湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


器楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



Cybele
CYBELEKIG-012S
(4SACD)
ヴォルフガング・リームとオルガン
[Disc1〜3]
リーム:オルガン作品全集(演奏:マルティン・シュメーディング)
リームによるオルガン即興(1970)
[Disc4](ドイツ語の会話)
ミリャム・ヴィーズマンとヴォルフガング・リームの対話(2018)
ミリャム・ヴィーズマンとマルティン・シュメーディングの対話(2018)
マルティン・シュメーディング(Org)
高音質レーベルCYBELE RECORDSからリームのオルガン作品全集が登場。SACDハイブリッドで、SACD層ではバイノーラル録音、サラウンド録音が楽 しめます。
ヴォルフガング・リームは1952年生まれのドイツの作曲家で、現在なお第一線で活躍し続けている大御所。CD3枚分ものオルガン作品を書いており、すべ てを収録したディスクは今までにありませんでした。今回の全集のうち、3分の2の作品は初録音だということです。 (Ki)


STEINWAY&SONS
STNS-30098(2CD)
NX-D01
超絶技巧練習曲集
リスト:超絶技巧練習曲 S.139
リャプノフ:超絶技巧練習曲 Op.11の思い出に」
コンスタン ティン・シチェルバコフ(ピアノ/NY Steinway Model D)

録音:2018年1月20-23日スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
ロシアの技巧派ピアニスト、シチェ ルバコフがリャプノフの傑作「超絶技巧練習曲」を再録音。1992年 に 録音された前作(Marco Polo/8.223491-廃盤-)も、持ち前の技術と 感性でこの難曲を颯爽と聴か せた名盤として知られますが、今回はさらに奥行きが加わり、成熟 した音楽性で作品の魅力をじっくりと 聴かせてくれます。さらにここにはリストによる本家「超絶技巧練 習曲」も併せて収録。 リャプノフの作品はリストの追悼として書かれ、リストが使わなか った12の音階が使用されていることでも知 られており、2作品が一緒に収録されることによって、いわば「24 の超絶技巧練習曲」として完結する作り となっています。リストでの彫りの深い表情にも注目で、2つの作 品に有機的な流れを作り、対比させなが ら終曲のリストの追悼曲へと繋げていく技量は圧巻です。
STEINWAY&SONS
STNS-30108(2CD)
NX-D01
レイナルド・アーン(1874-1947):ピアノのための詩 「当惑したナイチンゲール」 (全曲) ユーニー・ハン(ピアノ/NY Steinway Model D)

録音:2018年8月スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
ベネゼエラに生まれてフランスに学 び、そのまま帰化したアーン。マスネに師事し、指揮者としても活 躍した 彼は、作曲家としても早熟な才能を発揮しますが、その作品は12歳 の頃に書いたという歌曲「私の詩に 翼があったなら」を除き、今日演奏機会にあまり恵まれているとは 言えません。そんな彼が残したピアノ曲 「当惑したナイチンゲール」は、4つの組曲からなる全53曲で構成 された小品集。どの曲も特徴的な性格 を持ちながら、小説家プルーストとの親交でも知られる彼らしく、 内省的な美しさに満ちています。この大 作に臨むのは韓国出身のユーニー・ハン。Steinwayで3枚目のアル バムとなる今回は、1枚目でも取り 上げていたアーンを色彩豊かに聴かせます。
STEINWAY&SONS
STNS-30074(2CD)
NX-D01
アルト ゥル・シュナーベル(1882-1951):ピアノ独奏作品全集
3つの幻想的小品 (1898)
3つの小品 Op.15 (1906)
舞踏組曲 (1920-21)/ソナタ (1923)
7楽章の小品 (1936-37)
7つのピアノ小品 (1947)
ヨーゼフ・シュトラウス(シュナーベル編):古きウィーンからの4 つのワルツ
ジェニー・ リン(P/NY Steinway Model D)

録音:2017-2018 スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
初のソナタ全集を完成させベートー ヴェン弾きとして名を馳せたシュナーベル。3曲の交響曲を残すな ど、作曲家としても精力的に活動してい た彼が残した、ピアノ独奏のための作品を全て納めたアルバム。ブ ラームスの時代までのドイツ・オーストリア作品がピアニストとし ての彼のレ パートリーでしたが、その作風は多分に現代的であり、複雑なリズ ムを持つものや多調・無調といったものも少なくありません。彼自 身のピアノ 表現と同様、精神性に負うところの大きな曲想ですが、同時に抒情 的でもあり、またチャーミングな一面も持ち合わせています。ヨー ゼフ・シュ トラウスのワルツのエッセンスを1〜2分という極端に短い曲に濃縮 したアンコール・ピース、「古いウィーンからの4つのワルツ」も 聴きものです。 Steinwayから既に7枚ほどのアルバムをリリースし、レーベルと強 い信頼関係を築いているジェニー・リンは、台湾で生まれたのち若 くして世界 に学び、現在はアメリカで活躍するピアニスト。近現代作品を得意 とする彼女が、持ち前の音楽性と安定の技量で大ピアニストが思い 描いた 世界を再現しています。

Nimbus Alliance
NI-6384(2CDR)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集Vol.5
ピアノ・ソナタ第9番ロ短調 D.575
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 D.850
ピアノ・ソナタ第6番ホ短調 D.566
ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D.845
断章 嬰ヘ短調 D.571
ウラディミ ール・フェルツマン(P)

録音:2013年6月(断章)、2015年3月(その他の作品)、ワイアストン ・レイズ(イギリス)
旧ソ連での活動禁止と事実上の追放 、アメリカへの移住という激動を生き抜いてきた孤高のピアニスト 、ウラディミール・フェルツマン。 全集完結まであとわずかとなったシューベルトのピアノ・ソナタ集 第5巻。繊細なタッチから雄弁な表現力を生み出すフェルツマンの 儚くも美しいシューベルトです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤とな ります。

Centaur
CRC-3657(1CD)
F.J.ナデルマン:7つの進歩的なソナティナ Op.92
ソナティナ第1番変ホ長調/ソナティナ第2番ハ短調/ソナテ ィナ第3番変ロ長調/ソナティナ第4番ト短調/ソナティナ第5番ヘ 長調/ソナティナ第6番ニ短調/ソナティナ第7番ハ長調
ルシア・ヴ ィッセ(Hp)

録音:2017年、オランダ
ルシア・ヴィッセは、オランダ出身 、コンサートや結婚式、レセプション、ディナー・パーティー等様 々なシーンで活動しているハーピスト。 フランス王室礼拝堂のハープ奏者、パリ音楽院の初代ハープ教授、 国王付きの首席ハープ奏者などを歴任したフランソワ・ジョゼフ・ ナーデルマン(1781−1835)の「7つのソナティナ」は、現在でもハ ープの重要なレパートリーとなっている作品。
Centaur
CRC-3632(1CD)
ヴィンセント・パーシケッティ:ピアノ作品集
ソナチネ第1番Op.38、ソナチネ第2番Op.45
ソナチネ第3番 Op.47、ソナチネ第4番Op.63
ソナチネ第5番 Op.64、ソナチネ第6番Op.65
小さなピアノの本 Op.60、
セレナード第7番Op.55、
セレナード第2番 Op.2、詩集第1巻 Op.4、
詩集第2巻 Op.5、詩集第3巻 Op.14、
パレードOp.57、
アルバムのための変奏曲 Op.32
マイロン・ シルバースタイン(P)

録音:2015年8月10日−12日、パトリッチ・サウンド・スタジオ(ニ ューヨーク、アメリカ)
1951年に作曲された吹奏楽の名曲「 ディヴェルティメント」など多くの作品を残した、20世紀アメリカ の作曲家、ヴィンセント・パーシケッティのピアノ作品集。
Centaur
CRC-3610(3CD)
ジャック・ シャルパンティエ:カルナティック旋法による72の練習曲 (72のエチュード・カルナティック) ジューシー ・カルーソー(P)
使用ピアノ:YAMAHA C6

録音:2016年11月26日、フランス
シャルパンティエはシャルパンティ エでも、フランス・バロックの巨匠マルカントワーヌではなく、現 代フランスの巨匠ジャック・シャルパンティエ(1933−)の代表的大 作である「カルナティック旋法による72の練習曲」の全曲録音!
師であるメシアンの音楽的哲学や美学を自らの作風に取り入れたシ ャルパンティエ。1953年から54年にかけて滞在したインドで受けた 影響も大きく、まさにこの作品もインドのカルナータカの旋法を用 いた作品です。
Centaur
CRC-3642(2CD)
バッハ:6つのパルティータ BWV.825−830 ショシャナ ・テルナー(P)

録音:2012年9月4日−6日
※使用楽器:ファツィオリ
カナダの女流ピアニストが、イタリ アの銘器ファツィオリで奏でたバッハの「6つのパルティータ」。 ショシャナ・テルナーは、16歳でカナダのナショナル・アーツ・セ ンターOとの共演を果たしコンチェルト・デビュー。その他にも、 ケベックSOやボストン・クラシカル・オーケストラ、ナショナル・ アカデミー・オーケストラと共演を重ねる実力者です。
Centaur
CRC-3650(1CD)
アメリカン ・ロマンティック〜オールドバーグ:ピアノ作品集
アーン・オールドバーグ:伝説 Op.26、
カンツォネッタ Op30-2、3つの小品 Op.27、
アラベスク、即興曲 Op.32、
主題と変奏 O.25
ジェニファ ー・ムニィツ(P)

録音:2017年5月16日−17日、グルーシン音楽ホール、コロラド大 学ボルダー校(アメリカ)
アメリカ出身のピアニスト、作曲家 として活躍したアーン・オールドバーグのピアノ作品集。ジェニフ ァー・ムニィツは、11歳でのコンチェルト・デビュー後、カーネギ ー・ワイル・リサイタルホールでのニューヨークソロデビューを飾 り、その後多くの賞を受賞しています。2013年からインディアナ大 学サウスベンド校の音楽助教授に就任しています。

Chandos
CHAN-20143(1CD)
ア・ライフ・イン・ミュージック〜ヴィンテージ・トミー・ライリー


1.サラサーテ(トミー・ライリー編):ツィゴイネルワイゼン*#
2.スカルラッティ(ジェームズ・ムーディ編):ソナタト短調L.338,K.450##
3.バッハ(トミー・ライリー編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番BWV.1006よりジグ##
4.ラフマニノフ:セレナーデ##
5.デイヴィッド・ライリー/ロバート・ファーノン:エイジ・オヴ・イノセンス##
6.マデリーン・ドリング:イタリアン・ダンス##
7.モシュコフスキ:スペイン舞曲第2番ト短調##
8.トミー・ライリー/ジェームズ・ムーディ:ヴォイス・フロム・ザ・パスト##
9.アラン・ラングフォード:ファイアブランド##
10.ピーター・デローズ(トミー・ライリー、フランク・スティル編):ディープ・パープル*#
11.スメタナ(トミー・ライリー編):「売られた花嫁」より道化師の踊り*#
12.モーツァルト(トミー・ライリー編):「フィガロの結婚」序曲*#
13.ニューウェル・チェイス:ミッドナイト・イン・メイフェア#/ヴィック・ハメット(P)〔録音:1950年11月28日、アビー・ロード〕
14.ラファエル・エルナンデス・マリン(トミー・ライリー編):エル・クンバンチェロ#
15.ヤコブ・ゲーゼ(トミー・ライリー編):ジェラシー#
16.サム・M.ルイス/ジョー・ヤング/ハリー・アクスト(ノーマン・ウォーレン編):ダイナ#
17.ジャック・ベントリー/レジナルド・オーウェン(ジョージ・マーティン編):ボップ!ゴーズ・ザ・ウィーズル#
18.ドナルド・フィリップス:ファイアフライ*#
19.コール・ポーター(トミー・ライリー編曲/ノーマン・ウォーレン・オーケストレーション):ビギン・ザ・ビギン*#
20.ボビー・ヤング:ジン・ジンジャー*#
21トミー・ライリー/ボビー・ヤング:ノー・リミット#
22.ジェームズ・ムーディ:ブルガリアン・ウェディング・ダンス#
23.グリゴラシュ・ディニク/ヤッシャ・ハイフェッツ:ホラ・スタッカート*#
24.ジミー・リーチ(トミー・ライリー、ジェームズ・ムーディ編):18世紀ロック*#
25.伝承曲(ジェームズ・ムーディ編):アイリッシュ・メドレー*#
26.レクオーナ(トミー・ライリー編):そよ風と私*#
27.ジャン・ヴィエネル:グリスビーのブルース*#
28.トミー・ライリー/モーリス・アーノルド:ザ・レッド・フレイム*#
29.ショパン:ワルツ変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」*##
30.トミー・ライリー/ジェームズ・ムーディ:ゴールデン・ガール*##
トミー・ライリー(ハーモニカ)

1.オイヴィン・ベルグ(指)、ノルウェー放送O〔録音:1953年11月21日、NRK放送(オスロ)〕
2.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
3.録音:1970年10月15日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
4.〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
5.ノルウェー・オペラSQ、トール・フルティン(P)、クヌート・ギュットラー(Cb)
〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
6.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
7.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
8.ノルウェー・オペラSQ、ロベルト・ノーマン(G)、クヌート・ギュットラー(Cb)
〔録音:1970年10月15日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
9.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1970年10月14日、ローセンボー・スタジオ(オスロ)〕
10.フランク・スティル(P)〔デモ録音:1945年、ロンドン〕
11.ビリー・ターネント&ヒズ・オーケストラ〔BBCライト・プログラム"ヴァラエティ・バンドボックス":1949年3月6日〕
12.ビリー・ターネント&ヒズ・オーケストラ〔BBCライト・プログラム"ヴァラエティ・バンドボックス":1949年10月20日〕
13ヴィック・ハメット(P)〔録音:1950年11月28日、アビー・ロード〕
14.ヴィック・ハメット四重奏団〔録音:1950年11月28日、アビー・ロード〕
15.ヴィック・ハメット四重奏団〔録音:1951年、アビー・ロード〕
16.リズム・アカンパニメント〔録音:1952年4月7日、アビー・ロード〕
17リズム・アカンパニメント〔録音:1952年、アビー・ロード〕
18.ヴィレム・タウスキー(指)、ノーザン・ヴァラエティ・オーケストラ〔BBCライト・プログラム"ジ・アル・リード・ショウ":1953年2月19日〕
19.オイヴィン・ベルグ(指)、ノルウェー放送O〔NRK放送:1953年11月21日、オスロ〕
20.NDR:1957年、ハンブルク〕
21ジェームズ・ムーディ(P)、リズム・アカンパニメント〔録音:1959年、トロッシンゲン(ドイツ)〕
22.ジェームズ・ムーディ(P)、リズム・アカンパニメント〔録音:1959年、トロッシンゲン(ドイツ)〕
ヨハン・オイアン(P)〔NRK放送:1962年4月、オスロ〕
24-27..エドワード・ルバック四重奏団〔BBC:1965年、ロンドン〕
28.ジェームズ・ムーディ(P)〔BBC:1969年、ロンドン〕
29.コーレ・オルヌング(P)〔録音:1977年9月28日、NRK(オスロ)〕
30.ジェームズ・ムーディ(P)〔録音:1988年8月9日、NRK(オスロ)〕

*=未発売音源、#=モノラル録音、##=ステレオ録音
カナダ出身、イギリスで活動した伝 説的ハーモニカ奏者、トミー・ライリー(1919−2000)の様々な録音 を集成したコレクション・アルバムが登場! トミー・ライリーは1919年カナダ生まれ、8歳でヴァイオリンを、 11歳でハーモニカを学び、1935年からロンドンで、1937年からはヨ ーロッパでハーモニカ奏者として活動。ライプツィヒ音楽院でヴァ イオリンを学んでいる間にゲシュタポに捕らえられ、1939年〜1945 年まで強制収容所へ送られ、そこでヤッシャ・ハイフェッツの演奏 に基づいてハーモニカの技巧を磨く。戦後はロンドンに戻り、コン サート・ソリスト、リサイタリスト、BBCラジオやテレビのパフォ ーマー、スタジオ・ミュージシャン&作曲家として多彩に活動。 1992年には大英帝国勲章(MBE)を受賞した最初のハーモニカ奏者と なりました。 このコレクション・アルバムでは、クラシックの名曲のアレンジか ら、ジャズ、ポップスのナンバー、ライト・ミュージック、民謡な ど、様々なレパートリー全30曲を集成。今回初CD化となる、未発売 放送音源も多数収録しています。
Chandos
CHAN-20142(1CD)
ハイド ン:交響曲集(カール・ダーヴィト・シュテークマン編曲独奏 ピアノ版)
交響曲第92番「オックスフォード」
交響曲第75番ニ長調 Hob.I:75
交響曲第44番ホ短調 Hob.I:44 「哀悼」
イヴァン・イリッチ(P)

録音:2019年2月28日ー3月2日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
※全曲世界初録音
セルビア系アメリカ人でパリ音楽院 を優秀な成績で卒業、現在パリを拠点に活躍するエリート・ピアニ スト、イヴァン・イリッチ。フランスの伝説的名手フランソワ=ル ネ・デュシャーブルの門弟であり、ゴドフスキーやフェルドマンの 録音によって国際的に評価され、シャンドス(Chandos)では アントワーヌ・ライシャという知られざる作品を2巻にわたって取 り上げその異才ぶりを発揮してきました。 現在シャンドスが最重要ピアニストの一人として推しだすイヴァン ・イリッチ、注目のChandos第3弾は、なんとハイドンの交響曲集。 18世紀にテノール歌手、オルガン奏者、指揮者、作編曲家として活 動したドイツの音楽家カール・ダーヴィト・シュテークマン(1751 −1826)がトランスクリプションを施したピアノ独奏版全曲世界初 録音。マインツ劇場でドン・ジョヴァンニのドイツ語版初演を歌っ た他、モーツァルト、サリエリ、グルックらの歌劇を指揮&プロデ ュースするなど、主にオペラ・劇場の分野で活躍したシュテークマ ンは、鍵盤楽器の特性を引き出して華麗で劇的な表現を生み出す術 を心得ており、ハイドンの25曲の交響曲、モーツァルトの弦楽五重 奏曲やベートーヴェンの弦楽三重奏曲を鍵盤楽器用に編曲していま す。

Coviello
COV-91910(1CD)
ラヴェル:ピアノ作品全集
水の戯れ/亡き王女のためのパヴァーヌ
鏡/夜のガスパール/ラ・ヴァルス
ソナチネ/プレリュード
ハイドンの名によるメヌエット
クープランの墓/シャブリエ風に
ボロディン風に/古風なメヌエット
メヌエット(1904)/高雅で感傷的なワルツ
アルフォンソ・ゴメス(P;スタインウェイD)

録音:2016年6月28-30日、2018年7月28-29日/フライブルク、アンサンブルハウス
アルフォンソ・ゴメスは現代作品を得意とし多く取り上げているスペインのピアニストです。明晰な読みとメカニックな巧さを武器に、現代的な研ぎ澄まされた 音色感覚でカッチリと奏でられるラヴェル。とは言え瑞々しさを失うことなく、かと言って甘くなりすぎず、という見事なバランスでいきいきと全曲に対峙。ラヴェ ルが自らの音楽の精粋を封じ込めるべく開発したピアノ書法を丁寧に解きほぐし、その音楽の素晴らしさを明らかにしてくれます。スタインウェイの響きも美しく 録音も上質で、大変高い完成度のアルバムになっています。 (Ki)

LIMEN Classic
CDVD123-C123
(2CD +1DVD)
限定盤
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006 チハト・アスキン(Vn)

録音:2018年リメン・スタジオ
チハト・アスキンは1968 年イスタンブール生まれのイスラム教徒で、幼いころから作曲もこなしているヴァイオリニストです。バッハの無伴奏はヴァイオリン の歴史におけるマイルストーンである、と語るチハト・アスキン。モダン・ヴァイオリンを用い、全曲をじっくりと練り上げ真摯に演奏しています。 限定生産、シリアルナンバー付き。演奏を収めたDVD付きです。 (Ki)

Spectrum Sound

CDSMBA-049(4CD)
「グレイト・アーティスト」〜コンスタンティン・シルヴェストリ、スヴャトスラフ・リヒテル
■CD 1 
ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリWoO.57
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化
ショパン:スケルツォ第1番
 スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
 スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
 舟歌 Op.60
 エチュード第10番変イ長調 Op.10-10
 エチュード 嬰ハ短調 Op.10-4
■CD 2&CD 3
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2
 ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3
 ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2
 ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3
ショパン:エチュード第12番「革命」 Op.10-12
 前奏曲第15番「雨だれ」
ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』*
■CD 4
モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 KV.459*
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:ボレロ(冒頭3小節が欠けております)
■CD 1 
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1977年3月3日サル・プレイエル、パリ(ライヴ/ステレオ)

■CD 2&CD 3
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
コンスタンティン・シルヴェストリ(指)*
フランス国立放送O*
録音:1980年11月7日サル・プレイエル、パリ(ライヴ/ステレオ)
1959年2月12日シャンゼリゼ劇場、パリ(ライヴ/ステレオ)*

■CD 4
クララ・ハスキル(P)*、
コンスタンティン・シルヴェストリ(指)、
フランス国立放送O
録音:1959年2月12日/シャンゼリゼ劇場、パリ(ライヴ/ステレオ)
スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ"ベルアーム"。当セットは 円熟期のリヒテルが1977年と1980年にパリで行ったリサイタルとシルヴェストリが1959年にフランス国立管を振ったライヴ音源を収録。いずれのライヴも エネルギッシュでその迫力に圧倒されます。今回お買い得な4枚組となって再登場です!(日本語解説はつきません) (Ki)
※このレーベルは、初発売後すぐに廃盤となる傾向があります。お早めのご注文をお勧めします。

ACOUSTIC REVIVE
KKC-6062(2CD)
税込定価
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006 佐藤俊介(バロックVn)

録音:2017年5月1-4日、31日、6月2日/オランダ、ハールレム・ドープスゲ ジンデ教会
モダン、バロック両方の楽器を弾きこなし世界で活躍するヴァイオリニスト、佐藤俊介。2013年よりアムステルダム音楽院古楽科教授を務め、2018年には オランダ・バッハ教会の第6代音楽監督に就任するなど古楽の本場オランダでも抜群の評価を得ている彼がついに、満を持してバッハの無伴奏全曲をリリー ス。ガット弦とバロック弓を用いて複雑なフーガや長大なシャコンヌをいとも自然に響かせてしまう高い技量に驚かされますが、その演奏は勢いに流されるこ とのないたいへん巧妙なもの。克明に声部を弾き分け、陰影に富んだニュアンスを纏わせ、間を大事に取りながらも時に輝かしい装飾を繰り出す、それでいて 表現過多にならない絶妙な佇まいでもって、バッハの音楽の真髄をじっくりと語り聴かせます。
非常に「ヴァイオリンらしく」書かれていながら、ヴァイオリンを完全に超越しているこの6曲に、ただただ圧倒されます――バッハの音楽には、私たちの心 を動かす「何か」があります。その「何か」こそ、言葉を超えたところにあるものです(解説書中、佐藤俊介氏のインタビューより)
高音質で定評のあるACOUSTIC REVIVEレーベルからの発売です。オランダのハールレム教会で24bit/96khzで録音されました。エンジニアは同レーベ ルの他の作品も手掛けているトーンマイスターの濱瀬祥。ハールレム教会の極上の音響空間に漂うバロック・ヴァイオリンの繊細かつ鮮烈な響きを克明に収 録した、バッハ無伴奏録音至上最高峰の仕上がりとなっています。録音にはACOUSTIC REVIVE製の電源ケーブルや電源BOX、ラインケーブル、マイクケー ブルなどがフルに使用され、これまでにない超高音質を実現しています。 (Ki)
ACOUSTIC REVIVE
KKC-6061(1CD)
(UHQ-CD)
税込定価
ブラームス:ピアノ小品集
8つのピアノ小品 Op.76
2つの歌曲からのピアノ独奏用編曲(昔の恋 Op.72-1 / 野にひとり Op.86-2)
6つのピアノ小品 Op.118
4つのピアノ小品 Op.119
福原彰美(P)
使用ピアノ;ベヒシュタイン

録音:2017年5月23-24日/神奈川県立相模湖交流センター
レーベル第三弾はチェロの女王クリスティーヌ・ワレフスカとの共演で一躍、世界的に注目を集めているピアニスト福原彰美のブラームス ピアノ小品集。こちらは相模 湖交流センターホールにて鈴木智雄氏のDSD11.2Mhz録音で行われ、ピアノはベヒシュタインが使用されました。ベヒシュタインの艶やかな響きと福原彰美のダイナミッ ク且つ繊細な奏法がDSD11.2Mhzにて鮮やかに蘇ります。
ブラームス晩年のピアノ作品が持つ重さ、暗さ、そして歌の美しさが見事に伝わってくる名演・名録音です!歌曲の編曲版がまたとても美しく印象的。 (Ki)

LE PALAIS DES DEGUSTATEURS
PDD-017(3CD)
バッハ:6つのパルティータ(全曲)
[CD1]第1番 変ロ長調 BWV 825、第2番 ハ短調 BWV 826、第3番 イ短調 BWV 827(終曲のジーグは2つのヴァージョンを収録)
[CD2]第4番 ニ長調 BWV 828、第5番 ト長調 BWV 829
[CD3]第6番 ホ短調 BWV 830(テンポ・ディ・ガヴォッタとジーグはそれぞれ2つのヴァージョンを収録)
ロ バ ート・レヴィン(P)

録音:2017年7月21-26日
レヴィンは、モーツァルト作品の校訂(協奏交響曲の復元、レクイエムの校訂、鍵盤作品では演奏解釈を含む校訂報告を執筆)を行う学者でもあり、ホグウッ ドとのモーツァルト:ピアノ協奏曲全集、ガーディナーとのベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集などでフォルテ・ピアノを演奏している名手でもあります。
学者としても名高いレヴィンだけに、気になるのが装飾音。パルティータ第2番ハ短調冒頭のシンフォニアも、装飾というよりも即興演奏のよう。また、楽曲によっ ては異版ヴァージョンを収録するなど、レヴィンならではの視点も光るパルティータ全曲の登場です。ブックレットには、レヴィンがパルティータについて語るイン タビューが掲載されています(英・仏語のみ。日本語訳はありません)。もちろん全体を通して素晴らしい演奏であることは言うまでもありません。 (Ki)
LE PALAIS DES DEGUSTATEURS
PDD-016(2CD)
ショパン&リスト作品集
ショパン:24の前奏曲
 ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 op.58
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調、
 夜の賛歌(詩的で宗教的な調べ第2稿より)、
 葬送曲(詩的で宗教的な調べS.173)
  コンソレーション S.172(全6曲)
 水の上で歌う(シューベルト歌曲の編曲)
ヤ=フェイ・チャン(P)

録音:2016年
これまでにもECMなどでもリリースのあるアメリカで活躍するピアニスト、ヤ=フェイ・チャンによるショパンとリスト。ブレンデルも激賞しているとおり、ヴィ ルトゥオーゾ性とあふれる音楽性、そして熱い歌に一度聴いたらとりこになる魅惑のピアニストです。 (Ki)

Grand Piano
GP-756(1CD)
NX-B03
ダンディ:ピアノ曲集
ピアノ・ソナタ ホ長調 Op.63 (1907)
旅の画集 Op.33 (1889) 〜[24. I.?(序章) 25. III.牧場 26. IV.緑の湖 27. V.弔いの鐘 28. XI.ボイロン修道院 29. XII.雨 30. XIII.夢]
ジャン=ピエール・アルマンゴー(P/Steinway, Model D)

録音:2018年9月-2019年1月
セザール・フランク門下生としてパリ音楽院に学び、スコラ・カントルムの創立に関わるなど近代フランス音 楽史に決して小さくない足跡を残したダンディですが、その作品が今日演奏される機会は多いとは言えま せん。50代の円熟期にあった彼が書いたピアノ・ソナタは、演奏時間40分を超す知る人ぞ知る大作で、 変奏曲形式の第1楽章、トリオとコーダを持つスケルツォ・スタイルの第2楽章、ソナタ形式の第3楽章と 構造も意欲的なものとなっています。「旅の画集」は様々な印象を綴った多彩な小品集ですが、全13 曲からここでは約半数の7曲、作者の心象風景を思わせる憂愁の影さす曲が特に選ばれています。 1943年生まれのフランスのピアニスト・アルマンゴーは、近代作品に対する深い造詣と高い学識で知ら れる大御所。ここでも母国が誇る大作曲家の真価を知らしめるべく、その音楽の奥深さを雄弁に展開し ています。
Grand Piano
GP-812(1CD)
NX-B03
レバノンのピアノ作品 2
アニス・フレイハーン:ピアノ・ソナタ第4番 (1951)*
ホウタフ・フーリー:ピアノ・ソナタ第4番 「シャーム」 (2016)*
ボグホス・ゲラリアン:ピアノ・ソナタ (1964)*
ワリード・ハウラニ:レバノン狂詩曲 (1995)
アニス・フレイハーン:白鍵によるエアとフーガ (1943)
タチアナ・プリマク=フーリー (P/Steinway)

録音:2017年5月15-17日
*=世界初録音
「レバノンのピアノ作品集」(GP715)に続く第2弾。イスラム色の強い中東では珍しく多民族・他宗教国 家であるレバノンは、その国情と立ち位置から長年諍いの絶えない厳しい歴史の中にありましたが、そこ では西洋と中東アジアの様々な文化が影響し合い、独自の文化を育んで来たこともまた事実です。ここ で生まれたピアノ作品の数々は、スリリングなまでに技巧的で示唆に富み、ほかでは聴けない個性的なも のばかり。また前衛に走りすぎないのも大きな魅力です。ピアニストは今回も、ウクライナ出身で現在はレ バノンに住むプリマク=フーリー。フレイハーンのソナタは前作の第9番に続き第4番を収録しており、これは 第1、2楽章、間奏曲と第3楽章という構成で、様々な風景が目の前に次々と現れるような作品。また こちらも前作に続いて登場で、ピアニストの夫でもあるフーリーのソナタ第4番には、「大シリア」とも訳され る大きなイスラム社会を表す「シャーム」という副題が付いています。これは(時に極端な)理想イスラム社 会の象徴としても用いる言葉ですが、子供の頃からレバノン内戦の辛い時代を生きてきたフーリーは、こ の第2楽章「荒廃」に深い祈りの思いを込めており、これを攻撃的な性格の2つの楽章「湿地帯」「シャー ム」で挟む構造となっています。

Paladino Music
PMR-102(1CD)
NX-B07
シューベルト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ 第21番変ロ長調 遺作D960
4つの即興曲 Op.142 〜第2番変イ長調/第3番変ロ長調
シュテファン・シュトロイスニヒ(P)

録音:2017年9月26.27日
1985年生まれのシュテファン・シュトロイスニヒ。ウィーン音楽芸術大学でオレグ・マイセンベルクに師事、更に ロンドンの英国王立大学でイアン・ジョーンズの薫陶を受けたピアニストです。様々な国でコンサートを開催、 とりわけ南米ツアー中のブエノスアイレスでは批評家から大絶賛されています。彼はコンサートでしばしば、 シューベルトの最後のソナタである第21番を演奏しており、すでに音楽生活の一部になっていると語っていま す。もちろん初アルバムにはこの曲を入れることを決めましたが、同時に収録する曲については熟考を重ね、 最も雰囲気があう曲として選定したのが2曲の即興曲でした。名ピアニスト、ラドゥ・ルプーの演奏からも影響 を受けたという彼、ここでは練りに練られた彼ならではのシューベルトを披露しています。

TUDOR
TUD-7509(1CD)
デュシーク:ピアノ・ソナタ 変イ長調 Op.70 「パリへの帰還」
ピアノ・ソナタ ヘ短調 Op.77 「祈り」
アンヌ・ド・ダデルセン(P)

録音:1973年チューリヒ音楽院
ヨハン・ラディスラウス・デュセックことヤン・ラディスラフ・デュシーク(1760-1812)のピアノ・ソナタを 2 曲収録。デュセックは 18 世紀末から 19 世紀初頭にかけてピアニストとして全ヨーロッパで活躍。 「パリへの帰還」は、その名の通り 1807 年にフランス革命後のパリに戻った際に書かれたもの。当時 としては最もピアノの表現力を引き出した最先端の作品です。「祈り」は 1811 年の作。デュセックが ロマン派の音楽を先駆けた人物であることを良く示した作品です。 アンヌ・ド・ダデルセンはスイスを代表するピアニストの一人。明確でくっきりした演奏でデュセックの 魅力を引き出しています。

Stradivarius
STR-37121(1CD)
ブリス・ポゼ(b.1965):作品集
「涙の理論:泥」(2008-2015)〜クラリネット,ヴァイオリン,チェロとピアノのための
「エウリディーチェ」(1998-2015)〜フルート,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための 「ウン=ルーエ II」(2016)〜クラヴサンのための
アンサンブル・アルテルナンスブリス・ポゼ(Cemb)

録音:2018年5月
ブリス・ポゼはフランスの作曲家、チェンバロ奏者。作曲をジェラール・グリゼイ、フランコ・ド ナトーニ、デュティーユ、ブライアン・ファーニホウ、ミカエル・ジャレルなど作風の大きく異なる 作曲家に師事した。彼の音楽は寡黙でウェーベルン、フェルドマンの作品の系譜に連なる静 寂の美しさを感じさせるもの。クラヴサンのための「Un-Ruhe II」は自らの朗読と演奏による「弾 き語り」作品で、ここでは21 世紀版サティとでも言うべきシュールな詩情が感じられます。

MSR
MS-1720(1CD)
バッハ・イン・トランスクリプション
バッハ:トッカータBWV564(ブゾーニ編)
「かくも神は世を愛したまえり」BWV68(I.フリードマン編)
「まことの人にして神なる主イエス・キリスト」BWV127(H.バウアー編)
アダージョBWV564(ブゾーニ編)
前奏曲とフーガBWV543(リスト編)
前奏曲BWV855a(A.シロティ編)
アダージョBWV1003(L.ゴドフフキ編)
「われ汝に呼ばわる」BWV639(ブゾーニ編)
「羊は安らかに草を食み」BWV208(P.グレインジャー編)
ジーン・アレクシス・スミス(P)

録音:2017-2018 年、
バッハの様々な作品をピアノに編曲したものを集めた。リスト、ブゾーニなど有名な編 曲作品からゴドフスキ、グレインジャーによる珍しいものまで含む、貴重なディスク。ブゾー ニ、ゴドフスキ、グレインジャー版はヴィルトゥオーゾだけあってピアノの技巧を生かした聴き ごたえある編曲。ピアノのジーン・アレクシス・スミスはカリフォルニアを中心に活動する中堅 女流ピアニスト。


SOMM
SOMMCD-0198(1CD)
NX-B04
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 第2集
ピアノ・ソナタ 第7番ハ長調 K309
ピアノ・ソナタ 第9番ニ長調 K311
ピアノ・ソナタ 第8番イ短調 K310
ロンド イ短調 K511
ピーター・ドノホー(P)

録音:2019年3月3.4日
1953年生まれのピーター・ドノホー。イヴォンヌ・ロリオに師事し、1982年のチャイコフスキー国際コンクールに1位なしの 2位に入賞、世界的に注目を集めました。一時期バーミンガム市SOの打楽器奏者として在籍していたという異 色の経歴を持つ彼は、サイモン・ラトルとは数多く共演をするなど、イギリス屈指のピアニストとして活躍しています。幅広 いレパートリーを持つことで知られますが、2018年から取り組んでいるモーツァルトのピアノ・ソナタ集の録音は、彼の円熟 した音楽性と、味わい深い音色が楽しめるもので、第1集がリリースされた際にも「確実に次のアルバムが聴きたくなる演 奏」と評価されました。この第2集ではモーツルトがパリに旅行した1777年から1778年に書かれた作品を収録。母の死 の直後に書かれたイ短調に呼応するかのように、その10年後に書かれたロンド イ短調(父の死を経験する)が置かれた 印象的な選曲です。
SOMM
SOMMCD-0196(1CD)
NX-B04
COLOUR AND LIGHT
オルウィン(1905-1985):12の前奏曲集
ピーター・ディキンソン(1934-):パラフレーズ II…スタジオ世界初録音
ディーリアス:夜想曲(R.スレルフォール編)
 歌劇「赤毛のマルゴー」より前奏曲と二重唱(M.ラヴェル編)
エリザベス・ラッチェンス(1906-1983):The Ring of Bone 骨の環
アンソニー・ハーシェル・ヒル(1939-2016):リタニー…世界初録音
 トッカータ…世界初録音
ネイサン・ウィリアムソン(P)

録音:2018年5月30.31日
「アメリカの偉大なソナタ集」(SOMMCD0163)に続く、イギリスのピアニスト、ウィリアムソンのSOMM RECORDINGS への2枚目のアルバムは、20世紀イギリスのピアノ作品集。収録された作品はディーリアスからディキンソンまで極めて多 彩な性格を持つもの。冒頭のオルウィンの「12の前奏曲」から、調性のある古典的な作品と、モダンで前衛的な作品が 入り混じるユニークな雰囲気を持っています。ディーリアスの「赤毛のマルゴー」は1902年に書かれたものの、1983年ま で演奏されることのなかった1幕の歌劇。ラヴェルのピアノへの編曲は、繊細なハーモニーと色彩感を重視した近代的で 美しい仕上がりです。そのほか、珍しい作品が選ばれており、ウィリアムソンの確かな審美眼を感じさせるアルバムです。

OMF
KCD-2073(1CD)
バッハ:トッカータ集
ニ短調 作品913|Toccata d-moll, BWV 913
ニ長調 作品912|Toccata D-dur, BWV 912
嬰ヘ短調 作品910|Toccata ?s-moll, BWV 910
ホ短調 作品914|Toccata e-moll, BWV 914
ト短調 作品915|Toccata g-moll, BWV 915
ハ短調 作品911|Toccata c-moll, BWV 911
ト長調 作品916|Toccata G-Dur, BWV 916
西山まりえ(Cemb)
使用楽器:タスカン・モデル(1997年ブルース・ケネディ制作)
基準ピッチ:A= 415Hz

録音:2018年12月19日-21日神奈川県立相模湖交流センター
チェンバロとヒストリカル・ハープ、2種の古楽器を自在に操る希有なプレーヤーとして世界的に知られ、数多くのコンサート、音楽祭や録音に参加。ルネ・ヤーコプス、ボブ・ヤング、「チーフタンズ」 のパディ・モローニ、カルロス・ヌニェス、ミカラ・ペトリ、コリーナ・マルティ、山下洋輔、波多野睦美、アンサンブル「アントネッロ」など、幅広いジャンルに渡る音楽家との共演は常に多くの 反響を呼んでいます。また音楽番組、教養情報番組などTV出演も多い。 国内外レーベルへの録音も多く、「バッハ インヴェンション&シンフォニア」「バッハ イタリア協奏曲&フランス風序曲」「スカルラッティ 伴盤の魔術師」以上はすべて「レコード芸術」誌特選盤。「バッ ハ イギリス組曲」「バッハ ゴルトベルク変奏曲」「バロック・ハープとの出会い」は、同誌準特選盤ほか、朝日新聞、毎日新聞などで採り上げられた。スペイン「エンキリアディス」レーベルより 欧州で発売されたCD「ファンタシーアの奏法〜イベリア半島の伴盤音楽」は「リトゥモ」誌(スペイン)の最優秀推薦盤に選ばれます。中世音楽のスペシャリストとしての評価も高く、ゴシック・ハー プとオルガネットを奏するCD「トリスタンの哀歌」は「レコード芸術」誌準特選盤、「ステレオ」特選盤、「音楽現代」推薦盤、「朝日新聞視聴室」個性派盤に選ばれた他、「BURRN!」「フォーブス」「ミ セス」「サライ」「暮らしの手帖」などの一般誌でも紹介され、古楽を多くの聴衆に広めています。2018年にリリースされた最新アルバム「C. B. バルバトル:クラヴサン曲集 第1巻」は、朝日新聞推薦 盤、『レコード芸術』誌特選盤に選ばれた他、様々な雑誌で採り上げられ話題となっています。東京音楽大学ピアノ科卒業、同大学研究科修了後、ミラノ市立音楽院、バーゼル・スコラ・カントールム に留学。第11回山梨古楽コンクール・チェンバロ部門第1位(第23回同コンクール審査員)および栃木[蔵の街]音楽祭賞受賞。古楽ワークショップ「信州アーリーミュージック村」芸術監督。『レ コード芸術』誌「読者が選ぶピープル2007」、HMV「2008年度期待のアーティスト5名」に選出されます。現在、武蔵野音楽大学非常勤講師として後進の指導にあたっています。

BIJIN CLASSICAL
BJN-1002(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第21番《ワルトシュタイン》
アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO57
ピアノ・ソナタ 第23 番 ヘ短調 作品57 《熱情》
イリーナ・メジューエワ(P)
(ピアノ/1925年製のニューヨーク・スタインウェイ、CD135)

録音:2019 年4 月12 日〜13 日、新川文化ホール(富山県魚津市)
注目のレーベル「BIJIN CLASSICAL(ビジン・クラシカル)」第二弾は、メジュ ーエワによるベートーヴェンの名作ソナタ集。「熱情」と 「ワルトシュタイン」はメジューエワにとってそれぞれ三度目の録音ですが、旧 盤に比べて音楽の流れが一層自然になり、全体のス ケール感が増大しているのが特徴的。1925 年製ニューヨーク・スタインウェイ の名器(CD135)のもつパワーを縦横無尽に駆使して、 圧倒的な演奏を繰り広げています。併録の「アンダンテ・ファヴォリ」も作品の魅 力を再認識させるチャーミングな演奏。ワンポイント 録音によるナチュラルな音響をお楽しみください。

NIFC
NIFCCD-061(1CD)
パデレフスキ:独創主題による変奏曲とフーガ 変ホ短調 Op.23
レオポルド・ゴドフスキー(1870−138):ヨハン・シュトラウスの主題による交響的変容 第1番「芸術家の生涯」
パデレフスキ
:夜想曲 変ロ長調 Op.16-4
ネルソン・ゲルナー(P)
※使用楽器:スタインウェイ, D 595375

録音:2018年4月16日ー18日、コンサート・ホール、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター(ルスワビツェ、ポーランド)
1990年のジュネーヴ国際音楽コンクールでは1位に輝いた南米アルゼンチンが世界に誇るピアニスト、ネルソン・ゲルナー。ショパン弾きとしても名高く、ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の「ザ・リアル・ショパン・シリーズ」にはソロや協奏的作品(ブリュッヘンとの共演)、歌曲伴奏で参加。その他、「パデレフスキ&マルトゥッチのピアノ協奏曲集(NIFCCD 044)」や「ノヴァコフスキ&クログルスキの室内楽作品集(NIFCCD 105)」などの録音でポーランド音楽への造詣の深さを魅せ、2018年にはポーランド文化省より文化勲章「Gloria Artis Gold Medal」を授与されています。
ショパン以降のポーランドにおける優れたコンポーザー=ピアニストであり、ショパンの楽譜の編纂者、また首相や外務大臣を務めた政治家としても功績を残したポーランドの偉人イグナツィ・ヤン・パデレフスキ。ショパンを始めとする様々な作曲家の作品のトランスクリプションや華麗なパラフレーズを数多く生み出したヴィルトゥオーゾ、レオポルド・ゴドフスキー。ロマンティックなピアノの伝統を代表し、ショパンの音楽遺産の痕跡を残す二人のコンポーザー=ピアニストの音楽を、ゲルナーの優雅で知的なピアノが贈ります。

Signum Classics
SIGCD-596(8CD)
ウィドール:オルガン作品全集
オルガン交響曲第1番ハ短調 Op.13-1/オルガン交響曲第2番ニ長調 Op.13-2/オルガン交響曲第3番ホ短調 Op.13-3/オルガン交響曲第4番ヘ短調 Op.13-4/オルガン交響曲第5番ヘ短調 Op.42-1/オルガン交響曲第6番ト短調 Op.42-2/オルガン交響曲第7番イ短調 Op.42-3/オルガン交響曲第8番ロ長調 Op.42-4/オルガン交響曲第9番 Op.70 「ゴシック」/オルガン交響曲第10番 Op.73 「ローマ風」/ラテン組曲 Op.86/3つの新しい小品 Op.87/バッハの思い出/アメリカ行進曲/四月物語 第6曲:結婚行進曲
ジョセフ・ノーラン(Org)

録音:2011年5月18日−24日(オルガン交響曲第1番〜第9番)、2013年4月29日−5月1日(アメリカ行進曲、結婚行進曲)、2014年5月25日−27日(オルガン交響曲第10番、その他の独奏作品)
セント・ジェームズ宮殿チャペル・ロイヤル(ロンドン)のオルガニストやセント・ジョージ大聖堂(西オーストラリア、パース)のオルガニスト&楽長を務め、2016年4月には誉れ高きフランスの芸術文化勲章「シュヴァリエ(騎士)」を受勲したイギリス系オーストラリアの名オルガニスト&合唱指揮者、ジョセフ・ノーラン博士が築いた金字塔。フランス・オルガン界の大家シャルル=マリー・ウィドール(1834−1937)のオルガン作品全集がBOXセットになってリリース! 全5巻(CD6枚)に及んだ「オルガン交響曲全集」に、CD2枚分の独奏オルガン作品集をセットにした8枚組。英グラモフォン誌、英BBCミュージック・マガジン、英ミュージック・ウェブ・インターナショナル、豪ライムライト誌、豪オーストラリアン紙等主要メディアで圧倒的な評価を獲得してきた記念碑的録音です。
かつてサン=サーンスやフォーレ、デュボワがオルガニストを務めた由緒あるパリのマドレーヌ寺院に設置された銘器、1846年に19世紀の名工アリスティッド・カヴァイエ=コルが製作したヒストリカル・オルガンを中心に、リヨン、サン・フランソワ・ド・サル教会のカヴァイエ=コル・オルガン(アメリカ行進曲、結婚行進曲)、トゥールーズ、サン=セルナン聖堂のカヴァイエ=コル・オルガン(オルガン交響曲第10番、その他の独奏作品)を使用しています。

Albion Records
ALBCD-019(1CD)
カム・バック・トゥ・ミー〜名作映画からのピアノ・アレンジメント集
バリー(ロング編):「ある日どこかで」より メイン・テーマ
ロータ:「ロミオとジュリエット」より 愛のテーマ
スタイナー(デューロ編):「風と共に去りぬ」より タラのテーマ
ホーナー:「タイタニック」より 愛のテーマ
バリー:「愛と哀しみの果て」より 愛のテーマ
ジョーンズ(ロング編):「ラスト・オブ・モヒカン」より メイン・テーマ
譚盾:「グリーン・デスティニー」より 永遠の誓い
ジマー:「グラディエーター」より オナー・ヒム/ナウ・ウィー・ア・フリー
坂本龍一:戦場のメリークリスマス
ホーナー:「ブレイブハート」より
ショア:「ロード・オブ・ザ・リング」より
ジョン・ウィリアムズ:「E.T. ジ・エクストラ・テレストリアル」より メイン・テーマ
ジャール:「アラビアのロレンス」より メイン・テーマ
ヴァンゲリス:「炎のランナー」より メインテーマ
モリコーネ(ハリス編):「ミッション」より ガブリエルのオーボエ
モリコーネ:「夕陽のギャングたち」より メイン・タイトル
モリコーネ:「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」より オープニング・ラルゴ
モリコーネ:「ウエスタン」より
チャールズ・ウィリアムズ:「ホワイル・アイ・ライヴ」より オルウェンの夢
アディンセル:「危険な月光」より ワルソー・コンチェルト
ジェーン・チー(P)

録音:2014年6月2日−3日、ポットン・ホール(サフォーク)
ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」としては珍しい、ヴォーン・ウィリアムズの作品以外の音楽によるプログラムは、名作映画の名旋律のピアノ・アレンジメント集!
「タイタニック」や「戦場のメリークリスマス」、「ミッション」などの美メロとして有名な名旋律をピアノ・アレンジメントで存分に味わえるピアノ・ファン、サウンドトラック・ファン要チェックのプログラムです。ジェーン・チーはマレーシア出身の女流奏者。2009年にロンドンのサウスバンク・センターへのデビューを飾り、現在はイギリスを活動の中心とするピアニストです。
Albion Records
ALBCD-021(2CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:オルガン作品&編曲集
前奏曲「コモンウェルス」/「すずめばち」序曲/ウェールズ民謡による2つのオルガン前奏曲/ヴィオラと小管弦楽のための2つの楽章/アン女王のためのウェディング・チューン/ナンシーのためのウェディング・カノン/アベリストウィス幻想曲/「海の交響曲」より ラルゴ・ソステヌート/前奏曲とフーガ ハ短調/ウェールズ民謡による3つのオルガン前奏曲/トマス・タリスの主題による幻想曲/フィディリのための挽歌/BGC上のパッサカリア/グリーンスリーヴズによる幻想曲/ランド・オヴ・アワー・バース/サラバンド風に/「ロンドン交響曲」より 緩徐楽章/アンティフォン
デイヴィッド・ブリッグス(Org)

録音:2014年10月8日&13日、セイクレッド・ハート教会(ウィンブルドン)
ヴォーン・ウィリアムズのオルガン作品全集には、2曲の未出版作品、3曲の世界初録音、そして他のジャンルからの編曲作品を収録!
オルガンは、作曲者の存命当時の1912年に建造されたウィンブルドンのセイクレッド・ハート教会に設置されているウォーカー・オルガンです。

Centaur
CRC-3639(1CD)
ラグタイム・イン・ワシントン
ジョプリン:ベシーナ
ロッジ:レッド・ペッパー・ラグ
ジョプリン:イージー・ウィナーズ
ガーシュウィン&ドナルドソン:リアルト・リップルズ
ジョプリン:パーム・リーフ・ラグ
トーマス・ベンジャミン:古い新ウィーン楽派のラグ
オルブライト:スリープウォーカーズ・シャッフル、スコット・ジョプリンの勝利
ウィリアム・ボルコム:インシネレイター・ラグ、ブルックリン・ドッジ、ラスト・ラグ、フィールズ・オブ・フラワーズ
ジョン・ムスト:リコレクションズ、イン・ストライド
モートン:グランパズ・スペルズ
ズーク:オールド・トム・キャット・オン・ザ・キーズ
ジョプリン:ソラース
マイケル・アドコック(P)

録音:2017年5月28日、カルバリー統一メソジスト教会(メリーランド、アメリカ)
マイケル・アドコックは、1998年のリリ・ブーランジェ・メモリアル・アウォード受賞、ワシントン国際コンクール、ショパン・コンクール・イン・シカゴ&ニューヨークなどでの入賞歴を持つレオン・フライシャー門下のピアニスト。「ラグタイム王」で有名なスコット・ジョプリンの往年のラグから近代作品まで多数収録。
Centaur
CRC-3631(1CD)
ナスティー・ウーマン
フローレンス・プライス:ファンタジー・ネグレ
クララ・ゴットシャルク=ピーターソン:スタッカート・ポルカ
メアリー・ハウ:子守歌
ハリエット・ウェア:ホワイト・モス
ヴァージニア・ローパー:イン・ヴェネツィア
ジュリア・ニーバーゴール:フージャー・ラグ
メイ・アウフデルハイド:ダスティー, ア・ラグ
ジーナ・ブランスコンブ:リスのパーティー
フランシス・マリオン・ラルストン:3つの小さなワルツ
エセル・ハイアー:パヴィリオン・ノクターン、
 ドラゴン・フライズ Op.10
エイミー・ビーチ:夕べのツグミ Op.92, No.1、
 夜明けのツグミ Op.92, No.2
ダナ・スウィース:アフタヌーン・オブ・ア・ブラック・ファウン
ウルリク・コール:パープル・シャドウズ
 アバヴ・ザ・クラウズ、
 メトロポリタンズ
マナ=ズッカ:プレリュード、エチュード・オマージュ
ジョアンナ・ゴールドスタイン(P)

録音:2017年6月19日−26日、ステム・コンサート・ホール(インディアナ、アメリカ)
ジョアナンナ・ゴールドスタインは、インディアナ大学サウスイースト校の音楽教授。20世紀初頭から1940年代初頭にかけて作曲された女性作曲家たちの重要作品集。
Centaur
CRC-3590(1CD)
シューマン:謝肉祭 Op.9
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調S.244
ディアナ・ヤヴォルスカ(P)

録音:1997年、スタジオ・レコーディング(クラクフ、ポーランド)
1968年生まれのポーランド出身の女流ピアニスト、ディアナ・ヤヴォルスカが弾く、シューマン、ベートーヴェン、リストの名曲集。
Centaur
CRC-3571(1CD)
モーツァルト&ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310、
 ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1、
 ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1
デイヴィッド・ヒュンス・キム(フォルテピアノ)

録音:2014年11月15日ー16日、チズム・ホール(ワシントン、アメリカ)
古楽器奏者、研究者で知られるマルコム・ビルソンから「この国のミュージカルライフに重要な貢献をすることは間違いない。」と称賛された、ピアニスト&フォルテピアニスト、デイヴィッド・ヒュンス・キムのデビュー盤。

Tactus
TC-862723(1CD)
ボッシ:オルガン作品全集 Vol.14〜様々な作曲家の作品の編曲集(オルガン版編曲:マルコ・エンリコ・ボッシ)
ガルッピ:アダージョとアレグロ
ハイドン:春の合唱
ショパン:葬送行進曲
マルティーニ:シチリアーナ
シューベルト:楽興の時第2番、
 楽興の時第4番
作曲者不詳:アリア・ポポラーレ・デル・パーセ・ディ・アス
クーナウ:アレグロ・マエストーソ
グルック:メロディ
リスト:アヴェ・マリア
デッラ・チャイア:ソナタ第1番
アンドレア・マシナンティ(Org)

録音:2017年10月、フォッジャ(イタリア)
タクトゥス(Tactus)の現在のライフワークでもあるマルコ・エンリコ・ボッシ(1861−1925)のオルガン作品全曲録音プロジェクトも第14集に到達!今回の第14集には、ボッシの手によるオルガン独奏のための編曲作品を収録。
中でも、1899年にカルロ・ヴェゲッツィ=ボッシによって製作されたピリオド・オルガンによるショパンの「葬送行進曲」は、一味違った雰囲気を醸し出しており、アレンジ作品ファン要チェックの演奏です。

Chandos
CHAN-20087(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.8
ピアノ・ソナタ第5番ト長調 Hob.XVI-11
ピアノ・ソナタ第51番変ホ長調 Hob.XVI-38
アダージョ・マ・ノン・トロッポ ト長調
ピアノ・ソナタ第6番ハ長調 Hob.XVI-10
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Hob.XVII-D1
「神よ、皇帝フランツを守り給え」による変奏曲 ト長調
ピアノ・ソナタ第59番変ホ長調 Hob.XVI-49
ジャン=エフラム・バヴゼ(P/YAMAHA CFX)

録音:2018年12月19日−21日、ポットン・ホール(サフォーク)
世界屈指のフレンチ・ピアニズムの体現者として人気を博し、現在ではハイドン、ベートーヴェン、モーツァルトなど古典派作品の演奏&録音でも圧倒的な地位を確立したジャン=エフラム・バヴゼが取り組むハイドンのピアノ・ソナタ全曲録音プロジェクト。ハイドンの多種多様なスタイルや表現を探求し、YAMAHA CFXピアノのクリアーで鮮やかな音色、ポットン・ホールの暖かくアコースティックな響きで好評を得たこの録音プロジェクトは、これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」や英BBCミュージック・マガジンの「インストゥルメンタル・チョイス」、英インターナショナル・ピアノ誌の「インターナショナル・ピアノ・チョイス」などに度々選ばれています。
シリーズ第8弾では、ウィーンの聖シュテファン大聖堂の少年合唱団を離れ、ハープシコード教師としての道を歩み始めた若きハイドンが、彼の生徒のために書いたであろう短く軽易な初期の3つのソナタ(第5番〜第7番)と、それからおよそ20年後に書かれた2つの大きなソナタ(第51番、第59番)を収録。このどちらも変ホ長調で書かれた後期の2作品は、演奏者の高い能力が要求され、ハイドンの優れた技術と創意工夫が発揮された作品です。

Danacord
DACOCD-832(2CD)
デンマークの偉大なピアニスト、ヴィクト・シューラー 第3集
■Disc 1
(1)モーツァルト:幻想曲ハ短調K.396/385f
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」、
(3)ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
(4)ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
(5)ショスタコーヴィチ:ポルカ(バレエ 「黄金時代」 から)

■Disc 2
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
(2)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.5
(3)ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.3
(4)バラード第3番 変イ長調 Op.47
(5)幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
ヴィクト・シューラー(P)
■Disc 1
(1)録音:1955年 HMV KBLP 13, mtx 138-2N
(2)録音:1958年HMV KBH 1011, mtx 2XCS 182-2-C、
(3)録音:1952年HMV KALP 2, mtx 2XCS 21-4N、
(4)録音:1952年 HMV KALP 2, mtx 2XCS 22-6N
(5)録音:1953年HMV 7RK2, mtx 7XCS10-2N
■Disc 2
(1)録音:1958年HMV KBH 1011, mtx 2XCS 181-A-2
(2)録音:1953年HMV KALP 5, mtx 2XCS 48-1N、
(3)録音:1953年HMV KALP 5, mtx 2XCS 42-2N、
(4)録音:1953年HMV 7EBK 1002, mtx 7TCS 134-2N、
(5)録音:1954年TONO EP 43025, mtx 4025-1
20世紀中期を代表するデンマークのピアニストのひとり、ヴィクト・シューラー(1899−1967)の録音を復刻するシリーズ。リスト、サン=サーンス、グリーグの協奏曲を中心にした第1集(DACOCD491-492)、チャイコフスキーの協奏曲、シューマンの「謝肉祭」、ブラームスの「3つの間奏曲」、ベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」、シューベルトの三重奏曲などの第2集(DACDCD781-782)に続く第3集。彼の名声を海外にも広げた HMV(Denmark)録音のベートーヴェンのソナタや TONO レーベルのショパンなどが、初めてCD化されます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Danacord
DACOCD-840(1CD)
フィニ・ヘンリケス:ピアノの小品
子供の詩 Op.30(1908)
メロディ・アルバム Op.50(1919)
小さな水彩画 Op.21(1900)
トマス・トロンイェム(P)

録音:2018年5月、聖マルクス教会(デンマーク)
デンマークのフィニ・ヘンリケスは、ニルス・W・ゲーゼの勧めもあってベルリンに赴き、ヨーゼフ・ヨアヒムにヴァイオリンを、ヴォルデマール・バルギールに作曲を学びました。管弦楽曲、バレエ、室内楽曲などを作曲。世紀の変わり目の時代、チャーミングで人好きのする音楽が人々から歓迎されました。へンリケスは、子供の生活からインスピレーションを得た、シューマンの「子供の情景」に似たピアノの小品も作曲、3巻の曲集として出版しました。トマス・トロンイェム(1954−)は、クーラウのピアノ作品集(Rondo)を録音したデンマークのピアニスト。3つの曲集から52曲を選んだ、初録音のコレクションです。

NIFC
NIFCCD-113(1CD)
モニューシュコ:ピアノ作品&トランスクリプション集
スタニスワフ・モニューシュコ(1819−1872):マズルカ 変ホ長調(歌劇 「ハルカ」より/モニューシュコ編)、
 ポロネーズ ニ長調(歌劇 「ハルカ」より)
ユゼフ・ノヴァコフスキ(1800−1865):モニューシュコの歌劇「ハルカ」による幻想曲 Op.51
モニューシュコ:ヴィラネッラ 変ロ長調、
 ポルカ 「春」 ヘ長調、
 夜想曲 変イ長調、
 ヴィラネッラ 変ニ長調、
 トライフル イ長調、
 トライフル 変ロ長調、
 トライフル ハ長調、
 トライフル ト長調、
 マズルカ ニ長調、
 スピナー(ニコライ・フォン・ヴィルム編)、
 アルエット Op.2(オイゲン・デ・ヴェスト編)、
 ポロネーズ 変ホ長調、
 ポルカ 「ダニエル」 イ長調、
 ワルツ 変ホ短調、
 ザシアのドゥムカ(歌劇 「いかだ乗り」より/ウワディスワフ・クログルスキ編)、
 コサック(ヴィルヘルム・クリューガー編曲/コサックによるトランスクリプション・ファンタジー Op.123)、
 ドゥムカ ニ短調 「眠らない、食べない」(ミハウ・マリアン・ビェルナツキ編)、
 ドゥムカ(ヘンリク・メルツェル=シュチャヴィニスキによるパラフレーズ)、
 花(ベルンハルト・ヴォルフ編)、
 君よ知るや南の国(ヘンリク・メルツェル=シュチャヴィニスキ編)、
 夜の歌 Op.64(マウリツィ・ディートリヒ編)、
 マズルカ イ短調(歌劇 「幽霊屋敷」より/モニューシュコ編)
シプリアン・カツァリス(P)
※使用ピアノ:ベヒシュタイン D 282

録音:2019年3月11日−14日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
NIFCの副所長であり「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」の芸術監督を務めるスタニスワフ・レシュチンスキがカツァリスの演奏に惚れ込み、2019年5月5日のスタニスワフ・モニューシュコ生誕200周年記念コンサートを依頼し、偶然にも同じ誕生日(5月5日)であったカツァリスが快諾、そのコンサートに先駆けて録音されたのがこのアルバムです。
「ポーランド・オペラの父」と呼ばれたモニューシュコは、多くのオペラ、オペレッタ、ミサ曲、歌曲を書いていますが、ピアノ作品は限られており、ここではモニューシュコのわずかなピアノ小品と、作曲者自身が編曲した2つの名オペラ(「ハルカ」、「幽霊屋敷」)からのマズルカ、そして様々な作曲家が残した、オペラ、歌曲からのピアノ・トランスクリプションを収録。モニューシュコの素晴らしいこれらの作品(特にコサック、ドゥムカ、夜想曲)は、「もし世界中のアンコールで演奏されれば、国際的にヒットし、この偉大なポーランドの天才の名を広める助けになる」とカツァリスが称賛しています。

フォンテック
FOCD-9815(1CD)
税込定価
2019年7月3日発売
イタリアの思い出に寄せる2つの小品
カステルヌオーヴォ=テデスコ:悪魔の奇想曲
スタンリー・マイヤーズ:カヴァティーナ
セルジオ・アサド:エリの肖像、カリオカ幻想曲
西森久恭:イタリアの思い出に寄せる2 つの小品
シモーネ・イアンナレッリ:「イタリアン・コーヒー(12 の小品)」より V 一緒に最後のコーヒーを
ウィリアム・ウォルトン:5つのバガテル
猪居謙(G)

録音:2018 年5 月22-24 日 相模湖交流センター
10代より単身ドイツへ留学、世界的ギタリストへの登竜門であるコブレンツ国際ギターコンク ールでのJ.ロドリーゴ作品最優秀演奏賞をはじめ、多くの国内外でのコンクールでの上位入賞・ 優勝を果たし、帰国後は関西を拠点に精力的な活動を続けるギタリスト・猪居謙。彼の「いまま で」と「これから」が詰まったニューアルバムの登場です。 冒頭のカステルヌオーヴォ=テデスコ「悪魔の奇想曲」から掉尾を飾るウォルトン「5つのバガ テル」までいずれ劣らぬ難曲揃い、しかし猪居謙の手にかかればそれを全く意識させない珠玉の 名曲と変わります。天賦の才能、そしてヨーロッパ・日本でのたゆまぬ研鑚により、猪居は他の ギタリストの誰とも重ならない素晴らしい音楽を手に入れました。 同世代の若き才能・西森久恭による表題曲、そしてイタリア出身のギタリスト=コンポーザー・ イアンナレッリによる1曲など、猪居が本作のテーマのひとつに挙げた「イタリア」へのこだわり を感じさせる楽曲も大きな魅力の1枚で(フォンテック)

TYXart
TXA-18112(1CD)
ノットゥルノ 〜光と影の音楽
クラム:『マクロコスモス』より
ドビュッシー:前奏曲集より
スクリャービン
:前奏曲集より
ショパン:前奏曲、ノクターン
バーバー、フィールド:ノクターン等 、全30トラック
マティアス・ファイト(P)

録音:2018年2月
夜景に舞う光と影のようなピアノ小品集。マティアス・ファイトは張り詰めた静けさとドラマチックな色彩を交互に展開し、あまり知られていない作品から有名 な作品に至るまで広い視野を持ちながら弾き綴ってゆきます。数人の作曲家を交互に散りばめたプログラムになっており、アメリカの作曲家ジョージ・クラムによ る刺激的な音楽が随時差し込まれスパイスのように機能しています。

Paraty
PARATY-219218(1CD)
クララ・シューマン:音楽の夜会Op.6(全6曲)
シューマン:子供の情景Op.15
 森の情景Op.82
クララ・シューマン:作品番号のないロマンス
マリー・ヴェル ムラン(P)

録音:2018年12月11-14日/ボン・スクール・プロテスタント教会(パリ)
ドビュッシー、メシアンと続きヴェルムランがローベルトとクララ・シューマン夫妻に捧げたアルバム。クララ14歳の時の作「音楽の夜会」はリストをも感心 させ、レパートリーにしたという曲。同じく「ロマンス」はローベルトに捧げられています。ラーザリ・ベルマンとロジェ・ムラロに学んだヴェルムラン。ベテラン の余裕で説得力満点です。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32829(1CD)
ショパン:バラード集&即興曲集
バラード第1番ト短調 Op.23
バラード第2番ヘ長調 Op.38
バラード第3番変イ長調 Op.47
バラード第4番ヘ短調 Op.52
即興曲第1番変イ長調 Op.29
即興曲第2番嬰ヘ長調 Op.36
即興曲第3番変ト長調 Op.51
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
ガーボル・ファルカシュ(P)

録音:2018年11月4-8日/フンガロトン・スタジオ(ハンガリー)
2017年5月より東京音楽大学の教授をつとめるガーボル・ファルカシュ。シューマン・アルバム(KKC 5776 / HCD 32798)に続く期待の新録音はショ パンのバラード&即興曲集です。ファルカシュはリスト音楽院卒業後、修士課程、更に博士課程を故ゾールタン・コチシュ、タマーシュ・ヴァーシャーリをはじ めとする演奏家の指導の元に修了。数々の国際コンクール歴を誇り、なかでも2009年ワイマールで開催された第6回国際リスト・コンクールにて第1位、併 せて聴衆賞、ハイドン・ソナタ・ベストパーフォーマンス賞を受賞し、世界的に注目されるようになりました。また、2011年より母校であるリスト音楽院の教 授もつとめました。ソロ活動はもちろんのこと、室内楽にも積極的に取り組み、クリストフ・バラーティとのサラサーテ、ヴィエニャフスキなどをおさめたアルバム (HCD 32760)もリリースしております。
ショパンのバラードと即興曲はファルカシュが最も得意とする作品。高度なテクニックに裏付けされた明晰で確かなピアニズムで美しいショパンを歌い上げ ます。現在、日本とハンガリーで活躍の場を広げている期待のピアニスト、ファルカシュに今後も注目です! (Ki)

BIS
BISSA-2421(1SACD)
バッハ:オルガン作品集 Vol.3
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV531(7’30”)
幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537(8’48”)
コラール前奏曲「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV717(3’32”)
コラール前奏曲「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV711(3’08”)
コラール前奏曲「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV715(2’08”)
コラール・パルティータ「ああ、罪人なるわれ、何をなすべきか」BWV770(12’11”)
トッカータ ハ長調 BWV566a(10’24”)
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546(10’58”)
コラール前奏曲「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV709(3’10”)
コラール前奏曲「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV726(1’14”)
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582(14’36”)
鈴木雅明(Org;ゴットフリート・ジルバーマン1714年製)

録音:2018年5月/聖マリア大聖堂(フライブルク)
1990年にバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)を創設して以来、音楽監督として、またバッハ演奏の第一人者として名声を博した鈴木雅明。BCJ とともにバッハの教会カンタータ、世俗カンタータ全集は、まさに世界に誇る偉業として高く評価されております。オルガニスト鈴木雅明としても 多くの録音を残しており、BISレーベルからリリースが続いているバッハのオルガン作品集は特に注目されております。
「ハ」の調性の作品と「ト長調」のコラール前奏曲を中心に「長調」と「短調」が交互に収録された当アルバムはオルガンの重厚感とともに美しい旋 律が印象的な作品で構成。極めて高度な技術と表現力が要求される名曲パッサカリアとフーガも収録されており、鈴木雅明にしか表現することのでき ない圧倒的な演奏を披露しております。
バッハと同時代を生きたゴットフリート・ジルバーマン(1683-1753)が製作した聖マリア大聖堂の大オルガンは、壮麗な装いとともに今もなお華や かな響きを聴くことができる銘器。鈴木雅明の卓越した演奏でジルバーマン・オルガンの輝かしい音色を堪能することができます。 (Ki)

LIMEN Classic
CPLT091-C091(2CD)
限定盤
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻(全曲) エンリコ・バイアーノ(チェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコード)
第1、4、9、12、18、19、24番…フォルテピアノ
第2、3、5、7、8、10、13、15、16、17、20、21、22番…フォルテピアノ
第6、11、14、23番…クラヴィコード
(ボーナス)第1番…チェンバロ 第18番…クラヴィコード
録音:2017年
1960年ナポリ生まれ、Symphoniaレーベルへの録音などで古楽好きなら知っているイタリアの名鍵盤奏者バイアーノがLIMENレーベルに登場!曲はバッハ の平均律1巻、しかもチェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコードを使い分けての録音です。絶妙のリズムの崩しがまばゆい色彩変化を生み、各楽器の音色の 違いも鮮烈。これは聴き逃せません。
限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)
LIMEN Classic
CPLT039-C039(1CD)
限定盤
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22
ルートヴィヒ・シュンケ:アンダンテ ヘ短調 『郷愁』
シューベルト:ピアノ・ソナタ第4番イ短調 Op.164 D537
ルイジ・フェルナンド・カサモラータ:3つのロマンス
リスト:バッハのカンタータ『泣き、歎き、憂い、怯え』の主題による変奏曲
グレゴリオ・ナルディ(P)

録音:2014年
ルートヴィヒ・シュンケ(ドイツ、1810-1834)とルイジ・フェルナンド・カサモラータ(イタリア、1807-1881)、2人のあまり取り上げられない作曲家の 作品を収録。どちらもロマン派の魅力的な音楽で、他の収録曲との統一感も取れた面白いプログラムとなっています。ベートーヴェンのソナタは軽やかで明るい 演奏。リストは技巧をものともせず堂々と奏でています。
限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)

Paraty
PARATY-519240(1CD)
アリレザ・マシャエキ(b.1940):シェエラザード(1992) レイラ・ラメザン(P)
ケイヴァン・シェミラーニ(パーカッション(ザルブ、サントゥール)&即興)
ジャムシド・シェミラー ニ( 語り)
1940年生まれのアリレザ・マシャエキが作曲した「シェエラザード」は、イランのソロ・ピアノ音楽レパートリーで重要な作品となっています。マシャエキは エレクトロ音楽なども手がける幅広い作風の作曲家で、交響曲も9曲あるほか、これまでに600ほどの作品をかぞえます。ここではイラン音楽の国宝的存在、ジャ ムシド・シェミラーニによる語り、その息子にしてチェロ奏者ジャン=ギアン・ケラスとのトラキア・プロジェクトでもおなじみのケイヴァン・シェミラーニによる ザルブとサントゥールの即興、そしてピアノにより、イランの薫りが濃厚に感じられる実に興味深い1枚となっています。レイラ・ラメザンが手がけている「イラ ンのピアノ音楽100年」のシリーズの一環です。 (Ki)

MIRARE
MIR-352(1CD)
第37回ラ・ロック・ダンテロン・ピアノフェスティバル公式CD
(1)クープラン:恋のナイチンゲール
(2)シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集〜第2曲
(3)シューベルト:ディヴェルティメントD.823〜変奏1
(4)同:ハンガリーのメロディD.817
(5)チャイコフスキー:秋の歌
(6)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第2番〜ラルゴ・アパッショナート
(7)メンデルスゾーン:5月のそよ風
(8)デュポン:墓碑銘
(9)ショパン:マズルカ第21番嬰ハ短調Op.30の4
(10)モンポウ:庭の乙女たち
(11)グラナドス:嘆き、またはマハとナイチンゲール
(12)ショパン:前奏曲嬰ヘ長調Op.28の13
(13)フォーレ:即興曲嬰ハ短調Op.84の5
(14)シャブリエ:アルバムの1ページ
(15)ラヴェル:優雅で感傷的なワルツ〜第2曲
(16)リスト:ペトラルカのソネット第47番
(17)スクリャービン:練習曲変ロ長調Op.8の8
(18)フランク:前奏曲,コラールとフーガ〜前奏曲
(19)ショパン:前奏曲ロ短調Op.28の6
(20)チャイコフスキー:田舎でOp.40の7
(21)ラヴェル:クープランの墓〜フォルラーヌ
(1)イド・バル=シャイ(P)
(2アダム・ラルーム(P)
(3)クレール・デゼール&エマニュエル・シュトロッセ(P)
(4)シャニ・ディルカ(P)
(5)ジョナス・ヴィトー(P)
(6)レミ・ジュニエ(P)
(7)マタン・ポラト(P)
(8)マリー=カトリーヌ・ジロー(P)
(9)イド・バル=シャイ(P)
(10)ルイス・フェルナンド・ペレス(P)
(11)シャニ・ディルカ(P)と鳥笛
(12)フィリップ・ジュジアーノ(P)
(13)ジャン=クロード・ペヌティエ(P)
(14)アンヌ・ケフェレック(P)
(15)ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(P)
(16)ニコラ・アンゲリッシュ(P)
(17)アンドレイ・コロベイニコフ(P)
(18)マリー=アンジュ・グッチ(P)
(19)ユリアンナ・アヴデーエワ(P)
(20)ボリス・ベレゾフスキー(P)
(21)ナターリヤ・ミルシテイン(P)
フランスで行なわれるラ・ロック・ダンテロン・ピアノフェスティバルの公式CD。大半がフォルジュルネ音楽祭でおなじみの顔ぶれですがライヴ録音ではなく、 既存盤のコンピレーションです。


CONTINUO Classics
CC-777-814(1CD)
105歳の現役ピアニスト
ラヴェル:「悲しげな鳥たち」〜組曲『鏡』より
ドビュッシー:悲歌
 「燃える炭火に照らされた夕べ」
 夜想曲
 アラベスク第1番ホ長調
フォーレ:夜想曲第6番 変ニ長調 Op.63
サティ:3つのグノシエンヌ
 3つのジムノペディ
 夜想曲第1番
 梨の形をした3つの小品より【@.開始のひとつのやり方/A.その延長/B.小品 I/C.小品 II/E.おまけにもうひとつ】
コレット・マズ(P)、
ヂェンヂェン・スー(P)*

録音:2019年/パリ
コレット・マズは1914年6月16日パリ生まれの女性ピアニスト。1935年から1940年までエコール・ノルマルでアルフレッド・コルトーにピアノを師事。 2019年6月現在、なんと105歳の現役ピアニストとして活躍し、母国フランスではテレビ番組をはじめ新聞でも大きく掲載され話題となっております。
1914年(大正3年)といえば伊福部昭(1914-2006)と同い年。また当アルバムに収録しているラヴェル、ドビュッシー、フォーレ、サティはマズが生を受 けた1914年には存命であったというから驚きです。さらに1876年ル・アーブル生まれのコレットの夫、エミール・マズ(コロンヌOの第2ヴァイオリ ン奏者)は生前サティと親交がありサティとの逸話もあったとのこと。コレットは夫をはじめ、師のコルトーなど音楽史に残る様々な音楽家から多くを吸収し、 2019年の現在も「世にも尊き至芸」ともいえる奇跡の演奏を聴かせてくれます。
ドビュッシーでは2001年に発見され話題となった最晩年1917年の小品「燃える炭火に照らされた夕べ」も収録。子供時代からドビュッシーの作品に親し んできたマズが満を持して録音した1曲です。また、ラヴェルの「悲しげな鳥たち」やフォーレの夜想曲第6番では玉を転がすような美しいタッチと、コルトー を思わせる独創的かつ感受性とイメージに富んだアプローチで演奏。そしてサティでは色合いや響きを探求し、空気感や雰囲気抜群の演奏を聴かせ、「梨の形 をした3つの小品」(短い7曲からなり当録音では5曲を収録)では愛弟子ヂェンヂェン・スーと息の合った4手連弾演奏を披露しております。
全体としてゆっくりとしたテンポで一音一音丁寧に紡ぎだすマズの演奏。当録音はコルトーの演奏法を実践する最後の愛弟子として現在に伝える非常に貴 重な記録といえます。 (Ki)

EDITION RZ
RZ-1030(1CD)
ヤーコプ・ウルマン(b.1958):「ソロV」(2013/2014) 〜ピアノのための ルーカス・リックリ(P)
(推敲:ルーカス・リックリ&ゾラ・マルティ 2016/18)

録音:2018年5月18日カルトホイザー教
会,バーゼル、60:10
Edition RZより定期的に作品集をリリースしているヤーコプ・ウルマンの最新アルバム。彼はケ ージ、ノーノから強い影響を受け、作品は徹頭徹尾、ピアニッシモを貫く特異な作風を持つ作 曲家として知られます。この作品はピアノのための、と注釈があるものの音響上かなりのエフェクト がかけられており純粋な演奏会用のピアノ曲ではない。薄い墨が和紙に染みわたってゆくよう なリヴァーブ、意味深な効果音など、一種のアンビエント、メディテーション・ミュージックとして楽 しめる。ブライアン・イーノ、ハロルド・バッド、モートン・フェルドマンが好きな人にお薦め。

CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-191(2CD)
モルデカイ・シェホリ、リストを弾く 第3集
リスト:超絶技巧練習曲集(初稿11 曲+華麗な即興曲,決定稿全12 曲)
練習曲第1 番ハ長調 Op.1-1/超絶技巧練習曲第1 番ハ長調 「前奏曲」/ 練習曲第2 番イ短調 Op.1-2/超絶技巧練習曲第2 番イ短調/ 練習曲第3 番ヘ長調 Op.1-3/超絶技巧練習曲第3 番ヘ長調 「風景」/ 練習曲第4 番ニ短調 Op.1-4/超絶技巧練習曲第4 番ニ短調 「マゼッパ」/ 練習曲第5 番変ロ長調 Op.1-5/超絶技巧練習曲第5 番変ロ長調 「鬼火」/ 練習曲第6 番ト短調 Op.1-6/超絶技巧練習曲第6 番ト短調 「幻影」
ロッシーニとスポンティーニの主題による華麗な即興曲 ホ長調 Op.3
超絶技巧練習曲第7 番変ホ長調 「エロイカ」/
練習曲第8 番ハ短調 Op.1-8/超絶技巧練習曲第8 番ハ短調 「荒々しい狩り」/ 練習曲第9 番変イ長調 Op.1-9/超絶技巧練習曲第9 番変イ長調 「回想」/ 練習曲第10 番ヘ短調 Op.1-10/超絶技巧練習曲第10 番ヘ短調/
練習曲第7 番変ホ長調 Op.1-7/超絶技巧練習曲第11 番変ニ長調 「夕べの調べ」 /練習曲第12 番変ロ短調 Op.1-12/超絶技巧練習曲第12 番変ロ短調 「雪かき」
モルデカイ・シェホリ(P)
録音:2018年夏 ネヴァダ州ラスベガス
第1 集(CEMBCD 116)、第2 集(CEMBCD 162)に続くモルデカイ・シェホリの久々のリスト集。リストの代表作、超絶技巧 練習曲集を収録しているのだが、なぜか2CD。この練習曲集をリストは2 度改訂し、つまり3 つの稿が存在する。シェホリは 初稿と第 3 稿である決定稿の二つを取り上げ、さらに各曲を対応するよう続けて演奏しています。こうすることで初稿から決定 稿へと26 年の間にどのような変貌を遂げたのか一目瞭然になっています。 なお初稿の第 11 番はリストが改訂の際に外しており、初稿の第 7 番を手直しして決定稿の第 11 番に回しています。決定稿 の第 7 番「エロイカ」は序奏部分だけロッシーニとスポンティーニの主題による華麗な即興曲に基づいており、ここでもそれ を収録。したがって初稿の収録は第11 番を欠いた11 曲です。 企画も面白いが、もちろんシェホリの演奏もしっかりしたもの、派手に弾き鳴らすタイプではなく、じっくりと曲の味を引き出し ているのが素晴らしい。
CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-192(1CD)
モルデカイ・シェホリ、リストを弾く 第4集
パガニーニによる大練習曲(全6 曲)
3つの演奏会用練習曲(リナ・シュマルハウゼンのために書いたカデンツァ 1885 年 付き)】
2つの演奏会用練習曲
怒りをこめて
モルデカイ・シェホリ(P)

録音:2018年夏 ネヴァダ州ラスベガス
第3 集(CEMBCD 191)と平行して録音されたリストの第4 集は練習曲集。パガニーニによる大練習曲、3 つの演奏会用 練習曲、2 つの演奏会用練習曲、そして「怒りをこめて」と、リストらしい難曲が並んでいます。ここでもシェホリはじっくりと曲に 取り組んで味わい深い演奏を繰り広げています。有名なラ・カンパネッラにしてもこれ見よがしなところは皆無で、哀愁すら漂う しみじみした音楽に仕立てています。リスト弾きとしてのシェホリの見識が伺える1 枚だ。

DORON
DRC-5054(1CD)
フォルテピアノによるモーツァルト
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
幻想曲 ハ短調 K.475
グルックの「私たち愚かな民が思うには」による10の変奏曲 ト長調 K.455
アダージョ ロ短調 K.540
メヌエット ニ長調 K.355
幻想曲の断章 ハ短調 K.Anh.32
アンダンテ ヘ長調 K.616
ベルンハルト・ビレター(フォルテピアノ)

録音:2017 年6 月11,12 日 チューリヒ
モーツァルトのピアノ名曲をフォルテピアノで弾いています。ベルンハルト・ビレターは長 年チューリヒ音楽院でオルガン、フォルテピアノ、クラヴィコード、演奏慣習を教えて来た 人物。楽器は、アントン・ワルターが1785年頃に製作したウィーン式フォルテピアノのコピ ー(カール=ハインツ・フグ製作)を使用。

NEOS
NEOS-11902(1CD)
ハンス・オイゲン・フリシュクネヒト(b.1939):特殊オルガンのための作品集
(1)中全音律オルガンのための4 つの小品
(2)24 音律オルガンのための6 つの小品
(3)「Nov-Org」〜オルガン・プロジェクトORGAN-INNOV-UM のプロトタイプ2のための
3 つの絵
(4)「Nov-Org」〜オルガン・プロジェクトORGAN-INNOV-UM のプロトタイプ3のための
6 つの絵
(5)「Nov-Org」〜ビール・パリッシュ教会のオルガンのための4 つの絵
ハンス・オイゲン・フリシュクネヒト(Org)

録音:2004-2009年
フリシュクネヒトはスイス出身の作曲家、オルガニスト。ベルリンでボリス・ブラッハー、ヨゼフ・ ルーファー、エルンスト・ペッピングに学んだ後、パリでメシアンに師事した。彼は音律に関心 があり、このディスクには平均律以外の様々な調律によるオルガン作品が収録されています。特 殊な調律・微分音音楽はヴィシネグラツキ、ハーバ、ハーリー・パーチ、テリー・ライリー(日本で は冷水ひとみ、藤枝守など)と多くの先例があるが、制作、調律に手間がかかる本物のパイプ・ オルガンによる作品集は極めて珍しい。分厚い音が持続するオルガンによる微分音は壮絶な 迫力があり聴きごたえ充分。通常の感覚は奪われ、聴き手は荒れ狂う海に漂う小舟に乗った 気分。船酔い必至(笑)!
NEOS
NEOS-11906(1CD)
「走る詩人を捕まえるために」〜ハープシコードのための新しい作品集
(1)マルガレータ・フェレク=ペトリッチ(b.1982):「イスタラトゥ」(2016)
(2)ラファエル・ナシフ(b.1984):「空のフォーム」(2017)
(3)クリスティアン・ディエンドルファー(b.1957):「PSI」(2005)
(4)クリスティアン・ディエンドルファー:「PSI ソング」(2010)
(5)シルヴィー・ラクロワ(b.1959):「クーラント」(2013)
(6)ペーター・ヤコーバー(b.1977):「浸透」(2017)〜ハープシコードとテープのための
(7)タマラ・フリーベル(b.1975):「自分の生まれ変わりと踊る」(2017)〜ハープシコードと
ピンポン球のための
(8)マヌエラ・ケーラー(b.1980):「グラナット」(2017)
(9)ハンネス・デューフェック(b.1984):「逮捕の映像」(2014/2017)
マヤ・ミヤトヴィッチ(Cemb)

録音:2017-2018年
マヤ・ミヤトヴィッチはウィーンを拠点に活動するハープシコード奏者でフルーティストとして も活動しています。現代音楽に精通し新作の委嘱初演を数多く行っています。収録されているのは 若手から中堅世代の作曲家の作品。それぞれの視点からハープシコードの可能性を探る佳 作ぞろいだが、中でも弾くと内部に付けてあるピンポン・ボールが跳ねて音を出すフリーベル の「自分の生まれ変わりと踊る」、ヤコーバー作曲ハープシコードとテープのための「浸透」の パンクロックと見紛うアナーキーな作品が聴きもの。

ALBANY
TROY-1759(1CD)
「コネクションズ」〜オリヴィエ・メシアンと彼の弟子たちの音楽
メシアン:「苦悩の鐘と別れの涙」〜前奏曲集より
トリスタン・ミュライユ(b.1947):「別れの鐘と微笑み」〜オリヴィエ・メシアンの追憶に
ブーレーズ(1925-2016):「12 のノタシオン」
メシアン:鳥たちの小スケッチ
ミシェル・メルレ(b.1939):「ジュード・クアレ」
 「パッサカリアとフーガ」*
メシアン:「喜びの精霊のまなざし」〜幼子イエスに注がれる20 のまなざしより
マシュー・オデル(P)

録音:2017年10月〜2018年5月、オクタヴェン・オーディオ、ニューヨーク州マウント・ヴァーノン
*=世界初録音
アルバム・タイトル通りメシアンと彼の 3 人の高弟のピアノ曲を収め、メシアンが彼らに 与えた三者三様の影響と受容の形を探る。ミュライユはスペクトル楽派の創始者で師匠メ シアンに捧げた追悼曲、ブーレーズは言わずと知れた巨匠で、ここに収められた「ノタシ オン」は比較的若い頃のセリーで書かれた作品。メルレは日本ではあまり知られていない が、ここの3 人の中で最もメシアンの影響を感じさせる。マシュー・オデルはアメリカのピア ニスト。メシアンからジョン・アダムズまでの様々な現代音楽をレパートリーとしているユニ ークなピアニスト。また歌曲の伴奏でも定評がありシャーリー=カークやメトロポリタン歌劇 場のメンバーとの共演でも知られています。

CAvi
4260085-534036(1CD)
ムソルグスキー:展覧会の絵
ガーシュウィン:3つの前奏曲
アール・ワイルド:ガーシュウィンの歌曲による7つの超絶技巧練習曲集より(第3曲 The Man I Love/第4曲 Embraceable You/第7曲 Fascinatin' Rhythm)
アール・ワイルド:ラフマニノフの歌曲からのピアノ編曲(夜の静けさ Op.4-3/夢 Op.38-5/小さな島 Op.14-2/春の水 Op.14-11/此処は素晴らしい場所 Op.21-7)
ベンジャミン・モーザー(P)

録音:2018年1月/ダーレム、イエス・キリスト教会
1981年にミュンヘンの音楽一家に生まれたベンジャミン・モーザーは、2003年アルトゥール・シュナーベル・コンクール第1位、2007年チャイコフスキー 国際コンクール5位入賞および聴衆賞など華々しい経歴を持つ若き名手。ベートーヴェンとシューベルトの最後のソナタを収録したアルバム(4260085533190) に続く2枚目のアルバムが登場。大曲『展覧会の絵』やアール・ワイルドが編曲した歌曲などを収録しており興味深い内容となっています。ラフマニノフの歌曲 の編曲版はめっぽう美しい逸品。
CAvi
4260085-531455(1CD)
バッハ:ゴルドベルク変奏曲 BWV 988 ステパン・シモニアン(P)

録音:2017年5月/NDRロルフ・リーバーマン・スタジオ
1981年生まれでモスクワのチャイコフスキー音楽院で学び、非常に優れたバッハ弾きとして名を知られているステパン・シモニアン。バッハの最高傑作のひとつ、 ゴルトベルクの録音が登場です。清楚でくっきりとした響きをベースとした正攻法の演奏ながら、モダン・ピアノならではの力強いタッチや生き生きとしたアクセ ントが利いており、安心して楽しみつつ、変奏曲それぞれの新たな魅力も発見できる快演となっています。 (Ki)


Profil
PH-19030(4CD)
アシュケナージ/初期録音集
■Disc1
1955年第5回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
ショパン
(1)バラード第2番ヘ長調Op.38
(2)マズルカ第21番嬰ハ短調Op.30の4
(3)マズルカ第29番変イ長調Op.41の4
(4)ノクターン第3番ロ長調Op.9の3
(5)エチェード嬰ト短調Op.25の6
(6)エチュードハ長調Op.10の1
(7)前奏曲嬰ハ短調Op.45
(8)ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」
(9)エチュードヘ長調Op.10の8
(10)エチュードヘ長調Op.25の3
(11)スケルツォ第4番ホ長調Op.54
(12)舟歌Op.60
■Disc2
ショパン
(1)12の練習曲Op.10
(2)12の練習曲Op.25
■Disc3 71’53”
(1)リスト:メフィスト・ワルツ第1番
(2)鬼火〜超絶技巧練習曲集より
(3)ショパン:マズルカ第35番ハ短調Op.56の3
(4)同:マズルカ第36番イ短調Op.59の1
(5)同:華麗なワルツ第2番変イ長調Op.34の1
(6)同:ワルツ第6番変ニ長調Op.69の1「小犬」
(7)同:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
(8)ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲Op.42
■Disc4 60’50”
(1)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
(3)同:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
ヴラディーミル・アシュケナ ージ(P)


■Disc1
録音:1955年/ワルシャワ(ライヴ)(1)-(11)、61年(12)/モスクワ

■Disc2
録音:1959年、60年クワ

■Disc3
録音:1957年(1)-(6)(8)/ベルリン、1961年(7)/モスクワ

■Disc4
録音:1957年(1)、1959年(2)(3)/ベルリン

全てモノラル
ヴラディーミル・アシュケナージといえば現役最高のピアニストのひとりですが、今から60年ほど前に彗星のように現れた際は世界のピアノ界に衝 撃がはしりました。まだ高校生だった1955 年に第 5 回ショパン国際ピアノ・コンクールに出場、第 2 位という結果に審査員のミケランジェリが立腹し てその任を辞したことがニュースとなりました。
まず何より鮮やかなテクニックと若々しい覇気に驚かされます。ショパン・コンクールの実況録音は「英雄ポロネーズ」などこれまでも聴くことがで きましたが、ディスク1枚分もあるのは壮観。Op25の6の三度のエチュードは、あまりに早く完璧に弾いたため聴衆や審査員を凍りつかせたと語り 草になっていたものを、ここでついに実体験できます。 このほか20歳頃にベルリンで行なったライヴで強烈なリストとプロコフィエフ、さらには端正なベートーヴェンに聴き惚れてしまいます。若きアシュ ケナージは不思議に輝く強音と透明な弱音、旧ソ連派ながらガンガン弾く超絶系ではなく詩的で自然な演奏が新鮮。ピアノ好きなら心から興奮させら れる演奏です。

OEHMS
OC-1707(1CD)
NX-B03
19世紀初頭、ウィーンで作曲されたピアノ曲集
クララ・シューマン:スケルツォ Op.10
 3つのロマンス Op.11
シューベルト:ハンガリーの旋律 ロ短調 D817
即興曲 変ロ長調 Op.142-3
ディアベリの主題による変奏曲[7.主題/8.第26変奏:モシェレス/9.第16変奏:フンメル/10.第18変奏:カルクブレンナー/11.第28変奏:フランツ・クサヴァー・モーツァルト/12.第24変奏:リスト/13.第38変奏:シューベルト/14.第44変奏:ウムラウフ(1781-1842)]
ベートーヴェン:ポロネーズ ハ長調 Op.89
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
エレナ・ガポネンコ(P…ベヒシュタインD282 )

録音:2018年10月22-24日 イエス=キリスト教会 ベルリン
ピアノ、チェロの2つの楽器を弾きこなすエレナ・ガポレンコ。ロシア生まれの彼女の目を通して描かれる1815年から 1840年頃のウィーンの音楽集は、ウィーンという都市が音楽の首都であり、世界中の音楽家の憧れの街であることを 教えてくれます。アルバムはクララ・シューマンの夢見るようなスケルツォとロマンスで始まり、ウィーンを象徴するシューベル トの作品から、出版業者ディアベリがとりまとめた「当時、ウィーンで活躍していた音楽家たち」の作品を経て、ベートー ヴェンの珍しいポロネーズをはさみ、最後はシューマンの「ウィーンの謝肉祭の道化」で幕を閉じるというストーリー性豊か な選曲になっています。

CONTINUO Classics
CC-777-813(1CD)
「夜想曲」
(1)シューマン:夕べに〜幻想小曲集 Op.12より
(2)フォーレ:夜想曲第6番
(3)ドビュッシー:月の光
(4)シューマン:夜に〜幻想小曲集 Op.12より
(5)ショパン:夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1
(6)リスト:愛の夢第3番
(7)ドビュッシー:月の光が注ぐテラス〜前奏曲集第2巻より
(8)ドビュッシー:グラナダの夕べ〜版画より
(9)ブゾーニ:できごと(夜曲)〜悲歌集より
(10)ブゾーニ:夜のワルツ〜悲歌集より
(11)メンデルスゾーン(ラフマニノフ編):スケルツォ〜真夏の夜の夢より
ラファエル・エプステイン(P;Fazioli)

録音:2018年11月6日/ムードン
フランスの名手ラファエル・エプステインが「夜」にまつわるピアノ作品を録音しました。「夜」といえばショパンやフォーレなどの夜想曲をイメージしますが、 この他にも様々な作曲家が名作を残しました。バッハのシャコンヌのピアノ編曲者としても知られるブゾーニが作曲した悲歌集(全7曲)の第5曲「夜のワルツ」、 第6曲「できごと(夜曲)」も夜にまつわる作品で、ブゾーニらしいテクニックと豊かな旋律が魅力です。また、ラフマニノフ編曲のメンデルスゾーンの真夏の夜 の夢よりスケルツォも注目で、ラフマニノフの香りを呈したメンデルスゾーンともいえる名編曲です。
ラファエル・エプステインはパリ・コンセルヴァトワール及びパンテオン・ソルボンヌ大学でピアノを学び、その後ジェイ・ゴットリーブから薫陶を得ました。 2000年バッハ・コンクール・イン・パリにて優勝、2009年ミロシュ・マギン国際コンクールで第3位などのコンクール受賞歴を誇ります。エプステイン は室内楽の分野のスペシャリストとしても活躍し、2016年にはフルートの杉山ゆうこ、ヴァイオリンのルッジェロ・カプラニコとともに「トリオ・スリーズを結成。 「古代のメダル」(CC777 726)と題したアルバムでも高い評価を得ております。 (Ki)

arcantus
ARC-17008(1CD)
「Joy of Bach」
バッハ:「来たれ聖霊、主なる神」によるファンタジア BWV651
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
小フーガ ト短調 BWV578
前奏曲とフーガ ト長調 BWV550
「目覚めよ、と呼ぶ声あり」 BWV645
トリオ ト長調 BWV1027a
協奏曲 ニ短調 BWV596(原曲:A.ヴィヴァルディ RV565)
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532
「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」 BWV622
中田恵子(Org/マルク・ガルニエ1984年製作)

録音:2016年9月/サン・ジャン教会、ベルフォール(フランス)
2013年のアンドレ・マルシャル国際オルガンコンクールの覇者、中田恵子がオール・バッハ・プログラムのデビュー盤「Joy of Bach」をリリースしま す。東京藝術大学大学院音楽研究科の修士論文では、バッハのトッカータ ハ長調 BWV564をめぐる演奏解釈を論じるなど、演奏だけでなくバッハ作 品の造形も深い中田。バッハへの敬愛を感じる充実の演奏を聴かせ、一音一音丁寧に紡ぎだされる音色で聴き手を魅了します。収録作品はトッカータとフー ガ ニ短調 BWV565、小フーガ ト短調 BWV578、「目覚めよ、と呼ぶ声あり」 BWV645など誰もが耳にしたことのある名曲から前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532、同ト長調 BWV550など、技巧的にして華やかな作品も収録しております。オルガンはフランス、ベルフォールにあるサン・ジャン教会に据え 付けられたマルク・ガルニエ1984年製作を使用。澄みきった音色が教会に響き渡ります。また、当録音ではBISレーベルの数多くの名録音でも知られる ハンス・キプファーが担当していることも注目です。中田恵子の師、鈴木雅明氏も推薦する注目の録音が登場です! (Ki)
『オルガニスト中田恵子、何と溌剌とした息吹であろうか!バッハの躍動、ガルニエ・オルガンの輝かしさ、そして彼女の弾けるような、ひたむきな演奏が、この比類ないCDを作り上げています。』(鈴木雅明)

la musica
LMU-016(1CD)
ラヴェル:作品集
(1)高雅にして感傷的なワルツ
(2)ピアノ三重奏曲
(3)クープランの墓
(4)ツィガーヌ
(1)ドニ・パスカル(P)
(2)ドニ・パスカル(P)、オーレリアン・パスカル(Vc)、スヴェトリン・ルセフ(Vn)
(3)デイヴィッド・ライヴリー(P)
(4)ツデイヴィッド・ライヴリー(P)、スヴェトリン・ルセフ(Vn)

録音:2015-2017年
サル・ガヴォーにて初演されたラヴェル作品を集めた1枚。スヴェトリン・ルセフはプーレやカントロフに師事、2008年からはカントロフの後任としてパリ国 立高等音楽院で後進の指導にあたっている名手です。ピアノのデイヴィッド・ライヴリーは、APARTEレーベルでもおなじみのアメリカ生まれのフランス人ピアニ ストで、カーターやコープランドといった20世紀のアメリカ作品のほか、幅広いレパートリーの実力派です。1994年生まれの注目のフランスのチェリスト、オー レリアン・パスカルら、豪華演奏者陣による演奏でお楽しみいただけます。 (Ki)

arcantus
ARC-19012(1CD)
「世界は(あなた)私たちのもの」
(1)アンナ・クライン(1980-):「Rest These Hands」(2009/2014チェロ版)
(2)シベリウス:主題と変奏〜チェロのための(1887)
(3)藤倉大(1977-):「Eternal Escape」〜チェロのための(2001/2006)
(4)ラウタヴァーラ(1928-2016):無伴奏ソナタ(1969)
(5)ヨハン・ウレーン(1972-):「The Dark Triad Psychological Tango Traits」(2017)
カティ・ライチネン(Vc)

録音:2018年3月、10月/ギレスタ教会(スウェーデン)
フィンランド出身のチェロ奏者カティ・ライチネンが5人の作曲家の無伴奏チェロ作品を録音しました。1980年生まれのイギリスの女性作曲家アンナ・クラ インは現在最も注目されている現代作曲家で、リッカルド・ムーティがシカゴSOとの演奏会で彼女の作品を取り上げるなど、近年ますます評価を上げてい ます。ここに収録した「Rest These Hands」は2009年にヴァイオリンのために作曲された作品を2014年にチェロ版として発表された無伴奏作品。エキゾ チックな旋律と重音の持続音が何ともいえないインパクトがあります。この他、シベリウスの主題と変奏、世界的に活躍する日本人作曲家、藤倉大の「Eternal Escape」、ラウタヴァーラの無伴奏ソナタ、そしてカティ・ライチネンに捧げられたヨハン・ウレーンの「The Dark Triad Psychological Tango Traits」が 収録されております。それぞれの作曲家の個性を示した注目の無伴奏チェロ作品集です! (Ki)

オクタヴィア
OVCT-00166(1CD)
2019年6月19日発売
中桐望/ショパン:ピアノ作品集
ロンド ハ短調 作品1
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
変ホ長調 作品22
夜想曲第20番嬰ハ短調 (遺作)
「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
ピアノ協奏曲第2番へ短調 第2楽章より ラルゲット
バラード第3番変イ長調 作品47
スケルツォ 第2番変ロ長調 作品31
ワルツ第6番変ニ長調 作品64-1 「子犬のワルツ」
ワルツ第7番嬰ハ短調 作品64-2
ワルツ第8番変イ長調 作品64-3
舟歌 嬰ヘ長調 作品60
中桐望 (P)

録音:2019年2月5日-7日神奈川県立相模湖交流センター
中桐望は東京藝大を首席で卒業、日本音楽コンクールで第2位、マリア・カナルス国際音 楽コンクール(バルセロナ)や浜松国際ピアノコンクールでも第2位(歴代日本人最高位) を受賞するなど、内外のコンクールで活躍。ポーランドに留学し、名ピアニストのエヴァ・ ポブウォツカに師事し研鑽を積んでいます。ショパンの初期から後期までの幅広いプログ ラムを、歌うようにピアノを弾くことで作品の特質を、みずみずしくすくい上げています。デ ビュー・アルバム「ショパン&ラフマニノフ」で称賛を集めた中桐望の、輝かしき第2作で す。(オクタヴィア)

APR
APRCD-6030(2CD)
フレンチ・ピアノ・スクール〜ジャン・ドワイアン
■CD1
(1)ショパン:モーツァルトの歌劇 「ドン・ジョヴァンニ」 の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲変ロ長調 Op.2
(2)ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23
 (3)バラード第2番ヘ長調 Op.38
 (4)バラード第3番変イ長調 Op.47
 (5)バラード第4番ヘ短調 Op.52
 (6)ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1 「小犬」
 (7)ワルツ第11番変ト長調 Op.70-1
(8)リスト:3つの演奏会用練習曲 S.144
 (9)2つの演奏会用練習曲 S.145
■CD2
(1)シャブリエ(シュヴィヤール編):スペイン(ピアノ独奏版)
(2)シャブリエ:気まぐれなブーレ
(3)サン=サーンス:ウェディングケーキ Op.76
(4)フォーレ:バラード第2番ト長調 Op.41
 (5)夜想曲第6番変ニ長調 Op.63
(6)ドビュッシー:映像第1集 L105
 (7)映像第2集 L120より 第3曲「金色の魚」
(8)ラヴェル:夜のガスパール
ジャン・ドワイアン(P)

■CD1
(1)ジャン・クレットリー(指)、
オーケストラ不明/録音:1936年1月
(2)録音:1941年2月27日
(3)〔録音:1941年2月28日
(4)録音:1941年2月28日
(5)録音:1941年2月27日
(6)録音:1941年2月28日
(7)録音:1941年2月28日
(8)録音:1943年3月3日
(9)録音:1935年6月−7月頃
■CD2
(1)録音:1930年頃
(2録音:1935年前半
(3)カントレル五重奏団/録音:1935年8月
(4)録音:1935年前半
(5)録音:1937年2月23日
(6)録音:1943年3月15日
(7)録音:1935年前半
(8)録音:1937年5月19日

録音:1930年−1943年
約150年間の歳月の中で、パリ音楽院の名教師たちによって育まれた独特のスタイルと名ピアニストたちの演奏を現代に蘇らせるAPRの新シリーズ「フレンチ・ピアノ・スクール」。第1集「マリウス=フランソワ・ガイヤール&カルメン・ギルベール」(APR 6025)、第2集「ヴィクトル・スタウ&ラザール・レヴィ」(APR 6028)に続くシリーズ第3集。
パリ出身のジャン・ドワイアン(1907−1982)は、パリ音楽院でルイ・ディエメ、マルグリット・ロンらに学び、自身もパリ音楽院のピアノ教師として1941年〜1977年まで(パリ音楽院史上2番目に長くピアノ教師として貢献)、多くのピアニストを育て、フレンチ・ピアノ・スクールの礎を築いてきたピアニストです。
フランス音楽に加え、ショパンも重要なレパートリーとしていたジャン・ドワイアンの初期録音から、CD1はショパンとリスト、CD2はシャブリエ、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェルなどのフランス音楽を収録。定評あるAPRの復刻で、ジャン・ドワイアンの寛大な詩情を伴う華麗な技巧が明らかになります。

Guild
GMCD-7816(1CD)
フランク:オルガン作品集
3つのコラール/パストラーレ
Op.19/交響的大曲 Op.17
デイヴィッド・M.パトリック(Org)

録音:2017年8月3日&10月27日、2018年4月6日、2019年1月4日
ウェストミンスター大聖堂とウェストミンスター寺院の両方で演奏経験を持つ名手で、ロマン派と現代のフランス音楽を特に専門とするイギリスのベテラン・オルガニスト、デイヴィッド・M.パトリック(b.1947)。
最新プロジェクトは、聖オルバン大聖堂の壮麗なハリソン&ハリソン・オルガンを弾いた、セザール・フランクの偉大なオルガン作品集。
Guild
GMCD-7804(1CD)
デュリュフレ:オルガン作品集
ヴィエルヌ:3つの即興曲
デュリュフレ:顕現節の入祭唱への前奏曲 Op.13、
 前奏曲, アダージョと「来たれ創り主なる聖霊」によるコラール変奏曲 Op.4、
 スケルツォ Op.2、
 ソワッソン大聖堂の時報の鐘の主題によるフーガ Op.1、
 アランの名による前奏曲とフーガ Op.7、
 組曲 Op.5
デイヴィッド・M.パトリック(Org)

録音:1996年3月19日、5月1日、7月29日、8月21日
ウェストミンスター大聖堂とウェストミンスター寺院の両方で演奏経験を持つ名手で、ロマン派と現代のフランス音楽を特に専門とするイギリスのベテラン・オルガニスト、デイヴィッド・M.パトリック(b.1947)。
1996年にコヴェントリー大聖堂のオルガンを弾いたデュリュフレのオルガン作品集がGuildから復刻! BBCミュージック・マガジンでは1997年の「Critic's Choice of the Year(年間批評家賞)」に選ばれ、2006年5月のBBCプログラム「Building a Library」では3つの推薦録音(three highly recommended recordings)の最終リストに残った、パトリックの代表的名録音です。

DIVINE ART
DDA-25183(1CD)
NX-B07
ガーシュウィン作品による2台ピアノ編曲集
「ポーギーとベス」-情景
ディヴァーションズ
「前奏曲」組曲
「パリのアメリカ人」再訪
"By Strauss"&"I Got Rhythm"
Piano a Deux(ピアノ・デュオ)【リンダ・アン・ストゥッドリー&ロバート・ストゥッドリー】

録音:2018年8月1.2.7日
Piano a Deuxという名前のストゥッドリー夫妻によるピアノ・デュオ。彼らはポップスからクラシック作品までの幅広いレパート リーを持ち、クルーズ船上で演奏することで乗客たちを大いに楽しませています。デビュー・アルバムではフランス・ロマン派か ら近代までのオリジナル作品を演奏していましたが、実は彼らは名アレンジャーでもあり、ほとんどの曲は自分たちで2台ピアノに編曲、ひねりを効かせたタイトルを付けることで、オリジナル作品に楽しい味付けを施しています。このガーシュウィン・アル バムもそんな1枚。良く知られた旋律が自由自在に繋ぎ合わされ、新たな表情を次々と見せています。

DIVINE ART
DDA-25185(1CD)
NX-B07
カーソン・クーマン(1982-):オルガン作品集 第10集
使徒フィリポの前奏曲 Op.1243(2017)
使徒アンデレの前奏曲 Op.1242(2017)
ヨゼフ讃歌による行列、間奏曲と典礼 Op.1241(2017)
オルガンのためのインヴェンション 第1巻 Op.1238(2017)
組曲 ヘ長調 Op.1246(2017)
アンドレアス・ヴィルシャーの讃歌によるパストラーレ Op.1228(2017)
アンドレアス・ヴィルシャーのモテットによるヴォタンタリー Op.1233(2017)
2つの主題による後奏曲 Op.1245(2017)
曲 ト長調 Op.1247(2017)
ソナチネ第4番Op.1234(2017)
エリック・シモンズ(Org)

録音:2017年10月
既に1200曲以上の作品を発表している1982年生まれの作曲家カーソン・クーマン。彼の創作の泉は枯れることはありま せん。この第10集目となるアルバムに収録されているのは、全て2017年に作曲された作品。宗教的な曲だけでなく、古 典的な組曲も含まれており、技巧的かつ贅を尽くしたオルガンの響きを存分に楽しむことができます。「オルガンのためのイン ヴェンション」は意外なほどシンプルな旋律が却って魅力的。シリーズを通して演奏するエリック・シモンズはクーマンの最大の 理解者であり、第11集の発売も既に予定されています。

TOCCATA
TOCC-0511(1CD)
NX-B03
カロル・ラートハウス(1895-1954):ピアノ作品集 第1集
5つのピアノ小品 Op.9(1924)
ピアノ・ソナタ 第2番Op.8(1924/1927改訂)
3つのマズルカ Op.24(1928)
バレエ曲「最後のピエロ」より2つの小品(1626/1927改訂)
映画音楽「殺人者ディミトリ・カラマーゾフ」より3つの抜粋(1931)
ダニエル・ヌコウスキ(P)

録音:2018年12月10-12日
カジノ・バウムガルテン、ウィーン
※世界初録音
オーストリア・ハンガリー帝国の東に位置するタルノーポルに生まれたラートハウス。フランツ・シュレーカーの弟子として音楽を 学び、ベルリン高等音楽学校で作曲と音楽理論の教師となります。初期に発表した一連の交響曲や室内楽が高い評価 を受け、映画音楽の作曲家としても活躍を始めましたが、ユダヤ系の他の作曲家たちと同じく、ナチス政権によって「退廃 音楽作曲家」のレッテルを貼られ、オーストリアから脱出、パリ、ロンドンを経て最終的にニューヨークに移住。ただ、彼はこの 地で作曲科の教師として人望を得たため、その後も作曲家として幸せな生涯を送りました。このアルバムには初期に書か れたピアノ曲を中心に収録。オーストリアを拠点に華々しく活動していた頃の意欲作と、彼の名声を高めた映画音楽を ポーランド出身のピアニスト、ヌコウスキの演奏で楽しめます。

Nimbus
NI-7729(1CDR)
ベスト・オヴ・マーティン・ジョーンズ〜ディスカヴァー・エンリケ・グラナドス
グラナドス:演奏会用アレグロ Op.46
オリエンタル、カンシオン、変奏、間奏と終曲
エリセンダ/詩的な情景より 第1曲「子守歌」
祈りの書より 第2曲「冬」/風景 Op.35
詩的な情景第2集/練習曲
ロマンティックな情景より 第2曲〜第6曲
マーティン・ジョーンズ(P)

録音:1995年、1999年、2000年、2001年、コンサート・ホール(ワイアストン・レイズ)
知られざる秘曲から名曲集までを広くカバーし膨大なレパートリーを誇るNimbusの看板ピアニスト、マーティン・ジョーンズ。全6巻に及んだエンリケ・グラナドスのピアノ作品全集(NI-1734)から魅力的なエッセンスを抽出したベスト盤。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Profil
PH-19027(2CD)
ハイドン:変奏曲と小品
カプリッチョ ト長調Hob.]Z:1
20の変奏曲イ長調Hob.]Z:2
12の変奏曲変ホ長調Hob.]Z:3
幻想曲ハ長調Hob.]Z:4
6つの変奏曲ハ長調Hob.]Z:5
変奏曲ヘ短調Hob.]Z:6
5つの変奏曲ニ長調Hob.]Z:7
アダージョ ト長調Hob.]X:22/U
変奏曲ハ短調「ロクスラーヌ」Hob.T:63
アレグレット ト長調Hob.]Z:10
アダージョ ヘ長調Hob.]Z:9
ドイツ国歌による変奏曲Hob.V:77/U
12のドイツ舞曲Hob.\:12
エカテリーナ・デルジャヴィナ(P)

録音:2016年11月29 / 30日/ザールラント放送
ハイドンのピアノ・ソナタ全集(PH12037)に続くデルジャヴィナのハイドン第2弾は変奏曲を中心とした小品集。楷書的ながら独自の解釈がユニークで話題 となった前作にひきつづき、今回も驚くほど新鮮なハイドン像が出現します。タイトルだけみると同じようですが、「カプリッチョ」はドイツ民謡「8人のへぼ仕立屋」を、 「12の変奏曲」は弦楽四重奏曲第20番のメヌエットを主題にしており、「変奏曲ヘ短調」はハイドンらしからぬ悲痛な感情にあふれています。また、弦楽四重 奏曲第77番「皇帝」の第2楽章による変奏曲はオーストリア(現ドイツ)国歌を主題としていて、ピアノ版でも格調高く美しさの極みです。
エカテリーナ・デルジャヴィナは1967年生まれ、グネシン音楽学校でウラジーミル・トロップに師事、1993~2006まで母校、2003年からはモスクワ音楽 院で教えています。フォルジュルネ音楽祭に出演して日本でも注目される逸材です。 (Ki)
Profil
PH-18092(1CD)
モーツァルト:「女ほど素晴らしいものはない」による8つの変奏曲K.613
 「ああ、お母さん聞いて(きらきら星)」による12の変奏曲K.265
 ロンド イ短調K.511
リスト:「ドン・ジョヴァンニ」の回想
モーツァルト(ビゼー編):ドン・ジョヴァンニのセレナード
ショパン:「お手をどうぞ」による変奏曲Op.2
ルイザ・ボラク(P)
ホリア・アンドレースク(指)
ルーマニア国立放送O

録音:2010年10月/ブカレスト放送(ライヴ)
前作「エネスコを讃えて」で、その高度なピアニズムとマニアックな選曲が話題となったルイザ・ボラク。1968年ルーマニア生まれのベテランで、今回はモー ツァルトに挑戦。名作オリジナル作品3篇に加え、難曲として知られるリストの「ドン・ジョヴァンニ」の回想と、ショパンが「ドン・ジョヴァンニ」の「奥様、 お手をどうぞ」を主題にしたピアノとオーケストラのための変奏曲も収録という贅沢盤。 ボラクならではのマニアックなのが、ビゼーがピアノ用に編曲した「ドン・ジョヴァンニのセレナード」。ビゼーは若い頃生活のために各種の編曲を行ないましたが、 なんと「ドン・ジョヴァンニ」全曲をピアノ独奏用(歌なし)にしています。ビゼーはリストを驚かすほどのピアノの腕前を持っていたため、この編曲も極めてピ アニスティックに仕上げられています。アルバムタイトルは「愛のモーツァルト」ですが、「モーツァルトを讃えて」であること間違いなしと申せましょう。 (Ki)

DACAPO
MAR-8.226150(1CD)
NX-B06
フィニ・ヘンリクス(1867-1940):ピアノ小品集
格言 Op.6-私は愛する
絵画帳(1899)
メロディによるプロフィール Op.38(1911)
クリスティーナ・ビェルケ(P)

録音:2018年6月24-26日
フィニ・ヘンリクス(ヘンレゲスとも)は、19世紀から20世紀初頭のデンマーク音楽界を牽引した一人。彼の作品 は、どれも美しい旋律を持ち、親しみやすいサロン風の雰囲気を備えています。このアルバムに収録された「絵画帳」 は子供向けの作品で、比較的平易な技巧のみで演奏できるように書かれていますが、1曲1曲に丹念な表情付け がなされており、聴いているだけでも楽しい曲集です。「メロディによるプロフィール」と「エロティック」は少し高度な作 品。タイトルも感情の移ろいを表すものが多く、ニュアンスのある演奏が求められます。ピアニスト、ビェルケはヘンリク ス作品のエキスパートです。

Gramola
GRAM-99187(1CD)
NX-B06
3人の作曲家による小品集
モーツァルト:「女ほど素敵なものはない」の主題による8つの変奏曲 K613
プロコフィエフ:サルカスム(風刺) Op.17
ベートーヴェン:ディアベリのワルツによる33の変奏曲 Op.120
ハンナ・バッハマン(P)

録音:2018年8月1-3日
録音時25歳。オーストリア出身のピアニスト、ハンナ・バッハマンが弾く「ユーモラス」なピアノ曲集。冒頭のモーツァルトの 作品は、当時流行していた歌芝居「馬鹿な庭師」の中の最も有名なアリア「女ほど素敵なものはない」を主題にした8 曲からなる変奏曲。このころのモーツァルトは生活に困窮していましたが、作品からはそんなそぶりは全く感じられず、全 編、彼らしい天真爛漫さが溢れています。プロコフィエフの「風刺」は2分ほどの小品5曲で構成された組曲。強調された リズム、いびつな和声進行など、刺激的な音の連続が魅力的。ベートーヴェンの「ディアベリ変奏曲」は、「変奏曲を書く ように」と送られてきたディアベリのワルツ主題を、ベートーヴェン自身が「靴屋の継ぎ皮」とけなしたとか。とはいえ、いろい ろと世話になっていたこともあり、自分ですべての変奏曲を作ろうと思い立ったベートーヴェン、その主題をもとに見事な 大作を創り上げたというもの。すでにジョークの域を超えた名作です。バッハマンは48トラックすべての曲の性格を描き分 け、実に多彩な演奏を聴かせます。
Gramola
GRAM-99191(1CD)
NX-B06
無伴奏ヴァイオリンのための作品集
クライスラー(1875-1962):レチタティーヴォとスケルツォ=カプリース Op.6
ハンドシキン(1747-1804):無伴奏ヴィオリンのためのソナタ 第1番ト短調
Op.3-1
パガニーニ:カプリッチョ 第14番 変ホ長調 Op.1-14
ハンドシキン:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番変ホ長調 Op.3-2
パガニーニ:カプリッチョ 第24番イ短調 Op.1-24
ハンドシキン:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第3番ニ長調 Op.3-2
イザイ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番イ短調「ジャック・ティボーへ」Op.27-2
エレーナ・デニーソヴァ(Vn)

録音:1996年12月、2017年10月
ロシアのヴァイオリニスト、デニーソヴァが演奏する無伴奏ヴァイオリンのための作品集。「ロシアのパガニーニ」と呼ばれる 18世紀ロシアの作曲家でヴァイオリニストとしても活躍したハンドシキンの「3つの無伴奏ソナタ」を中心に、パガニーニ、 クライスラー、イザイの作品を配置、集中力の高い演奏を聴かせます。イタリア作品から薫陶を受けたといわれるハンド シキンの作品は、重音奏法などを徹底的に駆使した技巧的なもの。西欧風、ロシア風の雰囲気を兼ね備えた抒情性 豊かな旋律が魅力的です。アルバムタイトルの「Obsession 妄執」はイザイのソナタ 第2番の第1楽章から採られたも ので、イザイが語ったバッハへの「妄執」・・・「血と汗を流しながら、巨人に押しつぶされそうな思い」は、現代女性アー ティスト、ヴェロニカ・ニコルスカヤが描く“モハメド・アリ”を用いた印象的なアルバムジャケットにも反映されています。

OUR RECORDINGS
MAR-6.220672
(1SACD)
NX-B06
アクセル・ボロプ=ヨアンセン(1924-2012):ギター作品集
"floating islands" Op.169:5a (2002)〜Swebend ? Intro
Tristrophoni Op.163:1 (2000)
praeambula Op.72 (1974-1976)
"floating islands" Op.169:0 (2000) 〜 Poco Slentando
morceaux Op.73 (1974-75)
"floating islands" Op.169:2 (2000)〜Ligesom lidt tovende
"fur gitarre" Op.86 (1978-79)
"floating islands" Op.169:5b (2000)〜Swebend
フレゼリク・モンク・ラーセン(G)

録音:2018年6月4、5日、11月26,27日フレデンスボー城教会、デンマーク
リコーダー奏者ミカラ・ペトリとも縁の深いデンマークの作曲家、ボロプ=ヨアンセンによるギター作品集。ほぼ独学で作曲を学び、 「詩的」と表現されるボロプ=ヨアンセンの作風ですが、ここに収められた数々のギター作品も、ぽつぽつと言葉少なく語るような 音で広い空間を感じさせるものが多くなっています。中心となるのは19世紀イングランドの女流詩人エリザベス・バレット・ブラウニ ングの詩句にもとづく、彼の代表的なギター作品"floating islands"。ハーモニクス(倍音だけを鳴らす奏法)のみによるこの連 作の間に、ほかの作品を挟んでいくという独自の構成となっています。ギタリストのラーセンは1974年生まれのデンマーク出身。 王立オーフス音楽院で後進の指導にもあたる彼が、近年再評価の機運が高まる故国の作曲家の遺産を、深い共感を持って 表現しています。

Resonus
RES-10239(2CD)
NX-C08
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV846-869 スティーヴン・デヴァイン(Cemb)
ヨハン・クリストフ・フライシャー製1段鍵盤(1710頃、ハンブルク)による
コリン・ブース製2段鍵盤復元モデル(2000)

録音:2018年5月4-7日聖メアリー教会、バーゾール ノースヨークシャー
2002年にロイヤル・アルバートホールでデビューを飾ったスティーヴン・デヴァイン。2007年にはエイジ・オヴ・インライトメ ントOで初指揮を行い、以降、イギリスの主要コンサートホールで指揮者、奏者として活躍し、スイスではモー ツァルト祝祭オーケストラを指揮するなど幅広く活動しています。このアルバムは彼の鍵盤楽器奏者としての本領が発 揮されたものであり、作品のすみずみまで目が行き届いた精緻な演奏を披露しています。 使用しているのは1710年頃に制作されたクリストフ・フライシャーの復元モデル。楽器研究家としても知られるデヴァイ ンならではのチョイスが光ります。
Resonus
RES-10242(1CD)
NX-B05
フォルテピアノによるハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのソナタ集
ベートーヴェン:ソナタ ニ短調「テンペスト」Op.31-2
ハイドン:ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52
モーツァルト:ソナタ ヘ長調 K533/494
ヴァレヴァイン・ヴィテン(フォルテピアノ)
ヴァルター&ゼーネ(1805)によるジェラルド・トゥインマン復元モデル(2003)

録音:2017年5月25-28日イエス=キリスト教会、ベルリン ダーレム
オランダ出身、現在はベルリンを拠点に活躍する鍵盤楽器奏者ヴィテンのresonusデビューアルバム。18世紀終わり から19世紀の初頭に書かれたハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのソナタを、作品が書かれた当時のピアノの復元楽 器で演奏。「表現力を得るために新しい方法を模索している」というヴィテンの持ち味を最大に生かしたプログラムです。 楽器の繊細な音色もお楽しみいただけます。
Resonus
RES-10144(1CD)
NX-B05
ジョン・マッケイヴ(1939-2015):オルガン作品集
Dies Resurrectionis 復活(1963)
シンフォニア Op.6(1961)…世界初録音
前奏曲(1964)…世界初録音
ヨハニスのパルティータ Op.30(1964)…世界初録音
夜想曲(1964)…世界初録音
Le Poisson Magique 魔法の魚 パウル・クレーによる瞑想曲(1964/2004)…世界初録音
キャロル-前奏曲(2008)…世界初録音
エスペランツァ(2010)…世界初録音
トム・ウィンペニー(Org)
ハリソン&ハリソン・オルガン-アルバン大聖堂

録音:2014年8月20-21日アルバン大聖堂、ハーフォードシャー
イギリスの作曲家ジョン・マッケイブの生誕80年を記念したアルバム。初期の作品から晩年の作品まで幅広い選曲がな されており、多くの曲は世界初録音となります。アルバムのタイトルとなった「魔法の魚」はパウル・クレーの絵画にインス パイアされた作品。一種のパッサカリア(変奏曲)形式で書かれており、精巧な装飾が施された主題がさまざまな色合い を変えていくまさに絵画的な1曲です。演奏は現在イギリスを代表するオルガニストの一人、トム・ウィンペニー。作品の 魅力を存分に引き出しています。

Grand Piano
GP-794(1CD)
NX-B03
イヴァ・ミカショフ(1941-1993)のために書かれたピアノのためのタンゴ集
チェスター・ビスカーディ (b. 1948):INCITATION TO DESIRE (1984)
スコット・ペンダー (b. 1959):TANGO: MS. JACKSON DANCES FOR THE PEOPLE (1986)
セルバン・ニチフォア (b. 1954):TANGO FOR YVAR (1983)*
シュテファン・ヴォルペ (1902-1972):TANGO (1927)
フレデリック・ジェフスキ (b. 1938):STEPTANGLE (1985)
ブライアン・フェネリー (1937-2015):TANGOBLIQUE (1984, rev. 2004)
コリウン・アハロニアン (1940-2017):?Y AHORA? (1984)
ウィリアム・シメル (b. 1946):FROMAGE DANGEREUX (1984)
マイケル・ナイマン (b. 1944):A NEAT SLICE OF TANGO (1984)
ジャクソン・ヒル (b. 1941):TANGO NO TANGO (1985)
ジェフリー・マンフォード (b. 1955):TANGO-VARIATIONS (1984, rev. 2001)
トム・ジョンソン (b. 1939):TANGO (1984)
ダグラス・フィンチ (b. 1957):TANGO (1986)*
ミルトン・バビット (1916-2011):IT TAKES TWELVE TO TANGO (1984)
ロバート・バークマン (b. 1955):THORN-TORN LIPS (1984)
ニルス・ヴィーゲラン (b. 1950):TANGO A DEUX (1983)
マルロス・ノブレ (b. 1939):TANGO, OP. 61 (1984)
ピアソラ (1921-1992):LIBERTANGO (1973) (ハンナ・シバイエヴァ編)*
ハンナ・シバイエヴァ(P/Steinway, model D)

録音:2018年8月15日、2018年10月10日
ロバーサイド・スタジオ、ケルン、ドイツ
*=世界初録音
同時代のアメリカ音楽の普及に大きく貢献したピアニスト、イヴァ・ミカショフ。彼は世界中の127人もの作曲家にタンゴを委嘱 し、1983年から1991年の間に様々な種類の作品を受け取りました。ここにはそのうち、ミルトン・バビットによる12音のアプロー チ、トム・ジョンソンによるミニマル、マイケル・ナイマンによる極めて個性的な小品など17曲を収録。加えてピアソラの有名曲のア レンジも収めており、一口にタンゴと言っても実に多彩な音楽を楽しむことが出来ます。ピアニストのハンナ・シバイエヴァは神童と して頭角を現して以降、ハーグ音楽院などを経て、現在世界中で演奏活動を展開している逸材。このアルバム最後に収めら れた「リベルタンゴ」の編曲も行っています。
Grand Piano
GP-798(1CD)
NX-B03
ニコハヨス・ティグラニアン(1856-1951):アルメニア民族舞踊、ムガーム編曲集
アルメニア民族舞踊 ARMYANSKIYE NARODNIYE TANTSI (‘ARMENIAN FOLK DANCES’) (1935)
ミカエル・アイラペティアン(P/Steinway, Model D)

録音:2018年6月14日、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院大ホール、ロシア世界初録音
アルメニアの盲目の作曲家、ニコハヨス・ティグラニアンのピアノ作品集。故国アルメニアの民族舞踊を取材した小品集と、隣国アゼルバイジャ ン伝統の即興性を重視した大衆音楽ムガームをピアノ用に編曲した作品を集めています。元になった伝統音楽はイスラムの影響も聴かれ、 シンプルな印象ながら、実際は豊かなハーモニーと個性的なメロディに溢れています。これらをもとにしたピアノ曲も、独特の哀愁とリズムが反映 された実に面白い仕上がり。ピアニストのミカエル・アイラペティアンは1984年アルメニアの首都エレバン生まれ。作曲家としても活動しており、 アルメニア音楽の発掘と発展貢献、その普及に努めるスペシャリストです。
Grand Piano
GP-809(1CD)
NX-B03
ミカエル・アイラペティアン(1984-):A WHOLE IN 12- ピアノのための小品集 (2018) ミカエル・アイラペティアン(P/Steinway, model D)

録音:2018年7月4日チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院大ホール、ロシア
※世界初録音
1984年アルメニアの首都エレバンに生まれたアイラペティアンは、ピアニストとしての活動のほか作曲家、プロデューサーとしても活躍しており、 故国アルメニア音楽の発掘と発展貢献、その普及に努めるスペシャリストです。どんな音楽家も心象的に大きな体験が訪れた時、音楽が生 まれてくる、と語るアイラペティアン。これまでの自らの人生で大きなポイントとなった12の出来事を音楽で綴ったのがこの作品です。純ピアノ作 品としてのポストモダンともいえる、たいへん美しく聴きやすい音楽となっています。
Grand Piano
GP-810(1CD)
NX-B03
バラキレフ:ピアノ作品全集 Vol.4
スケルツォ 第1番ロ短調 (1856)
ノヴェレッテ イ長調 (1906)
荒野…10の歌曲より第2曲(1896/ソロ・ピアノ版 1898)
スケルツォ 第2番変ロ短調 (1900)
ファンダンゴ練習曲 (1856) 世界初録音
グリンカの主題によるスペインのセレナーデ (1902)
グリンカ:「ホタ・アラゴネーサ」によるカプリス・ブリラント (ピアノ編曲 1900)
ベルリオーズ:オラトリオ『キリストの幼児』より第2部「エジプトへの逃避」序曲 (ピアノ編曲 1864)
スケルツォ 第3番嬰ヘ長調 (1901)
スペインのメロディ (1902)
タネーエフ:ヴァルス・カプリス 第1番変イ長調 (ピアノ編曲 1900)
タネーエフ:ヴァルス・カプリス 第2番変ニ長調 (ピアノ編曲 1900)
ニコラス・ウォーカー (P)
スタインウェイ Model D

録音:2017年12月11-13日
セイント・シラス・ザ・マーティ教会・ロンドン
バラキレフのピアノ作品全集第4弾は、19歳の頃に書かれショパンやリストの影響が色濃いスケルツォ第 1番、60代の円熟期の作品で彼のピアノ曲の中でも人気のあるものの一つスケルツォ第2番など、3つの スケルツォを中心に編曲作品も収めたもの。師グリンカの影響でスペイン音楽に興味を持っていた彼が、 若き日に作ったファンダンゴ練習曲は世界初録音となっています。第1弾からこのシリーズを録音している ニコラス・ウォーカーは、英国王立音楽院とモスクワ音楽院で学び、ベートーヴェン演奏で高い評価を得て いるほか、2010年の没後100年イベントを英国で開催するなど、バラキレフのスペシャリストとして知られ ています。
Grand Piano
GP-792(1CD)
NX-B03
ポルトガルのピアノ作品集
ヴァスケス=ディアス:「暖炉:想い出と愛情で作られた」
ロペス=グラサ:「祖国の旅」 ポルトガル伝統のメロディによるピアノのための19の小品
フアナ・ガマ(P)
スタインウェイ Model B

録音:2018年7月23-26日
ここに収められた2人の作曲家は、ポルトガルという国のアイデンティティを作品に反映させているという点 で共通していますが、その表現方法はそれぞれの時代を反映して大きく異なっています。ロペス=グラサは 伝統音楽を詩的な形で積極的に取り込み、独裁政治に対抗する祖国への愛を育む作品を作ってきま した。対してヴァスケス=ディアスは自身の思いや感覚を通して伝統文化を解釈し、幼いころの風景やそ の変転への思いなどを作品に昇華させています。ピアニストのガマもポルトガルの出身で、クラシックのみな らず、映画音楽からダンスまで幅広く活躍しています。
Grand Piano
GP-803(1CD)
NX-B03
シャンドール・バラッシャ(1935-):ピアノ作品全集 Vol.1
「五人兄弟」 OT TESTVER (‘FIVE BROTHERS’), OP. 5 (1960, revised 1994) (08:29)
「ツィンバロンを守る地からの手紙(ピアノ版)」 LEVELEK A REZERVATUMBOL CIMBALOMRA
(‘LETTERS FROM THE RESERVATION FOR CIMBALOM’), OP. 87 (2004)
(VERSION FOR PIANO) (12:10)
「2つのピアノ小品」 2 ZONGORADARAB (‘2 PIANO PIECES’), OP. 137 (2014) (06:39)
「古いタンスから」 第1巻 14のやさしい小品
LADAFIA (‘FROM AN OLD CHEST’),VOLUME 1, OP. 113 (2009)
ONNY? ZONGORADARAB (‘14 EASY PIANO PIECES’) (14:43)
「古いタンスから」 第2巻 14のやさしい小品
LADAFIA (‘FROM AN OLD CHEST’), VOLUME 2, OP. 120 (2010)
ONNY? ZONGORADARAB (‘14 EASY PIANO PIECES’) (20:38)
「ソナタ第1番」 SZONATINA NO. 1 (‘SONATINA NO. 1’), OP. 23, NO. 5
(1961, revised 1996) (09:17)
イシュトヴァーン・カッシャイ(P)
スタインウェイ Model D

録音:2017年3月-2018年5月
ハンガリーで人気の作曲家シャンドール・バラッシャの音楽哲学は、「美しく、面白く、魅力的であって、時 の始まりからあたかもそこにあったかのような自然さで、誰もがそれを楽しく聴くことが出来る」というもの。バ ラッシャが持つ個性的で優しい風合いと音色、抒情的な作風は、ここに収録された子供のために書かれ た作品、ツィンバロンのために書かれた作品、さらにはバロック時代の手法を参考にしたスピード感のある ソナタで楽しむことが出来ます。ピアニストのイシュトヴァーン・カッシャイは1982年にブタペスト音楽院を卒 業後、ルフェビュールの元でも研鑽を積んだピアニスト。
Grand Piano
GP-808(1CD)
NX-B03
バール・ハスラム(1885-1954):上層世界のメロディ(1926)
1. KRIVU LI (’DRAW CLOSE TO ME’) 05:10
2. KI CHILATTZTA NAFSHI (’YOU SAVED MY SOUL’) 03:34
3. HAMOL AL MASECHA (’HAVE PITY ON YOUR DEEDS’) 04:21
4. NIGUN (’MELODY’) 04:07
BNEI HEICHALA (’THE SONS OF KING’S PALACE’) 08:26
7. CHASAL SEDER PESACH (’PASSOVER MEAL’) 02:00
8. KEL MISTATER (’THE CREATOR HIDES IN SECRECY’) 03:45
9. MARCH 03:17
10.IA’ALE TACHANUNEINU (’ACCEPT OUR PRAYERS’) 04:25
11. HINEY KE HOMER (’LIKE MATTER IN HIS HANDS’) 03:49
12. MISOD CHACHAMIM (’THE ASSEMBLY OF SAGES’) 04:39
13. MIZMOR LE DAVID (’DAVID’S SONG’) 03:32
14. LEAGID BABOKER (’TO PROCLAIM IN THE MORNING ABOUT YOUR MERCY’) 02:55
15. KADISH (’CONSECRATION’) 03:47
16. TZADIK (’SAINT’) 03:17
17. IADID NEFESH (’BELOVED OF THE SOUL’) 07:12
※」ミカエル・アイラペティアン編曲
ミカエル・アイラペティアン(P)
スタインウェイ Model D

録音:2018年7月2日モスクワ音楽院大ホール
カバラとは、ユダヤ教の伝統にもとづいた一種の神秘主義思想。バール・アスラムの名で知られ、20世紀 の最も偉大なカバリストと言われるイェフダ・レイブ・ハレヴィ・アシュラグが、ロンドンに住んでいた1926年か ら28年までの間に、ここに収められた「上層世界のメロディ」は作曲されました。上層世界とは創造主の いる場所で、ここから上層の力・統治の力が人間世界に降りてくるとされています。これらの多くのメロディ はカバラのテキストの一部に作曲されており、その神秘的な世界への祈りとして捧げられました。1984年 アルメニアの首都エレバンに生まれたアイラペティアンは、ピアニストとしての活動のほか作曲家、プロデュー サーとしても活躍する才人。このアルバムでは美しい編曲も聴かせてくれます。

STEINWAY&SONS
STNS-30096(1CD)
NX-B07
Evocation
メシアン:『鳥のカタログ』より第6番「モリヒバリ」
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第2番 嬰ト短調 Op.19 「幻想ソナタ」
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K397
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第9番Op.68 「黒ミサ」
スクリャービン:詩曲「焔に向かって」 Op.72
メシアン:『鳥のカタログ』より第5番「モリフクロウ」
クララ・ミン(P)
スタインウェイ Model D #597590 (New York)

録音:2017年2月-2018年10月スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
韓国出身でベルリンとニューヨークを中心に活躍するSteinwayオフィシャル・ピアニスト、クララ・ミンの Steinwayレーベルからは2枚目のアルバム。今回は、前作(STNS30045)にも収録したスクリャービン から、メシアン、モーツァルトと時代を広げ、「夜」をテーマにしたコンセプチュアルな内容となっています。夜 の様々な側面、夜が創作に与えた影響を見据え、得意とする神秘的な表現で作品を掘り下げていま す。


Altus
ALT-407(1CD)
Dreaming
ドビュッシー:夢想
チャイコフスキー:四季より 6月「舟歌」
パデレフスキ:メロディー 変ト長調op.16-2
プーランク:メランコリー
モーツァルト:ロンド イ短調 KV511
シューマン:ロマンス 嬰ヘ長調op.28-2
シベリウス:もみの木
ブラームス:間奏曲 イ長調op.118-2
ショパン:ノクターン ホ長調op.62-2
山本貴志(P)

録音:2018年12月20-21日/飯山市文化交流館なちゅら
2005年ショパン国際ピアノコンクール第4位を始め華々しい経歴を持ち、現在ポーランドを拠点に活躍を続けるピアニスト山本貴志による2018 年新録音!「夢」をテーマに9人の作曲家を取り上げ弾き紡いだアルバムとなっています。 ★初期の作品ながら調性をぼかし水彩画のような滲みを表現したドビュッシーの「夢想」、憂鬱さを超えて人生の悲喜交々を物語るプーランクの「メラ ンコリー」、自然そのものにすべてを投影させたシベリウスの「もみの木」、晩年の澄み切った諦念が静かに広がっていくブラームスの間奏曲。どの曲も 夢幻的な美しさを持ちながらそれぞれ個性にあふれ、一貫したテーマの中で様々な音楽表現が味わえます。 (Ki)

TOCCATA
TOCC-0206(1CD)
NX-B03
フリードリヒ・ゲルンスハイム(1839-1916):ピアノ作品集 第1集
ピアノ・ソナタ 第2番変ホ長調(1853)
ピアノ・ソナタ 第3番ニ短調(1854)
6つの前奏曲 Op.2(1864年出版)
イェンス・バルニーク(P)

録音:2018年10月5-7日
ゼンデザール SWR、カイザースラウテルン、ドイツ
※世界初録音
ユダヤ人医師を父としてヘッセンに生まれたゲルンスハイム。1848年、革命を避けて一家が移住したライプツィヒでモ シェレスにピアノを学び、やがてパリに留学。ロッシーニ、ラロ、サン=サーンスらと親交を結び作曲家、ピアニストとして活 躍を始めました。1897年には王立ベルリン芸術アカデミーの会員となり、1901年には作曲家アカデミー高等学院の 院長に任命されるほどの名声を得ましたが、彼の死後、一時その作品はほとんど忘れられてしまいました。近年、人気 が復活しはじめ、いくつかの作品が蘇演されています。このアルバムに収録されたピアノ曲も世界初録音。10代の作品 である2曲のピアノ・ソナタはシューマンとブラームスを思わせる内省的な美しさを誇り、そのほぼ10年後の前奏曲はショ パンの影響を感じさせます。2曲のソナタはピアニスト、バルニーク自身がゲルンスハイムの手書き原稿から修復した版を 用いて演奏しています。 (Ki)
TOCCATA
TOCC-0489(1CD)
NX-B03
カール・レーヴェ:ピアノ作品集 第2集
ソナタより音詩「春」Op.47(1824)
聖書の情景 Op.96(1844)
.華麗なる大ソナタ 変ホ長調 Op.41(1819)
夕べの幻想曲 Op.11(1817)…世界初録音
リンダ・ニコルソン(P…1839年頃エラール)

録音:2017年4月4-6日
クラウス・フォン・ビルマスク・ザール WDR ケルン
シューベルトと同時期に生まれ、数多くの歌曲を残したレーヴェ。とりわけ劇的な内容を持つ「バラード」を得意とてしてお り、その作品をヴォルフが模範としていたことでも知られています。作品は歌曲だけに留まることなく、オペラや器楽曲も 数多く残しています。中でもピアノ曲には名作が多く、本来ピアニストであったレーヴェの本領発揮と言えるジャンルで す。この第2集はレーヴェ没後150年の記念アルバムであり、各楽章にタイトルが付された「春」と宗教的な性格を持つ 「聖書の情景」の他、技巧的な「大ソナタ」、世界初録音となる「夕べの幻想曲」の4曲が収録されています。リンダ・ニ コルソンはバロック期の作品を得意とするピアニスト。ここでは1839年頃に製造されたエラールから典雅な音を引き出し ています。 (Ki)
TOCCATA
TOCC-0518(1CD)
NX-B03
ピーター・ラシーン・フリッカー(1920-1990):オルガン作品集
イントラーダ Op.64(1971)…世界初録音
5つの短い小品 Op.83(1980)…世界初録音
パストラーレ(1959)
トッカータ「グラディウス・ドミニ」Op.55(1968/1869改訂)…世界初録音
オルガンのためのコラール(1956)…世界初録音
前奏曲 Op.60(1969)…世界初録音
三重奏曲(カノン・オスティナート)(1968)…世界初録音
レチタティーヴォ、即興と行列聖歌 Op.92(1985)…世界初録音
リチェルカーレ Op.40(1965)…世界初録音
トム・ウィンペニー(Org)

録音:2018年8月8-9日Priory Church of St Mary, Bridlington, East Riding of Yorkshire, UK
ロンドンで生まれ、王立音楽大学でアーネスト・ブロック(エルネスト・ブロッホ)に師事し作曲家となったフリッカー。第二 次世界大戦後に母校の作曲家の教授に就任、室内楽や交響曲など数多くの作品を発表し、高い評価を受けます。 1964年にカリフォルニア大学サンタ・バーバラ校の客員教授となり後進の指導に力を尽くし、この地で生涯を終えまし た。彼の作品は力強くエネルギーに満ちており、同時代のイギリスの作曲家たちのように民謡や抒情的な作風を用いる ことはなく、どちらかというとシェーンベルク:やバルトークの作品に近い様式を持ったものです。とはいえ、決して調性を完全 に放棄することはなく、終始特有のスタイルを保っています。このアルバムではイギリスを代表するオルガニスト、ウィンペ ニーが見事な演奏を聴かせます。
TOCCATA
TOCC-0532(1CD)
NX-B03
エミール・ジャック=ダルクローズ(1865-1950):ピアノ作品集 第2集
カスケーズ(1910頃)
20のカプリースとリズミック・スタディ 第1集(1920頃出版)
エスキース-コードの練習のための(1930頃)
20のカプリースとリズミック・スタディ 第2集(1920頃出版)
パオロ・ムナン(P)

録音:2018年4月12-13日
スタジオ・アンセルメ、スイス・ロマンド放送、ジュネーヴ

世界初録音
第1集(TOCC-473)に続くジャック=ダルクローズのピアノ作品集。第2集には彼の名声を高めた「20のカプリースとリズ ミック・スタディ」全曲を中心に、作品が収録されています。ジャック=ダルクローズはもともとブルックナーやローベルト・フッ クスに師事した人ですが、パリでフォーレやドリーブとも親交を結び、パリ風の洒脱な作風を身に着け、サロン風のピアノ 曲やカンタータなど幅広い作品を残しました。幼児を中心とした音楽学習の方法論の一つ「リトミック=動きを通じて音 楽の諸概念を教える」の概念に基づいた練習曲は、ピアニストにとっての技術的課題の習得を目的にしながらも、流麗 で美しい旋律をもっています。

ALPHA
ALPHA-451(1CD)

NYCX-10053(1CD)
国内盤仕様
税込定価
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 セリーヌ・フリッシュ(Cemb)
使用楽器:クリスティアン・ファーター1738年製作モデル(ニュルンベルク・
ドイツ民族博物館所蔵)に基づくミラノのアンドレア・レステッリ
1998年製作の再現楽器
録音:2018年6月22日〜7月2日、
ALYSスタジオ、マンテイエール(南仏プロヴァンス地方レ・オートザルプ県)
【国内盤】
解説日本語訳・補筆:白沢達生
バロックの作曲家たちが生きた時代の楽器と奏法を見つめ直し、21世紀初頭からAlphaレーベルでの鮮烈なバッハ解釈で世 界を瞠目させてきたカフェ・ツィマーマン。その共同主宰者セリーヌ・フリッシュは、圧倒的なみずみずしさと丁寧な解釈が注目さ れた『ゴールトベルク変奏曲』の音源(現行盤ALPHA303)以来、稀代のバッハ解釈者として注目を集め続けてきました。『平 均律クラヴィーア曲集』はそんな彼女が満を持して近年重点的に取り組んできたレパートリー。好評を博した第1巻 (ALPHA221/日本語解説付再発売NYCX-20005)に続く第2巻が登場します。バッハ自身が生きた時代のモデルによる チェンバロで、構えず自然な佇まいのまま1音1音いつくしむように多声の綾を織り上げてゆく解釈のみごとさは、末永く聴き深め るに足る味わい。Alphaレーベル発足初期から数多くの名録音を生み出してきた敏腕技師アリーヌ・ブロンディオも、その泰然 自若の解釈が映える自然な響きを大切にした仕事をしています。生のままのバッハに迫れるAlphaならではの充実の新録音で す。
ALPHA
NYCX-20005(1CD)
国内盤仕様
税込定価
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 セリーヌ・フリッシュ(Cemb)
使用楽器:ジルバーマンのモデルに基づく
アントニー・サイディとフレデリク・バル1995年製作の再現楽器
録音:2014年10月19〜25日
サン=レミ教会、フラン=ワレ(ベルギー中部ナミュール州)
解説日本語訳・補筆:白沢達生
【輸入品番:ALPHA221】
…輸入盤も価格改定がございます。
※マーキュリー社取扱い旧国内盤ALPHA221の改訂値下げ再発売。
徹底的に作品に忠実でありながら鮮烈にみずみずしいバッハ解釈で知られた古楽器集団カフェ・ツィマーマンで、バロック・ヴァイ オリンのパブロ・バレッティとともに共同主宰者をつとめてきたセリーヌ・フリッシュ。ソロ録音で彼女の名を不動のものにした『ゴール トベルク変奏曲』から14年の時をへて、2015年にリリースされた『平均律クラヴィーア曲集 第1巻』は、並居る過去の競合盤 の存在にもかかわらず『ディアパゾン』『クラシカ』などフランス批評誌から相次いで最高のレビュー賞を授けられました。まさに「満 を持して」の登場だったこの名盤も、「第2巻」リリースにあわせてお求めやすい価格で再登場。国内仕様では「第2巻」同様、ラ イプツィヒ・バッハ協会の中心人物で21世紀バッハ研究を牽引する学者のひとりペーター・ヴォルニーによる解説の日本語訳が 添付されます。

GENUIN
GEN-19643(1CD)
ドイツ国際ピアノ賞2018 年受賞者/ソ・ヒョンミン
ベートーヴェン:6 つのバガテル Op.126
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ドビュッシー:月の光がふりそそぐテラス
 月の光
シューマン:アラベスク Op.18
 子どもの情景 Op.15
ソ・ヒョンミン(P) (ハンス・H.スー)

録音2018 年9 月14 日 ヴィースバーデン(ライヴ)
既に極めて優秀な若手ピアニストとして注目を浴びているソ・ヒョンミン(???) の初 CD。ソ・ヒョンミンは 1990 年、韓国のソウル生まれ。生地で学んだ後、ニューヨ ークのマネス音楽院に留学。その後世界各地の様々なコンクールで受賞。日本で は2013 年の第5 回仙台国際音楽コンクールのピアノ部門で第2 位を受賞、話題に なっていた。2016 年の韓国のイサン・ユン国際コンクールで第1 位。そして2018 年 のドイツ国際ピアノ賞を受賞、その御褒美としての演奏会のライヴ録音の CD であ る。なお彼は国際的に活動する際は Hans H. Suh と名乗っており、この CD でもそ の名義。 演奏はたいへん素晴らしい。例えばリストのピアノ・ソナタ、物々しく派手に弾くので はなく、淡々としているようで、僅かな揺らしや溜め、和音のコントロール、抑制と解 放が実に見事に作られており、たいへん聞き応えがある。米国で長く修行した成果 である知的で合理的な演奏技術と音楽性に、ドイツを中心とした欧州で活躍するよ うになって見に付けた風格が加わっています。彼は間違いなく偉大なピアニストになる でしょう。その初期の結実をここに聞ける。
GENUIN
GEN-19624(1CD)
「恋のサヨナキドリ」
ダカン:ツバメ
パリシュ=アルヴァーズ:導入とベッリーニのノルマによる変奏曲 Op.36
F.クープラン:フランスのフォリア、またはドミノ(全12 曲)
リスト:愛の夢第3 番S.541
ラモー:鳥のさえずり
ヒンデミット:ハープ・ソナタ
ダカン:カッコウ
リスト:サヨナキドリ S. 250-1
F.クープラン:恋のサヨナキドリ
ポッセ:ヴェネツィアの謝肉祭による変奏曲
リスト:慰め第3 番ニ長調 S.172
アニェス・クレマン(Hp)

録音:2018 年10 月10-13 日 ドイツ,ジンスハイム
ハープのオリジナル曲に加え、クラヴサン曲、ピアノ曲などをハープで演奏しています。 アニェス・クレマンは 1990 年、フランス中部のオーヴェルニュ地方の生まれのハープ奏者。2016 年にミュンヘンでのARD 音楽コンクール(ミュンヘン国際音楽コンクール)で第1 位を獲得。腕前は非常に高く、ハープの華麗な音色が鍵盤楽器曲の技術を軽々と弾いていることに驚かされます。
GENUIN
GEN-19653(1CD)
「前奏曲」
プロコフィエフ:前奏曲 Op.12-7
バッハ:前奏曲 ロ短調 BWV855a
ラフマニノフ:前奏曲 Op.32-12
ラヴェル:「クープランの墓」〜前奏曲
ブルーメンフェルト:前奏曲 Op.17-14
レスピーギ:グレゴリオ聖歌による3 つの前奏曲 第2番
タニェーエフ:前奏曲 Op.103-3
ショパン:前奏曲 Op.28-8
マルティヌー:ラルゴの形式による前奏曲
アレンスキー:前奏曲 Op.63-1
フェインベルグ:前奏曲 Op.15-3
ドビュッシー:月の光がふりそそぐテラス
メシアン:風のなかの反映
スクリャービン:前奏曲 Op.11-2
カリム・シェハタ(P)

録音:2018年10月8,9,11日 ライプツィヒ
題名の通り、前奏曲ばかりを集めた面白い CD。バッハ、ショパン、ドビュッシー、ラフマニノ フ、ラヴェルのような有名な曲から、ウクライナ出身のフェリックス・ブルメンフェリト(ブルーメンフ ェルト 1863-1931)、アントン・アレンスキー(1861-1906)、サムイル・フェインベルグ(1890-1962)などの作品も収録。 カリム・シェハタはクェート生まれのドイツのピアニスト。両親はエジプト人とドイツ人で、5 歳の 時にドイツに移る。弟のナビル・シェハタはベルリン・POの首席コントラ バス奏者で、共演したCD(GEN-17448)が発売され、また2018 年には兄弟で来日して話題と なった。
GENUIN
GEN-19656(1CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調 BWV 1005
ベン=ハイム:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.44
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz117
リフ・ミグダル(Vn)

録音:2018年10月4-7日 ケルン
ドイツのヴァイオリニスト、リフ・ミグダルの無伴奏ヴァイオリン曲集。有名なバッハとバルトーク の作品に加え、イスラエルの作曲家、パウル・ベン=ハイム(1897-1984)を含めているのが珍 しい。 リフ・ミグダルはドイツ西部のヘルネの生まれ。ドイツを中心に国際的に活躍しており、2016 年 10 月にはベルリン・POの演奏会にヴィヴァルディの「四季」とピアソラ の「ブエノスアイレスの四季」(いわゆる「八季」)のヴァイオリン独奏者として初出演しています。 難曲として知られるバルトークの無伴奏ヴァイオリン・ソナタでは、技術的に軽々と弾きこなすだ けでなく、死の前年のバルトークの最後の輝きというべき静かな熱気もはらんだものになってい る。一方バッハではバロック弓を用いて演奏、聞いた誰もが近い将来の全曲録音を期待せず にはいられないような素敵な演奏になっています。

カメラータ
CMCD-99086(1CD)
税込定価
2019年5月31日発売
モートン・フェルドマン:バニータ・マーカスのために(1985) 高橋アキ(P)

録音:2007年10月/ベルリン
 フェルドマン=高橋アキの「音=沈黙」はわたしたちのイマジナリー の連鎖をどこまでも広げてゆく、いわば奥深い宇宙力を秘めています。 ――喜多尾道冬(ブックレットより) 「モーティ(フェルドマン)ならあなたの演奏がベストと言うに違いな いと確信しています」――フェルドマンに師事した作曲家バニータ・ マーカスの、高橋アキ宛のメッセージ(ブックレットより) 聴く者に人生観、世界観までも一変させるほどの感銘を与え、初演 時には、作曲家自身の心をも深く動かした、高橋アキによるフェルドマ ン晩年の宇宙的大作「バニータ・マーカスのために」。長くその存在が 知られていた高橋によるセッション録音が、ついにリリース! ブック レットには、喜多尾道冬、ジェイムズ・プリチェットによる解説、高橋 が初演時のエピソードを綴ったエッセイも収録。(カメラータ)

CAvi
260085-534432(1CD)
「バガテル」
リゲティ:ムジカ・リチェルカータ&ベートーヴェン:11のバガテル Op.119
ベートーヴェン:6つのバガテル Op.126
ヘルベルト・シュフ(P)

録音:2017年12月/バイエルン放送スタジオ2
リゲティとベートーヴェンを組み合わせたバガテル・アルバムです。リゲティの「ムジカ・リチェルカータ」は11曲からなりますが、そのうち6曲は作曲家本 人の手によって木管五重奏のために編作され「6つのバガテル」というタイトルが付けられているので、もともとバガテルの性格を持った曲集と見ても良いでしょう。 このCDは独特な手法がとられ、同じ11曲入りのベートーヴェンのOp.119とセットにして、1曲ずつリゲティ、ベートーヴェン、リゲティ、ベートーヴェン… と交互に収録しています。ひとつの音高や限られた響きを使って様々なリズムを探求し、だんだんと語法を豊かにしていくリゲティと、これまた最低限の素材でさ まざまなミニアチュールを描いてみせるベートーヴェン。この組み合わせの妙がなかなか刺激的で面白く、両曲集の新たな魅力に気付かされます。シュフはこの 手法を実際のコンサートでも試しており、手ごたえを感じた上でのCD化となったようです。そして最後にベートーヴェン後期の書法がシンプルな形で結晶化さ れた名品Op.126が続き、幕を閉じるプログラムとなっています。 (Ki)

MIRARE
MIR-456(1CD)
モーツァルト&ハイドン:ピアノ・ソナタ集
モーツァルト
:ピアノ・ソナタ 第12番ヘ長調 K332
ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 第36番Hob.XVI:21(1773)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第4番変ホ長調 K282(1774)
ハイドン:ピアノ・ソナタ 第44番ヘ長調 Hob.XVI:29(1776)
ハイドン:ピアノ・ソナタ 変ホ長調 第51番 Hob.XVI:38(1780)
ジェローム・アンタイ(フォルテピアノ/18世紀後半、ドイツ製)

録音:2017年7月
ジェローム・アンタイといえば、世界的なヴィオラ・ダ・ガンバ奏者で、アンタイ3兄弟すなわちピエール(Cemb)、マルク(リコーダー)とでトリオ・ アンタイとしても活躍していますが、彼はまた鍵盤音楽、とりわけピアノ初期(フォルテピアノの時期)の作品にも強い興味を示してきました。ここで彼の鍵盤奏 者としてのソロCDの登場です。ここに収録された5つのソナタは、1773-1783年の間に作曲されたもの。1774年、ハイドンは彼の最初の独奏鍵盤楽器のた めのソナタ集を出版。モーツァルトがこのジャンルに初めて取り組んだのもこの年でした。これらの作品の作曲家を越えたスタイルの変遷は、鍵盤楽器がチェンバ ロからフォルテピアノに移行する時期だったことが顕著にわかるものとなっています。ここではジェローム・アンタイが18世紀効果版に作られたドイツのフォルテ ピアノを用いて録音。抜群の左手はさすがガンバ奏者として古楽アンサンブルを長年支えていることをあらためて感じさせるとともに、表情豊かで歌うような音色 を堪能できる1枚となっています。 (Ki)

Hyperion
CDA-68244

国内盤仕様
PCDA-6824(1CD)
税込定価
バッハ:トッカータ集
トッカータ 嬰ヘ短調 BWV.910/トッカータ ハ短調 BWV.911/トッカータ ニ長調 BWV.912/トッカータ ニ短調 BWV.913/トッカータ ホ短調 BWV.914/トッカータ ト短調 BWV.915/トッカータ ト長調 BWV.916
マハン・エスファハニ(ハープシコード)

録音:2018年6月20日−23日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
Hyperion(ハイペリオン)からは、第1弾「C.P.E.バッハ(CDA-67995)」がグラモフォン賞2014で古楽器部門賞を受賞し華々しいデビューを飾り、メジャー・レーベルからもハープシコードで弾くミニマル・ミュージックやバッハ・アルバムをリリースし話題を呼びました。Hyperion復帰作となった2018年来日記念盤「パッシング・メジャーズ(PCDA-68249)」はレコード芸術「特選盤」や、英BBCミュージック・マガジンの「インストゥルメンタル・チョイス」に選ばれています。 Hyperionからついに登場するバッハ・レコーディング第1弾は、若きバッハが恐らく自身のまばゆいテクニックを証明するために書いたと考えられている鍵盤楽器のための7つのトッカータ。Hyperionにおける「ピアノによるバッハ録音」がアンジェラ・ヒューイットであるならば、「ハープシコードによるバッハ録音」はマハン・エスファハニであると位置付けられた重要プロジェクトにご期待ください。

若林工房
WKLC-7026(1CD)
京都リサイタル2018
メンデルスゾーン:ロンド・カプリッチオーソOp.14
リスト:ダンテを読んで〜ソナタ風幻想曲
ショパン:24 の前奏曲Op.28
ショパン:マズルカ ハ長調 Op. 33 -3
リスト:愛の夢 第3 番
メンデルスゾーン:無言歌 ト短調 Op.102 -4
イリーナ・メジューエワ(P)
(ピアノ/1925 年製のニューヨーク・スタインウェイCD135)

録音:2018 年 11 月 9 日、京都コンサートホール〈アンサンブルホールムラタ〉におけるライヴ録音:
メジューエワによる恒例の京都リサイタル。2018 年はロマン派の作曲家 三人を取り上げました。興趣に富むメンデルスゾーン。圧倒的に輝かしいエ ネルギー感で聴衆を完全にノックアウトしたリスト(「ダンテを読んで」)。ショ パンの傑作「24 のプレリュード」では作曲家の内面に深く踏み込んだ解釈 が聴きもの。ヴィンテージ・スタインウェイの華麗なサウンドも相俟って魅力 的な一枚に仕上がっています。

BIS
BIS-2337(1CD)
C.P.E.バッハ:鍵盤独奏曲全集 Vol.38『初期作品集』
(1)ソナタ(組曲) ト長調 Wq/H.deest.【@.アルマンド/Aポロネーズ BWV Anh.125/B.メヌエット】
(2)『アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳』より3つの小品【マーチ ニ長調 BWV Anh.122/ポロネーズ ト短調 BWV Anh.123/マーチ ト長調 BWV Anh.124】
(3)メヌエット 変ホ長調Wq/H.deest.
(4)組曲 変ホ長調【アレグロ Wq/H.deest./マーチ Wq/H.deest./メヌエット Wq.116-1/i】
(5)楽章 ト長調【前奏曲 Wq/H.desunt./ポロネーズT Wq.deest./ポロネーズUWq/H.desunt./エアT Wq/H.desunt./エアU Wq/H.desunt./メヌエット Wq/H.desunt.】
(6)組曲 ホ短調 Wq.65-4(H 6)
(7)カンタービレ ホ短調(組曲 ホ短調 Wq.65-4初稿版より)
(8)メヌエット ハ長調 Wq.111
(9)マーチ 変ホ長調 BWV Anh.127
(10)メヌエットと21の変奏曲 Wq.118-7(H 14)(ロカテッリによる)
ミクローシュ・シュパーニ(ハープシコード)

録音:2017年7月、8月/キリスト教会、ザンクト・イングベルト(ドイツ)
録音を開始した際、シュパーニは「全集を実現することは決して単純な課題ではなく、ことにそれが初期の作曲家の作品を含めばなおさらです。このシリー ズで私たちは、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの、鍵盤楽器独奏と伴奏アンサンブルのための、疑いない正統な作品のすべてをご紹介する。私たちの 目標は、これらの作品演奏の可能性への全般の見通しを与えることなので、この録音は作品の現存する資料と正統的な演奏習慣の徹底した研究に基づいています。 私たちはオリジナルの資料をもとに"正統性"である楽器を選択して演奏しています。」と語っており、まさに正真正銘、本物の解釈のもと演奏されました。これら 膨大な作品に対して時間をかけ、着実に録音活動をしてきたシュパーニにでしか表現することのできない明晰な解釈で演奏されております。 (Ki)

APARTE
AP-173(1CD)
ブラームス:ピアノ曲集
6つの小品 op.118
4つの小品 op.119
2つのラプソディ op.79
3つの間奏曲 op.117
フランソワ・シャプラン(P)
フランスの名手フランソワ・シャプランによるブラームス。ドビュッシー演奏にも定評のあるシャプランですが、ここでブラームスの晩年の作品を中心にしたア ルバムの登場。穏やかな哀愁に満ちた旋律が心に残る作品を、シャプランが稀有な詩性をもって演奏しています。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186734
(1SACD)
メンデルスゾーン:『無言歌集』より
『無言歌集』第1巻Op.19より
第1番「甘い思い出」ホ長調/第2番「後悔」イ短調/第3番「狩人の歌」イ長調/第5番「眠れぬままに」嬰ヘ短調
『無言歌集』第2巻Op.30より
第2番「安らぎもなく」ロ短調/第6番「ヴェネツィアの舟歌2」嬰ヘ短調
『無言歌集』第3巻Op.38より
第2番「失われた幸福」ハ短調/第6番「デュエット」変イ長調
『無言歌集』第5巻Op.62より
第3番「葬送のマーチ」ホ短調
『無言歌集』第6巻Op.67より
第2番「失われた幻影」嬰ヘ短調/第4番「紡ぎ歌」ハ長調
『無言歌集』第8巻Op.102より
第3番「タランテラ」ハ長調
グリーグ:『抒情小曲集』より
『抒情小曲集』第1集Op.12より
第1番「アリエッタ」/第2番「ワルツ」/第4番「妖精の踊り」
『抒情小曲集』第2集Op.38より
第4番「ハリング」/第6番「悲歌」
『抒情小曲集』第3集Op.43より
第1番「蝶々」/第4番「小鳥」/第6番「春に寄す」
『抒情小曲集』第4集Op.47より
第7番「悲歌」
『抒情小曲集』第5集Op.54より
第3番「小人のマーチ」/第4番「ノットゥルノ」/第5番「スケルツォ」
『抒情小曲集』第7集Op.62より
第4番「小川」
『抒情小曲集』第8集Op.65より
第6番「トロルハウゲンの婚礼の日」
デニス・コジュヒン(P)

録音:2018 年11 月/ MCO スタジオ5(ヒルフェルスム)
強靭なテクニックと豊かな表現力を兼ね備えた鬼才デニス・コジュヒンがメンデルスゾーンの無言歌集とグリーグの抒情小曲集 から名作を選りすぐって録音しました。コジュヒンはマドリッドのソフィア王妃高等音楽院に留学し、ドミトリ・バシキロフとクラウディオ・メーネルに師 事し研鑽を積みました。2010 年に開かれたエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝し一躍世界から注目されたコジュヒンは、翌2011 年2 月に初 来日を果たし、その演奏会はNHK「クラシック倶楽部」で放映され日本のクラシック・ファンにも広く知られることとなりました。以後たびたび来日し、 2017 年9 月にはパーヴォ・ヤルヴィ(指)NHK SOと共演し、ラフマニノフのピアノ協奏曲第4 番(1941 年版)の雄大な演奏は大きな話題を集 めました。ヴェルビエ音楽祭、ルール・ピアノ音楽祭、ラインガウ音楽祭など、数々の著名音楽祭にも出演している現在ヨーロッパで最も人気のある実力 派ピアニストのひとりです。PENTATONE からリリースしているチャイコフスキーとグリーグの協奏曲(PTC 5186566)、ブラームスのピアノ作品集(PTC 5186568 / KKC 5892)、ラヴェルとガーシュウィンのピアノ協奏曲(PTC 5186620 / KKC 5893)のディスクは国内外で高い評価を集めております。
メンデルスゾーンの代表作『無言歌集』は全8 巻48 曲の小品からなり、この曲集によって“無言歌” というジャンルを確立されました。「甘い思い出」「狩 人の歌」「紡ぎ歌」など単曲で演奏されることも多い作品も含みます。一方、グリーグの『抒情小曲集』は全10 集66 曲におよび、「春に寄す」「ワルツ」「小 人のマーチ」「トロルハウゲンの婚礼の日」など、グリーグの豊かな抒情性が遺憾なく発揮されたピアノ曲です。コジュヒンは卓越した技術とともに感受性 に満ちた歌心を持って心温まるアルバムを完成させました。豊かな表現力を示した注目のリリースといえましょう!なお、録音はPENTATONE レーベルが 誇る技術チーム「ポリヒムニア・インターナショナル」が手掛けました。コジュヒンが弾くブラームスのピアノ作品集は2018 年度第56 回レコード・アカ デミー賞【特別部門 録音】賞を受賞しており、当録音も期待のできる高音質録音であることも注目です。 (Ki)

fra bernardo
FB-1803913(1CD)
フォー・ハンズ・オン・モーツァルト
モーツァルト:ソナタ ニ長調 K.381
アンダンテと変奏 K.501
ソナタ ハ長調 K.521
ソナタ 変ロ長調 K.358
フーガ K.401(断片)
パトリック・アイルトン(ハープシコード)、
ヴォルフガング・グリュクサム(ハープシコード)

録音:2001年9月、フレ教会(ブルゴーニュ、フランス)
ハーグ王立音楽院でトン・コープマンに師事し、現在はハープシコード奏者、オルガン奏者、指揮者として活躍するイギリスの音楽家パトリック・アイルトン。アムステルダムのスヴェーリンク音楽院でトン・コープマンに師事したオーストリアのハープシコード奏者、ヴォルフガング・グリュクサム。ホロヴィッツの「ジャズ・ハープシコード協奏曲」を含む、ジャズ・スタイルのハープシコード作品集という秀逸なアルバム(GLO 5272)を録音したアイルトン、fra bernardoレーベルにバッハやフローベルガーの優れた録音を残しているグリュクサムという2人の才能が交わる「4手ハープシコード」のためのアルバム。
姉ナンネルとの連弾用に書かれたと考えられているモーツァルトの「4手のためのピアノ・ソナタ」は、もともと「フォルテピアノもしくはハープシコード(Cemb)のため」に書かれており、ここではハープシコードによる新鮮な響きでモーツァルトの「4手のためのソナタ」を堪能できます。

Quartz
QTZ-2133(1CD)
ライヴムーヴメント〜アントン・ドレスラー作品集
アウラヴ/アトランティス/組曲
ハッピー・コード
トゥー・イズ・ベター・ザン・ワン
コンテンポ
ウォーキング・オン・ザ・ワイアー
プレアー/ウィル・ビー・ファイン
アントン・ドレスラー(Cl、ライヴ・エレクトロニクス)

録音:2017年6月、ボローニャ(イタリア)
1974年モスクワ生まれのクラリネット奏者、アントン・ドレスラーはイタリアのカレイド・アンサンブルの創設メンバーであり、クラシックではジュリアン・ラクリン、ロマン・ミンツ、ミッシャ・マイスキー、イングリット・フリッター等世界的なアーティスト達と共演、またクレツマー、ジャズ、クロスオーヴァー音楽など多ジャンルで活躍しています。
「ライヴムーヴメント」は、クラリネットのアコースティック・サウンドとエレクトロニクスを組み合わせたユニークなコンサート・プログラム。ちなみに、ジャケットやブックレット内のイラストは、ドレスラーの妻でもあるピアニスト、イングリット・フリッターが描いた作品とのことです。

Champs Hill Records
CHRCD-149(1CD)
前奏曲全集 Vol.3〜ブーランジェ、フォーレ&メシアン
リリ・ブーランジェ:前奏曲変ニ長調
フォーレ:前奏曲集 Op.103
メシアン:前奏曲集
アレクサンドラ・ダリエスク(P)

録音:2018年7月24日−26日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(イギリス)
リパッティを輩出した東欧ルーマニアで生まれ、イギリスではアンドラーシュ・シフ、イモジェン・クーパーに師事し、その将来を嘱望される女流ピアニスト、アレクサンドラ・ダリエスク。
ショパン&デュティユー、ショスタコーヴィチ&シマノフスキと続いてきたダリエスクのプロジェクト「前奏曲全集三部作」の最終巻のテーマは「フランス、パリ」!
1910年から30年にかけての20年間に作曲されたリリ・ブーランジェ、フォーレ、そしてメシアンの「前奏曲」を通じて、20世紀初頭のフランス、パリにおけるピアノ作品の書法の変遷を描きます。

Avie
AV-2406(1CD)
無伴奏チェロのための作品集
バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV.1012
マイケル・ブラウン(b.1987):組曲
コダーイ:無伴奏チェロ組曲 Op.8
マシュー・ゾルカンド(Vc)

録音:2017年12月12日−14日、アメリカ芸術文学アカデミー(ニューヨーク)
マシュー・ゾルカンドは、アメリカ、ソルトレイクシティ出身、ワシントン国際コンクール1等賞を始め、北京国際チェロ・コンクール、イサン・ユン国際コンクールなどで入賞歴を誇るアメリカのチェリスト。リサイタリスト、ソリスト、室内楽奏者としてアメリカ内外で活躍し、ハーレム・ストリング・カルテットのメンバーとしては、偉大なジャズ・ミュージシャンであるチック・コリア、ゲイリー・バートン、スタンリー・クラークらとも共演しています。マシュー・ゾルカンドのソロ・デビュー・レコーディングは、チェロの「聖典」、バッハの無伴奏チェロ組曲(第6番)と、20世紀を代表する無伴奏チェロ作品であるコダーイのソナタ、そしてゾルカンドの友人でもあるコンポーザー=ピアニスト、マイケル・ブラウンの組曲からなる無伴奏チェロ作品集で、独奏チェロの広大な表現力を示します。

Chandos
CHAN-20086(1CD)
シューベルト:ピアノ独奏作品集Vol.4
ピアノ・ソナタ第9番ロ長調 Op.147, D.575
ピアノ・ソナタ第4番イ短調 Op.164, D.537
ピアノ・ソナタ第13番イ長調 Op.120, D.664
バリー・ダグラス(P)

録音:2018年11月1日−2日、アイルランド
1986年の第8回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で、クライバーン以来となるロシア人以外でのゴールド・メダリストに輝いたアイルランドの名手、バリー・ダグラス。
全6巻に及ぶブラームスのピアノ独奏作品全集を完成させ、その円熟の表現が全世界で賞賛を浴びているダグラスが次に歩みを進めているシューベルトのピアノ作品集。第4巻は、シューベルトの短い生涯の中で中期の1817年〜1819年に作曲された3つのピアノ・ソナタを収録。ロ長調など実験的な調整が用いられながらも、シューベルトの豊かな旋律や詩的な才能が輝く作品を、バリー・ダグラスの高い構成力と濃密な情念で表現します。
使用ピアノは前3巻に引き続き、バリー・ダグラスがアーティスト・イン・レジデンスを務めるCITコーク音楽学校(アイルランド)のスタインウェイ・モデルD(541 687)コンサート・グランド・ピアノです。

Audite
AU-97765(1CD)
シューベルト:後期ピアノ作品集 Vol.1
ピアノ・ソナタ第20 番イ長調 D.959
ピアノ・ソナタ第4 番イ短調 D.537
アレグレット ハ短調 D.915
アンドレア・ルケシーニ(P;Steinway D)

録音:2018年11月10-13日/ライプニッツ・ザール(ハノーファー)
あらゆるピアノ作品の中でも孤高の存在ともいえるシューベルトの後期ピアノ作品。1828 年に作曲されたピアノ・ソナタ第20 番は雄大で華麗なシュー ベルトの最高傑作で、特徴的な第1 主題からシューベルトの世界に誘われます。一方、1817 年作曲のピアノ・ソナタ第4 番の第2 楽章の旋律はピアノ・ ソナタ第20 番で最終楽章に用いられており、この2 作品には大きな結びつきがあります。ルケシーニが丁寧に紡ぎだす極上の演奏をお楽しみいただけま す。また、audite レーベルの社主にしてトーン・マイスターのルドガー・ベッケンホーフ氏による高品位の録音であることも注目です。
ルケシーニはマリア・ティーポの弟子で、10 代でミラノ・スカラ座ディーノ・チアーニ国際コンクールに優勝し世界的な注目を集め、以来シノーポリ、アバド、 シャイー、ルイージなどの指揮者の指名のもと、数々のオーケストラと共演してきました。幅広いレパートリーを持ち、当ディスクに収録されている作曲家 ルチアーノ・ベリオとも交流が深かったピアニストです。近年はソロ活動の一方、室内楽作品への取り組みも積極的で、ヴァイオリニスト渡辺玲子やチェ リスト、マリオ・ブルネロなど名だたる演奏者との共演を誇り、audite レーベルからはクレモナSQとの共演でサン=サーンスのピアノ五重奏曲 (KKC 5940 / AU 97728)をリリースしております。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-304651CD(1CD)
ショパン:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第2 番変ロ短調Op.35
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
4 つのマズルカ Op.24【ト短調/ ハ長調/ 変イ長調/ 変ロ短調】
バラード第1 番ト短調Op.23
ノクターン第8番変ニ長調Op.27-2
ノクターン第13 番ハ短調Op.48-1
ノクターン 嬰ハ短調 遺作
ポロネーズ第6番「英雄ポロネーズ」
チェン・シュエホン(P)

録音:2018年8月、サン・マルスラン・ネヴァシュ教会、フランス(ライヴ)
チフランス=中国アカデミーとAccentus Music の共同プロジェクトによる録音シリーズ。当アカデミーは、シュ・シャオメイが主催す る音楽アカデミーで有能な若手を発掘する目的で設立されました。今回リリースする3 人の若手ピアニストは、2019 年5 月25 日に パリのシャンゼリゼ劇場で行われる仏中文化交流公演で演奏することが決まっています。
チェン・シュエホンは1999 年中国の甘粛省で生まれます。北京中央音楽院の若手トレーニング・プログラムに選ばれウェイ・ダンウェン、チャン・シーニン、ドー・ タイハンに師事した。北京ショパン国際ピアノコンクール、アスタナ- メレイ国際音楽コンクール、若いピアニストのためのウラディミール・ホロヴィッル記念国 際ピアノコンクールなどで優勝または入賞を果たす。中国国内だけでなく、ヨーロッパやアメリカ各地でも演奏会を開催するなど世界的な評価が高まっています。 現在は北京で研鑽を積んでおり、今後の活躍が期待されます。 (Ki)
ACCENTUS Music
ACC-304652CD(1CD)
シューマン:ピアノ作品集
アベッグ変奏曲 Op.1
フモレスケ Op.20
ピアノ・ソナタ第1 番嬰ヘ短調 Op.11
チャン・チェン(P)

録音:2018年8月、サン・マルスラン・ネヴァシュ教会、フランス(ライヴ)
チャン・チェンは、中国出身。深.音楽院で2007 年から2011 年まで学び、その後テキサス・クリスチャン大学音楽学部でタマス・ウンガー氏に、ベルリン 芸術大学でクラウス・ヘルヴィヒ氏に師事。またメナヘム・プレスラー、レオン・フライシャー、パウル・バドゥラ=スコダ、ドミトリー・バシキーロフ、エリソ・ ヴィルサラーゼらにも薫陶をうける。2011 年クララ・ハスキル国際コンクールで聴衆賞を受賞、2016 年にはロベルト・シューマン賞を受賞し、シューマンは彼 にとって特別な作曲家となった。ヨーロッパでの活躍も目覚ましく、ルール・ピアノ・フェスティヴァル、ノアン・ショパン・フェスティヴァル、ヴェルヴィエ音楽祭、 ベルリン国際音楽祭、モントルー・ヴヴェイ9 月音楽祭など数々の音楽祭に招待されています。 (Ki)
ACCENTUS Music
ACC-304653CD(1CD)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第6 番Op.62
ピアノ・ソナタ第1 番Op.6
ピアノ・ソナタ第8 番Op.66
ピアノ・ソナタ第5 番Op.53
チェン・ユンジエ(P)

録音:2019年3月、パリャシャウス・ドヴァラス、リトアニア
(ライヴ)
チェン・ユンジエは、1980 年中国浙江省嘉興市生まれ。上海音楽院で学び、その後ジュリアード音楽院、マンハッタン音楽院、クリーヴランド音楽研究所を はじめアメリカで研鑽を積む。ヨウ・ダチュン、ダン・シュウ、フィリップ・ケイウォン、ヨヘイヴェド・カプリンスキー、マッティ・ラエカッリオ、アントニオ・ポ ンパ=バルディらに師事。12 歳の時に中国国内のピアノコンクールで優勝。その後1994 年には中国国際コンクールでも優勝し、以来パロマ・オシェア・サン タンデール国際ピアノコンクール、クリーヴランド国際ピアノコンクール、ロン=ティボー国際コンクール、イサン・ユンコンクールなど国内外のコンクールで優 秀な成績を収めています。2011 年には北京中央音楽院の教授に史上最年少で就任した。 (Ki)

REFERENCE
RR-145SACD
(1SACD)
オーケストラのオルガン
チャイコフスキー:戴冠式行進曲(ジョージ・ジョン・ベネット編)
バーバー:弦楽のためのアダージョ(ウィリアム・レムセン・ストリックランド編)
グノー:あやつり人形の葬送行進曲(ウィリアム・トーマス・ベスト編)
ホルスト:シャコンヌ〜吹奏楽のための組曲 Op.28より(ヘンリー・ジョージ・レイ編)
シベリウス:フィンランディア(ヘンリー・ジョージ・レイ編)
ジェズニーチェク:前奏曲と半音階的フーガ(作曲者自身による編)【世界初録音】
サン=サーンス:ロマンス〜管弦楽組曲 ニ長調 Op.49より(アルベール・ルノー編)
ワーグナー:森のささやき〜楽劇「ジークフリート」より(ジェームス・ホチキス・ロジャース編)
メンデルスゾーン:スケルツォ〜「真夏の夜の夢」より(サミュエル・プラウズ・ウォーレン編)
ヤルネフェルト:前奏曲(ゴードン・バウチ・ネヴィン編)
ヴェルディ:凱旋行進曲〜歌劇「アイーダ」より(ハリー・ロウ・シェリー編)
ヤン・クライビル(Org)

録音:2016 年6 月26-28 日/カウフマン・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ、ヘルツベルク・ホール(カンザスシティ)
アメリカの老舗高音質レーベル「リファレンス・レコーディングス」からオーケストラでの演奏で親しまれている名曲をオルガン 独奏で演奏した興味深いアルバムが登場。19 世紀から20 世紀初頭にかけ、オルガンの名手がこぞってオーケストラ作品をオルガン独奏用に編曲しました。 ここに収録された楽曲はオリジナル作品のもつ個性を尊重し、かつ編曲者のカラーを「楽器の王様」と呼ばれるパイプオルガンを通して表現した名編曲集 ともいえます。堂々たるオルガンの存在感とマッチしたチャイコフスキーの戴冠式行進曲やメンデルスゾーンのスケルツォ、繊細でこの上なく美しい響きが 魅力のバーバーの弦楽のためのアダージョやワーグナーの森のささやき、32 フィート管から出されるオルガンの重低音の響きを生かしたフィンランディア など、色彩感豊かな選曲も光ります。なお、ヴェルディの凱旋行進曲はハリー・ロウ・シェリー編曲版を収録していますが、同時期に録音したエドウィン・ ヘンリー・ルメア編曲版をリファレンス・レコーディングスのホームページ(www.ReferenceRecordings.com)からストリーミングまたはダウンロード で購入できるとのこと。編曲者の違いも楽しめます。79 のストップ、5548 ものパイプをもつヘルツベルク・ホールの大オルガンを知り尽くしたヤン・ク ライビルが卓越した技術とともにカラフルなオルガンの音色を披露しております。 (Ki)

オクタヴィア
OVCT-00160(1SACD)
2019年5月22日発売
ショパン:24の前奏曲Op.28
前奏曲 嬰ハ短調Op.45
プレスト・コン・レジェレッツァ 変イ長調 (遺作)
江崎昌子(P)

録音:2019年2月27-28日、3月1日、4月8-9日埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)
当盤発売をむかえる2019年は、江崎昌子のデビュー20周年であり、日本とポーランドの 国交樹立100周年という記念すべき年となります。長年ショパンをレパートリーの中心に 据えて活動を続けてきた彼女は、世界的にもショパン弾きとして知られています。 ショパンの生涯に深い思いを馳せ、楽曲の研究を重ねてきたからこそ可能となった演奏 がここに収められています。真摯な姿勢で、過多に飾ることなく純粋に気高い精神で奏で られた名演をご堪能ください。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCT-00162(1SACD)
2019年5月22日発売
ザレンプスキ:ピアノ曲集
5つの即興曲 「薔薇と棘」Op.13
ポーランド組曲Op.16
グランド・ポロネーズOp. 6
タランテラOp.25/子守歌Op.22
江崎昌子 (P)

録音:2019年4月8-9日埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)
ポーランドの知られざる天才作曲家ユリウシュ・ザレンプスキは、ショパンが確立させた 音楽スタイルと美しさを受け継ぎながら、ポーランド人の誇り溢れる素晴らしいピアノ作品 を生み出しました。名ピアニストであったことの伺えるヴィルトゥオーゾ的な部分と、新た な音楽語法の独創性は抜きん出た才能を感じさせます。 ポーランド音楽を知り尽くしたピアニスト・江崎昌子による演奏で、このザレンプスキの名 曲から溢れる「ポーランドの心」をお届けします。

Albion Records
ALBCD-011(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第6番ホ短調(2台ピアノ版/編曲:マイケル・マリナー、改定:アラン・ローランズ)
アイアランド:忘れられた儀式への前奏曲(作曲者の編曲による1台4手連弾版)、
 交響的狂詩曲「マイダン」(作曲者の編曲による1台4手連弾版)
ヴォーン・ウィリアムズ:劇音楽「すずめばち」序曲(1台4手連弾版/編曲:コンスタント・ランバート)
アラン・ローランズ(P)、
エイドリアン・シムズ(P)

録音:2009年11月18日−20日、ウッドハウス・コンサート・ホール(イギリス)
最初の妻であるアデリーンや作曲仲間のバターワース、ホルスト、 さらにはブリス、フォンジ、ハウエルズ、指揮者ではバルビローリ、 ボールト、サージェントなど、数多くのアドバイザーたちに囲まれて いたヴォーン・ウィリアムズ。 正式な初演の前に内輪で行われた新作の発表会ではその大半がピアノ 編曲、または2台ピアノ編曲版で演奏され、特に1940年〜50年台には 「交響曲第6番」の編曲者であるマイケル・マリナー(1895−1973) がその大役を担ったとされています。 また、ヴォーン・ウィリアムズの「交響曲第6番」のスケッチ、作曲 者本人による補筆が加えられた2台ピアノ編曲版の楽譜は大英図書館 に保管されています。 ヴォーン・ウィリアムズと縁の深い音楽家や仲間が最初に聴いたであ ろう「交響曲第6番」の姿が英国の実力派ピアニストたちの演奏で蘇 ります。
Albion Records
ALBCD-031(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:2台ピアノのための音楽
交響曲第5番ニ長調(2台ピアノ版/編曲:マイケル・マリナー、改定:ヴォーン・ウィリアムズ、校訂:アンソニー・ゴールドストーン)
ランニング・セット(2台ピアノ版/編曲:ヴァリー・ラスカー&ヘレン・ビッダー)
タリスの主題による幻想曲(2台ピアノ版/モーリス・ジェイコブソン)
ゴールドストーン&クレモウ〔アンソニー・ゴールドストーン(P))、キャロライン・クレモウ(P)〕

録音:2016年、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(イギリス)
1943年にロイヤル・アルバート・ホールで初演が行われ、シベリウ スに献呈された「交響曲第5番」の2台ピアノ版は、王立音楽大学でヴ ォーン・ウィリアムズに作曲を師事したマイケル・マリナー(1895− 1973)の編曲。 この「2台ピアノ版」の「交響曲第5番」は、そのマニュスクリプトに ヴォーン・ウィリアムズによる修正や注釈が付けられるなど作曲者自 らが全体を監修。師弟の共同作業によって完成した作曲者お墨付きの ヴァージョンです! 名作「タリスの主題による幻想曲」の2台ピアノ版は、スタンフォー ドとホルストに作曲を学んだ20世紀イギリスのコンポーザー=ピアニ スト、モーリス・ジェイコブソン(1896−1976)のアレンジです。

Delphian
DCD-34212(1CD)
ジョン・キッチン・プレイズ・ブリティッシュ・ライト・ミュージック
サリヴァン:「ペンザンスの海賊」序曲、「ミカド」より 燃え上がる輝きを持つ太陽は
トムソン:オン・ザ・スクエア、パルク・デ・パリ、バスビー・バークレーへのサリュート
サリヴァン:「ペンザンスの海賊」より Oh! is there not one maiden breast?、「古城の衛士」序曲
トムソン:吟遊詩人の式典、ワーリー・グラニー、バラのブーケ、テュリッヒからインベリー
サリヴァン(ベアストウ編):「嵐」より 第3幕への前奏曲
ジョン・キッチン(Org)

録音:2018年1月16日−17日、アッシャー・ホール(エジンバラ)
エジンバラ市のオルガニストやオールド・セント・ポール教会の音楽監督、エジンバラ大学のダイレクターなどを歴任してきた名オルガニスト、ジョン・キッチンのデルフィアン(Delphian)での18タイトル目となるレコーディング。
少年時代の英雄的存在であるアーサー・サリヴァン(1842−1900)と、アバディーンを主な活躍の場としたマイケル・トムソン(1949−2016)の作品をカップリングしたプログラムでは、オルガンでイギリスのライト・ミュージックの黄金時代を再現!
エジンバラ、アッシャー・ホールのオルガンで「シネマ・オルガン・スタイル」の醍醐味を響かせています。

Skani
SKANI-071(1CD)
クライスレリアーナ、オクタゴン
シューマン:クライスレリアーナ Op.16
ジェニーティス:「オクタゴン:エピソードとソナタ」
レイニス・ザリンシュ(P)

録音:2018年8月27日−29日 ラトビア放送第1スタジオ(リガ、ラトビア)
シューマンの「クライスレリアーナ」と、ラトビアのアンドリス・ジェニーティス(1978−)が、ラトビア放送第3のアーティスト・イン・レジデンス、レイニス・ザリンシュのために作曲した「オクタゴン:エピソードとソナタ」の初録音の組み合わせ。
ジェニーティスは、ボストンSOとライプツィヒ・ゲヴァントハウスOが共同委嘱、アンドリス・ネルソンスの指揮で初演された近作の「Mara」で国際的に知られるようになりました。「オクタゴン:エピソードとソナタ」は「さまざまな体験、わたしの祖国の色とエネルギー、そして暑い7月にギリシャを旅してまわった際の経験といったことから得た対照的な印象」をピアノ曲集にまとめた作品です。

Talanton
TAL-90008(1CD)
タンゴ・フラメンコ
マヒモ・バルビエリ:デ・ブエルタ・イ・メディア
ファリャ:スペイン舞曲第1番
ハイメ・B.ルドルフ:タンゴ・フラメンコ
ピアソラ:タンゴ組曲より 第2番アンダンテ、第3番アレグロ
グラナドス:東洋風舞曲
ルドルフ:Valery
ドミンゴ・サンタ・クルス:市民連合
モリコーネ:ガブリエルのオーボエ
レアンドロ・リバ(G)、
ハイメ・B.ルドルフ(G)

録音:2018年7月、ドイツ
アルゼンチン出身、現在はドイツ在住で、ヨーロッパとラテン・アメリカのクラシック・ギター作品だけでなく、南米の民族音楽、アルゼンチンのタンゴなどもレパートリーとするギタリスト、レアンドロ・リバ。
幼少期からスペインとドイツに住み、フラメンコ・ギターを伴うセファルディの歌やバロック音楽、バロック・ギター、その他のジャンルの音楽(自身の作品も)を結合させているハイメ・B.ルドルフ。二つの異なるギター(クラシック・ギターとフラメンコ・ギター)、異なる文化的背景を持つ二人のギタリストによるデュオで、アルゼンチンのタンゴとスペインのフランメンコの素敵な出会いと創造的な対話を表現。

BRIDGE
BCD-9514(1CD)
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
クライスレリアーナ Op.16
子供の情景 Op.15
マーク・ポンザス(P)

録音:: 2017 年12 月4,5 日 ニューヨークシティ、DDD、71'08
専ら現代音楽を得意とするピアニスト、マーク・ポンザスが、ドイツ・ロマン派ど真ん中のシュー マンのピアノ曲を演奏。さぞやトンガッたシューマンなんだろうと思いきや、たしかに明晰な響き の新鮮さ溢れる演奏なのだが、しかも情感は意外なほどたっぷり篭っていて、テンポの回しも巧 い。ダークホース的シューマンと言ったら失礼かもしれないが、2 日で CD1 枚を仕上げてしまっ たポンザス、実はシューマン大好きなんだろうと思わされます。
BRIDGE
BCD-9516(1CD)
ステファン・ウォルペ(1902-1972)の音楽Vol.8〜2台ピアノの為の作品集」
行進曲と変奏曲
バレエ組曲「ミディアンから来た男」(全18 曲)
基本音列に基づく2 つの練習曲
クアトロ・マーニ 【スティーヴン・ベック(P) 、スーサン・グレイス(P)】

録音:: 2016 年8 月,2017 年2 月 コロラド・スプリング
※BRIDGE の進めるステファン・ウォルペ(ドイツ生まれのなのでシュテファン・ヴォルペとも 1902-1972)の作品集の第8 巻。2 台ピアノの為の作品集。 半分弱を占めるのはバレエ組曲「ミディアンから来た男」。ウィンスロップ・ブッシュネル・パルマー (1899-1982)原案の物語はご存知旧約聖書のモーセもの。元々ダリウス・ミヨーに作曲の依頼を していたものが、断られたためウォルペに話が回ったという。他の曲も含め、ウォルペ独特の鉛 色の情熱が面白い。

AUSTRIA GRAMMOPHON
AG-0010(1CD)
NX-B03
ロレンツォ・マテラッツォ〜スカルラッティとバッハを弾く
スカルラッティ:鍵盤の為のソナタ集
 ソナタ ニ短調 K.1
 ソナタ ロ短調 K.27
 ソナタ イ短調 K.54
 ソナタ ロ短調 K.87
 ソナタ ト長調 K.105
 ソナタ イ長調 K.208
 ソナタ ホ長調 K.380
バッハ:フランス組曲 第5番 ト
長調 BWV816
ロレンツォ・マテラッツォ(P…YAMAHA S400)
イタリアのピアニスト、音楽学者ロレンツォ・マテラッツォはシエナのキジアーナ音楽院でマウリツィオ・ポリーニに教えを受 け、ロンドンの王立音楽院でギャリック・オールソンのマスター・クラスを受けるなど錚々たるピアニストの薫陶を受けた名 手です。作曲家としても活躍しており、映画の為の音楽を作曲、ジャズとクラシックの要素を融合した作風は多くの 聴き手の賞賛を得ています。また数多くのワークショップを開催し、後進の指導にもあたっています。 このアルバムは、彼が尊敬するスカルラッティとバッハの作品をモダン・ピアノ(YAMAHA)で演奏、新鮮な響きをもたら すとともに、作品の持つ可能性を追求することに成功しました。
AUSTRIA GRAMMOPHON
AG-0012(1CD)
NX-B03
アルト・フルートの為の作品集
バッハ:1.無伴奏チェロ組曲 第2番ニ短調 BWV1008-第1曲 前奏曲
 無伴奏フルートの為のパルティータ イ短調 BWV1013
 無伴奏ヴァイオリンの為のソナタ 第2番 イ短調 BWV1003-第4曲 アレグロ
 無伴奏ヴァイオリンの為のソナタ 第1番 ト短調 BWV1001-第6曲 プレスト
C.P.E.バッハ:無伴奏フルートの為のソナタ イ短調 Wq.132
※全てレザ・ナジファールによるアルト・フルート編
レザ・ナジファール(アルト・フルート)

録音:2018年4月
テヘランにルーツに持つフルート奏者、作曲家レザ・ナジファール。母国でフルートと作曲を学び、その後、オランダと ウィーンに留学、研鑽を積みました。若いころからオーレル・ニコレやジェームズ・ゴールウェイらの薫陶を受け、ウィーン 劇場オーケストラで3年間活躍するなど、幅広い活動を行った彼はバロックから現代まで幅広いレパートリーを持って います。作曲家としては、独奏作品だけでなく、室内楽作品や管弦楽作品までと幅広いジャンルの作品を書くだけで なく、このアルバムに収録された編曲もののような、様々な曲をふさわしい形にアレンジする才能も高く評価されていま す。幾度となく耳にしているはずのバッハの名作も、楽器が変わることで新鮮な響きが生まれます。

POLYMNIE
POL-124138(1CD)
ナタリー・ロシニョール:ピアノ作品集
ロシニョール:即興曲 Op.1-1/即興曲 Op.1-2/楽興の時 Op.2-1/楽興の時 Op.2-2/対比 Op.3-1/対比 Op.3-2/ 前奏曲 Op.4-1/前奏曲 Op.4-2/前奏曲 Op.4-3/ 前奏曲 Op.4-4/水の戯れ Op.5/ 幻想曲 Op.6-1/幻想曲 Op.6-2
リュール: バラード第7 番LEV152
 グリンカの主題による変奏曲 LWV147
アンゲラン・リュール(P)

録音:2015 年 1 月,2018年 1 月 フランス,ビュシェール
ナタリー・ロシニョール Nathalie Rossignol はフランスの片田舎に 暮らす女性で、趣味で自作のピアノ曲を弾いているのだが、彼女にはそれを譜面に書く技術 がなかった。ピアニストであり作曲家でもあるアンゲラン・リュールは、彼女が「頭の中に書い た」曲の演奏を聞いて驚嘆感激し、彼女の演奏を聞いては譜面に起こす作業に取り組ん だ。その成果がこの CD に収録されています。いずれの曲も後期ロマン派風の作品で、非常に 美しく親しみやすい。まずは虚心に、先入観なしに彼女の音楽を聞いてみるとよいでしょう。ア マチュア作曲家の音楽という予断は、1 曲目から木っ端微塵に打ち砕かされ、リュール同様、 ロシニョールの音楽に魅せられてしまうでしょう。 リュールの自作 2 曲も収録。彼は正式にはアンゲラン=フリードリシュ・リュール=ドルゴルキ イという名前で、1975 年、パリ生まれ。ピアノによるジョン・ウィリアムズ映画音楽シリーズでお 馴染み。
POLYMNIE
POL-126140(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
ピアノ・ソナタ第14番 「月光」
ピアノ・ソナタ第23番 「熱情」
ロンド ト長調 Op.129 「失われた小銭への怒り」
アンゲラン=フリード
リシュ・リュール=ドルゴルキイ(P)

録音: 2017 年 12 月 フランス,トロワ
ベートーヴェンの人気ピアノ・ソナタ上位3 曲と、奇妙な題名(ただし第三者による)で知られ るロンドを収録。 アンゲラン=フリードリシュ・リュール=ドルゴルキイ(別の CD ではアンゲラン・リュールと短縮 表記されている)は 1975 年、パリ生まれの作曲家、指揮者、ピアニスト。活動の中心は作曲の ようだが、ピアニストとしての腕前も相当のもので、三大ソナタの演奏も実に堂に入っています。 ヤマハのCFIIIS ピアノを使用。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-368(1CD)
C.P.E:バッハ:ピアノ作品集
ロンド ホ短調 Wq 66 「私のジルバーマン・クラフィエーレとの別れ」
幻想曲 ハ長調 Wq 59/6
ロンド イ短調 Wq 56/5
幻想曲 イ長調 Wq 58/7
ロンド ニ短調 Wq 61/4
幻想曲 ヘ長調 Wq 59/5
ロンド ハ短調 Wq 59/4
幻想曲 ヘ短調 Wq 67
ロンド イ長調 Wq 58/1
幻想曲 ハ長調 Wq 61/6
ロンド ホ長調 Wq 57/1
スペインのフォリアに基づく変奏曲 ニ短調 Wq 118/9
ヴィットーリオ・フォルテ(P)

録音:2018 年 5 月 9-10日イタリア,ペスカーラ
Lyrinx に録音を行っていたピアニスト、ヴィットーリオ・フォルテが ODRADEK に C. P.E.バッハを録音。ヴィットーリオ・フォルテは、1977 年、イタリア最南部のカラブリア州 ロッサーノの生まれ。本人が書いているところによると、17 歳の時に町に一人のピアノ教 師、アルゼンチン出身のホセ・レポーレに学んだ後、1998 年にスイスのジュネーヴに移 り、さらにローザンヌ音楽院でクリスティアン・ファヴルに学んだ。彼の演奏は、上質な深 みの感じられる落ち着いた演奏にイタリア人らしい情熱の迸りが結びついたもので、た いへんな優れものです。スタインウェイD を使用。

SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0247(3CD)
ヴァン・クライバーン〜第1回チャイコフスキー国際コンクール 全録音
[CD 1] 第1次予選
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 から 前奏曲とフーガ 変ロ短調 BWV 867
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330 (K.300h)
ショパン:練習曲 Op.25 から イ短調(No.11)
リスト:超絶技巧練習曲集 S.139 から ニ短調「マゼッパ」(No.4)
スクリャービン:12の練習曲 Op.8 から ホ長調(No.5)
チャイコフスキー:6つの小品 Op.19 から 創作主題と変奏曲 ヘ長調(No.6)
[CD 2] 第2次予選
タネーエフ:前奏曲とフーガ 嬰ト短調 Op.29
チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ(大ソナタ)ト長調 Op.37 から 第1楽章
バーバー:ピアノ・ソナタ 変ホ短調 Op.26 から 第4楽章
ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調 S.244
[CD 3] 決選
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23*
カバレフスキー:ロンド
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番+
ヴァン・クライバーン(P)
モスクワ・フィイルハーモニーO*
キリル・コンドラシン(指)*

録音:1960年4月2、7、11日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール(モノラル)
SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0236(1CD)
チェンバロ奏者ギュンター・ラミン〜モスクワ音楽院ライヴ
バッハ:パルティータ第4番ニ長調 BWV 828
 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV 903
 ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番ニ長調 BWV 1028*
ヘンデル:チェンバロ組曲集第2巻 から シャコンヌ ト長調 HWV 435
 チェンバロ組曲集第1巻 組曲第3番ニ短調 HWV 428
ベルンハルト・ギュンター(ヴィオラ・ダ・ガンバ*)
ギュンター・ラミン(Cemb)

録音:1954年6月19日、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール
SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0233(2CD)
ドビュッシーの「前奏曲」−原曲と脱構築
ドビュッシー:前奏曲集(全2巻)
ドビュッシー:前奏曲集 から 抜粋*
ドビュッシー(アンドレ・カプレ編): 「聖セバスチャンの殉教」から 抜粋*
アレクセイ・リュビモフ(P)
ヴラディーミル・タラソフ(打楽器*)

録音:2010-2013年、ライヴ、モスクワ および ブルノ(チェコ)
*は演奏者による「脱構築」的演奏。
SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0241(1CD)
マリア・ユーディナ〜シューマンを弾く
クライスレリアーナ
幻想小曲集 Op.12 から 夕べに(No.1)
森の情景から 予言の鳥(No.7)
幻想曲 Op.17
マリア・ユーディナ(P)

録音:1951年6月10日、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール
SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0242(2CD)
マリア・ユーディナ〜モーツァルトを弾く
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
ピアノ・ソナタ第6番ニ長調 K.284 (K.205b)#
ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310 (K.300d)
ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331 (K.300i)
幻想曲 ニ短調 K.397 (K.385g)
幻想曲 ハ短調 K.475
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K.526*
ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488+
マリア・ユーディナ(P)
マリーナ・コゾルーポヴァ(Vn)*
ソヴィエト国立SO+
アレクサンドル・ガウク(指)+

録音:1951年10月6日(無印/#)、1951年10月13日*、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール(無印/#/*)
1947年7月9日、スタジオ、モスクワ+モノラル、ADD

*#初出音源。


MIRARE
MIR-426(1CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
ソナタ第13番変ロ長調 KV 333
ソナタ第12番ヘ長調 KV 332
ソナタ第11番イ長調 KV 331「トルコ行進曲つき」
アンヌ・ケフェレック(P)
軽やかかつカラフルな純フランス風ピアニズムの担い手として貴重な存在のケフェレック。待望の新譜はモーツァルトのソナタ集です。モーツァルトとい えばMIRAREレーベルからは2001年録音の作品集(MIR 9931)がありますが、それから20年弱を経ての録音となります。彼女の清冽なタッチはま さにモーツァルトにぴったり。ここでは名曲3曲を録音しております。「トルコ行進曲つき」冒頭の変奏曲の美しさはまさに絶品。何も構えることなくすべ てが自然に流れており、まさに巨匠のなせる芸術といえましょう。モーツァルトの魅力を純に味わうことができます。 (Ki)

Alba
ABCD-437(1CD)
ラウタヴァーラ:ピアノ・ソナタ第2番「火の説法(1970)
ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23
リンドベリ:ピアノ・ジュビリー(2000)− 第6番 第3番 
ショパン:バラード第2番へ長調 Op.38
サーリアホ:バラード(2005)
ショパン:バラード第3番変イ長調 Op.47
ホイットール:草の葉(2005-09)− 第6曲〈夜の浜辺で〉- 第7曲〈もの静かな辛抱づよいクモ〉
ショパン:バラード第4番へ短調 Op.52
エーリク・T・タヴァッシェルナ(P)
[Piano: Steinway D] 

録音:2017年12月 シベリウス・ホール(ヤルヴェンパー、フィンランド)
ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーの名誉教授、エーリク・T・タヴァッシェルナは、1951年、ヘルシンキ生まれ。タパニ・ヴァルスタとモスクワの ヘンリエッタ・ミルヴィスに学び、ウィーン音楽大学でディーター・ヴェーバー、ニューヨーク大学でユージン・リスト、ジュリアード音楽院でサーシャ・ゴロド ニツキに師事。シベリウス・アカデミーで1982年からピアノと室内楽を教え、ショパンを弾いてコッコネンに認められたヤンネ・メルタネン、トランスクリプショ ンと現代音楽に関心を寄せるリスト=マッティ・マリン、ヘンリ・シーグフリードソン、カトリーナ・コルテたちを育てました。コンサートではハイドン、シューベ ルト、エングルンドたちのソナタを演奏、スウェーデンの BIS レーベルにシベリウスのピアノ作品の全曲を録音したことでも知られます。 『バラードとその他の物語』は、タヴァッシェルナが久しぶりに録音したアルバムです。2017年に行ったリサイタルのコンセプトに沿ったプログラムが組まれ、ショ パンのバラード4曲がフィンランドのピアノ作品とともに演奏されます。ラウタヴァーラの「コラール風コードのテクスチュアとローリング・アルペッジョ」に特徴 づけられるピアノ・ソナタ「火の説法」。ロンドンのロイヤル・フェスティヴァルホールがピエール・ブーレーズへの誕生日プレゼントとして委嘱した第1曲と、5つ の短い曲を「調和する全体」にまとめたマグヌス・リンドベリの「ピアノ・ジュビリー」から2曲。カイヤ・サーリアホが「メロディのある曲を書きたかった」と いう、エマヌエル・アックスのための小品「バラード」。マシュー・ホイットールがウォルト・ホイットマンの詩に基づきリスト=マッティ・マリンのために作曲し た12の前奏曲「草の葉」の2曲。 (Ki)

BIS
BIS-2435(1CD)
エレキギターによるグルジェフ
サイイドと踊り/嵐の月日が過ぎ去ったように/ブハラのデルヴィシュ/祈り/サイイドと踊り/ガファルとゼイナブが夢遊病状態で歩いた時/サイイドと踊り/チベット・ダンス/モルト・レント・エ・リベラメンテ/フラグメント第4/キリストの復活/瞑想/聖書を読みて
ギュンター・ヘルビッヒ(エレキギター)

録音:2017年3月、2018年4月/音楽制作会社ハタイタニ(ウェリントン、ニュージーランド)
アルメニア生まれの神秘主義思想家にして稀代の奇人ゲオルギー・グルジェフ(1866頃-1949)。多才な彼の遺産のひとつに作曲があります。実際は一本指 で弾いたものを友人の作曲家トーマス・ド・ハルトマンが曲に仕立ていますが、膨大な数が残され一部でカルト的な人気を誇っています。彼が放浪のさなか中央 アジアやアフガニスタン、チベットで接した民俗音楽の要素を採り入れた個性的作品ばかりで、時代を先んじた感性に驚かされます。キース・ジャレットをはじめ 音源はいくつかありますが、前代未聞な演奏が登場。ニュージーランドのギタリスト、ギュンター・ヘルビッヒが自ら編曲したグルジェフのピアノ曲13篇をなん とエレキギターで演奏。それもグレッチの銘器ホワイトファルコンの美しい音色で響きます。
ヘルビッヒはドイツ出身で、10代の頃にスピリチュアルに興味を持ちグルジェフの著作に強い影響を受けて以来、彼にとって大事な存在だったとのこと。エレ キギターだとより幻想的な音世界が広がり、情感を込めるのが容易なうえ、ピアノではできない微分音を出せるため、民俗音楽独特なメリスマを絶妙に表現して います。ワールドミュージック・ファンにもオススメ。
BIS
BISSA-2429(1SACD)
ハイドン:『十字架上のキリストの最後の7つの言葉』Hob.XX/1C
アンダンテと変奏曲 ヘ短調Hob.XVII/6 Op.83
ニコラ・スタヴィ(P;Steinway D-274)

録音:2006年1月/サン=マルセル寺院(パリ)
世界初録音のフォーレのピアノ作品集(BIS SA 2389)や難曲揃いで知られる旧ソ連の作曲家ティシチェンコのピアノ作品集(BIS SA 2189)でも注目を集めるニコラ・スタヴィ。当録音はかつて Mandalaレーベルからリリースされていたハイドンのアルバムで、この度 BISレーベルによりリ マスタリングし同レーベルから SACD ハイブリッド盤で再発売します。ハイドンの代表作『十字架上のキリストの最後の 7 つの言葉』は 1785 年に管弦楽作品 のために作曲されましたが、その後 1787 年には四旬節にスペインのカディスで演奏するために弦楽四重奏版を、さらに 1794 年に歌詞をつけたオラトリオ版を 編曲しております。当録音ではハイドンが監修したクラヴィーア用の編曲版をピアノで演奏しております。
演奏のニコラ・スタヴィはドミニク・メルレに学んだ後、アルフレート・ブレンデル、ジェラール・フレミー、クリスチャン・イヴァルディらの薫陶も受けました。 ユンディ・リが優勝した 2000 年のショパン・コンクールで特別賞、翌 2001 年のジュネーヴ国際音楽コンクールでは第 2 位を受賞した実力派です。

SWR music
SWR-19077C(1CD)
NX-B02
ショパン:ポロネーズ集
 第3番イ長調 Op.40-1 「軍隊」
 第1番嬰ハ短調 Op.26-1
 第2番変ホ短調 Op.26-2
 第4番ハ短調 Op.40-2
 第8番ニ短調 Op.71-1
 第9番変ロ長調 Op.71-2
 第5番嬰ヘ短調 Op.44
 アンダンテ・スピナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
シマノフスキ:練習曲 変ロ短調 アンダンテ Op.4-3*
ザレプスキ:グランド・ポロネーズ Op.6*
ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(P)

録音:1960年2月13日 ヴィラ・ベルク室内楽スタジオ、シュトゥットガル
1966年6月30日 南ドイツ放送センデザール、カールスルーエ(ライヴ)*(すべてモノラル)
コルトーに師事し、1949年の第4回ショパン・コンクールでベラ・ダヴィドヴィチと共に優勝したチェルニー=ステファンスカ。ショパンのスペシャリスト として求められたこともあり、世界中でショパンを演奏した彼女ですが、実際は幅広いレパートリーを持っており、特に故国ポーランドの作曲家 を取り上げることには積極的でした。ここには得意としたショパン作品からポロネーズを収めており、ダイナミックな弾きぶりと繊細なフレージングを 併せ持つ名人芸を楽しむことが出来ます。またボーナストラックとしてライヴ音源より、彼女の大切にしたポーランドの作曲家からシマノフスキと ザレプスキを収録し、ショパンともども、その祖国への強い愛と作品との相性をよく理解できる企画となっています。SWRのオリジナル・テープか ら丁寧なリマスターを施されており、聴きやすさはもちろん、楽器の響きが前面に出る好ましい音で、彼女の至芸を楽しむことが出来ます。

COL LEGNO
COL-20442(1CD)
NX-B09
バッハの無伴奏パルティータによる作品集
バッハ:無伴奏パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002-第1曲 アルマンド
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002-第2曲 ドゥーブル
エーファ・ライター(1976-):アルマンド・ミュルティプリエ-バッハの無伴奏パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002-アルマンドによる
バッハ:無伴奏パルティータ第1番ロ短調 BWV1002-第3曲 クーラント
バッハ:無伴奏パルティータ第1番ロ短調 BWV1002-第4曲 ドゥーブル
シモーネ・モヴィオ(1978-):インカント VII-.S.バッハの無伴奏パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002 クーラントによる
バッハ:無伴奏パルティータ第1番ロ短調 BWV1002-第5曲 サラバンド
バッハ:無伴奏パルティータ第1番ロ短調 BWV1002-第6曲 ドゥーブル
アンドレアス・リンデンバウム(1963-):アン・トゥールナン-バッハ:無伴奏パルティータ第1番 ロ短調
BWV1002-第5曲 サラバンドによる
バッハ:無伴奏パルティータ第1番ロ短調 BWV1002-第7曲 テンポ・ディ・ブーレ
 無伴奏パルティータ第1番ロ短調 BWV1002-第8曲 ドゥーブル
ベルンハルト・ガンダー(1969-):ブーレー・ブーレー-バッハ:無伴奏パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002-
アネッテ・ビク(Vn)

録音:2018年1月、7月
第7曲 テンポ・ディ・ブーレによる 作曲家ベアト・フラーが結成した現代音楽専門の室内オーケストラ「Klangforum Wien-クラングフォルム・ヴィーン」 で活躍するヴァイオリニスト、アネッテ・ビク。彼女は現代作品だけでなく古典派やバロック期の音楽にも造詣が深く、ど の時代の作品も自在に弾きこなします。彼女の特徴を生かした初アルバム「Double Bach」は、バッハの無伴奏パル ティータ第1番に、各々現代作曲家がインスパイアされた作品を追加。タイトル通り「2倍のバッハ」が楽しめる趣向に なっています。バッハ作品が現代に与える影響も味わえる魅力的な1枚です。

ONDINE
ODE-1318(1CD)
NX-B04
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ 第2番ヘ長調 K280
ピアノ・ソナタ 第3番変ロ長調 K281
ピアノ・ソナタ 第8番イ短調 K310
ピアノ・ソナタ 第13番変ロ長調 K333
ラルス・フォークト(P)

録音:2016年5月2-3日、2019年1月18日、2019年1月19日
ベートーヴェンのピアノ協奏曲ツィクルスが大好評のうちに終了した名手フォークトが次に取り組むのはモーツァルトのピア ノ・ソナタ集です。このアルバムではバロック期の影響が強い1775年頃に作曲された2作品と、1778年モーツァルトの 母の死の年に書かれた2作品が収録されています。 第2番はハイドンの影響が強いとされていますが、第2楽章のアダージョは晩年の作品を思わせる抒情性をもっていま す。第3番も同じく第2楽章のしっとりとした雰囲気が見事です。珍しく短調で書かれた第8番、技巧的な作風による第 13番もモーツァルトらしい旋律美に溢れた作品です。フォークトの演奏はモダン・ピアノの響きをたっぷりと生かしたもの で、モーツァルトのソナタに、まるでロマン派時代の作品のように詩情豊かな表情を与えています。、精緻なデュナーミク、 ゆったりめのテンポによる濃厚な歌いまわしは、昨今のピリオド的解釈とはまた違う新しさを感じさせます。

GEN RECORD
NYCC-13010(1CD)
税込定価
戸室玄〜フランシス・プーランク
プーランク:3つのノヴェレッテ
15の即興曲/ナポリ
戸室玄(P)

録音:2018年8月21日、8月22日、11月22日セント・マークス 教会、シティー・オブ・ウェストミンスター、ロンドン
1989年生まれの戸室玄。幼少期より海外で生活した体験を反映させた洒脱な演奏を聴かせるピアニストです。このアルバム は彼が最も愛するというプーランクの作品集。「3つのノヴェレッテ」で始まり、アルバムの中心に置かれているのは1932年に作曲 された「15の即興曲」。練習曲風でもありながら、プーランクの心情が丁寧に描かれたユニークな曲集になっています。なかでも 彼が心酔した歌姫のために書かれた第15番の「エディット・ピアフを讃えて」 はプーランクの洒脱さをよく示す作品と言えるでしょ う。作曲年代の幅広い3曲で構成された「ナポリ」も美しい曲。イタリアとフランスの良いところが融合した興味深い作品です。

OEHMS
OC-1712(1CD)
NX-B03
イェフダ・インバール〜ピアノ・リサイタル
シューベルト:ピアノ・ソナタ 断章 嬰ヘ短調 D571
シューベルト:ピアノ・ソナタ ハ長調「レリーク」D840(未完)
フィニッシー(1946-):シューベルト D840の補筆版…世界初録音
イェルク・ヴィトマン(1973-):IDYLL UND ABGRUND 牧歌と深淵
イェフダ・インバール(P)

録音:2018年10月24-27日イェス=キリスト教会 ベルリン
1987年、イスラエルのハイファで生まれたピアニスト、イェフダ・インバール。エルサレム音楽大学で学士号を取得し、 2014年からロンドンに拠点を移し、研鑽を積んでいます。このアルバムではシューベルトにまつわる様々な音楽を演奏。 最初の2作品はいずれもシューベルト自身の「未完の作品」であり、その中でも2つの楽章のみが残された「レリーク」は未 完とは言え、30分近くの大作であり、晩年のシューベルトらしい、揺れ動く調性と自由な展開を持つ作品です。イギリスの 現代作曲家フィニッシーはこの曲に補筆を加えましたが、彼は曲の味わいを生かしながらも独特の曲調へと変化させてい ます。人気作曲家ヴィトマンによる最後のソナタD960からのメロディを自由に展開するというユニークな作品は、彼による 3作目の「シューベルトへのオマージュ」となります。

SOMM
SOMMCD-0193(1CD)
NX-B04
アーノルド・バックスとハリエット・コーエン
バックス(1883-1953):ピアノ・ソナタ 変ホ長調
 夜に(パッサカリア)
 4つの小品…世界初録音
ハリエット・コーエン(1895-1967):ヴォルガの日没
 放浪者
 ウィルナの古い教会
 タタール人
バックス:伝説
マーク・ベッビントン(P)

録音:2017年9月26&27日
近代イギリスの作曲家アーノルド・バックス。7曲の交響曲や、晦渋なピアノ曲で知られますが、何より彼の名を広めたの は、12歳年下の名ピアニスト、ハリエット・コーエンとの秘められた恋。道ならぬ恋に走った彼は、コーエンのために数多く の作品を書き、それに応える形でコーエンもいくつかの曲を作曲。このアルバムでは2人の親密な音楽による対話を聴く ことができます。バックスの「ソナタ変ホ長調」は後に交響曲第1番として完成する曲。オーケストラ版の豊穣な響きを思 わせる華麗な作品です。他には、妖艶な雰囲気を漂わせる「夜に」、様々な表情を持つ曲が並べられた「4つの小 品」、代表作の一つ「伝説」が収録されています。併せて、コーエンの作品ではムソルグスキーを思わせる「ロシアの印 象」が収録されており、ここでは彼女の技巧の高さをうかがい知ることができます。2人の芸術家の秘めたる思いが込めら れた1枚です。

ARCO DIVA
UP-0206(1CD)
NX-B03
ハイドン:ピアノ・ソナタ 変ホ長調
Hob.deest
フランク:前奏曲、コラールとフーガ M.21
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22
 マズルカ 第18番ハ短調 Op.30-1
 マズルカ 第19番ロ短調 Op.30-2
 マズルカ 第20番変ニ長調 Op.30-3
 マズルカ 第21番嬰ハ短調 Op.30-4
 スケルツォ 第3番嬰ハ短調 Op.39
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」Op.39-第5番変ホ短調
アダム・スコウマル:ジョングルール
マレク・コザーク(P)

録音:2018年3月
チェコ出身の若手ピアニスト、マレク・コザークはプラハ芸術アカデミーでイヴァン・クラスキー教授の指導を受け、2018年 に開催されたブレーメン国際ピアノ・コンクールで優勝しました。それ以前にも、2016年のプラハ春季コンペティションで2 位を獲得、この時には現代作曲家アダム・スコウマルの演奏でその才能が注目されました。このアルバムでは、オーソドッ クスなレパートリーを披露していますが、ハイドンの後にフランクを持ってくるなどユニークな選曲が魅力です。スコーマルの 作品も最後に収録されています。

Naxos Japan
NYCC-27308(1CD)
税込定価
フランスのロマンス
ドビュッシー:夢
ドビュッシー:レントより遅く
フォーレ:8つの小品 Op.84より 第5番即興曲/第8番 ノクターン
 3つの無言歌 Op.17 第1番変イ長調/第2番 イ短調/第3番変イ長調
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 ラ・ヴァルス(福間洸太朗編)
サティ:ジムノペディ 第1番
 ジュ・トゥ・ヴ(福間洸太朗編)
プーランク:即興曲 第15番『エディット・ピアフを讃えて』
 3つのノヴェレッテ
ワイセンベルク:シャルル・トレネによる6つの歌の編曲[街角/あなたは馬を忘れた/パリの四月/ブン!/去り行く君/メニルモンタン]
ルノワール:聞かせてよ、愛の言葉を(福間洸太朗編)
福間洸太朗(P)

使用ピアノ・・・ベヒシュタイン(C・Bechstein D-280)
ブックレットには福間洸太朗自身による楽曲解説を収録
このアルバムは、単に自分の好きなフランス音楽の小品を集めたわけではありません。私のピアノ人生にとって欠かせない出来事 とリンクした作品がちりばめられており、そのすべてをここで語ることができないのが惜しまれるほどです。-ブックレット序文より
入念に考えられたアルバム・コンセプトに沿って選ばれた一連の曲は、心地よい流れに乗り聴き手の心を満たします。 文字通り夢心地の雰囲気溢れる「夢」、ためらいがちに始まりながら少しずつ親しさを増していく「レントより遅く」、そして柔和で流麗なフォーレを経て、ラヴェルの 「亡き王女のためのパヴァーヌ」で一息ついたあと、最初のクライマックスともいえる「ラ・ヴァルス」の音の奔流!小粋なサティ、プーランクからアルバムの白眉ともいえ るワイセンベルクの「シャルル・トレネによる6つの歌の編曲」、最後は名曲「聞かせてよ、愛の言葉を」で余韻を残してそっと消えていく・・・。音楽性、技術の粋が 結実した珠玉の演奏をじっくりとお聞きください。 各曲を彩るベヒシュタインの深みのある音色も聴きどころ。録音の素晴らしさも相俟って、聴き手を“福間洸太朗の内なる世界”へといざなってくれます。

GRAND SLAM
GS-2200(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 グレン・グールド(P)

録音:1955年6月10日、14-16
日/コロンビア30番街通りスタジオ(ニューヨーク)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
グールドのデビュー盤であるバッハのゴルトベルク変奏曲については、もはや説明不用かと思います。その演奏が、恐ろしいほど生々しい音質で蘇ります。 これはもはや、歴史的事件と言っても過言ではありません。 また、解説書には「日本におけるグールド受容史」を掲載しています。グールドは今では最も有名なピアニストのひとりですが、信じがたいことに、日 本ではデビュー以来、10年以上もほとんど認知されない時期がありました。そのあたりの経緯を詳述しており、他では読めない文献です。(平林直哉)

FIRST HAND RECORDS
FHR-49(1CD)
バックス:ラプソディック・バラード
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
ダッラピッコラ:シャコンヌ、間奏曲とアダージョ
カサド:無伴奏チェロ組曲
ロハン・デ・サラム(Vc)

録音:2015年4月28-29日/イギリス、ウォーザン・アビー、モンクスウッド・スタジオ
24bit / 96kHz によるハイレゾ録音&マスタリングで見事な音質。ロハン・デ・サラムは特に現代音楽の分野において、過去 50 年間で最も重要な位置にい るチェリストの一人です。11 歳でカサドに学び 16 歳でカザルスに出逢った彼は、アンサンブルとソロの両方で精力的に演奏活動を展開。ベリオ、ブリテン、ケー ジ、グラス、ヒンデミット、カーゲル、クセナキス等々、錚々たる顔ぶれの現代作曲家の作品の初演に携わり、また現代音楽界きっての超絶カルテット「アルディッ ティ四重奏団」のチェロ奏者としても長年活動しました。
バックスの作品はサラムが英国初演をした楽曲で、独創的でドラマティックな佳品。サラムはリゲティの無伴奏ソナタも公式初演しています。ダッラピッコラの 作品はカサドのために書かれたもので、力強い音楽ながら色彩感とユーモアが絶妙。最後はカサドの無伴奏が収録されており、サラムにしか語りえない内容の 1 枚となっています。 (Ki)
FIRST HAND RECORDS
FHR-83(1CD)
Risonanze 〜ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集
バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV1008
カルロス・マルティネス・ギル(1959-):夏の組曲(世界初録音)
アーベル(1723-1787):3つの無伴奏小品集
レベッカ・ロー(1970-):旅(世界初録音)
ヨハネス・シェンク(1660-1712):ソナタ第5番 ニ短調(世界初録音)
イブラヒム・アジズ(ヴィオラ・ダ・ガンバ;1712年英国製)

録音:2018年5月29・31日/ロンドン、プラムステッド、昇天協会
24bit / 96kHz によるハイレゾ録音&マスタリングで見事な音質。マレーシアのクアラルンプールに生まれたイブラヒム・アジズはガンバを奏でながら世界中 を旅しています。ロンドンやケーテンで名をあげ、カークビー、エスファハニらとコラボレーションをするなどして活動の幅を広げており、また数々のヴィオール・ アンサンブルに所属しています。
現在ロンドンを拠点としているアジズのデビュー盤となるのが本作。1712 年英国製の楽器を用いて演奏しています。バッハの無伴奏チェロ組曲は自らガンバ 用に編曲したもので、彼の名刺代わりの 1 曲と言えましょう。また現代の作曲家が彼のために書いたガンバ作品も収録しており、過去にとらわれない興味深い内 容となっています。ガンバの独特の古風な響きと共鳴感を味わいながら、新しい創作意欲に満ちた世界をお楽しみください。 (Ki)

Hanssler
HC-18090(1CD)
バッハ:カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちにあたって」 変ロ長調 BWV992
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV 903
「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639(ブゾーニ編)
「羊は安らかに草を食み」BWV208(ペトリ編)
「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147(ヘス編)
4つのデュエット BWV802-805
「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」によるフゲッタ BWV677
「われらの救い主イエス・キリスト」 BWV689
「キリエ、聖霊なる神よ」BWV674
「3声のリチェルカーレ」「6声のリチェルカーレ」〜『音楽の捧げもの』BWV1079より
アン=ヘレナ・シュリューター(P/Steinway D)

録音:2018年9月10-12日/モーツァルテウム音楽スタジオ(ザルツブルク)
バッハの作品に敬愛を持ちバッハ作品の研究家としても名高い女流ピアニスト、アン=ヘレナ・シュリューター。平均律クラヴィーア曲集第1巻(HC-16027)でも高尚なバッハを聴かせてくれました。期待の続編では半音階的幻想曲とフーガ、カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちにあたって」を主軸にブゾーニ編 曲の「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」、ヘス編曲の「主よ、人の望みの喜びよ」、ペトリ編曲の「羊は安らかに草を食み」なども収録。モダンピアノ ならではの解釈が光るピアノのタッチ、ペダルの使い方が絶妙です。
シュリューターは、ピアノ教師の母とピアニストのカール=ハインツ・シュリューターを父に持ち、3歳から両親にピアノを学び、4歳の時に初めてステージで 演奏しました。その後もウゴルスキ、グレムザーといった名教師らに学び、さまざまな影響を受けつつ自らの音楽を磨いたピアニストで、数々のコンクールに入賞、 バッハの『フーガの技法』についての博士論文も書いています。 (Ki)

ATMA
ACD2-2783(1CD)
リスト:超絶技巧練習曲 S.139
2つの演奏会用練習曲 S.145
シェン・ツァイ(P)
中国生まれで上海音楽院に学び、その後カナダに移住、トロント王立音楽院やニューイングランド音楽院で研鑚を重ねたピアニスト、シェン・ツァイによる ATMAレーベル・デビュー盤です。リストの『超絶技巧練習曲』という、王道にして自信ありの選曲。北米でソロ・リサイタルを行い、カナダで高い評価を受け ているピアニストの腕前を知るのに格好の1枚と言えます。
ATMA
ACD2-2767(1CD)
The Pipes are Calling 〜バグパイプが呼んでいる
ベルリオーズ:葬送と勝利の大交響曲 Op.15より「レチタティーヴォと祈り」
ギルマン:交響的小品 Op.88b
ヘンデル:歌劇『セルセ』より「オンブラ・マイ・フ」
ハラルド・ゲンツマー:トロンボーンとオルガンのためのソナタ
ベルンハルト・エドゥアルト・ミュラー:「祈り」アダージョ・レリジョーソ Op.65b
マルコム・フォーサイス:独白、碑文とアレグロ
R.シュトラウス:万霊節 Op.10-10
レハール:オペレッタ『微笑みの国』より「君こそ我が心のすべて」
アーサー・プライアー:エア・ヴァリエ
伝承曲:ダニー・ボーイ
ジェー ムズ・ボックス(Tb)
ジャン=ウィリー・クンツ(Org)

録音:2018年11月/モントリオール、メゾン・サンフォニク
モントリオールSOの首席トロンボーン奏者ジェームズ・ボックスと首席オルガン奏者ジャン=ウィリー・クンツによるデュオ・アルバム。同楽団本拠地の メゾン・サンフォニクにある巨大オルガンを使った贅沢な音響の1枚です。トロンボーンとオルガンの歴史は古く、ともに教会音楽の世界で神の言葉を語る楽器 として使われてきたもの。その神聖かつ敬虔な音色による格別の美しさは現代の楽器でも何ら損なわれることなく、心に染み入るデュエットが繰り広げられていま す。力強い音圧でありながら空気をたっぷり含んだ響きで、壮大で豊かな音楽が優しさを持って降り注いできます。最後のダニー・ボーイは奏者ふたりがアレン ジしたもので、美しい音が光のようにキラキラと輝く感動的なトラックとなっています。アルバムタイトルの「The Pipes are Calling」はダニー・ボーイの歌詞 の中の一節。

EVIDENCE
EVCD-059(1CD)
ショパン:バラード(全4曲)
ノクターン ハ短調 op.48-1
ワルツ ホ短調 遺作
華麗なるワルツ ヘ長調 op.34-3
ノクターン 変ニ長調 op.27-2
英雄ポロネーズ 変イ長調 op.53
幻想ポロネーズ 変イ長調 op.61
ジャン=ポール・ガスパリアン(P)

録音:2018年11月
ジャン=ポール・ガスパリアンは1995年パリ生まれ。アルメニアとセルビアの血を引き、パリ音楽院ではジャック・ルヴィエやミシェル・ベロフに師事、さら にクレール・デゼールやチッコリーニ、ダルベルトの薫陶を受けた期待の若手。ロシアの難曲(EVCD 048)を集めたデビュー盤につづく待望のリリースはショパン。 清潔感のあるタッチと無駄のないテクニックで、ショパンの詩情の世界を豊かに響かせています。 (Ki)

LIMEN Classic
CPLT077-C077
(1CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 第1集
ピアノ・ソナタ ニ長調 K311
幻想曲 ハ短調 K475
ピアノ・ソナタ ハ短調 K457
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 K282
アンドレア・パドヴァ(P)

録音:2016年/リメン・スタジオ
チッコリーニにピアノを、ドナトーニに作曲を学んだアンドレア・パドヴァ。古楽奏法を研究し現代音楽も取り上げ、ブーレーズやバーンスタインとも関わりまし た。知る人ぞ知るイタリアの名手が取り組むモーツァルトのソナタ全集録音第1弾。ペダルを抑えて軽やかなタッチで奏でつつも、グランドピアノならではの幅の あるダイナミクスで聴かせます。ハ短調ソナタのフォルテとピアノの対比はなかなかに劇的。 限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。
LIMEN Classic
CPLT100-C100
(1CD)
イタリアの旅 〜ハープ作品集
ソフィア・コッリ=デュセック:ソナタ ハ短調 Op.2-3
D.スカルラッティ:ソナタ イ長調 K.208
パラディージ:トッカータ イ長調
ダニエラ・テッラノーヴァ:ウッド・メタル・ストリングス(世界初録音)
カセッラ:ハープ・ソナタ Op.68
シャリーノ:トラキスにさらば
カミッロ・トンニ:ハープのための幻想曲(世界初録音)
イヴァン・フェデーレ:フランス組曲第5番(世界初録音)
エマヌエラ・バッティジェッリ(Hp)

録音:2016年/リメン・スタジオ
1980年イタリア生まれのハープ奏者エマヌエラ・バッティジェッリによるイタリア・アルバムです。彼女はソロ、室内楽、協奏曲と幅広く活動を展開しており、 バレンボイム、ラトル、キリル・ペトレンコ指揮のベルリン・フィルと共演するなど大いに活躍中の名手です。古典から現代までバランス良く収録された当アルバ ムで彼女の腕前をご堪能ください。特にカセッラのソナタはとてもきれいな響きの名品です。ちなみにソフィア・コッリ=デュセックはピアノ作曲家で有名なドゥセッ ク(ドゥシーク)の妻で、ハープ奏者でもありました。 ★限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)

CPO
CPO-555169(2CD)
NX-D01
ツェルニー(1791-1857):前奏曲の技巧 Op.300(全曲) コーリャ・レッシング(P)

録音:2016年12月22-23日、2017年2月20-21日、12月13-14日、2018年3月1日
ベートーヴェンと同時代の作曲家ツェルニー。ピアノ学習者ならば彼の練習曲を手掛けた人も多いはず。最近は管弦 楽作品や協奏曲に注目が集まり、19世紀の偉大な作曲家として脚光を浴びていますが、このアルバムは「練習曲 作曲家」としてのツェルニーを再認識させてくれます。「前奏曲の技法」と題されたこの曲集にはありとあらゆるピアノ技 法が盛り込まれた120曲が含まれており、音階練習、分散和音、重音、旋律の歌わせ方など、様々な技巧を習得 することが可能です。番号を追う毎に難易度が増し、譜面を見るだけでも演奏の困難さが伝わるという曲集、もちろ ん聴きごたえもたっぷり。コーリャ・レッシングの鮮やかな技巧が光ります。

MIRARE
MIR-430(1CD)
第38回ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティヴァル公式CD
1. バッハ:イタリア協奏曲 BWV 971よりアンダンテ
2. F.クープラン:子供の時代〜幼年期(クラヴサン曲集第2巻第7組曲
3. バッハ:イギリス組曲第2番イ短調よりアルマンド
4. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番op.27-2「月光」より第1楽章
5. シューベルト:フランスのモティーフによるディヴェルティメント D823 ホ短調より変奏4
6. シューベルト:16の舞曲と2つのエコセーズ D783より第5番
7. アブデル・ラーマン・エル=バシャ:思春期
8. シューベルト:ワルツ第2番op.18 D145
9. シューマン:森の情景op.82より寂しい花
10. シューマン:ダヴィッド同盟舞曲より第14曲やさしく歌いなが
11. フランク:プレリュード、コラールとフーガ FWV21よりプレリュード
12. フォーレ:舟歌 第13番ハ長調 op.116
13. フランク:ゆるやかな舞曲
14. モンポウ:歌と踊り第1曲
15. リャプノフ:超絶技巧練習曲 op.11より子守歌
16. ワーグナー(リスト編):ローエングリンよりエルザの夢
17. チャイコフスキー:四季より3月ひばりの歌
18. ラフマニノフ:前奏曲op.23-10 変ト長調
19. スクリャービン:練習曲 op.42-4
20. ヤナーチェク:霧の中でよりアンダンテ
21. スクリャービン:ソナタ第4番op.30よりアンダンテ
22. デュポン:砂丘の家より星の光
1. クレール・マリ=ル・ゲ
2. Fイド・バル=シャイ
3. ユリアンナ・アヴデーエワ
4. レミ・ジュニエ
5. クレール・デゼール&エマニュエル・シュトロッセ
6. シャニ・ディリュカ
7. エル=バシャ
8. シャニ・ディリュカ
9. クレール・デゼール
10. アダム・ラルーム
11. マリー=アンジュ・グッチ
12. ジャン=クロード・ペヌティエ
13. アンヌ・ケフェレック
14. モルイス・フェルナンド・ペレス
15. 広瀬悦子
16. タンギ・ド・ヴィリアンクール
17. チジョナス・ヴィトー
18. ボリス・ベレゾフスキー
19. アンドレイ・コロベイニコフ
20. ヤダヴィッド・カドゥシュ
21. マタン・ポラト
22. デマリー=カトリーヌ・ジロー
毎年夏にラ・ロック・ダンテロンで行われているピアノの祭典の公式CD。豪華な顔ぶれ、ヴァラエティ豊かな選曲で楽しめます。 (Ki)


Danacord
DACOCD-336(4CDR)
アレクサンダー・ブライロフスキー 〜ベルリン録音(1928年−1934年)
■Disc 1
ショパン:作品集
(1)ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11 *
(2)ピアノ・ソナタ 第2番変ロ短調 Op.35
(3)舟歌 嬰へ短調 Op.60 
(4)バラード第1番ト短調 Op.23
■Disc 2
ショパン:作品集
(1)マズルカ 変ロ長調 Op.7 no.1
(2)夜想曲 変ホ長調 Op.9 no.2
(3)前奏曲 ロ短調 Op.28 no.6&前奏曲 ト長調 Op.28 no.3
(4)前奏曲 変ニ長調 Op.28 no.15 「雨だれ」
(5)ワルツ 変イ長調 Op.34 no.1 「華麗なるワルツ」
(6)ワルツ 嬰ハ短調 Op.64 no.2
(7)ワルツ 変イ長調 Op.69 no.1 「告別」
(8)ワルツ ホ短調 Op. posth.
(9)即興曲第1番変イ長調 Op.29
(10)幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
(11)練習曲 ホ長調 Op.10 no.3 「別れの曲」
(12)練習曲 嬰ハ短調 Op.10 no.4
(13)練習曲 変ト長調 Op.10 no.5 「黒鍵」
(14)練習曲 変イ長調 Op.25 no.1 「牧童」 
(15)練習曲 へ短調 Op.25 no.2
(16)練習曲 へ長調 Op.25 no.3
(17)練習曲 変ト長調 Op.25 no.9 「蝶々」
(18)練習曲 イ短調 Op.25 no.11 「木枯らし」
(19練習曲 ハ短調 Op.25 no.12
(120)ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53 「英雄」
■Disc 3
リスト:作品集
(1)ピアノ協奏曲第1番変ホ長調(1849)*
(2)ハンガリー・ラプソディ第2番嬰ハ短調
(3)ハンガリー・ラプソディ第6番変ニ長調
(4)ハンガリー・ラプソディ第12番嬰ハ短調
(5)即興ワルツ(1842/52)
(6)小人の踊り(演奏会用練習曲第2番)
(7)愛の夢 第3番変イ長調
■Disc 4
(1)ワーグナー(リスト編):「タンホイザー」 序曲
(2)ワーグナー(リスト編): 糸紡ぎの歌(「さまよえるオランダ人」から)
(3)シューベルト(リスト編):朝の音楽
(4)シューベルト(レシェティツキ編):楽興の時 へ短調 Op.94(D.780)no.3
(5)シューベルト(タウジヒ編):軍隊行進曲 Op.51(D.733)
(6)スカルラッティ(タウジヒ編):パストラーレ ホ短調 K,9(L.413)
カプリッチョ ホ短調 K.20(L.375)
(7)メンデルスゾーン:無言歌 ハ長調 Op.67 no.4 「紡ぎ歌」
 幻想曲(カプリース)第2番ホ短調 Op.16 no.2 「スケルツォ」
(8)シューマン:夢のもつれ Op.12 no.7
(8)シューマン:間奏曲 Op.26 no.4(「幻想的情景」から)
(9)ウェーバー:ロンド(無窮動)(ピアノ・ソナタ第1番Op.24 から)
(10)ドビュッシー:人形のセレナード(「子供の領分」から)
(10)ドビュッシー:トッカータ(「ピアノのために」から)
(11)スクリャービン:前奏曲 嬰ハ短調 Op.11 no.10
 練習曲 嬰二短調 Op.8 no.12
ファリャ:火祭りの踊り(「恋は魔術師」から)
アレクサンダー・ブライロフスキー(P)
ユリウス・プリュヴァー(指)BPO*

■Disc 1
録音:(1):1928年
(2)録音:1932年
(3)録音:1934年
(4)バ録音:1929年

■Disc 2
(1)録音:1929年
(2)録音:1928年
(3)録音:1931年
(4)録音:1934年
(5)録音:1928年
(6)録音:1928年
(7)録音:1932年
(8)録音:1931年
(9)録音:1931年
(10)録音:1929年
(11)録音:1929年
(12)録音:1934年
(13)録音:1928年
(14)録音:1932年
(15)録音:1928年
(16)録音:1934年
(17)録音:1932年
(18)録音:1929年
(19)録音:1931年
(20)録音:1932年

■Disc 3
(1)録音:1928年
(2)録音:1931年
(3)録音:1929年
(4)録音:1934年
(5)録音:1931年
(6)録音:1931年
(7)録音:1928年

■Disc 4
(1)録音:1931年 
(2)録音:1928年
(3)録音:1931年
(4)録音:1931年
(5)録音:1931年
(6)録音:1928年
(7)録音:1931年
(8)録音:1931年
(8)録音:1934年
(9)録音:1928年
(10)録音:1934年
(10)録音:1931年
(11)録音:1928年

オリジナル録音:1928年−1934年、ベルリン[Mono]
※デジタル・トランスファー:2019年
ブライロフスキーが1928年から1934年にかけてベルリンで録音した Polydor レーベルの音源。ゴナ・スゴーとニルス・ビアウア・ヴァムベアのコレクションに保存されたオリジナルの78回転レコードを、2019年、クラウス・ビューリトが新たにデジタルリマスター。「オリジナルの録音がこのCD4枚のセットより良い音で聴けたことはない」と、Danacord のイェスパー・ブール氏が自信をもつ音質に仕上げられました。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

ORFEO
C-982191(1CD+DVD)
NX-B07
リスト:『巡礼の年』 第2年「イタリア」S.161/R.10b、
『2つの伝説』S.175 R.17 より 「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」

■付属DVD
「巡礼の年 第2年 イタリア」 フランチェスコ・ピエモンテージとの旅
ロベルタ・ペドリーニ監督
フランチェスコ・ピエモンテージ(P)

録音:2017年12月16-19日
■付属DVD…NTSC Region Free
スイス出身、2007年のエリーザベト王妃国際音楽コンクール第3位を皮切りに、様々なコンクールや賞などで経験を重ねてきたピエモンテージ。 2018年に発売となった「スイス」に続く『巡礼の年』の第2弾が登場。この『巡礼の年』は師であるブレンデルも得意としたレパートリーであり、ピエ モンテージの思い入れもひとしおのものがあります。宗教的・精神的深淵を見つめるような曲想から軽やかなカンツォネッタ、そしてラストには超絶 技巧の大曲が用意されたこの多彩な曲集を、安定したテクニックと深い洞察で見事に描き切っています。 前作同様DVDが付属しており、イタリアの美しい風景をピエモンテージと巡るほか、この録音に関する彼の思いなどを聴くことが出来ます。映像 監督は、ピエモンテージと同じスイスの出身で現在はイタリアで活躍するロベルタ・ペドリーニ。2011年にはドキュメンタリー「W Verdi, Giuseppe!」で高く評価されたほか、アルゲリッチ、マイスキー、コープマンなどの音楽家ともコラボレーションを展開している人物です。

Nimbus
NI-5975(1CDR)
レントヘン:ピアノ作品集 Vol.4
即興曲/バラード第1番ニ短調 Op.6
バラード第2番ト短調 Op.22
バラード第3番ホ短調
ピアノ・ソナタ 嬰ハ短調(1928)
憂鬱なセレナード
J.P.E.ハルトマンの主題による変奏曲とフーガ Op.38
マーク・アンダーソン(P)

録音:2018年6月7日−8日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
19世紀から20世紀前半にかけてオランダで隆盛を誇った音楽一族レントヘン家を代表する音楽家ユリウス・レントヘン(1855−1932)。ドイツの後期ロマン派の流れを汲む、オランダ・ロマンティシズムの象徴的存在、レントヘンのピアノ作品を、独墺系レパートリー、またハンス・フォン・ビューローなどのレア・レパートリーの演奏に定評のあるマーク・アンダーソンが弾くシリーズの第4巻。1873年、17歳のレントヘンが書いたバラード第1番から、1928年に書かれたソナタ 嬰ハ短調まで、広い年代の作品を収録。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 Nimbus Alliance
NI-5950(2CDR)
バッハ Vol.3
バッハ:パルティータ ロ短調(フランス風序曲) BWV.831/前奏曲とフーガ第9番ホ長調 BWV.854/前奏曲とフーガ第19番イ長調 BWV.864/前奏曲とフーガ第5番ニ長調 BWV.850/前奏曲とフーガ第11番ヘ長調 BWV.856/シンフォニア第3番ニ長調 BWV.789/シンフォニア第11番ト短調 BWV.797/パルティータ第2番ハ短調 BWV.826/イギリス組曲第2番イ短調 BWV.807/前奏曲とフーガ第6番ニ短調 BWV.851/前奏曲とフーガ第21変ロ長調 BWV.866/2声のインヴェンション第1番ハ長調 BWV.772/前奏曲とフーガ第23番ロ長調 BWV.868/前奏曲とフーガ第18番嬰ト短調 BWV.863/2声のインヴェンション第13番イ短調 BWV.784/前奏曲とフーガ第4番嬰ハ短調 BWV.849/前奏曲とフーガ第20番イ短調 BWV.865/フランス組曲第4番変ホ長調 BWV.815
リチャード・レスター(Cemb)


録音:2018年2月&8月、バックファストリー(イギリス)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
名匠ジョージ・マルコムに師事し、スカルラッティのソナタ全曲録音、フレスコバルディの鍵盤作品集などを続々と世に送り出したイギリスの古楽系鍵盤奏者リチャード・レスター。2023年の完成を目指す壮大なプロジェクトとしてスタートしたバッハの鍵盤作品集。使用楽器は第1集、第2集に引き続き、ハンブルクの名工ヨハン・クリストフ・フライシャーが1710年に製作した楽器をモデルとして、2011年にコリン・ブースが製作したダブル・マニュアル・ハープシコード。

Diapason
DIAP-058(1CD)
限定盤
スクリャービン:ピアノ作品集&法悦の詩
(1)前奏曲ハ長調 Op.11-1
 前奏曲イ短調 Op.11-2
 前奏曲嬰ヘ短調 Op.11-8
 前奏曲嬰ハ短調 Op.11-10
 前奏曲嬰ト短調 Op.11-12
(2)前奏曲嬰ホ短調 Op.11-14
(3)前奏曲変ロ短調 Op.11-16
 前奏曲変イ長調 Op.11-17
 前奏曲変ホ長調 Op.11-19
 前奏曲ハ短調 Op.11-20
(4)前奏曲ヘ長調 Op.11-23
 前奏曲ニ短調 Op.11-24
(5)ピアノソナタ第3番嬰ヘ短調 Op.23
(6)ピアノソナタ第5番Op.53
(7)詩曲「焔に向かって」Op.72
(8)ピアノソナタ第9番Op.68「黒ミサ」
(9)交響曲第4番「法悦の詩」
(1)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1951年
(2)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1954年
(3)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1951年
(4)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1960年
(5)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1958年
(6)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1955年
(7)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1959年
(8)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1958年
(9)ニコライ・ゴロワーノフ(指)モスクワRSO
録音:1952年
20世紀を代表するロシア・ピアニズムの巨匠の1人、ヴラディーミル・ソフロニツキー(1901−1961)が遺したその代名詞でもあるスクリャービンの録音の中から「前奏曲集(12曲)」や「ピアノ・ソナタ」をディアパゾンが復刻!「Circe社」のリマスタリングにもご注目下さい。 カップリングは「法悦の詩」。ゴロワーノフ&モスクワ放送響の壮絶な1952年録音です。
※Diapason レーベルのタイトルは初回限定生産のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。また、ライセンスに起因する突然の廃盤が発生する場合がございます。予めご了承下さい。
Diapason
DIAPIC-001(1CD)
限定盤
バッハ:イタリア協奏曲&パルティータ集
パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825/パルティータ第2番ハ短調 BWV.826/パルティータ第5番ト長調 BWV.829/パルティータ第6番ホ短調 BWV.830/イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
グレン・グールド(P)
ディアパゾン誌によるグレン・グールドのポートレート・アルバムは、オール・バッハ・プログラム。「イタリア協奏曲」は1959年に録音された1回目、第1楽章&第3楽章が快速テンポの名演が収録されています。
リマスタリングは同レーベルでお馴染みのフランスのマスタリング・スタジオ「Circe社」が担当しています。
録音:1957年&1959年
※当タイトルはレーベルの在庫数が僅少のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。また未入荷に伴う取り扱い中止(廃盤)の可能性もございます。予めご了承下さい。

Danacord
DACOCD-837(1CD)
ベートーヴェン:ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲 ハ長調 Op.120 ゴスタウ・ピークト(P)
B

録音:2018年9月、Anexet ved Lundsgaard Gods(ロンスゴー・エステート)(ケアテミネ、デンマーク)
※使用楽器:Steinway & Sons Model D
ゴスタウ・ピークト Gustav Piekut は、1995年、デンマーク生まれ。6歳からピアノを学び、12歳の時、南ユランSOと共演してオーケストラ・デビュー。2年後、最初のコンサート・シリーズをデンマーク各地で行い、デンマーク国立SOをはじめとするヨーロッパ各地のオーケストラとの共演をスタートさせました。オーフスでマーティン・リュスホルム・イェプセンに2013年まで師事。ドイツの奨学金を得て、ベルリン芸術大学のクラウス・ヘルヴィヒ教授の下で学んでいます。デンマークの国際コンペティション「スタインウェイ・フェスティヴァル」で3度優勝(2008年、2010年、2012年)、2017年の「オーフス国際ピアノ・コンペティション」で第2位、聴衆賞、カール・ニルセン賞、EMCY 賞を合わせて受賞しました。『ディアベッリ変奏曲』は、ピークトのデビュー・アルバムです。「ワルツ」主題を「変容」させる作曲技法で創られた「かつて書かれた最高のピアノ作品」(アルフレッド・ブレンデル)に「23歳の今」を率直に投影。デンマークのフューン島、ケアテミネの由緒ある「ロンスゴー・エステート」のホール「Anexet」で行ったセッションの録音です。

Prima Facie
PFCD-084(1CD)
ショパンへのプレリュード
ショパン:前奏曲嬰ハ短調 Op.45/ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35「葬送」/前奏曲第13番嬰ヘ長調 Op.28-13/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58/前奏曲第7番イ長調 Op.28-7/舟歌嬰ヘ長調 Op.60/前奏曲第14番変ホ短調 Op.28-14/前奏曲第17番変イ長調 Op.28-17/ショパン(ブゾーニ編):ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」/ショパン(リスト編):私のいとしい人
ケネス・ハミルトン(P)

録音:2017年8月26日−27日、カーディフ大学(ウェールズ、イギリス)
ロナルド・スティーヴンソンの弟子であり、その作品のスペシャリストとして知られるイギリスのピアニスト、ケネス・ハミルトンが取り上げた王道レパートリーは「ショパン」!
著書「After the Golden Age: Romantic Pianism and Modern Performance」を執筆、出版するなど、ショパンからパデレフスキの「黄金時代」のピアノ作品の研究、解釈にも定評のあるハミルトン。ショパンのオリジナル作品での解釈だけでなく、プログラムを彩るブゾーニ編曲の「英雄ポロネーズ」、リストの編曲によるノスタルジックな「私のいとしい人」の収録もポイントです。
Prima Facie
PFCD-081(1CD)
メシアン:主の降誕 リチャード・タナー(Org)

録音:2009年9月27日−29日
メシアンが27歳の時に作曲したオルガン作品「主の降誕」は、9曲で構成され演奏時間が60分を超える大作。
ブラックバーンのセント・メアリー大聖堂のオルガンを奏でるリチャード・タナーは、セントポール大聖堂のコリスターとして音楽キャリアをスタートさせた後、ブラックバーン大聖堂の音楽監督などを歴任するなど英国各地で活躍しています。

APR
APRCD-7311(3CD)
エリー・ナイ〜ブランズウィック&エレクトローラ・ソロ78回転録音全集
■CD1〜エレクトローラ・レコーディングス1934−1938
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番変ロ長調
(2)モーツァルト:ロンド イ短調 K.511
(3)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
(4)R.シュトラウス:ブルレスケ調
■CD2〜エレクトローラ・レコーディングス1936−1938
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7
(2)ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57
(3)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13より 第2楽章
(4)ベートーヴェン:パイジエルロの歌劇「水車小屋の娘」の二重唱「心の喜びは失せ」による6つの変奏曲ト長調 WoO.70
(5)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
■CD3〜エレクトローラ・レコーディングス1934−1938&ブランズウィック1922−1924
(1)シューベルト:即興曲ヘ短調 D.935-4
(2)シューベルト:楽興の時第4番嬰ハ短調 D.780-4
(3)シューマン:子供の情景 Op.15
(4)ブラームス:間奏曲変ホ長調 Op.117-1
(5)ブラームス:ロマンツェ ヘ長調 Op.118-5
(6)ブラームス:ラプソディ変ホ長調 Op.119-4
(7)ブラームス:間奏曲変イ長調 Op.76-3
(8)ブラームス:ワルツ第15番変イ長調 Op.39-15
(9)ベートーヴェン(ダルベール編):エコセーズ変ホ長調 WoO.83
(10)シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調 D.780-3
(11)メンデルスゾーン:無言歌第34番ハ長調 Op.67-4「紡ぎ歌」
(12)ショパン:練習曲第3番ホ長調 Op.10-3「別れの曲」
(13)ショパン:夜想曲第5番嬰ヘ長調 Op.15-2
(14)リスト:ハンガリー狂詩曲第8番S.244-8
(15)シューベルト(リスト編):きけ、きけ、ひばり S.558-9
(16)シューベルト(リスト編):ウィーンの夜会第7番イ長調 S.427-7
(17)ブラームス:ハンガリー舞曲第2番ニ短調 WoO.1
(18)テレサ・カレーニョ:小さなワルツ
(19)ドビュッシー:花火
エリー・ナイ(P)、
ヴィレム・ヴァン・ホーフストラーテン(指)ベルリン国立歌劇場O、
フリッツ・ツァウン(指)ベルリン市立O


■CD1
(1)ヴィレム・ヴァン・ホーフストラーテン(指)、(オーケストラ名不詳)
録音:1935年10月1日&11月21日
(2)録音:1938年2月16日
(3)フリッツ・ツァウン(指)ベルリン市立O
録音:1937年11月23日−24日
(4)ヴィレム・ヴァン・ホーフストラーテン(指)、ベルリン国立歌劇場O
録音:1934年5月29日

■CD2
(1)録音:1938年6月7日
(2)録音:1938年2月16日
(3)録音:1936年10月28日
(4)録音:1937年6月23日
(5)録音:1936年5月6日&1937年6月23日

■CD3
(1)録音:1934年2月26日
(2)録音:1934年2月26日
(3)録音:1937年3月12日
(4)録音:1934年2月26日
(5)録音:1937年9月20日
(6)録音:1934年2月26日
(7)録音:1937年9月20日
(8)録音:1937年9月20日
(9)録音:1922年11月
(10)録音:1922年11月
(11)録音:1922年11月
(12)録音:1923年3月21日
(13)録音:1922年2月
(14)録音:1923年3月21日
(15)録音:1922年2月
(16)録音:1922年2月
(17)録音:1922年1月
(18)録音:1924年10月22日
(19)録音:1924年10月22日

※マスタリング・エンジニア:アンドルー・ハリファックス

※ベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ第4番Op.7」の終結部における音の劣化は、原盤に起因するものとのことです。予めご了承下さい。
20世紀有数のベートーヴェン弾きとしてその名を歴史に刻み、戦前に録音された「ソナタ第32番 Op.111」は同曲屈指の名演の1つとも称されているドイツの女流ピアニスト、エリー・ナイ(1882−1968)が、ドイツのエレクトローラとアメリカのブランズウィックの両レーベルに行ったソロ録音の全てと3つの協奏曲録音をAPRが復刻!
「総統のピアニスト」と呼ばれるなど第二次世界大戦中にナチスに関わった経歴により、戦後の活躍の場が限られてしまい本格的な名誉の回復までに長い時間を要したエリー・ナイ。
ここに収録されている1922年から第二次世界大戦開戦前までの録音は、エリー・ナイがベートーヴェンをはじめとする独墺系レパートリーの優れた解釈者であったことを証明する貴重な記録の数々です。
また、以前、Biddulphレーベルから発売されていたCD1の一部とCD2の演奏におけるピッチのエラーに修正が施されていることも朗報と言えるでしょう。


SONARE
SONARE-1043(1CD)
税込定価
梯剛之/ショパン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35「葬送行進曲付き」
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
梯剛之(P)

ライヴ録音:(1)2017年10月27日、(2)2018年9月9日/東京文化会館(小ホール)
近年ますます充実した演奏を披露している梯剛之。その梯が最も大切にしている作曲家の一人であるショパンのピアノ・ソナタ第2番と第3番がリリー スされます!2000年に開催されたショパン国際コンクールではワルシャワ市長賞を受賞するなどショパンの演奏には定評があり、SONAREレーベルよ りバラード全曲をおさめたディスク(SONARE 1023)ではレコード芸術特選盤ほかで高い評価を得ました。また、24の前奏曲、ノクターン第20番、 軍隊ポロネーズをおさめたディスク(SONARE 1027)でも高い知性と卓越した技術が評価されております。ともに大曲であるピアノ・ソナタ第2番と第3番。梯の類まれな表現力と気品に満ちた演奏で聴かせます。ことに繊細な弱音は涙を誘うほど流麗な音 色で聴き手の心に響く演奏です。今の梯を知れる大注目盤の登場です。なお、それぞれ同日に演奏されたバルトミエジュ・コミネによる弦楽四重奏版のショ パンのピアノ協奏曲第1番と第2番(SONARE 1042)も好評発売中です。
楽譜を読み解き、共感し、なお想像力を働かせる…。それが、今の梯には可能なのだ。」(野平多美〜ライナーノーツより)

Relief
CR-210315(1CD)
アニヤ・クロイツァー〜ソロ・アルバム
ピエール=オクターヴ・フェルー:フルートのための3つの小品
クーラウ:ディヴェルティスマン第1番ト長調 Op.68
テレマン:幻想曲第6番ニ短調 TWV40:7
シュターミッツ:8つのカプリースより第2番 ニ長調
クーラウ:ディヴェルティスマン第6番嬰ハ短調 Op.68
ジークフリート・カルク=エーレルト:カプリース 第30番Op.107
バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013
クーラウ:グランド・ソロ第1番ヘ長調 Op.57
アニヤ・クロイツァー(Fl)
2017年クーラウ国際フルートコンクールで第1位に輝いたスイスのフルーティスト、アニヤ・クロイツァーによるソロ・アルバムです。彼女はロンドンの王立 音楽院でウィリアム・ベネットに学びました。このCDは上記のコンクールで演奏した曲に基づいたプログラミングとなっています。

Cybele
CYBELE-061807S
(2SACD)
ジグモンド・サットマリー:オルガン作品集
Cadenza con ostinati / B-A-C-H 」Hommage a…「 / Dies irae - Tage des Zorns / Feuertaufe / Bremer Dom-Musik / Strophen / Sonido Iberico / Sense of Rhythm / Moving Colours / Mors et vita
マルティン・シュメーディング(Org)
アニコ・サットマリー(Vn)
オラフ・ツショッペ(打楽器)
ヴォルフガング・コゲルト(Org)
ジグモンド・サットマリー(Org)
ジグモンド・サットマリーは1939年生まれのハンガリーの作曲家・オルガニストです。コダーイの孫弟子にあたり、バルトークやリゲティの系譜も感じる作風。 クラスメートにペーテル・エトヴェシュもいたそうです。 (Ki)

CPO
CPO-555287(3CD)
NX-D03
オッフェンバック:ピアノ曲全集
【CD1】
1-10.劇的デカメロン
11-16.ベンガルのばら
17.最後の記憶
18.歌劇「ホフマン物語」-第2幕:舟歌(ピアノ編)
【CD2】
1.ワルツ「夕刊」
2.学生ポルカ
3.レントラー「雪玉」
4.ワルツ「黄金の流れ」
5.ギャロップ「馬車の御者」
6.ワツル組曲「ジャクリーヌ」
7.貧者のポルカ
8.大ワルツ「ナヴァラの女王の物語」
9.ポルカ「ロンドンの思い出」
10.ヘルミニェン・ワルツ
11.ポルカ=マズルカ「マドレーヌ」
12.祭りのポルカ・ダンス
13.美しいアメリカ人たち
14.ブルレスク・ポルカ
15.ワルツ「谷間の城にて:1845年8月9日作曲」
16.地獄のギャロップ
【CD3】
1.ミュゼット、17世紀のバレ風エア Op.24(ピアノ編)
2.アマゾーン
3.アラベスク
4.ベルテの歌
5.ブリュンヌとブロンド
6.冬の花
7.3つの麗しき小品
8.MM・ドゥナナン・ペペとフィルの航海(ピアノ編)
9.喜歌劇「月世界旅行」序曲(ピアノ編)
10.喜歌劇「コスコレット」序曲(E.シュトラウス編)
11.歌劇「ホフマン物語」-森の小鳥は憧れを歌う(M.ソッリーニ編)
マルコ・ソッリーニ(P)

【CD1】…777079
録音:2003年8月2.3日
Teatro Speromentale of Ancona

【CD2】…777161
録音:2005年3月29.30日
Teatro Speromentale of Ancona

【CD3】…777371
録音:2007年2月26.27日
teatro「Filippo Marchetti」of Camerino
オッフェンバック生誕200年を記念し、過去にリリースされた3枚のピアノ作品をBOX化。 軽妙なオペレッタ作曲家として知られるオッフェンバックの知られざるピアノ曲をすべて収録。シュトラウス・ファミリーを思わせる明快で美しい数々のワルツやポルカの中に、 時折耳にしたことのある旋律が顔を出します。例えば「地獄のギャロップ」はおなじみの「天国と地獄」のカンカン部分。これはピアニスト、ソッリーニ自身のアレンジによるも ので、オッフェンバックの楽しいメロディに見事な超絶技巧を施し、華麗なコンサート・ピースに仕上げています。他にも作曲家自身のアレンジやエドゥアルド・シュトラウス のアレンジによるオペレッタからの小品など多彩なプログラム。オッフェンバックの豊かな旋律美を味わうとともに、19世紀のパリの雰囲気を存分に楽しむ興味深い作品集 です。

DACAPO
MAR-8.226588(1CD)
NX-B06
無伴奏ヴィオラのための作品集
ポール・ルーザス(1949-):秋のコレクション(2014)
アナス・コッペル(1947-):For Viola(2015)
ニルス・ロシング=スコウ(1954):#ViolaSounds(2015)
カルステン・フンダル(1966-):Varidrome(2016)
セアン・ニルス・アイクベア(1973-):Recitare(2015)
ベント・セアンセン(1958-):サラバンド(2015)
ラファエル・アルティーノ(Va)

録音:2017年6月19-20日、2018年3月4日
全て世界初録音
オーケストラの楽器の中でも特別な存在であるヴィオラ。地味でありながらも、その深い音色に魅了されている作曲家 は多く、数多くの印象的な作品が生まれています。現在オーデンセSOの首席ヴィオラ奏者を務めるラファエル・ アルティーノはヴィオラの音色と可能性を追求するために、デンマークで活躍する現代作曲家たちに「無伴奏ヴィオラの ための作品」の作曲を依頼しました。音作りの道具としてヴィオラを用いる人、とことん歌わせる人など、作曲家によって 楽器の扱いの違いにご注目ください。

Orlando Records
OR-0034(1CD)
2700★★NX-B09
ビローネ/オディン/クセナキス:パーカッション作品集
クセナキス:ルボン
ピエルルイジ・ビローネ(1960-):マニ・マッタ
トーケ・ブロルソン・オディン(1982-):マスキーネ
チェン・インシュエ(パーカッション)

録音:2017年3月27日,5月28日
台湾出身のパーカッション奏者、チェン・インシュエ。彼女はこのアルバムの演奏について「私のパフォーマンスやプロジェ クトは、あらゆるスタイルの音楽を通じて全ての年齢層の人々を原点に立ち返らせることです」と語ります。ここでは3人 の現代作曲家ビローネ、クセナキス、オディンの作品を演奏、原始的な力とスピード感を持ちつつも、それぞれ性格の 違う作品によって形作られるアルバムは、全てを通して聴くことで得も言われぬ高揚感を得ることができます。

FUGA LIBERA
FUG-610(2CD)
NX-D07
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、他
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
コンスタン:「ペレアスの印象」
ドビュッシー:白と黒で
イング・スピネット&ヤン・ミヒールス(P/クリス・マーネ社製平行弦ピアノ)
「ペレアスの印象」
メリザンド:ロール・ビノン (S)
ペレアス:イヴ・サーレンス (T)
ゴロー:ピエール=イヴ・プリュヴォ (Br)
アルケル:テイル・ファフェイツ (Bs)
ジュヌヴィエーヴ:アンジェリク・ノルデュ (Ms)
イニョルド:カミーユ・バウアー (Ms)

録音:2018年4月6-10日ブリュッセル王立音楽院
歴史的ピアノで数々の実績をあげてきたベルギーの名手二人が弾く、『ペレアスとメリザンド』新体験。第一線の古楽器系製作家が手がけた歴史再現型ピアノによる演奏です。  サティ作品集の指揮者としても知られた作曲家マリユス・コンスタン[1925-2004]が、大胆なカットを施しつつも作品の魅力を削がないようピアノ伴奏版の楽譜を整え、作曲当時のドビュッシーがサロンで親しい友人たちと演奏したであろう縮小版を強く想起させる音作りになっています。  前後には、ドビュッシー自身の編曲による『牧神の午後への前奏曲』と『白と黒で』という2台ピアノのための作品を収録。  ダニエル・バレンボイムの提唱で作られた平行弦ピアノの製作者は、ピアノ修復と古楽器コレクションで専門家たちから絶大な信望を集めるベルギーのクリス・マーネ。歴史的ピアノでのドビュッシー・アルバムもあるヤン・ミヒールスが経験豊かなデュオ・パートナーと織り上げた、時代感あふれるフランス近代サウンドをどうぞ。

MSR
MS-1645(1CD)
ロマン派のマニラのピアノ音楽
【文学からの霊感】
モリーナ:カミア,マメル,マリクマタ
【フィリピンの踊り】
パテルノ:サンパギータ(ジャスミン)
ナクピル:カピスの思い出
ペレス:なぜ泣いているのか?
ブエンカミーノ:ハラナ
デ・サアグン・エルナンデス:愛撫
ブエンカミーノ:微笑
マサグエル:美しいフィリピン女
【ロマンス】
ブエンカミーノ:ダンダミン
サンチャゴ:夜想曲 変ホ短調
アデラルド:夜想曲 嬰ハ短調
【ワルツ】
マサグエル:ヴィオレタ(スミレ)
アドナイ:ラ・ユリタ
ブエンカミーノ:感謝
ヴァルデス・イ・ピカ:ワルツ
ブエンカミーノ:カユマングイ
アドナイ:ラ・マリエタ
サンチャゴ:東洋で
【市民の誇り】
ナクピル:パイマカス(告別)
ナクピル:パシグ=パンタヤニン
サンチャゴ:純粋
サリー・ピンカス(P)

録音:2018年4月23-24日
19 世紀末から 20 世紀半ばのフィリピンのピアノ小曲を集めた面白い企画の CD。 フィリピンは大雑把に言って 16 世紀から 19 世紀はスペインが、20 世紀前半は米国 が支配しており、上流階級のサロンではエキゾティックな西洋音楽が人気を博してい た。ここに収録されている小曲は、近年の研究によって再発見されたものです。 サリー・ピンカスはイスラエル生まれのピアニスト。米国を拠点に活動しています。
MSR
MS-1686(1CD)
アーカンソー州出身の作曲家のピアノ作品集
ジョン・ヒリアード(1947-):「2 つの前奏曲、3 つのフーガそして1 つの後奏曲」(2010-13)
フロレンス・プライス(1887-1953):ピアノ・ソナタ第1番ホ短調
コンロン・ナンカロウ(1912-1997 ):タンゴ?(1983)
スティーヴン・ブライアント(1972-):赤線(1999)
コール・バーガー(P)

録音:2018年1月25-26日 オハイオ州オーバリン
米国中南部に位置するアーカンソー州生まれの作曲家のピアノ作品を集めています。ジョ ン・ヒリアード(1947-)、フロレンス・プライス(1887-1953)、コンロン・ナンカロウ(1912-1997)、 スティーヴン・ブライアント(1972-)の作品を収録。ナンカロウは有名だが、青年時代に故郷 を離れています。ジョン・ヒリアードはアーカンソー州ホットスプリングに生まれ育ち、同地で育っ たビル・クリントンと幼馴染だという。フロレンス・プライスは米国のアフリカ系女性として初めて 評価を得た作曲家で、近年注目が集まっています。 コール・バーガーももちろんアーカンソー州のピアニスト。フォートスミスの生まれ。米国人に とって州はほぼ国であり、祖国愛溢れるCD です。

Alba
ABCD-440(1CD)
『21世紀のオルガン音楽』
ヴェリ・クヤラ(1976-):サイクロン(2006)
マイヤ・ヒュンニネン(1977-):三つの世界(2010-11)(オルガンとライヴ・エレクトロニクスのための)
ミンナ・レイノネン(1977-):Par Preference(好みで)(2009)
オッリ・ヴィルタペルコ(1973-):ドーキンズ(Dawkins)(2008)
アンティ・アウヴィネン(1974-):Single Excelsis(2012)
スザンネ・クヤラ(Org)
『ポルトハン・オルガンで弾くバッハ』(ABCD424)をリリースしたベルリン生まれのスザンネ・クヤラ(1976-)の Alba レーベル第2作。フィンランドの 作曲家が、楽器の音量、リズム振動、空気の質感といったオルガンの特性を活かしスザンネ・クヤラのために作った5曲が演奏されます。ヴェリ・クヤラは、シ ベリウス・アカデミーでコンサート・アコーディオンと作曲を学びました。ソロ、室内楽、エレクトロ=アコースティックの音楽を作曲、プレーヤーとしても活動 しています。マイヤ・ヒュンニネンは、コンサート・ミュージック、電子楽器デザインなどの分野で作曲家、サウンドアーティストとして活動。カリフォルニア大学バー クリー校の博士課程で学んでいます。〈無窮動〉〈沈んだ大聖堂〉〈螺旋階段〉の「三つの世界」。ミンナ・レイノネは、ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミー の DocMus 博士課程の学生です。フィンランドの環境と民話、日常的な物や音といった、音楽以外の出会いからインスピレーションを得て作曲することが多い といい、「Par Preference」は「交互に起こる強いコントラスト」を基に作られました。オッリ・ヴィルタペルコは、エディンバラ大学で作曲、バロック・チェロ とアーリーミュージックの演奏を学び、シベリウス・アカデミーで作曲と音楽理論を修めました。イギリスの生物学者の名を曲名とする「ドーキンズ」は、「柔ら かく荘厳な音が大空間でどう響くか」をコンセプトに作曲された〈反復子〉〈ポリモーフィズムの方へ〉〈不滅のコイル〉の3楽章の作品。アンティ・アウヴィネ ンは、音色とリズムに特別な関心をもち、モダニストの作曲語法を強い緊張感やドラマの感覚と融合させた、室内アンサンブルのための音楽を中心に作曲してい ます。 (Ki)

Stradivarius
STR-37117(1CD)
「ソルティージオス」〜ギター二重奏
ファリャ:「恋は魔術師」から(序奏と情景,恐怖の踊り,漁夫の物語,真夜中:魔法,火祭りの踊り)
モンポウ:歌と踊り第6 番
 「内なる印象」〜悲しい鳥
 歌と踊り第2 番
 歌と踊り第5 番
ヴィラ=ロボス:シランディーニャ(全12 曲)
ノヴァ・ギター・デュオ【ネリー・フォン・アルフェン(G)、ルイス・マントヴァーニ(G)】

録音:2018 年4 月5-7 日 ドイツ,シュタインハーゲン
ギター二重奏によるスペイン、南米音楽。ノヴァ・ギター・デュオは、ネリー・フォン・アルフェ ンが 6 弦ギターを、そしてルイス・マントヴァーニが 8 弦のいわゆるブラームス・ギター(ブラー ムスの創作主題による変奏曲 ニ長調 Op. 21 を演奏できるよう低音を拡大したチェロ風のギ ター)を用いており、通常のギター二重奏よりも表現の幅が広いのが特徴。フォン・アルフェン はドイツ人、マントヴァーニはブラジル人で、二人はロンドンの王立音楽院で学んでいる時に 出会った。技術も音楽性も極めて高度で楽しめる。

GENUIN
GEN-19650(1CD)
ハイドン:ソナタ ハ長調 Hob.XVI:50
ヘイグ:ハイドン氏の編曲したロンドのカンツォネッタ
 幻想曲〜皇帝讃歌に基づく
ラトローブ:ソナタ第1 番イ長調〜第2 楽章
ヘイグ:ソナタ第2 番変ロ長調
ハイドン:ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52
レベッカ・マウラー(フォルテピアノ)

録音2018 年3 月7-10日 ザルツブルク
ハイドンの鍵盤作品をフォルテピアノで弾くのはもう珍しいことではないが、この CD は一捻りが入っています。ハイドンの傑作として知られるハ長調 Hob.XVI:50 と 変ホ長調 Hob.XVI:52 を最初と最後に置き、間にはトマス・ヘイグ(1769-1808?) とクリスチャン・イグナティアス・ラトローブ(1758-1836)という英国のあまり知られて いない作曲家の作品が挟まれています。実は、ヘイグのカンツォネッタは題名の通り ハイドンの曲に基づいており、幻想曲は現在ドイツ国家に用いられているハイドン の皇帝讃歌(したがって弦楽四重奏曲「皇帝」の第 2 楽章も)の旋律が用いられて います。ラトローブのソナタはハイドンに捧げられたもの。これらはいずれも世界初録 音と思われます。ハイドンの傑作 2 曲ほど充実した作品とは言い難いが、ハイドンが 英国楽壇に大きな影響を与えたことが伺われる佳作だ。 レベッカ・マウラーはドイツのチェンバロ、フォルテピアノ奏者。ロジャー・ノリントン がハイドンの12 の交響曲を録音した時には彼女が参加していたという。こうした演 奏を聞くと、ハイドンはフォルテピアノが一番相性がよいと思わされます。
GENUIN
GEN-19554(1CD)
「ダンス」
タイチェヴィッチ(1900-84):バルカンの舞曲集(1927)
リスト:「ヴェネツィアとナポリ」 S.159〜タランテラ
ファリャ:「恋は魔術師」〜火祭りの踊り
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
シューマン:ダヴィット同盟舞曲集 Op.6
ミリヤナ・ライイッチ(P)

録音:2018 年7 月28−30 日 ドレスデン
セルビア出身の情熱系ピアニスト、ミリヤナ・ライイッチの本格的なデビューCD。ミリヤナ・ライ イッチはベオグラード生まれで、2008 年からドレスデンを拠点を活動しています。その演奏は意志 の強さを感じさせる冴えたもので、ことにこの CD に収められたような舞曲ではどれも熱い躍動 が生きています。有名なファリャの火祭りの踊りにしてもラヴェルの高雅で感傷的なワルツにして も、音楽がそこに留まらず発散して聞き手を刺激する力の強い演奏で、そしてそれは同郷のマ ルコ・タイチェヴィッチ(1900-1984)のバルカンの舞曲集でことに顕著だ。情熱的女性ピアニスト がお好きな方はぜひ名前を覚えてほしい。
GENUIN
GEN-19637(1CD)
「夜に向かって・・・」
ショパン:夜想曲 変ホ長調 Op.9-2
リスト:愛の夢第3 番変イ長調 S.541-3
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14 番嬰ハ短調Op.27-2「月光」
ショパン:夜想曲 変ニ長調 Op.27-2,夜想曲 嬰ハ短調
ドビュッシー:月の光
ショパン:夜想曲 ロ長調 Op.62-1
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3 番ヘ短調 Op.5
ジェニファー・リム(P)

録音:2018 年2 月20-21日 ライプツィヒ
韓国出身の中堅のピアニスト、ジェニファー・リムの名曲集的 CD。リムは米国のカーティス音 楽院でピーター・ゼルキンに学んだ後、ジュリアード音楽学校のベラ・ダヴィドヴィッチのマスタ ークラスも修了し、2000 年にヨーロッパでのデビューを果たしています。現在はカナダを拠点にし て国際的に活躍しています。リムの演奏は、叙情的な美しさを基本としながら、ふとした時に情熱 がパッと燃え上がるところが素晴らしい。 なおGENUIN からはモーツァルトのピアノ・ソナタ集のCD が発売されている(GEN-15371)他、 伴奏のCD もいくつか出ています。
GENUIN
GEN-19649(1CD)
ピアノ連弾によるシューベルト
シューベルト(フランツ編):弦楽四重奏曲第 14 番ニ短調 D810 「死と乙女」
シューベルト(ガヒ編):ピアノ三重奏曲 変ホ長調D897 「ノットゥルノ」
シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D940
デュオ・ロンターノ【バベッテ・ヒエールホルツァー(P) 、ユルゲン・アッペル(P)】

録音:2018年5月21-23日メンデルスゾーン・ザール,ライプツィヒ・ゲヴァントハウス
シューベルトの有名な弦楽四重奏曲「死と乙女」などをピアノ連弾で演奏しています。「死と乙 女」はロベルト・フランツ(1815-1892)の編曲、「ノットゥルノ」はヨーゼフ・フォン・ガヒ(1793-1864)の編曲で、どちらも非常に良く出来たもので、シューベルトの連弾曲として楽しめるだけの ものだ。これに連弾オリジナルの幻想曲も含め、いずれも良い演奏。デュオ・ロンターノは 2004 年結成。連弾というよりも4 手ピアノという方がしっくり来る一体感がある。

299 MUSIC
NIKU-9020(1CD)
税込定価
シューベルト:4 つの即興曲 Op.90 D899
ショパン:ピアノ・ソナタ第3 番
有吉亮治(P)

録音:2018 年9 月19-21 日長野市芸術館「リサイタルホール」
ヨーロッパで研鑽を積み、現在はリサイタルや著名な演奏家との共演など、多彩 な活躍をみせる有吉亮治のファースト・アルバム。繊細なタッチが紡ぎ出す彩り豊 かな響きと、的確な表現力が導く時の移ろいは、シューベルトとショパンの詩的世 界と感情の起伏をいっそう際立たせ、作品の持つ記憶や風景を呼び覚ます。

Prima Facie
PFCD-095(1CD)
珪藻植物〜ヘスケス:2台ピアノ、4手連弾、独奏ピアノのための作品集
「テアトルム」からの3つの小品(2台ピアノ版)
暗い夜(2台ピアノ版)/アンリのために
もし・・・(4手連弾版
彼方の地の子守歌/珪藻植物
グリーン・デュオ〔アントワーヌ・フランソワーズ(P)、ロビン・グリーン(P)〕

録音:2015年5月&9月
ここ日本では「マスク」や「ダンスリーズ」など吹奏楽作品の作曲家としても知られるイギリス、リヴァプール出身のケネス・ヘスケス(1968−)の2台ピアノ、4手連弾、独奏ピアノのために作曲、編曲された作品集。
ストラヴィンスキーの「妖精の口づけ」をベースとして作曲された「彼方の地への子守歌」は、2018年に急逝したオリヴァー・ナッセンの追悼のためにプログラムに加えられました。

Lyrita
SRCD.2373(5CDR)
アラン・リチャードソン:ピアノ作品集
ソナティナ/ラフマニノフの「ヴォカリーズ」/エレジー Op.22-2/ヴィヴァルディの「2本のヴァイオリンのための協奏曲」より ラルゴ/4つのロマンティックな練習曲 Op.25/ソナタ Op.26/ソナティナ ヘ長調 Op.27/2つの短い即興曲 Op.28/2つの小品 Op.29/2つの夜想曲 Op.30/性格的スケッチ Op.31/2つのカントリーの風景 Op.34/3つの小品 Op.35「シューラ・チェルカスキーのために」/狂詩曲 Op.37/ピアノ・ソナタ第2番ニ長調 Op.39/万華鏡(10のトーン・スケッチ) Op.52/3つのピアノ小品「non graded」/タイトルなし 変ホ長調 アレグロ・マ・ノン・トロッポ/楽興の時 嬰ト短調/The Dreaming Spires. Rondel/田園のスケッチ/牧草地/パヴァーヌ/バガテル/ハイドンの主題によるスケッチ/ボッケリーニのメヌエット/パガニーニのソナタ/タイトルなし ホ長調 コン・ポーコ・モート − アレグロ・ヴィーヴォ/ロンド/旅人/コン・モート − リトミコ・エ・グラツィオーソ/ジャック・イン・ザ・グリーン/タイトルなし 「旅人」の旋律によるセッティング/クロリンダ(中級)/5つの短い小品/3つのグレード・ピース/組曲ニ長調 Op.38/2つのグレード6の小品/3つの教育的小品/3つのグレード・ピース/3つの小品(上級)/3つの後期教育的小品/ヘンデルの「水上の音楽」からの組曲*/ピアノ・デュエットのための童謡による即興曲*/2台ピアノのためのワルツ*/2台ピアノのためのパスピエ*/2台ピアノのためのデビュタント*/2台ピアノのためのプレスト*/2台ピアノのための祖母のワルツ*/2台ピアノのためのリストの主題によるカプリース*/2台ピアノのためのヘザー・ヒル*/2台ピアノのためのソナタ*
マーティン・ジョーンズ(P)
エイドリアン・ファーマー(P)*

録音:2017年4月&9月、2018年1月、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
アラン・リチャードソン(1904−1978)は、スコットランド出身、BBCのピアニストとして働いたあとロンドンでピアノと作曲を学び、ハンガリーの名ヴァイオリニスト、フレッシュ・カーロイの伴奏者を務め、後年はロンドンの王立音楽アカデミーでピアノ科教授を務めたピアニスト&作曲家。知られざる秘曲から名曲集までを広くカバーし膨大なレパートリーを誇るNimbusの看板ピアニスト、マーティン・ジョーンズが、アラン・リチャードソンのピアノ作品を演奏会用作品、作品番号なしの作品、教育的作品、ピアノ連弾&2台ピアノのための作品など網羅的に録音した5枚組BOX。連弾&2台ピアノ作品では、Nimbusの代表兼アーティスティック・ディレクターも務めるエイドリアン・ファーマーが共演。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Lyrita
SRCD.381(1CDR)
アラン・リチャードソン:ピアノ作品選集
バガテル/クロリンダ(中級)/ボッケリーニのメヌエット/2台ピアノのためのヘザー・ヒル*/ロンド/ラフマニノフの「ヴォカリーズ」/マリオネット Op.29-2/夜想曲 Op.30-2/ソナタ Op.26より 第2楽章/ランニング・ブルック/3つの小品 Op.35「シューラ・チェルカスキーのために」/ソナティナ ヘ長調 Op.27/バレリーナ/ピアノ・ソナタ第2番ニ長調 Op.39より 第2楽章/万華鏡(10のトーン・スケッチ) Op.52より〔第1番、第2番、第4番、第5番、第8番、第9番、第10番〕
マーティン・ジョーンズ(P)、
エイドリアン・ファーマー(P)*

録音:2017年4月&9月、2018年1月、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
アラン・リチャードソンのピアノ作品の魅力を気軽に楽しんでもらえるよう、前掲の5枚組BOX(SRCD.2373)から厳選されたセレクション・ピース。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Hyperion
CDA-68269(1CD)
ジャン・ルイ・ニコデ:ピアノ作品集
6つの小品 「ロベルト・シューマンの思い出」 Op.6
創作主題による変奏曲とフーガ Op.18
愛の人生 Op.22
サイモン・キャラハン(P)

録音:2018年6月15日−17日、ポットン・ホール(サフォーク)
数々の知られざるピアノ作品を発掘し、ロンドン在住の日本人ヴァイオリニスト小町碧とのデュオでも活躍するイギリスの名ピアニスト、サイモン・キャラハン。ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズでHyperionデビューを果たしたキャラハンが、今度はソロ・アルバムをリリース。ジャン・ルイ・ニコデは、19世紀後半のドイツ(当時のプロイセン王国)でピアニスト、指揮者、作曲家として活動。オーケストラとオルガン&合唱のために書かれた交響的オペラ「海」や交響的唱歌「グローリア!」などの大作も残しており、ピアノ作品としてはショパンの「演奏会用アレグロ」の編曲なども行っています。
Hyperion
CDA-68220(1CD)

PCDA-68220(1CD)
国内盤仕様
税込定価

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1
ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2
ピアノ・ソナタ第21番 「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオリ)

録音:2018年1月8日−11日、ベルリン・イエス・キリスト教会(ドイツ)
「バッハ・オデッセイ」と題された壮大なコンサート・シリーズが世界的な注目を浴びる鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイット。ヒューイットがファツィオリ・ピアノで弾く「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集」は、「バッハのピアノ作品集」、「モーツァルトのピアノ協奏曲集」と並ぶ大型録音プロジェクトの1つであり、前作「テンペスト」(PCDA 68199)もレコード芸術「特選盤」となるなど全世界で絶大な評価を築いています。最新巻は、難聴に苦しむ時期のベートーヴェンが生み出した中期の傑作のうちの1つ、フェルディナント・フォン・ヴァルトシュタインに献呈された「第21番 「ワルトシュタイン」」をはじめとするOp.53、Op.54の2曲、そしてOp.2-1、Op.14-2の初期からの2曲を収録。イタリアの銘器ファツィオリの高貴で洗練された音色が紡ぐ至高のワルトシュタイン。もちろん、毎度おなじみヒューイット自身が執筆した充実のブックレットもポイントです。

Eudora
EUDSACD-1901(1SACD)
ベートーヴェン:後期三大ソナタ集
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
6つのバガテル Op.126
ジュゼップ・コロン(P/スタインウェイ)

録音:2016年7月4日−7日、アウディトリオ・デ・サラゴサ(スペイン)
ヨーロッパ、特にスペインでは高い知名度を誇りながらもこれまで録音の入手が容易でなかったこともあり、ここ日本では知る人ぞ知るピアニストとされてきたジュゼップ・コロン。
いよいよ円熟期を迎えたジュゼップ・コロンが母国のユードラ・レコーズから発表する3枚目のレコーディングは、ベートーヴェンの「後期三大ソナタ集」という壮大なプログラム。
楽聖の最後のピアノ作品である6つのバガテルを2曲ずつそれぞれのソナタの前に配置し「前奏曲」的な意味合いを持たせるなど、コロンの独創的で卓越したヴィジョンが、斬新なベートーヴェンの解釈を披露しています。
Eudora
EUDSACD-1703(1SACD)
コンフルエンス〜バッハ&ショパン
バッハ:前奏曲第1番ハ長調 BWV.846
ショパン:練習曲ハ長調 Op.10-1
バッハ:前奏曲第15番ト長調 BWV.860
ショパン:練習曲変ト長調 Op.10-5
バッハ:前奏曲第10番ホ短調 BWV.855
ショパン:練習曲変ホ短調 Op.10-6
バッハ
:前奏曲第15番ト長調 BWV.884
ショパン:練習曲ヘ短調 Op.10-9
バッハ:前奏曲第3番嬰ハ長調 BWV.848
ショパン:練習曲嬰ハ短調 Op.10-4
バッハ:前奏曲第9番ホ長調 BWV.854
ショパン:夜想曲 Op.9-3
バッハ:前奏曲第14番嬰ヘ短調 BWV.883
ショパン:夜想曲 Op.48-2
バッハ:前奏曲第20番イ短調 BWV.889
ショパン:練習曲イ短調 Op.10-2
バッハ
:前奏曲第5番ニ長調 BWV.850
ショパン:練習曲ヘ長調 Op.10-8
バッハ:前奏曲第6番ニ短調 BWV.851
ショパン:練習曲ヘ短調 Op.25-2
バッハ:前奏曲第21番変ロ長調 BWV.866
ショパン:練習曲変ホ長調 Op.10-11
バッハ:前奏曲第8番変ホ短調 BWV.853
ショパン:夜想曲 Op.48-1
バッハ
:前奏曲第2番ハ短調 BWV.847
ショパン
:練習曲ハ短調 Op.25-12
ジュゼップ・コロン(P/スタインウェイ)

録音:2016年3月25日−27日、アウディトリオ・デ・サラゴサ(スペイン)
スペイン・ピアノ界の知られざる巨匠ジュゼップ・コロンのユードラ・レコーズでのセカンド・アルバムが、このバッハとショパンの「コンフルエンス」。
最初のピアノ教師だったチェコ生まれのヴォイチェフ・ジヴヌィからバッハの作品を教わって以来、その音楽を敬愛し続けたショパン。
ジュゼップ・コロンは、バッハの「前奏曲」とショパンの「練習曲」(または「夜想曲」)を繋ぐことにより、バッハの音楽がショパンに与えた影響やその共通点をピアノを通じて解説してくれています。
Eudora
EUDSACD-1803(1SACD)
チャッコーナ〜ギターによるバッハ
バッハ:パルティータ第3番BWV.1006より プレリュード
ソナタ第1番BWV.1001
ソナタ第2番 BWV.1003
パルティータ第2番BWV.1004より シャコンヌ
シンフォニア BWV.156
ビン・フー(G)

録音:2016年6月27日−29日、アウディトリオ・サン・フランシスコ(スペイン)
コソボのギタリスト、ペトリット・チェクが弾いたバッハのギター独奏版「無伴奏チェロ組曲」(EUD-SACD-1602)に続くユードラ・レコーズ(Eudora Records)の「ギター版バッハ第2弾」が登場します!
「シャコンヌ」をテーマとしたバッハのギター版無伴奏作品集を奏でるのは、生まれ故郷の中国、天津市からヨーロッパへと旅立ち、エストニアでヘイキ・マトリク、オーストリアでマルコ・タマヨにギターを学んだ若手実力派ビン・フー。2016年にデイヴィッド・ラッセル・バッハ賞を受賞するなど、ギターによるバッハ演奏の解釈、研究のエリートとして大きな期待を寄せられています。
スコルダトゥーラ(変則調弦)や、BWV.1006のプレリュードで幕を開け、シャコンヌを経てシンフォニアでフィナーレを迎えるプログラム構成など、ギターでのバッハ演奏へのこだわりが随所で光る秀演です。
Eudora
EUDSACD-1801(1SACD)
静寂〜ラテン・アメリカのギター作品集
ピアソラ:ブエノスアイレスの冬
ヴィラ=ロボス:前奏曲第1番、ショティッシュ・ショーロ
ラウロ:カローラ、ラ・ネグラ、 ナタリア
バリオス:ワルツ Op.8-3、
 ワルツ Op.8-4、
 郷愁のショーロ、大聖堂
ブローウェル:組曲第2番、
 2つのキューバの民謡主題
モレル:ソナチナ
ファリーニャス:哀歌、エル・シレンシオ
リカルド・ガレン(G)

録音:2015年10月5日−7日、アウディトリオ・サン・フランシスコ(スペイン)
ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学とミュンヘン音楽・演劇大学でギターと古楽を学び、エリオット・フィスク、クリストフ・エクルフーバーなどの世界的名手たちに師事した現在のスペイン・ギター界の筆頭格の1人、リカルド・ガレン。
前作「ソル:ギター作品集」(EUD-SACD-1401)に続くユードラ・レコーズでのセカンド・アルバムとなる「ラテン・アメリカ作品集では、ピアソラの「ブエノスアイレスの冬」やバリオスの「大聖堂」、モレルの「ソナチナ」など20世紀の重要なレパートリーを網羅。
使用楽器は、2003年にパコ・サンティアゴ・マリンによって製作された19世紀スペインの名工、アントニオ・デ・トーレスのFE17(1864年製)のレプリカです。
Eudora
EUDSACD-1604(1SACD)
アンクラージュマン〜19世紀のギター二重奏曲集
ソル:幻想曲 Op.54
メルツ:3つの挽歌
デ・フォッサ:グランド・デュオ第9番
モレッティ:演奏会用大二重奏曲
ソル:アンクラージュマン Op.34
メルツ:舟歌
アンクラージュマン・ギター・デュオ〔エルミニア・ナバロ(ロマンティック・ギター)、パブロ・リオハ(ロマンティック・ギター)〕

録音:2015年7月9日−11日、アウディトリオ・サン・フランシスコ(スペイン)
スペインのマドリード音楽院で研鑽を積んだ2人のギタリストが2005年に結成したアンサンブル、アンクラージュマン・ギター・デュオのデビュー・アルバム。
近年ではロマンティック・ギターによる後期古典派から初期ロマン派にかけての作品の演奏に取り組んでおり、ギター・デュオのレパートリーの拡大に情熱を注いでいます。
今回の録音での使用楽器は、アンヘル・ベニト・アグアドが2009年に製作したコフ・ゴゲット1850年頃製のロマンティック・ギターのレプリカ。ユードラ・レコーズの優秀録音と楽器のコラボレーションによる、作曲当時の響きの再現にもご注目下さい。

Diapason
DIAP-031(1CD)
ベートーヴェン:ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調 Op.120
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」
ルドルフ・ゼルキン(P)

録音:1947年&1957年
20世紀におけるベートーヴェン演奏の世界的大家として高名なルドルフ・ゼルキンの「ディアベッリ」と「熱情」のカップリング。
30代の時の「熱情」(1947年録音)、40代の時の「ディアベッリ」(1957年録音)は共にモノラル期のベートーヴェンを代表する名演奏として親しまれ続けており、フランスのマスタリング・スタジオ「Circe」のリマスタリングにも期待がかかります。
Diapason
DIAP-015(1CD)
ギオマール・ノヴァエス〜ショパン:ピアノ曲集
ピアノ・ソナタ第2番「葬送」
子守歌変ニ長調 Op.57
幻想曲ヘ短調 Op.49
ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1「小犬」
即興曲第2番嬰ヘ長調 Op.36
夜想曲第5番嬰ヘ長調 Op.15-2
マズルカ第23番ニ長調 Op.33-2
マズルカ第26番嬰ハ短調 Op.41-1
マズルカ第25番ロ短調 Op.33-4
マズルカ第17番変ロ短調 Op.24-4
マズルカ第37番変イ長調 Op.59-2
マズルカ第15番ハ長調 Op.24-2
マズルカ第13番イ短調 Op.17-4
ギオマール・ノヴァエス(P)

録音:1954年&1956年
ディアパゾン誌が選んだピアノ・ソナタ第2番を含む「ショパンのピアノ作品集」は、南米、ブラジル出身の名ピアニスト、ギオマール・ノヴァエスの1954年&1956年録音。
パリ音楽院の卒業試験では、試験官として列席したドビュッシーやフォーレらからアンコールを求められたというエピソードを持つノヴァエス。独特の感性から生まれたフレージング、個性豊かな作品解釈によるこのショパンは、ノヴァエスの代名詞の1つとして知られてきた演奏です。

Orchid Classics
ORC-100096(1CD)
NX-B03
無伴奏チェロのための作品集
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番ト長調 BWV1007
ブレット・ディーン(1961-):Eleven Oblique Strategies 11のオブリーク・ストラテジーズ*
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ ロ短調
スヴァンテ・ヘンリソン(1963-):ブラック・ラン(北アメリカ組曲より)
アンドレイ・イオニーツァ(Vc)

録音:2018年12月10-12日
*=世界初録音
1994年ブカレストに生まれ、5歳からピアノ、8歳でチェロを学び頭角を現したというチェリスト、アンドレイ・イオニー ツァ。2012年からはベルリン芸術大学でイェンス=ペーター・マインツに師事。2015年に開催された「チャイコフスキー 国際コンクール」で優勝、タイムズ紙に「10年に一人の逸材、最もエキサイティングなチェリストの一人」と称され、世 界中で注目を浴びています。このアルバムでは無伴奏チェロのための様々な作品を演奏。なかでも、ブライアン・イーノ の楽曲にインスパイアされたというオーストラリアの作曲家ブレット・ディーンの作品は世界初録音となります。他には無 伴奏チェロ曲を語る上で外せないバッハの組曲第1番、コダーイの先進的なチェロ・ソナタ、超絶技巧派のチェリ ストであり、またヘヴィ・メタル界ではベーシストとして知られるヘンリソンの印象的な「ブラック・ラン」、これらが並ぶ興味 深い1枚です。

La Dolce Volta
LDV-302(1CD)
イゾワール〜美しいコラールの世界
バッハ:主なる神よ、汝をわれらは頌めまつらん(テ・デウム) BWV 725
いと尊きイエスよ、われらはここに集いて BWV 731
キリストは死の縄目につながれたり BWV 695
尊き御神の統べしらすままにまつろい BWV 690
いまぞ喜べ、汝らキリストの徒よ BWV 734
天にましますわれらの父よ BWV 737
われ汝に別れを告げん BWV 736
アダムの堕落によりてことごとく腐れたり BWV 705
イエスよ、わが喜び BWV 713
われら皆一なる神を信ず BWV 765
主イエス・キリスト、神のひとり子 BWV Anh 55
深き淵より、われ汝に呼ばわる BWV 686
アンドレ・イゾワール(Org/聖トーマス・ダカン教会)
アンサンブル・ヴォーカル・メタモルフォーゼ
アンサンブル・ヴォーカル・チェリ&テッラ

録音:2000年
イゾワールのオルガンと声が織りなす美しいコラールの世界を堪能できます。1曲目のBWV725はドイツ語「テ・デウム」。 (Ki)

La Dolce Volta
LDV-60(1CD)
カウエル&プロコフィエフ〜「シンデレラ」
プロコフィエフ
-「シンデレラ」からの3つの小品 Op.95
-「シンデレラ」からの10の小品 Op.97
-「シンデレラ」からの6つの小品 Op.10
第1景
1. ガヴォット Op.95
2. 争い Op.102
3. ヘンリー・カウエル - エオリアン・ハープ
4. 春の精 Op.97
5. 夏の精 Op.97
6. キリギリスとトンボ Op.97
7. 秋の精 Op.97
8. 冬の精 Op.97
9. 舞踏会へ行くシンデレラ Op.102
第2景
10. ヘンリー・カウエル - マノノーンの潮流
11. パスピエ Op.97
12. ブーレ Op.97
13. シンデレラと王子のワルツ Op.102
14. パ・デュ・シャール(ショールの踊り)Op.102
15. シンデレラと王子のアダージョ Op.97
16. シンデレラのヴァリアシオン Op.102
17. ヘンリー・カウエル - バンシー
第3景
18. 間奏曲 Op.95
19. 東洋 Op.97
20. 奇想曲 Op.97
21. ゆるやかなワルツ Op.95
22. 愛をこめて(アモローソ)Op.102
23. ヘンリー・カウエル - 妖精の鐘
ウィレム・ラチュウミア(P)
ヘンリー・カウエルのピアノ作品と、プロコフィエフの「シンデレラ」の組み合わせという興味深いプログラムのディスクの登場。カウエル(1897-1965、 アメリカ)の音楽は、トーン・クラスターや複雑なリズムなどで知られていますが、ここでは「シンデレラ」の物語の一場面に寄り添うように配置されています。 たとえばトラック3の「エオリアン・ハープ」は “仙女のお婆さん(=物乞い)” の登場、トラック17の「バンシー」真夜中の12時を告げる鐘の音、そ して終曲として収録されている「妖精の鐘」はシンデレラの物語のエピローグ・・・。ラチュウミアの独創的なアイデアによるこの1枚は、シンデレラの 物語をより豊かに浮かび上がらせるとともに、カウエルの音世界へも私達の耳を開いてくれるものとなっています。 =ラチュウミアの言葉=カウエルのピアノ音楽とプロコフィエフの「シンデレラ」の相性が抜群であることが分かりました。言うなれば、互いが互いの鏡像 であるような関係を築くのです。いずれの作品も、シンプルなテーマ、そして私がこよなく愛するテーマの一つ、つまり “おとぎ話” に関係しています。そ してその音世界は、子供の想像世界と大人の想像世界のはざまで奏でられ演じられるのです。それが、私がカウエルとプロコフィエフの作品を組み合わせ た理由です。二人の作品は呼応するだけでなく、互いの魅力を際立たせもします。もっとも、今回のプログラムは吟味に吟味を重ねた結果です。
■ラチュミア(プロフィール)
1974年、フランスのリヨン生まれ。フランス国立リヨン高等音楽院のエリック・ハイドシェックおよびジェリー・ムティエのクラスで学び、同院にて審査 員満場一致・賞賛付の1等賞を獲得。同院の修士課程に進み、ムティエのもとで更なる研鑽を積んだ。クロード・エルフェにも師事したほか、メシアン 夫人イヴォンヌ・ロリオ、ピエール=ロラン・エマールのマスタークラスを受講。音楽学の学士号も取得しています。2004年、ヒューレット・パッカード財団「明 日の音楽家」賞を受賞。第12回モンサルバーチェ国際現代音楽コンクール(スペイン・ジローナ)に入賞。2006年、オルレアン国際20世紀ピアノ音 楽コンクールで第1位「ブランシュ・セルヴァ特別賞」に輝き、同時に5つの賞も授与された。これまでにLA DOLCE VOLTAレーベルよりEXTASE MAXIMA(極限の恍惚)(LDV-16)、ファリャ:三角帽子ほか(LDV-27)をリリース。

Challenge Classics
CC-72784(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲) ルシア・スワルツ(Vc)

録音:2017-2018年/オランダ
無伴奏チェロ組曲」は6曲すべてが異なる調性で書かれています。ハ長調、ト長調といったチェロで弾きやすい調性もあれば、変ホ長調のように技 術的に難しい調性も登場します。そのため第5番は変則調弦が取り入れられ、第6番では5弦のヴィオロンチェロ・ピッコロが使用されました。バッハ がそこまでしたのは、調性ごとの性格を描き分け、喜び、悲しみ、華麗さ、素朴さ、陽気さ、憂鬱…といったあらゆる人間の感情を表現しようと試みたか らと考えられます。
ルシア・スワルツはアンナ・ビルスマに師事したチェリスト。過去にヴィヴァルディやボッケリーニを収録した3枚組アルバムを発表しています(CC-72516)。35年のキャリアを持ち、モダン・チェロとピリオド・チェロ、両方を弾きこなしてきた彼女の満を持してのバッハ録音。第1番から第4番はバロッ ク・チェロ、第5番ではバス・ド・ヴィオロン、第6番ではヴィオロンチェロ・ピッコロを使用して演奏しています。 (Ki)


Challenge Classics
CC-72804(1CD)
マリー・フランソワ〜デビュー
クレメンティ:ソナタ 嬰へ短調 Op.25-5
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番ニ短調 Op.14
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲 Op.2
カプースチン:変奏曲 Op.41
マリー・フランソワ(P)

録音:2018年2月7-9日/ベルギー
ベルギーの若きピアニスト、マリー・フランソワのCHALLENGE CLASSICSデビュー盤です。かっちりとした古典のクレメンティに始まり、王道のピ アニズムを聴かせるショパン、アバンギャルドなスピード感のプロコフィエフ、独特な熱気を持ったヒナステラ、ジャズとクラシックが一体となったカプース チン、と個性的な選曲で古典派から近現代まで揃えたプログラムになっています。明るく軽やかな若々しい響きでありながら、じっくりと弾き込んだのであ ろう完成度の高い演奏。テクニックと感性のバランスが良く、それぞれの曲の魅力を大いに伝えてくれます。 (Ki)

Simax
PSC-1361(1CD)
パリ・リサイタル〜 2つのギターのための音楽
ピエール・プティ(1922-2000):トッカータ
ロドリーゴ:トナディーリ(1959)
ジョリヴェ:2つのギターのためのセレナー(1956)
カステルヌオーヴォ=テデスコ:前奏曲とフーガ第4番 ホ長調 Op.199 no.4(1962),ソナタ・カノニカ Op.196(1961)
ピエール・プティ(1922-2000):タランテラ
スタイン=エーリク・オールセン(G)
エギル・ハウグラン(G)

[楽器 Jose Ramirez(1967/1970)]
録音:2017年11月16日-18日、2018年3月1日-3日 ランドース教会(ベルゲン、ノルウェー)
制作:サイモン・キルン
録音:アルネ・アクセルベルグ
1950年代から1960年代のパリ、ギタリストで作曲家のイダ・プレスティとアレクサンドル・ラゴヤのギター・デュオは、フランスのギター音楽の中 心的存在だったといわれます。彼らのコラボレーションは、エネルギーと興趣にあふれ、音楽コミュニティでも注目され、多くの新作が彼らのために作ら れました。 ノルウェーのスタイン=エーリク・オールセン(1953-)とエギル・ハウグラン(1959-)の『パリ・リサイタル』では、プレスティとラゴヤに献呈されたOp.が6曲演奏されます。ナディア・ブーランジェに学んだピエール・プティの「トッカータ」と「タランテラ」。劇の幕間に演奏する短い音楽劇が起源と されるスペインの「トナディーリャ」を曲名にとったロドリーゴの3楽章の作品。〈Preludio e Canzona(前奏曲とカンツォーナ)〉〈Allegro trepidante (揺れるアレグロ)〉〈Andante malinconi-co(メランコリー・アンダンテ)〉〈Con Allegria(喜びとともに)〉の4曲からなるジョリヴェの「2つのギター のためのセレナード」。カステルヌオーヴォ=テデスコは「平均律ギター曲集(Les Gui-tares bien temperees)」(2つのギターのための24の前奏曲 とフーガ)の第4番とリリカルでちょっとユーモラスな「ソナタ・カノニカ」。「傑作という他ない。紛れもなく、これまでにギター・デュオのために書かれ た最良の作品」(オールセン)。ラゴヤにも学んだオールセンは、2009年にプレスティの『2つのギターのための作品全集』(PSC1289)を、ラゴヤの 門下だったフランスのオリヴィエ・シャサンとのデュオで録音。その際、プレスティとラゴヤのレパートリーに興味を持ったことから、このアルバムが生ま れました。共演のハウグランは、ギター製作のエクスパートとして知られ、ベルゲンのグリーグ・アカデミーで准教授としてギターの演奏と製作を教えて います。 制作のサイモン・キルンは、ロンドンのアビー・ロード・スタジオでプロデューサー、編集者として経験を積みました。アルネ・アクセルベルグが録音を担当。 オールセンとハウグランのギターの語らいを、みずみずしい音にとらえています。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4266(1CD)
ヤナーチェク:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ 変ホ長調「1905年10月1日、街頭にて」
「草陰の小道を通って」第1集
「草陰の小道を通って」第2集
霧の中で
主題と変奏(ズデンカ変奏曲)
思い出
ヤン・バルトシュ(P)

録音:2019年2月2日/マルティヌー・ホール
ブレンデルも激賞するチェコの若手ピアニスト、ヤン・バルトシュがヤナーチェクに挑みました。バルトシュは 14 歳のときにビエロフラーヴェクの指揮 で輝かしいコンサート・デビューを成功させ、以後数々の国際コンクールの受賞歴を誇ります。スプラフォン・レーベルからリリースしたモーツァルトのピ アノ協奏曲集(SU 4234)、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集(SU 4252)では厳つい見た目からは想像もできない !? ほどのきめ細かく丁寧な音楽づ くりで高い評価を得ました。
ヤナーチェクのピアノ・ソナタ 変ホ長調「1905 年 10 月 1 日、街頭にて」は、チェコ人のための大学創設を請願したデモに参加して殺された労働者 を悼む作品で、タイトルの 10 月 1 日はその日付です。「草陰の小道を通って」は、夭逝した最愛の娘オルガに手向けられた哀悼音楽。両作とも哀愁、怒 りそして死者への祈りが交叉し、それらの感情を表現するかのように拍子や速度の頻繁な変更が目立ち、またポリリズムも多用されています。

TYXart
TXA-12011(1CD)
ブラームス:ピアノ作品集
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
8つのピアノ小品 Op.76
6つのピアノ小品 Op.118
カルメン・ピアッツィーニ(P)

録音:1991年6月/ライトシュターデル(ノイマルクト)
故ミヒャエル・ギーレンのお気に入りピアニストとしても知られるカルメン・ピアッツィーニによるブラームスのピアノ作品集。名教師スカラムッツァの愛 弟子でもあるアルゼンチン生まれの名手ピアッツィーニは全体的に厭味がなく明快なタッチが爽やか。抒情性に満ちたブラームスを聴かせてくれます。日 本語解説付。 (Ki)

H.M.F
KKC-4172(1CD)
国内盤仕様
ムソルグスキー:「展覧会の絵」
 「涙」
スクリャービン:24の前奏曲 op.11より第11番 ロ長調、第12番嬰ト短調、第24番ニ短調
 3つの小品 op.2より第1番練習曲 嬰ハ短調
ラフマニノフ:10の前奏曲 op.23より第4番ニ長調、第5番 ト短調、第6番変ホ長調
 「ヴォカリーズ」(コチシュ編)
弓張美季(P)

録音:2016年9月/テルデックス・スタジオ・ベルリン
弓張美季、ハルモニアムンディ第3弾の登場。ムソルグスキー、スクリャービン、ラフマニノフの作品を収録しています。「展覧会の絵」は弓張が3年ほ どサンクトペテルブルクで過ごした時に特にのめり込んでいた作品。ひとつひとつの楽曲を慈しむように演奏しており、それでいて確かな技術に裏打ちされ た演奏に、ひときわ胸を打たれます。スクリャービン、ラフマニノフの作品も、抒情豊かな世界と弓張の歌に溢れています。ライナーノートも弓張自身による もので、それぞれの作曲家への愛が感じられる内容となっています。 ※国内仕様盤のみのご案内となります。

Passacaille
PAS-1051(1CD)
1930年頃のスペイン・ギター作品集
フリアン・バウティスタ:前奏曲と舞曲
ローザ・ガーシア・アスコット:エスパニョーラ
グスタボ・ピッタルーガ:マテオ・アルベニスへのオマージュ
サルバドール・バカリッセ:パヴァーナ“Lia”
ロドルフォ・アルフテル:ジガ
アントニオ・ホセ・マルティネス・パラシオス:ソナタ
フェルナンド・レマーチャ:前奏曲*
モンポウ:小舟(レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサ編、ギター版)*
イアニス・エフスタソプーロス(G)

録音:2017年12月/ベルギー
*世界初録音
20世紀スペインのギター作品集。スペイン文学の重要な潮流である「27年世代」ともリンクする、新しい世代の音楽が並んでいます。ギタリストで はない作曲家の作品も含め、楽器の特徴を活かした魅力あるものばかり。美しいメロディが疾走感あるリズムで奏でられ、耳に心地よい刺激をもたらします。
イアニス・エフスタソプーロスはギリシャ生まれ。幼少の頃からスペインのギター音楽に惹かれ、クラシックと伝統音楽を学びます。15歳のときオーケ ストラと共演しギター協奏曲を演奏したという早熟の演奏家です。音色の多彩さ、表現の大胆さが見事な、研ぎ澄まされた感性を持つ実力派。

LIMEN Classic
CPLT101-C101(1CD)
限定盤
4手によるフォルテピアノ作品集 第1集「変奏曲集」
シューベルト:フランスの歌による8つの変奏曲 D624
シューベルト:創作主題による8つの変奏曲 D813
モシェレス:ウェーバーの『プレチオーザ』による「協奏的大二重奏曲」作品87b
メンデルスゾーン:アンダンテと変奏曲 Op.83a
マリア・テア・ルッソ&ミケーレ・ボッラ(フォルテピアノ)
4手作品を古楽器ピアノで聴くシリーズ、第1集となる今作は変奏曲を集めたアルバムです。フォルテピアノの素朴な音色が愛おしく響き、親密なアン サンブルが耳を楽しませます。モシェレスの「協奏的大二重奏曲」は聴き応えある大曲。
限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)

BUZZ
ZZ-76130(1CD)
ミニマルBACH デュオ・インパルス[バーバラ&セバスティアン・バルトマン(P)]

録音:2018年8月12-15日
チャレンジ・クラシックス系のレーベル「BUZZ」より、クラシック・ファン注目のアルバムが登場。バッハの平均律クラヴィーア曲集第 1 巻のプレリュー ド全曲を、イマジネーション豊かにリコンポーズし 2 台ピアノで奏でています。曲はセバスティアン・バルトマンが作ったもので、とにかく秀逸。それぞれ 各プレリュードの印象的な音型を切り取って繰り返し、ミニマル・ミュージック化しているのですが、リズム、コード、強弱なども変化に富み聴き手を飽 きさせません。あのメロディをこうしたか、このメロディでこう来るか、と原曲を知っているとさらに面白さ倍増。2 台ピアノならではの自由自在さも大き な武器で、ループするメロディが美しいせせらぎのように掛け合いながら奏でられるサウンドがとても気持ち良いです。1 曲ごとにしっかりとした性格付け がなされ、バッハの原曲が持つ豊かな曲想、24 の色彩が見事に活かされているのも特徴です。曲順はハ短調に始まり、原曲通り長調・短調と交互に進 んで半音ずつ上がっていき、最後にハ長調が現れます。衝撃的な 16 分音符に戦慄するハ短調で始まり、すべてが浄化され穏やかに協和音が広がっていく ハ長調で終わることによって、全体が一つの物語のように構成されます。 デュオ・インパルスはクラシック界で活躍するキャリアの長いピアノ・デュオ。ヨーロッパ各地の音楽祭に参加し、国際的なコンクールの受賞歴もある腕 利きの 2 人組です。4 手ピアノのスペシャリストによる目の醒めるような演奏をご堪能ください。


BIJIN CLASSICAL
BJN-1001(1CD)
ショパン:4つのスケルツォ、他
スケルツォ第1 番 ロ短調Op. 20
ノクターン第2 番 変ホ長調Op. 9-2
スケルツォ第2 番 変ロ短調Op. 31
スケルツォ第3 番 嬰ハ短調Op. 39
プレリュード 嬰ハ短調Op. 45
スケルツォ第4 番 ホ長調Op. 54
子守歌 変ニ長調Op. 57
タランテラ 変イ長調Op. 43
イリーナ・メジューエワ(P/1925 年製のニューヨーク・スタインウェイ、CD135)

録音:2018 年9 月29〜10 月1 日、新川文化ホール(富山県魚津市)
このレーベルの記念すべき第1弾は、イ リーナ・メジューエワによる「ショパン:4つのスケルツォ集」。メジューエワにとって1 6年ぶりの再録音となりますが、今回は、1925 年に製造されたニューヨーク・スタイ ンウェイの名器 (CD135)を使用しているのがポイント。 圧倒的なダイナミクスとニュアンスに富んだ繊細さの両方を兼ね備えた楽器を駆 使して、ショパン作品の真髄に迫ります。

NIFC
NIFCCD-634(1CD)
トマシュ・リッテル 〜 第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール・ライヴ
クルピンスキ:ポロネーズ ニ短調
ショパン:ポロネーズ第14番嬰ト短調 Op.posth
 練習曲第17番ホ短調 Op.25-5
 バラード第4番ヘ短調 Op.52
 ポロネーズ第1番嬰ハ短調 Op.26-1
 ポロネーズ第2番変ホ短調 Op.26-2
 4つのマズルカ Op.33
 ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
トマシュ・リッテル((P)

※使用楽器:フレデリク・ブッフホルツc.1825-26(2017)(1-2)/プレイエル1842(3-6)/エラール1837(7-14)

録音:2018年9月9日&10日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポーランド)
2018年9月に記念すべき第1回が開催されピアノ・ファン、古楽ファンなどの間で話題となったショパン国際ピリオド楽器コンクール。同コンクールを運営するポーランド国立ショパン研究所(NIFC)から、待望のライヴ・レコーディング・シリーズが登場。
第1弾は、見事優勝を飾ったポーランドの新星トマシュ・リッテル! トマシュ・リッテルは1995年ポーランドのルブリン生まれ。チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院では、ピアノをミハイル・ヴォスクレセンスキーに、チェンバロをマリア・ウスペンスカヤに、そしてピリオド・ピアノをアレクセイ・リュビモフに学び、アルトゥール・ルービンシュタイン国際ヤング・ピアニスト・コンクール(ポーランド)をはじめ、サン・セバスチャン(スペイン)、エンスヘーデ(オランダ)、プラハ音楽院(チェコ)など多くの国際コンクールで第1位を受賞しています。
リッテルは今回のコンクールで3種のピリオド・ピアノを演奏。最初の2曲で弾いている「フレデリク・ブッフホルツ」は、ワルシャワ時代のショパンが愛用したと言われているポーランドのメーカーで、数々の歴史的ピアノの複製で知られる現代の名工ポール・マクナルティの手によって復元されたレプリカです。

MELODIYA
MEL-1002562(1CD)
NX-B10
ロシア後期ロマン派の2台ピアノ作品
メトネル:2台ピアノのための2つの小品 Op.58
ラフマニノフ:2台ピアノのための組曲 第2番 Op.17
グラズノフ
:2台のピアノのための幻想曲 ヘ短調 Op.104
リュドミラ・ベルリンスカヤ、
アルトゥール・アンセル (P)

録音:2018年
ベルリンスカヤとアンセルの夫婦デュオによる、2台ピアノのためのオリジナル作品を録音していく企画の第2弾。前作はアンセルの生まれたフラン スのベル・エポックに挑んだ彼ら、ここではベルリンスカヤの故郷ロシアの名作を集めています。メトネルの2曲は、彼が後半生を過ごしたイギリス で第二次世界大戦中に作曲されたもの。結局帰ることは出来なかった故国に思いを馳せつつ書かれていますが、からっとした美しさと楽しいリ ズムが印象的な作品です。最も知られたラフマニノフの組曲は、弾き手の技量が試される早いパッセージが続きますが、彼らしい旋律美とピア ニスティックな魅力に溢れており、唯一「ロマンス」はゆったりとした美しい響きに身を任せられる楽章となっています。グラズノフ晩年の「幻想曲」 もロシア・ロマンティシズムに溢れたもの。二人による息の合った演奏はこれらの作品のロマンティックな魅力を大いに引き出しており、また丁々 発止のやりとりも素晴らしい出来栄えです。

MELODIYA
MEL-1002570(1CD)
NX-B06
ニコライ・ルガンスキー 1990年3月13日モスクワ・ライヴ〜バッハ作品集
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
パルティータ ホ短調 BWV830
ニコライ・ルガンスキー(P)

録音:1990年3月13日 モスクワ音楽院ラフマニノフ・ホール ステレオ・ライヴ
※初出音源
1990年3月、まもなく18歳を迎えるルガンスキーによるライヴ録音が登場。1988年の第8回ライプツィヒ・バッハ・コンクールで銀賞を受賞し、 この1990年にはラフマニノフ・コンクールで2位、1994年のチャイコフスキー・コンクールで2位(最高位)を勝ち取る彼ですが、そのピアニスト人 生最初期のライヴの一つが、メロディアのアーカイヴから初発売となります。ニコラーエワに長く師事し、彼女を継ぐ者の一人と認められたルガン スキーらしい、たいへん鮮烈なバッハ。「半音階的幻想曲とフーガ」冒頭から力強く大きなインパクトで聴かせ、続く「イタリア協奏曲」での迷い のないタッチもこの上ない心地よさ。現在まで精力的な活躍を続けるルガンスキーですが、これは若きヴィルトゥオーゾとしての一つの頂点を記 録した素晴らしいアルバムです。拍手入り。
MELODIYA
MEL-1002586(1CD)
NX-B06
ウラディーミル・アシュケナージ〜亡命直前のリサイタル
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番 「テンペスト」
 ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3
ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23
 バラード第2番ヘ長調 Op.38
 バラード第3番変イ長調 Op.47
ドビュッシー:前奏曲集 第1巻 第9番とだえたセレナード
ウラディーミル・アシュケナージ(P)

録音:1963年6月9日 モスクワ音楽院大ホール ステレオ・ライヴ
一部初リリース
まもなく26歳を迎える頃のアシュケナージによる、ソヴィエト国内での貴重なライヴ。1955年のショパン・コンクールで2位、1962年のチャイコフ スキー・コンクールでオグドンと1位を分かち合うという成績をあげ、ピアニストとしてソヴィエト国内で大きな成功を収めていると思われていたア シュケナージですが、1963年にイギリスへ突然の亡命を果たし、世界中を驚かせました。このアルバムには、その前にソヴィエト国内で行われ た最後のリサイタルを収録しています。祖国ソヴィエトからの離脱は当時大きな危険と背中合わせでしたが、既にそれを心に決めて臨んだ公 演全体に漲る緊張感と、圧倒的なパフォーマンスが大きな魅力といえます。特に、後年西側でそのエキスパートとされるショパンでは鬼気迫る 表現を聴かせ、それはよく聴き親しんだ美しい語り口の「アシュケナージのショパン」とは一線を画す凄まじさとなっています。既に一部では評判 となっていた演奏ですが、今回本家MELODIYAから初めてのリリースにあたり丁寧なリマスターが施され、ピアノの音も低音から高音までムラ なく響き、細やかなタッチも拾った音となっています。拍手入り。 なお、この公演ではほかに ・ショパン:バラード第4番 ・ドビュッシー:喜びの島 ・同:月の光 の演奏が過去に他のレーベルから商品化さ れていましたが、残念ながらMELODIYAのアーカイヴには残されていませんでした。また「テンペスト」は先の盤に収録されておらず、今回が初 リリースになると思われます。


ALPHA
ALPHA-414(1CD)
フォーレ:13の夜想曲
第1番変ホ短調 Op.33-1
第2番ロ長調 Op.33-2
第3番変イ長調 Op.33-3
第4番変ホ長調 Op.36
第5番変ロ長調 Op.37
第6番変ニ長調 Op.63
第7番嬰ハ短調 Op.74
第8番変ニ長調 Op.84-8
第9番ロ短調 Op.97
第10番ホ短調 Op.99
第11番嬰ヘ短調 Op.104-1
第12番ホ短調 Op.107
第13番ロ短調 Op.119
エリック・ル・サージュ(P)

録音:2018年1月29-31日
ブラウヴェ・ザール-デ・シンゲル、
アントヴェルペン(アントワープ)、ベルギー
第1番は30歳頃、第13番は亡くなる3年前と45年以上に及ぶフォーレの創作期のほとんど全てに渡って書かれた13の夜想 曲。フォーレ特有の流麗かつ内省的な作風の中に、ロマン派から印象派、近代音楽へと変遷する音楽語法が垣間見える記 念碑的作品として知られています。作品は明確な調性感を持つ第1番から第5番、調性が揺らぎ始め、ユニークな和声感を 伴う第6番、第7番(第8番は出版社が付けたタイトル)、孤独で厳しい音に満ちた第9番、第10番を経て、切り詰められた 音で構成され、晩年の澄み切った境地が反映された第11番から第13番へと続いていきます。ル・サージュは1曲1曲に惜しみ ない愛情を注ぎ、磨き抜かれた音で、まるで万華鏡を覗いたかのような美しい響きを紡いでいきます。

SWR music
SWR-19413C(1CD)
NX-B02
ホルヘ・ボレット/ピアノ・リサイタル
メンデルスゾーン:6つの前奏曲とフーガより 第1番ホ短調 Op.35-1
メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
リスト:ベッリーニ「ノルマ」の回想 R133 / S3941
ゴドフスキー:左手のための悲歌 ロ短調
モシュコフスキ:女道化師
ゴドフスキー:サロン(イングリッシュ・ワルツ)
ホルヘ・ボレット(P)

録音:1988年5月14日 シュヴェツィンゲン城 ロココ劇場 ステレオ・ライヴ
※CD93.725の再発売
遅咲きのヴィルトゥオーゾ、ボレットが亡くなる2年前のライヴ録音。スペシャリストとして名を馳せたリストや直に指導を受けたゴドフスキーを含 む、彼が得意とした作曲家を中心としたプログラムとなっていますが、冒頭のメンデルスゾーンは珍しいレパートリー。当時73歳にして衰えを見 せることのない、持ち味の目の覚めるようなテクニックと、美しいカンタービレを堪能することが出来ます。

ONDINE
ODE-1294(1CD)
NX-B04
無伴奏チェロのための作品集
エサ=ペッカ・サロネン(1958-):YTA III(1986)
 knock,breathe,shine(2010)
 Sarabande per un coyote コヨーテのためのサラバンド(2010)
ジュゼッペ・コロンビ(1635-1694):シャコンヌ
カイヤ・サーリアホ(1952-)夢みるシャコンヌ
(2010)
 花びら(1988)
 7つの蝶々(2000)
ウィルヘルミナ・スミス(Vc)

録音:2015年12月20-21日、2017年6月12-13日
現代フィンランドを代表する作曲家サーリアホと、名指揮者で作曲家でもあるエサ=ペッカ・サロネン。2人の無伴奏チェ ロ作品を集めた1枚。それぞれの作曲家には明確な作風があり、各々がユニークな音の領域を追求しています。新たな チェロの響きを模索するサロネン、繊細さの中にテクニックを極限まで追求するサーリアホ、この両者の作品を洞察力と 共感たっぷりに演奏するのは、2000年9月にロサンゼルスPOの首席客演奏者としてサロネン から招待を受け、以降彼から深い信頼を寄せられているウィルヘルミナ・スミス。知的な解釈が高く評価されているソリス トです。

OEHMS
OC-1703(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン:プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲とフーガ(エロイカ変奏曲)
ピアノ・ソナタ 第30番ホ長調 Op.109
6つのバガテル Op.126
フローリアン・グレムザー(P)

録音:2018年8月13-15日バイエルンムジークスタジオ、ミュンヘン
1990年生まれの若手ピアニスト、フローリアン・グレムザー。父ベルント・グレムザーはラフマニノフを得意とする名手であ り、母も優れた音楽教師という音楽家一家に生まれ、3歳の時に母親からピアノの手ほどきを受け、7歳でコンサート・ デビューを飾るというサラブレットです。2007年からはヴュルツブルクで研鑽を積み、同年、ヴュルツブルク・フィルハーモ ニーOと共演したガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」が絶賛されたことで、ジャズへの興味が芽生えたとい い、現在ではソリストとしてだけでなく、室内楽、歌曲の伴奏、ビッグバンドなど多方面で活躍しています。 2017年のデビュー・アルバムは彼が傾倒しているというシューマンでしたが、今作はベートーヴェンの作品に取り組み、素 晴らしい成果を上げています。「エロイカ変奏曲」とソナタの終楽章での、たたみかけるような主題の展開、バガテルでの 小粋な表現、これらには彼の多彩な表現力が遺憾なく発揮されており、聴き手の耳をひきつける強い魅力を持ってい ます。
OEHMS
OC-1886(1CD)
NX-B03
クリストファー・パーク〜シューマンを弾く
アラベスク Op.18
オーケストラなしの協奏曲(ピアノ・ソナタ 第3番) Op.14 ヘ短調
花の曲 Op.19
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
スケルツォ(オーケストラなしの協奏曲:割愛された楽章)
クリストファー・パーク(P)

録音:2018年6月28-30日
韓国とドイツの血を引くピアニスト、クリストファー・パーク。バンベルクで生まれ、ザールランド音楽大学に最年少(12歳) で入学、研鑽を積みながら、数多くの音楽祭に出演し国際的な注目を集めます。ソロ活動だけでなく、室内楽、歌曲 の伴奏にも熱心に取り組み、とりわけスミ・ジョーと共演盤(ドイツ・リート)は、その巧みな伴奏がが絶賛されました。この アルバムではシューマンの4つの作品を演奏しており、豊かな音楽性を楽しむことができます。「オーケストラなしの協奏 曲」は後に「ピアノ・ソナタ第3番」として改訂された作品。当初5楽章で構想されたものの、2曲のスケルツォを割愛して 出版されましたが、その後1曲を付け加え、ピアノ・ソナタ第3番となりました。このアルバムでは、割愛されたスケルツォ (シューマンの死後出版)も最後に付け加えられています。

NoMadMusic
NMM-059(1CD)
バルバラのために
Ma plus belle histoire d'amour
Les rapaces / L'aigle noir
Pour Barbara (avant la nuit)
Nantes
Gottingen
Pour Barbara (vers l'aube)
Une petite cantate
Dis ! quand reviendras-tu ?
Pour Barbara (en son jardin)
Quel joli temps
ギョーム・シャシー(P)

録音:2018年11月
幼いころからバルバラに魅了されてきてピアニスト、ギョーム・シャシーによる、バルバラへのオマージュ。バルバラの歌に基づく即興などが収められています。 (Ki)

BIS
BISSA-2285(1SACD)
バッハ:リュート組曲集
組曲 ト短調 BWV995
組曲(パルティータ) ハ短調 BWV997
組曲(パルティータ) ホ長調 BWV1006a
組曲 ホ短調 BWV996
フランツ・ハラース(G/ジュリアン・ダマン製作)

録音:2017年12月、2018年2月/ミュンヘン音楽・演劇大学、大ホール(ミュンヘン)
BISレーベルでもおなじみギターの名手フランツ・ハラースがバッハのリュート作品に挑みました。今回の注目は原調による演 奏であること。クラシック・ギターによる演奏では世界初録音とのことです。ハラースの卓越した技術で紡ぎだされるバッハのリュート作品をご堪能ください。
組曲ト短調BWV995は無伴奏チェロ組曲第5番BWV1011の編曲した作品。ギターで奏でることにより哀愁に満ちた旋律がより引き立ちます。組 曲 ハ短調 BWV997は真摯な美しい曲想をもつ作品。オクターヴを駆け上がるパッセージが印象的です。組曲 ホ長調 BWV1006aはあの有名な無伴奏 ヴァイオリン・ソナタ第3番全曲のリュート編曲版。そして組曲ホ短調 BWV996はバッハのリュート曲の中では最初期の作品で流麗な旋律が特徴です。 (Ki)

Diapason
DIAP-015(10CD)
ラフマニノフ:ピアノ独奏曲、歌曲、室内楽作品集 〜 仏ディアパゾン誌のジャーナリストの選曲による名録音集
【CD1】
●10の前奏曲 Op.23
(1)前奏曲嬰ヘ短調 Op.23-1
(2)前奏曲変ロ長調 Op.23-2
(3)前奏曲ニ短調 Op.23-3
(4)前奏曲ニ長調 Op.23-4
(5)前奏曲ト短調 Op.23-5
(6)前奏曲変ホ長調 Op.23-6
(7)前奏曲ハ短調 Op.23-7
(8)前奏曲変イ長調 Op.23-8
(9)前奏曲変ホ短調 Op.23-9
(10)前奏曲変ト長調 Op.23-10
(11)前奏曲変ト長調 Op.23-10
(12)前奏曲ト短調 Op.23-5
(13)前奏曲ト短調 Op.23-5
(14)前奏曲ト短調 Op.23-5
(15)前奏曲ト短調 Op.23-5
●楽興の時 Op.16
(16)楽興の時第1番変ロ短調 Op.16-1
(17)楽興の時第1番変ホ短調 Op.16-2
(18)楽興の時第3番ロ短調 Op.16-3
(19)楽興の時第4番ホ短調 Op.16-4
(20)楽興の時第5番変ニ長調 Op.16-5
(21)楽興の時第6番ハ長調 Op.16-6
【CD2】
●13の前奏曲 Op.32
(1)前奏曲ハ長調 Op.32-1
(2)前奏曲変ロ短調 Op.32-2
(3)前奏曲ホ長調 Op.32-3
(4)前奏曲ホ短調 Op.32-4
(5)前奏曲ト長調 Op.32-5
(6)前奏曲ヘ短調 Op.32-6
(7)前奏曲ヘ長調 Op.32-7
(8)前奏曲イ短調 Op.32-8
(9)前奏曲イ長調 Op.32-9
(10)前奏曲ロ短調 Op.32-10
(11)前奏曲ロ長調 Op.32-11
(12)前奏曲嬰ト短調 Op.32-12
(13)前奏曲変ニ長調 Op.32-13
(4)前奏曲嬰ト短調 Op.32-12
(15)前奏曲嬰ト短調 Op.32-12
(16)前奏曲嬰ト短調 Op.32-12
(17)前奏曲嬰ト短調 Op.32-12
(18)前奏曲ホ長調 Op.32-3
前奏曲ヘ短調 Op.32-6
前奏曲ヘ長調 Op.32-7
(19)コレルリの主題による変奏曲 Op.42
【CD3】
(1)練習曲集「音の絵」Op.33
(2)練習曲「音の絵」第6番変ホ短調
練習曲「音の絵」第7番変ホ長調
(3)練習曲「音の絵」第5番変ホ短調
練習曲「音の絵」第8番嬰ハ短調
(4)練習曲「音の絵」第2番ハ長調
練習曲「音の絵」第7番ト短調
(5)前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2
(6)前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2
(7)前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2
(8)メロディ ホ長調 Op.3-3
セレナード変ロ短調 Op.3-5
舟歌ト短調 Op.10-3
ユモレスク ト長調 Op.10-5
オリエンタル・スケッチ
リラの花 Op.21-5
ひなぎく Op.38-3
(9)リラの花 Op.21-5
(10)道化師嬰ヘ短調 Op.3-4
ひなぎく Op.38-3
【CD4】
(1)練習曲集「音の絵」Op.39
(2)練習曲「音の絵」第1番
練習曲「音の絵」第4番
(3)練習曲「音の絵」第6番
(4)練習曲「音の絵」第6番
(5)ショパンの主題による変奏曲 Op.22
【CD5】
(1)ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36
(2)ビゼー(ラフマニノフ編):「アルルの女」第1組曲より メヌエット
チャイコフスキー(ラフマニノフ編):子守歌
クライスラー(ラフマニノフ編):愛の喜び
(3)クライスラー(ラフマニノフ編):愛の悲しみ
(4)バッハ(ラフマニノフ編):前奏曲 BWV.1003
(5)メンデルスゾーン(ラフマニノフ編):「真夏の夜の夢」より スケルツォ
(6)リムスキー=コルサコフ(ラフマニノフ編):熊蜂の飛行
(7)リムスキー=コルサコフ(ラフマニノフ編):熊蜂の飛行
バッハ(ラフマニノフ編):パルティータ BWV.1003
クライスラー(ラフマニノフ編):愛の喜び、愛の悲しみ
ムソルグスキー(ラフマニノフ編):ゴパック
シューベルト(ラフマニノフ編):どこへ
ベーア(ラフマニノフ編):V.R.のポルカ
ビゼー(ラフマニノフ編):「アルルの女」第1組曲より メヌエット
【CD6】
(1)2台のピアノのための組曲第2番Op.17
(2)チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
(3)2台のピアノのための組曲第1番Op.5「幻想的絵画」
【CD7】
(1)ピアノ三重奏曲第2番ニ短調「悲しみの三重奏曲」Op.9
(2)ハイフェッツ編)):ひなぎく Op.38-3
ハイフェッツ編)):東洋の踊り Op.2-2
ハイフェッツ編)):練習曲「音の絵」Op.39-9
(3)ピアノ三重奏曲第1番ト短調「悲しみの三重奏曲」Op.posth.
(4)弦楽四重奏曲第2番ト短調
【CD8】
(1)恋人よ、行かないで Op.4-1
ミューズ Op.34-1
嵐 Op.34-3
君は覚えている?あの夕べを
(2)ミュッセからの断片 Op.21-6
何とすばらしい所 Op.21-7
(3)夜は悲しい Op.26-12
ねずみ取りの男 Op.38-4
乙女よ、もう歌わないでおくれ Op.4-4
ここはすばらしい場所 Op.21-7
(4)わが子よ、お前は花のように美しい Op.8-2
夢 Op.8-5/リラの花 Op.21-5
(5)きのう会った時 Op.26-13
彼女は真昼のように美しい Op.14-9
私は彼女のところへ行った Op.14-4
何という苦しさ Op.21-12
すべては過ぎ去り Op.26-15
(6)私はあなたを待っている Op.14-1
彼女たちは答えた Op.21-4
(7)キリストは蘇った Op.26-6
ここはすばらしい場所 Op.21-7
春の洪水 Op.14-11
(8)乙女よ、もう歌わないでおくれ Op.4-4
運命 Op.21-1
(9)その日を私は覚えている Op.34-10
何という幸せ Op.34-12
(10)私は悲しみのために恋をした Op.8-4
(11)ひとりでここに休ませて下さい Op.26-9
(12)小さな島 Op.14-2
きのう会った時 Op.26-13
【CD9】
(1)3つのロシアの歌 Op.41
(2)夢 Op.38-5
女たちは答えた Op.21-4
祈り Op.8-6
(3)あなたは皆に愛される Op.14-6
(4)ああ、私の畑よ Op.4-5
(5)ヴォカリーズ Op.34-14
(6)リラの花 Op.21-5
森の静けさに Op.4-3
(7)子供たちに Op.26-7
●ピアニスト、ラフマニノフ
(1)ラフマニノフ:早く、早く、お化粧を落として Op.41-3
(2)ベートーヴェン:自作の主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.80
(3)グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番Op.45
【CD10】
シューマン:謝肉祭 Op.9
グルック(ズガンバーティ編):歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より メロディ
ショパン:バラード第3番変イ長調 Op.47、夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2、ワルツ嬰ハ短調、ワルツ変イ長調、ワルツホ短調
J・シュトラウス(タウジヒ編):人はただ一度生きる
メンデルスゾーン:つむぎ歌
バッハ:パルティータ BWV828
パデレフスキ:メヌエット
ショパン(リスト編):乙女の願い、家路
シューベルト(リスト編):セレナード
シューマン(タウジヒ編):密輸入者
ボロディン:スケルツォ イ短調
チャイコフスキー:トロイカ
【CD1】
(1)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1971年
(2)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1959年
(3)モーラ・リンパニー(P)
録音:1951年
(4)マリア・グリンベルク(P)
録音:1960年
(5)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1931年
(6)バイロン・ジャニス(P)
録音:1960年
(7)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1959年
(8)アイリーン・ジョイス(P)
録音:1938年
(9)マリア・グリンベルク(P)
録音:1960年
(10)エミール・ギレリス(P)
録音:1977年
(11)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1940年
(12)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1920年
(13)ヨゼフ・ホフマン(P)
録音:1923年
(14)ベンノ・モイセイヴィチ(P)
録音:1940年
(15)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1971年
(16)ラザール・ベルマン(P)
録音:1976年
(17)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1940年
(18)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1968年
(19)ベンノ・モイセイヴィチ(P)
録音:1943年
(20)エミール・ギレリス(P)
録音:1951年
(21)ニコライ・ルガンスキー(P)
録音:2000年
【CD2】
(1)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1959年
(2)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1959年
(3)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1946年
(4)セルジオ・フィオレンティーノ(P)
録音:1963年
(5)ベンノ・モイセイヴィチ(P)
録音:1956年
(6)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1971年
(7)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1971年
(8)マリア・グリンベルク(P)
録音:1960年
(9)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1971年
(10)ベンノ・モイセイヴィチ(P)
録音:1940年
(11)マリア・グリンベルク(P)
録音:1960年
(12)ベンノ・モイセイヴィチ(P)
録音:1943年
(13)アイリーン・ジョイス(P)
録音:1938年
1(4)ホルヘ・ボレット(P)
録音:1973年
(15)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1968年
(16)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1960年
(17)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1921年
(18)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1940年
(19)ウラディーミル・アシュケナージ
録音:1957年
【CD3】
(1)ニコライ・ルガンスキー(P)
録音:1992年
(2)ウラディーミル・オフチニコフ(P)
録音:1989年
(3)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1971年
(4)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1951年&1946年
(5)ベンノ・モイセイヴィチ(P)
録音:1940年
(6)ヨーゼフ・ホフマン(P)
録音:1923年
(7)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1928年
(8)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1919年‐1942年
(9)ベンノ・モイセイヴィチ(P)
録音:1948年
(10)エミール・ギレリス(P)
録音:1977年
【CD4】
(1)ネルソン・ゲルナー(P)
録音:1993年
(2)スヴャトスラフ・リヒテル(P)
(3)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1925年
(4)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1946年
(5)ニコライ・ルガンスキー(P)
録音:2004年
【CD5】
(1)ニコライ・ルガンスキー(P)
録音:2012年
(2)ホルヘ・ボレット(P)
録音:1973年
(3)マリア・グリンベルク(P)
録音:1952年
(4)セルジオ・フィオレンティーノ(P)
録音:1962年
(5)ベンノ・モイセイヴィチ(P)
録音:1939年
(6)ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
録音:1930年
(7)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1922年−1942年
【CD6】
(1)エミール・ギレリス(P)、ヤコフ・ザーク(P)
録音:1946年
(2)ザラ・ネルソヴァ(Vc)、アルトゥール・バルサム(P)
録音:1956年
(3)リューボフ・ブルック(P)、マルク・タイマノフ(P)
録音:1959年
【CD7】
(1)ダヴィッド・オイストラフ(Vn)、スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(Vc)、レフ・オボーリン(P)
録音:1958年
(2)ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)、ブルックス・スミス(P)
録音:1946年
(3)ドミトリ・ツィガノフ(Vn)、セイゲイ・シリンスキー(Vc)、アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(P)
録音:1947年
(4)ブダペストSQ
録音:1952年
【CD8】
(1)コンスタンティン・リソフスキー(T)、ピアニスト不詳
(2)ニーナ・ドルリアク(S)、スヴャトスラフ・リヒテル(P)
(3)セルゲイ・レメシェフ(T)、ピアニスト不詳
(4)イリーナ・アルヒーポワ(Ms)、ジョン・ウストマン(P)
録音:1970年
(5)パヴェル・リシチアン(Br)、ピアニスト不詳
(6)ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S)、アレクサンドル・デデューヒン(P)
録音:1960年
(7)ニコライ・ゲッダ(T)、エリック・ヴェルバ(P)
録音:1961年
(8)ボリス・グミリャ(Bs)、ピアニスト不詳
(9)イワン・コズロフスキー(T)、ピアニスト不詳
(10)ナジェジダ・オブホワ(Ms)、ピアニスト不詳
(11)
ゲオルギー・ネレップ(T)、ピアニスト不詳
(12)ニーナ・コシェッツ(S)、セリアス・ドゥハティ(P)
録音:1939年−1940年
【CD9】
(1)エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)、ソヴィエト国立SO、ユルロフ記念国立アカデミーcho
録音:1977年
(2)ザーラ・ドルハノワ(Ms)、ピアニスト不詳
(3)ボリス・クリストフ(Bs)、アレクサンドル・ラビンスキー(P)
録音:1958年
(4)クリスタ・ルートヴィヒ(C.A)、ジェフリー・パーソンズ(P)
録音:1965年
(5)アンナ・モッフォ(S)、レオポルド・ストコフスキー(指)、アメリカSO
録音:1964年
(6)ユッシ・ビョルリンク(T)、ニルス・グレヴィリウス(指)、ストックホルム演奏協会O
録音:1947年
(7)アイリーン・ファーレル(S)、ジョージ・トロヴィロ(P)
録音:1957年

●ピアニスト、ラフマニノフ
(1)ナジェージダ・プレヴィツカヤ(ヴォーカル)、セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1926年
(2)セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1925年
(3)フリッツ・クライスラー(Vn)、セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1928年
【CD10】
セルゲイ・ラフマニノフ(P)
録音:1925年−1942年
芸術の国、フランスが世界に誇るクラシック音楽専門誌「ディアパゾン(Diapason)」の自主レーベルより、ボックス・セット・シリーズの第15弾として、セルゲイ・ラフマニノフの作品集第2巻が登場します!今回は「ピアノ独奏曲」、「歌曲」、「室内楽曲」を収録! ■ディアパゾン誌のジャーナリスト、ベルトラン・ボワサール、ロラン・ミュラロ、アラン・ロンペッシュ、ジェローム・バスティアネッリ、ピオトル・カミンスキらの推薦、協力と同誌のディスクレビューの責任者を務めるガエタン・ノーローの監修によって完成したラフマニノフ・ボックスの第2弾。 ラフマニノフの自作自演、リヒテル、モイセイヴィチ、ソフロニツキー、ギレリスといったロシア勢などの1930年台から60年台にかけての演奏を中心として、現在も活躍中の名ピアニストたち、ルガンスキーとゲルナーの名演を特別に取り入れるなど、幅広いネットワークを持つディアパゾン誌ならではのこだわりが光る内容に仕上がっています。 リマスタリングは、ディアパゾン・レーベルのマスタリングを一貫して手がけているフランスのマスタリング・スタジオ、Les Studio de Circe社のイザベル・デイヴィが引き続き担当しており、音質の向上にも期待がかかります!

Tactus
TC-850005(1CD)
ピアノ4手連弾のためのプッチーニ・トランスクリプション集
ベルナルド・ヴォルフ:ラ・ボエーム
ジュゼッペ・フルガッタ:交響的奇想曲
エルネスト・ベクッチ編:蝶々夫人
ミケーレ・プッチーニ(マウロ・ファブリ補完):スケルツォ
グリエルモ・アンドレオッリ:メヌエット第1番、
メヌエット第2番
カルロ・カリニャーニ:「マノン・レスコー」の間奏曲
ベルナルド・ヴォルフ:トスカ
ファブリツィオ・ダッテリ(P)、
ナディア・レンシオーニ(P)

録音:2018年7月、イタリア
「ラ・ボエーム」、「蝶々夫人」、「トスカ」などジャコモ・プッチーニの名作から4手連弾のためにアレンジされたトランスクリプション集。
19世紀末から20世紀初頭に流行し、自宅や小さなサロン・コンサートでアマチュア演奏家を含む多くの音楽家に愛された名旋律を、様々な管弦楽作品からのトランスクリプション&アレンジの演奏で活動する夫婦ピアノ・デュオが贈ります。
Tactus
TC-930002(1CD)
20世紀〜21世紀の独奏クラリネットのための作品集
グイド・ロペス=カバリアン:クラリロキオ(B♭クラリネット)
アレッサンドロ・ラヴェーラ:ラ・スカトラ・デル・テンポ(バス・クラリネット)
アントニオ・フライオーリ:4つの小品(B♭クラリネット)
ウィリアム・O.スミス:瞑想曲(デミ・クラリネット)
アントニオ・フライオーリ:私の目(Esクラリネット)
ブルノ・ベッティネッリ:コンサート・スタジオ(B♭クラリネット/ライヴ)
ウィリアム・O.スミス:5つの小品(B♭クラリネット)
ジャチント・シェルシ:Ixor II(バス・クラリネット)
ジョヴァンニ・マッタリアーノ:ゼータ・ワールド(B♭クラリネット)
ホセ・ダニエル・チリリャーノ(Cl)

録音:2017年7月、イタリア
2014年にリリースした「クラリネットのための近現代作品集(TC 920002)」でも高い評価を獲得した現代クラリネット音楽のスペシャリスト、ホセ・ダニエル・チリリャーノによる無伴奏クラリネットのための近現代作品集第2弾。
Tactus
TC-961602(1CD)
プティニャーノ:オルガン作品集
明るいテーブル、
Desiderium animae、精神の対応、
ソプラノとオルガンのための3つの宗教作品*
ファエンツァ手稿(15世紀)の鍵盤タブラチュアより
ピエール・ダミアーノ・ペレッティ(Org)、
マリー=アントワネット・スタベンテイネル(S)*

録音:2017年11月&2018年4月
1960年イタリア生まれ、バーリ音楽院で作曲を教え、イタリア現代音楽協会の副会長などを務めた音楽家、ビアージョ・プティニャーノのオルガン作品集。イタリアのもっとも古い鍵盤音楽コレクション、ファエンツァ手稿からの抜粋も収録。

Onyx
ONYX-4194(1CD)
鏡〜ラヴェル、リスト、ウェーバー
ウェーバー:舞踏への勧誘
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ、
 鏡
リスト:超絶技巧練習曲第5番変ロ長調 「鬼火」、
 エステ荘の噴水、ジュネーヴの鐘
スカルラッティ:ソナタ K.141、
 ソナタ K.119
メルヴィン・タン(P)
前作(ONYX 4156)では「師と弟子」をテーマに、ベートーヴェンからツェルニー、そしてリストへと受け継がれていったピアノ音楽の歴史をプログラムし更なる一面を見せてくれました。第2弾となる今作は「鏡(MIROIRS)」をテーマに、スカルラッティからウェーバー、リスト、ラヴェルまで、3世紀にわたる鍵盤音楽の革新とインスピレーションを辿ります。18世紀のフォルテピアノでも現代のコンサート・グランド・ピアノでも最大限のパフォーマンスを発揮してきたメルヴィン・タンならではとも言える、奥深いプログラムです。

Chandos
CHAN-20084(1CD)
エッセンス〜リサ・フレンド・プレイズ・フォーレ&ドビュッシー
ドビュッシー(カール・レンスキ編):牧神の午後への前奏曲
フォーレ(アラン・マリオン編):夢のあとに
フォーレ
:幻想曲 Op.79
ドビュッシー(ペテル・コルマン編):月の光
ドビュッシー(アーサー・ハートマン編):亜麻色の髪の乙女
フォーレ(ロバート・ストールマン編):ソナタ イ長調 Op.13
リサ・フレンド(Fl)、
ロハン・デ・シルヴァ(P)

録音:2018年9月26日ー28日、ポットン・ホール(サフォーク)
英国の大ヴァイオリニスト、ロドニー・フレンドの愛娘リサ・フレンドは、16歳からニューヨーク・フィルのフルート奏者ルネ・シーバートに師事し、英国王立音楽大学ではスーザン・ミランの下で学び、現在はソリストとして活躍中。イギリスのSignum ClassicsやChamps Hill Recordsなどからソロ録音を発売し人気を集めてきたリサ・フレンドのChandos第2弾は、フォーレ&ドビュッシー。
「牧神の午後への前奏曲」、「月の光」、「亜麻色の髪の乙女」、「夢のあとに」など、様々な作編曲家がフルートとピアノのためにアレンジ&トランスクリプションを施してきたフォーレとドビュッシーの永遠の名曲を、リサ・フレンドの麗しき音色でお贈りします。

Etcetra
KTC-1634(2CD)
バッハ〜トランスクリプション
ジロティ編曲:アダージョ(ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ短調より)/リスト編曲:幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542/ブゾーニ編曲:G線上のアリア(管弦楽組曲第3番ニ長調より エール)、コラール「主なる神よ、いざ天のとびらを開きたまえ」 BWV.617、コラール「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」 BWV.645/ジロティ編曲:コラール「われらが救い主、イエス・キリスト」 BWV.665/J.Sバッハ編曲:アダージョ(協奏曲第3番 BWV.974より/原曲:アレッサンドロ・マルチェッロのオーボエ協奏曲)/ブゾーニ編曲:前奏曲とフーガ ニ長調 BWV.532/ジロティ編曲:アンダンテ(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ イ短調より)/エゴン・ペトリ編曲:羊は憩いて草を食み BWV.208/ブゾーニ編曲:コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」 BWV.659、シャコンヌ ニ短調(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV.1004より)/ジロティ編曲:前奏曲ロ短調 BWV.855A/ブゾーニ編曲:コラール「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」/ダルベール編曲:パッサカリア ハ短調 BWV.582/ヤンピーテル・ビーセマンス編曲:パッサカリア・ファンタジア Op.171/ジロティ編曲:オルガン前奏曲 ホ短調 BWV.555
ヤン・ルスト(P)
ヤン・ルストはヨーロッパ中でコンサート・ソリスト、室内楽奏者、伴奏者として活動し、ベルギーのゾッテゲム音楽アカデミーなどでピアノを教えながら、自身はルーヴェン大学のLUCA芸術学校で博士研究を行っているピアニスト。研究内容は、「フランツ・リストやフェルッチョ・ブゾーニの伝統による、バッハのオルガン作品からの19世紀のピアノ・トランスクリプション」ということで、このアルバムはまさにその博士研究に基づいたレコーディング。ブゾーニ編曲のシャコンヌやG線上のアリアをはじめ、フランツ・リスト、オイゲン・ダルベール、アレクサンドル・ジロティ、エゴン・ペトリらによるバッハの名トランスクリプションを収録した充実の2枚組です。

Channel Classics
CCS-41619(1CD)
インサイト〜ビーバー、バッハ、エネスコ、イザイ&フィリッペンス
ビーバー:パッサカリア 第1部(ロザリオのソナタより)
フィリッペンス:間奏曲1
バッハ:アルマンド&クーラント(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004より)
エネスコ:サラバンド
バッハ
:サラバンド&ジーグ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004より)
フィリッペンス:間奏曲2
エネスコ:ルーマニアの様式による歌
フィリッペンス:間奏曲3
イザイ:バラード(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ長調より)
バーバー:パッサカリア 第2部(ロザリオのソナタより)
ロザンヌ・フィリッペンス(Vn)
ロザンヌ・フィリッペンスは、オランダのハーグ王立音楽院、ドイツのハンス・アイスラー音楽大学でヴァイオリンを学び、2009年のオランダ国際ヴァイオリン・コンクール(オスカー・バック・コンクール)で第1位、2014年のフライブルク国際ヴァイオリン・コンクールで最優秀賞に輝いたオランダの華麗なる才女。2015年には歴史あるエリザベート王妃国際音楽コンクールでも入賞。現在は、ジャニーヌ・ヤンセンが15年に渡り愛用してきた銘器、1727年製のストラディヴァリウス「Barrere(バレール)」をエリーゼ・マティルデド財団から貸与されるなど、オランダでもっとも注目を浴びる若手奏者の一人として活躍しています。
ストラディヴァリウス「Barrere」を使用した最初のソロ・アルバムとなるのは、ビーバー、バッハ、イザイ、エネスコなど様々な時代の無伴奏ヴァイオリンのための偉大な名作を、自作の間奏曲(インテルメッツォ)で繋ぐという意欲的なプログラム。ヨーロッパ中をコンサートで回りながら、観客にもフィードバックを求めながら共に作り上げていったというもので、敢えて「シャコンヌ」を外したバッハでエネスコを挟んでいたり、ビーバーのパッサカリアを2つに分けるなど、選曲や曲順にもこだわり抜いた無伴奏アルバムです。

BIS
BISSA-2364
(1SACD)
ニコス・スカルコッタス(1904-1949):ピアノ作品集
ギリシャ組曲(1924)【世界初録音】
組曲(1924)【世界初録音】
ソナティーナ〜ピアノのための(1927)
15の小変奏曲〜ピアノのための(1927)
曲第2番(1940)
組曲第3番(1941)
組曲第4番(1941)
舞踏組曲「グノームス」(1939?)【世界初録音】
ロレンダ・ラモウ(P)

録音:2017年10月&11月/ライトシュターデル(ノイマルクト)
ギリシャ出身の作曲家ニコス・スカルコッタスのピアノ作品集。スカルコッタスは1904年エヴィア島ハルキス生まれ。2歳の 時にアテネに家族とともに移り住み、5歳でヴァイオリンを習い始めます。その後、10歳のときにアテネ音楽院に入学し、10年間同学院にて研鑽を積み ます。1921年にベルリンに留学し、ヴァイオリンを学ぶもヴァイオリニストとしての将来を断念し作曲に専念。その後、作曲家としての道に進むも生活上 の問題から精神的に不安定な状態が続き、1933年5月にアテネに戻りました。1949年、45歳の若さで同地で死去しました。
「ベルリンからアテネへ」と題された当アルバムにはベルリンとアテネで作曲されたピアノ作品を収録。ベルリン時代の代表作であるソナティーナや15 の小変奏曲、アテネ時代の晩年の傑作組曲などスカルコッタスを語るうえで欠かさない作品が収められました。また、世界初録音となったギリシャ組曲な ども収録しているのも嬉しい限りです。演奏はスカルコッタスのピアノのためのバレエ音楽(BIS 1564)をリリースしているロレンダ・ラモウです。87分 長時間収録。 (Ki)

コウベレックス
KRS-5249(1CD)
土師さおり〜「謝肉祭」.他
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
シューマン:謝肉祭 Op.9
ブルクミュラー:25 の練習曲
土師さおり(P)

録音:2018 年12 月4- 5 日大和高田市さざんかホール(小)(奈良県)
「19 世紀の名ピアノ教師ブルクミュラーが、易しいエチュードをたくさん書いたのは、 それを入口としてクラシックの深く豊かな世界へ人々を誘うため ── このCD は、そ んな彼の思いを具現化した理想的なカップリングの一枚だと思う。」 北村智恵(音楽 教育家) ※国内外で精力的に演奏活動を繰り広げている土師さおりの 2 枚目となるアルバム は、得意とするフランスものの代表作ドビュッシーではじまる。「ベルガマスク組曲」は 土師らしい軽妙なニュアンスが心地よく、「月の光」の語り口は清楚でいて絶品。シュ ーマンの人気曲「謝肉祭」はカーニヴァルのざわめきや情景を快活に若々しく表現。 また、子供のための練習曲として知られる「ブルクミュラー25 の練習曲」は、全曲通し て聴くと、同じロマン派の世界観を持った魅力ある作品集となって輝きだす。

EUROARTS
20-56559(5DVD)
ブレンデル・プレイズ・シューベルト
幻想曲ハ短調 D.760『さすらい人』
ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784
ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 D.840『レリーク』
ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D.845
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 D.850
ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894『幻想』
4つの即興曲 D.899
4つの即興曲 D.935
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
楽興の時 D.780
3つの小品 D.946
ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
アルフレート・ブレンデル(P)

収録:1976年6月、1977年6月、12月、ブレーメン、ホルフンクシュトゥディオ
映像監督:ピーター・ハム
DSD
画面:NTSC 4:3
音声:PCMステレオ
字幕:英独仏西
リージョン:All、564分
2008年12月の公演をもってピアニストとして引退した巨匠ピアニスト、アルフレート・ブレンデル。「シューベルト弾きブレンデル」によるシューベル トの後期ピアノ・ソナタ集の映像が再発売されます。 1970年代初頭にシューベルトのピアノ作品全集を録音して以降、シューベルト演奏に関する権威として高く評価されました。この映像は、1976年と 1977年にブレーメンの放送局で収録されたもの。40代半ばのブレンデルの充実した演奏とともに、各ディスクにはブレンデル自身によるイントロダクショ ンが収録されており、ブレンデルのシューベルト観をたっぷりと堪能できます。 (20.56558の旧セットは廃盤となります)

PREISER
PRCD-91407(1CD)
ティモシー・ホーダー:ピアノ作品集
Quintessence A〜E
Episode 1〜5
Revelation 1〜5
Paragraph 1〜5
Manifestation 1〜5
フレデリック・ブルーム(P)
作曲家・画家として活躍しているティモシー・ホーダーのピアノ作品集。洗練された映画音楽のコラージュのように響くニューエイジ的音楽です。 (Ki)

WAON RECORDS
WAONCD-350
(HQCD)
めぐりあう時〜吉田愛/アレックス・ガイ
〜アンドレア・ゼーニ・オルガン 日本福音ルーテル大分教会〜

バッハ: 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 545
 「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」 BWV 659
 「目覚めよ、と呼ぶ声あり」 BWV 645
 「最愛のイエス、我らここに集いて」 BWV 731
 トリオ「主イエス・キリスト、われらを顧みたまえ」 BWV 655
パッヘルベル:「神のみわざは善きかな」による9つの変奏曲
ヨハン・クリスティアン・バッハ :ソナタ イ長調 Op.18 Nr.5
ヴィヴァルディ/バッハ:協奏曲 ニ長調 BWV 972
ドメニコ・ヅィポリ (1688-1726): カンツォーナ ト短調
 奉献唱/聖体奉挙 ハ長調
 聖体拝領後
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565
吉田愛、アレックス・ガイ(Org)

録音:2018年1月20,21日/宗教法人日本福音ルーテル大分教会
本格派オルガン奏者、吉田愛とアレックス・ガイの待望の新譜。「めぐりあう時」と題し、バッハを中心に、同時代のドイツとイタリアからの、プロ テスタントとカトリック両音楽家をめぐりあわせた選曲です。吉田とガイの演奏は、18世紀の祈りの音楽と現代の私たちを感動的に巡り合わせてくれます。 2018年4月18日、日本福音ルーテル大分教会の礼拝堂に手鍵盤2弾、足鍵盤付き10ストップのパイプオルガンが完成しました。制作者はイタリ ア北部ドロミテ渓谷にあるドロミテ・ゼーニ工房。整音に評価の高い同工房が日本の教会に納めた最初のオルガン。ドロミテの前に住み、オルガニストと して活躍する吉田愛と、アレックス・ガイがそのオルガンの様々な音色を魅力的に引き出した演奏です。独自の電流伝送マイクペアをオルガンを整音した 位置にセッティング、DSDでリアル&ダイナミックに収録しています。 (Ki)

La Dolce Volta
LDV-69(1CD)
バッハ・トゥ・ザ・フューチャー
バッハ:「6声のリチェルカーレ」 BWV1079/2(「音楽の捧げもの」より)
小フーガ ト短調 BWV578
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
「主なる神よ、われを憐れみたまえ」 BWV721
幻想曲 ト短調 BWV542/1
フーガ ト短調 BWV542/2
「汝のうちに喜びあり」BWV617
「わが心の切なる願い」 BWV727
幻想曲 ト長調 BWV572
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
オリヴィエ・ラトリー(Org/1868年製カヴァイエ=コル)

録音:2019年1月6-8日/ノートルダム大聖堂(パリ)
ラトリーは23歳の若さでパリ・ノートルダム大聖堂に据え付けられた大オルガンの正オルガニストに就任し、以後コンサート・オルガ ニストとして活躍する世界屈指の卓越した演奏家です。レパートリーはバロックから現代まで網羅し、さらに即興演奏も得意とする圧倒的な存在として知 られます。
原点回帰ともいえるバッハの録音。ラトリーは1990年代にBNLレーベルにバッハの主要オルガン作品を録音し、その後2003年録音でDGレーベ ルよりオルガン・トランスクリプションとしてシャコンヌなどのバッハの作品を取り上げておりますが、オール・バッハ・プログラムでの録音は実に四半世 紀ぶりで満を持しての録音といえます。
トッカータとフーガやパッサカリアとフーガで巧みなレジストレーションでカヴァイエ=コル製作の大オルガンを演奏。まるで万華鏡のように変化するパ イプオルガンの音色に驚かされます。また、通称「大フーガ」で知られる幻想曲とフーガ ト短調 BWV542では、ラトリーは演奏する際にリストのピアノ 編曲などを参考にし、幻想曲ではラトリー自身による解釈で多くの和音を追加しております。残響7秒という当大聖堂の響きを考慮し、まさに幻想的な世 界を描きます。圧倒的な技術とラトリーでしか表現することのできない唯一無二のバッハ作品をご堪能ください。なお、ブックレットにはラトリーによる当 アルバムのコンセプト、楽曲解説、およびカヴァイエ=コルのオルガンについての日本語訳付です。 (Ki)

Resonus
RES-10234(1CD)
NX-B05
バッハ:コラール・パルティータ集
ああ罪人なるわれ、何をなすべきか BWV770
キリストよ、汝真昼の光 BWV766
おお、汝正しくして善なる神よ BWV767
喜び迎えん、慈しみ深きイエス BWV768
スティーヴン・ファー(オルガン=ベルナール・オーベルタン 2015年製)

録音:2018年6月14-15日
バッハの「コラール・パルティータ」はコラールを主題とする変奏曲。全部で6曲が残されていますが、その中の2曲は偽 作とされており、真作と考えられるのはBWV766-769の4曲です。しかしこのアルバムでスティーヴン・ファーは敢え て、偽作とされるBWV770「ああ罪人なるわれ、何をなすべきか」を演奏。たとえバッハ作品でなくとも、素晴らしい作 品であることを証明しています。演奏で使用されたのは、2015年に製作され、イーストサセックス州フェアワープの私 邸に据えられたオルガン。小型ながらも三段鍵盤を持つ充実した楽器で、このアルバムが初の録音となります。

SOMM
SOMMCD-0191(1CD)
NX-B04
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 第1集
ピアノ・ソナタ 第6番ニ長調 K284
幻想曲 第3番ニ短調 K397
ピアノ・ソナタ 第17番変ロ長調 K570*
ピアノ・ソナタ 第2番ヘ長調 K280
ピーター・ドノホー(P・・・ベヒシュタイン D282)

録音:バーミンガム王立音楽院
2018年2月2-3日、2018年7月9日
イギリスのピアニスト、ピーター・ドノホーによる全6巻からなるモーツァルトのピアノ・ソナタ全集の第1集。ここでは2曲の初 期のソナタと、モーツァルト研究家アルフレート・アインシュタインが「晩年の傑作であり、モーツァルトのソナタの理想的な 形」と呼んだ第17番(ヴァイオリンのオブリガードが付けられた版も有名)を演奏。途中にニ短調の幻想曲を挟むという 構成になっています。ドノホーは真摯に曲を演奏、モーツァルトのメロディの美しさを存分に感じさせてくれます。

STEINWAY&SONS
STNS-30093(1CD)
NX-B07
ムソルグスキー:展覧会の絵
フレッド・ハーシュ(1955-):チャイコフスキーの主題による変奏曲
ナターシャ・パレムスキ(P)

録音/使用楽器:
2017年8月23日 オリヴァー・ホール、モンタナ
/スタインウェイ モデルD "Vera" (ハンブルク)…ムソルグスキー
2016年6月13日 スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
/スタインウェイ モデルD #597590 (ニューヨーク)…ハーシュ
ロシア出身で現在アメリカを中心に活躍するピアニスト、ナターシャ・パレムスキによる「展覧会の絵」が登場。冒頭の「プロムナー ド」から濃淡の大きな表現であり、「古城」や「死者への呼びかけ」などでの細やかな表情や、「ビドロ」、「サムエル・ゴールデンベ ルク」、「バーバ・ヤーガ」の豪快さ、「キエフの大きな門」の繊細な入り、それら全てを裏打ちする目の覚めるようなテクニックにどん どん引き込まれてしまいます。ロシアものを得意としている彼女ならではのたいへんダイナミックな演奏で、ピアノの機能性をフルに 生かしている点でも注目です。アメリカの有名ジャズ・ピアニスト、フレッド・ハーシュによる変奏曲は、チャイコフスキーの交響曲第 4番第2楽章冒頭のテーマを元にしたもの。ジャズのイディオムをふんだんに盛り込み起伏に富んだ作品で、パレムスキの表現力 を楽しむのにうってつけといえます。ハンブルクとニューヨーク、2種の”Model D"を弾き分けているというのも、STEINWAYレーベ ルならではのこだわり。

MIRARE
MIR-434(1CD)
TEMPERAMENTS〜C.P.E.バッハとモーツァルト作品集
C.P.E.バッハ:アンダンテ・コン・テネレッツァ(Andante con tenerezza) Wq.65/32 (H.135)
 ソルフェッジオSolfeggio ハ短調 H.220
 スペインのラ・フォリアにもとづく12の変奏曲 H.263
 ピアノ協奏曲 ニ短調 Wq.23
 わがジルバーマン・ピアノへの別れ Wq.66(H.272)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 KV310/300d
 幻想曲 ニ短調 K.397/385g *
C.P.E.バッハ:アンダンテ・コン・テネレッツァ Wq.65/32 (H.135)*
シャニ・ディリュカ(P/*は1790年アントン・ヴァルターのピアノフォルテ(コピー)を使用)
パリ室内O
ベン・グラスバーグ(指)

録音:2018年7月、8月
グレース王妃に見出されたピアニスト、シャニ・ディリュカの新譜は、C.P.E.バッハとモーツァルトとの、音楽的あるいは精神的に親子のような関係をさぐるプ ログラム。「彼は父であり、われわれは子供だ」とはモーツァルトがC.P.E.バッハを表現した言葉ですが、モーツァルトが愛したヴァルターのフォルテピアノ(コピー) でC.P.E.バッハとモーツァルトの作品を演奏し、その関係性に光を当てるという試みも収録されています。感情(気分)というものが、当時の芸術作品のひとつ の重要な要素であったことも感じさせる演奏で、ふたりの作曲家の作品を、またあらたな視点で楽しむことができます。 シャニ・ディリュカはスリランカ出身の両親のもとモナコで生まれ育ち、グレース王妃に見出されて英才教育を受けたピアニスト。ラ・フォル・ジュルネ音楽祭で もたびたび来日し、その力強いタッチと豊かな語り口の音楽で聴衆を魅了しています。協奏曲で共演の指揮者ベン・グラスバーグはケンブリッジ大学を卒業後、 英国ロイヤル・アカデミーでシャーン・エドワーズに指揮を学び、2017年9月、第55回ブザンソン指揮者コンクールで優勝したほか、聴衆賞、オーケストラ 賞も受賞した、注目度急上昇の若手です。 (Ki)

APARTE
KKC-4171(1CD)
フランク:ピアノ曲集
プレリュード,コラールとフーガ ロ短調 M21
プレリュード,アリアとフィナーレ ホ長調 M23
ピアノ五重奏曲 ヘ短調 M7
プレリュード.アンダンティーノ〜プレリュード,フーガと変奏曲M30より(バウアー/ダルベルト編)
ミシェル・ダルベルト(P)
ノーブス・クァルテット【キム・ジョエン、キム・ヨンウク(Vn)、イ・スンウォン(Va)、ムン・ウンフィ(Vc)】

録音:2018年10月13,14日/リエージュ、フィルハーモニー・ホール
※日本語帯・解説付
巨匠ダルベルトの新譜は、ダルベルトの熱く力強く、それでいて心をわしづかみにするような良い意味での怜悧さも併せ持つ音色が冴えわたるフランク。前奏曲、 コラールとフーガ ロ短調では、ダルベルトのストイックな音楽の運びにただただ圧倒。プレリュード、アリアとフィナーレのフィナーレでは、ダルベルトのテクニッ クとストイックな音楽が炸裂しています。そして韓国の気鋭四重奏団、ノーブス・クァルテットとのピアノ五重奏曲では、ロマンの香りが濃密に漂うアンサンブル が展開されております。最後に収録されているプレリュードは、原曲はオルガンのための作品で、流れるような感傷的な主題が美しい曲。ダルベルトの抑制の効 いた演奏が、かえって曲のもつ様々な感情を浮き彫りにしているようです。ダルベルトのますます冴えわたる芸術にただただ圧倒される1枚です。*国内品番のみのご案内となります。 (Ki)


H.M.F
HMM-902453(4CD)
J.S.バッハ:鍵盤のための作品全集Vol.2〜北へ
[CD1]リューベック
1. ブクステフーデ:「今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ」 BuxWV 210
2. バッハ:「主キリスト、神のひとり子よ」BWV Anh.55
3. バッハ:「輝く曙の明星のいと美わしきかな」BWV 739
4.パッヘルベル:フーガ ロ短調
5. バッハ:コラール「ああ主よ、哀れなる罪人われを」BWV 742
6. バッハ:フーガ ロ短調(コレッリの主題による)BWV 579
7. バッハ:コラール「キリストは死の縄目につながれたり」 BWV 718
8. バッハ:フーガ ト長調 BWV 577
9. バッハ:パルティータ「おお神よ、汝義なる神よ」BWV 767
10. バッハ:プレリュードとフーガ ホ長調 BWV 566

[CD2]ハンブルク
1. バッハ:トッカータ ニ長調 BWV 912a
2. バッハ:「イエスよ、わが命の命」BWV 1107
3. パッヘルベル:コラール「憐れみたまえ 永遠なる神よ Kyrie Gott Vater
in Ewigkeit」
4. バッハ:「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV 754
5. バッハ:「われ汝に別れを告げん」にもとづくファンタジア BWV 735a
6. バッハ:フーガ ト短調 BWV 578
7. バッハ:フーガ ハ短調(レグレンツィの主題による)BWV 574b
8. バッハ:フーガ ハ短調 BWV 575
9. ラインケン(1643?-1722):コラールファンタジー「バビロンの流れのほ
とりで 」
10. バッハ:プレリュード イ短調 BWV 569
11. バッハ:コラール「われらが神は堅き砦」BWV 720
12. バッハ:プレリュードとフーガ ニ長調 BWV 532a

[CD3] Erbarm dich mein われを憐れみたまえ
バッハ:コラール集
1. 「われら皆一なる神を信ず」 BWV 1098*
2. 「われら皆一なる神を信ず」 BWV 765
3. 「天にましますわれらの父よ」 BWV 737
4. 「おお、神の子羊、罪なくして」BWV 1085*
5. 「おお、神の子羊、罪なくして」BWV 1095*
6. 「汝、平和の君、主イエス・キリスト」BWV 1102*
7. 「おお主なる神よ、汝の聖なる御言葉は」BWV 1110*
8. 「われらキリストの徒」BWV 1090*
9. 「心より慕いまつるイエスよ、汝いかなる罪を犯し」BWV 1093*
10.「神はわが救い、助けにして慰め」BWV 1106*
11.「かくも喜びに満てるこの日」BWV 719
12.「ただ汝にのみ、主イエス・キリストよ」BWV 1100*
13.「アダムの堕落によりてことごとく腐れたり」BWV 1101*
14.「キリストよ、汝真昼の光」BWV 1120*
15.「ああ、主なる神よ」BWV 714
16.「主なる神よ、われを憐れみたまえ」BWV 721
17.「イエス・キリストが夜に」BWV 1108*
18.「われは汝に依り頼む、主よ」BWV 712
19.パルティータ「キリストよ、汝真昼の光」BWV 766
*ノイマイスター・コラール集(1695-1705年頃成立)

[CD4]旅人
1-7. バッハ:ソナタ イ短調 BWV 965(ラインケンの『音楽の園』の第1ソナ
タ編)
8. パッヘルベル:トッカータ ハ長調
9. ブクステフーデ:フーガ ハ長調 BuxWV 174
10. バッハ:トッカータ ホ短調 BWV 914
11. バッハ:ソナタ BWV 966(ラインケンの『音楽の園』の第1ソナタ編)
12. バッハ:フーガ イ短調 BWV 959
13. バッハ:カンツォーナ ニ短調 BWV 588(フレスコバルディの『音楽の精
華』の主題によるフーガ)
14. バッハ:ファンタジー ト短調 BWV 917
15. バッハ:フーガ 変ロ長調 BWV 955a(エルゼーリウスのフーガに基づく)
16. バッハ:トッカータ ニ短調 BWV 913a
[CD1]
バンジャマン・アラール(Org/Freytag-Tricoteaux (2001) d’apres
Arp Schnitger, eglise Saint-Vaast de Bethune)

[CD2]
バンジャマン・アラール(Org/Freytag-Tricoteaux (2001) d’apres
Arp Schnitger, eglise Saint-Vaast de Bethune)

[CD3]
バンジャマン・アラール
【クラヴィオルガヌム(ブルーメンレーダー、2009-2010)/クラヴサン:フランソワ・チョッカ(Riccia, 2003)、グリマルディ・モデル(メッシーナ、1697年製)/オルガン:ケンティン・グルーメンレーダー(Haguenau, 2010)】
ジェルリンド・ゼーマン(ソプラノ/2,3,5-18)

[CD4]
バンジャマン・アラール
【クラヴィオルガヌム(ブルーメンレーダー、2009-2010)/クラヴサン:フランソワ・チョッカ(Riccia, 2003)、グリマルディ・モデル(メッシーナ、1697年製)/オルガン:ケンティン・グルーメンレーダー(Haguenau, 2010)】
注目の鍵盤奏者バンジャマン・アラールによる、J.S. バッハの鍵盤作品を全て録音するプロジェクトの第 2 弾!第1弾(KKC 5918/ HMM 902450) では1699年から1705年の間のバッハが10代で作曲したものを収録。「北へ」と題した当第2弾では、15歳で兄のもとを離れて北ドイツのリュー ネブルクに向かったバッハが、ゲオルク・ベームやラインケンのオルガン演奏および音楽に出会い、さらに20 歳の頃にはリューベックの地でブクステフー デに傾倒した時期の、バッハの作品および、バッハの先達たちの作品群がプログラムされています。ブクステフーデ、ラインケン、そしてパッヘルベルらの 音楽が、若きバッハの鍵盤作品創作のスタイルの基礎を為したことがよくわかる興味深いプログラミングとなっています。
アラールは2018年12月に来日しており、オルガン演奏でみせる華麗なテクニックと骨太なストイックさをあわせもつ若き巨匠的音楽、そしてチェンバ ロでも圧倒的な説得力で聴衆を魅了しました。ラ・プティット・バンドなどでも活躍しており既に古楽ファンを中心に知られていた本格派の鬼才アラールの、 体系的な録音プロジェクトということで世界から注目を集めています。
このボックスではクラヴィオルガヌムが用いられているのも聴きどころ。クラヴオルガヌムは18世紀中頃に作られていた、弦とパイプを同時に鳴らす、チェ ンバロとオルガンの機能を併せもった楽器です。バッハはクラヴィオルガヌムのために特定の作品を書いているわけではありませんが、アラールはいくつか の楽曲をクラヴィオルガヌムで演奏、チェンバロとオルガンの良さを一度に味わえるような、不思議な魅力の楽器の音色もたのしむことができます。 (Ki)

ROMEO RECORDS
RON-7328(1CD)
バッハ:フーガの技法 BWV1080
(未完のフーガ:ケヴィン・コーシン補筆)
クレイグ・シェパード(P)

録音: 2018 年2 月22,23 日 シアトル(ライヴ)
米国のベテラン・ピアニスト、クレイグ・シェパードのバッハ・シリーズの新刊は「フーガ の技法」。既発売は「インヴェンションとシンフォニア BWV.772-801(RON7255)」「平均 律クラヴィーア曲集第1集(RON7258/59 )」「平均律クラヴィーア曲集第2集 (RON7269/70)」 今回もシアトルのミーニ劇場でのライヴ録音。速めのテンポでサラリと弾いているようで、 実は細部にまでこだわり抜いた演奏はたいへん充実したものです。なお未完のフー ガはケヴィン・コーシンの補筆による。

Music&Arts
M&ACD-1292(1CD)
カルロ・グランテ・プレイズ・シューベルト
ハンガリー風のメロディ ロ短調 D817
楽興の時 D780(全6 曲)
アレグレット ハ短調 D915
3 つの小品 D946
行進曲 ホ長調 D606
カルロ・グランテ(P)

録音: 2013 年 12 月 ウィーン
MUSIC & ARTS の看板アーティスト、イタリアのピアニスト、カルロ・グランテの新譜 はシューベルト。技巧派ピアニストとして鳴らしたグランテだが、ここでのシューベル トはいずれも抑えたタッチで深々とした味わいを広げており、むしろ派手なシューベ ルトが苦手な人にこそ向いています。バドゥラ=スコダ夫妻から提供された 1923 年製 ベーゼンドルファー・インペリアルを用いています。
Music&Arts
M&ACD-1300(1CD)
ブゾーニ:ピアノ作品集
エレジー集 (転機のあとで/イタリアに!/ 私の魂は畏れつつ待ち望む/ トゥーランドットの部屋/夜/幻影/子守歌)
青春に(全4 曲)
カルロ・グランテ(P)

録音: 2013 年12 月 ウィーン'
イタリアの技巧派ピアニスト、カルロ・グランテの弾くブゾーニのピアノ曲集。エレジー集 はブゾーニのピアノ曲の中でも人気が高いもの。中でも子守歌がよく知られています。青春に は1909 年出版。2 曲目のジーグ、ボレロと変奏が比較的知られているが、4 曲全部の録音:は少ない。 カルロ・グランデはイタリア生まれのピアニスト。彼はブゾーニ復興に極めて力を入れてお り、ここでもスペシャリストならではの高い見識が窺える演奏が聞ける。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-371(1CD)
シューベルト:楽興の時 D780,Op.94
 アンセルム・ヒュッテンブレンナーの主題による13 の変奏曲 イ短調 D576
 12のグラーツのワルツ D924,Op.91
シューマン:森の情景 Op.82
マリアン・マルツィ(P)

録音: 2018 年7 月22-24 日 イタリア ペスカーラ
ハンガリーのピアニスト、マリアン・マルツィの弾くシューベルトとシューマン。マリアン・ マルツィはブダペストのフランツ・リスト音楽院のピアノ部門の教授で、ハンガリーの中堅ピ アニストの中でも特に活躍している一人です。詩情豊かでみずみずしい演奏がすばら しい。 ※日本語オビ・解説付き

シャッツグレーバー
SHZ-IO3(1CD)
税込定価
ドビュッシー:前奏曲集第1巻、第2巻 浅田 真弥子(P)

録音:2018 年10 月30 日金沢市アートホール(ライヴ)
■浅田 真弥子(P)
Mayako ASADA, piano 母の手ほどきにより 3 才からピアノを始め、7 才より武蔵野音楽大学客員教授クラウス・カウフマン氏に師事。10 才より桐朋 学園大学教授 竹内啓子氏に師事。桐朋学園女子高等学校音楽科に在学中、中部ショパン学生ピアノコンクール優勝。 中日新聞社賞受賞。竹内啓子氏の薦めにより桐朋学園大学音楽学部演奏学科在学中、フランスに留学。パリのエコール・ ノルマル音楽院にて、ピアノ及び室内楽の高等演奏課程卒業。更に同音楽院最高課程修了、高等演奏家資格を取得。パ リにて、コンクール“FLAME”入賞。同コンクール審査員長、セルジオ・ペルティカローリ氏に招かれ、奨学生としてモーツァ ルテウム音楽院夏期講習(ザルツブルク)受講。盛岡青少年国際ピアノコンクール第 1 位。スペインのマリア・カナルス国際 ピアノコンクール第3位。イタリアのマルサラ国際ピアノコンクール第3位、及びセニガリア国際ピアノコンクール入賞。パリの ユーハム国際コンクール室内楽部門第1位等、国内外のコンクールに多数入賞。さらにアルトゥール・ルービンシュタインの 弟子であるユージン・インジック氏のもとで研鑽を重ね、インジック氏から驚嘆すべき演奏家であると高く評価されます。これま でに、故・井上直幸、ヤンシン・アン、ピエール・レアック、ジュヌヴィエーヴ・マルティニ(室内楽)、故・レオニード・ブルンベ ルグ、故・ヴェラ・ゴルノスタエヴァの各氏に師事。

Hanssler
HC-19008(1CD)
「SAITENWECHSEL」ハープ独奏の為の作品集
バッハ:パルティータ第1番 変ロ長調 BWV825
スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K.27「アレグロ」
ドビュッシー:『子供の領分』より「小さい羊飼い」
スカルラッティ:ソナタ イ長調 K.208「アンダンテ・エ・カンタービレ」
ドビュッシー:前奏曲第1巻より「亜麻色の髪の乙女」
リスト:「ジュネーヴの鐘」「夜想曲」
スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.380「アンダンテ・コンモード」
ラモー:組曲 ホ短調より「村娘」
 組曲 ハ短調「エジプトの女」
ドビュッシー:『ベルガマスク組曲』より「月の光」
ヘレーネ・シュッツ(Hp)

録音:2018年6月7-9日/マリーエンミュンスター
弦を張り替えるという意味をもつ「SAITENWECHSEL」と題された当アルバムはデトモルト音楽大学にてゴドリーヴ・シュラマに師事し、現在ドイツを中心 に活躍する新進気鋭のハープ奏者ヘレーネ・シュッツが選曲したバッハ、スカルラッティ、ドビュッシー、リスト、ラモーの作品集で、もともと鍵盤の為の 作品をハープで演奏する好企画です。選曲もハープに合った珠玉の作品ばかりを集め、ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」や「月の光」などハープの柔らかな 音色が相性のよさをあらわしております。それぞれの作品の新たな魅力に気づかされるアルバムです。 (Ki)

ALTO
ALC-1357(1CD)
ダヴィド・オイストラフ〜アンコール
ドビュッシー:月の光
ファリャ(コハンスキ編):ホタ(7つのスペイン民謡 から、ヴァイオリンとピアノの為の版)
イザイ:恍惚Op.21
チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ ハ長調 Op.34
スーク(コチアン編):愛の歌 Op.7-1
コダーイ(フェイギン編):3つのハンガリー民俗舞曲
ヴィエニャフスキ:伝説 ト短調Op.17
ザジツキ(1834-1895):マズルカ ト長調 Op.26
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
シマノフスキ:アレトゥーザの泉
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):
ブルガリア組曲Op.21 から 歌(No.2)
プロコフィエフ:「三つのオレンジへの恋」から 行進曲
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
ハチャトゥリアン:ヴァイオリンとピアノの為の舞曲 変ロ長調
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(P)

原盤:EMI(HMV)/Supraphon/Vanguard
ALTO
ALC-1378(1CD)
シベリウス:ピアノ作品選集
悲しいワルツ Op.44/カーネーション Op.85 -2/行進曲 Op.5-3
ロマンス Op.24-9/踊り歌 Op.34-2/騎士/即興曲 Op.5-5
ワルツ Op.34-1/マンドリナート/ガヴォット Op.94-6
ロマンス Op.24-2/小ワルツ Op.40-1/ユモレスク Op.40-3
子守歌 Op.40-5/ポロネーズ Op.40-10/鐘(カリヨン)Op.65
オルゴール Op.76-9/小ワルツ Op.97 -3/ロンドレット Op.40-7
漕ぎ手 Op.103-3/小行進曲 Op.99-8/抒情的ワルツ Op.96a
スケッチ Op.76-1/舞曲 Op.94-1/練習曲 Op.76-2
夜想曲 Op.24-8/ロマンス Op.101-1/フィンランディア Op.26-7
アンネッテ・セルヴァデイ(P)

録音:1992年、クライスト病院、ホースハム、イギリス
1993-1994年、セント・ジョージ教会、ブランドン・ヒル、ブリストル、イギリス
原盤:Continuum, Olympia
前出:ALC-5001

『シベリウス・ピアノ音楽全集』(ALC-5001;廃盤)からの抜粋。
ALTO
ALC-4005(4CD)
チェコ・ピアノ音楽アンソロジー(ニュー・エディション)

ドヴォルザーク:主題と変奏 Op.36 B.65
 詩的音画 Op.85 B.161
フィビヒ(1850-1900):気分、印象、思い出 第1巻−第4巻Op.41, Op.44, Op.47, Op.57 から
第 358, 20, 24, 35, 67, 127, 139, 183, 21, 25, 19, 103, 81, 87, 94, 281, 282, 355,
368番
 絵画練習曲(全5曲)
ヤナーチェク:草陰の小道を通って 第1巻
 草陰の小道を通って 第2巻
 ピアノ・ソナタ「1905年10月1日、街頭にて」
 霧の中で
[CD 4]
スメタナ:3つのサロン用ポルカ Op.7(1854)
 3つの詩的ポルカ Op.8(1854)
 夢(;全6曲;1875)
 チェコ舞曲集第2巻((;1879)
ラドスラフ・クヴァピル(P)

録音:1992-1994年 
原盤:Unicorn-Kanchana 
ライセンサー:AMAT 
前出:ALC-601, 6002

『チェコ・ピアノ音楽アンソロジー Vol.1』『同 Vol.2』(ALC-6001, 6002)から4枚のディスクを選んだ新セット。


MELODIYA
MEL-1002581(2CD)
NX-C07
ミハイル・プレトニョフ/モスクワ音楽院ライヴ1979
バッハ:組曲 イ短調 BWV818a
D.スカルラッティ.ソナタ集
 ヘ長調 K17/ソナタ ト短調 K8
 ソナタ ト長調 K259/ソナタ ニ長調 K96 (ラ・カッチャ)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調 Op.10-2
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
 夜想曲 第4番ヘ長調 Op.15-1
 ワルツ 第8番変イ長調 Op.64-3
 ワルツ 第4番ヘ長調 Op.34-3「華麗なる円舞曲」
 夜想曲 第19番ホ短調 Op.72-1
ミハイル・プレトニョフ(P)

録音:1979年10月31日 モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
初CD化
Melodiyaレーベルのアーカイヴから1979年プレトニョフのライヴ音源が登場。一部はMelodiyaのライセンスを受けた eurodiscなどからアナログ・レコードとして発売されていましたが、今回リサイタルのプログラムが揃って収録され、CDとしては初 登場となりました。1957年生まれのプレトニョフは当時22歳。前年にチャイコフスキー・コンクールを制して世界的に注目されて いた時期のリサイタルで、Virgin Classicsと契約して国際的な録音デビューを迎える前の貴重な記録です。若々しいバッハに 始まるこのプログラムではいずれの作品でも個性的な解釈を聴くことができますが、特にショパンのソナタ3番には注目で、ディ テールの細やかな表現を有機的に紡ぎながら、全体を大きなスケールでまとめ上げるという素晴らしい演奏です。録音は分離は 狭いもののクリアなステレオで、ピアノの音は細やかに拾っており、最新のリマスタリングも功を奏して独特のニュアンスを楽しむこと が出来ます。拍手入り。
MELODIYA
MEL-1002572(2CD)
NX-C07
BIG MY SECRET〜ピアノ・リサイタル
ラモー:プレリュード(クラヴサン曲集第1集RCT1より)
ブル(1562/3年 - 1628):ガリアルダ
ラモー:ラ・リヴリ(コンセールによるクラヴサン曲集より)
バッハ:「目覚めよと呼ぶ声あり」 BWV645*
ラモー:ラガサント(コンセールによるクラヴサン曲集より)
バッハ:「来たれ、異教徒の救い主よ」 BWV659*
ラモー:内気-第1ロンド(コンセールによるクラヴサン曲集より)
バッハ:「我汝の名を呼ぶ、主イエス・キリストよ」 BWV639*
ラモー:内気-第2ロンド(コンセールによるクラヴサン曲集より)
バッハ:「主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ」 BWV617*
ラモー:軽はずみなおしゃべり(コンセールによるクラヴサン曲集より)
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K397/385g(バタゴフの即興による終結)
*=ブゾーニ編曲、バタゴフ補編曲

マイケル・ナイマン(1944-):1.フライ・ドライヴ(「キャリントン」)
 アトラクション・オブ・ザ・ペダリング・アンクル(「ピアノ・レッスン」)
 羊飼いにまかせとけ(「英国式庭園殺人事件」)
 ビッグ・マイ・シークレット(「ピアノ・レッスン」)
 ヒア・トゥ・ゼア(「ピアノ・レッスン」)
 あの時芽生えた気持ち(「ピアノ・レッスン」)
 ディープ・スリープ・プレイング(「ピアノ・レッスン」)
 シルバー・フィンガード・フリング(「ピアノ・レッスン」)
 ロスト・アンド・ファウンド(「ピアノ・レッスン」)
 シープ・アンド・タイズ(「数に溺れて」)
 楽しみを希う心(「ピアノ・レッスン」)
 時の流れ(「ZOO」)
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K475
アンコール
バッハ(シロティ編):前奏曲 ロ短調 BWV855a
アントン・バタゴフ (P)

録音:2017年12月13、15日 モスクワ国際音楽堂(ライヴ)
個性派ピアニスト、バタゴフのライヴ・アルバム。前半ブゾーニ編曲版バッハのコラール前奏曲(トラック4、6、8、10)には、コラー ル旋律に基づく前奏を付与するなど独自の編曲も加え、ゆったりとしたテンポで作品の深淵を覗きこむような、バタゴフならでは の個性的な解釈。動きのあるラモーやブルとの好対比を聴かせます。そして後半はマイケル・ナイマンの映画音楽という、がらっと 変わった趣向。自身も映画音楽の作曲家として活躍するバタゴフらしく、独特なテンポ運びとメリハリのある進行で、純粋な音 楽としての作品の素晴らしさを引き出しています。両プログラムを繋ぐようなモーツァルトの、沈鬱にして美しい表情も聴きもので す。

Rondeau
ROP-6145(2CD)
NX-C07
バッハ:前奏曲とフーガ集(カール・シュトラウベ(1873-1950)による編曲)
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV545
前奏曲とフーガ イ長調 BWV536
幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
前奏曲とフーガ イ短調 BWV543
前奏曲とフーガ ロ短調 BWV544
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV534
前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546
前奏曲とフーガ ホ短調「楔形」 BWV548
ディーン・ビルメイヤー(1904年製 ザウアー・オルガン)

録音:2017年5月8-10日聖ミヒャエリス教会 ライプツィヒ
2017年8月7-9日市教会 バート・ザルツンゲン
1903年、聖トーマス教会のオルガニストに就任したカール・シュトラウベ。その後も活躍を続け1918年にはグスタフ・ シュレックの後任としてトーマスカントルの職に就きます(オルガニストの座はギュンター・ラミンが引き継ぎました)。 1920年には少年たちとともに初の国内外演奏旅行を行い、また、ライプツィヒ・バッハ・フェラインの合唱団とゲヴァント ハウス合唱団を合併し、これを1932年まで指導するなど、ドイツの合唱音楽の発展に寄与したこことで知られていま す。このアルバムに収録されているのは、彼が1913年に発表した「バッハ:前奏曲とフーガ編曲集」であり、ロマン 派の時代に制作されたオルガン(主にザウアー・オルガン)に適した指使いや強弱、フレージング、アーティキュレーショ ンが考えられた曲集です。原曲を超えた印象的な響きは、19世紀の人々が耳にしたバッハの音と言えるでしょう。

APR
APRCD-6028(2CD)
フレンチ・ピアノ・スクール
ヴィクトル・スタウ&ラザール・レヴィ 〜 コンプリート・スタジオ・レコーディングス


■ヴィクトル・スタウ
(1)ダカン:かっこう
メンデルスゾーン:無言歌 Op.67-4
ショパン:ワルツ第4番ヘ長調 Op.34-3「華麗なる大円舞曲」、
 ワルツ第11番変ト長調 Op.70-1
シューマン:幻想小曲集より 夕べに Op.12-1、飛翔 Op.12-2、気まぐれ Op.12-4
シューマン(リスト編):春の夜 S.568
モシュコフスキ:愛のワルツ Op.57-5
シンディング:春のささやき
ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク、ミンストレル
ラヴェル:リゴードン
ルネ=バトン:カランテク付近の糸紡ぎ女たち
スタウ:木陰で

■ラザール・レヴィ
(2)モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.475-17
シャブリエ:木陰で、牧歌
ドビュッシー:マスク
デュカス:牧神のはるかな嘆き
ルーセル:シシリエンヌ
ラザール・レヴィ:前奏曲第1番、
 前奏曲第2番、前奏曲第5番
(3)ラザール・レヴィ:ワルツ
クープラン:花開く百合、葦
シューベルト:即興曲変イ長調 Op.142-2
シューマン:夕べに、夢のもつれ
ショパン:マズルカ第2番嬰ハ短調 Op.6-2、
 マズルカ第31番変イ長調 Op.50-2
(4)クープラン:葦
ダカン:かっこう
ドビュッシー:沈める寺
(5)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330、
 ピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付き」
(6)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310
ヴィクトル・スタウ(P)、
ラザール・レヴィ(P)

(1)ODEON録音/1927年−1929年
(2)HMV France録音/1929年−1937年
(3)日本ビクター録音/1950年
(4)クラウン録音/1951年
(5)Ducretet Thomson録音/1952年
(6)Pathe録音/1955年
約150年間の歳月の中で、パリ音楽院の名教師たちによって育まれた独特のスタイルと名ピアニストたちの演奏を現代に蘇らせるAPRの新シリーズ「フレンチ・ピアノ・スクール」。 前作、「マリウス=フランソワ・ガイヤール&カルメン・ギルベール」(APR 6025)に続くシリーズ第2弾は、19世紀のパリ音楽院の名教師であり、古楽器協会の設立にも携わったルイ・ディエメ(1843−1919)の下で研鑽を積んだ2人のピアニスト、ラザール・レヴィ(1882−1964)とヴィクトル・スタウ(1872−1953)のスタジオ録音全集! イスラエル、テル・アヴィヴの「シエナのピアノ(Siena pianoforte)」で1951年に録音されたラザール・レヴィのクラウン盤(7インチレコード)からの復刻はもちろんのこと、ペルー出身のヴィクトル・スタウの録音は極めて珍しく、今回のシリーズ第2弾はフレンチ・ピアノ・スクールの全容を知る上でも、非常に貴重なリリースとなることでしょう。

Hyperion
CDA-68219(1CD)

PCDA-68219(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vo.3 〜 後期三大ソナタ集
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2018年2月5日−7日、パース・コンサート・ホール(スコットランド)
「月光」や「悲愴」などの名曲を収録し、レコード芸術で「特選盤」に選ばれた、第1巻(CDA 67662)、「ハンマークラヴィーア」を含む後期の3作品を収録した第2巻(CDA 68073)に続く、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集。期待の第3巻は、円熟のベートーヴェンが書き上げた最後の3つのピアノ・ソナタ、第30番〜第32番の後期三大ソナタが登場。この後期三大ソナタは、2019年10月の来日公演予定曲目ともなっています。 スティーヴン・オズボーンの深く情熱的なピアノ、知的で洗練された解釈とスタインウェイの繊細な音色で贈る、楽聖の円熟ソナタにご期待ください。 解説執筆は、ベートーヴェンの「交響曲第10番」の補筆完成版でも有名なベートーヴェン研究

Skani
SKANI-044(1CD)
響と余韻〜ダッツェ・アペラネ:ピアノ作品集
サラバンド/3つの俳句〔かすみの中の鐘、女神の歌、静寂 − 白い雪〕
アレゲニーのメロディ/ツィンバロム
2つの夢/間違って入った
クークレの歌/夜想曲集/モザイク
赤い風船/バレエ「エディーテ」の音楽
ミュージカル「エディーテ」のロマンス
ディアーナ・ザンドベルガ(P)

録音:2015年7月、ラトビア
ダッツェ・アペラネは、1953年、カナダのウィニペグに住むラトビア系の家庭に生まれ、モントリオールのマギル大学でチャールズ・パーマー、ブルース・マザー、ブライアン・チャーニーに作曲を学びました。在学中、モントリオールにラトビア系の青少年合唱団を設立。作曲家、音楽イベント・オーガナイザー、音楽教師、指揮者、批評家として活動しています。ラトビア作曲家連盟の会員。このアルバムのピアニスト、ディアーナ・ザンドベルガの委嘱によるピアノ曲のほか、歌曲、合唱曲、器楽曲、室内楽曲の作曲を主に手がけています。

Danacord
DACOCD-835(1CD)
奪われた時間〜ブラームス:ソロ・ピアノ作品集
シャコンヌ(左手のピアノのための編)(バッハ 「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004」より)
ハンガリーの歌の主題による変奏曲 ニ長調 Op.21-2
2つのハンガリー舞曲(ピアノ・ソロのための編)〔第1番 ト短調、第4番嬰へ短調〕
8つの小品 Op.76
間奏曲 イ短調 Op.116-2
リケ・サンベア(P/ファツィオリ)

録音:2018年6月25日ー28日、ヌゼボー・クロー(ヌゼボー、デンマーク)
※使用楽器:ファツィオリ F278
デンマークのピアニスト、リケ・サンベアは、王立デンマーク音楽アカデミーで学び、2002年のリサイタルでデビューしました。デンマークと北欧の音楽シーンで活動、コペンハーゲンとオーゼンセのアカデミーで教え、ティスヴィレとラングヴァズのフェスティヴェルの芸術監督を務めています。彼女のレパートリーは、モーツァルトやベートーヴェンといった古典的作品のほか、カール・ニルセンやコペル父子、ラフマニノフの作品。 『奪われた時間(Stolen Moments)』と題した新しいアルバムは、特別の思い入れのあるというブラームスの作品集です。「省察。ブラームスのピアノ音楽を弾いたり聴いたりしていて、まっさきに浮かんでくる言葉です。とりわけ、彼の間奏曲。それは、小休止だったり、前や後や中間といった『時』。未来に過去にあるいは単純に今に考えをめぐらす時。希望、期待、後悔、悲しみ、喜び、愛にあふれた時、そして、何がやってくるだろうとわくわくする時……」。彼女はこのアルバムを、最後に会ったとき彼女のために「8つの小品」の第1曲の〈カプリッチョ〉を弾き、そのあと急逝した友人、エベ・タアイングに捧げています。

ABC Classics
ABC-4817686(1CD)
ロマンティック・バッハ
バッハ(グレインジャー編):フーガホ長調 BWV.878
バッハ(ラフマニノフ編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ ホ長調 BWV.1006からの組曲
バッハ:幻想曲とフーガ イ短調 BWV.904
バッハ(ペトリ編):羊は安らかに草を食み
バッハ
:カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV.992
バッハ(ケンプ編):シチリアーノ(フルート・ソナタ第2番変ホ長調 BWV.1031より)
バッハ(ヘス編):主よ人の望みの喜びよ(カンタータBWV.147より)
バッハ(ブゾーニ編):コラール「いまぞ喜べ、愛するキリスト者の仲間たち」BWV.734a
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004より)
バッハ(ジロティ編):オルガン前奏曲ホ短調 BWV.555
グレインジャー:陽気な鐘〜バッハの「羊は安らかに草を食み」による自由なランブル
ジェイソン・ギルハム(P)
2010年のショパン国際ピアノ・コンクール、2013年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで注目を集め、2014年のモントリオール国際音楽コンクールでは見事に優勝を飾ったオーストラリアのピアニスト、ジェイソン・ギルハム。 メトネル&ラフマニノフのピアノ協奏曲集に続くこの「ロマンティック・バッハ」は、ラフマニノフからマイラ・ヘスへと至る名ピアニストたちの編曲によるバッハの作品を集めたプログラム。 ラフマニノフ、グレンジャー、ヘス、ブゾーニ、ジロティ、ペトリからの"大バッハへのラブレター"を、ギルハムが丁寧に奏でていきます。


Profil
PH-18063(10CD)
ベネデッティ=ミケランジェリ・エディション
■Disc 1
(1)シューマン:ピアノ協奏曲
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
■Disc 2
(1)グリーグ:ピアノ協奏曲
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番
(3)シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化芝居
■Disc 3
(1)ラヴェル:夜のガスパール
(2)同:優雅で感傷的なワルツ
(3)同:ピアノ協奏曲ト長調
■Disc 4
(1)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲(抜粋)
(2)バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
(3)バッハ:イタリア協奏曲BWV971
(4)ガルッピ:ピアノ・ソナタ第5番ハ長調
■Disc 5 
(1)ドビュッシー:子供の領分
(2)ショパン:ワルツ第2番変イ長調Op.34の1
(3)同:ワルツ第9番変イ長調Op.69の1「告別」
(4)同:マズルカ イ短調Op.68の2
(5)同:子守歌Op.57
(6)同:スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
(7)同:ワルツ 変ホ長調(遺作)
(8)フランク:交響変奏曲
■Disc 6
(1)リスト:ピアノ協奏曲第1番
(2)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番
■Disc 7
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番
(2)同:ピアノ協奏曲第13番
(3)ハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調
■Disc 8
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
(2)同:ピアノ協奏曲第23番
■Disc 9
(1)リスト:死の舞踏
(2)シューマン:ピアノ協奏曲
(3)ショパン:マズルカ イ短調Op.68の2
(4)同:マズルカ ロ短調Op.33の4
(5)同:アンダンテ・スピアナートと華麗なポロネーズ
(6)グリーグ:ゆりかごの歌Op.68の5
(7)ガルッピ:ピアノ・ソナタ第5番ハ長調〜フィナーレ
■Disc 10
(1)スカルラッティ:ソナタ ハ短調L352
(2)同:ソナタ ニ短調L413
(3)同:ソナタ イ長調L322
(4)同:ソナタ ロ短調L449
(5)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番
(6)ショパン:ワルツ 変ホ長調(遺作)
(7)シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化芝居
(8)ドビュッシー:ラモーを讃えて
(9)モンポウ:歌と踊り第1番
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(P)

■Disc 1 67’ 07”
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(1)、
マリオ・ロッシ(2)(指)
ローマ・イタリアRSO
録音:1962年4月28日(1)、1960年4月28日(2) ヴァチカン
■Disc 2 75’ 31”
アルチェオ・ガリエラ(指)ミラノ・スカラ座O(1)
録音:1942年2月9日(1)、1941年6月(2) ミラノ・スカラ座、
1957年5月12日(3) ロンドン
■Disc 3 58’ 55”
エットーレ・グラチス(指)フィルハーモニアO(3)
録音:1960年5月22日(1) ロンドン、1952年(ライヴ)(2)、1957年(3)
■Disc 4 58’ 21”
録音:1948年10月26 / 27(1)(2) ロンドン、1943年(3)、1962年(4)
■Disc 5 59’ 15”
アルフレッド・ウォーレンスタイン(指)ロサンゼルスPO(8)
録音:1960年6月3日(1) プラハ、1962年(2)-(7)、1949年1月16日(8)
■Disc 6 43’ 05”
ラファエル・クーベリック(指)トリノ・イタリアRSO(1)、
エットーレ・グラチス(指)フィルハーモニアO(2)
録音:1961年4月28日(1)、1957年(2)
■Disc 7 67’ 42”
ヘルマン・シェルヘン(指)スイス・イタリア語放送O(1)、
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)ローマ・イタリアRSO(2)、
マリオ・ロッシ(指)トリノ・イタリアRSO(3)
録音:1956年6月21日(1) ルガーノ、1951年12月15日(2) ローマ、1959年12月18日(3) トリノ
■Disc 8 56’ 27”
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)ローマ・イタリアRSO
録音:1951年12月15日 ローマ
■Disc 9 73’ 45”
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指)ローマ・イタリアRSO(1)、
アントニオ・ペドロッティ(指)ミラノ・スカラ座O(2)、1962年4月28日(1) ヴァチカン、1942年4月9日(2) ミラノ・スカラ座、1949年7月21日(3)-(7) テアトロ・コロン(ブエノスアイレス)
■Disc 10 69’ 44”
録音:1955年2月27日 ワルシャワ(ライヴ)
EMIからリリースされているラヴェルやラフマニノフの協奏曲などは名盤の誉れ高いものですが、チェトラ音源のジュリーニ指揮ローマ・イタリア放送交 響楽団とのモーツァルトの協奏曲や、クーベリック指揮トリノ・イタリアRSOとのリストの1番、シェルヘン指揮スイス・イタリア語放送O とのモーツァルトなど、文字で見るだけでも期待できるタイトルが続きます。
また、バッハのイタリア協奏曲やショパンのワルツ第2番、フランクの交響変奏曲はミケランジェリ唯一の録音で貴重。さらに興味津々なのがDisc10。 1955年2月27日ワルシャワの演奏会ライヴですが、ちょうど第5回ショパン国際コンクール開催中で、その審査員としてポーランドを訪れていました。 このコンサートの後、アシュケナージを2位とすることに異議を唱え、審査員を降りたことは有名なエピソードとなっていますが、同時期の記録として感 慨深いものがあります。
驚きなのが1940年代の演奏。スカラ座でのグリーグのピアノ協奏曲、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第3番とシューマンのピアノ協奏曲や、ブエノ スアイレスのテアトロ・コロンでのショパンなどで、正確無比さはミケランジェリならではですが、推進力、表情、色彩感など信じ難い神業を披露してい ます。ミケランジェリ凄すぎる! ピアノ好き必携のBoxと申せましょう。 (Ki)

ALPHA
ALPHA-423(2CD)
NX-B08
メシアン:幼子イエスに注ぐ20のまなざし マルティン・ヘルムヒェン(P)

録音:2014年5月27-31日イエス=キリスト教会 ベルリン、ドイツ
1944年に作曲された「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」はメシアンの最も重要、かつ規模の大きなピアノ曲集の一つ。全曲を 演奏するためにはほぼ2時間を要すこの曲は、全編にわたって神への賛美や彼が愛した鳥の声などが混然一体となって盛り込 まれています。5曲目ごとに重要な内容を持つ曲が置かれ、曲の中にはしばしば“神の主題”を表す嬰ヘ長調の和音が顕れ、そ の柔らかい響きが全曲に統一感を与えるとともに、ある種の聴きやすさももたらされています。 ヘルムヒェンはこう語ります。「この20世紀最高の"鍵盤楽器による神聖な音楽"に魅了されてからというもの、作品を深く研究し 理解しようと努めました」「“決して官能的でも神秘的でもない”この作品は聴き手への大胆な挑発であり、メシアンの仕掛けた 冥想の世界に入ることで、神に出会い崇拝することになるのです」。その言葉どおり全ての曲で変幻自在な響きと静けさを対比 させながら、緊張感あふれる世界を描き出しています。

TOCCATA
TOCC-0403(1CD)
NX-B03
ロナルド・スティーヴンソン(1928-2015):ピアノ作品集 第3集
アフリカのトゥイ=チューン:バントゥーとアフリカの国民的讃美歌の組み合わせ…世界初録音
ヒル・ソング 第1番(原曲:グレインジャー/R.スティーヴンソン編)
サウンディング・ストリングス(1979)…世界初録音
中国民謡組曲(1965年5月)…世界初録音
ガーナ民謡組曲(1965)…世界初録音
モルンのボニー(1990年11月15日)…世界初録音
リントンのハイロード(1978年4月)…世界初録音
バッラ・フライテイング・トッカータ(1980年4月)…世界初録音
クリストファー・ギルド(P)

録音:2016年6月5.12日、2018年4月15日
スコットランド出身のロナルド・スティーヴンソンのピアノ曲第3集。もともと優れたコンサート・ピアニストとして名を上げ、ベー トーヴェンやラフマニノフの巧みな解釈で知られていましたが、「DSCHによるパッサカリア」などの難解で演奏困難な数々のピ アノ作品は超絶技巧を愛する人々の間で話題となり、近年作曲家としての知名度も高くなっています。彼は友人グレイン ジャーの影響を受け、世界の民謡にも強い関心をいだき、各国の伝統音楽のテイストを生かした作品を書き上げました。こ の第3集にはアフリカから中国、ガーナなどの音楽を元にした特色豊かな作品を収録。グレインジャーの「ヒル・ソング」の編曲 も含まれた興味深い1枚となっています。
TOCCATA
TOCC-0473(1CD)
NX-B03
エミール・ジャック=ダルクローズ(1865-1950):ピアノ作品集 第1集
Skizzen スケッチ Op.10(1891出版)
(コボルド/トロイメライ/蝶々/セレナード/カノン/カプリッチョ)
3つの小品 Op.44(1895-1896頃)
(アラベスク/ロマンス/即興的カプリッチョ)
3つの小品 Op.45(1895-1896頃)
(エクローグ/ユーモレスク/夜想曲)
3つの小品 Op.46(1895-1896頃)
(バラード/熱情的カプリッチョ/アリア)
Polka enharmonique 異名同音ポルカ Op.47(1896頃)
アダルベルト・マリア・リーヴァ(P)

録音:2018年3月26-28日
スタジオ・アンセルメ、ジュネーヴ
※世界初録音
ウィーンで生まれスイスで活躍した音楽家ジャック=ダルクローズ。幼児を中心とした音楽学習の方法論の一つ「リトミック= 動きを通じて音楽の諸概念を教える」を発展させた功績で知られます。作曲家としてはブルックナーやローベルト・フックスの 教えを受け、オペラやカンタータ、管弦楽作品を数多く発表しましたが、一連のピアノ曲はパリのサロン風の上品で抒情的な 雰囲気を持ち、一部の曲からはシューマンの影響も感じられます。
TOCCATA
TOCC-0438(1CD)
NX-B03
マーク・ブリッツスタイン(1905-1964):独奏ピアノのための作品集(1918-1963)
Waterfall: Barcarolle 滝:舟歌(1918)…世界初録音
前奏曲 ハ短調(1922)…世界初録音
ワルツ(1923)…世界初録音
子供たちのダンス(1924)…世界初録音
スヴァルガ組曲-第4番:Belly-Ache(1924-1925/1925改訂)…世界初録音
ピアノのためのパーカッション音楽(1928-1929)
スケルツォ:Bourgeois at Play ブルジョア・アット・プレイ(1930)…世界初録音
カイン:バレエ(1930)…世界初録音
ピアノ・ソロ-第2番「カンタービレ」…世界初録音
Le monde libre 自由な世界:March on a French Resistance Tune
フランス抵抗歌による行進曲…世界初録音
Show(客人たち)-バレエ(1646-1649)
Innocent Psalm 無垢なる詩篇-バーンスタインの赤ちゃんのために(1953)…世界初録音
スロー・マーチ-キットの結婚式のために(1953)…世界初録音
Wedding Piece 結婚式の小品(スティーヴンとジョイスのために)…世界初録音
Lied-ベン・クーパーと彼の女性のために(1963)…世界初録音
ピアノのためのソナタ(1927-1928)
レオナルド・レーマン(P、朗読)
ヘレン・ウィリアムズ(朗読)

録音:2005年11月4.11日
フィラデルフィアで生まれたブリッツスタイン。幼い頃から音楽的才能に恵まれ、アレクサンドル・ジロティにピアノを学びピアニス トとしてデビュー。その後はカーティス音楽院で作曲を学び、ベルリンでシェーンベルク:、パリでナディア・ブーランジェに師事しま した。しかし舞台の楽しさに目覚め、演劇活動に精を出すようになり、「クレイドル・ウィル・ロック」などの映画音楽や劇音楽 を作り始めます。バーンスタインやブレヒトとも親しくいくつかの作品で共同作業を行いこちらも注目を集めました。このアルバ ムは45年に渡る「ピアニストとしての」ブリッツスタインに光を当てており、少年時代の抒情的な作品から、バーンスタインを始 めとした親しい家族のための曲、ジャズダンスまで多彩な作品が収録されています。

BIS
BISSA-2281(2SACD)
バッハ:イギリス組曲(全6曲) 鈴木雅明(Cemb/1982年ヴィレム・クルスベルヘン制作によるリュッカースのレプリカ)

録音:2016年7月&8月/神戸松蔭女子学院大学チャペル
鈴木雅明によるバッハ作品のチェンバロ 演奏といえば、平均律クラヴィア曲集第1巻(1996年録音 / BIS 813)にはじまり、ゴルトベルク変奏曲(1997録音 / BIS 819)、インヴェンショ ンとシンフォニア(1998年録音 / BIS 1009)、ファンタジアとフーガ集(1998年録音 / BIS 1037)、フランス組曲(1999-2001年録音 / BIS 1113)、6つのパルティータ(2001年録音 / BIS 1313)、イタリア協奏曲、フランス風序曲、他(2002年録音 / BIS 1469)、そして平均律クラヴィ ア曲集第2巻(2005年録音 / BIS 1513)とそのどれもが高い評価を得てきました。その後、しばらくチェンバロ独奏による録音はありませんでしたが、 約10年を経た2016年にイギリス組曲が録音されました!
フランス組曲、パルティータと並ぶ、バッハの舞踊組曲の代表作であるイギリス組曲。フォルケルが、「この作品がある高貴なイギリス人のために書かれた」 と言ったことからこの名がつきました。6作品に共通するのがアルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグの4曲が必ず含まれ、1曲目が長大なプレリュー ドになっているのが特徴です。鈴木雅明の演奏は驚くべき集中力と内容の濃さで、聴き手の心をつかむ魅力に満ちています。楽器は2台のチェンバロのた めの協奏曲全集(KKC 5496 / BIS SA 2051)でも使用した1982年ヴィレム・クルスベルヘン制作によるリュッカースのレプリカで演奏。自在にして 優美な表現が印象的です。大注目の録音がついに登場です!

Grand Piano
GP-783(1CD)
NX-B03
スルハン・ツィンツァーゼ(1925-1991):24の前奏曲 (1971) インガ・フィオリア(P/Steinway, Model D)

録音:2018年4月12-13日、リバーサイド・スタジオ、ドイツ、ケルン
ジョージア(グルジア)を代表する作曲家の一人、ツィンツァーゼによる24の前奏曲。ハ長調から始まり、並行調のイ短調、一音 下がってト長調…を繰り返し、24の調を巡ります。多くの素晴らしい器楽作品を残したツィンツァーゼですが、ピアノ作品は極め て少なく、この作品もあまり演奏されることがありません。しかし、ここに含まれるいくつかの曲は非常に美しく、ジョージアの民謡の 要素や民族舞踊のリズムも盛り込まれた、魅力あふれる作品集です。作曲者と同じくトビリシに生まれ育ったピアニスト、フィオリ アが、深い共感を持って作品を描き切っています。 ※商品の装丁は、初回分は左側のスリップケースに入る予定ですが、終了次第右側の通常ジャケットに切り替わります。ご了 承ください。
Grand Piano
GP-788(1CD)
NX-B03
アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):ピアノ作品集
11の間奏曲 11 INTERLUDES (1955)
アルトゥール・ルービンシュタインを讃えて
ヘブライ風の2つの小品
4つのピアノ・ムード 4 PIANO MOODS (1944)
前奏曲とトッカータ
6つの奇想曲 6 CAPRICES (抜粋) (1941)
イスラエル訪問 VISIT TO ISRAEL (1958)
練習曲 (ピアノのための練習曲)
ジョルジオ・コウクル(P)

録音:2018年9月9日、Bottega del pianoforte、スイス、ルガーノ
※世界発録音
ポーランドに生まれ、第一次大戦後のパリで活躍したタンスマン。ユダヤ人であったため、1941年にチャールズ・チャップリンら友 人の協力を得てアメリカへ亡命、第二次大戦後パリへ戻ったものの前衛音楽の波に乗れず、忘れられた存在となっていきまし た。このアルバムには、タンスマンのそんな後半生の作品を中心に収められており、全て世界初録音となっています。ポーランド人 としてのアイデンティティ、ラヴェルやストラヴィンスキーなど最初のパリ滞在時に活躍していた作曲家たちの強い影響、そしてユダ ヤ人としてのルーツを巧みに使い分け、さらにアメリカ滞在中に交遊のあったシェーンベルク:も濃い影を落とした聴き応えのある作 品群です。 チェコのピアニストでありチェンバロ奏者、作曲家でもあるジョルジオ・コウクルは、フィルクスニーとの交流を通じてマルティヌーのス ペシャリストとして知られ、チェレプニン、ルリエ、タンスマンなどの作品でも高い評価を得ています。ここでも得意のタンスマンの知ら れざる作品の数々を、ピアノのレパートリーとして根付かせたいという情熱のもと、色彩豊かに聴かせています。

King International
KKC-057(1SACD)
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ op.27(全6曲)
未完のソナタ.ハ長調(新発見のソナタ)
米元響子(Vn/1727年製ストラディヴァリウス(サントリー芸術財団より貸与))

録音:2018年11月7,8,9日&12月16日、2019年1月6日(キング関口台スタジオ)
類まれなる集中力と高い技術、明晰なアーティキュレーション、それでいてふくよかで豊かな柔らかさもある音楽。いま世界中から熱き視線を集めるヴァ イオリニスト、米元響子が待望の初CDをリリース。演目はイザイの無伴奏ソナタ全曲、さらに最近になって発見された未完のソナタも収録しているとい う注目盤です。録音は最高位のDSD 11.2MHzで行われており、米元がすぐそこで弾いているような臨場感あふれる録音となっています。
米元響子は1997年パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール(イタリア)において、史上最年少13歳で入賞。その後、2001年日本音楽コンクールで も優勝、その後も様々なコンクールで優勝入賞を重ねているまさに実力者。2018年3月末からは、サントリー芸術財団より1727年製ストラディヴァ リウスを貸与され、その芸と音色に凄みも増し、ますますその音楽は充実してきています。米元はガット弦を使用しており、その音色はあたたかく力強く、 しかも抜群の安定感です。これまでCDがなかったのが不思議なほどですが、それはレコーディングには大変慎重な姿勢を見せていたから。デビュー20 周年を迎え、また素晴らしい楽器の力も得て、まさに機が熟したといえるこのタイミングでの初CDとなります。イザイが暮らした街リエージュで、米元が 実際にイザイの自筆譜に触れたことも、録音を決意する決定的な後押しになったといいます。
【未完のソナタ(新発見)も収録】
最近発見され話題となった注目の未完のソナタは、イザイが遺した鉛筆書きのスケッチ等を含む譜集に収められていたもの。この譜集はもともとはイザイ (1858-1931)の死後、英国のヴァイオリニスト、フィリップ・ニューマン(1904-1966)に遺族が寄贈したもの(ニューマンは、イザイの臨終の枕元で、 無伴奏ソナタ第4番を演奏した人物でもありました)。ニューマンの死後、その譜集はベルギーの女性ヴァイオリニストでニューマンと親しい友人関係だっ たジョゼット・ラヴェルニュ(1921-2015)の手に渡り、彼女の死後、ブリュッセル音楽院の図書館に彼女の資料コレクションが寄贈されました。件の未 完のソナタ(第3楽章の途中で終わっている)は、イザイの手書きのタイトルには「第6番」とあり、ハ長調で書かれています。バッハの無伴奏ヴァ イオリン・ソナタ第3番もハ長調のため、イザイはバッハを意識して当初このハ長調で構想したのかもしれません。華やかな技巧も盛り込まれた美しい作 品です。今回の録音では、補筆補完等はせず、イザイが書き遺したところまでを演奏しています。 (Ki)

若林工房
WAKA-4213(2CD)
メジューエワ・プレイズ・エラール 〜びわ湖ホール・リサイタル2018
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
マスク(仮面)/ 映像 第1 集
子供の領分
前奏曲集〜亜麻色の髪の乙女(第1巻 第8 曲) /とだえたセレナード(第1 巻 第9 曲) /沈める寺(第1 巻 第10 曲) /妖精たちは妙なる踊り子(第2 巻 第4 曲) /ヒースの荒地(第2 巻 第5 曲)
喜びの島/アラベスク 第1 番
そして月は廃寺に沈む(映像 第2 集 第2 曲)
イリーナ・メジューエワ(P)
(ピアノ…エラール model 260 フルコンサートグランド、1927 年製)

録音:2018 年10 月20 日、びわ湖ホール 小ホールにおけるコンサート・ライヴ
2018 年10 月20 日にびわ湖ホール・小ホールで行われたメジューエワによ るドビュッシー没後 100 年記念リサイタルのライヴ録音。「月の光」や「沈める 寺」、「亜麻色の髪の乙女」といった人気作品のほか、「映像 第 1 集」や「喜び の島」などの傑作も並べたプログラムは聴き応え十分です。使用楽器は森田ピ アノ工房所有の1927 年製の名器エラールmodel260 。ベル・エポックのフランス文化の薫りを彷彿とさせる典雅なサウンドをお楽しみください。

LYRINX
LYR-280(1CD)
リストシューベルト
シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番
リスト:ウィーンの夜会第6番(シューベルトのワルツによる)
リスト:シューベルトの挨拶を送ろう S558-1
 シューベルトの焦燥 S563-5
 シューベルトの水の上で歌う S558-2
 シューベルトの君は私の憩い S558-3
 シューベルトの若い尼僧 S558-6
 シューベルトのエレンの歌第3番(アヴェ・マリア) S558-12
シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784
リスト:シューベルトの糸を紡ぐグレートヒェン S558-8
 シューベルトの魔王 S558-4
 シューベルトの影法師 S560-12
 シューベルトの都会 S560-1
 シューベルトの辻音楽師 S561-8
ムーザ・ルバツキーテ(P)

録音:2012 年4 月23―27 日
リトアニアを代表する名ピアニスト、ムーザ・ルバツキーテの弾くリストのシューベルト歌曲の編曲と、シューベルトのピアノ・ ソナタ第14番。 ムーザ・ルバツキーテは1959年、ソ連時代のリトアニアのカウナスの生まれ。音楽一家に生まれ彼女も幼くしてピアノを学び、 7歳の時には首都ヴィリニュスでハイドンのピアノ協奏曲を弾く天才少女だった。モスクワ音楽院で学んだ後、ソ連の偉大なピ アニストとして活躍したが、共産圏外で活動を制限されたため国際的知名度を得たのはリトアニアが独立を回復した1990年以 降のこと。卓越したリスト弾きとして知られており、ここでも深みのある演奏が素晴らしい。

MSR
MS-1699(2CD)
ガブリエル・デュポン(1878-1914):ピアノ作品全集
憂鬱な時間(全14 曲)
砂丘に囲まれた館(全10 曲)
2 つのバレエのエール
アルバムの数葉(4 曲)
ボ・ティース(P)

録音:2017年12月,2018年1月 アイオワシティ
20 世紀初頭のフランスの作曲家、ガブリエル・デュポン(1878-1914)のピアノ作品 全集。優れた作曲家だったにもかかわらず、36 歳で病没し、死後なかなか顧みられる ことのなかったデュポンも、ここ数年でずいぶん CD が増えた。それでもピアノ作品全 集はおそらくこれが初めてでしょう。デュポンはラヴェルの3 歳年下でほぼ同世代だが、 作風は対極的で、繊細で内省的で染み入るような美しさに満ちたデュポンの作品に は独特の魅力が詰まっています。 ボ・ティースは米国ミネソタ州出身のピアニスト。ドビュッシーをはじめとする近代フラン ス音楽を得意としており、ここでもデュポン独特の魅力を見事に引き出しています。
MSR
MS-1636(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob. XVI:48
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 Op.42
リスト:パガニーニによる大練習曲S.141
キム・ジュヨン(P)

録音:2017 年1 月14 ,15 ,18 日 米国,インディアナ州マンシー
韓国のピアニスト、キム・ジュヨンのおそらく初のCD。キム・ジュヨンは12 歳で韓国SO と共演したほどの天才少女だった。その後国際的に活躍しています。派手に技巧をひけらかすこ とない誠実で丁寧な演奏が持ち味で、リストのラ・カンパネッラのような曲でもじっくり聞かせてく れます。
MSR
MS-1694(1CD)
ドイツ・ロマン派のオルガン曲
レーガー:オルガンのための12 の小品 Op.59〜トッカータ ニ短調,フーガ ニ短調
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第6 番 ニ短調 Op.65
ラインベルガー:12 の性格的小品集 Op.156
ブラームス:フーガ 変イ短調 WOO8
リスト:B-A-C-H の主題に基づく前奏とフーガ
フェリックス・ヘル(Org)

録音:2018年7月4日 ドイツ,リューデンシャイト
ドイツのオルガニスト、フェリックス・ヘルがドイツ・ロマン派の作曲家のオルガン作品を演奏 したCD。ラインベルガーの12 の性格的小品集は35 分もかかる大作。 フェリックス・ヘルは1985 年、ドイツのフランケンタールの生まれ。一般的なドイツのオルガニス トがドイツ近辺に教会の楽長を長年務めることが多いのに対し、ヘルは若い頃に米国に渡りジ ュリアード音楽院とカーティス音楽院で学んだことから、たいへん国際的に活躍しています。 ドイツ西部、ノルトライン=ヴェストファーレン州のリューデンシャイトにある福音キリスト教会に 設置されているE.F.ヴァルッカー製作のオルガン(1902 年,1957 年と 2000 年に改修)を使 用。ドイツ・ロマン派のオルガンを演奏するには打ってつけの楽器です。

コウベレックス
KRS-5248 (1CD)
税込定価
再発売
大竹道哉/バッハ:ピアノ・リサイタル
平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番ハ長調BWV846
トッカータホ短調BWV914
カンタータ「神よあなたに感謝を捧げます」よりシンフォニア(ケンプ編)
コラール「主よ、人の望みの喜びよ」(ケンプ編)
クラヴィーア協奏曲第5番より第2楽章ラルゴ(ケンプ編)
コラール前奏曲「イエス・キリストよ、わたしは主の名を呼ぶ」(ケンプ編)
コラール前奏曲「確かにそのときだ・いざともに喜べ、愛する信徒たち」(ケンプ編)
コラール前奏曲「目を覚ませと我らを呼ぶ声あり」(ケンプ編)
フランス組曲第1番二短調BWV812
半音階的幻想曲とフーガニ短調BWV903
オルガンのための前奏曲とフーガニ長調BWV532(ブゾーニ編)
メヌエットト長調BWVAnh.114(クリスチャン・ペッツォルトチェンバロ組曲より)
メヌエットト長調BWVAnh.116(作者不詳)
ガヴォット(フランス組曲第5番ト長調BWV860より)
ゴールトベルク変奏曲BWV988より「第30変奏クォドリペット」「終曲アリア」
大竹道哉(P)

録音:1997 年12 月6 日日本基督教団飯盛野教会(兵庫県加西市) ライブ
教会のブリュートナーで味わうバッハのライブ録音。 ヨーロッパ音楽の感性を、演奏や教育を通じて常に発信し続けている、大竹道哉によ る1997 年の教会でのライブ録音を好評につき再プレス。 J.S. バッハの鍵盤音楽を、カンタータやコラールなどの編曲作品を含めた趣向で、 一味違うバッハの愉しみへと誘う。大竹ならではの音作りの潔さや、深々とした流れ が、聴く人と共有され、崇高でかつ温かい演奏がそのまま収録されています。 飯盛野教会所有の楽器ブリュートナーNo.4 による音色が薫りたつ。

Passacaille
PAS-1058(1CD)
バッハ:フランス組曲第4番変ホ長調 BWV815
トッカータ ニ短調 BWV913
フランス組曲第5番ト長調 BWV816
トッカータ ホ短調 BWV914
フランス組曲第6番ホ長調 BWV817
ロレンツォ・ギエルミ(Cemb)

録音:2018年6月19-21日/イタリア
ギエルミの『フランス組曲』は第1〜3番が既に発売されていました(PAS-984)。なかなか続編が出ずやきもきしていましたが、遂に後半3曲を収録したディ スクが登場です!長調のフランス組曲に対して、劇的な楽想ほとばしる短調のトッカータを2曲カップリング。チェンバロ、オルガン、指揮と古楽界の最前線で活 躍を続ける古楽のスペシャリスト・ギエルミがバッハの真髄を魅せつける、大注目の強力盤です。
『フランス組曲』はバッハ自身がつけたタイトルではなく、フランス趣味はあるもののドイツの伝統的な組曲がベースになっている、バッハはもちろんクープラン やルイ・マルシャンを知っていたが、ベームやフローベルガーのスタイルが骨格となっているのがこの組曲である、とギエルミは言っています。また比較的初期の 作品であるトッカータはイタリアのフレスコバルディからの影響が顕著。さまざまな語法を取り入れながらもドイツの伝統に根ざし独自の書法を築いたバッハ、そ の音楽世界の一端が垣間見えるプログラムと言えます。
使用楽器はキース・ヒル氏2001年製作のチェンバロ。18世紀ドイツの個人蔵の楽器をモデルに作られた楽器です。 (Ki)

BIS
KKC-4169(1SACD)
国内盤仕様のみ
2018年第10回浜松国際ピアノコンクール第1位/ジャン・チャクムル
ベートーヴェン(リスト編):アデライーデ S.466 R.121
シューベルト:ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調 D.568
ハイドン:アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII/6
ファジル・サイ(1970-):ブラック・アース(黒い大地) Op.8
バルトーク:戸外にて Sz.81
佐々木冬彦(1965-):SACRIFICE(2017)
ジャン・チャクムル(P/Kawai SKEX(Shigeru Kawai Concert Grand))

録音:2019年1月/アクトシティ浜松コンサートホール
※日本語帯・解説付
2018年第10回浜松国際ピアノコンクール第1位のほか、同コンクールの室内楽賞、札幌市長賞など数々の賞に輝いたジャン・ チャクムルのデビュー盤がBISレーベルより緊急リリース!2019年1月、コンクールの会場となったアクトシティ浜松におけるセッション録音です。
収録作品は予選でも絶賛されたハイドンのアンダンテと変奏曲、バルトークの戸外にて、当コンクールの委嘱作品である佐々木冬彦作曲の SACRIFICE、さらにはベートーヴェン(リスト編)のアデライーデ、シューベルトのピアノ・ソナタ第7番、そしてチャクムルの母国であるトルコ出身 のピアニスト、ファジル・サイ作曲のブラック・アースです。繊細で透き通るように美しいチャクムルの演奏を堪能することができます。
1997年トルコのアンカラ生まれのジャン・チャクムルはレイラ・ベケンシル及びアイシェ・カプタンのもとで音楽を学び始め、6年間師事した菅野潤や エムレ・シェンに多大な影響を受けました。2012年にアンカラの高校を卒業後、パリのスコラ・カントルムにてマルセラ・クルデリに師事し2014年に 首席で卒業。現在、ワイマールにてグリゴリー・グルツマンに師事し研鑽を積んでおります。
2017年にはスコットランド国際ピアノコンクールで第1位、翌2018年には第10回浜松国際ピアノコンクールで第1位を受賞するなど、現在その活 躍が最も期待される若手ピアニストのひとりです。なお、チャクムルは同コンクールの優勝者ツアーとして2019年4月より全国20公演をこえる演奏会 が予定されております。日本語解説付ブックレット。 ※国内品番のみのご案内となります。

アールアンフィニ
MECO-1053(1SACD)
税込定価
河野智美/ザ・スペイン
アルベニス:スペイン組曲 作品47 第5番アストゥリアス (河野智美 編)
タレガ: アラビア風奇想曲
グラナドス:12のスペイン舞曲 第2番オリエンタル (河野智美 編)
ロドリーゴ:ヘネラリーフェのほとり
「スペインの野辺を通って」~小麦畑で
グラナドス:12のスペイン舞曲 第4番ビリャネスカ (河野智美 編)
レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサ :エル・ビート
 サパテアード/ロンデーニャ
ファリャ:ドビュッシーの墓に捧げる讃歌
 バレエ音楽「三角帽子」第2幕〜粉屋の踊り(河野智美 編)
アルベニス:スペイン組曲 作品47 第1番グラナダ(セレナータ) (河野智美 編)
タレガ:アルハンブラの想い出
河野 智美(G)
西洋、アラブ、東方諸国の音楽が融合し、フラメンコやサルスエラなど、ヨーロッ パの他の国々にはない独特の発展を遂げたスペイン音楽。河野智美はこのアルバム のレコーディングにあたり、単身スペインに渡り現地で研鑽を積み、自身の音楽性 をさらなる高みへと昇華させました。薫り立つトレモロ、華麗なラスゲアード、パ ーカッシブなゴルペ奏法等、究極のギター・テクニックが披露され、聴く者を至福 の感動へといざないます。河野智美が全身全霊で編んだ、珠玉のスペイン・ギター 名曲集が完成しました。

Metronome
METCD-1094(2CD)
ヒストリカル・オルガンによるバッハのオルガン作品集Vol.1 〜 クラヴィーア練習曲集第3巻
バッハ:前奏曲 BWV.552-1
クラヴィーア練習曲集第3巻 BWV.669-689
4つのデュエット BWV.802-804
フーガ BWV.552-2
ジェームズ・ジョンストン
(Org/ヨハン・ヨアヒム・ワーグナー1739−41年製作)

録音:2012年1月11日−15日、ニーダロス大聖堂(トロンハイム、ノルウェー)
年、ポール・マクリーシュ率いるガブリエリ・コンソート&プレーヤーズのメンバーとして活躍し、アシュリー・ソロモンのフロリレジウムでも鍵盤楽器を担当したイギリスの名手、ジェームズ・ジョンストンが、16〜18世紀のヒストリカル・オルガンによるバッハのオルガン作品のレコーディング・プロジェクトをスタート! 第1巻の「クラヴィーア曲集第3巻」は、バッハ存命中の1739年から42年にかけて当時のドイツの名工、ヨハン・ヨアヒム・ワーグナーによって製作されたオルガンによる演奏。当時のヨーロッパにおける重要な巡礼地の1つだったノルウェー中部、トロンハイムのニーダロス大聖堂に大バッハのオルガン作品が響き渡ります。
Metronome
METCD-1095(1CD)
ヒストリカル・オルガンによるバッハのオルガン作品集Vol.2 〜 幻想曲、前奏曲とフーガ
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.545/幻想曲とフーガ ハ短調 BWV.537/幻想曲ト長調 BWV.572/前奏曲とフーガ ロ短調 BWV.544/フーガ ト短調「小フーガ」BWV.578/前奏曲とフーガ ト短調 BWV.535/トッカータとフーガ ニ短調 BWV.538
ジェームズ・ジョンストン(Oeg/ヘルマン・ラファエリス1554−55年製作)

録音:2015年11月21日−23日、ロスキレ大聖堂(シェラン、デンマーク)
古楽シーンでの目覚ましい活躍に加え、ベルナルト・ハイティンクの招きによりボストン響やシカゴ響、バイエルン放送響などの世界トップクラスのオーケストラのコンサート、レコーディングにも参加しているジェームズ・ジョンストン。
「幻想曲、前奏曲とフーガ」をテーマとしたシリーズ第2弾の演奏は、デンマークのシェラン島のロスキレ大聖堂に設置されている16世紀中期のオルガンによるもの。オランダのオルガン・ビルダー、ヘルマン・ラファエリスによる建築後、17世紀に修復が施されたオルガンが、北ドイツ・オルガン楽派とバッハを繋ぎます。

Chandos
CHAN-20085(1CD)
ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲、他
11のバガテル Op.119
ディアベッリのワルツによる33の変奏曲ハ長調 Op.120
バガテル イ短調 WoO.59 「エリーゼのために」
イモジェン・クーパー(P)

録音:2018年10月8日−11日、コンサート・ホール(スネイプ・モルティングス、サフォーク)
パリでジャック・フェヴリエとイヴォンヌ・ルフェビュール、ウィーンでイェルク・デームスとパウル・バドゥラ=スコダにピアノを学び、アルフレッド・ブレンデルの弟子としても知られるイギリスの才女イモジェン・クーパー。
シューベルトを中心に、古典派、ロマン派の独墺系レパートリーのスペシャリストとして世界的な名声を得ており、Chandosレーベルからは、リスト、ワーグナー、ブラームス、ショパン、ロベルト&クララ・シューマン等の録音をリリース。Chandos第6弾となるベートーヴェン・アルバムは、イモジェン・クーパーが「ベートーヴェンや他の作曲家によってこれまで作曲された独奏ピアノのためのもっとも偉大な作品の1つ」と評する傑作「ディアベッリ変奏曲」をメインに、Op.119のバガテル集、そして言わずと知れた名曲「エリーゼのために」をプログラム。アントン・ディアベッリの主題から展開してゆく様々な表情、アイディア、物語を、クーパーの傑出した技巧と叙情性、スタインウェイの高貴な音色でお贈りします。

Prima Facie
PFCD-050(1CD)
ケネス・ハミルトン・プレイズ・ロナルド・スティーヴンソン Vol.1
 ピーター・グライムズ幻想曲
 3つのスコットランドのバラード
 ベルテーンの焚火
 ヒュー・マクダイアミッドのための英雄の歌
 リストのための交響的哀歌
 シューマン夫妻の主題によるコラールとフーガ
 3つのエリザベス朝の小品
ラフマニノフ
:ライラック
 ノヴェロ(スティーヴンソン編):ライラックの花を集めましょう
 タウバー(スティーヴンソン編):タウベリアーナ
ケネス・ハミルトン(P)
ウェールズのカーディフ音楽大学でピアノ科教授として教鞭を執るコンサート・ピアニスト、ケネス・ハミルトンが自身の師であるコンポーザー=ピアニスト、ロナルド・スティーヴンソン(1928−2015)の作品をレコーディングした注目タイトル!ロナルド・スティーヴンソンとローレンス・グローヴァーにピアノを師事したケネス・ハミルトンは、スティーヴンソンのピアノ作品のスペシャリストとして英国内外で高い評価を受けています。ブリテンの「ピーター・グライムズ」のテーマに基づくファンタジーや、スコットランドの旋律を用いた3つのバラード、そしてノヴェロ、タウバーの作品のアレンジなど、ファン要チェックの充実のプログラムです。
Prima Facie
PFCD-054(1CD)
マッケイブ:ピアノ作品全集 Vol.1
3つの即興曲/5つのバガテル
「スコットランド女王メアリー」に基づくパラフレーズ
午後とあとがき/ラメンテイション・ラグ
冬の降雪/タンストールの鐘/祝婚歌/子守歌
ジェーン・フォード(P)

録音:2016年9月、エマニュエル教会(ラフバラー、イギリス)
ハイドンのピアノ・ソナタ全集などの名演を数多く遺したイギリスのコンポーザー=ピアニスト、ジョン・マッケイブ(1939−2015)。そのピアノ作品の作曲家としての功績に着目した全集録音の第1巻には、1959年に作曲された「3つの即興曲」を皮切りに2011年の「子守歌」までの9作品が時系列に沿って収録されています。

Nimbus Alliance
NI-6377(1CDR)
忘れられたロシア人たち
スタンチンスキー:リディア旋法による前奏曲、
 4つのスケッチ Op.1
フェインベルク:子守歌
オブホフ:4つの小品
ルリエー:大気のかたち
ロースラヴェツ:5つの前奏曲
モソロフ:2つの夜想曲 Op.15、
 2つの舞曲 Op.23b
プロトポポフ:ソナタ第2番 Op.5
ルリエー:フェニックス・パーク・ノクターン
ウラディーミル・フェルツマン(P)

録音:2018年4月、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
11歳という若さでモスクワ・フィルとの共演、衝撃的なデビューを果たし、モスクワ音楽院では名教師ヤコフ・フリエールに師事。8年間に渡る演奏活動の禁止という苦難の時期を乗り越え、亡命先の新天地アメリカで世界的ピアニストとしての地位を確立したウラディミール・フェルツマン。
近年、ニンバス(Nimbus)を活躍の舞台として、バッハ、ベートーヴェン、シューマン、シューベルトなど幅広いレコーディングに取り組んできたフェルツマンが祖国ロシアの音楽に回帰!
フェルツマンが取り上げているのは、1882年から1900年にかけて生まれた7人のロシア人作曲家たち 〜 ロシアに留まったロースラヴェツ、フェインベルク、スタチンスキー、プロトポポフ、モソロフの「5人」、1917年のロシア革命後にフランスへと渡ったオブホフとルリエーの「2人」〜 がそれぞれの環境下で書き上げたピアノ作品の数々。
革命後のロシア、フランスで活動した作曲家たちの歴史に埋もれた秀作を、フェルツマンのピアニズムが紐解きます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Lyrita
SRCD.368(1CDR)
シャーウッド&パリー:2台ピアノのための音楽
パーシー・シャーウッド:2台ピアノのための組曲(世界初録音)
パリー:大二重奏曲 ホ短調
シャーウッド:2台ピアノのためのソナタ(世界初録音
パルナッシアス・ピアノ・デュオ〔サイモン・キャラハン(P)、竹ノ内博明(P)〕

録音:2018年1月10日−12日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
数々の知られざるピアノ作品を発掘してきたピアニスト、サイモン・キャラハンと竹ノ内博明。英国王立音楽カレッジで、晩年のヨンティー・ソロモンに学んだ二人が結成したパルナッシアス・ピアノ・デュオの新録音が、イギリスのLyritaから登場。これまでパリー、メトネル、シャーウッド、スタンデイル・ベネットなどの希少なピアノ・デュオ・レパートリーに取り組み、2017年にはラフマニノフの交響曲第2番を自ら編曲した2台ピアノ版で演奏しています(2019年に楽譜も出版予定)。
今回世界初録音となるパーシー・シャーウッドの2つの作品は生前には出版されておらず、オックスフォード大学ボドリアン図書館に所蔵されていたマニュスクリプトから竹ノ内博明が準備・編集し録音されています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Diapason
DIAP-040(1CD)
ラフマニノフ〜歴史的録音集
シューマン:謝肉祭
シューベルト(リスト編):さすらい人幻想曲
グルック:ズガンバーティ:メロディ
ショパン:バラード第3番ト短調
 夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2
 ワルツ嬰ハ短調
 ワルツ変イ長調
 ワルツ ホ短調
バッハ:パルティータ BWV.828(サラバンド)
リスト: 小人の踊り
J・シュトラウス(タウジヒ編):人はただ一度生きる
メンデルスゾーン:紡ぎ歌
チャイコフスキー:トロイカで
ボロディン:スケルツォ
ショパン(リスト編):乙女の願い/家路
シューマン(タウジヒ編):密輸入者
シューベルト(リスト編):セレナード
セルゲイ・ラフマニノフ(P)

録音:1925年−1942年
ロシアの大作曲家にして名ピアニスト、セルゲイ・ラフマニノフが遺した1925年から1942年にかけての録音が、フランスのマスタリング・スタジオ「Les Studios de Circe社」のリマスタリングを施されてディアパゾン・レーベルから復刻!ピアニストとしてのラフマニノフの至芸を、フランスのリマスタリングとフランスのレーベルの組み合わせでお楽しみ下さい。

Diapason
DIAP-038(2CD)
クララ・ハスキル・イン・コンサート
(1)ソレール:ソナタ ニ長調
(2)シューマン:アベッグ変奏曲 Op.1
(3)シューマン:子供の情景 Op.15
(4)モーツァルト:デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 K.573
(5)モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」*
(6)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
(7)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3
(8)ハイドン:ソナタ ニ長調 Hob.XVI:37
(9)シューベルト:ピアノ・ソナタ変ロ長調 D.960
クララ・ハスキル(P)、
パブロ・カザルス(指)プラド祝祭O*

(1)録音:1934年
(2)録音:1938年
(3)(4)録音:1956年
(5)録音:1953年
(6)(7)録音:1957年
(8)(9)録音:1952年
存命時には当時屈指のモーツァルト弾きとして絶大な評価を受けていたルーマニアの伝説的女流ピアニスト、クララ・ハスキルの名演集。ハスキルのデビュー録音の1つである1934年のソレールや得意とした古典派、初期ロマン派のソロ・レパートリー、カザルスとの共演によるモーツァルトの「ジュノム」などを集めた好プラグラムです。
Diapason
DIAP-035(1CD)
ミケランジェリ・プレイズ・ショパン、バッハ他
(1)ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35「葬送」
(2)ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23
(3)バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ ニ短調
(4)リスト:死の舞踏 S.126*
(5)スカルラッティ:ソナタ K.27、
 ソナタ K.11、ソナタ K.9、ソナタ K.322
(6)アルベニス:マラゲーニャ
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)
ラファエル・クーベリック(指)*、
トリノ・イタリアRSO*

(1)録音:1960年、(2)録音:1957年
(3)録音:1948年、(4)録音:1961年
(5)録音:1955年、(6)録音:1942年
20世紀のイタリアを代表する名ピアニスト、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ。ディアパゾン誌が選んだミケランジェリの名演集には、共にプラハでライブ収録されたショパンの「ピアノ・ソナタ第2番」と「バラード第1番」、ロンドンで収録された1948年の「シャコンヌ」などの数々の名録音が収められています。リマスタリングはディアパゾン・レーベルでお馴染みの「Les Studios de Circe社」が担当しています。
Diapason
DIAP-034(1CD)
バッハ:フーガの技法 アンドレ・イゾワール(Orgン/ゲルハルト・グレンツィング製)

録音:1999年、ペリゴール、サン=シプリアン教会(フランス)
フランスのオルガン界に多大な足跡を遺した巨匠、アンドレ・イゾワール(1935−2016)の代表的名演の1つである「フーガの技法」。イゾワールはこの録音のために、コントラプンクトゥス1→3→2→4→7→5→6など、演奏順序を再構築。随所にこだわりを見せた巨匠の遺産です。

Hyperion
CDA-68261(2CD)

OCDA-68261(2CD)
国内盤仕様
税込定価
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲) アルバン・ゲルハルト(Vc)

録音:2018年3月21日−25日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト、イギリス)
1969年にベルリンの音楽一家に生まれたアルバン・ゲルハルトは、8歳でピアノとチェロを始め、20歳の時からチェロ奏者としてのキャリアを歩み、1991年にベルリン・フィル&セミヨン・ビシュコフと共演して以来、国際的なキャリアを築いています。コンサート・ホールでの公演に加え、学校、病院、公共スペースなどでの演奏にも情熱を向けており、特に2012年にはドイツの主要な鉄道駅でバッハの無伴奏チェロ組曲全曲を演奏し話題を呼んでいます。
そんなゲルハルトが「究極の挑戦」と語るチェロの聖典、J.Sバッハの無伴奏チェロ組曲のレコーディングがついに実現。愛用している銘器マッテオ・ゴフリラー1710のチェロで、バッハの超越的な美しさと魅惑的なシンプルさを描きます。
Hyperionにとっては、スティーヴン・イッサーリスの名盤(CDA-67541/2)以来となるバッハ無伴奏チェロ組曲、大注目の新録音です!

Footprint Records
FRCD-103(1CD)
リチェルカーレ〜ローヴスタブリュークのバッハ
バッハ:前奏曲とフーガ へ短調 BWV.534
前奏曲とフゲッタ へ長調 BWV.901
3声のリチェルカーレ(「音楽の捧げ物」より)BWV.1079/1
コラール変奏曲「汝、明るき日なるキリストよ」 BWV.766
小さな和声の迷宮 BWV.591
トリオソナタ第4番 BWV.528
フーガ 嬰ヘ長調 BWV Anh.97
コラール前奏曲「ああ主よ、あわれなる罪人のわれを」 BWV.742
前奏曲とフーガ イ短調 BWV.551
クリスティーナ・ガルシーア・バネガス(Org)

録音:2016年7月17日−18日
※使用楽器:レウヴスタ・ブリューク教会のヨハン・ニクラス・カーマン・オルガン(1728年)
スウェーデンの大学都市ウプサラ近郊にあるローヴスタブリューク (レウヴスタ・ブリューク)は、18世紀、鉄鋼業で栄え、産業発展に貢献したベルギーの資本家、ルイ・ド・イェールの膨大な自筆譜コレクションでも知られます。この村のレウヴスタ・ブリューク教会に設置されたヨハン・ニクラス・カーマン製作のオルガンは、スウェーデンに現存するバロック・オルガンの中でももっとも保存状態がよく、2006年に新たな修復が行われた後、いくつかの録音にも使われてきました。クリスティーナ・ガルシーア・バネガス(1954−)は、ウルグアイのモンテビデオ生まれ。ルネ・ピエトラフェサ・ボネ、ライオネル・ロッグ、マリー=クレール・アランに学び、共和国大学の音楽学校のオルガン科教授を務めています。

EM Records
EMRCD-045(2CD)
リチャード三世
ポール・カー:ソナティナ(世界初録音)
リチャード・パンチェフ:無伴奏ヴァイオリンのための組曲 「キング・リチャード三世」(世界初録音)*
フランシス・ポット:無伴奏ヴァイオリンのためのテネブレ(世界初録音)
ポール・ルイス:ヴァイオリンのためのスレナディ(哀歌) 「The Most Famous Prince of Blessed Memory」(世界初録音)
ライオネル・セインズベリー:独白
ルパート・マーシャル=ラック(Vn)、
エム・マーシャル=ラック(朗読)*

録音:2016年9月20日−21日、セント・メアリー&セント・アルケルダ教会(ヨークシャー、イギリス)
シェイクスピアの劇などでも知られ、イギリスの歴史でもっとも物議を醸している君主、イングランド王「リチャード三世」からインスピレーションを得た、無伴奏ヴァイオリンのための4つの作品。4作品とも、イングリッシュ・ミュージック・フェスティヴァル(EMF)の委嘱により作曲され、2015年のEMFで初演されたものです。
EM Records
EMRCD-040(2CD)
アンドルー・ダウンズ:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第1番
ピアノ・ソナタ第2番(世界初録音)
2台ピアノのためのソナタ*
ソナティナ(世界初録音)
7つの前奏曲(世界初録音)
ハーバート・ハウエルズの思い出に(世界初録音)
7つの後奏曲(世界初録音)
ダンカン・ハニーボーン(P)、
キャサリン・ラム(P)*

録音:2016年11月7日−8日、ワイアストン・コンサート・ホール
20世紀イギリス&アイルランドのピアノ音楽のスペシャリスト、ダンカン・ハニーボーンが演奏するアンドルー・ダウンズのピアノ作品集。アンドルー・ダウンズ(b.1950)は、バーミンガム音楽院作曲科のヘッドを務めた作曲家。王立音楽カレッジではハウエルズに学んでおり、「ハウエルズの思い出に」はハウエルズの没後25周年に作曲されたもの。

Alba
ABCD-436(1CD)
ヘイノ・カスキ(1885-1957):ソロ・ピアノのための作品集
夜の海辺にてOp.34 no.1
ばら園の乙女Op.24 no.1
前奏曲 変ト長調 Op.7 no.1
山のトロルのセレナードOp.15 no.1
森の静けさOp.25 no.2 
流行り歌Op.27 no.3
夏の夜Op.38 no.1 
牧歌Op.10 no.4
前奏曲 ハ長調Op.46 no.1
詩Op.46 no.2
夢の姿Op.27 no.1 
ブルレスケ Op.32 no.3
ヴェネツィアの夕べOp.15 no.2
前奏曲 ロ短調「パンカコスキ急流(激流)」 Op.48 no.1
子守歌Op.17 no.3 
泉のほとりのニンフたちOp.19 no.2
秋の朝Op.21 no.2
無言歌Op.24 no.2 
夕べの気分Op.14 no.3
悲しい歌Op.32 no.4
ヤンネ・メルタネン(P) 
[Piano: Steinway & Sons D371281]

録音:2018年11月2日-3日 ヘルシンキ
オスカル・メリカントと同じようにピアノの小品で人気を集めた作曲家として名を残す、フィンランドのカスキのソロ・ピアノのための作品。ヘイノ・カスキは、 1885年、ピエリスヤルヴィ(リエクサ)の教会音楽家の子に生まれました。ヘルシンキでイルマリ・クローンに音楽理論、エルッキ・メラルティンに作曲を学び、 ベルリンのパウル・ユオンの下で4年間、作曲の勉強を続けました。ピアノの小品の他に、ヴァイオリン、チェロ、フルートのためのソナタなどの室内楽や歌曲 を作曲しています。「印象主義風のデリカシーを感じさせる和声がごく稀にみられるものの、基本のスタイルはナショナル・ロマンティシズム」(キンモ・コルホネン)。 カスキは、100曲近いピアノの小品を書き、「ばら園の乙女」「夢の姿」「夕べの気分」「森の静けさ」など、その多くに音楽の内容を示唆する曲名がつけられています。 フィンランドのピアニスト、ヤンネ・メルタネン(1967-)のアルバムには、彼が以前に録音したことのある「夜の海辺にて」のほか、カスキのピアノ音楽を代表 する作品が全部で20曲収められています。ロマンティックな「前奏曲 変ト長調」、グリーグを思わせるともいわれる爽やかさのある「山のトロルのセレナード」。 前奏曲「パンカコスキ急流(激流)」は、フィンランドでもっとも壮大な急流のひとつ「パンカコスキ急流」を「トレモロ、アルペッジョ、分散和音、パッセージワー クにより、典型的にロマンティックな情景に描いた」作品です。ショパンの「夜想曲」(ABCD160, ABCD190)と2つのピアノ協奏曲(ABCD247)、コッコ ネン(ABCD127)やサティの作品(ABCD115)などのアルバムを録音したメルタネンが、抑えがたい気持ちをピアノに託したカスキの世界に聴き手を誘います。 (Ki)

オクタヴィア
OVCT-00158(1CD)
税込定価
2019年2月20日発売
ラフマニノフ:幻想的小品集 作品3より 前奏曲 嬰ハ短調
 10の前奏曲 作品23より 第2番、第6番、第7番
絵画的練習曲集 作品39より第1番、第3番、第5番、第9番
タネーエフ:前奏曲とフーガ 嬰ト短調 作品29
ショスタコーヴィチ:ノクターン(バレエ音楽「明るい小川」より)
 ピアノ・ソナタ 第2番ロ短調 作品61
浜野 与志男 (P)

録音:2018年8月21-23日 神奈川県立相模湖交流センター
ロシア音楽の新たなる地平を拓く大器、待望のデビュー。 浜野与志男は東京生まれ。2011年日本音楽コンクール第1位をはじめ、マルメ北欧ピアノコンクール、アルマトイ国際ピアノコンクールなど多くのコンクールに入賞。オーケストラとの共演をはじめ、海外の名ホールでもリサイタルを開催。東京藝術大学を経て、英国王立音楽院やモスクワ音楽院、ライプツィヒなどでも研鑽を積み、ヴィルサラーゼやエレーナ・アシュケナージについて学んだ浜野の真骨頂は、何といってもロシア音楽。難曲に耳を奪われがちなこれらのレパートリーを、「心のうちのすべてを伝える語り口」(浜野与志男)を主軸に、その内奥に潜む光と影を克明なピアニズムで表出しています。(オクタヴィア

Poohs Hoop
PCD-1810(1CD)
バッハ:オルゲルビュッヒライン BWV599-644 塚谷水無子(パイプオルガン)[使用楽器:ミュラー・オルガン、1738年製作]

録音:2018年10月3-5日/聖バフォ教会、ハーレム、オランダ
レコーディング・エンジニア:ダニエル・ファン・ホルセン
さまざまなアプローチで聴き手を圧倒する塚谷水無子が、バッハのオルゲルビュッヒライン(オルガン小曲集)を録音!オランダ、ハーレムの聖バフォ 教会に据え付けられた名器ミュラー・オルガン(1738 年制作)を使用しています。
かつてシュヴァイツァーはこの曲集を「音楽史における最大の出来事のひとつ」と呼ぶなど、高名な音楽家、音楽学者たちが挙って激賞する割に聴き手 からはそれに見合う評価を得てきたとは思いにくいオルゲルビュッヒライン。塚谷は当ミュラー・オルガンの全64のストップを使用した驚きのレジストレー ションとテンポで新たな解釈で演奏!名器ミュラー・オルガンを知り尽くした塚谷でしか表現のできない唯一無二の演奏を披露しております。
塚谷のさまざまなこだわりのもと収録した当曲集。塚谷は全46曲(「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV633の異稿BWV634も収録!) ののち、別テイクの第1曲「いざ来ませ、異邦人の救い主」BWV599でこの曲集をとじます。教会暦一年の循環を示すダ・カーポ、そしてゴルトベル クをライフワークとする奏者の成せる解釈と申せましょう。
演奏はもちろん、録音にもこだわりをもつ塚谷水無子。当録音も塚谷が絶大なる信頼を寄せるダニエル・ファン・ホルセンが担当しております。ホルセ ンは大学時代にオルガンを専攻していたこともあり、オルガン音楽、教会の響きの録音特性も知り尽くしていることからオルガンの録音には非常に定評が あります。当録音でもワンポイント録音を採用し、臨場感に富んだ演奏を楽しむことができます。
『クリスチャン・ミュラー・オルガンの64のストップを漏らさず使って録音出来たことが何よりの喜びだ。1738年に完成した世界最大の楽器にはバッ ハの時代にだけ存在した音色が数多く備わる。約6000本のオルガンパイプと巨大なふいごが生み出す音響。バッハが愛した32フィートが作り出す低音 のダイナミズム。』(塚谷水無子)

HAT HUT RECORDS
HATART-172(1CD)
シュトックハウゼン〜Klavierstuck I -VIII、XIの歴史的録音
1.Klavierstuck I
2.Klavierstuck II
3.Klavierstuck III
4.Klavierstuck IV
5.Klavierstuck V
6.Klavierstuck VI
7.Klavierstuck VII
8.Klavierstuck VIII
9.Klavierstuck XI/I
10.Klavierstuck XI/2
11.Klavierstuck XI/3
12.Klavierstuck XI/4
※1-4…マルセル・メルスニエに献呈、5-12…デイヴィッド・チューダーに献呈
デイヴィッド・チューダー(P)

録音:1958年9月19日…9-12
1959年9月27日…1-8
ドイツの現代作曲家シュトックハウゼン、初期のピアノ作品の歴史的初録音。シュトックハウゼンが万全の信頼を置いて いたピアニスト、デイヴィッド・チューダーの演奏です。活動の初期には新古典派主義の作風を採用するも、「ダルムシュ タット夏季現代音楽講習会」でメシアン作品を聴き、セリエリズム(十二音を更に発展させた厳格な音列技法)に目 覚めたというシュトックハウゼン。このアルバムに収録された「Klavierstuck」の中で I-IVまでは彼の最初のピアノ曲であ り、かなり実験的な要素が盛り込まれています。その翌年から着手されたV-Xでは新しい記譜法を模索、更に複雑な 書法が探求されています。
HAT HUT RECORDS
HATART-216(1CD)
フリッツ・ハウザー(1953-):LABORATORIO ラボラトリオ
1.第1番/2.第2番
3.第3番/4.第4番
5.第5番/6.第6番
フリッツ・ハウザー(パーカッション)
「空間と音の相関関係は常に私の音楽への原動力です」と語るスイス出身の作曲家、パーカッション奏者フリッツ・ハウ ザー。この録音は「架空のパーカッションセンター」を含む建築学科の学生によるプロジェクトから生まれたものです。存在 しないスペースのために音楽を作ることはとても刺激的であり、ハウザーのモチベーションを高めたということです。この録音 では彼が全ての演奏から録音までを一手に引き受け、多彩な音色を生み出しています。

Cypres
CYP-4652(1CD)
ジャン=ポール・デシー(1963-):Requiems 他
(1)Breath becoming Aum
 Asato ma sat gamaya
 La Ilaha Illa Lhah
 Yit'-Gadal
 Aun dwashmaya
 Ego eimi
 Requiem aeternam
(2)無伴奏チェロのための2つの小品
 Semper gaudete/ Isaie
リスト・ヨースト(指)
エストニア・フィルハーモニー室内cho
タリン室内O
録音:2018年1月27日 ライヴ

(2)ジャン=ポール・デシー(Vc)
録音:2018年4月1.2日 モロッコ、アルソニック
この「Requiems」はサンスクリット語、アラビア語、ヘブライ語、アラム語、ギリシャ語、ラテン語、この6つの言語による 宗教的な言葉を用い、永遠の休息へと誘う葬送の儀式です。各々の言葉を生かした音楽は、タリン室内O とエストニア・フィルハーモニー合唱団の清澄な響きを纏い、生きていく人々にも癒しをもたらします。作曲家デシー自 身が演奏する2つのチェロの小品からも静かな美しさが漂います。

フォンテック
FOCD-9803(1CD)
税込定価
2019年2月6日発売
藤井一興 / クープランからクープランの墓へ -愛奏曲集
クープラン:恋の夜うぐいす
 ティク トク ショク、またはオリーブしぼり機
モーツァルト:「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲(きらきら星変奏曲)K.265 (300e)
ドビュッシー:ピアノのために
藤井一興:ヴォージュ広場のたそがれ*
ラヴェル:クープランの墓
藤井一興(P)、高橋淳(Ob)*

録音:2018年7月10-12日、9月3・4日 和光市民文化センター サンアゼリア
東京芸術大学在学中に渡仏、作曲をオリヴィエ・メシアンに、ピアノをイヴォンヌ・ロリオに学 び、コンセルヴァトワールでピアノ伴奏科、作曲科ともに首席で卒業、またエコール・ノルマル でピアノ科を高等演奏家資格第一位で卒業。以来フランス音楽の旗手の1人として多方面で活躍 を続けている藤井一興の最新アルバムです。クープラン、ドビュッシー、そしてラヴェルという、 フランス鍵盤作品の王道、さらにモーツァルトといった愛奏曲に、自作曲を加え、聴きごたえ十 分なアルバムになっています。 ベーゼンドルファー・モデル290インペリアルを駆使しての本CD。深淵から立ち昇るような弱音 から極彩色の最強音まで、さらなる拡がりを見せる藤井の音色パレット。 ここには、ピアノが持つ最大限の可能性と、愉悦に満ちた見事な演奏が待っています。 (フォンテック)

スロヴェニア放送
ZKP-115134(1CD)
(1)バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2 番ニ短調 BWV1004〜アルマンド,コレンテ,サラバンド,ジーグ
(2)バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2 番ニ短調 BWV1004〜シャコンヌ
(3)ポルポラ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.12-2
(4)プロコフィエフ:「シンデレラ」からのガヴォット、パスピエ、冬の精、マズルカ
(5)バルトーク(シゲティ編):子供のために BB 53よりパルランド(原曲 第2 巻第28 番),
アンダンテ・ノン・モルト(第1 巻第18 番),
アレグロ・ヴィヴァーチェ(第2 巻第42 番),
アンダンテ・ソステヌート(第2 巻第33 番),
アレグロ(第1 巻第6 番),
アンダンテ(第1 巻第13 番),
ポコ・ヴィヴァーチェ(第2 巻第38 番)
(6)ヴェラチーニ(コルティ編):ラルゴ
(7)チャイコフスキー:感傷的なワルツ Op.51-6
(8)パガニーニ:24 のカプリス Op.1〜第 9 番,第13 番,第14 番,第23 番
デヤン・ブラヴニチャル(Vn)
(1)2003 年 リュブリャナ
(2)1999 年6 月19 日
(3)マリヤン・リポヴシェク(P)
1964 年4 月18 日 リュブリャナ
(4)リディヤ・スタンコヴィッチ
(P)
1984 年3 月21 日 リュブリャナ
(5)マリヤン・リポヴシェク(P)
1967 年6 月15 日 リュブリャナ
(6)(7)リディヤ・スタンコヴィッチ
(P)
1984 年3 月28 日 リュブリャナ
(8)2003 年 リュブリャナ
スロヴェニアのヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャル(1937-2018)の様々な録音を 集めた CD。ここではなんといってもバッハのシャコンヌの熱演が嬉しい。ブラヴニチャル はローマで後にイ・ムジチのコンサートマスターを務めるピーナ・カルミレッリに学んでお り、イタリアのバロック時代のヴァイオリン曲も得意としていた。ポルポラのヴァイオリン・ソ ナタは 21 世紀でも取り上げられることが稀な作品で、ブラヴニチャルがイタリアで修行し た賜物と言うべき演奏。そしてさすがはオイストラフの弟子、プロコフィエフやチャイコフス キーといったロシアものはお手の物、さらに隣国ハンガリーのバルトークも充実。
スロヴェニア放送
ZKP-115141(1CD)
(1)バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1 番ト短調 BWV1001
(2)モーツァルト:ヴァイオリンとピアノのためのアダージョ イ長調 K.261
(3)モーツァルト(クライスラー編):ヴァイオリンとピアノのためのロンド ト長調 K.250
(4)ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲〜 第1番ト短調,第7 番イ長調,第9 番ホ短調,第20 番ホ短調
(5)クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.2,ジプシーの女,愛の悲しみ,美しいロスマリン
(6)クライスラー:愛の悲しみ,美しいロスマリン
(7)サラサーテ:序奏とタランテラ Op. 43
(8)ドビュッシー(ロケ編):レントより遅く
(9)プロコフィエフ:「3 つのオレンジへの恋」〜行進曲
(10)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集 Op.27〜第3 番ニ短調 「バラード」
デヤン・ブラヴニチャル(Vn)

(1)1999 年 リュブリャナ
(2)アツィ・ベルトンチェルイ(P)
録音:1992 年5 月6 日 リュブリャナ
(3)アツィ・ベルトンチェルイ(P)
録音:1992 年6 月6 日 リュブリャナ
(4)(5)モイツァ・プルチェリ(P)
1999 年 リュブリャナ
(6)リディヤ・スタンコヴィッチ(P)
録音:1984 年3 月28 日 リュブリャナ
(7)(9)マリヤン・リポヴシェク(P)
録音:1967 年6 月15 日 リュブリャナ
(8)モイツァ・プルチェリ(P)
録音:1999 年 リュブリャナ
(10)1998 年2 月17 日 リュブリャナ
スロヴェニアのヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャル(1937―2018)の様々な録音を 集めたCD。ブラヴニチャル29 歳の時のバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1 番は気 迫漲る名演。モーツァルトのアダージョはしっとりとした情感が素晴らしい。クライスラーで は品の高いた美感が好ましい。ブラヴニチャルの弾くクライスラーは、モダン過ぎず情緒 綿々過ぎず、絶妙な加減が見事だ。最後の気合の入ったイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソ ナタ第 3 番まで、ブラヴニチャルというヴァイオリニストを理解するには打って付けの一枚 だ。

H.M.F
HMN-916111(1CD)
ハルモニア・ノーヴァ 6〜アナイス・ゴドゥマール
(1)ルニエ:伝説
(2)スカルラッティ:ソナタ イ短調K.109
(3)C.P.E.バッハ:ハープ・ソナタ ト長調Wq.139
(4)フォーレ:即興曲
(5)ヒンデミット:ハープ・ソナタ
(6)エルサン:バーミヤン
アナイス・ゴドゥマール(Hp)

録音:2018年5月/ラ・クロエ(アントレーグ=シュル=ラ=ソルグ)
アナイス・ゴドゥマールは1991年生まれのフランスの女性ハープ奏者。リヨン音楽院で学び、さらにローザンヌでも研鑽を重ねました。2012年にイスラエル・ ハープ・コンクール優勝して注目される逸材です。2016年にClavesレーベルからヒナステラほかの協奏曲のアルバムをリリースして注目されました。
今回のアルバムは独奏。ルニエの「伝説」、フォーレの「即興曲」、ヒンデミットのソナタなどハープの名作から、C.P.E.バッハのオリジナル作品、さらに現代 のエルサンの「バーミヤン」まで多彩なプログラムでハープの魅力を満喫できます。 (Ki)
H.M.F
HMN-916113(1CD)
ハルモニア・ノーヴァ 8〜ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラ
(1)リスト:忘れられたロマンス
(2)同:交響詩「オルフェウス」
(3)フォーレ(ロビヤール編):シシリエンヌ
(4)パラディール:幻想
(5)ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲
(6)ヴォルフ(レーガー編):祈り〜メーリケ詩集より
(7)レーガー:あなたに会いますOp.105の1
(8)フランク:コラール第3番イ短調
(9)フォーレ:幻の水平線Op.118(全4曲)
(10)ドビュッシー(ロバン編):月の光
(11)ナディア・ブーランジェ:冬の夕べ
(12)同:日没
(13)フォーレ:夢のあとにOp.7の1
ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラ(Org)、
ウジェーヌ・ルフェーブル(S)(6)(7)(11)(12)、
エティエンヌ・バゾラ(Br)(4)(9)、
アドリアン・ラ・マルカ(Va)(1)(2)(13)、
リュシー・ベルトミエ(Hp)(5)(11)

録音:2018年4月/ロワイモヨン修道院食堂
ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラは1989年生まれのフランスのチェンバロ&オルガン奏者。オリヴィエ・ボーモン、ブランディーヌ・ランヌーに師事、 Ambronayレーベルからバッハとその周辺のチェンバロ、オルガン曲のアルバムをリリースして注目されていました。
今回はロマン派から近代にかけてのフランスとその周辺の作品で、ベスティオン・ド・カンブーラはロワイモヨン修道院のオルガンを奏でています。フランク、ブー ランジェとレーガーの歌曲はオリジナルですが他は編曲で、明記されていないものはベスティオン・ド・カンブーラの手によります。目から鱗が落ちるのがドビュッ シー。「月の光」は色彩感が増し、長い音価を指定通り伸ばせるため、音が混ざり合う効果を実感できます。「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」もオリジナルの弦楽 の綾がより色彩的かつ効果的に響きます。
リストの交響詩「オルフェウス」も興味津々。オーケストラ的なサウンドはもちろんながら、フランスの若手実力派ヴィオラ奏者ラ・マルカも加わり不思議な音 響を生みだしています。 (Ki)



MARSTON
MARS-57001-2(7CD)
シドニー・フォスター〜アメリカの名手再発見
(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
(3)バッハ(リスト編):幻想曲とフーガト短調BWV542
(4)メンデルスゾーン:無言歌Op.62-1「五月のそよ風」
(5)メンデルスゾーン:幻想曲嬰へ短調Op.28
シューマン:謝肉祭Op.9
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番
リスト:慰めS.172第3番,ヴェネツィアとナポリS.162―タランテラ
スクリャービン:左手のための前奏曲Op.9-1
ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番ハ長調Op.24―第4楽章常動曲
シューマン:ロマンツェ嬰ヘ長調Op.28-2
(6)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第5番ト長調K.283
(7)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
(8)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番
(9)リスト:ピアノ・ソナタロ短調S.178
(10)シューマン:蝶々Op.2
(11)シューマン:ピアノ協奏曲
(12)ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番
(13)グリーグ:夜想曲ハ長調Op.54-4
(14)フランク:前奏曲.コラールとフーガ
ショパン:幻想曲ヘ短調Op.49,練習曲嬰ハ短調Op.10-4,練習曲変ト長調Op.10-5「黒鍵」,練習曲変ホ短調Op.10-6,練習曲ヘ長調Op.10-8
(15)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
(16)ショパン:バラードヘ短調Op.52
(17)ショパン(フォスター編):ワルツ変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」
(18)モシュコフスキー:ギターOp.45-2
(19)ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番
(20)スクリャービン:練習曲変ニ長調Op.42-1,練習曲嬰ヘ短調Op.42-2,練習曲嬰ヘ長調Op.42-4,練習曲嬰ハ短調Op.42-5
(21)スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番Op.68「黒ミサ」
(22)バルトーク:「子供のために」第4巻―葬送歌
(23)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第9番ハ長調Op.103,束の間の幻影Op.22〜第1,3,10,11,14,15,8,18曲,ガヴォットOp.32-3
(24)パデレフスキ:幻想的クラコヴィアクOp.14-6
(25)フンメル:ロンド変ホ長調Op.11
(26)バッハ(リスト編):前奏曲とフーガイ短調BWV.543
(27)モーツァルト:デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲ニ長調K.573
(28)ブラームス:4つのバラードOp.10
(29)ドビュッシー:前奏曲集第2巻〜月の光がふりそそぐテラス,前奏曲集第1巻〜野を渡る風
デロ・ジョイオ:ピアノ・ソナタ第3番ト長調
(30)バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
シドニー・フォスター(P)


(1)モーリス・アブラヴァネル(指)ユタSO
録音:1966年1月15日ユタ州レイクシティ(ステレオただし録音テープの傷みのため第1楽章の14分過ぎから18分前辺りまでモノラル)
(2)ジョン・バルビローリ(指)NYO
録音:1941年3月23日ニューヨーク州ニューヨークシティ(ラジオのアナウンス付き)
(3)録音:1955年3月29日インディアナ州ボルチモア
(4)録音:1965年10月10日インディアナ州ブルーミントン
(5)録音:1954年5月3日インディアナ州ブルーミントン
(6)録音:1973年11月26日インディアナ州ブルーミントン
(7)録音:1971年11月13日インディアナ州ブルーミントン
(8)録音:1966年10月30日インディアナ州ブルーミントン
(9)録音:1968年2月8日インディアナ州ブルーミントン(ステレオ)
(10)録音:1968年6月30日インディアナ州ブルーミントン(かすかなステレオ)
(11)奥田道昭(指)日本フィルハーモニーSO
録音:1962年5月3日東京(ステレオ)
(12)録音:1970年2月19日インディアナ州ブルーミントン(ステレオ)
(13)録音:1973年11月26日インディアナ州ブルーミントン(かすかなステレオ)
(14)録音:1952年4月27日インディアナ州ブルーミントン
(15)録音:1970年2月19日インディアナ州ブルーミントン(ステレオ)
(16)録音:1969年7月1日インディアナ州ブルーミントン(ステレオ)
(17)録音:1975年1月19日インディアナ州ブルーミントン(不明瞭なステレオ)
(18)録音:1968年6月30日インディアナ州ブルーミントン(ステレオ)
(19)録音:1974年11月3日ペンシルベニア州フィラデルフィア(ステレオ)
(20)録音:1974年2月2日ニュージャージー州グラスボロ(ステレオ)
(21)録音:1968年2月8日インディアナ州ブルーミントン
(22)1964年7月8日インディアナ州ブルーミントン
(23)録音:1961年10月2日インディアナ州ブルーミントン
(24)録音:1968年2月8日インディアナ州ブルーミントン
(25)録音:1952年4月27日インディアナ州ブルーミントン
(26)録音:1957年5月19日インディアナ州ブルーミントン
(27)1952年4月27日インディアナ州ブルーミントン
(28)録音:1955年3月29日インディアナ州ブルーミントン
(29)録音:1952年4月27日インディアナ州ブルーミントン
(30)アーロン・コープランド(指)ボストンSO
録音:1965年4月9−10日マサチューセッツ州ボストン(ステレオ)
maston が世界中のピアノ・マニアを狂喜させる7CD セットを発売。商業録音がほとんどない幻中の幻の名ピアニスト、シド ニー・フォスター(1917―1977)の1941 年から1975 年までの主としてライヴ録音を集めています。 シドニー・フォスターは1917 年、米国、サウスカロライナ州のフローレンスの生まれ。10 歳で、伝説的ピアニスト、ヨーゼフ・ホ フマンが院長を務めるカーティス音楽院に入学。卒業後は 1970 年代半ばまで精力的に活動し名声を築き上げた。日本に も 1962 年に訪問して絶賛された。高い実力を誇りながら、フォスターは商業録音に関心を示さず、残されたのはモーツァル トのピアノ協奏曲とクレメンティのソナタが少々。そのため今日ではマニアしか知らないピアニストになってしまった。 そんなフォスターのライヴ録音を marston が CD7 枚にまとめ上げた。大半は彼が住んでいたインディアナ州ブルーミントン 録音状態はマチマチながら、これまでほぼ完全に謎に包まれていたピアニストの芸術がこれだけ一気に明らかに されることに興奮を覚えます。また作曲家アーロン・コープランドがボストンSOを指揮したバルトークのピアノ協奏曲第 3 番という、伴奏の点でも目を引く録音もある。1962 年来日時のシューマンのピアノ協奏曲も収録されています。これを含め一部 はステレオ録音、ただしものによってはほとんど左右に広がらないかろうじてステレオのものも含まれるのでご注意を。

CPO
CPO-555242(1CD)
NX-B02
フランク:ピアノ作品集
前奏曲,コラールとフーガ ロ短調
ヴァイオリン・ソナタ.イ長調(A.コルトーによるピアノ独奏編)*
前奏曲,アリアと終曲 ホ長調
ミヒャエル・コルスティック(P)

録音:2013年7月17日*、2017年4月26-27日
フランクによる2曲の前奏曲を伴う晩年のピアノ曲。1884年に作曲された「前奏曲、コラールとフーガ」は全ての主題 に関連性があり、全曲は通して演奏されます。本来はバッハに倣い「前奏曲とフーガ」のみで構想されましたが、のち にコラールが挿入され、全体の統一感が図られています。「前奏曲、アリアと終曲」は1886年から87年の作品。オル ガン的な響きと複雑な対位法が駆使されており、アリアの祈るような旋律も魅力的です。コルスティックはこの2曲に、 コルトーが編曲した「ヴァイオリン・ソナタ」のピアノ独奏版を加えて演奏。彼の巧みな演奏技術を存分に披露していま す。
CPO
CPO-777706(3SACD)
NX-E07
ヴィドール:オルガン交響曲 第5.6.8-10番
オルガン交響曲第5番ヘ短調 Op.42-1
オルガン交響曲第9番ハ短調 OP.70「ゴシック」
オルガン交響曲第6番ト短調 Op.42-2
オルガン交響曲第10番ニ長調 Op.73「ローマ風」
オルガン交響曲第8番ロ長調 Op.42-4
クリスティアン・シュミット(カヴァイエ・コル・オルガン…ルーアン、サントゥアン教会)

録音:2012年10月2-4日、2014年10月27-29日
フランス屈指のオルガン製作者アリスティド・カヴァイエ=コルが1890年にルーアンのサントゥーアン教会に建立したオ ルガンを用いて録音されたヴィドールのオルガン交響曲全集。ヴィドールはフランスを代表するオルガン奏者、作曲家 の一人で、彼の父親もリヨンの教会オルガニストを務めるなど、幼いころからオルガンを熟知した人。25歳の若さで、カ ヴァイエ=コルの推薦によりサン・シュルピス教会の終身オルガニストに就任し、64年間この職を全うし、数多くのオル ガン作品を残しました。彼の代表作「オルガン交響曲」は管弦楽を使わずに、シンフォニックな響きを創り出すという曲 であり、クリスティアン・シュミットは2012年と2014年に渡って歴史的な価値を持つ楽器の性能を存分に引き出しな がら5曲を演奏。高音質の録音はオルガンの壮麗な響きを余すことなく捉えています。

H.M.F
HMM-902324(1CD)
ウェーバー:ピアノ・ソナタ第2番変イ長調Op.39
シューベルト:ピアノ・ソナタ第9番ロ長調D.575
ポール・ルイス(P)

録音:2017年4月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
シューベルトとウェーバーはあまり接点を感じさせませんが、シューベルトの第9番は1817年、ウェーバーの第2番は1816年と同時期の作で、ど ちらも明瞭なロマン派的色彩を持つ4楽章形式の大曲。どちらも魅力的なメロディがふんだんにあふれていますが、オペラ的なウェーバーと歌曲的なシュー ベルトのテイストの違いも実感できます。
ウェーバーのピアノ曲は、それまでの古典派的ピアノ音楽と一線を画する大柄で派手な技巧を用い、リストやショパンの音楽の先駆を成しています。ピアノ・ ソナタ第2番は代表作ながら新しいディスクにあまり恵まれていなかったため大歓迎。ポール・ルイスの演奏は余裕のテクニックで聴き手をぐいぐい引っ 張りますが、なによりも微妙な音色の変化とニュアンスに満ちていて美しさの極み。ウェーバーはドイツ人ながらシェイクスピアの「オベロン」をオペラ化し、 ロンドンで客死しているなどイギリスと縁があり、ポール・ルイスがとりあげているのもさもありなんと申せましょう。
シューベルトのピアノ・ソナタ第9番は弱冠20歳の作ながら、非常に内省的で複雑。リヒテルが得意としたことで知られていますが、ポール・ルイス は独特の鋭さで全く異なる印象を与えてくれます。 (Ki)

La Dolce Volta
LDV-46(1CD)
リスト&ペルト
リスト:詩的で宗教的な調べ S.173〜祈り/孤独の中の神の祝福/死者の追憶/眠りから覚めた子供への賛歌/葬送曲/無題(アンダンテ・ラグリモーソ)
アルヴォ・ペルト(b.1935):・トリヴィウム(オルガンのための)
 パリ・インテルヴァロ(オルガンのための)
 アリーナのために
ヴァネッサ・ワーグナー(P)

録音:2018 年 3 月 3-5 日、メス音楽都市
日本語帯・解説付
フランスのピアニスト、ヴァネッサ・ワーグナーによる、リストとペルト作品集。「2人は、時代と作曲様式を異にする作曲家たちですが、本質的にごくスピリチュ アルであるという点で、近い関係にあると思います」と語るワーグナー。リストが超絶技巧の中に織り込んだ宗教的世界と、ペルトがごく限られた素材でつむぐ 静謐の世界が、ワーグナーの時にクリスタルのように硬質、時に熱い変幻自在の音色によって見事に描かれています。 (Ki)
La Dolce Volta
LDV-49(3CD)
シアン:オルガン作品集
[CD1]・栄光の身体(全7曲)・昇天(全4曲)
[CD2]・聖霊降臨祭(ペンテコステ)のミサ(全5曲)・オルガン曲集(全7曲)
[CD3]・主の降誕(全9曲)・天上の宴(聖餐式)・永遠の教会の出現
ルイ・ティリー(Org)

録音:1972年6月&7月(旧カリオペ録音)/ジュネーヴ=聖ペトロ聖
堂のメッツラー製グランド・オルガン(スイス、ジュネーヴ)
※日本語解説はつきません
オルガンはメシアンが好んだ楽器のひとつ。メシアンは自身の器楽言語の可能性を追求し、新たにし、それでいて伝統から逸脱することはありませんでした。メ シアンから絶賛されたオルガン奏者、ルイ・ティリーがメシアンのオルガン作品の豊かな色彩と、深く拡がる瞑想世界を見事に体現しています。 (Ki)

La Dolce Volta
LDV-400(17CD)
バッハ:オルガン作品集
■CD1
「前奏曲とフーガ.ハ長調」BWV.531
「ああ主よ、哀れなる罪人われを」.BWV.742
「いと高きところには神にのみ栄光あれ」WV.715
「心より慕.いまつるイエスよ、汝いかなる罪を犯し」BWV.1093
「神を讃えまつれ、汝.らキリストの徒よ、こぞりて」BWV.732
「おお、イエスよ、いかに汝の姿は」.BWV.1094
「ファンタジーとフーガ.イ短調」BWV.561
「天にまします.われらの父よ」BWV.737
「天にましますわれらの父よ」BWV.762
「主.イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV.726
「キリストは死の縄目に.つながれたり」BWV.718
「賛美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」BWV.722
「わがいとしの神に」BWV.744b
プレリュード.ト長調.BWV.568
フーガ.ト長調.BWV.576
「光にして日なるキリスト」BWV.1096
「おお.主なる神よ、汝の聖なる御言葉は」BWV.1110
「輝く曙の明星のいと美わ.しきかな」BWV.739
「ペダル練習曲」BWV.598
「プレリュード.イ短.調」BWV.569
「神の子は来たりたまえり」BWV.724
フーガ.ハ長調.BWV.Anh..90
■CD2
フーガ.ト長調.BWV.577
「主なる神よ、われを憐れみたまえ」BWV.721.
「われらキリストの徒」BWV.1090
「甘き喜びに包まれ」BWV.729
フーガ.ハ短調.BWV.575
「わがいとしの神に」BWV.744a
「いと高きと.ころには神にのみ栄光あれ」BWV.717
「イエスよ、わが喜び」BWV.1105.
「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV.711
プレリュードとフー.ガ.ハ長調.BWV.549
「高き天よりわれは来たり」BWV.738
フーガ..ト短調BWV.131a
「甘き喜びに包まれ」BWV.751
「ああ神よ、天よりみ.そなわし」BWV.741
プレリュードとフーガ.イ短調.BWV.551
「キリス.トよ、汝真昼の光」BWV.766(コラール・パルティータより)
プレリュード.とフーガ.ホ(ハ)長調.BWV.566
■CD3
ファンタジーとフーガ.イ短調.BWV.904
パストラーレ.ヘ長調」F-Du.BWV.590
「パルティータ.おお神よ、汝義なる神よ」BWV.767
「おお、.神の子羊、罪なくして」BWV.1085a
「おお、神の子羊、罪なくして」BWV.1085b
「いまぞ喜べ、汝らキリストの徒よ」BWV.734
「パルティータ..ああ、罪人なるわれ、何をなすべきか」BWV.770
「われ汝に別れを告げ.ん」BWV.735
「古き年は過ぎ去りぬ」BWV.1091
プレリュードとフーガ..ト長調.BWV.550
■CD4
プレリュードとフーガ.イ短調.BWV.543
「いと高きところには神にのみ.栄光あれ」BWV.716
「幼子イエスはわが慰め」BWV.702
「ファンタジー..ト長調」G-Dur.BWV572
「わがことを神にゆだね」BWV.708
「わが.ことを神にゆだね」BWV.707a.&.707b
「われらが神は堅き砦」BWV.720.
フーガ.ロ短調(コレッリの主題による)BWV.579
「いと尊きイエス.よ、われらはここに集いて」BWV.731
「いと尊きイエスよ、われらはここに.集いて」BWV.730
フーガ.ハ短調(レグレンツィの主題による)ハ長調.BWV.574
われらに救いを賜うキリストはBWV.747
アラ・ブレーヴェ.ニ長調.BWV.589
プレリュードとフーガ.ホ短調.BWV.533
マニフィカ.トBWV.733
■CD5
プレリュードとフーガ.ニ長調.BWV.532
「キリストは死の縄目につなが.れたり」BWV695
「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV.706a.
「キリストを.われらさやけく頌め讃うべし」BWV.696
プレリュードと.フーガ.ヘ短調.BWV.534
「神の子は来たりたまえり」BWV.703
「われ.はいずこにか逃れゆくべき」BWV.694
「われら皆一なる神を信ず」BWV.765
プレリュードとフーガ.ト短調.BWV.535
「主キリスト、神の独り.子」BWV698
ファンタジー(とフーガ).ハ短調.BWV.562
「いざ来ま.せ、異邦人の救い主」に基づくフゲッタBWV.699
「賛美を受けたまえ、汝.イエス・キリストよ」に基づくフゲッタBWV.697
「ああ、主なる神よ」BWV.714
「イエスよ、わが喜び」に基づくファンタジアBWV.713
「主キリス.ト、神のひとり子」BWV.Anh..55
ファンタジーとフーガ.ハ短調.BWV.537
■CD6
トッカータとフーガ.ニ短調.BWV.565
トッカータ、アダージョとフー.ガ.ハ長調.BWV.564
トッカータとフーガ.ニ短調(ドリア調).BWV.538
アリア.ヘ長調.BWV.587
ファンタジーとフーガ.イ短調.BWV.542
トッカータ(プレリュード)とフーガ.ヘ長調.BWV.540.
■CD7
協奏曲.イ短調(ヴィヴァルディの「調和の霊感」第8番の編).BWV.593
「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV.754
協奏曲..ハ長調(ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲ニ長調.op.7-11の編)BWV.594
フーガ.ト短調.BWV.578
協奏曲.ニ短調(ヴィヴァルディの.「調和の霊感」第11番の編)BWV.596
プレリュードと模倣曲.ロ短.調.BWV.563
協奏曲.ト長調(エルンスト公子自作のヴァイオリン協奏.曲の編)BWV.592
カンツォーナ.ニ短調.BWV.588
協奏曲.ハ長.調(エルンスト公子自作のヴァイオリン協奏曲の編)BWV.595
■CD8
パッサカリアとフーガ.ハ短調.BWV.582
「主イエス・キリストよ、わ.れらを顧みて」BWV.709
「全能の神に賛美あれ」BWV.704
「尊き御.神の統べしらすままにまつろい」BWV.690
「尊き御神の統べしらすまま.にまつろい」BWV.691
「アダムの堕落によりてことごとく腐れたり」BWV.705
パルティータ「喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ」BWV.768
「高.き天よりわれは来たれり」BWV.701
トリオ.ト短調.BWV.584
「目覚.めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声」BWV.645
「われはいずこにか.逃れゆくべき」BWV.646
「尊き御神の統べしらすままにまつろい」BWV.647
「わがこころは主をあがめ」BWV.648
「ああ、われらとともに留.まりたまえ、主イエス・キリストよ」BWV.649
「イエスよ、汝いまぞ天より.下りたまい」BWV.650
■CD9
オルガン小曲集.BWV.599.-.644
「いざ来ませ、異邦人の救い主」BWV.599
「神よ、汝の慈しみによりて」BWV.600
「主キリスト、神の独り子」.BWV.601
「全能の神に賛美あれ」BWV.602
「みどり児ベツレヘムに.生まれたまいぬ「WV.603
「賛美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」.BWV.604
「かくも喜びに満てるこの日」BWV.605
「高き天より、われ.は来たれり」BWV.606
「天より御使いの軍勢来たり」BWV.607
「甘き.喜びに包まれ」BWV.608
「神を讃えまつれ、汝らキリストの徒よ、こぞり.て」BWV.609
「イエスよ、わが喜び」BWV.610
「キリストを.われら..さやけく頌め讃うべし」BWV.611
「われらキリストの徒」BWV.612
「われとともに神の慈しみを讃えよ」BWV.613
「古き年は過ぎ去りぬ」.BWV.614
「汝にこそ喜びあり」BWV.615
「平安と歓喜もて.われは.いく」BWV.616
「主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ」BWV.617
「お.お、神の子羊、罪なくして」BWV.618
「キリスト、汝.神の子羊」BWV.619
「われらに救いを賜うキリストは」BWV.620
「イエス十字架につ.けられたまいし時」BWV.621
「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」BWV.622
「主イエス・キリストよ、われら汝に感謝す」BWV.623
「神よ、わ.れを助けて成させたまえ」BWV.624
「キリストは死の縄目につながれた.り」BWV.625
「われらの救い主なるイエス・キリストは」BWV.626
「キ.リストは甦りたまえり」BWV.627
「聖なるキリストは甦りたまえり」BWV.628
「栄光の日は現れたり」BWV.629
「今日.神の子は勝利の凱旋.をなしたもう」BWV.630
「来ませ、造り主なる聖霊の神よ」BWV.631
「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV.632
「いと尊きイエスよ、.われらはここに集いて」BWV.633
「いと尊きイエスよ、われらはここに.集いて」BWV.634
「これぞ聖なる十戒」BWV.635
「天にましますわれ.らの父よ」BWV.636
「アダムの堕落によりて.ことごとく腐れたり」BWV.637
「われらに救いの来たれるは」BWV.638
「われ汝に呼ばわる、主.イエス・キリストよ」BWV.639
「われは汝に依り頼む、主よ」BWV.640
「われら悩みの極みにありて」BWV.641
「尊き御神の統べしらすままに.まつろい」BWV.642
「人みな死すべきさだめ」BWV.643
「ああいか.にむなしき、いかにはかなき」BWV.644
■CD10
プレリュードとフーガ.ホ短調BWV.548
プレリュードとフーガ.ト長調.BWV.541
プレリュードとフーガ.ロ短調BWV.544
プレリュードとフー.ガ.ハ長調BWV.545
トリオ.ニ短調.BWV.583
■CD11
トリオ・ソナタ.第1番.変ホ長調.BWV.525
トリオ・ソナタ.第2番.ハ.短調.BWV.526
トリオ・ソナタ.第3番.ニ短調.BWV.527
トリオ・ソナ.タ.第4番.ホ短調.BWV.528
トリオ・ソナタ.第5番.ハ長調.BWV.529
■CD12
トリオ・ソナタ.第6番ト長調.BWV.530
プレリュードとフーガ.イ長調.BWV.536
「われ汝に別れを告げん」BWV.736
「心よりわれこがれ望む」.BWV.727
「バビロンの流れのほとりに」BWV.653b
「5つの小さなプレ.リュード」よりプレリュード.ハ長調.BWV.943
「わが硬き望みなるイエス.は」BWV.728
プレリュードとフーガ.ハ短調.BWV.546(*)
オブリガー.ト・チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ.第1番ト長調.BWV.1027(*)
プレリュードとフーガ.ニ短調.BWV.539(*)
■CD13
プレリュード.変ホ長調.BWV.552a
「キリエ(主)、とこしえの父なる神よ」.BWV.669
「キリストよ、世の人すべての慰め」BWV.670
「キリエ、聖霊.なる神よ」BWV.671
「キリエ、とこしえの父なる神よ」BWV.672
「キリス.トよ、世の人すべての慰め」BWV.673
「キリエ、聖霊なる神よ」BWV.674.
「いと高きところでは神にのみ栄光あれ」BWV.675
「いと高きところ.では神にのみ栄光あれ」BWV.676
「いと高きところでは神にのみ栄光あ.れ」BWV.677
「これぞ聖なる十戒」BWV.678
「これぞ聖なる十戒」BWV.679
「われら皆一なる神を信ず」BWV.680
「われら皆一なる神を信ず」.BWV.681
「天にましますわれらの父よ」BWV.682
「天にまします我ら.の父よ」BWV.683
「われらの主キリスト、ヨルダンの川に来れり」BWV.684.
「われらの主キリスト、ヨルダンの川に来れり」BWV.685
「深き淵より、.われ汝に呼ばわる」BWV.686
■CD14
「深き淵より、われ汝に呼ばわる」BWV.687
「われらの救い主なるイエス・.キリストは」BWV.688
「われらの救い主なるイエス・キリストは」BWV.689.
「4つのデュエット」第1曲.ホ短調.BWV.802
「4つのデュエット」第2.曲.ヘ長調.BWV.803
「4つのデュエット」第3曲.ト長調.BWV.804
「4.つのデュエット」第4曲.イ短調.BWV.805
フーガ.変ホ長調.BWV.552b.
カノン風変奏曲「高き御空よりわれは来たり」BWV.769
「いざ来ませ、.異邦人の救い主」BWV.659
「いざ来ませ、異邦人の救い主」BWV.660
「いざ来ませ、異邦人の救い主」BWV.661
「バビロンの流れのほとりに」.BWV.653a
「おお、神の子羊、罪なくして」BWV.656
■CD15
「来ませ、聖霊、主なる神」BWV.651
「来ませ、聖霊、主なる神」BWV.652
「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV.655
「来ませ、.造り主なる聖霊の神よ」BWV.667
「いと高きところには神にのみ栄光.あれ」BWV.662
「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV.663
「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV.664
「装いせよ、おお、.魂よ」BWV.654
「いざや.もろびと.神に感謝せよ」BWV.657
「わ.れらの救い主なるイエス・キリストは」BWV.665
「われらの救い主な.るイエス・キリストは」BWV.666
「われは神より離れまじ」BWV.658
「「汝の御座の前に.われはいま進み出で」」BWV.668
「音楽の捧げ.もの」より6声のリチェルカーレ(*).
■CD16
フーガの技法.BWV.1080
■CD17
BWV 725, 731, 706, 695, 695/2, 690, 690/2, 691, 734, 734/2, 737, 90/5,
736, 736/2, 705, 1805, 713, 227/1, 765, B.A.38 n.184, Anh55, A,h75, BWV 686
アンドレ・イゾワール(Org)

■CD1
録音:1991年/使用オルガン:ゲルハルト・グレンツィング(ペリゴール、サ.ン=シプリアン教会).

■CD2
録音:1990年/使用オルガン:ゲルハルト・グレンツィング(ペリゴール、サ.ン=シプリアン教会).

■CD3
録音:1991年/使用オルガン:ゲオルク・ヴェステンフェルダー、フェール.=アン=タルドノワ(フランス)

■CD4
録音:1989年/使用オルガン:ゲルハルト・グレンツィング(ペリゴール、サ.ン=シプリアン教会)

■CD5
録音:1989年/使用オルガン:ユルゲン・アーレント(アウリッヒ、ランベル.テ.ィ.教.会(.ド.イ.ツ.)).

■CD6
録音:1993年/使用オルガン:ヨセフ・ガープラー、ヴァインガルテン.

■CD7
録音:1988年/使用オルガン:ゲルハルト・グレンツィング(ペリゴール、.サン=シプリアン教会)

■CD8
録音:1988年/使用オルガン:ヨセフ・ガープラー、ヴァインガルテン

■CD9
録音:1977年/使用オルガン:ユルゲン・アーレント、フランクフルト、カ.ンターテ・ドミノ教会.

■CD10
録音:1976年/使用オルガン:ユルゲン・アーレント、アウリッヒ、ランベル.ティ.教.会(.ド.イ.ツ.).

■CD11
録音:1979年/使用オルガン:ゲオルク・ヴェステンフェルダー、Esch-sur-.Alzette(ルクセンブルク).

■CD12
録音:1976(*)/.使用オルガン:ユルゲン・アーレント、アウリッヒ、ランベルティ教会(ドイツ)
録音:1979年/使用オルガン:ゲオルク・ヴェステンフェルダー、Esch-sur-.Alzette(ルクセンブルク).

■CD13
録音:1990年/使用オルガン:ヨセフ・ガープラー、ヴァインガルテン..

■CD14
録音:1990年/使用オルガン:ゲオルク・ヴェステンフェルダー、フェール=.アン=タルドノワ(フランス).

■CD15
録音:1988年(*)/使用オルガン:ゲオルク・ヴェステンフェルダー、フェー.ル=アン=タルドノワ(フランス)
録音:1990年/使用オルガン:ヨセフ・ガープラー、ヴァインガルテン

■CD16
録音:1999年、使用オルガン:ゲルハルト・グレンツィング(ペリゴール、.サン=シプリアン教会)

■CD17
録音:2000年、サン=トーマス・ダカン(教会)のオルガン
イゾワールが1975-1991年にかけて録音したバッハ作品を網羅したボックス。


SKARBO
DSK-1162(1CD)
「回想」
ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ 変ホ長調「1905年10月1日、街頭にて」
ニムロッド・ボーレンシュタイン(1969-):「子供の頃の思い出」Op.54
ヤナーチェク:「草陰の小道を通って」(2集、全15曲)
ナダフ・ヘルツカ((P)

録音:2016年7月16日&2017年6月3日/ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
ロンドンを拠点に世界的活躍を行っている若きピアニスト、ナダフ・ヘルツカ。仏スカルボ・レーベルからの第2弾は、ヤナーチェクとロンドンで活躍 するニムロッド・ボーレンシュタインの作品を収録しました。テーマは「回想」で過去の思い出や夭逝した死者への哀悼音楽で構成されております。
ヤナーチェクのピアノ・ソナタ 変ホ長調「1905年10月1日、街頭にて」は、チェコ人のための大学創設を請願したデモに参加して殺された労働者 を悼む作品で、タイトルの10月1日はその日付です。「草陰の小道を通って」は、夭逝した最愛の娘オルガに手向けられた哀悼音楽。両作とも哀愁、怒 りそして死者への祈りが交叉し、それらの感情を表現するかのように拍子や速度の頻繁な変更が目立ち、またポリリズムも多用されています。
1969年イスラエルのテルアビブ生まれ、パリで育ち、現在ロンドンで活躍する現代作曲家ニムロッド・ボーレンシュタイン。王立音楽大学でヴァイオ リンを学ぶためロンドンに移り住んだボーレンシュタインは、やがて作曲家としての才能を開花させました。その才能を高く評価するウラディーミル・アシュ ケナージは彼の音楽に惚れ込み、世界初演を含み積極的に演奏していることでも知られます。「子供の頃の思い出」は2014年ロンドンで開催された “イッ ツ・オール・アバウト・ピアノ” 音楽祭にてパスカル・アモイヤルにより初演された作品です。イスラエル生まれで、現在ロンドンで活躍しているヘルツカ だからこそ表現のできるボーレンシュタインの描く思い出を繊細に奏でます。
1986年テルアビブ生まれのダフ・ヘルツカは、14歳でオーケストラ・デビューを果たして以来、10年以上にわたり長らく演奏活動に邁進してきた俊英。 デビュー盤となったチャイコフスキーのピアノ・ソナタ嬰ハ短調と「四季」(DSK 1125)では、持ち前の真摯な音運びと多彩な表現力で堂々たる演奏を 聴かせてくれました。とりわけ、繊細なタッチから生み出されるピアニッシモの透明感は素晴らしく、明るい中にもどこか翳りを帯びた深い響きが絶品です。 (Ki)

grazioso
GNY-704(UHQCD)
吉野直子/ハープ・リサイタル4〜武満・細川・吉松・ケージ・サティ
サティ:グノシエンヌ第1番
ハインツ・ホリガー:「ヨハネ福音書」第1章32節によるセクエンツィア)
細川俊夫(1955-):回帰 II
サティ:グノシエンヌ第2番
武満徹:スタンザ II(ハープとテープのための)
ジョン・ケージ:ある風景の中で
サティ:グノシエンヌ第3番
吉松隆(1953-):ライラ小景 作品99
グレイス・ウィリアムズ(1906-1977):ヒラエス〔郷愁〕
吉野直子(Hp)

録音:2018年7月&9月軽井沢
日本語&英語解説付
吉野直子の自主レーベル “grazioso” からの4枚目となるアルバムでは、20世紀後半以降の作品を中心に集めました。
『核となるのは、ハインツ・ホリガー、細川俊夫、武満徹、ジョン・ケージ、そして吉松隆の作品です。ホリガーが優れたハープ奏者である妻ウルス ラのために書いた「セクエンツィア」は、無駄な音をすべてそぎ落としながらも豊かで多彩な表情をもつ作品です。それに続く細川俊夫の「回帰II」は、 2001年に初演させていただいたハープ協奏曲「回帰」のソロ・ハープ版です。ゆったりと流れる凝縮された時間の中に、宇宙や海の無限に拡がっていく 世界が表現されています。武満徹の「スタンザII」では、ハープがあらかじめ録音されたテープと共演します。一見機械的に処理されたような音の中にも、 武満さんならではの世界が広がります。ケージ30歳代の作品である「ある風景の中で」は、淡々と進む曲想の中にもケージ独特の世界観がとても印象 的です。2006年に初演させていただいた吉松隆の「ライラ小景」は、5つの小曲からなる組曲で、宇宙と星、そしてそこに関わる人間への優しい眼差し が物語のように表現されています。これらの核となる作品をつなぎ合わせる役目として、サティの「3つのグノシエンヌ」を合間に挟みこみました。アルバ ムを締めくくるのは、ハープと関係が深いウェールズ出身の作曲家ウィリアムズによる、「ヒラエス〔郷愁〕」です。ひとつの大きな物語を作るような感覚で、 このアルバムを構成しました。いろいろな聴きかたをしていただければ、嬉しく思います。(吉野直子)』
「ハープ・リサイタル〜その多彩な響きと音楽」(GNY 701)、「ハープ・リサイタル2〜ソナタ、組曲と変奏曲」(GNY 702)、「ハープ・リサイタル3〜バッ ハ・モーツァルト・シューベルト・ブラームス 他」(GNY 703)も好評発売中。いずれもレコード芸術特選盤です。
本ディスクは原盤音質を極限まで再現する新技術であるUHQCD(Ultimate Hi Quality CD)が用いられております。

カメラータ
CMCD-15149(2CD)
税込定価
2019年1月31日発売
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988 岡田博美(P)

録音:2008年2月/東京(ライヴ録音)
 名ピアニスト岡田博美が、2008年にリサイタルで弾いたバッハの「ゴ ルトベルク変奏曲」は、多くの聴衆から称賛され、著名作家も自著で「4 年に一度の感激」と紹介するなど、名演として語り継がれてきました。 この日の演奏会は、トッパンホールの主催公演からセレクトしたコン サートを東京藝術大学の学生が収録し、CSデジタルラジオ・ミュージッ クバードで高音質放送する産学協同プロジェクトとして行われていたた め、東京藝大に音源が残されており、このたび待望のCD化が実現しま した。

Paladino Music
PMR-98(1CD)
NX-B07
プーランク:ピアノ作品集-2台ピアノと4手ピアノのための
2台ピアノのためのソナタ FP156
シテール島への船出-2台ピアノのためのワルツ・ミュゼット
「仮面舞踏会」よるカプリッチョ-2台ピアノのための
エレジー-2台ピアノのための FP175
4手ピアノのためのソナタ FP8
ピアノのための15の即興曲
エヴァ=マリア・マイ(P)
アレクサンダー・ヴィーナント(P)

録音:2016年、2018年
14歳でデビューし、ロシア音楽やショパンを得意とするミュンヘン在住のピアニスト、エヴァ=マリア・マイによるPaladino レーベルへの4枚目のプーランク・アルバムは2台、4手のためのピアノ作品集。凝った作風による2台ピアノのためのソナタ や、絵画にインスパイアされた「シテール島への船出」を始め、プーランクの代表作の一つ「15の即興曲」全曲を含む1 枚です。プーランクのユーモラスな面とシリアスな面のどちらもが表出された「15の即興曲」は、各々の曲を共演者ヴィー ラントと弾きわけることで、曲の特徴を更に生かす工夫もされています。

MELODIYA
MEL-1002568(1CD)
NX-B06
ブリテン:無伴奏チェロ組曲(全曲)
無伴奏チェロ組曲 第1番Op.72
無伴奏チェロ組曲 第2番Op.80
無伴奏チェロ組曲 第3番Op.87
アレクサンドル・ラム(Vc)

録音:2018年20.21.23日 モスクワ音楽院、小ホール
1988年、ウラジオストック生まれのチェリスト、アレクサンドル・ラムが弾くブリテンの「無伴奏チェロ組曲」。彼はモスクワ国 立チャイコフスキー音楽院で、ナタリア・シャホフスカヤ(ロストロポーヴィチの愛弟子)に学び、大学院過程を終えた後、 ベルリンのハンス・アイスラー高等音楽院に留学し更なる研鑽を積みました。数多くの国際コンクールでの入賞歴を誇り ますが、なかでも2013年にヘルシンキで開催された「パウロ国際チェロコンクール」でロシア勢初の3位入賞と、2015年 のチャイコフスキー国際コンクールでの第2位入賞が彼の名声を一気に高めることとなりました。 このアルバムで彼が演奏する「無伴奏チェロ組曲」は、名チェリスト、ロストロポーヴィチの演奏を聴いて感銘を受けたブリ テンが作曲した一連のチェロ作品の一つ。バッハの「無伴奏チェロ組曲」にインスパイアされた作品は、バロック的な様式 と新古典主義の融合を試み、さまざまな作品からの引用を散りばめられた20世紀チェロ曲の最高傑作です。第1番は 1965年、第2番は1968年にロストロポーヴィチによって初演されたものの、1971年に作曲された第3番は、ロストロ ポーヴィチの“渡英禁止”の余波を受け、1974年まで初演がお預けとなってしまいました。すさまじいテクニックと奥深い 感情表現が要求される一連の曲にラムは真摯に取り組み、瑞々しい感性がほとばしる演奏を聞かせています。
MELODIYA
MEL-1002552(1CD)
NX-B06
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8.14.23番
ピアノ・ソナタ 第8番「悲愴」
ピアノ・ソナタ 第14番「月光」
ピアノ・ソナタ 第23番「熱情」
オレグ・アクラトフ(P)

録音:2017年 モスクワ音楽院、大ホール
1989年生まれのピアニスト、オレグ・アクラトフ。生まれた時から視覚障害を持っていましたが、優れた音楽的才能を発 揮、4歳でイェイスクの音楽学校に入学し、点字を用いて楽譜を学び才能を開花させました。モスクワの大学ではジャズ を専攻、ジャズピアニストとしてデビューし、エヴェリン・グレニーやウィントン・マルサリスと共演したり、リンカーン・センターで ジャズ・コンサートを開催して絶賛されました。また歌手としても活動し、ユネスコ世界合唱団の一員として世界中の チャリティー・イヴェントに参加するなど精力的に活躍しています。そんな彼が今回挑戦したのは、ベートーヴェンの最も有 名な3つのソナタ。多くのピアニストが取り組んできたこの作品ですが、アクラトフはベートーヴェンの苦悩と自身のさまざま な経験を重ねることで、彼のみが表現できるユニークな世界を創り上げることに成功しています。

Etcetra
KTC-1506(1CD)
シューベルト:4手連弾のための作品集 Vol.6
エロルドの歌劇「マリー」の主題による変奏曲ハ長調 D.908
大ソナタ変ロ長調 D.617
英雄的大行進曲 D.885
フーガ ホ短調 D.952
大葬送行進曲ハ短調 D.859
アレグロ・モデラートとアンダンテ D.968
ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)、
ヴェールレ・ペーテルス(フォルテピアノ)
使用楽器:Trondlin (ライプツィヒ1825−1830)

録音:2019年7月、ベルギー
ヴィーラント・クイケンやパウル・ドンブレヒトなど世界的古 楽奏者らと共演してきたベルギーの古楽系鍵盤奏者ヤン・フェル ミューレン。ナネッテ・シュトライヒャー製のフォルテピアノを 使用し、全6巻CD12枚組で完成させたシューベルトのピアノ独奏作 品集(KTC-1336)は、当時いくつかの国際的な音楽誌でシューベ ルトの理想的な解釈と紹介され、同年のフランドル地域での「ミ ュージシャン・オヴ・ザ・イヤー」にも選ばれるなど、国際的な 名声を得ています。 そんなフェルミューレンが、「独奏」の次にスタートした「4手連 弾」によるシューベルト・プロジェクトもついに第6集。今作も、 1825年〜1830年頃にトレンドリンによって制作されたフォルテピ アノを使用し、弟子でもあるヴェールレ・ペーテルスとの、タッ チ、タイミング、感情、解釈の理想的な統一で表現したシューベ ルトです。


RUBICON
RCD-1029(1CD)
ロシアン・バレエ・ピアノ・トランスクリプションズ
チャイコフスキー:組曲 「くるみ割り人形」 Op.71a(プレトニョフ編)
ストラヴィンスキー
:「ペトルーシュカ」からの3楽章、組曲 「火の鳥」(アゴスティ編)
プロコフィエフ:「シンデレラ」からの6つの小品 Op.102
アレグザンダー・ウルマン(P)
次代を担う才能あふれる若きアーティストたちのための"クリエイティヴ・ホーム" 「Rubicon」 から、アレグザンダー・ウルマンのデビュー・アルバムが登場。 アレグザンダー・ウルマンは、1991年ロンドン生まれ。2011年ブダペストで行われたフランツ・リスト国際ピアノ・コンクール(ブダペスト国際音楽コンクール)で優勝し国際的な注目を集め、2014年から2017年までヤング・クラシカル・アーティスツ・トラスト(YCAT)の代表として活動。2017年にはオランダ、ユトレヒトで行われたフランツ・リスト国際ピアノ・コンクールでも見事優勝を勝ち取り、ヨーロッパ、アメリカ、韓国、中国の各地で演奏。2020年には日本、中国、北米でのリサイタル・ツアーも計画されています。 デビュー・アルバムでは、「くるみ割り人形」、「ペトルーシュカ」、「シンデレラ」、「火の鳥」といった、世界で愛されるロシアのバレエ音楽の華麗なピアノ・トランスクリプションを収録。ウルマンの並外れたテクニックと音楽性が発揮される魅惑のプログラムをお楽しみください。

Chandos
CHAN-20081(1CD)
バヴゼ・プレイズ・シューマン〜大ソナタ
大ソナタ(ピアノ・ソナタ第3番) ヘ短調 Op.14
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
3つの幻想小曲集 Op.111
暁の歌 Op.133
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)

録音:2018年7月4−6日、ポットン・ホール(サフォーク)
フレンチ・ピアニズムの巨星ジャン=エフラム・バヴゼ。ドビュッシーやラヴェル等フランス音楽の権威として名声を誇り、Chandosレーベルでは、ベートーヴェン、ハイドン、モーツァルトらの録音でも定評を得てきたバヴゼが、ロマン派音楽へと進出。「大ソナタ(ピアノ・ソナタ第3番)」を中心とした、ロベルト・シューマンのピアノ作品集を録音。
「大ソナタ」をバヴゼが最初に発見したのは、1980年代のホロヴィッツのレコーディング。その後1985年にパリでホロヴィッツと演奏と話し合いをする機会を得ており、バヴゼもホロヴィッツと同じように、1835年のオリジナル版と1853年の改訂版の両方の要素を組み合わせたハイブリッド・バージョンで録音しています。
ハイドンやモーツァルトのレコーディングに続いて、今回のシューマンでもYAMAHA CFXモデルのピアノを使用しています。

Signum Classics
SIGCD-566(1CD)
ピーター・ドノホーの「展覧会の絵」
ムソルグスキー:展覧会の絵
ラヴェル:鏡
メシアン:カンテヨジャヤー
ピーター・ドノホー(P)

録音:2018年4月13日−16日、セダーズ・ホール、ウェルズ・カテドラル・スクール(サマセット)
サイモン・ラトルがベルリン・フィルの音楽監督就任記念コンサートにソリストとして招聘し、バーミンガム市響時代にも数多くの共演を重ねるなど、ラトルから厚い信頼を寄せられているイギリスの名ピアニスト、ピーター・ドノホー。 若かりし頃はパーカッショニストとして活躍した異色の経歴の持ち主であるドノホーは、パリでイヴォンヌ・ロリオとオリヴィエ・メシアンにピアノを師事し、1981年のリーズ国際コンクール入賞、1982年のチャイコフスキー国際コンクールで最高位を獲得しています。
「24の前奏曲とフーガ Op.87」(SIGCD 396)、「ピアノ協奏曲第1番&第2番とピアノ・ソナタ第1番&第2番」(SIGCD 493)のショスタコーヴィチ2アルバムで世界トップ・ピアニストとしての実力を見せつけたドノホーのSignum Classics第3弾。 19世紀ピアニズムの頂点の1つであるムソルグスキーの傑作「展覧会の絵」で、ラヴェルとメシアンの作品を結びるけるという好プログラムです。

BRINRINRI
KYBR-1901(1CD)
税込定価
ソル:3つの社交界の小品Op.33
6つのディヴェルティメント第1集第2集 Op.1&2
山下和仁(G)

録音:2009 年
驚異のソル全集(16CDs)から20 余年、ギタリスト山下和仁による2009 年の新録 音。幾星霜を経た解釈の深みと変貌を、この新録音で。都会の喧噪を離れた長崎 での静かな暮らし。鳥のさえ?りや夜更けの虫の音に耳を澄まし、季節はめ?る。 時折訪れる孤独の時間に、ギターで爪弾く 19 世紀最高峰フェルナンド・ソルの清 純な曲のしらへ?。 本CD は、2011 年に発売された「ソル・ギター曲集」、2017 年発売の「ソル・エチュ ード選集」3点に続くもの。ここでは、2セットある“3つの社交界の小品”の第1集、 ソルのロンドン滞在中(1815〜1823)に出版された4 つのセットある “6 つのディヴ ェルティメント”の第1 集と第2 集が収録されている。第2 集Op.2 は、ベネズエラ 生まれの独立運動家エマヌエル・パラシオ・ファハルド Emanuel Palacio Fajardo に献呈されていて、作曲家の人生における交友のひとこまとして興味深い。
BRINRINRI
KYBR-1902 (1CD)
税込定価
ソル・エチュード選集4
<12の練習曲 Op. 6 より>
第3 番ホ長調 アンダンテ/第9 番 ニ短調 アンダンテ・アレグロ
<12の練習曲 Op. 29 より>
第17番ハ長調 アレグロ・モデラート/第19番ホ長調/第22番変ホ長調 アンダンティーノ
<24の漸進的なレッスン Op. 31 より>
第1番ハ長調 アンダンテ/第2番イ短調 アンダンテ/ 第3番ニ長調 アレグレット モデラート/第4番ロ短調 アンダンテ/
第5番ト長調 アンダンティーノ/第6番ホ短調/第7番ホ長調/ 第8番イ長調 アンダンテ/第9番ハ長調 アレグレット/第11番ヘ長調 モデラート/
第14番ト長調 アンダンティーノ/第16番ニ短調 モデラート/第17番ハ長調/
第20番イ短調 アンダンテ アレグロ/第21番ヘ長調 アンダンティーノ カンタービレ
<24の非常にやさしい課題曲 Op. 35 より>
第1番ハ長調 アンダンテ/第3番イ短調 ラルゲット/第7番ホ短調 アンダンテ/
第8番ホ長調 アレグレット/第10番ヘ長調/第11番ニ短調 アレグレット/ 第13番ハ長調 アンダンテ/第14番イ短調 アンダンティーノ/ 第15番イ長調 アレグレット/第21番イ長調 アンダンテ/第23番ホ長調 アンダンテ
山下和仁(G)

録音:2009 年
本CD は、2011 年に発売された「ソル・ギター曲集」、2017 年発売の「ソル・エチュード選集」3点に続くもの。ここでは、Op.6, 29, 31, 35 から選ばれた31曲が収録されている。

OTAKEN
TKC-104(1CD)
G線上のアリア
ゴセック:タンブラン
プリンチーペ:無窮動
バーレイ:夕暮れ
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第 1 番(カモネッテイ編)
バッハ:G 線上のアリア(ウィルヘルミ編)
グレインジャー:岸辺のモリー
チェイジェス:ハシッド
バーレイ:おどけたワルツ 作品21
サンサーンス:アンダルシア奇想曲
シューマン:献呈(アウアー編)
グリンカ:ひばり(アウアー編)
パールマン:ラビの夫人の踊り
レヴリィ:3 つのへブライ舞曲
ホアキン・ニン:グラナディーナ
 イベリア狂詩曲
黒人霊歌:私の悩みは誰も知らない(ジョンソン編)
辻井淳(Vn)、藤井由美(P)

録音:2016 年8 日滋賀県高島市ガリバーホール
「次世代に残すべき小品300 曲」を目標に1997 年よりスタートし、現在まで240 曲ほど 収録、絶版楽譜とともにデータベース化を予定しています。300 曲の基準はヴァイオリン本 来の「美しさと響き」を持つ音楽です。これを踏まえて名曲を探していきます。このCD にも バーレイの作品など耳を傾けるべきものがあります。
OTAKEN
TKC-105(1CD)
2つのギター
デマレ:リゴードン(メラルティン編)
ポッパー:紡ぎ歌(アウアー編)
ダンブロジオ:マドリガル
フバイ:6つのハンガリア詩曲〜第6曲
グラズノフ:瞑想
バッハ:アリオーソ(シゲティ編)
グレインジャー:モリスもどき
リムスキー=コルサコフ:インドの歌(クライスラー編)
ギルバート:マリオネット・スケルツォ
アクロン:ロマネスカ
スメタナ:「我が故郷より」〜第2番
ラウプ:サルタレロ
オンドジーチェク:スケルツォ奇想曲
バツェヴィッチ:オヴェレック第1番
アルボース:ジプシー風セギディーリャ(カモネッテイ編)
レハール:セレナード(クライスラー編)
ロシア民謡:2つのギター(カモネッテイ編)
コールリッジ=テイラー:深い河
辻井淳(Vn)、藤井由美(P)

録音:2017 年8 日滋賀県高島市ガリバーホール
このCD シリーズは、こんにちでこそ演奏される機会が減った小品の詰め合わせではあ りますが、人々の記憶から消え去るには余りにも惜しいものまでを網羅しています。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-359(1CD)
「SMOKE」〜日本の無伴奏サクソフォン作品集
細川俊夫:スペル・ソング―呪文の歌―(2015)
酒井健治:Initial S(2010)
西村朗:水の影(2011)
藤倉大:SAKANA(2007)
高橋悠治:残り火(2009)
杉山洋一:禁じられた煙(湾岸通りバラード)(2015)
野平一郎:一人ぼっち(2013)
高橋将紀(Sax)

録音:2018年2月27日〜3月2日、Studio Odradek
サクソフォンという楽器は変幻自在である。深海は水をイメージさせたかと思えば(藤 倉、西村)、火(高橋)と結びつき、うた(細川、杉山)にもなる。高橋悠治から藤倉大ま で、世代の異なる7人の作品を集めたこのアルバムは、サクソフォンを自在に操る大石将 紀の豊かな表現力を実感させると同時に、日本人作曲家のショーケースになっている。

コウベレックス
KRS-5247(1CD)
税込定価
馬渕清香/ソロ・リサイタル
テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための 12 の幻想曲〜第 4 番 ニ長調
TWV40-17
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3 番ホ長調 BWV1006
イザイ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2 番イ短調作品27
レーガー:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番二短調作品42
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第3 番ハ長調BWV1005
馬渕清香(Vn)

録音:2018 年9 月26 日寝屋川市立地域交流センター アルカスホール(セッション)
今日も忙しい一日が終わった。夜の帳(とばり)が降り、ホッとして窓の外を眺めると、 夜空にたくさんの星が瞬いている。ワインセラーからお気に入りのワインを取り出しグラ スに注ぐ。手の中のグラスを揺らしながらソファにゆったり腰をかけ再び窓の外を眺め る。しばらく静かに自分と対話した後、バッハを聴きたくなる。 往年の名ヴァイオリニストのメニューインはその著書の中で「ヴァイオリニストは、人 間を蒸留して希少な力を抽出したまことに珍しい存在だ―――その半分は虎で、半分 は詩人なのである。」と言った。このたびリリースされた馬渕清香の「SOLO RECITAL」 は、このメニューインの言葉を彷彿とさせる、彼女にとって初のソロ・アルバムである。こ の演奏を聴いていると、古今東西の名演がある中で、敢えて今リリースを決意したこと に強く共感するものがある。演奏にはいろいろな演奏家の「良さ」あるいは「個性」が共 存しているであろうが、この演奏は、酒造りの杜氏が「水を磨く」ように、テレマンの、バッ ハの、イザイの、レーガーの、それぞれの曲が求めている音色や解釈、グルーブをシン プルな形に磨きあげ、聴く者に彼女独特の「天から降りてくるもの」を感じさせるまでに 昇華されている点が魅力的である。更に、音楽専用ホールの豊かな音響、経験豊富な レコーディング・エンジニアの全面協力を得て入念に製作された点においても完成度 が高く、一聴に値する一枚である。(崎本哲生)

ACCENTUS Music
ACC-30476CD(1CD)
ヴァインベルク(クレーメル編):24の前奏曲Op.100(ヴァイオリン版) ギドン・クレーメル(Vn)

録音:2017年12月/パリャシャウス・ドヴァラス(リトアニア)
クレーメルが待望のソロ新録音を行ないました。それも無伴奏というのが彼の自信と気合の表れと申せましょう。曲はクレーメルが数年来非常な熱意を 燃やすヴァインベルク。なんとヴァイオリンのオリジナル曲ではなく、無伴奏チェロのための「24の前奏曲」をクレーメル自身がヴァイオリン用に編曲し たものを全曲披露。
クレーメルは2017年9月に読売日本SOとヴァインベルクのヴァイオリン協奏曲を演奏した際、アンコールにこのなかから2曲を弾き、さらに 2018年2月にはサントリーホールで全曲を演奏して話題となりました。
ヴァインベルクの「24の前奏曲」は1968年の作で、大チェリストのロストロポーヴィチに捧げられました。長短24の調ではなく、異なる性格による 作品を集めていて興味津々。ことにショスタコーヴィチやシュニトケに勝るとも劣らぬミステイアスな引用に終始していて、その点もクレーメルの関心を引き、 チェリストだけの宝にしておきたくないと編曲の意欲を燃やしたと思われます。
たとえば第5番はシューマンのチェロ協奏曲から、第21番はショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番から露骨にして大胆な引用(というよりそっくり そのまま)しているのも衝撃。後者はもちろんロストロポーヴィチに捧げられていますが、前者もショスタコーヴィチがロストロポーヴィチのために1963 年に再オーケストレーションしていることもあり、なにやら意味深。おそらくクレーメルは意味を理解して披露しているらしいのも、推理小説ばりの面白さ。
クレーメルの演奏もシャープで緊張感に満ち、この謎めいた作品にさまざまな光を当てています。リトアニアの写真家アンタナス・ストクス(1939- の雰囲気あるモダンな写真が添付されているのもイマジネーションを広げさせられます。 (Ki)

SWR music
SWR-19412C(1CD)
NX-B02
ヴィルヘルム・ケンプ/ピアノ・リサイタル 1962
ラモー:3つの手
 鳥のさえずり
クープラン:シテール島の鐘
ヘンデル(ケンプ編):メヌエット ト短調 (チェンバロ組曲 HMV434 No.4)
伝モーツァルト(ケンプ編):パストラール変奏曲 変ロ長調 (KV Anh. C 26.01)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第22番ヘ長調 Op.54
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第16番イ短調 D845 (Op.42)
 即興曲 変ト長調 D899 No.3
ヴィルヘルム・ケンプ (P)

録音:1962年5月11日シュヴェツィンゲン城 モノラル・ライヴ
長らく入手不能になっていたSWRレーベルの人気タイトルが、待望の値下げ再発売。1962年にシュヴェツィンゲン音 楽祭で録音された、ケンプ66歳のライヴ音源です。フランス・バロックなどの愛らしい小品の数々とベートーヴェンのソナ タ、そしてシューベルトのソナタ16番を壮年期のイマジネーション溢れる演奏で堪能。SWRのオリジナルテープの使用 により、モノラルながら良好な音質であることも嬉しいところです。

La Dolce Volta
LDV-45(1CD)
ラフマニノフ :楽興の時Op.16
ムソルグスキー :展覧会の絵
ジャン=フィリップ・コラール(P)

録音:2018年1月4-6日、メス音楽都市
フランスの名手、ジャン=フィリップ・コラールの最新録音の登場。2013年録音のショパン(LDV 09)、2016年録音のシューマン(LDV 30)につづき、レパー トリーの軸の一つであるラフマニノフです!―「6つの楽興の時」を演奏している時、私は自分自身を上回り、超越したような感覚をおぼえるのですが、それは 筆舌に尽くせない高次元の体験です。当然それは、ありとある技術的な課題を克服した先にある体験です……!(ライナーノートより)―。 ラフマニノフが音符に込めたすべての思いが表出されたかのような、肉厚で熱い音楽に圧倒される演奏です。カップリングはムソルグスキーの展覧会の絵。プロ ムナードから、ひとつひとつのフレーズの細やかな語り口から、コラールがこの作品を完全に手中に収めていることを感じさせる、圧倒的な演奏です。 (Ki)
La Dolce Volta
LDV-381(4CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集(全2巻) セドリック・ペシャ(P/スタインウェイD型、1980年代を使用。不均等律による調律)

録音:2017年4月18-22日(第2巻/ヘンレ版使用)、2017年8月26-30日(第1巻/ベーレンライター版使用)
7歳か8歳の時に母から「平均律クラヴィーア曲集」の楽譜を送られて以降、時間をかけてバッハの鍵盤作品をまんべんなく習得、チェンバロやクラヴィコー ドでも弾いたというペシャ。アンドレアス・シュタイアーにも薫陶を受け、カンタータ全曲にも向きあい、バッハを崇拝してやまないといいます。ペシャは、2002 年、ジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクールで第1位に輝いた、スイスとフランスの国籍を持つローザンヌ出身のピアニストです。この録音にはすべて暗譜で 臨んだといい、開放的なロマンティシズム漂うペシャならではのバッハとなっています。 楽器についてのペシャのコメント(ライナーノートより) 80年代のスタインウェイD型です。アンドラーシュ・シフが定期的に録音で用いているピアノで、実に優れたカンタービレの効果を期待できます。楽器選びの際、 私にとって音の持続は重要なポイントでした。ただし極めてピアノらしい楽器でしたので、不均等律による調律をリクエストしました。等分平均律が用いられてい なかったバッハの時代には、それぞれの調性が特異な性格を有していたからです。 (Ki)

H.M.F
HMM-902273(1CD)
ハイドン:ソナタ集
ソナタ ハ短調 Hob. XVI:20 (1770頃)
「神よ、皇帝フランツをまもりたまえ」の主題による変奏曲 Hob. i, 430
(弦楽四重奏曲第77番「皇帝」op.76-3 (1797) の第2楽章のハイドン自身による鍵盤編曲版)
パルティータ(ディヴェルティメント) ト長調 Hob. XVI:6 (1760頃)
ソナタ ハ長調 Hob. XVI:48 (1789)
変奏曲(ソナタ、あるいは小さなディヴェルティメント) ヘ短調 Hob. XVII:6 (1793)
クリスティアン・ベザイデンホウト
(フォルテピアノ/2009年製ポール・マクナルティ、1805年ウィーン、アントン・ヴァルター&ゾーン・モデル.アレクサンダー・スキーピング・コレクションより)

録音:2017年9月
フォルテピアノの申し子ベザイデンホウト。モーツァルトの全集(2014年完成)以降協奏曲や室内楽、歌曲での録音が続いており、どれも絶賛されま したが、ここで久々に独奏アルバム、ハイドンの登場です。ハ短調ソナタの冒頭から、濃厚に漂う色、芳香、そして豊かな陰影に驚かれます。弦楽四重奏 曲「皇帝」第2楽章のハイドン自身による鍵盤編曲版もベザイデンホウトらしいインスピレーションに満ちた、幻想的な雰囲気のある演奏。パルティータ (ディヴェルティメント)は、ひょっとしたらハイドンの最初のピアノ曲かもしれないとされているもので、1760年頃の作。既にハイドンが優雅でウィット に富んだ作風を確立していたことを感じさせると同時に、当時ウィーンで流行していたD.スカルラッティをも思わせる、長調と短調の歯切れの良い入れ替 わりなどもみられます。初期から後期にわたる幅広いプログラミング。どの作品も、ベザイデンホウトにしかできない優雅な雰囲気をまといつつ、美しく際 だたされた陰影とともに、実に生き生きと響いてきます。 (Ki)

CAvi
4260085-534654(4CD)
「フランス万歳!」〜ルール・ピアノ・フェスティヴァル 第37集
[CD1]
ドビュッシー:ピアノ曲集
(1)映像第1集&第2集
(2)喜びの島
(3)版画
(4)2つのアラベスク
(5)ピアノのために
[CD2]
サン=サーンス:ピアノ曲集
(6)6つのバガテル Op.3
(7)アルバムOp.72
(8)カナリアのワルツ Op.88、物憂げなワルツ Op.120、愉快なワルツ Op.139
(9)ガボット Op.23
(10)アルバムのページ
[CD3]
(11)サン・サーンス:歌曲集(13曲)
(12)ドビュッシー:歌曲集(9曲)
[CD4]
(13)ドビュッシー:ピアノ三重奏曲 ト長調
(14)ショーソン:ヴァイオリン,ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲
(1)セルゲイ・レドキン(P)
(2)ヤミナ・ガール(P)
(3)藤田真央(P)
(4)イグナ・フィオリア(P)
(5)藤田真央(P)
(6)ユアン・カルロス・フェルナンデス・ニエト(P)
(7)ヤミナ・ガール(P)
(8)ユアン・カルロス・フェルナンデス・ニエト(P)
(9)藤田真央(P)
(10)セルゲイ・レドキン(P)
(11)グラハム・ジョンソン、ソラヤ・マフィ(S)/フランソワ・ル・ルー(Br)
(12)グラハム・ジョンソン、サラ・フォック(S)/フランソワ・ル・ルー(Br)
(13)テオ・フシュヌレ(P)、梁 美沙(Vn)、ビクター・ジュリアン・ラフェリア(Vc)
(14)ベンジャミン・モーザー(P)、ヴァイオリン:リザ・フェルシュトマン(Vn)、デリアンQ

録音:2018 年(ライヴ)
ルール地方で毎年行われるこのピアノ・フェスティヴァルはドイツでも最大級の音楽祭。世界各国からピアニストが集結、若手の逸材も参加し豊かな音楽が奏 でられます。シリーズ37集となる今作にはドビュッシー没後100年に沸いた2018年の演奏会を収録。ドビュッシーにサン=サーンスやショーソンを組み合わ せフランス音楽の粋を楽しむアルバムとなっています。 (Ki)

LIMEN Classic
CPLT065-C065(2CD)
限定生産
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集第3集
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1
ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2
ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調『月光』 Op.27-2
レティシア・ミキエロン(P)
イタリアを拠点に活躍する女流ピアニストで作曲家でもあるレティシア・ミキエロン。ベートーヴェンのピアノ・ソナタを番号順に録音しており、全集になる予 定です。今作には一時期『夫婦喧嘩』とあだ名された軽妙な第10番、変奏曲と葬送行進曲が印象的な第12番、高い人気を誇る有名な『月光』等を収録して います。第1集(CDVD022-C022)には第1〜3番、第2集(CDVD041-C041)には第4〜8番が収録されています。
限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。

HUNGAROTON
HCD-32814(3CD)
ザ・マスターズ・コレクション〜ジョルジュ・シフラ
(1)リスト:ピアノ協奏曲第1番
(2)同:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調
(3)同:ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調
(4)同:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調
(5)ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー#
(6)リスト:オーベールの「ポルティチの唖娘」による幻想曲
(7)ブラームス(シフラ編):ハンガリー舞曲第5番嬰ヘ短調
(8)J・シュトラウス(シフラ編):美しき青きドナウ
(9)J・シュトラウス(シフラ編):トリッチ・トラッチ・ポルカ
(10)J・シュトラウス(シフラ編):こうもり
(11)J・シュトラウス(シフラ編):ジプシー男爵
(12)ワーグナー(リスト編):「タンホイザー」序曲
(13)リスト:リゴレット・パラフレーズ
(14)ヴェルディ(シフラ編):イル・トロヴァトーレ
(15)リスト:ハンガリー狂詩曲第15番イ短調「ラコッツィ行進曲」
(16)同:ハンガリー狂詩曲第19番ニ短調
(17)リスト:超絶技巧練習曲(第1曲〜11曲)
(18)メンデルスゾーン(リスト編):「真夏の夜の夢」〜結婚行進曲と妖精の踊り
ジョルジュ・シフラ(P)
ジェルジー・レヘル(指)ブダペストSO*
ゾルターン・ロジュナイ(指)ハンガリー国立O#

録音: 1954-56年 ブダペスト
シフラは国大脱出に失敗したかどで1950年から53年まで収監され、56年のハンガリー動乱の際に出国、その後の活躍で世界的なスターとなりまし た。ここに収められたものは、彼が出獄してから出国するまでの2年間に祖国ハンガリーで録音したもので、ディスク3枚全てが難曲というシフラならで はのアルバムとなっています。
リストのピアノ協奏曲第1番とガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」も独特の大時代的な濃さが魅力ですが、シフラ自身によるシュトラウスやヴェ ルディのとてつもなく難しい編曲で、まさに本人にしかできないすさまじさを発揮しています。ただただ唖然とするしかない凄さ、ピアノ好きなら血沸き肉 踊ること間違いなしです。 リストの「超絶技巧練習曲」も曲芸ばりの妙技で、当時の頭の固い評論家から攻撃されましたが、今日ならば聴衆を熱狂させたはず。50年早く生まれ すぎたシフラの先見的芸術をお楽しみください。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186741(1SACD)
『影響』
アイヴズ:ピアノ・ソナタ第1番
バルトーク:ハンガリー農民の歌による即興曲 Op.20 Sz.74
メシアン:「カンテヨージャーヤー」
バッハ:イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV989
タマラ・ステファノヴィチ(P)

録音:2018 年 6月21-24日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
タマラ・ステファノヴィチのPENTATONEレーベル第1弾となる新録音は自身の選曲によるアルバム『影響』です。アイヴズにはじ まりバルトーク、メシアンそしてバッハと構成され、作品ごとに様々な影響をもとに作曲されております。ステファノヴィチはこれらの作品を連ねることにより アルバム全体として有機的なつながりを見事に表しております。 (Ki)

SOMM
SOMMCD-0186(1CD)
NX-B04
ペルト&J.S.バッハ:ピアノ作品集
ペルト(1935-):アンナ・マリアのために(2006)
バッハ:2声のインヴェンション BWV772-786
 アリーナのために(1976)
 3声のインヴェンション(シンフォニア) BWV787-801
ペルト:アリヌシュカの癒しによる変奏曲(1977)
バッハ:前奏曲 ハ長調 BWV924
コーデリア・ウィリアムズ(P)

録音:2018年1月13-14日
バッハとアルヴォ・ペルト。250年の時を違えて生まれた2人の作品から共通項を見出すのは、イギリスの女性ピ アニスト、コーデリア・ウィリアムズです。「ティンティナブリ(鐘)様式」で知られるペルトは、限りなく切り詰めた音で構成 された静謐な作品を書くことで知られており、このアルバムの冒頭に置かれた「アンナ・マリアのために」はまるで小さな 子供のおけいこ用の練習曲を思わせるかわいらしい分散和音のみで書かれた作品。そのままバッハのインヴェンション やシンフォニアに移行しても全く違和感がありません。「アリーナのために」も同じように音の少ない静かな作品。「アリヌ シュカの癒しに基づく変奏曲」ではこだまのように音と音が対話を繰り広げます。最後はバッハの小さな前奏曲で締め くくられます。

b-sharp
KKC-4167(1SACD)
ノルベルト・ブルグミュラー:ピアノ・ソナタ ヘ短調Op.8
ルートヴィヒ・シュンケ(1810-1834):ピアノ・ソナタ ト短調作品3「グランド・ソナタ」
ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):ピアノ・ソナタ第5番嬰ヘ短調Op.81
ハイディ・ツァイ(フォルテピアノ)
使用楽器:コンラート・グラーフ1819年製コピー、ポール・マクナルティ作

録音:2016年4月10-14日b-sharpスタジオ、ベルリン
ヨーロッパを中心に活躍する古楽奏者でありフォルテピアノ奏者であるハイディ・ツァイによるベートーヴェンとシューマンの間にはさまれた 3 人の作曲 家 の ピ アノ ・ ソナ タ 集 。 彼女は、アンサンブル「バルセロナ・バロック」を設立、フォルテピアノ奏者としてヨーロッパ各地、上海などで演奏活動を行うほか、現在はフランス在 住で後進の指導にもあたっています。 本アルバムは、ロマン派初期に作曲されたフンメル、ブルグミュラー、シュンケの 3 人の作曲家のピアノ・ソナタを収録しています。時代の過渡期にあり 現在でこそほとんど知られていないピアノ・ソナタでありますが、ベートーヴェンからシューマンへと続く道に少なからずとも影響を与えた作品群です。 ベートーヴェンと同時代に生きたフンメル。ピアニストとして名声をほしいままにしていたフンメルですが、作曲家としてベートーヴェンに大きく引き離され ることとなります。しかし、このピアノ・ソナタ第 5 番についてはベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」を凌駕するような新境地を開いた作品となっ ています。そして 1810 年にデュッセルドルフで生まれたノルベルト・ブルグミュラー(教則本で有名なのは兄ヨハン・フリードリヒ・フランツ)は、メン デルスゾーンやシューマン、ショパンらと同世代。幼少より音楽の才能を発揮しましたが、体が弱く26 歳という若さでこの世を去っています。シューマン は彼の才能を認めており彼の未完の交響曲を補筆しています。ブルグミュラーがまだ 10 代の頃に作曲されたピアノ・ソナタ。ベートーヴェンの「熱情」 を模範とし、ショパンのピアノ・ソナタ第 2 番を予感させるような野心的な作品となっています。そしてルートヴィヒ・シュンケ。滞在先のライプツィヒでシュー マンと親しくなり、この作品 3 のピアノ・ソナタはシューマンに捧げられています。シュンケはピアニストとして華々しく活躍していましたが、肺結核にかか り 2 4 歳で亡くなっています。 17 世紀から 21 世紀まで、そしてチェンバロ、フォルテピアノ、ピアノを巧みに操るハイディ・ツァイならではの好企画盤となっています。

ANIMAL MUSIC
ANI-076(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲) イルジー・バールタ(Vc;作者不詳(プラハ/1700年代))

録音:2018年7月-10月/ソノ・レコーズ(チェコ)
チェコを代表するチェリスト、イルジー・バールタ久々の新録音は、23年ぶりの再録となるバッハの無伴奏チェロ組曲全曲、ガット弦を使用しての録音 です。これまでの演奏経験、また人生経験から培った新鮮な解釈で挑んだ全曲録音。まず驚かされるのは組曲第1番前奏曲のテンポ設定。バロック弓を 使いながらも驚くほど遅いテンポで始まりつい聴き入ってしまいます。軽やかな演奏にして一音一音たっぷりと聴かせるバールタの演奏で、当作品の新た な魅力にも気づかされます。途中、急にテンポ設定も変わり、前奏曲だけでも驚きの連続です。6つの組曲を “6楽章の交響曲” と位置付け、全曲を聴 くことで現在のバールタが思い描くバッハの大宇宙が広がります。 (Ki)


TOKYO FM
TFMC-051(2CD)

TFMCSA-0051
(1SACD)
シングルレイヤー
フルニエのバッハ(新リマスタリング)
バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲

第1番ト長調 BWV1007
第5番ハ短調 BWV1011
第3番ハ長調 BWV1009
第4番変ホ長調 BWV1010
第2番ニ短調 BWV1008
第6番ニ長調 BWV1012
ピエール・フルニエ(Vc)

録音:1972年3月2日(第1・5・3番)、1972年3月4日(第4・2・6番)
/東京、虎ノ門ホール(ライヴ、ステレオ)
新リマスタリング、国内プレス
フルニエ伝説の1972年バッハ無伴奏東京ライヴがジャケットを替えて新装再発売。CDとSACDでのリリースです。高級感あふれるジャケット・デザ インでフルニエを聴く悦びが更に大きくなりました。品格と気迫に満ちたフルニエ渾身の演奏を心行くまで堪能ください。第1夜に第1・5・3番、第2 夜に第4・2・6番が演奏された、名演の誉れ高き虎ノ門ホール・ライヴを当時の演奏順そのままにすべて収録。
「音楽を愛する、とりわけ私の父のことを知らない世代の皆さん。当ライヴ録音は、クラシックの美と、沸き起こる興奮を結び合わせ、情感、力感、構 成力の真髄がつまっています。そして日本の皆様はこの素晴らしい演奏家を記憶にとどめることでしょう。父、ピエール・フルニエを。彼は1954年に初 めて日本を訪れ、その後も日本のファンをいつも身近に感じていたのでした。父の誠実さ、気高さ、勇気は好評を博したこの東京公演で永遠となりました。 激しさと美しさをあわせもつ父のサウンドを、見事に復元したこのディスクに喜びを感じます」〜ジャン・フォンダ・フルニエ
※移行発売に伴いTFMC-1010/1およびTFMCSA-1010は廃盤になります。

ARCO DIVA
UP-0195(1CD)
NX-A14
シューマン:ピアノ作品集第1集
6つの間奏曲 Op.4
交響的練習曲 Op.13
マリーナ・サムソン=プリマチェンコ(P)

録音:2017年4月
ロシア、サンクトペテルブルクで生まれ、現在はフランスを拠点に活躍しているピアニスト、マリーナ・サムソン=プリマチェン コ。4歳でピアノをはじめ、名手ゲンリフ・ネイガウスの弟子となり更なる研鑽を積み、ピアニストとして演奏する傍ら、数 多くの後進を育てています。シューマンは彼女の得意とする作曲家であり、ARCODIVAの2枚のアルバムでは、シューマ ン作品の持ち味を存分に生かしたロマンティックな演奏を披露しています。
ARCO DIVA
UP-0196(1CD)
NX-A14
シューマン:ピアノ作品集第2集
謝肉祭 Op.9
子供の情景 Op.15
花の曲 変ニ長調 Op.19
アラベスク ハ長調 Op.18
マリーナ・サムソン=プリマチェンコ(P)

録音:2017年4月
メインとなる「謝肉祭」では、さまざまな表情を持つ小さな曲 を丁寧に取りまとめ、賑やかさともの悲しさを併せ持つ全曲のストーリーを描き出しています。一転、「子供の情景」では 憧憬、郷愁といったシューマン作品の持つ内省的な魅力を引き出して見事。ロマンティックなシューマン像を的確に表現 した聴き応えのある1枚です。
ARCO DIVA
UP-0205(1CD)
NX-B03
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ 第3番変ロ長調 K281
ピアノ・ソナタ 第10番ハ長調 K330
ピアノ・ソナタ 第17番変ロ長調 K570
ピアノ・ソナタ 第18番ニ長調 K576
マリーナ・サムソン=プリマチェンコ(P)

録音:2018年1月聖ラウレンツィウス教会、プラハ チェコ
プラハの歴史ある聖ラウレンツィウス教会で録音されたモーツァルトの4曲のピアノ・ソナタ。 演奏するマリーナ・サムソン=プリマチェンコはロシア、サンクトペテルブルク生まれ。4歳でピアノをはじめ、現在はフランス を拠点に活躍するピアニストです。このアルバムでは繊細な感覚を生かし、一つ一つの音に心配りを行った美しいモー ツァルトを聴かせています。

Solo Musica
SM-2989(2CD)
NX-C07
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006 ミハイル・ポチェキン(Vn)

録音:2017年12月21日-2018年1月18日
TV and Radio House of「Culture」第1スタジオ
2009年、リトアニア、ヴィリニュスで開催された“ヤッシャ・ハイフェッツ国際ヴァイオリンコンクール”に入賞、一躍注目を浴 びたロシアのヴァイオリニスト、ミハイル・ポチェキン。世界各国のオーケストラと共演し、名指揮者たちからも熱い信頼を 寄せられている注目の奏者です。1990年生まれのポチェキンが、30歳になる前の一区切りとして挑戦したバッハの「無 伴奏ソナタとパルティータ」には、フレッシュな感性と熱い情熱が満ち溢れています。

DIVINE ART
DDA-25055(1CD)
NX-B07
ゴールドストーン&クレモウ〜ピアノ・デュオのための音楽集
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(ガーシュウィンによる2台ピアノ版)
ラヴェル:マ・メール・ロワ(ピアノ・デュオ版)
ガーシュウィン:キューバ序曲(ガーシュウィンによるピアノ連弾版)
ラヴェル:耳で聴く風景(2台ピアノ版)
 ハバネラ/鐘が鳴るなかで
ガーシュウィン:「アイ・ゴット・リズム」変奏曲(ガーシュウィンによる2台ピアノ版)
ラヴェル:ボレロ(ラヴェルによるピアノ連弾版)
ゴールドストーン&クレモウ(ピアノ・デュオ)

録音:2007年(トラック10のみ1997年)
2017年にこの世を去ったピアニスト、アンソニー・ゴールドストーン。彼は長年に渡り、妻のキャロライン・クレモウとピアノ・ デュオを組み、オリジナルから自身の編曲まで数多くの作品を演奏、録音して高く評価されています。このアルバムは 2007年に一度リリースされたものの、諸問題ですぐに発売が撤回されてしまった幻の1枚。今回は問題個所を削除し ての再発売です。ガーシュウィンとラヴェル、近代音楽史に大きな足跡を残した2人の作品が集められており、色彩豊か な「マ・メール・ロワ」やジャズのイディオムが用いられた「ラプソディ・イン・ブルー」、あまり耳にすることのない「耳で聞く風 景」など楽しい曲が並びます。なんといっても、最後に置かれたピアノ連弾版の「ボレロ」が聴きどころです。
DIVINE ART
DDA-25103(1CD)
NX-B07
ガルッピ:ピアノ・ソナタ集 第4集
ソナタ ニ長調/ソナタ ニ短調
ソナタ ヘ長調/ソナタ ト長調
ソナタ ハ長調/ソナタ 変ホ長調
ソナタ ト長調/ソナタ ヘ長調
ピーター・セイヴェライト(P)
アンガス・ラムジー(指)
スコティッシュ・バロック・ソロイスツ(アンサンブル)

録音:2012年1月12日,2013年7月16日,2014年3月28日、2007年1月27日
1994年からガルッピのピアノ・ソナタの研究を続けているピーター・セイヴェライト。彼はすでに2004年までに25曲のガ ルッピのソナタを録音していますが、この第4巻はほぼ10年ぶりのリリースとなり、これまでの更なる研究結果が反映され た演奏となっています。セイヴェライトは、ガルッピのスコアを隅々まで読み込み、その音の使い方から「彼のソナタはチェン バロではなく、ピアノで演奏するために書かれた」と信じているそうで、その信念に沿った演奏は強い説得力を有していま す。

STEINWAY&SONS
STNS-30102(1CD)
NX-B07
ゴットシャルクとキューバ
ゴットシャルク:ロマンティック交響曲「熱帯地方の夜」(ピアノ編)
 コントルダンス
マヌエル・サウメル(1817-1870):ゴットシャルクの思い出
ニコラス・ルイス・エスパデーロ(1832-1890):ゴットシャルクの墓に
イグナチオ・セルバンテス(1847-1905):キューバのセレナード
フベルト・デ・ブランク(1856-1932):ハバネラの思い出
レクオーナ:アフロ=キューヴァ舞曲集-第5番:ルクミの踊り
 Palomitas blancas
 Siempre en mi corazon いつも私の心の中に
レクオーナ=カサド・エルネスティナ(1882-1951):Amor Lejano 遠い愛
ゴットシャルク:エル・ココイェ Op.80
アントニオ・イツッリオーツ(P)

録音:2017年7月カリフォルニア ルーカス・フィルム、スカイ
ウォーカー・サウンド
およそ100年にわたるキューバのピアノ音楽集。このアルバムはゴットシャルクの「熱帯地方の夜」で始まり、彼の影響を 受けた作曲家たち、サウメル、エスパデーロ、セルバンテス、ブランク、レクオーナの作品を集め、最後は再びゴットシャルク の作品で幕を閉じる魅力的な選曲で構成されており、ここで聴ける作品からは、キューバにおける「クラシック音楽」の発 展を示唆しています。ピアニスト、イツッリオーツはキューバで生まれ7歳でアメリカに移住。9歳で初のコンサートを行い、 15歳の時には「リスト:ピアノ協奏曲第1番」でオーケストラと初共演を果たしています。ゴドフスキーの研究家としても知 られており、彼が制作したゴドフスキーのドキュメンタリー映像は、アメリカ全土のテレビで放映され好評を博しています。
STEINWAY&SONS
STNS-30105(1CD)
NX-B07
ドビュッシーへのオマージュ
ドビュッシー:映像 第1集
フローラン・シュミット:幻影 Op.70-「クロード・ドビュッシーの思い出」
ドビュッシー:映像 第2集
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(L.ボルヴィクによるピアノ編編)
デュカス(1865-1935):牧神のはるかな嘆き
ドビュッシー:管弦楽のための夜想曲-祭り(V.レイチキスによるピアノ編)
ファリャ:ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌-ドビュッシーの思い出
ドビュッシー:リンダラハ(J.ロジャー・デュカス編)
ドビュッシー:星の夜(K.アットウッド編)
ドビュッシー:忘れられた小唄 第2番(D.エリクール編)
ドビュッシー:美しき夕暮れ(K.アットウッド編)
サンドロ・ルッソ(P)

録音:2018年5月27日-6月12日
ニューヨーク、ペイトリッチ・サウンド・スタジオ
2018年のドビュッシー没後100年を記念アルバム。世界中で活躍するピアニスト、サンドロ・ルッソがドビュッシーに敬意 を表し、その作品を通して彼が思う通りの“作曲家の肖像”を描き上げます。ドビュッシー自身のピアノ作品だけにとどまら ず、フローラン・シュミットやデュカス、ファリャが書いた”作曲家へのオマージュ”や、編曲版など幅広い選曲が魅力。なか でもボルヴィックがピアノ用に編曲した「牧神の午後への前奏曲」や、レイチキスが編曲した「祭り」は、オーケストラの陰 影ある響きが余すことなくピアノへと移し替えられています。

Linn
CKR-396(2CD)
NX-D04
バッハ:無伴奏チェロ組曲 (全曲) リチャード・タニクリフ (チェロ、5弦ピッコロ・チェロ)
チェロ:ニュルンベルクのレオンハルト・マウシエル1720年頃製作と伝えられるオリジナル楽器/
*5弦ピッコロ・チェロ:ボルドーのピエール・マラアル1726年製作、オリジナル楽器
ピッチ:a' = 415HzbCKD396

録音:2010年10月12-16日、2011年2月14-16日、2011年11月21日
聖ジョージ教会、英国ケンブリッジ、チェスタートン
エイヴィソン・アンサンブル、エイジ・オブ・エンライトメントO、フレットワークなどでの活躍で知られる英国出身のベテラン中のベテラン、バロック・チェロ、ヴィ オール奏者、リチャード・タニクリフによるバッハ。2012年にSACDでリリースしたアルバムが、通常CDで再発売となりました。作品を深々と表現する安定した技 量と堂々とした解釈、教会の残響を大きく拾った美しい録音などが聴きどころです。
Linn
CKR-R343(1CD)
NX-B09
フェルナンド・ソル (1778-1839):初期ギター作品集
12のメヌエット Op.11 より
 第6番イ長調 アンダンテ・マエストーソAndante Maestoso
 第7番イ短調 アンダンテ
 第8番イ長調 アンダンテ・コン・モート
モーツァルト「魔笛」の主題による変奏曲 Op.9
メヌエット ハ短調 Op.24-1
メヌエット ハ長調 Op.5-3
アンダンテ・ラルゴ Op.5-5
12のメヌエット Op.11 より
 第5番ニ長調 アンダンテ・マエストーソ
 第4番ニ長調 アンダンテ・コン・モート
スパニッシュ・ギター練習曲 Op.6 より
 第2番イ長調 アンダンテ・アレグロ
 第8番ハ長調 アンダンティーノ
 第9番ニ短調 アンダンテ・アレグロ
 第11番ホ短調 アレグロ・モデラート
 第12番イ長調 アンダンテ
グラン・ソロ Op.14 アンダンテ、アレグロ
メヌエット ト長調 Op.3
ウイリアム・カーター(ギター/19世紀の楽器にもとづくトニー・ジョンソンによる復元楽器2006年製)

録音:2009年1月12-13日
聖マーチィン教会、英国イースト・ウッド
ヘイ
ギター独奏による楽曲の芸術性と表現力を格段に高めた功績で、ギターのベートーヴェンの異名を取るソル。バルセロナに生まれながら歴史に翻弄され、後半 生ではフランスを中心とした国外で過ごした彼が、スペインから逃れた直後くらいまで、年齢で言うとおよそ三十代中盤までの作品を集めた作品集です。今日で はソルの代表作と言える「魔笛」変奏曲は、モノスタートスとその部下たちがパパゲーノの鈴の音に浮かれる「なんと美しい響き」によるもの。その人物像はあまり 知られていない彼の妻に捧げられた「アンダンテ・ラルゴ」、そして「グラン・ソロ」という3つの大曲を中心に、小品をちりばめた構成となっています。アメリカ出身の ウィリアム・カーターはパラディアン・アンサンブルの創立メンバーでもあり、エンシェント室内管など多くのピリオド・アンサンブルに参加するバロック・ギターの名手で す。以前SACDで発売されていた商品の通常CDでの再発売。

FUGA LIBERA
FUG-744(1CD)

NYCX-20001(1CD)
国内盤
税込定価
シューベルト:ピアノ作品集
シューベルト:ハンガリーの調べ ロ短調 D817
シューベルト:アダージョ ホ長調 D612
シューベルト:幻想曲 ハ長調「さすらい人幻想曲」 D760
リスト:しぼめる花 〜「シューベルトの六つの歌曲」S563 より
 粉挽き職人と小川〜「シューベルトの水車小屋の連作歌曲」S565 より
シューベルト:即興曲集 D899
シューベルト:クーペルヴィーザー・ワルツ D Anh.I/14
(採譜・校訂:R・シュトラウス 1864〜1949)
川口成彦(フォルテピアノ)
使用楽器:ウィーンのコンラート・グラーフ(1782〜1851)1817 年製モデルに基づく
クリス・マーネ製作による再現古楽器

録音:2017年4月2-4日 メルセン教会・ベルギー北西部オーストフランデレン地方
【国内盤解説】・・・川口成彦
20 歳の時に “アントン・ヴァルター” (18 世紀後半から 19 世紀にかけて活躍したウィーンの鍵盤楽器製作者)のフォルテピアノの精巧な 再現楽器に出会い、この時代の楽器のすばらしさに開眼したというピアニスト、川口成彦。ピリオド楽器の持つ繊細かつ多彩な音色に魅入 られた彼は、楽器の魅力と性能を極限まで研究し、19 世紀の音の再現に力を尽くしています。2017年に録音されたこのシューベルトは、 当時の彼の思いを伝えるものであり、新たな飛躍の幕開けともなった 1 枚です。ピアノの歴史は「発掘」ではなく「変容」であり、作品が生ま れた当時の楽器によってようやく表現できる微妙なニュアンスというものが多々あると語る川口の演奏。その美しく変幻自在な響きをお楽しみ ください。

Coviello
COV-91818(1CD)
20〜21世紀アメリカのピアノ曲集
ガーシュウィン:ピアノのための前奏曲
ジェフスキ:4つのアメリカ北部のバラード
エイミー・ベス・カーステン:(speak to me)
ケヴィン・マローン:The People Protesting Drum Out Bigly Covfefe
モートン・グールド:ブギウギ・エチュード
アダム・スウェイン(P)
イギリスのピアニスト、アダム・スウェインによるアメリカ作品集。ケヴィン・マローンの作品は2017年、エイミー・ベス・カーステンの作品は2010年に書 かれた作品です。アメリカ特有のポップ・カルチャーや政治的な表現も含まれた、一筋縄ではいかない内容となっています。 (Ki)


Altus
ALT-396(1CD)
ブラームス:ピアノ曲集
3つの間奏曲 Op.117
6つのピアノ小品 Op.118
パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
島田彩乃(P)

録音:2017年1月11-13日/三重県総合文化センター 大ホール
ベーゼンドルファーの深い音が、この演奏に特別の重みと温かさを付加し、彼女の中に眠るブラームスへの共感が音として像を結ぶ。近年のブラームス 演奏に失われがちなバスの音を基軸に、和音と和声を、縦と横に構築する姿が新鮮に写る。自由な解釈が横行する今日だが、作品と作曲家の想いを踏ま えるというのは基本中の基本、とても大切なことだ。そうしたアプローチが、作品に奥行きと立体感をもたらし、晩年のブラームスに聴き手の心もいつし か共鳴する・・・。 (トッパンホール プログラミング ディレクター 西巻 正史)
この作曲家に惹かれたきっかけは、パリ留学時に取り組んだチェロ・ソナタ第1番(作品36)。初めて楽譜を見たときには、まずピアノパートの音数の 多さに愕然とした。ソロの曲を練習するのと同じくらいの時間をかけて準備し、いよいよチェリストと合わせると……2つの楽器の音色が絶妙に混ざり合 う様、旋律が絡み合う感覚、さらに、練習すればするほど、相手のパートを知れば知るほど、作品の魅力が次々と溢れ出てくることにすっかり魅了されて しまった。この作曲家についてもっと理解を深めたいという思いが日に日に高まり、ついにはドイツへの移住を決心。ドイツ国内を巡り、自分と同じくらい ブラームス(と室内楽)を愛するドイツ人教授を探し当て、ライプツィヒの街へと移り住んだ。同じヨーロッパ、しかもすぐ隣の国であるにも拘わらず、そ れまでいたフランスとはまったく異なる文化、国民性に触れ、毎日新鮮な気持ちで生活。音楽面においても、別の感覚、思考、奏法等、多くを学んだ。 今回の録音ではベーゼンドルファー社のピアノを使用。多くの作曲家(ブラームスもその中の一人)から助言を得ながら名器へと成長を遂げたこの楽器に はブラームス自身も厚い信頼をおき、演奏会でもよく使用していたという。ブラームス特有の温かみ、憂い、寂れ、厚み、深みを表現するための大きな助 けを得た。 (島田彩乃ライナーノートより)

■島田彩乃 プロフィール
桐朋女子高等学校音楽科を首席で卒業。パリ国立高等音楽院、同研究課程、エコール・ノルマル音楽院修了。その後、文化庁海外留学制度研修員とし てライプツィヒ音楽大学にて研鑽を積む。全日本学生音楽コンクール、ジャン・フランセ国際音楽コンクール第1位、トラーニ国際ピアノコンクール第1位、 シドニー国際ピアノコンクール第4位および特別賞をはじめ、国内外数々のコンクールにて優勝、入賞。 パリ在住時より、フランスおよびヨーロッパ各国、日本、また南アフリカ、チュニジアにおいてもフェスティバルにたびたび招かれ、パリ・サル・コルトー、 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、フィレンツェ・ヴェッキオ宮殿等々内外にて演奏活動を行うほか、東京フィルハーモニーSO、九州SO、シド ニー SO、ヨハネスブルグSO等オーケストラとの共演、TV・ラジオ出演など、多岐に亘った活動を活発に行う。 これまで、故福岡幸子、須田眞美子、ジャン=フランソワ・エッセール、アキレス・デル=ヴィーニュ、ジャン=クロード・ペヌティエ、ゲラルト・ファウ ツの各氏に師事。また、作品解釈および演奏表現において西巻正史氏のアドバイスを受ける。 十余年に及ぶ欧州活動の後、2011年帰国。ソロのみならず室内楽にも精力的に取り組み演奏活動を行い、国内外のアーティス トと共演、厚い信頼を得 ています。同時に、上野学園大学講師、コンクール審査など後進の指導にも力を注いでいます。 現在もたびたび欧州のフェスティバルに招かれ、リサイタル出演、マスタークラス講師等、海外でも継続して活動を展開しています。

オクタヴィア
OVCT-00159
税込定価
2019年1月23日発売
音楽の花束/森本麻衣
ショパン:幻想即興曲
 夜想曲 「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
 バラード 第1番
 ポロネーズ 第6番「英雄」
ドビュッシー:2つのアラベスク
メンデルスゾーン:無言歌集より 「甘い思い出」、「春の歌」
 ロンド・カプリチオーソ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番「月光」
森本麻衣 (P)

録音:2018年10月1-3日 埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)
森本麻衣は東京藝大、同大学院を卒業後、ドイツ国立ミュンヘン音楽大学大学院に留学し、ゲ ルハルト・オピッツに学んだピアニストです。帰国後は、全国でコンサート展開するほか、後進の 指導にも力を注いています。当盤は、彼女の記念すべきデビューアルバムとなります。 森本の熱い想いがつまったプログラムで、お客様への感謝の気持ちを花束にして届けます。自 身が一生かけて演奏し続けたいと語る、ショパンの幻想即興曲をはじめ、ファンタジックな世界が 広がる楽曲たちが並びます。音楽が魔法のように広がり、美しい音色が聴く者を包み込むことで しょう。 クラシックがお好きな方はもちろん、あまり馴染みのない方にも、心地よくお聴きいただけるアル バムとなりました。(オクタヴィア)

Hyperion
CDA-68054(1CD)
ドホナーニ:ピアノ独奏作品全集Vol.4
6つの演奏会用練習曲 Op.28
古い様式による組曲 Op.24
6つの小品 Op.41
パッサカリア 変ホ短調 Op.6
ジプシー風ロンド(ブラームスのピアノ四重奏曲第1番 Op.25 第4楽章)
マーティン・ロスコー(P)

録音:2018年3月21日ー23日、ポットン・ホール(サフォーク)
ピアノ王国ハイペリオン(Hyperion)の主要ピアニストの1人、イギリスの名手マーティン・ロスコーが2011年にスタートしたエルネー・ドホナーニ(1877−1960)のピアノ独奏作品全集。ついに最終巻となる第4巻では、リストの影響を受ける演奏会用練習曲やバロック・スタイルによる「古い様式による組曲」、そして後期の「6つの小品」を中心に、ブラームスの「ピアノ四重奏曲第1番第4楽章 ジプシー風ロンド」のピアノ・アレンジ版も収録。
Hyperionのロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズでもドホナーニのピアノ協奏曲集(CDA 66684)を弾いているというドホナーニ弾き、マーティン・ロスコーの深い解釈、鋭く華麗なピアニズムにご注目ください。

Prima Facie
PFCD-061(1CD)
バック・トゥ・バッハ〜トリビュートとトランスクリプション
リスト:バッハの主題による変奏曲
バッハ(ラフマニノフ編):無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ ホ長調からの組曲
バッハ(ブゾーニ編):コラール前奏曲「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」、
 シャコンヌ、
 コラール前奏曲「われらは汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」
リスト:バッハのカンタータ「泣き、嘆き、憂い、おののき」のコンティヌオによる変奏曲
ケネス・ハミルトン(P)
プリマ・フェイシー(Prima Facie)の看板アーティストであるケネス・ハミルトンは、ロナルド・スティーヴンソンとローレンス・グローヴァーにピアノを師事し、現在はウェールズのカーディフ音楽大学のピアノ科教授として後進の育成と研究に力を注いでいるスコットランドの実力派ピアニスト。師であるスティーヴンソンのピアノ作品のスペシャリストとしても知られており、その演奏と解釈は高い評価を受けています。 ハミルトンのバッハ・アルバムは、バッハの音楽をテーマとしたリストのトリビュート的作品と、ラフマニノフとブゾーニによるアレンジ作品によるプログラム。スティーヴンソンのスペシャリストのヴィルトゥオージティが発揮された快演です。
Prima Facie
PFCD-072(1CD)
セイデイー・ハリソン:ピアノ独奏作品集
ナイチンゲールの帰還*
6つの小品「Par-feshani-ye」+
6つの夜想曲「月光」**
ウィリアム・ベインズの6つのポートレート「影」**
4つのジャズ・ポートレート**
花々の魂/ノーザン・ライツ
ルナ 〜 ニコラのための
イアン・ペイス(P)*、
レネ・レズネック(P)+、
ダンカン・ハニーボーン(P)**、
フィリッパ・ハリソン(P)

録音:2017年4月17日−18日、ターナー・シムズ・コンサート・ホール(サウサンプトン、イギリス)
演奏家、作曲家、そして考古学者としても活躍するオーストラリア出身の音楽家、セイディー・ハリソンのピアノ独奏作品集。英国の知られざるピアノ作品のスペシャリスト、ダンカン・ハニーボーンの録音に参加しています。
Prima Facie
PFCD-065(2CD)
ハウエルズ:クラヴィコードのための音楽
ランバートのクラヴィコード Op.41(HH 165)
ハウエルズのクラヴィコード 第1巻(HH 237)
ハウエルズのクラヴィコード 第2巻
ジュリアン・パーキンス(クラヴィコード)

録音:2016年3月&4月、イギリス
※使用楽器:after Johann Heinrich Silbermann by Peter Bavington(2015) / Thomas Godd(1952) / Arnold Dolmetsch(1925)
バーゼル・スコラ・カントルムやロンドン王立音楽アカデミーなどで学び、チェンバロ、クラヴィコードなどのピリオド鍵盤楽器の名手としてChandos、Coro、Avieなどに録音を残しているジュリアン・パーキンス。
ハウエルズがクラヴィコードのために作曲した「ランバートのクラヴィコード」と「ハウエルズのクラヴィコード」は、ジョン・マッケイブがピアノで弾いたものはHeliosからリリースされており、クラヴィコードで弾いたものはルース・ダイソンによる抜粋盤(8曲)が1981年にLPリリースされていましたが、このアルバムは、クラヴィコードで全曲を弾いた最初のレコーディングとなります。
Prima Facie
PFCD-071(1CD)
オスロからの葉書〜ソロ・コントラバスのための音楽
シモン・ガルシア:リフレクションズ、ポーラー・ライツ
ジョン・アレクサンダー:インテリジェント・ハンド
テッポ・ハウタ=アホ:ダンのバラード
サディ・ハリソン:Hallristningsomradet
テリエ・ヴィーケン:5つの小品
スティーヴ・プルーズ:コルトレーン
ベルナルド・サレス:ベース・ソロのためのソナタ
マルクス・パウス:ソロ・ベースのためのソナティナ
マラン・マレ:人間の声 (ヴィオール小品)
ダン・ステュッフェ(Cb)

録音:2016年12月21日−22日、ノルウェー音楽アカデミー
ダン・ステュッフェは、スウェーデン生まれ、ゲーリー・カーのアシスタントを務めた後、1985年にオスロでデビューし、ノルウェーを拠点に活動、現在はオスロ・フィルの副首席奏者、ノルウェー音楽アカダミーの教授などを務める世界的コントラバスの名手。ステュッフェのために書かれた作品を中心に、コントラバス独奏のための貴重なレパートリーを集めたコントラバス・ファン垂涎のアルバム。

Danacord
DACOCD-831(1CD)
タンゴ・ジェラシー、ホラ・スタッカート 〜 デンマークとルーマニアの小品集
ニルス・W・ゲーゼ(1817−1890):カプリッチョ
エネスコ:協奏的即興曲
ニールセン:ロマンス(幻想的小品 FS8(Op.2)から)
コンスタンティン・C・ノッタラ(1890−1951):シチリアーナ(Siciliana) Op.1 no.1
ニールセン:花よ、ただ頭(こうべ)をしずめなさい
チプリアン・ポルムベスク(1853−1883):バラード
コンスタンティン・ディミトレスク(1847−1928):農民の踊り Op.15
ミルチャ・キリアク(1919−1994):セレナード
エーギル・ハーダー(1917−1997):ロマンス第1番 ニ長調
フィニ・ヘンリケス(1867−1940):子守歌
エネスコ:バラード
ニルス・W・ゲーゼ(1817−1890):結婚ワルツ(バレエ「民話」から)
ディニーク(1889−1949):ホラ・スタッカート
ヤコブ・ゲーゼ(1879−1963)タンゴ・ジェラシー
ミハエラ・オプレア(Vn)、
ヤコブ・アルスゴー・ベーア(P)

録音:2018年7月2日−4日、アルシオン・コンサートホール(スナボー、デンマーク)
コンチネンタル・タンゴの代表的作品のひとつ、ヤコブ・ゲーゼの「ジェラシー」、グリゴラシュ・ディニクの「ホラ・スタッカート」、カール・ニルセンの歌曲「花よ、ただ頭(こうべ) をしずめなさい」の編曲、「望郷のバラード」の邦題でも知られるポルムベスクの「バラード」、ニルス・ゲーゼの「結婚ワルツ」、フィニ・ヘンリケスの「子守歌」……。デンマークとルーマニアの作曲家やヴァイオリニストが書いた、ヴィルトゥオーゾ的作品も含むヴァイオリンとピアノのための小品集。ミハエラ・オプレアは、ルーマニア、ブラソフ生まれのヴァイオリニスト。キュイ音楽学校とブカレスト音楽院で学び、1998年、南ユランSO(デンマーク・フィルハーモニックO)に入団しました。2006年から2009年までオーフス王立音楽アカデミーでキム・シューグレンに学び、ソリストのディプロマを取得。南ユランSOの第2ヴァイオリン・セクションのリーダーを務めています。ピアニストのヤコブ・アルスゴー・ベーア(1984−)は、オーフスのアカデミーでアネ・ウーランに学び、2012年11月、修了のコンサートを行ってソリスト・デビューしました。

Quartz
QTZ-2129(2CD)
ヴィラ=ロボス:ピアノ作品全集Vol.4 & 5
かわいい子供たち/輪になって遊ぼう
おとぎ話/実用の手引き第1巻〜第11巻
マルセロ・ブラトケ(P)

録音:2016年3月&2017年4月、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
クラシックからジャズまで幅広いジャンルで活躍するブラジルのピアニスト、マルセロ・ブラトキが取り組む、エイトール・ヴィラ=ロボス(1887−1959)のピアノ作品全集。
第4巻&第5巻のセットは、子供からインスピレーションを得た作品、そして音楽教育者としての優れた業績を示す「実用の手引き(全11巻)」を収録。
これらの作品は、ドビュッシーの「子供の領分」やシューマンの「子供の情景」と同じように、「子供に触発された」作品であっても、「子供の演奏向け」ではなく、ある程度の技術や音楽的感性が要求されます。

RUBICON
RCD-1016(1CD)
ノーテイションズ&スケッチズ〜ブーレーズ、デュティユー、メシアン:独奏ピアノ作品集
ブーレーズ:12のノタシオン、
 天体暦の1ページ
デュティユー:ピアノ・ソナタ、3つの前奏曲
 扇状の小前奏曲
メシアン:シラヒゲムシクイ、前奏曲(Op.posth)
アレグザンダー・ソアレス(P)
次代を担う才能あふれる若きアーティストたちのための"クリエイティヴ・ホーム" 「Rubicon」から、またも新しい鮮烈な才能が登場!
イギリスのピアニスト、アレグザンダー・ソアレスは、23歳でサウスバンク・センターでデビューし、2015年のロイヤル・オーヴァー=シーズ・リーグ・コンクールでゴールド・メダルを受賞、シティ・ミュージック財団の「2015アーティスト」に選ばれています。
コンサート・プログラムの大半をフランスの現代音楽が占めるアレグザンダー・ソアレス。このデビュー・アルバムでもピエール・ブーレーズ、アンリ・デュティユー、オリヴィエ・メシアンといったフランス現代音楽を代表する作曲家たちのレパートリーを、その峻烈なテクニックと音楽性で披露します。
メシアン研究の権威ピーター・ヒルの発見・校訂・初演で話題を呼んだ、メシアンの「シラヒゲムシクイ(La Fauvette Passerinette)」も収録。

Avie
AV-2398(1CD)
シューマン:蝶々 Op.2
ブラームス:3つの間奏曲 Op.117、
 6つの小品 Op.118
シューマン:子供の情景 Op.15
サラ・ベス・ブリッグス(P)

録音:2018年7月16日−18日、セダーズ・ホール、ウェルズ・カテドラル・スクール(イギリス)
世界初録音となったハンス・ガルのピアノ協奏曲(AV 2358)で英グラモフォン誌「クリティクス・チョイス」に選ばれ、ハンス・ガルのピアノ三重奏曲集(AV 2390)は英MusicWeb Internationalで「レコーディング・オヴ・ザ・マンス」に選ばれるなど、ハンス・ガルの一連の録音でその名と実力を知らしめたイギリスのピアニスト、サラ・ベス・ブリッグス。Avie Recordsへの初めてのソロ・レコーディング、そしてメジャー・レパートリーは、シューマンの「蝶々」と「子供の情景」、ブラームスの作品117と118の小品集。ロベルト・シューマンの妻であり、ブラームスのミューズでもあったクララ・シューマンから大きく影響を受けてきた、ロマンティックで魅力的な小品集です。
11歳でBBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤーのファイナリストとマイラ・ヘス・アウォードに最年少で選ばれたサラ・ベス・ブリッグスは、4年後のザルツブルク国際モーツァルト・コンクールで共同優勝者となり国際的に活躍。英国の主要ホールでリサイタルを行い、ドイツ、スイス、フランス、イタリア、アメリカでリサイタルとコンチェルトを披露。ヨーク大学で長年鍵盤楽器を教え、スイスとアメリカでも教鞭を執っています。

Tonar
TONAR-70901(1CD)
ウカシュ〜ホセ、タンスマン、ルトスワフスキ作品集
アントニオ・ホセ:ギター・ソナタ
アレクサンドル・タンスマン:カヴァティーナ
ルトスワフスキ:民謡集
タンスマン:ポーランド風組曲
ウカシュ・クロパチェフスキ(G)

録音:2008年、2012年、ポーランド
ウカシュ・クロパチェフスキは、ポーランド出身、東京国際ギター・コンクール第2位など各地のコンクールで入賞し、アメリカでマヌエル・バルエコに師事、現在はポーランドのポズナン音楽アカデミー教授、ポーランド・ギター・アカデミー・フェスティヴァルの芸術監督を務める俊英ギタリスト。ポーランド放送からリリースされながらも入手困難となっていた録音の嬉しい復刻。
Tonar
TONAR-40515(1CD)
チャイナ・ウェスト
バッハ(バルエコ編):ソナタ第6番ト長調 BWV.1019
モレノ・トローバ:版画
ピアソラ(アサド編):フーガと神秘、レビラード
陳怡(チェン・イ)(バルエコ編):組曲 「チャイナ・ウェスト」
アサド:エンチャンテッド・アイランド(世界初録音)
チャップリン(アサド編):チャップリン・メドレー(伯爵夫人、ライムライト、モダン・タイムス、犬の生活)
マヌエル・バルエコ(G)、
北京ギター・デュオ
キューバの伝説的ギタリスト、マヌエル・バルエコと、その弟子である北京ギター・デュオ(王雅夢、蘇萌)によるギター三重奏。バッハのヴァイオリン・ソナタやピアソラ、チャップリンのアレンジなど魅力的なプログラム。
Tonar
TONAR-11015(1CD)
バッハ・トゥ・タン・ドゥン
スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K.173、
 ソナタ ニ短調 K.141
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ソナティナ・カノニカ Op.196
グラナドス
:詩的なワルツ集
タン・ドゥン:ウォーターカラーの中の8つのメモリー Op.1(世界初録音)
北京ギター・デュオ

録音:2010年、2011年
バルエコに学んだ中国の注目ギタリスト、メン・スー(蘇萌)、ヤメン・ワン(王雅夢)からなるギター・デュオ。スカルラッティから、バッハ、カステルヌオーヴォ=テデスコ、グラナドスを経て、祖国中国のタン・ドゥン(譚盾)の世界初録音曲まで、多彩なリサイタル・アルバム。バッハの「シャコンヌ」は、ピアノ・アレンジで知られるブゾーニ編曲版をベースに、U.シュトラッケがギター二重奏版へと編曲したもの。

TOCCATA
TOCC-0243(1CD)
NX-B03
ライヒャ(1770-1836):ピアノ作品全集 第3集
ロンド 第2番ヘ長調(1800頃)
エチュード集またはエグゼルシス集 Op.30-第1巻(1800頃)
エチュード集またはエグゼルシス集 Op.30-第2巻(1800頃)
フレスコバルディの主題による幻想曲(1800頃)
ヘンリク・レーヴェンマルク(P)

録音:2016年11月3日,2018年1月5日
すべて世界初録音
チェコ生まれの作曲家ライヒャ(レイハとも)。24曲の木管五重奏をはじめとした数多くの「管楽器の為の作品」な ど、管楽器作品のパイオニアとして知られますが、実はピアノ曲でも「フーガ」や「変奏の技法」など趣向を凝らした興味 深い作品を残しています。この「エチュード集またはエグゼルシス集 Op.30」はピアノを演奏する上で要求されるさまざま な技術を克服するために作曲された曲集。音階やトリル、三度重音などの基本的な練習に加え、ト音記号、ハ音記 号などが入り組んだ「音部記号」の読み方、異名同音の読み方の練習などさまざまな仕掛けが施されています。ライ ヒャの独創性と魅力的な旋律を味わうことができる1枚です。
TOCCATA
TOCC-0513(1CD)
NX-B03
ゲオルギー・コニュス(1862-1933):ピアノ作品集
3つの小品 Op.1より
アルバムの綴り Op.13
無言歌 Op.17(1900)
情景画 Op.19/子守歌 Op.24(1901)
8つの小品 Op.25 (1900年代初頭)より
8つの小品 Op.31より
前奏曲 Op.33(1910)
8つの小品 Op.34より
 第2番:Crepuscule 夕暮れ
 第3番:Scherzino スケルツィーノ
 第4番:Romance ロマンス
 第7番:Capriccioso カプリチョーソ
3つの小品 Op.36(1907)
ラルゴ Op.39
ジョナサン・パウエル(P)

録音:2017年2月13.14日
すべて世界初録音
ロシアの作曲家ゲオルギー・コニュス。すぐ下の弟ユーリはハイフェッツが愛奏した「ヴァイオリン協奏曲」を作曲、またその 下の弟レフも、やはり作曲家、教育者として音楽に携わり、3人あわせて"コニュス3兄弟"として名を馳せています。3兄 弟の長兄ゲオルギーは、モスクワ音楽院でタネーエフとアレンスキーに師事、チャイコフスキーから前途有望として賞賛さ れたものの、結局は作曲家としてよりも楽曲分析に力を入れたためか、数多く残された作品のほとんどは忘れ去られて しまいました。しかし、彼の作品はどれも調和が取れており、晩年にはスクリャービンを思わせる神秘的な作風も用いる など聴きどころが多く、このアルバムに収録された小品は彼の特徴を端的に表すもの。スクリャービンを得意とするピアニス ト、ジョナサン・パウエルの演奏はコニュスの魅力を存分に引き出しています。

Forgotten Records
fr-1546(1CDR)
ロバート・コーンマン〜バッハ
パルティータ第6番ホ短調 BWV.830
フランス組曲第6番ホ長調 BWV.817
平均律クラヴィーア曲集第1巻〜前奏曲とフーガ 変ホ短調 BWV.853
ロバート・コーンマン(P)

録音:1956年頃
※音源: Le Club Mondial du Disque CMD 324


Audite
AU-21459(3CD)
ボレット全盛期のレア音源集
(1)ショパン:12のエチュードOp.25
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
(3)シューマン:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.14
(4)グリーグ:バラードOp.24(抜粋)
(5)フランク:前奏曲、アリアとフィナーレ
(6)ショパン:幻想即興曲Op.66
(7)ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なポロネーズOp.22
(8)同:ポロネーズ第3番イ長調Op.40の1「軍隊」
(9)同:ポロネーズ第4番ハ短調Op.40の2
(10)同:ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」
(11)シューマン(リスト編):春の夜Op.39の12
(12)ドビュッシー:映像第2集
(13)同:仮面
(14)デロ=ジョイオ:ピアノ・ソナタ第2番
(15)ゴドフスキ:ヨハン・シュトラウスの「こうもり」による交響的変容
ホルヘ・ボレット(P)
モーシェ・アツモン(指)
ベルリンRSO

録音:1974年12月3日/フランス放送(ステレオ)(2)、1968年4月24日(ステレオ)(1)、1964年3月11日(モノラル)(3)、
1961年10月2日(モノラル)(4)(12)(13)、1962年3月26日(モノラル)(5)、1963年2月21日(モノラル)(6)、1971年3月3日(ステレオ)(7)、
1966年12月2日(ステレオ)(8)(9)(10)(11)、1966年1月6日(ステレオ)(14)、1963年2月21日(モノラル)(15)

以上ベルリン・ラジオハウス・ザール3
ホルヘ・ボレット(1914-1990)はキューバ出身のアメリカのピアニスト。大柄な技巧と濃厚な表現による19世紀風ピアノ演奏でファンの多い巨匠。 独特のコクのある音色を持ち、たっぷりと歌われたリストやショパンは絶品でした。ボレットはゴドフスキに学んだ後、ラフマニノフの従兄でリストとチャイコフスキーの愛弟子だったジロティに師事して仕上げた、まさに血統書付のピアノDNAを持っています。しかしずっと不遇で、1970年代になりようや く世界的な注目を集め、Deccaを中心に録音を残しました。 このアルバムはボレット全盛期1960-70年代の貴重な記録で、ゴドフスキの「こうもり」以外は世界初出。当時最先端だった西ドイツの放送局のクオ リティにより奇跡的な状態で収録されていました。それをaudite社主ベッケンホーフが細心のマスタリング技術で、見事な音質に蘇らせました。
今回のアルバムの凄い点は、ほとんどの楽曲がボレット唯一の録音で、ここでしか聴くことができないということ。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番 「皇帝」は、いかにもボレットに向いていそうながら、確かに他では聴いたことがないはず。予想を上回る大きな演奏で圧倒されます。またショパンの作 品25のエチュードを全12曲弾いているのも嬉しすぎる発見。「英雄ポロネーズ」や「軍隊ポロネーズ」も全盛期のボレットも魔術的演奏で楽しめます。
さらに興味深いのは、「オーケストラなしの協奏曲」の異名を持つシューマンのピアノ・ソナタ第3番と、グリーグの作品中でも最もドラマティックで深 い大作「バラード」が残っていたこと。シューマンのボルテージの高さ、グリーグ(何故か第12変奏カット)の慟哭は誰の演奏も及ばぬ境地に至ってい ます。この2作をボレットの演奏で味わえるのはピアノ音楽の醍醐味と申せましょう。またボレットと同時代の友人ノーマン・デロ=ジョイオのピアノ・ソ ナタ第2番は、彼がカーネギホールで世界初演したゆかりの曲。これもボレットの録音が残っていたのは幸運の至り。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32810(1CD)
ソロ・チェロ・ポートレート
(1)コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタOp.8
(2)クルターク(1926-):民謡風に
(3)リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
(4)クルターク:クリスティアン・ズターへのメッセージ=コンソレーション(チェロのためのサイン、ゲーム、メッセージより)
(5)エトヴェシュ(1944-):ポリーへの2つの詩
(6)クルターク:ソクラテスの別れ(チェロのためのサイン、ゲーム、メッセージより)
(7)ドゥカイ(1950-):信仰の贖罪
(8)クルターク:ヤーノシュ・ピリンスキ、ジェラール・ド・ネルヴァル〜ゾルターン・コチシュに捧げる(チェロのためのサイン、ゲーム、メッセージより)
(9)ドゥカイ:私は私の心で見た
(10)クルターク:シャドウ
ディッタ・ローマン(Vc)

録音:2017年11月18-21日/フンガロトン・スタジオ
イヴァン・モニゲッティ、ミクローシュ・ペレーニなど世界的チェリストに師事したローマンはペレーニの秘蔵っ子として知られ、ヨーロッパを中心に活躍して おります。2012年にはライプツィヒで行われたバッハ国際コンクールのチェロ部門第2位受賞し、バッハ弾きとして確固たる地位を築きました。これまでは端正 で正当的なスタイルで優しく語りかけてくるような女性らしい可憐な演奏が魅力でしたが、当ディスクでは自国の作品を朗々と奏でております。
トランシルヴァニアの民俗楽器の手法を用いたコダーイの無伴奏チェロ・ソナタは1923年にザルツブルクで開かれた第1回国際現代音楽祭にて初演された 作品で、現在ではチェロ奏者の必須レパートリーに数えられます。
ローマンはフンガロトン・レーベルよりバッハの無伴奏組曲の第1、3、5番を収めた第1集(HCD 32731)、第2、4、6番を収めた第2集(HCD 32732)、ヴァ イオリン・ソナタ第2&3番、無伴奏フルートのためのパルティータそして、無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番を5弦チェロ・ピッコロによる編曲版(HCD 32796)、そしてドビュッシー、ベルトーク、ファリャ、ラヴェルの作品集(HCD 32793)をリリース。いずれも好評を博しております。 (Ki)

DOREMI
DHR-8060(1CD)
ジュリアン・ブリーム/オールドバラ音楽祭ライヴ
(1)ダウランド:テノールとリュートのための11の歌曲
(2)ブリテン:テノールとギターのための6つの中国の歌 Op. 58
(3)ブリテン:テノールとギターのための3つのイギリス民謡編曲
(4)テレマン:フルート、リュートとチェンバロのためのトリオ・ソナタ
(5)トゥリーナ:ギター・ソナタ Op.61
(6)シューベルト:フルートとギターのためのワルツ集 Op.9 (D 365)
ジュリアン・ブリーム(リュート、ギター)
ピーター・ピアーズ(T)
オーレル・ニコレ(Fl)
ジョージ・マルコム(Cemb)

録音:(1)-(3)1958年6月7日、(4)-(6)1959年6月23日/オールドバラ音楽祭でのライヴ
初CD化。ブリテンが創設に関わった、イギリスで毎年6月に開かれる「オールドバラ音楽祭」。名リュート&ギター奏者、ジュリアン・ブリームが参加した 1958年と1959年のライヴ録音が登場します。58年はピアーズとの共演、言わずと知れた名コンビの演奏です。59年はニコレ、マルコムとの共演でこちらも豪華。 (Ki)

TYXart
TXA-18118(1CD)
バッハ:パルティータ第6番ホ短調 BWV830
ブラームス:間奏曲 ロ短調 Op.119、ホ長調 Op.116、イ短調 Op.76-7、イ長調 Op.118-2
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』
アレクセイ・コルニエンコ(P)
1954年生まれのロシアのピアニスト、アレクセイ・コルニエンコによる3大Bアルバム。彼はブラームスへの共感が熱く、このアルバムでもブラームスの間 奏曲がメインとなっています。バッハとベートーヴェンの作品からも、いわばブラームス的なロマン性を引き出して演奏。ひとつのアルバムでこの3人を取り上げ 構成するのは難しい中、演奏者の個性をしっかりと刻み込んだプログラムと言えるでしょう。 (Ki)

ODRADEK RECORDS
ODRCD-366(2CD)
スクリャービン:後期ピアノ作品集
CD1)
ソナタ第5 番Op.53/2 つの舞曲Op.73/詩曲-夜想曲Op.61/
ソナタ第6 番Op.62/2 つの部分Op.59/2 つの詩曲Op.63/ソナタ第7 番Op.64/2 つの詩曲Op.71/5 つの前奏曲Op.74/詩曲「焔に向かって」Op.72
CD2)
2 つの小品Op.57/2 つの前奏曲Op.67/ソナタ第9 番Op.68/2 つの詩曲Op.69/ ソナタ第10 番Op.70/4 つの小品Op.56/アルバムの綴りOp.58/ ソナタ第8 番Op.66/3 つの練習曲Op.65
ジェームズ・クライリング(P)

録音:2015年6月(CD1)、2017年1月(CD2)ロンドン・ヘンリー・ウッド・ホール
若手ピアニスト、ジェームズ・クライリングは年少の頃よりスクリャービンの音楽に強く惹 かれ、スクリャービンのソナタに関する論文で博士号を取ったほどのスペシャリスト。この ディスクでは第5 番以降のピアノ・ソナタとその前後に書かれた彼の創作後期のピアノ作 品の全てが収められています。残響を控えたディテールの細やかな演奏がスクリャービン の音楽のより内省的な側面を際立たせる。

MSR
MS-1710(1CD)
ルイジ・ペラッキオ(1883-1966):ピアノ作品集
9 つの詩曲
25 の前奏曲
デイヴィッド・コレヴァー(P)

録音:2017年7月コロラド大学グルーシン・ホール、ボールダー
※全て世界初録音
ルイジ・ペラッキオはイタリアの作曲家でアルフレッド・カゼッラと同じ年に生まれた。近 い世代のイタリアの作曲家にマリピエロ、カステルヌーヴォ=テデスコらがいるが、ペラッ キオの作品は今日ほとんど忘れ去られてしまっています。ドビュッシーの影響が濃いもの の、時にシマノフスキを思わせる響きがあったり20 世紀イギリスの何人かの作曲家を思い 出させたりと明らかに 20 世紀の音感で書かれた音楽です。なによりもその静かで内省 的、控えめ、遠慮深めな音楽はイタリア人作曲家という一般的なイメージに反しデリカシ ーに溢れて大変美しい。聴く人を著しく選ぶがドビュッシー、ラヴェル、サティ、モンポウ、 シマノフスキ、ディーリアス、モーラン、バックスが好きな人はきっと気に入るはず。
MSR
MS-1678(1CD)
クロード・ドビュッシーのピアノ音楽
ドビュッシー: 雪の上の足跡、雪が踊っている、とだえたセレナード、
デルフィの舞姫、パックの踊り、英雄的な子守歌、象の子守歌、ルガマスク組曲、ロマンティックなワルツ、 レントより遅く、マズルカ、ダンス(シチリアのタランテラ)、ミンストレルズ、風変わりなラヴィーヌ将軍
ジェリー・ウォン(P)

録音:2018年5月
ドビュッシーのピアノ作品集より代表的な小品をセレクトした一枚。ジェリー・ウォンは中国系アメリカ人で東京オペラシティにてリサイタルを行ったこともある若手ピアニスト。インディアナ大学、マンハッタン音楽院ほかで学び、現在ソリストとしてアメリカ、アジアを中心に活動しています。ドビュッシーの音楽のエキゾチックな側面が際立つ、色彩感豊かな演奏が印象的。ピアノの暖かいタッチにピアニストの人柄が感じされる一枚。

BIS
BISSA-2197
(2SACD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン作品集
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV1001
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番イ短調 BWV1003
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調 BWV1005
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
ヤーコ・クーシスト(Vn/マッテオ・ゴフリラー制作(1702))

録音:2015年1月、2016年5月、2017年5月/オステルローケル教会(オステルローケル、スウェーデン)
制作・録音:インゴー・ペトリ
フィンランドのヴァイオリニスト、ヤーコ・クーシスト(1974-)は、オスモ・ヴァンスカが音楽監督のラハティSOでコンサー トマスターを務め、現在、指揮者、作曲家としても活動しています。2018年8月からクオピオSOの首席指揮者、また2019年にはフィンランド国 立オペラで彼の新作歌劇『氷』の初演を指揮することが決まっています。彼は、BIS レーベルへの録音が多く、『シベリウス作品全集』ではヴァイオリニ ストとして、初録音の曲も含む室内楽を中心とする作品を手がけました。クーシストの久しぶりのソロ・アルバムは、バッハの無伴奏ヴァイオリンの ためのソナタとパルティータの全曲です。彼は、ヴァイオリンを習っていた10歳の時にホ長調のパルティータを課題として与えられ、5年から6年後には、 いろいろなフーガを日課のように弾くようになったと言います。「技巧と音楽表現と目的の折り合いをつけるという、いつ終わるともしれない仕事には、な んというかスリルのような感覚がある。そのことが理解できたのも、鋭い洞察力を備えた先生たちの下で練習できたおかげだ。……これほど演奏しがいの ある美しいヴァイオリン音楽は、他にない」とクーシストは語り、制作と録音を担当したインゴー・ペトリに感謝の言葉を贈っています。録音セッションは、 ストックホルム市の北、ストックホルム群島に面したオステルローケルの教会で行われました。名器ゴフリラーで奏でる野太い音色をご堪能ください。 (Ki)


CASCAVELLE
VEL-1540(11CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ全集
ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:1/ピアノ・ソナタ 変ロ長調 Hob.XVI:2/ ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:3/ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI:4/ ピアノ・ソナタ イ長調 Hob.XVI:5/ピアノ・ソナタ ト長調 Hob.XVI:6/ ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:7/ピアノ・ソナタ ト長調 Hob.XVI:8/ ピアノ・ソナタ ヘ長調 Hob.XVI:9/ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:10/ ピアノ・ソナタ イ長調 Hob.XVI:12/ピアノ・ソナタ ホ長調 Hob.XVI:13/ ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI:14/ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:16/ ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:Es2/ピアノ・ソナタ変ホ長調Hob.XVI:Es3/ ピアノ・ソナタ ト長調Hob.XVI:G1/ピアノ・ソナタ ニ長調Hob.XVII:D1/ ピアノ・ソナタ ヘ長調 Hob.XVI:F3/ピアノ・ソナタ 変ロ長調 Hob.XVI:18/ ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI:19/ピアノ・ソナタ ハ短調 Hob.XVI:20/ ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI:33/ピアノ・ソナタ 変イ長調 Hob.XVI:43/ ピアノ・ソナタ ト短調 Hob.XVI:44/ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:45/ ピアノ・ソナタ 変イ長調 Hob.XVI:46/ピアノ・ソナタ ホ短調 Hob.XVI:47bis/ ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:21/ピアノ・ソナタ ホ長調 Hob.XVI:22/ ピアノ・ソナタ ヘ長調 Hob.XVI:23/ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI:24/ ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:25/ピアノ・ソナタ イ長調 Hob.XVI:26/ ピアノ・ソナタ ト長調 Hob.XVI:27/ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:28/ ピアノ・ソナタ ヘ長調 Hob.XVI:29/ピアノ・ソナタ イ長調 Hob.XVI:30/ ピアノ・ソナタ ホ長調 Hob.XVI:31/ピアノ・ソナタ ロ短調 Hob.XVI:32/ ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:35/ピアノ・ソナタ 嬰ハ短調 Hob.XVI:36/ ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI:37/ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:38/ ピアノ・ソナタ ト長調 Hob.XVI:39/ピアノ・ソナタ ホ短調 Hob.XVI:34/ ピアノ・ソナタ ト長調 Hob.XVI:40/ピアノ・ソナタ 変ロ長調 Hob.XVI:41/ ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI:42/ピアノ・ソナタ ヘ長調 Hob.XVI:47/ ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:48/ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:49/ ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:50/ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI:51/ ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52
ダニエル・フュクス(P)

録音:2016-2018年 スイス,ヴォー州,ヴァレル=ス=ランス,11h08m13s
ダニエル・フュクスは1956 年、ジュネーヴ生まれのスイスのピア ニスト、オルガニスト。バロックから古典の音楽を得意とする一方、シェーンベルク:やオネゲルなどの近代ピアノ曲でも高い 評価を得ています。この全集はモダンピアノを用い、ヌーシャテル湖の西に位置するヴァレル=ス=ランスのおそらく小さめの 会場でで丁寧に弾いた演奏です。楽譜は 2009/2010 年刊の新しいウィーン原典版を使用しています。ハイドン好きならぜ ひとも耳にしてもらいたい誠実な演奏です。 ※収録曲について。 ハイドンの真筆か疑問がある作品、Hob.XVI:11 および Hob.XVI:15(ディヴェルティメント ハ長調 Hob.II:11 の編)、また 偽作と判明した Hob.XVI:17(ヨハン・ゴットリープ・シュヴァネンベルガーの作)は除外。文字番号の 4 曲、Hob.XVI:Es2、 Hob.XVI:Es3、Hob.XVI:G1、Hob.XVII:D1 は収録。Hob.XVI:47 は2 種の稿どちらも収録。
CASCAVELLE
VEL-1513(2CD)
ネルソン・ゲルナー・プレイズ・リスト
超絶技巧練習曲集 S.139 (全12 曲)
ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
バラード第2 番ロ短調 S.171
調性のないバガテル S.216a
ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」のイゾルデの愛の死 S.447
メフィスト・ワルツ第1 番S.514
ネルソン・ゲルナー(P)

録音:1999 年12 月14 日 ジュネーヴ 、2007 年4 月 ワルシャワ
旧VEL3157の新装デジパック仕様での再発。さらにその前にVEL-3029とVEL-3101のバラでも発売されていた。アルゼンチン出身のピアニスト、ネルソン・ゲルナーがリストを弾いた録音。ネルソン・ゲルナーは1969年、ブエノスアイレス近郊のサン・ペドロの生まれ。ブエノスアイレスで学んだ後、スイスのジュネーヴに留学、1990年のジュネーヴ国際コンクールピアノ部門で第1位を獲、その後ジュネーヴを拠点にして国際的に活躍しています。ゲルナーはアルゼンチン時代からリストを得意にしていたが、CDはこの2枚しかない。高度で鮮やかな技巧はもちろん、南米人らしい情熱もまた素晴らしい。
CASCAVELLE
VEL-1521(2CD)
ネルソン・ゲルナー・プレイズ・ラフマニノフ
(1)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
(2)ラフマニノフ:前奏曲集(3 曲)
(ト長調Op.32-5、嬰ト短調Op.32-12、変ロ長調Op.23-2)
(3)ブルメンフェリト:左手のための練習曲変イ長調 Op.36
(4)ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番
メンデルスゾーンの夏の夜の夢のスケルツォ
ライラック Op.21-5
マーガレット Op.38-3
練習曲集「音の絵」 Op.39(全9 曲)
ネルソン・ゲルナー(P)
(1)ワシーリー・シナイスキー(指)BBC フィル

録音:(1)2000 年2 月 マンチェスター ライヴ
(2)(3)2002 年3 月 ジュネーヴ
(4)1993 年12 月19-21 日スイス,エスタヴァイエ=ル=ラック
ネルソン・ゲルナーによるラフマニノフ集+ブルメンフェリト。協奏曲第2番と前奏曲集およびブリメンフェリトはVE 3051で、ソナタ第2番と編曲集、「音の絵」はVEL-1037で単発されていたもの。ネルソン・ゲルナーは1969年、アルゼンチンのサン・ペドロの生まれ。長年ジュネーヴを拠点にして国際的に活躍しています。ピアノ協奏曲第3番は初発時に話題になったもので、ゲルナーの冴えた技巧に情熱がバランスよく混ざったピアノにシナイスキーのロシアの味が絡んだ見事な演奏。一方1993年の録音では若々しい演奏が楽しめる。
CASCAVELLE
VEL-1526(1CD)
女性作曲家のピアノ作品集
マルティネス(1744-1812):ピアノ・ソナタ イ長調
マリア・シマノフスカ(1789-1831):夜想曲 変ロ長調
ファンニ・ヒュネルヴァデル:導入、変装とロンド
C.シューマン:3つのロマンツェ Op.21
チリッラ・ブランカ・カンビアーシ(1826-1854):変奏曲
タイユフェール(1892-1983):ロマンス イ長調
セシル・シャミナード(1857-1944):アラベスク第2番 Op.92
ルチア・コンティーニ・アンセルミ(1876-1913):クマエのシビッ
ラ Op.15
エイミー・ビーチ(1867-1944):2つの小品 Op. 54 (スコットランドの伝説,幻想的なガヴォット)
アダルベルト・マリア=リーヴァ(P)

録音:2018 年3 月1-3 日 イタリア,ロンバルディア州,クヴェーリオ
題名の通り女性作曲家のピアノ作品を集めています。クララ・シューマンはもちろん、タイユフェールやセシル・シャミナード、エイミー・ビーチなど有名な人から、あまり知られていない作曲家の作品も取り上げている意欲的企画。 アダルベルト・マリア=リーヴァはミラノを拠点にするイタリアのピアニスト。幅広いレパートリーで活躍しており、このCD でも様々な時代の作品からそれぞれの魅力を引き出しています。

GALLO
GALLO-1539(1CD)
4手パイプオルガンによるストラヴィンスキーとムソルグスキー
ストラヴィンスキー(ボヴェ編):組曲「火の鳥」
ムソルグスキー(ボヴェ編):「展覧会の絵」
ヴィヴィアーヌ・ロリオ(Org)
ギ・ボヴェ(Org)

録音:2017年6月 ルツェルン
ストラヴィンスキーの「火の鳥」とムソルグスキーの「展覧会の絵」を4手パイプオルガンで演奏した面白いCD。ストップをフル活用して多彩な音色を活用しているのは当然だが、パイプオルガンの場合それらが教会の大きな空間の中で溶けて降り注ぐので、オーケストラ演奏とはだいぶ異なった夢幻的かつ荘重な音楽になっています。ルツェルンの聖レオデガー大聖堂(通称ホフキルヒェ)に設置されているパイプオルガンを使用。これは1640-1650年にザルツブルクのオルガン製作者ハンス・ガイスラーによって作られたもので、スイスで最大規模と言われています。改めてパイプオルガンという楽器の凄さを実感させられます。なお「火の鳥」は1945年組曲と同じ選曲。
ギ・ボヴェは日本でもおなじみのベテラン・オルガニスト。1942年生まれ。作曲家としても高名な人だけに編曲は大変見事。ヴィヴィアーヌ・ロリオはボヴェやミシェル・シャピュイらに学び、フランスを中心に活躍しているオルガニスト。

WERGO
WER-7377(1CD)
アルベルト・ポサダス(1967-):Erinnerungsspuren(記憶痕跡)
Anklange an Francoix Couperin (F.クープランとの共鳴)(2014)
Anklange an La cathedrale engloutie (『沈める寺』との共鳴)(2015)
Anklange an Robert Schumann (シューマンとの共鳴)(2015)
Anklange an Anklange an Aitsi (『Aitsi』との共鳴)(2017)
Anklange an Stockhausen (シュトックハウゼンとの共鳴)(2017)
Anklange an B. A. Zimmermann (B.A.ツィマーマンとの共鳴)(2018)
フロリアン・ヘルシャー(P)

録音:2018 年 3月26・27日、5月22・23日(世界初録音)
1967年スペイン生まれの作曲家アルベルト・ポサダスによる、6つのピアノ音楽と作曲家へのオマージュで構成されたピアノ曲集です。『沈める寺』はもちろ んドビュッシー、『Aitsi』はシェルシの作品名。ポサダスが持つそれぞれの音楽の記憶に、彼独自の感性でもって対峙し新たな響きを模索していきます。原曲が わかりやすく聴こえてくるということはまったくありません。ピアノは内部奏法もあり、かなりの轟音で鳴まくります。20分近い曲も相当なテンションで弾くため 強烈な迫力。フロリアン・ヘルシャーの超熱演が凄いです。 (Ki)
WERGO
WER-7375(1CD)
現代打楽器作品集
シュトックハウゼン(1928-2007):ツィクルス 〜打楽器奏者のための(1959)
クセナキス(1922-2001):プサッファ 〜打楽器奏者のための(1975)
ラッヘンマン(1935-):Interieur I 〜打楽器奏者のための(1966)
ニコラウス・A・フーバー(1939-):ポトス 〜打楽器奏者のための(2010)
エトヴェシュ(1944-):雷 〜バス・ティンパニのための(1993)
ヨハンズ・フィッシャー(1981-):ギャザリング 〜ヴィブラフォンのための(2018)*
レオニー・クレイン(打楽器)

録音:2018 年 5月9-11日
*世界初録音
20世紀と21世紀のパーカッション音楽を集めた、様々な作曲家の打楽器書法に酔いしれる万華鏡の如きアルバムです。ノイズも音楽の一部として扱い新た な響きを造り上げた現代音楽の世界において、打楽器の表現力はより強大なものとなりました。複雑なのに音色とノリが軽妙でとっても楽しいクセナキス、ペダ ルで音程を変えティンパニから驚くほど変化に富んだ音楽を繰り出すエトヴェシュ、プリペアド・ヴィブラフォンも登場し宇宙的な音色を奏でるヨハンズ・フィッ シャーなど、1993年生まれの若きパーカッショニストが嬉々として演奏しています。 (Ki)

GALLO
GALLO-1555(1CD)
歴史的イタリアのギター製作者
マニョーン:伝説(ピエトロ・ガッリノッティ作 1957年)
レスピーギ:ギターのための変奏曲(ルイーギ・モッツァーニ作 1936年)
モッツァーニ:前奏曲(ルイージ・モッツァーニ作 1936年)
ムルトゥーラ:タランテッラ(ジュゼッペ・ベルナドロ・レッキ作 1936年)
パイッサ:3つの思い出の主題(ロレンツォ・ベッラフォンターナ作 1947年)
タレガ:4つのマズルカ(ロレンツォ・バッランフォンターナ作 1952年)
ジラルディーノ:60の妙技と超越の練習曲―第29番 パッサカリア(マリオ・パベ作
1967年)
ヴェスコヴォ:12の推移の練習曲―第14番,第5番(カルロ・ラスパーニ作 1999年)
トルレサン:幻想曲(マリオ・ノヴェッリ作 1983年)
トゥーリナ:ファンダンギッロ Op.36(ピエトロ・ガッリノッティ作 1952年)
マサ:迷宮(ピエトロ・ガッリノッティ作 1952年)
カザリーニ:12のギターのための練習曲―第4番
ブルーノ・ジュッフレーディ(G)

(9つの楽器使用:ピエトロ・ガッリノッティ作 1957年、 ルイージ・モッツァーニ作 1936年、ジュゼッペ・ベルナルド作 1936年、 ロレンツォ・ベッラフォンターナ作 1947年、ロレンツォ・ベッラフォンターナ作 1957年、 マリオ・パベ作 1967年、カルロ・ラスパーニ作 1999年、 マリオ・ノヴェッリ作 1983年、ピエトロ・ガッリノッティ作 1952年)

録音:2017 年8 月
19世紀末から20世紀にかけてのイタリア、スペインのギター曲を集めたCD。素敵なギター小品を、いくつもの名器をとりかえて演奏するという凝った内容。ことにカザリーニの練習曲第4番は9つのギターで弾くというマニアックさ。 ブルーノ・ジュッフレーディはミラノ生まれのイタリアのギター奏者。どの楽器を用いても知性的な美感が映えています。

COL LEGNO
COL-20403(1CD)
NX-B05
コルッチーノ(1963-):12のスタンザ(2004-2011) アルフォンソ・アルベルティ(P)

録音:2011年7月
ミラノ、リーメン・スタジオ
宇宙に散らばった音を集めたようなコルッチーノの「スタンザ(一つのまとまり)」。まるでピアノが壊れてしまったかのように 聞こえる12の小品は、聴き手の想像力を無限に刺激します。
COL LEGNO
COL-20406(1CD)
NX-B05
Notturni 現代のピアノ作品集
ファーニホウ(1943-):レンマ=イコン=エピグラム(1981)
ベンジャミン(1960-):シャドウラインズ(6つのカノン的前奏曲)(2001)
チェルハ(1926-):マリーノのために「gestorte Meditation」(2010)
チェルハ:幼年時代「スロヴァキアの思い出」-第5番 Brezova(1956/1989)
シュトックハウゼン(1928-2007):ピアノ小品 V(1954)
チェルハ:幼年時代「スロヴァキアの思い出」-第9番 Egbell(1956/1989)
ケージ(1912-1992):One(1987)
チェルハ:幼年時代「スロヴァキアの思い出」-第20番 Knabenschwermut(1956/1989)
シュトックハウゼン:音、一日の24時間-3時間目「自然の持続時間」Work83-第5番(2005/2006)
マリーノ・フォルメンティ(P)

録音:2011年10月29.31日,11月
14.23日
2011年の秋、ウィーン・モデルン現代音楽祭1965年生まれのピアニスト、マリーノ・フォルメンティはこの音 楽祭で深夜に開催された「Notturni」と呼ばれるコンサートに4回出演、フリードリヒ・チェルハとその周辺のピアノ曲を演 奏しました(チェルハはこの機会に初めてピアノ独奏曲を作曲、フォルメンティに捧げています)。演奏された作品はどれ も演奏困難な技巧が用いられており、これらをライヴで弾き切ったフォルメンティの技巧と音楽性には驚嘆するばかりで す。

Hanssler
HC-18068(1CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 Vol.1
ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 K.281
ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」
ピアノ・ソナタ第16番変ロ長調 K.570(新全集では第17番)
ジャン・ミュラー(P)

録音:2016 年 8月、2017年1月/ルクセンブルク国立音楽学校
ヘンスラー・レーベルからリリースしたゴルトベルク変奏曲(HC 17059)では、高度な技術に裏付けされた圧倒的なテクニックを武器に変幻自在に各変奏、音色の変化をつけて演奏し好評価を得ました。透き通るように美し いタッチで絶賛されるミュラーが満を持して臨んだモーツァルトのピアノ・ソナタ録音も大いに期待が高まります。なお、ミュラーは2016年7月よりルクセンブ ルクCOの芸術監督もつとめております。

BIS
BISSA-2208(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
6つのバガテル Op.126*
エフゲニー・スドビン(P)

録音: 2016 年 7月セント・ピーターズ・ハレ(マンチェスター)、2014 年11月/セントジョージ(ブリストル)*
繊細にして強靭なピアニズムが魅力のBISレーベルの看板アーティスト、エフゲニー・スドビン。欧米では「ホロヴィッツの再来」と も評されているほど高い評価を得ています。期待の新譜では満を持してベートーヴェンの後期ソナタに挑みました。ベートーヴェンの作品について、ピアノ協奏曲 は全曲録音いるものの、ピアノ独奏作品ははじめての録音となります。エフゲニー・スドビンといえば、光り輝く音色、歯切れのよいタッチ、流れるような推進力、 そして絶妙な歌い回しを持ち味が最大の特徴で、このベートーヴェンでも彼の持ち味が発揮されています。味わい深いベートーヴェンをご堪能いただけます。
スドビンは1980年サンクトペテルブルク生まれ。90年にベルリンで研鑽を積んだ後、王立音楽院でクリストファー・エルトンに師事。その間にイタリア、コ モ湖国際ピアノアカデミー参加、マレイ・ペライヤ、クロード・フランク、レオン・フライシャー、スティーヴン・ハフ、アレキサンダー・ザッツにも師事しています。 BISレーベルの社主ロベルト・フォン・バール氏が惚れ込み、スカルラッティのソナタ集(BIS 1508 / KKC 5225)でデビュー。このディスクが欧米で大絶賛され、 その後ベートーヴェン、ラフマニノフ、チャイコスフキー、メトネルなどの録音で高い評価を得ました。今最も注目されるピアニストのひとりです。ki

NIFC
NIFCCD-049(1CD)
ショパン:夜想曲&マズルカ集、他(エラール)
夜想曲第4番ヘ長調 Op.15-1/スケルツォ第4番ホ長調 Op.54/夜想曲第15番ヘ短調 Op.55-1/夜想曲第16番変ホ長調 Op.55-2/マズルカ第7番ヘ短調 Op.7-3/マズルカ第17番変ロ短調 Op.24-4/マズルカ第37番変イ長調 Op.59-2/マズルカ第21番嬰ハ短調 Op.30-4/夜想曲第17番ロ長調 Op.62-1/夜想曲第18番ホ長調 Op.62-2/バラード第1番ト短調 Op.23
ギャリック・オールソン(ピリオド・ピアノ/エラール1849)、(ピアノ/スタインウェイ)

録音:2017年4月10日−13日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
NIFC
NIFCCD-219(1CD)
ショパン:夜想曲&マズルカ集、他(スタインウェイ)
夜想曲第4番ヘ長調 Op.15-1/スケルツォ第4番ホ長調 Op.54/夜想曲第15番ヘ短調 Op.55-1/夜想曲第16番変ホ長調 Op.55-2/マズルカ第7番ヘ短調 Op.7-3/マズルカ第17番変ロ短調 Op.24-4/マズルカ第37番変イ長調 Op.59-2/マズルカ第21番嬰ハ短調 Op.30-4/夜想曲第17番ロ長調 Op.62-1/夜想曲第18番ホ長調 Op.62-2/バラード第1番ト短調 Op.23
ギャリック・オールソン(ピアノ/スタインウェイギャリック・オールソン(ピアノ/スタインウェイ)
Chopin: Scherzo in E, Nocturnes, Mazuskas / Garrick Ohlsson(p)

録音:2017年4月4日−7日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
1966年ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、1968年モントリオール国際コンクール、そして1970年の第8回ショパン国際ピアノ・コンクールで第1位に輝いたアメリカの名ピアニスト、ギャリック・オールソン。2018年8月には、ショパン演奏と教育への功績が認められ、ポーランド文化省より文化勲章「Gloria Artis Gold Medal」を受勲したオールソンが、ポーランド国立ショパン研究所の自主レーベルNIFCへ初登場。
これまで、ダン・タイ・ソン(夜想曲集)、クシシュトフ・ヤブウォンスキ(練習曲集)などで行われてきた、まったく同じプログラムで「ピリオド・ピアノ」と「モダン・ピアノ」を弾き分けるというNIFCならではの企画。ギャリック・オールソンは1849年製のエラール・ピアノとスタインウェイ(D 578221)を見事に弾き分け、スケルツォ第4番、バラード第1番、そして詩情豊かな夜想曲とマズルカ集を録音。ポーランドが認めたアメリカ有数のショパン弾き、ギャリック・オールソンの新たなショパンにご期待ください。

Goodies
78CDR-3746(1CDR)
税込定価
J.S.バッハ:トッカータ ハ短調 BWV 911 アルトゥール・シュナーベル(P)

英 HMV DA1613/4
1937年11月24日、ロンドン、アビー・ロード EMI第3スタジオ録音
1937年11月24日、ロンドン、アビー・ロード EMI第3スタジオ録音 アルトゥール・シュナーベル(1882-1951)はポーランドのリプニク(旧オースト リア領)生まれ。1889年7歳でウィーン音楽院に入り1891年から1897年に名教授 テオドール・レシェティツキ(1830-1915)に師事した。1901年ベルリンでデビュ ー、1933年までこの地を本拠にした。演奏活動の傍らベルリン高等音楽院で教 え、弟子にクリフォード・カーゾン(1907-1982)、ペーテル・フランクル(1935-) などがいる。またカール・フレッシュ(1873-1944)、パブロ・カザルス(1876- 1973)、エマヌエル・フォイアマン(1902-1942)、パウル・ヒンデミット(1895- 1963)との室内楽演奏はベルリンの呼び物だった。その後1932年から34年にはロ ンドンに居を構え、1939年にアメリカに移住した。大戦後はスイスに住んで演 奏会や録音に活躍した。 復刻には「音のエジソン」SPレコード専用MC型 カートリッジ(3mil針)とコルグ社のNutubeフォノ・イコライザーを使用した。(グッディーズ)

Skani
SKANI-069(1CD)
楽興の時〜アルフレーズ・カルニンシュ:ピアノ作品集
7つの小品〔友の墓のそばで、アルバムのページ、秋の夕べ、楽興の時(アレグレット)、楽興の時(モデラート、センプリーチェ)、楽興の時(アレグロ・モデラート)、楽興の時(ライニス氏に)〕
7つの詩
4つのカプリチェット
アルバム『青春』の為の3つの小品
トムス・オストロフスキス(P)

録音:2018年1月、ラトビア放送スタジオ
ラトビアのアルフレーズ・カルニンシュ(1879−1951)は、作曲家、オルガニスト、指揮者として活動。ラトビア初の歌劇を作曲、多くのピアノ曲と歌曲を残しました。ラトビアのピアニスト、トムス・オストロフスキスのこのアルバムでは、ラトビアが人口の半分を失った第一次世界大戦という困難な時代の作品が演奏されます。

Tactus
TC-900003(1CD)
20世紀イタリアのハープ音楽
ルイジ・マウリツィオ・テデスキ:アンジェラス Op.42、
 アナクレオンティカ Op.44、
 イディリオ Op.45
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ハープの為の狂詩曲 「ダビデのハープ」 Op.209、
 パール・チャートックの名によるハープの為のアラベスク第2番 Op.170-45(グリーティング・カード Op.170より)
ニーノ・ロータ:サラバンドとトッカータ
カゼッラ:悲しい子守歌
ジュランナ:ハープの為のソナティナ
リリアナ・サフィハノヴァ(Hp)

録音:2017年11月、イタリア
リリアナ・サフィハノヴァは、イタリア・ハープ協会が主催する国際ハープ・コンクール「ハープの音(Suoni d’Arpa)」の第5回大会(2015)で優勝したロシアの若きハーピスト。ルイジ・マウリツィオ・テデスキ(1867−1944)からカステルヌオーヴォ=テデスコ、ロータ、カゼッラを経てバルバラ・ジュランナ(1899−1998)に至るまで、20世紀のイタリアを俯瞰する美しきハープ・アンソロジー集。ロータとカゼッラを除く作品は世界初録音。若き有望なハープ・タレントの発掘とイタリアのハープ音楽の遺産再発見を目標とし、今後も「ハープの音」コンクール優勝者による録音がリリースされていく予定です。

Forgotten Records
fr-1535(1CDR)
ミッシェル・ケヴァル〜スペイン・ピアノ作品集
ファリャ:「恋は魔術師」〜火祭りの踊り
 「三角帽子」〜鏡の踊り
グラナドス:スペイン舞曲集〜第5&10番
 演奏会用アレグロ
アルベニス:スペイン組曲Op.47〜セビリャ/カディス/アストゥリアス
旅の思い出 Op.71 〜入り江のざわめき
スペインの歌 Op.232 〜コルドバ
ミシェル・ケヴァル(P)

録音:1957年頃
音源: Guilde Europeenne du Microsillon GEM 114


カメラータ
CMCD-28363(1CD)
2018年12月25日発売
ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク:ピアノ・ソナタ 第29番変イ長調 Op.5-3
グランド・ソナタ〜ピアノのための Op.77 「祈り」(ピアノ・ソナタ 第28番ヘ短調)
12の段階的なレッスン Op.16より U,?
佐藤祐介(P)

録音:2018年5月/イタリア
 ボヘミア生まれの作曲家/ピアニストのヨハン・ラディスラウス・ ドゥセク(ドゥシーク)は、19世紀初頭にはきわめて高い評価を受け、 聴衆から熱狂的に支持されていました。その作品は、独創性のある特 筆すべき味わい、洗練の極み等と評されていましたが、今日では演奏さ れる機会が少ないのが現状です。このような中、バロックから現代まで 幅広いレパートリーを持ち、埋もれた作曲家・作品に光を当ててきた気 鋭のピアニスト佐藤祐介が、ドゥセクのピアノ作品集を録音しました。 必聴・必携のCDです。(カメラータ)

Willowhayne Records
LCSCD-006(1CD)
バッハ:オルガン作品集
オルガン協奏曲第5番ニ短調 BWV596 (ヴィヴァルディ:「調和の霊感」Op3-11 RV565の編)
コラール前奏曲 「我汝の名を呼ぶ、主イエス・キリストよ」 BWV639
パッサカリアとフーガ BWV582
コラール前奏曲 「今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ」 BWV734
奏曲とフーガ BWV552 変ホ長調 「聖アン」
コラール前奏曲 「最愛のイエスよ、我らここに集いて」 BWV731
幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537
コラール前奏曲 「我、心よりこがれ望む」 BWV727
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903 (M.レーガーによるオルガン用編曲版)
ニコラス・キナストン (Org)

録音:1994年3月24-26日アモールバッハ修道院教会
バイエルン州の都市アモールバッハ。この街の起源でもある修道院には、ヨハン・フィリップ・シュトゥム(1705-1776)とヨ ハン・ハインリヒ・シュトゥム(1715-1788)の兄弟により制作された、三段鍵盤と46のストップを持つ最大のシュトゥム・ オルガンがあります。200年以上の歴史を持つこの楽器は、度重なる修復と改修を経て現在まで大切に使われてお り、南部ドイツにフランスの技法も取り入れたシュトゥム家によるオルガン作りの代表とされる重要なものです。この歴史 的な楽器を用いてワイマール時代を中心としたバッハ作品を奏でるのは、英国のオルガン奏者ニコラス・キナストン。通 好みのする選曲を、柔らかなものを中心としたストップ選択で美しく聴かせています。レーガーがオルガン用に編曲した 「半音階的幻想曲とフーガ」の収録も嬉しいところ。


GRAND SLAM
GS-2193(2CD)
ヨハンナ・マルツィ/バッハの無伴奏ソナタとパルティータ
ソナタ第1番ト短調 BWV1001
パルティータ第1番ロ短調 BWV1002
ソナタ第2番イ短調 BWV1003
パルティータ第2番ニ短調 BWV1004
ソナタ第3番ハ長調 BWV1005
パルティータ第3番ホ長調 BWV1006
ヨハンナ・マルツィ(Vn)

録音:1954年、1955年/アビーロード・スタジオ(ロンドン)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
ヨハンナ・マルツィによるバッハの無伴奏ソナタとパルティータはこれまで複数の復刻盤が知られています。しかし、そのいずれもが音質的に一長一短と いうことなので、今回は “決定盤” を作るべく、周到な準備により復刻しました。復刻に使用したのは2トラック、38センチのオープンリール・テープで、 テープに記録された情報を可能な限り忠実に再現、かつてないほどの生々しい音質で蘇っています。 また、このバッハは1957年、日本コロムビアより3巻のLPとして発売が予告されましたが、2巻のみ発売され、第1巻、第3巻は遂に発売されま せんでした。解説書にはその“幻の第2巻”のジャケットほか、貴重な資料も掲載しています。なお、当ディスクは2枚組ですが、1枚分価格となります。(平 林直哉)

APARTE
AP-199(1CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
ソナタ イ短調 K310
ソナタ 変ホ長調 K282
ソナタ ヘ長調 K332
ロンド イ短調 K511
ファブリツィオ・キオヴェッタ(P)

録音:2017年12月19-21日、マーラー・ホール(イタリア、ドッビアーコ)
モーツァルトの比較的若い頃の作品から、イ短調のロンドのような悲劇さと高度なテクニックが求められる難曲まで、モーツァルトの多面性をあらた めて実感するプログラム。バドゥラ=スコダも「繊細にして熱い感情が伝わる演奏」と激賞するキオヴェッタによる、モーツァルトの核心に迫る名演奏です。
ファブリツィオ・キオヴェッタはスイスのピアニストで、パウル・バドゥラ=スコダ、ジョン・ペリー、ドミニク・ヴェーバーなど、世界の名だたる名教師・ ピアニストに師事し、ソロはもちろんのこと室内楽、声楽の伴奏、そして即興演奏など様々な演奏形態の作品を積極的に学んできました。師のバドゥ ラ=スコダは「繊細にして熱い感情が伝わる演奏」と激賞しています。 (Ki)

Audite
AU-20037(1CD)
シューベルト:即興曲集
4つの即興曲 D.935 Op.142
4つの即興曲 D.899 Op.90
ケマル・チェム・イルマズ(P)

録音:2017年1月30日-2月1日/イエス・キリスト教会(ベルリン・ダーレム)
トルコ生まれドイツ育ちのケマル・チェム・イルマズ。バッハのゴルトベルク変奏曲 BWV988(AU 20035)でもその卓越した技術と感性豊かな 演奏で魅了しました。期待の新録音はシューベルトの即興曲集です。
トルコ人の両親に生まれたイルマズはドイツ、ランゲンハーゲンにて8歳よりピアノを始め、その後ハノーファー、デトモルトなどで研鑽を積みました。 2002年にはエスキシェヒルで開かれたトルコ・ピアノ・コンクールで優勝。現在はソロ活動を中心にトルコ、ドイツを拠点に活躍しております。ドイツで 学びつつも自身のルーツを感じる独自のピアニズムが特徴です。なお、ハノーファーにて12年もの間、イルマズはタクシー運転手もしていたとのこと!異 色の経歴をもつイルマズですが、さまざまな経験からえた味わい深い演奏を聴かせてくれます。
シューベルトの代表作である4つの即興曲集。抒情的な美しさに満ち、個性あふれます。とりわけ有名なD.935の第3番 変ロ長調は、シューベルト の劇音楽『キプロスの女王ロザムンデ』の有名な旋律を主題とした5つのヴァリエーションからなる美しい作品です。イルマズは自身の感性と対話しなが らシューベルトの世界を表現しております。 (Ki)

オクタヴィア
OVCT-00157(1CD)
2018年12月19日発売
音楽の玉手箱 Vol.3 ―アマービレ―
セヴラック:古いオルゴールが聴こえるとき(「休暇の日々から」第1集
グリーグ:アリエッタ(「抒情小曲集」第1集)
ショパン:夜想曲 第2番変ホ長調 作品9-2
プーランク:エディット・ピアフをたたえて(「15の即興曲」)
グリーグ:夜想曲(「抒情小曲集」第5集)
ショパン:乙女の願い
バダジェフスカ:乙女の祈り
グリーグ:トロルドハウゲンの婚礼の日(「抒情小曲集」第8集)
メンデルスゾーン:春の歌(「無言歌集」第5巻)
グリーグ:春に寄す(「抒情小曲集」第3集)
ショパン:春(「6つのポーランド歌曲集」)
メトネル:春(「忘れられた調べ」第2集)
グリーグ:愛の詩(「抒情小曲集」第3集)
チャイコフスキー:ロマンス ヘ短調 作品5
シューマン(リスト編):献呈 S.566
ショパン(加藤昌則編):ピアノ協奏曲第2番第2楽章ラルゲット
宮谷理香(P)

録音:2018年10月2-4日五反田文化センター
近年、益々多岐にわたる活動を展開している注目のピアニスト宮谷理香による人気シ リーズ「音楽の玉手箱」待望の第3弾の登場です。「アマービレ」と題した珠玉の名曲アル バムには、シューマン=リストの献呈、メンデルスゾーンの春の歌やメトネルの春といっ た愛の季節である「春」にちなんだ曲を、間にグリーグの叙情小曲集、宮谷のライフワー クであるショパンの名曲を織り交ぜ、今日まで愛され息づいている珠玉の作品が聴き手 を美しい音楽の世界へと導いていきます。アルバムの最後にはショパンのピアノ協奏曲 第2番から美しい第2楽章ラルゲット(ピアノ独奏アレンジ)が愛の詩として添えられまし た。宮谷の情感溢れるピアノの調べを是非お楽しみください。(オクタヴィア)

フォンテック
FOCD-9801(1CD)
税込定価
2018年12月21日発売
Toward the Sea
イベール::間奏曲
バッハ=グノー:アヴェ・マリア
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ソナチナ
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
 夢/シリンクス
武満徹:海へ
ドビュッシー:美しき夕暮れ
ファリャ:ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌
 7つのスペイン民謡
泉真由(Fl)、松田弦(G)

録音:2018年5月22日、7月2-3日富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ
2010年結成、高知県出身のフルート&ギターデュオ、泉真由×松田弦のファーストCDの登場です。 スペイン風の荒々しさの中に洗練された洒脱な表現が光るイベール:の「間奏曲」、巨匠アンドレス・セゴビアとの 邂逅により数々のギター名曲を生み出したことでも知られるテデスコの手による、それぞれの楽器の良さを余す ところなく引き出した「ソナチネ」、スペインの情景溢れるファリャ「7つのスペイン民謡」など、フルート×ギ ターのデュオならではの聴きごたえのある楽曲が並びます。 表題曲「海へ」は作曲者武満徹自身が「この曲は、万物を生み出す海への頌歌であり、調性の海―seaoftonality ―の素描です。」と語っているように、様々に想起される「海」を描いた楽曲。海と共に育った両名にしか成し 得ない、表現豊かな演奏は圧巻です。 (フォンテック)
フォンテック
FOCD-9798(1CD)
税込定価
2018年12月21日発売
佐藤弘和(1966-2016):ギター四重奏作品集
東京湾岸高速/田園組曲
光の街(小関佳宏編)
やまと幻想
想い出のラベンダーヒル
20歳の頃/水幻譜(小関佳宏編)
道化師のギャロップ(カバレフスキー/佐藤弘和編)
佐藤弘和(G)

録音:2018年7月4-6日三芳町文化会館コピスみよし
2016年に惜しまれつつこの世を去ったギタリスト・作曲家、佐藤弘和。その音を慈しむような美しい作品た ちに、多くの音楽ファンが魅了され続けています。 今や日本を代表する常設のギターカルテットとして活躍著しいクアトロ・パロス。生前の佐藤とも強い絆を持ち、 その重奏作品の正統な継承者といっても過言でない彼らによる、珠玉の四重奏作品集を、佐藤の命日である12月 22日にリリースします。 佐藤により1991年から2015年までに書かれたヴァラエティ豊かな収録曲は、ギター重奏曲の美しさをあま すところなく映し出し、クアトロ・パロスはその卓越した技術と表現力によって見事に応えています。 オーディエンスと一体になれる人気曲「光の街」は佐藤の愛弟子、小関佳宏により、三重奏版を四重奏に編曲。 佐藤弘和とクアトロ・パロスによる、新たなギター四重奏の可能性を押し広げる1枚の登場です。(フォンテック)

Quartz
QTZ-2131(1CD)
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集 Op.27
ソナタ第1番Op.27-1(ヨーゼフ・シゲティ)
ソナタ第2番 Op.27-2(ジャック・ティボー)
ソナタ第3番 Op.27-3 「バラード」(ジョルジェ・エネスコ)
ソナタ第4番 Op.27-4(フリッツ・クライスラー)/ソナタ第5番 Op.27-5(マチュー・クリックボーム)
ソナタ第6番 Op.27-6(マヌエル・キロガ)
練習曲(遺作)
ボリス・ブロフツィン(Vn)

録音:2014年1月、モスクワ
1977年ロシア生まれ、ケルン国際コンクール、ユーディ・メニューン国際コンクール、ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクールなどで優勝し、現在はウィーン私立音楽芸術大学の教授を務めるボリス・ブロフツィンのイザイ無伴奏全曲と、遺作の練習曲。室内楽奏者として、ジャニーヌ・ヤンセン、ギドン・クレーメル、ミッシャ・マイスキー、イタマール・ゴラン、ジュリアン・ラクリン、マキシム・リザノフ、樫本大進らと共演し、2017年にはアトリウムSQの第1ヴァイオリニストとして来日している名手です。

Diapason
DIAP-069(1CD)
初回限定生産
スヴャトスラフ・リヒテル〜ザルツブルク・レコーディングス
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
シューマン:交響的練習曲 Op.13
シューマン:色とりどりの小品 Op.99
ブラームス:6つの小品 Op.118
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1971年−1972年
鍵盤の巨人リヒテルの名演と名高い1971〜72年のザルツブルクでのレコーディングの中から、シューベルトの「ピアノ・ソナタ第19番」、シューマンの「交響的練習曲」と「色とりどりの小品」、ブラームスの「6つの小品」をカップリング。フランスのマスタリング・スタジオ「Circe」のリマスタリングにもご注目下さい。
Diapason
DIAP-068(1CD)
初回限定生産
グラナドス:ピアノ作品集
組曲「ゴイェスカス」
わら人形
組曲「ロマンティックな情景」
アリシア・デ・ラローチャ(P)

録音:1961年
20世紀のスペイン・ピアノ界の巨匠、アリシア・デ・ラローチャ(1923−2009)が、1961年に収録した「ゴイェスカス」を中心とする母国の大作曲家エンリケ・グラナドス(1867−1916)のピアノ作品集。ラローチャは後年「ゴイェスカス」をRCAに録音しているものの、30代後半にレコーディングされたこの演奏も、キャリアの前半のハイライトとなる優れた演奏として知られています。
Diapason
DIAP-066(1CD)
初回限定生産
ルービンシュタイン〜ナイメーヘン・リサイタル
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」
ブラームス:間奏曲変ロ短調 Op.117-2
シューマン:謝肉祭 Op.9
ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23
ショパン:練習曲ホ短調 Op.25-5
リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)

録音:1963年4月20日、ナイメーヘン(オランダ)
ドイツとの国境に位置するオランダの古都ナイメーヘンで1963年4月20日に行われた、アルトゥール・ルービンシュタインの有名なライヴ・レコーディング。熱気に満ちたベートーヴェンの「熱情」、そしてルービンシュタインにとって幻のプログラム、ショパンのエチュード(1曲)を聴くことのできるプログラムです。



Chandos
CHAN-20079(1CD)
バッハ:イタリア協奏曲、他
バッハ:パルティータ第4番ニ長調 BWV.828
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV.1004よりフェルッチョ・ブゾーニ編曲独奏ピアノ版)
フェデリコ・コッリ(P)

録音:2018年5月17日ー19日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
1988年イタリア生まれのピアノの貴公子、フェデリコ・コッリのChandos第2弾!☆スタインウェイの高貴な音色で贈る、バッハ=ブゾーニの「シャコンヌ」!フェデリコ・コッリは2011年ザルツブルクのモーツァルト国際コンクールで第1位に輝き、2012年のリーズ国際ピアノ・コンクールではゴールド・メダルを獲得したイタリア出身の有望ピアニスト。世界の名だたるホールでコンサートを行い、2018/19シーズンでは、ニューヨーク・リンカーン・センター、ベルリン・コンツェルトハウス、アムステルダム・コンセルトヘボウでリサイタル・デビュー、ウィグモア・ホール、ルツェルン音楽祭へ初登場を果たすなど、ますます活躍を拡げています。
Chandosの専属アーティストとして最初に録音したドメニコ・スカルラッティのソナタ集(CHAN 10988)では、そのきらびやかで情熱的な演奏に英インターナショナル・ピアノ誌や英ザ・タイムズ紙から五つ星の好レビューが付けられました。第2弾ではバッハの「クラヴィーア練習曲集」からの「パルティータ第4番」と「イタリア協奏曲」そして、ブゾーニ編曲の「シャコンヌ」という綿密なプログラムを録音。前作に引き続きモダン・スタインウェイの高貴な音色を響かせ、想像力豊かで刺激的なバッハをお届けします。

EM Records
EMRCD-048(1CD)
ポール・ルイス:ハープのための音楽
パリからの葉書
4つのジャズ・エイジ・ダンス 「DECOSPHERICS」
ヒネ・エ・ヒネによる変奏曲 「マオリの子守歌の黙想」
サタデー・ナイト・ジャズ組曲
ガブリエッラ・ダッローリオ(Hp)

録音:2014年11月&2017年7月
(全曲世界初録音)
ポール・ルイスといってもピアニストではなく、コメディ番組「空飛ぶモンティ・パイソン」や「ベニー・ヒル・ショー」などの音楽で知られる1943年生まれのイギリスの作曲家、ポール・ルイスによるハープ作品集。半世紀近くTVや映画の音楽を書いてきたポール・ルイスの作品は優美でキャッチーなメロディや心地よいリズムが満載。フランスのシャンソンやアメリカのジャズ、ニュージーランドのマオリ族の音楽などを取り入れた作品です。
ハープを演奏するガブリエッラ・ダッローリオは、トリニティ・ラバン音楽院でハープを教えるイタリア出身の名手。

SOMM
SOMMCD-0188(1CD)
NX-B04
シューベルト:ピアノ作品集
3つのピアノのための小品 D946
5つの歌曲(F.リスト編)
 僕の挨拶を S558/1
 若い尼 S558/6
 君はわが憩い S558/3
 水の上で歌う S558/2
 さすらい人 S558/11
さすらい人幻想曲 ハ長調 D760
レオン・マッコウリー(P)

録音:2017年11月17.18日
イギリスの中堅ピアニスト、レオン・マッコウリー。1993年にベートーヴェン国際ピアノ・コンクールで第1位を獲得、同年、 リーズ国際ピアノ・コンクールでも第2位を獲得し世界的な活躍をしています。シューマンをはじめとしたロマン派作品を 中心に、バーバーのピアノ曲集など幅広いレパートリーを有していますが、このアルバムで彼が取り組んだのはシューベル トの作品集。「さすらい人幻想曲」と晩年のシューベルト作品の持つ仄暗い美しさを持つ「3つの小品」を中心に、リスト がピアノ独奏用に編曲した5曲の歌曲を添えたプログラムです。高い集中力でぐいぐい進める「さすらい人」での熱い表 現が魅力的です。
SOMM
SOMMCD-090(3CD)
NX-E05
バッハ:チェロ作品集
【CD1】
無伴奏チェロ組曲 第1番ト長調 BWV1007
無伴奏チェロ組曲 第2番ニ短調 BWV1008
無伴奏チェロ組曲 第6番ニ長調 BWV1012
【CD2】
無伴奏チェロ組曲 第3番ハ長調 BWV1009
無伴奏チェロ組曲 第4番変ホ長調 BWV1010
無伴奏チェロ組曲 第5番ハ短調 BWV1011
【CD3】*
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト長調 BWV1027(チェロとチェンバロ編)
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ニ長調 BWV1029(チェロとチェンバロ編)
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト短調 BWV1029(チェロとチェンバロ編)
カリーネ・ゲオルギアン(Vc)
ゲイリー・クーパー(Cemb)*

録音:St. Martin's Church, East Woodhay, Berskhire, Hampshire, England, United Kingdom
2007年5月、2008年1月*
ロシアのヴェテラン女性チェリスト、カリーネ・ゲオルギアンが弾くバッハの「無伴奏チェロ組曲」全曲。モスクワの音楽 一家に生まれた彼女は、モスクワ音楽院でロストロポーヴィチに学び、1966年、第3回チャイコフスキー国際コンクール で第1位を獲得、世界的なキャリアを開始しました。バッハの無伴奏は、コンサートで長年にわたり演奏を重ねている得 意なレパートリーですが、「演奏する毎にその崇高な美しさに驚いている」と語るほど彼女自身にとって大切な作品であ り、このアルバムでもひたむきな演奏を聴かせます。DISC3にはヴィオラ・ダ・ガンバのソナタ(チェロ編)を収録。無伴 奏とは違う親密な世界が広がります。

MELODIYA
MEL-1002563(1CD)
NX-B06
「ベル・エポック」〜フランス1900年前後のピアノ・デュオ
シャミナード(1857-1944):1.謝肉祭のワルツ
ケクラン(1867-1950):2台のピアノのための組曲 Op.6
オベール(1877-1968):小組曲 Op.6*
レイナルド・アーン(1874-1947):「Le ruban denoue ひもときし手紙のリボン」〜2台のピアノのための12のワルツ
ドビュッシー:白と黒で
リュドミラ・ベルリンスカヤ、アルトゥール・アンセル (P)

録音:2018年
*=世界初録音
科学、芸術、そして経済が記録的な繁栄を迎えた1900年前後のパリ。この時代の音楽は、ボードレールやヴェルレーヌ、そしてプルーストなど文学にも深い影 響を与えていました。このアルバムは、ベル・エポック(良き時代)と呼ばれたこの時期のピアノ・デュオのための作品を集めたもの。収められたシャミナード、ケクラ ン、オベール、アーンといった作曲家は、今日では決してメジャーとは言えませんが、いずれもパリのサロンでは独特の雰囲気を作り出し、当時は高い人気を誇り ました。そして最後に収められたドビュッシーの「白と黒で」には、第一次大戦が色濃く影を落としており、華やかな時代の終わりを告げた作品と言えるでしょう。 パリでのツアーも大きな成功を収めているベルリンスカヤとアンセルのコンビは、これらの華やかな音楽を沸き立つような流麗さで描いています。

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-99127(1CD)
ボリス・ティシチェンコ(1939-2010):ピアノ作品全集 Vol.5
ピアノ・ソナタ第4番Op.53(1972)*
ピアノ・ソナタ第5番Op.56(1973)
侵略(ピアノの為の)Op.131(2002)
混乱(ピアノの為の)Op.133(2003)
ヴラディーミル・ポリャコフ(P)*
ディナーラ・マジトヴァ(P)

録音:2005年/2012年


Biddulph
LAW-022(1CD)
ヘンリク・シェリング・イン・リサイタル−ヴァイオリン・アンコール
ヴィターリ(シャルリエ編):シャコンヌ ト短調
タルティーニ(クライスラー編):悪魔のトリル
タルティーニ(フランチェスカッティ編):コレッリの主題による変奏曲
グルック(クライスラー編):精霊の踊り
クライスラー):ウィーン奇想曲
 ボッケリーニの様式によるアレグレット
 美しきロスマリン
シューマン(ハイフェッツ編):予言の鳥
クライスラー:愛の悲しみ
 愛の喜び
エルネスト・ハルフテル(ハイフェッツ編):ジプシーの踊り
クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
クライスラー:中国の太鼓
ヴィエニャフスキ:スケルツォ=タランテラ Op.16
ヘンリク・シェリング(Vn)
チャールズ・ライナー(P)

録音:1959-1962年 
原盤、起こし盤:RCA, SB 2109 他
 リマスター:2018年

La Dolce Volta
LDV-44(1CD)
ショパン:24の前奏曲 op.28(全24曲)
前奏曲 嬰ハ短調 op.45
前奏曲 変イ長調(遺作)
幻想即興曲 嬰ハ短調(遺作)
夜想曲 第2番変ホ長調 op.9-2
夜想曲 第20番嬰ハ短調(遺作)
舟歌 嬰ヘ長調 op.60
ホアキン・アチューカロ(P)

録音:2017年9月7-8日、オックスフォード(聖ステファンの家)
日本語帯・解説付
スペインが生んだ名ピアニスト、ホアキン・アチューカロ。彼はその演奏活動でショパンも重要なレパートリーとして取り上げてきていましたが、その録 音は多くありませんでした。ここで24の前奏曲を軸としたショパン作品集の登場です。―確かに私は、「前奏曲集」を録音するまでにずいぶんと長い歳 月を必要としました。しかしそれは、この曲集を完全に “自分のものにした” という実感を求めていたからです。いうなれば「前奏曲集」が自分の潜在意 識に染み込むまで、待ち続けたのです。それは、誰かと友情を育むことと、どこか似ているのかもしれません。いずれにせよ、録音スタジオの扉を開ける 準備が整ったのです。レコーディングは、じつに幸せな体験でした!―と語るアチューカロ。ショパンがそれぞれの楽曲に込めた精神の動きを、もらさず 再現しています。他にも幻想即興曲での中間部の歌など、これまでのショパン観が覆されるような演奏。名手アチューカロによるショパン、注目です。
■ホアキン・アチューカロ(プロフィール)
1936年ビルバオ生まれ。ビルバオにて弱冠13歳でモーツァルトのピアノ協奏曲K.466を弾き、演奏会デビューを果たす。やがて1959年5月にリヴァ プール国際コンクールで第1位に輝くまでに、ホアキン・アチューカロはいくつもの決定的な出会いに恵まれた。マドリードでホセ・クビレスに師事。そ の後、シエナ・キジアーナ音楽院のグイド・アゴスティの指導を受け、ヴァルター・ギーゼキング、ニキタ・マガロフ、ブルーノ・ザイドルホーファーらの もとでも研鑽を積んだ。そしてリヴァプール国際コンクールでの優勝を機に、世界の檜舞台に立ったアチューカロは、早くも1960年に、トリエステでシュー マンのピアノ協奏曲の独奏を務め(指揮はデビュー直後のクラウディオ・アバド)、ドイツで初リサイタルを行っています。以後、ベルリン・フィルハーモニー O、ロンドン・PO、シカゴSO、東京フィルハーモニーSOなど世界中のオーケストラと、ロマン派から20世紀 前半までの協奏曲レパートリーを中心に、共演を重ねています。ズービン・メータは「この音を出せるのは、彼以外にはルービンシュタインしかいない」と アチューカロを称え、サイモン・ラトルからは「彼のような音をピアノから引き出すことができるのは一握りの音楽家だけである」と絶賛された。アチュー カロ自身は、「生涯にわたって、歌を暗示し想起させるようなピアノの音を探求してきた」と述べています。ピアノ演奏法の継承にも熱意を注ぐアチューカロは、 数年前からテキサス州ダラスの南メソジスト大学で後進の育成に励んでいます。

TYXart
TXA-18100(1CD)
ドビュッシー:12の練習曲(1915)
シマノフスキ:12の練習曲 Op.33(1916)
ユリアン・リーム(P)

録音:2017年9月、2018 年2月/ミュンヘン
ミュンヘン生まれのピアノスト、ユリアン・リームはミュンヘン音楽大学でミヒャエル・シェーファーに学び、その後パリ国立高等音楽院でミシェル・ベ ロフに、バーゼル音楽院でルドルフ・ブッフビンダーに学びました。国際コンクールで入賞を重ねてソリストとして名をあげ、また室内楽でも活躍。SONY やFARAOなどから室内楽のCDをいくつかリリースしています。現代音楽にも熱心で、20世紀の古典から新作初演まで幅広く手掛ける頭脳派です。こ のアルバムではドビュッシーとシマノフスキの練習曲を組み合わせ、技巧と音楽性の双方に自信がなければ挑戦できないプログラムを披露。パリッと乾い た明晰な表現とダイナミクスの広さ、反射神経の良さは気鋭の現代音楽奏者として培ったものでしょうか。スリリングで革新的で華やかな鍵盤芸術に胸が 躍ります。 (Ki)
TYXart
TXA-18119(1CD)
現代ラテンアメリカのギター作品集
シモン・ロドリゲス・ポラス(1981-):Sobure un canto de Pilon *
ホセ・ビトレス(1962-):トッカータとカンツォーネ*
エドゥアルド・フローレス・アバド(1960-):Continuidad y deformacion *、
 Pasillo de propuesta *
マリオ・ゴメス・ヴィーニュ(1934-):6×1 en 6
アルベルト・チカイバン(1950-):Grante serao *
グイド・サントルソラ(1904-1994):ソナタ第3番 *
アントニオ・アモデオ(G)

録音:2014 年 6月〜2016 年9月/イタリア、ピエチェンツァ
*世界初録音
現代ラテンアメリカのギター作品を集めたアルバムです。非常にバラエティ豊かで、ひとつの地域の決まりきった作風といった感じはまったく見られませ ん。万華鏡的な響きの綾をお楽しみください。サントルソラのソナタは4楽章構成の充実したもので、スケルツォではギターのボディーを叩く音も聴こえます。 (Ki)