湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


器楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



BIS
BISSA-2518(1SACD)
レシェティツキ:ピアノ曲集
2つのピアノ曲Op.38
4つの小品Op.36
2つの小品Op.43
パステル画Op.44
2つのピアノ曲Op.47
トビアス・ビッガー(P)

録音:2019年7月/インマヌエル教会文化センター(ヴッパータール)
テオドル・レシェティツキはポーランドに生まれ、ウィーンでチェルニーにピアノを師事したピアニスト・コンポーザー。ア ン ト ン・ル ビ ンシテインが開設したペテルブルグ音楽院のピアノ科教授に招かれ1862年から78年まで教え、ロシア・ピアニズムの基礎を作りました。
彼は独特なメソードを持つ名伯楽として知られ、弟子にはパデレフスキ、フリードマン、ガブリロヴィチといった伝説の名手を筆頭に、シュナーベル、エリー・ ナイ、ブライロフスキー、ホルショフスキ、左手のヴィトゲンシュタインまで錚々たる大物が顔を揃えています。
レシェティツキはピアノ曲を中心に作曲も残していて、ほとんどがサロン的小品ですが、華やかで技巧的、弟子の大ピアニストたちが演奏会や録音で披露し ていましたが、今日であまり聴く機会がありません。ゆえに待望のディスク登場となります。
演奏のトビアス・ビッガーは1962年生まれのドイツの個性派ピアニスト。1982年にイタリアのコンクールで入賞しながらも弁護士として働き、1998年に ピアノへ専念することを決めました。知られざる技巧作品に熱心で、編曲も数多く行うなど19世紀風芸風が興味津々です。 (Ki)

H.M.F
HMM-902659(1CD)
プロコフィエフ:ピアノ曲集
ピアノ・ソナタ第6番イ長調Op.82
その物自体Op.45
4つの小品Op.32
つかの間の幻影Op.22(全20曲)
ヴァディム・ホロデンコ(P)【ファツィオリ】

録音:2019年9月/ファツィオリ・コンサート・ホール(サチーレ、イタリア)
ホロデンコのこだわりを感じさせるプ ログラミングで、人気曲をあえて避けた辛口な芸術観がうかがえます。
メインはピアノ・ソナタ第6番。「戦争ソナタ」第1作を成す傑作で、プロコフィエフのピアノ・ソナタ中最長のもの。プロコフィエフならではの激しさ を見せながらも、明るく抒情的な世界が独特。さらに初期の溢れる楽想を書きとめた才気煥発な「つかの間の幻想」を全曲聴かせてくれるのも嬉しい限り。 ホロデンコの愛するファツィオリ・ピアノの明るい響きと音色の多様な変化、自在なコントロールで全く新しい装いを見せていて興味津々。
さらに興味深いのは、アメリカ滞在中の「4つの小品」と「その物自体」という弾かれることの少ない2篇をとりあげていること。ホロデンコならでは の複雑な内省性が際立つ名演となっています。 (Ki)

Profil
PH-20028(2CD)
コンスタンティン・シルヴェストリ:ピアノ曲全集
シルヴェストリ:「子供の遊び」第1組曲Op.3の1(全7曲)
 「子供の遊び」第2組曲Op.3の2(全8曲)
 ソナチネ ニ長調Op.3の3
 第3組曲Op.6の1(全6曲)
 トランシルヴァニアのルーマニア民俗舞曲Op.4(全6曲)(ボラック編)
 幻想曲風ソナタOp.19の2
 2声の短いソナタOp.13の2
 演奏会用小品Op.25(全3曲)
 郷愁の歌Op.27(全3曲)
 ピアノ・ソナタ第4番(3つのエピソードによる狂詩曲)Op.28の1
クルターグ:2つのピアノ小品
エネスコ:ピアノ協奏曲ニ短調(単一楽章/未完)
ルイザ・ボラック(P)

ロッセン・ゲルゴフ(指)
ブカレスト国立放送O(12)
Profilレーベルに名指揮者シルヴェストリ登場、とは言っても指揮録音の復刻ではなく、なんと作曲家として残した全ピアノ曲を収めているのが驚き。 彼はかなりの作曲を残していますが、自身ピアニストとして鳴らしただけにピアノ曲が注目です。

シルヴェストリの作風は故郷ルーマニアの民俗音楽を源とする東欧色に満ち、バルトークと同郷の先輩エネスコの影響が感じられます。「 トランシルヴァ ニアのルーマニア民俗舞曲」はバルトークが採譜した素材に基づき、オーケストラ曲だったものを演奏者ルイザ・ボラックがピアノ独奏用に編曲。1933 年作の「第3組曲」は個性的で、シルヴェストリ自身終曲の「バッカナーレ」を20世紀最高のピアノ曲と考えていたといわれます。
さらに興味深いのは、フィル・アップとしてエネスコの未完のピアノ協奏曲が収められていること。彼が16歳だった1897年の作で、未完の1楽章しか残っ ていません。後期ロマン派的な作風で、グレゴリオ聖歌「怒りの日」を主題とし、ルーマニアの民俗音楽とジプシー音楽の影響を受けつつラフマニノフ流 の華麗なピアニズムで処理した美しい作品。公開初演の際の12分のライヴで、非常に貴重と申せましょう。
もうひとつのフィル・アップは現存の巨匠クルタークの新作世界初録音。うちひとつは2017年に妻の90歳の誕生祝いに書かれています。
ルイザ・ボラック(P)は1968年ルーマニア出身のピアニスト。メンデルスゾーン国際ピアノ・コンクールとヴィオッティ国際コンクールともに優勝。 エネスコやリパッティなど故国の偉大な先達のピアノ曲の普及に務めています。 (Ki)

NoMadMusic
NMM-076(1CD)
Messe noire〜黒ミサ
リスト:悲しみのゴンドラ 第2稿 S.200
 灰色の雲 S.199/夜 S.112
 無調のバガテル S.216a
スクリャービン:詩曲第1番、第2番op.71
 ピアノ・ソナタ第9番「黒ミサ」op.68
 詩曲-夜想曲 op.61
 5つの前奏曲 op.74
 焔にむかって op.72
セリメーヌ・ドーデ(P)

録音:2019年11月
リスト、スクリャービンそれぞれの晩年の作品を収録した1枚。いずれもミステリアスで神秘的な和声が醸し出すほの暗い 世界という共通点がみられます。ピアニストのセリメーヌ・ドーデはフランス人の父、ハイチ人の母をもつフランス出身のピアニスト。カーネギーホールでデ ビューをかざり、その後も音楽祭などで活躍しています。バッハからメシアンまで、その確かな技術と耳の良さで幅広いレパートリーを体得しています。 (Ki)
NoMadMusic
NMM-072(1CD)
Post Scriptum/追伸
クライスラー:美しきロスマリン、
 中国の太鼓、愛の喜び、
 シンコペーション、愛の悲しみ
クロール:バンジョーとフィドル
メンデルスゾーン:歌の翼に
モシュコフスキ(サラサーテ編):ギターレ
ラフマニノフ(ハイフェッツ編)):ひなぎく
コルンゴルト:庭の風景
ゴドフスキ(ハイフェッツ編):古きウィーン
アクロン:ヘブライのメロディ
フォスター(ハイフェッツ編):金髪のジェニー
パラディス(デュシュキン編):シチリアーノ
フォーレ:ロマンス op.28
シューマン(ハイフェッツ編):予言の鳥
ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しき夕べ
サラサーテ:序奏とタランテラ
マリナ・シシュ(Vn/ジュゼッペ・ガリアーノ、1762年製)、
オーレリアン・ポンティエ(P)

録音:2019年3月
「追伸」と題したアンコール・ピース集。クライスラー、ハイフェッツら往年の大ヴァイオリン奏者たちが手掛けた編曲や作品を中心に収録しています。マリ ナ・シシュは2004年、2005年と連続してヴィクトワール・ド・ラ・ミュジークにノミネートされた注目奏者。マルセイユ出身で、パリで学んだ後、ウィーン、ミュ ンヘン、ベルリンでケンさんを積んでいます。音楽のほか、ドイツ文学を修め、音楽学(古楽)修士、そして博士号も持っている才媛です。メリハリの効いた音楽 が魅力です。ピアノのオーレリアン・ポンティエは9歳でデビュー、12歳でクリヴィヌに招かれショパンのピアノ協奏曲第1番を演奏するなど、早くから注目さ れている存在です。

BNL
BNL-112979(1CD)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番イ短調 Op.27 No.2
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番ニ短調 Op.27 No.3「バラード」
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第4番ホ短調 Op.27 No.4
プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ*
フレデリック・ペラシー (Vn)

録音:2014年11月、ストゥディオ・アクースティック、パッサヴァン、ドゥー県、フランス (*以外)
2016年10月、サン=バルテレミー礼拝堂、モントルー、ヴァール県、フランス*
BNL
BNL-112985(1CD)
バッハ:クラヴィーアのための作品集 (オルガンによる演奏) Vol. 3
前奏曲 ロ短調 BWV 923
フーガ ロ短調、アルビノーニの主題による BWV 951
ソナタ ニ長調 BWV 963
イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989
組曲 ヘ長調 BWV 820
トッカータ ホ短調 BWV 914
ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 から アリア
ジャン=セバスティアン・バルドン (Org)

録音:2018年6月、サン=マクシマン王立修道院バジリカ教会、サン=マクシマン=ラ=サント=ボーム、
フランス
使用楽器:1772-1775年、ジャン=エスプリ・イスナール製
現代ではチェンバロやピアノで演奏されることが多い作品を教会オルガンで演奏。ジャン=セバスティアン・バルドン (1972年生まれ) はエクサンプロヴァンス音楽院、ブローニュ=ビヤンクール地方音楽院で学んだフランスのピアノおよびオルガン奏者。2020年現在オバーニュ市立音楽院ピアノ科教授。
BNL
BNL-112989(1CD)
気まぐれヴァイオリン〜ヴァイオリンとピアノのための音楽
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリンとピアノのための演奏会用ポロネーズ Op.4
テオドール・デュボワ (1837-1924):ヴァイオリンとピアノのためのスケルツォ=ワルツ
ドビュッシー:ミンストレル
サラサーテ:アンダルシアのロマンス
サン=サーンス:ハバネラ
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
マスネ:タイスの瞑想曲
ラヴェル:ツィゴイネルワイゼン
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチョーソ
フレデリック・ペラシー (Vn)
ジャン・デュベ (P)

AZUR CLASSICAL
AZC-158(1CD)
フローラン・ナジェル (1979-):ピアノのための本 [Livre pour piano]
Prelude en fa / Fugue en fa / Quartes / Glissements / Burlesca / Ostinato en la
Etude giratoire / Octaves / Prelude Antica / Fuga antica / Invention toccata
Prelude en sol / Fugue en sol / Canon / Quintes / Bagatelle en ut / Fugue en ut
Hommage a Ligeti et Rautavaara / Prelude / Fuga ricercata / Invention en mi
Fugue en mi / Prelude en re / Fugue en re / Annexe - Pour le dos (exercices)
フローラン・ナジェル (P)

録音:2017年8月4日、Studios Cantus Classics、カンナム、ソウル、韓国
AZUR CLASSICAL
AZC-162(1CD)
プーランク:ピアノ・デュオのための作品全集
2台のピアノのためのソナタ
シテール島への船出 (2台のピアノのための)
2台のピアノのための悲歌
「仮面舞踏会」による2台のピアノのためのカプリッチョ
ピアノ四手連弾ソナタ
サティ:風変わりな美女 (ピアノ四手連弾版)
ヨハン・シュミット、菅野潤 (P)
AZUR CLASSICAL
AZC-165(1CD)
ニュー・サウンズ・オブ・ギター/現代ベルギー作曲家のギター作品集
ミシェル・フルゴン (1968-):Ah vita bella !
ジャン=イヴ・コルマン (1966-):Autres paysages interieurs
ミシェル・フルゴン:Drunky Jimmy Plok
ステファン・エイドロウスキ (1993-):L'atelier de Sisyphe
ジャン=イヴ・コルマン:A travers bois
ガエル・イェルノー:Pieces
ステファン・エイドロウスキ:Prendre corps
フランソワ・クヴルール (1992-):La porte revient par la fenetre
フランソワ・クヴルール (G)
AZUR CLASSICAL
AZC-167(1CD)
ショパン:スケルツォ 第1番ロ短調 Op.20
スケルツォ 第2番変ロ短調 Op.31
スケルツォ 第3番嬰ハ短調 Op.39
スケルツォ 第4番ホ長調 Op.54
バラード 第4番ヘ長調 Op.52
幻想即興曲 嬰ハ短調 (遺作) Op.66
アショト・ハチャトゥリアン (P)
AZUR CLASSICAL
AZC-170(1CD)
シューマン、ブラームス、ラフマニノフ:ピアノ作品集
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 (ピアノのための) Op.26
ブラームス:6つのピアノ小品 Op.118 から 間奏曲 (No.2) / バラード (No.3)
ラフマニノフ:ピアノのための10の前奏曲 Op.23 から 第5番 ト短調
ピアノのための絵画的練習曲集 Op.39 から 第5番変ホ短調 【動画】 / 第9番ニ長調
ガリーナ・エルマコーヴァ (P)

録音:2019年4月8-9日、リサイタル・スタジオ B、ユイ、ベルギー
AZUR CLASSICAL
AZC-171(1CD)
ブラームス:ピアノ・ソナタ 第3番ヘ短調 Op.5
2つのラプソディ Op.79
7つの幻想曲 Op.116
3つの間奏曲 Op.117
6つの小品 Op.118
4つの小品 Op.119 から 間奏曲 第1−3番
マルセル・コミノット (P)
AZUR CLASSICAL
AZC-175(1CD)
ヴィラ=ロボス:ピアノ作品集
アフリカ的性格舞曲集 (ピアノのための)
Farrapos / Kankukus / Kankikis
ブラジル風バッハ 第4番(ピアノのための)
前奏曲 / コラール / アリア / 舞曲
ブラジルの詩 (ピアノのための) から 吟遊詩人の印象 / 奥地の祭り
ショーロ 第1番(ピアノのための版)
フラーヴィオ・ヴァラーニ (P)

1001 Notes
1001NOTES-11(1CD)
ショパン:ピアノ作品集
バルカローレ 嬰ヘ長調 Op.60
3つのマズルカ Op.59
幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
12のエチュード Op.25
オリヴィエ・コルベル (P)

録音:2017年6月、ラ・フェルム、ヴィルファヴァール、フランス
アルバム・タイトルは "Double Jeu" (Double Play ?)。パリ地方音楽院でビチー・エイディに師事したフランスのピアニスト、オリヴィエ・コルベルのデビューCD。彼は作曲家でもあります。
1001 Notes
1001NOTES-15(1CD)
ガスパール・ドゥアンヌ−どこか別のところへ
シューベルト (リスト編):住処 (ピアノのための版) / 水の上で歌う (ピアノのための版)
シューベルト:ハンガリーのメロディー ロ短調 (ピアノのための) D 817
リスト:スペイン狂詩曲 (ピアノのための)
ロドルフ・ブリュノー=ブルミエ (1982-): 大地が沈む時 [Quand la terre fait naufrage]
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番イ長調 D 959
ガスパール・ドゥエンヌ (P)

録音:2018年11月、リモージュ、フランス
フランスのピアニスト、ガスパール・ドゥエンヌ (1987年生まれ) は5歳の時に名ピアニストである祖母カトリーヌ・コラール (1947-1993) の教えを受け、パリ音楽院でブルーノ・リグットとドニ・パスカルに、ザルツブルクのモーツァルテウムでジャック・ルヴィエに師事。前作『ファンタジー』(1000NOTES 09) 発売の翌年2017年に来日して演奏しました。

ELOQUENTIA
EL-1857(1CD)
静寂の音楽
モンポウ (1893-1987):「密やかな音楽」から 第1番
ラヴェル:前奏曲
モンポウ:前奏曲 第5番
サティ:ジムノペディ 第1番
モンポウ:「風景」; 泉と鐘 / 湖 / ガリシアの馬車
デュティユー (1916-2013):前奏曲 第1番「影と静寂」
スクリャービン:前奏曲 Op.16 No.4
モンポウ:「密やかな音楽」から 第15番
ショパン:前奏曲 Op.28 No.4
武満徹 (1930-1996):「遮られない休息」から 愛の歌 (第3曲)
モンポウ:「密やかな音楽」から 第22番
サティ:グノシエンヌ 第5番
モンポウ:「内なる印象」から 秘密
ドビュッシー:ベルガマスク組曲 から 月の光
モンポウ:「密やかな音楽」から 第24番
グラナドス (1867-1916):スペイン舞曲集 から オリエンタル
モンポウ:前奏曲 第7番「星でできた棕櫚の葉」
ドビュッシー:前奏曲集 第2巻 から 亜麻色の髪の乙女
スクリャービン:前奏曲 Op.11 No.15
(以上、ピアノのための)
ギヨーム・コッポラ (P)

ART CLASSICS
ART-331(1CD)
アナスタシヤ・ダヴィードヴァ〜デビューCD
J・S・バッハ:フランス組曲 第2番ハ短調 (クラヴィーアのための) BWV 813
ハイドン:ピアノのためのアンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII:6
シューマン:アベッグ変奏曲 (ピアノのための) Op.1
ショパン:エチュード 変イ長調 Op.25 No.1/エチュード ハ短調 Op.10 No.12
エチュード ヘ長調 Op.10 No.8/エチュード ハ短調 Op.25 No.12
バラード 第1番ト短調 No.23/バラード 第3番変イ長調 Op.47
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第4番嬰ヘ長調 Op.30
ドビュッシー:ピアノのための組曲 L.95
アナスタシヤ・ダヴィードヴァ (P)

録音:2015年、グネーシン音楽大学スタジオ、モスクワ、ロシア
ART CLASSICS
ART-338(1CD)
ギターとバヤンのデュオで
ヴィヴァルディ:リュート、ヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 ハ長調 RV 82
ディアベッリ (1781-1858):ギターとピアノのためのソナタ ニ長調 Op.71
ジュリアーニ (1760-1818):ギターとピアノのための2つのロンド
ボッケリーニ:ギターとチェンバロのための序奏とファンダンゴ
ドミートリ・プリトゥラ (G)
グリゴリー・セレジン (バヤン)

録音:2016年、グネーシン音楽大学スタジオ、モスクワ、ロシア
ART CLASSICS
ART-339(1CD)
オルガンのための音楽
リスト:コラール「われらに、救いを求めし者たちに」によるオルガンのための幻想曲とフーガ S.259
ユーリ・マシーン (1932-2006):オルガンのためのパルティータ「オットー・ディクスのギャラリー」から フィナーレ
フランク:オルガンのための前奏曲、フーガと変奏曲
J・S・バッハ:オルガンのための幻想曲とフーガ イ短調
アレクサンドル・ヴースチン (1943-):白い音楽 (オルガンのための)
ジョヴァンニ・フランチェスコ・ジュリアーニ (1760-1818):ノクターン (オルガンのための版)
リャプノフ (1859-1924):オルガンのためのトッカータ
タチヤーナ・セルゲーエヴァ (Org)

録音:2015-2016年、タチヤーナ・セルゲーエヴァの私蔵音源
ART CLASSICS
ART-340(1CD)
ギターのための音楽
エリック・ペニコー
(1952-):僕は小道を行こう [J'irai dans les sentiers] (2012)
ナポレオン・コスト (1805-1883):旅立ち Op.31 (1855-1856)
ジューリオ・レゴンディ (1822-1872):ノクターン「夢想」Op.19 (1864)
ヴァレーリ・ビクタシェフ (1963-):告白 ロ短調 (2002)
アントニオ・ホセ (1902-1936):ギター・ソナタ (1933)
タチヤーナ・クレンチャコヴァ (G)

録音:2015年5月1-4日、モスクワ、ロシア
ART CLASSICS
ART-342(1CD)
バッハとビーバーをツィンバロムで
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番イ短調 BWV 1003
クラヴィーアのための半音階的幻想曲 ニ短調 BWV 903
ビーバー (1681-1749):無伴奏ヴァイオリンのためのパッサカリア ト短調
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV 1004 から シャコンヌ
カテリーナ・アナーヒナ (ツィンバロム)

録音:2015年11-12月
ART CLASSICS
ART-346(1CD)
チャイコフスキー(グリゴリー・セレジン編):四季 (ピアノのための) Op.37bis (バヤンのための版)
子供のためのアルバム (ピアノのための) Op.39 (バヤンのための版)
グリゴリー・セレジン (バヤン)

録音:2016年、グネーシン音楽大学スタジオ、モスクワ、ロシア

eaSonus
EAS-29407(2CD)
シューマン:ピアノ曲集
アベッグ変奏曲Op.1
蝶々Op.2
交響的練習曲Op.13
交響的練習曲(遺作の5つの変奏曲)
天使の主題による変奏曲WoO24
ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調Op.11
ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22
エリーザベト・レオンスカヤ(P)

録音:2018年10月1日‐5日、2019年6月30日/ブレーメン・ゼンデザール
円熟著しいレオンスカヤ最新盤はシューマン作品集。2枚組で変奏曲形式のものがディスク1、2篇のピアノ・ソナタがディスク2に収められた力作で、 充実の至芸を堪能できます。
レオンスカヤといえば巨匠リヒテルから高く評価され可愛がられたことで知られていますが、このアルバムもシューマンを愛したリヒテルの影が見え隠れする選曲と演奏になっています。収録されている作品の多くはリヒテルの十八番で、交響的練習曲を遺作の5曲も加えているのも師ゆずり。
高度なテクニックと高い構成力が必要とされる2篇のピアノ・ソナタが驚愕の名演。落ち着いた音楽作りながら、激しい箇所は別人のような力で迫ります。
興味深いのは、精神の破綻が言行にあらわれ、厳寒のライン川に飛び込み自殺未遂をした頃のシューマンが、天使から授かったとされる主題に基づき作っ た変奏曲をレオンスカヤの演奏で味わえること。この不思議な作品を強い説得力で解き明かしてくれます。余裕のテクニックはもとより、たっぷりとした歌 い回しと深い音楽性で現役最高のピアニストのひとりと目されるレオンスカヤ。凄さに圧倒されます。 (Ki)

ACADEMY PRODUCTIONS
AP-2381(1CD)
ブラームス:ピアノ作品集
スケルツォ 変ホ短調 Op.4
ローベルト・シューマンの主題によるピアノのための変奏曲 Op.9
6つのピアノ小品 Op.118
ウィリアム・グラント・ナボレ (P)
ウィリアム・グラント・ナボレ (1941年生まれ) はアメリカ合衆国生まれのピアニスト。17歳でイタリアに渡りローマのサンタ・チェチーリア音楽院でカルロ・ゼッキに師事。2020年現在コモ湖国際ピアノ・アカデミーのアーティスティック・ディレクターを務めています。
ACADEMY PRODUCTIONS
AP-2421(1CD)
モーツァルト:ピアノ作品集−愛と喪失
ロンド イ短調 K.511
ピアノ・ソナタ 第2番ヘ長調 K.280/189e
幻想曲 ハ短調 K.475
ピアノ・ソナタ 第14番ハ短調 K.457
ウィリアム・グラント・ナボレ (P)
ACADEMY PRODUCTIONS
AP-2462(2CD)
ドメニコ・スカルラッティ:20のソナタ
K.426, L.128 (Andante) / K.135, L.224 (Allegro) / K.158, L.4 (Andante)
K.118, L.122 (Non presto) / K.119, L.415 (Allegro) / K.32, L.423 (Aria)
K.515, L.255 (Allegro) / K.213, L.108 (Andante) / K.425, L.333 (Allegro molto)
K.3, L.378 (Presto) / K.132, L.457 (Cantabile) / K.27, L.449 (Allegro)
K.262, L.448 (Vivo) / K.294, L.67 (Andante) / K.380, L.23 (Andante, commodo)
K.377, L.263 (Allegrissimo) / K.101, L.494 (Allegro) / K.125, L.487 (Vivo)
K.98, L.325 (Allegrissimo) / K.492, L.14 (Presto)
マルゲリータ・トレッタ (P)

録音:2019年4月14-16日、ラ・サーラ・ムジカーレ・ジャルディーノ、クレマ、イタリア
マルゲリータ・トレッタ (1986年生まれ) はプロのダンサーを目指していましたが、18歳の時に火災に遭い重症を負い、リハビリ後ピアノに転向。25歳でピアチェンツァ音楽院を卒業し、コモ湖国際ピアノ・アカデミーで5年間ウィリアム・グラント・ナボレに師事。その後ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院、ルガーノ音楽大学でも学びました。33歳、当盤にてCDデビューです。

CANTUS
C-9634(1CDR)
フランスのノクターン
ジャン=アンリ・ラヴィーナ (1818-1906): 夜想曲 変ニ長調 Op.13 (1843頃)
ルイ・ルフェビュール=ヴェリー (1817-1869):夜想曲 変イ長調「羊飼いの小さな鐘」[La Clochette du Patre] Op.102 (1850頃)
ジュール・エックハルト (1834-1867):
夜想曲 変イ長調「若い娘の瞑想」[Meditation d'une Jeune Fille] Op.41 (1859頃)
グノー:夜想曲 変ホ長調「回想」(1865)
レオン・ドラフォス (1874-1955):夜想曲 ト長調 (1900)
バンジャマン・ゴダール (1849-1895):夜想曲 ヘ長調 Op.68 (1882頃)
ビゼー:夜想曲 ニ長調 WD 55 (1868)
サン=サーンス:夜想曲 変ホ長調「夕べの鐘」[Les Cloches du Soir] Op.85 (1889)
レオン・ボエルマン (1862-1897)夜想曲 ハ長調 Op.36 (1896)
ダンディ (1851-1931):夜想曲 変ト長調 Op.26 (1886)
フォーレ:夜想曲 変ニ長調 L 82 (1892)
バルト・ファン・オールト (P)

録音:2015年4月22-24日、ウェストフェスト教会、スヒーダム、オランダ
使用楽器:エラール [Erard]、1849年製
バルト・ファン・オールトはオランダのユトレヒトに生まれたピアニスト。ハーグ音楽院でモダーン・ピアノを学ぶ傍らフォルテピアノをスタンレー・ホーホラント [Stanley Hoogland] に、さらにアメリカ合衆国コーネル大学でマルコム・ビルソンに師事。ハイドン、モールァルト、ショパン、フィールド等、古典派からロマン派にかけてのレパートリーに多数の録音を行っています。
CANTUS
C-9635(1CDR)
ショパン:24の前奏曲 ジャンマリア・ボニーノ (P)

録音:2010年5月、ミラノ、イタリア
使用楽器:プレイエル [Pleyel]、1839年製
調律:Bruder 1830 (A=430 Hz)
ジャンマリア・ボニーノはイタリアの鍵盤楽器奏者。リディア・バルデッキ・アルクーリ (ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院)、ミェチスワフ・ホルショフスキ (ルツェルン音楽院)にピアノを、アルダ・ベッラジックにチェンバロを師事。
CANTUS
C-9642(2CD)
J・S・バッハ:フランス組曲
フランス組曲第4番変ホ長調 BWV 815
第2番ハ短調 BWV 813
第6番ホ長調 BWV 817
第5番ト長調 BWV 816
第1番ニ短調 BWV 812
第3番ロ短調 BWV 814
イグナシオ・プレゴ (Cemb)

録音:2013年1月7-9日、ラ・ビリャ・デ・ロナルド、マドリード、スペイン
使用楽器:2011年、キース・ヒル製 (モデル:ルッカース/タスカン)


Profil
PH-20032(10CD)
ソロモン名演集
■Disc 1
1 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
2 同:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
■Disc 2
1ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
2 同:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
■Disc 3
1 ショパン:ポロネーズ第6番「英雄」
2 同:バラード第4番ヘ短調Op.52
3 同:ノクターン変ホ長調Op.9の2
4 同:ワルツ ホ短調(遺作)
5 同:練習曲ホ長調Op.10の3「別れの曲」
6 同:練習曲ヘ長調Op.10の8
7 同:練習曲変イ長調Op.25の1
8 同:練習曲ヘ短調Op.25の2
9 同:練習曲ヘ長調Op.25の3
10 同:幻想曲ヘ短調Op.49
11 シューマン:ピアノ協奏曲
■Disc 4
1 モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番変ロ長調K.450
2 同:ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333
3 同:ピアノ・ソナタ第17番ニ長調K.576
4 ハイドン:ピアノ・ソナタ第37番ニ長調Hob.]Y:37
■Disc 5
1 ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.5
2 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番「大公」
■Disc 6
1 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
2 同:ピアノ・ソナタ第14番嬰「月光」
3 同:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
4 同:チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102の2
■Disc 7
1 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
2 スクリャービン:ピアノ協奏曲
3 リスト:ハンガリー幻想曲
■Disc 8
1 ブリス:ピアノ協奏曲変ロ長調Op.58
2 グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16
3 ブラームス:間奏曲変ロ短調Op.117の2
4 同:ラプソディ ト短調Op.79の2
■Disc 9
1 シューマン:謝肉祭Op.9
2 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番
3 同:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
■Disc 10
1 バッハ:イタリア協奏曲BWV971
2 ブラームス:間奏曲ホ長調Op.116の4
3 同:間奏曲変ホ短調Op.118の6
4 同:ラプソディ ロ短調Op.79の1
5 ショパン:スケルツォ第2番
6 同:幻想曲ヘ短調Op.49
7 同:ノクターン変ロ短調Op.9の1
全て、ソロモン(P)

■Disc1; ロリン・マゼール(指) 
RAI国立SO(1)
■Disc2:アンドレ・クリュイタンス(1)、
ヘルベルト・メンゲス(2)(指) フィルハーモニアO
■Disc3:ヘルベルト・メンゲス(指) 
フィルハーモニアO(11)
■Disc4:オットー・アッカーマン(指) 
フィルハーモニアO(1)
■Disc5:ヘンリー・ホルスト(Vn)、
アンソニー・ピニ(Vc)(2)
■Disc6:グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)(4)
■Disc7:イサイ・ドブローウェン(1)(2)、
ワルター・ジュスキント(3)(指) 
フィルハーモニアO
■Disc8:サー・エードリアン・ボールト(指)
リヴァプール・フィル(1)、
ヘルベルト・メンゲス(指)
フィルハーモニアO(2)

録音:Disc1; 1956年頃(1)、1942年(2)
Disc2:1952年(1)、1955年(2)
Disc3:1932年(1)(7)(10)、1934年(6)、1942年(3)(8)(9)、1945年(5)、1946年(2)(4)、1956年(11)
Disc4:1953年(1)、1952年(3)、1946年(4)、1956年8月28日BBC(ライヴ)(2)
Disc5:1952年(1)、1943年(2)
Disc6:1951年(1)、1952年(2)、1954年(3)(4)
Disc7:1947年(1)、1949年(2)、1948年(3)
Disc8:1943年(1)、1956年(2)、1944年(3)(4)
Disc9, 10:1956年2月23-24日/ベルリン(RIASによる放送用録音)
ソロモン(本名ソロモン・カットナー)は1902年生まれのイギリスのピアニスト。神童として鳴らし、9歳の時にバッキンガム宮殿で御前演奏、その 後パリでラザール・レヴィに師事し、20世紀前半のイギリスを代表する名手として活躍、1953年には来日公演も行っています。しかし働き盛りの1956 年夏に脳梗塞を発症し、指の自由がきかなくなったため公から退かざるを得なくなる悲劇に見舞われました。1988年まで存命しましたが、録音が1956 年までしかないため伝説の存在と化し、日本でも吉田秀和氏が高く評価したことで知られています。
高度な技巧に恵まれ詩情あふれる真摯な演奏は、今日あまり聴くことのできなくなった正統派イギリス・ピアニズムで、滋味あふれる魅力があります。 多くはEMI音源ですが、定評あるベートーヴェンやブラームスはさすがの大きな演奏。さらにドブローウェンの指揮でチャイコフスキーとスクリャービン、 ボールトの指揮でソロモンが世界初演したブリスの協奏曲など興味深いものも多数収録。さらに彼が倒れた時と、その半年前にBBCで行ったベートーヴェ ンやショパンの放送用録音も貴重。上品なイギリス・ピアニズムを満喫できます。 (Ki)

Paraty
PARATY-249336(1CD)
甘い夢
ハチャトゥリヤン:子供のアルバム第1集
プロコフィエフ:子供のための音楽Op.65
チャイコフスキー:子供のアルバムOp.39
ヴァルドゥイ・イェリツィアン(P)

録音:コンピエーニュ帝国劇場
ヴァルドゥイ・イェリツィアンは1981年アルメニア生まれの女性ピアニスト。パリでブリジット・エンゲラーやクレール・デゼールに師事し、現在フランスを 本拠に活躍しています。2011年のラ・フォルジュルネ音楽祭で来日もしています。
このアルバムには彼女と同郷のハチャトゥリヤンをはじめ、チャイコフスキー、プロコフィエフが子供のために作ったピアノ曲が収められています。彼らのピ アノ曲の多くが上級者向けの難技巧が要求されるなか、これらは平易で短いため子供の学習用にも愛用されています。いずれも親しみやすいだけでなく、ハ チャトゥリヤンとチャイコフスキーの作品は後にバレエやオペラに流用される楽想のスケッチブックのような存在であるのも興味津々です。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72845(1SACD)
C.P.E.バッハ&モーツァルト:変奏曲集
C.P.E.バッハ:「アリオーソ」による9の変奏曲 ハ長調 Wq.118/10
モーツァルト:「美しいフランソワーズ」による12の変奏曲 変ホ長調 K.353/300f
C.P.E.バッハ:「スペインのフォリア」による12の変奏曲 ニ短調 Wq.118/9
モーツァルト:「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲 ハ長調 K.265/300e(きらきら星変奏曲)
エヴァルト・デメイエル(Cemb)

録音:2019年3月7-8日
インマゼールに学び、クイケンのラ・プティットバンドなどに参加しているベルギーのチェンバロ奏者、デメイエルによるソロ・アルバム。C.P.E.バッハとモー ツァルトの変奏曲を組み合わせたプログラムで、収録されているのはどれも1777年から1782年の間に書かれた作品です。モーツァルトはC.P.E.バッハから 大きな影響を受けつつも独自の作風を展開した作曲家でもあるので、同時期に書かれたこれらの変奏曲を聴き比べるのは大変興味深いものがあります。「き らきら星変奏曲」が名手のチェンバロで聴けるのもありがたい。 (Ki)

Grand Piano
GP-796(1CD)
NX-B03
アドルフ・バルヤンスキー(1851-1900):ピアノ曲全集 第1集
幻想曲集Op.9(1895)
ピアノ・ソナタ第1番 Op.7(1893)
6つのピアノ曲集 Op.10(1896)
ユリア・セヴェルス
(P…Steinway, モデルD)

録音:2020年1月3-4日、2月20日
希少なピアノ曲を良い音質で録音するレーベル“GRAND PIANO”よりウクライナのオデッサに生まれたバルヤンスキーのピ アノ曲全集の登場。バルヤンスキーは、ロシアのユダヤ系の家庭に生まれ、ウィーンとパリとライプツィヒで音楽教育を受け、ラ イネッケやヤーダスゾーンにピアノを師事しました。作品は少ないながらも、ピアノ曲は個性豊かで魅力的。この第1集には3 つの作品が収録されています。『幻想曲集』には、ベートーヴェン、ブラームスなどの影響やロシアの色彩感が見てとれます。 『6つのピアノ曲集』は印象主義的で光輝くような音楽であるのに対し、スケールの大きいピアノ・ソナタ第1番は、空間的に 広がりのある音を感情表現の主軸とし、20世紀のミニマリズムを予知するような非常にモダン、かつシンプルさをもった作品 です。演奏は、ベルリン芸術大学やモスクワのチャイコフスキー音楽院で学び、オーロラ四重奏団とオーロラ・デュオを創設し たユリア・セヴェルス。シチェドリンの作品を作曲家列席のもと世界初演を行うなど精力的に活動するピアニストです。
Grand Piano
GP-799(1CD)
NX-B03
セミョーン・バルモーチン(1877-1939):ピアノ音楽集
20の前奏曲 Op.12
クリストファー・ウィリアムズ
(P…Steinway, モデルD)

録音:2019年8月10-11日
世界初録音
希少なピアノ曲を良い音質で録音するレーベル“GRAND PIANO”よりロシアの知られざる作曲家、バルモーチンのピアノ 作品集が登場。1877年生まれのバルモーチンはバラキレフとリムスキー=コルサコフに師事、1923年から1925年までペト ログラード音楽院 (サンクトペテルブルク音楽院の旧称) で音楽理論を教えましたが、ソビエト連邦の1930年代の大粛清 時代にどのような運命を辿ったのかは謎に包まれたままです。しかし残された音楽のスケールの大きさや内容は非常に素晴 らしく、ここに収録された世界初録音となるピアノ曲も、色彩感にあふれたコントラストが印象的です。『20の前奏曲』は洗 練されたハーモニーと豊かな感情表現で聴く人の魂を揺さぶるような音楽。また、『主題と変奏』は、音の素材を幾重にも 重なるムードに変容させ、最後は交響的な行進曲へと連なります。演奏はイギリスのピアニスト、クリストファー・ウィリアム ズ。BBCのウェールズの合唱団とオーケストラのピアニストを務め、BBCプロムスなどにも出演しています。

TOCCATA
TOCC-0524(1CD)
NX-B03
フレデリック・セプティムス・ケリー(1881-1916):ピアノ音楽集
12の練習曲 Op.9(1907-13)
24のモノグラフ Op.11(1911-1916)
アレックス・ウィルソン(P)

録音:2019年4月15-17日
ワイアストン・コンサートホール、モンマス
一部世界初録音
1881年、オーストラリアのシドニーで生まれたケリー(1881-1916)は、同国の重要な作曲家になると期待されていま したが、第一次世界大戦のソンヌの闘いで戦死してしまいました。その経歴は特殊で、英国オックスフォード大学で音 楽を学びますが、卒業後にロンドン・オリンピックにボート競技で出場し、金メダルを獲得しています。音楽作品は残念 ながらそれほど知られてはいませんが、ここに収録された作品はいずれも、オーストラリアにおけるロマン派ピアノ作品への 最大の貢献とされています。ショパンとスクリャービンの影響も感じられますが、田園風の響きや穏やかな曲想の楽曲に は、彼と同世代のエルガーやアイアランドにヴォーン・ウィリアムズなど英国の作曲家たちと親和性が高そうです。野性味 をおびた情熱的な曲は、ブラームスやシューマンの世界観に近いかもしれません。それぞれが“小品”でありながら、独特 な世界観と情感の共鳴が感じられ、これらの録音からはケリーが偉大な作曲家への道を歩き始めていたことが分かりま す。


Treasures
TRE-216(2CDR)
ドミニク・メルレ・プレイズ・シューマン
幻想小品集Op.111
フモレスケOp.20*
交響的練習曲(変奏曲付き)*
ダヴィッド同盟舞曲集Op.6
ドミニク・メルレ(P)

録音:1965年9月、1968年*
※音源:仏Accord ACC-150.006
◎収録時間:102:46
“交錯する楽想を自然に浮上させる明快なタッチと造型力!”
■音源について
ドミニク・メルレによるLP2枚分のシューマン作品集から、TRE-204に収録した以外の作品を全てここに収めました。

★ドミニク・メルレは、1938年フランス・ボルドー出身。パリ・シュベリュールド音楽院で学び、1957年、ジュネーブ国際コンクールではアルゲリッチと共に優勝(2位はポリーニ)しました。
 メルレが奏でるシューマンは、各フレーズの意味を突き詰め過ぎて流れを停滞させることを避けた自然なフォルムが魅力。その特質が最大限に発揮されているのが「フモレスケ」でしょう。
 主題が多く、曲想が頻繁に入れ替わるこの作品において、その全てに配慮しながら有機的な流れに導くのは至難の業ですが、メルレは自然体に振る舞いながらそれを見事にやり遂げています。第2曲はまさに楽想の目まぐるしい変化への対応力を証明。それらを額面通りに対処していたら支離滅裂になりかねない危険性をするりと回避し、音楽的に結実させる技に唸らされます。第3曲も、冒頭の甘美な囁きと中間の異次元の急速な楽想を無理に関連付けるのではなく時の流れに身を委ねることで、かえってシューマンの息遣いが伝わり、第5曲でも、良い意味での勢いに任せた進行が、発作的な楽想の閃きを際立たせているのです。形式的につかみどころがなく雑多なフレーズの寄せ集めにも響きかねないこの難曲を、一人の作曲家から生まれた一つの芸術品としてサラッと構築する手腕は、この作品のためにあると言いたいほどです。
 感覚的にはサラッとしていても、決して効率重視で作品を軽く見ているのではなく、タッチの質感によるところが大きいことは、「ダヴィッド同盟舞曲集」を聴けば明らか。
楽想の変化を色彩の移ろいと共に感知する独特のピアニズムは、ドイツ流儀のピアニズムとは違う作品の掘り下げ方を見せます。例えば第5曲。このいかにもシューマン的な可憐な音楽に耽溺しすぎず、全体を美しく結晶化させる方向へ向かう手法は、メルレのシューマンに対するコンセプトの象徴と言えましょう。第12曲は、メルレの闊達で晴れやかなタッチの魅力が大全開。そして、最後の2曲は特にお聴き逃しなく!第17曲は、もっと思い入れたっぷりに弾き込むことも可能でしょうが、ここではまさに遠くからのこだまのような浮遊感を敷き詰めるところに深い見識が伺え、続く終曲と共に得も言われぬ余韻を残すのです。。【湧々堂】

Prima Facie
PFCD-114(1CD)
ザ・ビザンティアム・コネクション
クレトゥ:ラムビ・ラムビ*
ダンス・アンド・インプロヴィゼイション
アー・ヤ・ザイン*
無伴奏コントラバスのためのソナタ
ヴァイオリンとコントラバスのための 「祖国」
エレクトロニック・アー・ヤ・ザイン*
エレクトロ・ラムビ・ラムビ* (*=原曲は伝承曲)
マイケル・クレトゥ(Cb)、他
17世紀のオスマン帝国王家で音楽家を務めていたという音楽家一族をルーツに持つルーマニア出身のコントラバス奏者マイケル・クレトゥが、自身のルーツにつながるルーマニアの民族音楽、ビザンチン音楽、オスマン帝国文化、そしてジャズやエレクトロニクスなどの要素も変幻自在に取り入れたコントラバス・アルバム。

Aeolus
AE-11201(1SACD)
シューマン:ペダル・ピアノもしくはオルガンのための作品全集
カノン形式によるペダル・ピアノのための6つ練習曲 Op.56
ペダル・ピアノのための4つのスケッチ Op.58
バッハの名による6つのフーガ Op.60
ダニエル・ベックマン(Org)
ドイツ三大大聖堂の1つ、マインツ大聖堂でオルガニストを務めるダニエル・ベックマンが弾くシューマン。オルガンのようにペダル鍵盤を備えたペダル・ピアノ(ペダル・フリューゲル)のために書かれた3つの作品をマインツ聖イグナチオ教会のヒストリカル・オルガン(ベルンハルト・ドレイマン1837年建造)で演奏しています。2019年に復元されたこのオルガンでの初の録音であるとともに、シューマンの比較的レアなレパートリーの貴重なSACD録音という点もポイントです。

Centaur
CRC-3697(1CD)
シューマン ピアノ作品集
トッカータ ハ長調Op.7、
フモレスケ変ロ長調Op.20、
アラベスク ハ長調Op.18、
謝肉祭Op.9
シェン・カイ(P)

録音:2017年9月2日−3日(カナダ)
15歳でトロントSOとの協奏曲デビューを果たしたカナダのピアニスト、シェン・カイは、ケベックSO、カルガリーPO、ウィンザーSOなど多くの楽団と共演してきました。10代のうちに多くのコンクールで最優秀賞を獲得し、ベーゼンドルファー国際ピアノ・コンクールでは最年少のファイナリストに選ばれ、特別賞も受賞しています。ソロ・リサイタルでは、アメリカやカナダ、メキシコ、中国で演奏を行い、2017年にはマサチューセッツ州のサウス・コースト・トゥデイ紙によって「2017シーズンでもっとも感動的なソリスト!」と称賛されています。

GWK
CLCL-132(1CD)
アコーディオンによるモーツァルト
アダージョとロンド K. 617、幻想曲 K.608、
アダージョとアレグロ K.594、
アンダンテ K. 616、フランスの歌「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲(きらきら星変奏曲)K.265、
アダージョ K.356
ピョートル・タバキエルニク(1986-) :WAM-iationen(世界初録音)
マチェイ・フラツキエヴィチ(アコーディオン)

録音:2015年11月&2017年8月(ポーランド)
ワルシャワ出身の若きアコーディオン・ヴィルトゥオーゾ、マチェイ・フラツキエヴィチによる、新鮮味あふれるモーツァルト作品集!軽やかな指捌きとアコーディオンならではの豊かなアーティキュレーションによって、モーツァルトの鍵盤作品に新たな魅力が吹き込まれました。ピアノはもちろんのこと、オルガンやハルモニウムとも全く異なる表現・サウンドが大変に興味深い1枚です。
フラツキエヴィチによると、すべての曲はモーツァルトが書いた音符そのままを演奏しており、アコーディオン用の編曲は行っていないとのこと。彼はモーツァルトが音楽時計やグラス・ハーモニカのための作品を書いたことを挙げ、そうした楽器の音色やメカニズムが現代のアコーディオンのものと非常によく似ている点を指摘しています。ポーランドの現代作曲家ピョートル・タバキエルニク(1986-) による 「WAM-iationen」は、このアルバムに収録されているK.356、K.608、K.594、K.616、K.617からの主題を用いて作曲された、アコーディオンのためのモーツァルト変奏曲です
GWK
GWK-133(1CD)
インスピレーション
アコーディオンによるD.スカルラッティ、バッハ、カレヴィ・アホ 「アコーディオン・ソナタ第2番」 ほか
ニコラ・コマティーナ(アコーディオン)

録音:2016年10月、Tonstudio Haasenhof(ドイツ)
ドイツに在住し、各国で20以上の賞を受賞している若きセルビア人アコーディオン奏者、ニコラ・コマティーナのデビュー・アルバム。カレヴィ・アホの 「アコーディオン・ソナタ第2番「黒い鳥たち」」 は、現代のアコーディオン曲の中でも非常に難しい部類に入る記念碑的な作品。フランク・ツァーベルの 「カプリース第1番」 もアコーディオンのためのオリジナル作品で、本アルバムが世界初録音となります。古典的な作品の編曲版としては、D.スカルラッティの 「トッカータ ニ短調」 とバッハの「イギリス組曲第5番」、モシュコフスキの 「火花」 が収録されています。
GWK
GWK-134(1CD)
DANZAS〜ギターによる舞曲集
トゥリーナ(1882-1949):セヴィリアーナ Op.29
ロドリーゴ(1901-1999):祈りと踊り
リョベート(1878-1938):ソルの主題による変奏曲 Op.15
グラナドス(1867-1916):10の感傷的なワルツ(ホアキン・クレルチ編)
アントニオ・ラウロ(1917-1986):3つのベネズエラ風ワルツ
ウィニー・ケルナー(1974-):3つの舞曲 Op.3
山下光鶴(1994-):パヴァーナ
フアン・ベニテス・レイエス(1931-2009):Asi Baila mi Trujillana (ホルヘ・ベガ編)
フェリペ・ピングロ・アルバ (1899-1936):Locos suspiros (ホルヘ・ベガ編)
ダニエル・アロミア・ロブレス(1871-1942):コンドルは飛んで行く (ラウル・ガルシア・ザラテ編)
カルロス・ナバロ(G)

録音:2016年3月
ペルー出身のギタリスト、カルロス・ナバロは初のソロ・アルバムを「ダンス」に捧げ、セゴビアの依頼で作曲されたトゥリーナの 「セヴィリアーナ」 やロドリーゴの「祈りと踊り」、リョベートの 「ソルの主題による変奏曲」(主題は有名な舞曲「ラ・フォリア」)など、民族的なダンスにインスパイアされた作品を集めました。山下光鶴(1994-)の 「パヴァーナ」、ウィニー・ケルナー(1974-)の 「3つの舞曲」 といった現代作品や、グラナドスの 「10の感傷的なワルツ集」 のような編曲作品も収録されています。
1983年生まれのカルロス・ナバロは、同世代で最も活躍するギタリストの一人。リマの音楽院でオスカー・ザモラに師事し、母国ペルーの国立SOではソリストとして演奏を行っています。本アルバムの作成にあたっては、ペルーの舞踊を本格的に学ぶなど母国の伝統を意識したといい、アルバムの最後はペルーの有名な旋律 「コンドルは飛んで行く」 で締めくくられています。
GWK
GWK-136(1CD)
QUASI UNA FANTASIA(幻想曲風に)
メンデルスゾーン:幻想曲 (スコットランド・ソナタ) 嬰へ短調 Op.28
ベートーヴェン
:ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調 Op.27-1「幻想曲風ソナタ」
 ピアノ・ソナタ第14番「月光」
ヤン・ヴァーツラフ・ヴォジーシェク:幻想曲風ソナタ 変ロ短調 Op.20
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番 嬰ト短調 「幻想ソナタ」 Op.19
カテリーナ・ティトヴァ (P)

録音:2016年10月、イエス・キリスト教会(ドイツ、ダーレム)
ウクライナ出身の若きピアニスト、カテリーナ・ティトヴァによる、幻想曲風のピアノ・ソナタばかりを集めた1枚。アルバムのタイトルでもあるQUASI UNA FANTASIA(幻想曲風)という副題で有名な、ベートーヴェンの第13番と第14番「月光」のソナタ、ベートーヴェンを敬愛し、シューベルトに影響を与えたとされるボヘミア出身の天才、ヴォジーシェクの幻想曲風ソナタ、ヴォジーシェクのソナタと不思議な類似性を持つメンデルスゾーンの幻想曲「スコットランド・ソナタ」、そしてベートーヴェンやショパンからの影響を巧みに昇華させたスクリャービンの「幻想ソナタ」と、それぞれの楽曲が関連性をもった素晴らしいプログラムになっています。
カテリーナ・ティトヴァはこれまでに20の国際ピアノコンクールで1位または2位を獲得しており、その中には、2002年にアンドラで開催されたアリシア・デ・ラローチャ・コンクール、2004年にカリフォルニア州サンホセで開催された国際ロシア音楽ピアノ・コンクール、2005年にドレスデンで開催されたルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール、2008年にマンチェスターで開催されたジェームス・モットラム国際ピアノ・コンクール、2013年にマドリードで開催されたスペイン作曲家国際ピアノ・コンクールなどが含まれています。
GWK
GWK-135(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D. 960、
3つのピアノ曲(即興曲)D.946
ヴォロディミル・ラヴリネンコ(P)

録音:2017年7月
2016年のドルトムント国際シューベルト・コンクールで1位を獲得したドイツ・ウクライナのピアニスト、ヴォロディミル・ラヴリネンコによる、シューベルト最晩年のピアノ作品集。彼はピアノをコンスタンチン・リフシッツやアンナ・ヴィニツカヤに師事しており、国内外のコンクールで多数の受賞歴を持っています。シューベルト作品特有の情緒と両義性を十二分に表現した演奏です。

APR
APRCD-6032(2CD)
ディヌ・リパッティ〜コロンビア録音全集1947−1948
【CD1】
(1)スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.9(L.413)
(2)スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.380(L.23)
(3)バッハ(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよ
(4)ショパン:夜想曲第8番変二長調 Op.27-2
(5)ショパン:ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1
(6)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
(7)リスト:ペトラルカのソネット第104番
(8)グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16*
【CD2】
(7)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54#
(8)ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
 ラヴェル:道化師の朝の歌
ディヌ・リパッティ(P)、
アルチェオ・ガリエラ(指)*、
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)#、
フィルハーモニアO*#、
アントニオ・ヤニグロ(Vc)+

録音:(1)1947年2月20日、(2)1947年9月27日
(3)1947年9月24日、(4)1947年2月20日、(5)1947年9月24日、(6)1947年3月1日&4日、(7)1947年9月24日、(8)1947年9月18日−19日、(7)1948年4月9日−10日、(8)1948年4月17日
※マスタリング&トランスファー:アンドルー・ハリファックス(下記を除く)
※トランスファー CD1:ブライアン・クランプ
※トランスファー CD2+:ヴェルナー・ウンガー
ルーマニアが生んだ伝説の天才ピアニスト、ディヌ・リパッティ。リパッティの名録音のなかでも、音質優秀盤として評価されていながらも廃盤状態が続いていたAPRの1947年英コロンビア録音集(APR 5509)が、1948年録音のカラヤンと共演したシューマンのピアノ協奏曲や、アントニオ・ヤニグロとのテスト・レコーディングというレア音源を加えた2枚組の「コロンビア録音全集」として新装登場!
特に1948年録音の3曲はオリジナルの78回転盤から新たにリマスタリングされており、ヒストリカル・ピアノの良質な復刻に定評のあるイギリスのレーベルAPRが「We strongly believe the Schumann Concerto has never sounded so good!」と自信を持って薦める仕上がりにどうぞご期待ください。

EM Records
EMRCD-058(2CD)
グレアム・ウェッタム:無伴奏ヴァイオリン作品集
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番/ロマンス第1番/ロマンス第2番/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番(全曲世界初録音
ルパート・マーシャル=ラック(Vn)

録音:2018年6月19日−21日、セント・アンドルー教会(トディントン、イギリス)
近代イギリスの知られざる作品や新作を続々と送り出しているthe English Music Festivalの自主レーベル「EM Records」。
グレアム・ウェッタム(1927−2007)は主に独学で作曲を学びながら多くのジャンルで作品を残し、イギリスの作曲家組合では長く会長を務めた作曲家。
すべて世界初録音となる、ウェッタムの3つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタと2つのロマンス(ロマンツァ)を、「パリーのヴァイオリンとピアノのための作品全集(EMRCD 050-52)」でも素敵な音色を聞かせてくれたヴァイオリニスト、ルパート・マーシャル=ラックが優美に紡ぎます。

BIJIN CLASSICAL
BJN-1004(1CD)
ロマンティック・ピアノ名曲集
ショパン:ノクターン 嬰ハ短調 (遺作)/幻想即興曲 作品66/
小犬のワルツ 作品64-1/ワルツ 嬰ハ短調 作品64-2/ エチュード ホ長調 作品10-3 (「別れの曲」)/ 黒鍵のエチュード 作品10-5/英雄ポロネーズ 作品53
メンデルスゾーン:無言歌 ロ短調 作品67-5 (「羊飼いの嘆き」)
無言歌 変ホ長調 作品53-2 (「浮雲」)
無言歌 嬰ヘ短調 作品30-6 「ヴェネツィアの舟歌」
シューマン:アラベスク 作品18/ロマンス 変ロ短調 作品28-1/ロマンス 嬰ヘ長調 作品28-2/トロイメライ/ 献呈(リスト編)/冬 I (「子供のためのアルバム」作品68 より)
リスト:ため息/コンソレーション第3 番/ラ・カンパネッラ
イリーナ・メジューエワ(P)
※ピアノ /1925 年製のニューヨーク・スタインウェイ、CD135

録音:2019 年11 月27 日〜29 日、新川文化ホール(富山県魚津市)
ショパ ン、メンデルスゾーン、シューマン、リストの名作を並べた王道プログラム。ナチュラルな感興に溢れたメジューエワの演奏は 一段と冴えわたり、お馴染みの作品から新たな魅力を引き出しています。 新川文化ホールの美しい響きをたっぷり取り入れたワンポイント録音も一聴の価値あり。ヴィンテージ・スタインウェイの名器 (CD135)の豊かな表現力を存分にお楽しみください。

TRITON
TRIHORT-569(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ小品集
7つのバガテル Op.33
11のバガテル Op.119
6つのバガテル Op.126
アレグレット ハ短調 WoO53
エリーゼのために WoO59
ピアノ小品 WoO60
ミシェル・ギコヴァティ(P)

録音:2019年秋 フランス,ジュヌヴィリエ
ベートーヴェンのバガテルなどの小品を集めたCD。あまりにも有名過ぎる「エリーゼ のために」を含めて、軽い曲に扱われてしまうことが多いが、フランスのピアニスト、ミシ ェル・ギコヴァティは短くとも充実したベートーヴェンの曲として扱い、とても味わい深く 演奏しています。ミシェル・ギコヴァティは1961 年、パリの生まれ。8 歳からピアノを学び、 エコール・ノルマルを修了後、国際的に活躍しています。

BIS
BISSA-2325(1SACD)
サティ:ピアノ独奏曲全集 Vol.3
ヴェクサシオン1-142
小川典子(P/エラール1890年)

録音:2018年8月/東京音楽大学、Jスタジオ
BISレーベルを代表する世界的ピアニスト小川典子。2015年の歿後90年を記念して始動したサティのピアノ独奏曲全曲録音。 各誌で絶賛された第1弾(KKC 5644 / BIS SA 2215)、第2弾(KKC 5719 / BIS SA 2225)に続く第3弾では「ヴェクサシオン」を収録しまし た。19世紀末から20世紀初頭のフランスで活躍したエリック・サティ。10代のときパリ音楽院で学ぶも馴染めず、自由な発想の芸術 家が集うモンマルトルで作曲活動を行いました。1905年には作曲法を学び直すためにスコラカントルムでダンディに師事。作曲家としての知名度が上が るにつれ、ジャン・コクトーやピカソといった著名な芸術家たちから注目され親交を深めていきました。やがて独自の世界を作り出し標題の風刺性とともに、 何ものにもとらわれない純粋な音楽的感性の奔放な表現を追求していきました。
当ディスクに収録されている「ヴェクサシオン」は1分程度の曲を840回繰り返すとされている奇作。1963年9月、ジョン・ケージらによって初演さ れ、10人のピアニストと2人の助手により夕方18時から演奏を開始し、翌日の午後12時40分まで演奏をし続けたといわれます。当録音では142の ヴェクサシオンを収録。この作品でも聴き手の興味をかきたてるサティ独自の世界が広がります。
2018年8月にかけて行われた当録音は現在特任教授を務める東京音楽大学のスタジオでのセッションによる録音です。使用楽器は1890年製エラー ルピアノで、ちょうどサティがピアノ曲の多くを次々に作曲した同時代の楽器で演奏しました。当時の響きを追求した小川典子渾身の録音です。 (Ki)

La Dolce Volta
LDV-72(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ 第16番イ短調 D845
高雅なワルツ 第8番イ長調 D969
ワルツ ヘ長調 第35番D365
ワルツ ヘ長調 第36番D365
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 D850
フィリップ・カサール(P)

録音:2019年4月19-21日、アルセナル=メス、フランス
クリスタルのような音色の巨匠、フィリップ・カサールによるシューベルト作品集。ソナタ D 845を作曲していた時、シューベルトは歌曲「墓堀人の郷 愁」D842を作曲していました。この歌曲では「あらゆるものから見捨てられ/ただ死へと繋がっている私は/十字架を手にして/墓の縁に立ち/憧れの まなざしを/墓穴の奥底へと注ぐ」という歌詞を歌う間、ピアノ・パートが装飾音つきのユニゾンで歌の旋律をなぞる部分があります。その音型は、ソナ タD845の第1楽章の第1主題と瓜二つです。カサールはクリスタルのような音色でシューベルトがこめた旋律やリズムモティーフなど、すべてを高らか に響かせています。ワルツではカラリとした音色が一層冴えわたっており、シューベルトの小品の魅力を伝えてくれます。フランスの巨匠カサールの真骨頂 が発揮されたシューベルト作品集となっています。 (Ki)

BOMBA PITER
CDMAN-644-17(1CD)
シューベルト:さすらい人幻想曲Op.15, D 760
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 Op.42
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3つの楽章
エドゥアルト・キプルスキー (P)

録音:2017年、フォルクヴァング芸術大学 ICEM スタジオ、エッセン、ドイツ
エドゥアルト・キプルスキーは1986年レニングラード (現サンクトペテルブルク) に生まれ、ペテルブルク国立音楽院を卒業後ドイツのフォルクヴァング芸術大学でボリス・ブロッホに師事し2017年に修了したロシアのピアニスト。2018年以来2020年現在マリインスキー劇場Oソリスト。作曲家としても活躍しています。

Bottega Discantica
DISCANTICA-304(1CD)
ブラームス:6つの小品 Op.118
4つの小品 Op.119
スケルツォ 変ホ短調 Op.4
4つのバラード Op.10
ロベルト・ジョルダーノ (P)

録音:2017年8月、ヤマハ・ヴィレッジ、ジェルノ・ディ・レスモ、モンツァ & ブリアンツァ県、イタリア
Bottega Discantica
DISCANTICA-307(1CD)
メンデルスゾーン:無言歌集 第1巻 Op.19
無言歌集 第2巻 Op.30
無言歌集 第3巻 Op.38
無言歌集 第4巻 Op.53
ロベルト・ジョルダーノ (P)
Bottega Discantica
DISCANTICA-314(1CD)
ヘンデル(ジョン・ウォルシュ& ジェイムズ・フック編):オルガン独奏用に編曲された作品集
オラトリオ「サウル」HWV 53 より
How excellent thy name, O Lord Saul (オルガン独奏の為の版)
オルガン協奏曲 ヘ長調 Op.4-4 HWV 292 (オルガン独奏の為の版)
戴冠式アンセム 第2番HWV 259 より
Let thy hand be strengthened (オルガン独奏の為の版)
Let justice and judgment (オルガン独奏の為の版)
Alleluja, Coronation Anthem (オルガン独奏の為の版)
オラトリオ「サウル」HWV 53 より
Preserve him for the glory of thy name (オルガン独奏の為の版)
戴冠式アンセム 第3番HWV 260 より
The King shall rejoice (オルガン独奏の為の版)
Exceeding glad shall he be (オルガン独奏の為の版)
Glory and great worship, Alleluja (オルガン独奏の為の版)
オラトリオ「ユダス・マカベウス」HWV 63 より
Mourn, ye afflicted children (オルガン独奏の為の版)
オルガン協奏曲 ヘ長調「かっこうとナイチンゲール」HWV 295 (オルガン独奏の為の版)
シモーネ・ヴェッベル (Org)

録音:時期の記載無し、サンタ・マリア・マッダレーナ教会、デゼンツァーノ・デル・ガルダ、ブレーシャ県、イタリア
使用楽器:1835-1837年、セラッシ [Serassi] 製
Bottega Discantica
DISCANTICA-315(1CD)
ピアノ四手連弾による「シェエラザード」と「くるみ割り人形」
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」 (作曲者自身によるピアノ四手連弾の為の版)
チャイコフスキー (エドゥアルト・ランゲル編):バレエ組曲「くるみ割り人形」 (ピアノ四手連弾の為の版)
ティツィアーノ・モネータ、ガブリエーレ・ロータ (P)

Acte Prealable
AP-0450(1CD)
タンスマン、マイェルスキ、J・フィテルベルク、ラトハウス:オルガン作品集
アレクサンデル・タンスマン (1897-1986):オルガンの為のパッサカリアとフーガ
オルガン (またはピアノ) の為のヘブライ風の2つの小品
インヴェンション/ユダヤの子守歌
オルガンの為のフーガ
タデウシュ・マイェルスキ (1888-1963):4つのオルガン曲
イェジ・フィテルベルク (1903-1955):オルガンの為の組曲
前奏曲/変奏曲/フィナーレ
カロル・ラトハウス (1895-1954):オルガンの為の前奏曲とトッカータ
スタニスワフ・ディヴィシェク (Org)

録音:2018年12月10-11日、ナザレの聖家族教会、ルブリン、ポーランド
使用楽器:1956/1957年、Carl Schuster & Sohne 製
イェジ・フィテルベルクはグジェゴシュ・フィテルベルク (1879-1953) の息子。
Acte Prealable
AP-0451(1CD)
ジョアキン・アントニオ・バホゾ・ネット (1881-1941):ピアノ作品集 Vol.1
ピアノの為の2つの演奏会用練習曲
ピアノの為の7つの性格的小品
蝶々の舞 [Baiado das Borboletas]/地の精たちの踊り [Danca dos Gnomos]
つぼみの花 [Flor em Botao]/暗闇の調和 [Harmonia das Sombras]
ピツィカート/象たちの行進 [Marcha dos Elefantes]/ポンテイオ [Ponteio]
鬼火 [Feux Follets] (ピアノの為の)
ピアノの為の練習曲 ニ短調
おどけた男 [Galhofeiro] (ピアノの為の練習曲)
ピアノの為のメロディー
おどけた女 [Galhofeira] (ピアノの為の)
下書き集 [Esbocetos] (ピアノの為の)
思い出 [Recodracao]/悲しい! [Triste!]/メヌエットのテンポで/前奏曲
子守歌/変奏の為の主題/変奏の為の主題/上機嫌 [Bom humor]
円舞が通る・・・ [Ronda que passa...]/ワルツ
遮られた遊び [Brincadeira Interrompida] (ピアノの為の)
言葉のないロマンス [Romance sem palavras] (ピアノの為の)
稲光 [Coriscos] (ピアノの為の)
子供のアルバム [Albuminfantil] (ピアノの為の)
鍛冶屋で [No Ferreiro] (ピアノの為の)
村の鐘 [Sinos da Aldea] (ピアノの為の)
私の故郷 [Minha Terra] (ピアノの為の)
思案 [Cachimbando] (ピアノの為の)
私の小さな家 [A Minha Casinha] (ピアノの為の)
生きる喜び [Alegria de viver] (ピアノの為の)
アルトゥール・シミホ (P)

録音:2017年11月4、20日、オプス・ディソヌス・スタジオ、ブラジル
当レーベルからハンガリーのゲーザ・ジチ (1849-1924) とティバダル (テオドール) ・サーントー (1877-1934)、フランスのテオドール・デュボワ (1837-1924) 等マイナー作曲家のピアノ作品のCDを立て続けにリリース、いずれも話題を呼んだアルトゥール・シミホが自国ブラジルの作曲家・ピアニスト、ジョアキン・アントニオ・バホゾ・ネットを取り上げた注目盤2点が登場。バホゾ・ネットはリオデジャネイロに生まれ、11歳で最初の作品を出版。特に数多くのピアノ独奏曲で知られています。
Acte Prealable
AP-0452(1CD)
ジョアキン・アントニオ・バホゾ・ネット (1881-1941):ピアノ作品集 Vol.2
悪魔のセレナード [Serenata Diabolica] (ピアノの為の)
むかしむかし [Era uma vez] (ピアノの為の)
またむかしむかし [Era outra vez] (ピアノの為の)
途中で [Em Caminho] (ピアノの為の)
アントニエータ [Antonieta] (ピアノの為の)
カンティレーナ [Cantilena] (ピアノの為の)
船乗りの歌 [Canto do Marujo] (ピアノの為の)
棒馬 [Cavalinho de Pau] (ピアノの為の)
アラビアの歌 [Cancao Arabe] (ピアノの為の)
操り人形の踊り [Danse des Fantoches] (ピアノの為の)
子供の曲集 [Serie infantil] (ピアノの為の)
危険な冒険 [Perigosa aventura]/初めての悲しみ [Primeira magoa]
兵隊さん、進め! [SoldadinhO.. marche!]
打ち明け話 [Confidencias] (ピアノの為の)
ユモレスク [Humoresca] (ピアノの為の)
悲しい微笑み [Sorriso Triste] (ピアノの為の)
クリスマス [Natal] (ピアノの為の)
小さな道化師 [Polichinelozinho] (ピアノの為の)
ハンモックの上で [Na Rede] (ピアノの為の)
無窮動 [Movimento Perpetuo] (ピアノの為の)
花の嘆き [La Plainte d'une Fleur] (ピアノの為の)
イテ・ミサ・エスト [Ite Missa Est] (ピアノの為の)
メヌエット [Minueto] (ピアノの為の)
何でもない [Quasi Nada] (ピアノの為の)
対話 [Dialogo] (ピアノの為の)
ショーロ [Choro] (ピアノの為の)
スケルツェット [Scherzetto] (ピアノの為の)
ワルツ=スケルツォ [Valse-Scherzo] (ピアノの為の)
旋風 [Redemoinho] (ピアノの為の)
かわいいワルツ [Valse Mignone] (ピアノの為の)
心の奥の1ページ [Pagina Intima] (ピアノの為の)
ワルツ=カプリス 第1番[Valsa Capricho nO1] (ピアノの為の)
ワルツ=カプリス 第2番[Valsa Capricho nO2] (ピアノの為の)
2つの未完成スケッチ [Dois Esbocos incompletos] (ピアノの為の)
過ぎ去りし時−ロマンティック・ワルツ [Tempos Idos - Valsa Romantica]
アルトゥール・シミホ (P)

録音:2017年11月4、20日、オプス・ディソヌス・スタジオ、ブラジル
Acte Prealable
AP-0456(1CD)
アルトゥル・チェシラク (1968-):作品選集
コラール前奏曲 (1999) **
カデンツァ (2004) *
控えめな言葉 [Understatement] (チェロとピアノの為の) (2006、改訂 2007) (*/)+
グロテスク [Grotesque] (左手で弾くピアノの為の) (2008-2009、改訂 2015/2017、第4版) +
警句 [Epigram] (左手で弾くピアノの為の) (2009) +
クラリネットの為のモノローグ [Monologue] (2008/2012) #
ピアノ・ソナタ 第1番「ポスト・ネオ」 [Post-Neo] (左手で弾くピアノの為の)
(2013、改訂 2014) +
チェロフォニー [Cellophony] (チェロの為の) (2014、改訂 2017) *
クラリネット、チェロとピアノの為の三重奏曲 (2018、改訂 2019、第1版) (#/*)*
アンナ・レヴィツカ=ツァピガ (P)**
ナタリャ・ヴェソウォフスカ(Vc)*
ミレナ・パルカイ (P)+
ボグスワフ・ヤクボフスキ (Cl)#
クララ・シフィドルフ (Vc)+
ドロタ・マチャシュチク (P)+

録音:2019年4月、ポーランド・ラジオ・スタジオ S2、ワルシャワ、ポーランド
Acte Prealable
AP-0465(1CD)
アレクサンドラ・ガルバル (1970-):ピアノ作品集 Vol.1
ドワーフたちの旅 (ピアノの為の) (1980-2005)
動物園訪問の20の絵画 (ピアノの為の) (1980-2005)
ピアノの為の6つの夜想曲 Op.7 (2014)
エピローグ (ピアノの為の) (2009)
自由と独立の為の戦いで没した人々の記念に
(歌劇「ポローニア・ルスティカ」より) (ピアノの為の)
大きな心配 (ピアノの為の) (2013)
ポーランドの子守歌 (ピアノの為の) (歌劇「ポローニア・ルスティカ」より) (ピアノの為の)
一瞬のワルツ (ピアノの為の) (2013)
海の色彩 (ピアノの為の) (2012)
ピアノの為の演奏会用練習曲 (2018)
遠くの子守歌 (ピアノの為の) (2019)
ピアノの為の演奏会用ポロネーズ (2019)
アルトゥール・シミホ (P)

録音:2019年3月28日、5月20日、9月7-8日、オプス・ディソヌス・スタジオ、ブラジル
Acte Prealable
AP-0473(1CD)
ヴィクトル・ワブンスキ (1895-1974):ピアノ作品全集
心の主/マズルカ/即興曲 第2番
トッカータ/リゴードン/メヌエット
回想 /パターンズ /6つのピアノ小品
4つの平易な小品 /遊ぶ子供
ユモレスク /練習曲 イ短調
パガニーニの主題による4つの変奏曲
田舎の踊り (改訂版)
2台の詩曲 * /2台の夜想曲 *
ヴィクトル・ワブンスキ(ヴワディスワフ・ジェレンスキ編):クラコヴャク (管弦楽組曲 Op.47 より、2台の版) *
スワヴォミル・ドブジャンスキ (P)
マグダレナ・プレイスナル (P)*

録音:2019年10月1-3日、クシシュトフ・コメダ国立初等音楽学校、ルバチュフ、ポーランド
ヴィクトル・ワブンスキはサンクトペテルブルクに生まれたポーランドの作曲家・ピアニスト・指揮者。1928年にアメリカ合衆国に渡り、演奏家、教育者として活躍しました。

Paladino Music
PMR-0103(1CD)
タイユフェール:パストラール 変イ長調、
 パルティータ(1957)、
 即興曲(1909)、ロマンス(1913)
オーリック:ソナチネ、夜想曲(1926)、
 3つのパストラール(1920)
ルイ・デュレ:無言歌、
 夜想曲 変ニ長調 Op.40、
 3つの前奏曲 Op.26(1920)
ビリアーナ・ツィンリコヴァ(P)

録音:2019年9月&10月、コンツェルトハウス(オーストリア、ウィーン)
タイユフェール、オーリック、デュレという、フランス6人組のうち比較的聴く機会の少ない3人を取り上げたピアノ作品集です。タイユフェールのヴィルトゥオジックな「パストラーレ」&「パルティータ」、夢のような「ロマンス」、オーリックの擬古典的な「ソナチネ」、簡潔な「3つのパストラーレ」、新ウィーン楽派との親近性を感じさせるデュレの「3つの前奏曲」など、それぞれの作風は多種多様ですが、根底にはフランス6人組が理想としたパリのカフェの音楽、ジャズ、ボードヴィルのショー、フォークロア、サーカスの音楽が流れています。
ブルガリアのピアニスト、ビリアーナ・ツィンリコヴァはこれまでにpaladino musicレーベルでルイーズ・ファランク(pmr0088)やステファン・ヘラー(pmr0065)の知られざる名曲をリリースしており、その取り組みは批評家や研究者たちからも注目を集めています。

Goodies
78CDR-3798(1CDR)
ドップラー:ハンガリー田園幻想曲  作品26 マルセル・モイーズ(Fl)
ルイ・モイーズ(P)

日 COLUMBIA J2575/6 (英COLUMBIA DB1630/31と同一録音)
1934年 5月24日ロンドン録音
マルセル・モイーズ(1889-1984)はフランスのフルート奏者。14歳でパリ音楽院 に入りポール・タファネルのクラスで学び3年後に一等賞を得てデビュー・リ イタルを開いた。その後も師のタファネルとフィリップ・ゴーベール(1879- 1941)に師事して研鑽を積んだ。1932年から1940年までパリ音楽院教授、1946年 から48年までジュネーヴ音楽院での教授をつとめた。戦後、日本でも教育を 行った。ピアノのルイ・モイーズ(1912-2007)はマルセルの息子でパリ音楽院で 父にフルートを師事した。ピアニスト、作曲家でもある。ドップラー(1821- 1883)はフルート曲で有名なハンガリーの作曲家。18歳でブダペスト歌劇場の首 席フルート奏者になり、後にウィーン音楽院の教授もつとめた。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

CALLIOPE
CAL-1635(1CD)
モーツァルト&ベートーヴェン:ピアノ作品集
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330、
 幻想曲ニ短調 K.397、
 アダージョ ロ短調 K.540
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
モーツァルト:トルコ行進曲
ステファーヌ・ブレ(P)

録音:2015年3月21日−23日、スタジオ・セクエンツァ(モーツァルト)、1999年9月、ブローニュ=ビヤンクール文化センター(ベートーヴェン)
故郷フランスを離れて訪れたアメリカでバイロン・ジャニスに弟子入りし、リスト弾きとして名声を高めた後に作曲活動に専念すべく演奏活動を中断。充電期間を経て再びステージへと戻り、その異才を発揮しているフランスの奇才ステファーヌ・ブレ。
フランスの人気雑誌「マリアンヌ」で「鍵盤の王様」と大絶賛されるなど、母国で圧倒的な評価を得ているブレが音楽史上の2人の天才のピアノ作品をカップリング。ベートーヴェンの「月光」での表現力、モーツァルトの作品での躍動感のコントラストはお見事です。
CALLIOPE
CAL-1632(1CD)
チャイコフスキー、ストラヴィンスキー&ムソルグスキー:ピアノ作品集
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」より 3つの小品
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
フィリップ・ギヨン=エルベール(P)

録音:2015年6月15日−17日、スタジオ4'33(パリ、フランス)
パリ音楽院、フライブルク音楽大学でピアノ、室内楽、伴奏の各分野で一等賞を授与され、ミシェル・ベロフやデニス・パスカル、ジャン=クロード・ペヌティエといった名匠たちからピアノを学んだ同国期待の実力者フィリップ・ギヨン=エルベールによるロシアン・プログラム!
アルタリンナ(Artalinna)レーベルでは、作曲者が4手連弾用に編曲したリムスキー=コルサコフの「シェエラザード」からの2曲をピアノ独奏版に再編曲し収録するなど、ギヨン=エルベールのロシア音楽への情熱はかなりのもの。特に「展覧会の絵」での色彩感、変幻自在で壮大なスケールの演奏は、その実力の高さを如実に表してくれています。
CALLIOPE
CAL-1633(2CD)
メシアン:幼子イエスに注ぐ20の眼差し ジャン=リュック・エロール(P/スタインウェイ)

録音:2016年3月23日−25日、スタジオ4'33(パリ、フランス)
メシアンの後妻、イヴォンヌ・ロリオに師事し、パリ音楽院を一等賞で卒業したジャン=リュック・エロールが描くメシアンの大作「幼子イエスに注ぐ20の眼差し」。
イヴォンヌ・ロリオ直伝の解釈によるエロールのメシアンの演奏は、フランスの若手世代の中で屈指の評価を得ており、新世代のメシアン弾きとして大きな注目を集めています。
CALLIOPE
CAL-1745(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
6つのバガテル Op.126
ピエール・レアク(P)

録音:2006年2月、パリ(フランス)
一等賞を獲得したパリ音楽院でイヴォンヌ・ルフェビュール、イヴォンヌ・ロリオ、ジェルメーヌ・ドヴェーズ、ジャン・ユボー、マルセル・ボフィスといった錚々たるピアニストたちに師事し、パウル・バドゥラ=スコダやシェベーク・ジェルジ、ゲザ・アンダの下でも研鑽を積んだ知る人ぞ知るフランスのベテラン、ピエール・レアク(レアック)。
オリヴィエ・メシアン国際ピアノ・コンクールで第1位を獲得し、フランス国立高等音楽院(CNSM)でイヴォンヌ・ロリオのアシスタントを務めた経歴を持つレアクのベートーヴェン・プログラムは「ハンマークラヴィーア」と「6つのバガテル」の2作品。楽聖ベートーヴェンがその創作活動の晩年に書き上げたピアノ芸術のための2つの傑作で巨匠レアクは、ベテランならではの説得力に長けた懐の深い演奏を聴かせてくれています。サウンド・エンジニアはニコラスサマルタノス。カツァリスの「ベートーヴェン・クロノロジカル・オデッセイ」でも重要な役割を果たした敏腕エンジニアです。
CALLIOPE
CAL-1631(1CD)
サティ:ピアノ作品集
6つのグノシェンヌ/鬱陶しい気取り屋の素晴しいワルツ三様/3つのジムノペディ/最後から二番目の想い/愛撫/薔薇十字団の3つの調べ/貧者の夢想/ワルツ「ジュ・トゥ・ヴ」
ステファーヌ・ブレ(P)、
ダニエル・プレヴォ(朗読)

録音:2006年7月、サン・マルセル寺院(パリ、フランス)
生まれ故郷のフランスからアメリカへと渡り、バイロン・ジャニスに弟子入りした後にリスト弾きとしてブレイク。その後、演奏活動を中断し作曲活動に専念するという雌伏の時を経て、再びステージへと戻りその圧倒的なピアニズムを披露し続けている奇才ステファーヌ・ブレ。
フランスの雑誌「マリアンヌ」で「鍵盤の王様」とまで称賛されたステファーヌ・ブレのロシアン・プログラムは、ムソルグスキーの「展覧会の絵」をメイン・プログラムに据え、スクリャービンやラフマニノフなどを組み合わせた本格派プログラム。
近代フランスの音楽史において他の作曲家たちとは一線を画す作風を貫くなど独自色を打ち出し続けたサティとブレの出会いはある意味必然。アンニュイで美しいサティの音楽とブレのピアノとのブレンド感も絶妙です。
名エンジニア、ニコラス・サマルタノスがアーティスティック・ディレクターを務めています。

Centaur
CRC-3679(1CD)
ディノス・コンスタンティニデス(b.1929):独奏ピアノ作品集
リフレクションズ \ LRC.276
主題と変奏 LRC.001
ヘブンズ・アー・テリング LRC.100
ソナタ LRC.49
ドリームズ, アース&ヘブンズ LRC.101
若者のための組曲 LRC.74
フロソ・クティスタキ(P)

録音:2018年1月3日−4日、アートラックス・スタジオ(アテネ、ギリシャ)
様々なアンサンブルや独奏楽器のための作品を残しているギリシャ出身の作曲家、ディノス・コンスタンティニデスのピアノのための作品集。

ES-DUR
ES-2079(1CD)
NX-B09
ベートーヴェン:ピアノ作品集
アンダンテ・ファヴォリ WoO 57
6つのバガテル Op.126
ピアノ・ソナタ 第29番「ハンマークラヴィーア」
フローリアン・ハイニシュ(P)

録音:2019年11月11-14日
「ベートーヴェンによる音楽の言葉は、現代でも通用する表現であり、ほとんどの人が理解できるものです。」と語るピアニ スト、フローリアン・ハイニッシュ。このアルバムはベートーヴェンの生誕250年を記念して作られた1枚で、謎の多いベー トーヴェンの「不滅の恋人」を巡っての作品を収録しています。書かれた日もわからないベートーヴェンの肉筆による手紙 の宛先については数多くの議論が絶えませんが、ハイニッシュはこのCDに収録した曲目を示すことで主観的、直感的な 答えを出しています。「アンダンテ・ファヴォリ」の冒頭部は「ヨゼフィーネ、ヨゼフィーネ」と語り掛けているように聞こえ、この 特徴的なリズムは「6つのバガテル」第6番や「ハンマークラヴィーア」にも表れると独自の理論を展開するハイニッシュの説 得力ある演奏をお楽しみください。

ORF
CD-3225(1CD)
エリザベート・ハルニク(b.1970):作品集
(1)「ローミング」〜ツィターと2 つのオルゴールの為の
(2)「ノイジー・パール」〜チェンバロの為の
(3)「柔らかいボタン」〜アコーディオン・ソロの為の
(4)「カイネ・カイナー」〜ピアノ・ソロの為の
(5)「ゲルトルートの為のソロ」〜シュティンメ(語り歌い)・ソロの為の
(6)「幸福は中にある」〜プレーヤー・ピアノの為の
(7)「理解の輪」〜ヴァイオリン・ソロの為の
(1)マルティン・マラウン(ツィター)
(2)ソニア・ライポルド(Cemb)
(3)クラシミール・シュテレフ(アコーディオン)
(4)エヴァ・バジッチ(P)
(5)ジーナ・マッティエッロ(語り歌い)
(6)ヴォルフガング・ハイジヒ(プレーヤー・ピアノ)
(7)アンネリー・ガール(Vn)

録音:2011/2016/2018/2019年
エリザベート・ハルニク(Elisabeth Harnik)はオーストリアを拠点に活動する作曲家、ピアニ スト、インプロヴァイザー。作曲をベアト・フラーに師事。他にジョン・ケージ、ポーリン・オリヴ ェロスからも影響を受けているという。「幸福は中にある」はプレーヤー・ピアノすなわちピア ノ・ロールのために書かれた作品で通常ピアノ奏者には演奏不可能なリズムや速度での演 奏を実現する。明らかにその道の第一人者コンロン・ナンカロウの影響を受けた痛快な作 品。「ゲルトルートの為のソロ」は一種の音響詩で言葉のリズムや音色で構成されています。 オーストリアの伝統楽器ツィターの為の「ローミング」では様々な特殊奏法を駆使してとても ツィターとは思えない不可思議な世界を作り出す。オーストリアの才能あふれる女性作曲家 の登場です。

PIERRE VERANY
PV-719051(1CD)
「ウィーン」〜シュトラウス、シューベルト、マーラー、クライスラー、ブラームス…
J.シュトラウス:美しく青きドナウ Op.314〜前奏
ゴドフスキー:トリアコンタメロン第11 番「懐かしのウィーン」
ブラームス:ハンガリー舞曲第2 番
クライスラー:ウィーン奇想曲第2 番
ネブダル:悲しいワルツ
シューベルト:楽興の時第3番
ワーグナー:夢
クライスラー:ウィーン風小行進曲
マーラー:アダージェット
クライスラー:愛の悲しみ,ロンディーノ
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調Op.18〜アンダンテ・カンタービレ
J.シュトラウス:別れのワルツ
シャーマン・プレスナー(Vn)
ダヴィド・レヴィ(P)

録音:2016年5月,2019年9月 モンペリエ
「ウィーン」と題されたヴァイオリン小曲集。つまりフリッツ・クライスラーが弾いていたような 曲を集めています。オリジナル、編曲、どちらも素敵なものばかりでリラックスして楽しめる。 シャーマン・プレスナーは米国、テキサス州ヒューストンの出身。カーティス音楽院を修了 後、ヨーロッパに渡り、古楽ヴァイオリン奏者として様々な団体で活躍しています。

MSR
MS-1759(1CD)
フェルディナンド・ヒラー(ラウ編):交響曲 ホ短調 Op.67
シューマン(テオドル・キルヒナー編):交響曲第2 番ハ短調 Op.61
プイ・ヤン・ロナルド・ラウ(P)

録音:2019年1月23-26,30,31日,2月1,18日 アイオワシティ
ヒラーの交響曲 ホ短調(1849 年作)は、おそらく本来の形では録音されたことがな く、しかもこの編曲はピアニストのラウが直々にアレンジしたもの。オリジナルを知らない ままピアノ編曲を聞くのはまた面白いもの。この曲に入れ込んだラウの愛情と意欲が伝 わってくる。もちろんシューマンの交響曲第 2 番も素晴らしい演奏。こちらはテオドー ル・キルヒナー(1823―1903)の編曲。
MSR
MS-1708(1CD)
アフリカ人と離散アフリカ人のピアノ音楽
イサク・ルー:クウェラ第1 番
ウリッセス・ケイ:優しい考え
ヘイル・スミス:私のスカーフは黄色い
ヌケイル・オコエ:夕暮れ
ロバート・クワミ:ピアノ小品第2 番
ハリム・エル=ダブ:スフィアヌ
ヘイル・スミス:オフ=ビート・ショーティ
フローレンス・プライス:ティックリン・トーズ
ヴァレリー・ケイパーズ:スウィート・ミスター・ジェリー・ロル
ヌケイル・オコエ:雨の中裸足で踊る
イサク・ルー:子守歌
ヴァレリー・ケイパーズ:修道僧
アンドレ・ベンガムブラ・ヴィンドゥ:子守歌
クワベナ・ンケティア:ブイルサの仕事歌
クリスチャン・オニェジ:ウフィエ第3 番
ラウリンド・アルメイダ:トレモロ形式の悲歌
ウリッセス・ケイ:インヴェンション第2 番
ロバート・ナサニエル・デット:蜂蜜
ジョシュア・ウゾイグウェ:ナイジェリア舞曲第1 番
ウォレス・チータム:前奏曲第1番「ヨシュアはジェリコの戦いに相応しい」
ウォレス・チータム:前奏曲第2 番「哀れな嘆く者は家に帰った」
クリスチャン・オニェジ:オガ
アマデオ・ロルダーン・イ・ガルデス:キューバ風前奏曲
フローレンス・プライス:シルクハットと歩行杖
ジョン・ウェスレー・ワーク3世:ある教会で
クワベナ・ニケティア:ボルタ川幻想曲
アキン・エウバ:イグバ・ケリン,イグバ・キニ
アラン=ピエール・プラデル:バンレイシ
ハリム・エル=ダブ:バセット,ニム・ナワクト
エレノア・アルベルガ:もし銀色の鳥が喋るなら
ウィリアム・チャップマン・ニャホ(P)

録音:2018年 シアトル
アフリカ生まれの作曲家および主として南北米のアフリカ系作曲家によるピアノ小品集。総じ て素朴な力強さに溢れる曲が多く、32 トラックそれぞれにじんわり楽しめる。 ウィリアム・チャップマン・ニャホ自身アフリカ系の米国人ピアニストで、こうした音楽の紹介をライ フワークにしています。

DIVINE ART
DDA-25201(1CD)
NX-B07
ブラジル近代のピアノ曲集
ミニョーネ(1897-1986):6つのプレリュード
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第4番
 ブラジルの詩
ミヨー(1892-1974):ブラジルへの郷愁
ミニョーネ:エレガントなワルツ/コンガダ
ゴンジン(1934-):ジンガード(よたよた歩き)
 夢想/ いたずら/ わがまま
 アマルゴーサの夕べ
グアルニエーリ(1907-1993:ブラジルの踊り
ミニョーネ:コンガーダ
ジャスティン・バジェロウ(P)

録音:2019年7月,10月
アメリカのピアニスト、バジェロウのDivine Artデビュー盤は、彼の得意とするブラジル音楽を収録したアルバム。どの曲も エキゾティックなダンスのリズム、官能的なテクスチュアと溢れる色彩感が特徴的です。アルバムにはブラジルのみならず20 世紀を代表する作曲家のヴィラ=ロボスから、ヴィラ=ロボス以後の重要な作曲家ミニョーネ、ブラジル国民楽派の確立 に貢献したグアルニエーリから、あまり知られていないゴンジンといった作曲家のピアノ曲が並びます。また、ブラジル出身で はないですが、ミヨーの「ブラジルへの郷愁」も収録されています。演奏のバジェロウは、コロラドやテキサスで学んだ後、熱 心なラテン=アメリカ音楽の推進者として、ソリスト及び伴奏者、室内楽奏者としてアメリカ、ブラジルと南アフリカで演奏 する他、ペンシルベニアの音楽大学で教えるなど幅広く活動しています。
DIVINE ART
DDA-25205(1CD)
NX-B07
クーマン(1982-):オルガン作品集
1. Musica da processione ムジカ・ダ・プロチェッシオーネ(行列の音楽)Op.1305 (2018)
2. Arioso アリオーソ Op.1040 (2013)
3-5. Cortege, Intermezzo and Litany on the Joseph-Hymnus
ヨセフへの賛歌によるコルテージュ、インテルメッツォ&リタニー Op.1241(2017)
6. Romanza ロマンツァ Op.186 (2000)
7. Praeludium in festo S. Philippi apostoli 使徒フィリポ祭のプレルーディウム Op.1243 (2017)
8-9. Diptych for New Life ディップティック・フォー・ニュー・ライフ Op.1205 (2017)
10. Arioso Cantabile アリオーソ・カンタービレ Op.1301 (2018)
11-13. Suite in F 組曲 へ長調 Op.1246 (2017)
14. Prelude on ‘Das ist kostlich’ プレリュード 「それは美味しい」(讃歌第92番) Op.1271 (2018)
15. Invocazione brillante インヴォカツィオーネ・ブリランテ (輝ける祈り)Op.1217 (2017)
16-17. Two Nantucket Sketches 2つのナンタケットのスケッチ Op.1298 (2018)
18. Lullaby 子守歌 Op.1303 (2018)
19-21.Sonatina- 4 ソナティナ 第4番Op.1234 (2017)
フィリップ・ハルトマン(Org)

録音:2019年6月19-21日
アメリカのオルガニストで作曲家のクーマンのオルガン作品集。クーマンはハーヴァード大学記念教会のコンポーザー・イン・ レジデンスを務め、批評家やコンサルタントとしても、マルチに活躍する音楽家です。彼のオルガン曲は繊細で神秘的な 趣の小品や、典礼や祈祷の為の音楽、3曲のオルガン交響曲を含むダイナミックなコンサート用の楽曲など多岐に渡っ ています。このアルバムには、主に世俗曲を収録していますが、アルバム・タイトル曲などの宗教的な主題をもつ楽曲も含 まれています。演奏は、ドイツのトップ・オルガン奏者で、ウルム地区のカントル(教会音楽家)を務めるハルトマン。今回 の録音もウルムで行われました。これまでにヨーロッパで600回のリサイタルを行い、アメリカとイギリス音楽を得意としてお り、40曲を献呈されています。アルバムには初録音音源も収録されています。

OMF
KCD-2078(1CD)
税込定価
稲岡千架/モーツァルト:バリエーション・ソナタ
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 KV 330(300h)
ピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲つき」
ピアノ・ソナタ第6番ニ長調KV 284(205b)「デュルニッツ」
稲岡千架 (P)
使用楽器:ベヒシュタイン・モデル D-282

録音:2019年9月 ライツターデル(バイエルン州ノイマルクト)
OMF
KCD-2079(1CD)
税込定価
稲岡千架/モーツァルト:ファンタジー・ソナタ
幻想曲 ハ短調KV 475
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 KV 457
ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調 KV 533/494
ピアノ・ソナタ第16番ハ長調KV 545
稲岡千架 (P)
使用楽器:ベヒシュタイン・モデル D-282

録音:2019年9月ライツターデル(バイエルン州ノイマルクト)
OMF
KCD-2057(1CD)
税込定価
稲岡千架/モーツァルト:ロンド・ソナタ
ロンド ニ長調KV. 485
ロンド イ短調KV. 511
ピアノ・ソナタ 第7番ハ長調 KV. 309(284b)
ピアノ・ソナタ 第8番ニ長調KV. 311(284c)
ピアノ・ソナタ 第9番イ短調KV. 310(300d)
稲岡千架(P)
使用楽器:1985年製 ベヒシュタイン 、モデル EN(シリアル:178268)

録音日:2016年9月6日-8日 魚沼市小出郷文化会館

Forgotten Records
fr-1669(1CDR)
カークパトリックのスカルラッティ&ファリャ
D.スカルラッティ:ソナタ集*
 ト短調 L.126 /ト長調 L.127
 ホ短調 L.321 /ホ短調 L.466
 ヘ長調 L.273 /ニ長調 L.215
 ハ短調 L.10 /ハ短調 L.357
 ハ短調 L.457 /ト長調 L.186
 ヘ短調 L.187 /ヘ長調 L.279
 ニ短調 L.57 /ニ短調 L.415 〕
ファリャ:チェンバロ協奏曲#
ラルフ・カークパトリック(Cemb)
アレグザンダー・シュナイダー(Vn)#
ミッチー・ミラー(Ob)#
サミュエル・バロン(Fl)#
ハロルド・フリーマン(Cl)#
バーナード・グリーンハウス(Vn)#

録音:1947年* 、1946年#
※音源:Concert Hall CHS 1070 *、 CH-B5 *、Classic 6030 #他
Forgotten Records
fr-1683(1CDR)
フォーレ:主題と変奏曲 Op.73
夜想曲第7番嬰ハ短調 Op.74
舟歌第1番イ短調 Op.26
イベール::組曲「物語」
ポール・ロヨネ(P)

録音:1949年 
※音源:Concert Hall C 16、C 15
Forgotten Records
fr-1692(1CDR)
ウィニフレッド・アットウェル
グリーグ:ピアノ協奏曲*
ショパン:幻想即興曲
 夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2
 ワルツ第6番「小犬」
 練習曲 ホ長調 Op.10-3
 ポロネーズ第6番「英雄」
リスト:愛の夢第3番
ドビュッシー:月の光
ファリャ:火祭りの踊り
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー+
ウィニフレッド・アットウェル(P)
スタンフォード・ロビンソン(指) LPO *
テッド・ヒース&彼の楽団+

録音:1954年12月1日-2日* 、1959年頃、1957年頃+
※音源:Decca LF 1206 *、ACL 1018 他
Forgotten Records
fr-1693(1CDR)
ビゼー:演奏会用半音階的変奏曲
サティ:梨の形をした3つの小品
3つのグノシエンヌ
3つの歌曲(1916)
セヴラック:「セルダーニャ」〜リヴィアのキリスト像の前のらば引きたち
「休暇の日々から 第1集」〜古いオルゴールが聞こえるとき
「セルダーニャ」〜遍歴楽師と落ち穂拾いの女
「ラングドックにて」〜馬に乗って平原を
モーリス・エマニュエル:ソナチネ第1番Op.4 「ブルゴーニュ風」
エレーヌ・ボスキ[ボッシ](P)
セルジュ・ニッグ(P)
クリスティアーヌ・キャステリ(S)+

録音:1954年頃 
※音源:Le Chant du Monde LDY-A-4003 、LDY-A-8037 他


RCD
RCD-16360(1CD)
ショパン:スケルツォ(全4曲)
メンデルスゾーン:幻想曲嬰ヘ短調 Op.28*
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24+
ニコライ・ペトロフ(P)

録音:1987年*/1988年+/1989年
RCD
RCD-16361(1CD)
ショパン:バラード(全4曲)
ブラームス:7つの幻想曲 Op.116*
リスト:「ドン・ジョヴァンニ」の回想*
ニコライ・ペトロフ(P)

録音:1987年*/1989年

CALLIOPE
CAL-1639(1CD)(1CD)
ベルリオーズ(リスト編):幻想交響曲
リスト:イデー・フィクス 〜ベルリオーズの旋律によるアンダンテ・アモローソ
ピエール・レアク(P/スタインウェイ)

録音:1993年/リマスタリング:2016年(サイモン・ランスロット、スタジオ・オディマト)
ピエール・レアク(レアック)は、一等賞を獲得したパリ音楽院でイヴォンヌ・ルフェビュール、イヴォンヌ・ロリオ、ジェルメーヌ・ドヴェーズ、ジャン・ユボー、マルセル・ボフィスといった錚々たるピアニストたちに師事し、パウル・バドゥラ=スコダやシェベーク・ジェルジ、ゲザ・アンダの下でも研鑽を積んだ知る人ぞ知るフランスの巨匠ピアニスト。
オリヴィエ・メシアン国際ピアノ・コンクールで第1位を獲得し、フランス国立高等音楽院(CNSM)でイヴォンヌ・ロリオのアシスタントを務め、特にフランスではバッハの「ゴルトベルク変奏曲」のスペシャリストとして名を馳せています。
ピエール・レアクが取り組んだリスト編曲のピアノ版「幻想交響曲」。ピアノ1台による「イデー・フィクス(固定楽想)」、大編成のオーケストレーションの表現は並大抵のことではないが、流石は隠れた巨匠ピエール・レアク。各声部を明瞭に響かせ、ピアノ1台で「幻想交響曲」の壮大な世界を描き切っています。
CALLIOPE
CAL-1636(1CD)(1CD)
ロシアのピアノ芸術
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
スクリャービン:前奏曲 Op.22-3、練習曲 Op.2-1、練習曲 Op.8-12
ラフマニノフ:楽興の時第3番ロ短調 Op.16-3、
 楽興の時第4番ホ短調 Op.16-4、
 前奏曲ハ短調Op.23-7、
 練習曲「音の絵」Op.39より 第1曲ハ短調 Op.39-1
リムスキー=コルサコフ(ラフマニノフ編):熊蜂の飛行
ストラヴィンスキー:練習曲 Op.7-4
ステファーヌ・ブレ(P/スタインウェイ)

録音:2005年−2009年、サン・マルセル寺院(パリ、フランス)
生まれ故郷のフランスからアメリカへと渡り、バイロン・ジャニスに弟子入りした後にリスト弾きとしてブレイク。その後、演奏活動を中断し作曲活動に専念するという雌伏の時を経て、再びステージへと戻りその圧倒的なピアニズムを披露し続けている奇才ステファーヌ・ブレ。
フランスの雑誌「マリアンヌ」で「鍵盤の王様」とまで称賛されたステファーヌ・ブレのロシアン・プログラムは、ムソルグスキーの「展覧会の絵」をメイン・プログラムに据え、スクリャービンやラフマニノフなどを組み合わせた本格派プログラム。
輪郭のはっきりとした硬質のタッチ、煌びやかな高音、変幻自在のデュナーミクとアゴーギグによって展開される"ロシアのピアノ芸術"は、そのフランス国内での圧倒的な評価の高さを証明してくれています。
CALLIOPE
CAL-1637(1CD+DVD)
ショパン:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35「葬送」
夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2
夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1
24の前奏曲 Op.28
ミハイル・ルディ(P)

録音:2005年8月22日−27日、オペラ・バスティーユ(パリ、フランス)

ボーナスDVDはPAL方式のため、同方式に対応したプレーヤーでのみ再生可能です。予めご了承下さい。
ウズベキスタンのタシケントに生まれ、モスクワ音楽院でヤコフ・フリエールに師事したミハイル・ルディ。ロシアン・ピアノ・スクールの系譜に連なる存在であると同時、活躍の場をフランスへと移し、西欧のピアニズムを採り入れ独自のスタイルを築き上げた名ピアニストが奏でるショパンの世界。
ルディと言えばヤンソンス&レニングラード・フィルとのラフマニノフやチャイコフスキーが非常に有名だが、フランスに腰を落ち着けて取り組んだショパンの演奏も、詩情に溢れた好演奏です。
CALLIOPE
CAL-1210(1CD)
ショパン:ワルツ集&チェロ・ソナタ
ワルツ第1番変ホ長調 Op.18「華麗なる大円舞曲」/ワルツ第3番イ短調 Op.34-2「華麗なる円舞曲」/ワルツ第8番変イ長調 Op.64-3/ワルツ第4番ヘ長調 Op.34-3「華麗なる円舞曲」/ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2/ワルツ第10番ロ短調 Op.69-2/ワルツ第14番ホ短調 Op.posthume/ワルツ第9番変イ長調 Op.69-1「別れ」/ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1「華麗なる円舞曲」/ワルツ第12番ヘ短調 Op.70-2/ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1「小犬」/ワルツ第13番変ニ長調 Op.70-3/ワルツ第11番変ト長調 Op.70-1/ワルツ第5番変イ長調 Op.42「大円舞曲」/チェロ・ソナタ ト短調 Op.65*
アニー・ダルコ(P/ベーゼンドルファー)、
アンドレ・ナヴァラ(Vc)*、
エリカ・キルヒャー(P)*

録音:1977年&1984年、レバノンのノートルダム聖母教会(パリ、フランス)
アニー・ダルコとアンドレ・ナヴァラの「オールド・カリオペ音源」からの貴重なショパン・プログラム!
14歳の若さでパリ音楽院に入学し、20世紀前半のフランスを代表する女流ピアニストであり教育者、マルグリット・ロンに師事したマルセイユ出身の名女流ピアニスト、アニー・ダルコ(1920−1998)がベーゼンドルファーで奏でたショパンの薫り高き「15曲のワルツ」。独特の間合い、フレージング、陰影に富んだ豊かな表情は流石の一言です。
対する「チェロ・ソナタ」は、フレンチ・チェロ・スクールの系譜に連なる20世紀の巨匠アンドレ・ナヴァラ(1911−1988)と名女流エリカ・キルヒャーのデュオによる艶やかで変幻自在、そして時には逞しさをも感じさせる名演。
旧カリオペの録音の数々を収録した名エンジニア、ジョルジュ・キッセルホフの手によるナヴァラ、ダルコのショパンは格別です!

Centaur
CRC-3712(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.98、
カンタータ第147番よりコラール「主よ人の望みの喜びよ」(編曲:マイラ・ヘス)
リリア・ボヤディエヴァ(P)

録音:2017年7月19-20日、アテネ・コンサート・ホール、ディミトリス・ミトロプーロス・ホール(アテネ)
ブルガリアのソフィア出身、モスクワ音楽院で学び、セニガッリア(イタリア/1979年)、ヴィアンナ・ダ・モッタ(ポルトガル/1983年)、マリア・カラス(ギリシャ/1985年)などの国際コンクールで入賞してきたピアニスト、リリア・ボヤディエヴァが弾くゴルトベルク変奏曲。指導者としても評価が高く、アテネのソフィア音楽アカデミーやパリの地方音楽院、パリ・スコラ・カントルムなどで教え、ギリシャ、フランス、アメリカで多くのマスタークラスを開催するボヤディエヴァの真摯なバッハです。

Globe
GLO-5269(1CD)
流木〜ア・ギフト・オヴ・タイム
ジッパー/尺八/プルス/エスタンピー/ケイジ/ゴング/Recercare Vader Onser/スコーピオン/ヴィルゴ/ドゥムテク・プレリュード/Snuffelbourree/Snurksarabande
サスキア・コーレン(リコーダー)

録音:2019年春、オランダ
アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団を主宰するオランダの名リコーダー奏者、サスキア・コーレン。これまで通常のクラシック・プログラムでの即興演奏を何年も行ってきたサスキア・コーレンが、完全なる即興のみで構成する初めてのアルバム。尺八、ビートボックス、ミニマル・ミュージック、自然など様々なアイディアからインスパイアされたコンテンポラリー・リコーダーです。上下左右に開く特殊パッケージや中に封入された複数のミニ冊子には、オランダの画家、マルフリート・オーメン(Margriet Oomen)がサスキア・コーレンの即興演奏に触発されて描いた作品が掲載。

PASCHENrecords
PR-100002(1CD)
幻想と人生の嵐 - シューベルト:ピアノ・デュオ作品集
アレグロ 「人生の嵐」イ短調 Op.144
2つの性格的な行進曲 Op.121
葬送行進曲 ハ短調 Op.55
幻想曲 へ短調 Op.103
華麗なるロンド ホ短調 Op.84-2
ロンド イ長調 Op.107
マティアス・ヴァイト&ヘニング・ルチウス(P)

録音:2010年3月、ロストック音楽・演劇大学(ドイツ)
国際シューベルトコンクールでの受賞歴を持つマティアス・ヴァイトと、リューベック音楽大学やハンブルク音楽院で教鞭をとるヘニング・ルチウスのデュオによる、シューベルト作品集。「人生の嵐」によるドラマティックな幕開けに続き、ロシア皇帝の逝去に寄せた葬送行進曲、そして最晩年の傑作である幻想曲(Op.103/D940)とロンド(Op.107/D951)を通して、シューベルトの起伏に富んだ音楽世界を表現しています。
PASCHENrecords
PR-110008(1CD)
リスト生誕200年記念オルガン作品集
バッハの名による前奏曲とフーガ
オルガン・ミサ
アルカデルトのアヴェ・マリア
バッハのカンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」とロ短調ミサ曲の「十字架につけられ」の通奏低音による変奏曲
デニー・Ph・ヴィルケ(Org)

録音:2011年9月、聖マリア教会(ドイツ、バース)
フランツ・リストの生誕200年に捧げられたオルガン作品集。メルゼブルク大聖堂の第2オルガニスト、デニー・Ph・ヴィルケによる演奏で、リストの多彩なオルガン曲がプログラムされています。(リストの大規模なオルガン曲はメルゼブルク大聖堂のオルガンのために書かれているため、デニー・Ph・ヴィルケはリストとの関係が深いオルガニストだと言えるでしょう。)
本アルバムでの使用楽器は1819年から1821年にかけて建造された、ドイツのバースにある聖マリア教会のブッフホルツ・オルガン。大作「バッハの名による前奏曲とフーガ」では、この楽器のもつ力強い音色を活かした迫力の演奏が繰り広げられています。一方「アルカデルトのアヴェマリア」や「オルガン・ミサ」の静謐な場面では、リストのまったく別の一面を見ることができます

LAWO Classics
LWC-1196(1CD)
シグネ・ルン(1868−1950):作品集
平和の鐘 Op.52/祝祭前奏曲 Op.21
ピアノの小品 Op.16/ピアノの小品 Op.17
アルバムのページ Op.19
ピアノの小品 Op.24
3つの詩的な練習曲 Op.32
バラード ハ短調 Op.37
コンサート=エチュード Op.38
自然の気分 Op.61
ルネ・アルヴェル(P)

録音:2019年1月21日−23日、ヤール教会(バールム、ノルウェー)
モンラード・ヨハンセンのピアノ作品全集『祖先の山』(LWC1101)、カタリヌス・エリングの作品集『愛の詩』(LWC1185)などをリリースしたノルウェーのピアニスト、ルネ・アルヴェル(b.1957)の LAWO Classics の6枚目のアルバム
『詩的な練習曲』。作曲者のシグネ・ルンは、アガーテ・バッケル=グロンダール、パウリーネ・ハル、アンネ=マリ・オルベクたちとともにノルウェー音楽史に名を残した女性作曲家のひとり。興趣にみちた作品を書き、1917年のノルウェー作曲家協会の創設にも携わったものの、1935年、国家社会主義の政党「国民連合」に入党、第二次世界大戦が終わりノルウェーがドイツ軍の占領から解放されると反逆罪に問われ、1950年に没するまでナチのイデオロギーへの共感を持ちつづけたことから、音楽を離れたところで物議を醸しました。このアルバムでは、もの憂い気分の「伝説曲」や第一次世界大戦の終戦を知って書いた「平和の鐘」など、彼女が1896年から1928年の間に作曲した作品が演奏されます。

Chandos
CHAN-20128(1CD)
ベートーヴェン・コネクション
ヨーゼフ・ヴェルフル(1773−1812):ピアノ・ソナタ ホ長調 Op.33-3
ムツィオ・クレメンティ(1752−1832):ピアノ・ソナタ イ長調 Op.50-1
ヨハン・ネポムク・フンメル(778−1837):ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.20
ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(1760−1812):ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.61, C211 「プロイセンのルイ・フェルディナント王子の死に寄せる悲歌」
■ボーナス・トラック 〜 ミュージカル・イラストレーションズ(ベートーヴェン等のソナタとの類似点)
ジャン=エフラム・バヴゼ(P/Yamaha CFX)

録音:2019年12月17日−19日、ポットン・ホール(サフォーク)
handos(シャンドス)のリーディング・ピアニストの一人として、ドビュッシー、ハイドン、モーツァルト、そしてベートーヴェンのまとまったレコーディングをリリースしてきたジャン=エフラム・バヴゼ。
2008年から2016年にかけて、すでにベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を完成させているバヴゼが、ベートーヴェンの生誕250周年記念アルバムとして選んだのは、ヴェルフル、クレメンティ、フンメル、ドゥシーク(ドゥセック)ら、ベートーヴェンと同世代でベートーヴェンのことをよく知り交流もあった4人の作曲家たちのソナタ集。
バヴゼ自身のコメントでは「ベートーヴェンは砂漠に孤立して立つ岩ではなく、ヒマラヤ山脈のようにクレメンティ、フンメル、ドゥシーク、ヴェルフルなど大きな山に囲まれてそびえ立つ」と語られており、ボーナス・トラックの「ミュージカル・イラストレーションズ」では、それぞれの作品やベートーヴェンとの類似点が比較されるなど、非常に興味深いプログラムとなっています。

BMC
BMCCD-293(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻 BWV.870-893 ボルバーラ・ドボジ(ハープシコード)

録音:2018年9月、フェニックス・スタジオ(ディオスド、ハンガリー)
チェコのブラチスラヴァ音楽院とプラハ芸術アカデミーで同国を代表するチェンバリストであり名教師ズザナ・ルージチコヴァーに師事し、1983年のブルージュ国際チェンバロ・コンクールでの入賞。
ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院ではヨハン・ゾンライトナーやニコラウス・アーノンクールの薫陶を受けたハンガリーの名女流チェンバリスト、ボルバーラ・ドボジによる前作「第1巻」(BMCCD-275)に続く、「平均律クラヴィーア曲集第2巻」が登場!
今回の「第2巻」での使用楽器は、ドイツの名工ユルゲン・アンマーの急逝により未完成となってしまったものをチェコの3名の鍵盤楽器製作者たちが弾き継ぎ、2018年に完成した「ヨハン・ハインリッヒ・ハラス1706年頃製作」のレプリカ・モデルです。
東ヨーロッパにおける古楽演奏の飛躍、充実ぶりの一端を教えてくれる優れたバッハ・アルバムであると同時に、名工ユルゲン・アムナーへのオマージュ・アルバムともなっています。


Profil
PH-20017(4CD)
チェルニー=ステファンスカ〜ショパン作品集
■Disc 1
(1)アンダンテ・スピアナートと華麗なポロネーズOp.22(独奏版)
(2)ポロネーズ第1番嬰ハ短調Op.26の1
(3)ポロネーズ第2番変ホ短調Op.26の2
(4)ポロネーズ第3番イ長調Op.40の1「軍隊」
(5)ポロネーズ第4番ハ短調Op.40の2
(6)ポロネーズ第5番嬰ヘ短調Op.44
(7)ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」
(8)ポロネーズ第8番ニ短調Op.71の1
(9)ポロネーズ第9番変ロ長調Op.71の2
■Disc 2
(1)マズルカ第2番嬰ハ短調Op.6の2
(2)マズルカ第13番イ短調Op.17の4
(3)マズルカ第23番ニ長調Op.33の2
(4)マズルカ第41番嬰ハ短調Op.63の3
(5)マズルカ第47番イ短調Op.67の4
(6)マズルカ第49番イ短調Op.68の2
(7)24の前奏曲Op.28
■Disc 3
(1)華麗な大ワルツ変ホ長調Op.18
(2)幻想即興曲Op.66
(3)バラード第1番ト短調Op.23
(4)バラード第4番ヘ短調Op.52
(5)ノクターン第13番ハ短調Op.48の1
(6)ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11*
■Disc 4
(1)アンダンテ・スピアナートと華麗なポロネーズ#
(2)ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11#
ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(P)
ヴァーツラフ・スメターチェク(指)チェコPO*
ヴィトルド・ロヴィツキ(指)ワルシャワPO#

録音:Disc1:1960年(1)-(6)(8)(9)/南ドイツ放送、1956年(7)
Disc2:1949年(1)-(6)、1955年(7)
Disc3:1955-9年頃(1)-(5)、1955年(6)
Disc4:1959/60
ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(1922-2001)はポーランドの名女流ピアニスト。1949年に行なわれた第4回ショパン国際コンクールで優勝、 ショパンのスペシャリストとして日本でも人気があります。彼女が1955年にスメターチェク指揮チェコ・フィルと録音したショパンのピアノ協奏曲第1番は、 長くリパッティの演奏とされベストセラーになっていました。しかし1981年にチェルニー=ステファンスカのものと判明したという逸話があります。今回 はその名演中の名演も収録。
そのほかにも、英雄ポロネーズや幻想即興曲、バラード第1番などももれなく収められているのが嬉しい限り。ポロネーズやマズルカの説得力は今日で も誰も真似の出来ぬ至芸となっています。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00709(2CD)
2020年5月27日発売
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番ト短調 BWV 1001
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第1番ロ短調 BWV 1002
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番イ短調 BWV 1003
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番ニ短調 BWV 1004
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番ハ長調 BWV 1005
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番ホ長調 BWV 1006
豊嶋 泰嗣 (Vn)

録音:2019年4月11-12日、6月11‐12日、7月5-6日碧南市芸術文化ホール「エメラルドホール」
新日本フィルソロ・コンサートマスターを務める傍ら、ソリストとして国内外のオーケストラと共演、 室内楽奏者としても幅広く活動を展開するヴァイオリニスト豊嶋泰嗣。2019年、愛器ストラディヴァ リウス300歳の年に「豊嶋泰嗣 バッハ・プロジェクト」と題してバッハの世界に取り組みました。 その活動に合わせ、チェンバロの名手、中野振一郎を迎えた「ヴァイオリンとチェンバロのための ソナタ全集 (OVCL-00706)」を第1弾としてリリースし話題となりました。今回第2弾として「無伴奏 ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲」が満を持して登場です。その磨き上げられた豊嶋の卓越 したテクニックはもちろんのこと、バッハの遺した傑作からメッセージを大切に読み解き、300年 の時を超え呼応するバッハとストラディヴァリウス、豊嶋泰嗣が拓くバッハの音宇宙が響き 渡ります。豊嶋渾身のアルバムをお楽しみください。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCT-00171(1CD)
税込定価
2020年5月27日発売
MISSA〜寺根佳那
リスト:バッハのカンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」とロ短調ミサ曲の「十字架につけられ」の通奏低音による変奏曲
チャイコフスキー:18の小品 作品72 より
 第1曲 即興曲
 第11曲 ヴァルス・ブルエッテ
 第16曲 5拍子のワルツ
リスト:アヴェ・マリア(アルカデルト) S.183/R.68a
 アレルヤ S.183/R.68
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第9番作品68 「黒ミサ」
 3つの小品 作品45
ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲 作品42
寺根 佳那 (P)

録音:2019年12月24-26日、埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)
寺根佳那は、東京音楽大学大学院修士課程修了後、名門・チャイコフスキー記念国立モ スクワ音楽院研究科を最優秀で修了。エレーナ・リヒテルのもとで研鑽を積んだ実力派ピ アニストです。 そんな寺根が最も得意とするチャイコフスキー、スクリャービン、ラフマニノフといったロシ アを代表する作曲家の名曲を中心に収めた待望のファースト・アルバムが登場。 中でもチャイコフスキーの作品で魅せる愛らしい表情、スクリャービンの難曲「黒ミサ」で は神秘的な魔力と煌き、ラフマニノフの大曲「コレルリ変奏曲」でも高い集中力と卓越した 技術でアルバムの有終の美を飾ります。(オクタヴィア)

Gramola
GRAM-99146(1CD)
ショパン:ワルツ第1番-第17番
1.第1番変ホ長調 「華麗なる大円舞曲」 Op.18
2.第2番変イ長調 「華麗なる円舞曲」 Op.34, No.1
3.第3番イ短調 「華麗なる円舞曲」 Op.34, No.2
4.第4番ヘ長調 「華麗なる円舞曲」 Op.34, No.3
5.第5番変イ長調 「大円舞曲」 Op.42
6.第6番変ニ長調 「子犬のワルツ」 Op.64, No.1
7.第7番嬰ハ短調 Op.64, No.2
8.第8番変イ長調 Op.64, No.3
9.第9番変イ長調 「告別」 Op.69, No.1
10.第10番ロ短調 Op.69 No.2
11.第11番変ト長調 Op.70, No.1
12.第12番ヘ短調 Op.70, No.2
13.第13番変ニ長調 Op.70, No.3
14.第14番ホ短調 Op.posth.
15.第15番ホ長調 Op.posth.
16.第16番変イ長調 Op.posth.
17.第17番変ホ長調 Op.posth.
マルティン・イヴァノフ(P)

録音:2017年1月23-24日
ヨハン・シュトラウスのワルツに代表される「踊るための作品」ではなく、あくまでもコンサート用の作品として存在するショパンのワルツ。最初は着飾った男女がサロンで踊る様子を表現したかのような明るい作品でしたが、年を追うに従い、次第に自身の心持ちを反映させた陰影深い曲想を備えた作品に変化していきました。これらは繊細なニュアンスが重視されており、どれもさまざまな楽想が次々に現れるという見事な仕上がりになっています。1990年、ブルガリア生まれのピアニスト、マルティン・イヴァノフによる演奏です。

ALPHA
ALPHA-594(3CD)
NX-D07
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集〜1800年前後の作品を中心に、「悲愴」「月光」「田園」ほか〜
ピアノ・ソナタ 第5番ハ短調 Op. 10-1(1798)
ピアノ・ソナタ 第7番ニ長調 Op. 10-3(1798)
ロンド・ア・カプリッチョ ト長調「失くした小銭への怒り」Op. 129
ピアノ・ソナタ 第8番ハ短調 Op. 13「悲愴」(1799)
ピアノ・ソナタ 第9番ホ長調 Op. 14-1(1799)
ピアノ・ソナタ 第10番ト長調 Op. 14-2(1799)
葬送行進曲 〜ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op. 26(1801)より
ピアノ・ソナタ 第14番嬰ハ短調 Op. 27-2「月光」(1802)
ピアノ・ソナタ 第15番ニ長調 Op. 28「田園」(1801)
ロンド ト長調 Op. 51-2(1802)
ピアノ・ソナタ 第18番変ホ長調 Op. 31-3(1802)
アンダンテ・ファヴォリ 変ホ長調 WoO 57(1804)
ヨス・ファン・インマゼール(フォルテピアノ)
使用楽器:ウィーンのアントン・ヴァルター1800年頃製作モデルに基づく
クリュニー(フランス)のクリストファー・クラーク1988年製作の再現古楽器

録音:2019年7月22日〜8月1日シント・トライデン修道院会堂(ベルギー)
解説:ヨス・ファン・インマゼール
インマゼール率いる古楽器集団アニマ・エテルナが、あの痛快というほかないベートーヴェン交響曲全曲録音をBOXで一挙リリースしたのが 2008年。それから12年の年月が過ぎ、インマゼールは今や同楽団の名誉音楽監督的立場となり、その指揮を若き才人たちにも任せなが ら、フォルテピアノ奏者としての自身のキャリアを新境地へと向かわせはじめました。作曲者生誕250周年、満を持してベートーヴェンのピアノ・ ソナタに正面から向き合った3枚組アルバムを新録音。当時の楽器(フォルテピアノ)で作曲家の真意に迫る、新たなスタンダードの予感に満 ちたリリースとなります。 チェンバロ奏者として古楽への造詣を深めながら、半世紀近く前から歴史的なモデルのピアノの奏法と向き合ってきたインマゼールが、彼と同 じく生前は卓越した奏者として活躍、この楽器の発展に大きく寄与したベートーヴェンの独奏曲群へ向かう日が来たというのは、いわば必然 かつこのうえない運命と言えましょう。18世紀末以降ウィーンで絶大な人気を誇った鍵盤製作家ヴァルターのモデルにもとづき、現代最高の フォルテピアノ職人のひとりクリストファー・クラークが入念に再現製作した銘器を通じ、ここでは1800年前後の最も充実したソナタ群の世界 が探求されています。「悲愴」「月光」「田園」といった名前で知られる名曲をはじめ、楽器の特徴をよくふまえた奏者でなくては辿りつけない 境地へ……ロンド・ア・カプリッチョ「失くした小銭への怒り」など、小品も織り交ぜ作曲家の音楽世界をくまなく探求してゆくプログラム構成 は、今後さらなる録音の登場にも高い期待を掻き立てずにおきません。

Hanssler
HC-19024(1CD)
シューマン:ピアノ作品集
アラベスク Op.18
クライスレリアーナ Op.16
謝肉祭
クララ・ミン(P/スタインウェイ D-73765)

録音:2019年12月14&15日、2020年1月12日/テルテックス・スタジオ(ベルリン)
韓国出身でパリとニューヨークを拠点に活躍するスタインウェイ・アーティストのクララ・ミンが敬愛する作曲家のひとりであるシューマンのアラベスク、ク ライスレリアーナ、謝肉祭を録音しました。
「ダイナミックにして実にコントロールされた演奏」と欧米で高く評価されるミンはこれまでにウィグモア・ホール、カーネギーホール、リンカーン・センター、 フィルハーモニー・ホール(ベルリン)、ベルリン・コンツェルトハウスなど、世界の由緒あるコンサートホールでリサイタルを行う実力派。また、フェドセーエフ やタカーチ=ナジなど著名な演奏家とも共演を果たしております。期待のシューマン・プログラムでは彼女の情熱に満ちた演奏で聴き手を引き込みます。
演奏のすばらしさはもちろんのこと録音にも注目。ハルモニアムンディなど数々の名録音が生まれてきたベルリンのテルデックス・スタジオにおけるセッ ション録音で、レコーディングは当スタジオの名録音技師マルティン・ザウアーがつとめております。 (Ki)

Solo Musica
SM-343(1CD)
NX-B03
バッハ:無伴奏チェロ組曲〜ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラによる演奏
第1番 ト長調  BWV1007
第2番 ニ短調  BWV1008
第3番 ハ長調  BWV1009
第4番 変ホ長調 BWV1010
第5番 ハ短調  BWV1011
第6番 ニ長調  BWV1012
セルゲイ・マーロフ(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)

録音:2018年
幼い頃からヴァイオリンを習い、モーツァルテウム音楽院で学び、ヴィオラも演奏するロシア出身のマーロフ。これまでにミュ ンヘン、ハイフェッツ、パガニーニなど多くの国際コンクールで優勝、もしくは上位入賞を果たしてきました。彼は大好きな バッハの無伴奏チェロ組曲を聴く度に、どんな名手による演奏でも不必要に重々しくなってしまうことに違和感を覚え、 ヴィオラで演奏する方が自由に技術を駆使できることに気づきました。そして2009年、偶然にヴィオロンチェロ・ダ・スパッ ラによる組曲第2番の動画と出会います。18世紀に使用されたこの楽器は、ヴィオラよりも大きく厚みもあり、首から肩 にストラップをかけて自然な姿勢で演奏でき、精緻なニュアンスを出せる、マーロフにとって理想の楽器でした。とりわけ組 曲第6番は、元々5弦のチェロのために作曲されたものであり、偉大なチェリストたちのように超絶技巧を駆使して4弦 チェロで演奏するのではなく、バッハはより自然な形でのびやかに演奏してほしかったのではないか、というのがマーロフの 持論です。また、運命の出会いとなった動画で演奏していたバディヤーロフは、マーロフが幼いころに楽器を調整しても らったことのある人であり、今回、早速バディヤーロフに楽器を作ってもらい、満を持してのアルバムが完成しました。全体 的に軽やかな演奏で、驚くことにCD1枚に全曲が収まっています。

TOCCATA
TOCC-0549(1CD)
NX-B03
ヴィンセント・パーシケッティ(1915-1987):オルガン作品集
「アン・アルボア」の旋律による讃歌(幸せを与えたまえ、おお、神よ)
コラール前奏曲「幸せを与えたまえ、おお、神よ」Op. 162(1985)
「プライマル」の旋律による讃歌(わが父、その創造的な意思)
オーデン・ヴァリエーション Op. 136(1977)
パラブル VI Op. 117(1971)
Do not go gentle Op. 132(1974)
「Foundations」の旋律による讃歌(精神の創造)
ドライデン典礼組曲 Op. 144(1980)*
トム・ウィンペニー(オルガン…アルバンス大聖堂)

録音:2019年8月30,31日

*以外=除き世界初録音
アメリカのピアニスト、作曲家パーシケッティ(1915-1987)。日本では多くの吹奏楽作品が知られていますが、9曲の 交響曲を始め、遺された作品のジャンルは多岐に渡っています。彼のオルガン作品はほとんど晩年に書かれており、この アルバムに収録された作品の多くは世界初録音となっています。そのいくつかは賛美歌に基づいており、その旋律は、基 本的に作品の中に控えめに織り込まれていますが、『オーデン・ヴァリエーション』では高らかに奏され、メシアンやヒンデミッ トを思わせる色彩的なハーモニーを味わわせてくれます。ペダルのみで奏される「Do not go gentle」はディラン・トーマ スの詩からインスピレーションを受けた曲で、厳格な力の表明です。名手ウィンペニーは、少年時代からオルガンを演奏 してきたパーシケッティのオルガン作品への愛着を存分に表現しています。

Forgotten Records
fr-1751B(2CDR)
バッハ無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ集 BWV.1001-1006 アレクシ・ギャルペリーヌ(Vn)

録音:2005年9月21日-22日


Etcetra
KTC-1676(10CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
■CD1:ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3/ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」/ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53 「ヴァルトシュタイン」
■CD2:ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2/ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2 「テンペスト」/ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79
■CD3:ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1/ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13 「悲愴」/ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22/■CD4:ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1/ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1/ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1/ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57 「熱情」
■CD5:ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2/ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3 「狩」/ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78 「テレーゼ」/ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
■CD6:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3/ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1/ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
■CD7:ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26 「葬送」/ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28 「田園」/ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54/ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
■CD8:ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7/ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2/ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1
■CD9:ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2/ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106 「ハンマークラヴィーア」
■CD10:ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a 「告別」/ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110/ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
アンドレ・デ・フローテ(P)

録音:1995年−1998年、ブリュッセル王立音楽院コンサート・ホール(ベルギー)
使用楽器:スタインウェイ D-274
ベルギーを代表する名ピアニストであり、ブリュッセル王立音楽院をはじめ、フランス、ドイツ、スペイン、日本での多くのマスタークラス、そしてアメリカのアリゾナ州立大学、インディアナ大学ブルーミントン校などでも教え、エリザベート王妃国際音楽コンクールの審査員としても活躍したアンドレ・デ・フローテ。
1995年から1998年にかけて録音されたアンドレ・デ・フローテの名録音の1つ、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集(全32曲)が、オランダの老舗レーベルEt'cetera(エトセトラ)から新装再発売! ブリュッセルの他、ベートーヴェンの生地ボンやスペインのサラゴサ、そして日本では広島でもベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会を行ったというアンドレ・デ・フローテが、真摯に誠実に紡いだ正統派のベートーヴェンです。

AUSTRIAN GRAMMOPHON
AG-0019(1CD)
リスト:ピアノ作品集
オーベルマンの谷 S.160/6
ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
エステ荘の糸杉に「悲歌」第1番 S.163/2
悲しみのゴンドラ第2番S.200-2
デアン・エジャヴチ(P)

録音:2018年12月16日&2019年1月23日、チューリッヒ(スイス)
1991年、ザンクト・ガレン出身のピアニストが繰り広げるフランツ・リストのピアノ・ワールド。2019年にはチューリッヒ音楽大学でカール=アンドレアス・コリーに学び、大成功を収めるなど着実にキャリアを積み重ねている有望株の1人です。特にリストのロ短調ソナタでの堂々たる演奏からは、その才能の片鱗を感じ取ることが出来ることでしょう。

Centaur
CRC-3716(1CD)
ピュア・イマジネーション〜ミュージカル&映画音楽作品集
ピュア・イマジネーション(「夢のチョコレート工場」より)
サンライズ・サンセット/マッチメイカー(「屋根の上のヴァイオリン弾き」より)
ドリーム/サムシングズ・ガッタ・ギブ(「足長おじさん」より)/ジャスト・イン・タイム(「ベルズ・アー・リンギング」より)
ピープル(「ファニー・ガール」より)
スターダスト
スカイラーク
マリア/トゥナイト(「ウェストサイドストーリー」より)
センド・イン・ザ・クラウンズ(「リトル・ナイト・ミュージック」より)
トロリー・ソング(「セント・ルイスで会いましょう」より)
ロング・アゴー・アンド・ファー・アウェイ(「カバー・ガール」より)
マイ・シャイニング・アワー(「スカイズ・ザ・リミット」より)
あなたに首ったけ(「ストライク・アップ・ザ・バンド」より)
ワン(「コーラス・ライン」より)
エミリー(「卑怯者の勲章」より)
ハリウッド・メドレー(ハリウッド万歳、雨に唄えば、ゼイ・セイ・イッツ・ワンダフル、ザッツ・エンターテインメント)
リチャード・グレイジャー(P)

録音:2018年8月29日−30日、フォルソム・レイク大学、ハリス・センター(カリフォルニア、アメリカ)
アメリカン・ポピュラーソングの第一人者であるリチャード・グレイジャー。「夢のチョコレート工場」から「ピュア・イマジネーション」やウェストサイドストーリーから「マリア」、「トゥナイト」など、グレイジャーが選び抜いたお馴染みの名曲をピアノ独奏で贈る1枚。
Centaur
CRC-3638(1CD)
ベートーヴェン:交響曲全集Vol.4
ベートーヴェン:交響曲第4番(ポール・キム編)
交響曲第5番「運命」(ポール・キム編)
ポール・キム(P)

録音:2013年1月、ロングアイランド大学、ティルス・センター(ニューヨーク、アメリカ)
"ピアノ独奏版"ベートーヴェン全集第4巻!アメリカの名門ジュリアード音楽院とマンハッタン音楽院でピアノを学び、ソリストとして活躍中の韓国系アメリカ人ピアニスト、ポール・キムのベートーヴェン・チクルス第4弾。生誕250周年となるベートーヴェンをスペシャリストの好アレンジで華々しく彩る。
Centaur
CRC-3688(1CD)
バルトーク&ムソルグスキー:ピアノ作品集
バルトーク/フレスコバルディ:トッカータ
バルトーク:舞踏組曲
ムソルグスキー:展覧会の絵
アンドレア・ヴィヴァネット(P)

録音:2018年3月18日−19日、トビリシ州立音楽院(ジョージア)
イタリア出身のピアニスト、アンドレア・ヴィヴァネットがバルトーク&ムソルグスキーの名曲を奏でる。ヴィヴァネットは、8歳でピアノを始め、13歳の時にカリアリ歌劇場Oとモーツァルトのピアノ奏曲第12番K.414で共演。2014年には第15回大阪国際音楽コンクールで第3位に輝いています。

Hyperion
CDA-68287(1CD)
音楽?〜ハープシコードのための現代作品とエレクトロ・アクースティック作品
武満徹:夢みる雨(1986)
ヘンリー・カウエル(1897−1965):4つのセット(1960年)〔ロンド、オスティナート、コラール、フーガ - レジュメ〕
カイヤ・サーリアホ(b.1952):秘密の花園 II(1986)
ギャヴィン・ブライヤーズ(b.1943):ヘンデルの「夕べの祈り」によって(1995)
アナヒタ・アッバシ(b.1985):絡み合った距離(2018)
リュック・フェラーリ(1929−2005):プログラム・コマン(共通のプログラム)「社会主義の音楽?」(1972)
マハン・エスファハニ(ハープシコード)

録音:2019年7月1日−4日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
マハン・エスファハニは、1984年テヘラン生まれのイラン系アメリカ人ハープシコード奏者。ハープシコード奏者として初めてBBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれた他、ボルレッティ=ブイトーニ財団賞受賞、2014年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞の「インストゥルメンタリスト・オヴ・ジ・イヤー」と2014年グラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートするという栄誉を、それぞれハープシコード奏者として初めて達成。2015年にはBBCミュージック・マガジンの「ニューカマー・オヴ・ジ・イヤー」に選ばれ、2015年と2017年にもグラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートしています。
16世紀〜17世紀イギリスのヴァージナリストたちの音楽という非常に硬派なプログラムから、王道のバッハ、そしてミニマル・ミュージックまでの驚異的な広さのレパートリーを誇り、世界中に衝撃を与えてきたエスファハニがその真価を証明するプログラム。武満徹から、ヘンリー・カウエル、カイヤ・サーリアホ、ギャヴィン・ブライヤーズ、リュック・フェラーリら現代を代表する作曲家たち、そしてエスファハニと同郷のイラン出身であり友人でもあるという若き作曲家、アナヒタ・アッバシがエスファハニのために書いた作品まで、マハン・エスファハニの精密な指使いで(時には拳で)表現される現代のハープシコード(+エレクトロニクス)の作品集です。タイトルの「音楽?(Musique? )」は、フェラーリの作品「社会主義の音楽?(Musique socialiste ? )」より。


RHINE CLASSICS
RH-006(6CD)
セルジオ・フィオレンティーノ〜ライヴによるラフマニノフ:ピアノ独奏曲全集
■CD1
(1)幻想的小品集 Op.3 (1892)
(2)サロン的小品集Op.10 (1894)
(3)楽興の時Op.16 (1896)
■CD2 (65:32)
前奏曲集 Op.23 (1903)/前奏曲集 Op.32 (1910)
■CD3
4つの小品集(1887)/夜想曲集(1887/88)/
小品 モデラート ニ短調(1884)/幻想的小品ト短調「デルモ」 (1899)
断片 変イ長調(1917)/オリエンタル・スケッチ(1917)
(以下、ラフマニノフによる編曲集)
フランツ・ベーア:W.Rのポルカ (1911) 笑う小娘Op.303 |
バッハ:組曲(1933/34)〜無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番BWV1006より
ビゼー:「アルルの女」第1組曲より「メヌエット」(1903; rev. 1922)
シューベルト:どこへ?(1925) 歌曲集「美しき水車小屋の娘」 D.795より
ムソルグスキー:ホパーク (1923/24) 歌劇「ソロチンスクの市」より |
チャイコフスキー:子守唄(1941)Op.16/1 |
リムスキー=コルサコフ:くまんばちは飛ぶ(1929)
ラフマニノフ:ひなげし (1922; rev. 1940) Op.38/3
ラフマニノフ:ライラック (1913/14) Op.21/5
メンデルスゾーン:スケルツォ (1933) 劇付随音楽「夏の夜の夢」より
クライスラー:愛の悲しみ(1921)
クライスラー:愛の喜び(1925)
ラフマニノフ:ヴォカリーズ, Op.34 No.14(セルジオ・フィオレンティーノ編)
■CD4
練習曲集「音の絵」 Op.33 (1911)
練習曲集「音の絵」 Op.39 (1916)
■CD5 (
ピアノ・ソナタ第1番ニ短調 Op.28 (1908)
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36 (第2稿, 1931)
(ボーナス1)
ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1 (final version, 1919)
■CD6
(1)ショパンの主題による変奏曲 Op.22 (1902/03)
(2)コレルリの主題による変奏曲, Op.42 (1931)
(ボーナス2)
パガニーニの主題による狂詩曲
(ボーナス3)
ヴォカリーズ, Op.34 No.14(セルジオ・フィオレンティーノ編)
セルジオ・フィオレンティーノ(P)

■CD1 (74:19)
録音:1987年(1)9月11日、(2)9月23日、(3)9月17日

■CD2 (65:32)
録音:1987年9月11日

■CD3 (77:48)
録音:1987年9月17日

■CD4 (60:05)
録音:1987年9月23日

■CD5 (79:32)
録音:1987年9月29日
(ボーナス1)
カルロ・フランチ(指)ローマRAISO
録音:1958年9月27日ローマRAIオーディトリアム(ライヴ)

■CD6 (72:20)
録音:1987年(1)9月29日、(2)9月23日
(ボーナス2)
録音:1991年12月21日コンチリアツィオーネ・ オーディトリアム、ローマ(ライヴ)
(ボーナス3)
録音:1989年2月20日ナポリ、ベッリーニ劇場(ライヴ)

ステレオ(ボーナス・トラックの一部モノラル)
この録音はフィオレンティーノが1987年の9月に4回の演奏会でラフマニノフのピアノ独奏曲を一気に演奏した記録です。 セルジォ・フィオレンティーノ、ピアニスト。1927年、ナポリ生まれ。ブゾーニの孫弟子として超高度な演奏技術と、スケール大きい個性的な表現を身につけた。コンクール入賞などの経歴はないものの独自のスタイルを貫き、イタリア人ピアニストの中でもとくに際立つ個性をもつ。しかし50年代から演奏活動を行なわなくなり教育活動や放送関係の仕事に従事し始める。その後90年代になってようやく演奏活動に復帰。APRレーベルから「フィオレンティーノ・エディション」として10枚のアルバムを出す予定だったが、・・・これから世界で認められるというときに惜しくも亡くなった。 (Ki)
「彼は私以外の唯一のピアニストである」・・・アルトゥール・ベネデッティ・ミケランジェリ
RHINE CLASSICS
RH-007(6CD)
「ピエトロ・スカルピーニ・エディション」 ブゾーニ&リスト作品集〜新発見テープからの復刻

■CD1
ブゾーニ:ピアノ協奏曲ハ長調 Op.39,BV 247 (1904)
■CD2
(1)ブゾーニ: ロマンツァとスケルツォOp.54, BV 290 (1921)
(2)ソナチネ第2番BV 259 (1912)
(3)ソナチネ第3番BV 268 (1915)「幼子のために」
ソナチネ第4番BV 274 (1917)「1917年のキリスト降誕の日」
(4)ソナチネ第5番BV 280 (1918) 「大ヨハン・セバスティアン氏に」
ソナチネ第6番BV 284 (1920)「カルメンによる室内幻想曲」
トッカータ「前奏曲、幻想曲、シャコンヌ」BV 287 (1921)
■CD3
(1)ブゾーニ:インディアン幻想曲 Op.44, BV 264 (1914)
(2)インディアンの日記第1巻 BV 267 (1915)
アルバムの綴り No.3 BV 289/3 (1921)
悲歌集〜第6曲「できごと」 BV 249/6(1907)
悲歌集〜第5曲「夜のワルツ」 BV249/5 (1907)
悲歌集〜第2曲 「イタリア風」 BV 249/2(1907)
(3)ブゾーニによるバッハの作品編曲集 BV B42 (1917)
幻想曲ニ短調 BWV 905/アンダンテ ト短調 BWV 969/スケルツォ ニ短調 BWV 844)
■CD4
ブゾーニ:作品集
(1)対位法的幻想曲(2台のピアノのための)BV 256b (第4番, 1921)
(2)バッハのコラール「幸なるかな」による即興曲〜2台のピアノのための,BV271 (1916)
トッカータ「前奏曲、幻想曲、シャコンヌ」 BV 287 (1921)
(3)アルバムの綴り〜第2曲アンダンテ BV 289/2(1921)
■CD5
リスト:作品集
(1)「呪い」ピアノと弦楽のための (ホ短調), S.121 (1833)
(2)慰め第1曲 ホ長調 S.172/1 (1849/50)
聖ドロテア ホ長調 S.187(1877)
5つの小品 S.192 (1865/76):Nos. 1, 2, 3, 4
暗い雲 S.199 (1881)
悲しみのゴンドラII, S.200/2 (1885)
夜想曲「夢の中に」 S.207 (1885)
ハンガリー民謡 S.245(1873)〜Nos. 1, 2, 4
(3)パガニーニ大練習曲(ブゾーニによるピアノ編) S.141〜練習曲第2番変ホ長
調 「アンダンティーノカプリチオーソ」BV B 70 (1916)
■CD6
リスト:作品集
詩的で宗教的な調べ S.173〜第5曲「主の祈り」 (1847)
アヴェ・マリア S.182 (1862)
クリスマス・ツリーS.186 Nos. 1, 3, 4, 9
われらの主イエス・キリストの変容の祝日に S.188 (1880)
エレジー〜第2曲 S.197(1877)
悲しみのゴンドラ I, S.200/1 (1882/83)
リヒャルト・ワーグナー −ヴェネツィア S.201 (1883)
眠られぬ夜、問いと答え S.203(1883)
瞑想 S.204 (1877)/不運 S.208(1881)
葬送前奏曲
ピエトロ・スカルピーニ(P)

■CD1 (70:04)
ラファエル・クーベリック(指)バイエルン放送響
録音:1966年11月24、25日ヘルクレス・ザール、セッション(オリジナル・マスター)
■CD2 (55:04)
(1)クラウディオ・アバド(指)トリノRAISO
録音:1964年3月20日トリノRAIオーディトリアム(放送、ステレオ)
(2)録音:1957年4月29日NDRハンブルク、ライヴ(オリジナル・マスター、ステレオ)
(3)録音:1959年2月4日サラ・ビアンカ・パラッツォピッティ,フィレンツェ(ライヴ)
(4)録音:1955年頃ローマRAI(放送)
■CD3 (64:57)
(1)ピエロ・ベルージ(指)フランス国立放送O
録音:1968年1月10日シャンゼリゼ劇場、ライヴ(オリジナル・マスター、ステレオ)
インディアンの日記第1巻 BV 267 (1915)
(2)録音:1964年4月22日ナポリRAI(放送)
(3)録音:1964年12月16日ナポリRAI(放送)
■CD4 (62:24)
(1)録音:1974年7月31日スカルピーニ自宅(オリジナル・マスター)
(2)録音:1974年頃スカルピーニ自宅(オリジナル・マスター)
(3)録音:1975年頃スカルピーニ自宅(オリジナル・マスター、ステレオ)
※2台ピアノ作品はスカルピーニによる多重録音
■CD5 (44:44)
(1)クラウディオ・アバド(指)トリノRAISO
録音:1964年3月20日トリノRAIオーディトリアム(放送、ステレオ)
(2)録音:1960年5月20日ローマRAI(オリジナル・マスター)
(3)録音:1938年プライヴェート78回転ディスク(2018年レストア)
■CD6 (60:57)
録音:1975、76年頃スカルピーニ自宅(オリジナル・マスター、クリスマス・ツリーのみステレオ、他はモノラル)
ピエトロ・スカルピーニ。フルトヴェングラー・ファンならご存知のイタリアの名ピアニスト。1911 年に生まれた彼は、ミケラン ジェリ、ポリーニ、チアーニよりも前の世代のイタリア・ピアノ界の大御所です。カセッラやレスピーギ、ヒンデミットに師事し、 第2次大戦後イタリア・ピアノ界の指導的立場に立っていた。 演奏歴も偉大で、共演者はフルトヴェングラー、ミトロプロスに始まり、シェルヘン、モントゥー、フリッチャイ、ロジンスキ、ロスバ ウド、クーベリック、ジュリーニ、ベーム、アンセルメ、セル、ボールト、とあげているときりがない。しかし彼が残した録音は極端 に少ない。名前はよく聞くし、偉大な人だということはわかっていても、聴くことのできる録音があまりに少なく、誰も彼を正当に 評価することはできないでいた。現在日本でスカルピーニについての記述を見ることはほとんどない。彼は1997 年に亡くなっ たが、それを知る人は少ない。激動の時代を生き抜き、そして平和な時代を迎えることができた彼の貴重すぎる音源。 (Ki)

Printemps des Arts de Monaco
PRI-025(1CD)
ジョージ・クラム:ピアノ曲集「マクロコスモス」第1巻&第2巻 ステファノス・トモプーロス(P)

録音:2017年12月8、9日/ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)
1929年アメリカ生まれの現代作曲家の巨匠ジョージ・クラム。アイヴス、パウエル、ケージなどのアメリカのピアノ音楽の系譜に属しているといえるクラムの 代表作「マクロコスモス」は全4巻からなるピアノ曲集で、当録音では1972年、1973年に作曲された第1巻、第2巻を収録しております。バルトークの「ミクロコ スモス」、ドビュッシーの前奏曲第1巻、第2巻を想起させるタイトルで、それぞれ星座に基づいた24の幻想曲(各巻12曲)からなります。ピツィカート、ハーモ ニクス、グリッサンドなど内部奏法も多用しており、ピアノの音の可能性を最大に引き出した意欲作です。
演奏のステファノス・トモプーロスはクセナキスのピアノ作品集の録音でも高く評価されている実力派。当演奏でも色彩豊かにして独特な「マクロコスモス」 を見事に演奏しています。 (Ki)

フォンテック
FOCD-9834(1SACD)
2020年5月13日発売
ベートーヴェン:ピアノ作品集2
ピアノ・ソナタ 第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ 第13番変ホ長調 Op.27-1
ピアノ・ソナタ 第14番「月光」
伊藤恵(P)

録音:2019 年8 月27-29 日 北上市文化交流センター さくらホール
偉大な楽聖の影響下にありながら、ロマン派ピアノ音楽への道を拓いたシューベルト、そしてシュー マン。彼らの主要作品録音を経て臨む、伊藤 恵<ベートーヴェン ピアノ作品集 2>。 今回の第2集には、後期三大ソナタへ踏み入れる「第30 番」、「幻想曲風ソナタ」として現在の耳 にも新鮮な書法を駆使した作品27 の連作、佳作ヴァリエーションの4曲を収録。 3 曲のソナタは、共通する構造と密接な調性で結ばれています。そして、ベートーヴェン自ら「全く新 しい手法」による作品とした「6 つの変奏曲」は、「第30 番」終楽章変奏の先駆けと称すべき作品で す。 前作に続き、本盤でも伊藤が選んだ楽器はファツィオリです。豊潤な低音を基に、大理石のような質 感の響きが空間に拡がります。 すべての瞬間に細やかなニュアンスを聴かせる伊藤の演奏は、ベートーヴェンの音楽に新たな光を見出 します。 2020 年はベートーヴェン生誕250 周年のメモリアルイヤーです。人類史上に燦然とその名を刻む偉 大な作曲家へ思いを馳せるにふさわしい1 枚となりました。ぜひお聴きください。 (フォンテック)

C Major
75-4408(2DVD)
KKC-9557(2DVD)
日本語帯・解説付
税込定価

75-4504(Bluray)
KKC-9556(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
第1番ト長調BWV1007
第2番ニ短調BWV1008
第3番ハ長調BWV1009
第4番変ホ長調BWV1010
第5番ハ短調BWV1011
第6番ニ長調BWV1012

ボーナス:ヨーヨー・マのインタビュー〜バッハの無伴奏チェロ組曲について
ヨーヨー・マ(Vc)
使用楽器:ストラディヴァリウス「ダヴィドフ」1712年製
収録:2019年6月30日、ギリシャ、アテネ、ヘロディス・アッティコス音楽堂(ライヴ)

◆DVD
画面:16:9,NTSC
音声:PCMステレオ、DTS5.1
言語:英語、字幕:韓,日本語
リージョン:All、161分(本編140分、ボーナス21分)
◆Bluray
画面:16:9,1080i
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.1
言語:英語、字幕:韓,日本語
リージョン:All、161分(本編140分、ボーナス21分)
現代最高峰のチェロ奏者、ヨーヨー・マが 2019 年 6 月にギリシャ、アテネの野外音楽堂で行った「バッハの無伴奏チェロ組曲」のライヴ映像。 4 歳のときに指揮者で作曲家でもあった父から手ほどきを受けて以来、特別な作品という「バッハの無伴奏チェロ組曲」。2017 年には 3 度目の録音をリリー ス。その後 2018 年 8 月のデンバー公演を皮切りに世界 36 か所で演奏するという「バッハ・プロジェクト」を展開中です。アメリカ・テキサス州のメキシ コとの国境に架かる橋の前で演奏したりと、世界各地の象徴的な場所を選んで行われる公演で、日本での唯一の公演は沖縄。しかし予定されていた首里城 は、2019 年 10 月31 日に火災により焼失。そして2020 年 3 月末には首里城再建へのメッセージを込め沖縄コンベンションセンターで開催予定でしたが、 こちらも世界的情勢を鑑み延期となっています。 本作が収録されたのは、コンサートやギリシャ悲劇の公演会場として使用されている屋外円形音楽堂。古代ローマの統治機関である元老院の議員ヘロディス・ アッティコスが建設。160 年に亡くなった妻アスパシア・アニア・レギラを偲ぶ記念碑としての想いが込められています。激動の時代を経て 1950 年に再建。 アクロポリスの麓の神聖な場所で忘れられない芸術鑑賞ができる建築です。チェリストにとって「旧約聖書」とも言われるこの名曲を一晩で演奏するヨーヨー・ マの手腕にも脱帽ですが、それを見届ける五千人の聴衆が熱狂的に迎え、そして耳を傾ける光景は圧巻です。 (Ki)

ATMA
ACD2-2816(1CD)
シューマン:ピアノ曲集
森の情景 Op.82
4つの夜曲 Op.23/フモレスケ Op.20
ゾルタン・フェイエルヴァーリ(P)
)
録音:2018年9月3-5日/ケベック、ドメーヌ・フォルジェ
2017年のモントリオール国際音楽コンクール覇者、ゾルタン・フェイエルヴァーリのATMAレーベル・デビュー盤。ハンガリー出身の新世代の名手としてア メリカ、ヨーロッパの各地でリサイタルを開催し活躍しているピアニストが奏でる注目のシューマンです。 (Ki)

Christophorus
CHR-77443(1CD)
ポンセ:パリ時代のギター作品集
南のソナティナ/主題・変奏と終曲
8つの前奏曲/ソナタ第3番
「スペインのラ・フォリア」による変奏曲とフーガ
ティルマン・ホップシュトック(G)

録音:1998年、1999年、2000年
ギターとチェロをダルムシュタットとケルンで学び、現在ではドイツを代表するギタリストとして、世界中で活躍するティルマン・ホップシュトック。「メキシコ国民楽派の開祖」や「近代メキシコ国民楽派の父」とも呼ばれるポンセ:(1882−1948)が、パリ音楽院でデュカスに作曲を学び、セゴビアと親交を深めたパリ時代(1926年〜1932年)のギター作品集が、ドイツのChristophorusから復刻。「南のソナティナ」と「主題・変奏と終曲」はオリジナル・マニュスクリプトによる演奏です。
Christophorus
CHR-77444(1CD)
ロシアのおとぎ話〜トランペットのためのヴィルトゥオーゾ・サロン・ミュージック
ジュール・レヴィ:ロシア民謡による大幻想曲
ユリウス・ナーゲル:幻想曲 「ロシアのおとぎ話」
オスカー・ベーメ:ロシアの舞曲 Op.32
ヴァシリー・ブラント:子守歌 Op.14、演奏会用ポルカ Op.13、演奏会用小品第1番Op.11
オスカー・ベーメ:愛の歌 Op.22-2、
 サンクトペテルブルクの夜 Op.23、
 サンクトペテルブルクの思い出
ヴァシリー・ブラント:演奏会用小品 Op.12
アレンスキー:演奏会用ワルツ
チャイコフスキー:バレエ 「白鳥の湖」より ナポリの踊り
ヨアヒム・K・シェーファー(コルネット&トランペット)、
ドレスデン・バッハ=ゾリステン

録音:2019年3月15日−17日、ドイツ
「トランペット・アンサンブル・ヨアヒム・シェーファー」など、数々のアンサンブルを創設しリーダーを務めてきたドレスデンのトランペットの名手、ヨアヒム・(カール・)シェーファー。
自身が創設したアンサンブル、ドレスデン・バッハ=ゾリステン(ドレスデン・バッハ・ソロイスツ)を率いて、ロシアの民謡や旋律を輝かしきトランペットの音色で披露。トランペット(orコルネット)、ピアノ、コントラバスという編成で、当時の最高のトランペット奏者の一人であったジュール・レヴィ(1838−1903)、オスカー・ベーメ(1870−1938)、ヴァシリー・ブラント(1869−1923)らによる、美しい旋律とヴィルトゥオーゾ性を兼ね備えた作品を優雅に聴かせます。そして、チャイコフスキーの名曲「ナポリの踊り」(白鳥の湖より)の収録も嬉しいポイントです。

CALLIOPE
CAL-2077(1CD)
メンデルスゾーン:ピアノ作品集
ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14/無言歌第1番ホ長調 Op.19b-1「甘い思い出」/無言歌第5番嬰ヘ短調 Op.19b-5「不安」/前奏曲とフーガ第5番ヘ短調 Op.35-5/無言歌第7番変ホ長調 Op.30-1「瞑想」/練習曲変ロ短調 Op.104b-1/練習曲ヘ長調 Op.104b-2/練習曲イ短調 Op.104b-3/前奏曲とフーガ第1番ホ短調 Op.35-1/無言歌第10番ロ短調 Op.30-4「さすらい人」/幻想曲嬰ヘ短調 Op.28「スコットランド風ソナタ」/無言歌第40番ニ長調 Op.85-4「エレジー」/前奏曲とフーガ第3番ロ短調 Op.35-3/無言歌第12番嬰ヘ短調 Op.30-6「ヴェネツィアの舟歌」
クリスチャン・シャモレル(P)

録音:2019年10月、ラ・ショー・ド・フォン音楽ホール(スイス)
ヴィオッティ国際音楽コンクール(ヴェルチェリ、イタリア)、ベートーヴェン国際ピアノ・コンクール(ウィーン、オーストリア)などでの入賞歴を持ち、同郷の女流ヴァイオリニスト、レイチェル・コリー・ダルバとの名コンビによる好演が記憶に新しいスイス、ローザンヌ出身の国際派ピアニスト、クリスチャン・シャモレル。
アンデサンス(Indesens)とカリオペ(Calliope)からリリースされた2枚のアルバムが、ICMA賞(国際クラシック音楽賞)の年間最優秀録音賞にノミネートされた実績を持つなど、ヨーロッパ、特にフランス語圏では絶大な評価を得ています。
前作の美しい「モーツァルト:ピアノ作品集」(CAL-1851)に続く新作は、ドイツ・ロマン派、メンデルスゾーンのピアノ作品集。シャモレルの持ち味である透明感あふれる音色、丁寧かつ軽やかなタッチ、大胆で巧みなダイナミクスのコントロールが、今回のメンデルスゾーンでも作品の魅力をさらに引き立ててくれることでしょう。スイス、ラ・ショー・ド・フォンの響きも要注目です。

MARSTON
MARS-52075-2(2CD)
録音されたピアニズムのランドマーク第2集

(1)リスト(ローゼンタル編):ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調
(2)リスト(ローゼンタル編):ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調
(3)バッハ(タウジヒ編):トッカータとフーガニ短調BWV565
グレインジャー:スコットランドのストラススペイとリール
伝承曲(グレインジャー編):デリー州からのアイルランドの調べ
(4)モンポウ:歌と踊り第1番,第2番
(5)モンポウ:歌と踊り第3番/ワルツイ短調Op.34-3
(6)モンポウ:歌と踊り第4番
(7)モンポウ:歌と踊り第6番/風景
(8)ショパン:ポロネーズ変イ長調Op53
(9)ショパン:マズルカ変ロ長調Op.7-1
 ポロネーズ変ロ長調
メンデルスゾーン:無言歌Op.67-4「春の歌」
ショパン:前奏曲変ニ長調Op.28-15「雨だれ」
(10)ゴットシャルク:風刺Op.59
(11)モンテヴェルディ(アルデリーギ編):マドリガル
(12)ドビュッシー:花火
(13)リャプノフ:超絶技巧練習曲ロ短調Op.11-10「レズギンカ」
(14)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
(15)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」〜第1楽章
(16)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
(17)カスタニェッタ:4つの音符による即興曲
(1)モーリツ・ローゼンタル(P)
録音:1929年2月11日ニューヨーク
(2)モーリツ・ローゼンタル(P)
録音:1930年4月16日ベルリン
(3)パーシー・グレインジャー(P)
録音:1953年7月22日
(4フェデリコ・モンポウ(P)
録音:1929年12月13日バルセロナ
(5)フェデリコ・モンポウ(P)
録音:1929年12月20日バルセロナ
(6)フェデリコ・モンポウ(P)
録音:1930年1月29日バルセロナ
(7)フェデリコ・モンポウ(P)
録音:1944年6月下旬バルセロナ
(8)イグナツ・フリードマン(P)
録音:1933年2月28日ロンドン
(9)イグナツ・フリードマン(P)
録音:1933年10月8日東京
(10)フランク・ラ・フォルジュ(P)
録音:1912年10月1日ニュージャージー州カムデン
(11)ロジータ・レナルド(P)
録音:1929年12月17日ニューヨーク
(12)ロジータ・レナルド(P)
録音:1930年2月28日ニューヨーク
(13)p.11-10「レズギンカ」
レア・サドフスキ(P)
録音:1944年9月17日ニューヨーク
(14マーク・ハンブーグ(P)
マルコム・サージェント(指)BBC響
録音:1955年2月25日ロンドン
(15)アーノルド・ドルメッチ(P)
録音:1933年頃
(16)エテルカ・フロイント(P)
録音:1951年9月29日ニューヨーク
(17)グレイス・カスターニャ(P)
録音:1944年7月20日
marston の新刊は、ピアノ・マニアをざわつかせた「録音されたピアニズムのランドマーク」の第 2 集。第1 集(52073-2)に 負けず劣らずこちらもマニアを唸らせる内容。リスト最晩年の弟子モーリツ・ローゼンタル(1862-1946)、作曲家としても知ら れているパーシー・グレインジャー(1882-1961)やフェデリコ・モンポウ(1893-1987)、20 世紀前半の最も偉大なピアニストの 一人イグナツ・フリードマン(1882-1948)をはじめ、録音に恵まれなかったピアニストたちの貴重な録音が 2CD ぎっしり。伝 説的な古楽復興の祖、アーノルド・ドルメッチ(1858-1940)の弾くベートーヴェンの月光ソナタも貴重(ピアノ演奏)。この中の 唯一の協奏曲、自由奔放な演奏で人気を博したマーク・ハンブーグ(1879-1960)の弾くチャイコフスキーは、英国紳士的マ ルコム・サージェントの指揮とぶつかり合う典型的な競争的演奏。商業録音ではこうした演奏は世に出にくいので、こういうス リリングな演奏が好みの人は逃せない。

Printemps des Arts de Monaco
PRI-018(1CD)
ドビュッシー:ピアノ作品集
ピアノのために/版画
12の練習曲
マリー・ヴェルムラン(P)

録音:2015年5月12-14日/ヤコフ・クライツベルク・ルーム(モナコ)
ラーザリ・ベルマンやロジェ・ムラロに学び、2004年のローマ国際ピアノコンクールにて優勝を果たしたマリー・ヴェルムラン。PARATYレーベルからリリー スしているクララ&ローベルト・シューマン作品集(PARATY 219218)の録音でも知られます。当アルバムではドビュッシーの「ピアノのために」「版画」「12の練習曲」を演奏。何色もの色合いを自由自在に描き出しドビュッシーを奏でております。 (Ki)
Printemps des Arts de Monaco
PRI-027(1CD)
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ロイプケ:ピアノ・ソナタ 変ロ短調
ジョスカン・オタル(P)

録音:2018年5月7-9日/ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)
1992年生まれの俊英ピアニスト、ジョスカン・オタルがリストとその弟子ロイプケのソナタを録音しました。 オタルは2010年パリ国立高等音楽院にてアンヌ・クフェレックに師事。その後、リヨン音楽院で研鑽を積みました。現在ソロ活動の傍らフランス国内外の 音楽祭で様々なオーケストラと共演しています。
ドイツのハウスナインドルフ生まれのロイプケは1856年にビューローのすすめでリストに師事するためにワイマールに移ります。その後リストの愛弟子と なるも結核のためわずか24歳で死去しました。リストのソナタはロイプケの作品の影響を示しており、いかにロイプケが才能に満ちていたかを証明しており ます。
Printemps des Arts de Monaco
PRI-030(1CD)
ブリテン:無伴奏チェロ組曲第1番Op.72
無伴奏チェロ組曲第2番Op.80
無伴奏チェロ組曲第3番Op.87
キャメロン・クロズマン(Vc)

録音:2019年1月2-4日/フィルハーモニー・ド・パリ、第1リハーサル・ルーム(パリ)
若きチェリスト、キャメロン・クロズマン。「偉大な音楽的想像力を持つ成熟したアーティスト」とトロント・コンサート・レビューにて評された新進気鋭の演 奏家で、デビュー盤、プーランク、ドビュッシーのチェロ・ソナタ(ACD2 2787)でも注目されました。当アルバムではブリテンの無伴奏チェロ組曲に挑戦しま した!名手ロストロポーヴィチのために書かれた3つの組曲は高い技術と音楽性が要求される難曲ですが、クロズマンは集中力が途切れることなくブリテン の宇宙を描きます。 (Ki)

カメラータ
CMCD-28373(1CD)
税込定価
2020年4月25日発売
和の歌─日本の歌によるピアノ作品集
平川加恵:ずいずいFantasy(2019)[「ずいずいずっころばし」より]
川島素晴:白河踊りメタモルフォーゼ(2019)
小出稚子:うさぎのダンス(2019)
篠田昌伸:ゲートキーパー(2019)[「通りゃんせ」より]
挾間美帆:コラール─「からたちの花」メロディーによる(2019)
金子仁美:日本の唱歌「雪」による変奏曲─3Dモデルによる音楽W(2019)
法倉雅紀:茜草指(あかねさす)第3番─独奏ピアノのための(2018)
[「さくらさくら」「荒城の月」他より]
鈴木純明:いそいそパラフレーズ(2019)[「お菓子と娘」より]
山田武彦:七里ヶ浜の哀歌(真白き富士の嶺)による変奏曲(2019)
川上統:夕空の泉に(2019)[「夕焼け小焼け」より]
飯野明日香(P)

録音:2019年12月千葉
 現代作品の演奏をライフワークのひとつとして活躍する気鋭のピア ニスト飯野明日香の2020年最新盤。2014年度レコード・アカデミー賞 (現代部門)受賞など、高い評価を受けている飯野が、全曲委嘱新作 という意欲的なレコーディングを行いました。新世代の日本を代表する 10人の作曲家たちが、馴染み深い日本の歌にインスピレーションを受け このCDのために書き下ろした新曲10曲を収録。演奏・作品ともに聴き 逃せないアルバムとなりました。

MIRARE
MIR-508(1CD)
ショパン:マズルカ&ソナタ
(1)マズルカ第3番ホ長調Op.6の3
(2)マズルカ第7番ヘ短調Op.7の3
(3)マズルカ第10番変ロ長調Op.17の1
(4)マズルカ第21番嬰ハ短調Op.30の4
(5)マズルカ第22番嬰ト短調Op.33の1
(6)マズルカ第23番ニ長調Op.33の2
(7)マズルカ第24番ハ長調Op.33の3
(8)マズルカ第39番ロ長調Op.63の1
(9)マズルカ第40番ヘ短調Op.63の2
(10)マズルカ第41番嬰ハ短調Op.63の3
(11)マズルカ第47番イ短調Op.68の2
(12)ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
ルーカス・ゲニューシャス(P)

録音:2019年9月20-23日/グスタフ・マーラー・ザール(ドッビャーコ、イタリア)
2010年第16回ショパン国際コンクール第2位、2015年第15回チャイコフスキー国際コンクール第2位でフォルジュルネ音楽祭でもおなじみ、ルー カス・ゲニューシャス待望のショパン最新録音がMIRAREレーベルから登場となります。
彼の父はリトアニア人で、リトアニアはポーランドと長く連合国として歴史を共存し、ショパン時代は一緒の国でした。加えて母方の祖母で名教師だった ヴェラ・ゴルノスタエヴァは、ゲンリヒ・ネイガウス(ポーランド系でシマノフスキの従弟)から伝統的なショパン解釈を伝授されているため、その両方が 理想的にミックスされた世界となっています。
ゲニューシャスが選んだのはショパン作品の中でも一筋縄にはいかないマズルカ11篇と、難物ピアノ・ソナタ第3番。マズルカは独特のリズム感が新 鮮ですが、古いポーランドのピアニストほどルバートをかけないところが現代的で自然。ピアノ・ソナタは堂々とした構成感が光りますが、いずれもピアノ をたっぷり鳴らし切りながらも初々しさを忘れぬ歌い回しが絶美。ひさびさに聴き惚れてしまうショパン演奏の出現と申せましょう。

ANALEKTA
AN-29182(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ全集&主要ピアノ作品集 Vol.2〜レイト・インスピレイションズ
ピアノ・ソナタ第3番ホ長調 D.459
ハンガリー風メロディ D.817
3つのピアノ小品 D.946
マテュー・ゴーデ(P)

録音:2019年12月4日−6日、ケベック(カナダ)
2019年の5月に全12回に及ぶシューベルトのピアノ・ソナタ全集という偉大なリサイタルを終えたカナダのピアニスト、マテュー・ゴーデ。リサイタルに続いてスタートした、シューベルトの全ピアノ・ソナタと主要作品をレコーディングするという大型プロジェクト。
第2巻は「レイト・インスピレイションズ」のタイトルで、若きシューベルトが書いた快活なピアノ・ソナタ第3番と、晩年のシューベルトによる即興的な作品を組み合わせ、シューベルトのピアニスティックな遺産の偉大さを描いています。

Ars Produktion
ARS-38280(1SACD)
ティルセン・ミーツ・ショパン
ショパン:ワルツ変二長調 Op.64-1
ティルセン:いさかい、アメリのワルツ
ショパン:夜想曲変ホ長調 Op.9-2
ティルセン:ある午後のかぞえ詩、カスケード通り
ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調 Op.posth
ティルセン:サマー'78
ショパン:ワルツ嬰ハ短調 Op.64-2
ティルセン:ポルツ・ゴレ、パーン、
 ユジン、ペン・アル・ラン
ショパン:バラード ト短調 Op.23-1
イエヴァ・ドゥダイテ(P/Shigeru Kawai SK-EX)

録音:2019年1月14日−16日
バルト三国最南端の国、リトアニア出身の女流ピアニスト、イエヴァ・ドゥダイテのデビュー・アルバムは、ピアノの詩人ショパンと、日本でもブームとなった映画「アメリ」の音楽を担当したフランスの音楽家ヤン・ティルセン(1970−)の作品を組み合わせたユニークかつ詩情にあふれたプログラム!
ドゥダイテは2018−2019シーズンに故郷のリトアニアの各地で「アメリとショパン」プログラムを披露し大喝采を浴びており、万全の準備を整えて臨んだこのデビュー盤に対する情熱、本人の期待度はかなりのものがあります。
19世紀のクラシック界を代表する「美メロの宝庫」であるショパンの音楽、そして現代フランスの「美メロの宝庫」であるティルセンの音楽が、リスナーを美しきピアノの世界へと誘ってくれることでしょう。
ドゥダイテの使用ピアノは、カワイピアノのフラッグシップに位置付けられているフルコンサートピアノ「Shigeru Kawai SK-EX」。その音色にも要注目です。
Ars Produktion
ARS-38289(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、
 ピアノ・ソナタ第26番「告別」、
 創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.82
ツォイナー:ウクライナの旋律に基づくピアノのための幻想曲(世界初録音)
ドロシー・ハデム=ミサク(P)

録音:2019年11月、ウィーン・コンツェルトハウス(オーストリア)
ドロシー・ハデム=ミサクは、2011年にハイドンのピアノ協奏曲ニ長調でウィーン学友協会大ホールへのデビューを果たし、ボン国際ベートーヴェンピアノコンクールではベートーヴェン・ハウス賞、室内楽賞を受賞するなどの実績を持つオーストリアの女流ピアニスト。
ベートーヴェンの「悲愴」や「告別」、「変奏曲」に組み合わせたのは、19世紀ドイツの知られざる音楽家、カール・トラウゴット・ツォイナー(1775−1841)の世界初録音となる「幻想曲」。
ドレスデンで生まれたツォイナーは、ダニエル・ゴットリープ・トゥルクに指示した後、ロシアのサンクトペテルブルクへと移住。同地でクレメンティの教えから受け、グリンカとヴェルツォフスキの作曲の師となったことが知られています。

Biddulph
LAB-2055(2CD)
シュナイダー・プレイズ・バッハ
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番ト短調 BWV 1001
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第1番ロ短調 BWV 1002
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番イ短調 BWV 1003
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番ニ短調 BWV 1004
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番ハ長調 BWV 1005
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番ホ長調 BWV 1006
アレクサンダー・シュナイダー (Vn)

録音:1949年 (リマスター:2019年、AAD)
Biddulph
LAB-8102(10CD)
20世紀のさらに10人の偉大なヴァイオリニストたち
■CD 1
サルヴァトーレ・アッカルド
パガニーニ:無伴奏ヴァイオリンの為の24の奇想曲 (カプリス)
■CD 2
アドルフ・ブッシュ
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番ハ長調 BWV 1005
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 変ホ長調 Op.12-3 *
ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 「春」 Op.24 *
ブゾーニ (1866-1924):ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35a +
■CD 3
ジーノ・フランチェスカッティヴァイオリン愛奏曲集
ヴィターリ (レオポルド・シャルリエ 編):シャコンヌ
クライスラー (1875-1962):パガニーニの様式による前奏曲とアレグロ
W・F・バッハの様式によるグラーヴェ
ポルポラの様式によるメヌエット
ボッケリーニの様式によるアレグレット
マスネ:タイスの瞑想曲
シャブリエ (ミュエル・ドゥシュキン 編):楽しい行進曲
プーランク(ハイフェッツ 編):プレスト
ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
フラウジーノ・ロドリゲス・ヴァレ (ハイフェッツ編):たき火のそばで
伝承(クライスラー編):ロンドンデリー・エア
パガニーニ:「ヴェネツィアの謝肉祭」による変奏曲 #
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ +
ラヴェル:ツィガーヌ *
■CD 4
ブロニスラフ・フーベルマン
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 「クロイツェル」Op.47
バッハ:いざ来たれ、異教徒の救い主よ
G線上のアリア
シューベルト:楽興の時 第3番
アヴェ・マリア
ブラームス:ハンガリー舞曲 第1番 ト短調
チャイコフスキー:メロディ 変ホ長調
ブルッフ:コル・ニドライ
エルガー (1857-1394):気まぐれな女
サラサーテ:アンダルシアのロマンス
ザジツキ (1834-1895):マズルカ ト長調
ビゼー (サラサーテ編):カルメン幻想曲
■CD 5
ジネット・ヌヴーHMV 録音集
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
スーク4つの小品 Op.17
ラヴェル:ツィガーヌ
ハバネラ形式の小品
ディニク (ハイフェッツ編):ホラ・スタカート
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」から
メロディ/精霊の踊り
スカルラテスク (1872-1922):バガテル
パラディス (ドゥシュキン編):シチリアーナ
ファリャ(クライスラー編 ):スペイン舞曲
■CD 6 / LAB 044、他
ルッジェーロ・リッチ1938年エレクトローラ&1955年デッカ録音集
バッハ
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番ホ長調 BWV 1006 から 前奏曲
マッテゾン (1681-1764):エア
パガニーニ:「モーゼ」幻想曲
パガニーニ(コハンスキ 編):ラ・カンパネッラ
サラサーテ:序奏とタランテッラ
ハバネラ/ツィゴイネルワイゼン
イザイ:子供の夢
ラフマニノフ(プレス編):ヴォカリーズ
スーク (1874-1935):ブルレスク
サラサーテ:サパテアド Op.23-2
クロール (1901-1980):バンジョーとフィドル
パガニーニ:魔女たちの踊り Op.8
無窮動 Op.11
「神よ王を守らせたまえ」 による変奏曲 Op.9
ソナタ ホ短調 Op.3-6
パガニーニ(クライスラー 編):ロッシーニの 「タンクレディ」 の 「こんなに胸騒ぎが」による序奏と変奏曲 (Op.13)
■CD 7
アーロン・ロザンド・プレイズ・ブルッフ
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番ト短調 Op.26
ヴァイオリン協奏曲 第2番ニ短調 Op.44
スコットランド幻想曲 Op.46
■CD 8
ヴォルフガング・シュナイダーハン
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ロマンス 第1番ト長調 Op.40
ロマンス 第2番ヘ長調 Op.50
■CD 9
トーシャ・ザイデルビクター&ブランズウィック・ハイライツ
モーツァルト (アウアー編):ガヴォット ト長調 (歌劇 「イドメネオ」 より)
モーツァルト(ブルメスター 編):メヌエット ニ長調 (ディヴェルティメント 第17番 K.334 より)
ワーグナー (ヴィルヘルミ編):アルバムの綴り
ブラームス (ヨアヒム編):ハンガリー舞曲 第1番ト短調
バカレイニコフ (1896-1966):ブラムシアーナ
プロヴォスト (1890-1959):間奏曲
コルンゴルト:組曲 「空騒ぎ」
婚礼の朝/ドグベリーとヴァージス (番兵の行進)/間奏曲 (庭の場面)
仮面舞踏会 (ホーンパイプ)
J・シュトラウス(ティオムキン 編):映画音楽 「グレート・ワルツ」 から One Day When We Were Young / There'll Come a Time
春の声
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
■CD 10 / LAB 136
オスカー・シュムスキーの芸術 Vol. 1
レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 *
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロの為のソナタ +
ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲 第22番イ短調 #
ショパン(サラサーテ 編):夜想曲 変ホ長調 Op.9-2 **
ヴィエニャフスキ:華麗なポロネーズ 第1番ニ長調 Op.4++
■CD 1
サルヴァトーレ・アッカルド (Vn)


■CD 2
アドルフ・ブッシュ (Vn)
ルドルフ・ゼルキン (ピアノ*)
アムステルダム・コンセルトヘボウO+
ブルーノ・ワルター(指)+


■CD 3 / 80224-2
ジーノ・フランチェスカッティ (Vn)
アーサー・バルサム (ピアノ(+以外))
フィラデルフィアO+
ユージン・オーマンディ(指)+
録音:1947年4月3日*/1950年11月5日+/1954年4月30日#/1951年1月5日(無印)
音源:78回転盤復刻:デイヴィッド・ハーマン(C)(P)2007


■CD 4 / LAB 077/8 および 081/2 から
ブロニスラフ・フーベルマン (Vn)
イグナツィ・フリードマン (P)他


■CD 5
ジネット・ヌヴー (Vn)他


■CD 6 / LAB 044、他
ルッジェーロ・リッチ (Vn)他


■CD 7
アーロン・ロザンド (Vn)他


■CD 8
ヴォルフガング・シュナイダーハン
ベートーヴェン
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
ロマンス 第1番ト長調 Op.40
ロマンス 第2番ヘ長調 Op.50
ヴォルフガング・シュナイダーハン (Vn)他


■CD 9 / LAB 138
トーシャ・ザイデル (Vn)他


■CD 10 / LAB 136
オスカー・シュムスキー (Vn)
アーサー・バルサム (ピアノ*)
バーナード・グリーンハウス (チェロ+)
ウラディーミル・ソコロフ (ピアノ#)
アメリカン・ラジオO **
ダルテガ (指**)
ロンジンス・シンフォニエッテ++
ミシェル・ピアストロ(指)

ALTO
ALC-1415(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第16番イ短調 D 845 (1825) +
ピアノ・ソナタ 第17番ニ長調 D 850 (1825) *
即興曲 変ホ長調 D 899-2 #
スヴャトスラフ・リヒテル (P)

録音:1956年*、1957年+、モスクワ、ロシア、ソヴィエト(*/+)
ライヴ、詳細データ記載なし
ALTO
ALC-1419(1CD)
ルービンシュタイン・プレイズ・ショパン・フェイヴァリッツ
ポロネーズ イ長調 「軍隊ポロネーズ」 Op.40,-1
夜想曲 変ホ長調 Op.9-2
ワルツ 変イ長調 「華麗なワルツ」 Op.34,-1
ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2
ワルツ 変ニ長調 「メヌエット・ワルツ」 Op.64-1
ポロネーズ 変イ長調 「英雄ポロネーズ」 Op.53
子守歌 変ニ長調 Op.57
マズルカ ニ長調 Op.33-2
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66 (遺作)
マズルカ 変ロ長調 Op.7-1
夜想曲 ト短調 Op.37-1
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
夜想曲 嬰ヘ長調 Op.15-2
夜想曲 変ニ長調 Op.27-2
バラード ト短調 Op.23
アルトゥール・ルービンシュタイン (P)

録音:1949-1955年 
原盤 : RCA
ALTO
ALC-3142(10CD)
20世紀の偉大なピアニストたち
■CD 1 / (単品未発売)
マルタ・アルゲリッチ・デビュー・アルバム+ライヴ
ショパン:華麗な大ワルツ 変イ長調 Op.34 -1
夜想曲 変ホ長調 Op.55-2
練習曲 ハ長調 Op.10-1
練習曲 変イ長調 Op.10-10
マズルカ 嬰ヘ短調 Op.59-3
スケルツォ 第3番嬰ハ短調 Op.39 *
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 *
ブラームス:2つの狂詩曲 Op.79 *
第1番ロ短調/第2番ト短調
リスト:ハンガリー狂詩曲 第6番 *
ラヴェル:水の戯れ *
プロコフィエフ:トッカータ Op.11 *
■CD 2 / ALC-1281
アシュケナージ・プレイズ・ショパン
ピアノ・ソナタ 第3番ロ短調 Op.58
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
ワルツ 変イ長調 Op.34-1
ワルツ 変ニ長調 Op.64-1
マズルカ 第35番ハ短調 Op.56 -3
マズルカ 第36番イ短調 Op.59 -1
12の練習曲 Op.10 *
第1番ハ長調/第2番イ短調/第3番ホ長調/第4番 嬰ハ短調
第5番変ト長調/第6番変ホ短調/第7番ハ長調/第8番 ヘ長調
第9番ヘ短調/第10番変イ長調/第11番変ホ長調/第12番 ハ短調 「革命」
■CD 3 / ALC-1109
アルフレート・ブレンデル・プレイズ・シューベルト
4つの即興曲 D 899
第1番ハ短調/第2番変ホ長調/第4番変イ長調
4つの即興曲 D 935
第1番ヘ短調/第2番変イ長調/第3番変ロ長調/第4番 ヘ短調
楽興の時 Op.94 から
第3番ヘ短調/第4番嬰ハ短調/第5番ヘ短調/第6番 変イ長調
■CD 4 / ALC-1300 (*/+)
エミール・ギレリス・ライヴ・イン・ロシア
シューマン:ピアノ・ソナタ 第1番 嬰ヘ短調 Op.11 *
ショパン ):ピアノ・ソナタ 第2番「葬送」+
チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ 嬰ハ短調 Op.80
■CD 5 / ALC-1418 (単品未発売)
グレン・グールド・プレイズ・バッハ
ゴルトベルク変奏曲 (チェンバロの為の)
のパルティータ 第5番ト長調 BWV 829
パルティータ 第6番ホ短調 BWV 830
平均律クラヴィーア曲集 第2巻 から
フーガ 嬰ヘ短調 BWV 883/フーガ ホ長調 BWV 878
■CD 6 / ALC-1257
ウラディーミル・ホロヴィッツラスト・オブ・ザ・ロマンティクス
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第11番イ長調 K.331 から トルコ風ロンド
ショパン:ワルツ イ短調 Op.34-2/舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
メンデルスゾーン:無言歌集 から
悲歌/春の歌/羊飼いの嘆き
メンデルスゾーン(ホロヴィッツ 編):結婚行進曲とリストによる変奏曲
シューマン:アラベスク Op.18
リスト(ホロヴィッツ編):ハンガリー狂詩曲 第2番()
ハンガリー狂詩曲 第19番()
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第9番「黒ミサ」 Op.66
モシュコフスキ:火花 Op.36-6
ドビュッシー:子供の領分 から 人形の為のセレナード
ビゼー (ホロヴィッツ編):「カルメン」の主題による変奏曲
スーザ (ホロヴィッツ編):星条旗よ永遠なれ
■CD 7 / ALC-1323
ヴィルヘルム・ケンプ・プレイズ・モーツァルト・コンチェルト
ピアノ協奏曲 第23番イ長調 K.488 *
ピアノ協奏曲 第24番ハ短調 K.491 *
ピアノ協奏曲 第8番ハ長調 「リュツォウ」 K.246 +
■CD 8 / ALC-1074
スヴャトスラフ・リヒテル・プレイズ・シューベルト
ピアノ・ソナタ 第19番ハ短調 Op.posth. D 958
ピアノ・ソナタ 第21番変ロ長調 Op.posth. D 960
■CD 9 / ALC-1419
ルービンシュタイン・プレイズ・ショパン・フェイヴァリッツ
ポロネーズ イ長調 「軍隊ポロネーズ」 Op.40,-1
夜想曲 変ホ長調 Op.9-2
ワルツ 変イ長調 「華麗なワルツ」 Op.34,-1
ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2
ワルツ 変ニ長調 「メヌエット・ワルツ」 Op.64-1
ポロネーズ 変イ長調 「英雄ポロネーズ」 Op.53
子守歌 変ニ長調 Op.57
マズルカ ニ長調 Op.33-2
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66 (遺作)
マズルカ 変ロ長調 Op.7-1
夜想曲 ト短調 Op.37-1
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
夜想曲 嬰ヘ長調 Op.15-2
夜想曲 変ニ長調 Op.27-2
バラード ト短調 Op.23
■CD 10 / Musical Concepts, MC3201, Disc 1
アルトゥール・シュナーベル・プレイズ・ベートーヴェン
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番嬰ハ短調 「月光」 Op.27 -2
ピアノ・ソナタ 第15番ニ長調 「田園」 Op.28
ピアノ・ソナタ 第21番ハ長調 「ヴァルトシュタイン」 Op.53
ピアノ・ソナタ 第26番変ホ長調 「告別」 Op.81A
バガテル イ短調 「エリーゼのために」WoO 59 *
■CD 1
マルタタ・アルゲリッチ (P)
原盤:Deutsche Grammophon*

■CD 2 / ALC-1281
ウラディーミル・アシュケナージ (P)
録音:; 1959年、モスクワ、ロシア、ソヴィエト*/1957年、西ベルリン、西ドイツ(*以外)
原盤:Melodiya*/Columbia(*以外)

■CD 3
アルフレート・ブレンデル (P)
録音:1967年
原盤 ; Vox

■CD 4 / ALC-1300 (*/+)
エミール・ギレリス (P)
録音:1961年*、1968年+、レニングラード音楽院大ホール、レニングラード(現サンクトペテルブルク)、ロシア、ソヴィエト(*/+)
原盤:モスクワ放送 (Licensed via A-Tempo, Prague) (*/+)

■CD 5
グレン・グールド (P)
録音:1955年/1957年
原盤:Columbia (CBS)

■CD 6 / ALC-1257
ウラディーミル・ホロヴィッツ (P)
原盤:RCA

■CD 7
ヴィルヘルム・ケンプ (P)
バンベルクSO*、BPO+
フェルディナント・ライトナー(指揮+)
録音:1960年4月、バンベルク、西ドイツ*/1962年1月、西ベルリン、西ドイツ+
原盤:Deutsche Grammophon

■CD 8 /
スヴャトスラフ・リヒテル (P)
録音:1972年
原盤:Olympia

■CD 9
アルトゥール・ルービンシュタイン (P)
録音:1949-1955年原盤:RCA

■CD 10 / Musical Concepts, MC3201, アルトゥール・シュナーベル (P)
録音:1933-1934年(無印)/1938年*

GENUIN
GEN-20688(1CD)
2019 年ドイツ国際ピアノ賞受賞者〜ソン・ジョンボム
シューベルト:ピアノ・ソナタ第14 番イ短調 D784
ラヴェル:夜のガスパール
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32 番ハ短調 Op.111
ソン・ジョンボム(P)

録音:2019年11月29日 アーヘン(ライヴ録音)
2019 年のドイツ国際ピアノ賞の受賞者、韓国のピアニスト、ソン・ジョンボム(欧文表記 JeungBeum Sohn)のアーヘンでのリサイタルのライヴ録音。ソン・ジョンボムは韓国国立芸術大 学を修了後、2012 年からミュンヘン音楽舞台大学に留学、以来ドイツを拠点に活躍しています。 落ち着いた演奏と抑えの利いた渋い芸風はかつてのドイツのピアニストを思わせるもので、そ れは当然シューベルトとベートーヴェンでは強い武器になっており、またラヴェルも華やかさより も緻密な掘り出しによる充実感が見事。

Goodies
78CDR-3795(1CDR)
税込定価
シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番イ短調Op.143 D.784
レントラーOp.18 D.145
リリー・クラウス (P)

PARLOPHONE 20388/90 (U.K.)
1937年11月23日録音
リリー・クラウス(1905-1986)はハンガリー生まれの女流ピアニスト。17歳でブ ダペスト音楽院に入り、ベラ・バルトーク、ゾルタン・コダーイ (1882-1967)らに師事した。1922年ウィーンに赴きウィーン音楽アカデミーでア ルトゥール・シュナーベル(1882-1951)やエドゥアルト・シュトイアーマン(1892 -1964)についてさらに研鑽を積んだ。1930年代からモーツァルトやベートーヴェ ンの演奏家として名声をあげ、ヴァイオリンのシモン・ゴールドベルク(1909- 1993)と共演して各国で評判をとった。戦後はイギリス国籍を取得し、その後ア メリカで活躍した。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

デュオ・プレジール
MHCD-003(1CD)
税込定価
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」(チャイコフスキーとレフ・コニュースよるピアノ4手連弾版) デュオ・プレジール【大田佳弘、和田萌子】

録音:2016 年4 月5-7 日、秩父ミューズパーク
大田・和田両氏の演奏は冷静かつ実直といえます。感傷的になりすぎることなく、チャイコフス キーがオーケストラのなかで際立たせたかった響きや構成を見事に突いています。あらゆる旋律 線、声部間のパッセージの掛け合いが、慈しまれながらもよりストレートに伝わってくる。すると この4手版がただ簡略化されたものとしてではなく、スコアの骨子がより洗練されて創られた版 のように聴こえてくるから不思議だ。 まるで新しい命を吹き込まれたかのようになんとも新鮮に響く。もちろん連弾ならではの軽快で 華麗なパッセージでも愉しませてくれます。 (中田朱美 解説文より抜粋)

DB Productions
DBCD-194(1CD)
スウェーデンのピアノ小品集
ヘニング・マンケル(1868-1930):5つの小品 Op. 52
サラ・ヴェンネルベリ=ロイター(1875-1959):アンジェラス
ハラルド・フリュクレフ(1882-1919):即興曲
アリス・テグネール(1864-1943):ロマンティックな練習曲
トゥール・アウリン(1866-1914):3つのアルバムの綴り Op. 5
ヴァルボリ・アウリン(1860-1928):7つの小品 Op. 8 - 第3曲 エレジー
アルゴート・ハクヴィニウス(1886-1966):孤独な松の木
ドルカス・ノッレ(1911-1985):プロフィール
エーリク・ニルソン(1966-):フラングメンツ
ヴィクトリア・ボリソワ=オラス(1969-):エンジェルフィールド
フレードリク・ハグステット(1975-):小品第5番
フレードリク・ハグステット:小品第24番
イルヴァ・フレッド(1990-):Svaga nerver
グンナル・ヤンソン(1944-):Dagsnotering 第2番
ベンクト・フォシュベリ(P)

録音:2019年4月
※世界初録音(21を除く)
19世紀から現代までに作曲され、その美しさにもかかわらず忘れられてしまった作品を集めたアルバム。ほとんどの曲が2,3分と短く、北欧民 謡調の親しみやすいものから、不穏な影を纏ったもの、現代的な跳躍を伴うものまで曲想は様々ですが、いずれも愛らしく魅力的な作品で あり、聴き進むうちそれらが次々と飛び出してきます。演奏はこれまでdB Prodictionsで数枚のアルバムを成功させている、スウェーデンを代 表するピアニストの一人フォシュベリ。作品に深く寄り添い、その魅力を自然に引き出しています。

Grand Piano
GP-832(1CD)
NX-B0
ブラゴイェ・ベルサ(1873-1934):ピアノ作品全集 第2集
バラード ニ短調 Op. 65(1920)
ロンド-ポロネーズ Op. 18(1897)
憂鬱なワルツ Op. 76(1921)
セレナード-バルカロール(1917)
ヴェネツィアの舟歌 Op. 58(1921)
笑いと哀歌 Op. 63(1908)
ワルツ イ長調 Op. 3(1893)
主題と変奏 Op. 15(1899)*
ピアノ・ソナタ(第1番) ハ長調 Op. 19(1897)*
メヌエット Op. 11(1895/96?)*
ノヴェレッテ Op. 69(1910)
奇妙なセレナード(1915)
ファンタジア・ブレーヴェ Op. 56(1905)*
古い船乗りの物語(1916)
.メランコリー Op. 76(1921)
ゴラン・フィリペツ(P…ファツィオーリ F278)

録音:2019年10月15-16日ファツィオーリ・コンサートホール

*=世界初録音
リスト、パガニーニ研究家としても知られるクロアチア出身のヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ゴラン・フィリペツが熱心に取り 組む、同郷の作曲家ブラゴイェ・ベルサのピアノ曲集。第1集(GP767)では、ベートーヴェンを思わせる力強い作風で 書かれた「ピアノ・ソナタ 第2番」などのさまざまな作品が収録されていましたが、この第2集でも表現力豊かな作品を楽 しむことができます。フィリペツは、知られざる作曲家の魅力を献身的に紹介するべく、全ての曲に愛を込めて演奏。揺 れるリズムに満たされたバルカローレ(舟歌)風の作品や、憂鬱な表情を持つセレナードなどの個性的な曲の他、モーツァ ルトを思わせるシンプルな主題を持つ「ピアノ・ソナタ第1番」、パデレフスキ風の「メヌエット」など、作品の持つ魅力を存 分に引き出しています。
Grand Piano
GP-807(1CD)
NX-B03
ティボール・ハルシャーニ(1898-1954):ピアノ作品全集 第2集
1-3.3つの叙情的な小品(1944)
4-6.3つの舞踏小品(1928)
第1曲 タンゴの楽章/第2曲 ボストンの楽章
第3曲 フォックス=トロットの楽章
7-11.小組曲(1930)
12-16.舞踏小組曲(1924)
17.練習曲(1952)
18-22.リズム-ピアノのための5つのインヴェンション(1929)
23-34.12の小品(1924)
第1曲 前奏曲/第2曲 ワルツ/第3曲 メロディー
第4曲 行進曲/第5曲 舞曲/第6曲 歌/第7曲 ガヴォット
第8曲 フォルラーヌ/第9曲 練習曲/第10曲 メヌエット
第11曲 子守歌/第12曲 田舎の踊り
35.「Je vais revoir ma Normandie」
「ノルマンディに帰りたい」による即興曲
36.13の舞曲 - フォックス=トロット(1929)
37.ワルツ Op. 2(1913)
ジョルジオ・コウクル(P…スタインウェイ D)

録音:2019年10月20日
スタジオ・ボッテガ・デル・ピアノフォルテ
ルガーノ、スイス

1-3,7-11,17,18-22,23-34,35,36,37…世界初録音
ハンガリー出身の作曲家ハルシャーニ。ブダペストでコダーイに学んだ後、1923年よりパリに滞在、マルティヌー、タンスマ ン、チェレプニンら異国からやってきた他の作曲家とともに「エコール・ド・パリ(パリ派)」と呼ばれるグループを結成。フラ ンス近代やジャズの作風とハンガリー民謡を融合させたユニークな作品を数多く生み出したことで知られています。この 第2巻には明瞭な旋律を持った1920年代の作品が中心に収録されており、マルティヌーの権威であるピアニスト、ジョ ルジオ・コウクルの巧みな演奏により、ハルシャーニが目指した様式を伺うことができます。他には15歳の時の愛らしい 「ワルツ」から、1944年作曲の戦争の苦悩が表現された「叙情的な小品」、最晩年のバルトークを思わせる「練習曲」 まで多彩な作品をお楽しみいただけます。

STEINWAY&SONS
STNS-30069(1CD)
NX-B07
バッハ・ブラームス・ベルク作品集
バッハ:イタリア協奏曲 BWV971
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
ベルク:ピアノ・ソナタ Op.1
アントニオ・チェン・グァン(P)

録音:2017年5月16-17日スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
1994年生まれの中国出身のピアニスト、グァンのデビュー盤。グァンはウィーンでリーリャ・ジルベルシュテインに師事、アメ リカで開催された2016年の第1回オルガ・カーン国際ピアノ・コンクールをはじめ、数々のコンクールで優勝。バードからリ ゲティまで幅広いレパートリーを持ち、すでにヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、アジアで演奏経験のある期待の若手奏者で す。このデビュー盤ではバッハ、ブラームスにベルクという彼らしい選曲で勝負。バッハの「イタリア協奏曲」ではモダン・ピア ノならではのダイナミックで色彩感あふれる演奏を披露し、ブラームス、ベルクでもそれぞれの作品の特性を生かした緻密 な演奏を聴かせます。

Dynamic
CDS-7855(1CD)
NX-A13
マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):ギター作品集
ジュリアナーテ Op.148
ロッシーニの「セミラーミデ」より「麗しい光が」のカヴァティーナ
Choix de mes Fleurs cheries 私の最愛の人が選ぶ花 Op.46
…世界初録音
クリスティアン・エル・コウリ
(ギター…ジャッキーノ・ジュッサーニ「Fabricatore」モデル 2011年製 )

録音:2019年8月8-10日
19世紀を代表するギター音楽作曲家、マウロ・ジュリアーニの世界初録音を含む作品集。2つの部分にそれぞれ性格的 な4曲が収められた組曲「ジュリアナーテ」は、1806年からウィーンで生活していたジュリアーニが、経済的な理由でイタリア に戻った1819年以降に書かれた曲集で、控えめながらも成熟した作風と親密さを感じさせる名作です。 世界初録音となる「Choix de mes Fleurs cheries 私の最愛の人が選ぶ花」は、さまざまな花や植物の名が付された 10曲からなる組曲。しかし、誰に捧げられた作品なのかは、今でもわかっていません。「ロッシーニの「セミラーミデ」より「麗し い光が」のカヴァティーナ」は、ギターの性能を存分に披露できる技巧的な作品。イタリアを中心に幅広く活躍するギタリス ト、クリスティアン・エル・コウリの演奏でお楽しみください。

Drama Musica
DRAMA-010(1CD)
NX-B03
『ビートルズ・ラヴ・バッハ』 〜オルガンによるビートルズとヨハン・ゼバスティアン・バッハ
レノン=マッカートニー:「ペニー・レイン」
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番ト長調 BWV 1007 - I. プレリュード
バッハ:コラール前奏曲 「われらキリストの徒」 BWV 612
バッハ:カンタータ第40番BWV 40 - 「われらキリストの徒」
バッハ:フーガ ト短調 BWV 131a
レノン=マッカートニー:「ブラックバード」
バッハ:リュート組曲 ホ短調 BWV 996 - V. ブーレ
レノン=マッカートニー:「マザー・ネイチャーズ・サン」
バッハ:フーガ ハ長調 BWV Anh 90
レノン=マッカートニー:「エリナー・リグビー」
  「レディ・マドンナ」
バッハ:コラール「高き天よりわれは来れり」 BWV 738
バッハ/レノン=マッカートニー:「G線上のアリア/フォー・ノー・ワン」
ジョージ・ハリソン:「恋をするなら」
バッハ:コラール 「いざや喜べ、愛するキリストの徒よ」 BWV 734
レノン=マッカートニー:「グッド・ナイト」
バッハ:コラール 「ああ、主なる神」 BWV 757
クリスティーナ・ガルシア・バネガス(Org)

録音:2019年 セント・バーナバス教会、ペニー・レイン、リヴァプール
"バロック"と"ロック"を代表する偉大な音楽家、ヨハン・ゼバスティアン・バッハとビートルズ。この2組の作品をオルガンに編曲して収めたアルバム です。ビートルズはよく知られた作品が中心ですが、「フォー・ノー・ワン」と「G線上のアリア」が掛け合わされていたり、他の曲のフレーズが紛れ 込んでいたりと楽しいアイデアが満載。バッハもオルガン曲だけでなく一部編曲作品や、知られざる名曲が収められているなど拘りの選曲です。 録音はリヴァプールのペニー・レインそばにある「セント・バーナバス教会」で、ここは十代前半のポール・マッカートニーが聖歌隊で歌っていたとこ ろ。使用された1914年製造のウィリス・オルガンは、当然、その伴奏をしたと考えられます。奏でるのはウルグアイ出身のバネガス。声楽と器楽 のアンサンブルDe Profundisを主宰し、南米のバロック音楽の紹介などに実績のある彼女が、100年以上前の楽器を豪快に鳴らしていま す。

HUNGAROTON
HCD-32811(2CD)
ヴィオラ・ロマンス〜クライスラー、エルガー、ドヴォルザーク、ブラームス、シューマン
CD 1
クライスラー:ウィーン風小行進曲
 真夜中の鐘/シンコペーション
 中国の太鼓 Op.3
グラナドス(クライスラー編):スペイン舞曲
チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンテ・カンタービレ
シャミナード(クライスラー編):スペイン風セレナーデ Op.150
クライスラー:道化役者のセレナード
 おもちゃの兵隊の行進曲
 愛の悲しみ
 ボッケリーニのスタイルによるアレグレット
グルック(クライスラー編):メロディ
エルガー:ロマンス Op.1
 気まぐれな女 Op.17
 ヴィルレー Op.4-3
 マズルカ Op.10-1
 夕べの歌 Op.13-1
 パストゥレイユ Op.4-2/怪奇Op.13-2
ため息 Op.70
ドヴォルザーク(クライスラー編):スラヴ幻想曲
 インディアンの子守歌
 スラヴ舞曲第1番ト短調 Op.46-2
 スラヴ舞曲第2番ホ短調 Op.72-2
 森の静けさ Op.68
ドルドラ:幻影 Op.28
 セレナード第1番/トロイメライ Op.21
ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第6番
 ハンガリー舞曲第20番
フバイ:ボレロ Op.51-3
シューマン(アウアー編):献呈 Op.25-1
 予言の鳥 Op.82-7
ゲルトナー(クライスラー編):ウィーンにて
リヴカ・ゴラニ(Va)、
ジュジャ・コラール(P)
リヴカ・ゴラニは1946年生まれのイスラエル人ヴィオラ奏者で、世界各国のオーケストラと共演している大御所ソリストです。新曲の発表にも力を注いで おり、これまで約70曲の協奏曲を含む300曲もの作品が彼女のために書かれています。 当アルバムではクライスラー、エルガー、ドヴォルザーク、ブラームス、ドルドラ、シューマンなどのヴァイオリン小品集をヴィオラで演奏しました。朗々とした ヴィオラの音色で聴く珠玉の名曲集がここに完成しました。 (Ki)

BIS
BISSA-2495(1SACD)
ベルント・アーロイス・ツィンマーマン(1918-1970):ピアノ独奏曲全集
(1)3つの初期のピアノ曲(1940)
(2)エクステンポラーレ〜5つの小品(1946)
(3)カプリチオ〜民謡の主題による即興(1946)
(4)手引書I(1949)
(5)手引き書付録(1949-1951)
(6)手引書II(1951)
(7)構成〜8つの小品(1956)
エドゥアルド・フェルナンデスP/Steinway D)

録音:2019年7月、8月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
ドイツが生んだ鬼才作曲家ベルント・アーロイス・ツィンマーマンのピアノ独奏曲全集の登場。B.A.ツィンマーマンは1918年ケル ン 生 ま れ 。ダ ル ム シ ュタット夏期講習でフォルトナーやレボヴィツに学び、12音技法、図形楽譜、電子音楽などのさまざまな前衛技法を用いて作曲するも独 自の世界を切り開き、どの派閥にも属さない個性を作り上げました。しかし晩年は苦悩し、1970年にピストル自殺した悲 劇 の 作 曲 家 と し て 知 ら れ ま す 。没 後、B.A.ツィンマーマンの音楽の評価が高まり、歌劇「兵士たち」をはじめ、現在は演奏・録音ともに増えつつある作曲家です。ここに収録されたピアノ作品は B.A.ツィンマーマンらしい繊細さに加えてドラマティックな展開をみせる音楽が特徴。鬼才作曲家の強いメッセージを受け取ることのできる内容です。 (Ki)

TYXart
TXA-19133(1CD)
バッハ:作品集
イギリス組曲第6番ニ短調 BWV811
前奏曲とフーガ、アレグロ 変ホ長調 BWV998
パルティータ ト短調 BWV1004【チェンバロ版:レオンハルト編曲】
(原曲:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004)
ティルマン・スコヴロネック(Cemb/Two-manual harpsichord by Martin Skowroneck(1976-77)after Christian Zell(1728)、A=415 Hz)

録音:2018年10月/ブレーメン
名手ティルマン・スコヴロネックがバッハの作品を録音しました。スコヴロネックは1959年ブレーメン生まれ。デン・ハーグおよびアムステルダムにてボブ・ ヴァン・アスペレン、アンネケ・ウィッテンボッシュ、トン・コープマン、グスタフ・レオンハルトにそれぞれ師事したチェンバロの名手。当録音ではイギリス第6番、 前奏曲、フーガとアレグロに加えて、師レオンハルトが編曲した無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番(調性はト短調)を収録。師への思いを馳せたアルバ ムが完成しました。 (Ki)

PASCHENrecords
PR-170036(1CD)
フレンチ・ルーツ
リスト:詩的で宗教的な調べ S.173 より第7曲 葬送(ジャンヌ・ドゥメッシュー(1921-1968)によるオルガン編)
 バッハのカンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」とロ短調ミサ曲の「十字架につけられ」の通奏低音による変奏曲 S.180 (マルセル・ デュプレによるオルガン編)(世界初録音)
リスト:マイアベーアの歌劇『預言者』のコラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ S.624
デニー・Ph・ヴィルケ(Org)

録音:2016年11月&2017年1月、聖マリア大聖堂(ドイツ、ケヴェラー)
世界初録音となるマルセル・デュプレによるオルガン編「バッハのカンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」とロ短調ミサ曲の「十字架につけられ」の通奏低音による変奏曲」(1948年編)を中心に、リストの宗教的な作品を集めた1枚。「「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム(私たちへ、救いを願う人々へ)」による幻想曲とフーガ」はリストが初めて作曲したオルガン曲で、マイアベーア作のコラールを自在に展開した大作です。アルバムタイトルの「フレンチ・ルーツ」は各作品の編曲者、あるいは主題が持つフランスとの結び付きを意味しています。本アルバムの録音に使用されたのは、20世紀初頭のドイツとフランス両国のオルガン建造の伝統を汲む、ドイツ・ケヴェラーにある聖マリア大聖堂のザイフェルト・オルガン。多数のストップを持つロマンティック・オルガンで、これらのレパートリーにふさわしい壮大な響きを聞かせています。(オルガンの仕様はブックレットに記載されています。)
PASCHENrecords
PR-160032(1CD)
バッハ:6つのトリオ・ソナタ BWV 525-530 ジモン・ライヒェルト(Org)

録音:2015年8月、ヴァルタースハウゼン市教会(ドイツ)
バッハが高く評価していたというオルガン製作者、トビアス・ハインリヒ・ゴットフリート・トロスト(c.1681-1759)の建造したオルガンを用いて、バッハのトリオ・ソナタ全曲を演奏した意欲的な1枚です。奏者のジモン・ライヒェルトによれば、ドイツのヴァルタースハウゼン市教会にあるこの有名なオルガンは、バッハの音楽の解釈に間違いなく役立つ楽器である一方で、足鍵盤の音域が広くトリオ・ソナタの演奏には向いていないとのこと。それでも彼はこの楽器を選んで演奏上の困難を見事にクリアし、バッハの意図した音に可能な限り近づくことに成功しました。目の前で演奏が繰り広げられているかのような素晴らしい録音です。(オルガンの仕様、各曲のレジストレーションについてはブックレットに記載されています。)
PASCHENrecords
PR-170040(1CD)
シューマン:クライスレリアーナ
森の情景 Op.82
主題と変奏 変ホ長調 WoO.24
トーマス・ヴィピオール(P)

録音:2017年8月、デトモルト音楽大学 (ドイツ)
1985年生まれ、デトモルト音楽大学でピアノを学び、ミニマルテクノなどクラシック以外の分野でも活躍を見せる若きピアニスト、トーマス・ヴィピオールのシューマン作品集。「クライスレリアーナ」「森の情景」という2つの名作に、シューマンの書いた最後の作品「主題と変奏」を組み合わせ、その幅広い音楽性を充分に披露しています。ピアノはベーゼンドルファー・インペリアルを使用。

Delphian
DCD-34233(1CD)
バッハ〜リュートもしくはチェンバロで
リュート組曲 ホ短調 BWV.996
パルティータ ハ短調 BWV.997
前奏曲,フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV.998
ショーン・シベ(G)

録音:2019年5月20日−21日&12月17日−18日、クライトン・カレッジ教会(ミドロシアン)
ロイヤル・フィルハーモニック協会音楽賞2017で「ヤング・アーティスト賞」の受賞し注目を浴びたスコットランドの若き天才ギタリスト、ショーン・シベ。スコットランドのDelphianからリリースされたファースト・アルバム「夢と幻想」(PDCD 34193)とセカンド・アルバム「ソフトラウド」(PDCD 34213)が2作連続でイギリスのBBCミュージック・マガジン・アウォードにノミネートし、更にアコースティック・ギターとエレクトリック・ギターの作品を組み合わせるという極めて意欲的な企画盤となった「ソフトラウド」は、イギリスのグラモフォン賞に新設された「コンセプト・アルバム賞」に選ばれ、その名を世界に轟かせました。
期待のサード・アルバムは、現在彼が中心的に取り組んでいるというバッハの作品集。元々はどんな楽器のために書かれたのか不明瞭ながらも、現代のギタリストたちの定番レパートリーとなっている3つの作品、「リュート組曲 ホ短調(第1番)」、「パルティータ ハ短調(リュート組曲第2番)」、「前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調」を、淡く心地よいギターの音色でお届けします。
アルバムのサブタイトル「リュートもしくはチェンバロで(pour la luth o cembal)」は、BWV.998の手稿譜に書かれていた言葉より。

■ショーン・シベ
1992年、イギリス人〔父親〕と日本人〔母親〕の間にエディンバラで生まれたショーン・シベは、スコットランド王立音楽院で学ぶとともに、イタリアでパオロ・ペゴラーロに師事し、この人物に大いに触発されています。2012年、彼はBBCラジオ3の新世代アーティスト・スキームに選出された最初のギター奏者となるとともに、ボルレッティ=ブイトーニ・トラスト・フェロウシップを受賞した唯一のギター独奏者にもなっています。2015年には、ヤング・クラシカル・アーティスト・トラスト(ロンドン)の受賞アーティストにも選出されています。

Stradivarius
STR-37133(1CD)
マリピエロ(1882-1973):ピアノ作品全集Vol.1
黒と白(1964)
ファリャの「恋は魔術師」のパントマイムの主題による変奏曲(1959)
ホルトゥスの結論(1946)
グイド・M・ガッティへ(1942)
前奏曲とフーガ(1940)
グレゴリオのリズムと歌による前奏曲(1937)
墓碑銘(1931)
フィロメラとインファトゥアトの2 つの断片(1925)
印象(c.1907-10)
月に寄せる小詩集(1909-10)
アルド・オルヴィエート(P)

録音:2019 年5 月
カゼッラと共にイタリア現代音楽の礎を築いた作曲家マリピエロの創作の軌跡をたど るピアノ作品シリーズ第1 弾。マリピエロはモンテヴェルディ、ヴィヴァルディなどイタリア 古楽の研究と楽譜の校訂にも貢献した。作曲家としてはかなりの多作で歌劇、交響曲、 協奏曲とあらゆる分野に作品を残した。作風は印象主義から新古典主義、無調までか なり多様でピアノ作品を聴くことはその創作の変遷を知るのにうってつけです。イタリ ア現代音楽の父とはいえ、作品はイタリアらしいのびやかな旋律と鮮やかな和声は清 冽なリリシズムにあふれています。
Stradivarius
STR-37132(1CD)
イタリアの女性作曲家によるオルガン作品集
エミリア・グビトージ(1887-1972):序奏とカプリチオ・フガート
タマラ・モルモーネ(1911-2010):子守歌、幻想曲とフーガ
マティルデ・カピュイ(1913-2017):前奏曲、アレグロと幻想曲
テレサ・プロカッチーニ(b.1934):インプロヴィゼーションとトッカータ
ビアンカマリア・フルジェリ(b.1935):クラウディアのための3 つの音楽的絵画
シルヴァーナ・ディ・ロッティ(b.1942):「表面」
ソニア・ボー(b.1960):パシャ・ロザルム
 追憶に
フランチェスカ・アヨッサ(Org)

録音:2019年6月
イタリアの女性作曲家のオルガン作品を集めた一枚。19世紀末から20世紀初頭に生を受け た作曲家から1960年代生まれの作曲家まで世代は様々。いずれもオルガンの様々な音色、特 性を生かしロマンティックで壮麗な作品が揃っています。オルガニストのフランチェスカ・アジョスカ は若輩20才の精鋭。イタリア国内で既に数々の賞を獲得し活躍している期待の新星。
Stradivarius
STR-33568(1CD)
ポンセ:ギター作品集
「スペインのフォリア」による変奏曲とフーガ(1929)
南国のソナチネ(1932)
ギター・ソナタ第3 番(1927)
4つの小品(1932)
オスカル・ギリア(G)

[C][P]2000 年
オスカル・ギリア(Oscar Ghiglia,b.1938)はイタリアのギタリスト。画家の父とピアニストの母のもと にうまれます。サンタ・チェチーリア音楽院で学び、その後キジアーナ音楽院でアンドレス・セゴビア に師事した。指導者としても有名で福田進一がキジアーナ音楽院で師事しています。 ポンセはメキシコの作曲家でセゴビアとも親交がありギター作品を数多く残しています。

CD ACCORD
ACD-267(1CD)
NX-B05
19世紀・20世紀のノルウェー・ピアノ曲集
トヴェイト(1908-1981):ハルダンゲルの50の旋律 Op.150 (1991)-第1番歓迎の歌
グリーグ:組曲「ホルベアの時代より」Op.40(1884)
 抒情組曲Op.57-第6番 郷愁(1893)
ジェルルフ(1815-1868):3つの小品Op.4(1853-1856)-第2番 アイディル(牧
歌)
25のノルウェー民俗舞踊(1861)より
第4番 ヒルダルス・ハリング
第6番 スプリングダンス
第7番 スプチングダンス
第2番 ヨルストリング
グリーグ:スレッター-ノルウェーの農民舞曲集Op.72(1902-03)より
第8番粉屋の若者による婚礼の行進曲
第15番スクルダールの花嫁
バッケル=グロンダール(1847-1907):幻想小品集Op.39(1896)より第9番 ウィザード
ヨハンセン(1888-1974):「ピクチャーズ・フロム・ヌールラン」組曲 第1番Op.5(1918)
グリーグ:抒情小品集Op.54(1891)-第4番 ノクターン
セーヴェル(18987-1992):組曲「ペール・ギュント」第1番Op.28(1947)-第1番 デヴィルズ・ファイヴ・ホップ
アレクサンドラ・ソボン=ヴァカレツィ(P)

録音:2018年2月13-15日
ポーランド出身のピアニスト、ソボン=ヴァカレツィによるノルウェーの作曲家によるピアノ作品集。ノルウェー音楽アカデ ミーやワルシャワのショパン音楽院で学び、夫とのヴァカレツィ・デュオで、2015年ローマ国際ピアノ・コンクールで優勝した 彼女が、初めてノルウェーを訪れた際に感じた「独特な光」の存在が、このアルバムの選曲の決め手になっています。 「私が初めてノルウェーに到着した時に惹かれたのは、極上の建築物やミニマリスティックなデザインや生の樹木の香りで はなく、“光”でした。オーロラ(北極光)は、世の中を鮮明に映し出し色彩も際立たせます。また、スカンジナビアの人々 が、長くて暗い夜に家の中をキャンドルなどで芸術的にライティングする技術に感銘を受けました。その光は家の中や窓 辺ばかりでなく、歩道や道路にもミステリアスなある種の心地よさを演出していました。オスロに行くまではグリーグしか知 らなかった私ですが、このアルバムではノルウェーの様々な作曲家の作品を、光を思わせる音にこだわって選びました。北 の国から発せられる隠れた光を、音楽の中からみつけて頂けますように。」―アレクサンドラ・ソボン=ヴァカレツィ

Solo Musica
SM-37(1CD)
NX-B03
ペトロヴィチ=ヴラチャンスカ(1965-):Bridges of Love
1.Surviving Bridges of Love 今も残る愛の橋
2.Island of Temptations 誘惑の島
3.Crystal Dreams クリスタルな夢
4.Mystery Dreams 謎の夢
5.Twinkling Dreams きらきら光る夢
6.River of Dreams 夢の川
Hidden Letters 秘密の文字
7.R like Remember リメンバーのR
8.O like Only オンリーのO
9.M like Me ミーのM
10.E like Eternally エターナリーのE
11.O like Obsession オブセッションのO
プラメナ・マンゴヴァ(P)

録音:2019年11月26-28日
ブルガリア出身、ルクセンブルクを拠点に活躍する女性作曲家、ペトロヴィチ=ヴラチャンスカのピアノ作品集。彼女はイ ンタビューで「ルクセンブルクのクラシック音楽は20世紀に始まったばかりでまだ歴史が浅いが、多様性を取り入れた文化 背景が強みです」と語っており、オペラや管弦楽作品、室内楽、声楽にピアノ曲など、600以上の作品を生み出してい ます。また、2007年のルクセンブルク文化年には、エレキ・ギターと器楽アンサンブルの作品を委嘱され、文化賞を受賞 しています。 少しミステリアスな雰囲気の標題がついた曲が並ぶこのアルバムでは、アヴァンギャルドでありながら、美しいメロディがちり ばめられ、エスプリに富んだ彼女の作風を楽しめます。演奏は、ペトロヴィチ=ヴラチャンスカの同胞で気の合う音楽仲 間であるピアニストのマンゴヴァが担当。マンゴヴァは2007年にエリザベート国際音楽コンクールで2位を獲得した実力 派で、シュターツカペレ・ベルリンやBBCフィルのほか、ロッテルダムやフランス放送フィルハーモニー管、ルクセンブルクや東 京でも演奏を行っています。

EOS
EOS-23420015(1CD)
NX-B03
フランシスコ・タレガ:作品集
1.ムーア人の踊り
2.二人の幼い姉妹(2つのワルツ)
3.アルハンブラの想い出
4.アラビア風奇想曲(セレナータ)
5.メヌエット形式の練習曲
6.朝(カプリッチョ)
7.マズルカ(ト長調)
8.タンゴ・マリア
9.ゆりかご
10.イサベル(ワルツ)
11.マリエッタ(マズルカ)
12.マリア(ガヴォット)
13.アデリータ(マズルカ)
14.ラグリマ(前奏曲)
15.メヌエット
16.パヴァーナ
17.夢(マズルカ)
18.エンデチャ(前奏曲)
19.ロシータ(ポルカ)
20.前奏曲第1番
21.ワルツ(ニ長調)
22.前奏曲第2番
23.グラン・ワルツ
24.オレムス(前奏曲)
ミヒャエル・ヴィンクラー(G)

録音:2019年
スイスで生まれたドイツ人ギタリスト、ヴィンクラーが「近代ギター奏法の創始者」タレガの名作を演奏したアルバム。若い 頃に初めてタレガを聴いた時、瞬時にそのメロディ、ハーモニー、そしてエレガントなワルツの虜になったというヴィンクラー。 それ以来、作品を“自分のもの”にするために何度も演奏してきたものの、ポリフォニー音楽と出会ってから、しばらくタレガ を忘れていたという彼ですが、2019年に再度タレガの解釈を試みた結果、以前よりもスレンダーで、シャープでタイトな リズムかつ、大きなフレージングで作品を捉えることができるようになったと語ります。 このCDを録音するにあたり、彼は自然なアコースティックを希望。その願い通りの美しい響きを感じさせる録音に仕上 がっています。ヴィンクラーは1970年代に複数のロックバンドで演奏しながら、チューリッヒやベルンの音楽院で学び、 1985年よりEOSギター四重奏団のメンバーとして活動、このアルバムはソリストとしての4作目となります。

Eudora
EUDSACD-2001(1CD)
バタフライ・エフェクト
シューマン:蝶々 Op.2
ルエダ:ソナタ第5番「バタフライ・エフェクト」(世界初録音)
メンデルスゾーン:無言歌集第2集 Op.30
デル・プエルト:題名のない6つのカプリッチョ(世界初録音)
シューベルト:アダージョ ト長調 D.178
マグラネ:ピアノのための2つの舞曲(世界初録音)
ノエリア・ロディレス(P)

録音:2019年8月19日−21日、モーツァルト・ホール、サラゴサ・オーディトリアム(スペイン)
スペインのアルバセーテ国際ピアノ・コンクールで第1位と3つの特別賞を受賞し、同国内でセンセーションを巻き起こした女流ピアニスト、ノエリア・ロディレスのソロ・アルバムは、シューマン、メンデルスゾーン、シューベルトの名作と、世界初録音となる現代スペインの作曲家たちあ書き上げた委嘱作品を組み合わせた意欲作。
3人のスペイン人作曲家たち、スス・ルエダ(1961−)、ダビド・デル・プエルト(1964−)、そしてジョアン・マグラネ(1988−)の作品はドイツ・ロマン派の作品からインスピレーションを経て書かれたものであり、シューマンの「蝶々」をはじめとする3作品とのコントラストが楽しみなところ。
ユードラ・レコーズの優秀録音にもご期待下さい。
Etcetra
KTC-1681(1CD)
ヴィルヘルム・ベルガー:ピアノ独奏作品集 Vol.2
ピアノのための序奏とフーガ ト短調 Op.42
ピアノのための4つのフーガ Op.89
アクアレル Op.23より〔トロイメライ(夢) ト長調 Op.23-6、
2つの声部 変ロ長調 Op.23-10、
コボルドの踊り ロ短調 Op.23-5、
ロマンス 変ロ長調 Op.23-3〕
猿渡光子(P)

※全曲世界初録音
スヴェーリンク音楽院で名匠ヴィレム・ブロンズに師事し、現在はオランダをベースに、ソロ、室内楽(ウリエル・アンサブルのメンバー、他)のピアニストとして活動する猿渡光子。レコード芸術で「特選盤」に選ばれた「詩人 シューマン(PKTC-1539)」に続き、忘れ去られたドイツ後期ロマン派のコンポーザー=ピアニスト、ヴィルヘルム・ベルガー(1861−1911)のピアノ作品集(KTC-1599)という意欲的な録音を発表し、その知られざる魅力と高いレベルの演奏技術が評価され、こちらもレコード芸術「特選盤」を獲得。そんなベルガー録音の成功を受け、なんと続編となるベルガーのピアノ作品集第2巻が実現しました。
ヴィルヘルム・ベルガーはマイニンゲン宮廷楽団の常任指揮者を務め、管弦楽曲、ピアノ曲、そして声楽曲など100曲以上の作品を生み出し、それらがほとんどすべて出版されました。また、ベルガーのピアノ作品は高い技術が要求されることから、ベルガー自身が素晴らしいピアノ・テクニックの持ち主であったことを証明しています。
このピアノ作品集第2巻ではフーガで書かれた作品を中心に取り上げ、バッハからメンデルスゾーン、シューマン、ブラームスへと歩み続け、ベルガー、そしてマックス・レーガーへと受け継がれていった対位法の偉大な伝統を猿渡光子が見出します。

Signum Classics
SIGCD-600(1CD)
ヤナーチェク:ピアノ作品集
草かげの小径にて 第1集&第2集
ピアノ・ソナタ 「1905年10月1日 街頭にて」
霧の中で
トーマス・アデス(P)

録音:2018年12月13日−15日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
ブリテンの再来とも称されるイギリスの人気作曲家、指揮者、ピアニスト、トーマス・アデス(1971−)。日本では武満徹作曲賞2020の審査員にも選ばれ、多くの作品が名だたるアーティストたちによって演奏・録音されるなど、近年は特に作曲家としての活躍が華々しいアデスの"ピアニスト"としての才能に改めて光を当てるレコーディング。
アデスはかつてEMIからリリースした自身のピアノ・ソロ・アルバムにもヤナーチェクを入れ、イアン・ボストリッジらと共演したヤナーチェク・アルバムでもヤナーチェクのピアノ作品を録音、また2018年にはヤナーチェクの故郷ブルノでヤナーチェクの作品でリサイタルを行い「レオシュ・ヤナーチェク賞」を受賞するなど、特別な作曲家として取り上げ続けてきたヤナーチェクの音楽で、ピアニストとしての真価を発揮します。

Diapason
DIAPCF-018(11CD)
ブラームス:ピアノ作品&ピアノ協奏曲集 〜 仏ディアパゾン誌のジャーナリストの選曲による名録音集


【CD1】
(1)ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 Op.1
(2)ピアノ・ソナタ第2番嬰ヘ短調 Op.2
(3)ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.5

【CD2】
(1)スケルツォ変ホ短調 Op.4
(2)ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.5
(3)シューマンの主題による16の変奏曲嬰ヘ短調 Op.9
(4)4つのバラード Op.10

【CD3】
(1)ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
(2)シューマンの主題による変奏曲変ホ長調 Op.23
(3)創作主題による変奏曲ニ長調 Op.21-1

【CD4】
(1)ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
(2)ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ変ロ長調 Op.24
(3)ハンガリー歌曲による変奏曲ニ長調 Op.21-2
(4)グルックのガヴォット イ長調

【CD5】
(1)ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ変ロ長調 Op.24
(2)「2台のピアノのためのソナタ ヘ短調 Op.34b
(3)サラバンド イ短調 WoO.5-1
ジーグ第1番イ短調 WoO.4-1
サラバンド ロ短調 WoO.5-2
ジーグ第2番ト短調 WoO.4-2
カノン ヘ短調 Anh.III
(4)2つのガヴォット WoO.3

【CD6】
(1)パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
(2)パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
(3)ワルツ集 Op.39
(4)ワルツ集 Op.39より 第6番、第15番、第2番、第1番、第14番、第10番、第5番、第6番
(5)ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b

【CD7】
(1)ピアノ小品集 Op.76
(2)ピアノ小品集 Op.76より 第1番〜第3番
(3)ピアノ小品集 Op.76より 第4番〜第5番
(4)ピアノ小品集 Op.76より 第7番〜第8番
(5)ピアノ小品集 Op.76より 第2番
(6)ラプソディ第1番ロ短調 Op.79-1
(7)ラプソディ第2番ト短調 Op.79-2
(8)ハンガリー舞曲集第1番〜第10番

【CD8】
(1)ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
(2)ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83より Andante
(3)ハンガリー舞曲集第11番〜第21番

【CD9】
(1)ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
(2)ショパンによる練習曲
ウェーバーによるロンド
バッハによるプレスト
(3)シューベルトの即興曲による左手のための練習曲
(4)バッハによるシャコンヌ

【CD10】
(1)幻想曲集 Op.116
(2)幻想曲集 Op.116より 第1番
(3)幻想曲集 Op.116より 第2番
(4)幻想曲集 Op.116より 第3番〜第5番
(5)幻想曲集 Op.116より 第6番
(6)幻想曲集 Op.116より 第7番
(7)3つの間奏曲 Op.117
(8)3つの間奏曲 Op.117より 第1番
(9)3つの間奏曲 Op.117より 第2番
(10)3つの間奏曲 Op.117より 第3番
(11)ハンガリー舞曲集より 第4番ヘ短調
(12)ハンガリー舞曲集より 第6番変ニ長調、第7番ヘ長調

【CD11】
(1)6つの小品 Op.118
(2)6つの小品 Op.118より 第2番
(3)6つの小品 Op.118より 第1番、第3番、第6番
(4)6つの小品 Op.118より 第6番
(5)4つの小品 Op.119
(6)4つの小品 Op.119より 第1番
(7)4つの小品 Op.119より 第2番
(8)4つの小品 Op.119より 第3番
【CD1】
(1)ジェルジ・シェベック(P)
録音:1959年
(2)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1959年
(3)エドウィン・フィッシャー(P)
録音:1947年
【CD2】
(1)ヴィルヘルム・バックハウス(P)
録音:1936年
(2)ゲザ・アンダ(P)
録音:1957年
(3)リリー・クラウス(P)
録音:1957年
(4)エミール・ギレリス(P)
録音:1978年
【CD3】
(1)クラウディオ・アラウ(P)、バイエルンRSO、ラファエル・クーベリック(指)
録音:1964年
(2)デュオ・エグリ&ペルティス
録音:2002年
(3)エドウィン・フィッシャー(P)
録音:1949年
【CD4】
(1)ルドルフ・ゼルキン(P)、クリーヴランドO、ジョージ・セル(指)
録音:1952年
(2)ルドルフ・ゼルキン(P)
録音:1957年
(3)ジュリアス・カッチェン(P)
録音:1962年
(4)ミッシャ・レヴィツキ(P)
録音:1927年
【CD5】
(1)ソロモン(P)
録音:1952年
(2)デュオ・ダコール
録音:2015年
(3)バリー・ダグラス(P)
録音:2014年
(4)2つのガヴォット WoO.3
マーティン・ジョーンズ(P)
録音:1995年
【CD6】
(1)ゲザ・アンダ(P)
録音:1953年
(2)エゴン・ペトリ(P)
録音:1953年
(3)ヴィルヘルム・バックハウス(P)
録音:1936年
(4)ディヌ・リパッティ(P)、ナディア・ブーランジェ(P)
録音:1937年
(5)エミール・ギレリス&ヤコフ・ザーク(P)
録音:1946年
【CD7】
(1)ジュリアス・カッチェン(P)
録音:1962年
(2)ルドルフ・フィルクスニー(P)
録音:1959年
(3)クララ・ハスキル(P)
録音:1958年
(4)ヴィルヘルム・バックハウス(P)
録音:1932年
(5)アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
録音:1929年
(6)アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
録音:1941年
(7)アルトゥル・シュナーベル(P)
録音:1947年
(8)アルフレード・ブレンデル&ヴァルター・クリーン(P)
録音:1961年
【CD8】
クラウディオ・アラウ(P)、ハンブルク北ドイツRSO、ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
録音:1963年
(2)アルトゥール・ルービンシュタイン(P)、ロンドンSO、アルバート・コーツ(指)
録音:1929年
(3)アルフレード・ブレンデル&ヴァルター・クリーン(P)
録音:1961年
【CD9】
(1)ヴィルヘルム・バックハウス(P)、シュターツカペレ・ドレスデン、カール・ベーム(指)
録音:1939年
(2)バリー・ダグラス(P)
録音:2014年
(3)マーティン・ジョーンズ(P)
録音:1995年
(4)バッハによるシャコンヌ
エドナ・スターン(P)
録音:2005年
【CD10】
(1)エミール・ギレリス(P)
録音:1973年
(2)ヴィルヘルム・バックハウス(P)
録音:1936年
(3)ミェチスワフ・ホルショフスキ(P)
録音:1958年
(4)ウィルヘルム・ケンプ(P)
録音:1953年
(5)ウィリアム・カペル(P)
録音:1945年
(6)アイリーン・ジョイス(P)
録音:1934年
(7)ジュリアス・カッチェン(P)
録音:1962年
(8カール・フリードベルク(P)
録音:1953年
(9)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1951年
(10)ヴィルヘルム・ケンプ(P)
録音:1950年
(11)アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
録音:1947年
(12)ヴィルヘルム・バックハウス(P)
録音:1933年
【CD11】
(1)ヴィルヘルム・ケンプ(P)
録音:1950年
(2)ヴァルター・ギーゼキング(P)
録音:1951年
(3)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1971年
(4)グレン・グールド(P)
録音:1961年
(5)ルドルフ・フィルクスニー(P)
録音:1959年
(6)ヴィルヘルム・バックハウス(P)
録音:1936年
(7)アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
録音:1953年
(8)ヴィルヘルム・バックハウス(P)
録音:1956年
(9)アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
録音:1953年
今回のシリーズ第18弾「ブラームス」に収録する演奏の選曲を担当したのは、ディアパゾン誌でディスク・レビューの責任者を務めているガエタン・ノーロー。
「CD1」の3つのピアノ・ソナタでは、シェベック、リヒテル、エドウィン・フィッシャーの演奏を選び、「CD2」にはアンダの第3番を加えるなど、こだわりの選定は今回も健在。
「ピアノ協奏曲第1番」はアラウの1964年録音とルドルフ・ゼルキンの1952年の2種類を、また「ピアノ協奏曲第2番」は、アラウの1963年録音とバックハウスの1939年録音の2種類ずつを収録しており、往年の名演奏の聴き比べを楽しめるのもこの充実のブラームス・ボックスのポイントです。
リマスタリングは、ディアパゾン・レーベルでお馴染みのフランスのマスタリング・スタジオ、Les Studio de Circe社のイザベル・デイヴィが引き続き担当しており、音質面の向上にも要注目です!

Paraty
PARATY-159183(1CD)
CAGE MEETS SATIE〜2台ピアノのための作品集
ジョン・ケージ:2台のプリペアード・ピアノのための3つのダンス
2台ピアノのための「経験 第1番」
サティ:「ソクラテス」(ケージによる2台ピアノ編曲版)
アンヌ・ド・フォルネル、ジェイ・ゴットリープ(P)

録音:2019年3月
打楽器アンサンブルのような、時にガムラン音楽にも聴こえる、呪術的な魅力をもつケージの2台のプリペアード・ピアノのための「3つのダンス」。終曲での 高揚感は見事です。そして静謐な世界が展開する「経験 第1番」。そしてサティの声とオーケストラ(またはピアノ)のための作品「ソクラテス」をケージが2台 ピアノのために編曲したものを収録。すべてマース・カニンガムが振付をした作品ということでも共通している興味深いプログラムです。演奏者のアンヌ・ド・ フォルネルはフランスとアメリカの両国籍を持つピアニスト・音楽学者。リヨン音楽院でフロラン・ボファールに師事していました。ジェイ・ゴットリープはアメ リカ出身で、ジュリアード音楽院、さらにハーバード大学で学んだ知性派ピアニスト。パリでナディア・ブーランジェの下で長らく研鑽を積んでいます。完璧に 息の合った、トランス状態になりそうな恍惚感すらおぼえるような演奏となっております。 (Ki)
Paraty
PARATY-239171(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) メイタヌ・セバスティアン(Vc)
メイタヌ・セバスティアンはフランス出身、パリのチェロ・アンサンブル「Nomos(ノモス)」でも演奏してきたチェロ奏者。ゲイリー・ホフマンらに師事し、また マウリシオ・カーゲルら作曲家にも影響を受けています。現在はソリスト、室内楽奏者としてイギリス、オランダ、イタリア、スイスなどで活躍しています。これま でにもバッハや現代音楽のリリースを重ねておりますが、このたび満を持してバッハの無伴奏チェロ組曲のリリースとなります。ガルネリを複製した楽器を使 用しており、深みのある音色が魅力です。

Audite
AU-20047(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
ジミン・オウ=ハヴェニート(P;ベーゼンドルファー)

録音:2019年5月30日-6月1日/イエス・キリスト教会(ベルリン・ダーレム)
韓国が誇る名ピアニスト、ジミン・オウ=ハヴェニート。前作シューベルト、リスト(AU 20043)に続く期待のアルバムは2020年ベートーヴェン生誕250 周年を記念してベートーヴェンノソナタに挑戦。第23番「熱情」、第30番、第32番を収録しました。オウ=ハヴェニートは国立ソウル大学校卒業後、ケルン音 楽舞踊大学にて研鑽を積み現在ドイツを拠点に活躍しております。録音としてはのちの夫となるレイムンド・ハヴェニートとともに1990年代に録音したウ ルリヒ・レインデッカーのピアノ作品集などをリリースしております。円熟を増したオウ=ハヴェニートの演奏は深みがあり、ベーゼンドルファーを用いてベー トーヴェンの傑作を演奏しております。 (Ki)

Hanssler
HC-20018(2CD)
ロシア皇帝のギターウラジーミル・モルコフ(1801-1864)作品集
ベッリーニの「海賊」の主題による変奏曲
グリンカの「皇帝に捧げし命」による幻想曲
ロッシーニ:「セビリヤの理髪師」〜カヴァティーナ(編)
ロッシーニ:「オテロ」〜アンダンテ(編)
ベッリーニの「カプレーティとモンテッキ」の主題による変奏曲
ワルラモフ:ロマンス「天使」(編)
アントン・ルビンシテイン:ピアノ三重奏曲ヘ長調Op.15〜アンダンテ(編)
グリンカ:ロマンス「なぜ泣く、乙女よ」〜「ルスランとリュドミラ」よりリュドミラのアリア(編)
「ヴェネツィアの謝肉祭」による変奏曲Disc 2
ダルゴムイシスキー:ロマンス「16歳」(編)
エリザヴェータ・コチュベイ皇女:ロマンス「彼女に言って」(編)
アンリ・ベルティーニ:練習曲ハ長調(編)
同:練習曲ホ短調(編)
カルカッシ:練習曲ハ短調(編)
ディヴェルティスマン1
ユングマン:行進曲「祖国への郷愁」(編)
ブリンリー・リチャーズ:マリー(編)
ディヴェルティスマン3
ディヴェルティスマン2
ソル:練習曲ハ長調(編)
メルツ:夜想曲「アガーテ」(編)
ハイドン:主題と変奏曲(編)
サパテアード
アンダルシアのホタ
チロリアン
ペルゴレージ:スターバト・マーテルより(全5曲)(編)
2つのギターのための前奏曲集(全10曲)
オレグ・チモフェーエフ(7弦ギター)、
ジョン・シュナイダーマン(7弦ギター(クォーツギター)
ロシアにはラテン諸国とは異なるギター文化があり、ロシア民謡やジプシー・ロマンスの伴奏などで盛んに用いられますが、もともとは7弦の似て非なる楽 器で、ロシア革命とともに通常の6弦のものにとって代られました。しかし帝政時代には7弦ギターの名手が活躍し、ロシアならではの効果的な作品が多数作 られた歴史があります。
ウラジーミル・モルコフ(1801-1864)は今日ほぼ忘れ去られていますが、生前はギターの名手、作曲家としてのほか評論家、教育者としても重要な存在で した。7弦ギターの名手アンドレイ・シフラの一番弟子で、グリンカやダルゴムイシスキーとも親しく、オリジナル作品のほか多数の編曲も行ないました。中に はカルカッシやソルの6弦ギター作品を7弦用にしたり、当時のロシアでは誰よりも早く西欧バロック作品であるペルゴレージの「スターバト・マーテル」を2 本のギター用に編曲しています。
モルコフの業績で注目すべきは7弦ギターと小型でピッチの高いクォーツギターを二重奏させていることで、その凄まじい効果はもっと知られるべきと申 せましょう。
モスクワ出身で現在はアメリカを本拠に活躍するオレグ・チモフェーエフ。アメリカ人ジョン・シュナイダーマンと「皇帝のギター」と称するデュオ活動によ り、知られざるロシアのギター作品を復活させています。ロシア人ならではの歌い回しも絶妙です。 (Ki)
Hanssler
HC-20004(1CD)
「KHARACTER」
ヨナス・ハリル(1983-):組曲「レオ・ブローウェルへのオマージュ」(2018)
デュフリ(1715-1789):フォルクレ婦人〜クープランのクラヴサン曲集第3巻より(ハリル編)
デュフリ:ラ・ヴィクトワール〜クープランのクラヴサン曲集第2巻より(ハリル編)
サモーイング(2017)
ハリル:バッハ風幻想曲(2016)
ヘンツェ(1926-2012):セレナーデ(1949)(原曲:無伴奏チェロのための)
グルック:アンセム〜「トーリードのイフィジェニー」より
ヨナス・ハリル(G/Jakob Lebisch)

録音:2019年8月27-30日/ベレテージ、シュトゥットガルト
1983年生まれのギタリスト、ヨナス・ハリルのセカンド・アルバム登場。彼は作曲も学び、ギター・トリオやチェロとのデュオを組んで活動するなど、ギター 独奏のみならず幅広く活躍しています。
当アルバムではデュフリ、ヘンツェ、グルックのギター編曲作品に加え、ハリルの自作を収録。組曲「レオ・ブローウェルへのオマージュ」はハリルが尊敬する キューバーのギタリスト、作曲家のレオ・ブローウェル(1939-)の80歳の誕生日をお祝いするために作曲した作品。また、「バッハ風幻想曲」は『クリスマス・ オラトリオ』の「どのようにあなたをお迎えしましょうか?」の旋律をモチーフにハリルの抜群のセンスで書き上げた注目作。「DEBUT」(HC 16044)に続く多 才なハリルの個性を発揮した興味深いアルバムが完成しました。 (Ki)


Spectrum Sound
CDSMBA-052(1CD)
リリー・クラウス&アンドール・フォルデシュ

(1)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
(2)シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番イ短調 Op.143 D.784
(3)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
(1)(2)リリー・クラウス(P)
録音:1959年4月27日パリ(放送用スタジオ・セッション)(モノラル)
音源:Private open reel-to-reel audio tapes

(3)アンドール・フォルデシュ(P)、
ディーン・ディクソン(指)フランス国立O
ライヴ録音:1959年12月22日シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
音源:INA Archives
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源とスペクトラム・サウンド・レー ベルが保有するオープンリール・テープからの復刻で全て初CD化となります!
当アルバムにはリリー・クラウスが1959年にパリで収録した放送用セッションからモーツァルトのピアノ・ソナタ第12番とシューベルトのピアノ・ソナ タ第14番(以上モノラル)、そしてアンドール・フォルデシュが1959年、シャンゼリゼ劇場におけるライヴからベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番(ス テレオ)が収録されております。
モーツァルトの名手として知られたリリー・クラウス。ここで聴く12番のソナタも絶品の一言に尽きます。シューベルトも比類のない美しさで演奏され ております。
ハンガリーのアンドール・フォルデシュはバルトークからも薫陶を得たピアニスト。1933年のフランツ・リスト国際ピアノ・コンクールでリスト賞を獲 得するなど、卓越した演奏家として知られます。ここで聴くベートーヴェンでもライヴならではの高揚感とともに雄弁な語り口で魅了します。日本語帯・解 説はつきません。 (Ki)
※早期に廃盤となるレーベルです。ご注意下さい!

フォンテック
FOCD-20124(1CD)
税込定価
2020年4月9日発売
高口かれん〜 FEEL THE SUNLIGHT
ルードヴィッヒ・アルベルト:フィール・ザ・サンライト
アンナ・イグナトヴィチ:トッカータ〜マリンバのための
トマーシュ・ゴリンスキ―:シェード〜アルトサクソフォンとマリンバのための
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV1001
安倍圭子:プリズム・ラプソディー マリンバと管弦楽のための
高口かれん(マリンバ)
植川 縁(アルト(Sax)
堀家徳子(P)

収録:2018 年6 月8 日、2019 年5 月11 日、12 日 TAGO STUDIO TAKASAKI
名門ベルギー王立アントワープ音楽院を首席で卒業し、国際的な活躍を続けるマリンバ奏者 高口かれん。 待望の初ソロ・アルバムの登場です。 持前の技術に裏付けられた安定感に加え、各曲の個性をつぶさに描き出す演奏は唯一無二。 収録曲もマリンバのオリジナル曲を中心に、バッハの名曲を加えるなど、この楽器のもつ多彩な魅力に 気づかせてくれます。アルバムタイトルにもなった色彩感あふれるフィール・ザ・サンライトから始ま り、高口のために書き下ろされたイグナトヴィチのトッカータ、そして安倍圭子作の名曲、プリズム・ ラプソディーが続き、高口の魅力を多方面から感じられる一枚になっています。(フォンテック)

ODRADEK RECORDS
ODRCD-387(1CD)
ベートーヴェン&コリリアーノ作品集
ベートーヴェン:創作主題による 32 の変奏曲 ハ短調 WoO80
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7 番ニ長調 Op.10-3
コリリアーノ:オスティナートによる幻想曲
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14 番「月光」
ベートーヴェン:希望に寄せて Op.32
ヴェラ・コーパー(P)

録音:2019 年9 月2-5 日
※日本語オビ・解説付き
オランダのピアニスト、ヴェラ・コーパー(VERA KOOPER)のおそらく初の独奏CD。ベートー ヴェンを中心に、中央にジョン・コリリアーノの曲を入れるという面白い配曲になっています。ヴェ ラ・コーパーはおそらく30 代初め。6 歳からピアノを学び、ハーグ音楽院で学ぶ。2013 年にデ ルタ・ピアノ三重奏団を結成、国際的に活動し、録音も行っている(ODRADEK からはショスタ コーヴィチなどが出ている)。2020 年のベートーヴェン・イヤーではベートーヴェンを重視する 予定で、このCD もその一環。

CASCAVELLE
VEL-1565(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、パル
ティータ全集

ソナタ第1 番ト短調 BWV.1001
パルティータ第1 番ロ短調 BWV.1002
ソナタ第2 番イ短調 BWV.1003
パルティータ第2 番ニ短調 BWV.1004
ソナタ第3 番ハ長調 BWV.1005
パルティータ第3 番ホ長調 BWV.1006
ジャン=クロード・ブーヴレス(Vn)
ジャン=クロード・ブーヴレスによるバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、パルテ ィータの全集。ジャン=クロード・ブーヴレスはディジョン、パリと学んだ後、ブリュッ セル王立音楽院で研鑽を積む。その後はもっぱら室内楽やアンサンブルの道を 進み、1983年以降パリ室内Oに四半世紀以上在籍しています。引き飛ばしも 誤魔化しもしない極めて誠実な演奏が好ましい。

GENUIN
GEN-20680(1CD)
「インスピレーション」
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3 楽章
シューマン:3 つのロマンス Op.28
アルベニス:「イベリア」第2 巻(全3 曲)
スクリャービン:幻想曲 ロ短調 Op.28
犬飼新之介:5 つの即興曲
犬飼新之介(P)

録音:2019 年2 月2 日-3 月2日 フランクフルト・アム・マイン
犬飼新之介のリサイタル CD。犬飼新之介は楽器の町浜松市生まれのピアニスト。 桐朋学園大学を修了後、ドイツに渡りフランクフルト音楽演劇芸術大学でさらなる研 鑽を積む。技術的に非常に難しいペトルーシュカからの 3 楽章を易々と弾きこなしつ つ、刺激的な響きを避け上質な柔らかい美しさを大切にするあたりに、犬飼の美感が 良くうかがえます。自作の 5 つの即興曲は洒落たセンスが光る小品集。この作品目当て で買っても良いと思う。
GENUIN
GEN-20681(1CD)
サックスによるバッハ無伴奏作品集
バッハ:組曲第2番ニ短調 BWV1008(原曲 無伴奏チェロのための)
パルティータ イ短調 BWV1013(原曲 無伴奏フルートのための)
パルティータ ニ短調 BWV1004(原曲 無伴奏ヴァイオリンのための)
アルノ・ボルンカンプ(Sax)

録音:2019年6月24-27日 オランダ,オーステム
サクソフォンでバッハの無伴奏作品を演奏した CD。アルノ・ボルンカンプはオランダを 代表するベテランのクラシック・サクソフォン奏者。ボルンカンプの奏でるサクソフォン演奏はまるで明るくて柔らかい音色のバスーンのようで、とても心温まる。
GENUIN
GEN-20682(1CD)
バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
パルティータ第1 番変ロ長調 BWV825
パルティータ第5 番ト長調 BWV829
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
コンスタンツェ・アイクホルスト(P)

録音:2019 年7 月17-19 日 ブレーメン
リノス・アンサンブルのピアニスト、コンスタンツェ・アイックホルストによるバッハの名曲。コ ンスタンツェ・アイックホルストは1961年、ブレーメンの生まれ。11歳の時にハノーファー音楽 演劇大学に入学を許された天才少女。1981年、クララ・ハスキル国際ピアノコンクールで優 勝。さらに1988年にはゲザ・アンダ・コンクールでも優勝。しかし彼女は独奏ピアニストよりも 室内楽の道を進み、アンサンブルや伴奏ピアニストとして活躍しています。とはいえ彼女のピア ノ独奏は、典型的な派手さはないけれど極めて説得力のある音楽で、ここでのバッハもすこ ぶる充実したもの。ピアノ演奏のバッハがお好みの方なら逃せないCDだ。
GENUIN
GEN-20684(1CD)
アヴラモヴィッチ・デビュー
シューマン:ダフィト同盟舞曲集 Op.6
ショパン:バラード ヘ短調 Op.52
リスト:シューベルトの住みか S.560-3
 ハンガリー狂詩曲 ヘ短調 S.244-14
ニコラ・アヴラモヴィッチ(P)

録音:2019 年 5 月 21-23 日 フランクフルト・アム・マイン
セルビアのピアニスト、ニコラ・アヴラモヴィッチのデビューCD。ニコラ・アヴラモヴィッチは ベオグラード芸術アカデミー、さらにロンドンの王立音楽院を修了、様々なコンクールで入賞 し、これからますますの活躍が期待されます。音は極めて明快でありつつ、歌いまわしには情 感も豊かで、若いらしい新鮮な演奏が聞ける。

ALBANY
TROY-1801(1CD)
リズ・ホッグ/ギター・リサイタル
フランシスコ・パウロ・ミニョン(1897-1986):エチュード第1 番
ヴィラ=ロボス:「ブラジル民謡組曲」よりマズルカ・ショーロ、ガボッタ・ショーロ
クルシェネク(1900-1991):組曲Op.164
アダム・ダール(1811-1866):歌曲「山への別れ」による幻想曲
バッハ:リュート組曲第3 番イ短調BWV995
ウェンツェル・トマス・マティーカ(1773-1890):グランド・ソナタ第2 番イ短調
リズ・ホッグ(G)

録音:2019年
リズ・ホッグはアメリカのギタリスト兼作曲家。クラシック・ギターのほかにエレクトリッ ク・ギターも演奏し多方面で活躍しているが、このディスクは全てアコースティック・ギタ ーで演奏しています。ヴィラ=ロボスの代表作からクルシェネクの珍しい無調のギター 曲、バッハのリュート組曲まで時代と様式の異なる楽曲を巧みに演奏しています。

MSR
MS-587(1CD)
20世紀の無伴奏チェロ作品
ロバート・ムチンスキ(1929-2010):チェロ組曲「ギャラリー」(1966)
レーガー:チェロ組曲第2 番ニ短調(1915)
ブロッホ:チェロ組曲第 2 番(1957)
ベンジャミン・ウィットコム(Vc)

録音:2019 年5 月ミルウォーキー
バッハ以来、特別な意味のある無伴奏チェロ組曲に20 世紀の作曲家が挑んだ軌跡をまとめ た。ムチンスキはアメリカの作曲家でアレクサンドル・チェレプニンに学んだ。「ギャラリー」という 名の通り、絵画的な小品から構成されます。レーガーは20 世紀の無伴奏チェロの名曲として知ら れる傑作。ブロッホはユダヤ的な旋律や無調とバッハを融合した作品。
MSR
MS-1724 (1CD)
マリヤ・イリッチ/バッハ・リサイタル
アダージョ・マ・ノン・タントBWV1016(マリヤ・イリッチ編)
6 つの小前奏曲BWV933-938
アダージョ ト長調BWV968
パルティータ ニ長調BWV828
マリヤ・イリッチ(P)

録音:2015年7月ベオグラード,セルビア
マリヤ・イリッチはスタンダードなレパートリーのほか現代音楽にも意欲的に取り組む若手女 流ピアニスト。すでにカーネギー・ホールでリサイタルを成功させたほか数々の音楽祭にも招か れています。このアルバムはバッハの比較的地味な鍵盤作品が収められているが、いずれも彼女 の透明なタッチと何よりも明るく、歌心あふれる音楽性が大変魅力。現代ピアノによるバッハの 鍵盤作品集としてお薦め。



Treasures
TRE-217(2CDR)
ノエル・リー〜ラヴェル:ピアノ曲選集
鏡/高雅で感傷的なワルツ
ソナチネ/夜のガスパール*
亡き王女のためのパヴァーヌ*
水の戯れ*/クープランの墓*
ノエル・リー(P)
※使用ピアノ:ホルヌンク&メラー(デンマーク)

録音:1966年9月、1967年6月* コペンハーゲン(全てステレオ)
※音源:仏Valois MB-791、MB-792*
◎収録時間:106:40
“ミラクルなタッチで浮かび上がるラヴェル作品の色彩の深部!”
■音源について
ノエル・リーが遺したLP2枚分のラヴェル録音の全てを収録。ドビュッシー(TRE-114〜117)と同様、ここでもデンマークのホルヌンク&メラー製ピアノを使用。
★作品と絶妙な距離感を保ちながらも自己主張が際立ちすぎることなく、作品自らが自然と主張するような雰囲気を導き出すノエル・リーならではのピアニズムはここでも全開。
 最初に強調したいのは「亡き王女のためのパヴァーヌ」の素晴らしさ!冒頭テーマではあえてペダルを抑制してそこはかとない悲しみを滲ませ、2:10以降はわずかに色彩を加味して艶やかな幻想空間を表出。ホルヌンク&メラーの温かみのある音色美も効果絶大。打鍵後の音の余韻を充分の噛みしめるゆとりが、この曲の表現には不可欠であることも再認識させます。コーダで、希望の光を全身に浴び、ここまで強固な意思を漲らせた演奏も珍しいでしょう。
 「水の戯れ」が鳴り出した途端に水の泡立ちが目に浮かぶほど、意思を持たない水の流動性をこれほど完璧に表現した例が他にあるでしょうか?クライマックスのグリッサンドへの運び方も流麗の極み。3:55あたりから次第に生気を減じていくタッチの加減の見事さにも唖然。
 「クープランの墓」はまさに、ノエル・リー独自のミラクル・タッチの魅力が横溢!この作品を語る際に不可欠の超名演です。"プレリュード"では、無窮動な走句を一気呵成に走らせつつ、微妙な陰影は確実に表出。"フーガ"の音の積み上げは、堅牢でありながら力みのない自然体も併存。"フォルラーヌ"は、テーマの付点リズムをあえてぼかしている点に象徴されるように、音楽の水平的な流れを優先して、絶妙な浮遊感を演出。メランコリックな旋律に感情移入し過ぎると陳腐な曲に成り下がるということを十分に心得ているのでしょう。それを徹底すると後味が冷たくなりがちですが、そこで功を奏するのがこれまたホルヌンク&メラーの美音。 "リゴードン"では、一転して粘着質なタッチに変貌するのは想定外!リズムの重心もグッと落とします。この曲にこんな人間臭いニュアンスが隠れていたのかと、ハッとさせられます。"メヌエット"に至っては、躊躇なく今までに聴いた演奏の最高峰ど断言!タッチは徹底的に吟味し尽くされ、型通りではないアゴーギクののセンス、ほんのりと漂う寂寥感など全てが高次元。中間部の2拍目の高音の単音(2:11以降)は、他では絶対に聴けませんし、3:11からのテーマの再現で、左右の声部を対等に扱って予期せぬ幻想世界に誘うシーンも必聴。
 ラヴェルのピアノ作品の色彩的な特徴を引き出した名演は数々あれど、ここまで様々な角度から光を当て尽くした演奏は、後にも先にもないでしょう。 【湧々堂】

Resonus
RES-10259(1CD)
NX-B05
バッハ:オルガン小曲集BWV599−644 スティーヴン・ファー(Org)

録音:2019年9月27-28日
長らくバッハの作品に向き合ってきたイギリスのオルガン奏者ファーの新作「オルガン小曲集」。コラールの歌詞を研究し尽くし、音楽的な解釈を音 で表したバッハの不朽の名作です。オルガン演奏技術のあらゆる側面が盛り込まれたこの曲集は、奏者にとっては教材でもあり“バッハ音楽の辞書”とも 呼ばれています。演奏者のスティーヴン・ファーは、ケンブリッジ大学のクレア・カレッジでオルガンを学び、現在はナイツブリッジのセント・ポール教会や、 オックスフォード大学のウスター・カレッジの音楽監督を務めるイギリスでも高名なオルガニスト。イギリス、アメリカを中心に多数のリサイタルも行っていま す。今回の録音でファーが使用した楽器は、18世紀のオルガン製作者トビアス・トローストが製作したドイツのヴァルタースハウゼン市立教会にある素 晴らしいオルガンです。

TOCCATA
TOCC-0381(1CD)
NX-B03
モーツァルト・バイ・アレンジメント 第3集
オルガンのための編曲集

ディヴェルティメント 変ロ長調 K240(編曲者不明:4手ピアノ用の簡単なソナチネ…1815年頃手稿)
アダージョ ハ長調 〜グラス・ハーモニカのための K356(K617a)(1791)
アイネ・クライネ・ナハトムジーク K525-ロマンツェ(Z.ビアンキーニによる2手とペダルのための編曲…1991)
モルト・アレグロ ト長調 K72a-2手のための(補筆完成版:Z.ビアンキーニ)
フーガ ト短調 K401(K375e)(補筆完成版:M.シュダドラー)
数字のついたコラールのためのスケッチ-習作 K620b (補筆:S.ゼヒター)
オペラ「魔笛」より6つの小品(C.G.ネーフェ編…1793年出版)
クラリネット協奏曲 K622 アダージョ(ビアンキーニによる2手とペダルのための編曲…2006)
アヴェ・ヴェルルム・コルプスK618(リストによる2手のための編)
ゼヒター(1788-1867):フーガ17(モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」の主題による)Op.53
No.17(4手のための…1832年出版)
ゼヒター:フーガ16(モーツァルト:「レクイエム」の主題による)Op.53 No.16
(4手のための…1832年出版)
レクイエム K626
ラクリモサ(R.ヴィルバックによる2手のための編曲…1875年頃出版)
キリエ(M.クレメンティによる4手のための編曲…1875年頃出版)
ゼーノ・ビアンキーニ&クリスティアン・ランブール(Org)

録音:2016年6月20,23日Organ of the former
全て世界初録音
知られざる作曲家や作品を紹介して注目を集めるToccataレーベルの人気シリーズ、「モーツァルト・バイ・アレンジメン ト」第3弾はさまざまな作品をオルガン用に編曲した曲集。現代のような録音技術が登場するまでは、巨匠たちの音楽 を知るには自分で演奏するのが一番の方法でした。そのため、19世紀初頭に流行したのが人気の作曲家たちの編曲 版です。これらはほとんどが独奏ピアノか連弾用のもので、モーツァルト作品は特に人気がありました。ここに登場する作 曲・編曲家のゼヒターは、サリエリに師事した作曲家兼オルガニスト。ネーフェはベートーヴェンにピアノを教えた人物で す。また、リストによる「アヴェ・ヴェルム・コルプス」も興味深い編曲です。当時の伝統的な編曲とともに、この録音の演 奏者であるオルガニスト、ビアンキーニによる現代の先進的な編曲の世界観も併せてお楽しみいただけます。

Tutti Label
TUTI-001(1CD)
税込定価
フランス・月世界マーチ/橋ドレミ & 實川風 (ピアノ1台4手)
サティ:風変わりな美女
平井京子:時をきざむ(4つのMoments 〜慰霊のための4つの時〜 より)
矢代秋雄:夢の舟
R.アーン:柳の木(アイルランド民謡による3つの前奏曲 より)
ドビュッシー:小組曲
F.ブルグミュラー(田淵紗恵子編):2人のピアニストのためのブルグミュラー【アラベスク/素直な心】
橋ドレミ & 實川風 (ピアノ1台4手)
使用ピアノ:Bosendorfer Model250 (1909年製)、Bosendorfer 280VC (2018年製)

録音:2019年7月19日,20日 ベーゼンドルファー東京
實川風・橋ドレミ、2人の名手によるピアノデュオが誕生し ました。ピアノデュオというと和気あいあいとしたイメージがありま すが、ストイックに音楽としての洗練を突き詰めている實川と 橋によるこのディスクは極めて新鮮な音像です。多層の音 の連なりがオーケストラとはまた異なる立体感を生み出してい ます。ボーナストラックのブルグミュラーは、教育的作品を完全 なエンターテインメントに仕立てた気の利いたアレンジ。全ての ピアノファンに薦める一枚です。

MDG
MDG-94621616
(1SACD)
ベルリン!
(1)メンデルスゾーン:3つの前奏曲とフーガOp.37
(2)オットー・ディーネル:草木も人もOp.52の25
(3)フランツ・ワーグナー:幻想的小品「人生の勝利」Op.76
(4)アウグスト・ハウプト:コンサート・フーガ ハ長調
(5)オットー・ディーネル:アレグロ・スケルツァンドOp.37
(6)フィリップ・リュファー:オルガン・ソナタ ト短調Op.16
(7)ベルリンの風(ボーナス・トラック)
アンドレアス・ジーリング(Org)【ベルリン大聖堂ザウアー・オルガン】
アンドレアス・ジーリングは1964年生まれのドイツのオルガニスト。これまでペンタトーン・レーベルからガブリエリの作品集などをリリースしていますが、 今回も彼が奏者を務めるベルリン大聖堂のザウアー・オルガンによる新録音。「ベルリン!」というアルバム・タイトルが示す通り、同地と縁のある作曲家たちの オルガン曲を集めています。メンデルスゾーン以外は聞きなれない作曲家が並びますが、いずれも生前はオルガニストとして名声を博した大物ばかり。
113のストップと4段の鍵盤を持つザウアー・オルガンの壮麗な響きは、MDGならではの2+2+2録音をSACDで臨場感たっぷりに再現。ボーナス・トラッ クにベルリン市民の心の歌となっている「ベルリンの風」をオルガンで即興。ジーリングの熱い地元愛があふれています (Ki)
MDG
MDG-90321606
(1SACD)
無伴奏ヴィオラ
(1)レーガー:無伴奏ヴィオラ組曲ト短調Op.131の1
(2)ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタ (1937)
(3)レーガー:無伴奏ヴィオラ組曲ニ長調Op.131の2
(4)ポション:パッサカリア
(5)レーガー:無伴奏ヴィオラ組曲ホ短調Op.131の3
(6)ストラヴィンスキー:エレジー
クリスティアン・オイラー(ヴィオラ)
ヴィオラならではの太く深い音色はドイツ音楽と相性の良さを感じさせます。クリスティアン・オイラーは30年にわたりグラーツ国立音楽大学のヴィオラ科 で名教授として知られるかたわら、ソリストとしても活躍。ベテランならではのいぶし銀の芸風を聴かせてくれます。ドイツのヴィオラ奏者だけにレーガーやヒ ンデミットは絶品ですが、アルフレッド・ポション(1878-1959)の「パッサカリア」が注目。コンクール用に作曲され、バッハの「シャコンヌ」をモデルとしていま すが、内容、ヴィオラの機能と効果の発揮いずれも瞠目すべき作品です。 (Ki)

ARCO DIVA
UP-0218(1CD)
NX-A14
ピアノの超絶技巧が出会う時
バッハ=ブゾーニ:シャコンヌ.ニ短調 BWV1004
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第18番ニ長調 K576
ショパン:バラード 第3番変イ長調 Op.47
リスト:ハンガリー狂詩曲 第12番
スメタナ:チェコ民謡による幻想曲
ラディスラヴァ・ヴォンドラーチコヴァー(P)

録音:2019年6月
ブゾーニが編曲したバッハの「シャコンヌ」からスメタナの幻想曲まで、技巧的なピアノ曲を集めた1枚。演奏しているヴォ ンドラスコヴァーはプラハ音楽院でヴァレンティーナ・カメニコヴァに学び、数多くの賞を獲得、1997年にはプラハ芸術アカ デミーを卒業し、現在はここで教鞭を執っています。室内楽、伴奏も得意とし、ソプラノ歌手アンダ=ルイズ・ボグザが歌 うベッリーニ、ヴェルディ、プッチーニの歌曲集(UP0172)では伴奏を務め、表情豊かなピアノを聴かせています。
ARCO DIVA
UP-0030(1CD)
NX-A14
マルティン・カシーク〜リサイタル
バルトーク:アレグロ・バルバロ BB63
ヤナーチェク:霧の中で JW VIII/22
 ピアノ・ソナタ「1905年10月1日、街頭にて」 JW VIII/19
クレメント・スラヴィツキー(1910-1999):3つのピアノ小品
 人生の熟考
ルボシュ・フィシェル(1935-1999):ピアノ・ソナタ 第8番
マルティン・カシーク(P)

録音:2000年6月13-20日
1976年生まれのピアニスト、マルティン・カシークが演奏する東欧の作品集。良く知られるバルトークの「アレグロ・バルバ ロ」やヤナーチェクの「ピアノ・ソナタ」を中心に、チェコの2人の現代作曲家スラヴィツキーとフィシェルの作品を演奏。活発 なバルトーク、深い思考に裏打ちされたヤナーチェクを聴かせるとともに、ほとんど知られていないスラヴィツキーのソナタ 「人生の熟考」と、短いながらも充実したフィセルの「ソナタ第8番」を紹介し、20世紀チェコにおける音楽の伝統を音に よって見事に提示します。
ARCO DIVA
UP-0048(1CD)
NX-A14
ショパン:ピアノ作品集
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22
バラード 第1番ト短調 Op.23
夜想曲 第8番変ニ長調 Op.27-2
スケルツォ 第2番変ロ短調 Op.31
マズルカ 第14番ト短調 Op.24-1
マズルカ 第15番ハ長調 Op.24-2
マズルカ 第16番変イ長調 Op.24-3
マズルカ 第17番変ロ短調 Op.24-4
ピアノ・ソナタ 第3番ロ短調 Op.58
マルティン・カシーク(P)

録音:2001年12月17.21日
1976年生まれのカシークによるショパンの作品集。1998年、チェコのマリアーンスケー・ラーズニェで開催されたショパン・ フェスティバル・コンクールで優勝するほど、ショパン演奏について高く評価されており、このアルバムでも表情豊かな演奏 を聴かせます。とりわけピアノ・ソナタ第3番での雄大な表現は聴き手の耳を魅了します。

Gramola
GRAM-99213(2CD)
NX-B08
ペーテル・ヨージャ〜ポートレート
【CD1】
ハイドン:ピアノ・ソナタ 変イ長調 Hob.XVI:46
 ピアノ・ソナタ ロ短調 Hob.XVI:32
シューベルト:ピアノ・ソナタ イ短調 D537
ブラームス:7つの幻想曲 Op.116
【CD2】
ショパン:即興曲 第2番嬰ヘ長調 Op.36
 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.posth.66
 幻想曲 ヘ短調 Op.49
 幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
リスト:詩的で宗教的な調べ S173より 第7曲「葬送」
リスト:アヴェ・マリア ホ長調(ローマの鐘 1862年)S 182
 巡礼の年 第3年より「エステ荘の噴水」S163 No.4
 暗い雲(1881) S199
 瞑想(1884) S204
ペーテル・ヨージャ(P)

■CD1
録音:2019年6月2,9日(使用楽器・・・ベーゼンドルファー 280 VC)
2002年3月16日(使用楽器・・・スタインウェイB)
2019年1月15日 ライヴ(使用楽器・・・ベーゼンドルファー 280 VC)
■CD2
録音:2019年1月15日 ライヴ(ベーゼンドルファー 280 VC)
2017年3月17日 ライヴ(C ベヒシュタイン・コンサート)
2004年8月12日 ライヴ(スタインウェイB)
2019年5月4日(ベーゼンドルファー 280 VC)
ハンガリーを拠点に活動する1975年生まれのピアニスト、ペーテル・ヨージャ。16歳からヨーロッパ各地でコンサートを行 い高く評価されており、2013年にはグラーツ芸術大学の教授に就任し後進の指導にあたる実力派です。 この「ポートレート」と題された2枚組のアルバムは、これまでの活動の中で、彼が強い影響を受けたという作品を選んだ もの。ハイドンやシューベルトといったウィーンの伝統を汲むソナタや、ブラームスの晩年の曲集。そして、ショパン作品のな かでもとりわけ幻想的な曲と、晩年のリストが書いた宗教的な雰囲気をまとった作品まで、どれもピアニスティックな技巧 を要求しながらも、内省的で抒情的な曲が集められており、ヨージャの方向性が見て取れるユニークなアルバムに仕上 がっています。

ACOUSTIC REVIVE
AR-1005(1CD)
(UHQCD)
税込定価
1871年製エラールで聴くサティのピアノ作品集
ワルツ=バレエ
グノシエンヌ第1〜3番/金の粉
薔薇十字団の最初の思想
薔薇十字団のファンファーレ
3つのジムノペディ
ジュ・トゥ・ヴ(あなたが欲しい)
グノシエンヌ第4〜6番
3つの夜想曲
七條恵子(1871年製エラール・ピアノ)(a’=435Hz)

録音:2019年6月3・4日/オランダ、ドープスヘジンデ教会
2004年にブルージュ国際古楽コンクールのフォルテピアノ部門で最高位を獲得、フォルテピアノのスペシャリストとして他にも多くの受賞歴を持つアムス テルダム在住のピアニスト七條恵子によるサティ・アルバムです。サティ時代のエラール・ピアノを用いた録音で、美しい響きが空間を満たす珠玉の一枚となっ ています。
本人の解説によると、平均律ではなく「プリンス」というピタゴリア音律とミーントーンがブレンドされた調律法をとったということ。微妙なピッチの綾が、ド ビュッシーをして「今世紀に迷い込んだ中世の優しい音楽家」と言わしめたサティの音楽が持つ特別な雰囲気を自然に引き出すことに成功しています。
高音質で定評のあるACOUSTIC REVIVEレーベルからの発売。同レーベルから発売され2019年度のレコード・アカデミー賞に輝いた佐藤俊介氏のバッ ハ(KKC-6062)と同様、オランダの教会でトーンマイスターの濱瀬祥氏によって録音されました。録音にはACOUSTIC REVIVE 製の電源ケーブルや電源 BOX、ラインケーブル、マイクケーブルなどがフルに使用され、これまでにない超高音質を実現。ディスクはUHQCD仕様となっています。
ACOUSTIC REVIVE
AR-1006(1CD)
(UHQCD)
税込定価
1842年製プレイエルで聴くショパンの夜想曲&小品集
春 ト短調 Op.74-2(遺作、作曲者自身によるピアノ独奏版)
3つの新しい練習曲「モシュレスのメトードの為の」
夜想曲 第10番変イ長調 Op.32-2
夜想曲 第15番へ短調 Op.55-1
カンタービレ 変ロ長調 遺作
夜想曲 第1番変ロ短調 Op.9-1
夜想曲 第2番変ホ長調 Op.9-2(後年に補筆されたヴァリアントと共に)
夜想曲 第3番ロ長調 Op.9-3
夜想曲 第9番ロ長調 Op.32-1
夜想曲 第19番ホ短調 Op.72-1(遺作)
前奏曲 嬰ハ短調 Op.45
レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ 嬰ハ短調 遺作
夜想曲 第16番変ホ長調 Op.55-2
聖歌「神よ、ポーランドをお守りください」 変ホ長調(ショパンによるハーモニゼーション)
ラルゴ 変ロ短調(チェロ・ソナタ ト短調 Op.63 第3楽章、コルトー編)
春 ト短調 Op.74-2(リスト編)
川口成彦(1842年製プレイエル・ピアノ)

録音:2019年6月5-7日/オランダ、ドープスヘジンデ教会
川口成彦は1989年生まれ。東京藝大大学院およびアムステルダム音楽院古楽科修士課程を首席で修了、第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2 位をはじめ輝かしい経歴と受賞歴をもつピアニストです。
ショパン時代のプレイエルを用いて録音。この楽器は前述のコンクールでも使用されたもので演奏者本人も愛着のある楽器です。ショパンは「気分の優れ ないときはエラールを弾く。すぐに完成された音が出るから。一方気分が良い日はプレイエルを弾く」という言葉を残しており、扱いに技術はいるものの可能 性を大きく持つプレイエルの特徴がよく表れています。
夜想曲を中心に、作曲家自身とリスト編曲によるそれぞれの『春』など編曲ものも採り入れたこだわりのプログラム。CD1枚から物語のような世界が紡が れます。
高音質で定評のあるACOUSTIC REVIVEレーベルからの発売。同レーベルから発売され2019年度のレコード・アカデミー賞に輝いた佐藤俊介氏のバッ ハ(KKC-6062)と同様、オランダの教会でトーンマイスターの濱瀬祥氏によって録音されました。録音にはACOUSTIC REVIVE 製の電源ケーブルや電源 BOX、ラインケーブル、マイクケーブルなどがフルに使用され、これまでにない超高音質を実現。ディスクはUHQCD仕様となっています。 (Ki)

CAvi
85-53109(1CD)
TWO〜無伴奏ヴァイオリンとヴィオラのための現代作品集
ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918−1970):無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ(1951)、
 無伴奏ヴィオラのためのソナタ 「....an den Gesang eines Engels」(1955)
トルステン・エンケ(b.1966):無伴奏ヴァイオリンのための 「アウトライン」(2017)(世界初録音)、
 無伴奏ヴィオラのための 「インナー・ヴォイス」(2015)
ヨハネス・X・シャヒトナー(b.1985):無伴奏ヴァイオリンのための 「エピタフ」(2007)、
 無伴奏ヴィオラのためのエピローグ 「パテイア」(2015/17)(世界初録音)
ペーテル・エトヴェシュ(b.1944):無伴奏ヴァイオリンのための 「パラ・パロマ」(2015)
 2本のヴィオラのための 「不協和音」(2018)(世界初録音)
エリーザベト・クッフェラート(ヴァイオリン&ヴィオラ)

録音:2018年7月、ブレーメン(ドイツ)
クリスティアン・テツラフ率いるテツラフ・カルテットのヴァイオリン奏者を務めるドイツのヴァイオリニスト兼ヴィオリスト、エリーザベト・クッフェラート。バンベルクSOのコンサートミストレスを務めた後、現在はハノーファー音楽大学で教鞭を執るクッフェラートの新録音は、ファースト・ソロCD「Libero, fragile」に引き続き、無伴奏ヴァイオリンと無伴奏ヴィオラのための作品集。
B.A.ツィンマーマン、エンケ、シャヒトナー、エトヴェシュ、4人の現代の作曲家がヴァイオリンとヴィオラのためにそれぞれ書いた8つの作品。ヴァイオリンとヴィオラを器用に持ち替え、インスピレーション豊かな音楽を披露しています。「アウトライン」、「パテイア」、「不協和音」の3曲は、クッフェラートのために特別に書かれた作品で、このアルバムが世界初録音。2本のヴィオラのための「不協和音」は多重録音により両パートともクッフェラートが弾いています。

カメラータ
CMCD-28372(1CD)
2020年3月25日発売
シューベルト:グラーツ幻想曲/高橋アキ
ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲 イ短調 D.576
幻想曲 ハ長調 D.605A「グラーツ幻想曲」
4つの即興曲 作品90 D.899
高橋アキ(P)

録音:2019年9月/イタリア
 「…人間疎外が危機的な状況にあるAI時代の今日、200年前に書いた シューベルトの『自己救済』の処方が、現代最先端の正攻法として弾き 出されています。その洞察力は現代音楽に通じた彼女[高橋アキ]の共感 力があってはじめて生きたものとなっているのも見過ごせない。」喜多 尾道冬(ブックレットより)  2007年よりスタートした高橋アキのシューベルト・シリーズ第7弾。当 盤では、近年その魅力が知られはじめている珠玉の名品「グラーツ幻想 曲」等も含む選曲で、作曲家の「歌」の深層を聴かせます。(カメラータ)

LE PALAIS DES DEGUSTATEURS
PDD-018(2CD)
ボリス・ベルマンのブラームス
8つの小品Op.76
2つの狂詩曲Op.79
幻想曲集Op.166
3つの間奏曲Op.117
6つの小品Op.118
4つの小品Op.119
ボリス・ベルマン(P)

録音:2018年1月12-15日/ゴワイヨット(ヴォーヌ=ロマネ)
ボリス・ベルマンは1948年生まれ。モスクワ音楽院でオボーリンに師事し、73年にイスラエルへ移住、79年からはアメリカに居を構えて演奏活動を行なう かたわらインディアナ大学やイェール大学でピアノを教え、名教師として世界的な評価を受けています。プロコフィエフのスペシャリストをして知られる技巧 派ですが、何とブラームス後期の小品に円熟の至芸を見せています。まさに正統派。深みある音色、たっぷりとした歌ごころと厳しい感情でブラームス晩年の 世界を描いています。 (Ki)

SONARE
SONARE-1047
(1CD)
税込定価
磯崎陽一/ロマンス
クライスラー:美しきロスマリン
愛の喜び/愛の悲しみ
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
アルベニス(クライスラー編):タンゴ
フォスター(ハイフェッツ編):金髪のジェニー
ベートーヴェン:ロマンス第2番
マスネ:タイスの瞑想曲
ドヴォルザーク:ユモレスク
シューベルト:アヴェ・マリア
ラフ:カヴァティーナ
モンティ:チャルダーシュ
アイルランド民謡(クライスラー編):ロンドンデリ・エア
磯崎陽一(Vn)、
ヤン・ホラーク(P)

録音:1988年4月9日、10日/神奈川県綾瀬市文化会館
1979年より新日本フィルハーモニーSOのコンサートマスターを長年つとめ、退任後はソリストとして活躍する磯崎陽一。その磯崎が1988年に 名手ヤン・ホラークとヴァイオリン小品を録音していました。当音源は私家盤として存在しましたがこの度32年を経て初めて世に問います。
収録作品は磯崎が最も得意とするクライスラーの美しきロスマリン、愛の喜び、愛の悲しみをはじめ、マスネのタイスの瞑想曲、ドヴォルザークのユモ レスク、モンティのチャルダーシュなど珠玉のヴァイオリン小品が並びます。磯崎の歌心にあふれた美音とホラークが丁寧に紡ぎだしたピアノ音色を堪能す ることができます。 (Ki)

H.M.F
HMM-902457(3CD)
バッハ:鍵盤のための作品全集Vol.3〜フランス風に/パルティータ、フランス風序曲、パッサカリア、トッカータ・・・
[CD1]〜フランス風に
バッハ:序曲(組曲)ヘ長調 BWV 820、組曲 ヘ短調 BWV 823、プレリュード(アルペッジョによるプレリュード) ハ短調 BWV 921、組曲 変ホ長調 BWV 819
ヨナン・カスパール・フェルディナンド・フィッシャー(1656-1746):プレリュード第8番、シャコンヌ(ト長調/クラヴサン曲集 op.2, 1696より)
バッハ:3つのメヌエット BWV 841, 842, 843
F.クープラン:クープラン(クラヴサン曲集第4巻第21組曲)
バッハ:組曲 イ短調 BWV 818a
F.クープラン:第5のプレリュード
バッハ:プレリュードを伴う組曲第1番 イ長調 BWV 806a(イギリス組曲第1番初稿)
[CD2]〜いと高きところには神にのみ栄光あれ
バッハ:アリア ヘ長調 BWV 587(F.クープラン:諸国の人々〜神聖ローマ帝国人第1曲)、マニフィカト(ドイツ語マニ
フィカトに基づくフーガ) BWV 733、コラール「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」 BWV 709、トリオ・ソナタ「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」 BWV 655a、コラール「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV 726、プレリュードとフーガ ハ短調 BWV 546、コラール「いと高きところには神にみ栄光あれ」 BWV 711、コラール「いと高きところには神にみ栄光あれ」 BWV 717、コラール「いと高きところには神にみ栄光あれ」 BWV 715、コラール「いと高きところには神にみ栄光あれ」 BWV 663a(ヴァイマール版)、ファンタジー ト長調(オルガン曲)BWV 572、コラール「いまぞ喜べ、汝らキリストの徒よ」BWV 734
ニコラ・ド・グリニー(1672-1703):パンジェ・リングァ
アンドレ・レゾン:クリステ
バッハ:パッサカリア BWV 582
[CD3]舞曲による組曲
バッハ:イギリス組曲第4番ヘ長調 BWV 809、イギリス組曲第2番イ短調 BWV 807、リュート(リュート・クラヴィーア)
組曲 ホ短調 BWV 996
[CD1]
バンジャマン・アラール(チェンバロ/18世紀初頭に製造されたチェンバロ(フランス、アッサ城))

[CD2]
バンジャマン・アラール(オルガン/ジルバーマン1710年製、マルムティエ、聖エティエンヌ修道院(フランス))

[CD3]
バンジャマン・アラール(チェンバロ/フィリップ・ユモー1989年製、カール・コンラード・フライシャー(1720年頃)モデル)

録音:[CD1]2018年4月、アッサ城(フランス)
[CD2] 2019年5月、聖エティエンヌ修道院(フランス)
[CD3]2019年9月、アントナン・アルトー・オーディトリウム(フランス)
注目の鍵盤奏者バンジャマン・アラールによる、J.S. バッハの鍵盤作品を全て録音するプロジェクトの第3弾!第1弾(KKC 5918/ HMM 902450)では 1699年から1705年の間のJ.S. バッハが10代で作曲したものを収録。「北へ」と題した第2弾(KKC 6018/ HMM 902453)では、15歳で兄のもとを離れ て北ドイツのリューネブルクに向かったバッハが、先人達、とりわけブクステフーデに傾倒した時期の作品群が収められておりました。
この第3弾では、23歳でヴァイマールの宮廷につかえるようになったバッハが、「若き巨匠」として鳴らした時期の、フランス音楽への顕著な興味と表情豊 かな試みが見られる作品が収められています。当時フランスの鍵盤作品はヨーロッパを席巻しており、バッハもその影響を大いに受けました。バッハはヴァイ マールの宮廷に仕える前から、フランスの舞曲を兄のヨーハン・クリストフ・バッハやゲオルク・ベームのコレクションから多数写譜して研究していたといいま す。[CD2]はオルガン作品。クープランの「諸国の人々」の神聖ローマ帝国を、バッハが編曲したものも収録(この楽曲は、ピゼンデルが当時ドイツでもしばしば 演奏していたため、よく知られていました)。アラールが今回選んだオルガンは1710年ジルバーマン製で、フランスのオーケストラ、あるいはリュリのオペラの ような、あらゆる音色を兼ね備えた楽器で、音色の豊かさに驚かされます。アラールのセンスあふれる装飾も楽しめます。また、イギリス組曲が収録されていま す。「イギリス」という名称は後世につけられたものですが、冒頭に大規模なプレリュードが置かれ、その後フランスはじめ様々な国を起源とする舞曲で構成さ れています。BWV 806aはヴァイマール時代に成立しています。全体を通して、アラールの示唆に富んだプログラムと演奏の抜群のセンス、そして、バッハが、 ブクステフーデやドイツの先人たちのみならず、フランスの幅広いスタイルまでを貪欲に研究し、それをレヴェルを高めたかたちで自らのものとして体得し、 作品を書いていたという事実にあらためて驚かされる内容となっています。 (Ki)

TYXart
TXA-16084(1CD)
ブラームス:オルガン作品全集
コラール前奏曲とフーガ『おお、悲しみよ、おお、心の苦しみよ』WoO 7
前奏曲とフーガ イ短調 WoO 9
11のコラール前奏曲 Op.posth.122
前奏曲とフーガ ト短調 WoO 10
フーガ 変イ長調 WoO 8
[ボーナストラック]
ブルックナー:前奏曲 ハ長調 WAB 129
アンドレアス・エトリンガー(Org)
使用楽器:ザンクト・フローリアン修道院ブルックナー・オルガン

録音:2017年7、8月
ブルックナーがオルガニストを務めたザンクト・フローリアン修道院にある「ブルックナー・オルガン」でブラームスのオルガン作品全曲を弾いたアルバム。 ブラームスがブルックナーの交響曲を「大蛇のようだ」と酷評したことはよく知られていますが、お互いのオルガン演奏にも意見することはあったのでしょう か。ボーナストラックとしてブルックナーの作品を1曲併禄しています。 (Ki)

アールアンフィニ
MECO-1058(1SACD)
税込定価
鈴木大介/シューベルトを讃えて
シューベルト:楽興の時 D.780より
 第2番アンダンティーノ/ 第3番アレグロ・モデラート
ポンセ:ソナタ・ロマンティカ「シューベルトを讃えて」
シューベルト(ヨハン・カスパル・メルツ編):6つの歌曲
 第1曲 涙の讃美/第2曲 愛の便り/第3曲 我が宿/第4曲 セレナーデ/第5曲 郵便馬車/第6曲 漁師の娘
ヨーゼフ・ランツ:2つのロンディーノOp.9
鈴木大介(G)

録音:2019年10月30日&31日 浦安音楽ホール
異才、鈴木大介が長年あたためてきたシューベルトと、シューベルト由来の名曲を編んだオマージュ・アルバムです。本人曰く「夢幻のニュアンスや色彩と空間の広がりを音楽に息づかせることを最重要なテーマとし続ける"クラシック・ギター"という楽器とその役割の真髄へと、僕を導いてくれそうな気がする」というシューベルトへの万感の想いが、あたたかく慈愛に満ちた旋律、端正で優美な官能、幽き無限の情念をもって奏でられます。

Orchid Classics
ORC100117(9CD)
NX-K04
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 全集(全32曲) ジョナサン・ビス(P)

録音:2011年5月11-13日
2012年5月23-25日
2013年8月12-14日
2014年9月10-12日
2015年5月10-13日
2016年6月5-8日
2017年6月13-16日
2018年6月11-14日
2019年6月9-12日
アメリカ生まれ、フィラデルフィアに拠点を置くジョナサン・ビス。祖母はサミュエル・バーバーからチェロ協奏曲 を献呈された名チェリスト、ラヤー・ガールブゾヴァ、父はヴィオラ奏者ポール・ビス、そして母は、彼が生まれ る直前にマゼールの指揮でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲を演奏したという名手ミリアム・フリードという、 錚々たる音楽一家の出身です。6歳でピアノを始めレオン・フライシャーに師事。2000年にリサイタル・デ ビューを果たしてからはヨーロッパを中心に活躍。リサイタル、オーケストラとの共演の他、世界各地の音楽 祭に出演し国際的な評価を受けています。多彩なレパートリーで知られ、録音においてもモーツァルト、 ベートーヴェンなどの古典派作品からシェーンベルクなど現代作品まで、数多くの作品がリリースされていま す。 ビスは2011年からベートーヴェンのソナタ全曲録音に取り組んでおり、これまでツィクルスは別レーベルで 進行していましたが、2019年に録音された第9集がORCHIDレーベルから発売されたことに伴い、9枚 組からなる全集もORCHIDレーベルからリリースされることになりました。深い考察に裏打ちされた優れた 解釈、確かな打鍵から生まれる明晰な音。ビスの共感と愛情に満ちた演奏は21世紀の新しいベートー ヴェン像を構築するにふさわしいものです。

Linn
CKD-593(1CD)
NX-B09
シューベルト:4手ピアノのための作品集
ロンド ニ長調 D.608
ソナタ 変ロ長調 D.617
幻想曲 ヘ短調 D.940
ロンド イ長調 D.951
アレグロ イ短調 「人生の嵐」 D.947
デュオ・プレイエル(4手ピアノ)【アレクサンドラ・ニェポムニャシャヤ、リチャード・エガー】
使用楽器:1848年製プレイエル、ピッチ:a'=441、調律:ヤング 2 (1800)

録音:2019年2月1-3日レイセルト礼拝堂、エーフデ、オランダ
リチャード・エガーと、ロシアのチェンバロ奏者ニェポムニャシャヤが、これまで3年ほど打ち込んできたピアノ・デュオの初CD。シューベルトの連弾 作品を集めており、最晩年の傑作「幻想曲」と「人生の嵐」などを収めています。ここで使用されたショパンの生きた時代のプレイエルは、機能 的にはかなり充実してきたもので、シューベルトの傑作の数々が、二人の古楽系鍵盤楽器の名手によりダイナミックに表現されています。

MUSO
MU-036(1CD)
NX-B09
ラフマニノフ:絵画的練習曲
8つの絵画的練習曲 Op.33 (1911)
9つの絵画的練習曲 Op.39 (1916-1917)
アルベルト・フェッロ(P)

録音:2019年3月5-7日 ファツィオーリ・コンサートホール、サチーレ、イタリア
2016年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで注目を浴びた、当時弱冠19歳のイタリアの青年アルベルト・フェッロ。この大会での結果は 6位、しかし翌年のボン・テレコム・ベートーヴェン国際コンクールでは、第1位と聴衆賞を受賞しています。その彼が2016年のエリーザベト王 妃コンクールでファイナルに選んだのは、ラフマニノフのピアノ協奏曲第1番でした(QEC2016に収録)。このデビューアルバムも、強い思い入れ のあるラフマニノフで勝負。強靭な打弦力と溢れんばかりの歌心で、ラフマニノフのもつ美しさをたっぷりと聴かせてくれます。

DIVINE ART
DDA-25156(1CD)
NX-B07
ロシアン・ピアノ・ミュージック・シリーズVol.14〜セルゲイ・プロコフィエフ
バレエ「シンデレラ」からの6つの小品
ピアノ・ソナタ第6番イ長調 Op.82
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.1
4つの練習曲 Op.2
悪魔的暗示 Op.4-4
ステファーニア・アルジェンティエーリ(P)

録音:2019年7月4-8日 イタリア
Divine Artレーベルのロシアン・ピアノ・ミュージック・シリーズの14作目は、2度目となるプロコフィエフの作品集。高い演 奏技術が求められるバレエ「シンデレラ」からの小品やピアノ・ソナタ第1番と第6番の他、練習曲等を収録しています。 モダニストと言われた20世紀のロシアの巨匠の、不協和音や独特なリズムを多用したこれらの難解な作品を見事に演 奏するのは、イタリア生まれの新星アルジェンティエーリ。優美さと確かな鍵盤技術を持ち合わせる期待のピアニストで す。彼女は20歳になる前にレッチェの音楽院を最高点で卒業した後、フィレンツェ音楽院で3年間のマスターコースを修 了。現在はヨーロッパやアメリカで演奏しながら、フォッジアのジョルダーノ音楽院で教えています。本作品がソロ・デビュー 盤となります。

Resonus
RES-10118(1CD)
NX-B05
ジャイルズ・スウェイン(1946-):十字架の道行き 第1巻&2巻(全曲) サイモン・ニーミンスキ(Org)

全て世界初録音
1946年、イギリス生まれのスウェインは、ロンドンで学んだ後、パリでメシアンのもとで研鑽を積みました。「スターバト・ マーテル」などの多くの合唱作品で知られていますが、今回はオルガンのための作品「十字架の道行き」の世界初録音 の登場。2004年から2005年初頭にかけて作曲された本作は1時間に及ぶ大作で、キリストの受難の物語を追いな がら“人間の様々な側面”にも焦点を当てた力強い作品です。イギリスのオルガン奏者、ニーミンスキがエジンバラのセン ト・メアリー大聖堂のマシュー・コプリ制作のオルガンを演奏、フル・カラーのブックレットでは、メシアン研究で知られる作曲 家のナイジェル・シメオーネが作品について詳しく解説(英語のみ)しています。


Naxos Japan
NYCC-27312(1CD)
税込定価
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op. 31, No. 2 「テンペスト」
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op. 78 「テレーゼ」
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op. 111
福間洸太朗(P)

録音: 2019年10月28日〜30日ワイヤストーン・コンサート・ホール、イギリス
解説: 長井進之介
ブックレット: 日本語/英語
※ 日欧同時発売
日本を代表するピアニストの一人として、ヨーロッパを中心に世界各地で活躍する福間洸太朗。楽聖ベートーヴェンの生誕250年となる今 年(2020年)、自身にとって初めてのオール・ベートーヴェン・アルバムをリリースいたします。その弛まぬ探求力で磨きをかけたテクニックと表現 力はもとより、ベルリンでの暮らしで培われた感性を瑞々しく生かした、力強さと気品が高度に融合する彼ならではのベートーヴェンです。 「14歳の時にウィーンにあるベートーヴェンの墓石の前に立った時、ベートーヴェンから音楽家になる覚悟を問われた気がしました。あれから 20年余りを経て、ついにベートーヴェン・アルバムをリリースします。私が特別な畏敬の念を抱いて来たベートーヴェンの独創的で幅広い芸術 性が皆様にも伝わりますように。」--福間洸太朗

Chandos
CHAN-20149(1CD)
楽園にて〜フォーレ・リサイタル Vol.2
慈愛深いイエスよ(レクイエム Op.48より/ルイ・ロルティ編)
舟歌第12番変ホ長調 Op.106bis
夜想曲第11番嬰ヘ短調 Op.104-1
バラード 嬰ヘ長調 Op.19
夜想曲第7番嬰ハ短調 Op.74
主題と変奏嬰ハ短調 Op.73
舟歌第1番イ短調 Op.26
舟歌第10番イ短調 Op.104-2
夜想曲第10番ホ短調 Op.99
夜想曲第13番ロ短調 Op.119
楽園にて(レクイエム Op.48より/ルイ・ロルティ編)
ルイ・ロルティ(P)

録音:2019年10月3日−4日、ポットン・ホール(サフォーク)
カナダが世界に誇るカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティ! 近年はサン=サーンスを始めとする種々の協奏曲録音で大活躍となったロルティによる久しぶりのソロ・レコーディングは、2016年にリリースされた「夢のあとに」(CHAN 10915)に続く、待望のフォーレ・リサイタル第2巻。ロルティ自身がトランスクリプションを施した「レクイエム」からの2曲を冒頭と最後に配置し、「バラード」と「主題と変奏」の2つの傑作を軸に、夜想曲や舟歌の華麗な小品でプログラム。ラヴェルやプーランク、サン=サーンスなどフランス音楽の名盤でも人気を誇るロルティが、ガブリエル・フォーレの魅力的な旋律と和声を、ファツィオリ・ピアノの美音で綴ります。

Etcetra
KTC-1672(1CD)
ラヴェル&ドビュッシー:2台ピアノのためのトランスクリプション集
ラヴェル:ハープ,フルート,クラリネットと弦楽四重奏のための「序奏とアレグロ」(2台ピアノ/モーリス・ラヴェル編)、弦楽四重奏曲ヘ長調(ピアノ4手/モーリス・ドラージュ編)
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調(ピアノ4手/A.ベンフェルド編)
ヨープ・セリス(P)、
フレデリク・マインダース(P)
多くの世界初録音を含むヨーク・ボーウェンのピアノ作品の発掘・録音で名を広めたヨープ・セリス。ショパン、シューマン、シューベルト、ブラームスらの華麗なトランスクリプション・アルバムを録音で知られるフレデリク・マインダース。秘曲&トランスクリプションのスペシャリストである2人の名ピアニストが録音したラヴェル&ドビュッシーのトランスクリプション集がEt'ceteraレーベルから復刻。
Etcetra
KTC-1673(1CD)
ラ・フォリア
クープラン:フランスのフォリア、またはドミノ(クラヴサン曲集第3巻より)
ドビュッシー:仮面 L.105
リスト:スペイン狂詩曲(スペインのフォリアとホタ・アラゴネーズ)
スクリャービン:仮面 Op.63
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 Op.42
エレーナ・タラソワ(P)
1984年モスクワ生まれ、モスクワ音楽院でセルゲイ・ドレンスキーとパーヴェル・ネルセシアンに学んだピアニスト、エレーナ・タラソワ(エレナ・タラソヴァ)。現在は自身もモスクワ音楽院で教えながら、ロシア、日本、ドイツ、フランス、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、セルビアでコンサートやマスタークラスを開催。
柔らかく繊細なテクニックと力強さを兼ね備えた魅惑のパフォーマンスで贈る、「フォリア」をテーマとする素敵なリサイタル・アルバム。


Danacord
DACOCD-866(1CD)
モシュコフスキー:ピアノ作品集
ワルツ op.34-1
ホフマンの舟歌(オッフェンバックの「ホフマン物語」より)
ゼフィール op.57-4
愛のワルツ op.57-5
イゾルデの愛の死(ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」より)
練習曲 op.72-13/デュオ op.52-3
女軽業師 op.52-4/秋 op.36-4
火花 op.36-6/ポロネーズ op.17-1
ギター op.45-2/スペイン奇想曲 op.37
ジプシーの歌(ビゼーの「カルメン」より)
広瀬悦子(P)

録音:2019年10月29日−11月1日、サン=マルセル福音教会(パリ)
999年マルタ・アルゲリッチ国際ピアノ・コンクールで優勝し、フランス、パリを拠点に活躍する才媛、広瀬悦子。近年はシプリアン・カツァリスとのデュオによるレコーディングや来日公演でも好評を博してきた広瀬悦子の新録音が、デンマークのDanacord(ダナコード)からリリース!
ポーランド出身、ベルリンで卓越したピアニスト&ヴァイオリニストとして活躍し、優れた指導者として多くの著名な音楽家も育てた後期ロマン派のコンポーザー=ピアニスト、モーリツ・モシュコフスキー(1854−1925)の優雅で洗練されたピアノ作品を、スケールの大きな音楽作り、美しい音色、幅広いレパートリーで高い評価を集める広瀬悦子の妙技でお贈りします。

今日ではモシュコフスキーの名を耳にすることは稀になったが、19世紀後半から20世紀初頭にかけては、絶大な尊敬と人気を集めたピアニスト兼作曲家であった。私自身、学生時代には、J.ホフマン、I.フリードマン、S.ラフマニノフ、V.ホロヴィッツら伝説のピアニストの録音を愛聴し、彼らがレパートリーとしていたモシュコフスキーを聴いて親しみを覚えていた。モシュコフスキーはその人生を通して、彼の理想とする伝統的なベル・エポック(良き時代)の美学を貫いた。煌びやかな華麗さと繊細な表情を兼ね備えた、彼の洗練されたサロン音楽は、優雅な古き良き時代のエスプリを反映し、魅惑的で格調高いひと時をもたらしてくれます。広瀬悦子(日本語解説書より)

Danacord
DACOCD-867(2CD)
デンマークの偉大なピアニスト、ヴィクト・シューラー 第4集
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 「皇帝」 *
(2)リスト:ピアノと管弦楽のためのハンガリー幻想曲#
(3)ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー+
(4)ニールセン:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.9**
(5)ベートーヴェン:32の変奏曲ハ短調 WoO.80
(6)シューベルト:さすらい人幻想曲
(7)セリム・パルムグレン:ピアノ協奏曲第2番 「川」#
(8)ショパン:ポロネーズ第6番「英雄」
(9)ショパン:スケルツォ第3番
(10)リスト:即興円舞曲
(11)シューマン:飛翔(幻想小曲集 Op.12より)
(12)ブラームス:ハンガリー舞曲第6番
ヴィクト・シューラー(P)、
カール・フォン・ガラグリー(指)デンマークRSO*、
トマス・イェンセン(指)チボリO#、
エーリク・トゥクセン(指)ジャズ・コンサート・オーケストラ+、
エミール・テルマーニ(Vn)**

(1)録音:1947年
(2)録音:1942年
(3)録音:1941年
(4)録音:1954年
(5)音:1951年
(6)録音:1966年 ライヴ
(7)録音:1962年 ライヴ
(8)録音:1942年
(9)録音:1950年
(10)録音:1951年
(11)録音:1957年
(12)録音:1959年
20世紀中期を代表するデンマークのピアニストのひとり、ヴィクト・シューラー(1899−1967)の録音を復刻するシリーズ。第4集では、ベートーヴェン、リスト、ガーシュウィンの協奏的作品、ショパンやリスト、ブラームスらの名曲、ハンガリー出身デンマークで活躍したヴァイオリニスト、エミール・テルマーニとの共演によるニルセンのソナタなど、HMV(Denmark)とTONOレーベルからLPリリースされていた音源の初CD化と、商業録音としては初出となるシューベルトとセリム・パルムグレンの放送音源を収録しています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

BIS
BISSA-2395(1SACD)
『クロモス− 21世紀ギター音楽』
セバスチャン・ファーゲルルンド(1972-):クロモス〜ソロ・ギターのための(2011)
カレヴィ・アホ(1949-):ソロ XI〜ギターのための(2013)
オッリ・ムストネン(1967-):ギター・ソナタ第2番(2017)
タン・ドゥン(1957-):7つの欲望〜ギターのための(2002)
ユッカ・ティエンスー(1948-):白昼夢〜ギターとエレクトロニクスのための(2016)
ティモ・アラコイティラ(1959-)(イスモ・エスケリネン(1971-)編):詩編(2015)
イスモ・エスケリネン(G/Guitar: Gabriele Lodi, 2011)

録音:2018年4月/フュヴィンカーホール(フュヴィンカー、フィンランド)
制作・録音:サイモン・フォックス=ガール
フィンランドのイスモ・エスケリネン(1971-)は、20世紀スペインのギター音楽を弾いた『魔法の円』(ABCD 153)や現代作品を集 めた『第七感覚』(ABCD 213)など、主にAlbaレーベルに録音したユニークなアルバムで知られます。新作の『クロモス』は、フィンランドの5人の作曲家と中 国のタン・ドゥンの作品を演奏したアルバムです。太陽の彩層の「活動」をイメージしたというファーゲルルンドの「クロモス」。エスケリネンからソロ曲を頼まれ ていたカレヴィ・アホが、イラクの伝説的ウード奏者ムニール・バシールのレコードを聴いてインスピレーションを得て作った「ソロ XI」。「作曲家」ムストネンの 「ドラマティコ、コン・ルバート」「ミステリオーゾ、コン・ルバート」「コン・フォーコ」の3楽章の「ギターソナタ第2番」。タン・ドゥンの「7つの欲望」は、彼のギター 協奏曲第2番「Yi2」に付随する「音楽ミニドラマ」として作られました。「モダニスト」ユッカ・ティエンスーが、変則チューニングのギターとエレクトロニクスを 使い「おとぎ話の色彩」の音世界に作った「白昼夢」。ティモ・アラコイティラが「瞑想的コードにより穏やかに終わる」ピアノ曲として書いた「詩編」をエスケリネ ンが編曲して演奏しています。 (Ki)
BIS
BISSA-2221(1SACD)
バッハ:トッカータ集
トッカータ ト短調 BWV915(9’43”)
トッカータ ニ短調 BWV913(12’31”)
トッカータ ト長調 BWV916(7’56”)
トッカータ ハ短調 BWV911(10’01”)
トッカータ ホ短調 BWV914(6’59”)
トッカータ ニ長調 BWV912(10’50”)
トッカータ 嬰ヘ短調 BWV910(9’38”)
鈴木雅明(Cemb/1982年ヴィレム・クルスベルヘン制作によるリュッカースのレプリカ)

録音:2018年2月/神戸松蔭女子学院大学チャペル
好評を博しているイギリス組曲全曲(KKC 6159 / BIS SA 2281)につづく鈴木雅明のチェンバロ演奏最新録音はバッハのトッ カータ集です。
チェンバロのためのトッカータ集は全7曲存在し、成立はアルトシュタット時代の末期からヴァイマル初期の1706年から1709年頃の作品と考えられ ております。作風は自由な表現衝動に満ちており、ブクステフーデ体験を経たバッハ青年期の溌剌さを携えます。バッハの権威、鈴木雅明が満を持して録 音した注目盤です。なお、楽器は2台のチェンバロのための協奏曲全集(KKC 5496/ BIS SA 2051)、イギリス組曲全集でも使用した1982年ヴィレム・ クルスベルヘン制作によるリュッカースのレプリカで演奏しており、自在にして優美な表現が印象的です。
鈴木雅明によるバッハ独奏作品のチェンバロ演奏は、平均律クラヴィア曲集第1巻(1996年録音 / BIS 813)、ゴルトベルク変奏曲(1997録音/ BIS 819)、インヴェンションとシンフォニア(1998年録音 / BIS 1009)、ファンタジアとフーガ集(1998年録音 / BIS 1037)、フランス組曲(1999-2001 年録音 / BIS 1113)、6つのパルティータ(2001年録音 / BIS 1313)、イタリア協奏曲、フランス風序曲、他(2002年録音 / BIS 1469)、平均律 クラヴィア曲集第2巻(2005年録音/BIS 1513)、そしてイギリス組曲をリリースしており、いずれも高い評価を得ております。 (Ki)

DOREMI
DHR-8104(2CD)
ヴォルフガング・マルシュナー第1集
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006
ヴォルフガング・マルシュナー(Vn)

録音:1972年
ヴォルフガング・マルシュナーは1926年ドレスデン生まれのヴァイオリニストで、作曲家、指揮者、および教師としても活動しました。有名な音楽一 家の出身であり、彼の祖先にはウェーバーとワーグナーの間のドイツ・オペラ界で最も重要な作曲家であるハインリヒ・マルシュナー(1795-1861)が います。9歳でタルティーニの『悪魔のトリル』を披露する神童ぶりで、14歳でザルツブルク・モーツァルテウム大学に入学。自ら作曲した『弦楽四重 奏のためのディヴェルティメント』が初演されました。 第二次世界大戦中に17歳で兵役に就き、戦後、ベルリン・フィルのコンマスであるエーリヒ・レー ンのもとで勉強を再開。ハノーファー国立歌劇場、ケルンRSOのコンマスとなります。シェーンベルクとベルクのヴァイオリン協奏曲を重要なレパー トリーとし、ウォルトンのヴァイオリン協奏曲のドイツ初演ではソリストを務め、他にもストラヴィンスキー、ノーノ、ハルトマンなど同時代の音楽を積極的 に初演しました。作曲家としても多作で、交響曲、協奏曲、室内楽、独奏ヴァイオリン作品などを残しています。 (Ki)

Passacaille
PAS-1078(4CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集(全曲) マイケル・キーナー(Cemb)

録音:2019年
1950年スイス生まれのマイケル・キーナーはアムステルダムでレオンハルトに師事したベテラン・チェンバロ奏者。ソリストとして活躍する他、イル・ジャル ディーノ・アルモニコやイル・ガルデリーノなどとも共演しています。このアルバムは平均律全曲という存在感ある音楽を相手にがっぷり4つに組んだ力演で、 チェンバロでもピアノでも技巧的に弾き切ってしまうような第2巻の変イ長調、嬰ト短調あたりを重々しくずっしりと弾き込む力強さ、篤実さに唸らされます。
録音には名工ウィリアム・ダウドの手による素晴らしい楽器(1978年製)を使用。これはバッハの時代にフランスでもっとも有名なチェンバロ制作者であっ たニコラ・ブランシェの1730年製チェンバロを模して造られたものです。 (Ki)

TC-Records
TCR-2016A(1CD)
税込定価
ヴァイオリン無伴奏作品集
バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番BWV 1004
バルトーク: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz.117 BB 124
バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第3番BWV 1005 - 第3楽章:ラルゴ*
伊藤 亜美(Vn)

録音:2015年10月26-27日聖ヨハネ ネポムク教会(ウィーン)
2016年3月30日紀尾井スタジオ(東京)*
「バッハからバルトークへ、その自然な移行に驚く。二人の作曲家の200年の隔たりを、いとも平然と超越してしまっています。とはいえ、それぞれの様 式感へのアプローチは、極めて正鵠を射ています。素直で知的な感性と技術だ。」(作曲家 池辺晋一郎)
2019年末リリースされた「ZINGARO!!!」で超人集団「Ensemble FOVE」を従え、超絶的なヴァイオリンを披露した伊藤亜美(尾池亜美)。 この2016年にリリースされた「A」では、バッハからバルトークに連なる「無伴奏ヴァイオリン作品」の流れを紐解いています。端正な表情を見せる バッハでは、長大なシャコンヌを頂点に見事な音による世界を構築、かたやバルトークでは「ZINGARO!!!」の奔放さを先取りするかのようなパ ワー溢れる演奏を繰り広げています。

ES-DUR
ES-2076(1CD)
NX-B09
ピアノ・デュオのための作品集
シューベルト:フランスのモティーフによるディヴェルティメント ホ短調 D823
ストラヴィンスキー:2台のピアノのための協奏曲
ヴァスクス:2台のピアノのための音楽…世界初録音
シューベルト:ロンド.ニ長調 D608
リンダ・ライネ(P)
ダリア・マルシニナ(P)

録音:2018年5月22-25日
※日本語解説付き
ラトビア出身のライネとロシア出身のマルシニナのピアノ・デュオのデビュー盤。シューベルトの2作品とストラヴィンスキーに、ライ ネが師事していたペトリス・ヴァスクスと、時代の違う3人の作曲家の作品が並びます。このデュオの技術と音楽性は、二人 の出会いの場となった、ドイツで師事した旧ソ連出身の名ピアニスト、リーリャ・ジルベルシュテインのお墨付き。「若いデュオに も関わらず、舞台での圧倒的な存在感、カリスマティックな音楽性と見事なクリエイティビティで聴衆を惹きつける。」と評して います。それぞれソロとしてのコンクール受賞歴に加え、デュオとしてもローマ国際ピアノ・デュオ・コンクールで2位を獲得。「こ の曲を弾くとアドレナリンが全開」というマルシニナ選曲のストラヴィンスキーの分厚い音や連打も見事に弾きこなしています。 ヴァスクスの楽曲は、ライネがデビュー盤に入れたいと熱望し、作曲家の同意を得て初録音が実現。シューベルトはピアノ・ デュオを評価する際の指標になるレパートリーとされていますが、どちらの曲も心を開いた見事な演奏となっています。

Audite
AU-20044(1CD)
モンポウ:『歌と踊り』より第1-5番
ニコラ・バクリ(1961-):歌とワルツ Op.14
モンポウ:『歌と踊り』より第6番
モーリッツ・エッゲルト(1965-):ハンマークラヴィーアXXVI―To be played after Mompou’s 'Cancion 6'
モンポウ:『歌と踊り』より第7-9番
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):残響
モンポウ:『歌と踊り』より第10番
ジョゼップ=マリア・ギッシュ(1967-):ステラ
モンポウ:『歌と踊り』より第11&12番
ジョゼフ・フィブス(1974-):夜想曲―After Mompou-Cancion
モンポウ:『歌と踊り』より第14番
コンスタンティア・グルツィ(1962-):風の踊り Op.72―Hommage a Federico Mompou
マリア・カニグエラル(P)

録音:2018年9月28&29日/リセウ高等音楽院(バルセロナ)
スペインのジローナ出身のピアニスト、マリア・カニグエラルが母国の偉大な作曲家モンポウの『歌と踊り』と現代作曲家が同作品へ関連付けた作品を交互 に演奏したユニークなアルバムをリリースしました。全15曲からなる『歌と踊り』(第13曲はギター独奏、第15曲はオルガン独奏のため当アルバムでは未収 録)は、1918年から1972年、じつに半世紀以上の歳月をかけ個別に作曲された作品。楽曲のほとんどがカタルーニャ地方の民謡に基づき、モンポウならでは のおしゃれな作品集です。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1621(1CDR)
フリーダ・ヴァレンツィ
グラナドス:組曲「ゴイェスカス」第1部(4曲)*
ラヴェル:クープランの墓#
フリーダ・ヴァレンツィ(P)

録音:1951年
※音源: Remington R-199-116他
Forgotten Records
fr-1622(2CDR)
デニス・マシューズ〜バッハ&ベートーヴェン
バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971 *
 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903 *
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2 #
 第15番二長調 Op.28 「田園」 +
 第21番ハ長調 Op.53 「ヴァルトシュタイン」+
 第23番ヘ短調 Op.57 「熱情」 #
デニス・マシューズ(P)

録音:1952年2月24日*、1953年1月7日、1月8日、2月20日、5月8日
※音源: Columbia, 33 S 1004 他
Forgotten Records
fr-1629(1CDR)
ジネット・ドワイヤン/ショパン&サン=サーンス
ショパン:バラード (全4曲)*
 タランテラ 変ロ長調 Op.43 #
 3つのエコセーズ Op.72-3 #
サン=サーンス:ワルツ形式の練習曲 Op.52
 トッカータ Op.72 /主題と変奏曲 Op.97
 アレグロ・アパッショナート 嬰ハ短調 Op.70
 トッカータ Op.111
ジネット・ドワイヤン(P)

音:1954年、1952年6月* 、1956年頃#
※音源: Westminster WL 5169 他
Forgotten Records
fr-1634(1CDR)
フェリツィタス・カーレル/シューベルト&ワーグナー
シューベルト:34の感傷的なワルツ D.779 *
 12の高雅なワルツ D.969 *
ワーグナー:ピアノ・ソナタ 変ロ長調 Op.1, WWV.21 (1831) # /
 マティルデ・ヴェーゼンドンク夫人のアルバムの為のソナタ 変イ長調 WWV.85 (1853) #
 ベティ・ショット夫人の為のアルバムの一葉 変ホ長調 WWV.108 (1875) #
フェリツィタス・カーレル(P)

録音:1950年
※音源: Remington R-149-4 他

オクタヴィア
OVCL-00708(1CD)
税込定価
2020年3月18日発売
夢弦
サラサーテ:アンダルシアのロマンス
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
梅林茂:夢二のテーマ
パラディス:シシリエンヌ
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番よりアリア
ピアソラ:タンゴの歴史
 タンティ・アンニ・プリマ
澤菜穂子(Vn)
松田弦(G)

録音:2019年10月23-25日 神奈川・もみじホール城山
澤菜穂子は1993年全日本学生コンクールで優勝後、英国王立音楽院やパリ・エコール・ノ ルマル音楽院に学び、欧州のコンクールでも入賞。海外でのコンサート歴も豊富な閨秀 ヴァイオリニストです。14年にデビュー・アルバム「パシオーネ」を発表し、これが待望の第 2弾。 今回はギターの名手・松田弦を迎え、2つの弦の綾なす魅力を伝えています。歌心の「ア ンダルシアのロマンス」、ギターとの対話が熱い「タンゴの歴史」、情感ゆらぐ「タンティ・ア ンニ・プリマ」まで、そのパッションと静謐の交差は、新たなる異郷の地への蠱惑(こわく)的 な誘いと言えるでしょう。(オクタヴィア)

Sono Luminus
DSL-92239(1CD)
NX-B05
バッハ:チェンバロ作品集
イタリア協奏曲 BWV971
フランス風序曲 BWV 831
半音階的幻想曲とフーガ BWV 903
前奏曲,アンダンテとフーガ BWV 894 & 1003
ジョリー・ヴィニクール(Cemb)
1738年 クリスティアン・ファーター製
トーマス&バーバラ・ヴォルフ 1995年復元モデル
シカゴで生まれ、パリで学び、1993年にワルシャワの国際チェンバロ・コンクールで1位を獲得、94年にプラハの春音楽祭 でデビューしたジョリー・ヴィニクールは、Sono Luminusより発売したラモー・チェンバロ作品全集などで過去2回、グラミー 賞にノミネートされた名奏者です。2019年には北米で最古の野外音楽祭であるラヴィニア音楽祭に初出演し、バッハの 「ゴルトベルク変奏曲」の演奏を披露しました。このアルバムでは、ドイツのジルバーマン・モデルをトム&バーバラ・ヴォルフ 夫妻が復元した楽器を用い、バッハの4つの名作を演奏しています。 最近では指揮者としての活動も増えているヴィニクール、ベルゲン・フィルや香港フィル、ロサンゼルス室内管などでの弾き 振りのほか、パーセルやモンテヴェルディのオペラなどを指揮しており、さらなる活躍が期待されています。
Sono Luminus
DSL-92236(1CD)
NX-B05
The Etudes Project エチュード・プロジェクトVol.1 アイスバーグ
マックス・グレイフ(1988-):アクリーション(2018)
メシアン:4つのリズムのエチュード第1番 火の島I (1949)
ヴィクター・バエズ(1985-):エチュード第1番「コロナ」(2018)
チン・ウンスク(1961-):エチュード第6番「種子」 (2000)
ユー・チュン・チェン(1987-):トゥ・ザ・コンヴァージョンズ (2018)
6.細川俊夫(1955-):練習曲第1番「2つの線」 (2011)
ウィル・ヒーリー(1990-):メランコリー・ロボットのための練習曲 第3番 トレイン (2018)
リゲティ:練習曲第1巻 第1番 デゾルドル (1985)
デレク・クーパー(1987-):練習曲第1番「アンリーシュド」 (2018)
ルース・クロフォード=シーガー(1901-1953):入り混じったアクセントによる練習曲 (1930)
ステファニー・アン・ボイド(1990-):ライラック (2018)
ドビュッシー:12の練習曲 第11番 組み合わされたアルペッジョのための
ドレイク・アンダーセン(1987-):ウォーク(2018)
スクリャービン:12の練習曲 Op.8 第2番 嬰ヘ短調
ハリー・スタフィラキス(1982-):練習曲 第1巻 オブスティナータ1「有刺鉄線」 (2018)
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」Op.33 第4番 ニ短調(モデラート)
ジョナサン・ルス(1985-):ナックルズ (2018)
フィリップ・グラス(1937-):練習曲第1集 練習曲第13番 (1994)
アレックス・ブルツォス(1985-):シュド・ザ・ワイド・ワールド・ロール・アウェイ (2018)
ショパン:12のエチュード Op.10 第4番 嬰ハ短調
ジェニー・リン(P)

録音:2019年4月15-17日
18世紀に生み出され、19世紀前半に一般的になった「エチュード(練習曲)」。 ニューヨーク・タイムズ紙などで絶賛されたピアニスト、ジェニー・リンが練習曲に焦点をあてた「ジ・エチュード・プロジェクト」を 立ち上げ、さまざまな作品を紹介しています。 第1弾となる本作は、ショパンやドビュッシー、ラフマニノフ、スクリャービン、メシアン、リゲティ、フィリップ・グラスに細川俊夫な どの良く知られた作曲家たちの「エチュード」に、現在ニューヨークで活躍する作曲家集団“アイスバーグ”のメンバー10名に よる作品を組み合わせた興味深い1枚。リンの持つ世界観が、繊細で緻密な演奏によってあますところなく表現されてい ます。

CPO
CPO-555326(2CD)
4620★★NX-D11
ラフマニノフ:ピアノ・デュオ作品全集
幻想的小品集 Op.3-2「前奏曲 嬰ハ短調」-2台ピアノのための
「ロシア狂詩曲」ホ短調 TN ii/23-2台ピアノのための
組曲 第1番「幻想的絵画」 Op.5-2台ピアノのための
交響詩「岩」Op.7-連弾のための
組曲 第2番Op.17-2台ピアノのための
ロマンス ト長調 TN ii/20-連弾のための
イタリア風ポルカ TN ii/21-連弾のための
6つの小品 Op.11-連弾のための
.ジプシーの主題による奇想曲 Op.12-連弾のための
交響的舞曲 Op.45-2台ピアノのための
ジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ

録音:2018年7月9-12日,2019年4月1-4日
「ジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ」結成25周年の記念アルバム。デュオ結成前、ハノーヴァー音楽大学の学生だった2人 は、当時の彼らの教師ウラディーミル・クライネフからピアノ・デュオ・コンペティションを受けるように勧められ、その時に「準備して おくように」と示されたのがラフマニノフの「組曲第2番」とシューベルトの「幻想曲」、モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」 だったそうです。それ以来、2人にとってラフマニノフは大切なレパートリーとなり、ずっと全作品の録音企画を温め続け、今回の CDが実現しました。 ラフマニノフのピアノ・デュオ曲(2台ピアノ&連弾)は、ピアニスティックな技巧を存分に用いながら、まるでオーケストラを聴くかの ような重厚な響きも楽しめる充実した作品であり、とりわけ“幻想的絵画”の副題を持ち、チャイコフスキーに献呈された「組曲 第1番」、交響曲第1番の初演が失敗し、自信をなくしていた頃に書かれた「組曲第2番」の2作は、詩的な雰囲気をまとった 独自の作品とされています。あまり耳にする機会のない「イタリア風ポルカ」や「ロマンス」、ラフマニノフ最後の名作「交響的舞 曲」もオーケストラ版とは違う味わいを楽しめます。25年間デュオとして活動してきた2人の熱い思いが詰まったアルバムです。


ONDINE
ODE-1329(1CD)
NX-B04
スクリャービン:マズルカ集
10のマズルカ Op.3
9のマズルカ Op.25
2つのマズルカ Op.40
マズルカ ヘ長調(1889)
マズルカ ロ短調(1889)
マズルカ風即興曲 ハ長調 Op.2,No.3
ペーテル・ヤブロンスキー(P)

録音:2019年7月16-18日ファツィオーリ・コンサート・ホール,サチレ(ポルデノーネ),イタリア
1971年、南スウェーデン生まれのピアニスト、ペーテル・ヤブロンスキー。五大陸全てで演奏会を行なって おり、共演したオーケストラ、指揮者も数知れず。これまでにもプロコフィエフやチャイコフスキーなどロシアの レパートリーを中心に数多くのアルバムをリリース。そのどれもが高く評価されています。 彼のONDINEレーベルへの初アルバムは、スクリャービンのマズルカ集。ショパンの影響が垣間見える初期 のマズルカから、独自の神秘的な作風による後期のマズルカまで全ての曲が収録されています。作品の多 くは♭(フラット)や♯(シャープ)が数多く付された調性で書かれた柔らかい響きを持ち、スクリャービンの個 性と音の好みが見て取れるユニークな曲集を、ヤブロンスキーは豊かな表現力と多彩な音色を駆使し見 事に弾き切っています。「ピアノの貴公子」と呼ばれたヤブロンスキーの今をお聴きください。

APR
APRCD-6031(2CD)
フレンチ・ピアノ・スクール〜アリーヌ・ヴァン・バレンツェン/初期録音&ショパン、リスト、ヴィラ・ロボス録音集
【CD1】
(1)ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」
(2)ファリャ:アンダルーサ
(3)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35(第1巻)
(4)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35(第2巻)
(5)ブラームス:間奏曲変ホ長調 Op.117-1
(6)ブラームス:カプリッチョ ロ短調 Op.76-2
(7)リスト:メフィスト・ワルツ第1番S.514
(8)ピエール・ヴェローヌ:トッカータ Op.74
(9)リスト:3つの演奏会用練習曲より 第3番変ニ長調「ため息」S.144-3
(10)リスト:水の上を歩くパウラの聖フランチェスコ S.175-2
【CD2】
(11)ショパン:幻想曲ヘ短調 Op.49
(12)ショパン:夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2
(13)ショパン:練習曲第5番変ト長調 Op.10-5「黒鍵」
(14)練習曲第13番変イ長調 Op.25-1「エオリアンのハープ」
(15)ショパン:練習曲第23番イ短調 Op.25-11「木枯らし」
(16)ヴィラ=ロボス:「赤ちゃんの一族」第1組曲、第2組曲
(17)ヴィラ=ロボス:ショーロ第5番「ブラジルの魂」
アリーヌ・ヴァン・バレンツェン(P)


【CD1】
(1)グラモフォンSO、ピエロ・コッポラ(指)
録音:1928年6月7日
(2)録音:1928年6月11日
(3)録音:1941年7月15日
(4)録音:1941年7月15日
(5)録音:1947年6月4日
(6)録音:1947年6月4日
(7)録音:1941年7月15日
(8)録音:1941年7月15日
(9)録音:1957年初期
(10)録音:1957年初期

【CD2】
(11)録音:1957年初期
(12)録音:1957年初期
(13)録音:1957年初期
(14)録音:1957年初期
(15)録音:1957年初期
(16)録音:1956年1月24日&2月14日
(17)録音:1958年5月15日

※マスタリング:ロバート・カウリン(大英図書館)
約150年間の歳月の中で、パリ音楽院の名教師たちによって育まれた独特のスタイルと名ピアニストたちの演奏を現代に蘇らせるAPRの新シリーズ「フレンチ・ピアノ・スクール」の第4弾は、アメリカ出身の名女流アリーヌ・ヴァン・バレンツェンの20年代と40年代、50年代の録音集!
アメリカで生まれた後、4歳でパリへ移住。その後、9歳で名門パリ音楽院に入学し、弱冠11歳で一等賞(プルミエ・プリ)で卒業(同じく第1位はユーラ・ギュラー、続く第2位はクララ・ハスキル)を果たし、神童ピアニストとしてその名を馳せたバレンツェン。
パリでマルグリット・ロン、エリ=ミリアム・ドラボルド(アルカンの弟子)に、ウィーンではテオドール・レシェティツキにピアノを学び、演奏活動はもちろんのこと、パリ音楽院教授としてあのシプリアン・カツァリスやジャン=フィリップ・コラールの師匠としても知られる20世紀フランス・ピアノ界の女傑です。
APRは「フレンチ・ピアノ・スクール」シリーズにバレンツェンを加えるために、名演の誉れが高いショパンやリスト、そしてブラームスの「パガニーニの主題による変奏曲」、そして得意としていた同世代の作曲家たち、ファリャやヴィラ=ロボス、ピエール・ヴェローヌの録音を復刻。バレンツェン自身に献呈されたヴィラ=ロボスの「赤ちゃんの一族」第2組曲も収録されています。

CALLIOPE
CAL-1744(1CD)
シューマン:謝肉祭 Op.9、
 クライスレリアーナ Op.16
ビゼー(ホロヴィッツ編):カルメン変奏曲
モシュコフスキ:練習曲 Op.72-6
リスト(ホロヴィッツ編):ラコッツィ行進曲
ステファーヌ・ブレ(P)

録音:1999年−2008年
カルナバル(カーニヴァル/謝肉祭)」をテーマとした華やかなプログラムを組んだのは、バイロン・ジャニスの門弟であり、ウラディミール・ホロヴィッツのアシスタントを務めたこともあるパリ出身のコンポーザー=ピアニスト、ステファーヌ・ブレ。かのジュリーニもそのテクニックと音色を称賛したというエピソードの持ち主でもあります。
ピアニストとしてだけでなく作曲家としても活躍するブレ。ホロヴィッツによるビゼーとリストのアレンジ2作品を組み込んだプログラムでは、ブレのヴィルトゥオージティが遺憾なく発揮されています。

KAIROS
0015067KAI(1CD)
パトリック・オザード=ロウ:イン・オポジション
ピアノ・ソナタ第2番
ソナタ「イン・オポジション」*
アンドルー・ゾリンスキー(P)、
エリザベート・スマルト(Va)*

録音:2015年8月10日−11日、ロンドン(イギリス)&2017年11月18日−19日、ハールレム(オランダ)
イギリスの現代音楽を代表する2人の作曲家、ビル・ホプキンスとマイケル・フィニッシーから作曲を学び、1976年から本格的に作曲活動を開始したパトリック・オザード=ロウ(1958−)の「ピアノ・ソナタ」と「ヴィオラ・ソナタ」をカップリング。
高度なモダニズムの世界を展開する2つの器楽作品を奏でるのは、ピアノのアンドルー・ゾリンスキーとヴィオラのエリザベート・スマルト。
ヴィオラのための「ソナタ「イン・オポジション」」は、影響を受けたフランスの現代音楽作曲家、ジャン・バラケのピアノ・ソナタに近い作風を持つ秀作と評されています。

Avie
AV-2417(1CD)
レバー・ハープのための新しい音楽
ローレン・スコット:エレジー、フリー・ランング、
 ブルー・ムーン・ライジング、
 ファースト・フライト・オヴ・スプリング
ダウウェ・アイセンハ:フォー・マティア
モニカ・シュタドラー:アウェイ・フォー・ア・ホワイル
ローレン・スコット:ジプシー・ダンス
ジョン・ケージ:イン・ア・ランドスケイプ
ピーター・マクスウェル・デイヴィス:ストロムネスとの別れ
ローレン・スコット:ビヨンド・ザ・ホライゾン、セレスティアル・スパイラルズ
レノン&マッカートニー(ローラン・スコット編):アクロス・ザ・ユニバース
ローレン・スコット(レバー・ハープ)

録音:2019年8月6日−9日、スタジオ43(マンチェスター)
レバー・ハープ」とは、ペダルではなく弦についたレバーで音程(音階)を調節するハープで、ノンペダル・ハープや伝統的な楽器の仲間としてケルティック・ハープ、アイリッシュ・ハープなどとも呼ばれます。
オーストラリア出身、現在は英国で様々なオーケストラやアンサンブルとの共演、そしてテレビやラジオへの活発な出演など、ハープ・コミュニティの発展へ寄与し、5年間英国ハープ協会の会長も務めたハーピスト、ローレン・スコットのデビュー・ソロ・アルバム。
自身で書いた作品から、ジョン・ケージ、マクスウェル・デイヴィス、そしてレノン&マッカートニーのナンバーまで、レバー・ハープのための飽くなき情熱が結実したプログラム。ケルティック・ハープとしてのトラディショナルな表現からアンビエントのようなサウンドまで、またレバーを使用したベンドやパーカッシブなパフォーマンスなどレバー・ハープならではの特殊奏法にも注目。

Delphian
DCD-3423(1CD)
カナダのオルガン作品集
ヒーリー・ウィラン:序奏、パッサカリアとフーガ
ジェラルド・ベイルス:小組曲
ルス・ワトソン・ヘンダーソン:半音階的パルティータ
レイチェル・ローリン:オルガン交響曲第1番 Op.36
レイチェル・マホン(Org)

録音:2019年4月2日−4日、コヴェントリー大聖堂
2014年から2016年までロンドンのセント・ポール大聖堂でオルガン・スカラーとなり(セント・ポール大聖堂の1400年の歴史のなかで最初の女性オルガニスト)、チェスター大聖堂のアシスタント・オルガニストを経て、現在はコヴェントリー大聖堂の音楽アシスタント・ディレクター(Assistant Director of Music)を務める女流オルガニスト。
自身の故郷であるカナダのオルガン作品を、コヴェントリー大聖堂の壮麗なオルガンで弾いています。
Delphian
DCD-34221(1CD)
ベートーヴェン:4手連弾のためのピアノ作品集
ソナタ ニ長調 Op.6
ワルトシュタイン伯爵の主題による8つの変奏曲 WoO.67
3つの行進曲 Op.45
ゲーテの詩「君を思う」による6つの変奏曲 WoO.74
大フーガ Op.134
ピーター・ヒル&ベンジャミン・フリス(ピアノ4手連弾)

録音:2019年7月12日−13日、カーディフ大学音楽学校コンサート・ホール
デルフィアン(Delphian)でのバッハ・シリーズ(フランス組曲、平均律クラヴィーア曲集第1巻&第2巻)の演奏、解釈がヨーロッパだけでなくここ日本でも称賛されたメシアン研究の世界的権威ピーター・ヒル。グールド・ピアノ・トリオのメンバーであり、「本物のベートーヴェン弾き」として評価が高く、2019年にも来日公演でも素晴らしいベートーヴェン・リサイタルを披露してくれた英国の実力派ベンジャミン・フリス。
デルフィアンが贈るベートーヴェンの生誕250周年記念リリースは、長年にわたりデュオ・パートナーとして活動してきたヒル&フリスのピアノ・デュオで、初期の作品から晩年の「大フーガ」まで、ベートーヴェンが4手ピアノのために書いた魅力ある作品を収録。デルフィアンでの前作「ロシア音楽集」(DCD-34191)でもまばゆい評価を獲得した充実のコンビネーションと冴え渡るリズム、重鎮の深い解釈が、ベートーヴェンでも更なる輝きを放つことでしょう。

Indesens
INDE-115(1CD)
ベッファ:白と黒
ヴェニスのマーラー/グランド・ホテル/ライプツィヒの憂鬱/桜の園/フランツ神父/白と黒/マスクの告白/悪魔の階段/私室の哲学/メビウス/氷の上の足跡/路上の芸術/古い祈り/さすらい人/自画像のスフマート/雨の中の孤独/カントールの散歩/理性の眠り/誠実なベランジェール
カロル・ベッファ(P)

録音:2017年2月22日、スタジオ・セクエンツァ(モントルイユ、フランス
ポーランド系フランス・スイス人のコンポーザー=ピアニストで、作曲や即興演奏、さらには数学や哲学、経済学などにも精通するマルチ・プレーヤー、カロル・ベッファの自作自演集。
トゥールーズ・キャピトル国立Oのレジデント・コンポーザーを務め、諏訪内晶子が「ヴァイオリン協奏曲」の初演を担当するなど、その名声、作品の知名度は日本でも確実に高まりを見せています。
この「白と黒」は、映画音楽とヒーリング、クラシックのクロスオーヴァー的な作風を持つ、静謐な世界が魅力のプログラムです。

MDG
MDG-90621406
(1SACD)
リスト:オルガン作品全集 Vol.1
バッハ(B-A-C-H)の名による前奏曲とフーガ(初稿1855)9
アヴェ・マリアI(1846/1856/1859-60)
バッハ/リスト:カンタータ「わが心に憂い多かりき」(BWV 21)による導入部とフーガ(1860)
 深き淵より、われ汝に呼ばわる(BWV 38)(1860/61?)
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタよりアダージョ(BWV1017) (1864?)
ニコライ/リスト:コラール「われらが神はかたき砦」による教会祝典序曲 (1852)
ラッソ/リスト:レジーナ・チェリ(1865)
ダンテ交響曲より、導入部、フーガ、マニフィカト(1860/1862)
 レジーナ・チェリ(1865) (マンデルシャイト製オルガン1655-57)
ズザナ・フェリェンチーコヴァー(Org)
使用楽器:アロイ・モーゼル(1834年製)、聖ニコラ大聖堂、フリブール、スイス
チェコ出身のオルガニスト、ズザナ・フェリェンチーコヴァーによるリストのオルガン作品全集の録音がスタート。リストは超絶技巧ピアニストでしたが、オ ルガンも得意としており、オルガンならではの大音量と幅広い音色を活かせる壮麗な音楽からひっそりと瞑想的な音楽までさまざまな作品を作曲・編曲して いました。 リストのオルガン曲は、その時代に有名だった曲を素材にした作品や、自作をオルガン用にアレンジしたものが多く、当時としても演奏効果の上がる傾向が強 いのが特徴。本盤の1曲目も「変ロ-イ-ハ-ロ/B-A-C-H」の連続した4音を使ったバッハの名の主題による作品です。1855 年、リストは当時ドイツで最大の ロマン派オルガンであった、メルゼブルク大聖堂のラーデガスト・オルガンの奉献式のために作曲した「バッハ(B-A-C-H)の名による前奏曲とフーガ」。「後に 1870年に「バッハの名による幻想曲とフーガ」ピアノ版として改訂されています。 ズザナ・フェリェンチーコヴァーの高度な技巧で迫力の作品群を全曲MDGの高音質録音で聴けるのは嬉しいかぎりです。
MDG
MDG-90621596
(1SACD)
オルガンによるビル・エヴァンス
マイ・ベルズ/ヴェリー・アーリー
グリーン・ドルフィン・ストリート
エミリー/クワイエット・ナウ
マイ・ロマンス/アンレス・イッツ・ユー
ピース・ピース/オンリー・チャイルド
Bマイナー・ワルツ
ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング
ザ・トゥー・ロンリー・ピープル
マイ・フーリッシュ・ハート
ワルツ・フォー・デビー/エピローグ
ダーヴィト・ショルマイヤー(Org)
MD&Gからビル・エヴァンス衝撃のニュー・アルバム登場! と言っても未発表ライヴ等の発見ではなく、エヴァンスの名作をパイプ・ オルガンで奏するという破天荒な試み。1971年生まれのドイツのオルガニスト、ダーヴィト・ショルマイヤーが2014年以来専属を務めるブレーマーハー フェン大聖堂のベッケラート・オルガンでエヴァンスが作曲及び愛奏したゆかりのキラーチューン15曲を披露しています。
ショルマイヤーはギュンター・カウンツィンガーやオリヴィエ・ラトリに師事した正統派オルガニストであると同時にジャズ・ピアニストとしても活躍する 異才。ビル・エヴァンスといえば繊細で美しいピアノのタッチで名高いですが、それをオルガンの荘重なサウンドにしても違和感どころか驚くほどマッチし ています。彼のマイナー・コードが意外なほどオルガンと合い、思わず聴き惚れてしまいます。また大サックス奏者リー・コニッツとの伝説になっている共 演を意識して、なんとサックスの音までオルガンで再現。オーディオ効果も満点で、SACDの効果を最大限に発揮しています。
ジャズ・ファンにも超オススメ。ビル・エヴェンスの哀愁が好きな向きなら絶対気にいること間違いなしのアルバムです。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4280(1CD)
リストとスメタナ
リスト:超絶技巧練習曲より第12番「雪あらし」S.139-12
 楽劇『トリスタンとイゾルデ』より「イゾルデの愛の死」S.447/R.280(ワーグナー/リスト編)
 リゴレット・パラフレーズ(ヴェルディ/リスト編)
 『レクイエム』ニ短調より「ラクリモーサ」S.550-2(モーツァルト/リスト編)
スメタナ:スケッチ第2集より「なつかしい風景」Op.52-3
 海辺にてOp.17
 バガテルと即興曲Op.6
ミロスラフ・セケラ(P)

録音:2019年12月27&28日/プラハ芸術アカデミー内ボフスラフ・マルティヌーホール
ブラームス国際コンクール第1位(2002年)をはじめ様々な国際コンクールの受賞歴を誇るチェコのピアニスト、ミロスラフ・セケラ。幼いころにミロシュ・ フォアマン監督の大ヒット映画「アマデウス」にて少年時代のモーツァルト役に抜擢されたという異色の経歴を持ちます。現在「プラハの春音楽祭」公式ピアニ ストやプラハ大学ピアノ科専任講師を務める傍らソリストや室内楽奏者としてウィーンの楽友協会ホール、コンツェルトハウスなどをはじめ世界各国で演奏 活動を展開しております。日本では2017年にヨゼフ・シュパチェクとの共演でリサイタルを行い、好評を博しました。シュパチェクとはスプラフォン・レーベル よりヤナーチェク、スメタナ、プロコフィエフのアルバム(SU 4129)をリリースしております。
リストとスメタナを組み合わせた期待の新録音ではセケラの抜群のテクニックと豊かな表現力を堪能することができる注目アルバムです。 (Ki)

H.M.F
HMM-905324(1CD)
ピエール・アンリ(1927-2017):CARNET DE VENISE(ヴェニス記)〜モンテヴェルディの時代のヴェニスへのいざない スタジオ・SON/RE(2002年)
フランスの現代音楽作曲家、ミュジーク・コンクレートの第1人者、ピエール・アンリによる、モンテヴェルディ時代のヴェニスへのいざない。ここでは 「CARNET DE VENISE(ヴェニス記)〜モンテヴェルディの時代のヴェニスへのいざない」と題し、モンテヴェルディのマドリガーレ風な作品を導入に、 カモメの鳴き声やゆきかうゴンドラの櫂の音など、ヴェニスの町の様々な音を電子音で表現したトラックが続き、その後も古楽風のトラックと電子音のトラッ クが入り混じりながら作品は進みます。2003年、ナントで行われたラ・フォル・ジュルネ音楽祭の委嘱作品ということで、ジャケットにはフォル・ジュル ネ音楽祭のプロデューサーのレーベルMIRAREのロゴもあしらわれた共同制作盤となっております。 (Ki)

ORFEO
C-990202(2CD)
特価
NX-B08
リスト:作品集
3つの演奏会用練習曲 S.144
2つの演奏会用練習曲 S.145
怒りをこめて(仕上げの練習曲) S142/R4a
パガニーニ練習曲 S141/R3b
モーツァルト - 「ドン・ジョヴァンニ」の回想
12の超絶技巧練習曲 S139/R2b
アミール・カッツ(P)

録音:2018年12月27,28,30日 ジーメンス・ヴィラ,ベルリン、2019年2月19日 テルデック・スタジオ,ベルリン、2019年9月16日 テルデック・スタジオ,ベルリン
「リストの練習曲は、ピアノ音楽の歴史の一つの頂点であり、途方もない技術的困難を超えて、詩や文学、絵 画、民俗学にも影響を与えた偉大な作品だ」と語るピアニスト、アミール・カッツ。どんな作品でも独自の解釈を 加えることをモットーにしている彼は、リストがこの世を去る数年前に行ったマスタークラスで、練習曲を用いた際の 学生たちの証言を調査し、この途方もない練習曲が後世に与えた影響を探りながら、この曲に真っ向から挑 み、見事な演奏を聴かせます。

IBS CLASSICAL
IBS-102019(1CD)
ギンジュアン(1931-):ピアノ作品全集 第1集
ヨンド/ディグラフ
ディバガント/ベルブム(ゲノマ・イン・ムジカ)
テンポ・ブレーヴェ/さようならバロック
アルフォンソ・カルデロン・デ・カストロ(P)

録音:2019年4月23-25日
アントニオ・ガウディがモダンな建物に命を吹き込んだように、スペインの作曲家ギンジュアンは、現代音楽で失われてしまった音 楽語法や表現に、美学の要素を取り入れ、予測された作曲手法ではなく、音楽の要素がその都度必要とする響きを導き出 す作風で、新古典主義への道を切り開いています。ピアニスト、カルデロン・デ・カストロは1970年マラガ生まれ。コルトーやエド ウィン・フィッシャーの弟子であったステファニー・カンビエにピアノを習い、セヴィリャの音楽院やフライブルク、パリでも学び、シェーン ベルク、ヴェーベルン、ストラヴィンスキー、シュトックハウゼンなどを得意としています。2010年、カタロニア出身のギンジュアンと出 会い、音楽家同士のプロフェッショナルな関係とともに友情も育み、ギンジュアンの「ピアノ作品全集」録音に一緒に取り組むよ うになりました。明晰さと流動性を併せ持つギンジュアン作品に詩的なピアノで絶妙なニュアンスを演出しています。

NAXOS/映像作品
NAXOS-2.1106(DVD)
NX-C05

NBD-0105V(Bluray)
NX-C05
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 BWV846-893 アンドラーシュ・シフ(P/スタインウェイ)

収録:2018年8月29日 ロイヤル・アルバート・ホール
総収録時間:142分
映像:16:9 NTSC All Region 片面2層…DVD、Blu-ray
HD…Blu-ray
音声:PCM Stereo & DTS 5.1…DVD
PCM Stereo & DTS-HD 5.1…Blu-ray
2018年のプロムスで行われたシフによるバッハ「平均律 第2巻」全曲ライヴが、2017年の「第1巻」に続き映像で登場します。80年代を中心にバッハの鍵盤作品を体系 的に録音し、モダン・ピアノのみならずフォルテピアノを用いたシューベルトの録音などでも高い評価を得ているシフ。バッハという作曲家とピアノという楽器を多角的に手中に収 めている彼なればこその、ペダルを基本的に使わずスタインウェイを豊かに響かせる、たいへん美しい演奏を聴くことが出来ます。練習曲集の色彩が強い第1巻から約20年を 経て出版された第2巻は、音楽的にも作曲技法的にも高度で先進的な作品となっており、先にリリースされた第1巻にも増してシフの深い作品理解がより生きた演奏内容 となっています。プロムスというお祭りの場でありながら、前年の公演の素晴らしさもあってか大きな期待と感動に包まれた会場の様子もまた、たいへん好感の持てるものです。

IBS CLASSICAL
IBS-142019(2CD)
NX-C01
レオ・ブローウェル(1939-):ギター・ソナタ全集
ソナタ 第1番
ソナタ 第2番「旅人のソナタ」
ソナタ 第3番「黒いデカメロン」
ソナタ 第4番「思想家のソナタ」
ソナタ 第5番「アルス・コンビナトリア」
ソナタ 第6番「謎」(リカルド・ガレン編)
リカルド・ガレン(G)

録音:2018年5月10-11日
キューバ出身のブローウェルは、現代ギター界で最も重要な作曲家の一人。伝統様式と最新トレンドを融合させるばかりで なく、民族的文化や政治情勢、社会現象、宗教、芸術とあらゆることを作品に盛り込んだ彼の作品はギタリストにとって大 切なレパートリーになっています。彼のソナタは、スペイン・ルネサンス期の弦楽器ビウエラや、17世紀フランスののクラヴサン 流儀、ベートーヴェン、ショスタコーヴィチ、スクリャービン、ドビュッシー、アルベニスの響きや、ストラヴィンスキーやバルトーク、ミ ニマリズムからジャズの要素までが含まれており、ブローウェル独自のフィボナッチ数列やフラクタルを駆使した独特の作風で構 築されていますが、残念なことに録音はあまり多くありません。 今回この作品に挑戦するのはスペインのギタリスト、リカルド・ガレン。「テクニックだけではなく、作曲家のエートス(精神、主 張)を表現するのに苦労した」と語る彼の熱演をお楽しみください。
IBS CLASSICAL
IBS-122019(1CD)
エルバニア〜20世紀スペインのチェンバロのための音楽
トマス・マルコ:エルバニア(1977)
ロドリーゴ:リトルネッロ風前奏曲(1979)
ホアキン・オムス:前奏曲(1976)…世界初録音
トゥリーナ:2つの練習曲(1989)
 第1番 プレルーディウム
 第2番 ソナタ
ファン・マリア・トマス・サバテル:クラヴサンの旅人(1952)
アンヘル・オリヴィエ・ピナ:マヌエル・デ・ファリャの捧げもの(1995)…世界初録音
ホセ・M・サンチェス=ベルドゥ:パランプセストII I 〜 VII(1996)…世界初録音
シルビア・マルケス・チュリリャ(Cemb)

録音:2017年7月30-31日、10月13-14日
一度は廃れたと思われたチェンバロですが、20世紀になって次々と新しい作品が書かれています。カリスマ的な演奏 家、ワンダ・ランドフスカに触発されたファリャがチェンバロに目を向け、それに続くかのようにアントワネット・フィッシャーや エリーザベト・ホイナツカのために曲を書く作曲家たちが登場しました。スペインでは、1960年代に初のチェンバロの教 授となったヘノべーバ・ガルベスがその道を切り開き。この国の作曲家たちも、楽器が奏でる音色がもたらす古き良き 時代への想いに魅了され、楽器の限界にとらわれることなく自由な作品を発表しています。 このアルバムには、1952年から96年の間に作曲された2曲の世界初録音を含むスペインの作品が収録されてお り、どれも、スペインの歴史的な鍵盤楽器のスペシャリスト、シルビア・マルケス・チュリリャがプレイエル社のチェンバロな どを使って演奏した味わい深い音色を楽しめます。現代スペインの鋭敏な感性あふれる、チェンバロの新たな魅力が 感じられる1枚です。
IBS CLASSICAL
IBS-102015(3CD)
NX-C03
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ マリサ・ブラネス(P)

録音:2014年7月15-26日,2015年1月7-8日
1950年、バッハの没後200年にライプツィヒで開催された「第1回国際バッハ・コンクール」に審査員として招か れたショスタコーヴィチ。この時に優勝したタチアナ・ニコラーエワの演奏に感銘を受けるとともに、自身のピアノ演奏の 技術向上を目的として書き上げたのがこの「24の前奏曲とフーガ」です。全曲を演奏するためにはほぼ3時間を要す る大作であり、12音全ての調性が網羅されたバッハへのオマージュとも言える作品です。演奏しているのはスペインの 実力派ピアニスト、マリサ・ブラネス。一つ一つの音を丁寧に積み上げ、素晴らしい建造物を創り上げています。
IBS CLASSICAL
IBS-22016(1CD)
ロベルト・シエッラ(1953-):ボレロとモントゥノス
ボレロ(第1巻 2010-2014)…世界初録音
序奏、歌とデスカルガ(2003)…世界初録音
ントゥノス(2015)…世界初録音
フアン・カルロス・ガルバヨ(P)

録音:2015年9月4-7日
IBSレーベルの看板ピアニスト、フアン・カルロス・ガルバヨは、このアルバムの作曲家ロベルト・シエッラと長きに渡って 信頼関係を築いています。ガルバヨはシエッラのピアノ作品を「夢のような響きを持ち、現実と空想が魅惑的に融合 している」と語るほど、彼の音楽に心酔しており、このアルバムでもその特徴を生かした神秘的な音を丁寧に奏でてい ます。メランコリーと題された「ボレロ」の第1曲で奏される美しい響きは、聴き手を夢幻的な世界へと誘い、親密な夢 を見せるかのようです。トッカータのような華やかなタッチの中から仄かな旋律が立ち上る「序奏、歌とデスカルガ」、戯 れにピアノの鍵盤の上で指を躍らせているかのように即興的な「モントゥノス」と個性的な作品が収録されたアルバム です。
IBS CLASSICAL
IBS-12016(2CD)
NX-C01
忘れられたピアノ曲
フリアン・バウティスタ(1901-1961):Colores 色彩
グスターボ・ピッタルーガ:6つのスペイン舞曲による組曲
ホアン・ホセ・マンテコン(1895-1964):Circo サーカス
サルバドル・バカリッセ(1898-1963):24の前奏曲 Op.34
ホルヘ・ロバイナ(P)

録音:2015年8月10-12日
このアルバムに収録された作品は、現在ではほとんど演奏されることのないピアノ曲。しかしどの曲も作曲家の信念と作曲技 巧が存分に発揮された聴きどころの多いものばかりです。スペイン伝統の舞曲のリズムを効果的に取り入れたピッタルーガの 「組曲」。ショパンの様式を受け継ぐバカリッセの「24の前奏曲」、メシアンの多彩な響きに通じる大胆な筆致が魅力的なバ ウティスタの「色彩」をモティーフにした曲集、楽しいマンテコンの「サーカス」、どれもが興味深く、宝石のような美しさを有して います。カナリア諸島出身のホルヘ・ロバイナはウィーンで学んだピアニスト。これらの曲を申し分ないテクニックで演奏していま す。
IBS CLASSICAL
IBS-42012(1CD)
グラナダの舞曲
ルイス・デ・ナルバエス(1500頃-1555頃):デルフィンの6部の譜本より
 第2巻-ファンタジア IV
 第1巻-ファンタジア VIII
 第6巻 - 低音上の対位法
ポンセ(1882-1948):フォリアの主題による変奏曲とフーガ
デ・ラ・マーサ(1896-1981):サバテアード
 ペテネーラ
アンジェロ・ジラルディーノ(1941-):グァダルキビルのソナタ
サーニャ・プロール(G)

録音:2012年7月10-12日
このアルバムは16世紀に活躍したナルバエスから、19世紀から20世紀の作曲家、ポンセ、デ・ラ・マーサやジラルディーノまで の400年以上に渡る「グラナダの舞曲」を集めた1枚。ギターに似た楽器「ビウエラ」の名手として知られるナルバエスの技巧 的な作品をはじめ、ポンセの大作「変奏曲とフーガ」、デ・ラ・マーサの活力溢れる2作品、哀愁たっぷりのジラルディーノの「ソ ナタ」とどの曲も異国情緒に満ちた美しい作品です。「優れたテクニック、気質、洗練、そして卓越した音楽性の持ち主」と評 されるスロベニア出身の女性ギタリスト、サーニャ・プロールの演奏で。

Onyx
ONYX-4217(2CD)
シューベルト:後期ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D.845
ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894 「幻想」
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
シャイ・ウォスネル(P)
1976年イスラエル出身のエリート・ピアニスト、シャイ・ウォスネル(ウォスナー)は、1999年のエリザベート王妃国際コンクールで第4位入賞を果たし、2005年に権威あるエイヴリー・フィッシャー・キャリアー・グラントを受賞。2008年にNHK-BSで放映されたバレンボイムのマスタークラス参加で一気に注目が高まった逸材。
これまでも、シューベルトのピアノ・ソナタ集(ONYX 4073)、シューベルトとマッツォーリの作品集(ONYX 4136)などのシューベルト・アルバムを録音し、英グラモフォン誌や英BBCミュージック・マガジンから素晴らしい「シューベルティアン」として評価されるなど、世界の偉大なシューベルト弾きの一人として評価を確立したシャイ・ウォスネルが弾くシューベルト晩年のピアノ・ソナタ集。

H.M.F
HMM-902327(2CD)
『新しい道』〜ベートーヴェン 作品集
ピアノ・ソナタ第16番ト長調 op.31-1
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 op.31-2
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 op.31-3
創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 op.34
創作主題による15の変奏とフーガ op.35「エロイカ変奏曲」
アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ/マティアス・ミュラー、1810年頃、ウィーン製(エドウィン・ボインク・コレクション))

録音:2017年6月、2018年5月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ベートーヴェン・イヤーにハルモニアムンディがリリースするベートーヴェン作品集。次なる新譜は、フォルテピアノのシュタイアーの登場です。「新しい道」 と題し、中期の傑作3つのソナタと、変奏曲というプログラム。
Op.31の3つのソナタは1803年4月に出版されました。この時期、ベートーヴェンは友人に「自分はこれまでの仕事に満足していない。今から新し い道を歩む」と宣言していました。1802年の秋には「ハイリゲンシュタットの遺書」を書いたベートーヴェン。自身の耳の病から逃れられないことを確 信しつつ、新たな人生を歩み出す決意を固めた時期でもあります。これら3つのソナタも、古典的なソナタ形式に、様々な異質な要素(第1楽章の冒頭 が主和音から始まらない、冒頭でいきなりリタルダンドがある、など)が盛り込まれており、聴き手は次の展開にワクワクせずにはおられない楽曲がそろっ ています。[CD2]の変奏曲は、出版社にあてた1802年10月18日付けの手紙で「私は今2つの変奏曲作品をもっています。両曲とも実に全く新しい 流儀で作曲したものです」と売り込んだ、まさにその2つの変奏曲。天才ベートーヴェンがさらなる高みに上がり、いよいよその創造性を発揮してきた時 期の作品を、シュタイアーが最良の形で演奏しています。
ピアノ・ソナタ第 16 番は独特のリズムで始まり、シンコペーションのリズムも多用されている作品で、機知に富んだ曲。シュタイアーは、ベートーヴェ ンがちりばめた各要素をくっきりと打ち出しており、こんなにも面白さに満ちた曲だったかと眼から鱗の連続となっております。第17番「テンペスト」第 1楽章冒頭のアルペジオのにじんだ効果はフォルテピアノならでは。第18番第1楽章でも、ペダルを使用した時の響きがにじむような効果はフォルテピア ノならではの魅力といえるでしょう。冒頭のリタルダンドも意外性と説得力十分。終楽章のロンドは快刀乱麻の切れ味、痛快極まりない演奏となっています。 まるでこれらのソナタが昨日書かれたかのような、新鮮さに満ちた演奏です。
ベートーヴェンは変奏曲の達人でありました。ひとつの主題の様々な属性を最大限に引き出しており、ベートーヴェンの楽想の豊かさと計りしれない構 成力は他の追随をゆるさないものがあります。ヘ長調の変奏曲は、シンプルな歌が魅力な作品ですが、シュタイアーの歌心あふれる演奏に、あらためてこ の作品の美しさに感じ入るばかりです。「エロイカ変奏曲」も超絶技巧作品ですが、シュタイアーの演奏は、これが難曲であることよりも、あくまでもベー トーヴェンが変奏の達人であったことを前面に打ち出しており、ファンタジーに満ちたスケールの大きな「エロイカ変奏曲」を聴かせてくれます。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186751(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) アリサ・ワイラースタイン(Vc)

録音:2019年7月&9月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(ペンタトーン)
チェロ界の女王ワイラースタインがついにバッハ無伴奏全曲を録音しました!ダニエル・バレンボイムの秘蔵っ子として2012年にDECCAレーベルの デビュー盤をリリースした女流チェリスト、アリサ・ワイラースタイン。エルガーの情熱的な演奏で注目され、瞬く間に世界のひのき舞台に立ちました。そ の後、ビエロフラーヴェクとのドヴォルザーク、コダーイ等の無伴奏チェロ作品集、ラフマニノフとショパンのチェロ・ソナタ集など、リリースするたびに 大きな話題となり、そのすべての録音で高い評価を得てきました。また、PENTATONEレーベルに移籍後にリリースしたハイドンのチェロ協奏曲集(KKC 5949 / PTC 5186717)はレコード芸術特選盤をはじめ各誌で絶賛されました。
待ちに待ったバッハの無伴奏全曲録音ではワイラースタインらしい非常に豊かで伸びやかな歌い回しで魅了。さらに各声部を立体的に組み立てる演奏技 術の高さに改めて圧倒されます。全6曲を通じて聴くことによりワイラースタインが描くバッハの大宇宙に誘われます。当作品集の新たな決定盤登場と申 せましょう。 (Ki)

Hanssler
HC-19053(2CD)
バッハ:6つのパルティータBWV825-830 トレヴァー・ピノック(Cemb/エムシュ製に基づく1983年ディヴィッド・ウェイ製チェンバロ使用)

録音:1998年9月、1999年11月3-7日/ルートヴィヒスブルク、カールスルーエ
2000年に発売された独ヘンスラー・レーベルのバッハ大全集。このアルバムは当全集に収録されているピノックが演奏した6つのパルティータ全曲、 チェンバロによる演奏です。1946年、英国カンタベリー生まれのチェンバロ奏者のピノックは1973年に古楽器団体イングリッシュ・コンサートを結成し、 以後バロック音楽を中心に演奏活動を展開してきました。その後指揮者としても頭角をあらわし、ボストンSOをはじめとする世界有数のオーケスト ラを振ってきました。日本では紀尾井ホール室内Oとの共演などでも知られます。ここに収録された6つのパルティータはピノックが最も得意とす るレパートリー。ピノックならではの高貴な演奏を聴くことができます。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-067(1CD)
CONTEMPORARY
クセナキス(1922-2001):Rebonds A、Rebonds B、Psappha(プサッファ)
マントヴァーニ(b.1974):Moi, jeu…
フィリップ・ユレル(b.1955):LoopsU、LoopsW
フランコ・ドナトーニ(1927-2000):Movement 1、Movement 2
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-2012):After SyrinxU〜マリンバ・ソロのための
アデライーデ・フェリエール(パーカッション)

録音:2018年10月、2019年5月
意欲的なプログラムによるパーカッションのアルバムの登場。奏者のアデライーデ・フェリエールは2017年、フランスのヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュジー クで打楽器奏者として初めてInstrumental Solo Revelation(新人の器楽独奏者)を受賞した、今世界が注目する打楽器奏者。パリ国立高等音楽院を 卒業後、英国の王立音楽院で学んでいます。世界の名だたるコンクールで入賞を重ね、室内楽、ソロで活躍しています。2017年にはパリ・オペラ座のバ レエ公演でパーカッション奏者として舞台上で演奏するなど、音楽シーンにとどまらない活躍を見せています。ヤマハ・アーティスト。腹の底から湧きあが るエネルギーと迫力に圧倒されどおしの1枚です。 (Ki)

la musica
LMU-018(1CD)
シューベルト:ソナタ第20番イ長調 D.959
4つの即興曲 D.899 op.90
ドニ・パスカル(P)

録音:2016年9月
1961年生まれのフランスのベテラン・ピアニスト、ドニ・パスカル。シューベルトの第2弾の登場です(第1弾:LMU 008)。パスカルはピエール・ サンカン、ジャック・ルヴィエ、レオン・フライシャー門下で、2010年からはリヨン音楽院、2011年からはパリ音楽院で教鞭をとっています。清潔かつ エスプリあふれる演奏で、フランス・ピアニズムを堪能させてくれます。ここでもカラリとした音色のシューベルトが展開されています。 (Ki)


Hanssler
KKC-4208(1CD)
モーツァルト:ピアノ曲集
ピアノ・ソナタハ長調 K.545
ロンドイ短調 K.511
ピアノ・ソナタヘ長調 K.332
メヌエット第1番ト長調 K.1
ピアノ・ソナタイ短調 K.310
モナ・飛鳥(P)

録音:2019年9月20-22日/ピディング
日本語帯・解説付
グロートリアン・シュタインヴェーク国際コンクール第1位、EPTA欧州ピアノ教育者連盟国際コンクール第1位など輝かしいコンクール歴を誇るピアニスト、 モナ・飛鳥。ドイツを拠点に演奏活動を行い、日本でも着実にキャリアを重ねている注目のピアニストの新録音はオール・モーツァルト・プログラムです。 これまでにカール=ハインツ・ケマリング、ベルント・グレムザーに師事したモナ・飛鳥の魅力といえばなんといっても高貴な演奏が魅力。このモーツァルトで は彼女の長所がはっきりと表れたこの上なく美しい演奏を聴くことができます。今回収録したモーツァルトの作品はリサイタルで多くとりあげてきたレパートリーな だけに満を持しての録音といえましょう。日本語解説付。※国内品番のみのご案内です。 (Ki)

BIJIN CLASSICAL
BJN-1003(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8 番ハ短調 Op.13 「悲愴」
ピアノ・ソナタ 第14 番嬰ハ短調 Op.27 の2 「月光」
ピアノ・ソナタ 第17 番ニ短調 Op.31 の2 「テンペスト」
ピアノ・ソナタ 第26 番変ホ長調 Op.81a 「告別」
イリーナ・メジューエワ(P)
(P;1925 年製のニューヨーク・スタインウェイ、CD135)

録音:2019 年9 月18 日〜20 日、新川文化ホール(富山県魚津市)
注目のレーベル「BIJIN CLASSICAL(ビジン・クラシカル)」第三弾は、メジュ ーエワによるベートーヴェンの四大ソナタ集 ―― 「悲愴」、「月光」、「テンペスト」、「告別」という極めつけのプログラムです。それ ぞれ過去に何種類か録音のあるレパートリーですが、今回ヴィンテージ・スタイ ンウェイの名器(CD135)を使用したことで、旧録音とは比較にならないほどの 魅力を備えたアルバムに仕上がりました。千万変化のタッチが生み出す多彩 な音色。圧倒的なパワーと壮大なスケール感。ベートーヴェンの真髄を伝える 名演奏を、ナチュラルなワンポイント録音でお楽しみください。


MELODIYA
MEL-1002631(2CD)
NX-C09
初出音源/エフゲニー・キーシンのショパン・リサイタル
幻想曲 へ短調 Op.49
マズルカ ハ長調 Op.56-2
マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3
マズルカ 変ニ長調 Op.30-3
マズルカ 嬰ハ短調 Op.50-3
マズルカ ロ長調 Op.63-1
マズルカ 変ロ短調 Op.24-4
スケルツォ 第2番変ロ短調 Op.31
夜想曲 嬰ヘ短調 Op.48-2
夜想曲 ト長調 Op.37-2
夜想曲 嬰ハ短調 Op.27-1
夜想曲 変イ長調 Op.32-2
ポロネーズ 嬰へ短調 Op.44
マズルカ へ短調 Op.68-4
ソナタ 第3番ロ短調 Op.58-第4楽章
エフゲニー・キーシン(P)

録音:1985年12月23日 ライヴ
2歳でピアノを始め、10歳でモーツァルトの協奏曲第20番を演奏し公式デビュー、11歳で初リサイタルを 開催するなど、幼い頃から神童の名をほしいままにしてきたエフゲニー・キーシン。彼の名を一躍有名にし たのは、12歳の時にキタエンコが指揮するモスクワ・フィルハーモニーと共演したショパンのピアノ協奏曲の 演奏でした。 1985年、スヴャトスラフ・リヒテルから「モスクワの夜祭り」に招待されたキーシンは、美術館でリサイタルを 行いましたが、この録音はなぜかリリースされることはなく、そのままお蔵入りになってしまいました。今回、こ の貴重な録音を発売することで、14歳の彼による“珠玉のショパン”が人々の耳に届くことになります。キー シンにとって「出発点」ともいえるこれらのショパン作品には、瑞々しい感性と、現在の彼の演奏にも通ずる 「揺るぎない解釈」が宿っており、これを聴くと、改めて彼の才能に驚かされることでしょう。


MELODIYA
MEL-1002619(1CD)
NX-B07
ヴェラ・ゴルノスタエヴァ〜生誕90年に捧ぐ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第21番ハ長調 Op.53
シューベルト:3つのピアノ小品 D 946*
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26#
アンドレイ・ググニン(P)
ヴァディム・ホロデンコ(P)*
ルーカス・ゲニューシャス(P)#

録音:2019年7月10日 ライヴ
このアルバムは、彼女の生誕90年を祝う1枚で、演奏しているゲニューシャス、ホロデンコ、ググニンの3人 は、ゴルノスタエヴァが「三銃士」もしくは「3人のボガトィーリ(ロシアの伝説的な英雄)」と呼んだほどのお気 に入りの弟子でした。ゴルノスタエヴァについて「芸術における絶対的な自由への道を教えてくれた」(ゲ ニューシャス)「音楽家の責任、理解、真の愛」(ホロデンコ)、「彼女は信じられないほど正直だった」 (ググニン)と3人がそれぞれの思いを抱いており、ここでは、彼女の優れた教えが脈々と受け継がれている ことを伺わせる表情豊かな演奏が披露されています。 ヴェラ・ゴルノスタエヴァはモスクワ出身のピアニスト。モスクワ音楽院付属の中央音楽学校でピアノを学 び、モスクワ音楽院に進学、ゲンリヒ・ネイガウスのもとで研鑽を積み、1955年に大学院を卒業した後 は、優れた教師としてグネーシン音楽大学とモスクワ音楽院で後進を指導、1966年にはソ連政府から 功労芸術家の称号を贈られるとともに、モスクワ音楽院の教授に昇格しました。

Capriccio
C-5361(1CD)
NX-B05
ブラウンフェルス(1882-1954):ピアノ作品集
2台ピアノのための「古いフランス民謡」による変奏曲 Op.46*
4手ピアノのための小品 Op.24*
ピアノのためのバガテル集 Op.5
タチアナ・ブローメ(P)
ホルガー・グロショップ(第2ピアノ)*

録音:2016年12月12-14日 ベルリン、エルベルク教会、2019年2月15-16日 イェス=キリスト教会
退廃音楽の復権に積極的に取り組むCapriccioレーベル。中でも力を入れているのが、第二次世界大戦中にユダヤ系 であるためにナチスから迫害されながら、その苦難を乗り越え、戦後のドイツ音楽の発展に尽力したヴァルター・ブラウンフェ ルスの作品です。これまでに6枚のアルバムがリリースされており、どれも後期ドイツ・ロマン派の流れを汲んだ音楽が好評を 博しています。今回取り上げられたピアノ・デュオのための作品集も、ブラウンフェルスの新たな魅力の発見に力を貸すことで しょう。もともとピアニストとして活動を開始した彼のピアノ曲は、技巧的であり、かつオーケストラの響きを思わせる重厚な味 わいを持っています。ブラウンフェルス作品を得意とするタチアーナ・ブローメと、ブゾーニ作品を得意とするグロショップの見事 な演奏です。


ALPHA
ALPHA-584(10CD)
NX-G03
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ(全32曲) コンスタンチン・リフシッツ(P/スタインウェイ)
録音:2017年11月、2019年4月、7月
香港大学MUSE大ホール(ライヴ、拍手入り)
2020年のベートーヴェン・イヤーを記念し、リフシッツによるソナタが全て新録音での全集で登場します。リフシッツのベートーヴェンは近年の 日本ライヴも数枚リリースされ高い評価を得ていますが、その力強さとテクニックに裏打ちされた、考え抜かれた解釈はここでも健在。CD全 10枚に収められた、たいへん濃厚な12時間をじっくりとお楽しみいただけます。なお第5番のインテルメッツォとして作曲されたと考えられている 「アレグレット WoO 53」は、その第2楽章と第3楽章の間に配置されています。録音された香港大学MUSE大ホールは定員900人規模 の木の美しいホールで、世界的に評判となっているその響きを聴くことが出来るのも大きなポイントです。
ALPHA
ALPHA-570(7CD)
NX-D03
『アレクセイ・リュビモフの芸術』〜18世紀から現代までのピアノによる
【DISC 1】 キリストの最後の七つの言葉
(作曲者監修による編曲者不明のクラヴィーア版)
【DISC 2】
モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448
ラルゲットとアレグロ 変ホ長調 K.無し (ロバート・レヴィン補筆完成版)
アダージョとフーガ ハ短調 K.546 (フランツ・バイヤー版)ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調 K.493(イヴァン・プラッチェ編曲による2台クラヴィーア版)
【DISC 3】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰『月光』
ピアノ・ソナタ第21番『ワルトシュタイン』
ピアノ・ソナタ第17番 『テンペスト』
【DISC 4】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
【DISC 5】
シューベルト:即興曲 Op.90 D899、即興曲 Op.142 D935
【DISC 6】
ストラヴィンスキー:協奏曲 変ホ長調 『ダンバートン・オークス』(作曲者による2台ピアノ版)
サティ:ソクラテス (ジョン・ケージ編曲による2台ピアノ版)
ストラヴィンスキー:2台のピアノのための協奏曲
シネマ - 『本日休演』のための幕間音楽
(ダリウス・ミヨーによる4手ピアノ版/リュビモフによるプリペアド)
【DISC 7】
アイヴズ:ピアノ・ソナタ第2番『マサチューセッツ州コンコード、1840年〜60年』
ウェーベルン:ピアノのための変奏曲 op.27
ベルク:ピアノ・ソナタ op.1
アレクセイ・リュビモフ(P)
ユーリ・マルティノフ(P)…DISC 2
ヴャチェスラフ・ポプルーギン(P)…DISC 6
マリアンネ・ヘンケル(Fl)…DISC 7、TRACK 4

【DISC 1】 ZZT341
使用楽器:1794年シュペート&シュマール製タンジェント・ピアノによる
クリス・マーネ製復元楽器
録音:2013年6月17-20日 ドープスヘジンデ教会、オランダ
【DISC 2】 ZZT306
使用楽器:1790年頃製作のフォルテピアノ、1785年頃製作のフォルテピアノ
録音:2011年9月19-22日 聖ピエトロ教会、ベルギー
【DISC 3】 ALPHA194
使用楽器:1802年エラール製による2011年クリス・マーネ製復元楽器
録音:2012年6月27-29日 シテ・ド・ラ・ミュジーク円形劇場、パリ
【DISC 4】 ZZT110103
使用楽器:1828年グラーフ製オリジナル エートヴィン・ビュンク修復
録音:2009年7月 ドープスヘジンデ教会、オランダ
【DISC 5】 ZZT100102
使用楽器:1810年ミュラー製オリジナル、1830年シャンツ製オリジナル
エートヴィン・ビュンク修復
録音:2009年7月13-14日 ドープスヘジンデ教会、オランダ
【DISC 6】 ALPHA230
使用楽器:1920年製プレイエル、1906年製ガヴォー、
1909年製ベヒシュタイン
録音:2015年6月16-18日 ドープスヘジンデ教会、オランダ
【DISC 7】 ZZT362
録音(ライヴ):1997年クロイト、ドイツ (アイヴズ)
1999年モスクワ(ウェーベルン、ベルク)
1944年モスクワに生まれ、モスクワ音楽院でネイガウスとナウモフに師事したのち、西側の同時代音楽をソビエト国内に広めたことで当局の 批判を浴びたリュビモフ。古楽器、歴史的ピアノに打ち込んだのはその後で、現在では当時の楽器を使用した古典派からモダン楽器による 現代作品まで、幅広いレパートリーにおいて作品の本質に寄り添う求道的な演奏が高い評価を得ています。また2019年には突然の「引退 宣言」を行い、世界中のファンを驚かせました。 そんな彼が2010年前後からZig-Zag TerritoiresとAlpha Classicsで製作してきた、作品に応じた楽器を使用した特色あるアルバムを 集めたBOXセットが登場します。ピアノよりむしろチェンバロに近い音色を持つタンジェント・ピアノによるハイドンから、1909年のベヒシュタイン を使用したプリペアド・ピアノによる面白さ抜群のサティまでを収録。また7枚目には1990年代終わりのライヴが収録されており、使用楽器は 明記されていませんが、リュビモフならではの集中力による研ぎ澄まされた素晴らしい演奏を聴くことが出来ます。
ALPHA
ALPHA-443(11CD)
NX-E03
『ピアノの巨匠たち』〜バッハからショスタコーヴィチまで、ピアノの大作曲家たちの作品を集めて
【DISC 1】
バッハ(ブゾーニ編):「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV659
「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639
「目覚めよ、と呼ぶ声あり」BWV645
バッハ:『平均律クラヴィーア曲集第1巻』より、各前奏曲とフーガ
第2番BWV847、第6番BWV851、第7番BWV852、第9番BWV854、第10番BWV855、第11番BWV856、第12番BWV857、第15番BWV860、第17番BWV862、第19番BWV864、第21番BWV866、第22番BWV867
ブラームス:おお愛する魂よ、汝を飾れ Op.122-5
【DISC 2】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
第22番、第23番『熱情』、第24番『テレーゼ』、第25番、第28番
【DISC 3】
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番、3つのピアノ小品
【DISC 4】
ショパン:24の前奏曲、ポロネーズ第5番、舟歌、子守歌
【DISC 5】
シューマン:子供の情景、謝肉祭、ベートーヴェンの主題による変奏曲、
アベッグ変奏曲、トッカータ
【DISC 6-7】
リスト:詩的で宗教的な調べ、ピアノ・ソナタ ロ短調
【DISC 8】
バッハ(ブラームス編):左手のためのシャコンヌ
ブラームス:8つのピアノ小品、2つの狂詩曲、7つの幻想曲
【DISC 9】
ドビュッシー:版画、映像第1集、喜びの島、練習曲集第2巻
【DISC 10】
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、パガニーニの主題による狂詩曲
【DISC 11】 ALPHA203
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番、第2番、2台のピアノのためのコンチェルティーノ、2台のピアノのためのタランテラ
【DISC 1】 ZZT090104
エドナ・ステルン(P)
録音:2008年4月、セクエンツァ・スタジオ モントルイユ、フランス
【DISC 2】 ZZT304(DISC 3)
フランソワ=フレデリック・ギイ(P)
録音:2010年12月7、8日、2011年4月19、20日アルスナル小ホール、メス、フランス
【DISC 3】 ALPHA433(DISC 2)
アレクサンダー・ロンクヴィヒ(P)
録音:2017年2月、3月 ヴィラ・サン・フェルノ ロニーゴ、イタリア
【DISC 4】 ALPHA224
ネルソン・ゲルナー(P)
録音:2015年8月15日 ペンデレツキ音楽センター、ザクリチン、ポーランド
【DISC 5】 ALPHA169(DISC 1)
エリック・ル・サージュ(P)
録音:2010年4月 ルール・ブリュ音楽ホール ラ・ショー=ド=フォン、スイス
【DISC 6-7】 ZZT110301
フランソワ=フレデリック・ギイ(P)
録音:2010年11月8-11日
ルール・ブリュ音楽ホール ラ・ショー=ド=フォン、スイス
【DISC 8】 ALPHA231
アンナ・ヴィニツカヤ(P)
録音:2015年9月7-10日 ライトシュターデル ノイマルクト
【DISC 9】 ALPHA404
ネルソン・ゲルナー(P)
録音:2013年4月13-16日 テルデックス・スタジオ、ベルリン
【DISC 10】 ALPHA275
アンナ・ヴィニツカヤ(P)
クシシュトフ・ウルバンスキ(指) 北ドイツ放送エルプフィル
録音:2016年5月10-16日
ロルフ・リーベルマン・スタジオ、ハンブルク
【DISC 11】 ALPHA203
アンナ・ヴィニツカヤ(P)、イヴァン・ルーディン(P/2台Pf)
クレメラータ・バルティカ、オメール・メイア・ウェルバー(指揮/第2番)
録音:2014年9月
カール・マリア・フォン・ウエバー音楽院 ドレスデン
Alpha Classics(一部はZig-Zag Territoires)レーベルで制作されたアルバムから、ピアノの大作曲家たちそれぞれが1枚に収録されたア ルバムを選んだ11枚組のBOX。バッハに始まりショスタコーヴィチに終わる11人の作曲家たちの代表作を、時代を追って聴くことの出来る趣 向になっています。 古楽や古楽器の印象が強いAlphaですが、ここではレーベルを代表するモダン・ピアノの名手たちのアルバムが揃えられており、いずれもベスト セラーばかりとなっています。どれを取っても素晴らしい演奏内容と企画性。ピアノ・ファン垂涎のセットと言えるでしょう。

ARCANA
A-117(1CD)
NX-A11
『ベートーヴェンとその時代』 〜ブレシアン・マンドリンとフォルテピアノによる

ベートーヴェン:アンダンテと変奏 ニ長調 WoO 44/b
 ソナチネ ハ長調 WoO 44/a
 ソナチネ ハ短調 WoO 43/a
 アダージョ・マ・ノン・トロッポ 変ホ長調 WoO 43/b
ボルトラッツィ:ソナタ ニ長調 Op.9*
フンメル:大ソナタ ハ長調 Op.37a*
ラファエレ・ラ・ラジョーネ (マンドリン)
4弦ブレシアン・マンドリン、18世紀後期クレモナ、カルロ・ベルゴンツィII世製による、
2018年ミラノ、ロレンツォ・リッピ製復元楽器
マルコ・クロセット (フォルテピアノ)
1792年アントン・ヴァルター製による、2004年ポール・マクナルティ製復元楽器
1819年コンラート・グラーフ製による、2010年ポール・マクナルティ製復元楽器*

録音:2019年6月7-9日 スタジオ・ロッソ パドゥア、イタリア
1796年、パトロンであったカール・アロイス・フォン・リヒノフスキーと共にプラハを訪れたベートーヴェンは、当地の上級貴族の娘ジョセフィーヌ・ク ラリー=アルトリンゲンと出会い、アマチュア音楽家として歌とマンドリンを嗜んだ彼女のために、マンドリンとピアノのための作品を何曲も書きまし た。このうち現在まで伝わるのは4曲。若き日の作であると共にアマチュアのために書かれたこともあって、いずれもベートーヴェンの強い個性は 影を潜めた親しみやすく愛らしい作品となっていますが、これもまた大作曲家の一面としてたいへん興味深く聴くことが出来るでしょう。併せて、 マンドリンの名手として当時ヨーロッパ各地で演奏活動を行ったイタリアのバルトロメオ・ボルトラッツィによる、華麗な技巧と北イタリアの抒情が 楽しめるソナタと、マンドリン協奏曲なども残したフンメルによる堂々たるソナタを収録しています。 ナポリのマンドリン奏者ラ・ラジョーネは既に数枚のアルバムをリリースしていますが、ARCANAレーベルでは今回が初めての製作となります。使 用しているマンドリンは、ボルトラッツィの生誕地に近いイタリア北部ブレシア地方の名を付けて呼ばれる(あるいはクレモネーゼとも)単弦4本が 張られたかなり小型の楽器。よく知られるナポリタン・マンドリンと同様のチューニングによるこの楽器を自在に操り、作品の面白さと、素朴なが ら艶やかな楽器の魅力を十二分に伝えています。フォルテピアノのクロセットは古楽器アンサンブル「ラ・ヴァゲッツァ」を主宰しており、アンサンブ ルやソロでの受賞歴を持つ注目の古楽系鍵盤奏者です。

RICERCAR
RIC-412(1CD)
ヨハン・パウル・フォン・ヴェストホフ(1656-1705):無伴奏ヴァイオリンのための組曲集
組曲 第2番イ長調
組曲 第5番ニ短調
通奏低音を伴わないヴァイオリンのための組曲 イ長調
組曲 第1番イ短調
組曲 第4番ハ長調
組曲 第3番変ロ長調
プラメナ・ニキタソヴァ (Vn)
1730年頃ミッテンヴァルト、ゼバスティアン・クロッツ製
ピッチ:466Hz.

録音:2019年9月 聖マルティン教会、ミュルハイム
当時ドレスデンで活躍した多くのヴァイオリストの中でも重要とされ、ヨーロッパ各地の演奏旅行で名声を博したヴェストホフ。大バッハの一世 代上の彼が残したこれらの組曲(パルティータ)は、一挺のヴァイオリンのみによる多声的な技術がふんだんに盛り込まれている点で、バッハ以 前で最も注目すべき作例とされています。ここには主に1696年ドレスデンで出版された作品集から収めらていますが、1曲(9-13)はヴェルサ イユ宮殿における演奏でルイ14世に称賛された1683年にパリで出版されており、当時の彼の名声を伝えるものと言えるでしょう。演奏は、ド イツにおけるバロックから古典派にかけての作品を重点的にレパートリーとするヴァイオリニスト、ニキタソヴァ。名手の作らしく、技巧的であるば かりでなく流麗な美しさを湛えたこれらの作品を、しなやかに歌い上げています。

TOCCATA
TOCC-555(1CD)
NX-B03
ロナルド・スティーヴンソン(1928-2015):ピアノ作品集 第4集
パデレフスキの「マンルー」による組曲(1961)…世界初録音
無言歌(1988)…世界初録音
9の俳句(1971/2006改訂)…世界初録音
シャルパンティエの「ルイーズ」によるロマンス(1970頃)
ピアノによる歌の新しい装飾技法 第1集(1980-1988)
ピアノによる歌の新しい装飾技法 第2集(1980-1988)
ピアノによる歌の新しい装飾技法 第3集(1980-1988)…世界初録音
クリストファー・ギルド(P…STEINWAY)

録音:2019年2月17日、2019年2月24日
20世紀スコットランドの作曲家ロナルド・スティーヴンソン。「DSCHによるパッサカリア」などの難解、かつ演奏困難な作 品で知られています。彼はブゾーニやパデレフスキー、グレインジャーら超絶技巧を持つ先人ピアニストの後塵を配したと されていますが、実際に彼が最も影響を受けたのはアマチュアのテナー歌手であった彼の父であり、父と共に歌う数々の オペラ・アリアやスコットランド、アイルランドの民謡は幼いスティーヴンソンに大きな感銘を与え、作曲家として長じてか ら、歌劇や歌を元にした作品を書く原動力になったようです。このアルバムではパデレフスキーとシャルパンティエの旋律に よるパラフレーズと、芭蕉一派の俳句をもとにした「9の俳句」などの彼自身のオリジナル曲をバランスよく配し、スティーヴ ンソンの魅力に迫ります。
TOCCATA
TOCC-0527(1CD)
NX-B03
ヴィルヘルム・ゴルトナー(1839-1907):近代的な組曲集 第1集
近代的な組曲 第3番Op.40(1875)
近代的な組曲 第4番Op.41(1878出版)
近代的な組曲 第6番Op.49(1887出版)
ブラッドリー・ベックマン&キャロリン・トゥルー(P・デュエット)

録音:2017年12月11日
世界初録音
19世紀に活躍したピアニスト、作曲家ヴィルヘルム・ゴルトナー。彼はハンブルクのユダヤ人家庭に生まれましたが、若い 頃の足跡はほとんど知られていません。15歳でライプツィヒ音楽院に入学、多くの音楽家たちと親交を持ち、その後はパ リへ移住。彼の魅惑的な作品はとりわけサロンで人気を博し、出版社からの注文が引きも切らなかったと言われます。 なかでも1875年に書かれたピアノ・デュエットのための「近代的な組曲 第1番」は高い人気を博したため、ゴルトナーは 求めに応じ、その後12年間で6つの組曲を作曲、しかし、6曲全てが1904年に再販されてからは、急速に人気を失 い、すっかりレパートリーから抜け落ちてしまいました。今回の録音は、ゴルトナー作品の魅力を再発見する機会となるこ とでしょう。

TOCCATA
TOCC-0515(1CD)
NX-B03
エルッキ・サルメンハーラ(1941-2002):オルガン作品全集
トッカータ(1965)
Intrada イントラーダ(1967)
Prelude-Interlude-Postlude 前奏曲-間奏曲-後奏曲(1969)
カンツォーナ(1971)
リチェルカータ(1977)
Introduzione e toccata 序奏とトッカータ(1985)…世界初録音
ヤン・レヘトラ(Org…トゥルク大聖堂)

録音:2018年5月21日トゥルク大聖堂、フィンランド
20世紀後半フィンランドの作曲家エルッキ・サルメンハーラ。シベリウス音楽院でヨーナス・コッコネンに作曲を学んだ後、 ウィーンへ赴きリゲティの元で研鑽を積み、リゲティ作品についての論文で博士号を取得、ヘルシンキ大学で教鞭を執る かたわら、フィンランド作曲家協会とフィンランドSO協会の会長を兼任、フィンランド音楽界に高い貢献を果たし た人です。このアルバムには、リゲティの影響が感じられる前衛的な作品から、オランダのミニマリスト、シメオン・テン・ホル ト風の作品まで、オルガンの多彩な響きを用いた世界初録音を含むさまざまな曲が収録されており、サルメンハーラの作 風の変遷を知ることができる興味深い1枚に仕上がっています。

Grand Piano
GP-822(1CD)
NX-B03
音楽学者ロバート・オーリッジの補筆、編曲によるドビュッシーの稀少ピアノ作品集
忘れられた前奏曲…世界初録音
1.放蕩息子(1884/1907-1908改訂)(P版)
2.ロドリーグとシメーヌ(1890-1893)(P版)
3.前奏曲 第1巻-第8番「亜麻色の髪の乙女」(第1稿、変ロ長調,1907)
4.トリスタンの物語の序曲(1907,2011年完成版)(P版)
5.前奏曲 第2巻-第5番ヒース(第1稿,1912)
6.象たちのトーマイ(1913,2006年完成版)(新版)
7.小さなワルツ(1915頃/2006年完成版)
8.華やかな宴 第1場-仮面(commencement 開始部)
(1915/2006年完成版)…世界初録音
9.聖セバスチャンの殉教-第3幕:偽りの神々の評議会:受難…世界初録音
10.沈黙の宮殿-1幕物の中国のバレエ(8つの場面)(ナレーション付き版)
(1914,2005/2014年完成版)…世界初録音
劇音楽「リア王」(1904-1908,2004/2018年完成版)
11.前奏曲…世界初録音
12.(他の)ファンファーレ…世界初録音
13.眠るリア王…世界初録音
14.コーデリアの死…世界初録音
15.歌劇「鐘楼の悪魔」(ナレーション付き版)(1902-1903/2018編)…世界初録音

16.アッシャー家の夜(1915-1917,2010編)
ニコラス・ホルヴァートによるカデンツァ…世界初録音
ニコラス・ホルヴァート(P…スタインウェイ モデルC:1926年製 No.248200)
ナレーター…フローリアン・アズレ

録音:2019年7月7-9日
英国の音楽学者ロバート・オーリッジ。20世紀初頭のフランス音楽研究家であり、とりわけ未発掘のドビュッシー作品の補 筆完成と、再構築で高く評価されています。彼による最新の研究成果の発表とも言えるこのアルバムには、「リア王」や「沈 黙の宮殿」など、ドビュッシーの劇音楽からのピアノ編曲作品や、本来、変ト長調の柔らかい響きで奏される「亜麻色の髪の 乙女」の第1稿の断片(変ロ長調!かつ、和声も現在のものより先鋭的に書かれている)など珍しい作品が収録されてい ます。いくつかの作品はすでにリリースされていますが、今回のアルバムは、オーリッジが新たに手を加えた作品や、演奏者ホル ヴァート自身がカデンツァを加えた「アッシャー家の夜」などが含まれた、ほぼ全編が世界初録音という1枚。ドビュッシーの知ら れざる作品を存分にご堪能いただけます。ブックレットではオーリッジ自身が解説を執筆(英語のみ)、アルバムの成立につい て熱く語っています。

Grand Piano
GP-823(1CD)
NX-B03
ホセ・アントニオ・ボッティローリ(1920-1990):ピアノ作品全集 第1集〜ワルツ集
1.ワルツ ト長調 B23(1971)
2.ワルツ ホ短調 B27「VERDADERO 真実」(1973)
3.ワルツ へ短調 B30「CHOPIN ショパン」(1974)
4.ワルツ・エトス 変ト長調 B34「MARIO マリオ」(1974)
5.ワルツ ニ長調 B43(1975)
6.ワルツ 変ニ長調 B46「INSPIRADO インスピレーション」(1976)
7.ワルツ ト短調 B61(1978)
8.ワルツ 変ニ長調 B63(1978)
9.ワルツ 変ニ長調 B64(1978)
10.ワルツ ヘ長調 B67(1978)
11.ワルツ 変イ長調 B72「TEST VALS テスト・ワルツ」(1979)
12.ワルツ 変ト長調 B86(1981)
13.ワルツ 変ホ長調 B93(1984)
14.ワルツ 変ホ長調 B94(1984)
15.ワルツ 変ホ長調 B101(1985)

10の極小ワルツ集(1975-1976)…部族の踊り、他、7つの極小ワルツを含む)
16.第1番ロ短調 B42 No.1(祖父ニコラス 部族の長 B114 No.1)
17.第2番変ト長調 (祖母オルランダ 彼の妻 B114 No.2)
18.第3番ニ長調(娘その1 パーティ・ガール B114 No.3)
19.第4番ト長調(娘その2 部族の秘書 B114 No.4)
20.第5番ニ短調(法に属する息子 指名手配中 B114 No.5)
21.第6番変ニ長調
22.第7番ホ長調
23.第8番嬰へ短調(孫娘その2 何が起きているの?先生 B114 No.7)
24.第9番ホ短調(孫娘その1 地震に気を付けて! B114 No.6)
25.第10番イ短調
26.PAPIROLA パピロラ ニ長調 B38(1974)
27.PIRUCHIN ピルチン ヘ長調 B65「葉っぱ」(1978)
28.PAJARO INVISIBLE 見えない鳥 変イ長調 B68「STRIPED CUCKOO 縞々のカッ
コウ」(1979)
29.PAYASOS 王冠 嬰ヘ長調 B89(1982)
30.アントン・アレンスキーの主題によるパラフレーズ B90(1982)
ファビオ・バネガス(P…スタインウェイ モデルD No.559445 )

録音:2018年5月16-19日,2019年8月-9月
世界初録音
アルゼンチンの作曲家ボッティローリは、生涯コルドバに住み、ピアニスト、指揮者として活躍する傍ら、ヴォーカル・グループ 「セクステット・ローレリー」のディレクターを務め、ラジオ、劇場でコンサートを開催、人気を博していました。 作曲家としては、アルゼンチンの民族音楽の影響を受けたリスト風の管弦楽作品を残していますが、70曲ほどのピアノ曲 は、どれもロマンティックなイディオムと即興性を重視した小品で、どれもが定められた形式の中で彼独自の表現手段が開拓 されています。 GRAND PIANOレーベルでは彼の全ピアノ曲の録音を敢行、第1集となるこのアルバムには「ワルツ」の形式による様々な 作品を収録しています。そのほとんどが3分程度でありながら、アルゼンチンの自然の風景や人々の生活、彼自身の経験な ど様々な情景が反映された聴きどころの多い作品に仕上がっています。なかでも「10の極小ワルツ」に含まれた、アルゼンチ ンの先住民、アレッシオ一家の人々を描いた7曲の「部族の踊り」B114のユニークさは他に類をみないもの。どれも20秒程 度で瞬時に耳を駆け抜けていきますが、強い印象を残す作品です。ボッティローリに教えを受けたピアニスト、バネガスの共感

STEINWAY&SONS
STNS-30133(1CD)
NX-B07
ルイーズ・ファランク(1804-1875):独奏ピアノのための練習曲と変奏曲集
ロシアの歌による変奏曲 Op.17
イタリア Op.14 No.1-ノルマによるカヴァティーナ
ユグノー教徒の思い出 Op.19
30の練習曲 Op.26(抜粋)
 第3番:イ短調 Allegro non troppo
 第5番:ホ短調 Vivace
 第9番:イ長調 Andante con moto
 第10番:嬰ヘ短調 Adagio
 第11番:ホ長調 Presto
 第12番:ホ長調 Fuga a due saggetti
 第14番:ロ長調 Vivace
 第15番:嬰ト短調 Andante affettuoso
 第17番:変ホ短調 Allegro agitato
 第18番:変ニ長調 Moderato e cantabile
 第21番:変イ長調 Adagio
 第22番:ヘ短調 Allegro molto
 第24番:変ホ長調 Tempo di Marcia
 第25番:ハ短調 Allegro energico
 第29番:ニ短調 Fuga:Andante
ジョアン・ポーク(P)

録音:2019年5月17-19日
19世紀フランスで活躍した作曲家ルイーズ・ファランク。彼女はパリ音楽院で女性として初めて教授職に就任し、 1861年と1869年に管絃楽曲に対してフランス学士院よりシャルティエ賞を授与されるなど、女性が職業音楽家と して活動するのが困難な時代において、目覚ましい成果を残した人として知られています。このアルバムには、教育 用として書かれた「30の練習曲」からの抜粋と、彼女が得意とした変奏曲が3曲収録されています。どれも技巧的で ありながら、情感に訴える部分も多く、聞きどころの多い作品として成立しています。シャミナードやガーシュウィン作 品のアルバムが高く評価されたアメリカのピアニスト、ジョアン・ポークが見事な演奏を披露しています。
STEINWAY&SONS
STNS-30126(1CD)
NX-B07
バッハの花束
バッハ:イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV989
イエス、わが喜び BWV753-W.Fバッハの音楽帖から
小前奏曲 ニ短調 BWV926-W.Fバッハの音楽帖から
メヌエット-W.Fバッハの音楽帖から:エゴン・ペトリによる自由なアレンジ
インヴェンション 第1番-第15番BWV772-786
羊はやすらかに草をはみ-カンタータ BWV208より(エゴン・ペトリ編)
汝の御座の前に、われ進み出で BWV668(エゴン・ペトリ編)
シンフォニア 第1番-第15番BWV787-801
アンドリュー・ランジェル(P)

録音:2018年12月20-21日
バッハ、ベートーヴェン作品の優れた解釈で知られるアンドリュー・ランジェルの新しいバッハ・アルバム。これは2018年にリリー スされた「ベートーヴェンの花束」(STNS30080)の続編となる1枚で、数多いバッハ作品の中から、ランジェルがとりわけお 気に入りの曲を集め、愛情たっぷりに演奏したものです。中でも最後に置かれたシンフォニア全曲が圧巻の仕上がり。まさに 「溶け合って響く」というタイトル通り、短い主題が効率よく展開されていく様子が、ランジェルの手によって次々と紐解かれて いきます。

OMF
KCD-2070(1CD)
税込定価
藤枝守:ルネサンスの植物文様
植物文様第8集:pattern B
Patterns of Plants, the 8th collection: pattern B (1997)
植物文様第16集:pattern A
Patterns of Plants, the 16th collection: pattern A (2007)
植物文様第26集「茶の文様」:pattern B 「矢部」
Patterns of Plants, the 26th collection TEA PATTERNS: pattern B Yabe (2017)
植物文様第6集:pattern C
Patterns of Plants, the 6th collection: pattern C (1996)
植物文様ソングブック第2番:「マリアはバラを愛する II」
Patterns of Plants, Songbook no.2: Maria rosas amant II (1999)
植物文様第27集「台湾茶曲集-I」:pattern A
Patterns of Plants, the 27th collection TAIWAN TEA COLLECTION I: pattern A (2018)
植物文様第27集「台湾茶曲集-I」:pattern B
Patterns of Plants, the 27th collection TAIWAN TEA COLLECTION I: pattern B (2018)
植物文様第27集「台湾茶曲集-I」:pattern C
Patterns of Plants, the 27th collection TAIWAN TEA COLLECTION I: pattern C (2018)
植物文様第27集「台湾茶曲集-I」:pattern D
Patterns of Plants, the 27th collection TAIWAN TEA COLLECTION I: pattern D (2018)
植物文様第28集「台湾茶曲集-II」:pattern C
Patterns of Plants, the 28th collection TAIWAN TEA COLLECTION II: pattern C (2018)
植物文様第28集「台湾茶曲集-II」:pattern D
Patterns of Plants, the 28th collection TAIWAN TEA COLLECTION II: pattern D (2018)
植物文様第20集「ベゴニア・イン・マイ・ライフ」:pattern B
Patterns of Plants, the 20th collection BEGONIA IN MY LIFE: pattern B (2009)
植物文様第20集「ベゴニア・イン・マイ・ライフ」:pattern D
Patterns of Plants, the 20th collection BEGONIA IN MY LIFE: pattern D (2009)
植物文様ソングブック第1番「蘭の名前」:「パフィオペディラムの奴隷」
Patterns of Plants, Songbook no.1 THE NAMES OF ORCHIDS: Servus Paphiopedilum (1998)
植物文様第22集「ハーンの向日葵」:pattern D
Patterns of Plants, the 22th collection HEARN’S SUN-FLOWER: pattern D (2011)
西山まりえ(ルネサンスハープ、イタリアンCemb)

録音:2018年7月18日-2018年7月20日神奈川県立相模湖交流センター
アルカイックな音色によって奏でられる「植物文様」のなかに秘められた植物の神秘の声……。その声の始原の運動を聞くには、私たちの耳を古代人の耳へと調律し直さなければならない。今福龍太(文化人類学者)

Goodies
78CDR-3789(1CDR)
税込定価
シューベルト:幻想曲ハ長調  作品15 D.760「さすらい人幻想曲」 エトヴィン・フィッシャー(P)

英 HMV DB2276/8
1934年5月22日ロンドン、アビー・ロード EMI第3スタジオ録音
エトヴィン・フィッシャー(1886-1960)はスイス生まれ。主にドイツで活躍した ピアニスト、指揮者で教育者でもあった。ベルリンでリストの最後の弟子だった マルティン・クラウゼ(1853-1918)に師事した。1933年にEMI のアーティストと なり、バッハの「平均律クラヴィーア曲集」全曲(78CDR-1142/6)の世界初 録音を行った。1942年にスイスに戻った。フィッシャーはこのシリーズで多数 出ています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC 型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。(グッディーズ)

Acte Prealable
AP-0447(1CD)
アレクサンデル・タンスマン (1897-1986):作品集
幻想小曲集 [Pieces de fantaisie] *
3つのフーガ *
ママの為の弾きましょう [Nous jouons pour Maman] *
アン・トゥールナン T.S.F. [En tournant la T.S.F.] () +
4つの小フーガ [Quatre pieces fugees] #
5つの小品 +
エルジビェータ・ティシェツカ (P第1パート(*/#)、ピアノ第2パート+)
アグニェシュカ・ラスコ (P第1パート+、ピアノ第2パート#)
マウゴジャータ・ピェフナット (P第2パート*)

録音:2018年10月20-21日、
アレクサンデル・タンスマン国立初等音楽学校楽友協会「ピアノ・フォルテ」、ウッチ、ポーランド
Acte Prealable
AP-0424(1CD)
アントニ・コトンスキ (1817-1899):ピアノ作品集 Vol.2
ピアノの為の様々な国民的ポルカ Op.81
孤独 [L'Isolement] (Pの為の瞑想曲) Op.47
いつも一人で [Toujours seul] (Pの為の瞑想曲 第3番) Op.57
糸車 [Le Rouet] (Pの為の即興曲) Op.325
狩 [La Chasse] Op.237
クラコヴィエンヌによるピアノの為の華麗な変奏曲 Op.45
すみれ [Les Violettes] (華麗なカドリーユ) Op.30 *
ライオンの目覚め! [Le Reveil du lion!] (英雄的奇想曲) Op.115 *
スワヴォミル・ドブジャンスキ(P)
アグスティン・ムリアゴ(P)*

録音:2017年9月11日、カンザス州立大学オール・フェイズ・チャペル、マンハッタン、カンザス州、アメリカ合衆国*
2018年3月13-14日、ミェレツ地方文化センター、ミェレツ、ポーランド(無印)
アントニ・コントスキはクラクフの音楽一家に生まれたポーランドのピアニスト・作曲家。幼時よりピアノの才能を発揮し国内外で演奏。モスクワでジョン・フィールド (1782-1837) に作曲とピアノを、ウィーンでジーモン・ゼヒター (1788-1867) に作曲、ジギスモント・タールベルク (1812-1871) にピアノを師事。ヴィトゥオーゾ・ピアニストとして国際的に活躍し、晩年にはアメリカ合衆国西海岸や極東を含むツアーも敢行。彼はショーマンシップも備えており、現存する唯一のベートーヴェンの弟子を自称、また鍵盤の上に折り畳んだ毛布を乗せ手を隠して弾くという芸を披露することもありました。作品は400を超え、その多くは演奏に高度な技巧を要するピアノ曲です。
使用楽器は*がスタインウェイ、他はブリュトナー。*ではアグスティン・ムリアゴが上パートを弾いています。
Acte Prealable
AP-0428(1CD)
ユリウシュ・ヴェルトヘイム (1880-1928):ピアノ作品集
4つの前奏曲 Op.2
2つの前奏曲 Op.5
自作主題による変奏曲、ヴィルヘルム・バックハウスに Op.4
2つの即興曲 Op.6
ポーランド民謡による3つの旋律 Op.13
エルジビェータ・ティシェツカ (P)

録音:2018年4月5-6日、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド
ユリウシュ・ヴェルトヘイムはポーランドのワルシャワに生まれたユダヤ系の作曲家・ピアニスト・指揮者・教師・批評家。アルトゥール・ルービンシュタインに強く影響を与えたピアニストとされています。
Acte Prealable
AP-0429(1CD)
タデウシュ・シェリゴフスキ (1896-1963):ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ (1940) *
ピアノ・ソナタ (1949) *
サラメアのギター *
ピアノの為の前奏曲
ピアノの為のメヌエット
メランコリー [Malincolia]
マズルカ
エルジビェータ・ティシェツカ (P)

録音:2015年7月29-30日、ウッチ・フィルハーモニー・チェンバー・ホール、ウッチ、ポーランド*
2018年4月6日、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド(無印)
Acte Prealable
AP-0434(1CD)
ヴィルトゥオーゾ
ジュリアーニ (1871-1829) :「おいらはキャベツ農家の子」による6つの変奏曲 Op.49
ハインリヒ・マルシュナー (1795-1861) :12のバガテル Op.4
ヤン・ネポムツェン・ボブロヴィチ (1805-1881) :ミケーレ・カラッファの「おお、愛おしい思い出」による華麗な変奏曲 Op.28
ペリー・シャック (G)

録音:2016年、マリエンミュンスター修道院コンサートホール、マリエンミュンスター、ドイツ
Acte Prealable
AP-0436(1CD)
ヨアンナ・ブルズドヴィチ (1943-):イン・メモリアム
ロマンティック・バラード
ホモ・ファベル [Homo Faber]
十月のソナタ、1978年10月16日、教皇ヨハネ・パウロ2世選出の記念に
トマシュ・ヨチ (P)

録音:2018年3月29日、ミチェスワフ・カルウォヴィチ・フィルハーモニー・チェンバー・ホール、シュチェチン、ポーランド
Acte Prealable
AP-0438(1CD)
ルドミル・ルジツキ (1883-1953):ピアノ作品集 Vol.2
ラグーン Op.36
ピアノの為の9つのスケッチ Op.39
ピアノの為の幻想曲 Op.11
ピアノの為の5つの前奏曲 Op.2
ピアノの為の3つのポーランド舞曲 Op.37
時計の物語 Op.26
ピアノの為の2つの前奏曲と2つの夜想曲 Op.3
イタリア Op.50
ヴァレンティナ・セフェリノヴァ (P)

録音:2018年6月3、5日、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1、ワルシャワ、ポーランド

fra bernardo
FB-1907498(1CD)
ミケランジェロ・ロッシ:トッカータ&コレンタ集
トッカータ第6番/コレンタ第6番/トッカータ第2番/コレンタ第2番/トッカータ第1番/コレンタ第1番/トッカータ第3番/コレンタ第3番/トッカータ第5番/コレンタ第5番/トッカータ第4番/コレンタ第4番/チャッコーナ第1番/チャッコーナ第2番/トッカータ第7番/コレンタ第7番/トッカータ第10番/コレンタ第10番/トッカータ第9番/コレンタ第9番/トッカータ第8番/コレンタ第8番/「ラ・ロマネスカ」によるパルティータ
ロレンツォ・フェデル(ハープシコード)

録音:2017年11月7日−9日、オーストリア
ロレンツォ・フェデルは、1980年イタリア生まれ、ヴィンチェンツァ音楽院でパトリツィア・マリサルディに、ハーグ王立音楽院でトン・コープマンに学んだチェンバリスト。バルトロメオ・ステファニーニ1694年製モデルのハープシコード(ヴィレム・クルスベルヘン1979)を弾いたミケランジェロ・ロッシのトッカータとコレンタ(クーラント)集。

DREYER-GAIDO
CD 21120(2CD)
メモリーズ・フロム・ホーム
スクリャービン:5つの前奏曲 Op.16
プロコフィエフ:束の間の幻影 Op.22(抜粋)
ヴァインベルク:2つのフーガ
グリゴリ・フリド:ハンガリー・アルバム
カンチェリ:ピアノのための小品集(抜粋)
エリザヴェータ・ブルーミナ(P)

録音:2018年10月15日−17日、ベルリン・イエス・キリスト教会
ブラームス国際ピアノ・コンクール優勝などの実績を誇り、2012年からハンブルク国際室内楽祭の芸術監督を務め、2014年にはピアノ三重奏団「アンサンブル・ブルーミナ」としてエコー賞を受賞しているロシア系ドイツのピアニスト、エリザヴェータ・ブルーミナが、祖国への想いを寄せるロシアの性格的小品集。

CAvi
85-53350(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 ディーナ・ウゴルスカヤ(P)

録音:2015年4月&6月、バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)
CAvi
85-53353(3CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻 ディーナ・ウゴルスカヤ(P)

録音:2015年10月&11月、バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)
ロシアの名ピアニスト、アナトール・ウゴルスキの娘であり、自身も国際的なコンサート・ピアニストとして活動したディーナ・ウゴルスカヤ。2016年からはウィーン国立音楽演劇大学のピアノ科教授を務めながらも、癌との闘病の末、2019年9月に46歳の若さでこの世を去りました。
ウゴルスカヤの追悼盤として、10年間に渡る充実のコラボレーションを築いてきたドイツのC'Avi-musicの録音の中から、ウゴルスカヤの代表的名盤となっていたバッハの「平均律クラヴィーア曲集」が新装再発売。元々リリースされていた5枚組の全曲盤(8553503)は廃盤となり、第1巻(2枚組)、第2巻(3枚組)の分売となります。
その深い感受性と冷静なパフォーマンスから、「ピアノの哲学者(philosopher at the piano)」として称賛されたウゴルスカヤの大いなる遺産。スタインウェイでたっぷりと歌うバッハの「聖典」にご注目ください。

RUBICON
RUBI-1046(1CD)
ラモー&シューマン
ラモー:新クラヴサン曲集より 組曲イ短調 RCT 5
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6
マルチン・フレシャール(P)

録音:2018年2月16日&19日、サレ・コロンヌ(パリ)
マルチン・フレシャールは1985年ポーランドに生まれ、ベルギーのエリザベート女王音楽チャペルでマリア・ジョアン・ピリスに学び、現在もピリスの下でエリザベート女王音楽チャペルのアーティスト・イン・レジデンスとして活動。2015年の国際ジャン・フランセ音楽コンクール(パリ)第1位を始め、様々なコンクールで入賞し、スイスのメニューイン音楽祭、ワルシャワのラ・フォル・ジュルネ、その他ポーランドの多くの音楽祭で活躍してきました。
デビュー・レコーディングでは、ラモーの「クラヴサン組曲」とシューマンの「ダヴィッド同盟舞曲集」という時代を超えた名曲を独自に組み合わせ、才気あふれるピアノを披露します。
RUBICON
RUBI-1042(1CD)
ショパン:練習曲全集
12の練習曲 Op.10
12の練習曲 Op.25
3つの新しい練習曲 Op.posth
ソニア・バッハ(P)

録音:2018年10月27日−28日、ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス、イギリス)
イギリス室内Oとの共演、弾き振りでのバッハ協奏曲集(RCD-1006)でデビューしたソニア・バッハは、イタリアでラザール・ベルマン、スペインでアリシア・デ・ラローチャにピアノを学び、現在はスタインウェイ・アーティストとして活躍中の女流ピアニスト。オイゲン・ダルベール国際音楽コンクールでの第1位&大賞受賞や、第12回ヴィオッティ=ヴァルセージア国際音楽コンクールでの特別賞受賞など順調にキャリアを重ねてきました。
話題を呼んだバッハに続くセカンド・アルバムでは、ショパンの練習曲全集という偉大な作品を録音。クラーマー、フンメル、カルクブレンナー、モシュレスなどの有名なエチュードを脇に置いて頂点に君臨するショパンの練習曲全集で、ソニア・バッハの更なる飛躍を呼び起こします。

Chandos
CHAN-20134(1CD)
D.スカルラッティ:ソナタ集 Vol.2
ソナタ ト長調 K.144/ソナタ ト長調 K.427/ソナタ 嬰ヘ短調 K.25/ソナタ 嬰ヘ長調 K.318/ソナタ ト長調 K.431/ソナタ ハ短調 K.40/ソナタ ト短調 K.30 「猫のフーガ」/ソナタ ト短調 K.35/ソナタ ヘ短調 K.466/ソナタ ホ長調 K.531/ソナタ ト長調 K.63/ソナタ ニ短調 K.64/ソナタ イ長調 K.279/ソナタ ニ長調 K.118/ソナタ ロ短調 K.87/ソナタ ハ長調 K.95
フェデリコ・コッリ(P)

録音:2018年5月17日ー19日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
フェデリコ・コッリは2011年ザルツブルクのモーツァルト国際コンクールで第1位に輝き、2012年のリーズ国際ピアノ・コンクールではゴールド・メダルを獲得したイタリア出身の有望ピアニスト。世界の名だたるホールでコンサートを行い、2018/19シーズンでは、ニューヨーク・リンカーン・センター、ベルリン・コンツェルトハウス、アムステルダム・コンセルトヘボウでリサイタル・デビュー、ウィグモア・ホール、ルツェルン音楽祭へ初登場を果たすなど、ますます活躍を拡げてきました。
Chandosの専属アーティストとして最初に録音したドメニコ・スカルラッティのソナタ集(CHAN 10988)では、そのきらびやかで情熱的な演奏に英インターナショナル・ピアノ誌や英ザ・タイムズ紙から五つ星の好レビューが付けられ、イギリスの有力オンライン・サイト「Presto Classical」では、「Presto Recordings of the Year 2018」(年間トップ10のうちの1つ)に選ばれています。
第1巻では、500曲を超えるスカルラッティのソナタの中から、チャプター1からチャプター4まで独自の視点でグループにまとめてプログラムを組み立てていました。第2巻では、K.63とK.64のような対照的な2つのソナタのセットを独自に2曲ずつまとめた8セット計16曲を収録。前作に引き続き、モダン・スタインウェイの高貴な音色を活かし、気品と潤いのあるスカルラッティを聴かせてくれます。

Aeolus
AE-11191
(1SACD+1CD)
ヴィエルヌ:オルガン交響曲全集 Vol.3
オルガン交響曲第5番イ短調 Op.47
オルガン交響曲第6番ロ短調 Op.59
〔Disc1(SACD Hybrid)〜SACD層:オルガン交響曲第5番&第6番、CD層:オルガン交響曲第5番
Disc 2(ノーマルCD)〜オルガン交響曲第6番〕
スティーヴン・タープ(Org)

録音:2010年9月(第5番)、2014年10月(第6番)、サン=シュルピス教会(パリ)
※ディスク1(SACDハイブリッド盤)は、SACD層に第5番&第6番の両方を、CD層には第5番のみ収録。ディスク2(ノーマルCD)に第6番を収録。
フランク、ウィドールの下でその才能を開花させ、ノートルダム大聖堂のオルガニストという栄誉ある地位にまで上り詰めたルイ・ヴィエルヌ(1870−1937)の"マルチチャンネル録音"によるオルガン交響曲全集第3巻。第3集では、32の国際ツアーと800以上の北米コンサートをこなしてきた、アメリカを代表するコンサート・オルガニスト、スティーヴン・タープが、パリ・サン=シュルピス教会のカヴァイエ=コル・オルガン(1862)を演奏しています。
Aeolus
AE-11181(1SACD)
フレデリック・ウィリアム・ホロウェイ:交響的オルガン作品集
序奏とアレグロ・コンチェルタンテ
カンティレーヌ ホ短調 Op.33
アンダンテ・カンタンド ホ短調 Op.40
カノン様式によるクーラント イ短調 Op.58/演奏会用トッカータ ニ短調 Op.33
二重奏曲 ヘ長調 Op.58
アレグレット・レッジェーロ ヘ長調 Op.7
アンダンテ・シンフォニコ 変ニ長調 Op.48
アレグレット・グラツィオーソ ヘ長調 Op.49
アンダンテとフィナーレ・フガート ト長調 Op.17
オルガン交響曲ハ短調 Op.47
マルクス・アイヒェンラウプ(Org)

録音:2019年9月16日−18日、聖バルトロメウス大聖堂(ガッケンバッハ、ドイツ)
イギリス後期ロマン派の忘れられた作曲家、フレデリック・ウィリアム・ホロウェイ(1873−1954)の世界初録音となるオルガン作品集。
演奏は、世界遺産にも登録されているドイツのシュパイアー大聖堂で2010年よりオルガニストを務め、Aeolusではロパルツのオルガン作品全集(AE-10391)の録音でも評価を高めたドイツの名手、マルクス・アイヒェンラウプです。

Indesens
INDE-104(1CD)
ピアノ・モダン・リサイタル Vol.2
ビーチ:前奏曲とフーガ
シャーモ:ピアノ・ソナタ第3番
シマノフスキ:前奏曲とフーガ
シュニトケ:即興曲とフーガ
メルレ:パッサカリアとフーガ
タネーエフ:前奏曲とフーガ Op.29
バス:前奏曲とフーガ
ミトロプーロス:パッサカリア、間奏曲とフーガ
オルランド・バス(P)

録音:2016年10月3日−4日&2017年1月8日、サン=マルセル寺院(パリ、フランス)
知られざる近現代作品の発掘、紹介に取り組む「ピアノ・モダン・リサイタル」の第2巻は、バッハからショスタコーヴィチを経て現代まで続く「前奏曲とフーガ」のスタイルがテーマ。
最も注目を集めそうなのは、やはり名指揮者ディミトリ・ミトロプーロス(1896−1960)の「パッサカリア、間奏曲とフーガ」でしょう。1924年に作曲された「パッサカリア、間奏曲とフーガ」は、"作曲家ミトロプーロス"の魅力を伝えてくれる貴重な録音です。

Indesens
INDE-124(2CD)
イェフティッチ:ピアノ作品全集
永遠の幻想/舞踏組曲
ピアノ・ソナタアトモスフェール
5つのポートレート/夏のピアノ小品
3つの楽章/6つの前奏曲
トッカータ「セルビコン」
ドラガナ・テパリッチ(P)、
ヴラディーミル・ミロシェヴィチ(P)、
ヴラディーミル・グリゴリッチ(P)

録音:2019年7日−9日、マドレニアヌム歌劇場(ベオグラード、セルビア)
1947年、ベオグラード出身のイヴァン・イェフティッチは、ベオグラード音楽院で学んだ後、パリ音楽院でオリヴィエ・メシアンに、ウィーンではアルフレート・ウールに作曲を師事。
ここに収録されているピアノ作品の全曲だけでなく、これまでに室内楽やオーケストラなどのために120曲を超える作品を残し、1997年から99年にかけては南米ブラジルで教鞭を執るなど、世界を舞台に活躍する旧ユーゴスラビアの各国、そしてセルビアを代表する作曲家の1人です。

CALLIOPE
CAL-1850(1CD)
シャブリエ:ピアノ作品集
絵画的な10の小品/気まぐれなブーレ
即興曲/シパイの行進/バレエの歌
カプリース
アニー・ダルコ(P)

録音:1974年
※リマスタリング:シモン・ランスロット(2018年)
14歳の若さでパリ音楽院に入学し、20世紀前半のフランスを代表する女流ピアニストであり教育者、マルグリット・ロンに師事したマルセイユ出身の名女流ピアニスト、アニー・ダルコ(1920−1998)の「オールド・カリオペ音源」が復刻!
1938年にパリ音楽院を一等賞で卒業したものの、第二次世界大戦の開戦の影響を受け、困難なキャリアを歩むことになったアニー・ダルコ。
この「シャブリエ」は、1946年のジュネーヴ国際音楽コンクールで第2位を受賞し、その名を世界に広げた後、1974年に旧カリオペ(Calliope)の創設者で芸術監督だったジャック・ル・カルヴェのプロデュースによって録音された演奏。
豊かな表情と色彩感、大胆なダイナミクスが印象的なアニー・ダルコのシャブリエがリマスタリングを施されて蘇ります。

Hyperion
CDA-68310(1CD)
ゴドフスキーへのオマージュ
ヨーゼフ・ホフマン(1876−1957):性格的なスケッチ集 Op.40〔1.幻影、2.むかしむかし、3.どこでもなく、4.万華鏡〕
フェリックス・ブルーメンフェルト(1863−1931):左手のための練習曲 Op.36
エミール・フォン・ザウアー(1862−1942):演奏会用練習曲第19番 「幻影」
エウジェニオ・ピラーニ(1852−1939):スケルツォ練習曲 Op.67
エイブラム・チェイシンズ(1903−1987):前奏曲第13番変ト長調 Op.12-1
イグナーツ・フリードマン(1882−1948):3つのピアノ小品 Op.33〔1.エチュード、2.マズルカ、3.ミュージック・ボックス〕
オシップ・ガブリロヴィッチ(1878−1936):左手のための練習曲 Op.12-2
ジョセフ・ホルブルック(1878−1958):ラプソディー練習曲集 Op.42より〔第4番「素敵なひと」 Op.42-4、第5番「漆黒の夜」 Op.42-5〕
コンスタンティン・フォン・シテルンベルク(1852−1924):演奏会用練習曲第5番ヘ長調 Op.115
テオドール・レシェティツキ(1830−1915):3つの小品 Op.48〔1.ユーモラスな前奏曲、2.おどけた間奏曲、3.英雄的なエチュード〕
テオドール・サーントー(1877−1934):東洋的練習曲第3番
モーリツ・モシュコフスキ(1854−1925):情熱的メロディー Op.81-6
リスト(ブゾーニ編):パガニーニによる大練習曲嬰ト短調 「ラ・カンパネラ」 S.141
アンドレイ・ググニン(P)

録音:2019年5月20日−22日、殉教者聖サイラス教会/ピアノ:ベヒシュタインD282
1987年ロシア生まれの新鋭ピアニスト、アンドレイ・ググニンのHyperionレコーディング第2弾! ググニンは2013年ウィーンのベートーヴェン国際コンクール第2位、2014年ジーナ・バッカウアー国際コンクール優勝、2016年シドニー国際コンクール優勝という輝かしい経歴を誇り、ゲルギエフ&マリインスキー劇場などと共演。2019年に行われたチャイコフスキー国際コンクールでは特別賞も受賞し、5月と9月に二度の来日公演を成功させました。その2019年9月の来日公演で披露され聴衆の度肝を抜いたのが、このゴドフスキー・オマージュ・プログラム。2020年に生誕150周年を迎える19世紀"ピアニズムの神"、超絶技巧派の天才、伝説の巨匠レオポルド・ゴドフスキーへと捧げられた華麗で技巧的なピアノ作品の数々を集めた、ピアノ・ファン必聴の濃密プログラムです。前作のショスタコーヴィチ・アルバム(PCDA 68267)でも、その硬派なピアニズムが高く評価され、レコード芸術特選盤やBBCミュージック・マガジン「レコーディング・オヴ・ザ・マンス」に選ばれたアンドレイ・ググニンの遥かな才能にご注目ください!


Treasures
TRE-222(2CDR)
スメンジャンカ&スメテルリン〜ショパン名曲集
■レギーナ・スメンジャンカ
夜想曲ヘ短調Op.55-1
マズルカ第15番ハ長調Op.24-2
マズルカ第46番ハ長調Op.68-1
マズルカ第42番ト長調Op.67-1
幻想即興曲Op.66
即興曲第1番変イ長調Op.29
練習曲変ト長調Op.10-5 「黒鍵」
夜想曲第9番ロ長調op.32-1
夜想曲第2番変ホ長調op.9-2
夜想曲第10番変イ長調op.32-2
マズルカ.第3番ホ長調Op.6-3
練習曲ホ長調Op.10-3「別れの曲」
■ヤン・スメテルリン
マズルカ第20番変ニ長調Op.30-3
ワルツ第3番イ短調Op.34-2
マズルカ第25番ロ短調Op.33-4
マズルカ第17番変ロ短調Op.24-4
マズルカ第5番変ロ長調Op.7-1
ワルツ第1番変ホ長調Op.18「華麗なる大円舞曲」
ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」
マズルカ第37番変イ長調Op.59-2
ワルツ第5番変イ長調Op.42-5
ワルツ第8番変イ長調Op.64-3
マズルカ第13番イ短調Op.17-4
マズルカ第42番ト長調Op.67-1
マズルカ第15番ハ長調Op.24-2
マズルカ第38番嬰ヘ短調Op.59-3
ワルツ第4番ヘ長調Op.34-3
レギーナ・スメンジャンカ(P)
ヤン・スメテルリン(P)

録音:全て1960年代初頭(?)。スメテルリンはステレオ。
※音源:蘭CNR FL-016-017
◎収録時間:92:28
“気品のスメンジャンカと、幸せオーラのスメテルリン!!”
■音源について
1960年代初頭に発売された2枚組LPの全てを収録。ただ、両者とも録音年がはっきりしません。スメテルリンはPHILIPSへの夜想曲全集の録音が比較的知られていますが、ステレオ録音となると皆無に近いので、これは貴重!スメンジャンカは、MUZAへの録音ではありません。

★レギーナ・スメンジャンカ(1924-2011)は、ショパン音楽アカデミーの教授を1996年まで務めたポーランドを代表するピアニストで、多くの門弟を世に送り出しています。誇張を排しつつも決して教科書的な演奏に傾くことなく、ショパンの比類なき芸術性を余すことなく後世に伝えた功績は計りしれず、ここに聴く演奏もその説得力は破格で、一つとして凡演なし。
 さっそく心を打つのが最初の夜想曲Op.55-1。前半の淡々とした進行の中で微妙なルバートが感情の微かな陰影を与えるセンス、中間部の決然としたタッチの威力、コーダの全てを浄化し尽くしたピュアな鎮静美と、全てがバランスよく配置された例は極めて稀。しかも予定調和感ゼロ!4つのマズルカはどれもリズムの弾力が筋金入りで、フレーズも歌うというより喋る風情。それでいて土臭さ色を全面に出さずに気品溢れる佇まいに転換させるところがスメンジャンカの凄さ。「黒鍵」は、これ以上の演奏を探すのは無茶というもの。タッチの硬軟、強弱が完全に呼吸とセットでフレーズを形成し、たおやかな雰囲気を湛えながらも音楽の根幹は緊張の糸がピンと張り詰めています。
 同じポーランド出身ながら、これと好対照なのがヤン・スメテルリン(1892-1967)。師のL・ゴドフスキーと通底するものが感じられ、晩年特有の達観とも相俟って、自身のイディオムと感性を惜しげもなくショパンに重ねます。と同時に、短調の曲でも根暗な表現に陥るのを避けているのが特徴的で、ワルツOp.34-2のような内省的な作品でも濃厚なアゴーギクを容赦なく注入。抑制したペダルが独特の悲哀を湛えますが、決して涙を想起させません。マズルカOp.33-4でも、前半の装飾音の音価を極限まで詰めたスウィング感が暗さを払拭。中間の2:19以降はスメテルリンの陽性の音楽性が見事に開花し、とことん甘美に歌い上げて幸福感が部屋一杯に広がります。表現自体が明るいうえに、それが曲想とマッチしていることを作品自体が喜んでいるように聞こえるのが、マズルカ第5番Op.7-1。マズルカの中で最も有名なこの曲は名演も数え切れませんが、これは絶対にトップ5にに入ります。華麗なる大円舞曲も同様。彼がいかに全身音楽漬けであったかを窺わせます。ただし、ミスタッチを数えながら聴くような方はご遠慮下さい。他にマズルカ第37番変イ長調Op.59-2など、特に長調作品は必聴! 【湧々堂】

Challenge Classics
CC-72841(1SACD)
ワルツさまざま
シューベルト:5つのワルツ(嬰ハ短調 D.365-27 / ロ長調 D.365-22 / 変イ長調 D.365-10 / 変イ長調 D.365-13 / 変イ長調 D.365-12)
シューベルト(リスト編):ワルツ・カプリス『ウィーンの夜会』 S.427-6
リスト:メフィスト・ワルツ第1番『村の居酒屋での踊り』 S.514
ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ 変ロ長調『ウィーンの子供たち』
アドルフ・シュルツ=エヴラー:ヨハン・シュトラウス2世『美しき青きドナウ』の主題によるアラベスク
リゲティ:『ムジカ・リチェルカータ』より「ワルツのテンポで」
バルトーク:14のバガテルより「ワルツ」 Sz.38-14
ドビュッシー:ワルツ『レントより遅く』
ラヴェル:舞踏詩『ラ・ヴァルス』
ドラ・デリイスカ(P)

録音:2019年10月4-6日/オーストリア、L. Bosendorfer Klavierfabrik
シンプルで穏やかな3拍子のダンスであるワルツで統一しながら、複雑な様相を持ったプログラミングで聴かせる技ありの一枚。前半は普通のワルツ集 といった趣ですが、その流れは超絶技巧の秘曲、シュルツ=エヴラーの〈『美しき青きドナウ』の主題によるアラベスク〉に収斂され一つのクライマックス を築きます。演奏至難の水飛沫のアラベスクでもって遥か高みへと昇華させられるワルツ。そしてリゲティ、バルトーク、ドビュッシーがそれぞれに異質な 香りを持ち込み、最後はワルツの終焉を告げる退廃的な『ラ・ヴァルス』で締めくくるという構成が実にドラマティックです。 ドラ・デリイスカは1980年ブルガリア生まれ。イタリア、ウィーンで学びシュテファン・ヴラダーらに師事しました。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186841(1SACD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲より
(1)サン=サーンス編曲:第7番「ラズモフスキー第1番」Op.59の1〜第2楽章
(2)サン=サーンス編曲:第6番Op.18の6〜第2楽章
(3)バラキレフ編曲:第8番「ラズモフスキー第2番」Op.59の2〜第3楽章
(4)バラキレフ編曲:第13番Op.130〜第5楽章
(5)ムソルグスキー編曲:第16番Op.135〜第2楽章
(6)ムソルグスキー編曲:第16番Op.135〜第3楽章
(7)モーツァルト(ベートーヴェン編):クラリネット五重奏曲K.581〜第4楽章
児玉麻里(P)

録音:2019年10月/MCOスタジオ1、ヒルフェルムス(オランダ)
児玉麻里にとりベートーヴェンは特別に大切な作曲家で、これまでピアノ・ソナタとピアノ協奏曲全曲を録音し高い評価を受けました。その補巻ともい うべき当アルバムは仰天の内容。何とベートーヴェンの弦楽四重奏曲に挑戦しました。しかし決してキワモノでも珍奇な企画でもありません。編曲者がサ ン=サーンス、バラキレフ、ムソルグスキーといういずれもピアノ音楽の傑作を残しているひとかどの作曲家である点も注目です。
ベートーヴェンは32のピアノ・ソナタを残していますが、最後の32番も1822年の作で、その後の晩年の至高の世界はピアノと遠いものでした。ベー トーヴェンが生涯にわたり作り続けたのは弦楽四重奏曲で、最後の数曲は時代を踏み越えた新次元に達していると申せましょう。ベートーヴェン好きのピ アニストにとり、この世界を担える弦楽器奏者は羨望の存在でした。それが今回実現。編曲者は大物ながら、児玉麻里はあくまでベートーヴェン弾きの 側から見た世界を主にしています。
興味深いのは、3者が原曲をただピアノに置き換えるのではなく、それぞれのピアニズムを反映させつつ完全なピアノ曲にしていること。原曲を知らな ければ、オリジナルのピアノ曲として違和感なく受け入れられます。ことにサン=サーンスとバラキレフは難技巧の要求されるピアノ曲が多く、それらと同 様のレベルが要求されるものとなっています。
超お宝がムソルグスキー編曲による第16番。ムソルグスキーはもっぱら編曲される側の作曲家で、彼の編曲は極めて珍しいと申せましょう。ムソルグ スキーはベートーヴェンを崇拝しており、彼の激しく革新的な音楽の原点だったことを認識させてくれます。この編曲は楽譜が極めて入手困難なためムソ ルグスキー研究家の間でも伝説となっていました。それがついに音になりました。ベートーヴェン最後の弦楽四重奏曲の異常な感覚がムソルグスキーの異 常な感覚とあいまって世にも稀な逸品となっています。
おまけとしてベートーヴェンがモーツァルトの名作「クラリネット五重奏曲」のフィナーレをピアノ独奏用に編曲したものも収められています。ベートーヴェ ン鍾愛の曲として知られていますが、その編曲も貴重な限り。ベートーヴェンらしいピアノ書法となっていて興味津々です。
児玉麻里はこれまでのベートーヴェン演奏で培った理解をさらに先へ進めた神業。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を弾くのはもちろん初めての経験なが ら、深みと説得力に満ちています。数々のベートーヴェンCDがリリースされる2020年にひときわ異色を放つ名盤が誕生です。 (Ki)

TYXart
TXA-19134(1CD)
フランツ・フンメル(1939-):33のヘルシャー変奏曲 クリストフ・プライス(P)
クリストフ・プライスは2001年生まれのピアニスト。1939年生まれの作曲家が書いた変奏曲を演奏しています。現代を生きる別々の世代による音楽。 (Ki)

NoMadMusic
NMMFF-001(1CD)
フィリップ・エルサン:Ephemeres(かげろう)〜ピアノ独奏のための24の細密画〜芭蕉の俳句に基づく
Steps〜ピアノ独奏のための三部作
ヴァレンティン・ブター ル(P)

録音:2015年6月
デュティユーにその才能を認められたピアニスト、ヴァレンティン・ブタールによるエルサン作品集。エルサンは以前に、蕪村の俳句に基づいてピアノ作 品を書くよう委嘱され(ティエリー・ラヴァッサール)、俳句に興味を持つようになり、芭蕉の俳句に基づいた24の作品を書き上げました。これらの作品 はアリス・アデールに捧げられています。クリスタルのような硬質な響きの作品群で、耳を澄ませて聞き入りたい1枚です。 (Ki)
NoMadMusic
NMM-069(1CD)
わが心のリズム〜マリンバのための音楽集
ヴァルバノフ:Introduction/ Son nom est Land/ Tout est bruit, tout est battement, tout est rhtyme…/ Homme bleu/ Cajon de Peru/ Tombak/ Venez danser/ Tel est mon voyage
村松崇継:Land for Marimba Solo
マティアス・シュミット:Ghanaia for Marimba Solo and Percussion
伝承曲(ブルガリアの舞曲)(ヴァルバノフ編)Kopanitza/ Gornodikansko horo
デイヴ・サミュエルズ:Footpath for Solo Marimba
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV 1001より(ヴァルバノフ編)
ジョン・サタス:One Study One Sammary
ジェルジ・ヴァルバノフ(マリンバ)
ソニア・メラー(語り)

録音:2018年、2019年
ヴァルバノフは、幼いころから音楽に親しみ、演奏会でパーカッションと出会い、7歳でブルガリアで最も重要なコンクールで優勝。2005年、ルクセ ンブルクでの国際打楽器コンクールで優勝、アンドレ・ジョリヴェ賞も受賞。2009年よりイル・ド・フランス国立Oの第1ソロ打楽器奏者を務め る奏者です。自身の作品のほか、ドラマや映画音楽などでも活躍する村松崇継の作品、さらにはナレーションも入った注目のプログラムかつこだわりの作 りとなっております。 (Ki)

King International
KKC-062(1CD)
3月中旬発売予定
「イリュージョンズ」
バラキレフ:東洋風幻想曲「イスラメイ」
ショパン(バラキレフ編):ピアノ協奏曲第1番〜第2楽章「ロマンス」
リスト:リゴレット・パラフレーズ S.434/R.267
チャイコフスキー(サムイル・フェインベルク編):
交響曲第5番〜64より第3楽章「ワルツ」※世界初録音
チャイコフスキー(フェインベルク編):交響曲第6番『悲愴』〜第3楽章
ラフマニノフ(阪田知樹編):私は彼女のもとにいた 作品14-4 世界初録音
ラフマニノフ(阪田知樹編):ヴォカリーズ※世界初録音
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番(カデンツァ:阪田知樹)
阪田知樹(P/スタインウェイ)

録音:(3)(6)(8)2019年9月4日、(1)(2)(7)2019年12月25日、(4)(5)2020年1月7日/キング関口台スタジオ(第1スタジオ)
2016年フランツ・リスト国際ピアノコンクール優勝後、世界から注目されている俊英ピアニスト阪田知樹は圧倒的なテクニックと豊かな表現力で聴衆 を虜にしています。その阪田が選りすぐり録音したこのアルバムのコンセプトは『「10本の指×ピアノ1台」で交響曲、協奏曲、歌曲、オペラなど様々な 編成の「幻影(Illusion)」を聴き手に投影する』です、
今回収録したどの作品も超絶技巧をともなう難曲揃い。冒頭、バラキレフの「イスラメイ」から驚かされます。コーカサスの民族舞曲をもとにしたエキゾティ シズムを華やかな技巧で表現した超難曲を阪田は実に雄弁な語り口と完全無欠な演奏を披露しております。そのバラキレフがピアノ独奏に編曲したショパ ンのピアノ協奏曲第1番第2楽章「ロマンス」。高度なテクニックが求められる当作品ですが阪田はうっとりするほど美しく奏でます。
ピアノ作品はもちろんのこと、オーケストラ作品、歌曲、オペラにも強い興味をもつ阪田。自身の強い希望で録音が実現したフェインベルク編曲のチャ イコフスキーの交響曲第5番第3楽章「ワルツ」(世界初録音!)と第6番『悲愴』第3楽章「スケルツォ」は机上の空論ともいえる超難曲。コンセプ トである「10本の指×ピアノ1台」をまさに体現したこの演奏を聴けば、阪田のテクニックはもちろんのこと豊かな音楽性に魅了されます。また2020年 に生誕180年を迎えたチャイコフスキー、そして生誕130年を迎えたフェインベルクの記念イヤーにふさわしい録音です!
コンポーザー・ピアニストとしても知られる阪田は10代半ばで編曲を手がけはじめ、これまでにフォーレ、ラフマニノフなどの歌曲を中心にピアノ独奏 用にアレンジしておりリサイタルでも好評を博してきました。阪田が編曲したラフマニノフの歌曲「私は彼女のもとにいた」と「ヴォカリーズ」では歌心に 満ちた演奏が印象的。もちろん世界初録音となります。
そして阪田の代名詞であるリスト。今回リゴレット・パラフレーズとハンガリー狂詩曲第2番を収録しました。自在に歌いながらも知性的に構築された 演奏は圧巻です。阪田知樹が自ら選曲した珠玉の8曲を聴けば現在の阪田知樹の充実ぶりを体感できます。録音は最高位のDSD 11.2MHzで行われて おり、臨場感あふれる録音です。ピアノ演奏の新たな可能性を探る大注目のアルバムです! (Ki)

「現代のヴィルトゥオーゾとして注目を浴びている阪田知樹。研ぎ澄まされた技巧から個性的な音楽を繰り出す彼のピアニズムは、たしかにヴィルトゥオーゾというに相応しい。ロマン派時代のヴィルトゥオーゾ作品を集めた本盤はそうした彼の資質と美質が十二分に現れ出た聴き応えある一枚だ。」(寺西基之〜ライナーノーツより)

APARTE
AP-234(1CD)
アンカンタシオン(呪文)
(1)ブルッフ:コル・ニドライOp.47
(2)ヴィターリ:シャコンヌ
(3)サン=サーンス:交響詩「死の舞踏」Op.40
(4)チャイコフスキー:ゆううつなセレナードOp.26
(5)ブロッホ:ニーグン
(6)ショーソン:詩曲Op.25
(7)梅林茂:「夢二」のテーマ
ヴィルジル・ブテリ=タフト(Vn)
ヤク・ファン・ステーン(指)ロイヤルPO

録音:2019年7月/ロンドン
ヴィルジル・ブテリ=タフトはフランスの若手ヴァイオリニスト。トゥールとパリの音楽院に学んだ後、ブダペスト、ロンドン、テルアヴィヴで研鑽を積 みました。こだわりのレパートリーで注目されています。最新盤はオーケストラ伴奏によりますが、いずれの曲もヴァイオリンが甘美なメロディを歌うので はなく、意味深でやや暗い曲調をミステリアスに奏で聴き手を独特な世界へ誘い入れます。
香港のウォン・カーウァイ監督の「花様年華」(2000)からの「夢二」のテーマが聴きもの。かつてロックバンドEXのリーダーとして活躍、その後数々 の映画音楽で知られる梅林茂の作で、ギドン・クレーメルも録音して話題になりました。 (Ki)
APARTE
AP-222(1CD)
ブラームス:幻想曲集Op.116
3つの間奏曲Op.117
6つの小品Op.118
ホルテンス・カルティエ=ブレッソン(P)

録音:2019年4月/リトル・トリベカ(パリ)
ホルテンス・カルティエ=ブレッソンはフランスを本拠に活躍する女流で、いとこは高名な写真家アンリ・カルティエ=ブレッソン。彼女は長年パリ音楽 院で教鞭をとるかたわら精力的に演奏活動も行なっています。最新盤はブラームス最晩年の小品集3点。深い寂寥感に翳りながらも、どこかフランス的 な洒脱さも感じるベテランならではの説得力に満ちています。 (Ki)

Stradivarius
STR-37136(1CD)
「木製の歌」
デイヴィッド・ラング(b.1957) :「スクラッピング・ソング」(1997/2001)〜木製打楽器によるヴァージョン
シルヴィア・ボルゼッリ(b.1978):「木製」(2015)〜マリンバとウッド・ブロック、ロングドラムのための
ヨハン・スヴェンソン(b.1983):「ワンマン・バンド」〜木製打楽器、バイブレーターとエア・インストゥルメントのための(2016)
リッカルド・ノヴァ(b.1960):「a」(妄想の文法) (2017)〜木製打楽器と電子音のための
シモーネ・ベネヴェンティ(Perc)

録音:2019 年8 月
マリンバを始めウッド・ブロックや様々な木製打楽器による作品集。無国籍風の民族音楽の ような曲が揃って不思議な世界が拡がる。スヴェンソンの「ワンマン・バンド」は文字通り一人 でバンドをやる、というコンセプトの曲でブーンという音や空気を使って音を出す楽器が使わ れて何とも不思議な作品。ノヴァの「妄想の文法」では電子音も加わりクセナキスとアフリカの 民族音楽が合体する。

BRIDGE
BCD-9529(1CD)
ドビュッシー:12の練習曲
子供の領分(全6 曲)
アレック・カリス(P)

録音:2019 年3 月23―26 日 ニューヨーク
アレック・カリスの弾くドビュッシーのピアノ作品集。アレック・カリスは米国の中堅ピアニスト。BRIDGE レーベルの記念すべき最初のアルバムがカリスによるショパン&シューマン&カーターでした (BCD9001)。レパートリーは広いが、特に近現代の音楽で高く評価されています。ここでのドビュッシーも 明快な切り口で、雰囲気に流されることなくドビュッシーの近代性をキッチリ音にしています。

GALLO
GALLO-1571(1CD)
フランスのオルガン音楽の黄金の世紀 第2 集
デュ・マージュ(1674-1751):オルガン曲集第 1 巻(全8 曲)
メシアン:キリストの昇天(オルガン版)
デュリュフレ:アランの名による前奏曲とフーガ
アレッサンドロ・ラ・チアチェーラ(Org)

録音:2018 年8 月
フランスのオルガン音楽の黄金の世紀の第2 集と題されているが、第1 集の存在は不明。 ピエール・デュ・マージュ(1674-1751)は、フランス北部のランの大聖堂でオルガニストを務 めた人物。オルガン曲集第 1 巻は 1708 年の刊。メシアンのキリストの昇天は管弦楽版を作 曲者自身がオルガン用に改めたもので、第3 楽章は別物。 アレッサンドロ・ラ・チアチェーラは1979 年生まれのイタリアのオルガン奏者。フランス、ピティ ヴィエのサン=サロモン教会のオルガンを使用。

POLYMNIE
POL-208145(1CD)
ジョン・ウィリアムズ:「インディ・ジョーンズ」の音楽 (2台ピアノによる演奏) アンゲラン=フリードリシュ・リュール(P)
マヘリー・アンドリアナイヴォラヴェローナ(P)

録音:2018年9月15日 ビュシェール(ライヴ録音)
アンゲラン=フリードリシュ・リュールによるピアノ演奏のジョン・ウィリアムズの映画 音楽、新刊は「インディ・ジョーンズ」の2台ピアノ演奏。映画4作の様々な場面やエン ドクレジット、さらにFOXのオープニング・ファンファーレまで含めて全17トラック、「イ ンディ・ジョーンズ」尽くし。毎度のことだが、リュールのウィリアムズの音楽への愛が たっぷり感じ取れます。そしてピアノ演奏で聞くウィリアムの音楽は思っている以上に 王道クラシックだということも良く分かる。第2ピアノは、「ハリー・ポッター」シリーズ (POL 105109)でも共演したマヘリー・アンドリアナイヴォラヴェローナ。リュールとは 2004年からたびたびデュオを組んでいます。

TRITON
TRI-331208(1CD)
ライヴによるシューマン、ショパン
シューマン(リスト編):献呈 S.556
シューマン:クライスレリアーナ Op.16
ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
 バラード 変イ長調 Op.47
 マズルカ イ短調 Op.17-4
 スケルツォ 変ロ短調 Op.31
ヴェロニク・ボンヌカズ(P)

録音:2016 年11 月10 日 サル・コルトー,パリ
フランスのピアニスト、ヴェロニク・ボンヌカズが 2016 年 11 月 10 日 パリのエコル・ノルマルのサル・コルトーでのリサイタルのライヴ録音。ボンヌカズは様々なレールから何枚かCD を出しているが、TRITON からは初めて。ヴェロニク・ボンヌカズはルドー音楽院を 14 歳で修了、さらにパリ音楽院、ジュリアード音楽学校で学ぶ。現は国際的に活躍している他、エコール・ノルマルで教職にも就いています。演奏はいれの作曲家においても非常に明晰で静かな知的な詩情が感じられます。
TRITON
TRIHORT-563(1CD)
「地中海の輝き」
アルシャンボー:第1 旋法による組曲
カベソン:甘い思い出
カザルス:カニグの聖マルタン,エステル
ルイ・クープラン:前奏曲第46 番
ラネ:聖体奉挙のためのレシ,デュオ,コルネのレシ,ロンドのグラン・ジュ 、ほか作者不詳、即興など全20 トラック
フレデリック・ミュニョス(Org)

録音:2017年10月 フランス,リムー
南仏を中心とした様々な作品をオルガンで演奏した Cも含まれています。カザルスは大チェリストのカザルス。 フレデリック・ミュニョスはフランスのオルガン奏者。南仏、ピレネー山脈の麓町リムーの聖マルタン教会のオルガンを使用。

FIRST HAND RECORDS
FHR-95(1CD)
ニコラーエワ最晩年の『フーガの技法』
バッハ:フーガの技法 BWV1080
タチアナ・ニコラーエワ(P)

録音:1993年4月26日/ヘルシンキ、シベリウス音楽院
ロシアを代表する偉大なピアニストであるタチアナ・ニコラーエワの最晩年の録音が、マスタリングに定評あるFIRST HAND RECORDSから発売さ れます。1993年11月13日にサンフランシスコでショスタコーヴィチの『前奏曲とフーガ』を演奏中に脳卒中を起こし9日後に亡くなったニコラーエワ。 このディスクに収められているのはその半年前、4月26日に行われたヘルシンキでのライヴ録音です。曲目は彼女が得意としたバッハの『フーガの技法』で、 これまでリリースされたことのない録音。たいへん貴重な初CD化です!
20代でバッハの『平均律』全曲を暗譜、ショスタコーヴィチの創作欲も刺激したニコラーエワ。1990年代に入ってもロンドンでバッハの『平均律』『フー ガの技法』、ショスタコーヴィチの『前奏曲とフーガ』を暗譜で完璧に演奏するなど長く活躍を続けていました。当盤の演奏では一部に暗譜が飛んでしまっ た箇所があるものの、フーガを種類別(単純フーガ、反行フーガ、2重・3重フーガ、鏡像フーガ)に分けて構成し、未完フーガの主題提示でオクター ヴを重ねるなどの手を加えた、紛れもないニコラーエワ流の『フーガの技法』を聴くことができます。途轍もなく大きなスケール、途方もなく深遠な音楽 世界に圧倒される至高の名演をぜひお聴きください。
FIRST HAND RECORDSレーベルからは、ニコラーエワの1989年ギリシャ・ライヴの音源も発売されています(FHR-46)。 (Ki)

H.M.F
HMM-902642(1CD)
フランク:ピアノ曲集
(1)前奏曲、コラールとフーガ
(2)前奏曲、アリアと終曲
(3)前奏曲、フーガと変奏曲(ハロルド・バウアー編)
(4)コラール第2番ロ短調(ニコライ・ルガンスキー編)
ニコライ・ルガンスキー(P)

録音:2019年7月/サル・ド・シャントネイル(スイス)
ルガンスキー最新盤は何とフランク作品集。意外な感があるかもしれませんが、彼はこれまでもレーピンやクニャーゼフ(チェロ版)とヴァイオリン・ソ ナタを録音・演奏し、その素晴しさが高く評価されてきました。また2015年の来日公演で披露した「前奏曲、フーガと変奏曲」の感動的な演奏が語り 草となっています。長年フランク作品集の録音を夢見ていたそうですが、今回ついに実現。
ルガンスキーといえば、正確無比な技巧と緻密に計算された設計で説得力満点の演奏を繰り広げてきました。その点でフランクはルガンスキーにうって つけ。全く外面的でないのに恐ろしく技術的に難しく、また一音たりとも忽せにできぬ理詰めな構成を、まるで科学を解きほぐすように再現しています。
嬉しいのが感動的なオルガン曲2篇のピアノ編曲が収められていること。「前奏曲、フーガと変奏曲」の静かに切々と紡ぐ哀切感、ルガンスキー自身の 編曲による「コラール第2番」の俊厳さは絶品。いつもの轟き渡るルガンスキーの輝かしいピアノの音色を抑え、オルガンのような音を出してはいるのが 注目です。この曲はフランク最後の作品で、それを最後に置いている点にもルガンスキーの深い理解とこだわりを感じます。 (Ki)


H.M.F
HMM-902660(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
ソナタ ト長調 D.894
ソナタ ハ短調 D.958
アダム・ラルーム(P)

録音:2019年10月14-17日、パリ
フランスの俊英ラルームのソロディスクがハルモニアムンディから登場!シューベルトのト長調のソナタ(1816年10月)と、死の数週間前に書かれた 3つのソナタのうちの第1曲、ハ短調のソナタ(1828年9月)という珍しい組み合わせです。
ト長調のソナタはシューマンが「最も完全な作品」と賞賛した作品。第1楽章のMolto moderato e cantabileの冒頭から、画家が繊細な筆遣いで次々 と色を重ねながら静かに絵を完成させていくような、そして少しずつ霧が晴れていくような、繊細にして希望を感じる演奏。終楽章の、ともするとめまぐる しいだけになってしまう転調や回想も全てが必然であると感じる説得力抜群の演奏です。ハ短調のソナタはベートーヴェンを強く意識して書かれたもので すが、テクニックと感情の両面に完璧なコントロールが効いた演奏です。
ラルームは10歳でピアノを始め、トゥールーズ音楽院を経て、パリ国立高等音楽院でミシェル・ベロフのもとで研鑽を積みました。ハンブルクに移り、 コロリオフの薫陶も受けており、清潔感のあるタッチと静謐な音楽、完璧なコントロールが持ち味です。 (Ki)

Stradivarius
STR-37147(1CD)
無伴奏ヴァイオリンのためのオーストリアのバロック音楽
フィルスマイア(1663-1722):パルティータ第1 番イ長調
 パルティータ第5 番ト短調
 パルティータ第6 番イ長調
ビーバー(1644-1704): 前奏曲 ニ長調
 パッサカリア ト短調 「守護天使」
リリアーナ・ベルナルディ(Vn)

録音:2019 年16-18 日 イタリア,ヴィテルボ
ザルツブルクにおける師弟、ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1644-1704)とヨハン・ヨーゼフ・フィルスマイア(1663-1722)の無伴奏ヴァイオリン曲集。フ ィルスマイアは残された作品が極めて少ないが、6 つのパルティータは大変優れた 作品で近年注目を浴びています。一つのパルティータには 1 分少々の楽章が多く連 なり、変化に富んでいます。第 5 番ではスコルダトゥーラ(変則調弦)を採用。ここに収 録された第1 番、第5 番、第6 番、いずれもなかなかに聞き応えがある。 リリアーナ・ベルナルディはイタリアのヴァイオリニスト。ローマ国立音楽院で学んだ 後、ドイツのヴュルツブルク音楽大学やザルツブルクのモーツァルテウムなどで学 んだ。

ALBANY
TROY-1790 (1CD)
響きの彼方へ
チャールズ・トムリンソン・グリフィス(1894-1920):ピアノ・ソナタ
ジョージ・ウォーカー(1922-2018):ピアノ・ソナタ第1 番
カーライスル・フロイド(b.1926):ピアノ・ソナタ
サミュエル・バーバー:ピアノ・ソナタ
ヘイディ・ルイーズ・ウィリアムズ(P)

録音:2017年
20 世紀アメリカの作曲家によるピアノ・ソナタ集。グリフィスはアメリカにおける印象主義音楽の先駆けといわれます。彼のソナタはスクリャービンを思わせる濃厚なロマンティシズムを湛えています。ジョージ・ウォーカーはアフリカ系アメリカ人で初めてピューリュッツァー賞をとった作曲家。彼のソナタは自由な無調で書かれています。アダージョで有名なバーバーのソナタも自由な無調による幻想的な佳曲。
ALBANY
TROY-1785(1CD)
バイロン・オキーフ:ピアノ作品集
即興的幻想曲、エチュード第3 番、
バラード第1 番、エチュード第1番、
夜想曲変ホ長調、間奏曲第1〜3 番、
オハイオ川パストラル
カテリーナ・ウレツコ(P)

録音:2017-2018年
バイロン・オキーフの生年は記載されていないが、ブックレットにある写真から 50〜60 歳代と思われます。このピアノ作品集は2009 年から2019 年までに作曲されたというが、曲のタイトルからも察せられる通り、どの曲もショパン、シューマンあるいはメンデルスゾーンを思わせる曲ばかり。19 世紀のサロン風の音楽をいまも書き続けている作曲家として一聴の価値あり。
ALBANY
TROY-1795(2CD)
グリゴール・ハチャトリアン(b.1986): ピアノ曲集
ピアノ・ソナタ「アバレーヤの戦い」嬰へ短調Op.2
ピアノ・ソナタ「サッスンのダビデ」嬰ハ短調Op.1
グリゴール・ハチャトリアン(P)

録音:2019年
グリゴール・ハチャトリアンはアルメニア出身の若手作曲家、ピアニスト。幼い頃よりアルメニアの伝統楽器に親しみ、9 才でピアノを習い始めその才能を開花させた。15 才でアメリカに移民しインディアナ大学で学んだ。一曲およそ 40 分ほどの二つの大作ソナタはラフマニノフや祖国アルメニアの大作曲家アラム・ハチャトリアンの影響が大でロシア音楽の好きな人におすすめ。なおグリゴールと大作曲家アラム・ハチャトリアンとの血縁関係は不明(アルメニアでハチャトリアンは比較的一般的な姓名らしい。)

オクタヴィア
OVCT-00175(1CD)
2020年2月19日発売
田中カレン:こどものためのピアノ小品集「愛は風にのって」 仲道祐子(P)

2019年9月11-12日東京・稲城iプラザ
国内外で活躍する作曲家・田中カレンによるオリジナルピアノ曲集『愛は風にのって』が CDになりました。2013年に逝去した作曲の師である三善晃への愛情と思い出を綴る曲 集。ブックレットの曲目解説では、心温まるエピソードも綴られています。さらに、出版譜 には未収録の「子猫のすずちゃん」もボーナストラックとして加えています。 演奏は透明感のある美しい音色が魅力の仲道祐子。田中カレン自身の立会いのなか行 われたレコーディングでは、細部までディスカッションを重ね、楽曲に込められた思いを鮮 やかに描きあげています。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCT-00170(1CD)
税込定価
2020年2月19日発売
加々見茉耶〜デビュー Lyrical…
チャイコフスキー
「四季」 ―12の性格的描写 作品37
1月 炉端にて/5月 白夜/6月 舟歌/10月 秋の歌
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第1番ニ短調 Op.28
カプースチン:変奏曲Op.41
加々見茉耶(P)

録音:2018年10月4日、2019年3月20日埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)
東京藝術大学を卒業後、 イタリアに渡り名門イモラ国際ピアノアカデミーで研鑽を積んだ ピアニスト加々見茉耶、待望のデビューアルバムがトリトン・レベールから登場します。従 来からロシアン・ピアニズムの洗礼を受けてきた加々見は、今回のデビューアルバムでも その得意のプログラムを披露。収録曲にはチャイコフスキーのピアノ曲の中で人気の高 い「四季」、近年世界中で急速に人気を高めているカプースチンの変奏曲に加え、ラフマ ニノフのピアノ・ソナタ第1番が中心を飾ります。(オクタヴィア)

H.M.F
HMM-902651(1CD)
バッハ×バルトーク
バッハ:フランス組曲第5番ト長調BWV816
バルトーク:野外にて
 パルティータ第2番ハ短調BWV826
バルトーク:組曲Op.14
ジュリアン・リベール(P)

録音:2019年6月25-27日/メディアポール(アルル)
ジュリアン・リベールは1987年ブリュッセル生まれのピアニスト。エリザベート王妃音楽院でマリア・ジョアン・ピレシュに師事し、その秘蔵っ子とし て多大な影響を受けました。2015年には来日し、新日本フィルと協奏曲を演奏しています。今回のアルバムは大バッハとバルトークの組曲形式作品を交 互に配置して比較観賞させてくれます。バッハとバルトークの鍵盤曲に共通しているのは、舞曲形式によりながらも、当時最先端の技法を採り入れたり、 錯綜の結果、音列や無調の域に達したり、さらに東欧やアフリカのリズムまで用いていることなどが、聴覚以上に散見できます。リベールの演奏は目から 鱗の説得力とスリルに満ちていて興奮させられます。 (Ki)

MIRARE
MIR-488(1CD)
ベートーヴェン:変奏曲集
創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO 80
「森のおとめ」のロシア舞曲の主題による12の変奏曲 WoO 71
創作主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調(エロイカ変奏曲) op.35
創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 op.34
セリム・マザリ(P)

録音:2019年6月6-7日、サル・モリエール(リヨン)
また一人注目のピアニストが現れました!1992年生まれのセリム・マザリです。小さな頃からピアノに親しみ5歳でピアノの先生(エンゲラーの弟子であっ た)につき、パリ音楽院に進み、エンゲラーにも師事します。2008年パリ国立高等音楽院に入学、エンゲラーのクラスで学びを深めます。2012年にエ ンゲラーが亡くなってからはクレール・デゼールの下でさらなる研鑽を積みながら、修士取得。その後もペヌティエらのもとで学びながら、ロンドンのロイ ヤル・カレッジ・オブ・ミュージックへと進みます。ロンドンでネイガウスの弟子でもあったアヴォ・クユムジャンに師事、古典派作品に真摯に取り組みま す。コンクールで入賞を重ね、様々な賞を受賞している今注目度急上昇中のピアニストです。
マザリが取り上げたのは、ベートーヴェンの変奏曲集。ベートーヴェンは音楽的に様々な新しいことをやりとげましたが、変奏曲というジャンルでも新し いことをしました。当時変奏曲といえば有名なオペラのアリアや当時流行していた楽曲を主題にしたものが多かった中、「創作主題」つまり独自の主題を 提示し、それを変奏していく、というものを多く残しました。ここでも創作主題による変奏曲がおさめられておりますが、繊細さと力強さを兼ね備えた音 色が完璧な音響をつむぎだしていきます。難曲エロイカ変奏曲でのテクニックの鮮やかさは圧倒的です。

Profil
PH-18074(1CD)
リスト&ペルト
リスト:パレストリーナによるミゼレーレ〜「詩的で宗教的な調べ」より
 バラード第2番ロ短調
 2つの伝説
 孤独のなかの神の祝福〜「詩的で宗教的な調べ」より
 「ランメルモールのルチア」の回想
 スルタン・アブドゥル・メジド・ハンのための行進曲
アルヴォ・ペルト:アリーナのために
マルティナ・フィリャク(P)

録音:2019年1月30日-2月1日/インマヌエル教会(ヴッパータール)
マルティナ・フィリャクは1978年クロアチア出身の女性ピアニスト。2009年クリーヴランド国際、マリア・カナルス国際両コンクールで優勝し、 2014年には来日公演も行なっています。今回は得意のリスト作品。「光が多いところは影も深くなる」というゲーテの言葉がモットーに掲げられています。 リスト作品のなかでも宗教的なものを中心に選ばれ、最後にペルトの簡素にして絶美な「アリーナのために」で締めくくっています。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4275(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲) サシャ・ヴェチュトモフ(Vc/ジョバンニ・バティスタ・グァダニーニ製作 )

録音:1984年8月27日-9月4日/ルドルフィヌム(チェコ)
20世紀チェコを代表するチェリスト、ヴェチュトモフが晩年に収録したバッハの無伴奏全曲録音がリリースされます。1930年プラハ生まれのサシャ(ア レクサンドル)・ヴェチュトモフはチェリストであった父イヴァンから音楽の手ほどきを受け、その後プラハ音楽院にてあのラディスラフ・ゼレンカにチェロ を師事。また、セミョーン・コゾルーポフやアンドレ・ナヴァラといった名匠からも薫陶を得ております。1951年から1956年までスーク・トリオに在籍 し、1955年に開かれたプラハの春国際音楽コンクールにてヨゼフ・フッフロ、ミハイル・ホミツェルと共に第1位を獲得しました。その後、1959年に 開かれたパブロ・カザルス・コンクールにて第2位を受賞(第1位はアンナー・ビルスマ)。演奏家として着実にキャリアを積む一方、母校プラハ音楽院 にて後進の育成にも積極的に取り組みました。1989年プラハにてその生涯を終えました。
当録音はキャリアの晩年にあたる1984年にプラハのルドルフィヌムで収録された貴重な記録。演奏家としての集大成ともいえるバッハの組曲全曲を収 録しておりました (Ki)

grazioso
GNY-705(1CD)
UHQCD
吉野直子/ハープ・リサイタル5〜その多彩な響きと音楽U
アッセルマン(1845-1912):泉
リスト(編曲:アンリエット・ルニエ):夜鳴きうぐいす〜アリャビエフ作曲のロシアの旋律による
ジョゼフ・ジョンゲン:ワルツ Op.73
ドビュッシー(編曲:リリー・ラスキーヌ):ロマンティックなワルツ
ジャック・ド・ラ・プレール(1888-1969):雨にぬれた庭
グランジャニー(1891-1975):「子供の時間」組曲 Op.2
マルセル・トゥルニエ(1879-1951):妖精〜前奏曲と舞曲
ニーノ・ロータ:サラバンドとトッカータ
エカテリーナ・ヴァルター=キューネ(1870-1930):チャイコフスキーの歌劇「エフゲニー・オーネーギン」の主題による幻想曲
リスト(編曲:ルニエ):ため息
吉野直子(Hp)

録音:2019年9月&10月/軽井沢
『自主レーベル “grazioso” からの5枚目のCDは、1枚目の続編のような内容で、ハープの魅力を存分に引き出す小・中規模の作品を集めました。 まさに「ハープ音楽の宝石箱」のようなアルバム。このアルバムを通して、ハープが持つ多彩な表現力と音のパレットをあらためて感じていただければ嬉し く思います。(吉野直子)』
今回の収録作品はアッセルマンの「泉」、ジョンゲンの「ワルツ」、ドビュッシー(ラスキーヌ編)の「ロマンティックなワルツ」、ラ・プレールの「雨 にぬれた庭」、グランジャニーの「子供の時間」組曲、トゥルニエの「妖精」、ロータの「サラバンドとトッカータ」、ヴァルター=キューネの「「エフゲニー・ オーネーギン」の主題による幻想曲」、そしてリスト(ルニエ編)の「ため息」「夜鳴きうぐいす」と実に多彩なプログラム!吉野直子でしか表現するこ とのできない世界が広がります。吉野直子が紡ぐ美しいハープの音色をご堪能ください。
「ハープ・リサイタル・その多彩な響きと音楽」(GNY 701)、「ハープ・リサイタル2・ソナタ、組曲と変奏曲」(GNY 702)、「ハープ・リサイタル3・バッ ハ・モーツァルト・シューベルト・ブラームス 他」(GNY 703)、「ハープ・リサイタル4・武満・細川・吉松・ケージ・サティ」(GNY 704)も好評発 売中。いずれもレコード芸術特選盤です。
本ディスクは原盤音質を極限まで再現する新技術であるUHQCD(Ultimate Hi Quality CD)が用いられております。

MDG
MDG-90521316
(1SACD)
エミリオ・プジョル(1886-1980):練習曲集
1.秋の歌(旋律的練習曲) 3’55
2.トンボ 1’11
3.アグアドの練習曲第19番による変奏曲(Estudios LIV - LXX) 30’45
4.ノクターン(Estudio XXXII) 1‘17
5.ヴィヴァーチェ(Estudio XLI) 1‘26
6.セギディーリャ(Estudio LII) 2‘55
7.ソルツィーコ(Estudio XXXI) 2’27
8.ボレロ(Estudio XXXVII) 1‘21
9.アレグレット(Estudio XX) 2‘05
10.アンダンティーノ(Estudio XXIII) 1‘25
11.鳥の歌(Estudios LI & XLV)  3‘00
12.アレグレット・グラツィオーソ(Estudio XXXV) 2‘47
13.アララ(Estudio XXX) 0‘58
14.アレグロ(Estudio XIII) 1‘32
15.アレグロ(Estudio XIX) 1‘19
16.アンダンテ・クアジ・アダージョ(Estudio IX) 1‘58
17.練習曲第1番 0‘47
18.熊蜂 1‘41
19.上級者のための練習曲第7番(Estudio clasico) 3‘39
20.上級者のための練習曲第6番(Estudio romantico) 2‘09
フランク・ブンガルテン(G)
使用楽器:アントニオ・デ・トーレス1883年製モデル/ゲイリー・サウスウェル2018年製
ドイツを代表するギタリスト、フランク・ブンガルテンによるカタルーニャ出身の作曲家エミリオ・プジョルの練習曲集。プジョルは、スペインを代表す る作曲家でありギタリストのタレガの弟子。作曲家、演奏家、教育者として多才な才能をもち、さらにはルネサンス期の楽器ビウエラの研究家として楽譜 の編纂などを行っていました。この練習曲集は、プジョルの著した「ギターの奏法と原理」という教則本(全5巻)から抜粋されたもの。 なかでも、代表作「熊蜂」(Tr.18)。熊蜂が飛び回る様子をあらわしたトレモロは、師タレガの「アルハンブラの思い出」を思わせます。本盤で演奏するフランク・ ブンガルテンは、プジョルの奏法を改めて見直したことによって、新たな発見も多くあったといいます。特に「アグアドの練習曲第19番による変奏曲」は、 ギター愛好家にとって真の発見といえるでしょう。 (Ki)

AEVEA
AE-18080(1CD)
ムソルグスキー:ピアノ曲集
(1)展覧会の絵 (1874)
(2)クリミア南岸にて(全2曲)(1879)
(3)涙 (1880)
(4)子供の頃の思い出 (1857)
(5)乳母と私 (1865)
(6)村にて (1880頃)
(7)歌劇「ソロツィンスクの定期市」〜市場の場
(8)瞑想曲 (1880)
(9)歌劇「ソロツィンスクの定期市」〜ゴパーク
(10)旗手のポルカ (1852)
(11)夢想 (1865)
フランソワ・デュモン(P)
フランソワ・デュモンは1985年生まれのフランスの若手。ペライア、プレスラー、シュタイアーらに師事。2013年にオール・ショパン・プログラムで 来日公演を行い、その色彩的な音色と歌うような演奏が絶賛され、今年2020年3月の再来日も期待されています。 デュモンの最新盤はムソルグスキー作品集。「展覧会の絵」をメインに、彼の小品を集めていますが、ムソルグスキー13歳の処女作「旗手のポルカ」が入っ ていて貴重。後の作品からは想像できないような華麗な作品です。また、未完の歌劇「ソロツィンスクの定期市」からの2つの小品も興味津々。「ゴパーク」 は有名なラフマニノフの編曲ではなく、ムソルグスキーのオリジナルで武骨さが魅力です。 (Ki)
AEVEA
AE-18060(2CD)
フィリップ・グラス:エチュード集
エチュード集第1巻
エチュード集第2巻
ヤコポ・サルヴァトーリ(P)
ニマル・ミュージックの大御所フィリップ・グラスのエチュード集は、1990年代から2012年に書かれた、まさに私たちと同時代のピアノ音楽。エチュー ドという曲種らしく第2巻は指のテクニック向上に主眼が置かれ、第2巻はリズムと和声の練習となっていますが、グラスらしいポップでオシャレな感覚 にあふれた小品集に仕上がっています。グラス自身鍾愛の作で、来日時にも抜粋を自演しました。 ヤコポ・サルヴァトーリはベルリンを本拠に活動するピアニスト・コンポザー。作曲家らしい斬新な解釈でグラスの魅力を展開させています。 (Ki)


MARCO POLO
MAR-8.225372(1CD)
NX-B03
ゴドフスキー(1870-1938):ピアノ曲集 第14集

ショパンのエチュードによる53の練習曲
1.第1番:ハ長調(原曲:Op.10-1 第1版)
2.第4番:イ短調「鬼火」(原曲:Op.10-2 第2版)
3.第5番:変ニ長調(原曲:Op.10-3 左手のための)
4.第6番:嬰ハ短調(原曲:Op.10-4 左手のための)
5.第7番:変ト長調(原曲:Op.10-5 第1版)
6.第13番:変ホ短調(原曲:Op.10-6 左手のための)
7.第14番:ハ長調「トッカータ」(原曲:Op.10-7 第1版)
8.第16番:ヘ長調(原曲:Op.10-8 第1版)
9.第17番:嬰ハ短調(原曲:Op.10-9 第1版)
10.第20番:変イ長調(原曲:Op.10-10 左手のための 第2版)
11.第21番:イ長調(原曲:Op.10-11 左手のための)
12.第22番:嬰ハ短調(原曲:Op.10-12)
13.第25番:変イ長調(原曲:Op.25-1 第3版)
14.第27番:へ短調「ワルツ」(原曲:Op.25-2 第2版)
15.第29番:ヘ長調(原曲:Op.25-3 第1版)
16.第32番:へ短調「ポロネーズ」(原曲:Op.25-4 第2版)
17.第34番:嬰ハ短調「マズルカ」(原曲:Op.25-5 第2版)
18.第36番:嬰ト短調「三度の練習」(原曲:Op.25-6)
19.第38番:変ニ長調「六度の練習」(原曲:Op.25-8)
20.第39番:変ト長調(原曲:Op.25-9 第1版)
21.第41番:ロ短調(原曲:Op.25-10 左手のための)
22.第42番:イ短調(原曲:Op.25-11)
23.第43番:嬰ハ短調(原曲:Op.25-12 左手のための)
24.第44番:へ短調(原曲:新しい練習曲 第1番 左手のための)
25.第45番:ホ長調(原曲:新しい練習曲 第2番 第1版)
コンスタンティン・シェルバコフ(P)

録音:2019年1月28-30日
シェルバコフによる「ゴドフスキー:ピアノ作品集」のシリーズが始まったのが1996年。その時から、ファンの間でいつリリースされるのかと話題になっていた「ショパンのエ チュードによる練習曲」が遂に登場します。 音楽評論家のハロルド・ショーンバーグが「ピアノのために書かれた作品でこれ以上ありえないほど難しい」と評したこのゴドフスキーの曲集は、もともと演奏困難な ショパンの「練習曲=エチュード」にゴドフスキーが独自の編曲を加え、更に難しく仕立てたもの。主として左手の鍛錬を目的として書かれており、いくつかの作品は 左手のみで奏されますが、曲によっては、複数の練習曲を同時に演奏するという試みがなされているなど、まさに技巧の限りを尽くした作品が並びます。どの曲も複 雑な声部を持ち、幾多の旋律が絡み合い、曲によっては原曲の姿をとどめないほどに手が加えられるなど、演奏家だけでなく聴き手にとっても興味深い編曲がなさ れています。これまでに全曲録音をリリースしているのは、この曲集の知名度を高めたマルカンドレ・アムランをはじめ片手の指で数えられるピアニストのみ。2019年 には日本での全曲コンサート(ピアノはフランチェスコ・リベッタ)が行われ、日本中の「超絶技巧好き」が注目したのも記憶に新しい出来事でした。 NAXOSレーベルきってのヴィルトゥオーゾ、シェルバコフはこの曲集に果敢に挑み、鮮やかな技巧を駆使して全ての曲を完璧に制覇しています。

CALLIOPE
CAL-1967(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 ピエール・レアク(P)

※録音:2013年2月11日、サル・アドヤール(パリ、フランス)
ピエール・レアク(レアック)は、一等賞を獲得したパリ音楽院でイヴォンヌ・ルフェビュール、イヴォンヌ・ロリオ、ジェルメーヌ・ドヴェーズ、ジャン・ユボー、マルセル・ボフィスといった錚々たるピアニストたちに師事し、パウル・バドゥラ=スコダやシェベーク・ジェルジ、ゲザ・アンダの下でも研鑽を積んだ知る人ぞ知るフランスの巨匠ピアニスト。
オリヴィエ・メシアン国際ピアノ・コンクールで第1位に輝いた実績を持ち、フランス国立高等音楽院(CNSM)でイヴォンヌ・ロリオのアシスタントを務めるなど、当時の巨匠たちから演奏法や作品の解釈など様々な要素を授かったレアクが満を持して臨んだバッハの「ゴルトベルク変奏曲」。ベテランならではの堂々たる、そしてどこか新鮮な雰囲気を併せ持ったバッハです。
CALLIOPE
CAL-1854(1CD)
ショパン:ピアノ作品集
練習曲第1番ハ長調 Op.10-1/ポロネーズ第1番嬰ハ短調 Op.26-1/バラード第3番変イ長調 Op.47/即興曲第2番嬰ヘ長調 Op.36/幻想曲ヘ短調 Op.49/夜想曲第16番変ホ長調 Op.55-2/夜想曲第14番嬰ヘ短調 Op.48-2/ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53《英雄》/ポロネーズ第7番変イ長調 Op.61《幻想》
フィリップ・ギヨン=エルベール(P/YAMAHA CFX)

録音:2016年11月14日−15日、スタジオ4'33(イヴリー=シュル=セーヌ、フランス)
パリ音楽院でミシェル・ベロフやジャン=クロード・ペヌティエ、マリア・ジョアン・ピリス、アルド・チッコリーニといった名匠たちにピアノを師事し、同じくフライブルク音楽大学でもピアノ、室内楽、伴奏の各分野で一等賞を授与された輝かしい経歴を持つフランスのピアニスト、フィリップ・ギヨン=エルベール。
2つのポロネーズでの幻想性、ヒロイズムなど、ショパンのピアノ作品の華麗なる作風を「YAMAHA CFX」で奏でた好演です。

フォンテック
FOCD-20123(1CD)
税込定価
2020年2月5日発売
スカルラッティ/ドビュッシー/プロコフィエフwith Faziol
スカルラッティ:5つのソナタ
ドビュッシー:版画/エレジー
プロコフィエフ:風刺Op.17
 ピアノ・ソナタ 第3番イ短調「古い手帳から」 Op.28
 ピアノ・ソナタ 第4番ハ短調「古い手帳から」 Op.29
 束の間の幻影 Op.22より 第17曲「詩的に」
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番ハ長調 BWV846 より 前奏曲
上野優子(P)

録音:2018年12月13日 すみだトリフォニーホール 小ホール・ライヴ
ピアニスト上野優子が2017年に行った「プロコフィエフ・ピアノ・ソナタ全曲シリーズ〜プロコ フィエフにはどのピアノがお似合い?〜(全6回)」の第2回ライヴ録音。 このシリーズは、彼女が得意とするプロコフィエフのソナタ全9曲に取り組むことで、作曲者の人 生の足跡をたどり、また関連する作曲家の作品も採り上げてクラシック音楽の歴史にも触れてい くものです。 「プロコフィエフのソナタの成立は、現代のモダン・ピアノの完成とほぼ時を重なっています。 各メーカーの音色の違いによって作品にあわせ、同じホールでその違いをお客様と一緒に体感で きたら…」と上野は考え、スタインウェイ・ファツィオリ・ヤマハ・カワイ・ベヒシュタイン・ ベーゼンドルファーの順に使用します。 第2回となる本リサイタルではファツィオリを使用。楽器の個性を活かしながら、各曲本来の魅力 に迫る、稀有なライヴの模様です。 (フォンテック)

CPO
CPO-555272(1CD)
NX-B02
カバレフスキー:前奏曲全集
24の前奏曲 Op.38
6つの前奏曲とフーガ Op.61
3つの前奏曲 Op.1
4つの前奏曲 Op.5
ミヒャエル・コルスティック(P)

録音:2017年2月17-19日、2018年2月15日
ソビエト連邦時代(1922-1991)の音楽界を支えた作曲家たちの中でもとりわけ高い貢献をしたとされるのがドミトリ・カ バレフスキーです。現在では「道化師のギャロップ」の作者として知られていますが、当時は“ソビエト連邦作曲家同盟”を モスクワに創設するのに尽力するなど、悪名高き“ジダーノフ批判”も受けることなく、政府公認の芸術家として、作曲界 で権勢をほしいままにしていました。彼は多くの教育的作品を残しており、この「24の前奏曲」も、ショパンとスクリャービン の流れを汲みつつ、全体にロシア民謡のエッセンスを加えた親しみやすい曲調で、ピアノ奏法を極めるための試みが随所 に施された教育的にも有益な作品として知られています。前奏曲とフーガはバッハの伝統を守りつつ、各々の曲に表 題が付けられた独自性のある作品。ミヒャエル・コルスティックの演奏で。

SOMM
SOMMCD-0605(1CD)
NX-B04
ヴィルトゥオーゾ・ピアノ・トランスクリプション集
バッハ:パルティータ 第3番 ホ長調BWV1006より【前奏曲/ガヴォット/フーガ】(ラフマニノフ編)
リスト:モーツァルトの「ドン・ファン」の回想
シューベルト(リスト編):糸をつむぐグレートヒェン
 ます/魔王
リスト:ヴェルディの「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ
J・シュトラウス:宝のワルツドホナーニ編)
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(20秒間のフェイドアウトする拍手入り)
アレッサンドロ・タヴェルナ(P)

録音:2019年1月19日 ライヴ
放送や録音技術が開発される前の19世紀初頭から1920年頃までは、音楽を楽しむ手段としてはピアノを所有して練習 し、自宅のサロンで演奏するのが主流であり、ここから様々な音楽が広まって行きました。そのために、当時流行したオペラの 楽曲や、管弦楽曲、声楽曲などあらゆるジャンルの作品を、ラフマニノフやリストなど名だたる有名作曲家がピアノ版に編曲 を施しています。優れた作曲家の手にかかると、オリジナルの作品の良さが最大限に引き出されることが多く、現代の聴き手 にも楽曲の新たな魅力が発見できるかもしれません。このアルバムでは1983年、ヴェネツィア生まれのピアニスト、タヴェルナ が、バッハからガーシュウィンまでの幅広い年代の作曲家たちによる名曲のピアノ編曲版をとりあげています。タヴェルナはイモ ラ音楽院やサンタ・チェチーリア音楽院で学び、2005年のリーズ国際コンクールに入賞して注目され、イギリスの批評家に 「A.B.ミケランジェリの後継者」と称されているイタリアの名手です。

Orchid Classics
ORC-100107(5CD)
NX-F09
バッハ48〜バッハ:平均律クラヴィーア曲全集の旅

【CD1】1-24.平均律クラヴィーア曲集 第1巻 前奏曲とフーガ 第1番-第12番BWV846-857
【CD2】1-24.平均律クラヴィーア曲集 第1巻 前奏曲とフーガ 第13番-第24番BWV858-869
【CD3】1-16.平均律クラヴィーア曲集 第2巻 前奏曲とフーガ 第1番-第8番BWV870-877
【CD4】1-16.平均律クラヴィーア曲集 第2巻 前奏曲とフーガ 第9番-第16番BWV878-885
【CD5】1-16.平均律クラヴィーア曲集 第2巻 前奏曲とフーガ 第17番-第24番BWV886-893
17.平均律クラヴィーア曲集 第1巻 前奏曲 ハ長調 BWV846
ジョルジュ・ルポウ (P)

録音:2017年8月21-26日
ピアニストにとってのバイブルであり、西洋音楽の金字塔「平均律クラヴィーア曲集」は、バッハ作品の中でも最 高傑作の一つであり、見事な対位法と想像力を駆使して作り上げられた24の調すべてによる前奏曲とフーガで構 成された大作です。 パリとシカゴを拠点に活動するフランス系アメリカ人のルポウは、10歳の時にパリでデビュー。自身のことを"ピアニスト 兼カルチュラル・アクティビスト”と呼び、クラシック以外のジャンルの演奏家とも積極的にコラボレーションを行っています が、今回のソロ・デビュー・アルバムでは、基本に立ち返り、バッハの出身地ドイツのワイマールの聖ヤコブ教会で全曲 録音に挑みました。バッハの魂を感じ取るため、録音の半年前に作曲家所縁の地、アイゼナハやライプツィヒを訪れ る気合の入れようでした。録音を終えたルポウは、「この作品にはいわゆる“人間の条件”の全てが入っていることがわ かりました。自分の愚かさにも理由があるのだということも。」とコメントしています。
Orchid Classics
ORC-100116(1CD)
NX-B03
ハワード・スケンプトン(1947-):ピアノ作品集
24のプレリュードとフーガ
3つのノクターン
リフレクションズ/映像
ウィリアム・ハワード(P)

録音:2019年8月22-24日
1960年代より実験音楽畑を歩んできたイギリス出身の作曲家スケンプトンの作品集。バッハにインスパイアされ、コンテンポ ラリー・スタイルで書かれた「24のプレリュードとフーガ」を中心に、さまざまな趣きを持つ小品集が並び、聴き手の耳をひと時 も離すことがありません。仄暗く内省的でありながら、ジャズのテイストも感じられる「3つのノクターン」、瞑想的な「リフレクショ ンズ」、また「映像」には、ドビュッシーの同名作と同じく、イギリス北部のタインサイドの民謡「キール・ロウ」のメロディが取り入 れられるなど、創意工夫が凝らされています。ウィリアム・ハワードは40か国以上で演奏を行い高く評価されているピアニス ト。室内楽も得意で数多いアルバムをリリースしている実力派です。


Danacord
DACOCD-861(6CDR)
イグナーツ・フリードマン録音全集(1923年−1941年)
■Disc1
D・スカルラッティ(タウジヒ編):パストラーレホ短調
モーツァルト:トルコ行進曲
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
ウェーバー:舞踏への勧誘
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」*
■Disc2
シューベルト(タウジヒ編):軍隊行進曲
ベートーヴェン
:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
グルック(ブラームス編):ガヴォット
フンメル(フリードマン編):ロンド・ファヴォリOp.11
メンデルスゾーン:「無言歌集」から(9曲)
■Disc3
ショパン:マズルカ(13曲)、ワルツイ短調Op.34no.2、夜想曲変ホ長調Op.55no.2、即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36、ポロネーズ第9番変ロ長調Op.71no.2、ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」
■Disc4
ショパン:バラード第3番変イ長調Op.47、マズルカ変ロ長調Op.7no.1、マズルカニ長調Op.33no.2、マズルカ嬰ハ短調Op.63no.3、ワルツ変ニ長調Op.64no.1、子守歌変ニ長調Op.57、前奏曲変ニ長調Op.28no.15「雨だれ」、ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35から前奏曲変ホ長調Op.28no.19、練習曲(5曲)、バラード第3番変イ長調Op.47、マズルカニ長調Op.33no.2、「フリードマンが語る」(2トラック)
■Disc5
パガニーニ(リスト,ブゾーニ編):ラ・カンパネラ
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
メンデルスゾーン:スケルツォホ短調Op.16no.2
ドヴォルザーク:ユモレスク
シューベルト(リスト編):聞け,ひばり
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16**
■Disc6
アントン・ルビンシテイン:ワルツとロマンス
モシュコフスキ:セレナードOp.15
パデレフスキ
:メヌエットOp.14no.1/ヨゼフ・スク:メヌエット
フランツ・ミットラー:小さなナナのオルゴール
作者不詳(フリードマン編):パリスの審判
フリードマン:オルゴールOp.33no.3、彼女は踊るOp.10no.5、
 侯爵ならびに侯爵夫人Op.22no.4
シューベルト(フリードマン編):古き街、ウィーン
フリードマン:ゲルトナーの主題によるウィーン舞曲(3曲)
ショパン:マズルカ嬰ハ短調Op.41no.1
イグナーツ・フリードマン(P)
ブロニスラフ・フーベルマン(Vn)*、
フィリップ・ゴーベール(指)管弦楽団**

録音データ、オーケストラ名不詳
初期の LP アルバムを再リリースするシリーズ。Danacord がイグナーツ・フリードマンの全録音を初めて集成して1985年に復刻リリースしたコレクション(DACD141-146)は、当時、批評家の賞賛を集めました。ベートーヴェンの「月光」、ショパンのマズルカ、メンデルスゾーンの「無言歌」など、レコード録音の「古典」を収めたこのコレクションを新しい世代のリスナーに伝えるため、よりクリアな音にリマスタリング。6枚のCDを特別価格でリリースします。
ロマン派の揺籃期にポーランドのクラコフに生を受け、20世紀半ばまで生きたフリードマンは、「ショパンの詩情とリリシズム」を受け継いだといわれる非ドイツ語圏のコンポーザー=ピアニスト。ヨゼフ・ホフマンと並び称されるほどの、ヨーロッパでも指折りのショパン弾きであったと伝わるフリードマンの貴重な録音が蘇ります。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

ARTALINNA
ATL-A002(1CD)
ロシアのバレエ音楽のエスプリ
プロコフィエフ:バレエ音楽「シンデレラ」より 6つの小品、
 バレエ音楽「ロメオとジュリエット」からの10の小品より(6曲)
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3つの楽章
リムスキー=コルサコフ(ギヨン=エルベール編):交響組曲「シェエラザード」より 海とシンドバッドの船、若い王子と王女
フィリップ・ギヨン=エルベール(P)

録音:2012年1月23日−24日、サン・マルセル寺院(パリ、フランス)
パリ音楽院、フライブルク音楽大学でピアノ、室内楽、伴奏の各分野で一等賞を授与され、ミシェル・ベロフやジャン=クロード・ペヌティエといったフランスの名匠たちからピアノを学んだ同国期待の実力者フィリップ・ギヨン=エルベールが繰り広げるロシアのバレエ音楽のエスプリ!
ピアノによるロシアン・バレエの定番であるプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」をメインとしながらも、ギヨン=エルベールはさらにプログラムを彩るため、作曲者が4手連弾用に編曲した「シェエラザード」の2曲をピアノ独奏版に再編曲し収録するなど、並々ならぬ情熱を注いだロシアン・プログラムです。
特にピアノ録音で評価の高い名エンジニア、ニコラオス・サマルタノスの優秀録音にも要注目です。

CAvi
85-53104(1CD)
アルカン:独奏ピアノのための協奏曲
アルカン:エスキス Op.63より 第1曲「幻影」、第2曲「スタッカティッシモ」、第48曲「夢の中で」/トッカーティーナ Op.75/エスキス Op.63より 第31曲「四重奏の出だし」、第43曲「ノットゥルニーノ − 恋に落ちて」/練習曲「野蛮に」/エスキス Op.63より 第26曲「小エール」、第11曲「ため息」、第12曲「小舟歌」/独奏ピアノのための協奏曲(短調による12の練習曲集 Op.39より 第8番〜第10番)
シャハイェフ・ノスラーティ(P)

録音:2018年11月、イエス・キリスト教会(ベルリン)
1989年ドイツのボーフム生まれのピアニスト、シャハイェフ・ノスラーティは、ライプツィヒの国際バッハ・コンクール2014で第2位を受賞し、2つのバッハ・アルバムをリリースするなど、若きバッハ弾きとして注目を浴びていました。そんなノスラーティが幼いころから魅了されていたという作曲家、シャルル=ヴァランタン・アルカンのアルバムが、C'Avi-musicから登場。 ショパンやリストに匹敵するヴィルトゥオーゾとして活躍し、歴史上で最も偉大なコンポーザー=ピアニストの1人として位置づけられているロマン派のフランス人音楽家アルカン。特にこのアルバムのメインとなる「独奏ピアノのための協奏曲」は「短調による12の練習曲集」の8曲目から10曲目までの3曲で構成されており、第1楽章だけで約30分、全曲でなんと約50分の演奏時間と超絶技巧を要する規格外のスケールを持った作品。題名のとおり、まるでオーケストラをバックにしたピアノ協奏曲のような、華麗で劇的でロマンティックな音楽を1台のピアノだけで表現するアルカンの代表作の1つです。 バッハの音楽の熱心な探求とは別に幼いころからアルカンの作曲様式も学び、マルク=アンドレ・アムランが弾いたアルカンの演奏にも大きなインスピレーションを得たというノスラーティが、豊かで複雑なアルカンの真髄に迫ります。
CAvi
85-53476(3CD)
ルール・ピアノ・フェスティヴァル Vol.38 〜 ライヴ・レコーディングス2019
■CD1
(1)スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.492/ホ長調 K.380/ヘ短調 K.386/ソナタ ハ短調 K.56
(2)スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.9/ニ短調 K.32/ ホ短調 K.394/ト長調 K.125・ヘ短調 K.466/ヘ長調 K.107
(3)・ハイドン:ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52
(4)ハイドン:アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII:6、
 シューベルト
:ハンガリー風のメロディ ロ短調 D.817
(5)ブラームス:シューマンの主題による変奏曲 嬰ヘ短調 Op.9
■CD2
(1)バッハ:シンフォニア第9番ヘ短調 BWV.795、パルティータ第6番 ホ短調 BWV.830
(2)バッハ:イギリス組曲第6番ニ短調 BWV.811
(3)バッハ:フランス組曲第5番ト長調 BWV.816
■CD3
(1)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
(2)リスト:パガニーニによる大練習曲 S.141、
 ペトラルカのソネット S.58
(3)リスト:ハンガリー狂詩曲第10番ホ長調 S.244/10
■CD1
(1)エリーザベト・ブラウス(P)
(2)ジュゼッペ・グァレーラ(P)
(3)ティファニー・プーン(P)
(4)アレグザンダー・ウルマン(P)
(5)ティル・ホフマン(P)


■CD2
(1)ニコラス・ナモラーゼ(P)
(2)ティル・ホフマン(P)
(3)ティファニー・プーン(P)


■CD3
(1)ローレン・チャン(P)
(2)ジュゼッペ・グァレーラ(P)
(3)アレグザンダー・ウルマン(P)

録音:2019年5月−6月
ドイツ、ルール地方各地で毎年行われているドイツ最大級の音楽祭の一つ、ルール・ピアノ・フェスティヴァル。アルゲリッチやラン・ラン、ツィメルマン、キーシン等超豪華ピアニストが世界中から集まる他、有望な若き逸材が多数参加することでも知られています。
C'Avi-musicがリリースしてきたライヴ録音シリーズ第38弾は、『フェスティヴァル・デビュー』をテーマに、2019年のルール・ピアノ・フェスティヴァルに初登場した若手ピアニスト達のライヴ録音を収録。ホーネンス国際ピアノ・コンクール2018で優勝したニコラス・ナモラーゼ(2020年6月に来日予定!)、BBCヤング・ミュージシャン・コンクール2018で優勝したローレン・チャン、フランツ・リスト国際ピアノ・コンクール2017(ユトレヒト)で優勝したアレグザンダー・ウルマン、モントリオール国際音楽コンクール2017で第2位入賞したジュゼッペ・グァレーラなど、様々な国際コンクールで優秀な成績を残してきた実力者達が集います。
CAvi
85-53107(2CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番&楽興の時
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
3つのピアノ曲 D.946
楽興の時 Op.94, D.780
ディーナ・ウゴルスカヤ(P)

録音:2018年8月(P・ソナタ第21番、楽興の時)&2019年1月(3つのピアノ曲)、バイエルン放送(ミュンヘン)
ロシアの名ピアニスト、アナトール・ウゴルスキの娘であり、自身も国際的なコンサート・ピアニストとして活動したディーナ・ウゴルスカヤ。2016年からはウィーン国立音楽演劇大学のピアノ科教授を務めながらも、癌との闘病の末、2019年9月に46歳の若さでこの世を去りました。
ドイツのC'Avi-musicとは10年間に渡る充実のコラボレーションを築き、バイエルン放送との共同制作で数々の優れた録音を遺してきたウゴルスカヤの最期のソロ録音は、晩年の傑作ピアノ・ソナタ「第21番」や「楽興の時」を収録した2枚組シューベルト・アルバム。
その深い感受性や冷静なパフォーマンスから、「ピアノの哲学者(philosopher at the piano)」として称賛されたウゴルスカヤの濃密なるシューベルトにご注目ください。
CAvi
85-53078(1CD)
バッハ&エンケ:無伴奏チェロ作品集
バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調BWV.1010
トルステン・エンケ(b.1966):無伴奏チェロとテープのための 「クラックス(オン・シン・アイス)」(2018)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV.1011
エンケ:無伴奏チェロとテープのための 「クラウズ(アイス・ミラー)」(2018)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV.1012
ターニャ・テツラフ(Vc)

録音:2018年8月、ブレーメン(ドイツ)/使用楽器:ジョヴァンニ・バティスタ・グァダニーニ1776
名ヴァイオリニスト、クリスティアン・テツラフの妹であり、共にドイツを代表する弦楽器奏者として世界的に活躍するチェリスト、ターニャ・テツラフ。
ターニャ・テツラフが取り組んだチェロのバイブル、バッハの無伴奏チェロ組曲のレコーディングは、第4番〜第6番の後半3曲に加え、それぞれの曲間にドイツのチェリスト、作曲家、指揮者として多彩に活動するトルステン・エンケ(b.1966)がターニャ・テツラフに捧げた作品「Cracks」と「Clouds」を配置。これはアイス・スケートからインスピレーションを得て、無伴奏チェロとテープのために書かれた作品で、バッハとはまったく異なるサウンドの世界を見せながら、バッハの作品も違った印象を受けるように3つの組曲が結び付けられています。

ARTALINNA
ATL-A007(1CD)
恍惚の詩〜フォーレ&スクリャービン:ピアノ作品集
フォーレ:舟歌第5番Op.66、舟歌第9番 Op.101、夜想曲第4番Op.36、夜想曲第7番Op.7、夜想曲第8番 Op.84-8、夜想曲第11番Op.104-1、夜想曲第13番 Op.119
スクリャービン:おどけた詩曲 Op.45-2、悪魔的詩曲 Op.36、ピアノ・ソナタ第9番Op.68「黒ミサ」、けだるい詩曲 Op.52-3、2つの詩曲 Op.71、詩曲「焔に向かって」Op.42
ロマン・デシャルム(P/YAMAHA CF-X)

録音:2014年3月10日−13日、レスカール芸術文化センター(オート=ガロンヌ、フランス)
ロマン・デシャルムは、パリ音楽院では同国のピアノ界を代表する巨匠ジャック・ルヴィエに師事し、ピアノ演奏法、室内楽、ピアノ伴奏法、声楽伴奏法の4つのクラスで一等賞に選出されたという驚異的な才能の持ち主。ブーレーズもその才能に着目し、エベーヌ四重奏団、ベルリンPO五重奏団、ローラン・コルシアなどとも共演を重ねています。2006年のダブリン国際ピアノ・コンクールの優勝をはじめ、上海国際ピアノコンクール、浜松国際ピアノコンクールなどでの入賞など、コンクールでの実績も抜群のピアニストです。
フォーレの優美で優雅な旋律とスクリャービンの神秘性が織りなすどこか不思議な世界を、デシャルムの妙技でお楽しみください。
ARTALINNA
ATL-A003(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
即興曲ヘ短調 Op.Posth, D.935-4
ピアノ・ソナタ第14番イ短調 Op.143
フィリップ・ギヨン=エルベール(P/シュタイングレーバーE-272)

録音:2013年6月12日−13日、サン=マルセル寺院(パリ、フランス)
フィリップ・ギヨン=エルベールは、パリ音楽院、フライブルク音楽大学でピアノ、室内楽、伴奏の各分野で一等賞を授与され、ミシェル・ベロフやジャン=クロード・ペヌティエといったフランスの名匠たちにピアノを師事したフランスのピアニスト。そのレパートリーは幅広く、プーランクなどのフランスものはもちろんのこと、ベルギーの天才ルクーやロシア音楽、ショパン、リストなどを見事に弾きこなしています。2013年6月に収録されたシューベルトでは、ドイツの銘器、シュタイングレーバーのモデルE-272を使用。ピアニスト、楽器、そして作品のトライアングルが、見事な演奏を創り出しています。
ARTALINNA
ATL-A004(1CD)
ラフマニノフ:ピアノ作品集
夜の静けさの中に Op.4-3(シムクス編)
前奏曲ト長調 Op.32-5
ショパンの主題による変奏曲 Op.22
前奏曲ハ短調 Op.32-10
前奏曲嬰ト短調 Op.32-12
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36(原典版)
ヴェスタルド・シムクス(P)

録音:2014年2月4日−6日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ(ドイツ)
2009年のマリア・カナルス国際ピアノ・コンクールの覇者であり、コンポーザー=ピアニスト、即興演奏のスペシャリスト、ペトリス・ヴァスクスの門下生など、様々な顔を持つバルト三国の1つ、ラトビアの俊英ピアニスト、ヴェスタルド・シムクス(1984−)。
スクリャービンをはじめ、ロシア音楽を得意としているシムクスのラフマニノフは、原典版の「ピアノ・ソナタ第2番」や「ショパンの主題による変奏曲」など、その明瞭さ、力強さ、そしてリリカルな表情を巧みに描き分けた好プログラムです。
ARTALINNA
ATL-A005(1CD)
ミーティング・ヒナステラ〜ピアノ&アートワークス Vol.1
ヒナステラ:ピアノ・ソナタ第1番 Op.22、
 アルゼンチン舞曲 Op.2、
 クリオージョ舞踏組曲 Op.15
ファリニャス:アルタ・グラシア、素朴なソン
レイエス:遠き地の歌
ガブリエル・ウルヘル・レイエス(P/スタインウェイ)

録音:2014年2月16日−23日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ(ドイツ)
ハバナのアレハンドロ・ガルシア・カトゥーラ音楽院で学んだ後、ハバナの国際フレデリック・ショパン・ピアノ・コンクールで第1位を受賞。2004年には留学先のパリ音楽院でブリュートナー賞を授与されるなど、注目すべき経歴を持つカリブ海、キューバの名手ガブリエル・ウルヘル・レイエスのヒナステラ・プロジェクト。
「エスタンシア」などのオーケストラ作品が有名なヒナステラのピアノ作品の魅力を伝えるラテン音楽ファンならば聴き逃せないユニークな企画です。カップリングのカルロス・ファリーニャス(1934−2002)は、20世紀キューバの作曲家。1960年代のキューバのアヴァンギャルドを代表する人物であり、アメリカではコープランドに師事し、さらにはモスクワ音楽院でも学んだ異色の経歴の持ち主です。
ARTALINNA
ATL-A018(1CD)
スタンデイル・ベネット&シューマン:ピアノ作品集
スタンデイル・ベネット:ピアノ・ソナタ ヘ短調 Op.13
シューマン:交響的練習曲(初稿版)
竹ノ内博明(P/スタインウェイ)

録音:2016年8月21日−23日、聖ヨハネ福音教会(オックスフォード、イギリス)
1997年の渡英後、ロンドンの王立音楽大学でヨンティ・ソロモンとアンドルー・ボールにピアノを師事し、作曲、フォルテピアノの研鑽も積み、現在はイギリスを拠点に大活躍中の日本人ピアニスト、竹ノ内博明。
アルタリンナ(Artalinna)・レーベルでのセカンド・アルバムは、イギリス・ロマン派のウィリアム・スタンデイル・ベネット(1816−1875)と、ドイツ・ロマン派ロベルト・シューマン(1810−1856)を結び付けたプログラム。
「ソナタ Op.13」を献呈されたメンデルスゾーンからの招きによりドイツに渡りシューマンと親交を深めたW・S・ベネット。そしてそのベネットに「交響的練習曲」を献呈したシューマン。
19世紀の国を越えたロマン派の大作曲家たちの交流の歴史が、竹ノ内博明の秀演によって描かれます。
ARTALINNA
ATL-A006(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集 Vol.1
ピアノ・ソナタ第37番ニ長調 Hob.XVI-37
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Hob.XVI-21
ピアノ・ソナタ第25番変ホ長調 Hob.XVI-25
ピアノ・ソナタ第39番ト長調 Hob.XVI-39
竹ノ内博明(P/スタインウェイ)

録音:2014年2月7日−9日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ(ドイツ)
イギリス、ロンドンを拠点に大活躍中の日本人ピアニスト、竹ノ内博明のアルタリンナ(Artalinna)・レーベル第1弾は、古典派の巨匠ハイドンのソナタ4作品。
1770年代の前半に作曲されたとされる4曲のソナタ。「ニ長調 Hob.XVI-37」の第1楽章冒頭での快活なフレーズを丁寧かつ軽やかに奏でるなど、知的で落ち着いた大人のハイドン演奏を聴かせてくれています。
ARTALINNA
ATL-A021(1CD)
ストラヴィンスキー、ドビュッシー&レスピーギ:4手連弾のための作品集
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」(作曲者編曲による4手連弾版)
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(ラヴェル編曲による4手連弾版
レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」(作曲者編曲による4手連弾版)
マルコス・マドリガル(P/スタインウェイ)、
アレッサンドロ・ステッラ(P/スタインウェイ)

録音:2017年9月3日−6日、聖ヨハネ福音教会(オックスフォード、イギリス)
生まれ故郷であるキューバの首都ハバナからルガーノやコモへと渡り、ウィリアム・グラント・ナボレやアンドレアス・シュタイアー、ドミトリー・バシキーロフなどの名手たちの薫陶を受けたカリブ海の名手マルコス・マドリガルと、
ローマのサンタ・チェチーリア音楽院でラファラ・デスポージトに師事し、2008年からルガーノの「マルタ・アルゲリッチ・プロジェクト」にゲスト・アーティストとして定期的に招かれているイタリアのピアニスト、アレッサンドロ・ステッラのデュオによる華麗なる「4手連弾」の世界!
ストラヴィンスキー、ドビュッシー、レスピーギの大作の4手連弾版は、さすが作曲者自身(+ラヴェル)の編曲。明瞭に浮かび上がる各声部は大作曲家たちの編曲、そしてマドリガルとステッラの絶妙のコンボネーションが成せる技と言えるでしょう。4手連弾による、色彩と情感の祭典を存分にお楽しみください!
ARTALINNA
ATL-A012(1CD)
ミーティング・ヒナステラ〜ピアノ&アートワークス Vol.2
モンポウ:「歌と踊り」より 第1番、第2番、第5番、第6番、第8番、第10番
ヒナステラ:12のアメリカ前奏曲 Op.12
モンポウ:「歌と踊り」より 第3番、第4番、第7番、第9番、第11番、第12番
レイエス:「家族の小品」より 第2番、第3番
ガブリエル・ウルヘル・レイエス(P/ブリュートナー&スタインウェイ)

録音:2014年8月25日−29日&9月1日−3日、ヴィロフレー・オーディトリアム(イヴリーヌ、フランス)、2016年8月16日−17日、聖ヨハネ福音教会(オックスフォード、イギリス)
ガブリエル・ウルヘル・レイエス(1976−)は、キューバのハバナ出身のピアニスト。ハバナのアレハンドロ・ガルシア・カトゥーラ音楽院で学んだ後、ハバナの国際フレデリック・ショパン・ピアノ・コンクールで第1位を受賞。2004年には留学先のパリ音楽院でブリュートナー賞を授与されています。
「エスタンシア」や「パナービ」、「ハープ協奏曲」が有名なヒナステラの「ピアノ作品」にスポットライトをあてる好企画の第2巻では、スペインのモンポウの作品とカップリング。プログラムのラストには自作の小品を加えたレイエスの自信作です。
ARTALINNA
ATL-A009(1CD)
ショパン&リスト:ピアノ作品集
ショパン:バラード第4番ヘ短調 Op.52、
 「練習曲」Op.10より 第1番ハ長調、第5番変ト長調、第6番ホ長調、
 「練習曲」Op.25より 第7番嬰ロ短調、第10番ハ短調、第12番ハ短調
リスト:海を渡るパオラの聖フランシス S.175-2、
 バラード第2番ロ短調 S.171、
 メフィスト・ワルツ第1番 S.514
フィリップ・ギヨン=エルベール(P/スタインウェイ)

録音:2014年11月1日−2日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ(ドイツ)
ミシェル・ベロフやデニス・パスカル、ジャン=クロード・ペヌティエにピアノを師事し、パリ音楽院、さらにフライブルク音楽大学では、ピアノ、室内楽、伴奏の各分野で一等賞を授与されたフランスのピアニスト、フィリップ・ギヨン=エルベール。
ロマン派時代のヨーロッパにおける2人のヴィルトゥオーゾ・コンポーザー=ピアニスト、ショパンとリストの音楽の陰と陽のコントラストを巧みに描いています。
ARTALINNA
ATL-A014(1CD)
メトネル&ブラームス:ピアノ作品集
2つのおとぎ話 Op.20、2つのおとぎ話 Op.8、
悲劇的ソナタ Op.39-5、2つのおとぎ話 Op.48
ブラームス:8つの小品 Op.76
フロリアン・ノアック(P/スタインウェイ)

録音:2014年11月10日−11日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ(ドイツ)
2018年5月の武蔵野市民文化会館でのリサイタルが大きな反響を呼んだベルギー、ブリュッセル出身の天才ピアニスト、フロリアン・ノアック(1990−)が奏でるメトネルとブラームス。
12歳でベルギーのエリザベート王妃音楽院のスペシャルコース(天才児養成コースとも)で学び、ブリジット・エンゲラーからも激賞された才能の持ち主です。
ケルン音楽大学でワシーリー・ロバノフに師事した影響もあり、ロシア音楽を自らの重要レパートリーとしているだけに、メトネルの「おとぎ話」と「悲劇的ソナタ」への期待は高まります。もちろん、ブラームスにも要注目です。
ARTALINNA
ATL-A010(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 Op.posth, D.960
ピアノ・ソナタ第13番イ長調 Op.120, D.664
ラン・ジア(P/スタインウェイ)

録音:2014年11月5日−6日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ(ドイツ)
ラン・シアは、1995年にソロ・デビューを果たし、2004年5月には上海音楽院の賀緑汀音楽庁(Heluting Concert Hall)を開催するなど、国内外で活躍する中国期待の女流ピアニストの1人。
15歳でアメリカのカーティス音楽院へ渡り、アメリカの名教師であり名ピアニスト、ゲイリー・グラフマンに師事。ニューヨークで行われたセロニアス・モンク生誕90年記念コンサートには、クラシックのピアニストとして唯一招聘されるなど、アメリカでも目覚ましい活躍を見せています。
ARTALINNA
ATL-A015(1CD)
リスト&バルトーク:ピアノ作品集
リスト:夢の中に ロ長調 S.207、
 ダンテを読んで、
 ハンガリー狂詩曲第6番 S.244/6
バルトーク:アレグロ・バルバロ Sz.49, BB.63、
 ピアノ・ソナタ Sz.80, BB.88、
 子供のために Sz.42, BB 53より(17曲)
クルターグ:告別
ベネデク・ホルヴァート(P/スタインウェイ)

録音:2014年11月8日−9日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ(ドイツ)
1989年、ハンガリーの音楽一家に生まれたピアニスト、べネデク・ホルヴァートが繰り広げるお国物、リストとパルトークのカップリング・プログラム!
ブダペストのフランツ・リスト音楽院で研鑽を積んだ後、パロマ・オシェア・サンタンデール国際ピアノコンクール、イシドル・バイッチ・メモリアル・コンクール、ベラ・バルトーク・コンクールなどでの優勝、入賞を飾り、2015年のクララ・ハスキル国際ピアノ・今ウールではファイナリストとなった実力者です。
ARTALINNA
ATL-A020(1CD)
デュポン&ドビュッシー:ピアノ作品集
デュポン:砂丘にある家
ドビュッシー:映像第1集、映像第2集
セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P/スタインウェイ)

録音:2017年8月28日−30日、聖ヨハネ福音教会(オックスフォード、イギリス)
アルトゥール・シュナーベル国際ピアノコンクール、ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、ミュンヘン国際音楽コンクール、リーズ国際ピアノ・コンクールなどの世界的にも難関として知られるコンクールで次々と入賞を果たし、2003年のエリザベート王妃国際音楽コンクールのピアノ部門で優勝の栄誉に輝いた1978年、ドイツのデュッセルドルフ出身の実力派ピアニスト、セヴェリン・フォン・エッカードシュタインのアルタリンナ(Artalinna)・レーベル第1弾!
フランスのレーベルへの録音に臨むにあたり、エッカードシュタインは近代フランスの2人の大作曲家、クロード・ドビュッシーとガブリエル・デュポンの2人の3つの曲集を選曲。
優れたコンポーザー=ピアニストでありながらも病によって36歳の若さでこの世を去った夭折の天才デュポン晩年の代表作でもあるピアノ曲集と、ドビュッシーの色彩感、神秘性のコントラストを、エッカードシュタインが巧みに表現した好演です。
ARTALINNA
ATL-A025(1CD)
スクリャービン:ピアノ作品集
前奏曲ロ長調 Op.2-2/幻想曲ロ短調 Op.28/ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ短調 Op.30/ワルツ変イ長調 Op.38/アルバムのページ変ホ長調 Op.45-1/アルバムのページ嬰ヘ長調/アルバムのページ Op.58/ポエム・ノクテュルヌ Op.61/ピアノ・ソナタ第6番 Op.62/5つの前奏曲 Op.74
ヴェスタルド・シムクス(P/スタインウェイ)

録音:2017年8月26日−27日、聖ヨハネ福音教会(オックスフォード、イギリス)
ルト三国の1つ、ラトビアのユールマラ出身で、母国ラトビア、アメリカ、スペイン、ドイツでピアノを学び、ラトビアの国民的作曲家であるペトリス・ヴァスクスに作曲を師事するなど、コンポーザー=ピアニストとして、さらには即興演奏のスペシャリストとしても活躍する注目の俊英、ヴェスタルド・シムクス(1984−)。
このスクリャービンのピアノ作品集では、ロシア音楽の明快な形式の魅力、スクリャービン独自の和声語法とその近代性、神秘性がシムクスの両手によって描き出されており、その多才ぶりが存分に発揮されています。シムクスは2009年のマリア・カナルス国際ピアノ・コンクールで優勝するなど実績も十分です。
ARTALINNA
ATL-A017(1CD)
デュティユー&フォーレ:ピアノ作品集
フォーレ:バラード嬰ヘ長調 Op.19、
 主題と変奏嬰ハ短調 Op.73
デュティユー:ピアノ・ソナタ
アリーヌ・ピブル(P)

録音:2016年8月18日−20日、聖ヨハネ福音教会(オックスフォード、イギリス)
アリーヌ・ピブルは、2014年のオルレアン国際ピアノ・コンクールで入賞を果たし、バッハから現代音楽までの幅広いレパートリーを駆使してフランス内外のコンサート、音楽祭などで活躍する女流ピアニスト。
デュティユーやシチェドリン、デュフールなどの近現代作品を得意としていることもあり、今回収録されているデュティユーのピアノ・ソナタも優れた演奏を聴かせてくれています。
ARTALINNA
ATL-A016(1CD)
バッハ:鍵盤作品集 Vol.2
 カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV.992
 イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543
 イギリス組曲第3番ト短調 BWV.808
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
フランソワ・デュモン(P/スタインウェイ)

録音:2016年9月4日、ノイマルクト・イン・デア・オベルプファルツ(ドイツ)
アヴデーエワやトリフォノフ、ゲニューシャス、ヴンダーなど、若き才能たちが続々と羽ばたくなど近年稀に見る豊作の年となったショパン国際ピアノ・コンクールの2010年大会(第16回)で見事、第5位入賞を果たしたフランスの名手フランソワ・デュモン。
スタインウェイで奏でるバッハの鍵盤作品の数々では、丁寧なタッチから生まれる艶やかで芯のある音色と見事な構築力が、その和声と対位法の妙を聴かせてくれています。プログラムの掉尾を飾るのは「シャコンヌ」。激戦のショパン・コンクールでオン在韓を示したデュモンの快演です!
ARTALINNA
ATL-A011(1CD)
バッハ:鍵盤作品集 Vol.1
イギリス組曲第2番イ短調 BWV.807
パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
パルティータ第2番ハ短調 BWV.826
フランス組曲第3番ロ短調 BWV.814
フランソワ・デュモン(P/スタインウェイ)

録音:2014年11月3日−4日、ノイマルクト・イン・デア・オベルプファルツ(ドイツ)
サンソン・フランソワの弟子でフランスの名ピアニスト、名教師であるブルーノ・リグットにピアノを学んだフランソワ・デュモンのバッハ・アルバム第1集。
イギリス組曲、フランス組曲、パルティータを組み合わせたプログラムでも、ショパン・コンクールで披露してくれた色彩感と表情が豊かな音色と、優れた創造力は健在。「デュモン」と「バッハ」の組み合わせは要注目です。
ARTALINNA
ATL-A001(1CD)
ショパン:ピアノ作品集
舟歌嬰ヘ長調 Op.60
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1
ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」
子守歌変ニ長調 Op.57
フランソワ・デュモン(P/スタインウェイ)

録音:2010年8月20日−21日、ラ・ショー・ド・フォン(スイス)
ワルシャワでの第16回ショパン国際ピアノ・コンクールの直前、スイスのラ・ショー・ド・フォンのルール・ブルー音楽ホールで収録されたフランソワ・デュモンの「ショパン」。
「ピアノ・ソナタ第3番」をメインとしたプログラムは、約2ヶ月後のワルシャワでの大成功を予感させる充実の完成度に仕上がっています。フランスのエスプリとショパンとの素敵な出会いを感じさせてくれる演奏です。

Signum Classics
SIGCD-611(1CD)
イタリアン・インスピレーション
バッハ:協奏曲ニ短調 BWV.974(原曲:アレッサンドロ・マルチェッロ)
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 Op.42
ダラピッコラ:アンナリベラの音楽帳
リスト:小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ S.175-1、
 ダンテを読んで ― ソナタ風幻想曲 S.161-7
アレッシオ・バックス(P)

録音:2018年12月18日−20日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モルティングス、サフォーク)
1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクール、2000年のリーズ国際ピアノ・コンクールを制覇し、世界を舞台に活躍を続けるイタリアの貴公子アレッシオ・バックス。ベルリン・フィルの第1コンサートマスターとして活躍する樫本大進との共演でも大きな注目を浴びたバックスの新録音は、故郷イタリアからインスピレーションを得たレパートリーを集めた作品集。ヴェネツィアの作曲家アレッサドロ・マルチェッロのオーボエ協奏曲からバッハがピアノ独奏曲へと編曲した作品を皮切りに、コレッリをテーマにしたラフマニノフの変奏曲、20世紀イタリアの作曲家ルイージ・ダラピッコラの作品、リストがローマで書いた「伝説」からの1曲とイタリア旅行の印象を音楽にした「巡礼の年第2年「イタリア」」からの1曲という多彩で素敵に洗練されたプログラムです。


Profil
PH-19052(11CD)
スヴャトスラフ・リヒテル・プレイズ・ラフマニノフ&プロコフィエフ
■Disc 1 ラフマニノフ
(1)ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1(改訂版)
(2)ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1(改訂版)
■Disc 2 ラフマニノフ
(1)ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
(2)ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
■Disc 3 ラフマニノフ
(1)練習曲「音の絵」〜嬰ハ短調Op.33の9/ニ短調Op.33の5/変ホ短調Op.33の6/ハ短調Op.39の1/イ短調Op.39の2/嬰ヘ短調Op.39の3/ロ短調Op.39の4/ニ長調Op.39の9/ハ短調Op.39の7(2)メロディOp.3の3(原典版)
(3)クライスラー(ラフマニノフ編):愛の喜び(4)ここは素晴しい場所Op.21の7/ミュッセからの断片Op.21の6
■Disc 4 ラフマニノフ
(1)前奏曲〜嬰ヘ短調Op.23の1/イ長調Op.32の9/ロ短調Op.32の10/嬰ト短調
Op.32の2/変イ長調Op.23の8/ハ長調Op.32の1/変ロ短調Op.32の2/ヘ長
調Op.32の7/変ロ長調Op.23の2/ニ長調Op.23の4/ト短調Op.23の5/ハ短調
Op.23の7/ヘ短調Op.32の6
(2)前奏曲〜嬰ヘ短調Op.23の1/変ロ短調Op.32の2/変ロ長調Op.23の2/ニ長
調Op.23の4/ト短調Op.23の5/ハ短調Op.23の7
■Disc 5 プロコフィエフ
(1)ピアノ協奏曲第1番変ニ長調Op.10
(2)ピアノ協奏曲第5番ト長調Op.55
(3)ピアノ協奏曲第5番ト長調Op.55
■Disc 6 プロコフィエフ
(1)ピアノ・ソナタ第2番ニ短調Op.14
(2)ロンド第2番ロ短調Op.52
(3)田園風ソナチネOp.59の3
(4)ピアノ・ソナタ第6番イ長調Op.82
1961年11月30日(1)、52年4月4日(2)、56年10月6日(4)/モスクワ(ライヴ)、
60年7月16日/キエフ(ライヴ)(3)
■Disc 7 プロコフィエフ
(1)ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83
(2)ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
(3)ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
■Disc 8 プロコフィエフ
(1)ピアノ・ソナタ第9番ハ長調Op.103
(2)ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
■Disc 9 プロコフィエフ
(1)悪魔的暗示Op.4の4
(2)束の間の幻影Op.22〜1,3,4,5,6,8,9,14,15,18,20曲
バレエ音楽「シンデレラ」(作曲者編)〜
(3)争いOp.102の3/(4)ガヴォットOp.95の2/(5)冬の精Op.97の3/(6)東洋
風Op.97の6/(7)シンデレラと王子のワルツOp.102の1
(8)伝説Op.6の12
(9)舞曲Op.32の1
(10)ワルツOp.32の4
(11)風景Op.59の2
(12)思考〜アンダンテOp.62の3
(13)ワルツ(歌劇「戦争と平和」より)Op.96の1
(14)悪魔的暗示Op.4の4
■Disc 10 プロコフィエフ
(1)交響的協奏曲Op.125
(2)チェロ・ソナタ ハ長調Op.119
■Disc 11
(1)プロコフィエフ:ユダヤ主題による序曲Op.34
(2)同:みにくいあひるの子Op.18(アンデルセン詩)
(3)同:太陽は部屋にいっぱいOp.27の1(アフマトワ詩)
(4)同:緑の小さな林Op.104の2
(5)同:丘のガマズミOp.104の3
(6)同:国家は発展するOp.66bの1
(7)同:山の彼方へOp.66bの3
(8)同:おまえの部屋にOp.73の3
(9)同:子守歌Op.76の7
(10)ミャスコフスキー:ピアノ・ソナタ第3番ハ短調Op.19
(11)同:チェロ・ソナタ第2番イ短調Op.81
(12)同:彼らは相思相愛だったOp.40の6(レールモントフ詩)
全て、スヴャトスラフ・リヒテル(P)

■Disc 1 52’ 35”
オレグ・アガルコフ(指)ソヴィエト国立SO(1)、
クルト・ザンデルリンク(指)モスクワRSO(2)
録音:1949年3月9日(1)、55年2月18日(2)/モスクワ(セッション)
■Disc 2 67’ 25”
クルト・ザンデルリンク(1)、ニコライ・アノーソフ(2)(指)ソヴィエト国立SO
録音:1959年2月6日(1)、48年5月19日(2)/モスクワ(ライヴ)
■Disc 3 50’ 49”
ニーナ・ドルリアク(S)(4)
1950年代初頭(1)、52年1月10日(2)、47年(3)、53年11月21日(4)/モスクワ(ライヴ)
■Disc 4 55’ 59”
録音:1959年2月1日/レニングラード(ライヴ)(1)、
60年3月3日(Op.32の6のみ)/キエフ(ライヴ)、
59年4月28日-5月2日/ワルシャワ(セッション)(2)
■Disc 5 58’ 14”
キリル・コンドラシン(指)モスクワ・ユースO(1)、
キリル・コンドラシン(指)モスクワPO(2)、
ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO(3)
録音:1952年/モスクワ(1)、61年4月21日/モスクワ(ライヴ)(2)、58年6月4日/レニングラード(ライヴ)(3)
■Disc 6 53’ 00”
1961年11月30日(1)、52年4月4日(2)、56年10月6日(4)/モスクワ(ライヴ)、
60年7月16日/キエフ(ライヴ)(3)
■Disc 7 74’ 51”
録音:1958年6月29日(1)、61年4月17日(2)/モスクワ(ライヴ)、46年(ライヴ)(3)
■Disc 8 53’ 10”
録音:1951年12月24日/モスクワ(ライヴ)(1)、
61年7月28日-8月1日/ロンドン(セッション)(2)
■Disc 9 56’ 22” 
録音:1961年4月17日(1)(2)(4)(8)(9)(10)、51年12月16日(3)(6)、58年4月16日(5)(7)、
61年4月27日(14)/モスクワ(ライヴ)、60年10月23日/ニューヨーク(ライヴ)(11)、60年7月16日(12)、62年7月10日(13)/キエフ(ライヴ)
■Disc 10 60’ 45”
ムスチスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)、スヴャトスラフ・リヒテル(指)
モスクワ・ユースO(1)
録音:1952年2月16日(1)(世界初演)、51年12月16日(2)/モスクワ(ライヴ)
■Disc 11 76’ 18”
ボロディンQ【ロスチスラフ・ドゥビンスキー、ニーナ・バルシャイ(Vn))、ルドルフ・バルシャイ(Va)、ワレンチン・ベルリンスキー(Vc)】、イワン・モズゴヴェンコ(Cl)(1)、ニーナ・ドルリアク(S)(2) - (9) 、(12) 、ムスチスラフ・ロストロ ポ ーヴィチ(Vc)(11)
録音:1951年12月16日(1)、56年(2)、53年11月21日(3)、51年12月16日(4)-(9)、53年12月3日(10)(11)、47年4月29日/モスクワ(ライヴ)
驚きの音源を発掘してファンを狂喜させているProfilレーベルのリヒテル・シリーズ、第5弾も目を疑いたくなるようなお宝が続出。今回はラフマニノ フとプロコフィエフに焦点が当てられていますが、どちらもリヒテルが得意とした作曲家で、残された録音はそれぞれの曲の決定盤となっています。今回新 たな決定盤となる凄すぎる記録が初めて日の目をみています。
ザンデルリンク&ソヴィエト国立SOと共演したラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は1959年2月6日のモスクワ・ライヴ。同じ組み合わせのレ ニングラード・ライヴはCD化されていますが、こちらも非常に期待できます。また練習曲集「音の絵」抜粋9曲の1950年代初頭モスクワ・ライヴや、 前奏曲集から抜粋12曲の1959年2月1日キエフ・ライヴなどすべて初出。超絶的なテクニックはもちろん、ラフマニノフの孤高の悲しみを誰にも真似 できない深さで再現しています。ラフマニノフ編のクライスラー「愛の喜び」のリヒテル録音が残っていたのも驚きです。
リヒテルはプロコフィエフと親しく、「戦争ソナタ」で知られるピアノ・ソナタ第7番の世界初演を作曲者直々の頼みで行ないました。「戦争ソナタ」3 篇に加え、リヒテルに献呈されたソナタ第9番も入った大盤振舞い。世にも貴重な音源と申せましょう。加えて初期の攻撃的な「悪魔的暗示」がリヒテ ルの強靭な打鍵にぴったり。こういう爆演でこそプロコフィエフの魅力が光ります。反面音数の少ない「束の間の幻影」からの11の抜粋のさりげなさも 絶品です。
プロコフィエフでは、オーマンディとフィラデルフィア管がソ連公演を行った際にリヒテルと共演したピアノ協奏曲第5番が注目。リヒテルはモンサンジョ ンにその時の模様を語ってはいますが、録音が残っているとは思われませんでした。同じく、リヒテルが生涯で一度だけ指揮者を務めた、チェロと管弦楽 のための交響的協奏曲の世界初演の録音があったのも嬉しい限り。プロコフィエフ・ファンや研究者にとって宝となる歴史的記録と申せましょう。ロスト ロポーヴィチの独奏も神業。フィル・アップに両者の共演によるチェロ・ソナタが収められ、絶妙な妙技を繰り広げています。
チェロ・ソナタといえば、ロストロポーヴィチとリヒテルによるミャスコフスキーの第2番も超お宝。この両者の演奏を前に、どの録音もかすんでしまうほど。 リヒテル夫人の大ソプラノ歌手ドルリアクによるラフマニノフ、プロコフィエフ、ミャスコフスキーの歌曲も貴重。リヒテルの雄弁な伴奏が神がかり的素晴 しさです。
ほとんどが入手困難で、熱心なファンでも持っていないものばかり。さらに驚きの価格で、新たなリヒテルの名盤の登場となります。 (Ki)

Audite
AU-97766(1CD)
シューベルト:後期ピアノ作品集 Vol.2
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960 遺作
3つのピアノ曲 D.946
アンドレア・ルケシーニ(P;Steinway D)

録音:2018年11月10-13日/ライプニッツ・ザール(ハノーファー)
シューベルトの後期ピアノ作品集第2弾がはやくも登場。シューベルト最晩年1828年に作曲されたピアノ・ソナタ第21番と3つのピアノ曲が収録さ れております。シューベルトの最後のピアノ・ソナタ第21番遺作は俗世界を超越したソナタ。一方、3つのピアノ曲は死の半年前、1828年5月の作品。 三部形式あるいはロンド形式をとり、テンポや拍子の変化によってコントラストを形成しております。ルケシーニが全身全霊をこめて演奏しております。演 奏の素晴らしさはもちろんのこと、auditeレーベルの社主にしてトーン・マイスターのルドガー・ベッケンホーフ氏による高品位の録音であることも注目です。
ルケシーニはマリア・ティーポの弟子で、10代でミラノ・スカラ座ディーノ・チアーニ国際コンクールに優勝し世界的な注目を集め、以来シノーポリ、アバド、 シャイー、ルイージなどの指揮者の指名のもと、数々のオーケストラと共演してきました。
auditeレーベルよりスカルラッティとベリオ、シューベルトとヴィトマンを交互に収録したユニークなタイトル(AU 97704)、またシューベルトの後期 ピアノ作品(全3集でリリース予定)などを録音しております。 (Ki)

Hortus
HORTUS-177(1CD)
東風の見たもの
ドビュッシー:喜びの島
 前奏曲第1集
イベール:『物語』より【T.金の亀を使う女/U.小さな白いろば/].バルキス女王の行列】
尾高尚忠:『日本組曲』より【T.朝に/W.祭り】
鈴木隆太郎(P;Steinway & Sons)

録音:2018年5月18-20日/ラ・ショー=ド=フォン(スイス)
パリを拠点に活躍する新進気鋭のピアニスト鈴木隆太郎。デビューアルバム「スカルラッティ|ラヴェル|モーツァルト | リスト」(KKC 5891 / G50 001)でも評価を高めております。期待のセカンドアルバム「CE QU’ A VU LE VENT D’ EST(東風の見たもの)」ではドビュッシー、イベール:、尾高 尚忠をとりあげました。
1990年鎌倉生まれの鈴木隆太郎は2008年に栄光学園高等学校を卒業後、渡仏。パリ国立高等音楽院にて、ブルーノ・リグット、オルタンス・カル ティエ=ブレッソン、ミシェル・ダルベルト、ミシェル・ベロフ各氏に師事。その後、イタリアのフィレンツェでエリソ・ヴィルサラーゼのもと研鑽を積み、 現在パリを拠点に演奏活動を行っています。これまでに、2015年イル・ド・フランス国際ピアノ・コンクール第1位、カンピージョス国際ピアノ・コンクー ル第2位、エミール・ギレリス国際ピアノ・コンクール第2位、2017年ヴァルティドネ国際音楽コンクール第2位をはじめ、多数の国際コンクールで優 秀な成績を収めている今最も活躍が期待されるピアニストの一人です。
CDのタイトル"東風のみたもの"は鈴木隆太郎が日本から西洋にきたことを意味し、ドビュッシーの前奏曲からの"西風の見たもの"からもじった題 名です。
ドビュッシーの喜びの島は華やかなピアニズムと大胆な表現が魅力です。前奏曲集は全2巻からなり当録音では第1巻の12曲が収録しております。 世界各国の舞曲をモチーフとした異国情緒にあふれた小品集です。
イベール:の代表的ピアノ曲『物語』は10曲からなる小品集。中近東や西欧の国々を旅行し、各地で聞き知った昔話や印象をイベール:の語法で表現し た性格豊かな作品集です。
尾高尚忠の『日本組曲』はウィーン音楽院に提出するためのピアノ組曲として作曲された4曲からなる小品集。当録音では「朝に」「祭り」の2曲が収 録されております。
確かな技術から裏付けされた演奏はヨーロッパで研鑽を積む鈴木隆太郎の今を知れる会心の出来栄えで、鈴木隆太郎がこの三人の作曲家を通し描き出 した唯一無二の世界が広がります。 (Ki)


La Dolce Volta
LDV-78(2CD)
ダルベルト/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ソナタ第8番ハ短調 op.13「悲愴」
ソナタ第12番変イ長調 op.26「葬送」
ソナタ第14番嬰ハ短調 op.27-2「月光」
ソナタ第23番ヘ短調 op.57「熱情」
ソナタ第32番ハ短調 op.111
ミシェル・ダルベルト(P/スタインウェイ D274)

録音:2019年2月6日(op.26&111)、6月5日(op.13, 27 & 57)、サル・モリエール、リヨン(ライヴ録音)
ダルベルトは様々な録音を残していますが、ベートーヴェンに関しては1980年代に、初期ソナタ(第1-7番)、交響曲第6番「田園」のリスト編曲、 そして約20年前に五重奏曲 op.16を録音したものがあるくらいでした。ここでソナタの中でも人気作品を集めた注目のリリースが登場します!ダルベル トは日本でのファンも多く、来日も重ねています。そのたびに、風格と知性、そして確固たる技術でもって圧巻の演奏を披露しており、まさに巨匠の域に 達しているといえるでしょう。そんなダルベルトによるベートーヴェン。[CD1]冒頭収録の「悲愴」ソナタの冒頭の和音から金縛りにあったような衝撃。 緩徐楽章の穏やかな美しさは絶品。何度も聴いたことのあるはずのベートーヴェンのこれらのソナタが、目の前で今、生まれているような鮮烈な演奏でた ちのぼってきます。新しい定盤としておすすめしたい2枚組です! (Ki)

CONCERTO CLASSICS
CNTMM-05(1CD)
バッハ:イギリス組曲第5番BWV810、
フランス組曲第5番BWV816、
イギリス組曲第2番BWV807、
フランス風序曲 BWV831、
半音階的幻想曲とフーガ BWV903
アンドレア・バケッティ(P)
CONCERTO CLASSICS
CNT-2108(1CD)
ロッシーニ:ピアノ作品集 ジネルヴァ・コスタンティーニ・ネグリ(P)

Goodies
78CDR-3787(1CDR)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310 アルトゥール・シュナーベル(P)

豪 HMV ED 274/6 (英 HMV DB 3778/80と同一録音)
1939年1月27日、ロンドン、アビー・ロード EMI第3スタジオ録音 アルトゥール・シュナーベル(1882-1951)はポーランドのリプニク(旧オースト リア領)に生まれた。1889年7歳でウィーン音楽院に入り、1891年から1897年に 名教授テオドール・レシェティツキ(1830-1915)に師事した。1901年にベルリン にデビュー、1933年までこの地を本拠にした。その間演奏活動の傍らベルリン 高等音楽院で教えた。その後1932年から34年にはロンドンに居を構え、世界初 のベートーヴェンピアノ・ソナタ全集やピアノ協奏曲全集をHMVに録音した。 その後ナチスの台頭でスイスに移り、1939年にアメリカに渡った。戦後はスイ スに戻って演奏会や録音に活躍した。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

Hanssler
HC-19037(1CD)
ハンガリアン・メロディ
ブラームス:ハンガリー舞曲第14番(テオドール・キルヒナー編)
 ハンガリーの歌の主題による変奏曲 Op.21-2
 変奏曲 ニ短調(弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 Op.18より第2楽章からの編)
 ジプシーの歌 Op.103(テオドール・キルヒナー編)
リスト:ハンガリー狂詩曲第17番ニ短調 S.244
 ハンガリー狂詩曲第18番嬰ハ短調 S.244
 ハンガリー狂詩曲第19番ニ短調 S.244
シューベルト:ハンガリー風のメロディ D.817 ロ短調
ソフィア・ギュルバダモーヴァ(P)

録音:2017年4月18&19日/サンクトペテルブルグ
ロシアのピアニスト、ソフィア・ギュルバダモーヴァ。これまでドホナーニのピアノ作品を録音するなどハンガリーに魅せられたピアニストとして知られて おります。当アルバム「ハンガリアン・メロディ」ではブラームス、リスト、シューベルトがハンガリー民謡をもとに作曲された作品を収録しました。3人 の偉大な作曲家がそれぞれのカラーを示した珠玉のこれらの名曲をギュルバダモーヴァが情熱的に奏でます。 (Ki)
Hanssler
HC-19070(1CD)
ベートーヴェン:創作主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 Op.35
創作主題による32の変奏曲 WoO.80 ハ短調
創作主題による6つのやさしい変奏曲 WoO.77 ト長調
ピアノ・ソナタ 第32番Op.111 ハ短調
フロ ーリアン・ファイル マイア(P)

録音:2018年/ドイツ
1989年生まれの俊英ピアニスト、フローリアン・ファイルマイア。弟のクラリネット奏者ベンヤミンとの共演でも活躍する期待のピアニストです。満を 持しての新録音はベートーヴェン・イヤーに捧げるアルバムで変奏曲(Op.35、WoO.80、WoO.77)とピアノ・ソナタ第32番を収録しました。しなや かかつ、ふくよかな音色が魅力のファイルマイアが構築力と豊かな音楽性が求められるベートーヴェンの傑作に挑みます。 (Ki)

ATMA
ACD2-2806(1CD)
ギターによる14の物語
1. Varsovie Mazurka ( Ernest Shand 1868-1924 )
2. Medidation ( Ernest Shand 1868-1924 )
3. Andante et Allegretto ( Angelina Panormo 1811-1900 )
4. Forgotten ? Impromptu ( Catharina Josepha Pratten 1821-1895 )
5. A Lament ( Catharina Josepha Pratten 1821-1895 )
6. Bolero ( Julian Arcas 1832-1882 )
7. Boleras ( Tire de 「 Trois airs caracteristiques espagnols 」, XIXe s. )
8. Tango ( Julian Arcas 1832-1882 )
9. Bolero ( David del Castillo 18?-1928 )
10. Andante op.17 no 1 ( Victor Magnien 1804-1885 )
11. Etude op.6 no 11 ( Fernando Sor 1778-1839 )
12. Plainte Moresque ( Jacques Bosch 1825-1895 )
13. Andante Sentimental ( Jose Vinas 1823-1888 )
14. Pavana ( Francisco Tarrega 1852-1909 )
15. Scot’s tune 1 ( Princes An’s lute book c.1690 )
16. Scot’s tune 2 ( Princes An’s lute book c.1690 )
17. Rondeau ( Francois LeCocq c.1679-c.1729 )
18. Canaries ( anonyme, Manuscrit Livre en tablature, melanges, chansons, motets, etc., XVIIes. )
19. Scot’s tune 3 ( Princes An’s lute book c.1690 )
20. Canarios ( Gaspar Sanz 1640-1710 )
21. Grave ( Santiago de Murcia 1673-1739 )
22. Andante ? Sonata ( Mathias Jose Maestro, Musica Notebook, Lima, 1786 )
23. Marcha de Napoles ( Manuscrit de Cadiz, 1773 )
24. Balli nazionali Op.24 Allegro - La Monferrina ? La Monaco ( Mauro Giuliani 1781-1829 )
25. Tarantella op. 24, no 14 ( Mauro Giuliani 1781-1829 )
26. Aria ( Anonyme, Ausseer Tabulatur manuscrit c.1780 )
27. Bourree ( Anonyme, Ausseer Tabulatur manuscrit c.1780 )
28. Gigue ( Anonyme, Ausseer Tabulatur manuscrit c.1780 )
29. Coming Through the Rye Op.125 ( Mauro Giuliani 1781-1829 )
30. My Lodging is on the Cold Ground ( Mauro Giuliani 1781-1829 )
31. Alla Mazurka ( Alexander Nemerovski 1859- )
32. Serenade ( Alexander Nemerovski 1859- )
33. Registro ( Antonio Lauro 1917-1986 )
34. Berceuse - Cancion de Cuna ( Leo Brouwer 1939- )
ダヴィッド・ジャック(G)
「使用楽器」
1.〜3. Guitare Louis Panormo, Londres, 1832/4.〜5. Guitare 「 Terz 」 Guiot, Londres, 1846
6.〜9. Guitare Antonio de Torres, Almeria, 1887/10. Guitare Rene Lacote, Paris, 1835
11. Guitare Aubry-Maire, Mirecourt, c.1830/12.〜14. Guitare Vicente Arias, Ciudad Real, 1886
15.〜18. Guitare Alexandre Voboam I, Paris, c.1665/19.〜21. Guitare Pracht, Lyon, 1776
22.〜23. Guitare six choeurs Joaquin Pages, Cadiz, 1820
24.〜25.Chitarra Battente Marcus Obbo, Naples, 1806, censee fabriquee pour Mauro Giuliani
26.〜28.Guitare theorbee Villaume et Giron, Troyes 1798
29.〜30. Lyre-Guitare Joseph-Laurent Mast fils, Mirecourt, c.1810
31.〜32. Guitare Anton Stauffer, Vienne, c.1840/33.〜34. Guitare Daniel Friederich, Paris, 1972
録音:2019年9月
過去400年に渡り様々な製作者によって作られた貴重なギターを14種類集め、それぞれの楽器で同時代の作品を演奏するという壮大な企画。ルイス・パノル モ、アントニオ・デ・トーレス、ダニエル・フレドリッシュなどの名工が作り上げた逸品を堪能できます。全34トラック収録、ブックレットに全部の楽器のカラー写真 が1ページ1台で大きく掲載されているのも嬉しいポイントです。 (Ki)

Capriccio
C-7337(10CD+DVD)
NX-E05
モダン・タイムズ・エディション〜20世紀作品集
【CD1】ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918-1970)
1-5.アラゴアナ、カプリチョス・ブラジレイロス
6.1楽章のシンフォニー(1953年版第2稿)
7.フォトプトシス
8.静止と反転
【CD2】ルイジ・ダラピッコラ(1904-1975)
1-4.パルティータ
5-6.2つの小品
7.小さな夜の音楽
8-18.管弦楽のための変奏曲
19-23.3つの問いと2つの答え
【CD3】デュティユー(1916-2013)
1-5.メタボール
6-7.ジャン=カゾーの3つのソネットより第2番,第3番
8-11.交響曲第1番
【CD4】アルベルト・ヒナステラ(1916-1983)
1.クレオールの「ファウスト」のための序曲 Op.9
2-4.オランタイ Op.17
5-16.協奏的変奏曲 Op.23
17.組曲「ボマルツォ」 Op.34a
【CD5】カロル・シマノフスキ(1882-1937)
1.演奏会用序曲 Op.12
2-4.交響曲第4番「協奏交響曲」 Op.60
5-9.歌曲集「スウォピエフニェ」Op.46b
10-11.夜想曲とタランテッラ Op.28
【CD6】ジョージ・アンタイル(1900-1959)
1.ジャズ・シンフォニー(1925年版)
2-4.バレエ音楽「世界の中心」
5.ピアノ協奏曲 第1番
【CD7】ヴォーン・ウィリアムズ
1.序曲「毒のキス」
2.沼沢地方にて
3-6.田園組曲
7.サセックス民謡による幻想曲
8-10.「エリザベスの英国」より3つの肖像
【CD8】ドミートリー・カバレフスキー
1.悲愴序曲 Op.64
2.歌曲「学生時代」の主題による狂詩曲 Op.75
3-5.ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Op.48
6.交響詩曲「春」Op.65
7-10.組曲「コラ・ブルニョン」 Op.24
【CD9】エルンスト・クシェネク(1900-1991)
1.ポプリ Op.54
2-8.7つの管弦楽小品 Op.31
9.トリックス・アンド・トリフルズ Op.101…世界初録音
10-12.交響曲「パラス・アテネ」 Op.137
【CD10】パウル・ヒンデミット・・・初出音源
1.歌劇「今日のニュース」序曲
2-4.3つの歌曲 Op.9
5-11.フィルハーモニー協奏曲
12-14.歌劇「ヌシュ・ヌシ」より

【ボーナスDVD】
メイキング映像&インタビュー
全て、カール=ハインツ・シュテフェンス(指)
ラインラント=プファルツ州立PO

【CD1】
録音:2014年1月6-11日 Philharmonie, Ludwigshafen

【CD2】
アランツァ・エツェナーロ(S)…1
録音:2014年3月25-29日 Philharmonie, Ludwigshafen

【CD3】
パウル・アルミン・エーデルマン(Br)…6-7
録音:2015年2月9-14日 Philharmonie, Ludwigshafen

【CD4】
録音:2015年6月9-13日 Ludwigshafen, Philharmonie

【CD5】
マリソル・モンタルヴォ(S)…5-9
エヴァ・クピーク(P)…2-4
録音:2016年6月14-15日,23-25日 Philharmonie,Ludwigshafen

【CD6】
フランク・デュプレー(P)…1.5
アドリアン・ブレンドル(P)…1
ウラム・キム(P)…1
録音:2017年1月2-5日 Philharmonie, Ludwigshafen

【CD7】
マルティン・ルンメル(Vc)…7
録音:2017年1月9-10日,3月3-4日 Philharmonie,Ludwigshafen

【CD8】
マグダ・アマラ(P)…2
ユーリ・レヴィチ(Vn)…3-5
録音:2018年1月8-10日,15-16日 Philharmonie,Ludwigshafen

【CD9】
録音:2019年2月11-15日 Philharmonie, Ludwigshafen

【CD10】
録音:2019年 Philharmonie, Ludwigshafen
10人の作曲家の中には、自身の作品が理解されないことを悲観し、自死を遂げたベルント・アロイス・ツィマー マン、最近注目されている“退廃音楽”の作曲家クシェネクをはじめ、若い頃にファシスト政権に抑圧されたダ ラピッコラ、あまりにも斬新な作品を発表したため聴衆が離反したというアンタイルなど波乱の生涯を送った 人々が含まれるとともに、アルゼンチンの民族主義を追求し独自の作風を手にしたヒナステラなど、ロシアの粛 清の波を上手く避け、ソビエト連邦公認の芸術家として君臨したカバレフスキーや、一部の曲ばかりが愛好さ れるヴォーン=ウィリアムズの珍しい作品も聴くことができます。また【CD10】に置かれたヒンデミットの録音は、 今回が初出音源となるもので、10人目の作曲家としてBOXを締めくくるにふさわしいアルバムとなっています。 ボーナスDVDでは、指揮者シュテフェンスやソリストたちにより、企画の意図や演奏への意気込みなどが語られ ており、字幕はありませんが、この時代の作品に興味を持つ人にとっては、素晴らしい贈り物となることでしょ う。 2014年から6年間のを歳月をかけて完成したCapriccioの注目シリーズ「モダン・タイムズ・エディション」。アルバム毎に1人の作曲家の作品を取り上 げ、その多彩な作風を追求する企画であり、20世紀に活躍した作曲家たちの「何らかの事情でコンサートのレパートリーから消えてしまった」ものの、 21世紀の今日、少しずつ再評価され始めた作品を網羅しています。

DIVINE ART
DDA-25155(1CD)
NX-B07
ロシアのピアノ作品 第13集〜セルゲイ・ラフマニノフ
音の絵 第2番 Op.39-2
楽興の時 Op.16
ピアノ・ソナタ 第1番 Op.28
アルフォンソ・ソルダーノ(P)

録音:2019年7月1-4日
Divine Artレーベルの大好評シリーズ、ロシアのピアノ作品集。第13集は2回目となるラフマニノフの作品です。収録曲 は、後期ロマン派音楽の最高傑作のひとつであるピアノ・ソナタ第1番と「音の絵」「楽興の時」の組み合わせ。いずれも技巧 的な作品であり、イタリア人ピアニストのソルダーノが見事な演奏を聴かせてくれます。ソルダーノは、チッコリーニの愛弟子で、 2013年には「ベスト・イタリアン・アーティスト」のインターナショナル・ゴールドメダルを受賞。編曲や執筆活動でも知られてい ます。現在は、イタリア、フォッジャの音楽院や、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院でピアノ演奏の教授を務めています。

DIVINE ART
DDA-25200(1CD)
NX-B07
カーソン・クーマン(1982-):オルガン作品集 第13集
Trilogy on B-A-C-H  B-A-C-Hによる三部作 Op.1240(2017)
Eternal City エターナル・シティ Op.1220(2017)
Three Voluntaries 3つのヴォランタリー Op.117(1999)
Introitus in D, イントロイトゥス ニ長調 Op.1274(2018)
Rhapsody in A, ラプソディ イ長調 Op.1248(2017)
Sonatina No.5 ソナティナ第5番Op.1276(2018)
Two Contrasts 2つのコントラスト Op.1282(2018)
Acclamation 歓呼 Op.1279(2018)
Radegund Variations ラーデグント変奏曲 Op.1227(2017)
エリック・シモンズ(Org)
1997/2006年 Mathis Orgelbau製
Sonnenorgel of Pfarrkirche St. Peter und Paul, Gorlitz,Germany

録音:2018年,2019年
膨大な作品数で知られるニューヨーク生まれの作曲家、カーソン・クーマンの第13集となるオルガン作品集。ハー ヴァード大学記念教会のコンポーザー・イン・レジデンスを務め、ライターや批評家としても活躍、マルチな才能を持つ ことで知られています。彼が最も得意とするオルガン作品は、典礼形式のものから世俗作品まで多様なスタイルが用 いられており、ここに収録されている作品は主に2017年から19年の間に作曲された新作ばかり。どれも使用楽器で あるドイツ・ゲルリッツの聖ペーター&パウエル教会の有名な“Sun Organ”(サン・オルガン)の最適な響きが生かせ るように仕上がっています。シリーズを通じて、クーマン作品を知り尽くすエリック・シモンズが演奏を担当。録音には前 作に続き「Hauptwerkシステム」が採用されており、オルガンの素晴らしい響きが最適のバランスでしっかりと収録さ れています。

TOCCATA
TOCC-521(1CD)
NX-B03
フィリップ・シャルヴェンカ(1847-1917):ピアノ作品集 第1集
ロマンティックなエピソード集 Op.65(1887年出版)
小さな額縁の音楽写真 Op.69(1887年出版)
若い人に Op.71(1887年出版)
ルイス・ピーパ(P)

録音:2002年3月30,31日、2018年11月21日、2018年11月24,25日
世界初録音
ピアニスト、作曲家として知られるポーランド系ドイツ人作曲家フィリップ・シャルヴェンカの作品集。彼の3歳違いの弟フランツ・ クサヴァーも優れた音楽家でした。フィリップは、ベルリンの新音楽アカデミーで弟とともに音楽を学び、1874年にはコンサートで 自作の序曲と交響曲を発表、当時ドイツの作曲家たちの最先端を行く存在として注目されましたが、華やかな作風を用いた 弟に比べ、作風が保守的であったためか、その作品は死後ほどなくして忘れられてしまいました。しかし、最近になって彼の作 品が見直され始め、演奏の機会も増えてきています。このアルバムで、ポルトガルのピアニスト、ルイス・ピーパが演奏するピアノ 曲は、どれも中期の作品。シューマンやブラームスを思わせる内省的な雰囲気を持ちながらも、突然変拍子が挿入されたり、 ユニークな和声進行があったりと印象派の響きに近づいているものがあり、とても魅力的です。

Grand Piano
GP-813(1CD)
NX-B03
20世紀のフォックストロット集 第1集〜オーストリアとチェコ

【オーストリア編】
クシェネク(1900-1991):歌劇「ジョニーは演奏する」Op.45(1927)から“ポプリ”(イエネ・タカーチュ編)…世界初録音
シミー/ブルース/タンゴ
4.クシェネク:喜歌劇「影を越えて」Op.17(1923)-フォックストロット(グスタフ・ブラッサー編)…世界初録音
5.ユリウス・ビツトナー(1874-1939):バッハの名によるシミー(1924)…世界初録音
6-8.ラルフ・ベナツキー(1884-1957):バレエ「5つの希望」(1928)より3つの小品…世界初録音
ファースト・スローフォックス/ボストン「ルール・ブルー」/タンゴ・マカーブル
9.フランツ・ミットラー(1893-1970):FOOLISH SPRING 狂乱の春(フォックストロット)(1934)…世界初録音
10-11.ヴィルヘルム・グロス(1894-1939):舞踏劇「酒場の赤ちゃん」Op.23(1925-1926)よりシミーとタンゴ(グスタフ・ブラッサー編)…世界初録音
12.レオポルド・クラウス=エルカ(1891-1964):「夕星の歌」よりタンホイザーのフォックストロット Op.33(1921頃)…世界初録音
13.ハンス・アイスラー(1898-1962):シミー=テンポ(1926)…世界初録音
14.フェリックス・ペティレク(1892-1951):アリゾナ=フォックストロット(1924)…世界初録音
15.ペティレク:イリュージョン、フォックストロット(1922)…世界初録音
【チェコ編】
16.ヤロスラフ・イェジェーク(1906-1942):ブガティ・ステップ(1931)
17.イェジェーク:ミュージック・ホールのこだま(フォックストロット)(1936)…世界初録音
18-21.アロイス・ハーバ(1893-1973):4つのダンス Op.39(1927)
シミー=ブルース/ブルース/ボストン/タンゴ
マルティヌー(1890-1959):
22.フォックストロット H.126Bis(1920)
23.ワン=ステップ H.127Bis(1921)…世界初録音
24.ブラック・ボトム H.165(1927)
25.カレル・ボレスラフ・イルジャーク(1891-1972):天国の王国よりスロー=フォックス(ブルース)(1929)…世界初録音
26.ヤロミール・ヴァインベルガー(1896-1967):劇音楽「マテイ・ポクティヴィ」よりシティ・シミー(1922)…世界初録音
エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):「グロテスク」Op.37より2つの抜粋(1921/1925ピアノ編)…世界初録音
27.ヴァルス・ボストン
28.シミー=フォックス
ゴットリープ・ヴァリッシュ(P…Steinway D #544.063)

録音:2019年3月31日-4月2日
イェス=キリスト教会、ベルリン=ダーレム、ドイツ
2つの世界大戦の狭間である1920年代から1930年代のいわゆる「不安の時代」、若い人たちはダンスで人生を楽しむ方 法を見つけました。この頃、大流行していたのがジャズやタンゴのリズムであり、中でも全面的にジャズを用いたクシェネクの歌 劇「ジョニーは演奏する」は人々にもてはやされたものの、退廃音楽の先駆的作品として、ナチス党信奉者からは排除され るなど、問題視されたことでも知られています。今回のシリーズには、この時期に人々を魅了したジャズや、フォックストロット (ラグタイムに合わせて踊るダンス)、シミー(ジャズにあわせて肩を揺らすダンス)などを収録。第1作目は、前述の「ジョニーは 演奏する」から採られたメロディを元にしたダンス曲や、アイスラー、マルティヌーなど、オーストリアとチェコの作曲家たちの作品 を収録。名手ヴァリッシュの演奏による世界初録音も多数含まれる貴重な作品集です。
Grand Piano
GP-827(1CD)
NX-B03
ニーノ・ロータ(1911-1979):独奏ピアノのための作品全集 第1集
15の前奏曲(1964)
幻想曲 ト長調(1944-1945)
子どものための7つの難しい小品(1971)
エレノア・ホジキンソン(P…Steinway D)

録音:2017年10月25,26日
ニーノ・ロータといえば、「山猫」や「太陽がいっぱい」、「ゴッド・ファーザー」などの映画音楽が頭に浮かぶ人も多いことでしょ う。しかし彼自身は「私はクラシック音楽の作曲家であり、映画音楽は楽しみのために書いている」と語っていたといい、実際 にピアノ曲、その他の器楽曲、協奏曲、交響曲、室内楽曲、宗教音楽、バレエ音楽、オペラなど幅広い音楽を残していま す。これらの楽譜は彼の死後に発足した財団によって整理され、少しずつ演奏、出版されるようになり、ようやく彼が望んだ 「純クラシックの作曲家としてのロータ」の評価がされ始めるようになりました。 彼のピアノ曲全集シリーズの第1集となるこのアルバムには、さまざまな工夫が凝らされた1964年の「15の前奏曲」と彼の晩 年である1971年にバーリ音楽院の教育課程のために書かれた「子供のための7つの難しい小品」。そして、まさに映画音楽 を思わせる美しく起伏に富んだ「幻想曲」が収録されています。
Grand Piano
GP-805(1CD)
NX-B03
シャーンドル・バラッシャ(1935-):ピアノ作品全集 第3集
「KICSI A BORS 小さな胡椒はピリリと辛い」Op.106…ピアノのための6つのバガテル(2008)
独奏ハープのための「北からの贈り物」Op.139(P独奏版)(2015)
12の易しいピアノ小品 Op.123(2011)
ツィムバロンのための「ハイタの花」Op.38(1984)
ロンド Op.145(2018)
ピアノのための幻想曲 Op.97(2006)
イシュトヴァーン・カッシャイ(P…Steinway D)

録音:2018年5月28日、2017年1月16日、2017年5月17日、2017年5月19日、2018年3月26日、2018年3月27日
世界初録音
ハンガリーで高い人気を誇る作曲家、シャーンドル・バラッシャのピアノ作品全集。第3集では、初見でも弾けそうな曲から、 並外れた技巧を要求する曲まで、バラッシャの豊かな想像力が開花した作品をお楽しみいただけます。“Kicsi a bors=小 さな胡椒はピリリと辛い”というしゃれたタイトルが付された「6つのバガテル」、ウィットの効いた「12の易しいピアノ小品」、ロン ドなどのピアノのために書かれた曲をはじめ、ハープのための「北からの贈り物」、ツィムバロンのための「ハイタの花」のピアノ編 曲版などの珍しい作品、そして彼の最高傑作である「幻想曲」などハンガリー特有のリズムと旋律を用いた作品が並んでいま す。演奏はこれまでの2作と同じく、ジョルジュ・シフラからも教えを受けた技巧的なピアニスト、イシュトヴァーン・カッシャイが担 当。作品の持つ味わいを見事に表現しています。
Grand Piano
GP-800(1CD)
NX-B03
スヴェイン・ハンズネス(1951-):ピアノ作品集
クラヴィナータ 第1番(2015)
クラヴィナータ 第2番(2015)
ピアノ・ソナタ 第1番(2008-2018)
クラヴィナータ 第5番(2016)
クラヴィナータ 第6番(2016)
クラヴィナータ 第3番(2016)
ダウントーンド・ビーツ(2013-2015)
クラヴィナータ 第7番(2017-2018)
クラヴィナータ 第6番(2017)
ラウラ・ミッコラ(P…Steinway D)

録音:2019年1月8-10日
世界初録音
スヴェイン・ハンズネスは現代ノルウェーで最も重要視されている作曲家の一人。彼が創り出す音楽はジャズ、ロック からファンクまで幅広いジャンルを根幹に持つ柔軟なスタイルを持っています。このアルバムの中心を成すのは「クラヴィ ナータ」と題された7つの曲。彼は2015年から2018年までに10曲の「クラヴィナータ」を作曲、どれも複雑に旋律が 絡み合う技巧的なトッカータを思わせる曲ですが、それぞれは独立した形式を持っており、曲同士に関連はありませ ん。小さな素材が発展していくものが多く、リズムが主導になる曲も含まれています。途中に置かれた「ソナタ」も多彩 な音が散りばめられた聴きごたえのある曲。「ダウントーンド・ビーツ」は弾むリズムが楽しい曲です。ヘルシンキのシベリ ウス・アカデミーで学び、1995年のエリーザベト王妃国際コンクールで第2位を受賞したフィンランドのピアニスト、ラウ ラ・ミッコラによる演奏で。
Grand Piano
GP-806(1CD)
NX-B03
ティボール・ハルシャーニ(1898-1954):ピアノ作品全集 第1集
5つの小さな前奏曲(1928)
LA SEMAINE 1週間(1924)
PASTORALES 田園曲(1934)
BABY-DANCING 踊る赤ちゃん(1930)
5つのバガテル(1929)
5つのリズミックな練習曲(1933)
ヴォカリーズ=エテュード「ブルー」(P版)(1929)
6つの短編(1927)
ジョルジオ・コウクル(P…Steinway D)

録音:2019年4月6日
世界初録音
ハンガリーで生まれフランスで活躍した作曲家ティボール・ハルシャーニ。彼はブダペストでコダーイに学び、ピアニスト、 指揮者として活躍。1923年からはパリに拠点を置き、マルティヌー、タンスマン、ミハロヴィチ、アレクサンドル・チェレプ ニンら各国からパリにやってきた作曲家たちと「エコール・ド・パリ」を結成。自身はハンガリーの民謡と北米、南米のリ ズムを融合させたユニークな作品を数多く作曲しました。このアルバムには彼の特徴を端的に示す曲集を収録。なか でも「踊る赤ちゃん」では、さまざまなダンスのリズムを用いた小品が並び、当時のヨーロッパの流行の一端を伺うことが できます。また「LA SEMAINE=1週間」と題された作品にも、風変わりな民謡や静寂の夜想曲など、ヴァラエティ 豊かな曲が含まれています。スペイン、東欧の作品を得意とする名手ジョルジオ・コウクルの演奏です。

Cypres
CYP-1681(1CD)
コミタス:弦楽四重奏による小品集
コミタス(セルゲイ・ザハロヴィチ・アシュラマツィアン編):Al aylughs 赤いショール
Yerkinkn ampel e 雲
Oh, Nazan おお、ナザン
Krunk 鶴
Shogher jan 親愛なるショグハル
Shushiki 少女の踊り
Khumar 民謡
Vagharshapat ヴァガルシャパトの踊り
Kele, kele 茎に沿って
Chinar es プラタナスのように細いあの子
Habrban 祭歌
Keler, tsoler 愛する人は輝いている
Garun a 春
Kagavik ちいさなウズラ
ウジェニー・アレシアン(1952-):アルメニア四重奏曲
アクタマルSQ

録音:2019年7月24-26日、ブルージュ・コンセルトヘボウ
幼い頃に両親を亡くし神学校で育てられ司祭となった後、ベルリンで音楽を学び、アルメニアの民族音楽復興の立役者となったコミタス(本 名:Soghomon Soghomonian)は、グレツキやシュニトケら「旧東側」の作曲家たちと同じく冷戦終結頃から注目されてきました。映画に もなったことで日本でもカルト的な注目を浴びた存在のひとりです。アルメニア民謡に取材した作品を多く作り、イスタンブールで大きな合唱団 を率いるなど、アルメニア音楽の擁護者として活動しました。しかし1915年4月24日、他の約270人ものアルメニア系知識人たちと共に追放 されてしまい、その作品の多くは破棄されるという目に遭います。その後生きて帰ったものの立ち直ることが出来ず、亡くなるまでの20年間はパ リの精神病院で暮らしました。残った僅かな資料から弦楽四重奏用に編曲された作品が、ここに収録された14曲。いずれもアルメニアの民謡 らしい素朴な美しさに溢れています。併せて収録されたアルメニア系フランス人アレシアンの四重奏曲は、より現代的に洗練された手法でアル メニア音楽の特性を伝えています。 ブリュッセル王立音楽院のアルメニアにルーツを持つ女性奏者たちにより、2016年に結成されたアクタマルSQ。トルコ最大の湖 ヴァン湖に浮かぶ、10世紀に建てられたアルメニア教会の遺跡のあるアクタマル島からその名を取り、東西文明の架け橋ともいえるアルメニア に根ざした活動で、多くの作曲家にも支持されています。

Cypres
CYP-4658(1CD)
デュティユー、ルドゥ:ピアノ作品
クロード・ルドゥ:Surgir (不意に湧き上がる)
1.I 2.II
デュティユー:3つの前奏曲(1988)
 ピアノ・ソナタ(1947)
エロディ・ヴィニョン(P)

録音:2019年11月1-3日 フラジェ第1スタジオ、ブリュッセル
第二次大戦直後に書かれたデュティユーのソナタは、第一次大戦直後に書かれたドビュッシーの「ピアノのために」との様式的な関連が指摘さ れています。『3つの前奏曲』は、アルトゥール・ルービンシュタインのために書かれた「影と沈黙から」、クロード・エルフェのために書かれた「同じ1 つの和音から」、ユージン・イストミンの勧めで1988年のウィリアム・カペル・コンクールのために書かれた「対比の戯れ」という3曲をまとめたもの で、ソナタから40年の歳月を経た作風の変化も楽しむことが出来ます。ベルギー生まれのルドゥによるSurgirは、内部奏法(弦を手で押さえ る)によるハーモニクスなども使われていますが、独特のリズムとダイナミクス、和声などで非常に聴かせる作品となっています。 ブリュッセルを中心に活躍するエロディ・ヴィニョンによる、2018年3月にリリースされ大きな評判となったドビュッシー(CYP1678)の続編。深い 作品理解がなせる表情豊かなタッチが、それぞれの曲をたいへん聴き応えのあるものにしています。

Solo Musica
SM-324(1CD)
NX-B03
主題と変奏-シューマン/ラフマニノフ/カプースチン:ピアノ作品集
シューマン:交響的練習曲Op.13
ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲Op.42
カプースチン(1937-):変奏曲 Op.41
アンナ・カヴァレロヴァ(P)

録音:2019年5月 エルサレム・ミュージック・センター
モスクワ音楽院卒業後、イスラエルで学んだロシア出身の知性派ピアニスト、アンナ・カヴァレロヴァのデビュー盤。彼女が 数年かけて取り組んできたという、シューマンとラフマニノフの2つのシリアスでドラマティックな変奏曲に、楽しげなカプース チンの変奏曲をカップリングし見事なコントラストを演出しています。タイトルの通り、まるで交響曲を思わせるスケールの 大きいシューマンの「交響的練習曲」、ラフマニノフの最後のピアノ独奏曲である、コレルリの「ラ・フォリア」の主題を用い た劇的な変奏曲。そして近年人気が高いカプースチンのジャズとクラシックを融合したような作風による変奏曲。これら の「変奏曲」をカヴァレロヴァは、自分たちの人生の変遷と重ね合わせてみながら、大切に弾き込んでいます。

CEDILLE
CDR-7006(1CD)
NX-B04
レオ・サワビー(1895-1968):独奏ピアノとデュオのための作品選集
3つのサマー・ビーチ・スケッチ H109
ピアノ組曲-4手のための H371(2台ピアノで演奏)*
パッサカリア,インタールードとフーガ H207a
前奏曲 (2台ピアノのための) H212
漁師の歌 H161b
シンコナータ H176b
ゲイル・キルマン(P)
ジュリア・チェン(P)*

録音:1997年8月21-23日
世界初録音
レオ・サワビーは1895年、ミシガン州で生まれ、10歳より作曲を開始。シカゴの教会のオルガン奏者兼聖歌隊 指揮者として活動するとともに、1944年にカンタータ「太陽の聖歌」でピューリッツァー賞を受賞、20世紀アメリ カを代表する作曲家となり多数の作品を残しましたが、残念なことに晩年にはほとんど忘れられてしまいました。 サワビーは、亡くなる直前に本アルバムで演奏している弟子のゲイル・キルマンに未発表のピアノ・ソナタの楽譜を 贈りましたが、これに感動したキルマンが「レオ・サワビー財団」を立ち上げ、忘れられた師匠の音楽の保存と普 及に努めるようになりました。この世界初録音音源によるアルバムも、財団の活動の一環として実現。共演して いるチェンもサワビーの弟子でした。「サマー・ビーチ・スケッチ」や「漁師の歌」は、サワビーが師事し、敬愛していた パーシー・グレインジャーへのオマージュのような趣き。サワビーはその作品にいち早く真剣にジャズを取り入れ、昇 華させた作曲家でもあります。

Gramola
GRAM-99214(1CD)
モーツァルト:2台ピアノ、連弾、独奏作品集
2台ピアノのためのソナタ ニ長調 K448
連弾のための5つの変奏曲 K501*
幻想曲 ハ短調(断章)(M.シュタッドラーによるピアノ版)**
幻想曲 ニ短調 K397#
2台ピアノのためのラルゲットとアレグロ 変ホ長調 K.Deest(P.バドゥラ=スコダによる補筆完成版)##
幻想曲 ハ短調 K475+
パウル・バドゥラ=スコダ(第1ピアノ)/イェルク・デームス(第2ピアノ)
イェルク・デームス&パウル・バドゥラ=スコダ*
イェルク・デームス(独奏)**,#
イェルク・デームス(第1ピアノ)/パウル・バドゥラ=スコダ(第2ピアノ)##
パウル・バドゥラ=スコダ(独奏)+
【楽器】
1790年頃アントン・ヴァルター製ハンマーフリューゲル…パウル・バドゥラ=スコダ使用
1795年頃アントン・ヴァルター製ハンマーフリューゲル…イェルク・デームス使用

録音:2010年1月24-26日
GRAM-98900の再発売盤
2019年9月25日にこの世を去った巨匠パウル・バドゥラ=スコダを偲んで、同じく“ウィーンの三羽烏”の一人と称された イェルク・デームスとのデュエットを収録したアルバムをジャケットを刷新して再発売。 1700年代終りに製作された楽器を駆使した味わい深い演奏は、他では聴くことのできない200年前のウィーンの優雅 な雰囲気を湛えています。

Gramola
GRAM-99144(1CD)
モーツァルトABC
幻想曲 ハ短調 K475
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K457
ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K332
ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 K311
フランスの歌「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲(きらきら星変奏曲)K265
岡田 佳子(P)

録音:2017年2月21-22日
幼い頃からピアノを始め、15歳の時にパリに留学、エコール・ノルマル音楽院でイヴォンヌ・ロリオとアンヌ・ケフェレックに師 事。デビュー当時「クララ・ハスキルの再来」と賞賛されるなど注目を浴びた日本のピアニスト、岡田佳子。数々のキャリア を重ね1991年にはカーネギーホールでリサイタルを開催し、国際的な活動を始めました。現在はベルギーを拠点に幅広 い演奏活動を行うだけでなく、ポーランドのワルシャワでは財団を作り、音楽の普及に努めています。このモーツァルト・アル バムは、彼女の持ち味である「歌心」が良く生かされており、幻想曲ハ短調とソナタハ短調での起伏に富んだ表情付けな ど、聴きどころの多い1枚となっています。
Gramola
GRAM-98893(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番, 第8番, 第32番
ピアノ・ソナタ 第8番ハ短調「悲愴」Op.13
ピアノ・ソナタ 第7番ニ長調 Op.10,No.3
ピアノ・ソナタ 第32番ハ短調 Op.111
岡田 佳子(P)

録音:2011年5月24-26日
ベルギーで活躍する日本のピアニスト、岡田佳子によるベートーヴェンのソナタ集。瑞々しい第7番のソナタや「悲愴」など の初期の作品と、最後のソナタ「第32番」を併せた興味深い1枚。ここでの岡田の演奏は、有名な「悲愴」の第2楽章 において、決して感傷的になることなく重々しい音色で丁寧に音を作り、第32番の第2楽章でも曲調の変化に即した即 興的で遊び心を感じさせることに成功しています。
Gramola
GRAM-99139(1CD)
ベートーヴェン/シューベルト他ト:ピアノ作品集
J・シュトラウス:ウィーンのボンボン(A.J.ハリソンによるピアノ編)
リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調 S244/R106
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第12番変イ長調 Op.26
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第13番 イ長調 Op.120 D664
J・シュトラウス:ワルツ「美しく青きドナウ」 Op.314(A.J.ハリソンによるピアノ編)
アンドリ・ヨエル・ハリソン(1995-):クライネ・フレーダーマウス(J.シュトラウス2世の「こうもり」による)
アンドリ・ヨエル・ハリソン(P)

録音:2016年11月3-5日
1995年ウィーン生まれのアンドリ・ジョエル・ハリソン。わずか1歳1か月でピアノの演奏に興味を持ったといい、やがて作曲 と指揮にも関心を抱き、現在、ウィーン国立音楽大学でヨハネス・ヴィルトナーから指揮法を学ぶなど研鑽に励んでいま す。2017年には大阪で開催された「第18回大阪国際音楽コンクール」のピアノ部門(大学生の部)で“エスポアール賞” を受賞するなど多彩な活躍を見せています。優れたアレンジャーでもあるハリソンは、このアルバムでもシューベルトやベー トーヴェンの作品とともに、自身が編曲したヨハン・シュトラウス2世の作品を併せ、その類い稀なる才能を示しています。 アルバムの最後には「こうもり」の名旋律を縦横無尽に用いた自作の「クライネ・フレーダーマウス(小さなこうもり)」を置くと いう洒落た演出も決まっています。
Gramola
GRAM-99016(1CD)
ベートーヴェン:ディアベリのワルツの主題による33の変奏曲 ハ長調 Op.120
11のバガテル Op.119
エドゥアルド・トルビアネッリ(フォルテピアノ…コンラート・グラーフ 1827年製)

録音:2011年10月30日-11月1日
イタリア出身、バーゼルのスコラ・カントゥルムでフォルテ・ピアノを学び、フォルテピアノの演奏家として広く活躍するトルビア ネッリ。このアルバムではベートーヴェンの最高傑作の一つ「ディアベリ変奏曲」と、同時期の作品「6つのバガテル」を組み 合わせて演奏しています。晩年のベートーヴェンが自らの作曲技法の全てをつぎ込んだこの大作は、演奏家の技量と楽 器の性能を示すのにふさわしい作品。トルビアネッリは1827年製のコンラート・グラーフを用い、見事な演奏でベートー ヴェンが生きた時代の音を理想的に伝えています。

DB Productions
DBCD-185(1CD)
アマンダ&ユリアス・レントヘン夫妻のピアノ作品集
アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894)
ユリウス・レントヘン(1855−1932)
1.アマンダ:前奏曲 第15番ハ長調 (1869)
2-11.アマンダ&ユリアス:「対話」 (1883)
12.伝承曲:ネッケンス・ポルカ (1871)
13.ユリウス:ネッケンス・ポルカ変奏曲 (1874)
14.アマンダ:前奏曲 第3番ニ長調 (1869)
15-23.ユリウス:Juilklapp! Op.12 (1875)
24.アマンダ:前奏曲 第1番ヘ長調 (1869)
25.アマンダ:前奏曲 第25番ヘ短調 (1869)
26.アマンダ:前奏曲 第11番ロ長調 (1869)
27.アマンダ:前奏曲 第24番ヘ短調 (1869)
28.アマンダ:前奏曲 第2番ト短調 (1869)
29.アマンダ:前奏曲 第23番変ニ長調 (1869)
30.アマンダ:前奏曲 第10番嬰ハ短調 (1869)
31.アマンダ:前奏曲 第21番変ホ長調 (1869)
32.ユリウス:ヴァイオリンとオルガンのためのアダージョ ニ長調
ベンクト・フォシュベリ (P、オルガン…32)
セシリア・シリアクス (ヴァイオリン…32)
ハンナ・アベリ(歌…12)

録音:2017年?
アマンダ・レントヘン=マイエルとユリウス・レントヘンの夫婦によるピアノ作品集。お互いを認め 合うおしどり夫婦だったようで、共作も含まれています。
DB Productions
DBCD-190(1CD)
スクーグ/タッローディ:ピアノ作品集
アンドレア・タッローディ(1981-):ピアノのための12の小品
クリスタライト
ユルヴァ・スクーグ(1963-):5つの月の小品
ピアノ組曲/ 冬の詩*
ステイング・イン・トゥルー*
アン=ソフィ・クリングベリ(P)
マッツ・ヴィードルンド(P)*

録音:2018年4月18-20日
親しみやすい現代音楽として、スウェーデンで最も注目すべき二人を特集したCD。スウェーデン音楽の今を知る、格好の一枚です。
DB Productions
DBCD-189(1CD)
ピアノ・デュオ作品集
ユリウス・レントヘン(1855-1932):4手ピアノのためのワルツ
アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894):午後のポプリ
ヤーコブ・アードルフ・ヘッグ(1850-1928):主題と変奏 Op.30
アドルフ・イェンセン(1837-1879):婚礼の音楽 Op.45
レイナルド・アーン(1874-1947):アリアの形式による小品と牧歌
シャミナード(1857-1944):6つのロマンティックな小品 Op.55
シャブリエ(1841-1894):村のブルレスク
ベンクト・フォルシュベリ&デイヴィッド・ファン(4手ピアノ)
1900年前後のチャーミングな4手ピアノ作品を集めたアルバム。アーンとシャブリエ以外は世界初録音となっています。

FUGA LIBERA
FUG-760(1CD)


NYCX-10127(1CD)
国内盤仕様
税込定価
『BACH - BUSONI』ブゾーニのバッハ、ブゾーニのピアノ作品 〜歴史的ピアノと現代ピアノで
バッハ(ブゾーニ編):ャコンヌ ニ短調
『12のコラール前奏曲』
来たれ、神なる創造主、聖なる霊 BWV 667
目を覚ましてあれ、と呼ぶ声が聴こえ BWV 645(140)
今ぞ来たれ、異邦人の救い主 BWV 659
来たりて集え、愛しき救世主に従う者たちよBWV 734a
われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BWV 639
主なる神、今こそ天をお開きください BWV 617
アダムの堕落により、人みな悪に染まりて BWV 637
アダムの堕落により、人みな悪に染まりて BWV 705
あなたにこそ喜びを見出します BWV 615
イエス・キリスト、我らが救い BWV 665
ブゾーニ:対位法的ファンタジア(1910)
ヤン・ミヒールス(P)
使用楽器:ベヒシュタイン1860年製オリジナル(クリス・マーネ・コレクション)
クリス・マーネ2015年製作による並行弦ピアノ

録音:2019年6月9〜10日、マーネ音楽堂、ライセレーデ(ベルギー)
【国内盤】
解説日本語訳:白沢達生
現代ピアノを知らなかったバッハが書いた音楽は、18世紀に存在していたチェンバロやバロック楽器で弾いてこそ真の姿に近づける――20世 紀に「古楽器演奏」という新たなムーヴメントが広まってゆく過程で、バッハの思い描いた作品像を大きく歪めたロマン派的解釈の象徴のよう に扱われるようになり、古楽器愛好者たちからは忌避されさえしたのが、20世紀初頭に活躍したブゾーニによるバッハ作品の編曲版でした。 しかし実際はブゾーニとて、私たち21世紀人たちから見れば100年前の音楽家です。弦楽器は羊腸弦がまだ主流で、リストやブラームスが 生演奏するピアノを聴いていた世代の多くと時代をともにしたこのピアニスト=作曲家のバッハ観を、スタインウェイのピアノが極東の津々浦々 まで普及した現代の「普通のピアノ感覚」と並列の認識でよいものでしょうか? マーラーやストラヴィンスキーの作品までピリオド楽器で演奏されるようになってきた今こそ、19世紀末当時の楽器と奏法でブゾーニのバッハ 編曲のありようを問い直す意義は大きいと言えるでしょう。すでに歴史的ピアノでの録音も複数存在するドビュッシーやサティと同年代でもあ るブゾーニ自身の作品も含めて演奏するのは、古楽大国ベルギーの名手ヤン・ミヒールス。『ドビュッシーのトンボー』(FUG590)でも絶賛を 博した歴史的ピアノ奏者がくりだす丁寧な解釈が、作曲家自身と同世代のベヒシュタイン・ピアノでいや増しに輝きます。19世紀末のピアノ の製作理念を取り入れ、ダニエル・バレンボイムの絶賛も受けたクリス・マーネの並行弦ピアノも適切な存在感をあらわす、21世紀ならではの 新録音です。

FUGA LIBERA
FUG-761(1CD)
ダヴィド・シャイユ(1971-):伝説 ラウラ・ミッコラ(P)

録音:2019年3月6-8日 シティ・オブ・ミュージック・アンド・ダンス、ソワソン
1970年生まれのシャイユが、過去と未来の境界線をぼかし、想像力からも解放されるといった方法を探 しながら作曲したという11の小品集『伝説』。生まれた作品には独特の美しさと緊張感があり、聴く者の 心の動きを通して様々な景色が見えてくるようです。現代作曲家たちからも信頼が深いだけでなく、 aeonレーベルでのラフマニノフやブラームスなどクラシックな演目での名演も高く評価されているフランスの フィンランド人ピアニスト、ラウラ・ミッコラの注目企画です。

Willowhayne Records
WHR-058(1CD)
セント・アサフ大聖堂のオルガン
1-2.バッハ:前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.547
3.クレイグ・セラー・ラング(1891-1971):序奏とパッサカリア イ短調
4.アンドレ・フルーリー(1903-1995):ブルゴーニュ地方のノエルによる変奏曲
5.レオン・ボエルマン(1862-1897):アヴェ・マリア
6.ジョン・ホスキング(1976-):トッカータ 嬰ヘ短調
7.ギョーム・コネソン(1970-):ハープ独奏のためのトッカータ
8.レオン・ボエルマン:アヴェ・ヴェルム・コルプス
9.リリー・ブーランジェ(1893-1918):ピエ・イエズ
10.ジョン・ホスキング:イン・ザ・ホールズ・オブ・アワ・パトロネージュ
11.ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):交響的コラール「今憩え、すべての森よ」Op.87 No.3
12.マルセル・デュプレ(1886-1971):交響曲第2番 Op.26 より トッカータ
ジョン・ホスキング(Org)…1-6,8,9,11,12
オリヴィア・ハント(S)…5,8-11
ベサン・グリフィス(Hp)…5,7,9,10
ザンダー・クロフト(Vn)…5,11

録音:2018年11月21,22日
セント・アサフ大聖堂、ウェールズ
ウェールズのセント・アサフの大聖堂にある、200年近い歴史を持つオルガンを使用したアルバム。様々な形式の作 品を収めていますが、この大聖堂の副音楽監督と聖トリニティ教会の音楽監督を務めるオルガン奏者ホスキングの自 作も、祈りに満ちたたいへん美しいものです。
Willowhayne Records
WHR-060(1CD)
イーストボーン聖救世主教会のオルガン
スッペ:『軽騎兵』序曲 (レ・ドイチュ 編)
レジナルド・ゴス=カスタード(1877-1956):チェルシー・フェア
フランク:コラール第3番イ短調 FWV40
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ 第2番 ハ短調 Op.65-2
ウイリアム・ハリス:オルガンのための3つの前奏曲
ヒーリー・ウィラン:オルガンのための6つのコラール
ジューン・ニクソン(1952-):パスティッチョ
ロバート・ジョーンズ(1945-):バースデー・スーツ
スーザ:星条旗よ永遠なれ(エリザベート&レイモン・シュノーによる4手オルガン編)*
アレクサンダー・イードン(Org)
ポール・コリンズ(Org)*

録音:2019年7月1,2日 聖救世主教会、イーストボーン、イーストサセックス、UK
1882年に作られた英国南東部沿岸の町イーストボーンのオルガンによるアルバム。ケンブリッジ・キングスカレッジ合 唱団に所属していたというオルガニスト、イードンの感性豊かな演奏で多彩なオルガン曲を楽しむことが出来ます。ラ ストには、録音された聖救世主教会の音楽監督コリンズとのデュオで華やかなスーザが収録されています。
Willowhayne Records
WHR-059(1CD)
聖メアリー・レッドクリフ教会のオルガン
ブラームス:悲劇的序曲(ジョナサン・ホープ編) *
ニール・コックス(1955-):Creation Dance *
サン=サーンス:交響曲第3番より アダージョ (エミール・ベルナール編)
ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2 (ルイ・ヴィエルヌ編)
セシリア・マクドウォール(1951-):Sacred and hallowed fire *
アルフレッド・ホリンズ(1865-1942):コンサート・ロンド
エルガー:南国にて(アラッシオ) Op.50 (ジョナサン・ホープ編) *
ジョナサン・ホープ(Org)

録音:2019年2月15-16日、19日聖メアリー・レッドクリフ教会 ブリストル、UK
*=世界初録音
英国の西側、その名もブリストル海峡と呼ばれる大きな湾の奥にある港湾都市ブリストル。この聖メアリー・レッドクリフ 教会にある名物オルガンによるアルバム。演奏するのはブリストルの北東に位置するグロスターの大聖堂で副音楽監 督を務めるジョナサン・ホープ。彼はこれまで各地の教会で音楽監督を歴任し、Willowhayneレーベルからもすでに 5枚のCDをリリースしており、いずれも大きな評価を得ています。今回のアルバムも多彩な内容で、自ら編曲を手掛 けた管弦楽作品など、世界初録音多数。ダイナミックな演奏で楽しませてくれます。

Salisbury Cathedral
SCA-001(1CD)
フランク:オルガン作品集
「英雄的小品」 『大オルガンのための3つの小品』 (1878年)より第3番
「前奏曲、フーガと変奏曲」 Op.18 『オルガンのための6つの小品』 (1862年頃)より第3番
「カンタービレ」 『大オルガンのための3つの小品』 (1878年)より第2番『大オルガンのための3つのコラール』
ジョン・チャレンジャー(Org/ソールズベリー大聖堂ファザー・ウィルス・オルガン)

録音:2018年1月30,31日、2月1日ソールズベリー大聖堂、UK
1876年に建造され、修理と復元を重ねながら現在も素晴らしい音色を聴かせる、ソールズベリー大聖堂のファザー・ ウィルス・オルガンを用いたアルバム。その奥行きのある音色は、フランクの作品を素晴らしい相性で聴かせます。フラン クが亡くなる年に書かれたコラールも収録。演奏はソールズベリー大聖堂の副音楽監督ジョン・チャレンジャーで、既に 同じ楽器でエルガーのアルバムをリリースしており(Regentレーベル)、大きな評判となっています。今回のアルバムは、 ソールズベリー大聖堂自主レーベルからの第一弾リリースです。

若林工房
WKLC-7027(2CD)
若林工房15周年記念コンサート〜イリーナ・メジューエワ
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397
 ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.280
メンデルスゾーン:無言歌(6曲)
ホ長調Op.19-1/ト短調Op.19-6「ヴェネツィアの舟歌」/ト短調Op.53-3/ホ短調Op.62-3「葬送行進曲」/
イ長調Op.62-6「春の歌」/ト短調Op.102-4
ショパン:2つのノクターン Op.27
スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
スクリャービン:左手のための2つの小品 Op.9
 2つの詩曲Op.32
 エチュード嬰ヘ長調Op.42-4 & ヘ短調Op.42-7
 焔に向かってOp.72
 欲望Op.57-1
 エチュード 嬰ニ短調Op.8-12
ショパン:ノクターン第2番変ホ長調Op.9-2
イリーナ・メジューエワ(P)
※1925年製ニューヨーク・ スタインウェイ、CD135

録音:2019年8月31日、富山県民会館ホールにおけるコンサート・ライヴ
若林工房15周年記念コンサート」のライヴ録音。古典作品(モーツァルト)に始まり、ロマン派(メンデルスゾーン、ショパン)を経て、ロシア音楽(スクリャービン)で終わるという魅力たっぷりのプログラム。アンコールまで含めた全曲を収録しています。メジューエワにとってその多くが初録音となるスクリャービンはとくに聴きもの。ロシア・ピアニズムの真髄を1925年製の名器スタインウェイの華麗なサウンドでお楽しみください。

NEOS
NEOS-11916(1CD)
「多くの色を持つ獣」〜ローランド・チャドウィック(b.1957):クラシック・ギターのための新しい音楽
「piの学習」(2016)
「ブリテンの主題による変奏曲」(2013)
パルティータ第2番(1997)
「多くの色を持つ獣」(1986.rev.2019)
パルティータ第1番(1981.rev.2018)
4つの略語(1984-86)
エグバース変奏曲(1997)
デトレフ・ボーク(G)

録音:2018/2019年
チャドウィックは13歳の誕生日にギターを貰ってすぐに作曲を始めた。ギタリストとして多くの場所で演奏する一方、ギターのための新作を数多く作曲しています。作風は調性に基づいた堅実なものだが、技巧的にはかなりの難度を持っています。アルバム・タイトルにもなっている「多くの色を持つ獣」はギターのボディを叩く奏法も入る情熱的な秀作。アルバム全体にいわゆるヨーロッパの前衛音楽臭はなく、クラシック・ギター・ファンは一聴の価値あり。

GENUIN
GEN-20686(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI:24(ウィーン原典版 第39 番)
ピアノ・ソナタ 変イ長調 Hob.XVI:46(ウィーン原典版 第31 番)
ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:50(ウィーン原典版 第60 番)
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52(ウィーン原典版 第62 番)
ブリギッテ・マイヤー(P)

録音:2018年6月4-6日 シチリア
ハイドン・マニアは逃してはいけない CD。スイスのピアニスト、ブリギッテ・マイヤー の演奏するハイドンのピアノ・ソナタ 4 曲。ブリギッテ・マイヤーは 1944 年、スイス、ベ ルン州のビールもしくはビエンヌに生まれたピアニスト。もうかなりのベテランで国際的 にも活躍しているピアニストなのだが、これまで録音は極めて少なく、知る人ぞ知る名 ピアニストの状態だった。そんな彼女がハイドンのピアノ・ソナタを録音、これが実に素 晴らしい。典型的なじんわり味が染み出るハイドン。穏やかに大仰なところは一切なく 丁寧に弾きつつ、細部まで神経を通わせ、音楽の端々まで感性が行き届いています。 またハイドンでは真面目なだけの演奏ではハイドンの人柄の良さ、ユーモアの感覚が 生きて来ないのだが、マイヤーのピアノからはそうしたハイドンの温かみがじんわりと 伝わってくる。CD の世界では目立つ存在ではなかったブリギッテ・マイヤーだが、70 代半ばになっての大ホームラン。 使用ピアノは明記されていないが、録音場所がイタリア、シチリア島のファツィオーリの コンサートホールで、おそらくその楽器を使用しているでしょう。
GENUIN
GEN-20556(1CD)
シューベルト&リスト:ピアノ作品集
シューベルト:4 つの即興曲 D899
シューベルト(リスト編):5つ歌曲編曲 (水の上で歌う/聞け、聞け、ひばりよ/糸を紡ぐグレートヒェン/セレナード/アヴェ・マリア)
リスト:慰め(全6 曲)
ヴァチェスラフ・アポステル=パンクラトフスキー(P)

録音:2018 年3 月30-31 日,2019 年2月11-12 日 ライプツィヒ
モスクワ出身のピアニスト、ヴァチェスラフ・アポステル=パンクラトフスキーのおそらく初CD。 モスクワのグネーシン音楽大学を修了後、2006年にライプツィヒのメンデルスゾーン音楽演劇 大学で、さらにワイマールのリスト音楽大学で学んだ。現在はドイツを拠点に活動をしています。 写真で見るだけでも繊細そうなアポステル=パンクラトフスキーだが、その演奏はたいへん感 受性豊かで憂いをたっぷり湛えています。しかしそれが重くならずさらりとした感触を残している 辺りが見事。今後ますます伸びていく逸材でしょう。

GENUIN
GEN-20685(1CD)
南アメリカの4 手ピアノ作品集
ゴッチョーク(アッペル編):マンチャの調べ Op.38
カレーニョ(アッペル編):ゴッチョーク・ワルツ Op.1
レクオーナ(スクラ編):マラゲーニャ
ラフィッテ(アッペル編):美しいキューバの娘
ガルデル(アッペル編):わが懐かしのブエノスアイレス
ガルデル(アッペル編):ヴォルヴェル
 ポル・ウナ・カベーサ(首の差で)
ピアソラ(ペトロフ編):忘却
ピアソラ(コラー編):リベルタンゴ
ナザレー(アッペル編):オデオン
 カリオカ
ヴィラ=ロボス:悲しみに満ちて
 壊れたオルゴール
ベラスケス(アッペル編):ベサメ・ムーチョ
アルベニス:パヴァナ=カプリチョ Op.12
デュオ・ロンターノ【バベッテ・ヒアホルツァー(P)、ユルゲン・アッペル(P)】

録音:2019年4月11-13日 フランクフルト・アム・マイン
題名通り、南アメリカの 4 手ピアノ作品を集めています。クラシカルな曲からベサメ・ムーチョの ような人気曲まで様々な作品が楽しめる。 デュオ・ロンターノは、結成は2004 年だが写真を見る限りバベッテ・ヒアホルツァーもユルゲン・ アッペルもベテランの様子。レパートリーは広い彼らだが、南米にしばしば楽旅に招かれ、そ れがこのCD に結びついているのでしょう。

MSR
MS-1721(1CD)
ブラームス・トランスクリプション
ブラームス(レーガー編):交響曲第1 番第2 楽章
ブラームス(キルヒナー編):ハンガリー舞曲第15 番
ブラームス(レーガー編):交響曲第2 番第2 楽章
ブラームス(キルヒナー編):ハンガリー舞曲第17 番
ブラームス(レーガー編):交響曲第3 番第2 楽章
ブラームス(キルヒナー編):ハンガリー舞曲第16 番
ブラームス(レーガー編):交響曲第3 番第3 楽章
ブラームス:ハンガリー舞曲第7 番
ブラームス(レーガー編):交響曲第4 番第2 楽章
ブラームス:ハンガリー舞曲第1 番
シューマン(ブラームス編):ピアノ五重奏曲第3 楽章
グルック(ブラームス編):ガヴォット
ウリエル・ツァコール(P)

録音:2019年アイオワ大学
レーガー編曲のブラームスの交響曲の楽章の一部とキルヒナー編のハンガリー舞曲を 中核にしたピアノ・アルバム。交響曲は緩徐楽章が中心に選ばれ、その間にハンガリー舞 曲が挟まれることで緩急のついたプログラミングがされています。交響曲はもちろんオーケス トラで聴くのが一番よいが、緩徐楽章をピアノ・ソロで聴くと、実にしっとりと落ち着いて雰囲 気があり、晩秋から冬にかけての曇った日にひとり静かに読書などする時のBGM にこれ以 上のものはない。おしまいのブラームス編曲によるシューマンとグルックはアンコール的な ご愛嬌。イージー・リスニング・ブラームスとしてお薦めの一枚。
MSR
MS-1740(1CD)
トランペットによる希望と霊感の歌
アメージング・クレイス/救世主の愛を感じる/ビー・スティル・マイ・ソウ
ル(シベリウス:フィンランディア)/私は神の子/なんて甘い音楽(ジョ
ン・ラター)/希望の歌/シェア・マイ・ヨーク/救世主、私の魂の召喚
者/シンプル・ソング(バーンスタイン)/ジャスト・ア・クローサー・ウォー
ク・ウィズ・ジィ/われらの救世主の愛/美しい救世主/天使(ワーグナ
ー)/アイム・トライング・トゥ・ビー・ライク・ジーザス
ジェイソン・バーグマン(Tp)
ジェアード・ピアース(P) 他ゲスト

録音:2019年8月
トランペットとピアノによる様々なキリストを讃える聖歌を収録。曲によってはヴァイオリン、チェロ、ユーフォニウムが入り彩りを添えます。アメージング・グレイスは有名な伝承曲、シンプル・ソングはバーンスタインの「ミサ曲」の中で司祭が歌う力強い歌。トランンペットのジェイソン・バーグマンはサン・ティアゴSOの準首席トランペット奏者で、それ以外にもソリストとして多くのSOと共演しています。

GEGA NEW
GD-412(1CD)
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):ピアノ作品集
(1)ブルガリア民謡「いとしい祖国」に基づく変奏曲 Op.3
(2)3 つのピアノ小品 Op.15―前奏曲
(3)古典的とロマン的 Op.24(全7 曲)
(4)エピソード集 Op.36 から(3 曲)
(5)水彩画集 Op.37 から(2 曲)
(6)4 つのフレスコ画 Op.69
(7)3 つのバガテル Op.70
(8)クラシミル・ガテフのインタビュー
クラシミル・ガテフ(P)

録音:(1)1978 年、(2)1979 年、(3)1981 年、(4)1985 年、(5)1968 年、(6)(7)1984年 ライヴ録音、(8)2000 年
20 世紀のブルガリアを代表する作曲家、パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978)のピアノ曲 を、ブルガリアの名ピアニスト、クラシミル・ガテフが演奏し様々な録音を集めたもの。ヴラディ ゲロフは若い頃ベルリンで学び活動しており、それを下地に民俗的特色を取り入れた作風。 「いとしい祖国」に基づく変奏曲はヴラディゲロフが 17 歳の時の作品だが、とてもそうは思え ないほど充実しています。ちなみに「いとしい祖国」は1964 年以降ブルガリア国歌です。 クラシミル・ガテフ(1944-2008)はブルガリアのピアニスト。1963 年のロン=ティボー国際コ ンクールのピアノ部門で第 7 位、1964 年のエリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部 門で第 12 位を受賞。その後国際的に活躍していた。後年、ソフィアのパンチョ・ヴラディゲ ロフ国立音楽院のピアノ教授になった。録音は極めて少なく、その意味でも貴重なCD だ。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-383(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988 フィンセント・ファン・アムステルダム(アコーディオン)

録音:2019年2月25-29日
※日本語オビ・解説付き
アコーディオンによるバッハのゴルトベルク変奏曲。ゴルトベルク変奏曲はあらゆる楽器、編成で演奏される天下の傑作なので、アコーディオン演奏も既にCDが数種発売されているほど相性が良い。このCDは1986年生まれのオランダのアコーディオン奏者、フィンセント・ファン・アムステルダムによる演奏。アコーディオンによるバッハ演奏では色彩の加減が重要だが、ファン・アムステルダムは総じて渋めの色調で格調の高さを重視しており、素直な味わいの音楽に仕上がっています。アコーディオン演奏のゴルトベルク変奏曲は初めての人も、既に他の演奏を聞いたことのある人も、改めて作品の良さに浸ることができるCDだ。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-392(1CD)
オーケストラル・オルガン
ホルスト:「惑星」〜火星
サン=サーンス:「動物の謝肉祭」〜水族館,終曲
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲
グリーディ:「集落」〜間奏曲
ムソルグスキー:「展覧会の絵」〜鶏の足の上に建つ小屋(バーバ・ヤガー),キエフの大門
バッハ:「私たちはあなたに感謝します、神よ」 BWV29〜序曲,「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」 BWV645
ラヴェル:ボレロ
ダニエル・オヤルザバル(Org)
フアンフォ・グイレム(打楽器)
ホアン・カステロ(打楽器)

録音:2017年11月4-7日 スペイン,レオン・カテドラル
※日本語オビ・解説付き
これは面白いCDだ。オーケストラル・オルガンという題名の通り、オーケストラ曲をオルガンで演奏しているのだが、オルガンが苦手とする鋭い打音だけは打楽器に任せることで弱点が埋められ、音楽がグッと引き締まっています。オルガンはドイツのクライス・オルガン工房の2013年製の最新のもので、輝かしく荘重な音がこれでもかと広がる。曲はほとんどが有名作。一曲だけお国もののサルスエラ「集落」の間奏曲、これがまた楽しい。こういうCDは細かいこと抜きに響きにドップリ漬かるのが一番でしょう。
ダニエル・オヤルザバルはスペインのオルガン奏者。スペイン奇想曲とバッハのBWV29のほかはすべて彼による編曲。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-379(1CD)
2台ピアノによる変奏曲集
ブラームス:シューマンの主題による変奏曲Op.23
ライネッケ:バッハのサラバンドによる変奏曲Op.24
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲Op.56b
サン=サーンス:ベートーヴェンの主題による変奏曲Op.35
ルトスワフスキ:パガニーニの主題による変奏曲
デュオ・ツユキ&ローゼンボーム【露木智恵(P)、ミヒャエル・ローゼンボーム(P)】

録音:2018年9月11-14日
※日本語オビ・解説付き
2台ピアノもしくは4手ピアノによる変奏曲集、しかもすべて大作曲家の主題に基づいている作品ばかりというのが面白い。
デュオ・ツユキ&ローゼンボームは2009年、ドイツのハノーファー音楽大学に在学していた露木智恵とミヒャエル・ローゼンボームによって結成。オリジナル曲はもちろん、編曲、初演作まで幅広く手掛け高い評価を得ています。このCDは結成10周年記念です。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-370(1CD)
2台のピアノのための作品集
デュフール(b.1943):ランボーに基づく閃光*
ラヴェル:導入とアレグロ
ラヴェル:耳で聞く風景(全2曲)
クープラン:クラヴサンのための小品(七月祭/陽気な町/アルマンド/ミュゼット・ド・ショワジ/ミュゼット・ド・タヴェルニ)
デュフール:秋の風
 シャルダンに基づく銅製の給水器
デュオ・パガネッリ・フィローザ【ダニエラ・フィローザ(P)、エリカ・パガネッリ(P)】
(1)シモーネ・ベネヴェンティ(Perc)*
(1)アダム・ワイズマン(Perc)*

録音:2018年9月2-8日
※日本語オビ・解説付き
スペインのチェリスト、アンドレア・カサルビオスの作品集。彼女はチェリストとして活躍しながら、作曲活動にも熱心です。ここに収録されている作品はいずれもここ5、6年の新作。チェロが活躍する作品が多いのは当然だが、ピアノ曲も彼女が演奏しています。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-384(1CD)
「Mit Humor」
シューマン:フモレスケ 変ロ長調 Op. 20
プロコフィエフ:4つの小品 Op.4
ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:50(ランドン版第60番)
バルトーク:ピアノ・ソナタ Sz.80, BB 88
マチュ・コニェ(P)

録音:2019年2月12-14日
※日本語オビ・解説付き
ユーモアを持って Mit Humor と題された、マチュ・コニェの演奏するピアノ作品集。選曲がなかなか面白い。マチュ・コニェはあまり詳しい経歴を公表していないが、フランス、パリ近郊の生まれで現在はニューヨーク在住のピアニスト。フランスのピアニストということで華やかな演奏かと思いきや、とても繊細でしっとりと潤いのある演奏。シューマンの幻想味はたいへん素晴らしく、プロコフィエフでもトゲトゲしさがなく常に柔らかく美しい。バルトークではリズムに熱気を孕むも決して野蛮にならない。そして有名なハイドンのハ長調のソナタは控えめな中に豊かなニュアンスが広がる。しっとり系のピアノ演奏が好きならば逃せないCDだ。

Biddulph
LAB-8101(10CD)
20世紀の10人の偉大なヴァイオリニストたち

[CD 1]
ミッシャ・エルマン/ビクター・レコーディングズ 1917-19
トーメ (1850-1909):飾らぬ告白 *
リスランド :ヴァルス・カプリス *
ドルドラ:思い出 *
ベートーヴェン(エルマン編): トルコ行進曲
アルベニス(エルマン編): タンゴ
リムスキー=コルサコフ (フランコ編):太陽への賛歌
ショパン(ヴィルヘルミ編): 夜想曲 ニ長調 Op.27-2
フンメル:ワルツ イ長調
ドリゴ(アウアー編):セレナード (バレエ 「百万長者の道化師」 より)
チャイコフスキー(エルマン編): ただ憧れを知る者だけが
サラサーテ:バスク奇想曲 (エルマンの2度目の録音)
ブルッフ:コル・ニドライ
グリーグ(エルマン編):夜想曲 Op.54-4
メンデルスゾーン(エルマン編): 子守歌 Op.67-6
ルビンシテイン (エルマン編): 露は輝く Op.72-1
ゼンガー:スコットランドの田舎にて
チャイコフスキー:メロディー (エルマンの2度目の録音)
マスネ(マルシック編)): タイスの瞑想曲 (エルマンの2度目の録音)
バッハ(ヴィルヘルミ編): G線上のアリア (エルマンの2度目の録音)
ドヴォルザーク(エルマン編): ユモレスク (エルマンの4度目の録音)
ヴィエニャフスキ:グノーの 「ファウスト」 の庭の場面 (エルマンの2度目の録音)
シューマン (ヒュルヴェック 編):トロイメライ (エルマンの2度目の録音)
ドリーブ(エルマン編):パスピエ (歌劇 「王の楽しみ」 より)

[CD 2]
アルテュール・グリュミオー
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調*
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲+
コレッリ:ヴァオリン・ソナタ ニ短調 「ラ・フォリア」 Op.5-12 #

[CD 3]
ヤッシャ・ハイフェッツ・プレイズ・モーツァルト
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番イ長調 K.219 *
ソナタ 第10番変ロ長調 K.378 +
ソナタ 第15番変ロ長調 K.454 #

[CD 4]
フリッツ・クライスラー/愛奏小品集 1926-38
【1926、1928年録音】*
フリムル(クライスラー編): インディアンの愛の呼び声
ルメア(センジャー (1865-1935)編): 月光とばら (アンダンティーノ)
レハール:クライスラー・セレナード
チャイコフスキー(クライスラー編): ユモレスク
レハール(クライスラー編):フランシスキータのセレナード
フリムル(クライスラー編):娘たちの踊り
クライスラー:羊飼いのマドリガル
アルベニス(クライスラー編): マラゲーニャ
ドホナーニ(クライスラー編): ハンガリー牧歌
ドルドラ:思い出
マスネ (マルシック編): タイスの瞑想曲
フォスター (クライスラー編): 故郷の人々
ファリャ(クライスラー編): スペイン舞曲
アルベニス(クライスラー編):タンゴ
ヴィンターニッツ:操り人形の踊り
クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
【1938年録音】+
バッハ(クライスラー編):ガヴォット (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 より)
ブラームス(ホックスタイン (1892-1918)編):ワルツ Op.39-15
ドヴォルザーク(クライスラー編): ユモレスク
チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンテ・カンタービレ
クライスラー:ウィーン奇想曲/愛の喜び
愛の悲しみ/美しきロスマリン
アイルランド民謡(クライスラー編):ロンドンデリーの歌

[CD 5]
ユーディ・メニューイン・プレイズ・パガニーニ
(1)ヴァイオリン協奏曲 第1番*
24の奇想曲 Op.1 から
(2)第9曲 ホ長調
(3)第13曲 変ロ長調 (クライスラー編)によるピアノ伴奏版) +
(4)第20曲 ニ長調 (クライスラー編)によるピアノ伴奏版) +
(5)第23番変ホ長調
(6)第24番イ短調 (クライスラーとアウアー編)による変奏曲)
(7)ロッシーニの 「汝の星をちりばめた玉座に」 による序奏と変奏曲 #
(8)パイジェッロの 「うつろな心」 による序奏と変奏曲

[CD 6]
ナタン・ミルシテイン
(1)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番*
(2)ショパン(ミルシテイン編): 夜想曲 嬰ハ短調
(3)リスト(ミルシテイン編): 慰め (コンソレーション)第3番
(4)ヴィエニャフスキ:ポロネーズ ニ長調 Op.4
(5)ヴィエニャフスキ:ロマンス (ヴァイオリン協奏曲 第2番ニ短調 より)
(6)シマノフスキ:タランテッラ
(7)スメタナ:わが故郷〜第2曲
(8)コダーイ (ミルシテイン編): 巷に雨が降るように Op.ll-3

[CD7]
ダヴィド・オイストラフ/ヴァイオリン・アンコール
ドビュッシー:月の光
ファリャ(コハンスキ編):ホタ (7つのスペイン民謡 から、版)
イザイ:恍惚Op.21
チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ ハ長調 Op.34
スーク (コチアン編):愛の歌 Op.7-1 (版)
コダーイ (フェイギン編):3つのハンガリー民俗舞曲 (版)
ヴィエニャフスキ:伝説 ト短調Op.17
ザジツキ: マズルカ ト長調 Op.26
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
シマノフスキ:アレトゥーザの泉
ヴラディゲロフ:ブルガリア組曲Op.21 から 歌 (No.2)
プロコフィエフ: 「三つのオレンジへの恋」 から 行進曲 (版)
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14 (版)
ハチャトゥリアン:舞曲 変ロ長調

[CD 8]
ヘンリク・シェリング/イン・リサイタル−ヴァイオリン・アンコール
ヴィターリ (シャルリエ編):シャコンヌ ト短調
タルティーニ(クライスラー編): 悪魔のトリル
タルティーニ(フランチェスカッティ編):コレッリの主題による変奏曲
グルック(クライスラー編): 精霊の踊り
クライスラー:ウィーン奇想曲
ボッケリーニの様式によるアレグレット
美しきロスマリン
シューマン(ハイフェッツ編):予言の鳥
クライスラー:愛の悲しみ/愛の喜び
エルネスト・ハルフテル (ハイフェッツ編):ジプシーの踊り
クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
クライスラー:中国の太鼓
ヴィエニャフスキ:スケルツォ=タランテラ Op.16
[CD 9]
ヨゼフ・シゲティ
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第3番ニ短調 Op.108 *
エルガー :セレナード/さようなら
ウォーロック :カプリオール組曲
リー (1871-1904):雪
シャブリエ:スケルツォ=ワルツ
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
ファリャ:スペイン舞曲
リムスキー=コルサコフ:くまばちの飛行
スクリャービン:三度練習曲
プロコフィエフ:ガヴォット
ストラヴィンスキー:牧歌/ロシア舞曲
シマノフスキ:アレトゥーザの泉
フバイ:チャルダーシュの情景
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲集 +
 ハンガリー民謡集 +

[CD 10]
マキシム・ヴェンゲーロフ/デビューCD
シューベルト:幻想曲 ハ長調 D 934 *
チャイコフスキー:ワルツ=スケルツォ Op.34 *
エルンスト:「夏の名残のばら」 による演奏会用変奏曲
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番ニ短調 「バラード」
ラヴェル:ツィガーヌ*
ドビュッシー(ハイフェッツ編):牧神の午後への前奏曲 *
ワックスマン:ビゼーの 「カルメン」 の主題による幻想曲 *
[CD 1]
ミッシャ・エルマン (Vn)
フィリップ・ゴードン(P)*
ジョゼフ・ボニーム(P)
録音:1917-1919年 
前出:Biddulph, LAB 037 (廃盤)


[CD 2]
アルテュール・グリュミオー (Vn)
アムステルダム・コンセルトヘボウO(*/+)
ベルナルト・ハイティンク(指)*
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)+
リッカルド・カスタニョーネ (P)#
原盤:Philips 
初出:1960年*/1958年+/1957年#


[CD 3]
ヤッシャ・ハイフェッツ (Vn)
ジョン・バルビローリ(指)LPO*
エマニュエル・ベイ (P(+/#)

録音:1934年2月23日*/1936年2月3日+/1936年2月10日#
原盤, 初出:HMV, DB 2199/202 (matrices 2B 5801/8)*
Victor, 14526/7 [M-343] (matrices CS 99523/6)+
Victor, 14328/30 [M-343] (matrices CS 99559/64)#
前出:Biddulph, LAB 012 (廃盤)


[CD 4]
フリッツ・クライスラー (Vn)
カール・ラムソン(P)*
フランツ・ルップ(P)+
前出:Biddulph, LAB 1023


[CD 5]
(1録音, 原盤, 初出:1934年5月18-19日, HMV, DB 2279/83 (matrices 2PG1592/1600)
(2)録音, 原盤, 初出:1936年2月3日, Victor, 14228 (matrix 2LA 864)
(3)録音, 原盤, 初出:1936年1月21日, HMV, DA 1500 (matrix 0LA 841)
(4)録音, 原盤, 初出:1936年1月21日, HMV DA, 1500 (matrix 0LA 840)
(5)録音, 原盤, 初出:1936年2月3日, Victor, 78rpm discs (matrix 2LA 858)
(6)録音, 原盤, 初出:1931年11月26日, HMV DA 1281 (matrices 21, 318, 320)
(7)録音, 原盤, 初出:1938年3月21日, HMV, DB 3499 (matrices 2EA 6147/8)
(8)録音, 原盤, 初出:1945年7月15日, 未発売品 (matrices 2EA 10537/9)
ユーディ・メニューイン (Vn)
パリSO *
ピエール・モントゥー(指)*
マルセル・ガゼル(P)+
ファーガソン・ウェブスター (P)#
前出:Bidduiph, LAB 102 (廃盤)


[CD 6]
(1)録音, 原盤, 初出:1942年4月12日, Columbia, 11855/7 D (matrices XCO 32668/73)
(2)録音, 原盤, 初出:1935年12月30日, Columbia, 68480 D (matrix XCO 18463)
(3)録音, 原盤, 初出:1936年1月4日, Columbia, 68479 D (matrix XCO 18476)
(4)録音, 原盤, 初出:1936年2月21日, Columbia, 69032 D (matrix XCO 18706)
(5)録音, 原盤, 初出:1937年4月29日, Columbia, 69032 D ( matrix XCO 20898)
(6)録音, 原盤, 初出:1938年4月25日, Columbia, 69398 D (matrix XCO 22803)
(7)録音, 原盤, 初出:1936年1月4日, Columbia, 68480 D (matrix XCO 18478)
(8)録音, 原盤, 初出:1938年4月25日, Columbia, 17111 D (matrix XCO 22802)
ジョン・バルビローリ(指)NYO*
レオポルド・ミットマン(P)
前出:Biddulph, LAB 096 (廃盤)


[CD7]
ダヴィド・オイストラフ (Vn)
ヴラディーミル・ヤンポリスキー (P)
原盤:EMI(HMV)/Supraphon/Vanguard
前出:Alto, ALC 1357


[CD 8]
ヘンリク・シェリング (Vn)
チャールズ・ライナー (P)
録音:1959-1962年 
原盤, 起こし盤:RCA, SB 2109 他 リマスター:2018年
前出:Biddulph, LAW 022


[CD 9]
ヨゼフ・シゲティ (Vn)
エゴン・ペトリ(P)*
ニキータ・マガロフ(P)
ベラ・バルトーク(P)+
録音:1937年*/1933-1937年(無印)/1930年+
前出:Biddulph, LAB 007 (廃盤) */LAB 008 (廃盤) (無印/+)


[CD 10]
マキシム・ヴェンゲーロフ (Vn)
イリーナ・ヴィノグラードヴァ (P)
録音:1989年7月3-4日、ロンドン、イギリス DDD
前出:Buddlph, LAW 001

Tactus
TC-841602(1CD)
パスクッリ:ジュゼッペ・ヴェルディの主題によるファンタジー
《椿姫》の楽しい想い出/《トロヴァトーレ》による幻想曲/《リゴレット》の想い出/《シチリア島の夕べの祈り》による大幻想曲/《仮面舞踏会》の主題による幻想曲第2番/アメリア 〜 《仮面舞踏会》の主題に基づく幻想曲
パオロ・グラツィア(Ob&イングリッシュ・ホルン)、
オルケストラ・センツァスピーネ、
マッテオ・パルメジャーニ(指)、
トマーゾ・ウサルディ(指)

録音:2019年6月、ヴォギエーラ(フェラーラ、イタリア)
※使用楽器:デュエット(YAMAHA)
インゴ・ゴリツキー、ハンスイェルク・シェレンベルガーの下で学び、第4回東京国際オーボエコンクールにて優勝。現在は、ボローニャ歌劇場Oの首席奏者として活躍するイタリア屈指のオーボイスト、パオロ・グラツィアが奏でるパスクッリの手によって彩られたヴェルディの名旋律集!浜松国際管楽器アカデミーの講師としての来日も多く、日本での活躍も多いグラツィアは、ピアノ伴奏版ではなくサルヴァトーレ・シナルディのアレンジによる弦楽オーケストラ伴奏版を採用。グラツィアの豊潤で優美なオーボエの音色と、イタリアの弦楽オーケストラのサウンドとのブレン

Onyx
ONYX-4217(2CD)
シューベルト:後期ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D.845
ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894 《幻想》
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
シャイ・ウォスネル(P)
1976年イスラエル出身のエリート・ピアニスト、シャイ・ウォスネル(ウォスナー)は、1999年のエリザベート王妃国際コンクールで第4位入賞を果たし、2005年に権威あるエイヴリー・フィッシャー・キャリアー・グラントを受賞。2008年にNHK-BSで放映されたバレンボイムのマスタークラス参加で一気に注目が高まった逸材。
これまでも、シューベルトのピアノ・ソナタ集(ONYX-4073)、シューベルトとマッツォーリの作品集(ONYX-4136)などのシューベルト・アルバムを録音し、英グラモフォン誌や英BBCミュージック・マガジンから素晴らしい「シューベルティアン」として評価されるなど、世界の偉大なシューベルト弾きの一人として評価を確立したシャイ・ウォスネルが弾くシューベルト晩年のピアノ・ソナタ集。
Onyx
ONYX-4202(1CD)
シューマン:クライスレリアーナ
幻想曲ハ長調/アラベスク
ソン・ヨルム(P)
韓国出身、現在はドイツ在住で国際的に活動するピアニスト、ソン・ヨルムは、2005年ショパン・コンクール入賞、2009年ヴァン・クライバーン・コンクール第2位(優勝は辻井伸行)、2011年チャイコフスキー・コンクール第2位(優勝はダニール・トリフォノフ)を始めとする華々しい経歴を誇り、その両手から生み出される優雅な解釈、きらびやかなタッチ、多彩で劇的なパフォーマンスが世界の注目を集めています。
最晩年のネヴィル・マリナーとの共演で話題を呼んだモーツァルト・アルバム(ONYX-4186)に続くONYX第2弾は、ソン・ヨルムのもう一つの「お気に入り」作曲家であるロベルト・シューマン。このレパートリーを完璧に理解したピアニストによる、傑作「クライスレリアーナ」は、世界中のファンが待ち望んでいた素晴らしいレコーディングとなることでしょう。
Onyx
ONYX-4219(1CD)
フランス6人組&サティ
6人組のアルバム〔オーリック:前奏曲/デュレ:無言歌/オネゲル:サラバンド/ミヨー:マズルカ/プーランク:ワルツ/タイユフェール:パストラーレ〕
オーリック:ワルツ、5つのバガテル
ルイ・デュレ:4手のための2つの小品
オネゲル:前奏曲(3つの対位法より)、
 夏の牧歌
ミヨー:スカラムーシュ
プーランク:カプリッチョ(仮面舞踏会より)
タイユフェール:野外遊戯、
 ヴァルス・レント、間奏曲(インテルメッツォ)
サティ:パラード
パスカル・ロジェ(P)、
アミ・ロジェ(P)
フランス・ピアノ界の牽引者であり、現在の"フレンチ・ピアニズム"を代表する名ピアニスト、パスカル・ロジェと愛妻アミ・ロジェによる夫婦デュオ。約5年ぶりのリリースとなるロジェ夫妻のデュオ・アルバム第5弾は、十八番のフランス音楽より、「フランス6人組(Les Six)」とエリック・サティの音楽をプログラム。「6人組」の共作によるピアノ小品集「6人組のアルバム(L'Album des Six)」を皮切りに、オーリック、デュレ、オネゲル、ミヨー、プーランク、タイユフェールのそれぞれの作品を収録し、オネゲル、オーリック、デュレらと共に「ヌーヴォー・ジュンヌ(新しい若者たち/Les nouveaux jeunes)」を結成していたエリック・サティの「パラード」でアルバムを締めくくります。繊細で薫り高きエスプリに満ちたパスカル・ロジェによるミヨーの傑作「スカラムーシュ」は、ピアノ・ファン、フランス音楽ファン必聴!

Chandos
CHAN-20147(1CD)
リリカル・クラリネット Vol.3
ドビュッシー:月の光
クライスラー:愛の悲しみ
ゴーベール:クラリネットとピアノのための幻想曲
伝マリア・テレジア・フォン・パラディス:シシリエンヌ
フォーレ:シシリエンヌ Op.78
クライスラー:美しきロスマリン
フォーレ:夢のあとに
メンデルスゾーン
:無言歌 Op.38-2
シューマン:トロイメライ Op.15-7
リスト:愛の夢第3番 S.541
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
サン=サーンス:白鳥
フランク:ヴァイオリン・ソナタ M.8
マイケル・コリンズ(Cl)、
マイケル・マクヘイル(P)

録音:2019年5月18日−19日、ポットン・ホール(サフォーク)
マイケル・コリンズの温かく美しいクラリネットの音色と深い感性が存分に発揮された叙情的プログラム「リリカル・クラリネット」。約4年ぶりにリリースされる第3弾は、ピアノ独奏曲やヴァイオリンとピアノのための作品からのアレンジものを中心にした珠玉の名曲コレクション。「月の光」、「亜麻色の髪の乙女」、「夢のあとに」、「トロイメライ」、「白鳥」、「愛の悲しみ」、「愛の夢第3番」といった、世代もジャンルも超えて広く長く愛される名曲を並べ、最後にロマン派ソナタの傑作「フランクのヴァイオリン・ソナタ」のクラリネット版で締めくくるという充実のアルバムです。クラリネットとピアノのためのオリジナル作品はゴーベールの「幻想曲」のみで、フランクのヴァイオリン・ソナタはマイケル・コリンズによる編曲、残りの作品はすべてマイケル・マクヘイルによる編曲です。


DUX
DUX-1627(1CD)
ショパン:バラード集
バラード第1番ト短調 Op.23*/バラード第2番ヘ長調 Op.38*/バラード第3番変イ長調 Op.47*/バラード第4番ヘ短調 Op.52*/幻想曲ヘ短調 Op.49/子守歌変ニ長調 Op.57/舟歌嬰ヘ長調 Op.60
ラファウ・A.ウシチェフスキ(P)

録音:バラード第1番〜第4番(ライヴ):2017年、フェリクス・ノヴォヴィエイスキ・ヴァルミア&マズールィ・フィルハーモニック・コンサート・ホール(オルシュティン、ポーランド)/その他の作品:2016年、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
(*=ライヴ録音)
アンジェイ・ヤシンスキやラザール・ベルマンに学び、16歳で東京SOとの共演でインターナショナル・デビューを果たし、その後はヨーロッパ、南北アメリカ、オーストラリア、アジア、中東、南アフリカの多くの国々で演奏してきたポーランドのピアニスト、ラファウ・ウシチェフスキ。
ポーランドの都市オルシュティンで録音されたバラード第1番〜第4番の躍動的なライヴ録音と、名曲「子守歌」、「舟歌」のスタジオ録音をカップリング。
DUX
DUX-1618(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番
ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
4つの即興曲 Op.90, D.899
イリーナ・チュコフスカヤ(P)

録音:2018年8月、サンクトペテルブルク・フィルハーモニア・大ホール(ロシア)
イリーナ・チュコフスカヤは、旧ソ連のウズベキスタン生まれ、1980年にはショパン国際ピアノコンクールで入賞、1991年以降はアメリカでの名声も高め、国際的に活動してきた名ピアニスト。現在はロシアに戻り熱心なコンサート活動を継続しながら、モスクワ音楽院、グネシニフ・ロシア音楽アカデミー等で教育にも力を注いでおり、日本でも名古屋県立芸術大学の客員教授、武蔵野音楽大学の客員教授としても多くの後進を育てています。
ロマン派、シューベルトの見事な叙情的代表作品の1つであるピアノ・ソナタ第20番。叙情と音楽が調和したシューベルト独特の世界観を持つ「4つの即興曲」。チュコフスカヤの深い芸術性と説得力のある解釈で、シューベルトの壮大な叙情物語を作り上げてゆきます。
DUX
DUX-1578(1CD)
ドゥシーク:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第1番変ロ長調 Op.9-1
フランス王妃の受難 Op.23
ピアノ・ソナタ第2番ハ長調 Op.9-2
ピアノ・ソナタ第3番ニ長調 Op.-3
マレク・トポロフスキ(P/アントン・ヴァルター・モデル)

録音:2017年5月&2018年8月、カトヴィツェ(ポーランド)
ロマン派音楽の先駆け的な作風、C.P.E.バッハに師事したとも伝わる優れた作曲技法で多くの優れた作品を生み出し、ここ日本では「ソナチネ・アルバム」でその名をよく知られている18世紀ボヘミアの音楽家ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(1760−1812)。
音楽家としての功績の傍ら、エカチェリーナ2世の暗殺疑惑をかけられたり、クルムフォルツの妻との駆け落ち(それを悲観したクルムフォルツはセーヌ川に投身自殺)、さらにはロンドンでの出版事業の立ち上げと失敗など、数多くのエピソードが遺されており、波乱万丈の人生を送ったことも有名です。
2004年と2016年にロバート・ブラウンによって製作された2台のアントン・ヴァルター・モデルのピアノ(ピリオド・ピアノ)を弾き分けるマレク・トポロフスキは、1991年にポーランドの古楽アンサンブル、コンチェルト・ポロッカを創設した古楽系奏者。
1985年にクラクフで開催された第1回ワンダ・ランドフスカ国際ハープシコード・コンクールで第1位を獲得した実績を持ち、ポーランドにおける古楽復興の重要人物の1人と数えられている名匠です。
DUX
DUX-1616(1CD)
ロゴフスキ:ピアノ作品集
性格的なオベレク/ジプシーの踊り/民謡のモチーフによるオベレク/前奏曲ニ短調/スケルツェット/シャボン玉/ソナタ ト短調/ソナチナ イ長調/東方の踊り ニ短調/6つの前奏曲/本気の言葉と冗談/東方の踊り ト短調(ピアノ二重奏のための)*
ウルスラ・スウィアクジンスカ(P)、
ドミニカ・シレジンイェル(P)*

録音:2018年7月25日−28日、ルブリン(ポーランド)
ポーランドの都市ルブリン出身で、ショパンの音楽から多大な影響を受け優れたピアノ作品を遺した19世紀末〜20世紀前半の作曲家、ルドミル・ミハウ・ロゴフスキ(188−1954)。
国外に作曲のヒントを求めず、ポーランドの民謡であるオベレクを採り入れるなど、国内の様々な要素や題材に基づき、「ショパン後」の作曲家として興味深い作品を遺しています。ポーランドのピアノ・ファンは要チェックです。
DUX
DUX-1557(1CD)
メシアン:オルガンのための9つの瞑想《主の降誕》 アルカディウシュ・ビアリッチ(Org)

録音:2018年11月23日−24日、クラクフ(ポーランド)
メシアンのオルガンのための大作「主の降臨」を奏でているのは、ポーランドのクラクフ出身のオルガニスト、アルカディウシュ・ビアリッチ。スイス国際オルガン・コンクールや、ヤン・ピーテルスゾーン・スヴェーリンク・オルガン・コンクールなどでの入賞歴を持つポーランドの名手です。ポーランド、クラクフの神の慈悲教会(The Divine Mercy Bailica)に設置されているオルガンが使用されています。

IBS CLASSICAL
IBS-182019(1CD)
リチェルカータ
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲 Op.34
シュトックハウゼン:クラヴィーア・シュトゥック IX
リゲティ:ムジカ・リチェルカータ
マリオ・プリスエロス(P)

録音:2019年5月26−28日
20世紀、イタリアのジョヴァンニ・アメンドラが唱えた『全体主義』の思想は、人類に大きな恐怖をもたらしました。音楽 の世界においてもその影響はまぬがれず、全体主義政権に対抗し、最悪のケースでは命を奪われた作曲家も存在 しました。ここに作品が収録された3人の作曲家たちはそこまでの酷い経験はしていないものの、ソヴィエト一党独裁 政権やドイツのナチズムなどにより、それぞれの家族が少なからず影響を受けたことが彼らのプロフィールから見えてきま す。そんな視点でアルバムを制作したのは、スペインはマドリード出身のピアニスト、プリスエロス。彼は20世紀の全体 主義に影響を受けつつも、それぞれの美学に貫かれた作品を演奏、聴き手に音楽の素晴らしさを提示します。
IBS CLASSICAL
IBS-172019(1CD)
ロドリーゴ:ギター作品集
ヘネラリーフェのほとり
3つのスペイン風小品
ソナタ・ジョコーサ/祈りと踊り
小麦畑で/古風なティエント
ペドロ・ロハス=オガヤル(G)

録音:2018年11月9−11日
「アランフェス協奏曲」の美しく親しみやすいメロディで、クラシック音楽におけるギターの存在を世に知らしめ、楽器の 地位を確立させた20世紀スペインの作曲家ロドリーゴの作品集。3歳でジフテリアにより視力を失うも楽才を発揮、 バレンシアとマドリードの音楽院を経てパリへ渡り、ポール・デュカスに師事し音楽家の道を志しました。ロドリーゴ自身 はピアニストで、ギターは演奏しませんでしたが、「アランフェス協奏曲」で高い評価を受けたのを機に、色彩感豊かで どこか哀愁のあるギターの名曲を多数作曲しています。これらは一般的にはそれほど知られていませんが、クラシック・ ギタリストにとってはどれもが大切なレパートリー。ここで演奏しているのは、スペインのハエン県、トレス出身のロハス= オガヤルで、今作が2作目のソロCD。1作目は2015年に20世紀と21世紀のスペイン音楽集をリリースするなど、近 年のスペイン現代音楽の初演を多数手がけている演奏家です。
IBS CLASSICAL
IBS-152019(1CD)
Prelude〜ピアノ作品集
バッハ:平均律ピアノ曲集 第1集 第8番
前奏曲とフーガ 変ホ短調(嬰ニ短調) BWV853
フランク:前奏曲,ラールとフーガ
ドビュッシー:前奏曲集 第1巻〜帆
第6番:雪の上の足跡/西風の見たもの/亜麻色の髪の乙女/沈める寺
デュティユー:ピアノ・ソナタ Op.1- 第3楽章:コラールと変奏
バッハ:6つのシュープラーコラールより「目を覚ませと呼ぶ声聞こえ」BWV645(ブゾーニによるピアノ版)
アントニオ・ガレラ(P)

録音:2018年3月4-6日,2018年9月9-11日
バッハ、フランク、ドビュッシーからデュティユーまでの幅広い年代の作曲家たちの作品の中から、プレリュード(前奏曲) を厳選したアルバム。プレリュードはシンプルであるがゆえに、ピアニストの選曲のセンスや解釈から、本人の性格に至 るまでを映しだす鏡のようなジャンルといえるかもしれません。スペイン出身のガレラは、繊細な精神の宿る各々の曲 を、自身の中にもつ情熱と融合させ、詩情とパッションあふれる演奏で聴かせてくれます。ガレラはバレンシアのホアキ ン・ロドリーゴ音楽院やパリのエコール・ノルマルでピアノとフルートを学び、ヤマハ音楽財団ヨーロッパの賞などを受賞。 スペイン国内をはじめ、ヨーロッパやアメリカ、台湾などで演奏しています。静かな佇まいの中にも、確かなテクニックに 支えられたスペイン期待のピアニストです。
IBS CLASSICAL
IBS-252018(1CD)
America〜ピアノ作品集
ガーシュウイン:ラプソディ・イン・ブルー(ピアノ独奏版)
 3つの前奏曲
クラウディオ・コンスタンティーニ:サマータイム変奏曲
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季(C.コンスタンティーニによるピアノ独奏版)
 タンゴ・バレエ(クラウディオ・コンスタンティーニによるピアノ独奏版)
クラウディオ・コンスタンティーニ(P)

録音:2018年5月7-9日
19世紀から20世紀にかけて、広大なアメリカ大陸の北と南で活躍した2人の作曲家ガーシュウィンとピアソラ。ジャズ とアメリカ固有の旋律を融合させ独自の世界を切り開いたガーシュウィン、アフリカやスペインの影響も感じさせるタンゴ の形式を発展させたピアソラ。伝統的なクラシック音楽の形式には当てはまらない彼らの作品は、まさに革命的であ り、現在も高い人気を誇っています。このアルバムではドビュッシーの一連の作品で鮮やかな演奏を披露したピアニス ト、コンスタンティーニが2人の代表作「ラプソディ・イン・ブルー」や「ブエノスアイレスの四季」を取り上げるとともに、彼ら の作品からインスピレーションを受けた自作も交えながら、ユニークな演奏を繰り広げています。
IBS CLASSICAL
IBS-72014(1CD)
ドビュッシー:ピアノ作品集 第1集
映像 第1集/夜想曲
ロマンティックなワルツ
レントより遅く
スティリー風タランテッラ
スケッチブックから
英雄の子守歌
喜びの島/映像 第2集
アルバムのページ(負傷者の服のための小品)
クラウディオ・コンスタンティーニ(P)

録音:2014年7月28-29日
ピアニスト、クラウディオ・コンスタンティーニが演奏するドビュッシー:ピアノ作品全集の第1集。このアルバムでは「映像」 の第1集と第2集を中心に、あまり耳にすることのない「アルバムのページ」などの珍しい曲を収録、ドビュッシーの25年 間に渡る創作活動の一端に触れることができます。バンドネオンの名手でもあるコンスタンティーニは音色に細心の注 意を払い、全ての曲を色彩豊かに弾き分けており、とりわけ「喜びの島」での超絶技巧の炸裂が見事です。

IBS CLASSICAL
IBS-242018(1CD)
D・スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ集
ソナタ ニ長調 K.435/L.361/P.466
ソナタ ニ短調 K.9/L.413/P.65
ソナタ イ長調 K.208/L.238/P.315
ソナタ イ長調 K.209/L.428/P.209
ソナタ ニ短調 K.213/L.108/P.288
ソナタ ニ長調 K.96/L.465/P.210
ソナタ ト短調 K.8/L.488/P.64
ソナタ ハ長調 K.132/L.457/P.295
ソナタ ハ長調 K.133/L.282/P.218
ソナタ ホ短調 K.203/L.380/P.96
ソナタ ホ長調 K.380/L.23/P.483
ソナタ ト短調 K.97/P.5
ソナタ ト短調「フーガ」 K.30/L.499/P.86
ソナタ ヘ長調 K.44/L.432/P.116
アルベルト・ウロス(P)

録音:2017年9月2-4日
ドメニコ・スカルラッティの鍵盤ソナタは、作品自体が普遍的な素晴らしさをもっているからか、バッハの鍵盤作品と 同じように、チェンバロだけではなく、ピアノによる多くの記念碑的な演奏が存在しています。ただし、それは演奏家が 正しい音楽語法やテイストや感受性を磨く訓練を怠らず、作品にふさわしい音と美学を獲得できていることが前提で す。ここで演奏しているスペイン出身のウロスも、作品に真摯に取り組み、新しいニュアンスや視点を持ち、巧みな演 奏で魅力的なスカルラッティの世界に誘ってくれます。2008年にニューヨークのカーネギーホール・デビューにより国際 的な名声を得て、ヨーロッパ、アジア、アメリカで演奏活動を行うウロス。近年、ドメニコ・スカルラッティへの愛が高まっ ているとのことで、作曲家にゆかりのあるナポリ、リスボンとマドリードの各地でトリビュート公演を行っています。

IBS CLASSICAL
IBS-92014(1CD)
スペインのピアノ曲集
マルティン・サンチェス・アルー(1823-1858):hez Allu (1823-1858):ベッリーニの歌劇「テンダのベアトリーチェ」の主題による劇的幻想曲・・・世界初録音
アルベニス:イベリア 第2巻-第2曲:アルメリア
 イベリア 第3巻-第1曲:エル・アルバイシン
グラナドス:ゴイェスカス 第2部 - 第5曲 愛と死(バラード)
モンポウ:魔法(魅惑)
ファリャ:ベティカ幻想曲
アルベルト・ウロス(P)
1851年から1921年までの間に書かれたスペイン・ロマン派に属するピアノ曲から印象的な6曲をピアニスト、アルベ ルト・ウロスが選んだアルバム。マルティン・サンチェス・アルーは、あまり名前は知られていないものの、サルスエラとピアノ 曲に素晴らしい作品を残した人。このアルバムに収録されているのは、19世紀前半に流行したオペラの旋律を元にし た幻想曲で、ベッリーニの「テンダのベアトリーチェ」の主要なメロディが、華麗な演奏会用小品に仕立てられています。 他の5曲はそれぞれが独自な語法を持っており、アルベニスの「イベリア」は南スペインのアンダルシアの民俗音楽を喚 起させ、グラナドスの「ゴイェスカス」はゴヤの絵からインスパイアされた色彩を備えています。モンポウの「魔法」は6つの 部分で構成された神秘的な雰囲気を持ち、名手アルトゥール・ルービンシュタインの委嘱作であるファリャの「ベティカ 幻想曲」は、フラメンコのリズムなどが用いられた技巧的な作品です。

IBS CLASSICAL
IBS-222018(2CD)
NX-C01
サクソフォン作品集
シェルシ(1905-1988):3つの小品
ナディア・ヴァッセナ(1970-):ミュート・マテリー
ジョルジョ・ネッティ(1963-):Ultimo a lato 最後に
シャリーノ(1947-):歓喜の歌(サクソフォン版)
ベルドデュ:ミラル
ベリオ:セクエンツァ IXb
ホセ・ルイス・トーラ(1966-):wq.132 a creux perdu
アベル・パウル(1984-):Quimera y fantasma キメラとファンタスマ
ジェイムズ・テニー(1934-2006):サクソニー
ジョナサン・ハーヴェイ(1939-2012):リチェルカーレ・ウナ・メロディア(サクソフォン版)
カミロ・アンドレス・メンデス・サン・フアン:Flexidra II - Burzstyn III
ヘルマン・アロンソ(1984-):エル・グラン・カブロン
ペドロ・パブロ・カマラ・トルドス(Sax)

録音:2017年7月3-5日、2018年4月19-20日
イタリア、スペイン、スイス、アメリカ、イギリス、コロンビア出身の現代作曲家たちによる「20世紀を象徴する」サクソフォ ン作品を紹介するアルバム。演奏者のトルドスは母国スペインとスイスで学び、バーゼルやベルン、ローザンヌなどで20 以上の国際コンクールに入賞。ソロ以外でも、ルツェルン音楽祭アカデミー・オーケストラ、フランクフルト放送響やマー ラー室内Oでも演奏経験があり、サイモン・ラトルやパブロ・エラス=カサドとも共演しています。サクソフォンの レパートリーの歴史や進化を研究しつくし、作品に最適の音色や音楽語法を導き出して演奏する奏者であり、このア ルバムでも、作品によっては多重録音を駆使し、ありきたりのスラップやかん高いだけの重音など内容に乏しいみせび らかしの奏法ではなく、あくまでもそれぞれの作曲家の意図するサクソフォン演奏にこだわった深みのある演奏を追求し ています。

IBS CLASSICAL
IBS-192018(1CD)
独奏ヴィオラのためのスペイン作品集
マリオ・カッロ(1979-):ルナ・デ・アバホ(2017)
カルロス・ペロン・カーノ(1976-):ヴィオラ・ソナタ(2017)
ホセ・サンチェス・ベルドデュ(1968-):クアシド(2001)
ミゲル・ブスタマンテ(1948-):カデンツァ風に Op.4b(2002)
ガブリエル・エルコレカ(1969-):月(1997)
ダビド・デル・プエルト(1964-):ブルースケープ(2007)
ヘスス・トレス(1965-):神秘的な小品(2006)
トゥリーナ(1952-):ヴィオラ・ジョーク(2017)
セバスティアン・マリネ(1957-):寓話-だちょう(1995)
サンティアゴ・ランチャレス(1952-):エスペーラ、ルス、エスペーラ(2012)
アナ・マリア・アロンソ(Va)

録音:2017年10月26-28日
スペインの今を生きる作曲家が1995年から2017年の間に作曲した作品を集めたヴィオラ・アルバム。演奏は、スペ イン現代曲を得意とし、作曲家と緊密なコラボを行いながら数多くの作品の初演を手掛けているアナ・マリア・アロン ソ。15歳でデビューし、1998年から2009年にかけてマドリードSOのメンバーとして、スペイン国内、アメリカや ヨーロッパ・ツアーでも活躍する彼女、アルバム・タイトル「アルト・ミスティック」にはアルトの深みのある声をもつヴィオラと いう楽器の神秘性や無限の可能性を広めたいという気持ちを表しています。アロンソの演奏は確かな技術の上に、 情熱と使命感に満ちており、繊細で詩的な音色はもちろん、ヴィオラがどんな挑戦的な曲にも対応できる柔軟性をも 備えた楽器であるかを教えてくれます。
IBS CLASSICAL
IBS-182018(1CD)
ディアス=ヘレス:メタルディオ 第1巻〜第3巻 グスタボ・ディアス=ヘレス(P)

録音:2018年4月1-3日
1970年、カナリア諸島生まれのディアス=ヘレスは、地元、サンタ・クルス音楽院を経てニューヨークのマンハッタン音 楽学校で学び、カーネギーホールやロンドンのロイヤル・フェスティヴァル・ホールなどで演奏経験のあるコンポーザー・ピ アニスト。自らの作品に数学のフラクタル(二次元分裂図形)や、数論、セル・オートマトン(数学で利用される計算モ デル)などを応用し、現代の音楽のトレンドと融合させるという独自の作風で知られています。コンピュータ利用により 生まれた電子音楽を伝統的な楽器に置き換える作業を行うことで、より新しい音の拡張を追求するのも彼の特徴 です。本作品は2013年から作曲が開始され、第4巻と5巻にもすでに着手しているという「メタルディオ」。このタイト ルは、“高次”、や“超”を意味するメタと、ラテン語の“遊ぶ”や“演奏する”の意味のlud?reに由来しており、各曲には 科学的なプロセス、神話、特別なアーティストへのオマージュなど様々な独自のキャラクターが与えられています。
IBS CLASSICAL
IBS-52016(1CD)
ギター作品集
グラナドス:詩的なワルツ集(J.クレルチによるギター編)
マヌエル・サウメル・ロブレド(1817-1870):ペパの瞳(J.オルテガによるギター編)
イグナシオ・セルバンテス(1847-1905):招待(J.クレルチによるギター編)
 3つの衝撃(J.オルテガによるギター編)
レクオーナ(1896-1963):ラ・コンパルサと母へ捧げるグアヒーラ(J.クレルチによるギター編)
アグスティン・バリオス(1885-1944):ワルツ Op.8 No.3
 ワルツ Op.8 No.4
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季-ブエノスアイレスの冬(S.アサドによるギター編)
 アディオス・ノニーノ(C.ティラオによるギター編)
ロドリーゴ:その昔イタリカが音に聞こえ
グラナドス:感傷的なワルツ集
ホアキン・クレルチ(G)

録音:2013年10月1-5日
様々なギター曲を通して、キューバからスペイン、パラグアイ、アルゼンチンを巡る旅へと誘う楽しい1枚。もともとギター のために書かれた曲だけでなく、演奏者ホアキン・クレルチを含むギタリストたちの編曲によるピアノ曲やバンドネオンの 曲などがギター用にアレンジされた曲も並んでおり、多種多様な作品を楽しむことができます。トラック11のマヌエル・サ ウメルは“キューバ音楽の創始者”と讃えられる初期ロマン派の作曲家。キューバのリズムと旋律を集約した作品で人 気を博し、後の世代の作曲家にも大きな影響を与えた人です。
IBS CLASSICAL
IBS-52014(1CD)
ヴィラ=ロボス&ブローウェル:ギターのための練習曲集
ヴィラ=ロボス:12の練習曲
ブローウェル(1939-):シンプルな練習曲
 新しいシンプルな練習曲
ホアキン・クレルチ(G)
ホアキン・クレルチは1965年にハバナで生まれ、レオ・ブローウェル、コスタス・コツィオリスなど名教師に師事、グラナダ で開催された“アンドレス・セゴビア国際ギターコンクール”を始め、数多くのギターコンクールで優勝経験を持ち、アーノ ンクールにも絶賛されたギタリスト兼作曲家です。このアルバムではギターのための重要な練習曲に取り組み、目の覚 めるような技巧でこれらの難曲を演奏しています。ブックレットにはフィンガリングやポジションの写真も添えられており、 ギターを学ぶ人にとっても必聴の1枚です。
IBS CLASSICAL
IBS-32013(1CD)
スペインのピアノ作品集
アルベニス:組曲「アルハンブラ」-第1曲:「ラ・ベガ(草原)」
ドビュッシー:前奏曲集 第2集-第3曲「ヴィーノの門」
 リンダラハ(ピアノ独奏版)
ヘスス・トレス(1965-):パセオ・デ・ロス・トリステス
モンサルバーチェ(1912-2002):4つの対話-第1番「ヘネラリフェでの即興曲」
トゥリーナ(1882-1949):5つのジプシー舞曲 Op.55-第4番 ヘネラリフェ
トゥリーナ:影 Op.70-第2番ヴェラの塔(グラナダ)
 スペインの物語 第1集 Op.20-第5番 アルハンブラの道
バリオス(1882-1964):グラナダの夜明け
アルベニス:旅の思い出 Op.71-アランブラ宮殿にて
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):バラダ・デ・ロス・アラヤネス
フアン・カルロス・ガルバヨ(P)

録音:2013年9月2-5日
長い歴史を経て存在するアルハンブラは、通常、宮殿と呼ばれているものの、城塞の性質も備えた建造物であり、多 くの芸術家たちがアルハンブラに因んだ作品を創り上げています。このアルバムにはアルベニス、ドビュッシー、トゥリーナ を始めとしたロマン派から近代、7人の作曲家の「アルハンブラ」からインスパイアされたピアノ曲を収録。美しい写真と 図版が記載されたブックレットとともにお楽しみいただけます。
IBS CLASSICAL
IBS-62019(1CD)
近代ギター作品集
ウルリヒ・ウーラント・ヴァルネッケ:ピアソラへのオマージュ
モスカルディーニ(1959-):デスプンタンド・エル・ビチオ
サラシオ・サルガン(1916-)/パブロ・ウッチェッリ:グリリート(P.ウッチェッリによるギター編)
マルドナード:ドン・セレスティーノ
モスカルディーニ:スブルビオ
エンリケ・ヌニェス:タンゴ Op.7
アベル・フレウリ(1903-1958):ミロンゲオ・デル・アジェール
ピアソラ:アルフレイド・ゴビの肖像(P.ウッチェッリによるギター編)
ホルヘ・ジューズベリー(1967-):あざみの花
サウル・コセンティーノ(1935-):ラ・レコレタ(M.D.プホールによるギター編)
ピアソラ:悲しきゴルド(R.アウセルによるギター編)
コセンティーノ:タンゴ・バロッコ第3番(M.D.プホールによるギター編)
 ア・ラ・メモリア・デ・アストル(R.アウセルによるギター編)
ロベルト・アウセル(G)

録音:2018年4月18-21日
1954年アルゼンチン生まれのギタリスト、ロベルト・アウセル。7歳でギターを始め、名手ホセ・マルティネス・サラテに師事、 いくつかの国際コンクールで1位を獲得した後、国際的な活躍をしています。このアルバムでは、自身のルーツであるアルゼ ンチンの音楽、なかでもアストル・ピアソラの作品を中心に選曲し、喜びや悲しみなど“人間の感情“を音楽で伝えます。 20世紀の作品に深い洞察力を持つアウセルならではの巧みな演奏をお楽しみください。
IBS CLASSICAL
IBS-52019(1CD)
ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタ全集
ヴィオラ・ソナタ Op.11,No.5(1919)
ヴィオラ・ソナタ Op.25,No.1(1922)
ヴィオラ・ソナタ(1937)
ヘスス・ロドルフォ(Va)

録音:2018年11月4-6日
録音時(2018年)に30歳になったばかりのヴィオラ奏者ヘスス・ロドルフォ。大胆な解釈と素晴らしい技巧が高く評価され る期待の俊英です。2008年に「グスタフ・マーラー・ユーゲントO」に参加、実力ある若手奏者たちの中でも傑出 した才能を披露し、2010年には同オーケストラの首席ヴィオラ奏者に就任。以降、アバドやパッパーノ、メッツマッハーら 名指揮者と共演するなど、世界的に活躍しています。このアルバムは、彼が最も得意とするヒンデミットの無伴奏ヴィオラ・ ソナタ全曲を収録した1枚。自身も優れたヴィオラ奏者であったヒンデミットらしい超絶技巧が織り込まれた難曲をこともな げに演奏し、作品の魅力を伝えています。
IBS CLASSICAL
IBS-102016(1CD)
アルフレート・ブレンデルを讃えて
リストの「ピアノ・ソナタ ロ短調」によるレクチャー
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調#
ソテーロ(1961-):アンコーラ・ウン・セグレート(アルフレート・ブレンデルを讃えて)*
アルフレート・ブレンデル(ナレーター,P)
フアン・カルロス・ガルバヨ(P)*

録音:2016年4月13日 、1958年 ウィーン#、2015年12月21-22日*
名ピアニスト、アルフレート・ブレンデルが1958年に演奏したリストのロ短調ソナタを巡る音源を用いたユニークなコンセプ ト・アルバム。冒頭に置かれたのはロンドンで録音されたブレンデル自身によるロ短調ソナタへのレクチャー。そして1958年 に収録されたブレンデル自身のロ短調ソナタの若々しくキレのある演奏(Vox原盤)が続き、最後にはブレンデルと親交が あった作曲家ソテーロが書いた「アンコーラ・ウン・セグレート」が置かれています。これはロ短調ソナタを素材として使い、新 たな音風景を描き出した魅力的な作品で、現代のピアニスト、フアン・カルロス・ガルバヨが偉大な先人への思いを込めて 演奏しています。
IBS CLASSICAL
IBS-82017(1CD)
グラナドス:ゴイェスカス 他
ゴイェスカス 第1部
ゴイェスカス 第2部
愛と死
ホセ・メノール(P)

録音:2016年10月25-26日
グラナドスのピアノ作品の中でも、最も魅力的な曲集の一つがこの「ゴイェスカス」です。スペイン語で「ゴヤ風の音楽」とい うタイトル通り、グラナドスがこよなく愛したフランシスコ・デ・ゴヤの絵画からインスピレーションを受けており、1911年に、ま ず6曲からなるピアノ組曲が書かれ、その5年後にはオペラに改作されています。ホセ・メノールはグラナドス作品のスペシャ リストであり、協奏曲を含むピアノ作品のほぼ全曲と室内楽作品をレパートリーにしていますが、なかでも「ゴイェスカス」に は強い思いを抱いており、グラナドスの遺族と協力して作品を研究。解釈についての論文をスペインとイギリスで出版する だけでなく、世界中で「ゴイェスカス」を演奏するツアーを開催するなど作品の普及に力を注いでいます。
IBS CLASSICAL
IBS-72017(1CD)
グラナドス:ピアノ作品集
アンダンティーノ・エスプレッシーヴォ DLR IV:11
若き日の物語 Op.1
幼年時代の情景
やさしい形式による6つの表情的練習曲
スケッチ集
エミリオ・ゴンザレス・サンス(P)

録音:2016年3月24-25日
スペインの地方都市ソリア出身のピアニスト、エミリオ・ゴンザレス・サンスが演奏するグラナドスのピアノ作品集。サンスはグ ラナドスの数多いピアノ曲の中から「あまり知られていない小品集」をセレクト、まるで宝石のような多彩な美しさを持つ曲 を紹介しています。アルバムは豊かな旋律を持った「アンダンティーノ・エスプレッシーヴォ」に始まり、グラナドスの詩的な世 界が表出された「若き日の物語」(タイトルの「Recuerdos」とは思い出の意味を持ち、この曲集の第7曲目 “Recuerdos de la infancia”から採られています)、郷愁あふれる「幼年時代の情景」、小さな子供でも演奏できそ うな「やさしい形式による6つの表情的練習曲」と「スケッチ集」が収録されており、どれもサンスの共感に満ちた演奏で楽 しめます。
IBS CLASSICAL
IBS-62017(1CD)
ラテン・ギター・ソナタ集
セルジオ・アサド(1952-):ギター・ソナタ(1999)
ブローウェル(1939-):ギター・ソナタ 第3番「黒いデカメロン」(2012)
シエッラ(1953-):ギター・ソナタ(2010)
リウ・シャンイ(G)

録音:2017年1月26-28日
スペイン、ベニカシムで開催された「2016年フランシスコ・タレガ国際ギター・コンクール」で優勝した中国のギタリスト、リ ウ・シャンイ。NAXOSから優勝記念アルバム(8.573813)もリリースされていますが、このアルバムも同時期に録音された 若々しい才気漲る演奏です。2000年に福田進一が初演して一躍有名になったアサドのソナタ、アフリカ民話をもとにし たブローウェルの「黒いデカメロン」、プエルトリコの作曲家シエッラのキレの良いリズムが爽快なソナタの3曲を収録。華麗な 指捌きが魅力的です。
IBS CLASSICAL
IBS-42017(1CD)
ダンテにまつわる作品集
ラヴェル:鏡-第3曲 海原の小舟
リスト:巡礼の年 第1年 スイス S160/R10-第6曲 オーベルマンの谷
マリネ(1963-):アルガラビア
リスト:ソナタ風幻想曲 「ダンテを読んで」
ブスタマンテ(1948-):ディアボルス・イン・ムジカ
ドビュッシー:映像 第1集-第1曲 水の反映
リスト:詩的で宗教的な調べ S173/R14-第7曲 葬送行進曲
イザベル・ドムブリス(P)

録音:2016年7月25-26日
「人は何度か“光に向かう扉”と“闇に向かう扉”に出会い、どちらを選ぶか選択を迫られる」とは、ピアニスト、イザベル・ドム ブリスの言葉であり、このアルバムで彼女はそれらの扉の向こうにある世界を表現しようと試みています。選択した7つの曲 には光から闇までのあらゆる世界が表現されており、リストの「オーベルマンの谷」は答えのない質問に答えなくてはいけな い時の絶望を示した曲であり、「ダンテを読んで」はまさに魂の世界を旅するかのような劇的な曲。ラヴェルとドビュッシーの 曲は、若干の起伏こそあれ、平安に満ちた世界を示し、マリネの曲には自然の力が込められており、ブスタマンテの「ディア ボルス・イン・ムジカ」はまさに悪魔的な力を示す、というものです。
IBS CLASSICAL
IBS-112016(1CD)
アコーディオン作品集
アルベニス:スペイン組曲 Op.47-第6曲 アラゴン(ファンタジア)
トゥリーナ:前奏曲 Op.80
アルフテル(1905-1989):2つの舞曲-第1番ラ・パストーラ
ソレール(1729-1783):ソナタ 第49番ニ短調
 ソナタ 第25番ニ短調
 ソナタ 第84番ニ長調
デ・カベソン(1510-1566):「不運が私に打ちかかる」による第4旋法のティエント
エルコレカ(1969-):アントニオ・カベソンのティエントによる4つのディファレンシア-第2番、第4番
ピアソラ:5つのタンゴ・センセーション
イニャキ・アルベルディ(アコーディオン)
ガルナタSQ

録音:2016年9月1-2.26日
アコーディオンの繊細で色彩的な音色は、全て「ふいご」から空気を取り入れることで生み出されます。スペインのアコー ディオン奏者イニャキ・アルベルディはオーケストラ、ピアノ、オルガン、ハーモニウム、ハープシコード、そして最後にバンドネオ ンまでの様々な楽器のために書かれた曲をアコーディオンで演奏。原曲を模倣するのではなく、あくまでも「新たな命を空 気とともに吹き込む」ことを前提に奏でられた各々の曲は、まるでもともとアコーディオンのために書かれたかのような味わい です。


khaggavisana
KHAGGA-001(1CD)
税込定価
PRINCIPES (プランシップス)
C.P.E.バッハ:ソナタ Wq.49/1 イ短調
 ソナタ Wq.65/17 ト短調
ベートーヴェン:ソナタ 第5番 ハ短調 Op.10-1
 ソナタ 第6番ヘ長調 Op.10-2
 ソナタ 第7番ニ長調 Op.10-3
尾関友徳(P)

録音:2019年2月6-7日大垣市スイトピアセンター
バロック期から古典派へ。時代の過渡期に活躍したC.P.E.バッハのギャラント様式による端正な作品と、その影響を強く受けながら、自身のスタイルの 確立を目指すベートーヴェンの初期の作品。尾関友徳は両者から共通項を見出しながらも、様式も楽器も大きく変化していく時代を見据え、その特 色を生かす中で豊かな表現を聴かせています。ロマン派の作品のように大きく歌うのではなく、あくまでも切れ味の鋭いタッチで作品を克明に描き出し ていくことで、ムダのない引き締まった音楽を生みました。録音から編集まで自身で監修したという「こだわりの音」にも注目です。
■尾関友徳/Tomonori OZEKI
1988年岐阜県可児出身。 菊里高等学校音楽科・東京音楽大学を卒業の後、2010年にフランスへと留学し、パリエコールノルマル・パリ地方音 楽院にて研鑽を積む。その後2013年よりベルギーのブリュッセル王立音楽院(CRB)修士課程へと進み、優秀賞付きで同課程を卒業する。 2015年からはブリュッセル王立音楽院(KCB)に籍を置いて古楽的なアプローチを学び、バロック・古典時代から息づく伝統の奏法をモダン演奏に 活かす研究を続けた。 現在は日本国内のみならず、海外でのソロリサイタルを毎年開催しており好評を博しています。また、仏語レッスン通訳としての活躍や、録音技師として 演奏会やコンクールの記録を担当する事を通して、クラシック音楽の普及と発展に貢献しています。 これまでに、在ベルギー日本大使館の大使公邸にて招待演奏をする他、マラガ国際音楽祭やニース国際音楽祭等、多くの国際音楽祭に参加しコ ンサートを行っています。室内楽においても、ベルギーラジオ局RTBF主催のMusiq 3音楽フェスティバルへの参加をはじめ、多数の演奏を引き受けてい る。 ピート・クイケン、ヨハン・シュミット、ビリー・エイディ、森本恵美子、寿明義和、各氏に師事。

Prelude Music
YSC-0002(1CD)
税込定価
2750★★
『メッセージ』
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
 月の光/夢
マスネ:タイスの瞑想曲
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
サティ:ジムノペディ第1番
フォーレ:「ドリー」〜子守歌
フォーレ:シシリエンヌ
サン=サーンス:白鳥
ヘンデル:オンブラ・マイ・フ
バッハ:G線上のアリア
フリース:モーツァルトの子守歌
パラディス:シチリアーノ
シューベルト:アヴェ・マリア
シューマン:トロイメライ
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲〜シチリアーナ
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
ショパン:ノクターン 嬰ハ短調[遺作]
関根悠乎:メッセージ〜バッハからのおくりもの〜
関根悠乎(Cl/ヴォーカル)
渡辺かや(Hp)

録音:2019年7月8-9日 五反田文化センター
ソロ・クラリネット奏者として各方面で活躍する、関根悠乎のセカンド・アルバム。阪神淡路大震災のある チャリティーコンサートで、その素晴らしさを実感して以来大切にしてきたハープとのアンサンブルという形 で、クラシックの名曲を収録しました。彼女が絶大な信頼をおいている渡辺かやとの息の合ったデュオで、 曲の美しさを十二分に引き立てる素晴らしい演奏を聴かせています。ラストには、関根悠乎自身がバッ ハの平均律クラヴィーア第1巻第1番プレリュードを元に作詞・作曲し、リサイタルではアンコールで必ず演 奏する「Message」を収録。
「誰もが一度は聴いたことのあるクラシックの名曲というのは、本当に美しく芸術的な曲だからこそ、名曲として語り継がれる曲です。そして、フ ルートとハープの二重奏曲はたくさんありますが、私はクラリネットとハープも同じように、あるいは全く違う魅力で、素晴らしく芸術的なアンサン ブルができることを知っています。見た目は地味ですが、柔らかい木の独特な温もりのあるクラリネットは、華やかな装いで元気にしてくれるとい うよりは、ゆっくり隣で寄り添って話を聞いてくれる、そんな存在なのだと思います。 収録している18曲のクラシック作品のうち、1曲でもあなたの心に届いて、一緒に生きていこうと、ささやいてくれる曲が見つかりますように。」 〜関根悠乎(ライナーノーツより)

OEHMS
OC-1715(1CD)
NX-B03
クリスティーナ・ビアンキ/ハープ・リサイタル
スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K.197/L.147/P.124(ハープ編)
 ソナタ ヘ短調 K.239/L.281/P.56(ハープ編)
タイユフェール(1892-1983):ハープ・ソナタ
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.213/L.108/P.288(ハープ編)
 ソナタ ヘ長調 K.469/L.431/P.514(ハープ編)
C.P.E.バッハ:スペインのフォリアによる12の変奏曲 Wq.118/9, H.263(ハープ編)
スカルラッティ:ソナタ イ短調 K.149/L.93/P.241(ハープ編)
 ソナタ ホ長調 K.162/L.21/P.162ハープ編)
 ソナタ ホ短調 K.198/L.22/P.132(ハープ編)
バルティン(1931-2009):3つの前奏曲
スカルラッティ:ソナタ ト長調(ハープ編)
 スカルラッティ:ソナタ ト短調(ハープ編)
クリスティーナ・ビアンキ(Hp)

録音:2019年3月4-6日バイエルン放送 第2スタジオ,ドイツ
7歳でハープのレッスンを始めたクリスティーナ・ビアンキ。16歳でミラノ音楽学校を卒業、1989年から1995年まで「EU ユースO」の首席奏者を務めた後、ジェノヴァのカルロ・フェリーチェ劇場Oの首席奏者を経て、2001年 から2008年にはバイエルンRSOの首席奏者を務めるなど着実にキャリアを重ね、現在では大学で教える傍 らソリストとして活躍しています。ビアンキは長年に渡りドメニコ・スカルラッティの作品を研究しており、このアルバムでは彼 の一連の作品をハープで演奏。本来は鍵盤のためのソナタ(ギターで演奏されることもしばしば)を違った視点で聴か せます。合間には、タイユフェール、C.P.E.バッハ、ロシアの近代作曲家バルティンの珍しい作品を挿入し、選曲にユニー クなアクセントを施しています。