湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


器楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



HATART
HATART-202(1CD)
ユディト・ヴェグマン:時の息づかい
I (9:07) - II (5:22) - III (5:18) - IV (4:38) - V (7:28) - VI (4:35) - VII (5:20) - VIII (9:45) - IX (5:02) - X (3:11
ユディト・ヴェグマン(P・即興)

録音:2016年2、3月
イスのジャズ即興家にしてクラシックのピアニスト、ユディト・ヴェグマンの自作自演集。プリペアード・ピアノでかつてない音色を引き出す天才です。 スイスの音楽院などで、ジャズを学びました。クラシックの室内楽奏者としての活動から、プリペアード・ピアノを用いたジャズの即興まで、非常に幅広い 音楽をこなす才能の持ち主です。 (Ki)
HATART
HATART-205(2CD)
モートン・フェルドマン(1926-1987):三和音の記憶(1981)
ピアノ(1977)
ジョン・スナイダーズ(P)

録音:2000年10月
フェルドマンのピアノ曲を2曲収録。「三和音の記憶」は3つの楽章からなり、それぞれ約30分ずつという長大な作品です。おぼろげな記憶の中から 調性的な三和音を手繰り寄せるように和声が変容していく、幻想的でとても美しい曲。この音色感覚はたまりません。対する「ピアノ」は完全に無調の和 声を用いて中心音もなく、さらに響きを断絶する短い休符が多く現れ、前の曲から続けて聴くと一変殺伐とした雰囲気。と言ってもフェルドマンらしい作 風なのはこちらでしょうか。これもまた大変心地よし。対照的な書法が興味深いアルバムです。 (Ki)

MELODIYA
MEL-1002517(1CD)
NX-B04
ドミトリー・マスレエフ/ピアノ・リサイタル
D.スカルラッティ:ソナタ集
 ソナタ ロ短調 K.27
 ソナタ ヘ短調 K.466
 ソナタ ニ短調 K.1
 ソナタ ニ短調 K.141
 ソナタ ニ短調 K.32
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第2番 ニ短調 Op.14
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ長調 Op.102*
 バレエ組曲 第3番-エレジー(D.マスレエフ編)
ドミトリー・マスレエフ(P)
アレクサンドル・スラドコフスキ(指)
タタールスタン国立SO

録音:2017年、2016年*
1988年生まれのドミトリー・マスレエフ。バイカル湖とモンゴル国境にあるシベリアの町、ウラン・ウデの出身、モハメド音楽院 とイタリアのコモ湖ピアノアカデミーで学びました。数多くの国際コンクールに入賞し注目を浴びましたが、最も輝かしい記録 は、何といっても2015年に開催されたチャイコフスキー国際ピアノコンクールの優勝でしょう。以降、世界の檜舞台に立つ 回数が格段に増えたマスレエフは、名ピアニスト、ボリス・ベレゾフスキーの薫陶を受け、モスクワで何度もデュオ・リサイタル を開催しています。このアルバムでは、スラドコフスキの指揮をバックに、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第2番を演奏。冒 頭には全く対照的な曲調であるスカルラッティのソナタを収録。幅広い表現力を見せています。ボーナスとして収録された 彼自身の編曲によるショスタコーヴィチの「エレジー」も聴きどころです。


Phaedra
PH-292037(1CD)
ベーンハウアー・プレイズ・シューマン
シューマン:アラベスク ハ長調 Op.18
幻想小曲集 Op.12
フモレスケ変ロ長調 Op.20
主題と変奏
ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(P)

録音:2015年8月&2016年8月、アントワープ
フランドルでもっとも有名なピアニストの一人と称されるベルギーの名手、ヨゼフ・デ・ベーンハウアーが弾いたシューマン。
ベーンハウアーは、これまでエリザベート王妃国際音楽コンクールで公式伴奏者(1986年〜1996年)、ブリュッセル・ランチタイム・コンサートの芸術監督(1990年〜2014年)を務め、ベルギーの知られざる作曲家から、ブラームスやシューマンなどのピアノ・ソロ、また歌曲の伴奏や室内楽を含む多くのアルバムを録音しており、そのうち、ペーテル・ブノワとヨゼフ・リエラントの2つのアルバムは、Cecilia Prizeを受賞しています。
現在はアントワープ王立音楽院(王立フランダース音楽院)の客員教授を務め、様々な国際ピアノ・コンクールの審査員としても活躍するベテラン、ベーンハウアーの円熟のシューマンです。

Centaur
CRC-3563(1CD)
ロベルト・ピアーナ:ピアノ作品集
25の絵画的な前奏曲/ピアノ・ソナタ
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)

録音:2014年4月&2016年7月
ロン・ティボー国際ピアノ・コンクール、ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールでの入賞、そしてクリーヴランド国際ピアノ・コンクールでの優勝など、豊富な入賞経歴を持ち、Centaurに録音したグリーグのピアノ作品全集が代名詞でもあるイタリアの名ピアニスト、アントニオ=ポンパ・バルディ。ロベルト・ピアーナ(b.1971)は現代イタリアのピアニスト、作曲家。「25の絵画的な前奏曲」は、それぞれインスパイア元になった絵画のタイトルが付けられており、約1分前後の短いながらも豊かな魅力を湛えた小曲集。
Centaur
CRC-3522(1CD)
ジャック・ギャラガー:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ/夕べの音楽
ソナティナ/夜想曲/6つのバガテル
パストラーレ/ケリーのための6つの小品
マランボ・ヌーヴォー
ハッピー・バースデー、エイプリル
フランク・ホアン(P)

録音:2014年8月8日−9日、シカゴ
ロンドン響、ヴァージニア響、ポーランド放送響、アメリカ空軍バンド・オブ・フライトなど多くのオーケストラに録音されているアメリカのグラミー賞作曲家、ジャック・ギャラガー(b.1947)のピアノ作品集。フランク・ホアンは、マイアミ大学でピアノの准教授を務めるピアニスト(ニューヨーク・フィルのコンサートマスターとなった同名のヴァイオリニストとは別人)。

Danacord
DACOCD-786(1CD)
黄金時代〜ゲーゼ、シューマン、シューベルト:4手連弾のためのピアノ作品集
ゲーゼ:北欧の音画 Op.4
シューマン:東洋の絵 Op.66
ゲーゼ:3つの個性的な小品 Op.18
ゲーゼ(グランシャン編):結婚ワルツ
ゲーゼ:誕生日ポロネーズ、結婚式と銀婚式のワルツ
シューベルト:幻想曲ヘ短調 D.940(Op.103)
コペンハーゲン・ピアノデュオ〔トーニャ・レモー(P)、カトリーネ・ペネロプ(P)〕

録音:2017年2月18日−19日、ニューヨーク
19世紀前期、デンマーク文化の黄金時代を代表する音楽家のひとり、ニルス・W・ゲーゼ(1817−1890)が「4手のピアノのため」に書いた詩的で独創的な作品の初めての全曲録音。
『デンマーク女性作曲家のロマンティック・ピアノ作品集』(DACOCD680)で美しい音楽を聞かせたカトリーネ・ペネロプと、トーニャ・レモーの「コペンハーゲン・ピアノデュオ」による演奏。ゲーゼが師事したメンデルスゾーンと同じロマンティシズムの時代、シューマンとシューベルトの4手のピアノ作品が合わせて収録されています。
Danacord
DACOCD-785(1CD)
ベートーヴェン、ニールセン、シューマン:ピアノ作品集
ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.80
ニールセン:シャコンヌ FS79(Op.32)
シューマン:謝肉祭 Op.9
エリサベト・ニルセン(P)

録音:2017年4月8日−11日、デンマーク王立音楽アカデミー、コンサートホール
エリサベト・ホルメゴー・ニルセン(1993−)は、デンマークのピアニスト。コペンハーゲンの王立デンマーク音楽アカデミーでアメーリェ・マリング、ニクラス・シヴェレーヴ、マリアンナ・シリニャンに学び、J・S・バッハのイギリス組曲第2番、シューマンの「ウィーンの謝肉祭の道化」、プロコフィエフのピアノソナタ第6番を弾いたデビューアルバム(DACOCD 761)を2015年に発表しました。
アルバム第2作は、ベートーヴェン中期のピアノ作品の傑作のひとつに挙げられている「32の変奏曲」。ハーモニーと詩的感受性の豊かさ、構想の大きさ、ヴィルトゥオジティにより、カール・ニルセンのピアノ曲の中でももっとも演奏されることの多い「シャコンヌ」。そしてシューマンの「謝肉祭」。
好評を博したと伝えられる彼女のデビュー・コンサートのプログラムです。


TUDOR
TUD-1640(12CD)
シューベルト:ピアノ作品全集
ピアノ・ソナタ第3番ホ長調.D459+459A
フッテンブレナー変奏曲.D576
グラーツ幻想曲.D605A
ハンガリーの旋律.D817
12の優雅なワルツop.77.D969
アダージョ.D178
ピアノ・ソナタ第16番イ短調op.42.D845
ピアノ・ソナタ第11番へ短調.D625
10のレントラー(op.18、.D145より)
メヌエット.D600
ソナタ断章.D571+スケルツォ.D570
16のドイツ舞曲op.33より.D783
ピアノ・ソナタ第15番《レリーク》.D840
《楽興の時》op.94.D780
9つのエコセーズ(op.18、.D145より)
アルバムブラット.D844
ピアノ小品.D604
4つの即興曲op.post.142.D935
ドイツ舞曲.D643より嬰ハ短調
ピアノ・ソナタ第13番イ長調op.post.120.D664
2つのドイツ舞曲.D974
11のエコセーズより.D781
アレグレットハ短調.D915
ピアノ・ソナタ変ニ長調op.post.122.D567
ピアノ・ソナタ第4番イ短調op.post.164.D537
スケルツォ変ニ長調.D593Nr.2
ピアノ・ソナタ第2番ハ長調.D279
ディアベリ変奏曲ハ短調.D718
幻想曲ハ短調.D2E(以前の.D993)
ピアノ・ソナタ第9番ロ長調op.post.147.D575
行進曲ホ長調.D606
6つの感傷的なワルツop.50より.D779
4つの即興曲op.90.D899
10の変奏曲へ長調.D156
ピアノ・ソナタ第1番ホ長調.D157
2つのエコセーズ(op.33、.D783より)+ドイツ舞曲.D722
3つのピアノ小品.D946
幻想曲(断片).D605+アンダンテ.D29
ピアノ・ソナタ第14番イ短調op.post.143.D784
アダージョ.D612
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調.D958
幻想曲ハ長調《さすらい人》op.15.D760
ピアノ・ソナタ第20番イ長調.D959
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調《ガスタイン・ソナタ》op.53.D850
最初のワルツop.9.D365/I
コティヨン.D976
ピアノ・ソナタ第5番変イ長調.D557
スケルツォ.D593Nr.1
メヌエットop.post.122.D568
アレグレット.D900
ピアノ・ソナタ第6番ホ短調.D566
スケルツォ.D506つき
ピアノ・ソナタ第18番ト長調《幻想》op.78.D894
ギャロップと8つのエコセーズop.49.D735
最初のワルツop.9.D365/II
12のドイツ舞曲op.post.171.D790
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調.D960
ギルベルト・シュヒター(P)
※ベーゼンドルファー・インペリアル使用

録音:1968-1969年スタジオ・カジノ・バウムガルテン(ウィーン)
TU.DORレーベルが1989年にリリースしたギルベルト・シュヒターのシューベルト・ピアノ作品全集BOXが装いも新たに再発売です(旧品番:TUDOR740)。シュヒターは1919年生まれ。9才で初コンサートを開き、その後ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院でピアノをフランツ・レヴィンカに、指揮法をヴィンフリート・パウムガルトナーに学びました。そして1945年の8月、戦後初のザルツブルク音楽祭でオイゲン・ヨッフムとの共演が絶賛を博し評価を不動のものにしました。その後はベーム、カラヤン、ミンシュ、ヴァント、サヴァリッシュらとも共演を重ね、ドイツ、オーストリア系の作曲家の作品を得意としてヨーロッパのみならず世界中に多くのファンを作りました。TUDORレーベルには多数の録音を残し、モーツァルト:ピアノ作品全集、プフィッツナー:ピアノ作品全集はいまだに評価が高く、ものによってはネット市場で高値がついているものもあるようです。さて、そんなシュヒターは特にシューベルトに思い入れが深かったようで、この録音ではベーゼンドルファー・インペリアルをじっくりと弾き込みメロディをたっぷりと歌わせています。シュヒターの暖かい人柄を思わせる、実に滋味深い演奏です。

Acte Prealable
AP-0400(1CD)
アルトゥール・シミホ(1982-):ピアノ作品集 Vol.1
つのロマンティックな楽曲 Op.12
夜想曲 Op.5
左手の為の3つのピアノ楽曲 Op.9
スケルツォ Op.10-1
夜想曲 Op.11
スケルツォ Op.10-2
夜想曲 Op.19
量子トッカータ {Quantum Toccata] (ピアノの為の)Op.14
夜想曲 Op.26
南方の季節−詩に基づく12の小品(ピアノの為の)Op.30
夜想曲「ドラマティック」Op.32b(ヴァイオリン・ソナティナ Op.32 より編曲)
化学式に基づく2つの風変りな前奏曲
ハダッサに贈るオルゴール [Little Music Box to HADASSA] (ピアノの為の;2017)
アルトゥール・シミホ(P)

録音:2016年12月11日、2017年5月5-6日
ゲーザ・ジチ(1849-1924)の作品集(AP-0371, 0372)、ティバダル(テオドール)・サーントー(1877-1934)の作品集(AP-0386, 0387)で話題を呼んだブラジルのピアニスト・作曲家アルトゥール・シミホの自作自演アルバム。
Acte Prealable
AP-0404(1CD)
ポピェルスキ、マクシミュク、セロツキ:ピアノ&ピアノ・デュオ作品集
ズビグニェフ・ポピェルスキ(1935-2015):自作主題による2台のピアノの為の変奏曲(*/+)
 ピアノの為の前奏曲集「幾世の昔より」+
 妖精が私に言ったこと [Voici ce que la fee m'a dit] (ピアノの為の)+
イェジ・ヤン・マクシミュク[イェジー・マクシミウク](1936-):2台のピアノの為のスケルツォ・グランディオーソ(*/+)
カジミェシュ・セロツキ(1922-1981):ピアノの為の前奏曲組曲*
ポエム・ピアノ・デュオ
[オルガ・アニキェイ*、カタジナ・マカル=ズムダ+(P) ]

録音:2017年7月22-24日
Acte Prealable
AP-0405(1CD)
ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):ピアノ作品集 Vol.3
ピアノの為の2つの牧歌 Op.1
ピアノ・ソナタ ロ短調 Op.22(4楽章版)
束の間の思い−わが義妹タデー・ヴィエニャフスカ夫人に(ピアノの為の)Op.8
ピアノの為のロンド−バジーレ・ヴァシルチコフ公に Op.15
ピアノの為のポロネーズ ハ長調 Op.13
エルジビェタ・ティシェツカ(P)

録音:2017年5月7-8日
もはやヘンリク・ヴエニャフスキ(1835-1880)の弟という説明は不要となってきた感のあるポーランドの作曲家・ピアニスト、ユゼフ・ヴィエニャフスキ。
Acte Prealable
AP-0406(1CD)
ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):ピアノ作品集 Vol.4
ピアノの為の24の前奏曲(全4巻)
アルトゥール・シミホ(P)

録音:2017年4月16-17日

DUX
DUX-0984(1CD)
献呈〜シューマン、リスト:ピアノ作品集
シューマン:ロマンス嬰ヘ長調 Op.28-2
想曲ハ長調 Op.17
リスト:愛の夢 第3番S.541
 ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
シューマン(リスト編):愛の歌 S.566(原曲:献呈 Op.25-1)
アンドレイス・オソキンス(P)
ラトヴィアのピアニスト、アンドレイス・オソキンス(1984年生まれ)の初スタジオ録音CD。
DUX
DUX-1378(1CD)
無伴奏ヴァイオリンの為の音楽
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV 1003(1720)
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 Op.27-2(1923)
アレクサンデル・ラソン(1951-):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番(1975)
クシシュトフ・ラソン(Vn)
DUX
DUX-1409(1CD)
シューマン:6つの間奏曲 Op.4(1832)
幻想小曲集 Op.12(1837)
4つのピアノ曲 Op.32(1838-1839)
イリーナ・ペトロヴァ=チュコフスカヤ(P)
DUX
DUX-1422(1CD)
ポーランドの万華鏡Vol.2〜2台のピアノの為のポーランド音楽
ヴワディスワヴァ・マルキェヴィチョヴナ(1900-1982):組曲(1936)
ミハウ・スピサク(1914-1965):2台のピアノの為の協奏曲(1942)
ルトスワフスキ:小品(1953)
グレツキ(1933-2010):トッカータ第2番(1955)
ロムアルト・トファルドフスキ(1930-):即興曲とトッカータ(1974)
イェジ・バウエル(1936-):3つの「部分」から成る2台のピアノの為のディヴェルティメント(2009)から I, II
ラヴェル・ピアノ・デュオ
[アグニェシュカ・コズウォ、カタジナ・エヴァ・ソコウォフスカ]
DUX
DUX-1433(1CD)
ピアノ四手連弾の為の忘れられたポーランド音楽
マリア・シマノフスカ(1789-1831):ピアノ四手連弾の為の大ワルツ ヘ長調
ショパン:トマス・ムーアの主題によるピアノ四手連弾の為の変奏曲ニ長調 Op.posth.(エキエル校訂版)
カロル・ミクリ(1821-1897):ピアノ四手連弾の為のアンダンテと変奏曲ホ短調 Op.15
ユリュシュ・ザレンプスキ(1854-1885):ピアノ四手連弾の為のポーランド風ディヴェルティメント、
 民謡の主題による2つの楽曲 Op.12
カロル・クルピンスキ(1785-1857):戴冠式ポロネーズ(ピアノ四手連弾の為の)ニ長調
パデレフスキ(1860-1941):タトラのアルバム(ピアノ四手連弾の為の)Op.12
マリア・シマノフスカ・ピアノ・デュオ
アガタ・グルスカ=コウォジェイスカ、アンナ・リスエフスカ(P)
DUX
DUX-1181(4CD)
ユリウシュ・ザレンプスキ(1854-1885):作品番号付きピアノ作品全集
メヌエット ハ長調 Op.1(1879)
演奏会用練習曲 ト長調 Op.3(1879)
大ポロネーズ 嬰ヘ長調 Op.6(1881)
3つの演奏会用練習曲 Op.7(1880)
演奏会用マズルカ ハ長調 Op.8(1880)
幻想ポロネーズ ニ長調 Op.9(1880)
憂鬱なポロネーズ ホ短調 Op.10(1880)
5つの即興曲「薔薇と茨」Op.13(1882)
即興奇想曲(演奏会用小品)ハ長調 Op.14(1882)
演奏会用マズルカ 嬰ト短調 Op.15(1882)
ポーランド組曲 Op.16(1882)
憂鬱なワルツ 変イ長調 Op.17(1883)
バラード ト短調 Op.18(1883)
ノヴェレッテ=カプリス(演奏会用小品)ホ長調 Op.19(1883)
セレナード・ブルレスク ニ長調 Op.20(1883)
子守歌 変イ長調 Op.22(1884)
ワルツ=カプリス ト長調 Op.24(1884)
タランテッラ イ短調 Op.25(1884)
スペインのセレナード 変イ長調 Op.26(1884)
6つの平易な小品「贈り物」Op.27(1884)
ポロネーズ ロ長調 Op.28(1885)
ガヴォット ロ短調 Op.29(1885)
ワルツ ホ長調 Op.30(1885)
ワルツ舟歌 変イ長調 Op.31(1885)
ピアノ四手連弾の為のポーランド舞曲集第1巻、
ピアノ四手連弾の為のポーランド舞曲集第2巻、4つのマズルカ Op.4(1880)
マズルカ形式によるピアノ四手連弾の為の2つの小品 Op.5(1880)
ピアノ四手連弾の為の凱旋ポロネーズ イ長調 Op.11(1880)
ピアノ四手連弾の為のポーランド風ディヴェルティメント(民謡の主題による2つの小品)Op.12(1880)
ピアノ四手連弾の為の舞曲とメロディー
 「ポーランドを通り抜けて」Op.23(1884)
 旅立ちの歌 イ長調/ホームシック イ短調/マズルカ ニ短調/クラコヴャク ト長調
 コロミカ ニ短調/クラコヴャク 変ロ長調/ドゥムカ(夢想)変ロ短調
ピョトル・ザワイチク、
マリア・シャイゲル=クワコフスカ(P)
ショパン(1810-1849)が亡くなった5年後に生まれシマノフスキ(1882-1937)が生まれた3年後に亡くなったポーランドのピアニスト・作曲家ユリウシュ・ザレンプスキ。10代後半、ウィーンとペテルブルクでピアノを学んだ後、リストに認められ作曲を師事。ヨーロッパ各地で演奏活動を展開。1878年のパリ万国博覧会のために特殊な二段鍵盤ピアノ(通常配列の鍵盤と音階を左右逆に並べた別の鍵盤を持つ)を二か月足らずで習得、大作曲家たちの前で演奏し絶賛されました。1880年にブリュッセル王立音楽大学教授に就任しピアノ作品を量産しましたが、ショパンと同じく結核に冒され31歳の若さで命を落としました。
アルバム・タイトルを直訳すると「作品番号付き作品全集」となりますが、「ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.34」が収録されておりませんのでご注意ください。ピアノ作品で収録されていない Op.21, 32, 33は紛失され未だ再発見されていません。
DUX
DUX-1253(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ曲集
自作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 Op.34
ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調「悲愴」
ヨアンナ・トシェチャク(P)
ヨアンナ・トシェチャクはポーランドのクラクフに生まれたピアニスト。ワルシャワ音楽院でヤン・エキエルに、モスクワ音楽院でレフ・ヴラセンコに師事し、1980年に国際的活動を開始。
DUX
DUX-1254(1CD)(1CD)

プロコフィエフ:束の間の幻影(ピアノの為の)Op.22
レーガー:炉辺の夢Op.143(1915)から Nos.2,3,7
シマノフスキ:仮面(ピアノの為の3つの詩)Op.34
ヨアンナ・トシェチャク(P)

NEOS
NEOS-10831(1CD)
アンデルス・エリアソン(1947-2013):鍵盤楽器(ピアノ、チェンバロ)作品全集
《ベルシオーネ》(1973)
《デザイン》(1984)
《デザイン2》(1987)
《デザイン3「回転木馬」》(2005)
《地面》(1983)
《デザイン》(1982)*
アンドレアス・スコウラス(P、Cemb*)

録音:2007/2009年 [55:05]
エリアソンは現代スウェーデンの作曲家。スウェーデン王立音楽院で学んだ後、数々の賞を受賞、フィンランドに招かれシベリウス音楽院でも教鞭を執った。クリスティアン・リンドベルイのために書かれたトロンボーン協奏曲や交響曲など大規模な管弦楽作品やオペラを作曲、カレヴィ・アホらと並ぶスカンジナヴィアを代表する作曲家の一人と認識されている。このアルバムは彼の鍵盤のための全ての作品を集めた。自由な無調、モードを基本とした内省的、思索的な作品から生命力あふれるトッカータ的な作品まで多彩。北欧のほの暗い空、冬の木々の凍裂の音を思わせるメランコリックなリリシズムが横溢。北欧音楽ファン必聴。
NEOS
NEOS-11601(1CD)
ニコラウス・ブラス(b.1949):ピアノ作品集
空の手のための作品〜11のベネディクティオン(2011)
《走行中の歌》ピアノ音楽第2 番(1983)
《無効》(1999)
《ウンディーネは行く》(2014)
《愛の対話V》(2010/2011)
ヤン・フィリップ・シュルツェ(P)

録音:2015年9月
ブラスはベルリン自由大学で医学を学ぶ傍らミュンヘン音楽大学で作曲を、また私的にラ ッヘンマンにも師事した。1978 年より数年間ダルムシュタット夏季現代音楽講習会で学び、 その際、モートン・フェルドマンに会い、影響を受けている。このディスクは作曲者 30 代の若 書きから最近の作品までをピアノ曲で辿る内容。「空の手の歌」はピアニストが時折り、唸った り叫んだりしながらも終始静かな緊張感が続く、師匠ラッヘンマン譲りの奇抜さとフェルドマン の静謐が合体したような組曲。「無効」ではドビュッシーかスクリャービンと思わせる華麗な響 きがフェルドマン風にどこへ向かうともなく霧のように漂い続ける佳品。このアルバムで最も新 しい「ウンディーネは行く」では激しいクラスターの嵐と静かな無調の旋律が交互に対話を続 ける秀作。
NEOS
NEOS-11709(1CD)
マルクス・アントニウス・ヴェッセルマン(b.1965):独奏作品集I
ソロ1 (1986)〜フルートのための
ソロ2 (1987,version2004+2007)〜打楽器のための
ソロ3 (1992)〜エレクトリック・ギターのための
ソロ4 (1993,version2003)〜ヴィオラのための
ソロ8 (2001-04)〜バリトン・サックスのための
ソロ10 (2006)〜ファゴットのための
(Bonus Track)
イン・ザ・ミックス(1991)*
ヘレン・ブレッドソー(Fl)
ディルク・ロトブルスト(Perc)
マッツ・ベルイストローム(エレキG)
ガース・ノックス(Va)
シモーネ・オットー(B.Sax)
ヨハネス・シュヴァルツ(Fg)
マルクス・アントニウス・ヴェッセルマン(Tape)*

録音:1991-2009年
ヴェッセルマンはケルンを拠点に活動している作曲家で同じくケルンに本拠を置くアンサ ンブル・モデルンとは多くのコラボレーションを行っている。彼の音楽はロック、ジャズの影響 を受け、現代音楽とそれらを抽象的なレヴェルで融合させた独自のミニマリズムだが、アメリ カのそれとは全く異なる非常にオリジナリティあふれるもの。フルートのためのソロ1 では息の 長い旋律が次第に短くなり急速なパターンとなって繰り返される。エレクトリック・ギターのため のソロ3 ではミニマルとR&B がドイツ風の辛口なテイストでミックスされ、バリトン・サックスのソ ロ 8 ではフリー・ジャズとの親近性が認められる。ボーナス・トラックの「イン・ザ・ミックス」は 様々な具体的な音声のリミックスで一種のミュージック・コンクレートともいえるが、そのキッチ ュでポップなセンスは CM 音楽や先鋭的なポップスで知られる日本のヤン冨田や中川俊郎 を思わせる。
NEOS
NEOS-11718(1CD)
タツィアナ・ゼリアンコ(b.1980):ピアノ作品集
8 つの前奏曲(2009)
《フリーダ・カーロ、”フレーム”裂け目で揺れる》(2013)
《幻影》(2016)
アレクサンドラ・マトヴィエフスカヤ(P)

録音:2017年4月
ゼリアンコはベラルーシ出身の若手。地元ベラルーシで学んだ後、ルクセンブルクに移住 し現在はここを拠点に活動している。若い世代らしく、ヨーロッパを席捲した前衛の多くの各 流派の影響から離れ、自由に自分のヴィジョン、ファンタジーに従う姿勢が好ましい。様式と してはドビュッシー、シマノフスキ、スクリャービン、ソラブジらを思わせるモード、自由な無調 を折衷したもので、画家フリーダ・カーロに捧げるオマージュや多くのピアノ小品を作曲して いる。モダン・ジャズにも通じる響きを持っており、広く聴衆にアピールする内容。

ENSENBLE MODERN
EMCD-036(1CD)
笠川恵:ヴィオラ作品集
(1)クインシー・ポーター(1897-1966):無伴奏ヴィオラのための組曲(1930)
(2)ウィリアム・バーグスマ(1921-94):トリスタンとイゾルデの主題による幻想的変奏曲(1961)
(3)マテイ・ボニン(b.1986):ヴィオラのためのインペトス(2014)
(4)ヘルムート・ツァップ(b.1956):リヴォルト(開いたり、変化したり)〜イングリッシュ・ホルン、ヴィオラとコントラバスのための(1989)
(5)トリスタン・ミュライユ(b.1947):《秘密の花園、ぼくの婚約者、囲い込んだ泉、ひっそりした噴水・・・》(1976)
(6)B.A.ツィンマーマン(1918-1970):無伴奏ヴィオラ・ソナタ《天使の歌》(1955)
(7)ハインツ・ホリガー(b.1939):《トレマエスクの思い出》〜オーケストラのための協奏曲より(2000/01)
(8)マートン・イレッシュ(b.1975):ジャガトシュ(悲嘆)(2013)
(9)ヘンツェ(1926-2012):ブレントンヘ(1993)
(10)エリオット・カーター(1908-2012):ヴィオラとピアノのためのエレジー(1943/1961)
笠川恵(Va)
(4)クリスティアン・ホンメル(Ob、イングリッシュHr)、ポール・キャノン(Cb)
(10)ウエリ・ヴィゲット(P)

録音:2014 年6 月〜9 月hrゼンデザール、(4)のみ2015 年1 月27 日ライヴ

※日本語・英語・ドイツ語による解説つき
ヴィオラの笠川恵は相愛大学で学んだ後、ジュネーヴ音楽院で今井信子に師事。その後、アンサンブル・コントレシャン、 日本のヴィオラ・スペースに参加、ヨーロッパの主要都市でソリストとして活躍し現在、アンサンブル・モデルンの首席ヴィオラ 奏者のポストにある。このアルバムは(ヒンデミットを除く)20 世紀後半から21 世紀の重要なヴィオラ独奏曲およびピアノ伴奏つ き、あるいはヴィオラを含む室内楽作品が集中的に収録されており、しかも作曲家の世代、国籍、作品の傾向も様々。普通 のコンサートでは取り上げられないレパートリーばかりであり、資料的にも大変貴重な音源である。B.A ツィンマーマン、ホリガ ー、エリオット・カーター、ヘンツェ、ミュライユら綺羅星のごときスターのみならず、これからが期待される若手作曲家の作品 まで取り上げられており、さながらヴィオラによる現代音楽史といった内容。笠川恵の瑞々しく、鮮烈な演奏はもちろん必聴。 現代音楽ファン、ヴィオラ関係者は必聴のアルバム。

MERIDIAN
CDE-84643(1CD)
シューベルト:ピアノ作品集VOL.8
4 つの即興曲Op. 90, D. 899
4 つの即興曲Op. 142, D. 935
ポール・バーコヴィッツ(P)
ルドルフ・ゼルキンに師事したカナダ出身のピアニスト、ポール・バーコヴィッツによるシューベルトのピアノ作品集チクルス第8 弾は、“4 つの即興曲D899&D935”。
MERIDIAN
CDE-84644(1CD)
シューベルト:ピアノ作品集VOL.9
楽興の時D780 Op.94
グラーツ幻想曲 ハ長調 D.605A
3 つのピアノ曲 D946
ポール・バーコヴィッツ(P)
ルドルフ・ゼルキンに師事したカナダ出身のピアニスト、ポール・バーコヴィッツによるシューベルトのピアノ作品集チクルス第 9 弾は、“楽興の時 D780”、“グラーツ幻想曲”、“3 つのピアノ曲D946”の3 曲。


Signum Classics
SIGCD-494(1CD)
ジェームズ・ローズ 〜 ファイアー・オン・オール・サイズ
バッハ:前奏曲第1番ハ長調(平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV.846より)
ショパン:幻想曲ヘ短調 Op.49、
 幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ショパン:夜想曲第17番ロ長調 Op.62-1、
 夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1
ラフマニノフ:練習曲 《音の絵》 第5曲変ホ短調 Op.39-5、
 前奏曲変ニ長調 Op.32-13
プッチーニ(イヴァ・ミカショフ編):私のお父さん(歌劇 《ジャンニ・スキッキ》より)
ジェームズ・ローズ(P)

音:2016年12月12日−14日、ブリテン・スタジオ(サフォーク)
幼少時に受けた虐待、自殺未遂、精神病院への入院、奨学金の打ち切りなど、数々の困難に直面しながらも、コンサート・ピアニストとして、自らの道を切り拓き続けるイギリスの異色のピアニスト、ジェームズ・ローズ。ジェームズ・ローズが「生きるための聖杯」と表現するJ.S.バッハ、ショパン、ベートーヴェン、ラフマニノフらの名曲で構成されたニュー・アルバム「Fire On All Sides」は、自身が執筆した同名の書籍(イギリスのQuercusより出版)のサウンドトラックとして作成されたもの。2016年には、約20都市にわたる広範囲のワールド・ツアーを成功させたジェームズ・ローズの、異色の才能が益々発揮されてゆきます。
Signum Classics
SIGCD-470(1CD)
ミッドナイト・アット・サン・テティエンヌ・デュ・モン
トゥルヌミール(デュリュフレ編):《テ・デウム》によるインプロヴィゼーション
ヴィエルヌ:幽霊(24の幻想的小品集 Op.54より)、
 スケルツォ(オルガン交響曲第6番 Op.59より)、
 フィナーレ(オルガン交響曲第5番 Op.47より)
デュリュフレ:組曲 Op.5
デイヴィッド・ブリッグス:デュリュフレの墓(世界初録音)
ジョセフ・ノーラン(Org)

録音:2015年9月3日−4日、サン・テティエンヌ・デュ・モン教会(フランス)
シャルル=マリー・ウィドールのオルガン交響曲全集(全5巻)を完成させ国際的に高く評価されているジョセフ・ノーラン。シャルル・トゥルヌミール、モーリス・デュリュフレ、ルイ・ヴィエルヌらフランス・オルガン楽派の作品集。ジャン・ラングレの門下生であり、セント・オールバンズ国際オルガン音楽祭のコンクールで英国人として初のトゥルヌミール賞(最優秀即興演奏賞)に輝いたオルガニスト&作曲家、デイヴィッド・ブリッグスの「デュリュフレの墓(ル・トンボー・ドゥ・デュリュフレ)」は世界初録音。アルバム・タイトルの「ミッドナイト・アット・サン・テティエンヌ・デュ・モン」は、ウディ・アレン監督の名画「ミッドナイト・イン・パリ」からインスパイアしています。

Forgotten Records
fr-1165A(1CDR)
フランソワーズ・プティ〜フォーレ
フォーレ:即興曲集〔第1番 変ホ長調 Op.25 /第2番 ヘ短調 Op.31 * /第3番 変イ長調 Op.34 /第5番 嬰ヘ短調 Op.102 * 〕
 夜想曲第2番 ロ長調 Op.33-2
 舟歌第7番 ニ短調 Op.90
 舟歌第7番 ニ短調 Op.90
 夜想曲第13番 ロ短調 Op.119 *
フォーレ&アンドレ・メサジェ:バイロイトの思い出#
シャブリエ:ミュンヘンの思い出#
フランソワーズ・プティ(P) 
アンヌ=マリー・ベッケンシュタイナー(P)#

録音:1955年3月*/# 、1956年3月

音源: Erato LDE 1016、 LDE 1017、LDE 1046

ATMA
ACD2-2684(1CD)
ストラヴィンスキー:「ぺトルーシュカプルチネッラ」からの3楽章(“熊の踊り”ジャルベール編曲を含む)
 火の鳥(G.アゴスティ編曲版)
プロコフィエフ:「ロミオとジュリエット」よりOp.75
デイヴィット・ジャルベール(P)

録音:2016年9月ケベック
北米を中心に高い注目を集めているカナダの若きピアニスト、デイヴィッド・ジャルベールに。古典から現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、これ までにバッハ:ゴルトベルク変奏曲(ACD2.2557)、アダムズ&グラス(ACD2.2556)、ショスタコーヴィチ:24の前奏曲(ACD2.2555)、サティ&プー ランク(ACD2.2683)と実に多彩なプログラムの4枚のアルバムをATMAよりリリースしてきたジャルベールですが、今回はロシア・バレエ音楽の編曲 集に挑戦しています。 (Ki)

AEVEA
AE-15001(4CD)
レイナルド・アーン:ピアノ独奏曲全集
ナイチンゲール狂乱(第1巻:22曲)
ナイチンゲール狂乱(第1巻の残り、2、3、4巻:25曲)
アンスピラシオン/ジュヴニリア(全6曲)/印象(全3曲)/憂鬱な輪郭/グッドバイ/愛の小品(全4曲)/イタリア風夜曲/月の光に(全11曲)/初見用小品/画家の肖像(全4曲)/ヘリオトロープの夢みる歌/傷心のトンボのヴァルス/フリギア調の歌/夢想
最初のヴァルス集(全11曲)/バッカス巫女の踊り/アンジェロのパヴァーヌ(編曲)/ソナチネ/ハイドンの名による変奏曲/「天地創造」への序曲/軍隊行進曲「若き勝者」/勇敢な娘マノン〜前奏曲と間奏曲(編曲)/2つの練習曲
アレッサンドロ・デルジャヴァン(P)

録音:2013年10月21-24日、11月19、25日/テアトロ・コムナーレ(アトリ)、2015年12月19日/エリック・ジェームス・スタジオ(ヴィチェンツァ)
レイナルド・アーン(1874-1947)は甘美な歌曲で知られていますが、生涯にわたりピアノ曲を作り、かなりの数が残されています。近年少しずつ録音が現れていますが、すべてを集めた待ちに待った全集の登場です。全4枚のうち2枚は47曲から成る「ナイチンゲール狂乱」で占められていますが、他の2枚は珠玉の小品がぎっしり納めされています。ことに「ジュヴニリア」や「2つの練習曲」など、びっくりするほどオシャレで繊細、最愛の曲を見つけたように幸せな気持ちになれます。
アレッサンドロ・デルジャヴァンは1987年生まれのイタリアのピアニスト。ウィリアム・ナボレ、メナヘム・プレスラー、アンドレアス・シュタイアーといった特別なピアニストの薫陶を受け、2013年のヴァン・クライバーン国際コンクールでは審査員特別賞を受けています。明るい音色、切れ味の良い技巧でアーン作品にピッタリです。 (Ki)
AEVEA
AE-16019(3CD)
サティ:初期および秘儀的作品
3つのサラバンド/3つのジムノペディ/4つのオジーヴ/グノシエンヌ第5番/ハンガリーの歌(未出版)/3つのグノシエンヌ/グノシエンヌ第4番/「至高存在」のライトモチーフ/ユスピュ
星の息子たち(全曲)/ナザレ人の前奏曲集
バラ十字軍の最初の思想/バラ十字軍の3つのファンファーレ/2つの前奏曲【若い処女のためにノルマンディの騎士によっ
て催された祝宴/エジナール】/ゴシック舞曲/ヴェクサシオン/祈り/モデレ/天国の英雄的な門の前奏曲/グノシエンヌ第6番/舞踏への小序曲/冷たい小品/3つのゆがんだ踊り/世俗的で豪華な唱句
アレッサンドロ・シモネット(P)

録音:2015年11月21、29-30日、2016年6月29-30日、7月22日/エリック・ジェームス・スタジオ(ヴィチェンツァ)
サティの作品うち、1887年から97年にかけて作曲されたものをすべて集めたアルバム。3つのジムノペディや3つのグノシエンヌはぬかりなく収められています。また「星の息子たち」全曲や、ユスピュなど珍しい作品、ヴァクサシオン(繰り返し回数不明)もあり、興味津々ですアレッサンドロ・シモネットは1974年生まれのイタリアのピアニスト。サウンド・エンジニア、プロデューサーとしても活躍し、このアルバムも凝ったつくりになっています。 (Ki)
AEVEA
AE-17032(1CD)
ガーシュウィン:ピアノ曲全集
18のソングブック【手を叩いて/ドゥ・ドゥ・ドゥ/ドゥ・イット・アゲイン/魅惑のリズ
ム/アイ・ガット・リズム/天国への階段/ライザ/私の彼氏/マイ・ワン・アンド・オンリー/ノーバディ・バット・ユー/オー・レディ・ビー・グッド!/誰かが私を愛している/ストライク・アップ・ザ・バンド/スワニー/スイート・アンド・ロウ・ダウン/ス・ワンダフル/すてきな気持ち/フー・ケアーズ】/ジャスポー・ブラウンのブルース/2つの調による即興曲/3つの前奏曲/プロムナード/四度のノヴェレッテ/前奏曲(断片)/前奏曲(番号なし)/眠れぬ夜/ラプソディ・イン・ブルー(ピアノ・ソロ版)/リアルト・リップルズ・ラグ/スイス・ミス/スリー・クウォーター・ブルース/2つのワルツ/メリー・アンドリュー
マウリツィオ・ザッカリア(P)

録音:2016年/エリック・ジェームス・スタジオ(ヴィチェンツァ)
ガーシュウィンのピアノ独奏曲といえば、3つの前奏曲や18のソングブックが知られていますが、いずれもガーシュウィンならではのメロディと華麗なピアノ書法による魅力的な作品となっています。ここではそれ以外も含め、出版された彼のピアノ作品をすべて収録しました。人気作「ラプソディ・イン・ブルー」のソロ版はもちろんながら、ガーシュウィンが当時最新の技法を試した「2つの調による即興曲」や「2つのワルツ」も興味津々。ザッカリアの清冽なピアノが光ります。
AEVEA
AE-16024(1CD)
ルロイ・シールズ:「ローレル&ハーディ」映画音楽オリジナルピアノ版
ルーサー・タン・ルース(1930)/ドクターズ・オーダー(1930)/ビー・ビッグ!(1931)/ティーチャーズ・ペット(1930)/アナザー・ファイン・メッス(1930)/スクラム!(1932)/バーゲン・デイ(1931)/キチンズ・カム・ホーム(1931)/メイド・アラ・モード(1933)/ヘルピング・グランマ(1931)/ラーフィング・グレイヴィ/カスカディア/レッツ・ゴー!/ギヴ・アス・ア・ハンド/極楽二人組(1931)/ガール・ショック(1930)
アレッサンドロ・シモネッティ(P)

録音:2016年/エリック・ジェームス・スタジオ(ヴィチェンツァ)
ルロイ・シールズ(1893-1962)はアメリカの作曲家。サイレント時代に絶大な人気を誇ったローレル&ハーディの映画シリーズのためにノリの良い劇伴音楽を作っています。サイレント映画オタクのアレッサンドロ・シモネッティがそれらを蘇らせました。古き良きアメリカを彷彿させてくれます (Ki)



Ars Produktion
ARS-8237(1SACD)
ショパン:24の前奏曲 Op.28
子守歌 変ニ長調 Op.57
コントルダンス 変ト長調 遺作
ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58
福間洸太朗(P)

録音:2017年5月2-4日ドイツ ヴッパータール、イマヌエル教会
『24の前奏曲』と『ソナタ第3番』は、ショパンのピアノ作品において最高傑作と言えます。療養の目的で滞在したマヨ ルカ島で病状が悪化する中、死に物狂いで書かれた『前奏曲』の数々。再び病気になった上に、父親を亡くした直後 に作曲された『ソナタ第3番』。このような人生の大苦難の時に、ここまで大規模で充実した内容を持つ作品が生み出 されたことに、私たちは唯々驚愕します。  このアルバムで私が試みたのは、これら2作品を中核とした二つのライフサイクルを示すことです。一つ目のサイクルは、 物事の開始に相応しいハ長調で始まり、多くの作曲家にとって「死」を意味するニ短調で終わる『24の前奏曲』と、そ の半音下の変ニ長調で魂が昇天するかのように温かく神聖な空気で奏でられる『子守歌』まで。もう一つは、ショパン の青年時代に書かれた『コントルダンス』で新しい人生が始まり、『ソナタ第3番』で波乱万丈の展開の末、最後はロ長 調で輝かしく勝利して締めくくられるサイクルです。私にはその『勝利』が、ショパンが自分の置かれた辛い人生の境遇に 打ち克ったことを意味しているように思えてなりません。  この録音を制作してくださったARS-Produktionに深く感謝すると共に、このアルバムが聴いてくださる方に、生きる 勇気と希望を与えられれば嬉しく思います。 −:福間洸太朗
Ars Produktion
ARS-38231(1SACD)
20&21世紀の無伴奏チェロ音楽
ウォルトン:無伴奏チェロの為のパッサカリア(ムスティスラフ・ロストロポーヴィチに献呈)
ベルトルト・フンメル(1925-2002):無伴奏チェロの為の幻想曲第2番「パブロ・カザルスの記念に」Op.97a(ユリウス・ベルガーに献呈)
ペンデレツキ:スラヴァのために(無伴奏チェロの為の;ムスティスラフ・ロストロポーヴィチに献呈)
クルターグ・ジェルジュ(1926-):ピリンスキ・ヤーノシュ−ジェラール・ド・ネルヴァル(無伴奏チェロの為の;ゾルターン・コチシュに献呈)
 アツェール・ジェルジュの記念に(無伴奏チェロの為の;アツェール・ジェルジュに献呈)
ミクロス・ローザ(1907-1995):無伴奏チェロの為のトッカータ・カプリチョーザ Op.36(グレゴール・ピアティゴルスキーに献呈)
エフィ・マルコウラキ(1960-):クレタ組曲(無伴奏チェロの為の;ミヒャエル・ホイペルに献呈)
アウリス・サッリネン(1935-):セバンスチャン・ナイトの為の悲歌(無伴奏チェロの為の)
リゲティ・ジェルジュ(1923-2006):無伴奏チェロ・ソナタ(Ove Nordwallに献呈)
ミヒャエル・ホイペル(Vc)

録音:2017年3月6-8日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ミヒャエル・ホイペルは1988年ギリシャのアテネに生まれたチェロ奏者。アテネで学んだ後ドイツのハノーファー音楽大学でティルマン・ヴィック、アルト・ノラスに師事。
Ars Produktion
ARS-38236(1SACD)
アンコール
バッハ(ジロティ編):前奏曲ロ短調(BWV 855a
ボルトキェヴィチ:練習曲 Op.15-9
プーランク:即興曲第13番イ短調
ドビュッシー:夢/夜想曲
 前奏曲第2巻 から 霧,枯葉,水の精,花火
ベリオ:6つのアンコール〜水のピアノ
フィリップ・グラス(1937-):練習曲第9番/同第16番
武満徹(1930-1996):ロマンス/雨の樹素描
アルベーナ・ペトロヴィチ=ヴラチャンスカ(1965-):生き残る愛の橋
ロマン・ノスバウム(P)

録音:2017年4月、インマヌル文化センター(インマヌエル教会)、ヴッパータール、ドイツ
ロマン・ノスバウムはスイスに生まれ、ルクセンブルク音楽院、メス音楽院(フランス)、バーゼル市立音楽アカデミー(スイス)、ベルン音楽院(スイス)で学んだピアニスト。アルベーナ・ペトロヴィチ=ヴラチャンスカはブルガリアの作曲家。
Ars Produktion
ARS-38239(1SACD)
リスト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
慰め(コンソレーション)第3番 S.172
「巡礼の年 第2年 イタリア」から ペトラルカのソネット第104番 S.270
「巡礼の年 第2年補遺 ヴェネツィアとナポリ」から タランテッラ S.162
ドンカ・アンガチェヴァ(P)

録音:2017年6月、インマヌル文化センター(インマヌエル教会)、ヴッパータール、ドイツ
ブルガリアのピアニスト、ドンカ・アンガチェヴァの当レーベル第3作は得意のリスト。

Acte Prealable
AP-0394(1CD)
20世紀のチェンバロ音楽
ジャン=ジャック・グリュネンヴァルド(1911-1982):チェンバロの為の舞踊組曲
武満徹:夢見る雨(チェンバロの為の)
リゲティ:ハンガリアン・ロック(チェンバロの為のシャコンヌ)
アレクサンドラ・ガルバル(1970-):チェンバロとピアノの為の協奏曲*
ユルク・バウアー(1918-2010):チェンバロと打楽器の為のディヴェルティメント(3つの幻想曲)+
ヤン・ヴィンツェンティ・ハヴェル(1936-):チェンバロの為のパルティータ
アレクサンドラ・ガルバル(Cemb)
カタジナ・クフャトコフスカ(P)*
アレクサンドラ・ロゴフスカ(打楽器+)

録音:1997、1998年
アレクサンドラ・ガルバルはポーランドの作曲家・ピアノおよびチェンバロ奏者・音楽理論家。カトヴィツェ音楽アカデミーでユゼフ・シフィドラ(1930-2014)に作曲を、マレク・トポロフスキにチェンバロを師事。ユルク・バウアーはドイツ、ヤン・ヴィンツェンティ・ハヴェルはポーランドの作曲家。

TROUBADISC
TRO-CD01450(1CD)
無伴奏ヴァイオリンの為の音楽 Vol.9
ヴァインベルク(1919-1996):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.82(1964)
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.95(1967)
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 Op.126(1979)
シュニトケ(1934-1998):無伴奏ヴァイオリンの為のフーガ(1953)
レナーテ・エッゲブレヒト(Vn)
ミェチスワフ(モイセイ)・ヴァインベルクはポーランドに生まれたユダヤ系ソヴィエトの作曲家。第二次大戦勃発によりソヴィエトに亡命しましたがポーランドに残った家族の多くは強制収容所で死亡、戦後もソヴィエト当局に批判され逮捕される等苦難の生涯を送りました。ショスタコーヴィチとの親交が深く、彼から多大な影響を受けました。ヴァインベルクはあらゆるクラシカル・ジャンルに多数の作品を残しましたが、無伴奏ヴァイオリンのために書かれたものは当盤に収録の3曲がすべてです。

NORTHERN FLOWERS
NF/PM-A99121(1CD)
ボリス・ティシチェンコ(1939-2010):ピアノ作品全集 Vol.4
 ピアノ・ソナタ第3番 Op.32(1965)
 ピアノ・ソナタ第8番 Op.99(1986)
 ピアノ・ソナタ第9番 Op.114(1992)
ヴラディーミル・ポリャコフ(P)

録音:2005年

ALTO
ALC-1364(1CD)
ドビュッシー:ピアノ名曲集
ベルガマスク組曲〜月の光
子供の領分/アラベスク第1番
前奏曲集第1巻〜アナカプリの丘/亜麻色の髪の乙女/途絶えたセレナード/沈める寺/ミンストレル
前奏曲集第2巻〜奇人ラヴィーヌ将軍
版画/映像/喜びの島
マルティノ・ティリモ(P)

録音:1988-1991年 
初出:IMP
「ドビュッシー:ピアノ作品集」(ALC-4002)にて既発売の音源。

Avie
AV-2381(1CD)
ラフマニノフ:2台ピアノのための組曲&6つの小品
2台ピアノのための幻想的絵画(組曲第1番) Op.5
2台ピアノのための組曲第2番 Op.17
ピアノ連弾のための6つの小品 Op.11
チャールズ・オーウェン(P)、
カーチャ・アペキシェワ(P)

録音:2017年8月5日−8日、ホール・ワン、キングス・プレイス(ロンドン)
ロシアの女流ピアニスト、カーチャ・アペキシェワとイギリスの名ピアニスト、チャールズ・オーウェン。現在共にギルドホール音楽院のピアノ科教授を務める二人は、2016年には新たにロンドン・ピアノ音楽祭(ロンドン・ピアノ・フェスティバル)を創設し芸術監督を務めるなど、優れたピアノ・デュオとしても活躍。英BBCの人気TV番組「Andrew Marr Show」にもデュオで出演し、英Quartzレーベルにはストラヴィンスキーの連弾アルバム(QTZ 2117)を録音しています。
オーウェン&アペキシェワのデュオによるAvie第1弾は、ラフマニノフの2台ピアノのための組曲第1番&第2番と4手連弾のための6つの小品を収録。二人の息の合った演奏で、色彩溢れる華麗なパッセージから幻想的で美しいハーモニーまで、2台ピアノの醍醐味を感じさせてくれます。

CLAVES
50-1702(3CD)
ジュネーブ国際音楽コンクール入賞者によるフェスティバル2015
■Disc1(70’18”)
(1)ラモー:新クラヴサン組曲集第1番(第4組曲)
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
(3)ショパン:24の前奏曲Op.28より第13番嬰ヘ長調、第14番変ホ長調、第15番変ニ長調「雨だれ」、第16番変ロ短調、第17番変イ長調、第18番ヘ短調、第19番変ホ長調、第20番ハ短調、第21番変ロ長調、第22番ト短調、第23番ヘ長調、第24番ニ短調
(4)ショパン:マズルカ風ロンドヘ長調Op.5
■Disc2(66’15”)
(1)シューマン:謝肉祭Op.9より「キリアーナ」「ショパン」「エストレッラ」「再会」「パンタロンとコロンビーヌ」「ドイツ風ワルツ」「間奏曲『パガニーニ』」「告白」「プロムナード」「休息」「ペリシテ人と戦うダーヴィド同盟の行進」
(2)ベートーヴェン(リスト編):交響曲第5番「運命」より第2楽章
(3)シューベルト(リスト編):12の歌S.558より「水に寄せて歌う」「魔王」
(4)リスト:巡礼の年第1年「スイス」より「ジュネーブの鐘」S.160
(5)リスト:ピアノ・ソナタロ短調S.178よりカンタンド・エスプレシーヴォ
(6)リスト:巡礼の年第3年S.163より「エステ荘の糸杉に寄せて-葬送歌第1曲、第2曲
■Disc3(59’55”)
(1)リスト:パガニーニによる大練習曲S.141より第3番嬰ト短調「ラ・カンパネッラ」、第4番ホ長調、第5番ホ長調「狩り」、第6番イ短調「主題と変奏」
(2)スクリャービン:24の前奏曲Op.11より第1番ハ長調、第2番イ短調、第3番ト長調、第4番ホ短調、第5番ニ長調、第6番ロ短調、第15番変ニ長調、第16番変ロ短調、第17番変イ長調、第18番ヘ短調、第21番変ロ長調、第22番ト短調、第23番ヘ長調、第24番ニ短調
(3)デュカス:ピアノ・ソナタ変ホ短調より第2&3楽章
(4)田中カレン:クリスタリーヌ
■Disc1(70’18”)
(1)イリーナ・ザッハレンコヴァ(P)【第65回第3位(2005年)】
(2)ニコラ・スタヴィ(P)【第61回第2位(2001年)】
(3)ムン・ジヨン(P)【第74回第1位(2014年)】
(4)ホンギ・キム(P)【第74回第3位(2014年)】

■Disc2(66’15”)
(1)大崎結真(P)【第62回第3位(2002年)】
(2)ローランド・クリューガー(P)【第61回第1位(2001年)】
(3)セルゲイ・クドリャコフ(P)【第62回第1位(2002年)】
(4)ミハイル・スポロフ(P)【第72回第2位(2012年)】
(5)イ・ヒョジュ(P)【第70回第2位(2010年)】
(6)ロレンツォ・スーレ(P)【第72回第1位(2012年)】

■Disc3(59’55”)
(1)パラヴィ・マヒダラ(P)【第74回第2位(2014年)】
(2)マリア・マシチェワ(P)【第70回第2位(2010年)】
(3)ハオ・ドゥアンドゥアン(P)【第68回第2位(2008年)】
(4)松下彩(P)【第72回第3位(2012年)】

ライヴ録音:2015年11月14&15日/バティモン・デ・フォルス・モトリス(ジュネーブ/スイス)
世界的音楽家への登竜門として名高いジュネーブ(ジュネーヴ)国際音楽コンクール。その歴史は古く、1939年に第1回が開催されその後ほぼ毎年開催さ れています。第1回のピアノ部門の優勝者はアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリで、その後第8回(1946年)にはフリードリヒ・グルダ、第19回(1957 年)にはマルタ・アルゲリッチが優勝するなど、世界的演奏者を数多く輩出してきました。 当ディスクは第75回(2015年)のコンクール開催を記念として過去のピアノ部門の入賞者14人が出演した2日間のフェスティバルのライヴ収録した3枚 組です。当時弱冠18歳で優勝したムン・ジヨン、圧倒的なテクニックと豊かな情感で評価を集めたローランド・クリューガー、当コンクールをはじめ世界の名 だたるコンクールの受賞歴を誇る大崎結真、松下彩、難曲揃いのティシチェンコのピアノ作品集(BIS SA 2189)のディスクでも評価の高いニコラ・スタヴィ、 NHK交響楽団の第1コンサートマスター篠崎史紀が絶大な信頼を寄せるセルゲイ・クドリャコフなど、当コンクールから羽ばたいたピアニストが感性豊かな 演奏を披露しております!録音はClavesレーベルでもおなじみのジャン=クロード・ガブレルが担当。ガブレルは小糸恵のバッハのオルガン作品集をはじめ とする録音で高く評価を得ている名録音技師です。 (Ki)

PREISER
PRCD-91353(1CD)
「Quadratych」〜ティモシー・ホーダー:ピアノ作品集
Quadratych A〜D
Narrative 1〜5
Day dream morning
Day dream afternoon
Day dream evening
Fugal contemplation 1〜7
フレデリック・ブルーム(P)
ティモシー・ホーダーは作曲のみならず画家としても活動しており、このCDのジャケットに使われているのも彼のアート作品。アメリカで学び、現在ウィー ン在住。ニューヨーク生まれのピアニスト、フレデリック・ブルームとはウィーンで出会い、親密な関係を続けており、Preiserレーベルから既に「カスケー ド」というピアノ作品集をリリースしています(TH-2301)。 収録されているのはバッハの前奏曲やインヴェンションを思わすような譜面とポップス風コード進行によるピアノ音楽。フガートで始まる「Fugal contemplation」もポリフォニーに終始せず、洒落た響きとメロディを聴かせます。 (Ki)

La Dolce Volta
LDV-32(1CD)
フォーレ:作品集
ピアノと管弦楽のためのバラード 嬰ヘ長調 op.19
夜想曲第2番 ロ長調 op.33
管弦楽組曲「ペレアスとメリザンド」op.80
夜想曲第4番 変ホ長調 op.36
夜想曲第11番 嬰ヘ短調 op.104
「ペネロープ」序曲
ピアノと管弦楽のための幻想曲 ト長調 op.111
フィリップ・カサール(P)
ジャック・メルシエ(指)
ロレーヌ国立O

録音:2016年7月5-8日
日本語帯・解説付
フランスの名手、フィリップ・カサールによるフォーレ。カサールは、ラザール=レヴィの弟子、ジャック・ブロシュに最初にピアノの手ほどきを受け、 パリ国立高等音楽院ではフォーレにもっとも近い存在だった音楽家、ロジェ=デュカスに師事したドミニク・メルレの下でさらに学んでいる、いわばフォー レ弾きともいえるピアニスト。
収録されているのは、難聴を患った75歳のフォーレが作曲した、フォーレ唯一のピアノ協奏曲といえる「ピアノと管弦楽のための幻想曲」をはじめ、 1879年に作曲したピアノ独奏のための「バラード」を、フォーレ自身が管弦楽を伴う版に編曲した「ピアノと管弦楽のためのバラード」など。他にもソロ曲や、 管弦楽作品も収録されており、清らかなアラベスク、輝きなど、フォーレの魅力を存分に味わうことができます。カサールはフランスのラジオ番組でも自ら 語り、演奏しながら作品を解析する「Notes du Traducteur」で人気を博していますが、そのクリアーな音色と作曲家・作品に対する深い理解で、どの 作品も実にらくらくと響いており、穏やかな気持ちになれる1枚です。 (Ki)

Etcetra
KTD-6008(2CD)
ライフ・パス
カルティエ:ヴィブラフォンのための24の映像 「フォーカス」
マリンバのための20の子どもの歌 「イメージ」
バルト・カルティエ(ヴィブラフォン、マリンバ)

録音:2016年8月16日−18日
リュッセル王立音楽院でクラシックとジャズの鍵盤楽器を教えるベルギーの名パーカッショニスト、バルト・カルティエの自作自演アルバムが、Et'cetera Nowから登場!
バルト・カルティエは、クラシックとジャズを中心に、現代音楽、ポップス、テレビ、ラジオなど幅広いジャンルで活躍、ヴィブラフォンとマリンバの名手であり、ジャズをテーマとした作曲コンテストにも二度入賞するなど、作曲家としても知られています。カルティエが90年代に書いたマリンバのための「イメージ」と、それから25年後に書いたヴィブラフォンのための「フォーカス」は、楽譜や書籍も出版され、鍵盤打楽器のレパートリー拡大にも寄与してきました。

NIFC
NIFCCD-9051(1CD)
パデレフスキ:ピアノ曲集
メロディ 変ト長調 Op.16-2
夜想曲 変ロ長調 Op.16-4
エレジー ロ短調 Op.4
レジェンド第1番 変イ長調 Op.16-1
ポロネーズ舞曲集 Op.5〔第1曲 クラコヴィアク ホ長調、第2曲 マズルカ ホ短調、第3曲 クラコヴィアク 変ロ長調〕
メヌエット ト長調 Op.14-1
ピアノ協奏曲 イ短調 Op.17
ダン・タイ・ソン(P)、
ウラディーミル・アシュケナージ(指)
フィルハーモニアO

録音:2015年8月27日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポーランド/協奏曲)&2017年5月16日−17日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ/その他の小品)
2015年の「ショパンと彼のヨーロッパ(Chopin and his Europa)」国際音楽祭でアシュケナージ&フィルハーモニアOと共演したパデレフスキの「ピアノ協奏曲」、そして2017年録音のパデレフスキのピアノ小品集を収録。世界的なショパン弾きでもあるダン・タイ・ソンが披露する、ポーランドの偉大なコンポーザー=ピアニスト、イグナツィ・ヤン・パデレフスキの音楽にご期待ください!桂冠指揮者として良好な関係を継続し、新たにスタートしたラフマニノフの交響曲全集も好調なウラディーミル・アシュケナージ(指)とフィルハーモニアOとの共演もポイント。

カメラータ
CMCD-28347(1CD)
税込定価
2017年12月1日発売
北ドイツ楽派のコラールファンタジー/松居直美
ハインリヒ・シャイデマン:アレルヤ、我らの神を褒め称えよ
フランツ・トゥンダー:来ませ、精霊、主なる神
ヨハン・アダム・ラインケン:バビロンの流れのほとりに
ヴィンツェント・リューベック:われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ
ニコラウス・ブルーンス:来ませ、異邦人の救い主よ
ディートリヒ・ブクステフーデ:今ぞ喜べ、愛するキリスト者のともがらよ
松居直美(Org)

録音:2016年9月/ドイツ
 日本を代表するオルガンの第一人者、松居直美の最新録音は、ドイ ツ・シュターデの教会にある17世紀建造の歴史的銘器を用い、バッハ に至るオルガン芸術黄金期を築いた北ドイツ楽派の6人の作曲家による 「コラール・ファンタジア」集です。  当アルバムでは、高音質で定評ある「UHQCD」を採用しました。マ スター音源に収められたオルガン銘器の響きを余すところなくお楽し みください。(カメラータ)

MIRARE
MIR-382(2CD)
リスト: ワーグナーのオペラ・楽劇からの全編曲作品集・トリスタンとイゾルデの前奏曲*(タンギ・ド・ヴィリアンクールによる編曲)
イゾルデの愛の死〜「トリスタンとイゾルデ」より
ヴァルハラ〜「ニーベルングの指環」より
リエンツィの主題による変奏曲
つむぎ歌〜「さまよえるオランダ人」より
ゼンタのバラード〜「さまよえるオランダ人」より
静かな炉辺で〜「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より
聖杯への厳かな行進曲〜「パルジファル」より
リヒャルト・ワーグナーの墓に*(リスト作曲)
タンホイザー序曲
エルザの夢〜「ローエングリン」より
エルザの結婚の行進〜「ローエングリン」より
祝典と結婚式の歌〜「ローエングリン」より
ローエングリンの非難〜「ローエングリン」より
ヴァルトブルク城への客人の入場〜「タンホイザー」より
レチタティーヴォと夕星の歌〜「タンホイザー」より
巡礼の合唱〜「タンホイザー」より
・ワーグナー:エレジー
トリスタンとイゾルデの前奏曲、およびリスト作の「リヒャルト・ワーグナーの墓に」、ワーグナー作の「エレジー」以外はすべてワーグナー原曲/フランツ・リスト編曲です。
タンギ・ド・ヴィリアンクール(P)

録音:2016年4月19-22日、2017年3月31日&4月2日/エスパス・モーリス・フルレ(パリ音楽院)
19世紀の音楽界でとりわけ異彩を放つ存在、フランツ・リスト。彼は1848年から1885年にかけて、15のワーグナー作品のピアノ編曲を行いました。 そのどれもが、10本の指では演奏不可能と思えるほどの超絶技巧を用いており、オリジナルの管弦楽の原曲にも勝るとも劣らぬ壮大な世界となっています。 それを全部収録したのがこの2枚。この偉業に挑んだのは、1990年フランス生まれのタンギ・ド・ヴィリアンクール。パリ国立高等音楽院でロジェ・ム ラロ、クレール・デセール、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェのクラスで学び、2008年のYAMAHAコンクール、2013年のフォーレ・コンクールで 入賞、以降ジャック・ルヴィエ、ケフェレックらのもとでさらに研鑽をつみ、2016年にジュネーヴ芸術協会の審査員賞、およびオーディエンス賞を受賞。 2017-19のSPEDIDAMジェネレーションのウィナーとなるなど、ますますの活躍が期待される新星です。ライナーノートはヴィリアンクール自身による もので、それぞれの楽曲の場面と特徴が非常によくまとめられています(日本語訳な し )。 (Ki)


Audite
AU-21451(9CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
[Disc1](71'36")
・ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.2-1
・ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 Op.2-2
・ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2-3
[Disc2](61'24")
・ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 Op.7
・ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調 Op.10-1
・ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調 Op.10-2
[Disc3](73'22")
・ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10-3
・ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調『悲愴』 Op.13
・ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 Op.14-1
・ピアノ・ソナタ第10番 ト長調 Op.14-2
[Disc4](79'04")
・ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調 Op.22
・ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 Op.26
・ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調 Op.27-1
・ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調『月光』 Op.27-2
[Disc5](74'08")
・ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調『田園』 Op.28
・ピアノ・ソナタ第16番 ト長調 Op.31-1
・ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調『テンペスト』 Op.31-2
[Disc6](78'06")
・ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調『狩』 Op.31-3
・ピアノ・ソナタ第19番 ト短調 Op.49-1
・ピアノ・ソナタ第20番 ト長調 Op.49-2
・ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調『ワルトシュタイン』 Op.53
・ピアノ・ソナタ第22番 ヘ長調 Op.54
[Disc7](76'39")
・ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調『熱情』 Op.57
・ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調 Op.78
・ピアノ・ソナタ第25番 ト長調 Op.79
・ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調『告別』 Op.81a
・ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 Op.90
[Disc8](68'21")
・ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101
・ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調『ハンマークラヴィーア』 Op.106
[Disc9](69'07")
・ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
・ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
・ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
マルティン・ラッシュ(P;Steinway D)

録音:2014年8月(第4-8番)、2015年2月(第12-15番)、2015年3月(第1、9-11番)、2015年4月(第2、3、19、20番)、2015年8月(第16-18、21、23番)、2016年2月(第27-29番)、2016年3月(第22、24-26番)、2016年7月(第30、31番)、2016年8月(第32番)
/ミュンヘン音楽・演劇大学、大ホール(ミュンヘン)
1974年生まれのドイツ中堅ピアニスト、マルティン・ラッシュがついにベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を録音しました。マルティン・ラッシュは 1996年にカラブリア国際ピアノ・コンクールで第1位を獲るなど数々のコンクールでの入賞歴を誇る実力派。これまでにゲルハルト・オピッツ、フーゴー・ シュトイラーなど名だたるピアニストに師事し、現在は母校ミュンヘン音楽・演劇大学のピアノ科にて後進の育成にも力を注いでおります。バッハ、ベートー ヴェン、シューマン、シューベルト、モーツァルトを得意とし、とりわけベートーヴェンの解釈には定評があります。全体的に速めのテンポ設定で軽やかさ と重厚感を持ち合わせます。ドイツ正統派の系譜ながらラッシュの個性も感じられる注目すべき全集が登場しました! (Ki)

Goodies
78CDR-3706(1CDR)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV1005より ヴァーシャ・プシホダ(Vn)

独 POLYDOR 68282/3
1943年6月ベルリン録音
鬼才プシホダが第2次世界大戦の真っ只中に録音したJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 BWV1005から第1楽章アダージョと第2楽章フーガである。なぜ全曲を完成しなかったかは謎。ヴァーシャ・プシホダ(1900-1960)はチェコのヴォズナニーに生まれたヴァイオリニスト。11歳でプラハ音楽院に入った。ミラノの演奏会に居合わせた大指揮者アルトゥーロ・トスカニーニ(1867-1957)を驚愕させ「新しいパガニーニ」と激賞させたのがきっかけでヨーロッパ諸国で認められた。1921年にアメリカデビュー。その直後から縦振動盤のエジソン・ダイアモンドディスクやドイツPOLYDORに録音が始まった。第2次世界大戦中はザルツブルクのモーツァルテウムで教鞭をとった。戦後はウィーンを拠点に教鞭と演奏活動を行った。プシホダはこのシリーズでドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲(78CDR-3392)、タルティーニ:悪魔のトリル(78CDR-3628)、チゴイネルワイゼン他(78CDR-3574)、ヴィターリ:シャコンヌ(78CDR-3068)が出ている。(グッディーズ)
Goodies
78CDR-3707(1CDR)
バルトーク:ルーマニア民族舞曲集
民謡の旋律による 3つのロンド
リリー・クラウス(P)

濠 PARLOPHONE AR1123/4
1938年8月23日(ルーマニア民族舞曲&ロンドNO.1),
1938年10月7日(ロンドNO.2&NO.3)ロンドン録音
リリー・クラウス(1905-1986)はハンガリー生まれの女流ピアニスト。17歳でブダペスト音楽院に入り、ベラ・バルトーク(1881-1945)、ゾルタン・コダーイ(1882-1967)らに師事した。1922年にはウィーンに赴きウィーン音楽アカデミーでアウトゥール・シュナーベル(1882-1967)とエドゥアルト・シュトイアーマン(1892-1964)についてさらに研鑽を積んだ。1930年代からモーツァルトやベートーヴェンの演奏家として名声をあげ、ヴァイオリンのシモン・ゴールドベルク(1909-1993)と共演して各国で評判をとった。1942年インドネシアのジャワで公演中、ゴールドベルクと共に日本軍によって軟禁され大戦集結まで拘束された。戦後イギリス国籍を取得して演奏活動を再開、1967年から83年はアメリカで活躍。最終的にアメリカに定住した。このシリーズではモーツァルト:ピアノ協奏曲第18番(78CDR-3274)、シモン・ゴールドベルクと共演したベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」(78CDR-3431)、モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ選集(78CDR-3380/81)が出ている。(グッディーズ )


Hyperion
CDA-68189
輸入盤・特価
PCDA-68189
国内仕様盤
税込定価

ストラヴィンスキー:2台ピアノのための音楽
春の祭典(作曲者自身の編曲による2台ピアノ版)
2台のピアノのための協奏曲
マドリード(スリマ・ストラヴィンスキー編曲)
タンゴ(ヴィクトル・バビン編曲)
サーカス・ポルカ(ヴィクトル・バビン編曲)
マルク=アンドレ・アムラン(P)
レイフ・オヴェ・アンスネス(P)

録音:2017年4月6日−8日、テルデックス・スタジオ(ベルリン)
モートン・フェルドマンの録音(PCDA 68048)で新しい世界を魅せつけてくれた超人マルク=アンドレ・アムラン。新たな録音は、北欧を代表するノルウェーの名ピアニスト、レイフ・オヴェ・アンスネスとの2台ピアノ、それもストラヴィンスキーの「春の祭典」という弩級のアルバムが登場! 2017年にはヨーロッパ各地とアメリカの主要都市でコンサートを行ってきた、アムランとアンスネスの奇跡のピアノ・デュオ。二人のヴィルトゥオーゾが刺激的に描く難曲「春の祭典」を始め、「2台ピアノのための協奏曲」といくつかの編曲作品を収録したストラヴィンスキーの「2台ピアノのための作品集」にご期待ください!

Melba
MR-301148(2CD)
レイナルド・アーン:2台ピアノ&連弾曲全集
■2台のピアノのための
ひもときしリボン(12のワルツ)(1915)
傷病兵の眠りのために(全3曲)(1915)
メランコリックなカプリス (1897)
スケルツォ・レント (1891)
■連弾のための
アリアと牧歌の形式による小品 (1896)
7つの子守歌 (1904)
ライネッケの旋律によるあどけなき変奏曲 (1905)
アイルランド民謡による3つの前奏曲 (1893)
シャルル・ルヴェーデの主題による変奏曲 (1892)
レスリー・ハワード、マッティア・オメット(ピアノ・デュオ)

録音:2014年3月8-9日(2台ピアノ)、2015年2月22日(連弾)/サラ・デッラ・パルディ(パドヴァ)
イナルド・アーンの器楽曲は、予想外に隠れファンが多いのに驚かされます。歌曲同様に美しく人好きのする音楽でありながら、主に楽譜の入手が困 難なため手掛ける人々が少なかったので大歓迎と申せましょう。 そして待望のピアノ・デュオ作品全集の登場です。四半世紀前にヴァロワ・レーベルからフセイン・セルメットとクンウー・ペクによる「全集」と銘打っ たシリーズが開始されましたが、Vol.1以降リリースされずに終わりました。このアルバムは全2巻で全曲収録となっています。 アーンの音楽はベル・エポック期のパリならではの白粉の匂いのするよう色気と、芳醇なワインのような味わいが魅力。ここに収められた各曲もメロディ の美しさと洗練されたセンスに陶酔させられます。
演奏はハイペリオン・レーベルのリスト・ピアノ曲全集で知られるレスリー・ハワード。テクニックはもちろん、透明なタッチと上品な歌心が特徴で、アー ンの音楽にピッタリ。チッコリーニが激賞した若手のマッティア・オメットと極上の世界をつくりあげています。 (Ki)


若林工房
WAKA-4206(1CD)
メジューエワ//「巡礼の年」全曲録音シリーズ第2弾
リスト
:巡礼の年第2 年《イタリア》S.161
同補遺《ヴェネツィアとナポリ》S.162
イリーナ・メジューエワ(P)

録音:2017 年6 月& 8 月、新川文化ホール(富山県魚津市)
「第2 年《イタリア》」 は、リストが1837 年から39 年にかけて滞在したイタリアで親しんだミケランジェロやラ ファエロ、ダンテ、ペトラルカなどの美術・文学から受けた感銘を表現した音楽。若き リストならではの名技性を前面に打ち出しながらも、同時に深い抒情と精神性をたた えた素晴らしい作品です。メジューエワは真摯なアプローチで作品を細部に至るま で彫琢、その新たな魅力を浮き彫りにします。補遺の《ヴェネツィアとナポリ》では劇 的表現に満ち溢れた快演が聞きもの。ピアニスティックな魅力満載の一枚です。


Spectrum Sound
LPSMAC-003(1LP)
完全限定プレス
バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV1008
無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV1012
アンドレ・レヴィ(Vc)

録音:1960年パリ(モノラル)
180g重量盤
丁寧な復刻技術で定評のあるスペクトラム・サウンド。当LPはアンドレ・レヴィの貴重な録音から1960年にパリで収録されたバッハの無伴奏チェロ 組曲第2番と第6番です。雄弁に歌い上げるレヴィの個性的な歌い回しによるバッハ。濃厚な味わいと香り高き音色に酔いしれることができます。この演 奏をスペクトラム・サウンドの見事な復刻、しかもLPで聴くことができるのはアナログ・ファン狂喜と言えましょう。完全限定プレス。180グラム重量盤(東 洋化成プレス)。シリアルナンバー入り。
アンドレ・レヴィは1894年パリ生まれ。パリ音楽院でカミーユ・シュヴィヤールに室内楽を、チェロをジュール・ロエブにそれぞれ学び、1912年プ ルミエ・プリを授かっています。1914年、ハイドンのチェロ協奏曲を弾いてデビュー。1952年にはジュヌヴィエーヴ・ジョワ、ジャンヌ・ゴーティエら とフランス三重奏団を結成するなど主に室内楽の分野で活躍しました。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-035(1CD)
レスピーギ:作曲者編曲によるピアノ4手版
ローマの噴水
ローマの松
リュートのための古い歌と舞曲第1組曲
リュートのための古い歌と舞曲第2組曲
ジュリオ・ビッダウ&ノルベルト・レスピーギ(ピアノ・デュオ)

録音:2017年1月9-11日/リトル・トリベカ(パリ)
レスピーギの「ローマの噴水」と「ローマの松」は近代オーケストレーションの極限を示した名作で、後者にはスコアに鳥の鳴き声のレコードまで指定 されています。その2篇をレスピーギ自身が4手連弾用に編曲、効果的なピアノ曲に仕立てています。これまで少し録音もありましたが、ついに決定盤の 登場です。もともと印象派風で水を扱った「ローマの噴水」はピアノでも想像できますが、ピアノ向きとは思えない「ローマの松」も冒頭から輝かしいピア ノの音の美しさに引き込まれます。全体にピアニスティックで華麗、非常に魅力的な作品として再発見できます。ローマの2作に加え、「リュートのための 古い歌と舞曲」の第1、第2組曲の4手連弾版も収録しているのも嬉しい限り。演奏はイタリアの若手ジュリオ・ビッダウとノルベルト・レスピーギ。後者は作曲者の子孫で、ピアニストのかたわらBNPパリバ・グループで財務管理 をしているという異色です。両者とも切れ味の良い技巧とイタリア風の明快な音色で一気に聴かせます。 (Ki)

la musica
LMU-007(1CD)
チャイコフスキー:ドゥムカOp.59
 ロマンスOp.5
ムソルグスキー:展覧会の絵
ラフマニノフ:エレジーOp.3の1
 ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36
イリヤ・ラシュコフスキー(P)

録音:2015年8、9月/スウェーデン放送スタジオ2
1984年生まれ、2012年第8回浜松国際ピアノ・コンクール優勝のイリヤ・ラシュコフスキー。これまでショパンのアルバムなどがありましたが、待 望のロシア・ピアノ作品集が登場です。メインはムソルグスキーの「展覧会の絵」。師クライネフゆずりか、ブロンドの貴公子風容姿からは想像できない 骨太で強靭な演奏に驚かされます。同じく難曲であるラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番もボルテージの高い爆演。またチャイコフスキーの「ロマンス」 やラフマニノフの「エレジー」という両作曲家若き日の叙情も、独特の濃さでたっぷり歌いあげます。近年珍しいロシア・ピアニズム満開のアルバムと申 せましょう。 (Ki)

TYXart
TXA-17097(1CD)
バッハ:フランス組曲第5番ト長調BWV816
ショパン:マズルカ嬰ヘ短調Op.6の1/ハ長調Op.24の2/イ短調Op.17の4/変ロ短調Op.24の4/嬰ハ短調Op.63の3/イ短調Op.7の2/イ短調Op.67の4/嬰ハ短調Op.50の3/イ短調Op.68の2/ヘ短調Op.68の4
バッハ:フランス組曲第3番ロ短調BWV814
アレクサンドラ・ソストマン(P)

録音:2017年3月/フリードリヒ=エ バート・ハレ(ハンブルク)
ドイツの女流ピアニスト、アレクサンドラ・ソストマンは毎回考え抜いたコンセプトによるアルバム作りが光りますが、今回はバッハとショパンのきずな を証明。ショパンは生涯にわたりバッハを尊敬し、自他ともに作品演奏を薦めました。ゆえにショパン自身の作にも影響がみられます。ここではショパン の中でも最も独創的なマズルカと、バッハのフランス組曲を対比。舞曲を作品に昇華させている点で共通する両者、興味津々です。 (Ki)

フォンテック
FOCD-9759(1CD)
税込定価
2017年11月8日発売
瀬尾久仁&加藤真一郎ピアノデュオ/2 pianos
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章
ショパン:2台のピアノのためのロンド.ハ長調Op.73
ベリオ:水のピアノ
モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ.ニ長調K.448
三善晃:2台のピアノのための響象I&II
瀬尾久仁&加藤真一郎ピアノデュオ

録音:2017年3月21日、22日五反田文化センター
ピアノデュオでは世界難関ともいわれるドラノフ国際2台ピアノコンクールで2005年日本人デュオと して史上初めての第1位を受賞、そのほか国内外のコンクール受賞歴も輝かしい「瀬尾久仁&加藤真一 郎ピアノデュオ」、待望のCD化!!2台ピアノ作品に絞った彼らの愛用レパートリーを収録。 驚異のピアノデュオ衝撃のCDデビュー これほどCD化が待ち望まれていたピアノデュオが、これまでいただろうか。いくつもの国際コンクールで優勝、 国内外の放送出演、数々の日本人「初」の称号。まさに驚異のピアノデュオである。彼らがデュオを結成してはじ めて演奏した作品から、愛してやまない三善作品まで、このピアノデュオの魅力が凝縮された衝撃のCDである。 (野本由紀夫)
フォンテック
FOCD-9764(1CD)
税込定価
2017年11月23日発売
益田正洋/モレーノ=トローバギター作品集
トローバ(1891-1982):カスティーリャ組曲
ソナチネ/夜想曲
前奏曲/ブルガレーサ
性格的小品集/マドローニョス
小組曲(ラッパの響きトレモロワルツディヴェルティメント)
ラ・マンチャの歌
益田正洋(G)

録音:2016年10月5・6日2017年3月3日東大和ハミングホール
グラナドス没後100年を記念してリリースした前作「ギター版による12のスペイン舞曲」(FOCD-9712) が「何か特別な秘密でもあるのではないかと思わせるほど見事に、ギターという楽器の魅力を引き出す」(読 売新聞2016年6月16日・沼野雄司氏)など各メディアで高い評価を受けた天才ギタリスト・益田正洋。 ヴィルトゥオーゾ・ギタリストとしての階段を着実に歩む益田の待望の新作は、スペインを代表する偉大な作 曲家の一人、モレーノ=トローバの手によるギター作品集です。 2017年に没後30年を迎えた「ギターの巨人」アンドレス・セゴビアとの邂逅により多くの佳品を生み出 したモレーノ=トローバ。スペインで固有の発展を遂げたオペレッタ「サルスエラ」の作曲家としても知られ るトローバの作風はまさに“スペイン”という国を象徴するものと言っても過言ではありません。 「さて、ここまで、CD1作ごとに特定のテーマを掲げて価値高いレコーディング・キャリアを重ねてきた名手、 益田正洋にとっては、会心のアルバムがまたひとつ増えたことになる。スペイン音楽・ギター音楽のファンはもと より、一般の好楽家でも“良い香りのする音楽”がもしお好きなら、ぜひ手にとり耳を傾けて欲しい1枚である。」 (濱田滋郎・ブックレットより)


Nimbus Alliance
NI-6351(2CDR)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV.1001−1006(全曲) ミリアム・フリード(Vn)

録音:2016年12月、エルサレム音楽センター(イスラエル)
1968年のパガニーニ国際コンクール、1971年のエリザベート王妃国際コンクールを制した名ヴァイオリニスト、ミリアム・フリード。ニューイングランド音楽院で教授として後進の育成にあたり、その門下にはペッカ・クーシストやナンシー・ゾウも名を連ねるなど、アメリカのヴァイオリン界を代表する名教師の1人としてもその名を知られています。2016年に70歳を迎えたミリアム・フリードは、ヴァイオリン奏者にとってのバイブル、バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」の約20年振りとなるレコーディングを決断。18世紀にはルイ・シュポアが所有していたと伝わる銘器、1718年製作のストラディヴァリウスで奏でたバッハの無伴奏は、まさにミリアム・フリードのソリストとしての集大成と呼ぶに相応しい見事な演奏です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Piano21
P21-057-N(1CD)
カツァリス&テオドラキス
カツァリス:「その男ゾルバ」による大幻想曲〜ギリシャ狂詩曲(世界初録音)、
 テオドラキスの歌曲による自発的な即興曲(世界初録音)
テオドラキス:11の前奏曲 AST.44より 第7番, Andante semplice、
 12のメロス AST.541より 第5番、
 ピアノのための小組曲 AST.90
シプリアン・カツァリス(P/スタインウェイ)

録音:2017年6月、サン=マルセル福音教会(パリ、フランス)
1978年3月1日、パリのサル・プレイエルで行われたキプロス紛争の難民のための慈善コンサートで初めて出会った超絶技巧を司るピアノの魔術師シプリアン・カツァリスと、現代のギリシャを代表する御年92歳の大作曲家ミキス・テオドラキス(1925−)。
80年代初期にテオドラキスのピアノ協奏曲第1番などを録音したカツァリスは、リストがハンガリー狂詩曲を作曲したのと同じ手法で、このギリシャの巨星が音楽を担当した映画「その男ゾルバ」のサウンドトラックを題材とした12〜13分規模の作曲を構想。
その後、長い年月と紆余曲折を経て、カツァリスは最終的にこの『「その男ゾルバ」による大幻想曲』を、なんと演奏時間53分(!!)という長大な作品として仕上げたという!
1978年の出会いと作曲の着想から約40年という歳月を経て完成したカツァリスとテオドラキスのコラボレーションによる大作。
常に聴衆に驚きと衝撃を与え続けてくれるカツァリスが、長年に渡り温め続けてきた特大プロジェクトのベールが今ここに解き放たれます!

オクタヴィア
OVCT-00139(1CD)
2017年10月18日発売
リスト:ピアノ・ソナタ.ロ短調 s.178
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
桐榮哲也(P)[とうえいてつや]

録音:2017年5月29-31日埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)
本を拠点に精力的に演奏活動を行う新進ピアニスト、桐榮哲也がトリトンレーベルから初のCDをリリース。過去にリサイタルでも取り上げてきたロマン派の大家二人に焦点をあて、中でも高い技巧と構成力を求められるリストのピアノ・ソナタに挑んでいます。桐榮はこの大曲と向き合い、若さあふれる熱のこもった演奏を披露。曲の全体像をしっかりと捉え、レチタティーヴォでの弱音部からオクターヴのフォルテに至る広大なダイナミクス、フーガにおける声部の表現といった高い表現力を要する要素にも真摯に向き合い、色彩豊かな演奏で冒頭から最後の一音までを弾ききっています。確かな技量と表現に支えられた実力派ピアニストの登場です。(オクタヴィア)

BRINRINRI
KYBR-1703(1CD)
税込定価
ソル:エチュード選集1:30のエチュード(Op.6, 29, 31, 35より)
<12の練習曲 Op. 6 より>
第1番 ニ長調 アレグロ モデラート/第2番 イ長調 アンダンテ アレグロ/ 第4番 ト長調 アレグレット/第5番 ハ長調 アンダンテ/ 第6番 イ長調 アレグロ/第7番 ニ長調 アレグロ/第11番 ホ短調 アレグロ モデラート
<12の練習曲 Op. 29 より>
第14番 ヘ長調 アンダンテ モデラート/第15番 イ長調 アンダンティーノ/第16番 イ短調 レント アッサイ/第21番 ニ長調 レント/第23番 ト長調/第24番 ホ短調
<24の漸進的なレッスン Op. 31 より>
第12番 ニ短調 アンダンテ/第13番 ハ長調 アンダンテ/第15番 ニ長調/ 第18番 ロ短調 モデラート/第19番 イ長調 アンダンテ/第22番 ロ長調 テンポ・ディ・マルチャ モデラート/第24番 ホ長調 アレグレット モデラート
<24の非常にやさしい課題曲 Op. 35 より>
第2番 ハ長調 アンダンティーノ/第4番 ト長調/第5番 ト長調 アレグレット/第6番 ニ長調/ 第12番 ヘ長調 アンダンティーノ モデラート/第16番 ニ短調 モデラート/ 第17番 ニ長調 モデラート/第18番 ホ短調 アンダンティーノ/ 第19番 ハ長調 モデラート/第24番 ホ短調 アレグロ モデラート
山下和仁(G)

録音:2009 年
驚異のソル全集(16CDs)から20 余年、ギタリスト山下和仁による2009 年の新録音。幾星霜を経た解釈の深みと変貌を、この新録音で。都会の喧噪を離れた長崎での静かな暮らし。鳥のさえ?りや夜更けの虫の音に耳を澄まし、季節はめ?る。時折訪れる孤独の時間に、ギターで爪弾く19 世紀最高峰フェルナンド・ソルの清純な曲のしら?。2011 年に発売された「ソル・ギター曲集」に続いて、このたび「ソル・エチュード選集」3点がCD 化された。この第1集では、Op.6, 29, 31, 35 から選ばれた30曲が収録されている。
BRINRINRI
KYBR-1704(1CD)
税込定価
ソル:エチュード選集2:24の漸進的な小品 Op. 44
<24の漸進的な小品Op. 44>
第1番 ハ長調 アンダンテ/第2番 ハ長調 アレグレット/ 第3番 ハ長調 アンダンティーノ/第4番 ハ長調 アレグレット モデラート/ 第5番 ハ長調 アンダンティーノ/第6番 ト長調 モデラート/ 第7番 ト長調 アンダンテ アレグロ/第8番 ト長調 アレグレット/第9番 ト長調 アンダンティーノ/第10番 ト長調 アレグレット/ 第11番 ホ短調 アンダンテ/第12番 ホ短調 アンダンティーノ/ 第13番 ホ短調 アレグレット/第14番 ニ長調 テンポ・ディ・メヌエット モデラート/ 第15番 ニ長調 アンダンテ/第16番 ニ長調 アンダンテ/ 第17番 ニ短調 カンタービレ/第18番 ニ長調 マーチ/ 第19番 ニ長調 アレグレット/第20番 イ長調 アンダンティーノ/ 第21番 イ長調 アンダンテ/第22番 イ短調 アンダンティーノ/ 第23番 イ短調 アレグロ モデラート/第24番 イ長調 ワルツ
山下和仁(G)

録音:2009 年
この第2集には、「24 の漸進的な小品 Op. 44」全24曲す?てが収録されている。
BRINRINRI
KYBR-1705(1CD)
税込定価
ソル:エチュード選集3:ギター練習への入門 Op.60
<ギター練習への入門Op. 60>
第1番 ハ長調/第2番 ハ長調/第3番 ハ長調/第4番 ハ短調/ 第5番 イ短調/第6番 ハ長調/第7番 ハ長調/第8番 ハ長調/ 第9番 ハ長調/第10番 ハ長調/第11番 ト長調/第12番 ト長調/ 第13番 ハ長調/第14番 ホ短調 アンダンテ/第15番 ホ長調 アレグロ/第16番 ト長調 アンダンティーノ/第17番 ハ長調 アレグロ モデラート/ 第18番 イ短調/第19番 ト長調/ 第20番 ロ短調/第21番 ハ長調 アレグレット/ 第22番 ホ短調 アレグレット モデラート/第23番 イ長調 アンダンティーノ/ 第24番 ニ短調 アレグロ モデラート/第25番 ニ長調 アンダンテ カンタービレ
山下和仁(G)

録音:2009 年
この第3集には、「ギター練習への入門 Op. 60」全25曲すべてが収録されている。

ROMEO RECORDS
RON-7322(1CD)
ショパン:幻想曲Op.49
ピアノ・ソナタ第2 番「葬送」 変ロ短調Op.35
3つのマズルカOp.59
ピアノ・ソナタ 第3 番 ロ短調Op.58
クレイグ・シェパード(P)

録音:2017年2月22日、23日
アメリカ、フィラデルフィア出身のピアニスト、クレイグ・デイヴィッド。カーティス音楽院でエリノア・ソコロフに学び、その後ニューヨークのジュリアード音楽院にてサーシャ・ゴロドニツキに師事。1972 年のリーズ国際ピアノコンクールで銀賞を獲得。1973 年にロンドンに拠点を移し、英国を中心に世界的に活躍している。来日公演も度々行っています。最新録音はショパンのピアノ作品集。確かなテクニックを駆使した堅実な演奏で、ショパン特有の陰影の濃い抒情を情感豊かに表出させています。


EUROARTS
20-64248JJ(13DVD)
ダニエル・バレンボイム・ボックス2
■DVD1
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」
第30番ホ長調Op.109
第31番変イ長調Op.110
第32番ハ短調Op.111
■DVD2
変奏曲集
(1)バッハ:ゴルトベルク変奏曲
(2)ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲*
(3)ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲Op.24#
■DVD3
(1)シューマン:ピアノ協奏曲
(2)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
■DVD4
ベートーヴェン:交響曲第8番へ長調 op.93
シューマン:4本のホルンとオーケストラのためのコンチェルトシュトゥック.へ長調 op.86
リスト:交響詩『レ・プレリュード(前奏曲)』
ワーグナー:ワルキューレの騎行
■DVD5
ブーレーズ:『ノタシオン』第1番〜第4番
ドビュッシー:『海』
ファリャ:バレエ音楽『三角帽子』
モーレス(カルリ編曲)『エル・フィルレーテ』

ボーナス:バレンボイムとブーレーズによる対話
■DVD6
ジルヴェスター・コンサート2001〜舞踏への勧誘
バッハ:管弦楽組曲第3番BWV.1068よりガヴォットT&U
モーツァルト:ディヴェルティメントK.334よりメヌエット、ピアノと管弦楽のた
めのロンドK.382
ヴェルディ:「アイーダ」第2幕第1場より若いムーアの奴隷たちの踊り
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第8番ト短調Op.46-8
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」Op.71より花のワルツ
シベリウス:悲しいワルツOp.44
J.シュトラウス2世:皇帝円舞曲Op.437
コダーイ:ガランタ舞曲
オラシオ・サルガン/ホセ・カルリ編:ア・フエゴ・レント
ゼキーニャ・ジ・アブレウ/アロイジオ・オリヴェイラ編:ティコ・ティコ
J.シュトラウス2世:ポルカ「雷鳴と電光」Op.324
ホセ・カルリ:タンゴ「エル・フィルレーテ」
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番ト短調
■DVD7
ヨーロッパ・コンサート2004フロム・アテネ
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調op.15
ピアノ四重奏曲第1番ト短調op.25(シェーンベルク編曲管弦楽版)

ボーナス:「The Europian Concert in Olympic Arhens」
■DVD8
ベルリン・フィル・ヨーロッパ・コンサート2006・フロム・プラハ
モーツァルト:
交響曲第35番ニ長調K.385『ハフナー』
ホルン協奏曲第1番ニ長調K.412
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482
交響曲第36番ハ長調K.425『リンツ』

ボーナス:「プラハの芸術点描」(字幕:英、独、仏)
■DVD9
バレンボイム&ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ
ライヴ・フロム・アルハンブラ
ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番
ボッテジーニ:チェロとコントラバスのためのファンタジア
ブラームス:交響曲第1番ハ短調
■DVD10 (96分)
ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲3番
交響曲第9番『合唱』
■DVD11
タンゴ・アルゼンチーナ
Carlos Gardel:Seleccion ・ Medley ・ Pot-pourri
Agustin Bardi:Gallo ciego
Carlos di Sarli:Milonguero viejo
Astor Piazzolla:Decarissimo
Gerardo Matos Rodriguez:La cumparsita
Julio de Caro:Seleccion
Astor Piazzolla:Adios Nonino / Sueno de tango (trad.)
Virgilio Exposito:Naranjo en flort
Seleccion de temas populares :Medley of popular themes
Al galope (trad.)
Astor Piazzolla:Tanti anni prima
Alfredo Le Pera/Carlos Gardel:El dia que me quieras
Horacio Salgan:El firulete
Astor Piazzolla:Libertango
Horacio Salgan:A Don Agustin Bardi / Aquellos tangos camperos / A fuego
lento
■DVD12
ヨーロッパ・コンサート2014・フロム・ベルリン
ニコライ:歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲
エルガー:交響的習作『ファルスタッフ』 op.68
チャイコフスキー:交響曲第5番
■DVD13
モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448
シューベルト:創作主題による8つの変奏曲変イ長調 D.813
ストラヴィンスキー:春の祭典(2台ピアノ版)
■DVD1 (125分)
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1983-1984年ウィーン、ラズモフスキー宮、(ライヴ) 
監督:ジャン=ピエール・ポネル
■DVD2 (170分)
(1)アンドラーシュ・シフ(P)
収録:1990年ノイマルクト、ライトシュターデル(ライヴ)
(2)ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1991年ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク
(3)イェフィム・ブロンフマン(P)
収録:1987年ミュンヘン、レジデンツ、マックス・ヨーゼフ・ザール
■DVD3 (81分)
(1)収録:1991年7月エアランゲン・シュタットハレ(ライヴ) 
(2)収録:1991年10月ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
ダニエル・バレンボイム(P)
ミュンヘンPO,
セルジウ・チェリビダッケ(指)
■DVD4 (75分)
シュテファン・ドール(Hrn)、
デイル・クレヴェンジャー(Hrn)、
イグナシオ・ガルシア(Hrn)、
ゲオルク・シェレッケンベルガー(Hrn)
BPO、ダニエル・バレンボイム(指) 
収録:1998年4月16日ベルリン、ウンター・デン・リンデン、国立歌劇場(ライヴ)
■DVD5 (90分)
エリザベーテ・マトス(Ms)
CSO、
ダニエル・バレンボイム(指)
収録:2000年4月25-27日ドイツ、ケルン・フィルハーモニー、トリエンナー
レ音楽祭(ライヴ)
■DVD6 (97分)
BPO 
ダニエル・バレンボイム(指、P)
収録:2001年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD7 (127分)
ダニエル・バレンボイム(P)
BPO、
サイモン・ラトル(指)
収録:2004年5月1日アテネ、ヘロデス・アッティコス奏楽堂(ライヴ)
■DVD8 (118分)
ラデク・バボラーク(Hrn)
BPO、
ダニエル・バレンボイム(P,指)
収録:2006年5月1日エステート劇場、プラハ(ライヴ)
■DVD9 (85分)
ナディール・シェハタ(Cb)、
キリル・ツロトニコフ(Vc)、
ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ、
ダニエル・バレンボイム(指)
収録:2006年8月20日グラナダ、アルハンブラ宮殿(ライヴ)
■DVD10 (96分)
アンゲラ・デノケ(S)、
ヴァルトラウト・マイヤー(Ms)、
ブルクハルト・フリッツ(T)、
ルネ・パーペ(Br)
ベルリン国立歌劇場cho
ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ、
ダニエル・バレンボイム(指)
収録:2006年8月27日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD11 (96分)
ダニエル・バレンボイム(P,指)
ブエノスアイレスSO
レオポルド・フェデリコ(バンドネオン)
オルケスタ・ティピカ
モーラ・ゴドイ、フニオ・セリーリャ(ダンス)
収録:2006年12月31日ブエノスアイレス(ライヴ)
■DVD12 (90分)
BPO、
ダニエル・バレンボイム(指)
収録:2014年5月1日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD13 (83分)
マルタ・アルゲリッチ(P)
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:2014年4月ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

画面:16:9&4:3 NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
字幕:英仏独西
リージョン:All
総収録時間:1363分
近年指揮者としての活躍目覚ましい世界的巨匠ダニエル・バレンボイムですが、天才ピアニストとしても素晴らしい功績を残しています。このボックス・ セットはDVD13枚に渡るバレンボイムのピアニスト&指揮者としての輝かしい演奏を収録したもの。第1弾BOX(20-63698)では、ピアニストとしての 映像が中心でしたが、この第 2 弾では、ベルリン・フィルとのジルヴェスター・コンサート、ヨーロッパ・コンサート、そして自身が創設したウエスト=イー スタン・ディヴァン・オーケストラを振る指揮者としての映像とチェリビダッケ指揮のもとピアニストとして協奏曲を、盟友アルゲリッチとのデュオなどバレ ンボイムの音楽家としての幅広い活動を観ることができます。 (Ki)

EUROARTS
20-64258(27DVD)
限定BOX

ダニエル・バレンボイム・アニバーサリー・エディション(ダニエル・バレンボイム・ボックス1)
■DVD1(140分)
「バレンボイム演奏活動50周年記念コンサート・イン・ブエノスアイレス」
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番『熱情』
アルベニス:イベリア第1集より(喚起、港、セビーリャの聖体祭)
アルベニス:イベリア第2集より(ロンデーニャ、アルメリア、トリアーナ)
D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調K.9
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集Op.2より『粋な娘の踊り』
ホセ・レスタ:バイレシート
ヴィラ=ロボス:『赤ちゃんの一族』第1組曲より『道化人形』
シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調D780-3
ショパン:ワルツ第14番ホ短調
ショパン:ノクターン第8 番変ニ長調Op.27-2
ショパン:ワルツ第6 番変ニ長調Op.64-1
ショパン:エチュード ハ短調Op.25-2
ローゼンタール:蝶々
シューマン:幻想小曲集Op.12より(夕べに、飛翔)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第15番ハ長調K.545より第2楽章
■DVD2 (90分)
ドキュメンタリー「ダニエル・バレンボイムの素顔」

モーツァルト:後期ピアノ協奏曲集
■DVD3 (126分)
ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482
ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
■DVD4(129分)
ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503
ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K.537『戴冠式』
ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595

モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集
■DVD5(92分)
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調K.279
ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調K.280
ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調K.281
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調K.282
ピアノ・ソナタ第5番ト長調K.283
ピアノ・ソナタ第6番ニ長調K.284
■DVD6(137分)
ピアノ・ソナタ第7番ハ長調K.309
ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310
ピアノ・ソナタ第9番ニ長調K.311
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330
ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331
ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調K.332、
ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333
■DVD7(101分)
幻想曲ハ短調K.475
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457
ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調K.533
ピアノ・ソナタ第16番ハ長調K.545
ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調K.570
ピアノ・ソナタ第18番ニ長調K.576

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲
■DVD8 (114分)
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 作品15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 作品19
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 作品37
■DVD9(84分)
ピアノ協奏曲第4番ト長調 作品58
ピアノ協奏曲第5番『皇帝』

■DVD10 (86分)
ダニエル・バレンボイム〜スカラ座でのリスト・リサイタル
リスト:巡礼の年第2年『イタリア』よりペトラルカのソネット第47番、ペトラルカのソネット第104番、ペトラルカのソネット第123番
ソナタ風幻想曲『ダンテを読んで』
小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ
ヴェルディの『トロヴァトーレ』から「ミゼレーレ」
ヴェルディの『アイーダ』から神前の踊りと終幕の二重唱
リゴレット・パラフレーズ

ダニエル・バレンボイム・プレイズ・リスト
■DVD11(91分)
ヴェルディ/リスト編:『リゴレット』より演奏会用パラフレーズ
ヴェルディ/リスト編:『トロヴァトーレ』よりミゼレーレ
ヴェルディ/リスト編:『アイーダ』より神前の踊りと終幕の二重唱
ワーグナー/リスト編:『タンホイザー』よりヴァルトグルク城への客人の入城
ワーグナー/リスト編:『さまよえるオランダ人』より紡ぎ歌
ワーグナー/リスト編:『トリスタンとイゾルデ』よりイゾルデの愛の死
■DVD12(95分)
リスト:『巡礼の年』第1年『スイス』
リスト:『巡礼の年』第2年『イタリア』
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1985年バイロイト
ノイエス・シュロス(巡礼の年)
ハウスバーン・フリート(ソナタ) 
辺境伯オペラハウス(■DVD11)
■DVD13(90分)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
ボーナス:バレンボイムによるゴルトベルク変奏曲のプレゼンテーション(英語、字幕無し)
■DVD14(111分)
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番*

+ダニエル・バレンボイム・ボックス2
■DVD1(140分)
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:2000年8月19日ブエノスアイレス、テアトロ・コロン(ライヴ)

■DVD2 (90分)
制作:2011年 

■DVD3 (126分)
■DVD4(129分)
BPO、ダニエル・バレンボイム(P,指)
収録:1986-1989年ベルリン、ジーメンス=ヴィラ(ライヴ)

■DVD5(92分)
■DVD6(137分)
■DVD7(101分)
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1989年、ハイムハウゼン城(第5、6、14、7、16番、幻想曲)
1990年、ハイムハウゼン城(第1、2、3、4、9番)
1988年、マックス・ヨセフ・ザール、ミュンヘン・レジデンツ(第8、10、17番)
1990年、マックス・ヨセフ・ザール、ミュンヘン・レジデンツ(第11、12、13、
15、18番)

■DVD8 (114分)
■DVD9(84分)
シュターツカペレ・ベルリン
ダニエル・バレンボイム(P,指)
収録:2007年5月21-23日ルール・ピアノフェスティヴァル(ライヴ)

■DVD10 (86分)
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:2007年5月28日ミラノ、スカラ座(ライヴ)

■DVD11(91分)
■DVD12(95分)
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1985年バイロイト
ノイエス・シュロス(巡礼の年)
ハウスバーン・フリート(ソナタ) 
辺境伯オペラハウス(DVD11)

■DVD13(90分)
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1992年ミュンヘン、バヴァリア音楽スタジオ(セッション)

■DVD14(111分)
収録:1991年エアランゲン・シュタットハレ(ライヴ)
収録:1991年ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)*
ダニエル・バレンボイム(P)
ミュンヘンPO 
セルジウ・チェリビダッケ(指)


画面:16:9&4:3 NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
字幕:英仏独西
リージョン:All
総収録時間:47時間(2859分)
近年指揮者としての活躍目覚ましい世界的巨匠ダニエル・バレンボイムですが、天才ピアニストとしても素晴らしい功績を残しています。このボックス・セッ トはバレンボイムのピアニストとしての功績に焦点を当てたバレンボイム・ボックス1(20-63698)と指揮者、音楽家としてのバレンボイムを中心としたボッ クス2(20-64248)の2セットを合わせた数量限定ボックスです。ボックス1 を持っている方はボックス2 を、両方お持ちでない方はこの限定ボックス をオススメいたします。 (Ki)

「コンドン・コレクション」 ひさびさの国内盤復活!
孔を開けたロール・ペーパーと空気圧を利用して鍵盤を動かす自動ピアノ。1904年に商品化された「リプロデューシング・ピアノ」は再現の精度が高く,ヴェルテ=ミニヨン,アンピコ,デュオ・アートといった有力ブランドの優れた製品に,まだレコードが黎明期だった当時の多くの名ピアニストや作曲家がその演奏をロールに記録しました。現在はアメリカのスタンフォード大学にある「コンドン・コレクション」は,オーストラリアのデニス・コンドン(1933〜2012)が,その生涯に収集した7,500本以上のロールの一大コレクションとして知られています。往年の名手が100年ほど前に残した記録を現代のピアノで蘇らせたシリーズ。まさに音楽のタイムマシーンと申せましょう。

King International
KKC-4102(1CD)
コンドン・コレクション(1)〜ホロヴィッツ
ラフマニノフ:前奏曲ロ短調Op.32の10
前奏曲イ短調Op.32の8
サン=サーンス(リスト編):死の舞踏
ホロヴィッツ:カルメン変奏曲
シューベルト(リスト編):「白鳥の歌」〜愛の便り
ショパン:練習曲変ホ短調Op.10の6
 練習曲ハ短調Op.25の12
ホロヴィッツ:ワルツ ヘ短調
チャイコフスキー:ドゥムカOp.59
ラフマニノフ:前奏曲ト短調Op.23の5
ホロヴィッツ:変わり者の踊り
リスト(ブゾーニ編):モーツァルトの「フィガロの結婚」による幻想曲
ウラディーミル・ホロヴィッツ(P)

日本語帯・解説付
20世紀最高のピアニストのひとりウラディーミル・ホロヴィッツ。彼が1928年にアメリカ・デビューで大センセーションを巻き起こした頃の記録。 1925年から1932年にドイツのピアノ・ロールメーカー「ウェルテ・ミニヨン」社で記録したもので、若きホロヴィッツの天才ぶりを目の当たりにできま す。大半の曲は実際の録音がありますが、若き日の演奏を最新の音で再現しているのが強み。ショパンの「練習曲変ホ短調」など、ホロヴィッツならでは の歌い回しに興奮させられます。また、リスト=ブゾーニの「フィガロの結婚」による幻想曲、自作のワルツなどその後録音しなかったものも貴重です。 (Ki)
King International
KKC-4103(1CD)
コンドン・コレクション(2)〜コルトー
ショパン:練習曲イ短調「木枯らし」Op.25の11
ショパン(リスト編):乙女の願い
ショパン:練習曲変ト長調「蝶々」Op.25の5
 練習曲ハ短調Op.25の12
 アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズOp.22
 即興曲第3番変ト長調Op.51
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調OP.109
ショパン (リスト編 ):春
スクリャービン:練習曲嬰ニ短調Op.8の12
シャブリエ:牧歌
バッハ:チェンバロ協奏曲第5番BWV1956〜アダージョ
リスト:ハンガリー狂詩曲第11番イ短調
フォーレ(コルトー編):ドリーOp.56〜子守歌
サン=サーンス:ワルツ形式による練習曲Op.52の6
アルフレッド・コルトー(P)

日本語帯・解説付
深い音楽性と味わいで人気の高いピアニスト、アルフレッド・コルトー(1877-1962)。彼壮年期1920年代に制作したピアノ・ロール。後年の枯れた 芸風とは異質の情熱的な演奏を味わえます。さらにベートーヴェンのピアノ・ソナタ第30番、スクリャービンやシャブリエなど、後に録音しなかった作品 が貴重。どれも素晴らしく、さすがコルトーと唸らされます。 (Ki)
King International
KKC-4104(1CD)
コンドン・コレクション(3)〜パハマン
リスト:リゴレット・パラフレーズ
メンデルスゾーン:そよぐ風Op.102の4
ショパン:ノクターン第7番嬰ハ短調Op.27の1
モーツァルト:トルコ行進曲
バッハ:イタリア協奏曲BWV971
シューベルト:楽興の時ヘ短調Op.94の3
ショパン:ワルツ第6番変ニ長調Op.64の1「小犬」
 ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64の2
 マズルカ第31番変イ長調Op.50の2
 マズルカ第34番ハ長調Op.56の2
 華麗なワルツ第4番ヘ長調Op.34の3
 マズルカ第45番イ短調Op.67の4
 前奏曲ヘ長調Op.28の23
 即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36
メンデルスゾーン:五月のそよ風Op.62の1
ショパン:ノクターン第9番ロ長調Op.32の1
 バラード第3番変イ長調Op.47
ウラ ディーミル・ド・パハマン(P)

日本語帯・解説付
ウラディーミル・ド・パハマン(1848-1933)は繊細なタッチと弱音で知られ、稀代のショパン弾きとして絶大な人気を誇りました。彼の録音はかなり ありますが、当時の録音技術ではその「羽毛のタッチ」はノイズに消され、電気録音になってからは老齢でテクニック的に万全の演奏ができませんでした。 ここでは彼の最盛期の、それも規模の大きな作品に触れられる奇蹟のひとときを味わえます。録音のないモーツァルトの「トルコ行進曲」で示す端正な美 しさ、バッハの「イタリア協奏曲」での非ロマン的解釈に驚かされます。 (Ki)
King International
KKC-4105(1CD)
コンドン・コレクション(4)〜パキータ・セゴビア
グラナドス:演奏会用アレグロOp.46
 歌劇「ゴエスカス」〜間奏曲
アルベニス:アラゴンOp.47の6
 スペインのセレナードOp.181
 セビーリャOp.47の3
シャミナード:モレナOp.67
ドライエ:蝿Op.12
パキータ・セゴビア:パストラール【1.サテュロスとニンフの踊り/2.キャラヴァン】
ドビュッシー:アラベスク第2番ト長調
リスト:コンソレーション第3番変ニ長調
オルセン:蝶々Op.50の5
モシュコフスキ:スペイン舞曲集〜第2曲/第5曲「ボレロ」
 火花Op.36の6
 スペイン奇想曲Op.37
パキータ・マドリゲラ・セゴビア(P)

日本語帯・解説付
大ギタリスト、セゴビアの夫人だったパキータ・マドリゲラ(1900〜65)。彼女のピアニストとしての技量は伝説となっていますが、音で聴くことがで きませんでした。ここでは彼女がハイティーンの頃にピアノ・ロールへ記録した驚きの演奏を楽しめます。スペインがらみの作品を集めていますが、その歌 い回し、明るい音色、情熱はアルゲリッチを思わせもします。超貴重。 (Ki)
King International
KKC-4106(1CD)
コンドン・コレクション(5)〜ブゾーニ
リスト:パガニーニによる練習曲〜狩
 超絶技巧練習曲〜鬼火
 ポロネーズ第2番ホ長調
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
ショパン:前奏曲集Op.28(全23曲)
フェルッチョ・ブゾーニ(P)

日本語帯・解説付
フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)はレコード黎明期に少しの録音を残し、いずれも神々しいものですが、残念なことに大曲を残すまでは存命でき ませんでした。ゆえにブゾーニの代表作であるバッハの「シャコンヌ」編曲、リストの「ポロネーズ」、ショパンの「前奏曲集」などがピアノ・ロールで遺 されたことは人類の財宝と申せましょう。各曲で示す個性と大きな表現は驚き。あらゆるピアノ関係者が聴かねばならない演奏でしょう。 (Ki)

MUSO
MU-023(1CD)
バラーノフ〜ヴァイオリン小品集
タルティーニ(クライスラー編):ヴァイオリン・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番〜第3楽章「ラ・カンパネラ」
チャイコフスキー:ゆううつなセレナードOp.26
 ワルツ=スケルツォOp.34
 なつかしい土地の思い出Op.42(全3曲)
ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34の14
ラヴェル:ツィガーヌ
ドビュッシー:月の光
アンドレイ・バラーノフ(Vn)
マリヤ・バラーノワ(P)

録音:2017年7月20-22日/スタジオ4(ブリュッセル)
2012年エリザベート王妃国際コンクールで優勝して注目されたヴァイオリニスト、アンドレイ・バラーノフ。彼は15年来ダヴィド・オイストラフ所蔵の楽器(1716年ストラディヴァリウスのコピー)を弾いていますが、その縁と偉大な巨匠へのオマージュとして当アルバムを制作しました。オイストラフが得意とした小品を、オイストラフ自身が購入し、その手で愛奏した楽器で演奏。バラーノフの表現も一段と大きくなり、タルティーニやパガニーニでの技巧の冴え、チャイコフスキーの「メロディ」やラフマニノフの「ヴォカリーズ」の歌い回しも絶品。オイストラフの楽器に込められた念もこもり、まさにオイストラフが降臨したような瞬間を感じさせてくれます。
MUSO
MU-022(1CD)
アルカン:バビロン川のほとりで〜詩篇137番のパラフレーズOp.52
ピアノのための交響曲〜短調によるエチュードOp.47より
大ソナタ「4つの時代」Op.33
ユーリ・ファヴォーリン(P)

録音:2017年1月12、24、28日/モスクワ
日本でもフォルジュルネ音楽祭などでおなじみのファヴォーリン。1886年生まれ、ヴォスクレセンスキー門下のロシアの新進。彼は旧ソ連の先達の正統的 後継者で、どんなに難しい曲も涼しい顔でこなす凄腕ピアニスト。リスト作品集(MU-006)に続く第2弾はさらに無慈悲なテクニックを要するアルカンを集め ています。超難曲「ピアノのための交響曲」はかのアムランをしのぐ指さばき。新たなヴィルトゥオーゾの誕生です。


アールアンフィニ
MECO-1045(1SACD)
税込定価
2017年11月15日発売
伊藤悠貴/ザ・ロマンティック
ラフマニノフ:夜のしじまOp.4-3(伊藤悠貴編)
スクリャービン:ロマンス(伊藤悠貴編)
チャイコフスキー:ユモレスクOp.10-2(ゲリンガス編)
ディーリアス:ロマンス
ブリッジ:春の歌
リル:記憶(伊藤悠貴に献呈、世界初録音)*
エルガー:愛の挨拶
アイアランド:聖なる少年(伊藤悠貴編)
シューマン:献呈Op.25-1(伊藤悠貴編)
マーラー:私はこの世に捨てられて(ゲリンガス〜伊藤悠貴編)
R・シュトラウス:あなたは私の心の王冠Op.21-2(伊藤悠貴編)
ポッパー:ハンガリー狂詩曲Op.68
伊藤悠貴(Vc)
ダニエル・キング・スミス(P)
ジェイムズ・リル(P)*

録音:2017年4月12日?14日五反田文化センター
ブラームス国際コンクール優勝、英国ウィンザー祝祭国際弦楽コンクール・日本人 初優勝を誇る駿才、伊藤悠貴が満を持して開示する、浪漫溢れるチェロ名曲集で す。実に収録曲の半分を伊藤自らが編曲という意欲作であり、その華麗なるヴィル トゥオジティ、しなやかなフレージングと妙なる音色は、聴く者を桃源郷へといざ ないます。英国と日本をベースにインターナショナルに活躍するワールドワイド クラスの才能を存分にご堪能下さい。

Grand Piano
GP-758(1CD)
NX-B03
キューバのピアノ作品集
レクオーナ(1895-1963):DANZAS AFRO-CUBANAS-アフロ=キューバ舞曲(抜粋)
1.第4番:Danza de los nanigos 黒人秘密結社員の踊り
2.第3番:...Y la negra Bailaba! そして黒人が踊っていた
SUITE ANDALUCIA-アンダルシア組曲
3.第1番:コルドバ
4.第2番:アンダルーサ
5.第3番:アルハンブラ
6.第4番:ジプシーの歌
7.第5番:グアダルキビル川
8.第6番:マラゲーニャ
カルロス・ファリーニャス(1934-2002):SONES SENCILLOS-素朴なソン(1954-2002)
ALTA GRACIA-アルタ・グラシア
アンドレス・アレン(1950-):VARIATIONS ON SILVIO RODRIGUEZ’S THEME-シルビオ・ロドリゲスの主題による変奏曲(1999)
エミリアーノ(2007)…世界初録音
ヤミレ・クルス・モンテーロ(P)

録音:2016年11月1-3日
普段、あまり耳にする機会はありませが、一度でも聴いたならその魅力に取りつかれてしまうというキューバのピアノ音楽。 このアルバムでは代表的な3人の作曲家、レクオーナ、ファリーニャス、アレンの作品を紹介しています。スペインの伝統に フランス風のエスプリを取り入れたレクオーナの音楽はとても親しみやすく、またリズムも多彩で楽しい曲ばかり。中でも「マ ラゲーニャ」は高い人気を誇る代表作です。ファリーニャスはキューバ中部のシエンフエゴス生まれ。22歳の時に奨学金を 得てアメリカに渡り、コープランドから作曲と管弦楽法を学んだ人です。バレエ音楽や電子音楽も手掛け、その後ロシア でカバレフスキーにも学び、更なる研鑽を積み増した。このアルバムに収録された「ソン」とはキューバ東部の伝統音楽 で、独特の雰囲気を有しています。アレンは現代キューバを代表する作曲家。敢えて前衛的な手法はとらず、ジャズ風 の洒落た旋律で曲が構築されています。三世代の音楽を心行くまでお楽しみください。
Grand Piano
GP-776(1CD)
NX-B03
ラロ・シフリン(1932-):ピアノ作品集
ミッション・インポッシブル:メインテーマ(ピアノ版)(1973/2016)…世界初録音
タンゴ:メインテーマ「夕暮れのタンゴ」(ピアノ版)(1997/2016)…世界初録音
PAMPAS(ピアノ版)(2009/2016)…世界初録音
ジャズ・ピアノ・ソナタ Op.1(1963/2016)…世界初録音
DANZA DE LOS MONTES-山の踊り(ピアノ版)(2005/2016)…世界初録音
創作主題による10の変奏曲(2016)…世界初録音
TANGO A BORGES-ボルヘスへのタンゴ(ピアノ版)(2005/2016)…世界初録音
LA CALLE Y LA LUNA-通りと月(ピアノ版)(2005/2016)…世界初録音
ULLABY FOR JACK-ジャックへの子守歌(2016)
ミリアン・コンティ(P)

録音:2017年5月19.21.22日
アルゼンチン出身の作曲家、編曲家、ジャズ・ピアニスト、指揮者ラロ・シフリン。アルゼンチンの大学でクラシックを学び、 一時期はパリに留学。メシアン、ケクランにも師事し、作曲技法に磨きをかけました。ジャズやタンゴのアレンジャーとして 活躍していましたが、その名前を一躍広めたのは、なんといってもハリウッドで手掛けた「スパイ大作戦」や「燃えよドラゴ ン」などの一連の映画作品でしょう。とりわけ「スパイ大作戦」のテーマ曲は、映画化された「ミッション・インポッシブル」で も使用され、緊迫感と共に一度聴いたら忘れられないほどの強い印象を人々の脳裏に刻み込んでいます。もちろんこの アルバムの冒頭にも収録。ピアノで聴くのはまた違った雰囲気となっています。もちろん彼が得意としていたタンゴやジャズ 作品もたっぷり。世界初録音となる「創作主題による10の変奏曲」は最新のオリジナル作品の一つで、80歳を超えた 現在でも全く創作意欲の衰えを感じさせません。

Orchid Classics
ORC-100076(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン:晩年の作品集
ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 Op.109
6つのバガテル Op.126
11のバガテル Op.119
ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 Op.101
イシャイ・シャエル(P)

録音:2015年7月
イスラエル生まれのピアニスト、イシャイ・シャエルが演奏するベートーヴェンの後期作品集。2008年にショパン、ラヴェル、 シューマンを収録したアルバムで鮮烈なCDデビューを飾って以来、ファンからアルバム・リリースを熱望されていたシャエル ですが、今回のベートーヴェンでも安定した音楽を聴かせています。第30番と第28番のソナタで、表情豊かで強烈なバ ガテルをはさむという選曲もユニークです。

DACAPO
MAR-6.220590
(1SACD)
NX-B06
ノアゴー(1932-):初期ピアノ作品集
ピアノのための「ソナタ・デターミナータ」(1949-1950)…世界初録音
ピアノのための3楽章からなる「小さな協奏曲」ト長調(1949)…世界初録音
ピアノのための「ソナタ・カプリチョーザ」(1949)
ピアノのための3つの間奏曲「クローバー」Op.7(1954/1956改訂)…世界初録音
夜想曲
インテルメッツォ・カプリチョーゾ
エレジー
ピアノのための一楽章のソナタ Op.6(1953/1956-57改訂)
ピアノのためのトッカータ
ニクラス・シヴェレフ(P)

録音:2016年9月3-6日
2016年11月20日
2016年12月21日.2017年1月8-9日
2017年1月28-29日
2017年に85歳の誕生日を迎えたノアゴーは、ニールセンの次世代を担う、現代デンマークで最も影響力のある作曲 家の一人です。2016年には権威ある「エルンスト・フォン・ジーメンス賞」を受賞、ますますその活躍が評価されていま す。ノアゴーは若いころからピアノ音楽に興味を持ち、多くの作品を書いていますが、バッハとストラヴィンスキーの影響が 顕著な最初期の作品が年を追うごとに、「宇宙の発展」を描く独自の作風に仕上がっていく様子はとても興味深いもの です。このアルバムで演奏しているシヴェレフは、デンマーク王立音楽院のピアノ科の教授で、ノアゴーが長らく信頼を寄 せているピアニスト。アルバム中「一楽章のソナタ」と「クローバー」を除く4つの作品は、どれもシヴェレフに献呈されていま す。
DACAPO
MAR-6.220656
(1SACD)
NX-B06
ノアゴー(1932-):オルガン作品集
17の前奏曲とコラール幻想曲より「祝典前奏曲」(1956)
5つのオルガン・コラール Op.12(1955)
「hymn Aret-年の讃歌」より前奏曲とコラール集
Som aret gar-コラール「年を追うごとに」(1976)
Frostsalme-musik-霜の讃歌(1980)
Vintersalme-musik-冬の讃歌(1980)
Aret-この年(1987/2014)
Preludio&Corale Doloroso-前奏曲とコラール「悲しみ」(1976)
Arietta di Consolazione-慰めのアリエッタ(1976)
Krist stod op af dode-キリストは死から立ち上がり(1976)
Sommerpraludium-夏の前奏曲(1991)
Jeg ved et evigt Himmerig-私が知る永遠の楽園(1992)
Den signede fryd-おお、祝福された喜び(1995)
トッカータ「リブラ」(1973/2013)
カノン(1970-1971)
イェンス E.クリステンセン(Org)

録音:2017年6月7-8.12-13日
管弦楽から声楽まで、主要なジャンル全てに作曲を行っているノアゴー。 もちろんオルガンのためにもユニークな作品を書いています。もちろん、年代を追うごとに作風が変化するノアゴーのこと。 このアルバムでも変幻自在な作品を聴くことができ、冒頭に置かれた比較的初期の作品である「祝典前奏曲」の輝か しい響き、神秘的な曲集「年の讃歌」を経て、1990年代に書かれた一連の複雑な作品へと移行していく作風を楽し めます。また、最後に置かれた「カノン」は、ノアゴーが開発した"無限セリー"という方式が用いられており、オルガンで奏で るシンプルな音型が、複雑に組み合わされて発展、星の輝きのような壮麗な世界が形造られるというノアゴー独自の作 品です。

クアッドリーガ
QR-09004(1CD)
税込定価
グノー:ピアノ作品集Vol.1
アヴェ・マリア-J.S.バッハのハ長調の前奏曲による瞑想(グノー自身によるピアノ独奏版)
操り人形の葬送行進曲
月の朝(遺作)
バルカローレ(ベネチアの女)
セレナーデ
ピッフェラーリ(ピッファロ吹き達)
歌劇「ファウスト」第5幕より
ヴァルプルギスの夜(広瀬美紀子編)
バレエ音楽第1曲「ヌビア人の乙女達の踊り」(グノー編)
バレエ音楽第2曲「クレオパトラと黄金の杯」(広瀬美紀子編)
バレエ音楽第3曲「ヌビアの奴隷と踊り」(広瀬美紀子編)
バレエ音楽第4曲「クレオパトラと奴隷の踊り」(広瀬美紀子編)
バレエ音楽第5曲「トロイの乙女達の踊り」(広瀬美紀子編)
バレエ音楽第6曲「鏡の踊り」(広瀬美紀子編)
バレエ音楽第7曲「フリネの踊り」(広瀬美紀子編)
三重唱アリアと終結部(広瀬美紀子編)
コラールとミュゼット
交響曲第2番 変ロ長調 から 第2楽章(グノー編)
広瀬美紀子(P)

録音:2017 年8 月31 日三鷹市芸術文化センター風のホール
2018 年は生誕200 年を迎えるフランスの作曲家グノーの注目のアルバム「グノー: ピアノ作品集 Vol.1」。今回はオリジナル作品(「操り人形の葬送行進曲」は有名!)に加え作 曲家であるグノーや演奏者である広瀬美紀子がピアノ版に編曲した、グノーの代表作「アヴ ェ・マリア」や「ファウスト」からのバレエ音楽なども収録。ライナーノートも広瀬自身による意欲 作となっております。


MSR
MS-1594(1CD)
「REMIX//」〜J.S.バッハ:ピアノ編曲集
「シャコンヌ」〜無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番BWV1004より(アレクサンドル・ジロティ編曲)
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番BWV1005
アダージョ(J.S.バッハ編曲)
フーガ(サン=サーンス編曲)
ラルゴ(サン=サーンス編曲)
アレグロ・アッサイ(アルトゥーロ・カルデルス編曲)
「アンダンテ」〜無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2
番BWV1003より(アレクサンドル・ジロティ編曲)
無伴奏チェロ組曲第2番BWV1008(レオポルド・ゴドフスキー編曲)
ターニャ・ガブリエリアン(P)

録音:2015 年12 月11-13日
ブゾーニ編曲が有名な“シャコンヌ”のピアノ編曲ですが、ここではリストの高弟のひとりでロシアの作曲家アレクサンドル・ジロティによる編曲版を取り上げています。“無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3 番BWV1005”は、J.S.バッハ自身が編曲したものと、サン=サーンス、カルデルスが編曲したものを組み合わせて全曲収録しています。様々な編曲作品で有名なゴドフスキー編曲による“無伴奏チェロ組曲第2 番”もオススメ。
MSR
MS-1665(1CD)
「パルティータ第2番、イタリア協奏曲、シャコンヌ」〜バッハ作品集
バッハ:パルティータ第2番ハ短調BWV826
平均律クラヴィーア曲集第1巻第2番ハ短調BWV.847
平均律クラヴィーア曲集第2巻第3番嬰ハ長調BWV.872
イタリア風協奏曲ヘ長調BWV.971
平均律クラヴィーア曲集第2巻第6番ニ短調BWV.875
シャコンヌ〜無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番BWV1004より(フェルッチョ・ブゾーニ編)
シモーネ・レイタン(P)

録音:2016年11月&2017年2月
ブラジル出身のピアニスト、シモーネ・レイタン。演奏活動の他にも、後進の指導、音楽祭の創設など現在ブラジルで最も注目されているピアニストのひとりです。このアルバムでは得意とするJ.S.バッハのピアノ作品を取り上げています。力強いタッチ、そこから生み出される表現の豊かさに満ちた演奏です。

Stradivarius
STR-37082(1CD)
バッハ:フランス組曲
組曲第1番BWV812
組曲第2番BWV813
組曲第3番BWV814
組曲第4番BWV815
ポール・バイアー(Baroquelute)

録音:2016年6月
バッハの鍵盤作品「フランス組曲」をバロック・リュートで演奏した一枚。チェンバロとも大きく異なる独特の雅な世界が拡がる。使用楽器は1720年製トマス・エドリンガー制作によるオリジナル・ピリオド楽器。ポール・バイアーはアメリカ出身のリュート奏者でイタリア・リュート協会の創立時からのメンバー。最初からリュート作品として書かれたかのような自然な演奏で、バッハの対位法の妙も見事に際立たせて弾きこなしている。バロック音楽を得意とするSTRADIVARIUSの瑞々しい録音も素晴らしい。
Stradivarius
STR-37087(1CD)
モンポウ(1893-1987):ギター作品全集
(1)《コンポステラーナ組曲》(1962)
(2)プレリュード第6番(1930)[グロンドーナ編]
(3)《歌と踊り》第10番
(4)《歌と踊り》第13番
<以下ボーナストラック>
D・スカルラッティ(グロンドーナ編):4つのソナタ(K.466、K.27、K.54、K.1)
ステファノ・グロンドーナ(G)

録音:2016/2017年
モンポウの数少ないギター曲を集成。ただし《歌と踊り》第10番はピアノ曲からの作曲者自らによる編曲。このディスクではさらにグロンドーナ編曲によるプレリュード第6番も収録。スペインの静謐の詩人、スペインのサティとも呼ばれるモンポウはピアノ小品を多数作曲し、その内省的な作風が心ある人から支持されているが、ギター曲はピアノ曲にも増して内向的で慎ましやか。そしてスペイン情緒に溢れている。余白にグロンドーナ編曲によるスカルラッティのソナタを収録。ステファノ・グロンドーナは1958年生まれのイタリア・ジェノヴァ出身のギタリスト。師匠セゴビアが自分の4大弟子の一人と語ったという。バロックから現代音楽までをレパートリーとするが、特にカタロニアの近代音楽に深い理解を示し、モンポウは彼の最も得意とする作曲家である。

Guild
GM2CD-7805(2CD)
バッハ:幻想曲ト長調 BWV.572
前奏曲とフーガ ニ短調 BWV.539
ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
パッサカリアとフーガ.ハ短調 BWV.582
マルティン・ハイニ(Org)
※使用楽器:ホル聖カタリナ教区教会のゴル・オルガン

録音:2017年2月8日−10日、ルツェルン(スイス)
2017年で創立50周年を迎えるスイスのGuild Musicより、教会のパイプ・オルガンで弾いたJ.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」が登場。マルティン・ハイニは、1968年にスイス、ルツェルンに生まれ、ルツェルン音楽学校とデンマークのオーフスで学んだオルガニスト。1992年のルツェルンJ.S.バッハ国際オルガン・コンクールで入賞し、ルツェルン教育大学やルツェルン音楽学校で教鞭を執り、ルツェルンのホルにある聖カタリナ教区教会でオルガニストと音楽監督を務める名手が、ピアノでもチェンバロでもない、荘厳なる「ゴルトベルク変奏曲」を聴かせてくれます。


Naive
V-5444[NA](1CD)
バッハ・アンリミテッド(無限のバッハ)
バッハ:イタリア協奏曲 BWV 971(1735)
トーマス・エンコ(b.1988):イタリア協奏曲に基づく夜の歌(2017)[chant nocturne, based on italian concerto 2017]
プーランク:バッハの名による即興ワルツ ホ短調(1932)
トーマス・エンコ:「sur la route」(径で)(b-a-c-hのテーマに基づく、1台4手のための)(2017)*
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ ニ短調 BWV 1004(1717-23/1893)
トーマス・エンコ:la question de l’ange(シャコンヌに基づく)(2017)
ルーセル:前奏曲とフーガ op.46(1932)
リスト:B-A-C-Hの主題に基づく幻想曲とフーガ(1855/1871)
トーマス・エンコ:l’aube nous verra(夜明けが私たちを見るだろう)(ゴルトベルク変奏曲に基づく)(2017)
リーズ・ドゥ・ラ・サール(P)
トーマス・エンコ(P)*

録音:2016年12月14-15日、2017年3月27-28日、ブレーメン
リーズ・ドゥ・ラ・サール、ソロ最新盤の登場!ファビオ・ルイージとのラフマニノフのピアノ協奏曲共演(KKC5606/5718)でも高く評価されていた リーズ、近年ますますその音楽性に磨きがかかっています。ラフマニノフとラヴェルのアルバム(V 4936(廃盤))でnaiveから鮮烈デビューしてはや15 年を記念してのリリースです。かねてよりバッハをメインにした 1 枚を、と考えていたリーズ。ただ、1 枚をすべてバッハの作品でそろえるのではなく、バッハの死後、バッハの影響を 受けた作品でプログラムを構成しようと考えました。バッハの死後 100 年あまりした時にリストが書いたバッハの名を冠する作品、ブゾーニのシャコンヌ 編曲が選ばれました。そしてルーセルとプーランクの作品は、当時の音楽雑誌『ラ・ルヴュ・ミュジカル』の1932年12月号、「バッハへのオマージュ」 と題した特集号のために雑誌が5人の作曲家〈プーランク、ルーセル、カゼッラ、マリピエロ、オネゲル〉に依頼した時のもの。
注目なのが、フランスの人気ジャズピアニスト、トーマス・エンコの作品も収録していること。バッハ作品と他の作曲家の作品との間に、聴いている人 が一息つけるようにしたかったというリーズは、自身ファンであるトーマス・エンコに新作を依頼。トーマス・エンコはジャズの世界で活躍していますが、 クラシックの素養もある才能あふれる若手。トーマスは快くこの依頼を引き受け、すぐにリーズが思い描いていたような作品を4つ届けてくれました。その うち2作はイタリア協奏曲の第2楽章、そしてシャコンヌをベースにした作品ですが、凝った和声づけで楽しい仕上がり。4手の作品ではリーズと連弾を しています。リーズのセンスと音楽を存分に堪能できる1枚です。 (Ki)
Naive
OP-30575(1CD)
バッハ〜変奏曲にもとづく変奏曲(Variations on variations)
パッサカリア ニ短調〜パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582(オルガン曲)に基づく
ヴァイオリンと通奏低音のためのイタリア風のアリアと変奏〜イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV989(鍵盤独奏曲)に基づく
カンツォーナ ニ短調〜オルガンのためのカンツォーナ ニ短調 BWV 588に基づく
ゴルトベルク変奏曲〜ゴルトベルク変奏曲 BWV 988に基づく

編曲:リナルド・アレッサンドリーニ(すべて)
リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb)
コンチェルト・イタリアーノ

録音:2017年5月8-11日、イタリア
2017年6月に久々に来日し、やわらかな声と器楽のアンサンブルで聴衆を魅了したアレッサンドリーニ、最新盤の登場。『変奏曲にもとづく変奏曲』と題し、 J.S.バッハが書いた変奏曲を、さらに変奏(編曲)した1枚です。すべてアレッサンドリーニが編曲しています。冒頭のパッサカリアから、原曲はオルガン曲です が、まるで通奏低音と弦楽合奏のために作曲されたかのような壮麗な世界に一気に引き込まれます。ゴルトベルク変奏曲では、アレッサンドリーニがゆったり と歌い上げるチェンバロと、コンチェルト・イタリアーノのメンバーによる芳醇で豊かな色彩感の演奏に圧倒されます。アレッサンドリーニの才が冴えわたる1 枚です。 (Ki)

CUGATE CLASSICS
CGC-042(1CD)
シューマン:トッカータOp.7
 子供の情景Op.15
 謝肉祭Op.9
ラギーゼ:ロンド・トッカータ
ドゥダナ・マズマニシヴィリ(P)

録音:2016年7月7日、2017年2月13、14日/bシャープ・スタジオ(ベルリン)
ドゥダナ・マズマニシヴィリは1980年ジョージアのトビリシ生まれの女流ピアニスト。3歳からピアノを始め、8歳でグルジア国立管弦楽団と協奏曲を共 演。最新録音ではシューマンの名曲に挑戦。詩情あふれる世界を描いています。注目は同郷の作曲家レヴァーズ・ラギーゼ(1921-1981)の「ロンド・トッカー タ」。とてつもなく難しい技巧を披露します。 (Ki)

フォンテック
FOCD-9762(1CD)
2017年10月25日発売
エヴァーグリーン
武満徹:森のなかで-ギターのための3つの小品-
吉松隆:風色ベクトル
渡辺香津美:アストラル・フレイクス
長岡克己:白雨Hakuu、雲Nuvole
岡野貞一(莉燦馮編):故郷、
山田耕筰(莉燦馮編):赤とんぼ、
本居長世(莉燦馮編):七つの子
山田耕筰(小関佳宏編):からたちの花
佐藤弘和:エヴァーグリーン
松田弦(G)

録音:2016年12月13-15日もみじホール城山
日本から世界を見つめるギタリスト、松田弦。自らのルーツに根ざした待望のニューアルバムをフォン テックからリリースします! その名に約束されたように16歳でクラシックギターを弾き始めた松田弦は、すぐにその才能を開花。 2009年東京国際ギターコンクール、2013年アントニー国際ギターコンクールをはじめ、2000年〜 13年のあいだに国内外の8つのコンクールで第1位を受賞。2016年に東京オペラシティ文化財団の リサイタルシリーズ「B→C」に出演し、公演を成功させるなど、国内を拠点に活動しながら、オースト リア、フランス、ドイツ、タイ、フィリピン等、世界各地で幅広く活躍しています。 本作のテーマは“日本”。たんに邦人作曲家による作品を集めたというだけでなく、四季折々、様々な 日本の情景が頭に浮かぶような名品を、松田本人が選曲しました。 松田の“世界が認めた”高い技術はもちろん、高知という自然溢れた地に生まれ育った松田にしか持ち えない、感受性豊かなその演奏をじっくりと味わうことのできる名盤の誕生です。(フォンテック)

ARTHAUS
ARTH-109336
(DVD+2CD)
NX-J01
月光ソナタ-エリー・ナイを巡るドキュメンタリー
【DVD】
1.月光ソナタ
Die Volkspianistin-エリー・ナイ
映像:アクセル・フールマン(2014)
2.エリー・ナイが演奏するルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
映像:アルフレート・ブラウン(1965)
歴史的アーカイヴ映像
ピアノ・ソナタ 第12番 変イ長調 Op.26
【CD1】
エリー・ナイと友人たちによるモーツァルト:室内楽作品
ピアノ四重奏曲 ト短調 K478
ピアノ四重奏曲 変ホ長調 K493
ピアノ三重奏曲 ト長調 K564
【CD2】
エリー・ナイと彼女のおかかえ運転手フリスジョフ・フォン・ボドゥンゲンの会話(ドイツ語)
【CD1】
エリー・ナイ(P)
ヴィルヘルム・シュトロース(Vn)…1.2
ハインツ・エンドレス(Vn)…3
インゴ・ジンホッファー(Va)
ルートヴィヒ・ヘルシャー(Vc)
録音:1961年 Stadthalle Tutzing during the Tutzing Music Festival

【CD2】
収録時間:76分(DVD)+72分(CD1)+53分(CD2)
音声:ステレオ2.0/MONO(エリー・ナイのパフォーマンス)
ドイツ語/英語
字幕:英語
画面:16:9
REGION All(Code:0)
DVD…片面2層ディスク
Blu-ray・・・ニ層 50GB 1080i High Definition
伝説的女性ピアニスト、エリー・ナイ(1882-1968)。 ベートーヴェン作品での揺るぎない解釈により1940年にボン市(ベートーヴェンの生地)から“ベートーヴェン賞”を授与されたドイツが誇るピアニスト=Die Volkspianistinとして知られています。 同時に幼い頃から“反ユダヤ主義”思想を持ち、ナチスに入党後はヒトラーの協力者として広く活動しましたが、戦後一時期は全ての楽壇から排除されてしまうほどに波乱万丈の人生を送った人 でもあります。 彼女自身は政治には興味がなかったことや、何よりその演奏の素晴らしさを擁護する人々のおかげで、戦後は70歳近くになってようやく音楽界に復帰できましたが、現在でも彼女の評価は否定 派と擁護派の間で揺れています。この未発表映像を含むアクセル・フールマンによるドキュメンタリー映像は、エリー・ナイの生涯を探るものであり、素晴らしい業績と、第三帝国との結び付きの両 面に光を当てたエキサイティングな内容を持っています。また彼女の演奏風景を記録した映像(世界初出)は、政治的、思想的背景から脱した「純粋なベートーヴェンの世界」を描き出していま す。 同梱されたCDには、友人たちと演奏したモーツァルトの3曲の室内楽作品と、愛車リムジンで録音された彼女の運転手との会話が収録されています。


EUROARTS
20-53778D(DVD)
ロマン・ザスラフスキー・ライヴ
シューマン:アラベスクOp.18、
 交響的練習曲Op.13
リスト:巡礼の年『第2年:イタリア』〜第5曲ペトラルカのソネット104番、第6番ペトラルカのソネット123番、
 ダンテを読んで:ソナタ風幻想曲
ラフマニノフ:前奏曲 ト長調 Op.32-5
ロマン・ザスラフスキー(P)

収録:2017年2月バート・ホンブルク城
画面:16:9 NTSC
音声:DD2.0、DD5.1、DTS5.1、76分
ロシアのサンクト・ペテルブルグ生まれのイスラエル人ピアニスト、ロマン・ザスラフスキー。1680年に建てられた美しいバート・ホンブルク城で収録 された映像がDVDで発売となります。得意のシューマン、リスト、ラフマニノフというプログラム。同じくEURO ARTSから発売された『ロマン・ザス ラフスキー〜独創的反意 Vol.1』(2003022)/『ロマン・ザスラフスキー〜独創的反意 Vol.2』(2003032)の2つのアルバムに続くリリースです。 2000年スペインのバレンシアで行われたホセ・イトゥルビ国際ピアノ・コンクールで優勝し、ヨーロッパで注目されるようになりました。2017年からはウィー ン国立音楽大学の教授に就任しています。 (Ki)

Dynamic
CDS-7796(1CD)
NX-B03
1923年製のプレイエルで演奏するサン=サーンスのピアノ曲集
ピアノのための組曲 Op90
ピアノのためのアルバム Op.72
マズルカ 第1番 ト短調 Op.21
マズルカ 第2番 ト短調 Op.24
マズルカ 第3番 ロ短調 Op.66
主題と変奏 Op.97
アルバムのページ Op.169
マリオ・パトゥッツィ(P)

録音:2016年5月13-15日
イタリアを中心に、世界中で活躍するピアニスト、マリオ・パトゥッツィが歴史的楽器で演奏するサン=サーンス。1977年のミュンヘ ン国際コンクールをはじめ数多くのコンクールに入賞経験を持つパトゥッツィは、モダン・ピアノだけでなく、ヒストリカル・ピアノも自在に 操り様々な時代の作品を演奏しています。 このアルバムではサン=サーンスが生まれる少し前に制作されたプレイエルを用い代表的なピアノ曲を演奏。サロン音楽風の品の 良さの中にも、ウィットと超絶技巧の見せ所が多く含まれた、サン=サーンスの作品を見事に弾ききっています。

Sono Luminus
SLE-70010(2CD)
NX-C03
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番-第6番 リチャード・ナロウェイ(Vc)

録音:2015年6月29日-7月4日
1台のチェロのみで奏でるバッハの深淵なる世界。全てのチェリストが一度は演奏したいと憧れる究極の名曲が「無伴奏 チェロ組曲」です。シンプルな音で構成されているにもかかわらず、演奏は大変に困難であるとともに、最初の音を弾いた だけで、チェリストの力量が判断されてしまうこともあるという試練の曲でもあります。 ここでその難曲に取り組んでいるのは1991年生まれ、オーストラリア出身の若手ナロウェイ。幼いころからチェロを学び、 数多くのコンクールで入賞、最近ではクラシック音楽を幅広い聴衆に聴いてもらうためのプロジェクトにもり組んでいます。

CD ACCORD
ACD-230(1CD)
NX-B05
ローマン・マチエイェフスキ(1910-1998):2台ピアノによる編曲作品集 第1集
バッハ:パッサカリア ハ短調 BWV582
モーツァルト:グルックの「メッカの巡礼」による10の変奏曲 ト長調 K455
クレランボー(1676-1749):2つの組曲を含むオルガン曲集 第1巻(抜粋)
パデレフスキ:演奏会用ユモレスク Op.14(抜粋)
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
アルベニス:スペイン Op.165-第2曲 タンゴ
クライスラー:愛の喜び

※全てR.マチエイェフスキによる2台ピアノ編曲版
カタジナ・ライス(P)
ピョートル・ケピンスキ(P)

録音:2016年7月30-31日
ポーランドの作曲家マチエイェフスキ。ベルリンで初期の教育を受け、ポーランドではシマノフスキ、パリではブーランジェに 学びました。1934年から住んでいたパリではミヨー、ストラヴィンスキー、プーランク、オネゲルらと親交を持ち、アルトゥー ル・ルービンシュタインとも交友関係がありました。彼自身の作風は、シマノフスキの後期作品からの影響が強かったので すが、このアルバムに収録された「2台ピアノへの編曲作品」は、1940年代に当時住んでいたスウェーデンで書かれたよ うで、イェーテボリとストックホルムで開催された「ポーランド難民のための援助コンサート」で、イギリスやロシアのピアニスト たちとデュオを組み演奏されたとされています。作品はずっと忘れられていましたが、彼の弟で、高名なポーランドのラジオ ディレクター、ヴォイチェク・マチエイェフスキが1980年代後半に放送でこれらを取り上げ、人気が再燃しました。様々な 時代の作品をカバーする華麗な編曲集です。
CD ACCORD
ACD-190(1CD)
NX-B05
パヴェル・ヴァカレツィ/ピアノ・リサイタル
パデレフスキ:夕べに Op.10-1
 ポロネーズ 変ロ長調 Op.9-6
ユリウス・ザレプスキ(1854-1885):大ポロネーズ 嬰ヘ長調 Op.6
ショパン:前奏曲 ハ長調 OP.28-1
 前奏曲 イ短調 Op.28-2
 前奏曲 ト長調 Op.28-3
 前奏曲 ホ短調 Op.28-4
 夜想曲 ホ短調 Op.72-1
 前奏曲 ホ長調 Op.28-9
 前奏曲 嬰ハ短調 Op.28-10
 レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ 嬰ハ短調 遺作
 ポロネーズ 嬰ト短調 遺作
 ポロネーズ 第5番 嬰ヘ短調 Op.44
 ポロネーズ 第3番 イ長調「軍隊」 Op.40-1
パヴェル・ヴァカレツィ(P)

録音:2013年1月2-3日
1987年生まれのパヴェル・ヴァカレツィは第16回ショパン国際ピアノ・コンクール(2010年)のファイナリスト。ポーランドの 名教師カタリーナ・ポポヴァ・ズィロンに師事し才能に磨きをかけてきました。2013年のこの演奏は美しい音色と表現力 が素晴らしく、将来を期待させるものとなっています。


Hyperion
CDA-68139(1CD)
ドビュッシー:ピアノ作品集
版画 L.108/映像第1集 L.105
映像第2集 L.120/子供の領分 L.119
レントよりおそく L.128/喜びの島 L.109
スティーヴン・ハフ(P/Yamaha CFX)
※使用楽器:Yamaha CFX concert grand

録音:2015年6月18日−19日、セント・ジョージ教会(ブランドン・ヒル)&2016年8月30日−31日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト)
ドビュッシーの没後100周年記念盤!イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフは、4つのグラミー賞ノミネート、2つの"Record of the Year"を含む8つのグラモフォン賞受賞を誇る、ピアノ王国ハイぺリオンを代表するピアニスト。近年では作編曲の才能でも広く注目を浴び、多くの作品が出版・録音されています。スティーヴン・ハフの約2年ぶりとなるソロ・アルバムは、2018年のドビュッシー没後100周年を彩るアニヴァーサリー・アルバム! ハフのきらめくようなテクニック、想像力豊かな知性で贈る極上のドビュッシーです。

Channel Classics
CCS-39017(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)
ソナタ第1番ト短調 BWV.1001/パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002/ソナタ第2番イ短調 BWV.1003/パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004/ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005/パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
ニン・フェン(Vn)
中国出身で現在はベルリンを拠点に国際的に活動するニン・フェンは、ハノーファー国際ヴァイオリン・コンクール、ユーディ・メニューイン国際コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクールなどの権威あるコンクールで入賞し、2005年にマイケル・ヒル国際ヴァイオリン・コンクールで第1位、2006年にはパガニーニ国際コンクールで第1位を受賞した、中国最高峰と評される天才ヴァイオリニスト。
Channel Classicsのバッハ無伴奏ヴァイオリンといえば、レイチェル・ポッジャーによる歴史的名盤が存在しますが、プロデューサー兼録音エンジニアのジャレッド・サックスが「バロック・ヴァイオリンではポッジャー、モダン・ヴァイオリンではニン・フェン」と認めついに録音を決断! 1721年製のストラディヴァリウス"マクミラン"を駆るニン・フェンの完璧なテクニックと鋭い感性によるバッハの聖典。もちろん、Channel Cassicsが誇る高音質録音もポイントです。

Selene
SELENE-9201(1CD)
パデレフスキ:ピアノ作品全集Vol.1
6つの演奏用ユモレスク Op.14/スタラ組曲 Op.3(世界初録音)/即興曲ヘ長調(世界初録音)/悲歌ロ短調 Op.4(世界初録音)/間奏曲第1番ト短調(世界初録音)/間奏曲第2番ハ短調(世界初録音)/ポーランド舞曲 Op.5/2つのカノン(世界初録音)/洪水イ短調(世界初録音)/カンツォーナ(世界初録音)/写本 ホ長調(世界初録音)/砂漠にて Op.15
カロル・ラジウォノヴィチ(P/スタインウェイ)

録音:1991年、ワルシャワ(ポーランド)/ディジパック仕様
19〜20世紀のポーランドを代表する巨匠であり、同国の首相兼外相も務めたパデレフスキの"作曲家"としての姿と功績にスポットライトをあてた好企画は、そのピアノ作品の再評価に一役買いそうな予感。
カルロ・ラジウォノヴィチは、ワルシャワのショパン音楽アカデミーと、アメリカのインディアナ大学で研鑽を積んだピアニスト。ショパンとミクリの音楽を得意とし、またパデレフスキのピアノ作品全曲を初めて録音したピアニストとしても知られています。
Selene
SELENE-9203(1CD)
パデレフスキ:ピアノ作品全集Vol.2
アルバム「タトラ山脈」Op.12
3つの小品 Op.2(世界初録音)
前奏曲とトッカータ Op.6
小品集「旅人の歌」Op.8
創作主題による変奏曲とフーガ変ホ短調 Op.23
カロル・ラジウォノヴィチ(P/スタインウェイ)

録音:1991年、ワルシャワ(ポーランド)/ディジパック仕様

Challenge Classics
CC-72768(1SACD)
ショパン:24の前奏曲Op.28(全曲)、練習曲 変ホ短調 Op.10-6、
ワルツ第9番 変イ長調 Op.69-1、
ワルツ第2番 イ短調 Op.34-2、
ワルツ第10番 ロ短調 Op.69-2、
スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
ニーノ・グヴェタッゼ(P)

録音:2017年6月12-14日/オランダ、フリッツ・フィリップス・ムジークヘボウ
「ゴースト」
トビリシ生まれで現在アムステルダムを拠点に活躍するピアニスト、ニーノ・グヴェタッゼのCHALLENGE CLASSICSレーベル・デビュー盤。彼女は2010 年にボルレッティ・ブイトーニ財団アワードを受賞しています。
アルバムのメインとなるショパンの前奏曲集は、深みのある音とルバートを効かせたピアニズムが印象的。『雨だれ』ではたっぷりとテンポを揺らし、味わい のある「隙間」を作っています。アルバム後半、カップリングの練習曲やワルツになると一層幻想的で妖しげな世界が広がり、最後のスケルツォ2番では仄暗い 情熱が炸裂。アルバム・タイトルに掲げた「ゴースト」とこの構成、演奏、ジャケット・デザインなどからして、ショパンの霊魂を蘇らせたかのような、何やら恐ろ しげな感覚にさせられる1枚です。 (Ki)
Challenge Classics
CC-72756(1SACD)
ショパン:夜想曲第1番 変ロ短調 Op.9-1、
 即興曲第3番 変ト長調 Op.51、
 夜想曲第17番 ロ長調Op.62-1、
 夜想曲第13番 ハ短調 Op.48-1
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
カミエル・ブームスマ(P)

録音:2017年5月23・24日/オランダ、ウエストヴェスト教会
シューベルトが亡くなった1828年、ショパンの音楽家としてのキャリアはまだ始まったばかりで、ポーランド外にはまず知られていませんでした。古典派か ら出発し独自の天国的な時間感覚による音楽を書いたシューベルトと、自身のピアニズムを活かしたロマン的な音楽を深めていったショパン。異なる作風で はありますがどちらも美しく均整のとれたメロディに溢れています。ブームスマは旋律を美しく歌うことでBBCミュージック・マガジンでも絶賛された若手ピ アニスト。また曲の持つ物語性を大切にした演奏でも定評があります。長大なシューベルトの21番では物思いに深く沈みながらも、まるで心地よい旅にでも 出ているかのような感覚を与えてくれます。 (Ki)

eaSonus
EAS-29330(1CD)
レオンスカヤ〜サウダーデ
チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ ト長調Op.37
ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ第2番ロ短調Op.61
ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3の2
 前奏曲嬰ト短調Op.32の12
 前奏曲変ホ長調Op.23の12
 エレジーOp.3の1
エリーザベト・レオンスカヤ(P)

録音:2017年2月20-21日/ブレーメン・ゼンデザール
かのリヒテルが手ばなしで称賛し可愛がったピアニスト、エリーザベト・レオンスカヤ。彼女も今年72歳で、現在数少ない巨匠芸を味あわせてくれる 存在となりました。★ポルトガル語で「郷愁」を意味する「サウダーデ」と題されたアルバム、ラテン作品集かと思いきや、チャイコフスキー、ラフマニノフ、ショスタコーヴィ チらロシアの作品が集められた最新録音。最近のレオンスカヤは神業のようなシューベルトで絶賛されていますが、当然ロシア作品も同じくらい素晴らしく、 それを聴きたいという声がたくさんありました。 チャイコフスキーの「ピアノ・ソナタ ト長調」は何故か最近録音が増えていますが、リヒテルの古い録音がボルテージの高さとダイナミックな技巧で代 表盤とされています。レオンスカヤは終始堂々としながら、盛り上がる箇所では華々しいテクニックを披露するなど、最良のロシア・ピアニズム健在ぶりを 示しています。またショスタコーヴィチのピアノ・ソナタ第2番は、1992年のテルデック盤から四半世紀ぶりの再録音。それも素晴らしい演奏でしたが、 さらなる円熟味を増しほとんど神業。誰にも真似できない説得力に脱帽させられます。
さらに嬉しいのがラフマニノフ。レオンスカヤのラフマニノフの独奏曲は意外になく、ほとんど初めて接する世界と申せましょう。それも浅田真央が使っ て人気の「前奏曲嬰ハ短調」や、同じ組曲の第1曲で若きラフマニノフのナイーヴさが心を打つ「エレジー」など宝物にしたくなる素晴らしさ。シューベ ルト以上にレオンスカヤの魅力と凄さを実感させてくれる一枚です。 (Ki)

Cybele
CYBELE-061701S
(1SACD)
オスカー・ゴットリープ・ブラー(1934-):オルガン作品集
4つの舞曲
3つのアルバムの綴り
5つの詠唱
バッハ杯(序奏、パッサカリアとコラール)
マルティン・シュメーディング(Org)

録音:2017年/デュッセルドルフ、ネアンダー教会
1934年生まれのポーランドの作曲家オスカー・ゴットリープ・ブラーのオルガン作品集。2007年から2017年までに書かれた最新作を収録しています。 『バッハ杯(Der Bach-Pokal)』は、演奏効果満点の大作。パッサカリアでは無調の点描的パッセージが控えめに奏でられ、じっくりと展開し壮大な音響に発 展。コラールは平穏と不穏が混在したような静寂に満たされています。ドイツのエコー・クラシック賞受賞者でもあるキュベレ・レコーズの名オルガニスト、シュ メーディングによる荘厳な演奏を高音質でお楽しみください。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32792(1CD)
リスト(タウジヒ編):ファウスト交響曲(ピアノ独奏版) イシュトヴァ ー ン・ライコ ー(P)

録音:2016年4月25-29日/フンガロトン・スタジオ
世界初録音。リストのファウスト交響曲は1857年完成の合唱を含む大作。ゲーテの小説に基づき、各楽章で「ファウスト」「グレーチェン」「メフィスト フェレス」の性格を描こうとしました。リスト自身による2台ピアノ版もありますが、彼の愛弟子カール・タウジヒが17歳の時に驚くべきピアノ独奏用編曲 を試みていました。タウジヒの編曲は見事でしたが、あまりに破天荒な難しさゆえ、師リストが一部をより合理的に手直ししています。いずれにせよ恐る べき編曲で、名作「ピアノ・ソナタ ロ短調」以上に感動させられます。イシュトヴァーン・ライコーはマッティ・ラエカッリョ門下の若手。

BONGIOVANNI
GB-5198(1CD)
スクリャービン:ピアノ作品集
練習曲Op.8-5、練習曲Op.8-12、左手のための前奏曲Op.9-1、前奏曲Op.11-4、前奏曲Op.11-9、前奏曲Op.27-2、ピアノ・ソナタ第4番 嬰へ長調Op.30、練習曲Op.42-4、アルバムのページOp.58、詩曲-夜想曲Op.61、前奏曲Op.67-1、ピアノ・ソナタ第9番『黒ミサ』Op.68、詩曲Op.69-1、詩曲Op.71-2、詩曲『焔に向かって』Op.72、5つの前奏曲Op.74(全曲)
ルイジ・カセッリ(P)

録音:2016年1月23・24日
スクリャービンが生涯をかけて作曲し続けたピアノ曲には、ショパン風のロマン的なものに始まり神秘和音を用いた独自の音響に至るまでの作風の変遷 が如実に表れています。2曲のピアノ・ソナタ、練習曲Op.8-12、『焔に向かって』といった有名曲を含め、さまざまな楽曲を作品番号順に並べたのがこのアルバ ム。スクリャービンの音楽を俯瞰することの出来る1枚です。ピアノを弾くルイジ・カセッリは1963年ボローニャ生まれ。録音にはスタインウェイを使用。 (Ki)

Cybele
3D-001701(1SACD)
2台のオルガンと打楽器のための編曲集 第1集
ラインベルガー:オルガン協奏曲第2番ト短調 Op.177
ムソルグスキー:展覧会の絵
ヨルグ・エンデブロック(歴史的ヴァルカーオルガン)
スザンネ・レーン(クライスOrg)
コンラード・グラーフ(打楽器)

録音:2017年6月14-16日/ヴィースバーデン、ルーテル教会
ヘッドホンで聴くことにより最高音質の効果を発揮するように作られた「バイノーラル録音」はCYBELEレーベルが積極的に取り入れている仕様のひとつ です。その録音に特化した新シリーズが始まりました。第1弾は2台オルガンとパーカッションという豪華編成のための作品集。教会に鳴り響く大音響を余す ことなく捉えた充実のディスクです。(※SACD層に通常の録音とバイノーラル録音の2種類が収められています。CD層は通常録音のみになります)
ラインベルガーのオルガン協奏曲はオーケストラ・パートもオルガンにアレンジ。華麗な掛け合いが聴きものです。『展覧会の絵』も2台のオルガンで色彩豊 か、音量の幅も大胆!豊饒で壮大な世界が広がります。全編通してパーカッションは割とクラシカルな用法に留まり、ここぞというところでティンパニやバスド ラムを炸裂させ、音楽により一層の深みを与えています。サウンドのユニークさよりも音楽的表現に重きを置いたアレンジに好感が持てます。 (Ki)
Cybele
CYBELE-161702S
(1SACD)
ミヒャエル・デンホフ(1955-):バッハ変奏曲Op.114〜ピアノのための ビルギッタ・ヴォレンヴェーバー(P;スタインウェイD)

録音:2017年4月5-7日
デンホフにとってバッハの音楽は特別なものであり、グレン・グールドの81年ステレオ録音盤『ゴルトベルク変奏曲』を聴いたときは大きな衝撃を受けた と言います。『バッハ変奏曲』と名付けられたこのピアノ曲は直接的にバッハの素材が出てくるという訳でもないようですが、音型の展開法や音楽の雰囲気に バッハ晩年のカノンやフーガに通じる厳しさを感じます。テーマはG-Es-H-C-Asという音列によるハ短調のインヴェンション。次第に半音階や不協和な響き も現れ調性を離れていきますが、最後に変化を伴いながらもテーマが回帰するあたりは『ゴルトベルク変奏曲』を思い起こさせます。 ピアノを弾くヴォレンヴェーバーはデンホフ音楽のスペシャリスト。デンホフはチェロ奏者としても活動していますが、そのデュオ・パートナーも務めて います。 (Ki)

Chandos
CHAN-10960(9CD)

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1/ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2/ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3/ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7/ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13 「悲愴」/ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1/ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2/ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1/ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2/ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3/プレスト WoO.52/ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1より フィナーレ(異稿版)/ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22/ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26 「葬送」/ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1/ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」/ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28 「田園」/ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1/ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2 「テンペスト」/ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3/ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1/ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2/ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53 「ワルトシュタイン」/アンダンテ・ファヴォリWoO.57/ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54/ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57 「熱情」/ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78 「テレーゼ」/ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79/ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a 「告別」/ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90/ピアノ・ソ
ナタ第28番イ長調 Op.101/ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106 「ハンマークラヴィーア」/ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109/ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110/ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)

録音:2008年−2016年、ポットン・ホール(サフォーク)
フレンチ・ピアニズムの巨星として君臨し、ハイドンやベートーヴェン、モーツァルトなど、古典派作品でも世界的な評価を獲得してきたジャン=エフラム・バヴゼ。2008年から2016年にかけて録音されたベートーヴェンのピアノ・ソナタ集が、ついに全集BOXとなって登場!グラモフォン誌の「Recording of the Month」、MusicWeb-Internationalの「Recording of the Month」、ピアニスト・マガジンの「Editor’s Choice」に選ばれるなど、世界で絶賛されたバヴゼのベートーヴェンにご注目ください!
Chandos
CHSA-5211(1SACD)
銀の声〜フルートと管弦楽によるオペラ・アリア集
モーツァルト:「魔笛」によるファンタジー
プッチーニ:歌劇 「ジャンニ・スキッキ」より 「私のお父さん」
グノー:歌劇 「ファウスト」より 宝石の歌「なんと美しいこの姿」
モーツァルト:歌劇 「フィガロの結婚」より 「どこにあるの美しい時は」
ドヴォルザーク:歌劇 「ルサルカ」より 「月に寄せる歌」
グノー:歌劇 「ロメオとジュリエット」より 「私は夢に生きたい」
ガーシュウィン:歌劇 「ポーギーとベス」より 「サマータイム」
ドリーブ:歌劇 「ラクメ」より 「花の二重唱」
レハール:オペレッタ 「メリー・ウィドウ」より 「ヴィリアの歌」
プッチーニ:歌劇 「蝶々夫人」より 「ある晴れた日に」
ビゼー:カルメン・ファンタジー
キャスリン・ブライアン(Fl)、
ブラムウェル・トヴェイ(指)
オペラ・ノースO
21歳という若さでスコットランドの名門オーケストラ、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルOの首席フルート奏者に就任したフルーティスト、キャスリン・ブライアン。
"ヴァイオリン"のための名作を"フルート"で奏でた「銀の弓(Silver Bow)」(CKD 520)の続編に位置づけられるであろうアルバムがChandosから登場。今作では、人の声をフルートに例えた「銀の声(Silver Voice)」というタイトルで、「フィガロの結婚」や、「蝶々夫人」などからの偉大なオペラ・アリア、「サマータイム」、「花の二重唱」などの"声"のための名作をフルートで歌います。

Cobra Records
COBRA-0058(1CD)
エボカシオン
アルベニス:イベリアより(エル・アルバイシン、港、エボカシオン、トゥリアーナ、アルメリーア、マラガ)
ラヴェル:クープランの墓
メンジー・ハン(P)
メンジー・ハンは、2014年のリスト国際ピアノ・コンクール(オランダ、ユトレヒト)で第3位に入賞(オランダ人としては9年ぶりの入賞)したほか、スタインウェイ・ピアノ・コンクール、ポルトガルのマリア・カンピーナ国際コンクールなどで優勝。BBCニュー・ジェネレーション・アーティスト(2016-2018)とヨーロッパ・コンサート・ホール機構(ECHO)の"ライジング・スター"に選ばれ、2018/19年シーズンにはヨーロッパ中の重要コンサート・ホールでのツアーを予定しているオランダの注目ピアニスト。このアルバムはアルベニス(イベリアからの6曲)とラヴェルという不思議な組み合わせがテーマ。意外にもスペイン的なラヴェルとフランス的なアルベニスの音楽を意識的にリンクさせています。


La Dolce Volta
LDV-34(1CD)
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 KV 475
ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 KV 457
ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 KV 333
メナヘム・プレスラー(P)

録音:2016年10月30、11月2日、パリ
1923年12月16日生まれのプレスラー、2016年録音のモーツァルトの登場。プレスラーの魅力である完全に脱力しきった、軽やかで優しい音色で、 包み込まれるような演奏です。 「私にとって、モーツァルトのピアノ・ソナタは、天賦の才の産物に他なりません。ロマン派を先取りする劇的なソナタは、あらゆる感情を表出させます。 そこで見出されるのは、遊び心やドラマ、軽快さ、ヴィルトゥオジティです。すべての感情が、どこまでも繊細な抑揚をともなって展開されます。」(プレスラー の言葉) 幻想曲でのえもいわれぬ空気感、ハ短調ソナタでの真摯さには、ただただ聴きいるばかり。明るい第13番のソナタでも、ひとつひとつのパッセージが美 しく輝いています。プレスラーだからこそ到達できる境地のモーツァルトです。 (Ki)

MIRARE
MIR-326(1CD)
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ集vol.5
変ロ長調K551、変ホ長調 K474、変ホ長調 K475、変ホ長調K252、変ホ長調 K253、ト長調 K547、変ロ短調 K87、ホ長調 K28、イ長調 K211、ニ長調 K401、ニ長調 K388、ニ長調 K277、ト長調 K124、ハ長調 K157、ヘ短調 K238、ヘ長調 K205
ピエール・アンタイ(Cmeb/2004年Jonte Knif製作の、18 世紀ドイツ・モデル・チェンバロ)

録音:2016年6月、ハーレム(オランダ)
名手アンタイによるスカルラッティのソナタ集、第5弾の登場。1964年生まれのアンタイ、ますますセンスとテクニックが冴えわたり、MIRAREの鮮烈録音 とあいまって、極彩色、あざやかなリズムの演奏です。 1685年にナポリに生まれ、ナポリやヴェネツィア(ガスパリーニに師事)で経験を積みます。1719年、ポルトガルに居を移します(王の娘、マリア・マグダ レーナ・バルバラの音楽教師として)。当時は父アレッサンドロ・スカルラッティの名前があまりにも大きく、ドメニコもヴィルトゥオーゾとして高く評価はされ ていたものの、単に「作曲家」としてしか認識されていないような状況でした。しかし、ポルトガルの地でドメニコは新たな文化に出会います。ポルトガルから一 度パリにもどり、当時チェンバロ作品集を出版して注目を集めていたラモーにささげたK.547など、興味深い作品が収録されています。
※旧譜情報:Vol.1-MIR 9918/ Vol.2-MIR 9920/ Vol.3-MIR 007(廃盤)/ Vol.4-MIR 285


Hanssler
HC-16062(12CD)
シューベルト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第18番 ト長調 D.894 Op.78 「幻想ソナタ」、
3つのピアノ曲 D.946
ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959、
ピアノ・ソナタ第1番 ホ長調 D.157
ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960、楽興の時 D.780 Op.94
2つのスケルツォ D.593、ピアノ・ソナタ第6番 ホ短調 D.566、
4つの即興曲 D.935 Op.142
ピアノ・ソナタ第9番 ロ長調 D.575 Op.147、
ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D.845 Op.42
ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 D.840「レリーク」、
アレグレット ハ短調 D.915、4つの即興曲 D.899 Op.90、
12のドイツ舞曲(レントラー集) D.790 Op.171
ピアノ・ソナタ第2番 ハ長調 D.279、アンダンテ ハ長調 D.29、
アダージョ ト長調 D.178、ピアノの小品 イ長調 D.604、
アダージョ ホ長調 D.612、ピアノ・ソナタ第4番 イ短調 D.537 Op.164
ピアノ・ソナタ第7番 変ホ長調 D.568 Op.122、幻想曲 ハ短調 D.2E、
メヌエット イ短調 D.277A、メヌエット イ長調 D.334、
スケルツォ ニ長調 D.570、ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D.664
ピアノ・ソナタ第5番 変イ長調 D.557、6つのドイツ舞曲 D.820、
メヌエット 嬰ハ短調 D.600、行進曲 ロ短調 D.deest、
行進曲 ホ長調 D.606、ピアノ・ソナタ第3番 ホ長調 D.459、
3つのピアノ曲 D.459A
幻想曲 ハ長調 D.760 Op.15「さすらい人幻想曲」、
ディアベリのワルツの主題による変奏曲 ハ短調 D.718、
ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲 イ短調 D.576、
ピアノ・ソナタ第14番 イ短調 D.784
ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D.958、アダージョ 変ニ長調 D.505、
ハンガリー風のメロディ ロ短調 D.817、
ギャロップと8つのエコセーズ D.735 Op.49、10の変奏曲 ヘ長調 D.156
ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 D.850、ロンド ホ長調 D.506、
12のワルツ集「高雅なワルツ」 D.969 Op.77
ゲルハルト・オピッツ(P)

録音:207年-2009年/ライツターデル(ノイマルクト/ドイツ)
巨匠ゲルハルト・オピッツによるシューベルトのピアノ作品集がついに12枚組のボックスで登場します!当セットには断章、断片のソナタ第8、10、11、12番 を除くピアノ・ソナタ全曲を中心に、さすらい人幻想曲、楽興の時、4つの即興曲などの傑作、さらにはオピッツが厳選した小品を収録。聴衆から絶大なる信頼を 得ているオピッツならではのシューベルトを聴かせてくれます!「シューベルトの音楽は人の一生のよう。ベートーヴェンのように劇的な何かが起こるわけではありませんが、一つ一つの音楽が宝石のように輝き大きな流れとなっ て作品が完成しています。自分は作品を聴き手に手引きする案内人のようなもの」と語るオピッツ。傑作ソナタから知られざる名曲までシューベルトの新たな魅力を 発見することができます。 (Ki)


SONARE
SONARE-1035(1CD)
税込定価
ショパン:前奏曲 嬰ハ短調 Op.45
 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
 夜想曲第7番 嬰ハ短調 Op.27-1
 夜想曲第8番 変ニ長調 Op.27-2
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
野田マリカ(P)

録音:2017年5月/リリスホール(横浜)
ペルルミュテールの系譜を継ぐ野田マリカ。ソナーレ・レーベルからリリースされた前作、ドビュッシーの前奏曲集I,II(SONARE1026)がレコード芸術誌特選盤に選ばれ話題となりました。期待の第2弾はショパンの舟歌、前奏曲嬰ハ短調、夜想曲第7&8番、そしてシューマンの幻想曲を収録しました。洗練された美しいタッチで奏でられるショパンとシューマンをご堪能ください!「そこはかとなく匂ってくるような、優れた感性のたたずまい」(濱田滋郎 ライナーノーツより)
■野田マリカ(ピアノ)
桐朋学園大学卒業後、フランス政府給費留学生として、パリ国立高等音楽院で、巨匠ペルルミュテールに学ぶ。1970年代よりパリを中心に活躍。1980年代にはフランス文化省主催パリフェスティバルのソリストにも選ばれ、サル・ガヴォーでリサイタルを開催。2012年まで、パリのコンセルヴァトワールで後進の指導にあたる。2010年、フランス政府内務省及びパリ市より、銀メダルの名誉賞を授賞。ラヴェル協会会員。

オクタヴィア
OVCC-00139(1CD)
2017年10月18日発売
パリの散歩道/フランス・フルート名曲集
サティ:ジ・トゥ・ヴ
ビゼー:メヌエット(「アルルの女」組曲第2番より)
フォーレ:シシリエンヌ(「ペレアスとメリザンド」組曲より)
シャミナード:コンチェルティーノ Op.107
マスネ:タイスの瞑想曲
ドンジョン:エレジー(「8つのサロン・エチュード」より)
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ Op.19
ムーケ:パンと羊飼い(フルートソナタ「パンの笛」Op.15より)
ドビュッシー:シランクスL.129 &牧神の午後への前奏曲L.86
ゴダール:ワルツ(「3つの小品による組曲」Op.116より)
ムーア(岩岡一志編):パリの散歩道
レイ(金澤恵之編):白い恋人たち
ボザ:イマージュ Op.38
フォーレ:夢のあとに(「3つの歌」Op.7より)
バッハ/グノー:アヴェ・マリア
上野由恵(Fl)、三浦友理枝(P)

録音:2017年7月25-27日 神奈川・相模湖交流センター
人気、実力共に兼ね備える上野由恵と三浦友理枝による初のデュオ・アルバムです。 才能溢れる同世代のメンバーが集まった<東京六人組>としても共に活躍。共演で培われてきた信頼感は、ここでも輝いています。今作では「パリの散歩道」と題して、フランス音楽の珠玉の名曲を並べ、時には優美に、時には鮮やかに、敬愛の念をもって楽曲を大切に紡いでいきます。 フルートとピアノによる典雅な世界。作品の良質な深みが美しく広がるアルバムの登場です。(オクタヴィア)

オクタヴィア
OVCT-00138(1CD)
2017年10月18日発売
第6回仙台国際音楽コンクール ピアノ部門優勝
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.280
シューマン:謝肉祭 Op.9
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第2番 ニ短調 Op.14
グリュンフェルト:「ウィーンの夜会」〜ヨハン・シュトラウスのワルツ主題による演奏会用パラフレーズ
キム・ヒョンジュン(P)

録音:2017年6月26-27日 日立システムズホール仙台(仙台市青少年文化センター)
選曲から見える知的な構成力、そして作品に寄り添う豊かな音楽性を持つピアニスト。また音色も素晴らしく、フォルテからピアノまでが実に美しく響く。プロコフィエフのピアノ・ソナタ第2番というレアな選曲、そして、作曲家の比較的若い時代の作品を集めて、一貫したプログラミングをするなど、大胆な感覚も持ち合わせている。モーツァルト、シューマンもみずみずしい感覚で演奏されており、これから大いに期待すべき存在だ。(片桐卓也)

Grand Piano
GP-748(1CD)
NX-B03
カロミリス(1883-1962):ピアノ作品全集
バラード 第1番 ホ短調(1905/1933改編)
バラード 第2番 変ホ長調(1905)…世界初録音
バラード 第3番 変ホ短調(1906/1958改編)
狂詩曲 第1番(1921)
狂詩曲 第2番「夜の歌」(1921)
5つの前奏曲(1939)
夜想曲(1906/1908改編)
パティナーダ(セレナード)(1907)…世界初録音
YA TA HELLINOPOULA-グリーグの子供たちへ 第1集
オリヴァー・チャウズ(P)

録音:2016年11月2-3日
オスマン帝国出身、イスタンブール、ウィーン、ウクライナのハリコフを経由して、28歳の時にアテネに定住し、近代ギリシャ音楽の発 展に寄与した作曲家カロミリス。“現代ギリシャ音楽の父”と讃えられますが、カロリミス自身はワーグナーとリムスキー=コルサコフを 支持していたため、その作品にはロマン派風の響きと、ロシア国民楽派風の豊かな響きが入り混じっています。ピアノ作品は決して 多くありませんが、「バラード」や「狂詩曲」と題された初期の作品は、タイトル通りショパンやリストの影響が強いものの、後期の作品 はカロミリスが後半生に熱意を注いだ「ギリシャ民謡研究」の成果ともいえる独特なリズムが用いられた前衛的で独創的なテイスト で書かれています。
Grand Piano
GP-749(1CD)
NX-B03
ブラームス:ホルン三重奏/クラリネット五重奏曲(ピアノ独奏版)
ホルン三重奏曲 変ホ長調 Op.40
(P.クレンゲルによるピアノ独奏版)…世界初録音
クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115
(P.クレンゲルによるピアノ独奏版)…世界初録音
クリストファー・ウィリアムズ(P)

録音:2016年10月2-3日
録音が普及する前の時代、オーケストラや歌劇などの大編成の作品を楽しむには、演奏会に出かけていくか、小編成に編曲され た楽譜を元に、自身、もしくは親しい人々と共に「実際に演奏する」他、方法はありませんでした。そこで各出版社は作曲家や編 曲家たちに「編曲版」を依頼。これらは飛ぶように売れ、人々は思い思いに音楽を楽しんだのです。シューマンやブラームスも自身 の作品を数多く編曲していますが、需要に供給が追い付かなかったため、信頼する友人や家族にも自作の編曲を依頼、数多くの 作品が世に出回ることになりました。パウル・クレンゲルは名チェリスト、ユリウス・クレンゲルの兄であり、ピアニスト、作曲家としても 高名だった上、ブラームスと親しかった出版社ジムロックの「お抱えアレンジャー」。ブラームス自身もクレンゲルの編曲の出来ばえを 高く評価しており、この2作品も絶妙にピアノ独奏へと置き換えられています。
Grand Piano
GP-770(1CD)
NX-B03
ルボシュ・フィシェル(1935-1999):ピアノ・ソナタ全集
ピアノ・ソナタ 第1番(1955)
ピアノ・ソナタ 第3番(1960)…世界初録音
ピアノ・ソナタ 第4番(1962-1964)…世界初録音
ピアノ・ソナタ 第5番(1974)
ピアノ・ソナタ 第6番「FRAS」(1978)
ピアノ・ソナタ 第7番(1985)…世界初録音
ピアノ・ソナタ 第8番(1995)
ズザナ・シムローヴァー(P)

録音:2016年12月5-6日
20世紀のチェコにおいて、最も影響力のある作曲家の一人ルボシュ・フィシェル。クラシック音楽だけでなく、300以上の映画音楽 やテレビ番組、アニメーション音楽などを残し、どれも高く評価されています。7曲(8番まであるものの、第2番は紛失)ある彼のソナ タは、各々違う作風を備えており、学生時代の新古典派風のリズム重視の曲から、中期の前衛的な作品を経て、少しずつ無駄 をそぎ落とし、シンプルになっていく後期の作品まで、その雰囲気の変遷をみることができます。なかでも最後のソナタ「第8番」は、5 分ほどの短い曲の中に様々な感情が見え隠れする感動的な作品です。

MELODIYA
MEL-1002504(2CD)
NX-C05
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ 第16番 イ短調 D845
ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960
ユーリ・マルティノフ(P)

録音:2006年5月-6月
1969年生まれの現代ロシアを代表するピアニストの一人、ユーリ・マルティノフが弾くシューベルトの2つのピアノ・ソナタ。ロシアで初 めてクラヴィコードでバッハの「平均律クラヴィア曲集」を演奏した人であり、ロシアでのルネサンス、バロック音楽演奏のスペシャリスト としても活躍しています。ハープシコードやオルガンを得意とするマルティノフですが、この2006年に録音された2曲のシューベルト は、どちらもモダン・ピアノ(スタインウェイ)が用いられており、バロック物とは全く違う表現を見せています。ゆったりとしたテンポで、 シューベルトの晩年の作品特有の濃密な世界をじっくりと描き出しすことで、聴き手の耳を魅了します。
TOCCATA
TOCC-0430(1CD)
NX-B03
ヘレン・ホープカーク(1856-1945):ピアノ作品集
アイノナの思い出集(1902-1907)
ロマンス イ短調(1885)
セレナード 嬰へ長調(1891)
5つのスコットランド民謡(抜粋)(1919)
 Sundown 日没(1905)
 セレナータ組曲-第1曲 Maestoso(1918)
ピアノのための組曲(1917)
ワルツ嬰へ長調(1915-1920頃)
ピアノのための2つのコンポジション-第1曲「影」(1924)
Robin Good-Fellow(1922)
2つの音画(1929-1930)
ゲイリー・スティーガーウォルト(P)

録音:2016年6月20-22日
全て初録音
19世紀末のスコットランドを代表する女性ピアニストの一人、ヘレン・ホープカーク。1897年にはボストンに移住し、優れたピアノ教 師として後進の指導にあたると共に、数多くのサロン風の上品な作品を遺しました。初期の作品はブラームスの影響が感じられる ものの、彼女の創作の源は常に母国スコットランドにあり、後期になるに従って印象派風の作風とスコットランドの民族音楽が融合 された独自の音楽を聴く事ができます。 ピアニスト、スティーガーウォルトは妻であるダナ・ミュラーとともにホープカークの研究者で、これまでに伝記を執筆、また積極的にコン サートでホープカークの作品を演奏し、作品の普及に努めています。

TOCCATA
TOCC-017(1CD)
NX-B03
ライヒャ:ピアノ作品全集 第2集
6つのフーガ Op.81(1810年頃出版)
グレトリーのロンドの主題によるピアノのための練習曲、または57の変奏曲(1824年頃出版)
主題/変奏 1-57/ロンド
ヘンリク・レーヴェンマルク(P)

録音:2007年4月12-13日,2015年12月21-22日
世界初録音
チェコに生まれ、ドイツ、フランスで活躍したライヒャ(レイハ)。同じ年に生まれたベートーヴェンとは少年時代に知り合い、生涯友情 を結んでいたことでも知られています。マンハイム楽派からの影響を受けた管楽器のための作品が有名ですが、様々な趣向が凝ら されたピアノ曲はほとんど知られていません。このアルバムでは、作曲技法の習得を目的としたバロック様式の「6つのフーガ」と、驚く ほど多彩な変奏技術が発揮された「57の変奏曲とロンド」の2作品を収録。知られざるライヒャを楽しむことができます。

CORO
COR-16157(1CD)
バッハ:オルガン作品集 Vol.4
コラール《来たれ、聖霊、主なる神》によるファンタジア BWV.651
コラール《来たれ、聖霊、主なる神》BWV.652
オルガン協奏曲第5番ニ短調 BWV.596
コラール《バビロンの流れのほとりに》BWV.653
コラール《おお愛する魂よ、装いせよ》BWV.654
パルティータ《喜び迎えん、慈しみ深きイエス》BWV.768
コラール《バビロンの流れのほとりに》BWV.653b
前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.548
ロバート・クィンニー(Org)

録音:2016年9月12日−14日、トリニティ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ、イギリス)
ザ・シックスティーン(オーケストラ)のプリンシパル・メンバー(オルガニスト)であり、ウェストミンスター寺院の副オルガニスト、ピーターバラ大聖堂の音楽監督を経て、現在はオックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団の音楽監督として活躍するロバート・クィンニー。
ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、プロムスへのデビューを果たしたいま注目のオルガニストによるバッハのオルガン作品集第4巻には、コラールとそのコラールを主題とした11のパルティータからなる「BWV.768」など、コラールを題材とした作品を収録。使用楽器は第3巻と同じくケンブリッジ・トリニティ・カレッジに設置されているメッツラー・オルガン(1976年製作)。

Challenge Classics
CC-72751(1CD)
バッハ:パルティータ第1番 変ロ長調 BWV825
メンデルスゾーン:無言歌集より 変ロ短調『安らぎもなく』 Op.30-2、変ロ長調『巡礼の歌』Op.67-3、ニ長調『小川』 Op.30-5
バッハ:アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳〜第5番メヌエット、第7番メヌエット、第22番ミュゼット、第18番マーチ、第19番ポロネーズ
メンデルスゾーン:6つの歌曲より 『新しい恋』 Op.19a-4、『夜の歌』 Op.71-6
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻〜第4番 嬰ハ短調 BWV849
メンデルスゾーン:無言歌集より イ長調『子供の小品』 Op.102-5
ミヒャエル・ゲース(P)

録音:11月16-18日/シュトゥットガルト、SWR室内楽スタジオ
ッハとメンデルスゾーンが一緒にピアノを弾き合ったら何が起こるだろうか?そんなイメージが込められた、ミヒャエル・ゲース技ありのピアノ・アルバム。 バッハの作品ではピリオド奏法も意識しつつ、ピアノの豊かな響きを大いに生かした演奏を行っています。即興的なスケールや装飾音も取り入れつつ、緩 やかなテンポでやわらかく奏でたり、エッジの効いたアクセントを混ぜ込んだり、とグランドピアノの魅力たっぷり。またパルティータ第1番の冒頭にはプレ リューディウムの変奏のような「イントロダクション」と名付けた即興風トラックがあります。 メンデルスゾーンの曲も鮮やかに奏でられていて、気持ちの良い1枚です。


Audite
AU-21438(3CD)
世界初出/ボレット最盛期のスタジオ録音
(1)リスト:巡礼の年第1年「スイス」(全6曲)
(2)同:超絶技巧練習曲〜前奏曲/モルト・ヴィヴァーチェ/夕べの調べ/雪あらし/回想/荒野の狩
(3)同:愛の夢(全3曲)
(4)同:スペイン狂詩曲
(5)モシュコフスキ:秋にOp.36の4
(6)サン=サーンス(ゴドフスキ編):白鳥
(7)ゴドフスキ:30日物語〜サロン
(8)シューマン(リスト編):献呈
(9)ゴドフスキ:シュトラウスの「こうもり」による交響的メタモルフォーゼ
(10)ショパン:幻想曲ヘ短調Op.49*
(11)同:即興曲第1番変イ長調Op.29
(12)同:即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36
(13)同:即興曲第1番変ト長調Op.51
(14)同:幻想即興曲Op.66
(15)同:ワルツ変ニ長調Op.64の1「小犬」
(16)同:練習曲変ト長調Op.10の5「黒鍵」
(17)ドビュッシー:前奏曲集第1巻〜デルフォイの舞姫/とだえたセレナード/沈める寺/ミンストレス
(18)同:前奏曲集第2巻〜風変わりなラヴィーヌ将軍/月の光がそそぐテラス/水の精/花火
ホルヘ・ボレット(P)

録音:1963年3月15日(1)、1966年1月5日(3)(17)(18)/ジーメンスヴィラ、
1962年3月22日(2)(5)-(8)(15)(16)、1964年3月9日(4)(9)(11)-(14)/RIAS放送スタジオ7、1973年10月8日/RIAS放送スタジオ10(10)
*のみステレオ
これは衝撃、ボレットの未発表スタジオ録音がCD3枚分も出現しました。ホルヘ・ボレット(1914-1990)はキューバ出身のアメリカのピアニスト。 大柄な技巧と濃厚な表現による19世紀風ピアノ演奏でファンの多い巨匠です。加えてボレットは独特のコクのある音色を持ち、たっぷりと歌われたリスト やショパンは絶品でした。ボレットはゴドフスキに学んだ後、ラフマニノフの従兄でリストとチャイコフスキーの愛弟子だったジロティに師事して仕上げた、まさに血統書付のピア ノDNAを持っています。しかしずっと不遇で、1970年代になりようやく世界的な注目を集め、Deccaを中心に録音を残しました。
しかしボレットが本当に凄かったのは1960年代とされ、当時誰も手掛けなかったゴドフスキ作品を超人的なテクニックで演奏し、聴衆の度肝を抜いて いました。ここに収録されたのは、そのボレット全盛期である1960年代の神業の数々で、当時最先端だった西ドイツの放送局のクオリティにより奇跡的 な状態で収録されていました。それをaudite社主ベッケンホーフが細心のマスタリング技術で、驚異的な世界が蘇りました。 リストの各曲で示す物凄いヴィルトゥオジティ、珍しく全3曲を聴くことのできる「愛の夢」やシューマンの「献呈」の編曲での絶妙な歌い回し、ゴド フスキの「サロン」やサン=サーンスの「白鳥」の編曲での込み入った声部を感じさせないさりげなさ、いずれもピアノ好きを最高度に興奮させてくれます。 またショパンの各曲やドビュッシーで見せる古い表現方法は、20世紀前半の伝説的名手を思わせ興味津々。これを聴かずしてボレットの真価は語れ ません。 (Ki)

Arte dellarco Japan
ADJ-055(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006 若松夏美(Vn;Carlo Tononi, Bologna 1700)

録音:2014年3月18-20日、2015年8月12-15日、2015年10月9-11日/コピスみよし(埼玉)
長年日本の古楽界を牽引してきた若松夏美がついにバッハの無伴奏全曲録音をリリースします!若松夏美はバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)のリー ダーとしてカンタータ全曲録音の殆ど全てに参加。現在BCJおよびオーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)のコンサート・マスターをつとめる傍ら、鈴 木秀美を中心とする室内楽など積極的な演奏活動を展開しております。バッハのあらゆる作品を弾いてきた若松だからこそ表現できる唯一無二の世界。己 に向き合い、対話する、若松夏美によるバッハ無伴奏をご堪能ください。
「『6曲のヴァイオリン・ソロ』はヴァイオリンひとつだけでバスも旋律も同時に鳴らし、フーガを構築し、それぞれの舞曲に様々な表情を与え、1曲ま た1曲と違う趣向をもって作曲された。(中略)バッハがこの曲集を誰に献呈するでもなく浄書したのは、自身の到達した想像力の高みを、見た目にも美 しいセットにしておこうという気持ちになったからかもしれない。そして、それが300年後の私たちの譜面台の上に置かれるとは思いもしなかっただろう。」 若松夏美〜ライナーノーツより

BIS
BIS-2254(1CD)
C.P.E.バッハ:鍵盤独奏曲全集 Vol.34
専門家と愛好者のためのロンド付きピアノ・ソナタ集 第4集
ロンド第1番 イ長調 Wq.58-1(H 276)
ソナタ第1番 ト長調 Wq.58-2(H 273)
ロンド第2番 ホ長調 Wq.58-3(H 274)
ソナタ第2番 ホ短調 Wq.58-4(H 188)
ロンド第3番 変ロ長調 Wq.58-5(H 267)
ファンタジア 変ホ長調 Wq.58-6(H 277)
ファンタジア イ長調 Wq.58-7(H 278)
ソナタ ヘ長調 Wq.65-19(H 49)
アリオーソと9つの変奏曲 ハ長調 Wq.118-10(H 259)
ミクローシュ・シュパーニ(タンジェントピアノ)

録音:2015年7月/キーゼル・ホール(シント・トロイデン/ベルギー)
ミクローシュ・シュパーニによるC.P.E.バッハの鍵盤独奏曲全集第34弾は「専門家と愛好者のためのロンド付きクラヴィア・ソナタ第4集」が収録されまし た。録音を開始した際、シュパーニは「全集を実現することは決して単純な課題ではなく、ことにそれが初期の作曲家の作品を含めばなおさらである。このシ リーズで私たちは、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの、鍵盤楽器独奏と伴奏アンサンブルのための、疑いない正統な作品のすべてをご紹介する。私た ちの目標は、これらの作品演奏の可能性への全般の見通しを与えることなので、この録音は作品の現存する資料と正統的な演奏習慣の徹底した研究に基づ いている。私たちはオリジナルの資料をもとに"正統性"である楽器を選択して演奏している。」と語っており、まさに正真正銘、本物の解釈のもと演奏されまし た。これら膨大な作品に対して時間をかけ、着実に録音活動をしてきたシュパーニにでしか表現することのできない明晰な解釈で演奏されております。
BIS
BISSA-2282(1SACD)
パガニーニ:24のカプリース Op.1 スーイエ・パク(Vn;1739年製グァルネリ・デル・ジェス(弓;1865年製ハインリッヒ・カール・クノッフ))

録音:2016年9月、10月/スタジオ・アクースティクム(ピテオー/スウェーデン)
2000年生まれの韓国人ヴァイオリニスト、スーイエ・パクがなんとパガニーニの24のカプリースで堂々のデビューです!2000年生 まれということですので16歳で録音を完成させたことになります。 4歳の時にヴァイオリンをはじめたパクは2009年よりベルリンにて名ヴァイオリニスト、ウルフ・ヴァリーンに師事。彼女の驚くべき才能に惚れ込んだヴァ リーンはハンス・アイスラー音楽大学ベルリンで学ぶように薦め、すぐさまその才能を開花させた稀有な存在です。五嶋みどりやサラ・チャンを思わせる神童 ぶりで10代とは思えないほどの完成されたテクニックと成熟した音楽を聴かせてくれます。
ヴァイオリンのあらゆる技術が要求されるパガニーニの24のカプリース。低音から高音まで音域の広いアルペッジョ、左手のピツィカート、オクターヴ、ダ ブル・トリルなど、超絶技巧のオンパレードですが、パクは技術的な難解さを感じさせず、聴き手を音楽に没入させる表現力を持ち合わせております。21世紀 の要注目ヴァイオリニスト、スーイエ・パク。大注目のヴァイオリニストです!
BIS
BISSA-2151(1SACD)
バッハ:《音楽の捧げもの》 BWV1079
アリア〜ゴルトベルク変奏曲 BWV988
《14のカノン》(「ゴルトベルク変奏曲」の主題に基づく)BWV1087
フルート,ヴァイオリン、通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV1038
鈴木雅明(Cemb)
バッハ・コレギウム・ジャパン・メンバー【菅きよみ(Fl)、寺神戸亮(Vn)、
山口幸恵(Vn/Va)、エマニュエル・バルサ(Vc)】

録音:2016年8月/旧カトリック教会(ハーグ、オランダ)
プロイセン王フリードリヒ2世が提示したといわれる単一主題に基づく《音楽の捧げもの》は1747年夏にライプツィヒにて成立。この曲集はバッハの作品 の中でもとりわけ高度なポリフォニー技巧が駆使されており、整然としてしかも謎に満ちた楽譜の印象は「音による幾何学」とも言われます。《14のカノン》はゴルトベルク変奏曲の主題低音部に基づく14曲のカノンで1747〜1748年8月成立と推定されています。主題とその逆行形による2声の カノンの第1曲にはじまり、主題と対位主題、およびそれぞれの転回形による4声の二重カノン(第5曲)、基礎音上の5声の二重カノン(第11曲)、6声の三重 カノン(第13曲)など、全14曲がさまざまな形を示す興味深い作品です。そして、ソナタト長調BWV1038はブランデンブルク協奏曲第3番の終楽章を思わせ る軽快な第2楽章のフガートやフルートとヴァイオリンの憂いに満ちた二重奏が聴かせる第3楽章が印象的な作品です。鈴木雅明率いるBCJメンバーによる 極上のアンサンブルでお楽しみください。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-10403BD(Bluray)
KKC-9261(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価

ACC-20403DVD(2DVD)
KKC-9262(2DVD)
日本語帯・解説付
税込定価
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータBWV1001〜1006 五嶋みどり(Vn)

収録:2016年8月ケーテン城
ディレクター:アンドレアス・モレル
◆Bluray
画面:Full HD 16:9
音声:PCMステレオ,DTS HD MA5.1
151’ 30
字幕:独仏韓,日本語、リージョン:All
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ,DTS 5.1,DD5.1
151’ 30
字幕:独仏韓,日本語、リージョン:All
日本を代表する世界的ヴァイオリニスト、五嶋みどり。11歳で華々しくアメリカ・デビューを飾り、現在に至るまで世界的奏者として、コンサート、録音、教育、 そして社会貢献活動も行っています。2012年にはデビュー30周年を記念して、日本全国の寺院・神社・教会で、バッハを演奏するという大ツアーを行いました。 ツアー後には満を持してCD録音も行われ、存在感のあるバッハ演奏を聴かせてくれました。 この映像は、バッハゆかりの地ケーテンで、五嶋みどりがバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータを全曲演奏したもの。バッハは1717年にアン ハルト=ケーテン侯国の宮廷楽長に就任し、1723年にライプツィヒの聖トーマス教会のカントル「トーマスカントル」に選任されるまでの6年間をケーテン で過ごしました。この作品群はこのケーテン時代に作曲、ヴァイオリニストにとって高度な技術と音楽性を要求することから、ヴァイオリン作品の頂点とも言 われます。 五嶋みどりは、この作品について映像の中でこのように述べています。「バッハの無伴奏ソナタとパルティータは多くの声を持つとても豊かな音楽です。一つ の楽器によるソロ演奏にもかかわらず、たくさんの声と声がお互いに呼応しそれがお互い押したり引いたり作用し合うので独奏という感じがしません。バッハ はいつも私に教えてくれます。自身の耳でよく聴き心を開いて聴くようにと。」彼女が最初にバッハを演奏したのは6,7歳の頃といいます。しかしこれまで演 奏し続けいるけれど、完全に理解できたと思うことはなく、永遠に学び続けて行くものとも語っています。五嶋みどりの演奏技術は、間違いなく現代最高峰 であり、円熟期を迎えたその音楽性も比類なきもの。このような彼女のコメントは、音楽に真摯に向き合う彼女の姿勢をそのまま表すものと言えるでしょう。 本商品も、緑豊かなケーテンの街並み、静かな街を五嶋みどりがヴァイオリンを背負って歩く姿や、美しくも華美ではないケーテン城の中など終始落ち着い た映像で、じっくりと音楽に浸ることのできる良質な映像が収められています。 (Ki)

TELOS
TLS-177(1CD)
イーゴリ・ジューコフ・エディションVo.7
チャイコフスキー:ピアノ・ソナタト長調Op.37
プロコフィエフ:つかの間の幻影Op.22
ベルク:ピアノ・ソナタOp.1
イーゴリ・ジューコフ(P)

録音:2010年秋/フロイスドルフ・スタジオ(ドイツ)
イーゴリ・ジューコフ(1936-)の初出レパートリー。チャイコフスキーのピアノ・ソナタはボルテージの高い難曲ですが、ジューコフはあくまで落ち着いた大人の演奏を繰り広げます。プロコフィエフの「つかの間の幻影」もメカニカルな曲にジューコフの真骨頂発揮。興味津々はベルクのソナタ。ジューコフの演奏で聴くと。まるでスクリャービンのように聴こえます。いずれもいぶし銀の芸術と申せましょう。
TELOS
TLS-215(1CD)
陰と光
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
リスト:巡礼の年第1年〜オーベルマンの谷
ワーグナー(リスト編):イゾルデの愛の死
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番Op.30
ラフマニノフ:断章
ブゾーニ:ソナチネ第6番「カルメン幻想曲」
バッハ(ケンプ編):カンタータ第29番「神よ、われら汝に感謝す」BWV29〜シンフォニア
マーロ・ティンネス(P)

録音:2016年8月29-30日/スタジオ・ベルネ45(ベルリン)
マーロ・ティンネスは1976年ザールブリュッケン生まれのピアニスト。正式にピアノを習う前から、耳で聞いた曲を弾くことができたという神童でした。父はアコーディオン奏者で音楽学校の校長を務めていましたが急逝し、ティンネスが18歳で跡目を継いで校長となり、6年間で独立法人としては南西ドイツ最大の音楽学校に育てました。1997年、21歳から正式にピアノの勉強を始め、ロバート・レオナルディやジャン・ミコーに師事。デビュー・アルバムとなる当ディスクは凝ったプログラミングで、いずれも難曲ばかり。要注目の新人の登場と申せましょう。 (Ki)
TELOS
TLS-217(1CD)
2376★★
ベートーヴェン:歌曲集「遥かなる恋人に寄す」Op.98(リスト編)(全6曲)
創作主題による6つの変奏曲Op.76
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調Op.10の1
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10の2
ヴラニツキーのバレエ「森の乙女」のロシア舞曲による12の変奏曲WoO.71
トルコ風カプリッチョ(リスト編)
エフゲニア・ルビノヴァ(P)

録音:2015年8月/SWRシュトゥットガルト放送大スタジオ
1977年ウズベキスタンのタシケントで生まれたエフゲニア・ルビノヴァ。モスクワでクライネフとリュビモフに師事、2003年にリーズ国際ピアノ・コンクールで2位となり活躍しています。新録音はベートーヴェン。とはいってもリストが編曲した歌曲集「遥かなる恋人に寄す」とトルコ風カプリッチョを両端に置き、変奏曲と2篇の初期ソナタでシンメトリックな構成にしています。技巧はもちろん、堂々とした語り口に魅せられます。
TELOS
TLS-219
(CD)
ブラームス(作曲者編):交響曲第1番ハ短調Op.68
ブラームス:シューマンの主題による変奏曲Op.23
シューマン:子供の舞踏会Op.130(全6曲)
アドリエンネ・ショオーシュ&イヴォ・ハアグ(ピアノ・デュオ)

録音:2016年10月17-19日/チューリヒ・ラジオスタジオ
ハンガリー出身、スイスで活躍する夫婦ピアノ・デュオ、アドリエンネ・ショオーシュ&イヴォ・ハアグによるブラームス→シューマン・アルバム。アンドラーシュ・シフとクルタークの薫陶を得たふたりのデュオは自然で躍動的。ブラームスの交響曲も魅力的なピアノ曲に聴こえます。
TELOS
TLS-230(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調Op.22
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調Op.78*
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調「幽霊」Op.70の1#
ナターシャ・ウラセンコ、
アレクサンドラ・ノイマン(P)*、
モルゲンシュテルン・トリオ【キャスリーン・クリッフェル(P)、ニーナ・レディッヒ(Vn)、エマヌエル・ウェーゼ(Vc)】#

録音:2015/ヴュルテンベルク・ザール(ライヴ)
2013年から16年に行われたベートーヴェン・ピアノ・ソナタ国際フェスティヴァルでのライヴ。ナターシャ・ウラセンコは名ピアニスト、レフ・ウラセンコの娘。アレクサンドラ・ノイマンもモスクワ音楽院でレフ・ウラセンコに師事した女流。ブックレットはドイツ語のみです。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72727(1SACD)
ドビュッシー:前奏曲集(全2巻)
喜びの島
アンジェラ・ブラウンリッジ(P)

録音:2016年8月30日-9月1日
12歳で天才的ピアニストとしてウィグモアホール・デビューを飾って以来、イギリス国内外で活躍するアンジェラ・ブラウンリッジ。ニューヨーク・タイムズ 紙上で「世界最高のピアニストのひとり」と絶賛されるなど国際的評価も非常に高いピアニストです。CHALLENGE CLASSICSからはベートーヴェンのソ ナタ集(CC-72707)とショパンの作品集(CC-72728)をリリースしており、今作のドビュッシーが第3弾となります。 2巻からなる『前奏曲集』は明るく色彩豊かで親しみやすいメロディもありつつ、ドビュッシーならではの自由な旋法や和声が散りばめられた創意に溢れた 作品。ブラウンリッジの明解で迷いのない演奏はSACDハイブリッドの優秀録音も相まって、目の醒めるような効果を上げています。『喜びの島』のキラキラし た音響にもほれぼれします。

Etcetra
KTC-1611(1CD)
パッサージョ〜エイナウディ:ピアノ作品集
プリマヴェーラ/秘密の言葉/ふたつの川/もう一つの人生/奇妙な日々/エレジー・フォー・ジ・アーティック/パッサージョ/波/飛/こんな素敵な夜に/パスワード/ネフェリ/光、溢れる日々/ある朝/今夜
ミヒャエル・ファン・クリュッカー(P)

録音:2017年5月、オランダ
ケルン・ピアノ・デュオの活動でも知られるドイツのピアニスト、ミヒャエル・ファン・クリュッカーは、忘れられた古典派〜ロマン派のピアノ作品の復興から、ピリオド楽器(フォルテピアノ)での演奏、偉大な哲学者フリードリヒ・ニーチェのピアノ作品を取り上げるなど多彩に活動し、多くのアルバムも録音しています。
新たにスタートするレコーディング・プロジェクトは、クリュッカーの音楽活動の重要な部分を占めていたミニマル・ミュージックのシリーズ。第1弾ではルチアーノ・ベリオに師事したイタリアのコンポーザー=ピアニスト、ルドヴィコ・エイナウディのピアノ作品集を録音。映画「最強のふたり」の音楽をはじめ、数々の映画音楽、CM音楽、サウンドトラックも手がけ、2017年4月の来日公演も記憶に新しい現代イタリアの巨匠エイナウディの美しく幻想的な音楽を、熟練のピアニズムで贈ります。ミニマル・ミュージック第2弾はアルヴォ・ペルト、第3弾はフィリップ・グラスの音楽を予定。

ARTALINNA
ATL-A012(1CD)
ミーティング・ヒナステラ〜ピアノ&アートワークス Vol.2
モンポウ:歌と踊りから 第 1,2,5,6,8,10曲
ヒナステラ:12のアメリカ前奏曲Op.12(1946)
モンポウ:歌と踊りから 第 3,4,7,9,11,12曲
ガブリエル・ウルヘル・レイエス(1976-):家庭曲集から 第 2,3曲
ガブリエル・ウルヘル・レイエス(P)

録音:2014年8月25-29日、、 2016年8月16-17日
キューバのピアニスト、ガブリエル・ウルヘル・レイエス(1976年ハバナ生まれ)によるアルゼンチンの作曲家ヒナステラとキューバの作曲家ファリニャス、そして自作のピアノ作品集。外装とブックレットにニューヨークを本拠に活躍する日本人彫刻家 Ayano Ohmi の作品の写真が採用されています。

SOLFA
SR-1206070(1CD)
バッハからロックまで〜2台の音楽
バッハ(ジャンヌ・ボヴェ編):トリオ・ソナタ第1番変ホ長調 BWV 525(2台の版)
モーツァルト:2台のソナタ ニ長調 K.448
ラフマニノフ:2台の組曲第2番 Op.17
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-2012):4曲の組曲
プーランク:シテール島への船出
ビリー・メイヤール(1902-1959):マドリード
エマヌエル・フェレル=ラロエ(P)、
クリスティナ・カザーラ(P)

録音:2012年6月7日、メニル・サン・マルタン、メニル、モンタン、フランス
スペイン・バスク出身のエマヌエル・フェレル=ラロエ、カタルーニャ出身のクリスティナ・カザーラによる2台ピアノ音楽史プログラム。
SOLFA
SR-1611210(1CD)
アントニオ・ソレール(ホアキン・ニン・イ・カステリャノス編):12のピアノ・ソナタ シラ・アルナンダス(P)
SOLFA
SR-1310190(1CD)
パペル・デ・ムジカ〜25周年大作曲家の青年時代のピアノ作品集
ベートーヴェン:エルンスト・ドレスラーの主題による9つのピアノ変奏曲ハ短調 WoO 63
リスト:すべての長・短調の訓練の為の12のピアノ練習曲
スクリャービン:10のマズルカ Op.10 から第2番嬰ヘ短調/第3番ト短調/第4番ホ長調/第5番嬰イ短調/第6番ハ短調
ラフマニノフ:4つの楽曲
 ロマンス/前奏曲/メロディー/ガヴォット
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタヘ短調 Op.1
モーツァルト:アレグロ ハ長調 K.9a(5a)
アルバ・ベントゥーラ(P)

発売:2014年
1988年、スペイン、カタルーニャの町カペリャデスに創設された音楽振興財団パペル・デ・ムジカ(同名のコンサートホールの運営やコンクールの主催も行っています)の25周年記念盤。
SOLFA
SR-1501170(1CD)
オマージュ〜ラモテ・デ・グリグノン、ニン=クルメル:ピアノ作品集
リカルド・ラモテ・デ・グリグノン(1899-1962): [Vesperada]
  [Horai]
  [Suite innominada]
ホアキン・ニン・クルメル(1908-2004):3つの印象 [Trois Impressions]
 ハバネラ [Habanera]
  [Les porteuses d'eau, (d'apres Goya]
 トレドの庭園 [Un jardin de Toledo]
 カタルーニャテーマ(フェデリコ・モンポウへのオマージュ、)
 トナーダ集第4巻 [Tonadas Volume IV] から
  [Ball del vano i del ram] (カタルーニャ)
  [Ratolinesa] (カタルーニャ)
  [Ball de grlandes] (カタルーニャ)
 鳥の歌 [Ball de Sant Farriol i bolangera] (カタルーニャ)
  [El cant dels ocells] (カタルーニャ)
  [Ball pla i l'esquerrana] (カタルーニャ)
マリア・リュイーザ・カントゥス(P)

録音:2015年1月17-18日、ホテル・サンタ・マルタ、リュレッド・ダ・マール、カタルーニャ、スペイン
発売:2015年
SOLFA
SR-1501300(1CD)
【未案内旧譜】
中南米のギター音楽
アグスティン・バリオス・マンゴレ(1885-1944):郷愁のショーロ
 森に夢見る
ヴィラ=ロボス:ショーロス第1番 [Choros n.1]
カルロス・ファリニャス(1934-2002):
 悲しい歌 [Cancion Triste]
ピアソラ(アリアス編):ブエノスアイレスの冬
ピアソラ(セルジオ・アサド編):アディオス・ノニーノ
アグスティン・バリオス・マンゴレ:ワルツ Op.8-4
 フリア・フロリダ(舟歌)
アリエル・ラミレス(フェルナンド・アロンソ編):アルフォンシーナと海(サンバ)
ヘスス・ベニテス(1930?-2007):鳥たちの踊り(練習曲第2番) 
エクトル・アヤラ(1914-1990):グアラニア
ポンセ(1882-1948):メキシコのスケルツィーノ
エグベルト・ジスモンチ(1947-):水とワイン [
キケ・シネシ(1960-):抱擁
カルラス・エライス(G)

録音:2014年2月、アル・マズノウ、バルセロナ県、カタルーニャ、スペイン
発売:2015年

BEAUX ARTS
KLANSKY-1(2CD)
クラーンスキー・プレイズ・ショパン
練習曲ホ長調 Op.10-3
ワルツ変イ長調 Op.34-1
夜想曲変ニ長調 Op.27-2
華麗な変奏曲変ロ長調 Op.12
マズルカ ヘ短調 Op.63-2
ポロネーズ嬰ハ短調 Op.26-1
夜想曲ヘ長調 Op.15-1
前奏曲変ニ長調「雨だれ」Op.28-15
練習曲変イ長調 Op.25-1
前奏曲ホ短調 Op.28-4
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ Op.22
バラード ト短調 Op.23
前奏曲変イ長調 Op.28-17
夜想曲ハ短調 Op.48-1
マズルカ変イ長調 Op.50-2
ワルツ イ短調 Op.34-2
練習曲ヘ長調 Op.10-8
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
マズルカ嬰ハ短調 Op.63-3
マズルカ イ短調 Op.17-4
バラード ヘ短調 Op.52
ワルツ変イ長調「告別」WN 47
イヴァン・クランスキー(P)

録音:2014年2月1-2日、2015年6月26-27日、マルチヌー・ホール、リヒテンシュタイン宮、プラハ、チェコ
017年現在プラハ音楽院鍵盤楽器科長を務めているチェコのピアノ界の大物イヴァン・クラーンスキー(1948年生まれ、クランスキーとも表記)。日本のリスナーにはグアルネリ・トリオのメンバーとして知られているかもしれませんが、数々の要職を歴任し、また教育者としても高名であり彼の指導や講習を受けた日本のピアニストも少なくありません。
小規模流通商品のため高価格となり、早々の完売も予想されます。本体・外装に規格番号表示がございません。ご了承ください。

イプシロン・インターナショナル
YIL-003(1CD)
税込定価
吉川隆弘/シューマン:ピアノ曲集
幻想小曲集Op.12
子供の情景Op.15
森の情景Op.82
吉川隆弘(P)

録音:2015-2016年 Studio Pianoforte
ピアノ:Steinway&sons C-227 n. 584042
(PHOTO: DUSKA KARANOV)
イタリア、日本の双方に拠点を置いて活動するピアニストの吉川隆弘は、そのタッチ(音色)に、またアーティキュレーション、強弱法、アゴーギクないしルバートのような表現法に、たいそう鋭敏な感性を示すピアニストである。そのことは、彼がこれまでに発表したディスク、たとえばベートーヴェンのソナタ集(YIL-001)、ドビュッシーの作品集(YIL-002レコード芸術特選)などからも充分に確かめられたが、ここに聴く新録音「シューマン作品集」からも、改めて、新鮮に感得できる。選ばれた作品は「幻想小曲集」「子供の情景」そして「森の情景」であるが、それぞれにシューマンが持前の詩人的資質を申しぶんなく示した秀作揃いで、いきおい、上に述べたような吉川隆弘の美質が、心おきなく現れていることを実感できる。言い換えてみるなら、この演奏は、シューマンの楽曲にこもる詩的な情感を最も自然に伝えてくれる演奏である。そしてそれは、この演奏が「(奏者の)心から(聴きての)心に通う」ものであるからに違いあるまい。(濱田滋郎ライナーノーツより)


若林工房
WAKA-4205(1CD)
月の光〜1927年製エラールの響き/上野真
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
ラヴェル:水の戯れ
 ソナチネ
ドビュッシー:前奏曲集第1巻
上野真(P)

使用楽器:エラールモデル260フルコンサートグランド、1927年製、90鍵のエクストラベース付
録音:2016年11月22〜25日、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール小ホール
"エラール・ピアノの特性を活かして入念の描いたドビュッシー"
音楽を弄ぶことなく誠実に色彩の彩を現出させる姿勢が一貫し、洒落た雰囲気を無理やり施さない姿勢が清々しく感じます。「ベルガマスク組曲」第2曲、中間の下降音型以降の呟きは、もっと羽のように軽いタッチで弾かれることが多いですが、ここではタッチの質感をあえて際立たせて独特の風格美を与えている点がポイント。終曲「パスピエ」は小気味良い推進力と哀愁のさじ加減が絶妙で、音楽をこじんまりとさせないところにセンスの高さが窺えます。上野のピアノは、十分に音を感じて歌いつつも、決して耽溺せず、常に緻密な構成の上に音像を築き、超優秀録音にも関わらずそれに寄りかかって聴き手を感覚的に酔わせるのではなく、音楽の実態を突きつけます。「前奏曲集」では、その姿勢が一層顕著に現れ、曖昧模糊な雰囲気に逃げない芯の強さが印象的。第1曲「デルフィの舞姫」最終音の意味深い色彩、第3曲「野を渡る風」は音の瞬発力を誇示せず、内的なニュアンスの表出が見事。第9曲「とだえたセレナード」はスペイン的なエキゾチシズムを感じさせる演奏が意外に少ないだけに、この地に足のついなニュアンスは訴求力満点。【湧々堂】

ODRADEK RECORDS
ODRCD-344(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻(全曲) ダニエル・マーティン・ルイス(P)

録音:2012年8月-9月
※日本語解説つき
バッハを得意とするオーストリア出身のピアニスト、ダニエル・マーティン・ルイスによるバッハの“平均律”第2巻。ロナルド・ファレン・プライス、ジョン・リル、アーノルド・コーエンなどに師事し、イギリスを中心に演奏活動を行っています。粒立ちの良い音色で、キレの良い演奏を繰り広げています。

GENUIN
GEN-17479(1CD)
インモータル・バッハ〜シモーネ・ルビーノ(打楽器)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009―プレリュード,アルマンド
ボッカ:聖書釈義
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009―クーラント
ボッカドーロ:発電所
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009―サラバンド
ニューステット:不滅のバッハ
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009―ブーレ1、2
クセナキス:リボンズB
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009―ジーグ
ケージ:第3コンストラクション(第3構成)
シモーネ・ルビーノ(打楽器)
セルゲイ・ミハイレンコ(打楽器;ニューステット,ケージ)
クリスティアン・フェリックス・ベンニング(打楽器;ニューステット,ケージ)
パトリック・ステイプルトン(打楽器;ニューステット,ケージ)

録音:2016年12月ケルン
打楽器演奏によるバッハの無伴奏チェロ組曲第3番に現代の作品を混ぜ込んでいる。シモーネ・ルビーノは1993年生まれの打楽器奏者。バッハはマリンバによる演奏。マリンバがこれほど表情豊かなバッハを奏でるとは驚嘆するしかない。これだけ抜き出して聞いても満足しうる高水準な演奏だ。その他ロベルト・ボッカ(1950-)、カルロ・ボッカドーロ(1963-)、クヌト・ニューステット(1915-2014)、ヤニス・クセナキス(1922-2001)、ジョン・ケージ(1912-1992)の作品を収録。ニューステットとケージには助演が入る。
GENUIN
GEN-17477(1CD)
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ集
ソナタハ長調K200/ソナタヘ短調K19/ソナタニ短調K1/ソナタニ短調K9/ソナタハ短調K11/ソナタニ短調K32/ソナタヘ短調K239/ソナタロ短調K87/ソナタイ長調K322/ソナタニ短調K213/ソナタヘ短調K365/ソナタイ長調K208/ソナタロ短調K377/ソナタト短調K426/ソナタト長調K449
カティア・ブラウンシュヴァイラー(P)

録音:2016年9月1-2日スイス,ライナウ
スイスのピアニスト、カティア・ブラウンシュヴァイラーによるドメニコ・スカルラッティのソナタ集。ブラウンシュヴァイラーはジュネーヴの生まれ。まだ国際的な活動を始めてそれほど経っていないが、しかし技術も表現も驚くほど高い水準にある。彼女のスカルラッティは知的に隅々まで整えられつつ、静かだがかなり熱い情熱が宿っており、彼女が只者ではないことをよく伝えてくれる演奏だ。

Label G
G50-0001(1CD)
鈴木隆太郎〜デビュー
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.141
 ソナタ ホ長調 K.380
ラヴェル:クープランの墓
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 KV.310
リスト:「ドン・ジョヴァンニ」の回想
鈴木隆太郎(P;Steinway & Sons)

録音:2017年4月5-8日/ラ・ショー=ド=フォン(スイス)
Clavesレーベルでもおなじみの録音技師、ジャン=クロード・ガブレルが立ち上げたレーベル “Label G” が始動します。ガブレルは小糸恵のバッハ のオルガン作品集をはじめとする録音で高く評価を得ている名録音技師です。期待のレーベル第1弾は新進気鋭のピアニスト鈴木隆太郎のデビュー盤の 録音です!
1990年鎌倉生まれの鈴木隆太郎は2008年に栄光学園高等学校を卒業後、渡仏。パリ国立高等音楽院にて、ブルーノ・リグット、オルタンス・カル ティエ=ブレッソン、ミシェル・ダルベルト、ミシェル・ベロフ各氏に師事。現在は、イタリアのフィレンツェでエリソ・ヴィルサラーゼのもと研鑽を積み、 パリを拠点に演奏活動を行っています。これまでに、2015年イル・ド・フランス国際ピアノ・コンクール第1位、カンピージョス国際ピアノ・コンクール 第2位、エミール・ギレリス国際ピアノ・コンクール第2位、2017年ヴァルティドネ国際音楽コンクール第2位をはじめ、多数の国際コンクールで優秀 な成績を収めている今最も活躍が期待されるピアニストの一人です。
注目のデビュー盤はコンサート・ピアニストとしての音楽的な経験から鈴木自身が選び抜いた作品で構成。選曲も秀逸でスカルラッティのソナタにはじ まり、ラヴェルのクープランの墓、モーツァルトのピアノ・ソナタ第8番、そしてリストの「ドン・ジョヴァンニ」の回想を収録しました。驚くべき洗練さ れた繊細なタッチと音楽への敬愛を感じるこの上なき美しい音色は、聴き手を虜にしてしまう、まるで魔法のよう。確かな技術から裏付けされた演奏はヨー ロッパで研鑽を積む鈴木隆太郎の今を知れる会心の出来栄えです。ヨーロッパはもちろんのこと、日本での活躍も期待せずにはいられない大注目のピアニ スト鈴木隆太郎の演奏をご堪能いただけます。ガブレルのこだわりの録音にもご期待ください!

SWR music
SWR-19409CD(1CD)
NX-B02
シュヴェツィンゲン音楽祭 1994年
グリーグ:抒情小曲集〜感謝Op.62-2/スケルツォ Op.54-4/小妖精 Op.71-3/森の静けさ Op.71-4
フランク:前奏曲,コラールとフーガ M21
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
 鏡
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1994年5月15日
1994年、ドイツのシュヴェツィンゲン音楽祭での晩年のリヒテルのコンサートを収録した1枚。当時のリヒテルは長いコンサート・ツ アーに出かけており、様々な会場でリサイタルを開催していました。この演奏会ではグリーグ、フランク、ラヴェルの作品が演奏されて いますが、グリーグについては、「ピアノ協奏曲」は若いころから数多く演奏してきたものの、「抒情小曲集」はようやく晩年になって演 奏を始めたという作品でした。ここでも慎重なアプローチによる演奏を繰り広げています。かたや、フランク、ラヴェルは得意中の得意 な作品で、リヒテルは変幻自在な演奏を聴かせています。 SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。

Coviello
KKC-4101(1CD)
ハイドン:アンダンテと変奏曲 ヘ短調Hob.XVII:6、
 ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 KV475、
 ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 KV457
小笠原智子(P)

録音:2017年1月2-5日SWRスタジオ、フライブルク
日本語帯・解説書付
ドイツ在住のピアニスト小笠原智子によるハイドンとモーツァルトのピアノ曲集。 1793年ハイドンは実り多き最初のロンドン訪問からウィーンに戻りました。ロンドンで一番魅了されたのは、イギリス、ブロードウッド製のパワフルで表 現豊かなピアノで、ハイドンはこれをウィーンに持ちこみました。この経験がハイドンの後期の鍵盤作品に大きな影響を与え、そんな中で作曲されたのが「ア ンダンテと変奏曲 ヘ短調」でした。これは1794年2度目のロンドン訪問中に書かれた「イギリス・ソナタ」の3曲目、ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52 も同様です。このソナタは演奏者に高度な技術を要求し、ハイドンの鍵盤作品の集大成ともいえる作品。一方、この数年前ハイドンの友人であるモーツァ ルトは、このハイドンの作品を予感させるような初期ロマン派の形式で書かれた幻想曲とソナタを作曲しました。この2つの作品はともにハ短調で書かれ ており、荒々しい感情と均衡した楽曲構成という点で共通しています。 小笠原智子はウィーン古典派の象徴ともいえる作品を、非常に洞察に満ちた解釈で我々に提示してくれています。 (Ki)

CAvi
4260085-533794(1CD)
ドビュッシー:映像 第1集
 映像 第2集、
 仮面
シマノフスキ:マスク(仮面劇)Op.34
キャシー・クリエ(P)

録音:2016年11月フィルハーモニー・ルクセンブルク、室内楽ホール
ヨーロッパ・コンサート・ホール協会(ECHO)2015/2016シーズンのライジング・スターに選出されヨーロッパ各地の主要ホールで公演を行うルクセン ブルク出身のピアニスト、キャシー・クリエ。これまでにCAvi musicからは4枚のディスクが発売されており、ヤナーチェク:ピアノ作品集(KKC5388)は、レ コード芸術で特選盤という好評を得ています。 彼女のここ最近のアルバムは、ラモーとリゲティ(4260085533084)、リストとベルク(4260085533398)といった異なるスタイルをもった作曲家を1枚 のアルバムに収録し、それぞれの対比を鮮やかに描き出していました。今回のアルバムは、ドビュッシーとシマノフスキというほぼ同時代の作曲家でまとめて います。シマノフスキは、ポーランドの印象派とも言われることや、一見ドビュッシーと音楽的共通点があるように思いますが、シマノフスキ自身は若い頃は、 印象主義やドビュッシーの音楽にはあまり共感を抱いていなかったようです。しかしシマノフスキ中期の作品にあたる「マスク(仮面)」は、シマノフスキらしい 神秘的なハーモニーは健在ですが、印象派の手法で書かれており、ドビュッシーの影響も少なからず感じる作品。一方、ドビュッシーの「仮面」は、調性やリズ ムなどで仮面のもつ二面性を表現した作品。作曲家、作品、そして自身の表と裏を卓越した表現力と音楽性で見事に描いたアルバムです。
CAvi
4260085-533886(1CD)
知られざるロシア〜グリンカのピアノ変奏曲集
グリンカ:「母よ祝福されてあれ」の主題による変奏曲 ホ長調
 ケルビーニの「ファシスカ」からの主題による変奏曲 変ロ長調
 ドニゼッティの「アンナ・ボレーナ」からの主題による華麗な変奏曲 イ長調
 バレエ曲「キア・キング」からの2つの主題による変奏曲 ニ長調
 アリャビエフの歌曲「ナイチンゲール」の主題による変奏曲
バラキレフ:グリンカ「ひばり」によるパラフレーズ
リャードフ:グリンカの主題による変奏曲
ウラディーミル・ストウペル(P)

録音:2016年6月ケルン
近代ロシア音楽の父」と呼ばれるグリンカ。彼の代表作オペラ「ルスランとリュドミラ」は、ロシア国民主義のオペラの礎となりました。ロシアの裕福な家系 に生まれたグリンカは、作曲はほぼ独学で学び、ピアノはプライベート・レッスンとしてジョン・フィールドから教えを受けていました。グリンカは50曲ほどのピ アノ曲を残しており、その作風はフィールドを思わせるロマンティックなもの。美しい旋律に彩られた表情に富んだ作品ばかり。ここに収録されているのは、当 時流行していた歌劇の旋律をもとにした変奏曲。グリンカは主題を多種多様に変化させながら発展させる方法で、バラキレフ、リャードフの2つの変奏曲も収 録し、グリンカの変奏曲が後の作曲家に与えた影響のを順に追って行けるプログラム構成です。ロシア生まれで現在ドイツで活躍するピアニスト、ウラディー ミル・ストウペルの絶妙な選曲が光ります。 (Ki)

Profil
PH-17002(1CD)
秘密の場所
レベッカ・チェヒ(1983-ドイツ):雨になると思う
アンドラーシュ・デレチケイ(1982-ハンガリー):バルカノイド
ベニヤミン・ハイム(1994-オーストリア):トランスNo.1
エドムンド・ジョリッフェ(1976-イギリス):悪魔的ワルツ
イェンス・フバート(1973-ドイツ):ロック・ユー vs バレリーナ
ヨハネス・マイヤーヘーファー(1985-ドイツ):息・光
ニルス・フラーム(1982-ドイツ):ハンマーズ
アレクサンドル・ゴノボーリン(1953-ロシア):変容
ダヴィド・ルボーヴィチ(1981-ポーランド):カルパチアン
ウラジーミル・トルチンスキー(1968-ロシア):8つの弦
ベネディクト・ブライダーン(1966-アメリカ):アンドレーアス・ホーケスタ(1982-ノルウェー):3つのムード
レヴェント・アルトゥンタシュ(1994-ドイツ):シラーの夜の飛行
The Twiolins【マリー=ルイーズ&クリストフ・ディングラー(Vn)】

録音:2016年11月/スマート・フォックス・スタジオ(マンハイム)
TwiolinsはTwinとViolinの合成語。双子の姉弟マリー=ルイーズ&クリストフ・ディングラーによるドイツのヴァイオリン・デュオ。通常のレパートリーではな く、若手作曲家にこの編成による新作を産みださせ紹介しています。2009年に「クロスオーバー作曲賞」を設立、これまでに50カ国の作曲家による500以上 の作品が作られ、演奏のみならず出版もしています。このアルバムはそのなかから13人の作曲家の新作を披露。国籍は多域に及びますが、大半は若く、オース トリアのベニヤミン・ハイムとドイツのレヴェント・アルトゥンタシュは1994年生まれ。アルバム・タイトルの「秘密の場所」は、これら作品から妄想の世界での 旅行を表しています。 (Ki)

アールアンフィニ
MECO-1044(1SACD)
税込定価
2017年10月18日発売
礒絵里子/エスプレッシーヴォ
スケルツォ(ブラームス)
愛の挨拶(エルガー)
カンタービレ(パガニーニ)
ヴォカリーズ(ラフマニノフ)
真夜中の鐘(ホイベルガー/クライスラー編)
熊蜂の飛行(リムスキー=コルサコフ/ハルトマン-ハイフェッツ編)
感傷的なワルツ(チャイコフスキー/クロピック-礒絵里子編)
舞踏会の美女(アンダーソン/山田武彦編)*
即興曲第15番「エディット・ピアフを讃えて」(プーランク)
愛の小径(プーランク)
スペインのセレナーデ(シャミナード/クライスラー編)
中国の太鼓(クライスラー)
ロンディーノ(クライスラー)
シンコペーション(クライスラー)
スペイン舞曲(ファリャ/クライスラー編)
ノクターン第20番遺作(ショパン/ミルシテイン編)
トルコ行進曲(モーツァルト/玉木宏樹?デュオ・プリマ編)*
ワルツ・スケルツォ(チャイコフスキー)
礒絵里子(Vn)、實川風(P)
神谷未穂(Vn)*

録音:2017年8月8日?9日 横浜市みどりアートパーク
日本を代表する実力派ヴァイオリニスト、礒絵里子のデビュー20 周年記念 アルバムです。礒絵里子がこよなく愛し、折に触れて取り上げてきた珠玉の ヴァイオリン愛奏曲全 18 曲を収録しました。共演の實川風(ピアノ)との浪漫 溢れるエスプレッシーヴォ(表情豊か)なアンサンブルは、まさに薫り立つフィ ネスに満ちた孤高の音世界です。



CLAVES
50-1719(1CD)

ショパン・リサイタル
4つのマズルカOp.17【第10番変ロ長調/第11番ホ短調/第12番変イ長調/第13番イ短調】(1832-33)
2つの夜想曲Op.32【第9番ロ長調/第10番変イ長調】(1836-37)
前奏曲嬰ハ短調Op.45(1841)
バラード第4番ヘ短調Op.52
2つの夜想曲Op.48【第13番ハ短調/第14番嬰ヘ短調】(1841)
ポロネーズ第7番幻想ポロネーズ」
フィンギン・コリンズ(P)

録音:2016年5月20-21日/RTEラジオ・センター、第1スタジオ(ダブリン)
名手フィンギン・コリンズ、Clavesレーベルからの久々の録音はショパン・アルバムです。コリンズは1977年アイルランドのダブリンに生まれ。1999年クラ ラ・ハスキル・コンクールで優勝して以来、着実にそのキャリアをのばしてきました。歌心あふれる丁寧なタッチと豊かな表現力で聴衆を魅了してきたフィンギ ンは、Clavesレーベルで進めているシューマンのピアノ独奏曲全曲録音のうち第1集(50 2601)および第3集(50 2806)に参加。いずれも高い評価を得て きましたが、40才を前についにショパンの作品に挑みました。細部にまで神経のいき届いた美しいタッチで奏でられるコリンズのショパンに期待が膨らみま す。 (Ki)


La Dolce Volta
LDV-179(13CD)
日本語帯・解説付
特価

シューマン:ピアノ独奏曲全集
■CD1〈使用楽譜:Breitkopf& Haertel〉
パピヨン op.2
ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調 op.11 - クララ・ヴィーク嬢に捧ぐ
パガニーニのカプリースによる6つの練習曲 op.3
■CD2
謝肉祭 op.9〈使用楽譜:Breitkopf& Haertel〉
クララ・ヴィークの主題による即興曲 op.5〈初稿、使用楽譜:Breitkopf& Haertel〉
ウィーンの謝肉祭の道化 op.26〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
■CD3
アベッグ変奏曲 op.1〈使用楽譜:Breitkopf& Haertel〉
ダヴィッド同盟舞曲集 op.6〈第2稿、使用楽譜:G.Henle Verlag〉
4つのピアノ曲 op.32〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
4つの行進曲 op.76〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
■CD4 〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
アレグロ ロ短調(1853)
ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 op.14(1853)
補遺:スケルツォI(1866)/花の曲 op.19
フゲッタ形式による7つの小品 op.126
■CD5
子供の情景〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
クライスレリアーナ〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
主題と変奏 変ホ長調-最後の楽想による幻覚の変奏曲(Anh. F39) 〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
トッカータ op.7〈使用楽譜:Breitkopf& Haertel〉
■CD6 〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
交響的練習曲 op.13(1837年稿)
森の情景 op.82
交響的練習曲 op.13(補遺)〔主題-アンダンテ/第1〜5変奏〕
■CD7 〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
幻想曲 op.17/夜曲集 op.23
暁の歌 op.133/3つの幻想的小品 op.111
■CD8〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
子どものためのアルバム op.68
■CD9
6つの間奏曲 op.4〈使用楽譜:Breitkopf& Haertel〉
アラベスケ op.18〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
幻想小曲集 op.12〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
子どものためのアルバム op.68(補遺)〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
■CD10
ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 op.22〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
プレスト・パッショナート(ピアノ・ソナタ第2番のオリジナル・フィナーレ)〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
パガニーニのカプリースによる6つの演奏会用練習曲 op.10〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
子どものための3つのピアノ・ソナタ op.118の2-娘エリーゼの思い出〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
■CD11
ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲(Anh.F25)〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
フモレスケop.20〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
子どものための3つのピアノ・ソナタ op.118の1 - 娘ユーリエの思い出〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
子どものための3つのピアノ・ソナタ op.118の3-娘マリーの思い出〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
■CD12 〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
3つのロマンス op.28
ノヴェレッテ op.21
■CD13 〈使用楽譜:G.Henle Verlag〉
アルバムの綴り op.124
色とりどりの小品 op.99/4つのフーガ op.72
ダナ・チョカルリエ(P)

録音:2012年3月7日,10月23-24日/2013年3月12-13日, 10月15日/2014年5月13-14日、12月9-10日/2015年6月9日,11月18-19日/2016年6月8日,10月26日(在仏ルーマニア大使館(パリ)、すべてライヴ録音)
使用楽器:YAMAHA CFX
リパッティ、クララ・ハスキルらの流れをくむルーマニア・ピアノ楽派のダナ・チョカルリエによる、シューマンの全曲録音の登場。チョカルリエは、ルー マニアに生まれ、フランスでドミニク・メルレやプルーデルマッハーに師事。1996年のロベルト・シューマン国際コンクールで第2位を受賞、その後も様々 なコンクールで入賞しています。2017年1月、ヤマハ・アーティスト・サービス・ヨーロッパより “ヤマハ・コンサート・ピアニスト” に任命されました。 チョカルリエは、協奏曲のソリスト、リサイタル奏者、室内楽奏者として定期的に舞台に立っています。またラジオ局フランス・ミュジークとの関係は深く、ジャ ン=ピエール・ デリアンの番組 “音楽家のアトリエ” のために、2002年から2014年までシューマンの 作品を演奏し続けました。 現在、リヨン国立高 等音楽院とパリ・エコール・ノルマル音楽院の教授として後進の 育成にも励んでいます。
「シューマンの音楽を演奏するということは、奏者が自らの声を、疑問を投げかける彼の声に重ねることである〜シューマンにとって腹心のような存在 といえるピアノは、彼自身の心の内奥にある想いを受け止めてくれる楽器であった。“音楽は、誰も私に与えることができないものを、私に授けてくれる。 なぜならピアノは、私が音楽に置換しうるあらゆる高尚な感情を、私のために語ってくれるのだから”(1828年付のシューマンの手紙より)」(ライナーノー ツより)。アンドレ・ブクレシュリエフに「あなたは真のシューマン弾きだ。イヴ・ナット を彷彿させる」と称された、ダナ・チョカルリエによる、5 年が かりのシューマン・プロジェクトがここに結晶しました。
なお、この全曲演奏では、純粋なピアノ曲のみが選曲されています。ペダル・ピアノ(ピアノとオルガンの中間に位置する楽器)のための作品は収録さ れていません。ペダル・ピアノの楽器を用いての録音が難しく(楽器は博物館などにあるけれど)、ドビュッシーらによる素晴らしい編曲もあるけれども、シ ュ ー マンの原曲とは隔たりがある、というチョカルリエの考えによるものです。 (Ki)

Clarinet Classics
CC-0018(1CD)
NX-B02
ルディ・ヴィードフ(1893-1940)〜名演集
1.Sax Serene/2.Saxarella
3.That Moaning Saxophone Rag
4.Valse Vanite/5.Souvenir
6.Dans l'Orient/7.La Paloma
8.Valse Mazanetta/9.メヌエット ト長調
10.メロディ
11.セレナード「Les Millions D'Arlequin」
12.Sax-O-Phun/13.Saxophone Fantasie
14.Saxema/15.Valse Erica
16.Danse-Hongroise/17.La Cinquantaine
18.Serenade Badine/19.メロディ
20.ヴォルガの舟歌/21.Llewellyn-waltz
22.Narcissus/23.グロリア
24.Valse Marilyn/25.Rubenola
ルディ・ヴィードフ(Sax)
スタジオ・オーケストラ 他

録音:1920-1927年
1840年代にベルギーの管楽器製作者アドルフ・サックスによって考案された「新しい楽器」サクソフォン。現代ではクラシック音楽か らポップス、ジャズ、ロックなど幅広い分野で人気を獲得している楽器ですが、マルセル・ミュールが登場するまでは正当な評価を得 ることはできませんでした。しかし、ミュールの少し前の時代にも素晴らしい奏者が存在していました。ジャズ黎明期のアメリカで活躍 したルディ・ヴィードフです。「サクソフォンのクライスラー」と呼ばれ、自作自演が爆発的人気を呼んだことで知られていますが、なぜか 彼の死後はすっかり忘れられてしまいましたが、須川展也が何曲かの作品を自身のレパートリーに組み込んだことで、少しずつ人 気が復興しています。彼の妙技を心行くまで堪能できる1枚です。

Clarinet Classics
CC-0049(1CD)
NX-B02
Swing Low Sweet Clarinet
モーラン(1910?95)/arr. Ludlow: Swing Low Sweet Clarinet
レイボルト(1886?1972): The Wistful Shepherd
クライスラー:愛の悲しみ/小さな羊飼い
 わが瞳に星々が/美しきロスマリン
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
モーラン:Blue Haze
 The Pied Piper
 The Gentle Maiden(ケル編)
フォスター(1825-1864):Some Folks Do
ロビンソン(1815-1898):The Snowy Breasted Pearl
伝承曲:Has Sorrow Thy Young Days Faded?
フォスター:優しきアニー
イラディエル(1809-1865):ラ・パロマ(ケル編)
ハリソン(1851-1944):In the Gloaming(カーデュー編)
バルフェ(1808-1870):Killarney(カーデュー編)
モーラン:エクスタシー
ポーター・ブラウン(1910-1982):Dance of the Three Old Maids
ドビュッシー:夢想/レントより遅く
クライスラー:愛の喜び/ウィーン奇想曲
クラットサン(1866-1951):Ma Curly Headed Babby(ハートリー編)
レジナルド・ケル(Cl)

録音:1942年-1955年
イギリス生まれのレジナルド・ケル(1906-1981)。ロンドン王立音楽院で学ぶ傍ら、ロイヤル・フィルハーモニック協会のオーケストラ で首席奏者を務めるなど、在学中からその存在は注目されていました。 1932年に卒業、その後はロンドンPOに移籍し、1936年まで演奏しました。トスカニーニにも認められ、ル ツェルン祝祭Oの首席奏者を務めたことでも知られています。以降様々なオーケストラの首席奏者を務め、アメリカに渡って からはベニー・グッドマンの知遇を得て、彼にクラシックの奏法を教えるなど多方面で活躍しました。この録音は1942年から1955 年の演奏で、ドビュッシーから民謡まで多岐に渡るレパートリーを収録。モーツァルト演奏で名高いケルの別の一面を伝える楽しい アルバムとなっています。

CAvi
4260085-533817(1CD)
バッハ&イザイVol.3
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調BWV1005
イザイ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第6番
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第4番
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調BWV1002
アンティエ・ヴァイトハース (Vn:シュテファン=ペーター・グライナー製)

録音:2016年3月、ケルン
現代最高の弦楽四重奏団といわれるアルカント・カルテットの第1ヴァイオリンを務めるアンティエ・ヴァイトハース。抜群の安定感と表現力、そして 豊かな音量と音色でカルテットの起点となっています。CAviレーベルからはソロやアンサンブルなどを含めてこれまで20枚ほどのCDを発売しています。 どのアルバムも冷静な曲作りと、ここ一番では大胆にも聴かせ、聴くものを魅了させてきました。本作は一挺のヴァイオリンによる和声や対位法の可能性 を追求した名作J.S.バッハとイザイの無伴奏を組み合わせたアルバム三部作の第3弾となります。 バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番は、全6曲中3曲を占めるソナタの中で最もスケールの大きい音楽です。特に聖霊降臨祭の古いコラー ル《来たれ、聖霊よ、主なる神よ》の旋律が使われている第2楽章フーガは、バッハが残したフーガの中で最大級の長さだと言われています。ヴァイトハー スの研ぎ澄まされた集中力で見事に壮大な音楽を作り上げています。そしてアルバムの最後に収録されているバッハのパルティータ1番。ヴァイトハース の格調高い演奏で、4つの舞曲がうまくまとめあげられています。 バッハに挟まれている2つのイザイのソナタ。6曲はすべて、それぞれ異なるヴァイオリニストに献呈され、この第6番はスペイン出身のマヌエル・キロガ に捧げられています。そのためハバネラ風のリズムが用いられ、輝かしく華やかな楽曲となっています。そして古典的な形式の端正な作品第4番はイザイ の親友クライスラーに献呈されています。ヴァイトハースの愛用する現代の名器シュテファン=ペーター・グライナー製のヴァイオリンで、しなやかに、一 音一音厳選した密度の高い演奏を聴かせてくれます。 (Ki)


MIRARE
MIR-328(1CD)
バッハ:イギリス組曲第2番 イ短調 BWV 807
トッカータ ニ長調 BWV 912
フランス風序曲 ロ短調 BWV 831
ユリアンナ・アヴデーエワ(P)

録音:2017年3月8-10日/ライツターデル(ノイマルクト/ドイツ)
2010年ショパン国際コンクールの覇者、ユリアンナ・アヴデーエワ、MIRAREレーベル第3弾の登場。第2弾同様、音響的に非常に有名なドイツ、 ノイマルクトにあるコンサートホール、ライツターデルで、名トーンマイスターのアンドレアス・ノイブロンナーによって録音されました。
今回彼女が取り上げたのは、バッハ。イギリス組曲第2番(1725年頃までに完成)、トッカータニ長調(1707あるいは13年頃)、そしてフランス風 序曲(1735年出版)と、作曲時期の異なる名作3曲によるプログラム。すべての要素がくっきりと清潔感のある音色で響かせられながらも、ふくよかに 歌われており、アヴデーエワの知性と、ますます深化した音楽性に感じいるバッハとなっています。 イギリス組曲第2番は、2声対位法によるプレリュードで幕を開けますが、作品全体を通して、アヴデーエワはひとつひとつの要素をすべてくっきりと響 かせつつふくよかに歌っています。 華麗な上行音型で華やかにたたみかけるように始まるトッカータ ニ長調では、即興性あふれる自由さで、さわやかに駆け抜けるような演奏を展開してい ます。 リュリのオペラの序曲を思わせる長大な序曲で幕を開けるフランス風序曲。「序曲」と題されていますが、バッハの時代、フランス風の序曲と複数の舞 曲からなる組曲全体を「序曲」と呼ぶことがありました。冒頭の充実した長大な序曲では抜群の装飾のセンスをみせ、2段鍵盤のチェンバロの特性であ る強弱を意識して書かれた終曲のエコーでも、チェンバロの強弱表現の再現にとどまらない豊かな音楽で聴かせます。 (Ki)
MIRARE
MIR-364(1CD)
モンポウ(1893-1987):ピアノ作品集
「歌と踊り」(1~12&14番)
「風景」/「子供の情景」
「ひそやかな音楽」第1巻より第3番
ルイス・フェルナンド・ペレス(P)

録音:2016年12月1-3日、スペイン
1977年マドリード生まれの名手、ルイス・フェルナンド・ペレスによる、スペインの至宝作曲家、モンポウの登場。ラ・フォル・ジュルネ音楽祭でもおなじみ で、その演奏と人柄で着実にファンを増やしている注目ピアニストです。
幼いころラジオで流れていたのを聴いてモンポウの音楽に初めて出会ったというペレス。「ユニークなハーモニー、神秘的な響き、色彩、繊細さ、‘スイング’、 自由さ、鐘の音色・・・民謡だけが持つ真の力強さ」を持つモンポウの作品に魅了された、といいます。後にそれはモンポウ自身が演奏する「歌と踊り」だったと 知り、ますますのめり込んだそう。師であり、モンポウ弾きでもあったラ・ローチャにもモンポウについて指導を仰ぎました。モンポウの妻、カルメンを生前訪ね たことがあり、その時に彼女にモンポウ作品を全曲録音するよう励まされたといいます。本盤はその第1弾ということになります。
ペレスは、鮮烈にして深みのある音色で、モンポウの音楽に秘められた豊かな世界を大胆に解き放ちます。「繊細」「静謐」と評されるモンポウ作品に、こんな にも美しい和声と豊かな歌が込められていたのかと気付かされる1枚です。
「歌と踊り」は全15曲から成りますが、そのうちピアノのために書かれた楽曲全13曲が収められています。 (Ki)

MIRARE
MIR-354(1CD)
リスト:メフィスト・ワルツ第2番 S.515
死者の追憶(「詩的で宗教的な調べ」S.173より)
死の踊り(ピアノ独奏編曲版)S.525
葬送(「詩的で宗教的な調べ」S.173より)
死のチャールダーシュ S.224
グレートヒェンS.513(「ファウスト交響曲」から)
ナタナエル・グーアン(P)

録音:2016年12月27-29日、ブリュッセル
1988年パリ生まれの新星ピアニスト、ナタナエル・グーアンのソロ・アルバムの登場! グーアンはソロ、そして室内楽でも引っ張りだこの存在。ヨーロッパ、アジア、アメリカでの演奏会経験も豊富。4歳から音楽を学び始め、オーストリアのヨハ ネス・ブラームス・コンクールや、スウェーデン国際デュオコンクールで優勝しています。2015年には、ピリスのパルティトゥーラ・プロジェクトに選ばれ、日本 でもベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番や、ピリスとの連弾を披露しています。 本CDのプログラムのテーマは「死」。当時の画家や作家同様、リストにとって「死」は魅力的な題材でした。リストは、ピアノの伝統的な用法を超えた次元で、 死や地獄のおそろしさを描きました。グーアンの、何かに憑依されたかのような驚異的なヴィルトゥオーゾは圧巻。もちろん死や地獄を描きながらもリストは キリストによる救いも音楽に込めており、グーアンはその場面では天国的な美しい歌を聴かせています。 (Ki)

King International
KKC-048(1CD)
インヴェンションへのオマージュ
バッハ(ジロティ編):無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007〜プレリュード
 2声のインヴェンションBWV772-786(全15曲)
 フランス組曲第2番 ハ短調BWV813
バッハ(ケンプ編):主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶBWV639
バッハ(ジロティ編):小前奏曲ホ短調BWV555
バッハ(ケンプ編)チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056〜ラルゴ
バルトーク:ミクロコスモス第3巻〜J.S.Bを讃えて
赤松林太郎(P)

録音:2017年8月17日、18日 キング関口台スタジオ第1スタジオ
リリースするディスクすべてが強烈な印象を残す赤松林太郎。圧倒的な存在感と説得力あふれる解釈が高い評価を受ける彼の第4弾はバッハ作品集。 演奏活動のかたわら、エッセイストとして新聞や雑誌にも連載を持ち、「美しいキモノ」ではモデルも務めるマルチ・タレントです。派手な技巧に加え、 聴く人をとらえて離さない不思議なオーラを持つ貴重な存在。
テーマは「インヴェンション」。バッハの名作「2声のインヴェンション」全15曲をメインに、インヴェンションの意味「発明、工夫」を考察します。
チャイコフスキーの愛弟子で、ラフマニノフの従兄として知られるアレクサンドル・ジロティの編曲した「無伴奏チェロ組曲第1番」のプレリュードにま ず注目。調性は同じながら音域を上げているため平均律クラヴィア曲集第1巻第1番のプレリュードを思わす世界になっています。1声のこの作品に始まり、 インヴェンションを経て3声を含むフランス組曲へと発展します。単なる声部数だけでなく、最後無調的なバルトークへ至る音楽的な「インヴェンション」 も示唆されます。
赤松林太郎のピアノ演奏は管弦楽を彷彿とさせる交響的なもので、大きな音楽の作り方に特色があります。タルコフスキーが「惑星ソラリス」に用いて 人気のあるコラール前奏曲「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」(ケンプ編)では深みと厳粛さで涙がでるほど感動的。ジロティ編曲の「小前奏曲ホ短 調」も底知れぬ闇を感じさせます。 (Ki)

カメラータ
CMCD-28346(1CD)
税込定価
2017年9月25日発売
シューベルト:3つのピアノ曲 D.946
2のドイツ舞曲(レントラー) Op.171 D.790
ディアベリのワルツによる変奏曲 ハ短調 D.718
4手のための幻想曲ヘ短調 作品103 D.940*
「美しい水車屋の娘」(ピアノ独奏版:アウグスト・ホルン編曲)〜「どこへ?/粉職人と小川/小川の子守歌」
高橋アキ(P)
コスタンティーノ・カテーナ(P)*

録音:2017年6月イタリア
「(高橋アキは)抜群の『間』のとり方で、そこにシューベルトの音 楽の真髄である『沈黙』の親密な対話がひそんでいるのを聴きとって いた。今回もその基本に立って、シューベルトのもうひとつの重要な ファクターである『歌』に深く迫る」喜多尾道冬(ブックレットより)  2007年よりスタートした高橋アキのシューベルト・シリーズ第6弾。 当盤では、シューベルト最期の年の2作品を中心に、舞曲、変奏曲、歌 曲編曲を収録。各作品に通底するシューベルトの本質をとらえ、その 「歌」の根幹にふれます。(カメラータ)

オクタヴィア
OVCT-00137(1SACD)
2017年9月20日発売
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番イ長調 Op.82
ピアノ・ソナタ第9番 ハ長調 Op.103
ジョージ・ヴァチナーゼ(P)

2015年7月28-30日 東京・稲城@プラザ
ジョージア(グルジア)出身のピアニスト、ジョージ・ヴァチナーゼのトリトン・レーベル第1弾は、プロコフィエフのソナタを収録したアルバムです。 テクニックの際立つ楽曲でありながら、彼の演奏の持ち味ともいえる、重厚感のある和音の力強さや、繊細で柔らかな弱音の美しさには、驚かされることでしょう。 オーディオ・ファンには必聴のタッグ、エソテリック大間知基彰氏とオクタヴィア・レコード江崎友淑による、こだわり抜いたレコーディング。オーディオ・ショールーム「Kyomi Audio」を持つヴァチナーゼを含む3人の「音への思想」が実現したアルバムです。(オクタヴィア)

フォンテック
FOCD-9758(1CD)
税込定価
2017年9月27日発売
アンドレス・セゴビア/ジャパン・コンサート1959
バッハ:ガボットT、U
ラモー:2 つのメヌエット
ソル:アレグロ─グランソロ Op.14 より
ヴィラ=ロボス:前奏曲3 番
グラナドス:スペイン舞曲10 番
ジャン=デルフィン・アラール:華麗なエチュード(F.ターレガ編)
アルベニス:朱色の塔
クレスポ:ノルテーニャ『アギーレ讃歌』
ヴィラ=ロボス:エチュード1 番
アンドレス・セゴビア(G)

録音:1959年5月19日 九段会館 ライヴ録音(モノラル)
音楽史に燦然と輝く“ギターの巨人”アンドレス・セゴビア(1893-1987)。没後30 年を経てなお、 その存在は全てのギターを愛する者の指標として、大いなる光を放ち続けています。 本作は1959 年、演奏家生活50 周年にして円熟の境地に達したセゴビアの2 度目の来日時に行われた コンサートの模様を収録。58 年前とは思えない明瞭な録音で、巨匠の妙技を心ゆくまで堪能できます。 ライヴならではのセゴビア本人の肉声も収録。人類の貴重な記録です。

Chandos
CHAN-10943(1CD)
ルイ・ロルティ・プレイズ・ショパン Vol.5
5つのマズルカ Op.7/ポロネーズ第1番嬰ハ短調 Op.26-1/4つのマズルカ Op.33/ポロネーズ第2番変ホ短調 Op.26-2/3つのマズルカ Op.59/ポロネーズ第5番嬰ヘ短調 Op.44/演奏会用アレグロ イ長調 Op.46
ルイ・ロルティ(P/ファツィオリ)

録音:2017年3月1日−3日、ポットン・ホール(サフォーク)
ナダが世界に誇るカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティ。2010年にスタートした第1巻(CHAN-10588)からじっくりと進行している「ロルティ・プレイズ・ショパン」の第5弾は、ショパンの音楽におけるポーランド文化の影響が強いマズルカとポロネーズをテーマに、「ポロネーズ第5番」を含むポロネーズ3曲と、Op.7-1の名曲を含む12曲のマズルカを収録。今回もイタリアの銘器ファツィオリ・ピアノを使用!

APR
APRCD-7403(4CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
(1)ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2
(2)ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1
(3)ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2
(4)ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22
(5)ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7
(6)ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1
(7)ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2
(8)ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3
(9)ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
(10)ピアノ・ソナタ第12番「葬送」
(11)ピアノ・ソナタ第14番「月光」
(12)ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
(13)ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1
(14)ピアノ・ソナタ第15番「田園」
(15)ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3
(16)ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
ヴィルヘルム・ケンプ(P)

録音:(1)1940年2月29日、(2)1940年3月13日&15日、(3)1940年3月15日、(4)1940年3月15日、(5)1940年3月13日、(6)1940年3月13日、(7)1940年3月13日、(8)1940年3月13日、(9)1940年3月13日、(10)1940年3月21日、(11)1941年5月8日、(12)1943年6月11日&16日、(13)1943年5月8日、(14)1941年5月8日、(15)1943年6月21日、(16)1943年6月7日&21日、
ケンプが第二次世界大戦中、1940年〜43年にかけて録音を行ったベートーヴェンの16曲のピアノ・ソナタがAPRから復刻!☆ 現在では入手困難なケンプ40年代のベートーヴェンが、名エンジニア、マーク・オーバート=ソーンのリマスタリングで蘇えります!

Nimbus Alliance
NI-6348(1CDR)
チャイコフスキー、ムソルグスキー、ラフマニノフ
チャイコフスキー:ドゥムカ Op.59
ムソルグスキー:展覧会の絵
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 Op.42
イリヤ・ヤクシェフ(P)

録音:2017年5月ペテルブルグ・レコーディング・スタジオ(サンクト・ペテルブルグ)
イリヤ・ヤクシェフは、1981年サンクト・ペテルブルグに生まれ、リムスキー=コルサコフ音楽院を卒業後アメリカへ渡り、ニューヨークのマネス音楽院でウラディミール・フェルツマンに学んだピアニスト。マイケル・ティルソン・トーマス指揮サンフランシスコSOと共演したプロコフィエフのピアノ協奏曲が、サンフランシスコ・クロニクル紙による「2007年のクラシック音楽イベントTOP10」に選ばれるなど、特にチャイコフスキーやプロコフィエフなどロシアン・ピアニズムに定評のあるヤクシェフが、チャイコフスキー、ムソルグスキー、ラフマニノフのそれぞれ違った特徴を持つロシアのピアノ名曲を重厚に弾く。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

NIFC
NIFCCD-218(1CD)
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35「葬送」
舟歌嬰ヘ長調 Op.60
3つの新しい練習曲 Dbop.36〔第1番ヘ短調、第2番変イ長調、第3番変ニ長調〕
ポロネーズ第4番ハ短調 Op.40-2
夜想曲第6番ト短調 Op.15-3
ポロネーズ第5番嬰ヘ短調 Op.44
ディナーラ・クリントン(P/スタインウェイ)

録音:2016年8月12日−14日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
2007年のブゾーニ国際ピアノ・コンクール、2013年のパデレフスキ国際ピアノ・コンクールなど多くの世界的ピアノ・コンクールで上位入賞を果たし、2015年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクールでもそのスケールの大きな演奏で聴衆を沸かせたウクライナ生まれの才女ディナーラ・クリントン。モスクワ音楽院でエリソ・ヴィルサラーゼにピアノを師事した後、イギリスへと渡り英国王立音楽大学で研鑽を積んだディナーラ・クリントンのNIFCでの初のショパン・レコーディングは、「ピアノ・ソナタ第2番」をメインとしたプログラム。ロシアン・ピアニズムと西欧のスタイルの両方を備え持つディナーラ・クリントン・その演奏からは、本格的な飛躍の予感が漂います!
NIFC
NIFCCD-216(1CD)
ショパン:ポロネーズ ト短調(WN.2)
ポロネーズ変ロ長調(WN.1)
ポロネーズ変イ長調(WN.3)
ポロネーズ嬰ト短調(WN.5)
ポロネーズ変ロ短調「別れ」(WN.10)
ポロネーズ変ト長調(WN.35)
ピアノ・ソナタ第1番ハ短調 Op.4
モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲変ロ長調 Op.2
フィリップ・ジュジアーノ(P/スタインウェイ)

録音:2016年6月14日−16日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
1990年の第12回ショパン国際ピアノ・コンクールに初出場で入賞を果たし、1995年の第13回大会では見事最高位を受賞したマルセイユ生まれのフランスの名ピニスト、フィリップ・ジュジアーノがNIFC初登場!パリ国立音楽院でジャック・ルヴィエにピアノを師事し、ショパン・コンクールで成功を収めた後、フランスのショパン弾きとしての名声を確立したフィリップ・ジュジアーノ。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンへの出演など、近年日本での活躍も多いフランスの名手が、丁寧なアプローチ、粒立ちの揃った美しく煌めく高音を存分に聴かせてくれるショパンの新録音が登場です。
NIFC
NIFCCD-047(1CD)
ショパン:12の練習曲 Op.10
12の練習曲 Op.25
クシシュトフ・ヤブウォンスキ(ピリオド・ピアノ/エラール1849年製)

録音:2016年4月4日−7日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
来日公演で多くの聴衆を魅了したポーランドの名匠クシシュトフ・ヤブウォンスキ。1985年の第11回ショパン国際ピアノ・コンクールで第3位入賞を果たし、現在はワルシャワのショパン音楽大学で教鞭を執り、ショパン国際ピアノ・コンクールの審査員を務めるなど、名実ともにポーランドを代表するピアニストの1人であるヤブウォンスキが、2015年録音のスタインウェイでの「24の練習曲」(NIFCD 215)に続き、今回、早くもピリオド・ピアノで「24の練習曲」の録音!
ワルシャワのショパン・インスティテュート(NIFC)の歴史的銘器の1つである1849年製のエラールでヤブウォンスキが奏でてゆくショパンのエチュード。ポーランドが世界に誇るショパン演奏の権威の解釈と、ショパンの時代に製作されたピリオド・ピアノの音色との絶妙なブレンド感は特筆ものです。
NIFC
NIFCCD-048(1CD)
ショパン:4つのマズルカ Op.33/練習曲第19番嬰ハ短調 Op.25-7/夜想曲第12番ト長調 Op.37-2/舟歌嬰へ長調 Op.60/バラード第1番ト短調 Op.23/ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1「華麗なる円舞曲」/夜想曲第10番変イ長調 Op.32-2/幻想曲ヘ短調 Op.49 シモン・ネーリング(ピリオド・ピアノ/エラール1858年製)

録音:2016年10月24日−27日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
2015年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクールでポーランド人唯一のファイナル出場、聴衆賞受賞を果たし、2017年4月〜5月に開催された第15回ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールでは見事優勝を飾ったポーランド・ピアノ界のニュースター、シモン・ネーリング。アックスやオピッツ、ガブリリュク、トリフォノフといった世界的名手たちを輩出してきたルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールを制覇しますます勢いに乗るネーリングが、ショパン・インスティテュート(NIFC)が所有するピリオド・ピアノの1つ、1858年製のエラールでショパンをレコーディング!さらなる進化を遂げたネーリングの煌めくピアニズムとセンス、歴史的銘器の音色が紡ぐショパンは、ポーランドの巨匠たちの系譜に連なる逸材の登場を確信させてくれる快演です。

Avie
AV-2378(1CD)
ホーム〜ハープ・ソロのための作品集
ヘンデル:協奏曲変ロ長調 Op.4-6, HWV.294より 第3楽章 アレグロ・モデラート
ラモー:組曲ト長調/ト短調 RCT.6より 「エジプトの女」
クープラン:クラヴサン曲集第6組曲変ロ長調より 「神秘のバリケード」、第18組曲ヘ長調より 「ティク・トク・ショク」
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より 前奏曲ハ短調 BWV.847、前奏曲ハ長調 BWV.846
グラス:メタモルフォーシス2*
バッハ:ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集より 第4曲前奏曲ニ短調 BWV.926
バッハ(サン=サーンス編曲):ヴァイオリン・ソナタ第5番 BWV.1018より 第1楽章 ラルゴ
ダリル・シャーマン(フェル編曲):サイクリング・アロング・ウィズ・ユー
ドビュッシー:前奏曲集第1巻より 「亜麻色の髪の乙女」
バッハ(ルニエ編):パルティータ第5番ト長調 BWV.829より 第1楽章 前奏曲
スティング(ディピータース編曲):セント・アグネス・アンド・ザ・バーニング・トレイン*
グランジャニー:ザ・コロラド・トレイル Op.28
伝承曲(シィエ編):春江花月夜
ドビュッシー(ディピータース編):ベルガマスク組曲より 「月の光」*
エリザベス・ハイネン(ハープ)、
デイヴィッド・ディピータース(ヴィブラフォン)*

録音:2015年6月12日−14日、グールド・リハーサル・ホール(カーティス音楽学校、フィラデルフィア)
名門フィラデルフィアOのハーピスト、エリザベス・ハイネンのAvie第3弾は、ヘンデルやクープラン、ラモー、バッハの音楽から、ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」や「月の光」、そしてスティングやジャズ・ヴォーカリストのダリル・シャーマンの作品まで、ハープ・オリジナルもアレンジ作品も交えた珠玉の小品集。3曲で、夫でありフィラデルフィア管のパーカッショニストであるデイヴィッド・ディピータースがヴィブラフォンで参加。スティングの"セント・アグネス・アンド・ザ・バーニング・トレイン"は、ディピータースが編曲したハープとヴィブラフォン版世界初録音。

Guild
GMCD-7801(1CD)
コヴェントリー大聖堂のオルガン
ギルマン:グラン・クール ニ長調
ヴィエルヌ:花火、ウェストミンスターの鐘
サン=サーンス:ラプソディ第3番
デュボワ:トッカータ ト長調
ミュレ:ロザース
デュリュフレ:シャン・ドンネ
ジョンゲン:英雄的ソナタ
メシアン:聖餐式
ヴァイツ:オルガンのための交響曲第1番
デイヴィッド・M・パトリック(Org)

録音:2015年2月27日、4月17日、5月1日、7月17日、コヴェントリー大聖堂(イギリス)
イギリスのベテラン・オルガニスト、デイヴィッド・M・パトリック(b.1947)が、コヴェントリー大聖堂のオルガン(1962年ハリソン&ハリソン社製)を弾いたフランスのオルガン作品集。
パトリックはウェストミンスター大聖堂とウェストミンスター寺院の両方で演奏経験を持つ名手で、かつてASVレーベルより発売されていたデュリュフレのオルガン作品集はBBCミュージック・マガジンで「Critic's Choice of the Year」にも選ばれています。

Hyperion
CDA-68194(1CD)
ショパン: 24の前奏曲 Op.28
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 「葬送」
スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
セドリック・ティベルギアン(P)

録音:2016年12月17日−18日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
1998年にロン=ティボー国際コンクールで優勝し、国際的なキャリアを歩むフランスの天才セドリック・ティベルギアン。Hyperionでは、アリーナ・イブラギモヴァとのデュオで幾つもの名録音を生み出し、「デュボワ(CDA-67931)」で協奏曲デビュー、「シマノフスキ(CDA-67886)」で最初のピアノ・ソロ・アルバムを発売、その後バルトークのピアノ作品集を3巻続けて録音し、いずれも世界で高い評価を得ています。
Hyperionからのソロ・アルバム第5弾では、ついにショパン、それも「24の前奏曲」と「ピアノ・ソナタ第2番」という偉大な傑作の録音が登場します。


R-RESONANCE
RRSC-20003(1SACD)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
バレエ音楽「ペトルーシュカ」
3つのやさしい小品
青柳いづみこ・高橋悠治(ピアノ連弾)

録音:2017年6月27、28、29日五反田文化センター音楽ホール
【ライナーノート:青柳いづみこ、高橋悠治、池原舞(すべて書き下ろし)】
作曲家、ピアニストとして今日の音楽を牽引してきた高橋悠治、フランス音楽のスペシャリスト、また研究者、著述家として常に新たなテーマに挑戦し つづける青柳いづみこ。鮮やかなコントラストを描く2人の稀有な個性が反応し合い、ストラヴインスキー音楽の本質を抉る録音が完成しました!
「春の祭典」の複雑なテクスチャーが透けて見えるような変拍子の冴え、抜群のリズム感覚、強靭なドライブ感。人間になれなかった「ペトルーシュカ」 の悲しみの向こうに漂う儚い抒情。作品への透徹した眼差しが生み出した鮮烈なピアニズムは、圧倒的な説得力をもって聴くものに迫ります。★驚くほどの集中力を発揮する2人のピアニストが到達した異次元の高み、その張り詰めた空気感を余すところなくとらえたのは数々の名録音で知られる 名匠・深田晃氏。音の鮮度とクオリティーの高さを充分に発揮させるために、SACDハイブリッドでのリリースとなりました。
ライナーノートは青柳いづみこ、高橋悠治による特別寄稿に加え、新進気鋭のストラヴィンスキー研究家、池原舞氏(音楽学者)の書き下ろし楽曲解 説を掲載。読み物としても充実した内容となっています。 (Ki)

MARSTON
MARS-52058(2CD)
ヨーゼフ・ホフマン全集第9集

(1)アントン・ルビンシテイン:舞踏会Op.10―コントルダンス第1番,第2番
(2)ワーグナー(ブラサン編):「ワルキューレ」の魔の炎の音楽
(3)メンデルスゾーン:無言歌イ短調Op.38-5
(4)シューベルト(タウジッヒ編):軍隊行進曲
ラフマニノフ:前奏曲Op.3-2
(5)スカルラッティ(タウジッヒ編):ソナタニ短調K.9
 カプリッチョ変ホ長調K.20
(6)ワーグナー(ブラサン編):「ワルキューレ」の魔の炎の音楽
(7)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
ショパン:夜想曲嬰ヘ長調Op.15-2
 ワルツ変イ長調Op.42
 ワルツ変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」
(8)ラフマニノフ:前奏曲Op.3-2
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」〜第3楽章(短縮演奏)
ヨーゼフ・ホフマン(P)

(1)録音:ユリウス暦1895年12月24日グレゴリオ暦1896年1月5日モスクワ
(2)録音:ユリウス暦1896年2月10日グレゴリオ暦1896年2月22日
(3)録音年月日不詳ロシア
(4)録音:1911年4月4日ニューヨーク
(5)録音:1923年4月10日ニューヨーク
(6)録音:1923年4月25日ニューヨーク
(7)録音:1936年3月15日ニューヨーク
(8)ドナルド・ヴーリーズ(指)ベル・テレフォン・アワーO
録音:1945年7月30日ニューヨーク

復刻エンジニア:ウォード・マーストン、リチャード・ハリス、ADD、152'51
20世紀前半の最も偉大なピアニストの一人、ヨーゼフ・ホフマン(1876―1957)の全録音集のおそらく最終巻となるであろう第9集。既に第8集までに含まれているものもあるが、再度収録されているのは新たにより良い音源が見つかり使用しているからである。たとえば1936年3月15日のベートーヴェンの月光ソナタほかは第6集にも収録されているが、今回は新たに発見された放送用ディスクを用いた復刻である。また第9集には多くの人たちのホフマンの思い出話が収録されており、その中にはチャールズ・ローゼン、ホルヘ・ボレット、グレン・グールドといったピアニスト、ヴィトルト・ルトスワフスキ、ジャン・カルロ・メノッティら作曲家も含まれているのが貴重だ。
※訂正
ブックレットのトラックリストではCD1のトラック数は20ですが、実際にはCDのトラック数は21です。トラック18にベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番の演奏を案内する放送アナウンスが収録されているためで、したがってトラックリストでのトラック18、19、20がCDでは一つ下がりトラック19、20、21に収録されています。なおトラック21の収録時間は8分強です。※お知らせヨーゼフ・ホフマン全録音集のうち、Marstonから発売されたのは第5集以降です。

POLYMNIE
POL-117127(1CD)
ジョン・ウィリアムズ&デヴィッド・アーノルド:2台ピアノによる映画
ジョン・ウィリアムズ(1932-): 映画「未知との遭遇」組曲
映画「E.T」〜ザ・フォレスト/ハロウィンのマジック/フライング/地上の冒険/オーヴァー・ザ・ムーン[ピアノ・ソロ]
デヴィッド・アーノルド(1962-):映画「スターゲイト」組曲
映画「インデペンデンス・デイ」〜エンド・クレジット
アンゲラン=フリードリヒ・リュール(ピアノ多重録音)
映画音楽を2 台ピアノで、しかもアンゲラン=フリードリヒ・リュール(ドルゴルキー)が 多重録音で演奏してしまうという驚きのシリーズ最新アルバム! 今回はジョン・ウィリアムズの映画「E.T.」と、「未知との遭遇」、デヴィッド・アーノルド が手掛けた映画「スターゲイト」と「インデペンデンス・デイ」という宇宙、SF をテーマに した映画作品を取り上げています。 SF ならではのスケールが大きい楽曲で、聴きごたえは抜群。「E.T.」ではもちろんあ の有名なメロディが登場。多重録音による2 台ピアノ演奏で、オーケストラとはまた違 う魅力があります。


ORFEO DOR
C939171DR(1CD)
NX-B04
バレンボイム〜ベートーヴェン・リサイタル
ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 Op.10-3
ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53
ピアノ・ソナタ 第32番 ハ長調 Op.111
ダニエル・バレンボイム(P)

録音 1970年7月28日ザルツブルク音楽祭(ステレオ・ライヴ)
27歳のバレンボイムによるオール・ベートーヴェン・プログラム。10歳から優れたピアニストとして活動を続けていたバレンボイムです が、1966年からはイギリス室内管弦楽団とモーツァルトの交響曲全曲録音を開始し、指揮者としても名声を高めていました。しか しこの1970年のザルツブルク音楽祭では、ピアニストとして全神経をベートーヴェンの音楽に集中させ、初期、中期、後期の3つの 時代のソナタを表現力豊かに演奏しています。第7番での闊達な音の動き、「ワルトシュタイン」での幅広いダイナミックレンジと第2 楽章の瞑想的な表現、そして最後のソナタの“アリエッタ”での天上的な美しさなど、バレンボイムの傑出した才能を存分にお楽しみ いただけます。
ORFEO DOR
C943171DR(1CD)
NX-B04
ザルツブルク音楽祭/アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 Op.2-3
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)

録音:1965年8月7日(モノラル・ライヴ)
1965年、45歳のミケランジェリによる「最初で最後」のザルツブルク音楽祭出演時の演奏が登場。当時「録音嫌いで、人前に姿 を現さない」ことで知られていたこのピアニストのリサイタルには話題が集中しました。もちろん、この時も録音は固く禁じられました が、リサイタルの前半のみが放送、録音され、これがかろうじて現在に残っています。ブゾーニ編曲のバッハ「シャコンヌ」は、ミケラン ジェリの洗練されたピアノ・テクニックを余すことなく披露するものであり、また、彼が得意としていたベートーヴェンの第3番ソナタは、 普段の綿密に練り上げられた解釈とは異なり、軽やかな音の中に遊び心が感じられる演奏です。

Dynamic
CDS-7791(2CD)
NX-B03
マルタン=ピエール・ダルヴィマール(1771-1839):3つのハープ・ソナタ集
ソナタ ト短調 Op.2-2
ソナタ 変ホ長調 Op.9-3
ソナタ ヘ短調 Op.18-3
パオラ・ペルッチ(ハープ)

録音:2017年2月
相次ぐ戦争と革命、そしてナポレオンの統治という激動の時代に活躍したフランスの作曲家ダルヴィマール。彼が生きた18世紀後 半から19世紀前半のフランスでは、ハープが大層もてはやされており、ルイ16世の妃であったマリー・アントワネットも優れたハープ 奏者であり、彼女のために製作されたハープが現在でも残存するほど人気を誇っていました。当然、数多くのハープのための作品が 書かれており、中でもダルヴィマールの3つのソナタは高い人気を誇っています。ハープに求められた高い技術と音楽性が遺憾なく発 揮されたこのソナタは、心地よさを感じさせるとともに、ハープの持つ表現力が存分に発揮された美しい作品です。

Paladino Music
PMR-85(2CD)
NX-B03
ポッパー(1843-1913):チェロ演奏の高等課程への練習曲
第1番:ハ長調/第2番:ト長調
第3番:変ロ長調/第4番:嬰ヘ長調
第5番:イ長調/第6番:ヘ長調
第7番:イ長調/第8番:ハ長調
第9番:変ホ長調/第10番:ハ短調
第11番:ヘ長調/第12番:ハ長調
13番:変ホ長調/第14番:ニ長調
第15番:ト長調/第16番:ハ長調
第17番:ハ短調/第18番:ニ長調
第19番:変ホ長調「ローエングリン練習曲」
第20番:ト短調/第21番:イ短調
第22番:ト長調/第23番:ロ短調
第24番:ト長調/第25番:変ロ長調
第26番:イ長調/第27番:ハ長調
第28番:イ長調/第29番:嬰ヘ短調
第30番:変ト長調/.第31番:ハ長調
第32番:ニ長調/第33番:ニ長調
第34番:ヘ長調/第35番:変ニ長調
第36番:ハ長調/第37番:ホ長調
第38番:ニ長調/第39番:変ニ長調
第40番:ニ長調「ハーモニクス=フラジオレット練習曲」
マルティン・ルンメル(Vc)

録音:2003年6月16-17日、7月15日、10月6.27日、2004年1月28日、2004年5月8日
19世紀に活躍したチェロの名手ポッパー。作曲家としては超絶技巧を駆使した夥しい数の小品を残しています。チェロ学習者の ために書いた「チェロ演奏の高等課程への練習曲」は、チェロ学習者にとっては“ショパンの練習曲”にも匹敵する大切な作品であ り、聴いても、弾いても楽しめる曲集として知られています。 この2枚組は、2004年にリリースされたアルバムをリマスタリングしたもの。ルンメルはポッパーの全チェロ作品のリリースを目指してい ます。

BIS
BISSA-2147(1SACD)
ブラームス:ピアノ独奏曲全集 Vol.5
ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 Op.1
幻想曲集 Op.116
シューマンの主題による変奏曲 嬰ヘ短調 Op.9
ジョナサン・プロウライト(P/Steinway D274)

録音:2016年1月/ポットン・ホール(サクスンダム)
「優しさと力強さを兼ね備えたピアニスト」と称されるイギリスの名手、ジョナサン・プロウライト。BISレーベルで遂行中のブラーム スのピアノ独奏曲全集、期待の第5弾にはピアノ・ソナタ第1番、幻想曲集、そしてシューマンの主題による変奏曲が収録されました。ブラームスらしい情緒の 深みに加えて威厳に満ちた作品が並びます。プロウライトは卓越した技術と研ぎ澄まされた感性で表現しております。
当シリーズはこれまでに第1集(ピアノ・ソナタ第3番、ヘンデルの主題による変奏曲(BISSA-2047))、第2集(ピアノ・ソナタ第2番、創作主題による変奏 曲、3つの間奏曲、スケルツォ 変ホ短調(BISSA-2117))、第3集(ハンガリーの歌の主題による変奏曲、8つの小品、ワルツ集、6つの小品(BISSA-2127))、 第4集(パガニーニの主題による変奏曲、バラード集、2つの狂詩曲、4つの小品(BISSA-2137))がリリースされております。 (Ki)

Audite
AU-20035(1CD)
ディジパック仕様
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 ケマル・チェム・イルマズ(P)

録音:2016年4月4-7日/イエス・キリスト教会(ベルリン・ダーレム)
トルコ生まれドイツ育ちのケマル・チェム・イルマズがゴルトベルク変奏曲を録音しました。トルコ人の両親に生まれたイルマズはドイツ、ランゲンハー ゲンにて8歳よりピアノを始め、その後ハノーファー、デトモルトなどで研鑽を積みました。2002年にはエスキシェヒルで開かれたトルコ・ピアノ・コンクー ルで優勝。現在はソロ活動を中心にトルコ、ドイツを拠点に活躍しております。ドイツで学びつつも自身のルーツを感じる独自のピアニズムが特徴です。なお、 ハノーファーにて12年もの間、イルマズはタクシー運転手もしていたとのこと!異色の経歴をもつイルマズ、期待のゴルトベルク変奏曲です。
下記、当演奏のトラック・タイムです。 アリア(2’46”)+第1変奏(1’01”)+第2変奏(1’46”)+第3変奏(0’55”)+第4変奏(0’58”)+第5変奏(0’46”)+第6変奏(1’17”)+第7変奏(1’32”)+第 8変奏(0’56”)+第9変奏(1’35”)+第10変奏(1’18”)+第11変奏(2’27”)+第12変奏(1’17”)+第変13奏(3’48”)+第14変奏(1’11”)+第15変奏(3’ 32”)+第16変奏(2’14”)+第17変奏(1’00”)+第18変奏(1’46”)+第19変奏(1’11”)+第20変奏(1’01”)+第21変奏(1’54”)+第22変奏(0’42”)+ 第23変奏(1’11”)+第24変奏(1’20”)+第25変奏(6’28”)+第26変奏(1’00”)+第27変奏(0’54”)+第28変奏(1’14”)+第29変奏(0’57”)+第30変奏 (1’13”)+アリア(ダ・カーポ)(3’13”)=54’38”

Hanssler
HC-17059(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 ジャン・ミュラー(P)

録音:2015年12月21-23日/ルクセンブルク国立音楽学校
ルクセンブルク生まれのジャン・ミュラーがゴルトベルク変奏曲に挑みました。透き通るように美しいタッチで絶賛されるミュラーはベートーヴェン、ショ パン、リスト弾きとして有名ですが今回遂にバッハを録音しました。高度な技術に裏付けされた圧倒的なテクニックを武器に変幻自在に各変奏、音色の変 化をつけております。なお、ミュラーは2016年7月よりルクセンブルク室内管弦楽団の芸術監督もつとめております。
下記、当演奏のトラック・タイムです。 アリア(2’53”)+第1変奏(0’56”)+第2変奏(0’39”)+第3変奏(1’25”)+第4変奏(0’44”)+第5変奏(0’39”)+第6変奏(0’46”)+第7変奏(1’04”)+第 8変奏(0’57”)+第9変奏(1’02”)+第10変奏(1’09”)+第11変奏(1’02”)+第12変奏(1’37”)+第変13奏(2’38”)+第14変奏(1’02”)+第15変奏(3’ 58”)+第16変奏(1’35”)+第17変奏(0’59”)+第18変奏(1’08”)+第19変奏(0’57”)+第20変奏(0’53”)+第21変奏(1’49”)+第22変奏(1’11”)+ 第23変奏(1’09”)+第24変奏(1’46”)+第25変奏(5’48”)+第26変奏(0’55”)+第27変奏(1’20”)+第28変奏(1’06”)+第29変奏(1’03”)+第30変奏 (1’29”)+アリア(ダ・カーポ)(3’22”)=49’20

Hanssler
HC-16015(3CD)
アントン・ウルシュプルフ(1850-1907):ピアノ独奏曲全集
5つの幻想的小品 Op.2
ドイツ舞曲 Op.7/変奏曲 Op.10
5つの小品 Op.19
カヴァティーナ Op.20-1
アラベスク Op.20-2
前奏曲 Op.22-1/奇想曲 Op.22-2
アナ=マリヤ・マルコヴィナ(P)

録音:2016年7月、9月/バイエルン放送―シュトゥーディオ・フランケン
クロアチア生まれのアナ=マリヤ・マルコヴィナが力を注いで演奏してきたアントン・ウルシュプルフのピアノ作品全集が2016年の最新録音で登場しま す。1850年フランクフルトに生まれのウルシュプルフは、ラフ、リストなどに師事した作曲家、ピアニスト、教育者。ピアノ独奏曲をはじめ、室内楽、声 楽、合唱曲、オペラなど様々な作品を残しましたが、今日演奏される機会には恵まれず、知る人ぞ知る作曲といえる存在になっておりました。マルコヴィ ナはウルシュプルフの音楽性に惚れ込み、2016年に再録音を行いました。ラフの系譜を受け継ぐウルシュプルフの作品には美しさと気品に満ちた旋律が 印象的です。 (Ki)

THE CHOIR OF KINGS COLLEGE
KGS-0026(1CD)
ケンブリッジからローマへ〜テヒラーのチェロ
(1)オラ・イェイロ(b.1978):Serenity (O Magnum Mysterium)
(2)デイヴィッド・マシューズ(b.1943):Ein Celloleben(無伴奏チェロ)
(3)ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調 op.70-1「幽霊」
(4)マーク・シンプソン(b.1988):Un Regalo
(5)バリエール(1705ca.-1747):2台のチェロのためのソナタ第4番 ト長調(6つのソナタ、第4巻より)
(5)シャーロット・ブレイ(b.1982):Perseus
(7)レスピーギ:アダージョと変奏
ガイ・ジョンストン(Vc)
(1)スティーヴン・クレオベリー(指)ンブリッジ・キングズ・カレッジcho
(3)トム・ポスター(P)、マグヌス・ジョンストン(Vn)
(5)シェク・カンネ=メイソン
(6)トム・ポスター(P)
(7)カルロ・リッツァーリ(指)ローマ聖チェチーリア音楽院O

録音:2016年5月10日、2017年2月1日
1714年製のテヒラーのチェロを演奏して活躍している、イギリスの俊英チェリスト、ガイ・ジョンストン。1981年、英国の芸術的一家に生まれ、ケンブリッ ジ・キングズ・カレッジ合唱団で音楽のキャリアをスタート。その後チェロでめきめきと頭角を現し、2000年、BBCヤング・ミュージシャン・オブ・ジ・ イヤーを受賞。イッサーリスにも師事していました。ジョンストンは、自分に課せられたチェリストとしての使命は何か、テヒラーが300年前に作り上げ た名器を演奏しながら自問するようになり、イギリス作曲家3名に、「過去の3世紀のチェロの役割を考えると同時に、彼らのイマジネーションをほとば しらせるような」作品を委嘱。From Cambridge to Romeというタイトルのとおり、英国の現代の作曲家の作品に始まりレスピーギの作品で終わる、と いう時空を超えたプログラムを通して、ガイ・ジョンストンの魅力に耳を傾けるとともに、チェロという楽器が持つ無限の可能性にあらためて驚かされる1 枚です。 (Ki)

MELODIYA
MEL-1002500(2CD)
NX-C05
アントン・バタゴフ/バッハ
バッハ:パルティータ 第4番 ニ長調 BWV828
コラール「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147
ルティータ 第6番 ホ短調 BWV830
アントン・バタゴフ(ピアノ…ベーゼンドルファー 225)

録音:2016年12月
1965年モスクワ生まれのアントン・バタゴフ。作曲家としてはロシアのポスト・ミニマリストに位置付けられ、ロシア国内のニュース番 組や教養番組などの音楽を手掛けており、時にはチベット仏教の詠唱に西洋音楽風の伴奏をつけてみたという“異端の人”。一 時は「天使になりたい」と言ってチベットに住んでいたというバタゴフですが、ピアニストとしては、タチアナ・ニコラーエワの門下であり、 確かな技巧を有していることで知られています。しかしその表現は大胆かつ異色なもの。以前リリースされたメシアンの「幼子イエス にそそぐ20の眼差し」は史上最遅の演奏であり、まさに法悦の世界を体験できると話題になりました。 そんなバタゴフの久しぶりの新譜は、バッハのパルティータ。CD2枚組に収録されているのは4番と6番の2曲のみで、その2曲間をつ なぐのは「主よ、人の望みの喜びよ」というのも考え抜かれたプログラムです。バタゴフは時が止まるかと思えるほどのゆったりとしたテン ポを採り、一つ一つの音符、イントネーション、和声の隅々までに意味を見出し、一切の妥協を許さないパルティータを演奏してい ます。独創的なパルティータというとグールドの名演が頭に浮かぶ人も多いでしょうが、このバタゴフ盤の方向性は全く違うもの。軽や かさや音の乱舞は全くありません。ゆっくりと紡がれていく音に耳を研ぎ澄ませてください。

DIVINE ART
DDA-25152(1CD)
NX-B07
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ピアノ作品集
ノットゥルノ・イン・ハリウッド…世界初録音
懐かしいウィーン:ウィーン狂詩曲 Op.30
仙人草と西洋さんざし Op21
讃美歌 Op.19
動物学のソナティナ Op.187…世界初録音
2つの映像のための習作 Op.67
9月の空 Op.1
ピエディグロッタ 1924年 Op.32
アルフォンソ・ソルダーノ(P)

録音:2016年12月2.4.11-16日、2017年1月8日
以前は、一部のギター作品のみで知られていたユダヤ系イタリアの作曲家、マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ。20世紀の終わり 頃から作品の復興が進み、数多く書いたものの、ニーノ・ロータの影に隠れてしまった感のある「ハリウッドの映画音楽」や興味深い 管弦楽曲、歌曲などが少しずつ演奏され、録音の機会も増えてきました。しかし、彼が最も得意としていたピアノ曲(彼自身も優 れたピアニストだった)に関しては、まだまだ未知の分野。このアルバムにも世界初録音の2つの組曲の他、興味深い作品が並ん でいます。素晴らしい演奏を披露しているのは、アルド・チッコリーニの愛弟子アルフォンソ・ソルダーノ。以前リリースされたボルトキエ ヴィチのアルバムが高く評価されています。
DIVINE ART
DDA-25153(1CD)
NX-B07
オペラティック・ピアニスト 第2集
アルフレッド・ジャレル(1832-1882):ベッリーニ:歌劇《ノルマ》による「ノルマの回想」…世界初商業録音
ベッリーニ:歌劇《海賊》-「その汚れない微笑みと」(アンドリュー・ライト(1967-)によるトランスクリプション)…世界初商業録音
テオドル・レシェティツキ(1830-1915):ドニゼッティ:歌劇《ランメルムールのルチア》によるアンダンテ・フィナーレ
タールベルク(1812-1871):ロッシーニ:歌劇《エジプトのモーゼ》による幻想曲
ワーグナー:歌劇《ローエングリン》-「かぐわしい甘い香りをともに吸い込みませんか」(リスト(1811-1886)によるトランスクリプション)
アンドリュー・ライト:ヴェルディ:歌劇《トロヴァトーレ》によるミゼレーレ…世界初商業録音
マイヤベーア:歌劇《悪魔ロベール》-カヴァティーナ(テオドール・クラック(1818-1882)によるトランスクリプション)…世界初商業録音
サン=サーンス:マスネ:歌劇《タイス》-「タイスの死」による演奏会用パラフレーズ…世界初商業録音
リスト:ワーグナー:歌劇《リエンツィ》-リエンツィの主題による幻想曲
アンドリュー・ライト(P)

録音:2016年4月11.12日
第1集ではリスト、タールベルクとマルトゥッチ、そして自身のトランスクリプションを並べて、19世紀半ばから後半にかけての「家庭で のオペラの楽しみ方」を見事に再現したピアニスト、アンドリュー・ライト。第2集では更に珍しい作曲家の作品を用意して、華麗で 巧みな編曲作品を聴かせます。編曲と言っても、トランスクリプションはどちらかというと原曲をそのままピアノに移し替え、様々な装 飾を施すものが多く、パラフレーズは更に技巧的にしたものと言えるでしょう。また、メロディを自由に発展させた幻想曲などもあり、 作曲家によって、元のアリアがどのように変化させられているかを聴き比べるのも面白いものです。

Grand Piano
GP-686(2CD)
NX-C03
ヘスラー(1747-1822):360の全長調と短調による前奏曲集 Op.47 他
360の全長調と短調による前奏曲集 Op.47(1817)…世界初録音
6つの鍵盤ソナタより第6番 イ短調
ファンタジーとソナタ ハ長調 Op.4
大ソナタ 変ホ長調 Op.26…世界初録音
ヴィトラウス・フォン・ホルン(P)

録音:2016年8月4日
エアフルトで生まれたヘスラーは、教会オルガニストであった父から音楽を学び、1789年にはベルリン旅行中のモーツァルトとオルガ ンで腕を競い合うなど、優れた演奏家として活躍、その後はロンドンからサンクトペテルブルグ、モスクワに移り亡くなるまで音楽教師 を務めました。 このアルバムは、タイトルを見てあまりのボリュームに思わず目を疑ってしまいそうな「360の全長調と短調による前奏曲集」がメイン の収録曲です。もちろん世界初録音であり、ヘスラーの全作品の中でも極めてユニークな作品の一つです。15の小さな曲が集まっ て5分足らずの「一つの調性」のグループを形成するというもので、ユーモラスでありながらも聴き手に恐ろしいほどの集中力を要求 する、本当に興味深い曲集です。同時収録のソナタは、ハイドン風の凝った技巧で書かれています。
Grand Piano
GP-734(1CD)
NX-B03
レオポルト・コジェルフ(1747-1818):ピアノ・ソナタ全集 第10集
ピアノ・ソナタ 第38番 変ホ長調 Op.51-1 P.XII:38
ピアノ・ソナタ 第39番 ハ短調 OP.51-2 P.XII:39
ピアノ・ソナタ 第40番 ニ短調 Op.51-3 P.XII:40
ピアノ・ソナタ 第41番 ト長調 OP.53-1 P.XII:46
ケンプ・イングリッシュ(フォルテピアノ)
1815年頃 ヨハン・フリッツ製

録音:2012年12月10-15日
※全て世界初録音
ボヘミア出身の作曲家コジェルフのピアノ・ソナタ第10集。第9集には1790年から1793年の作品が収録されていましたが、この第 10集の作品の作曲年代は1807年から1809年。実は宮廷作曲家として忙しい毎日を送っていたコジェルフは、ピアノを演奏する 時間をほとんど持つことができず、第37番と第38番の間には14年という年月が横たわってしまったのです。そして時代はすでにロマ ン派へと移り変わりつつあり、そのため彼の作品も幾分時代遅れになってしまったようです。しかし第38番から第40番(Op.51)の3 つのソナタで、何とか時代の波に乗ることができたコジェルフ。その後は創意工夫を凝らし、最終的には50曲のソナタを残したのは 大変な偉業と言えるでしょう。このアルバムのためにケンプ・イングリッシュは1815年頃に制作されたフォルテピアノを用意、当時の 音を的確に伝えることに成功しています。

Orchid Classics
ORC-100073(1CD)
NX-B03
ヤン・ユァンファン〜リサイタル
シューベルト:即興曲 変ロ長調 Op142-3
ショパン:練習曲 イ短調 Op.25-11
 幻想曲 ヘ短調 Op.49
リスト:ラ・カンパネラ
 オーベルマンの谷
ヤン・ユァンファン(1997-):3枚の水彩画
中国民謡(王建中編):瀏陽河
カシアン(1963-):情景
ピーター・マクスウェル=デイヴィス(1934-2016):ストロムネスへの告別
ヤン・ユァンファン(P)

録音:2016年8月10-12日
1997年、エジンバラ生まれの中国系ピアニスト、ヤン・ユァンファンのリサイタル・アルバム。 ロンドンの王立音楽院で7年間学び、2014年にはワイマールで開催された第4回フランツ・リスト国際コンクールで第1位、2015 年のクリーヴランド国際ヤング・アーティスト・コンクールでも第1位を獲得し、その将来を期待されています。 この「Watercolour=水彩画」と題されたアルバムは、様々な景色を切り取り、音で描き出した表現力豊かな1枚。作曲の勉強 もしているというヤンは、このアルバムでも自作を披露しており、これは確かな構築力と即興性が表出された素敵な作品です。ま た、彼の他の作品もBBCラジオやテレビで頻繁に放送され、大人気を博しています。

若林工房
WAKA-42041(1CD)
メジューエワ・プレイズ・ベーゼンドルファー
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」
シューベルト:即興曲変イ長調Op.142-2
シューベルト(リスト編):連祷
リスト:エステ荘の噴水
ワーグナー(リスト編)=リスト:イゾルデの愛の死
ドビュッシー:沈める寺
ラフマニノフ:前奏曲Op.32-12
イリーナ・メジューエワ(P)

(ピアノ… ベーゼンドルファーModel 275)


録音:2017 年4 月23 日、相模湖交流センター
メジューエワの日本コンサートデビュー20 周年を記念したリリース第 4弾は、初のベーゼンドルファーによる録音です。このウィーン生まれの名器の魅力を最大限に伝えるプログラム(ベートーヴェン、シューベルト、シューベルト=リスト、リスト、ワーグナー=リスト、ドビュッシー、ラフマニノフ)で、編集なしの一発録りに挑戦しました。ウィンナー・トーンと呼ばれる独特のまろやかで美しい音色を駆使したダイナミックな表現は聴き応えじゅうぶん。日本コロムビアのスタッフによる優秀録音もメジューエワの日本デビュー20 周年記念に花を添えています。

アールアンフィニ
MECO-1043(1SACD)
税込定価
2017年9月20日発売
横山幸雄/ファンタジー
バッハ
:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397
ショパン:幻想曲 ヘ短調Op.49
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
横山幸雄(P)

録音:2017年6月12日〜13日 五反田文化センター
古典派からロマン派まで、バッハ、モーツァルト、ショパン、シューマンの至 極の「幻想曲(ファンタジー)」集です。横山が今、最も共感する偉大な作曲 家たちの幻想曲と、横山のピアニズムの昇華は、圧倒的な説得力を持つ傑作と なりました。 完璧にコントロールされた美音をもって語られるフレーズ、陰影に富むハーモ ニー、あらゆるエディションを研究し楽曲を鳥瞰する明晰なアナリーゼ、それ ら横山幸雄の美質が織り込まれたこのファンタジー集は、昨年デビュー25周 年を経た横山の熟成とさらなる飛翔を確信付けるものです。

Urlicht
UAV-5979(1CD)
無伴奏ヴァイオリンの為の音楽
ブライアン・ファーニホウ(1943-):見えない色 [Unsichtbare Farben]
エリオット・カーター(1908-2012):4つの賛歌 [Four Lauds]
シュテファン・ヴォルペ(1902-1972):無伴奏ヴァイオリンの為の第2の楽曲 [Second Piece for Violin Alone]
 無伴奏ヴァイオリンの為の二部の楽曲 [Piece in Two Parts for Violin Alone]
ミランダ・クックソン(Vn)

録音:2016年4月25-26日、ナショナル・ソーダスト、ブルックリン、ニューヨーク、アメリカ合衆国
2016年、ECMレーベルからバルトークとシュニトケのヴァイオリン・ソナタ+ルトスワフスキのパルティータ作品をリリースし話題を呼んだミランダ・クックソンが弾く、20世紀後半に書かれた無伴奏ヴァイオリン作品集。ミランダ・クックソンはジュリアード音楽院で学んだアメリカ合衆国のヴァイオリンおよびヴィオラ奏者。現代音楽に意欲的に取り組んでいます。

Solo Musica
SM-262(1CD)
NX-B03
アルタ・アルニカーネ〜ピアノ・リサイタル
ヤーセプス・ヴィートルス(1863-1948):3つの追憶 Op.43-1「海辺で」
ラヴェル:水の戯れ
アルヴィツ・ジリンスキス(1905-1993):小川のそばで
ヤニス・ケピティス:舟歌
ラヴェル:鏡-第3曲:海原の小舟
パウルス・タムビス(1936-):子供のための10の小品-第8曲「銀色の雨が降る」
リスト:巡礼の年 第1年「スイス」-第4曲「泉のほとりで」
ロムアルズ・イェルマクス(1931-):水彩画-第1曲「ペルセ川の滝」
ヴィートルス:2つの小品 Op41-2「波の歌」
ドビュッシー(1862-1918):映像 第1集-第1曲「水の反映」
ドビュッシー:映像 第2集-第3曲「金色の魚」
ベリオ:水のクラヴィア
グリーグ:抒情商品集 第7巻 Op.62-4「小川」
ドビュッシー:前奏曲 第1集 第10番「沈める寺」
リスト:シューベルトの12の歌 第2曲「水の上で歌う」S558/R243
ショパン:24の前奏曲 Op.28-15「雨だれ」
アルタ・アルニカーネ(P)

録音:2016年9月27-28日
「Aqua」。ラテン語を語源とする言葉で多くの場合“水”を意味しますが、“water”に比べると、その内容はもっと広い範囲を含みます。こ のアルバムには様々な「Aqua」…それは太陽の光を反映する海や、柔らかい雨、爽やかな滝の水しぶき、時には水中の魚のうろこの煌 めきまでが捉えられた、変幻自在で珍しい作品が収録されています。繊細な音からほとばしる響きまで、多彩な音色を紡ぎ出すのはアル タ・アルニカーネ。【デュオ・アルニカンス】としてリリースしたショパン/ドホナーニ:チェロ作品集(SM226)では情熱的なピアノを演奏していた 人ですが、今作ではまた違った魅力を振りまいています。

TOCCATA
TOCC-0290(1CD)
NX-B03
パウル・ユオン(1872-1940):ピアノ作品集 第1集
4つのピアノ小品集 Op.65(1915)
親密なハーモニー Op.30-12の即興曲(1905)
抒情的な時 Op.56(1913)
ロドルフォ・リッター(P)

録音:2016年4月21-23日
スイス人の祖父がロシアに移住したため、ロシアで生まれたパウル・ユオン。芸術的な家庭環境に恵まれたユオンは、幼いころから音楽の 才能を発揮し(彼の弟コンスタンチンは画家として大成します)モスクワ音楽院でタネーエフとアレンスキーに師事、そののち、ベルリン高 等音楽学校に留学し、ヴォルデマール・バルギールから更なる教えを受けました。一旦、ロシアに戻りバクー音楽院の教授となり、評論家 としても活躍しましたが、1898年に再びベルリンで高等音楽院の講師となり、1906年には教授へと昇格、数多くの弟子を育てます。 ナチスの侵攻に伴い、祖父の母国であるスイスへ移住、この地で一生を終えました。交響曲や歌劇、室内楽などが知られていますが、ピ アノ曲に関しては、まだまだ研究の余地が多く、ここで聴ける作品もロシア的な味わいの中に、ドビュッシー風の印象派の響きも感じられる 独自の雰囲気を持っています。

Resonus
RES-10165(1CD)
NX-B05
スコットランドからインスパイアされたギター音楽集
ソル(1778-1839):有名なスコットランド・エアによる変奏曲 Op.40
ジュリアーニ(1781-1829):兵士の帰還
レニャーニ(1790-1877):ロッシーニの歌劇《湖上の美人-「La Marcia」による変奏曲
ジュリアーニ:Prelude and Scotsoises 1
 スコットランドの釣鐘草
 Jenny’s Bawbee, A Reel
メルツ(1806-1856):フィンガルの洞窟
ジュリアーニ:Coming through the Rye
 Prelude and Scotsoises 2
 This is no my ain Lassie
レニャーニ:ロッシーニの歌劇《湖上の美人-「Oh Quante Lagrime」による変奏曲
ジュリアーニ:The Old Country Bumpkin
ジェームズ・エイカーズ(G)

録音:2015年5月26-27日
スコットランドで生まれ、10歳からギターの勉強を始めたギタリスト、エイカーズ。大学時代にリュートの魅力を知り、トリニティ・カレッ ジでは更にテオルボを学ぶためにポール・オデットとイヴォンヌ・ケニーに師事、16世紀〜19世紀までの幅広い音楽を探求しまし た。世界中でソリストとして活躍するエイカーズのresonusレーベルへのデビュー盤は、19世紀の作曲家たちのスコットランド民謡に よる作品集。幼いころから慣れ親しんでいた民謡が使われた魅力的な作品をエイカーズは丁寧に演奏しています。
Resonus
RES-10167(1CD)
NX-B05
バルトーク&クルターク:独奏ヴァイオリンのための作品集
クルターク(1926-):独奏ヴァイオリンのための「サイン、ゲームとメッセージ」
バルトーク:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Sz117
サイモン・スミス(Vn)

録音:2015年7月27-29日
バルトークとクルターク。2人の近現代ハンガリーを代表する作曲家の無伴奏作品を収録した1枚。 長い期間をかけて熟成されたクルタークの「サイン、ゲームとメッセージ」は、様々な風景や心情を切り取り、音にしたという極めて精 緻な作品。時には民族色も感じさせるユニークな音楽です。バルトークのソナタは晩年の作品。メニューインの委嘱によって書かれ たこの曲には、バルトークの全ての音楽技法が凝縮されており、ヴァイオリン奏法の限界に挑戦するかのような困難な技巧が散りば められながらも、抒情的な美しさも備えているという傑作です。サイモン・スミスは真摯にこの2つの作品に取り組んでいます。
Resonus
RES-10172(1CD)
NX-B05
モーツァルト:ピアノ・デュエット集 第1集
モーツァルト:ソナタ ニ長調 K381
 ソナタ ハ長調 K521
J.C.バッハ(1735-1782):ソナタ イ長調
モーツァルト:ソナタ 変ロ長調 K358

※K521の3楽章のカデンツァはムツィオ・クレメンティ:性格的音楽集 Op.19「モーツァルト風カデンツァ」(1787/1807改編)(J.パーキンス編)を使用
エンマ・アッバーテ&ジュリアン・パーキンス(ピアノ・デュエット)

※使用ピアノ
モーツァルト:ヨハン・ペーター・フリッツ(1815頃 ウィーン)グランドピアノ Compass:FF to f
J.C.バッハ:アントン・ヴァルター&Son(1805頃 ウィーン)シングル・ストリング・スクエア・ピアノCompass: C to f

録音:2015年11月29-30日
モーツァルトのピアノ連弾作品は、現在一部の曲を除いては、あまり演奏される機会がありません。しかし、モーツァルトは生涯を通 じて連弾曲を作曲(最初の作品は9歳の時に書かれた)、貴族の令嬢などの弟子との連弾はそのままモーツァルト自身の生活 の糧になるほど重要な要素でもありました。どの曲もユーモラスでエキサイティングであり、モーツァルト時代の楽器を使って演奏する ことで、当時の雰囲気が色濃く表出されています。アルバムにはモーツァルトが影響を受けたであろうJ.C.バッハの作品も収録、どの 曲も、アッバーテとパーキンスが優雅に演奏しています。

NORTHERN FLOWERS
NF/PM-A99122(1CD)
ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ(1919-2006):室内楽作品集
ピアノ・ソナタ第1番(1947)*
2つのオーボエ、4つのヴァイオリン、ティンパニとピアノの為の八重奏曲(1949-1950)+
ヴァイオリンとピアノの為のソナタ(1952)#
ピアノとチェロの為の大二重奏曲(1959)**
オレク・マーロフ(ピアノ(*/**))
アレクサンドル・コソヤン、ハニャフィ・チナカーエフ(オーボエ+)
アレクサンドル・スタンク、アルカディー・リスコヴィチ、
アブラモ・ドゥコール、フョードル・サーコフ(Vn)+
ヴァレリー・ズナメンスキー(ティンパニ+)
マリア・カランダショヴァ(ピアノ(+/#))
ミハイル・ヴァイマン(ヴァイオリン#)
オレク・ストルプネル(チェロ**)

録音:1961年#、1976年+、1985年8月(*/**)、カペラ・コンサートホール、レニングラード、ロシア、 ソヴィエト ADD
ショスタコーヴィチ門下のウストヴォーリスカヤ(ウストヴォルスカヤ)が未だ「知られざる作曲家」だった時代の録音。

Forgotten Records
fr-1145(1CDR)
ロバート・ゴールドサンド/シューベルト
ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D.664
6つの楽興の時 D.780
ロバート・ゴールドサンド(P)

録音:1952年
音源: Concert Hall CHS-1148

Challenge Classics
CC-72764(1CD)
「Kinship」
J.S.バッハ:前奏曲 ハ短調 BWV999
ラインケン:ソナタ ト長調
J.S.バッハ:カプリッチョ 変ロ長調『最愛の兄の旅立ちに寄せて』 BWV992、平均律クラヴィーア曲集第2巻より ト長調BWV884
W.F.バッハ/J.S.バッハ:前奏曲 ハ長調BWV924a(W.F.バッハのためのクラヴィーア小曲集より)*
W.F.バッハ:幻想曲イ短調 F.23、ポロネーズ ホ短調*
C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ第1番 イ短調 H.30 Wq49*
ミューテル:ソナタ第1番 ヘ長調*
シグ ルン・ステファン( クラヴィコード )
使用楽器:Clavichord after Johann Heinrich Silbermann, Strasbourg, 1775, built by Sander Ruys, A=415 Hz、
Clavichord after Christian Gottfried Friederici, Gera, October 1765, built by Martin Kather, A=392 Hz*

録音:2017年1月3-6日/ドイツ、ライン・ルール、Campneuf-Studios
J.S.バッハと息子たち、またJ.S.バッハに大きな影響を与えた作曲家ラインケン、そしてJ.S.バッハの最後の弟子ミューテルの鍵盤作品を集めて構成 したアルバムです。演奏にクラヴィコードを使用しているのが特徴で、強弱の付けられる楽器のため『最愛の兄の旅立ちに寄せて』のフーガなど立体的に いきいきと奏でられています。また息子たちやミューテルの新時代を思わせる音楽の斬新さもより際立っており、とりわけミューテルのソナタ第2楽章の不 気味な半音階はクラヴィコードならではの効果が炸裂していてドキッとさせられます。ミューテルは録音が少ないものの曲にハズレなしと言われる作曲家で あり、この盤も古楽ファンにとって要チェックの1枚です。 鍵盤楽器の中でも特に繊細で、微妙なタッチが深遠なニュアンスを生み出す扱いの難しい楽器クラヴィコード。この楽器が近年のお気に入りだというシ グルン・ステファンによる心のこもった演奏でお聴きください。シグルン・ステファンはJ.S.バッハと同じアイゼナハ生まれで、ロバート・ヒルやボブ・ファ ン・アスペレンといった名手にチェンバロを学びました。

GHA-Records
GHA-126.069(1CD)
セルジオ&オダイル・アサド、パキート・デリベラ/ダンス・フロム・ザ・ニュー・ワールド
1. Um a Zero / 2. Alfonsina y el Mar / 3. Afro / 4. Malambo / 5. Vete de Mi / 6. La Conga de Media Noche / 7. Dizzyness / 8. Nos e o Rio / 9. Aquarela do Brasil / 10. El Chocio / 11. Trialogo / 12. Danza Paraguaya / 13. Drume Negrita
セルジオ・アサド(g)、
オダイル・アサド(g)、
パキート・デリベラ(cl)
グラミー賞受賞歴も誇るラテン・ジャズの大御所クラリネット&サクソフォン奏者、パキート・デリベラ。セルジオ・アサドとオダイル・アサドによる当代最高のギター・デュオ「アサド兄弟」との豪華共演によるラテン・プログラム。3人は2003年にアムステルダムで行われたヨーヨー・マの「オブリガード・ブラジル・プロジェクト」で出会い、このアルバムのレコーディングが実現。クラリネットとギター2台という編成のためにセルジオ・アサドが編曲した、ラテンのよく知られたナンバーから知られざる作品まで。巨匠たちのさすがのテクニックで、ラテンの生きたリズムと陰影を見事に表現しています。
GHA-Records
GHA-126.068(1CD)
バルカン・ミューズ
デューシャン・ボグダノヴィチ:6つのバルカンの小品
アタナス・ウルクズノフ:ソナタ第1番
ミロスラフ・タディチ:マケドニアの少女、ウォーク・ダンス
ヴォイスラフ・イヴァノヴィチ:ソナタ(世界初録音)
デューシャン・ボグダノヴィチ:幻想曲(モーリス・オアナへのオマージュ)(世界初録音)
ボリス・パパンドプロ:3つの舞曲
アポストロス・パラスケヴァス:チェイス・ダンス
ゾーラン・ドゥキッチ(G)

録音:2013年11月、ブリュッセル
ゾーラン・ドゥキッチは、ザグレブとケルンで学び、グラナダやパルマ・デ・マヨルカの「セゴビア国際ギター・コンクール」を含む多数のコンクールで優勝、現在はハーグとバルセロナの音楽院で教鞭を執るクロアチアのヴィルトゥオーゾ・ギタリスト。「バルカン・ミューズ」は、母国クロアチアを含む、セルビア、ブルガリア、旧ユーゴスラビア、ギリシャなどバルカン半島の現代のコンポーザー・ギタリストたちの作品集。イヴァノヴィチの「ソナタ」とボグダノヴィチの「幻想曲」は、ゾーラン・ドゥキッチに献呈されており、このアルバムが世界初録音。

Centaur
CRC-3542(1CD)
フォーリング・リーヴス
ミシェル・マクガヴァン:ノクターン/タイムレスネス/ダイアリーズ/メモリーズ/サマー・デイズ/ウィンターズ・ビューティー/ラ・ノッテ/パスウェイズ/エンド・オヴ・ザ・ロード/パヴァーヌ/フォーリング・リーヴス/サンライズ
ミシェル・マクガヴァン(Fl)、他

録音:2016年2月8日&29日、グルーヴマスター・スタジオ(シカゴ)
MVがYouTubeで累計300万再生超!作曲家、アレンジャー、ミュージック・ビデオ製作などマルチに活躍しているフルート奏者、ミシェル・マクガヴァンのデビュー・アルバムは、クラシック、ジャズ、ロック、ニューエイジ、ポップなど幅広いジャンルを織り交ぜた自作自演盤。マクガヴァンが作成したミュージック・ビデオ(作編曲も演奏も自分)は、YouTubeでは累計300万再生を超え、メキシコ、イリノイ、ロサンゼルスなどの国際映画祭で「Best Music Video」賞を受賞しています。
Centaur
CRC-3509(1CD)
タイガー・ダンス
ボーボ:エコーズ/ソウザ:ハンナのワルツ/トマス:リフティング・スピリッツ/トレヴィーノ:2+1/タイソン:ロスト・マウンテン・サンライズ/スミス:タイガー・ダンス/ホール:. . .アセンズ・ザ・スカイ/マッケニー:C:M/トマス:ウォッチャー・オヴ・ザ・スカイズ/ソウザ:リメバリング・ベレン/マロット(J. ゲインズによるマリンバ編):主の祈り
ジュリア・ゲインズ(マリンバ)

録音:2014年&2015年、ホワイトモア・リサイタル・ホール、ミズーリ大学コロンビア校音楽部(ミズーリ州、アメリカ)
パーカション最大の専門組織Percussive Arts Society(PAS)のメンバーとして20年以上も活動してきたジュリア・ゲインズの初ソロ・レコーディング・アルバム。
Centaur
CRC-3516(1CD)
シューマン:子供の情景 Op.15
ショパン:練習曲第12番ハ短調 Op.10-12 「革命」、
 練習曲第8番ヘ長調 Op.10-8、
 練習曲第27番変イ長調 Op. posth. No.2、
 練習曲第19番嬰ハ短調 Op.25-7、
 練習曲第24番ハ短調 Op.25-12「大洋」、
 4つのマズルカ Op.17
フランク:前奏曲、コラールとフーガ
ジョンアンドルー・スロミンスキ(P)

録音:2015年8月3日ー4日、ハッチ・ホール、イーストマン音楽院(ニューヨーク、アメリカ)
アメリカのピアニスト、ジョンアンドルー・スロミンスキ。 エレガントで洗練された演奏スタイルは作曲家や批評家からも賞賛されており、2012年からは、イーストマン音楽院で後進の指導にあたるなど教育者としても活躍しています。

Danacord
DACOCD-789(1CD)
2016年フーズム城音楽祭ライヴ〜稀少ピアノ作品集
(1)シャミナード:森の精 Op.60
(2)フォーレ:舟歌第8番 Op.96、
 カサドシュ:前奏曲 Op.5-2、
 アナトーリー・アレクサンドロフ:幻影 Op.21-2、
 ロイプケ:スケルツォ ニ短調、
 ワーグナー(ブラッサン編):魔の炎の音楽(「ワルキューレ」より)
(3)リスト:夜の賛歌、
 メトネル:夕べの歌 Op.38-6
(4)ラフマニノフ(ワイルド編):乙女よ, もう歌わないでおくれ Op.4-4、夏の夜 Op.14-5〔
(5)モニューシュコ(フリードマン編):春 Op.28-1、
 パデレフスキ:夜想曲 Op.16-4
(6)キルヒナー:夜景 Op.25-2、夜景 Op.25-6〔フロリアン・ノアック〕
(7)レーガー:暖炉のそばの夢 Op.143-12、
 スカルラッティ(タウジヒ編):パストラーレ
(8)モーツァルト(ブゾーニ編):「魔笛」 序曲〔デュオ・グラウ&シューマッハー〕
(9)ブラームス:ハンガリー舞曲第11番(4手連弾)
(10)ブリテン:組曲 「休日の日記」 Op.5より 第2曲「帆走」、第3曲「遊園地」
(11)ロジャー・サシェヴェレル・クック:前奏曲 Op.33-7、
 ロジャース&ハマースタイン(ハフ編):私のお気に入り
(1)ヨハン・ブランシャール(P)
(2)セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P)
(3)マーティン・ジョーンズ(P)
(5)フロリアン・ノアック(P)
(7)ヨーゼフ・モーグ(P)
(8)デュオ・グラウ&シューマッハー(P)
(9)デュオ・メルシエ&カツァリス(P)
(10)アルテョム・ヤスィンスキイ(P)
(11)サイモン・キャラハン(P)

録音:2016年8月19日−27日
北海に面した北ドイツの小さな港町、フーズムを舞台として1987年から毎年開催されているピアノのためのレア・レパートリーの祭典「フーズム城音楽祭」。ピアノ・ファン必携の人気シリーズ、2016年度盤のポイントは、シプリアン・カツァリス&エレーヌ・メルシエの4手連弾によるブラームスのハンガリー舞曲! また、2003年エリザベート王妃国際コンクールで優勝したドイツのセヴェリン・フォン・エッカードシュタインはシリーズ初登場で5曲を収録。そのうち「フォーレ:舟歌第8番」と「ロイプケ:スケルツォ ニ短調」は、2016年の来日公演でも披露された演目です。
その他、英グラモフォン賞2015で「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞したヨーゼフ・モーグや、第5回仙台国際音楽コンクール・ピアノ部門第3位を受賞したアルテョム・ヤスィンスキイなど、期待の若手アーティストが多数参加。ヨハン・ブランシャールによるシャミナード、フベルト・ルトコフスキによるポーランド音楽、サイモン・キャラハンによるロジャー・サシェヴェレル・クックなど、それぞれの十八番レパートリーを披露しています。スティーヴン・ハフ編曲による「私のお気に入り」(ミュージカル 「サウンド・オブ・ミュージック」より)にも注目!


ONDINE
ODE-1299(2CD)
NX-B04
クリスティアン・テツラフ〜3度目ののバッハ:「無伴奏」
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
クリスティアン・テツラフ(Vn)

録音 2016年10月22-25日
新たな命を与えるヴァイオリニスト”として高く評価されています。 テツラフにとって「無伴奏」の録音は3回目となります。 第1回目は1993年、2回目は2005年、そして2016年とほぼ10年に一度「無伴奏」を録音している彼において、この作品は、演 奏家としての原点に立ち返る重要なもの。 今回の録音に対しても、テツラフは譜面をもう一度じっくり読み込むことで新しい発見を得るとともに、バッハと幾分親密になれたと、 ブックレット(英文)の解説の中で語っています。 この新録音、驚くほどに自然な呼吸と共に美しい音色が次々と紡がれています。絶妙な間の取り方は、まさに「バッハとの対話」。 現在のテツラフの姿を映し出す素晴らしい演奏です。自然な響きが捉えられた録音も聴きどころです。

Stradivarius
STR-37074(1CD)
「エピグラム」〜現代無伴奏フルート作品集
フアン・マヌエル・アルテロ(1969-):エピグラムまたは反射(フルートの
ための)
フラン・カベサ・デ・ヴァカ(1976-):模倣:三部作(バス・フルートのための)
ホセ・ルイス・トラ(1966-):カスパー・ハウザーの歌(ピッコロのための)
ミゲル・アンヘル・トローザ(1969-):ソロ・フルート
ルーラ・ロメロ(1987-):別の日の深夜(フルートのための)
ロードリ・デイビーズ(1971-):私がアンカーを押す時(バス・フルートの
ための)
アルベルト・ポサダス(1967-):エリドサイン(フルートのための)
アレッサンドラ・ロンボラ(各種フルート)

録音:2015年1月、2016年6月、告知の聖母教会、ウルエーニャ、バリャドリード、スペイン
12世紀前半の建築と言われているスペインのウルエーニャの街にある歴史的な教会で録音された独奏フルート作品集。現代のフルート曲と、古の教会に響く反響が、柔らかな緊張感に包まれた音楽を届けてくれます。イギリスの作曲家ロードリ・デイビーズを除くと、すべてスペインの現代作曲家の作品です。

MSR
MS-1615(1CD)
ヘルネスニエミ作品集第3集
“クラビノーヴァ&ピアノ作品集”
(1)ポエム/(2)3つのワルツ
(3)海岸/(4)ブリッジ
(5)シティ/(6)バラード
アンティ・サムリ・ヘルネスニエミ(P&クラビノーヴァ)
(1)(3)(5)ヤマハ・クラビノーヴァCLP170
(2)(4)ベヒシュタインC221
(6)スタインウェイ&サンズB211

録音:2004年〜2016年
フィンランドのコンポーザー=ピアニスト、ヘルネスニエミは、クラシック音楽の伝統をベースに、ジャズや民謡などを融合。即興のようにも感じる超絶技巧と、親しみやすいメロディが魅力的です。すべて世界初録音。
MSR
MS-1628(1CD)
ピアノ連弾による「春の祭典」「ペトルーシュカ」(ピアノ連弾版【1台4手】)
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章
春の祭典
ロマゾフ=ラッカーズ・ピアノ・デュオ:
【マリーナ・ロマゾフ&ジョゼフ・ラッカーズ】

録音:2013年12月
ピアノ連弾のレパートリーとして人気のストラヴィンスキーの名曲を1台4手のピアノ連弾で収録。作曲者本人によって書かれた“春の祭典”はピアノ連弾で複雑なリズムが、さらに先鋭的に音が迫ってくるような感覚が味わえます。マリーナ・ロマゾフはソロ・ピアニストとしても活躍。クリーヴランド国際ピアノ・コンクール、ジナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクール、ウィリアム・カペル国際コンクール等で集賞歴があります。ジョゼフ・ラッカーズもソリストとしても活躍、MSRレーベルからは「ラヴェル:ラ・ヴァルス、バルトーク:ピアノ・ソナタ、他バッハ、シューマン作品集(MS1364)」が発売になっています。


Hanssler
HC-16021(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 「熱情」
 ピアノ・ソナタ第14番「月光」
バッハ:「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV659a(ケンプ編曲版)
 「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147(ケンプ編曲版)
 トッカータ ニ長調 BWV912
パヴロス・ハッツォプロス(P)

録音:2015年12月28-30日シュトゥットガルト音楽演劇大学
ドイツの名手パヴロス・ハッツォプロス、久々のリリースとなるヘンスラー・レーベル第3弾は、ベートーヴェンとバッハに挑戦!「熱情」「月光」ソナ タではハッツォプロスの情感豊かな演奏に驚かされます。また、バッハはヴィルヘルム・ケンプのピアノ編曲版の2篇とトッカータを収録。「いざ来ませ、 異邦人の救い主よ」BWV659はブゾーニの編曲版、「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147はヘス編曲版が有名ですが、ハッツォプロスはケンプ版で演奏。 オルガンも演奏したケンプならではの編曲で、オルガンのストップを意識した音色の変化を重音やオクターヴなど音の厚みで表現しており編曲者ケンプの 個性があらわれた興味深い編曲作品です。ケンプが得意とした作品をハッツォプロスが敬愛を込めて奏でます。
ギリシャ系移民の両親のもと1964年にシュトゥットガルト近郊に生まれたパヴロス・ハッツォプロスは3歳よりピアノをはじめ10歳でソロ・リサイタ ルを開いた逸材。ドイツ正統派と言える確かなピアニズムです。ヘンスラー・レーベルからシューベルト、ショパンのアルバムをリリースしております。

GHA-Records
GHA-126.074(1CD)
マイ・ファニー・ヴァレンタイン
ディアンス:即興
ラミレス:アルフォンシーナと海
パウエル:ビリンバウ
ロジャース:マイ・ファニー・ヴァレンタイン
ディアンス:サント・ティルソ、
ディアンス:ジェンベ*、エニウェイ
ローラン・ディアンス(G)、
エマニュエル・ディアンス(ジェンベ)*

録音:2006年(トラック1〜3)、2008年(トラック4、6、7)、1998年(トラック5)
2016年に惜しまれつつもこの世を去ったフランス・ギター界の巨匠、ローラン・ディアンスの想い出へと捧げるメモリアル・アルバム。
ジャズやポップスなどを取り入れたクロスオーバー・タッチの作編曲によって世界で親しまれたローラン・ディアンス。このアルバムでも、自作の4曲に、リチャード・ロジャースの「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」や、バーデン・パウエルの「ビリンバウ」、アリエル・ラミレスの「アルフォンシーナと海」といったスタンダード・ナンバーの素敵なアレンジを収録。
トラック5の「サント・ティルソ」を除き、DVD「エニウェイ(GHA-126.470)」からの初CD化。

Tactus
TC-901901(1CD)
シェルシ:ピアノ作品集
4つのイラスト/組曲第9番「Ttai」
ロセッラ・スピノーザ(P)

録音:2016年2月、ミラノ
イタリアで初めて十二音技法による作品を残した作曲家であり、他の作曲家たちの関与による共同作業での作曲が死後に発覚されるなど、今もなおその作品には謎が残る20世紀イタリアのジャチント・シェルシ(1905−1988)のピアノ作品集。
1953年に作曲された「4つのイラスト」、ピアノのための組曲第9番を演奏しているのはロゼッラ・スピノーザ。現代音楽の演奏に定評があるイタリアの女流コンポーザー=ピアニストです。

Resonus
RES-10151(1CD)
NX-B05
ベートーヴェン:交響曲〜カール・ツェルニー(1791-1857)による4手ピアノ編曲版
交響曲 第1番 ハ長調 Op.21
交響曲 第5番「運命 ハ短調 Op.67
世界初録音
ヴィッキー・ヤンノウラ(P)
ジョルジュ=エマヌエル・ラザリディス(P)

録音:2015年2月11-12日
ベートーヴェンの交響曲をピアノ用に編曲したものといえば、まずリストの華麗な編曲が思い浮かびますが、ベートーヴェンの忠実な 弟子であったツェルニーも連弾用に見事な編曲を行っています。ヤンノウラとエマヌエル・ラザリディスのデュオは、ツェルニーが手掛け た4曲の交響曲編曲を全て録音する予定であり、まずは古典的な第1番と、ベートーヴェンの代表作である第5番をリリース。4手 が奏でる音の洪水を存分に堪能できます。

Resonus
RES-10160(1CD)
NX-B05
ウィンザー城からのフランス・オルガン作品集
ヴィエルヌ(1870-1937):オルガン交響曲 第2番 ホ短調 OP.20
ロジェ=デュカス(1873-1954):牧歌
デュリュフレ(1902-1986):組曲 Op.5
リチャード・ピネル(Org)

録音:2015年7月1-3日
ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂にある「ハリソンオルガン」の建立50周年を記念して演奏されたフランスのオルガン作品集。卓越 した技術を持つ英国のオルガニスト、指揮者リチャード・ピネルは、マンチェスター国際オルガンコンクール(1978)とバッハ・コン クール(1984)で第1位を獲得し、1998年にはアメリカ「Guild of Organists」の年間優秀演奏家にノミネートされた実力派。 緻密に書かれたヴィエルヌの作品での考え抜かれたテンポ設定と卓越した表現が聴きものです。

Resonus
RES-10163(2CD)
NX-C08
バッハ:フランス組曲 BWV812-817 他
【CD1】
1-4.フローベルガー:パルティータ 第2番 ニ短調 FbWV602
5-9.バッハ:組曲 第1番 ニ短調 BWV812
10-15.バッハ:組曲 第2番 ハ短調 BWV813
16-21.バッハ:組曲 第3番 ロ短調 BWV814
【CD2】
1-4.テレマン:組曲 イ長調 TWV32:14
5-11.バッハ:組曲 第4番 変ホ長調 BWV815
12-18.バッハ:組曲 第5番 ト長調 BWV816
19-26.バッハ:組曲 第6番 ホ長調 BWV817
ジュリアン・パーキンス(クラヴィコード)

CD1:1-9,CD2:12-26
ヨハン・ヤーコブ・ボデヒテル(1768-1831)制作ダイアトニック(全音階)・フレッテッド・クラヴィコード(1785年頃制作)を元にペーター・バヴィントンが復元(2008)
CD1:10-21,CD2:1-11
ヨハン・ハインリヒ・ジルバーマン(1827-1799)制作アンフレッテッド・クラヴィコードを元にペーター・バヴィントンが復元(2005)

※クラヴィコードは弦の張り方によって分類が違い、フレット式(フレッテッド)は一セットの弦で2つ、および3つの音を奏でるもの、アンフレッテッド(フレットフリー)は1セットの弦に一つの音が割り当てられるため、楽器も大きくなります。

録音:2015年6月20-23日
14世紀頃に発明された鍵盤楽器「クラヴィコード」。テーブルや専用の台に乗せて演奏する小型の楽器で、音量は小さいものの、 バッハも愛用したとされ、現代でもその、繊細かつ表現力豊かな音色が愛されています。世界的なクラヴィコード奏者パーキン スによるこの「フランス組曲」は現代の復元楽器を用いて演奏。若きバッハが研究したというフローベルガーとテレマンの作品を各々 のCDの冒頭に置くことで、18世紀の鍵盤音楽の発展もふまえつつ、聴き手にクラヴィコードの魅力を提示しています。

TOCCATA
TOCC-0265(1CD)
NX-B03
タンスマン(1897-1986):ピアノ作品集 第2集
8つのノヴェレッテ(1936)…初録音
ブルースの形式による3つの前奏曲(1937)
ポーランド民謡による20のやさしい小品(1917-1924)…初録音
古風な様式による舞踏組曲(1929)
ダニー・ゼリボル(P)

録音:2015年5月8-9日
ポーランド出身、フランスで活躍した作曲家タンスマン。基本的スタイルは新古典主義でしたが、ポーランドやユダヤの民族舞曲の 要素を取り入れた作品は独特の光を放っています。数多くの作品を残し、「20世紀の最も多作な作曲家」の一人と見做されてい ますが、ピアニストとしても一流の腕を持ち、世界中に演奏旅行に出かけ(昭和天皇へ御前演奏も行った)ソリストとしても活躍 しました。当然、彼のピアノ曲も華やかな技巧に彩られた作品が多いのですが、このアルバムでは、比較的易しい曲が紹介されて います。1930年代に大流行したジャズの手法を用いた「ブルースの形式による前奏曲」は、ガーシュウィン風でもあります。
TOCCATA
TOCC-0309(1CD)
NX-B03
マシューズ(1943-):無伴奏ヴァイオリンのための作品集 第2集
「パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番」による幻想曲 Op.147-1(2007)
3つの歌 Op.138(1997/2009)
オーストラリアの4羽の鳥 Op.84a(2000-2004)
ヴァイオリン・ソナタ Op.8(1974-1975)
ナショナル・アンセム(2007)
Song Thrush Fragment(2004)
リチャードのためのバースデー・ピース(2012)
サリーのためのアルバムの綴り(2009)
Not Farewell(2003)
15の前奏曲 Op.132(2007-2014)
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(Vn)

録音:2015年7月15日.2016年3月21日
全て初録音
第1集(TOCC152)に続く、デヴィッド・マシューズによる無伴奏ヴァイオリン作品集の第2集。ここでも作曲家は高度な技法を駆 使した作品を書いていますが、全ては演奏しているスケアヴェズへの高い信頼があってこそ。全ての曲は、まず彼が演奏することを 想定して描かれており、これこそが現代における無伴奏ヴァイオリン作品の最高峰が生まれる原動力にもなっています。鳥の声を 模した「オーストラリアの4羽の鳥」、抒情的なメロディを持つ「15の前奏曲」他、多彩なヴァイオリンの音色をたっぷり味わえます。
TOCCATA
TOCC-0356(1CD)
NX-B03
エングルンド(1916-1999):ピアノ作品全集
前奏曲とフゲッタ 「バッハへのオマージュ」(1986)…初録音
ソナチネ 第2番「パリ人」(1984)…初録音
前奏曲(1955)…初録音
パヴァーヌとトッカータ(1983)
ユモレスク(1936)
小トッカータ(1966)…初録音
ソナチネ ニ短調-第2楽章 シシリエンヌ(1966)…初録音
鍵盤が語るアンソロジー集(1955)〜めんどりたちが語ること/小鬼/スケルツィーノ
前奏曲 第1番「ノットゥルノ」(1966)
ソナチネ 第1番 ニ短調(1966)
シヌヘ(1953)…初録音
序奏とトッカータ(1950)
ピアノ・ソナタ 第1番(1978)
ラウッタサーリ・ロータリー・クラブ祝典行進曲(1957)…初録音
ラウラ・ミッコラ(P)
20世紀フィンランドにおける主要な作曲家の一人、エングルンド。自作をシベリウスに評価してもらい推薦状を得たことで渡米し、 コープランドに師事できたというエピソードで知られています。ピアニストとしても卓越した才能を持っていましたが、ロシアとの戦闘の 際、指を怪我したことでキャリアを断念。残されたピアノ曲は決して多くありませんが、プロコフィエフ風の強烈な皮肉とユーモアを有し た作品は、管弦楽作品とは違った風合いを持っています。


ARCO DIVA
UP-0191-2(1CD)
探究バリオス、リョベト:ギター作品集
アグスティン・バリオス(1885-1944):すべての為の祈り [Oracion para todos]/情熱のマズルカ [Mazurka apasionata]
パラグアイ舞曲第1番 [Danza Paraguaya-1]
郷愁のショーロ [Choro de saudade]/みつばち [Las abejas]
古いメダル [Medallon antiguo]/森に夢見る [Un Sueno en la floresta]
ミゲル・リョベト(1878-1938):ロマンス [Romanza]
カタルーニャ民謡集 [Canciones populares Cantalanas]
クリスマス・イヴ [La nit de nadal]/盗賊の歌 [Canco del lladre]
先生 [El mestre]/聖母の覡 [El noi de la Mare]
アメリアの遺言 [El testament d'Amelia]/糸紡ぎ娘 [La filadora]
ソルの主題による変奏曲 [Variaciones sobre un Tema de Sor] Op.15
ミハル・スヴォボダ(G)

録音:2016年12月8、28-30日、MS スタジオ、フェルトキルヒ、オーストリア

AZUR CLASSICAL
AZC-153(1CD)
2台のピアノの為のソナタ集
ブラームス:2台のピアノの為のソナタ ヘ短調 Op.34b(1861-1863)
バルギール(1828-1897):2台のピアノの為のソナタ ト長調 Op.23
イグナーツ・ブリュル(1846-1907):2台のピアノの為のソナタ ニ短調 Op.21(1876)
ジャン=クロード・ヴァンデン・エインデン、エリアーヌ・レイエス(P)
ベルギーの名ピアニストにして名教師ジャン=クロード・ヴァンデン・エインデン(1948年生まれ)と2017年現在彼とともにブリュッセル王立音楽院教授を務めているベルギーのピアニスト、エリアーヌ・レイエス(1977年)の共演。ヴォルデマール・バルギールはクララ・シューマンの異父弟に当たるドイツの音楽教育者・作曲家。門下からレオポルド・ゴドフスキー(1870-1938)、レオ・ブレッヒ(1871-1958)、パウル・ユオン(1872-1940)らを輩出しました。イグナーツ・ブリュルはユダヤ系オーストリアのピアニスト・作曲家。ヴィルトゥオーゾ・ピアニストとしてヨーロッパ各地で大成功を収めました。

露OLYMPIA
MKM-291(1CD)
ショパン:ポロネーズ集*
第1番嬰ハ短調 Op.26-1/第2番変ホ短調 Op.26-2/第3番イ長調「軍隊」Op.40-1/第4番ハ短調 Op.40-2/第5番嬰ヘ短調 Op.44/第6番変イ長調「英雄」Op.53
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58+
ラザール・ベルマン(P)*
エミール・ギレリス(P)+

録音:1979年2月、ヘルクレスザール、レジデンツ、ミュンヘン、西ドイツ、AAD*
1978年9月、イエス・キリスト教会、西ベルリン、西ドイツ、AAD+
原盤:Deutsche Grammophon


Treasures
TRE-179(1CDR)
ベラ・シキ/ショパン:スケルツォ&バラード
スケルツォ第1番 ロ短調 Op. 20
スケルツォ第2番 変ロ短調 Op. 31
スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op. 39
スケルツォ第4番 ホ長調 Op. 54
バラード第1番 ト短調 Op. 23*
バラード第2番 ヘ長調 Op. 38*
バラード第3番 変イ長調 Op. 47*
バラード第4番 ヘ短調 Op. 52*
ベラ・シキ(P)

録音:1953年5月、1952年4月*
※音源:英PARLOPHONE PMA-1011、PMA-1008*
◎収録時間:73:50
“明晰なタッチでショパンを哲学する、ベラ・シキ独自のピアニズム!”
■音源について
ベラ・シキは、1950年代にショパン作品のうちソナタ、即興曲などをParlophoneに集中的に録音しており、このスケルツォ、バラードもその一環。LP2枚分を全て収録。

★ベラ・シキは、1932年ハンガリー生まれ。あのディヌ・リパッティの弟子で、若き日は「コンクール荒らし」と言われるほど数々の国際コンクールに入賞しましたが、次第に活動の場を教育に移し、多くの門下生を輩出。日本の宮沢明子もその一人です。したがって、録音の数は極めて少なく、中でも知られているのは、同郷のゲザ・アンダと録音したサン・サーンスの「動物の謝肉祭」(指揮はマルケヴィチ)でしょうか。。そしてこのショパンを聴いて最初に感じたのは、師のリパッティの影響よりも、まさにそのゲザ・アンダとの共通点。アンダはベラ・シキの10歳年上で、共にブタペスト音楽院でエルンスト・フォン・ドホナーニに学んでいるので、兄弟子となりますが、雰囲気に流されない実直さ、明晰な打鍵など、ベラ・シキとよく似ています。
スケルツォ第1番は、ベラ・シキの硬派なピアノズムとの相性が抜群。前半と後半の厳しい切れ味にその特質が最大限に生きていますが、中間部の聴き手に媚びないけ高潔なピアニズムもまたベラ・シキならでは。スケルツォ第3番、第2主題に現れる下降アルペジオも決してパラパラ散らず、一音一音の意思を注入するかのよう。スケルツォ第4番は特筆すべき名演!冒頭主題での音の跳躍とリズムにも浮かれることなく品格の空気を敷き詰めた後、中間部では表面的な美しさを超えた至純の精神が脈打ち、汚れなきタッチが真の美を導くのです!
バラード第1番は、標準的なアプローチによる推進性、ドラマ性とは異なり、極めて思索的に進行。そのため3:14からのフレーズの全ての間合いに思いが充満。4:25からの第2主題の飛翔でも開放感を封印。音のニュアンスを厳しく吟味。このシーンで陽の光を取り込まない真意は、コーダでのどこか物憂げなニュアンスと通底するものを感じさせます。
バラード第4番のコーダ前も露骨に強打をぶつけることも可能でしょうが、内面のニュアンスを見失うことなく、コーダでは爽快な切れ味とは違う余韻を携えながら締めくくられるのです。
作品の構成を見据えながら、自らを厳しく律し、ショパンの思いに少しでも近づこうとする真摯な姿勢は、手っ取り早く効果を狙う昨今の演奏家とは全然違い、そもそも音楽をする目的自体が異なるとしか思えません。【湧々堂】

ALBANY
TROY-1661(10CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(全32曲) スティーヴン・マージ(P)

録音:2011-2016年ニューヨーク
米国のベテラン・ピアニスト、スティーヴン・マージ6年を費やして完成させたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集。40年近く活動を続けている実力派である。特性プラスチックケース入り。

H.M.F
“HM GOLD”
HMG-501169(2CD)
バッハ:フーガの技法 デイヴィット・モロニー(Cemb)

録音:1985年1月
幾何学模様のフーガをモロニーがものすごいテクニックで解きほぐしていく圧巻の2枚組。デイヴィット・モロニー(b.1950)はイギリス出身の鍵盤楽 器奏者で音楽学者。ケネス・ギルバートとレオンハルトにチェンバロを師事し、トマス・タリスとウィリアム・バードについての論文で博士号を取得。ウィ リアム・バードの作品を様々な楽器(ヴァージナル、クラヴィコード、チェンバロなど)で演奏した全集(7CD/グラモフォン・アウォード(2000))を 発表するなどしています。音楽学者として、バッハのフーガの技法を補筆完成したことでも知られています。この自らの版を用いて演奏した当盤は、グラモ フォン・アウォード(1986)に輝いた名盤。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32798(1CD)
シューマン:謝肉祭 Op.9
アラベスク.ハ長調 Op.18
交響的練習曲 Op.13
ガーボル・ファルカシュ(P)

録音:2016年10月10-13日/フンガロトン・スタジオ
2017年5月より東京音楽大学の教授をつとめるガーボル・ファルカシュがシューマン・アルバムをリリースしました!ファルカシュはリスト音楽院卒業後、 修士課程、更に博士課程を故ゾールタン・コチシュ、タマーシュ・ヴァーシャーリをはじめとする演奏家の指導の元に修了。数々の国際コンクール歴を誇り、 なかでも2009年ワイマールで開催された第6回国際リストコンクールにて第1位、併せて聴衆賞、ハイドン・ソナタ・ベストパーフォーマンス賞を受賞し、 世界的に注目されるようになりました。また、2011年より母校であるリスト音楽院の教授もつとめました。ソロ活動はもちろんのこと、室内楽にも積極 的に取り組み、クリストフ・バラーティとのサラサーテ、ヴィエニャフスキなどをおさめたアルバム(HCD 32760)もリリースしております。
2016年10月に収録された当ディスクは、オール・シューマン・プログラムに挑戦。謝肉祭、アラベスク、交響的練習曲の3篇が収録されました。 高度なテクニックに裏付けされた明晰で確かなピアニズムを聴くことができます。正統的にしてロマン的なファルカシュの圧巻の演奏。今後大注目のピアニ スト、ファルカシュの充実の演奏をご堪能ください! (Ki)

Chandos
CHAN-10950(1CD)
再発見のライシャ Vol.1〜アントワーヌ・ライシャ:ピアノ作品集
ハーモニー("Practische Beispiele"より第20番)
グランド・ソナタ ハ長調/カプリッチョ("Practische Beispiele"より第7番)
モーツァルトの主題によるソナタ ヘ長調
単独の和音によるファンタジー("Practische Beispiele"より第4番)
練習曲 ホ短調 Op.79-1
イヴァン・イリッチ(P)

録音:2017年3月7日ー10日、スタジオ・アンセルメ(ジェノヴァ、スイス)
セルビア系アメリカ人でパリ音楽院を優秀な成績で卒業、現在パリを拠点に活躍するエリート・ピアニスト、イヴァン・イリッチがシャンドス・アーティストに参加! フランスの伝説的名手フランソワ=ルネ・デュシャーブルの門弟であり、ゴドフスキーやフェルドマンの録音によって国際的に評価されるイリッチがChandosとの録音に選んだのは、ベートーヴェンと同年の生まれであり生涯にわたっての友人でもあったアントワーヌ・ライシャ(1770ー1836)のピアノ作品集。
チェコ出身、ドイツとフランスで活躍したライシャ(チェコ語ではアントニーン・レイハ)は、現代では木管五重奏のためのレパートリーの貢献で知られていますが、その作品の大部分は録音されていない多数のピアノ独奏作品でした。フランス国立図書館に所蔵されていたライシャの写本は最近になってようやく出版されはじめており、このアルバムに収録される作品はすべて世界初録音となります。

Etcetra
KTC-1591(1CD)
フランシスコ・ミニョーネ:無伴奏ファゴットのための16のワルツ フランス・ベルクハウト(Fg)
フランス・(ロベルト・)ベルクハウトは、オランダ室内管、コンセルトヘボウ管、アムステルダム・バロック・ソロイスツ、コンバッティメント・コンソート・アムステルダムなどで活躍、バロック・ファゴットやドゥルツィアン奏者としては18世紀オーケストラやレオンハルト・コンソート、ラ・プティット・バンド、アニマ・エテルナなどにも参加してきたオランダのベテラン・ファゴット奏者。ピーター・ダークセンとのヴィヴァルディ協奏曲集(Vol.1:KTC-1324/Vol.2:KTC-1428)でも素晴らしい音色を聴かせてくれたオランダの名手が、高い技巧を要求されるミニョーネのブラジル風ワルツを、哀愁たっぷりに奏でます。
Etcetra
KTC-1565(1CD)
アリヤロワ・プレイズ・ハイドン、モーツァルト&ベートーヴェン
ハイドン:ピアノ・ソナタ ヘ長調 Hob.XVI:23
モーツァルト:幻想曲ニ短調 K.397、
 ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.280
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 「悲愴」
ナルギズ・アリヤロワ(P)

録音:2016年4月、オランダ
第11回ピエトロ・アルジェント国際コンクールで第2位を獲得し、アゼルバイジャンの名誉アーティストを宣言された、アゼルバイジャンのピアニスト、ナルギズ・アリヤロワ。
2017年からはニューヨークへと拠点を移し更にインターナショナルな活動を広げるアリヤロワのサード・アルバムでは、古典派の重要レパートリー、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノ・ソナタを収録。

Channel Classics
CCSSEL-2498(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全集
ソナタ第1番ト短調 BWV.1001/パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002/パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004/パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006/ソナタ第2番イ短調 BWV.1003/ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005
レイチェル・ポッジャー(Vn)
※使用楽器:1739年、ジェノヴァのペザリニウス制作

録音:1998年12月&1999年4月、メノ派教会(オランダ、デフェンテル)
ポッジャーの名声を世界へ轟かせる最初のきっかけとなったのが、このバッハの無伴奏ソナタ&パルティータの記念碑的名演奏。長らく廃盤となっていた2枚組全集セットの限定盤(CCSSEL 2498)がついに再プレスされます。分売されていたCCS12198とCCS14498も現在は入手困難となっており、この全集セットはポッジャーのバッハ無伴奏を聴くことができる貴重な機会となります。天女レイチェル・ポッジャーが20世紀の終わりにペザリニウス1739年製のバロック・ヴァイオリンで弾いた至高のバッハ。

Nimbus
NI-5965(1CDR)
アール・ワイルドによるピアノ・ヴィルトゥオーゾ・アレンジメンツ Vol.2
ルビオ:メキシカン・ハット・ダンス
ラフマニノフ:ヴォカリーズ、夏の夜
チャイコフスキー:舞踏会で
ラフマニノフ:ひそかな夜のしじまの中で、小さな島
チャイコフスキー:4羽の白鳥の踊り
ラフマニノフ:春の奔流、美しい場所
フォーレ:夢のあとに
ラフマニノフ:もう歌わないでおくれ、
 べにすずめの死に寄せて
チャーチル:白雪姫のための音楽
ラフマニノフ:ミューズ、春の悲しみ
バッハ:プーランクへのオマージュ
ラフマニノフ:子供たちに、
 悲しまないで、夢
マーティン・ジョーンズ(P)

録音:2016年3月23日−24日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
膨大なレパートリーと録音の数を誇るニンバス(Nimbus)の看板ピアニスト、マーティン・ジョーンズの「ガーシュウィン」(NI 5743)に続くアール・ワイルドのピアノ・トランスクリプション集第2巻は「ラフマニノフ」。20世紀のアメリカを代表するヴィルトゥオーゾ・ピアニストとしてその名を馳せたアール・ワイルドの魔法のようなアレンジとその魅力をイギリスのベテランの快演で。ピアノ・ファン、編曲作品ファンにオススメしたいピアノ・アルバムです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Nimbus
NI-5966(1CDR)
レントヘン:ピアノ作品集 Vol.3
ソナタ イ長調 Op.2
ソナチネ ホ長調 Op.63-1/ソナタ イ短調
マーク・アンダーソン(P)

録音:2016年11月10日−11日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
19世紀から20世紀前半にかけてオランダで隆盛を誇った音楽一族レントヘン家を代表する音楽家ユリウス・レントヘン(1855−1932)。「ピアノ協奏曲第2番」のソリストを務めるなど、ブラームスとの親交が深かったレントヘンのピアノ作品には、濃厚なオランダのロマンティシズムが息づいています。演奏は第1集、第2集に続きアメリカのピアニスト、マーク・アンダーソン。独墺系のプログラムを得意としており、ブラームスやシューマン、ハンス・フォン・ビューローのピアノ作品集などが高い評価を受けています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Nimbus Alliance
NI-6345(1CDR)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集Vol.4
ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784
ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
ウラディミール・フェルツマン(P)

録音:2015年3月26日(第20番)&3月29日(第14番)、ワイアストン・レイズ(イギリス)
第4巻は、ピアノ・ソナタ後期3部作の1つ「第20番」と、中期の作品の中でももっとも暗く濃密な重要作「第14番」の2つのソナタ。深い解釈と繊細な表現力を兼ね備えるフェルツマンが描き出す濃密なシューベルトのソナタをどうぞ。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Delphian
DCD-34191(1CD)
ピアノ4手連弾のためのロシア音楽集
ラフマニノフ:ピアノ連弾のための6つの小品 Op.11
チャイコフスキー:50のロシア民謡より
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版/4手連弾版)
ピーター・ヒル&ベンジャミン・フリス(ピアノ4手連弾)

録音:2016年12月12日−13日、カーディフ大学(イギリス)
デルフィアン(Delphian)でのバッハ・シリーズ(フランス組曲、平均律クラヴィーア曲集第1巻&第2巻)の演奏、解釈がヨーロッパだけでなくここ日本でも称賛されたメシアン研究の世界的権威ピーター・ヒル。
長年にわたりデュオを組んでいる英国の実力派ピアニスト、ベンジャミン・フリスとのコンビで、ラフマニノフ、チャイコフスキー、そしてストラヴィンスキーの"ピアノ4手連弾作品"をレコーディング!
ヒルとフリスの抜群のコンビネーション、煌びやかな音色、キレのあるリズムが、連弾の定番であるラフマニノフの「6つの小品」、後に2つの旋律が「火の鳥」や「ペトルーシュカ」に用いられるチャイコフスキーの「50のロシア民謡」からのセレクション、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」を、ピアノの鍵盤上でカラフルに、ダイナミックに繰り広げていきます。

Delphian
DCD-34010(1CD)
デイヴィッド・ワイルド・プレイズ・ショパン〜ウィグモア・ホール・ライヴ
スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39/マズルカ嬰ハ短調 Op.50-3/夜想曲ホ長調 Op.62-2/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58/マズルカ ハ短調 Op.56-3/マズルカ ハ長調 Op.24-2/タランテラ Op.43/幻想ポロネーズ Op.61/子守歌 Op.57
デイヴィッド・ワイルド(P)

録音(ライヴ):1994年7月&1995年2月、ウィグモア・ホール(イギリス)
ソロモンやライゼンシュタイン、ブーランジェの薫陶を受けたマンチェスターのベテラン・ピアニスト、デイヴィッド・ワイルド。知る人ぞ知るイギリスのいぶし銀のショパン弾きが、1994年7月と1995年2月にロンドンのウィグモア・ホールで奏でたショパンのライヴ・レコーディングです。

Danacord
DACOCD-783(2CD)
アメリカのピアノ音楽アンソロジー Vol.2〜夜の音楽〜アメリカン・ノクターン
ジョージ・クラム:夜のテーマ(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第1番)
エイミー・ビーチ:夕べのチャイロコツグミ Op.92-1
ジョージ・クラム:シャレード(謎解き)(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第1番)
チャールズ・グリフス:ノットゥルノ(3つの幻想的小品 Op.6より 第2曲)
ゴットシャルク:夜想曲 「落葉」 Op.42
ダニエル・グレゴリー・メイソン:夜風(田舎の描画 Op.9-6より)
ブロッホ:夜に − ある愛の詩
チャールズ・グリフス:夜風(3つの音画 Op.5 より 第3曲)
ジョージ・クラム:予感(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第3番)、クモの巣と豆の花(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第4番)
バーバー:夜想曲 Op.33(ジョン・フィールドへのオマージュ)
コープランド:夜の思い(アイヴズへのオマージュ)
レオ・オーンスタイン:夜想曲第2番
ジョージ・クラム:呪文(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第5番)
マルク=アンドレ・アムラン:小さなノクターン
チャドウィック:夜想曲
エイミー・ビーチ:夢を見る(4つのスケッチ Op.15より 第3曲)
アーサー・フット:夜想曲 Op.6-2
ジョージ・クラム:夜のブルース(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第7番)
グローフェ:ディープ・ノクターン(D・サヴィーノ 編曲)
ジョーセフ・ラム:ラグタイム・ナイチンゲール
アーサー・ファーウェル:夜明け Op.12
エイミー・ビーチ:朝のチャイロコツグミ Op.92-2
アーネスト・シェリング:夜想曲 「ラグーザ」
ジョージ・クラム:真夜中の変容(アイネ・クライネ・ミッテルナハト・ムジーク第9番)
セシル・リカド(P)

録音:2017年2月7日−11日、ニューヨーク
2016年から始動した意欲的な新シリーズ、「アメリカのピアノ音楽アンソロジー」は、18世紀から21世紀にかけてのアメリカのピアノ独奏作品から、過小評価されてきた、あるいは忘れられてしまった傑作を掘り起こしてゆく好企画。第2弾は、「Music of the Night - American Nocturnes」と題された、夜想曲などの「夜」をテーマにした作品集。
セシル・リカドは、Hyperionではアルバン・ゲルハルトとの共演でも知られ、ザ・ニューヨーカー誌からは「ピアニストの中のピアニスト(a pianist’s pianist)」と称賛されたフィリピン出身のピアニスト。Danacordでは、フーズム城音楽祭ライヴ・シリーズでもオーンスタインやゴットシャルクなどの知られざる作品を披露しています。
クラムの「アイネ・クライネ・ミッテルナハトムジーク(小さな真夜中の音楽)」を始め、ビーチ、グリフス、ゴットシャルク、バーバー、オーンスタイン、チャドウィック、そしてアムラン作曲の「小さなノクターン」まで。多くが現代のデジタル・レコーディングでは初録音となる知られざる小品たち。

OEHMS
OC-1871(1CD)
NX-B03
モナ=飛鳥・ オット/シューベルトとリストを弾く
シューベル:即興曲集 D899 Op.90
シューベルト:歌曲集(リスト編)
 .水の上で歌う/君はわが憩い
 セレナード/さすらい人
リスト:「巡礼の年」よりヴェネツィアとナポリ/ゴンドラの漕ぎ手/カンツォーネ/タランテッラ
モナ=飛鳥・ オット(P)

録音:2017年3月9-11日
ドイツ・ミュンヘン出身の ピアニスト、モナ=飛鳥・オット。2歳からピアノを学び4歳で初舞台を踏む という才媛で、すでに海外の音楽 祭にひっぱりだこ。彼女の姉アリス=紗良・オットもピアニス トとして活躍しています。 ドイツに住み、名手ベルント・グレムザーに師事したモナは16 歳の時に、日本経済新聞社の主催コンサートで日本デビュー。以降、 何度も来日し素晴らしい演奏を披露しています。2017年には、 ステファヌ・ドゥネーヴ指揮ブリュッセルPOの ソリストとして来日、演奏家としてますますの発展を見せつけ ました。このアルバムでは彼女が得意とするシューベルトとリストを演奏。 シューベルトからリストへと変遷するピアニズムを、グレムザ ー譲りの「正統派ドイツのピアニスト」としてじっくり聴かせます。
OEHMS
OC-1857(1CD)
NX-B03
モーツァルト ピアノ・ソナタ集 第5集
ピアノ・ソナタ 第6番 ニ長調 K284
ピアノ・ソナタ 第7番 ハ長調 K309
幻想曲 ハ短調 K475
ピアノ・ソナタ 第14番 ハ短調 K457
ウィリアム・ ヨン(P)

録音:2016年12月8-10日
若き韓国のピアニスト、ウ ィリアム・ヨンによるモーツァルト:ピアノ・ソナタ集完結編となる第5集 。インタビューで「多くの人にとってモー ツァルトはしばしば同じように聞こえるかもしれませんが、私 はそう思いません。私はモーツァルトが音楽の中で感情や色彩をどのように 表現したのかを示したいと思います。」と語ったヨンの言葉通 り、5枚のアルバムの中にはヨンが表現したかったものが全て詰まっていま す。なかでもツィクルスの最後に置かれたハ短調の「幻想曲」 と「ソナタ」の劇的な演奏は、多くの人が抱くモーツァルトのイメージを覆 すほどに衝撃的です。

APARTE
LDV-176(2CD)
フランク:オルガン曲集
[CD1]幻想曲イ短調/幻想曲ハ短調/祈り/カンタービレ/交響的大曲嬰ヘ短調
[CD2]前奏曲、フーガと変奏曲/コラール第1番ホ長調/コラール第2番ロ短調/
  コラール第3番イ短調/英雄的小品ロ短調/終曲変ロ長調
アンドレ・イゾワール(オルガン/聖母被昇天教会(リュソン)、カヴァイユ=コル(1857年)
録音:1975年
※Calliopeレーベルからの再発売
フランスの大家、アンドレ・イゾワールによる、フランクのオルガン全作品録音集。完璧な技巧で、熱く、同時に深い精神性をもって、時に即興を思わせるような自由さで、独自のフランクを展開しています。 (Ki)


Pentatone
KKC-1080(3LP)
日本語帯・解説付
税込定価
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全6曲)
■LP 1 SideA
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002〜T:アルマンド
■LP 1 SideB
・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002〜U:ドゥーブル/V:クーラント/W:ドゥーブル/X:サラバンド/Y:ドゥーブル/Z:テンポ・ディ・ボレア/[:ドゥーブル
■LP 2 SideA
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
■LP 2 SideB
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
■LP 3 SideA
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004〜T:アルマンド
■LP 3 SideB
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004〜U:クーラント/V:サラバンド/W:ジーグ/X:シャコンヌ
ユリア・フィッシャー(Vn;1750年製グァダニーニ)

録音:2004年12月/ドープスヘヅィンデ教会(アムステルダム)

180g重量盤
ハイエンド、マルチチャンネル・サラウンド・レコーディングに特化したクラシック専門レーベルPENTATONEより遂にLPが登場!
類稀な才能の持ち主の天才ヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーはミュンヘン生まれ。3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能 を開花させたフィッシャーは、ヴァイオリン、ピアノそれぞれで国際的なコンクールに複数回優勝しています。10代の頃から商業録音のオファーがあったものの 断り続けていたフィッシャーは、ヤコフ・クライツベルクとの出会いにより21歳のときにハチャトゥリアン、プロコフィエフ、グラズノフのヴァイオリン協奏曲で PENTATONEレーベルからセンセーショナルなデビューを果たしました。
バッハの無伴奏はデビュー・ディスクと同年、2004年12月にオランダのドープスヘヅィンデ教会にて行われました。当録音のバランス・エンジニアをつとめたジャ ン=マリー・ヘイセン氏が最も記憶に残る録音にもあげている、まさに伝説的な当録音はフィッシャーの驚異的な集中力で全集を完成させました。全ての音色が瑞々 しく説得力に満ちた当時21歳の演奏は、既に自己のスタイルが確立されていることを証明しております。当時使用していた名器グァダニーニの音色が教会に響き渡 ります。ハイエンドに特化したPENATATONEレーベルの代表盤の初LP、大注目です!ドイツ、パラス社プレス。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186682
(2SACD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全6曲)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
ユリア・フィッシャー(Vn;1750年製グァダニーニ)

録音:2004年12月/ドープスヘヅィンデ教会(アムステルダム)
ユリア・フィッシャーの名盤、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全集がジャケット一新で登場します。ユ リア・フィッシャーはミュンヘン生まれ。3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能を開花させ、ヴァイオリン、ピアノそれぞれで 国際的なコンクールに複数回優勝しています。10代の頃から商業録音の依頼を一切断り続けていたフィッシャーはヤコフ・クライツベルクとの出会いによ り21歳のときにハチャトゥリアン、プロコフィエフ、グラズノフのヴァイオリン協奏曲(PTC 5186591)でPENTATONEレーベルからセンセーショナル なデビューを果たしました。
バッハの無伴奏はデビュー・ディスクと同年、2004年12月、オランダのドープスヘヅィンデ教会におけるセッションです。当録音のバランス・エンジニ アをつとめたジャン=マリー・ヘイセン氏が最も記憶に残る録音にもあげている、まさに伝説的な録音はフィッシャーの驚異的な集中力で全集を完成させま した。全ての音色が瑞々しく説得力に満ちた演奏は当時21歳にして既に自己のスタイルが確立されていることを証明しております。また、当時使用してい た名器グァダニーニのふくよかな音色にも注目です。(再発売にともない旧盤PTC 5186072は廃盤となります。) (Ki)


SAKURA
SAKURA-9(1CD)
ヴルタヴァの風に乗せて〜バッハからベルクへ
フンメル:ロンド 変ホ長調 Op.11
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
シマノフスキ:仮面 Op.34から第3曲「ドンファンのセレナーデ」
ラモー:エジプトの女 ト短調
バッハ(ブゾーニ編):「我、汝を呼ぶ、主イエス・キリストよ」BWV639
バッハ(ブゾーニ編):「目覚めよ、と呼ぶ声あり」BWV645
バッハ(ブゾーニ編):「来たれ、異教徒の救い主よ」BWV659
ベルク:ソナタ Op.1
スメタナ:「我が祖国」からモルダウ*
スーク:組曲「春」 Op.22aから第5曲「感動して」
小田裕之(P)、
十川菜穂(第2P)*
使用ピアノ;ベヒシュタイン D280

録音:2017年3月21-22日/入間市武蔵ホール
鬼才ヴァイオリニスト佐藤久成の共演でも注目を浴びるピアニスト小田裕之のソロ・アルバムがついにリリースされます。チェコで研鑽を積み、帰国後 ソリスト、室内楽奏者として活躍する小田裕之は1975年札幌生まれ。桐朋学園大学音楽学部に入学、1998年同大学ピアノ科を首席で卒業し、同大 学卒業後、プラハ芸術アカデミーにて故イヴァン・モラヴェッツの高弟であるボリス・クライニー氏の許で研鑽を積みました。
“ヴルタヴァの風に乗せて〜バッハからベルクへ”と題された当ディスクは小田裕之ならではの選曲。ブゾーニ編曲のバッハの有名なコラール3篇、ラモー のエジプトの女、ショパンの舟歌、フンメルのロンド、そしてベルクのソナタとレパートリーの広さを知ることのできる内容で、変幻自在の音色を十分に堪 能することができます。そして注目はチェコのスメタナ、スークの作品を収録していることです!チェコで学んだ小田にとって大切なヴルタヴァ(=モルダウ) の風景を思い描ける充実の演奏で、スメタナのモルダウでは小田裕之の夫人、十川菜穂との連弾を聴くことができます。アシュケナージが選定したベヒシュ タインのフルコンサートモデルD280で息の合った美しき演奏をお楽しみください。 (Ki)



CLAVES
50-1718(1CD)

ケヴィン・ジャンソン〜デビュー
ラヴェル:鏡
ティエリー・エスケシュ:印象主義者の3つの練習曲(2010-12)
リスト:超絶技巧練習曲〜回想
 アレグロ・アジタート・モルト
ラフマニノフ:音の絵〜ハ長調Op.33の2/ロ短調Op.39の4
リゲティ:練習曲集第1巻〜第4曲「ファンファーレ」/第5曲「虹」
ケヴィン・ジャンソン(P)

録音:2016年9月/ロマンド劇場音楽ザール(スイス)
何と2000年生まれのアイルランドのピアニスト、ケヴィン・ジャンソンのデビュー盤の登場です。12歳で最初のリサイタルを開き、翌年にはモーツァ ルトのピアノ協奏曲第20番を母校のオーケストラと共演、同年バルセロナでラン・ランの教えを受けました。このアルバムは恐るべき難曲ばかりを集めて いて、彼の自信が伺えます。興味深いのが1965年生まれのティエリー・エスケシュが2010年から2012年にかけて作曲した「印象主義者の3つの練 習曲」。第1曲が「ドビュッシー賛歌」、第3曲が「デュティユー賛歌」となっていて、彼らの作風を真似ています。ジャンソンは切れのいいテクニックと 色彩的なタッチで、今後要注目です。 (Ki)

GALLO
GALLO-1502(1CD)
マリア・ラグティーナ/ライヴ
ラフマニノフ: 6 つの楽興の時Op.16
 コレルリの主題による変奏曲Op.24
スクリャービン:マズルカOp.25-第1 番へ短調、第2 番ハ長調、第3 番ホ短調、
 マズルカOp.40-第1 番変ニ長調
 ピアノ・ソナタ第5 番
 ピアノ・ソナタ第9 番《黒ミサ》
マリア・ラグティーナ(P)

録音: 2004 年(ラフマニノフ) 、2006 年(スクリャービン)(ライヴ録音)
マリア・ラグティーナはロシア出身。モスクワのチャイコフスキー音楽院で学んだ後、ザルツブルクのモーツァルテウムの夏季アカデミーで研鑽を積んだ。ラフマニノフ、スクリャービン、メットネル、ショスタコーヴィチらロシア・ソビエトの作曲家をライフ・ワークとし、骨太なタッチが持ち味。
GALLO
GALLO-1504(1CD)
「ソロ、デュオとグローリア」 〜解説(ドイツ語)を交えながら聴く学習用CD
J.S.バッハ:前奏曲BWV541、協奏曲BWV593 より、
ブクステフーデ:前奏曲ハ長調、シャコンヌWV160、
J.S.バッハ:協奏曲BWV592 より、
C.P.E バッハ:行進曲ニ長調、
J.S.バッハ:フーガト長調BWV641
ほか全25 トラック(フィリップ・ロート監修)
ゼバスティアン・プリットヴィッツ(語り)
ニコレッタ・パラシヴェスク(Org)

録音:2016/2017 年
バッハのオルガン音楽をブクステフーデや息子たちの作品と較べながら途中に解説(ドイツ語)を交えながら聴く学習用CD。オルガンはスイス・アルレスハイムにある1761 年製の歴史的オルガンを使用。

Forgotten Records
fr-1138(1CDR)
ダニエル・ワイエンベルク〜ブラームス:ピアノ曲集
ワルツ集 Op.16 *
8つのピアノ小品 Op.76
7つの幻想曲集 Op.116
ダニエル・ワイエンベルク(P)

録音:1956年10月*、1955年3月
音源: Ducretet-Thomson 320 C 084 et 320 C 067

MPMP
MPMP-13(1CD)
ジョアン・ドミンゴス・ボンテンポ(1775-1842):ピアノ・ソナタ全集 Vol.2
3つの大ソナタ Op.9
 第1番変ホ長調
 第2番ハ長調
 第3番ホ短調(ピアノとヴァイオリンの為の)*
フィリップ・マルケス(P)
タミーラ・ハランブラ(Vn)*

録音:2015年1月26-28日、小コンサートホール、ベレン文化センター、リスボン、ポルトガル
使用楽器:Steinway & Sons, model D(1992年、ハンブルク)
ジョアン・ドミンゴス・ボンテンポはイタリア人音楽家を父にポルトガルのリスボンに生まれ、父の後を継いで王室宮廷礼拝堂に仕えた後、1801年にパリに赴きピアニスト・作曲家として名を上げ、クレメンティと交友、その後ロンドン、リスボン、パリを行き来したのち1820年にリスボンに戻りました。リスボンではフィルハーモニー協会を創設して演奏会を開き、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンらの作品を採り上げ、1835年にはリスボン音楽院初代院長に就任するなど、ポルトガル音楽の改革者として大いに活躍しました。
モダーン・ピアノによるボンテンポのピアノ・ソナタ全集。ポルトガルの若きピアニスト、フィリップ・マルケスがコンサートとの同時進行で録音していく予定です。*でオブリガートを付けるタミーラ・ハランブラはウクライナのヴァイオリニスト。
MPMP
MPMP-14(1CD)
ジョアン・ギリェルメ・ダッディ(1813-1887):ピアノ作品集
ドゥーロ/美しい夜の印象
アデライーデ/メランコリー
アンダンテ・カンタービレ/嘆き
甘美な幻想
ハンガリーの主題による国王陛下の為の幻想曲
八田智大(P)

録音:2016年4月24-25日、サロン・ノブレ、リスボン国立音楽院、リスボン、ポルトガル
ジョアン・ギリェルメ・ダッディはポルトガルの作曲家・ピアニスト。イタリア人と英国人を祖先に持つ家に生まれ、9歳でピアニストとして、10歳で歌手として、12歳で指揮者・作曲家としてデビューという神童ぶりを発揮。国内外で名声を高め、1845年にはリスボンを訪れたリストに2台ピアノ曲の共演者として抜擢されました。歌劇をはじめあらゆるジャンルの作品を書き、また1874年にはクラシック・コンサート協会を創設する等、当時のポルトガルを代表する音楽家として活躍しました。当盤に収録された作品はすべて世界初録音です。ポルトガルの作曲家アルフレド・カイル(1850-1907)のピアノ作品集(MPMP-9)でデビューした八田智大(はった ともひろ、1986年生まれ)のセカンド・ディスク。

ARTALINNA
ATL-A017(1CD)
フォーレバラード嬰ヘ長調 Op.19
ピアノの為の主題と変奏曲嬰ハ短調 Op.73
デュティユー:ピアノ・ソナタ
アリーヌ・ピブール(P)

録音:2016年8月18-20日、セント・ジョン・ジ・エヴァンジェリスト教会、オックスフォード、イギリス
アリーヌ・ピブールはリヨン音楽院およびパリ音楽院で学んだフランスのピアニスト。
ARTALINNA
ATL-A 018(1CD)
ウィリアム・スタンデール・ベネット(1816-1875):ピアノ・ソナタ ヘ短調 Op.13
シューマン:交響的練習曲(第1版;1834-1837)
竹ノ内博明(P)

録音:2016年8月21-23日、セント・ジョン・ジ・エヴァンジェリスト教会、オックスフォード、イギリス
ウィリアム・スタンデール・ベネットはイギリスの作曲家・指揮者・ピアニスト。彼の音楽と演奏を聴いて感銘を受けたメンデルスゾーンによりドイツに招かれ、シューマンとも親交を深めました。ベネットのピアノ・ソナタ Op.13 はメンデルスゾーンに、シューマンの交響的練習曲はベネットに献呈されています。竹ノ内博明は鹿児島に生まれ1997年に渡英、ロンドンの王立音楽学校で学び、2012年以来2017年現在グラスゴーのスコットランド王立音楽院で教えているピアニスト。

Forgotten Records
fr-1123(2CDR)
フェルナンド・ヴァレンティ
バッハ:イギリス組曲
全曲 BWV.806-811
フェルナンド・ヴァレンティ(Cemb)

録音:1953年
音源: Westminster WL 5253-55,
Forgotten Records
fr-1131(2CDR)
ヤニグロバッハ無伴奏チェロ組曲(全6曲) アントニオ・ヤニグロ(Vc)

録音:1953年10月-11月モーツァルトザール
音源: Westminster W 9001-3
Forgotten Records
fr-1134A(1CDR)
ホセ・イトゥルビ〜モーツァルト&べートーヴェン
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番
 ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331
 ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
べートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
ホセ・イトゥルビ(P,指)
コンセール・コロンヌO

録音:1956年4月22日、1956年2月
音源: Columbia CX 1578 、 CX 1380

Rondeau
ROP-6140(1CD)
NX-B03
1736年〜バッハ・リサイタル
バッハ:前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
いと高きにある神にのみ栄光あれ BWV663
さまざまな手法による6つのコラール
目覚めよと呼ぶ声あり BWV645
われいずこに逃れ行かん BWV646
ただ愛する神の摂理にまかす者 BWV647
わが魂は主をあがめ BWV648
ああ、われらのもとにとどまれ、主イエス・キリストよ BWV649
汝イエスよ、今天より降りたもうや BWV650
ゴルトベルク変奏曲 BWV988-アリア
ソナタ 第3番 ニ短調 BWV527
トッカータとフーガ ニ短調「ドリア旋法」BWV538
アッラ・ブレーヴェ ニ長調 BWV589
Dresdner Frauenkirche (ドレスデン 聖母教会) ケルン・オルガン
カントール:マティアス・グリュネルト(オルガン演奏)

録音:2016年11月13-15日
ドレスデンの「Frauenkirche=聖母教会」は世界で最も神聖な建造物の一つであり、音楽の歴史の中でも重要な役割を果た してきました。もちろん世界中の音楽家たちの憧れの地であり、バッハも1736年にこの教会のジルバーマン・オルガンを試奏し たという記録が残っています。しかし残念なことにどんな曲を演奏したのかまでは記録がなく、推測する他ありません。この教会はオ ルガンもろとも第二次世界大戦時に破壊されましたが、再建された教会に設置された Kern & fils製の新しいオルガンは、決して 前作に劣るものではありません。このアルバムは教会のカントール、グリュネルトがそのオルガンを用い、バッハが演奏したであろう作 品を研究の上、できる限りの再現を試みています。

Dynamic
CDS-7784(2CD)
NX-D03
ジャン=バティスト・アーバン(1825-1889):ヴェルディの歌劇による幻想曲集
CD1.
1.リゴレット/2.椿姫
3.トロヴァトーレ/4.ドン・カルロス
5.第一回十字軍のロンバルディア人
6.シモン・ボッカネグラ
7.シチリア島の夕べの祈り
CD2.
1.アッティラ/2.仮面舞踏会
3.トロヴァトーレ-ミゼレーレ
4.ルイザ・ミラー
5.エルナーニ
6.オベルト、サン・ボニファーチョ伯爵
7.運命の力
アンジェロ・カヴァッロ(コルネット)
ミケーレ・フォンターナ(P)

録音:2016年6月27-28日
フランスのコルネット奏者、指揮者、作曲家ジャン=バティスト・アーバン(アルバン)。ピストン式の最初の巨匠演奏家として知られ ています。パガニーニの華麗な演奏に影響を受け、コルネットでの超絶技巧を開拓。楽器の可能性を追求し「ピストン式コルネット とサクソルンのためのメトード」も出版、現代でも多くの奏者たちがこの教則本の恩恵に与っています。このアルバムに収録されてい るのは、ヴェルディの歌劇の名旋律をコルネットに置き換えた作品集。どれも楽器の性能を存分に活かし、演奏効果の高い作品で す。

アール・アンフィニ
MECO-1039(1SACD)
税込定価
河野智美/ザ・バッハ
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV 1005 (河野智美編)
ゴルトベルク変奏曲〜アリア (河野智美編)
コラール「主よ、人の望みの喜びよ」 BWV 147 (デヴィッド・ラッセル編)
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番〜第5曲 シャコンヌ (河野智美編)
G線上のアリア(デヴィッド・ラッセル編)
ブランデンブルク協奏曲 第6番 変ロ長調 BWV 1051 〜第2楽章(アムステルダム・ギター・トリオ 〜 河野智美編)*
河野智美 (G)
大沢美月(G)*, 田中春彦(G)*

録音:2017年3月1日〜3日 五反田文化センター
河野智美のサード・アルバム「ザ・バッハ」は、アーティスト自身による編曲 など、バッハにおける長年の研究研鑽の真価を問う試金石です。そこには才能、 美意識、審美眼、技術等持てるその全てが発露されているといっても過言では ないでしょう。今ここに、ギターならではの孤高の世界へと昇華したバッハの 精髄が昇陽します。

アール・アンフィニMECO-1040(1SACD)
税込定価
實川風/プレイズ・ショパン
ショパン:前奏曲第15番変ニ長調Op.28-15「雨だれ」
スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
夜想曲第20番嬰ハ短調遺作
「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
幻想即興曲嬰ハ短調Op.66
幻想曲ヘ短調Op.49
練習曲第13番変イ長調Op.25-1「エオリアンハープ」
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22
ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1「小犬」
マズルカ第25番ロ短調Op.33-4
練習曲第12番ハ短調Op.10-12「革命」
ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」
實川風(P)

録音:2017年1月30日〜2月1日 五反田文化センター
2015 年ロン・ティボー・クレスパン国際コンクール第3位入賞に輝いた若き ピアノの貴公子、實川風が贈るファン待望のオール・ショパン・アルバムです。 本人が厳選を重ねたショパン名曲の数々には、虚飾を排したまさに王道のピア ニズムが遺憾なく発揮されています。至福のピアニッシモから重厚なフォルテ ィッシモまで、その丁寧に奏でられる音楽は深く醸成されて、聴く人を感動の 境地へと誘います。

若林工房
WKLC-7024(1CD)
メジューエワ・プレイズ・シューベルト
3つのピアノ曲D946
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D960
3つのピアノ曲D946〜第1番変ホ短調より
イリーナ・メジューエワ(P)

録音:2017年3月17日、東京、ヤマハホールにおけるライヴ
メジューエワによる2017年3月のライヴ録音、初登場となったヤマハホールで得意のシューベルトを披露したリサイタル。繊細かつ強靭なタッチはヤマハCFXから玲瓏な響きを引き出し、作曲家晩年の深まりゆく孤独の世界を見事に描きます。清澄で古典的な佇まいと、抒情の奥にひそむ始原の混沌(カオス)の暗翳が絶妙にバランスされた演奏。シューベルト・ファン必聴の一枚です!

Intim
IMCD-123(1CD)
ショパン:12の練習曲 Op.10
12の練習曲 Op.25
藤田めぐみ(P)

録音:2016年11月20日−21日、スウェーデン
☆青澤唯夫氏による日本語解説付き!
藤田めぐみは、ニュージーランドで外交官の家に生まれ、アメリカでジョン・シャギーに、バグダッドでアグネス・バシールに師事。その後イギリスのメニューイン音楽院、イスラエルのテルアビブ大学大学院、イギリスの王立音楽大学大学院で研鑽を積み、ベーゼンドルファー国際コンクール、ピティナ・ピアノコンクール、エリザベート王妃国際ピアノ・コンクールなど多数のコンクールで入賞。
姉妹の藤田ありさ(vn)、藤田ほのか(vc)とともにフジタ・ピアノトリオとしての活動でも知られており、フジタ・ピアノトリオは1999年のロンドン、ウィグモア・ホールでのデビュー・コンサート以来、イギリスを中心に高い評価を受け続けています。これまでスウェーデンのIntim Musikよりラフマニノフ(IMCD 097)やベートーヴェン(IMCD 114)などのソロ・アルバムをリリースしてきた藤田めぐみの新録音は、作品10と作品25を収録したショパンのエチュード集。確かなテクニックを持ちながらも技巧をひけらかさず、ショパンの詩情を豊かに表出する藤田めぐみの繊細なショパンです。

Champs Hill Records
CHRCD-070(1CD)
ロシアのピアノ作品集
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 Op.36(1931年改訂版)
チャイコフスキー:子守歌 Op.16-1、
 アンダンテ・マエストーソ(プレトニョフ編)
グバイドゥーリナ:シャコンヌ
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番 Op.68
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 Op.42
ユリア・チャプリナ(P)

録音:2013年8月5日−7日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(サセックス、イギリス)
「バダルジェフスカ」のピアノ作品集や、チャイコフスキー国際コンクール、第4回仙台国際音楽コンクールでの演奏で日本での知名度を高めたロシアの女流ピアニスト、ユリア・チャプリナ。ラフマニノフの「ピアノ・ソナタ第2番(1931年改訂版)で幕が上がるロシアン・プログラムは、グバイドゥーリナの「シャコンヌ」を組み込むなど、随所にこだわりを感じる好演奏。
Champs Hill Records
CHRCD-131(1CD)
ファンタージエン
C.P.E.バッハ:幻想曲嬰へ短調 H.300
ベートーヴェン:幻想曲 Op.77
シューベルト:幻想曲ハ長調 D.760「さすらい人」
ブラームス:幻想曲集 Op.116
アンナ・ツィブラエワ(P)

録音:2016年7月4日−6日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(サセックス、イギリス)
2015年のリーズ国際ピアノ・コンクールで見事、優勝を果たしたロシアの女流ピアニスト、アンナ・ツィブラエワのソロ・デビュー・レコーディング!
1990年にロシアで生まれ、モスクワ音楽院、バーゼル音楽院で研鑽を積み、オデッサのエミール・ギレリス記念国際ピアノコンクール優勝、浜松国際ピアノ・コンクール第4位入賞と着実にキャリアを重ねてきたロシアの逸材が、「ファンタージエン(幻想曲)」をテーマとしたプログラムで、美しくもどこか儚いストーリーを奏でてゆきます。
ハレ管、サンクトペテルブルク・フィル、ロイヤル・フィル、バーゼル響、マリインスキー管と共演を重ね、2017年1月にはウィグモア・ホール・デビューを果たすなど飛躍を続けるアンナ・ツィブラエワ。ピアノ・ファンの心を熱くしてくれるアルバムの登場です!Linn Recordsのフィリップ・ホッブスがレコーディング・エンジニアを担当しており録音も優秀!
Daphne
DAPHNE-1057(1CD)
蘇る珠玉のピアノ作品〜アウリン&ネッツェル:ピアノ作品集
ヴァルボリ・アウリン:まじめな大ソナタ Op.14
ラウラ・ネッツェル:ピアノソナタ Op.27
アウリン:ロマンス Op.8-1、
 即興曲 Op.7-4
ルシア・ネグロ(P)

録音:2016年2月6日−7日、ストックホルム
19世紀が終わろうとする時代、スウェーデン・ロマンティシズムの時代を美しく彩った女性作曲家たちのグループのうちのふたり、ピアニストとしても名を挙げたヴァルボリ・アウリン(1860−1928)とラウラ・ネッツェル(1839−1927)の「忘れられてしまっていた」作品を鮮やかに蘇らせる好企画盤。
ステーンハンマルのピアノ作品を初めとする録音で知られる、スウェーデンを代表するピアニストのひとり、ルシア・ネグロによる演奏です。ロマン派ピアノ作品、ピアノ・レア・レパートリー・ファンは要注目。

Hyperion
CDA-68161(1CD)
ドビュッシー:ピアノ作品集
仮面 L.110/スケッチ帳より L.112
喜びの島 L.109
映像第1集 L.105/映像第2集 L.120
版画 L.108/子供の領分 L.119
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2016年10月31日−11月2日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
2006年に発売され高い評価を得てきた「前奏曲全集(CDA-67530)」以来となるオズボーンのドビュッシー・アルバム。映像第1集&第2集や子供の領分などを収録した輝かしい新録音が登場。オズボーンのフランスものといえば、"新たな決定盤"として世界中から絶賛されたラヴェルの「ピアノ独奏作品全集(CDA-67731/2)」を始め、2017年の来日記念盤として発売された「ラヴェル:ピアノ協奏曲集(CDA-68148)」など名盤が並ぶだけに、オズボーンの高い知性と卓越した表現力で生み出される新たなドビュッシー録音にも期待が高まります。
Hyperion
CDA-68184(1CD)
スカルラッティ:ソナタ集 Vol.2
ソナタ ニ長調 K.491/ソナタ ニ長調 K.492/ソナタ ト長調 K.146/ソナタ ロ短調 K.377/ソナタ イ長調 K.24/ソナタ ホ長調 K.206/ソナタ イ長調 K.428/ソナタ イ長調 K.429/ソナタ ト長調 「カプリッチョ」 K.63/ソナタ ニ短調 「ガボタ」 K.64/ソナタ ト短調 K.426/ソナタ ト長調 K.547/ソナタ 変ホ長調 K.474/ソナタ ハ短調 K.513/ソナタ ヘ長調 K.82/ソナタ ヘ短調 K.481
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオーリ)

録音:2017年1月4日−6日、ベートーヴェンザール(ハノーファー)
向こう4年間をかけてバッハのソロ鍵盤作品を演奏するという壮大なプロジェクト、「バッハ・オデッセイ」(バッハ遍歴)が日本でも2017年からスタートし大きな話題を呼んでいる"鍵盤の女神"アンジェラ・ヒューイット。第1巻が2016年に発売され、レコード芸術「特選盤」を始め、全英チャート最高2位(15週連続掲載)、英グラモフォン誌や英BBCミュージック・マガジン、仏ディアパソン誌、米オールミュージック、デンマークのクラシック・マガジンなど世界中のメディアで最高評の五つ星を獲得するなど大成功を納めたドメニコ・スカルラッティの鍵盤ソナタ集、待望の第2巻がついに発売!
今作もスカルラッティが遺した膨大なソナタの中からヒューイットが選び抜いた魅力的でまばゆい作品群を、イタリアの銘器ファツィオーリ・ピアノで軽妙洒脱に描きます。

BRIDGE
BCD-9485(2CD)
レナード・バーンスタイン:ピアノ作品全集
7つのアニヴァーサリー (1943)
4つのアニヴァーサリー(1948)
5つのアニヴァーサリー(1951)
13のアニヴァーサリー(1988)
タッチズーコラールと8 つの変奏曲とコーダ(1980)
ピアノのためのソナタ(1938)
ノン・プレスト・トロッポ(1937)
踊りのための音楽第2 番(1938)
4 人のイスラエル人(1950 年代)
コープランド: エル・サロン・メヒコ(バーンスタインによるピアノ編)(1939)
ブライダル組曲(1960)
アンドリュー・クーパーストック(P)

録音:2015 年8 月23-25 日,10 月16 日、コロラド大学グルーシン・ホール,ボールダー
2018 年、バーンスタインは生誕100 周年を迎えます。それに合わせて、《ウェストサイド・ストーリー》だけではない、作曲家としてのバーンスタインもクローズアップされています。彼のピアノ作品をすべて収めたこのディスクもその一つ。コロラド大学鍵盤楽器学部長を務め、アメリカ音楽に定評のあるアンドリュー・クーパーストックの演奏です。 19 歳で書いた《ノン・プレスト・トロッポ》、20 歳のソナタから、死の2 年前の作品まで収録しています。なかには、西欧の現代曲を思わせる無調の旋律を提示し、それがジャズ風に変奏されるような、バーンスタインならではの縦横無尽な才気が感じられる作品も。また、彼のピアノ作品の中心となる《アニヴァーサリー》シリーズも全曲収録。親しい友人に向けて、あるいは家族の記念日のために書かれたインティメイトな小品集です。最晩年の《13 のアニヴァーサリー》では、亡くなった人たちへの思いが切々と歌われています。

GENUIN
GEN-17455(1CD)
アトラクション」〜パーカッション作品集
エマニュエル・セジョルネ(1961-):アトラクション(マリンバ、ヴィブラフォン、パーカッションとテープのための)【世界初録音】
クセナキス(1922-2001):ルボンA+B(パーカッション独奏のための)
アルヴォ・ペルト(1935-):アンナ・マリアのために(作曲家公認、クリストフ・シッツェン編曲)
アンドリュー・トーマス(1939-):マーリン(パーカッション独奏のための)
ブルース・ハミルトン(1966-):インターゾーンズ(ヴィブラフォンとテープのための)
アルヴォ・ペルト:アリヌーシュカの回復への変奏曲(作曲家公認、クリストフ・シッツェン編曲)
ジョン・サーサス(1966-):ワン・スタディ・ワン・サマリー(マリンバ、ジャンク・パーカッション、テープのための)
クリストフ・シッツェン(Perc)

録音:2016年6月1日-3日、65’27
実力派マリンバ奏者達が集結したウェーヴ・カルテットのメンバーとしても活躍するクリストフ・シッツェン。ブルックナー音楽大学で、ボクダン・バカヌ、レオンハード・シュミディンガー各氏に師事。2014 年ミュンヘン国際音楽コンクールにおいて、3 位入賞。現在は演奏活動の他に、ウィーン国立音楽大学臨時講師を務めています。パーカッションの現代音楽作品を集めたアルバムは、シッツェンに献呈されたセジョルネの“アトラクション”に、ピアノ曲で有名なペルトの 2作品“アンナ・マリアのために”、“アリヌーシュカの回復への変奏曲”の作曲家自身が許した世界初録音となるパーカッション編曲版、クセナキスの難曲など、多彩なレパートリーを収録。
GENUIN
GEN-17464(1CD)
ピアノ・パッション
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
 ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
クララ・シューマン:ロマンス変奏曲Op.3
シューマン:ピアノ・ソナタ第2 番Op.22
カロリーネ・フィッシャー(P)

録音:2016 年11 月16 日-19 日
カロリーネ・フィッシャー、4 枚目のアルバムはベートーヴェンと、クララ&ロベルト・シューマンのピアノ作品集。カロリーネは 1982 年ベルリン生まれ。16 歳のときにハンス・アイスラー音楽大学へ入学し、スタインウェイ国際ピアノ・コンクール、ゾフィー・シャルロッテ女王国際コンクール、ベルリン・ヤング・ピープル・コンクールなど数多くの優勝や受賞歴を誇ります。“熱情”では、ダイナミックな表現を丁寧に奏で、溌剌としたタッチが作品に輪郭を与えています。シューマンのソナタの中でも人気の“第2 番”も、スッキリと軽やかな演奏です。

GENUIN
GEN-17475(1CD)
「クロッシング・スフィアーズ」 〜ベートーヴェン、ショパン、リスト&チャイコフスキー
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
ショパン:24 の前奏曲Op.28
リスト:パガニーニによる大練習曲 S.141 より“第3 番「ラ・カンパネラ」”
チャイコフスキー:四季 より“10 月「秋の歌」”
リスト:コンソレーション第3 番S.172
ソヌ・イェゴン(P)

録音:2016 年10 月28 日 Kursaal Bad Cannstatt、ドイツ(ライヴ)
4 年に一度開催されるヴァン・クライバーン国際コンクール。前々回の2009 年は辻井信行が優勝し話題になりました。2017 年第 15 回(5/25〜6/10 開催)は、2012 年ウィリアム・カペル国際ピアノ・コンクールや第 5 回仙台国際音楽コンクールで優勝を果たすなど、注目の高いピアニスト、1989 年韓国生まれの新星ソヌ・イェゴンが優勝しました!韓国人としては初の優勝!彼はカーティス音楽院やジュリアード音楽院で学び、マネス音楽院にてリチャード・グードに師事。落ち着いた安定感のある緻密で丁寧な演奏で、優しいタッチのベートーヴェン、キレのあるテクニックが発揮された“ラ・カンパネラ”など、ヴァリエーション豊かな演奏に引き込まれます。このアルバムは 2016 年ドイツでのリサイタルのライヴ録音。ヴァン・クライバーン国際コンクールを優勝したその実力が垣間見れるアルバムです。

TRITON
TRI-331202(1CD)
ソロ・クラリネット
ベルトラン:ディクハ
ファーニホウ:時間と動作の研究1
ポサダス:シノロン
フェデーレ:ハイ
ラッヒェンマン:無から
ロバン:メタルの芸術2
アルマン・アングステ(Cl)

録音:2014年10月8日 ストラスブール、 2012年6月6日 パリ、2013年6月20日 パリ 、2014年7月2日 ストラスブール、2014年1月30日 パリ、2010年10月5日 ストラスブール
ストラスブール出身のフランスのクラリネット奏者、アルマン・アングステによる現代クラリネット作品集。1970 年のラッヒェンマン「無から」から、2007 年のロバンのメタルの芸術2まで、様々な実験的音楽が演奏されている。
TRITON
TRI-331205(1CD)
NO PARKING
ブリュノ・マントヴァーニ:メタル
エルサン:ディクス・デュオス
カヴァナ:パーキング・シューベルト
ディモフ:クラリネット二重奏のための典礼
サイグン:直感 Op.4
デュパサン:2 声の二重奏曲
ジャレル:P.M. / M.P.
ダダモ:さよなら世界?X Op.1
コヌソン:現代生活の場面
ブリュノ・ボナンセア(Cl)
ニコラ・ナジョト(Cl)

録音:2016年2月 ジュヌヴィリエ
トルコの作曲家、アフメト・アドナン・サイグン(1907-91)の他はいずれも20世紀生まれのフランスの作曲家のクラリネット二重奏のための作品。マントヴァーニは映画音楽の人ではなく、パリ音楽院 CNSMDPの院長を務めるブリュノ(ブルーノ)・マントヴァーニ。 ブリュノ・ボナンセアは現在ロッテルダム・フィルのソロ・クラリネット奏者。ニコラ・ナジョトはクラシックのみならずトルコ音楽、ジプシー音楽、ロック、即興演奏など幅広く活躍している。
TRITON
TRI-331209(1CD)
サティ:四手ピアノ作品集
舞踏への小序曲/グノシエンヌ第1 番
踊る操り人形/グノシエンヌ第2 番
青年期の2 つの作品(ワルツ=バレ/幻想ワルツ)
モンマルトルの素描粗描〜「ハエ氏の死」への小前奏曲
グノシエンヌ第3番
組み立てられた3つの小品
グノシエンヌ第4番
モンマルトルの素描粗描
グノシエンヌ第5番
ある犬のためのプニョッとした本当の前奏曲集
グノシエンヌ第6番
干からびた幼生
グノシエンヌ第7番
風変わりな美女
ジムノペディ/ピカデリー
リュドミラ・ギルモー(P)、
ジャン=ノエル・デュボワ(P)
サティのピアノ曲を四手演奏を含めて集めている。ジャン=ノエル・デュボワはリモージュ生まれのピアニスト。リュドミラ・ギルモーは12 歳でパリ音楽院 CNSMDP に入学、世界的に活躍している。

POLYMNIE
POL-170633(1CD)
オーボエによるメンデルスゾーン:無言歌集
無言歌 変ホ長調 Op.38-1/無言歌 ハ短調 Op.38-2/無言歌 ホ長調 Op.38-3/無言歌 イ長調 Op.38-4/無言歌 イ短調 Op.38-5/無言歌 変イ長調 Op.38-6/無言歌 変ホ長調 Op.30-1/無言歌 変ロ短調 Op.30-2/無言歌 ホ長調 Op.30-3/
無言歌 ロ短調 Op.30-4/無言歌 嬰ヘ短調 Op.30-6/無言歌 変イ長調 Op.53-1/無言歌 変ホ長調 Op.53-2/無言歌 ト短調 Op.53-3/無言歌 ヘ長調 Op.53-4/無言歌 イ短調 Op.53-5/無言歌 イ長調 Op.53-6/無言歌 ホ長調 Op.19b-1/無言歌 イ短調 Op.19b-2/無言歌 イ長調 Op.19b-4/無言歌 ト長調 Op.62-1/無言歌 変ロ長調 Op.62-2/無言歌 イ短調 Op.62-5/無言歌 イ長調 Op.62-6/無言歌 ホ短調 Op.102-1/無言歌 ニ長調 Op.102-2/無言歌 ハ長調 Op.102-3/無言歌 ト短調 Op.102-4/無言歌 イ長調 Op.102-5/無言歌 変ホ長調 Op.67-1/無言歌 嬰ヘ短調 Op.67-2/無言歌 ハ長調 Op.67-4
ダヴィド・ワルター(Ob,コール・アングレ,オーボエ・ダモーレ)
クレール・デセール(P)

録音:2005年3月 パリ
メンデルスゾーンの無言歌をオーボエなどを用いて演奏している。すべてオーボエ奏者のダヴィド・ワルテ(ワルター)の編曲。元々無言歌と名付けられているように旋律が歌っており、それをオーボエなどで演奏することで主旋律がくっきりと浮かび上がっている。ダヴィド・ワルテ(ワルター)は 1958 年、パリの生まれ。オーボエ奏者としてだけでなく指揮者としても活動している。
POLYMNIE
POL-106111(1CD)
ドメニコ・スカルラッティ:20 のソナタ
ソナタ 変ロ長調 K441/ソナタ ホ長調 K162/ソナタ ト長調 K13/ソナタ ホ長調 K531/ソナタ ホ長調 K381/ソナタ 変ホ長調 K371/ソナタ ニ短調 K1/ソナタ イ短調 K532/ソナタ ホ長調 K232/ソナタ ト長調 K455/ソナタ ロ短調 K27/ソナタ イ長調 K208/ソナタ ト長調 K427/ソナタ イ長調 K322/ソナタ ト長調 K125/ソナタ ニ短調 K32/ソナタ イ長調 K113/ソナタ 嬰ヘ短調 K25/ ナタ ハ長調 K420/ソナタ ヘ長調 K432
ヴェロニク・ボンヌカーズ(P)

録音:2015年2月 フランス,ランド県,ビスカロス
ドメニコ・スカルラッティのソナタ集。ヴェロニク・ボンヌカーズ(Veronique Bonnecaze)はボルドー音楽院を修了後、ジュリアード音楽院で学んだピアニスト。サラサラとした淀みのない、爽やかなスカルラッティを演奏している。
POLYMNIE
POL-112122(1CD)
ブラームス:ワルツ集 Op.39(全16 曲)
2 台のピアノのためのソナタ ヘ短調 Op.34b
デュオ・アンドラニアン:
【シャンタル・アンドラニアン(P)
ジゼル・アンドラニアン(P)】

録音:2016年3月 イヴリー=シュル=セ
ーヌ
ブラームスの2台ピアノのための作品のうちワルツ集と大曲、ソナタ ヘ短調を収録。デュオ・アンドラニアンはシャンタルとジゼルのアンドラニアン姉妹によるピアノ・デュオ。ピタリと呼吸の合った演奏は近い身内ならではのもの。
POLYMNIE
POL-151167(1CD)
ボンヌカーズ〜ショパン:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
3つのマズルカ Op.63
演奏会用アレグロ イ長調 Op.46
前奏曲 嬰ハ短調 Op.45
タランテラ 変イ長調 Op.43
幻想曲 ヘ短調 Op.49
3つのエコセーズ Op.72-3
ヴェロニク・ボンヌカーズ(P)

録音:2009年10月 イヴリー=シュル=セーヌ
フランスのピアニスト、ヴェロニク・ボンヌカーズによるショパン集。ボンヌカーズはショパンを敬愛しその作品を得意としており、知性的で明晰で意志の強さを感じさつつあくまで洗練された演奏を繰り広げている。
POLYMNIE
POL-152092(1CD)
シューベルト:楽興の時 D780,Op.94
ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D960
ドゥニ・パスカル(P)

録音:2012年4月 イヴリー=シュル=セーヌ
フランスのピアニスト、ドゥニ・パスカルの弾くシューベルト。ドゥニ・パスカルは1961年生まれ。フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮レ・シエクルと共演したショパンのピアノ協奏曲が好評を得ています。 幅広く活躍しているが、特にシューベルトには思い入れがあるようで、好んで取り上げている。ここでもジワッと広がる味わい深い演奏で、長大な変ロ長調ソナタも見事な演奏。
参考動画

シャッツグレーバー
SHZ-IO1(1CD)
税込定価
中川京子〜バッハ、モーツァルト、ショパン
バッハ:フランス組曲第3番 ロ短調 BWV 814
 フランス組曲第5 番 ト長調 BWV 816
モーツァルト:ピアノソナタ第5番 ト長調 K. 283
ショパン:夜想曲第20番 嬰ハ短調(遺作)
 夜想曲第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2
 ワルツ第6番 変ニ長調 Op.64-1「小犬のワルツ」
 マズルカ第5番 変ロ長調 Op.7-1
中川京子(P)

録音:2016 年9 月27 日 富士見市民文化会館キラリふじみ
■中川 京子(P)
東京藝術大学卒。第47 回日本音楽コンクールピアノ部門第2 位。1991 年「大阪文化祭賞」本賞受賞。オール・ショパン・プログラムのリサイタル多数。オーケストラとの共演、FM や TV 番組、ヤマハやソニー音楽芸術振興会主催コンサート出演など、各方面にわたり活動中。アドヴァイスレッスン、学校クラスコンサートなど教育指導にも力を注ぐ。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員、審査員。第1 回ヨーロッパ・ジュニア特別優秀指導者賞受賞。【CD 「Mozart/Chopin〜中川京子ピアノ・リサイタルより〜」 】


Spectrum Sound
LPSMAC-002(1LP)
完全限定プレス
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009
無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV1011
アンドレ・レヴィ(Vc)

録音:1960年パリ(モノラル)
180g重量盤
丁寧な復刻技術で定評のあるスペクトラム・サウンド。当LPはアンドレ・レヴィの貴重な録音から1960年にパリで収録されたバッハの無伴奏チェロ 組曲第3番と第5番です。雄弁に歌い上げるレヴィの個性的な歌い回しによるバッハ。濃厚な味わいと香り高き音色に酔いしれることができます。この演 奏をスペクトラム・サウンドの見事な復刻、しかもLPで聴くことができるのはアナログ・ファン狂喜と言えましょう。完全限定プレス。180グラム重量盤。
アンドレ・レヴィは1894年パリ生まれ。パリ音楽院でカミーユ・シュヴィヤールに室内楽を、チェロをジュール・ロエブにそれぞれ学び、1912年プ ルミエ・プリを授かっています。1914年、ハイドンのチェロ協奏曲を弾いてデビュー。1952年にはジュヌヴィエーヴ・ジョワ、ジャンヌ・ゴーティエら とフランス三重奏団を結成するなど主に室内楽の分野で活躍しました。

Pentatone
PTC-5186660(1SACD)
ティペット・ライズ・オーパス2016
(1)スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番 Op.53
(2)アントン・ガルシア・アブリル(1933-):Pero me quede si ti
(3)Tippet Rise SongsよりU.Piano Make
(4)Tres piezas amantinas,U.
(5)ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
(6)ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』からの3楽章よりV. 「謝肉祭」
(7)ラフマニノフ:組曲第1番『幻想的絵画』Op.5よりU.「夜と愛と」
(8)ショパン:夜想曲第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2
(9)スクリャービン:交響曲第4番『法悦の詩』Op.54(2台ピアノ編)
(1)エフゲニー・スドビン(P)、
(2)(3)エミリー・ヘレンブロック(S)、
(2)-(5)(7)(9)クリストファー・オライリー(P)、
(5)マット・ハイモヴィッツ(Vc)、
(6)ジェニー・チェン(P)、
(7)アンネ=マリー・マクダーモット(P)、
(8)スティーヴン・ハフ(P)、
(9)スヴェトラーナ・スモリーナ(P)、
(9)エルマー・チュランピ(Tp)

ライヴ録音:2016年6月24日-8月20日/ティペット・ライズ・アート・センター(モンタナ州)
メリカ、モンタナ州のティペット・ライズ・アート・センターで開かれた “ティペット・ライズ・オーパス2016音楽祭” のラ イヴ録音が、チェロ奏者マット・ハイモヴィッツのレーベルOxingale Recordsとの共同企画"PENTATONE OXINGALE Series"からリリースされます。 当音楽祭は大自然の中で行われ、ハイモヴィッツが主催の中心実物の一人として、様々な演奏家に出演をオファーしました。その結果、エフゲニー・スドビン、 スティーヴン・ハフなど世界的演奏家の出演が実現しました。ブックレットには音楽祭の会場となったティペット・ライズ・アート・センターの写真も満載 です。驚きのスケール感に満ちた当音楽祭の模様を凝縮したアルバムがここに完成しました。 1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録 音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、 さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"から積極的なリリースが続い ており好評を博しております。 (Ki)

Nimbus
NI-5941(1CDR)
サン=サーンス:ピアノ・デュオ&デュエット作品集 Vol.2
連合国の行進曲 Op.155(作曲者編曲による4手連弾版)
アラビア風奇想曲 Op.96
死の舞踏 Op.40(作曲者編曲による2台ピアノ版)
ブルターニュの古謡による3つの狂詩曲 Op.7(作曲者編曲による4手連弾版)
英雄的奇想曲 Op.106
ウェディング・ケーキ Op.76(エイドリアン・ファーマーの編曲による2台ピアノ版)
ベートーヴェンの主題による変奏曲 Op.35
マーティン・ジョーンズ(P)、
エイドリアン・ファーマー(P)

録音:2015年5月−2016年5月、ワイアストン・レイズ(イギリス)
2台ピアノのためのオリジナル作品、作曲者本人の編曲、エイドリアン・ファーマーの編曲による2台ピアノ版の「ウェディング・ケーキ」など、第2集もバラエティ豊かな選曲が魅力的。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Nimbus
NI-5946(2CDR)
バッハ Vol.1
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
トッカータ ニ長調 BWV.912
カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV.992
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903
6つの小前奏曲 BWV.933−938
トッカータ ホ短調 BWV.914
幻想曲ハ短調 BWV.906
リチャード・レスター(ハープシコード)
名匠ジョージ・マルコムに師事し、スカルラッティのソナタ全曲録音、フレスコバルディの鍵盤作品集などを続々と世に送り出したイギリスの古楽系鍵盤奏者リチャード・レスター。新たにスタートするバッハの鍵盤作品集は、2023年の完成を目指す壮大なプロジェクト。第1集の演奏には、ハンブルクの名工ヨハン・クリストフ・フライシャーが1710年に製作した楽器をモデルとして、2011年にコリン・ブースが製作したダブル・マニュアル・ハープシコードを使用。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Goodies
78CDR-3688(1CDR)
エマ・ボワネ/フランス・ピアノ曲集
フォーレ:舟歌第5番嬰ヘ短調Op.66
ピエルネ:ワルツ形式のノクターンOp.40-2
セヴェラック:日光浴
シャブリエ:ブーレ・ファンタスク、
 牧歌
ドビュッシー:音と香りは夕べの大気のなかに漂う(前奏曲集第1集第4曲)
エマ・ボワネ(P)

米 RCA VICTOR AM 549-1/10(Set)
録音:1938年1月19&31日
リップ(1863-1958)のクラスで一等賞を得た。ボワネはアメリカに移住し、演 奏活動の傍らニューヨークのアメリカン・カレッジ・オブ・ミュージックで教 鞭を取った。ボストン交響楽団の指揮者だったセルゲイ・クーセヴィツキー (1874-1951)はボワネのモーツァルトを聴いて "まるで天使が弾いているよう だ" と絶賛し、ボストン交響楽団の演奏会にソリストとして何度も招いて共 演した。 (グッディーズ)

BIS
BISSA-2249
(1SACD)
アイヴズ:作品集
ヴァイオリン・ソナタ第4番《キャンプ・ミーティングの子供の日》
ピアノ・ソナタ第2番《マサチューセッツ州コンコード 1840年-1860年》
ヨーナス・アホネン(P)
ペッカ・クーシスト(Vn、Va)、
シャロン・ベザリー(Fl)

録音:2016年6?7月/セッロサリ、セッロホール、(エスポー、フィンランド)
リゲティの音楽と歴史的ピアノを弾いたベートーヴェンが評価されたフィンランドのピアニスト、ヨーナス・アホネン(1984?) のリゲティ《ピアノ協奏曲》(BISSA-2209)次ぐ、BIS第2作。「ローカル」と「ノスタルジック」の「アメリカ」を超え、広く世界で理解されるように なったアイヴズの作品2曲が収録されました。 《キャンプ・ミーティングの子供の日》の副題をもつヴァイオリン・ソナタ第4番は、彼の生まれたコネティカット州で19世紀後半に活発に行われて いた夏のキャンプの記憶をインスピレーションに作曲されました。第1楽章「アレグロ」、第2楽章「ラルゴ」。第3楽章「アレグロ」に《まもなくかな たのながれのそばで》の讃美歌の旋律が「音が消え去ったあとにも、聞き手の想像力をさらに飛翔させる」(奥田恵二『「アメリカ音楽」の誕生』河出書 房新社 p.230)と思わせる形で引用されます。 『コンコード・ソナタ』として知られるピアノ・ソナタ第2番《マサチューセッツ州コンコード、1840年-1860年》は、ニューイングランド気質の原 点ともいえるコンコードに住んだ先人への共感を「音」として示した作品です。超絶主義の作家で哲学者の〈エマソン〉、小説家〈ホーソーン〉の「スケルツォ」、 コンコード・ヴィレッジの象徴といわれる「オーチャード・ハウス」の〈オルコット父娘〉(ブロンソン・オルコット、ルイーザ・メイ・オルコット)、ウォー ルデン・ポンドの森で試みた自給自足の日々を『ウォールデン 森の生活』にまとめた思想家〈ソロー〉。アイヴズが「ベートーヴェンのもっとも偉大なメッ セージのある」とみなす、第5交響曲を開始する「4つの音」が引用され、4つの楽章を通して主題として使われています。 ヴァイオリン・ソナタのヴァイオリンと〈エマソン〉の「オプション」ヴィオラは、フィンランドのペッカ・クーシスト(1976?)が弾いています。ソリス ト、室内楽奏者、指揮者としてフィンランドと世界を舞台に活躍。ACO Collective(オーストラリア室内管弦楽団)の芸術監督やミネソタ州のセントポー ル室内管弦楽団のアーティスティック・パートナーを務めています。 (Ki)

ATMA
ACD-22747(1CD)
メゾン・サンフォニク・ド・モンレアルの巨大オルガン
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
ヴィドール:交響曲第9番 ハ短調『ゴシック』Op.70より第2楽章「アンダンテ・ソステヌート」
 オルガン交響曲第5番 ヘ短調 Op.42, No.1より第5楽章「トッカータ」
マクシム・グーレ(1980-):より速く、より高く、より強く!(オルガン版)
デュプレ:行列と連祷 Op.19、No.2
ジャン・アラン:ファンタスマゴリー
ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘
サン=サーンス:『動物の謝肉祭』
ジャン=ウィリー・クンツ(Org)

録音:2017年2月/メゾン・サンフォニク・ド・モンレアル(モントリオール)
現在モントリオール交響楽団の首席オルガニストをつとめる俊英オルガニスト、ジャン=ウィリー・クンツの堂々たるデビュー盤は、当団の新本拠地であ るメゾン・サンフォニク・ド・モンレアルに据え付けられた大オルガンを用いた録音です。当オルガンは83のストップ、6489本ものパイプを持つ巨大な フランス・オルガンで、独創的なパイプ配置など、視覚的も圧倒される存在感です。
選曲はフランスの作曲家を主軸とした実に多彩なプログラムで構成しております。オルガンの代名詞ともいえるバッハのトッカータとフーガにはじまり、 フランスのオルガン作品の代表作であるヴィドールの無窮動のトッカータ、ホールの響きを堪能できるヴィエルヌのウェストミンスターの鐘、マリー=クレー ル・アランの兄ジャンのファンタスマゴリー、バンクーバー・オリンピックのために書かれたマクシム・グーレの「より速く、より高く、より強く!」のオル ガン版など、当オルガンの音色を堪能できます。そして、注目はサン=サーンスの『動物の謝肉祭』のクンツによるオルガン編曲を全曲収録していること です。さまざまな動物の生態をユーモラスに描いたこの作品をオルガンの多彩なストップの組み合わせにより色彩感豊かに演奏。当作品の新たな魅力に気 づかされる編曲で、ことに終曲はとても一人で弾いているとは思えないほどの圧巻の演奏です。これも魔術的なテクニックの持ち主クンツだからこそできる 唯一無二の演奏と言えましょう。 (Ki)

Pavane
ADW-7581(1CD)
サン=レミ=ド=プロヴァンスのグランド・オルガンVol.2
リスト:BACHの名による前奏曲とフーガ
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第6番 Op.65-6
ウィドール:オルガン交響曲第5番 Op.42-1による変奏曲
フランク:前奏曲,フーガと変奏曲
デュリュフレ:「来たれ創り主なる聖霊」によるコラール変奏曲 Op.4
アラン:クレマン・ジャヌカンの主題による変奏曲
デュプレ:クリスマスの歌による変奏曲 Op.20
ジャン=ピエール・ルコウディ(Org)
1977年から1983年にかけてパスカル・コワランによって修復が施されたサン=レミ=ド=プロヴァンスのグランド・オルガン・サウンドで聴くオルガン名作集。リュリ、バッハ、ベートーヴェン、C.P.E.バッハなど17〜18世紀の傑作を収録した第1集(ADW 7580)に続き、第2集ではリスト、メンデルスゾーン、ウィドール、フランクから、モーリス・デュリュフレ、ジャン・アラン、マルセル・デュプレまで、19世紀〜20世紀のオルガン名曲を披露。

Stradivarius
STR-37057(1CD)
サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-):ヴァイオリンとヴィオラのための作品全集
夜の果て(ヴィオラのための)
6つのカプリッチョ(ヴァイオリンのための)
カプリッチョ・ディ・ウナ・コルダ(ヴァイオリンのための)
3つのノットゥルノ・ブリリアンテ(ヴィオラのための)
自分自身へ(ヴァイオリンのための)
マッティアのために(ヴァイオリンのための)
マルコ・フージ(Vn、Va)

録音:2016年6月29日-7月1日
イタリア作曲界の重鎮、サルヴァトーレ・シャリーノ。独学で作曲を修めたシャリーノはノーノらにその才能を認められ、その後、時代に応じて様々に作風を変化させ、近年の作品は特殊奏法を駆使したますます斬新で未聴感あふれる音楽となっている。このアルバムは独奏ヴァイオリン、独奏ヴィオラのための作品をまとめたもの。1970 年代の4 曲と初録音となる2009年に作曲された“カプリッチョ・ディ・ウナ・コルダ”と“自分自身へ(Fra se)”を収録。空いた作曲期間の長さからの作風の違いも興味深いところ。
Stradivarius
STR-37070(1CD)
Atem Lie〜バス・フルート作品集
ドイナ・ロタル(1951-):日本庭園(バス・フルート、ピッコロ&テープのための)
アンドレア・サルト(1979-):サルモ 138(バス・フルート、反響する空間のための)
細川俊夫(1955-):息の歌(バス・フルートのための)
ブライアン・ファーニホウ(1943-):ムネモシュネ(バス・フルート、事前に録音したテープのための)
パオロ・アラッラ(1960-):カロス第2 番(バス・フルート、エレクトロニクスのための)
村上景子(バスFl)
ジュリアン・リゴー(サウンド・エンジニア)

録音:2015年1月〜2016年3月、スタジオ・プロトソン
レコード芸術2017 年6 月号海外盤REVIEW で特選! 島根大学でフルートを学び、ストラスブール音楽院フルート科を卒業。2003 年よりリネア・アンサンブルに在籍し、現在ストラスブールを拠点に活躍するフルート奏者、村上景子による「呼吸と音楽の関係」をテーマにセレクトされたバス・フルートのための現代作品集。
Stradivarius
STR-37058(1CD)
2台ピアノ作品集
サルヴァトーレ・シャリーノ:ソナタ [1966](世界初録音)
ジェルジュ・リゲティ:2 台のピアノのための 3 つの小品[1976]
ジョルジュ・アペルギス:アルター=フェース [2004] (世界初録音)
ユーグ・デュフール:太陽の獲物 [2005]
ニッコロ・カスティリオーニ:グリーグへのオマージュ[1981] (世界初録音)
アルフォンソ・アルベルティ&アンナ・デリコ(2台ピアノ)

録音:2016年6月14&15日、ファツィオリ・コンサート・ホール、サチーレ(イタリア)
イタリアの人気ピアノ・メーカー、ファツィオリのグランド・ピアノ F278 を用いて 2 台ピアノ演奏!シャリーノ、アペルギス、カスティリオーニの作品は世界初録音!現代音楽の2 台ピアノ作品集。 カスティリオーニはミラノ音楽院出身での作曲家兼ピアニスト。中世の哲学や神話学を研究していたこともあり、楽曲も繊細な弱音と神秘的な響きを意識した作品です。シャリーノがまだ 10 代のころに作曲した世界初録音曲“ソナタ”も細やかなパッセージで鍵盤の上を音が走っていくような、音の粒が張り巡らされた作品です。

Musica Ficta
MF-8025(1CD)
ヘンデル:クラヴサン組曲集
ヘンデル:組曲第9番変ロ長調 HWV.434、
 組曲ニ短調 HWV.437
バベル:ヘンデルの「リナルド」から 「私を泣かせてください」
ヘンデル:歌劇「ラダミスト」より ドルチェ・ベーネ
バベル:ヘンデルの「リナルド」から「私は戦いを挑み」
ヘンデル:組曲ホ長調 HWV.430、
 組曲ヘ長調 HWV.427、
 シャコンヌ ト長調 HWV.435
パオロ・ザンズ(ハープシコード)

録音:2015年9月14日−15日、サン=レミ教会(フラン=ワレ、ベルギー)
古楽界で頭角を現すチェンバリストが、1995年にパリでアンソニー・サイディとフレデリック・バルによって製作されたゴットフリード・ジルバーマン(1735年頃)・モデルのジャーマン・チェンバロで、名曲「調子の良い鍛冶屋」を含むヘンデルのクラヴサン組曲と、ヘンデルと同世代のイギリスの作曲家ウィリアム・バベル(ca.1690−1723)の編曲による「リナルド」の名旋律を奏でた珠玉のヘンデル・プログラム!1984年、イタリアのカリアリ出身のパオロ・ザンズは、2010年のブルージュ国際古楽コンクールのチェンバロ部門で第3位入賞を果たし、2011年にはブリュッセル王立音楽院の通奏低音科の教授に就任。ルーヴル宮音楽隊、イングリッシュ・バロック・ソロイスツなどで通奏低音奏者として活躍するのと同時に、レザール・フロリサンではウィリアム・クリスティのアシスタントを務め、2016年にはリュリのコメディ=バレ「プルソニャック氏」(新演出)を指揮して絶賛を博すなど、古楽界で大きな注目を集めている俊英です。
様々な古楽系レーベルやアーティストからの信頼が厚い名プロデューサー、マニュエル・モヒノの存在も古楽ファンならば見逃せないポイントです。


Biddulph
LHW-050(1CDR)
マイラ・ヘス/アンコールズ&フェイヴァリッツ〜コロンビア&HMV録音集

(1)バッハ(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよ
(2)バッハ:トッカータ ト長調 BWV 916〜アレグロ
(3)D・スカルラッティ:チェンバロ・ソナタ ハ長調 L.104
(4)D・スカルラッティ:チェンバロ・ソナタ ト長調 L.387
(5)パルムグレン(1878-1951):24の前奏曲 Op.17〜子守歌(No.9)
(6)グリフス(1884-1920):白孔雀
(7)トバイアス・マッセイ(1858-1945):エルフたち
(8)ファーガソン(1908-1999):ピアノ・ソナタ ヘ短調 Op.8
(9)シューマン:森の情景〜予言の鳥
(10)ブラームス:8つのピアノ小品 Op.76〜間奏曲変イ長調(No.3)
(11)シューベルト(ルドルフ・ガンツ編):「ロザムンデ」のバレエ音楽
(12)シューマン:謝肉祭 Op.9
マイラ・ヘス(P)

(1)録音:1940年1月9日
 初出:HMV B 9035 (matrix OEA 8340)
(2)録音:1929年4月
 初出:Columbia 1931 D (matrix W 148376)
(3)録音:1928年2月
 初出:Columbia 168M (matrix W145638)
(4)録音:1940年1月9日
 初出:HMV R 9035 (matrix OEA 8341)
(5)録音:1931年
 初出:Columbia 4086M (matrix W148473)
(6)録音:1929年4月
 初出:Columbia 50149D (matrix W98656)
(7)録音:1938年4月
 初出:HMV B 8758 (matrix OEA 6606)
(8)録音:1942年11月19日
 初出:HMV C 3335/7 (matrices 2EA 9292/6)
(9)録音:1931年2月
 初出:Columbia 2512 D (matrix W151458)
(10)録音:1941年4月29日
 初出:HMV B 9189 (matrix OEA 9303)
(11)録音:1928年2月
 初出:Columbia 67419D (matrix W 98465)
(12)録音:1938年3月27日、4月25日
 初出:HMV c/3008/10 (matrices 2EA 6136/9&6188/9)

音源:78回転盤 
復刻:デイヴィッド・レニック、ADD、(C)(P)2017

フォンテック
FOCD-9753(1CD)
2017年7月27日発売
下山静香/グラナドス:ゴィエスカス
グラナドス:《ゴィエスカス-恋をするマホたち》
ロス・レキエブロス
窓越しの語らい
ともしびのファンダンゴ
嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
愛と死バラーダ
エピロゴ幽霊のセレナータ
エル・ペレレ(わら人形)
下山静香(P)

録音:2017年4月6・7日相模湖交流センター
ブラジルの情趣を官能的に表現し話題を呼んだ前作「サウダージ・エン・ピアノ」(FOCD9718)か ら1年。ピアニスト下山静香の新作は、2017年に生誕150年を迎えたグラナドスによる大作《ゴィ エスカス恋するマホたち》全曲録音です。 天才画家ゴヤの描く世界にインスパイアされ、その集大成として創作された《ゴィエスカス》、その全 編を満たす様々な感情をひとつひとつの音でよみがえらる下山の演奏は、聴く者にグラナドスが理想と し、その作品に盛り込んだ「スペイン的」な人生の物語をあますところなく想起させます。 グラナドス150歳の誕生日に、幸福な贈り物をお届けします。(フォンテク)

若林工房
WKLC-7023(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
コンスタンチン・リフシッツ(P…YAMAHA CFX)

録音:2013 年2 月9 日、所沢市民文化センター ミューズ アークホールでのコンサート・ライヴ
世界が注目する才能、コンスタンチン・リフシッツによる2013 年来日 公演ライヴ録音――ベートーヴェンの最後の三つのソナタの登場で す。リフシッツは透徹した美音と圧倒的なテクニックを自在に駆使、ま るで宇宙の真理を解き明かすように、怜悧な感性と鋭敏な知性の結び ついたユニークな解釈によって、人類の叡智の結晶ともいうべきこれら の傑作に新たな命を吹き込んでいます。ロシア・ピアニズムの偉大な 伝統を受け継ぐ希代の天才の稀有なるピアニズムをお聞き逃しなく。


オクタヴィア
OVCT-00136(1CD)
税込定価
2017年7月19日発売
シャコンヌ〜上原琢矢
バッハ:イギリス組曲 第2番 イ短調 BWV807
 主よ人の望みの喜びよ(マイラ・ヘス篇)
 プレリュードBWV855a([シロティ編)
 シャコンヌ(ブゾーニ編)
 羊は安らかに草をはみ(ペトリ編)
リスト:バッハの名による前奏曲とフーガ S.529
上原琢矢[かんばら たくや](P)

2016年11月29-30日、2017年3月9日、埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)
2016年第8回安川加壽子記念コンクールは、名ピアニスト安川の没後20年となる記念大会で、出場者も多くを数え、とくに最終のファイナルには稀にみる精鋭が集い、質の高い決戦となりました。そのなかで審査員一致で覇者に選ばれたのが、この上原琢矢です。 今年19歳の新星は、アルバムの主軸にバッハの名品を置き、最後をリストの大曲で締めくくるという堂々たる正攻法のプログラムを選定。 沈着な中に若さの鼓動があり、冷静でいながら覇気が横溢するという絶妙のバランス感覚を見せています。「羊は安らかに草をはみ」の柔らかさから、リストでの傑出した技巧まで、このアーティストの光あふれる未来を聞くようなデビュー盤です。(オクタヴィア)


C Major
74-1608(DVD)
KKC-9241(DVD)
日本語帯・解説付
税込定価
74-1704(Bluray)
KKC-9240(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価
バッハ「ゴルトベルク変奏曲」とその先人たち
ウィリアム・バード:ヒュー・アシュトンのグラウンド
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:我が青春は過ぎ去りし
ジョン・ブル:ウォルシンガム変奏曲
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
キット・アー ムストロング(P)

収録:2016年3月13日コンセルトヘボウ・アムステルダム、ライヴ
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DTS5.0、126分
◆Bluray
画面:16:9 1080i HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.0、126分
アルフレート・ブレンデルも「私が出会ったなかで最高に美しい演奏だ。私は彼のために時間を作らなくてはならないと思った。」と称賛を惜しまない新鋭 ピアニスト、キット・アームストロング。2016年秋にはブロンフマンの代役を務め、ティーレマン&ドレスデン・シュターツカペレとベートーヴェンのピアノ 協奏曲を演奏し日本でも注目を集めました。1992年ロサンゼルス生まれの彼は、2013年にフランスの教会を購入し、地域の人々と交流しながら演奏や作 曲活動を行い、さらには数学や物理学、生物学の分野でも才能を発揮する多才な人物。 この映像は2016年コンセルトヘボウ・アムステルダムで行われたソロ・リサイタルの模様を収録したもの。プログラムの前半は、ヴァージナル音楽の作曲家ウィ リアム・バード、ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク、ジョン・ブル。後半には、J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」を取り上げました。16世紀前 半のイギリスのヴァージナル音楽は、のちのバロック音楽に大きな影響を与えています。技巧的でメランコリックな巨匠バードの変奏形式は、イギリスからオ ランダへ亡命したブルがスウェーリンクへと影響を与え、スウェーリンクから北ドイツ・オルガン楽派そしてバッハへと受け継がれます。高い知性と溢れだす 表現力をもつ彼ならではの絶妙なプログラミングと言えるでしょう。 16世紀イギリスの変奏形式グランドを用いたバードの代表的なヴァージナル作品「ヒュー・アシュトンのグランド」。ルネサンス末期からバロック初期にかけ て活躍したオランダの作曲家兼オルガニストのスヴェーリンクのドイツ語の民謡にもとづく主題と6つの変奏曲から成る「我が青春は過ぎ去りし」。そしてブ ルのイングランド東部ノーフォークの巡礼地ウォルシンガムの民謡に基づく変奏曲。ヴァージナル音楽特有の明るさと哀愁という相反する音楽性を上手く表現 しています。そして幼少期から弾きこんでいたというJ.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」。彼の美しいタッチから紡ぎだされる音、そして音楽を的確に捉え た知的な解釈は、発見に満ちた新鮮な演奏を聴かせてくれます。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32772(1CD)
J.S.バッハ:リュート作品集(ギターによる演奏)
組曲 イ短調 BWV995(原曲 ト短調)
組曲 ホ短調 BWV996
組曲 イ短調 BWV997(原曲 ハ短調)組曲 ホ長調 BWV1006a
アンドラーシュ・チャーキ(G)

録音:2016年1月18-21日/フンガロトン・スタジオ
世界が注目するギタリスト、アンドラーシュ・チャーキが満を持してバッハのリュート作品集をリリースします。チャーキはリスト音楽院で学んだのち、 南カリフォルニア大学ソーントン音楽学校にてさらなる研鑽を積みました。その間師事したヨジェフ・エトヴェシュ、ペペ・ロメロ、ウィリアム・カネンガイザー、 スコット・テナントなどから多くの影響を受け独自のスタイルを確立。第51回東京国際ギターコンクール(2008年)、第42回ミケーレ・ピッタルーガ 国際クラシック・ギター・コンクール(2009年)、ユリアン・アルカス国際クラシック・ギター・コンクール(2011年)などの優勝により、一躍世界的 ギタリストの仲間入りを果たしました。日本にもファンの多いチャーキの紡ぐギターの調べは絶品の響き!バッハと真摯に向き合い心をこめて奏でます。
組曲BWV995は無伴奏チェロ組曲第5番BWV1011の編曲した作品。ギターで奏でることにより哀愁に満ちた旋律がより引き立ちます。組曲 BWV996はバッハのリュート曲の中では最初期の作品。流麗で即興的なパッサッジョと、きびきびしたプレストのフーガからなります。組曲 BWV997は「前 奏曲とフーガ」のあとに組曲の後半につなげた変則的な楽章構成の作品。繊細な音の綾が紡がれる美しい作品です。組曲 BWV1006aはかの有名な無 伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番の編曲作品。チャーキはデビュー盤でも当作品を取り上げておりますが、さらに充実の演奏を聴かせてくれます。 (Ki)

SONARE
SONARE-1034(1CD)
北欧の妖精たち
シベリウス:ノヴェレッテ Op.102-1
 ロマンス Op.78-2/ワルツ Op.81-3
 悲しきワルツOp.44
 モレスク Op.87-2
 田園舞曲 Op.106-3
メリカント:ワルツ・レント Op.33
メラルティン:子守唄
ペルト:鏡の中の鏡
グリーグ:春に寄す
 『抒情組曲』より「ワルツ」Op.12-2、
 「アルバムの綴り」Op.12-7、
 「子守唄」Op.38-1、
 「エレジー」Op.38-5
スヴェンセン:ロマンスOp.26
ペッテション=ベリエル:吟遊詩人
 カンツォーネ
グラズノフ:グランド・アダージョ
チャイコフスキー:メロディ Op.42
城代さや香(Vn)
イリーナ・ザッハレンコヴァ(P)

録音:2017年3月9&10日/フィリアホール(青葉台)
2017年に建国100年を迎えたフィンランドのクオピオ交響楽団コンサート・ミストレスを務める城代さや香の第2弾は、2006年J.S.バッハ国際 コンクールにて第1位受賞し、現在フィンランドを拠点に活躍するピアニスト、イリーナ・ザッハレンコヴァとの共演による北欧のヴァイオリン作品集 です。澄み切った大気を思わせるさわやかな響きが魅力の選曲です。またグラズノフ、チャイコフスキーの作品も実に魅力的な演奏です。城代さや香の SONAREレーベル第1弾「祈り」(SONARE 1012)も好評発売中です。 (Ki)

Signum Classics
SIGCD-438(2CD)
ウィドール:独奏オルガン作品集
ラテン組曲/3つの新しい小品 Op.87
バッハの思い出/アメリカ行進曲
四月物語 第6曲:結婚行進曲
ジョセフ・ノーラン(Org)
使用楽器:リヨン、サン・フランソワ・ド・サル教会のカヴァイエ=コル・オルガン&トゥールーズ、サン=セルナン聖堂のカヴァイエ=コル・オルガン

録音:2013年4月29日−5月1日&2014年5月25日−27日
フランス・オルガン界の大家、シャルル=マリー・ウィドールのオルガン交響曲全集(全5巻)を完成させ国際的に高く評価されているジョセフ・ノーランが、新たにウィドールのオルガン独奏作品集もリリース!セント・ジョージ大聖堂のオルガニスト&楽長を務め、2016年4月には誉れ高きフランスの芸術文化勲章「シュヴァリエ(騎士)」を受勲した名オルガニストが弾く格別のウィドールです。

Sterling
CDA-1808-2(1CDR)
アルムクヴィスト:ピアノ作品集
ルーヴェ・アルムクヴィスト/マリー・ルイーズ(FF I)/ルードヴィーグ・カール・ヴィルヘルム/母の思い出/父との別れ/(FF XVIII)/ヴェンデラの黒い巻き毛(FF X)/リカルド・フールム/ニューニアンネの声/森の香り(FF XVII)/レオナルドから/幻想曲 「心の祈り」/グッルハナの踊り(FF XIX)/聖霊降臨祭の朝(FF XXI)/ジプシー祭り(Songs XXX)/ラ・カラッファ/ニアクンのポルスカ/ニコリーネ/セシーリアの疑問
レッナールト・ヘードヴァル(フォルテピアノ)
使用フォルテピアノ:Johan Soderberg 1806&Johan Soderberg 1813

録音:1982年、1985年、1993年
カール・ユーナス・ルーヴェ・アルムクヴィスト(1793−1866)は、スウェーデンの作家、ジャーナリスト、教師、聖職者、作曲家。ストックホルム生まれ。ウプサラ大学に学び、ルソーの精神に沿った農村生活をヴェルムランドで体験した後、1839年、ストックホルムの「Aftonbladet」紙の記者からジャーナリスト、作家のキャリアをスタートされました。1851年、個人的なトラブルからアメリカに逃亡。1865年にドイツに移り、翌年、ブレーメンで没しました。著作集『Tornrosens bok(野バラの本)』に収められたフィクション、詩、戯曲の創作のほか、ピアノ曲、歌曲、合唱曲のジャンルに作品を残しています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


HUNGAROTON
HCD-32803(2CD)
ゾルターン・コチシュ追悼アルバム
■Disc 1(ピアニスト篇)
(1)コダーイ:トランシルヴァニアのラメントOp.11の2
(2)リスト:執拗なチャールダーシュR.45
(3)ラフマニノフ:前奏曲ホ長調Op.32の3
(4)ショパン:バラード第1番ト短調Op.23
(5)バッハ(コダーイ編):ああ、われらの人生とはBWV743
(6)ドビュッシー(コチシュ編):小舟にて
(7)ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34の14
(8)シベリウス(コチシュ編):悲しきワルツ
(9)ドヴォルザーク:ソナチネOp.100B〜第3楽章スケルツォ
(10)ラフマニノフ(クライスラー編):ひなぎく
(11)グレインジャー(クライスラー編):浜辺のモリー
(12)モーツァルト:ピアノ協奏曲第6番変ロ長調K.238
(13)ワーグナー(コチシュ編):「パルジファル」〜花の乙女たちの場
■Disc 2(指揮者篇)
(1)ドビュッシー(コチシュ編):忘れられた小唄(全6曲)
(2)ラヴェル:古風なメヌエット
(3)ラフマニノフ:聖金口イオアンの聖体礼儀Op.31〜真の光を見た
(4)バルトーク:ヴァイオリンと管弦楽のための狂詩曲第1番Sz.87
(5)同:混声合唱のための4つのスロヴァキア民謡Sz.70
(6)同:男声合唱のための4つの古いハンガリー民謡Sz.50
(7)同:2つのハンガリー農民歌Sz.100
(8)同:ルーマニア民俗舞曲Sz.68
(9)同:舞踊組曲Sz.77
Disc1
ゾルターン・コチシュ(P)、
ミクローシュ・ペレーニ(Vc)(5)-(8)、
ヤーノシュ・バーリント(Fl)(9)、
ペーテル・チャバ(Vn)(10)(11)、
ヤーノシュ・ロッラ(指)
フランツ・リストCO(12)

Disc2 :
ハンガリー国立PO(1)(2)(4)(7)(8)(9)、
ユーリア・ハイノーツィ(S)(1)、
トムキンス・ヴォーカル・アンサンブル(3)、
バルナバーシュ・ケレメン(Vn)(4)、
スロヴァキア・フィルcho(5)、
クリスティアーン・コチシュ(P)(5)、
ハンガリー国立cho(6)、
ゾルターン・コチシュ(指)
2016年11月6日に64歳で歿したハンガリーの大ピアニスト、ゾルターン・コチシュの追悼アルバム。若い頃はラーンキ、シフとならび「ハンガリー三羽烏」 として日本でも絶大な人気を誇りました。ピアニストとしては独特な感性と高度なテクニックで鋭すぎる演奏を聴かせてくれましたが、後年は指揮者として も活躍、さらに編曲家としてワーグナーやラフマニノフ作品のピアノ編曲や、ドビュッシー作品のオーケストラ編曲でも高く評価されました。ここではコチシュ のピアニストとしてと指揮者としての業績を、これまでの録音から選りすぐり各1枚ずつにまとめました。 祖国の天才バルトークは狂気と兇暴性を見せる凄みにみちていますが、ショパンとラフマニノフも辛口で絶品。さらにペレーニの味わい深いチェロでコ ダーイ編曲によるバッハのコラール前奏曲、ラフマニノフのヴァカリーズやシベリウスの「悲しきワルツ」が聴けるのも贅沢。いずれも過去に発売されてい たものですが、現在入手困難。コチシュの偉大な芸風をしのんでいただければと思います。 (Ki)
HUNGAROTON
HCD 32797(1CD)
シューマン(ドビュッシー編曲):カノン形式による6つの練習曲 Op.56
シューベルト:アレグロ イ短調D.947「人生の嵐」
モーツァルト:フーガ ト短調K.401 (375e)
ベートーヴェン(作曲者編):大フーガOp.134
イザベッラ・シモン & デーネシュ・ヴァーリョン(ピアノ・デュオ)

録音:2016年8月29-31日/フランツ・リスト音楽アカデミー大ホール
ハンガリーの実力派中堅ピアニスト、イザベッラ・シモンとデーネシュ・ヴァーリョンがひと味違ったピアノ・デュオ・アルバムをリリース。シューマンの 「カノン形式による6つの練習曲」は美しい作品ですが、ペデル・ピアノというオルガンのような足鍵盤を持つ楽器に作られているため演奏されることが 少なく、かのドビュッシーが内容を変えずに2台のピアノ用に編曲しました。モーツァルトのフーガはほとんど知られていない作品ですが、何の楽器のた めなのかが不明確で、ピアノで弾くととてつもなく難しいが要求されます。同様にベートーヴェン自編の「大フーガ」も、原曲そのものが複雑難解なため、 ピアノ連弾版もおいそれとは近づけない存在となっています。 イザベッラ・シモンとデーネシュ・ヴァーリョンは、ともにリスト音楽アカデミーでフェレンツ・ラドシュとジェルジ・クルタークに師事、曖昧さのない技 巧と楷書的な演奏で作品の音の綾をときほぐしてくれます。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-40(1CD)
ジェルジ・シェベク〜1991年グランジュ・ドゥ・メレ・リサイタル
バッハ(ブラームス編):シャコンヌ(左手のための)
ハイドン:アンダンテと変奏曲Hob.]Z:6
ピアノ・ソナタ第48番ハ長調Hob.]Y:35
バッハ:半音階的幻想曲とフーガBWV903
バッハ(リスト編):前奏曲とフーガ イ短調BWV543
バッハ(ブゾーニ編):トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564
ヘンデル:シャコンヌ ト長調HWV.435
バッハ:平均律クラヴィア曲集第1巻〜前奏曲第1番ハ長調BWV846
ジェルジ・シェベク)(P)

録音:1991年/グランジュ・ドゥ・メレ(フランス)(ライヴ)
ジェルジ・シェベク(1922-1999)はハンガリー出身のアメリカのピアニスト。14歳でフリッチャイの指揮でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を演 奏し、コダーイやヴェイネルに師事しました。1956年にパリへ亡命、アメリカに移りインディアナ大学教授となりました。日本にも練木繁夫、廻由美子、 青木美樹など多くの弟子がいて「シェボック先生」という表記で親しまれています。チェロのシュタルケルの伴奏者としても有名でした。 シェベクは教授活動に忙しく演奏家としてはあまり知られていませんが、実演を聴いた人々は「音楽史上最も偉大なピアニスト」と激賞しています。そ れを実証するのが当ディスク。シェベク69歳の1991年にフランスで行われたコンサートのライヴで初出音源。バッハとハイドンが中心で、テクニックの 冴えはもちろんながら深く哲学的な内容に惹きつけられます。ピアノ音楽ファン必見です。 (Ki)

CPO
CPO-777760(2SACD)
NX-E07
レーガー(1873-1916):オルガン作品集 第4集
【SACD1】
交響的幻想曲とフーガ Op.57
7つのオルガンのための小品 Op.145
【SACD2】
12のモノローグ Op.63から
 第5番:序奏 ヘ短調
 第6番:パッサカリア ヘ短調
 第7番:アヴェ・マリア
6つのトリオ Op.47/組曲 Op.92
ゲルハルト・ヴァインベルガー(Org)
Link-Organ, Evangelische Stadtkir
Giengen…SACD1
Klais-Orgel Propsteikirche St. Step
Beckum…SACD2
2016年、レーガーの没後100年を記念して企画されたオルガン作品全集。今回の2枚組の核となる長大な「交響的幻想曲と フーガ」のように、複雑な声部が絡み合うのがレーガー作品の特徴で、もちろん演奏には高い技術が要求されます。演奏している のはcpoレーベルにバッハ全オルガン作品を録音しているヴァインベルガー。彼の完璧な技巧を楽しむのはもちろんのこと、熟考の上 に導き出されたオルガンの美しい響きを丹念に捉えた高音質録音がこのシリーズの特徴です。どんなに音が重なり合っていても、一 つ一つの響きがクリアに聞き取れるSACD(ハイブリッド)盤の素晴らしさも体験できます。

NAVONA
NV-5853(1CD)
NX-B02
現代のオルガン作品集
1.タッド・ルッソ(1976-):ザルツブルク前奏曲
2.ルッソ:天上にて
3.カチオッポ(1951-):di cibo celeste(モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の」主題
によるシャコンヌ幻想曲)
4.ナゴルツカ(1948-):ファンタジア
5.ナゴルツカ:To be a Pilgrim
6.ミッデルシュルテ(1863-1943):無窮動(J.S. バッハの前奏曲とフーガ ホ短調
「楔」BWV 548による)
7.ミッデルシュルテ:パッサカリア ニ短調
8-11.マイケル・サマーズ(1973-):イギリスの歌による変奏曲
マイケル・クラフト(Org)…1.2.4
ロバート・ギャラガー(Org)…3
ヤスミン・ヴァレンズエラ(Cl)…4
オーレ・イェルゲン・メルフス(Tb)…5
デヴィッド・スコット・ハンネス(Org)…5
ロン・ナゴルツカ(ディジェリドゥ)…5
ブリンク・ブッシュ(Org)…6.7
カレル・マルチーネク(Org)…8-11
現代のオルガン作品を集めた1枚。荘厳な響きから人智を超えた不気味な響きまで、オルガンの持つ性能が存分に発揮された音 楽集。曲によってはクラリネゥトやトロンボーン、アボリジニの楽器「ディジェリドゥ」が登場し、不思議な響きでオルガンの音色を引き 立てます。バッハ作品の編曲、変容で知られるロマン派時代の作曲家、ミッデルシュルテの作品もいいアクセントになっています。

Alba
ABCD-388
(1SACD)
バッハのパルティータとカウスティネンの民俗音楽
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
 1. ヒントリーキ・ペルトニエミの葬送行進曲(伝承曲)− アルマンド
 2. 吊り橋のハンボ(アルト・ヤルヴェラ(1964?)) − クラント
 3. 短調のポルスカ(ヴィルヤミ・ニーテュコスキ(1895?1985))− サラバンド
 4. ヤーナのワルツ(コンスタ・ユルハ(1910?1984)) − ジグ
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
 5. 前奏曲 − ポルスカ(伝承曲)
 6. ルール(遅いジグ)− ポルスカ=マズルカ)(ヴィルヤミ・ニーテュコスキ(1895?1985))
 7. ロンド形式のガヴォット- 小さいカントルのショッティーシュ(伝承曲)
 8. メヌエット I & II- パロカンガスの若者たちのよりよいワルツ(伝承曲)
 9. ブレー- フリーティ・オヤラのポルカ(伝承曲)- ジグ
クレータ=マリア・ケンタラ(バロックVn)

録音:2015年5月18日-21日 カウスティネン教会(カウスティネン、フィンランド)
制作・録音 :サイモン・フォックス=ガール
クレータ=マリア・ケンタラは、フィンランドを代表するバロック・ヴァイオリニストのひとり。スカンディナヴィア最大の民俗音楽祭でも知られるカウスティ ネンに生まれ、オストロボスニア音楽学校でマウノ・ヤルヴェラとユハ・カンガスとカイヤ・サーリケットゥに学び、シベリウス・アカデミーを経て、ストッ クホルムのエツベリ音楽学校でエンドレ・ヴォルフとジェニファー・ヴォルフに師事しました。ケルンのラインハルト・ゲーベルの下でバロック音楽を研究。 イギリスのモニカ・ハジェットのプロジェクトにもたびたび参加してきました。カウスティネンに2013 年に創設されたピリオド楽器アンサンブル「バロッ コ・ボレアーレ(北のバロック)」のリーダーを務め、アルバム『フォーク・シーズンズ』(ABCD402)のソロも担当しました。彼女のソロアルバム『Side by Side(ならべてみると)』。J・S・バッハの《無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ》の〈シャコンヌ〉をのぞく第2番と第3番の「バッハの舞曲 ではない舞曲」と「カウスティネンの舞曲」をならべて演奏。いろいろな「違い」と「つながり」をプレーヤーの視点から眺め、聴き手の興味を呼び起 こす音楽として提示します。第2番の〈アルマンド〉の前に演奏される《ヒントリーキ・ペルトニエミの葬送行進曲》は、アウリス・サッリネンの弦楽四 重奏曲第3番の素材にも使われた伝承のフィドル曲です。ブレシアのジョヴァンニ・バッティスタ・ローゲリが1691年に製作した楽器による演奏。『フォー ク・シーズンズ』と同じサイモン・フォックス=ガールの制作と録音です。 (Ki)

MSR
MS-1542(1CD)
ヒロイック・プロポーション〜オルガン作品集
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ 変ホ長調「聖アン」 BWV 552
フランク:英雄的小品
バーバー(ウィリアム・ストリックランド編):アダージョOp.11
エリック・R.スチュワート:ソネット(世界初録音)
ヒーリー・ウィラン:序奏、パッサカリア&フーガB.149
フェリックス・ヘル(Org)

録音:2014 年5 月28,29日、セント・マーク・ルーテル教会、ペンシルベニア州ハノーヴァー
フェリックス・ヘルはコンサートを精力的に行っている注目のオルガニストです。様々な分野のアーティストとのコラボレーションを通じて、オルガンの伝統的な境界を広げることで、オルガンの革新を追求しています。J.S.バッハの“前奏曲とフーガ 変ホ長調「聖アン」 BWV 552”は、イエスの母である聖マリアのその母、聖アンの名を持つイギリスの聖アン教会のオルガニスト、ウィリアム・クロフトが作曲した賛美歌を引用しているといわれ、「聖アンのフーガ」とも呼ばれています。長大でスケールの大きな名曲です。フランクの“英雄的小品”は 1878 年のパリ万博の際に建てられたトロカデロ宮のコンサート用パイプオルガンの落成式のために作られた作品で、堂々とした華やかさが印象的です。そして“バーバーのアダージョ”オルガン版。切ないメロディが美しく優しく鳴り響きます。
MSR
MS-1631(1CD)
「ポートレイト」〜ウジェーヌ・イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集
ウジェーヌ・イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタOp.27(全6曲)
シャロン・パク(Vn)

録音:2015年-2016年
ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストとしても知られていたイザイが、バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」に影響されて、全 6 曲のスケッチを一晩で書き上げたと伝えられている傑作「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」。それぞれがクライスラーやシゲティなど名ヴァイオリニストに捧げられています。ニューイングランド音楽院を卒業後、ジュリアード音楽院で音楽学士号、ボルダー・コロラド大学で音楽芸術学博士号を取得し、2007 年のストラディヴァリウス国際ヴァイオリン・コンクールで最高位を獲得したアメリカのヴァイオリニスト、シャロン・パクによる演奏です。
MSR
MS-1654(1CD)
ドビュッシー&ラモー〜ザ・アンブロークン・ライン
ラモー(ラデーア編):歌劇「カストールとポリュックス」より“悲しみの支度”
ドビュッシー:映像 第1集
 前奏曲集 第2集
ラモー:新クラヴサン組曲集より“カヴォットと6つの変奏”
ジェフリー・ラデーア(P)

録音:2016年7月1日〜3日
ドビュッシーが高く評価していた作曲家の一人、ラモー。ドビュッシーの「映像 第1 集」では“ラモーを讃えて”という作品を残しています。優雅な雰囲気に満ちた繊細なラモーの音楽性。ドビュッシーが作曲するうえで影響を受けたラモーの作品と、ドビュッシーの作品を組み合わせたアルバムです。オペラ「カストールとポリュックス」より“悲しみの支度”はピアノ独奏版に編曲。透明感のある美しく優しい旋律に驚くばかり。


Audite
AU-95742(1CD)
ネルソン・フレイレ〜初CD化音源集
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番*
グリーグ:抒情小曲集より【「孤独なさすらい人」第3集第2曲 Op.43-2/「小鳥」第3集第4曲 Op.43-4/ 「民謡」第1集第5曲 Op.12-5/「ノルウェーの旋律」第1集第6曲 Op.12-6/ 「羊飼いの少年」第5集第1曲 Op.54-1】
リスト:ハンガリー狂詩曲第5番ホ短調
 ハンガリー狂詩曲第10番 ホ長調
 ポロネーズ第2番 ホ長調 S.223
ネルソン・フレイレ(P)
アダム・フィッシャー(指)
ベルリンRSO

録音:1986年3月16日ベルリン放送局本館【Haus des Rundfunks RBB】(ライヴ/ステレオ)
1966年6月2日ジーメンスヴィラ(ベルリン)(セッション/モノラル)
ブラジルが生んだ巨匠ネルソン・フレイレ、初CD化音源の登場です。1944年、ブラジル、ボア・エスペランサ生まれのフレイレは4歳のときにリサ イタルを開いたという鬼才。神童として注目され自国ではニゼ・オビーノとルシア・ブランコに師事しました。1957年リオデジャネイロの国際コンクール で優勝し、その後ウィーンにて研鑽を積み、1964年にはリスボンでヴィアンナ・ダ・モッタ賞を、ロンドンではディヌ・リパッティ・メダルを受けるなど、 10代にして国際的にその名が知られ、以後半世紀たった現在も世界屈指のピアニストとして第一線で活躍しております。
フレイレが最も得意とする作曲家サン=サーンス。1986年にアダム・フィッシャー指揮、ベルリンRSOと共演したサン=サーンスのピアノ協奏 曲第2番は、フレイレの圧倒的なテクニックに裏付けされたスケールの大きな演奏を聴くことができます。ピアノ独奏で始まる第1楽章では力強くも切な い旋律を感情をこめて演奏。第2楽章では歯切れの良いピアノとオーケストラが見事に対話。第3楽章のプレストでは、フレイレの卓越した技術を十分 に堪能できる圧巻の演奏です! グリーグとリストのピアノ作品は1966年6月にベルリンのラジオ・デビューとなった記念すべき放送用録音です。当時22歳だったフレイレですが、 すでに独自のスタイルを確立しており、艶やかで表情豊かな演奏は聴き手を虜にします。ことに細かく速いパッセージでは驚くべき技巧の持ち主であること を再認識させられます。auditeレーベルが誇る1st Mater Releaseシリーズから最上の形でリリースされます。 (Ki)

BIS
BIS-2173(1CD)
アルベニス:ピアノ曲全集 Vol.9
旅の思い出 T.72
メヌエット第3番 変イ長調 T.74
夢 T.99/スケルツォ T.57
タンゴ T.94B
マズルカ「比類なき歌姫」T.63
メヌエット T.73/メヌエット T.89A
即興曲 T.115A
ポルカ「バルビナ・バルベルデ」T.64
ミゲル・バセルガ(P;Steinway D)

録音:2015年4月/サラゴサ会議宮(スペイン)
名手バセルガによるアルベニスのピアノ曲全集がついに完結いたします!ロマン後期を代表するスペイン民族音楽の作曲家、ピアニストのアルベニスの作 風はスペインの民族音楽の色彩豊かな旋律と強い踊りのリズムを基礎にしたもので、スペイン的な情熱にあふれております。第9巻でもまるでスペインの 陽光のごとくきらきらと輝くような作品を収録。リズムの良さと独特の語り口が求められるアルベニスの作品ですが、ルクセンブルク出身のミゲル・バセル ガはスペインの作品を長きにわたり研究しており、とりわけアルベニスの演奏には定評があります。超絶技巧を物ともせずに演奏できるバセルガでなけれ ば表現できないアルベニスの世界がひろがります! (Ki)
BIS
BIS-2213(1CD)
C.P.E.バッハ:鍵盤独奏曲全集 Vol.33
専門家と愛好者のためのロンド付きピアノ・ソナタ集 第3集
ロンド第1番 ホ長調 Wq.57-1(H 265)
ソナタ第1番 イ短調 Wq.57-2(H 247)
ロンド第2番 ト長調 Wq.57-3(H 271)
ソナタ第2番 ニ短調 Wq.57-4(H 208)
ロンド第3番 ヘ長調 Wq.57-5(H 266)
ソナタ第3番 ヘ短調 Wq.57-6(H 173)
カンツォネッタと6つの変奏曲 Wq.118-8(H 275)
ミクローシュ・シュパーニ(クラヴィコード)

録音:2015年7月/キーゼル・ホール(シント・トロイデン/ベルギー)
ミクローシュ・シュパーニによるC.P.E.バッハの鍵盤独奏曲全集第33弾は「専門家と愛好者のためのロンド付きクラヴィア・ソナタ第3集」が収録さ れました。録音を開始した際、シュパーニは「全集を実現することは決して単純な課題ではなく、ことにそれが初期の作曲家の作品を含めばなおさらであ る。このシリーズで私たちは、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの、鍵盤楽器独奏と伴奏アンサンブルのための、疑いない正統な作品のすべてを ご紹介する。私たちの目標は、これらの作品演奏の可能性への全般の見通しを与えることなので、この録音は作品の現存する資料と正統的な演奏習慣の 徹底した研究に基づいている。私たちはオリジナルの資料をもとに “正統性” である楽器を選択して演奏している。」と語っており、まさに正真正銘、本物 の解釈のもと演奏されました。これら膨大な作品に対して時間をかけ、着実に録音活動をしてきたシュパーニにでしか表現することのできない明晰な解釈 で演奏されております。 (Ki)

TYXart
TXA-17098(1CD)
現代無伴奏チェロ作品集
トッホ(1887-1964):無伴奏チェロのための即興曲Op.90c
フォルトナー(1907-1987):無伴奏チェロ組曲
サミュエル・アドラー(1928-):伴奏なしのチェロのためのソナタ
ギセルヘル・クレーベ(1925-2009):無伴奏チェロのための”Nenia”
フリー デ マン・デ ーリング(Vc)

録音:2015年11月マンハイム
ハンブルク出身のチェロ奏者フリーデマン・デーリングによる現代無伴奏チェロ作品集。彼がマンハイムで行っている室内楽コンサート・シリーズ「unterm Dach」での録音となります。ウィーン生まれの作曲家エルンスト・トッホがグレゴール・ピアティゴルスキーの60歳の誕生日に作曲した「無伴奏チェロ のための即興曲」。<血の婚礼>で知られるヴォルフガング・フォルトナーや、ハンブルクのユダヤ人家庭に生まれ、1938年に家族とともにアメリカに渡 り今なお活躍するサミュエル・アドラーの作品。そして最後にアンドレ・ナヴァラのために「Nenia」を作曲したギセルヘル・クレーベと20世紀の作曲 家が偉大なチェリストのために作曲した作品を収録しています。 (Ki)

PARNASSUS
PACD-96059(2CD)
リヒテル・イン・ザ・1940s
[CD 1]
バッハ:カプリッチョ変ロ長調 「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV 992(クラヴィーアの為の)
 ソナタ ニ長調 BWV 963(クラヴィーアの為の)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
シューマン:幻想曲ハ長調 Op.17
バッハ:イギリス組曲第3番ト長調 BWV 808(クラヴィーアの為の)から サラバンド
[CD 2]
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3*
クライスラー(ラフマニノフ編):愛の喜び(ピアノ版)*
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1+
バッハ:ソナタ ニ長調 BWV 963(クラヴィーアの為の)#
リスト:巡礼の年 第3年()から エステ荘の糸杉に**
ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調 Op.32-12**
 メロディー ヘ長調 Op.3-3**
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1948年11月27日(無印)/1947年5月30日*/1947年6月5日+/1947年10月14日#
  1949年4月4日、イグムノフ記念演奏会**すべてライヴ
スヴャトスラフ・リヒテル(1915-1997)の最初期のライヴ録音を集成。「驚くほど良い音(Surprisingly fine sound)」と謳われています。
PARNASSUS
PACD-96057(1CD)
コープランド・ビフォー・LP(1928-1949)
(1)コープランド:猫とねずみ(ユーモラスなスケルツォ;1920)
(2)ピアノ変奏曲(1930)
録音:1935年4月2日
(3)ヴィーツェプスク(ヴァイオリン、チェロと;1929)*
(4)ヴァイオリンと2つの楽曲(1926)+
(5)ヴォカリーズ(ソプラノと;1928)#
(6)キューバ舞曲(2台の;1942)**
(7)ヴァイオリンとソナタ(1943)++
(8)ヴァイオリンと2つの楽曲(1926)から 夜想曲++
(9)4つのピアノ・ブルース(1948)
Freely Poetic (for Leo Smit) / Soft and Languid (for Andor Foldes)
Muted and Drugged (for William Kapell) / With Bounce (for John Kirkpatrick)
アーロン・コープランド(P)
アイヴァー・カーマン(Vn)*
デイヴィッド・フリード(Vc)*
ジャック・ゴードン(Vn)+
エセル・ルーニング(ソプラノ#)
レオ・スミット(P)**
ルイス・カウフマン(Vn)++

(1)録音:1928年/原盤:Ampico B Reproducing Piano Roll #68153
(2)録音:1935年4月2日
原盤:Columbia 68320/21-D in album X-48 (XCO 17111-2, 17112-1 & 17113-1)
(3)録音:1935年4月5日
原盤:Columbia 68741/42-D in album X-68 (XCO 17117-2, 17118-1 & 17119-1)
(4)録音:1935年4月22日原盤:Columbia 68321-D & 68742-D (XCO 17326-1 & 17325-1)
(5)録音:1935年/原盤:New Music Quarterly Recordings Vol. 3,- 1 (R-574)
(6)録音:1947年/原盤:Concert Hall AL (CHS 136/7)
(7)録音:1947年/原盤:Concert Hall album C-10 (CHS 356/60)
(8)録音:1947年/原盤:Concert Hall album C-10 (CHS 361)
(9)録音:1949年5月23日、ロンドン、イギリス原盤:Decca K 2372 (AR 13657-1 & 13658-1)
LP録音より前のコープランドの録音をすべて収めた初のCD。初復刻となる音源もあるとのことです。

Ars Produktion
ARS-38541(1CD)
フランスのトランペット音楽
モーリス・エマニュエル(1862-1938):コルネットまたはフリューゲルホルンとソナタ Op.29(1936)
モーリス・ル・ブシェール(1882-1964):トランペットとスケルツォ・アッパショナート(1934)
シャルル・ケクラン (1867-1950):ケルヴェレアンの歌(管楽器と)Op.197(1940)
フローラン・シュミット:トランペットと組曲 Op.133(1955)
ジャン・フランセ:トランペットとソナティネ(1952)
イベール:トランペットと即興曲(1951)
アンリ・マルテッリ(1895-1980):コルネットと小協奏曲 Op.99(1963)
レイモン・ガロワ=モンブラン(1918-1994):トランペットとサラバンドとフィナーレ(1949)
マルセル・ミハロヴィチ(1898-1985):トランペットとスケルツォ=ワルツ(1958)
篠原眞(1931-):トランペットと3つの協奏的楽曲(1960)
ラインホルト・フリードリヒ(Tp)
竹沢絵里子(P)

録音:2008年10月31日-11月4日、ジーメンスヴィラ、ランクヴィッツ、ベルリン、ドイツ
ラインホルト・フリードリヒは1958年ドイツのヴァインガルテンに生まれたトランペット奏者。1983年から1999年までフランクフルトRSO首席奏者。2003年以来2017年現在ルツェルン祝祭Oの首席トランペット奏者。1989年以来2017年現在カールスルーエ音楽大学教授。竹沢絵里子は広島に生まれカールスルーエ音楽大学で学んだピアニスト。ソロ、ピアノ・デュオの他、ラインホルト・フリードリッヒをはじめ高名な管楽器奏者の伴奏者としても知られています。
Ars Produktion
ARS-38542(1CD)
レッツ・ダンス!
D・スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.96/同 ロ短調 K.87/同 ニ長調 K.29
F・クープラン:クラヴサン曲集第3巻 から
修道女モニク/悲し気なニワムシクイ/ティク・トク・ショク
ショパン:3つのマズルカ Op.59
ドビュッシー:ピアノのために
ガーシュウィン:3つの前奏曲
カプースチン:ピアノ・ソナタ Op.62-6
ハンナ・シバーエヴァ(P)

録音:2016年2月29日-3月1日、バウアー・スタジオ、ルードヴィヒスブルク、ドイツ
ハンナ・シバーエヴァ(シバイエヴァ、シベーヴァ)は1979年ベラルーシのミンスクに生まれたピアニスト。1999年以降オランダに在住し、Et'cetera他のレーベルから既に十数枚のCDをリリースしています。
Ars Produktion
ARS-38217(1SACD)
ブラームス、ベルク:ピアノ作品集
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.5
 3つの間奏曲 Op.117
ベルク:ピアノ・ソナタ ロ短調 Op.1
ヴァンサン・ラルデル(P)

録音:2016年7月4-6日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ヴァンサン・ラルデルはリュエル・マルメゾン地方音楽院(フランス)で学んだ後リューベック音楽大学(ドイツ)でブルーノ・レオナルド・ゲルバーに師事したフランスのピアニストで、2017年現在スタインウェイ・アーティスト。当レーベルへの録音は「ラヴェル:オーケストラル&ヴィルトゥオーゾ・ピアノ作品集」(ARS-38146)、「ラヴェル、シュミット:ピアノ協奏作品集」(ARS-38178)に続き3枚目です。
Ars Produktion
ARS-38224(1SACD)
ラヴェル、シューベルト、ムソルグスキー:ピアノ作品集
ラヴェル:夜のガスパール
シューベルト(リスト:編):水車屋と小川/水の上で歌う
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
レティシア・ゴメス=タグレ(P)

録音:2016年9月6-8日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
レティシア・ゴメス=タグレはメキシコのピアニスト。Urtextレーベルへの録音を経て当レーベルより「ダンス・パッション 舞曲集」(ARS-38183)をリリースし注目を集めました。
Ars Produktion
ARS-38225(1SACD)
シューマン:クライスレリアーナOp.13
森の情景Op.82
暁の歌Op.133
エンデニヒの死のコラール「わが死の時に臨みて」(ピアノのため)
フロリアン・グレムザー(P)

録音:2016年9月6-8日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
1990年生まれのドイツのピアニスト、フロリアン・グレムザーのデビューCD。フロリアンはヴュルツブルク音楽大学で父親であるベルント・グレムザー(1962年生まれ)に師事。2007年にオーケストラと初共演。
Acte Prealable
AP-0382(1CD)
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):ピアノ作品集 Vol.3
3つのクラコヴィエンヌ Op.5(ユゼフ・イグナツィ・クラシェフスキに献呈)
3つの小品 Op.22
歌(ドゥムカ)/ウクライナ民俗舞曲(トレパーク)
ポーランドの悲歌(古い屋敷で)
ポーランド舞曲
憂鬱なクラコヴィエンヌ Op.23a/マズルカ Op.23b
3つの小品 Op.26
クラコヴィエンヌ/ウクライナの小唄/ポロネーズ
映像(6つの性格的小品)Op.27
予想外に/ピカドール/モノローグ/クラコヴィエンヌ/牧歌/ジプシー
2つの小品 Op.15(アレクサンデル・ミハウォフスキに献呈)*
ウクライナの歌(ザドゥムカ)/ポーランドの農民の舞曲
アンナ・ミコロン(P)

録音:2017年1月、ヤヌシュ・ハイドゥン・コンサート・スタジオ、グダンスク放送、グダンスク、ポーランド(*以外)
2015年6月、グダンスク音楽アカデミー・コンサートホール、グダンスク、ポーランド*
ジグムント・ノスコフスキはワルシャワに生まれ、ワルシャワとベルリンで学んだ作曲家・指揮者。音楽教師としてカロル・シマノフスキやグジェゴシュ・フィテルベルクらを輩出しました。
Acte Prealable
AP-0385(1CD)
イグナツィ・クシジャノフスキ(1826-1905):ピアノ作品集 Vol.1
マズルカ ハ長調 Op.54-1
マズルカ イ長調 Op.54-2
即興曲イ長調 Op.52/クラコヴィエンヌ嬰ハ長調 Op.31-2
セレナード ト長調 Op.51/メヌエット ト長調 Op.48/ドゥムカ ト短調 Op.53
マズルカ ト長調/ドゥムカ ハ短調/夜想曲ハ長調 Op.25/ガヴォット ハ長調 Op.56
夜想曲ト短調 Op.50-1/夜想曲ヘ長調 Op.50-2
クラコヴィエンヌ嬰ヘ長調 Op.47
ロマンス変イ長調(アレクサンデル・ミハウォフスキに献呈)
即興曲変ロ短調(アレクサンデル・ミハウォフスキに献呈)
夜想曲変ホ長調 Op.55-1/ワルツ変イ長調 Op.49-1
ワルツ変ニ長調 Op.49-2/夜想曲ヘ長調 Op.55-2/ポロネーズ変イ長調 Op.20
ローラン・ラミー(P)
イグナツィ・クシジャノフスキはポーランドのオパトフに生まれたピアニスト・作曲家・ピアノ教師・音楽批評家。フランチシェク・ミレツキ(1791-1862)に師事した後パリ音楽院で学び、ピアニストとして大成功を収めました。帰国後はピアノ教師としても最高の評価を得ました。作曲家としても数多くのピアノ曲を高く評価されていましたが没後には忘れ去られてしまいました。他の多くのポーランド人作曲家と同様、当レーベルのCDによって再評価されることが期待されます。
ローラン・ラミーはワルシャワでイェジ・ジュラフレフ(1887-1980、ショパン国際ピアノ・コンクールの創始者)に師事したフランスのピアニスト。2017年現在ディエップ地方音楽院教授。ショパンの全作品をレパートリーとしているほか、ポーランド音楽を得意としています。
Acte Prealable
AP-0388(1CD)
アントニ・コントスキ(1817-1899):ピアノ作品集 Vol.1
3つの瞑想曲 Op.42
非難/出発/望郷
1つのポロネーズと6つのマズルカ Op.44
ポロネーズ ト短調/オベルタス ハ長調/マズルカ イ短調/マズルカ ハ長調
マズルカ ト長調/マズルカ ニ長調/マズルカ イ長調/マズルカ イ短調
ロマンス「私を覚えていて」によるメロディーのスケッチ()Op.99
私を忘れないで(歌詞のないロマンス)Op.152
眠り草(夢想)Op.246
ああ!あなたを愛していると(歌詞のないロマンス)WoO
午後の風(メロディー)WoO
スワヴォミル・ドブジャンスキ(P)

録音:2016年11月14-16日、アルトゥル・マラフスキ・フィルハーモニー・ホール、ジェシュフ、ポーランド
アントニ・コントスキはクラクフの音楽一家に生まれたポーランドのピアニスト・作曲家。幼時よりピアノの才能を発揮し国内外で演奏。モスクワでジョン・フィールド(1782-1837)に作曲とピアノを、ウィーンでジーモン・ゼヒター(1788-1867)に作曲、ジギスモント・タールベルク(1812-1871)に師事。ヴィトゥオーゾ・ピアニストとして国際的に活躍し、晩年にはアメリカ合衆国西海岸や極東を含むツアーも敢行。彼はショーマンシップも備えており、現存する唯一のベートーヴェンの弟子を自称、また鍵盤の上に折り畳んだ毛布を乗せ手を隠して弾くという芸を披露することもありました。作品は400を超え、その多くは演奏に高度な技巧を要するピアノ曲です。
スワヴォミル・ドブジャンスキはワルシャワ音楽アカデミーおよびコネチカット大学(アメリカ合衆国)で学んだポーランドのピアニスト・音楽著作家。2006年、マリア・シマノフスカ(ポーランドのピアニスト・作曲家;1789-1831)の英語での世界初の伝記を出版。2013年には当レーベルよりシマノフスカのピアノ作品全曲録音を発表しました(AP-0281-0283)。
Ars Produktion
ARS-38229(1SACD)
ラルパ・ノットゥルナ(夜のハープ)〜ハープ独奏の為の音楽
リスト(アンリエット・ルニエ編):ナイチンゲール [Le rossignol] (ハープの為の版)
ヒンデミット:ハープ・ソナタ(1939)
グリンカ:ハープの為の夜想曲(1828)
ヴィルヘルム・ポッセ(1852-1926):「ヴェネツィアの謝肉祭」による変奏曲(1919)
アミ・マヤーニ(1936-):Maqamat(1984)
ニーノ・ロータ(1911-1979):サラバンドとトッカータ(ハープの為の;1945)
シューベルト(エリーザベト・プランク編):夜曲 ハ短調 Op.36-2 D 672(ハープの為の版)
アンリエット・ルニエ(1875-1956):ルコント・ド・リールの「妖精たち」による伝説(ハープの為の;1901)
エリーザベト・プランク(Hp)

録音:2016年12月13-15日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
1991年ウィーン生まれのハープ奏者、エリーザベト・プランクのデビューCD。エリーザベト・プランクは7歳でハープを習い始め、何とその2年後にはウィーン音楽大学準備課程への入学を許されるという天才ぶりを発揮。2009年から2015年までアーデルハイト・ブロフスキー=ミラーに師事。17歳でウィーンのコンツェルトハウスにてソロ・リサイタル・デビュー。2016年10月、来日し関西地区で演奏。2018年にはウィーンのムジークフェライン・デビューが予定されています。

UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-4842(1CD)
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲 Op.34
ピアノ五重奏曲ト短調 Op.57*
ミハイル・リフィッツ(P)
シマノフスキ・カルテット
ミハイル・リフィッツは1982年ウズベキスタンのタシケントに生まれたピアニスト。13歳でラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を弾きデビュー。ハノーファー音楽演劇大学でカールハインツ・ケンマーリングおよびベルント・ゲツケに、イーモラ国際ピアノ・アカアデミーでボリス・ペトルシャンスキーに師事。2009年、第57回フェルッチョ・ブゾーニ国際ピアノ・コンクール優勝。2012年、ヴァイオリンのヴィルデ・フラングとのデュオで来日。2016年には同じデュオでアメリカ合衆国・カナダ・日本ツアーを行いました。シマノフスキ・カルテットは1995年ポーランドのワルシャワで結成。
UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-5068(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D 784
ピアノ・ソナタ第21番変ロ短調 D 960
幻想曲(グラーツ幻想曲)ハ長調 D 605a
マリア・ペロッタ(P)

録音:ライヴ
マリア・ペロッタはイタリア南部のコゼンツァに生まれ、コゼンツァ音楽院、ミラノのG.ヴェルディ音楽院、パリのエコール・ノルマル音楽院、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院で学び、2017年現在パリ在住のピアニスト。
UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-5087(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 ピエトロ・デ・マリア(P)
ピエトロ・デ・マリアは1967年ヴェネツィア生まれ。ヴェネツィア音楽院を卒業後ジュネーヴ音楽院でマリア・ティーポに師事し1988年最高栄誉付一等ヴィルトゥオーゾ賞を受賞。バッハからリゲティにわたるレパートリーを擁し、またショパンのピアノ独奏用全作品を公開演奏した最初のイタリア人ピアニストでもあります。
UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-5022(2CD)
バッハとともに40年
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 から アリアと第1変奏
チェンバロ協奏曲第3番ニ長調 BWV 1054 から アレグロ*
平均律クラヴィーア曲集第1巻 から 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 846
イタリア協奏曲 BWV 971 から アレグロ
フランス組曲第3番ロ短調 BWV 814 から メヌエット I & II
パルティータ第6番ホ短調 BWV 830 から トッカータ
2声のインヴェンション から 第8番ヘ長調 BWV 779
マタイ受難曲 BWV 244 から われを憐れみたまえ
フランス組曲第5番ト長調 BWV 816 から サラバンド
イギリス組曲第5番ホ短調 BWV 810 から アルマンド
フルートとチェンバロの為のソナタ変ホ長調 BWV 1031 から シチリアーナ+
チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調 BWV 1056 から ラルゴ(アリオーソ)
平均律クラヴィーア曲集第2巻 から 前奏曲とフーガ嬰ハ短調 BWV 873
イギリス組曲第6番ニ短調 BWV 811 から ガヴォット I & II
音楽の捧げ物 BWV 1079 から
3声のリチェルカーレ,トリオ・ソナタ II(アレグロ)
チェンバロ協奏曲第2番ホ長調 BWV 1053 から アレグロ
フーガの技法 BWV 1080 から コントラプンクトゥス第1番,オクターヴのカノン
3声のインヴェンション から 第11番ト短調 BWV 797
平均律クラヴィーア曲集第2巻 から 前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV 881
フランス組曲第2番ハ短調 BWV 813 から アルマンド
イギリス組曲第2番イ短調 BWV 807 から 前奏曲
パルティータ第1番変ロ長調 BWV 825 から ジグ
2声のインヴェンション から 第13番イ短調 BWV 784
カプリッチョ変ロ長調「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV 992 から 郵便馬車のラッパを模したフーガ
3声のインヴェンション から 第12番イ長調 BWV 798
平均律クラヴィーア曲集第2巻 から 前奏曲とフーガ第15番ト長調 BWV 884
フルートとチェンバロの為のソナタ イ長調 BWV 1032 から ラルゴ・エ・ドルチェ+
リュート組曲ホ短調 BWV 996 からサラバンド
チェンバロの為のアダージョ ト長調 BWV 968
チェンバロ・ソナタ イ短調 BWV 965 から アルマンド
平均律クラヴィーア曲集第2巻 から 前奏曲とフーガ第6番ニ短調 BWV 875
チェンバロの為の4つのデュエット から 第1番ホ短調 BWV 802
ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 から アリア・ダ・カーポ
[ボーナス・トラック]
バッハ/グノー(1818-1893):アヴェ・マリア
J・シュトラウス:ペルシャ行進曲
ラミン・バーラミ(P)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO*
リッカルド・シャイー(指)*
マッシモ・メルチェッリ(フルート+)
既発売録音からの編集盤。ラミン・バーラミは1976年イランのテレラン生まれのピアニスト。裕福な家庭に生まれながら1979年のイラン革命により父親は投獄され(1991年に刑務所で死亡)、本人は11歳の時にヨーロッパへの移住を余儀なくされましたが、在テヘラン・イタリア大使館のはからいで奨学金を得てミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院、イーモラ国際ピアノ・アカデミー、シュトゥットガルト音楽大学で学びました。幼時よりバッハに興味を持っていたラミン・バーラミはすでにバッハの多くの作品を録音しています。

MELODIYA
MEL-1002487(1CD)
NX-B04
ヴラディスラフ・ハンドギー/ピアノ・リサイタル
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ヘ長調 K332
ショパン:マズルカ Op.6-1 嬰ヘ短調
 マズルカ Op.6-2 嬰ハ短調
 マズルカ Op.6-3 ホ長調
 マズルカ Op.6-4 変ホ短調
 夜想曲 変ホ長調 Op.55-2
クライスラー(ラフマニノフ変):愛の悲しみ
ラフマニノフ:前奏曲 ニ長調 Op.23-4
リスト:メフィスト・ワルツ 第1番 S514
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲 Op.2
ヴラディスラフ・ハンドギー(P)

録音:2016年10月
ベラルーシに生まれ、2014年、13歳の時にロシアのKULTUREテレビが主催した若手奏者のためのコンクール 「Nutcracker」で160名の参加者を制して優勝、注目を浴びたヴラディスラフ・ハンドギー。 2年間で著しく成長し、2016年、デニス・マツーエフが主宰した「グランド・ピアノ国際ピアノ・コンクール」において弱冠 15歳で名誉賞を獲得、このアルバムを録音する権利を獲得しました。 年齢を超えた音楽的成熟は他を圧倒するも、彼自身は「上達する方法は日々練習を重ねることのみ」をモットーにし ているという勤勉さも持ち合わせています。

Resonus
RES-10120(2CD)
NX-C08
バッハ:クラヴィーア練習曲集 第3集
1.前奏曲 変ホ長調「聖アン」BWV 552/1
2.永遠の父なる神よ BWV 669
3.すべての世の慰めなるキリストよ BWV 670
4.聖霊なる神よ BWV 671
5.永遠の父なる神よ BWV 672
6.すべての世の慰めなるキリストよ BWV 673
7.聖霊なる神よ BWV 674
8.いと高きところにいます神にのみ栄光あれ BWV 675
9.いと高きところにいます神にのみ栄光あれ BWV 676
10.「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」によるフゲッタ BWV 677
11.これぞ聖なる十戒 BWV 678
12.「これぞ聖なる十戒」によるフゲッタ BWV 679
13.われらみな唯一なる神を信ず BWV 680
14.「われらみな唯一なる神を信ず」によるフゲッタ BWV 681
15.天にいますわれらの父よ BWV 682
16.天にいますわれらの父よ BWV 683
17.われらの主キリスト、ヨルダン川に来り BWV 684
18.われらの主キリスト、ヨルダン川に来り BWV 685
19.深き苦しみの淵より、われ汝に呼ばわる BWV 686
20.深き苦しみの淵より、われ汝に呼ばわる BWV 687
21.われらの救い主なるイエス・キリスト BWV 688
22.「われらの救い主なるイエス・キリスト」によるフーガ BWV 689
23.デュエット第1番 ホ短調 BWV 802
24.デュエット第2番 ヘ長調 BWV 803
25.デュエット第3番 ト長調 BWV 804
26.デュエット第4番 イ短調 BWV 805
27.フーガ 変ホ長調 「聖アン」 BWV 552/2
スティーブン・ファー(Org)

録音:2013年4月3-4日
バッハの「クラヴィーア練習曲集 第3集」は別名「ドイツ・オルガン・ミサ」とも呼ばれています。キリエとグローリア、教理問答コラール、 そして4つのデュエットを“聖アン”と呼ばれるプレリュードとフーガではさみ、一つのミサ曲として構成されたこの曲は、合唱を加えること もありますが、基本的にオルガン独奏のみでルター派の「神の教え」を表現するという大作です。 演奏者のスティーブン・ファーは、ギルフォード大聖堂のオルガニスト。バロックから現代まで幅広いレパートリーを持ちますが、 バッハの録音はこのアルバムが初めてです。ケンブリッジのトリニティカレッジ教会のメッツラー・オルガンの荘厳な音色も聴きどころ。

H.M.F
HMM-902282(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
ソナタ第21番 変ロ長調 D960
ソナタ第13番 イ長調 op.120 D664
ハ ヴィエ ル・ペリアネス(P)

録音:2016年12月、マヌエル・デ・ファリャ・オーディトリウム(スペイン)
スペインの俊英、ハヴィエル・ペリアネス最新盤。シューベルトのソナタ集です。ペリアネスのじめじめしていない音色が、純粋にシューベルトの広い世 界を明るく照らしだします。第13番D.664は1819年(1825年の説も)、シューベルトが20代前半に書いたものですが、愛らしい旋律、内声部ま で書き込まれていて充実した秀作です。シューベルト最晩年の作品と並べることで、シューベルトの才能の深化がいかに早かったかということを思い知る と同時に、その旋律の純粋な美しさにあらためて感動をおぼえます。


APR
APRCD-6022(2CD)
レフ・プイシュノフ〜78回転録音全集&SAGA・LP録音選集
(1)バッハ(サン=サーンス編):カンタータ第29番 BWV.29より 序曲
(2)ベートーヴェン(サン=サーンス編):「アテネの廃墟」より 回教僧の合唱
(3)シューベルト(プイシュノフ編):「ロザムンデ」D.797より バレエ音楽第2番
(4)ショパン:練習曲第21番変ト長調 Op.25-9「蝶々」
ショパン:練習曲第4番嬰ハ短調 Op.10-4
リスト:小人の踊り S.145-2
(5)ドビュッシー:アラベスク第2番ト長調
(6)グラズノフ:ポルカ Op.42-2
(7)ラフマニノフ:ユモレスク ト長調 Op.10-5(1894年初稿版)
(8)プイシュノフ:雨が降る時
(9)プイシュノフ:小さなワルツ
プイシュノフ:オルゴール
(10)シューベルト(プイシュノフ編):「ロザムンデ」D.797より バレエ音楽第2番
(11)シューベルト(ゴドフスキー編):楽興の時第3番ヘ短調 D.780-3,Op.94-3
(12)シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894,Op.78「幻想」
シューベルト:即興曲変イ長調 D.935-2,Op.142-2
(13)リスト:森のささやき S.145-1
リスト:小人の踊り S.145-2
(14)アルベニス(グノー編):タンゴ Op.165-2
(15)サン=サーンス(ゴドフスキー編):白鳥
(16)パデレフスキ:奇想曲 Op.14-3
(17)グラズノフ:ポルカ Op.42-2
(18)ラフマニノフ:前奏曲変ロ長調 Op.23-2
ラフマニノフ:道化師嬰ヘ短調 Op.3-4
グレインジャー:シェパーズ・ヘイ
(19)ショパン:練習曲第13番変イ長調 Op.25-1「エオリアン・ハープ」 Op.25-2
ショパン:マズルカ第21番嬰ハ短調 Op.30-4
(20)ショパン:夜想曲第9番ロ長調 Op.32-1
(21)ショパン:ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1「華麗なる円舞曲」
(22)ショパン:夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2
ショパン:子守歌変ニ長調 Op.57
ショパン:舟歌嬰ヘ長調 Op.60
ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調
グラズノフ:主題と変奏 Op.72
レフ・プイシュノフ(P)

録音:(1)1922年10月
(2)1923年12月
(3)(4)1922年10月
(5)(6)(7)1923年12月
(8)1922年10月
(9)1923年12月
(10)1926年5月
(11)1927年5月20日
(12)1928年3月
(13)1929年2月
(141927年5月20日
(15)1929年3月
(16)1927年5月20日
(17)1926年5月
(18)1927年5月20日
(19)1948年9月10日
(20)1948年6月25日
(21)1948年7月1日
(22)1958年
20世紀前半、主にイギリスで活躍した知られざるロシアの伝説的ピアニスト、レフ・プイシュノフ(1891−1959)が、Columbia、HMV、Sagaに遺した貴重な録音の数々がAPRから復活! 1891年にオデッサで生まれたプイシュノフは、サンクトペテルブルク音楽院で、シモン・バレルやマリア・ユーディナの師でもあるアネット・エシポフ=レシェティツキー(アンナ・エシポワ)にピアノを師事。その後、ロシア革命の勃発に伴い祖国から脱出し、ペルシャ、パリを経て、活躍の場となるロンドンにたどり着くなど、激動の時代を生き抜いた20世紀の名ピアニストです。 プイシュノフの78回転録音の全曲収録は、名エンジニア、マーク・オーバート=ソーンがプロデューサー、リマスタリング・エンジニアを務めたこのAPR盤が初。最晩年の1958年に録音されたショパンとグラズノフの復刻も話題を集めることでしょう! また、エグゼクティヴ・プロデューサーのマイケル・スプリング自らが執筆したブックレット内の「The mystery of Pouishnoff’s Saga recordings」(英文)も要注目の内容です。

Delphian
DCD-34193(1CD)
夢と幻想〜独奏ギターのためのイギリス音楽
ウォルトン:5つのバガテル
L.バークリー:ギターのためのソナティナ Op.52-1
ダウランド:前奏曲、失われし望みのファンシー、幻想曲
アーノルド:ギターのための幻想曲 Op.107
ブリテン:ダウランドによるノクターナル Op.70
ショーン・シャイベ(G)
エジンバラの本格クラシック・レーベル「Delphian」から、スコットランドの若き天才ギタリスト、ショーン・シャイベのソロアルバムが登場!
1992年、日本人の母親とスコットランド人の父親の間にエジンバラで生まれ、スコットランド王立音楽院で学んだショーン・シャイベ。その並外れた実力が認められ、BBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選ばれた最初のギタリスト、またボルレッティ=ブイトーニ財団の奨学金を受けた唯一のソロ・ギタリストとして活躍。ロイヤル・オーバーシーズ・リーグのゴールド・メダルや、アイヴォー・メイランツ・ギター賞など多くの賞を受賞しています。
そんな新世代の実力派ギタリスト、ショーン・シャイベのファースト・ソロ・アルバムは、ウォルトン、バークリー、アーノルド、ブリテンがジュリアン・ブリームのために書いた作品とジョン・ダウランドの作品を収録。世界に羽ばたくスコットランドの若き天才ギタリスト、ショーン・シャイベにご注目ください!

Etcetra
KTC-1504(1CD)
シューベルト:4手連弾のための作品集 Vol.4
8つの変奏曲変イ長調 D.813
2つの性格的な行進曲 D.886
4つのポロネーズ D.599
3つの英雄的行進曲 D.602
ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)、
ヴェールレ・ペーテルス(フォルテピアノ)

録音:2016年12月、ベルギー
使用楽器:Trondlin (ライプツィヒ1825−1830)
クイケンやドンブレヒトとの共演も多いベルギーの鍵盤奏者ヤン・フェルミューレン。ナネッテ・シュトライヒャー製のフォルテピアノを使用し、全6巻CD12枚組にわたるシューベルトのピアノ作品集を完成させたフェルミューレンが新たにスタートしたプロジェクトは、弟子でもあるヴェールレ・ペーテルスとともに進行する4手連弾作品集。第4弾では、行進曲やポロネーズなど、シューベルトの華麗で勇壮的な作品が、当時のフォルテピアノの響きで蘇る。
Etcetra
KTC-1589(1CD)
ジェフスキー:「不屈の民」変奏曲 ダーン・ファンドヴァール(P)

録音:2016年10月18日ー19日、ブルッヘ・コンセルトヘボウ(ブルージュ・コンサートホール/ベルギー)
現代アメリカのコンポーザー=ピアニスト、フレデリック・ジェフスキー(b.1938)の代表作、「「不屈の民」変奏曲」の新たな録音がEt'ceteraから登場!「不屈の民」変奏曲は、チリの作曲家セルヒオ・オルテガの革命家「団結した民衆は決して敗れることはない」に基づく36の変奏曲で、ジャズや即興、現代音楽などの手法も用いながら様々な変奏が繰り広げられ、一時間余りを要する大作。この20世紀ピアノ音楽の中でも屈指の難曲とされる「不屈の民」変奏曲に挑むのは、20世紀と21世紀のアメリカのピアノ音楽を中心に、現代音楽、実験音楽のスペシャリストとして活躍するベルギーのピアニスト、ダーン・ファンドヴァール。2017年には、ジェフスキーの「Songs of Insurrection」の世界初演も果たしているファンドヴァール。マルク=アンドレ・アムランや高橋悠治の録音に続く、新たな「不屈の民」名盤となるか!? 現代ピアノ・ファン、超絶作品ファン要注目!

Profil
PH-17032(1CD)
ラフマニノフ:7つのサロン小品集Op.10
ショパンの主題による変奏曲Op.22
エカテリーナ・リトヴィンツェヴァ(P)

録音:2016年2月1-3日、6月20-22日/ザールランド放送局(ザールブリュッケン)
1986年オホーツク海沿岸の町マガダンに生まれ、15歳の時に家族とともにモスクワへ移り、イリーナ・ガブリロワ、アレクサンドル・ムンドヤンツ、 エカテリーナ・デルジャヴィナに師事。若手ながら深い楽譜の読みと堂々とした演奏で、将来が楽しみな逸材です。今回のアルバムは得意なラフマニノフ。 意外に録音のない7つの小品全曲が大歓迎ですが、若きラフマニノフのナイーヴな感性が彼女本人のものと相まって、じっくり聴かせてくれます。30分 の大作「ショパンの主題による変奏曲」も技巧はもちろん構成の巧さに感心させられます。 (Ki)

Goodies
78CDR-3683(1CDR)
ラザール・レヴィ〜日本録音集
クープラン:ゆりの花ひらく/葦
シューベルト:即興曲変イ長調Op.142-2
ラザール・レヴィ:ワルツ集(1)
 ワルツ集(2)
ショパン:マズルカ第2番嬰ハ短調Op.6-2
 マズルカ第31番変イ長調Op.50-2
シューマン:夕べに、夢のもつれ
ラザール・レヴィ(P)

日本ビクター SD53/5 VICTOR SD-53/5(Japan)
録音:1950年10月東京・築地ビクタースタジオ
この録音は第2次世界大戦後、初めて来日した外国人アーティスト、ラザール・ レヴィ(1882-1964)が日本ビクターに録音した1950年録音のSP盤復刻。レヴィ はパリ音楽院でルイ・ディエメール(1843-1919)に師事し、1898年に一等賞を 得た。1914年からパリ音楽院教授をつとめ、1953年に退任したが、その間1916 年から21年と1941年から44年に、ドイツ軍のパリ占領のため地下に潜伏した。 レヴィの弟子には、クララ・ハスキル、 モニク・アース、イヴォンヌ・ロリ オ他、日本人ピアニストの安川加壽子、原智恵子、井上二葉、田中希代子、 遠藤郁子、他が居る。レヴィのレコード録音はたいへん少なく、この復刻の他 にモーツァルト:幻想曲ハ短調K.475(1931年録音)はモーツァルト「伝説の録音」 第2巻のCD23(飛鳥新社)に収録されている。 (グッディーズ)

NEOS
NEOS-21501(1CD)
「ファンタジア」〜連弾のための作品集
パーセル(クルターク編):1 つの音の上のファンタジア(1 台4 手連弾)
モーツァルト(ブゾーニ編):自動オルガンのための幻想曲K.608(2 台ピアノ)
シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D940(1 台4 手連弾)
スクリャービン:2 台ピアノのための幻想曲(2 台ピアノ)
ラフマニノフ:幻想曲Op.5(組曲第1番)(2台ピアノ)
グラウシューマッハー・ピアノ・デュオ

録音:2014年12月8〜11日
グラウシューマッハー・ピアノ・デュオはアンドレアス・グラウとゲッツ・シュマッハーによるコンビで、ピアノ連弾(1 台 4 手、2 台ピアノ)による現代曲の紹介を積極的に行っており、10 枚以上のアルバムをリリースしています。世界有数のピアノ・デュオによる最新作は「幻想曲」をテーマに作品をセレクト。 ラフマニノフの“幻想曲 Op.5”は 4 曲から成り、詩からインスピレーションを得て作曲されたもの。4 曲それぞれに引用された詩の個性が浮き彫りにされ、ラフマニノフらしい抒情が溢れ出た名曲です。シューベルトの“幻想曲 ヘ短調 D940”は、シューベルトが亡くなった1828 年に作曲された切ない美しさを湛えた最晩年の名作。

HUNGAROTON
HCD-32784(2CD)
バッハ:フーガの技法 BWV1080 バーリント・カロシ(オルガン、チェンバロ、クラヴィコード)
2008年のバッハ国際コンクールのオルガン部門の覇者、バーリント・カロシが満を持してフーガの技法を録音しました。バッハの最高傑作にして謎の 多いこの作品は楽器指定がなく、演奏・解釈ともに難曲として知られます。今回カロシはオルガン、チェンバロ、クラヴィコードを弾き分け、多彩な音色 でこの大作に挑みました。 バーリント・カロシは1979年、ブタペスト生まれ。6歳でピアノとクラリネットを学び、オルガンは17歳よりはじめました。リスト音楽院で学んだ後、 リオネル・ロッグに師事、その後バッハ国際コンクールにて優勝、さらに2012年ミシガン大学における即興コンクールで優勝するなど、その才能は瞬く 間に開花しました。現在は欧米諸国を中心に演奏活動をする一方で作曲家としても才能を発揮しております。HUNGAROTONレーベルからJ.S. バッハ のクラヴィーア練習曲集第3部(HCD 32745)をリリースしており、硬派な解釈が光る秀演を披露しております。 (Ki)

Hanssler
HC-17009(1CD)
バルトーク:ピアノ独奏曲全曲集 Vol.4
「こどものために」【1.-21.第1巻/22.-40.第2巻/41.-62.第3巻/63.-78.第4巻】
アンドレアス・バッハ(P)

録音:2010年8月/WDRフンクハウス(ケルン)
バルトークの名手、アンドレアス・バッハによるピアノ独奏曲全曲録音。第4弾は「こどものために」(全4巻)が収録されました。1908年から翌 1909年にかけて作曲された「こどものために」は4巻(79曲)からなる教育用の小品で、第1&2巻は主にハンガリー民謡をもとに、第3&4巻は主 にスロヴァキア民謡をもとに、それぞれ書かれています。なお、同集の初版には85曲含まれていましたが、1945年のバルトーク自身による改訂版で6 曲が除去されました。(当ディスクでは第4巻の第14&15曲ラプソディが同一のトラック(76トラック)に収録されているため全78トラックとなってお ります。)当曲集も土着の音楽を民俗的語法によるバルトークの作品を堪能することができます。 アンドレアス・バッハは2004年にバルトークのピアノ独奏作品のアルバムを1枚リリースしましたが、当シリーズではバルトークが残したピアノ独奏 曲作品全曲を6つのアルバムに分けてリリースを予定しており、第1集"円熟したバルトーク"(98 042)、第2集"ロマンティック・バルトーク"(98 043)、第3集"バルトークと民俗音楽"(HC 16020)、第4集"こどものために"そして、第5集"ミクロコスモス"、第6集"若きバルーク"で構成 される予定です。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-031(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
幻想曲 Hob.XVII: 4 ハ長調
ソナタ Hob.XVI: 37 ニ長調
ソナタ Hob.XVI: 31 ホ長調
ソナタ Hob.XVI: 32 ロ短調
ソナタ Hob.XVI: 46 変イ長調
ソナタ Hob.XVI: 26 イ長調
カプリッチョ.ト長調 「8人のへぼ仕立屋に違いない」Hob.XVIII-1
フランチェスコ・コルティ(Cemb/David Ley, J.H,グレープナー(1739)のコピー)

録音:2015年9月
1984年イタリア生まれのチェンバロ奏者、コルティの登場。ミンコフスキ率いるレ・ミュジシャン・ドゥ・ルーヴルのメンバーでもあるコルティは、ミ ンコフスキの指揮でハイドンを演奏した経験ももっており、ここでも、非常に生き生きと豊かな表情が魅力の演奏を展開しています。最後の「8人のへぼ 仕立て屋に違いない」ではミンコフスキ流のびっくりするようなユーモラスないたずらも聴かれます。 (Ki)

MUSO
MU-015(1CD)
シューベルト:即興曲集
4つの即興曲 D899(op.90)
4つの即興曲 D935(op.142)
アマンディーヌ・サヴァリー(P)

録音:2016年6月12-14日
前作のJ.S.バッハ:トッカータ集(MU-007)が好評だったアマンディーヌ・サヴァリー第2弾。今回彼女が取り上げたのはシューベルトの即興曲。サヴァ リーは、1985年生まれのフランスのピアニスト。ダリ・ピアノトリオのピアニストとしても活躍しており、室内楽ではアルテミス弦楽四重奏団やメナヘム・ プレスラーの薫陶を受けています。そしてなによりブレンデルの教えを受けることが許された数少ないピアニストの一人。高潔かつ純度の高いシューベルト が展開されています。 (Ki)

CAvi
4260085-533572(1CD)
ウストヴォリスカヤ:ピアノ・ソナタ全集
第1番 (1947)/第2番 (1949)
第3番 (1952)/第4番 (1957)
第5番 (1986)/第6番 (1988)
アントニー・バリシェフスキー(P)

録音:2016年2月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
ガリーナ・ウストヴォリスカヤ(1919-2006)はショスタコーヴィチ門下の女性作曲家。旧ソ連にありながら、調性も小節線も持たない前衛的な作風を 展開させた異色の存在でした。ウストヴォリスカヤは生涯に6篇のピアノ・ソナタを作曲しましたが、いずれも個性的。第1番はショスタコーヴィチに師 事している時期の作。師の影響を感じさせます。第5番と6番は後期の作で、どちらも狭い音程のトーンクラスターに終始し、鐘の音を思わせます。「20 世紀末のムソルグスキー」ともいうべき作風が興味津々です。
アントニー・バリシェフスキーは1988年生まれのウクライナのピアニスト。生地で学んだ後、パリのエコール・ノルマルで研鑽を重ねた。2014年に 行われたアルトゥール・ルビンシュタイン国際コンクールで優勝、直後に来日公演も行っています。CAviレーベルではムソルグスキー&スクリャービンの アルバムに次ぐ第2弾。ウストヴォリスカヤのピアノ・ソナタはこれまでもいくつか録音がありますが、フレッシュな感性が光り、ようやく作品の魅力に肉 薄するものが現れたと申せましょう。 (Ki)

Perfect Noise
PN-1701(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ全集Vol.1
第2番ハ長調Hob.XVI:7
第1番ト長調Hob.XVI:8
第35番ハ長調Hob.XVI:35
第49番嬰ハ短調Hob.XVI:36
第50番ニ長調Hob.XVI:37
第59番変ホ長調Hob.XVI:49
エ ルンスト・モリッツ(P)

録音:2015年スタイングレーバー室内楽ホール、バイロイト
ワーグナーの聖地バイロイトに工房を置くピアノ製作所シュタイングレーバー&ゼーネ 社のピアノを使って録音するシリーズ。1986年生まれのドイツの ピアニスト、エルンスト・モリッツによるハイドンのピアノ・ソナタ集の録音が開始されます。エルンスト・モリッツは幼少期から卓越したピアノの才能を示 し、また音楽学も学び幾つかの賞を受賞しています。ピアノだけではなく、ハープシコード、チェンバロも学びバロックから現代ものまで弾きこなす非常に 多彩なアーティストです。このハイドンへのアプローチも、研究を重ねたモリッツならではの知的な演奏を聴かせてくれます。 (Ki)


Hanssler
HC-17035(5CD)
ザデラツキー:ピアノ曲集
24の前奏曲とフーガ (1937/8)
祖国【線路/タイガ/工場/黄金色の草原/若い世代/アラス川/熱狂的な一団】(1946)
前線【前線への道/焦土の故郷/戦闘/防空壕/地図を広げ/恋人からの手紙/敵の背後に/墓場を越えて/燃える大地/行進】(1944)
24の前奏曲 (1934)
小品アルバム【雲/車/隠しごと/メリーゴーランド/プラカード行進】(1929)
(3)陶器のカップ【野の花々/サーカスの騎手/太鼓とラッパ/大宴会】(1930)
叙情菌【優しく/歌う/ナイーヴ/左手のための】(1930)
伝説【雲/車/隠しごと/メリーゴーランド/プラカード行進】(1944)
ピアノ・ソナタ第1番(1928)
ピアノ・ソナタ第2番(1928)
ピアノ・ソナタ ヘ短調(1939)
ヤーシャ・ネムツォフ(P)

録音:2015年7月6-10日/ベルリン・ブランデンブルグ小スタジオ
フセヴォロド・ザデラツキーは、プロコフィエフと生没年を同じくする作曲家。しかし生涯と評価は対照的で、名は抹消され、作品が公開で演奏された り録音されることはありませんでした。シュニトケやヴァインベルクの辛い人生がしばしば語られますが、ザデラツキーの悲惨さは桁違いで、帝政時代に 皇子の音楽教師をしたことに起因する逮捕と流刑の人生で、定職に就くことも許されず作品も無視されました。
1920年、ロシア内戦に反革命軍将校として従軍し捕えられますが、音楽の才に気づいた赤軍リーダー、ジェルジンスキーの配慮で処刑を免れます。 しかし1926年に何の理由も告げられずに逮捕され、作品はすべて抹殺されました。2年後に釈放され、2曲のピアノ・ソナタや24の前奏曲なども手掛 けますが、学生オケでワーグナーやリヒャルト・シュトラウス作品を指揮したことで「ファシストの音楽を普及させようとした」と再逮捕、カムチャッカ半 島近くの収容所へ送られます。たいていの囚人は4年ももたずに死亡するなか彼は生き延び、電信用紙の余白に24の前奏曲とフーガを書きとめました。 現存するザデラツキーの作品はほぼピアノ曲のみですが、再逮捕の際に妻の機転で草稿を隠したため破棄を免れたものが、今回音になりました。20世 紀前半のロシア作曲家らしくスクリャービンの影響が感じられるものの、師タネーエフ仕込みの対位法的な書法がロシアでは珍しく興味津々。24の前奏曲 にせよ前奏曲とフーガもショスタコーヴィチを先取りし、自由な世界で創作活動に勤しめれば20世紀ロシアを代表する作曲家になりえたことが残念な限り。 ピアノのための小品は、ソ連系作曲家らしく「工場」「戦闘」「防空壕」のほか、収容所を囲む「タイガ」など聴いてみたくなるタイトルが並びます。 ザデラツキー発掘に力を注ぐネムツォフ渾身の演奏が見事。20世紀の歴史と音楽に興味があるすべての方々に聴いていただきたいアルバムです。 (Ki)

Audite
AU-97740(1CD)
アメリカ
ライナグル:ピアノ・ソナタ第1番ニ長調「フィラデルフィア」
マクダウェル:森のスケッチOp.51〜野ばらに寄す/睡蓮に寄す
 12の技巧的練習曲〜無窮動/3月の風
 ニューイングランド牧歌Op.63(全10曲)
アンタイル:ジャズ・ソナタ
アイヴズ:3ページ・ソナタ
セッションズ:私の日記から(全4曲)
ウルリヒ・ロマン・ムルトフェルト(P/スタインウェイD)

録音:2016年5月24-26日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
1970年フランクフルト・アム・マイン生まれのピアニスト、ウルリヒ・ロマン・ムルトフェルト。ヴェロニカ・ヨッフムやハルトムート・ヘルに師事し、 コンサート・ピアニストとして活躍するかたわら、2003年には生物学者の証も受けている知性派。バッハから現代音楽までレパートリーは広く、初演も 多く行っています。 このアルバムはアメリカのピアノ曲を集めたアンソロジー第2弾。興味深いのはモーツァルトと同年生まれのアレクサンダー・ライナグル(1756-1809) のピアノ・ソナタ。オーストリア人としてイギリスに生まれ、1786年にアメリカへ移民した作曲家。50篇のオペラを作曲しながらも、すべて1820年の 火災で焼失したとされます。ピアノ・ソナタは 4 作が現存し、その第 1 番には「フィラデルフィア」と題されています。アメリカ的というよりは C.P.E バッ ハかハイドンを思わせる多感様式で、アメリカにこんな古典派的作品があった事実に驚かされます。 また、かつてはピアノ・アルバムの定番だったマクダウェルの「野ばらに寄す」ひさびさの新録音が大歓迎。美しいピアノの響きがアウディーテならでは の録音の良さでゾクゾクするほど魅力的。1分47秒で終わってしまうアンタイルのジャズ・ソナタ、短いながら恐ろしく難しいアイヴスのソナタなどいずれ も個性的。アメリカのピアノ音楽を再認識できます。 (Ki)

カメラータ
CMCD-28345(1CD)
税込定価
高橋アキ プレイズ ハイパー・ビートルズ volume T

レノン&P.マッカートニー:ノルウェーの森[ポーリン・オリヴェロス編曲]
ゴールデン・スランバー[武満徹編曲]
ミシェル[バーバラ・モンク・フェルドマン編曲]
夜の光(ポール、鳥と出会う)〈ブラック・バード〉[ペア・ノアゴー編曲]
イエスタデイ[三宅榛名編曲]
ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット[ジェイムズ・テニー編曲]
ビコーズ[西村朗編曲]
ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン[ケヴィン・ヴォランス編曲]
ジュリア[バニータ・マーカス編曲]
レット・イット・ビー(アジア旅行)[三輪眞弘編曲]
「平和を我等に」によるショート・ファンタジー[フレデリック・ジェフスキ編曲]
アクロス・ザ・ユニヴァース[内藤明美編曲]
猿の指、ヴェルヴェットの手〈カム・トゥゲザー&ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン〉[カイヤ・サーリアホ編曲]
G.ハリソン:ブルー・ジェイ・ウェイ[ジグムント・クラウゼ編曲]
レノン&P.マッカートニー:AKI 2.2[坂本龍一編曲]
高橋アキ(P)

録音:2016年10月/三重
 世界14か国・47人の現代作曲家たちに、ビートルズ作品のアレンジを 委嘱した『ハイパー・ビートルズ』シリーズ。高橋アキの企画制作・演 奏による、この画期的なアレンジ作品集は、欧米でも話題となり、高い 評価を受け、再演され続けてきました。そして四半世紀を経たいま、遂 に再録音がスタート! 第1弾となる本アルバムには、世界7か国の錚々た る現代作曲家による15作品が収録されています。(カメラータ)

オクタヴィア
OVCT-00133(1CD)
税込定価
愛の言葉〜グラナドス、ストラヴィンスキー、シューベルト
グラナドス:組曲「ゴイェスカス〜恋するマホたち」より
 エル・ペレレ〜ゴヤ風な情景
 愛の言葉
 嘆き、またはマハと夜鳴うぐいす
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」3つの断章
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
石井克典(P)

2016年10月16日(シューベルト)、23日(グラナドス)TAGO高崎スタジオ <ファツィオリ278>、2016年11月26日(ストラヴィンスキー)東京音楽大学レコーディングスタジオ <スタインウェイ274>
ピアニストとして活躍し、現在東京音楽大学の教授という要職にある石井克典、待望の新作。 これまで内外のピアノのコンクールに入賞し、日本や北米・中南米のオーケストラとも共演、またカリフォルニア国際ピアノコンクールをはじめ審査員を歴任するなど、多彩で瞠目すべき活動をくり広げています。 ここでは、ピアニスティックな楽曲から陰影に富むレパートリーまで、スタインウェイとファツィオリを弾きわけ、アーティストとしての資質の深さを存分に示しています。(オクタヴィア)

オクタヴィア
OVCT-00134(1CD)
税込定価
スクリャービン:24の前奏曲 Op.11
プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」からの10の小品 Op.75
矢島愛子(P)

録音:2017年5月10、11日 東京・稲城@プラザ
天が与えた矢島愛子の才能とは、音楽をこよなく愛し、思考や感情が常に純粋で、芸術に対する自分の義務を知っている人間、そして偉大な芸術に触れることで味わえる幸福の瞬間をいつも聴衆にもたらし、芸術家として最高の結果を得る演奏をしながらも、さらになお演奏家としての腕に磨きをかけようと絶え間ない努力をしている人間への才能なのです。 (ボリス・ペトルシャンスキー 巻頭言より)
数多くのコンクールで受賞歴を持ち、実力派ピアニストとして一目置かれている矢島愛子の初のソロ・アルバムがリリースされます。 この長年大事に取り組んでいたスクリャービンの作品と、本人がこよなく愛するロシア的なリズムが存分に詰まった「ロメオとジュリエット」を収録。彼女の持ち味である、繊細で美しいタッチとダイナミックな表現力が十分に収められています。(オクタヴィア)

TUDOR
TUD-7205(1CD)
アタナシアデのアンコール
バッハ:イエスは私の喜びであり続ける
ブラームス:私の心からの願い Op.122-10
ワーグナー(リスト編):「タンホイザー」の巡礼者の合唱
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16 番 ハ長調 K.545
シューベルト:万霊節の連祷 D 343
ショパン(リスト編):前奏曲集 Op.28〜第4 番 ホ短調
ショパン:前奏曲集 Op.28〜第6 番 ロ短調,第20 番 ハ短調
バッハ:カンタータ「神の時が最も良き時」 BWV 106〜ソナティーナ
 管弦楽組曲第3番 BWV 1068〜エア
 カンタータ「私は片足を墓の中に入れて立っている」〜シンフォニア
ジョルジュ・アタナシアデ(Org)

録音:2016年6月 サン=モーリス,ヴァレ州,スイス
ジョルジュ・アタナシアデは1929 年、スイスのロマンド地方(フランス語地区)に生まれたオルガニスト。1952 年からスイス、ヴァレ州のサン=モーリスの修道院の教会参事会員に就き、演奏活動、教育活動にいそしんでいる。 このCD では有名作曲家たちの作品(オリジナルも編曲も)をオルガンで弾いている。有名なモーツァルトのハ長調のピアノ・ソナタ K.545 をパイプオルガンで弾いているのが珍しい。いずれもサン=モーリスのバジリカ聖堂の大オルガンの素晴らしい音色を優秀録音で楽しめる。
TUDOR
TUD-7206(1CD)
アタナシアデホ他:オルガン作品集
ジョルジュ・アタナシアデ(b.1929):大オルガンのための組曲(1981)
 パスカリア(1999)
 アゴネンシア(1992)
 リスティアーナ・ヘレニカ(2012)
ルイ・ブロケ(1888-1954):アンダンテ(1929)
 オルガンのための組曲(1930)
ジョルジュ・クラメール(1909-81):喜ばしい組曲(1956)
ジョルジュ・アタナシアデ(Org)

録音:2016年6月14-16日 サン=モーリス,ヴァレ州,スイス
1929 年、スイス生まれのオルガニスト、ジョルジュ・アタナシアデが、自作やルイ・ブロケ(1888-1954)、ジョルジュ・クラメール(1909-1981)らの作品を弾いたもの。ことにアタナシアデの大オルガンのための組曲は、サン=モーリスのバジリカ聖堂の大オルガンの魅力をたっぷり味わえる。

BRIDGE
BCD-9487(1CD)
ワイズガル:ピアノ・ソナタ(1982)
ヒンデミット:ルードゥス・トナリス(1942)
マーティン・ペリー(P)

録音:2016 年3 月25、26 日,米国,メイン州,ブランズウィック
メインはヒンデミットの50 分を超える大曲「ルードゥス・トナリス」。1942 年、米国時代のヒンデミットの作品で、ルードゥス・トナリスとは音の遊びという意味。前奏曲の後、フーガ、間奏曲が繰り返され、12 番目のフーガの後に後奏曲が置かれ、全 25 曲。ヒューゴ・ワイズガル(1912-1997)は、オーストリア=ハンガリー帝国時代のブルノ近郊のイヴァンチツェの生まれ。少年時代に一家で米国に移住している。ピアノ・ソナタは1982 年、70 歳の時の作品。 マーティン・ペリーはカリフォルニア出身のピアニスト。アルメニア人の血を引いているという。近現代のピアノ曲を得意としている。
BRIDGE
BCD-9477(1CD)
デイヴィッド・ラコウスキ:練習曲集第4巻
第77番エッコ・エコ
第86番プログ・スプリングス
第80番花火/第71番掛け合い
第73番大物/第72番ドリアン・ブルー
第81番カイン変奏曲/第74番でない
第85番消えていく回帰
第87番子守歌/第75番黄昏
第82番Fこれ
第89番これは囀りを意味する
第76番クレイヴ/第97番静けさ
第93番ポークリテュード
第87番子守歌
第84番何がヘアピンしたのか
第88番一緒におもちゃした
第78番反射の上で/第83番私を助けて
第90番ソリッド・ゴルディー/第79番ナルシステュード
エイミー・ブリッグズ(P,トイピアノ,チェレスタ)

録音:2014 年6 月9-11日 ニューヨーク
エイミー・ブリッグズ(ディサナヤケ)による米国の作曲家、デイヴィッド・ラコウスキのピアノ練習曲集第4集(既発売:BCD9121、9157、9310)。ラコフスキはバーモント州セントオールバンズ出身。21 世紀に入ってから著しく頭角を現している。この練習曲集では、いくつかの曲におもちゃのピアノやチェレスタを用いているのが面白い。エイミー・ブリッグズは米国の現代作曲家のピアノ作品のスペシャリストとして知られている。
BRIDGE
BCD-9486(1CD)
アメリカ4手ピアノ作品集
(1)ラーダール:静かな音楽(1994,2001)
(2)マスト:パッサカリア(2000,2001)
(3)アイヴズ:3 つの四分音小品(1925)
(4)シエラ:危険と記憶について(1997)
(5)ドアティ:ラウンジ・リザーズ(1994)
クアトロ・マーニ:
【スティーヴン・ベック(P)
スーザン・グレイス(P)】
(5)ジョン・キンジー(打楽器)
(5)マイケル・テトロールト(打楽器)

録音:2015 年10 月4−10 日,コロラドスプリングス
チャールズ・アイヴズを除くと、フレッド・ラーダール(1943-)、ジョン・マスト(1954-)、アーリーン・シエラ(1970-)、マイケル・ドーアティ(1954-)と現代の米国の作曲家の 4 手ピアノのための作品を集めている。クワットロ・マーニ(イタリア語で 4 手の意味)はスティーヴン・ベックとスーザン・グレイスによるピアノ・デュオ。ドアティのラウンジ・リザーズだけ打楽器が参加する。


Treasures
TRE-174(1CDR)
フランティシェク・ラウフ/ベートーヴェン&ショパン
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番*
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番「葬送」
 ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
フランティシェク・ラウフ(P)

録音:1965年11月15,18-19日*、1966年11月-12月(全てステレオ)
※音源:SUPRAPHON SUAST-50743*、SUAST-50893
◎収録時間:70:13
“ラウフの高貴で敬虔なピアニズムが十二分に生かされた不朽の名演!”
■音源について
ラウフによるスプラフォンのステレオ録音のなかで、TRE-173の収録曲とともに重要な名演!

★フランティシェク・ラウフ(1910〜1996)は、チェコを代表するピアニスト。プラハ芸術アカデミーでの教育活動が中心だったので、フィルクスニーやモラヴィッツ等のような知名度はありませんが、その配慮の行き届いたピアニズムは教育者らしい堅実さにとどまらず、独特の閃きと奥ゆかしさを湛えています。
ベートーヴェンの「第12番」第1楽章の主題をツェルニーは「高貴で敬虔」と評しましたが、これはそのままラウフのピアニズムに当てはまります。各変奏の表情を丹念に表出しながら、同時に豊かな流動性も確保しているので、変奏曲形式が苦手な方もこれには心奪われることでしょう。第3楽章は「英雄の死を悼む葬送行進曲」という副題の意味に囚われない実直さで一貫。それだけに、消え行くコーダでの静かな余情が際立ちます。
ショパンがまた言葉で言い尽くせないほどの大名演!少なくとも2つのソナタを収めたれレコードとしては、史上屈指の存在だと確信しています。
「第2番」は、荒々しいタッチで劇的な楽想に追い打ちをかける手法とは異なり、ラウフが目指すのはあくまでも内面性の微妙な移ろい。第1楽章第2主題が誰よりも浄化しきった精神を湛えていること、展開部のドラマ性が打鍵の強さではなく内的な葛藤から生じているのを目の当たりにすると、ラウフの思慮深さ、芸の深さを痛感するばかりです。第2〜3楽章も、精神的な高潔さは比類なし。特に第3楽章は中間部に突如として繊細な静謐美を注入する例が多いですが、ラウフのピアノは最初からピュアなので、中間部でも唐突な印象を与えず、連綿と美しいニュアンスが続くのです。
「第3番」は、日頃からどこか底の浅い演奏が多いと感じていますが、この演奏にはそんな瞬間は皆無。第2楽章は、意外にもピアニスティックな効果を発揮しますが、そこにも懐の深さを感じます。第3楽章は豊かなホールトーンとも相まって高潔な幻想性が広がり、皮相な演奏との違いをまざまざと思い知ります。特に中間部のラストは必聴!終楽章も驚異的!ラウフの演奏で聴くと、ショパンがソナタの最後を締めくくる音楽を築くのに苦心した形跡など感じさせず、まさにショパンの等身大の音楽としてストレートに迫ってくるのです。造形美を立体的に再現しつつ、音楽を硬直化させないセンスも超一級!この作品、ピアニストの技巧が音楽的な感度と一体化したものかどうかを量る試金石かもしれません。【湧々堂】

BMC
BMCCD-CD250(1CD)
フリッツ・クライスラーへのオマージュ
クライスラー(作曲・編曲):
1.中国の太鼓Op.3
2.クープランの様式によるルイ13 世の歌とパヴァーヌ
3.ボッケリーニの様式によるアレグレット
4.ドヴォルザーク(クライスラー編):スラヴ舞曲集 第2 集 Op. 72, 第2 番 ホ短
調
5.エルノ・バローグ(クライスラー編):北の哀歌
6.愛の悲しみ
7.愛の喜び
8.美しきロスマリン
9.シンコペーション
10.ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
11.ドヴォルザーク(クライスラー編):インド人の嘆き
12.ウィーン風小行進曲
13.ドヴォルザーク(クライスラー編):ユモレスク
14.ジプシーの女
15.ジプシー奇想曲
16.チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンデ・カンタービレ
17.おもちゃの兵隊の行進曲
18.レチタティーヴォとスケルツォ・カプリス Op.6
19.リヒャルト・ホイベルガー(クライスラー編):オペラ舞踏会
20.ウィーン奇想曲Op.2
21.プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
バルナバーシュ・ケレメン(Vn)
ゾルターン・コチシュ(P)

録音:2016 年8 月6-9,14 日、フェニックス・スタジオ、ディオーシュド、ハンガリー
コチシュのラスト・レコーディング! 2016 年11 月6 日、惜しくも亡くなったハンガリーの偉大な音楽家ゾルターン・コチシュ。 亡くなる約3 か月前に、何度も共演や録音を行っている1978 年生まれの“ハンガリーのクレーメル”という異名を持つヴァイオ リニスト、バルナバーシュ・ケレメンとクライスラーのヴァイオリン作品を録音。クライスラーのオリジナル曲を始め、クライスラー がヴァイオリン用に編曲した作品も収録しています。コチシュは音楽を慈しむかのようなピアノで、ケレメンのヴァイオリンを優 しく包み込みます。ケレメンもクライスラーの超絶技巧作品を圧倒的なテクニックで演奏。“エルノ・バローグ/クライスラー編: 北の哀歌”の持つ哀しみの美しさが染みわたります。“シンコペーション”、“ジプシーの女”や“ジプシー奇想曲”ではリズムが 躍動。美しく明快な素晴らしい演奏の登場です! ※コチシュは1952 年、ハンガリー、ブダペスト生まれ。18 歳でハンガリー放送主催ベートーヴェン・コンクールに優勝し、ピア ニストとして世界中で人気を博しました。1983 年には指揮者のイヴァン・フィッシャーと共にブダペスト祝祭管弦楽団を創設し ました。1997 年よりハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団の首席音楽監督に就任。ハンガリー音楽演奏の第一人者とし て、世界に広めることにも尽力。バルトークの音楽の解釈は現在でも最高峰の演奏として魅了しています。
BMC
BMOP-1051(1SACD)
アンソニー・ポール・デ・リティス」(1968-):作品集
(1)アムステルダム(2004)
(2)リフレッシオーニ(2014)
(3)バレエ(1997/2013)
(4)-(7)「ポップ・コンチェルト」(ギターと管弦楽
のための)(2014)
(4)“ブリング・イット・オン”by Seal
(5)“ユー・オウタ・ノウ”by アラニス・モリセト
(6)“ビューティフル・デイ”by U2
(7)“ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール”by マイケル・ジャクソン
(1)ギル・ローズ(指)ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト
(4)-(7)エリオット・フィスク(G)
(2)パトリック・デ・リティス(Fg)
(3)デュオ I88:【ヴィッキー・チョウ&サスキア・ランクホーン(Pデュオ)】

録音:(1)2014年7月1日、
(2)2014年1月14日、
(3)2013年5月31日、
(4)-(7)2014年6月29日
アンソニー・ポール・デ・リティスは作曲家で、ボストンにあるノースイースタン大学音楽学部部長であり教授を務めています。 注目は洋楽をギター協奏曲にアレンジした「ポップ・コンチェルト」。Seal に、アラニス・モリセット、U2、マイケル・ジャクソンの楽曲を、クラシック・ギター界では知らぬものはいないヴィルトゥオーゾである巨匠エリオット・フィスクがオーケストラと共に軽やかに躍動しながら演奏しています。4 作品ともメロディを活かしながらテクニックも音楽性も多彩さを極めています。

HERITAGE
HTGCD-194(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲
イギリス組曲第5番
ミリセント・シルヴァー(Cemb)

Bottega Discantica
DISCANTICA-297(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲) ルーカ・フランゼッティ(Vc)

使用楽器:製作者不詳、ロンバルディア、イタリア、19世紀初頭(アウロラ・ナトラ・ヒナステラ所有)
巻き弦ではなく羊腸製の芯線のみから成るプレーンガット(裸ガット)弦を使用した演奏。プレーンガット弦は温度・湿度の影響を受けやすく張力も弱いため音を保持することが困難であり、演奏には相応の技術を要します。使用楽器の所有者アウロラ・ナトラ・ヒナステラは作曲家アルベルト・ヒナステラの夫人で、自身もチェロ奏者でした。 ルーカ・フランゼッティは1969年イタリアのパルマ生まれ。ヴァイオリン、ピアノ、ギターを学んだ後チェロに転向し、30歳でミラノ・G・ヴェルディSOの首席チェロ奏者に就任。この時期にはスコットランド室内合唱団の第1ヴァイオリン奏者も務めていました。2004年にはクラウディオ・アバドと共にボローニャ・モーツァルトO創設に参画し、さらにルツェルン祝祭Oにも参加。2009年ベネズエラに招かれ、以来同国の音楽教育の発展に尽力。イタリア国内外で演奏と教育活動を展開しています。
Bottega Discantica
DISCANTICA-299(1CD)
グスタフ・シュタインマン製オルガン
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565
 トリオ・ソナタ第3番ニ短調 BWV 527
 協奏曲イ長調 BWV 593(原曲:ヴィヴァルディの協奏曲 Op.3-8)
 目覚めよ、と呼ぶ声ありBWV 645
ダカン(1694-1772):スイスのノエル
バッハ:トッカータとフーガ ホ長調 BWV 566
 かくも喜びに満てる日BWV 605
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第3番イ長調 Op.65-3
ロベルト・ムッチ(Org)

録音:2016年11月、サン・ピエトロ&サン・パオロ教区教会、ロベッロ・ポッロ、コモ県、イタリア
使用楽器:1984年、グスタフ・シュタインマン製
Bottega Discantica
DISCANTICA-300(1CD)
メンデルスゾーン:ピアノ四手連弾の為の作品集
序曲「真夏の夜の夢」Op.21(作曲者編曲、ピアノ四手連弾版)
「真夏の夜の夢」Op.61(作曲者編曲、ピアノ四手連弾版)
無言歌集第5巻 Op.62(作曲者編曲、ピアノ四手連弾版)
 五月のそよ風 ト長調/出発 変ロ長調/葬送行進曲 ホ短調
 朝の歌 ト長調/ヴェネツィアの舟歌(第3)イ短調/春の歌 イ長調
二重奏曲(ピアノ四手連弾の為のアンダンテと華麗なアレグロ)イ長調 Op.92
ティツィアーナ・モネータ、ガブリエーレ・ロータ(P)

録音:2016年10月17-19日、バロック・ホール、SMCレコーズ、イヴレア、イタリア
当レーベルに数々のピアノ・デュオ編曲版を録音しているティツィアーナ・モネータ&ガブリエーレ・ロータ。
Bottega Discantica
DISCANTICA-301(1CD)
ピエトロ・アレッサンドロ・ヨン(1886-1943):オルガンとオルガン=ピアノ二重奏の為の作品集
トッカータ/悲歌 [Canto elegiaco]
オルガンの為の宗教的組曲第1番 から
   来たれ主よ(オフェルトリウム)
   グレゴリオ聖歌の賛歌「星々の創り主」によるフィナーレ
12のディヴェルティメント から
 思い出/旧いメヌエットとムゼッタ
 キリストの凱旋、復活祭の行列
グレゴリオ協奏曲(ピアノとオルガンの為の)*
アンドレア・トスキ(Org)
マルコ・アルピ(P)*

録音:2016年4、7月、ジュゼッペ・ニコリーニ音楽院サロン、ピアチェンツァ、イタリア
使用楽器(Org):タンブリーニ制、1975年(2014年拡張)
ピエトロ・アレッサンドロ・ヨンはイタリアのピエモンテ地方に生まれたオルガン奏者・作曲家。1907年アメリカ合衆国のニューヨークに移住し後に市民権を得ました。1907年から1926年までニューヨークのフランシスコ・ザビエル教会のオルガニストを務め、1926年には聖パトリック大聖堂のオルガニストに就任しました。

DUX
DUX-1361(1CD)
トニステオン〜打楽器の為の音楽
クセナキス(1922-2001):Idmen b(打楽器の為の;1985)
ダリュシュ・プシビルスキ(1984-):Hyperion(打楽器の為の;2016)
イグナツィ・ザレフスキ(1990-):Tonisteon(打楽器の為の;2016)
マルチン・ブワジェヴィチ(1953-):Ineffabilis(打楽器の為の;1997)
レシェク・ロレント(打楽器)
プシビルスキ、ザレフスキ、ブワジェヴィチはポーランドの作曲家。
DUX
DUX-1362(1CD)
プルミエール〜ヴァイオリンとアコーディオンの為の音楽
イグナツィ・ザレフスキ(1990-):マズルカ [Mazurek] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の)*
グラシアーヌ・フィンジ(1945-):インプレッション・タンゴ [Impression Tango] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の)
アンジェイ・カラウォフ(1991-):夜想曲 [Notturno] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の)*
バルバラ・カシュバ(1983-):スクジプ=アク.ユモレスク [Skrzyp-ak. Humoresque] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の)
バルトシュ・コヴァルスキ=バナセヴィチ(1977-):イン・アフェクト [In Affecto] (無伴奏ヴァイオリンの為の)#
ミウォシュ・ベンビノフ(1978-):カントゥス・ハルモニクス [Cantus Harmonicus] (アコーディオンの為の)+
アルヴォ・ペルト(1935-):フラトレス [Fratres] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の;1977/1980)
エドヴァルト・シェリツキ(1956-):速く [Rapido]*
高橋悠治(1938-):ル・ドゥブル・ドゥ・パガニーニ [Le double de Paganini] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の)
ロディオン・シチェドリン(1932-):アルベニスを模して [Imitating Albeniz] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の)
カロリナ・ミコワイチク(Vn(+以外))
イヴォ・イェディニツキ(アコーディオン(#以外))
*+#世界初録音。ザレフスキ、カラウォフ、カシュバ、コヴァルスキ=バナセヴィチ、ベンビノフ、シェリツキはポーランドの作曲家。グラシアーヌ・フィンジはモロッコ生まれのフランスの作曲家。
DUX
DUX-1372(1CD)
ショパン:24の前奏曲 Op.28
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
マリア・コレツカ=ソシュコフスカ(P)
DUX
DUX-1375(1CD)
エスプレッシオーネ...
ハイドン:ピアノ・ソナタ変イ長調 Hob.XVI
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
 ワルツ変ホ長調 Op.18
 ポロネーズ幻想曲変イ長調 Op.61
 夜想曲嬰ハ短調 Op. posth.
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調 Op.19
ウーカシュ・クルピンスキ(P)
DUX
DUX-1379(1CD)
マルチン・ドゥトカ(1974-):鯨の歯(プリペアード・ピアノの為の) マルチン・ドゥトカ(プリペアード・ピアノ)
DUX
DUX-1312(1CD)
ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲 Op.120
リュウ・ジェジュン(1970-):ピアノの為の組曲(2003/改訂:2016)
ホ・ウォンスク(P)

SOUPIR EDITIONS
S-232(1CD)
フィリップ・ルルー(1959-):打楽器作品集
De l'iteration(打楽器六重奏の為の)
Les uns(打楽器三重奏の為の)
De la vitesse(打楽器六重奏の為の)
アンサンブル・シクストルム(打楽器合奏)
SOUPIR EDITIONS
S-234(1CD)
オーケストラル・ピアノ・ワークス 1879-1920(ピアノ用に編曲された管弦楽作品集)
ボロディン(イヴ・アンリ編): だったん人の踊り
ドビュッシー(ボーウィック編):牧神の午後への前奏曲
デュカス(イヴ・アンリ編):魔法使いの弟子
ラヴェル(イヴ・アンリ編):亡き王女の為のパヴァーヌ
 ラ・ヴァルス
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3つの楽章
イヴ・アンリ(P)
フランスとロシアの管弦楽名曲をピアノ独奏用に編曲した版で構成されたプログラム。イヴ・アンリ(1959年生まれ)はパリ音楽院でピエール・サンカン(1916-2008)、アルド・チッコリーニ(1925-2012)に師事したフランスのピアニスト。1995年から2010年までノアン音楽祭(フランス)芸術監督を務め、2011年には同総裁に任命されノアン・ショパン音楽祭に改称。

DIVINE ART
DDA-25148(1CD)
NX-B07
ピアノ編曲のバレエ音楽集 第2集
プーランク:バレエ音楽「牝鹿」(1923/1947)-抜粋
ソーゲ:バレエ音楽「旅芸人」(1945)-抜粋
ジャン・フランセ):小オーケストラのためのセレナーデ(1934)
モーリス・ティリエ(1906-1972):バレエ音楽「ゆで卵」(1949)-抜粋
ボリス・アサフィエフ(1884-1949):バレエ音楽「パリの炎」-パ・ド・ドゥ
ドビュッシー:交響的組曲「春」…H・ビュッセル編
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「プルチネッラ」(1920)-抜粋
アンソニー・ゴールドストーン(P)

録音:2016年
2017年1月2日にこの世を去ったピアニスト、ゴールドストーンの最後のレコーディング。プーランクやソーゲといった「フランス近代バ レエ曲のピアノ編曲版」を中心にしたプログラムは、レアな作品を好んで演奏したゴールドストーンらしい選曲です。
DIVINE ART
DDA-25151(1CD)
NX-B07
シマノフスキ:ピアノ作品集
9つの前奏曲 Op.1
4つの練習曲 Op.4
仮面劇 Op.34
2つのマズルカ Op.62
バルバラ・カラシキエヴィチ(P)
近代ポーランドにおける重要な作曲家の一人シマノフスキ。その作品はロマン派の伝統を引き継ぎながら、近代的な和声とポーラ ンドの民族舞曲を取り入れた特色あるものです。このアルバムでは、初期から中期の作品が中心に選ばれており、ロマン派の影響 が強い「前奏曲」と「練習曲」、東洋風の雰囲気が漂う「仮面劇」、ポーランドの民族意識溢れる晩年の「マズルカ」と、シマノフス キの作風の変遷を辿ることができます。演奏しているカラシキエヴィチはポーランド生まれの中堅ピアニスト。知られざる作品の紹 介、普及に力を注いでいます。

Solo Musica
SM-257(1CD)
NX-B03
バッハ&フレンズ〜エステレ・レヴァーツ(チェロ)
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007-前奏曲
ハインツ・ホリガー(1939-):COncErto?-チェロのための幻想的小品
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007-アルマンド
クサヴァー・ダイヤー(1972-):カントゥス II
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007-クーラント
パスカル・デュサパン(1955-):イマーゴ 2
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007-サラバンド
ペンデレツキ(1933-):チェロのための組曲-第1楽章 サラバンド
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007-メヌエット I-II
ユン・イサン(1917-1995):7つのエチュード - 第2番 レッジェーロ
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007-ジーグ
サーリアホ(1952-):7羽の蝶々-第7曲
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009-前奏曲
ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918-1970):ショート・スタディ-第1番
 2verschiedene Stricharten 2つの異なるボウイング
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009-アルマンド
ベリオ(1925-2003):言葉は消える
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009-クーラント
グバイドゥーリナ(1931-):10の前奏曲(スタディ)-第1番 スタッカート-レガート
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009-サラバンド
クルターク(1926-):チェロのためのサイン、ゲーム、メッセージ-az hit
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009-ブーレ I-II
ルトスワフスキ(1913-1994):ザッヒャー変奏曲
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009-ジーグ
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ-第2楽章 カプリッチョ
エステレ・レヴァーツ(Vc)

録音:2016年11月10-12日
1989年、スイス生まれのチェリスト、エステレ・レヴァーツ。マリア・クリーゲルに師事し、すでに数々のコンクールに入賞し国際的な キャリアを手にしています。彼女の初アルバムは、バッハの無伴奏チェロ組曲と、現代作曲家の作品を組み合わせた意欲的な内 容。バッハ作品の普遍性とチェロの無限の可能性を探るという好企画です。
Solo Musica
SM-267(1CD)
NX-B03
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ短調「バラード」Op.27-3
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
フィリップ A.ドラガノフ(Vn)

録音:2016年3月、2015年11月、2016年6月
ハンブルク生まれのヴァイオリニスト、指揮者ドラガノフによるバッハとイザイの作品集。このアルバムでは、バッハの作品をイタリア製の ピリオド楽器「Thomas Balestrieri」で演奏、イザイの作品をStefan-Peter Greinerが制作したモダン楽器で演奏し、音色と 響きの違いを聴きとってもらうという試みを行っています。


DIVOX
CDX-25252(2CD)
NX-B07
スヴャトスラフ・リヒテル〜ライヴ・イン・ジャパンプロコフィエフ:ソナタと小品集
【CD1】
ピアノ・ソナタ 第6番イ長調 Op.82*
ピアノ・ソナタ 第9番 ハ長調 Op.103*
バレエ「シンデレラ」よりピアノのための小品
【CD2】
伝説 Op.12-6(1913)
束の間の幻影 Op.22(1915/1917)
 第3番/第4番/第5番/
 第6番/第8番/第9番
 第11番/第14番/第15番
 第18番
ダンス Op.32-1/ワルツ Op.32-4
思考 Op.62-3/田園風ソナチネ Op.59-3
風景 Op.59-2/ロンド Op.52-2
ワルツ Op.96-1/悪魔的暗示 Op.4-4
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1981年6月3日*
1980年12月2日
1981年6月3日…CD2
東京文化会館 ライヴ収録
ヤマハ・チームのカセットテープ録音による
リヒテルとプロコフィエフの出会いは1940年のこと。「ピアノ・ソナタ第6番」を完成させたプロコフィエフが友人たちの前で試演した際、譜めくりを任されたという若きリヒテル青 年。彼はこの難曲を自身で演奏するべく、夏の間に猛勉強し、1940年の秋にこの曲をリサイタルで演奏しました。客席で聞いていたプロコフィエフはリヒテルの演奏に感銘を 受け、以降、2人は意気投合し、1943年には「ピアノ・ソナタ第7番」の初演をリヒテルに委ねるまでにプロコフィエフは彼に全幅の信頼を置くようになります。1946年のプロ コフィエフの55歳の誕生日に、リヒテルは“戦争ソナタ”と呼ばれる第6番、第7番、第8番をコンサートで演奏、プロコフィエフは感謝を込めて「ピアノ・ソナタ第9番」をリヒテル に献呈するのですが、この曲の世界初演は1951年4月23日まで行われることはなく、既に病に伏していたプロコフィエフは、その演奏を電話で聴くのみでした。 リヒテルはプロコフィエフ作品を大切なレパートリーとして、1970年、初来日の際も「ピアノ・ソナタ第7番」をプログラムに組み込み、日本の聴衆に感銘を与えています。 1981年に東京文化会館で行われたスヴャトスラフ・リヒテルの演奏会のこのライヴ録音は、これまでにもいくつかのレーベルからリリースされていますが、今回のDIVOXのアル バムは、当時リヒテルが唯一録音を許可した、ヤマハのレコーディング・チームがカセット・テープ・レコーダーにより録音した音源を用いています。これを入念なマスタリングを行 うことで、ノイズや歪みなどを軽減し、良い音質でお届けすることが可能になりました。

Hyperion
CDA-68048(1CD)
フェルドマン:バニタ・マーカスのために マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2016年6月6日−7日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステート、モンマス)
現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムランがなんとモートン・フェルドマンをレコーディング! アメリカの現代音楽・実験音楽の作曲家であり、図形楽譜の発案者としても知られるモートン・フェルドマン(1926−1987)。フェルドマンの晩年の作品「バニタ・マーカスのために(For Bunita Marcus)」は、高弟バニタ・マーカスに捧げられた総演奏時間72分を越すピアノ独奏のための大作。 キャリアの初期には、ニコライ・ロースラヴェツ、レオ・オーンスタイン、ニコライ・カプースチン、フレデリック・ジェフスキーなどの近現代作曲家のレコーディングでも名を馳せてきたアムランが挑むフェルドマン。 カプースチンのような超絶技巧作品ではなく、静謐の中から生み出されるピアノの様々な表情と色彩を、アムランの奇跡の両手が表現します。 ピアノ・ファン、現代音楽、ニューエイジ関係者要注目の新譜です!

Aeolus
AE-10391(2SACD)
ロパルツ:オルガン作品全集
イントロダクションとアレグロ・モデラート/3つの作品(ブルトンの主題で、間奏曲、フーガ)/聖女の第1と第2の晩課/オッフェルトワール・パスカル/2つの小品(アンダンテ・コン・モート、ポコ・レント)/アレグレット(「祭壇の下で」第2巻第5番)/アンダンテ・エスプレッシーヴォ(「祭壇の下で」第1巻第37番)/アレグロ(「祭壇の下で」第1巻第12番)/幻想曲/瞑想曲第3番/死者のための祈り/葬送前奏曲/祈り/瞑想曲第1番/主題と変奏/瞑想曲第2番/ソルティ
マルクス・アイヒェンラウプ(Org)

録音:2006年8月(CD1)&2007年10月(CD2)、スペイン
様々なオルガン作品の優れた録音で高い評価を得ているドイツの高音質レーベル、Aeolus(エオルス)から、フランスの後期ロマン派、ジョゼフ・ギィ・ロパルツ(1864−1955)のオルガン作品全集(豪華SACD2枚組!)が登場。デュボワやマスネ、フランクらに師事したロパルツの作品は現在ではほとんど録音・演奏されていないだけに、フランス・ロマン派の豊かなオルガン音楽を高音質録音で後世に残す貴重な記録となります。 演奏は、世界遺産にも登録されているドイツのシュパイアー大聖堂で2010年よりオルガニストを務めるドイツの名手、マルクス・アイヒェンラウプ。楽器は、スペイン、アスコイティアの教会 "Parroquia Santa Maria la Realに" に建造されているアリスティド・カヴァイエ=コル1898年製作(ロパルツの活動期と同年代)のオルガンを使用。

Orchid Classics
ORC-100061(1CD)
NX-B03
スチュワート・グッドイヤー〜ラヴェルを弾く
水の戯れ/ソナチネ
鏡/夜のガスパール
スチュワート・グッドイヤー(P)

録音:2016年5月16-17日.11月1-2日
ロサンゼルス・タイムズなどアメリカの新聞紙上でその演奏を大絶賛されているピアニスト、スチュワート・グッドイヤー。トロント王立音 楽院で学んだ後、カーティス音楽院で学士号を取得。更にジュリアード音楽院では修士号を取得するという俊英で、即興演奏、 作曲もこなすというマルチな才能を生かし大活躍しています。以前、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」を自身でピアノ独奏に編 曲したアルバムが高い評価を受けた彼ですが、今回のラヴェルでは、幼い頃から好きだったというソナチネを始め、数々の名作に真 正面から取り組み、素晴らしい音楽を作り上げています。強靭なタッチから繰り出される硬質の音色は、「鏡」や「夜のガスバール」 などにみられる、官能性、恐怖といったラヴェルの音楽の特徴を良く捉えています。

CEDILLE
CDR90000-171(2CD)
NX-B04
ホルヘ・フレデリコ・オローリオ〜ピアノ・リサイタル
【CD1】
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番イ長調 D959
ブラームス:7つの幻想曲 Op.116
 3つの間奏曲 Op.117
 6つの小品 OP.118
 4つの小品 Op.119
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960
ホルヘ・フレデリコ・オローリオ(P)

録音:2016年6月27-30日.7月26日
メキシコ生まれのピアニスト、フレデリコ・オローリオ。彼はメキシコで開催された『ブラームス室内楽祭』の芸術監督を務めるほど、ブ ラームスを熟知しています。このアルバムではブラームス最晩年の小品集と、シューベルト最晩年のソナタを組み合わせ、卓越したテ クニックと強靭なタッチにより、2人の偉大な作曲家が人生の最後に到達した深遠な音楽をじっくりと聴かせます。

Capriccio
C-5293(1CD)
NX-B07
エルネスト・トッホ(1887-1964):ピアノ独奏のための小品集
ブルレスケ集 Op.31(1923)
3つのピアノのための小品集 Op.32(1925)
カプリッチョ集 Op.36(1925)
初心者のための10の練習曲 Op.59(1931)
中級者のための10の練習曲 Op.57(1931)
小さな町の印象 Op.49(1929)
ピアノ・ソナタ Op.47(1928)
アンナ・マグダレーナ・コーキッツ(P)

録音 2015,2016年
ウィーン出身のエルンスト・トッホ。大学では哲学と医学を学び、正規の音楽教育は受けなかったものの、独学で書き上げた「室内 交響曲」でモーツァルト賞を獲得したため、作曲家の道を歩むことになりました。当初はブラームス風の作品を書いていましたが、や がて前衛的な書法に挑戦するも、1950年代を前に、後期ロマン派風の調性音楽に戻りました。このアルバムに収録された作品 は、第一次世界大戦終了後に無調などの作風を取り入れながら、自らの音楽スタイルを模索していた時期に作曲されたもので 「音符の数を極端に削減しながらも、ロマンティックな印象を与える」ことが重視されています。トッホの作品に魅せられているという コーキッツは日本にも来日経験のあるピアニスト。

DACAPO
MAR-6.220631
NX-B06
ルーズ・ランゴー(1893-1952):ピアノ作品集 第3集
Som en Tyv om Natten 夜、盗人のように BVN211a(1930)…世界初録音
昆虫館 BVN134(1917)
ピアノのための9つの頭を悩ます絵画
ピアノのための幻想曲「Skyggeliv」 影の生活 BVN307(1914-1915)
I det blafrende Efteraarslygteskar 秋、ランプの光がちらつく中で
BVN206(1930-1933)
Le Beguinage ベギンホフ-小さなピアノ・ソナタ
Chiesa madre 母の教会-小さなソナタ…世界初録音
Sponsa Christi tadium vita 生活に疲れたキリストの花嫁…世界初録音
ベーリト・ヨハンセン・タンゲ(P)

録音:2016年6月25日、2016年6月26日、2016年9月20日、2016年11月4日
後期ロマン派に属するデンマークの作曲家、オルガニスト、ルーズ・ランゴーの作品集。20世紀初頭のデンマークにおける同世代の 作曲家に比べると、かなり前衛的な作品を書き、各々の曲の特異なタイトルでも知られる人です。このピアノ作品集第3集でも世 界初録音を3曲含む興味深い作品を聴くことができますが、なかでも「昆虫館」がユニーク。昆虫たちがゾクゾクするほどの精緻な 描写で音にされた組曲です。作曲されたのは1917年ですが、一部でピアノの内部奏法が用いられていたりと、時代を先取りした 作品です。シリーズを通じて演奏しているのはデンマークのピアニスト、ベーリト・ヨハンセン・タンゲ。ランゴーのオーソリティです。

BRINRINRI
KYBR-1702(1CD)
税込定価
エンデチャとオレムス〜山下紅弓
バッハ:プレリュードBWV999
タレガ:エンデチャとオレムス(挽歌と祈り)
ソル:「小川の岸辺」による幻想曲 Op.40
 月光
バッハ:シャコンヌ〜 無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番BWV1004 より
J.ゴメス・クレスポ:ノルティーニャ
カステルヌォーヴォ=テデスコ:フランシスコ・ゴヤ・イ・ルシエンテス、
 画家〜ゴヤによる24 のカプリチョスより
 仕方がなかった〜ゴヤによる24 のカプリチョスより
中野二郎:静に揺らぐ月影
バッハ:ブーレ〜無伴奏チェロ組曲第3 番BWV1009 より
F. モンプー:プレリュード〜 コンポステラ組曲より
ヘンデル(山下和仁編):サラバンド
 エイルスフォードのサラバンド
ポンセ:カベソンの主題による変奏曲
山下紅弓(G)

録音:2016年12月26-27日 、2017年2月16-17日  北九州市立響ホール
小さな彼女がステージに現れた時、静まりかえった会場の緊張と期待。研ぎ澄まされた音、音の粒、他の誰にも似ていない 音楽。多分、それは、あなたの心が、震える時、、、、、世界的ギタリスト山下和仁の長女、紅弓(こゆみ)による待望の初ソロア ルバム。2003 年、東京・浜離宮朝日ホールにて山下和仁とのデュオでデビュー(当時小学生)、それ以来、欧米アジア各地を かけめぐってきた彼女も今や熊本大学理学部に在籍する大学生。学業の傍ら、リサイタルほか幅広い演奏活動を行ってい る。2016 年は、福岡市にてソロリサイタル(昼夜2回公演)のほか、山下和仁とイタリアツアー。韓国、対馬、奈良・春日大社で も公演。この CD 録音の直前には、自らの企画で熊本大学医学部アンサンブル部と熊本地震のためのチャリティー演奏会も 開催。ヘンデル2曲やバッハ3曲のほか、数々のギターオリジナル名曲、さらには中野二郎の作品まで、幅広く選曲された長 時間アルバム。

HCR
HCR-11(1CD)
ビート・ジェネレーション・バラッズ
マイケル・フィニシー(1946-):初めての政治的議題
ビート・ジェネレーション・バラッズ
フィリップ・トーマス(P)

録音:2015 年9 月10 日、ハダー
ズフィールド、セント・ポール・ホール
イギリスの中堅作曲家マイケル・フィニシーの超絶技巧ピアノ曲の新作! フィニシーは王立音楽院で学んだ後、イタリアで研鑽、現在はイギリスの幾つかの音楽大学で教鞭を執っている。厳しい表現主義的無調音楽で新ウィーン楽派の影響のもと、クラスターの多用など厳しい表現のなかに突然、鳥の鳴き声がテープで流されたり(弦楽四重奏曲第3 番)とアカデミックな現代音楽の作法の中にも独自の詩学が広がる。 今作では、世界初録音となる 2 曲のピアノ曲を収録。現代の超絶技巧ピアノ曲を作り続けているフィニシーならではの激しく超絶技巧で複雑さ極まる楽曲から、静謐で緊張感に満ちた楽曲が収録されている。

フォンテック
FOCD-974(1CD)
税込定価
2017年6月7日発売
音楽の玉手箱2〜露西亜秘曲集
チャイコフスキー:ドゥムカ.ハ短調Op.59
リャブノフ:12の超絶技巧練習曲Op.11より8.叙事詩
タクタキシヴィリ:ポエム
モソロフ:2つの舞曲Op.23b
ラコフ:ロシアの歌(ギンズブルグ編曲)
バラキレフ:東洋風幻想曲「イスラメイ」
ストラヴィンスキー:春の祭典(作曲者による1台4手編曲版)*
レビコフ:音楽の玉手箱
有森博(P)
秋元孝介(P)*

録音:2017年2月21-23日 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ
ロシア音楽に深く共感し、真摯にその身を捧げる“ロシア・ピアニズムの求道者”有森博。 当代随一のロシア・ピアノ音楽のスペシャリストによる「音楽の玉手箱〜露西亜秘曲集〜」2 作目の登場です。 ジョージア(グルジア)を代表する作曲家であるタクタキシヴィリ、とびぬけた才能を持ちなが らも、その作品が反革命的とされ収容所送りになるなど不運に見舞われたモソロフ、優れたヴァ イオリニストでもあったラコフなどの珠玉の作品が、有森の演奏により蘇ります。 注目は若き俊英、秋元孝介とのストラヴィンスキー本人の編曲による「春の祭典」1台4手版 です。師弟でもある有森と秋元の息の合ったアンサンブルが光ります。 20世紀初頭に新しい音楽を探求したレビコフによる表題曲により、本作は締めくくられます。 有森博というピアニストにしか成し得ない1枚がここに誕生しました。(FONTEC)

QUERSTAND
VKJK-1628(1CD)
プレイ・イット・クール〜気軽なオルガン作品集
ケルスティン・ヴォルフ:喜べ!
ヨースト・デ・ノーエイアー:鏡
 三連の絵
ケルスティン・ヴォルフ:幸福
ヨースト・デ・ノーエイアー:いい格好で弾きなさい!
ケルスティン・ヴォルフ:丘の上の使者
ヨースト・デ・ノーエイアー:半音階的トッカータ
 パッサカリア
ケルスティン・ヴォルフ:踊りの
谷 第1 番ー第5 番
ケルスティン・ヴォルフ(Org)
ヨースト・デ・ノーエイアー(Org)

録音:2016年9月 ハンブルク
いつもは宗教的な音楽で活躍するパイプオルガンを、ギターやピアノのように気楽に音楽に使おうという取組みで、作曲者自身が演奏している。パイプオルガンの多彩な機能を軽くお洒落な音楽のために用いているのが楽しいし、しかも聞いているとリラックスできる。 ケルスティン・ヴォルフはハンブルクで活動するオルガニスト、ピアニスト。現在ハンブルク音楽演劇アカデミーでオルガンを指導している。ヨースト・デ・ノーエイアーはオランダの若いオルガニスト。数々のオルガン・コンクールで上位入賞を果たしている。

CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-186(1CD)
モルデカイ・シェホリ〜ニューヨーク・コンサート Vol.10
(1)シューベルト:即興曲 ヘ短調 Op.142-1 D935-1
(2)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
(3)プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」からの 10 の小品Op.75―百合の花を持った娘たちの踊り,モンタギュー家とキャピュレット家
(4)プロコフィエフ:悪魔的暗示 Op.4-4
(5)シェホリ:哀歌―2001 年9 月11 日の犠牲者の思い出に
(6)グルック(ズガンバーティ編):オルフェオの調べ
(7)ショパン:マズルカ 嬰ハ短調 Op.30-4
モルデカイ・シェホリ(P)

録音: (1)-(4)1985年5月20日 ニューヨーク
(5)(6)2002年5月2日 ニューヨーク
(7)2001年6月2日 ニューヨーク
モルデカイ・シェホリ(1946 年 テルアヴィヴ生まれ)のニューヨークでのリサイタルのライヴ録音集。メインは2002 年5 月2 日、ニューヨークのマーキン・コンサート・ホールでの演奏。多少の乱れも何のそので気合を入れて弾き切るところにシェホリの根強い人気の理由が窺える。9.11 から8 ヵ月後の演奏会での次作の哀歌は特に思い入れが強い。
CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-187
モルデカイ・シェホリ〜ニューヨーク・コンサート Vol.11
(1)バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
(2)ブラームス:3 つの間奏曲 Op.117
(3)ムソルグスキー:展覧会の絵
(4)クライスラー:美しいロスマリン
(5)ハチャトゥリアン:トッカータ
(6)ナザレ:オデオン―ブラジル風タンゴ
モルデカイ・シェホリ(P)

録音: (1)1986年5月22日 ニューヨーク
(2)1991年6月12日 ニューヨーク
(3)1982年1月27日 ニューヨーク
(4)2002年5月2日 ニューヨーク
(5)1989年6月6日 ニューヨーク
(6)2003年6月14日 ニューヨーク
モルデカイ・シェホリ(1946 年 テルアヴィヴ生まれ)がニューヨークで催した 6 つのリサイタルから寄せ集めた CD。大曲、ムソルグスキーの展覧会の絵が目玉だが、バッハからナザレまでいずれの曲も達者に聞かせてくれる。

BRINRINRI
KYBR-1701(1CD)
税込定価
ランクラージュマン〜山下和仁+山下紅弓
ソル:ランクラージュマン Op.34
 ディヴェルティメント Op.38
グラナドス(山下和仁編):歌劇『ゴイェスカス』より間奏曲
ヴィラ=ロボス(イザイアス・サビオ編):さようなら美しいモレーナ〜ブラジル民族舞曲小曲集より
 小さな羊、太った羊 〜ブラジル民族舞曲小曲集より
ヴィヴァルディ(山下和仁編:2つのマンドリンのための協奏曲
ト長調 RV 532 - 第2楽章 アンダンテ
ファリャ(山下和仁編)スペイン舞曲第1番〜歌劇「はかなき人生」より
レオンハルト・フォン・カル:アンダンテ Op.24-2
作者不詳:ギター二重奏のためのソナタ(アレグロ、ロンド アレグロ)
F.ソル〜D.フォルテア:月光
ダラ・ハインツ:リーテーショナル シンメトリー
山下和仁、山下紅弓(G)

録音:2016年12月26-27日 、2017年2月16-17日 北九州市立響ホール
世界的ギタリスト山下和仁と長女の紅弓(こゆみ)のギターデュオは、2003 年、東京・浜離宮朝日ホールでデビュー。それ以 来、山下ファミリーによる世界ツアーでも好評を博して当時 CD も発売されているが、スタート時まだ小学生だった紅弓も今や 熊本大学理学部に在学する”理系女子”。学業のみならず、国内外のステージに立つ気鋭の奏者となっている。2016 年はイ タリアや韓国、九州のほか、奈良・春日大社でも公演。名人山下和仁とともに、紅弓の信じがたいギターによる歌心がソルやカ ルなどギター名曲で数々たっぷりと聴ける長時間アルバム。山下和仁編曲によるヴィヴァルディやファリャおよびグラナドスの 名曲、ヴィラ=ロボス、19 世紀から眠り続けていた発掘曲(作者不詳)の世界初録音や山下和仁紅弓のために捧げられたアイ ルランドの作曲家による新曲も。音響に定評のある北九州市立響ホールにて録音。

GENUIN
GEN-17456(1CD)
「Libero,fragile」〜現代無伴奏ヴァイオリン、ヴィオラのための作品集
ベリオ:セクエンツァ VIII(Vn)、セクエンツァ VI(Va)
エリオット・カーター(1908-2012):ムネモシネ(Vn)、フィグメント IV(Va)
ジェルジ・クルターク(1926-):「サイン、ゲーム、メッセージ」より
・バッハへのオマージュ(Hommage a JSB)(Vn)/・カレンツァ・ジグ(Vn)/
・民謡風(Vn)/・J. H.ソング(Va)/・ドロローソ(Vn)/
・アンナ・ケラーへのポストカード(Vn)/・イン・メモリアム・ブルム・タマーシュ(Va)/
・イン・ノミネ?ハンガリー風に(ダムヤニッチの記念碑)(Va)/
・…feerie d'automne…(Vn)
ヤン・ミュラー=ヴィーラント(1966-):リベロ、フラジール(Vn)、昇天(Va)
エリーザベト・クッフェラート(Vn,Va)

録音:2016年3月4,5日&14,15日
クリスティアン・テツラフ率いるテツラフ・カルテットのメンバーとしても活躍している実力派ヴァイオリニスト、エリーザベト・クッフェラート。タベア・ツィンマーマン、イザベル・ファウスト、ラース・フォークトなどとの共演や、バンベルク交響楽団の元コンサートミストレスであり、現在はハノーファー音楽大学の教授で後進の指導にもあたっています。このアルバムはベリオ、カーター、クルターク、ミュラー=ヴィーラントといった現代音楽作曲家による無伴奏のヴァイオリンとヴィオラのための作曲された作品集。ヤン・ミュラー=ヴィーラントの“昇天”はクッフェラートに捧げられた作品で、オーストリアのフェルトキルヒ・フェスティヴァルで初演されました。ベリオのヴィオラのために書かれた“セクエンツァ VI”では圧倒される超絶技巧を聴かせてくれます。
GENUIN
GEN-17461(1CD)
「デビュー」〜ピアノ連弾作品集
ラヴェル:序奏とアレグロ(2 台ピアノ版)
シューベルト:6 つの大行進曲 Op.40, D. 819 より第6 番
ドビュッシー:小組曲(4 手連弾)
フェラン・クルイサン(1976-):バイナリー(2 台ピアノ版)※世界初録音
タネーエフ:前奏曲とフーガOp. 29(2 台ピアノ版)
ヒンデミット:2 台のピアノのためのソナタ
シャラモフ・ピアノ・デュオ:
【アリーナ・シャラモワ、ニコライ・シャラモフ】

録音:2016年3月2〜4日
2015 年ミュンヘン国際コンクール(ARD music competition)、ピアノ・デュオ部門優勝のシャラモフ・ピアノ・デュオによるデビュー・アルバム。 ブルガリアで結成され、スペインのソフィア王妃高等音楽院で研鑽を積みました。そしてドイツのロストック音楽大学で兄弟デュオとして有名なハンス・ペーター・ステンツルとフォルカー・ステンツルに師事。ドビュッシーの“小組曲”は柔らかなメロディを溶け込むように滑らかなアンサンブルで聴かせ、シューベルトの作品では、勇壮でリズミカルなキレのある演奏です。スペインの現代音楽作曲家フェラン・クルイサン作曲の“バイナリー”は世界初録音。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-342(1CD)
シューマン:謝肉祭 Op.9
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
主題と変奏曲 変ホ長調 WoO.24
フアン・カルロス(P)

録音:2016年9月5‐9日Studio Odradek、ぺスカーラ,イタリア
スペインのピアニスト、フアン・カルロスによるシューマン集。カルロスは16 歳の時にマドリードでモーツァルトのピアノ協奏曲第20 番 ニ短調 K.466 を弾いてデビュー、その後米国のイェール大学音楽院でボリス・ベルマンに学んでいる。数々のコンクールに入賞し、現在は独奏者としてまた室内楽演奏の一員として活躍している。繊細でしっとりした味わいに富んだシューマンである。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-349(1CD)
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲 Op.120 ミュリエル・シュマン(P)

録音:2016年7月18-21日Studio Odradek
ぺスカーラ,イタリア
フランスのピアニスト、ミュリエル・シュマンによるベートーヴェンのディアベリ変奏曲。シュマンはフランス北西部の港町、ル・アーブルの生まれ。パリで学んだ後、イタリアの名ピアニスト、マリア・ティーポに学び、現在もイタリア在住。シュマンはベートーヴェン弾きとして知られており、このディアベリ変奏曲での明るくすっきりした中にも強い意志が感じられる演奏はその高評価を実感させてくれるものだ。

Stradivarius
STR-37069(1CD)
ヴァンダラー・ギター・デュオ
ブラームス(ウィリアムズ編):弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調Op.18―第2 楽章
シューベルト(コピレッロ編):死と乙女 D531
シューベルト(ビーム編):弦楽四重奏曲第9 番 ト短調 D173
フランク(オフェー編):前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18
メルツ:愛する人の墓で,不安,私はあなたのことを思う,タランテッレ
ヴァンダラー・ギター・デュオ
【ジャコモ・コピエッロ(G)
ミケーレ・テデスコ(G)】
若いギター・デュオ、ヴァンダラー・ギター二・デュオのデビューCD。ジャコモ・コピエッロとミケーレ・テデスコはヴィチェツァンペドロット音楽院の学生時代に知り合い、2013 年にデュオを結成すると、たちまちイタリアで人気のギター・デュオとして知られるようになった。ここではブラームス、シューベルト、フランクの有名曲の編曲を採り入れ、最後にヨハン・カスパー・メルツ(1806―1856)のギターオリジナル曲を入れている。いずれの曲も新鮮な感性が楽しい。
Stradivarius
STR-37047(1CD)
現代アコーディオン作品集
ピンチュナー:フィグーラ3
原田敬子:骨 プラス
クルリャンスキー:震え
ジェルヴァゾーニ:裏表のカードのアルバム
テジェラ:震えて
ラング:手書き譜3(シュリフト3)
ベドロシャン:ボサノヴァ
ファニー・ヴィサン(アコーディオン)

録音:2015年7月 トレヴィーゾ
フランスのアコーディオン奏者、ファニー・ヴィサンによる現代作曲家のアコーディオン作品集。マティアス・ピンチャー(1971-)、原田敬子(1968-)、ドミトリー・クルリャンツキー(1976-)、ステファーノ・ジェルヴァゾーニ(1962-)、ジャヌイバ・テジェラ(1978-)、ベルンハルト・ラング(1957-)、フランク・ベドロシャン(1971-)の作品は、いずれもとても個性が強く、それらをヴィサンが鮮やかに弾いている。


ミッテンヴァルト
MTWD-99064(1CD)
税込定価
オレグ・クリサ〜無伴奏ヴァイオリン作品集
(1)ジェミニアーニ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調
(2)ロカテッリ:カプリース第23番「ラビリンス(音楽の迷宮)」
(3)ペトラッシ(:影への讃歌(アルフレド・カセッラの思い出に)
(4)ホドキンソン(1934-):Branches(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ〜オレグ・クリ
サに捧ぐ)
(5)バルカウスカス(1931-):パルティータ
(6)シュニトケ:ア・パガニーニ
(7)パガニーニ:24のカプリースより(第5番、第6番、第17番)
オレグ・クリサ(Vn)

録音:(1)1963年5月17日、リヴィウ・フィルハーモニー・コンサート・ホール,ウクライナ(ライヴ)
(2)(3)1981年2月9日、モスクワ音楽院大ホール,ロシア(ライヴ)
(4)1998年1月21日、キルバーン・ホール,ニューヨーク州ロチェスター,アメリカ(ライヴ)
(5)1994年3月、キャンベラ音楽学校コンサート・ホール,オーストラリア
(6)1982年12月12日、モスクワ放送スタジオ,ロシア
(7)1977年3月メロディア・スタジオ,ロシア
ウクライナ出身/アメリカ国籍のヴァイオリニストオレグ・クリサはソ連時代より長年にわたり、一流のソリスト・室内楽奏者・指導者として敬愛されている。ダヴィド・オイストラフの愛弟子であるクリサは、数々の国際コンクール上位入賞(ヴィニアフスキー第2位[1962]、チャイコフスキー第3位[1966]、モントリオール第2位[1969])、そしてパガニーニ国際コンクール(1963)で完全なる覇者となった。20第の若さでキエフ音楽院弦楽器学科長に就任し、指導者としてのキャリアをスタートする。1973年ロシア国立グネーシン音楽院の同ポジション就任、その2年後にはヴァイオリン教授として出身校モスクワ音楽院で1988年まで教鞭を執ったが、D.オイストラフの生前は彼のアシスタント教授を務めた。現在イーストマン音楽院ヴァイオリン教授。2009年東京芸術大学客員教授。リヴィウ音楽アカデミー(ウクライナ)名誉教授、また日本弦楽器指導者連盟名誉会員。2016年ウクライナ国家芸術アカデミー(1996年創立された芸術分野最高名誉称号の1つ)の初となる外国人メンバーに選出された。オレグ・クリサはソロリサイタルを欧州、ユーラシア、北米、北アフリカ、アジア、オセアニアの主要なホールにて行い、ソリストとしてロジェストヴェンスキー、コンドラシン、キタエンコ、ラザレフ、フェドセーエフ、ドミトリエフ他多数の指揮者、世界各地の一流オーケストラやアンサンブルとの共演は数えきれない。殷富なソリストとしてのキャリアに加え、キエフ音楽院四重奏団(1970-73)、レオントヴィッチ四重奏団(1977-87)、ベートーヴェン弦楽四重奏団(1977-87)のリーダーも務めた。クリサはまた現代音楽の擁護者でもあり、著名な作曲家達(シュニトケ、デニーソフ、グバイドゥーリナ、ペンデレツキ、アルチョーモフ、ホドキンソン、シルヴェストロフ、他多数)がクリサのための作曲し献呈された多くの作品を初演した。


ALBANY
TROY-1662(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲) ミシェル・ロス(Vn)

録音:2013年12月4日、5日&2014年1月31日-2月2日、3月19日-21日
新進のヴァイオリニスト、ミシェル・ロス(Michelle Ross)。ドロシー・ディレイ、イツァーク・パールマン、キャサリン・チョウ、ジュリアード弦楽四重奏団のロナルド・コープスに師事。今作は彼女のデビュー・アルバムで、J.S.バッハの“無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ”全曲に挑みました。優しい音色で軽やかに丁寧に音楽を紡いでいます。
ALBANY
TROY-1659(2CD)
「生と死の投影」
ジョン・マクドナルド:死Op.519,No.113/
ショパン:前奏曲第15 番 変ニ長調 「雨だれ」/
ジョン・マクドナルド:Post-Mort Op.519,No.134/
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K397/
ジョン・マクドナルド:Post-Post-Mort Op.519,No.136/
バルトーク:オスティナート/
ベートーヴェン:バガテルOp.119,No.10/バガテルOp.119,No.11/
ジョン・マクドナルド:バークOp.541,No.7/
ラフマニノフ:前奏曲Op.32,No.10/
シューベルト:楽興の時D.780,No.2/
ジョン・マクドナルド:Mere Mort Op.541,No.36/
ヤナーチェク:おやすみ/
グレゴリー・W・ブラウン:スウィート&トウェンティ/
ヤナーチェク:涙ながらに/
トーマス・ストゥンプ:The Spirit and the Dust/
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13 番 イ長調D.664〜アンダンテ/
モーツァルト:メヌエットK355(576b)/
ジョン・マクドナルド:Temp,Op.541,No.94/
レベッカ・サックス:One at a Time/
スコット・ジョプリン:ソラース/
バルトーク:バガテルOp.6,No.2/Op.6,No.3/Op.6,No.6/
ショパン:前奏曲Op.29 第9 番/前奏曲Op.29 第14 番/
ユーディ・ワイナー:Delirium breve/
ヤナーチェク:落ち葉/
ドビュッシー:枯葉/雪の上の足跡/
バッハ:イタリア協奏曲BWV971〜アンダンテ
ヘイズ・ビッグス:“The secret that silent Lazarus would not reveal”/
ショパン:前奏曲Op.29 第17 番/
ドビュッシー:沈める寺/
エネスコ:鐘-夜想曲/
ユーディ・ワイナー:オーベルジュ・ド・リル/60 ポイント・オヴ・ライト
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475
トーマス・ストゥンプ(P)

録音:2015年7月
上海で生まれ、香港で育ち、ザルツブルク・モーツァルテウム大学で学んだトーマス・ストゥンプ。「生」と「死」そして「時間」にまつわるピアノ作品を収録した2枚組。短い小品を中心にセレクトされ、静謐で思慮深い作品ばかりです。

カメラータ
CMCD-28349(1CD)
2017年6月10日発売
Japan Now/飯野明日香
一柳慧:ジャズ ファンタジー〜ピアノ協奏曲第4番「JAZZ」より
(ピアノ独奏版編曲:飯野明日香)
西村朗:マツヤ(魚)〜「ヴィシュヌの化身」より
金子仁美:中世から
細川俊夫:エチュードW─あやとり、2つの手による魔法(呪術)、3つの線
藤倉大:2つの小品(T. Seksek,U. あやとり)
田中カレン:テクノ・エチュード
湯浅譲二:内触覚的宇宙U・トランスフィギュレーション
飯野明日香(P)

録音:2017年3月/埼玉
 2014年度レコード・アカデミー賞(現代曲部門)受賞の前作「France Now」から3年、飯野明日香の待望の3rdアルバムは、日本の現役作曲家 7人の作品を収録した、その名も「JAPAN NOW」。  鋭い感性と豊かな音楽性で、日本発の現代ピアノ作品の「今」を鮮や かに聴かせます。

Grand Piano
GP-726(2CD)
NX-B03
ヴォルフガング・ヤコビ(1894-1972):ピアノ作品集
パッサカリアとフーガ Op.9(1922)…世界初録音
古風なスタイルによる組曲 Op.10(1922)…世界初録音
ピアノ・ソナタ 第2番(1936)…世界初商業録音
ピアノ・ソナタ 第3番(1939)
2台のピアノのための音楽:「アダムの堕落によりて」によるコラール前奏曲…世界初商業録音
ピアノ連弾のための小品…世界初録音
ピアノのためのソナチネ(1968)
タチアーナ・ブローメ(P)
ホルガー・グロショップ(P)

録音:2015年9月28-30日、2015年11月2-4日
バルト海に浮かぶドイツ最大の島、リューゲン島生まれの作曲家、ヴォルフガング・ヤコビのピアノ作品集。ベルリン音楽アカデミーで 学び、卒業後は教師として、またドイツの放送業界で働いていましたが、父親がユダヤ人だったため「退廃音楽家」としてナチスから 排斥され一時期はフィレンツェに移住、そこではバロック様式を学びました。しかし、第二次世界大戦後は音楽界に復帰、ミュンヘ ン音楽アカデミーの教授となり、戦後の音楽文化の発展に寄与しました。現在、ヤコビの作品はサックスとアコーディオンの作品が 知られるのみですが、彼のピアノ作品はどれもJ.S.バッハ=レーガーの流れを汲み、現代的な響きの中にコラールやカノンを取り入 れた新古典主義による魅力的な小品ばかりです。連弾作品での複雑な音の応酬も聞きどころ。
Grand Piano
GP-733(1CD)
NX-B03
レオポルト・コジェルフ:ピアノ・ソナタ全集 第9集
ピアノ・ソナタ 第33番 ト短調 Op.35-3 P.XII:34…世界初録音
ピアノ・ソナタ 第34番 変ホ長調 Op.38-1 P.XII:35…世界初録音
ピアノ・ソナタ 第35番 ハ長調 Op.38-2 P.XII:36
ピアノ・ソナタ 第36番 ヘ短調 Op.38-3 P.XII:37
ピアノ・ソナタ 第37番 ト長調 P.XII:50…世界初録音
ケンプ・イングリッシュ
フォルテピアノ・・・1795年ポール・ダウニー製 アントン・ヴァルター複製、ハープシコード…1785年 ロングマン&ブロードリップ(トーマス・クリフォード製作)

録音 2012年12月10-15日
ボヘミア出身の作曲家コジェルフのピアノ・ソナタ第9集。1790年から1793年頃の作品が収録されており、ケンプは1795年に制 作されたフォルテピアノ(複製)を用いて演奏しています。時代は疾風怒濤の時代から初期ロマン派への過渡期。スコットランドの 歌をモティーフとした旋律で始まる第33番はハイドン風、ギャラント様式で書かれた単純で美しい第37番などに対し、まるでベー トーヴェンの「熱情ソナタ」を思わせる第36番は全く対照的な雰囲気を宿しています。抒情的な緩徐楽章では、時にシューベルト のソナタを予告させるほど劇的な部分も備えています。
Grand Piano
GP-750(1CD)
NX-B03
アルトゥール・ルリエ:ピアノ作品集 第2集
2つの詩曲 Op.8(1912)
グルックによるメヌエット
シンセシズ Op.16/昼間の日課(1915)
子供部屋のピアノ(ロシアの子供時代の8つの情景)(1917)
ピアノ・ソナチネ 第3番(1917)
トッカータ(1924)/ワルツ(1926)
ジーグ(1927)/行進曲(1926)
夜想曲(1928)/間奏曲(1928)
子ヤギの子守歌(1936)
フェニックス公園の夜想曲(1938)
ジョルジオ・コウクル(P)

録音 2016年7月3日、11月13日
ロシア、ベラルーシ出身の作曲家ルリエは、1920年代までソ連楽壇の指導的作曲家として活動していたものの、国政に異を唱 え、ベルリンに出張したまま亡命してしまったという人。ドイツ、フランスを経てアメリカに行き、ストラヴィンスキーの影響を強く受けた 作品を多く書きました。同世代の美術にも関心を持ち、いくつかの作品は美術品に関連付けられたタイトルをもっています。そのよ うな経歴のため、ソ連国内では長らく彼の作品の演奏・出版が禁じられていましたが、21世紀になってようやく復興が始まりまし た。コウクルによる第2集のアルバムには、様々な小品が収録されています。1910年代の作品は、魅惑的な響きを持つ「シンセシ ズ」、表現的なタイトルを持つ「子供部屋のピアノ」とスクリャービンの影響が感じられますが、1920年代から1930年代の作品は 彼の友人のために作曲されたものが多く、比較的親しみやすい曲調を持っています。第1集と同じく、フランス、スペインの作品を得 意とするコウクルの表情豊かな演奏です。
Grand Piano
GP-760(1CD)
NX-B03
ステパニアン:ピアノのための26の前奏曲集
8つの前奏曲 Op.47(1947)
8つの前奏曲 Op.48(1948)
8つの前奏曲 Op.63(1956)
前奏曲 イ長調(1965)
前奏曲 ヘ短調(1965)
ミカエル・アイラペティアン(P)

録音 2016年6月10-11日
紀元前より豊かな文化を育んできたアルメニア共和国。古くはペルシャとオスマン帝国との抗争を通じて教会音楽や民族音楽を 吸収し、独自の音楽文化を創り上げてきた国です。 1897年に生まれたステパニアンは、グネーシン音楽学校の同門、ハチャトゥリアンが「偉大なアルメニア人」と称賛した作曲家。アル メニアの近代音楽を確立したとされるコミタスの流れを汲み、3曲の交響曲を始め、オペラ、歌曲、ピアノ曲など多数の作品を書い た人です。ピアノ曲はショパンやラフマニノフ風でありながら、アルメニア民謡のエッセンスを取り入れた郷愁に満ちた旋律が特徴的。 この前奏曲集からも、随所にオリエンタルなメロディと独特な音階が聞こえます。
Grand Piano
GP-761(1CD)
NX-B03
サティ:ピアノ曲全集 第1集(新サラベール版)
アレグロ(1884)…#
ワルツ-ヴァレ(1885)
幻想-ワルツ(1885頃-1887)
四重奏曲 第1番(1886頃)…*
四重奏曲 第2番(1886頃)…*
 [オジーヴ(1886頃)/オジーヴ I/オジーヴ II…#/オジーヴ III/オジーヴ IV]
3つのサラバンド(1887)…#
3つのジムノペディ(1888)
グノシエンヌ(第5番)(1889)…#
ハンガリーの歌(1889)…#
3つのグノシエンヌ(1890頃-1893)
タイトルなし(1891)(ばら十字団の最初の思想:初稿)…#
グノシエンヌ(第4番)
「至高の存在」のライトモティーフ
ばら十字団のファンファーレ(1891)
教団の歌/大巨匠の歌…#
大僧院長の歌
「星たちの息子」第1幕へのグノシエンヌ 7(1891)…#
ニコラス・ホルヴァート(P…1881年エラール:コジマ・ワーグナー所有model55613)

録音 2014年11月9-11日
*…世界初録音
#…ロバート・オーリッジ改訂版(サラベール社版:2016)による世界初録音
GRAND PIANOレーベルの新シリーズ「サティ・ピアノ曲全集」は2016年に出版された、フランスで100年以上もの歴史を持つ出 版社サラベールの新版を用いての録音です。作品によっては世界初録音であったり、またこの改訂版での初録音であったりと、サ ティ好きの方にとっても大変興味深いアルバムです。 ホルヴァートが演奏しているのは、コジマ・ワーグナーが所有していた歴史的なエラール。サティが活躍していた当時の音色がそのまま 蘇ります。作品は年代別に収録されており、初期にみられるショパンの影響を少しずつ脱し、精緻で独自の作風を開拓していく様 子も手に取るようにわかる選曲です。
Grand Piano
GP-764(1CD)
NX-B03
ポンセ:ピアノ作品全集 第2集
キューバ狂詩曲 第1番(1914)
グアテケ(1916)/キューバ組曲(1916)
キューバ前奏曲(1916)
ELEGIA DE LA AUSENCIA 不在のエレジー
キューバ(サロンのダンス)
モデラート・マリンコニコ
スケルツォ(ドビュッシーへのオマージュ)
間奏曲 第2番
Preludio encadenados 繋がれた前奏曲(1927)
白と黒の組曲
アルバロ・センドージャ(P)

録音 2016年10月9-10日
メキシコにおける近代音楽の偉大な作曲家ポンセ。数多くの作品を残しましたが、現在聴くことができるのはほとんどがギター音楽 です。しかし、彼のピアノ曲も実に多彩。初期の抒情的な作風から、後期の新古典派風の前衛的な作品まで、興味深い曲がた くさんあります。このアルバムではキューバの民族音楽のエッセンスを取り入れた「キューバ組曲」を始め、フランス風の「白と黒の組 曲」などといった、彼が一時期師事したデュカスの影響が感じられる作品も聴くことができます。

Paladino Music
PMR-0083(2CD)
NX-C06
セバスチャン・リー(1805-1887):チェロのための練習曲集
チェロのための40のやさしい練習曲 Op.70(第2チェロの伴奏つき)
チェロのための40の旋律的で発展的な練習曲 Op.31
マルティン・ルンメル(Vc)
セバスティアン・ハルトゥング(第2Vc)

録音:2005年9月26日、2016年9月13.14日
セバスチャン・リーは19世紀におけるチェロの優れた教育者。パリのコンセルヴァトワールで30年間以上後進の指導にあたり、優れ た奏者を数多く輩出した人です。リーが書いた2冊の練習曲、Op.31とOp.70はチェロを学ぶ人にとって必携の書。技術の向上だ けでなく、音楽性を養うためにも必要なメソッドが含まれていますが、これまでにまとまった音源はほとんどなく、実際に聞いてみたいと 願う人が多かった作品でもあります。ルンメルの丁寧な演奏は、単なる練習曲としてではなく、聞いても楽しめる曲集に仕上がって います。


Treasures
TRE-169(1CDR)
ブランカール〜モーツァルト&シューマン
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 K.281
 ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283
 ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 K.545
シューマン:ノヴェレッテンOp.21*
ジャクリーヌ・ブランカール(P)

録音:1951年10月、1955年*
※音源:日King LY-34、英DECCA LXT-5120*
◎収録時間:78:08
“音楽の自律的な推進性を引き出すブランカールの至芸!”
■音源について
モーツァルトは、あえて国内初期盤を採用。当時のプレスの優秀さを実感いただきたいと思います。LXT-5120はチリパチが気になるものが多く、3度目にようやく良質盤に出会えました。

★ジャクリーヌ・ブランカール(1909-1979)はパリ出身の女流ピアニスト。パリ音楽院でイジドール・フィリップに師事。国際フォーレ・コンクルで優勝して注目を浴び、ラヴェル:左手のピアノのための協奏曲の世界初録音を果たしたことでも知られますが、録音数はごくわずか。コルトーが書いた『ピアノ・テクニックの合理的原理』を初心者向けに要約した『初心者のためのピアノ・テクニックの基本原理』の著作でも知られるように、コルトーの良き協力者でもありました。
モーツァルトの国内盤のジャケット解説には、ブランカールのピアノの特徴を「いかにも女性らしい」とか「フランス風」といったいう紋切り型の説明しかありませんが、明晰なタッチで作品のフォルムをきちんと描き、聴き手に迎合するような安直な表現に流れず、まさに時代を問わない普遍的な洗練スタイルは、もっと注目されるべきだと思います。フランス的な香りは結果的に後から付いてくる程度。フレージングは常に自然体。しかがって、L・クラウスのような、人間味を全面に押し出すスタイルとは対極的と言えましょう。その特徴は、K.281の第1楽章でも明らかですが、同3楽章のとぼけたような和声の変化にも身じろがず、誇張もせず、それによってかえって音楽の面白さを増しています。単に「女性的」という表現で済まされないことを最も痛感するのが、K.545。タッチ自体はデリケートですが、音楽の芯は骨太。それが展開部では見事な生命感として放出されます。注目は第2楽章!なんと凄い曲なのでしょう!特に中間部では内面からドラマを一気に引き出し、一瞬で聴き手を別世界に引き込んでしまう、その牽引力を体感して下さい!
ノヴェレッテンは、クララのために書かれた幸福感溢れる小品集ですが、ブランカールの演奏は、その情感を無理に演奏に投影するのではなく、作品を大きく捉えて音楽を伸びやかに推進させます。第1番などぶっきらぼうに聞こえるほどですが、決して乱暴ではなく、純粋な活力が音楽を息づかせます。急速な第2番も一見淡白ですが、中間部の媚びないエレガンスに触れると、それら全てが有機的に連動しているに唸らされます。フランス流エレガンスと言えば、第4番。「舞踏会のテンポで」と書かれていますが、ブランカールはそれを意識して凝ったアゴーギクなど見せず、フワッと香る余韻で魅了。第7番も、音楽の多彩な側面が自然に炙り出されます。
アンドラーシュ・シフのような入念さ、ソフロニツキーの独特の奥深さ等とと聴き比べるのも一興かと思います。【湧々堂】


若林工房
WAKA-4201(2CD)
《展覧会の絵》〜りゅーとぴあライヴ2016
ウェーバー:舞踏への勧誘
リスト:メフィスト・ワルツ第1番
ワーグナー(リスト編曲):イゾルデの愛の死
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 道化師の朝の歌
ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》
プロコフィエフ:「束の間の幻想」op.22 より第3 番&第14 番
スクリャービン:前奏曲Op.74-1
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
シューベルト(リスト編):連祷
メトネル:おとぎ話変ロ短調op.20-1
ショパン:マズルカ嬰ハ短調op.6-2
 ワルツ,ロ短調op.69-2
イリーナ・メジューエワ(P)
(ピアノ… 1925年製ニューヨーク・スタインウェイCD135)

録音:2016年12月3日、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館コンサートホールにおけるライヴ録音
メジューエワによる2016 年12 月の新潟リサイタルのライヴ録音。日本屈指の音響を誇るりゅーとぴあ新潟市民芸術文化 会館に1925 年製ニューヨーク・スタインウェイの華麗なサウンドが響き渡った贅沢なコンサートです。オーケストラでも親しま れている楽曲を集めたプログラムはピアニスティックな色彩感に溢れたもの。得意とする《展覧会の絵》は4度目の録音とな りますが、ヴィンテージ楽器を使用した今回のヴァージョンは究極ともいうべきクオリティの高さを示しています。凡そ20 分に およぶアンコール(8 曲)まで含めた当日の演奏曲全てを収録。聴き応えじゅうぶんの二枚組です。

GENUIN
GEN-17456(1CD)
現代無伴奏ヴァイオリン、ヴィオラのための作品集
ベリオ(1925-2003):セクエンツァ VIII(Vn)、セクエンツァ VI(Va)
エリオット・カーター(1908-2012):ムネモシネ(Vn)、フィグメント IV(Va)
ジェルジ・クルターク(1926-):「サイン、ゲーム、メッセージ」より
 バッハへのオマージュ(Hommage a JSB)(Vn)/カレンツァ・ジグ(Vn)/ 民謡風(Vn)/J. H.ソング(Va)/ドロローソ(Vn)/ アンナ・ケラーへのポストカード(Vn)/イン・メモリアム・ブルム・タマーシュ(Va)/イン・ノミネ?ハンガリー風に(ダムヤニッチの記念碑)(Va)/…feerie d'automne…(Vn)
ヤン・ミュラー=ヴィーラント(1966-):リベロ、フラジール(Vn)、昇天(Va)
エリーザベト・クッフェラート(Vn、Va)

録音:2016年3月4,5日&14,15日
クリスティアン・テツラフ率いるテツラフ・カルテットのメンバーとしても活躍している実力 派ヴァイオリニスト、エリーザベト・クッフェラート。タベア・ツィンマーマン、イザベル・ファウ スト、ラース・フォークトなどとの共演や、バンベルク交響楽団の元コンサートミストレスであ り、現在はハノーファー音楽大学の教授で後進の指導にもあたっています。このアルバム はベリオ、カーター、クルターク、ミュラー=ヴィーラントといった現代音楽作曲家による無 伴奏のヴァイオリンとヴィオラのための作曲された作品集。ヤン・ミュラー=ヴィーラントの “昇天”はクッフェラートに捧げられた作品で、オーストリアのフェルトキルヒ・フェスティヴァ ルで初演されました。ベリオのヴィオラのために書かれた“セクエンツァ VI”では圧倒され る超絶技巧を聴かせてくれます。
GENUIN
GEN-17461(1CD)
「デビュー」〜ピアノ連弾作品集
ラヴェル:序奏とアレグロ(2 台ピアノ版)
シューベルト:6つの大行進曲 Op.40, D. 819 より第6 番
ドビュッシー:小組曲(4 手連弾)
フェラン・クルイサン(1976-):バイナリー(2 台ピアノ版)※
世界初録音
タネーエフ:前奏曲とフーガOp. 29(2 台ピアノ版)
ヒンデミット:2台のピアノのためのソナタ
シャラモフ・ピアノ・デュオ:
【アリーナ・シャラモワ、ニコライ・シャラモフ】

録音:2016年3月2〜4日
2015 年ミュンヘン国際コンクール(ARD music competition)、ピアノ・デュオ部門優勝のシャラモフ・ピアノ・デュオによるデビュー・アルバム。 ブルガリアで結成され、スペインのソフィア王妃高等音楽院で研鑽を積みました。そしてドイツのロストック音楽大学で兄弟デュオとして有名なハンス・ペーター・ステンツルとフォルカー・ステンツルに師事。ドビュッシーの“小組曲”は柔らかなメロディを溶け込むように滑らかなアンサンブルで聴かせ、シューベルトの作品では、勇壮でリズミカルなキレのある演奏です。スペインの現代音楽作曲家フェラン・クルイサン作曲の“バイナリー”は世界初録音。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-342(1CD)
シューマン:謝肉祭 Op.9
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
主題と変奏曲 変ホ長調 WoO.24
フアン・カルロス(P)

録音:2016年9月5‐9日Studio Odradek、ぺスカーラ,イタリア
※日本語解説つき
スペインのピアニスト、フアン・カルロスによるシューマン集。カルロスは16 歳の時にマドリードでモーツァルトのピアノ協奏曲第20 番 ニ短調 K.466 を弾いてデビュー、その後米国のイェール大学音楽院でボリス・ベルマンに学んでいる。数々のコンクールに入賞し、現在は独奏者としてまた室内楽演奏の一員として活躍している。繊細でしっとりした味わいに富んだシューマンである。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-349(1CD)
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲 Op.120 ミュリエル・シュマン(P)

録音:2016年7月18-21日Studio Odradek、ぺスカーラ,イタリア
※日本語解説つき
フランスのピアニスト、ミュリエル・シュマンによるベートーヴェンのディアベリ変奏曲。シュマンはフランス北西部の港町、ル・アーブルの生まれ。パリで学んだ後、イタリアの名ピアニスト、マリア・ティーポに学び、現在もイタリア在住。シュマンはベートーヴェン弾きとして知られており、このディアベリ変奏曲での明るくすっきりした中にも強い意志が感じられる演奏はその高評価を実感させてくれるものだ。

ミッテンヴァルト
MTWD-99063(1CD)
税込定価
黛敏郎:ピアノ作品集
12の前奏曲(1945-1946)* 天地創造(1965)*
バレエ「かぐや姫」から金の枝の踊り(1950)

(ボーナストラック)
オール・デウーヴル(1947)*
第1楽章/第2楽章
秦はるひ(P)
入川 奨(Percussion)
録音:2016 年4 月26 日・27 日神奈川県二宮町生涯学習センター ラディアンホール、 2016 年12 月26 日ファツィオリ・ショールーム

*=世界初録音
「12 の前奏曲」の自筆楽譜の表紙には「Op.0 1〜24」と記されている。作品番号を「零」としたのは本格的な作曲を開始する準 備作品として位置付けていたためであろう。東京音楽学校に入学した頃に第1曲目が書かれたが、当時黛はまだ 16 歳の少年で あった。当初は 24 の前奏曲として構想され調号の付かないハ長調とイ短調から始まり♯の数を増しながら長調と短調を並べてゆ く形で書き進められたが13 曲目以降は書かれていない。 「天地創造」は1966 年のジョン・ヒューストン(1906-1987)監督によるアメリカとイタリアの合作映画。原題は「聖書(The Bible)」であ ったが日本では「天地創造」の邦題で公開された。当初ストラヴィンスキーに音楽を依頼するはずだったが処々の問題により実現 せず、「涅槃交響曲」のレコードを聴いた監督から黛が指名された。オリジナルは合唱を伴った管弦楽曲であるが、当 CD は本人 編作のピアノ版出版譜(1966)による演奏である。 「オール・デウーヴル」はジャズの溌剌たる躍動感、生命力に溢れたヴァイタリティを、純音楽的に表現しようと試みたものである。 第1 楽章は短いイントロダクションとブーギー・ウーギー。第2 楽章はルンバ。ちなみにこの「オール・デウーヴル」という言葉は今 日では日本語化されて「オードブル」等と言われている。


Treasures
TRE-167(1CDR)
アントルモン〜ショパン&「展覧会の絵」
ショパン:バラード第3番/夜想曲Op.27-2
 即興曲第1番Op.29/タランテラOp.43
 スケルツォ第1番/ポロネーズ第5番
 軍隊ポロネーズOp.40-1
ムソルグスキー:展覧会の絵*
フィリップ・アントルモン(P)

録音:1958年(モノラル)
※音源:米EPIC LC-3316、米COLUMBIA ML-5301*
◎収録時間:78:49
“誰も語ってくれないアントルモンの本来の実力!”
■音源について
アントルモンのメジャー・デビュー当時の録音。ショパンは、後年のステレオ録音は繰り返し発売されていますが、このモノラル盤の説得力には遠く及ばないと思います。

★「なぜアントルモン?」と怪訝に思われるかもしれませんが、ここに収録した録音は、「アントルモンの最高傑作」であるだけでなく、有名名盤と堂々比肩し得る超名演だと断言させて頂きます。アントルモンというピアニストには、レパートリーは広く、技巧も申し分ないのに、どこか物足りなさを感じる方が多いと思います。米コロンビアは、この若手ピアニストを強力に売りこもうとしていたことはバーンスタイン、オーマンディという看板指揮者と惜しげもなく有名協奏曲の録音の機会を与えたことでも明白ですが、その期待とは裏腹に、ホロヴィッツ、ゼルキンという巨匠とも比較されたことでしょう。そんなジレンマの中、とにかく録音スケジュールをこなすことに追われて、自己を見つめる余裕などなかったのが、その要因かもしれません。少なくとも、M・ロンやJ・ドワイアン門下であることを窺わせる香りはほとんど感じ取れません。ところが、ここに聴くアントルモンは違います!20代前半の演奏ですので、感覚的に瑞々しいのは当然ながら、感じたままをそのまま表面化するのではなく、更に思慮深く音楽を見つめ、内省的な美しさも湛えながら一本筋の通った名演奏を展開しているのです。それもショパンで言えば、たまたま1、2曲が良いのではなく、7曲全てが絶品!今の自分の表現で納得できる作品だけを厳選したと思われる選曲も、成功の大きな要因だと思われます。
バラード第3番は、第2主題が現れるまでの間だけでも聴きどころ満載。拍節感を保持しながら音楽を停滞させず、1:40からの高音の可憐な囁きでも魅了。第2主題直前の間合いの良さは空前絶後。その第2主題は、ニュアンスを十分に発揮しつ制御が効いているので、音楽の豊かさ、深さが一層際立ちます。夜想曲第8番は流麗な中にも芯の強さがあり、ニュアンスが結晶化された逸品。あえてベスト1を選ぶならこれ!…と思いましたが、他の曲を外す理由が見つかりません。スケルツォ第1番は鋭利なダイナミズムのみに走らず、根底からフレーズを突き動かしながら歌い、聴き手の心に根付く表現を慣行。中間部のフレージングは、それこそ後年の録音からは感じにくい有機的ニュアンスの連続。実は、私がアントルモンのイメージを一旦リセットする必要性を感じたのは、ポロネーズ第5番をある場所で聴いたのがきっかけでした。瑞々しいのに若さに任せず、ドラマチックなのに誇張を感じさせないそのセンス!一音ごとのニュアンスの吟味の深さも尋常ではありません。
「展覧会の絵」も、アントルモンの身の丈にあったスケール感を素直に表出した名演。各曲の性格描写には一切誇張や嘘がなく、聴き手にダイレクトに訴えかける力があります。“テュイルリーの庭”は、強弱の盛り込みが全てツボにはまり、続く“ビドロ”は、変に大風呂敷を広げず、後半の鎮静に向かうシーンには一抹の郷愁さえ感じます。
CD時代に入って、アントルモンの名を目にするのは、寄せ集め名曲集の類いばかり。一体誰が彼をそんな扱いにしてしまったのでしょうか? 【湧々堂】

PRAGA
PRD-250379(1CD)
ストラヴィンスキー:2台のピアノのための作品集
(1)ロシア風スケルツォ(作曲者編 1954)
(2)春の祭典(ジョン=パトリック・ミロウ編2台ピアノ版)
(3)2台のピアノのための協奏曲
(4)5つの小品(連弾)
(5)3つの小品(連弾)
(6)2台のピアノのためのソナタ
(7)タンゴ(バビン編)
ヴィーチャ・ヴロンスキー&ヴィクトル・バビン(1)(3)(7)、
ベルナール・ジョブ&ジョン=パトリック・ミロウ(2)(4)(5)、
アロイス&アルフォンス・コンタルスキー(6)

録音:1961年(1)(7)、1962年(3)/ニューヨーク、1982年6月18日(2)、1991年2月9-10日(4)(5)/パリ、1962年11月/ミュンヘン(6)
ストラヴィンスキー自身の編曲による連弾版「春の祭典」は、昨今大物ピアニストたちの人気レパートリーとなっていますが、ここではジョン=パトリック・ ミロウが35年前に自身で2台ピアノ用に編曲、録音した貴重な音源が収められています。ミロウは高度な技巧とフレッシュな感覚にあふれたフランスの ピアニストでしたが、1996年に43歳の若さで急逝しました。より複雑な2台ピアノ版「春の祭典」と、技術的にはわりと平易なオリジナル連弾作品を ミロウの演奏で堪能できます。 さらにロシア出身でアメリカで人気となったピアノ・デュオのヴロンスキー&バビンの往年の録音から、ジャズ・バンドのために書いた「ロシア風スケルツォ」 のストラヴィンスキー自身による2台ピアノ版やバビン編曲の「タンゴ」も大歓迎。また意外にシリアスな「2台のピアノのためのソナタ」はコンタルスキー 兄弟の名演で楽しめます。 (Ki)

Signum Classics
SIGCD-496(1CD)
フレイヤ・ウェーリー=コーエン:パーミュテーションズ
アンヴェール
タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn)

録音:2016年10月−14日
今を輝く英国ヴァイオリン界の才女、タムシン・ウェーリー=コーエンが、妹で作曲家のフレイヤ・ウェーリー=コーエンの2作品を取り上げたヴァイオリンと作曲による"姉妹共演"!2017年のオールドバラ音楽祭の委嘱作品として作曲された「パーミュテーションズ(順列)」は、建築学と音楽の融合をテーマとした6パートのヴァイオリンのための作品であり、姉、タムシン・ウェーリー=コーエンが6つの個別の部屋をそのヴァイオリンで表現していきます。フレイヤ・ウェーリー=コーエンの作品は、オリヴァー・ナッセン、デイヴィッド・カーティスらによって取り上げられ、2017年にはウィグモア・ホール、サンタフェ室内楽音楽祭で弦楽四重奏のための新作初演が予定されるなど、イギリスを中心に各国で注目を集めています。

Musiques Suisses
MGBCD-6290(1CD)
ブロッホ:チェロのための室内楽作品集
ユダヤ人の生活より
無伴奏チェロ組曲第1番
無伴奏チェロ組曲第2番
無伴奏チェロ組曲第3番
ヘブライ瞑想曲/3つの夜想曲
キアーラ・エンデルレ(Vc)、
マティアス・エンデルレ(Vn)、
坂上博子(P)

録音:2016年11月22日−24日
スイス出身の大作曲家ブロッホのチェロのための音楽を奏でるキアーラ・エンデルレは、カルミナSQの第1ヴァイオリン奏者マティアス・エンデルレとヴィオラ奏者ウェンディ・チャンプニーを両親に持つスイスの才女。ワルシャワのルトスワフスキ国際チェロ・コンクールで第1位に輝き、ロンドンではピエール・フルニエ賞を受賞。2017年の夏にはルツェルン音楽祭へのデビューを控えている注目の若きチェリストです。父マティアスと1987年のクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールの優勝者、坂上博子とのアンサンブルでも、その豊かな才能と将来性を存分に披露してくれています。

Euterpe Musica
EMCD-1619(1CDR)
密の彼方
アイヴズ:ピアノ・ソナタ第2番「マサチューセッツ州コンコード、1840年−1860年」
ブーレーズ:フルートとピアノのためのソナティナ
インゲマル・フリデル(P)、
アンデシュ・ユンガル=シャプロン(Fl)
インゲマル・フリデル(1949−)は、スウェーデン、ルンド大学の教授。コンサートピアニストとして、ショパン、シューベルト、ラフマニノフ、ガーシュウィンを弾いたアルバム『Rhapsody of Piano Delights』(EMCD1114)を録音しています。ウォールデン・ポンドのほとりにたたずむソローをイメージしたとされる「コンコード・ソナタ」終楽章のフルートと、ブーレーズの初期の作品のひとつ「フルートとピアノのためのソナティナ」を担当するアンデシュ・ユンガル=シャプロンは、フリデルと一緒に「デュオ・コンコルド」としてスウェーデン、フランス、南アメリカでコンサートを行っています。


King International
KKC-047(1CD)
失われた時の音楽〜セヴラック・アルバム
セヴラック:即興曲第2番 嬰ハ短調
 ラングドック地方で(全5曲)
 休暇の日々第1集(全8曲)
カントルーブ:友の思い出「デオダ・ド・セヴラックへのオマージュ」
深尾由美子(P)

録音:2016年2月29日、5月16日/キング関口台第1スタジオ
日本語帯・解説付
フランス音楽、ことにセヴラックの作品に熱意を燃やすピアニスト深尾由美子の最新アルバム。前作ジェラール・プーレとのヴァイオリン作品のCD (KKC-028)はレコード芸術誌特選となりました。洒脱で独特の香りに満ちたフランス・ピアニズムを聴かせてくれます。
今回はセヴラックの大作「ラングドック地方で」と親しみやすい「休暇の日々第1集」をメインに驚きの円熟した解釈を聴かせてくれます。さらにセヴ ラック1898年頃の習作「即興曲第2番」が大歓迎。シューマンの影響が濃いものの、セヴラックならではのメロディにあふれていて非常に魅力的。新し い宝物を見つけたような気持ちになります。
もうひとつの注目は、「オーヴェルニュの歌」で知られるカントルーブのセヴラック追悼曲「友の思い出」。カントルーブはセヴラックに私淑し、多大な影 響を受けました。彼はセヴラックの死後、未亡人から遺品の整理を頼まれ、1929年8月にセヴラックの書斎でスケッチや未完成作品の目録を作りました。 その際に強いインスピレーションを受けて「友の思い出」を一気に作曲したといわれます。もとは「月桂樹」と題された3曲から成るオーケストラ曲の第 2曲ですが、カントルーブ自身によるピアノ独奏版の自筆譜を入手して今回世界初録音。セヴラックの作品中で情念あふれる「リヴィアのキリスト像を前に したらば曳きたち」と「春に墓地の片隅で」からの引用がみられ、カントルーブの落涙と慟哭で進み、驚くほど感動的なクライマックスを迎えます。セヴラッ ク好きは涙なしにすませられない作品を、深尾由美子が入魂の演奏で聴かせます。 (Ki)
■深尾由美子
桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ科卒業、フランス・リヨン国立音楽院室内楽コースを首席で終了。フランス音楽、ことに作曲家デオダ・ド・セヴラックについて研究。カタルーニャ人のピアニスト、テレサ・リャックーナ女史、オルガン奏者でセヴラック研究の権威ピエール・ギヨー氏らとの出会いから、研究のために2003年〜2006年渡仏、各地で多数演奏会を行うほかラジオ放送・講演などに出演する。深尾由美子セヴラックコンサート・シリーズを主催し、ピアノ曲や室内楽曲を含むコンサートでは両国でセヴラック・ファンを作り、その解釈には高い評価を得ている。これまでに、テレサ・リャックーナ、青柳いづみこ、岩崎淑、林秀光、加藤伸佳、レオニード・ブルンベルク、ジャン・クロード・ペヌティエ氏に師事。

APARTE
AP-078(1CD)
モーツァルト:ピアノ連弾(1台4手のための)作品集
アンダンテと5つの変奏曲 ト長調 K.501(1786)
4手のためのピアノ・ソナタ ハ長調 K. 521(1787)
4手のためのピアノ・ソナタ ヘ長調 K. 497(1786)
イスマエル・マルゲン、ギョーム・ベロン(P)
イスマエル・マルゲン&ギョーム・ベロンによるピアノ連弾作品集。シューベルト(AP 056)に続く第2弾はモーツァルトの作品に挑みました。モーツァ ルトは1786年に「フィガロの結婚」の初演で成功を収めたばかりでなく、ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488、第24番 ハ短調 K.491、第25番 ハ 長調 K.503などの作品において、これまで以上に豊かで多様な協奏様式と音響を示しました。K.497のソナタはパッセージの音形、大胆な強弱の変化、 長調と短調の対照など、構成上の工夫などにこうした協奏曲と共通点があるばかりでなく、室内楽風の緻密な書法も見られる作品です。K.521のソナタ は完成後、すぐに親友のゴットフリート・フォン・ジャカンに送りナールトルプ家のナネットとバベットに献呈された作品で、まるで協奏曲を思わせるパッセー ジやアルペッジョが随所に現れる華やかな作品です。
1992年生まれのイスマエル・マルゲンは、ジャック・ルヴィエやロジェ・ムラロらに師事した若手で、2012年12月のロン=ティボー国際音楽コクー ルで第3位および聴衆賞を受賞しています。一方、ギョーム・ベロンも1992年生まれ、アンゲリッシュ、フランク・ブラレイ、レオン・フライシャー、 ペヌティエらに師事しています。2008年のブザンソンでの若き音楽家コンクールでピアノ部門賞を受賞。ジャン=フレデリック・ヌーブルジェのトリオを初 演するなど、室内楽の分野でも活躍が期待されている若手期待のピアニストです。 (Ki)

CLAVES
50-1707(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番 ト長調 D.894
ハイドン:ピアノ・ソナタ第46番 変イ長調 Hob.XVI.46
ドビュッシー:版画
ギョーム・ベロン(P;Steinway & Sons)

録音:2016年9月/スイス
イスマエル・マルゲンとのピアノ・デュオ作品の録音でも活躍のギョーム・ベロンがついにソロ・ディスクをリリースします。1992年生まれのベロンは アンゲリッシュ、フランク・ブラレイ、レオン・フライシャー、ペヌティエらに師事。2008年のブザンソンでの若き音楽家コンクールでピアノ部門賞を受賞。 ジャン=フレデリック・ヌーブルジェのトリオを初演するなど、室内楽の分野でも活躍が期待されております。繊細でタッチが魅力のベロンの音色は今回収 録した作品との相性がよく、凛とした気品を漂わせ、緻密に練り上げられた演奏が魅力です。 (Ki)

THE CHOIR OF KINGS COLLEGE
KGS-0020(1SACD)
キングズ・カレッジ聖堂の大オルガン、改修後初の新録音
サイモン・プレストン:Alleluyas
バッハ:「われらみな唯一なる神を信ず」BWV680
 「われらの主キリスト、ヨルダン川に来り」BWV684
 「聖霊なる神よ」BWV671
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.65-1
ハーヴェイ・グレース:Resurgam
フランク:英雄的小品
バッハ:「汝にこそわが喜びあり」BWV615
 「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」BWV622
 「この日神の子は勝利した」BWV630
ジョージ・ベイカー:Procession Royale
スティーヴン・クレオベリー(Org;ハリソン&ハリソン制作オルガン)

録音:2017年1月16&17日/キングズ・カレッジ聖堂(ケンブリッジ)
ングズ・カレッジ聖堂に据え付けられた大オルガンは2016年1月から約9ヵ月メンテナンスに入り4300本ものパイプの 全てが調性されました。当録音は改修後初となる2017年1月の最新録音です。演奏は30年以上にわたりケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団の 音楽監督にしてオルガニストのスティーヴン・クレオベリーです。 曲目はイギリスが誇る名オルガニスト、サイモン・プレストン作曲の「Alleluyas」にはじまり、バッハ、メンデルスゾーン、フランクといった多くのオル ガン作品をメインに構成しています。この大オルガンを熟知したクレオベリーならではのレジストレーションで聴く、新たに生まれ変わったオルガンの音色 を十分に堪能できる充実のアルバムです! (Ki)


Spectrum Sound
LPSMAC-001(1LP)
完全限定プレス
アンドレ・レヴィのバッハ
Side A
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV1010〜「前奏曲」
Side B
無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV1010〜「アルマンド」「クーラント」「サラバンド」「ブーレT/U」「ジーグ」
アンドレ・レヴィ(Vc)

録音:1960年/パリ(モノラル)
180g重量盤
24bit/192kHz
Direct digital transfer &
LP restoration from the
original LP
雄弁に歌い上げるレヴィの個性的な歌い回しによるバッハ。濃厚な味わいと香り高き音色に酔いしれることができます。この演奏 をスペクトラム・サウンドの見事な復刻、しかもLPで聴くことができるのはアナログ・ファン狂喜と言えましょう。完全限定プレス盤です。
アンドレ・レヴィは1894年パリ生まれ。パリ音楽院でカミーユ・シュヴィヤールに室内楽を、チェロをジュール・ロエブにそれぞれ学び、1912年プ ルミエ・プリを授かっています。1914年、ハイドンのチェロ協奏曲を弾いてデビュー。1952年にはジュヌヴィエーヴ・ジョワ、ジャンヌ・ゴーティエら とフランス三重奏団を結成するなど主に室内楽の分野で活躍しました。 (Ki)

Ambroisie
AM-215(1CD)
チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ ト長調Op.37
四季Op.37b
ニコライ・ルガンスキー(P)

録音:2015年12月12-15日/パリ国立オペラ、オペラ・バスティーユ、サル・ロルフ・リーバーマン
ルガンスキーは1994年に行われた第10回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で最高位を受賞しましたが、協奏曲第1番を除きチャイコフ スキーのピアノ作品を演奏、録音せずにきました。その彼が初めてチャイコフスキーのピアノ曲に挑戦しました。
チャイコフスキーの作品37は「大ソナタ」と呼ばれるト長調のピアノ・ソナタですが、もうひとつ、彼のピアノ曲としてはもっとも知られている12曲か ら成る組曲「四季」もこの作品番号が付いています。ルガンスキーは双方を収録、81分の長時間CDとなりました。
ルガンスキーはラフマニノフの音楽を愛し得意としていますが、年齢を経てチャイコフスキーの音楽がひどく沁みるようになってきたとのこと。CDブック レットはルガンスキーのインタビューで構成されていますが、彼のチャイコフスキー観が極めて知的に語られていて興味津々(日本語訳はありません)。
ピアノ・ソナタと「四季」は1875-8年頃に作曲されましたが、当時チャイコフスキーは心ならずも結婚したことによる精神的危機を迎え、それを克服 し自分に忠実であることを開き直った結果、交響曲第4番、ヴァイオリン協奏曲、このピアノ・ソナタが生まれました。ルガンスキーによれば、ソナタの 緩徐楽章は孤独の悲劇を、フィナーレは晴れやかな解決が表現されているとのこと。ピアノ協奏曲ばりのボルテージの高い大作ですが、リヒテルやプレトニョ フの名盤を越える凄みと録音の良さで、曲の真価を再認識できます。
一方ルガンスキーは「四季」を、ロシアの一年の生活が見事に描かれた「ロシア魂を代表する最高の例」と評しています。まさにロシアで生まれ育っ た者にしかわからない微妙な季節の移り変わりと行事を、ルガンスキーはまるで子供に語りかけるように奏でています。これも恩師ニコラーエワを越える 名演と申せましょう。 (Ki)



La Dolce Volta
LDV-300(1CD)
2017年カタロ付き
ショパン:ポロネーズ第1番〜第5番
幻想ポロネーズOp.61
パスカル・アモワイエル(P)

録音:2015年4月27-30日パリ
2017年LA DOLCE VOLTAレーベルのカタログ付CD。1971年生まれのフランスのピアニスト、パスカル・アモワイヤルによるショパンのポロネーズ集。アモワイヤルはシフラとベルマンに師事。リスト弾きで ありながらショパンの作品も度々演奏した2人の師からアモワイヤルは、シフラからは音楽の本質をベルマンからは音色を学んだと語っています。シフラ譲 りの高度なテクニックに、繊細な叙情を兼ね備えた感性で聴かせてくれます。幼い頃からショパンのセンスティヴさに惹かれていたというアモワイヤルが今 回選んだ作品は、初期の作品を除いた大ポロネーズと幻想ポロネーズ。大ポロネーズはショパンがパリに渡ってから書かれた作品で、これらのポロネーズ をアモワイヤルは故郷を去らなければならなかったショパンの自由に対する音楽による抗議と捉え、ショパンの行き場のない絶望を表現しています。 ア モワイヤルはこの録音に際して以下のように述べています;「華麗さと抒情性、舞踏と物語という両面性を宿すポロネーズは、その音楽的エキゾチズムを いつまでも放ち続けることだろう…。」 (Ki)

Coviello
COV-91706(1CD)
イザイ:2つのヴァイオリンのためのソナタ
マルシュナー:交響的変奏曲
 3つのバガテル
フリーデリケ・シュタルクロフ、ミファンウィ・エラ・ペニー(Vn)
1990年生まれのドイツの若手女流フリーデリケ・シュタルクロフが、1984年生まれの姉弟子ミファンウィ・エラ・ペニーと組む「デュオ・ペニー=シュ タルクロフ」。ともにヴォルフガング・マルシュナーとライナー・クスマウルの門下で、21世紀ドイツ・ヴァイオリン界を担う期待の星です。注目はイザイ の2つのヴァイオリンのためのソナタ。イザイといえば6曲の無伴奏ヴァイオリン・ソナタが有名ですが、最晩年にヴァイオリン・デュオのためのソナタに 挑戦しました。3楽章から成る演奏時間32分の大作。難曲揃いのイザイ作品中でもとりわけ演奏が難しい曲とされます。ペニーとシュタルクロフは高度 な技巧もさることながら、強い緊張感あふれる演奏で聴かせます。恩師マルシュナーがふたりのために作曲した「交響的変奏曲」も聴きものです。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-30404CD(1CD)
バッハ:フランス組曲 (全曲)
組曲第1番ニ短調 BWV812
組曲第2番ハ短調 BWV813
組曲第3番ロ短調 BWV814
組曲第4番変ホ長調 BWV815
組曲第5番ト長調 BWV816
組曲第6番ホ長調 BWV817
シュ・シャオメイ(P)

録音:2016年5月メンデルスゾーン・ザール、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス
ヨーロッパを拠点とする中国人ピアニスト、シュ・シャオメイ。2016年7月にNHKのBSプレミアムで放映された「シュ・シャオメイの音楽と素顔 &ピアノリサイタル」は大きな反響を呼びました。彼女は文化大革命を乗り越え新たな道を切り開いてきましたが、そのような半生からは想像もできない、 心穏やかな音楽を奏でます。彼女が得意とするバッハの演奏は、緻密な構成力と洗練された表現力から生み出され、ただ純粋に音楽が聴こえ聴く者の心 に共鳴します。 今回録音されたのは、「フーガの技法」(ACC-30308CD)、「インヴェンションとシンフォニア」(ACC-30350CD)、「ゴルトベルク変奏曲」(ACC-30372CD)に続く一連のバッハ録音第4弾となる「フランス組曲」。バッハ自身が命名したタイトルではありませんが、洗練された音楽がフランス的な香 りがする優雅で親しみやすい6曲からなる曲集。シュ・シャオメイは今回の録音に際して以下のような言葉を記しています。「私はこの『フランス組曲』 に取り組むときに、シンプルで純粋な子どもの心を常に持つように心がけました。演奏するたびに私に訴えかけてくる言葉があります。それは音楽を解釈 する上で最も難しく、また本質的なこと。“シンプルであること。これは自由を得ることを意味する。” これは20世紀スペインの画家ジョアン・ミロの言葉 です。」こう語るように彼女の演奏は、ただ流麗で優美な演奏ではなく、凛とした気品を漂わせ、一つ一つの音を吟味するように細部まで緻密に練り上げ られた立体的な音楽作り上げています。 (Ki)

ORFEO
C-922171(1CD)
NX-B08
ショパン:練習曲集 Op.10、Op.25 アミール・カッツ(P)

録音 2015年4月21-23日
超絶技巧の持ち主として知られる20世紀の名ピアニスト、ウラディミール・ホロヴィッツでさえも、 「私には難しい、正直に言うと恐ろしい曲集である」と評したショパンのOp.10とOp.25の練習曲集。 ルービンシュタインを始め、バックハウス、コルトー、アラウといった20世紀の名ピアニストたちも、この曲集の演奏に関しては、独自の解釈に裏打ちされてはいるものの、技術的な困難を完璧に克服するのは至難の業でした。しかし時代は変わり、演奏家たちの技 術は格段に向上し、この曲集を弾きこなすのは当たり前となった21世紀には、多くのピアニストたちによって大胆な演奏が繰り広げ られています。アミール・カッツは以前からショパンの作品に積極的に取り組んできたピアニスト。これまでにバラード集や夜想曲集の アルバムをリリースし、どれも高い評価を受けています。テンポ設定に強いこだわりを持つカッツは、このショパンの練習曲でも「曲集 全体の調和」を感じさせる緻密な計算の上で、全曲を演奏しています。

Grand Piano
GP-765(1CD)
NX-B03
ヤーン・ラーツ(1932-):ピアノ・ソナタ全集 第1集
ピアノ・ソナタ 第9番 Op.76
ピアノ・ソナタ 第10番 Op.114
ピアノ・ソナタ 第1番 Op.11-1
ピアノ・ソナタ 第2番 Op.11-2
ピアノ・ソナタ 第3番 Op.11-3
ピアノ・ソナタ 第4番「ビートルズ風に」 Op.36
ニコラス・ホルヴァート(P)

録音:2016年7月10日、2016年10月14日
エストニア生まれのラーツは、タリン音楽院に学び1957年に卒業、エストニアの放送局でラジオ・プロデューサーやテレビの音楽監 督を務め、1960年代から70年代には多数の映画音楽の作曲を手掛けています。エストニア音楽院では教授も務め、1957年 からは作曲家協会のメンバーにも名を連ねています。 8曲の交響曲を始め、多数のピアノ曲を作曲していますが、その中でも半世紀に渡って書き続けられている10曲のピアノ・ソナタは 洗練されたスタイルの中に、時折激しい不協和音が登場するなど遊び心があります。「私は制約されたシステムが好きではなく、音 楽的な素材を集め、フィルタリングし、必要に応じて感情の赴くままに展開していくのが好きだ」と語るラーツの言葉通りの多彩なソ ナタを、ラーツ作品の良き理解者であるホルヴァートが演奏しています。
Grand Piano
GP-743(2CD)
NX-C03
ニコライ・アンドレイェヴィチ・ロスラヴェッツ(1881-1944):ピアノ作品全集
ピアノ・ソナタ 第1番
3つのコンポジション/前奏曲
2つのコンポジション/2つの詩曲
ピアノ・ソナタ 第2集/3つのエチュード
5つの前奏曲/子守歌/舞曲/ワルツ
前奏曲(M.ボバノヴァによる復元版)
4つのコンポジション(抜粋)
ピアノ・ソナタ 第5番
オリガ・アンドリュシチェンコ(P)

録音:2016年3月-5月
ストラヴィンスキーが「20世紀の最も興味深いロシアの作曲家」と述べたというロスラヴェッツのピアノ作品全集。ソビエト政権の下 で、西側の音楽語法を積極的に取り入れた前衛的な作品を書き、時にはシェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」の論文を執筆 するなど、“反革命的でありブルジョワ的な作曲家”と何十年にも渡り抑圧を受けた人です。一度は自己批判を行いましたが、結 局は地位を得ることはできずにひっそりと生涯を終えたロスラヴェッツの作品は、死後すぐには復権されませんでしたが、作曲家の姪 エフロシーニャの尽力により1990年代から少しずつ人気を盛り返し現在に至っています。生涯を通じて斬新な響きを模索したロス ラヴェッツの全ピアノ作品を、アレクセイ・リュビーモフに師事したロシアのピアニスト、アンドリュシチェンコが演奏しています。

DUX
DUX-1336(1CD)
マチェイ・スタシェフスキとスペイン、ポルトガルの作曲家によるギター作品集
マチェイ・スタシェフスキ(1984-):
インボカシオン [Invocacion] (召喚)(10弦ギターの為の;2016)
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):ギターの為の2つの歌(2010)
 白い花咲く春に [Por la Primavera blanca]
 風の通り道に [Por los senderos del aire]
カルロス・スリナッチ(1915-1997):ギターの為のソナティナ(1959)
ジュアン(フアン)・マネン(1883-1971):ギターの為の幻想ソナタ Op.A-22(1930)
マチェイ・スタシェフスキ:アルカサル [Alcazar] (ギターの為の;2015)
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):ギターの為のソナティナ(1974)
レヒノ・サインス・デ・ラ・マサ(1896-1981):ソレア [Solea](ギターの為の;1976)
マチェイ・スタシェフスキ:ソニトゥス・ノクティス [Sonitus Noctis] (夜の音)(ギターの為の;2004)
マチェイ・スタシェフスキ(G)
DUX
DUX-1337(1CD)
2台のチェンバロの為の作品集
バッハ:2台のチェンバロの為の協奏曲ハ長調 BWV 1061
W・F・バッハ:2台のチェンバロの為のソナタ ヘ長調 F.10(
モーツァルト:2台のチェンバロの為のソナタ ニ長調 K.448/375a
加藤まり子、エルジビェタ・ステファンスカ(Cemb)
DUX
DUX-1349(1CD)
リスト三部作 Vol.1
ショパン:スケルツォ第1番〜4番
 マズルカ.イ短調 Op.17-4
リスト:悲しみのゴンドラ 第2版S.200-2
超絶技巧練習曲集 S.139 から
 第1番〜第4番
セバスティアン・デュピュイ(P)
おそらくCD3枚で構成されるシリーズの第1作。リストよりショパンの作品のほうが長時間収められています。セバスティアン・デュピュイは1983年ベルギーのブリュッセルに生まれ、ブリュッセル王立音楽院でジャン=クロード・ヴァンデン・エインデンに師事したピアニスト。2013年以来2017年現在スイスを本拠に活動しています。

ARTALINNA
ATL-A015(1CD)
リスト、バルトーク:ピアノ作品集
リスト:夢の中に(夜想曲)ロ長調 S.207
 ダンテを読んで(ソナタ風幻想曲)(No.7)
 ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調 S.244-6
バルトーク:アレグロ・バルバロ Sz.49 BB 63
 ピアノ・ソナタ Sz.80 BB 88
 子供のためにSz.42 BB 53 から 抜粋(17曲)
ジェルジュ・クルターグ(1926-):告別(ヤナーチェクの手法で、)
ベネデク・ホルヴァート(P)

録音:2014年11月8-9日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ、ドイツ
1989年ハンガリーのブダペストに生まれたピアニスト、ベネデク・ホルヴァートのデビューCD。
ARTALINNA
ATL-A016(1CD)
バッハ:鍵盤作品集 Vol.2
カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」変ロ長調 BWV 992
イタリア協奏曲ヘ長調 BWV 971
前奏曲とフーガ.イ短調 BWV 543(リスト編曲、版 S.462-1)
イギリス組曲ト短調 BWV 808
シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV 1004 より、ブゾーニ編曲、版)
フランソワ・デュモン(P)

録音:2016年9月4日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ、ドイツ
フランソワ・デュモンは1985年フランスのリヨンに生まれ、パリ音楽院でブルーノ・リグットに、コモ湖国際ピアノ・アカデミーでマレイ・ペライア、レオン・フライシャー、ドミートリー・バシキーロフ、パウル・バドゥラ=スコダ、ピエール=ローラン・エマールらに師事。2010年ショパン国際ピアノ・コンクール第5位。

ELOQUENTIA
EL-1130(1CD)
リスト:肖像ピアノ作品集
音楽の夜会 S.424から 踊り(ナポリのタランテッラ)
詩的で宗教的な調べ S.173〜 葬送曲
無調のバガテルS.216a
伝説 S.175から 波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ
コンソラシオン [慰め] S.172(全4曲)
巡礼の年 第1年 スイスS.160〜 オーベルマンの谷
愛の夢(3つの夜想曲)
ハンガリー狂詩曲第2番嬰
ギヨーム・コッポラ(P)

録音:2011年10月
ELOQUENTIA
EL-1445(1CD)
シューベルト:高雅なワルツと感傷的なワルツ
12の高雅なワルツ Op.77 D.969
ピアノ・ソナタ第4番イ短調 Op.164 D.537
34の感傷的なワルツ Op.50 D.779
ハンガリーのメロディー ロ短調 D.817
ギヨーム・コッポラ(P)

録音:2014年


DIVINE ART
DDA-21701(7CD)
NX-G03
シューベルト:ピアノ・デュオ全集
シューベルト:ポロネーズ.ヘ長調.D599.第4番
 ポロネーズ.ヘ長調.D824.第2番
 英雄的行進曲.ニ長調.D602.第3番
 2つのトリオをもつドイツ舞曲.D618
 ロンド.ニ長調.D608
 2つのレントラー.D618
 大行進曲とトリオ.ホ長調.D819.第6番
 グラン・デュオ(ソナタ).ハ長調.D812
シューマン:ポロネーズ.第1番.変ホ長調
シューベルト:序曲.ヘ短調/ヘ長調.D675
大行進曲とトリオ.ホ長調.D819.第5番
 大行進曲とトリオ.ホ長調.D819.第1番
 創作主題と変奏曲.変ロ長調.D603
 ポロネーズ.変ロ長調.D599.第2番
 ポロネーズ.変ロ長調.D824.第3番
 幻想曲.ヘ短調.D940
シューマン:ポロネーズ.第2番.イ長調
シューベルト:3つの軍隊行進曲.D733
 ロンド.イ長調.D951
 ポロネーズ.イ長調.D824.第5番
 大行進曲とトリオ.ト短調.D819.第2番
 .レントラー.変ホ長調&変イ長調.D814.第1番
&第2番
 ポロネーズ.変ロ長調.D618a
(スケッチ…A.ゴールドストーンによる再構築版)
ハンガリー風ディヴェルティメント.ト短調.D818
シューマン:ポロネーズ.第3番.ヘ短調
シューベルト:幻想曲.ト長調.D1
 ポロネーズ.ニ長調.D824.第4番
 大行進曲とトリオ.ニ長調.D819.第4番
 レントラー.ハ短調&ハ長調.D814.第3番&第4番
 行進曲.ト長調(子供の行進曲)
 大葬送行進曲.D859
 創作主題による変奏曲.変イ長調.D813
シューマン:ポロネーズ.第4番.変ロ長調
シューベルト:英雄的大行進曲.D885
 幻想曲.D9
 ポロネーズ.ホ長調.D824.第6番
 ポロネーズ.ホ長調.D599.第3番
 フランスの歌による変奏曲.D624
 ドイツ舞曲.ハ長調.D783.第9番
 2つの性格的行進曲.D886
 デュオ「人生の嵐」イ短調.D947
シューマン:ポロネーズ.第5番.ロ短調
シューベルト:序曲.ト短調.D668
 16のドイツ舞曲.D783より
 ポロネーズ.ニ短調.D824.第1番
 ポロネーズ.ニ短調.D599.第1番
 大ソナタ.変ロ長調.D617
 英雄的行進曲.ロ短調.D602.第1番
 フーガ.ホ短調.D952
 大行進曲とトリオ.ロ短調.D819.第3番
 エロールの歌劇「マリー」の主題による変奏曲
シューマン:ポロネーズ.第6番.ホ長調
 幻想曲.ヘ短調.D48
 2つのエコセーズ.D783より
 アレグロ・モデラートとアンダンテ.D968
 英雄的行進曲.ハ長調.D602.第2番
 フランス風の主題によるディヴェルティスマン.ホ短調.D823
 ポロネーズ.第7番.ト短調
 ポロネーズ.第8番.変イ長調
アンソニー・ゴールドストーン(P)
キャロライン・クレモウ(P)

録音:1998年、1999年
31年という短い生涯に、歌曲を中心に夥しい数の作品を残したシューベルト。親しい友人たちと演奏した「ピアノ・デュオ」も作品 の中で重要な位置を占めています。「人生の嵐」や「グラン・デュオ」などの大作から、誰もが知っている「軍隊行進曲 第1番」、気 の置けないレントラーや舞曲など作品の趣きは様々ですが、どれも流麗なメロディと親密な雰囲気を持ち、時には思いがけないほ どの深淵が顔を見せるシューベルトらしい作品です。演奏しているのはゴールドストーンとクレモウ夫妻。長年培った息のあった演 奏は、まさに一心同体です。 この全集は以前、OLYMPIAレーベルから7枚の分冊としてリリースされていたもので、今回のBOX化にあたっては全収録曲をそ のままリマスタリングしての再発となります。2017年1月2日、ゴールドストーンはBOXの完成を見ることなく、この世を去りました。

OEHMS
OC-460(1CD)
NX-B01
エリザベート・ブラウス〜デビュー
ピアノ・リサイタル

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 Op.10-3
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第2番 ニ短調 Op.14
ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.35
ミヒャエル・デンホフ(1955-):Etude de couleurs 色彩の練習曲 Op.115(ピアノ・デュオ)*
エリザベート・ブラウス(P)
ファビアン・ミュラー(P)*

録音:2016年3月29-31日
2015年1月にフランクフルトで開催されたBDI(ドイツ産業文化連盟)が主催する音楽コンクール「Ton und Erklarung」。 2007年に創設されて以来、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、歌の4部門が年毎に開催され、優れた受賞者を輩出しているこのコン クール、「OEHMSレーベルよりデビュー盤をリリース」できることも優勝者の特権の一つです。今回の優勝者エリザベート・ブラウス は1995年ハノーヴァー生まれ。5歳でエリナ・レヴィトのピアノ・クラスに入門を許可され早期の音楽教育をうけます。2008年から 2010年には並行して名手マッティ・ラエカッリオにも師事、才能を存分に開花させ、すでに数多くのコンサートホールやフェスティ ヴァルで演奏しています。このデビュー・アルバムではオーソドックスなレパートリーを丁寧に演奏、将来が期待される若手です。

TOCCATA
TOCC-321(1CD)
NX-B03
ケイト・ローダー(1825-1904):ピアノ作品集
12の練習曲 第1巻(1852年出版)
12の練習曲 第2巻(1853年頃)
3つのロマンス-第2番 変イ長調
(1853)
束の間の想い 変イ長(1858)
楽しい航海 イ長調(1868頃)
マズルカ イ短調(1895)
マズルカ ロ短調(1899)
イアン・ホブソン(P)

録音:2016年7月18日.8月17日
全て初録音
南西イングランド、バースに生まれたケイト・ローダー。父はフルート奏者、母親はピアニストという音楽一家に育ち、 1830年に設立されたロンドン王立音楽アカデミーの初期の学生の一人となりました。1843年にメンデルスゾーンのピア ノ協奏曲のソリストとして公式デビューを飾り、将来を嘱望されましたが、19世紀のヴィクトリア朝時代は女性の活躍が 認められず、彼女も結婚と同時にコンサート・ピアニストの道をあきらめる他ありませんでした。しかし、教師としての活動 は続け、1844年には王立音楽アカデミーにおける初の女性教授となり、多くの生徒を指導しました。また、1871年に はブラームスの「ドイツ・レクイエム」2台ピアノ版の英国初演も行っています。このアルバムには、2巻の練習曲が収録され ていますが、これらの曲は単なる技術の取得に留まらず、音楽的表現の向上も図られており、優れた教師であったロー ダーの資質が感じられる作品です。
TOCCATA
TOCC-398(1CD)
NX-B03
ジョン・ジュベール(1927-):オルガン作品集
殉教による熟考 Op.141(1997)(初録音)
賛美歌「オールド・ハンドレッドス」による前奏曲 Op.15(1955)(初録音)
イギリスの賛美歌による6つの短い前奏曲 Op.125(1990)
ピカルディによる前奏曲 Op.55(1967)
.ヨークによる前奏曲 Op.152(2004)(初録音)
退場の賛美歌 Op.135(1998)
パッサカリアとフーガ Op.35(1961)
トム・ウィンペニー(Org)

録音:2016年8月10.11日
ケープタウンに生まれ、1940年代から1950年代にかけてロンドン王立音楽アカデミーで学び、イギリス国籍を取得した 作曲家ジョン・ジュベール。幼い頃は画家を志していたという彼の作品は、どれも独特なメロディと刺激的な感性に彩ら れた印象的な味わいを有しています。このアルバムは2017年、90歳の誕生日を記念して制作されたオルガン作品 集。どの曲もJ.S.バッハの伝統を踏まえた上で独自の作風を持っており、ジュベールの「宗教曲作曲家」としての矜持が 示された曲集となっています。

Orlando Records
OR-0030(1CD)
NX-B05
エリック・ラム〜フルート・リサイタル
ドビュッシー:シランクス(1913)
オネゲル:牝山羊の踊り H.39
イベール:東洋風に(1925)
イベール:フルート独奏の小品
ローラント・フライジッツァー(1973-):エリック・ラムのためのフルート独奏曲
バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013(1723)
クルターク(1926-):「フルートのためのゲームとメッセージ」より
エリック・ラム(Fl)
アヌ・コムシ(S)

録音:2016年9月6.18日.12月19日
14.エリオット・カーター(1908-2012):Scrivo In Vento 風に書く(1991) Paladinoレーベル、Orlandレーベルの双方で活躍するフルート奏者エリック・ラム。彼の技巧と音楽性が余すことなく披 露された演奏を収録したこのアルバムには、近現代の様々な小品が並べられています。 フルート奏者なら必ず手掛けるドビュッシーの「シランクス」をはじめ、フランス風のしゃれたパッセージを軽やかに吹くかと思 えば、クルターク、カーターら現代物もがっちり。プーランクの「廃墟を見守る笛吹きの像」はあまり聴く機会のない珍しい 作品です。

SOUPIR EDITIONS
S-238(2CD)
ノアン音楽祭アーカイヴ Vol. 1〜アルド・チッコリーニと若き名手たち

■CD 1
シューマン:子供の情景(「炉端で」を除く11曲)
グリーグ:ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.7
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番
グラナドス:スペイン舞曲集〜アンダルサ(No.5)

■CD 2 若き名手たち
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ*
ドビュッシー:練習曲集〜組み合わされたアルペッジョの為の練習曲変イ長調(No.11)*
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ.ト短調 Op.19〜第3楽章+
シューマン:ピアノ・ソナタ第2番#
  子供の情景 Op.15**
■CD 1 
アルド・チッコリーニ(P)
録音:2014年6月7日、ライヴ、ジョルジュ・サンドの館の羊小屋、ノアン・ショパン音楽祭、 ノアン、フランス(ノアン・ショパン音楽祭における最後のリサイタル )

■CD 2
野木成也(P)*
ブリュノ・フィリップ(Vc)+
タンギ・ド・ヴィリアンクール(P)+
ジャン=ポール・ガスパリアンOp.#
ジェレミー・モロー(P)++

録音:2014年(*/**)、2015年(+/#)、ライヴ、ノアン・ショパン音楽祭、ノアン、フランス
1966年から続くフランスのノアン音楽祭。作家ジョルジュ・サンド(1804-1876)が子供時代と晩年を過ごしたノアンで毎年6月から7月にかけて開催される、ロマン派のピアノ音楽と室内楽を中心とする音楽祭で、「ノアン・ロマンティック音楽祭」を経て近年は「ノアン・ショパン音楽祭」という名称になっています。この音楽祭のきっかけを作ったアルド・チッコリーニ(1925-2015)は主要な常連の一人として1966年から2014年までたびたび参加し、リサイタルとマスタークラスを行いました。ノアン音楽祭は2016年の50周年記念に合わせて過去の出演者たちの録音アーカイヴからのCD化に踏み切り、著名な演奏家と若き演奏家たちを組み合わせた2つのセットを発売しました。その第1作の1枚目はチッコリーニが亡くなる約8ヶ月前に行ったリサイタルのライヴ録音。彼の最晩年に到達した境地を示す注目すべき音源です。2枚目には日本の野木成也(1989年生まれ)と1990年代生まれのフランスの演奏家4名が登場します。
SOUPIR EDITIONS
S-239(2CD)
ノアン音楽祭アーカイヴ Vol. 2〜ユーリー・エゴロフと若き名手たち

■CD 1
ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
ショパン:12の練習曲 Op.10
ドビュッシー:映像 第1巻〜 水の反映
 前奏曲第2巻〜花火

■CD 2 若き名手たち
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第8番*
ショパン:3つのマズルカ Op.63 ロ長調,ヘ短調,嬰ハ短調
 4つのマズルカ Op.24 ト短調,ハ長調,変イ長調,変ロ短調
 練習曲変ト長調 Op.10-5
 夜想曲嬰ヘ短調 Op.48-2
 マズルカ ハ短調 Op.30-1
 マズルカ ハ短調 Op.30-2
■CD 1 
ユーリー・エゴロフ(P)
録音:1982年6月(または7月)、ライヴ、ノアン・ロマンティック音楽祭、ノアン、フランス

■CD 2
セルゲイ・レトキン(P)*
シチェパン・コンチャル(P)
録音:2013年*、2015年(*以外)、、ライヴ、ノアン・ショパン音楽祭、ノアン、フランス
33歳の若さで亡くなったロシアのピアニスト、ユーリー・エゴロフがノアン音楽祭に出演した際のライヴ録音。セルゲイ・レトキンはロシア、シュチェパン・コンチャルはポーランドのピアニスト。

SOUPIR EDITIONS
S-212(1CD)
イヴ、ヴィーナス、ディアーヌ、その他
レジス・カンポ(1968-):女体のブラゾン [Les blasons du corps feminin] (無伴奏混声七重唱の為の)
パトリック・ビュルガン(1960-):生来の喜び [Le plaisir originel] (エドモン・アロクールの詩「エデン」による7人の独唱者の為のヒステリック・ミステリー)
レ・ジュヌ・ソリステ(声楽アンサンブル)
ラシド・サフィル(指)

録音:2004年6月15、17-18日、パリ、フランス
SOUPIR EDITIONS
S-215(1CD)
ジョナサン・ハーヴェイ(1939-2012):天使たち 合唱作品集
天使たち [The Angels] (合唱の為の)
ミサ・ブレヴィス [Missa brevis] (合唱の為の)
Marahi (合唱の為の)
How could the soul take flight (合唱の為の)
安息日が過ぎて [Dum transisset Sabbatum] (合唱の為の)
Sweet / Winterhart (合唱とヴァイオリンの為の)*
レ・ジュヌ・ソリステ(声楽アンサンブル)
ノエミ・シンドラー(Vn)*
ラシド・サフィル(指)

録音:2005年12月5-7日、IRCAM、ポンピドゥー・センター、パリ、フランス
SOUPIR EDITIONS
S-216(1CD)
クラウス・フーバー(1924-):憐みを人々に−不法の富 [Miserere hominibus - Mammona Inquitatis] (7人の歌手と7人の器楽奏者の為の;2005-2007)
アニュス・デイとレコルダツィオーネ−
ヨハンネス・オケゲムへのオマージュ [Agnus Dei cum Recordatione - Hommage a Johannes Ockeghem] (4人の歌手、リュートと2つのヴィエールの為の;1990-1991)
レ・ジュヌ・ソリステ(声楽&器楽アンサンブル)
ラシド・サフィル(指)

録音:2008年2月17-18日、ノートル=ダム・デュ・リバン教会、パリ、フランス


Dynamic
CDS-7786(2CD)
NX-C01
ムソルグスキー:ピアノ作品全集
組曲「展覧会の絵」
涙/紡ぎ女
瞑想曲-アルバムの綴り
スケルツォ/旗手のポルカ
情熱的即興曲
古典様式による間奏曲
子供の遊び
子供の頃の思い出
クリミア南海岸にて-グルズフ・ウ・アユ=ダガ
クリミア南海岸にて-カプリッチョ
村にて-幻想曲のように
気まぐれな女
子供の頃の思い出より-乳母と私
子供の頃の思い出より-最初の罰
夢想
市の情景-ソロチンスクの定期市より
ゴバック-ソロチンスクの定期市より
ジャコモ・シチナルド(P)
ムソルグスキーのピアノ曲というと、多くの人は「展覧会の絵」のみを思い浮かべるでしょう。しかしムソルグスキーは生涯に 思いのほか多くのピアノのための作品を書いています。そのほとんどは彼の死後に出版されたため、あまり話題になることは ありませんでした。貴族の家に生まれ、幼少時から母にピアノの手ほどきを受けたというムソルグスキーは、リストやジョン・ フィールドの作品を愛奏していたといい、その後も数多くのピアニストに師事、ピアノの腕前はなかなかのものだったようで す。とは言え、全作品はCD2枚に収まってしまうほどの量ですが、各々の曲はどれも独立した性格を持ち、豊かな音楽表 現に満たされた、聴けば聴くほどに耳を奪われる面白い作品です。ゆったりした「瞑想曲」や「涙」では、“展覧会の絵”の 「古い城」や「ビドロ」を彷彿させる重く悲しい足取り、「ソロチンスクの定期市」での不気味さ、などムソルグスキーの真髄が ここにあります。


APR
APRCD-7402(4CD)
ヴァルター・ギーゼキング〜ブラームス、シューベルト&シューマン〜1950年代のソロ・スタジオ・レコーディング全集
■CD1
(1)ブラームス:4つのピアノ小品 Op.119
(2)ブラームス:2つのラプソディ Op.79
(3)シューマン:子供の情景 Op.15
(4)シューマン:謝肉祭 Op.9
(5)シューマン:眠りの歌 Op.124-1
(6)シューマン:予言の鳥 Op.82-7
■CD2
(1)ブラームス:8つのピアノ小品 Op.76
(2)ブラームス:幻想曲集 Op.116
(3)ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
(4)ブラームス:6つのピアノ小品 Op.118
■CD3
(5)シューベルト:4つの即興曲 Op.99,D.899
(6)シューベルト:4つの即興曲 Op.142,D.935
■CD4
(7)シューベルト:楽興の時 Op.94,D.780
(8)シューベルト:3つの小品 D.946
(9)ショパン:子守歌変ニ長調 Op.57
(10)ショパン:舟歌嬰ヘ長調 Op.60
(11)スクリャービン:詩曲嬰ヘ長調 Op.32-1
(12)スクリャービン:前奏曲ホ長調 Op.15-4
ヴァルター・ギーゼキング(P)

■CD1
(1)録音:1951年6月22日−23日
(2)録音:1951年6月20日
(3)録音:1955年9月1日&3日
(4)録音:1951年9月25日−26日
(5)録音:1955年9月1日
(6)録音:1956年10月17日
■CD2
(1)録音:1951年6月20日
(2)録音:1951年6月20日−21日
(3)録音:1951年6月21日
(4)録音:1951年6月21日−22日
■CD3
(5)録音:1955年9月3日、5日&6日
(6)録音:1955年9月2日、3日&5日
■CD4
(7)録音:1951年9月29日
(8)録音:1956年10月17日
(9)録音:1956年10月18日
(10)録音:1956年10月18日
(11)録音:1956年10月18日
(12)録音:1956年10月18日
ドビュッシーやラヴェル、モーツァルトなどの名盤を遺した20世紀ドイツの伝説的ピアニスト、ヴァルター・ギーゼキング(1895−1956)。第二次世界大戦後の1951年から最晩年の1956年にかけて英コロンビアに録音を行った、ブラームス、シューベルト、シューマンなどの貴重な記録が「APR」から復刻登場!
アラン・レシツキ(Alan Lesitsky)のリマスタリングで、20世紀前半のドイツ、ヨーロッパを代表するピアニストが晩年に遺した独墺系レパートリーが蘇えります。

DACAPO
MAR-8.226122
NX-B06
ゲーゼ(1817-1890):ピアノ作品集
水彩画 Op.19-第1集(1849)
ピアノ・ソナタ.ヘ短調 Op.28(1839-1854)
水彩画 Op.19-第2集
民族舞曲-幻想曲集 Op.31(1855)
新しい水彩画 Op.57(1881)
デンマークの歌(1885)
マリアンナ・シリンヤン(P)

録音:2016年12月3.4.11日,2017年1月15日
2017年、生誕200年の記念年を迎えるニルス・ウィルヘルム・ゲーゼ。もともとヴァイオリニストとして活動 を開始し、後にゲヴァントハウスOの首席指揮者としても活躍しましたが、作曲家としては、ピアノ 曲に強い関心を抱き、印象的な作品を何曲も残しています。「ソナタヘ短調」は21歳の時に着想したも のの、完成までに15年の長き年月を要した力作。オーケストラを思わせる立体的な響きに溢れており、 作品は尊敬していたフランツ・リストに捧げられました。ゲーゼが愛着を持っていた一連の「水彩画」は、 シューマンを思わせる内省的な小品集です。 収録作品はすべて、2015年に刊行された新ゲーゼ・エディションに基づいて演奏されています。

Aeolus
AE-10341(1CD)
フランク:初期オルガン作品集
オッフェルトリウム ヘ短調
オッフェルトリウム ト短調(1859)
アンダンティーノ(1856)
クリスマスのオッフェルトリウム
オッフェルトリウム 嬰ヘ短調
小品 変ホ長調(1846)
グラン・クール 変ホ長調
オッフェルトリウム ロ短調
ノエル・ブレトンによるオッフェルトリウム
オルガンのための小品 イ長調
エルケ・フォルカー(Org)