湧々堂HOME 新譜速報:交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Musikmuseum
(チロル州)



チロル州立博物館の自主レーベル。Musikmuseumは、チロル地方の豊かなクラシック音楽文化の過去と現在を伝えていくことを目的に、チロル州立博物館に所蔵されている貴重な楽器や楽譜を使用した音楽やチロル地方にまつわる作曲家や音楽を取り上げ、レコーディングやコンサートによって、数多くの興味深い発見や驚きを提供しています。



※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
MMCD-13026
ルートヴィヒ・トゥイレ(1861-1907):ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第2番 ホ短調 Op.30
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調 Op.1
エリーザベト・アイベンシュタイナー(Vn)、
マーリーズ・ヌスバウマー(P)

録音:2015年4月10日-11日
1861年に南部チロルのボルツァーノで生まれた作曲家、ルートヴィヒ・トゥイレはラインベルガーらに作曲を学んだ後、ミュンヘン音楽大学で楽理科・作曲科の教授となり数多くの門弟を輩出しました。室内楽や歌曲を中心に、交響曲やオペラなどの大作も手掛けていますが、その多くはあまり知られておらず、このアルバムにはそういった作品の中から、2つのヴァイオリン・ソナタが収録されています。
MMCD-13030
Ein musikalisches Gipfeltreffen1503〜マクシミリアン1世の時代のルネサンス宮廷の音楽
ゲブルダー・ヘス:パヴァーヌ「Jamais j’aymeray Masson」
作曲者不詳:L’homme arme
ニコラウス・アーペル:バス・ダンス「La Spagna」
ド・ラ・リュー
:Vexilla regis prodeunt
イザーク:Gaudeamus omnes in Domino - Virgo prudentissima
コラール「Virgo prudentissima」
イザーク:ミサ曲「Virgo prudentissima」
作曲者不詳:Dit le Bourgignon
ヘス:Passamezzo antico
ペニャローサ:Nunca fue pena mayor
ヤコブ・オブレヒト:Rompeltier
ピエール・ド・ラ・リュー:死者のためのミサ曲
フランシスコ・デ・ラ・トレ:Adoramoste, Senor
ヴィルテン少年cho、
カペラ・デ・ラ・トーレ、
ヨハネス・シュテッヒャー(指)、
カイ・ヴェッセル(C.T)、
ベルント・フレーリヒ(T)、
ハリー・ファン・ベルネ(T)、
マティアス・ルッツェ(Bs)

録音:2015年9月21日-23日
インスブルックに都を置いた神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世の時代の宮廷音楽を再現したアルバムで、ルネサンス時代の合唱曲と室内楽曲を収録しています。チロル州インスブルックに拠点を置くヴィルテン少年合唱団は、13世紀に設立され、ヨーロッパで最も長い歴史を誇る合唱団のひとつとして、世界各国で演奏活動を行っています。
MMCD-13032
スモール・イズ・ビューティフル〜室内アンサンブルのためのバロック管弦楽作品集
ゴットフリート・フィンガー:トランペット、オーボエと通奏低音のためのソナタ、
 2つのヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ Op.5-3、
 2つのフルートと通奏低音のためのトリオ・ソナタ Op.4-6、
 2つのトランペット、2つのオーボエ、2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
テレマン:クラリネット、2つのオーボエと通奏低音のための協奏曲 TWV43:D7、
 フルート、オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のための四重奏曲 TWV43:G6
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 BWV1047
チロル・バロックインストゥルメンタリステンのソリスト・アンサンブル

録音:2017年9月11日-15日
チロル地方のバロック楽器奏者が集まって行った今回のプロジェクトは、バロック・トランペット奏者のシュテファン・エンネモーザーによって行われたクラウドファンディングから始まりました。このプロジェクトの最大の目的は「ブランデンブルク協奏曲第2番」を弦楽器トゥッティのない4つの独奏楽器と通奏低音だけを備えたオリジナルと思われるバージョンでどのように聞こえるかということです。極限までしぼられた編成による響きをお楽しみください。
MMCD-13033
鍵盤楽器のためのバロック作品集
ヤン・ツァハ:フーガ ト短調
アレッサンドロ・ポリエッティ:Aria alemagna con alcuni variazioni sopra l’eta della Maesta Vostra
ゲオルク・ムッファト:チャコーナ、パッサカリア、 Nova Cyclopeias harmonica
ヘンデル:フーガ第1番HWV605、フーガ第2番 HWV606、フーガ第3番HWV607、フーガ第4番HWV608、フーガ第5番 HWV609、フーガ第6番HWV610
レオポルト・マリアン・シュテッヒャー:フーガ
ペーター・ヴァルトナー(ハープシコード、オルガン、クラヴィコード)

録音:2017年
南チロルのマリエンベルクのベネディクト会修道院の音楽図書館に残されていた作品を、ペーター・ヴァルトナーがハープシコード、オルガン、クラヴィコードを弾き分けて収録しました。その中でもアレッサンドロ・ポリエッティの作品は世界で唯一印刷版の曲集が残されており、非常に貴重なものです。
MMCD-13034
サイコグラム〜シューマン:ピアノ作品集
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6
トッカータ ハ長調 Op.7
幻想小曲集 Op.12
アンネッテ・ザイラー(P)

録音:2017年8月28日ー31日
ソリストおよび伴奏者として国際的に活躍するピアニスト、アンネッテ・ザイラー。高い評価を得たメンデルスゾーンに続く録音は、シューマンのピアノ作品集。
本アルバムでは、チロル州立博物館が所蔵する、ウィーンの重要なピアノ製作者コンラート・グラーフによる保存状態の極めて良い壮麗な1835年頃製のフォルテピアノを使用。歴史的ピアノの色彩感溢れるサウンドが、これらの古典的なピアノ作品が持つ様々な側面を最大限に引き出しています。インスブルックのグランドピアノは、コンラート・グラーフが1838年にウィーンに客演したクララ・ヴィークに贈ったピアノの姉妹品です。
MMCD-13035
アル・カプリッチョ〜ヤン・ツァハ:協奏曲&シンフォニア集
序曲ト短調/ハープシコード協奏曲ハ長調/フルート協奏曲ト長調/「主イエス・キリストの受難」 へのイントロドゥツィオーネ ホ長調/フルート協奏曲ニ長調/ハープシコード協奏曲ヘ長調/シンフォニア ト長調
ミュンヘン・バロックゾリステン、
ドロテア・ゼール(指)

録音:2016年
フルート奏者ドロテア・ゼールが率いるミュンヘン・バロックゾリステン。本アルバムでは、マインツで宮廷指揮者を務め、晩年の17年間は定職を持たずにドイツ、オーストリア、イタリアを旅したボヘミア人ヤン・ツァハの極めて特異な音楽世界を掘り下げています。プログラムには、フルートとチェンバロの協奏曲、チロルのシュタムス修道院に保存されているシンフォニア、壮大な序奏曲などが含まれています。18世紀音楽の華麗で魅惑的な解釈を聴衆に見事に伝えています。
MMCD-13036
アレクサンダー・ウテンダル(ca.1530-1581):改悛詩篇&マニフィカト集 プロフェティ・デッラ・クインタ、
エラム・ローテム(バス&音楽監督)

録音:2017年
アレクサンダー・ウテンダルは、オーストリア・チロル大公フェルディナント2世の宮廷歌手であり、楽長でもありました。その卓越した作曲技術により、当時最高の評価を得ており、フェルディナント2世のチロル・ハプスブルク宮廷における盛んな音楽生活の中心人物の一人としても見なすことができます。彼の精巧な4部からなる「改悛詩篇」は1570年に印刷され、君主に献呈されました。
エラム・ローテム率いるバーゼルを拠点とするアンサンブル、プロフェティ・デッラ・クインタは、ヴィオラ・ダ・ガンバ・アンサンブルのサポートを得て、後期ルネサンスのこれら重要な作品を取り上げています。世界初録音であり、2017年9月9日にインスブルックのシュロス・アンブラスのスペイン・ホールで行われたフェルディナント大公の即位450周年を記念する祝典コンサートの記録です。
MMCD-13037
表彰台に立つ若きソリストたち〜北チロルと南チロルの現代音楽作品集
マルティン・パチャイダー(b.1973):トランペットと管弦楽のための協奏曲(P無し)
ミヒャエル・F.P.フーバー(b.1971): パーカッションと室内オーケストラのための小協奏曲 Op.56
ハンネス・ケルシュバウマー(b.1981):バセットホルンと室内オーケストラのための 「メラノキシロン」
フェリックス・レッシュ(b.1957):弦楽、パーカッションと独奏ツィターのための 「ラッジ」
マルティン・オアヴァルダー(b.1972):ゴー・ブロウ!4本のトランペットと室内オーケストラのための協奏曲
パトリック・ホーファー(Tp)、
ユリアン・グルーバー(パーカッション)、
ルカ・モランドゥッツォ(バセットホルン)、
アンドレアス・ヴェルクマイスター(ツィター)、
ガブリエル・グリッチュ(Tp)、
クレメンス・ネウ(Tp)、
ユリアン・リッチュ(Tp)、
マルクス・シュタイクスナー(Tp)、
チロル室内O、
ゲルハルト・ザマー(指)

録音:2012年-2015年
チロルの若き優れた才能がチロルの作曲家の作品を演奏する好企画。本アルバムでは、チロル室内Oと若き音楽家たちとの共演、そして、チロルの作曲家シーンを促進するための集中的な努力を記録し、チロルの新しい音楽シーンの多様性を証明しています。カラヤン・アカデミーでガボール・タルケヴィ(元BPO首席トランペット奏者)に師事し、現在はベルリンRSOで活躍するトランペット奏者、パトリック・ホーファーの妙技にも注目です。
MMCD-13040(2CD)
スティレ・ヌーヴォー
クリストフ・セッツル:みどり児ベツレヘムに生まれたまえり
ジャコモ・フィネッティ:天使は羊飼いに言った
オルフェオ・ヴェッキ:いと高きにある神に栄光あれ
ベルナルド・ストラーチェ:パストラーレ
セッツル:賛美の歌を響かせよ、Dormi fili
ヴィンチェンツォ・パーチェ:今日われらのために天より真の平和が降り来た
ヨハン・シュタットルマイアー:Quis mutuos amores
ストラーチェ:パッサカリア
セッツル:博士たちは星を見て
フェリーチェ・アネリオ:すべての者はシバより来たらん
フィネッティ:言葉は肉となり
セッツル:Hodie beata virgo Maria
不詳:Deus in adiutorium-Domine ad adiuvandum
シュタットルマイアー:Dixit Dominus
セッツル:御身はまことに幸いなる者
シュタットルマイアー:主の僕たちよ、主をほめたたえよ
セッツル:愛する者よ,あなたはすべてに美しい
シュタットルマイアー:われ喜びに満てり
ダリオ・カステッロ:ソプラノとバスのためのソナタ第2番
セッツル:Hodie beata virgo Maria
シュタットルマイアー:Nisi Dominus
セッツル:Veni electa mea
シュタットルマイアー:エルサレムよ、主を讃めたたえよ
カステッロ:Sonata decimaterza a due sporani e due bassi
不詳:めでたし、海の星よ
シュタットルマイアー:5声のマニフィカト
オデカトン、ラ・ヴェネクシアーナ、
アンサンブル・プリシュナ、他

録音:2016年1月7日-8日&2000年7月29日
このアルバムは曲集『Promptuarium musicum』(1627年)に収められたクリスマスの楽曲と1641年にイタリアのブリクセンで聞かれた可能性のある晩課のための音楽を組み合わせたものです。チロル出身の作曲家であるクリストフ・セッツルやヨハン・シュタットルマイアー及び彼らと同時代の作曲家の作品が収められており、アルプス以北にもイタリア風の教会音楽が広まっていたことを証明しています。
MMCD-13043
ロマンティックなラヴ・レター〜1844-45年の愛の手紙と音楽
手紙1:ヨハンからカロリーナへ
メンデルスゾーン:民謡 Op.63/5
手紙2:カロリーナからヨハンへ
メンデルスゾーン:挨拶 Op63/3
手紙3:ヨハンからカロリーナへ
メンデルスゾーン:わが願いはこの愛のすべてを Op.63/1
手紙4:カロリーナからヨハンへ
手紙5:ヨハンからカロリーナへ
シューマン:もしも私が小鳥だったら Op.43/1
手紙6:カロリーナからヨハンへ
ツィデラー:幾千ものキス
手紙7:ヨハンからカロリーナへ
クララ・シューマン:僕は暗い夢の中にいた
手紙8:カロリーナからヨハンへ
シューマン
:なぜに?(幻想小曲集 Op.12より 第3曲)
手紙9:ヨハンからカロリーナへ
モーツァルト:ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いたとき
手紙10:カロリーナからヨハンへ
シューマン:美しい花 Op.43-3
手紙11:ヨハンからカロリーナへ
メンデルスゾーン:夕べの歌 WoO11
手紙12:カロリーナからヨハンへ
シューマン
:気まぐれ(幻想小曲集 Op.12より 第4曲)
手紙13:ヨハンからカロリーナへ
ツィデラー:Du fragst mich, du mein blondes Kind(デュエット)
手紙14:カロリーナからヨハンへ
手紙15:ヨハンからカロリーナへ
メンデルスゾーン:すずらんと小さな花 Op.63/6
手紙16:カロリーナからヨハンへ
ツィデラー:愛(デュエット)
手紙17:母からヨハンへ
アンサンブル・アマレーナ〔マリア・エルラッヒャー(S)、マルクス・フォルスター(C.T)、アレクサンダー・リンクラー(フォルテピアノ)〕

録音:2019年1月
チロル州立博物館に所蔵されている貴重な書簡集(恋文集)の朗読と、メンデルスゾーン、シューマン夫妻、モーツァルト、そして19世紀チロル出身の作曲家エルンスト・ツィデラーの歌曲を組み合わせた興味深い企画。1844年から1845年に交わされたインスブルックのカップル、カロリーナ・ベルガーとヨハン・ヨゼフ・スタークのラヴ・レターを通じて、ヨハン大公の時代にタイムスリップし、仮面舞踏会に参加したり、ウィーンの急行列車を追体験してください。
アンサンブル・アマレーナは、ソプラノのマリア・エルラッヒャーとカウンターテナーのマルクス・フォルスターを中心にした若くダイナミックなアンサンブルで、古楽器を中心とした様々な編成で活動。古楽分野の素晴らしい功績に与えられるチロル州のヤコブ・シュナイダー賞を受賞しています。
MMCD-13044(3CD)
未来音楽〜シューベルト:最後の3つのピアノ・ソナタ
ピアノ・ソナタ第18番ハ短調 D958
ピアノ・ソナタ第19番 イ長調 D959
ピアノ・ソナタ第20番変ロ長調 D960
トビアス・コッホ(フォルテピアノ)

録音:2019年5月6日-9日、インスブルック
キャリアの最初から歴史的な鍵盤楽器の表現力に魅了され、ハープシコード、クラヴィコード、タンジェント・ピアノ、フォルテピアノ、オルフィカ、ペダル・ピアノ、オルガン、ロマンティック・グランドピアノなど、様々なピリオド楽器を広範な音楽的研究と実践研究によって選択し、多くの名盤を生み出してきたドイツのピリオド鍵盤楽器奏者、トビアス・コッホ。
このアルバムでは、チロル州立博物館に所蔵されている貴重な歴史的楽器、コンラート・グラーフ(1835年頃ウィーン製/製造番号2003)を使用し、シューベルトが最後に作曲した3つのピアノ・ソナタ(第18番〜第20番)を演奏。非常に良いコンディションで保存されていたというグラーフのオリジナル・ピアノで、シューベルトが到達した「未来音楽(Zukunftsmusik)」を描きます。
MMCD-13045
バッハ:ソナタ集
ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ ハ短調 BWV1017/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 BWV1005/ハープシコードのためのアダージョ ト長調 BWV968/ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ ホ長調 BWV1016/ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ ト長調 BWV1019
プラメナ・ニキタソヴァ(Vn)、
ペーター・ヴァルトナー(ハープシコード)

録音:2018年2月26日-28日
ブルガリアのヴァイオリニスト、プラメナ・ニキタソヴァはスイスとオーストリアでヴァイオリンを学び、ヨーロッパを中心に活躍しています。バッハの50曲以上のカンタータを録音するなど、多くの古楽レパートリーを持つほか、ロマン派や東欧の民族音楽、現代音楽など幅広いジャンルを演奏しています。ニキタソヴァはチロル州立博物館に所蔵されているヤコプ・シュタイナー1676年頃製のヴァイオリンを使用しており、この名器は19世紀前半にはアントン・ディアベリが所有していたことから、”Diabelli violin”の名が付けられています。
オーストリアの鍵盤奏者ペーター・ヴァルトナーは多くの重要な音楽祭に招かれ、ヨーロッパ各国で古楽のスペシャリストとして活動しています。
MMCD-13046
ジョヴァンニ・レグレンツィ:宗教作品集
ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690):ラ・フガッツァ(2本のヴァイオリン、アルト・ヴィオラ・ダ・ブラッツォ、テノーレ・ヴィオラ・ダ・ブラッツォ、ヴィオローネと通奏低音のための5声のソナタ)/主よ,早く私を助けに/喜び踊れ、シオンの娘よ/ニシ・ドミヌス/Hodie collaetantur coeli cives/エルサレムよ、主を褒めたたえよ/Dialogo delle due Marie “Quam amarum est Maria”/主がシオンの捕われ人を帰された時/おお、大いなる神秘/マニフィカト/サルヴェ・レジナ
カペラ・クラウディアーナ、
マリアン・ポリン(指)

録音:2018年6月、インスブルック
17世紀ヴェネツィアで活躍したイタリア・バロックの音楽家、ジョヴァンニ・レグレンツィの宗教作品集。歌うのは、音楽を愛し擁護したチロル公妃(オーストリア大公レオポルト5世の妃)、クラウディア・デ・メディチの名を冠した合唱団「カペラ・クラウディアーナ」です。
MMCD-13047
ミヒャエル・F.P.フーバー:ピアノ協奏曲/交響曲第4番
ピアノ協奏曲 Op.61(ミヒャエル・ショッホに捧ぐ)*
交響曲第4番 Op.64**
ミヒャエル・ショッホ(P)*、
マリア・ラドゥルナー(S)**、
カールハインツ・ジースル(指)、
聖ブラシウス・アカデミーO

録音:2016年&2017年、インスブルック
1971年チロル出身の作曲家、ミヒャエル・F.P.フーバーのピアノ協奏曲と交響曲。フーバーはチロル州の州都インスブルックに生まれ、インスブルックの音楽高校でピアノ、ヴァイオリン、トロンボーンを学び、作曲の個人レッスンも受けながら、インスブルック大学で音楽楽と教育学を、ウィーン音楽舞台芸術大学で作曲と音楽理論を学びました。ウィーンSO図書館やピアノと作曲の個人教師として働いた後、チロル音楽学校でも教え、ピアノ、音楽理論、室内楽の講師や伴奏者、演奏家として活動しています。
2011年ARDミュンヘン国際音楽コンクールで40年ぶりとなるオルガン部門第1位を受賞し、2015年からはチロル州立音楽院でオルガンの教授を務めるミヒャエル・ショッホに捧げられたピアノ協奏曲は、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を髣髴とさせるフレーズから始まり、モーツァルト、ベートーヴェン、ラヴェルなどのコンチェルトの旋律が顔を見せるユニークな作品です。
MMCD-13048
表彰台に立つ若きソリストたち Vol.2
マヌ・デラゴ(b.1984):Of Puppeteers and Marionettes(ジャズ・カルテットとオーケストラのための)
ヨハンナ・ドーデラー(b.1969):アコーディオン協奏曲「大洋」
エリック・イウェイゼン(b.1954):Visions of Light(トロンボーンと室内オーケストラのための)
マルティン・ライナー(b.1987):ハンガリー風変奏曲「Blickwinkel」(フルート、クラリネット、サクソフォンと室内オーケストラのための)
アンドレア・オベルパーライター(b.1979):Egallopade(室内オーケストラのための)
チロル室内O、
ゲルハルト・ザマー(指)、
HI5・ミニマル・ジャズ・チェンバー・ミュージック、
二コラ・ジョリチ(アコーディオン)、
ペーター・シュタイナー(Tb)、
サラ・ブブレグ(Fl)、
マルトン・ブブレグ(Sax)、
ベンセ・ブブレグ(Cl)

録音:2015年-2018年
チロル室内Oとソリストたちによる現代音楽集。10代〜20代の非常に若い世代を中心としたソリスト陣によるフレッシュな演奏をお楽しみいただけます。ウィーン・フィルの奏者やコロラドSOの首席奏者も務めた南チロル(イタリア)出身の名トロンボーン奏者、ペーター・シュタイナーの参加も注目です。

MMCD-13051
チロラー・グレステル1710〜声楽作品集
ヘンデル:カンタータ「決して心変わりしない」 HWV140/Fiktiver Brief von Georg Friedrich Handel an Silvius Leopold Weiss - Teil1
ヴァイス(1687-1750):La belle Tiroloise
カルロ・アゴスティーノ・バディア(1672-1738):Augellin vago e canoro/Fiktiver Brief von Georg Friedrich Handel an Silvius Leopold Weiss - Teil2
A.スカルラッティ:Piu non m’alletta e piace
ボノンチーニ
(1670-1747):Clori svenar mi sento/Fiktiver Brief von Georg Friedrich Handel an Silvius Leopold Weiss - Teil3
ピエトロ・ニコロ・ソロジーナ(ca.1645-1732):2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ヨハン・クリストフ・ペープシュ(1667-1752):When Love’s soft passion/Fiktiver Brief von Georg Friedrich Handel an Silvius Leopold Weiss - Teil4
アンサンブル・ロザルム・フローレス、
クリストファー・ノヴァーク(朗読)

録音:2020年7月3日-5日
1709年から1710年にかけての冬の期間、ヘンデルはチロル州インスブルックに滞在したと云われ、それをテーマに制作されたアルバム。音楽的かつ文学的な内容となっており、チロル出身の作家クリストフ・W・バウアーが書き上げた朗読パートが4箇所に散りばめられています。


このページのトップへ


このサイト内の湧々堂オリジナル・コメントは、営利・非営利の目的の有無に関わらず、
これを複写・複製・転載・改変・引用等、一切の二次使用を固く禁じます
万一、これと類似するものを他でお見かけになりましたら、メール
でお知らせ頂ければ幸いです




Copyright (C)2004 WAKUWAKUDO All Rights Reserved.