAD MUSIC
SRM-035LP(1LP)
ボベスコが奏でるブラームス
■Side A
ヴァイオリン協奏曲第1楽章
■Side B
ヴァイオリン協奏曲 第2楽章
ヴァイオリン協奏曲 第3楽章
F.A.E.ソナタ〜第3楽章「スケルツォ」*
ローラ・ボベスコ(Vn)
ホセ・セレブリエール(指)、
ベルギー国立放送新SO
ジャック・ジャンティ(P)*

録音:1988年3月4日ブリュッセル、RTBFスタジオ[ベルギー]*

録音:1980年12月[ベルギー]
180g重量盤
ベルギーTALENTレーベルからのライセンスによるSILKROAD MUSICのボベスコ・シリーズ。当LPには1988年に収録されたブラームスの協奏 曲と1980年収録のF.A.E.ソナタより第3楽章「スケルツォ」が収められております。気品と活気にあふれるボベスコの音色はブラームスとの相性も良く、 ボベスコの真骨頂ともいえる優美かつウィットに富んだ可憐な演奏を聴くことができます。ヴァイオリン協奏曲ではヴァイオリンも学んだセレブリエールが ボベスコの演奏を温かくサポートし大曲を見事に演奏。また、カップリングのスケルツォでは長年のパートナー、ジャンティと息の合った演奏を披露。ボベ スコらしい歌心に満ちた華のある演奏を聴くことができます。今もなお色褪せぬボベスコの瑞々しいヴァイオリンの響きに想いを馳せるファン必聴盤です。
SILKROAD MUSIC
SRM-035CD(1CD)
ボベスコ〜ブラームス&メンデルスゾーン
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
 F.A.E.ソナタより第3楽章「スケルツォ」*
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64#
ローラ・ボベスコ(Vn)
ホセ・セレブリエール(指)ベルギー国立放送新SO
ジャック・ジャンティ(P)*
エドガー・ドヌー(指)ベルギー国立放送新SO#

録音:1988年3月4日ブリュッセル、RTBFスタジオ[ベルギー]
1980年12月[ベルギー]*
1984年ブリュッセル、RTBFスタジオ[ベルギー]#
ベルギーTALENTレーベルからのライセンスによるSILKROAD MUSICのボベスコ・シリーズ。当CDにはブラームスの協奏曲(1988年収録)、F.A.E.ソ ナタより第3楽章「スケルツォ」(1980年収録)そしてメンコン(1984年収録)が収められております。気品にあふれるボベスコの音色はブラームスと の相性も良く、ボベスコの真骨頂ともいえる優美かつウィットに富み可憐に演奏。ヴァイオリン協奏曲ではヴァイオリンも学んだセレブリエールがボベスコ の演奏を温かくサポートし、スケルツォでは長年のパートナー、ジャンティと息の合った演奏を披露。さらにメンコンではドヌー指揮のもとボベスコらしい 豊かなフレージングでたっぷりと歌い上げております。今もなお色褪せぬボベスコの瑞々しいヴァイオリンの響きに想いを馳せるファン必聴盤です。 (Ki)

PRAGA
PRD-250388(1CD)
チャイコフスキー:協奏曲集
(1)ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
(2)自作主題による変奏曲ヘ長調Op.19の6
(3)ピアノ協奏曲第2番ト長調Op.44
エミー ル・ギレリス(P)
カレル・アンチェル(指)チェコPO(1)、キリル・コンドラシン(指)ソヴィエト国立SO(3)

録音:1954年「プラハの春」音楽祭(1)、1950年6月(2)、1959年12月23日モスクワ放送(ライヴ)(3)
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番はギレリスの十八番ながら、アンチェルとの1954年の共演は、長らく入手困難となっていました。当時38歳 のギレリスの物凄いテクニックに仰天させられます。さらにうれしいのが、コンドラシンと共演した第2番。ギレリスの演奏で聴くと、想像以上に魅力的 な作品と気づかされます。ピアノ独奏のための変奏曲も、やはりチャイコフスキーならではの旋律の美しさに満ちていて聴き惚れます。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1348(1CDR)
オレフスキー〜ブラームス&ラロ
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ラロ:スペイン交響曲*
ユリアン・オレフスキー(Vn)
ハワード・ミッチェル(指)ワシントン・ナショナルSO
ユリウス・ルーデル(指)ウィーン国立歌劇場O*

録音:1953年(モノラル)、1959年(ステレオ)*
音源:Westminster WL 5273、 XWN 18938
Forgotten Records
fr-1144A(1CDR)
ムラーツェク&スワロフスキー
ブラームス
:ピアノ協奏曲第2番
ハンガリー舞曲第1番〜第5番#
エドゥアルト・ムラーツェク(P)*
ハンス・スワロフスキー(指)
ウィーン国立歌劇場O

録音:1959年頃、ウィーン
音源: World Record Club T 50 、MUSICAL MASTERPIECE SOCIETY, MMS 942
Forgotten Records
fr-1146(1CDR)
ミュンシュ&ジャニス
リスト:ピアノ協奏曲第1番*、第2番*
ワーグナー:「パルジファル」〜聖金曜日の音楽#
バイロン・ジャニス(P)*
シャルル・ミュンシュ(指)
ボストンSO

録音:1961年7月30日タングルウッド*、/1962年4月1日シンフォニー・ホール・ボストン#(全てライヴ)

MPMP
MPMP-15(1CD)
アントニオ・ピニョ・ヴァルガス(1951-):ヴァイオリン協奏曲「ガレギン・アルチュニアンの記念に」*
ヴァイオリンとピアノの為のクアジ・ウナ・ソナタ+
ノー・アート
タミーラ・ハランブラ(Vn)
リスボン・メトロポリターナO*
ギャリー・ウォーカー(指)*
イネス・アンドラーデ(P)+
アントニオ・ピニョ・ヴァルガスはポルト大学文学部歴史学科を卒業し、ポルト音楽院、ロッテルダム音楽院で学んだポルトガルの作曲家・ミュージシャン。クラシックとジャズの両分野で活躍しています。*のガレギン・アルチュニアン(1951-2014)はアルメニアのエレヴァン生まれのヴァイオリニスト。1989年グルベンキアン財団に招かれポルトガルに移住し演奏家・演奏指導者・音楽教育者として活躍しました。タミーラ・ハランブラは1990年ウクライナのリヴィウに生まれたヴァイオリニスト。ポルトガルに移住し、アングラ・ド・エロイズモ地方音楽院で母エレーナ・ハランブラに、リスボン高等音楽学校でガレギン・アルチュニアンに、グラーツ音楽大学(オーストリア)でヴェスナ・スタンコヴィチに師事。ポルトガルで活躍する若手ヴァイオリニストの中で最も注目される一人です。

Forgotten Records
fr-1129A(1CDR)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
第22番 変ホ長調 K.482 *
第24番 ハ短調 K.491
イヴリーヌ・クロシェ(P)*
ガブリエル・タッキーノ(P)
シャルル・ミュンシュ(指)*
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
ボストンSO

録音:1946年1月27日*、1949年1月30日#、1951年1月7日+、ライヴ


SUPRAPHON
SU-4229(5CD)
アンドレ・ナヴァラ〜プラハ録音集成
(1)ブラームス:二重協奏曲 イ短調
(2)シューマン:チェロ協奏曲 イ短調
(3)ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「ソロモン」
(4)レスピーギ:アダージョと変奏
(5)プロコフィエフ:チェロ協奏曲第2番Op.125
(6)マルティヌー:チェロ・コンチェルティーノ
(7)イベール:チェロと管楽器のための協奏曲
(8)ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調
(9)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番
(10)ブラームス:チェロ・ソナタ第2番
(11)コダーイ:二重奏曲
(12)オネゲル:ソナティナ
(13)マルティヌー:二重奏曲第1番 H.157
(14)マルティヌー:二重奏曲第2番 H.371
(15)プロコフィエフ:チェロ・ソナタOp.119
(16)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番
(17)ルイ・ド・ケ=デルヴロワ(1670-1760):組曲第2番〜チェロとピアノのための
(18)ボッケリーニ:チェロ・ソナタ第3番
(19)ラヴェル:ハバネラ形式の小品
アンドレ・ナヴァラ(Vc)

(1)(11)-(14)ヨゼフ・スーク(Vn)
(1)-(5)カレル・アンチェル(指)チェコPO
(6)(7)マルティン・トゥルノフスキー(指)室内O
(8)コンスタンティン・シルヴェストリ(指)チェコPO
(9)(10)(15)(16)アルフレート・ホレチェク(P)
(17)-(19)フランティシェク・マクシアーン(P)

録音:(1)1963年9月30日&10月3日、
(2)(3)1964年2月7-9日、
(4)(5)1965年6月20-25、(8)1953年6月29日、
(6)(7)1966年6月27-30日、
(9)1961年3月29日、
(10)1961年3月30日、
(11)-(13)1964年9月28-30日、
(14)1966年6月27-30日、
(15)1958年1月4-6日、
(16)1958年1月8,10-11日、
(17)-(19)1953年6月25日
全てオリジナルテープからの2017年最新リマスタリングです! ナヴァラはトゥールーズ音楽院に学び、13歳で一等賞を得て卒業。さらにパリ音楽院でジュール・ロエブにチェロを、シャルル・トゥルヌミールに室内 楽を師事し一等賞を得て卒業した逸材。その後、1929-35年にはクレトリ弦楽四重奏団のメンバーを務め、ついでピアノのヨゼフ・ベンヴェヌーティ、ヴァ イオリンのルネ・ベネデッティとピアノ三重奏団を結成するなど室内楽を積極的に行いました。1951年5月にプラハの春音楽祭にデビューし大成功をおさめたナヴァラは、その後定期的にプラハを訪れ、演奏会および録音を行いました。当録音 集成ではヨゼフ・スークとブラームスの二重協奏曲、コダーイ、オネゲル、マルティヌーのデュオ作品を収録。またシューマン、プロコフィエフ、ラロの協 奏曲ではナヴァラ節炸裂の熱演を聴かせてくれます。17世紀から20世紀まで室内楽から協奏曲まで作風も異なる様々な作品をスケールの大きなボウイ ングでたっぷりと聴かせます。スプラフォンの丁寧な復刻によりナヴァラの至芸が蘇りました!

Orchid Classics
ORC-100070(1CD)
NX-B03
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァオリン協奏曲 第1番
ヴァイオリン協奏曲 第2番
マシュー・トラスラー(Vn)
グラント・ルウェリン(指)
BBCナショナル・オーケストラ・オブ・ウェールズ

録音:2016年7月2.3日
英国を代表する優れたヴァイオリニストであり、ORCHID CLASSICSのレーベル・オーナーとしても活躍するマシュー・トラスラー。こ のアルバムではプロコフィエフの2曲のヴァイオリン協奏曲を演奏。ナタン・ミルシテインが「20世紀における最も優れたヴァイオリン協 奏曲の一つであり、恐らくプロコフィエフ作品の中でも最高の1曲」と評した第1番、ヤッシャ・ハイフェッツが心より愛した抒情的な第 2番、これらをノースカロライナSOの音楽監督としても知られるグラント・ルウェリンの伴奏で演奏。2作品の性格の違いも鮮 やかに弾き分けています。

Forgotten Records
fr-1121(1CDR)
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲*
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番#
ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ Op.21
 スケルツォ=タランテラ Op.16
 エチュード=カプリス Op.18 〜第4番 Op.18-4(クライスラー編)
 モスクワの思い出 Op.6
 演奏会用ポロネーズ第1番Op.4
 新しい手法、エチュード=カプリス Op.10〜第5番(クライスラー編)
アーノルド・エイダス(Vn)
フレデリック・フンメル(指)
ウィーン管弦楽協会O*
レオポルド・ミットマン(P)#
アイリーン・フリスラー(P)

録音:1952年頃
音源: Stradivari Records, STR 611 (*/#), SLP 1003

CPO
CPO-777949(1CD)
NX-B10
ライネッケ(1824-1910):フルート作品集
フルート協奏曲 ニ長調 Op.283
フルートと管弦楽のためのバラード Op.288
フルートとピアノのためのソナタ「ウンディーネ」Op.167
フルートとピアノのためのソナチネ Op.108-1
タティアナ・ルーラント(Fl)
エッカルト・ハイリガーズ(P)
アレクサンダー・リープライヒ(指)
シュトゥットガルト放送SO
ニューヨーク、カーネギー・ホールでセンセーショナルなデビューを飾り、評論家によって「フルートのパガニーニ」を称された女性フルー ティスト、タティアナ・ルーラント。このアルバムではドイツ・ロマン派の巨匠ライネッケのフルート作品を演奏しています。ニ長調の協奏 曲と、バラードは80歳を過ぎた晩年のライネッケの手によるもので、派手な技巧を駆使するのではなく、あくまでも高い音楽性と趣 味の良さが特徴。ライネッケ作品の中で最も有名な「ウンディーネ」とソナチネも含め、聞きどころたっぷりです。

Champs Hill Records
CHRCD-119(1CD)
盗まれたリズム〜フランシス=ホード:作品集
チェロとアンサンブルのための協奏曲「カタルシス」*
フォーギヴネス・マシーン+
クォーク・ダンス#/オマージュ**
追悼を拒否して++
デイヴィッド・コーエン(Vc)*、
ポール・ホスキングス(指)*/#/++、
ランバート・オーケストラ*/#/++、
フェニックス・ピアノ・トリオ+、
イヴァナ・ガヴリッチ(P)**、
ニコラス・ダニエル(Ob)++

録音:2015年4月−5月
ロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティ・アウォードの受賞者であるイギリスの女流作曲家、シェリル・フランシス=ホード。15歳の時に「チェロ、ピアノ、打楽器とオーケストラのためのコンチェルティーノ」でBBCヤング・コンポーザー・オヴ・ザ・イヤー・コンペティションを受賞し、2015年にはBBCプロムスで作品が取り上げられるなど着実に評価を高めている作曲家です。

BRIDGE
BCD-9489(1CD)
グレゴリー・マートル(b.1969)作品集
アフターグロウ・オブ・ア・キス(2000)
皇后(1998)
ピアノ協奏曲(2008-2010)
クレイグ・カーチホフ(指)
ミネソタ大学ウィンド・アンサンブル
マヌエル・デイヴィス(Fl)
ソルンガ・リウ(P)

録音:2012 年2 月10、11 日、2013 年5月2、3 日 、2012 年4 月2-4 日
グレゴリー・マーテルはイエール大学、イーストマン音楽院で学んだ後、タングルウッド・コンポーザー・フェローシップを得てディティーユ、マウリツィオ・カーゲルにも師事している。作風はアメリカの作曲家にありがちなハリウッド調に派手に鳴らしまくる軽薄なエンターテイメント系とは無縁。ラテン的な色彩的で内省的な表現から聴こえるヨーロッパ的な深い知性に短期間師事したディティーユの影響が感じられる。楽しい鳥のさえずりを思わせるフルートに精妙なアンサンブルが絡む美しい「アフター・グロウ・オブ・ア・キス」、ピアノとウィンド・アンサンブルが火花を散らしあうピアノ協奏曲は聴きごたえ充分。


H.M.F
HMM-902325(1CD)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
序曲「フィンガルの洞窟
交響曲第5番 「宗教改革」
イザベル・ファウスト(Vnン/ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」1704年製)
パブロ・エラス=カサド(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ

録音:2017年3月19-22日、バルセロナオーディトリウム第1ホール、Paul Casals
イザベル・ファウストが、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を録音しました!指揮は1977年生まれの今ヨーロッパで大活躍の指揮者エラス=カサ ド、管弦楽は「ピリオド・オーケストラのベルリン・フィル」とも称されるフライブルク・バロック・オーケストラという最高の布陣です。情熱と霊感に満 ちた第1楽章、天上を思わせる美しさの第2楽章、華麗の極みの超絶技巧の第3楽章からなる、クラシック屈指の人気曲である本作。ファウストの輝か しくまっすぐ聴き手の心に差し込んでくる奇跡の音色と、音楽に対する真摯な姿勢が、語り尽くされてきた名作にまたひとつ新鮮な感動をもたらしてくれま した。「天上の天使たちを喜ばせる協奏曲を」というメンデルスゾーンの意志がここにすべて集約されています。 ヴァイオリン協奏曲は、1844年に完成、その後も磨きをかけ、翌45年、メンデルスゾーンの盟友にして本作にも多大なアドヴァイスをした、ライプツィヒ・ ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスター、フェルディナント・ダーフィトによってライプツィヒで初演されました。初演時から大成功をおさめた本作 は、続くヨーロッパ各地の初演も名手が手がけています。1845年のドレスデン初演は当時15歳のヨーゼフ・ヨアヒム、1846年ベルリン初演はベルギー のユベール・レオナール(フランクのピアノ四重奏曲第1番を献呈された人物で、フォーレのヴァイオリン・ソナタ誕生時にも重要な役割を果たした)でした。 彼らが演奏しておそらく書き込みもされていたであろう実際の譜面はもう残されていませんが、それでも様々な資料が出版されており、それらを検証してい くと、19世紀と現代とでは演奏スタイルに異なる部分があると考えられます。たとえば開放弦の多用。ポルタメントの多用。ボウイングのスタイルも現代 とは異なっていました。そして、ヴィブラートは、継続的にではなく、要所要所で装飾的に用いられていたと考えられます。ファウストももちろんこれらの 資料につぶさにあたったうえでこの録音に臨んでいますが、ここに繰り広げられている演奏が呼び起こす実に新鮮な感動は、歴史的演奏や慣習、すべてを 越えた域にあるといえるでしょう。
また、2017年は、マルティン・ルターの宗教改革(1517)の500年記念にあたります。ここに収録された交響曲「宗教改革」は、ルターのアウク スブルクの信仰告白から300年にあたる1830年に完成されました。序奏で管楽器が奏でる「ドレスデン・アーメン」がなんとも痛切に響き、全体的に 非常に引き締まった音づくり。管楽器が奏でるコラールも荘重になりすぎず、終楽章も鮮やかなデュナーミクで颯爽とかけぬけるような演奏となっています。 同じく1830年に作曲された「フィンガルの洞窟」も、メンデルスゾーンがスコットランドに旅した時に感動した光景が鮮やかに眼の前に浮かぶよう。メン デルスゾーンの才能にあらためて感動し、エラス=カサドとフライブルク・バロック・オーケストラの力量にも圧倒される内容です。 (Ki)

Avie
AV-2373(1CD)
シューマン&サン=サーンス:チェロ協奏曲集
シューマン:チェロ協奏曲イ短調 Op.129
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調 Op.33
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲 Op.33
アントニオ・メネセス(Vc)、
クラウディオ・クルス(指)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア

録音:2017年1月3日−4日、イギリス
アントニオ・ヤニグロからチェロを学び、ミュンヘン国際音楽コンクール、チャイコフスキー国際コンクールで優勝に輝いたブラジルが誇る世界的チェリスト、アントニオ・メネセス。1982年のチャイコフスキー国際コンクール優勝(ゴールド・メダル)から35年、そして今年8月に迎えるメネセス60歳の誕生日を記念したアルバムが登場!
長いキャリアと広いレパートリーを誇るメネセスにとって、意外にも初録音となるシューマンとサン=サーンスの協奏曲、そしてチャイコフスキーの「ロココ変奏曲」といった名曲たち。

Nimbus Alliance
NI-6295(1CDR)
21世紀のヴァイオリン協奏曲集
パターソン:2本のヴァイオリンと弦楽のための「アリュージョン」
プリッチャード:ヴァイオリン協奏曲「水の壁」
デイヴィッド・マシューズ:ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための「ロマンツァ」
フォッケンス:ヴァイオリン協奏曲「アン・イーヴンフル・モーニング・ニア・イースト・ロンドン」
ドゥーリトル:ヴァイオリンと弦楽のための「スティル・フォーリング」
ハリエット・マッケンジー(Vn)、
フィリッパ・モー(Vn)、
ケネス・ウッズ(指)イギリスSO、
イギリス弦楽オーケストラ

録音:2014年10月−2017年1月、イギリス
デイヴィッド・マシューズを筆頭として、ロンドンを拠点に活躍する5人の現代作曲家が、2000年以降に作曲したまさに"21世紀のヴァイオリン協奏曲"を集めたプログラム。
異なる民族性、文化、興味、影響のカラフルなタペストリーを、デュオ「レトリカ」として来日経験があるイギリスの女流奏者、ハリエット・マッケンジーが劇的に描いていく。現代音楽を得意としており、その演奏は説得力十分。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Linn
CKD-544(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」
ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503
フランチェスコ・ピエモンテージ(P)、
アンドルー・マンゼ(指)
スコットランド室内O
高い技術と並外れた表現力を備え、特にモーツァルトと初期ロマン派レパートリーの優れた解釈で知られるスイス出身の俊英ピアニスト、フランチェスコ・ピエモンテージ。
ヒストリカル・パフォーマンスのパイオニアであり、現在指揮者として大活躍中の名匠アンドルー・マンゼが振るスコットランド室内O(SCO)とのモーツァルトで、Linn Recordsデビューを果たします!2007年のエリザベート王妃国際音楽コンクール入賞で国際的な注目を浴び、2009年〜2011年のBBCニュー・ジェネレーション・アーティストにも選抜。定期的な来日公演でも好評を博しているピエモンテージが贈るモーツァルトの後期ピアノ協奏曲。師ブレンデル譲りの極上のモーツァルト演奏にご期待ください!

Goodies
33CDR-3684(1CDR)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219
交響曲第10番ト長調 K.74*
交響曲ハ長調 K.96(111b)*
シャルル・シルルニク(Vn)
ダニエル・シャブリュン(指)
パリ・チェント・ソリO
ベルンハルト・パウムガルトナー(指)*
ザルツブルク・モーツァルテウムCO*

英 THE RECORD SOCEIETY RS 35(モノ)
録音: 1958年3月19日(協奏曲)、1956年10月15日(交響曲)
シャルル・シルルニク(1923-2003)はパリ生まれのフランスのヴァイオリニス ト。パリ音楽院でジュール・ブーシュリ(1877-1962)とマルセル・シャイエ (1881-1936)のクラスで学び1939年に一等賞を得た。このシリーズでベートー ヴェンの協奏曲(33CDR-3615)が出ている。このモーツァルトは師ブーシュリ が弾いた1906年機械式録音の第3楽章がこのシリーズ(78CDR-3065)で出ている が、シルルニクは師譲りの清楚な演奏を繰り広げていて素晴らしい。指揮者 のダニエル・シャブリュン(1925-2006)はパリ音楽院で指揮法をルイ・フレス ティエール(1892-1976)に学び1954年に一等賞を得た。交響曲を指揮するベル ンハルト・パウムガルトナー(1887-1971)はウィーン生まれ。1917年から1959 年までモーツァルテウム音楽院の学院長を、1959年から1971年までザルツブ ルグ音楽祭の総裁をつとめた。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3687(1CDR)
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
 魔女たちの踊り
クライスラー:レシタティーヴォとスケルツォ・カプリス
ルッジェーロ・リッチ(Vn)
ウジェーヌ・ビゴー(指)ラムルーO
ルイ・パーシンガー(P)

録音:1947年12月16日(協奏曲)、12月18日(クライスラー)、1948年(魔女たちの踊り)
仏ポリドール 566.242/4
仏ポリドール 566.307
ルッジェーロ・リッチ(1918-2012)はアメリカのヴァイオリニスト。メニュー インの師でもあったルイ・パーシンガー(1887-1966)に師事し、16歳のときサ ンフランシスコでデビューした。1930年代にベルリンでゲオルク・クーレンカ ンプ(1898-1949)の門下に入った。1942年から1945年まで米軍籍で慰問演奏に 携わった。この録音は大戦後間もなくの1947年にパリで行われた。同じ時に録 音されたサン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番(33CDR-4330)も出ている。 ウジェーヌ・ビゴー(1888-1965)はフランスの指揮者。1935年から1950年まで 名門ラムルー管弦楽団の首席をつとめた。録音当時29歳だったリッチをフルサ ポートしてこの名演奏を実現したのはビゴーの力によるものと思う。(グッディーズ)

FIRST HAND RECORDS
FHR-53(1CD)
アルベルト・クルチ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第1番「コンチェルト・ロマンティコ」Op.21
ヴァイオリン協奏曲第2番Op.30*
ヴァイオリン協奏曲第3番Op.33#
古風な様式によるイタリア組曲Op.34#
フランコ・グッリ(Vn)
フランコ・カプアーナ(指)
スタジオ・オーケストラ

録音:1963年7月18日、7月16日*、1964年7月4日#/サン・エウフェミア教会
ヴァイオリンの国際コンクールに名を残すアルベルト・クルチ(1886-1973)。イタリアの名門楽譜出版社クルチの創業者の御曹司で、子供の頃にベル リンでヨアヒムの指導を受け世に知られるようになりました。作曲家としては教則本が学習者に愛用されますが、ヴァイオリン協奏曲を3篇残しています。 20世紀の音楽ながら現代的要素はなく、イタリア的な美しいメロディと叙情性に満ちた魅力作となっています。 独奏は日本にも弟子の多いフランコ・グッリ。大物ながら何と初のステレオCD発売。美音と歌ごころでじっくり聴かせます。オーケストラは名無しです が、スカラ座のオーケストラ団員であるとされます。ロマン派のヴァイオリン協奏曲好きの方々にオススメです。 (Ki)

TYXart
TXA-17093(1CD)
ニコラウス・フェオドロフ(1931-2011):ヴァイオリン,弦楽オーケストラ,ティンパニのための協奏曲
ミハイル・コロンタイ(1952-):ヴァイオリン協奏曲「ブルーレイ」op.61*
エレナ・デニソヴァ(Vn)
アレクセイ・コルニエンコ(指)
カリンシア・コレギウム・ムジクム
RTV管弦楽団モスクワ*

録音:1995年10月、2013年8月*
指揮者アレクセイ・コルニエンコがロシア出身の名手エレナ・デニソヴァをソリストに迎え、21世紀のヴァイオリン協奏曲2作を録音しました。デニソヴァ は、エネルギッシュかつ美しい音色で2つの新しい色彩を帯びた協奏曲を弾きあげています。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-021(2CD)
ゴティエ 、レヴィ、ジョワ

(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲ハ長調Op.56
(2)バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009
(3)シューマン:ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調Op.80
(4)バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009より抜粋
 シューベルト:アルペジョーネ・ソナタイ短調D.821
 チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲Op.33
 ホアキン・ニン:スペイン組曲より抜粋
 マルティヌー:ロッシーニの主題による変奏曲
(1)ジャンヌ・ゴティエ(Vn)、アンドレ・レヴィ(Vc)、ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(P)、
 フランス国立放送O、シャルル・ブリュック(指)
 ライヴ録音:1960年9月27日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
(2)アンドレ・レヴィ(Vc)
 セッション録音:1961年1月5日/フランス国営放送O(モノラル)
(3)トリオ・デ・フランス【ジャンヌ・ゴティエ(Vn)、アンドレ・レヴィ(Vc)、ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(P)】
 セッション録音:1958年6月30日/フランス国営放送(モノラル)
(4)レーヌ・フラショ(Vc)、ジャン・マルタン(P)
 ライヴ録音:1965年6月26日/シャンゼリゼ劇場(モノラル)
当ディスクにはトリオ・デ・フランスとしても活躍したヴァイオリンのジャンヌ・ゴティエ、チェロのアンドレ・レヴィ、ピアノのジュヌヴィエーヴ・ジョワに よるベートーヴェンの三重協奏曲、シューマンのピアノ三重奏曲第2番をメインに収録。緊密なアンサンブルに腐心しているこの演奏はまさに神業。三重 協奏曲はステレオ録音であることも非常に魅力的です。このほか、レヴィによる心温まるバッハの無伴奏組曲第3番も注目です!さらにボーナストラックと して、東京芸術大学でも後進の指導にあたったレーヌ・フラショ(1922-1998)が1965年6月にシャンゼリゼ劇場でのライヴ録音も収録。自由でたっ ぷりと歌う見事な演奏を聴くことができます。 (Ki)

Mons
MR-874592(1CD)
マリンバ・プレゼント
エリック・サミュ:マリンバ協奏曲 「Sugaria」
アンナ・イグナトヴィツ=グリンスカ:マリンバ,トランペットと弦楽のための協奏曲
エマニュエル・セジョルネ:マリンバ協奏曲
ネイ・ロサウロ:マリンバ協奏曲第2番
カタジーナ・ミチカ(マリンバ)、
ガボール・ボルドツキ(Tp)、
マティアス・クーン(指)
シュトゥットガルト室内O

録音:2015年11月9日−11日、シュトゥットガルト
カタジーナ・ミチカは、ルクセンブルク国際打楽器コンクールやシュトゥットガルト世界マリンバ・コンクールを始め数々の国際大会で入賞し、「カタジーナ・ ミチカ国際マリンバ・アカデミー」による後進の育成にも情熱を注いでいるコンサート・マリンバの世界的名手。特に「完璧なマレット・テクニック」、「素晴らしいリズムの精密さ」が高く評価されるカタジーナ・ミチカの驚異的なマレット捌きで贈る、現代のマリンバ協奏曲集です。

オクタヴィア
OVCL-00636(1CD)
税込定価
2017年7月19日発売
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K.207
ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K.211
ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219 「トルコ風」
豊嶋泰嗣 (指&Vn)大阪SO

録音:2016年7月9日、大阪・ザ・シンフォニーホール・ライヴ
日本を代表する名ヴァイオリニストとして、コンサートマスター、室内楽奏者として活躍する豊嶋泰嗣の久々のソロ・アルバムです。今作では、大阪交響楽団のサポートを得て、弾き振りによるモーツァルトを披露。2016年、2017年の2回のコンサートで、ヴァイオリン協奏曲全集を目指します。 豊嶋の気品を備えた美しいヴァイオリンの音色が、ホールに響き渡ります。情感にみちた華麗な音楽性、純度の高い表現力。豊嶋の魅力が存分に詰まった内容となっています。また、サポートする大阪交響楽団の見事なアンサンブル、彩り豊かなサウンドも聴きものです。(オクタヴィア)

HUNGAROTON
HCD-32761(2CD)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲(全曲)
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調K.207(18’40”)
(2)ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K.211(18’32”)
(3)ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調K.216(20’33”)
(4)ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218(21’58”)
(5)ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219(29’21”)
(6)アダージョ ホ長調 K.261(6’34”)
(7)ロンド ハ長調 K.373(6’02”)
(8)ロンド 変ロ長調K.269(261a)(5’35”)
【カデンツァ;(1)-(4)(6)(8)ジョルト・カッロー、(5)ニコラス・マギーガン】
ジョルト・カッロー(Vn)
カペラ・サヴァリア(オリジナル楽器使用 a'=430Hz)、
ニコラス・マギーガン(指)

録音:(1)-(3)2016年9月17-19日、(4)-(8)2017年2月3-6日/バルトーク・コンサート・ホール(ソンバトヘイ、ハンガリー)
ハンガリーを代表するオリジナル楽器のアンサンブル、カペラ・サヴァリア。ハイドンのヴァイオリン協奏曲集(HCD 32771)、J.S.バッハのブランデ ンブルク協奏曲(HCD 32786)、J.S.バッハのヴァイオリン協奏曲集(HCD 32749)、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集(HCD 32729)など、 リリースが続く中、期待の最新アルバムはモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集がリリースされます。
当団はハンガリー最古の都市ソンバトヘイに1981年に設立され、ハンガリーにおいて常設のオリジナル楽器アンサンブルとして最も歴史のある団体で す。これまでにフンガロトン・レーベルを中心に数多くのレコーディングをリリースし、幾度もハンガリーの「レコード・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなど、 高水準の演奏には定評があります。 独奏ヴァイオリンはジョルト・カッローです。カッローは極めて端正で硬派な演奏スタイルで奇抜で過剰な演出は控え、アンサンブルと溶けあうような美 しいソロを奏でます。このモーツァルトでも非常に見通しのよいクリアな演奏を披露。また、カデンツァはカッロー、マギーガンによるもので非常に興味 深い内容となっております。 (Ki)

Halle
CDHLD-7546(2CDR)
ブラームス:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
キム・ソヌク(P)、
マーク・エルダー(指)ハレO

録音:2016年3月31日&4月1日、ハレ・セント・ピータース(アンコーツ、マンチェスター)
ハレOの自主レーベル「Halle」から登場する「ブラームスのピアノ協奏曲集」のソリストは、2006年のリーズ国際ピアノ・コンクールを史上最年少で制覇し、初のアジア人優勝者となったキム・ソヌク。リーズ国際ピアノ・コンクールのファイナルでは、マーク・エルダー&ハレOとの共演で、ブラームスのピアノ協奏曲第1番を演奏し大喝采を浴びているだけに、この2016年のスタジオ録音への期待度が高まります。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Lyrita
Itter Broadcast Collection
REAM.1133(1CDR)
ゴードン・クロス(1937−):作品集

(1)小管弦楽のための「エレジー」Op.1
(2)室内オーケストラの協奏曲 Op.8
(3)コンチェルティーノ Op.15
(4)ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.2
(1)ノーマン・デル・マー(指)BBC響
 BBC放送日:1965年9月9日
(2)ジェルジ・レヘル(指)
 ブダペストSO
 BBC放送日:1968年7月3日
(3メロス・アンサンブル
 BBC放送日:1965年10月26日
(4)マヌーグ・パリキアン(Vn)、
 コリン・デイヴィス(指)BBC響
 BBC放送日:1970年9月7日
「Itter Broadcast Collection」は、リリタ(Lyrita)の創設者リチャード・イッターが所有していたBBCの放送録音を収録したテープ、アセテート盤からの復刻によるシリーズ。
ゴードン・クロス(1937−)は、ピーター・マックスウェル・デイヴィスからアドバイスを受けてローマに渡り、ゴッフレード・ペトラッシに作曲を師事したイギリスの作曲家。クロスが大きな成功を収めた時期である1960年代の管弦楽作品4曲を収録。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

CPO
CPO-555015(1CD)
NX-B10
エドゥアルド・キュンネッケ(1885-1953):ピアノ協奏曲 第1番 Op.32.
ツィゴイネルワイゼン
セレナード
オリヴァー・トリンドル(P)
ミュンヘン放送O
エルンスト・タイス(指)
ドイツで生まれベルリンで学び、音楽をマックス・ブルッフに師事、ベルリンの地方劇場の合唱指揮者を経て作曲家とし て名声を確立したキュンネッケ。最初のうちは劇音楽を書いていましたが、第一次世界大戦後に務めた劇場で、オペ レッタに目覚め、以降は代表作《どこかのいとこ》を始めとしたオペレッタの作曲に生涯を捧げました。しかし、このアルバ ムに収録されているのは、1920年代を席捲したジャズの影響が感じられる「ピアノ協奏曲」、ブラームスやレーガーの 伝統を受け継いだ「セレナード」、ジプシーのメロディを効果的に取り入れた「ツィゴイネルワイゼン」の3曲。どれも「オペ レッタ作曲家ではないキュンネッケ」に焦点が当てられています。
CPO
CPO-555154(1CD)
NX-B10
アメリカン・コネクション〜ジャズ・クラリネット協奏曲集
ジョージ・カランデッリ(1939-):ジャズ・クラリネットと管弦楽のための協奏曲
ダニエル・フライバーグ(1957-):「ラテン・アメリカ・クロニクルズ」
ジェフ・ビール(1963-):ジャズ・クラリネットと管弦楽のための協奏曲*
アンディ・マイルス(ジャズCl)
ケルン放送O
ウェイン・マーシャル(指)
ラスムス・バウマン(指)*
ケルン放送Oによる初の「シンフォニック・ジャズ」アルバム。ここでソロを務めるのはオーケストラの首席クラリネット奏者アン ディ・マイルス。しかし、よくあるような「クラシックの奏者が思い立ってジャズを演奏した」のではなく、彼はクロスオーバーのジャンルでも 有名な存在であり、若者に向けてインプロヴィゼーションやタンゴの講習会を行うほどのスーパースター。ここに収録された3曲の協 奏曲では伸び伸びとした演奏を繰り広げています。同じくクロスオーバー・ミュージシャンとして知られるウェイン・マーシャルとの掛け合 いも聴きどころ。

NAVONA
NV-5858(1CD)
NX-B02
Divergence
ニコラス・サックマン(1950-):ヴァイオリン・コンチェルティーノ
スコット・ミカル:Encomiums
トーマス・マッキンリー(1938-):演奏会用変奏曲
オンドレイ・レブル(Vn)
ヴィト・ムジーク(Vn)
グレン・ディクテロウ(Vn)
カレン・ドレイファス(Va)
モラヴィアPO
ヴィト・ミッカ(指)
ペトル・ヴロンスキー(指)
ワルシャワPO
カール・セント・クレア(指)
名ヴィオラ奏者ドレイファスが参加したマッキンリーの「変奏曲」を始め、現代アメリカの3人の作曲家による古典的な作風による協 奏曲集。チェリスト、ピアニストとして活躍するスコット・ミカルの「Encomiums=賛辞」はタイトルの通り、過去の作曲家に敬意を 評した曲。サックマンのスピード感溢れる「ヴァイオリン・コンチェルティーノ」。どれも現代的でありながら、耳になじみのよい音楽です。

Hyperion
CDA-68208(1CD)
チザム:ヴァイオリン協奏曲&舞踏組曲
ヴァイオリン協奏曲*
ピアノのための前奏曲集 「トゥルー・エッジ・オヴ・ザ・グレート・ワールド」〜前奏曲第9番、第1番、第8番(作曲者本人による管弦楽編曲版)
管弦楽とピアノのための 「舞踏組曲」†
マシュー・トラスラー(Vn)*、
ダニー・ドライヴァー(P)、
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2016年10月5日−6日、シティ・ホール(グラスゴー)
マシュー・トラスラーは、ウォルトンやベルク、ブリテンなど、近現代のヴァイオリン作品を得意とするイギリスのヴァイオリニスト。レコード・レーベルの"Orchid Classics"や、病気の赤ちゃんのための財団"Lenny Trusler Children’s Foundation"を設立するなど、多彩な活動でも知られています。「舞踏組曲」では、「ピアノ協奏曲」に引き続き、ヨーク・ボーウェンなど知られざる作品のスペシャリストとして活躍するダニー・ドライヴァーが独奏ピアノを担当。「トゥルー・エッジ・オヴ・ザ・グレート・ワールド」は、独奏ピアノのための24の前奏曲として作曲され、作曲者自身によりオーケストレーションを施されたもの。
Hyperion
CDA-68162(1CD)
ハイドン&C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲集
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb-1
モーツァルト:ああ小鳩は嘆く(歌劇 「偽の女庭師」 K.196より
イッサーリス編)
C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲イ長調 H.439, Wq.172
ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb-2(Op.101)
ボッケリーニ:アダージョ(チェロ協奏曲ト長調 G.480 より)
スティーヴン・イッサーリス(Vc、指)
ドイツ・カンマーPO

録音:2016年9月25日−27日、カンマーフィルハーモニー(ブレーメン)
18世紀に書かれたチェロ・レパートリーの傑作であるハイドンの2つのチェロ協奏曲と、ハイドンやベートーヴェンにも大きな影響を与えた「ベルリンのバッハ」こと、大バッハの次男、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハのチェロ協奏曲をメインに、ボッケリーニのチェロ協奏曲から緩徐楽章(アダージョ)、そしてイッサーリス自身が編曲した、モーツァルトの歌劇「偽の女庭師」からの音楽を収録。
王立音楽院より貸与されたストラデヴァリウス1726 "Marquis de Corberon (Nelsova)"を携えたイッサーリスが、ドイツ・カンマーフィル(ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニーO)を弾き振りした至高のハイドン&C.P.E.バッハにご期待ください!

Simax
PSC-1356(1CD)
『四季の合間に』
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 RV269(Op.8 no.1)《春》
ヘンニング・クラッゲルード(1973-):祈り
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ト短調 315(Op.8 no.2)《夏》
クラッゲルード:後奏曲 変ロ短調(《分点(Equinox)》から)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 RV293(Op.8 no.3)《秋》
クラッゲルード:最後の一葉 − マグヌス追悼
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調 RV297(Op.8 no.4)《冬》
クラッゲルード:過ぎ越しのいけにえに
ヘンニング・クラッゲルード(Vn)
アークティックCO
クヌート・ヨハンネセン(Cemb)
ペッテル・リクテル(ギター、テオルボ)

録音:2016年8月15-19日グロンノーセン教会(トロムソ、ノルウェー)
「ヘンニング・クラッゲルードが世界の頂上から『四季』を連れてくる」。ノルウェー北極圏、トロムソの弦楽オーケストラ、アークティック・フィルハーモニッ クが、ノルウェーを代表する人気ヴァイオリニストのひとり、ヘンニング・クラッゲルード(1973?)がソロを弾くヴィヴァルディの『四季』を発表しました。 2012年からこのアンサンブルの芸術監督を務めるクラッゲルードは、クレーメルとデシャトニコフがアルバムにしたヴィヴァルディの『四季』とピアソラの 音楽を組み合わせるという試みに触発され、このプロジェクトを計画したといいます。キーワードは「extreme(極端)」。「クラッゲルードとアークティッ ク・フィルハーモニックの『四季』は、まさに北極圏の自然。風、雪、寒さ、雨、雪解け、暑さ……クラッゲルードの『情け容赦のなさ』ときたら、極北 の地の自然そのもの」。このアルバムでは、クレーメルたちに倣い、《和声と創意の試み》(Op.8)の4つのヴァイオリン協奏曲とクラッゲルードが作曲し ブロドスキー四重奏団やブリテン・シンフォニアたちにより初演された作品が交互に演奏されます。《夏》と《秋》の間に演奏される《後奏曲 変ロ短調》は、 2014年の「北極光フェスティヴァル」でアークティック・フィルハーモニックが初演した《分点(Equinox)》(PSC1348)の〈後奏曲〉の一曲です。 (Ki)

NORTHERN FLOWERS
NF/PM-A99120(1CD)
ボリス・アラポフ(1905-1992):ヴァイオリン協奏曲(1964)*
ヴァイオリン,ピアノと打楽器の為の協奏曲(1973)+
ミハイル・ヴァイマン(Vn)
レニングラードPO*
アルヴィド・ヤンソンス(指)*
グリゴリー・ソコロフ(P)+
ニコライ・モスカレンコ(打楽器+)
レニングラード室内O+
アレクサンドル・ドミトリエフ(指)+
ボリス・アラポフはロシアのサンクトペテルブルクに生まれた作曲家。ピアニストを志望しマリア・ユーディナ(1899-1970)に師事しましたが手の呼称で断念。作曲に転向しレニングラード音楽院でヴラディーミル・シチェルバコフ(1889-1952)に師事しました。レニングラード音楽院教授を務め上記のユーリー・ファリクらを輩出しました。当盤はミハイル・ヴァイマン(1926-1977)、アルヴィド・ヤンソンス(1914-1984)、グリゴリー・ソコロフ(1950-)の録音としても貴重と言えるでしょう。

Ars Produktion
ARS-38208(1SACD)
ヴィヴァルディ:オーボエ&ファゴット協奏曲集
ファゴット協奏曲変ホ長調 RV 483+
オーボエ協奏曲イ短調 RV 461*
ファゴット協奏曲ト長調 RV 493+
オーボエ協奏曲ニ長調 RV 453*
ファゴット協奏曲ホ短調 RV 484+
オーボエ協奏曲ヘ長調 RV 457*
オーボエとファゴットの為の協奏曲ト長調 RV 545(*/+)
ジーモン・フックス(Ob)*
マティアス・ラーチ(Fg)+
クルプファルツ室内O
ヨハネス・シュレーフリ(指)

録音:2015年12月8-11日、クライネ・アウディオヴェルト、ザントハウゼン、ドイツ
ジーモン・フックス、マティアス・ラーチは共に2017年現在チューリヒ・トーンハレO首席奏者。
Ars Produktion
ARS-38221(1SACD)
チェロと管弦楽の為の作品集
ウォルトン:チェロ協奏曲
アイナ・ボイル(1889-1967):チェロと管弦楽の為の悲歌
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85
ナデージュ・ロシャ(Vc)
シュターツカペレ・ヴァイマル
パウル・マイヤー(指)

録音:2016年5月、ヴァイマルハレ、ヴァイマル(ワイマール)、ドイツ
ナデージュ・ロシャは1991年スイスのジュネーヴに生まれたチェリスト。2001年ジュネーヴ音楽院に10歳で入学しダニエル・ヘフリガーに師事、さらに2006年よりケルン音楽大学でマリア・クリーゲルに師事し、2010年3月にベルリンのコンツェルトハウスでデビュー。デビューCD「ラロ&ミヨー:チェロ協奏曲」(ARS-38119)は当レーベルのベストセラーのひとつとなり、前作「はかなき人生 チェロとギターによるスペインと南米の音楽」(ARS-38159)も好評を得ました。アイナ・ボイルはアイルランドの女性作曲家。

MELODIYA
MEL-1002497(1CD)
NX-B04
アレクサンドル・チャイコフスキー(1946-):作品集
ヴィオラ,独奏ピアノと管弦楽のための協奏曲第2番「シンプル・トーンによるエチュード」
(ユーリ・バシュメットに捧げる)
2台ピアノと管弦楽のための協奏曲 op.70*
ユーリ・バシュメット(Va)
クセニア・バシュメット(P)
ボリス・ベレゾフスキー(P)*
ダリア・チャイコフスカヤ(P)*
マリス・ヤンソンス(指)
モスクワPO

録音:2016年3月29日 ライヴ
ボリス・チャイコフスキーの甥であるアレクサンドル・チャイコフスキー(ピョートル・イリイチとは血縁関係なし)。彼は現代 ロシアで最も著名な作曲家の一人であり、ユーリ・バシュメットとの音楽的協力でも知られています。このアルバムには2 曲の協奏曲を収録。1993年に初演された「シンプル・トーンによるエチュード」は、バシュメットに献呈された作品で、ロ マン派、印象主義、ジャズ、ミニマリズム、ロックンロールに至るまでの様々な時代のイディオムが使われています。「2台 のピアノと管弦楽のための協奏曲」はネイガウス門下のアレクサンドル・スロボジャニクと彼の息子のために書かれた作 品。最初は独奏ピアノの協奏曲でしたが、初演の終了後に第2ピアノのパートが付け加えられたもので、このヴァージョ ンでの初演ではチャイコフスキーはこのパートを演奏したということです。2曲を指揮するのはマリス・ヤンソンス。以前も BR KLASSIKに「交響曲第4番」(900107)を録音するなど、アレクサンドル・チャイコフスキーを愛奏しており、この録 音でも共感に満ちた素晴らしい演奏を披露しています。

Goodies
33CDR-3679(1CDR)
ルクレール:フルート協奏曲ハ長調
コレット:弦楽合奏のための協奏曲変ロ長調
オーベール:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
 ヴァイオリン協奏曲変ロ長調
ロジェ・ブールダン(Fl)
ミシェル・ブーシノー(Vn)
ローランス・ブーレ(クラヴサン)
ベルナール・ヴァル(指)
ヴェルサイユ室内オーケストラ

仏 CONTREPOINT MC 20.135(ステレオ)
録音:1956年パリ
フランスの女流ヴァイオリン奏者ミシェル・ブーシノー(1929-)が聴ける希少 LPの復刻。ブーシノーはパリ音楽院で名教授ジュール・ブーシュリ(1878- 1962)に師事し、1953年のロン=ティボー国際コンクールのヴァイオリン部門 で入賞した。この年はコンクールの創設者のジャック・ティボー(1880-1953) が審査員をつとめた最後の年だった。ティボーは同年の9月に日本公演に向か う途中の航空機事故で73歳の命を落としたからだ。このコンクールの審査員の ひとりだったダイヴィド・オイストラフ(1908-1974)はソ連政府を説得してブ ーシノーを助手にした。フルートのロジェ・ブールダン(1923-1976)はパリ音 楽院のマルセル・モイーズ(1889-1984)のクラスで薫陶を得た名手。1943年か らヴェルサイユ音楽院の教授に任命され生涯その地位にあった。クラヴサン のローランス・ブーレ(1925-2007)は女流奏者。ブーシノーはこのシリーズで ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番(78CDR-3029)が出ている。(グッディーズ)
Goodies
33CDR-3680(1CDR)
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV1041
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043
2つのヴァイオリンのための協奏曲ハ短調 BWV1060
モニク・フラスカ=コロンビエール(Vn)
(BWV1041, BWV1043, BWV1060)
リリアン・ガルニエール(Vn)
(BWV1042, BWV1043, BWV1060)
ポール・キュンツCO

仏 CLUB INTENATIONAL DU DISQUE 51/2(Mono)
録音:1960年パリ
通常演奏されるヴァイオリン協奏曲3曲に、原曲はオーボエとヴァイオリンの ための協奏曲の2つのヴァイオリンのための協奏曲 BWV1060(2台のハープシコ ードのための協奏曲 BWV1060の編曲もある)を加えたJ.S.バッハのヴァイオリ ン協奏曲全集。指揮者のポール・キュンツ(1930-)はフランスのミュルーズ生 まれ。1947年から1950年までパリ音楽院で指揮法をウジェーヌ・ビゴー(1888- 1965)に学んだ。1951年に若い音楽家を集めて、自分の名前を冠した室内管弦 楽団を組織し指揮者としての活動を始めた。1956年にヴァイオリニストのモニ ク・フラスカ・コロンビエールと結婚した。もうひとりのヴァイオリン奏者リ リアン・ガルニエールはRCAに小品集(LSC2646)などを録音している。 (グッディーズ)


MUSO
MU-018(1CD)
ギドン・クレーメル
(1)シューマン:幻想曲 ハ長調 op.131
(2)ショーソン:詩曲 op.25
(3)エルガー:ヴァイオリン協奏曲
ギドン・クレーメル(Vn)
1967年エリザベート王妃国際音楽コンクールヴァイオリン部門第3位入賞

(1)マリナ・ボンダレンコ(P)
 録音:1967年5月25日(ファイナル・ライヴ)
(2)RTBグランドSO、
 ダニエル・シュテルンフェルド(指)
 録音:1967年6月5日(受賞者コンサート・ライヴ)
(3)ベルギー国立O
 ルネ・デュフォッセ(指)
 録音:1967年5月25日(ファイナル・ライヴ)
1947年生まれのクレーメル、20歳の時のコンクールの貴重なライヴ音源の登場。前年にコンクール出場が決まったときからファイナルで演奏しようと 決めたほど、思い入れのあったエルガーのヴァイオリン協奏曲は「当時20歳だった自分にとって特別に重要だったあらゆる感情と失望に根ざした私自身 のロマン的なスピリットをすべて注ぎ込んだ」と語る完璧にして迫真の出来栄え。にも拘わらず第3位という結果に終わったことは大きな「失望」であり、「私 の一番表現したいことが理解されなかった、受け入れられなかった、と感じた」と述べています(ライナーノートより/邦訳なし)。オイストラフ、メニュー イン、フランチェスカッティ、シゲティ、グリュミオー、ギンゴールドといった錚々たる巨匠達が審査員に名を連ねた1967年の優勝者はフィリップ・ヒルシュ ホーンでした。この演奏で第3位とは、とあらためてこの年のレヴェルの高さに思いを馳せる、色々な意味で貴重な1枚です。コンクールの結果が出た後 に行われた受賞者コンサートでのショーソンの「詩曲」は神がかったような演奏です。 (Ki)

MUSO
MU-020(1CD)
堀米ゆず子
(1)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番
(2)モーツァルト:ロンド ハ長調 KV373
(3)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」ト長調 op.78
(4)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
堀米ゆず子(Vn)
1980年エリザベート王妃国際音楽コンクールヴァイオリン部門第1位

(1)録音:1980年5月15日(セミ・ファイナル・ライヴ、ブリュッセル国立音楽院)
(2)ジャン=クロード・ファンデン・アインデン(P)
 録音:1980年5月15日(セミ・ファイナル・ライヴ、ブリュッセル国立音楽院))
(3)ジャン=クロード・ファンデン・アインデン(P)
 録音:1980年5月30日(ファイナル・ライヴ、ブリュッセル・ファインアーツ・センター)
(4)ジョルジュ・オクトルス(指)
ベルギー国立O
 録音:1980年5月30日(ファイナル・ライヴ、ブリュッセル・ファインアーツ・センター)
堀米ゆず子が優勝したのは1980年。ファイナルの結果発表で最初に名前を呼ばれた堀米は、自分が優勝したとは最初はわからなかったけれども、熱 狂した聴衆や審査員の笑顔で、自分が優勝したと次第に理解したといいます。この上なく明晰で決然とした、集中しきったイザイは見事。ブラームスでの やわらかさは、コンクールということを忘れて聴衆が聞き入っていることが感じられるもの。シベリウスの協奏曲でも、冒頭からピンと張りつめた空気が心 地よい演奏。世界が堀米を認めた瞬間のすべてがここにとらえられています。 (Ki)

MUSO
MU-019(1CD)
エディト・フォルケルト
(1)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(2)バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
エディト・フォルケルト(Vn)
1971年エリザベート王妃国際音楽コンクールヴァイオリン部門第5位

(1)録音:1971年5月22日(ファイナル・ライヴ)
 RTBグランドSO、
 ルネ・デュフォッセ(指)
(2)録音:1971年6月2日(受賞者コンサート・ライヴ)
 ベルギー国立O
 ミヒャエル・ギーレン(指)
ベルギーの女性ヴァイオリン奏者、エディト・フォルケルト(1949-1992)21歳の時のコンクールの記録。この年の第1位はミリアム・フリードで、 20回目となるコンクール史上初の女性優勝者でした。第3位には藤原浜雄、さらに第12位にザハール・ブロンが名を連ねています。フォルケルトは、 ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番を、初演したオイストラフが審査員にいる前で、しかもオーケストラとの時間も十分ではない2度のみの リハーサルの後に弾くという難しい状況の中素晴らしい演奏をし、見事第5位をかちとりました。受賞者コンサートでは、この数か月前に録音をしたバル トークの作品をギーレンの明晰かつ詩的な指揮で見事に演奏しています。フォルケルトは1980年半ばから病に苦しみ、1992年7月2日に亡くなりまし た。素晴らしいベルギー出身の奏者のコンクールの貴重な記録の登場となりました。 (Ki)


Treasures
TRE-173(1CDR)
フランティシェク・ラウフ/リスト&ショパン他
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番
 アンダンテ・ファヴォリ
リスト:ピアノ協奏曲第2番*
ショパン:ピアノ協奏曲第2番*
フランティシェク・ラウフ(P)
ヴァーツラフ・スメターチェク(指)プラハSO

録音:1965年11月15,18-19日、1964年6月17-18,20,22日&9月3日*(全てステレオ)
※音源:SUPRAPHON SUAST-50743、SUAST-50603*
◎収録時間:76:16
“真心から紡ぎ出されるタッチに宿る幽玄のニュアンス!!!”
■音源について
ラウフによるスプラフォンのステレオ録音集。特に協奏曲のレコードは、盤によってオケの響きが違って聞こえますが、ここでは数種聴き比べの上、最良のもの(青盤)を選択しました。

★フランティシェク・ラウフ(1910〜1996)は、チェコを代表するピアニスト。プラハ芸術アカデミーでの教育活動が中心だったので、フィルクスニーやモラヴィッツ等のような知名度はありませんが、その配慮の行き届いたピアニズムは教育者らしい堅実さにとどまらず、独特の閃きと奥ゆかしさを湛えています。
ベートーヴェンの「30番」冒頭は媚びた表情などどこにもなく、それでいて聴き手に優しく寄り添う独特の語り口が心をくすぐります。楽想の変化に器用に対処するというよりも丹念にその意味を刻印しながら進行。したがって、第2楽章などは無骨にも聞こえますが、そこに流れる精神は至純そのもの。その純粋さがタッチにもフレージングにも反映し尽くされた終楽章は涙を禁じ得ず、これほど各変奏曲が優しく連動しながら語りかける演奏には、そうそう出会えません。
リストの協奏曲は、派手な作品の影に隠れがちなリストの繊細な筆致に焦点を当てた演奏。中だるみしがちなモデラート以降([07]〜)でも丹念なニュアンスが光ります。最後のアレグロ・アニマート([09])に入る前のカデンツァが、ここでは省略されています。
ショパンは更に聴きもので、同曲屈指の名演!第1楽章でピアノが第1主題を奏でただけでも、行き届いたペダリングとフレージングによって、レガート偏重のムーディさとは違う別次元に誘われます。特に2:59からの明確な分散和音化処理は一歩間違えれば安易な感傷に傾きますが、ラウフが弾くと芳しい空気が流れるのです!第2楽章最初にトリルは、慎ましさの中に魂の育みが感じられ、「真心のタッチ」の真髄を知る思いです。テーマが繰り返される2:34からは、そこに瞬間的に威厳が加わり、神々しいニュアンスを一気に敷き詰めるのですから息を呑むばかり。タッチの強弱操作だけで引き出されたニュアンスではないだけに、感銘もひとしおです。そして、最後の一音の密やかな置き方!絶対お聴き逃しなく!終楽章冒頭の装飾音が纏わりつく主題は、ポーランド風に仕立てるのに多くのピアニストが苦心していますが、ラウフは完全ストレート直球。それでいて少しも淡白にならないのは、音符の背後にある本質を感じきっている証しでしょう。第2主題(2:15〜)も同様。作品を過度に肥大化させず、音符の意味を丁寧に炙り出すことに終止するラウフの美学が完全に結実した逸品です!【湧々堂】

GRAND SLAM
GS-2168(1CD)
リヒテル〜チャイコフスキー&ラフマニノフ
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番*
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)ウィーンSO
スタニスワフ・ヴィスロツキ(指)ワルシャワPO*

録音:1962年9月24〜26日ムジークフェラインザール(ウィーン)
1959年4月26〜28日フィルハーモニー(ワルシャワ)*
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
制作者より  
今回も復刻には2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用しました。これらのテープは別の物を探している時に偶然見つけたものです。そ の時は特に興味はなかったのですが、試しにと思って取り寄せたところ、実に見通しの良い音だったのでCD化を試みました。オーケストラの広がりの豊 かさはもちろんのこと、ピアノのボディがくっきりと浮かび上がるような感じです。これも、リヒテルの没後10年にぴったりのものが完成したと思っています。 (平林直哉)

DUX
DUX-1364(1CD)
アコーディオンとオーケストラの為の音楽
ゼフ・シフィデル(1930-2014):アコーディオンと弦楽合奏の為の組曲(1979)
ブロスワフ・カジミェシュ・プシビルスキ(1941-2011):アコーディオンと管弦楽の為の古典協奏曲(1986)
エドヴァルト・シェリツキ(1956-):レストロ・フィザルモニコ(アコーディオンと弦楽合奏の為の協奏曲;2013)
クラウデュシュ・バラン(アコーディオン)
ウォムジャ・ヴィトルト・ルトスワフスキ室内O
ヤン・ミウォシュ・ザジツキ(指)
DUX
DUX-1376(1CD)
スタニスワフ・モリト(1947-):作品集
楽合奏の為の4つの楽曲(2011)
ソプラノと管弦楽の為の4つのクルピェ地方の歌(マルチン・ジェリンスキ編曲;2006)*
弦楽合奏の為の組曲(2016)
打楽器,ハープと弦楽合奏の為の協奏曲(2004)+
アンナ・ミコワイチク(S)*
スタニスワフ・スコチンスキ(打楽器+)
アンナ・シコジャク=オレク(ハープ+)
ウォムジャ・ヴィトルト・ルトスワフスキ室内O
ヤン・ミウォシュ・ザジツキ(指)
DUX
DUX-1377(1CD)
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.8*
交響詩「悲しい物語」Op.13
リトアニア狂詩曲 Op.11
バルトゥオメイ・ニジョウ(Vn)*
シュチェチン・ミェチスワフ・カルウォヴィチPO
ウーカシュ・ボロヴィチ(指)

UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-4746(1CD)
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K.622*
弦楽四重奏の為のアダージョとフーガ ハ短調 K.546(オーケストラ版)+
クラリネット五重奏曲イ長調 K.581#
ファブリツィオ・メローニ(バセットCl(*/#))
アルトクロノス(オーケストラ(*/+))
エツィオ・ロヤッティ(指(*/+))
マルコ・リッツィ、ラウラ・ボルトロット(Vn)#
ダニーロ・ロッシ(Va)#
ジョヴァンニ・ニョッキ(Vc)#
1984年以来2017年現在ミラノ・スカラ座O首席奏者およびスカラPO首席クラリネット奏者を務めているファブリツィオ・メローニによる王道モーツァルト・レパートリー。


DIVOX
LPX-71601(1LP)
NX-D07
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「四季」Op.8 ジュリアーノ・カルミニョーラ(Vn)
ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ

録音:1992年3月.10月
1983年にアンドレア・マルコンが主宰する古楽器グループ“ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ”に参加、バロック・ヴァイオリンの奏 法をじっくり研究したというカルミニョーラ。1994年に、彼らによる「ヴィヴァルディの四季」初録音となるこのアルバムがリリースされた 際、そのあまりにも自由奔放な演奏は、多くの人が抱いていた「バロック音楽=穏やかで心地よい音楽」のイメージを打ち砕くほどの 衝撃を与えました。自在なテンポと大胆な強弱に加え、鋭角的なリズムで切り込んだ鮮烈な「四季」は過激なバロック音楽演奏の 先駆けであり、一つの頂点です。 この名盤が180g 重量盤LPとして復活。音の良さも衝撃的です。

Hyperion
 The Romantic Piano Concerto
CDA-68151(1CD)
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.72
チプリアーニ・ポッター:ピアノ協奏曲第2番ニ短調
ピアノ協奏曲第4番ホ長調
ロッシーニの主題による華麗な変奏曲
ハワード・シェリー(P&指)、
タスマニアSO

録音:2016年5月11日−14日、フェデレーション・コンサート・ホール(タスマニア)
(全曲世界初録音)
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオンの超人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」。第72集は、ベートーヴェンに奨励されワーグナーに賞賛されたイギリスの音楽家、チプリアーニ・ポッター(1792−1871)のピアノ協奏曲集! ポッターはベートーヴェンやモーツァルトのピアノ協奏曲のイギリス初演を担うなど、ピアニスト、指揮者として活動。1822年にはロンドンの王立音楽アカデミーで教鞭を執り、1832年から1859年まで学長を担うなど、教育者としても多くの後進を指導しました。ポッターの作品は現代では殆ど録音、演奏されておらず、今回の2つのピアノ協奏曲とロッシーニの主題による変奏曲はすべて世界初録音です。 

Capriccio
C-5309(1CD)
NX-B07
ジョージ・アンタイル(1900-1959):作品集
ジャズ・シンフォニー-3台のピアノとオーケストラのための(1925)
ピアノ協奏曲 第1番(1922)
Capital of the world-世界の首都(1953)
群島“ルンバ”
フランク・デュプレー(P)…1.2
アドリアン・ブレンドレ第2ピアノ)…1
ウラム・キム(第3ピアノ)…1
ラインラント=プファルツ州立PO
カール=ハインツ・シュテフェンス(指)

録音:2017年1月2-5日
自叙伝「音楽の悪童」で知られるアメリカの作曲家、ピアニスト、ジョージ・アンタイル。ストラヴィンスキーに強く影響された「バレエ・メ カニック」など前衛的な作品が良く知られていますが、晩年は映画音楽などの気楽で楽しい作品も手掛け、こちらも大人気を誇っ ていました。「ジャズ・シンフォニー」は現在、1955年に改訂された「ピアノ1台とオーケストラ」のヴァージョンの演奏機会が多いので すが、こちらは原曲であるピアノを3台必要とするヴァージョン。この時代を席巻していた“ジャズ風味”にどっぷり浸かった華やかで楽 しい曲です。ヘミングウェイの小説に基づいたバレエ音楽「Capital of the world」は奇想天外な物語。バーンスタインにも影響 を与えたこの作品、ここでは組曲版が奏されています。

Challenge Classics
CC-72763(3SACD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
[CD1]
第2番変ロ長調 Op.19
第1番ハ長調 Op.15
[CD2]
第3番ハ短調 Op.37
[CD3]
第4番ト長調 Op.58
第5番変ホ長調『皇帝』 Op.73
ハンネス・ミンナール(P)
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指)
ネザーランドSO

録音:[CD1]2015年2月2-4日 [CD2]2016年9月23、27日 [CD3]2014年5月26-28日
1984年生まれ、エリザベート王妃国際音楽コンクール第3位など数多くの国際コンクールの入賞歴を誇るオランダの俊 英ピアニスト、ミンナールによるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集です。「第2・第1」「第5」はそれぞれ既にリリースされている音源。第3番はこのセッ トで初登場となる音源であり、第2楽章での静謐極まりないピアノが必聴です。神経の行き届いたタッチと落ち着き払ったテンポ感には風格すら感じられ、 明るく澄みきった響きも実に好印象。フリエンドのバックも申し分なく、目の覚めるような素晴らしいベートーヴェンがお聴き頂けます。 (Ki)

NMC
NMC-D218(1CD)
サイモン・ホルト(1958-):a table of noises
「ア・テーブル・オブ・ノイズ」(打楽器協奏曲)
「セイント・ヴィート・イン・ザ・ケトル」(管弦楽作品)
「ウィットネス・トゥ・ア・スノウ・ミラクル」(ヴァイオリン協奏曲)*
ニコラス・コロン(指) ハレO
コリン・カリー(Perc)
クロエ・ハンスリップ(Vn)

録音:2014 年7 月29 日、2015年11月9日、57’13
サイモン・ホルトは1958 年生まれのイギリスの現代音楽作曲家。2005 年から2008 年にかけて作曲された3 曲を収録したアルバムです。 2000 年のロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティ・ヤングアーティスト賞受賞以来、イギリスを代表する打楽器奏者の一人で、2017 年3 月に日本でおこなわれたスティーヴ・ライヒ80 歳記念「テヒリーム」で見事な演奏を披露したパーカッショニスト、コリン・カリーに、イギリス出身で、名教師ザハール・ブロンの薫陶を受けた若手ヴァイオリニスト、クロエ・ハンスリップがソリストを務めた“パーカッション協奏曲”(2009 年英国作曲家賞)と“ヴァイオリン協奏曲”(2006 年英国作曲家賞)を収録。“セイント・ヴィート・イン・ザ・ケトル”は BBC ウェールズ・ナショナル管弦楽団コンポーザー・イン・レジデンスを務めていたホルトが、ウェールズ出身の作曲家アラン・ホディノット(1929-2008)の名前を冠した「BBC ホディノット・ホール」が2009 年に竣工し、BBC ウェールズ・ナショナル管の新本拠地を祝福する作品として委嘱されたものです。
NMC
NMC-D229(1CD)
ケイト・ウィットリー(1989-):アイ・アム アイ・セイ
(1)ヴィオラ協奏曲
(2)ヴァイオリンとピアノの3 つの小品
(3)5 つのピアノの小品
(4)ヴァイオリンとヴィオラのためのデュオ
(5)アイ・アム アイ・セイ
(1)シリー・ラシュコフスキー(Va)
(1)ザ・マルチ・ストーリー・オーケストラ
(1)(5)クリストファー・スターク(指)
(2)(4)エロイザ=フルール・トム(Vn)
(2)ケイト・ウィットリー(P)
(3)ロルフ・ハインド(P)
(4)アッシャー・ザッカルデッリ(Va)
(5)ザ・マルチ・ストーリー・オーケストラcho、
 ジョン・ドネ・プライマリー・スクール
(5)アシュリー・リッチ(Bs)
(5)サラ=ジェーン・ルイス(S)

録音:2016年
ケイト・ウィットリーは作曲家、ピアニスト、プロデューサーとして活躍している若手音楽家。2015年イギリス作曲家賞を、2014 年にボルレッティ=ブイトーニ財団アワードを受賞。2011 年に指揮者のクリストファー・スタークと共に“ザ・マルチ・ストーリー・オーケストラ”を設立し芸術監督に就任。最初の公演はストラヴィンスキーの“春の祭典”で、ロンドン南東部に位置するペッカムの駐車場で行われ、1500 人以上の聴衆を集めた画期的なコンサートとして話題を集めました。 このアルバムでは、2010 年から2016 年までに作曲された作品を収録しています。


Treasures
TRE-172(1CDR)
マイラ・ヘス〜モーツァルト&ベートーヴェン
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番*
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番**
ショパン:ワルツOp.18#
ブラームス:間奏曲Op.119-3#
スカルラッティ:ソナタL.387#
マイラ・ヘス(P)
ブルーノ・ワルター(指)NYO*
エイドリアン・ボールト(指)BBC響**

録音:1956年カーネギーホール* 、1953年1月ロンドン**、1949年3月17,18日イリノイ大学# (全てライヴ)
※音源:米 Bruno Walter Society PR-36*、加ROCOCO RR-2041**,#
◎収録時間:74:13
“懐の深さをもって作品を捉えるヘスのピアニズムの大きさ!”
■音源について
ROCOCOのLP1枚分と、ワルター協会LPの反面分を収録しています。

★まずモーツァルトが、TRE-141で紹介したK.449と並ぶ歴史的名演!ヘスは、第1楽章の滑り出しを後ろ髪を引かれるように開始しますが、少しも大袈裟ではなく、むしろ恥じらいの表情を湛えます。第2主題は、いかにもモーツァルトらしい屈託のない微笑みの表情で魅了。それが再現部で短調に転じると、提示部の微笑みと表裏一体であることを実感させる、得も言われぬ悲哀の表情を浮かべるのです。カデンツァも必聴。ヘスのピアノが決して感覚的な繊細さを目指すものではなく、いかに豊かで深いものか、思い知らせれます。第2楽章に至っては、奇跡と呼びたい素晴らしさ!かなり大胆にアゴーギクを投入していますが、常に「心からの語り」と一体なので、少しも時代掛かった印象を与えません。どんな弱音でも音が痩せることはなく、慈愛を込めぬいたタッチの最高の実例がここにあります!第2楽章が終わった途端に、会場からパラっと拍手が起きますが、その気持は実によくわかります。そして忘れてならないのは、ワルターの指揮。これは、この曲の指揮としてはもちろんのこと、誰もが認めるモーツァルト指揮者でありながら、全ての要素の調和が取れた演奏が意外と少ないワルターにとって、最高の出来栄えと言えましょう。特に終楽章は充実の極みです。
一方、ベートーヴェンは指揮がボールトなので、全体的に折り目正しく進行しますが、芯のぶれない確固たる表現とタッチは、ヘスそのもの。第2楽章の2:47の些細なタッチをアルペジョ風にして、独特の幻想味を醸し出していますが、こんなことを嫌味なくできるピアニストなど、もういなくなってしまいました。
その点では3つの小品も同様。アンコール演奏ですの表現は奔放ですが、全てのフレーズが、聴き手の心を芯から溶かすようなニュアンスで一杯!こんな芸当は、単に腕が立つだけでは不可能でしょう。【湧々堂】

QUERSTAND
VKJK-1608(1CD)
マリー・ジャエル(1846-1925):ピアノ作品全集Vol.4
マリー・ジャエル:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調
ピアノ協奏曲第2 番 ハ短調
コーラ・イルゼン(P)
アリャン・ティエン(指)
WDR 放送局O

録音:2016 年 ケルン
コーラ・イルゼンによるマリー・ジャエル(1846―1925)の作品集の第4 集、ついに協奏曲を披露。生まれた時の名でマリー・トラウトマンはフランス、アルザスのドイツ国境にごく近い村、シュタインゼルツの生まれ。ピアノの天才少女と騒がれパリに出て本格的に学び、ピアニストのアルフレード・ジャエルと結婚。理解のある夫を得て演奏活動のみならず作曲活動も盛んに行った。作風は保守的な後期ロマン派で、ブラームス風のしみじみとした音楽がお好きなら気に入ることができるかもしれないだろう。第 1 番の第 2 楽章の内省的な音楽は素敵だ。
コーラ・イルゼンはジャエル再発見の牽引車として知られており、ここでも単に珍しい音楽を演奏しているだけに留まらず、深い共感を持った演奏を聞かせてくれる。

NAVONA
NV-5822(1CD)
NX-B02
モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K364
ウォルトン:ヴィオラ協奏曲*
グレン・ディクテロウ(Vn)
カレン・ドレイファス(Va)
カール・セント・クレア(指)ワルシャワPO
イェジー・スウォボダ(指)シレジアPO*
フィラデルフィアOのヴァイオリン奏者を務める父の下、幼い頃から音楽に親しんだカレン・ドレイファス。しかしヴィオラに転向 し、1979年にカーティス音楽院を卒業後は世界的なヴィオラ奏者として活躍。現在は南カリフォルニア大学ソーントン音楽学校で 教鞭を執っています。この録音は1990年代の終わりにポーランドを訪れた際、数々の演奏を行って好評を得て以来、ポーランドの オーケストラとの共演が多い彼女ならではの、オーケストラとの親密なアンサンブルによるモーツァルトとウォルトンです。

NAVONA
NV-5848(1CD)
NX-B02
リー・アクター(1952-):作品集
アルト・サクソフォン協奏曲
ダンス・ラプソディ
ホルン協奏曲/祝典序曲
デブラ・リヒトマイヤー(Sax)
カロル・ニトラン(Hrn)
スロヴァキア・ナショナルSO
スロヴァキア放送SO
カーク・トレヴァー(指)
リー・アクターは長年ビデオ・ゲーム業界でソフトウェアエンジニアとして働いていたという異色の経歴を持つ作曲家です。すばらしいアイデアとインスピレーション、そしてオーケストラの音色に熟達し、これを完全に使いこなすことができます。このアルバムには、独創的 な旋律に満ちたサクソフォン協奏曲を中心に5つの作品を収録、「祝典序曲」での華やかなサウンドがとりわけ魅力的です。


Treasures
TRE-170(1CDR)
オドノポゾフ〜メンデルスゾーン&パガニーニ他
ショーソン:詩曲
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
リカルド・オドノポゾフ(Vn)
ジャンフランコ・リヴォリ(指)
ジュネーヴRSO

録音:1955年頃*、1962年(全てステレオ)
※音源:日Concert Hall SM-2250*、英SMS-2205
◎収録時間:72:19
“オドノポゾフの「美音の底力」をたっぷり堪能!”
■音源について
★ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(TRE-156)に続くオドノポゾフのステレオ・バージョン録音の復刻。コンサート・ホールのレコードは、スイス盤かドイツ盤を使用することが多いですが、協奏曲では英盤を採用しています。

★オドノポゾフの「美音の底力」をここでもたっぷり堪能。ショーソンは、その音色が持つ温かい情感によって、作品に流れる陰鬱な空気を和らげ、透徹しきった演奏にはない魅力を発揮。この作品の新たな側面に光を当てています。 メンデルスゾーンでは、その美音は旋律に気品を与え、切々と語ることで曲想の魅力が膨らみます。何とか他者との差別化を図ろうと、意図的に豪快に演奏されることもありますが、この作品には何よりも「慈しみ」が不可欠であることをオドノポゾフは教えてくれます。10:35からの音の置き方に象徴されるように、「弾き飛ばし感」がゼロなのです!その音作りは、第2楽章で更に開花。多くの人がこの曲に期待する全ての要素が盛り込まれていると言っても良いでしょう。名盤ひしめく超名曲とはいえ、この演奏を度外視する理由などどこにもありません!
このメンデルスゾーンとパガニーニは、オドノポゾフ40代の最充実期に行われいることも、重要なポイントですが、特にパガニーニでは、それを実感。グリュミオーが遺したステレオ録音は、持ち前の音色美に技巧の衰えが影を落としていたことが残念だったことを思うと、オドノポゾフがこの時期に録音できたことは実に幸運でした。しかも演奏の魅力が破格!この曲の理想を実現した数少ない名演だと思います。御存知の通り、この曲はベートーヴェンとは違い、技巧が命。とは言え、技巧ばかり押し付けられると虚しいばかり。そういう危うさとは全く無縁のところで、技巧と表現を見事に調和せさせ、自己の美学を徹底貫徹したこのがこ演奏です。パガニーニだからといって変な魂胆を持たず、7:48からのトリルに表れている通り、メンデルスゾーンと何ら変わりない慈愛の心でフレーズを積み上げていることが伝わります。この曲を聴いて痛快さは何度も味わったけれど、「いい音楽を聴いた!」と痛感したことがないという方、必聴です!なお、オーケストラ・パートは短縮版が採用されています。【湧々堂】


BR KLASSIK
BR-900713(1CD)
NX-B05
フリードリヒ・グルダ〜自作自演&モーツァルト
モーツァルト
:ピアノと管弦楽のためのロンド イ長調 K386*
グルダ(1930-2000):インプロヴィゼーション 1
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ハ長調 K330
グルダ:インプロヴィゼーション 2
「Play Piano Play」- 練習曲 第1番
 ピアノ,電子ピアノ,ドラムスのための組曲-「アリア」
モーツァルト:ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調 K382*
フリードリヒ・グルダ(P)
バイエルンRSO
レオポルド・ハーガー(指)

録音:1969年10月4日 Munich, Herkulessaal ライヴ*、1982年6月27日 ミュンヘン「ピアノの夏音楽祭」ライヴ
クラシック・ピアニスト、ジャズ・プレイヤー、作曲家と様々な顔を持っていた天才ミュージシャン、フリードリヒ・グルダ(1930-2000)。 本格的なジャズ・プレイヤーに転向しようと考えていたこともあるグルダは、最終的に「クラシックとジャズの融合」を試み、その自由な スタイルは、とりわけ彼が愛したモーツァルト演奏に昇華されたといえるでしょう。 このアルバムには、2つの違う年代のグルダの演奏を収録。ジャズに傾倒し始めた時期(1969年)のモーツァルトの2つのロンドを 最初と最後に置き、グルダ自身のスタイルを確立させた1982年の演奏をその間に挟むというプログラムです。1982年のグルダのイ ンプロヴィゼーション、モーツァルトのソナタ、彼と聴衆の全てがお気に入りだった「アリア」など、年代の違いを全く感じさせないほど自 然な流れの中に溶け込んでおり、ここではまさにクラシックとジャズの融合が図られています。


Audite
AU-97734(1CD)
ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「ソロモン」
ドヴォルザーク:森の静けさ B.182
 チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
マルク・コッペイ(Vc;ゴフリラー(1711年製))
キリル・カラビツ(指)ベルリン・ドイツSO

録音:2016年8月29日-9月1日/ベルリン
コッペイはストラスブール生まれ。パリ国立高等音楽院で学んだ後、18歳でJ.S.バッハ国際コンクールにおいて優勝し一躍世界から注目を集める ことになりました。その後のキャリアは華々しく、ソリストとしてはインバル、クリヴィヌ、ギルバート、佐渡裕などの指揮者と共演。室内楽奏者としてのキャ リアも充実しており、ピリス、ベロフ、デュメイ、ムローヴァ、パユなどから厚い信頼を得ております。またイザイ弦楽四重奏団(1995年から2000年) のメンバーとして数多くの録音を残しております。現在はパリの国立高等音楽院で教鞭を執るほか、ザグレブ・ソロイスツ合奏団の芸術監督として活躍の 幅をさらに広げており、手兵と共演したハイドン&C.P.Eバッハのチェロ協奏曲集(AU 97716)では高い評価を得ております。
ユダヤ民族主義の立場を強調した作曲家、ブロッホ(1880-1959)のヘブライ狂詩曲「ソロモン」は、標題的にソロモン(古代ユダヤ王国最盛期の王) を扱ったものではなく、ユダヤの象徴として題名を選んだ作品です。ブロッホの代表作「ニーグン」と並び、ユダヤ民族主義が最も強烈に発揮された当作 品は非常に印象的な旋律をチェロが奏で、オーケストラと壮大な世界を作り上げます。
満を持しての録音となったドヴォコン。「ドヴォルザークのチェロ協奏曲を録音するのが夢だった」と語るコッペイは理想の共演者、録音環境で最高のコ ンディションで実現することができました。一音一音、端正で伸びやかに奏でる愛器ゴフリラーの音色に聴き惚れてしまいます。カラビツの好サポートの もと、現在の充実ぶりをうかがい知ることのできるコッペイの熱演をお楽しみください。 (Ki)

WERGO
WER-7360(1CD)
ライマン(1936-):3つのサッポーの詩 〜ソプラノと9楽器のための(2000)
ヘンツェ(1926-2012):夜想曲とアリア 〜ソプラノと大管弦楽のための(1957)
リーム(1952-):アリア/アリアドネ 〜ソプラノと小管弦楽のための(2001)
「Unanswered Love」
ジュリアン・バンゼ(S)
クリストフ・ポッペン(指)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO

録音:2009年1月23-25日
近現代のレパートリーも得意とするソプラノ歌手、ジュリアン・バンゼによるドイツ現代音楽の大御所作曲家3人の声楽作品集。バンゼはキャリア初期 にこの3人の作曲家と出会い、その後彼らの多くの作品の初演に関わり音楽語法をしかと身につけているため、申し分のない解釈と表現力でお聴き頂け ます。ほとんど無伴奏の独唱が続き、時折軋むような器楽が添えられるライマン。「夜想曲」と題された3曲の管弦楽曲と2曲のアリアが交互に現れる情 景的なヘンツェ。25分の単一楽章で聴き応えある大きな展開を見せるリーム。大小さまざまな管弦楽を相手に、情熱的に歌い切るバンゼ。まるでオペラ の名場面のような魅力的かつ圧倒的な音楽が楽しめます。 (Ki)


Treasures
TRE-166(1CDR)
リンパニー/リスト&プロコフィエフ
リスト:ピアノ協奏曲第2番*
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番
 ピアノ協奏曲第3番
モーラ・リンパニー(P)
マルコム・サージェント(指)ロイヤルPO*
ワルター・ジュスキント(指)フィルハーモニアO

録音:1962年10月*、1956年5月2-3日(共にステレオ)
※音源:伊RCA GL-32526*、英WRC T-735
◎収録時間:61:09
“リンパニーの飾らない気品を堪能する協奏曲集!”
■音源について
★プロコフィエフは、迷わずW.R.C盤を採用しました。ステレオ最初期とは思えぬ高音質で、ホールの空間に音がしっとりと浸透する様子を感じていただけると思います。リストは、リーダーズ・ダイジェスト音源。

★濃厚な色彩や激情を狙わず、ひたすら音符の意味の丁寧な表出に専念するリンパニーの特徴がはっきりと示された協奏曲録音。3曲とも華麗なヴィルトゥオジティを前提とした作品ながら、そこに照準を合わせないのがリンパニー。特にプロコフィエフでは、土俗趣味を排し、独墺系作品と何ら変わない堅実なアプローチに終止しているので、アクロバット的なスリルではなく、じっくり音楽を味わいたい方に納得していただけると思います。
「第1番」は、使用音盤の質の良さも手伝って、第1楽章冒頭から、ホールのトーンと見事に溶け合ったタッチが豊かに広がり、一気に心奪われます。プロコフィエフ特有の打楽器的筆致とリンパニーならではの気品溢れるタッチが絶妙に融合したニュアンスも魅惑的。終楽章では、打鍵の力感だけで押し通す演奏では味わえない、楽想自体が持つ表情がひしひしと伝わります。第1楽章主題が回帰するコーダの高貴な響きも、とくと御堪能下さい。
有名な「第3番」は、近年はテンポが高速化の一途を辿っているようですが、聴き手を驚かす手法とは無縁のリンパニーは、ごく標準的なテンポによる誠実な演奏で一貫。すぐに分かる刺激に訴えることなく、噛めば噛むほど染みてくる演奏とはまさにこのこと。第1楽章展開部の都会風のオシャレな空気感や、終楽章冒頭で、打鍵のエッジを立てずに穏やかに語るような仕草が、特に忘れられません。ロシア音楽に定評のあるジュスキントの指揮も、ツボを決して外しません。
リストも、リンパニー生来の気品が息づく名演。作り込んだ上品さとは違うことを実感していただけるでしょう。この曲はどうしても派手なパッセージに注目しがちですが、アレグロ・モデラート([03])で、リストの音楽の純真さ、リリシズムが確実に引き出すリンパニーのアプローチは無視できません。最後のグリッサンドも、、見世物的なパフォーマンスとは無縁。どのピアニストも大向こうを唸らせるようなアプローチばかりで飽き飽きしている方は、是非ご一聴を!【湧々堂】

Goodies
33CDR-3674(1CDR)
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K.622
クラリネット五重奏曲*
ベニー・グッドマン(Cl)
シャルル・ミュンシュ(指)ボトンSO
ボストン響五重奏団*
[リチャード・バーギン(第1Vn)
アルフレッド・クリプス(第2Vn)
ジョゼフ・デパスクァーレ(Va)
サムエル・メイス(Vc)]

仏 RCA 630 398(Mono)(米 RCA VICTOR LM 2073 と同一録音)
録音: 1956年7月9日(協奏曲)&7月12日(五重奏曲)、アメリカ、マサチューセッツ州レノックス
ベニー・グッドマン(1909-1986)はシカゴ生まれ。クラリネットを習得し11歳 でデビュー。1923年にコルネット奏者のビックス・バイダーベックと共演、 1925年にベン・ポラック楽団に入った。1928年ニューヨークに移り、1932年自 身の楽団を結成し、NBC放送にレギュラー出演し一躍スターになった。1938年 1月ニューヨークのカーネギーホールで初のジャズ・コンサートを開き全米を 沸かせた。この録音はLP時代になってからのもので協奏曲はグッドマンに とって初録音、五重奏曲は2回目の録音である。1回目はブダペスト弦楽四重 奏団と1938年に行われ78CDR-3661で出ている。グッドマンにクラシック音楽奏 法を指導したのはイギリス生まれのレジナルド・ケル(1908-1981)でケルは 1948年にアメリカに渡ったので2種の五重奏曲のクラリネット奏法がどう違う か聴き較べが興味ある。指揮者のシャルル・ミュンシュ(1891-1968)はフラン ス生まれ。1949年から1962年までボストン交響楽団の正指揮者をつとめた。 (グッディーズ)


Altus
ALT-373(1CD)
ベートーヴェン:大フーガ 変ロ長調 Op.133 (編曲:F.ワインガルトナー)
ヴァイオリン,チェロとピアノのための三重協奏曲 ハ長調 Op.56
ロマンス第1番 ト長調 Op.40
ロマンス第2番 ヘ長調 Op.50
ジャン・マルティノン(指)
フランス国立放送O
エリック・ハイドシェック(P)
クリスチャン・フェラス(Vn)
ポール・トルトゥリエ(Vc)

録音:1970年3月11日シャンゼリゼ劇場(ライヴ、ステレオ)
膨大なアーカイヴを持つINA(フランス国立視聴覚研究所)から驚きのお宝音源を発掘しました。ベートーヴェン生誕200年記 念演奏会の一環と思われるマルティノンのライヴです。ちなみに同日に『運命』も演奏されており、この録音もアルトゥス・レーベルより発売されています (ALT-333)。
弦楽合奏による『大フーガ』は作曲家としても高名なマルティノンの現代的感覚が冴え、フランスの薫り高き音色に突き刺さる表現力が加わっています。 張りのある瑞々しい弦楽が実に頼もしい偉大な演奏。緩徐部分での滑らかな歌いぶりも感動モノです。
三重協奏曲はフランスの名手が集結した華やかな顔ぶれ!メンバーを見るだけでため息が出そう。マルティノンもノリが良く、オーケストラの提示部から して音楽がいきいきと奏でられていて胸弾みます。ソリストの燃焼度も凄まじく、第2楽章のとろけるような美しさ、第3楽章で三者三様に熱っぽく弾き まくる目も眩まんばかりの盛り上がりなど、この曲がこんなに楽しかったのかと驚いてしまうでしょう。トルトゥリエは他の2人それぞれと共演盤があるも のの、ハイドシェックとフェラスの共演盤はたいへん珍しいもので、その点でも注目です。
最後のロマンスがまた必聴。フェラスはレオポルト・ルートヴィヒ指揮でロマンスをモノラル録音していますが、ステレオによる録音は当ディスクが初登場! 純度の高い極上のソロを存分に聴かせてくれるお宝音源と言えます。 (Ki)


Treasures
TRE-163(1CDR)
リシャルト・バクスト〜ベートーヴェン
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
ピアノ・ソナタ第14番「月光」
ピアノ協奏曲第3番ハ短調*
リシャルト・バクスト(P)
スタニスワフ・ヴィスロッキ(指)
ワルシャワ国立PO

録音:1963年頃(ステレオ)
※音源:MUZA SXL-0166、SX-0167*
◎収録時間:77:44
“ベートーヴェン弾きとしてのバクストの芸術性を思い知るい一枚!”
■音源について
ポーランドのピアニスト、リシャルト・バクスト(1926-1999)の録音は少ないのですが、こんな至高のベートーヴェンを遺してくれたことは嬉しい限り。もちろんショパンの録音もありますが、それ以上に高次元に昇華した芸術がここにはあります!

★あまりにも有名なこれらの全ての作品において、バクストは独自の美学に裏打ちされた名演を展開!特にピアノ協奏曲第3番は、作品の質までも数段引き上げたとさえ思えるほど感動的な演奏で、精神と技巧の美しい調和を貫徹した例も他に知りません。タッチそのものが美しい上に、ニュアンスには奥行きを感じさせ、第1楽楽章展開部では、それが独特の憂いを帯びて流れ、カデンツァでは高潔な精神を輝かしい音像に注入し、打鍵の強さに頼らずに威厳を引き出します。第2楽章の瞑想感はリヒテルを思わせ、終楽章はやや遅めのテンポを着実に感じながらの進行が、孤高の空気を醸し出します。ここでも乱暴な強打とは無縁。美しいタッチは美しい精神から生まれることを実感するばかりです。コーダ前の7:46からの何気ない音型の説得力はどうでしょう。オケの有機的な絡みもご注目。
「悲愴」も、あからさまな激情とは無縁。あくまでも心の奥底の悲しみと詩情に焦点を当て続け、「ありがちな名演」とは一線を画します。
詩情といえば、「月光」!あざとさを感じさせない幻想性の徹底表出ぶりとテンポの安定感は、あまたの名演の中でも軍を抜いていることは明らか。第1楽章中間部、旋律線が消えて3連音の音型だけで進行する楽想が、緩やかに美しい弧を描きつつニュアンスを醸成する様は感動の極み!これを聴かずして「月光」を安易に語ってほしくないものです。 【湧々堂】

ARTHAUS
ARTH-109325(DVD)
NX-B09
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「四季」

登場する邸宅
Villa Barbaro
Villa Foscari“La Malcontenta”
Villa Valmarana“ai Nani”
Villa Contarini
Villa Caldogno
ボーナス
クラウディオ・シモーネによる「四季」の解説…歴史と情報について
イ・ソリスティ・ヴェネティ
クラウディオ・シモーネ(指)
リノ・マエンツァ(プロデュース)
ガブリエーレ・カッツォーラ(映像ディレクター)

収録時間:本編112分:ボーナス19分
音声:ステレオ2.0/DD5.0/DTS5.0
字幕(ボーナスのみ):英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語
画面:16:9
REGION All(Code:0)
DVD…片面2層ディスク
107025 再発売盤
イタリア・バロック音楽の伝道師、クラウディオ・シモーネ率いる、名門イ・ソリスティ・ヴェネティ(ヴェネツィア合奏団)によるバロック音楽 の代表作ヴィヴァルディの「四季」映像。ヴィヴァルディと同時代の建築家、アンドレア・パッラーディオによる秀麗な5つのヴェネツィア のヴィッラ(邸宅)で、それぞれの季節を演奏するというユニークな試みです。シモーネの語りによる充実したボーナス映像がついて います。


WEITBLICK
SSS-0204(2CD)
エディット・パイネマン〜協奏曲名演集
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(2)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(3)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
(4)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
エディト・パイネマン(Vn)
(1)ジョージ・セル(指)
 録音:1964年6月11日ビスマルクザール(モノラル)
(2)ギュンター・ヴァント(指)
 録音:1975年10月10日ビスマルクザール(ステレオ)
(3)ヨーゼフ・カイルベルト(指
 録音:1967年10月27日ビスマルクザール(ステレオ)
(4)ヨーゼフ・カイルベルト(指)
 録音:1960年5月6日ビスマルクザール、モノラル
 全て、ケルンRSO
音源提供:WDRケルン放送
美貌の天才ヴァイオリニストとして高名なパイネマンの未発表ライヴ録音が一気にリリース。その高名に比して録音は極めて少なく、DGへのCD1枚分が全てでしょうか。マニアは、ハウシルトとのレーガーのヴァイオリン協奏曲の録音を知ることでしょう(AMATI)。1937年にドイツ・マインツに生れたパイネマンは、4歳で同地のオケのコンサートマスターであった父からヴァイオリンを学びます。さらにハインツ・スタンシュケ、マックス・ロスタルに師事。19歳でドイツ放送局(ARD)主催のコンクールで第1位となり,国際的な活動を開始します。アメリカでは、特に大指揮者ジョージ・セルがパイネマンを高く評価したために、1965年のクリーヴランド管のニューヨーク・カーネギーホール公演にもソリストとして起用されます。以降、共演した指揮者にはミュンシュ、ショルティ、カラヤン、カイルベルト、クリップス、バルビローリ、クーベリック、テンシュテット、マルティノン等が挙げられます。1972年にはミュンヘンフィル初来日公演にソリストとして参加。1970年代以降は教育活動に重きを置いたために、演奏家として録音に恵まれなかったのかも知れません。それ故に協奏曲の名曲、名演を集めた当企画は長年の渇きを癒すリリースと申せましょう。芸風は典雅にして高潔。無駄な効果を狙った演奏とは無縁です。ベートーヴェンの伴奏は、パイネマンが「あらゆるジャンルの音楽に精通する真の天才」と称賛する巨匠セル。上記のカーネギーホール公演に先立つ意欲溢れる超名演。正に崇高、高貴な音楽を両者が展開します。プロコフィエフの第1番は、何とヴァント共演。現代音楽にも鋭く切り込むヴァントならではの見事な伴奏との会話が聞きもの。カイルベルトとも縁が深かったようで、「プフィッツナーの協奏曲を勉強しろ」との指示に従い、パイネマンは、ベルリンフィル・デビューをこの曲で飾りました。当盤では、想像もつかないカイルベルトのシベリウスが聴けます。豪快で堂々とした見事な名演。メンデルスゾーンもドイツのリリシズムの極みといった感のある、感傷が懐かしくも感動的です。

DUX
DUX-1344(1CD)
ペンデレツキ:ヴィオラ協奏曲(サクソフォン版;2015)*
ヴァイオリン協奏曲第2番「メタモルフォーゼン」(1995)+
パヴェウ・グスナル(Sax)*
セルゲイ・クリロフ(Vn)+
ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥスO
クシシュトフ・ペンデレツキ、マチェイ・トヴォレク(指)
DUX
DUX-1345(1CD)
ペンデレツキ:ヴァイオリン、ヴィオラ(またはチェロ)と管弦楽の為の二重協奏曲(2012)*
ピアノ協奏曲「復活」(2001-2002、改訂:2007)+
トランペット協奏曲(2015)#
ヤクプ・ハウファ(Vn)*
マルツェル・マルコフスキ(Vc)*
シモン・ネーリング(P)+
アレクサンデル・コブス(Tp)#
ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥスO
クシシュトフ・ペンデレツキ、マチェイ・トヴォレク(指)
DUX
DUX-1350(1CD)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11*
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21+
シモン・ネーリング(P)
シンフォニエッタ・クラコヴィア
クシシュトフ・ペンデレツキ(指)*
ユレク・ディバウ(指)+
シモン・ネーリングは1995年ポーランドのクラクフに生まれ、2017年現在ビドゴシュチ音楽アカデミーでステファン・ヴォイタスに師事しているピアニスト。2015年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクールにてインターネット投票による聴衆賞を受賞しました。
プロモーション・ビデオ
DUX
DUX-1356(1CD)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11*
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト短調 Op.88
クシシュトフ・クションジェク(P)*
サンタンデルO
ホセ・マリア・フロレンシオ(指)
スペインのサンタンデルOの演奏会ライヴ録音。クシシュトフ・クションジェクは1992年ポーランドのクラクフに生まれ、ビドゴシュチ音楽アカデミーでステファン・ヴォイタスに師事したピアニスト。2015年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクール・セミファイナリスト。2016年5月に来日し「ショパン・フェスティバル in 表参道」で演奏しました。

ELOQUENTIA
EL-0815(2CD)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ短調 RV.Anh.10
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲変ロ長調 RV.381
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ長調 RV.220
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ヘ長調 RV.291
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ハ長調 RV.175
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲イ短調 RV.355
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲イ長調 RV.338
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ホ短調 RV.274
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ハ長調 RV.176
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ホ短調 RV.275
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲変ロ長調 RV.377
ヴァイオリン,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ヘ長調 RV Anh.130
フロリアン・ドイター(Vn)
アルモニー・ウニヴェルセル

録音:2007年10月、西部ドイツ放送室内楽ホール、ケルン、ドイツ

TOCCATA
TOCC-392(1CD)
NX-B03
クシェネク(1900-1991):ピアノ協奏曲集 第2集
ピアノ協奏曲 第4番 Op.123(1950)(初録音)
2台のピアノのための協奏曲 Op.127(1951)(初録音)
ヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲 Op.124(1950)(初録音)
ピアノとオルガンのための小協奏曲 Op.88(1940)
ミハイル・コルジェフ(P)
エリック・ヒューブナー(P)
ヌリト・パヒト(Vn)
エイドリアン・パーティントン(Org)
イギリスSO
ケネス・ウッズ(指)

録音:2016年9月5-7日
オーストリアで生まれ、ドイツ語を話すチェコ系の家庭で育った作曲家クシェネク。第一次世界大戦時には徴兵されたも のの、その非凡な才能を生かし音楽の研究を続けることでウィーンに留まることを許されたほどの天才でした。一時はマー ラーの娘、アンナと結婚していたことでも知られています。 ナチスに迫害され、アメリカに亡命した後も音楽教師として活動を続け、1945年には正式にアメリカに帰化、数多くの 作品を残しています。ピアノ協奏曲は7曲ありますが、その内訳は4曲の独奏用、2台ピアノ用、ヴァイオリンとピアノの二 重協奏曲、オルガンとピアノと音色も多彩。どれもウィーンの伝統を踏まえ、荘厳なオーケストレーションが施された魅惑 的な作品です。

DIVINE ART
DDA-25138(2CD)
NX-B07
MIND MUSIC-慈善団体のためのアルバム
メンデルスゾーン:クラリネットとバセットホルンのためのコンツェルトシュテュック 第1番 ヘ短調 Op.113-1
R・シュトラウス:ソナティナ第1番 ヘ長調 「傷病兵の仕事
場より」 TrV 288
ジョン・アダムズ(1947-):Gnarly Buttons
ケヴィン・マロン(1958-):The Last Memory
エリザベス・ジョーダン(バセットホルン&Cl)
リンゼイ・マーシュ(Cl)
ノーザン室内O
スティーブン・バーロウ(指)
リンゼイ・マーシュ(指)

録音:2016年4月4-5日
「退行性脳疾患(パーキンソン病、アルツハイマー病など)」の治癒研究のための資金を調達するために リリースされるアルバムです(2人のソリストは共に両親をこの病で失い、研究の発展を望んでいます)。 収録作品の作曲家も、脳出血で命を落としたメンデルスゾーンを始め、本人もしくは家族が脳疾患に悩まされたとされる人たち。 しかしその作品はどれもユーモアと希望に溢れており、この録音の目的にもぴったり沿うものです。中でもリヒャルト・シュトラウスの 「傷病兵の仕事場より」は、ガルミッシュの山中で療養生活を送っていた彼が自虐的に書いた曲ですが、管楽器奏者たちにとって は重要なレパートリー。対になる「楽しい仕事場」とともに、親密な雰囲気で演奏されることの多い作品です。


ONDINE
ODE-1292(1CD)
NX-B04
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲 第5番 「皇帝」Op.73*
ラルス・フォークト(ピアノ&指揮)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア

録音:2016年10月28日、2016年11月18日.2017年1月28日*
ドイツの実力派ピアニスト、ラルス・フォークト。2003/04にはベルリン・フィルで初の「ピアニスト・イン・レジデンス」に選出さ れるなど高い評価を受け、近年はソリストとしてだけでなく、室内楽奏者としても注目を浴びている名手です。2015年、 ONDINEレーベルにバッハの「ゴルトベルク変奏曲」を録音し、以降シューベルト、モーツァルト、ブラームス、シューマンの 諸作品をリリースしていますが、今回の新作は彼自身が音楽監督を務めるロイヤル・ノーザン・シンフォニアを弾き振りした ベートーヴェンの2曲の協奏曲。第1番の協奏曲は25歳のベートーヴェンの手による意欲作。フォークトはこの曲を1995 年にも録音していますが、今回の新録は自身の意思を更に思いのままに炸裂させた自由自在な表現が魅力。壮大な 第5番も重々しいピアノの音色を生かした緊張感に満ちた演奏です。このアルバムはフォークトによる「ベートーヴェン:ピ アノ協奏曲シリーズ」の第1作となります。

Dynamic
CDS-7787(1CD)
NX-B03
マンドリンのためバッハ&ヴィヴァルディ
バッハ:2つのヴァイオリン,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ短調 BWV1043
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリン,リュートと通奏低音のための協奏曲 ニ長調 RV93
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリン,弦楽と通奏低音のための協奏曲 RV522
 4つのヴァイオリン、チェロ、弦楽とハープシコードのための協奏曲 ロ短調 RV580
バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV1048
 ヴァイオリン,弦楽と通奏低音のための協奏曲 イ短調 BWV1041
ヴィヴァルディ:2つのマンドリン,弦楽とオルガンのための協奏曲 ト長調 RV532
※全てマンドリン・オーケストラ編曲
【マンドリン・ソロ】
シルヴィア・テンキーニ
ドリーナ・フラティ
モニカ・バロニコ
アントネッラ・ウボルディ
アンジェラ・ビルベス
グラツィア・マウゲリ(G)
ジュリア・リベルティーニ(Vc)
ドリーナ・フラティ(指)
マウロ・エ・クラウディオ・テッローニ
(マンドリン・オーケストラ)

録音:2015年5月30-31日.6月1-2日
J.S.バッハとヴィヴァルディ。人気の高い二人の作曲家の名作を「独奏マンドリンとマンドリンオーケストラ」で演奏するという コンセプトのアルバム。原曲のほとんどは2つ以上のヴァイオリンのための協奏曲(弦楽と通奏低音を伴う)ですが、これを マンドリンで演奏することで生まれる響きはとても珍しく、また魅力的です。指揮は、自らマンドリンも演奏するドリーナ・フラ ティが担当。最後の曲はもともとマンドリンのための協奏曲ですが、こちらも更にエレガントな音を楽しむことができます。も ちろんどの曲もマンドリンの超絶技巧が駆使された素晴らしいアレンジです。

Onyx
ONYX-4183(2CD)
イン・シューベルツ・カンパニー
シューベルト:ヴァイオリンと管弦楽のための 「ポロネーズ」 変ロ長調 D.580(リザノフ編ヴィオラ版)
セルゲイ・アフノフ:ヴィオラと管弦楽のための 「イン・シューベルツ・カンパニー」
レオニード・デシャトニコフ:ヴァイオリンと管弦楽のための 「Wie der Alte Leiermann」(リザノフ編ヴィオラ版)
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821*、
 交響曲第5番変ロ長調 D.485
ドブリンカ・タバコワ:ヴィオラと弦楽オーケストラのための 「シューベルトへのファンタジー・オマージュ」
アフノフ:ヴィオラと管弦楽のための 「魔王」
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調 D.408(リザノフ編ヴィオラ版)*、
 「冬の旅」 D.911より 「ライアー弾き」(タバコワ編ヴィオラと管弦楽版)
マキシム・リザノフ(Va、指)
リガ・シンフォニエッタ、
ヤコフ・カツネルソン(P)*
ユーリ・バシュメットから「遂に私のライバルが現れた」という最大級の賛辞を贈られたウクライナ出身のヴィオラの大器マキシム・リザノフ。約5年ぶりとなるONYXでの新録音では、優れたヴィオラ奏者としての姿の他、指揮者、編曲者としての才覚も発揮!シューベルトの生誕220周年を祝うこのアルバムは、リザノフがラトビアのリガ・シンフォニエッタを振った「交響曲第5番」に加え、アルペジョーネ・ソナタやヴァイオリン・ソナタ、ライアー弾き(辻音楽師)、ポロネーズなどのヴィオラ・アレンジ、セルゲイ・アフノフやレオニード・デシャトニコフ、ドブリンカ・タバコワなど現代の人気作曲家によるシューベルト・オマージュ作品(それらのヴィオラ・アレンジ版も含む)を収録した濃密なプログラム。ヴィオラ・ファンやシューベルティアン要注目のシューベルト・アルバムです!

Linn
CKD-528(1CD)
ロバート・ビーザー:ギター協奏曲
ノーツ・オン・ア・サウザン・スカイ
イヴニング・プレイヤー
グラウンド・O
エリオット・フィスク(G)、
ホセ・セレブリエール(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
アメリカの作曲家ロバート・ビーザー(b.1954)がエリオット・フィスクのために書いた4作品を収録。もちろん、すべて世界初録音。指揮は、サミュエル・アドラーの交響曲(CKD 545)でも存在感を示したウルグアイの指揮者、ホセ・セレブリエール。
自身のアレンジによるギター版パガニーニの「24のカプリース」(NI 2505)がルッジェーロ・リッチからも絶賛されるなど、21世紀を代表するヴィルトゥオーゾ・ギタリストであるフィスクの超絶技巧が満載です! ギター関係者必見!
フィスクが弾くビーザーの「ギター協奏曲」がご試聴いただけます!(ギル・ローズ指揮、BMOP)


BIS
BISSA-2163(1SACD)
R.シュトラウス:オーボエ協奏曲*
セレナード 変ホ長調 TrV106
ソナティナ第2番 変ホ長調「楽しい仕事場」 TrV291
アレクセイ・オグリンチュク(Ob;Marigaux 2001)
アンドリス・ネルソンス(指)ロイヤル・コンセルトヘボウO*
ロイヤル・コンセルトヘボウ管の管楽メンバー

録音:2014年10月8、9&12日アムステルダム・コンセルトヘボウ(ライヴ)*
2016年7月/シンゲル教会、アムステルダム(セッション)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者アレクセイ・オグリンチュクがR.シュトラウス・アルバムをリリース。RCO との共演で協奏曲はなんとネルソンス指揮というのも注目アルバムです。カップリングにはセレナード 変ホ長調とソナティナ第2番「楽しい仕事場」を 収録しました。1945年の第二次世界大戦終戦をカルミッシュで迎えたR.シュトラウス。このオーボエ協奏曲は同年の10月8日にスイスへ移住し、翌 1946年にかけてチューリヒ近郊のバーデンに滞在した時期にスイスの美しい風光に憩いつつ書かれた晩年の傑作です。オーボエの幻想曲ともいうべきき わめて自由な第1楽章、いかにもオーボエらしいカンタービレである第2楽章、勢いよく機智にあふれた第3楽章で構成されております。本作もオグリン チュクの美音を堪能することができます。 (Ki)

PAVLIK
PA-0143-2(1CD)
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.61(
ベルク:ヴァイオリン協奏曲
ミラン・パリャ[ミラン・パラ](Vn)
スロヴァキアRSO
マリアーン・レヤヴァ(指)

録音:2016年1、3月、スロヴァキア放送スタジオ1、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
いまスロヴァキアで最も勢いのあるヴァイオリン奏者ミラン・パリャ(1982年生まれ)と2014年以来2017年現在プラハ・モダーン(・アンサンブル)の首席指揮者を務めているスロヴァキアの指揮者マリアーン・レヤヴァ(1976年生まれ)の共演。

RUSSIAN DISC
RDCD-00949(1CD)
ロシアのフルート協奏曲
フェルディナント・ビュヒナー(1825-1906):フルートと管弦楽の為の大協奏曲(フルート協奏曲第1番)ヘ短調 Op.38(ヴァレリー・キクタによる Instrumental dramatic edition;2014)
ヴァレリー・キクタ(1941-):ヴォルィーニの旋律(4種のフルート、チェンバロと弦楽合奏の為の;2013)
セルゲイ・ジュラヴェル(Fl)
オルフェウスRSO*
セルゲイ・コンドラシェフ(指)*
イリーナ・スタロードゥプ(Cemb)+
キエフ・ソロイスツ(ウクライナ国立室内アンサンブル)+
ヴラディーミル・シレンコ(指)*

録音:2016年*/2014年+
フェルディナント・ビュヒナーはドイツのフルート奏者・作曲家。1856年にモスクワのボリショイ劇場Oの首席フルート奏者に任命され、以降ロシアで活躍しました。ヴァレリー・キクタは現代ウクライナを代表する作曲家の一人。セルゲイ・ジュラヴェルは2015年以来2017年現在ロシア・ナショナルPOソリスト。

ALTO
ALC-1341(1CD)
シュニトケ:合奏協奏曲第1番*
合奏協奏曲第2番+
タチアナ・グリンジェンコ、ギドン・クレーメル(Vn)*
モスクワ・フィルハーモニー・ソロイスツ・アンサンブル*
ユーリ・バシュメット(指)*
オレグ・カガン(Vn)+
ナターリア・グートマン(Vc+)
ソヴィエト国立文化省SO+
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)+

録音:1988年5月30日、レニングラード・フィルハーモニー大ホール、レニングラード、ロシア、ソヴィエト*
1986年、モスクワ、ロシア、ソヴィエト+
原盤:Melodiya

NEOS
NEOS-21703(1CD)
「ConcertiV」
プーランク:2 台のピアノのための協奏曲 ニ短調 FP.61
コリン・マクフィー(1900-1964):タブー・タブーアン(2台ピアノとオーケストラのためのトッカータ)
ジョン・アダムズ(1947-):グランド・ピアノラ・ミュージック(2台ピアノと3人の女声、アンサンブルとパーカッション) *
グラウシューマッハー・ピアノ・デュオ
ブラッド・ラブマン(指)
ベルリン・ドイツSO
トリオ・メディヴァル*

録音:2014 年10 月13 日-17 日
植民地博覧会で、プーランクが聴いたバリ島の音楽に影響を受け、ガムラン音楽の雰囲気が感じられる第1 楽章、モーツァルトの作風を意識したという第2 楽章など、次から次へと変わっていく音楽スタイルから生み出されるメロディに多彩なリズムに引き込まれる“2 台ピアノのための協奏曲”。ロマンティックだけではない先鋭的な味わいも詰まった名曲です。 コリン・マクフィーはカナダの作曲家で、バリ島に滞在して、ガムラン音楽を研究、ガムラン音楽を西洋に紹介し、大きな影響を与えました。管弦楽でバリの儀礼音楽を再現した「タブー・タブーアン」は彼の代表作です。マクフィー自身による2 台ピアノとオーケストラ版を収録。 「ポスト・ミニマリズム」の作曲家として有名なジョン・アダムズ。「ピアノラ」とは1900 年頃に誕生した自動演奏装置のこと。ジョン・アダムズはこの装置をイメージして作曲しましたが、実際の演奏では難しいので、2 台ピアノで演奏されます。神秘的で、繰り返される音型、さらにはマーチやゴスペルなど様々な作風がごった煮的に現れる興味深い作品。
「春の祭典」(NEOS20805)、「ショスタコーヴィチの交響曲第5 番」(NEOS20801)の編曲ものやクラム、シュットックハウゼンなど異色の作品を録音してきたグラウシューマッハー・ピアノ・デュオの卓越した演奏が光る。

Onyx
ONYX-4173(1CD)
シエクル〜フランスのチェロ作品集
デュティユー:チェロ協奏曲 「遥かなる遠い世界」*
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番**
メシアン:「世の終わりのための四重奏曲」より 賛歌#
ドビュッシー:チェロ・ソナタ#
ラヴェル:ハバネラ#
レオナルト・エルシェンブロイヒ(Vc)、
ジョン・ウィルソン(指)*、
ステファン・ブルニエ(指)**、
BBCスコティッシュSO***、
アレクセイ・グリニュク(P)#
1985年ドイツのフランクフルト生まれ、メニューイン・スクール出身でアンネ=ゾフィー・ムターとクリストフ・エッシェンバッハに認められたドイツのエリート・チェリスト、レオナルト・エルシェンブロイヒ。近年は続けて来日公演も果たしており、2016年10月には「ばんだい高原国際音楽祭」に出演、新潟だいしホールでのチェロ・リサイタルとともに好評を博しました。これまで、「ラフマニノフ&ショスタコーヴィチ(ONYX 4116)」、「カバレフスキー&プロコフィエフ(ONYX 4122)」、「シュニトケ(ONYX4180)」といったロシアン・アルバムで国際的な高い評価を得てきたエルシェンブロイヒのアルバム第4弾は、なんと"フランス"がテーマ!
アンリ・デュティユーとサン=サーンスのチェロ協奏曲に、メシアン、ドビュッシー、ラヴェルの「チェロとピアノのための作品」を収録。約1世紀にわたるフランスのチェロ作品を集めた魅力的なプログラムです。
Onyx
ONYX-4140(1CD)
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1番変ニ長調 Op.10
ピアノ協奏曲第3番ハ長調 Op.26
ヘブライの主題による序曲ハ短調 Op.34bis
シモン・トルプチェスキ(P)
ワシリー・ペトレンコ(指)
ロイヤル・リヴァプールPO
世界を舞台に快進撃を続ける21世紀の若き巨匠ワシリー・ペトレンコとロイヤル・リヴァプールPO、そして旧ユーゴスラヴィアのマケドニア出身で現在はロンドンを拠点に活躍中の鬼才シモン・トルプチェスキ。 世界各地で絶賛された「チャイコフスキー」(ONYX 4135)に続くトルプチェスキ、ペトレンコ&RLPOの強力コンビによるロシアン・プログラムは「プロコフィエフ」! ロシア音楽を得意とするトルプチェスキとペトレンコにとって、プロコフィエフのピアノ協奏曲は、まさに自家薬籠中のレパートリーであり、名演の誉れが高いラフマニノフ、チャイコフスキーを上回る会心の演奏を聴かせてくれることでしょう。 ますます勢いを増している新世代の指揮者とピアニスト、ペトレンコとトルプチェスキのプロコフィエフは話題必至!

Nimbus Alliance
NI-6338(1CDR)
ブラックフォード:ヴァイオリン協奏曲*
クラリネット五重奏曲+
暴力の人類史#/グッドフェロー**
マリア・ガドソワ(Vn)*、
リチャード・ブラックフォード(指)*、
ブルノPO*、デイヴィッド・キャンベル(Cl)+、ソルスティスSQ+、エミリー・ペイルソープ(オーボエ)#/**、マーティン・ブラビンズ(指)#、BBCSO#、ダニエル・ペイルソープ(Fl)**、ジュリアン・ミルフォード(P)**

録音:2008年−2015年
フルオーケストラと自然界の野生の音を共存させた「グレート・アニマル・オーケストラ」(NI 6274)が話題を呼んだイギリスの作曲家、リチャード・ブラックフォード(1954−)。新古典主義の作風を思わせる力作「ヴァイオリン協奏曲」など、2007年から2015年にかけて作曲された4つの協奏曲を収録。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Hyperion
CDA-67986(1CD)
ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲ロ短調*
管弦楽のためのパルティータ
ヒンデミットの主題による変奏曲
映画 「スピットファイア」 前奏曲とフーガ
アンソニー・マーウッド(Vn)* 、
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCスコティッシュSO
003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているマーティン・ブラビンズ。2011年に発売された「ウォルトンの交響曲第1番&第2番(CDA-67794)」が同曲の決定盤として高い評価を得るなど、英国近現代音楽に定評のあるマーティン・ブラビンズが振るウォルトンの新録音が登場。ウォルトンと交流のあったヒンデミットの作品を元に書き上げた管弦楽のための傑作「ヒンデミットの主題による変奏曲」の新盤は、英国音楽ファン要注目。「ヴァイオリン協奏曲」では、元フロレスタン・トリオのメンバーとして活躍し、ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズなど数多くの協奏曲録音でもお馴染みの名ヴァイオリニスト、アンソニー・マーウッドがソリストを担当。
Hyperion
CDA-68205(1CD)
ディミタール・ネノフ:ピアノ協奏曲
バラード第2番
イーヴォ・ヴァルバノフ(P)、
エミール・タバコフ(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2016年1月20日ー21日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)
「ピアノ王国ハイペリオン」に、東欧ブルガリアを代表する名ピアニスト、イーヴォ・ヴァルバノフが登場!バリー・ダグラスやデニス・リー、アレクサンダー・ロンクヴィヒ、そしてレフ・ナウモフらからピアノを学んだイーヴォ・ヴァルバノフは、欧米各国での演奏活動やICSM Recordsの設立など、ブルガリアの音楽と文化を世界へ伝える活動によってイヴァン・ヴァゾフ賞、シルヴァー・ライオン賞を受賞。ヴァルバノフがHyperionへのデビュー・アルバムに選んだのは、1933年に設立された現代音楽協会(後のブルガリア作曲家ユニオン)の創設メンバーでもあり、20世紀前半のブルガリアでピアニスト、作曲家、音楽教師、建築家として活躍したディミタール・ネノフのピアノ協奏曲と、ピアノと管弦楽のための「バラード第2番」。
Hyperion
CDA-68148(1CD)
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
ファリャ:交響的印象 「スペインの庭の夜」 G49
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
スティーヴン・オズボーン(P)、
ルドヴィーク・モルロー(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2016年5月25日−26日、シティ・ホール(グラスゴー)
オズボーンのラヴェルといえば、2011年に発売された「ピアノ独奏作品全集(CDA-67731/2)」が、レコード芸術「特選盤」、英グラモフォン「Critics' Choice」、英BBCミュージック「Disc of the Month」など各誌で絶賛され、ラヴェルの"新たな決定盤"として話題を集めただけに、この「ピアノ協奏曲集」にも大きな期待がかかります。指揮者には、2011年からシアトルSOの音楽監督を務め、ニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響などアメリカのトップ・オケとも密接な関係を築いているフランスの若き巨匠候補、ルドヴィーク・モルローがHyperion初登場。

MIRARE
MIR-316(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K467
ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K491
ジャン=クロード・ペヌティエ(P)
クリストフ・ポッペン(指)
フランス放送PO

録音:2016 年 2 月 20日、オーディトリウム・ド・ラ・メゾン・ド・ラ・ラディオ(ライヴ)
近年その音色はさらに純度を増し、奥深い音楽を展開しているフランスの大家、ジャン=クロード・ペヌティエ。モーツァルトのピアノ協奏曲のライヴ録 音の登場です。第21番では、フランス放送フィルが奏でる軽やかで明るい前奏の後の、ペヌティエのピアノの第1音から、天上の世界にいざなわれるよ う。第24番でも、モーツァルトの短調の美しさをこれ以上ないかたちで堪能させてくれます。ペヌティエの音色からは、一切の「私」が排除されており、 ただただ純度の高いモーツァルトの世界がつむぎだされていきます。 (Ki)

Orchid Classics
ORC-100066(1CD)
NX-B03
ジョン・アダムズ:ヴァイオリン協奏曲
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35*
イリヤ・グリンゴルツ(Vn)
コペンハーゲンPO
サントゥ=マティアス・ロウヴァリ(指)
ジュリアン・サレムクール(指)*

録音:2013年10月、2015年4月*
コペンハーゲン・フィルとグリンゴルツによるアダムズとコルンゴルトの2曲のヴァイオリン協奏曲集。アダムズの作品は1993年 に書かれたにもかかわらず、まるで19世紀末音楽のような響きを持つ退廃的な作品であり、ハリウッドの映画音楽から生 まれたコルンゴルトの協奏曲との、奇妙な一致を思わせるプログラムです。ミニマル風でもありながら時にはベルクの協奏曲 のように滔々と音を紡いでいくアダムズの協奏曲は全編を通じ、クールな雰囲気が漂います。オーケストラの性能を目いっ ぱい使った絢爛豪華な響きを要求するコルンゴルトでは、グリンゴルツの艶やかな音色が遺憾なく発揮されており、とりわ け第2楽章「ロマンス」の中間部での蕩けるような弱音を駆使しつつ、オーケストラと対話を重ねる箇所は夢のような美し さです。話題の指揮者ロウヴァリとオペラを得意とするサレムクールによる伴奏も聴きものです。
Orchid Classics
ORC-100065(1CD)
NX-B03
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
協奏曲 Op.35
ベルク:ピアノとヴァイオリン,13の管楽器のための室内協奏曲(1925)
サン=サーンス:動物の謝肉祭
メイ・イ・フー(P)
フィリップ・ハッター(Tp)・・・1-4
バルトシュ・ヴォロフ(Vn)・・・5-7
アシュリー・ウォス(第2ピアノ)・・・8-21
クレメント・パワー(指)・・・5-7
ブリテン・シンフォニア

録音:2016年1月27-29日
音楽の中に込められた比喩や暗喩、そして暗号。これらを探し出すのはとても面白いことです。美しい「白鳥」で知られるサン=サーンスの 「動物の謝肉祭」も、もともとは彼の仲間内で、友人や他の作曲家の曲に風刺を効かせて演奏するために作られた曲。ショスタコーヴィチの ピアノ協奏曲には、やはり他人の作品からの引用が散りばめられています。またベルクの作品には、他の作品の引用はありませんが、数字の 「3」が重要なファクターであり、楽章数だけでなく、彼の友人たちの名前が織り込まれ、楽器編成も3群で構成と数々の数字が隠されてい ます。そんな示唆的な作品を演奏するのは、マレーシアのピアニスト、メイ・イ・フー。素晴らしいテクニックでこれらの曲を的確に表現していま す。このアルバムの売り上げは、彼女が協力している海洋保全協会に寄付され、美しい海の未来と、海洋生物の保護のために使われま す。

Goodies
33CDR-3670(1CDR)
ハイドン:チェロ協奏曲ニ長調作品101, Hob.VIIb-2
ボッケリーニ:チェロ協奏曲変ロ長調 G.481
モーリス・ジャンドロン(Vc)
パブロ・カザルス(指)ラムルーO

仏 PHILIPS 835 069 AY(Stereo)
録音:1960年10月パリ
モーリス・ジャンドロン(1920-1990)は南仏ニース生まれ。ニース音楽院を卒 業後、パリ音楽院でジェラール・エキング(1879-1942)のクラスで学び1938年 に一等賞を得た。大戦後の1945年12月2日にロンドンのウィグモア・ホールで ベンジャミン・ブリテン(1913-1976)のピアノ伴奏でフォーレとドビュッシー のソナタを弾いてソロデビュー。さらに同月、プロコフィエフのチェロ協奏曲 第1番の初演をワルター・ジュスキンド指揮ロンドン・フィルと行って名声を 高めた。ジャンドロンはメニューイン兄妹とピアノ三重奏を25年に渡って行っ た。パブロ・カザルス(1876-1973)はスペインのカタルーニャ地方の町エル・ ペドレル生まれ。バルセロナ音楽院でチェロ、ピアノ、楽理、作曲を学んだ。 第2次世界大戦後、南仏プラドに隠遁していたカザルスに、友人でヴァイオリ ン奏者のアレクサンダー・シュナイダーが室内音楽祭を開くことを提案して カザルスは受け入れた。これはカザルスが弟子のジャンドロンのために指揮棒 をとった唯一のスタジオ録音。それだけカザルスがこの弟子に目をかけていた ことがうかがえる。 (グッディーズ)

NAVONA
NV-5801(1CD)
NX-B02
リチャード・ストルツマン〜クラリネット協奏曲集
ウェーバー:クラリネット・コンチェルティーノ ハ短調/変ホ長調 Op.26 J109
ボッテジーニ:協奏的大二重奏曲
ドビュッシー:クラリネットのための第1狂詩曲
ウェーバー:クラリネット協奏曲 第2番 変ホ長調 Op.74 J155
チャイコフスキー:四季 Op.37-10「秋の歌」(武満徹編)
リチャード・ストルツマン(Cl)
リチャード・フレデリクソン(Cb)
スロヴァキア放送SO
カーク・トレヴァー(指)
アメリカを代表するクラリネット奏者リチャード・ストルツマンによる古典派とロマン派、印象派の協奏曲集。ウェーバーの2 曲はもちろんのこと、パリ音楽院卒業試験のために作曲されたというドビュッシーの「狂詩曲」、ボッテジーニが得意とするコ ントラバスとの絡みが楽しい「二重奏曲」、どの作品もクラリネットの妙技を存分に楽しめます。チャイコフスキーの「秋の歌」 は、原曲のピアノ曲を武満徹が編曲。まるで映画音楽のようなドラマテックな作品に変貌しています。
NAVONA
NV-5812(1CD)
NX-B02
コープランド&マッキンリー:クラリネット作品集
コープランド:クラリネット協奏曲
マッキンリー(1938-2015):クラリネット・デュオ 第2巻
マッキンリー:2本のクラリネットのための協奏曲
キム・エリス(Cl)
リチャード・ストルツマン(Cl)
スロヴァキア・ナショナルSO
カーク・トレヴァー(指)

録音:2007年-2008年
ベニー・グッドマンのために書かれたコープランドのクラリネット協奏曲、ペンシルバニア州で生まれ、ジャズの分野でも知られ る作曲家マッキンリーの2作品を収録。どれもジャズ風の味付けが施された楽しい作品を、女性クラリネット奏者キム・エリ スが演奏したアルバムです。クラリネットのデュオではリチャード・ストルツマンが共演し、息のあった演奏を繰り広げていま す。
NAVONA
NV-5816(1CD)
NX-B02
MEMENTOS
キース・クレイマー:Emerge
スティーヴン・イップ:Raining in Autumn
ジェイソン・V・バラッバ:Conjecture
ショーン・クラウチ:City Columns
オンドレイ・レブル(Vn)
リチャード・ストルツマン(Cl)
スロヴァキア・ナショナルSO
モラヴィアPO
カーク・トレヴァー(指)
ヴィト・ミッカ(指)

録音:2005年5月-12月
アメリカの4人の作曲家の作品集。想像力を書き立てる音で満たされた「Emerge」、東洋と西洋の文化の融合から生 まれたイップの「Raining in Autumn」、自由自在なストルツマンのクラリネットが印象的なバラッバの「Conjecture= 推測」、リズミカルなクラウチの「City Columns」と興味深い作品が並びますが、ブックレットには作品についての詳細は わざと記されておらず、聴き手は自身の力で作品を探求していくという趣向の1枚です。

MELODIYA
MEL-1002465(3CD)
NX-D07
ショスタコーヴィチ:協奏曲全集
【CD1】
(1)ピアノ協奏曲 第1番 ハ短調 Op.35
(2)ピアノ協奏曲 第2番 ヘ長調 Op.102
【CD2】
(3)ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 Op.77
(4)ヴァイオリン協奏曲 第2番 嬰ハ短調
【CD3】
(5)チェロ協奏曲 第1番 変ホ長調 Op.107
(6)チェロ協奏曲 第2番 ト長調 Op.126
(1)ルーカス・ゲニューシャス(P)
(2)ドミトリー・マスレエフ(P)
(3)セルゲイ・ドガジン(Vn)・
(4)パヴェル・ミリュコフ(Vn)
(5)アレクサンドル・ブズロフ(Vc)
(6)アレクサンドル・ラム(Vc)

ドミトリー・トゥルバコフ(Tp)
アルトゥール・ムハメチン(Cl)
セルゲイ・アントノフ(Hrn)
ドミトリー・スポーニク(Cl)
ドミトリー・バビンツェフ(Hrn)
アレクサンドル・スラドコフスキ(指)
タタルスタン国立SO

録音:2016年
2016年、ショスタコーヴィチ生誕110年を記念して始動したプロジェクトの第1弾は、「マーラー:交響曲選集」で注目を 浴びたスラドコフスキを指揮者に据え、2015年に開催された「チャイコフスキー国際コンクール」の入賞者(ドガジンのみ 2011年の入賞者)をソリストに迎えた3枚組の協奏曲全集。交響曲に匹敵するスケールの大きさと、内容の深さを持 つこれらの協奏曲を若手演奏家たちの熱気溢れるソロで聴く全集は、ロシアの音楽教育の伝統と実力を示した Melodiyaレーベルの自信作となっています。

Capriccio
C5294(1CD)
NX-B07
ヴィクトル・ウルマン(1898-1944):作品集
ピアノ協奏曲 OP.25(1939)
ピアノ・ソナタ.第7番(1944)
変奏曲と二重フーガ Op.3a(1925/1934)
モーリッツ・エルンスト(P)
ドルトムントPO
ガブリエル・フェルツ(指)

録音:2014年9月16-17日、2011年12月*、2015年8月#
チェコで生まれ、ウィーン大学でシェーンベルクに師事し、十二音、無調音楽の作曲技法を身に付け、指揮者、作曲家 として20世紀初頭のチェコで目覚しい活躍をしたヴィクトル・ウルマンの作品集。トラック10の「変奏曲と二重フーガ」は シェーンベルクの主題をもとに、多彩な変奏が繰り広げられる曲。また1939年に作曲された「ピアノ協奏曲」はプロコフィ エフのような新古典派の雰囲気と、尊敬していたベートーヴェンヘのオマージュも感じられる激しい表情を見せる作品で す。しかし1940年にナチスがプラハに侵攻してからは、ユダヤの血を引くウルマンの作品は「退廃音楽」とみなされ演奏が 禁止されてしまい、ウルマン自身も1942年にテレジンの強制収容所送りとなり、最終的には1944年にアウシュヴィッツ で命を落とし、晩年の作品も散逸。しかし、テレジン収容所にいた時期に書いた作品はかろうじて残存しており、1990 年代から始まった「退廃音楽の復興」にあわせ、演奏される機会も多くなってきました。ピアノ・ソナタ第7番はテレジンで 書かれた作品ですが、その力強い音楽には運命に屈しない強い精神力が漲っています。

ONDINE
ODE-1287(1CD)
NX-B04
エリッキ=スヴェン・トゥール(1959-):作品集
クラリネット協奏曲「ペレグリヌス・エクスタティクス」
Le poids des vies non vecues-命の重さはここには存在しない
クラリネット.ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲「ノエシス」
クリストファー・スンドクヴィスト(Cl)
ペッカ・クーシスト(Vn)
フィンランド放送SO
ハンヌ・リントゥ(指)

録音:2015年4月、2015年5月、2016年8月
現代エストニアを代表する作曲家、エリッキ=スヴェン・トゥール。ONDINEレーベルでは彼の作品を集中して録音しています。前作の交響 曲第5番(ODE-1234)は、ビッグ・バンドとエレクトリック・ギターを用いた独創的な音響が魅力でしたが、今回のアルバムにはクラリネットを 中心とした2曲の協奏曲が収録されており「ペレグリヌス・エクスタティクス」ではクラリネットの鮮やかなモティーフと、打楽器を含むきらびやかな オーケストラの響きの融合を楽しむことができます。「ノエシス」はクラリネットとヴァイオリンの二重協奏曲で、こちらは諧謔性は少ない辛辣な 音楽。全編が嘆きに満ちたレクイエムであり、2つの楽器の音色は交錯しながら、フィナーレで完全なる融合を遂げます。激しいリズムの応 酬も見事です。スンドクヴィストは2005年からフィンランド放送SOの首席クラリネット奏者として活躍し、2013年にリントゥと共に「ペ レグリヌス・エクスタティクス」の世界初演を行いました。ペッカ・クーシストはフィンランドを代表するヴァイオリンの名手。数多くのオーケストラと 共演し、様々な現代作品を初演、高い評価を受けています。

DIVOX
CDX-70804(1SACD)
NX-B04
ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲集
室内協奏曲 イ長調 RV108
リコーダー協奏曲 ト長調「Il cavallo」Op.10-6 RV437
弦楽のための協奏曲 ト短調 RV157-第1楽章 Allegro
協奏曲 ハ長調 RV443
弦楽のための協奏曲 ト短調 RV156-第2楽章 Adagio
リコーダー協奏曲 ニ長調「Il gardellino」 Op.10-3
RV428
協奏曲 ト短調「La notte」 Op.10-2 RV439
コンラート・シュタインマン(リコーダー)
Ensemble 415(アンサンブル)
【メンバー】
キアラ・バンキーニ(Vn)
ステファニー・プファイスター(Vn)
デヴィッド・クールヴォアジェ(Va)
ガエターノ・ナシッロ(Vc)
ミシェル・シャヌ(Cb)
カール=エルンスト・シュレーダー(リュート)
イェルク=アンドレアス・ベトヒャー(ハープシコード)
2011年の発売当時、大きな話題をさらったヴィヴァルディの7つのフルート=リコーダーのための協奏曲を収録したアルバム。1677年 に発表されたバルトロメオ・ビスマントーヴァの研究論文「Compendio Musicale」を基にしたこの演奏は、異なる調律が施された6つ の楽器を用意することで、ヴィヴァルディの音楽を極めて斬新な響きで楽しむことができます。

BIS
BISSA-2257(1SACD)
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番 ト短調 Op.126
マルティヌー:チェロ協奏曲第2番 H 304
クリスチャン・ポルテラ(Vc;ストラディヴァリウス‘Mara’(1711年制作))
ギルバート・ヴァルガ(指)ベルリン・ドイツSO

録音:2016年2月/イエス・キリスト教会(ドイツ、ベルリン)
トリオ・ツィンマーマンのチェリストとして目覚ましい活躍のクリスチャン・ポルテラ。BISレーベルからのリリースも積極的で、 ドヴォルザーク&マルティヌー第1番(BIS SA 2157)、ウォルトン&ヒンデミット(BIS SA 2077)、バーバー(BIS SA 1827)の協奏曲録音をリリー ス。圧倒的な技術と豊かな表現力で作品の魅力を再発見させてくれました。 期待の新録音は、ショスタコーヴィチとマルティヌーのチェロ協奏曲第2番です。1966年に作曲されたショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第2番は、 緩徐楽章から始まる3楽章構成。内省的な第1楽章、チェロ独奏の短い序奏から始まる第2楽章、印象的なホルンのファンファーレ第3楽章からなり 軽やかな第1番とは全く異なる作風です。初演はショスタコーヴィチ60歳の誕生日コンサートにて、ロストロポーヴィチ独奏、マキシム・ショスタコーヴィ チ指揮にて行われました。カップリングは多作曲家として知られるマルティヌーのチェロ協奏曲第2番です。抒情的な旋律が印象的なこの作品は、作曲者 の望郷の念がうかがわれる代表作の一つです。才気あふれるポルテラの演奏にご期待ください! (Ki)
BIS
BISSA-2025(1SACD)
『フラミニス・アウラ』
(1)フラミニス・アウラ(2001 rev. 2004)〜チェロ,テープと管弦楽のための
(2)魂の国(2001)〜弦楽四重奏のためのための
(3)和らぎ(嵐のあとの)(2013)〜弦楽三重奏のための
(4)ディオティマのためのセレナータ(2014 rev. 2015)〜弦楽のための
(1)エルンスト・シモン・グラーセル(Vc)
 ダーヴィト・アフカム(指)ヨーテボリSO
(2)シリアクス=ペーション=ライティネン、ユリア・クレツ=ラーション(第2Vn)
(3)シリアクス=ペーション=ライティネン
(4)ヨアキム・グスタフソン(指)マルメSO

録音:(1)2012年9月ヨーテボリ・コンサートホール(スウェーデン)、(4)2015年4月マルメ・コンサートホール(スウェーデン)、(2)(3)2015年9月ペトロ教会(ストックスンド、スウェーデン)
トミー・ハーグルンド(1959-)は、スウェーデン、カルマル生まれの作曲家。クラシカルギターをブー・ストロムベリとジョン・ ミルズの下で学び、ヨーテボリのスヴェン=エーリク・ユーハンソンとロンドンのエリック・フェンビーに作曲法を師事しました。室内楽と器楽のための作 品を中心に作曲を手がけ、彼の音楽については、絶えず変化を繰り返す宇宙が鳴り響くイメージという表現がしばしば使われてきました。ハーグルンドの 作品集。神に捧げるいけにえを祭壇で焼く「神官」とその「息」を意味するラテン語に由来する曲名の《フラミニス・アウラ》。ハーグルンドが心酔するスウェー デンの科学者、哲学者のエマヌエル・スヴェーデンボリの「魂の世界」と、結婚を前にして死んだアメリカ先住民の酋長の娘の伝説を題材にした《魂の国》は、 イギリスのメディチ四重奏団の委嘱作。「シリアクス=ペーション=ライティネン」トリオ(ZPR)のために書かれた《和らぎ(嵐のあとの)》は、オルランド・ディ・ ラッソとパレストリーナからインスピレーションを得たとされる音楽。プラトンの『饗宴』でソクラテスが言及するマンティネイアの巫女の名を曲名に採った 《ディオティマのためのセレナータ》は、彼が前の年に生まれた初めての孫娘の眼差しを思いながら作曲したという、「内省」の作品です。 (Ki)
BIS
BISSA-2067(1SACD)
(1)ブレット・ディーン(1961-):ドラマティス・ペルソネ(2013)〜トランペットと管弦楽のための
(2)ルカ・フランチェスコーニ(1956-):トランペット協奏曲《ハード・ペース》(2007)*
ホーカン・ハーデンベリエル(ハーデンベルガー)(Tp)
ヨン・ストゥールゴールズ(指)
ヨーテボリSO

録音:2014年11月、2015年10月*/ヨーテボリ・コンサートホール(スウェーデン)
スウェーデンを代表するトランペット奏者のひとり、ホーカン・ハーデンベリエル(ハーデンベルガー)(1962-)のために作 曲された2つの「トランペット協奏曲」。ブレット・ディーン(1961-)は、オーストラリアのブリスベン生まれ。ベルリン・フィルハーモニーのヴィオラ奏 者を14年間務め、1988年から作曲を始めました。クラリネット協奏曲《エアリエルの音楽》でUNESCOの作曲賞を受け、BBC交響楽団、シドニー 交響楽団、トロント交響楽団をはじめとするオーケストラと関わってきました。《ドラマティス・ペルソネ》(劇の登場人物たち)は、2013年の作品です。 輝かしくエネルギーにあふれ、時に深い内省に耽るトランペットを「ヒーロー」に見立てた、劇場的な性格の協奏曲。〈スーパーヒーローの転落〉〈独白〉〈偶 然の革命家〉の3楽章。この作品は、2015年11月、ハーデンベリエルがハーディング指揮の新日本フィルハーモニーと共演して日本初演しています。
ルカ・フランチェスコーニ(1956-)はミラノ生まれ。アツィオ・コルギ、カールハインツ・シュトックハウゼン、ルチアーノ・ベリオに作曲法、ボストンでジャ ズを学びました。マルチメディアのテクノロジーをパリのIRCAMと共同で研究。2004年からスウェーデンのマルメ音楽大学で作曲科の教授を務めています。 《ハード・ペース》は「困難な長旅」の物語。「音を実体のあるものとして語ることはできるだろうか?表現と実体の深い断絶を生み出した電気とテクノロジー ……『内なるものを聴く』能力……もっとも偉大なジャズ・ミュージシャンであり、20世紀音楽に巨大な影響を与えてきたマイルス・デイヴィス……」。 さまざまな思いが音楽に反映されます。第1楽章、第2楽章「アダージョ」、間奏曲《マイルス)》と《フィナーレ》。この作品には、作曲者がエレクトロ ニクス製作した3つの「サウンドスケープ(音風景)」が使われました。LPレコードの「スクラッチノイズ(パチパチノイズ)」を模した音を含む最初の2 つが第1楽章に現れ、3つ目が間奏曲《マイルズ》で聞こえてきます。この協奏曲は、ハーデンベリエルのために作曲され、ヨーテボリ交響楽団をはじめ とするオーケストラと共同委嘱したアントニオ・パッパーノとサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団に献呈されました。 (Ki)

RUBICON
RUBICON-1002(1CD)
ブライアン・ノウエルズ(b.1946):作品集
ギター協奏曲「アンダルシアの幻影」(ギターとオーケストラのための)
ポコ・ロンド(ギター・ソロ)
「詩的なセレナード」から8つの歌(声とギターのための)
やさしい別れ(ギターとオーケストラのための)
クレイグ・オグデン(G)
デイヴィッド・アンガス(指)
オペラ・ノース・オーケストラ
ジェームス・ギルクリスト(T)

録音:2016年
オーストラリアの名ギター奏者、クレイグ・オグデン。時に力強く、時に繊細に響く変幻自在の音色が魅力です。今回RUBICONからリリースされるの は、オグデンが奏でる、ベルファスト生まれの作曲家、ブライアン・ノウエルズの作品集。ノウエルズの息子もギター奏者であることから、ノウエルズにとっ てギターは特別な楽器。1曲目の協奏曲は、ロマンティックでスペインの情熱に満ちています。ポコ・ロンドはクレイグのために書かれた超絶技巧の作品。 ほかにもシェイクスピアやバイロンらの詩に付曲された8つの歌(テノールのジェームス・ギルクリストが参加)など、聴きやすい作品が並びました。 (Ki)

Altus
ALT-368(1CD)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集『四季』
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンOp.20
島田真千子(Vn)
セントラル愛知交響楽団弦楽アンサンブル

録音:2016年1月24日/碧南市芸術文化ホール エメラルドホール
日本語帯・解説付
華々しい経歴を持つヴァイオリンの名手・島田真千子が、自らコンマスを務めるセントラル愛知交響楽団の弦楽メンバーと共演したライヴ録音です。弦 楽は3-3-2-2-1(+チェンバロ)。すっきりとした風通しの良い編成による『四季』は軽やかで若々しいソロが光ります。颯爽としたスピード感でありなが ら瑞々しさを損なわない、耳に心地よい美演です。『ツィゴイネルワイゼン』での見事な演奏技術にも聴き惚れます。好評を博した1stアルバム(ALT-318) のバッハ無伴奏作品に続く、彼女の魅力がたっぷりと詰まった注目アルバムの登場と言えるでしょう。 (Ki)
■島田真千子
東京芸術大学附属音楽高等学校を経て1998年東京芸術大学を首席で卒業、安宅賞受賞。 2002年デトモルト音楽大学を最優秀の成績で卒業後、2005年には同大学院にてドイツ国家演奏家資格を取得。6年間ドイツに在住し,ヨーロッパ各 地で研鑽を積む。 第44回全日本学生音楽コンクール全国大会中学校の部第1位、第7回日本モーツァルト音楽コンクール第1位、第66回日本音楽コンクール第2位、 第45回パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール、第15回J.S.バッハ国際コンクールで入賞。 これまでに、アメリカ・アスペン音楽祭や宮崎国際室内楽音楽祭、倉敷音楽祭等に参加。1998年から2015年まで毎年サイトウ・キネン・フェスティ バル松本に参加し、2001、2002年には同フェスティバルのバッハプログラムにソリストとして出演、録音CDが発売された。2000年には東京文化会 館およびしらかわホールに於いて初のソロリサイタルを開催。2001年以降は、イーストウエストバロックアカデミーの公演でオランダ・コンセルトへボウホー ルを含む日蘭ツアーにソリストとして参加、ベルリン・コンツェルトハウスの室内楽シリーズ出演やドイツ・ベルギーでのリサイタル、南米チリでの室内楽 ツアーに参加など、海外でも活躍。 2005年にドイツ留学から帰国後、国内ではソリストとして各地でのリサイタル開催や名古屋フィル、セントラル愛知響等の定期演奏会での共演を重ねて いる。名古屋しらかわホール主催室内楽公演の企画及び出演など、特に出身地・愛知県での活躍が認められ2006年愛知県芸術文化選奨文化賞を受賞、 同年第1回名古屋音楽ペンクラブ賞を受賞、2009年には名古屋市芸術奨励賞を受賞した。2015年にはバッハの無伴奏ソナタ&パルティータを収録し たCDをAltusからリリース、2016年CDの発売を記念しバッハの無伴奏作品6曲全曲演奏会を開催し絶賛を博した。 近年はサイトウ・キネン・オーケストラおよびVeritas弦楽四重奏団のメンバーとしても活躍、また全国各地での室内楽公演に参加する等、多彩な演奏 活動を展開している。 現在、セントラル愛知交響楽団ソロコンサートマスター、水戸室内管弦楽団メンバー。 これまでに、佐々木はるる、久保田良作、山岡耕筰、田中千香士、マルコリッチの各氏に師事、室内楽をアイザック・スターン、今井信子の両氏に師事した他、 ヘルマン・クレバース、ドロシー・ディレイ、ライナー・クスマウル、店村眞積の各氏等にも師事し影響を受けた。現在NPO法人イエローエンジェルより  G.B.ガダニーニが1769年に製作した ヴァイオリンを貸与されている。

SWR music
SWR-19027CD(1CD)
NX-B05
フランスのピアノ協奏曲集
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
タイユフェール:ピアノと管弦楽のためのバラード(1920-1922)
ナディア・ブーランジェ:ピアノと管弦楽のための幻想曲(1912)
フランセ:ピアノ協奏曲(1936)
フローリアン・ウーリヒ(P)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO
パブロ・ゴンザレス(指)

録音:2015年11月9-14日
ドイツの中堅ピアニスト、フローリアン・ウーリヒが演奏するフランス近現代のピアノとオーケストラのための作品集。これは、2011年から 2012年にかけて録音された「フランスのピアノ協奏曲集」(93.302)の続編ともいえる選曲であり、ブーランジェの「幻想曲」など、前 作よりも更に珍しい作品が含まれています。フランセの協奏曲は全曲が20分に満たないコンパクトな作品ですが、ピアノが目まぐるしく 動き回る楽しい第1楽章、穏やかな第2楽章、コケティッシュな第3楽章、活発な第4楽章と、メリハリのある楽しい構成でできていま す。「6人組」ただ一人の女性メンバー、タイユフェールのバラードも珍しい作品。美しいピアノのアルペッジョで始まる神秘的な曲です。 教育者として名高いナディア・ブーランジェは、活動の初期には作曲も手掛けていましたが、妹リリの才能に勝てないと悟ったとして、 1918年にリリが早世した後は、一切作曲をしませんでした。この幻想曲は彼女の残された僅かな作品の一つです。ウーリヒの演奏 は、きらめくような音色が特徴的。フランス音楽が持つ微妙なニュアンスも余すことなく表現されています。
SWR music
SWR-19407CD(1CD)
NX-B02
スヴャトスラフ・リヒテル:シュヴェツィンゲン音楽祭 1993年コンサート
サン=サーン
:ピアノ協奏曲第5番
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
シュトゥットガルト放送SO
クリストフ・エッシェンバッハ(指)

録音:1993年5月30日
初出時「リヒテルのガーシュウィンの正規盤出現」として話題をまいた“リヒテル:シュヴェツィンゲン音楽祭 1993年のコンサート”のリマス タリング・アルバムです。リヒテルのレパートリーとしてはとても珍しいこの2曲、とりわけガーシュウィンは他に録音の記録はありません。晩 年になってこの曲に魅入られたというリヒテルの熱演はまさに「一聴の価値」ある記録です。

PHILHARMONIA BAROQUE
PBP-03(1CD)
NX-B07
ヴィヴァルディ:「四季」他
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 「春」 Op.8-1RV269
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 「夏」 Op.8-2 RV315
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 「秋」 Op.8-3 RV293
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 「冬」 Op.8-4 RV297
ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 RV375
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調「お気に入り」Op.11-2 RV269
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 「恋人」RV271
エリザベス・ブルーメンストック(Vn)
フィルハーモニア・バロック・オーケストラ
ニコラス・マギーガン(指)

録音:2010年12月9-11日
様々な解釈、速度、表現方法で演奏されるヴィヴァルディの名曲「四季」。だからこそソリストにとっては「何か新しいもの」を自身の演 奏に取り入れることは至難の技です。ブルーメンストックの演奏、例えば“春”ではまるで鳥のさえずりをそのまま再現しているかのよう な、装飾音も含め生き生きとした表現です。マギーガンの伴奏も、弾むリズム、そして絶妙なアコーギクと、これまでこの作品を数多く 聴いてきた愛好家にも、新しい発見をもたらす革新的な演奏です。

DACAPO
MAR-8.226134(1CD)
NX-B06
セアンセン(1958-):ピアノと弦楽のための「ミニョン」(2013-2014)
セレニッシマ(2014)
深い歌(1997-1998)
シャロットの女(1987/1992改編)
セレナード(2006)
The Weeping White Room-嘆く白い部屋(2002)
カトリーネ・ギスリンジェ(P)
ジョン・ストゥールゴールズ(Vn)
ラップランド室内O
ジョン・ストゥールゴールズ(指)

録音:2014年12月16-17日
「静寂」に重きを置く現代作曲家の一人、ベント・セアンセンの作品集。この「ミニョン」は2013年から2014年に作曲された“三部 作”の一つ。ピアノが奏でる漣のような音に、幽玄な弦の響きが融合。バッハ、モーツァルトの旋律の断片を含む音の渦は、セアンセ ンが求める静寂の風景を丁寧にトレースしています。初期の作品であるW.ウォーターハウスの絵画からインスパイアされた「シャロット の女」、実験的な要素が大きい「罪深い歌」、他にもセアンセンの内的世界を垣間見る神秘的な曲集です。

ALTO
ALC-1332(1CD)
リヒテル・プレイズ・リスト
ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124*
ピアノ協奏曲第2番イ長調 S.125*
ハンガリー幻想曲+
詩的で宗教的な調べS.173 から 葬送曲(No.7)#
2つの演奏会用練習曲S.145〜小人の踊り 嬰ヘ短調(No.2)#
愛の夢 第3番#
超絶技巧練習曲 S.139 から 鬼火 変ロ長調(No.5)**
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
LSO(*/+)
キリル・コンドラシン(指(*/+))

録音:1961年、ロンドン、イギリス*
1961年、ロイヤル・アルバート・ホール、イギリス+
1958年、ライヴ、ブダペスト、ハンガリー#
1958年、ライヴ、ソフィア、ブルガリア**
初出:Philips(*/**)
ALTO
ALC-1337(1CD)
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番*
ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調 Op.129+
映画音楽「女ひとり」Op.26 から#
 行進曲/ラルゴ/アレグレット
ダヴィド・オイストラフ(Vn(*/+))
レニングラードPO*
エフガニー・ムラヴィンスキー(指)*
モスクワPO+
キリル・コンドラシン(指)+
ソヴィエト国立SO#
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)#

録音:1956年、レニングラード、ロシア、ソヴィエト*
1974年、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソビエト+
1970年、モスクワ放送第1スタジオ、モスクワ、ロシア、ソビエト#
ライセンサー:A-Tempo Prague/Aquarius
ALTO
ALC-1347(1CD)
C.P.E.バッハ:フルート協奏曲集
フルート協奏曲ニ短調 Wq.22 H.426
フルート協奏曲イ短調 Wq.168 H.438
フルート協奏曲ト短調 Wq.169 H.445
ジェニファー・スティントン(Fl)
セント・ジョンズ・スミス・スクエアO
ジョン・ラボック(指)

録音:1993年 原盤、
初出:Collins Classics, 1373-2
前出:Regis, RRC 1117
ALTO
ALC-1350(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲*
ロマンス第1番ト長調 Op.40+
ロマンス第2番ヘ長調 Op.50+
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)*
オイゲン・ヨッフム(指)BPO*
ダヴィド・オイストラフ(Vn)+
ユージン・グーセンス(指)ロイヤルPO+

録音:1962年*/1961年+
原盤、初出:Deutsche Grammophon, SLPM 138999*, SLPM 169039+

QUERSTAND
VKJK-1619(1CD)
ハイドン:チェロ協奏曲 ハ長調 Hob.VIIB-1
 チェロ協奏曲 ニ長調 Hob.VIIB-2
モーツァルト(カサド編):チェロ協奏曲ニ長調(ホルン協奏曲第3番 変ホ長調 K.447の編曲)
ノルベルト・アンガー(Vc)
ヘルムート・ブランニ(指)
ドレスドナー・カペルゾリステン

録音:2016年5月8-10日 ドレスデン
チェロ・ファンはこのCD は逃してはいけない。2013 年からシュターツカペレ・ドレスデン の筆頭チェロ奏者を務めるノルベルト・アンガーは、独奏チェリストとしても非常に人気が 高く、こんな巧いチェリストがオーケストラ団員なのか!と驚き禁じえないほど。これまでチ ェロ独奏の録音は、2010 年にドイツ音楽コンクールで優勝した時の記念 CD(GENUIN GEN12235)しかなかった。今回登場するのは2016 年録音の協奏曲集。1987 年生まれの アンガーのチェロは素晴らしく瑞々しい音色と軽やかな気持ちの良い歌い口を持ってい て、極めて音楽性が豊かだ。ハイドンの傑作2 曲はもちろん、名チェリスト、ガスパール・カ サドがモーツァルトのホルン協奏曲を編曲したチェロ協曲も実に見事。 指揮のヘルムート・ブランニ(日本ではブラニーの表記も多い)はやはりシュターツカペレ・ ドレスデンのコントラバス奏者で、1994 年にドレスドナー・カペルゾリステンを結成して指揮 活動も行っている。このオーケストラにはシュターツカペレ・ドレスデンやドレスデン・フィル のメンバーが参加しており、高度な中にも和やかさがあるのも当然だろう。 チェロ好きならこのCD で夢見心地の65 分が過ごせることだろう。

GEGA NEW
GD-395(1CD)
ヤッセン・ヴォデニチャロフ(b.1964)作品集
(1)メビウスの輪〜2 台のピアノと2 人の打楽器奏者のための
(2)ブルー・エコー〜トランペットと弦楽のための協奏曲
(3)バッカスとアリアンヌ〜ファゴットとチェレスタのための
(4)沈黙の軌跡〜マンドリン・ギター四重奏のための
(5)ラメント(挽歌)〜声と管弦楽のための
(6)クラリネット協奏曲
(1)ダニエル・チャンポリーニ(Perc)
 ミケル・チェルッティ(Perc)
 ディミトリ・ヴァシラキス(P)
 棚田文紀(P)
(2)アンドレ・フェイディ(Tp)
 イヴァン・ソトヤノフ(指)
 ソフィア・ソロイスツCO
(3)アメリ・ボウラス(Fg)
 棚田文紀(チェレスタ)
(4)エステュディアンティーナQ(マンドリン&ギター四重奏)
(5)ポール・メファノ(指)
 ニューアンサンブル・フォー・モダン・ミュージック
(6)ルノー・デバゼイユ(Cl)
 パトリック・ダヴァン(指)
 アンサンブル・イティネレール
※日本語解説付き
ヤッセン・ヴォデニチャロフは1964 年ブルガリア出身の作曲家。ソフィア国立音楽院で学ん だ後、パリ国立高等音楽院に留学、その後EHESS(フランス国立社会科学高等研究所)およ びIRCAM で研鑽を積んだ。ドビュッシーに端を発し、メシアン、ブーレーズへと連なる20 世 紀フランスの音楽、スペクトル楽派の他、リゲティの影響も感じられる。煌びやかで美しい音 響に加え、画家エッシャーやギリシャ神話などからインスピレーションを受けて作曲したとい う、豊かなイマジネーションが特徴。演奏はアンサンブル・アンテルコンタンポランのソリスト が多数参加。

Hyperion
The Romantic Piano Concerto
CDA-68138(1CD)
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.71〜チェルニー:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲ヘ長調 Op.28(世界初録音)
ピアノ協奏曲イ短調 Op.124
華麗なるロンド 変ロ長調 Op.233(世界初録音)
ハワード・シェリー(P&指)
タスマニアSO

録音:2015年5月6日−9日、フェデレーション・コンサート・ホール(タスマニア、オーストラリア)
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオンの超人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」第71集は、オーストリア初期ロマン派の偉大なる音楽家、カール・チェルニー(1791−1857)のピアノ協奏曲集。ベートーヴェンに師事しリストを育てたチェルニー(ツェルニー)は、現在では「ピアノ練習曲」の作曲家としてよく知られていますが、教則的作品の他に、ピアノ・ソナタや数多のパラフレーズ、室内楽曲、交響曲、協奏曲など1,000以上の作品を残した多作家でもあり、20世紀後半より再評価が進んでいます。RPCシリーズ常連となった名匠ハワード・シェリーの鮮やかな弾き振りで、世界初録音となる「協奏曲ヘ長調」や「華麗なるロンド(ロンド・ブリランテ)」など、知られざるチェルニーの姿を蘇らせます。

ANALEKTA
AN-29944(1CD)
チン・ウンスク:ロカナ
ヴァイオリン協奏曲
ヴィヴィアン・ハーグナー(Vn)、
ケント・ナガノ(指)
モントリオールSO
2007年にオペラ「不思議の国のアリス」がバイエルン国立歌劇場にて初演され、注目された韓国の作曲家、チン・ウンスク(1961ー)の作品集。ヴァイオリン協奏曲を弾くのは、12歳で国際的なデビューを果たし、これまでにベルリン・フィル、ニューヨーク・フィル等世界一流のオーケストラやアバド、バレンボイムなどの著名な指揮者と共演してきた、ミュンヘン出身の名手ヴィヴィアン・ハーグナー。来日も回数を重ねており、2010年にはピアニストの内田光子とのデュオ・リサイタルが反響を呼んでいます。
ANALEKTA
AN-29835
(1CD+DVD)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集
Op.3 「調和の霊感」 より 第1番、第2番、第3番、第5番、第6番、第8番、第11番、第12番
エリザベス・ウォルフィッシュ(Vn)、
ジーン・ラモン(指)、
ターフェルムジーク・バロックO

録音:2007年
ヴィヴァルディの最高傑作の中の一つ、12のヴァイオリン協奏曲集 「調和の霊感」 からの抜粋アルバム。数々の古楽アンサンブルやピリオド・オーケストラで活躍した、オーストラリアが誇るバロック・ヴァイオリンの先駆者、エリザベス・ウォルフィッシュが録音に参加している点にも注目。ボーナスDVDには、ヴィヴァルディの四季をテーマにしたパフォーミング・アーツ・ドキュメンタリー「The Four Seasons Mosaic」を収録。

VMS
VMS-247(1CD)
リヒャルト・デュンサー:ヴァイオリン協奏曲
ラデック・シンフォニー*
ベンヤミン・シュミット(Vn)、
ジェラール・コルステン(指)フォアアールベルクSO、
エルネスト・ヘツル(指)スロヴァキアPO*

録音:2007年8月12日、2013年3月22日−23日*
現代オーストリアの作曲家、リヒャルト・デュンサー(b.9159)の管弦楽のための作品集。1993年にブレゲンツ音楽祭で初演されたヴァイオリン協奏曲では、メニューイン国際ヴァイオリン・コンクールを始めとする様々な国際コンクールで優勝し、ウィーン・フィル他多くのトップ・オケと共演するオーストリアの天才ヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミットがソリストとして参加。「ラデック・シンフォニー」は、デュンサーの室内オペラ「ラデック」(VMS 179)から、大編成のオーケストラのための「交響曲」としてアレンジされたもの。

Centaur
CRC-3511(1CD)
旅の記録〜デイヴィッド・ローブの音楽
篠笛のための協奏的組曲*
ヘヴンズゲート#
Presque-Songes+
ザ・マルテゼ・プラザ・イン・フォグ#
2つの中国の小品+/伝説**
ニュー・アムステルダムからの眺め##
西川浩平(篠笛)*、
飯森範親(指)*、
日本音楽集団*
レナード・レイヴァー(Org)#、
レ・ペルキュション・クラヴィエール・ドゥ・リヨン+、
クリストファー・アドラー(ケーン)#、
トレヴァー・ホフリッチ(Vn)+、
サンウク・キム(コムンゴ)**、
ピーター・ハウエリンゲン(トラヴェルソ)##
スルジャン・ベルドヴィチ(ルネサンス・リュート)##

録音:1985年ー2015年
メリカの現代音楽作曲家、デイヴィッド・ローブの作品集。ローブは、管弦楽、室内楽、声楽に加え、篠笛やケーン、コムンゴなどアジアの楽器や古楽器を用いた作品など幅広い作品に定評がある。協奏的組曲では、日本センチュリーSOやドイツ・ヴュルテンベルクPOにおいて活躍中の飯森範親が指揮を振る日本音楽集団による和のテイスト溢れる作品を堪能できます。元大阪フィル首席フルート奏者、西川浩平が奏でる篠笛にも注目。

GRAND SLAM
GS-2162(1CD)
ジネット・ヌヴー/ブラームス&シベリウス
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲*
ジネット・ヌヴー(Vn)
イサイ・ドブロウェン(指)
ワルター・ジュスキント(指)*
フィルハーモニアO

録音:1946年8月16,17,18日アビー・ロード・スタジオ
1945年11月21日アビー・ロード・スタジオ*
使用音源: Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻)
■制作者より
伝説のヴァイオリニスト、ジネット・ヌヴーのHMV録音であるブラームスとシベリウスのヴァイオリン協奏曲は、言わずと知れた名盤です。この2曲 を2トラック、38センチのオープンリール・テープより復刻、すっきりと聴きやすい音質で蘇りました。 今回の復刻CDでは、演奏内容以上に注目されるのが、ジネットの母ロンズ=ヌヴーによる手記です。母はジネットとジャン、2人の子供の思い出をの ちに1冊の本にまとめますが(原書はフランス語、英訳あり、邦訳なし)、この手記はそれよりも前に書かれたものです。最も身近な存在であった母の描写は、 ジネットの人となりをまことに見事に浮き彫りにしています。母は2人の子供を失った大きな悲しみを抑えつつ、客観的に、淡々と書き綴っているがゆえに、 この偉大なヴァイオリニストの存在感の大きさが真に迫ってきます。言い換えれば、この手記を多くの人に読んでもらいたいがために、今回の復刻CDを 制作したのです。
■おことわり  
ブラームスの第1楽章、14分07秒付近でアラーム音のようなノイズが入ります。これは原盤に混入しているもので、過去に発売されたSP、LP、 CDにも入っています。従いまして、このノイズは当CDの制作過程で発生したものではありません。(以上、平林直哉)

Goodies
33CDR-3665(1CDR)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」 エリカ・モリーニ(Vn)
パブロ・カザルス(指)
ペルピニャン祝祭O

米 COLUMBIA ML4565(Mono)
録音: 1951年7月13日ペルピニャン市民劇場
エリカ・モリーニ(1904-95)はオーストリア生まれの女流ヴァイオリニスト。 8歳でウィーン音楽院に入学を許され、オタカル・シェフチーク(1852-1934)に 師事した。1916年にアルトゥール・ニキシュ(1855-1922)指揮ゲヴァントハウ ス管弦楽団と共演してデビューした。1938年にアメリカに移住し1976年に引退 するまで第一線で活躍した。彼女はハイフェッツも一目置く技巧家だったこと はあまり知られていない。パブロ・カザルス(1876-1973)はスペインのカタル ーニャ地方の町エル・ペドレル生まれ。バルセロナ音楽院でチェロ、ピアノ、 楽理、作曲を学んだ。第2次世界大戦後、南仏プラドに隠遁していたカザルス に、友人でヴァイオリン奏者のアレクサンダー・シュナイダーが室内音楽祭を 開くことを提案してカザルスは受け入れた。この録音は音楽祭2年目にプラド の近くの町ペルピニャンでのライヴ録音。モリーニの音楽祭登場はこの年だけ だった。 (グッディーズ)

BIS
BISSA-2172(1SACD)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(カデンツァ:ヨアヒム作)
ヴァイオリン・ソナタ第1番
ト長調 Op.78「雨の歌」*
スケルツォ.ハ短調〜“F-A-E ソナタ”より*
ワジム・グルズマン(Vn;1690年製ストラディヴァリウス'ex-Leopold Auer')
ジェイムズ・ガフィガン(指)
ルツェルンSO
アンジェラ・ヨッフェ(P)*

録音:2015年11月ルツェルン文化総合センター(スイス)
2015年7月センデザール(ブレーメン)*
BISレーベルの看板アーティスト、ヴァイオリニスト、ワジム・グルズマン。プロコフィエフ、チャイコフスキー、ショスタコーヴィ チなどロシアの作品を得意とし、2016年10月の来日公演ではグラズノフのヴァイオリン協奏曲を披露。情熱的な演奏で聴衆を沸かせました。
当ディスクでは満を持してブラームスを収録しました。いずれもヨーゼフ・ヨアヒムが初演に関わったブラームスの名作。グルズマンはかつてレオポルト・ アウアーが使用していた1690年製ストラディヴァリウス'ex-Leopold Auer'(シカゴのストラディヴァリ協会の厚意により長期貸与されている)で演奏 しております。艶やかで優美な音色でブラームスの最高傑作に挑みました。
協奏曲の共演は、ジェイムズ・ガフィガン指揮、ルツェルン交響楽団です。ガフィガンは、1979年生まれのアメリカの指揮者。2004年のショルティ 国際指揮コンクールで優勝したのを皮切りに、世界の名だたるオーケストラと演奏、2011/12のシーズンからルツェルン交響楽団の首席指揮者、および オランダ放送フィルや、ケルン・ギュルツェニヒ管などで首席客演指揮者を務めています。 (Ki)

スロヴァキア音楽財団
SF-0088-2(1CD)
スロヴァキアの協奏曲集
エウゲン・スホニュ(1908-1993):クラリネットと管弦楽の為の小協奏曲(1972/改訂:1997)*
ユライ・ベネシュ(1940-2004):ピアノ協奏曲第1番(2001)+
イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):クラリネット協奏曲(1984)#
ロナルト・シェベスタ(Cl(*/#))
ノラ・スクタ(P)+
スロヴァキアRSO
マリオ・コシク(指)*
ドゥシャン・シュテファーネク(指)+
アドリアン・ココシュ(指)#

録音:2005-20011-、スロヴァキア放送、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
ロナルト・シェベスタ(1967-生まれ)は2017-現在 スロヴァキアRSOおよびカペラ・イストロポリターナ首席奏者、ブラチスラヴァ音 楽アカデミー教員を務めているスロヴァキアのクラリネット奏者。ノラ・スクタ(1967-生 まれ)はダニエラ・ヴァリーンスカに師事したスロヴァキアのピアニスト。


Challenge Classics
CC-72681
(1SACD)
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op.77
グバイドゥーリナ:ヴァイオリン協奏曲『今この時の中で』*
シモーネ・ラムスマ(Vn)
ジェイムズ・ガフィガン(指)
ラインベルト・デ・レーウ(指)*
オランダ放送PO

録音:2016年5月12、14日ヒルフェルスム(スタジオ録音)
2011年10月22日ロイヤル・コンセルトヘボウ(ライヴ録音)*
使用楽器:ストラディヴァリウス“Mlynarski”(1718)
ストラディヴァリウス“ex Chanot-Chardon”(1718)*
1985年オランダ生まれのヴァイオリニスト、シモーネ・ラムスマによるCHALLENGE CLASSICSレーベル第2弾となるアルバム。ラムスマのヴァイ オリン演奏の特徴は音程の確かさから来る音の輝きと、大きな弓使いからなる伸び伸びとした節回し。第1弾のメンデルスゾーン他のソナタ集(CC-72677) でも美しく濃厚かつ力強い演奏を聴かせてくれました。ショスタコーヴィチとグバイドゥーリナというロシアの大作コンチェルトに挑んだ今作は、彼女の魅 力がさらに引き出された注目盤です。
「夜想曲(緩)」、「スケルツォ(急)」、「パッサカリア(緩)」、「ブルレスケ(急)」の4楽章からなるショスタコーヴィチの1番は、あらゆる表現力と構 成力が問われる難曲。急速楽章の純粋なテクニックや冴えた諧謔味に加え、「夜想曲」での息の長い旋律を美しく歌いこなし、そして聴き続ける能力、「パッ サカリア」での張りつめた緊張感のなか心の底から音を繰り出さんとする強い精神力も求められます。ラムスマは高速で畳み掛けるときも祈りを込めて一 音に集中するときも、崩れることなく美音が決まっていて爽快とすら言える快演を披露しています。
グバイドゥーリナの『今この時の中で』はアンネ=ゾフィー・ムターのために書かれた単一楽章の協奏曲で、2007年にムターが初演しました。ソリス トは始めから終わりまで、約35分間ほとんど休みなく弾き続けなければならず、技術的にも高度です。深刻な響きもありますが、天国的な美しさへの憧 れを感じさせる壮大な世界観を持った作品で、ソリストの持ち味、個性が大いに発揮されます。 (Ki)
Challenge Classics
CC-72747(1CD)
ロビン・デ・ラーフ:チェロ協奏曲
『Entangled Tales』*
交響曲第3番『Illumination...Eclipse』#
マリエン・ヴァン・スターレン(Vc)
ヤニック・ネゼ=セガン(指)ロッテルダムPO
ネーメ・ヤルヴィ(指)ハーグ・レジデンティO*
アントネッロ・マナコルダ(指)アーネムPO(ヘルダーラント響)#

録音:2013年5月16、17日デ・ドゥーレン 大ホール(初演ライヴ)
2008年11月29日ハーグ、アントン・フィリップス・ホール(ライヴ)*
2015年4月23日ナイメーヘン、テ・ヴェレーニギン(初演ライヴ)#
すべて世界初録音
オランダを代表する管弦楽作曲家、ロビン・デ・ラーフ(1968-)による近作3題。いずれも精緻にして大胆なオーケストレーションを武器に、大い に盛り上がる痛快な音楽が展開されます。チェロ協奏曲、交響曲第3番はそれぞれ世界初演のライヴ録音であるのもポイント。ネゼ=セガンを始め指揮 者陣の充実ぶりにも注目です。
チェロ協奏曲は音楽を先へ先へと切り開くように先導していく力強いチェロ独奏が格好良い作品。金管やピアノを含む打楽器が活躍する熱量の高さも魅 力です。
『Entangled Tales(もつれた物語)』はボストン響のために書かれ、後に交響曲第1番の第2楽章になりました。小さな細胞が層を成し繰り返され、 印象派や表現主義の時代を思わせる華麗な楽器法も交えながら多角的に変奏されていきます。
交響曲第3番はアーネム・フィルの創立125周年記念作品として書かれました。『Illumination...Eclipse(イルミネーション...日食)』というタイトルで「光 と闇」をテーマにしていますが、それぞれの「状態」を対置するのではなく、刻一刻と変化する「運動」として描いており、生き生きとしたダイナミズムを持っ た作品です。高音のみの繊細な絡み合いに始まり、次第に重心が低くなり壮大な音響に移行していく流れが印象的です。 (Ki)

LPO
LPO-094(1CD)
NX-A13
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ラロ:スペイン交響曲*
アウグスティン・ハーデリッヒ(Vn)
ヴァシリー・ペトレンコ(指)
オメール・メイア・ヴェルバー(指)*

録音:2015年4月17日、2016年2月24日*
2016年、グラミー賞を受賞(シアトル交響楽団とのデュティユー作品集)したヴァイオリニスト、アウグスティン・ハーデリッヒを独奏者に 迎えた2曲のヴァイオリン協奏曲集。それぞれ指揮者、録音時期はちがうものの、チャイコフスキーとラロの2曲は1枚のアルバムにお ける最良のカップリングといえるでしょう。 チャイコフスキーで指揮をしているのは、おなじみヴァシリー・ペトレンコ。NAXOSのショスタコーヴィチでの力強く、現代的な解釈は、 このチャイコフスキーでも変わることがありません。かたや、ラロで指揮をしているのはイスラエル出身、1981年生まれのオメール・メイ ア・ヴェルバー。2014年までバレンシアのソフィア王妃芸術宮殿(Palau de les Arts Reina Sofia)の芸術監督を務め、様々な オペラを上演し話題を集めた指揮者です。2014年にグラインドボーンで「エフゲニ・オネーギン」を指揮してデビュー、イギリスの聴衆 にも絶賛されました。

N響90周年記念シリーズ〜日本人ソリスト篇
大好評のN響90周年シリーズ最終回は、N響の華やかに彩った邦人ソリストたち。いずれも見事な演奏を聴かせてくれますが、伝説のみ流布されていた一連の演奏を実際にお楽しみいただけます。

King International
KKC-2119(2CD)
園田高弘&N響
(1)シューマン:ピアノ協奏曲
(2)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
(3)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番*
園田高弘(P)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)
イルジー・コウト(指)*
NHK響

録音:(1)1964年11月10日東京文化会館
(2)1969年4月17日東京文化会館、
(3)1999年10月23日NHKホール
(全てステレオ・ライヴ)
園田高弘(1928-2004)は、演奏、教育両活動で20世紀日本ピアノ界を代表する巨人。父とレオ・シロタに師事した後、1950年渡欧してベルリン とパリで学び、1954年に初来日したカラヤン指揮のNHK響とも共演しました。広範なレパートリーを誇りましたが、重厚なドイツ音楽に魅力が 発揮されています。このアルバムに収められた3作は、いずれも至難な技巧と構成力を必要とされ園田の音楽性にぴったり。サヴァリッシュの好サポート とあいまって、NHK響からドイツの響きを導き出しています。 (Ki)

King International
KKC-2121(1CD)
安川加寿子&N響
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番
(2)ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲*
(3)ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲#
安川加寿子(P)
森正(指)、岩城宏之(指)*、
外山雄三(指)#
NHK響

録音:(1)1981年5月28日NHKホール、
(2)1966年4月5日東京文化会館、
(3)1975年10月8日NHKホール
(全てステレオ・ライヴ)
安川加寿子(1922-1996)は幼くしてフランスに渡り、ラザール・レヴィに師事して日本へ純フランス風ピアニズムを伝えた名ピアニスト。東京藝術大 学で多くの弟子を育てましたが、同時に多くのフランス作品を日本に紹介しました。ここではモーツァルトとラヴェルを披露。さらに珍しいのがダンディの「フ ランスの山人の歌による交響曲」。あくまで交響曲で、ピアノはオーケストラの楽器のひとつとしてとらえられますが、非常に技巧的で華麗なピアニズムを 発揮します。 (Ki)

King International
KKC-2122(1CD)
吉田雅夫、千葉馨&N響
(1)モーツァルト:フルート協奏曲第2番
(2)尾高尚忠:フルート協奏曲*
(3)R・シュトラウス:ホルン協奏曲第2番#
(4)R・シュトラウス:ホルン協奏曲第1番##
吉田雅夫(Fl) 、千葉馨(Hrn)
ジャン・マルティノン(指)
外山雄三(指)*、岩城宏之(指)#
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)##
NHK響

録音:(1)1963年4月15日東京文化会館(ステレオ)、
(2)1961年11月30日杉並公会堂(モノラル)
(3)1965年3月26日東京文化会館(ステレオ)
(4)1969年5月27日東京文化会館(ステレオ)
日本の管楽器界を代表する巨匠ふたり、フルートの吉田雅夫(1915-2003)とホルンの千葉馨(1928-2008)。吉田は1942年から1963年まで、千葉は1949年から1983年までNHK響の奏者を務め、オーケストラの個性を創り上げることに貢献しました。両巨匠は独奏者としてNHK響と協奏曲を演じもしました。吉田雅夫の演奏によるモーツァルトの第2番は何とマルティノンの指揮。柔らかい音 色と推進力が魅力。尾高の協奏曲は大オーケストラ版で、他の追随を許さぬ説得力で心を打たれます。千葉馨はリヒャルト・シュトラウスの協奏曲2篇。 第1番はマタチッチの指揮が魅力。シュトラウスならではのボルテージの高さを千葉が見事に再現しています。 (Ki)

King International
KKC-2123(2CD)
堀米ゆず子&N響
(1)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
(2)ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲*
(3)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第2番**
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲#
堀米ゆず子(Vn)
ヘルベルト・ケーゲル(指)
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)*
外山雄三(指)**、広上淳一(指)#
NHK響

録音:(1)1980年9月20日NHKホール
(2)1981年11月13日NHKホール、
(3)1987年7月14日サントリーホール
(4)2010年1月20日(4)サントリーホール
(全てステレオ・ライヴ)
堀米ゆず子(1957-)は、1980年に行われたエリーザベト王妃国際コンクールのヴァイオリン部門で、日本人として初優勝を飾りました。その直後、 日本でのデビュー・コンサートとなったのがケーゲル指揮NHK響とのシベリウスの協奏曲でした。その貴重な記録が世に出ます。シベリウスの協 奏曲はコンクールの本選でも弾いた作品で、23歳とは思えぬ堂々とした精神、内心からの共感に溢れる熱い演奏は語り草となっています。ケーゲルの伴 奏も聴きものです。さらにドヴォルザーク、モーツァルトから最近のベートーヴェンまで、堀米の成熟の過程がみてとれます。 (Ki)

King International
KKC-2125(2CD)
中村紘子&N響
(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
(2)ショパン:ピアノ協奏曲第1番
(3)矢代秋雄:ピアノ協奏曲*
中村紘子(P)
岩城宏之(指)、森正(指)*
NHK響

録音:(1)1963年2月26日日比谷公会堂(モノラル)
(2)1967年7月8日(2)旧NHKホール(ステレオ)
(3)1967年11月29日東京文化会館(ステレオ)
中村紘子(1944-2016)は、日本のクラシック演奏家のなかで最も人気を誇ったひとり。彼女のおかげでピアノ音楽に興味を持った人も多い大スターで した。惜しくも昨年他界されましたが、今回最初期の演奏が蘇りました。中村のトレードマークであるチャイコフスキーの協奏曲は18歳当時のもので、 現在聴くことのできるいちばん古い記録。音楽に向う真摯な態度に圧倒されます。注目は矢代秋雄の協奏曲。1967年の作で、中村紘子により放送初演され、 その3週間後にステージ初演されました。まさにその際の演奏で、今日多くのピアニストに愛奏される名作が、まさに世に出た瞬間にタイムスリップでき ます。 (Ki)

フォンテック
FOCD-2582(1CD)
税込定価
2017年3月8日発売
沈黙の起源〜中川俊郎管弦楽作品集
(1)合奏協奏曲第2番
(2)もの思う葦たち
(3)ピアノ協奏曲*
(4)合奏協奏曲第3番
(5)影法師―シューベルトの同名の歌曲その他による
(1)(2)(4)(5)飯森範親(指)東京都SO
(3)中川俊郎(P)
小鍛冶邦隆(指)東京SO

録音:(1)(2)(4)(5)2009年10月14日サントリーホールライヴ
(3)2016年9月7日東京オペラシティコンサートホールライヴ
(2)-(5)=世界初演
2017年を迎え、更に歩みを進めるシリーズ「現代日本の作曲家」。第52集は時代と常に寄 り添いながら、その先頭を走り続ける音楽家・中川俊郎をとりあげます。 中川俊郎(なかがわ・としお)は1958年東京生まれ。「MusicToday‘82」の一環として 開催された10周年記念国際コンクールにおいて自作自演で第1位を受賞し、ジョン・ケージ に高い評価を受けました。以降作曲家として、演奏家として、作曲・演奏家グループ「アール・ レスピラン」の一員として、楽壇の枠を超えCM音楽の分野などにおいて、多方面に活躍を続 けています。 本作は中川の管弦楽作品を収録。現代作品としては稀有なスケール感で、中川俊郎という音楽家 の一端を体感できる1枚です。 (フォンテック)


Altus
ALTLP-113(2LP)
完全限定生産
税込定価
アルゲリッチ×チェリビダッケ〜伝説のシューマン
[LP1-A]シューマン:ピアノ協奏曲-第1楽章
[LP1-B]シューマン:ピアノ協奏曲-第2・3楽章
[LP2-A]シューマン:交響曲第2番-第1・2楽章
[LP2-B]シューマン:交響曲第2番-第3・4楽章
マルタ・アルゲリッチ(P)
セルジュ・チェリビダッケ(指)
フランス国立放送O

録音:1974年5月29日シャンゼリゼ劇場
1974年2月27日シャンゼリゼ劇場(交響曲)
全てステレオ・ライヴ
国内プレス、日本語帯・解説付
2014年のCD発売時、大変な話題となったアルゲリッチとチェリビダッケによる伝説のシューマンのピアノ協奏曲がLP化!当時33歳のアルゲリッチによる当ライヴは、曲が彼女の十八番ということもあり出だしから魔術全開。両の手から無限に湧き上がる歌、オーケストラとの刹那的な対話、どこまでも生気に満ちたフィナーレなど、ライヴで燃える彼女の良さが最高に発揮されています。自らがまるで音楽そのものになったかのように振る舞うアルゲリッチに対して、影に徹した瞑想的なチェリビダッケという個性の違いも面白く、オーケストラ・パートの透明度には驚きです。第3楽章の変拍子的な難所をはじめ、あのアルゲリッチにピタリと合わせた完璧主義者の面目躍如たる指揮ぶり。また対照的に、カップリングのシューマンの交響曲第2番では時折聞こえるチェリビダッケの叫び声がまことに勇ましく、オケもつられて熱っぽい歌を披露。力強い演奏に魅せられます。 (Ki)

Altus
ALTLP-115(2LP)
完全限定生産
税込定価
フルニエ×チェリビダッケ〜至高のドヴォルザーク
[LP1-A]ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調-第1楽章
[LP1-B]ドヴォルザーク:チェロ協奏曲-第2・3楽章
[LP2-A]シューベルト:『ロザムンデ』序曲
[LP2-B]シューベルト:交響曲第8番『未完成』
ピエール・フルニエ(Vc)
セルジュ・チェリビダッケ(指)
フランス国立放送O

録音:1974年10月2日シャンゼリゼ劇場、]1974年9月17日シャンゼリゼ劇場(交響曲)
全てステレオ・ライヴ
国内プレス、日本語帯・解説付
古今東西最高のチェロ協奏曲、ドヴォルザークの協奏曲。その究極の演奏の一つがこちら。チェリビダッケは開始早々、オーケストラから壮大な響きを引き出します。そして木管のテーマは一転、とても繊細で華麗。管弦楽の醍醐味がたっぷりと詰まった濃厚な演奏でありながら、同時に透き通ったハーモニー感覚が徹底されているのもチェリならではの凄まじさ。対するフルニエのチェロがまた凄い!持ち味である美音はそのままに、荒々しい迫力も兼ね備えた激演。美しいのに強烈、という興奮の音楽が展開されます。チェロの独奏を邪魔することなくサポートするチェリビダッケにも注目です。シューベルトの『ロザムンデ』『未完成』は恐ろしいほど重く、それでいて驚くべき透明度のある演奏。チェリビダッケの創り上げる緻密な美しさ、匠の業に心打たれます。 (Ki)

Altus
ALTLP-117(2LP)
完全限定生産
税込定価
ミケランジェリ×チェリビダッケ〜輝かしい『皇帝』
[LP1-A]ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』-第1楽章
[LP1-B]ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』-第2・3楽章
[LP2-A]ブラームス:悲劇的序曲
 交響曲第3番-第1楽章
[LP2-B]ブラームス:交響曲第3番-第2・3・4楽章
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)
セルジュ・チェリビダッケ(指)
フランス国立放送O

録音:1974年10月16日シャンゼリゼ劇場、1974年2月15日シャンゼリゼ劇場(交響曲)
全てステレオ・ライヴ
国内プレス、日本語帯・解説付
これぞ『皇帝』、これぞベートーヴェン!と快哉を叫びたくなる名演。ミケランジェリとチェリビダッケ、大巨匠2人の相性の良さが大いに発揮された驚くべき演奏です。美しさと迫力、そして緊張感が高次元で融合した真実掛け値なしの素晴らしさ。また録音の良さも特筆。限界を超えて磨き抜かれた輝かしい音を発するミケランジェリと、彼の才能に一目置いていたチェリビダッケの繊細なサポートが織りなす芸術がしっかりと堪能できます。またブラームスの悲劇的序曲、交響曲第3番ではフランス的な音色感覚さえまとった音楽が広がっており、まさにチェリビダッケの魔法。こちらも必聴です。 (Ki)


SUPRAPHON
SU-4217(2CD)
ジャン=ピエール・ランパル〜スプラフォン録音全集
(1)インドルジフ・フェルト(1925-2007):フルート協奏曲**
(2)プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 Op.94
(3)フランティシェク・ベンダ(1709-1786):ソナタ ヘ長調〜フルートとハープシコードのための L V:162
(4)フランツ・クサーヴァー・リヒター(1709-1789):室内ソナタ Op.3より第3番 イ長調〜フルートとハープシコードのための*
(5)リヒター:フルート協奏曲 ニ長調*
(6)ベンダ:フルート協奏曲 ホ短調 L U:4
(7)アントニオ・ロゼッティ(1746-1792):フルート協奏曲 ニ長調
(8)カール・シュターミッツ(1745-1801):フルート協奏曲 ト長調 Op.29
ジャン=ピエール・ランパル(Fl)
(1)ヴァーツラフ・イラーチェク(指)チェコPO、
(2)アルフレード・ホレチェク(P)
(3)(4)ヴィクトリエ・シュヴィフリーコヴァー(Cemb)
(5)(6)ミラン・ムンツィリンゲル(指)、
(7)マルティン・トゥルノフスキー(指)、
(8)ヴァーツラフ・ノイマン(指)、
(5)-(8)プラハCO

録音:(1)1958年4月2-4日ルドルフィヌム(2)1955年6月1日、
(3)1955年10月27日、
(4)(5)1955年5月27-28日、
(6)1956年9月26-27日、
(7)1956年4月22-24日、
(8)1955年10月24日
*=初CD化
**=スプラフォン・レーベル初ディスク化
※2016年最新リマスタリング
父からフルートの手ほ どきを受けたランパルは、パリ音楽院にてガストン・クリュネルに師事。1947年に開かれたジュネーヴ国際コンクールでの優勝をきっかけに世界的フルー ト奏者として活動の幅を拡げました。エレガントな音色と目の覚めるようなテクニックは、まさにフルートの神様の異名をとったランパルの唯一無二の 演奏です。 膨大なレパートリーを誇るランパルはこのプラハ録音でもわかる通り実に多彩。プロコフィエフのソナタで聴く名人芸的技巧、各協奏曲で奏でられる色 彩豊かな音色に圧倒的存在感を示します。ブックレットには収録当時の写真も収められております。この貴重な音源をスプラフォンの2016年の最新リマ スタリングでお楽しみいただけます。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4222(2CD)
バッハ:チェンバロ協奏曲集
(1)チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052(27’10”)
(2)チェンバロ協奏曲第2番 ホ長調 BWV1053(24’18”)
(3)チェンバロ協奏曲第3番 ニ長調 BWV1054(18’28”)
(4)チェンバロ協奏曲第4番 イ長調 BWV 1055(15’08”)
(5)チェンバロ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV 1056(10’50”)
(6)チェンバロ協奏曲第6番 ヘ長調 BWV 1057(18’55”)
(7)チェンバロ協奏曲第7番 ト短調 BWV 1058(15’17”)
ズザナ・ルージチコヴァー(Cemb)
ヴァーツラフ・ノイマン(指)、
プラハ・チェンバー・ソロイスツ、
(6)ミロスラフ・クレメント(リコーダー)、
カレル・クレメント(リコーダー)

録音:(1)(2)1968年9月14&19日、
(3)(4)1966年12月19-23日、
(5)1967年7月1日、
(6)1967年6月27&28日
(7)1967年6月30日/ ルド ルフィヌム
※2016年最新リマスタリング
プラハ・アカデミーで学び、1956年にミュンヘン国際コンクールで優勝したのを機に世界のひのき舞台に躍 り出た世界的チェンバロ奏者ルージチコヴァーは、ヴァーツラフ・ノイマンとともにプラハ・チェンバー・ソロイスツを創設し、1962年より当団の一員 として演奏してきました。ここに収録された音源はその当時の演奏で、音楽性の高さと品格に満ちたバッハを聴くことができます。 バロックからプーランク、マルティヌーなどの解釈でも名高いルージチコヴァーですが、彼女の代名詞といえるのはやはりバッハの演奏解釈と言えましょ う。バッハのチェンバロ協奏曲は、その大半がバッハ自身の旧作(他者の作を含む)を編曲したものですが、チェンバロを “通奏低音” から “独奏楽器” へ引き上げたアイディアは非常に斬新で、音楽史上、ピアノ協奏曲の先駆としての意義をもっています。 シューマンが「最大の傑作のひとつ」と讃えた第1番 ニ短調 BWV1052、美しいラルゴで知られる第5番 ヘ短調 BWV1056、ヴァイオリン協奏 曲第1番 BWV1041の編曲である第7番 ト短調 BWV1058、ヴァイオリン協奏曲第2番 BWV1042の編曲である第3番 ニ長調 BWV1054など、 旋律の美しさとチェンバロならではの華やかさを呈した傑作ばかりです! (Ki)

Hyperion
CDA-68145(1CD)
メトネル&ラフマニノフのコンチェルト
メトネル:ピアノ協奏曲第2番ハ短調
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番*
マルク=アンドレ・アムラン(P)、
ウラディミール・ユロフスキ(指)LPO

録音:2016年3月7日&10日*、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムランの久しぶりとなるコンチェルト・レコーディング!メトネルとラフマニノフのピアノ協奏曲集が登場!アムランが弾いたメトネルと言えば、4枚組に及ぶ「ピアノ・ソナタ全集(CDA67221/4)」の名盤で知られているが、なんとこの「ピアノ協奏曲第2番」は、2004年にアムランが日本初演(オッコ・カム指揮、東京フィル)を行っていたレア・レパートリー。(ちなみに、メトネル日本初演の数日前には、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番も弾いています。)名曲中の名曲ラフマニノフと秘曲メトネルの刺激的な組み合わせで贈る、アムランのロシアン・コンチェルトにご期待ください!

ATMA
ACD2-2743(1CD)
モーツァルト:ホルン協奏曲&ファゴット協奏曲
ホルン第1番ニ長調K.412(386b)*、
ホルン第2番変ホ長調K.417*、
ホルン第3番変ホ長調K.447*、
ホルン第4番変ホ長調K.495*、
ホルンのためのロンド変ホ長調K.371(レヴィン版)、
ファゴット協奏曲変ロ長調K.191**
(カデンツァ:*ルイ=フィリップ・マルソレ/**マチュー・ルシエ)
レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ
ルイ=フィリップ・マルソレ(Hrn)
マチュー・ルシエ(Fg)

録音:2016年7月、ケベック
モーツァルトが友人のホルン奏者ロイトゲープのために作曲した4曲のホルン協奏曲をカナダの若手ホルン奏者ルイ=フィリップ・マルソレが演奏したアルバム。伸びやかなホルンで堂々と吹き、音の滑らかさ、安定感が見事で心地よく聴くことができます。カップリングは、ソロ・パートは大部分が完成していたもののオーケストラ部分が未完の作品「ホルンのためのロンドK.371」。ピアニストでもあり、音楽学者、モーツァルト関連文献の著者、編曲者としても知られるロバート・レヴィンによる補筆完成版で演奏されています。そして、レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワの指揮者でもありファゴット奏者でもあるマチュー・ルシエのソロでファゴット協奏曲も収録。この曲はモーツァルトが管楽器のために最初に書いた協奏曲。躍動感あふれる楽曲を柔らかく瑞々しい音で奏しています。 (Ki)

BIS
BISSA-2188(1SACD)
『エミール・ユーナソン、クラリネット』
(1)クリスチャン・リンドベルイ(1958-):グローンステット氏のとっぴな夢(2011-13)(クラリネット協奏曲)
(2)オスバルド・ゴリホフ(1960-):盲目のイサクの夢と祈り(1994)(クレズマー・クラリネットと弦楽四重奏のための)
エミール・ユーナソン(Cl)
(1)クリスチャン・リンドベルイ(指)
 ノルショーピングSO
(2)ヴァムリングブーQ【アンジェイ・パワー(第1ヴァイオリン)、エーリク・アルヴィンデル(第2ヴァイオリン)、リーカ・レポ(ヴィオラ)、エーリク・ヴァールグレーン(チェロ)】

録音:(1)2016年1月ルイ・ド・イェール・コンサートホール
(2)2015年7月ムシカリスカ、ストックホルム、ゴリホフ
スウェーデンのクラリネット奏者、エミール・ユーナソンのBISレーベル最初の単独アルバム。クリスチャン・リンドベルイの《グローンステット氏のとっぴな夢》は、スウェーデンの財政家で産業家のアンデシュ・ヴァールが主宰する基金がユーナソンに奨学金を授与した際の委嘱により作曲されました。独特の「ユーモア」で知られるリンドベルイは、ボウタイとチェック柄ブレザー姿をした、「ごくありふれた男性」の見た「とっぴな夢」という設定をイメージし、〈サトゥルヌス(土星)の鏡〉〈グローンステット氏、春の舞踏会の装いをする〉〈リサと魔法のケープ〉〈グローンステット、ごみの山で宝を探す〉〈カデンツァ:幸せいっぱいの夢の世界〉〈ヴィーナス(金星)の夢〉の6つの楽章の「クラリネット協奏曲」に書き上げました。2013年、ユーナソンが、カブリッロ現代音楽祭に出演してアメリカ・デビューした後、ヨーテボリ交響楽団の共演で初演した作品です。
オスバルド・ゴリホフはアルゼンチンの作曲家。ラプラタの東欧系ユダヤの家庭に生まれ、クラシックの室内楽、ユダヤ教の音楽とクレズマー、アストル・ピアソラのニュータンゴに囲まれて育ったといいます。イスラエルの音楽学校に留学後、ペンシルヴェニア大学でジョージ・クラム、タングルウッドでオリヴァー・ナッセンの下で学びました。弦楽四重奏、そして、記譜法の異なるクレズマー・クラリネットのための《盲目のイサクの夢と祈り》は、12世紀から13世紀、プロヴァンスのカバラ研究者ラビの名がタイトルにとられました。〈前奏曲〉〈パート1〉〈パート2〉〈パート3:K’vakarat〉〈後奏曲〉。最初に作曲された〈パート3〉の“K’vakarat”は、クロノス・カルテットとミーシャ・アレクサンドロヴィチのために書いた「カントル」の音楽を「クラリネット」のバージョンに改めた作品です。ユーナソンと共演するヴァムリングブー四重奏団は、ストックホルムの王立音楽大学に学んだプレーヤーのアンサンブルです。在学中、ストックホルムの沖合、ゴットランド島のヴァムリングブー教会で行われたフェスティヴァルをきっかけに結成、スウェーデンの音楽シーンで活動を続けています。 (Ki)

RCO Live
RCO-17001(2SACD)
ブラームスのコンチェルト集

(1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(2)シューマン:ピアノ四重奏曲変ホ長調 Op.47
(3)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
フランク・ペーター・ツィンマーマン((1)ヴァイオリン)
エマニュエル・アックス((2)ピアノ)
ヴェスコ・エシュケナージ((2)ヴァイオリン)
ヘ ンク・ルビンフ((2) ヴィオラ )
グレゴール・ホルシュ((2)チェロ)
ベルナルト・ハイティンク((1)指)
ロイヤル・コンセルトヘボウO


録音:(1)2010年3月17-19、21日アムステルダム・コンセルトヘボウ(ライヴ)
(2)2016年6月20日アムステルダム、ヴァールゼ教会(セッション)
(3)2010年12月15、17、19日アムステルダム・コンセルトヘボウ(ライヴ)
1956年に初めてロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮、その後長きに渡って同楽団と深い関係が続くベルナルト・ハイティンク。1961年から 1988年にかけて首席指揮者として活躍し、1999年には名誉指揮者の称号を得ています。このアルバムには彼の指揮で2010年に行われたブラームス の協奏曲ライヴを収録。エマニュエル・アックスとのピアノ協奏曲第1番に、フランク・ペーター・ツィンマーマンとのヴァイオリン協奏曲という聴きごた えある2曲がお聴き頂けます。カップリングのシューマンのピアノ四重奏曲(2016年セッション録音)は、エマニュエル・アックスとロイヤル・コンセル トヘボウ管弦楽団の首席奏者たちによる演奏。こちらも世界最高峰の名手たちの共演です。それぞれ別日の演奏ではありますが、クララやヨアヒムを含め たシューマンとブラームスの関係性を匂わせる統一感のあるプログラムとなっています。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72752(1SACD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第11番ヘ長調 K.413/387a
ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415/387b*
ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414/385p*
(すべて作曲家編曲による室内楽版)
マリー・クイケン(フォルテピアノ)
ヴェロニカ・クイケン(フォルテピアノ)*
【ラ・プティット・バンド】シギスヴァルト・クイケン(第1Vn)、サラ・クイケン(第2Vn)、マーレーン・ティアース(Va)、エリーズ・クリスティアンス(Cb)

使用ピアノ:クロード・ケルコム1978年製作による、アンドレアス・シュタイン製フォルテピアノ(ca.1785)のレプリカ

録音:2016年5月15-17日
1782年に書かれ、モーツァルト自身がソロを弾いたとされる3曲のピアノ協奏曲。管弦楽伴奏による通常版の他、作曲家本人が編曲した弦楽四重奏 伴奏による室内楽版が残されています。クイケンはこの弦楽四重奏伴奏版を用い、かつチェロ・パートをコントラバスに変更して演奏。もともと室内楽の ために書かれたピアノ三重奏、ピアノ四重奏のような作品ではチェロは独立した楽句も多く奏でますが、この作品でチェロ・パートとして書かれた音符は、 オーケストラ書法からの置き換えゆえに本質的にバス声部であり、ピアノの左手とユニゾンで重なることも多いため、コントラバスで演奏した方が良い効果 を生むという考えによっています。 フォルテピアノを奏でるマリー・クイケンとヴェロニカ・クイケン、及び第2ヴァイオリンを務めるサラ・クイケンはシギスヴァルトの娘で、マリーはソプ ラノ歌手としても活躍しています。またヴィオラのマーレーン・ティアースはシギスヴァルトの奥さん。古楽器ピアノの繊細で愛らしい響きもさることながら、 クイケン・ファミリーの自然で美しいアンサンブルがおおいに魅力的。少しメンバーは違いますがクイケン四重奏団のモーツァルト演奏が好きな方にも勿論 お勧めできる1 枚です。 (Ki)

GENUIN
GEN-17457(1CD)
「内なる光」〜フルートを含む室内楽作品集
(1)ヴィヴァルディ:フルート協奏曲 ニ長調『ごしきひわ』Op.10-3
(2)マラン・マレ:スペインのフォリア
(3)ヘンデル:私の霊魂は見ることで聴く HWV 207 より「アンダンテ」
(4)ヴィヴァルディ:フルート協奏曲 ト短調『夜』Op.10-2
(5)バッハ:音楽の捧げものBWV1079 より「トリオ・ソナタ ハ短調」
(6)C.P.E.バッハ:フルートとハープシコードのためのソナタBWV1020
(7)ヘンデル:快い静けさ HWV205 より「ラルゲット」
バーバラ・コルトマン(Fl)
ザビーネ・エルトマン(ハープシコード)
(1)(3)(4)(7)ケルスティン・リンダー=デウォン(Vn)、
(1)(4)ジュリア・プリッジ(Vn)、
(1)(4)ニコラウス・シュリーフ(Va)
(1)(3)(4)(7)ジュリア・カーソウ(Vc)
(1)(4)ベンジャミン・ヴァント(Cb)、
(5)ヘレン・ヴァイス(Vn)、
(5)(6)インカ・デューリング(Vc)

録音:2016年3月
1985 年ミュンヘン生まれのフルート奏者バーバラ・コルトマン。アンドレア・リーバークネヒト、フェ リックス・レングリ、ミヒャエル・マルティン・コフラーなどに師事。ブカレスト国際青年音楽コンクー ル、エオルス国際管楽器コンクールで優勝するなど、数々の受賞歴を誇る注目のフルート奏者で す。今作ではフルートを含んだ室内楽作品集で、J.S.バッハやヴィヴァルディなどの名曲から、ヘン デルの歌曲をコルトマン自身が編曲したものなど収録。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-339(1CD)
「エレジー」
シェーンベルク:ピアノ協奏曲Op.42
 映画の一場面への伴奏音楽Op. 34
クシェネク:交響的悲歌Op.105
バルトーク:ピアノ協奏曲第3 番
ピナ・ナポリターノ(P)
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)
リエパーヤSO

録音:2016年6月リエパーヤ,ラトヴィア
デビュー・アルバムで「シェーンベルク:ピアノ作品全集」(ODRCD300)をリリースし た、イタリア出身のピアニスト、ピナ・ナポリターノの最新作は、得意のシェーンベルクを 含む20 世紀の作品集。十二音技法によって作曲されたシェーンベルク晩年の名作「ピ アノ協奏曲」、バルトークの「ピアノ協奏曲第 3 番」を録音。カップリングのシェーンベル クの管弦楽作品「映画の一場面への伴奏音楽」は、特定の映画を想定せず架空の映 画音楽として、「迫り来る危険」「不安」「破局」の3 つのテーマで作曲されたもの。

CPO
CPO-555100(1CD)
NX-B10
ボリス・パパンドプロ(1906-1991):ピアノ協奏曲 第3番
ヴァイオリン協奏曲 Op.125
オリヴァー・トリエンドル(P)
ダン・ズー(Vn)
リエカ歌劇場SO
ヴィッレ・マトヴェイエフ(指)
クロアチアの作曲家、パパンドプロ。cpoから既に発売されているピアノ協奏曲第2番(777829)の平易で明るい曲調でもわかる 通り、彼の作品は「クロアチアの民族音楽をベースに、ジャズ風の味付けをした音楽」といった雰囲気を持っています。しかし、このア ルバムに収録された「ピアノ協奏曲第3番」はかなり激しい曲調を持ち、第1楽章ではピアノとオーケストラの掛け合いが凄まじい、 いかにも新古典派風の作品です。とは言え、不安を煽る第2楽章を経て、打楽器が大活躍する第3楽章はジャズ風とパパンドプ ロらしさも備わっています。この曲は一時失われていましたが、およそ10年前にクロアチアのピアニストによって復刻されました。また 第二次世界大戦中に作曲されたヴァイオリン協奏曲は、後期ロマン派の様式を用いて書かれた豊かな響きを持った曲です。名手 2人をソリストに迎え、パパンドプロの母国、リエカ歌劇場交響楽団の演奏で。

Goodies
33CDR-3660(1CDR)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
(カデンツァ:アドルフ・ブッシュ)
アドルフ・ブッシュ(Vn)
フリッツ・ブッシュ(指)NYO

独 BRUEDER-BUSCH 12PAL 1902/03(モノ)
(1942年2月9日ニューヨーク録音)
アドルフ・ブッシュ(1891-1952)はドイツの名ヴァイオリニスト。1912年、20歳 の時ウィーンのコンツェルト・フェライン(ウィーン交響楽団)のソロ・ヴァイ オリンに抜擢された。1918年ベルリン高等音楽院のヴァイオリン科教授に任命 され、弦楽四重奏団も組織した。1936年にアメリカに移住、活動の拠点をこの 地に置いた。指揮者のフリッツ・ブッシュ(1890-1951)はアドルフの実兄。北欧 やイギリスで活躍した。この録音は第2次世界大戦中にニューヨークで行われた 兄の指揮、弟のヴァイオリンとニューヨーク・フィルが共演した貴重なもの。 他に二人の共演盤は存在しない。アドルフ・ブッシュのヴァイオリンはこのシ リーズで多数出ている。 (グッディーズ)

Cala
CACD-77026(1CD)
オデッセイ〜ジェフリー・ハンソン:作品集
5つの夜想曲(テノールと室内O)
クラリネット協奏曲(クラリネットと弦楽)
オルフェウス(合唱とピアノ)
ユビラーテ・デオ(詩篇第100篇)(合唱とオルガン)
オデッセイ(チェロ協奏曲)(チェロと弦楽)
ナウ・ウェルカム・ゾマー(無伴奏合唱)
ジェフリー・ハンソン(指)
ロンドン・リピエーノ・ソサエティ、
ジェフリー・サイモン(指)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ、
パブロ・ストロング(T)、
ソム・ハウィー(Cl)、
セバスチャアン・コンベルティ(Vc)、
ヘレナ・トムソン(S)、
サンドラ・スミス(P)、
ジョナサン・ドッズ(Org)

録音:2016年10月23日−25日、オール・セインツ教会(ロンドン)
イギリスの合唱団、ロンドン・リピエーノ・ソサエティの音楽監督を務める作曲家、指揮者、オルガニスト、ジェフリー・ハンソンが書いたオーケストラと合唱のための作品集。アルバム・タイトルともなっている2012年の新作、チェロ協奏曲 「オデッセイ」のソロを務めるのは、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズの首席チェリストであり、チェロ・クラシックス・レーベルの創設者でもあるセバスチャン・コンベルティ。

Challenge Classics
CC-72736(1CD)
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.19
ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 Op.63
ルドルフ・ケールマン(Vn)
ダグラス・ボイド(指)

ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム
録音:2016年4月6〜9日/スイス、ヴィンタートゥール(ライヴ)
1959年オランダ生まれのヴァイオリニスト、ルドルフ・ケールマンは1978年から81年にかけてハイフェッツに教えを受けており、ハイフェッツ最後 の弟子のひとりとも言われています。1996年から99年までロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートマスターを務めた名手であり、その後も国 際的な活躍を続け、現在はチューリッヒ芸術大学で後進の指導にもあたっています。Challenge Classicsレーベルからはパガニーニのヴァイオリン協奏曲 (CC-72343)を既にリリースしており、今回のプロコフィエフが2枚目となります。第1番はニ長調というベートーヴェン、ブラームスから連なるヴァイオリン協奏曲ならではの明るく輝かしい調性を持ちつつも、夢のように幻想的な和 声が展開される個性的な作品。第2楽章スケルツォでの技巧的な独奏の小気味よさもさることながら、両端楽章の美しい抒情性と浮遊感は絶品でたまら ないものがあります。ケールマンのソロは作品の繊細かつ色彩的な表情をとらえた素晴らしいもの。 第2番は冒頭の独白のメロディからじっくりと祈るような真摯な演奏です。ケールマンの師ハイフェッツにも名盤があるので聴き比べるのも面 白いでしょう。 (Ki)

Alba
ABCD-402(1CD)
『フォーク・シーズンズ』
ヴィヴァルディ:『四季』(《和声と創意の試み》 Op.8 から)
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 RV269(Op.8 no.1)《春》
ヴァイオリン協奏曲 ト短調 315(Op.8 no.2)《夏》
ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 RV293(Op.8 no.3)《秋》
ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調 RV297(Op.8 no.4)《冬》
ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV114
合奏協奏曲 イ短調 RV.522(Op.3 no.8)(2つのヴァイオリン,弦楽と通奏低音のための)*
2つのヴァイオリン,弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 RV511 *
クレータ=マリア・ケンタラ(バロックVn)
シーリ・ヴィルッカラ(バロックVn)*
バロッコ・ボレアーレ

録音:2016年6月4日?7日 カウスティネン教会(カウスティネン、フィンランド)
カウスティネンは、ヘルシンキの北、中央オストロボスニアにある町。人口は約4,300。毎年開催されるスカンディナヴィア最大の民俗音楽祭により国 際的にも知られています。バロッコ・ボレアーレは、バロック音楽をこの地域に定着させようと、2013年に創設されたピリオド楽器のアンサンブルです。 リーダーのクレータ=マリア・ケンタラは、カウスティネン生まれ。バロック・ヴァイオリンをラインハルト・ゲーベルとモニカ・ハジェットに学びました。 1691年製のジョヴァンニ・バッティスタ・ロゲーリを弾いています。『フォーク・シーズンズ』は、バロッコ・ボレアーレのアルバム第1作。『四季(フォー・ シーズンズ)』をメインにヴィヴァルディの協奏曲を6曲、演奏しています。アルバムの楽器編成は、ヴァイオリン6、ヴィオラ2、チェロ1、ヴィオローネ 1の弦楽器群と、チェンバロ、ハープ、プサルタリー、カンテレ、テオルボ、バロックギター、ビウエラの通奏低音。「『夏』から感じるものといえば、まず、 うるさい蚊のこと。フィンランド人は、冬をどう楽しむかということを誰よりもよく知っている。外に出れば氷の上で遊び、家の中では暖炉のそばで心地よ い時間を過ごす」(通奏低音担当アンドルー・ローレンス=キング)。フォーク・フィドルの長い伝統をもつカウスティネンの音楽家たち。『四季』では通奏 低音の3人が「鳥笛(バードホイッスル)」も担当、「音楽の創意」全開の音楽を展開していきます。2つのヴァイオリンのための作品は、ケンタラに教わっ たシーリ・ヴィルッカラが第2ヴァイオリンを担当します。2016年4月、カウスティネンの教会でセッション録音されました。 (Ki)


Treasures
TRE-142-143(2CDR)
ジャンヌ=マリー・ダルレ/サン・サーンス:ピアノ協奏曲全集&七重奏曲
TRE-142とTRE-143をセット化したもの
ジャンヌ=マリー・ダルレ(P)
ルイ・フレスティエ(指)
フランス国立放送局O
ロジェ・デルモット(Tp)*
ガストン・ロジェ(Cb)*
パスカルQ団員*

録音:1955-1957年
※音源:仏PATHE DTX-252、DTX-176、英HMV ALP-1593
◎収録時間:68:14+74:45

Treasures
TRE-143(1CDR)
ジャンヌ=マリー・ダルレ/サン・サーンス:ピアノ協奏曲集2
ピアノ協奏曲第1番
ピアノ協奏曲第3番
ピアノ協奏曲第4番##
ジャンヌ=マリー・ダルレ(P)
ルイ・フレスティエ(指)
フランス国立放送局O

録音:1956年5月、1955年4月##(全てモノラル)
※音源:英HMV ALP-1593、仏PATHE DTX-176##
◎収録時間:74:45
■音源について
「第1番」と「第3番」はイギリス盤を使用。LPでは、現在最も演奏頻度の低いこの2曲をカップリングして発売していたのです!この2曲を1枚に収めたCDを見たことがなく、それどころか、ここ数年はサン・サーンスのピアノ協奏曲のCD自体が激減しているのは、危機的状況です!

「第1番」は、サン・サーンス23歳時の作品ながら、サン・サーンス独自の屈託のない音楽性と発想力、巧みな構成を表面化させない天才的な筆致力はこの頃既に完全に備わっていたことを痛感させる演奏にはなかなか出会いません。その理由はただ一つ。作品に入れ込んでいないためです。ダルレが両端楽章で見せる無邪気な弾け方!ベートーヴェンやブラームスばかり勉強していてはこうはいかず、人生の粋を体現していなければ、第2楽章も陳腐なムード音楽に成り下がってしまうでしょう。
更に難物が「第3番」。第1楽章冒頭で、ピアノはアルペジョを繰り返すだけで、主題を提示するのはオケなので、指揮者のビジョンまで問われます。ダルレとフレスティエが完全に同じ方向を向き、展開部で熾烈な緊張の渦に本気で身を投じていることを知った瞬間から、これを「地味な曲」などと言えなくなるはず。全集録音のための急場しのぎの演奏では得られない手応えを感じていただけることでしょう。
「第4番」の素晴らしさも今さら申すまでもありませんが、終楽章での「このスタイル以外は有り得ない!」という強烈な主張を持った打鍵の連続技に接すると、単に腕が達者なだけでは太刀打ちできないことを思い知るばかりです。【湧々堂】

ACCENT
ACC-24320(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61(オリジナル版)
フランツ・アレクサンダー・ペッシンガー(1767-1827):ヴァイオリン協奏曲ト長調Op.9
アントン・シュテック(Vn)*
アルパ・フェスタンテ *
マシュー・ホールズ(指)
*ピリオド楽器使用

録音:2016年5月、ミュールハイム、マルティン教会
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は、現在ではメンデルスゾーン、チャイコフスキー、ブラームスのヴァイオリン協奏曲と並ぶ人気の作品ですが、 1806年の初演当時は聴衆からの反応はかなり冷やかなものであったと言われています。この曲が受け入れられるようになるのは、初演から40年たった 1844年のメンデルスゾーン指揮ヨーゼフ・ヨアヒム独奏によるロンドン初演でありました。この時ベートーヴェンは、初演時の評価が影響してか、ヴァイ オリン・ソロ・パートを改訂しており、これが現在耳にする版となっています。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の自筆稿は、作曲の時期やフランツ・ クレメントのソロ・パート部分の関わりなど、これまで様々な推測がされてきましたが、作曲に使用したインクなどの研究で作曲過程が明らかになってきて います。そして、この度古楽器の名手アントン・シュテックが、初稿版を録音することになりました。 さらにシュテックはこのアルバムで、ベートーヴェンの友人で、ウィーンのヴァイオリニスト兼編曲家のフランツ・アレクサンダー・ペッシンガーのヴァイオ リン協奏曲も世界初録音しています。ペッシンガーの作品は、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の1年前に書かれたもの。また、ペッシンガーはベートー ヴェンの協奏曲のソロ・パートの改訂にも関わったと言われています。 (Ki)


Treasures
TRE-156(1CDR)
オドノポゾフ〜ブラームス、サン・サーンス他
サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
 ハバネラOp.83
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
リカルド・オドノポゾフ(Vn)
ジャンフランコ・リヴォリ(指)ジュネーヴRSO
カール・バンベルガー(指)フランクフルト歌劇場O*

録音:1955年頃、1954年頃*(全てステレオ)
※音源:日Concert Hall SM-2250、仏Prestige de la Musique SR-9653*
◎収録時間:65:49
“甘美な音色と厳しい造形力を駆使した「語り」の妙味!!”
■音源について
コンサート・ホールのステレオ・バージョンは、特に協奏曲においてソロとオケが溶け合わないことが多いですが、これらは合格。特にブラームスは全体のブレンド感に違和感が無く、同レーベルの協奏曲録音の最高峰と言えます。このステレオ盤は、日本の名曲全集の中の一枚と、アメリカ盤、この70年代のフランス盤しか発見できませんでした。ここでは、オドノポゾフの音色美を最大限に引き出している70年代のフランス盤を採用しました。ジャケ写は独盤。

★リカルド・オドノポソフ(1914-2004)は、アルゼンチン出身。13歳でベルリン音楽大学ヘ入学し、後にカール・フレッシュのもとでで研鑽を積みました。1932年にはウィーン国際音楽コンクールで優勝。同時期に、ウィーンフィルのコンサートマスターに迎えられました。戦時中はアメリカを拠点に活動しましたが、戦後再びウィーンへ戻り、ウィーンアカデミーの教授に就任し、後進の指導にあたりました。
まず、最初の3つの小品でで、オドノポゾフの魅惑的な美音をたっぷりご堪能ください。音の端々まで愛情を注入し、人柄を映したような温かな歌が、音楽のフォルムを逸脱することなく切々と表出され、技巧が表面化することもないので、聴き手の心への浸透力が破格です。特に、ツィゴイネルワイゼン!後半の急速なアレグロに転じる前の「泣き」の凄さ。しかもオドノポゾフが鼻をすするような音まで聞こえ、それほど感極まったのかもしれません。それでも音楽を崩さずに気品を貫く心意気が、また泣かせるではありませんか!
そしてブラームスの究極芸!第1楽章の入り方は、今まで聴いた演奏の殆どは野放図な切込みで誤魔化していたのでは?と思えるほど、音楽を「語る」ことしか念頭にありません。トリルがこれほど心のときめきと直結しているのも珍しいでしょう。第1主題(4:16〜)はオドノポゾフの美音の真骨頂。決して感覚的な美しさにとどまらない慈愛一筋に流れるフレーズに涙を禁じえません。ブラームスにシゲティのような厳しさを求める向きでも、楽章ラストのカデンツァを聴けば、音の意味を一滴も漏らすまいとする集中力と息の長い呼吸に支えられて、芸術的昇華の極地を見せていることを認めざるをえないでしょう。オケが再び加わってから主題が少しづつ上昇するシーンに至っては、オケとの溶け合い方も含めて、これ以上に美しいのものを知りません。ブラームスらしい滋味を象徴する第2楽章でさえ、その真の美しさを湛えた語り口によって、決して音楽が低迷することがありません。終楽章も、切れ味とパワーで押し切る演奏では味わえない、入魂の語り芸!強烈な弓圧で圧倒する瞬間などどこにも存在しません。
このディスクによって、オドノポゾフの芸術性はもちろんのこと、このブラームスの協奏曲の魅力も再発見していただけるものと確信しています。【湧々堂】

Acte Prealable
AP-0373(1CD)
ヴィオラ・ダモーレ、ギター、ヴィオラの為の協奏曲集
ヴィヴァルディ:ヴィオラ・ダモーレ,ギター,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ短調
RV540(*/+)
クリストフ・グラウプナー(1863-1760):ヴィオラ・ダモーレ,ヴィオラ,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ長調
GWV317(*/#)
ヴィヴァルディ:ギター,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ長調 RV93+
クリストフ・グラウプナー:ヴィオラ・ダモーレとヴィオラ,弦楽と通奏低音の為の協奏曲イ長調
GWV339(*/#)
ヴィヴァルディ:ヴィオラ・ダモーレ,弦楽と通奏低音の為の協奏曲ニ長調 RV392*
ドナルド・モーリス(ヴィオラ・ダモーレ*)
ジェーン・カリー(G)+
マルチン・ムラフスキ(Va)#
アルス・ロンガ・オーケストラ
エウゲニュシュ・ドンブロフスキ(指)

録音:2016年6月11日、9月20日、I・J・パデレフスキ音楽アカデミー、ポズナン、ポーランド
ドナルド・モーリスはニュージーランドのヴィオラ奏者。ジェーン・カリーは英国生まれで2016現在ニュージーランド在住のギター奏者。
Acte Prealable
AP-0377(1CD)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽の為の協奏曲ニ短調 MWV.O 4*
ショーソン:ヴァイオリン,ピアノと弦楽四重奏の為の協奏曲+
ロベルト・クフャトコフスキ(Vn)
ドミニカ・グラピャク(P)
プログレス室内O*
シモン・モルス(指)*
メッセージズ・クアルテット(弦楽四重奏+)
ポーランドの演奏家による当レーベルにしては珍しい一般的クラシカル・レパートリー。詳細は次回新譜ご案内時に記載いたします。

Etcetra
KTC-4000(1CD)
ヴィヴァルディ:ピエタ院のための協奏曲集
協奏曲ニ短調 RV.535(2つのオーボエ,弦楽と通奏低音)
協奏曲ト短調 「夜」 RV.439(トラヴェルソ,オーボエ,ヴァイオリン,ファゴットと通奏低音 Op.10-2)
協奏曲ニ長調 「ごしきひわ」 RV.428(トラヴェルソ,オーボエ,ヴァイオリン,ファゴットと通奏低音 Op.10-3)
協奏曲ヘ長調 RV.433 「海の嵐」(リコーダー,弦楽と通奏低音 Op.10-1)
協奏曲ハ短調 RV.441(リコーダー,弦楽と通奏低音)
協奏曲イ短調 RV.445(フラウティーノ,弦楽と通奏低音)
イル・ガルデリーノ
オーボエ奏者マルセル・ポンセールの呼びかけで、アムステルダム・バロック・オーケストラ、ラ・プティット・バンド、シャペル・ロワイヤル&コレギウム・ヴォカーレ、BCJといった一流団体に参加する奏者たちによって結成されたピリオド・アンサンブル、イル・ガルデリーノ。
嬉しい復刻となったテレマンの協奏曲集(KTC-4004)に続き、ヴィヴァルディの協奏曲集(仏choc du Monde de la Musiqueを受賞した名盤)もEt'ceteraから復活。ソリストは、マルセル・ポンセール(ob)、ヤン・デ・ヴィネ(fl)、ルート・ファン・キレヘム(rec)などが参加。

LAWO Classics
LWC-1112(1CD)
アイヴィン・アルネス:ピアノ協奏曲ニ長調 Op.27
交響曲第1番ハ短調 Op.7
ホーヴァル・ギムセ(P)、
アイヴィン・オードラン(指)
オスロPO

録音:2013年4月4日−5日(協奏曲)、8月5日−9日(交響曲)、オスロ・コンサートホール
リスチャニア(現オスロ)の音楽大学でピアノとオルガン、イーヴェル・ホルテルの下で音楽理論と作曲法を学び、ライプツィヒではカール・ライネッケに師事したノルウェーのアイヴィン・アルネス(1872−1932)は、ロマンス(歌曲)の作曲家として知られ、グリーグ後のノルウェー・ロマンティシズム時代を美しく彩りました。 アルネスが書いた2曲の交響曲の第1番は、ドイツから帰ってまもない1897年から翌年にかけて作曲された作品。情熱みなぎる〈アレグロ・パテーティコ〉(感傷的なアレグロ)、「おそらくノルウェーの作曲家の書いたもっとも美しい緩徐楽章」(アウドゥン・ヨーナセン)とも言われる〈アダージョ〉、スケルツォの性格の〈アレグロ〉、「困難を経て星へ(per aspera ad astra)」を作曲者が意識したとされる〈ノン・トロッポ・アレグロ〉から構成されます。 アルネスの唯一のピアノ協奏曲も古典的な形式と後期ロマンティシズムの和声様式で書かれており、〈アレグロ・モデラート〉〈レント〉〈アレグロ・アッサイ(テンポ・ディ・ヴァルセ)〉の3つの楽章に美しい楽想を惜しみなく散りばめた作品です。 テリエ・ミケルセン指揮のラトビア国立SO(Sterling CDS1084-2)(交響曲)とピアーズ・レーンとアンドルー・リットン指揮ベルゲン・フィル(Hyperion CDA67555)(ピアノ協奏曲)に次ぐ録音は、ケルンWDRSOを指揮してグリーグの管弦楽作品全集を録音したアイヴィン・オードランとオスロ・フィル、シベリウスのピアノ作品全集をはじめ優れた録音の多いホーヴァル・ギムセの演奏です。

ANALEKTA
AN-29815(1CD)
コンチェルティ・ヴィルトゥオージ
ヴィヴァルディ:2本のオーボエと弦楽のための協奏曲イ短調
レオ:チェロ協奏曲ニ短調
バッハ:オーボエ・ダモーレ協奏曲ト長調
ロカテッリ:合奏協奏曲ニ長調 Op.1-5
ファッシュ:ファゴット、2本のオーボエと弦楽のための協奏曲ハ短調
ヘンデル:合奏協奏曲イ短調 Op.6-4
ヴィヴァルディ:4本のヴァイオリンのための協奏曲ホ短調 Op.3-4
ターフェルムジーク・バロックO

録音:2004年10月
1979年に創設されたカナダが世界に誇るピリオド・オーケストラ、ターフェルムジーク・バロックO。バロック時代の協奏曲集「コンチェルティ・ヴィルトゥオージ」では、TBOの首席奏者たちが躍動!

Nimbus
NI-5961(1CDR)
テレマン、ウェーバー他:ヴィオラ協奏曲集
テレマン:ヴィオラ協奏曲ト長調
ウェーバー:アンダンテとハンガリー風ロンドOp.35
バクサ:ヴィオラ・パノニカ
ブルッフ:ロマンス ヘ長調Op.85
ヘルベルト・ケファー(Va)、
フォアアールベルクSO、
マルティン・ケルシュバウム(指)

録音:2015年6月26日ー28日
ウィーン・アルティス・カルテットのメンバーとしても活躍する、名手ヘルベルト・ケファーが弾くヴィオラ協奏曲集。オーストリア国立銀行コレクションのJ.B.グァダニーニ(1784年製)を使用し、バロックから現代まで幅広く柔軟性に富んだ演奏を披露しています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Hyperion
The Romantic Piano Concerto"
CDA-68130(1CD)
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.70
ドロシー・ハウエル:ピアノ協奏曲ニ短調
エイミー・ビーチ:ピアノ協奏曲嬰ハ短調 Op.45
セシル・シャミナード:コンツェルトシュテュック 嬰ハ短調 Op.40
ダニー・ドライヴァー(P)、
レベッカ・ミラー(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2015年8月27日−28日、シティ・ホール(グラスゴー)
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘を発掘・録音し、ハイペリオンを代表する人気シリーズとなった「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」。3月8日の国際女性デーに向けて発売される記念すべきシリーズ第70集は、ビーチ、シャミナード、D.ハウエルといった偉大なる女流作曲家たちが書いたピアノ協奏曲集!アメリカ最初の成功した女性作曲家、エイミー・ビーチ(1867−1944)、パリに生まれイギリスやアメリカで高い人気を博し、エイミー・ビーチとも親交のあったセシル・シャミナード(1857−1944)、トバイアス・マッセイに師事し王立音楽アカデミーの教師を務め、「イギリスのシュトラウス」と称されたドロシー・ハウエル(1898−1982)のピアノと管弦楽のための作品を、ハイペリオンの次代を担うエース・ピアニスト、ダニー・ドライヴァーが弾きます。第4回エドゥアルド・マータ国際指揮者コンクールで最優秀賞を受賞し、OAE、LPO、ロイヤル・ノーザン・シンフォニア、BBC NoW、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズなどのゲスト・コンダクターとして活躍する女流指揮者、レベッカ・ミラーの華麗なるタクトにも注目。

BIS
BISSA-2078(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15(カデンツァ;第1楽章 フリードマン-スドビン編、第3楽章 スドビン)
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19(カデンツァ;ベートーヴェン)*
エフゲニー・スドビン(P;Steinway D)
オスモ・ヴァンスカ(指)
タピオラ・シンフォニエッタ

録音:2014年9月、2015年12月*/タピオラ・コンサートホール(フィンランド)
スクリャービンとメトネルのピアノ協奏曲を収録したアルバム(BISSA-2088)がインターナショナル・クラシック・ミュージック・ アワード(ICMA)2016の協奏曲部門を受賞するなど、世界が最も注目するピアニスト、エフゲニー・スドビン。ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集が ついに完成しました。ベートーヴェンの交響曲シリーズを完成させたヴァンスカとミネソタ管は、2009年よりスドビンを迎えてピアノ協奏曲全集のプロジェクトも開始してお りました。第4番と第5番「皇帝」をおさめた第1弾(BISSA-1758)と第3番とモーツァルトの第24番を収めた第2弾(BISSA-1978)はいず れも好評を博しております。完結となる第3弾はタピオラ・シンフォニエッタとの共演で第1番、第2番が収録されました。当録音でも一切ぶれることの ない圧倒的なテクニックと煌めくようなタッチで聴かせます。など、第1番の第1楽楽章ではフリードマン作のカデンツァをもとにより煌びやかにアレンジ。 さらに第3楽章では自身のカデンツァを披露しております。音階を弾いても感動させてしまうような魔術を秘めたピアニスト、スドビンでしか表現のできな い唯一無二のベートーヴェンをお楽しみください。 (Ki)

WERGO
WER-5116(1CD)
エンヨット・シュナイダー:チェロとオーケストラのための作品集
Dugud〜協奏曲第1番
Sulamith〜聖なるダンス
Black Sweetnessの破滅のハーモニー【ジェズアルドの「私は死ぬ」に基づく変奏曲】
Abaddon―地獄の天使―世紀末的シーン
Lilith―交響詩
ラースロー・フェニェー(Vc/マッテオ・ゴフリラー(1695年))
アリエル・ズッカーマン(指)
ベルリン・ドイツSO

録音:2016年3月、ベルリン、テルデックス・スタジオ
1950年ドイツ生まれ、600本もの映画音楽を手がける作曲家シュナイダー。WERGOレーベルから10タイトル発売予定のシュナイダー・エディション、 第7弾です。 チェロとオーケストラのための5作品を収録しています。1975年生まれのハンガリーのチェリスト、ラースロー・フェニェーをソリストに迎え、 ベルリン・ドイツ響という豪華な布陣。シュメール語で半身ワシ、半身タカの古代中東の鳥の神を意味する「Dugud」の雄大な世界。旧約聖書に出てく る言葉で、美しい女性を意味する「Sulamith」の名を冠した作品は、幽玄の世界で、どこか官能的でもあります。アルバムのタイトルにもなっている破滅 のハーモニーは、ジェズアルドの有名な「私は死ぬ」に基づいた変奏曲で、半音が多様された世紀末的世界。深刻なチェロの独奏に始まる「Abaddon」、 そして最後は様々な描かれ方をしている神話(聖書)の世界の女性、「リリス」を題材にした恐ろしい闇を思わせる世界でディスクは締めくくられます。映 画音楽作曲家らしく、どの作品も情景が生生しく浮かびます。 (Ki)

NMC
NMC-D227(1CD)
コリン・マシューズ(b.1946):作品集
(1)ヴァイオリン協奏曲
(2)《葬列》
(3)チェロ協奏曲第2番
(1)リーラ・ジョセフォウィッツ(Vn)、
 オリヴァー・ナッセン(指)BBC響
(2)リッカルド・シャイー(指)
 ロイヤル・コンセルトヘボウO
(3)アンッシ・カルットゥネン(Vc)、
 ラモン・ガンバ(指)BBC響

録音:(1)2010年7月、(2)1998年12月、(3)2002年4月
つてデリック・クックと協働し、マーラーの交響曲第10番の全曲版のスコアを実際に書き、ホルストの惑星に補足すべく「冥王星」を作曲したイギリス現代音楽界の巨匠、コリン・マシューズの近作を含む充実した管弦楽作品集。才女リーラ・ジョセフォウィッツの華麗なヴァイオリンの妙技が天使のように舞うヴァイオリン協奏曲、リッカルド・シャイーの棒が冴えまくる壮絶な名曲《葬列》、ロストロポーヴィチに献呈されたドラマティックなチェロ協奏曲第2番と聴きどころ満載。
NMC
NMC-D214(1CD)
〜デビュー・ディスク・シリーズ〜
マーク・ボーデン作品集

(1)リラ〜チェロと管弦楽のための
(2)4つのメモ〜ヴァイオリンとピアノのための
(3)ハートランド〜打楽器と管弦楽のための
(4)突然の光〜管弦楽のための
(1)(3)(4)グラント・レウェリン(指)BBCウェールズSO
(1)オリバー・コーツ(Vc)
(2)パク・ヘユン(Vn)、ヒュー・ワトキンス(P)
(3)ジュリアン・ウォーバートン(Perc)

録音:2016年4月
マーク・ボーデンは近年イギリスで頭角を現してきている若手作曲家。本CDは彼のデビュー・アルバムである。彼はイギリスの多くのオーケストラ、放送局より作品の委嘱を受けており、《リラ》はBBCウェールズ響より委嘱された出世作。作品はヨーロッパの前衛楽派とは一線を画しており、はっきりとしたメロディ、調性も頻繁に現れる。特に《リラ》では伝統的な急緩急の3楽章構成をとる堂々とした21世紀のチェロ協奏曲。《突然の光》はオーケストラを壮麗に鳴らしまくるエンターテイメント性満点の秀作。

UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-2639(1CD)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」Op.8 Nos.1-4 RV269, 315, 293, 297
ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.4-8 RV249
ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 Op.4-9 RV284
セルゲイ・クリロフ(Vn、指)
リトアニア室内O
セルゲイ・クリロフは1970年モスクワに生まれたイタリアのヴァイオリニスト。2008年以来2016年現在リトアニア室内O芸術監督兼首席指揮者。
UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-2816(1CD)
ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第6番ニ長調 W.I-6
ヴァイオリン協奏曲第9番イ長調 W.I-9
ヴァイオリン協奏曲第8番ニ長調 W.I-8
グイード・リモンダ(Vn、指)
カメラータ・ドゥカーレ
UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-4646(1CD)
ボヘミアン・ラプソディ
ドヴォルザーク:序曲「オセロ」
ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.53*
マズルカ ホ短調 Op.49*
ロマンス ヘ短調 Op.11*
序曲「謝肉祭」Op.92
イリヤ・グリンゴルツ(Vn)*
プラハ・フィルハーモニア
ニコラ・グエリーニ(指)
イツァーク・パールマン門下のロシアのヴァイオリニスト、イリヤ・グリンゴルツ(1982年レニングラード、現サンクトペテルブルク生まれ)がイタリアDGからリリース。ニコラ・グエリーニはイタリアのヴェローナに生まれ、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院他で学び、2010年にルガーノ音楽大学(スイス)で指揮法の修士号を取得。2016年現在ペーター・マーク音楽財団総裁。
UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-4732(1CD)
ヴィヴァルディ:チャロ協奏曲集
チェロ協奏曲ニ長調 RV403
チェロ協奏曲イ短調 RV422
チェロ協奏曲ハ長調 RV399
チェロ協奏曲ニ短調 RV406
チェロ協奏曲ヘ長調 RV410
チェロ協奏曲ハ長調 RV400
チェロ協奏曲イ短調 RV419
エンリコ・ディンド(Vc、指)
イ・ソリスティ・ディ・パドヴァ


Pentatone
PTC-5186570
(1SACD)
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲(オリジナル版)
 夜想曲〜6つの小品 Op.19-4(チャイコフスキー自身によるチェロと管弦楽編曲版)
 アンダンテ・カンタービレ Op.11(チャイコフスキー自身によるチェロと管弦楽編曲版)
 カプリッチョ風小品 Op.62
ヨハネス・モーザー(Vc;1694 年製グァルネリウス)
アンドルー・マンゼ(指)スイス・ロマンドO

録音:2016年7月ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)
世界が注目する実力派チェリストのヨハネス・モーザー。2016年11月、12月の来日公演でも知性と内に秘めた情熱的な演 奏で聴衆を魅了しました。PENTATONEレーベルからの第3弾はエルガーのチェロ協奏曲、そしてチャイコフスキーのロココの主題による変奏曲という話 題必至の注目盤です!
チェリストにとって最重要レパートリーであるエルガーの協奏曲。モーザーは幾多の実演経験から自身のアプローチに磨きをかけてきました。情熱的かつ 理知的な解釈が求められるこの大作をモーザーは、自由に歌いつつも見通しのよい形でまとめあげております。カップリングはロココの主題による変奏曲のオリジナル版です。2002年チャイコフスキー・コンクールで最高位を受賞したモーザー。1876年に作曲さ れたこの作品は、ウィルヘルム・フィッツェンハーゲンの演奏により1877年に初演されました。その際、演奏効果を考慮し、フィッツェンハーゲンが一部 改訂しており、現在弾かれているのはこの改訂版が広く普及しています。モーザーは敢えてオリジナル版にこだわり、録音を実現させました。オリジナル版 から聴くロココ変奏曲はチャイコフスキーが思い描いた真の姿であり、その作品を現代最高の演奏者で聴けるのは非常に喜ばしいことと言えましょう。
共演はアンドルー・マンゼ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団です。マンゼはバロック・ヴァイオリンの名手として知られイングリッシュ・コンサートのディ レクターも務めたのち、近年は指揮者としても精力的に演奏活動を展開しております。英国出身にして古楽器の名手を共演者に選ぶモーザーの並々ならぬ 思いが詰まったディスクがここに完成しました。 (Ki)

Goodies
33CDR-3655(1CDR)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216 (カデンツァ:シモン・ゴールドベルグ)
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218 (カデンツァ: ヨアヒム)
シモン・ゴールドベルグ(Vn)
ワルター・ジュスキント(指)
フィルハーモニアO

米 DECCA DL9609 (Mono) (英PARLOPHONE PMA1003と同一録音)
(1951年8月13-15日、ロンドン、アビー・ロード EMI第1スタジオ録音)
シモン・ゴールドベルグ(1909-1993) はポーランド生まれ。ベルリンで名教授 カール・フレッシュ(1873-1944)に師事し、1929年フルトヴェングラーに招かれ てベルリン・フィルのコンサートマスターに就任したが1934年ナチスが政権を とると退団し、ロンドンに移住した。1936年ハンガリー出身の女流ピアニスト、 リリー・クラウスと共に来日したこともある。1942年クラウスと共にアジアに 演奏旅行中、インドネシアのジャワ島で日本軍に捕らえられ1945年まで抑留生 活を強いられた。大戦後はオランダとアメリカで活躍、晩年日本人ピアニスト 山根美代子さんと結婚、富山県の立山のホテルで暮らしていた。指揮者のワル ター・ジュスキント(1913-1980 はチェコのプラハ生まれ、ベルリンで名指揮者 ジョージ・セル(1897-1970)に薫陶を得てアシスタントを務め、後にイギリス 国籍を得た。復刻にはWESTREX 10A カートリッジをモノラル接続で使用した。 (グッディーズ)

Capriccio
C-5269(1CD)
NX-B07
ザーラ・レーヴィナ:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲 第1番 (1942)
ピアノ協奏曲 第2番(1975)
マリア・レットベリ(P)
ベルリンRSO
アリアーヌ・マティアク(指揮)

録音:2016年4月27-30日
ザーラ・レーヴィナは1906年、ウクライナのアレクサンドロフスク(現ザポリージャ)に生まれ女性ピアニスト、作曲家。オデッサ音楽院で学び、モ スクワ?楽院を卒業した後、音楽活動を始めましたが、1920年代から30年代にかけては、RAPM(ロシア・プロレタリア音楽家同盟)による思 想的な迫害を受けたため、なかなかその才能を発揮することが出来ませんでした。彼女が自身の音楽を書くことができるようになったのは、1932 年にRAPMが解散した後、ほぼ3年の年月を経た頃からだったとされています。 生涯に2つの世界大戦とロシア革命を経験、祖国の崩壊と再建を目の当たりにしたレーヴィナは、 戦後、オイストラフやグリンベルクなど、多くの演奏家、作曲家から尊敬を集め、1976年にモスクワで没しました。 彼女の作風はロシアとドイツの伝統を受け継いでおり、このアルバムに収録されたピアノ協奏曲第1番は ラフマニノフ風の華やかさと甘さ、そして目覚しい技巧を駆使した壮大な曲です。 演奏しているのは、スクリャービンの作品で知られるレットベリ。この作品でも共感溢れる演奏を繰り広げています。

Capriccio
C-8011(1CD)
NX-A13
シュニトケ:作品集
古い様式による組曲(V.スピヴァコフ、V.ミルマンによる編曲)(1972)
ヴァイオリン・ソナタ(室内オーケストラとヴァイオリン編)
ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲(1979)
ヒエロニムス・ボスの絵による5つの断章
アレクサンドル・ギンジン(P)
ドミートリー・コルチャーク(T)
モスクワ・ヴィルトゥオージ
ウラディーミル・スピヴァコフ(Vn/指)

録音:2001年6月13-15日
※C67016 再発売盤
ユダヤ系ドイツ人を?に持ち、ソ連で?まれたシュニトケは、幼い頃ウィーンで?楽教育を受け、その後はモスクワで学びました。1961年にモスク ワ?楽院の作曲家コースを卒業し、1962年には?楽院のインストラクターに任命されています。当時の彼の?活を?えていたのは、主に映画 ?楽の作曲で、1984年までに60作以上の映画の音楽楽を書いています。このアルバムの冒頭に置かれた「古い様式による組曲」は、様々な映 画音楽からの転用ですが、曲のスタイルは古典的であり(もし先?観を持たずにこの曲を聴くと、作曲年代を特定するのはかなり難しい)同じ 時期のショスタコーヴィチ作品のように、まさに「大衆に迎合する」音楽そのものです。ピアノとヴァイオリンで演奏されることもありますが、ここではス ピヴァコフ??の編曲によるオーケストラ版でお聞きいただけます。なお、アルバムの他の作品は前衛的なスタイルを備えています。


SUPRAPHON
SU-4216(2CD)
ニコラーエワ〜プラハ・レコーディングス
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第3番Op.28*
ニコラーエワ:3つの演奏会用練習曲Op.13*
ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガOp.87*〜第1番ハ長調/第7番イ長調/第15番変ニ長調
バッハ:幻想曲ハ短調BWV906*
 フランス組曲第5番ト長調BWV816#
 半音階的幻想曲とフーガBWV903##
タチヤナ・ニコラーエワ(P)
コンスタンチン・イワノフ(指)チェコPO

録音:1951年2月4-8日ドモヴィナ・スタジオ、
1954年4月27日*、
1951年2月2日#、2月3日## チェコ放送カルリン・スタジオ(セッション)
全てモノラル
20世紀ロシア最高のピアニストのひとりタチヤナ・ニコラーエワ(1924-1993)は、曖昧さ皆無の解釈と正確な技巧でピアノの魅力を満喫させてくれ ますが、まだ世界的に知名度が高まる以前、20代にチェコで行った貴重な放送用録音が日の目をみます。ソ連の名指揮者コンスタンチン・イワノフ指揮チェ コ・フィルと共演したラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、これまでも国内盤発売されていましたが、その他仰天の音源にファン感涙です。
作曲家としてもひとかどだったニコラーエワの自作自演による「3つの演奏会用練習曲」が聴きもの。非常に技巧的ながらメロディアスで、これもロシア・ ピアノ音楽史の宝石と申せましょう。ニコラーエワの説得力満点の演奏はまさに決定盤。前年に世を去ったプロコフィエフ初期の過激な第3番も迫力満点。
Disc2にはニコラーエワに捧げられ、彼女が初演したショスタコーヴィチの「前奏曲とフーガ」から3篇と、十八番のバッハが収められています。楷書 風な演奏はニコラーエワならではですが、後年の録音にはない若々しいナイーヴな感覚も魅力。最後の「半音階的幻想曲とフーガ」は真に圧倒されます。 ピアノ好き必携のアルバムです。 (Ki)

Champs Hill Records
CHRCD-116(1CD)
ベター・エンジェルズ〜オーボエのための作品集
R・シュトラウス:オーボエ協奏曲ニ長調
バーバー:カンツォネッタ Op.48 posth.、夏の音楽 Op.31*
ヤナーチェク:青春 JW VII/10*
リチャード・ブラックフォード:ザ・ベター・エンジェルズ・オヴ・アワー・ネイチャー
エミリー・ペイルソープ(Ob)
マーティン・ブラビンズ(指)BBC響、
BBC響のソロイストたち*

録音:2015年1月、&10月、BBCマイダ・ヴェール・スタジオ
1989年のジレット国際オーボエ・コンクールの優勝者、エミリー・ペイルソープのコンチェルト・アルバム第2弾は、オーボエ作品の名作、リヒャルト・シュトラウスのオーボエ協奏曲と、2012年にリチャード・ブラックフォードへ委嘱したオーボエと弦楽のための協奏曲「ザ・ベター・エンジェルズ・オヴ・アワー・ネイチャー(The Better Angels of our Nature)」を収録。 ロンドン・コンコード・アンサンブルを始め、夫のフルート奏者ダニエル・ペイルソープ(ロンドン・コンコード・アンサンブルの創設メンバー、BBCSOの首席奏者)との共演でも活躍するエミリー・ペイルソープの高い技巧と艶やかな音色が存分に発揮された、オーボエ・アルバムです。ダブル・リード関係者要注目!

PRAGA
PRD-250347(1CD)
ハスキル&フリッチャイ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調K.459
ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415*
ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466#
クララ・ハスキル(P)
フェレンツ・フリッチャイ(指)BPO
RIAS響*#

録音:1955年9月、1953年3月*(ライヴ)、1955年9月#(ライヴ)/ベルリン
DGの名盤中の名盤。ハスキルのピアノの素晴らしさももちろんながら、フリッチャイ節炸裂の伴奏部が聴きものです。 (Ki)

IDIS
IDIS-6722(1CD)
ボリス・ゴールドシュタインの芸術V
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.14*
グリエール:ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.100
コニュス:ヴァイオリン協奏曲ホ短調#
ボリス・ゴールドシュタイン(Vn)
キリル・コンドラシン(指)*
ウラジーミル・エシポフ(指)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)#
モスクワPO

録音:1959年、1962年*#(スタジオ)
ボリス・ゴールドシュタイン(1922-1987)は旧ソ連出身のヴァイオリニスト。ザハール・ブロンの師であるため、レーピン、樫本大進、庄司紗矢香の 師筋にあたるロシア楽派の大御所。ソ連時代はオイストラフ、コーガンと三羽烏で、かのハイフェッツが尊敬していたということからも実力がうかがえます。 1974年にドイツへ亡命したため最盛期の録音がお蔵となっていましたが、今回待望の復刻。いずれも美しいメロディに満ちた作品ですが、秘曲中の秘曲 がグリエール遺作の協奏曲。未完だったため、弟子のリャトシンスキーがオーケストレーションを施しました。60年前の作とは思えぬほど完全にロマンティッ クで、メロディ・メーカーだったグリエール最高の旋律美を味わえています。 指揮者陣も豪華。ヴィエニャフスキをコンドラシン、コニュスをロジェストヴェンスキーによる充実したバックも聴きものです。 (Ki)

ACCENT
ACC-24323(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
第9番変ホ長調K271「ジュノム」
第11番ヘ長調K413
第12番イ長調K414
アルテュール・スホーンデルヴィルト(フォルテピアノ/1782年製アントン・ワルターのレプリカ、指)
クリストフォリ・アンサンブル
[ルイージ・デ・フィリッピ(Vn)、コラード・レポーレ(Vn)、マルテン・ボーケン(Va)、フランソワ・ミシェル(Vc)、シラ ー ルト・ケレイ(Cb)、ヴィヴィアン・ベルグ(Ob)、スン・キョン・リー=ブロンデル(Ob)、ペドロ・ブランコ・ゴンザレス(Hrn)、ハイロ・ヒメノ・ヴェセス(Hrn)]
ランダのフォルテピアノ奏者、アルテュール・スホーンデルヴィルトによるモーツァルトのピアノ協奏曲シリーズ。従来の演奏とは一線を画した斬新なア プローチで聴かせ、音楽ファンを驚かせています。 モーツァルトがザルツブルク時代に書いたピアノ協奏曲で最も人気のある第9番。フランス人ピアニストのヴィクトワール・ジュノミに依頼され作曲された と言われていることから「ジュノム」の愛称がつけられました。躍動感あふれる快活なスホーンデルヴィルトのピアノ独奏、そして1パート一人のクリストフォ リ・アンサンブルが見通し良く清々しい印象を与えます。モーツァルトはウィーン移住後に「予約演奏会」を主催。そこで曲を披露した後に楽譜を出版して 生計を立てることを始めました。その予約演奏会の為に作曲したのがピアノ協奏曲第11,12,13番です。モーツァルトがウィーンの聴衆に向けて「難しすぎ ず易しすぎず、音楽通はもちろん、そうでない人も満足できる曲」と語っている通り、格調高さと洗練された旋律が魅力の作品群です。スホーンデルヴィル トの繊細な弱音や微妙な音色のニュアンスの変化、豊かな楽想はモーツァルトの響きに新鮮さを与えています。 (Ki)


Spectrum Sound
LPSMBA-011(1LP)
日本語解説付
バルトーク:ラプソディ第1番 Sz.87
 ルーマニア民俗舞曲
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番*
ミシェル・オークレール(Vn)
ジャン=クロード・アンブロジーニ(P)
ロジェ・アルバンル(指)ストラスブールPO

録音:1968年7月5日シャンゼリゼ劇場(モノラル)、1970年6月27日ストラスブール・ステレオ・ライヴ*
24bit/192kHz
Direct digital transfer
from the original Master tapes
驚きのリリースを続けているスペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリー ズから、1968年に収録されたバルトークのラプソディとルーマニア民俗舞曲、そして、オークレールの最後の演奏会となった1970年のサン=サーンスのヴァ イオリン協奏曲第3番の初LPが登場します。いずれもかつて正規録音なだけに非常に貴重な録音と言えます。全体の見通しの良さと安定した技巧をあわ せもったオークレールの凄みを改めて感じることのできる充実の内容です。平林直哉氏による日本語解説付きです。 (Ki)
※このレーベルは、初発売後、早期に廃盤となります。お早めのご注文をお勧めいたします。

CPO
CPO-555001(1CD)
NX-B10
バルトーク:2台のピアノと打楽器のための協奏曲
ヴィクトル・バビン(1908-1972):2台のピアノのための協奏曲
ゲノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ
ドブロイ・パリエフ&プラメン・トドロフ(パーカッション)
ブルガリア国立RSO
ヨルダン・カムザロフ(指)

録音 2015年2月23-27日、5月21-22日
ブルガリア出身のピアニスト、アグリカ・ゲノヴァとリウベン・ディミトロフによるピアノ・デュオは、2台ピアノ用の作品と連弾作品のどちらにも素晴ら しい成果を挙げているアンサンブルです。バッハから現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、cpoレーベルを中心とした10枚以上の録音は どれも世界中の音楽誌で高く評価されています。オーケストラとの共演経験も豊富な彼ら、これまでにもプーランクなどのフランス音楽やメン デルスゾーン、マルティヌー、シュニトケなどの録音がありますが、今回はバルトークと、ロシアの作曲家バビンの作品を収録。バルトークの「2 台のピアノと打楽器のための協奏曲」は元々は室内楽曲だったものをバルトーク自身が改編、原曲よりも激しく音がぶつかりあい、刺激的 な響きが生まれています。バビンはモスクワ生まれ。ベルリン高等音楽院に留学しアルトゥール・シュナーベルに師事。同じくピアニストのヴィク トリアと結婚し、夫婦で演奏するために何曲かの2台ピアノ用の作品を残した作曲家です。主に他の作曲家の作品を2台ピアノ用に編曲し た作品で知られていますが、オリジナル曲も華やかな技巧が凝らされています。

Orlando Records
RPOSP-056(1CD)
NX-B03
リュウ・ジェジュン:協奏曲集
チェロ協奏曲「ラクリマ」
マリンバ協奏曲
序曲「イル・ノーメ・デッラ・ローサ」
アルト・ノラス(Vc)
ジューン・ハン(マリンバ)
ロイヤルPO
グルジェゴルス・ノヴァーク(指)

録音 2016年3月5-6日
世界初録音
1970年韓国生まれの作曲家、リュウ・ジェジュンは、フィンランドで開催された「ナーンタリ音楽祭」とドイツで開催された「メクレンブルク音 楽祭」に招待され、またアスタナで開催された国際ヴァイオリン・コンクールでのレジデンズ・コンポーザー、審査を務めるなど世界的に評価 されています。2009年から2010年はソウル国際音楽祭の芸術監督、2011年から2012年はポーランドのゴジュフ・フィルハーモニー Oの作曲家も勤めています。このアルバムは2016年、ロイヤルPOの70周年を祝して収録されたもの で、チェロ協奏曲は名手アルト・ノラス、マリンバ協奏曲はジューン・ハンのために書かれ、この演奏会で初演が行われ、2人の演奏はどち らも大絶賛されました。マリンバ協奏曲の第2楽章は、2014年の「セウォル号」転覆事故の追悼でもあり、300人を超える事故の犠牲 者に捧げられています。ロイヤル・フィルハーモニーの終身副指揮者ノヴァークによる演奏です。

Lydia Music
LYD-001(1CD)
NX-B03
ショパン:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲 第1番
ピアノ協奏曲 第2番
エリザベス・ゾンバルト(P・・・Fazioli 278)
ロイヤルPO
ピエール・ヴァレー(指)

録音 2014年5月アビー・ロード・スタジオ
ショパンの青春時代を彩る2つのピアノ協奏曲は、管弦楽法の弱さなどを指摘されはするも、多くのピアニストの憧れの作品として、現代 でも強い存在感を放っています。今回、この曲に挑んだのはストラスブール生まれのベテラン女性ピアニスト、エリザベス・ゾンバルト。7歳 でピアノを始め、ストラスブール高等音楽院に入学、11歳のときに初の公式コンサートに出演し注目を浴びました。以降、16歳で室内 楽とピアノで一等賞を受賞、他、数多くの賞を受賞、一時期はブエノスアイレスでブルーノ・ゲルバーに師事、マインツではセルジュ・チェリ ビダッケの元で、10年間にわたって音楽現象について学んだという経歴も持っています。 現在は教師として活躍する傍ら、可能な限り、多くの人々にクラシック音楽を聴いてもらいたいという思いから1998年に「レゾナンス財 団」を設立、7カ国でアウトリーチ・プログラムとピアノ・スクールを開催しています。この演奏で彼女は、曲が書かれた時代の背景やポーラ ンドの伝統舞曲を研究し、夢のような優しい旋律に隠されたショパンの悲惨な感情までも掘り起こしています。指揮者のピエール・ヴァ レーは小澤征爾とも親しく、サイトウキネンで何度も合唱指揮を務め、また、小澤征爾音楽塾で若手音楽家の育成に携わるなど、日 本でも良く知られた存在です。

Challenge Classics
CC- 72748(1SACD)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調*
弦楽八重奏曲変ホ長調 Op.20*
リザ・フェルシュトマン(Vn)
キース・ベイクルス(指)アーネムPO*
イタマール・ゾルマン(Vn)、
エリナ・ヴァハラ、コリーナ・ベルチャ(Vn)
クシシュトフ・ホジェルスキー(Va)、
マルク・デモン(Va)
セバスティアン・クリンガー(Vc)、
アントワーヌ・ルデルラン(Vc)

録音:2016年6月13、14日コンセルトヘボウ・デ・フェリーニヒング(スタジオ録音)
2016年7月28日マンデレザール(ライヴ録音)*
1979年オランダ生まれのリザ・フェルシュトマンはステージ上での情熱的なパフォーマンスや興味深いプログラミングで人気を博す女流ヴァイオリニ スト。2006年にはオランダで最も権威ある『オランダ音楽賞』を受賞しています。既に数々のCDをリリースしている彼女が、ここへ来て超名曲である メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲に挑みました。 フェルシュトマンのヴァイオリンは非常にニュアンス豊かな語り口で、かつ良い意味で脱力した軽やかさを兼ね備えています。メンデルスゾーンの協奏曲 に対しても無理に構えることなく自分の方法論で自然に取り組んでおり、手際良くすいすいと進みながらも繊細な魅力を大いに炸裂させる独特の巧さが光っ ています。カップリングの弦楽八重奏曲はベルチャ四重奏団のメンバーらと組んだライヴ演奏で、名手たちの切れ味鋭いアンサンブルに耳を奪われます。 (Ki)


オクタヴィア
OVCL-00609(1SACD)
税込定価
2017年1月25日発売
堀米ゆず子/ブルッフ&ブラームス
ブルッフ:ァイオリン協奏曲第1番
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
堀米ゆず子(Vn)
アレクサンドル・ラザレフ(指)日本PO
ジョアン・ファレッタ(指)チェコPO*

録音:2015年6月12-13日 東京・サントリーホール、2013年8月27-28日プラハ・ルドルフィヌム・ドヴォルザークホール*
ブルッフとブラームス、2つのヴァイオリン協奏曲を収録。ブルッフはサントリーホールでのラザレフ&日本フィルとのライヴの新録音。晴れやかな音色で歌い上げ、観客は沸きに沸きました。 ブラームスは欧州でリリースされた「Brahms Concerti」からの再収録で、2013年プラハでのセッション録音ですが、熱いライヴ感の溢れる演奏です。堀米の奏でる美しく流れるようなメロディに、オーケストラの見事なハーモニーが絡み合い、感動的なクライマックスを聴かせます。(オクタヴィア)

IDIS
IDIS-6720(1CD)
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番*
グレン・グールド(P)
ヴィクター・フェルドブリル(指)CBC響
レナード・バーンスタイン(指)NYO*

録音:1959年10月8日ウィニペグ(ライヴ)、1959年4月4日ニューヨーク(ライヴ)*
鬼才グールドの協奏曲ライヴ2種。ブラームスの1番は1962年のバーンスタインとの共演盤に、モーツァルトの24番は1961年ジュスキントとの共 演盤にそれぞれ先立って録音された興味深い記録。グールドが自らのレパートリーを大胆に料理する、手に汗握る演奏を聴くことが出来ます。 (Ki)

Goodies
33CDR-3649(1CDR)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ロジーナ・レヴィーン(P)
ジョン・バーネット(指)
ナショナル・オーケストラ・アソシエーション同窓会のメンバー達

英 WING WL1064(Mono)(米MERCURY 録音)
(1961年11月20&22日ニューヨーク、マンハッタン・センター録音)
(使用原盤に起因するノイズがあります)
ジュリアード音楽院のピアノ科の名教師ロジーナ・レヴィーン(1880-1976)の 81歳の録音。キエフの宝石商の娘として生まれた彼女はモスクワ音楽院に学び 1898年に大金メダルを得て卒業。その後まもなく5歳年長のピアニスト、ヨー ゼフ・レヴィーン(1874-1944)と結婚した。夫妻は1919年にアメリカに亡命し た。1944年に夫のヨーゼフが死去すると、ジュリアードの経営陣は満場一致で 夫人のロジーナを夫の後任教授に推薦し、その後32年に渡って数々の俊英を育 成した。中でも1958年に冷戦時代のソ連で開催されたチャイコフスキー・コン クールにアメリカ人として初めて優勝したヴァン・クライバーン(1934-2013) や日本人ピアニストの中村紘子(1944-2016)、作曲家のジョン・ウィリアムズ (1932-)、指揮者のジェイムズ・レヴァイン(1942-)等は門下生だった。指揮者 のジョン・バーネットは1917年ニューヨーク生まれ。1937-41年にナショナル ・オーケストラ・アソシエーションの指揮者を務めたことがある。81歳になっ たロジーナ・レヴィーンをソリストに指揮者も含めて元ナショナル・オーケス トラ・アソシエーションのメンバーだった人達が集まっての記念録音。格調高 く威厳のあるピアノが素晴らしい。 (グッディーズ)

Onyx
ONYX-4164(2CD)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集
ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調 K.207
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調 K.211
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219 「トルコ風」
アダージョ ホ長調 K.261
ロンド 変ロ長調 K.269(261a)
ロンド ハ長調 K.373
ジェームズ・エーネス(Vn)、
モーツァルト・アニヴァーサリー・オーケストラ
エーネスが2006年のモーツァルト生誕250周年の年に向けて録音し、2007年には「カナダ版グラミー」と言われる"ジュノー賞"を受賞したヴァイオリン協奏曲全集が、生誕260周年となる2016年に復刻!ジェームズ・エーネスとモーツァルトが同じ誕生日(1月27日)という偶然の一致もあり録音されたこのモーツァルト。エーネス自身が選んだメンバーからなる"オール・スター"の特別オーケストラを率いて、エレガントに、優美に、雄弁に、モーツァルトの旋律を語ります。ヴァイオリン協奏曲の別稿とされるK.261やK.269も収録。カデンツァはすべてジェームズ・エーネスによるもので、モーツァルトのピアノ協奏曲(特に、第8番 K.246、第9番 K.271)の作曲者自身のカデンツァを研究して作られています。

Chandos "CHACONNE"
CHAN-0816(1CD)
ヨゼフ・アントニーン・グレツキー:協奏曲集
グレツキー:チェロ協奏曲イ短調 D-WD 573(1738)*、
 チェロ協奏曲ト長調 D-WD 574(1735)*
 ヴァイオリン協奏曲ニ長調(c.1740)*
ボフスラフ・マチェイ・チェルノホルスキー:チェンバロのためのフーガ イ短調(after 1730)
グレツキー:チェロ協奏曲ヘ長調 D-WD 577(1735)*
 チェロ協奏曲ニ長調 D-WD 575(1735)*
ザ・ハルモニオウス・ソサエティ・オヴ・ティクル=フィドル・ジェントルメン


録音:2012年7月30日−8月1日、ヴィクトリアン・シアター(ケント、イギリス)
(*=世界初録音)
イギリスとヨーロッパのピリオド楽器シーンをリードする奏者たちによって2006年に結成されたアンサンブル、"ザ・ハルモニオウス・ソサエティ・オヴ・ティクル=フィドル・ジェントルメン"がChandosのChaconneシリーズに登場。オロモウツ大聖堂の音楽監督などを務めたとされる18世紀チェコの作曲家、ヨゼフ・アントニーン・グレツキー(1709−1769)の世界初録音となるチェロ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲を収録。第1ヴァイオリン&ソリストは、モニカ・ハジェットに学び、レイチェル・ポッジャーの後任としてパラディアン・アンサンブル(現パラディアンズ)の第1ヴァイオリンを引き継いだ名手、ロドルフォ・リヒター。チェロ協奏曲のソロは、OAEやイングリッシュ・コンサートの客演首席チェロ奏者や、ガーディナー&イングリッシュ・バロック・ソロイスツのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者を務めるキンガ・ガボリアニ。名手たちの鮮やかな演奏で、知られざるチェコ・バロックの協奏曲が優美に響きます。

Diapason
DIAP-05(13CD)
ベートーヴェン:協奏曲、序曲、フィデリオ、ミサ曲集


■CD1
(1)ピアノ協奏曲第1番
(2)ピアノ協奏曲第1番
(3)ロンド WoO.6

■CD2
(1)ピアノ協奏曲第2番
(2)ピアノ協奏曲第2番
(3)合唱幻想曲ハ短調 Op.80

■CD3
(1)ピアノ協奏曲第3番
(2)ピアノ協奏曲第3番
(3)Largo(ピアノ協奏曲第3番より)

■CD4
(1)ピアノ協奏曲第4番
(2)ピアノ協奏曲第4番

■CD5
(1)ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
(2)ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
(3)Adagio un poco mosso(ピアノ協奏曲第5番より)

■CD6
(1)ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
(2)ヴァイオリン協奏曲

■CD7
(1)ロマンス第1番
  ロマンス第2番
(2)ヴァイオリン協奏曲
(3)ヴァイオリン協奏曲のカデンツァ(5種)
 1. クライスラー作
 2. ヨアヒム作
 3. ミルシテイン作
 4. ハイフェッツ作
 5. ベートーヴェン作

■CD8
(1)ヴァイオリン協奏曲
(2)三重協奏曲 Op.56

■CD9
(1)序曲「コリオラン」
(2)序曲「コリオラン」
(3)序曲「プロメテウスの創造物」
(4)「エグモント」序曲 ヘ短調 Op.84
(5)「レオノーレ」序曲第1番
(6)「レオノーレ」序曲第2番
(7)「レオノーレ」序曲第3番
(8)「レオノーレ」序曲第3番

■CD10−CD11
(1)歌劇「フィデリオ」(全曲)
ボーナストラック〜歌劇「フィデリオ」より
(2)序曲
(3)悪者よ、どこへ急ぐのだ
(4)悪者よ、どこへ急ぐのだ
(5)神よ!ここは何という暗さだ
(6)神よ!ここは何という暗さだ

■CD12−CD13
(1)序曲「献堂式」
(2)ミサ・ソレムニス
(3)演奏会用アリア「ああ、不実な者」Op.65
(4)ミサ曲ハ長調
(5)「アテネの廃墟」序曲
■CD1
(1)エミール・ギレリス(P)、クルト・マズア(指)ソヴィエト国立SO/1976年録音、選定:ベルトラン・ボワサール
(2)アルトゥール・シュナーベル(P)、マルコム・サージェント(指)LSO/1932年録音、選定:ベンジャミン・グローヴナー
(3)スヴャストスラフ・リヒテル(P)、クルト・ザンデルリンク(指)ウィーンSO/1962年録音、選定:表記無し
■CD2
(1)レオン・フライシャー(P)、ジョージ・セル(指)クリーヴランドO/1961年録音、選定:ジョナサン・ビス
(2)ルドルフ・ゼルキン(P)、ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO/1954年録音、選定:ロラン・ムラロ=マルチニック
(3)カール・ベーム(指)ウィーンSO、ウィーン国立歌劇場cho、テレサ・シュティヒ=ランダル(S)、ジュディス・ヘルヴィヒ(S)、ヒルデ・レッセル=マイダン(C.A)、アントン・デルモタ(T)、エーリッヒ・マイクト(T)、パウル・シェフラー(Bs)、ハンス・リヒター=ハーザー(P)/1957年録音、選定:エティエンヌ・モロー
■CD3
(1)アルフレート・ブレンデル(P)、ハインツ・ワルベルク(指)ウィーン・プロ・ムジカO/1961年録音、選定:ジェローム・バスティネリ
(2)レオン・フライシャー(P)、ジョージ・セル(指)クリーヴランドO/1961年録音、選定:フランソワ=フレデリック・ギィ
(3)アルトゥール・シュナーベル(P)、マルコム・サージェント(指)LSO/1933年録音、選定:表記無し
■CD4
(1)ヴィルヘルム・バックハウス(P)、クレメンス・クラウス(指)VPO/1951年録音、選定:アラン・ロンペッシュ
(2)ヴァルター・ギーゼキング(P)、カール・ベーム(指)ドレスデン・シュターツカペレ/1939年録音、選定:パウル・バドゥラ=スコダ
■CD5
(1)ロベール・カサドシュ(P)、ディミトリ・ミトロプーロス(指)NYO/1955年録音、選定:ポール・ド・ルイ
(2)アルフレート・ブレンデル(P)、ズービン・メータ(指)ウィーン・プロ・ムジカO/1961年録音、選定:ベルトラン・シャマユ
(3)クリフォード・カーゾン(P)、ハンス・クナッパーツブッシュ(指)VPO/1957年録音
■CD6
(1)エドウィン・フィッシャー(P)、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)フィルハーモニアO/1951年録音、選定:アルフレート・ブレンデル
(2)ダヴィド・オイストラフ(Vn)、アンドレ・クリュイタンス(指)フランス国立放送O/1958年録音、選定:ジャン=ミシェル・モルコー
■CD7
(1)ヨハンナ・マルツィ(Vn)、パウル・クレツキ(指)フィルハーモニアO/1955年録音、選定:表記無し
(2)ジノ・フランチェスカッティ(Vn)、ディミトリ・ミトロプーロス(指)NYO/1952年録音、選定:イザベル・ファウスト
(3)〔選定:ジャン=ミシェル・モルコー
1. フリッツ・クライスラー(Vn)、ジョン・バルビローリ(指)LPO/1936年録音
2. ブロニスラフ・フーベルマン(Vn)、ジョージ・セル(指)VPO/1934年録音
3. ミナタン・ミルシテイン(Vn)、エーリヒ・ラインスドルフ(指)フィルハーモニアO/1961年録音
4. ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)、シャルル・ミュンシュ(指)ボストンSO/1955年録音
5. ベヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)、オイゲン・ヨッフム(指)BPO/1962年録音
■CD8
(1)ジネット・ヌヴー(Vn)、ハンス・ロスバウト(指)南西ドイツRSO/1949年録音、選定:ギドン・クレーメル
(2)ワルター・ヘンドル(P)、ジョン・コリリアーノ(Vn)、レナード・ローズ(Vc)、ブルーノ・ワルター(指)NYO/1958年録音、選定:ジャン=ギアン・ケラス
■CD9
(1)フリッツ・ライナー(指)CSO/1959年録音、選定:レミー・ルイ
(2)ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO/1943年録音、選定:レミー・ルイ
(3)ブルーノ・ワルター(指)ブリティッシュSO/1930年録音、選定:ニコラス・ダーニー
(4)ウィレム・メンゲルベルク(指)アムステルダム・コンセルトヘボウO/1931年録音、選定:ガエタン・ノーロー
(5)ウィレム・メンゲルベルク(指)アムステルダム・コンセルトヘボウO/1931年録音、選定:ジャン=クロード・ユロ
(6)アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBCSO/1939年録音、選定:ガエタン・ノーロー
(7)カール・ベーム(指)ウィーン国立歌劇場O/1955年録音、選定:クリスティアン・マーリン&レミー・ルイ
(8)ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO/1944年録音、選定:クリスティアン・マーリン&レミー・ルイ
■CD10−CD11
(1)フェレンツ・フリッチャイ(指)バイエルン国立O&cho、レオニー・リザネク(S)、エルンスト・ヘフリガー(T)、キート・エンゲン(Bs)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)、他/1957年録音、選定:エマニュエル・デュピュイ
(2ブルーノ・ワルター(指)BBCSO/1934年録音、選定:エマニュエル・デュピュイ
(3)セーナ・ユリナッチ(S)、ハンス・クナッパーツブッシュ(指)バイエルン国立歌劇場O/1961年録音、選定:エマニュエル・デュピュイ
(4)キルステン・フラグスタート(S)、ブルーノ・ワルター(指)メトロポリタン歌劇場O/1941年録音、選定:エマニュエル・デュピュイ
(5)ルネ・メゾン(T)、ブルーノ・ワルター(指)メトロポリタン歌劇場O/1941年録音、選定:エマニュエル・デュピュイ
(6)アントン・デルモタ(T)、カール・ベーム(指)ウィーン国立歌劇場O/1955年録音、選定:エマニュエル・デュピュイ
■CD12−CD13
(1)オットー・クレンペラー(指)フィルハーモニアO/1959年録音、選定:ジャン=クロード・ユロ
(2)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)フィルハーモニアO、ウィーン楽友協会cho、エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、クリスタ・ルートヴィヒ(C.A)、ニコライ・ゲッダ(T)、ニコラ・ザッカリア(Bs)/1961年録音、選定:パトリック・セルスノヴィチ
(3)エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)フィルハーモニアO/1954年録音、選定:ジャン=クロード・グロスぺラン
(4)トーマス・ビーチャム(指)ロイヤルPO、ビーチャム合唱協会、ジェニファー・ヴィヴィアン(S)、モニカ・シンクレア(A)、リチャード・ルイス(T)、マリアン・ノヴァコフスキ(Bs)/1959年録音、選定:表記無し
(5)ピエール・モントゥー(指)サンフランシスコSO/1949年録音、選定:表記無し
第5弾「ベートーヴェン」の選定者には、ディアパゾン誌の編集者、批評家たち、さらにはクレーメルやファウスト、ブレンデル、グローヴナー、ギイ、シャマユ、バドゥラ=スコダ、ビス、ケラスなど世界有数の演奏家たちが名を連ねています。ディアパゾン誌と現代の名匠たちが推薦するベートーヴェンの名演集BOXにご注目下さい!収録時間は約16時間58分。リマスタリングはイザベラ・デイヴィ(Les Studios de Circe)が担当。

Phaedra
PH-92094(1CD)
イン・フランダース・フィールズVol.94
シャルル=ルイ・ハンセンス:クラリネットとオーケストラのためのソロ
ヴァイオリン,クラリネットとオーケストラのための幻想曲
クラリネット協奏曲第1番
オーボエ,クラリネットとオーケストラのための演奏会用小品
クラリネット協奏曲第2番
エディ・ファノーステュイス(Cl)、
エリック・スペレール(Ob)、
ミラン・パラ(Vn)、
ヘルマン・エンヘルス(指)
スロヴァキア・シンフォニエッタ

録音:2016年6月
ベルギーの抒情「イン・フランダース・フィールズ」の第94集は、ヘント出身の19世紀ベルギーの音楽家シャルル=ルイ・ハンセンス(1802−1871)のクラリネット作品集!ハンセンスは、当時のベルギーにおいて、ドイツ音楽への傾倒を見せており、同世代のウェーバーなどを彷彿とさせる作風が特徴。ソリストのエディ・ファノーステュイスは、ブリュッセル・フィルの首席奏者、リエージュ音楽院、ゲント王立音楽院の教授を務めるベルギー・クラリネット界の重鎮です。

Goodies
78CDR-3651(1CDR)
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イダ・ヘンデル(Vn)
ラファエル・クーベリック(指)
フィルハーモニアO

英 HMV C3802/4
(1948年4月4&12日ロンドン、アビー・ロード EMI第1スタジオ録音)
2016年、92歳の現役ヴァイオリニスト、イダ・ヘンデル(1924年生まれ)は1935年ワ ルシャワで開催されたヴィエニアフスキ国際ヴァイオリン・コンクールでジネッ ト・ヌヴー(18歳)、ダヴィド・オイストラフ(27歳)についで第3位に入賞、そ のとき11歳だった。ヘンデル一家は1939年に祖国ポーランドからイギリスに移 住1940年に市民権を得た。その年に英DECCA と契約し契約期間中に約50枚の録 音を残した。これはDECCAとの契約を終了してEMIに移籍後の録音。ラファエル ・クーベリック(1914-1996)は世界的ヴァイオリニスト、ヤン・クーベリック (1880-1940)の長男として生まれたチェコ出身の指揮者。1937年にチェコ・フィ ルを指揮してスメタナ「わが祖国」抜粋(HMV C1979/81)でEMIにデビューした。(グッディーズ)
Goodies
78CDR-3652(1CDR)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調K.378〜第2楽章*
ユーディ・メニューイン(Vn)
ジョルジュ・エネスコ(指)コロンヌO
ヤルタ・メニューイン(P)*

英 HMV DB8586/10
(録音:1938年5月2日パリ、1938年ロンドン*)
ユーディ・メニューイン(1916-1999)はニューヨーク生まれ。サンフランシスコ に移り3歳からヴァイオリンを始めた。ジグムンド・アンカー、ルイ・パーシン ガー(1872-1966)に師事し、1926年10歳の時アルフレッド・ヘルツ(1872-1942) 指揮のサンフランシスコ交響楽団とラロのスペイン交響曲でデビューした。そ の後パリでジョルジュ・エネスコ(1881-1955)、ベルリンでアドルフ・ブッシュ (1891-1952)に手ほどきを受けた。1928年12歳の時初レコード録音を行った。 指揮のジョルジュ・エネスコはルーマニア出身。ヴァイオリニスト、ピアニス ト、作曲家、指揮者、教育者として活躍した全能音楽家。この録音では弟子の メニューインを全面的にサポートしている。ピアニストのヤルタ・メニューイ ン(1922-)はユーディの義妹。パリ音楽院でマルセル・シャンピ(1891-1980)に、 ジュリアード音楽院ではカール・フリードバーグに師事した。 (グッディーズ)

K&K
KUK-123(1CD)
グランド・ピアノ・マスターズ・シリーズ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番(ピアノと弦楽のための版、ヴィンツェンツ・ラハナー編)
ウストヴォリスカヤ:ピアノ,弦楽&ティンパニのための協奏曲
パトリシア・ハーゼ(P)
ペーター・ライポルト(指)
アンサンブル・ガリーナ

録音:2015 年 10 月ハノーファー・音楽演劇大学,
ショスタコーヴィチに師事した女流作曲家ガリーナ・ウストヴォリスカヤ(1919-2006)。スターリ ン政権時代もその作風を貫き、生き抜いた数少ない作曲家として知られ、独自の神秘的な個 性あふれる作品を残しました。近年評価が高まっており、このアルバムでは“ピアノ、弦楽&テ ィンパニのための協奏曲”を収録。重厚なメロディとティンパニの響きが緊張感を倍増させ、陰 影の深い作品です。ベートーヴェンはラハナーによる弦楽伴奏による版を使用しています。 パトリシア・ハーゼは1989 年ヴィースバーデン生まれの若いピアニスト。

PRAGA
PRD-250359(1CD)
ケンプ・プレイズ・モーツァルト
ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491#
ピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付き」
ピアノ協奏曲第8番ハ長調K.246 *
幻想曲ニ短調K.397(385g)
ウィルヘルム・ケンプ(P)
フェルディナント・ライトナー(指)BPO*

録音:1960年4月バンベルク#、1961年1月、1962年1月* ベルリン、ウファ・トーンスタジオ
いわずと知れたDGの名盤。新マスタリングでニュアンスがますます深まり、ケンプの神業を堪能できます。
PRAGA
PRD-250350(1CD)
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414
(3)バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
ルドルフ・ゼルキン(P)
ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO(1)、
アレクサンダー・シュナイダー(指)マールボロ音楽祭O(2)、
ジョージ・セル(指)コロンビアSO

録音:1962年1月フィラデルフィア(1)、1962年10月マールボロ音楽祭(ライヴ)(2)、1962年4月クリーヴランド(3)
わずと知れたソニーの名盤。新リマスタリングで生まれ変わりました。組み合わせも魅力的です。
PRAGA
PRD-250365(2CD)
ショスタコーヴィチ自作自演集
(1) ユダヤの民族詩よりOp.79(全11曲)
(2) ピアノ協奏曲第2番ヘ長調Op.102
(3) ピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35
(4) 2台のピアノのためのコンチェルティーノOp.94
(5) ピアノ五重奏曲ト短調Op.57
(6) チェロ・ソナタ ニ短調Op.40
(7) 前奏曲第10、16、15、24番Op.34(ツィガーノフ編)
(8) 前奏曲とフーガOp.87〜第5、23、3番
ドミートリー・ショスタコーヴィチ(P)
ニーナ・ドルリアク(S)
ザーラ・ドゥルハノワ(Ms)
アレクセイ・マスレンニコフ(T)
アレクサンドル・ガウク(指)モスクワRSO(2)
サムイル・サモスード(指)モスクワPO(3)、
イオシフ・ヴォロヴンク(Tp)(3)、
マクシム・ショスタコーヴィチ(第2P)(4)、
ベートーヴェンQ(5)、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)(6)、ドミートリー・ツィガーノフ(Vn)(7)

録音:1955年1月15日(1)、1957年5月10日(2)(5)(6)、11月27日(3)/モスクワ(ライヴ)、1957年/モスクワ音楽院ホール(4)(7)(8)
ショスタコーヴィチは第1回ショパン国際コンクールに出場したほどのピアノの名手でした。神経質そうな見かけからは想像もできないほどバリバリ弾く 典型的なロシア・ピアニズムで、ピアノ協奏曲など圧巻。ショスタコーヴィチの作品は謎めいた所が多く、演奏家や研究家が解釈に頭を悩ませることが多 いですが、この自作自演集はまさに天啓。無限の示唆を与えてくれる宝物のような2枚組。音質も良くなっています。 (Ki)

オクタヴィア
OVCT-00126(1SACD)
税込定価
2016年12月16日発売
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*
 ドゥムカ 「ロシアの農村風景」 ハ短調 Op.59
 子守歌 (6つの歌より) 作品16-1〔ラフマニノフ編〕
 ノクターン 嬰ハ短調 (6つの小品より) Op.19-4
 ロマンス ヘ短調 Op.5
 悲しい歌 ト短調 (12の小品より) Op. 40-2
若林顕(P)
アレクサンドル・ラザレフ(指)日本PO

録音:2016年5月8日 東京芸術劇場 (ライヴ) *、6月4日 埼玉・富士見市民文化会館・キラリふじみ (セッション) にて収録
ソロや室内楽でCDをリリースし、精力的に活動の幅を広げている若林顕が、ついに協奏曲アルバムをリリース。東京芸術劇場でおこなわれたラザレフ&日本フィルとの演奏をライヴ録音しました。ピアノの色彩感、重厚なサウンドがより一層引き立ち、多層的でドラマティックな音楽が広がります。 カップリングの小品では、叙情あふれる演奏を聴かせ、協奏曲とは違ったチャイコフスキーの魅力が感じられます。(オクタヴィア)

Paladino Music
PMR-0074(1CD)
NX-B03
ジャン・フランセ:クラリネットのための作品集
クラリネット協奏曲(1967-1968)
主題と変奏 (1974)
クラリネット,ヴィオラとピアノのための三重奏曲
ドミトリー・アシュケナージ(Cl)
シンシナティPO
クリストフ=マティアス・ミューラー(指)
イヴォンヌ・ラング(P)
アダ・マイニヒ(Va)
ベルント・グレムザー(P)

録音:1995年5月28日、1992年9月、2016年4月19日
クラリネット奏者ドミトリー・アシュケナージが青年時代から関心を寄せているという、フランスの新古典派主義の作曲家ジ ャン・フランセ(1912-1997)の作品集。フランセの作品は軽妙洒脱で、同時代の作曲家たちのように無調や十二音を重視す ることはなく、常に流麗な響きに彩られています。アシュケナージは作品の持つ特徴を生かし、微妙に移り変わるハーモニー を意識したユーモラスな音色を聴かせます。協奏曲の伴奏を務めるのはシンシナティ・フィルハーモニー・オーケストラ。あ のハンス・ロットの交響曲を1989年に初演したことでも知られる、シンシナティ大学の学生たちによって結成されたオーケ ストラです。このアルバムには1990年代に録音された2曲の他に、2016年の最新録音である「三重奏曲」を収録。アシュ ケナージの“現在”もお聴きいただけます。

DUX
DUX-1287(1CD)
カジミェシュ・セロツキ(1922-1981):ピアノフォニー
フォルテとピアノ(2台のピアノとオーケストラの為の;1967)*
ピアノフォニー (ピアノ、オーケストラとライヴエレクトロニクスの為の;1976-1978)+
サボルチ・エステーニュイ(P)
イェジ・ヴィトコフスキ(P)*
クラクフRSO*
ポーランド国立RSO+
スタニスワフ・ヴィスウォツキ(指)

録音:1973年、ポーランド放送クラクフ支局、クラクフ、ポーランド*
1979年、ポーランド放送カトヴィツェ支局、カトヴィツェ、ポーランド+
DUX
DUX-1303(1CD)
クラリネット二重協奏曲集
カール・シュターミッツ:2つのクラリネットとオーケストラの為の協奏曲変ロ長調
フランツ・アントン・ホフマイスター(1754-1812):2つのクラリネットとオーケストラの為の協奏曲変ホ長調
フランツ・クロンマー(1759-1831):2つのクラリネットとオーケストラの為の協奏曲変ホ長調 Op.35
アンジェイ・ゴデク、バルバラ・ボロヴィチ(Cl)
チェンストホヴァPO
カリシュPO
アダム・クロツェク(指)

Altus
ALT-361(1CD)
舘野泉〜アルメニア・ライヴ
ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲
矢代秋雄:ピアノ協奏曲*
舘野泉(P)
井上喜惟(指)アルメニアPO

録音:1999年2月5日エレヴァン、アラム・ハチャトゥリアンホール
2000年9月17日エレヴァン、アラム・ハチャトゥリアンホール*
2002年に病で右半身の自由を奪われたものの、2年後には左手のピアニストとして復帰し今日まで活躍を続けている舘野泉。2016年に80歳を迎 える彼の貴重なドキュメントが発売されます。1999年、2000年のアルメニアでのライヴ録音で、ハチャトゥリアンと矢代秋雄のピアノ協奏曲はいずれも 舘野の得意曲。強烈な打鍵が忘れられない、魂のこもった熱演です。 ハチャトゥリアンの協奏曲は恐らくこれまでCDリリースがなかったレパートリー。指揮者の井上喜惟は、中学生時代に東京文化会館で舘野の弾くこの 曲を聴いてその素晴らしさの虜になったといい、念願ともいえる共演です。また矢代秋雄の協奏曲はこのライヴがアルメニア初演でしたが、アルメニア・フィ ルのメンバーも深い理解を持って見事に演奏しています。 (Ki)

Alba
ABCD-399(1SACD)
『嵐 − 恐怖』
ノルドグレン(1944-2008):ピアノ協奏曲第2番 Op.112(2001)(ピアノ、弦楽と打楽器のための)
エーディト・セーデルグランの詩による歌曲集Op.129(2003)(メゾソプラノ、弦楽とハープのための)【神々はどこにいるのか/神々がやってくる/嵐/変身】
左手のためのピアノ協奏曲 Op.129(2004)(左手のピアノと室内管弦楽のための)
ヘンリ・シーグフリードソン(P)
オストロボスニアCO
ユハ・カンガス(指)
モ ニカ・グループ(Ms)

録音:2015年5月22日?23日(歌曲集)、25日?26日(協奏曲) スネルマンホール(コッコラ、フィンランド)
制作・録音:サイモン・フォックス=ガール
「音楽は、孤立した『人工的』な芸術品ではない。だから、日々の生活や、目で見て、経験して、感じるといったあらゆることと作曲を切り離すことは できない。作曲は、言葉よりも的確に自己を表現するために必要な手段であり、他の人たちとコミュニケーションを図る方法だ」。フィンランドの作曲家ノ ルドグレンは、1976年にこう語り、その「哲学」を生涯変えることがなかったといわれます。彼の最大の理解者のひとり、ユハ・カンガス(1945?)と オストロボスニア室内管弦楽団によるシリーズ。ノルドグレンの作品の中で重要な位置を占める「協奏曲」の2曲と、彼のジャンルでは数少ない歌曲集が 取り上げられました。 ピアノ協奏曲第2番はオウルンサロ音楽祭の委嘱作。弦楽の各パートを分割するオーケストレーションと打楽器の効果的な使い方によって「室内管弦楽団」 の規模を超える表現をめざしたドラマティックな作品です。スウェーデン系フィンランドの詩人エーディト・セーデルグランの詩による2つの歌曲集のうち 2003年の作品は、「神々はどこにいるのか」「神々がやってくる」「嵐」「変身」の4つの詩を劇的、論理的な流れに構成。ハープを加えた弦楽オーケスト ラのために作曲されました。2007年の初演と同じモニカ・グループが歌います。《左手のためのピアノ協奏曲》は舘野泉の委嘱により作曲されました。「旅 に出た夫に捨てられたと思い、悲しみと怒りの末に死んでしまった女。戻ってきた男は、妻に八つ裂きにされるのではないかという恐怖に襲われる……」。 小泉八雲の『影(Shadowings)』に収められた『死骸にまたがる男(The Corpse-Rider)』に基づく標題音楽です。「オープニング、第2ヴァイオリン が第1ヴァイオリンよりも半音低く調弦され、彼のこれまでのどの作品よりも幽霊っぽい雰囲気を醸し出す。骨まで凍りつきそうな泣き声をあげる打楽器。 ピアノの最初の音楽は、恐怖にめざめた男の感情を表現すると考えられる……」(カレヴィ・アホ)。2つのピアノ協奏曲のソリストは、フィンランドのヘンリ・ シーグフリードソン(1974?)。2005年にボンで開催された第1回国際ベートーヴェン・コンペティションで第1位と聴衆賞を受賞、室内楽特別賞を共 同受賞、パルムグレンの3曲のピアノ協奏曲(ABCD385)とユッカ・リンコラの第1番の協奏曲(ABCD364)を Alba Records に録音しています。 (Ki)

Altus
TALT-006(1CD)
ティボーの芸術1〜ライヴ放送録音編
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218*
ジャック・ティボー(Vn)
ヴィクトル・テザルツェンス(指)ローザンヌCO
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)ACO*

録音:1951年ヌーシャテル、1949年アムステルダム*

Altus
TALP-LP017(2LP)
国内プレス
税込税込
ティボーの芸術1〜ライヴ放送録音編
[LP1/A]
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲〜第1楽章
[LP1/B] 
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲〜第2・3楽章
[LP2/A] 
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番〜第1楽章
[LP2/B] 
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番〜第2・3楽章
ジャック・ティボー(Vn)
[LP1]ヴィクトル・テザルツェンス(指)ローザンヌCO
[LP2]エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)ACO

録音:[LP1]1951年ヌーシャテル、[LP2]1949年アムステルダム
旧TAHRA盤のAltusによるマスタリング再発売。官能的な演奏がヴァイオリン愛好家にはたまらないティボー。ベートーヴェンの協奏曲はこれがおそらく唯一の録音であり、粋なカデンツァは必聴。そしてモーツァルトの協奏曲も大変面白い!テンポもリズムも崩れ落ち、オーケストラとは別次元でたゆたう極美のソロ。まるでとろけて無くなってしまいそうな、驚きのモーツァルトです (Ki)
Altus
TALT-007(1CD)
ティボーの芸術2〜スタジオ放送録音編
ラロ:スペイン交響曲(4楽章版)
フランク:ヴァイオリン・ソナタ*
ジャック・ティボー(Vn)
ヴィンフリート・ツィリッヒ(指)ヘッセンRSO
ジャン・ラフォルジュ(P)*

録音:1951年フランクフルト、1952年ザールブリュッケン*

Altus
TALP-019(2LP)
国内プレス
税込税込
ティボーの芸術2〜スタジオ放送録音編
[LP1/A] 
ラロ:スペイン交響曲〜第1,2楽章
[LP1/B] 
ラロ:スペイン交響曲〜第4,5楽章
[LP2/A] 
フランク:ヴァイオリン・ソナタ〜第1,2楽章
[LP2/B] 
フランク:ヴァイオリン・ソナタ〜第3,4楽章
ジャック・ティボー(Vn)
[LP1]ヴィンフリート・ツィリッヒ(指)ヘッセンRSO
[LP2]ジャン・ラフォルジュ(P)

録音:[LP1]1951年フランクフルト、[LP2]1952年ザールブリュッケン
旧TAHRA盤のAltusによるマスタリング再発売。スタジオ録音の良好な音質で堪能するティボーの至芸。高いピッチで張りのある音を響かせるヴァイオリンが強烈。「スペイン交響曲」の煌めく技巧には心が躍ります。フランクのソナタでのねっとりと妖艶な歌い回しもティボーならでは。興奮の演奏です。 (Ki)

スロヴェニア放送
ZKP-114045(1CD)
クラリネット協奏曲集
(1)フィンジ:クラリネット協奏曲 Op.31
(2)フランセ:フルート,クラリネットと管弦楽のための二重協奏曲
(3)ウロシュ・クレク(1922-2008):クラリネットと管弦楽のための協奏幻想曲
(4)ヴィト・ジュライ(b.1979):クラリネット協奏曲
ヨジェ・コタル(Cl)
スロヴェニアRSO
(1)シモン・クレチッチ(指)
 録音:2013 年11 月13 日 リュブリャナ
(2)ミレナ・リポヴシェク(Fl)
 ベノワ・フロマンジェ(指)
 録音:2012 年1 月13 日 リュブリャナ
(3)マルコ・レトニャ(指)
 録音:2008 年11 月21 日 リュブリャナ
(4)シモン・クレチッチ(指)
 録音:2012 年10 月26 日 リュブリャナ
スロヴェニアのクラリネット奏者、ヨジェ・コタルによる近現代のクラリネット協奏曲。コタルはス ロヴェニア・フィルの主席クラリネット奏者を 12 年間務めた後、現在はスロヴェニア放送交響楽 団の主席クラリネット奏者。ジェラルド・フィンジ(1901-1956)のクラリネット協奏曲は比較的よく 知られているだろう。ジャン・フランセ(1912-1997)の晩年近くの作品であるフルート、クラリネッ トと管弦楽のための二重協奏曲は、陽気でお洒落なパリの雰囲気が濃厚な素敵な作品。ウロ シュ・クレク(1922-2008)は20 世紀後半のスロヴェニアを代表する作曲家。クラリネットと管弦楽 のための協奏幻想曲は重厚な作品。ヴィト・ジュライは1979 年、マリボル生まれの作曲家。クラ リネット協奏曲は、かつてのフランスの前衛音楽の影響を受けたような作品。

ALBANY
TROY-1643(1CD)
「マイケル・トーキー(1961-):3つのマンハッタン橋」
(1)3つのマンハッタン橋〜ピアノと管弦楽のための(ジョージ・ワシントン橋/クイーンズボロ橋/ブルックリン橋)
(2)冬物語〜チェロとオーケストラのための
デヴィッド・アラン・ミラー(指)
アルバニーSO
(1)ジョイス・ヤン(P)、
(2)ジュリー・アルバース(Vc)

録音:2014年、2015年
アメリカの人気現代音楽作曲家マイケル・トーキー。イーストマン音楽学校でジョゼフ・シュワ ントナーとクリストファー・ラウズに師事。ポスト・ミニマリズムの作曲家としても有名なトーキーで すが、このアルバムでは旋律が極めて調性的で美しくロマンティックな作品。「3 つのマンハッタ ン橋」はピアノ協奏曲で、“ジョージ・ワシントン橋”“クイーンズボロ橋”“ブルックリン橋”の 3 楽 章形式。ラヴェル、ラフマニノフ、ガーシュウィンを意識して作曲したと語るその音楽は本当にロ マン薫るよう。「冬物語」は5 楽章形式のチェロ協奏曲。冬の寒さから春の訪れまで表現豊かに 描いています。

Lyrita
SRCD.356(1CDR)
ショー:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1番
ピアノ協奏曲第2番
マーティン・ジョーンズ(P)、
フランシス・ショー(指)スロヴァキア国立SO

録音:2014年11月
フランシス・ショー(1942−)はペトラッシ、L・バークリー、ゲールの門下生であり、代表作には、メニューインからの委嘱作品「弦楽のためのディヴェルティメント」などがある現代イギリスの作曲家。 約25年振りに2014年に改訂が施された「ピアノ協奏曲第1番」を含む2つのピアノ協奏曲を、知られざる英国音楽のスペシャリスト、マーティン・ジョーンズが繰り広げる。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Hyperion
CDA-68154(1CD)
クラシカル・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.4〜コジェルフ:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1番ヘ長調
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調
ピアノ協奏曲第6番ハ長調
ハワード・シェリー(P&指)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ

録音:2015年12月10日−11日、殉教者聖サイラス教会(ロンドン)
第4弾は、1780年代のウィーンで活躍したモーツァルトと同世代の作曲家、レオポルト・コジェルフ(1747−1818)のピアノ協奏曲集。ピアニスト、音楽教師、出版業者と多彩な才能を持ち、モーツァルトの死後に宮廷作曲家も務めたコジェルフ。当時のヨーロッパでは高い評価を得ながらも、モーツァルトの影に隠れ現在では忘れ去られてしまっているコジェルフの優美なるピアノ協奏曲を、名手ハワード・シェリーが現代に蘇らせます。また、Chandosの「モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ」でも、コジェルフを含む同時代の作品を多数録音してきたロンドン・モーツァルト・プレーヤーズの溌剌とした演奏もポイントです。

Fontec
FOCD-9732(1CD)
2016年12月7日発売
第6回仙台国際音楽コンクールヴァイオリン部門優勝〜チャン・ユジン
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64
ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲
チャン・ユジン(Vn)
広上淳一(指)仙台PO
仙台市が2001年に創設した仙台国際音楽コンクールは、コンチェルトを課題曲の中心に据え るという特色を持っています。予選は室内アンサンブルと共演し、セミファイナルとファイナル では仙台フィルと共演します。 2016年5〜6月におこなわれた第6回仙台国際音楽コンクールヴァイオリン部門では、チャ ン・ユジン(韓国)が優勝しました。 日本が世界に発信する若き才能の登場です。(フォンテック)
■チャン・ユジン
1990年韓国生まれ。 9歳からKBS交響楽団やソウル・フィルなどと共演を重ね、11歳で初リサイタル。 2007年にイヴァン・フィッシャー指揮ブタペスト祝祭管弦楽団とチャイコフスキーを共演したことで注目を浴び る。 2004年メニューイン・コンクール3位、2009年ソウル国際音楽コンクール4位に入賞したほか、ハノーファ ーやインディアナポリスのコンクールでも高い評価を得ている注目の新星。 2009年にはソウルの春音楽祭で紀尾井シンフォニエッタと共演したほか、スペインのエクスレマドゥーラ管弦楽 団と共演して絶賛を博し、再招聘を受けた。 2010年に韓国国立芸術大学を首席で卒業し、ボストン・ニューイングランド音楽院でミリアム・フリード氏に師 事。 2013年宗次エンジェル・ヴァイオリンコンクール1位、2016年仙台国際音楽コンクールで優勝した。
Fontec
FOCD-9733(1CD)
2016年12月7日発売
第6回仙台国際音楽コンクールピアノ部門優勝〜キム・ヒョンジュン
モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番へ長調K459
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
キム・ヒョンジュン(P)
パスカル・ヴェロ(指)仙台PO
仙台市が2001年に創設した仙台国際音楽コンクールは、コンチェルトを課題曲の中心に据え るという特色を持っており、セミファイナルとファイナルでは仙台フィルと共演します。 2016年6月におこなわれた第6回仙台国際音楽コンクールピアノ部門では、キム・ヒョン ジュン(韓国)が優勝しました。 日本が世界に発信する若き才能の登場です。 (フォンテック)
■キム・ヒョンジュン
第6回仙台国際音楽コンクール優勝。2010年パデレフスキ国際ピアノコンクール2位及び審査員特別賞、最年 少出場者となった2010年KBS音楽コンクールでグランプリ受賞、2008年ショパン国際ピアノコンクールin ASIA優勝、2008年台北ショパン国際ピアノコンクール2位など数々のコンクールで高い評価を受けている。 2011年ソウル国際音楽コンクール、2010年ロードス国際ピアノコンクール、浜松国際ピアノコンクールにおい ても入賞している。 10歳でソウルシンフォニーと共演し、ソリストデビュー。その後も、東京交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦 楽団、パデレフスキー・ポメラニアンフィルハーモニー管弦楽団、ヤシ・モルドバ・フィルハーモニー管弦楽団、 クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団、高雄市交響楽団、KBS交響楽団、城南市立交響楽団、プライム・フィル ハーモニー管弦楽団、水原市立交響楽団等、多数のオーケストラと共演。 また、ヤマハアーティストサービスソウルによるライジングアーティストシリーズや、クムホ・アシアナ文化財団 によるヤングアーティストコンサートリサイタルに出演。その他、台北ナショナルコンサートホール、アクトシテ ィ浜松大ホール、日立システムズホール仙台、パデレフスキーフィルハーモニーホール、ソウルアートセンター、 石川県立音楽堂コンサートホールでも演奏している。 現在、ジョンズ・ホプキンス大学ピーボディ音楽院に在籍し、ムン・ヨンヒに師事している。

APARTE
AP-141(2CD)
C.P.E.バッハ(1714-1788):作品集
[CD1]
チェロ協奏曲イ短調 Wq.170(H.432)
シンフォニア第5番ロ短調 Wq.182(H.661)
チェロ協奏曲イ長調Wq.172(H.439)
トリオ・ソナタ「多血質と憂鬱質(Sanguineus& Melancholicus)」(2つのヴァイオリンと通奏低音のための)ハ短調Wq.161 (H.579)*

[CD2]
シンフォニア第3番ハ長調Wq.182/3(H.659)
チェロ協奏曲第2番変ロ長調Wq.171(H.436)
シンフォニア.ホ短調Wq.178(H.653)
ソナタ.長調Wq.137(H.559)
ピッコロ・チェロとチェンバロのためのソナタWq.137(H.559)
チェンバロ協奏曲ニ短調Wq.17(H.420)
[CD1](AP.080)
オフェリー・ガイヤール(Vc/フランチェスコ・ゴフリラー1737年製、指)
フランチェスコ・コルティ(フォルテピアノ)[使用楽器:Johann Andreas Stein(1785)/Franz Baumbach(Vienne,1790)] 
ティボー・ノアリ(Vn)*
プルチネッラ・オーケストラ
録音:2013年9月17-19日、12月19日/パリ、ボン・セクール教会

[CD2](AP.140)
オフェリー・ガイヤール(Vc/フランチェスコ・ゴフリラー1737年製、ピッコロ・Vc、指)
フランチェスコ・コルティ(フォルテピアノ/F.ブランシェ1733年製、フランツ・バウムバッハ1780年製)
プルチネッラ・オーケストラ
録音:2015年9月7-10日パリ
気品としなやかさを兼ね備えたフランスの女性チェロ奏者、オフェリー・ガイヤール。1998年ライプツィヒ国際バッハ・コンクール第3位、また自ら 創設したアンサンブル・アマリリスを率いて国際コンクールで優勝しており、モダンからバロックまで、幅広く活躍しています。フルニエ、トルトゥリエら、 フランス・チェロ楽派の正当な継承者ともいえる存在。彼女のC.P.E.バッハの録音が2枚組お買い得価格で登場。[CD1]は2014年のディアパソン・ドー ル・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。バロックから古典への重要な橋渡し役であったC.P.Eバッハ。新しい時代を切り開く勢いが感じられる作品を、ガ イヤール率いる力強くも気品あふれる演奏でたのしめるセットです。 (Ki)
APARTE
AP-115(1CD)
ベルノルド&セイソン〜モーツァルト
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K299【カデンツァ:マリウス・フロトホイス】
フルート協奏曲 ト長調 K313【カデンツァ:マクサンス・ラルー(第1楽章)、フィリップ・ベルノルド(第2楽章)、ジャン=ピエール・ランパル(第3楽章)】
アンダンテ ハ長調 K315(285e)【カデンツァ:フィリップ・ベルノルド】
フィリップ・ベルノルド(Fl&指)
エマニュエル・セイソン(Hp)
パリ室内O(オルケストル・ド・シャンブル・ド・パリ)

録音:2015年7月7,10日
ランスのフルートの名手、フィリップ・ベルノルドによるモーツァルトの協奏曲集の登場。フルートとハープの協奏曲では、同じくフランスの若手ハー プ奏者で、現在はメトロポリタン歌劇場で首席ハープ奏者を務めるエマニュエル・セイソンが参加しています。 ベルノルドはもともとはリヨン国立歌劇場のフルート奏者としてキャリアをスタートさせました。モーツァルトのフルート協奏曲はオペラ・アリアを思わせ るような部分もあり、ベルノルドのヴィルトゥオジティと音楽性が遺憾なく発揮されています。ハープのセイソンのヴィルトゥオジティが、名曲に花を添えて います。カデンツァもベルノルド自身によるものも収録されており、こちらも注目です。 ベルノルドは来日も多く、日本でもマスタークラスなどでもおなじみのフルートの名手ですが、指揮に関しても、シャルル・ミュンシュ(および兄のフリッ ツ・ミュンシュ(ミュンヒ))に師事したルネ・マターに師事しています。1994年に「Les Virtuoses de l’ Opera de Lyon(リヨン・オペラのヴィルトゥ オーゾたち)」を結成、その指揮者としても活動を開始し、指揮者としてもヨーロッパの様々なオーケストラ、さらにアンサンブル金沢などと共演、近年指 揮者としての活動にも力が入っています。 (Ki)

Hyperion
CDA-68055(1CD)
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズVol.21
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.44
コンツェルトシュテュック 嬰ヘ短調 Op.84
イン・メモリアム 嬰ハ短調 Op.65
アダージョ・アパッショナート ヘ短調 Op.57
ジャック・リーベック(Vn)、
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2014年12月10日−11日、シティ・ホール(グラスゴー)
uartzレーベルより劇的なデビュー(QTZ 2002)を果たし、メジャー・レーベルでの録音や、変幻自在のアンサンブル「フィボナッチ・シークエンス」のリーダーとして活躍、日本では福間洸太朗とのデュオで来日公演も果たしている若きヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジャック・リーベック。
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズとして、「ヴァイオリン協奏曲第3番」と「スコットランド幻想曲」を収録したVol.17(CDA-68050)、「ヴァイオリン協奏曲第1番」と「セレナード」を収録したVol.19(CDA-68060)と大ヒットを飛ばしたマックス・ブルッフ(1838−1920)のヴァイオリン協奏曲集が、「ヴァイオリン協奏曲第2番」を収録した第3弾で全集完結!
サラサーテのために書かれハイフェッツやパールマンによる名演が残されているものの、現代では録音・演奏の機会の少ない「ヴァイオリン協奏曲第2番」を始め、ヨアヒムのために書かれた「イン・メモリアム」、「アダージョ・アパッショナート」や、ヨアヒムの弟子ヴィリー・ヘスのために書かれた「コンツェルトシュテュック」など、ロマンティック・コンチェルト・シリーズならではと言えるような稀少作品を収録。イギリスの若きヴィルトゥオーゾが凛々しく描く、ドイツ・ロマン派の美しく物悲しいヴァイオリンと管弦楽のための作品をどうぞ。

BMC
BCD-9471(1CD)
トランスフォーメーション〜現代テューバ作品
ガンサー・シュラー(1925-2015):バス・テューバ協奏曲第2 番
シュトックハウゼン:ハーモニーエン
ダナ・ウィルソン(b.1946):テューバと吹奏楽のための協奏曲*
デイヴィッド・ラング(b.1957):《君は経験した?》〜エレクトリック・テューバと語り、室内管弦楽のための#
アーロン・ティンダル(Tub)
ジェフリー・マイヤー(指)
イサカ・カレッジSO
イサカ・カレッジ室内O
スティーヴン・ピーターソン(指)イサカ・カレッジ・ウィンド・サンサンブル*
スティーブン・スタッキー(語り) #

録音:2013-2015年
13世紀ペルシャ語文学史上最大の神秘主義詩人ジャラール・ウッディーン・ルーミーにインスパイアされた作品をヴィオラとカホン、バウロン、カシシ、ヴィブラフォン、ウドゥ、カンジーラ、ジャンベなどの打楽器による演奏。深く心に響く音色、デュオ・ジャラルが委嘱した 2 作品(ジポリン、Ljova)はルーミーの詩を基に作曲。時代も国も言語も超越した、聴くだけで癒されるパワーを感じさせる。


Pentatone
PTC-5186591
(1SACD)
ジャケット変更再発売
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82
ユリア・フィッシャー(Vn)
ヤコフ・クライツベルク(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2004年5月12,13日/DZZ第5スタジオ(モスクワ)
ユリア・フィッシャーの衝撃のデビュー盤、ハチャトゥリアン、プロコフィエフそして、グラズノフのヴァイオリン協奏曲集がジャ ケット一新で再登場します。録音当時21歳だったユリア・フィッシャーですが、既に独自のスタイルを確立しており、彼女の最大の魅力と言える情熱的で 表情豊かな演奏を披露しております。 冒頭のハチャトゥリアン。一度聴いたらその旋律が耳に残る第1楽章の提示部から凄まじい存在感を示し、圧倒的なテクニックで雄大に演奏します。第 2楽章の歌謡的で抒情的な主題ではフィッシャーの美音が冴えわたり、聴き手の心を鷲掴みにします。そして、民族舞踏を想わせる無窮動とも言える終楽 章は超ド級の名演で、終結部の強烈な同音連続によって豪快に終わります。 次に収録されたプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番では、「夢みるような」と作曲者自身が述べた第1主題を絶妙な歌い回しで弾きはじめ、緩 -急-緩と配列された全3楽章構成の中で、非常に豊かな表現力を披露しております。 ★そしてグラズノフは、終始フィッシャーの美音が冴えわたります。ヴァイオリンの様々な奏法を用い、高度な技術が要求されるこの協奏曲
ですが、余裕 すら感じさせる演奏には脱帽です!(再発売にともない旧盤PTC 5186059は廃盤となります。)気

Pentatone
PTC-5186592
(1SACD)
ジャケット変更再発売
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102*
ユリア・フィッシャー(Vn)
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)
オランダPO
ヤコフ・クライツベルク(指)

録音:2006年12月、2005年12月*/ヤクルト・ホール(アムステルダム)
2016年10月に12年ぶりの来日公演を果たし大きな話題となったユリア・フィッシャー。PENTATONEレーベルに録音し たブラームスのヴァイオリン協奏曲とヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲のアルバムがこのたび、ジャケット一新で再登場致します。 ミュンヘン生まれのユリア・フィッシャーは、3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能を開花させヴァイオリン、ピアノそれぞ れで国際的なコンクールに複数回優勝しているという逸材。その後順調にキャリアを重ね、PENTATONEレーベルからのデビュー盤となったロシアン・ア ルバム(PTC 5186591)で、一躍世界のひのき舞台に躍り出ました。確かな技術と情熱的な語り口が魅力のフィッシャーですが、このブラームスでも彼 女の才が光ります。独特な緊張感と推進力溢れる明朗なフィッシャーのブラームスは、彼女の特質すべき才能がなせる妙技と言えましょう。(再発売にと もない旧盤PTC 5186066は廃盤となります。)気

BIS
BISSA-2209(1SACD)
リゲティ:チェロ協奏曲(1966)*
13人の奏者のための室内協奏曲(1969-70)**
管弦楽のためのメロディ(1971)##
ピアノ協奏曲(1985-88)##
バルドゥア・ブレニマン(指)、
BIT20アンサンブル、
クリスティアン・ポルテラ(Vc;ストラディヴァリウス1711年製“Mara”)*,##
ヨーナス・アホネン(P;スタインウェイD)##

録音:2014年4月グリーグ・ホール(ベルゲン、ノルウェー)##
2015年10月/ランドス教会(ベルゲン、ノルウェー)*,##
2015年10月/オセアナ芸術文化センター(オセアナ、ノルウェー)**
ブダペスト音楽院でヴェレシュらに師事したリゲティの協奏曲。リゲティは1956年のハンガリー動乱ののち亡命し、ウィーン に永住しました。ダルムシュタット夏期講習の指導者、ストックホルムの王立音楽アカデミーの教授などを兼ねつつ前衛音楽を推進した作曲家の一人とし て知られております。 リゲティの代名詞とも言える「アトモスフェール」と音群作法の総決算とも言える傑作「ロンターノ」の間である1966年に作曲されたチェロ協奏曲は、 音響と旋律の波が去来する20世紀を代表するチェロ協奏曲です。ピアノ協奏曲は最も複雑で難解なスコアだと述べていたほどの大曲で、オカリナ、スラ イドホイッスル、ハーモニカを含んでいるのも特徴的です。2016年に歿後10年を記念したアルバムとなっております。 (Ki)

CPO
CPO-777922(1CD)
NX-B10
ヴュータン:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲第1番イ短調Op.46
チェロ協奏曲第2番ロ短調Op.50
独奏ヴィオラのための奇想曲ハ短調「パガニーニの思い出に」Op.55
ウェン=シン・ヤン(Vc)
エヴァーグリーンSO
ゲアノート・シュマルフス(指)
ベルギー出身のヴァイオリニスト、作曲家アンリ・ヴュータン(1820-1881)。その作品もほとんどがヴァイオリンのために 書かれていますが、生涯の終わり近くになって、ヴァイオリンの演奏を断念してからは、このアルバムに収録されている2 曲の「チェロ協奏曲」や弦楽四重奏曲など“他の楽器のための作品も残しました。このアルバムでは、珍しいチェロのための 作品集を名手ウェン=シン・ヤンが演奏しています。華やかな作風で知られるヴュータンの一連の作品に比べると、このチェ ロ協奏曲が陰鬱な雰囲気を持っているのは、病のためにヴァイオリン演奏を断念せざるを得なかった晩年のヴュータンの境遇 が反映されているようで、初期の作品とは一線を画した晦渋な音楽となっています。Op.55の奇想曲は当初ヴィオラのため に作曲されましたが、チェロで演奏されると一層力強さが増幅され、パガニーニの原曲を超えるほどの完成度の高さを感じさ せます。

Centaur
CRC-3462(1CD)
ルビンシテイン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.25
ドン・キホーテ Op.87
グリゴリオス・ザンパラス(P)
ヨン・セアンデル・ミッチェル(指)
ボフスラフ・マルティヌーPO

録音:2012年1月27日ー29日
ギリシャのピアニスト、グリゴリオス・ザンパラスによる19世紀ロシアのヴィルトゥオーゾ、アントン・ルビンシテイン(1829−1894)のピアノ協奏曲シリーズ。「第3番&第4番」(CRC-3032)、「第5番」(CRC-3204)、「第2番」(CRC-3320)に続く最終巻は「第1番」!ザンパラスとセアンデル・ミッチェルとのコンビは、ルビンシテインの5つのピアノ協奏曲全てを録音した初のチームとなります。

Goodies
33CDR-3644(1CDR)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
(カデンツァ:ロベール・カザドシュ)
ロジーナ・レヴィーン(P)
ジャン・モレル(指)
ジュリアードO

米 COLUMBIA MS 6182(Stereo)
(1960年5月6&11日ニューヨーク、コロンビア・スタジオ録音)
ジュリアード音楽院のピアノ科の名教師ロジーナ・レヴィーン(1880-1976)の80 歳記念録音。キエフの宝石商の娘として生まれた彼女はモスクワ音楽院に学び 1898年に大金メダルを得て卒業。その後まもなく 5歳年長のピアニスト、ヨー ゼフ・レヴィーン(1874-1944)と結婚した。夫妻は1919年にアメリカに亡命し た。1944年に夫のヨーゼフが死去すると、ジュリアードの経営陣は満場一致で 夫人のロジーナを夫の後任教授に推薦し、その後32年に渡って数々の俊英を育 成した。中でも1958年に冷戦時代のソ連で開催されたチャイコフスキー・コン クールにアメリカ人として初めて優勝したヴァン・クライバーン(1934-2013)や 日本人ピアニストの中村紘子(1944-2016)、作曲家のジョン・ウィリアムズ (1932-)、指揮者のジェイムズ・レヴァイン(1942-)等は門下生だった。ジャン ・モレル(1903-1975)はフランス生まれ。ニューヨーク・シティ・オペラ(1946- 1951)、メトロポリタン歌劇場(1956-1971)の指揮者を務めた。ジュリアード音 楽院でも後進の指導にあたり、ヘルベルト・ブロムシュテット(1927-)、ジェイ ムズ・レヴァイン(1942-)、レナード・スラットキン(1944-)は門下生だった。 (グッディーズ)
Goodies
33CDR-3645(1CDR)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第7番ニ長調 K.271a アイダ・シュトゥツキ(Vn)
グスタフ・ルント(指)
シュトゥットガルト・トンスタジオO

米 PERIOD SPLP 548(U.S.)(Mono)
(1951年11月シュトゥットガルト録音)
アイダ・シュトゥツキ(1921-2011)はエジプト、カイロ生まれでスイスのヴァイ オリン奏者。アンネ=ゾフィ・ムター(1963-)の師として知られている。10歳で ヴァイオリンを始め最初はヴィンタートゥール/チューリッヒ市立オーケスト ラのコンサート・マスター、エルンスト・ヴォルタースに、続いてハンガリー 生まれのヴァイオリン教師シュテフィ・ガイヤー(1888-1956)に、さらにルツェ ルンで名教授カール・フレッシュ(1873-1944)に師事した。1940年にジュネーヴ 国際音楽コンクールで入賞し、1945年から1950年までピアニストのクララ・ハ スキル(1895-1960)とデュオを組んだ。1948年からヴィンタートゥール音楽院で 教鞭をとり、1992年にはチューリッヒ高等芸術院でマスタークラスを開いた。 1975年にはヴィンタートゥールの「カール・ハインリッヒ・エルンスト芸術基 金賞」を受賞した。 この録音は1951年シュトゥツキが30歳の時アメリカのPERIODレーベルにスタジ オ録音されたもの。ヴァイオリン協奏曲第7番はアメリカのDoremi社の復刻CD にも収録されていない貴重な音源である。 (グッディーズ)

ALTO
ALC-1323(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
第23番イ長調 K.488*
協奏曲第24番ハ短調 K.491*
協奏曲第8番ハ長調「リュツォウ」K.246+
ヴィルヘルム・ケンプ(P)
バンベルクSO*、ベルリンPO+
フェルディナント・ライトナー(指)+

録音:1960年4月、バンベルク、西ドイツ、ADD*/1962年1月、西ベルリン、西ドイツ、ADD+
原盤:Deutsche Grammophon

Challenge Classics
CC-72730(1CD)
シュルホフ:ピアノと小管弦楽のための協奏曲 Op.43 WV 66
組曲第3番(左手のための)
ジャズの舞踏組曲 Op.74 WV 98
皮肉(4手のための組曲) Op.34 WV 55*
ダフード・サリム(P)
ナデージュダ・フィリッポーヴァ(P)*
アンドリュー・グラムス(指)
アムステルダム音楽院SO

録音:2015年
1990年生まれ、ジャズ・ミュージシャンである父親のAbdu Salimに4歳よりピアノの手ほどきを受け、ジャズとクラシックを学んできたダフード・サ リム(名前はスタンダード・ジャズの曲名からとられたと思われる「Daahoud」)。自身もジャズ・クインテットで活動するなどマルチな才能を発揮しています。 エルヴィン・シュルホフ(1894-1942)はジャズとクラシックの語法を組み合わせた作品を残しており、ピアノも堪能。まさにこのピアニストにうってつ けの作曲家と言えます。ガッチリ堅固に書き込まれた譜面からジャズの響きが出てくる「ジャズの舞踏組曲」など、独特のピアニズムが大いに楽しめます。 (Ki)


Treasures
TRE-146(1CDR)
カンポーリ〜ブルッフ、サン・サーンス&ラロ
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
サン・サーンス:ハバネラ*
 序奏とロンド・カプリチオーソ*
ラロ:スペイン交響曲#
アルフレッド・カンポーリ(Vn)
ロイヤルトン・キッシュ(指)新交響楽団
アナトール・フィストラーリ(指)LSO*
エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム(指)LPO#

録音:1951年4月17日、1953年11月10日*、1953年3月3-4日#
※音源:英DECCA ACL-124、ACL-64#
◎収録時間:77:08
“作品の様式美を踏み外さないカンポーリの芳しい歌心!”
■音源について
全てACL(溝)盤を使用。ACLは時折音がざらつき気味のものにも出会いますが、これらは問題なく良い音で鳴ってくれました。なお、ブルッフの1〜2楽章間は一瞬音が途切れますが、元々そのように収録されています。

★アルフレッド・カンポーリ(1906-1991)はイタリア生まれですが、少年期にロンドンへ移住。イタリア的な明るさを持つ美音と英国風の折り目正しいフレージングを融合したを魅力は、かけがえのないもの。ここでは、そんなカンポーリの魅力を端的に示す名演として、濃厚な味を持つ作品ばかりを集めていますが、特にご注目いただきたいのは、作品の濃厚さを逆手に取って聴衆に媚びるような表現はせず、気品溢れる音楽に結実させている点。
例えば、サン・サーンスの「序奏とロンド〜」の冒頭は、リズムを立てず、しっとりと歌われるのが常ですが、カンポーリはそんなお約束とは無縁。5小節目の下降音の32分音符にカラッとした軽みを与えているように、この作品の魅力は決して演歌風の表情付けではなく、各楽想を丁寧に描くことで自然に滲み出るということを教えてくれます。それでいて、多くの人が期待する「お涙」も過不足なく湛えているのですから、なんという芸の奥深さ!
そういう常套手段に甘んじない気品溢れる芸風は、スペイン交響曲で最大に開花しています。第1楽章の最初のソロに、カンポーリのアプローチの魅力のすべてが凝縮されています。情緒たっぷりのアゴーギクも、血を滾らせたような上げ弓も用いずに切々と歌われるフレーズは、音の勢いで蹴散らしてはもったいないと言わんばかり。天下の美音を誇りながら感覚美を志向せず、熱い音ではなく、熱い共感こそが説得力を生むのだということを思い知らされます。第2楽書の可憐さも、あくまでも自然体だからこそ聴き手の心をくすぐるのです。第3楽章の主題で、音の高低差を大げさに対比するような真似も、カンポーリの美意識が許しません。したがって終楽章も、力任せの演奏では聴こえてこない香り高いニュアンスの連続!美しい歌とは何か…、その答えが3:34から導き出されます。安易なエキゾチシズムに依存しないという演奏は他にもあるかもしれませんが、それを綺麗事で終わらせず、慎ましさの中に華のある表現で聴き手を酔わす演奏となると、他に思い当たりません。そして忘れてならないのは、ベイヌムの指揮の凄さ!カンポーリとは対照的に、高凝縮力を誇る迫力満点の音楽を展開していますが、内面から確信するニュアンスを貫徹させる信念は共通しており、両者が反発し合うことなく見事にブレンドされている点も特筆ものです。【湧々堂】

Signum Classics
SIGCD-467(1CD)
ニールセン&モーツァルト:フルート協奏曲集
モーツァルト:フルート協奏曲第1番ト長調 K.313、
 フルートのためのアンダンテ ハ長調 K.315、
 フルートのためのロンド ニ長調 K.373
ニールセン:フルート協奏曲 FS.119
ジュリエット・ボウザー(Fl)、
ハイメ・マルティン(指)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア

録音:2015年6月
2014年のECHOライジング・スターに選出され、2016年にはロンドン・フィルの首席フルート奏者に就任するなど、着実なステップアップを遂げているジュリエット・ボウザー。ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズの首席奏者を兼任するなど、いま最も勢いのある英国のフルーティストの1人です。ジュリエット・ボウザー初の協奏曲録音は、古巣ロイヤル・ノーザン・シンフォニアとの共演によるニールセンとモーツァルト。LPO首席の座を射止めた英国の才女の美しき音色にご注目下さい!


Treasures
TRE-145(1CDR)
J・B・ポミエ/チャイコフスキー&ベートーヴェン
チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ.ト長調Op.37
 「ドゥムカ」-ロシアの農村風景Op.59*
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」#
ジャン=ベルナール・ポミエ(P)
ディミトリ・コラファス(指)
ラムルーO

録音:1964年6月18-25日&10月20-22日&11月4日、1964年10月20-24日&11月4日*、1962年#(全てステレオ)
※音源:東芝 AA-8022、仏Club Francais 2300#
◎収録時間:79:53
“10代から備わっていたポミエの美麗タッチと造形力!”
■音源について
イヴ・ナット、サンカン門下のポミエが、1962年のチャイコフスキー・コンクール4位入賞(1位はアシュケナージ&オグドン)直後に行った録音。チャイコフスキーは、国内初期の赤盤を採用。赤盤は音質に定評があるものの、チリチリ音が混入していることが多いのが悩ましいところですが、ここでの使用盤は、ノイズ類がほぼゼロです!

★ロシア人以外のピアニストによるチャイコフスキーのソロ作品の録音で、まず筆頭にあげたいのがこのポミエ盤。「ソナタ」は30分を要する大曲ながら、ベートーヴェンのような堅固な構造を期待する向きには敬遠されがち。しかし、ポミエの瑞々しい切れ味と感性を誇るピアニズムに掛れば、そんな心配はご無用。チャイコフスキー特有のロマンチシズムと郷愁がストレートに胸に迫り続けます。特に第2楽章で、冒頭の瞑想的な主題のみならず、中間部の活気ある主題にも満遍なく情感を宿しているのは、作品への共感が本物であることの証しでしょう。
チャイコフスキー・コンクール入賞直後に録られた「皇帝」がまた凄い!この時ポミエはなんと18歳!この大曲を前にして一切気負うことなく、無理に背伸びした感を一切与えず、正直な音楽性を余すことなく注入。ハッタリとは無縁で、瑞々しい音色とタッチが作品に見事な推進力を与えており、いかにも皇帝風の威厳というよりも、人生の喜びを全身で表現したような清々しさ、一途さに心奪われます。第1楽章で頻出する音階風のフレーズにも常に歌が通っており、第2楽章は、気品と温もりのあるタッチで魅了。ホールの響きと溶け合って導かれる空気感が、更に雰囲気を倍増させています。終楽章の素晴らしさに至っては、史上屈指!若々しい感性を発散しながらも決して青臭さを感じさせず、テンポも先走りせず、安定感抜群。後年のソナタ全集(Erato)で見せた造形力の確かさが、この頃既に備わっていたことに驚きを禁じえません。
史上屈指と言えば、コラファスの指揮も同様。伴奏以外の録音が見つからず、詳細な経歴も不明ですが、このダイナミックな音作りと呼吸の深さに絶対的な自信と確信が横溢。第1楽章後半、16:59からのクレッシェンドの効かせ方!只者ではありません。【湧々堂】

OEHMS
OC-1862(1CD)
NX-B03
レーガー:ヴァイオリン協奏曲イ長調Op.101 エレナ・デニソヴァ(Vn)
グスタフ・マーラー・アンサンブル
アレクセイ・コルニエンコ(指)

録音録音:2003年4月オーストリア
2016年のレーガー・メモリアルイヤーを記念し、数多くのレーガー作品がリリースされましたが、この長大なヴァイオリン 協奏曲は演奏家にとっても難曲であり、録音数もあまり多くありません。もちろんヴァイオリンには高度な技術が要求されま すが、オーケストラ・パートの比重も高く、ブラームスのピアノ協奏曲のように「ヴァイオリンを伴う交響曲」と呼んだほう がしっくりくるという作品です。ソリストを務めるのは、ロシアで生まれ、現在オーストリアで活躍する名手エレナ・デニソ ヴァ。4歳から演奏活動をはじめ、11歳で初のレコーディングを行ったほどの神童で、多くのコンサート、音楽祭に出演し、 その高い音楽性で聴衆を魅了しています。このヴァイオリン協奏曲は、バックを務めるアンサンブルも重要な役割を果たしま すが、共演したグスタフ・マーラー・アンサンブルは、デニソヴァとコルニエンコの2人が1996年に「珍しい作品を上演 する」ことを目的に設立。作品によってプレイヤーの数を変化させるなど、常に柔軟で意欲的な演奏を行う団体です。

ANALEKTA
AN-28783(1CD)
バロック・トレジャリー
ヘンデル:「ソロモン」より シバの女王の到着
バッハ:オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調 BWV.1060*/**
タルティーニ(レスピーギ編):パストラーレ*
ヴィヴァルディ:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲変ロ長調 RV.547*/++
テレマン:ヴィオラ協奏曲ト長調+
バッハ(トラウゴット編):管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068
ピンカス・ズーカーマン(指&Vn*&Va+)、
チャールズ・ハーマン(Ob)**、
アマンダ・フォーサイス(Vc)++、
ナショナル・アーツ・センターO

録音:2015年11月5日−6日、サウザム・ホール、カナダ・ナショナル・アーツ・センター(カナダ)
イスラエル生まれの世界的ヴァイオリニスト、ピンカス・ズーカーマン。16シーズンに及んだカナダ、オタワ・ナショナル・アーツ・センターO(NACO)の音楽監督としての集大成となる「バロック・トレジャリー」では、指揮者、ソリスト(ヴァイオリン、ヴィオラ)のダブル・ロールで大活躍! ■NACOの首席オーボエ奏者であるチャールズ・ハーマン、NACOの首席チェリストとして活躍したアマンダ・フォーサイスと共に、そしてNACOを率いてバロック時代の巨匠たちの芸術を奏でてゆくズーカーマン。NACO音楽監督としての有終の美を飾る名演にご期待下さい!


H.M.F
HMC-902230(2CD)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲(全曲)
ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調K207
ロンド 変ロ長調K269(261a)
ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K211
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K216 a
ロンド ハ長調 K373
ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K218
アダージョ ホ長調 K261
ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K219
【※カデンツァ/すべてアンドレアス・シュタイアー作】
イザベル・ファウスト(Vn/ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」(ガット弦使用))
イル・ジャルディーノ・アルモニコ
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)

録音:2015年3月21-23日、2016年2月4-8日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
イザベル・ファウストのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲、全曲での登場。管弦楽はイル・ジャルディーノ・アルモニコ、さらに、カデンツァは鍵盤楽 器奏者のアンドレアス・シュタイアーの筆によるもの、と大注目の新譜です! 近年ますます充実著しいファウスト。その音色はますます輝かしさとやわらかさを増し、音楽の深化もとどまるところを知りません。直近のシューマン・ プロジェクトでも、作品に対する既成概念を払拭するような素晴らしいシューマンのヴァイオリン協奏曲を聴かせてくれました。このモーツァルトでも、 シューマン録音と同様、愛器スリーピング・ビューティにガット弦を張って録音に臨んでいます。アレグロ楽章でのファウストならではのまっすぐな音色、 緩徐楽章でのえもいわれぬ弱音の美しさ。刻々と変化する魅力の表情。そして管弦楽とのアンサンブルの妙!ファウストの音色と、イル・ジャルディーノ・ アルモニコのとろみがありつつエッジの効いた音色が実によく合っています。弦の美しさが最高の状態でとらえられた録音も見事。すべてが想像を越えた 素晴らしさです。 ファウストは、シュタイアーがピアノ協奏曲で素晴らしいカデンツァを自作で演奏していることに注目し、シュタイアーにヴァイオリン協奏曲のカデンツァ を作ってほしいと依頼したということ。シュタイアーは最初は躊躇したものの、最後は覚悟を決めて引き受けたそう。様々な研究を重ねた上でのシュタイアー のカデンツァ、こちらも大注目です! (Ki)

Challenge Classics
CC-72689(1SACD)
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調Op.129
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35(オリジナル版)
リナス・ロス(Vn)
トーマス・ザンデルリンク(指)LSO

録音:2016年5月2-4日/LSO聖ルカ(ロンドン)
ヴァインベルクの全ヴァイオリン作品や、ショスタコーヴィチの未完のヴァイオリン・ソナタの録音で注目されるリナス・ロスがまた も刺激的なアルバムをリリース。ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第2番は名作第1番に比べると圧倒的に演奏される機会が少なく、大歓迎の新 録音。ダヴィド・オイストラフのために作曲され、ショスタコーヴィチ後期の作品のなかでも近代色が強く興味津々です。 さらに興味津々なのがチャイコフスキーの名作ヴァイオリン協奏曲のオリジナル版。この作品はレオポルト・アウアーから「演奏不能」として献呈を拒 否され、チャイコフスキー本人も含めてカットや修正が行われたため、本当のオリジナルがどのような形なのかわからない状態と言うことができます。ここ では最初の形に戻しての世界初録音。第2楽章が終始弱音器の指定があったり、フレージングが違ったりと興味津々です。 リナス・ロスは1977年ドイツのラーベンスブルク生まれ。2006年EMIよりCDデビュー。以後同世代のヴァイオリン奏者の中でも、歴史に埋もれ た作曲家や珍品の演奏で注目を集めています。ザハール・ブロンやアッカルドに師事し、2012年からはアウグスブルクの大学の「レオポルト・モーツァ ルト・センター」で教授を務めています。1703年製のストラヴディヴァリ「Dancla」を使用。

H.M.F
HAF-8902276(1CD)
LA HARPE REINE〜王妃のハープ〜マリー・アントワネットの宮廷の音楽
ジャン=バティスト・クルムフォルツ(1747-1790):ハープ協奏曲 第5番 op.7 変ロ長調(1778)
ハイドン:交響曲第85番「王妃」Hob.I:85 (1785)
ヨハン・ダヴィド・ヘルマン(1760?-1846):ハープとオーケストラのための協奏曲第1番 op.9 ヘ長調(1785-1789)
グルック:「精霊の踊り」〜オルフェオとエウリディーチェより(編曲:メストレ)
グ ザ ヴィエ・ドゥ・メストレ(Hp)
ウィリアム・クリスティ(指)
レザール・フロリサン

録音:2016年6月27,28日、ヴェルサイユ宮殿王立歌劇場(ライヴ)
LES ARTS FLORISSANTS & WILLIAM CHRISTIEシリーズの新譜は、なんとハープのメストレをゲストに迎えての1枚。タイトルに「王妃のハープ」 とあるように、マリー・アントワネット (1755-1793)と、彼女が愛した楽器、ハープの楽曲をおさめた内容です。2016年6月に行われた演奏会のラ イヴ録音。 1曲目の作曲家クルムフォルツは、ボヘミア出身の作曲家でありハープ奏者。楽器製作者とともに、ハープの改造や奏法に取り組み、それまでになかったハー プのための作品を残しています。 クルムフォルツが対位法を師事したのが、作曲家ハイドン。マリー・アントワネットが気に入っていたとされる交響曲第85番を収録しています。クリスティ によるシンフォニーの録音ということで、注目のプログラムといえましょう。荘重なアダージョを経て軽快なヴィヴァーチェとなる第1楽章から、楽器間の アンサンブルも十分にたのしめる演奏。終楽章の最後まで、快活さと典雅さを感じさせる演奏です。 ドイツ人のヨハン・ダヴィド・ヘルマンは、アントワネットのピアノ教師で、作曲家。自身はハープ奏者ではありませんでしたが、3つのピアノ・ソナタ、3 つのピアノ協奏曲のほか、3つのハープ協奏曲をのこしています。このハープ協奏曲はすべてルイ14世の妹(ハープ奏者)、つまりアントワネットの義妹 にささげられています。今日ハープ奏者にも知られざる存在の作品ですが、モーツァルトのフルートとハープのための協奏曲と同様、ハープ奏者ではない 作曲家によるハープ作品、ということでも重要な作品です。  演奏会でアンコールとして演奏されたグルックの「精霊の踊り」は、メストレ自身の編曲によるハープ独奏版。メストレの歌心に胸を打たれるトラックです。 (Ki)

Capriccio
C-7210(4CD)
NX-D03
ベートーヴェン:協奏曲全集
ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
.ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19
ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
ピアノ協奏曲変ホ長調「皇帝」Op.73
三重協奏曲ハ長調Op.56
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
ロマンス第2番ヘ長調Op.50
ロマンス第1番ト長調Op.40
イザベル・ファン・クーレン(Vn)
ユリアン・シュテッケル(Vc)
シュテファン・ヴラダー(P&指)
ウィーン室内O

録音:2015年12月21-23日、2016年2月8-13日ウィーンシンクロン・ステージ
最近は指揮者としても活動が目覚しい、オーストリア出身のピアニスト、シュテファン・ヴラダーによる「ベートーヴェン: 協奏曲集」。こちらは彼がピアノと指揮を担当するだけでなく、ピアノ以外の協奏曲は純粋な指揮者として、現在、首席を務 める《ウィーン室内O》を統率。自身が心底納得できるベートーヴェン(1770-1827)を作り上げています。ヴァイオ リンを演奏しているのはイザベル・ファン・クーレンで、彼女もヴラダーの指揮を大絶賛。「ベートーヴェンを演奏するため には、スタミナだけでなく、素晴らしいヴィジョンを持つ必要がありますが、ヴラダーはそれを完璧に持ち合わせています」 と語っています。チェロのシュテッケルを迎えた「三重協奏曲」での3台の楽器が醸し出す魅力的なサウンドも聴き所です。

CPO
CPO-777827(1CD)
NX-B10
イグナーツ・フォン・ベーケ:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲ヘ長調BEEV108
ピアノ協奏曲ニ長調BEEV100
ピアノ協奏曲ニ長調-第2楽章「アンダンテ」BEEV102
ナターシャ・ヴェリコヴィッチ(P
バイエルン室内O・バート・ ブリュッケナウ
ヨハネス・メーズス(指)

録音:2013年2月13-15日ノイマルクト/オーバープファルツ
ドイツで生まれた作曲家イグナーツ・フォン・ベーケ(1733-1803)の世界初録音となるピアノ協奏曲集。現在ではほとんど 名前も知られていないベーケですが、彼が活躍していた当時は、素晴らしいピアニストとして、また独創的な作品の作曲家と して知られていました。若い頃“七年戦争”で戦いに参戦し、終戦後の1775年にはミュンヘンで19歳のモーツァルトに出会 い、ピアノ演奏の腕を競ったことでも知られています。この時は多くの評論家たちはベーケの演奏の方が優れていると判断さ れたほどに、彼の名声は轟いていたのです。バロック期から古典への過渡期に生まれた華麗な協奏曲は、聴き手にも大きな発 見をもたらすことでしょう。このアルバムには彼の初期の作品を収録、以降シリーズ化が予定されています。

CELESTIAL HARMONIES
CELE-14333(2CD)
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番*
リスト:3つの葬送的頌歌 S.112
ゾルターン・コチシュ(指)
ハンガリー国立PO
シャーンドル・ファルヴァイ(P)*

録音:2016年6月13-17日、2016年7月20日フェニックス・スタジオ、ディオーシュド、ハンガリー
ハンガリーを代表するピアニストとして、近年では指揮者としても活躍しているゾルタ ーン・コチシュ、最新録音!2016 年の6 月と7 月に録音されたこのアルバムは、1997 年より音楽総監督に就任したハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団とのブラーム スとリスト。ブラームスの“ピアノ協奏曲第1 番”では、コチシュとほぼ同年代に活躍した ハンガリー音楽界の重鎮シャーンドル・ファルヴァイをピアノに迎えて、甘さは一切感じ させないヒンヤリとした美しさを湛えたキレキレのブラームスを聴かせます。しっかりとし たタッチで開放的なピアノの音色。コチシュも手兵オケときめ細やかに音楽を作ってい く。まさに実直なブラームス演奏!ファルヴァイはリスト音楽院ピアノ科主任教授を経 て、1997 年から2004 年までリスト音楽院院長を務めました。CD2 にはハンガリー出身 のフランツ・リストの管弦楽曲“3つの葬送頌歌”を収録。


Audite
AU-97697(1CD)
リアナ・グルジヤのストラヴィンスキー
ロシアの歌
ロシアの踊り〜「ペトルーシュカからの3楽章」より
ディヴェルティメント/イタリア組曲
ブルレスケ/タンゴ
ヴァイオリン協奏曲 ニ調
リアナ・グルジヤ(Vn)
カティア・スカナヴィ(P)
ジョルト・ナジ(指)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フPO

録音:2015年10月12-17日SWRスタジオ(カイザースラウテルン)
ロシア生まれのヴァイオリニスト、リアナ・グルジヤがストラヴィンスキー・アルバムを録音しました。グルジヤは6歳のときに神童としてモスクワ・テ レビにて紹介され話題となり、9歳のときにはオーケストラとの共演で輝かしいデビューを果たしました。その後、若い音楽家のためのチャイコフスキー 国際コンクールをはじめとした数々のコンクールに出場し、華々しい成績をおさめました。 ★幅広いレパートリーをもつグルジヤですが母国ロシアの作品は格別。ことにストラヴィンスキーは最も得意とし、最重要レパートリーとして演奏してき ました。どことなくくすんだ音で哀愁に満ちた演奏の「ロシアの歌」「ブルレスケ」、切れ味と絶妙なテンポ感がやみつきになる「ロシアの踊り」「タンゴ」、 さらに「ディヴェルティメント」「イタリア組曲」そしてヴァイオリン協奏曲というストラヴィンスキーの代表作を説得力抜群の演奏を聴かせてくれます。実 に多彩な表現を駆使したグルジヤの演奏で聴くストラヴィンスキーは絶品の一言に尽きます! (Ki)

Forgotten Records
fr-1116(1CDR)
イーゴリ・オイストラフ
ニコライ・ラコフ(1908-1990):ヴァイオリン協奏曲第1番 ホ短調*
スクリャービン:練習曲 Op.8-11
ハチャトゥリアン:詩曲「アシュグスを讃えて」Op.19
ニコライ・ラコフ:詩曲 ホ短調
クライスラー:C.P.E.バッハの様式によるグラーヴェ
モーツァルト(クライスラー編):ハフナー・セレナード 〜ロンド
イーゴリ・オイストラフ(Vn)
ニコライ・ラコフ(指)ソヴィエトRSO*
インナ・コレゴルスカヤ(P)

録音:1955年
※音源:Melodiya D 2685-6

Smekkleysa
ISO-3(2CD)
シグルーン・エズヴァルスドウッティル〜ヴァイオリン協奏曲
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
ベルク:ヴァイオリン協奏曲#
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲+
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲**
シグルーン・エズヴァルスドウッティル(Vn)
アイスランドSO
ペトリ・サカリ(指)*
ユリ・シーガル指)+
ラモン・ガンバ(指)#
ベルンハルズル・ウィルキンソン(指)**

録音:1991年10月24日*、1999年11月18日+、2008年3月6日#、2009年2月25日**、ライヴ、ハウスコウラビーオウ、レイキャビーク、アイスランド
シグルーン・エズヴァルスドウッティルは1998年以来2016年現在アイスランドSOのコンサートマスターを務めているアイスランドのヴァイオリニスト。レイキャーヴィク音楽大学でグヴズニー・グヴズムンスドウッティルに師事し1984年にソリスト試験に合格。1988年カーティス音楽学校(アメリカ合衆国フィラデルフィア)で学位を取得。ビョーク(アイスランドのシンガーソングライター)のアルバムにも参加しています。
Smekkleysa
SMK-86(1CD)
ジョン・A・スペイト(1945-):ナイチンゲール
カントゥス I (オーボエと室内管弦楽の為の)
カントゥス VI (ヴィオラ、クラリネットと室内管弦楽の為の)
皇帝とナイチンゲール(オーボエ、チェロと室内管弦楽の為の)
レイキャヴィーク室内O
ベルンハルズル・ウィルキンソン(指)

録音:2003、2005、2013年、ヴィージスターザ教会、ハブナルフィヨルド、アイスランド
イーミル・コンサートホールおよびスタジオ・シールランド、レイキャヴィーク、アイスランド
ジョン・A・スペイトは長らくアイスランドに在住しているイギリス生まれの作曲家。「カントゥス」はスペイトが継続して書いている協奏曲シリーズ。全収録曲が世界初録音。

NIFC
NIFCC-106(1CD)
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
アリエッタ Op.12-1
鐘の音 Op.54-6/小川 Op.62-4
家路 Op.62-6/郷愁 Op.57-6
詩的な音の絵第4番イ長調 Op.3-4
海の永遠の動きをあなたは知らない Op.52-3
夏の夕べ Op.71-2
春に寄す Op.43-6
夏の夕べ Op.71-2
ハリング Op.47-4/バラード ト短調 Op.24
アレクセイ・ズーエフ(ピリオドP/エラール1849年製&プレイエル1854年頃製)、
ケネス・モンゴメリー(指)18世紀O

録音:2014年8月29日(Op.216)、2016年3月18日−19日、ワルシャワ(ポーランド)
アレクセイ・ズーエフは、1982年、サンクトペテルブルク出身のピアニスト。サンクトペテルブルク国際プロコフィエフ・コンクール、ロンドン国際ピアノ・コンクール、スヴャトスラフ・リヒテル国際ピアノ・コンクール、ゲザ・アンダ国際ピアノ・コンクールでの入賞歴を持つ実力者。師であるアレクセイ・リュビモフとの共演も多く、ロシアン・ピアノ・スクールの伝統を受け継ぐヴィルトゥオーゾとして期待されています。

Chandos
CHAN-10923(1CD)
ヒナステラ:管弦楽作品集 Vol.2
ピアノ協奏曲第2番*
バレエ音楽 「パナンビ」#
ファンホ・メナ(指)
BBCフィルハーモニック、
シャイン・ワン(P)*、
マンチェスター室内女声cho#
スペインだけでなくラテン・アメリカのプログラムも開拓しており、前作(CHAN-10884)は英グラモフォン誌でEditor's Choiceに選ばれるなど絶賛されたヒナステラの管弦楽作品集も早速の第2弾が登場!「アメリカのピアノ協奏曲集(CHSA-5128)」や「チャイコフスキー&ハチャトゥリアン(CHSA-5167)」で成功したアメリカのピアニスト、シャイン・ワンが弾くのは、ヒナステラの知られざるピアノ協奏曲第2番。そして、マンチェスターの女声合唱団が加わるエキゾチックな初期のバレエ音楽「パナンビ」。生誕100周年を記念してスタートした、アルゼンチンの偉大な作曲家の音楽にご注目ください! レア・ピアノ・コンチェルト・ファンも必聴!

Forgotten Records
fr-1091(2CDR)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)
チェンバロ協奏曲二長調 BWV.1054
チェンバロ協奏曲イ長調 BWV.1055
フリッツ・ノイマイヤー(Cemb)
カール・リステンパルト(指)ザールCO

録音:1955〜1956年
※音源:Les Discophiles Francais DF 110/1 、 DF 197/8


PODIUM
POL-1053(1CD)
シューマン:ヴァイオリン協奏曲集
シューマン:(1)ヴァイオリン協奏曲ニ短調
(2)ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.127(原曲:チェロ協奏曲)
(3)12 のピアノ小品〜「夕べの歌」(ヴァイオリン版)
(4)ブラームス:ハンガリー舞曲第1、2番
ヨアヒム:ロマンス
全て、ゲオルグ・クーレンカンプ(Vn)

(1)ゲオルグ・クーレンカンプ(Vn)
 カール・ベーム(指)BPO
 録音:1937 年11 月26 日初演ライヴ
(2)サシュコ・ガヴリロフ(Vn)
 ヴァルター・ギレッセン(指)
 ヴェストファーレンSO
 録音:1987 年11 月29 日(ゲネプロ)
(3)ゲオルグ・クーレンカンプ(Vn)
 ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)BPO
 録音:1935 年
(4)ヨーゼフ・ヨアヒム(Vn)
 録音:1903 年8 月27日
シューマンのヴァイオリン協奏曲はヨアヒム(1831-1907)に献呈され、手稿譜もヨアヒムに渡されましたが、ヨアヒムの息子 からベルリンの図書館に売り渡された後なぜかシューマンの没後100 年まで演奏禁止とされていました。ところがナチスが権 力誇示のため100 年が経過していないにもかかわらず1937 年に初演させました。初演者のクーレンカンプは初演直後にシ ュミット=イッセルシュテットとの共演でTELEFUNKEN にこの作品をセッション録音していますが、この録音は何と初演のライ ヴをPODIUM 社主宰者のヴォルフガング・ヴェンデル氏が放送録音が存在するはず、という推測の元執念で探しだしたもの です。当時のドイツの録音技術も素晴らしく、音質も鑑賞に問題はありません。特殊な状況の初演ライヴということで異様な 緊張感をたたえており、セッション録音とは一味も二味も違った演奏となっています。 カップリングもかなりマニアックです。まずシューマンのチェロ協奏曲のヴァイオリン版。これも楽譜が1987 年に新発見された ものでサシュコ・ガヴリロフによって初演されました。この録音はなんとその初演時のゲネプロ(総練習)のものです。ゲネプロ の音源のため、途中関係者(指揮者?)の声が聞こえたりしますが、初演の緊張感がかえって伝わってきます。 続いてクーレンカンプによるシューマンの珍しい小品でシュミット=イッセルシュテットとの共演です。 最後はシューマンのヴァイオリン協奏曲初演者で手稿譜も持っていたヨアヒムによるハンガリー舞曲の演奏です。ブラームス やシューマンと直接親交のあったヨアヒムの貴重な録音。1903 年とかなり古い録音ですが、リマスタリングにより意外と聴ける 音質になっています。 ※PODIUM 社主宰者ヴォルフガング・ヴェンデル氏による99 ページにも及ぶ解説付き(但し全編ドイツ語)。そのため1枚も のですが、豪華BOX に収納されています。
※継続的に供給されるか不明ですので、お早めのご注文をおすすめします。


Treasures
TRE-142(1CDR)
ジャンヌ=マリー・ダルレ/サン・サーンス:ピアノ協奏曲集1
サン・サーンス:七重奏曲Op.65*
 ピアノ協奏曲第2番**
 ピアノ協奏曲第5番「エジプト風」#
ジャンヌ=マリー・ダルレ(P)
ルイ・フレスティエ(指)
フランス国立放送局O
ロジェ・デルモット(Tp)*
ガストン・ロジェ(Cb)*
パスカルQ団員*

録音:1957年6月*、1957年4月27-28日**、1957年4月15-17日#
※音源:仏PATHE DTX-252*、DTX-176
◎収録時間:68:14
“作曲家直伝という箔を超越したダルレの恐るべき色彩力!”
■音源について
2枚の良質なパテ盤を使用。既存CDでは感じにくい打鍵の衝撃と、ダルレが愛奏したピアノ、ガヴォーのが放つ香気を十分引き出していると思います。

★サン・サーンスのピアノ協奏曲は、技巧の切れ味で押し切ることも可能でしょうが、だからといって、ベートーヴェンのように深刻に弾かれるとシラケることも多々あります。サン・サーンスの音楽の醍醐味を、プーランクの皮肉っぽさとも違う「優雅なウィット」だとすると、それを最も自然に満たしている名演として筆頭にあげたいのは、やはりダルレ女史の演奏。ダルレはサン・サーンス自身に師事したこともあるので、様々なアドバイスを受けたと思いますが、この演奏に流れるニュンアンスの魅力は、ダルレ自信が地道に育んだセンスの結晶と言えましょう。ダルレが愛奏したピアノ、ガヴォーのブリリアントな響きも格別。
「第2番」第2楽章で上下降するパッセージにおける、単なる粒立ちの良さだけでない洒脱さ、同第2主題で一切媚びずにイン・テンポを保持する洗練美は、何度聴いても唸らせます。終楽章は、軽いタッチに高い求心力を与えるという滅多に耳にできないピアニズムの勝利!
「第5番」は、まず第1楽章のソナタ形式の堅固さを際立たせた造形力の何と素晴らしいこと!展開部の表情の濃密な抉り方も聴きもの。第2楽章はダルレのタッチのコントロールの絶妙さに舌を巻くばかりで、一音も聴き逃せません。ピアノが入る冒頭、高音で連打する箇所で異国情緒を一気に印象づける演奏はそう多くはないはず。1:50からの木片を叩いているような風合いも、他とは違う説得力。この楽章は、ダルレの想像を絶する色彩力の全てを投入した名演と言っても過言ではありません。エキゾチシズム満点のこの楽章をショパンかラフマニノフのように流すピアニストのいかに多いことか!ただ、そのエキゾチシズム、鼻をつくような土臭さとは一線を画し、お洒落な衣を纏っている点が、他に代えがたい魅力なのです。フレスティエの指揮も申し分なし!
七重奏曲は、弦5部+ピアノ+トランペットという独特の編成による色彩を活かした楽しい佳曲。その華麗さの中核を成すのはトランペット(デルモットはパリ・オペラ座管の主席)ですが、全体に独特のエレガンスを与えているのはピアノ。第3楽章には哀愁が漂うものの、決して深刻にならないのはいかにもサン・サーンス。ピアノは単純明快な伴奏音型を繰り返しますが、そこへダルレはさり気なくウィットを滑り込ませているのがニクイところ。弦のユニゾンの甘美な色彩にもご注目を。【湧々堂】

DUX
DUX-1293(1CD)
ダリュシュ・プシビルスキ(1984-):ばらの形の音楽
ばらの形の音楽、
パゾリーニへのオマージュ(ヴァイオリンと管弦楽の為の;2015)*
チェロ協奏曲(2013)+
...denn ich steure mit meinen Genossen uber das dunke Meer zu unverstandlichen Volkern... (アコーディオン協奏曲;2011)#
パトリツィヤ・ペクトフスカ(Vn)*
マグダレナ・ボヤノヴィチ(Vc)+
マチェイ・フロンツキェヴィチ(アコーディオン#)
ポーランド国立RSO
パヴェウ・コトラ(指)*
ミハウ・クラウザ(指(+/#))
シモン・ビヴァレツ(指(無印))
ダリュシュ・プシビルスキはポーランドのコニンに生まれ、ワルシャワのフリデリク・ショパン音楽大学で学んだ作曲家・オルガン奏者。2008年卒業と同時にフリデリク・ショパン音楽大学講師となり、2012年には作曲・指揮・楽理学部の副学部長に就任しました。
DUX
DUX-1332(1CD)
パヴェウ・シマンスキ(1954-):チェンバロ作品集
解離性対位法障害(チェンバロの為の;2014)
鏡の国のアリス...IIIチェンバロの為の;1994)
ポーランドの梨の木、またはシマンスク氏作感傷的クラヴサン組曲(チェンバロの為の)
パルティータIII[PartitaIII](増幅されたチェンバロとオーケストラの為の;1985-1986)*
マウゴジャタ・サルバク(Cemb)
ヤナーチェクPO*
ジョルト・ナジ(指)*


Treasures
TRE-141(1CDR)
マイラ・ヘス〜モーツァルト&ブラームス
モーツァルト:ピアノ協奏曲第14番K.449
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番Op.83*
マイラ・ヘス(P)
ブルーノ・ワルター(指)NYO

録音:1954年1月7日、1951年2月11日*(共にライヴ
※音源:米 Bruno Walter Society PR-36、BWS-736*
◎収録時間:70:21
“ヘスとワルターの親和性が最大に発揮された2大名演!”
■音源について
ワルター協会LPの1枚半分を収録。録音状態は年代相応ですが、ヘスの芸術性を実感するのに何ら不足はないと思います。

★英国の代表的ピアニスト、マイラ・ヘス(1990-1965)はワルターのお気に入りのピアニストの一人。派手なヴィルトゥオジティと無縁なのは他の英国ピアニストと同様ですが、常にヴィジョンを明確に携え、気品を持って音楽を飛翔させるピアニズムはかけがえのないものです。
モーツァルトの「第14番」では、まず曲の素晴らしさをつくづく実感。まろやかでありながら芯を絶やさないヘスのタッチは、最後まで心を捉えて離しません。第2楽章の説明調に陥らない語り口の妙と余韻は、特に格別。ワルターの伴奏は重厚な響きながら決して大味ではなく、全ての音に迷いがなく至純そのもの。ワルターが奏でたモーツァルトの中でも出色の名演ではないでしょうか。終楽章の1:28からの低音タッチの呟きとワルターとの掛け合いのシーンは、ニュアンスの自然発生的な一体感が筆舌に尽くし難いく、こういうのを「神が降リてきた瞬間」というのでしょう。
ブラームスは、ヘス、ワルター共々、大きな構えによる重厚な響きを志向し、最後まで造形的な崩れを見ず、ブラームスの音楽の醍醐味をとことん堪能させてくれます。第1楽章の15:44以降の、響きの熱い凝縮と決して華美に走らない高揚感は、これぞブラームス!第3楽章は、冒頭のチェロのソロから感涙もので、これほど肩肘を張らずに切ないロマンが零れる演奏は他に思い当たりません。それに続くヘスのピアノはたっぷりと潤いを湛えたタッチで陰影の限りを尽くし、6:25からの静謐美は比類なし!ヘスの破格の芸術性を象徴するシーンです。終楽章の終結は、ライヴともなれば白熱的に突進することも珍しくないですが、ここでは安易な熱狂とは違い、一定の矜持を持って精神を一途に高揚させることで、希望の光を放射するかのよう。
マイラ・ヘス自体、日本ではなかなか注目されませんが、この2つのライヴから、彼女固有のの芸術性を少しでも認識していただければ幸いです。【湧々堂】

ACCENTUS Music
ACC-20407DVD
(DVD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調、
ピアノ協奏曲第3番ハ短調*

■ボーナス
レオン・フライシャー&マルガリータ・ヘーエンリーダーのリハーサル&インタビュー
マルガリータ・ヘーエンリーダー(P)
レオン・フライシャー(指)
アマデCO
ハイルブロン・ヴュルテンベルクCO*

収録:2014年9月9日ツォルフェアアイン炭鉱業遺産群、エッセン(第2番2015年10月14日マックス・リットマン・ザール、バート・キッシンゲン*

画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ,
DD5.1,DTS5.1
リージョン:All
字幕:英仏西韓,日本語
言語:独
74’02(本編)、13’23(ボーナス)
ベートーヴェンは5曲のコンチェルトを遺していますが、どれも異なる性格をもった魅力的な作品であり、ピアニストにとっても実力を試される大事な楽 曲です。このDVDには、ピアニスト、指揮者、そして指導者として著名なレオン・フライシャーと、彼の一番弟子のマルガリータ・ヘーエンリーダーによ るベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番と3番が収録されています。 フライシャーは右手を故障する前に主要ピアノ協奏曲をジョージ・セルとクリーヴランド管弦楽団と次々に録音していました。もちろんベートーヴェンも 全曲録音しており、彼の繊細かつ緻密な解釈で豊かなベートーヴェン演奏を聴かせる名盤として知られています。その後もフライシャーは、右手の故障と いう逆境に立ち向かい、左手のピアニスト、指揮者として活動し、現在では右手の機能も回復し、指導者としても才能を発揮し優れた若手を輩出しています。 この映像で観られるのは、彼のベートーヴェンへの優れた理解、ピアニストとしての功績、そして指導者としての才能が見事に結ばれた結果が記録されて います。今回ピアノを演奏するマルガリータ・ヘーエンリーダーは、1981年ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで優勝を果たし、世界の著名な指揮者らと 共演を続け、現在はミュンヘン音楽大学で教鞭をとっています。彼女はフライシャーの並外れた才能と共に演奏する喜びをボーナス映像のなかで熱く語っ ています。 第2番の協奏曲は、ベートーヴェン最初に取り組んだピアノ協奏曲。第1番よりも先に作曲されましたが出版順が逆になったため2番とされています。 古典的な形式をとり、軽快なオーケストラと爽やかなピアノが印象的で、ピアノの繊細で優しい音色を存分に引き出した曲。そして第3番は5曲の協奏曲 の中で唯一短調の作品。前の2作品とはとはやや間隔が空き、交響曲第3番「英雄」と同時期に作曲され、ベートーヴェンならではのシンフォニックでスケー ルの大きいオケ部分と、きめ細かい豊かなニュアンスのピアノ・パートという充実した作品。フライシャーは、この第3番の協奏曲を「第3番の協奏曲は 私にとって、とても大切な作品です。ベートーヴェンはこの作品で新たな道を切り開きました。とても敬虔な作品です。」と評しています。 収録されたのは、第2番はかつて重工業地帯としてドイツの産業を牽引したルール地方にあるツォルフェアアイン炭鉱業遺産群の建物内、そして第3番 はドイツの保養都市バート・キッシンゲンにある建築家マックス・リットマンによって設計されたホールで演奏され、趣のある映像とともに楽しむことがで きます。 (Ki)

ALBANY
TROY-1635(1CD)
ジョン・ハイス(1938-)作品集
4 つの抒情小曲集/ソナチネ
フルートとチェロのための5つの小品
室内協奏曲/気まぐれ
独白/セレナーデ
フェンウィック・スミス(Fl)
マルティン・アムリン(P)
ナターシャ・ブロフスキー(Vc)
フランチスカ・フーン(Hp)
ジョン・ハイス(指)
ニューイングランド音楽院現代アンサンブル

録音:1992年〜2012年
アメリカ生まれ、作曲家、フルート奏者、指導者として活動しているジョン・ハイス。作曲をオット ー・ルーニング、ヘンリー・カウエル、ダリウス・ミヨーなどに師事、フルートを NBC 交響楽団の首 席奏者アーサー・ローラや、ナショナル響、セントルイス響、デトロイト響の首席奏者を歴任したア ルバート・ティプトンに師事。現在はニューイングランド音楽院で後進の指導にあたっている。こ のアルバムはフルート作品集で、ピアノ伴奏を中心に、ハープやチェロ、室内アンサンブルとの 共演作品を収録。現代音楽らしい無調音楽。

Stradivarius
STR-37031(1CD)
パスカル・ガロワ・プレイズ・グリゼー、ベリオ、藤倉大
ジェラール・グリゼー(1946-98):《タア》または機械か雑草〜フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための
ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):《レクイエス》〜室内オーケストラのための#
藤倉大(b.1977):バスーン協奏曲 *
パスカル・ガロワ(指)
プラハ・モデルン
パルカル・ガロワ(Fg)*
下野竜也(指)東京都SO*

録音:2015年12月7日、2015年6月15日#、2012年10月11日(サントリー・ホール作曲家の個展ライヴ) *
バスーン奏者で指揮者のパスカル・ガロワによる世代も異なる3 人の作曲家の代表作を収 録。ガロワはブーレーズのもとアンサンブル・アンテルコンタンポランで首席バスーン奏者を 長らく勤め多くの現代曲の初演に携わっており、同時代の作曲家より絶大な信頼を得て作品 が献呈されている。ここでは2012 年にサントリー・ホールの作曲家の個展で世界初演された 藤倉大の協奏曲を目玉にスペクトル楽派の巨匠グリゼーと全盛期のベリオの代表作を聴く。
Stradivarius
STR-37038(1CD)
ジョルジョ・ガスリーニ(1929-2014)作品集
ムラレス・プロムナード(2008)〜ピアノと管弦楽のための
アダージョは美しい(1998)〜16 の弦楽器のための
ピアノ協奏曲(2013)
杉山洋一(指)
ボルツァーノ・トレント・ハイドンO
アルフォンソ・アルベルティ(P)

録音:2015年9月
ガスリーニはジャズ畑出身でイタリアの映画音楽を数多く手掛けたことで知られる。同時代 のモリコーネやニーノ・ロータほど知られた存在ではなかったが担当した作品ではナタリー・ド ロンとスーザン・ストラスバーグが共演した「姉妹」、ラウラ・アントネッリ主演の「バリ」、オカルト 映画「サスペリアPart2」が有名。ミラノ・ヴェルディ音楽院で作曲を学び、演奏会用の作品も 多く、ここに収められた作品は彼の代表作。前衛ジャズ、現代音楽の語法と映画音楽を思わ せる甘いメロディとハーモニーが融合した、まさに映像のない映画音楽といった独自の世界。 普段は硬派な現代曲ばかり指揮している杉山洋一の粋なジャズ・センスも聴き逃せない。
Stradivarius
STR-37041(1CD)
ダラピッコラ&トーニ作品集
ルイージ・ダラピッコラ(1904-75):
ミュリエル・クーヴルーのための小さな協奏曲(1939-41)
アン・マティルド(1955)〜ソプラノと管弦楽のためのカンタータ*
カミーロ・トーニ(1922-93):5つの歌曲《トラクルのエリアン》(1955)*
変奏曲(1946) Op.27〜ピアノと管弦楽のための
マルコ・アンギウス(指)
パドヴァ・ヴェネトO
リヴィア・ラド(S)*
アルド・オルヴィエト(P)

録音:2016年1月-3月
イタリア現代音楽の父ダッラピッコラの代表作、新古典主義期の「小さな協奏曲」と12音技法に移行してからのカンタータを収録。「小さな協奏曲」ではドビュッシーの影響が感じられる美しい佳品。トーニはダラピッコラ、マデルナの弟子でイタリアにおける12音技法の作曲家のひとりだが、ソプラノと管弦楽のための歌曲「トラクルのエリアン」は厳しい作風のなかにイタリアらしいカンタービレが随所に聴こえる秀作。


SWR music
SWR-19018CD(2CD
NX-B02
オリジナルSWRテープ・リマスター1948-1949〜ジネット・ヌヴー
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61*
ジネット・ヌヴー(Vn)
ロジェ・デゾルミエール(指)フランス国立放送O
ハンス・ロスバウト(指)バーデン・バーデン南西ドイツRSO*

録音:1948年4月25日バーデン・バーデンクアハウス、1949年9月25日バーデン・バーデンクアハウス*
フランスの女性ヴァイオリニスト、ジネット・ヌヴー(1919-1949)。フリッツ・クライスラー、ジャック・ティボーと並ぶ 才能の持ち主で、将来を嘱望されていましたが、30歳を目前に飛行事故で非業の死を遂げます。彼女は音楽一家に生まれ、 7歳でブルッフの協奏曲第1番を演奏しパリ音楽院に入学、11歳で首席卒業と、幼い頃から抜群の才能を発揮しました。そ して1931年、ウィーンのコンクールに参加した際、カール・フレッシュの目に留まり、13歳でベルリンに留学。4年間に 渡り師の教えを受け、1935年にはヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで第1位を獲得します(この時の第2位 はオイス卜ラフでした)。その後、第二次世界大戦の間は活動を中断するも、ヨーロッパ全土のみならず、南北アメリ力、オ ーストラリアまで演奏旅行を行い、1949年にはイギリスのエディンバラ国際フェスティバルに出演するなど、洋々たる未来 が開けていたのです。しかしその年の10月27日、彼女の乗ったエールフランス機はサンミゲル島の山中に墜落、以降彼女 のライヴ演奏を聞く事は永遠に不可能となってしまいました。このブラームスとベートーヴェンは早すぎる晩年の演奏です が、そんな悲劇は微塵も感じさせない力強さに溢れたものです。ジャケットにはこれまでに発表されたことのない若きヌヴー の秘蔵写真と、彼女が師カール・フレッシュに宛てて書いた手書きのメモがデザインされています。

CEDILLE
CDR-90000166(1CD)
NX-B04
チャイコフスキー:ヴァイオリンとオーケストラのための作品全集
憂鬱なセレナード変ロ短調Op.26
ワルツ・スケルツォハ長調Op.34
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
懐かしい土地の思い出Op.42(グラズノフによる管弦楽伴奏版)
ジェニファー・コー(Vn)
オーデンセSO
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指)

録音:2015年9月14-17日
デンマーク,オーデンセ・コンサート・ホール(カール・ニールセン・ホール)
1994年のチャイコフスキー国際コンクールで、アナスタシア・チェボタリョーワと第二位を 分け合った(一位なし)韓国系アメリカ人ヴァイオリニスト、ジェニファー・コー。コンクール からほぼ20年を経てリリースされるこのアルバムは、まさに現在の彼女が世界のトップラン クの水準にあることを如実に示すものです。 数多くの指揮者と共演を重ねている彼女ですが、中でもヴェデルニコフとは長年協力関係にあ り、ここでも極めて息のあった演奏を繰り広げています。難曲として知られる「協奏曲」はも ちろんのこと、昔ながらのエレガンスと遊び心が融合した「懐かしい土地の思い出」そして珠 玉のような小品まで、溢れる情熱に満たされた素晴らしいアルバムです。

Grand Piano
GP-678(1CD)
NX-B03
ウストヴォリスカヤ/シルヴェストロフ/カンチェリ〜ピアノと管弦楽のための作品集
ウストヴォリスカヤ(1919-2006):ピアノ、弦楽オーケストラとティンパ ニのための協奏曲(1946)#
シルヴェストロフ(1937-):4つのポ ストリュード(2004)*
カンチェリ(1935-):弦楽オーケストラ、ピアノとパ ーカッションのための「SIO」(1998)*
シルヴェストロフ:賛歌2001
エリザヴェータ・ブルーミナ(P)
ユルゲン・シュピチュカ(ティンパ ニ&パーカッション)
シュトゥットガルト室内O
トーマス・ザンデルリンク(指)

*=世界初録音
#=オリジナル版にて録音(2015年に出版されたスコアは、彼女の夫によって 第220小節と222小節が改編されています)
ロシア周辺の3人の現代作曲家が書いたピアノと管弦楽のための作品集。どの曲も親しみやすく耳に優しいものばかりです。 ショスタコーヴィチに師事し、強い影響を受けたペトログラード生まれの女性作曲家、ウストヴォリスカヤ。その作品は常に ショスタコーヴィチと比較されるも、独自の神秘的な作風は一部の愛好家に強く愛されています。この「協奏曲」は幾分調性 感に支えられながらも、その音列は不可思議な肌触りを持っており、決して溶け合うことのないティンパニの響きが独特な味 わいを加えています。シルヴェストロフの「ポストリュード」は想像通りの穏やかな作品。ロマン派の残滓が色濃く感じられ る静謐な響きに彩られています。カンチェリの「SIO=そよ風」は、彼の故郷であるグルジア民謡が効果的に用いられた印象 的な音楽です。こちらはドレスデン・シュターツカペレ創立450周年の委嘱作品で、懐かしいメロディを伴いながら吹いて 来る風がダイレクトにイメージできる曲です。最後のシルヴェストロフの「賛歌」は冒頭の3秒を聴いただけでなぜか涙が 溢れてくるほどの懐かしさを伴う“心にしみる曲”です。

H.M.FHMU-907658(1CD)
ガーシュウィン:作品集
ミュージカル「君がために歌わん」序曲
ピアノ協奏曲ヘ調
3つの前奏曲(ロイ・バーギー編オーケストラ版)
パリのアメリカ人
リンカーン・マヨーガ(P)
スティーヴン・リッチマン(指)
ハーモニー・アンサンブル・ニューヨーク

録音:2014年6月22-24日/ディメンナ・センター(ニューヨーク)
「ラプソディ・イン・ブルー」をグローフェによる初演のジャズバンド版でリリース(HMU 907492)して話題になったスティーヴン・リッチマン(指)ハー モニー・アンサンブル・ニューヨーク待望のガーシュウィン第2弾。 指揮のリッチマンは、ワシントン国会図書館に所蔵されているガーシュウィンの自筆譜を研究し、その成果である「作品の書かれた20-30年代の無駄 のない非感傷的な様式」を反映させたかったと述べています。ミュージカル「君がために歌わん」序曲はロバート・ラッセル・ベネットが1931年にオー ケストレーションしたいわゆるオリジナル版ではなく、1934年にガーシュウィン自身がパーソナリティを務めるラジオ番組のために本人が作った縮小版を 世界初録音。また「パリのアメリカ人」はガーシュウィンの死後、キャンベル=ワトソンが校訂し、有名なサクソフォンのパートに手を入れている版が流布 していますが、ここではガーシュウェンの原典版を復元。その結果、ナサニエル・シルクレット指揮ヴィクター交響楽団(ガーシュウィン自身がチェレスタ・ パートで参加している)による1929年の録音とソックリな響きが再現され、演奏時間が17分を切りました。これこそがガーシュウィンの考えていたテン ポで、曲の印象が大きく変わります。 さらに嬉しいのが、ピアノ独奏曲として人気のある「3つの前奏曲」を、ポール・ホワイトマン楽団のピアニストでアレンジャーだったロイ・バーギーがオー ケストレーションしたものが世界初録音。ブルース調の第2曲のメロディがサックスやクラリネットに受け継ぎ歌われるのが理想的な美しさで魅力が倍増 しました。 (Ki)
H.M.F
HMC-902249(1CD)
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのための協奏曲集
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ長調 RV 507
2つのヴァイオリンのための協奏曲 変ロ長調 RV 529
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ長調 RV 510
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ長調 RV 505
4人の協奏曲 ニ短調 RV 127
2つのヴァイオリンのための協奏曲 変ロ長調 RV 527
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 RV 513
ジュリアーノ・カルミニョーラ(Vn)
アマンディーヌ・ベイエ(Vn)
リ・インコーニティ

録音:2016年2月2-6日、Pontifico Istituto de Musica Sacra, Sala, Roma
フランス・バロック・シーンをしなやかに彩るヴァイオリンのアマンディーヌ・ベイエ&リ・インコーニティ。最新盤は、カルミニョーラをゲストに迎えて のヴィヴァルディの協奏曲集です。カルミニョーラはヴェネツィア・バロックにもとりわけ深い思い入れのある、いわずとしれた名手。すべてのパッセージ、 リズムが活き活きと輝き、物憂げな旋律の絡み合いの場面では、その美しい音色に心奪われる、至高のヴィヴァルディの世界が広がっています。 RV 507は2つのヴァイオリンのための協奏曲の初期作品(それまでにもヴィヴァルディは2つのヴァイオリンが登場する協奏曲を書いてはいましたが、 それらは合奏協奏曲のスタイルをとっていた)ですが、第1ヴァイオリンの方に、華やかなパッセージや曲のしめくくりでも重要な役割を担わせるような書 き方がされていますが、この録音では、随所でソリスト2人が奏でるなど、適宜手を加えながら、自由に演奏しています。また、ヴィヴァルディは、この RV 507を、当時のドイツ屈指の名ヴァイオリン奏者、ピゼンデルと共演。ピゼンデルは手稿譜に装飾音を書き入れており、この録音でも、その装飾音が 採用されています。 (Ki)

ONDINE
ODE-1278(1CD)
クラミ&エングルンド:ヴァイオリン協奏曲集
エイナル・エングルンド(1916-1999):ヴァイオリン協奏曲(1981)
ウーノ・クラミ(1900-1961):ヴァイオリン協奏曲(1943/1954改編)
ベンヤミン・シュミット(Vn)
オウルSO
ヨハネス・グスタフソン(指)

録音:2015年月8-9日、2016年3月4-5日フィンランドオウル、マデトーヤ・ホール
シベリウスの次世代を担う2人の作曲家、エングルンドとクラミのヴァイオリン協奏曲集。この2曲はともに20世紀フィン ランドを代表する名協奏曲として知られ、第二次世界大戦中に作曲されたクラミの作品は、1944年にストックホルムで初演 されています。彼の作品にはフランス音楽〜ラヴェルや六人組からの影響も指摘されていますが、この協奏曲ではクラミ自身 の作風が確立されており、更に晩年に改訂されたこの版は伴奏部分がよりシンフォニックになっています。また2016年に生 誕100年を迎えるエングルンドは、20世紀後半のフィンランドを代表する作曲家の一人。大戦後しばらくは、ショスタコー ヴィチやプロコフィエフとの親和性を感じさせる作風でしたが、晩年になるとこの協奏曲も含め、抒情的な作風を好むように なります。作品は初演こそ成功しましたが、その後はあまり演奏されることがありませんでした。これら2つの作品を演奏 するのは、名手ベンヤミン・シュミット。OEHMSレーベルへの一連の録音や、ONDINEレーベルへのリゲティ、ショスタ コーヴィチ、レーガー作品の録音で高く評価されています。

Challenge Classics
CC-72700
(1SACD)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」(全曲)
イラーネク:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
グナール・レツボール(Vn、指)
アルス・アンティクヮ・オーストリア

録音:2016年4月21-24日
オーストリアのバロック・ヴァイオリン奏者、レツボールによるヴィヴァルディの「四季」が登場。レツボールはムジカ・アンティクヮ・ケルンやクレマンシッ ク・コンソートのメンバーとして活躍し、1995年に自らのアンサンブル、アルス・アンティクヮ・オーストリアを結成。古楽ファンに絶大な人気を誇るヴァ イオリニストです。 「春」は速すぎないテンポ設定でじっくりと練り上げた演奏。通奏低音には柔らかな音のオルガンを用い、きびきびしただけの「春」とは違った作りこ んだサウンドが印象的です。「夏」終楽章は一転、手加減なしの高速で弦が軋み火花散る熱演!「冬」2楽章のヴァイオリン独奏も緩急自在で美しいです。 カップリングはヴィヴァルディの弟子でチェコの作曲家、フランティシェク・イラーネク(1698-1778)のヴァイオリン協奏曲。師の後期作品に近い作風で、 熱気と独特な暗さを備えたカッコいい1曲です。 (Ki)
Challenge Classics
CC-72746(1CD)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」(全曲)
4声のソナタ 変ホ長調「聖墓にて」 RV.130
弦楽のための協奏曲 ト短調 RV.157
弦楽のための協奏曲 変ロ長調「コンカ」 RV.163
ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(Vn)
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指)
コンバッティメント・コンソート・アムステルダム

録音:1990年2月19-21日、6月4日
今では指揮者として有名なズヴェーデン。彼は1979年に若干19歳でアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサート・マスターに就任、以 後1995年までそのポストを務め上げたヴァイオリンの名手でもあります。このディスクは古楽奏法を取り入れたモダン楽器によるアンサンブル、コンバッ ティメント・コンソート・アムステルダムとの共演で、1990年録音の再発売。針のように細く尖ったソロが印象的な、切れ味鋭い「四季」を聴かせています。 ズヴェーデンが古楽演奏にも長けていたことが分かる貴重なディスクです。 カップリングはソロを持たない弦楽作品3曲。優しく柔らかなフーガを持つRV.130、半音階下降のバスによるシャコンヌを持つRV.157、ほら貝を思 わせるユーモラスな「コンカ」 RV.163を収録しています。 (Ki)

WERGO
WER-5115(1CD)
エンヨット・シュナイダー・エディション第6弾
エンヨット・シュナイダー(1950-):フェニックス 〜神話的詩曲(オーボエ,パーカッションと弦楽)
闇の旅 〜ハンス・ロットの断片に基づく(オーボエと弦楽)
ナイトハルトの悪夢 〜宮廷の愛の歌(ピアノとオーケストラ)
クリストフ・ハルトマン(Ob)
ヨハネス・フィッシャー(パーカッション)
オリヴィエ・トリエ ンド ル(P)
ケヴィン・ジョン・エドゥセイ(指)
トーンキュンストラーO

録音:2015年9月14-19日
※全曲世界初録音
950年ドイツ生まれ、600本もの映画音楽を手がける作曲家シュナイダー。WERGOレーベルから10タイトル発売予定のシュナイダー・エディショ ン、第6弾です。 カオスの中から美しいものが復活し飛翔する「フェニックス」、ブルックナーに評価され学友のマーラーに多大な影響を与えた早逝の作曲家ハンス・ロッ トの断片を用いた、暗い狂気と幸福な歌が交互に現れる幻想的な「闇の旅」、中世ドイツの吟遊詩人(ミンネジンガー)ナイトハルト・フォン・ロイエン タールを題材にした、中世の舞曲も聴こえてくる「ナイトハルトの悪夢」を収録。すべて世界初録音です。協和音を響かせることも厭わない、ロマンティッ クですらあるオーケストラ・サウンドが魅力。ソロ楽器は技巧を誇示するというよりは情景を想起させる役割で、映画音楽作曲家ならではの表現力です。 (Ki)

CLAVES
50-1613(1CD)
ヒナステラ:ハープ協奏曲 (1956)
ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲
ボワエルデュー:ハープ協奏曲ハ長調 (1800)
アナイス・ゴドゥマール(Hp)
レオ・フセイン(指)ノルマンディ・ルーアン歌劇場O

録音:2015年10月24-29日/ノルマンディ・ルーアン歌劇場
1991年生まれのフランスのハープ奏者アナイス・ゴドゥマール。リヨン音楽院で学び、さらにローザンヌでも勉強を続けました。2012年にイスラエル・ ハープ・コンクールで優勝し、2015年にグシュタート山頂音楽祭でティエリ・シェルツ賞を受賞し、その賞品として当ディスクの録音が実現しました。フ ランス風な色香漂う優雅な演奏で、美しい容姿ともあいまって人気が出ること間違いなしの逸材。日本でもおなじみの指揮者レオ・フセインが絶妙な伴奏 を付けています。 (Ki)

ATMA
ACD2-2739(1CD)
フランソワ・ドンピエール(1943-):ピアノとオーケストラのための作品集
コンチェルタンゴ・グロッソ(ピアノ,ヴァイオリン,バンドネオン,コントラバスとオーケストラのための)
サンティレネ協奏曲(ピアノとオーケストラのための)
魔術(2016年版)(ピアノ,ヴァイオリンとオーケストラのための)
セレストの死(映画「回転扉」の主題)(オーケストラのための)
ルイーズ・ベセット(P)
カーソン・レオン(Vn)
デニス・プラント(バンドネオン)
リチャード・カポラ(Cb)
アパッショナータCO
ダニエル・ミシク(指)
カナダ、ケベックの作曲家フランソワ・ドンピエールのピアノのための作品集。歌手フェリックス・ルクレールとのコンビでヒット作を生み出し70年代に 活躍、そして50以上の映画音楽も手がけるカナダを代表する現代作曲家のひとりです。このアルバムは、ピアノを主体とした楽曲を収録しています。ピア ノはルイーズ・ベセット。彼女は20、21世紀の音楽を得意とするピアニストで、2015年CBC Musciが選ぶカナダのトップ・ピアニスト25人に選 ばれるなど今注目されています。アルバムのタイトルにもなっている「コンチェルタンゴ・グロッソ」はバンドネオンも加えたタンゴ独特の強烈なリズムに ピアノを乗せたメランコリックな作品。またフランシス・マンキーウィッツ監督の映画「回転扉」の主題「セレストの死」のオーエケストラ・ヴァージョン も最後に収録しています。 (Ki)

PRAGA
PRD-250339(1CD)
アニー・フィッシャーの協奏曲集
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466
 ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482*
 ロンド第1番ニ長調K.328#
シューベルト:即興曲ヘ短調D935-4##
アニー・フィッシャー(P)
エードリアン・ボールト(指)、
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)*
フィルハーモニアO
エルヴィン・ルカーチ(指)ハンガリーRSO#

録音:1959年2月ロンドン、1959年4月ロンドン*、1965年2月ブダペスト(ライヴ)#、1959年4月ブダペスト(ライヴ)##
※純正Stereoと記されています
モーツァルトの協奏曲とシューベルトはEMI音源、ロンドはフンガロトン音源。いずれも入手困難なものなので大歓迎。アニー・フィッシャーならでは の溌剌とした楷書的演奏を堪能できます。 (Ki)
PRAGA
PRD-250337(1CD)
ロストロポーヴィチのプロコフィエフ
チェロ・ソナタ.ハ長調Op.119
交響的協奏曲ホ短調Op.125*
チェロと管弦楽のためのコンチェルティーノOp.132 #
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
アレクサンドル・デデューヒン((P)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
ソヴィエト国立SO*、
モスクワRSO#
録音:1964年2月25日モスクワ音楽院ホール(ライヴ)
1964年5月13日モスクワ音楽院ホール(ライヴ)#
※純正Stereoと記されています
プロコフィエフは晩年にチェロ作品をいくつか手掛けましたが、いずれもロストロポーヴィチの存在があって誕生しています。その3作を37歳のロスト ロポーヴィチの演奏で集めました。交響的協奏曲は1930年代に作曲したチェロ協奏曲第1番を改作したもの。チェロ協奏曲第1番は、楽器の機能を 無視した難技巧を当局から批判され、名手ロストロポーヴィチの協力で新たな作品に仕上げました。それにより創作欲を刺激されたプロコフィエフはコン チェルティーノに着手しますが、未完のまま世を去ります。そこでロストロポーヴィチが補作し、カバレフスキーがオーケストレーションを施して完成させ ました。最晩年のプロコフィエフならではの清明な世界を味わえます。 (Ki)

CPO
CPO-777847B10
(1CD)
ブルッフ:ヴァイオリンと管弦楽のための作品集第3集
ヴァイオリン協奏曲第3番ニ短調Op.58
ヴァイオリンと管弦楽のための小協奏曲嬰へ短調Op.84
ロマンスイ短調Op.42
アンチェ・ヴァイトハース(Vn)
ハノーファー北ドイツ放送PO
ヘルマン・ボイマー(指)

録音:2015年2月24-27日ハノーファー北ドイツ放送グローサー・ゼンデザール
ブルッフ(1838-1920)のヴァイオリン協奏曲といえば、だれもが美しい《第1番》を思い浮かべることでしょう。逆に言え ば、第2番、第3番はほとんど耳にする機会がありません。そんなブルッフの全ての「ヴァイオリンと管弦楽のための」作 品を録音するというこのcpoのプロジェクトは、名手ヴァイトハースのヴァイオリンと指揮者ボイマーの共演で既に第2集 までがリリース済み。今回のヴァイオリン協奏曲第3番を含む第3集で完結となります。協奏曲第2番は、当時親交を結ん でいたサラサーテに献呈されていましたが、この第3番はブルッフが尊敬していたヨーゼフ・ヨアヒムの助言が取り入れら れ、献呈もまたヨアヒムにされています。まるでブラームスの作品のような、管弦楽による充実した前奏や、ゆったりと美し い第2楽章、超絶技巧を駆使した第3楽章と、堅固な構成を持つ大作です。ロマンスOp.42は当初第2協奏曲として構想 された作品ですが、結局これは断念、独立した曲として発表されました。晩年に書かれた《小協奏曲》は、全編緊張感に満ち た聴き所たっぷりの小品です。


Spectrum Sound
LPSMBA-005(2LP)
完全限定プレス
キョンファ絶頂期のシベリウス&チャイコフスキー
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲*
チョン・キョンファ(Vn)
ズデニェク・マーツァル(指)
シャルル・デュトワ(指)*
フランス国立放送O

録音:1973 年5月16日シャンゼリゼ劇場(ステレオ・ライヴ)、1978 年10 月18 日シャンゼリゼ劇場(ステレオライヴ)*
180g重量盤、日本語解説付
スペクトラム・サウンド・レーベルからチョン・キョンファ絶頂期1970年代のシベリウスとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲がLP盤で登場。い ずれも “聴いて金縛り” と言えるほど驚異的な集中力を感じる白熱ライヴです。フランス国立視聴覚研究所音源提供のオリジナル・マスターの状態は非常 に良好で万全のリマスタリングが施されております。平林直哉氏による日本語解説付。日本プレスの完全限定プレスです。 「このシベリウスは何かに取り憑かれたと言うべきか、ちょっと言葉では補えないような凄まじさをはらんでいる。それは、第1楽章の弾き始めで明ら かである。こんなに強く、心の底から何かを訴えるような歌わせ方は、全く類例がない。第2楽章も、その桁外れな集中力は圧倒的で、第3楽章はもはや、 完全に言葉を失ってしまう。(中略)チャイコフスキーはライヴゆえに、全体の流れにより自由な空気が感じられ、やはり聴いて良かったと思わせる素晴ら しい内容だ。」(ライナーノーツより平林直哉)


Altus
ALT-350(1CD)
ラ・ペヤチェヴィッチ(1885-1923):大オーケストラのための序曲 ニ短調 Op.49
ピアノ協奏曲 ト短調 Op.33
ピアノと管弦楽のための協奏的幻想曲 ニ短調 Op.48
安達朋博(P)
井上喜惟(指)
ジャパン・シンフォニア

ライヴ録音:2015年9月28日/杉並公会堂(大ホール)
世紀転換期を彩ったクロアチアの女性作曲家、ドラ・ペヤチェヴィッチ(1885-1923)の作品集。数奇な運命を辿ったペヤチェヴィッチは、難産に伴 う腎不全、敗血症などの複合病因で37歳半という短い生涯であったものの、作品番号で58番まで、総作品点数では106曲を数え、オペラ以外ほぼ 全てのジャンルを網羅した才気あふれる作曲家です。歿後、彼女の作品は忘却の彼方に追いやられていましたが、生誕100年(1985年)を機に再評価 され、1991年のクロアチア独立後はザグレブの国立クロアチア音楽情報センターが全作品の楽譜を新たに校正し、出版する作業を続けています。それ でも録音がほとんどなく、特に日本では依然として知られざる作曲家と言えます。 この作曲家に惚れ込んだのが、1983年生まれの日本人ピアニスト安達朋博です。安達は恩師のロシア人、エフゲニー・ザラフィアンツがクロアチアで 音楽教育に携わっていたことが縁で、クロアチアへ留学。ザグレブ国立大学音楽アカデミーを卒業するまで、ペヤチェヴィッチをはじめとする未知の作曲 家と出会い、その魅力にとりつかれました。没後90年となる2013にはドラ・ペヤチェヴィッチ・メモリアル財団主催の記念行事に日本人演奏家として はじめて招かれ、リサイタルを開きました。 「安達朋博氏の演奏はドラの音楽独特の香りを濃厚に表現することに成功している。私もオーケストラのメンバーも彼の情熱的なアプローチに共感し、 ドラの音楽に魅せられた。」と語るのは指揮をつとめた井上喜惟です。美しい旋律の裏側に非常に力強い意思を感じるペヤチェヴィッチの作品を見事に歌 い上げます。 (Ki)
■安達 朋博(ピアノ)
イノ・ミルコヴィッチ高等音楽院(モスクワ音楽院提携校)を経て、クロアチア国立ザグレブ大学音楽アカデミーを最優秀にて卒業。ローマ国際ピアノコ ンクール、ブラームス国際音楽コンクール、アントン・ルビンステイン国際ピアノコンクールなど欧州各地の8つの国際コンクールで受賞。クロアチア人 作曲家による作品の発掘・研究と、演奏会・録音、テレビ・ラジオ出演、記事執筆などを通じての普及活動であり、同国初の女性作曲家ドラ・ペヤチェヴィッ チや近代作曲家ボジダル・クンツ、前大統領イヴォ・ヨシポヴィッチ氏の作品をはじめ、ロマン派・近代のほか、多数の現代作曲家の作品の国外初演を行う。 2013年に、ペヤチェヴィッチの故郷クロアチアのナシツェの記念財団より日本人で初めて招待されて以来、ペヤチェヴィッチの没後90年、生誕110年、 音楽学校創立30周年などの記念公演は毎回安達が招待されており、2016年3月にもクロアチア国立オシエク歌劇場にてペヤチェヴィッチのピアノ協奏 曲のスラボニア初演を行っている。

LAWO Classics
LWC-1099(1SACD)
プレミア〜クラリネット協奏曲集
ドビュッシー:第1狂詩曲*
クルーセル:クラリネット協奏曲第2番 Op.5*
ヤン・エーリク・ミカルセン:クラリネット協奏曲(2009/世界初録音)#
ビョルン・ニューマン(Cl)、
オラリー・エルツ(指)*、
トマス・セナゴー(指)#、
ノルウェー放送O

録音:2013年5月13日−16日&2014年11月10日ー14日、ノルウェー放送コンサート・ホール(オスロ)
ノルウェー放送Oとノルウェー室内Oの首席奏者を務めるスウェーデン系フィンランドのクラリネット奏者、ビョルン・ニューマン。ドビュッシーの名作「第1狂詩曲に、ベルンハルト・ヘンリク・クルーセル、ヤン・エーリク・ミカルセンのクラリネット協奏曲を収録。世界初録音となるミカルセンのクラリネット協奏曲は、ニューマンとノルウェー放送管の委嘱によって作曲、2010年にノルウェー・オペラハウスで初演された作品。


Audite
AU-95644(1CD)
ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ第10弾
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219「トルコ風」
(2)ヘンツェ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(3)マルタン:マニフィカト(1968年版)(世界初演)
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)
(3)イルムガルト・ゼーフリート(S)
(1)パウル・ヒンデミット(指)、
(2)フェルディナント・ライトナー(指)、
ベルナルト・ハイティンク(指)、
ルツェルン祝祭O(スイス祝祭O

ライヴ録音:(1)1952年8月13日、(2)1964年8月26日、(3)1968年8月14日/ルツェルン・フェスティヴァル
定評あるAuditeレーベルの1stマスター・リリースのルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ。第10弾はヴォルフガング・シュナイダーハンによるモー ツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」(1952年)、ヘンツェのヴァイオリン協奏曲第1番(1964年)、そして、マルタンのマニフィカト(1968 年)が収録されました。 1915年ウィーン生まれのシュナイダーハンは神童として注目され、10代よりヨーロッパを中心にソリストとして活躍。その後、1930年代よりウィー ン交響楽団、ウィーン・フィルのコンサート・マスターに就任、さらに自身の名を冠した弦楽四重奏団を結成し室内楽の活動を行うかたわら教育活動にも 熱心にたずさわった、名教師にして名ヴァイオリストです。“抑制の効いたスタイル” のシュナイダーハンの音楽は、まさに正統派の芸術家で、音楽に真摯 に向き合う姿勢は聴き手を虜にしました。また多岐に渡る膨大なレパートリーを誇るシュナイダーハンは現代音楽も積極的に取り上げ、当ディスクに収録 されているヘンツェ、マルタンなど同時代を生きた作曲家が献呈した作品もあります。シュナイダーハンの美音もさることながら、パウル・ヒンデミット(モーツァルト)、フェルディナント・ライトナー(ヘンツェ)、ベルナルト・ハイティンク(マ ルタン)という大物演奏家が指揮をしているというところも当録音での注目です。内に秘めた情熱で歌い上げるシュナイダーハンが、3人の異なる個性をもっ た指揮者達と、まるで対話するかのような当ライヴ集は、1950年代から60年代のシュナイダーハンの充実ぶりをうかがい知ることのできる演奏です。 現代的響きの中に抒情性と深い思索性をもった独自の作風を作り上げたフランク・マルタン(1890-1974)。1968年のルツェルン・フェスティヴァル で世界初演となった『マニフィカト』は、翌69年に『アヴェ・マリア』そして『スターバト・マーテル』を加えた「マリア三部作」の1作品で、ソプラ ノ独唱とヴァイオリン独奏がともないます。名唱ゼーフリートとシュナイダーハンの演奏によりこの世界初演は大成功をおさめました。当作品はシュナイダー ハンに献呈されております。 (Ki)

BIS
BISSA-2247
(1SACD)
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ヴァイオリン協奏曲第2番*
フランク・ペーター・ツィンマーマン
(Vn;ストラディヴァリウス製作 1711年製“Lady Inchiquin”、1713年製“ex Rodewalt”*)、
北ドイツ放送エルプフィルハーモニーSO
アラン・ギルバート(指)

ライヴ録音:2012年12月6&9日、2015年10月29&30日*/ハンブルク
フランク・ペーター・ツィンマーマンが自身はじめてとなるショスタコーヴィチの2つ協奏曲を録音しました。バロックから現 代まで幅広いレパートリーを誇り、いずれの演奏も広く受け入れられている世界最高のヴァイオリニスト、ツィンマーマン。当録音は2012年12月に第 1番、そして2015年10月に第2番を、ともにアラン・ギルバート指揮、北ドイツ放送エルプフィルハーモニー交響楽団(旧北ドイツ放送交響楽団)と 共演したライヴを収録したものです。 ダヴィド・オイストラフに献呈された2つのヴァイオリン協奏曲。第1番は1947年から1948年にかけて作曲されましたが、12音技法を使うなど の前衛的な書法により、1948年2月に共産党による作曲家批判を受けたため、発表を控えました。その後、ジダーノフ批判が一段落したと考えられた 1955年に日の目を見ることとなりました。全4楽章の当作品は沈鬱とした瞑想曲、切れ味抜群で軽妙なスケルツォ、かつてないほど壮大なパッサカリア、 そして打楽器群大活躍のブルレスクで構成されております。なお、第3楽章と第4楽章との間におかれた長大なカデンツァですが、ツィンマーマンは自筆 譜を元に演奏しているとのこと。通常演奏されているオイストラフ版との違いも興味深いところです。第2番は1966年から67年にかけて作曲され、この時代のショスタコーヴィチらしさをあらわした思索的、哲学的内容をいっそう深めた作品。室内 楽的な明確な輪郭があり、全合奏の部分は極めて少ないのが特徴です。またヴァイオリンの独奏パートはまとまって休むことがほとんどなく、各楽章の中 間部にそれぞれカデンツァを置いているのも特徴的です。 ツィンマーマンの卓越したテクニックと、圧倒的な魅力である美音を武器にこのショスタコーヴィチを見事に歌い上げております。なお、2つの協奏曲で それぞれ違うストラディヴァリウスを使用しているのも注目。第1番では、かつてクライスラーが所有していた1711年製の “Lady Inchiquin” を、第2 番では1713年製の “ex Rodewalt” を演奏。ともに思わずうっとりしてしまう名器の音色を聴くことができます。 (Ki)
BIS
BISSA-2206
(1SACD)
セバスチャン・ファーゲルルンド(1972-):(1)Mana(2013-14)(ファゴット協奏曲)
(2)森林地帯(2012)(ファゴット・ソロのための)
(3)カレヴィ・アホ(1949-):ソロV(1999)(ファゴットのための)
(4)(4)ファゴット協奏曲(2004)
ブラム・ファン・サムベーク(Fg)
ラハティSO
(1)オッコ・カム(指)、
(4)ディーマ・スロボデニュク(指)

録音:(1)2015年1月、(4)2016年1月シベリウスホール(ラハティ、フィンランド)、(2)(3)2015年11月スウェーデン放送第2スタジオ(ストックホルム)
国際的にも知られる現代フィンランドの作曲家ふたりがファゴットのために書いた作品集。セバスチャン・ファーゲルルンドはシベリウス・アカデミーで学び、管弦楽曲、室内楽曲、器楽曲を中心に作曲してきました。声楽曲も手がけはじめ、2009年にオペラ《デーベルン》(BISSA-1780)を発表しています。「とがったリズムに長くゆったり弧を描く旋律を組み合わせた、確固とした響きとゆたかな色彩」に特徴があり、モダニズムの厳格な手法に反対する立場をとっていると言われます。協奏曲は、彼が継続して手がけるジャンルのひとつ。クラリネット協奏曲(BISSA-1707)、サクソフォン協奏曲(Jase)、ヴァイオリン協奏曲《光の中の闇》(BISSA-2093)につづいて書かれたファゴット協奏曲は、スウェーデン語で「呼び起こす」、フィンランド語では「死と悪魔払い」を暗示、ポリネシアの文化圏では「目に見えない、超自然の力」を示すという「Mana」を曲名にとった、「緩−急−緩」の単一楽章の協奏曲。ヨーテボリ交響楽団とラハティ交響楽団とボルレッティ=ブイトーニ・トラストの共同委嘱による作品です。ファゴット・ソロのための《森林地帯》は、協奏曲に先立って書かれました。「神秘の領域」をイメージ。協奏曲と同じくブラム・ファン・サムベークが演奏することを想定した作品です。ブラム・ファン・サムベーク(1980-)はオランダの奏者。2002年から2011年までロッテルダム・フィルハーモニックの首席奏者を務め、2015年からはハーグの王立音楽院で教えながら、ロンドン交響楽団やヨーテボリ交響楽団をはじめとするオーケストラに首席奏者として客演しています。2011年にボルレッティ=ブイトーニ・トラスト賞を受賞、ニューヨークのリンカンセンター室内楽協会に参加しました。カレヴィ・アホのファゴット協奏曲は、ヘルシンキ・フィルハーモニックのソロ・ファゴット奏者のベンツェ・ボガーニのために書かれた作品です。〈アンダンテ〉〈ヴィヴァーチェ〉〈パッサカリア(アダージョ)エ・カデンツァ〉〈プレスト〉。《ソロV》は、ラハティ交響楽団のソロ奏者ハッリ・アハマスのために作曲されました。ファゴットの最高音域から最低音域まで使った、劇的な性格の音楽です。2曲の協奏曲にはラハティ交響楽団が共演しました。アホの協奏曲は、オッコ・カムの後任として2016年から首席指揮者を務めるディーマ・スロボデニュクが指揮。スロボデニュクは、ロシア生まれ。シベリウス・アカデミーでセーゲルスタムとヨルマ・パヌラに学びました。ヨーテボリ交響楽団を指揮したファーゲルルンドの管弦楽作品集(BISSA-1707)やトゥルク・フィルハーモニックとのマトヴェイェフのチェロ協奏曲とリンコラのピアノ協奏曲(ABCD364)などの録音も高く評価されています。 (Ki)

Chandos
CHSA-5175(1SACD)
ヴィヴァルディ&パヌフニク:四季
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 「四季」 Op.8 No.1-4*
ロクサンナ・パヌフニク:世界の四季(アルバニアの秋、チベットの冬#、日本の春、インドの夏)(世界初録音)
タスミン・リトル(Vn&指)
BBC響、
グレアム・ブラッドショウ
(チベットのシンギング・ボウル)#、デイヴィッド・ライト(Cemb)*

録音:2016年1月4日−6日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
ロクサンナ・パヌフニク(b.1968)は、作曲家アンジェイ・パヌフニクの娘として生まれたポーランド系イギリスの女流作曲家。今回が世界初録音となる「世界の四季(Four World Seasons)」は、タスミン・リトルのために書かれたヴァイオリンと弦楽オーケストラのための作品。アルバニア、チベット、日本、インドのそれぞれの四季を描いており、「アルバニア」は父親に、残りの3楽章はタスミン・リトルへと捧げられています。タスミン・リトルが描くヴィヴァルディの傑作、そしてR・パヌフニクの新作という衝撃の新録音です!
Chandos
CHAN-10929(1CD)
Chandos
PCHAN-10929(1CD)
国内仕様盤
税込定価
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.1
ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453(カデンツァ:バヴゼ)
ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456(カデンツァ:モーツァルト)
ディヴェルティメント変ロ長調 K.137
ボーナス・トラック〜ピアノ協奏曲第17番 K.453 第1楽章&第2楽章のオリジナル・カデンツァ(モーツァルト作)
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)、
ガボル・タカーチ=ナジ(指)
マンチェスター・カメラータ

録音:2016年3月15日−16日、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・コンサート・ホール(マンチェスター)
※使用ピアノ:Yamaha Model CFX
フレンチ・ピアニズムの巨星ジャン=エフラム・バヴゼ。ハイドンの協奏曲集(CHAN-10808)に続く古典派協奏曲は、モーツァルトのピアノ協奏曲集がスタート! 共演者はハイドンと同じく、タカーチSQの創設者でもあり、近年は指揮者として活躍を広げているハンガリーの巨匠、ガボル・タカーチ=ナジとイギリス有数の室内O"マンチェスター・カメラータ"。モーツァルトの第1巻に選ばれたのは、多くの作品が生み出された1784年に作曲された6つのピアノ協奏曲のうちの2つ、K.453(第17番)とK.456(第18番)の協奏曲で、ピアノ協奏曲第17番では自作のカデンツァを使用(ボーナス・トラックとして、モーツァルト作のオリジナル・カデンツァも収録)。

KOKORO RECORDS
KKR-009(1CD)
税込定価
GOLD−三味線協奏曲集
(1)川崎絵都夫:三味線協奏曲(2015)
(2)江原大介:『魂の絃』 - 三味線と吹奏楽のための協奏曲(2010)
(3)コリーン・シュムコー:『When the Waves Clash』 - 三味線協奏曲(2016)
(4)三木稔:『三味線協奏曲』(2008)
(5)杵屋正邦:『九重』-三絃九重奏曲-(1973)
野澤徹也(三味線)

(2)澤田由香(篠笛)、阿部大輔(尺八I)、本間豊堂(尺八 II)、大上茜(琵琶)、野澤佐保子(箏I)、吉澤延隆(箏 II)、松坂典子(十七絃筝)、吉川玄一郎(打楽器)、冨田晋平(打楽器)
(3)野上博幸(指)ミュゼ・ダール吹奏楽団
(4)邦楽創造集団オーラJ
(5)野澤徹也(三味線全9パート重ね録り)
この CD のタイトルにもある「三味線協奏曲」というのは、三味線演奏家にとっての華で あり憧れです。幸いにも私は現時点で、4つの三味線協奏曲を初演するチャンスに恵まれ ました。そこで、この機会にそれらをまとめて聴いていただこうと思い、CD 化を企画。三味 線をはじめ、様々な邦楽器や吹奏楽の音がキラキラとしていて、「金色の音色」というイメ ージがわいてきたため、タイトルを「GOLD」と名付けました。 唯一の吹奏楽との三味線協奏曲と和楽器による3つの三味線協奏曲を収録。ボーナスト ラックとして、1人で9パートを重ね撮りした三味線九重奏も収録。(野澤徹也)

QUERSTAND
VKJK-1522(1CD)
ヘンデル:協奏曲集
オラトリオ「デボラ」HWV51より序曲
オルガン協奏曲 ヘ長調 Op.4-5 HWV293
オルガン協奏曲 変ロ長調 Op.4-2 HWV290
オルガン協奏曲 ト短調 Op.7-5 HWV310
オルガン協奏曲 変ロ長調 Op.7-3 HWV308「ハレルヤ協奏曲」
ホルガー・ゲーリング(Org、指)
ドレスデン聖十字架教会バロック・オーケストラ

録音:2015 年
合奏協奏曲と並び、ヘンデルの代表する協奏曲集“オルガン協奏曲”からロンドン時代に作 曲された4つの作品を収録。軽やかに色彩に溢れた多彩な魅力を放っています。「ハレルヤ」 に似た主題が聴こえてくる通称「ハレルヤ協奏曲」の別名を持つ名曲Op.7-3も収録。

SWR music
SWR-19019CD-B02
(1CD)
オリジナルSWRテープ・リマスター1961-1970〜サルヴァトーレ・アッカルド
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番*
カプリースイ短調Op.1-24
「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による変奏曲Op.9#
ヴァイオリン協奏曲第2番「ラ・カンパネッラ」
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
マリア・ベルクマン(P)
バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツ放送SO
エルネスト・ブール(指)

録音:1968年5月6.7日*、1970年4月10日、1961年12月14日# バーデン・バーデンハンス・ロスバウト・スタジオ(スタジオ・レコーディング)
イタリアの名ヴァイオリニスト、サルヴァトーレ・アッカルド(1941-)の1960年代から1970年代の録音を細心のリマスタリングで復刻した1枚。もともと神童として名を馳せたアッカルドは13歳で最初の演奏会を開き、その後、数々の国際コンクールで賞を獲得。1958年の「パガニーニ国際コンクール」を17歳で制覇したことにより「パガニーニの再来」との賛辞を受けたことでも知られています。パガニーニはアッカルドにとって大切なレパートリーであり、1970年代の半ばにはシャルル・デュトワの指揮で6曲の協奏曲を録音。こちらも名演奏として知られています。当盤は、エルネスト・ブールとの共演による1960年代から70年にかけてのスタジオ録音で、アッカルドの明確なアプローチと確かな技巧に支えられた、輝かしい音色を聞く事ができます。
SWR music
SWR-19025CD-B02
(1CD)
オリジナルSWRテープ・リマスター1958-1959〜アニー・フィッシャー
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K482
シューマン:ピアノ協奏曲*
アニー・フィッシャー(P)
シュトゥットガルト放送SO
ハンス・ミュラー=クライ(指)
バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO
ハンス・ロスバウト(指)*

録音:1958年2月7日シュトゥトガルトヴィラ・ベルク、1959年2月25日*バーデン・バーデンハンス・ロスバウト・スタジオ
ハンガリーのピアニスト、アニー・フィッシャー(1914-1995)の1950年代終わりに収録された2曲のピアノ協奏曲。アニー・フィッシャーは1980年代以降に日本にも度々来日し、数多くのファンを獲得した人です。演奏について妥協を許さなかった彼女は、スタジオ録音に批判的でしたが、モーツァルトの協奏曲を含むEMIへの一連の録音は、現在でも「モーツァルト演奏の基準」とみなされるほどに、その演奏は高く評価されています。彼女の商業的録音は、いずれも1968年に夫アラダール・トートが死去するまでの、1950年代から1960年代のものですが、幸いなことにいくつかのライヴ録音が保存されています。このロスバウトとの演奏もそんな中の一つで、端正なモーツァルトと美しいシューマンは、彼女の魅惑的な姿を存分に伝えています。

Signum Classics
SIGCD-468(1CD)
ロイ・ハリス&ジョン・アダムズ〜ヴァイオリン協奏曲集
ハリス:ヴァイオリン協奏曲
アダムズ:ヴァイオリン協奏曲
タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn)、
アンドルー・リットン(指)
BBC響

録音:2016年4月4日−6日、BBCメイダ・ヴェール(ロンドン、イギリス)
作曲者自身が"ハイパーメロディ"と呼び、"ポストミニマル"の傑作としても高名なアダムズの大作と、1949年の作曲後に初演の予定がキャンセルされ、作曲家の死後となる1984年にようやく初演が行われたハリスの協奏曲。タムシン・ウェーリー=コーエンのヴァイオリンが、世紀末のアメリカで誕生した2つのヴァイオリン協奏曲の神髄に迫る。スティーヴン・ハフのラフマニノフ(Hyperion)に代表される数々の協奏曲の名盤誕生の立役者、アンドルー・リットンの存在も頼もしい。
Signum Classics
SIGCD-441(1CD)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
組曲「くるみ割り人形」(プレトニョフ編)
アレクサンドラ・ダリエスク(P)、
ダレル・アン(指)ロイヤルPO

録音:2014年8月2日、ヘンリー・ウッド・ホール&2016年6月22日、オール・セインツ教会
コンセルトヘボウ、ロイヤル・アルバート・ホール、カーネギー・ホールへのデビューを果たし、アンドラーシュ・シフから高く評価されたルーマニア出身の女流ピアニスト、アレクサンドラ・ダリエスクのシグナム・クラシックス(Signum Classics)第1弾となるチャイコフスキー・プログラム!2007年の第50回ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝を果たしたシンガポール出身の指揮者ダレル・アンとの共演による「ピアノ協奏曲第1番」では、将来を嘱望される若き音楽家たちの才能と閃きに期待が高まる。

Ars Produktion
ARS-38210
(1SACD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第2番ニ短調 Op.40
ダナエ・デルケン(P)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア
ラルス・フォークト(指)

録音:2014年1月、セージ・ゲーツヘッド、ゲーツヘッド、ニューカッスル、イギリス
ダナエ・デルケンは1999年ヴッパータールに生まれたピアニスト。両親はドイツ人とギリシャ人で音楽一家ではありませんでしたが、4歳のときに友達の弾くピアノに興味を覚え、5歳になってマリーナ・ハイフェッツのもとでレッスンを開始、半年後にはコンクールで入賞するという神童ぶりを発揮しました。1999年3月、ユーディ・メニューインに才能を見出され援助の申し出を受けるもメニューインが数日後に急逝。2002年の終わり、11歳のときに参加したカール=ハインツ・ケンマーリングのマスタークラスにおいて彼に誘われ入門し2012年に彼が亡くなるまで師事。現在はラルス・フォークトに師事しています。当盤では師匠のフォークトが、音楽監督を務めるロイヤル・ノーザン・シンフォニアを指揮してデルケンをサポートしています。

AGLAE MUSICA
AMC-104(1CD)
ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調 Op.56*
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
ルートヴィヒ三重奏団
[イム・ヒョスン(P)
アベル・トマス(Vn)*
アルナウ・トマス(Vc)*]

ガリシアSO
ビクトル・パブロ・ペレス(指)

録音:2013年3月22-23、25-26日、歌劇劇場、ア・コルーニャ、スペイン
イム・ヒョスンは1981年韓国の全州に生まれたピアニスト。カーティス音楽院(フィラデルフィア、アメリカ合衆国)でゲイリー・グラフマンに師事。室内楽演奏家として頭角を現し、ミーシャ・マイスキー、ヒラリー・ハーンらと共演、2009年にはトマス兄弟とともにルートヴィヒ三重奏団を結成しました。


SUPRAPHON
SU-4213(2CD)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲 BWV.1046-1051 (全曲) ニコラウス・アーノンクール(Vc)
グスタフ・レオンハルト(第5番:チェンバロ独奏)
エドゥアルド・メルクス(Vn)
ヨゼフ・メルティン(指)
ウィーン室内O

録音:1950年(モノラル)/ウィーン
バッハ没後200年記念として、1950年に録音されたブランデンブルク協奏曲。21歳のアーノンクール(ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス設立以 前)、22歳のレオンハルトが参加しています!ウィーン国立音楽院で古楽クラスの教師を務めていたヨゼフ・メルティンによる指揮で、ふたりはメルティン の生徒でもありました。他にもエドゥアルド・メルクスや、のちにアーノンクール夫人となるアリス・ホフェルナーなど、錚々たるメンバーが集まっています。 この時代の古楽器アプローチによるブランデンブルク全曲録音は大変貴重で、いま耳にできる最古のものでしょう。現代の古楽演奏スタイルへとつながる 小編成のきびきびしたアンサンブル。当時としてはまったく新しいバッハ像をしっかりと見据えた演奏で、若きアーノンクールたちにも強い影響を与えたで あろうことは想像に難くありません。 (Ki)

仏Bel Air
BAC-107D04(DVD)
エフゲニー・スヴェトラーノフに捧ぐ
ラフマニノフ:合唱交響曲「鐘」Op.35
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
プロコフィエフ:女声合唱と管弦楽のための「2つの詩」Op.7
 カンタータ「彼らは7人」Op.30
タチアナ・パヴロフスカヤ(S)
フセヴォロド・グリヴノフ(T)
セルゲイ・レイフェルクス(Br)
イェフィム・ブロンフマン(P)
ユルロフ国立cho
ロシア国立SO
ウラディーミル・ユロフスキ(指)

収録2013年9月6日モスクワモスクワ音楽院大ホール
収録時間:84分/音声:ステレオ2.0/DD5.1/字幕:英語,ドイツ語,フランス語/韓国語/画面:16:9/REGION All(Code:0)/DVD…片面ニ層ディスク
20世紀を代表する指揮者の一人、エフゲニー・スヴェトラーノフ(1928-2002)。モスクワ出身、モスクワ音楽院で学び、1955年からボリショイ劇場で指揮、1962年には同歌劇場の首席指揮者に任命されます。1965年からはロシア国立SO(旧ソ連国立SO)の芸術監督、首席指揮者に就任し、35年間に渡ってこのオーケストラの発展に尽力しました。モスクワ音楽院の壮麗なチャイコフスキー・ホールで開催された、スヴェトラーノフの85回目の誕生日を記念して行われたこの演奏会は、ピアノのブロンフマンやバリトンのレイフェルクス、テノールのグリヴノフなど素晴らしいソリストを迎え、2011年から芸術監督,首席指揮者を務めているユロフスキが全てをまとめています。選ばれた作品はどれもスヴェトラーノフが愛したもので、中でもラフマニノフの「鐘」は、スヴェトラーノフがモスクワ音楽院での最終試験で選択した作品であり、また死の2週間前にも演奏したという、キャリアの最初と最後を飾る重要なレパートリー。ユロフスキは先人への敬愛を込め、これらの曲を溌剌と演奏しています。

Hyperion
The Romantic Piano Concerto
CDA-68135(1CD)
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.69〜ヒル&ボイル:ピアノ協奏曲集
アルフレッド・ヒル:ピアノ協奏曲イ長調
ジョージ・フレデリック・ボイル:ピアノ協奏曲ニ短調(世界初録音)
アルフレッド・ヒル:ピアノ・ソナタ イ長調(世界初録音)
ピアーズ・レーン(P)、
ヨハネス・フリッチュ(指)
アデレードSO

録音:2015年3月31日−4月2日、アデレード・タウン・ホール
アルフレッド・ヒル(1869−1960)は、メルボルンに生まれ、ライプツィヒ音楽院で学び、ゲヴァントハウスOのヴァイオリン奏者としてブラームスやグリーグ、チャイコフスキーら大作曲家たちの元で演奏。その後オーストラリアとニュージーランドで教師、演奏家、指揮者、作曲家として活動。1941年に初演された「ピアノ協奏曲イ長調」は、1920年の「ピアノ・ソナタ イ長調」の改作であり、この録音では元となった「ピアノ・ソナタ」も収録。ジョージ・フレデリック・ボイル(1886−1948)は、シドニーに生まれ、ベルリンでブゾーニに師事。1910年以降はアメリカのカーティス音楽大学や音楽芸術研究所(現ジュリアード音楽院)などで教鞭を執り、ボイルの生徒にはコープランドやバーバーなどがいます。1911年にウスター音楽祭で初演された「ピアノ協奏曲ニ短調」は、「オーストラリア人作曲家による最初のピアノ協奏曲」として評価された作品で、今回が世界初録音となります。

ONDINE
ODE-1244B04
(1CD)
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第3番ハ長調Op.26
ピアノ協奏曲第1番変ニ長調Op.10
ピアノ協奏曲第4番変ロ長調「左手のための」Op.53
オッリ・ムストネン(P)
フィンランドRSO
ハンヌ・リントゥ(指)

録音:2015年3月、,2015年5月 フィンランド,ヘルシンキ・ミュージック・センター
現在、ONDINEレーベルで最も注目されている指揮者ハンヌ・リントゥと、ピアニスト、オッリ・ムストネンのコラボレー ションによるプロコフィエフ(1891-1953)のピアノ協奏曲シリーズの登場!熟練したピアニストでもあったプロコフィエフ の協奏曲は、どれも高度な技術が要求されますが、中でも第3番は「20世紀を代表する作品の一つ」と賞賛されるほど幅広 い人気を獲得しています。ゆったりとした序奏を経て唐突に現れるピアノの輝かしいパッセージ、第2楽章でのウィットに 富んだ旋律、ピアノとオーケストラとの掛け合いが楽しい第3楽章と聞かせどころの多い曲ですが、ムストネンのピアノは 常に冷静さを保ちながら、リントゥと親密な対話を繰り広げています。第1番は短いながらも、後年のプロコフィエフの独 自性が垣間見えるユニークな曲。ピアノを打楽器のように扱う様子はバルトーク作品のようでもあります。第4番は「左手 のピアニスト」パウル・ヴィトゲンシュタインが委嘱した作品ですが、ヴィトゲンシュタインが理解不能という理由で(これ には諸説ある)演奏しなかったため、プロコフィエフの生前には初演が叶わなかったことでも知られています。ピアノの完璧 な技巧はもちろんのこと、オーケストラの比重も高い難曲です。

Orlando Records
ORC-100054B03
(1CD)
ライネッケ:フルート協奏曲ニ長調Op.283
イベール:フルート協奏曲
ニールセン:フルート協奏曲FS119
セバスチャン・ジャコー(Fl)
オーデンセSO
ダヴィッド・ビョルクマン(指)

録音:2015年6月22-25日デンマークオーデンセ,コンチェルトハウス
1987年ジュネーヴ生まれのフルーティスト、セバスチャン・ジャコー。彼は8歳でフルートを始め、イザベル・ ジローに師事、15歳の時にはジュネーヴ高等音楽院に入学を受け入れられ、名手ジャック・ズーンの下で研究 を続け、2010年に教育学とソリストのディプロマを得ています。その間に2002年と2004年にはスイスの青 少年コンクールで第1位を獲得、2005年には「Jmanuelund Evamaria Schenk財団」から年間ソリスト賞を 獲得しています。なんと言っても彼の知名度を上げたのは2013年の神戸国際フルート・コンクールで最優秀賞 と観客賞を得たことであり、日本の聴衆にもソノ名前が広く知れ渡ったのです。その後は第5回カール・ニール セン国際フルート・コンクールでも第1位を獲得、そのカリスマ性と音楽性、技術力が高く評価されました。す でにアバドが指揮するマーラー室内管で演奏したり、ストックホルムRSO、フィンランドRSO などと共演、2008年のサイトウキネンでは首席を務め、また世界各国でリサイタル、マスタークラスを開催す るなど、その将来が期待されている奏者です。

Pentatone
PTC-5186237
(1SACD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:1977年6月/パウル・ゲルハルト教会(ライプツィヒ)
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2016年6月/バールン、オランダ)
サルヴァトーレ・アッカルドの名盤、ベートーヴェンとブルッフの協奏曲がPENTATONEのリマスタリング・シリーズに登場し ます。1941年ミラノ生まれのアッカルド。国際コンクール入賞歴は数多く、中でも17歳で挑んだパガニーニ国際コンクールでの優勝はアッカルドの名を 世界で知らしめることとなりました。
「パガニーニの再来」としてイタリアの期待を一身に背負う形となったこともあり、「アッカルド=パガニーニ」というイメージは現在もありますが、幅広 いディスコグラフィーの中でもマズア率いるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団との当録音はアッカルドの音楽性の豊かさを示した名録音です。現在 は指揮活動に積極的なアッカルドなだけに輝かしい音色を奏した当録音は貴重な記録と言えましょう。 この録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルがDSDリマスタリングしております。なお、当シリーズは装丁にも こだわり、ディスクごとに種類の異なる鳥類のイメージをカバーに使用していきます。コレクターズ・アイテムとしてもお楽しみください。 (Ki)

Onyx
ONYX-4157(1CD)
マクミラン:ヴァイオリン協奏曲
交響曲第4番
ヴァディム・レーピン(Vn)、
ドナルド・ラニクルズ(指)
BBCスコティッシュSO
ムローヴァやロジェ、バシュメットらに始まり、五嶋みどり、デュメイ、デュトワ、ペレーニ、ペトレンコなど、名だたる世界的アーティストたちが録音を行ってきたイギリスのONYX(オニックス)レーベル。益々勢いを増すONYXに、シベリア生まれの世界的ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ヴァディム・レーピンが新たに加わります!レーピンのONYX第1弾は、現代スコットランドのリーディング・コンポーザー、ジェームズ・マクミラン(b.1959)の音楽。
ヴァディム・レーピンに献呈され、2010年に初演、2013年のBBCプロムスでも絶賛されたヴァイオリン協奏曲。BBCスコティッシュ響の首席指揮者ドナルド・ラニクルズの60歳の誕生日を祝って作曲された交響曲第4番。2人の被献呈者による理想的なマクミランの協奏曲と交響曲をどうぞ。交響曲第4番は、2015年BBCプロムスでの初演時によるライヴ録音を収録。

MELO CLASSIC
MC-1040(1CD)
アニェル・ブンダヴォエト
(1)ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲変ニ長調Op.38
(2)サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.22
(3)フランク:前奏曲、コラールとフーガ
アニェル・ブンダヴォエト(P)

(1)ウジェーヌ・ビゴ(指)パリSO/録音:1954年7月7日パリフランス・ラジオ・テレビ放送による放送用スタジオ録音
(2)ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)スイス・ロマンドO/録音:1976年ジュネーヴスイス・ロマンド放送によるライヴ録音
(3)1955年12月31日パリフランス・ラジオ・テレビ放送による放送用スタジオ録音
アニェル・ブンダヴォエト(1922-2015)は、フランス中部、ピュイ=ド=ドーム県のアンベールに生まれたピアニスト。彼女の父方の源流はベルギーのヘントにあり、Bundervoetという姓はヘント近辺では珍しくない。そのためフランスにおいてもBundervoetは外来姓とみなされ語尾のtを発音するのが普通である。7歳からマルセイユ音楽院で学んだ後、パリ音楽院でラザール・レヴィの指導を受ける。第二次世界大戦後、ブンダヴォエトは華々しく活躍し、1950年代にはレコード用の録音もしている。しかしリューマチを患ったことと、1956年に離婚して子育てのための安定した生活が必要だったことで早くに演奏会活動を縮小し、長年ヴェルサイユ音楽院の教授を務めた。そのため92歳まで長命したにもかかわらずごく一部のピアノマニアしか知らない伝説のピアニストになってしまった。このCDではなんといっても名匠ヴォルフガング・サヴァリッシュと競演したサン=サーンスのピアノ協奏曲第2番のライヴ録音が聞きものだ。情熱的なブンダヴォエトと理知的なサヴァリッシュは始めこそ今ひとつかみ合っていないが、第3楽章のタランテラではブンダヴォエトがサヴァリッシュを熱気の渦に巻き込んでしまい、鳥肌が立つような名演を繰り広げている(残念ながらモノラルだが音質は悪くない)。伝説のピアニストの真髄がついに聞けるCDだ。
MELO CLASSIC
MC-2029(1CD)
グィラ・ブスターボ
(1)サン=サーンス:ハバネラホ長調Op.83
(2)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調
Op.26
(3)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
(4)クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
グィラ・ブスターボ(Vn)
(1)ヴェルナー・シュミット=ベルッケ(指)ミュンヘン放送O/1959年1月19日ミュンヘンバイエルン放送による放送用スタジオ録音
(2)トーマス・ウンガー(指)NDRハノーファー放送O/1964年5月29日ハノーファー北ドイツ放送によるライヴ録音
(3)ジャン・フルネ(指)スイス・イタリア語放送O/1965年5月19日ルガーノスイス・ラジオ・テレヴィジョンによるライヴ録音
(4)ハンス・アルトマン(P)/1958年12月6日ミュンヘンバイエルン放送による
放送用スタジオ録音
グィラ・ブスターボ(1919-2002)は、米国、ウィスコンシン州のマニトワックに生まれ。音楽一家だったため僅か2歳でヴァイオリンを習い始め、すぐ天才少女として名を馳せ、15歳になる頃にはニューヨークでも人気を博す。やがてヨーロッパに進出すると、シベリウスからは自身の協奏曲の演奏を誉められ、ヴォルフ=フェラーリからはヴァイオリン協奏曲を献呈された。また大指揮者たちと頻繁に共演しており、たとえば1943年5月にヴィレム・メンゲルベルク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団との共演で演奏したベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のライヴ録音は有名。しかしナチの時代にドイツを中心としたヨーロッパで活躍したたため、第二次世界大戦後、ナチへの協力の嫌疑で米軍に捕らえられてしまい、疑いが晴れても祖国での演奏の場からは締め出されてしまった。そのため戦後もヨーロッパで活動し、1964年から1970年はインスブルック音楽院で教職に就いた。過酷な人生から不安定になり早期に第一線を退いた。このCDには、1959、1964、1965年のドイツとスイスの放送録音を収録。ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番はブスターボの得意中の得意曲で、メンゲルベルクやフルトヴェングラーの指揮で演奏している。シベリウスのヴァイオリン協奏曲は前述の通り作曲者のお墨付きの腕前で、しかも伴奏指揮がジャン・フルネというのが貴重。※シベリウスの第1楽章に録音時のものと思われる目立つ雑音があります。
MELO CLASSIC
MC-3013(1CD)
エンリコ・マイナルディ
(1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
(2)シューマン:チェロ協奏曲イ短調Op.129
(3)ショパン:夜想曲嬰ハ短調
(4)ウェーバー:ソナティーナ.イ長調
エンリコ・マイナルディ(Vc)
(1)アルトゥール・ローター(指)ベルリンRSO/1949年10月11日ベルリンベルリン放送による放送用スタジオ録音
(2)ヘルムート・シュナッケンブルク(指)ブレーメンPO/1949年11月19日ブレーメンブレーメン放送によるライヴ録音
(3)(4)セルジョ・ロレンツィ(P)/1942年12月4日ベルリン国営放送による放送用スタジオ録音
今日でも人気の高い名チェリスト、エンリコ・マイナルディ(1897―1976)の1949年のドイツの放送録音を収録。マイナルディはミラノ生まれのイタリア人チェリストだが、ドイツでたいへん人気が高く、ベルリン音楽大学でチェロの指導をしていたこともあるほど。シューマンの協奏曲はブレーメンでのライヴ録音。非常にロマンティシズム豊かな演奏で、この曲の魅力を十分引き出している。ドヴォルザークのチェロ協奏曲は東ベルリンでの録音。ボーナスとして第二次世界大戦中、1942年のベルリンでの2曲を収録。

Sono Luminus
DSL-92204B05
Re:Imagined
シューマン:チェロ協奏曲イ短調Op.129(チェロと弦楽四重奏版)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調「クロイツェル」Op.47(チェロと弦楽四重奏版)
ズィル・ベイリー(Vc)
インSQ

録音:2014年10月12-16日
ヴァージニアボイス,ソノ・ルミナス・スタジオ
チェロ奏者と弦楽四重奏団の共演というと、大抵の人はボッケリーニの五重奏か、シューベルトのハ長調の弦楽 五重奏曲を思い起こすことでしょう。しかしチェリスト、ズィル・ベイリーは既存の曲を編曲することで、新し いレパートリーを生み出すことに成功しました。このアルバムでもシューマンとベートーヴェンという意表をつ く作品を取り上げ、納得の行く演奏を行っています。シューマンのチェロ協奏曲は作曲家であるフィリップ・ラ ッサーに助言を求めつつ、自身らで編曲を行うことで、シューマンの複雑な響きを余すことなくサイズダウン、 緊密なアンサンブルを繰り広げています。かたやベートーヴェンの「クロイツェル」は1832年にアレンジされ た(編曲者は不明)、いわばベートーヴェンと同時代の作品。こちらは原曲を拡大したもので、緊張が張り巡ら された原曲が幾分緩やかな曲調になっているところが面白いものです。

カメラータ
CMCD-28337(1CD)
税込定価
2016年8月25日発売
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲集
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲 ヘ長調 RV433 「海の嵐」
 フルート協奏曲ト短調 RV439 「夜」
 フルート協奏曲 ニ長調 RV428 「ごしきひわ」
J=J.ルソー:ヴィヴァルディの春〜無伴奏フルートのための
ヴィヴァルディ:ピッコロ協奏曲 ハ長調 RV443
 協奏曲 ト短調 RV107〜フルート,オーボエ,ヴァイオリン,ファゴットと通奏低音のための
マリオ・アンチロッティ(Fl/ピッコロ )
クラウディオ・ブリツィ(クラヴィオルガン)
パオロ・フランチェスキーニ(Vn)
イ・ソリスティ・ディ・ペルージャ
トーマス・インデアミューレ(Ob)
ミラン・トゥルコヴィッチ((Fg)

※「協奏曲 ト短調 RV107」は2012年発売のCMCD-28019に収録された音源と同内容です。
 ローマではガッゼローニとともにRAI交響楽団で首席フルート奏者を 務め、その後も、ヨーロッパを中心に活躍している名手マリオ・アンチ ロッティが、モダン・フルートを手に、ブリツィ、フランチェスキーニら イタリアの演奏家たちとともに愉悦に満ちた音楽的対話を交わしながら、 生命感にあふれたヴィヴァルディのフルート協奏曲集を完成させました。  あの哲学者J.-J.ルソーによる「四季・春」の無伴奏フルート編曲版も 花を添えています。(カメラータ)


SUPRAPHON
SU-4207(1SACD)
KKC-5654(1CD)
日本語帯・解説付
税込定価
室内楽版のモーツァルトの協奏曲
ホルン五重奏曲変ホ長調K.407/386C*
ホルン協奏曲第1番ニ長調(アレグロK.412&ロンドニ長調K.514)/386B**
ホルン協奏曲第2番変ホ長調K.417#
ホルン協奏曲第3番変ホ長調K.447##
ホルン協奏曲第4番変ホ長調K.495+

編曲:ローラント・ホルヴァート(ホルン協奏曲第1&2番、3番の第1&3楽章)、ヨハン・ミヒャエル・ハイドン(ホルン協奏曲第3番の第2楽章)、ラデク・バボラーク(ホルン協奏曲第4番)
カデンツァ:ラデク・バボラーク(ホルン協奏曲第3&4番)
ラデク・バボラーク(Hrn)
バボラーク・アンサンブル【ダリボル・カルヴァイ(Vn)、マルティナ・バチョヴァー(Vn)+、カレル・ウンテンミュラー(Va)、ヴィレム・キオンカ(Va)*、ハナ・バボラーコヴァー=シャブノヴァー(Vc)、シュテパン・クラトホヴィル(Cb)**,#,##,+】

録音:2016年6月2、3日/ブレザレン福音教会(プラハ)
★美しく柔らかな音色で世界を魅了するホルン奏者、ラデク・バボラークが室内楽版のモーツァルトのホルン協奏曲を録音しました。1976年チェコ生ま れのバボラークは、1994年に世界最難関のミュンヘン国際コンクールで優勝し世界の注目を集めました。以来、ヨーロッパ、アメリカなど各地で活発な 演奏活動はじめ、日本でも絶大なる人気を誇り来日公演も頻繁に行っております。 モーツァルトの友人でホルンの名手であったヨーゼフ・ロイトゲープのために作曲されたホルン協奏曲。バボラークは自身の最重要レパートリーとして演 奏してきました。今回の室内楽版では華やかなホルンのソロとともに美しく調和するアンサンブルが聞きもので、近年のますますの充実ぶりをうかがい知 ることのできる、堂々たる演奏を披露しております。なお、第4番はバボラークによる編曲、また第3、4番のカデンツァはバボラーク作曲であることも 注目です。 共演はバボラークが絶大なる信頼を置く精鋭が揃ったバボラーク・アンサンブルです。バボラークと長きに渡り演奏してきた当アンサンブルのメンバー は実力派により構成されております。第1ヴァイオリンをつとめるダリボル・カルヴァイは、かつて地球ドラマティック(NHK)で放映された「理想のヴァ イオリンを求めて世界を探し歩く」ドキュメンタリーに出演(当時18歳)し、様々な名器を演奏しその卓越した技術と音楽性で注目されたヴァイオリニス トです。その後世界の名演奏家との共演を重ね、現在はバボラーク・アンサンブルの主軸メンバーとしても活躍しております。 (Ki)

DUX
DUX-1266(1CD)
トリビュート・トゥ・ベニー・グッドマン
ベニャミン・バチェフスキ(1991-):クラリネットと室内オーケストラの為の協奏曲(2012)
コープランド:クラリネット.弦楽.ハープとピアノの為の協奏曲(1948)
アルトゥル・グザ(1982-):呪われた森(クラリネットとオーケストラの為の;2014)
アンジェイ・ヴォイチェホフスキ(Cl)
グダンスク音楽アカデミー室内O
ウーカシュ・ボロヴィチ(指)

ESTONIAN RECORD PRODUCTIONS
ERP-2009(1CD)
北の夢〜エストニアのフルート音楽
エウゲン・カップ(1908-1996):フルート協奏曲
ヘイノ・エッレル(1887-1970)/チャールズ・コールマン(1968-):フルートと室内管弦楽のための3つの小品
エウゲン・カップ:フルートと室内管弦楽のための小協奏曲
ルネ・エースペレ(1953-):フルート協奏曲第1番、第2番
マーリカ・ヤルヴィ(Fl)
クリスティアン・ヤルヴィ(指)
エストニア国立SO

TOCCATA
TOCC-0368B03(1CD)
アーノルド・ロスナー:管弦楽作品集
ピアノ協奏曲第2番Op.30(1965)
ゲマトリアOp.93(1991)
6つの田園舞曲Op.40(1968)
アダム・チェルニャクフの日記からOp.82(1986)
ピーター・ヴィノグレード(P)
ピーター・リーガート(ナレーター)
ディヴィッド・エイモス(指)LPO

録音:2005年10月19-20日ロンドンアビー・ロード・スタジオ
※初録音
ニューヨークに拠点を置き活動した現代作曲家ロスナー(1945-2013)の幾分ロマンティックな管弦楽作品集。最初のピアノ協奏曲を聞いただけでも、この曲が1965年に書かれたとは思えないほどの、親しみやすいメロディを持っていることに気がつくでしょう。大オーケストラのための作品や、時にはバンドのための作品と、数多くの曲を書いたロスナー、彼の音楽的言語は常に調和の上にあり、まるでバロック音楽を思わせるような均一なスタイルを持っています。とは言え、作品の細部に宿るモダンな音色もまた魅力的。このアルバムでも暴力的な響きと穏やかな雰囲気が同居する興味深い作品を楽しめます。
★試聴リンク

Glossa
GCD-921123(1CD)
モーツァルト:オーボエ協奏曲
オーボエ協奏曲ハ長調 K.314
オーボエ四重奏曲ヘ長調 K.370
2本のヴァイオリン,ヴィオラ,コントラバス,オーボエと2本のホルンのためのディヴェルティメント K.251
アリア 「あなたに明かしたい、おお、神よ」 K.418
フランク・デ・ブライネ(Ob)
ケネス・モンゴメリー(指)
18世紀オーケス

録音:2015年1月&10月、アムステルダム
フランス・ブリュッヘンが結成し、古楽オーケストラのパイオニアとして世界的に活躍してきた18世紀オーケストラ。ブリュッヘン亡き後もその意志を継ぎ、客演指揮者を招いてのワールド・ツアーなどを続けてきました。新たに「ポスト=ブリュッヘン時代」へと突入した18世紀オーケストラの最初の録音は、長年18世紀オーケストラのメンバーとしてその美しい木管セクションの音色を創造してきたオーボイスト、フランク・デ・ブライネを中心としたモーツァルトのオーボエ作品集。18世紀オーケストラのほか、エンシェント室内Oの首席奏者としても活躍する名手ブライネの妙技を、フランス・ブリュッヘンが遺した偉大なるオーケストラの演奏に乗せてご覧あれ。指揮は、王立音楽大学(RCM)ではエイドリアン・ボールトに師事し、アルスターOの首席指揮者などを務めた北アイルランド、ベルファスト出身の指揮者、ケネス・モンゴメリー。2010年にはOBE(大英帝国勲章)に叙されており、近年は18世紀オーケストラの客演で好評を博しています。


Altus
TALT-001(1CD)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調*
ジネット・ヌヴー(Vn)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
北西ドイツRSO
ジャン=ポール・ヌヴー(P)*

ライヴ録音:1948年5月3日、1949年9月21日*
日本語解説付
Altus
TALT-002(2CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
ジネット・ヌヴー(Vn)
ハンス・ロスバウト(指)南西ドイツ放送RSO
ロジェ・デゾルミエール(指)フランス国立放送O*

ライヴ録音:1949年9月25日、1948年4月25日*
日本語解説付
活動休止状態であったフランスの名門ターラ・レーベルがアルトゥスの新マスタリングで復活いたします!間違いなくオリジナルの音質を凌駕しており、 素晴らしい復活と申せます。飛行機事故で僅か30歳の生涯をとじた悲劇の天才ヴァイオリニスト・ヌヴー最晩年の録音を集めた2タイトル。イッセルシュテットとのブラームスは いくつかのレーベルからでていた有名演奏。今回ついに高音質で世評高いターラ盤のCDが復活しました。昔からヌヴーの真骨頂が存分に味わえる名演 としてしられたライヴ、大変によい仕上がりです。ことに貴重なブラームスのソナタ3番も絶品で必聴です。 もう一方のベートーヴェンも抜群の音質、ロスバウトの品格あふれる伴奏も聴きものですがヌヴーの音そのものの魅力がダイレクトに伝わってきます。 デゾルミエールのブラームスも素晴らしいCD化で第1、第2楽章のエレガントな味わいが一転、終楽章の熱烈な白熱ぶりも忘れがたいものがございます。 イッセルシュテット盤との聴き比べも楽しいものがございます。まさにヌヴーを聴く喜び! また解説に貴重な写真が多数掲載させており充実の内容です。 (Ki)

C Major
73-3604(Bluray)
73-3508(DVD)
KKC-9177(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価
KKC-9178(DVD)
日本語帯・解説付
税込定価
ブラームス:アノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
ルドルフ・ブッフビンダー(P)
ズービン・メータ(指)VPO

収録:2015年3月ウィーン楽友協会(ライヴ)
◆Blu-ray
画面:16:9 HD
音声:DTS-HD MA 5.0、PCM2.0
96分、リージョン:All
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS 5.0、PCM2.0
96分、リージョン:All
2015年3月にウィーン楽友協会で行われたメータ指揮ウィーン・フィル、ソリストにウィーンのピアノ演奏の伝統を現在に引き継ぐ名手ブッフビンダーを 迎え行われた、ブラームスのピアノ協奏曲第1番と第2番のライヴ収録。 ブラームスのピアノ協奏曲は、メータもブッフビンダーもそれぞれ過去に何度も取り組んでいる楽曲。2009年にはイスラエル・フィルと共に録音し、互 の作品への深い理解と愛情が結実した円熟の演奏を聴かせてくれました。この公演はそのさらに6年後ということもあり、両者とも現代の巨匠として更な る評価を獲得しているだけに期待のライヴとなりました。 演奏は、前半に第2番、後半に第1番というブッフビンダーお馴染みのスタイル。繊細さと詩的な雰囲気をもつ第2番と、重厚さと若きブラームスの情 熱にあふれる第1番の対比が素晴らしい。第2番はブラームスがイタリア旅行中に構想を得たといい、ブラームスとしては明るい曲調でありますが、晩年 のブラームスの深遠な世界も垣間見ることのできる秀作。堂々としていて威厳が有り味わい深いブッフビンダーのピアノ、そしてメータもずっしりと落ち着い てオケの厚みも十分感じられる渾身の演奏。第1番は、ブラームス青年期の傑作で、恩師シューマンへの敬意とクララへの憧れが入り混じり、ピアニスト には強靭な打鍵と重厚な音の響きが求められる大曲。ブッフビンダーはこの作品に特に思い入れがあるようで、自筆譜から熱心に研究しているといいます。 大家としての風格を感じさせつつ、ブラームスの若き日の瑞々しい感性と溢れんばかりの情熱を感じさせる熱演を披露しています。2016年10月の来日公演では、ブッフビンダー、メータ、ウィーン・フィルの3者でブラームスのピアノ協奏曲第1番が演奏される予定です。 (Ki)

Nimbus Alliance
NI-6328(1CDR)
イギリスのファンタジー
トッド:エマのための協奏曲
P.リード:「ヴィクトリア朝のキッチン・ガーデン」 組曲
ダンクワース:クラリネット協奏曲 「ウーリッジ」
ホウズ:クラリネット協奏曲
エマ・ジョンソン(Cl)、
BBCコンサート・オーケストラ、
フィリップ・エリス(指)

録音:2015年10月21日ー23日
マイケル・コリンズと並びイギリスのクラリネット界を代表する世界的名手、エマ・ジョンソン。今作は母国イギリスの作曲家を演奏。友人でもあるウィル・トッドがエマ・ジョンソンのために作曲した「エマのための協奏曲」はエマ・ジョンソンの魅力が凝縮しており、関係者要必聴の1枚。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/DiamondSilver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Harp&Company
CD-5050-38(1CD)
フランスのハープ・スクール Vol.4
ガブリエル・フォワネ:ハープとヴァイオリンのためのソナタ第1番ハ短調、
 ハープとヴァイオリンのためのソナタ第1番変ロ長調 Op.3
ジャン=ダヴィド・エルマン:ハープ協奏曲第1番ヘ長調 Op.9、
 ハープ協奏曲第2番変ロ長調 Op.10
ラシェル・タリトマン(ハープ)、
ダニエル・ルーベンシュタイン(Vn)、
アンサンブル・アルペジオ
フランスのハープ作品集の第4集は、マリー・アントワネットのピアノ教師として知られるフランスの音楽家、ジャン=ダヴィド・エルマン(ca.1760−1846)のハープ協奏曲。ハープ奏者や教育者として活躍したガブリエル・フォワネ(1790−?)は、同じく音楽家のシャルル=ガブリエル・フォワネ(1750−1823)の息子。ここに収録された2つのソナタは、ハープが伴奏ではなく、ヴァイオリンと平等に活躍する作品。


OEHMS
OC-1849B03(1CD)
モーツァルト:協奏曲集
ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K595
ピアノ協奏曲第17番ト長調K453
ピアノとヴァイオリンのための協奏曲ニ長調KAnk.56(315f)より
第1楽章の断章(ロバート・レヴィンによる補筆版)
幻想曲ハ短調K396(385f)(マキシミリアン・シュタードラーによる補筆版)
ゾフィー=マユコ・フェッター(P)
ライナー・クスマウル(Vn)
ハンブルクSO
ペーター・ルジツカ(指)

録音:2015年9月29.30日,10月1日ハンブルク,フリードリヒ・エーベルト・ハレ
ドイツ人の父と日本人の母を持つ女性ピアニスト、ゾフィー=マユコ・フェッターのOEHMSデビュー盤。どちらかというと現代音楽のスペシャリストとして知られている彼女ですが、HAENSSLERレーベルにはブラームスを録音したりと、幅広いレパートリーの片鱗を見せていました。そんな彼女が今回演奏したのは、モーツァルト(1756-1791)の2曲のピアノ協奏曲と、アンコールとして用意されたヴァイオリンを伴う2曲の小品です。実はエディット・ピヒト=アクセンフェルトが亡くなる年まで、ハープシコードなど歴史的鍵盤楽器の演奏法の指導を受けていたという彼女、モーツァルトの演奏に関しても優れた解釈を有しています。ヴァイオリン奏者として参加しているのは彼女の師でもあるライナー・クスマウル。1990年代にベルリン・フィルのコンサート・マスターを務めながら、古楽奏法の研究にも勤しみ、1995年に創設したベルリン・バロック・ゾリステンの音楽監督でもあるという名手です。

CPO
CPO-777593C01
(1SACD)
ジョゼフ・ジョンゲン:オルガンと管弦楽のための作品集
オルガンと管弦楽のための「協奏交響曲」Op.81
管弦楽のための「パッサカリアとジーグ」Op.90
オルガン独奏のための「英雄ソナタ」Op.94
クリスティアン・シュミット(ルクセンブルク・フィルハーモニー,カール・シューケ=オルガン)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO
マルティン・ハーゼルベック(指)
ベルギーのオルガニスト、作曲家ジョゼフ・ジョンゲン(1873-1953)。数多くの作品を書き残していますが、知名度があまりなく録音の数も多くありません。とは言え、幸運にも録音されている一部の曲が熱狂的なファンを獲得している作曲家でもあります。このアルバムでは彼の本領発揮ともいえる3つのオルガン作品を収録。7歳でリエージュ音楽院に入学したジョンゲンは、16年間の研鑽の間に、フーガ、ピアノ、オルガンを会得し、13歳から作曲を始めます。1897年にはローマ大賞を獲得し、イタリア、ドイツ、フランスに研修旅行に出かけ、帰国後にはリエージュ大学で和声と対位法の教授に就任します。戦争に巻き込まれ大変な思いをしますが、幸運にもベルギーに戻ることができ、戦後の音楽界の復旧に力を注ぎました。そんなジョンゲンの作品は、極めてシンフォニックであり、オルガン作品はしばしば彼の先輩であるフランクの作品とも比較されます。対位法とハーモニーを駆使した彼の作品は常に壮麗で、オーケストラとの共演でも、独奏でも楽器の性能を極限まで引き出すことに成功しています。
CPO
CPO-777983B10
(1CD)
エミール・ニコラウス・フォン・レズニチェク:交響的作品集
牧歌的な序曲「ゴルトピロル‐金のコウライウグイス」
どのようにティル・オイレンシュピーゲルは生きていたか
ヴァイオリンと管弦楽のための小協奏曲
前奏曲とフーガハ短調
ヴァイオリン,ホルン,ハープと弦楽オーケストラのための「小夜曲」
ゾフィア・ヤッフェ(Vn)
ベルリンRSO
マルクス・ボッシュ(指)
チェコ系貴族の末裔であったレズニチェク(1860-1945)ですが、なぜかナチスの迫害に遭うことはなく、1934年から1942年まで「作曲家国際協力常任顧問」ドイツ全権使節を務めるほどに一目置かれていた存在でした。リヒャルト・シュトラウスとは個人的な友人であり、お互いに多少の影響は与え合ったものの、音楽的には別の道を歩んだようで、このアルバムに収録された作品も、アルペン山麓の丘の上を飛ぶ鳥の姿を描いた「ゴルピロル」、深遠な「前奏曲とフーガ」、技巧的な「ヴァイオリン小協奏曲」など曲によって様々にスタイルが違うため、独自の個性を掴むのはなかなか難しいかも知れません。またあからさまな自然描写は、マーラーの第3交響曲を皮肉ったものと評する批評家もいたりと、興味の尽きない作曲家です。
CPO
CPO-77785C01
(1SACD)
ヘンデル:ピアノ協奏曲集Op.7
全てオルガン協奏曲(HWV306-311)からの編曲
オルガン協奏曲第7番変ロ長調Op.7-1HWV306
.オルガン協奏曲第8番
イ長調Op.7-2HWV307
オルガン協奏曲第9番変ロ長調Op.7-3HWV308
オルガン協奏曲第10番ニ短調Op.7-4HWV309
オルガン協奏曲ト短調Op.7-5HWV310
オルガン協奏曲変ロ長調Op.7-6HWV311
マティアス・キルシュネライト(P)
ノイス・ドイツ・カンマーアカデミー
ラヴァルド・スコウ・ラーセン(指)
ヘンデルの様々な協奏曲をドイツのピアニスト、マティアス・キルシュネライトが現代ピアノで演奏するシリーズの第3集(完結盤)。今作ではもともとオルガン協奏曲として書かれたOp.7の6曲が収録されています。バッハのハープシコード協奏曲は、すでに現代のピアニストたちの標準的なレパートリーになっているのに対し、ヘンデルの一連の作品はほとんどコンサートで取り上げられることはありません。このOp.7に属する6曲の協奏曲は、ヘンデルが豊かな音響を求めるために、どれもオルガンと、2本のオーボエ、2本のファゴット、弦楽合奏と通奏低音のために書かれています。この演奏では、メロディの即興性を活かしながら、現代的な響きがもたらされるように絶妙なアレンジが施されています。


King International
KKC-2100(2CD)
N響世界一周演奏旅行1960補巻
ルーセル:組曲ヘ長調Op.33
ヴォルフ(作曲者編):ゲーテ詩集〜竪琴弾きの歌(全3曲)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
アレクサンダー・ウニンスキー(P)
パウル・クレツキ(指)NHK響

録音:1960年10月24日パリ、サル・プレイエル(ライヴ)モノラル
日本語帯・解説・歌詞対訳付
大注目のNHK交響楽団1960年の世界一周ツアー、番外編の録音が残っていました。10月24日にパリのサル・プレイエルで行われた公演で、大指 揮者パウル・クレツキと、大歌手フィッシャー=ディースカウが何とN響と共演しています。その後の共演はなく、パリゆえ実現した夢の公演といえます。 当時35歳のフィッシャー=ディースカウが絶品。ヴォルフ自身がオーケストラ伴奏に編曲した3曲の「竪琴弾きの歌」の繊細さ、マーラーへの共感い ずれも見事で、クレツキの指揮のもとN響がヨーロッパの響きを紡ぎ出しています。 もうひとつの注目は、1932年の第2回ショパン国際コンクール優勝者アレクサンダー・ウニンスキーを独奏に迎え、ショパンのピアノ協奏曲第1番を 演奏していること。ウニンスキーは歴代の優勝者のなかで、ショパンのピアノ協奏曲録音が入手できない人なので貴重。それもポーランド出身のクレツキ が伴奏しているのも価値を高めています。ウニンスキーのショパン演奏を語るうえでも必須の録音で、即興性満点(ことにフィナーレのコーダ)に驚かさ れます。 *古い音源を使用している場合は、テープ劣化によるお聴き苦しい点がございます。予めご了承下さい。

H.M.F
HMC-902218(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第12番 イ長調 KV414
ピアノ協奏曲第11番 ヘ長調 KV413
ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 KV415
クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指))

録音:2014年11月15-17日、フライブルク・アンサンブルハウス
ザイデンホウト&FBOによるモーツァルトのピアノ協奏曲集第2弾の登場。「モーツァルトの再来」とも称されるフォルテピアノの天才ベザイデンホウト。 今回も彼のマジックは冴え渡り、耳になじんだこれらの作品でも、新鮮な驚きを与え楽しませてくれます。ひとつひとつのパッセージが実に活き活きと愛 らしい表情に満ちています。また、ピアノをささえるオーケストラも実に細やか。愉悦の極みのモーツァルトです!ここに収められた3曲はいずれも1782 年頃に作曲され、管楽器を抜いた弦四部でも伴奏できるというもの。これは、モーツァルトが当時の演奏会のありよう、さらに玄人たちが私的な場所でも 楽しめるように、と当時のウィーンの市場に対して配慮した結果。もちろんここでは管楽器も含むかたちで演奏されております。作品を純粋に聴いてもモー ツァルトの才を感じますが、モーツァルトがマーケティングにも実に長けた人物であったことにもまた感心させられます。 (Ki)

BIS
BISSA-2094(1SACD)
ブラウティハムによるモーツァルトピアノ協奏曲全曲シリーズ第11集
ピアノ協奏曲第3番 ニ長調 KV.40【カデンツァ;モーツァルト】
ピアノ協奏曲第1番 ヘ長調 KV.37【カデンツァ;ブラウティハム】
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 KV.39【カデンツァ;ブラウティハム】
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 KV.41【カデンツァ;ブラウティハム】
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)、
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)
ケルン・アカデミー

録音:2015年8月/ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール(ケルン)
鬼才フォルテピアノ奏者、ロナルド・ブラウティハムによるモーツァルトのピアノ協奏曲全曲録音シリーズ。第11弾にはピアノ 協奏曲第1〜4番が収録されました。演奏機会の少ない初期ピアノ協奏曲ですが、ブラウティハムは神童モーツァルトの魅力再発見と言える名演を披露。 快活で明瞭なタッチでアプローチします。★楽器はヨハン・アンドレアス・スタイン製作(1788年)のレプリカで、ポール・マクナルティ製作(2007年)によるフォルテピアノを使用しております。 マクナルティ製作の楽器を使用して演奏・録音していることについてブラウティハムは「マクナルティは古い楽器を研究して、それを新しく作り出してくれる という点だけでなく、彼の製作したレプリカを演奏していると、演奏解釈の面でも新しいインスピレーションを得ることができる」と語っており、ブラウティ ハムがイメージする最善の状態の楽器を使用することで、自然な雰囲気を作り出しています。 (Ki)

Simax
PSC-1351(1CD)
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb-1(カデンツァ第1&2楽章:ヘニング・クラッゲルード)
モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K.364*
クレメンス・ハーゲン(Vc:1698年製アントニオ・ストラディヴァリウス)
ヤン・ビョーランゲル(Vn、音楽監督)
ラース・アネルス・トムテル(Va)
1B1室内O

録音:2016年2月15-17日、2016年3月18-19日*、スタヴァンゲル・コンサートホール
ハーゲン・クァルテットの創設以来のメンバーであり、現代を代表するチェリストの一人クレメンス・ハーゲンが遂にハイドンのチェロ協奏曲第1番を 録音しました。ハイドンが楽長を務めていたエステルハージ家の宮廷楽団のチェロ奏者のために書かれたと言われ、1961年にプラハの国立博物館の蔵 書の中から発見され知られるようになった作品。現在では明るく開放的な音楽に、チェロの華やかな技巧も味わうことができ、チェリストの重要なレパー トリーの一つとして定着しています。クレメンス・ハーゲンはこの録音で現代のノルウェー人ヴァイオリニスト、ヘニング・クラッゲルードによるカデンツァ を使用しています。バロック時代の痕跡も感じられるハイドンの音楽と現代音楽との大きなギャップが印象的。分散和音の鮮やかな弓さばき、目の覚める ような華やかな技巧、そしてクァルテットのメンバーとして培ったハイドンへの深い共感を感じ取ることのできる演奏です。 カップリングには、モーツァルトのヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲を収録。1B1室内管弦楽団の音楽監督を務めるヴァイオリニストのヤン・ ビョーランゲルとノルウェーを代表するヴィオラ奏者のラース・アネルス・トムテルによる演奏。名手2人がオーケストラと渡り合う協奏曲。オケは控えめ ながら全体を支える安定感があり、ソロのヴァイオリンとヴィオラの対話がより際立ちます。 スタヴァンゲルの弦楽アンサンブル「1B1」は、ビェルグステ1番地(Bjergsted 1)を本拠とするモダン楽器アンサンブル。スタヴァンゲルが2008 年の「ヨーロッパ文化の首都」に選ばれた際、スタヴァンゲル大学で教える音楽家と最優秀の学生たちにスタンヴァンゲル交響楽団のメンバーを加え創設 されました。 (Ki)

TYXart
TXA-16080(1CD)
バイエルンのジョージア(グルジア)人たち
イーゴリ・ロボダ(1956-):ヴァイオリン協奏曲Op.126
イムシェル・アスカネリ(1975):思い出
 感傷/ピアノ小協奏曲/ムヘドルリ
フランツ・フンメル(1939-):たどたどしいバスによる24のダンス・エチュード
イラクリ・ツァダヤ(Vn)
オリヴィア・フリーメル(P)
フアド・イブラヒモフ(指)
アンサンブル・デラルテ

録音:2015年10月/ニュルンベルク城会議場
旧ソ連邦ジョージア(グルジア)出身の演奏家は、ヴァイオリンのバティアシヴィリやピアノのブニティアシヴィリが人気ですが、ドイツのバイエルン州イ ンゴルシュタットではジョージア室内管弦楽団が人気となっています。フアド・イブラヒモフの指揮のもと、アンサンブル・デラルテがジョージア出身の作 曲家ロボタとアスカネリ、さらに地元出身のドイツ人フンメルの作品を活き活きと奏でています。 (Ki)

DOREMI
DHR-8047(1CD)
ベートーヴェン:三重協奏曲 ハ長調 Op.56
ブラームス:二重協奏曲 イ短調 Op.102
アイザック・スターン(Vn)
レナード・ローズ(Vc)
ユージン・イストミン(P)
ジョージ・セル(指)
クリーヴランドO

録音:1966年6月13日(ライヴ)
スターン、ローズ、イストミンによる名トリオ「スターン・トリオ」。彼らがソロを務めるベートーヴェンの三重協奏曲は1964年、またブラームスの二 重協奏曲は1959年の録音が良く知られています(ともにオーマンディ/フィラデルフィア管、SONY)。このアルバムはそれとは別の1966年のライヴで、 セル/クリーヴランド管との共演。知られざる初登場音源となります。ベートーヴェンの三重協奏曲はソロにピアノ三重奏の編成を当てオーケストラと対抗させた野心作で、大らかで力強い音楽の流れが特徴的です。演奏者 の力量がそのまま聴き映えを左右する作品と言えましょう。スターン・トリオはベートーヴェンのピアノ三重奏曲全曲をレパートリーにしており、その点に おいてはまったく問題なし。セルとの丁々発止のバトルが楽しめます。 ブラームスの二重協奏曲は晩年の作品で、最後の管弦楽作品です。1年前に完成した交響曲第4番では古い様式であるパッサカリアを取り入れたブラー ムス、この作品ではバロックの合奏協奏曲から着想を得て、独自の音楽を作り上げています。ソリストには高度な重音奏法が求められ、燃えるようなフィナー レが圧巻です。

TELOS
TLS-175(1CD)
バッハ:ピアノ協奏曲第3番 ニ長調 BWV1054
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 KV488
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 Op.35
イーゴリ・ジューコフ(P、指)
新モスクワ室内O

録音年:記載なし(デジタル録音)
ジューコフ・エディションVol.4。ライヴ録音。

C Major
73-6508(DVD)
73-6604(Bluray)
モーツァルト週間2015/アンドラーシュ・シフ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D485
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番変ホ長調KV482
アンドラーシュ・シフ(P&指)
カペラ・アンドレア・バルカ

収録:2015年1月モーツァルト週間、ザルツブルク(ライヴ)
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:DTS 5.1、
PCMステレオ/109分
◆Bluray
画面:16:9 Full HD
音声:DTS-HD MA 5.1
PCMステレオ/109分
冬のザルツブルク音楽祭といわれる「モーツァルト週間」でのライヴ映像。卓越したテクニックと崇高な芸術性を備えた現代最高のピアニストのひとり、 アンドラーシュ・シフと1999 年にシフ自身が創設した室内楽オーケストラ、カペラ・アンドレア・バルカを率いてのベートーヴェン、シューベルト、モーツァ ルトというプログラム。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番は若々しく伸びやかな旋律が随所に聴かれる明朗な作品。シフの快活で明晰なピアノと、溌剌とした指揮ぶりが快 い演奏です。そしてシューベルトの交響曲第5番。シフは近年、弾き振りだけではなく、指揮活動にも注力しています。この5番の交響曲は、シューベル トらしい歌心にみちた美しい旋律、明るく軽快な雰囲気をまとった作品。シフは当代きってのシューベルト弾きとして高い評価を得ていますが、長年シュー ベルトの作品と関わってきた経験が指揮者としても反映され、心の底からシューベルトの音楽を理解しているシフならではの、親密な対話を聴かせてくれ ます。最後にモーツァルトのピアノ協奏曲第22番。ピアノ協奏曲では初めてクラリネットが用いられ、モーツァルトの円熟した筆致を示す交響的構築によ る大規模な作品。シフの知的かつ繊細なアプローチは、遊び心もありながら大変説得力があり、推進力のある演奏に仕上がっています。 (Ki)

Hanssler
HC-16037(1CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 KV.466
ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 KV.467
ハイオウ・チャン(張海鴎)(P)
トーマス・ファイ(指)
ハイデルベルクSO

録音:2012年5月21日、2010年7月7日/ルドルフ・ヴィルト・ハレ(エッペルハイム)
アグレッシブな指揮ぶりが冴えわたるトーマス・ファイ&ハイデルベルク交響楽団。今回は若手期待の星ハイオウ・チャン(張海鴎)を迎えてモーツァ ルトのピアノ協奏曲第20番と21番を収録しました。中国出身でヨーロッパの音楽ファンを虜にしつつある若手ピアニスト、ハイオウ・チャンは、北京中 央音楽学院に学び、2002年からはハノーファー高等音楽学校でベルント・ゲツケに就いて研鑽を積みました。キエフで行われたウラジーミル・ホロヴィッ ツ国際ピアノコンクールで銀メダル、中国国立ピアノデュオ・コンクール金メダルなど輝かしい受賞歴も誇ります。ヘンスラー・レーベルよりリリースされ ているリスト・アルバム(98 625)では圧倒的なテクニックを披露し話題となりました。このアルバムではファイとハイオウ・チャンの火花散る掛け合い が魅力。エキサイティングなモーツァルトをお楽しみいただけます。 (Ki)
Hanssler
HC-16038(1CD)
ハイドン:チェロ協奏曲第1番 ハ長調Hob.VIIb-1
モーツァルト(カサド編曲):チェロ協奏曲 ニ長調(原曲:ホルン協奏曲第3番 変ホ長調 K.447)
C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲 変ロ長調 Wq.171 H.436
ファレンティン・ラドゥティウ(Vc)
ステファン・フルフト(指)
ミュンヘンCO

録音:2015年1月9-12日/ミュンヘン
ドイツの俊英チェリスト、ファレンティン・ラドゥティウがハイドン、モーツァルト、C.P.E.バッハの協奏曲を録音しました。ラドゥティウは1986年ミュ ンヘン生まれ。6歳よりチェロを始め、これまでにC.ハーゲン、H.シフ、D.ゲリンガスら名手に師事。2008年にはカール・ダヴィドフ国際コンクール で第1位と特別賞を同時受賞したほか、国内外問わず数々のコンクールで輝かしい受賞歴を誇り、名実ともにドイツ屈指の実力派として注目を集めていま す。これまでにヘンスラー・レーベルよりチェロとピアノのための作品全集(98 021)やラロ、マニャール、ラヴェルのアルバム(98 654)など20代 にして意欲的なアルバムをリリースしてきました。このディスクではハイドン、C.P.E.バッハというチェロ協奏曲の王道作品にガスパール・カサドが編曲し たモーツァルトのホルン協奏曲第3番のチェロ編曲版もも収録。雄弁な語り口でこれらの名作を演奏しております。 (Ki)
Hanssler
HC-16006(1CD)
バッハ:ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調 BWV1060
合奏協奏曲 イ短調 BWV1044
管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV1067
オーボエ・ダモーレ協奏曲 イ長調 BWV1055a
ミュンヘン・バロックゾリステン【佐藤俊介(Vn)、ロビン・ミハイル(Vc)、アンドレアス・ヘルム(Ob)、カトリーン・ラザール(Fg、オーボエ・ダモーレ)、アンネ=マリー・ドラゴシツ(Cemb)
ドロテア・ゼール(指、フラウト・トラヴェルソ)、他】

録音:2015年7月11,12日/聖ベルナール
時代楽器の名手が揃うミュンヘン・バロックゾリステンによる協奏曲集。ヴィヴァルディのアルバム(98 034)に続く第2弾は、バッハを収録しました。 前作同様、今回も全曲に佐藤俊介が参加しております。佐藤俊介はモダン、バロック双方の楽器を弾きこなすヴァイオリニストとして、“多才な若き音楽家” と賞賛を浴びており、バロック・ヴァイオリン奏者としては、ソロはもちろんのことコンチェルト・ケルンおよびオランダ・バッハ協会のコンサートマスター を務めております。また鈴木秀美率いるオーケストラ・リベラ・クラシカとのライヴ録音ではハイドンのヴァイオリン協奏曲第1番(ADJ 030)、モーツァ ルトのヴァイオリン協奏曲第1番(ADJ 045)をリリースしております。 今回のバッハ・アルバムでも名人集団であるミュンヘン・バロックゾリステンだからこその水準の高い演奏を楽しむことができます。ドロテア・ゼールの 歯切れのよい管組、カトリーン・ラザールの雄弁なオーボエ・ダモーレ協奏曲など、美しいソロ・パートも楽しめる充実のアルバムです。 (Ki)
Hanssler
HC-15046(1CD)
C.P.E.バッハ:鍵盤協奏曲第4集
協奏曲 イ短調 Wq.26(第1&2楽章のカデンツァ;C.P.E.バッハ)
協奏曲 ト長調 Wq.44(第2楽章のカデンツァ;ミヒャエル・リシェ)
協奏曲 ハ長調 Wq.20(第2楽章のカデンツァ;C.P.E.バッハ)
ミヒャエル・リシェ(P&指)
ライプツィヒCO

録音:2015年3月7日、2015 年3月6日、2015年6月2日/MDRライプツィヒ
MDRと独ヘンスラー社が共同制作している話題のプロジェクト、C.P.E.バッハシリーズ。C.P.E.バッハはフリードリヒ大王の宮廷で活躍し、"ベルリ ンの大バッハ"として当時絶大な人気を誇ったことで知られました。当シリーズでは鍵盤協奏曲をピアノで演奏しており、今回は協奏曲 イ短調 Wq.26、 協奏曲 ト長調 Wq.44、そして協奏曲 ハ長調 Wq.20が収録されました。 第1弾(98 639)、第2弾(98 653)、第3弾(98 027)に引き続き、演奏は知性派ピアニストのミヒャエル・リシェとライプツィヒ室内管弦楽団です。 第3弾に続き今回も指揮振りでの録音です。毅然としたリシェの演奏は圧巻で、C.P.E.バッハの鮮烈な世界をセンセーショナルに表現しており、明晰で 理知的なリシェの演奏はオーケストラと絶妙なアンサンブルを作り上げております。なお、ト長調の協奏曲ではリシェによるカデンツァを披露しております。 (Ki)

Solo Musica
SM-235B03(1CD)
ヴィヴァルディ&ピアソラ:8つの四季
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調「春」Op.8-1RV269
ヴァイオリン協奏曲ト短調「夏」Op.8-2RV315
 ヴァイオリン協奏曲ヘ長調「秋」Op.8-3RV293
 ヴァイオリン協奏曲ヘ短調「冬」Op.8-4RV297
ピアソラ(1921-1992):ブエノスアイレスの四季(L.A.デシャトニコフによるヴァイオリンと弦楽編)<ブエノスアイレスの春/ブエノスアイレスの夏/ブエノスアイレスの秋/ブエノスアイレスの冬>
リフ・ミグダル(Vn)
ドイツ室内O

録音:2015年6月20-21日
ヴィヴァルディの「四季」とピアソラの「四季」を合わせて演奏するという試みといえば、1998年、ギドン・クレーメルが録音したアルバム「エイト・シーズンズ」(ここでは2人の作品の楽章を交互に演奏)がベスト・セラーを記録、折からのピアソラ・ブームを更に加速させた現象を思い起こす人も多いでしょう。以降、この組み合わせに挑戦する演奏家が数多く出現し、思い思いにこの2つの四季を奏でています。今回「8つの四季」を演奏するのは、ドイツ、ロストック出身の若手女性ヴァイオリニスト、リフ・ミグダル。彼女は11歳でロストック音楽・演劇大学で、ラインハルト・ゲーベルを指導したこともある名教師クリスティアーネ・フートキャップに師事、卒業後はザルツブルクのモーツァルテウムで修士課程を修了し、2015年に「パウル・ロツェック賞」を受賞した俊英で、すでにArsProduktionレーベルからデビュー・アルバムであるベートーヴェン、ドビュッシー、R.シュトラウスのソナタ集や、NAXOSレーベルからヴィエニャフスキ作品集(8.573404)をリリース、その才能を嘱望されています。また、2016年から2017年のシーズンは世界中のコンサート会場での演奏が予定されています。


Spectrum Sound
CDSMBA-017(2CD)
グレイト・フレンチ・ピアニズム
(1)バッハ:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052
(2)ハチャトゥリヤン:ピアノ協奏曲
(3)ドビュッシー:映像 第1集
(4)ラヴェル:夜のガスパール
(5)バッハ:前奏曲とフーガ変ホ短調 BWV853
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番Op.110
ドビュッシー:映像 第1集
バッハ:協奏曲 ニ短調 BWV596
 前奏曲とフーガ.イ短調 BW543
全て、アニェル・ブンダヴォエ(P)
(1)アニェル・ブンダヴォエ(P&指)
 フランス国立Oメンバー
 録音:1962年12月8日(モノラル)
(2)ヤーノシュ・コミヴェシュ(指)
 フランス国立O
 録音:1964年1月17日(モノラル)
(3)録音:1960年1月9日(モノラル)
(4)録音:1959年11月10日(モノラル)
(5)ライヴ録音:1973年6月28日(ステレオ)
世界初CD化、日本語解説付
きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したシリーズ" Belle ame(ベ ルアーム)"。グレイト・フレンチ・ピアニズムと題された当ディスクでは2人の女流ピアニスト、アニェル・ブンダヴォエ(1922-2015)とイヴォンヌ・ルフェ ビュール(1898-1986)の貴重な録音が収録されております。 異能なピアニスト、ブンダヴォエは、高貴なバッハ、表情豊かなハチャトゥリヤン、色彩感豊かなドビュッシー、ラヴェルを演奏した放送用セッション録 音を収録。一方のルフェビュールは彼女の最後のリサイタルが収録されている貴重盤です。フランスのエスプリ漂う演奏をご堪能ください。k (Ki)

Nimbus
NI-5478(1CDR)
初紹介旧譜
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番
コレッリの主題による変奏曲
パガニーニの主題による変奏曲
ジョン・リル(P)、
尾高忠明(指)
BBCウェールズ・ナショナルO
1970年のチャイコフスキー国際コンクールで第1位に輝いたイギリスの大ピアニスト、ジョン・リルが尾高忠明&BBCウェールズ・ナショナル管と共にレコーディングを行った代表的名盤のラフマニノフ。
※こちらのタイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

MUSO
MU-014(1CD)
エリザベート王妃国際コンクール優勝者の記録〜フランク・ブラレイ
リスト:ペトラルカのソネット第123番
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調KV332
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
フランク・ブラレイ(P)
ベルギー王立O
ロナルド・ゾルマン(指)

録音:1991年エリザベート王妃国際コンクール(ライヴ/1&2:セミ・ファイナル、3&4:ファイナル)
ブラレイがエリザベート王妃国際コンクールに出場したのは22歳。この時から、トレードマークであるヘアスタイルはほとんど変わっていません。この 時の審査員は、ウジェーヌ・トレイを筆頭に、ベルマン、ダヴィドヴィチ、エル=バシャ、フィルクシュニー、フー・ツォン、ハンス・レイグラフ、マガロフ、 さらに園田高弘に安川加壽子ら錚々たる面々がそろっていました。本選で選んだベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番は、コンクールということを考える とやや渋めな選曲とも思われ、だからこそブラレイの思い入れと自信も感じられる選択。今なお得意とするモーツァルトも、すでにこの頃から典雅の響き。 みずみずしい詩情で歌うリスト、そしてラフマニノフも、主題の美しさは格別です。ブラレイのキャリアの大きな第一歩となった演奏を、心ゆくまで堪能で きる1枚です。ブラレイ若き日の写真も何枚かブックレットに掲載されており、こちらも興味津津です。 (Ki)
MUSO
MU-013(1CD)
エリザベート王妃国際コンクール優勝者の記録〜アブデル・ラーマン・エル=バシャ
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調KV570
ラヴェル:スカルボ(夜のガスパールより)
バラキレフ:イスラメイ
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番
アブデル・ラーマン・エル=バシャ(P)
ベルギー王立O
ジョルジュ・オクトルス(指)

録音:1978年(ライヴ/1-3:セミ・ファイナル/4ファイナル)
1978年の回の優勝者、エル=バシャのセミ・ファイナルとファイナルからのライヴ録音。エル=バシャは当時19歳でした。マガロフ、ギレリスら錚々 たる面々が審査員を務めていましたが、その優勝はほぼ満場一致で決まったといいます。透明な音色、きっちりと端正ながらピチピチとした活力にも満ち たモーツァルトは絶品。ラヴェルの「スカルボ」も雰囲気たっぷり、「イスラメイ」の音の洪水は圧巻です。プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番も曲芸的 な難曲ですが、エル=バシャは鋼のような和音を繰り出し、抒情的な部分でも濃厚な歌を展開しています。コンクールであることを忘れて聴き入ってしま う説得力と迫力に満ちた凄い演奏です。 (Ki)

MUSO
MU-012(1CD)
エリザベート王妃国際コンクール優勝者の記録〜ジャン=グロード・ファンデン・エイデン
(1)シューマン:交響的練習曲
(2)リスト:ピアノ協奏曲第1番*
(3)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
ジャン=クロード・ファンデン・エイデン(P)
ベルギー王立O
フランツ・アンドレ(指)*
フリッツ・セリス(指)

録音:(1)1964年5月25日ファイナル、(2)1964年、デッカ(LP:173.427)、(3) 1964年6月8日優勝記念コンサート
16歳で優勝したジャン=クロード・ファンデン・エイデンは、歴代の優勝者の中では珍しいベルギー出身のピアニスト。なお、1964年の記録録音と いうことで、アーカイヴが万全ではなく、交響練習曲(若干の古さを感じるものの、演奏の凄さは伝わる音質)以外は、コンクール直後に録音されたデッ カ、および優勝記念コンサートの記録となっております。 (Ki)


Altus
TALTLP-001(2LP)
日本語解説付
180g重量盤
完全限定240セット

税込定価
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108*
ジネット・ヌヴー(Vn)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
北西ドイツRSO
ジャン=ポール・ヌヴー(P)*
ライヴ録音:1948年5月3日、1949年9月21日*

Altus
TALTLP-003(2LP)
日本語解説付
180g重量盤
完全限定240セット

税込定価
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
ジネット・ヌヴー(Vn)
ハンス・ロスバウト(指)南西ドイツRSO
ロジェ・デゾルミエール(指)フランス国立放送O*

ライヴ録音:1949年9月25日、1948年4月25日*
飛行機事故で僅か30歳の生涯をとじた悲劇の天才ヴァイオリニスト・ヌヴー最晩年の録音を集めた2タイトル。イッセルシュテットとのブラームスは いくつかのレーベルからでていた天下の有名演奏。今回ついに高音質で世評高いターラ盤がはじめてLP化されました。昔からヌヴーの真骨頂が存分に 味わえる名演としてしられライヴ大変によいLPの仕上がりです。貴重なブラームスのソナタ3番が絶品で必聴LP。
もう一方のベートーヴェンも抜群の音質、ロスバウトの品格あふれる伴奏も聴きものですがヌヴーの音そのものの魅力がダイレクトに伝わってきます。 デゾルミエールのブラームスも貴重なLP化で第1、第2楽章のエレガントな味わいが一転、終楽章の熱烈な白熱ぶりも忘れがたいものがございます。イッ セルシュテット盤との聴き比べも楽しいものがございます。まさにLPでヌヴーを聴く喜び!また解説に貴重な写真が多数掲載させており充実の内容です。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0346B03
(1CD)
デイヴィッド・デブーア・キャンフィールド:様々な作品を元にした協奏曲集
グリエールによるサクソフォン協奏曲(2007)
チャイコフスキーによるサクソフォン協奏曲(2013)
ガーシュウィンによる狂詩曲(2015)
ハイラペト・アラケリアン(Sax)
レイチェル・パトリック(Vn)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
イアン・ホブソン(指)

録音:2015年11月23日、2015年11月24日 ポーランド放送ヴィトルド・ルトスワフスキ・コンサート・ホール
※初録音
作曲家だけでなく、音楽評論家、作家、神学者、編集者、出版、レコーディング・ディレクターなど、幅広い肩書きを持つキャンフィールド(1950-)。このアルバムでは、2007年の完成後、すでに世界で100公演も行われたという人気曲「グリエールによるサクソフォン協奏曲」をはじめとした3つの作品を聴くことができます。どれも、特定の原曲があるわけではありませんが、作曲家の個性を良く捉えられており「オリジナル?」と思えるほどに、各々グリエール風、チャイコフスキー風、ガーシュウィン風に仕上がっている上、どの作品も独奏楽器が大活躍、オーケストラとの掛け合いに耳を奪われます。


Pentatone
PTC-5186610
(1SACD)
ジャケット変更再発売
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
憂鬱なセレナード Op.26
ワルツ=スケルツォ Op.3
なつかしい土地の思い出 Op.42*
ユリア・フィッシャー(Vn)
ロシア・ナショナルO
ヤコフ・クライツベルク(指、P*)

録音:2006年4月/DZZ第5スタジオ(モスクワ)、MCO1スタジオ5(ヒルヴァーサム)*
類稀な才能の持ち主の天才ヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャー。当ディスクは彼女が20代前半に収録したチャイコフスキー・ アルバムをジャケット一新で再発いたします。 ミュンヘン生まれのユリア・フィッシャーは、3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能を開花させヴァイオリン、ピアノそれぞ れで国際的なコンクールに複数回優勝しているという逸材。その後順調にキャリアを重ね、PENTATONEレーベルからのデビュー盤となったロシアン・ア ルバムで、一躍世界のひのき舞台に躍り出ました。確かな技術と情熱的な語り口が魅力のフィッシャーですが、このチャイコフスキーでも彼女の才が光り ます。協奏曲では、雄大に歌い上げる第1楽章、泣きの第2楽章、攻めの第3楽章と、溌剌とした演奏の中にも豊かなニュアンスで表現しております。また、 なつかしい土地の思い出では故ヤコフ・クライツベルクと息の合ったアンサンブルを披露しております。再発売にともない旧盤PTC 5186095は廃盤とな り ま す 。) (Ki)

Champs Hill Records
CHRCD-042(1CD)
スタンフォード:ピアノ協奏曲第2番&ピアノ独奏作品集
ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.126
ダンテ狂詩曲 Op.92
6つの性格的な小品 Op.132 より
5つのカプリース Op.136 より
ベンジャミン・フリース(P)、
アンドルー・グーレイ(指)
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2012年5月1日(協奏曲)、2012年1月26日−27日(独奏曲)、イギリス
グールド・ピアノ・トリオのメンバーとして活躍するイギリスのピアニスト、ベンジャミン・フリース。近代英国音楽の礎を築いたチャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォードの傑作の1つ、ピアノ協奏曲第2番と、ダンテ狂詩曲などのピアノ小品を収録。

MSR
MS-1496(1CD)
ジョシュア・ピアース〜ピアノ協奏曲集第2弾
(1)ハイドン:ピアノ協奏曲ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII:11
(2)メンデルスゾーン:ピアノと弦楽のための協奏曲 イ短調
(3)バッハ:ピアノ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV1056
ジョシュア・ピアース(P)
カーク・トレヴァー(指)
スロヴァキア・ナショナルSO

録音:(1)2007年1月6日、(2)2010年8月26日、(3)2010年8月27-28日
「MSR Classics」レーベルに多数の録音を残している、ジョン・ケージをはじめとする現代音楽に造詣が深い実力派ピアニスト、ジョシュア・ピアースによるピアノ協奏曲集。バロック時代のJ.S.バッハ、古典派のハイドン、そして初期のドイツ・ロマン派の作曲家メンデルスゾーンという3人のピアノ協奏曲を収録。早熟の天才と呼ばれたメンデルスゾーンが1822 年、当時13 歳で作曲した“ピアノと弦楽のための協奏曲”。古典派とロマン派の狭間に生まれた彼らしい 18 世紀古典派のスタイルを感じさせる典雅なメロディによる颯爽とした作品。
MSR
MS-1582(1CD)
ペーター・リーウェン(1953-)の音楽第2集」〜協奏曲集
(1)チェロ協奏曲(2012)
(2)ヴァイオリン、チェロ&ピアノのためのロマンス(1994、2010 改訂)
(3)弦楽オーケストラのためのヴィヴァーチェ(2010)
(4)ピアノ、マリンバ&管弦楽のための協奏曲(2008)
(1)(3)(4)フランツ・アントン・クレーガー(指)
(1)(3)スロヴァキア・ナショナルSO
(3)テキサス音楽祭O
(1)ニコラス・ジョーンズ(Vc)、
(2)アンジェイ・クラビエツ(Vn)、
(2)ミシャ・クイント(Vc)
(2)カルロ・アレッサンドロ・ラペーニャ(P)
(3)レオネル・モラレス(P)
(3)ジーザス・モラレス(マリンバ)

録音:2010 年〜2013 年
オランダ生まれのペーター・リーウェン作品集第2弾(第1集は MS1581「室内楽作品集」)。彼の音楽にはしばしば自然と伝説を題材に、ジャズやミニマル音楽の作品を残しています。2013 年ドック・セヴァーリーセン国際コンペティション第 1 位を獲得。ジャズとロックを取り入れた印象的なハーモニーを持つミニマルな“チェロ協奏曲”、エキゾチックなパーカッションの音色が舞う“ピアノ、マリンバ&管弦楽のための協奏曲”など20 世紀の興味深いモダンな協奏曲です。

Le Chant de Linos
CL-1166(1CD)
モーツァルト:ホルン協奏曲集
第1番ニ長調 K.412/第2番変ホ長調 K.417
第3番変ホ長調 K.447/第4番変ホ長調 K.495
ジャック・ドルプランク(Hrn)
トゥールーズ室内O
ジル・コリャール(指)
ジャック・ドルプランクはパリ音楽院で学び、ブーレーズ時代のアンサンブル・アンテルコンテンポランやフランス国立管弦楽団のソリスト等を歴任してきたフランスのホルン奏者。