湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


器楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



Challenge Classics
CC-72727(1SACD)
ドビュッシー:前奏曲集(全2巻)
喜びの島
アンジェラ・ブラウンリッジ(P)

録音:2016年8月30日-9月1日
12歳で天才的ピアニストとしてウィグモアホール・デビューを飾って以来、イギリス国内外で活躍するアンジェラ・ブラウンリッジ。ニューヨーク・タイムズ 紙上で「世界最高のピアニストのひとり」と絶賛されるなど国際的評価も非常に高いピアニストです。CHALLENGE CLASSICSからはベートーヴェンのソ ナタ集(CC-72707)とショパンの作品集(CC-72728)をリリースしており、今作のドビュッシーが第3弾となります。 2巻からなる『前奏曲集』は明るく色彩豊かで親しみやすいメロディもありつつ、ドビュッシーならではの自由な旋法や和声が散りばめられた創意に溢れた 作品。ブラウンリッジの明解で迷いのない演奏はSACDハイブリッドの優秀録音も相まって、目の醒めるような効果を上げています。『喜びの島』のキラキラし た音響にもほれぼれします。

Etcetra
KTC-1611(1CD)
パッサージョ〜エイナウディ:ピアノ作品集
プリマヴェーラ/秘密の言葉/ふたつの川/もう一つの人生/奇妙な日々/エレジー・フォー・ジ・アーティック/パッサージョ/波/飛/こんな素敵な夜に/パスワード/ネフェリ/光、溢れる日々/ある朝/今夜
ミヒャエル・ファン・クリュッカー(P)

録音:2017年5月、オランダ
ケルン・ピアノ・デュオの活動でも知られるドイツのピアニスト、ミヒャエル・ファン・クリュッカーは、忘れられた古典派〜ロマン派のピアノ作品の復興から、ピリオド楽器(フォルテピアノ)での演奏、偉大な哲学者フリードリヒ・ニーチェのピアノ作品を取り上げるなど多彩に活動し、多くのアルバムも録音しています。
新たにスタートするレコーディング・プロジェクトは、クリュッカーの音楽活動の重要な部分を占めていたミニマル・ミュージックのシリーズ。第1弾ではルチアーノ・ベリオに師事したイタリアのコンポーザー=ピアニスト、ルドヴィコ・エイナウディのピアノ作品集を録音。映画「最強のふたり」の音楽をはじめ、数々の映画音楽、CM音楽、サウンドトラックも手がけ、2017年4月の来日公演も記憶に新しい現代イタリアの巨匠エイナウディの美しく幻想的な音楽を、熟練のピアニズムで贈ります。ミニマル・ミュージック第2弾はアルヴォ・ペルト、第3弾はフィリップ・グラスの音楽を予定。

ARTALINNA
ATL-A012(1CD)
ミーティング・ヒナステラ〜ピアノ&アートワークス Vol.2
モンポウ:歌と踊りから 第 1,2,5,6,8,10曲
ヒナステラ:12のアメリカ前奏曲Op.12(1946)
モンポウ:歌と踊りから 第 3,4,7,9,11,12曲
ガブリエル・ウルヘル・レイエス(1976-):家庭曲集から 第 2,3曲
ガブリエル・ウルヘル・レイエス(P)

録音:2014年8月25-29日、、 2016年8月16-17日
キューバのピアニスト、ガブリエル・ウルヘル・レイエス(1976年ハバナ生まれ)によるアルゼンチンの作曲家ヒナステラとキューバの作曲家ファリニャス、そして自作のピアノ作品集。外装とブックレットにニューヨークを本拠に活躍する日本人彫刻家 Ayano Ohmi の作品の写真が採用されています。

SOLFA
SR-1206070(1CD)
バッハからロックまで〜2台の音楽
バッハ(ジャンヌ・ボヴェ編):トリオ・ソナタ第1番変ホ長調 BWV 525(2台の版)
モーツァルト:2台のソナタ ニ長調 K.448
ラフマニノフ:2台の組曲第2番 Op.17
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-2012):4曲の組曲
プーランク:シテール島への船出
ビリー・メイヤール(1902-1959):マドリード
エマヌエル・フェレル=ラロエ(P)、
クリスティナ・カザーラ(P)

録音:2012年6月7日、メニル・サン・マルタン、メニル、モンタン、フランス
スペイン・バスク出身のエマヌエル・フェレル=ラロエ、カタルーニャ出身のクリスティナ・カザーラによる2台ピアノ音楽史プログラム。
SOLFA
SR-1611210(1CD)
アントニオ・ソレール(ホアキン・ニン・イ・カステリャノス編):12のピアノ・ソナタ シラ・アルナンダス(P)
SOLFA
SR-1310190(1CD)
パペル・デ・ムジカ〜25周年大作曲家の青年時代のピアノ作品集
ベートーヴェン:エルンスト・ドレスラーの主題による9つのピアノ変奏曲ハ短調 WoO 63
リスト:すべての長・短調の訓練の為の12のピアノ練習曲
スクリャービン:10のマズルカ Op.10 から第2番嬰ヘ短調/第3番ト短調/第4番ホ長調/第5番嬰イ短調/第6番ハ短調
ラフマニノフ:4つの楽曲
 ロマンス/前奏曲/メロディー/ガヴォット
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタヘ短調 Op.1
モーツァルト:アレグロ ハ長調 K.9a(5a)
アルバ・ベントゥーラ(P)

発売:2014年
1988年、スペイン、カタルーニャの町カペリャデスに創設された音楽振興財団パペル・デ・ムジカ(同名のコンサートホールの運営やコンクールの主催も行っています)の25周年記念盤。
SOLFA
SR-1501170(1CD)
オマージュ〜ラモテ・デ・グリグノン、ニン=クルメル:ピアノ作品集
リカルド・ラモテ・デ・グリグノン(1899-1962): [Vesperada]
  [Horai]
  [Suite innominada]
ホアキン・ニン・クルメル(1908-2004):3つの印象 [Trois Impressions]
 ハバネラ [Habanera]
  [Les porteuses d'eau, (d'apres Goya]
 トレドの庭園 [Un jardin de Toledo]
 カタルーニャテーマ(フェデリコ・モンポウへのオマージュ、)
 トナーダ集第4巻 [Tonadas Volume IV] から
  [Ball del vano i del ram] (カタルーニャ)
  [Ratolinesa] (カタルーニャ)
  [Ball de grlandes] (カタルーニャ)
 鳥の歌 [Ball de Sant Farriol i bolangera] (カタルーニャ)
  [El cant dels ocells] (カタルーニャ)
  [Ball pla i l'esquerrana] (カタルーニャ)
マリア・リュイーザ・カントゥス(P)

録音:2015年1月17-18日、ホテル・サンタ・マルタ、リュレッド・ダ・マール、カタルーニャ、スペイン
発売:2015年
SOLFA
SR-1501300(1CD)
【未案内旧譜】
中南米のギター音楽
アグスティン・バリオス・マンゴレ(1885-1944):郷愁のショーロ
 森に夢見る
ヴィラ=ロボス:ショーロス第1番 [Choros n.1]
カルロス・ファリニャス(1934-2002):
 悲しい歌 [Cancion Triste]
ピアソラ(アリアス編):ブエノスアイレスの冬
ピアソラ(セルジオ・アサド編):アディオス・ノニーノ
アグスティン・バリオス・マンゴレ:ワルツ Op.8-4
 フリア・フロリダ(舟歌)
アリエル・ラミレス(フェルナンド・アロンソ編):アルフォンシーナと海(サンバ)
ヘスス・ベニテス(1930?-2007):鳥たちの踊り(練習曲第2番) 
エクトル・アヤラ(1914-1990):グアラニア
ポンセ(1882-1948):メキシコのスケルツィーノ
エグベルト・ジスモンチ(1947-):水とワイン [
キケ・シネシ(1960-):抱擁
カルラス・エライス(G)

録音:2014年2月、アル・マズノウ、バルセロナ県、カタルーニャ、スペイン
発売:2015年

BEAUX ARTS
KLANSKY-1(2CD)
クラーンスキー・プレイズ・ショパン
練習曲ホ長調 Op.10-3
ワルツ変イ長調 Op.34-1
夜想曲変ニ長調 Op.27-2
華麗な変奏曲変ロ長調 Op.12
マズルカ ヘ短調 Op.63-2
ポロネーズ嬰ハ短調 Op.26-1
夜想曲ヘ長調 Op.15-1
前奏曲変ニ長調「雨だれ」Op.28-15
練習曲変イ長調 Op.25-1
前奏曲ホ短調 Op.28-4
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ Op.22
バラード ト短調 Op.23
前奏曲変イ長調 Op.28-17
夜想曲ハ短調 Op.48-1
マズルカ変イ長調 Op.50-2
ワルツ イ短調 Op.34-2
練習曲ヘ長調 Op.10-8
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
マズルカ嬰ハ短調 Op.63-3
マズルカ イ短調 Op.17-4
バラード ヘ短調 Op.52
ワルツ変イ長調「告別」WN 47
イヴァン・クランスキー(P)

録音:2014年2月1-2日、2015年6月26-27日、マルチヌー・ホール、リヒテンシュタイン宮、プラハ、チェコ
017年現在プラハ音楽院鍵盤楽器科長を務めているチェコのピアノ界の大物イヴァン・クラーンスキー(1948年生まれ、クランスキーとも表記)。日本のリスナーにはグアルネリ・トリオのメンバーとして知られているかもしれませんが、数々の要職を歴任し、また教育者としても高名であり彼の指導や講習を受けた日本のピアニストも少なくありません。
小規模流通商品のため高価格となり、早々の完売も予想されます。本体・外装に規格番号表示がございません。ご了承ください。

イプシロン・インターナショナル
YIL-003(1CD)
税込定価
吉川隆弘/シューマン:ピアノ曲集
幻想小曲集Op.12
子供の情景Op.15
森の情景Op.82
吉川隆弘(P)

録音:2015-2016年 Studio Pianoforte
ピアノ:Steinway&sons C-227 n. 584042
(PHOTO: DUSKA KARANOV)
イタリア、日本の双方に拠点を置いて活動するピアニストの吉川隆弘は、そのタッチ(音色)に、またアーティキュレーション、強弱法、アゴーギクないしルバートのような表現法に、たいそう鋭敏な感性を示すピアニストである。そのことは、彼がこれまでに発表したディスク、たとえばベートーヴェンのソナタ集(YIL-001)、ドビュッシーの作品集(YIL-002レコード芸術特選)などからも充分に確かめられたが、ここに聴く新録音「シューマン作品集」からも、改めて、新鮮に感得できる。選ばれた作品は「幻想小曲集」「子供の情景」そして「森の情景」であるが、それぞれにシューマンが持前の詩人的資質を申しぶんなく示した秀作揃いで、いきおい、上に述べたような吉川隆弘の美質が、心おきなく現れていることを実感できる。言い換えてみるなら、この演奏は、シューマンの楽曲にこもる詩的な情感を最も自然に伝えてくれる演奏である。そしてそれは、この演奏が「(奏者の)心から(聴きての)心に通う」ものであるからに違いあるまい。(濱田滋郎ライナーノーツより)

若林工房
WAKA-4205(1CD)
月の光〜1927年製エラールの響き/上野真
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
ラヴェル:水の戯れ
 ソナチネ
ドビュッシー:前奏曲集第1巻
上野真(P)

使用楽器:エラールモデル260フルコンサートグランド、1927年製、90鍵のエクストラベース付
録音:2016年11月22〜25日、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール小ホール
実力派ピアニスト、上野真の若林工房への録音第3弾。今回は1927年製のエラールを使用、得意とするドビュッシーとラヴェルの作品を録音しました。フランスで最も高価な楽器といわれたエラールは、凝ったメカニズム、最高品質の自然木や革などの素材により見た目も楽しませてくれますが、そのサウンドの特徴は、減衰の緩やかな響きにあります。「これこそが本来のアコースティック楽器の姿」(上野真)というエラールの名器を使用したフレンチ・アルバム。極上の音色をお楽しみください。
「彼の世代の中でもっとも才能に恵まれた一人である。その力量は、最高のレヴェルに達している」――ホルへ・ボレット

ODRADEK RECORDS
ODRCD-344(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻(全曲) ダニエル・マーティン・ルイス(P)

録音:2012年8月-9月
※日本語解説つき
バッハを得意とするオーストリア出身のピアニスト、ダニエル・マーティン・ルイスによるバッハの“平均律”第2巻。ロナルド・ファレン・プライス、ジョン・リル、アーノルド・コーエンなどに師事し、イギリスを中心に演奏活動を行っています。粒立ちの良い音色で、キレの良い演奏を繰り広げています。

GENUIN
GEN-17479(1CD)
インモータル・バッハ〜シモーネ・ルビーノ(打楽器)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009―プレリュード,アルマンド
ボッカ:聖書釈義
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009―クーラント
ボッカドーロ:発電所
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009―サラバンド
ニューステット:不滅のバッハ
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009―ブーレ1、2
クセナキス:リボンズB
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009―ジーグ
ケージ:第3コンストラクション(第3構成)
シモーネ・ルビーノ(打楽器)
セルゲイ・ミハイレンコ(打楽器;ニューステット,ケージ)
クリスティアン・フェリックス・ベンニング(打楽器;ニューステット,ケージ)
パトリック・ステイプルトン(打楽器;ニューステット,ケージ)

録音:2016年12月ケルン
打楽器演奏によるバッハの無伴奏チェロ組曲第3番に現代の作品を混ぜ込んでいる。シモーネ・ルビーノは1993年生まれの打楽器奏者。バッハはマリンバによる演奏。マリンバがこれほど表情豊かなバッハを奏でるとは驚嘆するしかない。これだけ抜き出して聞いても満足しうる高水準な演奏だ。その他ロベルト・ボッカ(1950-)、カルロ・ボッカドーロ(1963-)、クヌト・ニューステット(1915-2014)、ヤニス・クセナキス(1922-2001)、ジョン・ケージ(1912-1992)の作品を収録。ニューステットとケージには助演が入る。
GENUIN
GEN-17477(1CD)
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ集
ソナタハ長調K200/ソナタヘ短調K19/ソナタニ短調K1/ソナタニ短調K9/ソナタハ短調K11/ソナタニ短調K32/ソナタヘ短調K239/ソナタロ短調K87/ソナタイ長調K322/ソナタニ短調K213/ソナタヘ短調K365/ソナタイ長調K208/ソナタロ短調K377/ソナタト短調K426/ソナタト長調K449
カティア・ブラウンシュヴァイラー(P)

録音:2016年9月1-2日スイス,ライナウ
スイスのピアニスト、カティア・ブラウンシュヴァイラーによるドメニコ・スカルラッティのソナタ集。ブラウンシュヴァイラーはジュネーヴの生まれ。まだ国際的な活動を始めてそれほど経っていないが、しかし技術も表現も驚くほど高い水準にある。彼女のスカルラッティは知的に隅々まで整えられつつ、静かだがかなり熱い情熱が宿っており、彼女が只者ではないことをよく伝えてくれる演奏だ。

Label G
G50-0001(1CD)
鈴木隆太郎〜デビュー
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.141
 ソナタ ホ長調 K.380
ラヴェル:クープランの墓
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 KV.310
リスト:「ドン・ジョヴァンニ」の回想
鈴木隆太郎(P;Steinway & Sons)

録音:2017年4月5-8日/ラ・ショー=ド=フォン(スイス)
Clavesレーベルでもおなじみの録音技師、ジャン=クロード・ガブレルが立ち上げたレーベル “Label G” が始動します。ガブレルは小糸恵のバッハ のオルガン作品集をはじめとする録音で高く評価を得ている名録音技師です。期待のレーベル第1弾は新進気鋭のピアニスト鈴木隆太郎のデビュー盤の 録音です!
1990年鎌倉生まれの鈴木隆太郎は2008年に栄光学園高等学校を卒業後、渡仏。パリ国立高等音楽院にて、ブルーノ・リグット、オルタンス・カル ティエ=ブレッソン、ミシェル・ダルベルト、ミシェル・ベロフ各氏に師事。現在は、イタリアのフィレンツェでエリソ・ヴィルサラーゼのもと研鑽を積み、 パリを拠点に演奏活動を行っています。これまでに、2015年イル・ド・フランス国際ピアノ・コンクール第1位、カンピージョス国際ピアノ・コンクール 第2位、エミール・ギレリス国際ピアノ・コンクール第2位、2017年ヴァルティドネ国際音楽コンクール第2位をはじめ、多数の国際コンクールで優秀 な成績を収めている今最も活躍が期待されるピアニストの一人です。
注目のデビュー盤はコンサート・ピアニストとしての音楽的な経験から鈴木自身が選び抜いた作品で構成。選曲も秀逸でスカルラッティのソナタにはじ まり、ラヴェルのクープランの墓、モーツァルトのピアノ・ソナタ第8番、そしてリストの「ドン・ジョヴァンニ」の回想を収録しました。驚くべき洗練さ れた繊細なタッチと音楽への敬愛を感じるこの上なき美しい音色は、聴き手を虜にしてしまう、まるで魔法のよう。確かな技術から裏付けされた演奏はヨー ロッパで研鑽を積む鈴木隆太郎の今を知れる会心の出来栄えです。ヨーロッパはもちろんのこと、日本での活躍も期待せずにはいられない大注目のピアニ スト鈴木隆太郎の演奏をご堪能いただけます。ガブレルのこだわりの録音にもご期待ください!

SWR music
SWR-19409CD(1CD)
NX-B02
シュヴェツィンゲン音楽祭 1994年
グリーグ:抒情小曲集〜感謝Op.62-2/スケルツォ Op.54-4/小妖精 Op.71-3/森の静けさ Op.71-4
フランク:前奏曲,コラールとフーガ M21
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
 鏡
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1994年5月15日
1994年、ドイツのシュヴェツィンゲン音楽祭での晩年のリヒテルのコンサートを収録した1枚。当時のリヒテルは長いコンサート・ツ アーに出かけており、様々な会場でリサイタルを開催していました。この演奏会ではグリーグ、フランク、ラヴェルの作品が演奏されて いますが、グリーグについては、「ピアノ協奏曲」は若いころから数多く演奏してきたものの、「抒情小曲集」はようやく晩年になって演 奏を始めたという作品でした。ここでも慎重なアプローチによる演奏を繰り広げています。かたや、フランク、ラヴェルは得意中の得意 な作品で、リヒテルは変幻自在な演奏を聴かせています。 SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。

Coviello
KKC-4101(1CD)
ハイドン:アンダンテと変奏曲 ヘ短調Hob.XVII:6、
 ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 KV475、
 ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 KV457
小笠原智子(P)

録音:2017年1月2-5日SWRスタジオ、フライブルク
日本語帯・解説書付
ドイツ在住のピアニスト小笠原智子によるハイドンとモーツァルトのピアノ曲集。 1793年ハイドンは実り多き最初のロンドン訪問からウィーンに戻りました。ロンドンで一番魅了されたのは、イギリス、ブロードウッド製のパワフルで表 現豊かなピアノで、ハイドンはこれをウィーンに持ちこみました。この経験がハイドンの後期の鍵盤作品に大きな影響を与え、そんな中で作曲されたのが「ア ンダンテと変奏曲 ヘ短調」でした。これは1794年2度目のロンドン訪問中に書かれた「イギリス・ソナタ」の3曲目、ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52 も同様です。このソナタは演奏者に高度な技術を要求し、ハイドンの鍵盤作品の集大成ともいえる作品。一方、この数年前ハイドンの友人であるモーツァ ルトは、このハイドンの作品を予感させるような初期ロマン派の形式で書かれた幻想曲とソナタを作曲しました。この2つの作品はともにハ短調で書かれ ており、荒々しい感情と均衡した楽曲構成という点で共通しています。 小笠原智子はウィーン古典派の象徴ともいえる作品を、非常に洞察に満ちた解釈で我々に提示してくれています。 (Ki)

CAvi
4260085-533794(1CD)
ドビュッシー:映像 第1集
 映像 第2集、
 仮面
シマノフスキ:マスク(仮面劇)Op.34
キャシー・クリエ(P)

録音:2016年11月フィルハーモニー・ルクセンブルク、室内楽ホール
ヨーロッパ・コンサート・ホール協会(ECHO)2015/2016シーズンのライジング・スターに選出されヨーロッパ各地の主要ホールで公演を行うルクセン ブルク出身のピアニスト、キャシー・クリエ。これまでにCAvi musicからは4枚のディスクが発売されており、ヤナーチェク:ピアノ作品集(KKC5388)は、レ コード芸術で特選盤という好評を得ています。 彼女のここ最近のアルバムは、ラモーとリゲティ(4260085533084)、リストとベルク(4260085533398)といった異なるスタイルをもった作曲家を1枚 のアルバムに収録し、それぞれの対比を鮮やかに描き出していました。今回のアルバムは、ドビュッシーとシマノフスキというほぼ同時代の作曲家でまとめて います。シマノフスキは、ポーランドの印象派とも言われることや、一見ドビュッシーと音楽的共通点があるように思いますが、シマノフスキ自身は若い頃は、 印象主義やドビュッシーの音楽にはあまり共感を抱いていなかったようです。しかしシマノフスキ中期の作品にあたる「マスク(仮面)」は、シマノフスキらしい 神秘的なハーモニーは健在ですが、印象派の手法で書かれており、ドビュッシーの影響も少なからず感じる作品。一方、ドビュッシーの「仮面」は、調性やリズ ムなどで仮面のもつ二面性を表現した作品。作曲家、作品、そして自身の表と裏を卓越した表現力と音楽性で見事に描いたアルバムです。
CAvi
4260085-533886(1CD)
知られざるロシア〜グリンカのピアノ変奏曲集
グリンカ:「母よ祝福されてあれ」の主題による変奏曲 ホ長調
 ケルビーニの「ファシスカ」からの主題による変奏曲 変ロ長調
 ドニゼッティの「アンナ・ボレーナ」からの主題による華麗な変奏曲 イ長調
 バレエ曲「キア・キング」からの2つの主題による変奏曲 ニ長調
 アリャビエフの歌曲「ナイチンゲール」の主題による変奏曲
バラキレフ:グリンカ「ひばり」によるパラフレーズ
リャードフ:グリンカの主題による変奏曲
ウラディーミル・ストウペル(P)

録音:2016年6月ケルン
近代ロシア音楽の父」と呼ばれるグリンカ。彼の代表作オペラ「ルスランとリュドミラ」は、ロシア国民主義のオペラの礎となりました。ロシアの裕福な家系 に生まれたグリンカは、作曲はほぼ独学で学び、ピアノはプライベート・レッスンとしてジョン・フィールドから教えを受けていました。グリンカは50曲ほどのピ アノ曲を残しており、その作風はフィールドを思わせるロマンティックなもの。美しい旋律に彩られた表情に富んだ作品ばかり。ここに収録されているのは、当 時流行していた歌劇の旋律をもとにした変奏曲。グリンカは主題を多種多様に変化させながら発展させる方法で、バラキレフ、リャードフの2つの変奏曲も収 録し、グリンカの変奏曲が後の作曲家に与えた影響のを順に追って行けるプログラム構成です。ロシア生まれで現在ドイツで活躍するピアニスト、ウラディー ミル・ストウペルの絶妙な選曲が光ります。 (Ki)

Profil
PH-17002(1CD)
秘密の場所
レベッカ・チェヒ(1983-ドイツ):雨になると思う
アンドラーシュ・デレチケイ(1982-ハンガリー):バルカノイド
ベニヤミン・ハイム(1994-オーストリア):トランスNo.1
エドムンド・ジョリッフェ(1976-イギリス):悪魔的ワルツ
イェンス・フバート(1973-ドイツ):ロック・ユー vs バレリーナ
ヨハネス・マイヤーヘーファー(1985-ドイツ):息・光
ニルス・フラーム(1982-ドイツ):ハンマーズ
アレクサンドル・ゴノボーリン(1953-ロシア):変容
ダヴィド・ルボーヴィチ(1981-ポーランド):カルパチアン
ウラジーミル・トルチンスキー(1968-ロシア):8つの弦
ベネディクト・ブライダーン(1966-アメリカ):アンドレーアス・ホーケスタ(1982-ノルウェー):3つのムード
レヴェント・アルトゥンタシュ(1994-ドイツ):シラーの夜の飛行
The Twiolins【マリー=ルイーズ&クリストフ・ディングラー(Vn)】

録音:2016年11月/スマート・フォックス・スタジオ(マンハイム)
TwiolinsはTwinとViolinの合成語。双子の姉弟マリー=ルイーズ&クリストフ・ディングラーによるドイツのヴァイオリン・デュオ。通常のレパートリーではな く、若手作曲家にこの編成による新作を産みださせ紹介しています。2009年に「クロスオーバー作曲賞」を設立、これまでに50カ国の作曲家による500以上 の作品が作られ、演奏のみならず出版もしています。このアルバムはそのなかから13人の作曲家の新作を披露。国籍は多域に及びますが、大半は若く、オース トリアのベニヤミン・ハイムとドイツのレヴェント・アルトゥンタシュは1994年生まれ。アルバム・タイトルの「秘密の場所」は、これら作品から妄想の世界での 旅行を表しています。 (Ki)

アールアンフィニ
MECO-1044(1SACD)
税込定価
2017年10月18日発売
礒絵里子/エスプレッシーヴォ
スケルツォ(ブラームス)
愛の挨拶(エルガー)
カンタービレ(パガニーニ)
ヴォカリーズ(ラフマニノフ)
真夜中の鐘(ホイベルガー/クライスラー編)
熊蜂の飛行(リムスキー=コルサコフ/ハルトマン-ハイフェッツ編)
感傷的なワルツ(チャイコフスキー/クロピック-礒絵里子編)
舞踏会の美女(アンダーソン/山田武彦編)*
即興曲第15番「エディット・ピアフを讃えて」(プーランク)
愛の小径(プーランク)
スペインのセレナーデ(シャミナード/クライスラー編)
中国の太鼓(クライスラー)
ロンディーノ(クライスラー)
シンコペーション(クライスラー)
スペイン舞曲(ファリャ/クライスラー編)
ノクターン第20番遺作(ショパン/ミルシテイン編)
トルコ行進曲(モーツァルト/玉木宏樹?デュオ・プリマ編)*
ワルツ・スケルツォ(チャイコフスキー)
礒絵里子(Vn)、實川風(P)
神谷未穂(Vn)*

録音:2017年8月8日?9日 横浜市みどりアートパーク
日本を代表する実力派ヴァイオリニスト、礒絵里子のデビュー20 周年記念 アルバムです。礒絵里子がこよなく愛し、折に触れて取り上げてきた珠玉の ヴァイオリン愛奏曲全 18 曲を収録しました。共演の實川風(ピアノ)との浪漫 溢れるエスプレッシーヴォ(表情豊か)なアンサンブルは、まさに薫り立つフィ ネスに満ちた孤高の音世界です。



CLAVES
50-1719(1CD)

ショパン・リサイタル
4つのマズルカOp.17【第10番変ロ長調/第11番ホ短調/第12番変イ長調/第13番イ短調】(1832-33)
2つの夜想曲Op.32【第9番ロ長調/第10番変イ長調】(1836-37)
前奏曲嬰ハ短調Op.45(1841)
バラード第4番ヘ短調Op.52
2つの夜想曲Op.48【第13番ハ短調/第14番嬰ヘ短調】(1841)
ポロネーズ第7番幻想ポロネーズ」
フィンギン・コリンズ(P)

録音:2016年5月20-21日/RTEラジオ・センター、第1スタジオ(ダブリン)
名手フィンギン・コリンズ、Clavesレーベルからの久々の録音はショパン・アルバムです。コリンズは1977年アイルランドのダブリンに生まれ。1999年クラ ラ・ハスキル・コンクールで優勝して以来、着実にそのキャリアをのばしてきました。歌心あふれる丁寧なタッチと豊かな表現力で聴衆を魅了してきたフィンギ ンは、Clavesレーベルで進めているシューマンのピアノ独奏曲全曲録音のうち第1集(50 2601)および第3集(50 2806)に参加。いずれも高い評価を得て きましたが、40才を前についにショパンの作品に挑みました。細部にまで神経のいき届いた美しいタッチで奏でられるコリンズのショパンに期待が膨らみま す。 (Ki)


La Dolce Volta
LDV-179(13CD)
日本語帯・解説付
特価

シューマン:ピアノ独奏曲全集
■CD1〈使用楽譜:Breitkopf& Haertel〉
パピヨン op.2
ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調 op.11 - クララ・ヴィーク嬢に捧ぐ
パガニーニのカプリースによる6つの練習曲 op.3
■CD2
謝肉祭 op.9〈使用楽譜:Breitkopf& Haertel〉
クララ・ヴィークの主題による即興曲 op.5〈初稿、使用楽譜:Breitkopf& Haertel〉
ウィーンの謝肉祭の道化 op.26〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
■CD3
アベッグ変奏曲 op.1〈使用楽譜:Breitkopf& Haertel〉
ダヴィッド同盟舞曲集 op.6〈第2稿、使用楽譜:G.Henle Verlag〉
4つのピアノ曲 op.32〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
4つの行進曲 op.76〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
■CD4 〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
アレグロ ロ短調(1853)
ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 op.14(1853)
補遺:スケルツォI(1866)/花の曲 op.19
フゲッタ形式による7つの小品 op.126
■CD5
子供の情景〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
クライスレリアーナ〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
主題と変奏 変ホ長調-最後の楽想による幻覚の変奏曲(Anh. F39) 〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
トッカータ op.7〈使用楽譜:Breitkopf& Haertel〉
■CD6 〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
交響的練習曲 op.13(1837年稿)
森の情景 op.82
交響的練習曲 op.13(補遺)〔主題-アンダンテ/第1〜5変奏〕
■CD7 〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
幻想曲 op.17/夜曲集 op.23
暁の歌 op.133/3つの幻想的小品 op.111
■CD8〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
子どものためのアルバム op.68
■CD9
6つの間奏曲 op.4〈使用楽譜:Breitkopf& Haertel〉
アラベスケ op.18〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
幻想小曲集 op.12〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
子どものためのアルバム op.68(補遺)〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
■CD10
ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 op.22〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
プレスト・パッショナート(ピアノ・ソナタ第2番のオリジナル・フィナーレ)〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
パガニーニのカプリースによる6つの演奏会用練習曲 op.10〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
子どものための3つのピアノ・ソナタ op.118の2-娘エリーゼの思い出〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
■CD11
ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲(Anh.F25)〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
フモレスケop.20〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
子どものための3つのピアノ・ソナタ op.118の1 - 娘ユーリエの思い出〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
子どものための3つのピアノ・ソナタ op.118の3-娘マリーの思い出〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
■CD12 〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
3つのロマンス op.28
ノヴェレッテ op.21
■CD13 〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
アルバムの綴り op.124
色とりどりの小品 op.99/4つのフーガ op.72
ダナ・チョカルリエ(P)

録音:2012年3月7日,10月23-24日/2013年3月12-13日, 10月15日/2014年5月13-14日、12月9-10日/2015年6月9日,11月18-19日/2016年6月8日,10月26日(在仏ルーマニア大使館(パリ)、すべてライヴ録音)
使用楽器:YAMAHA CFX
リパッティ、クララ・ハスキルらの流れをくむルーマニア・ピアノ楽派のダナ・チョカルリエによる、シューマンの全曲録音の登場。チョカルリエは、ルー マニアに生まれ、フランスでドミニク・メルレやプルーデルマッハーに師事。1996年のロベルト・シューマン国際コンクールで第2位を受賞、その後も様々 なコンクールで入賞しています。2017年1月、ヤマハ・アーティスト・サービス・ヨーロッパより “ヤマハ・コンサート・ピアニスト” に任命されました。 チョカルリエは、協奏曲のソリスト、リサイタル奏者、室内楽奏者として定期的に舞台に立っています。またラジオ局フランス・ミュジークとの関係は深く、ジャ ン=ピエール・ デリアンの番組 “音楽家のアトリエ” のために、2002年から2014年までシューマンの 作品を演奏し続けました。 現在、リヨン国立高 等音楽院とパリ・エコール・ノルマル音楽院の教授として後進の 育成にも励んでいます。
「シューマンの音楽を演奏するということは、奏者が自らの声を、疑問を投げかける彼の声に重ねることである〜シューマンにとって腹心のような存在 といえるピアノは、彼自身の心の内奥にある想いを受け止めてくれる楽器であった。“音楽は、誰も私に与えることができないものを、私に授けてくれる。 なぜならピアノは、私が音楽に置換しうるあらゆる高尚な感情を、私のために語ってくれるのだから”(1828年付のシューマンの手紙より)」(ライナーノー ツより)。アンドレ・ブクレシュリエフに「あなたは真のシューマン弾きだ。イヴ・ナット を彷彿させる」と称された、ダナ・チョカルリエによる、5 年が かりのシューマン・プロジェクトがここに結晶しました。
なお、この全曲演奏では、純粋なピアノ曲のみが選曲されています。ペダル・ピアノ(ピアノとオルガンの中間に位置する楽器)のための作品は収録さ れていません。ペダル・ピアノの楽器を用いての録音が難しく(楽器は博物館などにあるけれど)、ドビュッシーらによる素晴らしい編曲もあるけれども、シ ュ ー マンの原曲とは隔たりがある、というチョカルリエの考えによるものです。 (Ki)

Clarinet Classics
CC-0018(1CD)
NX-B02
ルディ・ヴィードフ(1893-1940)〜名演集
1.Sax Serene/2.Saxarella
3.That Moaning Saxophone Rag
4.Valse Vanite/5.Souvenir
6.Dans l'Orient/7.La Paloma
8.Valse Mazanetta/9.メヌエット ト長調
10.メロディ
11.セレナード「Les Millions D'Arlequin」
12.Sax-O-Phun/13.Saxophone Fantasie
14.Saxema/15.Valse Erica
16.Danse-Hongroise/17.La Cinquantaine
18.Serenade Badine/19.メロディ
20.ヴォルガの舟歌/21.Llewellyn-waltz
22.Narcissus/23.グロリア
24.Valse Marilyn/25.Rubenola
ルディ・ヴィードフ(Sax)
スタジオ・オーケストラ 他

録音:1920-1927年
1840年代にベルギーの管楽器製作者アドルフ・サックスによって考案された「新しい楽器」サクソフォン。現代ではクラシック音楽か らポップス、ジャズ、ロックなど幅広い分野で人気を獲得している楽器ですが、マルセル・ミュールが登場するまでは正当な評価を得 ることはできませんでした。しかし、ミュールの少し前の時代にも素晴らしい奏者が存在していました。ジャズ黎明期のアメリカで活躍 したルディ・ヴィードフです。「サクソフォンのクライスラー」と呼ばれ、自作自演が爆発的人気を呼んだことで知られていますが、なぜか 彼の死後はすっかり忘れられてしまいましたが、須川展也が何曲かの作品を自身のレパートリーに組み込んだことで、少しずつ人 気が復興しています。彼の妙技を心行くまで堪能できる1枚です。

Clarinet Classics
CC-0049(1CD)
NX-B02
Swing Low Sweet Clarinet
モーラン(1910?95)/arr. Ludlow: Swing Low Sweet Clarinet
レイボルト(1886?1972): The Wistful Shepherd
クライスラー:愛の悲しみ/小さな羊飼い
 わが瞳に星々が/美しきロスマリン
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
モーラン:Blue Haze
 The Pied Piper
 The Gentle Maiden(ケル編)
フォスター(1825-1864):Some Folks Do
ロビンソン(1815-1898):The Snowy Breasted Pearl
伝承曲:Has Sorrow Thy Young Days Faded?
フォスター:優しきアニー
イラディエル(1809-1865):ラ・パロマ(ケル編)
ハリソン(1851-1944):In the Gloaming(カーデュー編)
バルフェ(1808-1870):Killarney(カーデュー編)
モーラン:エクスタシー
ポーター・ブラウン(1910-1982):Dance of the Three Old Maids
ドビュッシー:夢想/レントより遅く
クライスラー:愛の喜び/ウィーン奇想曲
クラットサン(1866-1951):Ma Curly Headed Babby(ハートリー編)
レジナルド・ケル(Cl)

録音:1942年-1955年
イギリス生まれのレジナルド・ケル(1906-1981)。ロンドン王立音楽院で学ぶ傍ら、ロイヤル・フィルハーモニック協会のオーケストラ で首席奏者を務めるなど、在学中からその存在は注目されていました。 1932年に卒業、その後はロンドンPOに移籍し、1936年まで演奏しました。トスカニーニにも認められ、ル ツェルン祝祭Oの首席奏者を務めたことでも知られています。以降様々なオーケストラの首席奏者を務め、アメリカに渡って からはベニー・グッドマンの知遇を得て、彼にクラシックの奏法を教えるなど多方面で活躍しました。この録音は1942年から1955 年の演奏で、ドビュッシーから民謡まで多岐に渡るレパートリーを収録。モーツァルト演奏で名高いケルの別の一面を伝える楽しい アルバムとなっています。

CAvi
4260085-533817(1CD)
バッハ&イザイVol.3
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調BWV1005
イザイ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第6番
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第4番
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調BWV1002
アンティエ・ヴァイトハース (Vn:シュテファン=ペーター・グライナー製)

録音:2016年3月、ケルン
現代最高の弦楽四重奏団といわれるアルカント・カルテットの第1ヴァイオリンを務めるアンティエ・ヴァイトハース。抜群の安定感と表現力、そして 豊かな音量と音色でカルテットの起点となっています。CAviレーベルからはソロやアンサンブルなどを含めてこれまで20枚ほどのCDを発売しています。 どのアルバムも冷静な曲作りと、ここ一番では大胆にも聴かせ、聴くものを魅了させてきました。本作は一挺のヴァイオリンによる和声や対位法の可能性 を追求した名作J.S.バッハとイザイの無伴奏を組み合わせたアルバム三部作の第3弾となります。 バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番は、全6曲中3曲を占めるソナタの中で最もスケールの大きい音楽です。特に聖霊降臨祭の古いコラー ル《来たれ、聖霊よ、主なる神よ》の旋律が使われている第2楽章フーガは、バッハが残したフーガの中で最大級の長さだと言われています。ヴァイトハー スの研ぎ澄まされた集中力で見事に壮大な音楽を作り上げています。そしてアルバムの最後に収録されているバッハのパルティータ1番。ヴァイトハース の格調高い演奏で、4つの舞曲がうまくまとめあげられています。 バッハに挟まれている2つのイザイのソナタ。6曲はすべて、それぞれ異なるヴァイオリニストに献呈され、この第6番はスペイン出身のマヌエル・キロガ に捧げられています。そのためハバネラ風のリズムが用いられ、輝かしく華やかな楽曲となっています。そして古典的な形式の端正な作品第4番はイザイ の親友クライスラーに献呈されています。ヴァイトハースの愛用する現代の名器シュテファン=ペーター・グライナー製のヴァイオリンで、しなやかに、一 音一音厳選した密度の高い演奏を聴かせてくれます。 (Ki)


MIRARE
MIR-328(1CD)
バッハ:イギリス組曲第2番 イ短調 BWV 807
トッカータ ニ長調 BWV 912
フランス風序曲 ロ短調 BWV 831
ユリアンナ・アヴデーエワ(P)

録音:2017年3月8-10日/ライツターデル(ノイマルクト/ドイツ)
2010年ショパン国際コンクールの覇者、ユリアンナ・アヴデーエワ、MIRAREレーベル第3弾の登場。第2弾同様、音響的に非常に有名なドイツ、 ノイマルクトにあるコンサートホール、ライツターデルで、名トーンマイスターのアンドレアス・ノイブロンナーによって録音されました。
今回彼女が取り上げたのは、バッハ。イギリス組曲第2番(1725年頃までに完成)、トッカータニ長調(1707あるいは13年頃)、そしてフランス風 序曲(1735年出版)と、作曲時期の異なる名作3曲によるプログラム。すべての要素がくっきりと清潔感のある音色で響かせられながらも、ふくよかに 歌われており、アヴデーエワの知性と、ますます深化した音楽性に感じいるバッハとなっています。 イギリス組曲第2番は、2声対位法によるプレリュードで幕を開けますが、作品全体を通して、アヴデーエワはひとつひとつの要素をすべてくっきりと響 かせつつふくよかに歌っています。 華麗な上行音型で華やかにたたみかけるように始まるトッカータ ニ長調では、即興性あふれる自由さで、さわやかに駆け抜けるような演奏を展開してい ます。 リュリのオペラの序曲を思わせる長大な序曲で幕を開けるフランス風序曲。「序曲」と題されていますが、バッハの時代、フランス風の序曲と複数の舞 曲からなる組曲全体を「序曲」と呼ぶことがありました。冒頭の充実した長大な序曲では抜群の装飾のセンスをみせ、2段鍵盤のチェンバロの特性であ る強弱を意識して書かれた終曲のエコーでも、チェンバロの強弱表現の再現にとどまらない豊かな音楽で聴かせます。 (Ki)
MIRARE
MIR-364(1CD)
モンポウ(1893-1987):ピアノ作品集
「歌と踊り」(1~12&14番)
「風景」/「子供の情景」
「ひそやかな音楽」第1巻より第3番
ルイス・フェルナンド・ペレス(P)

録音:2016年12月1-3日、スペイン
1977年マドリード生まれの名手、ルイス・フェルナンド・ペレスによる、スペインの至宝作曲家、モンポウの登場。ラ・フォル・ジュルネ音楽祭でもおなじみ で、その演奏と人柄で着実にファンを増やしている注目ピアニストです。
幼いころラジオで流れていたのを聴いてモンポウの音楽に初めて出会ったというペレス。「ユニークなハーモニー、神秘的な響き、色彩、繊細さ、‘スイング’、 自由さ、鐘の音色・・・民謡だけが持つ真の力強さ」を持つモンポウの作品に魅了された、といいます。後にそれはモンポウ自身が演奏する「歌と踊り」だったと 知り、ますますのめり込んだそう。師であり、モンポウ弾きでもあったラ・ローチャにもモンポウについて指導を仰ぎました。モンポウの妻、カルメンを生前訪ね たことがあり、その時に彼女にモンポウ作品を全曲録音するよう励まされたといいます。本盤はその第1弾ということになります。
ペレスは、鮮烈にして深みのある音色で、モンポウの音楽に秘められた豊かな世界を大胆に解き放ちます。「繊細」「静謐」と評されるモンポウ作品に、こんな にも美しい和声と豊かな歌が込められていたのかと気付かされる1枚です。
「歌と踊り」は全15曲から成りますが、そのうちピアノのために書かれた楽曲全13曲が収められています。 (Ki)

MIRARE
MIR-354(1CD)
リスト:メフィスト・ワルツ第2番 S.515
死者の追憶(「詩的で宗教的な調べ」S.173より)
死の踊り(ピアノ独奏編曲版)S.525
葬送(「詩的で宗教的な調べ」S.173より)
死のチャールダーシュ S.224
グレートヒェンS.513(「ファウスト交響曲」から)
ナタナエル・グーアン(P)

録音:2016年12月27-29日、ブリュッセル
1988年パリ生まれの新星ピアニスト、ナタナエル・グーアンのソロ・アルバムの登場! グーアンはソロ、そして室内楽でも引っ張りだこの存在。ヨーロッパ、アジア、アメリカでの演奏会経験も豊富。4歳から音楽を学び始め、オーストリアのヨハ ネス・ブラームス・コンクールや、スウェーデン国際デュオコンクールで優勝しています。2015年には、ピリスのパルティトゥーラ・プロジェクトに選ばれ、日本 でもベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番や、ピリスとの連弾を披露しています。 本CDのプログラムのテーマは「死」。当時の画家や作家同様、リストにとって「死」は魅力的な題材でした。リストは、ピアノの伝統的な用法を超えた次元で、 死や地獄のおそろしさを描きました。グーアンの、何かに憑依されたかのような驚異的なヴィルトゥオーゾは圧巻。もちろん死や地獄を描きながらもリストは キリストによる救いも音楽に込めており、グーアンはその場面では天国的な美しい歌を聴かせています。 (Ki)

King International
KKC-048(1CD)
インヴェンションへのオマージュ
バッハ(ジロティ編):無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007〜プレリュード
 2声のインヴェンションBWV772-786(全15曲)
 フランス組曲第2番 ハ短調BWV813
バッハ(ケンプ編):主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶBWV639
バッハ(ジロティ編):小前奏曲ホ短調BWV555
バッハ(ケンプ編)チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056〜ラルゴ
バルトーク:ミクロコスモス第3巻〜J.S.Bを讃えて
赤松林太郎(P)

録音:2017年8月17日、18日 キング関口台スタジオ第1スタジオ
リリースするディスクすべてが強烈な印象を残す赤松林太郎。圧倒的な存在感と説得力あふれる解釈が高い評価を受ける彼の第4弾はバッハ作品集。 演奏活動のかたわら、エッセイストとして新聞や雑誌にも連載を持ち、「美しいキモノ」ではモデルも務めるマルチ・タレントです。派手な技巧に加え、 聴く人をとらえて離さない不思議なオーラを持つ貴重な存在。
テーマは「インヴェンション」。バッハの名作「2声のインヴェンション」全15曲をメインに、インヴェンションの意味「発明、工夫」を考察します。
チャイコフスキーの愛弟子で、ラフマニノフの従兄として知られるアレクサンドル・ジロティの編曲した「無伴奏チェロ組曲第1番」のプレリュードにま ず注目。調性は同じながら音域を上げているため平均律クラヴィア曲集第1巻第1番のプレリュードを思わす世界になっています。1声のこの作品に始まり、 インヴェンションを経て3声を含むフランス組曲へと発展します。単なる声部数だけでなく、最後無調的なバルトークへ至る音楽的な「インヴェンション」 も示唆されます。
赤松林太郎のピアノ演奏は管弦楽を彷彿とさせる交響的なもので、大きな音楽の作り方に特色があります。タルコフスキーが「惑星ソラリス」に用いて 人気のあるコラール前奏曲「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」(ケンプ編)では深みと厳粛さで涙がでるほど感動的。ジロティ編曲の「小前奏曲ホ短 調」も底知れぬ闇を感じさせます。 (Ki)

カメラータ
CMCD-28346(1CD)
税込定価
2017年9月25日発売
シューベルト:3つのピアノ曲 D.946
2のドイツ舞曲(レントラー) Op.171 D.790
ディアベリのワルツによる変奏曲 ハ短調 D.718
4手のための幻想曲ヘ短調 作品103 D.940*
「美しい水車屋の娘」(ピアノ独奏版:アウグスト・ホルン編曲)〜「どこへ?/粉職人と小川/小川の子守歌」
高橋アキ(P)
コスタンティーノ・カテーナ(P)*

録音:2017年6月イタリア
「(高橋アキは)抜群の『間』のとり方で、そこにシューベルトの音 楽の真髄である『沈黙』の親密な対話がひそんでいるのを聴きとって いた。今回もその基本に立って、シューベルトのもうひとつの重要な ファクターである『歌』に深く迫る」喜多尾道冬(ブックレットより)  2007年よりスタートした高橋アキのシューベルト・シリーズ第6弾。 当盤では、シューベルト最期の年の2作品を中心に、舞曲、変奏曲、歌 曲編曲を収録。各作品に通底するシューベルトの本質をとらえ、その 「歌」の根幹にふれます。(カメラータ)

オクタヴィア
OVCT-00137(1SACD)
2017年9月20日発売
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番イ長調 Op.82
ピアノ・ソナタ第9番 ハ長調 Op.103
ジョージ・ヴァチナーゼ(P)

2015年7月28-30日 東京・稲城@プラザ
ジョージア(グルジア)出身のピアニスト、ジョージ・ヴァチナーゼのトリトン・レーベル第1弾は、プロコフィエフのソナタを収録したアルバムです。 テクニックの際立つ楽曲でありながら、彼の演奏の持ち味ともいえる、重厚感のある和音の力強さや、繊細で柔らかな弱音の美しさには、驚かされることでしょう。 オーディオ・ファンには必聴のタッグ、エソテリック大間知基彰氏とオクタヴィア・レコード江崎友淑による、こだわり抜いたレコーディング。オーディオ・ショールーム「Kyomi Audio」を持つヴァチナーゼを含む3人の「音への思想」が実現したアルバムです。(オクタヴィア)

フォンテック
FOCD-9758(1CD)
税込定価
2017年9月27日発売
アンドレス・セゴビア/ジャパン・コンサート1959
バッハ:ガボットT、U
ラモー:2 つのメヌエット
ソル:アレグロ─グランソロ Op.14 より
ヴィラ=ロボス:前奏曲3 番
グラナドス:スペイン舞曲10 番
ジャン=デルフィン・アラール:華麗なエチュード(F.ターレガ編)
アルベニス:朱色の塔
クレスポ:ノルテーニャ『アギーレ讃歌』
ヴィラ=ロボス:エチュード1 番
アンドレス・セゴビア(G)

録音:1959年5月19日 九段会館 ライヴ録音(モノラル)
音楽史に燦然と輝く“ギターの巨人”アンドレス・セゴビア(1893-1987)。没後30 年を経てなお、 その存在は全てのギターを愛する者の指標として、大いなる光を放ち続けています。 本作は1959 年、演奏家生活50 周年にして円熟の境地に達したセゴビアの2 度目の来日時に行われた コンサートの模様を収録。58 年前とは思えない明瞭な録音で、巨匠の妙技を心ゆくまで堪能できます。 ライヴならではのセゴビア本人の肉声も収録。人類の貴重な記録です。

Chandos
CHAN-10943(1CD)
ルイ・ロルティ・プレイズ・ショパン Vol.5
5つのマズルカ Op.7/ポロネーズ第1番嬰ハ短調 Op.26-1/4つのマズルカ Op.33/ポロネーズ第2番変ホ短調 Op.26-2/3つのマズルカ Op.59/ポロネーズ第5番嬰ヘ短調 Op.44/演奏会用アレグロ イ長調 Op.46
ルイ・ロルティ(P/ファツィオリ)

録音:2017年3月1日−3日、ポットン・ホール(サフォーク)
ナダが世界に誇るカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティ。2010年にスタートした第1巻(CHAN-10588)からじっくりと進行している「ロルティ・プレイズ・ショパン」の第5弾は、ショパンの音楽におけるポーランド文化の影響が強いマズルカとポロネーズをテーマに、「ポロネーズ第5番」を含むポロネーズ3曲と、Op.7-1の名曲を含む12曲のマズルカを収録。今回もイタリアの銘器ファツィオリ・ピアノを使用!

APR
APRCD-7403(4CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
(1)ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2
(2)ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1
(3)ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2
(4)ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22
(5)ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7
(6)ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1
(7)ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2
(8)ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3
(9)ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
(10)ピアノ・ソナタ第12番「葬送」
(11)ピアノ・ソナタ第14番「月光」
(12)ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
(13)ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1
(14)ピアノ・ソナタ第15番「田園」
(15)ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3
(16)ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
ヴィルヘルム・ケンプ(P)

録音:(1)1940年2月29日、(2)1940年3月13日&15日、(3)1940年3月15日、(4)1940年3月15日、(5)1940年3月13日、(6)1940年3月13日、(7)1940年3月13日、(8)1940年3月13日、(9)1940年3月13日、(10)1940年3月21日、(11)1941年5月8日、(12)1943年6月11日&16日、(13)1943年5月8日、(14)1941年5月8日、(15)1943年6月21日、(16)1943年6月7日&21日、
ケンプが第二次世界大戦中、1940年〜43年にかけて録音を行ったベートーヴェンの16曲のピアノ・ソナタがAPRから復刻!☆ 現在では入手困難なケンプ40年代のベートーヴェンが、名エンジニア、マーク・オーバート=ソーンのリマスタリングで蘇えります!

Nimbus Alliance
NI-6348(1CDR)
チャイコフスキー、ムソルグスキー、ラフマニノフ
チャイコフスキー:ドゥムカ Op.59
ムソルグスキー:展覧会の絵
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 Op.42
イリヤ・ヤクシェフ(P)

録音:2017年5月ペテルブルグ・レコーディング・スタジオ(サンクト・ペテルブルグ)
イリヤ・ヤクシェフは、1981年サンクト・ペテルブルグに生まれ、リムスキー=コルサコフ音楽院を卒業後アメリカへ渡り、ニューヨークのマネス音楽院でウラディミール・フェルツマンに学んだピアニスト。マイケル・ティルソン・トーマス指揮サンフランシスコSOと共演したプロコフィエフのピアノ協奏曲が、サンフランシスコ・クロニクル紙による「2007年のクラシック音楽イベントTOP10」に選ばれるなど、特にチャイコフスキーやプロコフィエフなどロシアン・ピアニズムに定評のあるヤクシェフが、チャイコフスキー、ムソルグスキー、ラフマニノフのそれぞれ違った特徴を持つロシアのピアノ名曲を重厚に弾く。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

NIFC
NIFCCD-218(1CD)
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35「葬送」
舟歌嬰ヘ長調 Op.60
3つの新しい練習曲 Dbop.36〔第1番ヘ短調、第2番変イ長調、第3番変ニ長調〕
ポロネーズ第4番ハ短調 Op.40-2
夜想曲第6番ト短調 Op.15-3
ポロネーズ第5番嬰ヘ短調 Op.44
ディナーラ・クリントン(P/スタインウェイ)

録音:2016年8月12日−14日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
2007年のブゾーニ国際ピアノ・コンクール、2013年のパデレフスキ国際ピアノ・コンクールなど多くの世界的ピアノ・コンクールで上位入賞を果たし、2015年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクールでもそのスケールの大きな演奏で聴衆を沸かせたウクライナ生まれの才女ディナーラ・クリントン。モスクワ音楽院でエリソ・ヴィルサラーゼにピアノを師事した後、イギリスへと渡り英国王立音楽大学で研鑽を積んだディナーラ・クリントンのNIFCでの初のショパン・レコーディングは、「ピアノ・ソナタ第2番」をメインとしたプログラム。ロシアン・ピアニズムと西欧のスタイルの両方を備え持つディナーラ・クリントン・その演奏からは、本格的な飛躍の予感が漂います!
NIFC
NIFCCD-216(1CD)
ショパン:ポロネーズ ト短調(WN.2)
ポロネーズ変ロ長調(WN.1)
ポロネーズ変イ長調(WN.3)
ポロネーズ嬰ト短調(WN.5)
ポロネーズ変ロ短調「別れ」(WN.10)
ポロネーズ変ト長調(WN.35)
ピアノ・ソナタ第1番ハ短調 Op.4
モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲変ロ長調 Op.2
フィリップ・ジュジアーノ(P/スタインウェイ)

録音:2016年6月14日−16日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
1990年の第12回ショパン国際ピアノ・コンクールに初出場で入賞を果たし、1995年の第13回大会では見事最高位を受賞したマルセイユ生まれのフランスの名ピニスト、フィリップ・ジュジアーノがNIFC初登場!パリ国立音楽院でジャック・ルヴィエにピアノを師事し、ショパン・コンクールで成功を収めた後、フランスのショパン弾きとしての名声を確立したフィリップ・ジュジアーノ。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンへの出演など、近年日本での活躍も多いフランスの名手が、丁寧なアプローチ、粒立ちの揃った美しく煌めく高音を存分に聴かせてくれるショパンの新録音が登場です。
NIFC
NIFCCD-047(1CD)
ショパン:12の練習曲 Op.10
12の練習曲 Op.25
クシシュトフ・ヤブウォンスキ(ピリオド・ピアノ/エラール1849年製)

録音:2016年4月4日−7日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
来日公演で多くの聴衆を魅了したポーランドの名匠クシシュトフ・ヤブウォンスキ。1985年の第11回ショパン国際ピアノ・コンクールで第3位入賞を果たし、現在はワルシャワのショパン音楽大学で教鞭を執り、ショパン国際ピアノ・コンクールの審査員を務めるなど、名実ともにポーランドを代表するピアニストの1人であるヤブウォンスキが、2015年録音のスタインウェイでの「24の練習曲」(NIFCD 215)に続き、今回、早くもピリオド・ピアノで「24の練習曲」の録音!
ワルシャワのショパン・インスティテュート(NIFC)の歴史的銘器の1つである1849年製のエラールでヤブウォンスキが奏でてゆくショパンのエチュード。ポーランドが世界に誇るショパン演奏の権威の解釈と、ショパンの時代に製作されたピリオド・ピアノの音色との絶妙なブレンド感は特筆ものです。
NIFC
NIFCCD-048(1CD)
ショパン:4つのマズルカ Op.33/練習曲第19番嬰ハ短調 Op.25-7/夜想曲第12番ト長調 Op.37-2/舟歌嬰へ長調 Op.60/バラード第1番ト短調 Op.23/ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1「華麗なる円舞曲」/夜想曲第10番変イ長調 Op.32-2/幻想曲ヘ短調 Op.49 シモン・ネーリング(ピリオド・ピアノ/エラール1858年製)

録音:2016年10月24日−27日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
2015年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクールでポーランド人唯一のファイナル出場、聴衆賞受賞を果たし、2017年4月〜5月に開催された第15回ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールでは見事優勝を飾ったポーランド・ピアノ界のニュースター、シモン・ネーリング。アックスやオピッツ、ガブリリュク、トリフォノフといった世界的名手たちを輩出してきたルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールを制覇しますます勢いに乗るネーリングが、ショパン・インスティテュート(NIFC)が所有するピリオド・ピアノの1つ、1858年製のエラールでショパンをレコーディング!さらなる進化を遂げたネーリングの煌めくピアニズムとセンス、歴史的銘器の音色が紡ぐショパンは、ポーランドの巨匠たちの系譜に連なる逸材の登場を確信させてくれる快演です。

Avie
AV-2378(1CD)
ホーム〜ハープ・ソロのための作品集
ヘンデル:協奏曲変ロ長調 Op.4-6, HWV.294より 第3楽章 アレグロ・モデラート
ラモー:組曲ト長調/ト短調 RCT.6より 「エジプトの女」
クープラン:クラヴサン曲集第6組曲変ロ長調より 「神秘のバリケード」、第18組曲ヘ長調より 「ティク・トク・ショク」
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より 前奏曲ハ短調 BWV.847、前奏曲ハ長調 BWV.846
グラス:メタモルフォーシス2*
バッハ:ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集より 第4曲前奏曲ニ短調 BWV.926
バッハ(サン=サーンス編曲):ヴァイオリン・ソナタ第5番 BWV.1018より 第1楽章 ラルゴ
ダリル・シャーマン(フェル編曲):サイクリング・アロング・ウィズ・ユー
ドビュッシー:前奏曲集第1巻より 「亜麻色の髪の乙女」
バッハ(ルニエ編):パルティータ第5番ト長調 BWV.829より 第1楽章 前奏曲
スティング(ディピータース編曲):セント・アグネス・アンド・ザ・バーニング・トレイン*
グランジャニー:ザ・コロラド・トレイル Op.28
伝承曲(シィエ編):春江花月夜
ドビュッシー(ディピータース編):ベルガマスク組曲より 「月の光」*
エリザベス・ハイネン(ハープ)、
デイヴィッド・ディピータース(ヴィブラフォン)*

録音:2015年6月12日−14日、グールド・リハーサル・ホール(カーティス音楽学校、フィラデルフィア)
名門フィラデルフィアOのハーピスト、エリザベス・ハイネンのAvie第3弾は、ヘンデルやクープラン、ラモー、バッハの音楽から、ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」や「月の光」、そしてスティングやジャズ・ヴォーカリストのダリル・シャーマンの作品まで、ハープ・オリジナルもアレンジ作品も交えた珠玉の小品集。3曲で、夫でありフィラデルフィア管のパーカッショニストであるデイヴィッド・ディピータースがヴィブラフォンで参加。スティングの"セント・アグネス・アンド・ザ・バーニング・トレイン"は、ディピータースが編曲したハープとヴィブラフォン版世界初録音。

Guild
GMCD-7801(1CD)
コヴェントリー大聖堂のオルガン
ギルマン:グラン・クール ニ長調
ヴィエルヌ:花火、ウェストミンスターの鐘
サン=サーンス:ラプソディ第3番
デュボワ:トッカータ ト長調
ミュレ:ロザース
デュリュフレ:シャン・ドンネ
ジョンゲン:英雄的ソナタ
メシアン:聖餐式
ヴァイツ:オルガンのための交響曲第1番
デイヴィッド・M・パトリック(Org)

録音:2015年2月27日、4月17日、5月1日、7月17日、コヴェントリー大聖堂(イギリス)
イギリスのベテラン・オルガニスト、デイヴィッド・M・パトリック(b.1947)が、コヴェントリー大聖堂のオルガン(1962年ハリソン&ハリソン社製)を弾いたフランスのオルガン作品集。
パトリックはウェストミンスター大聖堂とウェストミンスター寺院の両方で演奏経験を持つ名手で、かつてASVレーベルより発売されていたデュリュフレのオルガン作品集はBBCミュージック・マガジンで「Critic's Choice of the Year」にも選ばれています。

Hyperion
CDA-68194(1CD)
ショパン: 24の前奏曲 Op.28
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 「葬送」
スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
セドリック・ティベルギアン(P)

録音:2016年12月17日−18日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
1998年にロン=ティボー国際コンクールで優勝し、国際的なキャリアを歩むフランスの天才セドリック・ティベルギアン。Hyperionでは、アリーナ・イブラギモヴァとのデュオで幾つもの名録音を生み出し、「デュボワ(CDA-67931)」で協奏曲デビュー、「シマノフスキ(CDA-67886)」で最初のピアノ・ソロ・アルバムを発売、その後バルトークのピアノ作品集を3巻続けて録音し、いずれも世界で高い評価を得ています。
Hyperionからのソロ・アルバム第5弾では、ついにショパン、それも「24の前奏曲」と「ピアノ・ソナタ第2番」という偉大な傑作の録音が登場します。


R-RESONANCE
RRSC-20003(1SACD)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
バレエ音楽「ペトルーシュカ」
3つのやさしい小品
青柳いづみこ・高橋悠治(ピアノ連弾)

録音:2017年6月27、28、29日五反田文化センター音楽ホール
【ライナーノート:青柳いづみこ、高橋悠治、池原舞(すべて書き下ろし)】
作曲家、ピアニストとして今日の音楽を牽引してきた高橋悠治、フランス音楽のスペシャリスト、また研究者、著述家として常に新たなテーマに挑戦し つづける青柳いづみこ。鮮やかなコントラストを描く2人の稀有な個性が反応し合い、ストラヴインスキー音楽の本質を抉る録音が完成しました!
「春の祭典」の複雑なテクスチャーが透けて見えるような変拍子の冴え、抜群のリズム感覚、強靭なドライブ感。人間になれなかった「ペトルーシュカ」 の悲しみの向こうに漂う儚い抒情。作品への透徹した眼差しが生み出した鮮烈なピアニズムは、圧倒的な説得力をもって聴くものに迫ります。★驚くほどの集中力を発揮する2人のピアニストが到達した異次元の高み、その張り詰めた空気感を余すところなくとらえたのは数々の名録音で知られる 名匠・深田晃氏。音の鮮度とクオリティーの高さを充分に発揮させるために、SACDハイブリッドでのリリースとなりました。
ライナーノートは青柳いづみこ、高橋悠治による特別寄稿に加え、新進気鋭のストラヴィンスキー研究家、池原舞氏(音楽学者)の書き下ろし楽曲解 説を掲載。読み物としても充実した内容となっています。 (Ki)

MARSTON
MARS-52058(2CD)
ヨーゼフ・ホフマン全集第9集

(1)アントン・ルビンシテイン:舞踏会Op.10―コントルダンス第1番,第2番
(2)ワーグナー(ブラサン編):「ワルキューレ」の魔の炎の音楽
(3)メンデルスゾーン:無言歌イ短調Op.38-5
(4)シューベルト(タウジッヒ編):軍隊行進曲
ラフマニノフ:前奏曲Op.3-2
(5)スカルラッティ(タウジッヒ編):ソナタニ短調K.9
 カプリッチョ変ホ長調K.20
(6)ワーグナー(ブラサン編):「ワルキューレ」の魔の炎の音楽
(7)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
ショパン:夜想曲嬰ヘ長調Op.15-2
 ワルツ変イ長調Op.42
 ワルツ変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」
(8)ラフマニノフ:前奏曲Op.3-2
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」〜第3楽章(短縮演奏)
ヨーゼフ・ホフマン(P)

(1)録音:ユリウス暦1895年12月24日グレゴリオ暦1896年1月5日モスクワ
(2)録音:ユリウス暦1896年2月10日グレゴリオ暦1896年2月22日
(3)録音年月日不詳ロシア
(4)録音:1911年4月4日ニューヨーク
(5)録音:1923年4月10日ニューヨーク
(6)録音:1923年4月25日ニューヨーク
(7)録音:1936年3月15日ニューヨーク
(8)ドナルド・ヴーリーズ(指)ベル・テレフォン・アワーO
録音:1945年7月30日ニューヨーク

復刻エンジニア:ウォード・マーストン、リチャード・ハリス、ADD、152'51
20世紀前半の最も偉大なピアニストの一人、ヨーゼフ・ホフマン(1876―1957)の全録音集のおそらく最終巻となるであろう第9集。既に第8集までに含まれているものもあるが、再度収録されているのは新たにより良い音源が見つかり使用しているからである。たとえば1936年3月15日のベートーヴェンの月光ソナタほかは第6集にも収録されているが、今回は新たに発見された放送用ディスクを用いた復刻である。また第9集には多くの人たちのホフマンの思い出話が収録されており、その中にはチャールズ・ローゼン、ホルヘ・ボレット、グレン・グールドといったピアニスト、ヴィトルト・ルトスワフスキ、ジャン・カルロ・メノッティら作曲家も含まれているのが貴重だ。
※訂正
ブックレットのトラックリストではCD1のトラック数は20ですが、実際にはCDのトラック数は21です。トラック18にベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番の演奏を案内する放送アナウンスが収録されているためで、したがってトラックリストでのトラック18、19、20がCDでは一つ下がりトラック19、20、21に収録されています。なおトラック21の収録時間は8分強です。※お知らせヨーゼフ・ホフマン全録音集のうち、Marstonから発売されたのは第5集以降です。

POLYMNIE
POL-117127(1CD)
ジョン・ウィリアムズ&デヴィッド・アーノルド:2台ピアノによる映画
ジョン・ウィリアムズ(1932-): 映画「未知との遭遇」組曲
映画「E.T」〜ザ・フォレスト/ハロウィンのマジック/フライング/地上の冒険/オーヴァー・ザ・ムーン[ピアノ・ソロ]
デヴィッド・アーノルド(1962-):映画「スターゲイト」組曲
映画「インデペンデンス・デイ」〜エンド・クレジット
アンゲラン=フリードリヒ・リュール(ピアノ多重録音)
映画音楽を2 台ピアノで、しかもアンゲラン=フリードリヒ・リュール(ドルゴルキー)が 多重録音で演奏してしまうという驚きのシリーズ最新アルバム! 今回はジョン・ウィリアムズの映画「E.T.」と、「未知との遭遇」、デヴィッド・アーノルド が手掛けた映画「スターゲイト」と「インデペンデンス・デイ」という宇宙、SF をテーマに した映画作品を取り上げています。 SF ならではのスケールが大きい楽曲で、聴きごたえは抜群。「E.T.」ではもちろんあ の有名なメロディが登場。多重録音による2 台ピアノ演奏で、オーケストラとはまた違 う魅力があります。


ORFEO DOR
C939171DR(1CD)
NX-B04
バレンボイム〜ベートーヴェン・リサイタル
ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 Op.10-3
ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53
ピアノ・ソナタ 第32番 ハ長調 Op.111
ダニエル・バレンボイム(P)

録音 1970年7月28日ザルツブルク音楽祭(ステレオ・ライヴ)
27歳のバレンボイムによるオール・ベートーヴェン・プログラム。10歳から優れたピアニストとして活動を続けていたバレンボイムです が、1966年からはイギリス室内管弦楽団とモーツァルトの交響曲全曲録音を開始し、指揮者としても名声を高めていました。しか しこの1970年のザルツブルク音楽祭では、ピアニストとして全神経をベートーヴェンの音楽に集中させ、初期、中期、後期の3つの 時代のソナタを表現力豊かに演奏しています。第7番での闊達な音の動き、「ワルトシュタイン」での幅広いダイナミックレンジと第2 楽章の瞑想的な表現、そして最後のソナタの“アリエッタ”での天上的な美しさなど、バレンボイムの傑出した才能を存分にお楽しみ いただけます。
ORFEO DOR
C943171DR(1CD)
NX-B04
ザルツブルク音楽祭/アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 Op.2-3
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)

録音:1965年8月7日(モノラル・ライヴ)
1965年、45歳のミケランジェリによる「最初で最後」のザルツブルク音楽祭出演時の演奏が登場。当時「録音嫌いで、人前に姿 を現さない」ことで知られていたこのピアニストのリサイタルには話題が集中しました。もちろん、この時も録音は固く禁じられました が、リサイタルの前半のみが放送、録音され、これがかろうじて現在に残っています。ブゾーニ編曲のバッハ「シャコンヌ」は、ミケラン ジェリの洗練されたピアノ・テクニックを余すことなく披露するものであり、また、彼が得意としていたベートーヴェンの第3番ソナタは、 普段の綿密に練り上げられた解釈とは異なり、軽やかな音の中に遊び心が感じられる演奏です。

Dynamic
CDS-7791(2CD)
NX-B03
マルタン=ピエール・ダルヴィマール(1771-1839):3つのハープ・ソナタ集
ソナタ ト短調 Op.2-2
ソナタ 変ホ長調 Op.9-3
ソナタ ヘ短調 Op.18-3
パオラ・ペルッチ(ハープ)

録音:2017年2月
相次ぐ戦争と革命、そしてナポレオンの統治という激動の時代に活躍したフランスの作曲家ダルヴィマール。彼が生きた18世紀後 半から19世紀前半のフランスでは、ハープが大層もてはやされており、ルイ16世の妃であったマリー・アントワネットも優れたハープ 奏者であり、彼女のために製作されたハープが現在でも残存するほど人気を誇っていました。当然、数多くのハープのための作品が 書かれており、中でもダルヴィマールの3つのソナタは高い人気を誇っています。ハープに求められた高い技術と音楽性が遺憾なく発 揮されたこのソナタは、心地よさを感じさせるとともに、ハープの持つ表現力が存分に発揮された美しい作品です。

Paladino Music
PMR-85(2CD)
NX-B03
ポッパー(1843-1913):チェロ演奏の高等課程への練習曲
第1番:ハ長調/第2番:ト長調
第3番:変ロ長調/第4番:嬰ヘ長調
第5番:イ長調/第6番:ヘ長調
第7番:イ長調/第8番:ハ長調
第9番:変ホ長調/第10番:ハ短調
第11番:ヘ長調/第12番:ハ長調
13番:変ホ長調/第14番:ニ長調
第15番:ト長調/第16番:ハ長調
第17番:ハ短調/第18番:ニ長調
第19番:変ホ長調「ローエングリン練習曲」
第20番:ト短調/第21番:イ短調
第22番:ト長調/第23番:ロ短調
第24番:ト長調/第25番:変ロ長調
第26番:イ長調/第27番:ハ長調
第28番:イ長調/第29番:嬰ヘ短調
第30番:変ト長調/.第31番:ハ長調
第32番:ニ長調/第33番:ニ長調
第34番:ヘ長調/第35番:変ニ長調
第36番:ハ長調/第37番:ホ長調
第38番:ニ長調/第39番:変ニ長調
第40番:ニ長調「ハーモニクス=フラジオレット練習曲」
マルティン・ルンメル(Vc)

録音:2003年6月16-17日、7月15日、10月6.27日、2004年1月28日、2004年5月8日
19世紀に活躍したチェロの名手ポッパー。作曲家としては超絶技巧を駆使した夥しい数の小品を残しています。チェロ学習者の ために書いた「チェロ演奏の高等課程への練習曲」は、チェロ学習者にとっては“ショパンの練習曲”にも匹敵する大切な作品であ り、聴いても、弾いても楽しめる曲集として知られています。 この2枚組は、2004年にリリースされたアルバムをリマスタリングしたもの。ルンメルはポッパーの全チェロ作品のリリースを目指してい ます。

BIS
BISSA-2147(1SACD)
ブラームス:ピアノ独奏曲全集 Vol.5
ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 Op.1
幻想曲集 Op.116
シューマンの主題による変奏曲 嬰ヘ短調 Op.9
ジョナサン・プロウライト(P/Steinway D274)

録音:2016年1月/ポットン・ホール(サクスンダム)
「優しさと力強さを兼ね備えたピアニスト」と称されるイギリスの名手、ジョナサン・プロウライト。BISレーベルで遂行中のブラーム スのピアノ独奏曲全集、期待の第5弾にはピアノ・ソナタ第1番、幻想曲集、そしてシューマンの主題による変奏曲が収録されました。ブラームスらしい情緒の 深みに加えて威厳に満ちた作品が並びます。プロウライトは卓越した技術と研ぎ澄まされた感性で表現しております。
当シリーズはこれまでに第1集(ピアノ・ソナタ第3番、ヘンデルの主題による変奏曲(BISSA-2047))、第2集(ピアノ・ソナタ第2番、創作主題による変奏 曲、3つの間奏曲、スケルツォ 変ホ短調(BISSA-2117))、第3集(ハンガリーの歌の主題による変奏曲、8つの小品、ワルツ集、6つの小品(BISSA-2127))、 第4集(パガニーニの主題による変奏曲、バラード集、2つの狂詩曲、4つの小品(BISSA-2137))がリリースされております。 (Ki)

Audite
AU-20035(1CD)
ディジパック仕様
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 ケマル・チェム・イルマズ(P)

録音:2016年4月4-7日/イエス・キリスト教会(ベルリン・ダーレム)
トルコ生まれドイツ育ちのケマル・チェム・イルマズがゴルトベルク変奏曲を録音しました。トルコ人の両親に生まれたイルマズはドイツ、ランゲンハー ゲンにて8歳よりピアノを始め、その後ハノーファー、デトモルトなどで研鑽を積みました。2002年にはエスキシェヒルで開かれたトルコ・ピアノ・コンクー ルで優勝。現在はソロ活動を中心にトルコ、ドイツを拠点に活躍しております。ドイツで学びつつも自身のルーツを感じる独自のピアニズムが特徴です。なお、 ハノーファーにて12年もの間、イルマズはタクシー運転手もしていたとのこと!異色の経歴をもつイルマズ、期待のゴルトベルク変奏曲です。
下記、当演奏のトラック・タイムです。 アリア(2’46”)+第1変奏(1’01”)+第2変奏(1’46”)+第3変奏(0’55”)+第4変奏(0’58”)+第5変奏(0’46”)+第6変奏(1’17”)+第7変奏(1’32”)+第 8変奏(0’56”)+第9変奏(1’35”)+第10変奏(1’18”)+第11変奏(2’27”)+第12変奏(1’17”)+第変13奏(3’48”)+第14変奏(1’11”)+第15変奏(3’ 32”)+第16変奏(2’14”)+第17変奏(1’00”)+第18変奏(1’46”)+第19変奏(1’11”)+第20変奏(1’01”)+第21変奏(1’54”)+第22変奏(0’42”)+ 第23変奏(1’11”)+第24変奏(1’20”)+第25変奏(6’28”)+第26変奏(1’00”)+第27変奏(0’54”)+第28変奏(1’14”)+第29変奏(0’57”)+第30変奏 (1’13”)+アリア(ダ・カーポ)(3’13”)=54’38”

Hanssler
HC-17059(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 ジャン・ミュラー(P)

録音:2015年12月21-23日/ルクセンブルク国立音楽学校
ルクセンブルク生まれのジャン・ミュラーがゴルトベルク変奏曲に挑みました。透き通るように美しいタッチで絶賛されるミュラーはベートーヴェン、ショ パン、リスト弾きとして有名ですが今回遂にバッハを録音しました。高度な技術に裏付けされた圧倒的なテクニックを武器に変幻自在に各変奏、音色の変 化をつけております。なお、ミュラーは2016年7月よりルクセンブルク室内管弦楽団の芸術監督もつとめております。
下記、当演奏のトラック・タイムです。 アリア(2’53”)+第1変奏(0’56”)+第2変奏(0’39”)+第3変奏(1’25”)+第4変奏(0’44”)+第5変奏(0’39”)+第6変奏(0’46”)+第7変奏(1’04”)+第 8変奏(0’57”)+第9変奏(1’02”)+第10変奏(1’09”)+第11変奏(1’02”)+第12変奏(1’37”)+第変13奏(2’38”)+第14変奏(1’02”)+第15変奏(3’ 58”)+第16変奏(1’35”)+第17変奏(0’59”)+第18変奏(1’08”)+第19変奏(0’57”)+第20変奏(0’53”)+第21変奏(1’49”)+第22変奏(1’11”)+ 第23変奏(1’09”)+第24変奏(1’46”)+第25変奏(5’48”)+第26変奏(0’55”)+第27変奏(1’20”)+第28変奏(1’06”)+第29変奏(1’03”)+第30変奏 (1’29”)+アリア(ダ・カーポ)(3’22”)=49’20

Hanssler
HC-16015(3CD)
アントン・ウルシュプルフ(1850-1907):ピアノ独奏曲全集
5つの幻想的小品 Op.2
ドイツ舞曲 Op.7/変奏曲 Op.10
5つの小品 Op.19
カヴァティーナ Op.20-1
アラベスク Op.20-2
前奏曲 Op.22-1/奇想曲 Op.22-2
アナ=マリヤ・マルコヴィナ(P)

録音:2016年7月、9月/バイエルン放送―シュトゥーディオ・フランケン
クロアチア生まれのアナ=マリヤ・マルコヴィナが力を注いで演奏してきたアントン・ウルシュプルフのピアノ作品全集が2016年の最新録音で登場しま す。1850年フランクフルトに生まれのウルシュプルフは、ラフ、リストなどに師事した作曲家、ピアニスト、教育者。ピアノ独奏曲をはじめ、室内楽、声 楽、合唱曲、オペラなど様々な作品を残しましたが、今日演奏される機会には恵まれず、知る人ぞ知る作曲といえる存在になっておりました。マルコヴィ ナはウルシュプルフの音楽性に惚れ込み、2016年に再録音を行いました。ラフの系譜を受け継ぐウルシュプルフの作品には美しさと気品に満ちた旋律が 印象的です。 (Ki)

THE CHOIR OF KINGS COLLEGE
KGS-0026(1CD)
ケンブリッジからローマへ〜テヒラーのチェロ
(1)オラ・イェイロ(b.1978):Serenity (O Magnum Mysterium)
(2)デイヴィッド・マシューズ(b.1943):Ein Celloleben(無伴奏チェロ)
(3)ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調 op.70-1「幽霊」
(4)マーク・シンプソン(b.1988):Un Regalo
(5)バリエール(1705ca.-1747):2台のチェロのためのソナタ第4番 ト長調(6つのソナタ、第4巻より)
(5)シャーロット・ブレイ(b.1982):Perseus
(7)レスピーギ:アダージョと変奏
ガイ・ジョンストン(Vc)
(1)スティーヴン・クレオベリー(指)ンブリッジ・キングズ・カレッジcho
(3)トム・ポスター(P)、マグヌス・ジョンストン(Vn)
(5)シェク・カンネ=メイソン
(6)トム・ポスター(P)
(7)カルロ・リッツァーリ(指)ローマ聖チェチーリア音楽院O

録音:2016年5月10日、2017年2月1日
1714年製のテヒラーのチェロを演奏して活躍している、イギリスの俊英チェリスト、ガイ・ジョンストン。1981年、英国の芸術的一家に生まれ、ケンブリッ ジ・キングズ・カレッジ合唱団で音楽のキャリアをスタート。その後チェロでめきめきと頭角を現し、2000年、BBCヤング・ミュージシャン・オブ・ジ・ イヤーを受賞。イッサーリスにも師事していました。ジョンストンは、自分に課せられたチェリストとしての使命は何か、テヒラーが300年前に作り上げ た名器を演奏しながら自問するようになり、イギリス作曲家3名に、「過去の3世紀のチェロの役割を考えると同時に、彼らのイマジネーションをほとば しらせるような」作品を委嘱。From Cambridge to Romeというタイトルのとおり、英国の現代の作曲家の作品に始まりレスピーギの作品で終わる、と いう時空を超えたプログラムを通して、ガイ・ジョンストンの魅力に耳を傾けるとともに、チェロという楽器が持つ無限の可能性にあらためて驚かされる1 枚です。 (Ki)

MELODIYA
MEL-1002500(2CD)
NX-C05
アントン・バタゴフ/バッハ
バッハ:パルティータ 第4番 ニ長調 BWV828
コラール「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147
ルティータ 第6番 ホ短調 BWV830
アントン・バタゴフ(ピアノ…ベーゼンドルファー 225)

録音:2016年12月
1965年モスクワ生まれのアントン・バタゴフ。作曲家としてはロシアのポスト・ミニマリストに位置付けられ、ロシア国内のニュース番 組や教養番組などの音楽を手掛けており、時にはチベット仏教の詠唱に西洋音楽風の伴奏をつけてみたという“異端の人”。一 時は「天使になりたい」と言ってチベットに住んでいたというバタゴフですが、ピアニストとしては、タチアナ・ニコラーエワの門下であり、 確かな技巧を有していることで知られています。しかしその表現は大胆かつ異色なもの。以前リリースされたメシアンの「幼子イエス にそそぐ20の眼差し」は史上最遅の演奏であり、まさに法悦の世界を体験できると話題になりました。 そんなバタゴフの久しぶりの新譜は、バッハのパルティータ。CD2枚組に収録されているのは4番と6番の2曲のみで、その2曲間をつ なぐのは「主よ、人の望みの喜びよ」というのも考え抜かれたプログラムです。バタゴフは時が止まるかと思えるほどのゆったりとしたテン ポを採り、一つ一つの音符、イントネーション、和声の隅々までに意味を見出し、一切の妥協を許さないパルティータを演奏してい ます。独創的なパルティータというとグールドの名演が頭に浮かぶ人も多いでしょうが、このバタゴフ盤の方向性は全く違うもの。軽や かさや音の乱舞は全くありません。ゆっくりと紡がれていく音に耳を研ぎ澄ませてください。

DIVINE ART
DDA-25152(1CD)
NX-B07
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ピアノ作品集
ノットゥルノ・イン・ハリウッド…世界初録音
懐かしいウィーン:ウィーン狂詩曲 Op.30
仙人草と西洋さんざし Op21
讃美歌 Op.19
動物学のソナティナ Op.187…世界初録音
2つの映像のための習作 Op.67
9月の空 Op.1
ピエディグロッタ 1924年 Op.32
アルフォンソ・ソルダーノ(P)

録音:2016年12月2.4.11-16日、2017年1月8日
以前は、一部のギター作品のみで知られていたユダヤ系イタリアの作曲家、マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ。20世紀の終わり 頃から作品の復興が進み、数多く書いたものの、ニーノ・ロータの影に隠れてしまった感のある「ハリウッドの映画音楽」や興味深い 管弦楽曲、歌曲などが少しずつ演奏され、録音の機会も増えてきました。しかし、彼が最も得意としていたピアノ曲(彼自身も優 れたピアニストだった)に関しては、まだまだ未知の分野。このアルバムにも世界初録音の2つの組曲の他、興味深い作品が並ん でいます。素晴らしい演奏を披露しているのは、アルド・チッコリーニの愛弟子アルフォンソ・ソルダーノ。以前リリースされたボルトキエ ヴィチのアルバムが高く評価されています。
DIVINE ART
DDA-25153(1CD)
NX-B07
オペラティック・ピアニスト 第2集
アルフレッド・ジャレル(1832-1882):ベッリーニ:歌劇《ノルマ》による「ノルマの回想」…世界初商業録音
ベッリーニ:歌劇《海賊》-「その汚れない微笑みと」(アンドリュー・ライト(1967-)によるトランスクリプション)…世界初商業録音
テオドル・レシェティツキ(1830-1915):ドニゼッティ:歌劇《ランメルムールのルチア》によるアンダンテ・フィナーレ
タールベルク(1812-1871):ロッシーニ:歌劇《エジプトのモーゼ》による幻想曲
ワーグナー:歌劇《ローエングリン》-「かぐわしい甘い香りをともに吸い込みませんか」(リスト(1811-1886)によるトランスクリプション)
アンドリュー・ライト:ヴェルディ:歌劇《トロヴァトーレ》によるミゼレーレ…世界初商業録音
マイヤベーア:歌劇《悪魔ロベール》-カヴァティーナ(テオドール・クラック(1818-1882)によるトランスクリプション)…世界初商業録音
サン=サーンス:マスネ:歌劇《タイス》-「タイスの死」による演奏会用パラフレーズ…世界初商業録音
リスト:ワーグナー:歌劇《リエンツィ》-リエンツィの主題による幻想曲
アンドリュー・ライト(P)

録音:2016年4月11.12日
第1集ではリスト、タールベルクとマルトゥッチ、そして自身のトランスクリプションを並べて、19世紀半ばから後半にかけての「家庭で のオペラの楽しみ方」を見事に再現したピアニスト、アンドリュー・ライト。第2集では更に珍しい作曲家の作品を用意して、華麗で 巧みな編曲作品を聴かせます。編曲と言っても、トランスクリプションはどちらかというと原曲をそのままピアノに移し替え、様々な装 飾を施すものが多く、パラフレーズは更に技巧的にしたものと言えるでしょう。また、メロディを自由に発展させた幻想曲などもあり、 作曲家によって、元のアリアがどのように変化させられているかを聴き比べるのも面白いものです。

Grand Piano
GP-686(2CD)
NX-C03
ヘスラー(1747-1822):360の全長調と短調による前奏曲集 Op.47 他
360の全長調と短調による前奏曲集 Op.47(1817)…世界初録音
6つの鍵盤ソナタより第6番 イ短調
ファンタジーとソナタ ハ長調 Op.4
大ソナタ 変ホ長調 Op.26…世界初録音
ヴィトラウス・フォン・ホルン(P)

録音:2016年8月4日
エアフルトで生まれたヘスラーは、教会オルガニストであった父から音楽を学び、1789年にはベルリン旅行中のモーツァルトとオルガ ンで腕を競い合うなど、優れた演奏家として活躍、その後はロンドンからサンクトペテルブルグ、モスクワに移り亡くなるまで音楽教師 を務めました。 このアルバムは、タイトルを見てあまりのボリュームに思わず目を疑ってしまいそうな「360の全長調と短調による前奏曲集」がメイン の収録曲です。もちろん世界初録音であり、ヘスラーの全作品の中でも極めてユニークな作品の一つです。15の小さな曲が集まっ て5分足らずの「一つの調性」のグループを形成するというもので、ユーモラスでありながらも聴き手に恐ろしいほどの集中力を要求 する、本当に興味深い曲集です。同時収録のソナタは、ハイドン風の凝った技巧で書かれています。
Grand Piano
GP-734(1CD)
NX-B03
レオポルト・コジェルフ(1747-1818):ピアノ・ソナタ全集 第10集
ピアノ・ソナタ 第38番 変ホ長調 Op.51-1 P.XII:38
ピアノ・ソナタ 第39番 ハ短調 OP.51-2 P.XII:39
ピアノ・ソナタ 第40番 ニ短調 Op.51-3 P.XII:40
ピアノ・ソナタ 第41番 ト長調 OP.53-1 P.XII:46
ケンプ・イングリッシュ(フォルテピアノ)
1815年頃 ヨハン・フリッツ製

録音:2012年12月10-15日
※全て世界初録音
ボヘミア出身の作曲家コジェルフのピアノ・ソナタ第10集。第9集には1790年から1793年の作品が収録されていましたが、この第 10集の作品の作曲年代は1807年から1809年。実は宮廷作曲家として忙しい毎日を送っていたコジェルフは、ピアノを演奏する 時間をほとんど持つことができず、第37番と第38番の間には14年という年月が横たわってしまったのです。そして時代はすでにロマ ン派へと移り変わりつつあり、そのため彼の作品も幾分時代遅れになってしまったようです。しかし第38番から第40番(Op.51)の3 つのソナタで、何とか時代の波に乗ることができたコジェルフ。その後は創意工夫を凝らし、最終的には50曲のソナタを残したのは 大変な偉業と言えるでしょう。このアルバムのためにケンプ・イングリッシュは1815年頃に制作されたフォルテピアノを用意、当時の 音を的確に伝えることに成功しています。

Orchid Classics
ORC-100073(1CD)
NX-B03
ヤン・ユァンファン〜リサイタル
シューベルト:即興曲 変ロ長調 Op142-3
ショパン:練習曲 イ短調 Op.25-11
 幻想曲 ヘ短調 Op.49
リスト:ラ・カンパネラ
 オーベルマンの谷
ヤン・ユァンファン(1997-):3枚の水彩画
中国民謡(王建中編):瀏陽河
カシアン(1963-):情景
ピーター・マクスウェル=デイヴィス(1934-2016):ストロムネスへの告別
ヤン・ユァンファン(P)

録音:2016年8月10-12日
1997年、エジンバラ生まれの中国系ピアニスト、ヤン・ユァンファンのリサイタル・アルバム。 ロンドンの王立音楽院で7年間学び、2014年にはワイマールで開催された第4回フランツ・リスト国際コンクールで第1位、2015 年のクリーヴランド国際ヤング・アーティスト・コンクールでも第1位を獲得し、その将来を期待されています。 この「Watercolour=水彩画」と題されたアルバムは、様々な景色を切り取り、音で描き出した表現力豊かな1枚。作曲の勉強 もしているというヤンは、このアルバムでも自作を披露しており、これは確かな構築力と即興性が表出された素敵な作品です。ま た、彼の他の作品もBBCラジオやテレビで頻繁に放送され、大人気を博しています。

若林工房
WAKA-42041(1CD)
メジューエワ・プレイズ・ベーゼンドルファー
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」
シューベルト:即興曲変イ長調Op.142-2
シューベルト(リスト編):連祷
リスト:エステ荘の噴水
ワーグナー(リスト編)=リスト:イゾルデの愛の死
ドビュッシー:沈める寺
ラフマニノフ:前奏曲Op.32-12
イリーナ・メジューエワ(P)

(ピアノ… ベーゼンドルファーModel 275)


録音:2017 年4 月23 日、相模湖交流センター
メジューエワの日本コンサートデビュー20 周年を記念したリリース第 4弾は、初のベーゼンドルファーによる録音です。このウィーン生まれの名器の魅力を最大限に伝えるプログラム(ベートーヴェン、シューベルト、シューベルト=リスト、リスト、ワーグナー=リスト、ドビュッシー、ラフマニノフ)で、編集なしの一発録りに挑戦しました。ウィンナー・トーンと呼ばれる独特のまろやかで美しい音色を駆使したダイナミックな表現は聴き応えじゅうぶん。日本コロムビアのスタッフによる優秀録音もメジューエワの日本デビュー20 周年記念に花を添えています。

アールアンフィニ
MECO-1043(1SACD)
税込定価
2017年9月20日発売
横山幸雄/ファンタジー
バッハ
:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397
ショパン:幻想曲 ヘ短調Op.49
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
横山幸雄(P)

録音:2017年6月12日〜13日 五反田文化センター
古典派からロマン派まで、バッハ、モーツァルト、ショパン、シューマンの至 極の「幻想曲(ファンタジー)」集です。横山が今、最も共感する偉大な作曲 家たちの幻想曲と、横山のピアニズムの昇華は、圧倒的な説得力を持つ傑作と なりました。 完璧にコントロールされた美音をもって語られるフレーズ、陰影に富むハーモ ニー、あらゆるエディションを研究し楽曲を鳥瞰する明晰なアナリーゼ、それ ら横山幸雄の美質が織り込まれたこのファンタジー集は、昨年デビュー25周 年を経た横山の熟成とさらなる飛翔を確信付けるものです。

Urlicht
UAV-5979(1CD)
無伴奏ヴァイオリンの為の音楽
ブライアン・ファーニホウ(1943-):見えない色 [Unsichtbare Farben]
エリオット・カーター(1908-2012):4つの賛歌 [Four Lauds]
シュテファン・ヴォルペ(1902-1972):無伴奏ヴァイオリンの為の第2の楽曲 [Second Piece for Violin Alone]
 無伴奏ヴァイオリンの為の二部の楽曲 [Piece in Two Parts for Violin Alone]
ミランダ・クックソン(Vn)

録音:2016年4月25-26日、ナショナル・ソーダスト、ブルックリン、ニューヨーク、アメリカ合衆国
2016年、ECMレーベルからバルトークとシュニトケのヴァイオリン・ソナタ+ルトスワフスキのパルティータ作品をリリースし話題を呼んだミランダ・クックソンが弾く、20世紀後半に書かれた無伴奏ヴァイオリン作品集。ミランダ・クックソンはジュリアード音楽院で学んだアメリカ合衆国のヴァイオリンおよびヴィオラ奏者。現代音楽に意欲的に取り組んでいます。

Solo Musica
SM-262(1CD)
NX-B03
アルタ・アルニカーネ〜ピアノ・リサイタル
ヤーセプス・ヴィートルス(1863-1948):3つの追憶 Op.43-1「海辺で」
ラヴェル:水の戯れ
アルヴィツ・ジリンスキス(1905-1993):小川のそばで
ヤニス・ケピティス:舟歌
ラヴェル:鏡-第3曲:海原の小舟
パウルス・タムビス(1936-):子供のための10の小品-第8曲「銀色の雨が降る」
リスト:巡礼の年 第1年「スイス」-第4曲「泉のほとりで」
ロムアルズ・イェルマクス(1931-):水彩画-第1曲「ペルセ川の滝」
ヴィートルス:2つの小品 Op41-2「波の歌」
ドビュッシー(1862-1918):映像 第1集-第1曲「水の反映」
ドビュッシー:映像 第2集-第3曲「金色の魚」
ベリオ:水のクラヴィア
グリーグ:抒情商品集 第7巻 Op.62-4「小川」
ドビュッシー:前奏曲 第1集 第10番「沈める寺」
リスト:シューベルトの12の歌 第2曲「水の上で歌う」S558/R243
ショパン:24の前奏曲 Op.28-15「雨だれ」
アルタ・アルニカーネ(P)

録音:2016年9月27-28日
「Aqua」。ラテン語を語源とする言葉で多くの場合“水”を意味しますが、“water”に比べると、その内容はもっと広い範囲を含みます。こ のアルバムには様々な「Aqua」…それは太陽の光を反映する海や、柔らかい雨、爽やかな滝の水しぶき、時には水中の魚のうろこの煌 めきまでが捉えられた、変幻自在で珍しい作品が収録されています。繊細な音からほとばしる響きまで、多彩な音色を紡ぎ出すのはアル タ・アルニカーネ。【デュオ・アルニカンス】としてリリースしたショパン/ドホナーニ:チェロ作品集(SM226)では情熱的なピアノを演奏していた 人ですが、今作ではまた違った魅力を振りまいています。

TOCCATA
TOCC-0290(1CD)
NX-B03
パウル・ユオン(1872-1940):ピアノ作品集 第1集
4つのピアノ小品集 Op.65(1915)
親密なハーモニー Op.30-12の即興曲(1905)
抒情的な時 Op.56(1913)
ロドルフォ・リッター(P)

録音:2016年4月21-23日
スイス人の祖父がロシアに移住したため、ロシアで生まれたパウル・ユオン。芸術的な家庭環境に恵まれたユオンは、幼いころから音楽の 才能を発揮し(彼の弟コンスタンチンは画家として大成します)モスクワ音楽院でタネーエフとアレンスキーに師事、そののち、ベルリン高 等音楽学校に留学し、ヴォルデマール・バルギールから更なる教えを受けました。一旦、ロシアに戻りバクー音楽院の教授となり、評論家 としても活躍しましたが、1898年に再びベルリンで高等音楽院の講師となり、1906年には教授へと昇格、数多くの弟子を育てます。 ナチスの侵攻に伴い、祖父の母国であるスイスへ移住、この地で一生を終えました。交響曲や歌劇、室内楽などが知られていますが、ピ アノ曲に関しては、まだまだ研究の余地が多く、ここで聴ける作品もロシア的な味わいの中に、ドビュッシー風の印象派の響きも感じられる 独自の雰囲気を持っています。

Resonus
RES-10165(1CD)
NX-B05
スコットランドからインスパイアされたギター音楽集
ソル(1778-1839):有名なスコットランド・エアによる変奏曲 Op.40
ジュリアーニ(1781-1829):兵士の帰還
レニャーニ(1790-1877):ロッシーニの歌劇《湖上の美人-「La Marcia」による変奏曲
ジュリアーニ:Prelude and Scotsoises 1
 スコットランドの釣鐘草
 Jenny’s Bawbee, A Reel
メルツ(1806-1856):フィンガルの洞窟
ジュリアーニ:Coming through the Rye
 Prelude and Scotsoises 2
 This is no my ain Lassie
レニャーニ:ロッシーニの歌劇《湖上の美人-「Oh Quante Lagrime」による変奏曲
ジュリアーニ:The Old Country Bumpkin
ジェームズ・エイカーズ(G)

録音:2015年5月26-27日
スコットランドで生まれ、10歳からギターの勉強を始めたギタリスト、エイカーズ。大学時代にリュートの魅力を知り、トリニティ・カレッ ジでは更にテオルボを学ぶためにポール・オデットとイヴォンヌ・ケニーに師事、16世紀〜19世紀までの幅広い音楽を探求しまし た。世界中でソリストとして活躍するエイカーズのresonusレーベルへのデビュー盤は、19世紀の作曲家たちのスコットランド民謡に よる作品集。幼いころから慣れ親しんでいた民謡が使われた魅力的な作品をエイカーズは丁寧に演奏しています。
Resonus
RES-10167(1CD)
NX-B05
バルトーク&クルターク:独奏ヴァイオリンのための作品集
クルターク(1926-):独奏ヴァイオリンのための「サイン、ゲームとメッセージ」
バルトーク:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Sz117
サイモン・スミス(Vn)

録音:2015年7月27-29日
バルトークとクルターク。2人の近現代ハンガリーを代表する作曲家の無伴奏作品を収録した1枚。 長い期間をかけて熟成されたクルタークの「サイン、ゲームとメッセージ」は、様々な風景や心情を切り取り、音にしたという極めて精 緻な作品。時には民族色も感じさせるユニークな音楽です。バルトークのソナタは晩年の作品。メニューインの委嘱によって書かれ たこの曲には、バルトークの全ての音楽技法が凝縮されており、ヴァイオリン奏法の限界に挑戦するかのような困難な技巧が散りば められながらも、抒情的な美しさも備えているという傑作です。サイモン・スミスは真摯にこの2つの作品に取り組んでいます。
Resonus
RES-10172(1CD)
NX-B05
モーツァルト:ピアノ・デュエット集 第1集
モーツァルト:ソナタ ニ長調 K381
 ソナタ ハ長調 K521
J.C.バッハ(1735-1782):ソナタ イ長調
モーツァルト:ソナタ 変ロ長調 K358

※K521の3楽章のカデンツァはムツィオ・クレメンティ:性格的音楽集 Op.19「モーツァルト風カデンツァ」(1787/1807改編)(J.パーキンス編)を使用
エンマ・アッバーテ&ジュリアン・パーキンス(ピアノ・デュエット)

※使用ピアノ
モーツァルト:ヨハン・ペーター・フリッツ(1815頃 ウィーン)グランドピアノ Compass:FF to f
J.C.バッハ:アントン・ヴァルター&Son(1805頃 ウィーン)シングル・ストリング・スクエア・ピアノCompass: C to f

録音:2015年11月29-30日
モーツァルトのピアノ連弾作品は、現在一部の曲を除いては、あまり演奏される機会がありません。しかし、モーツァルトは生涯を通 じて連弾曲を作曲(最初の作品は9歳の時に書かれた)、貴族の令嬢などの弟子との連弾はそのままモーツァルト自身の生活 の糧になるほど重要な要素でもありました。どの曲もユーモラスでエキサイティングであり、モーツァルト時代の楽器を使って演奏する ことで、当時の雰囲気が色濃く表出されています。アルバムにはモーツァルトが影響を受けたであろうJ.C.バッハの作品も収録、どの 曲も、アッバーテとパーキンスが優雅に演奏しています。

NORTHERN FLOWERS
NF/PM-A99122(1CD)
ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ(1919-2006):室内楽作品集
ピアノ・ソナタ第1番(1947)*
2つのオーボエ、4つのヴァイオリン、ティンパニとピアノの為の八重奏曲(1949-1950)+
ヴァイオリンとピアノの為のソナタ(1952)#
ピアノとチェロの為の大二重奏曲(1959)**
オレク・マーロフ(ピアノ(*/**))
アレクサンドル・コソヤン、ハニャフィ・チナカーエフ(オーボエ+)
アレクサンドル・スタンク、アルカディー・リスコヴィチ、
アブラモ・ドゥコール、フョードル・サーコフ(Vn)+
ヴァレリー・ズナメンスキー(ティンパニ+)
マリア・カランダショヴァ(ピアノ(+/#))
ミハイル・ヴァイマン(ヴァイオリン#)
オレク・ストルプネル(チェロ**)

録音:1961年#、1976年+、1985年8月(*/**)、カペラ・コンサートホール、レニングラード、ロシア、 ソヴィエト ADD
ショスタコーヴィチ門下のウストヴォーリスカヤ(ウストヴォルスカヤ)が未だ「知られざる作曲家」だった時代の録音。

Forgotten Records
fr-1145(1CDR)
ロバート・ゴールドサンド/シューベルト
ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D.664
6つの楽興の時 D.780
ロバート・ゴールドサンド(P)

録音:1952年
音源: Concert Hall CHS-1148

Challenge Classics
CC-72764(1CD)
「Kinship」
J.S.バッハ:前奏曲 ハ短調 BWV999
ラインケン:ソナタ ト長調
J.S.バッハ:カプリッチョ 変ロ長調『最愛の兄の旅立ちに寄せて』 BWV992、平均律クラヴィーア曲集第2巻より ト長調BWV884
W.F.バッハ/J.S.バッハ:前奏曲 ハ長調BWV924a(W.F.バッハのためのクラヴィーア小曲集より)*
W.F.バッハ:幻想曲イ短調 F.23、ポロネーズ ホ短調*
C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ第1番 イ短調 H.30 Wq49*
ミューテル:ソナタ第1番 ヘ長調*
シグ ルン・ステファン( クラヴィコード )
使用楽器:Clavichord after Johann Heinrich Silbermann, Strasbourg, 1775, built by Sander Ruys, A=415 Hz、
Clavichord after Christian Gottfried Friederici, Gera, October 1765, built by Martin Kather, A=392 Hz*

録音:2017年1月3-6日/ドイツ、ライン・ルール、Campneuf-Studios
J.S.バッハと息子たち、またJ.S.バッハに大きな影響を与えた作曲家ラインケン、そしてJ.S.バッハの最後の弟子ミューテルの鍵盤作品を集めて構成 したアルバムです。演奏にクラヴィコードを使用しているのが特徴で、強弱の付けられる楽器のため『最愛の兄の旅立ちに寄せて』のフーガなど立体的に いきいきと奏でられています。また息子たちやミューテルの新時代を思わせる音楽の斬新さもより際立っており、とりわけミューテルのソナタ第2楽章の不 気味な半音階はクラヴィコードならではの効果が炸裂していてドキッとさせられます。ミューテルは録音が少ないものの曲にハズレなしと言われる作曲家で あり、この盤も古楽ファンにとって要チェックの1枚です。 鍵盤楽器の中でも特に繊細で、微妙なタッチが深遠なニュアンスを生み出す扱いの難しい楽器クラヴィコード。この楽器が近年のお気に入りだというシ グルン・ステファンによる心のこもった演奏でお聴きください。シグルン・ステファンはJ.S.バッハと同じアイゼナハ生まれで、ロバート・ヒルやボブ・ファ ン・アスペレンといった名手にチェンバロを学びました。

GHA-Records
GHA-126.069(1CD)
セルジオ&オダイル・アサド、パキート・デリベラ/ダンス・フロム・ザ・ニュー・ワールド
1. Um a Zero / 2. Alfonsina y el Mar / 3. Afro / 4. Malambo / 5. Vete de Mi / 6. La Conga de Media Noche / 7. Dizzyness / 8. Nos e o Rio / 9. Aquarela do Brasil / 10. El Chocio / 11. Trialogo / 12. Danza Paraguaya / 13. Drume Negrita
セルジオ・アサド(g)、
オダイル・アサド(g)、
パキート・デリベラ(cl)
グラミー賞受賞歴も誇るラテン・ジャズの大御所クラリネット&サクソフォン奏者、パキート・デリベラ。セルジオ・アサドとオダイル・アサドによる当代最高のギター・デュオ「アサド兄弟」との豪華共演によるラテン・プログラム。3人は2003年にアムステルダムで行われたヨーヨー・マの「オブリガード・ブラジル・プロジェクト」で出会い、このアルバムのレコーディングが実現。クラリネットとギター2台という編成のためにセルジオ・アサドが編曲した、ラテンのよく知られたナンバーから知られざる作品まで。巨匠たちのさすがのテクニックで、ラテンの生きたリズムと陰影を見事に表現しています。
GHA-Records
GHA-126.068(1CD)
バルカン・ミューズ
デューシャン・ボグダノヴィチ:6つのバルカンの小品
アタナス・ウルクズノフ:ソナタ第1番
ミロスラフ・タディチ:マケドニアの少女、ウォーク・ダンス
ヴォイスラフ・イヴァノヴィチ:ソナタ(世界初録音)
デューシャン・ボグダノヴィチ:幻想曲(モーリス・オアナへのオマージュ)(世界初録音)
ボリス・パパンドプロ:3つの舞曲
アポストロス・パラスケヴァス:チェイス・ダンス
ゾーラン・ドゥキッチ(G)

録音:2013年11月、ブリュッセル
ゾーラン・ドゥキッチは、ザグレブとケルンで学び、グラナダやパルマ・デ・マヨルカの「セゴビア国際ギター・コンクール」を含む多数のコンクールで優勝、現在はハーグとバルセロナの音楽院で教鞭を執るクロアチアのヴィルトゥオーゾ・ギタリスト。「バルカン・ミューズ」は、母国クロアチアを含む、セルビア、ブルガリア、旧ユーゴスラビア、ギリシャなどバルカン半島の現代のコンポーザー・ギタリストたちの作品集。イヴァノヴィチの「ソナタ」とボグダノヴィチの「幻想曲」は、ゾーラン・ドゥキッチに献呈されており、このアルバムが世界初録音。

Centaur
CRC-3542(1CD)
フォーリング・リーヴス
ミシェル・マクガヴァン:ノクターン/タイムレスネス/ダイアリーズ/メモリーズ/サマー・デイズ/ウィンターズ・ビューティー/ラ・ノッテ/パスウェイズ/エンド・オヴ・ザ・ロード/パヴァーヌ/フォーリング・リーヴス/サンライズ
ミシェル・マクガヴァン(Fl)、他

録音:2016年2月8日&29日、グルーヴマスター・スタジオ(シカゴ)
MVがYouTubeで累計300万再生超!作曲家、アレンジャー、ミュージック・ビデオ製作などマルチに活躍しているフルート奏者、ミシェル・マクガヴァンのデビュー・アルバムは、クラシック、ジャズ、ロック、ニューエイジ、ポップなど幅広いジャンルを織り交ぜた自作自演盤。マクガヴァンが作成したミュージック・ビデオ(作編曲も演奏も自分)は、YouTubeでは累計300万再生を超え、メキシコ、イリノイ、ロサンゼルスなどの国際映画祭で「Best Music Video」賞を受賞しています。
Centaur
CRC-3509(1CD)
タイガー・ダンス
ボーボ:エコーズ/ソウザ:ハンナのワルツ/トマス:リフティング・スピリッツ/トレヴィーノ:2+1/タイソン:ロスト・マウンテン・サンライズ/スミス:タイガー・ダンス/ホール:. . .アセンズ・ザ・スカイ/マッケニー:C:M/トマス:ウォッチャー・オヴ・ザ・スカイズ/ソウザ:リメバリング・ベレン/マロット(J. ゲインズによるマリンバ編):主の祈り
ジュリア・ゲインズ(マリンバ)

録音:2014年&2015年、ホワイトモア・リサイタル・ホール、ミズーリ大学コロンビア校音楽部(ミズーリ州、アメリカ)
パーカション最大の専門組織Percussive Arts Society(PAS)のメンバーとして20年以上も活動してきたジュリア・ゲインズの初ソロ・レコーディング・アルバム。
Centaur
CRC-3516(1CD)
シューマン:子供の情景 Op.15
ショパン:練習曲第12番ハ短調 Op.10-12 「革命」、
 練習曲第8番ヘ長調 Op.10-8、
 練習曲第27番変イ長調 Op. posth. No.2、
 練習曲第19番嬰ハ短調 Op.25-7、
 練習曲第24番ハ短調 Op.25-12「大洋」、
 4つのマズルカ Op.17
フランク:前奏曲、コラールとフーガ
ジョンアンドルー・スロミンスキ(P)

録音:2015年8月3日ー4日、ハッチ・ホール、イーストマン音楽院(ニューヨーク、アメリカ)
アメリカのピアニスト、ジョンアンドルー・スロミンスキ。 エレガントで洗練された演奏スタイルは作曲家や批評家からも賞賛されており、2012年からは、イーストマン音楽院で後進の指導にあたるなど教育者としても活躍しています。

Danacord
DACOCD-789(1CD)
2016年フーズム城音楽祭ライヴ〜稀少ピアノ作品集
(1)シャミナード:森の精 Op.60
(2)フォーレ:舟歌第8番 Op.96、
 カサドシュ:前奏曲 Op.5-2、
 アナトーリー・アレクサンドロフ:幻影 Op.21-2、
 ロイプケ:スケルツォ ニ短調、
 ワーグナー(ブラッサン編):魔の炎の音楽(「ワルキューレ」より)
(3)リスト:夜の賛歌、
 メトネル:夕べの歌 Op.38-6
(4)ラフマニノフ(ワイルド編):乙女よ, もう歌わないでおくれ Op.4-4、夏の夜 Op.14-5〔
(5)モニューシュコ(フリードマン編):春 Op.28-1、
 パデレフスキ:夜想曲 Op.16-4
(6)キルヒナー:夜景 Op.25-2、夜景 Op.25-6〔フロリアン・ノアック〕
(7)レーガー:暖炉のそばの夢 Op.143-12、
 スカルラッティ(タウジヒ編):パストラーレ
(8)モーツァルト(ブゾーニ編):「魔笛」 序曲〔デュオ・グラウ&シューマッハー〕
(9)ブラームス:ハンガリー舞曲第11番(4手連弾)
(10)ブリテン:組曲 「休日の日記」 Op.5より 第2曲「帆走」、第3曲「遊園地」
(11)ロジャー・サシェヴェレル・クック:前奏曲 Op.33-7、
 ロジャース&ハマースタイン(ハフ編):私のお気に入り
(1)ヨハン・ブランシャール(P)
(2)セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P)
(3)マーティン・ジョーンズ(P)
(5)フロリアン・ノアック(P)
(7)ヨーゼフ・モーグ(P)
(8)デュオ・グラウ&シューマッハー(P)
(9)デュオ・メルシエ&カツァリス(P)
(10)アルテョム・ヤスィンスキイ(P)
(11)サイモン・キャラハン(P)

録音:2016年8月19日−27日
北海に面した北ドイツの小さな港町、フーズムを舞台として1987年から毎年開催されているピアノのためのレア・レパートリーの祭典「フーズム城音楽祭」。ピアノ・ファン必携の人気シリーズ、2016年度盤のポイントは、シプリアン・カツァリス&エレーヌ・メルシエの4手連弾によるブラームスのハンガリー舞曲! また、2003年エリザベート王妃国際コンクールで優勝したドイツのセヴェリン・フォン・エッカードシュタインはシリーズ初登場で5曲を収録。そのうち「フォーレ:舟歌第8番」と「ロイプケ:スケルツォ ニ短調」は、2016年の来日公演でも披露された演目です。
その他、英グラモフォン賞2015で「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞したヨーゼフ・モーグや、第5回仙台国際音楽コンクール・ピアノ部門第3位を受賞したアルテョム・ヤスィンスキイなど、期待の若手アーティストが多数参加。ヨハン・ブランシャールによるシャミナード、フベルト・ルトコフスキによるポーランド音楽、サイモン・キャラハンによるロジャー・サシェヴェレル・クックなど、それぞれの十八番レパートリーを披露しています。スティーヴン・ハフ編曲による「私のお気に入り」(ミュージカル 「サウンド・オブ・ミュージック」より)にも注目!


ONDINE
ODE-1299(2CD)
NX-B04
クリスティアン・テツラフ〜3度目ののバッハ:「無伴奏」
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
クリスティアン・テツラフ(Vn)

録音 2016年10月22-25日
新たな命を与えるヴァイオリニスト”として高く評価されています。 テツラフにとって「無伴奏」の録音は3回目となります。 第1回目は1993年、2回目は2005年、そして2016年とほぼ10年に一度「無伴奏」を録音している彼において、この作品は、演 奏家としての原点に立ち返る重要なもの。 今回の録音に対しても、テツラフは譜面をもう一度じっくり読み込むことで新しい発見を得るとともに、バッハと幾分親密になれたと、 ブックレット(英文)の解説の中で語っています。 この新録音、驚くほどに自然な呼吸と共に美しい音色が次々と紡がれています。絶妙な間の取り方は、まさに「バッハとの対話」。 現在のテツラフの姿を映し出す素晴らしい演奏です。自然な響きが捉えられた録音も聴きどころです。

Stradivarius
STR-37074(1CD)
「エピグラム」〜現代無伴奏フルート作品集
フアン・マヌエル・アルテロ(1969-):エピグラムまたは反射(フルートの
ための)
フラン・カベサ・デ・ヴァカ(1976-):模倣:三部作(バス・フルートのための)
ホセ・ルイス・トラ(1966-):カスパー・ハウザーの歌(ピッコロのための)
ミゲル・アンヘル・トローザ(1969-):ソロ・フルート
ルーラ・ロメロ(1987-):別の日の深夜(フルートのための)
ロードリ・デイビーズ(1971-):私がアンカーを押す時(バス・フルートの
ための)
アルベルト・ポサダス(1967-):エリドサイン(フルートのための)
アレッサンドラ・ロンボラ(各種フルート)

録音:2015年1月、2016年6月、告知の聖母教会、ウルエーニャ、バリャドリード、スペイン
12世紀前半の建築と言われているスペインのウルエーニャの街にある歴史的な教会で録音された独奏フルート作品集。現代のフルート曲と、古の教会に響く反響が、柔らかな緊張感に包まれた音楽を届けてくれます。イギリスの作曲家ロードリ・デイビーズを除くと、すべてスペインの現代作曲家の作品です。

MSR
MS-1615(1CD)
ヘルネスニエミ作品集第3集
“クラビノーヴァ&ピアノ作品集”
(1)ポエム/(2)3つのワルツ
(3)海岸/(4)ブリッジ
(5)シティ/(6)バラード
アンティ・サムリ・ヘルネスニエミ(P&クラビノーヴァ)
(1)(3)(5)ヤマハ・クラビノーヴァCLP170
(2)(4)ベヒシュタインC221
(6)スタインウェイ&サンズB211

録音:2004年〜2016年
フィンランドのコンポーザー=ピアニスト、ヘルネスニエミは、クラシック音楽の伝統をベースに、ジャズや民謡などを融合。即興のようにも感じる超絶技巧と、親しみやすいメロディが魅力的です。すべて世界初録音。
MSR
MS-1628(1CD)
ピアノ連弾による「春の祭典」「ペトルーシュカ」(ピアノ連弾版【1台4手】)
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章
春の祭典
ロマゾフ=ラッカーズ・ピアノ・デュオ:
【マリーナ・ロマゾフ&ジョゼフ・ラッカーズ】

録音:2013年12月
ピアノ連弾のレパートリーとして人気のストラヴィンスキーの名曲を1台4手のピアノ連弾で収録。作曲者本人によって書かれた“春の祭典”はピアノ連弾で複雑なリズムが、さらに先鋭的に音が迫ってくるような感覚が味わえます。マリーナ・ロマゾフはソロ・ピアニストとしても活躍。クリーヴランド国際ピアノ・コンクール、ジナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクール、ウィリアム・カペル国際コンクール等で集賞歴があります。ジョゼフ・ラッカーズもソリストとしても活躍、MSRレーベルからは「ラヴェル:ラ・ヴァルス、バルトーク:ピアノ・ソナタ、他バッハ、シューマン作品集(MS1364)」が発売になっています。


Hanssler
HC-16021(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 「熱情」
 ピアノ・ソナタ第14番「月光」
バッハ:「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV659a(ケンプ編曲版)
 「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147(ケンプ編曲版)
 トッカータ ニ長調 BWV912
パヴロス・ハッツォプロス(P)

録音:2015年12月28-30日シュトゥットガルト音楽演劇大学
ドイツの名手パヴロス・ハッツォプロス、久々のリリースとなるヘンスラー・レーベル第3弾は、ベートーヴェンとバッハに挑戦!「熱情」「月光」ソナ タではハッツォプロスの情感豊かな演奏に驚かされます。また、バッハはヴィルヘルム・ケンプのピアノ編曲版の2篇とトッカータを収録。「いざ来ませ、 異邦人の救い主よ」BWV659はブゾーニの編曲版、「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147はヘス編曲版が有名ですが、ハッツォプロスはケンプ版で演奏。 オルガンも演奏したケンプならではの編曲で、オルガンのストップを意識した音色の変化を重音やオクターヴなど音の厚みで表現しており編曲者ケンプの 個性があらわれた興味深い編曲作品です。ケンプが得意とした作品をハッツォプロスが敬愛を込めて奏でます。
ギリシャ系移民の両親のもと1964年にシュトゥットガルト近郊に生まれたパヴロス・ハッツォプロスは3歳よりピアノをはじめ10歳でソロ・リサイタ ルを開いた逸材。ドイツ正統派と言える確かなピアニズムです。ヘンスラー・レーベルからシューベルト、ショパンのアルバムをリリースしております。

GHA-Records
GHA-126.074(1CD)
マイ・ファニー・ヴァレンタイン
ディアンス:即興
ラミレス:アルフォンシーナと海
パウエル:ビリンバウ
ロジャース:マイ・ファニー・ヴァレンタイン
ディアンス:サント・ティルソ、
ディアンス:ジェンベ*、エニウェイ
ローラン・ディアンス(G)、
エマニュエル・ディアンス(ジェンベ)*

録音:2006年(トラック1〜3)、2008年(トラック4、6、7)、1998年(トラック5)
2016年に惜しまれつつもこの世を去ったフランス・ギター界の巨匠、ローラン・ディアンスの想い出へと捧げるメモリアル・アルバム。
ジャズやポップスなどを取り入れたクロスオーバー・タッチの作編曲によって世界で親しまれたローラン・ディアンス。このアルバムでも、自作の4曲に、リチャード・ロジャースの「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」や、バーデン・パウエルの「ビリンバウ」、アリエル・ラミレスの「アルフォンシーナと海」といったスタンダード・ナンバーの素敵なアレンジを収録。
トラック5の「サント・ティルソ」を除き、DVD「エニウェイ(GHA-126.470)」からの初CD化。

Tactus
TC-901901(1CD)
シェルシ:ピアノ作品集
4つのイラスト/組曲第9番「Ttai」
ロセッラ・スピノーザ(P)

録音:2016年2月、ミラノ
イタリアで初めて十二音技法による作品を残した作曲家であり、他の作曲家たちの関与による共同作業での作曲が死後に発覚されるなど、今もなおその作品には謎が残る20世紀イタリアのジャチント・シェルシ(1905−1988)のピアノ作品集。
1953年に作曲された「4つのイラスト」、ピアノのための組曲第9番を演奏しているのはロゼッラ・スピノーザ。現代音楽の演奏に定評があるイタリアの女流コンポーザー=ピアニストです。

Resonus
RES-10151(1CD)
NX-B05
ベートーヴェン:交響曲〜カール・ツェルニー(1791-1857)による4手ピアノ編曲版
交響曲 第1番 ハ長調 Op.21
交響曲 第5番「運命 ハ短調 Op.67
世界初録音
ヴィッキー・ヤンノウラ(P)
ジョルジュ=エマヌエル・ラザリディス(P)

録音:2015年2月11-12日
ベートーヴェンの交響曲をピアノ用に編曲したものといえば、まずリストの華麗な編曲が思い浮かびますが、ベートーヴェンの忠実な 弟子であったツェルニーも連弾用に見事な編曲を行っています。ヤンノウラとエマヌエル・ラザリディスのデュオは、ツェルニーが手掛け た4曲の交響曲編曲を全て録音する予定であり、まずは古典的な第1番と、ベートーヴェンの代表作である第5番をリリース。4手 が奏でる音の洪水を存分に堪能できます。

Resonus
RES-10160(1CD)
NX-B05
ウィンザー城からのフランス・オルガン作品集
ヴィエルヌ(1870-1937):オルガン交響曲 第2番 ホ短調 OP.20
ロジェ=デュカス(1873-1954):牧歌
デュリュフレ(1902-1986):組曲 Op.5
リチャード・ピネル(Org)

録音:2015年7月1-3日
ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂にある「ハリソンオルガン」の建立50周年を記念して演奏されたフランスのオルガン作品集。卓越 した技術を持つ英国のオルガニスト、指揮者リチャード・ピネルは、マンチェスター国際オルガンコンクール(1978)とバッハ・コン クール(1984)で第1位を獲得し、1998年にはアメリカ「Guild of Organists」の年間優秀演奏家にノミネートされた実力派。 緻密に書かれたヴィエルヌの作品での考え抜かれたテンポ設定と卓越した表現が聴きものです。

Resonus
RES-10163(2CD)
NX-C08
バッハ:フランス組曲 BWV812-817 他
【CD1】
1-4.フローベルガー:パルティータ 第2番 ニ短調 FbWV602
5-9.バッハ:組曲 第1番 ニ短調 BWV812
10-15.バッハ:組曲 第2番 ハ短調 BWV813
16-21.バッハ:組曲 第3番 ロ短調 BWV814
【CD2】
1-4.テレマン:組曲 イ長調 TWV32:14
5-11.バッハ:組曲 第4番 変ホ長調 BWV815
12-18.バッハ:組曲 第5番 ト長調 BWV816
19-26.バッハ:組曲 第6番 ホ長調 BWV817
ジュリアン・パーキンス(クラヴィコード)

CD1:1-9,CD2:12-26
ヨハン・ヤーコブ・ボデヒテル(1768-1831)制作ダイアトニック(全音階)・フレッテッド・クラヴィコード(1785年頃制作)を元にペーター・バヴィントンが復元(2008)
CD1:10-21,CD2:1-11
ヨハン・ハインリヒ・ジルバーマン(1827-1799)制作アンフレッテッド・クラヴィコードを元にペーター・バヴィントンが復元(2005)

※クラヴィコードは弦の張り方によって分類が違い、フレット式(フレッテッド)は一セットの弦で2つ、および3つの音を奏でるもの、アンフレッテッド(フレットフリー)は1セットの弦に一つの音が割り当てられるため、楽器も大きくなります。

録音:2015年6月20-23日
14世紀頃に発明された鍵盤楽器「クラヴィコード」。テーブルや専用の台に乗せて演奏する小型の楽器で、音量は小さいものの、 バッハも愛用したとされ、現代でもその、繊細かつ表現力豊かな音色が愛されています。世界的なクラヴィコード奏者パーキン スによるこの「フランス組曲」は現代の復元楽器を用いて演奏。若きバッハが研究したというフローベルガーとテレマンの作品を各々 のCDの冒頭に置くことで、18世紀の鍵盤音楽の発展もふまえつつ、聴き手にクラヴィコードの魅力を提示しています。

TOCCATA
TOCC-0265(1CD)
NX-B03
タンスマン(1897-1986):ピアノ作品集 第2集
8つのノヴェレッテ(1936)…初録音
ブルースの形式による3つの前奏曲(1937)
ポーランド民謡による20のやさしい小品(1917-1924)…初録音
古風な様式による舞踏組曲(1929)
ダニー・ゼリボル(P)

録音:2015年5月8-9日
ポーランド出身、フランスで活躍した作曲家タンスマン。基本的スタイルは新古典主義でしたが、ポーランドやユダヤの民族舞曲の 要素を取り入れた作品は独特の光を放っています。数多くの作品を残し、「20世紀の最も多作な作曲家」の一人と見做されてい ますが、ピアニストとしても一流の腕を持ち、世界中に演奏旅行に出かけ(昭和天皇へ御前演奏も行った)ソリストとしても活躍 しました。当然、彼のピアノ曲も華やかな技巧に彩られた作品が多いのですが、このアルバムでは、比較的易しい曲が紹介されて います。1930年代に大流行したジャズの手法を用いた「ブルースの形式による前奏曲」は、ガーシュウィン風でもあります。
TOCCATA
TOCC-0309(1CD)
NX-B03
マシューズ(1943-):無伴奏ヴァイオリンのための作品集 第2集
「パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番」による幻想曲 Op.147-1(2007)
3つの歌 Op.138(1997/2009)
オーストラリアの4羽の鳥 Op.84a(2000-2004)
ヴァイオリン・ソナタ Op.8(1974-1975)
ナショナル・アンセム(2007)
Song Thrush Fragment(2004)
リチャードのためのバースデー・ピース(2012)
サリーのためのアルバムの綴り(2009)
Not Farewell(2003)
15の前奏曲 Op.132(2007-2014)
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(Vn)

録音:2015年7月15日.2016年3月21日
全て初録音
第1集(TOCC152)に続く、デヴィッド・マシューズによる無伴奏ヴァイオリン作品集の第2集。ここでも作曲家は高度な技法を駆 使した作品を書いていますが、全ては演奏しているスケアヴェズへの高い信頼があってこそ。全ての曲は、まず彼が演奏することを 想定して描かれており、これこそが現代における無伴奏ヴァイオリン作品の最高峰が生まれる原動力にもなっています。鳥の声を 模した「オーストラリアの4羽の鳥」、抒情的なメロディを持つ「15の前奏曲」他、多彩なヴァイオリンの音色をたっぷり味わえます。
TOCCATA
TOCC-0356(1CD)
NX-B03
エングルンド(1916-1999):ピアノ作品全集
前奏曲とフゲッタ 「バッハへのオマージュ」(1986)…初録音
ソナチネ 第2番「パリ人」(1984)…初録音
前奏曲(1955)…初録音
パヴァーヌとトッカータ(1983)
ユモレスク(1936)
小トッカータ(1966)…初録音
ソナチネ ニ短調-第2楽章 シシリエンヌ(1966)…初録音
鍵盤が語るアンソロジー集(1955)〜めんどりたちが語ること/小鬼/スケルツィーノ
前奏曲 第1番「ノットゥルノ」(1966)
ソナチネ 第1番 ニ短調(1966)
シヌヘ(1953)…初録音
序奏とトッカータ(1950)
ピアノ・ソナタ 第1番(1978)
ラウッタサーリ・ロータリー・クラブ祝典行進曲(1957)…初録音
ラウラ・ミッコラ(P)
20世紀フィンランドにおける主要な作曲家の一人、エングルンド。自作をシベリウスに評価してもらい推薦状を得たことで渡米し、 コープランドに師事できたというエピソードで知られています。ピアニストとしても卓越した才能を持っていましたが、ロシアとの戦闘の 際、指を怪我したことでキャリアを断念。残されたピアノ曲は決して多くありませんが、プロコフィエフ風の強烈な皮肉とユーモアを有し た作品は、管弦楽作品とは違った風合いを持っています。


ARCO DIVA
UP-0191-2(1CD)
探究バリオス、リョベト:ギター作品集
アグスティン・バリオス(1885-1944):すべての為の祈り [Oracion para todos]/情熱のマズルカ [Mazurka apasionata]
パラグアイ舞曲第1番 [Danza Paraguaya-1]
郷愁のショーロ [Choro de saudade]/みつばち [Las abejas]
古いメダル [Medallon antiguo]/森に夢見る [Un Sueno en la floresta]
ミゲル・リョベト(1878-1938):ロマンス [Romanza]
カタルーニャ民謡集 [Canciones populares Cantalanas]
クリスマス・イヴ [La nit de nadal]/盗賊の歌 [Canco del lladre]
先生 [El mestre]/聖母の覡 [El noi de la Mare]
アメリアの遺言 [El testament d'Amelia]/糸紡ぎ娘 [La filadora]
ソルの主題による変奏曲 [Variaciones sobre un Tema de Sor] Op.15
ミハル・スヴォボダ(G)

録音:2016年12月8、28-30日、MS スタジオ、フェルトキルヒ、オーストリア

AZUR CLASSICAL
AZC-153(1CD)
2台のピアノの為のソナタ集
ブラームス:2台のピアノの為のソナタ ヘ短調 Op.34b(1861-1863)
バルギール(1828-1897):2台のピアノの為のソナタ ト長調 Op.23
イグナーツ・ブリュル(1846-1907):2台のピアノの為のソナタ ニ短調 Op.21(1876)
ジャン=クロード・ヴァンデン・エインデン、エリアーヌ・レイエス(P)
ベルギーの名ピアニストにして名教師ジャン=クロード・ヴァンデン・エインデン(1948年生まれ)と2017年現在彼とともにブリュッセル王立音楽院教授を務めているベルギーのピアニスト、エリアーヌ・レイエス(1977年)の共演。ヴォルデマール・バルギールはクララ・シューマンの異父弟に当たるドイツの音楽教育者・作曲家。門下からレオポルド・ゴドフスキー(1870-1938)、レオ・ブレッヒ(1871-1958)、パウル・ユオン(1872-1940)らを輩出しました。イグナーツ・ブリュルはユダヤ系オーストリアのピアニスト・作曲家。ヴィルトゥオーゾ・ピアニストとしてヨーロッパ各地で大成功を収めました。

露OLYMPIA
MKM-291(1CD)
ショパン:ポロネーズ集*
第1番嬰ハ短調 Op.26-1/第2番変ホ短調 Op.26-2/第3番イ長調「軍隊」Op.40-1/第4番ハ短調 Op.40-2/第5番嬰ヘ短調 Op.44/第6番変イ長調「英雄」Op.53
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58+
ラザール・ベルマン(P)*
エミール・ギレリス(P)+

録音:1979年2月、ヘルクレスザール、レジデンツ、ミュンヘン、西ドイツ、AAD*
1978年9月、イエス・キリスト教会、西ベルリン、西ドイツ、AAD+
原盤:Deutsche Grammophon


Treasures
TRE-179(1CDR)
ベラ・シキ/ショパン:スケルツォ&バラード
スケルツォ第1番 ロ短調 Op. 20
スケルツォ第2番 変ロ短調 Op. 31
スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op. 39
スケルツォ第4番 ホ長調 Op. 54
バラード第1番 ト短調 Op. 23*
バラード第2番 ヘ長調 Op. 38*
バラード第3番 変イ長調 Op. 47*
バラード第4番 ヘ短調 Op. 52*
ベラ・シキ(P)

録音:1953年5月、1952年4月*
※音源:英PARLOPHONE PMA-1011、PMA-1008*
◎収録時間:73:50
“明晰なタッチでショパンを哲学する、ベラ・シキ独自のピアニズム!”
■音源について
ベラ・シキは、1950年代にショパン作品のうちソナタ、即興曲などをParlophoneに集中的に録音しており、このスケルツォ、バラードもその一環。LP2枚分を全て収録。

★ベラ・シキは、1932年ハンガリー生まれ。あのディヌ・リパッティの弟子で、若き日は「コンクール荒らし」と言われるほど数々の国際コンクールに入賞しましたが、次第に活動の場を教育に移し、多くの門下生を輩出。日本の宮沢明子もその一人です。したがって、録音の数は極めて少なく、中でも知られているのは、同郷のゲザ・アンダと録音したサン・サーンスの「動物の謝肉祭」(指揮はマルケヴィチ)でしょうか。。そしてこのショパンを聴いて最初に感じたのは、師のリパッティの影響よりも、まさにそのゲザ・アンダとの共通点。アンダはベラ・シキの10歳年上で、共にブタペスト音楽院でエルンスト・フォン・ドホナーニに学んでいるので、兄弟子となりますが、雰囲気に流されない実直さ、明晰な打鍵など、ベラ・シキとよく似ています。
スケルツォ第1番は、ベラ・シキの硬派なピアノズムとの相性が抜群。前半と後半の厳しい切れ味にその特質が最大限に生きていますが、中間部の聴き手に媚びないけ高潔なピアニズムもまたベラ・シキならでは。スケルツォ第3番、第2主題に現れる下降アルペジオも決してパラパラ散らず、一音一音の意思を注入するかのよう。スケルツォ第4番は特筆すべき名演!冒頭主題での音の跳躍とリズムにも浮かれることなく品格の空気を敷き詰めた後、中間部では表面的な美しさを超えた至純の精神が脈打ち、汚れなきタッチが真の美を導くのです!
バラード第1番は、標準的なアプローチによる推進性、ドラマ性とは異なり、極めて思索的に進行。そのため3:14からのフレーズの全ての間合いに思いが充満。4:25からの第2主題の飛翔でも開放感を封印。音のニュアンスを厳しく吟味。このシーンで陽の光を取り込まない真意は、コーダでのどこか物憂げなニュアンスと通底するものを感じさせます。
バラード第4番のコーダ前も露骨に強打をぶつけることも可能でしょうが、内面のニュアンスを見失うことなく、コーダでは爽快な切れ味とは違う余韻を携えながら締めくくられるのです。
作品の構成を見据えながら、自らを厳しく律し、ショパンの思いに少しでも近づこうとする真摯な姿勢は、手っ取り早く効果を狙う昨今の演奏家とは全然違い、そもそも音楽をする目的自体が異なるとしか思えません。【湧々堂】

ALBANY
TROY-1661(10CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(全32曲) スティーヴン・マージ(P)

録音:2011-2016年ニューヨーク
米国のベテラン・ピアニスト、スティーヴン・マージ6年を費やして完成させたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集。40年近く活動を続けている実力派である。特性プラスチックケース入り。

H.M.F
“HM GOLD”
HMG-501169(2CD)
バッハ:フーガの技法 デイヴィット・モロニー(Cemb)

録音:1985年1月
幾何学模様のフーガをモロニーがものすごいテクニックで解きほぐしていく圧巻の2枚組。デイヴィット・モロニー(b.1950)はイギリス出身の鍵盤楽 器奏者で音楽学者。ケネス・ギルバートとレオンハルトにチェンバロを師事し、トマス・タリスとウィリアム・バードについての論文で博士号を取得。ウィ リアム・バードの作品を様々な楽器(ヴァージナル、クラヴィコード、チェンバロなど)で演奏した全集(7CD/グラモフォン・アウォード(2000))を 発表するなどしています。音楽学者として、バッハのフーガの技法を補筆完成したことでも知られています。この自らの版を用いて演奏した当盤は、グラモ フォン・アウォード(1986)に輝いた名盤。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32798(1CD)
シューマン:謝肉祭 Op.9
アラベスク.ハ長調 Op.18
交響的練習曲 Op.13
ガーボル・ファルカシュ(P)

録音:2016年10月10-13日/フンガロトン・スタジオ
2017年5月より東京音楽大学の教授をつとめるガーボル・ファルカシュがシューマン・アルバムをリリースしました!ファルカシュはリスト音楽院卒業後、 修士課程、更に博士課程を故ゾールタン・コチシュ、タマーシュ・ヴァーシャーリをはじめとする演奏家の指導の元に修了。数々の国際コンクール歴を誇り、 なかでも2009年ワイマールで開催された第6回国際リストコンクールにて第1位、併せて聴衆賞、ハイドン・ソナタ・ベストパーフォーマンス賞を受賞し、 世界的に注目されるようになりました。また、2011年より母校であるリスト音楽院の教授もつとめました。ソロ活動はもちろんのこと、室内楽にも積極 的に取り組み、クリストフ・バラーティとのサラサーテ、ヴィエニャフスキなどをおさめたアルバム(HCD 32760)もリリースしております。
2016年10月に収録された当ディスクは、オール・シューマン・プログラムに挑戦。謝肉祭、アラベスク、交響的練習曲の3篇が収録されました。 高度なテクニックに裏付けされた明晰で確かなピアニズムを聴くことができます。正統的にしてロマン的なファルカシュの圧巻の演奏。今後大注目のピアニ スト、ファルカシュの充実の演奏をご堪能ください! (Ki)

Chandos
CHAN-10950(1CD)
再発見のライシャ Vol.1〜アントワーヌ・ライシャ:ピアノ作品集
ハーモニー("Practische Beispiele"より第20番)
グランド・ソナタ ハ長調/カプリッチョ("Practische Beispiele"より第7番)
モーツァルトの主題によるソナタ ヘ長調
単独の和音によるファンタジー("Practische Beispiele"より第4番)
練習曲 ホ短調 Op.79-1
イヴァン・イリッチ(P)

録音:2017年3月7日ー10日、スタジオ・アンセルメ(ジェノヴァ、スイス)
セルビア系アメリカ人でパリ音楽院を優秀な成績で卒業、現在パリを拠点に活躍するエリート・ピアニスト、イヴァン・イリッチがシャンドス・アーティストに参加! フランスの伝説的名手フランソワ=ルネ・デュシャーブルの門弟であり、ゴドフスキーやフェルドマンの録音によって国際的に評価されるイリッチがChandosとの録音に選んだのは、ベートーヴェンと同年の生まれであり生涯にわたっての友人でもあったアントワーヌ・ライシャ(1770ー1836)のピアノ作品集。
チェコ出身、ドイツとフランスで活躍したライシャ(チェコ語ではアントニーン・レイハ)は、現代では木管五重奏のためのレパートリーの貢献で知られていますが、その作品の大部分は録音されていない多数のピアノ独奏作品でした。フランス国立図書館に所蔵されていたライシャの写本は最近になってようやく出版されはじめており、このアルバムに収録される作品はすべて世界初録音となります。

Etcetra
KTC-1591(1CD)
フランシスコ・ミニョーネ:無伴奏ファゴットのための16のワルツ フランス・ベルクハウト(Fg)
フランス・(ロベルト・)ベルクハウトは、オランダ室内管、コンセルトヘボウ管、アムステルダム・バロック・ソロイスツ、コンバッティメント・コンソート・アムステルダムなどで活躍、バロック・ファゴットやドゥルツィアン奏者としては18世紀オーケストラやレオンハルト・コンソート、ラ・プティット・バンド、アニマ・エテルナなどにも参加してきたオランダのベテラン・ファゴット奏者。ピーター・ダークセンとのヴィヴァルディ協奏曲集(Vol.1:KTC-1324/Vol.2:KTC-1428)でも素晴らしい音色を聴かせてくれたオランダの名手が、高い技巧を要求されるミニョーネのブラジル風ワルツを、哀愁たっぷりに奏でます。
Etcetra
KTC-1565(1CD)
アリヤロワ・プレイズ・ハイドン、モーツァルト&ベートーヴェン
ハイドン:ピアノ・ソナタ ヘ長調 Hob.XVI:23
モーツァルト:幻想曲ニ短調 K.397、
 ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.280
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 「悲愴」
ナルギズ・アリヤロワ(P)

録音:2016年4月、オランダ
第11回ピエトロ・アルジェント国際コンクールで第2位を獲得し、アゼルバイジャンの名誉アーティストを宣言された、アゼルバイジャンのピアニスト、ナルギズ・アリヤロワ。
2017年からはニューヨークへと拠点を移し更にインターナショナルな活動を広げるアリヤロワのサード・アルバムでは、古典派の重要レパートリー、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノ・ソナタを収録。

Channel Classics
CCSSEL-2498(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全集
ソナタ第1番ト短調 BWV.1001/パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002/パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004/パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006/ソナタ第2番イ短調 BWV.1003/ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005
レイチェル・ポッジャー(Vn)
※使用楽器:1739年、ジェノヴァのペザリニウス制作

録音:1998年12月&1999年4月、メノ派教会(オランダ、デフェンテル)
ポッジャーの名声を世界へ轟かせる最初のきっかけとなったのが、このバッハの無伴奏ソナタ&パルティータの記念碑的名演奏。長らく廃盤となっていた2枚組全集セットの限定盤(CCSSEL 2498)がついに再プレスされます。分売されていたCCS12198とCCS14498も現在は入手困難となっており、この全集セットはポッジャーのバッハ無伴奏を聴くことができる貴重な機会となります。天女レイチェル・ポッジャーが20世紀の終わりにペザリニウス1739年製のバロック・ヴァイオリンで弾いた至高のバッハ。

Nimbus
NI-5965(1CDR)
アール・ワイルドによるピアノ・ヴィルトゥオーゾ・アレンジメンツ Vol.2
ルビオ:メキシカン・ハット・ダンス
ラフマニノフ:ヴォカリーズ、夏の夜
チャイコフスキー:舞踏会で
ラフマニノフ:ひそかな夜のしじまの中で、小さな島
チャイコフスキー:4羽の白鳥の踊り
ラフマニノフ:春の奔流、美しい場所
フォーレ:夢のあとに
ラフマニノフ:もう歌わないでおくれ、
 べにすずめの死に寄せて
チャーチル:白雪姫のための音楽
ラフマニノフ:ミューズ、春の悲しみ
バッハ:プーランクへのオマージュ
ラフマニノフ:子供たちに、
 悲しまないで、夢
マーティン・ジョーンズ(P)

録音:2016年3月23日−24日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
膨大なレパートリーと録音の数を誇るニンバス(Nimbus)の看板ピアニスト、マーティン・ジョーンズの「ガーシュウィン」(NI 5743)に続くアール・ワイルドのピアノ・トランスクリプション集第2巻は「ラフマニノフ」。20世紀のアメリカを代表するヴィルトゥオーゾ・ピアニストとしてその名を馳せたアール・ワイルドの魔法のようなアレンジとその魅力をイギリスのベテランの快演で。ピアノ・ファン、編曲作品ファンにオススメしたいピアノ・アルバムです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Nimbus
NI-5966(1CDR)
レントヘン:ピアノ作品集 Vol.3
ソナタ イ長調 Op.2
ソナチネ ホ長調 Op.63-1/ソナタ イ短調
マーク・アンダーソン(P)

録音:2016年11月10日−11日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
19世紀から20世紀前半にかけてオランダで隆盛を誇った音楽一族レントヘン家を代表する音楽家ユリウス・レントヘン(1855−1932)。「ピアノ協奏曲第2番」のソリストを務めるなど、ブラームスとの親交が深かったレントヘンのピアノ作品には、濃厚なオランダのロマンティシズムが息づいています。演奏は第1集、第2集に続きアメリカのピアニスト、マーク・アンダーソン。独墺系のプログラムを得意としており、ブラームスやシューマン、ハンス・フォン・ビューローのピアノ作品集などが高い評価を受けています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Nimbus Alliance
NI-6345(1CDR)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集Vol.4
ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784
ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
ウラディミール・フェルツマン(P)

録音:2015年3月26日(第20番)&3月29日(第14番)、ワイアストン・レイズ(イギリス)
第4巻は、ピアノ・ソナタ後期3部作の1つ「第20番」と、中期の作品の中でももっとも暗く濃密な重要作「第14番」の2つのソナタ。深い解釈と繊細な表現力を兼ね備えるフェルツマンが描き出す濃密なシューベルトのソナタをどうぞ。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Delphian
DCD-34191(1CD)
ピアノ4手連弾のためのロシア音楽集
ラフマニノフ:ピアノ連弾のための6つの小品 Op.11
チャイコフスキー:50のロシア民謡より
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版/4手連弾版)
ピーター・ヒル&ベンジャミン・フリス(ピアノ4手連弾)

録音:2016年12月12日−13日、カーディフ大学(イギリス)
デルフィアン(Delphian)でのバッハ・シリーズ(フランス組曲、平均律クラヴィーア曲集第1巻&第2巻)の演奏、解釈がヨーロッパだけでなくここ日本でも称賛されたメシアン研究の世界的権威ピーター・ヒル。
長年にわたりデュオを組んでいる英国の実力派ピアニスト、ベンジャミン・フリスとのコンビで、ラフマニノフ、チャイコフスキー、そしてストラヴィンスキーの"ピアノ4手連弾作品"をレコーディング!
ヒルとフリスの抜群のコンビネーション、煌びやかな音色、キレのあるリズムが、連弾の定番であるラフマニノフの「6つの小品」、後に2つの旋律が「火の鳥」や「ペトルーシュカ」に用いられるチャイコフスキーの「50のロシア民謡」からのセレクション、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」を、ピアノの鍵盤上でカラフルに、ダイナミックに繰り広げていきます。

Delphian
DCD-34010(1CD)
デイヴィッド・ワイルド・プレイズ・ショパン〜ウィグモア・ホール・ライヴ
スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39/マズルカ嬰ハ短調 Op.50-3/夜想曲ホ長調 Op.62-2/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58/マズルカ ハ短調 Op.56-3/マズルカ ハ長調 Op.24-2/タランテラ Op.43/幻想ポロネーズ Op.61/子守歌 Op.57
デイヴィッド・ワイルド(P)

録音(ライヴ):1994年7月&1995年2月、ウィグモア・ホール(イギリス)
ソロモンやライゼンシュタイン、ブーランジェの薫陶を受けたマンチェスターのベテラン・ピアニスト、デイヴィッド・ワイルド。知る人ぞ知るイギリスのいぶし銀のショパン弾きが、1994年7月と1995年2月にロンドンのウィグモア・ホールで奏でたショパンのライヴ・レコーディングです。

Danacord
DACOCD-783(2CD)
アメリカのピアノ音楽アンソロジー Vol.2〜夜の音楽〜アメリカン・ノクターン
ジョージ・クラム:夜のテーマ(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第1番)
エイミー・ビーチ:夕べのチャイロコツグミ Op.92-1
ジョージ・クラム:シャレード(謎解き)(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第1番)
チャールズ・グリフス:ノットゥルノ(3つの幻想的小品 Op.6より 第2曲)
ゴットシャルク:夜想曲 「落葉」 Op.42
ダニエル・グレゴリー・メイソン:夜風(田舎の描画 Op.9-6より)
ブロッホ:夜に − ある愛の詩
チャールズ・グリフス:夜風(3つの音画 Op.5 より 第3曲)
ジョージ・クラム:予感(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第3番)、クモの巣と豆の花(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第4番)
バーバー:夜想曲 Op.33(ジョン・フィールドへのオマージュ)
コープランド:夜の思い(アイヴズへのオマージュ)
レオ・オーンスタイン:夜想曲第2番
ジョージ・クラム:呪文(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第5番)
マルク=アンドレ・アムラン:小さなノクターン
チャドウィック:夜想曲
エイミー・ビーチ:夢を見る(4つのスケッチ Op.15より 第3曲)
アーサー・フット:夜想曲 Op.6-2
ジョージ・クラム:夜のブルース(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第7番)
グローフェ:ディープ・ノクターン(D・サヴィーノ 編曲)
ジョーセフ・ラム:ラグタイム・ナイチンゲール
アーサー・ファーウェル:夜明け Op.12
エイミー・ビーチ:朝のチャイロコツグミ Op.92-2
アーネスト・シェリング:夜想曲 「ラグーザ」
ジョージ・クラム:真夜中の変容(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第9番)
セシル・リカド(P)

録音:2017年2月7日−11日、ニューヨーク
2016年から始動した意欲的な新シリーズ、「アメリカのピアノ音楽アンソロジー」は、18世紀から21世紀にかけてのアメリカのピアノ独奏作品から、過小評価されてきた、あるいは忘れられてしまった傑作を掘り起こしてゆく好企画。第2弾は、「Music of the Night - American Nocturnes」と題された、夜想曲などの「夜」をテーマにした作品集。
セシル・リカドは、Hyperionではアルバン・ゲルハルトとの共演でも知られ、ザ・ニューヨーカー誌からは「ピアニストの中のピアニスト(a pianist’s pianist)」と称賛されたフィリピン出身のピアニスト。Danacordでは、フーズム城音楽祭ライヴ・シリーズでもオーンスタインやゴットシャルクなどの知られざる作品を披露しています。
クラムの「アイネ・クライネ・ミッテルナハトムジーク(小さな真夜中の音楽)」を始め、ビーチ、グリフス、ゴットシャルク、バーバー、オーンスタイン、チャドウィック、そしてアムラン作曲の「小さなノクターン」まで。多くが現代のデジタル・レコーディングでは初録音となる知られざる小品たち。

OEHMS
OC-1871(1CD)
NX-B03
モナ=飛鳥・ オット/シューベルトとリストを弾く
シューベル:即興曲集 D899 Op.90
シューベルト:歌曲集(リスト編)
 .水の上で歌う/君はわが憩い
 セレナード/さすらい人
リスト:「巡礼の年」よりヴェネツィアとナポリ/ゴンドラの漕ぎ手/カンツォーネ/タランテッラ
モナ=飛鳥・ オット(P)

録音:2017年3月9-11日
ドイツ・ミュンヘン出身の ピアニスト、モナ=飛鳥・オット。2歳からピアノを学び4歳で初舞台を踏む という才媛で、すでに海外の音楽 祭にひっぱりだこ。彼女の姉アリス=紗良・オットもピアニス トとして活躍しています。 ドイツに住み、名手ベルント・グレムザーに師事したモナは16 歳の時に、日本経済新聞社の主催コンサートで日本デビュー。以降、 何度も来日し素晴らしい演奏を披露しています。2017年には、 ステファヌ・ドゥネーヴ指揮ブリュッセルPOの ソリストとして来日、演奏家としてますますの発展を見せつけ ました。このアルバムでは彼女が得意とするシューベルトとリストを演奏。 シューベルトからリストへと変遷するピアニズムを、グレムザ ー譲りの「正統派ドイツのピアニスト」としてじっくり聴かせます。
OEHMS
OC-1857(1CD)
NX-B03
モーツァルト ピアノ・ソナタ集 第5集
ピアノ・ソナタ 第6番 ニ長調 K284
ピアノ・ソナタ 第7番 ハ長調 K309
幻想曲 ハ短調 K475
ピアノ・ソナタ 第14番 ハ短調 K457
ウィリアム・ ヨン(P)

録音:2016年12月8-10日
若き韓国のピアニスト、ウ ィリアム・ヨンによるモーツァルト:ピアノ・ソナタ集完結編となる第5集 。インタビューで「多くの人にとってモー ツァルトはしばしば同じように聞こえるかもしれませんが、私 はそう思いません。私はモーツァルトが音楽の中で感情や色彩をどのように 表現したのかを示したいと思います。」と語ったヨンの言葉通 り、5枚のアルバムの中にはヨンが表現したかったものが全て詰まっていま す。なかでもツィクルスの最後に置かれたハ短調の「幻想曲」 と「ソナタ」の劇的な演奏は、多くの人が抱くモーツァルトのイメージを覆 すほどに衝撃的です。

APARTE
LDV-176(2CD)
フランク:オルガン曲集
[CD1]幻想曲イ短調/幻想曲ハ短調/祈り/カンタービレ/交響的大曲嬰ヘ短調
[CD2]前奏曲、フーガと変奏曲/コラール第1番ホ長調/コラール第2番ロ短調/
  コラール第3番イ短調/英雄的小品ロ短調/終曲変ロ長調
アンドレ・イゾワール(オルガン/聖母被昇天教会(リュソン)、カヴァイユ=コル(1857年)
録音:1975年
※Calliopeレーベルからの再発売
フランスの大家、アンドレ・イゾワールによる、フランクのオルガン全作品録音集。完璧な技巧で、熱く、同時に深い精神性をもって、時に即興を思わせるような自由さで、独自のフランクを展開しています。 (Ki)


Pentatone
KKC-1080(3LP)
日本語帯・解説付
税込定価
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全6曲)
■LP 1 SideA
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002〜T:アルマンド
■LP 1 SideB
・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002〜U:ドゥーブル/V:クーラント/W:ドゥーブル/X:サラバンド/Y:ドゥーブル/Z:テンポ・ディ・ボレア/[:ドゥーブル
■LP 2 SideA
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
■LP 2 SideB
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
■LP 3 SideA
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004〜T:アルマンド
■LP 3 SideB
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004〜U:クーラント/V:サラバンド/W:ジーグ/X:シャコンヌ
ユリア・フィッシャー(Vn;1750年製グァダニーニ)

録音:2004年12月/ドープスヘヅィンデ教会(アムステルダム)

180g重量盤
ハイエンド、マルチチャンネル・サラウンド・レコーディングに特化したクラシック専門レーベルPENTATONEより遂にLPが登場!
類稀な才能の持ち主の天才ヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーはミュンヘン生まれ。3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能 を開花させたフィッシャーは、ヴァイオリン、ピアノそれぞれで国際的なコンクールに複数回優勝しています。10代の頃から商業録音のオファーがあったものの 断り続けていたフィッシャーは、ヤコフ・クライツベルクとの出会いにより21歳のときにハチャトゥリアン、プロコフィエフ、グラズノフのヴァイオリン協奏曲で PENTATONEレーベルからセンセーショナルなデビューを果たしました。
バッハの無伴奏はデビュー・ディスクと同年、2004年12月にオランダのドープスヘヅィンデ教会にて行われました。当録音のバランス・エンジニアをつとめたジャ ン=マリー・ヘイセン氏が最も記憶に残る録音にもあげている、まさに伝説的な当録音はフィッシャーの驚異的な集中力で全集を完成させました。全ての音色が瑞々 しく説得力に満ちた当時21歳の演奏は、既に自己のスタイルが確立されていることを証明しております。当時使用していた名器グァダニーニの音色が教会に響き渡 ります。ハイエンドに特化したPENATATONEレーベルの代表盤の初LP、大注目です!ドイツ、パラス社プレス。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186682
(2SACD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全6曲)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
ユリア・フィッシャー(Vn;1750年製グァダニーニ)

録音:2004年12月/ドープスヘヅィンデ教会(アムステルダム)
ユリア・フィッシャーの名盤、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全集がジャケット一新で登場します。ユ リア・フィッシャーはミュンヘン生まれ。3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能を開花させ、ヴァイオリン、ピアノそれぞれで 国際的なコンクールに複数回優勝しています。10代の頃から商業録音の依頼を一切断り続けていたフィッシャーはヤコフ・クライツベルクとの出会いによ り21歳のときにハチャトゥリアン、プロコフィエフ、グラズノフのヴァイオリン協奏曲(PTC 5186591)でPENTATONEレーベルからセンセーショナル なデビューを果たしました。
バッハの無伴奏はデビュー・ディスクと同年、2004年12月、オランダのドープスヘヅィンデ教会におけるセッションです。当録音のバランス・エンジニ アをつとめたジャン=マリー・ヘイセン氏が最も記憶に残る録音にもあげている、まさに伝説的な録音はフィッシャーの驚異的な集中力で全集を完成させま した。全ての音色が瑞々しく説得力に満ちた演奏は当時21歳にして既に自己のスタイルが確立されていることを証明しております。また、当時使用してい た名器グァダニーニのふくよかな音色にも注目です。(再発売にともない旧盤PTC 5186072は廃盤となります。) (Ki)


SAKURA
SAKURA-9(1CD)
ヴルタヴァの風に乗せて〜バッハからベルクへ
フンメル:ロンド 変ホ長調 Op.11
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
シマノフスキ:仮面 Op.34から第3曲「ドンファンのセレナーデ」
ラモー:エジプトの女 ト短調
バッハ(ブゾーニ編):「我、汝を呼ぶ、主イエス・キリストよ」BWV639
バッハ(ブゾーニ編):「目覚めよ、と呼ぶ声あり」BWV645
バッハ(ブゾーニ編):「来たれ、異教徒の救い主よ」BWV659
ベルク:ソナタ Op.1
スメタナ:「我が祖国」からモルダウ*
スーク:組曲「春」 Op.22aから第5曲「感動して」
小田裕之(P)、
十川菜穂(第2P)*
使用ピアノ;ベヒシュタイン D280

録音:2017年3月21-22日/入間市武蔵ホール
鬼才ヴァイオリニスト佐藤久成の共演でも注目を浴びるピアニスト小田裕之のソロ・アルバムがついにリリースされます。チェコで研鑽を積み、帰国後 ソリスト、室内楽奏者として活躍する小田裕之は1975年札幌生まれ。桐朋学園大学音楽学部に入学、1998年同大学ピアノ科を首席で卒業し、同大 学卒業後、プラハ芸術アカデミーにて故イヴァン・モラヴェッツの高弟であるボリス・クライニー氏の許で研鑽を積みました。
“ヴルタヴァの風に乗せて〜バッハからベルクへ”と題された当ディスクは小田裕之ならではの選曲。ブゾーニ編曲のバッハの有名なコラール3篇、ラモー のエジプトの女、ショパンの舟歌、フンメルのロンド、そしてベルクのソナタとレパートリーの広さを知ることのできる内容で、変幻自在の音色を十分に堪 能することができます。そして注目はチェコのスメタナ、スークの作品を収録していることです!チェコで学んだ小田にとって大切なヴルタヴァ(=モルダウ) の風景を思い描ける充実の演奏で、スメタナのモルダウでは小田裕之の夫人、十川菜穂との連弾を聴くことができます。アシュケナージが選定したベヒシュ タインのフルコンサートモデルD280で息の合った美しき演奏をお楽しみください。 (Ki)



CLAVES
50-1718(1CD)

ケヴィン・ジャンソン〜デビュー
ラヴェル:鏡
ティエリー・エスケシュ:印象主義者の3つの練習曲(2010-12)
リスト:超絶技巧練習曲〜回想
 アレグロ・アジタート・モルト
ラフマニノフ:音の絵〜ハ長調Op.33の2/ロ短調Op.39の4
リゲティ:練習曲集第1巻〜第4曲「ファンファーレ」/第5曲「虹」
ケヴィン・ジャンソン(P)

録音:2016年9月/ロマンド劇場音楽ザール(スイス)
何と2000年生まれのアイルランドのピアニスト、ケヴィン・ジャンソンのデビュー盤の登場です。12歳で最初のリサイタルを開き、翌年にはモーツァ ルトのピアノ協奏曲第20番を母校のオーケストラと共演、同年バルセロナでラン・ランの教えを受けました。このアルバムは恐るべき難曲ばかりを集めて いて、彼の自信が伺えます。興味深いのが1965年生まれのティエリー・エスケシュが2010年から2012年にかけて作曲した「印象主義者の3つの練 習曲」。第1曲が「ドビュッシー賛歌」、第3曲が「デュティユー賛歌」となっていて、彼らの作風を真似ています。ジャンソンは切れのいいテクニックと 色彩的なタッチで、今後要注目です。 (Ki)

GALLO
GALLO-1502(1CD)
マリア・ラグティーナ/ライヴ
ラフマニノフ: 6 つの楽興の時Op.16
 コレルリの主題による変奏曲Op.24
スクリャービン:マズルカOp.25-第1 番へ短調、第2 番ハ長調、第3 番ホ短調、
 マズルカOp.40-第1 番変ニ長調
 ピアノ・ソナタ第5 番
 ピアノ・ソナタ第9 番《黒ミサ》
マリア・ラグティーナ(P)

録音: 2004 年(ラフマニノフ) 、2006 年(スクリャービン)(ライヴ録音)
マリア・ラグティーナはロシア出身。モスクワのチャイコフスキー音楽院で学んだ後、ザルツブルクのモーツァルテウムの夏季アカデミーで研鑽を積んだ。ラフマニノフ、スクリャービン、メットネル、ショスタコーヴィチらロシア・ソビエトの作曲家をライフ・ワークとし、骨太なタッチが持ち味。
GALLO
GALLO-1504(1CD)
「ソロ、デュオとグローリア」 〜解説(ドイツ語)を交えながら聴く学習用CD
J.S.バッハ:前奏曲BWV541、協奏曲BWV593 より、
ブクステフーデ:前奏曲ハ長調、シャコンヌWV160、
J.S.バッハ:協奏曲BWV592 より、
C.P.E バッハ:行進曲ニ長調、
J.S.バッハ:フーガト長調BWV641
ほか全25 トラック(フィリップ・ロート監修)
ゼバスティアン・プリットヴィッツ(語り)
ニコレッタ・パラシヴェスク(Org)

録音:2016/2017 年
バッハのオルガン音楽をブクステフーデや息子たちの作品と較べながら途中に解説(ドイツ語)を交えながら聴く学習用CD。オルガンはスイス・アルレスハイムにある1761 年製の歴史的オルガンを使用。

Forgotten Records
fr-1138(1CDR)
ダニエル・ワイエンベルク〜ブラームス:ピアノ曲集
ワルツ集 Op.16 *
8つのピアノ小品 Op.76
7つの幻想曲集 Op.116
ダニエル・ワイエンベルク(P)

録音:1956年10月*、1955年3月
音源: Ducretet-Thomson 320 C 084 et 320 C 067

MPMP
MPMP-13(1CD)
ジョアン・ドミンゴス・ボンテンポ(1775-1842):ピアノ・ソナタ全集 Vol.2
3つの大ソナタ Op.9
 第1番変ホ長調
 第2番ハ長調
 第3番ホ短調(ピアノとヴァイオリンの為の)*
フィリップ・マルケス(P)
タミーラ・ハランブラ(Vn)*

録音:2015年1月26-28日、小コンサートホール、ベレン文化センター、リスボン、ポルトガル
使用楽器:Steinway & Sons, model D(1992年、ハンブルク)
ジョアン・ドミンゴス・ボンテンポはイタリア人音楽家を父にポルトガルのリスボンに生まれ、父の後を継いで王室宮廷礼拝堂に仕えた後、1801年にパリに赴きピアニスト・作曲家として名を上げ、クレメンティと交友、その後ロンドン、リスボン、パリを行き来したのち1820年にリスボンに戻りました。リスボンではフィルハーモニー協会を創設して演奏会を開き、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンらの作品を採り上げ、1835年にはリスボン音楽院初代院長に就任するなど、ポルトガル音楽の改革者として大いに活躍しました。
モダーン・ピアノによるボンテンポのピアノ・ソナタ全集。ポルトガルの若きピアニスト、フィリップ・マルケスがコンサートとの同時進行で録音していく予定です。*でオブリガートを付けるタミーラ・ハランブラはウクライナのヴァイオリニスト。
MPMP
MPMP-14(1CD)
ジョアン・ギリェルメ・ダッディ(1813-1887):ピアノ作品集
ドゥーロ/美しい夜の印象
アデライーデ/メランコリー
アンダンテ・カンタービレ/嘆き
甘美な幻想
ハンガリーの主題による国王陛下の為の幻想曲
八田智大(P)

録音:2016年4月24-25日、サロン・ノブレ、リスボン国立音楽院、リスボン、ポルトガル
ジョアン・ギリェルメ・ダッディはポルトガルの作曲家・ピアニスト。イタリア人と英国人を祖先に持つ家に生まれ、9歳でピアニストとして、10歳で歌手として、12歳で指揮者・作曲家としてデビューという神童ぶりを発揮。国内外で名声を高め、1845年にはリスボンを訪れたリストに2台ピアノ曲の共演者として抜擢されました。歌劇をはじめあらゆるジャンルの作品を書き、また1874年にはクラシック・コンサート協会を創設する等、当時のポルトガルを代表する音楽家として活躍しました。当盤に収録された作品はすべて世界初録音です。ポルトガルの作曲家アルフレド・カイル(1850-1907)のピアノ作品集(MPMP-9)でデビューした八田智大(はった ともひろ、1986年生まれ)のセカンド・ディスク。

ARTALINNA
ATL-A017(1CD)
フォーレバラード嬰ヘ長調 Op.19
ピアノの為の主題と変奏曲嬰ハ短調 Op.73
デュティユー:ピアノ・ソナタ
アリーヌ・ピブール(P)

録音:2016年8月18-20日、セント・ジョン・ジ・エヴァンジェリスト教会、オックスフォード、イギリス
アリーヌ・ピブールはリヨン音楽院およびパリ音楽院で学んだフランスのピアニスト。
ARTALINNA
ATL-A 018(1CD)
ウィリアム・スタンデール・ベネット(1816-1875):ピアノ・ソナタ ヘ短調 Op.13
シューマン:交響的練習曲(第1版;1834-1837)
竹ノ内博明(P)

録音:2016年8月21-23日、セント・ジョン・ジ・エヴァンジェリスト教会、オックスフォード、イギリス
ウィリアム・スタンデール・ベネットはイギリスの作曲家・指揮者・ピアニスト。彼の音楽と演奏を聴いて感銘を受けたメンデルスゾーンによりドイツに招かれ、シューマンとも親交を深めました。ベネットのピアノ・ソナタ Op.13 はメンデルスゾーンに、シューマンの交響的練習曲はベネットに献呈されています。竹ノ内博明は鹿児島に生まれ1997年に渡英、ロンドンの王立音楽学校で学び、2012年以来2017年現在グラスゴーのスコットランド王立音楽院で教えているピアニスト。

Forgotten Records
fr-1123(2CDR)
フェルナンド・ヴァレンティ
バッハ:イギリス組曲
全曲 BWV.806-811
フェルナンド・ヴァレンティ(Cemb)

録音:1953年
音源: Westminster WL 5253-55,
Forgotten Records
fr-1131(2CDR)
ヤニグロバッハ無伴奏チェロ組曲(全6曲) アントニオ・ヤニグロ(Vc)

録音:1953年10月-11月モーツァルトザール
音源: Westminster W 9001-3
Forgotten Records
fr-1134A(1CDR)
ホセ・イトゥルビ〜モーツァルト&べートーヴェン
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番
 ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331
 ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
べートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
ホセ・イトゥルビ(P,指)
コンセール・コロンヌO

録音:1956年4月22日、1956年2月
音源: Columbia CX 1578 、 CX 1380

Rondeau
ROP-6140(1CD)
NX-B03
1736年〜バッハ・リサイタル
バッハ:前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
いと高きにある神にのみ栄光あれ BWV663
さまざまな手法による6つのコラール
目覚めよと呼ぶ声あり BWV645
われいずこに逃れ行かん BWV646
ただ愛する神の摂理にまかす者 BWV647
わが魂は主をあがめ BWV648
ああ、われらのもとにとどまれ、主イエス・キリストよ BWV649
汝イエスよ、今天より降りたもうや BWV650
ゴルトベルク変奏曲 BWV988-アリア
ソナタ 第3番 ニ短調 BWV527
トッカータとフーガ ニ短調「ドリア旋法」BWV538
アッラ・ブレーヴェ ニ長調 BWV589
Dresdner Frauenkirche (ドレスデン 聖母教会) ケルン・オルガン
カントール:マティアス・グリュネルト(オルガン演奏)

録音:2016年11月13-15日
ドレスデンの「Frauenkirche=聖母教会」は世界で最も神聖な建造物の一つであり、音楽の歴史の中でも重要な役割を果た してきました。もちろん世界中の音楽家たちの憧れの地であり、バッハも1736年にこの教会のジルバーマン・オルガンを試奏し たという記録が残っています。しかし残念なことにどんな曲を演奏したのかまでは記録がなく、推測する他ありません。この教会はオ ルガンもろとも第二次世界大戦時に破壊されましたが、再建された教会に設置された Kern & fils製の新しいオルガンは、決して 前作に劣るものではありません。このアルバムは教会のカントール、グリュネルトがそのオルガンを用い、バッハが演奏したであろう作 品を研究の上、できる限りの再現を試みています。

Dynamic
CDS-7784(2CD)
NX-D03
ジャン=バティスト・アーバン(1825-1889):ヴェルディの歌劇による幻想曲集
CD1.
1.リゴレット/2.椿姫
3.トロヴァトーレ/4.ドン・カルロス
5.第一回十字軍のロンバルディア人
6.シモン・ボッカネグラ
7.シチリア島の夕べの祈り
CD2.
1.アッティラ/2.仮面舞踏会
3.トロヴァトーレ-ミゼレーレ
4.ルイザ・ミラー
5.エルナーニ
6.オベルト、サン・ボニファーチョ伯爵
7.運命の力
アンジェロ・カヴァッロ(コルネット)
ミケーレ・フォンターナ(P)

録音:2016年6月27-28日
フランスのコルネット奏者、指揮者、作曲家ジャン=バティスト・アーバン(アルバン)。ピストン式の最初の巨匠演奏家として知られ ています。パガニーニの華麗な演奏に影響を受け、コルネットでの超絶技巧を開拓。楽器の可能性を追求し「ピストン式コルネット とサクソルンのためのメトード」も出版、現代でも多くの奏者たちがこの教則本の恩恵に与っています。このアルバムに収録されてい るのは、ヴェルディの歌劇の名旋律をコルネットに置き換えた作品集。どれも楽器の性能を存分に活かし、演奏効果の高い作品で す。

アール・アンフィニ
MECO-1039(1SACD)
税込定価
河野智美/ザ・バッハ
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV 1005 (河野智美編)
ゴルトベルク変奏曲〜アリア (河野智美編)
コラール「主よ、人の望みの喜びよ」 BWV 147 (デヴィッド・ラッセル編)
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番〜第5曲 シャコンヌ (河野智美編)
G線上のアリア(デヴィッド・ラッセル編)
ブランデンブルク協奏曲 第6番 変ロ長調 BWV 1051 〜第2楽章(アムステルダム・ギター・トリオ 〜 河野智美編)*
河野智美 (G)
大沢美月(G)*, 田中春彦(G)*

録音:2017年3月1日〜3日 五反田文化センター
河野智美のサード・アルバム「ザ・バッハ」は、アーティスト自身による編曲 など、バッハにおける長年の研究研鑽の真価を問う試金石です。そこには才能、 美意識、審美眼、技術等持てるその全てが発露されているといっても過言では ないでしょう。今ここに、ギターならではの孤高の世界へと昇華したバッハの 精髄が昇陽します。

アール・アンフィニMECO-1040(1SACD)
税込定価
實川風/プレイズ・ショパン
ショパン:前奏曲第15番変ニ長調Op.28-15「雨だれ」
スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
夜想曲第20番嬰ハ短調遺作
「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
幻想即興曲嬰ハ短調Op.66
幻想曲ヘ短調Op.49
練習曲第13番変イ長調Op.25-1「エオリアンハープ」
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22
ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1「小犬」
マズルカ第25番ロ短調Op.33-4
練習曲第12番ハ短調Op.10-12「革命」
ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」
實川風(P)

録音:2017年1月30日〜2月1日 五反田文化センター
2015 年ロン・ティボー・クレスパン国際コンクール第3位入賞に輝いた若き ピアノの貴公子、實川風が贈るファン待望のオール・ショパン・アルバムです。 本人が厳選を重ねたショパン名曲の数々には、虚飾を排したまさに王道のピア ニズムが遺憾なく発揮されています。至福のピアニッシモから重厚なフォルテ ィッシモまで、その丁寧に奏でられる音楽は深く醸成されて、聴く人を感動の 境地へと誘います。

若林工房
WKLC-7024(1CD)
メジューエワ・プレイズ・シューベルト
3つのピアノ曲D946
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D960
3つのピアノ曲D946〜第1番変ホ短調より
イリーナ・メジューエワ(P)

録音:2017年3月17日、東京、ヤマハホールにおけるライヴ
メジューエワによる2017年3月のライヴ録音、初登場となったヤマハホールで得意のシューベルトを披露したリサイタル。繊細かつ強靭なタッチはヤマハCFXから玲瓏な響きを引き出し、作曲家晩年の深まりゆく孤独の世界を見事に描きます。清澄で古典的な佇まいと、抒情の奥にひそむ始原の混沌(カオス)の暗翳が絶妙にバランスされた演奏。シューベルト・ファン必聴の一枚です!

Intim
IMCD-123(1CD)
ショパン:12の練習曲 Op.10
12の練習曲 Op.25
藤田めぐみ(P)

録音:2016年11月20日−21日、スウェーデン
☆青澤唯夫氏による日本語解説付き!
藤田めぐみは、ニュージーランドで外交官の家に生まれ、アメリカでジョン・シャギーに、バグダッドでアグネス・バシールに師事。その後イギリスのメニューイン音楽院、イスラエルのテルアビブ大学大学院、イギリスの王立音楽大学大学院で研鑽を積み、ベーゼンドルファー国際コンクール、ピティナ・ピアノコンクール、エリザベート王妃国際ピアノ・コンクールなど多数のコンクールで入賞。
姉妹の藤田ありさ(vn)、藤田ほのか(vc)とともにフジタ・ピアノトリオとしての活動でも知られており、フジタ・ピアノトリオは1999年のロンドン、ウィグモア・ホールでのデビュー・コンサート以来、イギリスを中心に高い評価を受け続けています。これまでスウェーデンのIntim Musikよりラフマニノフ(IMCD 097)やベートーヴェン(IMCD 114)などのソロ・アルバムをリリースしてきた藤田めぐみの新録音は、作品10と作品25を収録したショパンのエチュード集。確かなテクニックを持ちながらも技巧をひけらかさず、ショパンの詩情を豊かに表出する藤田めぐみの繊細なショパンです。

Champs Hill Records
CHRCD-070(1CD)
ロシアのピアノ作品集
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 Op.36(1931年改訂版)
チャイコフスキー:子守歌 Op.16-1、
 アンダンテ・マエストーソ(プレトニョフ編)
グバイドゥーリナ:シャコンヌ
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番 Op.68
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 Op.42
ユリア・チャプリナ(P)

録音:2013年8月5日−7日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(サセックス、イギリス)
「バダルジェフスカ」のピアノ作品集や、チャイコフスキー国際コンクール、第4回仙台国際音楽コンクールでの演奏で日本での知名度を高めたロシアの女流ピアニスト、ユリア・チャプリナ。ラフマニノフの「ピアノ・ソナタ第2番(1931年改訂版)で幕が上がるロシアン・プログラムは、グバイドゥーリナの「シャコンヌ」を組み込むなど、随所にこだわりを感じる好演奏。
Champs Hill Records
CHRCD-131(1CD)
ファンタージエン
C.P.E.バッハ:幻想曲嬰へ短調 H.300
ベートーヴェン:幻想曲 Op.77
シューベルト:幻想曲ハ長調 D.760「さすらい人」
ブラームス:幻想曲集 Op.116
アンナ・ツィブラエワ(P)

録音:2016年7月4日−6日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(サセックス、イギリス)
2015年のリーズ国際ピアノ・コンクールで見事、優勝を果たしたロシアの女流ピアニスト、アンナ・ツィブラエワのソロ・デビュー・レコーディング!
1990年にロシアで生まれ、モスクワ音楽院、バーゼル音楽院で研鑽を積み、オデッサのエミール・ギレリス記念国際ピアノコンクール優勝、浜松国際ピアノ・コンクール第4位入賞と着実にキャリアを重ねてきたロシアの逸材が、「ファンタージエン(幻想曲)」をテーマとしたプログラムで、美しくもどこか儚いストーリーを奏でてゆきます。
ハレ管、サンクトペテルブルク・フィル、ロイヤル・フィル、バーゼル響、マリインスキー管と共演を重ね、2017年1月にはウィグモア・ホール・デビューを果たすなど飛躍を続けるアンナ・ツィブラエワ。ピアノ・ファンの心を熱くしてくれるアルバムの登場です!Linn Recordsのフィリップ・ホッブスがレコーディング・エンジニアを担当しており録音も優秀!
Daphne
DAPHNE-1057(1CD)
蘇る珠玉のピアノ作品〜アウリン&ネッツェル:ピアノ作品集
ヴァルボリ・アウリン:まじめな大ソナタ Op.14
ラウラ・ネッツェル:ピアノソナタ Op.27
アウリン:ロマンス Op.8-1、
 即興曲 Op.7-4
ルシア・ネグロ(P)

録音:2016年2月6日−7日、ストックホルム
19世紀が終わろうとする時代、スウェーデン・ロマンティシズムの時代を美しく彩った女性作曲家たちのグループのうちのふたり、ピアニストとしても名を挙げたヴァルボリ・アウリン(1860−1928)とラウラ・ネッツェル(1839−1927)の「忘れられてしまっていた」作品を鮮やかに蘇らせる好企画盤。
ステーンハンマルのピアノ作品を初めとする録音で知られる、スウェーデンを代表するピアニストのひとり、ルシア・ネグロによる演奏です。ロマン派ピアノ作品、ピアノ・レア・レパートリー・ファンは要注目。

Hyperion
CDA-68161(1CD)
ドビュッシー:ピアノ作品集
仮面 L.110/スケッチ帳より L.112
喜びの島 L.109
映像第1集 L.105/映像第2集 L.120
版画 L.108/子供の領分 L.119
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2016年10月31日−11月2日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
2006年に発売され高い評価を得てきた「前奏曲全集(CDA-67530)」以来となるオズボーンのドビュッシー・アルバム。映像第1集&第2集や子供の領分などを収録した輝かしい新録音が登場。オズボーンのフランスものといえば、"新たな決定盤"として世界中から絶賛されたラヴェルの「ピアノ独奏作品全集(CDA-67731/2)」を始め、2017年の来日記念盤として発売された「ラヴェル:ピアノ協奏曲集(CDA-68148)」など名盤が並ぶだけに、オズボーンの高い知性と卓越した表現力で生み出される新たなドビュッシー録音にも期待が高まります。
Hyperion
CDA-68184(1CD)
スカルラッティ:ソナタ集 Vol.2
ソナタ ニ長調 K.491/ソナタ ニ長調 K.492/ソナタ ト長調 K.146/ソナタ ロ短調 K.377/ソナタ イ長調 K.24/ソナタ ホ長調 K.206/ソナタ イ長調 K.428/ソナタ イ長調 K.429/ソナタ ト長調 「カプリッチョ」 K.63/ソナタ ニ短調 「ガボタ」 K.64/ソナタ ト短調 K.426/ソナタ ト長調 K.547/ソナタ 変ホ長調 K.474/ソナタ ハ短調 K.513/ソナタ ヘ長調 K.82/ソナタ ヘ短調 K.481
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオーリ)

録音:2017年1月4日−6日、ベートーヴェンザール(ハノーファー)
向こう4年間をかけてバッハのソロ鍵盤作品を演奏するという壮大なプロジェクト、「バッハ・オデッセイ」(バッハ遍歴)が日本でも2017年からスタートし大きな話題を呼んでいる"鍵盤の女神"アンジェラ・ヒューイット。第1巻が2016年に発売され、レコード芸術「特選盤」を始め、全英チャート最高2位(15週連続掲載)、英グラモフォン誌や英BBCミュージック・マガジン、仏ディアパソン誌、米オールミュージック、デンマークのクラシック・マガジンなど世界中のメディアで最高評の五つ星を獲得するなど大成功を納めたドメニコ・スカルラッティの鍵盤ソナタ集、待望の第2巻がついに発売!
今作もスカルラッティが遺した膨大なソナタの中からヒューイットが選び抜いた魅力的でまばゆい作品群を、イタリアの銘器ファツィオーリ・ピアノで軽妙洒脱に描きます。

BRIDGE
BCD-9485(2CD)
レナード・バーンスタイン:ピアノ作品全集
7つのアニヴァーサリー (1943)
4つのアニヴァーサリー(1948)
5つのアニヴァーサリー(1951)
13のアニヴァーサリー(1988)
タッチズーコラールと8 つの変奏曲とコーダ(1980)
ピアノのためのソナタ(1938)
ノン・プレスト・トロッポ(1937)
踊りのための音楽第2 番(1938)
4 人のイスラエル人(1950 年代)
コープランド: エル・サロン・メヒコ(バーンスタインによるピアノ編)(1939)
ブライダル組曲(1960)
アンドリュー・クーパーストック(P)

録音:2015 年8 月23-25 日,10 月16 日、コロラド大学グルーシン・ホール,ボールダー
2018 年、バーンスタインは生誕100 周年を迎えます。それに合わせて、《ウェストサイド・ストーリー》だけではない、作曲家としてのバーンスタインもクローズアップされています。彼のピアノ作品をすべて収めたこのディスクもその一つ。コロラド大学鍵盤楽器学部長を務め、アメリカ音楽に定評のあるアンドリュー・クーパーストックの演奏です。 19 歳で書いた《ノン・プレスト・トロッポ》、20 歳のソナタから、死の2 年前の作品まで収録しています。なかには、西欧の現代曲を思わせる無調の旋律を提示し、それがジャズ風に変奏されるような、バーンスタインならではの縦横無尽な才気が感じられる作品も。また、彼のピアノ作品の中心となる《アニヴァーサリー》シリーズも全曲収録。親しい友人に向けて、あるいは家族の記念日のために書かれたインティメイトな小品集です。最晩年の《13 のアニヴァーサリー》では、亡くなった人たちへの思いが切々と歌われています。

GENUIN
GEN-17455(1CD)
アトラクション」〜パーカッション作品集
エマニュエル・セジョルネ(1961-):アトラクション(マリンバ、ヴィブラフォン、パーカッションとテープのための)【世界初録音】
クセナキス(1922-2001):ルボンA+B(パーカッション独奏のための)
アルヴォ・ペルト(1935-):アンナ・マリアのために(作曲家公認、クリストフ・シッツェン編曲)
アンドリュー・トーマス(1939-):マーリン(パーカッション独奏のための)
ブルース・ハミルトン(1966-):インターゾーンズ(ヴィブラフォンとテープのための)
アルヴォ・ペルト:アリヌーシュカの回復への変奏曲(作曲家公認、クリストフ・シッツェン編曲)
ジョン・サーサス(1966-):ワン・スタディ・ワン・サマリー(マリンバ、ジャンク・パーカッション、テープのための)
クリストフ・シッツェン(Perc)

録音:2016年6月1日-3日、65’27
実力派マリンバ奏者達が集結したウェーヴ・カルテットのメンバーとしても活躍するクリストフ・シッツェン。ブルックナー音楽大学で、ボクダン・バカヌ、レオンハード・シュミディンガー各氏に師事。2014 年ミュンヘン国際音楽コンクールにおいて、3 位入賞。現在は演奏活動の他に、ウィーン国立音楽大学臨時講師を務めています。パーカッションの現代音楽作品を集めたアルバムは、シッツェンに献呈されたセジョルネの“アトラクション”に、ピアノ曲で有名なペルトの 2作品“アンナ・マリアのために”、“アリヌーシュカの回復への変奏曲”の作曲家自身が許した世界初録音となるパーカッション編曲版、クセナキスの難曲など、多彩なレパートリーを収録。
GENUIN
GEN-17464(1CD)
ピアノ・パッション
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
 ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
クララ・シューマン:ロマンス変奏曲Op.3
シューマン:ピアノ・ソナタ第2 番Op.22
カロリーネ・フィッシャー(P)

録音:2016 年11 月16 日-19 日
カロリーネ・フィッシャー、4 枚目のアルバムはベートーヴェンと、クララ&ロベルト・シューマンのピアノ作品集。カロリーネは 1982 年ベルリン生まれ。16 歳のときにハンス・アイスラー音楽大学へ入学し、スタインウェイ国際ピアノ・コンクール、ゾフィー・シャルロッテ女王国際コンクール、ベルリン・ヤング・ピープル・コンクールなど数多くの優勝や受賞歴を誇ります。“熱情”では、ダイナミックな表現を丁寧に奏で、溌剌としたタッチが作品に輪郭を与えています。シューマンのソナタの中でも人気の“第2 番”も、スッキリと軽やかな演奏です。

GENUIN
GEN-17475(1CD)
「クロッシング・スフィアーズ」 〜ベートーヴェン、ショパン、リスト&チャイコフスキー
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
ショパン:24 の前奏曲Op.28
リスト:パガニーニによる大練習曲 S.141 より“第3 番「ラ・カンパネラ」”
チャイコフスキー:四季 より“10 月「秋の歌」”
リスト:コンソレーション第3 番S.172
ソヌ・イェゴン(P)

録音:2016 年10 月28 日 Kursaal Bad Cannstatt、ドイツ(ライヴ)
4 年に一度開催されるヴァン・クライバーン国際コンクール。前々回の2009 年は辻井信行が優勝し話題になりました。2017 年第 15 回(5/25〜6/10 開催)は、2012 年ウィリアム・カペル国際ピアノ・コンクールや第 5 回仙台国際音楽コンクールで優勝を果たすなど、注目の高いピアニスト、1989 年韓国生まれの新星ソヌ・イェゴンが優勝しました!韓国人としては初の優勝!彼はカーティス音楽院やジュリアード音楽院で学び、マネス音楽院にてリチャード・グードに師事。落ち着いた安定感のある緻密で丁寧な演奏で、優しいタッチのベートーヴェン、キレのあるテクニックが発揮された“ラ・カンパネラ”など、ヴァリエーション豊かな演奏に引き込まれます。このアルバムは 2016 年ドイツでのリサイタルのライヴ録音。ヴァン・クライバーン国際コンクールを優勝したその実力が垣間見れるアルバムです。

TRITON
TRI-331202(1CD)
ソロ・クラリネット
ベルトラン:ディクハ
ファーニホウ:時間と動作の研究1
ポサダス:シノロン
フェデーレ:ハイ
ラッヒェンマン:無から
ロバン:メタルの芸術2
アルマン・アングステ(Cl)

録音:2014年10月8日 ストラスブール、 2012年6月6日 パリ、2013年6月20日 パリ 、2014年7月2日 ストラスブール、2014年1月30日 パリ、2010年10月5日 ストラスブール
ストラスブール出身のフランスのクラリネット奏者、アルマン・アングステによる現代クラリネット作品集。1970 年のラッヒェンマン「無から」から、2007 年のロバンのメタルの芸術2まで、様々な実験的音楽が演奏されている。
TRITON
TRI-331205(1CD)
NO PARKING
ブリュノ・マントヴァーニ:メタル
エルサン:ディクス・デュオス
カヴァナ:パーキング・シューベルト
ディモフ:クラリネット二重奏のための典礼
サイグン:直感 Op.4
デュパサン:2 声の二重奏曲
ジャレル:P.M. / M.P.
ダダモ:さよなら世界?X Op.1
コヌソン:現代生活の場面
ブリュノ・ボナンセア(Cl)
ニコラ・ナジョト(Cl)

録音:2016年2月 ジュヌヴィリエ
トルコの作曲家、アフメト・アドナン・サイグン(1907-91)の他はいずれも20世紀生まれのフランスの作曲家のクラリネット二重奏のための作品。マントヴァーニは映画音楽の人ではなく、パリ音楽院 CNSMDPの院長を務めるブリュノ(ブルーノ)・マントヴァーニ。 ブリュノ・ボナンセアは現在ロッテルダム・フィルのソロ・クラリネット奏者。ニコラ・ナジョトはクラシックのみならずトルコ音楽、ジプシー音楽、ロック、即興演奏など幅広く活躍している。
TRITON
TRI-331209(1CD)
サティ:四手ピアノ作品集
舞踏への小序曲/グノシエンヌ第1 番
踊る操り人形/グノシエンヌ第2 番
青年期の2 つの作品(ワルツ=バレ/幻想ワルツ)
モンマルトルの素描粗描〜「ハエ氏の死」への小前奏曲
グノシエンヌ第3番
組み立てられた3つの小品
グノシエンヌ第4番
モンマルトルの素描粗描
グノシエンヌ第5番
ある犬のためのプニョッとした本当の前奏曲集
グノシエンヌ第6番
干からびた幼生
グノシエンヌ第7番
風変わりな美女
ジムノペディ/ピカデリー
リュドミラ・ギルモー(P)、
ジャン=ノエル・デュボワ(P)
サティのピアノ曲を四手演奏を含めて集めている。ジャン=ノエル・デュボワはリモージュ生まれのピアニスト。リュドミラ・ギルモーは12 歳でパリ音楽院 CNSMDP に入学、世界的に活躍している。

POLYMNIE
POL-170633(1CD)
オーボエによるメンデルスゾーン:無言歌集
無言歌 変ホ長調 Op.38-1/無言歌 ハ短調 Op.38-2/無言歌 ホ長調 Op.38-3/無言歌 イ長調 Op.38-4/無言歌 イ短調 Op.38-5/無言歌 変イ長調 Op.38-6/無言歌 変ホ長調 Op.30-1/無言歌 変ロ短調 Op.30-2/無言歌 ホ長調 Op.30-3/
無言歌 ロ短調 Op.30-4/無言歌 嬰ヘ短調 Op.30-6/無言歌 変イ長調 Op.53-1/無言歌 変ホ長調 Op.53-2/無言歌 ト短調 Op.53-3/無言歌 ヘ長調 Op.53-4/無言歌 イ短調 Op.53-5/無言歌 イ長調 Op.53-6/無言歌 ホ長調 Op.19b-1/無言歌 イ短調 Op.19b-2/無言歌 イ長調 Op.19b-4/無言歌 ト長調 Op.62-1/無言歌 変ロ長調 Op.62-2/無言歌 イ短調 Op.62-5/無言歌 イ長調 Op.62-6/無言歌 ホ短調 Op.102-1/無言歌 ニ長調 Op.102-2/無言歌 ハ長調 Op.102-3/無言歌 ト短調 Op.102-4/無言歌 イ長調 Op.102-5/無言歌 変ホ長調 Op.67-1/無言歌 嬰ヘ短調 Op.67-2/無言歌 ハ長調 Op.67-4
ダヴィド・ワルター(Ob,コール・アングレ,オーボエ・ダモーレ)
クレール・デセール(P)

録音:2005年3月 パリ
メンデルスゾーンの無言歌をオーボエなどを用いて演奏している。すべてオーボエ奏者のダヴィド・ワルテ(ワルター)の編曲。元々無言歌と名付けられているように旋律が歌っており、それをオーボエなどで演奏することで主旋律がくっきりと浮かび上がっている。ダヴィド・ワルテ(ワルター)は 1958 年、パリの生まれ。オーボエ奏者としてだけでなく指揮者としても活動している。
POLYMNIE
POL-106111(1CD)
ドメニコ・スカルラッティ:20 のソナタ
ソナタ 変ロ長調 K441/ソナタ ホ長調 K162/ソナタ ト長調 K13/ソナタ ホ長調 K531/ソナタ ホ長調 K381/ソナタ 変ホ長調 K371/ソナタ ニ短調 K1/ソナタ イ短調 K532/ソナタ ホ長調 K232/ソナタ ト長調 K455/ソナタ ロ短調 K27/ソナタ イ長調 K208/ソナタ ト長調 K427/ソナタ イ長調 K322/ソナタ ト長調 K125/ソナタ ニ短調 K32/ソナタ イ長調 K113/ソナタ 嬰ヘ短調 K25/ ナタ ハ長調 K420/ソナタ ヘ長調 K432
ヴェロニク・ボンヌカーズ(P)

録音:2015年2月 フランス,ランド県,ビスカロス
ドメニコ・スカルラッティのソナタ集。ヴェロニク・ボンヌカーズ(Veronique Bonnecaze)はボルドー音楽院を修了後、ジュリアード音楽院で学んだピアニスト。サラサラとした淀みのない、爽やかなスカルラッティを演奏している。
POLYMNIE
POL-112122(1CD)
ブラームス:ワルツ集 Op.39(全16 曲)
2 台のピアノのためのソナタ ヘ短調 Op.34b
デュオ・アンドラニアン:
【シャンタル・アンドラニアン(P)
ジゼル・アンドラニアン(P)】

録音:2016年3月 イヴリー=シュル=セ
ーヌ
ブラームスの2台ピアノのための作品のうちワルツ集と大曲、ソナタ ヘ短調を収録。デュオ・アンドラニアンはシャンタルとジゼルのアンドラニアン姉妹によるピアノ・デュオ。ピタリと呼吸の合った演奏は近い身内ならではのもの。
POLYMNIE
POL-151167(1CD)
ボンヌカーズ〜ショパン:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
3つのマズルカ Op.63
演奏会用アレグロ イ長調 Op.46
前奏曲 嬰ハ短調 Op.45
タランテラ 変イ長調 Op.43
幻想曲 ヘ短調 Op.49
3つのエコセーズ Op.72-3
ヴェロニク・ボンヌカーズ(P)

録音:2009年10月 イヴリー=シュル=セーヌ
フランスのピアニスト、ヴェロニク・ボンヌカーズによるショパン集。ボンヌカーズはショパンを敬愛しその作品を得意としており、知性的で明晰で意志の強さを感じさつつあくまで洗練された演奏を繰り広げている。
POLYMNIE
POL-152092(1CD)
シューベルト:楽興の時 D780,Op.94
ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D960
ドゥニ・パスカル(P)

録音:2012年4月 イヴリー=シュル=セーヌ
フランスのピアニスト、ドゥニ・パスカルの弾くシューベルト。ドゥニ・パスカルは1961年生まれ。フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮レ・シエクルと共演したショパンのピアノ協奏曲が好評を得ています。 幅広く活躍しているが、特にシューベルトには思い入れがあるようで、好んで取り上げている。ここでもジワッと広がる味わい深い演奏で、長大な変ロ長調ソナタも見事な演奏。
参考動画

シャッツグレーバー
SHZ-IO1(1CD)
税込定価
中川京子〜バッハ、モーツァルト、ショパン
バッハ:フランス組曲第3番 ロ短調 BWV 814
 フランス組曲第5 番 ト長調 BWV 816
モーツァルト:ピアノソナタ第5番 ト長調 K. 283
ショパン:夜想曲第20番 嬰ハ短調(遺作)
 夜想曲第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2
 ワルツ第6番 変ニ長調 Op.64-1「小犬のワルツ」
 マズルカ第5番 変ロ長調 Op.7-1
中川京子(P)

録音:2016 年9 月27 日 富士見市民文化会館キラリふじみ
■中川 京子(P)
東京藝術大学卒。第47 回日本音楽コンクールピアノ部門第2 位。1991 年「大阪文化祭賞」本賞受賞。オール・ショパン・プログラムのリサイタル多数。オーケストラとの共演、FM や TV 番組、ヤマハやソニー音楽芸術振興会主催コンサート出演など、各方面にわたり活動中。アドヴァイスレッスン、学校クラスコンサートなど教育指導にも力を注ぐ。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員、審査員。第1 回ヨーロッパ・ジュニア特別優秀指導者賞受賞。【CD 「Mozart/Chopin〜中川京子ピアノ・リサイタルより〜」 】


Spectrum Sound
LPSMAC-002(1LP)
完全限定プレス
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009
無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV1011
アンドレ・レヴィ(Vc)

録音:1960年パリ(モノラル)
180g重量盤
丁寧な復刻技術で定評のあるスペクトラム・サウンド。当LPはアンドレ・レヴィの貴重な録音から1960年にパリで収録されたバッハの無伴奏チェロ 組曲第3番と第5番です。雄弁に歌い上げるレヴィの個性的な歌い回しによるバッハ。濃厚な味わいと香り高き音色に酔いしれることができます。この演 奏をスペクトラム・サウンドの見事な復刻、しかもLPで聴くことができるのはアナログ・ファン狂喜と言えましょう。完全限定プレス。180グラム重量盤。
アンドレ・レヴィは1894年パリ生まれ。パリ音楽院でカミーユ・シュヴィヤールに室内楽を、チェロをジュール・ロエブにそれぞれ学び、1912年プ ルミエ・プリを授かっています。1914年、ハイドンのチェロ協奏曲を弾いてデビュー。1952年にはジュヌヴィエーヴ・ジョワ、ジャンヌ・ゴーティエら とフランス三重奏団を結成するなど主に室内楽の分野で活躍しました。

Pentatone
PTC-5186660(1SACD)
ティペット・ライズ・オーパス2016
(1)スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番 Op.53
(2)アントン・ガルシア・アブリル(1933-):Pero me quede si ti
(3)Tippet Rise SongsよりU.Piano Make
(4)Tres piezas amantinas,U.
(5)ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
(6)ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』からの3楽章よりV. 「謝肉祭」
(7)ラフマニノフ:組曲第1番『幻想的絵画』Op.5よりU.「夜と愛と」
(8)ショパン:夜想曲第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2
(9)スクリャービン:交響曲第4番『法悦の詩』Op.54(2台ピアノ編)
(1)エフゲニー・スドビン(P)、
(2)(3)エミリー・ヘレンブロック(S)、
(2)-(5)(7)(9)クリストファー・オライリー(P)、
(5)マット・ハイモヴィッツ(Vc)、
(6)ジェニー・チェン(P)、
(7)アンネ=マリー・マクダーモット(P)、
(8)スティーヴン・ハフ(P)、
(9)スヴェトラーナ・スモリーナ(P)、
(9)エルマー・チュランピ(Tp)

ライヴ録音:2016年6月24日-8月20日/ティペット・ライズ・アート・センター(モンタナ州)
メリカ、モンタナ州のティペット・ライズ・アート・センターで開かれた “ティペット・ライズ・オーパス2016音楽祭” のラ イヴ録音が、チェロ奏者マット・ハイモヴィッツのレーベルOxingale Recordsとの共同企画"PENTATONE OXINGALE Series"からリリースされます。 当音楽祭は大自然の中で行われ、ハイモヴィッツが主催の中心実物の一人として、様々な演奏家に出演をオファーしました。その結果、エフゲニー・スドビン、 スティーヴン・ハフなど世界的演奏家の出演が実現しました。ブックレットには音楽祭の会場となったティペット・ライズ・アート・センターの写真も満載 です。驚きのスケール感に満ちた当音楽祭の模様を凝縮したアルバムがここに完成しました。 1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録 音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、 さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"から積極的なリリースが続い ており好評を博しております。 (Ki)

Nimbus
NI-5941(1CDR)
サン=サーンス:ピアノ・デュオ&デュエット作品集 Vol.2
連合国の行進曲 Op.155(作曲者編曲による4手連弾版)
アラビア風奇想曲 Op.96
死の舞踏 Op.40(作曲者編曲による2台ピアノ版)
ブルターニュの古謡による3つの狂詩曲 Op.7(作曲者編曲による4手連弾版)
英雄的奇想曲 Op.106
ウェディング・ケーキ Op.76(エイドリアン・ファーマーの編曲による2台ピアノ版)
ベートーヴェンの主題による変奏曲 Op.35
マーティン・ジョーンズ(P)、
エイドリアン・ファーマー(P)

録音:2015年5月−2016年5月、ワイアストン・レイズ(イギリス)
2台ピアノのためのオリジナル作品、作曲者本人の編曲、エイドリアン・ファーマーの編曲による2台ピアノ版の「ウェディング・ケーキ」など、第2集もバラエティ豊かな選曲が魅力的。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Nimbus
NI-5946(2CDR)
バッハ Vol.1
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
トッカータ ニ長調 BWV.912
カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV.992
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903
6つの小前奏曲 BWV.933−938
トッカータ ホ短調 BWV.914
幻想曲ハ短調 BWV.906
リチャード・レスター(ハープシコード)
名匠ジョージ・マルコムに師事し、スカルラッティのソナタ全曲録音、フレスコバルディの鍵盤作品集などを続々と世に送り出したイギリスの古楽系鍵盤奏者リチャード・レスター。新たにスタートするバッハの鍵盤作品集は、2023年の完成を目指す壮大なプロジェクト。第1集の演奏には、ハンブルクの名工ヨハン・クリストフ・フライシャーが1710年に製作した楽器をモデルとして、2011年にコリン・ブースが製作したダブル・マニュアル・ハープシコードを使用。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Goodies
78CDR-3688(1CDR)
エマ・ボワネ/フランス・ピアノ曲集
フォーレ:舟歌第5番嬰ヘ短調Op.66
ピエルネ:ワルツ形式のノクターンOp.40-2
セヴェラック:日光浴
シャブリエ:ブーレ・ファンタスク、
 牧歌
ドビュッシー:音と香りは夕べの大気のなかに漂う(前奏曲集第1集第4曲)
エマ・ボワネ(P)

米 RCA VICTOR AM 549-1/10(Set)
録音:1938年1月19&31日
リップ(1863-1958)のクラスで一等賞を得た。ボワネはアメリカに移住し、演 奏活動の傍らニューヨークのアメリカン・カレッジ・オブ・ミュージックで教 鞭を取った。ボストン交響楽団の指揮者だったセルゲイ・クーセヴィツキー (1874-1951)はボワネのモーツァルトを聴いて "まるで天使が弾いているよう だ" と絶賛し、ボストン交響楽団の演奏会にソリストとして何度も招いて共 演した。 (グッディーズ)

BIS
BISSA-2249
(1SACD)
アイヴズ:作品集
ヴァイオリン・ソナタ第4番《キャンプ・ミーティングの子供の日》
ピアノ・ソナタ第2番《マサチューセッツ州コンコード 1840年-1860年》
ヨーナス・アホネン(P)
ペッカ・クーシスト(Vn、Va)、
シャロン・ベザリー(Fl)

録音:2016年6?7月/セッロサリ、セッロホール、(エスポー、フィンランド)
リゲティの音楽と歴史的ピアノを弾いたベートーヴェンが評価されたフィンランドのピアニスト、ヨーナス・アホネン(1984?) のリゲティ《ピアノ協奏曲》(BISSA-2209)次ぐ、BIS第2作。「ローカル」と「ノスタルジック」の「アメリカ」を超え、広く世界で理解されるように なったアイヴズの作品2曲が収録されました。 《キャンプ・ミーティングの子供の日》の副題をもつヴァイオリン・ソナタ第4番は、彼の生まれたコネティカット州で19世紀後半に活発に行われて いた夏のキャンプの記憶をインスピレーションに作曲されました。第1楽章「アレグロ」、第2楽章「ラルゴ」。第3楽章「アレグロ」に《まもなくかな たのながれのそばで》の讃美歌の旋律が「音が消え去ったあとにも、聞き手の想像力をさらに飛翔させる」(奥田恵二『「アメリカ音楽」の誕生』河出書 房新社 p.230)と思わせる形で引用されます。 『コンコード・ソナタ』として知られるピアノ・ソナタ第2番《マサチューセッツ州コンコード、1840年-1860年》は、ニューイングランド気質の原 点ともいえるコンコードに住んだ先人への共感を「音」として示した作品です。超絶主義の作家で哲学者の〈エマソン〉、小説家〈ホーソーン〉の「スケルツォ」、 コンコード・ヴィレッジの象徴といわれる「オーチャード・ハウス」の〈オルコット父娘〉(ブロンソン・オルコット、ルイーザ・メイ・オルコット)、ウォー ルデン・ポンドの森で試みた自給自足の日々を『ウォールデン 森の生活』にまとめた思想家〈ソロー〉。アイヴズが「ベートーヴェンのもっとも偉大なメッ セージのある」とみなす、第5交響曲を開始する「4つの音」が引用され、4つの楽章を通して主題として使われています。 ヴァイオリン・ソナタのヴァイオリンと〈エマソン〉の「オプション」ヴィオラは、フィンランドのペッカ・クーシスト(1976?)が弾いています。ソリス ト、室内楽奏者、指揮者としてフィンランドと世界を舞台に活躍。ACO Collective(オーストラリア室内管弦楽団)の芸術監督やミネソタ州のセントポー ル室内管弦楽団のアーティスティック・パートナーを務めています。 (Ki)

ATMA
ACD-22747(1CD)
メゾン・サンフォニク・ド・モンレアルの巨大オルガン
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
ヴィドール:交響曲第9番 ハ短調『ゴシック』Op.70より第2楽章「アンダンテ・ソステヌート」
 オルガン交響曲第5番 ヘ短調 Op.42, No.1より第5楽章「トッカータ」
マクシム・グーレ(1980-):より速く、より高く、より強く!(オルガン版)
デュプレ:行列と連祷 Op.19、No.2
ジャン・アラン:ファンタスマゴリー
ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘
サン=サーンス:『動物の謝肉祭』
ジャン=ウィリー・クンツ(Org)

録音:2017年2月/メゾン・サンフォニク・ド・モンレアル(モントリオール)
現在モントリオール交響楽団の首席オルガニストをつとめる俊英オルガニスト、ジャン=ウィリー・クンツの堂々たるデビュー盤は、当団の新本拠地であ るメゾン・サンフォニク・ド・モンレアルに据え付けられた大オルガンを用いた録音です。当オルガンは83のストップ、6489本ものパイプを持つ巨大な フランス・オルガンで、独創的なパイプ配置など、視覚的も圧倒される存在感です。
選曲はフランスの作曲家を主軸とした実に多彩なプログラムで構成しております。オルガンの代名詞ともいえるバッハのトッカータとフーガにはじまり、 フランスのオルガン作品の代表作であるヴィドールの無窮動のトッカータ、ホールの響きを堪能できるヴィエルヌのウェストミンスターの鐘、マリー=クレー ル・アランの兄ジャンのファンタスマゴリー、バンクーバー・オリンピックのために書かれたマクシム・グーレの「より速く、より高く、より強く!」のオル ガン版など、当オルガンの音色を堪能できます。そして、注目はサン=サーンスの『動物の謝肉祭』のクンツによるオルガン編曲を全曲収録していること です。さまざまな動物の生態をユーモラスに描いたこの作品をオルガンの多彩なストップの組み合わせにより色彩感豊かに演奏。当作品の新たな魅力に気 づかされる編曲で、ことに終曲はとても一人で弾いているとは思えないほどの圧巻の演奏です。これも魔術的なテクニックの持ち主クンツだからこそできる 唯一無二の演奏と言えましょう。 (Ki)

Pavane
ADW-7581(1CD)
サン=レミ=ド=プロヴァンスのグランド・オルガンVol.2
リスト:BACHの名による前奏曲とフーガ
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第6番 Op.65-6
ウィドール:オルガン交響曲第5番 Op.42-1による変奏曲
フランク:前奏曲,フーガと変奏曲
デュリュフレ:「来たれ創り主なる聖霊」によるコラール変奏曲 Op.4
アラン:クレマン・ジャヌカンの主題による変奏曲
デュプレ:クリスマスの歌による変奏曲 Op.20
ジャン=ピエール・ルコウディ(Org)
1977年から1983年にかけてパスカル・コワランによって修復が施されたサン=レミ=ド=プロヴァンスのグランド・オルガン・サウンドで聴くオルガン名作集。リュリ、バッハ、ベートーヴェン、C.P.E.バッハなど17〜18世紀の傑作を収録した第1集(ADW 7580)に続き、第2集ではリスト、メンデルスゾーン、ウィドール、フランクから、モーリス・デュリュフレ、ジャン・アラン、マルセル・デュプレまで、19世紀〜20世紀のオルガン名曲を披露。

Stradivarius
STR-37057(1CD)
サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-):ヴァイオリンとヴィオラのための作品全集
夜の果て(ヴィオラのための)
6つのカプリッチョ(ヴァイオリンのための)
カプリッチョ・ディ・ウナ・コルダ(ヴァイオリンのための)
3つのノットゥルノ・ブリリアンテ(ヴィオラのための)
自分自身へ(ヴァイオリンのための)
マッティアのために(ヴァイオリンのための)
マルコ・フージ(Vn、Va)

録音:2016年6月29日-7月1日
イタリア作曲界の重鎮、サルヴァトーレ・シャリーノ。独学で作曲を修めたシャリーノはノーノらにその才能を認められ、その後、時代に応じて様々に作風を変化させ、近年の作品は特殊奏法を駆使したますます斬新で未聴感あふれる音楽となっている。このアルバムは独奏ヴァイオリン、独奏ヴィオラのための作品をまとめたもの。1970 年代の4 曲と初録音となる2009年に作曲された“カプリッチョ・ディ・ウナ・コルダ”と“自分自身へ(Fra se)”を収録。空いた作曲期間の長さからの作風の違いも興味深いところ。
Stradivarius
STR-37070(1CD)
Atem Lie〜バス・フルート作品集
ドイナ・ロタル(1951-):日本庭園(バス・フルート、ピッコロ&テープのための)
アンドレア・サルト(1979-):サルモ 138(バス・フルート、反響する空間のための)
細川俊夫(1955-):息の歌(バス・フルートのための)
ブライアン・ファーニホウ(1943-):ムネモシュネ(バス・フルート、事前に録音したテープのための)
パオロ・アラッラ(1960-):カロス第2 番(バス・フルート、エレクトロニクスのための)
村上景子(バスFl)
ジュリアン・リゴー(サウンド・エンジニア)

録音:2015年1月〜2016年3月、スタジオ・プロトソン
レコード芸術2017 年6 月号海外盤REVIEW で特選! 島根大学でフルートを学び、ストラスブール音楽院フルート科を卒業。2003 年よりリネア・アンサンブルに在籍し、現在ストラスブールを拠点に活躍するフルート奏者、村上景子による「呼吸と音楽の関係」をテーマにセレクトされたバス・フルートのための現代作品集。
Stradivarius
STR-37058(1CD)
2台ピアノ作品集
サルヴァトーレ・シャリーノ:ソナタ [1966](世界初録音)
ジェルジュ・リゲティ:2 台のピアノのための 3 つの小品[1976]
ジョルジュ・アペルギス:アルター=フェース [2004] (世界初録音)
ユーグ・デュフール:太陽の獲物 [2005]
ニッコロ・カスティリオーニ:グリーグへのオマージュ[1981] (世界初録音)
アルフォンソ・アルベルティ&アンナ・デリコ(2台ピアノ)

録音:2016年6月14&15日、ファツィオリ・コンサート・ホール、サチーレ(イタリア)
イタリアの人気ピアノ・メーカー、ファツィオリのグランド・ピアノ F278 を用いて 2 台ピアノ演奏!シャリーノ、アペルギス、カスティリオーニの作品は世界初録音!現代音楽の2 台ピアノ作品集。 カスティリオーニはミラノ音楽院出身での作曲家兼ピアニスト。中世の哲学や神話学を研究していたこともあり、楽曲も繊細な弱音と神秘的な響きを意識した作品です。シャリーノがまだ 10 代のころに作曲した世界初録音曲“ソナタ”も細やかなパッセージで鍵盤の上を音が走っていくような、音の粒が張り巡らされた作品です。

Musica Ficta
MF-8025(1CD)
ヘンデル:クラヴサン組曲集
ヘンデル:組曲第9番変ロ長調 HWV.434、
 組曲ニ短調 HWV.437
バベル:ヘンデルの「リナルド」から 「私を泣かせてください」
ヘンデル:歌劇「ラダミスト」より ドルチェ・ベーネ
バベル:ヘンデルの「リナルド」から「私は戦いを挑み」
ヘンデル:組曲ホ長調 HWV.430、
 組曲ヘ長調 HWV.427、
 シャコンヌ ト長調 HWV.435
パオロ・ザンズ(ハープシコード)

録音:2015年9月14日−15日、サン=レミ教会(フラン=ワレ、ベルギー)
古楽界で頭角を現すチェンバリストが、1995年にパリでアンソニー・サイディとフレデリック・バルによって製作されたゴットフリード・ジルバーマン(1735年頃)・モデルのジャーマン・チェンバロで、名曲「調子の良い鍛冶屋」を含むヘンデルのクラヴサン組曲と、ヘンデルと同世代のイギリスの作曲家ウィリアム・バベル(ca.1690−1723)の編曲による「リナルド」の名旋律を奏でた珠玉のヘンデル・プログラム!1984年、イタリアのカリアリ出身のパオロ・ザンズは、2010年のブルージュ国際古楽コンクールのチェンバロ部門で第3位入賞を果たし、2011年にはブリュッセル王立音楽院の通奏低音科の教授に就任。ルーヴル宮音楽隊、イングリッシュ・バロック・ソロイスツなどで通奏低音奏者として活躍するのと同時に、レザール・フロリサンではウィリアム・クリスティのアシスタントを務め、2016年にはリュリのコメディ=バレ「プルソニャック氏」(新演出)を指揮して絶賛を博すなど、古楽界で大きな注目を集めている俊英です。
様々な古楽系レーベルやアーティストからの信頼が厚い名プロデューサー、マニュエル・モヒノの存在も古楽ファンならば見逃せないポイントです。


Biddulph
LHW-050(1CDR)
マイラ・ヘス/アンコールズ&フェイヴァリッツ〜コロンビア&HMV録音集

(1)バッハ(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよ
(2)バッハ:トッカータ ト長調 BWV 916〜アレグロ
(3)D・スカルラッティ:チェンバロ・ソナタ ハ長調 L.104
(4)D・スカルラッティ:チェンバロ・ソナタ ト長調 L.387
(5)パルムグレン(1878-1951):24の前奏曲 Op.17〜子守歌(No.9)
(6)グリフス(1884-1920):白孔雀
(7)トバイアス・マッセイ(1858-1945):エルフたち
(8)ファーガソン(1908-1999):ピアノ・ソナタ ヘ短調 Op.8
(9)シューマン:森の情景〜予言の鳥
(10)ブラームス:8つのピアノ小品 Op.76〜間奏曲変イ長調(No.3)
(11)シューベルト(ルドルフ・ガンツ編):「ロザムンデ」のバレエ音楽
(12)シューマン:謝肉祭 Op.9
マイラ・ヘス(P)

(1)録音:1940年1月9日
 初出:HMV B 9035 (matrix OEA 8340)
(2)録音:1929年4月
 初出:Columbia 1931 D (matrix W 148376)
(3)録音:1928年2月
 初出:Columbia 168M (matrix W145638)
(4)録音:1940年1月9日
 初出:HMV R 9035 (matrix OEA 8341)
(5)録音:1931年
 初出:Columbia 4086M (matrix W148473)
(6)録音:1929年4月
 初出:Columbia 50149D (matrix W98656)
(7)録音:1938年4月
 初出:HMV B 8758 (matrix OEA 6606)
(8)録音:1942年11月19日
 初出:HMV C 3335/7 (matrices 2EA 9292/6)
(9)録音:1931年2月
 初出:Columbia 2512 D (matrix W151458)
(10)録音:1941年4月29日
 初出:HMV B 9189 (matrix OEA 9303)
(11)録音:1928年2月
 初出:Columbia 67419D (matrix W 98465)
(12)録音:1938年3月27日、4月25日
 初出:HMV c/3008/10 (matrices 2EA 6136/9&6188/9)

音源:78回転盤 
復刻:デイヴィッド・レニック、ADD、(C)(P)2017

フォンテック
FOCD-9753(1CD)
2017年7月27日発売
下山静香/グラナドス:ゴィエスカス
グラナドス:《ゴィエスカス-恋をするマホたち》
ロス・レキエブロス
窓越しの語らい
ともしびのファンダンゴ
嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
愛と死バラーダ
エピロゴ幽霊のセレナータ
エル・ペレレ(わら人形)
下山静香(P)

録音:2017年4月6・7日相模湖交流センター
ブラジルの情趣を官能的に表現し話題を呼んだ前作「サウダージ・エン・ピアノ」(FOCD9718)か ら1年。ピアニスト下山静香の新作は、2017年に生誕150年を迎えたグラナドスによる大作《ゴィ エスカス恋するマホたち》全曲録音です。 天才画家ゴヤの描く世界にインスパイアされ、その集大成として創作された《ゴィエスカス》、その全 編を満たす様々な感情をひとつひとつの音でよみがえらる下山の演奏は、聴く者にグラナドスが理想と し、その作品に盛り込んだ「スペイン的」な人生の物語をあますところなく想起させます。 グラナドス150歳の誕生日に、幸福な贈り物をお届けします。(フォンテク)

若林工房
WKLC-7023(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
コンスタンチン・リフシッツ(P…YAMAHA CFX)

録音:2013 年2 月9 日、所沢市民文化センター ミューズ アークホールでのコンサート・ライヴ
世界が注目する才能、コンスタンチン・リフシッツによる2013 年来日 公演ライヴ録音――ベートーヴェンの最後の三つのソナタの登場で す。リフシッツは透徹した美音と圧倒的なテクニックを自在に駆使、ま るで宇宙の真理を解き明かすように、怜悧な感性と鋭敏な知性の結び ついたユニークな解釈によって、人類の叡智の結晶ともいうべきこれら の傑作に新たな命を吹き込んでいます。ロシア・ピアニズムの偉大な 伝統を受け継ぐ希代の天才の稀有なるピアニズムをお聞き逃しなく。


オクタヴィア
OVCT-00136(1CD)
税込定価
2017年7月19日発売
シャコンヌ〜上原琢矢
バッハ:イギリス組曲 第2番 イ短調 BWV807
 主よ人の望みの喜びよ(マイラ・ヘス篇)
 プレリュードBWV855a([シロティ編)
 シャコンヌ(ブゾーニ編)
 羊は安らかに草をはみ(ペトリ編)
リスト:バッハの名による前奏曲とフーガ S.529
上原琢矢[かんばら たくや](P)

2016年11月29-30日、2017年3月9日、埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)
2016年第8回安川加壽子記念コンクールは、名ピアニスト安川の没後20年となる記念大会で、出場者も多くを数え、とくに最終のファイナルには稀にみる精鋭が集い、質の高い決戦となりました。そのなかで審査員一致で覇者に選ばれたのが、この上原琢矢です。 今年19歳の新星は、アルバムの主軸にバッハの名品を置き、最後をリストの大曲で締めくくるという堂々たる正攻法のプログラムを選定。 沈着な中に若さの鼓動があり、冷静でいながら覇気が横溢するという絶妙のバランス感覚を見せています。「羊は安らかに草をはみ」の柔らかさから、リストでの傑出した技巧まで、このアーティストの光あふれる未来を聞くようなデビュー盤です。(オクタヴィア)


C Major
74-1608(DVD)
KKC-9241(DVD)
日本語帯・解説付
税込定価
74-1704(Bluray)
KKC-9240(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価
バッハ「ゴルトベルク変奏曲」とその先人たち
ウィリアム・バード:ヒュー・アシュトンのグラウンド
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:我が青春は過ぎ去りし
ジョン・ブル:ウォルシンガム変奏曲
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
キット・アー ムストロング(P)

収録:2016年3月13日コンセルトヘボウ・アムステルダム、ライヴ
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DTS5.0、126分
◆Bluray
画面:16:9 1080i HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.0、126分
アルフレート・ブレンデルも「私が出会ったなかで最高に美しい演奏だ。私は彼のために時間を作らなくてはならないと思った。」と称賛を惜しまない新鋭 ピアニスト、キット・アームストロング。2016年秋にはブロンフマンの代役を務め、ティーレマン&ドレスデン・シュターツカペレとベートーヴェンのピアノ 協奏曲を演奏し日本でも注目を集めました。1992年ロサンゼルス生まれの彼は、2013年にフランスの教会を購入し、地域の人々と交流しながら演奏や作 曲活動を行い、さらには数学や物理学、生物学の分野でも才能を発揮する多才な人物。 この映像は2016年コンセルトヘボウ・アムステルダムで行われたソロ・リサイタルの模様を収録したもの。プログラムの前半は、ヴァージナル音楽の作曲家ウィ リアム・バード、ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク、ジョン・ブル。後半には、J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」を取り上げました。16世紀前 半のイギリスのヴァージナル音楽は、のちのバロック音楽に大きな影響を与えています。技巧的でメランコリックな巨匠バードの変奏形式は、イギリスからオ ランダへ亡命したブルがスウェーリンクへと影響を与え、スウェーリンクから北ドイツ・オルガン楽派そしてバッハへと受け継がれます。高い知性と溢れだす 表現力をもつ彼ならではの絶妙なプログラミングと言えるでしょう。 16世紀イギリスの変奏形式グランドを用いたバードの代表的なヴァージナル作品「ヒュー・アシュトンのグランド」。ルネサンス末期からバロック初期にかけ て活躍したオランダの作曲家兼オルガニストのスヴェーリンクのドイツ語の民謡にもとづく主題と6つの変奏曲から成る「我が青春は過ぎ去りし」。そしてブ ルのイングランド東部ノーフォークの巡礼地ウォルシンガムの民謡に基づく変奏曲。ヴァージナル音楽特有の明るさと哀愁という相反する音楽性を上手く表現 しています。そして幼少期から弾きこんでいたというJ.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」。彼の美しいタッチから紡ぎだされる音、そして音楽を的確に捉え た知的な解釈は、発見に満ちた新鮮な演奏を聴かせてくれます。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32772(1CD)
J.S.バッハ:リュート作品集(ギターによる演奏)
組曲 イ短調 BWV995(原曲 ト短調)
組曲 ホ短調 BWV996
組曲 イ短調 BWV997(原曲 ハ短調)組曲 ホ長調 BWV1006a
アンドラーシュ・チャーキ(G)

録音:2016年1月18-21日/フンガロトン・スタジオ
世界が注目するギタリスト、アンドラーシュ・チャーキが満を持してバッハのリュート作品集をリリースします。チャーキはリスト音楽院で学んだのち、 南カリフォルニア大学ソーントン音楽学校にてさらなる研鑽を積みました。その間師事したヨジェフ・エトヴェシュ、ペペ・ロメロ、ウィリアム・カネンガイザー、 スコット・テナントなどから多くの影響を受け独自のスタイルを確立。第51回東京国際ギターコンクール(2008年)、第42回ミケーレ・ピッタルーガ 国際クラシック・ギター・コンクール(2009年)、ユリアン・アルカス国際クラシック・ギター・コンクール(2011年)などの優勝により、一躍世界的 ギタリストの仲間入りを果たしました。日本にもファンの多いチャーキの紡ぐギターの調べは絶品の響き!バッハと真摯に向き合い心をこめて奏でます。
組曲BWV995は無伴奏チェロ組曲第5番BWV1011の編曲した作品。ギターで奏でることにより哀愁に満ちた旋律がより引き立ちます。組曲 BWV996はバッハのリュート曲の中では最初期の作品。流麗で即興的なパッサッジョと、きびきびしたプレストのフーガからなります。組曲 BWV997は「前 奏曲とフーガ」のあとに組曲の後半につなげた変則的な楽章構成の作品。繊細な音の綾が紡がれる美しい作品です。組曲 BWV1006aはかの有名な無 伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番の編曲作品。チャーキはデビュー盤でも当作品を取り上げておりますが、さらに充実の演奏を聴かせてくれます。 (Ki)

SONARE
SONARE-1034(1CD)
北欧の妖精たち
シベリウス:ノヴェレッテ Op.102-1
 ロマンス Op.78-2/ワルツ Op.81-3
 悲しきワルツOp.44
 モレスク Op.87-2
 田園舞曲 Op.106-3
メリカント:ワルツ・レント Op.33
メラルティン:子守唄
ペルト:鏡の中の鏡
グリーグ:春に寄す
 『抒情組曲』より「ワルツ」Op.12-2、
 「アルバムの綴り」Op.12-7、
 「子守唄」Op.38-1、
 「エレジー」Op.38-5
スヴェンセン:ロマンスOp.26
ペッテション=ベリエル:吟遊詩人
 カンツォーネ
グラズノフ:グランド・アダージョ
チャイコフスキー:メロディ Op.42
城代さや香(Vn)
イリーナ・ザッハレンコヴァ(P)

録音:2017年3月9&10日/フィリアホール(青葉台)
2017年に建国100年を迎えたフィンランドのクオピオ交響楽団コンサート・ミストレスを務める城代さや香の第2弾は、2006年J.S.バッハ国際 コンクールにて第1位受賞し、現在フィンランドを拠点に活躍するピアニスト、イリーナ・ザッハレンコヴァとの共演による北欧のヴァイオリン作品集 です。澄み切った大気を思わせるさわやかな響きが魅力の選曲です。またグラズノフ、チャイコフスキーの作品も実に魅力的な演奏です。城代さや香の SONAREレーベル第1弾「祈り」(SONARE 1012)も好評発売中です。 (Ki)

Signum Classics
SIGCD-438(2CD)
ウィドール:独奏オルガン作品集
ラテン組曲/3つの新しい小品 Op.87
バッハの思い出/アメリカ行進曲
四月物語 第6曲:結婚行進曲
ジョセフ・ノーラン(Org)
使用楽器:リヨン、サン・フランソワ・ド・サル教会のカヴァイエ=コル・オルガン&トゥールーズ、サン=セルナン聖堂のカヴァイエ=コル・オルガン

録音:2013年4月29日−5月1日&2014年5月25日−27日
フランス・オルガン界の大家、シャルル=マリー・ウィドールのオルガン交響曲全集(全5巻)を完成させ国際的に高く評価されているジョセフ・ノーランが、新たにウィドールのオルガン独奏作品集もリリース!セント・ジョージ大聖堂のオルガニスト&楽長を務め、2016年4月には誉れ高きフランスの芸術文化勲章「シュヴァリエ(騎士)」を受勲した名オルガニストが弾く格別のウィドールです。

Sterling
CDA-1808-2(1CDR)
アルムクヴィスト:ピアノ作品集
ルーヴェ・アルムクヴィスト/マリー・ルイーズ(FF I)/ルードヴィーグ・カール・ヴィルヘルム/母の思い出/父との別れ/(FF XVIII)/ヴェンデラの黒い巻き毛(FF X)/リカルド・フールム/ニューニアンネの声/森の香り(FF XVII)/レオナルドから/幻想曲 「心の祈り」/グッルハナの踊り(FF XIX)/聖霊降臨祭の朝(FF XXI)/ジプシー祭り(Songs XXX)/ラ・カラッファ/ニアクンのポルスカ/ニコリーネ/セシーリアの疑問
レッナールト・ヘードヴァル(フォルテピアノ)
使用フォルテピアノ:Johan Soderberg 1806&Johan Soderberg 1813

録音:1982年、1985年、1993年
カール・ユーナス・ルーヴェ・アルムクヴィスト(1793−1866)は、スウェーデンの作家、ジャーナリスト、教師、聖職者、作曲家。ストックホルム生まれ。ウプサラ大学に学び、ルソーの精神に沿った農村生活をヴェルムランドで体験した後、1839年、ストックホルムの「Aftonbladet」紙の記者からジャーナリスト、作家のキャリアをスタートされました。1851年、個人的なトラブルからアメリカに逃亡。1865年にドイツに移り、翌年、ブレーメンで没しました。著作集『Tornrosens bok(野バラの本)』に収められたフィクション、詩、戯曲の創作のほか、ピアノ曲、歌曲、合唱曲のジャンルに作品を残しています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


HUNGAROTON
HCD-32803(2CD)
ゾルターン・コチシュ追悼アルバム
■Disc 1(ピアニスト篇)
(1)コダーイ:トランシルヴァニアのラメントOp.11の2
(2)リスト:執拗なチャールダーシュR.45
(3)ラフマニノフ:前奏曲ホ長調Op.32の3
(4)ショパン:バラード第1番ト短調Op.23
(5)バッハ(コダーイ編):ああ、われらの人生とはBWV743
(6)ドビュッシー(コチシュ編):小舟にて
(7)ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34の14
(8)シベリウス(コチシュ編):悲しきワルツ
(9)ドヴォルザーク:ソナチネOp.100B〜第3楽章スケルツォ
(10)ラフマニノフ(クライスラー編):ひなぎく
(11)グレインジャー(クライスラー編):浜辺のモリー
(12)モーツァルト:ピアノ協奏曲第6番変ロ長調K.238
(13)ワーグナー(コチシュ編):「パルジファル」〜花の乙女たちの場
■Disc 2(指揮者篇)
(1)ドビュッシー(コチシュ編):忘れられた小唄(全6曲)
(2)ラヴェル:古風なメヌエット
(3)ラフマニノフ:聖金口イオアンの聖体礼儀Op.31〜真の光を見た
(4)バルトーク:ヴァイオリンと管弦楽のための狂詩曲第1番Sz.87
(5)同:混声合唱のための4つのスロヴァキア民謡Sz.70
(6)同:男声合唱のための4つの古いハンガリー民謡Sz.50
(7)同:2つのハンガリー農民歌Sz.100
(8)同:ルーマニア民俗舞曲Sz.68
(9)同:舞踊組曲Sz.77
Disc1
ゾルターン・コチシュ(P)、
ミクローシュ・ペレーニ(Vc)(5)-(8)、
ヤーノシュ・バーリント(Fl)(9)、
ペーテル・チャバ(Vn)(10)(11)、
ヤーノシュ・ロッラ(指)
フランツ・リストCO(12)

Disc2 :
ハンガリー国立PO(1)(2)(4)(7)(8)(9)、
ユーリア・ハイノーツィ(S)(1)、
トムキンス・ヴォーカル・アンサンブル(3)、
バルナバーシュ・ケレメン(Vn)(4)、
スロヴァキア・フィルcho(5)、
クリスティアーン・コチシュ(P)(5)、
ハンガリー国立cho(6)、
ゾルターン・コチシュ(指)
2016年11月6日に64歳で歿したハンガリーの大ピアニスト、ゾルターン・コチシュの追悼アルバム。若い頃はラーンキ、シフとならび「ハンガリー三羽烏」 として日本でも絶大な人気を誇りました。ピアニストとしては独特な感性と高度なテクニックで鋭すぎる演奏を聴かせてくれましたが、後年は指揮者として も活躍、さらに編曲家としてワーグナーやラフマニノフ作品のピアノ編曲や、ドビュッシー作品のオーケストラ編曲でも高く評価されました。ここではコチシュ のピアニストとしてと指揮者としての業績を、これまでの録音から選りすぐり各1枚ずつにまとめました。 祖国の天才バルトークは狂気と兇暴性を見せる凄みにみちていますが、ショパンとラフマニノフも辛口で絶品。さらにペレーニの味わい深いチェロでコ ダーイ編曲によるバッハのコラール前奏曲、ラフマニノフのヴァカリーズやシベリウスの「悲しきワルツ」が聴けるのも贅沢。いずれも過去に発売されてい たものですが、現在入手困難。コチシュの偉大な芸風をしのんでいただければと思います。 (Ki)
HUNGAROTON
HCD 32797(1CD)
シューマン(ドビュッシー編曲):カノン形式による6つの練習曲 Op.56
シューベルト:アレグロ イ短調D.947「人生の嵐」
モーツァルト:フーガ ト短調K.401 (375e)
ベートーヴェン(作曲者編):大フーガOp.134
イザベッラ・シモン & デーネシュ・ヴァーリョン(ピアノ・デュオ)

録音:2016年8月29-31日/フランツ・リスト音楽アカデミー大ホール
ハンガリーの実力派中堅ピアニスト、イザベッラ・シモンとデーネシュ・ヴァーリョンがひと味違ったピアノ・デュオ・アルバムをリリース。シューマンの 「カノン形式による6つの練習曲」は美しい作品ですが、ペデル・ピアノというオルガンのような足鍵盤を持つ楽器に作られているため演奏されることが 少なく、かのドビュッシーが内容を変えずに2台のピアノ用に編曲しました。モーツァルトのフーガはほとんど知られていない作品ですが、何の楽器のた めなのかが不明確で、ピアノで弾くととてつもなく難しいが要求されます。同様にベートーヴェン自編の「大フーガ」も、原曲そのものが複雑難解なため、 ピアノ連弾版もおいそれとは近づけない存在となっています。 イザベッラ・シモンとデーネシュ・ヴァーリョンは、ともにリスト音楽アカデミーでフェレンツ・ラドシュとジェルジ・クルタークに師事、曖昧さのない技 巧と楷書的な演奏で作品の音の綾をときほぐしてくれます。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-40(1CD)
ジェルジ・シェベク〜1991年グランジュ・ドゥ・メレ・リサイタル
バッハ(ブラームス編):シャコンヌ(左手のための)
ハイドン:アンダンテと変奏曲Hob.]Z:6
ピアノ・ソナタ第48番ハ長調Hob.]Y:35
バッハ:半音階的幻想曲とフーガBWV903
バッハ(リスト編):前奏曲とフーガ イ短調BWV543
バッハ(ブゾーニ編):トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564
ヘンデル:シャコンヌ ト長調HWV.435
バッハ:平均律クラヴィア曲集第1巻〜前奏曲第1番ハ長調BWV846
ジェルジ・シェベク)(P)

録音:1991年/グランジュ・ドゥ・メレ(フランス)(ライヴ)
ジェルジ・シェベク(1922-1999)はハンガリー出身のアメリカのピアニスト。14歳でフリッチャイの指揮でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を演 奏し、コダーイやヴェイネルに師事しました。1956年にパリへ亡命、アメリカに移りインディアナ大学教授となりました。日本にも練木繁夫、廻由美子、 青木美樹など多くの弟子がいて「シェボック先生」という表記で親しまれています。チェロのシュタルケルの伴奏者としても有名でした。 シェベクは教授活動に忙しく演奏家としてはあまり知られていませんが、実演を聴いた人々は「音楽史上最も偉大なピアニスト」と激賞しています。そ れを実証するのが当ディスク。シェベク69歳の1991年にフランスで行われたコンサートのライヴで初出音源。バッハとハイドンが中心で、テクニックの 冴えはもちろんながら深く哲学的な内容に惹きつけられます。ピアノ音楽ファン必見です。 (Ki)

CPO
CPO-777760(2SACD)
NX-E07
レーガー(1873-1916):オルガン作品集 第4集
【SACD1】
交響的幻想曲とフーガ Op.57
7つのオルガンのための小品 Op.145
【SACD2】
12のモノローグ Op.63から
 第5番:序奏 ヘ短調
 第6番:パッサカリア ヘ短調
 第7番:アヴェ・マリア
6つのトリオ Op.47/組曲 Op.92
ゲルハルト・ヴァインベルガー(Org)
Link-Organ, Evangelische Stadtkir
Giengen…SACD1
Klais-Orgel Propsteikirche St. Step
Beckum…SACD2
2016年、レーガーの没後100年を記念して企画されたオルガン作品全集。今回の2枚組の核となる長大な「交響的幻想曲と フーガ」のように、複雑な声部が絡み合うのがレーガー作品の特徴で、もちろん演奏には高い技術が要求されます。演奏している のはcpoレーベルにバッハ全オルガン作品を録音しているヴァインベルガー。彼の完璧な技巧を楽しむのはもちろんのこと、熟考の上 に導き出されたオルガンの美しい響きを丹念に捉えた高音質録音がこのシリーズの特徴です。どんなに音が重なり合っていても、一 つ一つの響きがクリアに聞き取れるSACD(ハイブリッド)盤の素晴らしさも体験できます。

NAVONA
NV-5853(1CD)
NX-B02
現代のオルガン作品集
1.タッド・ルッソ(1976-):ザルツブルク前奏曲
2.ルッソ:天上にて
3.カチオッポ(1951-):di cibo celeste(モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の」主題
によるシャコンヌ幻想曲)
4.ナゴルツカ(1948-):ファンタジア
5.ナゴルツカ:To be a Pilgrim
6.ミッデルシュルテ(1863-1943):無窮動(J.S. バッハの前奏曲とフーガ ホ短調
「楔」BWV 548による)
7.ミッデルシュルテ:パッサカリア ニ短調
8-11.マイケル・サマーズ(1973-):イギリスの歌による変奏曲
マイケル・クラフト(Org)…1.2.4
ロバート・ギャラガー(Org)…3
ヤスミン・ヴァレンズエラ(Cl)…4
オーレ・イェルゲン・メルフス(Tb)…5
デヴィッド・スコット・ハンネス(Org)…5
ロン・ナゴルツカ(ディジェリドゥ)…5
ブリンク・ブッシュ(Org)…6.7
カレル・マルチーネク(Org)…8-11
現代のオルガン作品を集めた1枚。荘厳な響きから人智を超えた不気味な響きまで、オルガンの持つ性能が存分に発揮された音 楽集。曲によってはクラリネゥトやトロンボーン、アボリジニの楽器「ディジェリドゥ」が登場し、不思議な響きでオルガンの音色を引き 立てます。バッハ作品の編曲、変容で知られるロマン派時代の作曲家、ミッデルシュルテの作品もいいアクセントになっています。

Alba
ABCD-388
(1SACD)
バッハのパルティータとカウスティネンの民俗音楽
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
 1. ヒントリーキ・ペルトニエミの葬送行進曲(伝承曲)− アルマンド
 2. 吊り橋のハンボ(アルト・ヤルヴェラ(1964?)) − クラント
 3. 短調のポルスカ(ヴィルヤミ・ニーテュコスキ(1895?1985))− サラバンド
 4. ヤーナのワルツ(コンスタ・ユルハ(1910?1984)) − ジグ
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
 5. 前奏曲 − ポルスカ(伝承曲)
 6. ルール(遅いジグ)− ポルスカ=マズルカ)(ヴィルヤミ・ニーテュコスキ(1895?1985))
 7. ロンド形式のガヴォット- 小さいカントルのショッティーシュ(伝承曲)
 8. メヌエット I & II- パロカンガスの若者たちのよりよいワルツ(伝承曲)
 9. ブレー- フリーティ・オヤラのポルカ(伝承曲)- ジグ
クレータ=マリア・ケンタラ(バロックVn)

録音:2015年5月18日-21日 カウスティネン教会(カウスティネン、フィンランド)
制作・録音 :サイモン・フォックス=ガール
クレータ=マリア・ケンタラは、フィンランドを代表するバロック・ヴァイオリニストのひとり。スカンディナヴィア最大の民俗音楽祭でも知られるカウスティ ネンに生まれ、オストロボスニア音楽学校でマウノ・ヤルヴェラとユハ・カンガスとカイヤ・サーリケットゥに学び、シベリウス・アカデミーを経て、ストッ クホルムのエツベリ音楽学校でエンドレ・ヴォルフとジェニファー・ヴォルフに師事しました。ケルンのラインハルト・ゲーベルの下でバロック音楽を研究。 イギリスのモニカ・ハジェットのプロジェクトにもたびたび参加してきました。カウスティネンに2013 年に創設されたピリオド楽器アンサンブル「バロッ コ・ボレアーレ(北のバロック)」のリーダーを務め、アルバム『フォーク・シーズンズ』(ABCD402)のソロも担当しました。彼女のソロアルバム『Side by Side(ならべてみると)』。J・S・バッハの《無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ》の〈シャコンヌ〉をのぞく第2番と第3番の「バッハの舞曲 ではない舞曲」と「カウスティネンの舞曲」をならべて演奏。いろいろな「違い」と「つながり」をプレーヤーの視点から眺め、聴き手の興味を呼び起 こす音楽として提示します。第2番の〈アルマンド〉の前に演奏される《ヒントリーキ・ペルトニエミの葬送行進曲》は、アウリス・サッリネンの弦楽四 重奏曲第3番の素材にも使われた伝承のフィドル曲です。ブレシアのジョヴァンニ・バッティスタ・ローゲリが1691年に製作した楽器による演奏。『フォー ク・シーズンズ』と同じサイモン・フォックス=ガールの制作と録音です。 (Ki)

MSR
MS-1542(1CD)
ヒロイック・プロポーション〜オルガン作品集
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ 変ホ長調「聖アン」 BWV 552
フランク:英雄的小品
バーバー(ウィリアム・ストリックランド編):アダージョOp.11
エリック・R.スチュワート:ソネット(世界初録音)
ヒーリー・ウィラン:序奏、パッサカリア&フーガB.149
フェリックス・ヘル(Org)

録音:2014 年5 月28,29日、セント・マーク・ルーテル教会、ペンシルベニア州ハノーヴァー
フェリックス・ヘルはコンサートを精力的に行っている注目のオルガニストです。様々な分野のアーティストとのコラボレーションを通じて、オルガンの伝統的な境界を広げることで、オルガンの革新を追求しています。J.S.バッハの“前奏曲とフーガ 変ホ長調「聖アン」 BWV 552”は、イエスの母である聖マリアのその母、聖アンの名を持つイギリスの聖アン教会のオルガニスト、ウィリアム・クロフトが作曲した賛美歌を引用しているといわれ、「聖アンのフーガ」とも呼ばれています。長大でスケールの大きな名曲です。フランクの“英雄的小品”は 1878 年のパリ万博の際に建てられたトロカデロ宮のコンサート用パイプオルガンの落成式のために作られた作品で、堂々とした華やかさが印象的です。そして“バーバーのアダージョ”オルガン版。切ないメロディが美しく優しく鳴り響きます。
MSR
MS-1631(1CD)
「ポートレイト」〜ウジェーヌ・イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集
ウジェーヌ・イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタOp.27(全6曲)
シャロン・パク(Vn)

録音:2015年-2016年
ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストとしても知られていたイザイが、バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」に影響されて、全 6 曲のスケッチを一晩で書き上げたと伝えられている傑作「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」。それぞれがクライスラーやシゲティなど名ヴァイオリニストに捧げられています。ニューイングランド音楽院を卒業後、ジュリアード音楽院で音楽学士号、ボルダー・コロラド大学で音楽芸術学博士号を取得し、2007 年のストラディヴァリウス国際ヴァイオリン・コンクールで最高位を獲得したアメリカのヴァイオリニスト、シャロン・パクによる演奏です。
MSR
MS-1654(1CD)
ドビュッシー&ラモー〜ザ・アンブロークン・ライン
ラモー(ラデーア編):歌劇「カストールとポリュックス」より“悲しみの支度”
ドビュッシー:映像 第1集
 前奏曲集 第2集
ラモー:新クラヴサン組曲集より“カヴォットと6つの変奏”
ジェフリー・ラデーア(P)

録音:2016年7月1日〜3日
ドビュッシーが高く評価していた作曲家の一人、ラモー。ドビュッシーの「映像 第1 集」では“ラモーを讃えて”という作品を残しています。優雅な雰囲気に満ちた繊細なラモーの音楽性。ドビュッシーが作曲するうえで影響を受けたラモーの作品と、ドビュッシーの作品を組み合わせたアルバムです。オペラ「カストールとポリュックス」より“悲しみの支度”はピアノ独奏版に編曲。透明感のある美しく優しい旋律に驚くばかり。


Audite
AU-95742(1CD)
ネルソン・フレイレ〜初CD化音源集
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番*
グリーグ:抒情小曲集より【「孤独なさすらい人」第3集第2曲 Op.43-2/「小鳥」第3集第4曲 Op.43-4/ 「民謡」第1集第5曲 Op.12-5/「ノルウェーの旋律」第1集第6曲 Op.12-6/ 「羊飼いの少年」第5集第1曲 Op.54-1】
リスト:ハンガリー狂詩曲第5番ホ短調
 ハンガリー狂詩曲第10番 ホ長調
 ポロネーズ第2番 ホ長調 S.223
ネルソン・フレイレ(P)
アダム・フィッシャー(指)
ベルリンRSO

録音:1986年3月16日ベルリン放送局本館【Haus des Rundfunks RBB】(ライヴ/ステレオ)
1966年6月2日ジーメンスヴィラ(ベルリン)(セッション/モノラル)
ブラジルが生んだ巨匠ネルソン・フレイレ、初CD化音源の登場です。1944年、ブラジル、ボア・エスペランサ生まれのフレイレは4歳のときにリサ イタルを開いたという鬼才。神童として注目され自国ではニゼ・オビーノとルシア・ブランコに師事しました。1957年リオデジャネイロの国際コンクール で優勝し、その後ウィーンにて研鑽を積み、1964年にはリスボンでヴィアンナ・ダ・モッタ賞を、ロンドンではディヌ・リパッティ・メダルを受けるなど、 10代にして国際的にその名が知られ、以後半世紀たった現在も世界屈指のピアニストとして第一線で活躍しております。
フレイレが最も得意とする作曲家サン=サーンス。1986年にアダム・フィッシャー指揮、ベルリンRSOと共演したサン=サーンスのピアノ協奏 曲第2番は、フレイレの圧倒的なテクニックに裏付けされたスケールの大きな演奏を聴くことができます。ピアノ独奏で始まる第1楽章では力強くも切な い旋律を感情をこめて演奏。第2楽章では歯切れの良いピアノとオーケストラが見事に対話。第3楽章のプレストでは、フレイレの卓越した技術を十分 に堪能できる圧巻の演奏です! グリーグとリストのピアノ作品は1966年6月にベルリンのラジオ・デビューとなった記念すべき放送用録音です。当時22歳だったフレイレですが、 すでに独自のスタイルを確立しており、艶やかで表情豊かな演奏は聴き手を虜にします。ことに細かく速いパッセージでは驚くべき技巧の持ち主であること を再認識させられます。auditeレーベルが誇る1st Mater Releaseシリーズから最上の形でリリースされます。 (Ki)

BIS
BIS-2173(1CD)
アルベニス:ピアノ曲全集 Vol.9
旅の思い出 T.72
メヌエット第3番 変イ長調 T.74
夢 T.99/スケルツォ T.57
タンゴ T.94B
マズルカ「比類なき歌姫」T.63
メヌエット T.73/メヌエット T.89A
即興曲 T.115A
ポルカ「バルビナ・バルベルデ」T.64
ミゲル・バセルガ(P;Steinway D)

録音:2015年4月/サラゴサ会議宮(スペイン)
名手バセルガによるアルベニスのピアノ曲全集がついに完結いたします!ロマン後期を代表するスペイン民族音楽の作曲家、ピアニストのアルベニスの作 風はスペインの民族音楽の色彩豊かな旋律と強い踊りのリズムを基礎にしたもので、スペイン的な情熱にあふれております。第9巻でもまるでスペインの 陽光のごとくきらきらと輝くような作品を収録。リズムの良さと独特の語り口が求められるアルベニスの作品ですが、ルクセンブルク出身のミゲル・バセル ガはスペインの作品を長きにわたり研究しており、とりわけアルベニスの演奏には定評があります。超絶技巧を物ともせずに演奏できるバセルガでなけれ ば表現できないアルベニスの世界がひろがります! (Ki)
BIS
BIS-2213(1CD)
C.P.E.バッハ:鍵盤独奏曲全集 Vol.33
専門家と愛好者のためのロンド付きピアノ・ソナタ集 第3集
ロンド第1番 ホ長調 Wq.57-1(H 265)
ソナタ第1番 イ短調 Wq.57-2(H 247)
ロンド第2番 ト長調 Wq.57-3(H 271)
ソナタ第2番 ニ短調 Wq.57-4(H 208)
ロンド第3番 ヘ長調 Wq.57-5(H 266)
ソナタ第3番 ヘ短調 Wq.57-6(H 173)
カンツォネッタと6つの変奏曲 Wq.118-8(H 275)
ミクローシュ・シュパーニ(クラヴィコード)

録音:2015年7月/キーゼル・ホール(シント・トロイデン/ベルギー)
ミクローシュ・シュパーニによるC.P.E.バッハの鍵盤独奏曲全集第33弾は「専門家と愛好者のためのロンド付きクラヴィア・ソナタ第3集」が収録さ れました。録音を開始した際、シュパーニは「全集を実現することは決して単純な課題ではなく、ことにそれが初期の作曲家の作品を含めばなおさらであ る。このシリーズで私たちは、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの、鍵盤楽器独奏と伴奏アンサンブルのための、疑いない正統な作品のすべてを ご紹介する。私たちの目標は、これらの作品演奏の可能性への全般の見通しを与えることなので、この録音は作品の現存する資料と正統的な演奏習慣の 徹底した研究に基づいている。私たちはオリジナルの資料をもとに “正統性” である楽器を選択して演奏している。」と語っており、まさに正真正銘、本物 の解釈のもと演奏されました。これら膨大な作品に対して時間をかけ、着実に録音活動をしてきたシュパーニにでしか表現することのできない明晰な解釈 で演奏されております。 (Ki)

TYXart
TXA-17098(1CD)
現代無伴奏チェロ作品集
トッホ(1887-1964):無伴奏チェロのための即興曲Op.90c
フォルトナー(1907-1987):無伴奏チェロ組曲
サミュエル・アドラー(1928-):伴奏なしのチェロのためのソナタ
ギセルヘル・クレーベ(1925-2009):無伴奏チェロのための”Nenia”
フリー デ マン・デ ーリング(Vc)

録音:2015年11月マンハイム
ハンブルク出身のチェロ奏者フリーデマン・デーリングによる現代無伴奏チェロ作品集。彼がマンハイムで行っている室内楽コンサート・シリーズ「unterm Dach」での録音となります。ウィーン生まれの作曲家エルンスト・トッホがグレゴール・ピアティゴルスキーの60歳の誕生日に作曲した「無伴奏チェロ のための即興曲」。<血の婚礼>で知られるヴォルフガング・フォルトナーや、ハンブルクのユダヤ人家庭に生まれ、1938年に家族とともにアメリカに渡 り今なお活躍するサミュエル・アドラーの作品。そして最後にアンドレ・ナヴァラのために「Nenia」を作曲したギセルヘル・クレーベと20世紀の作曲 家が偉大なチェリストのために作曲した作品を収録しています。 (Ki)

PARNASSUS
PACD-96059(2CD)
リヒテル・イン・ザ・1940s
[CD 1]
バッハ:カプリッチョ変ロ長調 「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV 992(クラヴィーアの為の)
 ソナタ ニ長調 BWV 963(クラヴィーアの為の)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
シューマン:幻想曲ハ長調 Op.17
バッハ:イギリス組曲第3番ト長調 BWV 808(クラヴィーアの為の)から サラバンド
[CD 2]
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3*
クライスラー(ラフマニノフ編):愛の喜び(ピアノ版)*
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1+
バッハ:ソナタ ニ長調 BWV 963(クラヴィーアの為の)#
リスト:巡礼の年 第3年()から エステ荘の糸杉に**
ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調 Op.32-12**
 メロディー ヘ長調 Op.3-3**
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1948年11月27日(無印)/1947年5月30日*/1947年6月5日+/1947年10月14日#
  1949年4月4日、イグムノフ記念演奏会**すべてライヴ
スヴャトスラフ・リヒテル(1915-1997)の最初期のライヴ録音を集成。「驚くほど良い音(Surprisingly fine sound)」と謳われています。
PARNASSUS
PACD-96057(1CD)
コープランド・ビフォー・LP(1928-1949)
(1)コープランド:猫とねずみ(ユーモラスなスケルツォ;1920)
(2)ピアノ変奏曲(1930)
録音:1935年4月2日
(3)ヴィーツェプスク(ヴァイオリン、チェロと;1929)*
(4)ヴァイオリンと2つの楽曲(1926)+
(5)ヴォカリーズ(ソプラノと;1928)#
(6)キューバ舞曲(2台の;1942)**
(7)ヴァイオリンとソナタ(1943)++
(8)ヴァイオリンと2つの楽曲(1926)から 夜想曲++
(9)4つのピアノ・ブルース(1948)
Freely Poetic (for Leo Smit) / Soft and Languid (for Andor Foldes)
Muted and Drugged (for William Kapell) / With Bounce (for John Kirkpatrick)
アーロン・コープランド(P)
アイヴァー・カーマン(Vn)*
デイヴィッド・フリード(Vc)*
ジャック・ゴードン(Vn)+
エセル・ルーニング(ソプラノ#)
レオ・スミット(P)**
ルイス・カウフマン(Vn)++

(1)録音:1928年/原盤:Ampico B Reproducing Piano Roll #68153
(2)録音:1935年4月2日
原盤:Columbia 68320/21-D in album X-48 (XCO 17111-2, 17112-1 & 17113-1)
(3)録音:1935年4月5日
原盤:Columbia 68741/42-D in album X-68 (XCO 17117-2, 17118-1 & 17119-1)
(4)録音:1935年4月22日原盤:Columbia 68321-D & 68742-D (XCO 17326-1 & 17325-1)
(5)録音:1935年/原盤:New Music Quarterly Recordings Vol. 3,- 1 (R-574)
(6)録音:1947年/原盤:Concert Hall AL (CHS 136/7)
(7)録音:1947年/原盤:Concert Hall album C-10 (CHS 356/60)
(8)録音:1947年/原盤:Concert Hall album C-10 (CHS 361)
(9)録音:1949年5月23日、ロンドン、イギリス原盤:Decca K 2372 (AR 13657-1 & 13658-1)
LP録音より前のコープランドの録音をすべて収めた初のCD。初復刻となる音源もあるとのことです。

Ars Produktion
ARS-38541(1CD)
フランスのトランペット音楽
モーリス・エマニュエル(1862-1938):コルネットまたはフリューゲルホルンとソナタ Op.29(1936)
モーリス・ル・ブシェール(1882-1964):トランペットとスケルツォ・アッパショナート(1934)
シャルル・ケクラン (1867-1950):ケルヴェレアンの歌(管楽器と)Op.197(1940)
フローラン・シュミット:トランペットと組曲 Op.133(1955)
ジャン・フランセ:トランペットとソナティネ(1952)
イベール:トランペットと即興曲(1951)
アンリ・マルテッリ(1895-1980):コルネットと小協奏曲 Op.99(1963)
レイモン・ガロワ=モンブラン(1918-1994):トランペットとサラバンドとフィナーレ(1949)
マルセル・ミハロヴィチ(1898-1985):トランペットとスケルツォ=ワルツ(1958)
篠原眞(1931-):トランペットと3つの協奏的楽曲(1960)
ラインホルト・フリードリヒ(Tp)
竹沢絵里子(P)

録音:2008年10月31日-11月4日、ジーメンスヴィラ、ランクヴィッツ、ベルリン、ドイツ
ラインホルト・フリードリヒは1958年ドイツのヴァインガルテンに生まれたトランペット奏者。1983年から1999年までフランクフルトRSO首席奏者。2003年以来2017年現在ルツェルン祝祭Oの首席トランペット奏者。1989年以来2017年現在カールスルーエ音楽大学教授。竹沢絵里子は広島に生まれカールスルーエ音楽大学で学んだピアニスト。ソロ、ピアノ・デュオの他、ラインホルト・フリードリッヒをはじめ高名な管楽器奏者の伴奏者としても知られています。
Ars Produktion
ARS-38542(1CD)
レッツ・ダンス!
D・スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.96/同 ロ短調 K.87/同 ニ長調 K.29
F・クープラン:クラヴサン曲集第3巻 から
修道女モニク/悲し気なニワムシクイ/ティク・トク・ショク
ショパン:3つのマズルカ Op.59
ドビュッシー:ピアノのために
ガーシュウィン:3つの前奏曲
カプースチン:ピアノ・ソナタ Op.62-6
ハンナ・シバーエヴァ(P)

録音:2016年2月29日-3月1日、バウアー・スタジオ、ルードヴィヒスブルク、ドイツ
ハンナ・シバーエヴァ(シバイエヴァ、シベーヴァ)は1979年ベラルーシのミンスクに生まれたピアニスト。1999年以降オランダに在住し、Et'cetera他のレーベルから既に十数枚のCDをリリースしています。
Ars Produktion
ARS-38217(1SACD)
ブラームス、ベルク:ピアノ作品集
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.5
 3つの間奏曲 Op.117
ベルク:ピアノ・ソナタ ロ短調 Op.1
ヴァンサン・ラルデル(P)

録音:2016年7月4-6日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ヴァンサン・ラルデルはリュエル・マルメゾン地方音楽院(フランス)で学んだ後リューベック音楽大学(ドイツ)でブルーノ・レオナルド・ゲルバーに師事したフランスのピアニストで、2017年現在スタインウェイ・アーティスト。当レーベルへの録音は「ラヴェル:オーケストラル&ヴィルトゥオーゾ・ピアノ作品集」(ARS-38146)、「ラヴェル、シュミット:ピアノ協奏作品集」(ARS-38178)に続き3枚目です。
Ars Produktion
ARS-38224(1SACD)
ラヴェル、シューベルト、ムソルグスキー:ピアノ作品集
ラヴェル:夜のガスパール
シューベルト(リスト:編):水車屋と小川/水の上で歌う
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
レティシア・ゴメス=タグレ(P)

録音:2016年9月6-8日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
レティシア・ゴメス=タグレはメキシコのピアニスト。Urtextレーベルへの録音を経て当レーベルより「ダンス・パッション 舞曲集」(ARS-38183)をリリースし注目を集めました。
Ars Produktion
ARS-38225(1SACD)
シューマン:クライスレリアーナOp.13
森の情景Op.82
暁の歌Op.133
エンデニヒの死のコラール「わが死の時に臨みて」(ピアノのため)
フロリアン・グレムザー(P)

録音:2016年9月6-8日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
1990年生まれのドイツのピアニスト、フロリアン・グレムザーのデビューCD。フロリアンはヴュルツブルク音楽大学で父親であるベルント・グレムザー(1962年生まれ)に師事。2007年にオーケストラと初共演。
Acte Prealable
AP-0382(1CD)
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):ピアノ作品集 Vol.3
3つのクラコヴィエンヌ Op.5(ユゼフ・イグナツィ・クラシェフスキに献呈)
3つの小品 Op.22
歌(ドゥムカ)/ウクライナ民俗舞曲(トレパーク)
ポーランドの悲歌(古い屋敷で)
ポーランド舞曲
憂鬱なクラコヴィエンヌ Op.23a/マズルカ Op.23b
3つの小品 Op.26
クラコヴィエンヌ/ウクライナの小唄/ポロネーズ
映像(6つの性格的小品)Op.27
予想外に/ピカドール/モノローグ/クラコヴィエンヌ/牧歌/ジプシー
2つの小品 Op.15(アレクサンデル・ミハウォフスキに献呈)*
ウクライナの歌(ザドゥムカ)/ポーランドの農民の舞曲
アンナ・ミコロン(P)

録音:2017年1月、ヤヌシュ・ハイドゥン・コンサート・スタジオ、グダンスク放送、グダンスク、ポーランド(*以外)
2015年6月、グダンスク音楽アカデミー・コンサートホール、グダンスク、ポーランド*
ジグムント・ノスコフスキはワルシャワに生まれ、ワルシャワとベルリンで学んだ作曲家・指揮者。音楽教師としてカロル・シマノフスキやグジェゴシュ・フィテルベルクらを輩出しました。
Acte Prealable
AP-0385(1CD)
イグナツィ・クシジャノフスキ(1826-1905):ピアノ作品集 Vol.1
マズルカ ハ長調 Op.54-1
マズルカ イ長調 Op.54-2
即興曲イ長調 Op.52/クラコヴィエンヌ嬰ハ長調 Op.31-2
セレナード ト長調 Op.51/メヌエット ト長調 Op.48/ドゥムカ ト短調 Op.53
マズルカ ト長調/ドゥムカ ハ短調/夜想曲ハ長調 Op.25/ガヴォット ハ長調 Op.56
夜想曲ト短調 Op.50-1/夜想曲ヘ長調 Op.50-2
クラコヴィエンヌ嬰ヘ長調 Op.47
ロマンス変イ長調(アレクサンデル・ミハウォフスキに献呈)
即興曲変ロ短調(アレクサンデル・ミハウォフスキに献呈)
夜想曲変ホ長調 Op.55-1/ワルツ変イ長調 Op.49-1
ワルツ変ニ長調 Op.49-2/夜想曲ヘ長調 Op.55-2/ポロネーズ変イ長調 Op.20
ローラン・ラミー(P)
イグナツィ・クシジャノフスキはポーランドのオパトフに生まれたピアニスト・作曲家・ピアノ教師・音楽批評家。フランチシェク・ミレツキ(1791-1862)に師事した後パリ音楽院で学び、ピアニストとして大成功を収めました。帰国後はピアノ教師としても最高の評価を得ました。作曲家としても数多くのピアノ曲を高く評価されていましたが没後には忘れ去られてしまいました。他の多くのポーランド人作曲家と同様、当レーベルのCDによって再評価されることが期待されます。
ローラン・ラミーはワルシャワでイェジ・ジュラフレフ(1887-1980、ショパン国際ピアノ・コンクールの創始者)に師事したフランスのピアニスト。2017年現在ディエップ地方音楽院教授。ショパンの全作品をレパートリーとしているほか、ポーランド音楽を得意としています。
Acte Prealable
AP-0388(1CD)
アントニ・コントスキ(1817-1899):ピアノ作品集 Vol.1
3つの瞑想曲 Op.42
非難/出発/望郷
1つのポロネーズと6つのマズルカ Op.44
ポロネーズ ト短調/オベルタス ハ長調/マズルカ イ短調/マズルカ ハ長調
マズルカ ト長調/マズルカ ニ長調/マズルカ イ長調/マズルカ イ短調
ロマンス「私を覚えていて」によるメロディーのスケッチ()Op.99
私を忘れないで(歌詞のないロマンス)Op.152
眠り草(夢想)Op.246
ああ!あなたを愛していると(歌詞のないロマンス)WoO
午後の風(メロディー)WoO
スワヴォミル・ドブジャンスキ(P)

録音:2016年11月14-16日、アルトゥル・マラフスキ・フィルハーモニー・ホール、ジェシュフ、ポーランド
アントニ・コントスキはクラクフの音楽一家に生まれたポーランドのピアニスト・作曲家。幼時よりピアノの才能を発揮し国内外で演奏。モスクワでジョン・フィールド(1782-1837)に作曲とピアノを、ウィーンでジーモン・ゼヒター(1788-1867)に作曲、ジギスモント・タールベルク(1812-1871)に師事。ヴィトゥオーゾ・ピアニストとして国際的に活躍し、晩年にはアメリカ合衆国西海岸や極東を含むツアーも敢行。彼はショーマンシップも備えており、現存する唯一のベートーヴェンの弟子を自称、また鍵盤の上に折り畳んだ毛布を乗せ手を隠して弾くという芸を披露することもありました。作品は400を超え、その多くは演奏に高度な技巧を要するピアノ曲です。
スワヴォミル・ドブジャンスキはワルシャワ音楽アカデミーおよびコネチカット大学(アメリカ合衆国)で学んだポーランドのピアニスト・音楽著作家。2006年、マリア・シマノフスカ(ポーランドのピアニスト・作曲家;1789-1831)の英語での世界初の伝記を出版。2013年には当レーベルよりシマノフスカのピアノ作品全曲録音を発表しました(AP-0281-0283)。
Ars Produktion
ARS-38229(1SACD)
ラルパ・ノットゥルナ(夜のハープ)〜ハープ独奏の為の音楽
リスト(アンリエット・ルニエ編):ナイチンゲール [Le rossignol] (ハープの為の版)
ヒンデミット:ハープ・ソナタ(1939)
グリンカ:ハープの為の夜想曲(1828)
ヴィルヘルム・ポッセ(1852-1926):「ヴェネツィアの謝肉祭」による変奏曲(1919)
アミ・マヤーニ(1936-):Maqamat(1984)
ニーノ・ロータ(1911-1979):サラバンドとトッカータ(ハープの為の;1945)
シューベルト(エリーザベト・プランク編):夜曲 ハ短調 Op.36-2 D 672(ハープの為の版)
アンリエット・ルニエ(1875-1956):ルコント・ド・リールの「妖精たち」による伝説(ハープの為の;1901)
エリーザベト・プランク(Hp)

録音:2016年12月13-15日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
1991年ウィーン生まれのハープ奏者、エリーザベト・プランクのデビューCD。エリーザベト・プランクは7歳でハープを習い始め、何とその2年後にはウィーン音楽大学準備課程への入学を許されるという天才ぶりを発揮。2009年から2015年までアーデルハイト・ブロフスキー=ミラーに師事。17歳でウィーンのコンツェルトハウスにてソロ・リサイタル・デビュー。2016年10月、来日し関西地区で演奏。2018年にはウィーンのムジークフェライン・デビューが予定されています。

UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-4842(1CD)
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲 Op.34
ピアノ五重奏曲ト短調 Op.57*
ミハイル・リフィッツ(P)
シマノフスキ・カルテット
ミハイル・リフィッツは1982年ウズベキスタンのタシケントに生まれたピアニスト。13歳でラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を弾きデビュー。ハノーファー音楽演劇大学でカールハインツ・ケンマーリングおよびベルント・ゲツケに、イーモラ国際ピアノ・アカアデミーでボリス・ペトルシャンスキーに師事。2009年、第57回フェルッチョ・ブゾーニ国際ピアノ・コンクール優勝。2012年、ヴァイオリンのヴィルデ・フラングとのデュオで来日。2016年には同じデュオでアメリカ合衆国・カナダ・日本ツアーを行いました。シマノフスキ・カルテットは1995年ポーランドのワルシャワで結成。
UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-5068(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D 784
ピアノ・ソナタ第21番変ロ短調 D 960
幻想曲(グラーツ幻想曲)ハ長調 D 605a
マリア・ペロッタ(P)

録音:ライヴ
マリア・ペロッタはイタリア南部のコゼンツァに生まれ、コゼンツァ音楽院、ミラノのG.ヴェルディ音楽院、パリのエコール・ノルマル音楽院、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院で学び、2017年現在パリ在住のピアニスト。
UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-5087(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 ピエトロ・デ・マリア(P)
ピエトロ・デ・マリアは1967年ヴェネツィア生まれ。ヴェネツィア音楽院を卒業後ジュネーヴ音楽院でマリア・ティーポに師事し1988年最高栄誉付一等ヴィルトゥオーゾ賞を受賞。バッハからリゲティにわたるレパートリーを擁し、またショパンのピアノ独奏用全作品を公開演奏した最初のイタリア人ピアニストでもあります。
UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-5022(2CD)
バッハとともに40年
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 から アリアと第1変奏
チェンバロ協奏曲第3番ニ長調 BWV 1054 から アレグロ*
平均律クラヴィーア曲集第1巻 から 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 846
イタリア協奏曲 BWV 971 から アレグロ
フランス組曲第3番ロ短調 BWV 814 から メヌエット I & II
パルティータ第6番ホ短調 BWV 830 から トッカータ
2声のインヴェンション から 第8番ヘ長調 BWV 779
マタイ受難曲 BWV 244 から われを憐れみたまえ
フランス組曲第5番ト長調 BWV 816 から サラバンド
イギリス組曲第5番ホ短調 BWV 810 から アルマンド
フルートとチェンバロの為のソナタ変ホ長調 BWV 1031 から シチリアーナ+
チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調 BWV 1056 から ラルゴ(アリオーソ)
平均律クラヴィーア曲集第2巻 から 前奏曲とフーガ嬰ハ短調 BWV 873
イギリス組曲第6番ニ短調 BWV 811 から ガヴォット I & II
音楽の捧げ物 BWV 1079 から
3声のリチェルカーレ,トリオ・ソナタ II(アレグロ)
チェンバロ協奏曲第2番ホ長調 BWV 1053 から アレグロ
フーガの技法 BWV 1080 から コントラプンクトゥス第1番,オクターヴのカノン
3声のインヴェンション から 第11番ト短調 BWV 797
平均律クラヴィーア曲集第2巻 から 前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV 881
フランス組曲第2番ハ短調 BWV 813 から アルマンド
イギリス組曲第2番イ短調 BWV 807 から 前奏曲
パルティータ第1番変ロ長調 BWV 825 から ジグ
2声のインヴェンション から 第13番イ短調 BWV 784
カプリッチョ変ロ長調「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV 992 から 郵便馬車のラッパを模したフーガ
3声のインヴェンション から 第12番イ長調 BWV 798
平均律クラヴィーア曲集第2巻 から 前奏曲とフーガ第15番ト長調 BWV 884
フルートとチェンバロの為のソナタ イ長調 BWV 1032 から ラルゴ・エ・ドルチェ+
リュート組曲ホ短調 BWV 996 からサラバンド
チェンバロの為のアダージョ ト長調 BWV 968
チェンバロ・ソナタ イ短調 BWV 965 から アルマンド
平均律クラヴィーア曲集第2巻 から 前奏曲とフーガ第6番ニ短調 BWV 875
チェンバロの為の4つのデュエット から 第1番ホ短調 BWV 802
ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 から アリア・ダ・カーポ
[ボーナス・トラック]
バッハ/グノー(1818-1893):アヴェ・マリア
J・シュトラウス:ペルシャ行進曲
ラミン・バーラミ(P)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO*
リッカルド・シャイー(指)*
マッシモ・メルチェッリ(フルート+)
既発売録音からの編集盤。ラミン・バーラミは1976年イランのテレラン生まれのピアニスト。裕福な家庭に生まれながら1979年のイラン革命により父親は投獄され(1991年に刑務所で死亡)、本人は11歳の時にヨーロッパへの移住を余儀なくされましたが、在テヘラン・イタリア大使館のはからいで奨学金を得てミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院、イーモラ国際ピアノ・アカデミー、シュトゥットガルト音楽大学で学びました。幼時よりバッハに興味を持っていたラミン・バーラミはすでにバッハの多くの作品を録音しています。

MELODIYA
MEL-1002487(1CD)
NX-B04
ヴラディスラフ・ハンドギー/ピアノ・リサイタル
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ヘ長調 K332
ショパン:マズルカ Op.6-1 嬰ヘ短調
 マズルカ Op.6-2 嬰ハ短調
 マズルカ Op.6-3 ホ長調
 マズルカ Op.6-4 変ホ短調
 夜想曲 変ホ長調 Op.55-2
クライスラー(ラフマニノフ変):愛の悲しみ
ラフマニノフ:前奏曲 ニ長調 Op.23-4
リスト:メフィスト・ワルツ 第1番 S514
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲 Op.2
ヴラディスラフ・ハンドギー(P)

録音:2016年10月
ベラルーシに生まれ、2014年、13歳の時にロシアのKULTUREテレビが主催した若手奏者のためのコンクール 「Nutcracker」で160名の参加者を制して優勝、注目を浴びたヴラディスラフ・ハンドギー。 2年間で著しく成長し、2016年、デニス・マツーエフが主宰した「グランド・ピアノ国際ピアノ・コンクール」において弱冠 15歳で名誉賞を獲得、このアルバムを録音する権利を獲得しました。 年齢を超えた音楽的成熟は他を圧倒するも、彼自身は「上達する方法は日々練習を重ねることのみ」をモットーにし ているという勤勉さも持ち合わせています。

Resonus
RES-10120(2CD)
NX-C08
バッハ:クラヴィーア練習曲集 第3集
1.前奏曲 変ホ長調「聖アン」BWV 552/1
2.永遠の父なる神よ BWV 669
3.すべての世の慰めなるキリストよ BWV 670
4.聖霊なる神よ BWV 671
5.永遠の父なる神よ BWV 672
6.すべての世の慰めなるキリストよ BWV 673
7.聖霊なる神よ BWV 674
8.いと高きところにいます神にのみ栄光あれ BWV 675
9.いと高きところにいます神にのみ栄光あれ BWV 676
10.「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」によるフゲッタ BWV 677
11.これぞ聖なる十戒 BWV 678
12.「これぞ聖なる十戒」によるフゲッタ BWV 679
13.われらみな唯一なる神を信ず BWV 680
14.「われらみな唯一なる神を信ず」によるフゲッタ BWV 681
15.天にいますわれらの父よ BWV 682
16.天にいますわれらの父よ BWV 683
17.われらの主キリスト、ヨルダン川に来り BWV 684
18.われらの主キリスト、ヨルダン川に来り BWV 685
19.深き苦しみの淵より、われ汝に呼ばわる BWV 686
20.深き苦しみの淵より、われ汝に呼ばわる BWV 687
21.われらの救い主なるイエス・キリスト BWV 688
22.「われらの救い主なるイエス・キリスト」によるフーガ BWV 689
23.デュエット第1番 ホ短調 BWV 802
24.デュエット第2番 ヘ長調 BWV 803
25.デュエット第3番 ト長調 BWV 804
26.デュエット第4番 イ短調 BWV 805
27.フーガ 変ホ長調 「聖アン」 BWV 552/2
スティーブン・ファー(Org)

録音:2013年4月3-4日
バッハの「クラヴィーア練習曲集 第3集」は別名「ドイツ・オルガン・ミサ」とも呼ばれています。キリエとグローリア、教理問答コラール、 そして4つのデュエットを“聖アン”と呼ばれるプレリュードとフーガではさみ、一つのミサ曲として構成されたこの曲は、合唱を加えること もありますが、基本的にオルガン独奏のみでルター派の「神の教え」を表現するという大作です。 演奏者のスティーブン・ファーは、ギルフォード大聖堂のオルガニスト。バロックから現代まで幅広いレパートリーを持ちますが、 バッハの録音はこのアルバムが初めてです。ケンブリッジのトリニティカレッジ教会のメッツラー・オルガンの荘厳な音色も聴きどころ。

H.M.F
HMM-902282(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
ソナタ第21番 変ロ長調 D960
ソナタ第13番 イ長調 op.120 D664
ハ ヴィエ ル・ペリアネス(P)

録音:2016年12月、マヌエル・デ・ファリャ・オーディトリウム(スペイン)
スペインの俊英、ハヴィエル・ペリアネス最新盤。シューベルトのソナタ集です。ペリアネスのじめじめしていない音色が、純粋にシューベルトの広い世 界を明るく照らしだします。第13番D.664は1819年(1825年の説も)、シューベルトが20代前半に書いたものですが、愛らしい旋律、内声部ま で書き込まれていて充実した秀作です。シューベルト最晩年の作品と並べることで、シューベルトの才能の深化がいかに早かったかということを思い知る と同時に、その旋律の純粋な美しさにあらためて感動をおぼえます。


APR
APRCD-6022(2CD)
レフ・プイシュノフ〜78回転録音全集&SAGA・LP録音選集
(1)バッハ(サン=サーンス編):カンタータ第29番 BWV.29より 序曲
(2)ベートーヴェン(サン=サーンス編):「アテネの廃墟」より 回教僧の合唱
(3)シューベルト(プイシュノフ編):「ロザムンデ」D.797より バレエ音楽第2番
(4)ショパン:練習曲第21番変ト長調 Op.25-9「蝶々」
ショパン:練習曲第4番嬰ハ短調 Op.10-4
リスト:小人の踊り S.145-2
(5)ドビュッシー:アラベスク第2番ト長調
(6)グラズノフ:ポルカ Op.42-2
(7)ラフマニノフ:ユモレスク ト長調 Op.10-5(1894年初稿版)
(8)プイシュノフ:雨が降る時
(9)プイシュノフ:小さなワルツ
プイシュノフ:オルゴール
(10)シューベルト(プイシュノフ編):「ロザムンデ」D.797より バレエ音楽第2番
(11)シューベルト(ゴドフスキー編):楽興の時第3番ヘ短調 D.780-3,Op.94-3
(12)シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894,Op.78「幻想」
シューベルト:即興曲変イ長調 D.935-2,Op.142-2
(13)リスト:森のささやき S.145-1
リスト:小人の踊り S.145-2
(14)アルベニス(グノー編):タンゴ Op.165-2
(15)サン=サーンス(ゴドフスキー編):白鳥
(16)パデレフスキ:奇想曲 Op.14-3
(17)グラズノフ:ポルカ Op.42-2
(18)ラフマニノフ:前奏曲変ロ長調 Op.23-2
ラフマニノフ:道化師嬰ヘ短調 Op.3-4
グレインジャー:シェパーズ・ヘイ
(19)ショパン:練習曲第13番変イ長調 Op.25-1「エオリアン・ハープ」 Op.25-2
ショパン:マズルカ第21番嬰ハ短調 Op.30-4
(20)ショパン:夜想曲第9番ロ長調 Op.32-1
(21)ショパン:ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1「華麗なる円舞曲」
(22)ショパン:夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2
ショパン:子守歌変ニ長調 Op.57
ショパン:舟歌嬰ヘ長調 Op.60
ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調
グラズノフ:主題と変奏 Op.72
レフ・プイシュノフ(P)

録音:(1)1922年10月
(2)1923年12月
(3)(4)1922年10月
(5)(6)(7)1923年12月
(8)1922年10月
(9)1923年12月
(10)1926年5月
(11)1927年5月20日
(12)1928年3月
(13)1929年2月
(141927年5月20日
(15)1929年3月
(16)1927年5月20日
(17)1926年5月
(18)1927年5月20日
(19)1948年9月10日
(20)1948年6月25日
(21)1948年7月1日
(22)1958年
20世紀前半、主にイギリスで活躍した知られざるロシアの伝説的ピアニスト、レフ・プイシュノフ(1891−1959)が、Columbia、HMV、Sagaに遺した貴重な録音の数々がAPRから復活! 1891年にオデッサで生まれたプイシュノフは、サンクトペテルブルク音楽院で、シモン・バレルやマリア・ユーディナの師でもあるアネット・エシポフ=レシェティツキー(アンナ・エシポワ)にピアノを師事。その後、ロシア革命の勃発に伴い祖国から脱出し、ペルシャ、パリを経て、活躍の場となるロンドンにたどり着くなど、激動の時代を生き抜いた20世紀の名ピアニストです。 プイシュノフの78回転録音の全曲収録は、名エンジニア、マーク・オーバート=ソーンがプロデューサー、リマスタリング・エンジニアを務めたこのAPR盤が初。最晩年の1958年に録音されたショパンとグラズノフの復刻も話題を集めることでしょう! また、エグゼクティヴ・プロデューサーのマイケル・スプリング自らが執筆したブックレット内の「The mystery of Pouishnoff’s Saga recordings」(英文)も要注目の内容です。

Delphian
DCD-34193(1CD)
夢と幻想〜独奏ギターのためのイギリス音楽
ウォルトン:5つのバガテル
L.バークリー:ギターのためのソナティナ Op.52-1
ダウランド:前奏曲、失われし望みのファンシー、幻想曲
アーノルド:ギターのための幻想曲 Op.107
ブリテン:ダウランドによるノクターナル Op.70
ショーン・シャイベ(G)
エジンバラの本格クラシック・レーベル「Delphian」から、スコットランドの若き天才ギタリスト、ショーン・シャイベのソロアルバムが登場!
1992年、日本人の母親とスコットランド人の父親の間にエジンバラで生まれ、スコットランド王立音楽院で学んだショーン・シャイベ。その並外れた実力が認められ、BBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選ばれた最初のギタリスト、またボルレッティ=ブイトーニ財団の奨学金を受けた唯一のソロ・ギタリストとして活躍。ロイヤル・オーバーシーズ・リーグのゴールド・メダルや、アイヴォー・メイランツ・ギター賞など多くの賞を受賞しています。
そんな新世代の実力派ギタリスト、ショーン・シャイベのファースト・ソロ・アルバムは、ウォルトン、バークリー、アーノルド、ブリテンがジュリアン・ブリームのために書いた作品とジョン・ダウランドの作品を収録。世界に羽ばたくスコットランドの若き天才ギタリスト、ショーン・シャイベにご注目ください!

Etcetra
KTC-1504(1CD)
シューベルト:4手連弾のための作品集 Vol.4
8つの変奏曲変イ長調 D.813
2つの性格的な行進曲 D.886
4つのポロネーズ D.599
3つの英雄的行進曲 D.602
ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)、
ヴェールレ・ペーテルス(フォルテピアノ)

録音:2016年12月、ベルギー
使用楽器:Trondlin (ライプツィヒ1825−1830)
クイケンやドンブレヒトとの共演も多いベルギーの鍵盤奏者ヤン・フェルミューレン。ナネッテ・シュトライヒャー製のフォルテピアノを使用し、全6巻CD12枚組にわたるシューベルトのピアノ作品集を完成させたフェルミューレンが新たにスタートしたプロジェクトは、弟子でもあるヴェールレ・ペーテルスとともに進行する4手連弾作品集。第4弾では、行進曲やポロネーズなど、シューベルトの華麗で勇壮的な作品が、当時のフォルテピアノの響きで蘇る。
Etcetra
KTC-1589(1CD)
ジェフスキー:「不屈の民」変奏曲 ダーン・ファンドヴァール(P)

録音:2016年10月18日ー19日、ブルッヘ・コンセルトヘボウ(ブルージュ・コンサートホール/ベルギー)
現代アメリカのコンポーザー=ピアニスト、フレデリック・ジェフスキー(b.1938)の代表作、「「不屈の民」変奏曲」の新たな録音がEt'ceteraから登場!「不屈の民」変奏曲は、チリの作曲家セルヒオ・オルテガの革命家「団結した民衆は決して敗れることはない」に基づく36の変奏曲で、ジャズや即興、現代音楽などの手法も用いながら様々な変奏が繰り広げられ、一時間余りを要する大作。この20世紀ピアノ音楽の中でも屈指の難曲とされる「不屈の民」変奏曲に挑むのは、20世紀と21世紀のアメリカのピアノ音楽を中心に、現代音楽、実験音楽のスペシャリストとして活躍するベルギーのピアニスト、ダーン・ファンドヴァール。2017年には、ジェフスキーの「Songs of Insurrection」の世界初演も果たしているファンドヴァール。マルク=アンドレ・アムランや高橋悠治の録音に続く、新たな「不屈の民」名盤となるか!? 現代ピアノ・ファン、超絶作品ファン要注目!

Profil
PH-17032(1CD)
ラフマニノフ:7つのサロン小品集Op.10
ショパンの主題による変奏曲Op.22
エカテリーナ・リトヴィンツェヴァ(P)

録音:2016年2月1-3日、6月20-22日/ザールランド放送局(ザールブリュッケン)
1986年オホーツク海沿岸の町マガダンに生まれ、15歳の時に家族とともにモスクワへ移り、イリーナ・ガブリロワ、アレクサンドル・ムンドヤンツ、 エカテリーナ・デルジャヴィナに師事。若手ながら深い楽譜の読みと堂々とした演奏で、将来が楽しみな逸材です。今回のアルバムは得意なラフマニノフ。 意外に録音のない7つの小品全曲が大歓迎ですが、若きラフマニノフのナイーヴな感性が彼女本人のものと相まって、じっくり聴かせてくれます。30分 の大作「ショパンの主題による変奏曲」も技巧はもちろん構成の巧さに感心させられます。 (Ki)

Goodies
78CDR-3683(1CDR)
ラザール・レヴィ〜日本録音集
クープラン:ゆりの花ひらく/葦
シューベルト:即興曲変イ長調Op.142-2
ラザール・レヴィ:ワルツ集(1)
 ワルツ集(2)
ショパン:マズルカ第2番嬰ハ短調Op.6-2
 マズルカ第31番変イ長調Op.50-2
シューマン:夕べに、夢のもつれ
ラザール・レヴィ(P)

日本ビクター SD53/5 VICTOR SD-53/5(Japan)
録音:1950年10月東京・築地ビクタースタジオ
この録音は第2次世界大戦後、初めて来日した外国人アーティスト、ラザール・ レヴィ(1882-1964)が日本ビクターに録音した1950年録音のSP盤復刻。レヴィ はパリ音楽院でルイ・ディエメール(1843-1919)に師事し、1898年に一等賞を 得た。1914年からパリ音楽院教授をつとめ、1953年に退任したが、その間1916 年から21年と1941年から44年に、ドイツ軍のパリ占領のため地下に潜伏した。 レヴィの弟子には、クララ・ハスキル、 モニク・アース、イヴォンヌ・ロリ オ他、日本人ピアニストの安川加壽子、原智恵子、井上二葉、田中希代子、 遠藤郁子、他が居る。レヴィのレコード録音はたいへん少なく、この復刻の他 にモーツァルト:幻想曲ハ短調K.475(1931年録音)はモーツァルト「伝説の録音」 第2巻のCD23(飛鳥新社)に収録されている。 (グッディーズ)

NEOS
NEOS-21501(1CD)
「ファンタジア」〜連弾のための作品集
パーセル(クルターク編):1 つの音の上のファンタジア(1 台4 手連弾)
モーツァルト(ブゾーニ編):自動オルガンのための幻想曲K.608(2 台ピアノ)
シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D940(1 台4 手連弾)
スクリャービン:2 台ピアノのための幻想曲(2 台ピアノ)
ラフマニノフ:幻想曲Op.5(組曲第1番)(2台ピアノ)
グラウシューマッハー・ピアノ・デュオ

録音:2014年12月8〜11日
グラウシューマッハー・ピアノ・デュオはアンドレアス・グラウとゲッツ・シュマッハーによるコンビで、ピアノ連弾(1 台 4 手、2 台ピアノ)による現代曲の紹介を積極的に行っており、10 枚以上のアルバムをリリースしています。世界有数のピアノ・デュオによる最新作は「幻想曲」をテーマに作品をセレクト。 ラフマニノフの“幻想曲 Op.5”は 4 曲から成り、詩からインスピレーションを得て作曲されたもの。4 曲それぞれに引用された詩の個性が浮き彫りにされ、ラフマニノフらしい抒情が溢れ出た名曲です。シューベルトの“幻想曲 ヘ短調 D940”は、シューベルトが亡くなった1828 年に作曲された切ない美しさを湛えた最晩年の名作。

HUNGAROTON
HCD-32784(2CD)
バッハ:フーガの技法 BWV1080 バーリント・カロシ(オルガン、チェンバロ、クラヴィコード)
2008年のバッハ国際コンクールのオルガン部門の覇者、バーリント・カロシが満を持してフーガの技法を録音しました。バッハの最高傑作にして謎の 多いこの作品は楽器指定がなく、演奏・解釈ともに難曲として知られます。今回カロシはオルガン、チェンバロ、クラヴィコードを弾き分け、多彩な音色 でこの大作に挑みました。 バーリント・カロシは1979年、ブタペスト生まれ。6歳でピアノとクラリネットを学び、オルガンは17歳よりはじめました。リスト音楽院で学んだ後、 リオネル・ロッグに師事、その後バッハ国際コンクールにて優勝、さらに2012年ミシガン大学における即興コンクールで優勝するなど、その才能は瞬く 間に開花しました。現在は欧米諸国を中心に演奏活動をする一方で作曲家としても才能を発揮しております。HUNGAROTONレーベルからJ.S. バッハ のクラヴィーア練習曲集第3部(HCD 32745)をリリースしており、硬派な解釈が光る秀演を披露しております。 (Ki)

Hanssler
HC-17009(1CD)
バルトーク:ピアノ独奏曲全曲集 Vol.4
「こどものために」【1.-21.第1巻/22.-40.第2巻/41.-62.第3巻/63.-78.第4巻】
アンドレアス・バッハ(P)

録音:2010年8月/WDRフンクハウス(ケルン)
バルトークの名手、アンドレアス・バッハによるピアノ独奏曲全曲録音。第4弾は「こどものために」(全4巻)が収録されました。1908年から翌 1909年にかけて作曲された「こどものために」は4巻(79曲)からなる教育用の小品で、第1&2巻は主にハンガリー民謡をもとに、第3&4巻は主 にスロヴァキア民謡をもとに、それぞれ書かれています。なお、同集の初版には85曲含まれていましたが、1945年のバルトーク自身による改訂版で6 曲が除去されました。(当ディスクでは第4巻の第14&15曲ラプソディが同一のトラック(76トラック)に収録されているため全78トラックとなってお ります。)当曲集も土着の音楽を民俗的語法によるバルトークの作品を堪能することができます。 アンドレアス・バッハは2004年にバルトークのピアノ独奏作品のアルバムを1枚リリースしましたが、当シリーズではバルトークが残したピアノ独奏 曲作品全曲を6つのアルバムに分けてリリースを予定しており、第1集"円熟したバルトーク"(98 042)、第2集"ロマンティック・バルトーク"(98 043)、第3集"バルトークと民俗音楽"(HC 16020)、第4集"こどものために"そして、第5集"ミクロコスモス"、第6集"若きバルーク"で構成 される予定です。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-031(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
幻想曲 Hob.XVII: 4 ハ長調
ソナタ Hob.XVI: 37 ニ長調
ソナタ Hob.XVI: 31 ホ長調
ソナタ Hob.XVI: 32 ロ短調
ソナタ Hob.XVI: 46 変イ長調
ソナタ Hob.XVI: 26 イ長調
カプリッチョ.ト長調 「8人のへぼ仕立屋に違いない」Hob.XVIII-1
フランチェスコ・コルティ(Cemb/David Ley, J.H,グレープナー(1739)のコピー)

録音:2015年9月
1984年イタリア生まれのチェンバロ奏者、コルティの登場。ミンコフスキ率いるレ・ミュジシャン・ドゥ・ルーヴルのメンバーでもあるコルティは、ミ ンコフスキの指揮でハイドンを演奏した経験ももっており、ここでも、非常に生き生きと豊かな表情が魅力の演奏を展開しています。最後の「8人のへぼ 仕立て屋に違いない」ではミンコフスキ流のびっくりするようなユーモラスないたずらも聴かれます。 (Ki)

MUSO
MU-015(1CD)
シューベルト:即興曲集
4つの即興曲 D899(op.90)
4つの即興曲 D935(op.142)
アマンディーヌ・サヴァリー(P)

録音:2016年6月12-14日
前作のJ.S.バッハ:トッカータ集(MU-007)が好評だったアマンディーヌ・サヴァリー第2弾。今回彼女が取り上げたのはシューベルトの即興曲。サヴァ リーは、1985年生まれのフランスのピアニスト。ダリ・ピアノトリオのピアニストとしても活躍しており、室内楽ではアルテミス弦楽四重奏団やメナヘム・ プレスラーの薫陶を受けています。そしてなによりブレンデルの教えを受けることが許された数少ないピアニストの一人。高潔かつ純度の高いシューベルト が展開されています。 (Ki)

CAvi
4260085-533572(1CD)
ウストヴォリスカヤ:ピアノ・ソナタ全集
第1番 (1947)/第2番 (1949)
第3番 (1952)/第4番 (1957)
第5番 (1986)/第6番 (1988)
アントニー・バリシェフスキー(P)

録音:2016年2月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
ガリーナ・ウストヴォリスカヤ(1919-2006)はショスタコーヴィチ門下の女性作曲家。旧ソ連にありながら、調性も小節線も持たない前衛的な作風を 展開させた異色の存在でした。ウストヴォリスカヤは生涯に6篇のピアノ・ソナタを作曲しましたが、いずれも個性的。第1番はショスタコーヴィチに師 事している時期の作。師の影響を感じさせます。第5番と6番は後期の作で、どちらも狭い音程のトーンクラスターに終始し、鐘の音を思わせます。「20 世紀末のムソルグスキー」ともいうべき作風が興味津々です。
アントニー・バリシェフスキーは1988年生まれのウクライナのピアニスト。生地で学んだ後、パリのエコール・ノルマルで研鑽を重ねた。2014年に 行われたアルトゥール・ルビンシュタイン国際コンクールで優勝、直後に来日公演も行っています。CAviレーベルではムソルグスキー&スクリャービンの アルバムに次ぐ第2弾。ウストヴォリスカヤのピアノ・ソナタはこれまでもいくつか録音がありますが、フレッシュな感性が光り、ようやく作品の魅力に肉 薄するものが現れたと申せましょう。 (Ki)

Perfect Noise
PN-1701(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ全集Vol.1
第2番ハ長調Hob.XVI:7
第1番ト長調Hob.XVI:8
第35番ハ長調Hob.XVI:35
第49番嬰ハ短調Hob.XVI:36
第50番ニ長調Hob.XVI:37
第59番変ホ長調Hob.XVI:49
エ ルンスト・モリッツ(P)

録音:2015年スタイングレーバー室内楽ホール、バイロイト
ワーグナーの聖地バイロイトに工房を置くピアノ製作所シュタイングレーバー&ゼーネ 社のピアノを使って録音するシリーズ。1986年生まれのドイツの ピアニスト、エルンスト・モリッツによるハイドンのピアノ・ソナタ集の録音が開始されます。エルンスト・モリッツは幼少期から卓越したピアノの才能を示 し、また音楽学も学び幾つかの賞を受賞しています。ピアノだけではなく、ハープシコード、チェンバロも学びバロックから現代ものまで弾きこなす非常に 多彩なアーティストです。このハイドンへのアプローチも、研究を重ねたモリッツならではの知的な演奏を聴かせてくれます。 (Ki)


Hanssler
HC-17035(5CD)
ザデラツキー:ピアノ曲集
24の前奏曲とフーガ (1937/8)
祖国【線路/タイガ/工場/黄金色の草原/若い世代/アラス川/熱狂的な一団】(1946)
前線【前線への道/焦土の故郷/戦闘/防空壕/地図を広げ/恋人からの手紙/敵の背後に/墓場を越えて/燃える大地/行進】(1944)
24の前奏曲 (1934)
小品アルバム【雲/車/隠しごと/メリーゴーランド/プラカード行進】(1929)
(3)陶器のカップ【野の花々/サーカスの騎手/太鼓とラッパ/大宴会】(1930)
叙情菌【優しく/歌う/ナイーヴ/左手のための】(1930)
伝説【雲/車/隠しごと/メリーゴーランド/プラカード行進】(1944)
ピアノ・ソナタ第1番(1928)
ピアノ・ソナタ第2番(1928)
ピアノ・ソナタ ヘ短調(1939)
ヤーシャ・ネムツォフ(P)

録音:2015年7月6-10日/ベルリン・ブランデンブルグ小スタジオ
フセヴォロド・ザデラツキーは、プロコフィエフと生没年を同じくする作曲家。しかし生涯と評価は対照的で、名は抹消され、作品が公開で演奏された り録音されることはありませんでした。シュニトケやヴァインベルクの辛い人生がしばしば語られますが、ザデラツキーの悲惨さは桁違いで、帝政時代に 皇子の音楽教師をしたことに起因する逮捕と流刑の人生で、定職に就くことも許されず作品も無視されました。
1920年、ロシア内戦に反革命軍将校として従軍し捕えられますが、音楽の才に気づいた赤軍リーダー、ジェルジンスキーの配慮で処刑を免れます。 しかし1926年に何の理由も告げられずに逮捕され、作品はすべて抹殺されました。2年後に釈放され、2曲のピアノ・ソナタや24の前奏曲なども手掛 けますが、学生オケでワーグナーやリヒャルト・シュトラウス作品を指揮したことで「ファシストの音楽を普及させようとした」と再逮捕、カムチャッカ半 島近くの収容所へ送られます。たいていの囚人は4年ももたずに死亡するなか彼は生き延び、電信用紙の余白に24の前奏曲とフーガを書きとめました。 現存するザデラツキーの作品はほぼピアノ曲のみですが、再逮捕の際に妻の機転で草稿を隠したため破棄を免れたものが、今回音になりました。20世 紀前半のロシア作曲家らしくスクリャービンの影響が感じられるものの、師タネーエフ仕込みの対位法的な書法がロシアでは珍しく興味津々。24の前奏曲 にせよ前奏曲とフーガもショスタコーヴィチを先取りし、自由な世界で創作活動に勤しめれば20世紀ロシアを代表する作曲家になりえたことが残念な限り。 ピアノのための小品は、ソ連系作曲家らしく「工場」「戦闘」「防空壕」のほか、収容所を囲む「タイガ」など聴いてみたくなるタイトルが並びます。 ザデラツキー発掘に力を注ぐネムツォフ渾身の演奏が見事。20世紀の歴史と音楽に興味があるすべての方々に聴いていただきたいアルバムです。 (Ki)

Audite
AU-97740(1CD)
アメリカ
ライナグル:ピアノ・ソナタ第1番ニ長調「フィラデルフィア」
マクダウェル:森のスケッチOp.51〜野ばらに寄す/睡蓮に寄す
 12の技巧的練習曲〜無窮動/3月の風
 ニューイングランド牧歌Op.63(全10曲)
アンタイル:ジャズ・ソナタ
アイヴズ:3ページ・ソナタ
セッションズ:私の日記から(全4曲)
ウルリヒ・ロマン・ムルトフェルト(P/スタインウェイD)

録音:2016年5月24-26日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
1970年フランクフルト・アム・マイン生まれのピアニスト、ウルリヒ・ロマン・ムルトフェルト。ヴェロニカ・ヨッフムやハルトムート・ヘルに師事し、 コンサート・ピアニストとして活躍するかたわら、2003年には生物学者の証も受けている知性派。バッハから現代音楽までレパートリーは広く、初演も 多く行っています。 このアルバムはアメリカのピアノ曲を集めたアンソロジー第2弾。興味深いのはモーツァルトと同年生まれのアレクサンダー・ライナグル(1756-1809) のピアノ・ソナタ。オーストリア人としてイギリスに生まれ、1786年にアメリカへ移民した作曲家。50篇のオペラを作曲しながらも、すべて1820年の 火災で焼失したとされます。ピアノ・ソナタは 4 作が現存し、その第 1 番には「フィラデルフィア」と題されています。アメリカ的というよりは C.P.E バッ ハかハイドンを思わせる多感様式で、アメリカにこんな古典派的作品があった事実に驚かされます。 また、かつてはピアノ・アルバムの定番だったマクダウェルの「野ばらに寄す」ひさびさの新録音が大歓迎。美しいピアノの響きがアウディーテならでは の録音の良さでゾクゾクするほど魅力的。1分47秒で終わってしまうアンタイルのジャズ・ソナタ、短いながら恐ろしく難しいアイヴスのソナタなどいずれ も個性的。アメリカのピアノ音楽を再認識できます。 (Ki)

カメラータ
CMCD-28345(1CD)
税込定価
高橋アキ プレイズ ハイパー・ビートルズ volume T

レノン&P.マッカートニー:ノルウェーの森[ポーリン・オリヴェロス編曲]
ゴールデン・スランバー[武満徹編曲]
ミシェル[バーバラ・モンク・フェルドマン編曲]
夜の光(ポール、鳥と出会う)〈ブラック・バード〉[ペア・ノアゴー編曲]
イエスタデイ[三宅榛名編曲]
ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット[ジェイムズ・テニー編曲]
ビコーズ[西村朗編曲]
ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン[ケヴィン・ヴォランス編曲]
ジュリア[バニータ・マーカス編曲]
レット・イット・ビー(アジア旅行)[三輪眞弘編曲]
「平和を我等に」によるショート・ファンタジー[フレデリック・ジェフスキ編曲]
アクロス・ザ・ユニヴァース[内藤明美編曲]
猿の指、ヴェルヴェットの手〈カム・トゥゲザー&ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン〉[カイヤ・サーリアホ編曲]
G.ハリソン:ブルー・ジェイ・ウェイ[ジグムント・クラウゼ編曲]
レノン&P.マッカートニー:AKI 2.2[坂本龍一編曲]
高橋アキ(P)

録音:2016年10月/三重
 世界14か国・47人の現代作曲家たちに、ビートルズ作品のアレンジを 委嘱した『ハイパー・ビートルズ』シリーズ。高橋アキの企画制作・演 奏による、この画期的なアレンジ作品集は、欧米でも話題となり、高い 評価を受け、再演され続けてきました。そして四半世紀を経たいま、遂 に再録音がスタート! 第1弾となる本アルバムには、世界7か国の錚々た る現代作曲家による15作品が収録されています。(カメラータ)

オクタヴィア
OVCT-00133(1CD)
税込定価
愛の言葉〜グラナドス、ストラヴィンスキー、シューベルト
グラナドス:組曲「ゴイェスカス〜恋するマホたち」より
 エル・ペレレ〜ゴヤ風な情景
 愛の言葉
 嘆き、またはマハと夜鳴うぐいす
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」3つの断章
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
石井克典(P)

2016年10月16日(シューベルト)、23日(グラナドス)TAGO高崎スタジオ <ファツィオリ278>、2016年11月26日(ストラヴィンスキー)東京音楽大学レコーディングスタジオ <スタインウェイ274>
ピアニストとして活躍し、現在東京音楽大学の教授という要職にある石井克典、待望の新作。 これまで内外のピアノのコンクールに入賞し、日本や北米・中南米のオーケストラとも共演、またカリフォルニア国際ピアノコンクールをはじめ審査員を歴任するなど、多彩で瞠目すべき活動をくり広げています。 ここでは、ピアニスティックな楽曲から陰影に富むレパートリーまで、スタインウェイとファツィオリを弾きわけ、アーティストとしての資質の深さを存分に示しています。(オクタヴィア)

オクタヴィア
OVCT-00134(1CD)
税込定価
スクリャービン:24の前奏曲 Op.11
プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」からの10の小品 Op.75
矢島愛子(P)

録音:2017年5月10、11日 東京・稲城@プラザ
天が与えた矢島愛子の才能とは、音楽をこよなく愛し、思考や感情が常に純粋で、芸術に対する自分の義務を知っている人間、そして偉大な芸術に触れることで味わえる幸福の瞬間をいつも聴衆にもたらし、芸術家として最高の結果を得る演奏をしながらも、さらになお演奏家としての腕に磨きをかけようと絶え間ない努力をしている人間への才能なのです。 (ボリス・ペトルシャンスキー 巻頭言より)
数多くのコンクールで受賞歴を持ち、実力派ピアニストとして一目置かれている矢島愛子の初のソロ・アルバムがリリースされます。 この長年大事に取り組んでいたスクリャービンの作品と、本人がこよなく愛するロシア的なリズムが存分に詰まった「ロメオとジュリエット」を収録。彼女の持ち味である、繊細で美しいタッチとダイナミックな表現力が十分に収められています。(オクタヴィア)

TUDOR
TUD-7205(1CD)
アタナシアデのアンコール
バッハ:イエスは私の喜びであり続ける
ブラームス:私の心からの願い Op.122-10
ワーグナー(リスト編):「タンホイザー」の巡礼者の合唱
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16 番 ハ長調 K.545
シューベルト:万霊節の連祷 D 343
ショパン(リスト編):前奏曲集 Op.28〜第4 番 ホ短調
ショパン:前奏曲集 Op.28〜第6 番 ロ短調,第20 番 ハ短調
バッハ:カンタータ「神の時が最も良き時」 BWV 106〜ソナティーナ
 管弦楽組曲第3番 BWV 1068〜エア
 カンタータ「私は片足を墓の中に入れて立っている」〜シンフォニア
ジョルジュ・アタナシアデ(Org)

録音:2016年6月 サン=モーリス,ヴァレ州,スイス
ジョルジュ・アタナシアデは1929 年、スイスのロマンド地方(フランス語地区)に生まれたオルガニスト。1952 年からスイス、ヴァレ州のサン=モーリスの修道院の教会参事会員に就き、演奏活動、教育活動にいそしんでいる。 このCD では有名作曲家たちの作品(オリジナルも編曲も)をオルガンで弾いている。有名なモーツァルトのハ長調のピアノ・ソナタ K.545 をパイプオルガンで弾いているのが珍しい。いずれもサン=モーリスのバジリカ聖堂の大オルガンの素晴らしい音色を優秀録音で楽しめる。
TUDOR
TUD-7206(1CD)
アタナシアデホ他:オルガン作品集
ジョルジュ・アタナシアデ(b.1929):大オルガンのための組曲(1981)
 パスカリア(1999)
 アゴネンシア(1992)
 リスティアーナ・ヘレニカ(2012)
ルイ・ブロケ(1888-1954):アンダンテ(1929)
 オルガンのための組曲(1930)
ジョルジュ・クラメール(1909-81):喜ばしい組曲(1956)
ジョルジュ・アタナシアデ(Org)

録音:2016年6月14-16日 サン=モーリス,ヴァレ州,スイス
1929 年、スイス生まれのオルガニスト、ジョルジュ・アタナシアデが、自作やルイ・ブロケ(1888-1954)、ジョルジュ・クラメール(1909-1981)らの作品を弾いたもの。ことにアタナシアデの大オルガンのための組曲は、サン=モーリスのバジリカ聖堂の大オルガンの魅力をたっぷり味わえる。

BRIDGE
BCD-9487(1CD)
ワイズガル:ピアノ・ソナタ(1982)
ヒンデミット:ルードゥス・トナリス(1942)
マーティン・ペリー(P)

録音:2016 年3 月25、26 日,米国,メイン州,ブランズウィック
メインはヒンデミットの50 分を超える大曲「ルードゥス・トナリス」。1942 年、米国時代のヒンデミットの作品で、ルードゥス・トナリスとは音の遊びという意味。前奏曲の後、フーガ、間奏曲が繰り返され、12 番目のフーガの後に後奏曲が置かれ、全 25 曲。ヒューゴ・ワイズガル(1912-1997)は、オーストリア=ハンガリー帝国時代のブルノ近郊のイヴァンチツェの生まれ。少年時代に一家で米国に移住している。ピアノ・ソナタは1982 年、70 歳の時の作品。 マーティン・ペリーはカリフォルニア出身のピアニスト。アルメニア人の血を引いているという。近現代のピアノ曲を得意としている。
BRIDGE
BCD-9477(1CD)
デイヴィッド・ラコウスキ:練習曲集第4巻
第77番エッコ・エコ
第86番プログ・スプリングス
第80番花火/第71番掛け合い
第73番大物/第72番ドリアン・ブルー
第81番カイン変奏曲/第74番でない
第85番消えていく回帰
第87番子守歌/第75番黄昏
第82番Fこれ
第89番これは囀りを意味する
第76番クレイヴ/第97番静けさ
第93番ポークリテュード
第87番子守歌
第84番何がヘアピンしたのか
第88番一緒におもちゃした
第78番反射の上で/第83番私を助けて
第90番ソリッド・ゴルディー/第79番ナルシステュード
エイミー・ブリッグズ(P,トイピアノ,チェレスタ)

録音:2014 年6 月9-11日 ニューヨーク
エイミー・ブリッグズ(ディサナヤケ)による米国の作曲家、デイヴィッド・ラコウスキのピアノ練習曲集第4集(既発売:BCD9121、9157、9310)。ラコフスキはバーモント州セントオールバンズ出身。21 世紀に入ってから著しく頭角を現している。この練習曲集では、いくつかの曲におもちゃのピアノやチェレスタを用いているのが面白い。エイミー・ブリッグズは米国の現代作曲家のピアノ作品のスペシャリストとして知られている。
BRIDGE
BCD-9486(1CD)
アメリカ4手ピアノ作品集
(1)ラーダール:静かな音楽(1994,2001)
(2)マスト:パッサカリア(2000,2001)
(3)アイヴズ:3 つの四分音小品(1925)
(4)シエラ:危険と記憶について(1997)
(5)ドアティ:ラウンジ・リザーズ(1994)
クアトロ・マーニ:
【スティーヴン・ベック(P)
スーザン・グレイス(P)】
(5)ジョン・キンジー(打楽器)
(5)マイケル・テトロールト(打楽器)

録音:2015 年10 月4−10 日,コロラドスプリングス
チャールズ・アイヴズを除くと、フレッド・ラーダール(1943-)、ジョン・マスト(1954-)、アーリーン・シエラ(1970-)、マイケル・ドーアティ(1954-)と現代の米国の作曲家の 4 手ピアノのための作品を集めている。クワットロ・マーニ(イタリア語で 4 手の意味)はスティーヴン・ベックとスーザン・グレイスによるピアノ・デュオ。ドアティのラウンジ・リザーズだけ打楽器が参加する。


Treasures
TRE-174(1CDR)
フランティシェク・ラウフ/ベートーヴェン&ショパン
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番*
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番「葬送」
 ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
フランティシェク・ラウフ(P)

録音:1965年11月15,18-19日*、1966年11月-12月(全てステレオ)
※音源:SUPRAPHON SUAST-50743*、SUAST-50893
◎収録時間:70:13
“ラウフの高貴で敬虔なピアニズムが十二分に生かされた不朽の名演!”
■音源について
ラウフによるスプラフォンのステレオ録音のなかで、TRE-173の収録曲とともに重要な名演!

★フランティシェク・ラウフ(1910〜1996)は、チェコを代表するピアニスト。プラハ芸術アカデミーでの教育活動が中心だったので、フィルクスニーやモラヴィッツ等のような知名度はありませんが、その配慮の行き届いたピアニズムは教育者らしい堅実さにとどまらず、独特の閃きと奥ゆかしさを湛えています。
ベートーヴェンの「第12番」第1楽章の主題をツェルニーは「高貴で敬虔」と評しましたが、これはそのままラウフのピアニズムに当てはまります。各変奏の表情を丹念に表出しながら、同時に豊かな流動性も確保しているので、変奏曲形式が苦手な方もこれには心奪われることでしょう。第3楽章は「英雄の死を悼む葬送行進曲」という副題の意味に囚われない実直さで一貫。それだけに、消え行くコーダでの静かな余情が際立ちます。
ショパンがまた言葉で言い尽くせないほどの大名演!少なくとも2つのソナタを収めたれレコードとしては、史上屈指の存在だと確信しています。
「第2番」は、荒々しいタッチで劇的な楽想に追い打ちをかける手法とは異なり、ラウフが目指すのはあくまでも内面性の微妙な移ろい。第1楽章第2主題が誰よりも浄化しきった精神を湛えていること、展開部のドラマ性が打鍵の強さではなく内的な葛藤から生じているのを目の当たりにすると、ラウフの思慮深さ、芸の深さを痛感するばかりです。第2〜3楽章も、精神的な高潔さは比類なし。特に第3楽章は中間部に突如として繊細な静謐美を注入する例が多いですが、ラウフのピアノは最初からピュアなので、中間部でも唐突な印象を与えず、連綿と美しいニュアンスが続くのです。
「第3番」は、日頃からどこか底の浅い演奏が多いと感じていますが、この演奏にはそんな瞬間は皆無。第2楽章は、意外にもピアニスティックな効果を発揮しますが、そこにも懐の深さを感じます。第3楽章は豊かなホールトーンとも相まって高潔な幻想性が広がり、皮相な演奏との違いをまざまざと思い知ります。特に中間部のラストは必聴!終楽章も驚異的!ラウフの演奏で聴くと、ショパンがソナタの最後を締めくくる音楽を築くのに苦心した形跡など感じさせず、まさにショパンの等身大の音楽としてストレートに迫ってくるのです。造形美を立体的に再現しつつ、音楽を硬直化させないセンスも超一級!この作品、ピアニストの技巧が音楽的な感度と一体化したものかどうかを量る試金石かもしれません。【湧々堂】

BMC
BMCCD-CD250(1CD)
フリッツ・クライスラーへのオマージュ
クライスラー(作曲・編曲):
1.中国の太鼓Op.3
2.クープランの様式によるルイ13 世の歌とパヴァーヌ
3.ボッケリーニの様式によるアレグレット
4.ドヴォルザーク(クライスラー編):スラヴ舞曲集 第2 集 Op. 72, 第2 番 ホ短
調
5.エルノ・バローグ(クライスラー編):北の哀歌
6.愛の悲しみ
7.愛の喜び
8.美しきロスマリン
9.シンコペーション
10.ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
11.ドヴォルザーク(クライスラー編):インド人の嘆き
12.ウィーン風小行進曲
13.ドヴォルザーク(クライスラー編):ユモレスク
14.ジプシーの女
15.ジプシー奇想曲
16.チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンデ・カンタービレ
17.おもちゃの兵隊の行進曲
18.レチタティーヴォとスケルツォ・カプリス Op.6
19.リヒャルト・ホイベルガー(クライスラー編):オペラ舞踏会
20.ウィーン奇想曲Op.2
21.プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
バルナバーシュ・ケレメン(Vn)
ゾルターン・コチシュ(P)

録音:2016 年8 月6-9,14 日、フェニックス・スタジオ、ディオーシュド、ハンガリー
コチシュのラスト・レコーディング! 2016 年11 月6 日、惜しくも亡くなったハンガリーの偉大な音楽家ゾルターン・コチシュ。 亡くなる約3 か月前に、何度も共演や録音を行っている1978 年生まれの“ハンガリーのクレーメル”という異名を持つヴァイオ リニスト、バルナバーシュ・ケレメンとクライスラーのヴァイオリン作品を録音。クライスラーのオリジナル曲を始め、クライスラー がヴァイオリン用に編曲した作品も収録しています。コチシュは音楽を慈しむかのようなピアノで、ケレメンのヴァイオリンを優 しく包み込みます。ケレメンもクライスラーの超絶技巧作品を圧倒的なテクニックで演奏。“エルノ・バローグ/クライスラー編: 北の哀歌”の持つ哀しみの美しさが染みわたります。“シンコペーション”、“ジプシーの女”や“ジプシー奇想曲”ではリズムが 躍動。美しく明快な素晴らしい演奏の登場です! ※コチシュは1952 年、ハンガリー、ブダペスト生まれ。18 歳でハンガリー放送主催ベートーヴェン・コンクールに優勝し、ピア ニストとして世界中で人気を博しました。1983 年には指揮者のイヴァン・フィッシャーと共にブダペスト祝祭管弦楽団を創設し ました。1997 年よりハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団の首席音楽監督に就任。ハンガリー音楽演奏の第一人者とし て、世界に広めることにも尽力。バルトークの音楽の解釈は現在でも最高峰の演奏として魅了しています。
BMC
BMOP-1051(1SACD)
アンソニー・ポール・デ・リティス」(1968-):作品集
(1)アムステルダム(2004)
(2)リフレッシオーニ(2014)
(3)バレエ(1997/2013)
(4)-(7)「ポップ・コンチェルト」(ギターと管弦楽
のための)(2014)
(4)“ブリング・イット・オン”by Seal
(5)“ユー・オウタ・ノウ”by アラニス・モリセト
(6)“ビューティフル・デイ”by U2
(7)“ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール”by マイケル・ジャクソン
(1)ギル・ローズ(指)ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト
(4)-(7)エリオット・フィスク(G)
(2)パトリック・デ・リティス(Fg)
(3)デュオ I88:【ヴィッキー・チョウ&サスキア・ランクホーン(Pデュオ)】

録音:(1)2014年7月1日、
(2)2014年1月14日、
(3)2013年5月31日、
(4)-(7)2014年6月29日
アンソニー・ポール・デ・リティスは作曲家で、ボストンにあるノースイースタン大学音楽学部部長であり教授を務めています。 注目は洋楽をギター協奏曲にアレンジした「ポップ・コンチェルト」。Seal に、アラニス・モリセット、U2、マイケル・ジャクソンの楽曲を、クラシック・ギター界では知らぬものはいないヴィルトゥオーゾである巨匠エリオット・フィスクがオーケストラと共に軽やかに躍動しながら演奏しています。4 作品ともメロディを活かしながらテクニックも音楽性も多彩さを極めています。

HERITAGE
HTGCD-194(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲
イギリス組曲第5番
ミリセント・シルヴァー(Cemb)

Bottega Discantica
DISCANTICA-297(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲) ルーカ・フランゼッティ(Vc)

使用楽器:製作者不詳、ロンバルディア、イタリア、19世紀初頭(アウロラ・ナトラ・ヒナステラ所有)
巻き弦ではなく羊腸製の芯線のみから成るプレーンガット(裸ガット)弦を使用した演奏。プレーンガット弦は温度・湿度の影響を受けやすく張力も弱いため音を保持することが困難であり、演奏には相応の技術を要します。使用楽器の所有者アウロラ・ナトラ・ヒナステラは作曲家アルベルト・ヒナステラの夫人で、自身もチェロ奏者でした。 ルーカ・フランゼッティは1969年イタリアのパルマ生まれ。ヴァイオリン、ピアノ、ギターを学んだ後チェロに転向し、30歳でミラノ・G・ヴェルディSOの首席チェロ奏者に就任。この時期にはスコットランド室内合唱団の第1ヴァイオリン奏者も務めていました。2004年にはクラウディオ・アバドと共にボローニャ・モーツァルトO創設に参画し、さらにルツェルン祝祭Oにも参加。2009年ベネズエラに招かれ、以来同国の音楽教育の発展に尽力。イタリア国内外で演奏と教育活動を展開しています。
Bottega Discantica
DISCANTICA-299(1CD)
グスタフ・シュタインマン製オルガン
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565
 トリオ・ソナタ第3番ニ短調 BWV 527
 協奏曲イ長調 BWV 593(原曲:ヴィヴァルディの協奏曲 Op.3-8)
 目覚めよ、と呼ぶ声ありBWV 645
ダカン(1694-1772):スイスのノエル
バッハ:トッカータとフーガ ホ長調 BWV 566
 かくも喜びに満てる日BWV 605
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第3番イ長調 Op.65-3
ロベルト・ムッチ(Org)

録音:2016年11月、サン・ピエトロ&サン・パオロ教区教会、ロベッロ・ポッロ、コモ県、イタリア
使用楽器:1984年、グスタフ・シュタインマン製
Bottega Discantica
DISCANTICA-300(1CD)
メンデルスゾーン:ピアノ四手連弾の為の作品集
序曲「真夏の夜の夢」Op.21(作曲者編曲、ピアノ四手連弾版)
「真夏の夜の夢」Op.61(作曲者編曲、ピアノ四手連弾版)
無言歌集第5巻 Op.62(作曲者編曲、ピアノ四手連弾版)
 五月のそよ風 ト長調/出発 変ロ長調/葬送行進曲 ホ短調
 朝の歌 ト長調/ヴェネツィアの舟歌(第3)イ短調/春の歌 イ長調
二重奏曲(ピアノ四手連弾の為のアンダンテと華麗なアレグロ)イ長調 Op.92
ティツィアーナ・モネータ、ガブリエーレ・ロータ(P)

録音:2016年10月17-19日、バロック・ホール、SMCレコーズ、イヴレア、イタリア
当レーベルに数々のピアノ・デュオ編曲版を録音しているティツィアーナ・モネータ&ガブリエーレ・ロータ。
Bottega Discantica
DISCANTICA-301(1CD)
ピエトロ・アレッサンドロ・ヨン(1886-1943):オルガンとオルガン=ピアノ二重奏の為の作品集
トッカータ/悲歌 [Canto elegiaco]
オルガンの為の宗教的組曲第1番 から
   来たれ主よ(オフェルトリウム)
   グレゴリオ聖歌の賛歌「星々の創り主」によるフィナーレ
12のディヴェルティメント から
 思い出/旧いメヌエットとムゼッタ
 キリストの凱旋、復活祭の行列
グレゴリオ協奏曲(ピアノとオルガンの為の)*
アンドレア・トスキ(Org)
マルコ・アルピ(P)*

録音:2016年4、7月、ジュゼッペ・ニコリーニ音楽院サロン、ピアチェンツァ、イタリア
使用楽器(Org):タンブリーニ制、1975年(2014年拡張)
ピエトロ・アレッサンドロ・ヨンはイタリアのピエモンテ地方に生まれたオルガン奏者・作曲家。1907年アメリカ合衆国のニューヨークに移住し後に市民権を得ました。1907年から1926年までニューヨークのフランシスコ・ザビエル教会のオルガニストを務め、1926年には聖パトリック大聖堂のオルガニストに就任しました。

DUX
DUX-1361(1CD)
トニステオン〜打楽器の為の音楽
クセナキス(1922-2001):Idmen b(打楽器の為の;1985)
ダリュシュ・プシビルスキ(1984-):Hyperion(打楽器の為の;2016)
イグナツィ・ザレフスキ(1990-):Tonisteon(打楽器の為の;2016)
マルチン・ブワジェヴィチ(1953-):Ineffabilis(打楽器の為の;1997)
レシェク・ロレント(打楽器)
プシビルスキ、ザレフスキ、ブワジェヴィチはポーランドの作曲家。
DUX
DUX-1362(1CD)
プルミエール〜ヴァイオリンとアコーディオンの為の音楽
イグナツィ・ザレフスキ(1990-):マズルカ [Mazurek] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の)*
グラシアーヌ・フィンジ(1945-):インプレッション・タンゴ [Impression Tango] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の)
アンジェイ・カラウォフ(1991-):夜想曲 [Notturno] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の)*
バルバラ・カシュバ(1983-):スクジプ=アク.ユモレスク [Skrzyp-ak. Humoresque] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の)
バルトシュ・コヴァルスキ=バナセヴィチ(1977-):イン・アフェクト [In Affecto] (無伴奏ヴァイオリンの為の)#
ミウォシュ・ベンビノフ(1978-):カントゥス・ハルモニクス [Cantus Harmonicus] (アコーディオンの為の)+
アルヴォ・ペルト(1935-):フラトレス [Fratres] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の;1977/1980)
エドヴァルト・シェリツキ(1956-):速く [Rapido]*
高橋悠治(1938-):ル・ドゥブル・ドゥ・パガニーニ [Le double de Paganini] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の)
ロディオン・シチェドリン(1932-):アルベニスを模して [Imitating Albeniz] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の)
カロリナ・ミコワイチク(Vn(+以外))
イヴォ・イェディニツキ(アコーディオン(#以外))
*+#世界初録音。ザレフスキ、カラウォフ、カシュバ、コヴァルスキ=バナセヴィチ、ベンビノフ、シェリツキはポーランドの作曲家。グラシアーヌ・フィンジはモロッコ生まれのフランスの作曲家。
DUX
DUX-1372(1CD)
ショパン:24の前奏曲 Op.28
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
マリア・コレツカ=ソシュコフスカ(P)
DUX
DUX-1375(1CD)
エスプレッシオーネ...
ハイドン:ピアノ・ソナタ変イ長調 Hob.XVI
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
 ワルツ変ホ長調 Op.18
 ポロネーズ幻想曲変イ長調 Op.61
 夜想曲嬰ハ短調 Op. posth.
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調 Op.19
ウーカシュ・クルピンスキ(P)
DUX
DUX-1379(1CD)
マルチン・ドゥトカ(1974-):鯨の歯(プリペアード・ピアノの為の) マルチン・ドゥトカ(プリペアード・ピアノ)
DUX
DUX-1312(1CD)
ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲 Op.120
リュウ・ジェジュン(1970-):ピアノの為の組曲(2003/改訂:2016)
ホ・ウォンスク(P)

SOUPIR EDITIONS
S-232(1CD)
フィリップ・ルルー(1959-):打楽器作品集
De l'iteration(打楽器六重奏の為の)
Les uns(打楽器三重奏の為の)
De la vitesse(打楽器六重奏の為の)
アンサンブル・シクストルム(打楽器合奏)
SOUPIR EDITIONS
S-234(1CD)
オーケストラル・ピアノ・ワークス 1879-1920(ピアノ用に編曲された管弦楽作品集)
ボロディン(イヴ・アンリ編): だったん人の踊り
ドビュッシー(ボーウィック編):牧神の午後への前奏曲
デュカス(イヴ・アンリ編):魔法使いの弟子
ラヴェル(イヴ・アンリ編):亡き王女の為のパヴァーヌ
 ラ・ヴァルス
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3つの楽章
イヴ・アンリ(P)
フランスとロシアの管弦楽名曲をピアノ独奏用に編曲した版で構成されたプログラム。イヴ・アンリ(1959年生まれ)はパリ音楽院でピエール・サンカン(1916-2008)、アルド・チッコリーニ(1925-2012)に師事したフランスのピアニスト。1995年から2010年までノアン音楽祭(フランス)芸術監督を務め、2011年には同総裁に任命されノアン・ショパン音楽祭に改称。

DIVINE ART
DDA-25148(1CD)
NX-B07
ピアノ編曲のバレエ音楽集 第2集
プーランク:バレエ音楽「牝鹿」(1923/1947)-抜粋
ソーゲ:バレエ音楽「旅芸人」(1945)-抜粋
ジャン・フランセ):小オーケストラのためのセレナーデ(1934)
モーリス・ティリエ(1906-1972):バレエ音楽「ゆで卵」(1949)-抜粋
ボリス・アサフィエフ(1884-1949):バレエ音楽「パリの炎」-パ・ド・ドゥ
ドビュッシー:交響的組曲「春」…H・ビュッセル編
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「プルチネッラ」(1920)-抜粋
アンソニー・ゴールドストーン(P)

録音:2016年
2017年1月2日にこの世を去ったピアニスト、ゴールドストーンの最後のレコーディング。プーランクやソーゲといった「フランス近代バ レエ曲のピアノ編曲版」を中心にしたプログラムは、レアな作品を好んで演奏したゴールドストーンらしい選曲です。
DIVINE ART
DDA-25151(1CD)
NX-B07
シマノフスキ:ピアノ作品集
9つの前奏曲 Op.1
4つの練習曲 Op.4
仮面劇 Op.34
2つのマズルカ Op.62
バルバラ・カラシキエヴィチ(P)
近代ポーランドにおける重要な作曲家の一人シマノフスキ。その作品はロマン派の伝統を引き継ぎながら、近代的な和声とポーラ ンドの民族舞曲を取り入れた特色あるものです。このアルバムでは、初期から中期の作品が中心に選ばれており、ロマン派の影響 が強い「前奏曲」と「練習曲」、東洋風の雰囲気が漂う「仮面劇」、ポーランドの民族意識溢れる晩年の「マズルカ」と、シマノフス キの作風の変遷を辿ることができます。演奏しているカラシキエヴィチはポーランド生まれの中堅ピアニスト。知られざる作品の紹 介、普及に力を注いでいます。

Solo Musica
SM-257(1CD)
NX-B03
バッハ&フレンズ〜エステレ・レヴァーツ(チェロ)
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007-前奏曲
ハインツ・ホリガー(1939-):COncErto?-チェロのための幻想的小品
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007-アルマンド
クサヴァー・ダイヤー(1972-):カントゥス II
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007-クーラント
パスカル・デュサパン(1955-):イマーゴ 2
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007-サラバンド
ペンデレツキ(1933-):チェロのための組曲-第1楽章 サラバンド
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007-メヌエット I-II
ユン・イサン(1917-1995):7つのエチュード - 第2番 レッジェーロ
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007-ジーグ
サーリアホ(1952-):7羽の蝶々-第7曲
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009-前奏曲
ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918-1970):ショート・スタディ-第1番
 2verschiedene Stricharten 2つの異なるボウイング
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009-アルマンド
ベリオ(1925-2003):言葉は消える
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009-クーラント
グバイドゥーリナ(1931-):10の前奏曲(スタディ)-第1番 スタッカート-レガート
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009-サラバンド
クルターク(1926-):チェロのためのサイン、ゲーム、メッセージ-az hit
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009-ブーレ I-II
ルトスワフスキ(1913-1994):ザッヒャー変奏曲
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009-ジーグ
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ-第2楽章 カプリッチョ
エステレ・レヴァーツ(Vc)

録音:2016年11月10-12日
1989年、スイス生まれのチェリスト、エステレ・レヴァーツ。マリア・クリーゲルに師事し、すでに数々のコンクールに入賞し国際的な キャリアを手にしています。彼女の初アルバムは、バッハの無伴奏チェロ組曲と、現代作曲家の作品を組み合わせた意欲的な内 容。バッハ作品の普遍性とチェロの無限の可能性を探るという好企画です。
Solo Musica
SM-267(1CD)
NX-B03
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ短調「バラード」Op.27-3
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
フィリップ A.ドラガノフ(Vn)

録音:2016年3月、2015年11月、2016年6月
ハンブルク生まれのヴァイオリニスト、指揮者ドラガノフによるバッハとイザイの作品集。このアルバムでは、バッハの作品をイタリア製の ピリオド楽器「Thomas Balestrieri」で演奏、イザイの作品をStefan-Peter Greinerが制作したモダン楽器で演奏し、音色と 響きの違いを聴きとってもらうという試みを行っています。


DIVOX
CDX-25252(2CD)
NX-B07
スヴャトスラフ・リヒテル〜ライヴ・イン・ジャパンプロコフィエフ:ソナタと小品集
【CD1】
ピアノ・ソナタ 第6番イ長調 Op.82*
ピアノ・ソナタ 第9番 ハ長調 Op.103*
バレエ「シンデレラ」よりピアノのための小品
【CD2】
伝説 Op.12-6(1913)
束の間の幻影 Op.22(1915/1917)
 第3番/第4番/第5番/
 第6番/第8番/第9番
 第11番/第14番/第15番
 第18番
ダンス Op.32-1/ワルツ Op.32-4
思考 Op.62-3/田園風ソナチネ Op.59-3
風景 Op.59-2/ロンド Op.52-2
ワルツ Op.96-1/悪魔的暗示 Op.4-4
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1981年6月3日*
1980年12月2日
1981年6月3日…CD2
東京文化会館 ライヴ収録
ヤマハ・チームのカセットテープ録音による
リヒテルとプロコフィエフの出会いは1940年のこと。「ピアノ・ソナタ第6番」を完成させたプロコフィエフが友人たちの前で試演した際、譜めくりを任されたという若きリヒテル青 年。彼はこの難曲を自身で演奏するべく、夏の間に猛勉強し、1940年の秋にこの曲をリサイタルで演奏しました。客席で聞いていたプロコフィエフはリヒテルの演奏に感銘を 受け、以降、2人は意気投合し、1943年には「ピアノ・ソナタ第7番」の初演をリヒテルに委ねるまでにプロコフィエフは彼に全幅の信頼を置くようになります。1946年のプロ コフィエフの55歳の誕生日に、リヒテルは“戦争ソナタ”と呼ばれる第6番、第7番、第8番をコンサートで演奏、プロコフィエフは感謝を込めて「ピアノ・ソナタ第9番」をリヒテル に献呈するのですが、この曲の世界初演は1951年4月23日まで行われることはなく、既に病に伏していたプロコフィエフは、その演奏を電話で聴くのみでした。 リヒテルはプロコフィエフ作品を大切なレパートリーとして、1970年、初来日の際も「ピアノ・ソナタ第7番」をプログラムに組み込み、日本の聴衆に感銘を与えています。 1981年に東京文化会館で行われたスヴャトスラフ・リヒテルの演奏会のこのライヴ録音は、これまでにもいくつかのレーベルからリリースされていますが、今回のDIVOXのアル バムは、当時リヒテルが唯一録音を許可した、ヤマハのレコーディング・チームがカセット・テープ・レコーダーにより録音した音源を用いています。これを入念なマスタリングを行 うことで、ノイズや歪みなどを軽減し、良い音質でお届けすることが可能になりました。

Hyperion
CDA-68048(1CD)
フェルドマン:バニタ・マーカスのために マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2016年6月6日−7日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステート、モンマス)
現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムランがなんとモートン・フェルドマンをレコーディング! アメリカの現代音楽・実験音楽の作曲家であり、図形楽譜の発案者としても知られるモートン・フェルドマン(1926−1987)。フェルドマンの晩年の作品「バニタ・マーカスのために(For Bunita Marcus)」は、高弟バニタ・マーカスに捧げられた総演奏時間72分を越すピアノ独奏のための大作。 キャリアの初期には、ニコライ・ロースラヴェツ、レオ・オーンスタイン、ニコライ・カプースチン、フレデリック・ジェフスキーなどの近現代作曲家のレコーディングでも名を馳せてきたアムランが挑むフェルドマン。 カプースチンのような超絶技巧作品ではなく、静謐の中から生み出されるピアノの様々な表情と色彩を、アムランの奇跡の両手が表現します。 ピアノ・ファン、現代音楽、ニューエイジ関係者要注目の新譜です!

Aeolus
AE-10391(2SACD)
ロパルツ:オルガン作品全集
イントロダクションとアレグロ・モデラート/3つの作品(ブルトンの主題で、間奏曲、フーガ)/聖女の第1と第2の晩課/オッフェルトワール・パスカル/2つの小品(アンダンテ・コン・モート、ポコ・レント)/アレグレット(「祭壇の下で」第2巻第5番)/アンダンテ・エスプレッシーヴォ(「祭壇の下で」第1巻第37番)/アレグロ(「祭壇の下で」第1巻第12番)/幻想曲/瞑想曲第3番/死者のための祈り/葬送前奏曲/祈り/瞑想曲第1番/主題と変奏/瞑想曲第2番/ソルティ
マルクス・アイヒェンラウプ(Org)

録音:2006年8月(CD1)&2007年10月(CD2)、スペイン
様々なオルガン作品の優れた録音で高い評価を得ているドイツの高音質レーベル、Aeolus(エオルス)から、フランスの後期ロマン派、ジョゼフ・ギィ・ロパルツ(1864−1955)のオルガン作品全集(豪華SACD2枚組!)が登場。デュボワやマスネ、フランクらに師事したロパルツの作品は現在ではほとんど録音・演奏されていないだけに、フランス・ロマン派の豊かなオルガン音楽を高音質録音で後世に残す貴重な記録となります。 演奏は、世界遺産にも登録されているドイツのシュパイアー大聖堂で2010年よりオルガニストを務めるドイツの名手、マルクス・アイヒェンラウプ。楽器は、スペイン、アスコイティアの教会 "Parroquia Santa Maria la Realに" に建造されているアリスティド・カヴァイエ=コル1898年製作(ロパルツの活動期と同年代)のオルガンを使用。

Orchid Classics
ORC-100061(1CD)
NX-B03
スチュワート・グッドイヤー〜ラヴェルを弾く
水の戯れ/ソナチネ
鏡/夜のガスパール
スチュワート・グッドイヤー(P)

録音:2016年5月16-17日.11月1-2日
ロサンゼルス・タイムズなどアメリカの新聞紙上でその演奏を大絶賛されているピアニスト、スチュワート・グッドイヤー。トロント王立音 楽院で学んだ後、カーティス音楽院で学士号を取得。更にジュリアード音楽院では修士号を取得するという俊英で、即興演奏、 作曲もこなすというマルチな才能を生かし大活躍しています。以前、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」を自身でピアノ独奏に編 曲したアルバムが高い評価を受けた彼ですが、今回のラヴェルでは、幼い頃から好きだったというソナチネを始め、数々の名作に真 正面から取り組み、素晴らしい音楽を作り上げています。強靭なタッチから繰り出される硬質の音色は、「鏡」や「夜のガスバール」 などにみられる、官能性、恐怖といったラヴェルの音楽の特徴を良く捉えています。

CEDILLE
CDR90000-171(2CD)
NX-B04
ホルヘ・フレデリコ・オローリオ〜ピアノ・リサイタル
【CD1】
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番イ長調 D959
ブラームス:7つの幻想曲 Op.116
 3つの間奏曲 Op.117
 6つの小品 OP.118
 4つの小品 Op.119
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960
ホルヘ・フレデリコ・オローリオ(P)

録音:2016年6月27-30日.7月26日
メキシコ生まれのピアニスト、フレデリコ・オローリオ。彼はメキシコで開催された『ブラームス室内楽祭』の芸術監督を務めるほど、ブ ラームスを熟知しています。このアルバムではブラームス最晩年の小品集と、シューベルト最晩年のソナタを組み合わせ、卓越したテ クニックと強靭なタッチにより、2人の偉大な作曲家が人生の最後に到達した深遠な音楽をじっくりと聴かせます。

Capriccio
C-5293(1CD)
NX-B07
エルネスト・トッホ(1887-1964):ピアノ独奏のための小品集
ブルレスケ集 Op.31(1923)
3つのピアノのための小品集 Op.32(1925)
カプリッチョ集 Op.36(1925)
初心者のための10の練習曲 Op.59(1931)
中級者のための10の練習曲 Op.57(1931)
小さな町の印象 Op.49(1929)
ピアノ・ソナタ Op.47(1928)
アンナ・マグダレーナ・コーキッツ(P)

録音 2015,2016年
ウィーン出身のエルンスト・トッホ。大学では哲学と医学を学び、正規の音楽教育は受けなかったものの、独学で書き上げた「室内 交響曲」でモーツァルト賞を獲得したため、作曲家の道を歩むことになりました。当初はブラームス風の作品を書いていましたが、や がて前衛的な書法に挑戦するも、1950年代を前に、後期ロマン派風の調性音楽に戻りました。このアルバムに収録された作品 は、第一次世界大戦終了後に無調などの作風を取り入れながら、自らの音楽スタイルを模索していた時期に作曲されたもので 「音符の数を極端に削減しながらも、ロマンティックな印象を与える」ことが重視されています。トッホの作品に魅せられているという コーキッツは日本にも来日経験のあるピアニスト。

DACAPO
MAR-6.220631
NX-B06
ルーズ・ランゴー(1893-1952):ピアノ作品集 第3集
Som en Tyv om Natten 夜、盗人のように BVN211a(1930)…世界初録音
昆虫館 BVN134(1917)
ピアノのための9つの頭を悩ます絵画
ピアノのための幻想曲「Skyggeliv」 影の生活 BVN307(1914-1915)
I det blafrende Efteraarslygteskar 秋、ランプの光がちらつく中で
BVN206(1930-1933)
Le Beguinage ベギンホフ-小さなピアノ・ソナタ
Chiesa madre 母の教会-小さなソナタ…世界初録音
Sponsa Christi tadium vita 生活に疲れたキリストの花嫁…世界初録音
ベーリト・ヨハンセン・タンゲ(P)

録音:2016年6月25日、2016年6月26日、2016年9月20日、2016年11月4日
後期ロマン派に属するデンマークの作曲家、オルガニスト、ルーズ・ランゴーの作品集。20世紀初頭のデンマークにおける同世代の 作曲家に比べると、かなり前衛的な作品を書き、各々の曲の特異なタイトルでも知られる人です。このピアノ作品集第3集でも世 界初録音を3曲含む興味深い作品を聴くことができますが、なかでも「昆虫館」がユニーク。昆虫たちがゾクゾクするほどの精緻な 描写で音にされた組曲です。作曲されたのは1917年ですが、一部でピアノの内部奏法が用いられていたりと、時代を先取りした 作品です。シリーズを通じて演奏しているのはデンマークのピアニスト、ベーリト・ヨハンセン・タンゲ。ランゴーのオーソリティです。

BRINRINRI
KYBR-1702(1CD)
税込定価
エンデチャとオレムス〜山下紅弓
バッハ:プレリュードBWV999
タレガ:エンデチャとオレムス(挽歌と祈り)
ソル:「小川の岸辺」による幻想曲 Op.40
 月光
バッハ:シャコンヌ〜 無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番BWV1004 より
J.ゴメス・クレスポ:ノルティーニャ
カステルヌォーヴォ=テデスコ:フランシスコ・ゴヤ・イ・ルシエンテス、
 画家〜ゴヤによる24 のカプリチョスより
 仕方がなかった〜ゴヤによる24 のカプリチョスより
中野二郎:静に揺らぐ月影
バッハ:ブーレ〜無伴奏チェロ組曲第3 番BWV1009 より
F. モンプー:プレリュード〜 コンポステラ組曲より
ヘンデル(山下和仁編):サラバンド
 エイルスフォードのサラバンド
ポンセ:カベソンの主題による変奏曲
山下紅弓(G)

録音:2016年12月26-27日 、2017年2月16-17日  北九州市立響ホール
小さな彼女がステージに現れた時、静まりかえった会場の緊張と期待。研ぎ澄まされた音、音の粒、他の誰にも似ていない 音楽。多分、それは、あなたの心が、震える時、、、、、世界的ギタリスト山下和仁の長女、紅弓(こゆみ)による待望の初ソロア ルバム。2003 年、東京・浜離宮朝日ホールにて山下和仁とのデュオでデビュー(当時小学生)、それ以来、欧米アジア各地を かけめぐってきた彼女も今や熊本大学理学部に在籍する大学生。学業の傍ら、リサイタルほか幅広い演奏活動を行ってい る。2016 年は、福岡市にてソロリサイタル(昼夜2回公演)のほか、山下和仁とイタリアツアー。韓国、対馬、奈良・春日大社で も公演。この CD 録音の直前には、自らの企画で熊本大学医学部アンサンブル部と熊本地震のためのチャリティー演奏会も 開催。ヘンデル2曲やバッハ3曲のほか、数々のギターオリジナル名曲、さらには中野二郎の作品まで、幅広く選曲された長 時間アルバム。

HCR
HCR-11(1CD)
ビート・ジェネレーション・バラッズ
マイケル・フィニシー(1946-):初めての政治的議題
ビート・ジェネレーション・バラッズ
フィリップ・トーマス(P)

録音:2015 年9 月10 日、ハダー
ズフィールド、セント・ポール・ホール
イギリスの中堅作曲家マイケル・フィニシーの超絶技巧ピアノ曲の新作! フィニシーは王立音楽院で学んだ後、イタリアで研鑽、現在はイギリスの幾つかの音楽大学で教鞭を執っている。厳しい表現主義的無調音楽で新ウィーン楽派の影響のもと、クラスターの多用など厳しい表現のなかに突然、鳥の鳴き声がテープで流されたり(弦楽四重奏曲第3 番)とアカデミックな現代音楽の作法の中にも独自の詩学が広がる。 今作では、世界初録音となる 2 曲のピアノ曲を収録。現代の超絶技巧ピアノ曲を作り続けているフィニシーならではの激しく超絶技巧で複雑さ極まる楽曲から、静謐で緊張感に満ちた楽曲が収録されている。

フォンテック
FOCD-974(1CD)
税込定価
2017年6月7日発売
音楽の玉手箱2〜露西亜秘曲集
チャイコフスキー:ドゥムカ.ハ短調Op.59
リャブノフ:12の超絶技巧練習曲Op.11より8.叙事詩
タクタキシヴィリ:ポエム
モソロフ:2つの舞曲Op.23b
ラコフ:ロシアの歌(ギンズブルグ編曲)
バラキレフ:東洋風幻想曲「イスラメイ」
ストラヴィンスキー:春の祭典(作曲者による1台4手編曲版)*
レビコフ:音楽の玉手箱
有森博(P)
秋元孝介(P)*

録音:2017年2月21-23日 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ
ロシア音楽に深く共感し、真摯にその身を捧げる“ロシア・ピアニズムの求道者”有森博。 当代随一のロシア・ピアノ音楽のスペシャリストによる「音楽の玉手箱〜露西亜秘曲集〜」2 作目の登場です。 ジョージア(グルジア)を代表する作曲家であるタクタキシヴィリ、とびぬけた才能を持ちなが らも、その作品が反革命的とされ収容所送りになるなど不運に見舞われたモソロフ、優れたヴァ イオリニストでもあったラコフなどの珠玉の作品が、有森の演奏により蘇ります。 注目は若き俊英、秋元孝介とのストラヴィンスキー本人の編曲による「春の祭典」1台4手版 です。師弟でもある有森と秋元の息の合ったアンサンブルが光ります。 20世紀初頭に新しい音楽を探求したレビコフによる表題曲により、本作は締めくくられます。 有森博というピアニストにしか成し得ない1枚がここに誕生しました。(FONTEC)

QUERSTAND
VKJK-1628(1CD)
プレイ・イット・クール〜気軽なオルガン作品集
ケルスティン・ヴォルフ:喜べ!
ヨースト・デ・ノーエイアー:鏡
 三連の絵
ケルスティン・ヴォルフ:幸福
ヨースト・デ・ノーエイアー:いい格好で弾きなさい!
ケルスティン・ヴォルフ:丘の上の使者
ヨースト・デ・ノーエイアー:半音階的トッカータ
 パッサカリア
ケルスティン・ヴォルフ:踊りの
谷 第1 番ー第5 番
ケルスティン・ヴォルフ(Org)
ヨースト・デ・ノーエイアー(Org)

録音:2016年9月 ハンブルク
いつもは宗教的な音楽で活躍するパイプオルガンを、ギターやピアノのように気楽に音楽に使おうという取組みで、作曲者自身が演奏している。パイプオルガンの多彩な機能を軽くお洒落な音楽のために用いているのが楽しいし、しかも聞いているとリラックスできる。 ケルスティン・ヴォルフはハンブルクで活動するオルガニスト、ピアニスト。現在ハンブルク音楽演劇アカデミーでオルガンを指導している。ヨースト・デ・ノーエイアーはオランダの若いオルガニスト。数々のオルガン・コンクールで上位入賞を果たしている。

CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-186(1CD)
モルデカイ・シェホリ〜ニューヨーク・コンサート Vol.10
(1)シューベルト:即興曲 ヘ短調 Op.142-1 D935-1
(2)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
(3)プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」からの 10 の小品Op.75―百合の花を持った娘たちの踊り,モンタギュー家とキャピュレット家
(4)プロコフィエフ:悪魔的暗示 Op.4-4
(5)シェホリ:哀歌―2001 年9 月11 日の犠牲者の思い出に
(6)グルック(ズガンバーティ編):オルフェオの調べ
(7)ショパン:マズルカ 嬰ハ短調 Op.30-4
モルデカイ・シェホリ(P)

録音: (1)-(4)1985年5月20日 ニューヨーク
(5)(6)2002年5月2日 ニューヨーク
(7)2001年6月2日 ニューヨーク
モルデカイ・シェホリ(1946 年 テルアヴィヴ生まれ)のニューヨークでのリサイタルのライヴ録音集。メインは2002 年5 月2 日、ニューヨークのマーキン・コンサート・ホールでの演奏。多少の乱れも何のそので気合を入れて弾き切るところにシェホリの根強い人気の理由が窺える。9.11 から8 ヵ月後の演奏会での次作の哀歌は特に思い入れが強い。
CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-187
モルデカイ・シェホリ〜ニューヨーク・コンサート Vol.11
(1)バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
(2)ブラームス:3 つの間奏曲 Op.117
(3)ムソルグスキー:展覧会の絵
(4)クライスラー:美しいロスマリン
(5)ハチャトゥリアン:トッカータ
(6)ナザレ:オデオン―ブラジル風タンゴ
モルデカイ・シェホリ(P)

録音: (1)1986年5月22日 ニューヨーク
(2)1991年6月12日 ニューヨーク
(3)1982年1月27日 ニューヨーク
(4)2002年5月2日 ニューヨーク
(5)1989年6月6日 ニューヨーク
(6)2003年6月14日 ニューヨーク
モルデカイ・シェホリ(1946 年 テルアヴィヴ生まれ)がニューヨークで催した 6 つのリサイタルから寄せ集めた CD。大曲、ムソルグスキーの展覧会の絵が目玉だが、バッハからナザレまでいずれの曲も達者に聞かせてくれる。

BRINRINRI
KYBR-1701(1CD)
税込定価
ランクラージュマン〜山下和仁+山下紅弓
ソル:ランクラージュマン Op.34
 ディヴェルティメント Op.38
グラナドス(山下和仁編):歌劇『ゴイェスカス』より間奏曲
ヴィラ=ロボス(イザイアス・サビオ編):さようなら美しいモレーナ〜ブラジル民族舞曲小曲集より
 小さな羊、太った羊 〜ブラジル民族舞曲小曲集より
ヴィヴァルディ(山下和仁編:2つのマンドリンのための協奏曲
ト長調 RV 532 - 第2楽章 アンダンテ
ファリャ(山下和仁編)スペイン舞曲第1番〜歌劇「はかなき人生」より
レオンハルト・フォン・カル:アンダンテ Op.24-2
作者不詳:ギター二重奏のためのソナタ(アレグロ、ロンド アレグロ)
F.ソル〜D.フォルテア:月光
ダラ・ハインツ:リーテーショナル シンメトリー
山下和仁、山下紅弓(G)

録音:2016年12月26-27日 、2017年2月16-17日 北九州市立響ホール
世界的ギタリスト山下和仁と長女の紅弓(こゆみ)のギターデュオは、2003 年、東京・浜離宮朝日ホールでデビュー。それ以 来、山下ファミリーによる世界ツアーでも好評を博して当時 CD も発売されているが、スタート時まだ小学生だった紅弓も今や 熊本大学理学部に在学する”理系女子”。学業のみならず、国内外のステージに立つ気鋭の奏者となっている。2016 年はイ タリアや韓国、九州のほか、奈良・春日大社でも公演。名人山下和仁とともに、紅弓の信じがたいギターによる歌心がソルやカ ルなどギター名曲で数々たっぷりと聴ける長時間アルバム。山下和仁編曲によるヴィヴァルディやファリャおよびグラナドスの 名曲、ヴィラ=ロボス、19 世紀から眠り続けていた発掘曲(作者不詳)の世界初録音や山下和仁紅弓のために捧げられたアイ ルランドの作曲家による新曲も。音響に定評のある北九州市立響ホールにて録音。

GENUIN
GEN-17456(1CD)
「Libero,fragile」〜現代無伴奏ヴァイオリン、ヴィオラのための作品集
ベリオ:セクエンツァ VIII(Vn)、セクエンツァ VI(Va)
エリオット・カーター(1908-2012):ムネモシネ(Vn)、フィグメント IV(Va)
ジェルジ・クルターク(1926-):「サイン、ゲーム、メッセージ」より
・バッハへのオマージュ(Hommage a JSB)(Vn)/・カレンツァ・ジグ(Vn)/
・民謡風(Vn)/・J. H.ソング(Va)/・ドロローソ(Vn)/
・アンナ・ケラーへのポストカード(Vn)/・イン・メモリアム・ブルム・タマーシュ(Va)/
・イン・ノミネ?ハンガリー風に(ダムヤニッチの記念碑)(Va)/
・…feerie d'automne…(Vn)
ヤン・ミュラー=ヴィーラント(1966-):リベロ、フラジール(Vn)、昇天(Va)
エリーザベト・クッフェラート(Vn,Va)

録音:2016年3月4,5日&14,15日
クリスティアン・テツラフ率いるテツラフ・カルテットのメンバーとしても活躍している実力派ヴァイオリニスト、エリーザベト・クッフェラート。タベア・ツィンマーマン、イザベル・ファウスト、ラース・フォークトなどとの共演や、バンベルク交響楽団の元コンサートミストレスであり、現在はハノーファー音楽大学の教授で後進の指導にもあたっています。このアルバムはベリオ、カーター、クルターク、ミュラー=ヴィーラントといった現代音楽作曲家による無伴奏のヴァイオリンとヴィオラのための作曲された作品集。ヤン・ミュラー=ヴィーラントの“昇天”はクッフェラートに捧げられた作品で、オーストリアのフェルトキルヒ・フェスティヴァルで初演されました。ベリオのヴィオラのために書かれた“セクエンツァ VI”では圧倒される超絶技巧を聴かせてくれます。
GENUIN
GEN-17461(1CD)
「デビュー」〜ピアノ連弾作品集
ラヴェル:序奏とアレグロ(2 台ピアノ版)
シューベルト:6 つの大行進曲 Op.40, D. 819 より第6 番
ドビュッシー:小組曲(4 手連弾)
フェラン・クルイサン(1976-):バイナリー(2 台ピアノ版)※世界初録音
タネーエフ:前奏曲とフーガOp. 29(2 台ピアノ版)
ヒンデミット:2 台のピアノのためのソナタ
シャラモフ・ピアノ・デュオ:
【アリーナ・シャラモワ、ニコライ・シャラモフ】

録音:2016年3月2〜4日
2015 年ミュンヘン国際コンクール(ARD music competition)、ピアノ・デュオ部門優勝のシャラモフ・ピアノ・デュオによるデビュー・アルバム。 ブルガリアで結成され、スペインのソフィア王妃高等音楽院で研鑽を積みました。そしてドイツのロストック音楽大学で兄弟デュオとして有名なハンス・ペーター・ステンツルとフォルカー・ステンツルに師事。ドビュッシーの“小組曲”は柔らかなメロディを溶け込むように滑らかなアンサンブルで聴かせ、シューベルトの作品では、勇壮でリズミカルなキレのある演奏です。スペインの現代音楽作曲家フェラン・クルイサン作曲の“バイナリー”は世界初録音。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-342(1CD)
シューマン:謝肉祭 Op.9
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
主題と変奏曲 変ホ長調 WoO.24
フアン・カルロス(P)

録音:2016年9月5‐9日Studio Odradek、ぺスカーラ,イタリア
スペインのピアニスト、フアン・カルロスによるシューマン集。カルロスは16 歳の時にマドリードでモーツァルトのピアノ協奏曲第20 番 ニ短調 K.466 を弾いてデビュー、その後米国のイェール大学音楽院でボリス・ベルマンに学んでいる。数々のコンクールに入賞し、現在は独奏者としてまた室内楽演奏の一員として活躍している。繊細でしっとりした味わいに富んだシューマンである。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-349(1CD)
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲 Op.120 ミュリエル・シュマン(P)

録音:2016年7月18-21日Studio Odradek
ぺスカーラ,イタリア
フランスのピアニスト、ミュリエル・シュマンによるベートーヴェンのディアベリ変奏曲。シュマンはフランス北西部の港町、ル・アーブルの生まれ。パリで学んだ後、イタリアの名ピアニスト、マリア・ティーポに学び、現在もイタリア在住。シュマンはベートーヴェン弾きとして知られており、このディアベリ変奏曲での明るくすっきりした中にも強い意志が感じられる演奏はその高評価を実感させてくれるものだ。

Stradivarius
STR-37069(1CD)
ヴァンダラー・ギター・デュオ
ブラームス(ウィリアムズ編):弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調Op.18―第2 楽章
シューベルト(コピレッロ編):死と乙女 D531
シューベルト(ビーム編):弦楽四重奏曲第9 番 ト短調 D173
フランク(オフェー編):前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18
メルツ:愛する人の墓で,不安,私はあなたのことを思う,タランテッレ
ヴァンダラー・ギター・デュオ
【ジャコモ・コピエッロ(G)
ミケーレ・テデスコ(G)】
若いギター・デュオ、ヴァンダラー・ギター二・デュオのデビューCD。ジャコモ・コピエッロとミケーレ・テデスコはヴィチェツァンペドロット音楽院の学生時代に知り合い、2013 年にデュオを結成すると、たちまちイタリアで人気のギター・デュオとして知られるようになった。ここではブラームス、シューベルト、フランクの有名曲の編曲を採り入れ、最後にヨハン・カスパー・メルツ(1806―1856)のギターオリジナル曲を入れている。いずれの曲も新鮮な感性が楽しい。
Stradivarius
STR-37047(1CD)
現代アコーディオン作品集
ピンチュナー:フィグーラ3
原田敬子:骨 プラス
クルリャンスキー:震え
ジェルヴァゾーニ:裏表のカードのアルバム
テジェラ:震えて
ラング:手書き譜3(シュリフト3)
ベドロシャン:ボサノヴァ
ファニー・ヴィサン(アコーディオン)

録音:2015年7月 トレヴィーゾ
フランスのアコーディオン奏者、ファニー・ヴィサンによる現代作曲家のアコーディオン作品集。マティアス・ピンチャー(1971-)、原田敬子(1968-)、ドミトリー・クルリャンツキー(1976-)、ステファーノ・ジェルヴァゾーニ(1962-)、ジャヌイバ・テジェラ(1978-)、ベルンハルト・ラング(1957-)、フランク・ベドロシャン(1971-)の作品は、いずれもとても個性が強く、それらをヴィサンが鮮やかに弾いている。


ミッテンヴァルト
MTWD-99064(1CD)
税込定価
オレグ・クリサ〜無伴奏ヴァイオリン作品集
(1)ジェミニアーニ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調
(2)ロカテッリ:カプリース第23番「ラビリンス(音楽の迷宮)」
(3)ペトラッシ(:影への讃歌(アルフレド・カセッラの思い出に)
(4)ホドキンソン(1934-):Branches(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ〜オレグ・クリ
サに捧ぐ)
(5)バルカウスカス(1931-):パルティータ
(6)シュニトケ:ア・パガニーニ
(7)パガニーニ:24のカプリースより(第5番、第6番、第17番)
オレグ・クリサ(Vn)

録音:(1)1963年5月17日、リヴィウ・フィルハーモニー・コンサート・ホール,ウクライナ(ライヴ)
(2)(3)1981年2月9日、モスクワ音楽院大ホール,ロシア(ライヴ)
(4)1998年1月21日、キルバーン・ホール,ニューヨーク州ロチェスター,アメリカ(ライヴ)
(5)1994年3月、キャンベラ音楽学校コンサート・ホール,オーストラリア
(6)1982年12月12日、モスクワ放送スタジオ,ロシア
(7)1977年3月メロディア・スタジオ,ロシア
ウクライナ出身/アメリカ国籍のヴァイオリニストオレグ・クリサはソ連時代より長年にわたり、一流のソリスト・室内楽奏者・指導者として敬愛されている。ダヴィド・オイストラフの愛弟子であるクリサは、数々の国際コンクール上位入賞(ヴィニアフスキー第2位[1962]、チャイコフスキー第3位[1966]、モントリオール第2位[1969])、そしてパガニーニ国際コンクール(1963)で完全なる覇者となった。20第の若さでキエフ音楽院弦楽器学科長に就任し、指導者としてのキャリアをスタートする。1973年ロシア国立グネーシン音楽院の同ポジション就任、その2年後にはヴァイオリン教授として出身校モスクワ音楽院で1988年まで教鞭を執ったが、D.オイストラフの生前は彼のアシスタント教授を務めた。現在イーストマン音楽院ヴァイオリン教授。2009年東京芸術大学客員教授。リヴィウ音楽アカデミー(ウクライナ)名誉教授、また日本弦楽器指導者連盟名誉会員。2016年ウクライナ国家芸術アカデミー(1996年創立された芸術分野最高名誉称号の1つ)の初となる外国人メンバーに選出された。オレグ・クリサはソロリサイタルを欧州、ユーラシア、北米、北アフリカ、アジア、オセアニアの主要なホールにて行い、ソリストとしてロジェストヴェンスキー、コンドラシン、キタエンコ、ラザレフ、フェドセーエフ、ドミトリエフ他多数の指揮者、世界各地の一流オーケストラやアンサンブルとの共演は数えきれない。殷富なソリストとしてのキャリアに加え、キエフ音楽院四重奏団(1970-73)、レオントヴィッチ四重奏団(1977-87)、ベートーヴェン弦楽四重奏団(1977-87)のリーダーも務めた。クリサはまた現代音楽の擁護者でもあり、著名な作曲家達(シュニトケ、デニーソフ、グバイドゥーリナ、ペンデレツキ、アルチョーモフ、ホドキンソン、シルヴェストロフ、他多数)がクリサのための作曲し献呈された多くの作品を初演した。


ALBANY
TROY-1662(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲) ミシェル・ロス(Vn)

録音:2013年12月4日、5日&2014年1月31日-2月2日、3月19日-21日
新進のヴァイオリニスト、ミシェル・ロス(Michelle Ross)。ドロシー・ディレイ、イツァーク・パールマン、キャサリン・チョウ、ジュリアード弦楽四重奏団のロナルド・コープスに師事。今作は彼女のデビュー・アルバムで、J.S.バッハの“無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ”全曲に挑みました。優しい音色で軽やかに丁寧に音楽を紡いでいます。
ALBANY
TROY-1659(2CD)
「生と死の投影」
ジョン・マクドナルド:死Op.519,No.113/
ショパン:前奏曲第15 番 変ニ長調 「雨だれ」/
ジョン・マクドナルド:Post-Mort Op.519,No.134/
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K397/
ジョン・マクドナルド:Post-Post-Mort Op.519,No.136/
バルトーク:オスティナート/
ベートーヴェン:バガテルOp.119,No.10/バガテルOp.119,No.11/
ジョン・マクドナルド:バークOp.541,No.7/
ラフマニノフ:前奏曲Op.32,No.10/
シューベルト:楽興の時D.780,No.2/
ジョン・マクドナルド:Mere Mort Op.541,No.36/
ヤナーチェク:おやすみ/
グレゴリー・W・ブラウン:スウィート&トウェンティ/
ヤナーチェク:涙ながらに/
トーマス・ストゥンプ:The Spirit and the Dust/
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13 番 イ長調D.664〜アンダンテ/
モーツァルト:メヌエットK355(576b)/
ジョン・マクドナルド:Temp,Op.541,No.94/
レベッカ・サックス:One at a Time/
スコット・ジョプリン:ソラース/
バルトーク:バガテルOp.6,No.2/Op.6,No.3/Op.6,No.6/
ショパン:前奏曲Op.29 第9 番/前奏曲Op.29 第14 番/
ユーディ・ワイナー:Delirium breve/
ヤナーチェク:落ち葉/
ドビュッシー:枯葉/雪の上の足跡/
バッハ:イタリア協奏曲BWV971〜アンダンテ
ヘイズ・ビッグス:“The secret that silent Lazarus would not reveal”/
ショパン:前奏曲Op.29 第17 番/
ドビュッシー:沈める寺/
エネスコ:鐘-夜想曲/
ユーディ・ワイナー:オーベルジュ・ド・リル/60 ポイント・オヴ・ライト
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475
トーマス・ストゥンプ(P)

録音:2015年7月
上海で生まれ、香港で育ち、ザルツブルク・モーツァルテウム大学で学んだトーマス・ストゥンプ。「生」と「死」そして「時間」にまつわるピアノ作品を収録した2枚組。短い小品を中心にセレクトされ、静謐で思慮深い作品ばかりです。

カメラータ
CMCD-28349(1CD)
2017年6月10日発売
Japan Now/飯野明日香
一柳慧:ジャズ ファンタジー〜ピアノ協奏曲第4番「JAZZ」より
(ピアノ独奏版編曲:飯野明日香)
西村朗:マツヤ(魚)〜「ヴィシュヌの化身」より
金子仁美:中世から
細川俊夫:エチュードW─あやとり、2つの手による魔法(呪術)、3つの線
藤倉大:2つの小品(T. Seksek,U. あやとり)
田中カレン:テクノ・エチュード
湯浅譲二:内触覚的宇宙U・トランスフィギュレーション
飯野明日香(P)

録音:2017年3月/埼玉
 2014年度レコード・アカデミー賞(現代曲部門)受賞の前作「France Now」から3年、飯野明日香の待望の3rdアルバムは、日本の現役作曲家 7人の作品を収録した、その名も「JAPAN NOW」。  鋭い感性と豊かな音楽性で、日本発の現代ピアノ作品の「今」を鮮や かに聴かせます。

Grand Piano
GP-726(2CD)
NX-B03
ヴォルフガング・ヤコビ(1894-1972):ピアノ作品集
パッサカリアとフーガ Op.9(1922)…世界初録音
古風なスタイルによる組曲 Op.10(1922)…世界初録音
ピアノ・ソナタ 第2番(1936)…世界初商業録音
ピアノ・ソナタ 第3番(1939)
2台のピアノのための音楽:「アダムの堕落によりて」によるコラール前奏曲…世界初商業録音
ピアノ連弾のための小品…世界初録音
ピアノのためのソナチネ(1968)
タチアーナ・ブローメ(P)
ホルガー・グロショップ(P)

録音:2015年9月28-30日、2015年11月2-4日
バルト海に浮かぶドイツ最大の島、リューゲン島生まれの作曲家、ヴォルフガング・ヤコビのピアノ作品集。ベルリン音楽アカデミーで 学び、卒業後は教師として、またドイツの放送業界で働いていましたが、父親がユダヤ人だったため「退廃音楽家」としてナチスから 排斥され一時期はフィレンツェに移住、そこではバロック様式を学びました。しかし、第二次世界大戦後は音楽界に復帰、ミュンヘ ン音楽アカデミーの教授となり、戦後の音楽文化の発展に寄与しました。現在、ヤコビの作品はサックスとアコーディオンの作品が 知られるのみですが、彼のピアノ作品はどれもJ.S.バッハ=レーガーの流れを汲み、現代的な響きの中にコラールやカノンを取り入 れた新古典主義による魅力的な小品ばかりです。連弾作品での複雑な音の応酬も聞きどころ。
Grand Piano
GP-733(1CD)
NX-B03
レオポルト・コジェルフ:ピアノ・ソナタ全集 第9集
ピアノ・ソナタ 第33番 ト短調 Op.35-3 P.XII:34…世界初録音
ピアノ・ソナタ 第34番 変ホ長調 Op.38-1 P.XII:35…世界初録音
ピアノ・ソナタ 第35番 ハ長調 Op.38-2 P.XII:36
ピアノ・ソナタ 第36番 ヘ短調 Op.38-3 P.XII:37
ピアノ・ソナタ 第37番 ト長調 P.XII:50…世界初録音
ケンプ・イングリッシュ
フォルテピアノ・・・1795年ポール・ダウニー製 アントン・ヴァルター複製、ハープシコード…1785年 ロングマン&ブロードリップ(トーマス・クリフォード製作)

録音 2012年12月10-15日
ボヘミア出身の作曲家コジェルフのピアノ・ソナタ第9集。1790年から1793年頃の作品が収録されており、ケンプは1795年に制 作されたフォルテピアノ(複製)を用いて演奏しています。時代は疾風怒濤の時代から初期ロマン派への過渡期。スコットランドの 歌をモティーフとした旋律で始まる第33番はハイドン風、ギャラント様式で書かれた単純で美しい第37番などに対し、まるでベー トーヴェンの「熱情ソナタ」を思わせる第36番は全く対照的な雰囲気を宿しています。抒情的な緩徐楽章では、時にシューベルト のソナタを予告させるほど劇的な部分も備えています。
Grand Piano
GP-750(1CD)
NX-B03
アルトゥール・ルリエ:ピアノ作品集 第2集
2つの詩曲 Op.8(1912)
グルックによるメヌエット
シンセシズ Op.16/昼間の日課(1915)
子供部屋のピアノ(ロシアの子供時代の8つの情景)(1917)
ピアノ・ソナチネ 第3番(1917)
トッカータ(1924)/ワルツ(1926)
ジーグ(1927)/行進曲(1926)
夜想曲(1928)/間奏曲(1928)
子ヤギの子守歌(1936)
フェニックス公園の夜想曲(1938)
ジョルジオ・コウクル(P)

録音 2016年7月3日、11月13日
ロシア、ベラルーシ出身の作曲家ルリエは、1920年代までソ連楽壇の指導的作曲家として活動していたものの、国政に異を唱 え、ベルリンに出張したまま亡命してしまったという人。ドイツ、フランスを経てアメリカに行き、ストラヴィンスキーの影響を強く受けた 作品を多く書きました。同世代の美術にも関心を持ち、いくつかの作品は美術品に関連付けられたタイトルをもっています。そのよ うな経歴のため、ソ連国内では長らく彼の作品の演奏・出版が禁じられていましたが、21世紀になってようやく復興が始まりまし た。コウクルによる第2集のアルバムには、様々な小品が収録されています。1910年代の作品は、魅惑的な響きを持つ「シンセシ ズ」、表現的なタイトルを持つ「子供部屋のピアノ」とスクリャービンの影響が感じられますが、1920年代から1930年代の作品は 彼の友人のために作曲されたものが多く、比較的親しみやすい曲調を持っています。第1集と同じく、フランス、スペインの作品を得 意とするコウクルの表情豊かな演奏です。
Grand Piano
GP-760(1CD)
NX-B03
ステパニアン:ピアノのための26の前奏曲集
8つの前奏曲 Op.47(1947)
8つの前奏曲 Op.48(1948)
8つの前奏曲 Op.63(1956)
前奏曲 イ長調(1965)
前奏曲 ヘ短調(1965)
ミカエル・アイラペティアン(P)

録音 2016年6月10-11日
紀元前より豊かな文化を育んできたアルメニア共和国。古くはペルシャとオスマン帝国との抗争を通じて教会音楽や民族音楽を 吸収し、独自の音楽文化を創り上げてきた国です。 1897年に生まれたステパニアンは、グネーシン音楽学校の同門、ハチャトゥリアンが「偉大なアルメニア人」と称賛した作曲家。アル メニアの近代音楽を確立したとされるコミタスの流れを汲み、3曲の交響曲を始め、オペラ、歌曲、ピアノ曲など多数の作品を書い た人です。ピアノ曲はショパンやラフマニノフ風でありながら、アルメニア民謡のエッセンスを取り入れた郷愁に満ちた旋律が特徴的。 この前奏曲集からも、随所にオリエンタルなメロディと独特な音階が聞こえます。
Grand Piano
GP-761(1CD)
NX-B03
サティ:ピアノ曲全集 第1集(新サラベール版)
アレグロ(1884)…#
ワルツ-ヴァレ(1885)
幻想-ワルツ(1885頃-1887)
四重奏曲 第1番(1886頃)…*
四重奏曲 第2番(1886頃)…*
 [オジーヴ(1886頃)/オジーヴ I/オジーヴ II…#/オジーヴ III/オジーヴ IV]
3つのサラバンド(1887)…#
3つのジムノペディ(1888)
グノシエンヌ(第5番)(1889)…#
ハンガリーの歌(1889)…#
3つのグノシエンヌ(1890頃-1893)
タイトルなし(1891)(ばら十字団の最初の思想:初稿)…#
グノシエンヌ(第4番)
「至高の存在」のライトモティーフ
ばら十字団のファンファーレ(1891)
教団の歌/大巨匠の歌…#
大僧院長の歌
「星たちの息子」第1幕へのグノシエンヌ 7(1891)…#
ニコラス・ホルヴァート(P…1881年エラール:コジマ・ワーグナー所有model55613)

録音 2014年11月9-11日
*…世界初録音
#…ロバート・オーリッジ改訂版(サラベール社版:2016)による世界初録音
GRAND PIANOレーベルの新シリーズ「サティ・ピアノ曲全集」は2016年に出版された、フランスで100年以上もの歴史を持つ出 版社サラベールの新版を用いての録音です。作品によっては世界初録音であったり、またこの改訂版での初録音であったりと、サ ティ好きの方にとっても大変興味深いアルバムです。 ホルヴァートが演奏しているのは、コジマ・ワーグナーが所有していた歴史的なエラール。サティが活躍していた当時の音色がそのまま 蘇ります。作品は年代別に収録されており、初期にみられるショパンの影響を少しずつ脱し、精緻で独自の作風を開拓していく様 子も手に取るようにわかる選曲です。
Grand Piano
GP-764(1CD)
NX-B03
ポンセ:ピアノ作品全集 第2集
キューバ狂詩曲 第1番(1914)
グアテケ(1916)/キューバ組曲(1916)
キューバ前奏曲(1916)
ELEGIA DE LA AUSENCIA 不在のエレジー
キューバ(サロンのダンス)
モデラート・マリンコニコ
スケルツォ(ドビュッシーへのオマージュ)
間奏曲 第2番
Preludio encadenados 繋がれた前奏曲(1927)
白と黒の組曲
アルバロ・センドージャ(P)

録音 2016年10月9-10日
メキシコにおける近代音楽の偉大な作曲家ポンセ。数多くの作品を残しましたが、現在聴くことができるのはほとんどがギター音楽 です。しかし、彼のピアノ曲も実に多彩。初期の抒情的な作風から、後期の新古典派風の前衛的な作品まで、興味深い曲がた くさんあります。このアルバムではキューバの民族音楽のエッセンスを取り入れた「キューバ組曲」を始め、フランス風の「白と黒の組 曲」などといった、彼が一時期師事したデュカスの影響が感じられる作品も聴くことができます。

Paladino Music
PMR-0083(2CD)
NX-C06
セバスチャン・リー(1805-1887):チェロのための練習曲集
チェロのための40のやさしい練習曲 Op.70(第2チェロの伴奏つき)
チェロのための40の旋律的で発展的な練習曲 Op.31
マルティン・ルンメル(Vc)
セバスティアン・ハルトゥング(第2Vc)

録音:2005年9月26日、2016年9月13.14日
セバスチャン・リーは19世紀におけるチェロの優れた教育者。パリのコンセルヴァトワールで30年間以上後進の指導にあたり、優れ た奏者を数多く輩出した人です。リーが書いた2冊の練習曲、Op.31とOp.70はチェロを学ぶ人にとって必携の書。技術の向上だ けでなく、音楽性を養うためにも必要なメソッドが含まれていますが、これまでにまとまった音源はほとんどなく、実際に聞いてみたいと 願う人が多かった作品でもあります。ルンメルの丁寧な演奏は、単なる練習曲としてではなく、聞いても楽しめる曲集に仕上がって います。


Treasures
TRE-169(1CDR)
ブランカール〜モーツァルト&シューマン
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 K.281
 ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283
 ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 K.545
シューマン:ノヴェレッテンOp.21*
ジャクリーヌ・ブランカール(P)

録音:1951年10月、1955年*
※音源:日King LY-34、英DECCA LXT-5120*
◎収録時間:78:08
“音楽の自律的な推進性を引き出すブランカールの至芸!”
■音源について
モーツァルトは、あえて国内初期盤を採用。当時のプレスの優秀さを実感いただきたいと思います。LXT-5120はチリパチが気になるものが多く、3度目にようやく良質盤に出会えました。

★ジャクリーヌ・ブランカール(1909-1979)はパリ出身の女流ピアニスト。パリ音楽院でイジドール・フィリップに師事。国際フォーレ・コンクルで優勝して注目を浴び、ラヴェル:左手のピアノのための協奏曲の世界初録音を果たしたことでも知られますが、録音数はごくわずか。コルトーが書いた『ピアノ・テクニックの合理的原理』を初心者向けに要約した『初心者のためのピアノ・テクニックの基本原理』の著作でも知られるように、コルトーの良き協力者でもありました。
モーツァルトの国内盤のジャケット解説には、ブランカールのピアノの特徴を「いかにも女性らしい」とか「フランス風」といったいう紋切り型の説明しかありませんが、明晰なタッチで作品のフォルムをきちんと描き、聴き手に迎合するような安直な表現に流れず、まさに時代を問わない普遍的な洗練スタイルは、もっと注目されるべきだと思います。フランス的な香りは結果的に後から付いてくる程度。フレージングは常に自然体。しかがって、L・クラウスのような、人間味を全面に押し出すスタイルとは対極的と言えましょう。その特徴は、K.281の第1楽章でも明らかですが、同3楽章のとぼけたような和声の変化にも身じろがず、誇張もせず、それによってかえって音楽の面白さを増しています。単に「女性的」という表現で済まされないことを最も痛感するのが、K.545。タッチ自体はデリケートですが、音楽の芯は骨太。それが展開部では見事な生命感として放出されます。注目は第2楽章!なんと凄い曲なのでしょう!特に中間部では内面からドラマを一気に引き出し、一瞬で聴き手を別世界に引き込んでしまう、その牽引力を体感して下さい!
ノヴェレッテンは、クララのために書かれた幸福感溢れる小品集ですが、ブランカールの演奏は、その情感を無理に演奏に投影するのではなく、作品を大きく捉えて音楽を伸びやかに推進させます。第1番などぶっきらぼうに聞こえるほどですが、決して乱暴ではなく、純粋な活力が音楽を息づかせます。急速な第2番も一見淡白ですが、中間部の媚びないエレガンスに触れると、それら全てが有機的に連動しているに唸らされます。フランス流エレガンスと言えば、第4番。「舞踏会のテンポで」と書かれていますが、ブランカールはそれを意識して凝ったアゴーギクなど見せず、フワッと香る余韻で魅了。第7番も、音楽の多彩な側面が自然に炙り出されます。
アンドラーシュ・シフのような入念さ、ソフロニツキーの独特の奥深さ等とと聴き比べるのも一興かと思います。【湧々堂】


若林工房
WAKA-4201(2CD)
《展覧会の絵》〜りゅーとぴあライヴ2016
ウェーバー:舞踏への勧誘
リスト:メフィスト・ワルツ第1番
ワーグナー(リスト編曲):イゾルデの愛の死
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 道化師の朝の歌
ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》
プロコフィエフ:「束の間の幻想」op.22 より第3 番&第14 番
スクリャービン:前奏曲Op.74-1
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
シューベルト(リスト編):連祷
メトネル:おとぎ話変ロ短調op.20-1
ショパン:マズルカ嬰ハ短調op.6-2
 ワルツ,ロ短調op.69-2
イリーナ・メジューエワ(P)
(ピアノ… 1925年製ニューヨーク・スタインウェイCD135)

録音:2016年12月3日、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館コンサートホールにおけるライヴ録音
メジューエワによる2016 年12 月の新潟リサイタルのライヴ録音。日本屈指の音響を誇るりゅーとぴあ新潟市民芸術文化 会館に1925 年製ニューヨーク・スタインウェイの華麗なサウンドが響き渡った贅沢なコンサートです。オーケストラでも親しま れている楽曲を集めたプログラムはピアニスティックな色彩感に溢れたもの。得意とする《展覧会の絵》は4度目の録音とな りますが、ヴィンテージ楽器を使用した今回のヴァージョンは究極ともいうべきクオリティの高さを示しています。凡そ20 分に およぶアンコール(8 曲)まで含めた当日の演奏曲全てを収録。聴き応えじゅうぶんの二枚組です。

GENUIN
GEN-17456(1CD)
現代無伴奏ヴァイオリン、ヴィオラのための作品集
ベリオ(1925-2003):セクエンツァ VIII(Vn)、セクエンツァ VI(Va)
エリオット・カーター(1908-2012):ムネモシネ(Vn)、フィグメント IV(Va)
ジェルジ・クルターク(1926-):「サイン、ゲーム、メッセージ」より
 バッハへのオマージュ(Hommage a JSB)(Vn)/カレンツァ・ジグ(Vn)/ 民謡風(Vn)/J. H.ソング(Va)/ドロローソ(Vn)/ アンナ・ケラーへのポストカード(Vn)/イン・メモリアム・ブルム・タマーシュ(Va)/イン・ノミネ?ハンガリー風に(ダムヤニッチの記念碑)(Va)/…feerie d'automne…(Vn)
ヤン・ミュラー=ヴィーラント(1966-):リベロ、フラジール(Vn)、昇天(Va)
エリーザベト・クッフェラート(Vn、Va)

録音:2016年3月4,5日&14,15日
クリスティアン・テツラフ率いるテツラフ・カルテットのメンバーとしても活躍している実力 派ヴァイオリニスト、エリーザベト・クッフェラート。タベア・ツィンマーマン、イザベル・ファウ スト、ラース・フォークトなどとの共演や、バンベルク交響楽団の元コンサートミストレスであ り、現在はハノーファー音楽大学の教授で後進の指導にもあたっています。このアルバム はベリオ、カーター、クルターク、ミュラー=ヴィーラントといった現代音楽作曲家による無 伴奏のヴァイオリンとヴィオラのための作曲された作品集。ヤン・ミュラー=ヴィーラントの “昇天”はクッフェラートに捧げられた作品で、オーストリアのフェルトキルヒ・フェスティヴァ ルで初演されました。ベリオのヴィオラのために書かれた“セクエンツァ VI”では圧倒され る超絶技巧を聴かせてくれます。
GENUIN
GEN-17461(1CD)
「デビュー」〜ピアノ連弾作品集
ラヴェル:序奏とアレグロ(2 台ピアノ版)
シューベルト:6つの大行進曲 Op.40, D. 819 より第6 番
ドビュッシー:小組曲(4 手連弾)
フェラン・クルイサン(1976-):バイナリー(2 台ピアノ版)※
世界初録音
タネーエフ:前奏曲とフーガOp. 29(2 台ピアノ版)
ヒンデミット:2台のピアノのためのソナタ
シャラモフ・ピアノ・デュオ:
【アリーナ・シャラモワ、ニコライ・シャラモフ】

録音:2016年3月2〜4日
2015 年ミュンヘン国際コンクール(ARD music competition)、ピアノ・デュオ部門優勝のシャラモフ・ピアノ・デュオによるデビュー・アルバム。 ブルガリアで結成され、スペインのソフィア王妃高等音楽院で研鑽を積みました。そしてドイツのロストック音楽大学で兄弟デュオとして有名なハンス・ペーター・ステンツルとフォルカー・ステンツルに師事。ドビュッシーの“小組曲”は柔らかなメロディを溶け込むように滑らかなアンサンブルで聴かせ、シューベルトの作品では、勇壮でリズミカルなキレのある演奏です。スペインの現代音楽作曲家フェラン・クルイサン作曲の“バイナリー”は世界初録音。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-342(1CD)
シューマン:謝肉祭 Op.9
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
主題と変奏曲 変ホ長調 WoO.24
フアン・カルロス(P)

録音:2016年9月5‐9日Studio Odradek、ぺスカーラ,イタリア
※日本語解説つき
スペインのピアニスト、フアン・カルロスによるシューマン集。カルロスは16 歳の時にマドリードでモーツァルトのピアノ協奏曲第20 番 ニ短調 K.466 を弾いてデビュー、その後米国のイェール大学音楽院でボリス・ベルマンに学んでいる。数々のコンクールに入賞し、現在は独奏者としてまた室内楽演奏の一員として活躍している。繊細でしっとりした味わいに富んだシューマンである。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-349(1CD)
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲 Op.120 ミュリエル・シュマン(P)

録音:2016年7月18-21日Studio Odradek、ぺスカーラ,イタリア
※日本語解説つき
フランスのピアニスト、ミュリエル・シュマンによるベートーヴェンのディアベリ変奏曲。シュマンはフランス北西部の港町、ル・アーブルの生まれ。パリで学んだ後、イタリアの名ピアニスト、マリア・ティーポに学び、現在もイタリア在住。シュマンはベートーヴェン弾きとして知られており、このディアベリ変奏曲での明るくすっきりした中にも強い意志が感じられる演奏はその高評価を実感させてくれるものだ。

ミッテンヴァルト
MTWD-99063(1CD)
税込定価
黛敏郎:ピアノ作品集
12の前奏曲(1945-1946)* 天地創造(1965)*
バレエ「かぐや姫」から金の枝の踊り(1950)

(ボーナストラック)
オール・デウーヴル(1947)*
第1楽章/第2楽章
秦はるひ(P)
入川 奨(Percussion)
録音:2016 年4 月26 日・27 日神奈川県二宮町生涯学習センター ラディアンホール、 2016 年12 月26 日ファツィオリ・ショールーム

*=世界初録音
「12 の前奏曲」の自筆楽譜の表紙には「Op.0 1〜24」と記されている。作品番号を「零」としたのは本格的な作曲を開始する準 備作品として位置付けていたためであろう。東京音楽学校に入学した頃に第1曲目が書かれたが、当時黛はまだ 16 歳の少年で あった。当初は 24 の前奏曲として構想され調号の付かないハ長調とイ短調から始まり♯の数を増しながら長調と短調を並べてゆ く形で書き進められたが13 曲目以降は書かれていない。 「天地創造」は1966 年のジョン・ヒューストン(1906-1987)監督によるアメリカとイタリアの合作映画。原題は「聖書(The Bible)」であ ったが日本では「天地創造」の邦題で公開された。当初ストラヴィンスキーに音楽を依頼するはずだったが処々の問題により実現 せず、「涅槃交響曲」のレコードを聴いた監督から黛が指名された。オリジナルは合唱を伴った管弦楽曲であるが、当 CD は本人 編作のピアノ版出版譜(1966)による演奏である。 「オール・デウーヴル」はジャズの溌剌たる躍動感、生命力に溢れたヴァイタリティを、純音楽的に表現しようと試みたものである。 第1 楽章は短いイントロダクションとブーギー・ウーギー。第2 楽章はルンバ。ちなみにこの「オール・デウーヴル」という言葉は今 日では日本語化されて「オードブル」等と言われている。


Treasures
TRE-167(1CDR)
アントルモン〜ショパン&「展覧会の絵」
ショパン:バラード第3番/夜想曲Op.27-2
 即興曲第1番Op.29/タランテラOp.43
 スケルツォ第1番/ポロネーズ第5番
 軍隊ポロネーズOp.40-1
ムソルグスキー:展覧会の絵*
フィリップ・アントルモン(P)

録音:1958年(モノラル)
※音源:米EPIC LC-3316、米COLUMBIA ML-5301*
◎収録時間:78:49
“誰も語ってくれないアントルモンの本来の実力!”
■音源について
アントルモンのメジャー・デビュー当時の録音。ショパンは、後年のステレオ録音は繰り返し発売されていますが、このモノラル盤の説得力には遠く及ばないと思います。

★「なぜアントルモン?」と怪訝に思われるかもしれませんが、ここに収録した録音は、「アントルモンの最高傑作」であるだけでなく、有名名盤と堂々比肩し得る超名演だと断言させて頂きます。アントルモンというピアニストには、レパートリーは広く、技巧も申し分ないのに、どこか物足りなさを感じる方が多いと思います。米コロンビアは、この若手ピアニストを強力に売りこもうとしていたことはバーンスタイン、オーマンディという看板指揮者と惜しげもなく有名協奏曲の録音の機会を与えたことでも明白ですが、その期待とは裏腹に、ホロヴィッツ、ゼルキンという巨匠とも比較されたことでしょう。そんなジレンマの中、とにかく録音スケジュールをこなすことに追われて、自己を見つめる余裕などなかったのが、その要因かもしれません。少なくとも、M・ロンやJ・ドワイアン門下であることを窺わせる香りはほとんど感じ取れません。ところが、ここに聴くアントルモンは違います!20代前半の演奏ですので、感覚的に瑞々しいのは当然ながら、感じたままをそのまま表面化するのではなく、更に思慮深く音楽を見つめ、内省的な美しさも湛えながら一本筋の通った名演奏を展開しているのです。それもショパンで言えば、たまたま1、2曲が良いのではなく、7曲全てが絶品!今の自分の表現で納得できる作品だけを厳選したと思われる選曲も、成功の大きな要因だと思われます。
バラード第3番は、第2主題が現れるまでの間だけでも聴きどころ満載。拍節感を保持しながら音楽を停滞させず、1:40からの高音の可憐な囁きでも魅了。第2主題直前の間合いの良さは空前絶後。その第2主題は、ニュアンスを十分に発揮しつ制御が効いているので、音楽の豊かさ、深さが一層際立ちます。夜想曲第8番は流麗な中にも芯の強さがあり、ニュアンスが結晶化された逸品。あえてベスト1を選ぶならこれ!…と思いましたが、他の曲を外す理由が見つかりません。スケルツォ第1番は鋭利なダイナミズムのみに走らず、根底からフレーズを突き動かしながら歌い、聴き手の心に根付く表現を慣行。中間部のフレージングは、それこそ後年の録音からは感じにくい有機的ニュアンスの連続。実は、私がアントルモンのイメージを一旦リセットする必要性を感じたのは、ポロネーズ第5番をある場所で聴いたのがきっかけでした。瑞々しいのに若さに任せず、ドラマチックなのに誇張を感じさせないそのセンス!一音ごとのニュアンスの吟味の深さも尋常ではありません。
「展覧会の絵」も、アントルモンの身の丈にあったスケール感を素直に表出した名演。各曲の性格描写には一切誇張や嘘がなく、聴き手にダイレクトに訴えかける力があります。“テュイルリーの庭”は、強弱の盛り込みが全てツボにはまり、続く“ビドロ”は、変に大風呂敷を広げず、後半の鎮静に向かうシーンには一抹の郷愁さえ感じます。
CD時代に入って、アントルモンの名を目にするのは、寄せ集め名曲集の類いばかり。一体誰が彼をそんな扱いにしてしまったのでしょうか? 【湧々堂】

PRAGA
PRD-250379(1CD)
ストラヴィンスキー:2台のピアノのための作品集
(1)ロシア風スケルツォ(作曲者編 1954)
(2)春の祭典(ジョン=パトリック・ミロウ編2台ピアノ版)
(3)2台のピアノのための協奏曲
(4)5つの小品(連弾)
(5)3つの小品(連弾)
(6)2台のピアノのためのソナタ
(7)タンゴ(バビン編)
ヴィーチャ・ヴロンスキー&ヴィクトル・バビン(1)(3)(7)、
ベルナール・ジョブ&ジョン=パトリック・ミロウ(2)(4)(5)、
アロイス&アルフォンス・コンタルスキー(6)

録音:1961年(1)(7)、1962年(3)/ニューヨーク、1982年6月18日(2)、1991年2月9-10日(4)(5)/パリ、1962年11月/ミュンヘン(6)
ストラヴィンスキー自身の編曲による連弾版「春の祭典」は、昨今大物ピアニストたちの人気レパートリーとなっていますが、ここではジョン=パトリック・ ミロウが35年前に自身で2台ピアノ用に編曲、録音した貴重な音源が収められています。ミロウは高度な技巧とフレッシュな感覚にあふれたフランスの ピアニストでしたが、1996年に43歳の若さで急逝しました。より複雑な2台ピアノ版「春の祭典」と、技術的にはわりと平易なオリジナル連弾作品を ミロウの演奏で堪能できます。 さらにロシア出身でアメリカで人気となったピアノ・デュオのヴロンスキー&バビンの往年の録音から、ジャズ・バンドのために書いた「ロシア風スケルツォ」 のストラヴィンスキー自身による2台ピアノ版やバビン編曲の「タンゴ」も大歓迎。また意外にシリアスな「2台のピアノのためのソナタ」はコンタルスキー 兄弟の名演で楽しめます。 (Ki)

Signum Classics
SIGCD-496(1CD)
フレイヤ・ウェーリー=コーエン:パーミュテーションズ
アンヴェール
タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn)

録音:2016年10月−14日
今を輝く英国ヴァイオリン界の才女、タムシン・ウェーリー=コーエンが、妹で作曲家のフレイヤ・ウェーリー=コーエンの2作品を取り上げたヴァイオリンと作曲による"姉妹共演"!2017年のオールドバラ音楽祭の委嘱作品として作曲された「パーミュテーションズ(順列)」は、建築学と音楽の融合をテーマとした6パートのヴァイオリンのための作品であり、姉、タムシン・ウェーリー=コーエンが6つの個別の部屋をそのヴァイオリンで表現していきます。フレイヤ・ウェーリー=コーエンの作品は、オリヴァー・ナッセン、デイヴィッド・カーティスらによって取り上げられ、2017年にはウィグモア・ホール、サンタフェ室内楽音楽祭で弦楽四重奏のための新作初演が予定されるなど、イギリスを中心に各国で注目を集めています。

Musiques Suisses
MGBCD-6290(1CD)
ブロッホ:チェロのための室内楽作品集
ユダヤ人の生活より
無伴奏チェロ組曲第1番
無伴奏チェロ組曲第2番
無伴奏チェロ組曲第3番
ヘブライ瞑想曲/3つの夜想曲
キアーラ・エンデルレ(Vc)、
マティアス・エンデルレ(Vn)、
坂上博子(P)

録音:2016年11月22日−24日
スイス出身の大作曲家ブロッホのチェロのための音楽を奏でるキアーラ・エンデルレは、カルミナSQの第1ヴァイオリン奏者マティアス・エンデルレとヴィオラ奏者ウェンディ・チャンプニーを両親に持つスイスの才女。ワルシャワのルトスワフスキ国際チェロ・コンクールで第1位に輝き、ロンドンではピエール・フルニエ賞を受賞。2017年の夏にはルツェルン音楽祭へのデビューを控えている注目の若きチェリストです。父マティアスと1987年のクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールの優勝者、坂上博子とのアンサンブルでも、その豊かな才能と将来性を存分に披露してくれています。

Euterpe Musica
EMCD-1619(1CDR)
密の彼方
アイヴズ:ピアノ・ソナタ第2番「マサチューセッツ州コンコード、1840年−1860年」
ブーレーズ:フルートとピアノのためのソナティナ
インゲマル・フリデル(P)、
アンデシュ・ユンガル=シャプロン(Fl)
インゲマル・フリデル(1949−)は、スウェーデン、ルンド大学の教授。コンサートピアニストとして、ショパン、シューベルト、ラフマニノフ、ガーシュウィンを弾いたアルバム『Rhapsody of Piano Delights』(EMCD1114)を録音しています。ウォールデン・ポンドのほとりにたたずむソローをイメージしたとされる「コンコード・ソナタ」終楽章のフルートと、ブーレーズの初期の作品のひとつ「フルートとピアノのためのソナティナ」を担当するアンデシュ・ユンガル=シャプロンは、フリデルと一緒に「デュオ・コンコルド」としてスウェーデン、フランス、南アメリカでコンサートを行っています。


King International
KKC-047(1CD)
失われた時の音楽〜セヴラック・アルバム
セヴラック:即興曲第2番 嬰ハ短調
 ラングドック地方で(全5曲)
 休暇の日々第1集(全8曲)
カントルーブ:友の思い出「デオダ・ド・セヴラックへのオマージュ」
深尾由美子(P)

録音:2016年2月29日、5月16日/キング関口台第1スタジオ
日本語帯・解説付
フランス音楽、ことにセヴラックの作品に熱意を燃やすピアニスト深尾由美子の最新アルバム。前作ジェラール・プーレとのヴァイオリン作品のCD (KKC-028)はレコード芸術誌特選となりました。洒脱で独特の香りに満ちたフランス・ピアニズムを聴かせてくれます。
今回はセヴラックの大作「ラングドック地方で」と親しみやすい「休暇の日々第1集」をメインに驚きの円熟した解釈を聴かせてくれます。さらにセヴ ラック1898年頃の習作「即興曲第2番」が大歓迎。シューマンの影響が濃いものの、セヴラックならではのメロディにあふれていて非常に魅力的。新し い宝物を見つけたような気持ちになります。
もうひとつの注目は、「オーヴェルニュの歌」で知られるカントルーブのセヴラック追悼曲「友の思い出」。カントルーブはセヴラックに私淑し、多大な影 響を受けました。彼はセヴラックの死後、未亡人から遺品の整理を頼まれ、1929年8月にセヴラックの書斎でスケッチや未完成作品の目録を作りました。 その際に強いインスピレーションを受けて「友の思い出」を一気に作曲したといわれます。もとは「月桂樹」と題された3曲から成るオーケストラ曲の第 2曲ですが、カントルーブ自身によるピアノ独奏版の自筆譜を入手して今回世界初録音。セヴラックの作品中で情念あふれる「リヴィアのキリスト像を前に したらば曳きたち」と「春に墓地の片隅で」からの引用がみられ、カントルーブの落涙と慟哭で進み、驚くほど感動的なクライマックスを迎えます。セヴラッ ク好きは涙なしにすませられない作品を、深尾由美子が入魂の演奏で聴かせます。 (Ki)
■深尾由美子
桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ科卒業、フランス・リヨン国立音楽院室内楽コースを首席で終了。フランス音楽、ことに作曲家デオダ・ド・セヴラックについて研究。カタルーニャ人のピアニスト、テレサ・リャックーナ女史、オルガン奏者でセヴラック研究の権威ピエール・ギヨー氏らとの出会いから、研究のために2003年〜2006年渡仏、各地で多数演奏会を行うほかラジオ放送・講演などに出演する。深尾由美子セヴラックコンサート・シリーズを主催し、ピアノ曲や室内楽曲を含むコンサートでは両国でセヴラック・ファンを作り、その解釈には高い評価を得ている。これまでに、テレサ・リャックーナ、青柳いづみこ、岩崎淑、林秀光、加藤伸佳、レオニード・ブルンベルク、ジャン・クロード・ペヌティエ氏に師事。

APARTE
AP-078(1CD)
モーツァルト:ピアノ連弾(1台4手のための)作品集
アンダンテと5つの変奏曲 ト長調 K.501(1786)
4手のためのピアノ・ソナタ ハ長調 K. 521(1787)
4手のためのピアノ・ソナタ ヘ長調 K. 497(1786)
イスマエル・マルゲン、ギョーム・ベロン(P)
イスマエル・マルゲン&ギョーム・ベロンによるピアノ連弾作品集。シューベルト(AP 056)に続く第2弾はモーツァルトの作品に挑みました。モーツァ ルトは1786年に「フィガロの結婚」の初演で成功を収めたばかりでなく、ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488、第24番 ハ短調 K.491、第25番 ハ 長調 K.503などの作品において、これまで以上に豊かで多様な協奏様式と音響を示しました。K.497のソナタはパッセージの音形、大胆な強弱の変化、 長調と短調の対照など、構成上の工夫などにこうした協奏曲と共通点があるばかりでなく、室内楽風の緻密な書法も見られる作品です。K.521のソナタ は完成後、すぐに親友のゴットフリート・フォン・ジャカンに送りナールトルプ家のナネットとバベットに献呈された作品で、まるで協奏曲を思わせるパッセー ジやアルペッジョが随所に現れる華やかな作品です。
1992年生まれのイスマエル・マルゲンは、ジャック・ルヴィエやロジェ・ムラロらに師事した若手で、2012年12月のロン=ティボー国際音楽コクー ルで第3位および聴衆賞を受賞しています。一方、ギョーム・ベロンも1992年生まれ、アンゲリッシュ、フランク・ブラレイ、レオン・フライシャー、 ペヌティエらに師事しています。2008年のブザンソンでの若き音楽家コンクールでピアノ部門賞を受賞。ジャン=フレデリック・ヌーブルジェのトリオを初 演するなど、室内楽の分野でも活躍が期待されている若手期待のピアニストです。 (Ki)

CLAVES
50-1707(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番 ト長調 D.894
ハイドン:ピアノ・ソナタ第46番 変イ長調 Hob.XVI.46
ドビュッシー:版画
ギョーム・ベロン(P;Steinway & Sons)

録音:2016年9月/スイス
イスマエル・マルゲンとのピアノ・デュオ作品の録音でも活躍のギョーム・ベロンがついにソロ・ディスクをリリースします。1992年生まれのベロンは アンゲリッシュ、フランク・ブラレイ、レオン・フライシャー、ペヌティエらに師事。2008年のブザンソンでの若き音楽家コンクールでピアノ部門賞を受賞。 ジャン=フレデリック・ヌーブルジェのトリオを初演するなど、室内楽の分野でも活躍が期待されております。繊細でタッチが魅力のベロンの音色は今回収 録した作品との相性がよく、凛とした気品を漂わせ、緻密に練り上げられた演奏が魅力です。 (Ki)

THE CHOIR OF KINGS COLLEGE
KGS-0020(1SACD)
キングズ・カレッジ聖堂の大オルガン、改修後初の新録音
サイモン・プレストン:Alleluyas
バッハ:「われらみな唯一なる神を信ず」BWV680
 「われらの主キリスト、ヨルダン川に来り」BWV684
 「聖霊なる神よ」BWV671
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.65-1
ハーヴェイ・グレース:Resurgam
フランク:英雄的小品
バッハ:「汝にこそわが喜びあり」BWV615
 「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」BWV622
 「この日神の子は勝利した」BWV630
ジョージ・ベイカー:Procession Royale
スティーヴン・クレオベリー(Org;ハリソン&ハリソン制作オルガン)

録音:2017年1月16&17日/キングズ・カレッジ聖堂(ケンブリッジ)
ングズ・カレッジ聖堂に据え付けられた大オルガンは2016年1月から約9ヵ月メンテナンスに入り4300本ものパイプの 全てが調性されました。当録音は改修後初となる2017年1月の最新録音です。演奏は30年以上にわたりケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団の 音楽監督にしてオルガニストのスティーヴン・クレオベリーです。 曲目はイギリスが誇る名オルガニスト、サイモン・プレストン作曲の「Alleluyas」にはじまり、バッハ、メンデルスゾーン、フランクといった多くのオル ガン作品をメインに構成しています。この大オルガンを熟知したクレオベリーならではのレジストレーションで聴く、新たに生まれ変わったオルガンの音色 を十分に堪能できる充実のアルバムです! (Ki)


Spectrum Sound
LPSMAC-001(1LP)
完全限定プレス
アンドレ・レヴィのバッハ
Side A
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV1010〜「前奏曲」
Side B
無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV1010〜「アルマンド」「クーラント」「サラバンド」「ブーレT/U」「ジーグ」
アンドレ・レヴィ(Vc)

録音:1960年/パリ(モノラル)
180g重量盤
24bit/192kHz
Direct digital transfer &
LP restoration from the
original LP
雄弁に歌い上げるレヴィの個性的な歌い回しによるバッハ。濃厚な味わいと香り高き音色に酔いしれることができます。この演奏 をスペクトラム・サウンドの見事な復刻、しかもLPで聴くことができるのはアナログ・ファン狂喜と言えましょう。完全限定プレス盤です。
アンドレ・レヴィは1894年パリ生まれ。パリ音楽院でカミーユ・シュヴィヤールに室内楽を、チェロをジュール・ロエブにそれぞれ学び、1912年プ ルミエ・プリを授かっています。1914年、ハイドンのチェロ協奏曲を弾いてデビュー。1952年にはジュヌヴィエーヴ・ジョワ、ジャンヌ・ゴーティエら とフランス三重奏団を結成するなど主に室内楽の分野で活躍しました。 (Ki)

Ambroisie
AM-215(1CD)
チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ ト長調Op.37
四季Op.37b
ニコライ・ルガンスキー(P)

録音:2015年12月12-15日/パリ国立オペラ、オペラ・バスティーユ、サル・ロルフ・リーバーマン
ルガンスキーは1994年に行われた第10回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で最高位を受賞しましたが、協奏曲第1番を除きチャイコフ スキーのピアノ作品を演奏、録音せずにきました。その彼が初めてチャイコフスキーのピアノ曲に挑戦しました。
チャイコフスキーの作品37は「大ソナタ」と呼ばれるト長調のピアノ・ソナタですが、もうひとつ、彼のピアノ曲としてはもっとも知られている12曲か ら成る組曲「四季」もこの作品番号が付いています。ルガンスキーは双方を収録、81分の長時間CDとなりました。
ルガンスキーはラフマニノフの音楽を愛し得意としていますが、年齢を経てチャイコフスキーの音楽がひどく沁みるようになってきたとのこと。CDブック レットはルガンスキーのインタビューで構成されていますが、彼のチャイコフスキー観が極めて知的に語られていて興味津々(日本語訳はありません)。
ピアノ・ソナタと「四季」は1875-8年頃に作曲されましたが、当時チャイコフスキーは心ならずも結婚したことによる精神的危機を迎え、それを克服 し自分に忠実であることを開き直った結果、交響曲第4番、ヴァイオリン協奏曲、このピアノ・ソナタが生まれました。ルガンスキーによれば、ソナタの 緩徐楽章は孤独の悲劇を、フィナーレは晴れやかな解決が表現されているとのこと。ピアノ協奏曲ばりのボルテージの高い大作ですが、リヒテルやプレトニョ フの名盤を越える凄みと録音の良さで、曲の真価を再認識できます。
一方ルガンスキーは「四季」を、ロシアの一年の生活が見事に描かれた「ロシア魂を代表する最高の例」と評しています。まさにロシアで生まれ育っ た者にしかわからない微妙な季節の移り変わりと行事を、ルガンスキーはまるで子供に語りかけるように奏でています。これも恩師ニコラーエワを越える 名演と申せましょう。 (Ki)



La Dolce Volta
LDV-300(1CD)
2017年カタロ付き
ショパン:ポロネーズ第1番〜第5番
幻想ポロネーズOp.61
パスカル・アモワイエル(P)

録音:2015年4月27-30日パリ
2017年LA DOLCE VOLTAレーベルのカタログ付CD。1971年生まれのフランスのピアニスト、パスカル・アモワイヤルによるショパンのポロネーズ集。アモワイヤルはシフラとベルマンに師事。リスト弾きで ありながらショパンの作品も度々演奏した2人の師からアモワイヤルは、シフラからは音楽の本質をベルマンからは音色を学んだと語っています。シフラ譲 りの高度なテクニックに、繊細な叙情を兼ね備えた感性で聴かせてくれます。幼い頃からショパンのセンスティヴさに惹かれていたというアモワイヤルが今 回選んだ作品は、初期の作品を除いた大ポロネーズと幻想ポロネーズ。大ポロネーズはショパンがパリに渡ってから書かれた作品で、これらのポロネーズ をアモワイヤルは故郷を去らなければならなかったショパンの自由に対する音楽による抗議と捉え、ショパンの行き場のない絶望を表現しています。 ア モワイヤルはこの録音に際して以下のように述べています;「華麗さと抒情性、舞踏と物語という両面性を宿すポロネーズは、その音楽的エキゾチズムを いつまでも放ち続けることだろう…。」 (Ki)

Coviello
COV-91706(1CD)
イザイ:2つのヴァイオリンのためのソナタ
マルシュナー:交響的変奏曲
 3つのバガテル
フリーデリケ・シュタルクロフ、ミファンウィ・エラ・ペニー(Vn)
1990年生まれのドイツの若手女流フリーデリケ・シュタルクロフが、1984年生まれの姉弟子ミファンウィ・エラ・ペニーと組む「デュオ・ペニー=シュ タルクロフ」。ともにヴォルフガング・マルシュナーとライナー・クスマウルの門下で、21世紀ドイツ・ヴァイオリン界を担う期待の星です。注目はイザイ の2つのヴァイオリンのためのソナタ。イザイといえば6曲の無伴奏ヴァイオリン・ソナタが有名ですが、最晩年にヴァイオリン・デュオのためのソナタに 挑戦しました。3楽章から成る演奏時間32分の大作。難曲揃いのイザイ作品中でもとりわけ演奏が難しい曲とされます。ペニーとシュタルクロフは高度 な技巧もさることながら、強い緊張感あふれる演奏で聴かせます。恩師マルシュナーがふたりのために作曲した「交響的変奏曲」も聴きものです。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-30404CD(1CD)
バッハ:フランス組曲 (全曲)
組曲第1番ニ短調 BWV812
組曲第2番ハ短調 BWV813
組曲第3番ロ短調 BWV814
組曲第4番変ホ長調 BWV815
組曲第5番ト長調 BWV816
組曲第6番ホ長調 BWV817
シュ・シャオメイ(P)

録音:2016年5月メンデルスゾーン・ザール、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス
ヨーロッパを拠点とする中国人ピアニスト、シュ・シャオメイ。2016年7月にNHKのBSプレミアムで放映された「シュ・シャオメイの音楽と素顔 &ピアノリサイタル」は大きな反響を呼びました。彼女は文化大革命を乗り越え新たな道を切り開いてきましたが、そのような半生からは想像もできない、 心穏やかな音楽を奏でます。彼女が得意とするバッハの演奏は、緻密な構成力と洗練された表現力から生み出され、ただ純粋に音楽が聴こえ聴く者の心 に共鳴します。 今回録音されたのは、「フーガの技法」(ACC-30308CD)、「インヴェンションとシンフォニア」(ACC-30350CD)、「ゴルトベルク変奏曲」(ACC-30372CD)に続く一連のバッハ録音第4弾となる「フランス組曲」。バッハ自身が命名したタイトルではありませんが、洗練された音楽がフランス的な香 りがする優雅で親しみやすい6曲からなる曲集。シュ・シャオメイは今回の録音に際して以下のような言葉を記しています。「私はこの『フランス組曲』 に取り組むときに、シンプルで純粋な子どもの心を常に持つように心がけました。演奏するたびに私に訴えかけてくる言葉があります。それは音楽を解釈 する上で最も難しく、また本質的なこと。“シンプルであること。これは自由を得ることを意味する。” これは20世紀スペインの画家ジョアン・ミロの言葉 です。」こう語るように彼女の演奏は、ただ流麗で優美な演奏ではなく、凛とした気品を漂わせ、一つ一つの音を吟味するように細部まで緻密に練り上げ られた立体的な音楽作り上げています。 (Ki)

ORFEO
C-922171(1CD)
NX-B08
ショパン:練習曲集 Op.10、Op.25 アミール・カッツ(P)

録音 2015年4月21-23日
超絶技巧の持ち主として知られる20世紀の名ピアニスト、ウラディミール・ホロヴィッツでさえも、 「私には難しい、正直に言うと恐ろしい曲集である」と評したショパンのOp.10とOp.25の練習曲集。 ルービンシュタインを始め、バックハウス、コルトー、アラウといった20世紀の名ピアニストたちも、この曲集の演奏に関しては、独自の解釈に裏打ちされてはいるものの、技術的な困難を完璧に克服するのは至難の業でした。しかし時代は変わり、演奏家たちの技 術は格段に向上し、この曲集を弾きこなすのは当たり前となった21世紀には、多くのピアニストたちによって大胆な演奏が繰り広げ られています。アミール・カッツは以前からショパンの作品に積極的に取り組んできたピアニスト。これまでにバラード集や夜想曲集の アルバムをリリースし、どれも高い評価を受けています。テンポ設定に強いこだわりを持つカッツは、このショパンの練習曲でも「曲集 全体の調和」を感じさせる緻密な計算の上で、全曲を演奏しています。

Grand Piano
GP-765(1CD)
NX-B03
ヤーン・ラーツ(1932-):ピアノ・ソナタ全集 第1集
ピアノ・ソナタ 第9番 Op.76
ピアノ・ソナタ 第10番 Op.114
ピアノ・ソナタ 第1番 Op.11-1
ピアノ・ソナタ 第2番 Op.11-2
ピアノ・ソナタ 第3番 Op.11-3
ピアノ・ソナタ 第4番「ビートルズ風に」 Op.36
ニコラス・ホルヴァート(P)

録音:2016年7月10日、2016年10月14日
エストニア生まれのラーツは、タリン音楽院に学び1957年に卒業、エストニアの放送局でラジオ・プロデューサーやテレビの音楽監 督を務め、1960年代から70年代には多数の映画音楽の作曲を手掛けています。エストニア音楽院では教授も務め、1957年 からは作曲家協会のメンバーにも名を連ねています。 8曲の交響曲を始め、多数のピアノ曲を作曲していますが、その中でも半世紀に渡って書き続けられている10曲のピアノ・ソナタは 洗練されたスタイルの中に、時折激しい不協和音が登場するなど遊び心があります。「私は制約されたシステムが好きではなく、音 楽的な素材を集め、フィルタリングし、必要に応じて感情の赴くままに展開していくのが好きだ」と語るラーツの言葉通りの多彩なソ ナタを、ラーツ作品の良き理解者であるホルヴァートが演奏しています。
Grand Piano
GP-743(2CD)
NX-C03
ニコライ・アンドレイェヴィチ・ロスラヴェッツ(1881-1944):ピアノ作品全集
ピアノ・ソナタ 第1番
3つのコンポジション/前奏曲
2つのコンポジション/2つの詩曲
ピアノ・ソナタ 第2集/3つのエチュード
5つの前奏曲/子守歌/舞曲/ワルツ
前奏曲(M.ボバノヴァによる復元版)
4つのコンポジション(抜粋)
ピアノ・ソナタ 第5番
オリガ・アンドリュシチェンコ(P)

録音:2016年3月-5月
ストラヴィンスキーが「20世紀の最も興味深いロシアの作曲家」と述べたというロスラヴェッツのピアノ作品全集。ソビエト政権の下 で、西側の音楽語法を積極的に取り入れた前衛的な作品を書き、時にはシェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」の論文を執筆 するなど、“反革命的でありブルジョワ的な作曲家”と何十年にも渡り抑圧を受けた人です。一度は自己批判を行いましたが、結 局は地位を得ることはできずにひっそりと生涯を終えたロスラヴェッツの作品は、死後すぐには復権されませんでしたが、作曲家の姪 エフロシーニャの尽力により1990年代から少しずつ人気を盛り返し現在に至っています。生涯を通じて斬新な響きを模索したロス ラヴェッツの全ピアノ作品を、アレクセイ・リュビーモフに師事したロシアのピアニスト、アンドリュシチェンコが演奏しています。

DUX
DUX-1336(1CD)
マチェイ・スタシェフスキとスペイン、ポルトガルの作曲家によるギター作品集
マチェイ・スタシェフスキ(1984-):
インボカシオン [Invocacion] (召喚)(10弦ギターの為の;2016)
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):ギターの為の2つの歌(2010)
 白い花咲く春に [Por la Primavera blanca]
 風の通り道に [Por los senderos del aire]
カルロス・スリナッチ(1915-1997):ギターの為のソナティナ(1959)
ジュアン(フアン)・マネン(1883-1971):ギターの為の幻想ソナタ Op.A-22(1930)
マチェイ・スタシェフスキ:アルカサル [Alcazar] (ギターの為の;2015)
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):ギターの為のソナティナ(1974)
レヒノ・サインス・デ・ラ・マサ(1896-1981):ソレア [Solea](ギターの為の;1976)
マチェイ・スタシェフスキ:ソニトゥス・ノクティス [Sonitus Noctis] (夜の音)(ギターの為の;2004)
マチェイ・スタシェフスキ(G)
DUX
DUX-1337(1CD)
2台のチェンバロの為の作品集
バッハ:2台のチェンバロの為の協奏曲ハ長調 BWV 1061
W・F・バッハ:2台のチェンバロの為のソナタ ヘ長調 F.10(
モーツァルト:2台のチェンバロの為のソナタ ニ長調 K.448/375a
加藤まり子、エルジビェタ・ステファンスカ(Cemb)
DUX
DUX-1349(1CD)
リスト三部作 Vol.1
ショパン:スケルツォ第1番〜4番
 マズルカ.イ短調 Op.17-4
リスト:悲しみのゴンドラ 第2版S.200-2
超絶技巧練習曲集 S.139 から
 第1番〜第4番
セバスティアン・デュピュイ(P)
おそらくCD3枚で構成されるシリーズの第1作。リストよりショパンの作品のほうが長時間収められています。セバスティアン・デュピュイは1983年ベルギーのブリュッセルに生まれ、ブリュッセル王立音楽院でジャン=クロード・ヴァンデン・エインデンに師事したピアニスト。2013年以来2017年現在スイスを本拠に活動しています。

ARTALINNA
ATL-A015(1CD)
リスト、バルトーク:ピアノ作品集
リスト:夢の中に(夜想曲)ロ長調 S.207
 ダンテを読んで(ソナタ風幻想曲)(No.7)
 ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調 S.244-6
バルトーク:アレグロ・バルバロ Sz.49 BB 63
 ピアノ・ソナタ Sz.80 BB 88
 子供のためにSz.42 BB 53 から 抜粋(17曲)
ジェルジュ・クルターグ(1926-):告別(ヤナーチェクの手法で、)
ベネデク・ホルヴァート(P)

録音:2014年11月8-9日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ、ドイツ
1989年ハンガリーのブダペストに生まれたピアニスト、ベネデク・ホルヴァートのデビューCD。
ARTALINNA
ATL-A016(1CD)
バッハ:鍵盤作品集 Vol.2
カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」変ロ長調 BWV 992
イタリア協奏曲ヘ長調 BWV 971
前奏曲とフーガ.イ短調 BWV 543(リスト編曲、版 S.462-1)
イギリス組曲ト短調 BWV 808
シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV 1004 より、ブゾーニ編曲、版)
フランソワ・デュモン(P)

録音:2016年9月4日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ、ドイツ
フランソワ・デュモンは1985年フランスのリヨンに生まれ、パリ音楽院でブルーノ・リグットに、コモ湖国際ピアノ・アカデミーでマレイ・ペライア、レオン・フライシャー、ドミートリー・バシキーロフ、パウル・バドゥラ=スコダ、ピエール=ローラン・エマールらに師事。2010年ショパン国際ピアノ・コンクール第5位。

ELOQUENTIA
EL-1130(1CD)
リスト:肖像ピアノ作品集
音楽の夜会 S.424から 踊り(ナポリのタランテッラ)
詩的で宗教的な調べ S.173〜 葬送曲
無調のバガテルS.216a
伝説 S.175から 波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ
コンソラシオン [慰め] S.172(全4曲)
巡礼の年 第1年 スイスS.160〜 オーベルマンの谷
愛の夢(3つの夜想曲)
ハンガリー狂詩曲第2番嬰
ギヨーム・コッポラ(P)

録音:2011年10月
ELOQUENTIA
EL-1445(1CD)
シューベルト:高雅なワルツと感傷的なワルツ
12の高雅なワルツ Op.77 D.969
ピアノ・ソナタ第4番イ短調 Op.164 D.537
34の感傷的なワルツ Op.50 D.779
ハンガリーのメロディー ロ短調 D.817
ギヨーム・コッポラ(P)

録音:2014年


DIVINE ART
DDA-21701(7CD)
NX-G03
シューベルト:ピアノ・デュオ全集
シューベルト:ポロネーズ.ヘ長調.D599.第4番
 ポロネーズ.ヘ長調.D824.第2番
 英雄的行進曲.ニ長調.D602.第3番
 2つのトリオをもつドイツ舞曲.D618
 ロンド.ニ長調.D608
 2つのレントラー.D618
 大行進曲とトリオ.ホ長調.D819.第6番
 グラン・デュオ(ソナタ).ハ長調.D812
シューマン:ポロネーズ.第1番.変ホ長調
シューベルト:序曲.ヘ短調/ヘ長調.D675
大行進曲とトリオ.ホ長調.D819.第5番
 大行進曲とトリオ.ホ長調.D819.第1番
 創作主題と変奏曲.変ロ長調.D603
 ポロネーズ.変ロ長調.D599.第2番
 ポロネーズ.変ロ長調.D824.第3番
 幻想曲.ヘ短調.D940
シューマン:ポロネーズ.第2番.イ長調
シューベルト:3つの軍隊行進曲.D733
 ロンド.イ長調.D951
 ポロネーズ.イ長調.D824.第5番
 大行進曲とトリオ.ト短調.D819.第2番
 .レントラー.変ホ長調&変イ長調.D814.第1番
&第2番
 ポロネーズ.変ロ長調.D618a
(スケッチ…A.ゴールドストーンによる再構築版)
ハンガリー風ディヴェルティメント.ト短調.D818
シューマン:ポロネーズ.第3番.ヘ短調
シューベルト:幻想曲.ト長調.D1
 ポロネーズ.ニ長調.D824.第4番
 大行進曲とトリオ.ニ長調.D819.第4番
 レントラー.ハ短調&ハ長調.D814.第3番&第4番
 行進曲.ト長調(子供の行進曲)
 大葬送行進曲.D859
 創作主題による変奏曲.変イ長調.D813
シューマン:ポロネーズ.第4番.変ロ長調
シューベルト:英雄的大行進曲.D885
 幻想曲.D9
 ポロネーズ.ホ長調.D824.第6番
 ポロネーズ.ホ長調.D599.第3番
 フランスの歌による変奏曲.D624
 ドイツ舞曲.ハ長調.D783.第9番
 2つの性格的行進曲.D886
 デュオ「人生の嵐」イ短調.D947
シューマン:ポロネーズ.第5番.ロ短調
シューベルト:序曲.ト短調.D668
 16のドイツ舞曲.D783より
 ポロネーズ.ニ短調.D824.第1番
 ポロネーズ.ニ短調.D599.第1番
 大ソナタ.変ロ長調.D617
 英雄的行進曲.ロ短調.D602.第1番
 フーガ.ホ短調.D952
 大行進曲とトリオ.ロ短調.D819.第3番
 エロールの歌劇「マリー」の主題による変奏曲
シューマン:ポロネーズ.第6番.ホ長調
 幻想曲.ヘ短調.D48
 2つのエコセーズ.D783より
 アレグロ・モデラートとアンダンテ.D968
 英雄的行進曲.ハ長調.D602.第2番
 フランス風の主題によるディヴェルティスマン.ホ短調.D823
 ポロネーズ.第7番.ト短調
 ポロネーズ.第8番.変イ長調
アンソニー・ゴールドストーン(P)
キャロライン・クレモウ(P)

録音:1998年、1999年
31年という短い生涯に、歌曲を中心に夥しい数の作品を残したシューベルト。親しい友人たちと演奏した「ピアノ・デュオ」も作品 の中で重要な位置を占めています。「人生の嵐」や「グラン・デュオ」などの大作から、誰もが知っている「軍隊行進曲 第1番」、気 の置けないレントラーや舞曲など作品の趣きは様々ですが、どれも流麗なメロディと親密な雰囲気を持ち、時には思いがけないほ どの深淵が顔を見せるシューベルトらしい作品です。演奏しているのはゴールドストーンとクレモウ夫妻。長年培った息のあった演 奏は、まさに一心同体です。 この全集は以前、OLYMPIAレーベルから7枚の分冊としてリリースされていたもので、今回のBOX化にあたっては全収録曲をそ のままリマスタリングしての再発となります。2017年1月2日、ゴールドストーンはBOXの完成を見ることなく、この世を去りました。

OEHMS
OC-460(1CD)
NX-B01
エリザベート・ブラウス〜デビュー
ピアノ・リサイタル

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 Op.10-3
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第2番 ニ短調 Op.14
ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.35
ミヒャエル・デンホフ(1955-):Etude de couleurs 色彩の練習曲 Op.115(ピアノ・デュオ)*
エリザベート・ブラウス(P)
ファビアン・ミュラー(P)*

録音:2016年3月29-31日
2015年1月にフランクフルトで開催されたBDI(ドイツ産業文化連盟)が主催する音楽コンクール「Ton und Erklarung」。 2007年に創設されて以来、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、歌の4部門が年毎に開催され、優れた受賞者を輩出しているこのコン クール、「OEHMSレーベルよりデビュー盤をリリース」できることも優勝者の特権の一つです。今回の優勝者エリザベート・ブラウス は1995年ハノーヴァー生まれ。5歳でエリナ・レヴィトのピアノ・クラスに入門を許可され早期の音楽教育をうけます。2008年から 2010年には並行して名手マッティ・ラエカッリオにも師事、才能を存分に開花させ、すでに数多くのコンサートホールやフェスティ ヴァルで演奏しています。このデビュー・アルバムではオーソドックスなレパートリーを丁寧に演奏、将来が期待される若手です。

TOCCATA
TOCC-321(1CD)
NX-B03
ケイト・ローダー(1825-1904):ピアノ作品集
12の練習曲 第1巻(1852年出版)
12の練習曲 第2巻(1853年頃)
3つのロマンス-第2番 変イ長調
(1853)
束の間の想い 変イ長(1858)
楽しい航海 イ長調(1868頃)
マズルカ イ短調(1895)
マズルカ ロ短調(1899)
イアン・ホブソン(P)

録音:2016年7月18日.8月17日
全て初録音
南西イングランド、バースに生まれたケイト・ローダー。父はフルート奏者、母親はピアニストという音楽一家に育ち、 1830年に設立されたロンドン王立音楽アカデミーの初期の学生の一人となりました。1843年にメンデルスゾーンのピア ノ協奏曲のソリストとして公式デビューを飾り、将来を嘱望されましたが、19世紀のヴィクトリア朝時代は女性の活躍が 認められず、彼女も結婚と同時にコンサート・ピアニストの道をあきらめる他ありませんでした。しかし、教師としての活動 は続け、1844年には王立音楽アカデミーにおける初の女性教授となり、多くの生徒を指導しました。また、1871年に はブラームスの「ドイツ・レクイエム」2台ピアノ版の英国初演も行っています。このアルバムには、2巻の練習曲が収録され ていますが、これらの曲は単なる技術の取得に留まらず、音楽的表現の向上も図られており、優れた教師であったロー ダーの資質が感じられる作品です。
TOCCATA
TOCC-398(1CD)
NX-B03
ジョン・ジュベール(1927-):オルガン作品集
殉教による熟考 Op.141(1997)(初録音)
賛美歌「オールド・ハンドレッドス」による前奏曲 Op.15(1955)(初録音)
イギリスの賛美歌による6つの短い前奏曲 Op.125(1990)
ピカルディによる前奏曲 Op.55(1967)
.ヨークによる前奏曲 Op.152(2004)(初録音)
退場の賛美歌 Op.135(1998)
パッサカリアとフーガ Op.35(1961)
トム・ウィンペニー(Org)

録音:2016年8月10.11日
ケープタウンに生まれ、1940年代から1950年代にかけてロンドン王立音楽アカデミーで学び、イギリス国籍を取得した 作曲家ジョン・ジュベール。幼い頃は画家を志していたという彼の作品は、どれも独特なメロディと刺激的な感性に彩ら れた印象的な味わいを有しています。このアルバムは2017年、90歳の誕生日を記念して制作されたオルガン作品 集。どの曲もJ.S.バッハの伝統を踏まえた上で独自の作風を持っており、ジュベールの「宗教曲作曲家」としての矜持が 示された曲集となっています。

Orlando Records
OR-0030(1CD)
NX-B05
エリック・ラム〜フルート・リサイタル
ドビュッシー:シランクス(1913)
オネゲル:牝山羊の踊り H.39
イベール:東洋風に(1925)
イベール:フルート独奏の小品
ローラント・フライジッツァー(1973-):エリック・ラムのためのフルート独奏曲
バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013(1723)
クルターク(1926-):「フルートのためのゲームとメッセージ」より
エリック・ラム(Fl)
アヌ・コムシ(S)

録音:2016年9月6.18日.12月19日
14.エリオット・カーター(1908-2012):Scrivo In Vento 風に書く(1991) Paladinoレーベル、Orlandレーベルの双方で活躍するフルート奏者エリック・ラム。彼の技巧と音楽性が余すことなく披 露された演奏を収録したこのアルバムには、近現代の様々な小品が並べられています。 フルート奏者なら必ず手掛けるドビュッシーの「シランクス」をはじめ、フランス風のしゃれたパッセージを軽やかに吹くかと思 えば、クルターク、カーターら現代物もがっちり。プーランクの「廃墟を見守る笛吹きの像」はあまり聴く機会のない珍しい 作品です。

SOUPIR EDITIONS
S-238(2CD)
ノアン音楽祭アーカイヴ Vol. 1〜アルド・チッコリーニと若き名手たち

■CD 1
シューマン:子供の情景(「炉端で」を除く11曲)
グリーグ:ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.7
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番
グラナドス:スペイン舞曲集〜アンダルサ(No.5)

■CD 2 若き名手たち
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ*
ドビュッシー:練習曲集〜組み合わされたアルペッジョの為の練習曲変イ長調(No.11)*
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ.ト短調 Op.19〜第3楽章+
シューマン:ピアノ・ソナタ第2番#
  子供の情景 Op.15**
■CD 1 
アルド・チッコリーニ(P)
録音:2014年6月7日、ライヴ、ジョルジュ・サンドの館の羊小屋、ノアン・ショパン音楽祭、 ノアン、フランス(ノアン・ショパン音楽祭における最後のリサイタル )

■CD 2
野木成也(P)*
ブリュノ・フィリップ(Vc)+
タンギ・ド・ヴィリアンクール(P)+
ジャン=ポール・ガスパリアンOp.#
ジェレミー・モロー(P)++

録音:2014年(*/**)、2015年(+/#)、ライヴ、ノアン・ショパン音楽祭、ノアン、フランス
1966年から続くフランスのノアン音楽祭。作家ジョルジュ・サンド(1804-1876)が子供時代と晩年を過ごしたノアンで毎年6月から7月にかけて開催される、ロマン派のピアノ音楽と室内楽を中心とする音楽祭で、「ノアン・ロマンティック音楽祭」を経て近年は「ノアン・ショパン音楽祭」という名称になっています。この音楽祭のきっかけを作ったアルド・チッコリーニ(1925-2015)は主要な常連の一人として1966年から2014年までたびたび参加し、リサイタルとマスタークラスを行いました。ノアン音楽祭は2016年の50周年記念に合わせて過去の出演者たちの録音アーカイヴからのCD化に踏み切り、著名な演奏家と若き演奏家たちを組み合わせた2つのセットを発売しました。その第1作の1枚目はチッコリーニが亡くなる約8ヶ月前に行ったリサイタルのライヴ録音。彼の最晩年に到達した境地を示す注目すべき音源です。2枚目には日本の野木成也(1989年生まれ)と1990年代生まれのフランスの演奏家4名が登場します。
SOUPIR EDITIONS
S-239(2CD)
ノアン音楽祭アーカイヴ Vol. 2〜ユーリー・エゴロフと若き名手たち

■CD 1
ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
ショパン:12の練習曲 Op.10
ドビュッシー:映像 第1巻〜 水の反映
 前奏曲第2巻〜花火

■CD 2 若き名手たち
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第8番*
ショパン:3つのマズルカ Op.63 ロ長調,ヘ短調,嬰ハ短調
 4つのマズルカ Op.24 ト短調,ハ長調,変イ長調,変ロ短調
 練習曲変ト長調 Op.10-5
 夜想曲嬰ヘ短調 Op.48-2
 マズルカ ハ短調 Op.30-1
 マズルカ ハ短調 Op.30-2
■CD 1 
ユーリー・エゴロフ(P)
録音:1982年6月(または7月)、ライヴ、ノアン・ロマンティック音楽祭、ノアン、フランス

■CD 2
セルゲイ・レトキン(P)*
シチェパン・コンチャル(P)
録音:2013年*、2015年(*以外)、、ライヴ、ノアン・ショパン音楽祭、ノアン、フランス
33歳の若さで亡くなったロシアのピアニスト、ユーリー・エゴロフがノアン音楽祭に出演した際のライヴ録音。セルゲイ・レトキンはロシア、シュチェパン・コンチャルはポーランドのピアニスト。

SOUPIR EDITIONS
S-212(1CD)
イヴ、ヴィーナス、ディアーヌ、その他
レジス・カンポ(1968-):女体のブラゾン [Les blasons du corps feminin] (無伴奏混声七重唱の為の)
パトリック・ビュルガン(1960-):生来の喜び [Le plaisir originel] (エドモン・アロクールの詩「エデン」による7人の独唱者の為のヒステリック・ミステリー)
レ・ジュヌ・ソリステ(声楽アンサンブル)
ラシド・サフィル(指)

録音:2004年6月15、17-18日、パリ、フランス
SOUPIR EDITIONS
S-215(1CD)
ジョナサン・ハーヴェイ(1939-2012):天使たち 合唱作品集
天使たち [The Angels] (合唱の為の)
ミサ・ブレヴィス [Missa brevis] (合唱の為の)
Marahi (合唱の為の)
How could the soul take flight (合唱の為の)
安息日が過ぎて [Dum transisset Sabbatum] (合唱の為の)
Sweet / Winterhart (合唱とヴァイオリンの為の)*
レ・ジュヌ・ソリステ(声楽アンサンブル)
ノエミ・シンドラー(Vn)*
ラシド・サフィル(指)

録音:2005年12月5-7日、IRCAM、ポンピドゥー・センター、パリ、フランス
SOUPIR EDITIONS
S-216(1CD)
クラウス・フーバー(1924-):憐みを人々に−不法の富 [Miserere hominibus - Mammona Inquitatis] (7人の歌手と7人の器楽奏者の為の;2005-2007)
アニュス・デイとレコルダツィオーネ−
ヨハンネス・オケゲムへのオマージュ [Agnus Dei cum Recordatione - Hommage a Johannes Ockeghem] (4人の歌手、リュートと2つのヴィエールの為の;1990-1991)
レ・ジュヌ・ソリステ(声楽&器楽アンサンブル)
ラシド・サフィル(指)

録音:2008年2月17-18日、ノートル=ダム・デュ・リバン教会、パリ、フランス


Dynamic
CDS-7786(2CD)
NX-C01
ムソルグスキー:ピアノ作品全集
組曲「展覧会の絵」
涙/紡ぎ女
瞑想曲-アルバムの綴り
スケルツォ/旗手のポルカ
情熱的即興曲
古典様式による間奏曲
子供の遊び
子供の頃の思い出
クリミア南海岸にて-グルズフ・ウ・アユ=ダガ
クリミア南海岸にて-カプリッチョ
村にて-幻想曲のように
気まぐれな女
子供の頃の思い出より-乳母と私
子供の頃の思い出より-最初の罰
夢想
市の情景-ソロチンスクの定期市より
ゴバック-ソロチンスクの定期市より
ジャコモ・シチナルド(P)
ムソルグスキーのピアノ曲というと、多くの人は「展覧会の絵」のみを思い浮かべるでしょう。しかしムソルグスキーは生涯に 思いのほか多くのピアノのための作品を書いています。そのほとんどは彼の死後に出版されたため、あまり話題になることは ありませんでした。貴族の家に生まれ、幼少時から母にピアノの手ほどきを受けたというムソルグスキーは、リストやジョン・ フィールドの作品を愛奏していたといい、その後も数多くのピアニストに師事、ピアノの腕前はなかなかのものだったようで す。とは言え、全作品はCD2枚に収まってしまうほどの量ですが、各々の曲はどれも独立した性格を持ち、豊かな音楽表 現に満たされた、聴けば聴くほどに耳を奪われる面白い作品です。ゆったりした「瞑想曲」や「涙」では、“展覧会の絵”の 「古い城」や「ビドロ」を彷彿させる重く悲しい足取り、「ソロチンスクの定期市」での不気味さ、などムソルグスキーの真髄が ここにあります。


APR
APRCD-7402(4CD)
ヴァルター・ギーゼキング〜ブラームス、シューベルト&シューマン〜1950年代のソロ・スタジオ・レコーディング全集
■CD1
(1)ブラームス:4つのピアノ小品 Op.119
(2)ブラームス:2つのラプソディ Op.79
(3)シューマン:子供の情景 Op.15
(4)シューマン:謝肉祭 Op.9
(5)シューマン:眠りの歌 Op.124-1
(6)シューマン:予言の鳥 Op.82-7
■CD2
(1)ブラームス:8つのピアノ小品 Op.76
(2)ブラームス:幻想曲集 Op.116
(3)ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
(4)ブラームス:6つのピアノ小品 Op.118
■CD3
(5)シューベルト:4つの即興曲 Op.99,D.899
(6)シューベルト:4つの即興曲 Op.142,D.935
■CD4
(7)シューベルト:楽興の時 Op.94,D.780
(8)シューベルト:3つの小品 D.946
(9)ショパン:子守歌変ニ長調 Op.57
(10)ショパン:舟歌嬰ヘ長調 Op.60
(11)スクリャービン:詩曲嬰ヘ長調 Op.32-1
(12)スクリャービン:前奏曲ホ長調 Op.15-4
ヴァルター・ギーゼキング(P)

■CD1
(1)録音:1951年6月22日−23日
(2)録音:1951年6月20日
(3)録音:1955年9月1日&3日
(4)録音:1951年9月25日−26日
(5)録音:1955年9月1日
(6)録音:1956年10月17日
■CD2
(1)録音:1951年6月20日
(2)録音:1951年6月20日−21日
(3)録音:1951年6月21日
(4)録音:1951年6月21日−22日
■CD3
(5)録音:1955年9月3日、5日&6日
(6)録音:1955年9月2日、3日&5日
■CD4
(7)録音:1951年9月29日
(8)録音:1956年10月17日
(9)録音:1956年10月18日
(10)録音:1956年10月18日
(11)録音:1956年10月18日
(12)録音:1956年10月18日
ドビュッシーやラヴェル、モーツァルトなどの名盤を遺した20世紀ドイツの伝説的ピアニスト、ヴァルター・ギーゼキング(1895−1956)。第二次世界大戦後の1951年から最晩年の1956年にかけて英コロンビアに録音を行った、ブラームス、シューベルト、シューマンなどの貴重な記録が「APR」から復刻登場!
アラン・レシツキ(Alan Lesitsky)のリマスタリングで、20世紀前半のドイツ、ヨーロッパを代表するピアニストが晩年に遺した独墺系レパートリーが蘇えります。

DACAPO
MAR-8.226122
NX-B06
ゲーゼ(1817-1890):ピアノ作品集
水彩画 Op.19-第1集(1849)
ピアノ・ソナタ.ヘ短調 Op.28(1839-1854)
水彩画 Op.19-第2集
民族舞曲-幻想曲集 Op.31(1855)
新しい水彩画 Op.57(1881)
デンマークの歌(1885)
マリアンナ・シリンヤン(P)

録音:2016年12月3.4.11日,2017年1月15日
2017年、生誕200年の記念年を迎えるニルス・ウィルヘルム・ゲーゼ。もともとヴァイオリニストとして活動 を開始し、後にゲヴァントハウスOの首席指揮者としても活躍しましたが、作曲家としては、ピアノ 曲に強い関心を抱き、印象的な作品を何曲も残しています。「ソナタヘ短調」は21歳の時に着想したも のの、完成までに15年の長き年月を要した力作。オーケストラを思わせる立体的な響きに溢れており、 作品は尊敬していたフランツ・リストに捧げられました。ゲーゼが愛着を持っていた一連の「水彩画」は、 シューマンを思わせる内省的な小品集です。 収録作品はすべて、2015年に刊行された新ゲーゼ・エディションに基づいて演奏されています。

Aeolus
AE-10341(1CD)
フランク:初期オルガン作品集
オッフェルトリウム ヘ短調
オッフェルトリウム ト短調(1859)
アンダンティーノ(1856)
クリスマスのオッフェルトリウム
オッフェルトリウム 嬰ヘ短調
小品 変ホ長調(1846)
グラン・クール 変ホ長調
オッフェルトリウム ロ短調
ノエル・ブレトンによるオッフェルトリウム
オルガンのための小品 イ長調
エルケ・フォルカー(Org)

録音:2003年5月、ノートル=ダム大聖堂(フランス)
ドイツのシュパイアー大聖堂で長年教会ミュージシャンとして働き、現在8巻超に及ぶ「カルク=エーレルト:オルガン作品集」の録音プロジェクトも進行中の女流オルガニスト、エルケ・フォルカーが弾くセザール・フランク。「フランク・アヴァン・セザール・フランク(フランクの前のフランク)」というアルバム・タイトルで、これまであまり取り上げられてこなかったフランクの初期の作品に焦点をあてる。使用楽器は、フランス、ボンスクールのノートル=ダム大聖堂のアリスティド・カヴァイエ=コル1857年製オルガン。

1001 Notes
1001NOTES-08(1CD)
ペンタグラム
フェルレ:リポスト(ムソルグスキーの「鶏の足の上に建つ小屋」より)、剣のスタンス(ハチャトゥリアンの「剣の舞」より)
プロコフィエフ(フェルレ編):ピアノ・ソナタ第3番 Op.28
フェルレ:オッピドゥム(ムソルグスキーの「展覧会の絵」の「古城」より)
フェルレ&ベイネ:序言(即興)
フェルレ:スズメバチの飛行(リムスキ=コルサコフの「熊蜂の飛行」より)
フェルレ&ベイネ:スゴン・スーフル(即興)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 Op.83より
フェルレ:センチメートルのワルツ(チャイコフスキーの「感傷的なワルツ」より)
フェルレ:反乱(ムソルグスキーの「展覧会の絵」の「リモージュの市場」より)
ベイネ:ヴォカリール(ラフマニノフの「ヴォカリーズ」 Op.34-14より)
ハチャトゥリアン(フェルレ編):剣の舞
エドゥアール・フェルレ(P)
ポール・ベイネ(P)

録音:2016年2月2日ー6日、フランス
「ペンタグラム(Pentagramme)」は、ジャン・フィリップ・ヴィレ・トリオのピアニストであり、バッハ・アルバムなどクラシックをテーマにしたソロ・アルバムも録音しているフランスのジャズ・ピアニスト、エドゥアール・フェルレと、コンピエーニュ帝国劇場のアーティスト・イン・レジデンスを務める若きクラシカル・ピアニスト、ポール・ベイネによるデュオ・プロジェクト。チャイコフスキー、プロコフィエフ、ムソルグスキー、ハチャトゥリアン、リムスキ=コルサコフなどの有名ロシア音楽を主題にジャズ・アプローチした作品やアレンジ、即興作品を収録。クラシック・ファンもジャズ・ファンも楽しめる2台ピアノ・アルバムです。「熊蜂の飛行」を元にした「スズメバチの飛行(Le vol du frelon)」や、「感傷的な(センチメンタルな)ワルツ」を元にした「センチメートルのワルツ(Valse Centimetrale)」など、洒落のきいたタイトルもグッド。
YouTubeにて「スズメバチの飛行」をご試聴いただけます! 
1001 Notes
1001NOTES-09(1CD)
ファンタジー
バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903
ハイドン:幻想曲ハ長調 Hob.XVII-4
モーツァルト:幻想曲ニ短調 K.397
シューマン:幻想曲ハ長調 Op.17
ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
スクリャービン:幻想曲ロ短調 Op.28
ガスパール・ドゥアンヌ(P)

録音:2015年9月14日ー17日、フランス
ガスパール・ドゥアンヌは、1987年生まれ、パリ地方音楽院、パリ国立高等音楽、ザルツブルクのモーツァルテウムで学んだフランスの若きピアニスト。フランスやスペインの複数のコンクールで入賞してきた若き才能が弾くのは、バッハからモーツァルト、ショパンを経て、スクリャービンに至るまでの様々な「幻想曲」を集めたアルバム。
YouTubeにて、シューマンの「幻想曲」(第1楽章)をご試聴いただけます!

TRPTK
TTK-0005(1CD)
預言者〜4手連弾のための作品集
マイアベーア(アルカン編):歌劇「預言者」序曲(使用ピアノ:エラール1847年製)
アルカン(ダ・モッタ編):9つの前奏曲(使用ピアノ:エラール1898年製)
モシェレス:ウェーバーへのオマージュ Op.102(エラール1839年製)
ステファニー・マッカラム&エリン・ヘルヤード(P)

録音:2016年2月13日−16日、メゾン・エラール(アムステルダム、オランダ)
南半球オーストラリアの2人の名ピアニスト、アルカンやロパルツの音楽を得意とする女流奏者ステファニー・マッカラムと、モントリオールのアンサンブル・カプリースの主要メンバーとしても活躍したエリン・ヘルヤードが繰り広げるピアノ4手連弾集!
マッカラムとヘルヤードは、アムステルダムのメゾン・エラールのフリッツ・ヤンマート・コレクションの中から、それぞれの作品の作曲年に近い3台のヒストリカル・ピアノ、1839年製、1847年製、そして1898年製のエラールを選び使用するなど、楽器へのこだわりもかなりのもの。
19世紀に製作された3台のエラールの音色を、オーストラリアの名手たちの好演、そして優秀録音で堪能できる注目盤です。



TYXart
TXA-17087(1CD)
アンネ・リーグラー
ハイドン:ピアノ・ソナタ第39番Hob. XVI, 24
ラヴェル:ハイドンの名によるメヌエット
シャブリエ:10の絵画風小品より「牧歌」
グノー:「ファウスト」より”花の歌”*
ラヴェル:シャブリエ風に
ボロディン:スケルツォ、
 小組曲より「セレナーデ」
クープラン:ティク・トク・ショック
ラヴェル:クープランの墓
アンネ・リーグラー(P)
ユリア・ザウアー(S)*

録音:2016年8月
ドイツのピアニスト、アンネ・リーグラーは、ニューヨークのマネス音楽大学でジェローム・ローズ氏に師事。イタリアのモンカリエーリで開催されたヨー ロッパ・ミュージック・コンペティションで優勝するなど世界各地のコンクール等で輝かしい受賞歴があります。このアルバムは「ア・ラ・マニエール・ド…」 と題されており、「…風に」という意味。時代を超えて作曲者同士がアルバム上で交流するというイメージで選曲されているとのこと。

Acte Prealable
AP-0380(1CD)
ピアノ練習曲集
チェルニー:指使いの技法(ピアノの為の50番練習曲)Op.740 から*
  Nos.9, 41, 15, 24, 46, 4, 50, 2, 3, 37, 8, 6, 12, 17, 23, 13, 45
モシュコフスキ(1854-1925):ピアノの為の15の練習曲 Op.15 から*
  No.1, 2
バツェヴィチ(1909-1969):ピアノの為の10の演奏会用練習曲+
マリアン・サヴァ(1937-2005):ピアノの為の4つの練習曲#
マルチン・タデウシュ・ウーカシェフスキ(P)

録音:1998年12月20-22日+、2000年11月25-26日*、2006年1月27-29日#、 ポーランド放送スタジオS2、ワルシャワ、ポーランド
マルチン・タデウシュ・ウーカシェフスキは1972年ポーランドのチェンストホヴァに生まれ、ワルシャワのフリデリク・ショパン音楽アカデミー(現音楽大学)で学んだピアニスト・音楽理論家・作曲家。ピアノの師はブロニスワフ・カヴァラ、ヤン・エキエル、エドヴァルト・ヴォラニン。ピアニストとしては20世紀および21世紀ポーランドの作曲家の作品を専門としていますが、当盤では古典的なピアノ練習曲も取り上げています。

Acte Prealable
AP-0386(1CD)
テオドール・サーントー(1877-1934):ピアノ作品全集 Vol.1
ピアノの為の東洋風練習曲 Op.1
ピアノの為のバラード ハ短調 Op.2
ピアノの為の劇的悲歌嬰ヘ短調 Op.3
ストラヴィンスキーのバレエ「ペトルーシュカ」からの5曲から成るピアノの為の組曲
アルトゥール・シミホ(P)
ティバダル(テオドール)・サーントーはユダヤ系ハンガリーのピアニスト・作曲家。ディーリアスのピアノ協奏曲の被献呈者および加筆者、バルトークとコダーイの庇護者としても知られています。日本の音楽に基づく作品も書いており、組曲「日本にて」と歌劇「台風」より日本の歌(さくらさくら)が小川典子のピアノで録音されています(1999年、BIS)。
Acte Prealable
AP-0387(1CD)
ティバダル(テオドール)・サーントー(1877-1934):ピアノ作品全集 Vol.2
コントラスト(ピアノの為の)
ハンガリー民謡の主題によるピアノの為の変奏曲と終曲
ピアノの為の組曲「日本にて」
歌劇「台風」より 2つの日本の歌(ピアノの為の)
ピアノの為の4つの新しい楽曲
ストラヴィンスキーの歌劇「うぐいす」より 中国風行進曲
アルトゥール・シミホ(P)

DISKANT
DK-0164-2(1CD)
ショパン、ドビュッシー、スホニュ、スラヴィツキー、チェコフスカー:ピアノ作品集
ショパン:夜想曲変ニ長調 Op.27-2
 ポロネーズ嬰ハ短調 Op.26-1
 マズルカ変ロ短調 Op.24-4
 マズルカ変ニ長調 Op.30-3
 マズルカ嬰ト短調 Op.33-1
 幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
ドビュッシー:子供の領分
スホニュ(1908-1993):ハヤブサは飛んだ
スラヴィツキー(1910-1999):12の小練習曲
チェコフスカー(1975-):Famisi
ズザナ・ザンボルスカー(P)

録音:2016年8、10月、ドヴォラナ・コンサートホール、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
ズザナ・ザンボルスカー(1977年生まれ)はブラチスラヴァ音楽アカデミーでイダ・チェルネツカーに師事したスロヴァキアのピアニスト。エウゲン・スホニュとリュビツァ・チェコフスカーはスロヴァキア、クレメント・スラヴィツキーはチェコの作曲家。
DISKANT
DK-0165-2(1CD)
バッハ、アルベニス、アセンシオ:ギターの為の音楽
アルベニス(サムエルチーク編): 旅の思い出 Op.71〜入江のざわめき/海辺にて/プエルタ・デ・ティエラ/アルハンブラで
 スペイン組曲 Op.47〜キューバ/カディス
バッハ:組曲(パルティータ)ハ短調 BWV997
ビセンテ・アセンシオ(1908-1979):内なる思い
カロル・サムエルチーク(G)

録音:2016年8、10月、ドヴォラナ・コンサートホール、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
カロル・サムエルチーク(1991年生まれ)はブラチスラヴァ音楽アカデミーでヨゼフ・ザプカに師事したスロヴァキアのギター奏者。

ARTALINNA
ATL-A015(1CD)
リスト、バルトーク:ピアノ作品集
リスト:夢の中に.ロ長調 S.207
 ダンテを読んで
 ハンガリー狂詩曲第6番
バルトーク:アレグロ・バルバロ Sz.49 BB 63
 ピアノ・ソナタ Sz.80 BB 88
 子供のために(ピアノの為の)Sz.42 BB 53 から 抜粋(17曲)
クルターグ:告別
ベネデク・ホルヴァート(P)

録音:2014年11月8-9日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ、ドイツ
1989年ハンガリーのブダペストに生まれたピアニスト、ベネデク・ホルヴァートのデビューCD。
ARTALINNA
ATL-A016(1CD)
バッハ:鍵盤作品集 Vol.2
カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」変ロ長調 BWV 992
イタリア協奏曲ヘ長調 BWV 971
前奏曲とフーガ イ短調 BWV 543(リスト編曲、ピアノの為の版 S.462-1)
イギリス組曲ト短調 BWV 808
シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV 1004 より、ブゾーニ編曲、ピアノの為の版)
フランソワ・デュモン(P)

録音:2016年9月4日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ、ドイツ
フランソワ・デュモンは1985年フランスのリヨンに生まれ、パリ音楽院でブルーノ・リグットに、コモ湖国際ピアノ・アカデミーでマレイ・ペライア、レオン・フライシャー、ドミートリー・バシキーロフ、パウル・バドゥラ=スコダ、ピエール=ローラン・エマールらに師事。2010年ショパン国際ピアノ・コンクール第5位。

ALTO
ALC-1343(1CD)
チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ ト長調 Op.37「大ソナタ」
 子供のアルバム Op.39
ミハイル・プレトニョフ(P)

録音:1987年 
原盤:Melodiya ライセンサー:CDK-Music 
前出:Regis, RRC 1143
ALTO
ALC-1351(1CD)
フィビヒ(1850-1900):ピアノ作品集
「気分、印象、思い出」第1巻−第4巻 Op.41, 44, 47, 57〜第358, 20, 24, 35, 67, 127, 139, 183, 21, 25, 19, 103, 81, 87, 94, 281, 282, 355, 368番
絵画練習曲集 Op.56(5曲)
ラドゥスラフ・クヴァピル(P)

録音:1993年10月4日、ルドルフィヌム・スタジオ、プラハ、チェコ
原盤、初出:Unicorn-Kanchana, DKP(CD) 9149 
ライセンサー:AMAT (Prague)
前出:Regis, RRC 1221

Signum Classics
SIGCD-482(1CD)
ショパン:24の前奏曲 Op.28
子守歌変ニ長調 Op.57/舟歌Op.60
エマニュエル・デスパ(P/ファツィオーリ)

録音:2013年9月11日−13日
王立音楽院で名教師ルース・ナイにピアノを学び、クラウディオ・アラウの孫弟子にあたるフランスのファツィオーリ弾き、エマニュエル・デスパ。
ショパンの研究家として有名なジャン=ジャック・エーゲルディンゲルの監修による最新のペータース版の楽譜を徹底的に研究するなど、この「24の前奏曲」にかける情熱は並々ならぬものがある。フランスの新世代ピアニストの情熱とファツィオーリのサウンドが織り成すショパンは要注目です。

ZED Classics
ZED-17001(1CD)
ジェームズ.W.イマン・プレイズ・シェーンベルク、ブーレーズ、ウェーベルン、アミ
シェーンベルク:3つのピアノ小品 Op.11
ブーレーズ:ピアノ・ソナタ第3番
ウェーベルン:ピアノのための変奏曲 Op.27
アミ:ピアノ・ソナタ
ジェームズ.W.イマン(P)

録音:2015年12月27日ー29日、ベルギー
ピッツバーグを拠点に、20世紀〜21世紀の音楽を専門として活動するアメリカの若手ピアニスト、ジェームズ.W.イマンのデビュー・レコーディング。シェーンベルク、ウェーベルン、ブーレーズといった十八番のレパートリー、そして彼が米国初演も行っているジルベール・アミのピアノ・ソナタはこの録音が世界初録音。ピアニストとしての活動のほか、1900年以降の音楽やアヴァンギャルドの美学についての講義、作曲のワークショップなども行うジェームズ.W.イマン。コンテンポラリー・ピアノ・ファン要注目!


RUBICON
RUBICON-1005(1CD)
イザイ:6つのヴァイオリン・ソナタ集 op.26
第1番 ト短調「ヨーゼフ・シゲティ」、第2番 イ短調「ジャック・ティボー」、
第3番 ニ短調「ジョルジュ・エネスコ」、第4番 ホ短調「フリッツ・クライスラー」、
第5番 ト長調「マチュー・クリックボーム」、第6番 ホ長調「マヌエル・キロガ」
ジョヴァンニ・グッツォ(Vn)
J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータとならんでヴァイオリン奏者にとって重要なレパートリーである、イザイの6つのヴァイオ リン・ソナタ。イザイはそれぞれの曲を、特定の偉大なヴァイオリン奏者を想定しながら作曲しました。ヴァイオリン奏法が急速に発展した、個性豊かな 奏者が大勢いたひとつの黄金期(イザイ自身もそのけん引役の一人であった)を垣間見ることができる作品が並んでいます。14歳の時に初めてイザイの ソナタを録音で聴き、たちまち虜になったというグッツォ。英国王立音楽院の教授で、ザハール・ブロンらに師事し、ブダペスト祝祭管の首席客演コンサー トマスターでもあリマす。ソリストとしても、室内楽奏者としても優れていることを遺憾なく世界に知らしめる力演です。 (Ki)

Cybele
CYBELE-KIG006S
(3SACD)
ギュンター・ベッカー(1924-2007):ピアノ作品集
4つのバガテル(1954)
3つのフェーズ(1965)
和音についての研究(1970)
ミクログラフィア(1973)
2台ピアノのためのタイム・トレース(1987/88)*

ミリャム・ヴィーズマンとルース・ベッカーの会話(2011)
ミリャム・ヴィーズマンとライナー・ペータースの会話(2015)
オスカー・ゴットリープ・ブラー:ギュンター・ベッカーへの1994年のバースデイ・レター(2015)
【ドイツ語による語り、合計時間:138’43’’】
ベンジャミン・コブラー(P)
ロ ーラ・アル バレス(P)*
ピュアDSDレコーディングによるSACDハイブリッド盤。オーケストラ、室内楽、電子音楽など幅広い作品を残し、ダルムシュタット音楽祭でも多く の作品を発表したドイツの作曲家ギュンター・ベッカーのピアノ作品をまとめた貴重なアルバムです。ピアノを弾くコブラーはベッカー作品のスペシャリス トであり作曲家の意図を汲んだ演奏を聴かせています。
キュベレ・レコーズ創始者の1人で女優でもあるミリャム・ヴィーズマンが聴き手を務めた、ベッカーの妻ルース・ベッカーや、ベッカーの長年の友で ありオーボエ奏者のライナー・ペータースとの会話なども収録しています。 (Ki)

NEOS
NEOS-21601(1CD)
アイネイアースへ
クレメンティ(1752-1832):「捨てられたディ
ドーネ」Op.50 No.3
ギリアード・ミショリ(1960-):アイネイアースへ
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ「捨てられたディド」(ミショリ編曲ピアノ版)
ギレアド・ミショリ(P)

録音:2016年3月20日-22日
トロイア陥落後の英雄アイネイアースの放浪と、カルタゴの女王ディドーネとの悲恋。アイネイアースとの別れを悲しみ火に身を投じてしまうディドーネ。この悲劇の物語を題材に描かれたクレメンティとタルティーニの作品に、自作曲を収録したアルバム。悲しみの情感が豊かな創造力を掻き立ててくれます。タルティーニの「捨てられたディド」のオリジナルはヴァイオリンとピアノ版をミショリがピアノ独奏版に編曲。ギリアード・ミショリはフライブルク音楽大学の教授も務めています。
NEOS
NEOS-517011(DVD)
ジョルジオ・ネッティ(1963-):ヴィオラ・ソロ作品集
ciclo del ritorno
Tlassu(プリペアド&増幅したヴィオラ・ソロ)
Uun nastro(歪められた&広がった拍手)
Ve poi(ヴィオラ)
インタビュー
マーカス・ヴァイス&ジョルジオ・ネッティ(20:33)
アンナ・スピーナ(Va)
ブノワ・ピッカンド(サウンド・ディレクター)

音声フォーマット:PCM2.0 ステレオ
映像フォーマット:16:9
収録時間:95 分
ディスクタイプ:片面一層(PAL &NTSC)
リージョンコード:0
1963 年イタリア、ミラノ生まれの作曲家ジョルジオ・ネッティ。作曲をサンドロ・ゴルリに師事、ブライアン・ファーニホウ、ジェラール・グリゼー、ヴォルフガング・リーム、イアニス・クセナキスなどの影響を受ける。この映像はネッティのヴィオラのための作品。実験的な試みと、前衛的なスタイルで演奏しています。NTSC 方式とPAL 方式のDVD がそれぞれ収納。
NEOS
NEOS-11610(1CD)
「Ins Offene〜モダン・エイジのピアノ作品集」
ドビュッシー:前奏曲第2 巻より第1 番「霧」
メシアン:4 つのリズムの練習曲より「音価と強度のモード」
シュトックハウゼン:クラヴィーアシュトゥックX
パスカル・デュサパン:7 つの練習曲より「第6番」
ジャチント・シェルシ:4 つの挿絵
武満徹(1930-1996):リタニ
グバイドゥーリナ:シャコンヌ
アルヴォ・ペルト:アリーナのために
ハンス=ミカエル・ラムラー(1946-):5 つの小品
アンドレアス・スコウラス(P)

録音:2016 年7 月22 日-24日
モダニズムの音楽が、歴史的に育まれた「概念と感情の世界」から根本的に解放されて以来、作曲家は過去のスタンダードや形式、経験から無限に離脱しようと努力してきました。このアルバムではドビュッシーから、世界初録音となるラムラーの「5 つの小品」まで、作曲家が自らの個性的な表現を表出させたピアノ曲をセレクトしています。従来の構造と新しい音色とのバランスを維持し続けることで、モダニズムの限界に挑戦したのはクロード・ドビュッシーでした。同時に、彼はジャズのリズムや非ヨーロッパ文化の刺激を吸収し、「不協和音の解放」を進め、ピアノ作品の抽象化への道を歩みながら、中世の様式を試していました。1976 年にアルヴォ・ペルト自身が確立した作曲技法である「ティンティナブリ(鐘鳴り)」様式で作られた「アリーナのために」や、グバイドゥーリナの「シャコンヌ」、メシアンの「音価と強度のモード」など収録。

Onyx
ONYX-4181(1CD)
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1番ニ短調 Op.28、
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36
チャイコフスキー(ラフマニノフ編):子守歌 Op.16-1
ルステム・ハイルディノフ(P)
ルステム・ハイルディノフは、モスクワ音楽院でレフ・ナウモフに師事、ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージックでクリストファー・エルトンに師事。1994年にロンドンでデビューした後、アメリカ、ロシア、ヨーロッパで演奏旅行を行い、来日公演も何度か重ね、2016年6月にはNHKSOとの初共演も果たしています。 祖国ロシアの音楽、とりわけラフマニノフの作品を度々録音してきたハイルディノフ。新天地ONYXでのファースト・アルバムにラフマニノフの偉大な2つのピアノ・ソナタが選ばれたのも納得です。英BBCミュージック・マガジンからは「リヒテルに比肩する演奏」と賞賛され、英グラモフォン誌では「偉大なロシアの巨匠の伝統の中の奏者」と称される名手、ルステム・ハイルディノフのラフマニノフにご注目ください!

Hyperion
CDA-68183(1CD)
スタンフォード:前奏曲集〔「ピアノのための全調による24の前奏曲」第1巻(Op.163)&第2巻(Op.179)からの38の前奏曲〕
前奏曲第21番変ロ長調 Op.163-21 「カリヨン」/前奏曲第8番変ホ短調 Op.163-8 「スタディ」/前奏曲第37番変ト長調 Op.179-13 「フゲッタ」/前奏曲第32番変ホ短調 Op.179-8/前奏曲第38番嬰ヘ短調 Op.179-14 「バッソ・オスティナート」/前奏曲第22番変ロ短調 Op.163-22 「イン・メモリアム・M・G」/前奏曲第44番イ短調 Op.179-20/前奏曲第45番変ロ長調 Op.179-21/前奏曲第36番ヘ短調 Op.179-12/前奏曲第35番ヘ長調 Op.179-11/前奏曲第6番ニ短調 Op.163-6/前奏曲第15番ト長調 Op.163-15/前奏曲第1番ハ長調 Op.163-1/前奏曲第39番ト長調 Op.179-15/前奏曲第34番ホ短調 Op.179-10/前奏曲第20番イ短調 Op.163-20/前奏曲第43番イ長調 Op.179-19/前奏曲第33番ホ長調 Op.179-9/前奏曲第18番嬰ト短調 Op.163-18 「トッカータ」/前奏曲第47番ロ長調 Op.179-23/前奏曲第23番ロ長調 Op.163-23 「アン・ロンドー」/前奏曲第26番ハ短調 Op.179-2/前奏曲第41番変イ長調 Op.179-17/前奏曲第42番嬰ト短調 Op.179-18 「ミュゼット」/前奏曲第41番変イ長調 Op.179-17(リピートなし)/前奏曲第3番変ニ長調 Op.163-3/前奏曲第4番嬰ハ短調 Op.163-4/前奏曲第9番ホ長調 Op.163-9 「ユーモレスク」/前奏曲第10番ホ短調 Op.163-10/前奏曲第28番嬰ハ短調 Op.179-4/前奏曲第27番変ニ長調 Op.179-3/前奏曲第16番ト短調 Op.163-16/前奏曲第30番ニ短調 Op.179-6/前奏曲第12番ヘ短調 Op.163-12/前奏曲第5番ニ長調 Op.163-5/前奏曲第14番嬰ヘ短調 Op.163-14/前奏曲第17番変イ長調 Op.163-17/前奏曲第24番ロ短調 Op.163-24/前奏曲第48番 Op.179-24 「アッディーオ」
サム・ヘイウッド(P)

録音:2016年6月20日−22日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
サム・ヘイウッドは2011年のスティーヴン・イッサーリスの来日公演でもデュオを組んだオーストラリア、ブリスベン出身のイギリスのピアニスト。スティーヴン・イッサーリスの祖父、ユリウス・イッサーリスのピアノ作品集(CDA-68025)でHyperionデビューを果たしたヘイウッドの第2弾は、スタンフォードの前奏曲集というこだわりのプログラム。バッハへのオマージュとしてすべての長調と短調のために作曲された2セットの「24の前奏曲集」、第1巻(Op.163)と第2巻(Op.179)の計48曲から選び抜かれた38曲の前奏曲を、輝かしい感性と鋭いタッチで弾きこなします。英ロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティからは権威あるユリウス・イッサーリス・スカラシップを贈られ、スティーヴン・イッサーリスやジョシュア・ベルらと定期的に共演する名手、サム・ヘイウッドのスタンフォードにご注目ください。

Linn
CKD-586S(2SACD)
日本向け限定生産
バッハ:マリンバのための無伴奏作品集
平均律クラヴィーア曲集第一巻 前奏曲ハ長調 BWV846/無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007/無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009/無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV1011(無伴奏リュート組曲第3番 BWV995)/リュートのための前奏曲ハ短調 BWV999/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV1003/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV1005
加藤訓子(マリンバ)

録音:2015年9月1日−11日&2016年3月14日−24日、ヤンニ教会(タルト、エストニア)
日本語書下ろし解説&日本語曲目表記オビ付き
バッハのソロ作品のなかから、加藤訓子自身の「この曲を弾きたい、聴きたい」という観点で、「無伴奏チェロ組曲」の第1番、第3番、第5番と「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」の全3曲、「平均律クラヴィーア曲集第1巻」から第1番の前奏曲、リュートのための前奏曲を選択し、マリンバ独奏のために編曲。加藤訓子が「究極のミニマリズム」と称するバッハの音楽は、「ライヒ」、「ペルト」、「クセナキス」を上回る大きな衝撃を与えてくれることでしょう!
※弊社が供給する「CKD 586S」はSACD Hybrid Multichannelヴァージョン(2SACD)の日本向け完全限定生産盤です。海外で発売される商品はノーマルCD盤(2CD)となります。予めご了承ください。

Nimbus Alliance
NI-6223(1CDR)
バッハ:インヴェンションとシンフォニア
2声のインヴェンション BWV.772-786*/3声のシンフォニア BWV.787−801/6つの小前奏曲 BWV.933−938/4つのデュエット BWV.802−805
ウラディーミル・フェルツマン(P)

録音:2016年4月10日&1999年9月8日−11日*
「フランス組曲」(NI 6314)、「6つのパルティータ」(NI 6207)、「イギリス組曲」(NI 6176)など、数多くのバッハの名演を生み出してきたフェルツマンが、遂に「3声のシンフォニア」を録音し『インヴェンションとシンフォニア』が完成!フェルツマンがライフワークとしてきたバッハの音楽。「インヴェンションとシンフォニア」でもその独創的なアプローチで、聴き手に新たな発見をもたらしてくれることでしょう。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Avie
AV-2374(2CD)
ベル・カント・パガニーニ〜パガニーニ:24のカプリースと他の無伴奏ヴァイオリン作品集
パイジエッロの歌劇 「水車小屋の娘」からの「虚ろな心」による序奏と変奏 ト長調 Op.38
24のカプリース Op.1
驚異の二重奏曲 Op.6 「デュエット・フォー・ワン」
別れのカプリース Op.68
レイチェル・バートン・パイン:ニュージーランド国家 「神よニュージーランドを守り給え」 による序奏、主題と変奏
レイチェル・バートン・パイン(Vn)

録音:2015年8月31日−9月3日、5日&2016年11月28日−29日、12月1日−2日、セント・ポール・キリスト連合教会(シカゴ)
1995年の列車事故による大怪我から復帰を果たし、バロックからへヴィメタを自らのフィールドとしてジャンルにとらわれない活発な活動を展開していているアメリカの女流ヴァイオリニスト、レイチェル・バートン・パイン。1993年のパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールでは特別賞(レナート・デ・バルビエーリ記念賞)を受賞したバートン・パインのアヴィー(AVIE)第3弾は、「ベル・カント・パガニーニ」と題された、華麗なるパガニーニ・アルバム。その名の通り、パガニーニの超絶技巧だけでなく「ベル・カント(美しい歌)」にも焦点を当て、24のカプリースに無伴奏ヴァイオリンのための小品をカップリング。
ラスト・トラックには、パガニーニにインスパイアされて書いたニュージーランド国家の主題に基づく自作曲も収録。
使用楽器は、パガニーニ自身が使用した楽器と同年代の、1742年製グァルネリ・デル・ジュス “ex-Bazzini, ex-Soldat”。

Chandos
CHAN-10942(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.5
ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Hob.XVI-2
ピアノ・ソナタ第43番変ホ長調 Hob.XVI-28
ピアノ・ソナタ第35番変イ長調 Hob.XVI-43
ピアノ・ソナタ第34番ニ長調 Hob.XVI-33
ピアノ・ソナタ第36番ハ長調 Hob.XVI-21
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)

録音:2016年12月12日−14日、ポットン・ホール(サフォーク)
世界屈指のフレンチ・ピアニズムの体現者、ジャン=エフラム・バヴゼが取り組むハイドンのピアノ・ソナタ全曲録音プロジェクト。バヴゼがハイドンの多種多様なスタイルや表現を探求していくシリーズ第6弾では、初期の魅力的なソナタ「第11番」から始まり、1770年代後半に作曲者の承認なしに出版された2つのあまり知られていないソナタ「第34番」&「第35番」、そしてハイドンの新しい作曲様式の世界を開く「第36番」と「第43番」のソナタを収録。
ハイドンを「常に新しい解釈の扉が開かれている作曲家である」と捉え、新しい世界の構築に挑み続け、世界的に高い評価を得てきたバヴゼのハイドン・シリーズです。ドビュッシーやベートーヴェンのプロジェクトではスタインウェイを弾いていたバヴゼですが、このハイドン・シリーズでは一貫してYAMAHAピアノを弾いているところもポイント。

H.M.F
HMM-902227(1CD)
シューベルト:ピアノ連弾作品集(1台4手のための)
幻想曲 へ短調 op.103 D940
4つのレントラー D814
2つの性格的な行進曲 D886〜アレグロ・ヴィヴァーチェ ハ長調
創作主題による8つの変奏曲 変イ長調 op.35 D813
6つの大行進曲〜ロ短調 op.40-3 D819
ポロネーズ ニ短調 op.61-1 D824
ロンド.イ長調 op.107 D951
アンドレアス・シュタイアー&アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ/Graf by Christopher Clarke)

録音:2015年3月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
シュタイアーとメルニコフ、なんとも豪華な二人の名手による、シューベルトの連弾作品集の登場です。ヨーロッパでは、一晩の演奏会で、シュタイアー がチェンバロでバッハの平均律を、そしてメルニコフがピアノでショスタコーヴィチの24の前奏曲とフーガを演奏するといった試みも行われており、ふた りのデュオはいまや世界が注目するところです。 19世紀、ピアノ連弾のための作品は人気があり、出版社はシューベルトに連弾作品を書くようしつこく依頼しました。短い生涯の間に、シューベルト は1台4手のための作品を少なくとも32のこしています。その曲想はレントラーや行進曲など様々で、最晩年に作曲された「創作主題による8つの変奏曲」、 「幻想曲」(D940)、「ロンド」(D951)の3作品はとりわけ傑作として今も愛されています。二つの稀有な才能によるデュオは、行進曲では知的な抑制感を保ちながら、遊び心も満載。幻想曲では、素晴らしい演奏もさることながら、フォルテ ピアノのペダルが織りなす響きの迫力に驚かされます。最後に収録された最晩年の作のロンドは、優しさときらめきに満ちています。シューベルトの心の 闇にどっぷり浸かるというよりも、二人の才能がシューベルトに新たな光を与えたような、希望を感じさせられる演奏となっています。 (Ki)

WAON RECORDS
WAONCD-310
(HQCD)
バッハ:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための組曲
第2番 ホ短調 BWV 1008
第5番 ニ短調 BWV 995
宇田川貞夫(ヴィオラ・ダ・ガンバ/アンドレア・カスタニェリ/パリ、1720-1730年作)

録音:2015年11月1-4日、アートコートギャラリー(大阪)
電流伝送型マイクロホン(ショップスMK2H無指向性カプセル付き)
2015年 毛利忠晴(ピュアートレコーズ)製作
[ 5.6448MHz DSD Recording & 192kHz 24bit Editing ]
J.S.バッハが書いたヴィオラ・ダ・ガンバのための作品で現存するのは、13。しかし実際には、ガンバのための作品をバッハはもっと書いていて、しか しそれらは音楽史の中で失われてしまったのではないだろうか、という、ガンバ奏者宇田川貞夫の考えから生みだされた1枚。組曲第2番ホ短調の原曲 は無伴奏チェロ組曲第2番(ニ短調)。宇田川氏自身の編曲により、ホ短調で演奏されています。また、第5番は無伴奏チェロ組曲第5番をバッハ自身がリュー ト用(ト短調、BWV 995)に編曲したものをさらにガンバのために宇田川氏が編曲したものです。ガンバの美しい音色に存分に浸ることのできる魅力の プログラムです。
「バッハが編曲した無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための組曲の楽譜が、バッハの息子カール・フィリップ・エマヌエル・バッハから王様フリードリッヒ・ウィ ルヘルム2世に献上され、王様からフォルクレーへ提供され演奏されたという、途方もない空想の結果として、音楽史の中で失われてしまったのかもしれ ない、無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための組曲をフランス・ロココ風に再現してみたい。」とは演奏者の宇田川氏がライナーノートに寄せた言葉。
ベルギー・ブリュッセル王立音楽院に学び、ヴィオラ・ダ・ガンバをヴィーラント・クイケンに師事し、各地で多彩な演奏活動を展開している宇田川貞 夫が永年あたためてきた思いのこもった、音楽の愉悦のきわみの1枚です。氏の熱き魂が生みだした音楽を余すところなくとらえた、電流伝送型マイク(ピュ アートレコーズ製)を使用したペアマイクステレオDSD録音。 (Ki)


MELODIYA
MEL-1002488(1CD)
NX-B04
チャイコフスキー:ピアノ作品集
子供のためのアルバム Op.39
四季 Op.37a
ポーリナ・オセチンスカヤ(P)

録音:2016年
1975年生まれのピアニスト、ポーリナ・オセチンスカヤは、モーツァルトの協奏曲で心を打つ名演を聴かせてくれましたが、遂にメロディアによる本格的ソロ録音が実現!円熟味を加えた彼女のピアニズムは、決して難易度が高くないこれらの作品に奥行きを深みを与え、とかく軽視されがちなチャイコフスキーのピアノ曲の真価を思い知らされます。
「四季」は、繊細なニュアンスを込めながらもたんに脆弱なだけの演奏とは一線を画すことは、第1曲目の滑り出しからして明らか。“2月”では、骨太で強靭なタッチが粘り腰のリズムと共に紡ぎ出され、これぞロシアピアニズムの醍醐味!この微妙な「重み」がないといかに軽い音楽に成り下がるか、容易に想像できましょう。“5月”での優しい微笑みかけを引き継ぐように語られる、次の“舟歌”がまた素敵なこと!悲しみの淵に沈み込まず、そこはかとない悲哀だけさりげなく表出します。“7月”と“11月-トロイカ”では、テンポ・ルバートのセンスが光ります。
「子供のためのアルバム」は、チャイコフスキーの甥に捧げられた作品。「四季」の“舟歌”にも似た第16曲の“フランスの古い歌”はとくんき聴きもの。「白鳥の湖」にも登場する第18曲“ナポリの歌”は、これまたリズムの粘着力が独特の説得力!第22曲では、連続する装飾音の粒立ちが完全に均質に保たれて鳴らされることで清潔なフォルムが育まれ、そこに純粋な共感が息づきます。【湧々堂】
MELODIYA
MEL-1002454(5CD)
NX-D07
J.S.バッハ:チェロ作品集/フランス組曲
【CD1】
1.無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
2.無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV1008
3.チェロ・ソナタ.第1番 ト長調 BWV1027
4.チェロ・ソナタ.第2番 ニ長調 B
【CD2】
1.無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009
2.無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV1010
3.チェロ・ソナタ.第3番 ト短調 BWV1029
【CD3】
1.無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011
2.無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV1012
【CD4】
1.フランス組曲 第1番 ニ短調 BWV812
2.フランス組曲 第2番 ハ短調 BWV813
3.フランス組曲 第3番 ロ短調 BWV814
【CD5】
4.フランス組曲 第4番 変ホ長調 BWV815
5.フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816
6.フランス組曲 第6番 ホ長調 BWV817
【CD1】
アレクサンドル・ザゴリンスキー(Vc)
アイナル・ステーン=ノックレベルク(P)
【CD2】
アレクサンドル・ザゴリンスキー(Vc)
アイナル・ステーン=ノックレベルク(P)
【CD3】
アレクサンドル・ザゴリンスキー(Vc)
【CD4】【CD5】
アイナル・ステーン=ノックレベルク(P)

録音:2016年
1962年生まれのチェリスト、アレクサンドル・ザゴリンスキーは、モスクワ音楽院を卒業後、1988年まで名教授ナタリア・ シャコフスカの助手を務めながら、数々のコンクールに入賞。1991年から2000年にはモスクワ・フィルの首席奏者として 活躍「ロシア名誉芸術家」の称号を授与されています。彼のレパートリーはとても広く、バロックから現代まで4世紀に渡 る作品を自在に演奏することでも知られています。共演のアイナル・ステーン=ノックレベルクは1944年、ノルウェー生ま れのピアニストでグリーグのオーソリティです。生まれも経歴も全く異なる2人ですが、2002年から共演を重ね、これまで にもロマン派の作品を集めたアルバムでの「2人の音楽性」が高く評価されています。今回のバッハ作品では、独奏曲で は各々の個性を最大に発揮しながら、共演曲ではその独自の個性をぴったり融合させるという素晴らしい演奏が繰り広 げられており、デュオ曲、独奏曲、どこからでも楽しめるBOXです。

Capriccio
C-8017(1CD)
NX-A13
D・スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ集
ソナタ.ハ長調 K420
ソナタ.ハ長調 K513
ソナタ.ハ長調 K461
ソナタ.ハ長調 K159
ソナタ.イ長調 K208
ソナタ.イ長調 K209
ソナタ.ホ長調 K380
ソナタ.ホ長調 K216
ソナタ.ハ短調 K115
ソナタ.ト長調 K146
ソナタ.変ロ長調 K544
ソナタ.変ロ長調 K545
ソナタ.変ロ長調 K361
ソナタ.ニ長調 K490
ソナタ.ニ長調 K491
ソナタ.ニ長調 K492
トン・コープマン(ハープシコード)

録音 1986年12月
後のスペイン王妃、マリア=バルバラの教育用として作曲されたドメニコ・スカルラッティの一連の500曲を超えるソナタ。 現代のような3楽章形式ではなく、多くが単一楽章で、当時最先端の技巧を取り入れながらも、演奏しやすいように工 夫が凝らされた楽しい曲集です。コープマンの演奏は、まさに「弾く喜び」を前面に押し出しており、K513の付点リズムで の弾むような表現は、他の演奏家では決して味わえないほどの独自な解釈です。

STEINWAY&SONS
STNS-30041(1CD)
NX-B03
ウィリアム・ボルコム(1938-):ピアノ・ラグ集
3つのゴースト・ラグ-第1番「優雅な幽霊」
3つのクラシック・ラグ-第1番「グラッド・ラグ」
Raggin' Rudi/花咲く野原
祝婚歌
3つのゴースト・ラグ-第2番「ポルターガイスト」
3つのクラシック・ラグ-第2番「ルイ・ショーヴァンのための墓碑銘」
エデンの庭/ノックアウト
3つのゴースト・ラグ-第3番「夢の影」
3つのクラシック・ラグ-第3番「焼却炉」
エステーラ:ラテンのラグ
The Brooklyn Dodge
スペンサー・マイヤー(P)

録音:2015年5月5-8日、2016年3月29日
アメリカの現代作曲家、ウィリアム・ボルコムの代表的作品である「ラグ」を集めた1枚。ゆったりした曲から軽妙な曲まで、 様々なラグが収録されており、有名な「ゴースト・ラグ」では、極めて聴きやすい曲調の中に、突然トーン・クラスターが出現 するなど、巧妙な仕掛けがたっぷり施されています。このアルバムがSteinwayレーベルへのデビューとなるピアニスト、スペ ンサー・マイヤーの楽しさと共感溢れる演奏です。
STEINWAY&SONS
STNS-30064(1CD)
NX-B03
キューバのピアノ音楽集
トマス・ブエルタ・イ・フローレス(1791-1844):ラ・ヴァレンティーナ
エルナン・ロペス・ヌッサ:ヴァイオリンを持つ少女
セザール・ペレス・センテナート(1896-1973):パルマス・レアレス・ルビアス
エンリケ・ゲレーロ(1818-1887):La que a ti te gusta
アンヘリエルス・レオン(1918-1991):インヴェンション 第3番
ロベルト・ヴァレーラ(1938-):Cuento sonoro
レオ・ブローウェル(1939-):ボセト 第4番「アコスタ・レオン」
ホセ・アルデボル・ギンベルナット(1911-1981):ダンソン
ファン・ピネーラ(1949-):演奏会用練習曲
ホセ・マリア・ビティエール:天使のハバネラ
ニロ・ロドリゲス・スアレス(1921-1997):前奏曲 第3番「踊りのモティーフ」
エクトール・アングロ(1932-):サパテーオ・クバーノ
アマデオ・ロルダン・ガルデス(1900-1939):ムラート
エドガルド・マルティン・カンテーロ(1915-2004):6つの前奏曲 第6番
アンドレス・アレン(1950-):Que confusion de tonos
アレハンドロ・ガルシア・カトゥルラ(1906-1940):コンパルサ
ピネーラ:Y el brillo de la luna te encantaba
アルド・ロペス・ガヴィラン:Pan con Timba
アレクサンドル・ムウトツキン(P)

録音:2016年1月15日.6月14日
とても珍しいキューバの音楽集。作曲家の名前もブローウェル以外はほとんど馴染みはありません。しかし、聴いてみると 人懐っこいメロディと情熱的なリズムに瞬時に魅了されます。演奏しているムウトツキンはロシア系アメリカのピアニスト。数 多くのコンクールに入賞し世界中でコンサートを開催していますが、本人は室内楽や知られざる音楽に魅力を感じている といい、このアルバムでもその探究心が存分に発揮された素晴らしい演奏を聴くことができます。

KAIROS
0015012KAI(1CD)
NX-B05
クラウディオ・アンブロジーニ(1948-):ギター作品集
アリアと舞曲(1978)
インブラジリアン(1987)
3つの練習曲「戸外で」
影の歌(1973)
Nulla nox sine linea-一本の線も引かない日は夜もない(1973/2013改編)
夢の夜想曲(作曲年不祥)
Priapo assiderato(1992)
迷宮のシャコンヌ(1995)
Tantalo sorridente(1973)
夜想曲(1975)
Canzone molle(1973)
Rap(1994)
喪失の歌(1973)
無垢の歌、経験の歌(作曲年不祥)
遠近法による3つの練習曲-第2番(1973)
3つのホログラム(作曲年不祥)
アルベルト・メシルカ(G)

録音:2016年2月
ヴェニスの作曲家アンブロジーニのギター作品集。特殊奏法や奏者自身によるノイズも含め、ヴァラエティに富んだ作風の 曲が並びます。20世紀後半のギター・レパートリーに高く貢献しているこれらの作品を、イタリア生まれのギタリスト、メシル カが卓越したテクニックで演奏しています。

Grand Piano
GP-724(1CD)
NX-B03
ジャン・ロジェ=デュカス(1873-1954):ピアノ作品集
舟歌 第1番(1906)/リズム(1917)
前奏曲 イ短調(1913)/暁の歌(1921)
ソノリテ-音の響き(1918)
6つの前奏曲(1907)/舟歌 第2番(1920)
即興曲(1921)/ロマンス(1923)
小組曲(J.シャルローによる独奏ピアノ編)(1897)・・・世界初録音
4つの練習曲(1915)
ジョエル・ヘイスティングス(P)

録音:2016年1月6-7日
フォーレの弟子として知られるジャン・ロジェ=デュカス。あの「魔法使いの弟子」のポール・デュカスとは全く血縁関係がありませんが、師フォー レから受け継いだ、いかにもフランスの印象派的な作風には、別デュカスとも共通する雰囲気が感じられます。ドビュッシーとも親しい友人で あった彼の作品には、豊かな想像力と、鮮明な色彩感があり、例えばトラック5の「ソノリテ」は、まさしく音の響きそのものが徹底的に追求さ れた音楽が展開されています。もともとはフォーレの「ドリー」から影響を受けたと思われる「小組曲」でも、緩やかな音楽を聞くことができます が、全体に漲る力強さは、フォーレとはまた違う世界を形作っています。演奏しているジョエル・ヘイスティングスは、この録音の前日に NAXOSのリスト全集第44集(8.573557)を録音、残念なことにその4ヶ月後に突然この世を去ってしまいました。語りかけるような優しい 演奏を聞かせます。
Grand Piano
GP-732(1CD)
NX-B03
レオポルト・コジェルフ(1747-1818):ピアノ・ソナタ全集 第8集
ピアノ・ソナタ.第29番 ト長調 Op.30-2 P.XII:30(1789)
ピアノ・ソナタ.第30番 ハ短調 Op.30-3 P.XII:31(1789)
ピアノ・ソナタ.第31番 ヘ長調 Op.35-1 P.XII:32(1791)
ピアノ・ソナタ.第32番 イ長調 Op.35-2 P.XII:33(1791)
ケンプ・イングリッシュフォルテピアノ・・・1795年製アントン・ヴァルター複製

録音:2012年8月5-10日
世界初録音
ボヘミア出身の作曲家コジェルフのピアノ・ソナタ集の第8集。ここでは1789年から1791年に作曲された4曲のソナタが収録されています。 演奏しているケンプ・イングリッシュは、コジェルフの作風における年代別の違いに着目し、その時代に合わせた楽器で演奏することで、ソナタ.の表現を完璧にしようと試みています。今回のソナタには、1795年に作られた楽器のレプリカを用い、第29番の冒頭に置かれたファンファー レを思わせる特徴的な音形などをくっきりと浮かび上がらせています。モーツァルトを思わせるアンダンテ楽章の美しさにも注目です。2楽章の みの第30番は、快活なフィナーレが特徴的。1年置いて作曲された第31番と第32番は、モーツァルトの後継者たる風格を備えた見事な 作品です。

OEHMS
OC-449(1CD)
NX-B01
ブラームス、クララ&ロベルト・シューマン:作品集
ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 Op.25(ピアノ連弾版)
クララ・シューマン:行進曲 変ホ長調
シューマン:東洋の絵 Op.66
アンナ&イネス・ヴァラホフスキー(ピアノ・デュオ)

録音:2016年3月7-10日
ポーランド出身の“ピアノ・デュオ”アンナ&イネス・ヴァラホフスキーは、アンナが4歳、イネスが6歳の時に音楽を学び始め、1983年に家族が ドイツに移住したのをきっかけに、ハノーヴァーの音楽・演劇大学とザルツブルク・モーツァルテウムに入学、アルフォンス・コンタルスキーに薫陶 を受けてピアノ・デュオとして活動することを決意します。彼女らを絶賛したのは、アメリカの伝説的音楽評論家、ハロルド C.ショーンバーグ で、彼女らの演奏について「幅広いデュナーミクと、無尽蔵のテクニックを備え、リズム感に富み色彩も豊か」と絶賛、これが世界的な名声を 得る足がかりとなりました。これまでの20年間近くの活動の中で、彼女たちはモーツァルトからガーシュウィンまで様々なアルバムを録音してい ますが、今回のアルバムはブラームスとシューマン、そしてシューマンの妻クララの3人の作品を演奏、ロマン派の時代に花開いた3人の天才た ちの愛情と深い友情を暗示しながら、あまり耳にすることにない作品も含めて素晴らしい演奏を聴かせています。

Orchid Classics
ORC-100063(1CD)
NX-B03
エレーヌ・ド・モンジュルー(1764-1836):作品集
ピアノ・ソナタ.第9番 嬰へ短調 Op.5-3
フーガ 第1番 ヘ短調
ピアノ指導のための完全教則本 より12の練習曲
最近の作品による主題と変奏
エドナ・スターン(P)
(1860年 プレイエル製:コンサート・グランドピアノ)

録音:2016年
1789年に勃発したフランス革命は、それまでの階級社会を一変させ、多くの貴族たちが迫害されることとなりました。そんな中でも、優れた ピアニスト、教師であったエレーヌ・ド・モンジュルー(ド・シャルネ伯爵夫人)は、革命の騒乱の中で「ラ・マルセイエーズ」の主題による即興 演奏を行い、大喝采を浴び、一時はフランス国立高等音楽院の教授に任命されるという,「女性作曲家」の存在すら認められなかった当 時のフランスにおいて、極めて先進的な役割を演じた女性です。 彼女の代表作の一つである「ピアノ指導のための完全教則本」は114曲の練習曲を含む、700以上のページからなる作品集で、この中に は様々なテーマに基づく小品がひしめいています。これらは大胆な和声進行を持ち、「モーツァルトとショパンを繋ぐ」価値ある作品です。確か に第107番は、ショパンの「革命のエチュード」を思わせる激しい左手のパッセージが特徴的。当時のプレイエルの優雅な響きも聴きもので す。

DIVINE ART
DDA-25150(1CD)
NX-B07
アンドレアス・ヴィルシャー(1955-):オルガン交響曲 第5番 カーソン・クーマン(Org)

録音:2016年9月
ドイツの現代作曲家ヴィルシャーは、古典的な交響曲に始まり、キャバレー・ソング、ジャズまでと幅広いジャンルの作品を手掛けること で知られています。なかでも彼のオルガン作品は、変化に富んだ作風を持っており、クラシカルな雰囲気の中にミニマルの要素とジャズ の風味を取り入れた独特な音で構成されています。作家としても知られる彼は、失われた作品や忘れ去られた音楽の擁護者としても 活躍しています。この「オルガン交響曲第5番」は、アッシジの聖フランチェスコの生涯と教えを描いており、大規模な構成を持ちつつも 基本的には静かな音に終始しています。時折劇的な部分もありますが、すぐに音の波にかき消されてしまい平穏が保たれるという内容 です。オルガンを演奏するクーマンは、数多い作品を発表する若き作曲家ですが、ハーヴァードのメモリアル・チャーチのオルガニストでも あり、現代のオルガン曲の演奏でも超絶的な能力を発揮する人です。

La Dolce Volta
LDV-30(1CD)
戦慄と情熱〜シューマン:ピアノ曲集
幻想曲 ハ長調 Op.17
クライスレリアーナOp.16
ジャン=フィリップ・コラール((P)

録音:2016 年 4 月/ソワッソン(シテ・ド・ラ・ミュジーク・エ・ド・ラ・ダンス)
※日本語解説付き
2013年録音のショパン:24の前奏曲(LDV 09)が好評だった、フランスの名手ジャン=フィリップ・コラール。ショパンのレコーディングを終えた のち、ふたたびシューマンに身を浸したくなったというコラール。満を持しての幻想曲とクライスレリアーナという2つの大曲の登場です。特に幻想曲に関 して、現在の自身のヴィジョンを示してみたくなったというコラールは、片時も楽譜を身から離さずにこの傑作をあらためて深く読みこんだとのこと。ホロ ヴィッツから受け継いだ深く息の長い歌で、幻想曲の冒頭から聴き手をシューマンの世界に引き込みます。シューマンが作り上げた世界にのめり込みすぎ ないように巧みにコントロールしながらも、興奮や激情、そして愛を聴き手に提示してくれます。 (Ki)
La Dolce Volta
LDV-31(1CD)
モーツァルト&クレメンティ
モーツァルト:想曲ニ短調K397*
 ピアノ・ソナタ変ロ長調K570
クレメンティ:ピアノ・ソナタヘ長調op.23-2*
 ピアノ・ソナタト短調op.50-3「見棄てられたディドーネ-悲劇的な情景」
ヴァネッサ・ワーグナー(P)
使用楽器=YAMAHA、ブロードマン・グランドピアノ(ウィーン、1814年製を使用)*

録音:2016年6月、パリ
※日本語解説付
ワーグナーは、パリ国立高等音楽院でドミニク・メルレに師事し、その後もフライシャー、バシキーロフ、ペライア、フー・ツォン、ワイセンベルクらから指導を受けています。感性豊かで思慮深い演奏と、多彩な音色を持ち味としています。フォルテピアノを用いたプロジェクトから、現代音楽の演奏にいたるまで、幅広いレパートリーで演奏活動を展開。デュサパンらからいくつもの作品を献呈されてもいます。2008年に、ロトとデュボワのピアノ協奏曲第2番をフォルテピアノで共演したのがきっかけで、フォルテピアノにめざめたというワーグナー。ここでもピアノとフォルテピアノをあざやかに弾きこなし、作品に様々な角度から光をあてています。ピアノ学習者にはおなじみのクレメンティも、「モーツァルトとベートーヴェンの間」に生きたという不遇で、まだまだ評価されるべき存在といえます。op.50-3はクレメンティ最後のソナタ。メロディ・メーカーとしてのクレメンティの才能を十二分に伝えてくれる傑作を、ワーグナーの説得力に満ちた演奏でお聴き頂けます。 (Ki)

APARTE
AP-133(1CD)
シューベルト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D958
ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D845
ルイ=シュヴィッツゲーベル・ワン(P)

録音:2016年1月
シューベルトのソナタ2作品を録音。清潔感あふれるフレージング、強靭かつ繊細なピアニズムが炸裂したシューベルトとなっています。1987年生ま れのルイ=シュヴィッツゲーベル・ワンは、16/17シーズンにはオスロ・フィル、ロイヤル・リヴァプール・フィルなどと初共演したほか、バーミンガム市 響にも再登場、さらにコンセルトヘボウ(ホール)でもデビューするなど、その活躍ぶりはとどまるところを知りません。 (Ki)

la musica
LMU-008(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
第23 (21)番変ロ長調D.960
第16 (14)番イ短調D.784
ドニ・パスカル(P)

録音:2016年7月4- 6日/ボン・セクール教会(パリ)
1961年生まれのフランスのベテラン・ピアニスト、ドニ・パスカル。これまでリストやショパン、さらにはジェラール・プーレと共演したショーソンのディ スクがありましたが、今回満を持してシューベルトに挑戦。パスカルはピエール・サンカン、ジャック・ルヴィエ、レオン・フライシャー門下で、2010年 からはリヨン音楽院、2011年からはパリ音楽院で教鞭をとっています。清潔かつエスプリあふれる演奏で、フランス・ピアニズムを堪能させてくれます。 (Ki)

Paraty
PARATY-106415(1CD)
ギターのサティ
6つのグノシエンヌ
エスパニャーニャ〜太った木の人形のスケッチとからかい
3つのジムノペディ
ジュ・トゥ・ヴ(あなたが大好き)
通り過ぎて〜3つのゆがんだ踊り
ばら十字軍の最初の思想
愛撫
バレエ組曲「パラード」
【赤い幕の前奏曲/中国人の手品師/アメリカ人の少女/郵便船のラグタイム/曲芸師たち/赤い幕の前奏曲のつづき】
穏やかに〜逃げ出させる歌
セバスティアン・リナレス(G)

録音:2016年10月/トゥールニュ(フランス)
サティの音楽はギターに向いていそうで意外に合いません。それゆえ録音は多くありませんが、ようやく会心の演奏が現れました。演奏者セバスティア ン・リナレスは1979年トゥールーズ生まれのギタリスト。パリのエコール・ノルマルでラファエル・アンディアに師事。Paratyレーベルから2本のギター によるバッハのゴルトベルク変奏曲をリリースして話題になりました。サティは大好きな作曲家だそうで、ジムノペディとグノシエンヌの静謐巻、エスパニャー ニャやジュ・トゥ・ヴのポップな感覚、共演者名がないので多重録音と思われるパラードのハチャメチャな世界など聴き所満点です。 (Ki)
Paraty
PARATY-616140(1CD)
イランのピアノ曲100年 Vol.1
モハマド・レザ・ダルヴィシ:ひとつの音、和音、モチーフ、主題による幻想曲(1977)
ベハザド・ランジバラン:ノクターン(ペルシャの庭の一夜)(2002)
ナデル・マシャエキ:練習曲(1983)
イラジ・サハバイ:3つのフォーク・インヴェンション(1966)
ホジエ・マジド:ダイアローグ88(1988)
ホルモズ・ファルハト:5つのバガテル(2008)
レザ・ヴァリ:追憶(1986)
ライラ・ラメザン(P)

録音:2016年8月/ティユル劇場(フランス)
イランのクラシック音楽文化はあまり知られていませんが、伝統音楽に基づくユニークかつ魅力的な音楽作品が生みだされています。イラン出身の女性 ピアニスト、ライラ・ラメザンはパリとスイスで学び、現在もスイスを本拠に現代作品のエキスパートとして活躍しています。彼女は故国に対する思いが強く、 新作を委嘱するほか積極的に紹介しています。その夢が実現したのが当ディスク。1929年生まれのホルモズ・ファルハトから1958年生まれのナデル・マシャ エキまでの、民族的なものから前衛作品までイランのピアノ音楽が俯瞰できます。1938年生まれの女性作曲家ホジエ・マジドの作品が収録されているの も、同国女性の職業制限からみて興味深い限りです。 (Ki)
Paraty
PARATY-816156(2CD)
パガニーニ(レネール編):24のカプリスOp.1 ピエール・レネール(Va)

録音:2015年4月/オルネー=スー=ボワ音楽院
パリ・オペラ座の首席ヴィオラ奏者を務めるピエール・レネールがパガニーニの無伴奏カプリス全曲にヴィオラで挑みました。1966年生まれ、カシュ カシアン門下のレネールはこれまでもさまざまなディスクで高い評価を受けてきました。もともと難曲ですが、楽器が大きくなった分曲芸のような世界になっ ています。1865年ヴィヨーム製の銘器が織りなす深い音色に魅せられます。 (Ki)

AD VITAM
AV-160615(1CD)
バロックのエッセンス
クープラン:神秘的なバリケード〜第6組曲より
 ヴィオール組曲第2番
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番BWV1001
スカルラッティ:ソナタ.イ長調K208/イ長調K322/ホ長調K380/ヘ短調K481
アルカイツ・シャンボネ(G)

録音:2015年7月22-24日/ノワルラック修道院
アルカイツ・シャンボネは1987年生まれのフランスのギタリスト。パリ音楽院でオリヴィエ・シャサンに師事、多くのコンクールに上位入賞する期待の 若手。クープランのヴィオール組曲第2番中の壮絶にしてあまり知られていない「葬儀」をどうしてもギターで演奏したかったことが、このアルバム実現に つながったとのこと。たしかにもすさまじく、オリジナルのギター曲のように心打たれます。 (Ki)

Hanssler
HC-16086(1CD)
イザイ:6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27
ヴィクトリア・カウンツナー(1982-):Sojuchameleon
ヴィクトリア・カウンツナー(Vn)

録音:2016年7月/ヴァルダーバッハ修道院、バロック・ホール(バイエルン)
独自の世界観で聴衆を魅了するヴィクトリア・カウンツナー。当ディスクではイザイの6つの無伴奏ソナタに挑みました。カウンツナーの演奏は極めて 正統的。確かな技術から紡ぎだされる音色は実に魅力的です。イザイの録音では1735年制のグァルネリ・デル・ジェスを用いて演奏しているのも注目です。
バロックから現代まで弾きこなすカウンツナーは作曲も手がける多才ぶり。当ディスクの最後に収録したのはカウンツナー作の「Sojuchameleon」です。 即興的なヴァイオリンとヴァルダーバッハ修道院の静寂や空気感をとらえた作品で、イザイの時代から現代へタイムトラベルするかのように構成しておりま す。艶やかで力強い音色が魅力のカウンツナーの独特な世界が広がります。 (Ki)

RUBICON
RUBICON-1001(1CD)
ショパン:24の前奏曲op.28
ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 op.35
ジュリアン・ブローカル(P)

録音:2016年
詩情のセンス、エネルギーと抑制、構造の深い理解と真の音色・・・彼がみせるこれらの資質はとても稀有なものです」(ピリスの言葉)。1987年 アルル生まれ、アルフレード・コルトー音楽院に学び、2013年からピリスのもとでさらなる研鑚を積むジュリアンのデビューCD。ジュリアンはピリスと の共演のほか、ショパン・フェスティヴァルをはじめ、アメリカでも演奏会を開催している逸材。ショパンの前奏曲の1曲1曲の世界をくっきりと描き、 ソナタ第2番でも、激情におぼれることなく、すべての要素をくっきりと響かせながらショパンの世界を見事に体現しています。 (Ki)

BISBISSA-2225(1SACD)

KKC-5719(1SACD)
日本語帯・解説付
サティ:ピアノ独奏曲全集 Vol.2
「天国の英雄的な門」への前奏曲
スポーツと気晴らし
3つのサラバンド
犬のためのぶよぶよした前奏曲
犬のための本当にぶよぶよした前奏曲
ばら十字団のファンファーレ
短い子供のお話〜子供の曲集より
絵に描いたような子供らしさ〜子供の曲集より
「星の息子」への前奏曲
迷惑な軽い罪〜子供の曲集より
新子供の曲集
小川典子(P/エラール1890年制作)

録音:2015年8月、9月/東京音楽大学、Jスタジオ
BISレーベルを代表する世界的ピアニスト小川典子。2015年の歿後90年を記念して始動したサティのピアノ独奏曲全曲録音。 各誌で絶賛された第1弾(BIS SA 2215 / KKC 5644)に続き早くも第2弾が登場します。19世紀末から20世紀初頭のフランスで活躍したエリック・ サティ(1866-1925)。10代のときパリ音楽院で学ぶも馴染めず、自由な発想の芸術家が集うモンマルトルで作曲活動を行いました。1905年には作曲 法を学び直すためにスコラカントルムでダンディに師事。作曲家としての知名度が上がるにつれ、ジャン・コクトーやピカソといった著名な芸術家たちから 注目され親交を深めていきました。やがて独自の世界を作り出し標題の風刺性とともに、何ものにもとらわれない純粋な音楽的感性の奔放な表現を追求 していきました。当ディスクに収録されている「犬のためのぶよぶよした前奏曲」など奇抜なタイトルの作品も多く、聴き手の興味をかきたてるサティ独自 の世界が広がります。 2015年8月から9月にかけて行われた当録音は現在客員教授を務める東京音楽大学のスタジオでのセッション録音です。使用楽器は1890年製エラー ルピアノで、ちょうどサティがピアノ曲の多くを次々に作曲した同時代の楽器で演奏しました。当時の響きを追求した小川典子渾身の録音です。 (Ki)


Onyx
ONYX-4179(1CD)
人生、愛、来世〜リスト・リサイタル
リスト:ハンガリー狂詩曲第18番嬰ヘ短調
2つのチャルダーシュ
巡礼の年第3年より エステ荘の噴水
ヴェルディの「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ
巡礼の年第2年の補遺「ヴェネツィアとナポリ」
シューベルトの「ウィーンの夜会」(ヴァルス・カプリース第6番)
シューベルトの「魔王」
モーツァルトの「レクイエム」からのコンフィタトゥスとラクリモサ/愛の夢第3番
ワーグナーの「イゾルデの愛の死」
ワーグナーの「リエンツィ、最後の護民官」からの主題による幻想曲
デヤン・ラツィック(P)
ラツィックがONYXでの最初のプログラムに選んだのは、19世紀を代表するコンポーザー=ピアニスト、フランツ・リストの音楽。ラツィックは、リストの天才的、かつ革新的な才能に改めて魅了され、長い構想、準備期間を経て"このリスト・リサイタル"を完成させたという。 バルカン半島から羽ばたいた稀代の天才ピアニストと、音楽史上に輝き続ける19世紀の天才ピアニストの才能が、今ここに必然の邂逅を果たします。

TOCCATA
TOCC-0245(1CD)
NX-B03
アドルフ・ブッシュ:ピアノ作品全集
ファンタジア ハ長調 BoO20(1908)
アジタート BoO30(1909)
4つの間奏曲
古い様式による3つの小品 BoO48(1917)
2つのカノンと小フーガ BoO111(1919)
ピアノ・ソナタ ハ短調 Op.25(1922)
アレグロ・ピツァッロ BoO31(1941)
アレグロ・ヴェヘメンテ BoO32(1946)
組曲 Op.60b(1941-1945)
ンダンテ・アフェットゥオーソ BoO36(1945)
アンダンテ・エスプレッシーヴォ BoO37(1952)
ヤコプ・フィケルト(P)

録音:2015年7月22.23日、2016年1月21日
初録音
偉大なるドイツの名ヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュ。1912年にソリストとしてデビュー、やがてブッシュ弦楽四重奏団を 結成し素晴らしい音楽活動を続けます。演奏活動と並行して作曲活動も行っていたブッシュはドイツがナチスに侵略さ れるのを恐れ、スイスを経由して四重奏団のメンバーと共にアメリカに渡ります。その後も作曲活動を続け、室内楽作品 やピアノ曲など、いくつかの作品を残しました。彼の作風はレーガーの影響を受けたもので、どの作品にも複雑な対位法 の中に叙情的なメロディが隠れています。この初録音となるピアノ曲集は、活動の初期から亡くなる年までを万遍なくカ バーしており、どれも魅力的な作品ばかりです。
TOCCATA
TOCC-0388(1CD)
NX-B03
スティーヴンソン:ピアノ作品集 第2集
フランク・メリック(1886-1981):ヘブリディーズ諸島の海の風景
(R.スティーヴィンソン編)(1935/1986)
3つのスコットランドのおとぎ話(1967)
カーライル組曲(1995)*
ロリー・ドール・モリソンのハープ・ブック(1978)
3つのスコットランドのバラード(1973)*
サヴォウルナ・スティーヴンソン(1961-):盲目のハープ奏者のためのラメント(R.スティーヴィンソン編)(1986)
クリストファー・ギルド(P)

録音:2016年6月5.12日
*以外=初録音
ランカシャー州で生まれスコットランドで活躍したピアニスト、作曲家スティーヴンソン。難解でひねりの効いた作品で知ら れ、とりわけショスタコーヴィチをリスペクトした「DSCHによるパッサカリア」は80分に及ぶ長さと超絶技巧が駆使されてい ることで「演奏困難な作品」として知られています。 このアルバムに収録されているのは、どちらかというと民族音楽寄りの作品。もちろん超絶技巧は用いられているものの、 比較的穏健な作風による、少しだけ耳に優しい曲が多く含まれています。メインとなる「カーライル組曲」はスコットランド の歴史家トーマス・カーライルの妻ジェーンを題材にした作品。ショパンの作品をモティーフにしながらも、バッハが現れた り、ドビュッシー風なメロディが出てきたりと、多くの仕掛けが施されています。

BRIDGE
BCD-9468(2CD)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.6
ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19「幻想ソナタ」
ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調Op.23
ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ短調Op.30
ピアノ・ソナタ第5番嬰ヘ長調Op.53
ピアノ・ソナタ第6番Op.62
ピアノ・ソナタ第7番Op.64「白ミサ」
ピアノ・ソナタ第8番Op.66
ピアノ・ソナタ第9番Op.68「黒ミサ」
ピアノ・ソナタ第10番Op.70
幻想曲ロ短調Op.28
ギャリック・オールソン(P)

録音:2014年8月27−29日,2015年4月21−23日,2015年5月、ニューヨーク
1970年のショパン国際コンクールの覇者、米国のピアニスト、ギャリック・オールソン(ちなみに2位は内田光子)がスクリャービンのソナタ全集を録音。オールソンは若い頃からスクリャービンを得意とし、BRIDGEからは既に練習曲全集が発売されており(BCD9287)、また他レーベルで詩曲全集もある。満を持してのピアノ・ソナタ全集である。スクリャービンの10曲のピアノ・ソナタはロマン主義から無調の神秘主義へと向かうスクリャービンの芸術的変遷を辿っているが、オールソンはいずれの曲でも彼一流の硬質でキリッとした演奏で、雰囲気に流されない意志の強いスクリャービンを聞かせてくれる。幻想曲ロ短調も含めて、スクリャービン・ファンならば逃せないCDだ。


MIRARE
MIR-321(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2-2
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14-1
ピアノ・ソナタ第14番「月光」嬰ハ長調Op.27-2
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
レミ・ジュニエ(P)

録音:2016年9月
2013年のエリザベート王妃国際コンクールで第2位に輝いたフランスの若手ピアニスト、レミ・ジュニエ。MIRAREレーベル2枚のアルバムがこの 度発売されます。第1作目は「パルティータ第4番」「イギリス組曲第1番」「トッカータ(BWV911)」、そして「最愛の兄の旅立ちに寄せて」というバッ ハの作品集(MIR-268)でしたが、今回はベートーヴェンのピアノ・ソナタ集。「月光」ソナタは昨年の来日公演の際にも披露され、卓越したテクニックと 繊細な表現力で聴衆を魅了しました。第1楽章では、静寂の中から浮き上がる神秘的な旋律を美しく、ひんやりとした音色はどこか澄んでいて、厳かな 夜を思わせます。軽やかさのある第2楽章は、絶妙な音色とニュアンスで聴かせます。そして第3楽章では情熱をむき出しにしたようなエネルギー溢れる 音楽を作り上げています。各作品が語りかけてくる声に耳を傾けるような、ベートーヴェンの音楽に真摯に向き合った演奏です。 2017年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンにも出演予定で、今後の活躍が一層楽しみなピアニストです。 (Ki)
■ミ・ジュニエ
1992年モンペリエ生まれ。2013年、20歳でエリザベート国際コンクール第2位に輝く。パリ国立音楽院を経て、現在はハンブルク大学にてコロリオ フに師事。NYのカーネギー・ザンケルホールやパリのオーディトリウム・ドゥ・ルーヴルなどでリサイタルを、また指揮者ではエマニュエル・クリヴィヌ、 エド・デ・ワールトなどと、オーケストラではルクセンブルク・フィル、サンクト・ペテルブルク・フィルなどと共演。バッハ作品のデビュー・アルバム(Mirare) がディアパゾン金賞を受賞。

Hanssler
HC-16101(1CD)
バッハ・トランスクリプションズ〜最高傑作 1
バッハ:
シュミット編:管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV1066〜序曲
フェインベルク編:ただ愛する神の摂理にまかす者 BWV647
ネーベル編:ジョヴァンニのアリア「あなたの心を私にくれるなら」 BWV518
ネーベル編:カンタータ第40番 BWV40〜コラール「イエスよ、あなたの四肢である私たちと」
ワグネル・ステファニ・ダラゴーナ・マリェイロ・プラド編:マニフィカト BWV243〜主は権力あるものを地位からおろし
ハリエット・コーエン編:最愛のイエス、われらここにあり BWV731
ダルベール編:前奏曲とフーガ.ヘ短調 BWV534
フェインベルク編:われ汝に別れを告げん BWV735
フレーディング編:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068〜ガヴォット
エドウィン・フィッシャー編:チェンバロ協奏曲第2番ホ長調 BWV1053〜シチリアーノ
バウアー編:カンタータ第36番「喜びて舞いあがれ」 BWV36〜アリア
バウアー編:カンタータ第127番「主イエス・キリスト、真の人にして神」 BWV127〜アリア「魂は主の御手のうちに」
アンゲリカ・ネーベル(P)

録音:2016年7月25-27日、10月18-20日/クララ・シューマン・ザール(フランクフルト高等音楽院)
アンゲリカ・ネーベルのヘンスラー・バッハ編曲集第3弾。バッハ作品のピアノ用編曲といえばブゾーニやレーガーのものが有名ですが、ドイツのベテ ラン奏者ネーベルがあまり知られていない編曲を多数披露してくれる嬉しいシリーズです。編曲者は世界多域に及んでいますが、いずれも名ピアニストで バッハ弾きとして一家言あった人々だけに興味津々。今回のアルバムは、どちらかといえばしっとり歌う曲が多く、ネーベルの禁欲的な歌い回しがバッハに ぴったりで絶品。ロシアン・ピアニズムに基づくフェインベルクや、バウアーの肥大化ともいうべき音の厚さまで難曲揃いを見事な技巧で弾ききっています。 また1982年生まれのブラジルの若手ワグネル・ステファニ・ダラゴーナ・マリェイロ・プラドの編曲したマニフィカトも聴きもの。バッハ・ファン、編曲ファ ン感涙間違いなしの一枚です。

AD VITAM
AV-161115(1CD)
左手のためのピアノ曲集第6集
ベートーヴェン(チミッロ編):交響曲第7番〜第2楽章アレグレット
ジチー:アデルのワルツ
 ウィーンの道化
グリーグ(田中博幸編):アリエッタOp.12の1
モシュコフスキ:左手のための練習曲Op.92の4
ヴェルディ(ファイファー編):イル・トロヴァトーレ〜ミゼレーレ
マスネ(田中博幸&智内威雄編):タイスの瞑想曲
サン=サーンス(チミッロ編):死の舞踏Op.40
ラヴェル(田中博幸編):前奏曲
リスト:ハンガリーの神
ポンセ:マルグレ・トゥー
マクシム・ゼッキーニ(P)

録音:2016年2月/イル・ド・フランス国立管弦楽団会館
イタリアの若手マクシム・ゼッキーニが、左手のピアノ曲のレパートリーを追求するシリーズの第6弾は、有名作品の編曲を中心としています。ベートー ヴェンの交響曲第7番のアレグレットやサン=サーンスの「死の舞踏」のようなオーケストラ曲が秘技を駆使されて音の渦と化します。日本で左手作品普 及に務める田中博幸、智内威雄両氏の編曲も貴重。またモシュコフスキとポンセのオリジナル曲は、制約された世界に両作曲家の華麗なピアニズムが見 事に生かされていて聴きものです。 マクシム・ゼッキーニは1979年生まれ。リヨンとパリの音楽院でエッセールほかに学んだ俊英。左手のために書かれた作品普及に力を尽くしています。

ATMA
ACD2-2473(1CD)
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939):オルガン作品全集VOL.4
交響的小品op.16
「神秘のオルガン」op.57より「聖霊降臨節」
「神秘のオルガン」op.55より「聖母マリアの無原罪の御宿り」
小さな花op.66より「聖霊降臨節」、「聖母マリアの無原罪の御宿り」
大いなるアントワーヌのための自由な形式の後奏曲op.68
ヴァンサン・ブシェー ル(Org)
ベッケラート・オルガン使用、聖ジョセフ礼拝堂、モントリオール
カナダのオルガン奏者ヴァンサン・ブシェールがリリースしている、フランスのオルガン奏者兼作曲家のシャルル・トゥルヌミールの作品集。第1集 (ACD22470)、第2集(ACD22471)、第3集(ACD22472)に続くトゥルヌミールのオルガン全集第4弾。シリーズを通して収録している「神秘 のオルガン」は、トゥルヌミールの最高傑作で、51の聖務日課からなる全253曲の超大作です。トゥルヌミールは神秘主義に傾倒しており、その信条は 作品を通して強く表れています。またトゥルヌミールは即興演奏にも秀でており、オルガニストのヴァンサン・ブシェールは、トゥルヌミールの真髄を存分 に披露しています。今回録音に使われたのは、ドイツのハンブルクにあるベッケラート社のオルガンを置いてある、カナダ、モントリオールの聖ジョセフ礼 拝堂。ブシェールは2015年から同教会の専属オルガンとなっています。年間200万人の礼拝者が訪れる北米三大巡礼地であるカトリックの礼拝堂です。 高さ97mの壮大な聖堂銅製のドームである聖堂は、ローマのバチカン市国にあるサン・ピエトロ寺院についで世界で2番目に大きい教会です。教会中 に鳴り響くトゥルヌミールの音響世界を堪能することができます。

TOCCATA
TOCC-344(1CD)
NX-B03
タデウシュ・マイエルスキ(1888-1963):作品集
協奏的詩曲(1946-1956/2009改編マデイ編)
変奏曲の形式によるピアノ五重奏曲(1953)
チェロ・ソナタ(1949)
4つのピアノのための前奏曲(1935)
3つの音画「忘れられた音楽」(1948-1949)
ピアノのための3つの小品(1935/1963)
ミハウ・ドレフノフスキ(P)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
エミール・タバコフ(指)
アルカディウス・ドブロヴォイスキ(Vc)

録音:2015年12月15日、2013年11月23.24.30日
初録音
ポーランドのルヴフ(現在はウクライナのリヴィウ)に生まれた作曲家、ピアニスト、タデウシュ・マイエルスキのピアノ曲を中心とした作品 集。彼は17歳でガリシア音楽協会の高等音楽院(現在はリヴィフ音楽アカデミー)に入学、ピアノを学び1911年に卒業。ライプ ツィヒに留学して更に研鑽を積みました。帰国後は演奏家、批評家として活躍すると同時に、教師として長らく後進の指導にあた りながら、作曲活動を続けました。彼の作品はどれもロマンティックな感性に溢れながらも、近代的な書法が取り入れられており、そ れはこのアルバムの冒頭に置かれた「協奏的詩曲」を聴けば端的に理解できるでしょう。この作品は約10年間の長い年月をかけ て念入りに改訂が施された力作ですが、残念なことに1957年に初演されて以来、出版されることもなく忘れ去られてしまいまし た。今回、ピアノを演奏しているドレフノフスキがこのスコアを発見、瞬時に魅了され、友人マデイに校訂を依頼し、演奏可能なスコ アに復元、この録音が成就しました。

現代ギター
GGBD-3032(1CD)
税込定価
ミス・アモーレス
ラウレンス:我が愛しのミロンガ
ブスタマンテ:ミシオネラ
プホール:イタリア広場
ヴィラ=ロボス:プレリュード第1番
シューベルト(安藤初代編曲):あふるる涙
ソル:モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲
タレガ:アランブラの想い出
 アラビア風奇想曲
アルカス:ヴェルディの「椿姫」の主題による幻想曲
安藤初代(G)
安藤初代は1943年生まれ。6歳よりギターを始め、世界的女性ギタリストであるマリア・ルイサ・アニードの来日レセプションで演奏を行ない、19 歳でデビューリサイタルを開催するなど、若き頃よりその逸材ぶりを高く評価された、日本の女性クラシック・ギタリストの草分け的存在である。結婚・ 出産等を契機に永らく後進の指導に当たって来たが、近年、本格的に演奏の第一線に復帰するや、その卓越したテクニックと詩情溢れる音楽解釈が各所 で奇跡的と評判を呼び絶賛される。本盤は安藤初代の待望久しい初のレコーディング・アルバムであり、彼女が長年大切にしてきた愛奏曲の数々が収録 されている。74歳にしてこの瑞々しい感性、奇跡のアルバムをぜひ一聴されたい。 (Ki)

Fanfare Cincinnati
FC-008(1CD)
NX-B05
ラフマニノフ:変奏曲集
ショパンの主題による変奏曲 Op.22
コレルリの主題による変奏曲 Op.42
マリアンナ・プリヴァルスカ(P)

録音:2015年7月20-24日
マリアンナ・プリヴァルスカは1982年生まれ、6歳からピアノを学び9歳でデビュー。1992年に家族とともにスペインに移 住、ラ・コルーニャ音楽大学でピアノを学びました。その後イギリスとアメリカで研鑽を重ね、数多くのコンクールで入賞経験 を持つ若手女性ピアニストです。2011年、スペインのハエン国際ピアノコンクールで優勝し、その際にはNAXOSからリサ イタル・アルバムをリリース(8.573031)しているプリヴァルスカ、2015年には「シンシナティ国際ピアノ・コンクール」で金メダ ルを獲得し、このアルバムのリリースが実現しました。ラフマニノフの2作品をじっくり演奏しています。

DACAPO
MAR-6.220635
(1SACD)
NX-B06
ニールセン(1865-1931):オルガン作品集
祝祭前奏曲「世紀の変わり目にて」FS24(F.ヴィデロによるオルガン編)
29の小前奏曲 Op.51 FS136〜第1番−第5番
宗教的合唱と歌曲 FS83(抜粋)
 第33番:私が時と日を考慮するとき
 第12番:聖なる生涯、祝福された死
29の小前奏曲 Op.51 FS136〜.第6番-第14番
宗教的合唱と歌曲 FS83(抜粋)
第13番:驚くべき話
第16番:立ち上がれ、もう一度
29の小前奏曲 Op.51 FS136〜第15番-第24番
宗教的合唱と歌曲 FS83(抜粋)
 第1番:ああ、私のばらが枯れてしまっ

 第20番:群れの中の神の御使い
29の小前奏曲 Op.51 FS136〜第25番-第29番
2つの前奏曲 FS137
トルステン・ニールセン(Br)
ビーネ・カトリーネ・ブリンドルフ(Org)

録音:2016年2月14-16日
交響曲や協奏曲など、大規模な作品で知られるデンマークの作曲家ニールセン。しかし、彼の作品リストを詳細に眺めてみると、 室内楽や合唱作品などあらゆるジャンルに名曲が存在することに気がつくのではないでしょうか?このアルバムに収録されたオルガン 曲は、合唱団とともに演奏するための平易な作品から、彼の最後の作品である「コムモーティオ(心の震えの意味)」まで、本当に 多彩な表情を持っています。 中でも、1931年に完成された長大で神秘的な「コムモーティオ」はニールセンの創作技術の結晶とも言える内容を持ち、1913年 頃から彼がずっと温めてきた「オルガン作品への構想と、内なる衝動」が昇華されたというニールセンにとっても自信作となった1曲で す。コペンハーゲンのNikolaj Kunsthal教会のオルガンは、一度は1795年に焼失するも、20世紀初頭に再建されたデンマーク を代表する楽器であり、ロマン派の作品を演奏するにふさわしい音色を備えています。

ATMA
ACD2-2728(1CD)
ショパン・リサイタル3
ポロネーズ第7番「幻想ポロネーズ」
ノクターン第3番 ロ長調Op.9-3
ノクターン 嬰ヘ長調Op.15-2
即興曲第3番 変ト長調Op.51-3
ワルツ第10番 ロ短調Op.69-2
ワルツ第5番 変イ長調Op.42
スケルツォ第4番 ホ長調Op.54
前奏曲第14番 変ホ短調Op.28-14
前奏曲第15番 変ニ長調「雨だれ」Op.28-15
バラード第4番 ヘ短調Op.52
ヤニーナ・フィアルコフスカ(P)
巨匠ルービンシュタイン最後の弟子にして「生来のショパン弾き」といわしめた名手フィアルコフスカが、その真骨頂とも言えるショパンのリサイタル・ アルバム第3弾。フィアルコフスカは2016年65歳を迎えるにあたって、カナダ15都市、ドイツ、ポルトガル、スペイン、スイス、イギリス、そして日 本への記念コンサート・ツアーを行い大絶賛を浴びました。日本では初の本格的リサイタルということもあり注目を集め、その詩情豊かなピアノに魅了さ れました。 フィアルコフスカはモントリオール大学とジュリアード音楽院で学び、1974年にアルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールで3位に入賞、 その後世界的なオーケストラ、指揮者と共演を重ねるカナダを代表するピアニストです。一時左腕の腫瘍のため両手での演奏活動を中断していましたが 見事に克服し、2004年1月にドイツで行われた復帰リサイタルで両手での演奏活動を再開しています。また1994年にはピアノ・シックスを創設し、カ ナダのピアノ教育へ大きな影響を与えています。イギリスの「BBC Muisc Magazine」で2012年に発売された『ショパン・リサイタル2』(ACD22666) が、ベスト・インターナショナル・レコーディングに選ばれるなど、近年益々評価を高めています。 ショパンは生涯18曲のポロネーズを作曲し、その中でも特に人気が高いのは晩年に書かれた第7番「幻想ポロネーズ」です。美しい旋律、巧みな和声 進行とショパンの音楽の極致と言ってもよいほどの傑作。フィアルコフスカは安定した技術、端正な語り口で見事な音楽の流れを聴かせてくれています。同 じく晩年の傑作バラード第4番。フィアルコフスカの繊細で緻密な表現、そして研ぎ澄まされた感覚から繰り出される洗練された音色は、ピアノ芸術の最 高峰といわれる当作品に盛り込まれた音楽を余すところなく伝えることができます。 (Ki)

ATMA
ACD2-2759(1CD)
マリーナ・ティボー、デビュー!
チャイコフスキー:6つの小品より「感傷的なワルツ」(ワディム・ボリソフスキー/、F. ヴァリエール編)
グリンカ:ヴィオラ・ソナタ〜第1楽章
ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタOp.31-4
アナ・ソコロヴィッチ(1968-):無伴奏ヴィオラのための前奏曲
ジャン・ルサージュ(1958-):無伴奏ヴィオラのためのトカードゥ
ミラン・キムリッカ(1936-2008):無伴奏ヴィオラのためのルバートとアジタート
マルティヌー:ヴィオラとピアノのためのソナタOp.31 H.335
マリーナ・ティボー(Va)
ジャネル・ファン(P)
「レベレーションズ・ラジオ・カナダ2016/17」のアーティストに選出され世界各地でコンサートを行っている若手ヴィオラ奏者マリーナ・ティボー。ヴィ オラの新旧の名曲を収録したデビュー・アルバム。ティボーは9歳でその才能を認められケベック音楽院に最年少で入学。その後カーティス音楽院でマイ ケル・ツリーとロベルト・ディアスに学ぶ。卒業後スヴィッツェラ・イタリアーナ音楽院でイ・ムジチ合奏団の設立者の一人ブルーノ・ジュランナに師事。 現在は将来を嘱望されるヴィオラ奏者として注目されています。 ベートーヴェン弦楽四重奏団のヴィオラ奏者であったボリソフスキー編曲のチャイコフスキーの「感傷的なワルツ」、同じくボリソフスキーによって補筆完 成されたグリンカのヴィオラ・ソナタの第1楽章、ヒンデミットの無伴奏ヴィオラ・ソナタ、現代カナダを代表する作曲家アナ・ソコロヴィッチの前奏曲、 同じくカナダの作曲家ジャン・ルサージュ、映画音楽で活躍したチェコ生まれのカナダ人ミラン・キムリッカ、多作家で知られるマルティヌーのヴィオラ・ ソナタとヴィオラの魅力を存分に表現した内容です。 (Ki)


Profil
PH-17000(2CD)
シューマン新発見曲の世界初録音!
霊感と夢〜エネスコを讃えて

エネスコ:四声のフーガ(1897)
 ワルツ ニ長調(1888)
 ワルツ集「カーネーション」(全4曲)(1888)
ラヴェル:夜のガスパール
 ラ・ヴァルス
ミハロヴィチ:5つのバガテルOp.27
サラサーテ(エネスコ編):ツィゴイネルワイゼン
エネスコ(作曲者編):ルーマニア狂詩曲第1番
ドビュッシー:12の練習曲
シューマン:ピアノ協奏曲*
 予感
ルイザ・ボラク(P)
ホリア・アンドレースク(指)*
ルーマニア国立放送O*

録音:2016年7月17-21日
1968年生まれのルーマニアの女流ピアニスト、ルイザ・ボラクはこれまでも興味深いCDを多数リリースしてきましたが、今回最強のアルバムが登場 です。母国の偉大な先達エネスコへの敬意が中心となっていますが、彼がなんと7歳の時に作曲したニ長調のワルツと「カーネーション」と題されたワル ツ集を収録しているのが驚き。また代表作「ルーマニア狂詩曲」をエネスコ自身が技巧的なピアノ曲に仕立てたものも大歓迎。さらに彼がピアノ独奏用に 編曲したサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」は、エネスコ自身がピアノ・ロールに残した演奏を聴くことができますが、ヴァイオリンもピアノも得意とし、 生のジプシー音楽を聞いて育ったエネスコならではの処理が興味津々。サラサーテのメロディが、リストのハンガリー狂詩曲ばりの派手なヴィルゥオーゾ 的ピアノ曲に様変わりして新鮮です。
さらにエネスコの後輩でエコール・ド・パリの一員ながら録音に恵まれないマルセル・ミハロヴィチ(1898-1985)の最高傑作とされる「5つのバガテル」 (名ピアニストの妻モニク・アースに献呈)や、ボラクの超絶技巧を示すラヴェルの「夜のガスパール」と「ラ・ヴァルス」も切れ味抜群。
もうひとつの注目は、シューマンの未知作品「予感」が収録されていること。「子供の情景」からはずされた作品で、近年発見されボラクが世界初演し、 2009年に初出版されました。シューマン・ファン必見の宝石のような小品です。 (Ki)
Profil
PH-17003(1CD)
スタンチンスキー:12のスケッチOp.1
前奏曲(10曲)
ピアノ・ソナタ第1番
3つの無言歌
エカテリーナ・デルジャヴィナ(P)

録音:2004、2005年
アレクセイ・スタンチンスキーは1888年に生まれた作曲家。モスクワ音楽院でピアノを学ぶかたわら、作曲をタネーエフに師事し、メトネルやスクリャー ビンも才能を高く評価したといわれています。しかしメンタルを病み、治療したものの全快せぬまま入水して26年の人生を終えました。アヴァンギャルド の世代で、スクリャービンの影響を強く受けていますが、天性の対位法的発想が天寿に恵まれたなら「ロシアのバッハ」になったであろうとされています。 Profilレーベルからリリースされたハイドンのピアノ・ソナタ全集が評判となったエカテリーナ・デルジャヴィナ、今回は彼女が特にこだわるスタンチン スキーのアルバムが実現しました。デルジャヴィナは1967年生まれ、グネシン音楽学校でウラジーミル・トロップに師事し、1993-2006まで母校で教 鞭をとり、さらに2003年からはモスクワ音楽院でも教えています。典型的ソ連英才教育を受けたロシア・ピアニズムの持ち主で、演奏は重く情念に満ち、 薄幸の作曲家スタンチンスキーが込めた真摯な思いを音にしています。これまであった録音とは別次元の尋常ならざる芸術に心うたれます。

IDIS
IDIS-6724(1CD)
グールドのベートーヴェン
ベートーヴェン
:ピアノ・ソナタ第17番『テンペスト』
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110〜 第3楽章*
創作主題による6つの変奏曲 op.34**
創作主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 Op.35(エロイカ変奏曲)#
グレン・グー ルド(P)

録音:960年、1963年*、1962年**、1960年#(テレビ用放送録音)
1960年から1963年にかけてのグレン・グールドによるTV放送録音を集めたアルバムです。いずれも初CD化となる音源で、発売に当たりデジタル・ リマスターが施されています。グールドにとっても重要なレパートリーであるベートーヴェンのソナタと変奏曲を収録。31番は抜粋ですが『嘆きの歌』とフー ガというハイライトが聴けます。マニアにはたまらないお宝音源でありながら、いずれも奇才グールドの個性がしかと刻印された演奏で、ソニー盤との聴 き比べもおすすめです。 (Ki)

フォンテック
FOCD-9744(1SACD)
2017年4月5日発売
ショパン:24の前奏曲Op.28
シューマン:クライスレリアーナOp.16
伊藤恵(P)

録音:2014年1月6-8日北上市文化交流センターさくらホール
小曲の堆積によって宇宙を形成する、ショパン・シューマンの代表作2曲を収録。ファ ツィオリの<歌う音色>を駆使して、ロマン派ピアノ音楽の精髄を極めます。 “シューマニアーナ1”以来、四半世紀ぶりとなる「クライスレリアーナ」再録音は、30年に 及ぶ共同作業を続けた名調律師川真田豊文氏(1942-2015)との最後のレコーディングとな りました。(フォンテック)

フォンテック
FOCD-9746(1CD)
2017年4月5日発売
黒岩航紀〜デビュー
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第「熱情」
ショパン:バラード第1番ト短調Op.23
ドビュッシー:前奏曲集第1巻(抜粋)
 アナカプリの丘/西風の見たもの/亜麻色の髪の乙女/パックの踊り
リスト:パガニーニによる大練習曲第3番嬰ト短調「ラ・カンパネッラ」
 コンソレーション第3番変ニ長調
 ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調
 メフィスト・ワルツ第1番
黒岩航紀(P)

録音:2016年12月8・9日ヤマハアーティストサービス東京
使用楽器:ヤマハコンサートグランドピアノCFX
黒岩航紀(くろいわ・こうき)は1992年生まれ。東京藝術大学音楽学部ピアノ科を首席で卒 業後、同大学院修士課程を修了しました。第11回東京音楽コンクールピアノ部門第1位、及 び聴衆賞受賞、第19回松方ホール音楽賞受賞(第1位)、第84回日本音楽コンクールピアノ 部門第1位などの賞歴を重ねています。 ソロ・室内楽・アンサンブルピアニストとしても積極的に活動する俊英、待望のデビュー盤です。 「熱情ソナタ」そして小品で聴かせる技と音楽は、次世代の大器としての風格を既に有していま す。 類まれな若き才能の登場です。
フォンテック
FOCD-9745(1SACD)
2017年4月5日発売
AIR & DANCE on Violin
チャイコフスキー:メロディOp.42-3
クライスラー:ウィーン奇想曲Op.2
 美しきロスマリン/ジプシーの女
ショスタコーヴィチ(フォルトゥナトフ編):ロマンス
ショスタコーヴィチ(グリックマン編):3つの幻想的舞曲Op.5
パガニーニ:モーゼ幻想曲
プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリンソナタOp.115から第二楽章
エルガー:愛のあいさつOp.12
R.シュトラウス(プリホダ編):「ばらの騎士」から
ワルツ
R.シュトラウス(ジンガー編):子守歌Op.41-1
バルトーク(セーケイ編):ルーマニア民俗舞曲BB68(Sz.56)
ラヴェル:フォーレの名による子守歌
 ツィガーヌ
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番ホ長調Op.27-6
ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.31-1
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV1006
佐藤眞:無伴奏ヴァイオリンのための幻想曲
エルンスト:シューベルトの「魔王」による大奇想曲Op.26
 多声的練習曲第6番「夏の名残りのバラ」
渡辺玲子(Vn)、江口玲(P)

録音:2016年10月10.12・13日コピスみよし
バッハを中心に、ヴァイオリンの多角的な魅力にあふれた無伴奏作品集“SOLO”(FOCD9552) から5年。渡辺玲子の壮大な構想が実現しました。 19世紀末のウィーンを出発し、華麗な音色と卓抜した運弓をもって銘器デル・ジェスを駆使し た<歌と踊り>は、近代欧州を俯瞰する一大絵巻です。 江口玲が演奏した楽器は、ホロヴィッツが使用したスタインウェイ。この独特な音色は、重厚に して繊細な演奏により。特に民族的な作品で大きな魅力となっています。 二人のヴィルトゥオーゾによる、ユニークな名曲集の登場です。

コウベレックス
KRS-5228(1CD)
税込定価
スクリャービン:練習曲 嬰ハ短調 Op.2-1
 練習曲 嬰ハ短調 Op.42-5
 練習曲 嬰ハ長調 Op.65-2
 練習曲 嬰ニ短調 Op.8-12
 幻想曲 ロ短調 Op.28
プロコフィエフ:悪魔的暗示 Op.4-4
ラフマニノフ:楽興の時Op.16
久納卓(P)

録音:2016年10月21日、2017年1月27日淡路市立サンシャインホール
ロシアのクラシック音楽史において20世紀への橋渡しをした3 の作曲 、スクリャービン、プロコフィエフ、ラフマニノフの ピアノ独奏作品を集めたアルバム。 超絶技巧といわれる「楽興の時」は、全曲を通して、ラフマニノフの詩的、絵画的な世界を含む作品、これまで久納がコン サートでレパートリーとしてきた情熱豊かな音楽への思いが存分に発揮されている。スクリャービンのop.8-12「悲愴」をはじ め魅力的な4 つの練習曲及び幻想曲を収録し、プロコフィエフの風刺的な小品「悪魔的暗示」に遊び心を込めた、聴き応 えのある1 枚。
■久納 卓 Kuno Taku
2008 年日本音楽芸術振興会主催第1 回日本グランドソリストコンクールピアノ部門において第1位を受賞し、脚光を浴びる。 ドイツ国立ロストック音楽演劇大学で学び、演奏 ディプロムを取得。ヨーロッパや全国各地で演奏活動を展開。 現在、 大阪駅前第2ビル「ジー・クレフ音楽教室」コンサートディレクターとして演奏指導及びコンサート企画・製作に携わる。 また、淡路島の地方創世プロジェクトにも参加。淡路島内のイベント等でも活躍し、農業や、廃校を理活用した地域活性の 取り組みにも力を注いでいる。

Bottega Discantica
DISCANTICA-295(1CD)
ヴェネツィアの協奏曲集(J・S・バッハの独奏鍵盤楽器用編曲による)
バッハ:鍵盤楽器の為の協奏曲
ニ長調 BWV972(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 RV230)
ト長調 BWV973(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 RV299)
ニ短調 BWV974(原曲:A・マルチェッロのオーボエ協奏曲)
ト短調 BWV975(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 RV316a)
ハ長調 BWV976(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 RV265)
ヘ長調 BWV978(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 RV310)
ジョヴァンニ・デ・チェッコ(クラヴィコード)

録音:2016年4月、アルティジャン・スタジオ、プレガンツィオル、イタリア
使用楽器:2015年、ミケーレ・キャラミーダ製(モデル:1775年、ヨハン・ハインリヒ・ジルバーマン製と推定/ニュルンベルクのドイツ国立ゲルマン博物館所蔵)
ジョヴァンニ・デ・チェッコはイタリアの鍵盤楽器奏者。ヴェネツィアのオルガン奏者ジョヴァンニ・フェッラーリに師事した後ヴェネツィアのベネデット・マルチェッロ音楽院でピアニストのアンナ・バルッティに師事。歴史的鍵盤楽器にも興味を持ち、中でも18世紀の鍵盤音楽をクラヴィコードで演奏することに情熱を傾けるようになりました。当盤は彼がクラヴィコードを弾いて録音した最初のCDです。
Bottega Discantica
DISCANTICA-291(1CD)
ヒット・パレードアントニオ・バッリスタが選ぶベスト・ソング集
フランク・チャーチル(1901-1942):狼なんか怖くない
グリーグ:春に寄す
デューク・エリントン:スウィングしなけりゃ意味がない
レハール(アントニオ・バッリスタ編):君はわが心のすべて
チャイコフスキー(1アントニオ・バッリスタ編):「眠れる森の美女」より ワルツ
チェーザレ・アンドレア・ビクシオ(アレッサンドロ・ルッケッティ編):マリウ、愛の言葉を
プーランク:愛の小道
グルック(ズガンバーティ編):メロディー
サティ:アンピール劇場の歌姫
プッチーニ:小ワルツ
シューマン(リスト編):献呈
シューベルト(リスト編):セレナード
リスト:ゴンドラを漕ぐ女
R・シュトラウス(レーガー編):明日
ドビュッシー:レントより遅く
ミヨー:フラテリーニのタンゴ
スティーヴィー・ワンダー(ルッケッティ編):パワー・フラワー
ガーシュウィン:メドレー[スワニー/ドゥ・イット・アゲイン/誰かが私を愛してる
 魅惑のリズム/素敵な気持ち/私の彼氏/アイ・ガット・リズム]
ジョン・レノン&ポール・マッカートニー(ルッケッティ編):ビートルズ・メドレー[エリナー・リグビー/サン・キング/バック・イン・ザ・USSR]
コール・ポーター(ルッケッティ編):コール・ポーター・メドレー[イッツ・デ・ラブリー/アイ・ゲット・ア・キック・アウト・オブ・ユー/ユア・ザ・トップ/エニシング・ゴーズ
アントニオ・バッリスタ(P)

録音:2016年1月、バロック・ホール、SMCレコーズ、イヴレア、イタリア
1963年生まれ、今年でデビューから63年となるイタリアのピアニスト、アントニオ・バッリスタ。室内楽奏者、歌曲伴奏者、そしてミラノのG・ヴェルディ音楽院の同級生ブルーノ・カニーノ(1935-)とのデュオで知られている彼がお気に入りのクラシカル&ポピュラー・ソング(原曲が器楽のものもありますが)を聴かせてくれるヒット・パレード・アルバムの登場です。

Fontenay Classics
FCI-010(1CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲集
第2番ト短調BWV1008、
第4番変ホ長調BWV1010、
第5番ハ短調BWV1011
ニクラス・シュミット(Vc)
使用楽器:ジョヴァンニ・バティスタ・ロジェーリ1700年

録音:2016年3月〜7月、アンドレアス教会(ベルリン)
ドイツ・チェロ楽派の伝統を継承するニクラス・シュミット待望のバッハ第2弾。ニクラス・シュミットはフォントネ・ピアノ三重奏団の初代メンバーとし て活躍し、現在ハンブルク音楽大学教授として後進の指導にあたっています。ベルリンの西部にあるヴァンゼーにあるアンドレアス教会で行われているニク ラス・シュミットのバッハ無伴奏組曲全曲録音。ヴァンゼーはベルリン最大級の湖がある豊かな自然が人気の場所。アンドレアス教会も響きが良い事でも 知られ様々な録音に使われています。シュミットが使用している名器ジョヴァンニ・バティスタ・ロジェーリの豊かな音色も最大限に生かされた美しい録音、 そして確かな技術裏付けされたきわめて正統派の演奏を聴くことができます。 (Ki)

REFERENCE
FR-723(1CD)
ビバ、セゴビア!〜アンドレス・セゴビア・アーカイヴ〜
ハンス・ハウグ:エチュード(ロンド・ファンタジコ)
シリル・スコット:ソナティナ
レノックス・バークリー:ギターのための4つの小品
エットーレ・デズデーリ:ソナタ.ホ長調
アロイス・フォルヌロー:前奏曲
フェルナンド・ペイロ:主題と変奏
ハンス・ハウク:パッサカリア
ロベルト・モロン・ペレス(G)

録音:2015年10月18-20日ホーリー・トリニティ教会、イギリス
アンジェロ・ジラルディーノ氏が校訂し、イタリアのベルベン社から出版されている「アンドレス・セゴビア・アーカイヴ」。セゴビアに献呈された作品を、 作曲家の自筆譜を添えて未刊(一部既刊)の作品を出版したもの。本アルバムは、この楽譜の出版の際にも協力したスペイン出身のギタリスト、ロベルト・ モロン・ペレスが、この価値ある出版物に沿った内容で収録したシリーズ第3弾です。 イギリス印象派の作曲家シリル・スコットの「ソナティナ」、近代フランス音楽の影響を受けたイギリスの作曲家レノックス・バークリーの「4つの小品」、 イタリア出身のエットーレ・デズデーリの「ソナタ」、セゴビアがスイスで出会い親交を深めたアロイス・フォルヌローの「前奏曲」、ジュネーヴ出身でパリ でデュカスに学んだ女性作曲家フェルナンド・ペイロの「主題と変奏」、そしてギターの作品も多く残しているスイスの作曲家ハンス・ハウクの作品は新発 見された2つの曲が収録されています。 (Ki)

Hanssler
HC-16094(1CD)
シューベルト:4つの即興曲 Op.90 D.899
3つのピアノ曲 D.946
12のグラーツのワルツ Op.91 D.924
アミエル・ブシャケヴィッチ(P;ベーゼンドルファー)

録音:2015年8月2-4日/リスボン(ポルトガル)
俊英ピアニスト、アミエル・ブシャケヴィッチがシューベルトの4つの即興曲(D.899)と3つのピアノ曲を録音しました!現在ヨーロッパを中心に活 躍するブシャケヴィッチはイスラエルのイェルサレム生まれの南アフリカ育ち。シューベルト国際ピアノ・コンクールをはじめ数々の国際コンクールで優秀 な成績をおさめ、以後国際的に活動する若手ピアニストとして注目されております。幅広いレパートリーの中でも幼いころから親しみを持っていたのがシュー ベルト。ソロ・デビュー・ディスクもシューベルトを録音しており、品格ある演奏で評価を得ております。独奏だけでなく室内楽、そして歌曲の伴奏者とし ても名高いブシャケヴィッチは、テノール歌手、ティモシー・ファロンと共演したリストの15の歌曲(BIS SA 2272)の録音もリリースしております。洗 練された美しいタッチとシューベルトへの敬愛を感じるブシャケヴィッチの演奏。当録音ではベーゼンドルファーを使用して深みのある演奏を存分にお楽し みいただけます。 (Ki)

QUERSTAND
VKJK-1631(1CD)
トラヴェミュンデのオルガンの音色
バッハ:トッカータ,アダージョとフーガ.ハ長調 BWV564
ベーム:イエスよ、あなたはあまりにも美しく
ブクステフーデ:カンツォネッタ.ハ長調 BuxWV166
モーツァルト:幻想曲 ヘ短調 K.608
バッハ:目覚めなさいと声が私たちを呼んでいる BWV645
 ただ愛する神の摂理にまかす者 BWV647
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ 変ロ長調 Op.65-4
アルフィート・ガスト(Org)

録音:2016年8月22−24日 トラヴェミュンデ
ドイツのオルガニスト、アルフィート・ガストがブクステフーデからメンデルスゾーンまでのドイツ のオルガン曲を弾いたCD。アルフィート・ガストは1962 年、ブレーメンの生まれ。ハノーファー国 立音楽大学でオルガンと教会音楽をウルリッヒ・ブレムステラーに学んだ。1993 年からライプツィヒ のメンデルスゾーン音楽大学の教授を務める他、2005 年にはリューベックの聖ヤコビ教会のオル ガニストに任命されている。 リューベック近郊のトラヴェミュンデにある、聖ローレンツ教会のルドルフ・フォン・ベッケラート製 作のオルガン(1966 年)、同教会のコンラート・ミューライゼン製作のオルガン(2001 年)、および 和解教会のクリスティアン・ヴェークシャイダー製作のオルガン(1991 年)を使用。

CEMBAL DAMOUR
CEMBCD-185(1CD)
ミンドゥル・カッツ〜ベートーヴェン第2集
ピアノ・ソナタ第11 番 変ロ長調 Op.22
ピアノ・ソナタ第30 番 ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第32 番 ハ短調 Op.111
ミンドゥル・カッツ(P)

録音:1971年7月7日 テルアヴィヴ
Cembal d'amour レーベルの主宰者モルデカイ・シェホリは、彼の師匠であるルーマニ ア生まれのピアニスト、ミンドゥル・カッツ(1925-1978)の録音を多数発掘、CD で発売し、 カッツの再評価に繋げている。ことにカッツが得意としたベートーヴェンの録音は非常に 好評を博している。今回は1971 年7 月7 日、イスラエルのテルアヴィヴ(カッツはユダヤ 系だったため後年イスラエルに拠点を移した)で行われたベートーヴェンのピアノ・ソナ タ 3 曲という演奏会のライヴ録音。録音は年代にしてはボケ気味で冴えないが、余計な ことはせず充実した響きで堂々と弾ききった演奏を聞けば、こんな素晴らしいベートーヴ ェン弾きが埋もれかかっていたのかと驚くことだろう。


MIRARE
MIR-320(1CD)
KKC-5705
日本語帯・解説付
税込定価
ダンスに加わって
モンポウ:歌と踊り第4番
ラヴェル:なき王女のためのパヴァーヌ
 優雅で感傷的なワルツ〜第2曲
ドビュッシー:雪が踊っている〜「子供の領分」
シャブリエ:アルバムの一葉
ロパルツ:ロンド〜「山の日陰で」
アーン:愛と倦怠の踊り〜「うぐいす狂乱」
フロラン・シュミット:石板に書かれた文字のロンド〜「眠りの精の一週間」*
プーランク:シャンパーニュのブランル〜「フランス組曲」
マスネ:狂ったワルツ
プーランク:パヴァーヌ〜「フランス組曲」
ドビュッシー:バレエ〜「小組曲」*
ラヴェル:古風なメヌエット
ドビュッシー:舞曲〜「カンマ」
サン=サーンス:のんきなワルツOp.110
サティ:ゆがんだ舞曲〜「逃げ出したくなる歌」
ピエルネ:即興的なワルツOp.27*
愛と悪の踊り〜「うぐいす狂乱」
プーランク:幽霊の舞踏会〜「夜想曲集」
フォーレ:スペインの踊り〜「ドリー」*
フランク:ゆるやかな舞曲
ドビュッシー:クロタルを持つ舞姫のための〜「6つの古代の墓碑銘」
プーランク:シシリエンヌ〜「フランス組曲」
ショーソン:パヴァーヌ〜「いくつの舞曲」
アンヌ・ケフェレック(P)
ガスパール・ドゥアンヌ(連弾)*

録音:2016年10月/アルセナル(メッツ)
大好評だった小品集「サティと仲間たち」から4年を経て、ケフェレック待望の新録音小品集が登場します!フォル・ジュルネ音楽祭の常連として日本 でも非常に人気の高いケフェレックですが、軽やかかつカラフルな純フランス風ピアニズムの担い手として貴重な存在。彼女が弾くだけでフランス・ピアノ 音楽がオシャレな香りにあふれます。
今回のアルバムも「サティと仲間たち」の続編的な19世紀末からベル・エポックの、パリが流行の最先端だった時代のピアノ曲から、いちばん聴きた かったものばかりを23曲集めた好企画。サン=サーンス、ショーソン、ラヴェル、アーン、プーランクらフランス音楽の魅力を存分に堪能できます!ラヴェ ルやドビュッシーはともかく、録音の少ないものが大半で、ケフェレックの美演で聴くことができるのは存外の幸せと申せましょう。 シャブリエの遺作「アルバムの一葉」は、絶美なメロディがしっとりかつ真摯に謳われる感動的な小品で、彼の作品中の白眉といってよい隠れた名品。 またマスネのピアニスティックな「狂ったワルツ」もあくまでフランス的なエスプリに満ちているのがケフェレックならでは。おなじく「狂乱と愛」をテーマ にしたアーンの作品も近年いくつか録音はありますが、ようやく納得できる演奏の登場。またショーソンの「パヴァーヌ」も気が変になりそうな麻薬的な 美しさをふりまいています。そして純フランス的なプーランク。オシャレかつエレガント、古き良きパリの脂粉の匂いがしてくるような文化を味わえます。 (Ki)


NIFC
NIFCCD-629(2CD)
ミシェル・ブロック〜第6回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」
ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1「華麗なる円舞曲」
練習曲第17番ホ短調 Op.25-5
練習曲第15番ヘ長調 Op.25-3
練習曲第4番嬰ハ短調 Op.10-4
練習曲第22番ロ短調 Op.25-10
前奏曲第2番イ短調 Op.28-2
前奏曲第8番嬰ヘ短調 Op.28-8
前奏曲第24番ニ短調 Op.28-24
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35「葬送」
夜想曲第16番変ホ長調 Op.55-2
マズルカ第35番ハ短調Op.56-3
マズルカ第37番変イ長調 Op.59-2
マズルカ第21番嬰ハ短調 Op.30-4
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21*
ミシェル・ブロック(P/スタインウェイ)、
ヴィトルド・ロヴィツキ(指)
ワルシャワ国立PO

録音:1960年2月22日−3月13日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポーランド)
全てステレオ・ライヴ
1960年のショパン・コンクールにおいて、審査員長を務めたルービンシュタインがその結果に疑問を抱き、優勝者であるポリーニに次ぐ待遇の特別賞「ルービンシュタイン賞」を授与したエピソードでその名を知られているベルギー生まれの名ピアニスト、ミシェル・ブロック(1937−2003)の演奏は、LPではポリーニの演奏の付録のようにカップリングされていましたが、ついに全貌が明らかになりました!
「英雄ポロネーズ」は、冒頭のリズム、アクセントにセンスが漲り、月並みの演奏とは一線を画す個性に惹かれます。中間部はかなりの高速ながら、決してお気楽ではなく、豊かなレガートで魅了。
練習曲Op.25-5は、下声部を強調した独特のバランスに驚きますが、その志向性は中間部の艶やかな色彩表出に見事に連動。
前奏曲Op.28−24
は、これが全24曲揃っていたらとてつもない名演になっていたと確信するほどの素晴らしさ!ニュアンスの凝縮力は尋常ではなりません。
第2ソナタは、このコンクールで弾かれた最高峰の名演の一つ。第1楽章第1主題は、ペダルを抑制下ニュアンスが、第2主題の甘美さと見事に対比をなし、提示部リピートは、最初に戻る印象を与えず自然な流れを維持した奇跡的な瞬間!第2楽章は一転粘着質のタッチを披露。それも演出ではない、感じきった表現で心を打ちます。中間部の清らかな歌も必聴。第3楽章はかなりの低速ですが、ドロドロの怪奇趣味に偏らないのいがブロックらしさ。中間部直前で、音楽が止まるほどリタルダンドするのがユニークですが、その中間部は逆にテンポを速めて、泉のように音楽を滾滾と湧かせるという大胆さ。それなのに、造形をいびつなものにせず、一貫した有機的な流れのうちに凝縮してしまうセンス!ルービンシュタインも、そこに只ならぬものを感じ取ったのかもしれません。【湧々堂】

Hyperion
CDA-68214(1CD)
オルガン・ファイアーワークス〜ワールド・ツアー
D.ジョンソン:トランペットの調べニ長調
ルメア:演奏会用幻想曲 Op.91
ボッシ:英雄的小品ニ短調 Op.128
ルフェビュール=ヴェリ:ソルティ 変ホ長調
ジャン・アラン:リタニー
コッカー:テューバの調べ
ロイプケ:詩篇第94篇によるソナタ
リスト:BACHによる前奏曲とフーガ S.260
ゴワーズ:アン・オケージョナル・トランペット・ヴォランタリー
ボネ:Matin provencal
タクル:Festmusikk
エベン:ブクステフーデへのオマージュ
ヴァイツ:グラン・クール「ベネディカムス・ドミノ」
ヴェルディ(ルメア/ヘリック編):歌劇 「アイーダ」より 凱旋行進曲
クリストファー・ヘリック(Org)

録音:1984年〜2008年
「オルガン・ファイアーワークス」や「オルガン・ドリームス」、「バッハ:オルガン作品全集」、「ブクステフーデ:オルガン作品全集」など、数多の名録音でハイペリオンのオルガン作品の歴史を築いてきたイギリスの名オルガニスト、クリストファー・へリック。ヘリックの生誕75周年記念リリースは、全14巻に及ぶ「オルガン・ファイアーワークス」からのスペシャル・コンピレーション。

Hyperion
CDA-68186(1CD)
シューマン:ピアノ曲集
フモレスケ 変ロ長調 Op.20
花の曲 変ニ長調 Op.19
ダヴィット同盟舞曲集 Op.6
ルカ・ブラット(P)

録音:2016年6月3日−5日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト、モンマス)
アムランやヒューイットを筆頭に、ハフ、オズボーン、シェリー、レーン、ティベルギアンら世界最高峰のピアニスト達が集うピアノ王国ハイペリオン。そのHyperionが見出した次代のスター・ピアニストは、2015年にホーネンス国際ピアノ・コンクールで見事優勝を果たしたルカ・ブラット!カナダのカルガリーで行われる「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」は、世界最高クラスの賞金と音楽活動への手厚いサポートで知られる権威ある国際コンクール。ピアノ独奏だけでなく、室内楽や歌曲の伴奏も審査され、音楽家としての幅広い才能を持つ若きアーティストが発掘されています。栄誉あるホーネンス賞2015に輝き、世界の主要な音楽祭、コンサート・ホールで活躍を始めているルカ・ブラットのデビュー・スタジオ・レコーディングは、深い表現力と高い技巧が要求されるシューマンのピアノ曲集。ピアノ王国ハイペリオンに新たに加わる、イタリアの若き天才ピアニストにご期待ください!
☆YouTubeのにてご試聴いただけます!

ANALEKTA
AN-28771(1CD)
バッハ:2声のインヴェンションと3声のシンフォニア BWV.772−801 カリン・ケイ・ナガノ(P)

録音:2016年7月、ラジオ・カナダ・スタジオ12(モントリオール、カナダ)
ルビンシテイン国際ピアノ・コンクール(2009〜2010年)、ベルリン国際ピアノ・コンクール(2007年)、スクリャービン国際ピアノ・コンクール(2007年)で第1位に輝いた実績を持ち、2014年には日本デビューを果たしたピアノ界のニューヒロイン、カリン・ケイ・ナガノ。 ケント・ナガノと児玉麻里の娘であり、パリではフランスの名教師、故ジェルメーヌ・ムニエにピアノを師事した若き才女がデビュー・アルバムとなったモーツァルトの「ピアノ協奏曲第12番&第13番(室内楽版)」(PAN 28765/AN 28765)から約3年の歳月を経て、バッハの「2声のインヴェンションと3声のシンフォニア」をレコーディング!カリン・ケイ・ナガノは、このヴィルヘルム・フリーデマン・バッハの教育のために作曲された傑作を演奏するにあたり、1720年の原典版に基づく「C, D, E, F, G, A, B, B-fl, A, G, F, E, E-fl, D, C」の曲順を採用。 カリン・ケイ・ナガノのピュアな音色とクリアなタッチ、バッハの音楽に対する真摯なアプローチ、そしてアナレクタ(Analekta)の優秀録音によって、「学習用」というイメージから解き放たれた「30の小品」がまばゆく輝きます。
ANALEKTA
AN-29974(1CD)
リヴェレーション〜ハープ・リサイタル
ゴドフロワ:演奏会用練習曲 変ホ短調 Op. 193
ヒンデミット:ハープ・ソナタ
ルニエ:3つのエピソードによる交響的小品
ヒナステラ:ミロンガ
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ブリテン:ハープのための組曲 Op.83
リゾット:La Madone(世界初録音)
サルツェード:シンティレーション
ヴァレリー・ミロ(ハープ)

録音:2009年
カナダ、ケベックの華麗なるハーピスト、ヴァレリー・ミロが奏でるソロ・アルバム。19世紀ベルギーのハーピストでもあった、フェリックス・ゴドフロワの 「演奏会用練習曲」 などハープのレパートリーとして有名な曲や、ラヴェルの 「亡き王女のためのパヴァーヌ」 などお馴染みの名曲を収録。
ANALEKTA
AN-29963(1CD)
スペインのピアノ作品集
レクオーナ:スペイン組曲 「アンダルシア」
モンポウ:「風景」 より 「泉と鏡」
アルベニス:タンゴ Op.164
トゥリーナ:ジプシー舞曲集 Op. 55
マルコ:ソレア
エバンヘリスタ:新しいスペインのモディ
ルイーズ・バセット(P)

録音:2010年
カナダ出身のピアニスト、ルイーズ・バセットが奏でるスペイン・アルバム。ホアキン・トゥリーナ生誕100周年を記念して、スペインの作曲家トマス・マルコによって書かれた 「ソレア」 を収録。バセットは、2015年にCBC Musicによるカナダのトップ25のピアニストの1人に選ばれています。

Onyx
ONYX-4172(1CD)
インプロンプチュ
ベートーヴェン:幻想曲 Op.77
ショパン:即興曲第1番変 Op.29、
 即興曲第2番 Op.36、
 即興曲第3番 Op.51
ドヴォルザーク:即興曲 B.129
ガーシュウィン:2つの調による即興曲
アイヴズ:即興曲第1番、即興曲第3番
リスト:即興曲 S.191
シューベルト:4つの即興曲 D.935
シャイ・ウォスネル(P)
976年イスラエル出身のエリート・ピアニスト、シャイ・ウォスネルは、1999年のエリザベート王妃国際コンクールで第4位入賞を果たし、2005年に権威あるエイヴリー・フィッシャー・キャリアー・グラントを受賞。2008年にNHK-BSで放映されたバレンボイムのマスタークラス参加で一気に注目が高まった逸材。
前作の「ハイドン&リゲティ」という意欲的なプログラムのアルバム(ONYX 4174)は、米ニューヨーク・タイムズの「The Best Classical Music Recordings of 2016」や英BBCミュージック・マガジンの「Concerto Choice」に選ばれるなど広く賞賛を浴びたウォスネル。ONYX第5弾は、「Impromptu(即興)」と題された小品集で、その名の通りショパン、リスト、シューベルト、ドヴォルザークから、アイヴズ、ガーシュウィンまで、様々な作曲家の即興曲を集めた独創的なリサイタル・プログラム。ショパンとシューベルトの即興曲は、2015年の初来日公演(札幌)でも披露された演目です。
☆YouTubeにて、即興曲についてのインタビューをご覧いただけます!

Signum Classics
SIGCD-396(2CD)
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ Op.87 ピーター・ドノホー(P)
1982年の第7回チャイコフスキー国際コンクール・ピアノ部門で最高位を受賞、幅広いレパートリーで世界的に活躍し、現在はバーミンガム音楽院の副総裁も務めるイギリスの名手、ピーター・ドノホーがSignum Classicsに登場!たにスタートするショスタコーヴィチ・シリーズの第1弾として、ロシア・ピアノ音楽の重要作品、「24の前奏曲とフーガ」の全曲をレコーディング。サイモン・ラトルに重用され、バーミンガム市響との来日公演やベルリン・フィルとのオープニング・コンサートなどで共演したことでも知られる重鎮ピアニスト、ピーター・ドノホーが弾くショスタコーヴィチの傑作にご期待ください。
☆YouTubeにて、ドノホーが弾く「前奏曲とフーガ第21番」(2014年のライヴ演奏)がご覧になれます。

Centaur
CRC-3518(1CD)
リスト、ドビュッシー、ベートーヴェン:ピアノ作品集
リスト:スペイン狂詩曲
ドビュッシー:水の精、ラヴィーヌ将軍、夢
ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲ハ短調
リスト:バッハのカンタータ第12番 「泣き、嘆き、憂い、おそれ」 のモティーフによる変奏曲
クラジミーラ・ヨルダン(P)

録音:2013年ー2014年
リオ・デ・ジャネイロ国際ピアノ・コンクールにて第1位およびゴールド・メダルを受賞しているアメリカのピアニスト、クラジミーラ・ヨルダン。ウィーン国際ピアノ・アカデミーやチロリアン国際ピアノ・アカデミー、ウィーン国立音楽大学でのウィーン・ミュージック・セミナーにて講師を務めるなど後進の指導にも力を注いでいます。
Centaur
CRC-3503(1CD)
ザ・クラシカル・エレメンツ
リスト:2つの演奏会用練習曲より第1番変ニ長調 「森のささやき」 S.145-1
ゴドフスキー:ジャワ組曲より 「ボイテンゾルフの植物園」
ラフマニノフ:リラの花 Op.21-5
ドビュッシー:前奏曲第1巻より 「アナカプリの丘」
ベリオ:6つのアンコールより 「地のピアノ」
ドビュッシー:前奏曲集第1巻より 「野をゆく風」
グリフィス:3つの音画より 「夜の風」
ベリオ:6つのアンコールより 「大気のピアノ」
イベール: 廃墟の風
メシアン:8つの前奏曲より第8曲 「風の中の影」
ドビュッシー:映像第1集より 「水に映る影」
ベリオ:6つのアンコールより 「水のピアノ」
モンポウ:風景より 「湖」
リスト: 巡礼の年第3年よりエステ荘の噴水
ラヴェル:水の戯れ
ワーグナー/ブラッサン:ワルキューレより 「魔の炎の音楽」
ドビュッシー:前奏曲集第2巻より第12曲 「花火」
スクリャービン:詩曲 「炎に向かいて」 Op.72
ファリャ:バレエ 「恋は魔術師」 より「火祭りの踊り」
アルベルト・ティウ(P)

録音:2015年7月31日ー8月5日の録音
リスト、ゴドフスキー、モンポウなど様々な作曲家の作品を組み合わせ、地、風、水、火の四元素を表現したユニークなピアノ作品集。
Centaur
CRC-3519(1CD)
マスク
ドビュッシー:バレエ音楽「おもちゃ箱」、
 マスク
ムチンスキ:マスク Op.40
マルティヌー:「操り人形」より
ヴィラ=ロボス:「赤ちゃんの一族」より
ミルナ・レキッチ(P)

録音:2015年1月&4月
スニア・ヘルツェゴヴィナのサラエヴォ出身のミルナ・レキッチは、アメリカに移住後、イーストマン音楽院などで研鑽を積み、ドビュッシーのピアノ作品について研究を重ねてきた女流ピアニスト。

Delphian
DCD-34016(2CD)
メシアン:オルガン作品集
オルガンの書/モノディ/聖なる三位一体の神秘への瞑想
マイケル・ボナヴェンチャー(Org)

録音2005年12月&2007年1月
エジンバラにあるスコットランド教会の大聖堂、セント・ジャイルズ教会のリーガー・オルガン(1992年製)によるメシアンのオルガン作品集。優秀録音による鮮明なサウンド、ボナヴェンチャーのスケールの大きな演奏は、指折りの名演として高く評価されています。
Delphian
DCD-34015(1CD)
シューマン:ピアノ作品集
交響的練習曲 Op.13/子供の情景 Op.15
クライスレリアーナ Op.16
ピーター・ブラッドリー=フルゴーニ(P)

録音:2003年11月16日−18日
ピーター・ブラッドリー=フルゴーニは、イギリスのパーセル・スクールと王立音楽大学で研鑽を積み、ピーター・モリソン賞の受賞後にウィグモア・ホール、セント・マーティン・イン・ザ・フィールズへのデビューを果たすなど、ロンドンを拠点に活躍してきたピアニスト。
Delphian
DCD-34013(1CD)
2000ネイルズ〜近現代のオルガン作品集
アヴリル・アンダーソン:リペティティヴ・ストレイン
ピーター・ネルソン:オン・ザ・ビーチ
ウィアー:エトリック・バンクス、
 ワイルド・モッシー・マウンテン
マックイーン:2000ネイルズ
マクガイア:前奏曲第4番
ボナヴェンチャー:アニマス第6番
クレスウェル:ウリムとトンミム
マイケル・ボナヴェンチャー(Org)

録音:2004年9月9日&10日
女王陛下の音楽師範ジュディス・ウィアー(1954−)など、イングランド、スコットランド、ニュージーランドの作曲家たちによるオルガンのための現代作品集。エジンバラ大学マキューワン・ホールのロバート・ホープ=ジョーンズ製オルガンによる演奏。
Delphian
DCD-34024(1CD)
メシアン:オルガン作品全集Vol.1
栄光に輝く体、聖餐式、
永遠の教会の出現
ティモシー・バイラム=ウィグフィールド(Org)

録音:2004年9月
作曲家、指揮者としても活躍するウィグフィールドによるメシアンの初期のオルガン作品集。イギリス・ウィンザー城にあるセント・ジョージ教会のHarrison&Harrison社製オルガンを使用。
Delphian
DCD-34022(1CD)
アッシャー・ホールのオルガン
ホリンズ:凱旋行進曲
エルガー:弦楽のためのセレナーデよりラルゲット、エニグマ変奏曲よりニムロッド
ヘンデル:歌劇 「ダイダミア」HWV.42 より行進曲、
 歌劇 「アルチーナ」 HWV.34 よりメヌエット、
 歌劇 「リナルド」 HWV.7より行進曲、
 むごい運命に涙するのを許して下さい、歌劇 「シピオーネ」 HWV.20より 行進曲
バッハ:前奏曲とフーガ BWV.552
リスト:バッハのカンタータ 「泣き、嘆き、憂い、おののき」 BWV.12のコンティヌオによる変奏曲
アトキンソン:スコットランド民謡の旋律に基づく小典礼組曲
ホルスト:惑星より 「木星」 のテーマ
ウォルトン: 「ファサード」 組曲よりポピュラー・ソング、
 戴冠式行進曲 「宝玉と王の杖」
ジョン・キッチン(Org)

録音:2004年1月
エジンバラ市とエジンバラ大学のオルガニストを歴任したジョン・キッチン。エジンバラのアッシャー・ホールに新しく改装されたNorman & Beard社製のオルガンによる初録音アルバム。

Goodies
78CDR-3668(1CDR)
野邊地瓜丸〜ショパン&フォーレ
ショパン:ワルツ第3番イ短調Op.34-2
 ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」
 ワルツ第12番ヘ短調Op.70-2
 ワルツ第2番変イ長調Op.34-1「華麗なるワルツ」
 ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2
 ワルツ第5番変イ長調Op.42
 ワルツ第1番変ホ長調Op.18「華麗なる大ワルツ」
 エチュードホ短調Op.25-5
 エチュードヘ短調Op.25-2
 エチュードヘ長調Op.25-3
フォーレ:ヴァルス・カプリス第3番変ト長調Op.59(1)
 ヴァルス・カプリス第3番変ト長調Op.59(2)
野邊地瓜丸(勝久)(P)

日本コロムビア G38/40, B325, B322
発売: 1950年(G38/40)、1953年(B325 & B322)
野邊地瓜丸(1910-1966)(後に勝久に改名)は1926年16歳でフランスに留学、エ コル・ノルマルでラザール・レヴィ(1882-1964)に師事し、アルフレッド・コ ルトー(1877-1963)にも多大な影響を受けた。1930年に帰国後ソリストとして 活躍、ショパンやフランスの作品を得意とした。1946年26歳で東京藝術大学音 楽学部の教授に就任した。ここに収録したショパンのワルツ集は1950年に発売 されたもの。ショパンのエチュード3曲とフォーレのヴァルス・カプリスは野 邊地勝久とレーベルに記されている。戦後の物資が不足していた時代のSPレ コードのため音が良くないが、フランス仕込みの演奏は堂に入って素晴らしい。 野邊地はこのシリーズでヴァイオリンの巌本真理との二重奏でルクー:ヴァイ オリン・ソナタ(78CDR-3486)が出ている。 (グッディーズ)


BIS
BISSA-2150(1SACD)
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調 Op.28
チャイコフスキー:18の小品 Op.72より第5曲「瞑想曲」
第17曲「遠い昔」
ストラヴィンスキー(アゴスティ編):バレエ『火の鳥』[王カスチェイの凶悪な踊り/子守歌/終曲]
チャイコフスキー:2つの小品 Op.1より第1曲「ロシア風スケルツォ」変ロ長調(6’38”)
バラキレフ:イスラメイ Op.18
アレクサンドル・カントロフ(P;YAMAHA)

録音:2016年4月/studio 4'33(イヴリー=シュル=セーヌ、フランス)
ジャン=ジャック・カントロフの子息であるピアニスト、アレクサンドル・カントロフ。フランスのレヴューで“リストの生まれ変わり” と評されたその輝かしい才能が紡ぎだすBISレーベル第2弾は、ロシアの作曲家に焦点を当てました。冒頭のラフマニノフのピアノ・ソナタ第1番から 10代とは思えぬほど思慮深い演奏を披露。またグイド・アゴスティ編による『火の鳥』や超絶技巧作品のイスラメイで聴く圧倒的なテクニックには脱帽で す。さらにチャイコフスキーで聴く感受性豊かな表現も持ち合わせており、輝かしい才能に無限の可能性を感じさせます。
1997年生まれのアレクサンドルは父親譲りの音楽的才能の持ち主で、16歳のときにはナントおよびワルシャワでのラ・フォルジュルネでシンフォニア・ ヴァルソヴィアと共演し、ラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲を披露。抜群のテクニックと情感豊かな演奏で聴衆を熱狂させました。衝撃のデ ビュー盤リストの協奏曲(BISSA-2100)でも話題となりました。 (Ki)

VAI
VAIA-1284(1CD)
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
フランク:前奏曲,コラールとフーガ
ショパン:幻想ポロネーズOp.61
シューマン:ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22
アルベルト・レイエス(P)

録音:2015年9月3-5日メニューイン・ホール、ストーク・ダバノン、UK
1948年ウルグアイ生まれのピアニスト、アルベルト・レイエス。1970年チャイコフスキー国際コンクール、1969年リオ・デ・ジャネイロ国際ピアノ・ コンクール、1971年レベントリット国際コンクール、1973年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールなど数々の国際コンクールで入賞し、その後 世界的な演奏家として活躍しています。J.S.バッハ=ブゾーニの《シャコンヌ》は、卓越したテクニックのもと爽快な演奏。フランクの《前奏曲、コラール とフーガ》では見事な重厚な音の響きの重なり合いを聴かせます。そして得意のショパン、シューマンでも持ち味である巧みな表現力で奏しています。 (Ki)


APARTE
KKC-4100(1CD)
フォーレ:ピアノ作品集
バラード 嬰ヘ長調 op.19
即興曲第3番 変ロ長調 op.34
夜想曲第6番 変ニ長調 op.63
夜想曲第7番 嬰ハ短調 op.74
主題と変奏 嬰ハ短調 op.73
夜想曲第9番 ロ短調 op.97
夜想曲第11番 嬰ヘ短調 op.104-1
夜想曲第13番 ロ短調 op.119
ミシェル・ダルベルト(P/ベヒシュタイン)

録音:2017年1月7日、パリ国立高等演劇学校(ライヴ)
※日本語帯・解説付
ミシェル・ダルベルトは、NHK「スーパー・ピアノレッスン」で講師を務め日本でもおなじみの、いわずとしれたフランスの名ピアニスト。2014年に 来日30周年を迎え、直近では2016年3月にも来日、聴衆を魅了しました。 アパルテレーベル第2弾となる当盤は、ベヒシュタインのピアノを用いたフォーレの世界。洒脱な感性、作品と作曲家への深い考察、そしてそれらを音で 表現するテクニックを併せ持つダルベルトが、美しい横の線(メロディ)と密度の濃い和声が織りなすフォーレ作品の世界を見事に解き明かします。フラ ンスの大家による、フランス作曲界の大御所の真価を問う1枚の登場といえるでしょう。ブックレットには、「ガブリエル・フォーレへの私的考察」と題し、 自分とフォーレの音楽との出会い、どのようにしてフォーレの世界を発見していったか、そしてフォーレの音楽を理解するための鍵についてなどが、興味深 くつづられています。 (Ki)


VAI-DVD
VAIDVD-4596E(DVD)
プレミア・ピアニストVol.1
(1)バッハ:ゴルトベルク変奏曲よりアリア、第29、30変奏
(2)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調K331より第2楽章、第3楽章「トルコ行進曲」
(3)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」より第1楽章
(4)シューベルト:行進曲ト長調D.733
(5)ショパン:ポロネーズ 変イ長調Op.53「英雄」
(6)ラヴェル:水の戯れ
(7)ドビュッシー:ベルガマスク組曲〜月の光/パスピエ
(8)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番ニ短調より第3、4楽章
(9)リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調
(10)ハープシコード演奏によるバッハ、ヴィヴァルディ
(1)ロザリン・テューレック
(2)リリー・クラウス
(3)ウィルヘルム・ケンプ
(4)ルドルフ・ゼルキン&ピーター・ゼルキン
(5)エミール・ギレリス
(6)マルタ・アルゲリッチ
(7)アルド・チッコリーニ
(8)スヴャトスラフ・リヒテル
(9)ヴァン・クライバーン
(10)ワンダ・ランドフスカ

画面:4:3 NTSC
B&W/カラー
音声:Mono/Stereo
リージョン:All、72分
世紀を代表するピアニストたちの貴重な映像集。バッハ演奏の大家ロザリン・テューレック。ハンガリー出身の往年の女流ピアニスト リリー・クラウス。 ドイツの名ピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプ。ゼルキン親子。旧ソ連を代表する大ピアニストで、鋼鉄の腕を持つエミール・ギレリス。鍵盤の女王マルタ・ アルゲリッチ。イタリアが生んだ名匠アルド・チッコリーニ。完璧な技巧と強靭なタッチをもつスヴャトスラフ・リヒテル。アメリカの伝説のピアニスト、ヴァ ン・クライバーン。ボーナスには、ポーランドが輩出した名鍵盤奏者ワンダ・ランドフスカの映像を収録した、なんとも豪華な1枚。 (Ki)

VAI-DVD
VAIDVD-4597E(DVD)
プレミア・ピアニストVol.2
(1)ショパン:ポロネーズOp.53「英雄」
(2)ファリャ:「恋は魔術師」より「火祭りの踊り」
(3)シューマン:アラベスクOp.18
(4)メンデルスゾーン:無言歌集第1巻第1番「甘い思い出」Op.19-1
 シューベルト:楽興の時Op.94-3
(5)シューベルト:即興曲変イ長調Op.90-4
(6)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番より第4楽章
(7)ブラームス:間奏曲ホ短調Op.116-5
(8)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3より第1楽章
(9)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111より第1楽章
(10)ラフマニノフ:前奏曲変ホ長調Op.23-6
(11)リスト:詩的で宗教的な調べ
(1)アルトゥール・ルービンシュタイン
(2)アリシア・デ・ラローチャ
(3)エミール・ギレリス
(4)ロザリン・テューレック
(5)マレイ・ペライア
(6)ロベール・カサドシュ
(7)スヴャトスラフ・リヒテル
(8)アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ
(9)クラウディオ・アラウ
(10)ヴァン・クライバーン
(11)マルタ・アルゲリッチ

画面:4:3 NTSC
B&W/カラー
音声:Mono/Stereo
リージョン:All、75分
世紀を代表するピアニストたちの貴重な映像集。20世紀最高のヴィルトゥオーゾの一人として、80年近い活動を行った大ピアニスト、アルトゥール・ルー ビンシュタイン。スペイン生まれの名ピアニスト、アリシア・デ・ラローチャ。旧ソ連を代表する大ピアニストで、鋼鉄の腕を持つエミール・ギレリス。グ レン・グールドに影響を与えたとされるアメリカのピアニスト、ロザリン・テューレック。現代の巨匠マレイ・ペライア。フランスの名ピアニスト、ロベール・ カサドシュ。ドイツの名ピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプ。孤高の名ピアニスト、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ。チリ出身の名ピアニスト、 クラウディオ・アラウ。アメリカの伝説のピアニスト、ヴァン・クライバーン。 鍵盤の女王マルタ・アルゲリッチと錚々たる面々が登場します。 (Ki)


オクタヴィア
OVCL-00615(1SACD)
オレグ・クリサ〜プレイズ・バッハ
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番
2つのヴァイオリンのための協奏曲*
オレグ・クリサ(Vn)
水野佐知香(Vn)*
ヴィルトゥオーゾ横浜*

録音:2016年8月29日、11月28日、神奈川・相模湖交流センター(セッション)、
9月4日、横浜みなとみらいホール(ライヴ)*
巨匠ダヴィッド・オイストラフの愛弟子で、ヨーロッパでその名を知られてきたヴァイオリンの名手オレグ・クリサが、ついにエクストン・レーベルからバッハ・アルバムをリリース。 彼が奏でるバッハ演奏は、色鮮やかで、リズミカルで、そしてハッとするような和音の響きが素晴らしく、これが本物のバッハだと思わせます。そして、水野佐知香&ヴィルトゥオーゾ横浜とのドッペル・コンチェルトでは、バロックの世界が目の前に広がる、清々しい演奏です。(オクタヴィア)

CAvi
4260085-533664
(1CD)
シューマン:幻想小曲集Op.111、
幻想小曲集Op.12、
幻想曲ハ長調Op.17
セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P)

録音:2016年1月、ブレーメン
2003年エリザベート王妃国際コンクールの覇者セヴェリン・フォン・エッカードシュタインによるシューマンの幻想曲集。アルバムは晩年の作品「3つ の幻想的小曲集Op.111」からはじまります。そしてシューマンが若かりし頃の作品「幻想小曲集Op.12」は、E.T.A.ホフマンの小説集「カロ風幻想作 品集」にヒントを得たもの。そして最後は「幻想曲Op.17」。3楽章からなるソナタ風幻想曲で初期の傑作として知られています。エッカードシュタインは 柔らかく綺麗な音色、作品に寄り添うような力みのない自然な音楽で、シューマンの繊細さを丁寧に描いています。 (Ki)


若林工房
WAKA-4200(1CD)
ショパン:ポロネーズ集
ポロネーズ第1番嬰ハ短調Op.26-1
ポロネーズ第2番変ホ短調Op.26-2
ポロネーズ第3番イ長調Op.40-1「軍隊」
ポロネーズ第4番ハ短調Op.40-2
ポロネーズ第5番嬰ヘ短調Op.44
ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」
ポロネーズ第7番変イ長調Op.61「幻想」
イリーナ・メジューエワ (P)

録音:2016 年11 月2〜4 日新川文化ホール(富山県魚津市)
ロシア出身で日本を本拠地として活躍中の名手、イリーナ・メジューエワによるショパン・シリーズの続編は、待望のポロネ ーズ集。マズルカと並んでショパンの愛国心がもっとも強く表現されたジャンルであるポロネーズから、代表的な7曲を新た に録音しました。スケールの大きさとドラマチックな表現が際立った演奏は、まさにロシア・ピアニズムの真骨頂ともいうべき もの。力強いff から繊細なpp まで幅広いダイナミクスと多彩な音色、強靭なテクニックを自在に駆使して、作曲家の心情を 高らかに歌い上げます。ソフロニツキーやネイガウスなど偉大なショパン演奏の伝統を感じさせる、充実の一枚です。

Grand PianoGP-708(1CD)
NX-B03
ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940):ピアノ作品全集
ソナタ・アパッショナータ Op.6(1933)
3つのピアノ小品より(1935)
ピアノのための5つのコンポジション(1931-32)
4月の前奏曲 Op.13(1937)
サンテティエンヌ・デュ・モン教会の鐘による変奏曲 Op.16(1838)
ピアノのための舞曲(1940 未出版・・・ジョルジオ・コウクルによる補筆復刻版)
2つの花束(1935)
スミレの小さな花束
秋の葉/小さな歌(1936)
オスティナート・フォックス(1937)
祝祭ファンファーレ(1940)
ジョルジオ・コウクル(P)

録音:2016年1月5日、2016年3月25日
1915年、当時オーストリア=ハンガリー帝国領であったブルノ(現在はチェコ共和国)に生まれたカプラーロヴァー。幼い頃より音楽 の才能を発揮し、9歳で作曲を始めるなど天才少女として注目されました。ブルノ音楽院からプラハ音楽院に進み、ターリヒとノ ヴァークに師事、22歳で奨学金を獲得し、パリのエコールノルマル音楽院に留学します。パリを拠点としていた同郷のマルティヌーに 師事した彼女の作品はヨーロッパ中で注目を集め、チェコだけでなくロンドンでも演奏され、数々の賞を受賞するなど将来を嘱望さ れます。しかし、1940年に病を得て、たった25歳の生涯を疎開先のモンペリエで閉じてしまいました。このアルバムでは、若々しいエ ネルギーを発散する初期の「コンポジション」から、出版されることのなかった未完の作品「舞曲」まで、短い人生を駆け抜けた女性 作曲家によるピアノ作品の全容を知ることができます。演奏しているのはカプラーロヴァーの師、マルティヌーのピアノ曲全集をリリース したコウクルです。
Grand Piano
GP-710(1CD)
NX-B03
アルメイダ・プラド(1943-2010):カルタス・セレステス 第2集
カルタス・セレステス 第4番(1981)
カルタス・セレステス 第5番(1982)
カルタス・セレステス 第6番(1982)
アレイソン・スコペル(P)

録音:2015年12月6-7日
アルメイダ・プラドはブラジルの作曲家で、カマルゴ・グァルニエリとともに、ナディア・ブーランジェとオリヴィエ・メシアンに師事、やがてブラ ジルの「国民楽派」を形成した一人です。彼の代表作、「カルタス・セレステス」とは日本語で「天体の図表」と言った意味を持ちま す。その言葉通り、ここに収録された3つの作品は、各々1分程度の短い曲の集まりで、神話や天空、闇、色、宇宙へのアプローチ など多彩な要素が詰まった「音による星座」です。第1集の4つの曲集も魅力的でしたが、この第2集で聴ける作品も、まさに銀河を 形作る星々の煌きをそのまま音にしたかのような、神秘的な輝きを放っています。第1集と同じく、ブラジルの若手ピアニスト、アレイ ソン・スコペルの見事な演奏で。
Grand Piano
GP-718(1CD)
NX-B03
アルチュニアン(1920-2012):ピアノ作品全集
アルメニア舞曲(1935)
パストラル(1936)
主題と変奏(1937)
3つの前奏曲(1938)
ポリフォニック・ソナタ(1946)
ユモレスク(1947)
3つの音画(1963)
ピアノのためのソナチネ(1967)
6つのムード(1976)
子供のためのアルバム(2004)
ハイク・メリキャン(P)

録音 2015年9月11-15日
アルメニアを代表する作曲家の一人、アルチュニアンのピアノ作品全集。アルメニアの民族音楽の伝承に根ざした豊かな情感を持っ た彼の作品は、ショスタコーヴィチが絶賛したことでも知られ、日本でも近年人気が高まっています。幼い頃から楽才を示したアル チュニアンは、アルメニアからモスクワに留学、じっくりと音楽を学んだ後、故郷エレバンに戻り、1954年にアルメニア・フィルハーモニー 協会の芸術監督に就任、またエレバン音楽院で作曲の指導をはじめ、1977年には教授となり1990年までこの地位に留まり、数 多くの後進を育て上げたことでも知られています。彼の代表作である「トランペット協奏曲」は超絶技巧を駆使した華やかな曲想が 人気ですが、アルチュニアン自身が優れたピアニストであったこともあり、そのピアノ曲も技巧的で、曲によってはショスタコーヴィチを思 わせるようなシニカルな佇まいを持っています。
Grand Piano
GP-731(1CD)
NX-B03
レオポルト・コジェルフ:ピアノ・ソナタ全集 第7集
ピアノ・ソナタ 第25番 ニ長調 Op.26-1 P.XII:26(1785)*
ピアノ・ソナタ 第26番 イ短調 Op.26-2 P.XII:27(1786)*
.ピアノ・ソナタ 第27番 変ホ長調 Op.26-3 P.XII:28(1786)
ピアノ・ソナタ 第28番 変ロ長調 Op.30-1 P.XII:29(1786)*
ケンプ・イングリッシュ(フォルテピアノ・・・1795年製アントン・ヴァルター複製)

録音 2012年8月5-10日
*=世界初録音
ボヘミア出身の作曲家コジェルフのピアノ・ソナタ集の第7集。ここでは1788年から1789年に作曲された4曲のソナタが収録されて います。クレメンティやデュシークらが初期のフォルテピアノのために書いたソナタの中でも、50曲ほどあるコジェルフの作品の出来栄え は突出しており、ハイドンとベートーヴェン、シューベルトを繋ぐ橋渡しとしての役割も備えています。この4曲のソナタは、どれも違う性 格を持ち、優雅で快活な第1楽章で始まる第25番、悲痛な雰囲気を持つ第2楽章が印象的な第26番、ハイドンを思わせる第 27番、モーツァルトに近い楽想による第28番と聴き所満載です。 既にコジェルフのソナタ全50曲の録音を終えたケンプ・イングリッシュ。後期作品の発売も楽しみです。
Grand Piano
GP-741(1CD)
NX-B03
グリンカ:ピアノ作品全集 第1集
自作主題による変奏曲 ヘ長調(1824)
ケルビーニの歌劇「ファニスカ」の主題による変奏曲(1826-1827)
バレエ「チャオ=カン」の2つの主題による変奏曲 ニ長調(1831)
ドニゼッティの歌劇「アンナ・ボレーナ」の主題による華麗な変奏曲 イ長調(1832)
.モーツァルトの歌劇「魔笛」の主題による変奏曲 変ホ長調(第2稿)(1856)
ロマンス「母よ祝福されてあれ」による変奏曲 ホ長調(1825)
ロシア民謡「なだらかな谷間に沿って」による変奏曲 イ短調(1826)
ベッリーニの歌劇「キャプレッティとモンテッキ家」の主題による変奏曲 ハ長調(1832)
アリャビエフの「ナイチンゲール」のによる変奏曲 ホ短調(1833)
インガ・フィオーリア(P)

録音 2016年4月20-22日
19世紀、近代ロシア音楽の礎を作ったミハイル・グリンカ。裕福な貴族の家に生まれたグリンカは、幼い頃から音楽に興味を持ち、 当時ロシアを訪れたジョン・フィールドにピアノを習うなど環境に恵まれていました。しかし、彼は最初、音楽家になることはなく1824 年に公務員として働き始めます。この時期の彼はサロンで演奏するために何曲かの華麗な変奏曲を作曲、3年間ほどサロンで演奏 していました。1930年、健康状態を懸念した彼はイタリアに移住。この地で当時流行していた様々な歌劇を耳にし、これらの主題 を用いた変奏曲で人気を博すこととなります。しかし、イタリアで3年間過ごしたグリンカはホームシックに陥り、ロシアに帰国。“アリャビ エフの「ナイチンゲール」のによる変奏曲”はその頃に書かれた曲です。それからのグリンカはロシアの民族意識に根ざした作品を次々 と発表し、賞賛を得ることとなります。
Grand Piano
GP-730(4CD)
NX-D03
フローラン・シュミット(1870-1958):2台ピアノとピアノ・デュオのためのオリジナル作品全集
【CD1】
3つの狂詩曲 Op.53
1.フランス狂詩曲/2.ポーランド狂詩曲/3.ウィーン狂詩曲
7つの小品 Op.15
4.眠気/5.リボヴィレの思い出/6.きらめき/7.少女の願い/8.池辺の散歩/9.北部の祭り/10.通り過ぎる幸せ/11.パリジェンヌ・ラプソディ
CD2・・・GP622
5つの音で Op.34…世界初録音
1.ロンド/2.舟歌/3.マズルカ/4.ベースメント/5.ピレネー風舞曲/6.メロディ/7.田園曲/8.ファランドール
ドイツの思い出 Op.28
9.ハイデルベルク/10.コブレンツ/11.リューベック/12.ヴェルダー/13.ウィーン14.ドレスデン/15.ニュルンベルク/16.ミュンヘン
8つのやさしい小品 Op.41…世界初録音
17.序曲/18.メヌエット/19.シャンソン/20.セレナーデ/21.ヴィルレー/22.ボレロ/23.哀歌/24.行列
連弾…1-24
【CD3】・・・GP623
1.第163歩兵連隊の行進 Op.48-2
旅のページ 第1集 Op.26
2.第1番:セレナーデ/3.第2番:訪問/4.第3番:あいさつ/5.第4番:さわやかな夜6.第5番:英国の舞曲
旅のページ 第2集 Op.26
7.第1番:子守歌/8.第2番:マズルカ/9.第3番:愉快な行進曲/10.第4番:慣れ親しむ家に戻る/11.第5番:ワルツ
謝肉祭の音楽 Op.22
12.第1番:パレード/13.第2番:ピエロのお話/14.第3番:美しきファティマ/15.第4番:象の訓練/16.第5番:占いの魔女/17.第6番:回転木馬
連弾…2-17
(1は本来連弾ですが、ここでは2台ピアノで演奏しています)
【CD4】・・・GP624
ユモレスク Op.43
1.軍隊行進曲/2.ロンド/3.ブコリーク/4.スケルツェット/5.感傷的なワルツ/6.グロテスクな踊り/7.歌とスケルツォ Op.54
3つの楽しい小品 Op.37
8.第1番:カドリーユ/9.第2番:ガボット/10.第3番:行進曲
小さな眠りの精の1週間 Op.58
11.第1番:二十日ネズミの婚礼/12.第2番:疲れたコウノトリ/13.第3番:眠りの精の馬/14.第4番:お人形ベルタの結婚/15.第5番:石板に書かれた文字のロンド/16.第6番:絵の中へ散歩/17.第7番:中国の傘
7.8-10…世界初録音
連弾…1-6.8-17
(7は本来連弾ですが、ここでは2台ピアノで演奏しています)
■CD1
2台ピアノ…1-3
連弾…4-11
インヴェンシア・ピアノ・デュオ
(ピアノ…アンドレイ・カスパロフ&オクサーナ・ルチシン)
録音:2010年1月3日…1-3
2010年1月5日…4-10
2011年6月3日…11

■CD2
インヴェンシア・ピアノ・デュオ
(ピアノ…アンドレイ・カスパロフ&オクサーナ・ルチシン)
録音:2011年5月18日…1-8
2010年6月4日…9-16
2010年7月9日…17-24

■CD3
インヴェンシア・ピアノ・デュオ
(ピアノ…アンドレイ・カスパロフ&オクサーナ・ルチシン)
録音:2012年1月3日…1
2011年1月4日…2-11
2011年5月13日…12-17

■CD4
インヴェンシア・ピアノ・デュオ
(ピアノ…アンドレイ・カスパロフ&オクサーナ・ルチシン)
録音:2010年7月8日…1-6
2012年1月4日…7
2011年1月17日…8-10
2011年1月7日…11-17
パリ音楽院に学び、シャブリエやドビュッシーの印象主義音楽の影響から出発、その後ロシア音楽にも傾倒するなど、その独特な音楽性で知られる作曲家フローラン・シュミット。バレエ音楽 や合唱作品が比較的知られていますが、ピアノ曲にも興味深い作品が多く存在します。2台ピアノと連弾のための作品が全曲収録されたこの4枚組は、管弦楽作品ばかりが知られるこの 作曲家の秘曲を紹介したことで、単品での発売時から高く評価されています。インヴェンシア・ピアノ・デュオの共感に満ちた洒落た演奏です。
Grand Piano
GP-752LP(1LP)
NX-D03
フィリップ・グラス(1937-):80歳を記念して
■SIDE1
エテュード 第1集 第6番
「めぐりあう時間たち」-モーニング・パッセージ(M.リースマン&M.マー
リー編)
メタモルフォシス II
シークレット・ソロ
サウンド・オブ・サイレンス
■SADE2
エテュード 第2集 第16番
エテュード 第2集 第18番
エテュード 第2集 第20番
MUSIC IN FIFTHS
「めぐりあう時間たち」-人生の選択(M.リースマン&M.マーリー編)
ニコラス・ホルヴァート(P)
2017年はフィリップ・グラスの生誕80年の記念年です。 この特別なLPは、彼の「エチュード」と映画音楽「めぐりあう時間たち」の抜粋曲を中心に、グラスの音楽を象徴する作品で構成され ています。グラスと同じく“ミニマル・ミュージックの旗手”であるスティーヴ・ライヒが「貨物列車のようだ」と評した「MUSIC IN FIFTHS-第5の音楽」や、2007年にポール・サイモンが“ガーシュウイン賞”を受賞した際、記念演奏会でグラスが演奏した「サウン ド・オブ・サイレンス」の編曲版といった、興味深い作品を聴くことができます。

TOCCATA
TOCC-0383(1CD)
NX-B03
ヨーゼフ・ヴェルフル(1773-1812):ピアノ作品集 第1集
序奏とフーガに先行されるソナタ ハ短調 WoO 113
ピアノ・ソナタ ロ短調 Op.38
ピアノ・ソナタ ヘ長調 Op.27-2
アダルベルト・マリア・リーヴァ(P)

録音 2016年7月5-6日
ザルツブルクに生まれ、レオポルド・モーツァルトとミヒャエル・ハイドンに音楽を学び、幼いモーツァルトとも面識があったというヨーゼフ・ ヴェルフル。ウィーンではベートーヴェンのライバルと見做されるも、「ピアノの対決」で敗北を喫してしまい、ウィーンを離れることとなりま した。その後はパリを経由してロンドンに行き、1805年に演奏会を開き、一応の成功を収めたことで、この地に定住、1812年に生 涯を終えました。彼の作品はモーツァルト、ハイドン、クレメンティの影響を受けていますが、使われた音の多彩さからは、もちろんベー トーヴェンやシューベルトに先立つ古典派の様相も感じることができます。彼の作品は現在に至るまでほとんど演奏されることはあり ませんでしたが、ようやく最近になって少しずつ耳にする機会が増えてきました。TOCCATAレーベルではピアノ曲全曲シリーズの録 音プロジェクトを立ち上げ、この作曲家の復興を試みます。

クアッドリーガ
VMMM-1601(1CD)
税込定価
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 『月光』
ピアノ・ソナタ第15番『田園』
ピアノ・ソナタ第17番2『テンペスト』
ヴァハン・マルディロシアン(P)

録音:2009年8 月22、23日、サンボネ劇場,ブールジュ(Maestria Records)
2009 年 仏 Maestria Records より発売されておりましたヴァハン・マルディロシアンのベートーヴ ェン・アルバム「Neuvieme Vague」より日本国内盤として「月光」「田園」「テンペスト」を発売! ※ベートーヴェンは同時代のハイドン、モーツァルト、クレメンティ、デュセック、ヴォルフルなどと相 互に刺激、影響を受けながら生涯に32 曲のピアノ・ソナタを遺しました。その作曲の道程は一言で 言えば改革と革新の連続で、一曲ごとに新たなピアノ・ソナタを創造していったといっても決して過 言では無いでしょう。このCD に収録されている1801 年から1802 年のこの時期は、『悲愴ソナタ』 以降に新たなる道を求めて意欲的に創作活動を続けていた時期で、悪化する難聴により聴覚を失 うという絶望の中で有名なハイリゲンシュタットの遺書を書いた時期とも重なっています。 このようなベートーヴェンの多彩な世界が広がるピアノ・ソナタを演奏するのは決して容易なことで ありませんが、それに挑んだのがアルメニア出身でフランス在住のヴァハン・マルディロシアンです 。ピアニストしてはヘンデル、バッハから現代曲に至るまで膨大なレパートリーを有し、同時に作曲 も指揮もこなすという本来あるべき音楽活動を展開しているヴァハン。指揮者、ピアニストとしてヨー ロッパ各地を転々とする多忙な日々の中で、新たな解釈のヒントを求め譜読み没頭する彼は、常に 最新の原点版と過去の様々な解釈版との比較に余念がありません。日頃の彼との対話の中でも中 心を占めるのは過去の名演奏や解釈版のこと。筆者私蔵の膨大な量の初版譜や種々の解釈版の 閲覧を求められ、その都度尽きることのない創造的な話が膨らみますが、そんなヴァハンのモット ーは本来あるべき音楽の姿を楽譜を通じて再現すること。最もシンプルで同時に最も困難な営み。 これこそが音楽のエネルギーを我々が生きている現代という時空間に解き放つことでしょう。 (Itaru Haba)


Dynamic
CDS-7771(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン=リスト:交響曲全集 第2集
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(リスト編)
ベートーヴェン:バガテル Op.126
ガブリエレ・バルドッチ(P)

録音:2015年5月1-12日
マルタ・アルゲリッチに見い出された才能、バルドッチによるベートーヴェン=リスト:交響曲全集の第2集。第1集(CDS731)では第 1番と第6番という比較的穏やかな作品に挑んだバルドッチですが、この第2集は「第3番」をメインに収録。ベートーヴェンの初期の 大作である「英雄交響曲」を、リストが音色に細心の注意を払いながら、丁寧にピアノ独奏に落とし込んだこの編曲版は、演奏は 困難を極め、とりわけ最終楽章の変奏曲は多彩な音色と技巧が要求される難曲として知られています。バルドッチの演奏は、数 多くの要求を完全に満たし、聞き手に満足を与えます。同時収録のバガテルはベートーヴェンの晩年の作品で「バガテル=ちょっと したもの」という概念を覆すほどの、充実した内容を持つ小品集。こちらでもバルドッチはニュアンスある演奏を聴かせます。


H.M.F
HMM-907593(2CD)
バッハ:パルティータ(全曲)
第1番 変ロ長調 BWV 825
第2番 ハ短調 BWV 826
第4番 ニ長調 BWV 828
第3番 イ短調 BWV 827
第5番 ト長調 BWV 829
第6番 ホ短調 BWV 830
リチャード・エガー(Cemb)/ジョエル・カツマン、アムステルダム(1991年製)/1638年リュッカース・モデル)

録音:2016年1月

フランス組曲(HMU907583/KKC5673)でも高い評価を得たエガーによる、バッハのパルティータ全曲の登場。パルティータは、バッハにとっての作品1、すなわち初めて出版された作品。1726年に第1番を、以降毎年第2番、第3番と1曲ずつ出版。1731年にまとめて6曲の曲集「パルティータ」として出版されました。当時の人々の趣味に沿うように組曲の形式をとりながら、その1曲1曲がひらめきと霊感に満ちた力作ぞろいです。エガーはすべての反復記号を実施、反復時になんとも密度の濃い装飾を施しており、反復であることを忘れさせます。エガーの冴えわたるひらめき、そしてそのひらめきをあますところなくとらえた濃密な録音は見事。
バッハの作品を論じるときにしばしば用いられる「数字」。このディスクでも、エガーは自身でライナーノートを書いていますが、この数字をベースに興味深い文章を寄せています。BACHをアルファベットの文字順に数えると[2,1,3,8]となります。第1番のプレリュードは21小節、アルマンドは38小節から成り、バッハは自身の名前を刻印するかたちで組曲の幕を開けたことにはじまり、第6番でも小節数や和音の種類など、様々な数字の意味について述べています。もちろんそんな分析的なことを抜きにして、エガーの鮮烈かつ説得力満点の演奏に圧倒される2枚組です。 (Ki)


SUPRAPHON
SU-4223(1CD)
ヴァーツラフ・ヤン・トマーシェク(1774-1850):ピアノ・ソナタ集
ソナタ 変ホ長調 Op.13
ソナタ ハ長調 Op.14
ソナタ イ長調 Op.26
ペトラ・マチェヨヴァー(フォルテピアノ)

録音:2016年10月30日-11月1日/プリーホヴィツェ城(プジェシュティツェ)
スプラフォン・レーベルが力を注いで録音をしているチェコ(ボヘミア)の作曲家、ヴァーツラフ・ヤン・トマーシェクの作品集。当ディスクにはピアノ・ ソナタが収録されました。18世紀から19世紀、ベートーヴェンと同時代を生きたトマーシェクは、多くの作曲家が国外に亡命したチェコ古典派と、19 世紀の国民楽派とを橋渡しした主要な人物で、生涯にわたってプラハ音楽界の中心にあり、その影響は出版された作品および多くの弟子のヴォジーシェク などによって広められました。ここに収録されたピアノ・ソナタなど古典派様式のピアノ曲を残した作曲家です。当録音ではフォルテピアノを使用しており、 当時の響きを追求した演奏を聴くことができます! (Ki)


Hanssler
HC-17022(1CD)
ハイオウ・チャン〜「指紋」
バッハ:半音階的幻想曲とフーガ.ニ短調 BWV903
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332/300k
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」
スクリャービン:3つの小品 Op.45より第1曲「アルバムの綴り」
ドビュッシー:12の練習曲より第11番「組み合わされたアルペッジョのための」
ラヴェル:ラ・ヴァルス
湖南民謡(王建中;編):瀏陽河
ハイオウ・チャン【張海鴎】(P;C.Bechstein D282)

録音:2016年6月27-30日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
現在ヨーロッパを中心に活躍する若手ピアニスト、ハイオウ・チャン。「指紋」と題された当アルバムにはバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、スクリャー ビン、ドビュッシー、ラヴェル、そして湖南民謡の瀏陽河を収録。まるで一夜のリサイタルを聴いているかのような充実の構成です。テクニック一辺倒では ない、表情豊かな演奏が持ち味のチャン。繊細なモーツァルト、雄弁な「ワルトシュタイン」、圧倒的な存在感の「ラ・ヴァルス」など、当ディスクで多彩 な演奏を聴くことができます。チャンが弾く美しいベヒシュタインの調べがベルリンのイエス・キリスト教会に響き渡ります!
ハイオウ・チャンは、北京中央音楽学院に学び、2002年からはハノーファー高等音楽学校でベルント・ゲツケに就いて研鑽を積みました。キエフで行 われたウラジーミル・ホロヴィッツ国際ピアノコンクールで銀メダル、中国国立ピアノデュオ・コンクール金メダルなど輝かしい受賞歴も誇ります。ヘンスラー・ レーベルよりリリースされているリスト・アルバム(98 625)では圧倒的なテクニックを披露し話題となり、ファイと共演したモーツァルト(HC 16037) でも好演を聴かせてくれています。当アルバムでも大家を予感させる豊かな音楽性を余すところなく堪能することができます。 (Ki)
Hanssler
HC-16048(1CD)
オピッツのR・シュトラウス
R・シュトラウス:セレナードOp,17の2(ギーゼキング編)
帰郷Op.15の5(ギーゼキング編)
懐かしい幻影Op.48の1(ギーゼキング編)
冬の霊感Op.48の4(ギーゼキング編)
悪天候Op.69の5(ギーゼキング編)
イノック・アーデンOp.38*
ゲルハルト・オピッツ(P)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(朗読)*

録音:1993年12月28日/ケルンWDRザール1
リヒャルト・シュトラウスの歌曲で演奏者がフィッシャー=ディースカウといっても、歌っていないという贅沢なディスク。ここに収められたリヒャルト・ シュトラウスの5つの歌曲は大ピアニストのギーゼキングがピアノ独奏用に編曲したもので、オピッツがひとりで演じています。ギーゼキングの編曲は ピアニスティックで美しいものの、「セレナード」以外はほとんど演奏されないので、全 5 曲のオピッツによる録音が現れたのは大歓迎と申せましょう。 オピッツは歌心満点な美演を繰り広げます。 フィッシャー=ディースカウは「イノック・アーデン」で朗読を務めています。テニスンの詩の独訳による朗読とピアノのための50分に及ぶ大作。フィッ シャー=ディースカウは2003年にケーリングと同曲をDGに録音していますが、やはりオピッツはピアニストとしての格が違います。リヒャルト・シュ トラウスならではの描写をオーケストラ的な表現力で再現。フィッシャー=ディースカウも若々しい美声と役者ぶりが魅力です。 (Ki)
Hanssler
HC-17029(1CD)
ギター・デュオのためベートーヴェン
ヴィンセンツ・シュスター:変奏曲 Op.3(ベートーヴェン:七重奏曲 Op.20より)
イヴァン・クリンガー:ロンド(ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのロンド WoO 41より)
シュスター:アンダンテ Op.5(ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番 ハ長調『ラズモフスキー第3番』Op.59-3より)
フェルディナンド・カルッリ:変奏曲とロンド Op.155(ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 Op.26より)
シュスター:変奏曲 Op.4(ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op.18より)
編曲者不詳:アンダンテ(ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ15番 ニ長調『田園』 Op.28より)
アレクサンドル・ヘーゼル:4つのワルツ(ベートーヴェン:4つのワルツ Anh.14より)
カルッリ:幻想曲 Op.157(ベートーヴェン:パイジェッロの『水車小屋の娘』のアリアによる変奏曲 イ長調 WoO 69より)
ジョン・シュナイダーマン(G、ターズ・G)、
山谷英己(G、7弦G)
ギター・ファン狂喜のアルバム!ベートーヴェンの作品をカルッリなどのギターの名手がギター・デュオ用に編曲した作品集です。ギターの温かな音色 が折り重なり、ベートーヴェンの新たな魅力に気づかされる素晴らしい編曲作品で構成されております。東京に生まれアメリカで育った山谷英己はリュー ト奏者として活躍し、ギターも演奏する実力派。近年はジョン・シュナイダーマンとのデュオでの活動も多く、非常に息の合ったアンサンブルを聴かせてく れます。 (Ki)



Profil
PH-17011(12CD)
ディヌ・リパッティ生誕100年記念BOX
■Disc1(戦前の録音)
(1)バッハ:アルマンド〜パルティータ第1番変ロ長調BWV825(チェンバロを演奏)
(2).バッハ(ブゾーニ編):「トッカータハ長調」による即興(チェンバロを演奏)
(3)エネスコ:ピアノ・ソナタ第1番嬰へ短調〜第2楽章
(4)ブラームス:間奏曲変ロ短調Op.117の2
(5)同:間奏曲変ホ短調Op.118の6(断片)
(6)同:ワルツOp.39〜第1,2,5,6(2種),10,14,15番
(7)同:ワルツ集「愛の歌」Op.52(全18曲+第1曲繰り返し)
■Disc2(戦争中の録音1)
(1)バッハ(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよBWV147
(2)スカルラッティ:ソナタト長調L387(K14)
(3)ブラームス:間奏曲イ短調Op.116の2
(4)同:間奏曲変ホ短調Op.117の1
(5)シューマン:交響的練習曲Op.13〜第9変奏
(6)ショパン:練習曲変ト長調Op.10の5「黒鍵」
(7)リスト:小人の踊り
(8)リパッティ:古典様式による小協奏曲Op.3
(9)左手のためのソナチネ
■Disc3(戦争中の録音2)
(1)エネスコ:ブーレ〜ピアノ組曲第2番ニ長調Op.10
(2)同:ピアノ・ソナタ第3番ニ長調Op.24
(3)同:ヴァイオリン・ソナタ第2番ヘ短調Op.6
(4)同:ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調Op.25
■Disc4(戦後1945-48年の録音)
(1)リパッティ:ルーマニア舞曲集
(2)リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
(3)グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16
 エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンドO(1)(2)、アルチェオ・ガリエラ(指)フィルハーモニアO(3)
1945年10月10日(1)、1947年6月6日(2)/ジュネーヴ・ライヴ、1947年9月18-19日/ロンドン・セッション(3)
■Disc5
(1)バッハ(ブゾーニ編):ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV1052
(2)バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
■Disc6
(1)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
(2)リパッティ:古典様式による小協奏曲Op.3
■Disc7
(1)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
(2)同:ノクターン第8番変ニ長調Op.27の2
(3)同:華麗なワルツ第2番変イ長調Op.34の1
(4)同:舟歌Op.60
(5)スカルラッティ:ソナタホ長調L.23
(6)同:ソナタニ短調L.413
(7)リスト:ペトラルカのソネット第104番
(8)同:演奏会用練習曲「軽やかさ」
(9)ラヴェル:道化師の朝の歌
(10)フォーレ(カザルス編):夢のあとにOp.7の1
(11)ラヴェル(バズレール編):ハバネラ形式による小品
(12)リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
■Disc8(死の年)
(1)ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
(2)同:ノクターン第8番変ニ長調Op.27の2(即興付き)
(3)同:練習曲ホ短調Op.25の5
(4)同:練習曲変ト長調Op.10の5「黒鍵」
■Disc9
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番
(2)シューマン:ピアノ協奏曲
■Disc10
(1)ショパン:華麗なる大ワルツ変ホ長調Op.18/ワルツ第2番変イ長調Op.34の1/第3番イ短調Op.34の2/第4番ヘ長調Op.34の3/第5番変
イ長調Op.42/第6番変ニ長調Op.64の1「小犬」/第7番嬰ハ短調Op.64の2/第8番変イ長調Op.64の3/第9番変イ長調Op.69の1「別れ」/第
10番ロ短調Op.69の2/第11番変ト長調Op.70の1/第12番ヘ短調Op.70の2/第13番変ニ長調Op.70の3/第14番ホ短調
(2)同:マズルカ第32番嬰ハ短調Op.50の3
■Disc11
(1)バッハ:パルティータ第1番
(2)同(ケンプ編):シチリアーノ〜フルート・ソナタ第2番BWV1031
(3)同(ブゾーニ編):いざ来たれ、異邦人の救い主よBWV659
(4)同(ブゾーニ編):主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶBWV639
(5)同(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよBWV147
(6)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310
(7).バッハ(ブゾーニ編):主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶBWV639
(8)ショパン:ワルツ第3番イ短調Op.34の2
■Disc12(ブザンソン告別演奏会)
(1)即興
(2)バッハ:パルティータ第1番変ロ長調BWV825
(3)即興
(4)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310
(5)シューベルト:即興曲変ト長調D.899の3
(6)同:即興曲変ホ長調D.899の2
(7)ショパン:ワルツ第5番変イ長調Op.42
(8)同第6番変ニ長調Op.64の1「小犬」
(9)同第9番変イ長調Op.69の1「別れ」
(10)同第7番嬰ハ短調Op.64の2
(11)同第11番変ト長調Op.70の1
(12)同第10番ロ短調Op.69の2
(13)同第14番ホ短調
(14)同第3番イ短調Op.34の2
(15)同第4番ヘ長調Op.34の3
(16)同第12番ヘ短調Op.70の2
(17)同第13番変ニ長調Op.70の3
(18)同第8番変イ長調Op.64の3
(19)同華麗なる大ワルツ変ホ長調Op.18
(20).バッハ(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよBWV147
ディヌ・リパッティ(P)


■Disc1
ナディア・ブーランジェ(P連弾)(6)(7)、
イレーヌ・ケドロフ(S)、
マリー=ブランシュ・ド・ポリニャック(A)、
ポール・ドランヌ(T)、
ドーダ・コンラッド(Bs)
録音:1936年6月25日エコール・ノルマル音楽院(1)-(5)、
1937年2月25日、
1937年2月20日-1938年1月22日パリでのセッション(6)(7)

■Disc2
ハンス・フォン・ベンダ(指)
ベルリン・フィル室内O(8)
録音:1941年4月28日ブカレストでのセッション(1)-(7)、
1943年1月14日ベルリン・ライヴ(8)、
1943年3月4日ブカレストでのセッション(9)

■Disc3
ジョルジュ・エネスコ(Vn)(3)(4)
録音:1943年3月2日(1)、
3月13日(3)、
3月11日(4)ブカレストでのセッション、
10月18日ベルンでのセッション(2)

■Disc4
エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンドO(1)(2)、
アルチェオ・ガリエラ(指)フィルハーモニアO(3)
録音:1945年10月10日(1)、
1947年6月6日(2)ジュネーヴ・ライヴ、
1947年9月18-19日ロンドン・セッション(3)

■Disc5
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)アムステルダム・コンセルトヘボウO(1)、
パウル・ザッハー(指)南西ドイツRSO(2)
録音:1947年10月2日アムステルダム・ライヴ(1)
、1948年5月30日バーデン=バーデン・ライヴ(2)

■Disc6
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)フィルハーモニアO(1)、
指揮者と団体不明(2)
録音:1948年4月9-10日ロンドン・セッション(1)、
1948年(ライヴ)(2)

■Disc7
アントニオ・ヤニグロ(Vc)(10)-(12)
録音:1947年3月1,4日(1)、
2月20日(2)(6)、
9月24日(3)(7)、
9月25日(8)、
9月27日(5)、
1948年4月17,21日(4)(9)ロンドン・セッション、
1947年5月24日(10)-(12)チューリヒ・セッション

■Disc8(死の年)
オットー・アッカーマン(指)
チューリヒ・トーンハレO(1)
録音:1950年2月7日チューリヒ・トーンハレ(ライヴ)

■Disc9
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)ルツェルン祝祭O(1)、
エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンドO(2)
録音:1950年4月23日ルツェルン祝祭劇場(ライヴ)(1)、
2月22日ジュネーヴ・ヴィクトリア・ホール(ライヴ)(2)

■Disc10
録音:1950年7月3-12日ジュネーヴ・セッション

■Disc11
録音:1950年7月9日(1)(6)、
7月6日(2)、
7月10日(3)-(5)ジュネーヴ・セッション、7月27日スイス放送(7)(8)

■Disc12
録音:1950年9月16日ブザンソン音楽祭ライヴ(1)-(19)、
1947年9月24日スタジオ・セッション(20)
リパッティは今年2017年3月に生誕100年をむかえます。それを記念してProfilレーベルが12枚組の大盤振舞 Boxをリリース。
古くは10代の頃のものからあり、バッハ作品では珍しいリパッティのチェンバロ演奏に触れることができます。また、ブラームスのワルツは恩師ナディア・ ブーランジェと連弾していて、リパッティのみならずブーランジェのピアノ演奏も聴くことができます。 ★恩人エネスコを独奏者としたヴァイオリン・ソナタ2篇やチェロのヤニグロの伴奏も貴重。またバッハ=ブゾーニの神々しい演奏はピアノ録音史上の至 宝と申せましょう。
さらにカラヤン指揮フィルハーモニア管と共演した1948年4月録音のシューマンの協奏曲が貴重。これは今から50年前の1967年に放映された「ウ ルトラセブン」最終回で、主人公モロボシ・ダンがアンヌに自分がウルトラセブンであることを告白した時にかかる音源。音楽を担当した作曲家・冬木透 氏によれば、あとのない切迫した感覚がこの作品とこの演奏しかないと選んだもので、特撮物にクラシック音楽が延々とかかる前代未聞の劇伴音楽となり ました。多くの少年をクラシック・ファンにした鬼気迫る名演です。
協奏曲も自作2篇をはじめモーツァルト、ショパン(ホンモノ)、リストの協奏曲などたっぷり堪能できます。 ★名高いブザンソンの告別演奏会も収録していますが、ショパンのワルツを1曲残して終わるのはあまりにも可哀想とのことで、彼のデビュー・コンサー トの1曲目だったバッハ=ヘスの「主よ、人の望みの喜びよ」で感動的にアルバムを完結させています。
入手困難なものも多く、これだけまとまったBoxは大歓迎。さらに驚きの価格。一家にいセットは常備したい宝物です。

SILKROAD MUSIC
SRM-039SACD
(1SACD)
ジャン・ギュー〜「展覧会の絵」「ペトルーシュカ」
ムソルグスキー(ジャン・ギュー編):「展覧会の絵」
ストラヴィンスキー(ジャン・ギュー編):「ペトルーシュカ」組曲
ジャン・ギュー(Org;クロイカー=シュタインマイヤー・オルガン)

録音:1988年1月/チューリッヒ・トーンハレ
オーディオマニアの間で誉れ高き優秀録音として語り草となっているジャン・ギューの「展覧会の絵」と「ペトルーシュカ」の 録音がSACDハイブリッド盤で登場します。米Dorian Recordingsの代表盤のひとつであったこの録音は、32フィート菅から出される16Hzの重低音 をノンカットで収録していることでも注目されておりました。 なんといってもギューによる見事なレジストレーションと個性的なアーティキュレーションで、まるでオーケストラのような豊かなサウンドを聴くことがで き、さらに効果的なペダルを使用することによってホールの空気感、立体感、臨場感を味わえます。ギューの圧倒的なテクニックによってこのオルガンの響 きをご堪能いただけます。 (Ki)

SILKROAD MUSIC
SRM-039LP(1LP)
ジャン・ギュー〜「展覧会の絵」「ペトルーシュカ」
■Side A
ムソルグスキー(ジャン・ギュー編):「展覧会の絵」【第1プロムナード/T.小人/第2プロムナード/U.古城/第3プロムナード/V.テュイルリーの庭/W.牛車/第4プロムナード/X.卵の殻をつけた雛の踊り/Y. サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ/第5プロムナード/Z.リモージュの市場/[.カタコンベ-ローマ時代の墓】
■Side B
ムソルグスキー(ジャン・ギュー編):「展覧会の絵」【\.鶏の足の上に建つ小屋/].キエフの大門】
ストラヴィンスキー(ジャン・ギュー編曲):「ペトルーシュカ」組曲【T.ロシアの踊り/U.ペトルーシュカの部屋/V. 謝肉祭】
ジャン・ギュー(Org;クロイカー=シュタインマイヤー・オルガン)

録音:1988年1月/チューリッヒ・トーンハレ
53’28’、ドイツ・プレス、180g重量盤
オーディオマニアの間で誉れ高き優秀録音として有名なジャン・ギューの「展覧会の絵」と「ペトルーシュカ」の録音のLP盤。米Dorian Recordings の代表盤のひとつであったこの録音は、32フィート菅から出される16Hzの重低音をノンカットで収録していることでも注目されておりました。 なんといってもギューによる見事なレジストレーションと個性的なアーティキュレーションで、まるでオーケストラのような豊かなサウンドに驚かされます。 そして、効果的なペダルを使用することによってホールの空気感、立体感、臨場感を味わえます。ギューの圧倒的なテクニックによってこのオルガンの響き を堪能することができます。重低音も見事に再現されているのも嬉しいところです。 (Ki)


King International
KKC-4099
(1SACD)
日本語帯・解説付
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻、第2巻より
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV846(第1巻 第1番)(4’08”)
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV847(第1巻 第2番)(2’57”)
前奏曲とフーガ 変ロ短調 BWV891(第2巻 第22番)(8’37”)
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV850(第1巻 第5番)(2’59”)
前奏曲とフーガ ヘ長調 BWV880(第2巻 第11番)(4’58”)
前奏曲とフーガ 変ロ短調 BWV867(第1巻 第22番)(6’03”)
前奏曲とフーガ 嬰ヘ長調 BWV858(第1巻 第13番)(2’54”)
前奏曲とフーガ 嬰ヘ短調 BWV883(第2巻 第14番)(4’55”)
前奏曲とフーガ ト長調 BWV884(第2巻 第15番)(3’20”)
前奏曲とフーガ ト短調 BWV861(第1巻 第16番)(4’09”)
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV874(第2巻 第5番)(8’15”)
前奏曲とフーガ ロ短調 BWV869(第1巻 第24番)(11’25”)
御喜美江(アコーディオン;Giovanni Gola / Hohner 1972)

録音:2016年10月/レンナ教会(スウェーデン)
日本が誇るアコーディオンの女王・御喜美江。BISレーベルからの5年ぶりの新譜は、バッハの平均律クラヴィーア曲集からの抜粋です。 90年代半ばにリリースしたバッハのアルバムでも非常に高い評価を得ただけに期待が高まります。 「数限りなくたくさんの美しさ、驚き、魔力、冒険が隠されていて、弾けば弾くほど新しい発見が絶えない」と御喜美江が語るバッハの平均律は録音の構想か ら実に5年、満を持してついに実現しました。ピアニストならば必ず演奏するこの曲集は、第1巻、第2巻とそれぞれ24の全ての調による前奏曲とフーガで 構成されており、ハンス・フォン・ビューローが “音楽の旧約聖書” と呼び賞賛したことでも有名です。御喜美江のアコーディオンの演奏は、実に多彩な表情を 見せ、ことにフーガの各声部の表現は圧巻でバッハへの敬愛と音楽への真摯な姿勢を聴くことができます。温かみのある美しいアコーディオンの音色がスウェー デンのレンナ教会に響き渡ります。
※国内品番のみのご案内です。 (Ki)


Profil
PH-17005(10CD)
スヴャトスラフ・リヒテル・プレイズ・シューベルト1949-1963
■Disc1
(1)ピアノ・ソナタ第6番ホ短調D.566(三楽章版)
(2)同第13番イ長調D.664
(3)同第6番ホ短調D.566(2楽章版)
■Disc2
(1)さすらい人幻想曲D.760Op.15
(2)ピアノ・ソナタ第13番イ長調D.664
■Disc3
(1)ピアノ・ソナタ第14番イ短調D.784
(2)第15番ハ長調D.840
■Disc4
(1)ピアノ・ソナタ第16番イ短調D.845
(2)第15番ハ長調D.840
■Disc5
(1)ピアノ・ソナタ第17番ニ長調D.850
(2)さすらい人幻想曲D.760Op.15
■Disc6
(1)ピアノ・ソナタ第19番ハ短調D.958
(2)第21番変ロ長調D.960
■Disc7
(1)ピアノ・第21番変ロ長調D.960【グレン・グールドが実聴した演奏】
■Disc8
(1)即興曲第2番変ホ長調D.899Op.90の2
(2)第3番変ト長調D.899Op.90の3
(3)第3番変イ長調D.899Op.90の4
(4)第2番変イ長調D.935Op.142の2
(5)3つのピアノ曲D.946
(6)即興曲第3番D.899Op.90の3(ト長調版)
(7)ピアノ曲変ホ短調D.946の1(オリジナル短縮版)
■Disc9
(1)楽興の時Op.94【第1曲ハ長調/第3曲ヘ短調/第6曲変イ長調】
(2)アレグレットD.915
(3)12のワルツD.145
(4)2つのエコセーズD.734
(5)レントラー集D.366【第1曲イ長調(2種)/第3曲イ短調/第4曲イ短調(2種)/第5曲イ短調(2種)】
(6)アレグレットD.915
(7)レントラー集D.366【第1曲イ長調(2種)/第3曲イ短調/第4曲イ短調(2種)/第5曲イ短調(2種)】
(8)楽興の時第3曲ヘ短調Op.94の3
■Disc10
(1)創作主題による8つの変奏曲D.813【ベンジャミン・ブリテンとの連弾】
(2)挨拶を送ろうD.741/ミニヨンの歌「ただ憧れを知る者だけが」D.877の4/郵便馬車(冬の旅)/からす(冬の旅)/別れ(白鳥の歌)
鳩の使い(白鳥の歌)【ニーナ・ドルリアク(ソプラノ)ロシア語歌唱】
(3)魔王D.328【リスト編曲】
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

■Disc1
録音:1962年11月29日モスクワ(1)
1957年6月27日キエフ(2)
1958年2月5日モスクワ(3)(すべてライヴ)

■Disc2
録音:1962年11月29日モスクワ・ライヴ(1)、1963年2-4月パリ・セッション(2)

■Disc3
録音:1957年4月8日(1)、
1961年11月13日(2)/モスクワ(ライヴ)

■Disc4
録音:1957年3月2日モスクワ・ライヴ(1)、
1961年10月19-20日パリ・セッション(2)

■Disc5
録音:1956年8月11日モスクワ・ライヴ(1)、
1963年2-4月パリ・セッション(2)

■Disc6
録音:1958年2月5日(1)、
1961年11月13日(2)/モスクワ(ライヴ)

■Disc7
録音:1957年5月9日モスクワ・ライヴ

■Disc8
録音:1957年2月19日モスクワ・ライヴ(1)(2)、
1959年6月12日キエフ・ライヴ(3)(6)、
1961年10月19-20パリ・セッション(4)、
1963年場所不明・ライヴ(5)、
1961年11月13日モスクワ・ライヴ(7)

■Disc9
録音:1957年2月19日モスクワ・ライヴ(1)(3)(4)(5)、
1961年11月13日モスクワ・ライヴ(2)、
1961年10月19-20日パリ・セッション(6)(7)(8)

■Disc10
録音:1963年場所不明・ライヴ(1)、
1953-5年モスクワ・ライヴ(2)、
1949年12月8日モスクワ・ライヴ(3)
Profileレーベルが、弊社の依頼でドイツの放送局に眠るリヒテルの音源を調査し、当時ソ連の放送局から提供された驚愕のマスターテープを多数発掘しました。1949年から1963年までのライヴ中心で、大半がディスコグラフィにない初出物。リヒテルの真骨頂といえばシューベルト。これまで知られる録音はいずれも絶品で各曲の決定盤となっていましたが、驚くべき作品が日の目をみました。それもリヒテルがまだ西側で知られる以前の壮年期の演奏が多く、言葉を失うすさまじさに満ちたものばかり。ピアノ・ソナタは8作品を聴くことができますが、同曲異演が4つあるため12もの演奏を堪能できます。いずれも絶品ですが、ことに第21番変ロ長調の1957年5月9日モスクワ・ライヴは、かのグレン・グールドが列席し「リヒテルの催眠術でトランス状態へ連れていかれた」と評した伝説の演奏。グールドの受けたショックを追体験できます。
さらに即興曲第3番や遺作の「3つの小品(即興曲)」が他で聴く機会がなく貴重。即興曲第3番は原曲通りの変ト長調版と、半音上げたト長調版の両版を収録。ト長調版は今日弾く人がいないため超お宝音源でもあります。また「3つの小品(即興曲)」第1番は、現行版のほかシューベルトが後に削除した別エピソードを含む完全版もリヒテルの演奏で聴くことが出来るのがうれしい限り。これがまた神業の芸術。もうひとつの魅力は、リヒテル夫人でソ連を代表するソプラノ、ニーナ・ドルリアクを独唱にリヒテルが伴奏を務めたお宝音源が収められていること。「冬の旅」や「白鳥の歌」の名作を若きリヒテルのピアノで堪能できます。またリヒテルと非常に気の合った大作曲家ベンジャミン・ブリテンとの連弾も無二の逸品。大半は入手困難なうえ、新音源を用いているため大歓迎。さらに驚きの価格で、新たなリヒテルの名盤の登場となります。ピアノ音楽の財宝です。 (Ki)

ACCENTUS Music
KKC-1068(2LP)
日本語帯・解説付
税込定価
バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988 シュ・シャオメイ(P)

録音:2016年ポワティエ・オーディトリアム劇場、フランス
ヨーロッパを拠点とする中国人ピアニスト、シュ・シャオメイ。文化大革命を乗り越え新たな道を切り開いてきた彼女。そのような半生からは想像もできない、心穏やかな音楽。彼女が得意とするバッハの演奏は、緻密な構成力と洗練された表現力から生み出され、ただ純粋に音楽が聴こえ聴く者の心に共鳴します。今回、彼女の代名詞とも言える作品「ゴルトベルク変奏曲」を25年ぶりに再録音しました。2014年のライプツィヒ・バッハ音楽祭のライヴ映像(ACC20313)が発売されていますが、シュ・シャオメイのゴルトベルク変奏曲といえば、1990年に録音され、仏ディアパゾン誌で5つ星を獲得した名盤(MIR048)が思い出されます。それから25年後に録音された当盤でもバッハの音楽に対する深い理解と、驚くべき透明感で演奏されるピアノの音、あまたあるゴルトベルク変奏曲の演奏の中でも一際大きな魅力を備えた演奏です。シュ・シャオメイはこの録音に際し、老子の言葉「反は道の動なり(TheReturnistheMovementofTao)」を例に挙げ、アリアに始まりアリアに終わるゴルトベルク変奏曲を生と死の循環と捉え、曲を聴き終えたあとに、「生」への希望を感じ取ることができるような演奏をしたいと語っています。 (Ki)

BIS
BISSA-2165(1SACD)
『ギターラ・ミア』
ピアソラ:天使の死
カルロス・ガルデル(1890-1935):わが懐かしのブエノスアイレス
ピアソラ:ブエノスアイレスの春
 南へ帰ろう
ガルデル:ギターラ、ギターラ・ミア
ピアソラ:最後のグレラ
ガルデル:Criollitademisamores
 彼女の瞳は閉ざされた
 想い届く日
ピアソラ:勝利
ガルデル:ポル・ウナ・カベサ
 あなたのいない時/帰郷
ピアソラ:ギターのための5つの小品
フランツ・ハラース(G)

録音:2016年2月/ミュンヘン
BISレーベルより積極的なリリースの続くギタリスト、フランツ・ハラース。今回はアルゼンチンが生んだ2大巨匠ピアソラとガルデルの作品を収録しました。カルロス・ガルデル(1890-1935)はタンゴ歌手、タンゴの作曲家、そして俳優として名を馳せたアルゼンチンが生んだ国民的英雄。人気絶頂だった1935年、ガルデルが45歳のときに飛行機事故により亡くなってしまいましたが、今もなお“レジェンド”として絶大なる人気を誇ります。ガルデルに扮したジャケット写真からもわかる通り今回もハラースは全身全霊を込めて演奏。ピアソラの作品とともに情熱的で甘く切なくギターを奏でます。 (Ki)


MARSTON
MARS-53021(3CD)
ウィリアム・カペル放送用録音および演奏会ライヴ録音
(1)バッハ:組曲イ短調BWV818/モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330/ショパン:マズルカヘ短調Op.63-2/ブラームス:間奏曲変イ長調Op.76-3
(2)ショパン:夜想曲変ロ短調Op.9-1/シューマン:ロマンス嬰ヘ長調Op.28-2/ドビュッシー:グラナダの夕暮れ/ショスタコーヴィチ:24の前奏曲Op.34―第24番ニ短調Op.34-24,第10番嬰ハ短調Op.34-10,第5番ニ長調Op.34-5/ナポレターノ:猫/パルマー:トッカータ・オスティナート
(3)R.シュトラウス:ブルレスケニ短調
(4)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番(旧第16番)変ロ長調K.570/グラナドス:マハとサヨナキドリ
シューベルト:12のレントラーD.790Op.171―第8番変イ短調,第11番変イ長調/チェイシング:トリッキー・トランペット/ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58の第3楽章冒頭
(5)ドビュッシー:子供の領分(全6曲)/リスト:ハンガリー狂詩曲第11番イ短調
(6)ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
(7)バッハ(ブゾーニ編):さあ来てください、異邦人の救い主よBWV659/ドビュッシー:ベルガマスク組曲(全4曲)/
リスト:ハンガリー狂詩曲第11番イ短調/ショパン:マズルカ嬰ハ短調Op.6-2/ファリャ:「三角帽子」―粉屋の踊り
(8)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330―第3楽章/メンデルスゾーン:無言歌Op.67-2「失われた幻影」
(9)バッハ:4つのクラヴィーアのための協奏曲イ短調BWV1065
(10)シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44
ウィリアム・カペル(P)

(1)録音:1947年3月21日ニューヨーク
(2)録音:1945年2月28日ニューヨーク
(3)フリッツ・ライナー(指)
 ピッツバーグSO
 録音:1948年2月1日ピッツバーグ
(4)録音:1952年6月9日ニューヨーク
(5)録音:1952年6月15日ニューヨーク
(6)ユージン・オーマンディ(指)
 フィラデルフィアO
 録音:1944年10月28日フィラデルフィア
(7)録音:1951年10月17日コネチカット州ニューロンドン
(8)録音:1950年5月20日ニューヨーク
(9)ロザリン・トゥレック(P)、
 ユージン・リスト(P)、
 ジョゼフ・バッティスタ(P)
 ミルトン・カティムズ(指)
 NBC弦楽合奏団
録音:1950年5月20日ニューヨーク
(10)ファイン・アーツQ
 【レナード・ソーキン(Vn)、
 ジョゼフ・ステパンスキ(Vn)、
 シェパード・レーンホフ(Va)、
 ジョージ・ソプキン(Vc)】
録音:1951年11月21日シカゴ
20世紀後半の最も偉大なピアニストの一人になるはずだったウィリアム・カペル(1922―1953)。若くして絶大な人気を誇ったカペルは、しかし飛行機事故でわずか31歳で亡くなってしまった。当然残された商業録音はそれほど多くはない。今日でもカペルの人気は高く、演奏会のライヴ録音や放送用の録音は貴重である。marstonが1944年から1952年までのそうした録音を4時間弱ほど集め、CD3枚にまとめた。お得意の曲から珍しいアンコールピース、協奏曲や室内楽曲まで、様々なカペルの姿を聞くことができる。録音状態はまちまちだが、若くして亡くなった天才の芸術を偲ぶに支障はないだろう。
※実際の商品のトラックリスティングに誤りがあります。
・CD2トラック6シューベルト:12のレントラーD.783Op.171〜誤:第7番変イ短調→正:第8番変イ短調
・CD2トラック7シューベルト:12のレントラーD.783Op.171〜誤:第12番変イ長調→正:第11番変イ長調

GENUIN
GEN-17452(1CD)
「Pearls of Classical Music」〜ピアノ作品集
ハイドン:ピアノ・ソナタ第39 番 ニ長調hob.XVI/24
ベートーヴェン:ロンド・カプリッチョ ト長調Op.129「失われた小銭への怒り」
ウェーバー:華麗なロンド 変ホ長調 Op. 62
ショパン:ワルツ第14 番 ホ短調「遺作」/ アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp.22
リスト:愛の夢第3 番 変イ長調 S.541 / “リゴレット”による演奏会用パラフレーズS.434
サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート Op.70
モシュコフスキ:15 の練習曲 Op72 より第11 番
リャプノフ:12 の超絶技巧練習曲Op.11 より第10 番「レズギンカ」
カロリーネ・フィッシャー(P)

録音:2016年5月
ロリーネ・フィッシャー久々のGENUIIN への録音で、3 枚目のアルバム。 1982 年ベルリン生まれ。16 歳のときにハンス・アイスラー音楽大学へ入学し、スタインウェイ国際ピ アノ・コンクール、ゾフィー・シャルロッテ女王国際コンクール、ベルリン・ヤング・ピープル・コンクー ルなど 37 回に渡る優勝や受賞歴を誇ります。どこまでもクリアなタッチ、朗々とした歌いまわし、目 の覚めるようなヴィルトゥオージティでピアノの美しい小品たちを奏でます。

MSR
MS-1612(1CD)
CME プレゼンツ「ピアノ・セレブレーション」Vol.2〜ポール・リアル(1943-):2 台ピアノ&4 手連弾のための作品集
(1)ドロシー・マギー〜2台ピアノのための
(2)セルジュ・P〜2台ピアノのための
(3)ベンガルの子供の世界〜4手連弾のための
(4)CPE〜2台ピアノのための
(5)コラールU〜2台ピアノのための
メヌエット・イン・ジー・ウィズ〜2台ピアノのための
(7)リトル・スクリーマーズ〜4手連弾のための
(8)警備員、夜を守る友よ:ファンファーレ〜2台8手連弾のための
(1)(5)(7)カール・パトリック・ボレイア(P)
(1)(3)(4)(8)ジャヤン・サン(P)
(2)(3)(5)(8)エンリケッタ・ソマリーバ(P)
(2)(7)(8)パトリシオ・モリーナ(P)、
(4)(8)ミン・クウォン(P)

録音:2016年6月
アメリカにあるザ・センター・フォー・ミュージカル・エクセレンス(CME)は、年齢、国籍など関係 なく、才能のある学生や若手アーティストのための教育、指導、財政支援、数々の演奏会開催な どを行い、育成している機関。その CME に在籍している若手ピアニストたちによるアルバムで す。アメリカの現代音楽作曲家ポール・リアルによるピアノ連弾作品を収録した世界初録音盤。

ODRADEK RECORDS
ODRBOX-01(7CD)
ラフマニノフ:ピアノ作品全集
コレルリの主題による変奏曲Op.42
ピアノ・ソナタ第2 番Op.36
6 つの楽興の時Op.16
サロン小品集Op.10
練習曲集「音の絵」Op.39
13 の前奏曲集 Op. 32
ショパンの主題による変奏曲 Op.22
幻想的小品集 Op.3
10 の前奏曲集 Op.23
「ラフマニノフによる編曲集」
ラフマニノフ:組曲ニ短調(ピアノ版)を含む全19 トラック
ピアノ・ソナタ第1 番 Op. 28
練習曲集「音の絵」Op. 33
小品集(1887〜1917)全20 トラック
アルトゥール・ピサロ(P)

録音:2013‐14年
「ピアニストの中の詩人」と称賛される、ポルトガルのアーティスト、アルトゥール?ピ サロのラフマニノフのソロ・ピアノ作品全集が待望のセット化!ラフマニノフはピサロ が幼少時から敬愛してやまない作曲家なだけに、その演奏は温もりがあり、音楽に 豊かな広がりを感じます。卓越したテクニックはもちろん、タッチもクリアで美しい。 ※アルトゥール・ピサロは 1968 年ポルトガルのリスボン生まれ。神童として幼少時か ら演奏活動を行い、マレイ・ペライアやラドゥ・ルプーが優勝したリーズ国際コンクー ルの1990 年優勝者(ラフマニノフのピアノ・ソナタ第2 番とピアノ協奏曲第3 番を演 奏!)であり、Hyperion レーベルや LINN レーベルなど録音も多数の実力派ピアニ ストです。
ODRADEK RECORDS
ORDCD-329(1CD)
4手ピアノのためのリスト:交響詩集
死の舞踏−『怒りの日』によるパラフレーズ(編曲:デュオ・ツユキ&ローゼンボーム)
交響詩 第6 番「マゼッパ」(編曲:フランツ・リスト)
交響詩 第11 番「フン族の戦争」(編曲:フランツ・リスト)
交響詩 第3 番「前奏曲」(編曲:フランツ・リスト)
デュオ・ツユキ&ローゼンボーム(ピアノ・デュオ)
【露木智恵、ミヒャエル・ローゼンボーム】

録音:2016年2月25日-3月2日
2009 年にドイツ、ハノーヴァーで結成されたピアノ・デュオ。リストがピアノと管弦楽のための 作曲した「死の舞踏」(後にピアノ独奏用、2 台ピアノ用もリスト編曲で作られています)を、1 台 4 手のピアノ連弾用にデュオ・ツユキ&ローゼンボームが編曲。原曲のニュアンスを失うことなく、 「死の舞踏」の世界観を表現しています。リスト自身の編曲によるピアノ・デュオ版“交響詩集” は、管弦楽版とはまた印象が変わり、旋律がくっきりと浮かび上がります。
ODRADEK RECORDS
ORDCD-346(1CD)
現代スペイン・ギター作品集
ガブリエル・エルコレカ(1969-):ファンタジア
アルベルト・オルティグエラ(1969-):アントニオ・デ・カベソンの3 つのティエントス
ミケル・ウルキーサ(1988-):草
エレナ・メンドーサ(1973-):蜃気楼の聖務日課
ホアン・リエラ・ロブステ(1968-):ポエティカ
ラモン・ラスカーノ(1968-):エズキル
ベルトラン・シャヴァリア=アルドレーテ(G)

録音:2016年3月14日〜17日
現代スペイン・ギター作品のアーカイブを作成するというテーマのもとスタートした第 1 弾。埋 もれてしまっている現代スペイン・ギター作品の魅力を伝えるクラシック・ギターの新たなレパー トリー・アルバム。

ALBANY
TROY-1649(1CD)
「アメリカのフルート作品集」〜初演&古典のタペストリー
(1)ジェニファー・ヒグドン(1962-):フルート・ポエティック(2009)
(2)マーク・ヴィンチ(1960-):見張り台(2011)〜無伴奏フルートのた
めの
(3)キャサリン・フーバー(1937-):中世組曲(1981)
(4)ヒンデミット:8つの小品(1927)〜無伴奏フルートのための
(5)チャールズ・トムリンソン・グリフェス(1894-1920):ポエム(1918)
(6)マーク・ヴィンチ:TINGsha Bom t-Bom t-Bom(2014)〜フルートとオーケストラのための
ヤン・ヴィンチ(Fl)
(1)(3)(5)内田玲子(P)
(6)マーク・ヴィンチ(指)
ニューヨーク・ドリーム・オーケストラ

録音:2015年3月&8月
ジュリアード音楽院、クリーヴランド音楽大学などで、ジュリアス・ベイカー、サミュエル・バロン、 ジュディス・ベントリーなどに師事したアメリカのフルート奏者ヤン・ヴィンチ。今作はアメリカの現 代フルート作品を収録。ピュリッツァー賞&グラミー賞を受賞しているアメリカを代表する現代音 楽作曲家ジェニファー・ヒグドンとマーク・ヴィンチの作品は委嘱作品で世界初録音。  (Ki)
ALBANY
TROY-1650(1CD)
ヴィブラフォン&マリンバ作品集
フアン・アラモ:アラワク族の転落/ボリンカナスの版画/ケレンドナ/ノスタルジア/慰め/自由を追いかけて
セルジオ・セルヴェッティ:マリンバミア!/マリンバモール/マリンバドロン
ジェイ.C.バツナー:ラジオが教えてくれた歌
ネイサン・ドートリー:はじめまして
フアン・アラモ(ヴィブラフォン、マリンバ)
(1曲目のみ)UNCパーカッション・アンサンブル
プエルトリコ出身のフアン・アラモ。プエルトリコ音楽学校、ジャズをノーステキサス大学で学 ぶ。クラシック、ジャズでも活躍中の打楽器奏者。プエルトリコ、アメリカ、ヨーロッパ、南米などで コンサートやジャズ・フェスティヴァルなどに参加。今作は自作曲のほかに、現代音楽作曲家によ る打楽器作品を収録。マリンバとヴィブラフォンのレパートリーとして注目です。

DiscAuvers
DAS-016(1CD)
シューマン:幻想曲ハ長調 Op.17
子供の情景 Op.15
ルカ・オクロス(P)

録音:2015年11月
ルカ・オクロスは1991年トビリシ生まれ。モスクワ音楽院にてセルゲイ・ドレンスキーに師事しました。18歳でカーネギー・ホール・デビューを果 たした他、ウィグモア・ホールなど世界の名だたるホールでコンサートを開き活躍しています。2016年には第4回香港国際ピアノコンクールで第1位を 獲得。注目の若きピアニストです。 なかなか解決されない不安定な属九の和音で始まるロマンティックな『幻想曲』と、有名な「トロイメライ」を含む人気曲『子供の情景』を収録。奥 の深い世界観と親しみやすいメロディが同居するシューマンの音楽をお楽しみください。 (Ki)


Global Culture Agency
GCAC-1002(2XRCD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001〜1006(全曲)
[CD1]
ソナタ第1番ト短調 BWV1001
パルティータ第1番ロ短調 BWV1002
ソナタ第2番イ短調 BWV1003
[CD2]
パルティータ第2番ニ短調 BWV1004
ソナタ第3番ハ長調 BWV1005
パルティータ第3番ホ長調 BWV1006
ヨゼフ・シゲティ(Vn)

録音:1955、56年(モノラル)
xrcd24RD
HR カッティング
CD1:72’21’’
CD2:74’51’’
シゲティのバッハ無伴奏と言えば泣く子も黙る超名盤。強烈なまでに愚直な歌いっぷり、芯のある骨太の音色、決して緩むことのない緊張度、妥協なき 世界。その演奏はまさに至高、バッハ演奏の神髄。しかしその一方で、音質面ではファンを悩ませ続け、なかなか決定盤たる音質のディスクに出会えない 録音でもあったと言えるかも知れません。今回ご紹介するディスクはVanguard Classic提供の公式音源に名エンジニア杉本一家氏がリマスターを施し、 通常CDプレーヤーで再生できる高音質フォーマットであるXRCDとして作られたもの。CDに限定すれば間違いなく当録音の決定盤です。眼前にくっき りと現れる、鬼気迫るようなシゲティのヴァイオリン。聴く者の魂を打ち震わせる全音楽愛好家必需の逸品です。
幼少時に大ヴァイオリニストのヨアヒムや大ピアニスト・作曲家のブゾーニと出会い、その音楽的才能を大きく開花させたヨゼフ・シゲティ(1892-1973)。バッハの無伴奏と言えば『シャコンヌ』等ほんの一部が技巧的ショウピースとして取り上げられるのみだった時代において、他ならぬ彼こそが全曲 を演奏し聴かせる先駆者だったことも忘れてはなりません。それでいて現在なお至上の名演として君臨する彼のバッハ録音は、カザルスの『無伴奏チェロ 組曲』録音と双璧を成す、世にまたと無い「偉業」と言えるでしょう。 (Ki)


CAvi
4260085-533763(1CD)
ピアノ4手のための作品集〜東へ!
ブラームス:4手のためのワルツ集Op.39
ヒンデミット:4手のための8つのワルツ集Op.6
オズカン・マノフ(1967-):アナトリア民謡による2つの歌
ストラヴィンスキー:春の祭典(4手版)
ギュルル・エンサリ(P)
ヘルベルト・シュフ(P)

録音:2016年4月シュトゥットガルト
イスラエル出身のピアニスト、ギュルル・エンサリとルーマニア系ドイツ人のヘルベルト・シュフによる夫婦ピアノ・デュオ。同じ音楽観、卓越したテクニッ クを持つ夫婦による息