湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


器楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



Perfect Noise
PN-1701(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ全集Vol.1
第2番ハ長調Hob.XVI:7
第1番ト長調Hob.XVI:8
第35番ハ長調Hob.XVI:35
第49番嬰ハ短調Hob.XVI:36
第50番ニ長調Hob.XVI:37
第59番変ホ長調Hob.XVI:49
エ ルンスト・モリッツ(P)

録音:2015年スタイングレーバー室内楽ホール、バイロイト
ワーグナーの聖地バイロイトに工房を置くピアノ製作所シュタイングレーバー&ゼーネ 社のピアノを使って録音するシリーズ。1986年生まれのドイツの ピアニスト、エルンスト・モリッツによるハイドンのピアノ・ソナタ集の録音が開始されます。エルンスト・モリッツは幼少期から卓越したピアノの才能を示 し、また音楽学も学び幾つかの賞を受賞しています。ピアノだけではなく、ハープシコード、チェンバロも学びバロックから現代ものまで弾きこなす非常に 多彩なアーティストです。このハイドンへのアプローチも、研究を重ねたモリッツならではの知的な演奏を聴かせてくれます。 (Ki)


Hanssler
HC-17035(5CD)
ザデラツキー:ピアノ曲集
24の前奏曲とフーガ (1937/8)
祖国【線路/タイガ/工場/黄金色の草原/若い世代/アラス川/熱狂的な一団】(1946)
前線【前線への道/焦土の故郷/戦闘/防空壕/地図を広げ/恋人からの手紙/敵の背後に/墓場を越えて/燃える大地/行進】(1944)
24の前奏曲 (1934)
小品アルバム【雲/車/隠しごと/メリーゴーランド/プラカード行進】(1929)
(3)陶器のカップ【野の花々/サーカスの騎手/太鼓とラッパ/大宴会】(1930)
叙情菌【優しく/歌う/ナイーヴ/左手のための】(1930)
伝説【雲/車/隠しごと/メリーゴーランド/プラカード行進】(1944)
ピアノ・ソナタ第1番(1928)
ピアノ・ソナタ第2番(1928)
ピアノ・ソナタ ヘ短調(1939)
ヤーシャ・ネムツォフ(P)

録音:2015年7月6-10日/ベルリン・ブランデンブルグ小スタジオ
フセヴォロド・ザデラツキーは、プロコフィエフと生没年を同じくする作曲家。しかし生涯と評価は対照的で、名は抹消され、作品が公開で演奏された り録音されることはありませんでした。シュニトケやヴァインベルクの辛い人生がしばしば語られますが、ザデラツキーの悲惨さは桁違いで、帝政時代に 皇子の音楽教師をしたことに起因する逮捕と流刑の人生で、定職に就くことも許されず作品も無視されました。
1920年、ロシア内戦に反革命軍将校として従軍し捕えられますが、音楽の才に気づいた赤軍リーダー、ジェルジンスキーの配慮で処刑を免れます。 しかし1926年に何の理由も告げられずに逮捕され、作品はすべて抹殺されました。2年後に釈放され、2曲のピアノ・ソナタや24の前奏曲なども手掛 けますが、学生オケでワーグナーやリヒャルト・シュトラウス作品を指揮したことで「ファシストの音楽を普及させようとした」と再逮捕、カムチャッカ半 島近くの収容所へ送られます。たいていの囚人は4年ももたずに死亡するなか彼は生き延び、電信用紙の余白に24の前奏曲とフーガを書きとめました。 現存するザデラツキーの作品はほぼピアノ曲のみですが、再逮捕の際に妻の機転で草稿を隠したため破棄を免れたものが、今回音になりました。20世 紀前半のロシア作曲家らしくスクリャービンの影響が感じられるものの、師タネーエフ仕込みの対位法的な書法がロシアでは珍しく興味津々。24の前奏曲 にせよ前奏曲とフーガもショスタコーヴィチを先取りし、自由な世界で創作活動に勤しめれば20世紀ロシアを代表する作曲家になりえたことが残念な限り。 ピアノのための小品は、ソ連系作曲家らしく「工場」「戦闘」「防空壕」のほか、収容所を囲む「タイガ」など聴いてみたくなるタイトルが並びます。 ザデラツキー発掘に力を注ぐネムツォフ渾身の演奏が見事。20世紀の歴史と音楽に興味があるすべての方々に聴いていただきたいアルバムです。 (Ki)

Audite
AU-97740(1CD)
アメリカ
ライナグル:ピアノ・ソナタ第1番ニ長調「フィラデルフィア」
マクダウェル:森のスケッチOp.51〜野ばらに寄す/睡蓮に寄す
 12の技巧的練習曲〜無窮動/3月の風
 ニューイングランド牧歌Op.63(全10曲)
アンタイル:ジャズ・ソナタ
アイヴズ:3ページ・ソナタ
セッションズ:私の日記から(全4曲)
ウルリヒ・ロマン・ムルトフェルト(P/スタインウェイD)

録音:2016年5月24-26日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
1970年フランクフルト・アム・マイン生まれのピアニスト、ウルリヒ・ロマン・ムルトフェルト。ヴェロニカ・ヨッフムやハルトムート・ヘルに師事し、 コンサート・ピアニストとして活躍するかたわら、2003年には生物学者の証も受けている知性派。バッハから現代音楽までレパートリーは広く、初演も 多く行っています。 このアルバムはアメリカのピアノ曲を集めたアンソロジー第2弾。興味深いのはモーツァルトと同年生まれのアレクサンダー・ライナグル(1756-1809) のピアノ・ソナタ。オーストリア人としてイギリスに生まれ、1786年にアメリカへ移民した作曲家。50篇のオペラを作曲しながらも、すべて1820年の 火災で焼失したとされます。ピアノ・ソナタは 4 作が現存し、その第 1 番には「フィラデルフィア」と題されています。アメリカ的というよりは C.P.E バッ ハかハイドンを思わせる多感様式で、アメリカにこんな古典派的作品があった事実に驚かされます。 また、かつてはピアノ・アルバムの定番だったマクダウェルの「野ばらに寄す」ひさびさの新録音が大歓迎。美しいピアノの響きがアウディーテならでは の録音の良さでゾクゾクするほど魅力的。1分47秒で終わってしまうアンタイルのジャズ・ソナタ、短いながら恐ろしく難しいアイヴスのソナタなどいずれ も個性的。アメリカのピアノ音楽を再認識できます。 (Ki)

カメラータ
CMCD-28345(1CD)
税込定価
高橋アキ プレイズ ハイパー・ビートルズ volume T

レノン&P.マッカートニー:ノルウェーの森[ポーリン・オリヴェロス編曲]
ゴールデン・スランバー[武満徹編曲]
ミシェル[バーバラ・モンク・フェルドマン編曲]
夜の光(ポール、鳥と出会う)〈ブラック・バード〉[ペア・ノアゴー編曲]
イエスタデイ[三宅榛名編曲]
ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット[ジェイムズ・テニー編曲]
ビコーズ[西村朗編曲]
ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン[ケヴィン・ヴォランス編曲]
ジュリア[バニータ・マーカス編曲]
レット・イット・ビー(アジア旅行)[三輪眞弘編曲]
「平和を我等に」によるショート・ファンタジー[フレデリック・ジェフスキ編曲]
アクロス・ザ・ユニヴァース[内藤明美編曲]
猿の指、ヴェルヴェットの手〈カム・トゥゲザー&ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン〉[カイヤ・サーリアホ編曲]
G.ハリソン:ブルー・ジェイ・ウェイ[ジグムント・クラウゼ編曲]
レノン&P.マッカートニー:AKI 2.2[坂本龍一編曲]
高橋アキ(P)

録音:2016年10月/三重
 世界14か国・47人の現代作曲家たちに、ビートルズ作品のアレンジを 委嘱した『ハイパー・ビートルズ』シリーズ。高橋アキの企画制作・演 奏による、この画期的なアレンジ作品集は、欧米でも話題となり、高い 評価を受け、再演され続けてきました。そして四半世紀を経たいま、遂 に再録音がスタート! 第1弾となる本アルバムには、世界7か国の錚々た る現代作曲家による15作品が収録されています。(カメラータ)

オクタヴィア
OVCT-00133(1CD)
税込定価
愛の言葉〜グラナドス、ストラヴィンスキー、シューベルト
グラナドス:組曲「ゴイェスカス〜恋するマホたち」より
 エル・ペレレ〜ゴヤ風な情景
 愛の言葉
 嘆き、またはマハと夜鳴うぐいす
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」3つの断章
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
石井克典(P)

2016年10月16日(シューベルト)、23日(グラナドス)TAGO高崎スタジオ <ファツィオリ278>、2016年11月26日(ストラヴィンスキー)東京音楽大学レコーディングスタジオ <スタインウェイ274>
ピアニストとして活躍し、現在東京音楽大学の教授という要職にある石井克典、待望の新作。 これまで内外のピアノのコンクールに入賞し、日本や北米・中南米のオーケストラとも共演、またカリフォルニア国際ピアノコンクールをはじめ審査員を歴任するなど、多彩で瞠目すべき活動をくり広げています。 ここでは、ピアニスティックな楽曲から陰影に富むレパートリーまで、スタインウェイとファツィオリを弾きわけ、アーティストとしての資質の深さを存分に示しています。(オクタヴィア)

オクタヴィア
OVCT-00134(1CD)
税込定価
スクリャービン:24の前奏曲 Op.11
プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」からの10の小品 Op.75
矢島愛子(P)

録音:2017年5月10、11日 東京・稲城@プラザ
天が与えた矢島愛子の才能とは、音楽をこよなく愛し、思考や感情が常に純粋で、芸術に対する自分の義務を知っている人間、そして偉大な芸術に触れることで味わえる幸福の瞬間をいつも聴衆にもたらし、芸術家として最高の結果を得る演奏をしながらも、さらになお演奏家としての腕に磨きをかけようと絶え間ない努力をしている人間への才能なのです。 (ボリス・ペトルシャンスキー 巻頭言より)
数多くのコンクールで受賞歴を持ち、実力派ピアニストとして一目置かれている矢島愛子の初のソロ・アルバムがリリースされます。 この長年大事に取り組んでいたスクリャービンの作品と、本人がこよなく愛するロシア的なリズムが存分に詰まった「ロメオとジュリエット」を収録。彼女の持ち味である、繊細で美しいタッチとダイナミックな表現力が十分に収められています。(オクタヴィア)

TUDOR
TUD-7205(1CD)
アタナシアデのアンコール
バッハ:イエスは私の喜びであり続ける
ブラームス:私の心からの願い Op.122-10
ワーグナー(リスト編):「タンホイザー」の巡礼者の合唱
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16 番 ハ長調 K.545
シューベルト:万霊節の連祷 D 343
ショパン(リスト編):前奏曲集 Op.28〜第4 番 ホ短調
ショパン:前奏曲集 Op.28〜第6 番 ロ短調,第20 番 ハ短調
バッハ:カンタータ「神の時が最も良き時」 BWV 106〜ソナティーナ
 管弦楽組曲第3番 BWV 1068〜エア
 カンタータ「私は片足を墓の中に入れて立っている」〜シンフォニア
ジョルジュ・アタナシアデ(Org)

録音:2016年6月 サン=モーリス,ヴァレ州,スイス
ジョルジュ・アタナシアデは1929 年、スイスのロマンド地方(フランス語地区)に生まれたオルガニスト。1952 年からスイス、ヴァレ州のサン=モーリスの修道院の教会参事会員に就き、演奏活動、教育活動にいそしんでいる。 このCD では有名作曲家たちの作品(オリジナルも編曲も)をオルガンで弾いている。有名なモーツァルトのハ長調のピアノ・ソナタ K.545 をパイプオルガンで弾いているのが珍しい。いずれもサン=モーリスのバジリカ聖堂の大オルガンの素晴らしい音色を優秀録音で楽しめる。
TUDOR
TUD-7206(1CD)
アタナシアデホ他:オルガン作品集
ジョルジュ・アタナシアデ(b.1929):大オルガンのための組曲(1981)
 パスカリア(1999)
 アゴネンシア(1992)
 リスティアーナ・ヘレニカ(2012)
ルイ・ブロケ(1888-1954):アンダンテ(1929)
 オルガンのための組曲(1930)
ジョルジュ・クラメール(1909-81):喜ばしい組曲(1956)
ジョルジュ・アタナシアデ(Org)

録音:2016年6月14-16日 サン=モーリス,ヴァレ州,スイス
1929 年、スイス生まれのオルガニスト、ジョルジュ・アタナシアデが、自作やルイ・ブロケ(1888-1954)、ジョルジュ・クラメール(1909-1981)らの作品を弾いたもの。ことにアタナシアデの大オルガンのための組曲は、サン=モーリスのバジリカ聖堂の大オルガンの魅力をたっぷり味わえる。

BRIDGE
BCD-9487(1CD)
ワイズガル:ピアノ・ソナタ(1982)
ヒンデミット:ルードゥス・トナリス(1942)
マーティン・ペリー(P)

録音:2016 年3 月25、26 日,米国,メイン州,ブランズウィック
メインはヒンデミットの50 分を超える大曲「ルードゥス・トナリス」。1942 年、米国時代のヒンデミットの作品で、ルードゥス・トナリスとは音の遊びという意味。前奏曲の後、フーガ、間奏曲が繰り返され、12 番目のフーガの後に後奏曲が置かれ、全 25 曲。ヒューゴ・ワイズガル(1912-1997)は、オーストリア=ハンガリー帝国時代のブルノ近郊のイヴァンチツェの生まれ。少年時代に一家で米国に移住している。ピアノ・ソナタは1982 年、70 歳の時の作品。 マーティン・ペリーはカリフォルニア出身のピアニスト。アルメニア人の血を引いているという。近現代のピアノ曲を得意としている。
BRIDGE
BCD-9477(1CD)
デイヴィッド・ラコウスキ:練習曲集第4巻
第77番エッコ・エコ
第86番プログ・スプリングス
第80番花火/第71番掛け合い
第73番大物/第72番ドリアン・ブルー
第81番カイン変奏曲/第74番でない
第85番消えていく回帰
第87番子守歌/第75番黄昏
第82番Fこれ
第89番これは囀りを意味する
第76番クレイヴ/第97番静けさ
第93番ポークリテュード
第87番子守歌
第84番何がヘアピンしたのか
第88番一緒におもちゃした
第78番反射の上で/第83番私を助けて
第90番ソリッド・ゴルディー/第79番ナルシステュード
エイミー・ブリッグズ(P,トイピアノ,チェレスタ)

録音:2014 年6 月9-11日 ニューヨーク
エイミー・ブリッグズ(ディサナヤケ)による米国の作曲家、デイヴィッド・ラコウスキのピアノ練習曲集第4集(既発売:BCD9121、9157、9310)。ラコフスキはバーモント州セントオールバンズ出身。21 世紀に入ってから著しく頭角を現している。この練習曲集では、いくつかの曲におもちゃのピアノやチェレスタを用いているのが面白い。エイミー・ブリッグズは米国の現代作曲家のピアノ作品のスペシャリストとして知られている。
BRIDGE
BCD-9486(1CD)
アメリカ4手ピアノ作品集
(1)ラーダール:静かな音楽(1994,2001)
(2)マスト:パッサカリア(2000,2001)
(3)アイヴズ:3 つの四分音小品(1925)
(4)シエラ:危険と記憶について(1997)
(5)ドアティ:ラウンジ・リザーズ(1994)
クアトロ・マーニ:
【スティーヴン・ベック(P)
スーザン・グレイス(P)】
(5)ジョン・キンジー(打楽器)
(5)マイケル・テトロールト(打楽器)

録音:2015 年10 月4−10 日,コロラドスプリングス
チャールズ・アイヴズを除くと、フレッド・ラーダール(1943-)、ジョン・マスト(1954-)、アーリーン・シエラ(1970-)、マイケル・ドーアティ(1954-)と現代の米国の作曲家の 4 手ピアノのための作品を集めている。クワットロ・マーニ(イタリア語で 4 手の意味)はスティーヴン・ベックとスーザン・グレイスによるピアノ・デュオ。ドアティのラウンジ・リザーズだけ打楽器が参加する。


Treasures
TRE-174(1CDR)
フランティシェク・ラウフ/ベートーヴェン&ショパン
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番*
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番「葬送」
 ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
フランティシェク・ラウフ(P)

録音:1965年11月15,18-19日*、1966年11月-12月(全てステレオ)
※音源:SUPRAPHON SUAST-50743*、SUAST-50893
◎収録時間:70:13
“ラウフの高貴で敬虔なピアニズムが十二分に生かされた不朽の名演!”
■音源について
ラウフによるスプラフォンのステレオ録音のなかで、TRE-173の収録曲とともに重要な名演!

★フランティシェク・ラウフ(1910〜1996)は、チェコを代表するピアニスト。プラハ芸術アカデミーでの教育活動が中心だったので、フィルクスニーやモラヴィッツ等のような知名度はありませんが、その配慮の行き届いたピアニズムは教育者らしい堅実さにとどまらず、独特の閃きと奥ゆかしさを湛えています。
ベートーヴェンの「第12番」第1楽章の主題をツェルニーは「高貴で敬虔」と評しましたが、これはそのままラウフのピアニズムに当てはまります。各変奏の表情を丹念に表出しながら、同時に豊かな流動性も確保しているので、変奏曲形式が苦手な方もこれには心奪われることでしょう。第3楽章は「英雄の死を悼む葬送行進曲」という副題の意味に囚われない実直さで一貫。それだけに、消え行くコーダでの静かな余情が際立ちます。
ショパンがまた言葉で言い尽くせないほどの大名演!少なくとも2つのソナタを収めたれレコードとしては、史上屈指の存在だと確信しています。
「第2番」は、荒々しいタッチで劇的な楽想に追い打ちをかける手法とは異なり、ラウフが目指すのはあくまでも内面性の微妙な移ろい。第1楽章第2主題が誰よりも浄化しきった精神を湛えていること、展開部のドラマ性が打鍵の強さではなく内的な葛藤から生じているのを目の当たりにすると、ラウフの思慮深さ、芸の深さを痛感するばかりです。第2〜3楽章も、精神的な高潔さは比類なし。特に第3楽章は中間部に突如として繊細な静謐美を注入する例が多いですが、ラウフのピアノは最初からピュアなので、中間部でも唐突な印象を与えず、連綿と美しいニュアンスが続くのです。
「第3番」は、日頃からどこか底の浅い演奏が多いと感じていますが、この演奏にはそんな瞬間は皆無。第2楽章は、意外にもピアニスティックな効果を発揮しますが、そこにも懐の深さを感じます。第3楽章は豊かなホールトーンとも相まって高潔な幻想性が広がり、皮相な演奏との違いをまざまざと思い知ります。特に中間部のラストは必聴!終楽章も驚異的!ラウフの演奏で聴くと、ショパンがソナタの最後を締めくくる音楽を築くのに苦心した形跡など感じさせず、まさにショパンの等身大の音楽としてストレートに迫ってくるのです。造形美を立体的に再現しつつ、音楽を硬直化させないセンスも超一級!この作品、ピアニストの技巧が音楽的な感度と一体化したものかどうかを量る試金石かもしれません。【湧々堂】

BMC
BMCCD-CD250(1CD)
フリッツ・クライスラーへのオマージュ
クライスラー(作曲・編曲):
1.中国の太鼓Op.3
2.クープランの様式によるルイ13 世の歌とパヴァーヌ
3.ボッケリーニの様式によるアレグレット
4.ドヴォルザーク(クライスラー編):スラヴ舞曲集 第2 集 Op. 72, 第2 番 ホ短
調
5.エルノ・バローグ(クライスラー編):北の哀歌
6.愛の悲しみ
7.愛の喜び
8.美しきロスマリン
9.シンコペーション
10.ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
11.ドヴォルザーク(クライスラー編):インド人の嘆き
12.ウィーン風小行進曲
13.ドヴォルザーク(クライスラー編):ユモレスク
14.ジプシーの女
15.ジプシー奇想曲
16.チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンデ・カンタービレ
17.おもちゃの兵隊の行進曲
18.レチタティーヴォとスケルツォ・カプリス Op.6
19.リヒャルト・ホイベルガー(クライスラー編):オペラ舞踏会
20.ウィーン奇想曲Op.2
21.プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
バルナバーシュ・ケレメン(Vn)
ゾルターン・コチシュ(P)

録音:2016 年8 月6-9,14 日、フェニックス・スタジオ、ディオーシュド、ハンガリー
コチシュのラスト・レコーディング! 2016 年11 月6 日、惜しくも亡くなったハンガリーの偉大な音楽家ゾルターン・コチシュ。 亡くなる約3 か月前に、何度も共演や録音を行っている1978 年生まれの“ハンガリーのクレーメル”という異名を持つヴァイオ リニスト、バルナバーシュ・ケレメンとクライスラーのヴァイオリン作品を録音。クライスラーのオリジナル曲を始め、クライスラー がヴァイオリン用に編曲した作品も収録しています。コチシュは音楽を慈しむかのようなピアノで、ケレメンのヴァイオリンを優 しく包み込みます。ケレメンもクライスラーの超絶技巧作品を圧倒的なテクニックで演奏。“エルノ・バローグ/クライスラー編: 北の哀歌”の持つ哀しみの美しさが染みわたります。“シンコペーション”、“ジプシーの女”や“ジプシー奇想曲”ではリズムが 躍動。美しく明快な素晴らしい演奏の登場です! ※コチシュは1952 年、ハンガリー、ブダペスト生まれ。18 歳でハンガリー放送主催ベートーヴェン・コンクールに優勝し、ピア ニストとして世界中で人気を博しました。1983 年には指揮者のイヴァン・フィッシャーと共にブダペスト祝祭管弦楽団を創設し ました。1997 年よりハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団の首席音楽監督に就任。ハンガリー音楽演奏の第一人者とし て、世界に広めることにも尽力。バルトークの音楽の解釈は現在でも最高峰の演奏として魅了しています。
BMC
BMOP-1051(1SACD)
アンソニー・ポール・デ・リティス」(1968-):作品集
(1)アムステルダム(2004)
(2)リフレッシオーニ(2014)
(3)バレエ(1997/2013)
(4)-(7)「ポップ・コンチェルト」(ギターと管弦楽
のための)(2014)
(4)“ブリング・イット・オン”by Seal
(5)“ユー・オウタ・ノウ”by アラニス・モリセト
(6)“ビューティフル・デイ”by U2
(7)“ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール”by マイケル・ジャクソン
(1)ギル・ローズ(指)ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト
(4)-(7)エリオット・フィスク(G)
(2)パトリック・デ・リティス(Fg)
(3)デュオ I88:【ヴィッキー・チョウ&サスキア・ランクホーン(Pデュオ)】

録音:(1)2014年7月1日、
(2)2014年1月14日、
(3)2013年5月31日、
(4)-(7)2014年6月29日
アンソニー・ポール・デ・リティスは作曲家で、ボストンにあるノースイースタン大学音楽学部部長であり教授を務めています。 注目は洋楽をギター協奏曲にアレンジした「ポップ・コンチェルト」。Seal に、アラニス・モリセット、U2、マイケル・ジャクソンの楽曲を、クラシック・ギター界では知らぬものはいないヴィルトゥオーゾである巨匠エリオット・フィスクがオーケストラと共に軽やかに躍動しながら演奏しています。4 作品ともメロディを活かしながらテクニックも音楽性も多彩さを極めています。

HERITAGE
HTGCD-194(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲
イギリス組曲第5番
ミリセント・シルヴァー(Cemb)

Bottega Discantica
DISCANTICA-297(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲) ルーカ・フランゼッティ(Vc)

使用楽器:製作者不詳、ロンバルディア、イタリア、19世紀初頭(アウロラ・ナトラ・ヒナステラ所有)
巻き弦ではなく羊腸製の芯線のみから成るプレーンガット(裸ガット)弦を使用した演奏。プレーンガット弦は温度・湿度の影響を受けやすく張力も弱いため音を保持することが困難であり、演奏には相応の技術を要します。使用楽器の所有者アウロラ・ナトラ・ヒナステラは作曲家アルベルト・ヒナステラの夫人で、自身もチェロ奏者でした。 ルーカ・フランゼッティは1969年イタリアのパルマ生まれ。ヴァイオリン、ピアノ、ギターを学んだ後チェロに転向し、30歳でミラノ・G・ヴェルディSOの首席チェロ奏者に就任。この時期にはスコットランド室内合唱団の第1ヴァイオリン奏者も務めていました。2004年にはクラウディオ・アバドと共にボローニャ・モーツァルトO創設に参画し、さらにルツェルン祝祭Oにも参加。2009年ベネズエラに招かれ、以来同国の音楽教育の発展に尽力。イタリア国内外で演奏と教育活動を展開しています。
Bottega Discantica
DISCANTICA-299(1CD)
グスタフ・シュタインマン製オルガン
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565
 トリオ・ソナタ第3番ニ短調 BWV 527
 協奏曲イ長調 BWV 593(原曲:ヴィヴァルディの協奏曲 Op.3-8)
 目覚めよ、と呼ぶ声ありBWV 645
ダカン(1694-1772):スイスのノエル
バッハ:トッカータとフーガ ホ長調 BWV 566
 かくも喜びに満てる日BWV 605
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第3番イ長調 Op.65-3
ロベルト・ムッチ(Org)

録音:2016年11月、サン・ピエトロ&サン・パオロ教区教会、ロベッロ・ポッロ、コモ県、イタリア
使用楽器:1984年、グスタフ・シュタインマン製
Bottega Discantica
DISCANTICA-300(1CD)
メンデルスゾーン:ピアノ四手連弾の為の作品集
序曲「真夏の夜の夢」Op.21(作曲者編曲、ピアノ四手連弾版)
「真夏の夜の夢」Op.61(作曲者編曲、ピアノ四手連弾版)
無言歌集第5巻 Op.62(作曲者編曲、ピアノ四手連弾版)
 五月のそよ風 ト長調/出発 変ロ長調/葬送行進曲 ホ短調
 朝の歌 ト長調/ヴェネツィアの舟歌(第3)イ短調/春の歌 イ長調
二重奏曲(ピアノ四手連弾の為のアンダンテと華麗なアレグロ)イ長調 Op.92
ティツィアーナ・モネータ、ガブリエーレ・ロータ(P)

録音:2016年10月17-19日、バロック・ホール、SMCレコーズ、イヴレア、イタリア
当レーベルに数々のピアノ・デュオ編曲版を録音しているティツィアーナ・モネータ&ガブリエーレ・ロータ。
Bottega Discantica
DISCANTICA-301(1CD)
ピエトロ・アレッサンドロ・ヨン(1886-1943):オルガンとオルガン=ピアノ二重奏の為の作品集
トッカータ/悲歌 [Canto elegiaco]
オルガンの為の宗教的組曲第1番 から
   来たれ主よ(オフェルトリウム)
   グレゴリオ聖歌の賛歌「星々の創り主」によるフィナーレ
12のディヴェルティメント から
 思い出/旧いメヌエットとムゼッタ
 キリストの凱旋、復活祭の行列
グレゴリオ協奏曲(ピアノとオルガンの為の)*
アンドレア・トスキ(Org)
マルコ・アルピ(P)*

録音:2016年4、7月、ジュゼッペ・ニコリーニ音楽院サロン、ピアチェンツァ、イタリア
使用楽器(Org):タンブリーニ制、1975年(2014年拡張)
ピエトロ・アレッサンドロ・ヨンはイタリアのピエモンテ地方に生まれたオルガン奏者・作曲家。1907年アメリカ合衆国のニューヨークに移住し後に市民権を得ました。1907年から1926年までニューヨークのフランシスコ・ザビエル教会のオルガニストを務め、1926年には聖パトリック大聖堂のオルガニストに就任しました。

DUX
DUX-1361(1CD)
トニステオン〜打楽器の為の音楽
クセナキス(1922-2001):Idmen b(打楽器の為の;1985)
ダリュシュ・プシビルスキ(1984-):Hyperion(打楽器の為の;2016)
イグナツィ・ザレフスキ(1990-):Tonisteon(打楽器の為の;2016)
マルチン・ブワジェヴィチ(1953-):Ineffabilis(打楽器の為の;1997)
レシェク・ロレント(打楽器)
プシビルスキ、ザレフスキ、ブワジェヴィチはポーランドの作曲家。
DUX
DUX-1362(1CD)
プルミエール〜ヴァイオリンとアコーディオンの為の音楽
イグナツィ・ザレフスキ(1990-):マズルカ [Mazurek] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の)*
グラシアーヌ・フィンジ(1945-):インプレッション・タンゴ [Impression Tango] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の)
アンジェイ・カラウォフ(1991-):夜想曲 [Notturno] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の)*
バルバラ・カシュバ(1983-):スクジプ=アク.ユモレスク [Skrzyp-ak. Humoresque] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の)
バルトシュ・コヴァルスキ=バナセヴィチ(1977-):イン・アフェクト [In Affecto] (無伴奏ヴァイオリンの為の)#
ミウォシュ・ベンビノフ(1978-):カントゥス・ハルモニクス [Cantus Harmonicus] (アコーディオンの為の)+
アルヴォ・ペルト(1935-):フラトレス [Fratres] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の;1977/1980)
エドヴァルト・シェリツキ(1956-):速く [Rapido]*
高橋悠治(1938-):ル・ドゥブル・ドゥ・パガニーニ [Le double de Paganini] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の)
ロディオン・シチェドリン(1932-):アルベニスを模して [Imitating Albeniz] (ヴァイオリンとアコーディオンの為の)
カロリナ・ミコワイチク(Vn(+以外))
イヴォ・イェディニツキ(アコーディオン(#以外))
*+#世界初録音。ザレフスキ、カラウォフ、カシュバ、コヴァルスキ=バナセヴィチ、ベンビノフ、シェリツキはポーランドの作曲家。グラシアーヌ・フィンジはモロッコ生まれのフランスの作曲家。
DUX
DUX-1372(1CD)
ショパン:24の前奏曲 Op.28
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
マリア・コレツカ=ソシュコフスカ(P)
DUX
DUX-1375(1CD)
エスプレッシオーネ...
ハイドン:ピアノ・ソナタ変イ長調 Hob.XVI
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
 ワルツ変ホ長調 Op.18
 ポロネーズ幻想曲変イ長調 Op.61
 夜想曲嬰ハ短調 Op. posth.
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調 Op.19
ウーカシュ・クルピンスキ(P)
DUX
DUX-1379(1CD)
マルチン・ドゥトカ(1974-):鯨の歯(プリペアード・ピアノの為の) マルチン・ドゥトカ(プリペアード・ピアノ)
DUX
DUX-1312(1CD)
ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲 Op.120
リュウ・ジェジュン(1970-):ピアノの為の組曲(2003/改訂:2016)
ホ・ウォンスク(P)

SOUPIR EDITIONS
S-232(1CD)
フィリップ・ルルー(1959-):打楽器作品集
De l'iteration(打楽器六重奏の為の)
Les uns(打楽器三重奏の為の)
De la vitesse(打楽器六重奏の為の)
アンサンブル・シクストルム(打楽器合奏)
SOUPIR EDITIONS
S-234(1CD)
オーケストラル・ピアノ・ワークス 1879-1920(ピアノ用に編曲された管弦楽作品集)
ボロディン(イヴ・アンリ編): だったん人の踊り
ドビュッシー(ボーウィック編):牧神の午後への前奏曲
デュカス(イヴ・アンリ編):魔法使いの弟子
ラヴェル(イヴ・アンリ編):亡き王女の為のパヴァーヌ
 ラ・ヴァルス
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3つの楽章
イヴ・アンリ(P)
フランスとロシアの管弦楽名曲をピアノ独奏用に編曲した版で構成されたプログラム。イヴ・アンリ(1959年生まれ)はパリ音楽院でピエール・サンカン(1916-2008)、アルド・チッコリーニ(1925-2012)に師事したフランスのピアニスト。1995年から2010年までノアン音楽祭(フランス)芸術監督を務め、2011年には同総裁に任命されノアン・ショパン音楽祭に改称。

DIVINE ART
DDA-25148(1CD)
NX-B07
ピアノ編曲のバレエ音楽集 第2集
プーランク:バレエ音楽「牝鹿」(1923/1947)-抜粋
ソーゲ:バレエ音楽「旅芸人」(1945)-抜粋
ジャン・フランセ):小オーケストラのためのセレナーデ(1934)
モーリス・ティリエ(1906-1972):バレエ音楽「ゆで卵」(1949)-抜粋
ボリス・アサフィエフ(1884-1949):バレエ音楽「パリの炎」-パ・ド・ドゥ
ドビュッシー:交響的組曲「春」…H・ビュッセル編
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「プルチネッラ」(1920)-抜粋
アンソニー・ゴールドストーン(P)

録音:2016年
2017年1月2日にこの世を去ったピアニスト、ゴールドストーンの最後のレコーディング。プーランクやソーゲといった「フランス近代バ レエ曲のピアノ編曲版」を中心にしたプログラムは、レアな作品を好んで演奏したゴールドストーンらしい選曲です。
DIVINE ART
DDA-25151(1CD)
NX-B07
シマノフスキ:ピアノ作品集
9つの前奏曲 Op.1
4つの練習曲 Op.4
仮面劇 Op.34
2つのマズルカ Op.62
バルバラ・カラシキエヴィチ(P)
近代ポーランドにおける重要な作曲家の一人シマノフスキ。その作品はロマン派の伝統を引き継ぎながら、近代的な和声とポーラ ンドの民族舞曲を取り入れた特色あるものです。このアルバムでは、初期から中期の作品が中心に選ばれており、ロマン派の影響 が強い「前奏曲」と「練習曲」、東洋風の雰囲気が漂う「仮面劇」、ポーランドの民族意識溢れる晩年の「マズルカ」と、シマノフス キの作風の変遷を辿ることができます。演奏しているカラシキエヴィチはポーランド生まれの中堅ピアニスト。知られざる作品の紹 介、普及に力を注いでいます。

Solo Musica
SM-257(1CD)
NX-B03
バッハ&フレンズ〜エステレ・レヴァーツ(チェロ)
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007-前奏曲
ハインツ・ホリガー(1939-):COncErto?-チェロのための幻想的小品
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007-アルマンド
クサヴァー・ダイヤー(1972-):カントゥス II
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007-クーラント
パスカル・デュサパン(1955-):イマーゴ 2
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007-サラバンド
ペンデレツキ(1933-):チェロのための組曲-第1楽章 サラバンド
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007-メヌエット I-II
ユン・イサン(1917-1995):7つのエチュード - 第2番 レッジェーロ
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007-ジーグ
サーリアホ(1952-):7羽の蝶々-第7曲
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009-前奏曲
ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918-1970):ショート・スタディ-第1番
 2verschiedene Stricharten 2つの異なるボウイング
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009-アルマンド
ベリオ(1925-2003):言葉は消える
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009-クーラント
グバイドゥーリナ(1931-):10の前奏曲(スタディ)-第1番 スタッカート-レガート
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009-サラバンド
クルターク(1926-):チェロのためのサイン、ゲーム、メッセージ-az hit
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009-ブーレ I-II
ルトスワフスキ(1913-1994):ザッヒャー変奏曲
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009-ジーグ
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ-第2楽章 カプリッチョ
エステレ・レヴァーツ(Vc)

録音:2016年11月10-12日
1989年、スイス生まれのチェリスト、エステレ・レヴァーツ。マリア・クリーゲルに師事し、すでに数々のコンクールに入賞し国際的な キャリアを手にしています。彼女の初アルバムは、バッハの無伴奏チェロ組曲と、現代作曲家の作品を組み合わせた意欲的な内 容。バッハ作品の普遍性とチェロの無限の可能性を探るという好企画です。
Solo Musica
SM-267(1CD)
NX-B03
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ短調「バラード」Op.27-3
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
フィリップ A.ドラガノフ(Vn)

録音:2016年3月、2015年11月、2016年6月
ハンブルク生まれのヴァイオリニスト、指揮者ドラガノフによるバッハとイザイの作品集。このアルバムでは、バッハの作品をイタリア製の ピリオド楽器「Thomas Balestrieri」で演奏、イザイの作品をStefan-Peter Greinerが制作したモダン楽器で演奏し、音色と 響きの違いを聴きとってもらうという試みを行っています。


DIVOX
CDX-25252(2CD)
NX-B07
スヴャトスラフ・リヒテル〜ライヴ・イン・ジャパンプロコフィエフ:ソナタと小品集
【CD1】
ピアノ・ソナタ 第6番イ長調 Op.82*
ピアノ・ソナタ 第9番 ハ長調 Op.103*
バレエ「シンデレラ」よりピアノのための小品
【CD2】
伝説 Op.12-6(1913)
束の間の幻影 Op.22(1915/1917)
 第3番/第4番/第5番/
 第6番/第8番/第9番
 第11番/第14番/第15番
 第18番
ダンス Op.32-1/ワルツ Op.32-4
思考 Op.62-3/田園風ソナチネ Op.59-3
風景 Op.59-2/ロンド Op.52-2
ワルツ Op.96-1/悪魔的暗示 Op.4-4
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1981年6月3日*
1980年12月2日
1981年6月3日…CD2
東京文化会館 ライヴ収録
ヤマハ・チームのカセットテープ録音による
リヒテルとプロコフィエフの出会いは1940年のこと。「ピアノ・ソナタ第6番」を完成させたプロコフィエフが友人たちの前で試演した際、譜めくりを任されたという若きリヒテル青 年。彼はこの難曲を自身で演奏するべく、夏の間に猛勉強し、1940年の秋にこの曲をリサイタルで演奏しました。客席で聞いていたプロコフィエフはリヒテルの演奏に感銘を 受け、以降、2人は意気投合し、1943年には「ピアノ・ソナタ第7番」の初演をリヒテルに委ねるまでにプロコフィエフは彼に全幅の信頼を置くようになります。1946年のプロ コフィエフの55歳の誕生日に、リヒテルは“戦争ソナタ”と呼ばれる第6番、第7番、第8番をコンサートで演奏、プロコフィエフは感謝を込めて「ピアノ・ソナタ第9番」をリヒテル に献呈するのですが、この曲の世界初演は1951年4月23日まで行われることはなく、既に病に伏していたプロコフィエフは、その演奏を電話で聴くのみでした。 リヒテルはプロコフィエフ作品を大切なレパートリーとして、1970年、初来日の際も「ピアノ・ソナタ第7番」をプログラムに組み込み、日本の聴衆に感銘を与えています。 1981年に東京文化会館で行われたスヴャトスラフ・リヒテルの演奏会のこのライヴ録音は、これまでにもいくつかのレーベルからリリースされていますが、今回のDIVOXのアル バムは、当時リヒテルが唯一録音を許可した、ヤマハのレコーディング・チームがカセット・テープ・レコーダーにより録音した音源を用いています。これを入念なマスタリングを行 うことで、ノイズや歪みなどを軽減し、良い音質でお届けすることが可能になりました。

Hyperion
CDA-68048(1CD)
フェルドマン:バニタ・マーカスのために マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2016年6月6日−7日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステート、モンマス)
現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムランがなんとモートン・フェルドマンをレコーディング! アメリカの現代音楽・実験音楽の作曲家であり、図形楽譜の発案者としても知られるモートン・フェルドマン(1926−1987)。フェルドマンの晩年の作品「バニタ・マーカスのために(For Bunita Marcus)」は、高弟バニタ・マーカスに捧げられた総演奏時間72分を越すピアノ独奏のための大作。 キャリアの初期には、ニコライ・ロースラヴェツ、レオ・オーンスタイン、ニコライ・カプースチン、フレデリック・ジェフスキーなどの近現代作曲家のレコーディングでも名を馳せてきたアムランが挑むフェルドマン。 カプースチンのような超絶技巧作品ではなく、静謐の中から生み出されるピアノの様々な表情と色彩を、アムランの奇跡の両手が表現します。 ピアノ・ファン、現代音楽、ニューエイジ関係者要注目の新譜です!

Aeolus
AE-10391(2SACD)
ロパルツ:オルガン作品全集
イントロダクションとアレグロ・モデラート/3つの作品(ブルトンの主題で、間奏曲、フーガ)/聖女の第1と第2の晩課/オッフェルトワール・パスカル/2つの小品(アンダンテ・コン・モート、ポコ・レント)/アレグレット(「祭壇の下で」第2巻第5番)/アンダンテ・エスプレッシーヴォ(「祭壇の下で」第1巻第37番)/アレグロ(「祭壇の下で」第1巻第12番)/幻想曲/瞑想曲第3番/死者のための祈り/葬送前奏曲/祈り/瞑想曲第1番/主題と変奏/瞑想曲第2番/ソルティ
マルクス・アイヒェンラウプ(Org)

録音:2006年8月(CD1)&2007年10月(CD2)、スペイン
様々なオルガン作品の優れた録音で高い評価を得ているドイツの高音質レーベル、Aeolus(エオルス)から、フランスの後期ロマン派、ジョゼフ・ギィ・ロパルツ(1864−1955)のオルガン作品全集(豪華SACD2枚組!)が登場。デュボワやマスネ、フランクらに師事したロパルツの作品は現在ではほとんど録音・演奏されていないだけに、フランス・ロマン派の豊かなオルガン音楽を高音質録音で後世に残す貴重な記録となります。 演奏は、世界遺産にも登録されているドイツのシュパイアー大聖堂で2010年よりオルガニストを務めるドイツの名手、マルクス・アイヒェンラウプ。楽器は、スペイン、アスコイティアの教会 "Parroquia Santa Maria la Realに" に建造されているアリスティド・カヴァイエ=コル1898年製作(ロパルツの活動期と同年代)のオルガンを使用。

Orchid Classics
ORC-100061(1CD)
NX-B03
スチュワート・グッドイヤー〜ラヴェルを弾く
水の戯れ/ソナチネ
鏡/夜のガスパール
スチュワート・グッドイヤー(P)

録音:2016年5月16-17日.11月1-2日
ロサンゼルス・タイムズなどアメリカの新聞紙上でその演奏を大絶賛されているピアニスト、スチュワート・グッドイヤー。トロント王立音 楽院で学んだ後、カーティス音楽院で学士号を取得。更にジュリアード音楽院では修士号を取得するという俊英で、即興演奏、 作曲もこなすというマルチな才能を生かし大活躍しています。以前、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」を自身でピアノ独奏に編 曲したアルバムが高い評価を受けた彼ですが、今回のラヴェルでは、幼い頃から好きだったというソナチネを始め、数々の名作に真 正面から取り組み、素晴らしい音楽を作り上げています。強靭なタッチから繰り出される硬質の音色は、「鏡」や「夜のガスバール」 などにみられる、官能性、恐怖といったラヴェルの音楽の特徴を良く捉えています。

CEDILLE
CDR90000-171(2CD)
NX-B04
ホルヘ・フレデリコ・オローリオ〜ピアノ・リサイタル
【CD1】
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番イ長調 D959
ブラームス:7つの幻想曲 Op.116
 3つの間奏曲 Op.117
 6つの小品 OP.118
 4つの小品 Op.119
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960
ホルヘ・フレデリコ・オローリオ(P)

録音:2016年6月27-30日.7月26日
メキシコ生まれのピアニスト、フレデリコ・オローリオ。彼はメキシコで開催された『ブラームス室内楽祭』の芸術監督を務めるほど、ブ ラームスを熟知しています。このアルバムではブラームス最晩年の小品集と、シューベルト最晩年のソナタを組み合わせ、卓越したテ クニックと強靭なタッチにより、2人の偉大な作曲家が人生の最後に到達した深遠な音楽をじっくりと聴かせます。

Capriccio
C-5293(1CD)
NX-B07
エルネスト・トッホ(1887-1964):ピアノ独奏のための小品集
ブルレスケ集 Op.31(1923)
3つのピアノのための小品集 Op.32(1925)
カプリッチョ集 Op.36(1925)
初心者のための10の練習曲 Op.59(1931)
中級者のための10の練習曲 Op.57(1931)
小さな町の印象 Op.49(1929)
ピアノ・ソナタ Op.47(1928)
アンナ・マグダレーナ・コーキッツ(P)

録音 2015,2016年
ウィーン出身のエルンスト・トッホ。大学では哲学と医学を学び、正規の音楽教育は受けなかったものの、独学で書き上げた「室内 交響曲」でモーツァルト賞を獲得したため、作曲家の道を歩むことになりました。当初はブラームス風の作品を書いていましたが、や がて前衛的な書法に挑戦するも、1950年代を前に、後期ロマン派風の調性音楽に戻りました。このアルバムに収録された作品 は、第一次世界大戦終了後に無調などの作風を取り入れながら、自らの音楽スタイルを模索していた時期に作曲されたもので 「音符の数を極端に削減しながらも、ロマンティックな印象を与える」ことが重視されています。トッホの作品に魅せられているという コーキッツは日本にも来日経験のあるピアニスト。

DACAPO
MAR-6.220631
NX-B06
ルーズ・ランゴー(1893-1952):ピアノ作品集 第3集
Som en Tyv om Natten 夜、盗人のように BVN211a(1930)…世界初録音
昆虫館 BVN134(1917)
ピアノのための9つの頭を悩ます絵画
ピアノのための幻想曲「Skyggeliv」 影の生活 BVN307(1914-1915)
I det blafrende Efteraarslygteskar 秋、ランプの光がちらつく中で
BVN206(1930-1933)
Le Beguinage ベギンホフ-小さなピアノ・ソナタ
Chiesa madre 母の教会-小さなソナタ…世界初録音
Sponsa Christi tadium vita 生活に疲れたキリストの花嫁…世界初録音
ベーリト・ヨハンセン・タンゲ(P)

録音:2016年6月25日、2016年6月26日、2016年9月20日、2016年11月4日
後期ロマン派に属するデンマークの作曲家、オルガニスト、ルーズ・ランゴーの作品集。20世紀初頭のデンマークにおける同世代の 作曲家に比べると、かなり前衛的な作品を書き、各々の曲の特異なタイトルでも知られる人です。このピアノ作品集第3集でも世 界初録音を3曲含む興味深い作品を聴くことができますが、なかでも「昆虫館」がユニーク。昆虫たちがゾクゾクするほどの精緻な 描写で音にされた組曲です。作曲されたのは1917年ですが、一部でピアノの内部奏法が用いられていたりと、時代を先取りした 作品です。シリーズを通じて演奏しているのはデンマークのピアニスト、ベーリト・ヨハンセン・タンゲ。ランゴーのオーソリティです。

BRINRINRI
KYBR-1702(1CD)
税込定価
エンデチャとオレムス〜山下紅弓
バッハ:プレリュードBWV999
タレガ:エンデチャとオレムス(挽歌と祈り)
ソル:「小川の岸辺」による幻想曲 Op.40
 月光
バッハ:シャコンヌ〜 無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番BWV1004 より
J.ゴメス・クレスポ:ノルティーニャ
カステルヌォーヴォ=テデスコ:フランシスコ・ゴヤ・イ・ルシエンテス、
 画家〜ゴヤによる24 のカプリチョスより
 仕方がなかった〜ゴヤによる24 のカプリチョスより
中野二郎:静に揺らぐ月影
バッハ:ブーレ〜無伴奏チェロ組曲第3 番BWV1009 より
F. モンプー:プレリュード〜 コンポステラ組曲より
ヘンデル(山下和仁編):サラバンド
 エイルスフォードのサラバンド
ポンセ:カベソンの主題による変奏曲
山下紅弓(G)

録音:2016年12月26-27日 、2017年2月16-17日  北九州市立響ホール
小さな彼女がステージに現れた時、静まりかえった会場の緊張と期待。研ぎ澄まされた音、音の粒、他の誰にも似ていない 音楽。多分、それは、あなたの心が、震える時、、、、、世界的ギタリスト山下和仁の長女、紅弓(こゆみ)による待望の初ソロア ルバム。2003 年、東京・浜離宮朝日ホールにて山下和仁とのデュオでデビュー(当時小学生)、それ以来、欧米アジア各地を かけめぐってきた彼女も今や熊本大学理学部に在籍する大学生。学業の傍ら、リサイタルほか幅広い演奏活動を行ってい る。2016 年は、福岡市にてソロリサイタル(昼夜2回公演)のほか、山下和仁とイタリアツアー。韓国、対馬、奈良・春日大社で も公演。この CD 録音の直前には、自らの企画で熊本大学医学部アンサンブル部と熊本地震のためのチャリティー演奏会も 開催。ヘンデル2曲やバッハ3曲のほか、数々のギターオリジナル名曲、さらには中野二郎の作品まで、幅広く選曲された長 時間アルバム。

HCR
HCR-11(1CD)
ビート・ジェネレーション・バラッズ
マイケル・フィニシー(1946-):初めての政治的議題
ビート・ジェネレーション・バラッズ
フィリップ・トーマス(P)

録音:2015 年9 月10 日、ハダー
ズフィールド、セント・ポール・ホール
イギリスの中堅作曲家マイケル・フィニシーの超絶技巧ピアノ曲の新作! フィニシーは王立音楽院で学んだ後、イタリアで研鑽、現在はイギリスの幾つかの音楽大学で教鞭を執っている。厳しい表現主義的無調音楽で新ウィーン楽派の影響のもと、クラスターの多用など厳しい表現のなかに突然、鳥の鳴き声がテープで流されたり(弦楽四重奏曲第3 番)とアカデミックな現代音楽の作法の中にも独自の詩学が広がる。 今作では、世界初録音となる 2 曲のピアノ曲を収録。現代の超絶技巧ピアノ曲を作り続けているフィニシーならではの激しく超絶技巧で複雑さ極まる楽曲から、静謐で緊張感に満ちた楽曲が収録されている。

フォンテック
FOCD-974(1CD)
税込定価
2017年6月7日発売
音楽の玉手箱2〜露西亜秘曲集
チャイコフスキー:ドゥムカ.ハ短調Op.59
リャブノフ:12の超絶技巧練習曲Op.11より8.叙事詩
タクタキシヴィリ:ポエム
モソロフ:2つの舞曲Op.23b
ラコフ:ロシアの歌(ギンズブルグ編曲)
バラキレフ:東洋風幻想曲「イスラメイ」
ストラヴィンスキー:春の祭典(作曲者による1台4手編曲版)*
レビコフ:音楽の玉手箱
有森博(P)
秋元孝介(P)*

録音:2017年2月21-23日 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ
ロシア音楽に深く共感し、真摯にその身を捧げる“ロシア・ピアニズムの求道者”有森博。 当代随一のロシア・ピアノ音楽のスペシャリストによる「音楽の玉手箱〜露西亜秘曲集〜」2 作目の登場です。 ジョージア(グルジア)を代表する作曲家であるタクタキシヴィリ、とびぬけた才能を持ちなが らも、その作品が反革命的とされ収容所送りになるなど不運に見舞われたモソロフ、優れたヴァ イオリニストでもあったラコフなどの珠玉の作品が、有森の演奏により蘇ります。 注目は若き俊英、秋元孝介とのストラヴィンスキー本人の編曲による「春の祭典」1台4手版 です。師弟でもある有森と秋元の息の合ったアンサンブルが光ります。 20世紀初頭に新しい音楽を探求したレビコフによる表題曲により、本作は締めくくられます。 有森博というピアニストにしか成し得ない1枚がここに誕生しました。(FONTEC)

QUERSTAND
VKJK-1628(1CD)
プレイ・イット・クール〜気軽なオルガン作品集
ケルスティン・ヴォルフ:喜べ!
ヨースト・デ・ノーエイアー:鏡
 三連の絵
ケルスティン・ヴォルフ:幸福
ヨースト・デ・ノーエイアー:いい格好で弾きなさい!
ケルスティン・ヴォルフ:丘の上の使者
ヨースト・デ・ノーエイアー:半音階的トッカータ
 パッサカリア
ケルスティン・ヴォルフ:踊りの
谷 第1 番ー第5 番
ケルスティン・ヴォルフ(Org)
ヨースト・デ・ノーエイアー(Org)

録音:2016年9月 ハンブルク
いつもは宗教的な音楽で活躍するパイプオルガンを、ギターやピアノのように気楽に音楽に使おうという取組みで、作曲者自身が演奏している。パイプオルガンの多彩な機能を軽くお洒落な音楽のために用いているのが楽しいし、しかも聞いているとリラックスできる。 ケルスティン・ヴォルフはハンブルクで活動するオルガニスト、ピアニスト。現在ハンブルク音楽演劇アカデミーでオルガンを指導している。ヨースト・デ・ノーエイアーはオランダの若いオルガニスト。数々のオルガン・コンクールで上位入賞を果たしている。

CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-186(1CD)
モルデカイ・シェホリ〜ニューヨーク・コンサート Vol.10
(1)シューベルト:即興曲 ヘ短調 Op.142-1 D935-1
(2)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
(3)プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」からの 10 の小品Op.75―百合の花を持った娘たちの踊り,モンタギュー家とキャピュレット家
(4)プロコフィエフ:悪魔的暗示 Op.4-4
(5)シェホリ:哀歌―2001 年9 月11 日の犠牲者の思い出に
(6)グルック(ズガンバーティ編):オルフェオの調べ
(7)ショパン:マズルカ 嬰ハ短調 Op.30-4
モルデカイ・シェホリ(P)

録音: (1)-(4)1985年5月20日 ニューヨーク
(5)(6)2002年5月2日 ニューヨーク
(7)2001年6月2日 ニューヨーク
モルデカイ・シェホリ(1946 年 テルアヴィヴ生まれ)のニューヨークでのリサイタルのライヴ録音集。メインは2002 年5 月2 日、ニューヨークのマーキン・コンサート・ホールでの演奏。多少の乱れも何のそので気合を入れて弾き切るところにシェホリの根強い人気の理由が窺える。9.11 から8 ヵ月後の演奏会での次作の哀歌は特に思い入れが強い。
CEMBAL D’AMOUR
CEMBCD-187
モルデカイ・シェホリ〜ニューヨーク・コンサート Vol.11
(1)バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
(2)ブラームス:3 つの間奏曲 Op.117
(3)ムソルグスキー:展覧会の絵
(4)クライスラー:美しいロスマリン
(5)ハチャトゥリアン:トッカータ
(6)ナザレ:オデオン―ブラジル風タンゴ
モルデカイ・シェホリ(P)

録音: (1)1986年5月22日 ニューヨーク
(2)1991年6月12日 ニューヨーク
(3)1982年1月27日 ニューヨーク
(4)2002年5月2日 ニューヨーク
(5)1989年6月6日 ニューヨーク
(6)2003年6月14日 ニューヨーク
モルデカイ・シェホリ(1946 年 テルアヴィヴ生まれ)がニューヨークで催した 6 つのリサイタルから寄せ集めた CD。大曲、ムソルグスキーの展覧会の絵が目玉だが、バッハからナザレまでいずれの曲も達者に聞かせてくれる。

BRINRINRI
KYBR-1701(1CD)
税込定価
ランクラージュマン〜山下和仁+山下紅弓
ソル:ランクラージュマン Op.34
 ディヴェルティメント Op.38
グラナドス(山下和仁編):歌劇『ゴイェスカス』より間奏曲
ヴィラ=ロボス(イザイアス・サビオ編):さようなら美しいモレーナ〜ブラジル民族舞曲小曲集より
 小さな羊、太った羊 〜ブラジル民族舞曲小曲集より
ヴィヴァルディ(山下和仁編:2つのマンドリンのための協奏曲
ト長調 RV 532 - 第2楽章 アンダンテ
ファリャ(山下和仁編)スペイン舞曲第1番〜歌劇「はかなき人生」より
レオンハルト・フォン・カル:アンダンテ Op.24-2
作者不詳:ギター二重奏のためのソナタ(アレグロ、ロンド アレグロ)
F.ソル〜D.フォルテア:月光
ダラ・ハインツ:リーテーショナル シンメトリー
山下和仁、山下紅弓(G)

録音:2016年12月26-27日 、2017年2月16-17日 北九州市立響ホール
世界的ギタリスト山下和仁と長女の紅弓(こゆみ)のギターデュオは、2003 年、東京・浜離宮朝日ホールでデビュー。それ以 来、山下ファミリーによる世界ツアーでも好評を博して当時 CD も発売されているが、スタート時まだ小学生だった紅弓も今や 熊本大学理学部に在学する”理系女子”。学業のみならず、国内外のステージに立つ気鋭の奏者となっている。2016 年はイ タリアや韓国、九州のほか、奈良・春日大社でも公演。名人山下和仁とともに、紅弓の信じがたいギターによる歌心がソルやカ ルなどギター名曲で数々たっぷりと聴ける長時間アルバム。山下和仁編曲によるヴィヴァルディやファリャおよびグラナドスの 名曲、ヴィラ=ロボス、19 世紀から眠り続けていた発掘曲(作者不詳)の世界初録音や山下和仁紅弓のために捧げられたアイ ルランドの作曲家による新曲も。音響に定評のある北九州市立響ホールにて録音。

GENUIN
GEN-17456(1CD)
「Libero,fragile」〜現代無伴奏ヴァイオリン、ヴィオラのための作品集
ベリオ:セクエンツァ VIII(Vn)、セクエンツァ VI(Va)
エリオット・カーター(1908-2012):ムネモシネ(Vn)、フィグメント IV(Va)
ジェルジ・クルターク(1926-):「サイン、ゲーム、メッセージ」より
・バッハへのオマージュ(Hommage a JSB)(Vn)/・カレンツァ・ジグ(Vn)/
・民謡風(Vn)/・J. H.ソング(Va)/・ドロローソ(Vn)/
・アンナ・ケラーへのポストカード(Vn)/・イン・メモリアム・ブルム・タマーシュ(Va)/
・イン・ノミネ?ハンガリー風に(ダムヤニッチの記念碑)(Va)/
・…feerie d'automne…(Vn)
ヤン・ミュラー=ヴィーラント(1966-):リベロ、フラジール(Vn)、昇天(Va)
エリーザベト・クッフェラート(Vn,Va)

録音:2016年3月4,5日&14,15日
クリスティアン・テツラフ率いるテツラフ・カルテットのメンバーとしても活躍している実力派ヴァイオリニスト、エリーザベト・クッフェラート。タベア・ツィンマーマン、イザベル・ファウスト、ラース・フォークトなどとの共演や、バンベルク交響楽団の元コンサートミストレスであり、現在はハノーファー音楽大学の教授で後進の指導にもあたっています。このアルバムはベリオ、カーター、クルターク、ミュラー=ヴィーラントといった現代音楽作曲家による無伴奏のヴァイオリンとヴィオラのための作曲された作品集。ヤン・ミュラー=ヴィーラントの“昇天”はクッフェラートに捧げられた作品で、オーストリアのフェルトキルヒ・フェスティヴァルで初演されました。ベリオのヴィオラのために書かれた“セクエンツァ VI”では圧倒される超絶技巧を聴かせてくれます。
GENUIN
GEN-17461(1CD)
「デビュー」〜ピアノ連弾作品集
ラヴェル:序奏とアレグロ(2 台ピアノ版)
シューベルト:6 つの大行進曲 Op.40, D. 819 より第6 番
ドビュッシー:小組曲(4 手連弾)
フェラン・クルイサン(1976-):バイナリー(2 台ピアノ版)※世界初録音
タネーエフ:前奏曲とフーガOp. 29(2 台ピアノ版)
ヒンデミット:2 台のピアノのためのソナタ
シャラモフ・ピアノ・デュオ:
【アリーナ・シャラモワ、ニコライ・シャラモフ】

録音:2016年3月2〜4日
2015 年ミュンヘン国際コンクール(ARD music competition)、ピアノ・デュオ部門優勝のシャラモフ・ピアノ・デュオによるデビュー・アルバム。 ブルガリアで結成され、スペインのソフィア王妃高等音楽院で研鑽を積みました。そしてドイツのロストック音楽大学で兄弟デュオとして有名なハンス・ペーター・ステンツルとフォルカー・ステンツルに師事。ドビュッシーの“小組曲”は柔らかなメロディを溶け込むように滑らかなアンサンブルで聴かせ、シューベルトの作品では、勇壮でリズミカルなキレのある演奏です。スペインの現代音楽作曲家フェラン・クルイサン作曲の“バイナリー”は世界初録音。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-342(1CD)
シューマン:謝肉祭 Op.9
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
主題と変奏曲 変ホ長調 WoO.24
フアン・カルロス(P)

録音:2016年9月5‐9日Studio Odradek、ぺスカーラ,イタリア
スペインのピアニスト、フアン・カルロスによるシューマン集。カルロスは16 歳の時にマドリードでモーツァルトのピアノ協奏曲第20 番 ニ短調 K.466 を弾いてデビュー、その後米国のイェール大学音楽院でボリス・ベルマンに学んでいる。数々のコンクールに入賞し、現在は独奏者としてまた室内楽演奏の一員として活躍している。繊細でしっとりした味わいに富んだシューマンである。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-349(1CD)
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲 Op.120 ミュリエル・シュマン(P)

録音:2016年7月18-21日Studio Odradek
ぺスカーラ,イタリア
フランスのピアニスト、ミュリエル・シュマンによるベートーヴェンのディアベリ変奏曲。シュマンはフランス北西部の港町、ル・アーブルの生まれ。パリで学んだ後、イタリアの名ピアニスト、マリア・ティーポに学び、現在もイタリア在住。シュマンはベートーヴェン弾きとして知られており、このディアベリ変奏曲での明るくすっきりした中にも強い意志が感じられる演奏はその高評価を実感させてくれるものだ。

Stradivarius
STR-37069(1CD)
ヴァンダラー・ギター・デュオ
ブラームス(ウィリアムズ編):弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調Op.18―第2 楽章
シューベルト(コピレッロ編):死と乙女 D531
シューベルト(ビーム編):弦楽四重奏曲第9 番 ト短調 D173
フランク(オフェー編):前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18
メルツ:愛する人の墓で,不安,私はあなたのことを思う,タランテッレ
ヴァンダラー・ギター・デュオ
【ジャコモ・コピエッロ(G)
ミケーレ・テデスコ(G)】
若いギター・デュオ、ヴァンダラー・ギター二・デュオのデビューCD。ジャコモ・コピエッロとミケーレ・テデスコはヴィチェツァンペドロット音楽院の学生時代に知り合い、2013 年にデュオを結成すると、たちまちイタリアで人気のギター・デュオとして知られるようになった。ここではブラームス、シューベルト、フランクの有名曲の編曲を採り入れ、最後にヨハン・カスパー・メルツ(1806―1856)のギターオリジナル曲を入れている。いずれの曲も新鮮な感性が楽しい。
Stradivarius
STR-37047(1CD)
現代アコーディオン作品集
ピンチュナー:フィグーラ3
原田敬子:骨 プラス
クルリャンスキー:震え
ジェルヴァゾーニ:裏表のカードのアルバム
テジェラ:震えて
ラング:手書き譜3(シュリフト3)
ベドロシャン:ボサノヴァ
ファニー・ヴィサン(アコーディオン)

録音:2015年7月 トレヴィーゾ
フランスのアコーディオン奏者、ファニー・ヴィサンによる現代作曲家のアコーディオン作品集。マティアス・ピンチャー(1971-)、原田敬子(1968-)、ドミトリー・クルリャンツキー(1976-)、ステファーノ・ジェルヴァゾーニ(1962-)、ジャヌイバ・テジェラ(1978-)、ベルンハルト・ラング(1957-)、フランク・ベドロシャン(1971-)の作品は、いずれもとても個性が強く、それらをヴィサンが鮮やかに弾いている。


ミッテンヴァルト
MTWD-99064(1CD)
税込定価
オレグ・クリサ〜無伴奏ヴァイオリン作品集
(1)ジェミニアーニ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調
(2)ロカテッリ:カプリース第23番「ラビリンス(音楽の迷宮)」
(3)ペトラッシ(:影への讃歌(アルフレド・カセッラの思い出に)
(4)ホドキンソン(1934-):Branches(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ〜オレグ・クリ
サに捧ぐ)
(5)バルカウスカス(1931-):パルティータ
(6)シュニトケ:ア・パガニーニ
(7)パガニーニ:24のカプリースより(第5番、第6番、第17番)
オレグ・クリサ(Vn)

録音:(1)1963年5月17日、リヴィウ・フィルハーモニー・コンサート・ホール,ウクライナ(ライヴ)
(2)(3)1981年2月9日、モスクワ音楽院大ホール,ロシア(ライヴ)
(4)1998年1月21日、キルバーン・ホール,ニューヨーク州ロチェスター,アメリカ(ライヴ)
(5)1994年3月、キャンベラ音楽学校コンサート・ホール,オーストラリア
(6)1982年12月12日、モスクワ放送スタジオ,ロシア
(7)1977年3月メロディア・スタジオ,ロシア
ウクライナ出身/アメリカ国籍のヴァイオリニストオレグ・クリサはソ連時代より長年にわたり、一流のソリスト・室内楽奏者・指導者として敬愛されている。ダヴィド・オイストラフの愛弟子であるクリサは、数々の国際コンクール上位入賞(ヴィニアフスキー第2位[1962]、チャイコフスキー第3位[1966]、モントリオール第2位[1969])、そしてパガニーニ国際コンクール(1963)で完全なる覇者となった。20第の若さでキエフ音楽院弦楽器学科長に就任し、指導者としてのキャリアをスタートする。1973年ロシア国立グネーシン音楽院の同ポジション就任、その2年後にはヴァイオリン教授として出身校モスクワ音楽院で1988年まで教鞭を執ったが、D.オイストラフの生前は彼のアシスタント教授を務めた。現在イーストマン音楽院ヴァイオリン教授。2009年東京芸術大学客員教授。リヴィウ音楽アカデミー(ウクライナ)名誉教授、また日本弦楽器指導者連盟名誉会員。2016年ウクライナ国家芸術アカデミー(1996年創立された芸術分野最高名誉称号の1つ)の初となる外国人メンバーに選出された。オレグ・クリサはソロリサイタルを欧州、ユーラシア、北米、北アフリカ、アジア、オセアニアの主要なホールにて行い、ソリストとしてロジェストヴェンスキー、コンドラシン、キタエンコ、ラザレフ、フェドセーエフ、ドミトリエフ他多数の指揮者、世界各地の一流オーケストラやアンサンブルとの共演は数えきれない。殷富なソリストとしてのキャリアに加え、キエフ音楽院四重奏団(1970-73)、レオントヴィッチ四重奏団(1977-87)、ベートーヴェン弦楽四重奏団(1977-87)のリーダーも務めた。クリサはまた現代音楽の擁護者でもあり、著名な作曲家達(シュニトケ、デニーソフ、グバイドゥーリナ、ペンデレツキ、アルチョーモフ、ホドキンソン、シルヴェストロフ、他多数)がクリサのための作曲し献呈された多くの作品を初演した。


ALBANY
TROY-1662(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲) ミシェル・ロス(Vn)

録音:2013年12月4日、5日&2014年1月31日-2月2日、3月19日-21日
新進のヴァイオリニスト、ミシェル・ロス(Michelle Ross)。ドロシー・ディレイ、イツァーク・パールマン、キャサリン・チョウ、ジュリアード弦楽四重奏団のロナルド・コープスに師事。今作は彼女のデビュー・アルバムで、J.S.バッハの“無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ”全曲に挑みました。優しい音色で軽やかに丁寧に音楽を紡いでいます。
ALBANY
TROY-1659(2CD)
「生と死の投影」
ジョン・マクドナルド:死Op.519,No.113/
ショパン:前奏曲第15 番 変ニ長調 「雨だれ」/
ジョン・マクドナルド:Post-Mort Op.519,No.134/
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K397/
ジョン・マクドナルド:Post-Post-Mort Op.519,No.136/
バルトーク:オスティナート/
ベートーヴェン:バガテルOp.119,No.10/バガテルOp.119,No.11/
ジョン・マクドナルド:バークOp.541,No.7/
ラフマニノフ:前奏曲Op.32,No.10/
シューベルト:楽興の時D.780,No.2/
ジョン・マクドナルド:Mere Mort Op.541,No.36/
ヤナーチェク:おやすみ/
グレゴリー・W・ブラウン:スウィート&トウェンティ/
ヤナーチェク:涙ながらに/
トーマス・ストゥンプ:The Spirit and the Dust/
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13 番 イ長調D.664〜アンダンテ/
モーツァルト:メヌエットK355(576b)/
ジョン・マクドナルド:Temp,Op.541,No.94/
レベッカ・サックス:One at a Time/
スコット・ジョプリン:ソラース/
バルトーク:バガテルOp.6,No.2/Op.6,No.3/Op.6,No.6/
ショパン:前奏曲Op.29 第9 番/前奏曲Op.29 第14 番/
ユーディ・ワイナー:Delirium breve/
ヤナーチェク:落ち葉/
ドビュッシー:枯葉/雪の上の足跡/
バッハ:イタリア協奏曲BWV971〜アンダンテ
ヘイズ・ビッグス:“The secret that silent Lazarus would not reveal”/
ショパン:前奏曲Op.29 第17 番/
ドビュッシー:沈める寺/
エネスコ:鐘-夜想曲/
ユーディ・ワイナー:オーベルジュ・ド・リル/60 ポイント・オヴ・ライト
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475
トーマス・ストゥンプ(P)

録音:2015年7月
上海で生まれ、香港で育ち、ザルツブルク・モーツァルテウム大学で学んだトーマス・ストゥンプ。「生」と「死」そして「時間」にまつわるピアノ作品を収録した2枚組。短い小品を中心にセレクトされ、静謐で思慮深い作品ばかりです。

カメラータ
CMCD-28349(1CD)
2017年6月10日発売
Japan Now/飯野明日香
一柳慧:ジャズ ファンタジー〜ピアノ協奏曲第4番「JAZZ」より
(ピアノ独奏版編曲:飯野明日香)
西村朗:マツヤ(魚)〜「ヴィシュヌの化身」より
金子仁美:中世から
細川俊夫:エチュードW─あやとり、2つの手による魔法(呪術)、3つの線
藤倉大:2つの小品(T. Seksek,U. あやとり)
田中カレン:テクノ・エチュード
湯浅譲二:内触覚的宇宙U・トランスフィギュレーション
飯野明日香(P)

録音:2017年3月/埼玉
 2014年度レコード・アカデミー賞(現代曲部門)受賞の前作「France Now」から3年、飯野明日香の待望の3rdアルバムは、日本の現役作曲家 7人の作品を収録した、その名も「JAPAN NOW」。  鋭い感性と豊かな音楽性で、日本発の現代ピアノ作品の「今」を鮮や かに聴かせます。

Grand Piano
GP-726(2CD)
NX-B03
ヴォルフガング・ヤコビ(1894-1972):ピアノ作品集
パッサカリアとフーガ Op.9(1922)…世界初録音
古風なスタイルによる組曲 Op.10(1922)…世界初録音
ピアノ・ソナタ 第2番(1936)…世界初商業録音
ピアノ・ソナタ 第3番(1939)
2台のピアノのための音楽:「アダムの堕落によりて」によるコラール前奏曲…世界初商業録音
ピアノ連弾のための小品…世界初録音
ピアノのためのソナチネ(1968)
タチアーナ・ブローメ(P)
ホルガー・グロショップ(P)

録音:2015年9月28-30日、2015年11月2-4日
バルト海に浮かぶドイツ最大の島、リューゲン島生まれの作曲家、ヴォルフガング・ヤコビのピアノ作品集。ベルリン音楽アカデミーで 学び、卒業後は教師として、またドイツの放送業界で働いていましたが、父親がユダヤ人だったため「退廃音楽家」としてナチスから 排斥され一時期はフィレンツェに移住、そこではバロック様式を学びました。しかし、第二次世界大戦後は音楽界に復帰、ミュンヘ ン音楽アカデミーの教授となり、戦後の音楽文化の発展に寄与しました。現在、ヤコビの作品はサックスとアコーディオンの作品が 知られるのみですが、彼のピアノ作品はどれもJ.S.バッハ=レーガーの流れを汲み、現代的な響きの中にコラールやカノンを取り入 れた新古典主義による魅力的な小品ばかりです。連弾作品での複雑な音の応酬も聞きどころ。
Grand Piano
GP-733(1CD)
NX-B03
レオポルト・コジェルフ:ピアノ・ソナタ全集 第9集
ピアノ・ソナタ 第33番 ト短調 Op.35-3 P.XII:34…世界初録音
ピアノ・ソナタ 第34番 変ホ長調 Op.38-1 P.XII:35…世界初録音
ピアノ・ソナタ 第35番 ハ長調 Op.38-2 P.XII:36
ピアノ・ソナタ 第36番 ヘ短調 Op.38-3 P.XII:37
ピアノ・ソナタ 第37番 ト長調 P.XII:50…世界初録音
ケンプ・イングリッシュ
フォルテピアノ・・・1795年ポール・ダウニー製 アントン・ヴァルター複製、ハープシコード…1785年 ロングマン&ブロードリップ(トーマス・クリフォード製作)

録音 2012年12月10-15日
ボヘミア出身の作曲家コジェルフのピアノ・ソナタ第9集。1790年から1793年頃の作品が収録されており、ケンプは1795年に制 作されたフォルテピアノ(複製)を用いて演奏しています。時代は疾風怒濤の時代から初期ロマン派への過渡期。スコットランドの 歌をモティーフとした旋律で始まる第33番はハイドン風、ギャラント様式で書かれた単純で美しい第37番などに対し、まるでベー トーヴェンの「熱情ソナタ」を思わせる第36番は全く対照的な雰囲気を宿しています。抒情的な緩徐楽章では、時にシューベルト のソナタを予告させるほど劇的な部分も備えています。
Grand Piano
GP-750(1CD)
NX-B03
アルトゥール・ルリエ:ピアノ作品集 第2集
2つの詩曲 Op.8(1912)
グルックによるメヌエット
シンセシズ Op.16/昼間の日課(1915)
子供部屋のピアノ(ロシアの子供時代の8つの情景)(1917)
ピアノ・ソナチネ 第3番(1917)
トッカータ(1924)/ワルツ(1926)
ジーグ(1927)/行進曲(1926)
夜想曲(1928)/間奏曲(1928)
子ヤギの子守歌(1936)
フェニックス公園の夜想曲(1938)
ジョルジオ・コウクル(P)

録音 2016年7月3日、11月13日
ロシア、ベラルーシ出身の作曲家ルリエは、1920年代までソ連楽壇の指導的作曲家として活動していたものの、国政に異を唱 え、ベルリンに出張したまま亡命してしまったという人。ドイツ、フランスを経てアメリカに行き、ストラヴィンスキーの影響を強く受けた 作品を多く書きました。同世代の美術にも関心を持ち、いくつかの作品は美術品に関連付けられたタイトルをもっています。そのよ うな経歴のため、ソ連国内では長らく彼の作品の演奏・出版が禁じられていましたが、21世紀になってようやく復興が始まりまし た。コウクルによる第2集のアルバムには、様々な小品が収録されています。1910年代の作品は、魅惑的な響きを持つ「シンセシ ズ」、表現的なタイトルを持つ「子供部屋のピアノ」とスクリャービンの影響が感じられますが、1920年代から1930年代の作品は 彼の友人のために作曲されたものが多く、比較的親しみやすい曲調を持っています。第1集と同じく、フランス、スペインの作品を得 意とするコウクルの表情豊かな演奏です。
Grand Piano
GP-760(1CD)
NX-B03
ステパニアン:ピアノのための26の前奏曲集
8つの前奏曲 Op.47(1947)
8つの前奏曲 Op.48(1948)
8つの前奏曲 Op.63(1956)
前奏曲 イ長調(1965)
前奏曲 ヘ短調(1965)
ミカエル・アイラペティアン(P)

録音 2016年6月10-11日
紀元前より豊かな文化を育んできたアルメニア共和国。古くはペルシャとオスマン帝国との抗争を通じて教会音楽や民族音楽を 吸収し、独自の音楽文化を創り上げてきた国です。 1897年に生まれたステパニアンは、グネーシン音楽学校の同門、ハチャトゥリアンが「偉大なアルメニア人」と称賛した作曲家。アル メニアの近代音楽を確立したとされるコミタスの流れを汲み、3曲の交響曲を始め、オペラ、歌曲、ピアノ曲など多数の作品を書い た人です。ピアノ曲はショパンやラフマニノフ風でありながら、アルメニア民謡のエッセンスを取り入れた郷愁に満ちた旋律が特徴的。 この前奏曲集からも、随所にオリエンタルなメロディと独特な音階が聞こえます。
Grand Piano
GP-761(1CD)
NX-B03
サティ:ピアノ曲全集 第1集(新サラベール版)
アレグロ(1884)…#
ワルツ-ヴァレ(1885)
幻想-ワルツ(1885頃-1887)
四重奏曲 第1番(1886頃)…*
四重奏曲 第2番(1886頃)…*
 [オジーヴ(1886頃)/オジーヴ I/オジーヴ II…#/オジーヴ III/オジーヴ IV]
3つのサラバンド(1887)…#
3つのジムノペディ(1888)
グノシエンヌ(第5番)(1889)…#
ハンガリーの歌(1889)…#
3つのグノシエンヌ(1890頃-1893)
タイトルなし(1891)(ばら十字団の最初の思想:初稿)…#
グノシエンヌ(第4番)
「至高の存在」のライトモティーフ
ばら十字団のファンファーレ(1891)
教団の歌/大巨匠の歌…#
大僧院長の歌
「星たちの息子」第1幕へのグノシエンヌ 7(1891)…#
ニコラス・ホルヴァート(P…1881年エラール:コジマ・ワーグナー所有model55613)

録音 2014年11月9-11日
*…世界初録音
#…ロバート・オーリッジ改訂版(サラベール社版:2016)による世界初録音
GRAND PIANOレーベルの新シリーズ「サティ・ピアノ曲全集」は2016年に出版された、フランスで100年以上もの歴史を持つ出 版社サラベールの新版を用いての録音です。作品によっては世界初録音であったり、またこの改訂版での初録音であったりと、サ ティ好きの方にとっても大変興味深いアルバムです。 ホルヴァートが演奏しているのは、コジマ・ワーグナーが所有していた歴史的なエラール。サティが活躍していた当時の音色がそのまま 蘇ります。作品は年代別に収録されており、初期にみられるショパンの影響を少しずつ脱し、精緻で独自の作風を開拓していく様 子も手に取るようにわかる選曲です。
Grand Piano
GP-764(1CD)
NX-B03
ポンセ:ピアノ作品全集 第2集
キューバ狂詩曲 第1番(1914)
グアテケ(1916)/キューバ組曲(1916)
キューバ前奏曲(1916)
ELEGIA DE LA AUSENCIA 不在のエレジー
キューバ(サロンのダンス)
モデラート・マリンコニコ
スケルツォ(ドビュッシーへのオマージュ)
間奏曲 第2番
Preludio encadenados 繋がれた前奏曲(1927)
白と黒の組曲
アルバロ・センドージャ(P)

録音 2016年10月9-10日
メキシコにおける近代音楽の偉大な作曲家ポンセ。数多くの作品を残しましたが、現在聴くことができるのはほとんどがギター音楽 です。しかし、彼のピアノ曲も実に多彩。初期の抒情的な作風から、後期の新古典派風の前衛的な作品まで、興味深い曲がた くさんあります。このアルバムではキューバの民族音楽のエッセンスを取り入れた「キューバ組曲」を始め、フランス風の「白と黒の組 曲」などといった、彼が一時期師事したデュカスの影響が感じられる作品も聴くことができます。

Paladino Music
PMR-0083(2CD)
NX-C06
セバスチャン・リー(1805-1887):チェロのための練習曲集
チェロのための40のやさしい練習曲 Op.70(第2チェロの伴奏つき)
チェロのための40の旋律的で発展的な練習曲 Op.31
マルティン・ルンメル(Vc)
セバスティアン・ハルトゥング(第2Vc)

録音:2005年9月26日、2016年9月13.14日
セバスチャン・リーは19世紀におけるチェロの優れた教育者。パリのコンセルヴァトワールで30年間以上後進の指導にあたり、優れ た奏者を数多く輩出した人です。リーが書いた2冊の練習曲、Op.31とOp.70はチェロを学ぶ人にとって必携の書。技術の向上だ けでなく、音楽性を養うためにも必要なメソッドが含まれていますが、これまでにまとまった音源はほとんどなく、実際に聞いてみたいと 願う人が多かった作品でもあります。ルンメルの丁寧な演奏は、単なる練習曲としてではなく、聞いても楽しめる曲集に仕上がって います。


Treasures
TRE-169(1CDR)
ブランカール〜モーツァルト&シューマン
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 K.281
 ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283
 ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 K.545
シューマン:ノヴェレッテンOp.21*
ジャクリーヌ・ブランカール(P)

録音:1951年10月、1955年*
※音源:日King LY-34、英DECCA LXT-5120*
◎収録時間:78:08
“音楽の自律的な推進性を引き出すブランカールの至芸!”
■音源について
モーツァルトは、あえて国内初期盤を採用。当時のプレスの優秀さを実感いただきたいと思います。LXT-5120はチリパチが気になるものが多く、3度目にようやく良質盤に出会えました。

★ジャクリーヌ・ブランカール(1909-1979)はパリ出身の女流ピアニスト。パリ音楽院でイジドール・フィリップに師事。国際フォーレ・コンクルで優勝して注目を浴び、ラヴェル:左手のピアノのための協奏曲の世界初録音を果たしたことでも知られますが、録音数はごくわずか。コルトーが書いた『ピアノ・テクニックの合理的原理』を初心者向けに要約した『初心者のためのピアノ・テクニックの基本原理』の著作でも知られるように、コルトーの良き協力者でもありました。
モーツァルトの国内盤のジャケット解説には、ブランカールのピアノの特徴を「いかにも女性らしい」とか「フランス風」といったいう紋切り型の説明しかありませんが、明晰なタッチで作品のフォルムをきちんと描き、聴き手に迎合するような安直な表現に流れず、まさに時代を問わない普遍的な洗練スタイルは、もっと注目されるべきだと思います。フランス的な香りは結果的に後から付いてくる程度。フレージングは常に自然体。しかがって、L・クラウスのような、人間味を全面に押し出すスタイルとは対極的と言えましょう。その特徴は、K.281の第1楽章でも明らかですが、同3楽章のとぼけたような和声の変化にも身じろがず、誇張もせず、それによってかえって音楽の面白さを増しています。単に「女性的」という表現で済まされないことを最も痛感するのが、K.545。タッチ自体はデリケートですが、音楽の芯は骨太。それが展開部では見事な生命感として放出されます。注目は第2楽章!なんと凄い曲なのでしょう!特に中間部では内面からドラマを一気に引き出し、一瞬で聴き手を別世界に引き込んでしまう、その牽引力を体感して下さい!
ノヴェレッテンは、クララのために書かれた幸福感溢れる小品集ですが、ブランカールの演奏は、その情感を無理に演奏に投影するのではなく、作品を大きく捉えて音楽を伸びやかに推進させます。第1番などぶっきらぼうに聞こえるほどですが、決して乱暴ではなく、純粋な活力が音楽を息づかせます。急速な第2番も一見淡白ですが、中間部の媚びないエレガンスに触れると、それら全てが有機的に連動しているに唸らされます。フランス流エレガンスと言えば、第4番。「舞踏会のテンポで」と書かれていますが、ブランカールはそれを意識して凝ったアゴーギクなど見せず、フワッと香る余韻で魅了。第7番も、音楽の多彩な側面が自然に炙り出されます。
アンドラーシュ・シフのような入念さ、ソフロニツキーの独特の奥深さ等とと聴き比べるのも一興かと思います。【湧々堂】


若林工房
WAKA-4201(2CD)
《展覧会の絵》〜りゅーとぴあライヴ2016
ウェーバー:舞踏への勧誘
リスト:メフィスト・ワルツ第1番
ワーグナー(リスト編曲):イゾルデの愛の死
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 道化師の朝の歌
ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》
プロコフィエフ:「束の間の幻想」op.22 より第3 番&第14 番
スクリャービン:前奏曲Op.74-1
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
シューベルト(リスト編):連祷
メトネル:おとぎ話変ロ短調op.20-1
ショパン:マズルカ嬰ハ短調op.6-2
 ワルツ,ロ短調op.69-2
イリーナ・メジューエワ(P)
(ピアノ… 1925年製ニューヨーク・スタインウェイCD135)

録音:2016年12月3日、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館コンサートホールにおけるライヴ録音
メジューエワによる2016 年12 月の新潟リサイタルのライヴ録音。日本屈指の音響を誇るりゅーとぴあ新潟市民芸術文化 会館に1925 年製ニューヨーク・スタインウェイの華麗なサウンドが響き渡った贅沢なコンサートです。オーケストラでも親しま れている楽曲を集めたプログラムはピアニスティックな色彩感に溢れたもの。得意とする《展覧会の絵》は4度目の録音とな りますが、ヴィンテージ楽器を使用した今回のヴァージョンは究極ともいうべきクオリティの高さを示しています。凡そ20 分に およぶアンコール(8 曲)まで含めた当日の演奏曲全てを収録。聴き応えじゅうぶんの二枚組です。

GENUIN
GEN-17456(1CD)
現代無伴奏ヴァイオリン、ヴィオラのための作品集
ベリオ(1925-2003):セクエンツァ VIII(Vn)、セクエンツァ VI(Va)
エリオット・カーター(1908-2012):ムネモシネ(Vn)、フィグメント IV(Va)
ジェルジ・クルターク(1926-):「サイン、ゲーム、メッセージ」より
 バッハへのオマージュ(Hommage a JSB)(Vn)/カレンツァ・ジグ(Vn)/ 民謡風(Vn)/J. H.ソング(Va)/ドロローソ(Vn)/ アンナ・ケラーへのポストカード(Vn)/イン・メモリアム・ブルム・タマーシュ(Va)/イン・ノミネ?ハンガリー風に(ダムヤニッチの記念碑)(Va)/…feerie d'automne…(Vn)
ヤン・ミュラー=ヴィーラント(1966-):リベロ、フラジール(Vn)、昇天(Va)
エリーザベト・クッフェラート(Vn、Va)

録音:2016年3月4,5日&14,15日
クリスティアン・テツラフ率いるテツラフ・カルテットのメンバーとしても活躍している実力 派ヴァイオリニスト、エリーザベト・クッフェラート。タベア・ツィンマーマン、イザベル・ファウ スト、ラース・フォークトなどとの共演や、バンベルク交響楽団の元コンサートミストレスであ り、現在はハノーファー音楽大学の教授で後進の指導にもあたっています。このアルバム はベリオ、カーター、クルターク、ミュラー=ヴィーラントといった現代音楽作曲家による無 伴奏のヴァイオリンとヴィオラのための作曲された作品集。ヤン・ミュラー=ヴィーラントの “昇天”はクッフェラートに捧げられた作品で、オーストリアのフェルトキルヒ・フェスティヴァ ルで初演されました。ベリオのヴィオラのために書かれた“セクエンツァ VI”では圧倒され る超絶技巧を聴かせてくれます。
GENUIN
GEN-17461(1CD)
「デビュー」〜ピアノ連弾作品集
ラヴェル:序奏とアレグロ(2 台ピアノ版)
シューベルト:6つの大行進曲 Op.40, D. 819 より第6 番
ドビュッシー:小組曲(4 手連弾)
フェラン・クルイサン(1976-):バイナリー(2 台ピアノ版)※
世界初録音
タネーエフ:前奏曲とフーガOp. 29(2 台ピアノ版)
ヒンデミット:2台のピアノのためのソナタ
シャラモフ・ピアノ・デュオ:
【アリーナ・シャラモワ、ニコライ・シャラモフ】

録音:2016年3月2〜4日
2015 年ミュンヘン国際コンクール(ARD music competition)、ピアノ・デュオ部門優勝のシャラモフ・ピアノ・デュオによるデビュー・アルバム。 ブルガリアで結成され、スペインのソフィア王妃高等音楽院で研鑽を積みました。そしてドイツのロストック音楽大学で兄弟デュオとして有名なハンス・ペーター・ステンツルとフォルカー・ステンツルに師事。ドビュッシーの“小組曲”は柔らかなメロディを溶け込むように滑らかなアンサンブルで聴かせ、シューベルトの作品では、勇壮でリズミカルなキレのある演奏です。スペインの現代音楽作曲家フェラン・クルイサン作曲の“バイナリー”は世界初録音。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-342(1CD)
シューマン:謝肉祭 Op.9
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
主題と変奏曲 変ホ長調 WoO.24
フアン・カルロス(P)

録音:2016年9月5‐9日Studio Odradek、ぺスカーラ,イタリア
※日本語解説つき
スペインのピアニスト、フアン・カルロスによるシューマン集。カルロスは16 歳の時にマドリードでモーツァルトのピアノ協奏曲第20 番 ニ短調 K.466 を弾いてデビュー、その後米国のイェール大学音楽院でボリス・ベルマンに学んでいる。数々のコンクールに入賞し、現在は独奏者としてまた室内楽演奏の一員として活躍している。繊細でしっとりした味わいに富んだシューマンである。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-349(1CD)
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲 Op.120 ミュリエル・シュマン(P)

録音:2016年7月18-21日Studio Odradek、ぺスカーラ,イタリア
※日本語解説つき
フランスのピアニスト、ミュリエル・シュマンによるベートーヴェンのディアベリ変奏曲。シュマンはフランス北西部の港町、ル・アーブルの生まれ。パリで学んだ後、イタリアの名ピアニスト、マリア・ティーポに学び、現在もイタリア在住。シュマンはベートーヴェン弾きとして知られており、このディアベリ変奏曲での明るくすっきりした中にも強い意志が感じられる演奏はその高評価を実感させてくれるものだ。

ミッテンヴァルト
MTWD-99063(1CD)
税込定価
黛敏郎:ピアノ作品集
12の前奏曲(1945-1946)* 天地創造(1965)*
バレエ「かぐや姫」から金の枝の踊り(1950)

(ボーナストラック)
オール・デウーヴル(1947)*
第1楽章/第2楽章
秦はるひ(P)
入川 奨(Percussion)
録音:2016 年4 月26 日・27 日神奈川県二宮町生涯学習センター ラディアンホール、 2016 年12 月26 日ファツィオリ・ショールーム

*=世界初録音
「12 の前奏曲」の自筆楽譜の表紙には「Op.0 1〜24」と記されている。作品番号を「零」としたのは本格的な作曲を開始する準 備作品として位置付けていたためであろう。東京音楽学校に入学した頃に第1曲目が書かれたが、当時黛はまだ 16 歳の少年で あった。当初は 24 の前奏曲として構想され調号の付かないハ長調とイ短調から始まり♯の数を増しながら長調と短調を並べてゆ く形で書き進められたが13 曲目以降は書かれていない。 「天地創造」は1966 年のジョン・ヒューストン(1906-1987)監督によるアメリカとイタリアの合作映画。原題は「聖書(The Bible)」であ ったが日本では「天地創造」の邦題で公開された。当初ストラヴィンスキーに音楽を依頼するはずだったが処々の問題により実現 せず、「涅槃交響曲」のレコードを聴いた監督から黛が指名された。オリジナルは合唱を伴った管弦楽曲であるが、当 CD は本人 編作のピアノ版出版譜(1966)による演奏である。 「オール・デウーヴル」はジャズの溌剌たる躍動感、生命力に溢れたヴァイタリティを、純音楽的に表現しようと試みたものである。 第1 楽章は短いイントロダクションとブーギー・ウーギー。第2 楽章はルンバ。ちなみにこの「オール・デウーヴル」という言葉は今 日では日本語化されて「オードブル」等と言われている。


Treasures
TRE-167(1CDR)
アントルモン〜ショパン&「展覧会の絵」
ショパン:バラード第3番/夜想曲Op.27-2
 即興曲第1番Op.29/タランテラOp.43
 スケルツォ第1番/ポロネーズ第5番
 軍隊ポロネーズOp.40-1
ムソルグスキー:展覧会の絵*
フィリップ・アントルモン(P)

録音:1958年(モノラル)
※音源:米EPIC LC-3316、米COLUMBIA ML-5301*
◎収録時間:78:49
“誰も語ってくれないアントルモンの本来の実力!”
■音源について
アントルモンのメジャー・デビュー当時の録音。ショパンは、後年のステレオ録音は繰り返し発売されていますが、このモノラル盤の説得力には遠く及ばないと思います。

★「なぜアントルモン?」と怪訝に思われるかもしれませんが、ここに収録した録音は、「アントルモンの最高傑作」であるだけでなく、有名名盤と堂々比肩し得る超名演だと断言させて頂きます。アントルモンというピアニストには、レパートリーは広く、技巧も申し分ないのに、どこか物足りなさを感じる方が多いと思います。米コロンビアは、この若手ピアニストを強力に売りこもうとしていたことはバーンスタイン、オーマンディという看板指揮者と惜しげもなく有名協奏曲の録音の機会を与えたことでも明白ですが、その期待とは裏腹に、ホロヴィッツ、ゼルキンという巨匠とも比較されたことでしょう。そんなジレンマの中、とにかく録音スケジュールをこなすことに追われて、自己を見つめる余裕などなかったのが、その要因かもしれません。少なくとも、M・ロンやJ・ドワイアン門下であることを窺わせる香りはほとんど感じ取れません。ところが、ここに聴くアントルモンは違います!20代前半の演奏ですので、感覚的に瑞々しいのは当然ながら、感じたままをそのまま表面化するのではなく、更に思慮深く音楽を見つめ、内省的な美しさも湛えながら一本筋の通った名演奏を展開しているのです。それもショパンで言えば、たまたま1、2曲が良いのではなく、7曲全てが絶品!今の自分の表現で納得できる作品だけを厳選したと思われる選曲も、成功の大きな要因だと思われます。
バラード第3番は、第2主題が現れるまでの間だけでも聴きどころ満載。拍節感を保持しながら音楽を停滞させず、1:40からの高音の可憐な囁きでも魅了。第2主題直前の間合いの良さは空前絶後。その第2主題は、ニュアンスを十分に発揮しつ制御が効いているので、音楽の豊かさ、深さが一層際立ちます。夜想曲第8番は流麗な中にも芯の強さがあり、ニュアンスが結晶化された逸品。あえてベスト1を選ぶならこれ!…と思いましたが、他の曲を外す理由が見つかりません。スケルツォ第1番は鋭利なダイナミズムのみに走らず、根底からフレーズを突き動かしながら歌い、聴き手の心に根付く表現を慣行。中間部のフレージングは、それこそ後年の録音からは感じにくい有機的ニュアンスの連続。実は、私がアントルモンのイメージを一旦リセットする必要性を感じたのは、ポロネーズ第5番をある場所で聴いたのがきっかけでした。瑞々しいのに若さに任せず、ドラマチックなのに誇張を感じさせないそのセンス!一音ごとのニュアンスの吟味の深さも尋常ではありません。
「展覧会の絵」も、アントルモンの身の丈にあったスケール感を素直に表出した名演。各曲の性格描写には一切誇張や嘘がなく、聴き手にダイレクトに訴えかける力があります。“テュイルリーの庭”は、強弱の盛り込みが全てツボにはまり、続く“ビドロ”は、変に大風呂敷を広げず、後半の鎮静に向かうシーンには一抹の郷愁さえ感じます。
CD時代に入って、アントルモンの名を目にするのは、寄せ集め名曲集の類いばかり。一体誰が彼をそんな扱いにしてしまったのでしょうか? 【湧々堂】

PRAGA
PRD-250379(1CD)
ストラヴィンスキー:2台のピアノのための作品集
(1)ロシア風スケルツォ(作曲者編 1954)
(2)春の祭典(ジョン=パトリック・ミロウ編2台ピアノ版)
(3)2台のピアノのための協奏曲
(4)5つの小品(連弾)
(5)3つの小品(連弾)
(6)2台のピアノのためのソナタ
(7)タンゴ(バビン編)
ヴィーチャ・ヴロンスキー&ヴィクトル・バビン(1)(3)(7)、
ベルナール・ジョブ&ジョン=パトリック・ミロウ(2)(4)(5)、
アロイス&アルフォンス・コンタルスキー(6)

録音:1961年(1)(7)、1962年(3)/ニューヨーク、1982年6月18日(2)、1991年2月9-10日(4)(5)/パリ、1962年11月/ミュンヘン(6)
ストラヴィンスキー自身の編曲による連弾版「春の祭典」は、昨今大物ピアニストたちの人気レパートリーとなっていますが、ここではジョン=パトリック・ ミロウが35年前に自身で2台ピアノ用に編曲、録音した貴重な音源が収められています。ミロウは高度な技巧とフレッシュな感覚にあふれたフランスの ピアニストでしたが、1996年に43歳の若さで急逝しました。より複雑な2台ピアノ版「春の祭典」と、技術的にはわりと平易なオリジナル連弾作品を ミロウの演奏で堪能できます。 さらにロシア出身でアメリカで人気となったピアノ・デュオのヴロンスキー&バビンの往年の録音から、ジャズ・バンドのために書いた「ロシア風スケルツォ」 のストラヴィンスキー自身による2台ピアノ版やバビン編曲の「タンゴ」も大歓迎。また意外にシリアスな「2台のピアノのためのソナタ」はコンタルスキー 兄弟の名演で楽しめます。 (Ki)

Signum Classics
SIGCD-496(1CD)
フレイヤ・ウェーリー=コーエン:パーミュテーションズ
アンヴェール
タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn)

録音:2016年10月−14日
今を輝く英国ヴァイオリン界の才女、タムシン・ウェーリー=コーエンが、妹で作曲家のフレイヤ・ウェーリー=コーエンの2作品を取り上げたヴァイオリンと作曲による"姉妹共演"!2017年のオールドバラ音楽祭の委嘱作品として作曲された「パーミュテーションズ(順列)」は、建築学と音楽の融合をテーマとした6パートのヴァイオリンのための作品であり、姉、タムシン・ウェーリー=コーエンが6つの個別の部屋をそのヴァイオリンで表現していきます。フレイヤ・ウェーリー=コーエンの作品は、オリヴァー・ナッセン、デイヴィッド・カーティスらによって取り上げられ、2017年にはウィグモア・ホール、サンタフェ室内楽音楽祭で弦楽四重奏のための新作初演が予定されるなど、イギリスを中心に各国で注目を集めています。

Musiques Suisses
MGBCD-6290(1CD)
ブロッホ:チェロのための室内楽作品集
ユダヤ人の生活より
無伴奏チェロ組曲第1番
無伴奏チェロ組曲第2番
無伴奏チェロ組曲第3番
ヘブライ瞑想曲/3つの夜想曲
キアーラ・エンデルレ(Vc)、
マティアス・エンデルレ(Vn)、
坂上博子(P)

録音:2016年11月22日−24日
スイス出身の大作曲家ブロッホのチェロのための音楽を奏でるキアーラ・エンデルレは、カルミナSQの第1ヴァイオリン奏者マティアス・エンデルレとヴィオラ奏者ウェンディ・チャンプニーを両親に持つスイスの才女。ワルシャワのルトスワフスキ国際チェロ・コンクールで第1位に輝き、ロンドンではピエール・フルニエ賞を受賞。2017年の夏にはルツェルン音楽祭へのデビューを控えている注目の若きチェリストです。父マティアスと1987年のクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールの優勝者、坂上博子とのアンサンブルでも、その豊かな才能と将来性を存分に披露してくれています。

Euterpe Musica
EMCD-1619(1CDR)
密の彼方
アイヴズ:ピアノ・ソナタ第2番「マサチューセッツ州コンコード、1840年−1860年」
ブーレーズ:フルートとピアノのためのソナティナ
インゲマル・フリデル(P)、
アンデシュ・ユンガル=シャプロン(Fl)
インゲマル・フリデル(1949−)は、スウェーデン、ルンド大学の教授。コンサートピアニストとして、ショパン、シューベルト、ラフマニノフ、ガーシュウィンを弾いたアルバム『Rhapsody of Piano Delights』(EMCD1114)を録音しています。ウォールデン・ポンドのほとりにたたずむソローをイメージしたとされる「コンコード・ソナタ」終楽章のフルートと、ブーレーズの初期の作品のひとつ「フルートとピアノのためのソナティナ」を担当するアンデシュ・ユンガル=シャプロンは、フリデルと一緒に「デュオ・コンコルド」としてスウェーデン、フランス、南アメリカでコンサートを行っています。


King International
KKC-047(1CD)
失われた時の音楽〜セヴラック・アルバム
セヴラック:即興曲第2番 嬰ハ短調
 ラングドック地方で(全5曲)
 休暇の日々第1集(全8曲)
カントルーブ:友の思い出「デオダ・ド・セヴラックへのオマージュ」
深尾由美子(P)

録音:2016年2月29日、5月16日/キング関口台第1スタジオ
日本語帯・解説付
フランス音楽、ことにセヴラックの作品に熱意を燃やすピアニスト深尾由美子の最新アルバム。前作ジェラール・プーレとのヴァイオリン作品のCD (KKC-028)はレコード芸術誌特選となりました。洒脱で独特の香りに満ちたフランス・ピアニズムを聴かせてくれます。
今回はセヴラックの大作「ラングドック地方で」と親しみやすい「休暇の日々第1集」をメインに驚きの円熟した解釈を聴かせてくれます。さらにセヴ ラック1898年頃の習作「即興曲第2番」が大歓迎。シューマンの影響が濃いものの、セヴラックならではのメロディにあふれていて非常に魅力的。新し い宝物を見つけたような気持ちになります。
もうひとつの注目は、「オーヴェルニュの歌」で知られるカントルーブのセヴラック追悼曲「友の思い出」。カントルーブはセヴラックに私淑し、多大な影 響を受けました。彼はセヴラックの死後、未亡人から遺品の整理を頼まれ、1929年8月にセヴラックの書斎でスケッチや未完成作品の目録を作りました。 その際に強いインスピレーションを受けて「友の思い出」を一気に作曲したといわれます。もとは「月桂樹」と題された3曲から成るオーケストラ曲の第 2曲ですが、カントルーブ自身によるピアノ独奏版の自筆譜を入手して今回世界初録音。セヴラックの作品中で情念あふれる「リヴィアのキリスト像を前に したらば曳きたち」と「春に墓地の片隅で」からの引用がみられ、カントルーブの落涙と慟哭で進み、驚くほど感動的なクライマックスを迎えます。セヴラッ ク好きは涙なしにすませられない作品を、深尾由美子が入魂の演奏で聴かせます。 (Ki)
■深尾由美子
桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ科卒業、フランス・リヨン国立音楽院室内楽コースを首席で終了。フランス音楽、ことに作曲家デオダ・ド・セヴラックについて研究。カタルーニャ人のピアニスト、テレサ・リャックーナ女史、オルガン奏者でセヴラック研究の権威ピエール・ギヨー氏らとの出会いから、研究のために2003年〜2006年渡仏、各地で多数演奏会を行うほかラジオ放送・講演などに出演する。深尾由美子セヴラックコンサート・シリーズを主催し、ピアノ曲や室内楽曲を含むコンサートでは両国でセヴラック・ファンを作り、その解釈には高い評価を得ている。これまでに、テレサ・リャックーナ、青柳いづみこ、岩崎淑、林秀光、加藤伸佳、レオニード・ブルンベルク、ジャン・クロード・ペヌティエ氏に師事。

APARTE
AP-078(1CD)
モーツァルト:ピアノ連弾(1台4手のための)作品集
アンダンテと5つの変奏曲 ト長調 K.501(1786)
4手のためのピアノ・ソナタ ハ長調 K. 521(1787)
4手のためのピアノ・ソナタ ヘ長調 K. 497(1786)
イスマエル・マルゲン、ギョーム・ベロン(P)
イスマエル・マルゲン&ギョーム・ベロンによるピアノ連弾作品集。シューベルト(AP 056)に続く第2弾はモーツァルトの作品に挑みました。モーツァ ルトは1786年に「フィガロの結婚」の初演で成功を収めたばかりでなく、ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488、第24番 ハ短調 K.491、第25番 ハ 長調 K.503などの作品において、これまで以上に豊かで多様な協奏様式と音響を示しました。K.497のソナタはパッセージの音形、大胆な強弱の変化、 長調と短調の対照など、構成上の工夫などにこうした協奏曲と共通点があるばかりでなく、室内楽風の緻密な書法も見られる作品です。K.521のソナタ は完成後、すぐに親友のゴットフリート・フォン・ジャカンに送りナールトルプ家のナネットとバベットに献呈された作品で、まるで協奏曲を思わせるパッセー ジやアルペッジョが随所に現れる華やかな作品です。
1992年生まれのイスマエル・マルゲンは、ジャック・ルヴィエやロジェ・ムラロらに師事した若手で、2012年12月のロン=ティボー国際音楽コクー ルで第3位および聴衆賞を受賞しています。一方、ギョーム・ベロンも1992年生まれ、アンゲリッシュ、フランク・ブラレイ、レオン・フライシャー、 ペヌティエらに師事しています。2008年のブザンソンでの若き音楽家コンクールでピアノ部門賞を受賞。ジャン=フレデリック・ヌーブルジェのトリオを初 演するなど、室内楽の分野でも活躍が期待されている若手期待のピアニストです。 (Ki)

CLAVES
50-1707(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番 ト長調 D.894
ハイドン:ピアノ・ソナタ第46番 変イ長調 Hob.XVI.46
ドビュッシー:版画
ギョーム・ベロン(P;Steinway & Sons)

録音:2016年9月/スイス
イスマエル・マルゲンとのピアノ・デュオ作品の録音でも活躍のギョーム・ベロンがついにソロ・ディスクをリリースします。1992年生まれのベロンは アンゲリッシュ、フランク・ブラレイ、レオン・フライシャー、ペヌティエらに師事。2008年のブザンソンでの若き音楽家コンクールでピアノ部門賞を受賞。 ジャン=フレデリック・ヌーブルジェのトリオを初演するなど、室内楽の分野でも活躍が期待されております。繊細でタッチが魅力のベロンの音色は今回収 録した作品との相性がよく、凛とした気品を漂わせ、緻密に練り上げられた演奏が魅力です。 (Ki)

THE CHOIR OF KINGS COLLEGE
KGS-0020(1SACD)
キングズ・カレッジ聖堂の大オルガン、改修後初の新録音
サイモン・プレストン:Alleluyas
バッハ:「われらみな唯一なる神を信ず」BWV680
 「われらの主キリスト、ヨルダン川に来り」BWV684
 「聖霊なる神よ」BWV671
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.65-1
ハーヴェイ・グレース:Resurgam
フランク:英雄的小品
バッハ:「汝にこそわが喜びあり」BWV615
 「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」BWV622
 「この日神の子は勝利した」BWV630
ジョージ・ベイカー:Procession Royale
スティーヴン・クレオベリー(Org;ハリソン&ハリソン制作オルガン)

録音:2017年1月16&17日/キングズ・カレッジ聖堂(ケンブリッジ)
ングズ・カレッジ聖堂に据え付けられた大オルガンは2016年1月から約9ヵ月メンテナンスに入り4300本ものパイプの 全てが調性されました。当録音は改修後初となる2017年1月の最新録音です。演奏は30年以上にわたりケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団の 音楽監督にしてオルガニストのスティーヴン・クレオベリーです。 曲目はイギリスが誇る名オルガニスト、サイモン・プレストン作曲の「Alleluyas」にはじまり、バッハ、メンデルスゾーン、フランクといった多くのオル ガン作品をメインに構成しています。この大オルガンを熟知したクレオベリーならではのレジストレーションで聴く、新たに生まれ変わったオルガンの音色 を十分に堪能できる充実のアルバムです! (Ki)


Spectrum Sound
LPSMAC-001(1LP)
完全限定プレス
アンドレ・レヴィのバッハ
Side A
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV1010〜「前奏曲」
Side B
無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV1010〜「アルマンド」「クーラント」「サラバンド」「ブーレT/U」「ジーグ」
アンドレ・レヴィ(Vc)

録音:1960年/パリ(モノラル)
180g重量盤
24bit/192kHz
Direct digital transfer &
LP restoration from the
original LP
雄弁に歌い上げるレヴィの個性的な歌い回しによるバッハ。濃厚な味わいと香り高き音色に酔いしれることができます。この演奏 をスペクトラム・サウンドの見事な復刻、しかもLPで聴くことができるのはアナログ・ファン狂喜と言えましょう。完全限定プレス盤です。
アンドレ・レヴィは1894年パリ生まれ。パリ音楽院でカミーユ・シュヴィヤールに室内楽を、チェロをジュール・ロエブにそれぞれ学び、1912年プ ルミエ・プリを授かっています。1914年、ハイドンのチェロ協奏曲を弾いてデビュー。1952年にはジュヌヴィエーヴ・ジョワ、ジャンヌ・ゴーティエら とフランス三重奏団を結成するなど主に室内楽の分野で活躍しました。 (Ki)

Ambroisie
AM-215(1CD)
チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ ト長調Op.37
四季Op.37b
ニコライ・ルガンスキー(P)

録音:2015年12月12-15日/パリ国立オペラ、オペラ・バスティーユ、サル・ロルフ・リーバーマン
ルガンスキーは1994年に行われた第10回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で最高位を受賞しましたが、協奏曲第1番を除きチャイコフ スキーのピアノ作品を演奏、録音せずにきました。その彼が初めてチャイコフスキーのピアノ曲に挑戦しました。
チャイコフスキーの作品37は「大ソナタ」と呼ばれるト長調のピアノ・ソナタですが、もうひとつ、彼のピアノ曲としてはもっとも知られている12曲か ら成る組曲「四季」もこの作品番号が付いています。ルガンスキーは双方を収録、81分の長時間CDとなりました。
ルガンスキーはラフマニノフの音楽を愛し得意としていますが、年齢を経てチャイコフスキーの音楽がひどく沁みるようになってきたとのこと。CDブック レットはルガンスキーのインタビューで構成されていますが、彼のチャイコフスキー観が極めて知的に語られていて興味津々(日本語訳はありません)。
ピアノ・ソナタと「四季」は1875-8年頃に作曲されましたが、当時チャイコフスキーは心ならずも結婚したことによる精神的危機を迎え、それを克服 し自分に忠実であることを開き直った結果、交響曲第4番、ヴァイオリン協奏曲、このピアノ・ソナタが生まれました。ルガンスキーによれば、ソナタの 緩徐楽章は孤独の悲劇を、フィナーレは晴れやかな解決が表現されているとのこと。ピアノ協奏曲ばりのボルテージの高い大作ですが、リヒテルやプレトニョ フの名盤を越える凄みと録音の良さで、曲の真価を再認識できます。
一方ルガンスキーは「四季」を、ロシアの一年の生活が見事に描かれた「ロシア魂を代表する最高の例」と評しています。まさにロシアで生まれ育っ た者にしかわからない微妙な季節の移り変わりと行事を、ルガンスキーはまるで子供に語りかけるように奏でています。これも恩師ニコラーエワを越える 名演と申せましょう。 (Ki)



La Dolce Volta
LDV-300(1CD)
2017年カタロ付き
ショパン:ポロネーズ第1番〜第5番
幻想ポロネーズOp.61
パスカル・アモワイエル(P)

録音:2015年4月27-30日パリ
2017年LA DOLCE VOLTAレーベルのカタログ付CD。1971年生まれのフランスのピアニスト、パスカル・アモワイヤルによるショパンのポロネーズ集。アモワイヤルはシフラとベルマンに師事。リスト弾きで ありながらショパンの作品も度々演奏した2人の師からアモワイヤルは、シフラからは音楽の本質をベルマンからは音色を学んだと語っています。シフラ譲 りの高度なテクニックに、繊細な叙情を兼ね備えた感性で聴かせてくれます。幼い頃からショパンのセンスティヴさに惹かれていたというアモワイヤルが今 回選んだ作品は、初期の作品を除いた大ポロネーズと幻想ポロネーズ。大ポロネーズはショパンがパリに渡ってから書かれた作品で、これらのポロネーズ をアモワイヤルは故郷を去らなければならなかったショパンの自由に対する音楽による抗議と捉え、ショパンの行き場のない絶望を表現しています。 ア モワイヤルはこの録音に際して以下のように述べています;「華麗さと抒情性、舞踏と物語という両面性を宿すポロネーズは、その音楽的エキゾチズムを いつまでも放ち続けることだろう…。」 (Ki)

Coviello
COV-91706(1CD)
イザイ:2つのヴァイオリンのためのソナタ
マルシュナー:交響的変奏曲
 3つのバガテル
フリーデリケ・シュタルクロフ、ミファンウィ・エラ・ペニー(Vn)
1990年生まれのドイツの若手女流フリーデリケ・シュタルクロフが、1984年生まれの姉弟子ミファンウィ・エラ・ペニーと組む「デュオ・ペニー=シュ タルクロフ」。ともにヴォルフガング・マルシュナーとライナー・クスマウルの門下で、21世紀ドイツ・ヴァイオリン界を担う期待の星です。注目はイザイ の2つのヴァイオリンのためのソナタ。イザイといえば6曲の無伴奏ヴァイオリン・ソナタが有名ですが、最晩年にヴァイオリン・デュオのためのソナタに 挑戦しました。3楽章から成る演奏時間32分の大作。難曲揃いのイザイ作品中でもとりわけ演奏が難しい曲とされます。ペニーとシュタルクロフは高度 な技巧もさることながら、強い緊張感あふれる演奏で聴かせます。恩師マルシュナーがふたりのために作曲した「交響的変奏曲」も聴きものです。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-30404CD(1CD)
バッハ:フランス組曲 (全曲)
組曲第1番ニ短調 BWV812
組曲第2番ハ短調 BWV813
組曲第3番ロ短調 BWV814
組曲第4番変ホ長調 BWV815
組曲第5番ト長調 BWV816
組曲第6番ホ長調 BWV817
シュ・シャオメイ(P)

録音:2016年5月メンデルスゾーン・ザール、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス
ヨーロッパを拠点とする中国人ピアニスト、シュ・シャオメイ。2016年7月にNHKのBSプレミアムで放映された「シュ・シャオメイの音楽と素顔 &ピアノリサイタル」は大きな反響を呼びました。彼女は文化大革命を乗り越え新たな道を切り開いてきましたが、そのような半生からは想像もできない、 心穏やかな音楽を奏でます。彼女が得意とするバッハの演奏は、緻密な構成力と洗練された表現力から生み出され、ただ純粋に音楽が聴こえ聴く者の心 に共鳴します。 今回録音されたのは、「フーガの技法」(ACC-30308CD)、「インヴェンションとシンフォニア」(ACC-30350CD)、「ゴルトベルク変奏曲」(ACC-30372CD)に続く一連のバッハ録音第4弾となる「フランス組曲」。バッハ自身が命名したタイトルではありませんが、洗練された音楽がフランス的な香 りがする優雅で親しみやすい6曲からなる曲集。シュ・シャオメイは今回の録音に際して以下のような言葉を記しています。「私はこの『フランス組曲』 に取り組むときに、シンプルで純粋な子どもの心を常に持つように心がけました。演奏するたびに私に訴えかけてくる言葉があります。それは音楽を解釈 する上で最も難しく、また本質的なこと。“シンプルであること。これは自由を得ることを意味する。” これは20世紀スペインの画家ジョアン・ミロの言葉 です。」こう語るように彼女の演奏は、ただ流麗で優美な演奏ではなく、凛とした気品を漂わせ、一つ一つの音を吟味するように細部まで緻密に練り上げ られた立体的な音楽作り上げています。 (Ki)

ORFEO
C-922171(1CD)
NX-B08
ショパン:練習曲集 Op.10、Op.25 アミール・カッツ(P)

録音 2015年4月21-23日
超絶技巧の持ち主として知られる20世紀の名ピアニスト、ウラディミール・ホロヴィッツでさえも、 「私には難しい、正直に言うと恐ろしい曲集である」と評したショパンのOp.10とOp.25の練習曲集。 ルービンシュタインを始め、バックハウス、コルトー、アラウといった20世紀の名ピアニストたちも、この曲集の演奏に関しては、独自の解釈に裏打ちされてはいるものの、技術的な困難を完璧に克服するのは至難の業でした。しかし時代は変わり、演奏家たちの技 術は格段に向上し、この曲集を弾きこなすのは当たり前となった21世紀には、多くのピアニストたちによって大胆な演奏が繰り広げ られています。アミール・カッツは以前からショパンの作品に積極的に取り組んできたピアニスト。これまでにバラード集や夜想曲集の アルバムをリリースし、どれも高い評価を受けています。テンポ設定に強いこだわりを持つカッツは、このショパンの練習曲でも「曲集 全体の調和」を感じさせる緻密な計算の上で、全曲を演奏しています。

Grand Piano
GP-765(1CD)
NX-B03
ヤーン・ラーツ(1932-):ピアノ・ソナタ全集 第1集
ピアノ・ソナタ 第9番 Op.76
ピアノ・ソナタ 第10番 Op.114
ピアノ・ソナタ 第1番 Op.11-1
ピアノ・ソナタ 第2番 Op.11-2
ピアノ・ソナタ 第3番 Op.11-3
ピアノ・ソナタ 第4番「ビートルズ風に」 Op.36
ニコラス・ホルヴァート(P)

録音:2016年7月10日、2016年10月14日
エストニア生まれのラーツは、タリン音楽院に学び1957年に卒業、エストニアの放送局でラジオ・プロデューサーやテレビの音楽監 督を務め、1960年代から70年代には多数の映画音楽の作曲を手掛けています。エストニア音楽院では教授も務め、1957年 からは作曲家協会のメンバーにも名を連ねています。 8曲の交響曲を始め、多数のピアノ曲を作曲していますが、その中でも半世紀に渡って書き続けられている10曲のピアノ・ソナタは 洗練されたスタイルの中に、時折激しい不協和音が登場するなど遊び心があります。「私は制約されたシステムが好きではなく、音 楽的な素材を集め、フィルタリングし、必要に応じて感情の赴くままに展開していくのが好きだ」と語るラーツの言葉通りの多彩なソ ナタを、ラーツ作品の良き理解者であるホルヴァートが演奏しています。
Grand Piano
GP-743(2CD)
NX-C03
ニコライ・アンドレイェヴィチ・ロスラヴェッツ(1881-1944):ピアノ作品全集
ピアノ・ソナタ 第1番
3つのコンポジション/前奏曲
2つのコンポジション/2つの詩曲
ピアノ・ソナタ 第2集/3つのエチュード
5つの前奏曲/子守歌/舞曲/ワルツ
前奏曲(M.ボバノヴァによる復元版)
4つのコンポジション(抜粋)
ピアノ・ソナタ 第5番
オリガ・アンドリュシチェンコ(P)

録音:2016年3月-5月
ストラヴィンスキーが「20世紀の最も興味深いロシアの作曲家」と述べたというロスラヴェッツのピアノ作品全集。ソビエト政権の下 で、西側の音楽語法を積極的に取り入れた前衛的な作品を書き、時にはシェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」の論文を執筆 するなど、“反革命的でありブルジョワ的な作曲家”と何十年にも渡り抑圧を受けた人です。一度は自己批判を行いましたが、結 局は地位を得ることはできずにひっそりと生涯を終えたロスラヴェッツの作品は、死後すぐには復権されませんでしたが、作曲家の姪 エフロシーニャの尽力により1990年代から少しずつ人気を盛り返し現在に至っています。生涯を通じて斬新な響きを模索したロス ラヴェッツの全ピアノ作品を、アレクセイ・リュビーモフに師事したロシアのピアニスト、アンドリュシチェンコが演奏しています。

DUX
DUX-1336(1CD)
マチェイ・スタシェフスキとスペイン、ポルトガルの作曲家によるギター作品集
マチェイ・スタシェフスキ(1984-):
インボカシオン [Invocacion] (召喚)(10弦ギターの為の;2016)
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):ギターの為の2つの歌(2010)
 白い花咲く春に [Por la Primavera blanca]
 風の通り道に [Por los senderos del aire]
カルロス・スリナッチ(1915-1997):ギターの為のソナティナ(1959)
ジュアン(フアン)・マネン(1883-1971):ギターの為の幻想ソナタ Op.A-22(1930)
マチェイ・スタシェフスキ:アルカサル [Alcazar] (ギターの為の;2015)
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):ギターの為のソナティナ(1974)
レヒノ・サインス・デ・ラ・マサ(1896-1981):ソレア [Solea](ギターの為の;1976)
マチェイ・スタシェフスキ:ソニトゥス・ノクティス [Sonitus Noctis] (夜の音)(ギターの為の;2004)
マチェイ・スタシェフスキ(G)
DUX
DUX-1337(1CD)
2台のチェンバロの為の作品集
バッハ:2台のチェンバロの為の協奏曲ハ長調 BWV 1061
W・F・バッハ:2台のチェンバロの為のソナタ ヘ長調 F.10(
モーツァルト:2台のチェンバロの為のソナタ ニ長調 K.448/375a
加藤まり子、エルジビェタ・ステファンスカ(Cemb)
DUX
DUX-1349(1CD)
リスト三部作 Vol.1
ショパン:スケルツォ第1番〜4番
 マズルカ.イ短調 Op.17-4
リスト:悲しみのゴンドラ 第2版S.200-2
超絶技巧練習曲集 S.139 から
 第1番〜第4番
セバスティアン・デュピュイ(P)
おそらくCD3枚で構成されるシリーズの第1作。リストよりショパンの作品のほうが長時間収められています。セバスティアン・デュピュイは1983年ベルギーのブリュッセルに生まれ、ブリュッセル王立音楽院でジャン=クロード・ヴァンデン・エインデンに師事したピアニスト。2013年以来2017年現在スイスを本拠に活動しています。

ARTALINNA
ATL-A015(1CD)
リスト、バルトーク:ピアノ作品集
リスト:夢の中に(夜想曲)ロ長調 S.207
 ダンテを読んで(ソナタ風幻想曲)(No.7)
 ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調 S.244-6
バルトーク:アレグロ・バルバロ Sz.49 BB 63
 ピアノ・ソナタ Sz.80 BB 88
 子供のためにSz.42 BB 53 から 抜粋(17曲)
ジェルジュ・クルターグ(1926-):告別(ヤナーチェクの手法で、)
ベネデク・ホルヴァート(P)

録音:2014年11月8-9日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ、ドイツ
1989年ハンガリーのブダペストに生まれたピアニスト、ベネデク・ホルヴァートのデビューCD。
ARTALINNA
ATL-A016(1CD)
バッハ:鍵盤作品集 Vol.2
カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」変ロ長調 BWV 992
イタリア協奏曲ヘ長調 BWV 971
前奏曲とフーガ.イ短調 BWV 543(リスト編曲、版 S.462-1)
イギリス組曲ト短調 BWV 808
シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV 1004 より、ブゾーニ編曲、版)
フランソワ・デュモン(P)

録音:2016年9月4日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ、ドイツ
フランソワ・デュモンは1985年フランスのリヨンに生まれ、パリ音楽院でブルーノ・リグットに、コモ湖国際ピアノ・アカデミーでマレイ・ペライア、レオン・フライシャー、ドミートリー・バシキーロフ、パウル・バドゥラ=スコダ、ピエール=ローラン・エマールらに師事。2010年ショパン国際ピアノ・コンクール第5位。

ELOQUENTIA
EL-1130(1CD)
リスト:肖像ピアノ作品集
音楽の夜会 S.424から 踊り(ナポリのタランテッラ)
詩的で宗教的な調べ S.173〜 葬送曲
無調のバガテルS.216a
伝説 S.175から 波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ
コンソラシオン [慰め] S.172(全4曲)
巡礼の年 第1年 スイスS.160〜 オーベルマンの谷
愛の夢(3つの夜想曲)
ハンガリー狂詩曲第2番嬰
ギヨーム・コッポラ(P)

録音:2011年10月
ELOQUENTIA
EL-1445(1CD)
シューベルト:高雅なワルツと感傷的なワルツ
12の高雅なワルツ Op.77 D.969
ピアノ・ソナタ第4番イ短調 Op.164 D.537
34の感傷的なワルツ Op.50 D.779
ハンガリーのメロディー ロ短調 D.817
ギヨーム・コッポラ(P)

録音:2014年


DIVINE ART
DDA-21701(7CD)
NX-G03
シューベルト:ピアノ・デュオ全集
シューベルト:ポロネーズ.ヘ長調.D599.第4番
 ポロネーズ.ヘ長調.D824.第2番
 英雄的行進曲.ニ長調.D602.第3番
 2つのトリオをもつドイツ舞曲.D618
 ロンド.ニ長調.D608
 2つのレントラー.D618
 大行進曲とトリオ.ホ長調.D819.第6番
 グラン・デュオ(ソナタ).ハ長調.D812
シューマン:ポロネーズ.第1番.変ホ長調
シューベルト:序曲.ヘ短調/ヘ長調.D675
大行進曲とトリオ.ホ長調.D819.第5番
 大行進曲とトリオ.ホ長調.D819.第1番
 創作主題と変奏曲.変ロ長調.D603
 ポロネーズ.変ロ長調.D599.第2番
 ポロネーズ.変ロ長調.D824.第3番
 幻想曲.ヘ短調.D940
シューマン:ポロネーズ.第2番.イ長調
シューベルト:3つの軍隊行進曲.D733
 ロンド.イ長調.D951
 ポロネーズ.イ長調.D824.第5番
 大行進曲とトリオ.ト短調.D819.第2番
 .レントラー.変ホ長調&変イ長調.D814.第1番
&第2番
 ポロネーズ.変ロ長調.D618a
(スケッチ…A.ゴールドストーンによる再構築版)
ハンガリー風ディヴェルティメント.ト短調.D818
シューマン:ポロネーズ.第3番.ヘ短調
シューベルト:幻想曲.ト長調.D1
 ポロネーズ.ニ長調.D824.第4番
 大行進曲とトリオ.ニ長調.D819.第4番
 レントラー.ハ短調&ハ長調.D814.第3番&第4番
 行進曲.ト長調(子供の行進曲)
 大葬送行進曲.D859
 創作主題による変奏曲.変イ長調.D813
シューマン:ポロネーズ.第4番.変ロ長調
シューベルト:英雄的大行進曲.D885
 幻想曲.D9
 ポロネーズ.ホ長調.D824.第6番
 ポロネーズ.ホ長調.D599.第3番
 フランスの歌による変奏曲.D624
 ドイツ舞曲.ハ長調.D783.第9番
 2つの性格的行進曲.D886
 デュオ「人生の嵐」イ短調.D947
シューマン:ポロネーズ.第5番.ロ短調
シューベルト:序曲.ト短調.D668
 16のドイツ舞曲.D783より
 ポロネーズ.ニ短調.D824.第1番
 ポロネーズ.ニ短調.D599.第1番
 大ソナタ.変ロ長調.D617
 英雄的行進曲.ロ短調.D602.第1番
 フーガ.ホ短調.D952
 大行進曲とトリオ.ロ短調.D819.第3番
 エロールの歌劇「マリー」の主題による変奏曲
シューマン:ポロネーズ.第6番.ホ長調
 幻想曲.ヘ短調.D48
 2つのエコセーズ.D783より
 アレグロ・モデラートとアンダンテ.D968
 英雄的行進曲.ハ長調.D602.第2番
 フランス風の主題によるディヴェルティスマン.ホ短調.D823
 ポロネーズ.第7番.ト短調
 ポロネーズ.第8番.変イ長調
アンソニー・ゴールドストーン(P)
キャロライン・クレモウ(P)

録音:1998年、1999年
31年という短い生涯に、歌曲を中心に夥しい数の作品を残したシューベルト。親しい友人たちと演奏した「ピアノ・デュオ」も作品 の中で重要な位置を占めています。「人生の嵐」や「グラン・デュオ」などの大作から、誰もが知っている「軍隊行進曲 第1番」、気 の置けないレントラーや舞曲など作品の趣きは様々ですが、どれも流麗なメロディと親密な雰囲気を持ち、時には思いがけないほ どの深淵が顔を見せるシューベルトらしい作品です。演奏しているのはゴールドストーンとクレモウ夫妻。長年培った息のあった演 奏は、まさに一心同体です。 この全集は以前、OLYMPIAレーベルから7枚の分冊としてリリースされていたもので、今回のBOX化にあたっては全収録曲をそ のままリマスタリングしての再発となります。2017年1月2日、ゴールドストーンはBOXの完成を見ることなく、この世を去りました。

OEHMS
OC-460(1CD)
NX-B01
エリザベート・ブラウス〜デビュー
ピアノ・リサイタル

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 Op.10-3
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第2番 ニ短調 Op.14
ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.35
ミヒャエル・デンホフ(1955-):Etude de couleurs 色彩の練習曲 Op.115(ピアノ・デュオ)*
エリザベート・ブラウス(P)
ファビアン・ミュラー(P)*

録音:2016年3月29-31日
2015年1月にフランクフルトで開催されたBDI(ドイツ産業文化連盟)が主催する音楽コンクール「Ton und Erklarung」。 2007年に創設されて以来、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、歌の4部門が年毎に開催され、優れた受賞者を輩出しているこのコン クール、「OEHMSレーベルよりデビュー盤をリリース」できることも優勝者の特権の一つです。今回の優勝者エリザベート・ブラウス は1995年ハノーヴァー生まれ。5歳でエリナ・レヴィトのピアノ・クラスに入門を許可され早期の音楽教育をうけます。2008年から 2010年には並行して名手マッティ・ラエカッリオにも師事、才能を存分に開花させ、すでに数多くのコンサートホールやフェスティ ヴァルで演奏しています。このデビュー・アルバムではオーソドックスなレパートリーを丁寧に演奏、将来が期待される若手です。

TOCCATA
TOCC-321(1CD)
NX-B03
ケイト・ローダー(1825-1904):ピアノ作品集
12の練習曲 第1巻(1852年出版)
12の練習曲 第2巻(1853年頃)
3つのロマンス-第2番 変イ長調
(1853)
束の間の想い 変イ長(1858)
楽しい航海 イ長調(1868頃)
マズルカ イ短調(1895)
マズルカ ロ短調(1899)
イアン・ホブソン(P)

録音:2016年7月18日.8月17日
全て初録音
南西イングランド、バースに生まれたケイト・ローダー。父はフルート奏者、母親はピアニストという音楽一家に育ち、 1830年に設立されたロンドン王立音楽アカデミーの初期の学生の一人となりました。1843年にメンデルスゾーンのピア ノ協奏曲のソリストとして公式デビューを飾り、将来を嘱望されましたが、19世紀のヴィクトリア朝時代は女性の活躍が 認められず、彼女も結婚と同時にコンサート・ピアニストの道をあきらめる他ありませんでした。しかし、教師としての活動 は続け、1844年には王立音楽アカデミーにおける初の女性教授となり、多くの生徒を指導しました。また、1871年に はブラームスの「ドイツ・レクイエム」2台ピアノ版の英国初演も行っています。このアルバムには、2巻の練習曲が収録され ていますが、これらの曲は単なる技術の取得に留まらず、音楽的表現の向上も図られており、優れた教師であったロー ダーの資質が感じられる作品です。
TOCCATA
TOCC-398(1CD)
NX-B03
ジョン・ジュベール(1927-):オルガン作品集
殉教による熟考 Op.141(1997)(初録音)
賛美歌「オールド・ハンドレッドス」による前奏曲 Op.15(1955)(初録音)
イギリスの賛美歌による6つの短い前奏曲 Op.125(1990)
ピカルディによる前奏曲 Op.55(1967)
.ヨークによる前奏曲 Op.152(2004)(初録音)
退場の賛美歌 Op.135(1998)
パッサカリアとフーガ Op.35(1961)
トム・ウィンペニー(Org)

録音:2016年8月10.11日
ケープタウンに生まれ、1940年代から1950年代にかけてロンドン王立音楽アカデミーで学び、イギリス国籍を取得した 作曲家ジョン・ジュベール。幼い頃は画家を志していたという彼の作品は、どれも独特なメロディと刺激的な感性に彩ら れた印象的な味わいを有しています。このアルバムは2017年、90歳の誕生日を記念して制作されたオルガン作品 集。どの曲もJ.S.バッハの伝統を踏まえた上で独自の作風を持っており、ジュベールの「宗教曲作曲家」としての矜持が 示された曲集となっています。

Orlando Records
OR-0030(1CD)
NX-B05
エリック・ラム〜フルート・リサイタル
ドビュッシー:シランクス(1913)
オネゲル:牝山羊の踊り H.39
イベール:東洋風に(1925)
イベール:フルート独奏の小品
ローラント・フライジッツァー(1973-):エリック・ラムのためのフルート独奏曲
バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013(1723)
クルターク(1926-):「フルートのためのゲームとメッセージ」より
エリック・ラム(Fl)
アヌ・コムシ(S)

録音:2016年9月6.18日.12月19日
14.エリオット・カーター(1908-2012):Scrivo In Vento 風に書く(1991) Paladinoレーベル、Orlandレーベルの双方で活躍するフルート奏者エリック・ラム。彼の技巧と音楽性が余すことなく披 露された演奏を収録したこのアルバムには、近現代の様々な小品が並べられています。 フルート奏者なら必ず手掛けるドビュッシーの「シランクス」をはじめ、フランス風のしゃれたパッセージを軽やかに吹くかと思 えば、クルターク、カーターら現代物もがっちり。プーランクの「廃墟を見守る笛吹きの像」はあまり聴く機会のない珍しい 作品です。

SOUPIR EDITIONS
S-238(2CD)
ノアン音楽祭アーカイヴ Vol. 1〜アルド・チッコリーニと若き名手たち

■CD 1
シューマン:子供の情景(「炉端で」を除く11曲)
グリーグ:ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.7
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番
グラナドス:スペイン舞曲集〜アンダルサ(No.5)

■CD 2 若き名手たち
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ*
ドビュッシー:練習曲集〜組み合わされたアルペッジョの為の練習曲変イ長調(No.11)*
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ.ト短調 Op.19〜第3楽章+
シューマン:ピアノ・ソナタ第2番#
  子供の情景 Op.15**
■CD 1 
アルド・チッコリーニ(P)
録音:2014年6月7日、ライヴ、ジョルジュ・サンドの館の羊小屋、ノアン・ショパン音楽祭、 ノアン、フランス(ノアン・ショパン音楽祭における最後のリサイタル )

■CD 2
野木成也(P)*
ブリュノ・フィリップ(Vc)+
タンギ・ド・ヴィリアンクール(P)+
ジャン=ポール・ガスパリアンOp.#
ジェレミー・モロー(P)++

録音:2014年(*/**)、2015年(+/#)、ライヴ、ノアン・ショパン音楽祭、ノアン、フランス
1966年から続くフランスのノアン音楽祭。作家ジョルジュ・サンド(1804-1876)が子供時代と晩年を過ごしたノアンで毎年6月から7月にかけて開催される、ロマン派のピアノ音楽と室内楽を中心とする音楽祭で、「ノアン・ロマンティック音楽祭」を経て近年は「ノアン・ショパン音楽祭」という名称になっています。この音楽祭のきっかけを作ったアルド・チッコリーニ(1925-2015)は主要な常連の一人として1966年から2014年までたびたび参加し、リサイタルとマスタークラスを行いました。ノアン音楽祭は2016年の50周年記念に合わせて過去の出演者たちの録音アーカイヴからのCD化に踏み切り、著名な演奏家と若き演奏家たちを組み合わせた2つのセットを発売しました。その第1作の1枚目はチッコリーニが亡くなる約8ヶ月前に行ったリサイタルのライヴ録音。彼の最晩年に到達した境地を示す注目すべき音源です。2枚目には日本の野木成也(1989年生まれ)と1990年代生まれのフランスの演奏家4名が登場します。
SOUPIR EDITIONS
S-239(2CD)
ノアン音楽祭アーカイヴ Vol. 2〜ユーリー・エゴロフと若き名手たち

■CD 1
ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
ショパン:12の練習曲 Op.10
ドビュッシー:映像 第1巻〜 水の反映
 前奏曲第2巻〜花火

■CD 2 若き名手たち
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第8番*
ショパン:3つのマズルカ Op.63 ロ長調,ヘ短調,嬰ハ短調
 4つのマズルカ Op.24 ト短調,ハ長調,変イ長調,変ロ短調
 練習曲変ト長調 Op.10-5
 夜想曲嬰ヘ短調 Op.48-2
 マズルカ ハ短調 Op.30-1
 マズルカ ハ短調 Op.30-2
■CD 1 
ユーリー・エゴロフ(P)
録音:1982年6月(または7月)、ライヴ、ノアン・ロマンティック音楽祭、ノアン、フランス

■CD 2
セルゲイ・レトキン(P)*
シチェパン・コンチャル(P)
録音:2013年*、2015年(*以外)、、ライヴ、ノアン・ショパン音楽祭、ノアン、フランス
33歳の若さで亡くなったロシアのピアニスト、ユーリー・エゴロフがノアン音楽祭に出演した際のライヴ録音。セルゲイ・レトキンはロシア、シュチェパン・コンチャルはポーランドのピアニスト。

SOUPIR EDITIONS
S-212(1CD)
イヴ、ヴィーナス、ディアーヌ、その他
レジス・カンポ(1968-):女体のブラゾン [Les blasons du corps feminin] (無伴奏混声七重唱の為の)
パトリック・ビュルガン(1960-):生来の喜び [Le plaisir originel] (エドモン・アロクールの詩「エデン」による7人の独唱者の為のヒステリック・ミステリー)
レ・ジュヌ・ソリステ(声楽アンサンブル)
ラシド・サフィル(指)

録音:2004年6月15、17-18日、パリ、フランス
SOUPIR EDITIONS
S-215(1CD)
ジョナサン・ハーヴェイ(1939-2012):天使たち 合唱作品集
天使たち [The Angels] (合唱の為の)
ミサ・ブレヴィス [Missa brevis] (合唱の為の)
Marahi (合唱の為の)
How could the soul take flight (合唱の為の)
安息日が過ぎて [Dum transisset Sabbatum] (合唱の為の)
Sweet / Winterhart (合唱とヴァイオリンの為の)*
レ・ジュヌ・ソリステ(声楽アンサンブル)
ノエミ・シンドラー(Vn)*
ラシド・サフィル(指)

録音:2005年12月5-7日、IRCAM、ポンピドゥー・センター、パリ、フランス
SOUPIR EDITIONS
S-216(1CD)
クラウス・フーバー(1924-):憐みを人々に−不法の富 [Miserere hominibus - Mammona Inquitatis] (7人の歌手と7人の器楽奏者の為の;2005-2007)
アニュス・デイとレコルダツィオーネ−
ヨハンネス・オケゲムへのオマージュ [Agnus Dei cum Recordatione - Hommage a Johannes Ockeghem] (4人の歌手、リュートと2つのヴィエールの為の;1990-1991)
レ・ジュヌ・ソリステ(声楽&器楽アンサンブル)
ラシド・サフィル(指)

録音:2008年2月17-18日、ノートル=ダム・デュ・リバン教会、パリ、フランス


Dynamic
CDS-7786(2CD)
NX-C01
ムソルグスキー:ピアノ作品全集
組曲「展覧会の絵」
涙/紡ぎ女
瞑想曲-アルバムの綴り
スケルツォ/旗手のポルカ
情熱的即興曲
古典様式による間奏曲
子供の遊び
子供の頃の思い出
クリミア南海岸にて-グルズフ・ウ・アユ=ダガ
クリミア南海岸にて-カプリッチョ
村にて-幻想曲のように
気まぐれな女
子供の頃の思い出より-乳母と私
子供の頃の思い出より-最初の罰
夢想
市の情景-ソロチンスクの定期市より
ゴバック-ソロチンスクの定期市より
ジャコモ・シチナルド(P)
ムソルグスキーのピアノ曲というと、多くの人は「展覧会の絵」のみを思い浮かべるでしょう。しかしムソルグスキーは生涯に 思いのほか多くのピアノのための作品を書いています。そのほとんどは彼の死後に出版されたため、あまり話題になることは ありませんでした。貴族の家に生まれ、幼少時から母にピアノの手ほどきを受けたというムソルグスキーは、リストやジョン・ フィールドの作品を愛奏していたといい、その後も数多くのピアニストに師事、ピアノの腕前はなかなかのものだったようで す。とは言え、全作品はCD2枚に収まってしまうほどの量ですが、各々の曲はどれも独立した性格を持ち、豊かな音楽表 現に満たされた、聴けば聴くほどに耳を奪われる面白い作品です。ゆったりした「瞑想曲」や「涙」では、“展覧会の絵”の 「古い城」や「ビドロ」を彷彿させる重く悲しい足取り、「ソロチンスクの定期市」での不気味さ、などムソルグスキーの真髄が ここにあります。


APR
APRCD-7402(4CD)
ヴァルター・ギーゼキング〜ブラームス、シューベルト&シューマン〜1950年代のソロ・スタジオ・レコーディング全集
■CD1
(1)ブラームス:4つのピアノ小品 Op.119
(2)ブラームス:2つのラプソディ Op.79
(3)シューマン:子供の情景 Op.15
(4)シューマン:謝肉祭 Op.9
(5)シューマン:眠りの歌 Op.124-1
(6)シューマン:予言の鳥 Op.82-7
■CD2
(1)ブラームス:8つのピアノ小品 Op.76
(2)ブラームス:幻想曲集 Op.116
(3)ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
(4)ブラームス:6つのピアノ小品 Op.118
■CD3
(5)シューベルト:4つの即興曲 Op.99,D.899
(6)シューベルト:4つの即興曲 Op.142,D.935
■CD4
(7)シューベルト:楽興の時 Op.94,D.780
(8)シューベルト:3つの小品 D.946
(9)ショパン:子守歌変ニ長調 Op.57
(10)ショパン:舟歌嬰ヘ長調 Op.60
(11)スクリャービン:詩曲嬰ヘ長調 Op.32-1
(12)スクリャービン:前奏曲ホ長調 Op.15-4
ヴァルター・ギーゼキング(P)

■CD1
(1)録音:1951年6月22日−23日
(2)録音:1951年6月20日
(3)録音:1955年9月1日&3日
(4)録音:1951年9月25日−26日
(5)録音:1955年9月1日
(6)録音:1956年10月17日
■CD2
(1)録音:1951年6月20日
(2)録音:1951年6月20日−21日
(3)録音:1951年6月21日
(4)録音:1951年6月21日−22日
■CD3
(5)録音:1955年9月3日、5日&6日
(6)録音:1955年9月2日、3日&5日
■CD4
(7)録音:1951年9月29日
(8)録音:1956年10月17日
(9)録音:1956年10月18日
(10)録音:1956年10月18日
(11)録音:1956年10月18日
(12)録音:1956年10月18日
ドビュッシーやラヴェル、モーツァルトなどの名盤を遺した20世紀ドイツの伝説的ピアニスト、ヴァルター・ギーゼキング(1895−1956)。第二次世界大戦後の1951年から最晩年の1956年にかけて英コロンビアに録音を行った、ブラームス、シューベルト、シューマンなどの貴重な記録が「APR」から復刻登場!
アラン・レシツキ(Alan Lesitsky)のリマスタリングで、20世紀前半のドイツ、ヨーロッパを代表するピアニストが晩年に遺した独墺系レパートリーが蘇えります。

DACAPO
MAR-8.226122
NX-B06
ゲーゼ(1817-1890):ピアノ作品集
水彩画 Op.19-第1集(1849)
ピアノ・ソナタ.ヘ短調 Op.28(1839-1854)
水彩画 Op.19-第2集
民族舞曲-幻想曲集 Op.31(1855)
新しい水彩画 Op.57(1881)
デンマークの歌(1885)
マリアンナ・シリンヤン(P)

録音:2016年12月3.4.11日,2017年1月15日
2017年、生誕200年の記念年を迎えるニルス・ウィルヘルム・ゲーゼ。もともとヴァイオリニストとして活動 を開始し、後にゲヴァントハウスOの首席指揮者としても活躍しましたが、作曲家としては、ピアノ 曲に強い関心を抱き、印象的な作品を何曲も残しています。「ソナタヘ短調」は21歳の時に着想したも のの、完成までに15年の長き年月を要した力作。オーケストラを思わせる立体的な響きに溢れており、 作品は尊敬していたフランツ・リストに捧げられました。ゲーゼが愛着を持っていた一連の「水彩画」は、 シューマンを思わせる内省的な小品集です。 収録作品はすべて、2015年に刊行された新ゲーゼ・エディションに基づいて演奏されています。

Aeolus
AE-10341(1CD)
フランク:初期オルガン作品集
オッフェルトリウム ヘ短調
オッフェルトリウム ト短調(1859)
アンダンティーノ(1856)
クリスマスのオッフェルトリウム
オッフェルトリウム 嬰ヘ短調
小品 変ホ長調(1846)
グラン・クール 変ホ長調
オッフェルトリウム ロ短調
ノエル・ブレトンによるオッフェルトリウム
オルガンのための小品 イ長調
エルケ・フォルカー(Org)

録音:2003年5月、ノートル=ダム大聖堂(フランス)
ドイツのシュパイアー大聖堂で長年教会ミュージシャンとして働き、現在8巻超に及ぶ「カルク=エーレルト:オルガン作品集」の録音プロジェクトも進行中の女流オルガニスト、エルケ・フォルカーが弾くセザール・フランク。「フランク・アヴァン・セザール・フランク(フランクの前のフランク)」というアルバム・タイトルで、これまであまり取り上げられてこなかったフランクの初期の作品に焦点をあてる。使用楽器は、フランス、ボンスクールのノートル=ダム大聖堂のアリスティド・カヴァイエ=コル1857年製オルガン。

1001 Notes
1001NOTES-08(1CD)
ペンタグラム
フェルレ:リポスト(ムソルグスキーの「鶏の足の上に建つ小屋」より)、剣のスタンス(ハチャトゥリアンの「剣の舞」より)
プロコフィエフ(フェルレ編):ピアノ・ソナタ第3番 Op.28
フェルレ:オッピドゥム(ムソルグスキーの「展覧会の絵」の「古城」より)
フェルレ&ベイネ:序言(即興)
フェルレ:スズメバチの飛行(リムスキ=コルサコフの「熊蜂の飛行」より)
フェルレ&ベイネ:スゴン・スーフル(即興)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 Op.83より
フェルレ:センチメートルのワルツ(チャイコフスキーの「感傷的なワルツ」より)
フェルレ:反乱(ムソルグスキーの「展覧会の絵」の「リモージュの市場」より)
ベイネ:ヴォカリール(ラフマニノフの「ヴォカリーズ」 Op.34-14より)
ハチャトゥリアン(フェルレ編):剣の舞
エドゥアール・フェルレ(P)
ポール・ベイネ(P)

録音:2016年2月2日ー6日、フランス
「ペンタグラム(Pentagramme)」は、ジャン・フィリップ・ヴィレ・トリオのピアニストであり、バッハ・アルバムなどクラシックをテーマにしたソロ・アルバムも録音しているフランスのジャズ・ピアニスト、エドゥアール・フェルレと、コンピエーニュ帝国劇場のアーティスト・イン・レジデンスを務める若きクラシカル・ピアニスト、ポール・ベイネによるデュオ・プロジェクト。チャイコフスキー、プロコフィエフ、ムソルグスキー、ハチャトゥリアン、リムスキ=コルサコフなどの有名ロシア音楽を主題にジャズ・アプローチした作品やアレンジ、即興作品を収録。クラシック・ファンもジャズ・ファンも楽しめる2台ピアノ・アルバムです。「熊蜂の飛行」を元にした「スズメバチの飛行(Le vol du frelon)」や、「感傷的な(センチメンタルな)ワルツ」を元にした「センチメートルのワルツ(Valse Centimetrale)」など、洒落のきいたタイトルもグッド。
YouTubeにて「スズメバチの飛行」をご試聴いただけます! 
1001 Notes
1001NOTES-09(1CD)
ファンタジー
バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903
ハイドン:幻想曲ハ長調 Hob.XVII-4
モーツァルト:幻想曲ニ短調 K.397
シューマン:幻想曲ハ長調 Op.17
ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
スクリャービン:幻想曲ロ短調 Op.28
ガスパール・ドゥアンヌ(P)

録音:2015年9月14日ー17日、フランス
ガスパール・ドゥアンヌは、1987年生まれ、パリ地方音楽院、パリ国立高等音楽、ザルツブルクのモーツァルテウムで学んだフランスの若きピアニスト。フランスやスペインの複数のコンクールで入賞してきた若き才能が弾くのは、バッハからモーツァルト、ショパンを経て、スクリャービンに至るまでの様々な「幻想曲」を集めたアルバム。
YouTubeにて、シューマンの「幻想曲」(第1楽章)をご試聴いただけます!

TRPTK
TTK-0005(1CD)
預言者〜4手連弾のための作品集
マイアベーア(アルカン編):歌劇「預言者」序曲(使用ピアノ:エラール1847年製)
アルカン(ダ・モッタ編):9つの前奏曲(使用ピアノ:エラール1898年製)
モシェレス:ウェーバーへのオマージュ Op.102(エラール1839年製)
ステファニー・マッカラム&エリン・ヘルヤード(P)

録音:2016年2月13日−16日、メゾン・エラール(アムステルダム、オランダ)
南半球オーストラリアの2人の名ピアニスト、アルカンやロパルツの音楽を得意とする女流奏者ステファニー・マッカラムと、モントリオールのアンサンブル・カプリースの主要メンバーとしても活躍したエリン・ヘルヤードが繰り広げるピアノ4手連弾集!
マッカラムとヘルヤードは、アムステルダムのメゾン・エラールのフリッツ・ヤンマート・コレクションの中から、それぞれの作品の作曲年に近い3台のヒストリカル・ピアノ、1839年製、1847年製、そして1898年製のエラールを選び使用するなど、楽器へのこだわりもかなりのもの。
19世紀に製作された3台のエラールの音色を、オーストラリアの名手たちの好演、そして優秀録音で堪能できる注目盤です。



TYXart
TXA-17087(1CD)
アンネ・リーグラー
ハイドン:ピアノ・ソナタ第39番Hob. XVI, 24
ラヴェル:ハイドンの名によるメヌエット
シャブリエ:10の絵画風小品より「牧歌」
グノー:「ファウスト」より”花の歌”*
ラヴェル:シャブリエ風に
ボロディン:スケルツォ、
 小組曲より「セレナーデ」
クープラン:ティク・トク・ショック
ラヴェル:クープランの墓
アンネ・リーグラー(P)
ユリア・ザウアー(S)*

録音:2016年8月
ドイツのピアニスト、アンネ・リーグラーは、ニューヨークのマネス音楽大学でジェローム・ローズ氏に師事。イタリアのモンカリエーリで開催されたヨー ロッパ・ミュージック・コンペティションで優勝するなど世界各地のコンクール等で輝かしい受賞歴があります。このアルバムは「ア・ラ・マニエール・ド…」 と題されており、「…風に」という意味。時代を超えて作曲者同士がアルバム上で交流するというイメージで選曲されているとのこと。

Acte Prealable
AP-0380(1CD)
ピアノ練習曲集
チェルニー:指使いの技法(ピアノの為の50番練習曲)Op.740 から*
  Nos.9, 41, 15, 24, 46, 4, 50, 2, 3, 37, 8, 6, 12, 17, 23, 13, 45
モシュコフスキ(1854-1925):ピアノの為の15の練習曲 Op.15 から*
  No.1, 2
バツェヴィチ(1909-1969):ピアノの為の10の演奏会用練習曲+
マリアン・サヴァ(1937-2005):ピアノの為の4つの練習曲#
マルチン・タデウシュ・ウーカシェフスキ(P)

録音:1998年12月20-22日+、2000年11月25-26日*、2006年1月27-29日#、 ポーランド放送スタジオS2、ワルシャワ、ポーランド
マルチン・タデウシュ・ウーカシェフスキは1972年ポーランドのチェンストホヴァに生まれ、ワルシャワのフリデリク・ショパン音楽アカデミー(現音楽大学)で学んだピアニスト・音楽理論家・作曲家。ピアノの師はブロニスワフ・カヴァラ、ヤン・エキエル、エドヴァルト・ヴォラニン。ピアニストとしては20世紀および21世紀ポーランドの作曲家の作品を専門としていますが、当盤では古典的なピアノ練習曲も取り上げています。

Acte Prealable
AP-0386(1CD)
テオドール・サーントー(1877-1934):ピアノ作品全集 Vol.1
ピアノの為の東洋風練習曲 Op.1
ピアノの為のバラード ハ短調 Op.2
ピアノの為の劇的悲歌嬰ヘ短調 Op.3
ストラヴィンスキーのバレエ「ペトルーシュカ」からの5曲から成るピアノの為の組曲
アルトゥール・シミホ(P)
ティバダル(テオドール)・サーントーはユダヤ系ハンガリーのピアニスト・作曲家。ディーリアスのピアノ協奏曲の被献呈者および加筆者、バルトークとコダーイの庇護者としても知られています。日本の音楽に基づく作品も書いており、組曲「日本にて」と歌劇「台風」より日本の歌(さくらさくら)が小川典子のピアノで録音されています(1999年、BIS)。
Acte Prealable
AP-0387(1CD)
ティバダル(テオドール)・サーントー(1877-1934):ピアノ作品全集 Vol.2
コントラスト(ピアノの為の)
ハンガリー民謡の主題によるピアノの為の変奏曲と終曲
ピアノの為の組曲「日本にて」
歌劇「台風」より 2つの日本の歌(ピアノの為の)
ピアノの為の4つの新しい楽曲
ストラヴィンスキーの歌劇「うぐいす」より 中国風行進曲
アルトゥール・シミホ(P)

DISKANT
DK-0164-2(1CD)
ショパン、ドビュッシー、スホニュ、スラヴィツキー、チェコフスカー:ピアノ作品集
ショパン:夜想曲変ニ長調 Op.27-2
 ポロネーズ嬰ハ短調 Op.26-1
 マズルカ変ロ短調 Op.24-4
 マズルカ変ニ長調 Op.30-3
 マズルカ嬰ト短調 Op.33-1
 幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
ドビュッシー:子供の領分
スホニュ(1908-1993):ハヤブサは飛んだ
スラヴィツキー(1910-1999):12の小練習曲
チェコフスカー(1975-):Famisi
ズザナ・ザンボルスカー(P)

録音:2016年8、10月、ドヴォラナ・コンサートホール、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
ズザナ・ザンボルスカー(1977年生まれ)はブラチスラヴァ音楽アカデミーでイダ・チェルネツカーに師事したスロヴァキアのピアニスト。エウゲン・スホニュとリュビツァ・チェコフスカーはスロヴァキア、クレメント・スラヴィツキーはチェコの作曲家。
DISKANT
DK-0165-2(1CD)
バッハ、アルベニス、アセンシオ:ギターの為の音楽
アルベニス(サムエルチーク編): 旅の思い出 Op.71〜入江のざわめき/海辺にて/プエルタ・デ・ティエラ/アルハンブラで
 スペイン組曲 Op.47〜キューバ/カディス
バッハ:組曲(パルティータ)ハ短調 BWV997
ビセンテ・アセンシオ(1908-1979):内なる思い
カロル・サムエルチーク(G)

録音:2016年8、10月、ドヴォラナ・コンサートホール、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
カロル・サムエルチーク(1991年生まれ)はブラチスラヴァ音楽アカデミーでヨゼフ・ザプカに師事したスロヴァキアのギター奏者。

ARTALINNA
ATL-A015(1CD)
リスト、バルトーク:ピアノ作品集
リスト:夢の中に.ロ長調 S.207
 ダンテを読んで
 ハンガリー狂詩曲第6番
バルトーク:アレグロ・バルバロ Sz.49 BB 63
 ピアノ・ソナタ Sz.80 BB 88
 子供のために(ピアノの為の)Sz.42 BB 53 から 抜粋(17曲)
クルターグ:告別
ベネデク・ホルヴァート(P)

録音:2014年11月8-9日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ、ドイツ
1989年ハンガリーのブダペストに生まれたピアニスト、ベネデク・ホルヴァートのデビューCD。
ARTALINNA
ATL-A016(1CD)
バッハ:鍵盤作品集 Vol.2
カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」変ロ長調 BWV 992
イタリア協奏曲ヘ長調 BWV 971
前奏曲とフーガ イ短調 BWV 543(リスト編曲、ピアノの為の版 S.462-1)
イギリス組曲ト短調 BWV 808
シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV 1004 より、ブゾーニ編曲、ピアノの為の版)
フランソワ・デュモン(P)

録音:2016年9月4日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ、ドイツ
フランソワ・デュモンは1985年フランスのリヨンに生まれ、パリ音楽院でブルーノ・リグットに、コモ湖国際ピアノ・アカデミーでマレイ・ペライア、レオン・フライシャー、ドミートリー・バシキーロフ、パウル・バドゥラ=スコダ、ピエール=ローラン・エマールらに師事。2010年ショパン国際ピアノ・コンクール第5位。

ALTO
ALC-1343(1CD)
チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ ト長調 Op.37「大ソナタ」
 子供のアルバム Op.39
ミハイル・プレトニョフ(P)

録音:1987年 
原盤:Melodiya ライセンサー:CDK-Music 
前出:Regis, RRC 1143
ALTO
ALC-1351(1CD)
フィビヒ(1850-1900):ピアノ作品集
「気分、印象、思い出」第1巻−第4巻 Op.41, 44, 47, 57〜第358, 20, 24, 35, 67, 127, 139, 183, 21, 25, 19, 103, 81, 87, 94, 281, 282, 355, 368番
絵画練習曲集 Op.56(5曲)
ラドゥスラフ・クヴァピル(P)

録音:1993年10月4日、ルドルフィヌム・スタジオ、プラハ、チェコ
原盤、初出:Unicorn-Kanchana, DKP(CD) 9149 
ライセンサー:AMAT (Prague)
前出:Regis, RRC 1221

Signum Classics
SIGCD-482(1CD)
ショパン:24の前奏曲 Op.28
子守歌変ニ長調 Op.57/舟歌Op.60
エマニュエル・デスパ(P/ファツィオーリ)

録音:2013年9月11日−13日
王立音楽院で名教師ルース・ナイにピアノを学び、クラウディオ・アラウの孫弟子にあたるフランスのファツィオーリ弾き、エマニュエル・デスパ。
ショパンの研究家として有名なジャン=ジャック・エーゲルディンゲルの監修による最新のペータース版の楽譜を徹底的に研究するなど、この「24の前奏曲」にかける情熱は並々ならぬものがある。フランスの新世代ピアニストの情熱とファツィオーリのサウンドが織り成すショパンは要注目です。

ZED Classics
ZED-17001(1CD)
ジェームズ.W.イマン・プレイズ・シェーンベルク、ブーレーズ、ウェーベルン、アミ
シェーンベルク:3つのピアノ小品 Op.11
ブーレーズ:ピアノ・ソナタ第3番
ウェーベルン:ピアノのための変奏曲 Op.27
アミ:ピアノ・ソナタ
ジェームズ.W.イマン(P)

録音:2015年12月27日ー29日、ベルギー
ピッツバーグを拠点に、20世紀〜21世紀の音楽を専門として活動するアメリカの若手ピアニスト、ジェームズ.W.イマンのデビュー・レコーディング。シェーンベルク、ウェーベルン、ブーレーズといった十八番のレパートリー、そして彼が米国初演も行っているジルベール・アミのピアノ・ソナタはこの録音が世界初録音。ピアニストとしての活動のほか、1900年以降の音楽やアヴァンギャルドの美学についての講義、作曲のワークショップなども行うジェームズ.W.イマン。コンテンポラリー・ピアノ・ファン要注目!


RUBICON
RUBICON-1005(1CD)
イザイ:6つのヴァイオリン・ソナタ集 op.26
第1番 ト短調「ヨーゼフ・シゲティ」、第2番 イ短調「ジャック・ティボー」、
第3番 ニ短調「ジョルジュ・エネスコ」、第4番 ホ短調「フリッツ・クライスラー」、
第5番 ト長調「マチュー・クリックボーム」、第6番 ホ長調「マヌエル・キロガ」
ジョヴァンニ・グッツォ(Vn)
J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータとならんでヴァイオリン奏者にとって重要なレパートリーである、イザイの6つのヴァイオ リン・ソナタ。イザイはそれぞれの曲を、特定の偉大なヴァイオリン奏者を想定しながら作曲しました。ヴァイオリン奏法が急速に発展した、個性豊かな 奏者が大勢いたひとつの黄金期(イザイ自身もそのけん引役の一人であった)を垣間見ることができる作品が並んでいます。14歳の時に初めてイザイの ソナタを録音で聴き、たちまち虜になったというグッツォ。英国王立音楽院の教授で、ザハール・ブロンらに師事し、ブダペスト祝祭管の首席客演コンサー トマスターでもあリマす。ソリストとしても、室内楽奏者としても優れていることを遺憾なく世界に知らしめる力演です。 (Ki)

Cybele
CYBELE-KIG006S
(3SACD)
ギュンター・ベッカー(1924-2007):ピアノ作品集
4つのバガテル(1954)
3つのフェーズ(1965)
和音についての研究(1970)
ミクログラフィア(1973)
2台ピアノのためのタイム・トレース(1987/88)*

ミリャム・ヴィーズマンとルース・ベッカーの会話(2011)
ミリャム・ヴィーズマンとライナー・ペータースの会話(2015)
オスカー・ゴットリープ・ブラー:ギュンター・ベッカーへの1994年のバースデイ・レター(2015)
【ドイツ語による語り、合計時間:138’43’’】
ベンジャミン・コブラー(P)
ロ ーラ・アル バレス(P)*
ピュアDSDレコーディングによるSACDハイブリッド盤。オーケストラ、室内楽、電子音楽など幅広い作品を残し、ダルムシュタット音楽祭でも多く の作品を発表したドイツの作曲家ギュンター・ベッカーのピアノ作品をまとめた貴重なアルバムです。ピアノを弾くコブラーはベッカー作品のスペシャリス トであり作曲家の意図を汲んだ演奏を聴かせています。
キュベレ・レコーズ創始者の1人で女優でもあるミリャム・ヴィーズマンが聴き手を務めた、ベッカーの妻ルース・ベッカーや、ベッカーの長年の友で ありオーボエ奏者のライナー・ペータースとの会話なども収録しています。 (Ki)

NEOS
NEOS-21601(1CD)
アイネイアースへ
クレメンティ(1752-1832):「捨てられたディ
ドーネ」Op.50 No.3
ギリアード・ミショリ(1960-):アイネイアースへ
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ「捨てられたディド」(ミショリ編曲ピアノ版)
ギレアド・ミショリ(P)

録音:2016年3月20日-22日
トロイア陥落後の英雄アイネイアースの放浪と、カルタゴの女王ディドーネとの悲恋。アイネイアースとの別れを悲しみ火に身を投じてしまうディドーネ。この悲劇の物語を題材に描かれたクレメンティとタルティーニの作品に、自作曲を収録したアルバム。悲しみの情感が豊かな創造力を掻き立ててくれます。タルティーニの「捨てられたディド」のオリジナルはヴァイオリンとピアノ版をミショリがピアノ独奏版に編曲。ギリアード・ミショリはフライブルク音楽大学の教授も務めています。
NEOS
NEOS-517011(DVD)
ジョルジオ・ネッティ(1963-):ヴィオラ・ソロ作品集
ciclo del ritorno
Tlassu(プリペアド&増幅したヴィオラ・ソロ)
Uun nastro(歪められた&広がった拍手)
Ve poi(ヴィオラ)
インタビュー
マーカス・ヴァイス&ジョルジオ・ネッティ(20:33)
アンナ・スピーナ(Va)
ブノワ・ピッカンド(サウンド・ディレクター)

音声フォーマット:PCM2.0 ステレオ
映像フォーマット:16:9
収録時間:95 分
ディスクタイプ:片面一層(PAL &NTSC)
リージョンコード:0
1963 年イタリア、ミラノ生まれの作曲家ジョルジオ・ネッティ。作曲をサンドロ・ゴルリに師事、ブライアン・ファーニホウ、ジェラール・グリゼー、ヴォルフガング・リーム、イアニス・クセナキスなどの影響を受ける。この映像はネッティのヴィオラのための作品。実験的な試みと、前衛的なスタイルで演奏しています。NTSC 方式とPAL 方式のDVD がそれぞれ収納。
NEOS
NEOS-11610(1CD)
「Ins Offene〜モダン・エイジのピアノ作品集」
ドビュッシー:前奏曲第2 巻より第1 番「霧」
メシアン:4 つのリズムの練習曲より「音価と強度のモード」
シュトックハウゼン:クラヴィーアシュトゥックX
パスカル・デュサパン:7 つの練習曲より「第6番」
ジャチント・シェルシ:4 つの挿絵
武満徹(1930-1996):リタニ
グバイドゥーリナ:シャコンヌ
アルヴォ・ペルト:アリーナのために
ハンス=ミカエル・ラムラー(1946-):5 つの小品
アンドレアス・スコウラス(P)

録音:2016 年7 月22 日-24日
モダニズムの音楽が、歴史的に育まれた「概念と感情の世界」から根本的に解放されて以来、作曲家は過去のスタンダードや形式、経験から無限に離脱しようと努力してきました。このアルバムではドビュッシーから、世界初録音となるラムラーの「5 つの小品」まで、作曲家が自らの個性的な表現を表出させたピアノ曲をセレクトしています。従来の構造と新しい音色とのバランスを維持し続けることで、モダニズムの限界に挑戦したのはクロード・ドビュッシーでした。同時に、彼はジャズのリズムや非ヨーロッパ文化の刺激を吸収し、「不協和音の解放」を進め、ピアノ作品の抽象化への道を歩みながら、中世の様式を試していました。1976 年にアルヴォ・ペルト自身が確立した作曲技法である「ティンティナブリ(鐘鳴り)」様式で作られた「アリーナのために」や、グバイドゥーリナの「シャコンヌ」、メシアンの「音価と強度のモード」など収録。

Onyx
ONYX-4181(1CD)
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1番ニ短調 Op.28、
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36
チャイコフスキー(ラフマニノフ編):子守歌 Op.16-1
ルステム・ハイルディノフ(P)
ルステム・ハイルディノフは、モスクワ音楽院でレフ・ナウモフに師事、ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージックでクリストファー・エルトンに師事。1994年にロンドンでデビューした後、アメリカ、ロシア、ヨーロッパで演奏旅行を行い、来日公演も何度か重ね、2016年6月にはNHKSOとの初共演も果たしています。 祖国ロシアの音楽、とりわけラフマニノフの作品を度々録音してきたハイルディノフ。新天地ONYXでのファースト・アルバムにラフマニノフの偉大な2つのピアノ・ソナタが選ばれたのも納得です。英BBCミュージック・マガジンからは「リヒテルに比肩する演奏」と賞賛され、英グラモフォン誌では「偉大なロシアの巨匠の伝統の中の奏者」と称される名手、ルステム・ハイルディノフのラフマニノフにご注目ください!

Hyperion
CDA-68183(1CD)
スタンフォード:前奏曲集〔「ピアノのための全調による24の前奏曲」第1巻(Op.163)&第2巻(Op.179)からの38の前奏曲〕
前奏曲第21番変ロ長調 Op.163-21 「カリヨン」/前奏曲第8番変ホ短調 Op.163-8 「スタディ」/前奏曲第37番変ト長調 Op.179-13 「フゲッタ」/前奏曲第32番変ホ短調 Op.179-8/前奏曲第38番嬰ヘ短調 Op.179-14 「バッソ・オスティナート」/前奏曲第22番変ロ短調 Op.163-22 「イン・メモリアム・M・G」/前奏曲第44番イ短調 Op.179-20/前奏曲第45番変ロ長調 Op.179-21/前奏曲第36番ヘ短調 Op.179-12/前奏曲第35番ヘ長調 Op.179-11/前奏曲第6番ニ短調 Op.163-6/前奏曲第15番ト長調 Op.163-15/前奏曲第1番ハ長調 Op.163-1/前奏曲第39番ト長調 Op.179-15/前奏曲第34番ホ短調 Op.179-10/前奏曲第20番イ短調 Op.163-20/前奏曲第43番イ長調 Op.179-19/前奏曲第33番ホ長調 Op.179-9/前奏曲第18番嬰ト短調 Op.163-18 「トッカータ」/前奏曲第47番ロ長調 Op.179-23/前奏曲第23番ロ長調 Op.163-23 「アン・ロンドー」/前奏曲第26番ハ短調 Op.179-2/前奏曲第41番変イ長調 Op.179-17/前奏曲第42番嬰ト短調 Op.179-18 「ミュゼット」/前奏曲第41番変イ長調 Op.179-17(リピートなし)/前奏曲第3番変ニ長調 Op.163-3/前奏曲第4番嬰ハ短調 Op.163-4/前奏曲第9番ホ長調 Op.163-9 「ユーモレスク」/前奏曲第10番ホ短調 Op.163-10/前奏曲第28番嬰ハ短調 Op.179-4/前奏曲第27番変ニ長調 Op.179-3/前奏曲第16番ト短調 Op.163-16/前奏曲第30番ニ短調 Op.179-6/前奏曲第12番ヘ短調 Op.163-12/前奏曲第5番ニ長調 Op.163-5/前奏曲第14番嬰ヘ短調 Op.163-14/前奏曲第17番変イ長調 Op.163-17/前奏曲第24番ロ短調 Op.163-24/前奏曲第48番 Op.179-24 「アッディーオ」
サム・ヘイウッド(P)

録音:2016年6月20日−22日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
サム・ヘイウッドは2011年のスティーヴン・イッサーリスの来日公演でもデュオを組んだオーストラリア、ブリスベン出身のイギリスのピアニスト。スティーヴン・イッサーリスの祖父、ユリウス・イッサーリスのピアノ作品集(CDA-68025)でHyperionデビューを果たしたヘイウッドの第2弾は、スタンフォードの前奏曲集というこだわりのプログラム。バッハへのオマージュとしてすべての長調と短調のために作曲された2セットの「24の前奏曲集」、第1巻(Op.163)と第2巻(Op.179)の計48曲から選び抜かれた38曲の前奏曲を、輝かしい感性と鋭いタッチで弾きこなします。英ロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティからは権威あるユリウス・イッサーリス・スカラシップを贈られ、スティーヴン・イッサーリスやジョシュア・ベルらと定期的に共演する名手、サム・ヘイウッドのスタンフォードにご注目ください。

Linn
CKD-586S(2SACD)
日本向け限定生産
バッハ:マリンバのための無伴奏作品集
平均律クラヴィーア曲集第一巻 前奏曲ハ長調 BWV846/無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007/無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009/無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV1011(無伴奏リュート組曲第3番 BWV995)/リュートのための前奏曲ハ短調 BWV999/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV1003/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV1005
加藤訓子(マリンバ)

録音:2015年9月1日−11日&2016年3月14日−24日、ヤンニ教会(タルト、エストニア)
日本語書下ろし解説&日本語曲目表記オビ付き
バッハのソロ作品のなかから、加藤訓子自身の「この曲を弾きたい、聴きたい」という観点で、「無伴奏チェロ組曲」の第1番、第3番、第5番と「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」の全3曲、「平均律クラヴィーア曲集第1巻」から第1番の前奏曲、リュートのための前奏曲を選択し、マリンバ独奏のために編曲。加藤訓子が「究極のミニマリズム」と称するバッハの音楽は、「ライヒ」、「ペルト」、「クセナキス」を上回る大きな衝撃を与えてくれることでしょう!
※弊社が供給する「CKD 586S」はSACD Hybrid Multichannelヴァージョン(2SACD)の日本向け完全限定生産盤です。海外で発売される商品はノーマルCD盤(2CD)となります。予めご了承ください。

Nimbus Alliance
NI-6223(1CDR)
バッハ:インヴェンションとシンフォニア
2声のインヴェンション BWV.772-786*/3声のシンフォニア BWV.787−801/6つの小前奏曲 BWV.933−938/4つのデュエット BWV.802−805
ウラディーミル・フェルツマン(P)

録音:2016年4月10日&1999年9月8日−11日*
「フランス組曲」(NI 6314)、「6つのパルティータ」(NI 6207)、「イギリス組曲」(NI 6176)など、数多くのバッハの名演を生み出してきたフェルツマンが、遂に「3声のシンフォニア」を録音し『インヴェンションとシンフォニア』が完成!フェルツマンがライフワークとしてきたバッハの音楽。「インヴェンションとシンフォニア」でもその独創的なアプローチで、聴き手に新たな発見をもたらしてくれることでしょう。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Avie
AV-2374(2CD)
ベル・カント・パガニーニ〜パガニーニ:24のカプリースと他の無伴奏ヴァイオリン作品集
パイジエッロの歌劇 「水車小屋の娘」からの「虚ろな心」による序奏と変奏 ト長調 Op.38
24のカプリース Op.1
驚異の二重奏曲 Op.6 「デュエット・フォー・ワン」
別れのカプリース Op.68
レイチェル・バートン・パイン:ニュージーランド国家 「神よニュージーランドを守り給え」 による序奏、主題と変奏
レイチェル・バートン・パイン(Vn)

録音:2015年8月31日−9月3日、5日&2016年11月28日−29日、12月1日−2日、セント・ポール・キリスト連合教会(シカゴ)
1995年の列車事故による大怪我から復帰を果たし、バロックからへヴィメタを自らのフィールドとしてジャンルにとらわれない活発な活動を展開していているアメリカの女流ヴァイオリニスト、レイチェル・バートン・パイン。1993年のパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールでは特別賞(レナート・デ・バルビエーリ記念賞)を受賞したバートン・パインのアヴィー(AVIE)第3弾は、「ベル・カント・パガニーニ」と題された、華麗なるパガニーニ・アルバム。その名の通り、パガニーニの超絶技巧だけでなく「ベル・カント(美しい歌)」にも焦点を当て、24のカプリースに無伴奏ヴァイオリンのための小品をカップリング。
ラスト・トラックには、パガニーニにインスパイアされて書いたニュージーランド国家の主題に基づく自作曲も収録。
使用楽器は、パガニーニ自身が使用した楽器と同年代の、1742年製グァルネリ・デル・ジュス “ex-Bazzini, ex-Soldat”。

Chandos
CHAN-10942(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.5
ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Hob.XVI-2
ピアノ・ソナタ第43番変ホ長調 Hob.XVI-28
ピアノ・ソナタ第35番変イ長調 Hob.XVI-43
ピアノ・ソナタ第34番ニ長調 Hob.XVI-33
ピアノ・ソナタ第36番ハ長調 Hob.XVI-21
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)

録音:2016年12月12日−14日、ポットン・ホール(サフォーク)
世界屈指のフレンチ・ピアニズムの体現者、ジャン=エフラム・バヴゼが取り組むハイドンのピアノ・ソナタ全曲録音プロジェクト。バヴゼがハイドンの多種多様なスタイルや表現を探求していくシリーズ第6弾では、初期の魅力的なソナタ「第11番」から始まり、1770年代後半に作曲者の承認なしに出版された2つのあまり知られていないソナタ「第34番」&「第35番」、そしてハイドンの新しい作曲様式の世界を開く「第36番」と「第43番」のソナタを収録。
ハイドンを「常に新しい解釈の扉が開かれている作曲家である」と捉え、新しい世界の構築に挑み続け、世界的に高い評価を得てきたバヴゼのハイドン・シリーズです。ドビュッシーやベートーヴェンのプロジェクトではスタインウェイを弾いていたバヴゼですが、このハイドン・シリーズでは一貫してYAMAHAピアノを弾いているところもポイント。

H.M.F
HMM-902227(1CD)
シューベルト:ピアノ連弾作品集(1台4手のための)
幻想曲 へ短調 op.103 D940
4つのレントラー D814
2つの性格的な行進曲 D886〜アレグロ・ヴィヴァーチェ ハ長調
創作主題による8つの変奏曲 変イ長調 op.35 D813
6つの大行進曲〜ロ短調 op.40-3 D819
ポロネーズ ニ短調 op.61-1 D824
ロンド.イ長調 op.107 D951
アンドレアス・シュタイアー&アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ/Graf by Christopher Clarke)

録音:2015年3月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
シュタイアーとメルニコフ、なんとも豪華な二人の名手による、シューベルトの連弾作品集の登場です。ヨーロッパでは、一晩の演奏会で、シュタイアー がチェンバロでバッハの平均律を、そしてメルニコフがピアノでショスタコーヴィチの24の前奏曲とフーガを演奏するといった試みも行われており、ふた りのデュオはいまや世界が注目するところです。 19世紀、ピアノ連弾のための作品は人気があり、出版社はシューベルトに連弾作品を書くようしつこく依頼しました。短い生涯の間に、シューベルト は1台4手のための作品を少なくとも32のこしています。その曲想はレントラーや行進曲など様々で、最晩年に作曲された「創作主題による8つの変奏曲」、 「幻想曲」(D940)、「ロンド」(D951)の3作品はとりわけ傑作として今も愛されています。二つの稀有な才能によるデュオは、行進曲では知的な抑制感を保ちながら、遊び心も満載。幻想曲では、素晴らしい演奏もさることながら、フォルテ ピアノのペダルが織りなす響きの迫力に驚かされます。最後に収録された最晩年の作のロンドは、優しさときらめきに満ちています。シューベルトの心の 闇にどっぷり浸かるというよりも、二人の才能がシューベルトに新たな光を与えたような、希望を感じさせられる演奏となっています。 (Ki)

WAON RECORDS
WAONCD-310
(HQCD)
バッハ:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための組曲
第2番 ホ短調 BWV 1008
第5番 ニ短調 BWV 995
宇田川貞夫(ヴィオラ・ダ・ガンバ/アンドレア・カスタニェリ/パリ、1720-1730年作)

録音:2015年11月1-4日、アートコートギャラリー(大阪)
電流伝送型マイクロホン(ショップスMK2H無指向性カプセル付き)
2015年 毛利忠晴(ピュアートレコーズ)製作
[ 5.6448MHz DSD Recording & 192kHz 24bit Editing ]
J.S.バッハが書いたヴィオラ・ダ・ガンバのための作品で現存するのは、13。しかし実際には、ガンバのための作品をバッハはもっと書いていて、しか しそれらは音楽史の中で失われてしまったのではないだろうか、という、ガンバ奏者宇田川貞夫の考えから生みだされた1枚。組曲第2番ホ短調の原曲 は無伴奏チェロ組曲第2番(ニ短調)。宇田川氏自身の編曲により、ホ短調で演奏されています。また、第5番は無伴奏チェロ組曲第5番をバッハ自身がリュー ト用(ト短調、BWV 995)に編曲したものをさらにガンバのために宇田川氏が編曲したものです。ガンバの美しい音色に存分に浸ることのできる魅力の プログラムです。
「バッハが編曲した無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための組曲の楽譜が、バッハの息子カール・フィリップ・エマヌエル・バッハから王様フリードリッヒ・ウィ ルヘルム2世に献上され、王様からフォルクレーへ提供され演奏されたという、途方もない空想の結果として、音楽史の中で失われてしまったのかもしれ ない、無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための組曲をフランス・ロココ風に再現してみたい。」とは演奏者の宇田川氏がライナーノートに寄せた言葉。
ベルギー・ブリュッセル王立音楽院に学び、ヴィオラ・ダ・ガンバをヴィーラント・クイケンに師事し、各地で多彩な演奏活動を展開している宇田川貞 夫が永年あたためてきた思いのこもった、音楽の愉悦のきわみの1枚です。氏の熱き魂が生みだした音楽を余すところなくとらえた、電流伝送型マイク(ピュ アートレコーズ製)を使用したペアマイクステレオDSD録音。 (Ki)


MELODIYA
MEL-1002488(1CD)
NX-B04
チャイコフスキー:ピアノ作品集
子供のためのアルバム Op.39
四季 Op.37a
ポーリナ・オセチンスカヤ(P)

録音:2016年
1975年生まれのピアニスト、ポーリナ・オセチンスカヤ。6歳で演奏活動を始め、7歳でモスクワ音楽院付属中央音楽学 校に入学。「神童」の名を欲しいままにしてきた(本人はこの呼び方が嫌いだったそう)オセチンスカヤは、これまでも一部 のアルバムでの濃厚な表現と絶妙なタッチが絶賛されており、アルバム・リリースが強く望まれているアーティストの一人で す。古典派の作品だけでなく、現代作品を積極的に演奏することに喜びを感じるというオセチンスカヤですが、このアルバ ムではチャイコフスキーの2つの曲集を心をこめて演奏。ピアノを学び始めた人たちでも演奏できるような易しい曲調の中に も、彼女の特徴でもあるまろやかな音色と、曲ごとに表現を違える変幻自在さを味わう極上の1枚です。
MELODIYA
MEL-1002454(5CD)
NX-D07
J.S.バッハ:チェロ作品集/フランス組曲
【CD1】
1.無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
2.無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV1008
3.チェロ・ソナタ.第1番 ト長調 BWV1027
4.チェロ・ソナタ.第2番 ニ長調 B
【CD2】
1.無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009
2.無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV1010
3.チェロ・ソナタ.第3番 ト短調 BWV1029
【CD3】
1.無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011
2.無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV1012
【CD4】
1.フランス組曲 第1番 ニ短調 BWV812
2.フランス組曲 第2番 ハ短調 BWV813
3.フランス組曲 第3番 ロ短調 BWV814
【CD5】
4.フランス組曲 第4番 変ホ長調 BWV815
5.フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816
6.フランス組曲 第6番 ホ長調 BWV817
【CD1】
アレクサンドル・ザゴリンスキー(Vc)
アイナル・ステーン=ノックレベルク(P)
【CD2】
アレクサンドル・ザゴリンスキー(Vc)
アイナル・ステーン=ノックレベルク(P)
【CD3】
アレクサンドル・ザゴリンスキー(Vc)
【CD4】【CD5】
アイナル・ステーン=ノックレベルク(P)

録音:2016年
1962年生まれのチェリスト、アレクサンドル・ザゴリンスキーは、モスクワ音楽院を卒業後、1988年まで名教授ナタリア・ シャコフスカの助手を務めながら、数々のコンクールに入賞。1991年から2000年にはモスクワ・フィルの首席奏者として 活躍「ロシア名誉芸術家」の称号を授与されています。彼のレパートリーはとても広く、バロックから現代まで4世紀に渡 る作品を自在に演奏することでも知られています。共演のアイナル・ステーン=ノックレベルクは1944年、ノルウェー生ま れのピアニストでグリーグのオーソリティです。生まれも経歴も全く異なる2人ですが、2002年から共演を重ね、これまで にもロマン派の作品を集めたアルバムでの「2人の音楽性」が高く評価されています。今回のバッハ作品では、独奏曲で は各々の個性を最大に発揮しながら、共演曲ではその独自の個性をぴったり融合させるという素晴らしい演奏が繰り広 げられており、デュオ曲、独奏曲、どこからでも楽しめるBOXです。

Capriccio
C-8017(1CD)
NX-A13
D・スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ集
ソナタ.ハ長調 K420
ソナタ.ハ長調 K513
ソナタ.ハ長調 K461
ソナタ.ハ長調 K159
ソナタ.イ長調 K208
ソナタ.イ長調 K209
ソナタ.ホ長調 K380
ソナタ.ホ長調 K216
ソナタ.ハ短調 K115
ソナタ.ト長調 K146
ソナタ.変ロ長調 K544
ソナタ.変ロ長調 K545
ソナタ.変ロ長調 K361
ソナタ.ニ長調 K490
ソナタ.ニ長調 K491
ソナタ.ニ長調 K492
トン・コープマン(ハープシコード)

録音 1986年12月
後のスペイン王妃、マリア=バルバラの教育用として作曲されたドメニコ・スカルラッティの一連の500曲を超えるソナタ。 現代のような3楽章形式ではなく、多くが単一楽章で、当時最先端の技巧を取り入れながらも、演奏しやすいように工 夫が凝らされた楽しい曲集です。コープマンの演奏は、まさに「弾く喜び」を前面に押し出しており、K513の付点リズムで の弾むような表現は、他の演奏家では決して味わえないほどの独自な解釈です。

STEINWAY&SONS
STNS-30041(1CD)
NX-B03
ウィリアム・ボルコム(1938-):ピアノ・ラグ集
3つのゴースト・ラグ-第1番「優雅な幽霊」
3つのクラシック・ラグ-第1番「グラッド・ラグ」
Raggin' Rudi/花咲く野原
祝婚歌
3つのゴースト・ラグ-第2番「ポルターガイスト」
3つのクラシック・ラグ-第2番「ルイ・ショーヴァンのための墓碑銘」
エデンの庭/ノックアウト
3つのゴースト・ラグ-第3番「夢の影」
3つのクラシック・ラグ-第3番「焼却炉」
エステーラ:ラテンのラグ
The Brooklyn Dodge
スペンサー・マイヤー(P)

録音:2015年5月5-8日、2016年3月29日
アメリカの現代作曲家、ウィリアム・ボルコムの代表的作品である「ラグ」を集めた1枚。ゆったりした曲から軽妙な曲まで、 様々なラグが収録されており、有名な「ゴースト・ラグ」では、極めて聴きやすい曲調の中に、突然トーン・クラスターが出現 するなど、巧妙な仕掛けがたっぷり施されています。このアルバムがSteinwayレーベルへのデビューとなるピアニスト、スペ ンサー・マイヤーの楽しさと共感溢れる演奏です。
STEINWAY&SONS
STNS-30064(1CD)
NX-B03
キューバのピアノ音楽集
トマス・ブエルタ・イ・フローレス(1791-1844):ラ・ヴァレンティーナ
エルナン・ロペス・ヌッサ:ヴァイオリンを持つ少女
セザール・ペレス・センテナート(1896-1973):パルマス・レアレス・ルビアス
エンリケ・ゲレーロ(1818-1887):La que a ti te gusta
アンヘリエルス・レオン(1918-1991):インヴェンション 第3番
ロベルト・ヴァレーラ(1938-):Cuento sonoro
レオ・ブローウェル(1939-):ボセト 第4番「アコスタ・レオン」
ホセ・アルデボル・ギンベルナット(1911-1981):ダンソン
ファン・ピネーラ(1949-):演奏会用練習曲
ホセ・マリア・ビティエール:天使のハバネラ
ニロ・ロドリゲス・スアレス(1921-1997):前奏曲 第3番「踊りのモティーフ」
エクトール・アングロ(1932-):サパテーオ・クバーノ
アマデオ・ロルダン・ガルデス(1900-1939):ムラート
エドガルド・マルティン・カンテーロ(1915-2004):6つの前奏曲 第6番
アンドレス・アレン(1950-):Que confusion de tonos
アレハンドロ・ガルシア・カトゥルラ(1906-1940):コンパルサ
ピネーラ:Y el brillo de la luna te encantaba
アルド・ロペス・ガヴィラン:Pan con Timba
アレクサンドル・ムウトツキン(P)

録音:2016年1月15日.6月14日
とても珍しいキューバの音楽集。作曲家の名前もブローウェル以外はほとんど馴染みはありません。しかし、聴いてみると 人懐っこいメロディと情熱的なリズムに瞬時に魅了されます。演奏しているムウトツキンはロシア系アメリカのピアニスト。数 多くのコンクールに入賞し世界中でコンサートを開催していますが、本人は室内楽や知られざる音楽に魅力を感じている といい、このアルバムでもその探究心が存分に発揮された素晴らしい演奏を聴くことができます。

KAIROS
0015012KAI(1CD)
NX-B05
クラウディオ・アンブロジーニ(1948-):ギター作品集
アリアと舞曲(1978)
インブラジリアン(1987)
3つの練習曲「戸外で」
影の歌(1973)
Nulla nox sine linea-一本の線も引かない日は夜もない(1973/2013改編)
夢の夜想曲(作曲年不祥)
Priapo assiderato(1992)
迷宮のシャコンヌ(1995)
Tantalo sorridente(1973)
夜想曲(1975)
Canzone molle(1973)
Rap(1994)
喪失の歌(1973)
無垢の歌、経験の歌(作曲年不祥)
遠近法による3つの練習曲-第2番(1973)
3つのホログラム(作曲年不祥)
アルベルト・メシルカ(G)

録音:2016年2月
ヴェニスの作曲家アンブロジーニのギター作品集。特殊奏法や奏者自身によるノイズも含め、ヴァラエティに富んだ作風の 曲が並びます。20世紀後半のギター・レパートリーに高く貢献しているこれらの作品を、イタリア生まれのギタリスト、メシル カが卓越したテクニックで演奏しています。

Grand Piano
GP-724(1CD)
NX-B03
ジャン・ロジェ=デュカス(1873-1954):ピアノ作品集
舟歌 第1番(1906)/リズム(1917)
前奏曲 イ短調(1913)/暁の歌(1921)
ソノリテ-音の響き(1918)
6つの前奏曲(1907)/舟歌 第2番(1920)
即興曲(1921)/ロマンス(1923)
小組曲(J.シャルローによる独奏ピアノ編)(1897)・・・世界初録音
4つの練習曲(1915)
ジョエル・ヘイスティングス(P)

録音:2016年1月6-7日
フォーレの弟子として知られるジャン・ロジェ=デュカス。あの「魔法使いの弟子」のポール・デュカスとは全く血縁関係がありませんが、師フォー レから受け継いだ、いかにもフランスの印象派的な作風には、別デュカスとも共通する雰囲気が感じられます。ドビュッシーとも親しい友人で あった彼の作品には、豊かな想像力と、鮮明な色彩感があり、例えばトラック5の「ソノリテ」は、まさしく音の響きそのものが徹底的に追求さ れた音楽が展開されています。もともとはフォーレの「ドリー」から影響を受けたと思われる「小組曲」でも、緩やかな音楽を聞くことができます が、全体に漲る力強さは、フォーレとはまた違う世界を形作っています。演奏しているジョエル・ヘイスティングスは、この録音の前日に NAXOSのリスト全集第44集(8.573557)を録音、残念なことにその4ヶ月後に突然この世を去ってしまいました。語りかけるような優しい 演奏を聞かせます。
Grand Piano
GP-732(1CD)
NX-B03
レオポルト・コジェルフ(1747-1818):ピアノ・ソナタ全集 第8集
ピアノ・ソナタ.第29番 ト長調 Op.30-2 P.XII:30(1789)
ピアノ・ソナタ.第30番 ハ短調 Op.30-3 P.XII:31(1789)
ピアノ・ソナタ.第31番 ヘ長調 Op.35-1 P.XII:32(1791)
ピアノ・ソナタ.第32番 イ長調 Op.35-2 P.XII:33(1791)
ケンプ・イングリッシュフォルテピアノ・・・1795年製アントン・ヴァルター複製

録音:2012年8月5-10日
世界初録音
ボヘミア出身の作曲家コジェルフのピアノ・ソナタ集の第8集。ここでは1789年から1791年に作曲された4曲のソナタが収録されています。 演奏しているケンプ・イングリッシュは、コジェルフの作風における年代別の違いに着目し、その時代に合わせた楽器で演奏することで、ソナタ.の表現を完璧にしようと試みています。今回のソナタには、1795年に作られた楽器のレプリカを用い、第29番の冒頭に置かれたファンファー レを思わせる特徴的な音形などをくっきりと浮かび上がらせています。モーツァルトを思わせるアンダンテ楽章の美しさにも注目です。2楽章の みの第30番は、快活なフィナーレが特徴的。1年置いて作曲された第31番と第32番は、モーツァルトの後継者たる風格を備えた見事な 作品です。

OEHMS
OC-449(1CD)
NX-B01
ブラームス、クララ&ロベルト・シューマン:作品集
ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 Op.25(ピアノ連弾版)
クララ・シューマン:行進曲 変ホ長調
シューマン:東洋の絵 Op.66
アンナ&イネス・ヴァラホフスキー(ピアノ・デュオ)

録音:2016年3月7-10日
ポーランド出身の“ピアノ・デュオ”アンナ&イネス・ヴァラホフスキーは、アンナが4歳、イネスが6歳の時に音楽を学び始め、1983年に家族が ドイツに移住したのをきっかけに、ハノーヴァーの音楽・演劇大学とザルツブルク・モーツァルテウムに入学、アルフォンス・コンタルスキーに薫陶 を受けてピアノ・デュオとして活動することを決意します。彼女らを絶賛したのは、アメリカの伝説的音楽評論家、ハロルド C.ショーンバーグ で、彼女らの演奏について「幅広いデュナーミクと、無尽蔵のテクニックを備え、リズム感に富み色彩も豊か」と絶賛、これが世界的な名声を 得る足がかりとなりました。これまでの20年間近くの活動の中で、彼女たちはモーツァルトからガーシュウィンまで様々なアルバムを録音してい ますが、今回のアルバムはブラームスとシューマン、そしてシューマンの妻クララの3人の作品を演奏、ロマン派の時代に花開いた3人の天才た ちの愛情と深い友情を暗示しながら、あまり耳にすることにない作品も含めて素晴らしい演奏を聴かせています。

Orchid Classics
ORC-100063(1CD)
NX-B03
エレーヌ・ド・モンジュルー(1764-1836):作品集
ピアノ・ソナタ.第9番 嬰へ短調 Op.5-3
フーガ 第1番 ヘ短調
ピアノ指導のための完全教則本 より12の練習曲
最近の作品による主題と変奏
エドナ・スターン(P)
(1860年 プレイエル製:コンサート・グランドピアノ)

録音:2016年
1789年に勃発したフランス革命は、それまでの階級社会を一変させ、多くの貴族たちが迫害されることとなりました。そんな中でも、優れた ピアニスト、教師であったエレーヌ・ド・モンジュルー(ド・シャルネ伯爵夫人)は、革命の騒乱の中で「ラ・マルセイエーズ」の主題による即興 演奏を行い、大喝采を浴び、一時はフランス国立高等音楽院の教授に任命されるという,「女性作曲家」の存在すら認められなかった当 時のフランスにおいて、極めて先進的な役割を演じた女性です。 彼女の代表作の一つである「ピアノ指導のための完全教則本」は114曲の練習曲を含む、700以上のページからなる作品集で、この中に は様々なテーマに基づく小品がひしめいています。これらは大胆な和声進行を持ち、「モーツァルトとショパンを繋ぐ」価値ある作品です。確か に第107番は、ショパンの「革命のエチュード」を思わせる激しい左手のパッセージが特徴的。当時のプレイエルの優雅な響きも聴きもので す。

DIVINE ART
DDA-25150(1CD)
NX-B07
アンドレアス・ヴィルシャー(1955-):オルガン交響曲 第5番 カーソン・クーマン(Org)

録音:2016年9月
ドイツの現代作曲家ヴィルシャーは、古典的な交響曲に始まり、キャバレー・ソング、ジャズまでと幅広いジャンルの作品を手掛けること で知られています。なかでも彼のオルガン作品は、変化に富んだ作風を持っており、クラシカルな雰囲気の中にミニマルの要素とジャズ の風味を取り入れた独特な音で構成されています。作家としても知られる彼は、失われた作品や忘れ去られた音楽の擁護者としても 活躍しています。この「オルガン交響曲第5番」は、アッシジの聖フランチェスコの生涯と教えを描いており、大規模な構成を持ちつつも 基本的には静かな音に終始しています。時折劇的な部分もありますが、すぐに音の波にかき消されてしまい平穏が保たれるという内容 です。オルガンを演奏するクーマンは、数多い作品を発表する若き作曲家ですが、ハーヴァードのメモリアル・チャーチのオルガニストでも あり、現代のオルガン曲の演奏でも超絶的な能力を発揮する人です。

La Dolce Volta
LDV-30(1CD)
戦慄と情熱〜シューマン:ピアノ曲集
幻想曲 ハ長調 Op.17
クライスレリアーナOp.16
ジャン=フィリップ・コラール((P)

録音:2016 年 4 月/ソワッソン(シテ・ド・ラ・ミュジーク・エ・ド・ラ・ダンス)
※日本語解説付き
2013年録音のショパン:24の前奏曲(LDV 09)が好評だった、フランスの名手ジャン=フィリップ・コラール。ショパンのレコーディングを終えた のち、ふたたびシューマンに身を浸したくなったというコラール。満を持しての幻想曲とクライスレリアーナという2つの大曲の登場です。特に幻想曲に関 して、現在の自身のヴィジョンを示してみたくなったというコラールは、片時も楽譜を身から離さずにこの傑作をあらためて深く読みこんだとのこと。ホロ ヴィッツから受け継いだ深く息の長い歌で、幻想曲の冒頭から聴き手をシューマンの世界に引き込みます。シューマンが作り上げた世界にのめり込みすぎ ないように巧みにコントロールしながらも、興奮や激情、そして愛を聴き手に提示してくれます。 (Ki)
La Dolce Volta
LDV-31(1CD)
モーツァルト&クレメンティ
モーツァルト:想曲ニ短調K397*
 ピアノ・ソナタ変ロ長調K570
クレメンティ:ピアノ・ソナタヘ長調op.23-2*
 ピアノ・ソナタト短調op.50-3「見棄てられたディドーネ-悲劇的な情景」
ヴァネッサ・ワーグナー(P)
使用楽器=YAMAHA、ブロードマン・グランドピアノ(ウィーン、1814年製を使用)*

録音:2016年6月、パリ
※日本語解説付
ワーグナーは、パリ国立高等音楽院でドミニク・メルレに師事し、その後もフライシャー、バシキーロフ、ペライア、フー・ツォン、ワイセンベルクらから指導を受けています。感性豊かで思慮深い演奏と、多彩な音色を持ち味としています。フォルテピアノを用いたプロジェクトから、現代音楽の演奏にいたるまで、幅広いレパートリーで演奏活動を展開。デュサパンらからいくつもの作品を献呈されてもいます。2008年に、ロトとデュボワのピアノ協奏曲第2番をフォルテピアノで共演したのがきっかけで、フォルテピアノにめざめたというワーグナー。ここでもピアノとフォルテピアノをあざやかに弾きこなし、作品に様々な角度から光をあてています。ピアノ学習者にはおなじみのクレメンティも、「モーツァルトとベートーヴェンの間」に生きたという不遇で、まだまだ評価されるべき存在といえます。op.50-3はクレメンティ最後のソナタ。メロディ・メーカーとしてのクレメンティの才能を十二分に伝えてくれる傑作を、ワーグナーの説得力に満ちた演奏でお聴き頂けます。 (Ki)

APARTE
AP-133(1CD)
シューベルト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D958
ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D845
ルイ=シュヴィッツゲーベル・ワン(P)

録音:2016年1月
シューベルトのソナタ2作品を録音。清潔感あふれるフレージング、強靭かつ繊細なピアニズムが炸裂したシューベルトとなっています。1987年生ま れのルイ=シュヴィッツゲーベル・ワンは、16/17シーズンにはオスロ・フィル、ロイヤル・リヴァプール・フィルなどと初共演したほか、バーミンガム市 響にも再登場、さらにコンセルトヘボウ(ホール)でもデビューするなど、その活躍ぶりはとどまるところを知りません。 (Ki)

la musica
LMU-008(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
第23 (21)番変ロ長調D.960
第16 (14)番イ短調D.784
ドニ・パスカル(P)

録音:2016年7月4- 6日/ボン・セクール教会(パリ)
1961年生まれのフランスのベテラン・ピアニスト、ドニ・パスカル。これまでリストやショパン、さらにはジェラール・プーレと共演したショーソンのディ スクがありましたが、今回満を持してシューベルトに挑戦。パスカルはピエール・サンカン、ジャック・ルヴィエ、レオン・フライシャー門下で、2010年 からはリヨン音楽院、2011年からはパリ音楽院で教鞭をとっています。清潔かつエスプリあふれる演奏で、フランス・ピアニズムを堪能させてくれます。 (Ki)

Paraty
PARATY-106415(1CD)
ギターのサティ
6つのグノシエンヌ
エスパニャーニャ〜太った木の人形のスケッチとからかい
3つのジムノペディ
ジュ・トゥ・ヴ(あなたが大好き)
通り過ぎて〜3つのゆがんだ踊り
ばら十字軍の最初の思想
愛撫
バレエ組曲「パラード」
【赤い幕の前奏曲/中国人の手品師/アメリカ人の少女/郵便船のラグタイム/曲芸師たち/赤い幕の前奏曲のつづき】
穏やかに〜逃げ出させる歌
セバスティアン・リナレス(G)

録音:2016年10月/トゥールニュ(フランス)
サティの音楽はギターに向いていそうで意外に合いません。それゆえ録音は多くありませんが、ようやく会心の演奏が現れました。演奏者セバスティア ン・リナレスは1979年トゥールーズ生まれのギタリスト。パリのエコール・ノルマルでラファエル・アンディアに師事。Paratyレーベルから2本のギター によるバッハのゴルトベルク変奏曲をリリースして話題になりました。サティは大好きな作曲家だそうで、ジムノペディとグノシエンヌの静謐巻、エスパニャー ニャやジュ・トゥ・ヴのポップな感覚、共演者名がないので多重録音と思われるパラードのハチャメチャな世界など聴き所満点です。 (Ki)
Paraty
PARATY-616140(1CD)
イランのピアノ曲100年 Vol.1
モハマド・レザ・ダルヴィシ:ひとつの音、和音、モチーフ、主題による幻想曲(1977)
ベハザド・ランジバラン:ノクターン(ペルシャの庭の一夜)(2002)
ナデル・マシャエキ:練習曲(1983)
イラジ・サハバイ:3つのフォーク・インヴェンション(1966)
ホジエ・マジド:ダイアローグ88(1988)
ホルモズ・ファルハト:5つのバガテル(2008)
レザ・ヴァリ:追憶(1986)
ライラ・ラメザン(P)

録音:2016年8月/ティユル劇場(フランス)
イランのクラシック音楽文化はあまり知られていませんが、伝統音楽に基づくユニークかつ魅力的な音楽作品が生みだされています。イラン出身の女性 ピアニスト、ライラ・ラメザンはパリとスイスで学び、現在もスイスを本拠に現代作品のエキスパートとして活躍しています。彼女は故国に対する思いが強く、 新作を委嘱するほか積極的に紹介しています。その夢が実現したのが当ディスク。1929年生まれのホルモズ・ファルハトから1958年生まれのナデル・マシャ エキまでの、民族的なものから前衛作品までイランのピアノ音楽が俯瞰できます。1938年生まれの女性作曲家ホジエ・マジドの作品が収録されているの も、同国女性の職業制限からみて興味深い限りです。 (Ki)
Paraty
PARATY-816156(2CD)
パガニーニ(レネール編):24のカプリスOp.1 ピエール・レネール(Va)

録音:2015年4月/オルネー=スー=ボワ音楽院
パリ・オペラ座の首席ヴィオラ奏者を務めるピエール・レネールがパガニーニの無伴奏カプリス全曲にヴィオラで挑みました。1966年生まれ、カシュ カシアン門下のレネールはこれまでもさまざまなディスクで高い評価を受けてきました。もともと難曲ですが、楽器が大きくなった分曲芸のような世界になっ ています。1865年ヴィヨーム製の銘器が織りなす深い音色に魅せられます。 (Ki)

AD VITAM
AV-160615(1CD)
バロックのエッセンス
クープラン:神秘的なバリケード〜第6組曲より
 ヴィオール組曲第2番
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番BWV1001
スカルラッティ:ソナタ.イ長調K208/イ長調K322/ホ長調K380/ヘ短調K481
アルカイツ・シャンボネ(G)

録音:2015年7月22-24日/ノワルラック修道院
アルカイツ・シャンボネは1987年生まれのフランスのギタリスト。パリ音楽院でオリヴィエ・シャサンに師事、多くのコンクールに上位入賞する期待の 若手。クープランのヴィオール組曲第2番中の壮絶にしてあまり知られていない「葬儀」をどうしてもギターで演奏したかったことが、このアルバム実現に つながったとのこと。たしかにもすさまじく、オリジナルのギター曲のように心打たれます。 (Ki)

Hanssler
HC-16086(1CD)
イザイ:6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27
ヴィクトリア・カウンツナー(1982-):Sojuchameleon
ヴィクトリア・カウンツナー(Vn)

録音:2016年7月/ヴァルダーバッハ修道院、バロック・ホール(バイエルン)
独自の世界観で聴衆を魅了するヴィクトリア・カウンツナー。当ディスクではイザイの6つの無伴奏ソナタに挑みました。カウンツナーの演奏は極めて 正統的。確かな技術から紡ぎだされる音色は実に魅力的です。イザイの録音では1735年制のグァルネリ・デル・ジェスを用いて演奏しているのも注目です。
バロックから現代まで弾きこなすカウンツナーは作曲も手がける多才ぶり。当ディスクの最後に収録したのはカウンツナー作の「Sojuchameleon」です。 即興的なヴァイオリンとヴァルダーバッハ修道院の静寂や空気感をとらえた作品で、イザイの時代から現代へタイムトラベルするかのように構成しておりま す。艶やかで力強い音色が魅力のカウンツナーの独特な世界が広がります。 (Ki)

RUBICON
RUBICON-1001(1CD)
ショパン:24の前奏曲op.28
ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 op.35
ジュリアン・ブローカル(P)

録音:2016年
詩情のセンス、エネルギーと抑制、構造の深い理解と真の音色・・・彼がみせるこれらの資質はとても稀有なものです」(ピリスの言葉)。1987年 アルル生まれ、アルフレード・コルトー音楽院に学び、2013年からピリスのもとでさらなる研鑚を積むジュリアンのデビューCD。ジュリアンはピリスと の共演のほか、ショパン・フェスティヴァルをはじめ、アメリカでも演奏会を開催している逸材。ショパンの前奏曲の1曲1曲の世界をくっきりと描き、 ソナタ第2番でも、激情におぼれることなく、すべての要素をくっきりと響かせながらショパンの世界を見事に体現しています。 (Ki)

BISBISSA-2225(1SACD)

KKC-5719(1SACD)
日本語帯・解説付
サティ:ピアノ独奏曲全集 Vol.2
「天国の英雄的な門」への前奏曲
スポーツと気晴らし
3つのサラバンド
犬のためのぶよぶよした前奏曲
犬のための本当にぶよぶよした前奏曲
ばら十字団のファンファーレ
短い子供のお話〜子供の曲集より
絵に描いたような子供らしさ〜子供の曲集より
「星の息子」への前奏曲
迷惑な軽い罪〜子供の曲集より
新子供の曲集
小川典子(P/エラール1890年制作)

録音:2015年8月、9月/東京音楽大学、Jスタジオ
BISレーベルを代表する世界的ピアニスト小川典子。2015年の歿後90年を記念して始動したサティのピアノ独奏曲全曲録音。 各誌で絶賛された第1弾(BIS SA 2215 / KKC 5644)に続き早くも第2弾が登場します。19世紀末から20世紀初頭のフランスで活躍したエリック・ サティ(1866-1925)。10代のときパリ音楽院で学ぶも馴染めず、自由な発想の芸術家が集うモンマルトルで作曲活動を行いました。1905年には作曲 法を学び直すためにスコラカントルムでダンディに師事。作曲家としての知名度が上がるにつれ、ジャン・コクトーやピカソといった著名な芸術家たちから 注目され親交を深めていきました。やがて独自の世界を作り出し標題の風刺性とともに、何ものにもとらわれない純粋な音楽的感性の奔放な表現を追求 していきました。当ディスクに収録されている「犬のためのぶよぶよした前奏曲」など奇抜なタイトルの作品も多く、聴き手の興味をかきたてるサティ独自 の世界が広がります。 2015年8月から9月にかけて行われた当録音は現在客員教授を務める東京音楽大学のスタジオでのセッション録音です。使用楽器は1890年製エラー ルピアノで、ちょうどサティがピアノ曲の多くを次々に作曲した同時代の楽器で演奏しました。当時の響きを追求した小川典子渾身の録音です。 (Ki)


Onyx
ONYX-4179(1CD)
人生、愛、来世〜リスト・リサイタル
リスト:ハンガリー狂詩曲第18番嬰ヘ短調
2つのチャルダーシュ
巡礼の年第3年より エステ荘の噴水
ヴェルディの「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ
巡礼の年第2年の補遺「ヴェネツィアとナポリ」
シューベルトの「ウィーンの夜会」(ヴァルス・カプリース第6番)
シューベルトの「魔王」
モーツァルトの「レクイエム」からのコンフィタトゥスとラクリモサ/愛の夢第3番
ワーグナーの「イゾルデの愛の死」
ワーグナーの「リエンツィ、最後の護民官」からの主題による幻想曲
デヤン・ラツィック(P)
ラツィックがONYXでの最初のプログラムに選んだのは、19世紀を代表するコンポーザー=ピアニスト、フランツ・リストの音楽。ラツィックは、リストの天才的、かつ革新的な才能に改めて魅了され、長い構想、準備期間を経て"このリスト・リサイタル"を完成させたという。 バルカン半島から羽ばたいた稀代の天才ピアニストと、音楽史上に輝き続ける19世紀の天才ピアニストの才能が、今ここに必然の邂逅を果たします。

TOCCATA
TOCC-0245(1CD)
NX-B03
アドルフ・ブッシュ:ピアノ作品全集
ファンタジア ハ長調 BoO20(1908)
アジタート BoO30(1909)
4つの間奏曲
古い様式による3つの小品 BoO48(1917)
2つのカノンと小フーガ BoO111(1919)
ピアノ・ソナタ ハ短調 Op.25(1922)
アレグロ・ピツァッロ BoO31(1941)
アレグロ・ヴェヘメンテ BoO32(1946)
組曲 Op.60b(1941-1945)
ンダンテ・アフェットゥオーソ BoO36(1945)
アンダンテ・エスプレッシーヴォ BoO37(1952)
ヤコプ・フィケルト(P)

録音:2015年7月22.23日、2016年1月21日
初録音
偉大なるドイツの名ヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュ。1912年にソリストとしてデビュー、やがてブッシュ弦楽四重奏団を 結成し素晴らしい音楽活動を続けます。演奏活動と並行して作曲活動も行っていたブッシュはドイツがナチスに侵略さ れるのを恐れ、スイスを経由して四重奏団のメンバーと共にアメリカに渡ります。その後も作曲活動を続け、室内楽作品 やピアノ曲など、いくつかの作品を残しました。彼の作風はレーガーの影響を受けたもので、どの作品にも複雑な対位法 の中に叙情的なメロディが隠れています。この初録音となるピアノ曲集は、活動の初期から亡くなる年までを万遍なくカ バーしており、どれも魅力的な作品ばかりです。
TOCCATA
TOCC-0388(1CD)
NX-B03
スティーヴンソン:ピアノ作品集 第2集
フランク・メリック(1886-1981):ヘブリディーズ諸島の海の風景
(R.スティーヴィンソン編)(1935/1986)
3つのスコットランドのおとぎ話(1967)
カーライル組曲(1995)*
ロリー・ドール・モリソンのハープ・ブック(1978)
3つのスコットランドのバラード(1973)*
サヴォウルナ・スティーヴンソン(1961-):盲目のハープ奏者のためのラメント(R.スティーヴィンソン編)(1986)
クリストファー・ギルド(P)

録音:2016年6月5.12日
*以外=初録音
ランカシャー州で生まれスコットランドで活躍したピアニスト、作曲家スティーヴンソン。難解でひねりの効いた作品で知ら れ、とりわけショスタコーヴィチをリスペクトした「DSCHによるパッサカリア」は80分に及ぶ長さと超絶技巧が駆使されてい ることで「演奏困難な作品」として知られています。 このアルバムに収録されているのは、どちらかというと民族音楽寄りの作品。もちろん超絶技巧は用いられているものの、 比較的穏健な作風による、少しだけ耳に優しい曲が多く含まれています。メインとなる「カーライル組曲」はスコットランド の歴史家トーマス・カーライルの妻ジェーンを題材にした作品。ショパンの作品をモティーフにしながらも、バッハが現れた り、ドビュッシー風なメロディが出てきたりと、多くの仕掛けが施されています。

BRIDGE
BCD-9468(2CD)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.6
ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19「幻想ソナタ」
ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調Op.23
ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ短調Op.30
ピアノ・ソナタ第5番嬰ヘ長調Op.53
ピアノ・ソナタ第6番Op.62
ピアノ・ソナタ第7番Op.64「白ミサ」
ピアノ・ソナタ第8番Op.66
ピアノ・ソナタ第9番Op.68「黒ミサ」
ピアノ・ソナタ第10番Op.70
幻想曲ロ短調Op.28
ギャリック・オールソン(P)

録音:2014年8月27−29日,2015年4月21−23日,2015年5月、ニューヨーク
1970年のショパン国際コンクールの覇者、米国のピアニスト、ギャリック・オールソン(ちなみに2位は内田光子)がスクリャービンのソナタ全集を録音。オールソンは若い頃からスクリャービンを得意とし、BRIDGEからは既に練習曲全集が発売されており(BCD9287)、また他レーベルで詩曲全集もある。満を持してのピアノ・ソナタ全集である。スクリャービンの10曲のピアノ・ソナタはロマン主義から無調の神秘主義へと向かうスクリャービンの芸術的変遷を辿っているが、オールソンはいずれの曲でも彼一流の硬質でキリッとした演奏で、雰囲気に流されない意志の強いスクリャービンを聞かせてくれる。幻想曲ロ短調も含めて、スクリャービン・ファンならば逃せないCDだ。


MIRARE
MIR-321(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2-2
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14-1
ピアノ・ソナタ第14番「月光」嬰ハ長調Op.27-2
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
レミ・ジュニエ(P)

録音:2016年9月
2013年のエリザベート王妃国際コンクールで第2位に輝いたフランスの若手ピアニスト、レミ・ジュニエ。MIRAREレーベル2枚のアルバムがこの 度発売されます。第1作目は「パルティータ第4番」「イギリス組曲第1番」「トッカータ(BWV911)」、そして「最愛の兄の旅立ちに寄せて」というバッ ハの作品集(MIR-268)でしたが、今回はベートーヴェンのピアノ・ソナタ集。「月光」ソナタは昨年の来日公演の際にも披露され、卓越したテクニックと 繊細な表現力で聴衆を魅了しました。第1楽章では、静寂の中から浮き上がる神秘的な旋律を美しく、ひんやりとした音色はどこか澄んでいて、厳かな 夜を思わせます。軽やかさのある第2楽章は、絶妙な音色とニュアンスで聴かせます。そして第3楽章では情熱をむき出しにしたようなエネルギー溢れる 音楽を作り上げています。各作品が語りかけてくる声に耳を傾けるような、ベートーヴェンの音楽に真摯に向き合った演奏です。 2017年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンにも出演予定で、今後の活躍が一層楽しみなピアニストです。 (Ki)
■ミ・ジュニエ
1992年モンペリエ生まれ。2013年、20歳でエリザベート国際コンクール第2位に輝く。パリ国立音楽院を経て、現在はハンブルク大学にてコロリオ フに師事。NYのカーネギー・ザンケルホールやパリのオーディトリウム・ドゥ・ルーヴルなどでリサイタルを、また指揮者ではエマニュエル・クリヴィヌ、 エド・デ・ワールトなどと、オーケストラではルクセンブルク・フィル、サンクト・ペテルブルク・フィルなどと共演。バッハ作品のデビュー・アルバム(Mirare) がディアパゾン金賞を受賞。

Hanssler
HC-16101(1CD)
バッハ・トランスクリプションズ〜最高傑作 1
バッハ:
シュミット編:管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV1066〜序曲
フェインベルク編:ただ愛する神の摂理にまかす者 BWV647
ネーベル編:ジョヴァンニのアリア「あなたの心を私にくれるなら」 BWV518
ネーベル編:カンタータ第40番 BWV40〜コラール「イエスよ、あなたの四肢である私たちと」
ワグネル・ステファニ・ダラゴーナ・マリェイロ・プラド編:マニフィカト BWV243〜主は権力あるものを地位からおろし
ハリエット・コーエン編:最愛のイエス、われらここにあり BWV731
ダルベール編:前奏曲とフーガ.ヘ短調 BWV534
フェインベルク編:われ汝に別れを告げん BWV735
フレーディング編:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068〜ガヴォット
エドウィン・フィッシャー編:チェンバロ協奏曲第2番ホ長調 BWV1053〜シチリアーノ
バウアー編:カンタータ第36番「喜びて舞いあがれ」 BWV36〜アリア
バウアー編:カンタータ第127番「主イエス・キリスト、真の人にして神」 BWV127〜アリア「魂は主の御手のうちに」
アンゲリカ・ネーベル(P)

録音:2016年7月25-27日、10月18-20日/クララ・シューマン・ザール(フランクフルト高等音楽院)
アンゲリカ・ネーベルのヘンスラー・バッハ編曲集第3弾。バッハ作品のピアノ用編曲といえばブゾーニやレーガーのものが有名ですが、ドイツのベテ ラン奏者ネーベルがあまり知られていない編曲を多数披露してくれる嬉しいシリーズです。編曲者は世界多域に及んでいますが、いずれも名ピアニストで バッハ弾きとして一家言あった人々だけに興味津々。今回のアルバムは、どちらかといえばしっとり歌う曲が多く、ネーベルの禁欲的な歌い回しがバッハに ぴったりで絶品。ロシアン・ピアニズムに基づくフェインベルクや、バウアーの肥大化ともいうべき音の厚さまで難曲揃いを見事な技巧で弾ききっています。 また1982年生まれのブラジルの若手ワグネル・ステファニ・ダラゴーナ・マリェイロ・プラドの編曲したマニフィカトも聴きもの。バッハ・ファン、編曲ファ ン感涙間違いなしの一枚です。

AD VITAM
AV-161115(1CD)
左手のためのピアノ曲集第6集
ベートーヴェン(チミッロ編):交響曲第7番〜第2楽章アレグレット
ジチー:アデルのワルツ
 ウィーンの道化
グリーグ(田中博幸編):アリエッタOp.12の1
モシュコフスキ:左手のための練習曲Op.92の4
ヴェルディ(ファイファー編):イル・トロヴァトーレ〜ミゼレーレ
マスネ(田中博幸&智内威雄編):タイスの瞑想曲
サン=サーンス(チミッロ編):死の舞踏Op.40
ラヴェル(田中博幸編):前奏曲
リスト:ハンガリーの神
ポンセ:マルグレ・トゥー
マクシム・ゼッキーニ(P)

録音:2016年2月/イル・ド・フランス国立管弦楽団会館
イタリアの若手マクシム・ゼッキーニが、左手のピアノ曲のレパートリーを追求するシリーズの第6弾は、有名作品の編曲を中心としています。ベートー ヴェンの交響曲第7番のアレグレットやサン=サーンスの「死の舞踏」のようなオーケストラ曲が秘技を駆使されて音の渦と化します。日本で左手作品普 及に務める田中博幸、智内威雄両氏の編曲も貴重。またモシュコフスキとポンセのオリジナル曲は、制約された世界に両作曲家の華麗なピアニズムが見 事に生かされていて聴きものです。 マクシム・ゼッキーニは1979年生まれ。リヨンとパリの音楽院でエッセールほかに学んだ俊英。左手のために書かれた作品普及に力を尽くしています。

ATMA
ACD2-2473(1CD)
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939):オルガン作品全集VOL.4
交響的小品op.16
「神秘のオルガン」op.57より「聖霊降臨節」
「神秘のオルガン」op.55より「聖母マリアの無原罪の御宿り」
小さな花op.66より「聖霊降臨節」、「聖母マリアの無原罪の御宿り」
大いなるアントワーヌのための自由な形式の後奏曲op.68
ヴァンサン・ブシェー ル(Org)
ベッケラート・オルガン使用、聖ジョセフ礼拝堂、モントリオール
カナダのオルガン奏者ヴァンサン・ブシェールがリリースしている、フランスのオルガン奏者兼作曲家のシャルル・トゥルヌミールの作品集。第1集 (ACD22470)、第2集(ACD22471)、第3集(ACD22472)に続くトゥルヌミールのオルガン全集第4弾。シリーズを通して収録している「神秘 のオルガン」は、トゥルヌミールの最高傑作で、51の聖務日課からなる全253曲の超大作です。トゥルヌミールは神秘主義に傾倒しており、その信条は 作品を通して強く表れています。またトゥルヌミールは即興演奏にも秀でており、オルガニストのヴァンサン・ブシェールは、トゥルヌミールの真髄を存分 に披露しています。今回録音に使われたのは、ドイツのハンブルクにあるベッケラート社のオルガンを置いてある、カナダ、モントリオールの聖ジョセフ礼 拝堂。ブシェールは2015年から同教会の専属オルガンとなっています。年間200万人の礼拝者が訪れる北米三大巡礼地であるカトリックの礼拝堂です。 高さ97mの壮大な聖堂銅製のドームである聖堂は、ローマのバチカン市国にあるサン・ピエトロ寺院についで世界で2番目に大きい教会です。教会中 に鳴り響くトゥルヌミールの音響世界を堪能することができます。

TOCCATA
TOCC-344(1CD)
NX-B03
タデウシュ・マイエルスキ(1888-1963):作品集
協奏的詩曲(1946-1956/2009改編マデイ編)
変奏曲の形式によるピアノ五重奏曲(1953)
チェロ・ソナタ(1949)
4つのピアノのための前奏曲(1935)
3つの音画「忘れられた音楽」(1948-1949)
ピアノのための3つの小品(1935/1963)
ミハウ・ドレフノフスキ(P)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
エミール・タバコフ(指)
アルカディウス・ドブロヴォイスキ(Vc)

録音:2015年12月15日、2013年11月23.24.30日
初録音
ポーランドのルヴフ(現在はウクライナのリヴィウ)に生まれた作曲家、ピアニスト、タデウシュ・マイエルスキのピアノ曲を中心とした作品 集。彼は17歳でガリシア音楽協会の高等音楽院(現在はリヴィフ音楽アカデミー)に入学、ピアノを学び1911年に卒業。ライプ ツィヒに留学して更に研鑽を積みました。帰国後は演奏家、批評家として活躍すると同時に、教師として長らく後進の指導にあた りながら、作曲活動を続けました。彼の作品はどれもロマンティックな感性に溢れながらも、近代的な書法が取り入れられており、そ れはこのアルバムの冒頭に置かれた「協奏的詩曲」を聴けば端的に理解できるでしょう。この作品は約10年間の長い年月をかけ て念入りに改訂が施された力作ですが、残念なことに1957年に初演されて以来、出版されることもなく忘れ去られてしまいまし た。今回、ピアノを演奏しているドレフノフスキがこのスコアを発見、瞬時に魅了され、友人マデイに校訂を依頼し、演奏可能なスコ アに復元、この録音が成就しました。

現代ギター
GGBD-3032(1CD)
税込定価
ミス・アモーレス
ラウレンス:我が愛しのミロンガ
ブスタマンテ:ミシオネラ
プホール:イタリア広場
ヴィラ=ロボス:プレリュード第1番
シューベルト(安藤初代編曲):あふるる涙
ソル:モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲
タレガ:アランブラの想い出
 アラビア風奇想曲
アルカス:ヴェルディの「椿姫」の主題による幻想曲
安藤初代(G)
安藤初代は1943年生まれ。6歳よりギターを始め、世界的女性ギタリストであるマリア・ルイサ・アニードの来日レセプションで演奏を行ない、19 歳でデビューリサイタルを開催するなど、若き頃よりその逸材ぶりを高く評価された、日本の女性クラシック・ギタリストの草分け的存在である。結婚・ 出産等を契機に永らく後進の指導に当たって来たが、近年、本格的に演奏の第一線に復帰するや、その卓越したテクニックと詩情溢れる音楽解釈が各所 で奇跡的と評判を呼び絶賛される。本盤は安藤初代の待望久しい初のレコーディング・アルバムであり、彼女が長年大切にしてきた愛奏曲の数々が収録 されている。74歳にしてこの瑞々しい感性、奇跡のアルバムをぜひ一聴されたい。 (Ki)

Fanfare Cincinnati
FC-008(1CD)
NX-B05
ラフマニノフ:変奏曲集
ショパンの主題による変奏曲 Op.22
コレルリの主題による変奏曲 Op.42
マリアンナ・プリヴァルスカ(P)

録音:2015年7月20-24日
マリアンナ・プリヴァルスカは1982年生まれ、6歳からピアノを学び9歳でデビュー。1992年に家族とともにスペインに移 住、ラ・コルーニャ音楽大学でピアノを学びました。その後イギリスとアメリカで研鑽を重ね、数多くのコンクールで入賞経験 を持つ若手女性ピアニストです。2011年、スペインのハエン国際ピアノコンクールで優勝し、その際にはNAXOSからリサ イタル・アルバムをリリース(8.573031)しているプリヴァルスカ、2015年には「シンシナティ国際ピアノ・コンクール」で金メダ ルを獲得し、このアルバムのリリースが実現しました。ラフマニノフの2作品をじっくり演奏しています。

DACAPO
MAR-6.220635
(1SACD)
NX-B06
ニールセン(1865-1931):オルガン作品集
祝祭前奏曲「世紀の変わり目にて」FS24(F.ヴィデロによるオルガン編)
29の小前奏曲 Op.51 FS136〜第1番−第5番
宗教的合唱と歌曲 FS83(抜粋)
 第33番:私が時と日を考慮するとき
 第12番:聖なる生涯、祝福された死
29の小前奏曲 Op.51 FS136〜.第6番-第14番
宗教的合唱と歌曲 FS83(抜粋)
第13番:驚くべき話
第16番:立ち上がれ、もう一度
29の小前奏曲 Op.51 FS136〜第15番-第24番
宗教的合唱と歌曲 FS83(抜粋)
 第1番:ああ、私のばらが枯れてしまっ

 第20番:群れの中の神の御使い
29の小前奏曲 Op.51 FS136〜第25番-第29番
2つの前奏曲 FS137
トルステン・ニールセン(Br)
ビーネ・カトリーネ・ブリンドルフ(Org)

録音:2016年2月14-16日
交響曲や協奏曲など、大規模な作品で知られるデンマークの作曲家ニールセン。しかし、彼の作品リストを詳細に眺めてみると、 室内楽や合唱作品などあらゆるジャンルに名曲が存在することに気がつくのではないでしょうか?このアルバムに収録されたオルガン 曲は、合唱団とともに演奏するための平易な作品から、彼の最後の作品である「コムモーティオ(心の震えの意味)」まで、本当に 多彩な表情を持っています。 中でも、1931年に完成された長大で神秘的な「コムモーティオ」はニールセンの創作技術の結晶とも言える内容を持ち、1913年 頃から彼がずっと温めてきた「オルガン作品への構想と、内なる衝動」が昇華されたというニールセンにとっても自信作となった1曲で す。コペンハーゲンのNikolaj Kunsthal教会のオルガンは、一度は1795年に焼失するも、20世紀初頭に再建されたデンマーク を代表する楽器であり、ロマン派の作品を演奏するにふさわしい音色を備えています。

ATMA
ACD2-2728(1CD)
ショパン・リサイタル3
ポロネーズ第7番「幻想ポロネーズ」
ノクターン第3番 ロ長調Op.9-3
ノクターン 嬰ヘ長調Op.15-2
即興曲第3番 変ト長調Op.51-3
ワルツ第10番 ロ短調Op.69-2
ワルツ第5番 変イ長調Op.42
スケルツォ第4番 ホ長調Op.54
前奏曲第14番 変ホ短調Op.28-14
前奏曲第15番 変ニ長調「雨だれ」Op.28-15
バラード第4番 ヘ短調Op.52
ヤニーナ・フィアルコフスカ(P)
巨匠ルービンシュタイン最後の弟子にして「生来のショパン弾き」といわしめた名手フィアルコフスカが、その真骨頂とも言えるショパンのリサイタル・ アルバム第3弾。フィアルコフスカは2016年65歳を迎えるにあたって、カナダ15都市、ドイツ、ポルトガル、スペイン、スイス、イギリス、そして日 本への記念コンサート・ツアーを行い大絶賛を浴びました。日本では初の本格的リサイタルということもあり注目を集め、その詩情豊かなピアノに魅了さ れました。 フィアルコフスカはモントリオール大学とジュリアード音楽院で学び、1974年にアルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールで3位に入賞、 その後世界的なオーケストラ、指揮者と共演を重ねるカナダを代表するピアニストです。一時左腕の腫瘍のため両手での演奏活動を中断していましたが 見事に克服し、2004年1月にドイツで行われた復帰リサイタルで両手での演奏活動を再開しています。また1994年にはピアノ・シックスを創設し、カ ナダのピアノ教育へ大きな影響を与えています。イギリスの「BBC Muisc Magazine」で2012年に発売された『ショパン・リサイタル2』(ACD22666) が、ベスト・インターナショナル・レコーディングに選ばれるなど、近年益々評価を高めています。 ショパンは生涯18曲のポロネーズを作曲し、その中でも特に人気が高いのは晩年に書かれた第7番「幻想ポロネーズ」です。美しい旋律、巧みな和声 進行とショパンの音楽の極致と言ってもよいほどの傑作。フィアルコフスカは安定した技術、端正な語り口で見事な音楽の流れを聴かせてくれています。同 じく晩年の傑作バラード第4番。フィアルコフスカの繊細で緻密な表現、そして研ぎ澄まされた感覚から繰り出される洗練された音色は、ピアノ芸術の最 高峰といわれる当作品に盛り込まれた音楽を余すところなく伝えることができます。 (Ki)

ATMA
ACD2-2759(1CD)
マリーナ・ティボー、デビュー!
チャイコフスキー:6つの小品より「感傷的なワルツ」(ワディム・ボリソフスキー/、F. ヴァリエール編)
グリンカ:ヴィオラ・ソナタ〜第1楽章
ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタOp.31-4
アナ・ソコロヴィッチ(1968-):無伴奏ヴィオラのための前奏曲
ジャン・ルサージュ(1958-):無伴奏ヴィオラのためのトカードゥ
ミラン・キムリッカ(1936-2008):無伴奏ヴィオラのためのルバートとアジタート
マルティヌー:ヴィオラとピアノのためのソナタOp.31 H.335
マリーナ・ティボー(Va)
ジャネル・ファン(P)
「レベレーションズ・ラジオ・カナダ2016/17」のアーティストに選出され世界各地でコンサートを行っている若手ヴィオラ奏者マリーナ・ティボー。ヴィ オラの新旧の名曲を収録したデビュー・アルバム。ティボーは9歳でその才能を認められケベック音楽院に最年少で入学。その後カーティス音楽院でマイ ケル・ツリーとロベルト・ディアスに学ぶ。卒業後スヴィッツェラ・イタリアーナ音楽院でイ・ムジチ合奏団の設立者の一人ブルーノ・ジュランナに師事。 現在は将来を嘱望されるヴィオラ奏者として注目されています。 ベートーヴェン弦楽四重奏団のヴィオラ奏者であったボリソフスキー編曲のチャイコフスキーの「感傷的なワルツ」、同じくボリソフスキーによって補筆完 成されたグリンカのヴィオラ・ソナタの第1楽章、ヒンデミットの無伴奏ヴィオラ・ソナタ、現代カナダを代表する作曲家アナ・ソコロヴィッチの前奏曲、 同じくカナダの作曲家ジャン・ルサージュ、映画音楽で活躍したチェコ生まれのカナダ人ミラン・キムリッカ、多作家で知られるマルティヌーのヴィオラ・ ソナタとヴィオラの魅力を存分に表現した内容です。 (Ki)


Profil
PH-17000(2CD)
シューマン新発見曲の世界初録音!
霊感と夢〜エネスコを讃えて

エネスコ:四声のフーガ(1897)
 ワルツ ニ長調(1888)
 ワルツ集「カーネーション」(全4曲)(1888)
ラヴェル:夜のガスパール
 ラ・ヴァルス
ミハロヴィチ:5つのバガテルOp.27
サラサーテ(エネスコ編):ツィゴイネルワイゼン
エネスコ(作曲者編):ルーマニア狂詩曲第1番
ドビュッシー:12の練習曲
シューマン:ピアノ協奏曲*
 予感
ルイザ・ボラク(P)
ホリア・アンドレースク(指)*
ルーマニア国立放送O*

録音:2016年7月17-21日
1968年生まれのルーマニアの女流ピアニスト、ルイザ・ボラクはこれまでも興味深いCDを多数リリースしてきましたが、今回最強のアルバムが登場 です。母国の偉大な先達エネスコへの敬意が中心となっていますが、彼がなんと7歳の時に作曲したニ長調のワルツと「カーネーション」と題されたワル ツ集を収録しているのが驚き。また代表作「ルーマニア狂詩曲」をエネスコ自身が技巧的なピアノ曲に仕立てたものも大歓迎。さらに彼がピアノ独奏用に 編曲したサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」は、エネスコ自身がピアノ・ロールに残した演奏を聴くことができますが、ヴァイオリンもピアノも得意とし、 生のジプシー音楽を聞いて育ったエネスコならではの処理が興味津々。サラサーテのメロディが、リストのハンガリー狂詩曲ばりの派手なヴィルゥオーゾ 的ピアノ曲に様変わりして新鮮です。
さらにエネスコの後輩でエコール・ド・パリの一員ながら録音に恵まれないマルセル・ミハロヴィチ(1898-1985)の最高傑作とされる「5つのバガテル」 (名ピアニストの妻モニク・アースに献呈)や、ボラクの超絶技巧を示すラヴェルの「夜のガスパール」と「ラ・ヴァルス」も切れ味抜群。
もうひとつの注目は、シューマンの未知作品「予感」が収録されていること。「子供の情景」からはずされた作品で、近年発見されボラクが世界初演し、 2009年に初出版されました。シューマン・ファン必見の宝石のような小品です。 (Ki)
Profil
PH-17003(1CD)
スタンチンスキー:12のスケッチOp.1
前奏曲(10曲)
ピアノ・ソナタ第1番
3つの無言歌
エカテリーナ・デルジャヴィナ(P)

録音:2004、2005年
アレクセイ・スタンチンスキーは1888年に生まれた作曲家。モスクワ音楽院でピアノを学ぶかたわら、作曲をタネーエフに師事し、メトネルやスクリャー ビンも才能を高く評価したといわれています。しかしメンタルを病み、治療したものの全快せぬまま入水して26年の人生を終えました。アヴァンギャルド の世代で、スクリャービンの影響を強く受けていますが、天性の対位法的発想が天寿に恵まれたなら「ロシアのバッハ」になったであろうとされています。 Profilレーベルからリリースされたハイドンのピアノ・ソナタ全集が評判となったエカテリーナ・デルジャヴィナ、今回は彼女が特にこだわるスタンチン スキーのアルバムが実現しました。デルジャヴィナは1967年生まれ、グネシン音楽学校でウラジーミル・トロップに師事し、1993-2006まで母校で教 鞭をとり、さらに2003年からはモスクワ音楽院でも教えています。典型的ソ連英才教育を受けたロシア・ピアニズムの持ち主で、演奏は重く情念に満ち、 薄幸の作曲家スタンチンスキーが込めた真摯な思いを音にしています。これまであった録音とは別次元の尋常ならざる芸術に心うたれます。

IDIS
IDIS-6724(1CD)
グールドのベートーヴェン
ベートーヴェン
:ピアノ・ソナタ第17番『テンペスト』
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110〜 第3楽章*
創作主題による6つの変奏曲 op.34**
創作主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 Op.35(エロイカ変奏曲)#
グレン・グー ルド(P)

録音:960年、1963年*、1962年**、1960年#(テレビ用放送録音)
1960年から1963年にかけてのグレン・グールドによるTV放送録音を集めたアルバムです。いずれも初CD化となる音源で、発売に当たりデジタル・ リマスターが施されています。グールドにとっても重要なレパートリーであるベートーヴェンのソナタと変奏曲を収録。31番は抜粋ですが『嘆きの歌』とフー ガというハイライトが聴けます。マニアにはたまらないお宝音源でありながら、いずれも奇才グールドの個性がしかと刻印された演奏で、ソニー盤との聴 き比べもおすすめです。 (Ki)

フォンテック
FOCD-9744(1SACD)
2017年4月5日発売
ショパン:24の前奏曲Op.28
シューマン:クライスレリアーナOp.16
伊藤恵(P)

録音:2014年1月6-8日北上市文化交流センターさくらホール
小曲の堆積によって宇宙を形成する、ショパン・シューマンの代表作2曲を収録。ファ ツィオリの<歌う音色>を駆使して、ロマン派ピアノ音楽の精髄を極めます。 “シューマニアーナ1”以来、四半世紀ぶりとなる「クライスレリアーナ」再録音は、30年に 及ぶ共同作業を続けた名調律師川真田豊文氏(1942-2015)との最後のレコーディングとな りました。(フォンテック)

フォンテック
FOCD-9746(1CD)
2017年4月5日発売
黒岩航紀〜デビュー
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第「熱情」
ショパン:バラード第1番ト短調Op.23
ドビュッシー:前奏曲集第1巻(抜粋)
 アナカプリの丘/西風の見たもの/亜麻色の髪の乙女/パックの踊り
リスト:パガニーニによる大練習曲第3番嬰ト短調「ラ・カンパネッラ」
 コンソレーション第3番変ニ長調
 ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調
 メフィスト・ワルツ第1番
黒岩航紀(P)

録音:2016年12月8・9日ヤマハアーティストサービス東京
使用楽器:ヤマハコンサートグランドピアノCFX
黒岩航紀(くろいわ・こうき)は1992年生まれ。東京藝術大学音楽学部ピアノ科を首席で卒 業後、同大学院修士課程を修了しました。第11回東京音楽コンクールピアノ部門第1位、及 び聴衆賞受賞、第19回松方ホール音楽賞受賞(第1位)、第84回日本音楽コンクールピアノ 部門第1位などの賞歴を重ねています。 ソロ・室内楽・アンサンブルピアニストとしても積極的に活動する俊英、待望のデビュー盤です。 「熱情ソナタ」そして小品で聴かせる技と音楽は、次世代の大器としての風格を既に有していま す。 類まれな若き才能の登場です。
フォンテック
FOCD-9745(1SACD)
2017年4月5日発売
AIR & DANCE on Violin
チャイコフスキー:メロディOp.42-3
クライスラー:ウィーン奇想曲Op.2
 美しきロスマリン/ジプシーの女
ショスタコーヴィチ(フォルトゥナトフ編):ロマンス
ショスタコーヴィチ(グリックマン編):3つの幻想的舞曲Op.5
パガニーニ:モーゼ幻想曲
プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリンソナタOp.115から第二楽章
エルガー:愛のあいさつOp.12
R.シュトラウス(プリホダ編):「ばらの騎士」から
ワルツ
R.シュトラウス(ジンガー編):子守歌Op.41-1
バルトーク(セーケイ編):ルーマニア民俗舞曲BB68(Sz.56)
ラヴェル:フォーレの名による子守歌
 ツィガーヌ
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番ホ長調Op.27-6
ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.31-1
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV1006
佐藤眞:無伴奏ヴァイオリンのための幻想曲
エルンスト:シューベルトの「魔王」による大奇想曲Op.26
 多声的練習曲第6番「夏の名残りのバラ」
渡辺玲子(Vn)、江口玲(P)

録音:2016年10月10.12・13日コピスみよし
バッハを中心に、ヴァイオリンの多角的な魅力にあふれた無伴奏作品集“SOLO”(FOCD9552) から5年。渡辺玲子の壮大な構想が実現しました。 19世紀末のウィーンを出発し、華麗な音色と卓抜した運弓をもって銘器デル・ジェスを駆使し た<歌と踊り>は、近代欧州を俯瞰する一大絵巻です。 江口玲が演奏した楽器は、ホロヴィッツが使用したスタインウェイ。この独特な音色は、重厚に して繊細な演奏により。特に民族的な作品で大きな魅力となっています。 二人のヴィルトゥオーゾによる、ユニークな名曲集の登場です。

コウベレックス
KRS-5228(1CD)
税込定価
スクリャービン:練習曲 嬰ハ短調 Op.2-1
 練習曲 嬰ハ短調 Op.42-5
 練習曲 嬰ハ長調 Op.65-2
 練習曲 嬰ニ短調 Op.8-12
 幻想曲 ロ短調 Op.28
プロコフィエフ:悪魔的暗示 Op.4-4
ラフマニノフ:楽興の時Op.16
久納卓(P)

録音:2016年10月21日、2017年1月27日淡路市立サンシャインホール
ロシアのクラシック音楽史において20世紀への橋渡しをした3 の作曲 、スクリャービン、プロコフィエフ、ラフマニノフの ピアノ独奏作品を集めたアルバム。 超絶技巧といわれる「楽興の時」は、全曲を通して、ラフマニノフの詩的、絵画的な世界を含む作品、これまで久納がコン サートでレパートリーとしてきた情熱豊かな音楽への思いが存分に発揮されている。スクリャービンのop.8-12「悲愴」をはじ め魅力的な4 つの練習曲及び幻想曲を収録し、プロコフィエフの風刺的な小品「悪魔的暗示」に遊び心を込めた、聴き応 えのある1 枚。
■久納 卓 Kuno Taku
2008 年日本音楽芸術振興会主催第1 回日本グランドソリストコンクールピアノ部門において第1位を受賞し、脚光を浴びる。 ドイツ国立ロストック音楽演劇大学で学び、演奏 ディプロムを取得。ヨーロッパや全国各地で演奏活動を展開。 現在、 大阪駅前第2ビル「ジー・クレフ音楽教室」コンサートディレクターとして演奏指導及びコンサート企画・製作に携わる。 また、淡路島の地方創世プロジェクトにも参加。淡路島内のイベント等でも活躍し、農業や、廃校を理活用した地域活性の 取り組みにも力を注いでいる。

Bottega Discantica
DISCANTICA-295(1CD)
ヴェネツィアの協奏曲集(J・S・バッハの独奏鍵盤楽器用編曲による)
バッハ:鍵盤楽器の為の協奏曲
ニ長調 BWV972(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 RV230)
ト長調 BWV973(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 RV299)
ニ短調 BWV974(原曲:A・マルチェッロのオーボエ協奏曲)
ト短調 BWV975(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 RV316a)
ハ長調 BWV976(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 RV265)
ヘ長調 BWV978(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 RV310)
ジョヴァンニ・デ・チェッコ(クラヴィコード)

録音:2016年4月、アルティジャン・スタジオ、プレガンツィオル、イタリア
使用楽器:2015年、ミケーレ・キャラミーダ製(モデル:1775年、ヨハン・ハインリヒ・ジルバーマン製と推定/ニュルンベルクのドイツ国立ゲルマン博物館所蔵)
ジョヴァンニ・デ・チェッコはイタリアの鍵盤楽器奏者。ヴェネツィアのオルガン奏者ジョヴァンニ・フェッラーリに師事した後ヴェネツィアのベネデット・マルチェッロ音楽院でピアニストのアンナ・バルッティに師事。歴史的鍵盤楽器にも興味を持ち、中でも18世紀の鍵盤音楽をクラヴィコードで演奏することに情熱を傾けるようになりました。当盤は彼がクラヴィコードを弾いて録音した最初のCDです。
Bottega Discantica
DISCANTICA-291(1CD)
ヒット・パレードアントニオ・バッリスタが選ぶベスト・ソング集
フランク・チャーチル(1901-1942):狼なんか怖くない
グリーグ:春に寄す
デューク・エリントン:スウィングしなけりゃ意味がない
レハール(アントニオ・バッリスタ編):君はわが心のすべて
チャイコフスキー(1アントニオ・バッリスタ編):「眠れる森の美女」より ワルツ
チェーザレ・アンドレア・ビクシオ(アレッサンドロ・ルッケッティ編):マリウ、愛の言葉を
プーランク:愛の小道
グルック(ズガンバーティ編):メロディー
サティ:アンピール劇場の歌姫
プッチーニ:小ワルツ
シューマン(リスト編):献呈
シューベルト(リスト編):セレナード
リスト:ゴンドラを漕ぐ女
R・シュトラウス(レーガー編):明日
ドビュッシー:レントより遅く
ミヨー:フラテリーニのタンゴ
スティーヴィー・ワンダー(ルッケッティ編):パワー・フラワー
ガーシュウィン:メドレー[スワニー/ドゥ・イット・アゲイン/誰かが私を愛してる
 魅惑のリズム/素敵な気持ち/私の彼氏/アイ・ガット・リズム]
ジョン・レノン&ポール・マッカートニー(ルッケッティ編):ビートルズ・メドレー[エリナー・リグビー/サン・キング/バック・イン・ザ・USSR]
コール・ポーター(ルッケッティ編):コール・ポーター・メドレー[イッツ・デ・ラブリー/アイ・ゲット・ア・キック・アウト・オブ・ユー/ユア・ザ・トップ/エニシング・ゴーズ
アントニオ・バッリスタ(P)

録音:2016年1月、バロック・ホール、SMCレコーズ、イヴレア、イタリア
1963年生まれ、今年でデビューから63年となるイタリアのピアニスト、アントニオ・バッリスタ。室内楽奏者、歌曲伴奏者、そしてミラノのG・ヴェルディ音楽院の同級生ブルーノ・カニーノ(1935-)とのデュオで知られている彼がお気に入りのクラシカル&ポピュラー・ソング(原曲が器楽のものもありますが)を聴かせてくれるヒット・パレード・アルバムの登場です。

Fontenay Classics
FCI-010(1CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲集
第2番ト短調BWV1008、
第4番変ホ長調BWV1010、
第5番ハ短調BWV1011
ニクラス・シュミット(Vc)
使用楽器:ジョヴァンニ・バティスタ・ロジェーリ1700年

録音:2016年3月〜7月、アンドレアス教会(ベルリン)
ドイツ・チェロ楽派の伝統を継承するニクラス・シュミット待望のバッハ第2弾。ニクラス・シュミットはフォントネ・ピアノ三重奏団の初代メンバーとし て活躍し、現在ハンブルク音楽大学教授として後進の指導にあたっています。ベルリンの西部にあるヴァンゼーにあるアンドレアス教会で行われているニク ラス・シュミットのバッハ無伴奏組曲全曲録音。ヴァンゼーはベルリン最大級の湖がある豊かな自然が人気の場所。アンドレアス教会も響きが良い事でも 知られ様々な録音に使われています。シュミットが使用している名器ジョヴァンニ・バティスタ・ロジェーリの豊かな音色も最大限に生かされた美しい録音、 そして確かな技術裏付けされたきわめて正統派の演奏を聴くことができます。 (Ki)

REFERENCE
FR-723(1CD)
ビバ、セゴビア!〜アンドレス・セゴビア・アーカイヴ〜
ハンス・ハウグ:エチュード(ロンド・ファンタジコ)
シリル・スコット:ソナティナ
レノックス・バークリー:ギターのための4つの小品
エットーレ・デズデーリ:ソナタ.ホ長調
アロイス・フォルヌロー:前奏曲
フェルナンド・ペイロ:主題と変奏
ハンス・ハウク:パッサカリア
ロベルト・モロン・ペレス(G)

録音:2015年10月18-20日ホーリー・トリニティ教会、イギリス
アンジェロ・ジラルディーノ氏が校訂し、イタリアのベルベン社から出版されている「アンドレス・セゴビア・アーカイヴ」。セゴビアに献呈された作品を、 作曲家の自筆譜を添えて未刊(一部既刊)の作品を出版したもの。本アルバムは、この楽譜の出版の際にも協力したスペイン出身のギタリスト、ロベルト・ モロン・ペレスが、この価値ある出版物に沿った内容で収録したシリーズ第3弾です。 イギリス印象派の作曲家シリル・スコットの「ソナティナ」、近代フランス音楽の影響を受けたイギリスの作曲家レノックス・バークリーの「4つの小品」、 イタリア出身のエットーレ・デズデーリの「ソナタ」、セゴビアがスイスで出会い親交を深めたアロイス・フォルヌローの「前奏曲」、ジュネーヴ出身でパリ でデュカスに学んだ女性作曲家フェルナンド・ペイロの「主題と変奏」、そしてギターの作品も多く残しているスイスの作曲家ハンス・ハウクの作品は新発 見された2つの曲が収録されています。 (Ki)

Hanssler
HC-16094(1CD)
シューベルト:4つの即興曲 Op.90 D.899
3つのピアノ曲 D.946
12のグラーツのワルツ Op.91 D.924
アミエル・ブシャケヴィッチ(P;ベーゼンドルファー)

録音:2015年8月2-4日/リスボン(ポルトガル)
俊英ピアニスト、アミエル・ブシャケヴィッチがシューベルトの4つの即興曲(D.899)と3つのピアノ曲を録音しました!現在ヨーロッパを中心に活 躍するブシャケヴィッチはイスラエルのイェルサレム生まれの南アフリカ育ち。シューベルト国際ピアノ・コンクールをはじめ数々の国際コンクールで優秀 な成績をおさめ、以後国際的に活動する若手ピアニストとして注目されております。幅広いレパートリーの中でも幼いころから親しみを持っていたのがシュー ベルト。ソロ・デビュー・ディスクもシューベルトを録音しており、品格ある演奏で評価を得ております。独奏だけでなく室内楽、そして歌曲の伴奏者とし ても名高いブシャケヴィッチは、テノール歌手、ティモシー・ファロンと共演したリストの15の歌曲(BIS SA 2272)の録音もリリースしております。洗 練された美しいタッチとシューベルトへの敬愛を感じるブシャケヴィッチの演奏。当録音ではベーゼンドルファーを使用して深みのある演奏を存分にお楽し みいただけます。 (Ki)

QUERSTAND
VKJK-1631(1CD)
トラヴェミュンデのオルガンの音色
バッハ:トッカータ,アダージョとフーガ.ハ長調 BWV564
ベーム:イエスよ、あなたはあまりにも美しく
ブクステフーデ:カンツォネッタ.ハ長調 BuxWV166
モーツァルト:幻想曲 ヘ短調 K.608
バッハ:目覚めなさいと声が私たちを呼んでいる BWV645
 ただ愛する神の摂理にまかす者 BWV647
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ 変ロ長調 Op.65-4
アルフィート・ガスト(Org)

録音:2016年8月22−24日 トラヴェミュンデ
ドイツのオルガニスト、アルフィート・ガストがブクステフーデからメンデルスゾーンまでのドイツ のオルガン曲を弾いたCD。アルフィート・ガストは1962 年、ブレーメンの生まれ。ハノーファー国 立音楽大学でオルガンと教会音楽をウルリッヒ・ブレムステラーに学んだ。1993 年からライプツィヒ のメンデルスゾーン音楽大学の教授を務める他、2005 年にはリューベックの聖ヤコビ教会のオル ガニストに任命されている。 リューベック近郊のトラヴェミュンデにある、聖ローレンツ教会のルドルフ・フォン・ベッケラート製 作のオルガン(1966 年)、同教会のコンラート・ミューライゼン製作のオルガン(2001 年)、および 和解教会のクリスティアン・ヴェークシャイダー製作のオルガン(1991 年)を使用。

CEMBAL DAMOUR
CEMBCD-185(1CD)
ミンドゥル・カッツ〜ベートーヴェン第2集
ピアノ・ソナタ第11 番 変ロ長調 Op.22
ピアノ・ソナタ第30 番 ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第32 番 ハ短調 Op.111
ミンドゥル・カッツ(P)

録音:1971年7月7日 テルアヴィヴ
Cembal d'amour レーベルの主宰者モルデカイ・シェホリは、彼の師匠であるルーマニ ア生まれのピアニスト、ミンドゥル・カッツ(1925-1978)の録音を多数発掘、CD で発売し、 カッツの再評価に繋げている。ことにカッツが得意としたベートーヴェンの録音は非常に 好評を博している。今回は1971 年7 月7 日、イスラエルのテルアヴィヴ(カッツはユダヤ 系だったため後年イスラエルに拠点を移した)で行われたベートーヴェンのピアノ・ソナ タ 3 曲という演奏会のライヴ録音。録音は年代にしてはボケ気味で冴えないが、余計な ことはせず充実した響きで堂々と弾ききった演奏を聞けば、こんな素晴らしいベートーヴ ェン弾きが埋もれかかっていたのかと驚くことだろう。


MIRARE
MIR-320(1CD)
KKC-5705
日本語帯・解説付
税込定価
ダンスに加わって
モンポウ:歌と踊り第4番
ラヴェル:なき王女のためのパヴァーヌ
 優雅で感傷的なワルツ〜第2曲
ドビュッシー:雪が踊っている〜「子供の領分」
シャブリエ:アルバムの一葉
ロパルツ:ロンド〜「山の日陰で」
アーン:愛と倦怠の踊り〜「うぐいす狂乱」
フロラン・シュミット:石板に書かれた文字のロンド〜「眠りの精の一週間」*
プーランク:シャンパーニュのブランル〜「フランス組曲」
マスネ:狂ったワルツ
プーランク:パヴァーヌ〜「フランス組曲」
ドビュッシー:バレエ〜「小組曲」*
ラヴェル:古風なメヌエット
ドビュッシー:舞曲〜「カンマ」
サン=サーンス:のんきなワルツOp.110
サティ:ゆがんだ舞曲〜「逃げ出したくなる歌」
ピエルネ:即興的なワルツOp.27*
愛と悪の踊り〜「うぐいす狂乱」
プーランク:幽霊の舞踏会〜「夜想曲集」
フォーレ:スペインの踊り〜「ドリー」*
フランク:ゆるやかな舞曲
ドビュッシー:クロタルを持つ舞姫のための〜「6つの古代の墓碑銘」
プーランク:シシリエンヌ〜「フランス組曲」
ショーソン:パヴァーヌ〜「いくつの舞曲」
アンヌ・ケフェレック(P)
ガスパール・ドゥアンヌ(連弾)*

録音:2016年10月/アルセナル(メッツ)
大好評だった小品集「サティと仲間たち」から4年を経て、ケフェレック待望の新録音小品集が登場します!フォル・ジュルネ音楽祭の常連として日本 でも非常に人気の高いケフェレックですが、軽やかかつカラフルな純フランス風ピアニズムの担い手として貴重な存在。彼女が弾くだけでフランス・ピアノ 音楽がオシャレな香りにあふれます。
今回のアルバムも「サティと仲間たち」の続編的な19世紀末からベル・エポックの、パリが流行の最先端だった時代のピアノ曲から、いちばん聴きた かったものばかりを23曲集めた好企画。サン=サーンス、ショーソン、ラヴェル、アーン、プーランクらフランス音楽の魅力を存分に堪能できます!ラヴェ ルやドビュッシーはともかく、録音の少ないものが大半で、ケフェレックの美演で聴くことができるのは存外の幸せと申せましょう。 シャブリエの遺作「アルバムの一葉」は、絶美なメロディがしっとりかつ真摯に謳われる感動的な小品で、彼の作品中の白眉といってよい隠れた名品。 またマスネのピアニスティックな「狂ったワルツ」もあくまでフランス的なエスプリに満ちているのがケフェレックならでは。おなじく「狂乱と愛」をテーマ にしたアーンの作品も近年いくつか録音はありますが、ようやく納得できる演奏の登場。またショーソンの「パヴァーヌ」も気が変になりそうな麻薬的な 美しさをふりまいています。そして純フランス的なプーランク。オシャレかつエレガント、古き良きパリの脂粉の匂いがしてくるような文化を味わえます。 (Ki)


NIFC
NIFCCD-629(2CD)
ミシェル・ブロック〜第6回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」
ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1「華麗なる円舞曲」
練習曲第17番ホ短調 Op.25-5
練習曲第15番ヘ長調 Op.25-3
練習曲第4番嬰ハ短調 Op.10-4
練習曲第22番ロ短調 Op.25-10
前奏曲第2番イ短調 Op.28-2
前奏曲第8番嬰ヘ短調 Op.28-8
前奏曲第24番ニ短調 Op.28-24
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35「葬送」
夜想曲第16番変ホ長調 Op.55-2
マズルカ第35番ハ短調Op.56-3
マズルカ第37番変イ長調 Op.59-2
マズルカ第21番嬰ハ短調 Op.30-4
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21*
ミシェル・ブロック(P/スタインウェイ)、
ヴィトルド・ロヴィツキ(指)
ワルシャワ国立PO

録音:1960年2月22日−3月13日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポーランド)
全てステレオ・ライヴ
1960年のショパン・コンクールにおいて、審査員長を務めたルービンシュタインがその結果に疑問を抱き、優勝者であるポリーニに次ぐ待遇の特別賞「ルービンシュタイン賞」を授与したエピソードでその名を知られているベルギー生まれの名ピアニスト、ミシェル・ブロック(1937−2003)の演奏は、LPではポリーニの演奏の付録のようにカップリングされていましたが、ついに全貌が明らかになりました!
「英雄ポロネーズ」は、冒頭のリズム、アクセントにセンスが漲り、月並みの演奏とは一線を画す個性に惹かれます。中間部はかなりの高速ながら、決してお気楽ではなく、豊かなレガートで魅了。
練習曲Op.25-5は、下声部を強調した独特のバランスに驚きますが、その志向性は中間部の艶やかな色彩表出に見事に連動。
前奏曲Op.28−24
は、これが全24曲揃っていたらとてつもない名演になっていたと確信するほどの素晴らしさ!ニュアンスの凝縮力は尋常ではなりません。
第2ソナタは、このコンクールで弾かれた最高峰の名演の一つ。第1楽章第1主題は、ペダルを抑制下ニュアンスが、第2主題の甘美さと見事に対比をなし、提示部リピートは、最初に戻る印象を与えず自然な流れを維持した奇跡的な瞬間!第2楽章は一転粘着質のタッチを披露。それも演出ではない、感じきった表現で心を打ちます。中間部の清らかな歌も必聴。第3楽章はかなりの低速ですが、ドロドロの怪奇趣味に偏らないのいがブロックらしさ。中間部直前で、音楽が止まるほどリタルダンドするのがユニークですが、その中間部は逆にテンポを速めて、泉のように音楽を滾滾と湧かせるという大胆さ。それなのに、造形をいびつなものにせず、一貫した有機的な流れのうちに凝縮してしまうセンス!ルービンシュタインも、そこに只ならぬものを感じ取ったのかもしれません。【湧々堂】

Hyperion
CDA-68214(1CD)
オルガン・ファイアーワークス〜ワールド・ツアー
D.ジョンソン:トランペットの調べニ長調
ルメア:演奏会用幻想曲 Op.91
ボッシ:英雄的小品ニ短調 Op.128
ルフェビュール=ヴェリ:ソルティ 変ホ長調
ジャン・アラン:リタニー
コッカー:テューバの調べ
ロイプケ:詩篇第94篇によるソナタ
リスト:BACHによる前奏曲とフーガ S.260
ゴワーズ:アン・オケージョナル・トランペット・ヴォランタリー
ボネ:Matin provencal
タクル:Festmusikk
エベン:ブクステフーデへのオマージュ
ヴァイツ:グラン・クール「ベネディカムス・ドミノ」
ヴェルディ(ルメア/ヘリック編):歌劇 「アイーダ」より 凱旋行進曲
クリストファー・ヘリック(Org)

録音:1984年〜2008年
「オルガン・ファイアーワークス」や「オルガン・ドリームス」、「バッハ:オルガン作品全集」、「ブクステフーデ:オルガン作品全集」など、数多の名録音でハイペリオンのオルガン作品の歴史を築いてきたイギリスの名オルガニスト、クリストファー・へリック。ヘリックの生誕75周年記念リリースは、全14巻に及ぶ「オルガン・ファイアーワークス」からのスペシャル・コンピレーション。

Hyperion
CDA-68186(1CD)
シューマン:ピアノ曲集
フモレスケ 変ロ長調 Op.20
花の曲 変ニ長調 Op.19
ダヴィット同盟舞曲集 Op.6
ルカ・ブラット(P)

録音:2016年6月3日−5日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト、モンマス)
アムランやヒューイットを筆頭に、ハフ、オズボーン、シェリー、レーン、ティベルギアンら世界最高峰のピアニスト達が集うピアノ王国ハイペリオン。そのHyperionが見出した次代のスター・ピアニストは、2015年にホーネンス国際ピアノ・コンクールで見事優勝を果たしたルカ・ブラット!カナダのカルガリーで行われる「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」は、世界最高クラスの賞金と音楽活動への手厚いサポートで知られる権威ある国際コンクール。ピアノ独奏だけでなく、室内楽や歌曲の伴奏も審査され、音楽家としての幅広い才能を持つ若きアーティストが発掘されています。栄誉あるホーネンス賞2015に輝き、世界の主要な音楽祭、コンサート・ホールで活躍を始めているルカ・ブラットのデビュー・スタジオ・レコーディングは、深い表現力と高い技巧が要求されるシューマンのピアノ曲集。ピアノ王国ハイペリオンに新たに加わる、イタリアの若き天才ピアニストにご期待ください!
☆YouTubeのにてご試聴いただけます!

ANALEKTA
AN-28771(1CD)
バッハ:2声のインヴェンションと3声のシンフォニア BWV.772−801 カリン・ケイ・ナガノ(P)

録音:2016年7月、ラジオ・カナダ・スタジオ12(モントリオール、カナダ)
ルビンシテイン国際ピアノ・コンクール(2009〜2010年)、ベルリン国際ピアノ・コンクール(2007年)、スクリャービン国際ピアノ・コンクール(2007年)で第1位に輝いた実績を持ち、2014年には日本デビューを果たしたピアノ界のニューヒロイン、カリン・ケイ・ナガノ。 ケント・ナガノと児玉麻里の娘であり、パリではフランスの名教師、故ジェルメーヌ・ムニエにピアノを師事した若き才女がデビュー・アルバムとなったモーツァルトの「ピアノ協奏曲第12番&第13番(室内楽版)」(PAN 28765/AN 28765)から約3年の歳月を経て、バッハの「2声のインヴェンションと3声のシンフォニア」をレコーディング!カリン・ケイ・ナガノは、このヴィルヘルム・フリーデマン・バッハの教育のために作曲された傑作を演奏するにあたり、1720年の原典版に基づく「C, D, E, F, G, A, B, B-fl, A, G, F, E, E-fl, D, C」の曲順を採用。 カリン・ケイ・ナガノのピュアな音色とクリアなタッチ、バッハの音楽に対する真摯なアプローチ、そしてアナレクタ(Analekta)の優秀録音によって、「学習用」というイメージから解き放たれた「30の小品」がまばゆく輝きます。
ANALEKTA
AN-29974(1CD)
リヴェレーション〜ハープ・リサイタル
ゴドフロワ:演奏会用練習曲 変ホ短調 Op. 193
ヒンデミット:ハープ・ソナタ
ルニエ:3つのエピソードによる交響的小品
ヒナステラ:ミロンガ
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ブリテン:ハープのための組曲 Op.83
リゾット:La Madone(世界初録音)
サルツェード:シンティレーション
ヴァレリー・ミロ(ハープ)

録音:2009年
カナダ、ケベックの華麗なるハーピスト、ヴァレリー・ミロが奏でるソロ・アルバム。19世紀ベルギーのハーピストでもあった、フェリックス・ゴドフロワの 「演奏会用練習曲」 などハープのレパートリーとして有名な曲や、ラヴェルの 「亡き王女のためのパヴァーヌ」 などお馴染みの名曲を収録。
ANALEKTA
AN-29963(1CD)
スペインのピアノ作品集
レクオーナ:スペイン組曲 「アンダルシア」
モンポウ:「風景」 より 「泉と鏡」
アルベニス:タンゴ Op.164
トゥリーナ:ジプシー舞曲集 Op. 55
マルコ:ソレア
エバンヘリスタ:新しいスペインのモディ
ルイーズ・バセット(P)

録音:2010年
カナダ出身のピアニスト、ルイーズ・バセットが奏でるスペイン・アルバム。ホアキン・トゥリーナ生誕100周年を記念して、スペインの作曲家トマス・マルコによって書かれた 「ソレア」 を収録。バセットは、2015年にCBC Musicによるカナダのトップ25のピアニストの1人に選ばれています。

Onyx
ONYX-4172(1CD)
インプロンプチュ
ベートーヴェン:幻想曲 Op.77
ショパン:即興曲第1番変 Op.29、
 即興曲第2番 Op.36、
 即興曲第3番 Op.51
ドヴォルザーク:即興曲 B.129
ガーシュウィン:2つの調による即興曲
アイヴズ:即興曲第1番、即興曲第3番
リスト:即興曲 S.191
シューベルト:4つの即興曲 D.935
シャイ・ウォスネル(P)
976年イスラエル出身のエリート・ピアニスト、シャイ・ウォスネルは、1999年のエリザベート王妃国際コンクールで第4位入賞を果たし、2005年に権威あるエイヴリー・フィッシャー・キャリアー・グラントを受賞。2008年にNHK-BSで放映されたバレンボイムのマスタークラス参加で一気に注目が高まった逸材。
前作の「ハイドン&リゲティ」という意欲的なプログラムのアルバム(ONYX 4174)は、米ニューヨーク・タイムズの「The Best Classical Music Recordings of 2016」や英BBCミュージック・マガジンの「Concerto Choice」に選ばれるなど広く賞賛を浴びたウォスネル。ONYX第5弾は、「Impromptu(即興)」と題された小品集で、その名の通りショパン、リスト、シューベルト、ドヴォルザークから、アイヴズ、ガーシュウィンまで、様々な作曲家の即興曲を集めた独創的なリサイタル・プログラム。ショパンとシューベルトの即興曲は、2015年の初来日公演(札幌)でも披露された演目です。
☆YouTubeにて、即興曲についてのインタビューをご覧いただけます!

Signum Classics
SIGCD-396(2CD)
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ Op.87 ピーター・ドノホー(P)
1982年の第7回チャイコフスキー国際コンクール・ピアノ部門で最高位を受賞、幅広いレパートリーで世界的に活躍し、現在はバーミンガム音楽院の副総裁も務めるイギリスの名手、ピーター・ドノホーがSignum Classicsに登場!たにスタートするショスタコーヴィチ・シリーズの第1弾として、ロシア・ピアノ音楽の重要作品、「24の前奏曲とフーガ」の全曲をレコーディング。サイモン・ラトルに重用され、バーミンガム市響との来日公演やベルリン・フィルとのオープニング・コンサートなどで共演したことでも知られる重鎮ピアニスト、ピーター・ドノホーが弾くショスタコーヴィチの傑作にご期待ください。
☆YouTubeにて、ドノホーが弾く「前奏曲とフーガ第21番」(2014年のライヴ演奏)がご覧になれます。

Centaur
CRC-3518(1CD)
リスト、ドビュッシー、ベートーヴェン:ピアノ作品集
リスト:スペイン狂詩曲
ドビュッシー:水の精、ラヴィーヌ将軍、夢
ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲ハ短調
リスト:バッハのカンタータ第12番 「泣き、嘆き、憂い、おそれ」 のモティーフによる変奏曲
クラジミーラ・ヨルダン(P)

録音:2013年ー2014年
リオ・デ・ジャネイロ国際ピアノ・コンクールにて第1位およびゴールド・メダルを受賞しているアメリカのピアニスト、クラジミーラ・ヨルダン。ウィーン国際ピアノ・アカデミーやチロリアン国際ピアノ・アカデミー、ウィーン国立音楽大学でのウィーン・ミュージック・セミナーにて講師を務めるなど後進の指導にも力を注いでいます。
Centaur
CRC-3503(1CD)
ザ・クラシカル・エレメンツ
リスト:2つの演奏会用練習曲より第1番変ニ長調 「森のささやき」 S.145-1
ゴドフスキー:ジャワ組曲より 「ボイテンゾルフの植物園」
ラフマニノフ:リラの花 Op.21-5
ドビュッシー:前奏曲第1巻より 「アナカプリの丘」
ベリオ:6つのアンコールより 「地のピアノ」
ドビュッシー:前奏曲集第1巻より 「野をゆく風」
グリフィス:3つの音画より 「夜の風」
ベリオ:6つのアンコールより 「大気のピアノ」
イベール: 廃墟の風
メシアン:8つの前奏曲より第8曲 「風の中の影」
ドビュッシー:映像第1集より 「水に映る影」
ベリオ:6つのアンコールより 「水のピアノ」
モンポウ:風景より 「湖」
リスト: 巡礼の年第3年よりエステ荘の噴水
ラヴェル:水の戯れ
ワーグナー/ブラッサン:ワルキューレより 「魔の炎の音楽」
ドビュッシー:前奏曲集第2巻より第12曲 「花火」
スクリャービン:詩曲 「炎に向かいて」 Op.72
ファリャ:バレエ 「恋は魔術師」 より「火祭りの踊り」
アルベルト・ティウ(P)

録音:2015年7月31日ー8月5日の録音
リスト、ゴドフスキー、モンポウなど様々な作曲家の作品を組み合わせ、地、風、水、火の四元素を表現したユニークなピアノ作品集。
Centaur
CRC-3519(1CD)
マスク
ドビュッシー:バレエ音楽「おもちゃ箱」、
 マスク
ムチンスキ:マスク Op.40
マルティヌー:「操り人形」より
ヴィラ=ロボス:「赤ちゃんの一族」より
ミルナ・レキッチ(P)

録音:2015年1月&4月
スニア・ヘルツェゴヴィナのサラエヴォ出身のミルナ・レキッチは、アメリカに移住後、イーストマン音楽院などで研鑽を積み、ドビュッシーのピアノ作品について研究を重ねてきた女流ピアニスト。

Delphian
DCD-34016(2CD)
メシアン:オルガン作品集
オルガンの書/モノディ/聖なる三位一体の神秘への瞑想
マイケル・ボナヴェンチャー(Org)

録音2005年12月&2007年1月
エジンバラにあるスコットランド教会の大聖堂、セント・ジャイルズ教会のリーガー・オルガン(1992年製)によるメシアンのオルガン作品集。優秀録音による鮮明なサウンド、ボナヴェンチャーのスケールの大きな演奏は、指折りの名演として高く評価されています。
Delphian
DCD-34015(1CD)
シューマン:ピアノ作品集
交響的練習曲 Op.13/子供の情景 Op.15
クライスレリアーナ Op.16
ピーター・ブラッドリー=フルゴーニ(P)

録音:2003年11月16日−18日
ピーター・ブラッドリー=フルゴーニは、イギリスのパーセル・スクールと王立音楽大学で研鑽を積み、ピーター・モリソン賞の受賞後にウィグモア・ホール、セント・マーティン・イン・ザ・フィールズへのデビューを果たすなど、ロンドンを拠点に活躍してきたピアニスト。
Delphian
DCD-34013(1CD)
2000ネイルズ〜近現代のオルガン作品集
アヴリル・アンダーソン:リペティティヴ・ストレイン
ピーター・ネルソン:オン・ザ・ビーチ
ウィアー:エトリック・バンクス、
 ワイルド・モッシー・マウンテン
マックイーン:2000ネイルズ
マクガイア:前奏曲第4番
ボナヴェンチャー:アニマス第6番
クレスウェル:ウリムとトンミム
マイケル・ボナヴェンチャー(Org)

録音:2004年9月9日&10日
女王陛下の音楽師範ジュディス・ウィアー(1954−)など、イングランド、スコットランド、ニュージーランドの作曲家たちによるオルガンのための現代作品集。エジンバラ大学マキューワン・ホールのロバート・ホープ=ジョーンズ製オルガンによる演奏。
Delphian
DCD-34024(1CD)
メシアン:オルガン作品全集Vol.1
栄光に輝く体、聖餐式、
永遠の教会の出現
ティモシー・バイラム=ウィグフィールド(Org)

録音:2004年9月
作曲家、指揮者としても活躍するウィグフィールドによるメシアンの初期のオルガン作品集。イギリス・ウィンザー城にあるセント・ジョージ教会のHarrison&Harrison社製オルガンを使用。
Delphian
DCD-34022(1CD)
アッシャー・ホールのオルガン
ホリンズ:凱旋行進曲
エルガー:弦楽のためのセレナーデよりラルゲット、エニグマ変奏曲よりニムロッド
ヘンデル:歌劇 「ダイダミア」HWV.42 より行進曲、
 歌劇 「アルチーナ」 HWV.34 よりメヌエット、
 歌劇 「リナルド」 HWV.7より行進曲、
 むごい運命に涙するのを許して下さい、歌劇 「シピオーネ」 HWV.20より 行進曲
バッハ:前奏曲とフーガ BWV.552
リスト:バッハのカンタータ 「泣き、嘆き、憂い、おののき」 BWV.12のコンティヌオによる変奏曲
アトキンソン:スコットランド民謡の旋律に基づく小典礼組曲
ホルスト:惑星より 「木星」 のテーマ
ウォルトン: 「ファサード」 組曲よりポピュラー・ソング、
 戴冠式行進曲 「宝玉と王の杖」
ジョン・キッチン(Org)

録音:2004年1月
エジンバラ市とエジンバラ大学のオルガニストを歴任したジョン・キッチン。エジンバラのアッシャー・ホールに新しく改装されたNorman & Beard社製のオルガンによる初録音アルバム。

Goodies
78CDR-3668(1CDR)
野邊地瓜丸〜ショパン&フォーレ
ショパン:ワルツ第3番イ短調Op.34-2
 ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」
 ワルツ第12番ヘ短調Op.70-2
 ワルツ第2番変イ長調Op.34-1「華麗なるワルツ」
 ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2
 ワルツ第5番変イ長調Op.42
 ワルツ第1番変ホ長調Op.18「華麗なる大ワルツ」
 エチュードホ短調Op.25-5
 エチュードヘ短調Op.25-2
 エチュードヘ長調Op.25-3
フォーレ:ヴァルス・カプリス第3番変ト長調Op.59(1)
 ヴァルス・カプリス第3番変ト長調Op.59(2)
野邊地瓜丸(勝久)(P)

日本コロムビア G38/40, B325, B322
発売: 1950年(G38/40)、1953年(B325 & B322)
野邊地瓜丸(1910-1966)(後に勝久に改名)は1926年16歳でフランスに留学、エ コル・ノルマルでラザール・レヴィ(1882-1964)に師事し、アルフレッド・コ ルトー(1877-1963)にも多大な影響を受けた。1930年に帰国後ソリストとして 活躍、ショパンやフランスの作品を得意とした。1946年26歳で東京藝術大学音 楽学部の教授に就任した。ここに収録したショパンのワルツ集は1950年に発売 されたもの。ショパンのエチュード3曲とフォーレのヴァルス・カプリスは野 邊地勝久とレーベルに記されている。戦後の物資が不足していた時代のSPレ コードのため音が良くないが、フランス仕込みの演奏は堂に入って素晴らしい。 野邊地はこのシリーズでヴァイオリンの巌本真理との二重奏でルクー:ヴァイ オリン・ソナタ(78CDR-3486)が出ている。 (グッディーズ)


BIS
BISSA-2150(1SACD)
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調 Op.28
チャイコフスキー:18の小品 Op.72より第5曲「瞑想曲」
第17曲「遠い昔」
ストラヴィンスキー(アゴスティ編):バレエ『火の鳥』[王カスチェイの凶悪な踊り/子守歌/終曲]
チャイコフスキー:2つの小品 Op.1より第1曲「ロシア風スケルツォ」変ロ長調(6’38”)
バラキレフ:イスラメイ Op.18
アレクサンドル・カントロフ(P;YAMAHA)

録音:2016年4月/studio 4'33(イヴリー=シュル=セーヌ、フランス)
ジャン=ジャック・カントロフの子息であるピアニスト、アレクサンドル・カントロフ。フランスのレヴューで“リストの生まれ変わり” と評されたその輝かしい才能が紡ぎだすBISレーベル第2弾は、ロシアの作曲家に焦点を当てました。冒頭のラフマニノフのピアノ・ソナタ第1番から 10代とは思えぬほど思慮深い演奏を披露。またグイド・アゴスティ編による『火の鳥』や超絶技巧作品のイスラメイで聴く圧倒的なテクニックには脱帽で す。さらにチャイコフスキーで聴く感受性豊かな表現も持ち合わせており、輝かしい才能に無限の可能性を感じさせます。
1997年生まれのアレクサンドルは父親譲りの音楽的才能の持ち主で、16歳のときにはナントおよびワルシャワでのラ・フォルジュルネでシンフォニア・ ヴァルソヴィアと共演し、ラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲を披露。抜群のテクニックと情感豊かな演奏で聴衆を熱狂させました。衝撃のデ ビュー盤リストの協奏曲(BISSA-2100)でも話題となりました。 (Ki)

VAI
VAIA-1284(1CD)
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
フランク:前奏曲,コラールとフーガ
ショパン:幻想ポロネーズOp.61
シューマン:ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22
アルベルト・レイエス(P)

録音:2015年9月3-5日メニューイン・ホール、ストーク・ダバノン、UK
1948年ウルグアイ生まれのピアニスト、アルベルト・レイエス。1970年チャイコフスキー国際コンクール、1969年リオ・デ・ジャネイロ国際ピアノ・ コンクール、1971年レベントリット国際コンクール、1973年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールなど数々の国際コンクールで入賞し、その後 世界的な演奏家として活躍しています。J.S.バッハ=ブゾーニの《シャコンヌ》は、卓越したテクニックのもと爽快な演奏。フランクの《前奏曲、コラール とフーガ》では見事な重厚な音の響きの重なり合いを聴かせます。そして得意のショパン、シューマンでも持ち味である巧みな表現力で奏しています。 (Ki)


APARTE
KKC-4100(1CD)
フォーレ:ピアノ作品集
バラード 嬰ヘ長調 op.19
即興曲第3番 変ロ長調 op.34
夜想曲第6番 変ニ長調 op.63
夜想曲第7番 嬰ハ短調 op.74
主題と変奏 嬰ハ短調 op.73
夜想曲第9番 ロ短調 op.97
夜想曲第11番 嬰ヘ短調 op.104-1
夜想曲第13番 ロ短調 op.119
ミシェル・ダルベルト(P/ベヒシュタイン)

録音:2017年1月7日、パリ国立高等演劇学校(ライヴ)
※日本語帯・解説付
ミシェル・ダルベルトは、NHK「スーパー・ピアノレッスン」で講師を務め日本でもおなじみの、いわずとしれたフランスの名ピアニスト。2014年に 来日30周年を迎え、直近では2016年3月にも来日、聴衆を魅了しました。 アパルテレーベル第2弾となる当盤は、ベヒシュタインのピアノを用いたフォーレの世界。洒脱な感性、作品と作曲家への深い考察、そしてそれらを音で 表現するテクニックを併せ持つダルベルトが、美しい横の線(メロディ)と密度の濃い和声が織りなすフォーレ作品の世界を見事に解き明かします。フラ ンスの大家による、フランス作曲界の大御所の真価を問う1枚の登場といえるでしょう。ブックレットには、「ガブリエル・フォーレへの私的考察」と題し、 自分とフォーレの音楽との出会い、どのようにしてフォーレの世界を発見していったか、そしてフォーレの音楽を理解するための鍵についてなどが、興味深 くつづられています。 (Ki)


VAI-DVD
VAIDVD-4596E(DVD)
プレミア・ピアニストVol.1
(1)バッハ:ゴルトベルク変奏曲よりアリア、第29、30変奏
(2)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調K331より第2楽章、第3楽章「トルコ行進曲」
(3)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」より第1楽章
(4)シューベルト:行進曲ト長調D.733
(5)ショパン:ポロネーズ 変イ長調Op.53「英雄」
(6)ラヴェル:水の戯れ
(7)ドビュッシー:ベルガマスク組曲〜月の光/パスピエ
(8)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番ニ短調より第3、4楽章
(9)リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調
(10)ハープシコード演奏によるバッハ、ヴィヴァルディ
(1)ロザリン・テューレック
(2)リリー・クラウス
(3)ウィルヘルム・ケンプ
(4)ルドルフ・ゼルキン&ピーター・ゼルキン
(5)エミール・ギレリス
(6)マルタ・アルゲリッチ
(7)アルド・チッコリーニ
(8)スヴャトスラフ・リヒテル
(9)ヴァン・クライバーン
(10)ワンダ・ランドフスカ

画面:4:3 NTSC
B&W/カラー
音声:Mono/Stereo
リージョン:All、72分
世紀を代表するピアニストたちの貴重な映像集。バッハ演奏の大家ロザリン・テューレック。ハンガリー出身の往年の女流ピアニスト リリー・クラウス。 ドイツの名ピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプ。ゼルキン親子。旧ソ連を代表する大ピアニストで、鋼鉄の腕を持つエミール・ギレリス。鍵盤の女王マルタ・ アルゲリッチ。イタリアが生んだ名匠アルド・チッコリーニ。完璧な技巧と強靭なタッチをもつスヴャトスラフ・リヒテル。アメリカの伝説のピアニスト、ヴァ ン・クライバーン。ボーナスには、ポーランドが輩出した名鍵盤奏者ワンダ・ランドフスカの映像を収録した、なんとも豪華な1枚。 (Ki)

VAI-DVD
VAIDVD-4597E(DVD)
プレミア・ピアニストVol.2
(1)ショパン:ポロネーズOp.53「英雄」
(2)ファリャ:「恋は魔術師」より「火祭りの踊り」
(3)シューマン:アラベスクOp.18
(4)メンデルスゾーン:無言歌集第1巻第1番「甘い思い出」Op.19-1
 シューベルト:楽興の時Op.94-3
(5)シューベルト:即興曲変イ長調Op.90-4
(6)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番より第4楽章
(7)ブラームス:間奏曲ホ短調Op.116-5
(8)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3より第1楽章
(9)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111より第1楽章
(10)ラフマニノフ:前奏曲変ホ長調Op.23-6
(11)リスト:詩的で宗教的な調べ
(1)アルトゥール・ルービンシュタイン
(2)アリシア・デ・ラローチャ
(3)エミール・ギレリス
(4)ロザリン・テューレック
(5)マレイ・ペライア
(6)ロベール・カサドシュ
(7)スヴャトスラフ・リヒテル
(8)アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ
(9)クラウディオ・アラウ
(10)ヴァン・クライバーン
(11)マルタ・アルゲリッチ

画面:4:3 NTSC
B&W/カラー
音声:Mono/Stereo
リージョン:All、75分
世紀を代表するピアニストたちの貴重な映像集。20世紀最高のヴィルトゥオーゾの一人として、80年近い活動を行った大ピアニスト、アルトゥール・ルー ビンシュタイン。スペイン生まれの名ピアニスト、アリシア・デ・ラローチャ。旧ソ連を代表する大ピアニストで、鋼鉄の腕を持つエミール・ギレリス。グ レン・グールドに影響を与えたとされるアメリカのピアニスト、ロザリン・テューレック。現代の巨匠マレイ・ペライア。フランスの名ピアニスト、ロベール・ カサドシュ。ドイツの名ピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプ。孤高の名ピアニスト、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ。チリ出身の名ピアニスト、 クラウディオ・アラウ。アメリカの伝説のピアニスト、ヴァン・クライバーン。 鍵盤の女王マルタ・アルゲリッチと錚々たる面々が登場します。 (Ki)


オクタヴィア
OVCL-00615(1SACD)
オレグ・クリサ〜プレイズ・バッハ
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番
2つのヴァイオリンのための協奏曲*
オレグ・クリサ(Vn)
水野佐知香(Vn)*
ヴィルトゥオーゾ横浜*

録音:2016年8月29日、11月28日、神奈川・相模湖交流センター(セッション)、
9月4日、横浜みなとみらいホール(ライヴ)*
巨匠ダヴィッド・オイストラフの愛弟子で、ヨーロッパでその名を知られてきたヴァイオリンの名手オレグ・クリサが、ついにエクストン・レーベルからバッハ・アルバムをリリース。 彼が奏でるバッハ演奏は、色鮮やかで、リズミカルで、そしてハッとするような和音の響きが素晴らしく、これが本物のバッハだと思わせます。そして、水野佐知香&ヴィルトゥオーゾ横浜とのドッペル・コンチェルトでは、バロックの世界が目の前に広がる、清々しい演奏です。(オクタヴィア)

CAvi
4260085-533664
(1CD)
シューマン:幻想小曲集Op.111、
幻想小曲集Op.12、
幻想曲ハ長調Op.17
セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P)

録音:2016年1月、ブレーメン
2003年エリザベート王妃国際コンクールの覇者セヴェリン・フォン・エッカードシュタインによるシューマンの幻想曲集。アルバムは晩年の作品「3つ の幻想的小曲集Op.111」からはじまります。そしてシューマンが若かりし頃の作品「幻想小曲集Op.12」は、E.T.A.ホフマンの小説集「カロ風幻想作 品集」にヒントを得たもの。そして最後は「幻想曲Op.17」。3楽章からなるソナタ風幻想曲で初期の傑作として知られています。エッカードシュタインは 柔らかく綺麗な音色、作品に寄り添うような力みのない自然な音楽で、シューマンの繊細さを丁寧に描いています。 (Ki)


若林工房
WAKA-4200(1CD)
ショパン:ポロネーズ集
ポロネーズ第1番嬰ハ短調Op.26-1
ポロネーズ第2番変ホ短調Op.26-2
ポロネーズ第3番イ長調Op.40-1「軍隊」
ポロネーズ第4番ハ短調Op.40-2
ポロネーズ第5番嬰ヘ短調Op.44
ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」
ポロネーズ第7番変イ長調Op.61「幻想」
イリーナ・メジューエワ (P)

録音:2016 年11 月2〜4 日新川文化ホール(富山県魚津市)
ロシア出身で日本を本拠地として活躍中の名手、イリーナ・メジューエワによるショパン・シリーズの続編は、待望のポロネ ーズ集。マズルカと並んでショパンの愛国心がもっとも強く表現されたジャンルであるポロネーズから、代表的な7曲を新た に録音しました。スケールの大きさとドラマチックな表現が際立った演奏は、まさにロシア・ピアニズムの真骨頂ともいうべき もの。力強いff から繊細なpp まで幅広いダイナミクスと多彩な音色、強靭なテクニックを自在に駆使して、作曲家の心情を 高らかに歌い上げます。ソフロニツキーやネイガウスなど偉大なショパン演奏の伝統を感じさせる、充実の一枚です。

Grand PianoGP-708(1CD)
NX-B03
ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940):ピアノ作品全集
ソナタ・アパッショナータ Op.6(1933)
3つのピアノ小品より(1935)
ピアノのための5つのコンポジション(1931-32)
4月の前奏曲 Op.13(1937)
サンテティエンヌ・デュ・モン教会の鐘による変奏曲 Op.16(1838)
ピアノのための舞曲(1940 未出版・・・ジョルジオ・コウクルによる補筆復刻版)
2つの花束(1935)
スミレの小さな花束
秋の葉/小さな歌(1936)
オスティナート・フォックス(1937)
祝祭ファンファーレ(1940)
ジョルジオ・コウクル(P)

録音:2016年1月5日、2016年3月25日
1915年、当時オーストリア=ハンガリー帝国領であったブルノ(現在はチェコ共和国)に生まれたカプラーロヴァー。幼い頃より音楽 の才能を発揮し、9歳で作曲を始めるなど天才少女として注目されました。ブルノ音楽院からプラハ音楽院に進み、ターリヒとノ ヴァークに師事、22歳で奨学金を獲得し、パリのエコールノルマル音楽院に留学します。パリを拠点としていた同郷のマルティヌーに 師事した彼女の作品はヨーロッパ中で注目を集め、チェコだけでなくロンドンでも演奏され、数々の賞を受賞するなど将来を嘱望さ れます。しかし、1940年に病を得て、たった25歳の生涯を疎開先のモンペリエで閉じてしまいました。このアルバムでは、若々しいエ ネルギーを発散する初期の「コンポジション」から、出版されることのなかった未完の作品「舞曲」まで、短い人生を駆け抜けた女性 作曲家によるピアノ作品の全容を知ることができます。演奏しているのはカプラーロヴァーの師、マルティヌーのピアノ曲全集をリリース したコウクルです。
Grand Piano
GP-710(1CD)
NX-B03
アルメイダ・プラド(1943-2010):カルタス・セレステス 第2集
カルタス・セレステス 第4番(1981)
カルタス・セレステス 第5番(1982)
カルタス・セレステス 第6番(1982)
アレイソン・スコペル(P)

録音:2015年12月6-7日
アルメイダ・プラドはブラジルの作曲家で、カマルゴ・グァルニエリとともに、ナディア・ブーランジェとオリヴィエ・メシアンに師事、やがてブラ ジルの「国民楽派」を形成した一人です。彼の代表作、「カルタス・セレステス」とは日本語で「天体の図表」と言った意味を持ちま す。その言葉通り、ここに収録された3つの作品は、各々1分程度の短い曲の集まりで、神話や天空、闇、色、宇宙へのアプローチ など多彩な要素が詰まった「音による星座」です。第1集の4つの曲集も魅力的でしたが、この第2集で聴ける作品も、まさに銀河を 形作る星々の煌きをそのまま音にしたかのような、神秘的な輝きを放っています。第1集と同じく、ブラジルの若手ピアニスト、アレイ ソン・スコペルの見事な演奏で。
Grand Piano
GP-718(1CD)
NX-B03
アルチュニアン(1920-2012):ピアノ作品全集
アルメニア舞曲(1935)
パストラル(1936)
主題と変奏(1937)
3つの前奏曲(1938)
ポリフォニック・ソナタ(1946)
ユモレスク(1947)
3つの音画(1963)
ピアノのためのソナチネ(1967)
6つのムード(1976)
子供のためのアルバム(2004)
ハイク・メリキャン(P)

録音 2015年9月11-15日
アルメニアを代表する作曲家の一人、アルチュニアンのピアノ作品全集。アルメニアの民族音楽の伝承に根ざした豊かな情感を持っ た彼の作品は、ショスタコーヴィチが絶賛したことでも知られ、日本でも近年人気が高まっています。幼い頃から楽才を示したアル チュニアンは、アルメニアからモスクワに留学、じっくりと音楽を学んだ後、故郷エレバンに戻り、1954年にアルメニア・フィルハーモニー 協会の芸術監督に就任、またエレバン音楽院で作曲の指導をはじめ、1977年には教授となり1990年までこの地位に留まり、数 多くの後進を育て上げたことでも知られています。彼の代表作である「トランペット協奏曲」は超絶技巧を駆使した華やかな曲想が 人気ですが、アルチュニアン自身が優れたピアニストであったこともあり、そのピアノ曲も技巧的で、曲によってはショスタコーヴィチを思 わせるようなシニカルな佇まいを持っています。
Grand Piano
GP-731(1CD)
NX-B03
レオポルト・コジェルフ:ピアノ・ソナタ全集 第7集
ピアノ・ソナタ 第25番 ニ長調 Op.26-1 P.XII:26(1785)*
ピアノ・ソナタ 第26番 イ短調 Op.26-2 P.XII:27(1786)*
.ピアノ・ソナタ 第27番 変ホ長調 Op.26-3 P.XII:28(1786)
ピアノ・ソナタ 第28番 変ロ長調 Op.30-1 P.XII:29(1786)*
ケンプ・イングリッシュ(フォルテピアノ・・・1795年製アントン・ヴァルター複製)

録音 2012年8月5-10日
*=世界初録音
ボヘミア出身の作曲家コジェルフのピアノ・ソナタ集の第7集。ここでは1788年から1789年に作曲された4曲のソナタが収録されて います。クレメンティやデュシークらが初期のフォルテピアノのために書いたソナタの中でも、50曲ほどあるコジェルフの作品の出来栄え は突出しており、ハイドンとベートーヴェン、シューベルトを繋ぐ橋渡しとしての役割も備えています。この4曲のソナタは、どれも違う性 格を持ち、優雅で快活な第1楽章で始まる第25番、悲痛な雰囲気を持つ第2楽章が印象的な第26番、ハイドンを思わせる第 27番、モーツァルトに近い楽想による第28番と聴き所満載です。 既にコジェルフのソナタ全50曲の録音を終えたケンプ・イングリッシュ。後期作品の発売も楽しみです。
Grand Piano
GP-741(1CD)
NX-B03
グリンカ:ピアノ作品全集 第1集
自作主題による変奏曲 ヘ長調(1824)
ケルビーニの歌劇「ファニスカ」の主題による変奏曲(1826-1827)
バレエ「チャオ=カン」の2つの主題による変奏曲 ニ長調(1831)
ドニゼッティの歌劇「アンナ・ボレーナ」の主題による華麗な変奏曲 イ長調(1832)
.モーツァルトの歌劇「魔笛」の主題による変奏曲 変ホ長調(第2稿)(1856)
ロマンス「母よ祝福されてあれ」による変奏曲 ホ長調(1825)
ロシア民謡「なだらかな谷間に沿って」による変奏曲 イ短調(1826)
ベッリーニの歌劇「キャプレッティとモンテッキ家」の主題による変奏曲 ハ長調(1832)
アリャビエフの「ナイチンゲール」のによる変奏曲 ホ短調(1833)
インガ・フィオーリア(P)

録音 2016年4月20-22日
19世紀、近代ロシア音楽の礎を作ったミハイル・グリンカ。裕福な貴族の家に生まれたグリンカは、幼い頃から音楽に興味を持ち、 当時ロシアを訪れたジョン・フィールドにピアノを習うなど環境に恵まれていました。しかし、彼は最初、音楽家になることはなく1824 年に公務員として働き始めます。この時期の彼はサロンで演奏するために何曲かの華麗な変奏曲を作曲、3年間ほどサロンで演奏 していました。1930年、健康状態を懸念した彼はイタリアに移住。この地で当時流行していた様々な歌劇を耳にし、これらの主題 を用いた変奏曲で人気を博すこととなります。しかし、イタリアで3年間過ごしたグリンカはホームシックに陥り、ロシアに帰国。“アリャビ エフの「ナイチンゲール」のによる変奏曲”はその頃に書かれた曲です。それからのグリンカはロシアの民族意識に根ざした作品を次々 と発表し、賞賛を得ることとなります。
Grand Piano
GP-730(4CD)
NX-D03
フローラン・シュミット(1870-1958):2台ピアノとピアノ・デュオのためのオリジナル作品全集
【CD1】
3つの狂詩曲 Op.53
1.フランス狂詩曲/2.ポーランド狂詩曲/3.ウィーン狂詩曲
7つの小品 Op.15
4.眠気/5.リボヴィレの思い出/6.きらめき/7.少女の願い/8.池辺の散歩/9.北部の祭り/10.通り過ぎる幸せ/11.パリジェンヌ・ラプソディ
CD2・・・GP622
5つの音で Op.34…世界初録音
1.ロンド/2.舟歌/3.マズルカ/4.ベースメント/5.ピレネー風舞曲/6.メロディ/7.田園曲/8.ファランドール
ドイツの思い出 Op.28
9.ハイデルベルク/10.コブレンツ/11.リューベック/12.ヴェルダー/13.ウィーン14.ドレスデン/15.ニュルンベルク/16.ミュンヘン
8つのやさしい小品 Op.41…世界初録音
17.序曲/18.メヌエット/19.シャンソン/20.セレナーデ/21.ヴィルレー/22.ボレロ/23.哀歌/24.行列
連弾…1-24
【CD3】・・・GP623
1.第163歩兵連隊の行進 Op.48-2
旅のページ 第1集 Op.26
2.第1番:セレナーデ/3.第2番:訪問/4.第3番:あいさつ/5.第4番:さわやかな夜6.第5番:英国の舞曲
旅のページ 第2集 Op.26
7.第1番:子守歌/8.第2番:マズルカ/9.第3番:愉快な行進曲/10.第4番:慣れ親しむ家に戻る/11.第5番:ワルツ
謝肉祭の音楽 Op.22
12.第1番:パレード/13.第2番:ピエロのお話/14.第3番:美しきファティマ/15.第4番:象の訓練/16.第5番:占いの魔女/17.第6番:回転木馬
連弾…2-17
(1は本来連弾ですが、ここでは2台ピアノで演奏しています)
【CD4】・・・GP624
ユモレスク Op.43
1.軍隊行進曲/2.ロンド/3.ブコリーク/4.スケルツェット/5.感傷的なワルツ/6.グロテスクな踊り/7.歌とスケルツォ Op.54
3つの楽しい小品 Op.37
8.第1番:カドリーユ/9.第2番:ガボット/10.第3番:行進曲
小さな眠りの精の1週間 Op.58
11.第1番:二十日ネズミの婚礼/12.第2番:疲れたコウノトリ/13.第3番:眠りの精の馬/14.第4番:お人形ベルタの結婚/15.第5番:石板に書かれた文字のロンド/16.第6番:絵の中へ散歩/17.第7番:中国の傘
7.8-10…世界初録音
連弾…1-6.8-17
(7は本来連弾ですが、ここでは2台ピアノで演奏しています)
■CD1
2台ピアノ…1-3
連弾…4-11
インヴェンシア・ピアノ・デュオ
(ピアノ…アンドレイ・カスパロフ&オクサーナ・ルチシン)
録音:2010年1月3日…1-3
2010年1月5日…4-10
2011年6月3日…11

■CD2
インヴェンシア・ピアノ・デュオ
(ピアノ…アンドレイ・カスパロフ&オクサーナ・ルチシン)
録音:2011年5月18日…1-8
2010年6月4日…9-16
2010年7月9日…17-24

■CD3
インヴェンシア・ピアノ・デュオ
(ピアノ…アンドレイ・カスパロフ&オクサーナ・ルチシン)
録音:2012年1月3日…1
2011年1月4日…2-11
2011年5月13日…12-17

■CD4
インヴェンシア・ピアノ・デュオ
(ピアノ…アンドレイ・カスパロフ&オクサーナ・ルチシン)
録音:2010年7月8日…1-6
2012年1月4日…7
2011年1月17日…8-10
2011年1月7日…11-17
パリ音楽院に学び、シャブリエやドビュッシーの印象主義音楽の影響から出発、その後ロシア音楽にも傾倒するなど、その独特な音楽性で知られる作曲家フローラン・シュミット。バレエ音楽 や合唱作品が比較的知られていますが、ピアノ曲にも興味深い作品が多く存在します。2台ピアノと連弾のための作品が全曲収録されたこの4枚組は、管弦楽作品ばかりが知られるこの 作曲家の秘曲を紹介したことで、単品での発売時から高く評価されています。インヴェンシア・ピアノ・デュオの共感に満ちた洒落た演奏です。
Grand Piano
GP-752LP(1LP)
NX-D03
フィリップ・グラス(1937-):80歳を記念して
■SIDE1
エテュード 第1集 第6番
「めぐりあう時間たち」-モーニング・パッセージ(M.リースマン&M.マー
リー編)
メタモルフォシス II
シークレット・ソロ
サウンド・オブ・サイレンス
■SADE2
エテュード 第2集 第16番
エテュード 第2集 第18番
エテュード 第2集 第20番
MUSIC IN FIFTHS
「めぐりあう時間たち」-人生の選択(M.リースマン&M.マーリー編)
ニコラス・ホルヴァート(P)
2017年はフィリップ・グラスの生誕80年の記念年です。 この特別なLPは、彼の「エチュード」と映画音楽「めぐりあう時間たち」の抜粋曲を中心に、グラスの音楽を象徴する作品で構成され ています。グラスと同じく“ミニマル・ミュージックの旗手”であるスティーヴ・ライヒが「貨物列車のようだ」と評した「MUSIC IN FIFTHS-第5の音楽」や、2007年にポール・サイモンが“ガーシュウイン賞”を受賞した際、記念演奏会でグラスが演奏した「サウン ド・オブ・サイレンス」の編曲版といった、興味深い作品を聴くことができます。

TOCCATA
TOCC-0383(1CD)
NX-B03
ヨーゼフ・ヴェルフル(1773-1812):ピアノ作品集 第1集
序奏とフーガに先行されるソナタ ハ短調 WoO 113
ピアノ・ソナタ ロ短調 Op.38
ピアノ・ソナタ ヘ長調 Op.27-2
アダルベルト・マリア・リーヴァ(P)

録音 2016年7月5-6日
ザルツブルクに生まれ、レオポルド・モーツァルトとミヒャエル・ハイドンに音楽を学び、幼いモーツァルトとも面識があったというヨーゼフ・ ヴェルフル。ウィーンではベートーヴェンのライバルと見做されるも、「ピアノの対決」で敗北を喫してしまい、ウィーンを離れることとなりま した。その後はパリを経由してロンドンに行き、1805年に演奏会を開き、一応の成功を収めたことで、この地に定住、1812年に生 涯を終えました。彼の作品はモーツァルト、ハイドン、クレメンティの影響を受けていますが、使われた音の多彩さからは、もちろんベー トーヴェンやシューベルトに先立つ古典派の様相も感じることができます。彼の作品は現在に至るまでほとんど演奏されることはあり ませんでしたが、ようやく最近になって少しずつ耳にする機会が増えてきました。TOCCATAレーベルではピアノ曲全曲シリーズの録 音プロジェクトを立ち上げ、この作曲家の復興を試みます。

クアッドリーガ
VMMM-1601(1CD)
税込定価
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 『月光』
ピアノ・ソナタ第15番『田園』
ピアノ・ソナタ第17番2『テンペスト』
ヴァハン・マルディロシアン(P)

録音:2009年8 月22、23日、サンボネ劇場,ブールジュ(Maestria Records)
2009 年 仏 Maestria Records より発売されておりましたヴァハン・マルディロシアンのベートーヴ ェン・アルバム「Neuvieme Vague」より日本国内盤として「月光」「田園」「テンペスト」を発売! ※ベートーヴェンは同時代のハイドン、モーツァルト、クレメンティ、デュセック、ヴォルフルなどと相 互に刺激、影響を受けながら生涯に32 曲のピアノ・ソナタを遺しました。その作曲の道程は一言で 言えば改革と革新の連続で、一曲ごとに新たなピアノ・ソナタを創造していったといっても決して過 言では無いでしょう。このCD に収録されている1801 年から1802 年のこの時期は、『悲愴ソナタ』 以降に新たなる道を求めて意欲的に創作活動を続けていた時期で、悪化する難聴により聴覚を失 うという絶望の中で有名なハイリゲンシュタットの遺書を書いた時期とも重なっています。 このようなベートーヴェンの多彩な世界が広がるピアノ・ソナタを演奏するのは決して容易なことで ありませんが、それに挑んだのがアルメニア出身でフランス在住のヴァハン・マルディロシアンです 。ピアニストしてはヘンデル、バッハから現代曲に至るまで膨大なレパートリーを有し、同時に作曲 も指揮もこなすという本来あるべき音楽活動を展開しているヴァハン。指揮者、ピアニストとしてヨー ロッパ各地を転々とする多忙な日々の中で、新たな解釈のヒントを求め譜読み没頭する彼は、常に 最新の原点版と過去の様々な解釈版との比較に余念がありません。日頃の彼との対話の中でも中 心を占めるのは過去の名演奏や解釈版のこと。筆者私蔵の膨大な量の初版譜や種々の解釈版の 閲覧を求められ、その都度尽きることのない創造的な話が膨らみますが、そんなヴァハンのモット ーは本来あるべき音楽の姿を楽譜を通じて再現すること。最もシンプルで同時に最も困難な営み。 これこそが音楽のエネルギーを我々が生きている現代という時空間に解き放つことでしょう。 (Itaru Haba)


Dynamic
CDS-7771(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン=リスト:交響曲全集 第2集
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(リスト編)
ベートーヴェン:バガテル Op.126
ガブリエレ・バルドッチ(P)

録音:2015年5月1-12日
マルタ・アルゲリッチに見い出された才能、バルドッチによるベートーヴェン=リスト:交響曲全集の第2集。第1集(CDS731)では第 1番と第6番という比較的穏やかな作品に挑んだバルドッチですが、この第2集は「第3番」をメインに収録。ベートーヴェンの初期の 大作である「英雄交響曲」を、リストが音色に細心の注意を払いながら、丁寧にピアノ独奏に落とし込んだこの編曲版は、演奏は 困難を極め、とりわけ最終楽章の変奏曲は多彩な音色と技巧が要求される難曲として知られています。バルドッチの演奏は、数 多くの要求を完全に満たし、聞き手に満足を与えます。同時収録のバガテルはベートーヴェンの晩年の作品で「バガテル=ちょっと したもの」という概念を覆すほどの、充実した内容を持つ小品集。こちらでもバルドッチはニュアンスある演奏を聴かせます。


H.M.F
HMM-907593(2CD)
バッハ:パルティータ(全曲)
第1番 変ロ長調 BWV 825
第2番 ハ短調 BWV 826
第4番 ニ長調 BWV 828
第3番 イ短調 BWV 827
第5番 ト長調 BWV 829
第6番 ホ短調 BWV 830
リチャード・エガー(Cemb)/ジョエル・カツマン、アムステルダム(1991年製)/1638年リュッカース・モデル)

録音:2016年1月

フランス組曲(HMU907583/KKC5673)でも高い評価を得たエガーによる、バッハのパルティータ全曲の登場。パルティータは、バッハにとっての作品1、すなわち初めて出版された作品。1726年に第1番を、以降毎年第2番、第3番と1曲ずつ出版。1731年にまとめて6曲の曲集「パルティータ」として出版されました。当時の人々の趣味に沿うように組曲の形式をとりながら、その1曲1曲がひらめきと霊感に満ちた力作ぞろいです。エガーはすべての反復記号を実施、反復時になんとも密度の濃い装飾を施しており、反復であることを忘れさせます。エガーの冴えわたるひらめき、そしてそのひらめきをあますところなくとらえた濃密な録音は見事。
バッハの作品を論じるときにしばしば用いられる「数字」。このディスクでも、エガーは自身でライナーノートを書いていますが、この数字をベースに興味深い文章を寄せています。BACHをアルファベットの文字順に数えると[2,1,3,8]となります。第1番のプレリュードは21小節、アルマンドは38小節から成り、バッハは自身の名前を刻印するかたちで組曲の幕を開けたことにはじまり、第6番でも小節数や和音の種類など、様々な数字の意味について述べています。もちろんそんな分析的なことを抜きにして、エガーの鮮烈かつ説得力満点の演奏に圧倒される2枚組です。 (Ki)


SUPRAPHON
SU-4223(1CD)
ヴァーツラフ・ヤン・トマーシェク(1774-1850):ピアノ・ソナタ集
ソナタ 変ホ長調 Op.13
ソナタ ハ長調 Op.14
ソナタ イ長調 Op.26
ペトラ・マチェヨヴァー(フォルテピアノ)

録音:2016年10月30日-11月1日/プリーホヴィツェ城(プジェシュティツェ)
スプラフォン・レーベルが力を注いで録音をしているチェコ(ボヘミア)の作曲家、ヴァーツラフ・ヤン・トマーシェクの作品集。当ディスクにはピアノ・ ソナタが収録されました。18世紀から19世紀、ベートーヴェンと同時代を生きたトマーシェクは、多くの作曲家が国外に亡命したチェコ古典派と、19 世紀の国民楽派とを橋渡しした主要な人物で、生涯にわたってプラハ音楽界の中心にあり、その影響は出版された作品および多くの弟子のヴォジーシェク などによって広められました。ここに収録されたピアノ・ソナタなど古典派様式のピアノ曲を残した作曲家です。当録音ではフォルテピアノを使用しており、 当時の響きを追求した演奏を聴くことができます! (Ki)


Hanssler
HC-17022(1CD)
ハイオウ・チャン〜「指紋」
バッハ:半音階的幻想曲とフーガ.ニ短調 BWV903
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332/300k
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」
スクリャービン:3つの小品 Op.45より第1曲「アルバムの綴り」
ドビュッシー:12の練習曲より第11番「組み合わされたアルペッジョのための」
ラヴェル:ラ・ヴァルス
湖南民謡(王建中;編):瀏陽河
ハイオウ・チャン【張海鴎】(P;C.Bechstein D282)

録音:2016年6月27-30日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
現在ヨーロッパを中心に活躍する若手ピアニスト、ハイオウ・チャン。「指紋」と題された当アルバムにはバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、スクリャー ビン、ドビュッシー、ラヴェル、そして湖南民謡の瀏陽河を収録。まるで一夜のリサイタルを聴いているかのような充実の構成です。テクニック一辺倒では ない、表情豊かな演奏が持ち味のチャン。繊細なモーツァルト、雄弁な「ワルトシュタイン」、圧倒的な存在感の「ラ・ヴァルス」など、当ディスクで多彩 な演奏を聴くことができます。チャンが弾く美しいベヒシュタインの調べがベルリンのイエス・キリスト教会に響き渡ります!
ハイオウ・チャンは、北京中央音楽学院に学び、2002年からはハノーファー高等音楽学校でベルント・ゲツケに就いて研鑽を積みました。キエフで行 われたウラジーミル・ホロヴィッツ国際ピアノコンクールで銀メダル、中国国立ピアノデュオ・コンクール金メダルなど輝かしい受賞歴も誇ります。ヘンスラー・ レーベルよりリリースされているリスト・アルバム(98 625)では圧倒的なテクニックを披露し話題となり、ファイと共演したモーツァルト(HC 16037) でも好演を聴かせてくれています。当アルバムでも大家を予感させる豊かな音楽性を余すところなく堪能することができます。 (Ki)
Hanssler
HC-16048(1CD)
オピッツのR・シュトラウス
R・シュトラウス:セレナードOp,17の2(ギーゼキング編)
帰郷Op.15の5(ギーゼキング編)
懐かしい幻影Op.48の1(ギーゼキング編)
冬の霊感Op.48の4(ギーゼキング編)
悪天候Op.69の5(ギーゼキング編)
イノック・アーデンOp.38*
ゲルハルト・オピッツ(P)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(朗読)*

録音:1993年12月28日/ケルンWDRザール1
リヒャルト・シュトラウスの歌曲で演奏者がフィッシャー=ディースカウといっても、歌っていないという贅沢なディスク。ここに収められたリヒャルト・ シュトラウスの5つの歌曲は大ピアニストのギーゼキングがピアノ独奏用に編曲したもので、オピッツがひとりで演じています。ギーゼキングの編曲は ピアニスティックで美しいものの、「セレナード」以外はほとんど演奏されないので、全 5 曲のオピッツによる録音が現れたのは大歓迎と申せましょう。 オピッツは歌心満点な美演を繰り広げます。 フィッシャー=ディースカウは「イノック・アーデン」で朗読を務めています。テニスンの詩の独訳による朗読とピアノのための50分に及ぶ大作。フィッ シャー=ディースカウは2003年にケーリングと同曲をDGに録音していますが、やはりオピッツはピアニストとしての格が違います。リヒャルト・シュ トラウスならではの描写をオーケストラ的な表現力で再現。フィッシャー=ディースカウも若々しい美声と役者ぶりが魅力です。 (Ki)
Hanssler
HC-17029(1CD)
ギター・デュオのためベートーヴェン
ヴィンセンツ・シュスター:変奏曲 Op.3(ベートーヴェン:七重奏曲 Op.20より)
イヴァン・クリンガー:ロンド(ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのロンド WoO 41より)
シュスター:アンダンテ Op.5(ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番 ハ長調『ラズモフスキー第3番』Op.59-3より)
フェルディナンド・カルッリ:変奏曲とロンド Op.155(ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 Op.26より)
シュスター:変奏曲 Op.4(ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op.18より)
編曲者不詳:アンダンテ(ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ15番 ニ長調『田園』 Op.28より)
アレクサンドル・ヘーゼル:4つのワルツ(ベートーヴェン:4つのワルツ Anh.14より)
カルッリ:幻想曲 Op.157(ベートーヴェン:パイジェッロの『水車小屋の娘』のアリアによる変奏曲 イ長調 WoO 69より)
ジョン・シュナイダーマン(G、ターズ・G)、
山谷英己(G、7弦G)
ギター・ファン狂喜のアルバム!ベートーヴェンの作品をカルッリなどのギターの名手がギター・デュオ用に編曲した作品集です。ギターの温かな音色 が折り重なり、ベートーヴェンの新たな魅力に気づかされる素晴らしい編曲作品で構成されております。東京に生まれアメリカで育った山谷英己はリュー ト奏者として活躍し、ギターも演奏する実力派。近年はジョン・シュナイダーマンとのデュオでの活動も多く、非常に息の合ったアンサンブルを聴かせてく れます。 (Ki)



Profil
PH-17011(12CD)
ディヌ・リパッティ生誕100年記念BOX
■Disc1(戦前の録音)
(1)バッハ:アルマンド〜パルティータ第1番変ロ長調BWV825(チェンバロを演奏)
(2).バッハ(ブゾーニ編):「トッカータハ長調」による即興(チェンバロを演奏)
(3)エネスコ:ピアノ・ソナタ第1番嬰へ短調〜第2楽章
(4)ブラームス:間奏曲変ロ短調Op.117の2
(5)同:間奏曲変ホ短調Op.118の6(断片)
(6)同:ワルツOp.39〜第1,2,5,6(2種),10,14,15番
(7)同:ワルツ集「愛の歌」Op.52(全18曲+第1曲繰り返し)
■Disc2(戦争中の録音1)
(1)バッハ(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよBWV147
(2)スカルラッティ:ソナタト長調L387(K14)
(3)ブラームス:間奏曲イ短調Op.116の2
(4)同:間奏曲変ホ短調Op.117の1
(5)シューマン:交響的練習曲Op.13〜第9変奏
(6)ショパン:練習曲変ト長調Op.10の5「黒鍵」
(7)リスト:小人の踊り
(8)リパッティ:古典様式による小協奏曲Op.3
(9)左手のためのソナチネ
■Disc3(戦争中の録音2)
(1)エネスコ:ブーレ〜ピアノ組曲第2番ニ長調Op.10
(2)同:ピアノ・ソナタ第3番ニ長調Op.24
(3)同:ヴァイオリン・ソナタ第2番ヘ短調Op.6
(4)同:ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調Op.25
■Disc4(戦後1945-48年の録音)
(1)リパッティ:ルーマニア舞曲集
(2)リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
(3)グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16
 エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンドO(1)(2)、アルチェオ・ガリエラ(指)フィルハーモニアO(3)
1945年10月10日(1)、1947年6月6日(2)/ジュネーヴ・ライヴ、1947年9月18-19日/ロンドン・セッション(3)
■Disc5
(1)バッハ(ブゾーニ編):ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV1052
(2)バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
■Disc6
(1)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
(2)リパッティ:古典様式による小協奏曲Op.3
■Disc7
(1)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
(2)同:ノクターン第8番変ニ長調Op.27の2
(3)同:華麗なワルツ第2番変イ長調Op.34の1
(4)同:舟歌Op.60
(5)スカルラッティ:ソナタホ長調L.23
(6)同:ソナタニ短調L.413
(7)リスト:ペトラルカのソネット第104番
(8)同:演奏会用練習曲「軽やかさ」
(9)ラヴェル:道化師の朝の歌
(10)フォーレ(カザルス編):夢のあとにOp.7の1
(11)ラヴェル(バズレール編):ハバネラ形式による小品
(12)リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
■Disc8(死の年)
(1)ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
(2)同:ノクターン第8番変ニ長調Op.27の2(即興付き)
(3)同:練習曲ホ短調Op.25の5
(4)同:練習曲変ト長調Op.10の5「黒鍵」
■Disc9
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番
(2)シューマン:ピアノ協奏曲
■Disc10
(1)ショパン:華麗なる大ワルツ変ホ長調Op.18/ワルツ第2番変イ長調Op.34の1/第3番イ短調Op.34の2/第4番ヘ長調Op.34の3/第5番変
イ長調Op.42/第6番変ニ長調Op.64の1「小犬」/第7番嬰ハ短調Op.64の2/第8番変イ長調Op.64の3/第9番変イ長調Op.69の1「別れ」/第
10番ロ短調Op.69の2/第11番変ト長調Op.70の1/第12番ヘ短調Op.70の2/第13番変ニ長調Op.70の3/第14番ホ短調
(2)同:マズルカ第32番嬰ハ短調Op.50の3
■Disc11
(1)バッハ:パルティータ第1番
(2)同(ケンプ編):シチリアーノ〜フルート・ソナタ第2番BWV1031
(3)同(ブゾーニ編):いざ来たれ、異邦人の救い主よBWV659
(4)同(ブゾーニ編):主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶBWV639
(5)同(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよBWV147
(6)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310
(7).バッハ(ブゾーニ編):主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶBWV639
(8)ショパン:ワルツ第3番イ短調Op.34の2
■Disc12(ブザンソン告別演奏会)
(1)即興
(2)バッハ:パルティータ第1番変ロ長調BWV825
(3)即興
(4)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310
(5)シューベルト:即興曲変ト長調D.899の3
(6)同:即興曲変ホ長調D.899の2
(7)ショパン:ワルツ第5番変イ長調Op.42
(8)同第6番変ニ長調Op.64の1「小犬」
(9)同第9番変イ長調Op.69の1「別れ」
(10)同第7番嬰ハ短調Op.64の2
(11)同第11番変ト長調Op.70の1
(12)同第10番ロ短調Op.69の2
(13)同第14番ホ短調
(14)同第3番イ短調Op.34の2
(15)同第4番ヘ長調Op.34の3
(16)同第12番ヘ短調Op.70の2
(17)同第13番変ニ長調Op.70の3
(18)同第8番変イ長調Op.64の3
(19)同華麗なる大ワルツ変ホ長調Op.18
(20).バッハ(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよBWV147
ディヌ・リパッティ(P)


■Disc1
ナディア・ブーランジェ(P連弾)(6)(7)、
イレーヌ・ケドロフ(S)、
マリー=ブランシュ・ド・ポリニャック(A)、
ポール・ドランヌ(T)、
ドーダ・コンラッド(Bs)
録音:1936年6月25日エコール・ノルマル音楽院(1)-(5)、
1937年2月25日、
1937年2月20日-1938年1月22日パリでのセッション(6)(7)

■Disc2
ハンス・フォン・ベンダ(指)
ベルリン・フィル室内O(8)
録音:1941年4月28日ブカレストでのセッション(1)-(7)、
1943年1月14日ベルリン・ライヴ(8)、
1943年3月4日ブカレストでのセッション(9)

■Disc3
ジョルジュ・エネスコ(Vn)(3)(4)
録音:1943年3月2日(1)、
3月13日(3)、
3月11日(4)ブカレストでのセッション、
10月18日ベルンでのセッション(2)

■Disc4
エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンドO(1)(2)、
アルチェオ・ガリエラ(指)フィルハーモニアO(3)
録音:1945年10月10日(1)、
1947年6月6日(2)ジュネーヴ・ライヴ、
1947年9月18-19日ロンドン・セッション(3)

■Disc5
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)アムステルダム・コンセルトヘボウO(1)、
パウル・ザッハー(指)南西ドイツRSO(2)
録音:1947年10月2日アムステルダム・ライヴ(1)
、1948年5月30日バーデン=バーデン・ライヴ(2)

■Disc6
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)フィルハーモニアO(1)、
指揮者と団体不明(2)
録音:1948年4月9-10日ロンドン・セッション(1)、
1948年(ライヴ)(2)

■Disc7
アントニオ・ヤニグロ(Vc)(10)-(12)
録音:1947年3月1,4日(1)、
2月20日(2)(6)、
9月24日(3)(7)、
9月25日(8)、
9月27日(5)、
1948年4月17,21日(4)(9)ロンドン・セッション、
1947年5月24日(10)-(12)チューリヒ・セッション

■Disc8(死の年)
オットー・アッカーマン(指)
チューリヒ・トーンハレO(1)
録音:1950年2月7日チューリヒ・トーンハレ(ライヴ)

■Disc9
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)ルツェルン祝祭O(1)、
エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンドO(2)
録音:1950年4月23日ルツェルン祝祭劇場(ライヴ)(1)、
2月22日ジュネーヴ・ヴィクトリア・ホール(ライヴ)(2)

■Disc10
録音:1950年7月3-12日ジュネーヴ・セッション

■Disc11
録音:1950年7月9日(1)(6)、
7月6日(2)、
7月10日(3)-(5)ジュネーヴ・セッション、7月27日スイス放送(7)(8)

■Disc12
録音:1950年9月16日ブザンソン音楽祭ライヴ(1)-(19)、
1947年9月24日スタジオ・セッション(20)
リパッティは今年2017年3月に生誕100年をむかえます。それを記念してProfilレーベルが12枚組の大盤振舞 Boxをリリース。
古くは10代の頃のものからあり、バッハ作品では珍しいリパッティのチェンバロ演奏に触れることができます。また、ブラームスのワルツは恩師ナディア・ ブーランジェと連弾していて、リパッティのみならずブーランジェのピアノ演奏も聴くことができます。 ★恩人エネスコを独奏者としたヴァイオリン・ソナタ2篇やチェロのヤニグロの伴奏も貴重。またバッハ=ブゾーニの神々しい演奏はピアノ録音史上の至 宝と申せましょう。
さらにカラヤン指揮フィルハーモニア管と共演した1948年4月録音のシューマンの協奏曲が貴重。これは今から50年前の1967年に放映された「ウ ルトラセブン」最終回で、主人公モロボシ・ダンがアンヌに自分がウルトラセブンであることを告白した時にかかる音源。音楽を担当した作曲家・冬木透 氏によれば、あとのない切迫した感覚がこの作品とこの演奏しかないと選んだもので、特撮物にクラシック音楽が延々とかかる前代未聞の劇伴音楽となり ました。多くの少年をクラシック・ファンにした鬼気迫る名演です。
協奏曲も自作2篇をはじめモーツァルト、ショパン(ホンモノ)、リストの協奏曲などたっぷり堪能できます。 ★名高いブザンソンの告別演奏会も収録していますが、ショパンのワルツを1曲残して終わるのはあまりにも可哀想とのことで、彼のデビュー・コンサー トの1曲目だったバッハ=ヘスの「主よ、人の望みの喜びよ」で感動的にアルバムを完結させています。
入手困難なものも多く、これだけまとまったBoxは大歓迎。さらに驚きの価格。一家にいセットは常備したい宝物です。

SILKROAD MUSIC
SRM-039SACD
(1SACD)
ジャン・ギュー〜「展覧会の絵」「ペトルーシュカ」
ムソルグスキー(ジャン・ギュー編):「展覧会の絵」
ストラヴィンスキー(ジャン・ギュー編):「ペトルーシュカ」組曲
ジャン・ギュー(Org;クロイカー=シュタインマイヤー・オルガン)

録音:1988年1月/チューリッヒ・トーンハレ
オーディオマニアの間で誉れ高き優秀録音として語り草となっているジャン・ギューの「展覧会の絵」と「ペトルーシュカ」の 録音がSACDハイブリッド盤で登場します。米Dorian Recordingsの代表盤のひとつであったこの録音は、32フィート菅から出される16Hzの重低音 をノンカットで収録していることでも注目されておりました。 なんといってもギューによる見事なレジストレーションと個性的なアーティキュレーションで、まるでオーケストラのような豊かなサウンドを聴くことがで き、さらに効果的なペダルを使用することによってホールの空気感、立体感、臨場感を味わえます。ギューの圧倒的なテクニックによってこのオルガンの響 きをご堪能いただけます。 (Ki)

SILKROAD MUSIC
SRM-039LP(1LP)
ジャン・ギュー〜「展覧会の絵」「ペトルーシュカ」
■Side A
ムソルグスキー(ジャン・ギュー編):「展覧会の絵」【第1プロムナード/T.小人/第2プロムナード/U.古城/第3プロムナード/V.テュイルリーの庭/W.牛車/第4プロムナード/X.卵の殻をつけた雛の踊り/Y. サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ/第5プロムナード/Z.リモージュの市場/[.カタコンベ-ローマ時代の墓】
■Side B
ムソルグスキー(ジャン・ギュー編):「展覧会の絵」【\.鶏の足の上に建つ小屋/].キエフの大門】
ストラヴィンスキー(ジャン・ギュー編曲):「ペトルーシュカ」組曲【T.ロシアの踊り/U.ペトルーシュカの部屋/V. 謝肉祭】
ジャン・ギュー(Org;クロイカー=シュタインマイヤー・オルガン)

録音:1988年1月/チューリッヒ・トーンハレ
53’28’、ドイツ・プレス、180g重量盤
オーディオマニアの間で誉れ高き優秀録音として有名なジャン・ギューの「展覧会の絵」と「ペトルーシュカ」の録音のLP盤。米Dorian Recordings の代表盤のひとつであったこの録音は、32フィート菅から出される16Hzの重低音をノンカットで収録していることでも注目されておりました。 なんといってもギューによる見事なレジストレーションと個性的なアーティキュレーションで、まるでオーケストラのような豊かなサウンドに驚かされます。 そして、効果的なペダルを使用することによってホールの空気感、立体感、臨場感を味わえます。ギューの圧倒的なテクニックによってこのオルガンの響き を堪能することができます。重低音も見事に再現されているのも嬉しいところです。 (Ki)


King International
KKC-4099
(1SACD)
日本語帯・解説付
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻、第2巻より
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV846(第1巻 第1番)(4’08”)
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV847(第1巻 第2番)(2’57”)
前奏曲とフーガ 変ロ短調 BWV891(第2巻 第22番)(8’37”)
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV850(第1巻 第5番)(2’59”)
前奏曲とフーガ ヘ長調 BWV880(第2巻 第11番)(4’58”)
前奏曲とフーガ 変ロ短調 BWV867(第1巻 第22番)(6’03”)
前奏曲とフーガ 嬰ヘ長調 BWV858(第1巻 第13番)(2’54”)
前奏曲とフーガ 嬰ヘ短調 BWV883(第2巻 第14番)(4’55”)
前奏曲とフーガ ト長調 BWV884(第2巻 第15番)(3’20”)
前奏曲とフーガ ト短調 BWV861(第1巻 第16番)(4’09”)
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV874(第2巻 第5番)(8’15”)
前奏曲とフーガ ロ短調 BWV869(第1巻 第24番)(11’25”)
御喜美江(アコーディオン;Giovanni Gola / Hohner 1972)

録音:2016年10月/レンナ教会(スウェーデン)
日本が誇るアコーディオンの女王・御喜美江。BISレーベルからの5年ぶりの新譜は、バッハの平均律クラヴィーア曲集からの抜粋です。 90年代半ばにリリースしたバッハのアルバムでも非常に高い評価を得ただけに期待が高まります。 「数限りなくたくさんの美しさ、驚き、魔力、冒険が隠されていて、弾けば弾くほど新しい発見が絶えない」と御喜美江が語るバッハの平均律は録音の構想か ら実に5年、満を持してついに実現しました。ピアニストならば必ず演奏するこの曲集は、第1巻、第2巻とそれぞれ24の全ての調による前奏曲とフーガで 構成されており、ハンス・フォン・ビューローが “音楽の旧約聖書” と呼び賞賛したことでも有名です。御喜美江のアコーディオンの演奏は、実に多彩な表情を 見せ、ことにフーガの各声部の表現は圧巻でバッハへの敬愛と音楽への真摯な姿勢を聴くことができます。温かみのある美しいアコーディオンの音色がスウェー デンのレンナ教会に響き渡ります。
※国内品番のみのご案内です。 (Ki)


Profil
PH-17005(10CD)
スヴャトスラフ・リヒテル・プレイズ・シューベルト1949-1963
■Disc1
(1)ピアノ・ソナタ第6番ホ短調D.566(三楽章版)
(2)同第13番イ長調D.664
(3)同第6番ホ短調D.566(2楽章版)
■Disc2
(1)さすらい人幻想曲D.760Op.15
(2)ピアノ・ソナタ第13番イ長調D.664
■Disc3
(1)ピアノ・ソナタ第14番イ短調D.784
(2)第15番ハ長調D.840
■Disc4
(1)ピアノ・ソナタ第16番イ短調D.845
(2)第15番ハ長調D.840
■Disc5
(1)ピアノ・ソナタ第17番ニ長調D.850
(2)さすらい人幻想曲D.760Op.15
■Disc6
(1)ピアノ・ソナタ第19番ハ短調D.958
(2)第21番変ロ長調D.960
■Disc7
(1)ピアノ・第21番変ロ長調D.960【グレン・グールドが実聴した演奏】
■Disc8
(1)即興曲第2番変ホ長調D.899Op.90の2
(2)第3番変ト長調D.899Op.90の3
(3)第3番変イ長調D.899Op.90の4
(4)第2番変イ長調D.935Op.142の2
(5)3つのピアノ曲D.946
(6)即興曲第3番D.899Op.90の3(ト長調版)
(7)ピアノ曲変ホ短調D.946の1(オリジナル短縮版)
■Disc9
(1)楽興の時Op.94【第1曲ハ長調/第3曲ヘ短調/第6曲変イ長調】
(2)アレグレットD.915
(3)12のワルツD.145
(4)2つのエコセーズD.734
(5)レントラー集D.366【第1曲イ長調(2種)/第3曲イ短調/第4曲イ短調(2種)/第5曲イ短調(2種)】
(6)アレグレットD.915
(7)レントラー集D.366【第1曲イ長調(2種)/第3曲イ短調/第4曲イ短調(2種)/第5曲イ短調(2種)】
(8)楽興の時第3曲ヘ短調Op.94の3
■Disc10
(1)創作主題による8つの変奏曲D.813【ベンジャミン・ブリテンとの連弾】
(2)挨拶を送ろうD.741/ミニヨンの歌「ただ憧れを知る者だけが」D.877の4/郵便馬車(冬の旅)/からす(冬の旅)/別れ(白鳥の歌)
鳩の使い(白鳥の歌)【ニーナ・ドルリアク(ソプラノ)ロシア語歌唱】
(3)魔王D.328【リスト編曲】
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

■Disc1
録音:1962年11月29日モスクワ(1)
1957年6月27日キエフ(2)
1958年2月5日モスクワ(3)(すべてライヴ)

■Disc2
録音:1962年11月29日モスクワ・ライヴ(1)、1963年2-4月パリ・セッション(2)

■Disc3
録音:1957年4月8日(1)、
1961年11月13日(2)/モスクワ(ライヴ)

■Disc4
録音:1957年3月2日モスクワ・ライヴ(1)、
1961年10月19-20日パリ・セッション(2)

■Disc5
録音:1956年8月11日モスクワ・ライヴ(1)、
1963年2-4月パリ・セッション(2)

■Disc6
録音:1958年2月5日(1)、
1961年11月13日(2)/モスクワ(ライヴ)

■Disc7
録音:1957年5月9日モスクワ・ライヴ

■Disc8
録音:1957年2月19日モスクワ・ライヴ(1)(2)、
1959年6月12日キエフ・ライヴ(3)(6)、
1961年10月19-20パリ・セッション(4)、
1963年場所不明・ライヴ(5)、
1961年11月13日モスクワ・ライヴ(7)

■Disc9
録音:1957年2月19日モスクワ・ライヴ(1)(3)(4)(5)、
1961年11月13日モスクワ・ライヴ(2)、
1961年10月19-20日パリ・セッション(6)(7)(8)

■Disc10
録音:1963年場所不明・ライヴ(1)、
1953-5年モスクワ・ライヴ(2)、
1949年12月8日モスクワ・ライヴ(3)
Profileレーベルが、弊社の依頼でドイツの放送局に眠るリヒテルの音源を調査し、当時ソ連の放送局から提供された驚愕のマスターテープを多数発掘しました。1949年から1963年までのライヴ中心で、大半がディスコグラフィにない初出物。リヒテルの真骨頂といえばシューベルト。これまで知られる録音はいずれも絶品で各曲の決定盤となっていましたが、驚くべき作品が日の目をみました。それもリヒテルがまだ西側で知られる以前の壮年期の演奏が多く、言葉を失うすさまじさに満ちたものばかり。ピアノ・ソナタは8作品を聴くことができますが、同曲異演が4つあるため12もの演奏を堪能できます。いずれも絶品ですが、ことに第21番変ロ長調の1957年5月9日モスクワ・ライヴは、かのグレン・グールドが列席し「リヒテルの催眠術でトランス状態へ連れていかれた」と評した伝説の演奏。グールドの受けたショックを追体験できます。
さらに即興曲第3番や遺作の「3つの小品(即興曲)」が他で聴く機会がなく貴重。即興曲第3番は原曲通りの変ト長調版と、半音上げたト長調版の両版を収録。ト長調版は今日弾く人がいないため超お宝音源でもあります。また「3つの小品(即興曲)」第1番は、現行版のほかシューベルトが後に削除した別エピソードを含む完全版もリヒテルの演奏で聴くことが出来るのがうれしい限り。これがまた神業の芸術。もうひとつの魅力は、リヒテル夫人でソ連を代表するソプラノ、ニーナ・ドルリアクを独唱にリヒテルが伴奏を務めたお宝音源が収められていること。「冬の旅」や「白鳥の歌」の名作を若きリヒテルのピアノで堪能できます。またリヒテルと非常に気の合った大作曲家ベンジャミン・ブリテンとの連弾も無二の逸品。大半は入手困難なうえ、新音源を用いているため大歓迎。さらに驚きの価格で、新たなリヒテルの名盤の登場となります。ピアノ音楽の財宝です。 (Ki)

ACCENTUS Music
KKC-1068(2LP)
日本語帯・解説付
税込定価
バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988 シュ・シャオメイ(P)

録音:2016年ポワティエ・オーディトリアム劇場、フランス
ヨーロッパを拠点とする中国人ピアニスト、シュ・シャオメイ。文化大革命を乗り越え新たな道を切り開いてきた彼女。そのような半生からは想像もできない、心穏やかな音楽。彼女が得意とするバッハの演奏は、緻密な構成力と洗練された表現力から生み出され、ただ純粋に音楽が聴こえ聴く者の心に共鳴します。今回、彼女の代名詞とも言える作品「ゴルトベルク変奏曲」を25年ぶりに再録音しました。2014年のライプツィヒ・バッハ音楽祭のライヴ映像(ACC20313)が発売されていますが、シュ・シャオメイのゴルトベルク変奏曲といえば、1990年に録音され、仏ディアパゾン誌で5つ星を獲得した名盤(MIR048)が思い出されます。それから25年後に録音された当盤でもバッハの音楽に対する深い理解と、驚くべき透明感で演奏されるピアノの音、あまたあるゴルトベルク変奏曲の演奏の中でも一際大きな魅力を備えた演奏です。シュ・シャオメイはこの録音に際し、老子の言葉「反は道の動なり(TheReturnistheMovementofTao)」を例に挙げ、アリアに始まりアリアに終わるゴルトベルク変奏曲を生と死の循環と捉え、曲を聴き終えたあとに、「生」への希望を感じ取ることができるような演奏をしたいと語っています。 (Ki)

BIS
BISSA-2165(1SACD)
『ギターラ・ミア』
ピアソラ:天使の死
カルロス・ガルデル(1890-1935):わが懐かしのブエノスアイレス
ピアソラ:ブエノスアイレスの春
 南へ帰ろう
ガルデル:ギターラ、ギターラ・ミア
ピアソラ:最後のグレラ
ガルデル:Criollitademisamores
 彼女の瞳は閉ざされた
 想い届く日
ピアソラ:勝利
ガルデル:ポル・ウナ・カベサ
 あなたのいない時/帰郷
ピアソラ:ギターのための5つの小品
フランツ・ハラース(G)

録音:2016年2月/ミュンヘン
BISレーベルより積極的なリリースの続くギタリスト、フランツ・ハラース。今回はアルゼンチンが生んだ2大巨匠ピアソラとガルデルの作品を収録しました。カルロス・ガルデル(1890-1935)はタンゴ歌手、タンゴの作曲家、そして俳優として名を馳せたアルゼンチンが生んだ国民的英雄。人気絶頂だった1935年、ガルデルが45歳のときに飛行機事故により亡くなってしまいましたが、今もなお“レジェンド”として絶大なる人気を誇ります。ガルデルに扮したジャケット写真からもわかる通り今回もハラースは全身全霊を込めて演奏。ピアソラの作品とともに情熱的で甘く切なくギターを奏でます。 (Ki)


MARSTON
MARS-53021(3CD)
ウィリアム・カペル放送用録音および演奏会ライヴ録音
(1)バッハ:組曲イ短調BWV818/モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330/ショパン:マズルカヘ短調Op.63-2/ブラームス:間奏曲変イ長調Op.76-3
(2)ショパン:夜想曲変ロ短調Op.9-1/シューマン:ロマンス嬰ヘ長調Op.28-2/ドビュッシー:グラナダの夕暮れ/ショスタコーヴィチ:24の前奏曲Op.34―第24番ニ短調Op.34-24,第10番嬰ハ短調Op.34-10,第5番ニ長調Op.34-5/ナポレターノ:猫/パルマー:トッカータ・オスティナート
(3)R.シュトラウス:ブルレスケニ短調
(4)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番(旧第16番)変ロ長調K.570/グラナドス:マハとサヨナキドリ
シューベルト:12のレントラーD.790Op.171―第8番変イ短調,第11番変イ長調/チェイシング:トリッキー・トランペット/ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58の第3楽章冒頭
(5)ドビュッシー:子供の領分(全6曲)/リスト:ハンガリー狂詩曲第11番イ短調
(6)ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
(7)バッハ(ブゾーニ編):さあ来てください、異邦人の救い主よBWV659/ドビュッシー:ベルガマスク組曲(全4曲)/
リスト:ハンガリー狂詩曲第11番イ短調/ショパン:マズルカ嬰ハ短調Op.6-2/ファリャ:「三角帽子」―粉屋の踊り
(8)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330―第3楽章/メンデルスゾーン:無言歌Op.67-2「失われた幻影」
(9)バッハ:4つのクラヴィーアのための協奏曲イ短調BWV1065
(10)シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44
ウィリアム・カペル(P)

(1)録音:1947年3月21日ニューヨーク
(2)録音:1945年2月28日ニューヨーク
(3)フリッツ・ライナー(指)
 ピッツバーグSO
 録音:1948年2月1日ピッツバーグ
(4)録音:1952年6月9日ニューヨーク
(5)録音:1952年6月15日ニューヨーク
(6)ユージン・オーマンディ(指)
 フィラデルフィアO
 録音:1944年10月28日フィラデルフィア
(7)録音:1951年10月17日コネチカット州ニューロンドン
(8)録音:1950年5月20日ニューヨーク
(9)ロザリン・トゥレック(P)、
 ユージン・リスト(P)、
 ジョゼフ・バッティスタ(P)
 ミルトン・カティムズ(指)
 NBC弦楽合奏団
録音:1950年5月20日ニューヨーク
(10)ファイン・アーツQ
 【レナード・ソーキン(Vn)、
 ジョゼフ・ステパンスキ(Vn)、
 シェパード・レーンホフ(Va)、
 ジョージ・ソプキン(Vc)】
録音:1951年11月21日シカゴ
20世紀後半の最も偉大なピアニストの一人になるはずだったウィリアム・カペル(1922―1953)。若くして絶大な人気を誇ったカペルは、しかし飛行機事故でわずか31歳で亡くなってしまった。当然残された商業録音はそれほど多くはない。今日でもカペルの人気は高く、演奏会のライヴ録音や放送用の録音は貴重である。marstonが1944年から1952年までのそうした録音を4時間弱ほど集め、CD3枚にまとめた。お得意の曲から珍しいアンコールピース、協奏曲や室内楽曲まで、様々なカペルの姿を聞くことができる。録音状態はまちまちだが、若くして亡くなった天才の芸術を偲ぶに支障はないだろう。
※実際の商品のトラックリスティングに誤りがあります。
・CD2トラック6シューベルト:12のレントラーD.783Op.171〜誤:第7番変イ短調→正:第8番変イ短調
・CD2トラック7シューベルト:12のレントラーD.783Op.171〜誤:第12番変イ長調→正:第11番変イ長調

GENUIN
GEN-17452(1CD)
「Pearls of Classical Music」〜ピアノ作品集
ハイドン:ピアノ・ソナタ第39 番 ニ長調hob.XVI/24
ベートーヴェン:ロンド・カプリッチョ ト長調Op.129「失われた小銭への怒り」
ウェーバー:華麗なロンド 変ホ長調 Op. 62
ショパン:ワルツ第14 番 ホ短調「遺作」/ アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp.22
リスト:愛の夢第3 番 変イ長調 S.541 / “リゴレット”による演奏会用パラフレーズS.434
サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート Op.70
モシュコフスキ:15 の練習曲 Op72 より第11 番
リャプノフ:12 の超絶技巧練習曲Op.11 より第10 番「レズギンカ」
カロリーネ・フィッシャー(P)

録音:2016年5月
ロリーネ・フィッシャー久々のGENUIIN への録音で、3 枚目のアルバム。 1982 年ベルリン生まれ。16 歳のときにハンス・アイスラー音楽大学へ入学し、スタインウェイ国際ピ アノ・コンクール、ゾフィー・シャルロッテ女王国際コンクール、ベルリン・ヤング・ピープル・コンクー ルなど 37 回に渡る優勝や受賞歴を誇ります。どこまでもクリアなタッチ、朗々とした歌いまわし、目 の覚めるようなヴィルトゥオージティでピアノの美しい小品たちを奏でます。

MSR
MS-1612(1CD)
CME プレゼンツ「ピアノ・セレブレーション」Vol.2〜ポール・リアル(1943-):2 台ピアノ&4 手連弾のための作品集
(1)ドロシー・マギー〜2台ピアノのための
(2)セルジュ・P〜2台ピアノのための
(3)ベンガルの子供の世界〜4手連弾のための
(4)CPE〜2台ピアノのための
(5)コラールU〜2台ピアノのための
メヌエット・イン・ジー・ウィズ〜2台ピアノのための
(7)リトル・スクリーマーズ〜4手連弾のための
(8)警備員、夜を守る友よ:ファンファーレ〜2台8手連弾のための
(1)(5)(7)カール・パトリック・ボレイア(P)
(1)(3)(4)(8)ジャヤン・サン(P)
(2)(3)(5)(8)エンリケッタ・ソマリーバ(P)
(2)(7)(8)パトリシオ・モリーナ(P)、
(4)(8)ミン・クウォン(P)

録音:2016年6月
アメリカにあるザ・センター・フォー・ミュージカル・エクセレンス(CME)は、年齢、国籍など関係 なく、才能のある学生や若手アーティストのための教育、指導、財政支援、数々の演奏会開催な どを行い、育成している機関。その CME に在籍している若手ピアニストたちによるアルバムで す。アメリカの現代音楽作曲家ポール・リアルによるピアノ連弾作品を収録した世界初録音盤。

ODRADEK RECORDS
ODRBOX-01(7CD)
ラフマニノフ:ピアノ作品全集
コレルリの主題による変奏曲Op.42
ピアノ・ソナタ第2 番Op.36
6 つの楽興の時Op.16
サロン小品集Op.10
練習曲集「音の絵」Op.39
13 の前奏曲集 Op. 32
ショパンの主題による変奏曲 Op.22
幻想的小品集 Op.3
10 の前奏曲集 Op.23
「ラフマニノフによる編曲集」
ラフマニノフ:組曲ニ短調(ピアノ版)を含む全19 トラック
ピアノ・ソナタ第1 番 Op. 28
練習曲集「音の絵」Op. 33
小品集(1887〜1917)全20 トラック
アルトゥール・ピサロ(P)

録音:2013‐14年
「ピアニストの中の詩人」と称賛される、ポルトガルのアーティスト、アルトゥール?ピ サロのラフマニノフのソロ・ピアノ作品全集が待望のセット化!ラフマニノフはピサロ が幼少時から敬愛してやまない作曲家なだけに、その演奏は温もりがあり、音楽に 豊かな広がりを感じます。卓越したテクニックはもちろん、タッチもクリアで美しい。 ※アルトゥール・ピサロは 1968 年ポルトガルのリスボン生まれ。神童として幼少時か ら演奏活動を行い、マレイ・ペライアやラドゥ・ルプーが優勝したリーズ国際コンクー ルの1990 年優勝者(ラフマニノフのピアノ・ソナタ第2 番とピアノ協奏曲第3 番を演 奏!)であり、Hyperion レーベルや LINN レーベルなど録音も多数の実力派ピアニ ストです。
ODRADEK RECORDS
ORDCD-329(1CD)
4手ピアノのためのリスト:交響詩集
死の舞踏−『怒りの日』によるパラフレーズ(編曲:デュオ・ツユキ&ローゼンボーム)
交響詩 第6 番「マゼッパ」(編曲:フランツ・リスト)
交響詩 第11 番「フン族の戦争」(編曲:フランツ・リスト)
交響詩 第3 番「前奏曲」(編曲:フランツ・リスト)
デュオ・ツユキ&ローゼンボーム(ピアノ・デュオ)
【露木智恵、ミヒャエル・ローゼンボーム】

録音:2016年2月25日-3月2日
2009 年にドイツ、ハノーヴァーで結成されたピアノ・デュオ。リストがピアノと管弦楽のための 作曲した「死の舞踏」(後にピアノ独奏用、2 台ピアノ用もリスト編曲で作られています)を、1 台 4 手のピアノ連弾用にデュオ・ツユキ&ローゼンボームが編曲。原曲のニュアンスを失うことなく、 「死の舞踏」の世界観を表現しています。リスト自身の編曲によるピアノ・デュオ版“交響詩集” は、管弦楽版とはまた印象が変わり、旋律がくっきりと浮かび上がります。
ODRADEK RECORDS
ORDCD-346(1CD)
現代スペイン・ギター作品集
ガブリエル・エルコレカ(1969-):ファンタジア
アルベルト・オルティグエラ(1969-):アントニオ・デ・カベソンの3 つのティエントス
ミケル・ウルキーサ(1988-):草
エレナ・メンドーサ(1973-):蜃気楼の聖務日課
ホアン・リエラ・ロブステ(1968-):ポエティカ
ラモン・ラスカーノ(1968-):エズキル
ベルトラン・シャヴァリア=アルドレーテ(G)

録音:2016年3月14日〜17日
現代スペイン・ギター作品のアーカイブを作成するというテーマのもとスタートした第 1 弾。埋 もれてしまっている現代スペイン・ギター作品の魅力を伝えるクラシック・ギターの新たなレパー トリー・アルバム。

ALBANY
TROY-1649(1CD)
「アメリカのフルート作品集」〜初演&古典のタペストリー
(1)ジェニファー・ヒグドン(1962-):フルート・ポエティック(2009)
(2)マーク・ヴィンチ(1960-):見張り台(2011)〜無伴奏フルートのた
めの
(3)キャサリン・フーバー(1937-):中世組曲(1981)
(4)ヒンデミット:8つの小品(1927)〜無伴奏フルートのための
(5)チャールズ・トムリンソン・グリフェス(1894-1920):ポエム(1918)
(6)マーク・ヴィンチ:TINGsha Bom t-Bom t-Bom(2014)〜フルートとオーケストラのための
ヤン・ヴィンチ(Fl)
(1)(3)(5)内田玲子(P)
(6)マーク・ヴィンチ(指)
ニューヨーク・ドリーム・オーケストラ

録音:2015年3月&8月
ジュリアード音楽院、クリーヴランド音楽大学などで、ジュリアス・ベイカー、サミュエル・バロン、 ジュディス・ベントリーなどに師事したアメリカのフルート奏者ヤン・ヴィンチ。今作はアメリカの現 代フルート作品を収録。ピュリッツァー賞&グラミー賞を受賞しているアメリカを代表する現代音 楽作曲家ジェニファー・ヒグドンとマーク・ヴィンチの作品は委嘱作品で世界初録音。  (Ki)
ALBANY
TROY-1650(1CD)
ヴィブラフォン&マリンバ作品集
フアン・アラモ:アラワク族の転落/ボリンカナスの版画/ケレンドナ/ノスタルジア/慰め/自由を追いかけて
セルジオ・セルヴェッティ:マリンバミア!/マリンバモール/マリンバドロン
ジェイ.C.バツナー:ラジオが教えてくれた歌
ネイサン・ドートリー:はじめまして
フアン・アラモ(ヴィブラフォン、マリンバ)
(1曲目のみ)UNCパーカッション・アンサンブル
プエルトリコ出身のフアン・アラモ。プエルトリコ音楽学校、ジャズをノーステキサス大学で学 ぶ。クラシック、ジャズでも活躍中の打楽器奏者。プエルトリコ、アメリカ、ヨーロッパ、南米などで コンサートやジャズ・フェスティヴァルなどに参加。今作は自作曲のほかに、現代音楽作曲家によ る打楽器作品を収録。マリンバとヴィブラフォンのレパートリーとして注目です。

DiscAuvers
DAS-016(1CD)
シューマン:幻想曲ハ長調 Op.17
子供の情景 Op.15
ルカ・オクロス(P)

録音:2015年11月
ルカ・オクロスは1991年トビリシ生まれ。モスクワ音楽院にてセルゲイ・ドレンスキーに師事しました。18歳でカーネギー・ホール・デビューを果 たした他、ウィグモア・ホールなど世界の名だたるホールでコンサートを開き活躍しています。2016年には第4回香港国際ピアノコンクールで第1位を 獲得。注目の若きピアニストです。 なかなか解決されない不安定な属九の和音で始まるロマンティックな『幻想曲』と、有名な「トロイメライ」を含む人気曲『子供の情景』を収録。奥 の深い世界観と親しみやすいメロディが同居するシューマンの音楽をお楽しみください。 (Ki)


Global Culture Agency
GCAC-1002(2XRCD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001〜1006(全曲)
[CD1]
ソナタ第1番ト短調 BWV1001
パルティータ第1番ロ短調 BWV1002
ソナタ第2番イ短調 BWV1003
[CD2]
パルティータ第2番ニ短調 BWV1004
ソナタ第3番ハ長調 BWV1005
パルティータ第3番ホ長調 BWV1006
ヨゼフ・シゲティ(Vn)

録音:1955、56年(モノラル)
xrcd24RD
HR カッティング
CD1:72’21’’
CD2:74’51’’
シゲティのバッハ無伴奏と言えば泣く子も黙る超名盤。強烈なまでに愚直な歌いっぷり、芯のある骨太の音色、決して緩むことのない緊張度、妥協なき 世界。その演奏はまさに至高、バッハ演奏の神髄。しかしその一方で、音質面ではファンを悩ませ続け、なかなか決定盤たる音質のディスクに出会えない 録音でもあったと言えるかも知れません。今回ご紹介するディスクはVanguard Classic提供の公式音源に名エンジニア杉本一家氏がリマスターを施し、 通常CDプレーヤーで再生できる高音質フォーマットであるXRCDとして作られたもの。CDに限定すれば間違いなく当録音の決定盤です。眼前にくっき りと現れる、鬼気迫るようなシゲティのヴァイオリン。聴く者の魂を打ち震わせる全音楽愛好家必需の逸品です。
幼少時に大ヴァイオリニストのヨアヒムや大ピアニスト・作曲家のブゾーニと出会い、その音楽的才能を大きく開花させたヨゼフ・シゲティ(1892-1973)。バッハの無伴奏と言えば『シャコンヌ』等ほんの一部が技巧的ショウピースとして取り上げられるのみだった時代において、他ならぬ彼こそが全曲 を演奏し聴かせる先駆者だったことも忘れてはなりません。それでいて現在なお至上の名演として君臨する彼のバッハ録音は、カザルスの『無伴奏チェロ 組曲』録音と双璧を成す、世にまたと無い「偉業」と言えるでしょう。 (Ki)


CAvi
4260085-533763(1CD)
ピアノ4手のための作品集〜東へ!
ブラームス:4手のためのワルツ集Op.39
ヒンデミット:4手のための8つのワルツ集Op.6
オズカン・マノフ(1967-):アナトリア民謡による2つの歌
ストラヴィンスキー:春の祭典(4手版)
ギュルル・エンサリ(P)
ヘルベルト・シュフ(P)

録音:2016年4月シュトゥットガルト
イスラエル出身のピアニスト、ギュルル・エンサリとルーマニア系ドイツ人のヘルベルト・シュフによる夫婦ピアノ・デュオ。同じ音楽観、卓越したテクニッ クを持つ夫婦による息の合った演奏を披露しています。ヒンデミットの「4手のための8つのワルツ」を練習している時に、ブラームスの「4手のための ワルツ集」との類似点に気が付き、このアルバムの構想が生まれたと言います。そして2人の友人であるトルコ人作曲家オズカン・マノフに依頼して作曲 されたアナトリア民謡による連弾作品。さらに難曲ストラヴィンスキー「春の祭典」の4手版を収録しています。これはロシア・バレエのために作曲され た管弦楽曲の連弾編成版。大編成のオーケストラによって展開される原曲の魅力を凝縮し、独特のリズムや躍動感が4手ピアノによって鮮やかに表現され ています。 (Ki)

ATMA
ACD2-3019(1CD)
時代を超えた芸術〜モントリオール美術館セレクション・アルバム
(1)ジョン・ダンスタブル:モテット「あなたは誰よりも美しい」
 絵画:ベルナート・マルトレル≪受胎告知≫
(2)ジョヴァンニ・ガブリエーリ:モテット「ああ、何と甘美な」
 絵画:コルネリス・ファン・ハールレム≪羊飼いの礼拝≫
(3)ミヒャエル・プレトリウス:4つのブランルと2つのガヴォット(テレプシコーレ)
 絵画:ヨース・デ・モンペル(子)&ヤン・ブリューゲル(子)≪荷馬車のある冬景色≫
(4)カスタルディ:クワリョッタ・カンツォーネ
 絵画:エヴァリスト・バスケニス≪楽器のある静物≫
(5)シュッツ:われを憐れみたまえ
 絵画:ピーテル・クラース≪ヴァニタス≫
(6)ジャン・ダニエル・ブラウン:シャコンヌ
 絵画:ニコラ・ランクレ≪秋≫
(7)デュフリ:ドゥ・ギヨン ホ長調
 絵画:ジャン=バティスト・グルーズ≪メルシエ夫人の肖像≫
(8)ヤサント・ジャダン:弦楽四重奏第3番よりポロネーズ
 絵画:ジャック・サブレ・ル・ジュヌ(子)≪港にいる家族の肖像≫
(9)ショパン:マズルカ ホ短調Op.41-2
 絵画:テオドール・シャセリオー≪石碑の前で泣く女性、追憶≫
(10)ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集より「夢」
 絵画:アンリ・ファンタン=ラトゥール≪魔法≫
(11)ドビュッシー:月の光(ストコフスキー編)
 絵画:アンリ=ジョゼフ・アルピニー≪月の光≫
1(12)クルト・ワイル:海賊の花嫁
 絵画:オットー・ディクス≪弁護士ヒューゴ・シモンズの肖像≫
(13)ピアソラ:愛〜ファイブ・タンゴ・センセーションズ
 絵画:キース・ヴァン・ドンゲン≪ソファに座る女≫
(14)ニーノ・ロータ:道
 絵画:ジョルジュ・ルオー≪サ―カス≫
1(15) ハビエル・ファリアス:アラウコ
 彫刻:フリオ・ゴンザレス≪サボテン男≫
1(16)ダニエル・ゲーリッツ:シルエット第2番
 絵画:ジョアン・ミロ≪頭部≫
(1) レ・ヴォワ・バロック

(2)コンチェルト・パラティーノ

(3) レ・ヴォワ・バロック

(4)スティーヴン・スタッブズ(キタローネ,)
マクシン・エイランダー(アルパ・ドッピア)

(5)ダニエル・テイラー(C.T)

(6)(7)イヴ=G・プリフォンテーヌ(クラヴサン) 

(8)フランツ・ヨーゼフSQ

(9)ヤニーナ・フィアルコフスカ(P)

(10)ダニエル・コビリャンスキー(Vn)

(11)ヨアフ・タルミ(指)ケベックSO

(12)ディアーヌ・デュフレーヌ(歌)
ヤニック・ネゼ=セガン(指)
モントリオール・メトロポリタンO

(13)デニス・プラント(バンドネオン)

(14)ヤニック・ネゼ=セガン(指)
モントリオール・メトロポリタンO

(15)フォレスターレ

(16)ジュリ=アンヌ・ドゥロム(Vn)
1860年に開設したカナダで最も古い美術館であるモントリオール美術館のために選曲されたコンピレーション・アルバム。モントリオール美術館はカナダや ケベック州の美術・芸術家たちの作品を中心に、版画、デッサン、絵画、彫刻、写真、家具など3万点以上ものコレクションを収蔵しており、代表的な作品は、 クロード・モネ の「ジヴェルニーの主路」をはじめ、パブロ・ピカソの「抱擁」やジョアン・ミロ の「頭部」、など、歴史的名作も数多く収蔵されています。こ のアルバムはATMAが所有する数々の録音から、美術館に展示されている作品にあわせて、16トラックが選曲されました。ブックレットには楽曲解説のほか、 フルカラーで絵画16点が掲載されています。 (Ki)

Goodies
78CDR-3663(1CDR)
バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)

(強音で音割れがあります)
独 TELEFUNKEN  SKB 3320/1
(1943年1月22日ベルリン録音)
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(1920-1995)はイタイアの大ピア ニスト。1939年ジュネーヴ国際コンクールで優勝し、その時の審査員長だった アルフレッド・コルトー(1877-1962)が「リストの再来」と賞讃したと伝えられ る。この「イタリア協奏曲」は第2次世界大戦中のベルリンでテレフンケン社が 録音したもの。当時23歳だったミケランジェリの初録音と思われる。もうレコ ードどころではないドイツの国内事情を考慮すると極めて貴重な録音である。 ペレグリーノ・トメオーニ(1721-1816)はイタリアの作曲家でオルガン奏者。オ ペラや宗教音楽の作品を書いた。ミケランジェリはこのシリーズでJ.S.バッハ =ブゾ-ニ編:シャコンヌ(1948年録音)(78CDR-3229)が出ている。(グーディーズ)


Pavane
ADW-7073(9CD)
限定生産・特価
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(全32曲) エドゥアルド・デル・プエヨ(P)

録音:1976年−1977年
※2016年新リマスター(Equus, Brussels)
★湧々堂"殿堂入り"名盤が、全集で復活!
スペインのサラゴサで生まれ、ベルギーを活躍の場とした20世紀の知られざるベートーヴェン弾き、エドゥアルド・デル・プエヨ(1905−1986)。 2016年で没後30周年を迎えたデル・プエヨの遺産、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音が入念なリマスターを施されて堂々の復活! 母国スペインの音楽も得意とし、ベルギーでは名教師として数多くのピアニストを育てたデル・プエヨ。 20世紀のスペイン、アラゴン地方が生んだ名ピアニストの至芸「ベートーヴェン」がここに蘇ります。
※限定生産品に付き、十分な数量を確保出来ない可能性がございます。お早目のご注文をお願いいたします。
Pavane
ADW-7582(1CD)
クラリネットのためのミニマル音楽
ジラール:ロワゾ・ブリュ
ラグノー:Entre quoi etquoi ou l'unisson n'est innocent
リチャーズ:幹細胞
マレシャル:ロスト・イン・NATO
リサイト:エグザグラム
ライヒ:ニューヨーク・カウンターポイント
リサイト:リップル・マークス
イ・ヘギョン:シャドーイング
アシェンバーグ:クレイジー・タンゴ
ジョンソン:Les vaches de Narayama
サリー:日の出へのカノン
ロナルド・ファン・スペンドンク(Cl)

録音:2006年〜2016年
名匠ヴァルター・ブイケンスに師事し、BBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選出された経歴を持つベルギーのクラリネット奏者、ロナルド・ファン・スペンドンクが約10年の歳月をかけて完成させた渾身のミニマル音楽集。
プログラムのメインとなる「ニューヨーク・カウンターポイント」では、多重録音を駆使してクラリネットの11パート全てをスペンドンクが演奏。クラリネット1本で繰り広げるミニマル・ワールドは関係者、ミニマル音楽ファン要チェック!
Pavane
ADW-7555(2CD)
フィールド:夜想曲全集 ロベルテ・マムー(P)
チュニジア出身のフランスの名女流ピアニスト、ロベルテ・マムーが打ち立てた金字塔、ジョン・フィールドの「夜想曲全集(18曲)」が新リマスタリングで復活!以前、CD化された際は15曲の抜粋(ADW 7110)だったため、今回の18曲全曲の収録盤はLPでの発売時以来となります。再評価の機運が高まるフィールドの「夜想曲」の名盤です。
Pavane
ADW-7580(1CD)
サン=レミ=ド=プロヴァンスのグランド・オルガンVol.1
リュリ:トルコ人の儀式のための行進曲
ド・グリニー:2声のクロモルヌ・アン・ターユ、創造主の賛歌
バッハ:前奏曲ホ短調 BWV.548、レント(トリオ・ソナタ BWV.530より)、フーガ ホ短調 BWV.548
ベートーヴェン:自動オルガンのための組曲
C.P.E.バッハ:オルガン・ソナタ Wq.70-5
ジャン=ピエール・ルコウディ(Org)
1977年から1983年にかけてパスカル・コワランによって修復が施されたサン=レミ=ド=プロヴァンスのグランド・オルガンサウンドで聴くオルガンの名作集。第1集には17〜18世紀の傑作を収録。

Chandos
CHAN-10938(1CD)
リスト&ワーグナー:ピアノ作品集
リスト:忘れられたワルツ第2番 S.215-2、
グレートヒェン S.513(リスト編)、
巡礼の年第2年 「イタリア」 S.161より4つの小品(婚礼、物思いに沈む人、サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ、ペトラルカのソネット第104番)、暗い雲 S.199
ワーグナー:エレジー(主題) WWV.93、
「トリスタンとイゾルデ」 WWV.90 より前奏曲(ゾルターン・コチシュ編)
リスト:悲しみのゴンドラ第1番 S.200-1
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」より 「イゾルデの愛の死」 S.447(リスト編)
リスト:調性のないバガテル S.216a
イモジェン・クーパー(P)

録音:2016年7月21日−24日、コンサート・ホール(スネイプ・モルティングス、サフォーク)
パリでジャック・フェヴリエとイヴォンヌ・ルフェビュール、ウィーンでイェルク・デームスとパウル・バドゥラ=スコダにピアノを学び、アルフレッド・ブレンデルの弟子としても知られるイギリスの才女イモジェン・クーパー。 シューベルトを中心に、古典派、ロマン派の独墺系レパートリーのスペシャリストとして世界的な名声を得てきたイモジェン・クーパーの華麗なるロマン派ピアノ作品の旅は、前作のショパン(CHAN-10902)から、リスト&ワーグナーへと到着。 「忘れられたワルツ」や「巡礼の年」などの珠玉の小品から、リスト自身が編曲した「ファウスト交響曲」からの音楽、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」からのトランスクリプション作品(リスト編とコチシュ編)など、リストの詩的で華麗な書法によるピアノ作品を、イモジェン・クーパーが披露します。 また、クーパーはレコーディングにあたって、ハンガリーの大ピアニスト&指揮者のゾルターン・コチシュから多大なインスピレーションを受けており、2016年11月に逝去した彼の思い出にこのディスクが捧げられています。


Lindoro
MPC-0714(1CD)
スカルラッティ:鍵盤楽器のためのソナタ集
ヘ短調 K.238/ヘ短調 K.239
変ロ長調 K.351/ト長調 K.144
ト長調 K.124/ニ短調 K.176
ロ短調 K.376/ロ短調 K.377
イ短調 K.3/イ長調 K.211
イ長調 K.212/ハ長調 K.308
ハ長調 K.309/ト短調 K.30
ジャック・オッホ(フォルテピアノ)
オランダの名手ジャック・オッホが1767年製の初期のフォルテピアノを用いた録音。

Phaedra
PH-92095(1CD)
イン・フランダース・フィールズVol.95〜ピート・スウェルツ:ピアノ作品集
前奏曲 「ジヴェルニーの庭」
ピアノ幻想曲 「シーカー・オヴ・トゥルース」
バッハのカンタータ「神よ、我ら汝に感謝す」BWV.29による幻想曲 「ナディーヌのためのシシリエンヌ」
クロード・ドビュッシーへのオマージュ 「失われた歴史」
フレデリック・ショパンの思い出による5つの前奏曲
パルティータ ― イン・メモリアム・バッハ
10の謎めいたワルツ
ラッセル・ハーシュフィールド(P)

録音:2015年6月23日−24日、アメリカ
1993年のエリザベス王妃国際音楽コンクールで優勝したベルギーの作曲家、ピート・スウェルツ(b.1960)。様々なジャンルで250以上の作品を書いているスウェルツ(日本では吹奏楽作品の作曲家としても知られている)のピアノ独奏作品をまとめたアルバムが、Phaedraの「イン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)」シリーズ第95集として登場。バッハやドビュッシー、ショパンへのオマージュ&トリビュート作品など、ピアノ・ファンは要注目のピアノ・ピースです。

Tactus
TC-850003(1CD)
ヒストリカル・トランペットのためのオペラ・トランスクリプションズ
ザニケッリ:ヴェルディの「リゴレット」の回想〔B♭管トランペット/ウィンナヴァルヴ/ランポーネ&カッツァーニ20世紀前半製〕
ロサッリ:ヴェルディの「椿姫」のモチーフによる幻想曲〔B♭管コルネット/フランソワ・ペリネ式ピストンヴァルヴ/ベッソン1906年頃製〕
カッチャマーニ:ベッリーニの「清教徒」の「いとしい乙女よ、あなたに愛を」によるポプリ〔G管トランペット・コントラルト/ウィンナヴァルヴ/シャルル・マイヨン19世紀後半製〕
フォレスティエ:ドニゼッティの「ドン・パスクアーレ」のモチーフによる幻想曲〔A管コルネット/フランソワ・ペリネ式ピストンヴァルヴ/ベッソン19世紀後半製〕
ヴェルディ:アダージョ〔E♭管キー・トランペット/クリスティアン・ボスク2014年製〕
スピーガ:「セビリアの理髪師」によるヴァリエーションが付いたポプリ〔A管コルネット/ハインリヒ・シュトルツァー式/ピストンヴァルヴ/ダグラス19世紀後半製〕
フォレスティエ:ベッリーニの「ノルマ」の主題による変奏曲〔B♭管コルネット/フランソワ・ペリネ式ピストンヴァルヴ/ベッソン1906年頃製〕、ロッシーニの「セビリアの理髪師」の主題による変奏曲〔B♭管コルネット/フランソワ・ペリネ式ピストンヴァルヴ/ベッソン1906年頃製〕
アーバン:ロッシーニの歌劇「チェネレントラ」のアリアによるエア・ヴァリエ〔B♭管コルネット/フランソワ・ペリネ式ピストンヴァルヴ/アラリ19世紀後半製〕
ミケーレ・サンティ(ヒストリカル・トランペット)、
マルコ・アルロッティ(Org)

録音:2015年4月
オリジナル楽器の四重奏団、アンサンブル・オットーニ・ロマンティチを主催するミケーレ・サンティは、イジノ・コンフォルツィ、ガブリエレ・カッソーネ、プロスペロ・グリセンディに師事し、2015年の「プレミオ・クラウディオ・アバド」コンクールで優秀な成績を収めた実績を持つイタリアのトランペット奏者。
ミケーレ・サンティはランポーネ&カッツァーニのB♭管トランペット(20世紀初頭)やベッソンのB♭管コルネット(1906年頃)など7本のヒストリカル・トランペット&コルネットを吹き分け、1874年製のヒストリカル・オルガンとのアンサンブル、華麗なテクニックとフレージングを披露してくれています。

Tactus
TC-800007(1CD)
19世紀のサルディーニャ島のオルガン音楽
ゴネーラ:サルデーニャの国歌
フスコ:ソナタ変ロ長調、牧歌
マサーラ:オルガン・ソナタ
作曲者不詳:奉献唱のためのソナタ第1番
ヴェーニ:主題と変奏
作曲者不詳:奉献唱のためのソナタ第3番
オネート:シンフォニア
デシー:アヴェ・マリア
ポルチレ:牧歌
ガリセイ:4声のフーガ
作曲者不詳:サルディーニャの踊り
フランチェスカ・アヨッサ(Org)

録音:2016年1月
統一戦争をへてイタリア王国が樹立されるなど、激動の時代を過ごした19世紀のサルディーニャ島で誕生したオルガン作品に焦点をあてた好企画。サルディーニャのオルガン作品を奏でる女流奏者フランチェスカ・アヨッラは州都カリアリの出身。地元のパレストリーナ音楽院で研鑽を積み、将来を嘱望されています。

Linn
CKD-445(1CD)
バッハ・リイマジンズ・バッハ
バッハ:ソナタ ト短調 BWV.1001
組曲 ホ長調 BWV.1006a
組曲 ト短調 BWV.995
ウィリアム・カーター(Lute)

録音:2014年8月25日−27日、聖マーティン教会(イースト・ウッドヘイ、バークシャー、イギリス)
パラディアン・アンサンブル(現パラディアンズ)の創設メンバーの一人であり、現在はエンシェント室内O、イングリッシュ・コンサート、パラディアンズのメンバーとして活躍する、ギターとリュートの名手ウィリアム・カーターが弾くバッハ・アルバム!バッハ・リイマジンズ・バッハ(Bach Reimagines Bach)と題されたニュー・アルバムは、無伴奏ヴァイオリンのための作品(BWV.1001、BWV.1006)や、無伴奏チェロのための作品(BWV.1011)から、リュート独奏版へとバッハ自身がトランスクリプションした作品で、バッハの音楽の再創造の可能性を描きます。

Linn
CKD-561(1CD)
リスト・トランスフィギュアド〜ピアノのためのオペラティック・ファンタジー
リスト:パチーニの歌劇「ニオベ」の主題による大幻想曲 − カヴァティーナ「高鳴る胸を」によるディベルティスマン S.419
「ユダヤの女」の回想 − アレヴィの歌劇のモチーフによる華麗なる幻想曲 S.409a
モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の回想 − 大幻想曲 S.418
モーツァルトの「フィガロ」と「ドン・ジョヴァンニ」の主題による幻想曲 S.697
シーヤン・ウォン(P)

録音:2014年3月2日−4日、ワイアストン・コンサート・ホール(ワイアストン・レイズ、モンマス)
シーヤン・ウォンは、スティーヴン・ハフに才能を見出され英国王立音楽院(RAM)に入学、名教師クリストファー・エルトンにピアノを学んだ若きヴィルトゥオーゾ・ピアニスト。フランスではナジ・ハキムに即興を学んでおり、ブゾーニとリストに特別な関心を寄せるシーヤン・ウォンのデビュー・レコーディングは、フランツ・リストが様々な歌劇からトランスクリプションしてきたオペラティック・ファンタジー集。
すべてシーヤン・ウォンによる改訂が加えられており、S.418の「ドン・ジョヴァンニの回想」はブゾーニ・エディションからの改訂、未完の作品であったS.697の「フィガロとドン・ジョヴァンニ」も自身で補筆完成させた、超絶なリスト・トランスクリプション・アルバムです。

Cala
CACD-77025(1CD)
アラベスク
アッセルマン:泉
エーベルル/モーツァルト:アリアとロンド・パストラル
ショパン:雨だれ前奏曲 Op.28-15
中国の伝承曲:流れる小川(小河淌水)
コッリ=デュセック:ソナタ ハ短調
サルセード:夜の歌
ジョン・トマス:吟遊詩人の故郷への別れ
アルヴァーズ:セレナーデ
レスピーギ:シチリアーナ
ドビュッシー:アラベスク第1番、
 神聖な舞曲と世俗的な舞曲*
イザベル・ペラン(ハープ)、
クリストフ・シャニャール(指)*、
ノースウェスト・シンフォニア*

録音:2002年5月14−16日、リアルト・シアター(ワシントン)
フランス国立管のハープ奏者を20年以上にわたり担い、日本でのマスタークラスも多い名手イザベル・ペラン。ハープの名曲から、人気クラシック曲のハープ・アレンジまで、ハープの魅力満載の名盤がCalaから復刻!

TYXart
TXA-15064(1CD)
ショパン:華麗なる大ポロネーズOp.22
フンメル:ピアノ・ソナタ第2番
リスト:ダンテを読んで−ソナタ風幻想曲
アルノ・ババジャニアン:ポリフォニック・ソナタ
アタヴィスティック・ミュージック:即興
アンジェラ・チェラキアン(P)

録音:2016年4月ノイトラウブリング・シティ・ホール
アルメニア系アメリカ人ピアニスト、アンジェラ・チェラキアン。モスクワ音楽院でネイガウス最後の弟子エフゲニー・マリーニンに学ぶ。祖国アルメニ アの作曲家アルノ・ババジャニアンのピアノ作品全曲演奏を行い、世界的に注目されました。このアルバムでも、ババジャニアンのポリフォニック・ソナタ を中核とし、彼女のピアニズムが光る内容となっております。

Challenge Classics
CC-72728
(1SACD)
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
バラード第1番ト短調 Op.23
バラード第2番ヘ長調 Op.38
バラード第3番変イ長調 Op.47
バラード第4番ヘ短調 Op.52
幻想曲ヘ短調 Op.49
アンジェラ・ブラウンリッジ(P)

録音:2016年8月30日〜9月1日/オランダ、スキーダム
12歳で天才的ピアニストとしてウィグモアホール・デビューを飾って以来、イギリス国内外で活躍するアンジェラ・ブラウンリッジ。ニューヨーク・タ イムズ紙上で「世界最高のピアニストのひとり」と絶賛されるなど国際的評価も非常に高いピアニストです。今回発売となるショパン・アルバムは、ベートー ヴェンのソナタ集(CC-72707)に続くChallenge Classicsレーベル第2弾。葬送行進曲を持つ傑作ピアノ・ソナタ第2番に、こちらも人気の4つの バラード、幻想曲を収録。どれも見事な技巧と硬質のタッチにうならされる、胸のすくような快演。SACDハイブリッドでさらに楽しめます。 (Ki)



CAvi
4260085-531554
(1CD)
ナチスによって27歳で処刑されたピアニスト
カールロベルト・クライテン/歴史的録音集

(1)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲、間奏曲変イ長調Op.76-3
(2)トーマス・ブローメンカンプ(1955-):カールロベルト・クライテンの思い出に*
(3)ショパン:前奏曲変ロ長調Op.28-21、前奏曲変ロ短調Op.28-16
(4)ロベルト・フォルカルト(1896-1953):タイトル不明
(5)オトマール・シェック(1886-1957):トッカータOp.29-2
(6)ロベルト・フォルカルト:ピアノ・ソナタ嬰ヘ短調Op.2、「月は静かに」によるパラフレーズ
(7)オスカー・ゴットリープ・ブラー(1934-):川沿いの私の町(1987)*
(8)テオ・クライテン(1887-1960):ソナチネ ホ長調
(9)フィリップ・ロジャック(1994-):音〜火〜遺灰(カールロベルト・クライテンへのオマージュ)**
(10)J・シュトラウス:美しき青きドナウ(テオ・クライテン編)
(11)ショパン:ノクターン 遺作
(12)クリスティアン・バナシク(1963-):ピアノとラウドスピーカーのためのベゲーグヌング(出会い)8〜レント(カールロベルト・クライテン生誕100周年記念に)**
(13)ショパン:前奏曲変ロ長調Op.28-21、前奏曲変ロ短調Op.28-16
(14)ラヴェル:クープランの墓より「トッカータ」
ショパン:前奏曲変ロ短調Op.28-16
カールロベルト・クライテン(P)
トビアス・コッホ(P)*
ウド・ファルクナー(P)**

(1)録音:1934年11月
(2)録音:2016年7月16日ステレオ
(3)録音:1934年10月
(4)録音:1937/38年
(5)録音:1935年10月21日
(6)録音:1937/38年
(7)録音:20161年7月16日
(8)録音:1934年9月25日
(9)録音:2016年7月16日ステレオw
(10)録音:1938年6月16日
(11)録音:1934年10月
(12)録音:2016年7月16日ステレオ
(13)録音:1935年10月
(14)録音:1933年
カールロベルト・クライテン(1916-1943)は、ピアニストとして将来を嘱望されていたが、1943年にナチスの支配下にあったドイツ政府を批判し、 27歳の若さで処刑されました。2016年はクライテン生誕100周年の記念の年であったため、歴史の研究に熱心なドイツのピアニスト、トビアス・コッ ホによりこのアルバムが企画され、クライテンの未発表音源、そしてクライテンに捧げられた現代の作曲家の作品を新たに録音し収録したアルバムが制作 されました。クライテンの音源はドイツのThorofonレーベルに残されていたテープを使用、新たに録音されたものは、彼の生誕100周年を記念して故 郷デュッセルドルフで行われたコンサートからのもの。 カールロベルト・クライテンは1916年6月26日にボンに生まれ、その後デュッセルドルフで育ちました。彼のコンサート・デビューは10歳の時、17 歳でウィーン国際ピアノ・コンクール第2位、ベルリンのメンデルスゾーン・コンクール優勝と立て続けにコンクールの顔となり、一躍若手ピアニストとし て注目を集めることになります。そしてケルン、ウィーンで学んだ後、1937〜40年までベルリンでクラウディオ・アラウのもとで研鑽を積みました。コンサー トの出演依頼も多く、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とは2度共演しています。彼のレパートリーは古典・ロマン派、そしてプロコフィエフ、ストラ ヴィンスキーを得意としていました。 刑務所にいた数カ月間、彼は希望を捨てることなく、木の板に鍵盤を書きその上で練習をしていたと言います。1943年8月には家族に宛こんな手紙を 書いています。「外に、もう一度、暖かく美しい天気のもとへ」。クライテンは1943年12月7日、ベルリンのプレッツェンゼー監獄で処刑されました。 師アラウは彼の死に大きなショックを受け、死後40年経った後にも、最高の弟子のひとりであったと評しています。トビアス・コッホはクライテンの演奏 についてこのように語っています。「彼の演奏は決して名人芸ではなく、いつもそこに音楽があり、作曲家の意図を明確にする稀有な才能を持っていた。」 (Ki)

2L
2L-131SABD
(Bluray Disc Audio
+ SACD Hybrid)

『物語』
1.Varmlandsvisan(ヴェルムランドの歌)(Swedish trad.) 
2.The Elder(Hoff)
3.Playground(Hoff) 
4.God Only Knows(Brian Wilson) 
5.Absence(Hoff) 
6.Figment I(Hoff)
7.Good Things(Hoff) 
8.Answer Me(Gerhard Winkler) 
9.Figment II(Hoff) 
10.Within(Hoff)
11.Stranger(Hoff) 
12.Blossom(Hoff) 
13.Figment III(Hoff) 
14.Journey Home(Hoff)
15.Reminiscence(Hoff)
ヤン・グンナル・ホフ(P)

録音:2016年8月 ソフィエンベルグ教会(オスロ)
「ピアニスト、作曲家の私にとって音楽とは、深みの探求であり、いろいろな感情とピアノをつなぐ架け橋を探り求めることでもある。旅は私をどこへ連 れていくのか、旅はどう終わるのか。最初は、はっきりとはわからない。忘れてならないことは、作曲と即興から構成される全体像をどう自然な姿に作る かといことだ。《神のみぞ知る》のような古典的な歌は、ひとつひとつが物語であり、それぞれのスタイルで語られなければならない。そうした歌をアルバ ムに作りあげることは、心躍り、実りあることだった」(ヤン・グンナル・ホフ)。ノルウェーのジャズ・ミュージシャン、ヤン・グンナル・ホフの 2L レー ベルのソロアルバム第3作『物語』。ホフのオリジナル曲、スウェーデン民謡の《ヴェルムランドの歌》、ブライアン・ウィルソンが作曲、ビーチ・ボーイ ズのアルバム『ペット・サウンズ』に収録された《神のみぞ知る》、ゲルハルト・ヴィンクラーの《Answer Me》。2016年8月、オスロのソフィエンベ ルグ教会でのセッション録音です。
5.1 DTS-HD MA, 9.1 Auro-3D, Dolby Atoms と 2.0 LPCM の音声を収録した Pure Audio Blu-ray ディスクと、SACD ハイブリッドディスクをセッ トにしたアルバムです。Pure Audio Blu-ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。SACD ハイブリッドディスクは通常のCDプレー ヤーでも再生できますが、Pure Au-dio Blu-ray ディスクは Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応のPCをお使いください。

Acte Prealable
AP-0361(1CD)
ヘンリク・パフルスキ(1859-1921):ピアノ作品集 Vol.2
2台のピアノの為の幻想曲イ長調 Op.17
2台のピアノの為のポロネーズ Op.5
ピアノ四手連弾の為の組曲 Op.13
瞑想(ピアノ四手連弾の為の)Op.25
ヘンリク・パフルスキ(アレンスキー編):弦楽四重奏曲ト長調 Op.11(ピアノ四手連弾の為の版)
ヴァ・イ・ヴィ・ピアノ・デュオ
[ヴァレンティーナ・セフェリノヴァ、ヴェレーナ・ボイコヴァ(P)]」

録音:2016年4月5-6日、ポーランド放送スタジオS1、ワルシャワ、ポーランド
ヘンリク・パフルスキはワルシャワでスタニスワフ・モニュシュコ、ウワディスワフ・ジェレンスキらに、モスクワでニコライ・ルビンシテイン、パウル・パプストに師事したポーランドのピアニスト・作曲家。ブルガリアのピアノ・デュオによる演奏です。
Acte Prealable
AP-0371(1CD)
ゲーザ・ジチ(1849-1924):ピアノ作品全集
左手の為のピアノ・ソナタ
左手の為の2つのピアノ小品
左手の為の4つのピアノ練習曲
左手の為の6つのピアノ練習曲
アルトゥール・シミホ(P)

録音:2016年7月22日、オプス・ディソヌス・スタジオ、ブラジル
ゲーザ・ジチはハンガリーの作曲家・ピアニスト。スターラ(現スロヴァキア)の貴族の家に生まれ、少年時代からリストにピアノを師事。14歳の時に猟銃の暴発事故により右腕を失うという不幸に見舞われましたが、諦めずに訓練を続け、世界で最初の「片腕のコンサート・ピアニスト」として大成し、作曲・編曲も行いました。アルトゥール・シミホ(1982年生まれ)はブラジルのピアニスト。レコーディング・スタジオを所有しており、当録音のエンジニアリング、解説書の執筆も自身で行っています。
Acte Prealable
AP-0372(1CD)
ゲーザ・ジチ(1849-1924):ピアノ編曲作品全集
バッハ(ゲーザ・ジチ編):シャコンヌ(BWV1004 より、左手によるピアノの為の版)
ショパン(ゲーザ・ジチ編):ポロネーズ イ長調 Op.40-1(左手によるピアノの為の版)
リスト(ゲーザ・ジチ編):夜想曲「愛の夢」第3番(左手によるピアノの為の版)
ゲーザ・ジチ:ワーグナーの「タンホイザー」の動機による幻想曲(左手によるピアノの為の)
 リスト行進曲(ピアノの為の)
 牧歌(ピアノの為の)
 ナーシ=ガヴォット(ピアノの為の)
 歌劇「アラール」より 入場曲と王の賛歌(ピアノの為の)*
 「愛の夢」幻想曲(左手によるピアノの為の)
 ラコッツィ行進曲(左手によるピアノの為の)
アルトゥール・シミホ(P)

録音:2016年7月23-24日、9月8、17日、オプス・ディソヌス・スタジオ、ブラジル
*はジチの歌劇より、おそらくデジェーリ・バチョー・イシュトヴァーン(1858-1915)が編曲した版。

Nimbus Alliance
NI-6331(2CDR)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)
ソナタ第1番ト短調 BWV.1001/パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002/ソナタ第2番イ短調 BWV.1003/パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004/ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005/パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
レオシュ・チェピツキー(Vn)

録音:2001年ー2002年
チェコの実力派クヮルテット、ウィハン弦楽四重奏団の第1ヴァイオリンとしても活躍中のレオシュ・チェピツキーによるバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ。名工ヤン・バプティスタ・シュピードレン製作、グァルネリ・デル・ジェス1741 《ヴュータン》 のレプリカによる哀愁を帯びた美しい音色は必聴です。ウィハン弦楽四重奏団は、1995年の初来日以来、度々来日公演を行っており、2016年にも結成30周年記念来日ツアーを成功させています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

オクタヴィア
OVCT-00131(1CD)
2017年2月22日発売
シューマン:ピアノ曲集
蝶々Op.2/森の情景Op.82
ピアノ・ソナタ第1番Op.22
シューマン(リスト編):献呈
梅村知世(P)

録音:2016年11月21日〜22日 富士見市民文化会館(キラリふじみ)
梅村知世は東京藝大を首席で卒業、同大学院終了。藝大在学中にピティナコンぺティション特級グランプリを受賞。そして2016年のシューマン国際ピアノ・コンクールでは最高位(2位)を射止めた、ピアノ界の輝ける新星です。ここには、これまでのシューマン像を洗い流すような清新な気風があり、この作曲家へ寄せるひとかたならぬ愛着と深い傾倒ぶりが如実に示されています。現在ベルリンに留学し研鑽を積んでいますが、その成果の麗しき果実とでも呼ぶべき初アルバムとなりました。(オクタヴィア)


NIFC
NIFCCD-631(1CD)

アンジェラ・ヒューイット 〜 第10回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
夜想曲第5番嬰ヘ長調 Op.15-2
練習曲第5番変ト長調 Op.10-5《黒鍵》
前奏曲第9番ホ長調 Op.28-9
前奏曲第10番嬰ハ短調 Op.28-10
前奏曲第11番ロ長調 Op.28-11
前奏曲第12番嬰ト短調 Op.28-12
ポロネーズ第5番嬰ヘ短調 Op.44
練習曲第16番イ短調 Op.25-4
練習曲第7番ハ長調 Op.10-7
幻想曲ヘ短調 Op.49
3つのマズルカ Op.50
ピアノ・ソナタ第2番《葬送》
アンジェラ・ヒューイット(P)

録音:1980年10月5日−15日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)
J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」(Hyperion/PCDA 68146)の名演が記憶に新しい当代最高のバッハ弾き、鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイット。時は遡り、1980年、22歳のヒューイットがポーランドのワルシャワ、第10回ショパン国際ピアノ・コンクールで奏でた"ショパン"の秘蔵音源。ダン・タイ・ソンがアジア人として初の優勝を飾り、天才ポゴレリチが落選し、アルゲリッチが審査員を辞任するなど、センセーショナルな大会となった第10回のショパン国際ピアノ・コンクール。その中で、ショパン特有のテンポ・ルバートを完全に把握し絶妙なフレーズを創りだすセンス、そして洗練された音色で聴衆から喝采を浴びた若きヒューイット。後に世界的ピアニストへと羽ばたくヒューイットのワルシャワでの貴重な記録がここに蘇ります。

HUNGAROTON
HCD-32782(1CD)
J.S.バッハ:オルガン作品集 Vol.2
オルガン協奏曲 ニ短調 BWV596
パルティータ「おお神よ、慈しみ深き神よ」 BWV767
小フーガ ト短調 BWV578
前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552「聖アン」
ミクローシュ・テレキ(Org)

録音:2015年11月28&29日ルーテル教会、シオーフォク(ハンガリー)
若き名手ミクローシュ・テレキによるバッハの録音集。前作(HCD-32735)に続く、バッハのオルガン作品集第2弾には、オルガン協奏曲 ニ短調 BWV596、パルティータ「おお神よ、慈しみ深き神よ」 BWV767、小フーガ ト短調 BWV578、そして前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552が収録され ました。ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ニ短調 RV 565をオルガン独奏に編曲したバッハの協奏曲 ニ短調 BWV596は、極めて高度な技術と表現力が要 求される作品。ソロとトゥッティの対比や立体的な響きを構築するのが難しい作品ですが、テレキは見事なテクニックで演奏しております。 演奏のミクローシュ・テレキはリスト音楽院で学び、1993年リスト記念国際音楽コンクールにおいて特別賞などコンクール歴受賞歴もあるオルガニスト。 バッハから現代、そして母国ハンガリーの作曲者の委嘱作品など積極的に演奏しております。 (Ki)

OEHMS
OC-458(1CD)
NX-B01
シューベルト:4つの即興曲Op.90
4つの即興曲Op.142
アレグレットハ短調D915
ハンガリーの旋律D817
アンダンテイ長調D604
クーペルヴィーザー=ワルツDAhn.1/14
ミヒャエル・エンドレス(P)

録音:2014年4月14-17日
ロマン派から現代作品まで、幅広いレパートリーで知られるドイツの中堅ピアニスト、ミヒャエル・エンドレス。彼は1990年代にCAPRICCIOレーベルにシューベルトのソナタと舞曲の録音をしていますが、今回は即興曲をメインとした新たなシューベルトの解釈に挑んでいます。アルバムの最後に収録されたクーペルヴィーザー=ワルツは、シューベルトが友人の結婚式のために作曲した小さなワルツで、保存されていたメモをリヒャルト・シュトラウスが書き起こし、1970年にようやく出版された曲。ロシアの作曲家シルヴェストロフが、「2つの対話」で引用したことでも知られています。

Solo Musica
SM-249(1CD)
NX-B03
マルティナ・フィリャク〜ピアノ・リサイタル
バッハ(リスト編):オルガンのための6つの前奏曲とフーガより第1番イ短調S462/R119
シューマン:ピアノ・ソナタ嬰ヘ短調Op.11
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.6
 左手のための2つの小品-第1番前奏曲嬰ハ短調
マルティナ・フィリャク(P)

録音2016年7月23-26日
2009年、クリーヴランド国際コンクールで第1位とベートーヴェン賞を獲得、また同年にはバルセロナで開催された第54回マリア・カナルス国際コンクールでも第1位を獲得。国際的な注目を浴びた女性ピアニスト、マルティナ・フィリャクのリサイタル・アルバムです。マリア・カナルス受賞記念としてNAXOSからリリースされたソレールのソナタ集は、完璧なテクニックで典雅な曲調のソナタを演奏していましたが、近作はロマン派の作品が中心の選曲であり、更に多彩な表現力が発揮されています。バッハ作品を忠実にピアノへ移し変えたリストの作品はもちろんのこと、情念が渦巻くようなスクリャービンの作品でのニュアンス溢れるタッチも聴き所のひとつです。
Solo Musica
SM-253(1CD)
NX-B03
フローリアン・クルムペック
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.5
ベルク:ピアノ・ソナタOp.1
フローリアン・クルムペック(P)

録音:2016年6月25-26日
1978年ドイツ生まれのピアニスト、クルムペックのベルクとブラームスのピアノ・ソナタ集。最近は指揮者としても活躍しているクルムペック、作品を演奏する際は、テクニックだけでなく、曲の構造や歴史的背景にも関心を持っているといい、なかでも「ブラームスのソナタ第3番」と「ベルクのソナタ」はクルムペックにとって最も大切なレパートリーであるとのこと。「この2曲は対照的な性格を持ちながらも、似通った性格である」と主張する彼の信念が込められた見事な演奏が繰り広げられています。

MELODIYA
MEL-1002459(1CD)
NX-B04
ユーリ・ファヴォリン〜ピアノリサイタル
プロコフィエフ:4つの練習曲Op.2
ガヴリイル・ポポフ(1904-1972):大ピアノ組曲
ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ第1番Op.12
ウラディーミル・レビコフ(1866-1920):「あちら側に」〜ピアノのための7つの小品
フェインベルク(1890-1962):ピアノ・ソナタ第6番Op.13
ユーリ・ファヴォリン(P)

録音:2016年
1986年、モスクワ生まれのピアニスト、ファヴォリンの演奏によるロシア近代ピアノ曲集。5歳でピアノとリコーダーの学習をはじめ、8歳でグネーシン専門学校に入学、リディア・グリゴリエーヴァにピアノ、またクラリネットをイヴァン・モズコヴェンコに師事し、多数の作曲家たちからは作曲法も学びました。2004年にチャイコフスキー音楽院に入学、ミハイル・ヴォスクレセンスキーにピアノを師事、研鑽を積み、現在はモスクワ音楽院の大学院に在籍しています。世界中でリサイタルを行い、日本には「ラ・フォル・ジュルネ」の際に来日、すでに多数のファンを獲得している若きピアニストです。このアルバムでは、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチの作品だけでなく、ポポフ、レビコフ、フェインベルクの知られざる作品も演奏、20世紀ロシア音楽の多彩な面を紹介しています。当初は先鋭的な作品を書くも、当局に目をつけられてからは穏健な作風になったポポフの作品、画家ゴヤの絵画に影響を受けたレビコフの作品、教育者として名高いフェインベルクの作品は、どれも当時許される範囲で、前衛を極めるための試行錯誤が見て取れる興味深い音楽です。
MELODIYA
MEL-1002455(1CD)
NX-B04
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲他
ピアノ・ソナタ第2番ロ短調Op.61
24の前奏曲Op.34
格言集-10の小品Op.13
イリーナ・チュコフスカヤ(P)

録音:2016年
2016年、ショスタコーヴィチの生誕110年を記念して、ロシアの名手チュコフスカヤによって録音された「24の前奏曲」を含むピアノ作品集。彼女のパフォーマンスは息を呑むほどの妙技と、ロシア伝統の演奏法に支えられており、その才能はロストロポーヴィチにも賞賛されたほどです。しかし、1980年ショパン国際ピアノ・コンクールに入賞(イリーナ・ペトロヴァ名義にて)した際は、多数の演奏会への出演を依頼されるも国家安全保障委員会から許可が出ず、即刻帰国し、以降80年代後半までは出国を許されることがなかったという当時の政策に振り回されてしまいました。とは言え、10年間に渡ってソ連の主要都市で400回以上のコンサートを行い、聴衆の心を掴んだ彼女、海外で演奏できるようになった80年代後半の演奏は、目に見えて自由度が増したということです。マキシム・ショスタコーヴィチの協力者としても知られる彼女は、現在教育者としても活躍し、後進の育成に力を注いでいます。
MELODIYA
MEL-1002463(1CD)
NX-B04
サン=サーンス/リスト:2台ピアノのための作品集
サン=サーンス:死の舞踏Op.40(2台ピアノオリジナル・ヴァージョン)
リスト:ソナタロ短調(サン=サーンスによる2台ピアノのためのトランスクリプション)
リスト:巡礼の年第2年「イタリア」より:ダンテを読んで〜ソナタ風幻想曲(アルチュール・アンセルによる2台ピアノのためのトランスクリプション)
サン=サーンス:死の舞踏Op.40(リスト=ホロヴィッツ=アンセルによる2台ピアノのためのトランスクリプション)
リュドミラ・ベルリンスカヤ(P)
アルチュール・アンセル(P)

録音:2016年5月31日-6月2日
世界初録音
“ピアノの魔術師”リストが同世代の作曲家たちの数多くの作品を、ピアノで演奏できるように編曲したことは良く知られており、中でもサン=サーンスの「死の舞踏」の独奏編曲版は演奏機会の多い作品の一つです。この曲は、自身も名ピアニストであったサン=サーンス自身も2台ピアノ用に編曲しているのですが、こちらはほとんど知られていません。またサン=サーンスはリストの「ソナタロ短調」を2台ピアノ版に編曲しているのですが、こちらも残念なことにほとんど演奏される機会はありません。このアルバムでは、お互いに関心があったリストとサン=サーンスにまつわる編曲を集め、同時代の名手たちの技巧、編曲の腕比べを楽しむことができます。それだけでなくリストの「ダンテを読んで」はこのアルバムのピアニストで作曲家でもあるアルチュール・アンセル自身の編曲による2台ピアノ版、またアルバムの最後の「死の舞踏」はリスト=ホロヴィッツ=アンセルによる世紀を超えた編曲版が演奏されています。演奏しているベルリンスカヤはボロディン弦楽四重奏団の創設メンバーの一人ベルリンスキー(Vc)の娘、また彼女の夫アンセルは伝説的歌手ファニ・エルディを祖母に持つ実力派。2011年からデュオを結成し、既にチャイコフスキー、プロコフィエフの2枚のアルバムをリリースしています。

DIVINE ART
DDA-25139(1CD)
NX-B07
前奏曲とフーガ
バッハ:前奏曲とフーガ嬰ハ短調BWV849
 オルガンのための前奏曲とフーガイ短調(リストによるピアノ編曲版S462/1)
フランク:前奏曲,コラールとフーガ
ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガハ短調Op.87-20
ラフマニノフ:練習曲「音の絵」〜第7番ト短調/第8番嬰ハ短調
ナタリア・アンドレーヴァ(P)

録音:2011年-2013年
ロシアの女性現代作曲家、ガリーナ・ウストヴォーリスカヤの研究者として知られるナターリア・アンドレーヴァ。現在シドニー大学でピアノを教える彼女は、現代音楽だけでなく、バッハをはじめとした古典派の作品からロマン派の作品まで、ありとあらゆるレパートリーを手中に収めています。この「前奏曲とフーガ」と題された1枚は、バッハの作品を軸にし、リストによる編曲版、フランクによる新たな試み、そしてバッハからほぼ200年を経たショスタコーヴィチの作品が並べられており、アンドレーヴァはそれぞれを巧みに演奏しています。1枚を通して聴くことで、音楽が辿った歴史が理解できるリサイタル形式のアルバムです。“アンコール”として添えられたラフマニノフも極めてチャーミングです。
Youtube試聴→https://youtu.be/fXO1pdoRfbc
DIVINE ART
DDA-25140(1CD)
NX-B07
ピアノ・ソナタ集
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第10番Op.70
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番ニ短調Op.14
ドビュッシー:版画
ナタリア・アンドレーヴァ(P)

録音:2014年
こちらはアンドレーヴァによる、ベートーヴェンからプロコフィエフに至る「ピアノ・ソナタ」を巡る1枚です。通常、3楽章からなる古典的なソナタ形式が、やがて4楽章に拡大され、少しずつ崩壊していくというプロセスを逆手にとり、彼女はベートーヴェンのソナタの中でも珍しい「2楽章」のソナタでこのアルバムを始めます。次に置かれたスクリャービンの曲は単一楽章の中に、精巧なソナタ形式が隠されています。圧巻はプロコフィエフのソナタ。古典的な4楽章の構成の中に、多くの試みが仕組まれたプロコフィエフの初期の名作を、アンドレーヴァは軽快に弾ききっています。ボーナス・トラックに収録されたドビュッシーの「版画」はソナタではありませんが“ソナタ”の新しい形の可能性を探るために、彼女が選曲したということです。
Youtube試聴→https://youtu.be/IOEZFSch0TE
DIVINE ART
DDA-25147(1CD)
NX-B07
カーソン・クーマン(1982-):オルガン作品集
HaecAeternaこの永遠に(1999)
祝典行進曲(2004)
アリオーソ(2013)
オランダの聖アンドリューへのパヴァーヌ(2014)
プランクトゥス第4番(2014)
2つの悲しい小品
コッパーの前奏曲(2014)
簡素なコラール(ジェームズ・プレスラーの思い出に)(2014)
“アズモン”の民謡前奏曲(2013)
アリア「チャコーナのように」(2013)
簡素なパルティータ(2015)
3つの謎(2015)
“Dix”の前奏曲(2009)
讃歌(2013)
二部作
 第1番:アリア・セレナ
 第2番:ロンド・フェスティーヴォ
エリック・サイモンズ(Org・・・St. Peter & Paul,Weissenau, Germany))
ヨハン・ネポムク・ホルゼイ
1787年製モデルによるゲルノット・ヴュルスト複製(2015年)

録音:2006年1月-4月
30歳代半ばにして、すでに作品番号1000を優に超えているというイギリスの作曲家、カーソン・クーマン。現在ハーバード大学のメモリアル・チャーチのオルガニストを務めながら、様々なジャンルの曲を書いている彼の作品は、ルネッサンスの典礼の様式を取り入れながらも、現代の聴衆に受け入れられる柔軟性を持ち、教会だけでなく、コンサート会場にもふさわしい訴求力を有しています。伝統と革新を感じさせる21世紀のオルガン作品、これらを演奏しているエリック・シモンズはドイツのオルガニストで、このアルバムもドイツの教会で録音されました。美しいオルガンの姿は、ジャケットの最終ページに掲載されています。
Youtube試聴→https://youtu.be/cp290DV5wMU


Diapason
DIAP-08(12CD)
シューベルト:ピアノ作品集

■CD1
(1)ピアノ・ソナタ第9番ロ長調 D.575
(2)3つのピアノ曲 D.459a
(3)ピアノ・ソナタ第1番ホ長調 D.157
(4)ピアノ・ソナタ第2番ハ長調 D.279
(5)ピアノ・ソナタ第5番変イ長調 D.557

■CD2
(1)ピアノ・ソナタ第4番イ短調 D.537
(2)ピアノ・ソナタ第6番ホ短調 D.566
(3)行進曲ホ長調 D.606
(4)2つのスケルツォ D.593
(5)ディアベリの主題による変奏曲ハ短調 D.718
(6)ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調 D.568

■CD3
(1)ピアノ・ソナタ第11番ヘ短調 D.625
(2)12のドイツ舞曲 D.790より
(3)ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664
(4)幻想曲ハ長調 D.760「さすらい人」
(5)12のドイツ舞曲 D.790

■CD4
(1)楽興の時 D.780
(2)楽興の時 D.780
(3)楽興の時第3番&第4番
(4)感傷的なワルツ D.779、
 17のドイツ舞曲 D.366より

■CD5
(1)ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784
(2)ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784
(3)レントラー D.145より
(4)ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 D.840「レリーク」
(5)ドイツ舞曲 D.783

■CD6
(1)ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D.845
(2)12のワルツ D.145より、
 36のワルツ集 D.365より、
 16のレントラーより
(3)ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 D.850

■CD7
(1)4つの即興曲 D.899
(2)春に、憂い、ガニュメート、
 シルヴィアに、水の上で歌う、
 ミューズの子
(3)4つの即興曲 D.935

■CD8
4つの即興曲 D.899
 (1)第1番
 (2)第2番
 (3)第3番
 (4)第4番
4つの即興曲 D.935
 (5)第1番
 (6)第2番
 (7)第3番
 (8)第4番
(9)4つの即興曲 D.899

■CD9
(1)ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894「幻想」
(2)3つの小品 D.946

■CD10
(1)ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
(2)ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958〜Allegro
(3)ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
(4)アレグレット ハ短調 D.915、高雅なワルツ D.969

■CD11
(1)ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
(2)ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959

■CD12
(1)ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
(2)ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
■CD1
(1)フリードリヒ・ヴューラー(P)/1959年録音/選定:ロラン・ムラロ
(2)-(5)フリードリヒ・ヴューラー(P)/1960年録音/選定:ロラン・ムラロ
■CD2
(1)アンドレアス・ヘフリガー(P)/2003年録音/選定:記載無し
(2)スヴャトスラフ・リヒテル(P)/1978年録音/選定:ロラン・ムラロ
(3)-(5)パウル・バドゥラ=スコダ(P)/1956年録音/選定:記載無し
(6)フリードリヒ・ヴューラー(P)/1960年録音/選定:ロラン・ムラロ
■CD3
(1)スヴャトスラフ・リヒテル(P)/1979年録音/選定:ロラン・ムラロ
(2)レオン・フライシャー(P)/1956年録音/選定:レイフ・オヴェ・アンスネス
(3)パウル・バドゥラ=スコダ(P)/1972年録音/選定:アラン・ロンペッシュ
(4)エドウィン・フィッシャー(P)/1934年録音/選定:アラン・ロンペッシュ
(5)アルフレッド・コルトー(P)/1951年録音/選定:ベルトラン・ボワサール
■CD4
(1)ルドルフ・ゼルキン(P)/1952年録音/選定:パトリック・セルスノヴィチ
(2)アルトゥール・シュナーベル(P)/1937年録音/選定:エレーヌ・カオ
(3)ヴィルヘルム・ケンプ(P)/1935年録音/選定:記載無し
(4)マルセル・メイエ(P)/1953年&1949年録音/選定:記載無し
■CD5
(1)エミール・ギレリス(P)/1963年録音/選定:ガエタン・ノーロー
(2)リリー・クラウス(P)/1937年録音/選定:ガエタン・ノーロー
(3)リリー・クラウス/1937年録音/選定:記載無し
(4)ルドルフ・ゼルキン(P)/1955年録音/選定:アンドレ・トゥベウフ
(5)マルセル・メイエ(P)/1953年録音/選定:記載無し
■CD6
(1)ヴィルヘルム・ケンプ(P)/1953年録音/選定:ジャン=フィリップ・グロスぺラン
(2)ウィリアム・カペル(P)/1952年録音/選定:記載無し
(3)エミール・ギレリス(P)/1960年録音/選定:アラン・ロンペッシュ
■CD7
(1)エドウィン・フィッシャー(P)/1938年録音/選定:アルフレート・ブレンデル
(2)エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、エドウィン・フィッシャー(P)/1952年録音/選定:記載無し
(3)エドウィン・フィッシャー(P)/1938年録音/選定:アルフレート・ブレンデル
■CD8
(1)ルドルフ・フィルクスニー(P)/1948年録音
(2)リリー・クラウス(P)/1948年録音
(3)ヴィルヘルム・ケンプ(P)/1962年録音
(4)ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)/1960年録音
/以上選定:ガエタン・ノーロー
(5)アニー・フィッシャー(P)/1968年録音
(6)ヴィルヘルム・ケンプ(P)/1953年録音
(7)アルトゥル・シュナーベル(P)/1950年録音
(8)ルドルフ・ゼルキン(P)/1958年録音
/以上選定:ガエタン・ノーロー
(9)クリフォード・カーゾン(P)/1941年録音/選定:パトリック・セルスノヴィチ&ミシェル・ダルベルト
■CD9
(1)〔パウル・バドゥラ=スコダ(P)/1971年録音/選定:ジュリアン・リベール
(2)クラウディオ・アラウ(P)/1956年録音/選定:ベルトラン・ボワサール
■CD10
(1)スヴャトスラフ・リヒテル(P)/1972年録音/選定:エティエンヌ・モロー
(2)スヴャトスラフ・リヒテル(P)/1958年録音/選定:パウル・バドゥラ=スコラ
(3)エドゥアルト・エルトマン(P)/1954年録音/選定:パウル・バドゥラ=スコラ
(4)パウル・バドゥラ=スコラ(P)/1956年録音/選定:記載無し
■CD11
(1)ルドルフ・ゼルキン(P)/1966年録音/選定:ベルトラン・ボワサール
(2)アルトゥール・シュナーベル(P)/1937年録音/選定:ジェド・ディストラー
■CD12
(1)アルトゥール・シュナーベル(P)/1939年録音/選定:アダム・ラルーム&ヴィクトル・ジュリアン=ラファリエール
(2)スヴャトスラフ・リヒテル(P)/1972年録音/選定:アダム・ラルーム&ヴィクトル・ジュリアン=ラファリエール
単純なヒストリカル録音集ではなく、現代の名演奏家、ディアパゾン誌の批評家や音楽学者たちの推薦、選定によって収録曲を決定するというユニークなコンセプトが話題を呼んでいる大好評、仏ディアパゾン誌の自主製作BOXシリーズの第8弾。
各曲の選定者は、ディアパゾン誌の編集者、批評家たちに加えて、アンスネスやバドゥラ=スコダ、ブレンデル、ダルベルト、ラルームが名を連ねるなど今回も豪華!ディアパゾン誌と世界屈指の名手たちが選んだシューベルトのピアノ作品のベスト・レコーディングに要注目!
収録時間は約16時間。リマスタリングはイザベラ・デイヴィ(Les Studios de Circe)が担当。


Piano21
P21-052-N(5CD)
限定再生産
シプリアン・カツァリス 111・ピアノ・ヒッツ
■CD 1
バッハ:前奏曲第1番ハ長調 BWV.846(平均律クラヴィーア曲集第1巻から)
グノー(グノー編):アヴェ・マリア*
アディンセル(ギール
カツァリス編):ワルソー・コンチェルト*
ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53 「英雄」
シューマン:兵士の行進(子供のためのアルバム Op.68から)
ブラームス(ムーア編):子守歌 Op.49-4
タレガ(ペンソン編):アルハンブラの思い出
アルビノーニ/ジャゾット:アダージョ*
ショスタコーヴィチ(ノアック編):ワルツ第2番*(ジャズ組曲第2番から)
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 Sz.56
シューベルト:ワルツ第10番(12の高雅なワルツ Op.77, D.969から)
J・シュトラウス(パラフレーズ:シュット):ウィーンの森の物語
グルック(チェイシンズ編):メロディー(バレエ音楽 「オルフェウス」から)*
マスネ(マスネ編):瞑想曲(歌劇 「タイス」から)
ショパン:練習曲第12番ハ短調 Op.10-12 「革命」
カツァリス:日本の歌 「さくら」 による即興曲*
エルガー(シュミッド編):行進曲 「威風堂々」 第1番Op.39-1*
ヘンデル(即興アレンジ:カツァリス):サラバンド(組曲第11番ニ短調 HWV.437から)
C.P.E.バッハ:行進曲ニ長調 BWV.Anh.122(アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳から)、
 ソルフェジエット ハ短調 H.220, Wq.117:2
ゴットシャルク(カツァリス編):バンジョー〜ゴットシャルク・ファンタジー, アメリカン・スケッチ
■CD 2
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
ハイドン(クレメンティ編):第2楽章 アンダンテ(交響曲第94番ト長調 Hob.I-94 「驚愕」*
クープラン:収穫をする人たち(クラヴサン曲集第2巻から)
シューマン:収穫の歌(子供のためのアルバム Op.68から)、
 楽しい農夫(子供のためのアルバム Op.68から)、トロイメライ(子供の情景 Op.15から)
シューベルト(リスト編):アヴェ・マリア Op.52-6, D.839
ラフマニノフ:前奏曲ト短調 Op.23-5
マルチェッロ(バッハ
カツァリス編):第2楽章 アダージョ(オーボエ協奏曲ニ短調 Op.1から)
メンデルスゾーン:春の歌 Op.62-6(無言歌集から)
シューマン:乱暴な騎手(子供のためのアルバム Op.68から)
ショパン:前奏曲7番イ長調 Op.28-7
ビゼー(ホフマン編):ハバネラ(歌劇 「カルメン」から)*
ビゼー(編曲者不詳):ファランドール(劇音楽 「アルルの女」から)*
作曲者不詳:メヌエット ニ短調 BWV.Anh.132(アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳から)
ブラームス:間奏曲第2番変ロ短調 Op.117
モーツァルト伝(カツァリス編):バター付きパン
シューベルト:コティヨン変ホ長調 D.976
スクリャービン:アルバムの綴り(3つの小品 Op,45から)
ベートーヴェン(リスト
カツァリス編):第4楽章 プレスト:アレグロ・アッサイ 「歓喜の歌」(交響曲第9番ニ短調 Op.125から)
ショパン:ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2
■CD 3
マンシーニ:ピンク・パンサーのテーマ*
サン=サーンス(ゴドフスキー編):白鳥(動物の謝肉祭から)
作曲者不詳:ミュゼット ニ長調 BWV.Anh.126(アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳から)
バッハ:アリア(ゴルトベルク変奏曲 BWV.988から)
リュリ:クーラント*
スカルラッティ:ソナタ ハ長調 K.159
ファリャ:火祭りの踊り(バレエ音楽 「恋は魔術師」から)
オルフ(エリック・チュマチェンコ編):全世界の支配者なる運命の女神〜1.おお、運命の女神よ - 2.運命の女神に傷つけられて(カルミナ・ブラーナから)
シューベルト:ワルツ第19番(36の独創的舞曲「最初のワルツ」 Op.9, D.365から)
ショパン:練習曲第3番ホ長調 Op.10-3 「別れの曲」
ラヴェル(シャルロ編):眠りの森の美女のパヴァーヌ(組曲 「マ・メール・ロワ」から)*
モーツァルト:トルコ行進曲(ピアノソナタ第11番イ長調 K.331から)
ダンドリュー:小笛 - ロンドー
シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調(6つの楽興の時 Op.94, D.780から)
ヴィヴァルディ(ファリーナ編):第2楽章 ラルゴ(ヴァイオリン協奏曲集 「四季」 - 協奏曲第4番ヘ短調 Op.8, RV.297 「冬」から)*
ヘンデル(ツェルニー編):ハレルヤ(オラトリオ 「メサイア」から)*
バッハ(カツァリス編):バディネリ〜バーレスク・スタイル・アレンジ(管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV.1067から)
シューベルト:ワルツ第35番(36の独創的舞曲「最初のワルツ」 Op.9, D.365から)
ワイル(編曲者不詳):タンゴ・バラード(歌劇 「三文オペラ」から)*
カツァリス:韓国の歌 「アリラン」 による即興曲*、クリスマスの思い出(ファースト・ヴァージョン)〜グルーバーの 「きよしこの夜」 による幻想曲*
ベートーヴェン:第1楽章 アダージョ・ソステヌート(ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」から)
ドビュッシー:月の光(ベルガマスク組曲から)
シューベルト:軍隊行進曲第1番ニ長調 Op.51-1, D.733(リスト:演奏会用大パラフレーズ)
ワーグナー(ブラッサン
カツァリス編):ワルキューレの騎行(楽劇 「ワルキューレ」から)
シューマン:間奏曲(ウィーンの謝肉祭の道化から)
プロコフィエフ:第3楽章 プレチピタート(ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83 「戦争ソナタ」から)
■CD 4
シフラ:演奏会用練習曲第1番(リムスキー=コルサコフの「熊蜂の飛行」による)
モーツァルト:第2楽章 アンダンテ(ピアノ協奏曲第21番 「エルヴィラ・マディガン」から)#
バッハ(カツァリス編):トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
チャイコフスキー:6月 舟歌(四季 Op.37aから)
ブラームス(カツァリス):ハンガリー舞曲第1番ト短調
ブラームス(レーガー編):第3楽章 ポコ・アレグレット(交響曲第3番ヘ長調 Op.90から)*
ルビンシテイン:メロディー ヘ長調 Op.3-1
ドリーブ(ドホナーニ編):ワルツ(バレエ音楽 「コッペリア」から)
パッヘルベル(カプドヴィーユ編):カノン*
ショパン:前奏曲第16番変ロ短調 Op.28-16
ボロディン:夜想曲(小組曲から)
カツァリス:様々な主題による即興曲
 ブラームス:ハンガリー舞曲第4番、
 オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」〜 舟歌、
 モーツァルト:歌劇 「魔笛」〜 恋人か女房が、
 サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」〜 あなたの声で心は開く、
 ヴェルディ:歌劇 「椿姫」〜 プロヴァンスの海と陸、他)*
任光(王建中編):彩雲追月
ラフマニノフ:第3楽章 フィナーレ(ピアノ協奏曲第3番から)*
■CD 5
ハチャトゥリアン(ソリン
カツァリス編):剣の舞(バレエ音楽 「ガイーヌ」から)
サティ:ジムノペディ第1番
フォーレ(コルトー編):ドリーの庭(組曲 「ドリー」 Op.56から*
バッハ:ミュゼット ト長調(イギリス組曲第3番 BWV.808から)
ショパン(ショパン編):第2楽章 ロマンス - ラルゲット(ピアノ協奏曲第1番から)
シューベルト:レントラー第5番(8つのレントラー D.681から)
ブラームス:ワルツ第15番変イ長調 Op.39-15
ドヴォルザーク(カツァリス編):スラヴ舞曲ホ短調 Op.72-2
ベートーヴェン:バガテル第25番イ短調 WoO.59 「エリーゼのために」
マルティーニ(ビゼー編):愛の喜びは - ロマンス*
リスト:夜想曲第3番 「愛の夢」
メンデルスゾーン(メンデルスゾーン編):結婚行進曲(劇音楽 「夏の夜の夢」からから)*
チャイコフスキー(タネーエフ編):花のワルツ(バレエ音楽 「くるみ割り人形」 Op.71から)*
グリーグ(グリーグ編):朝の気分(ペール・ギュント組曲第1番 Op.46)
ロドリーゴ(ロドリーゴ編):我が心のアランフエス(アランフエス協奏曲から)*
カツァリス:マイルドレッド・J&パティ・S・ヒルの 「ハッピー・バースデー・トゥ・ユー」による幻想曲(ファースト・ヴァージョン)*
ガーシュウィン(ガーシュウィン編):ライザ(ソングブックから)
バーンスタイン(スミット編):ジェッツ、ジャンプ、チャチャ(ウェスト・サイド・ストーリー〜3つの楽章)
ヴィラ=ロボス(グセー編):アリア 「カンティレーナ」(ブラジル風バッハ第5番から)*
ピアソラ:ラ・ミスマ・ペーニャ*
カラスコ:アディオス

*=世界初録音
※指揮者とオーケストラの表記がある2曲を除き、すべてピアノ独奏版

シプリアン・カツァリス(P)
リ・ユンク(指)#、ザルツブルク・カンマーPO#
ルネ・ドフォッセ(指)*、ベルギー国立O*
*=世界初録音
※指揮者とオーケストラの表記がある2曲を除き、すべてピアノ独奏版

シプリアン・カツァリス(P)
リ・ユンク(指)#、
ザルツブルク・カンマーPO#
ルネ・ドフォッセ(指)*、
ベルギー国立O*
2014年に発売され、その圧倒的な超絶技巧、華麗なトランスクリプション、美しき即興などで大ヒットしたシプリアン・カツァリスの5枚組BOXセット「111・ピアノ・ヒッツ」が、ついに限定再生産されました!「「さくら」による即興曲」や「「きよしこの夜」による幻想曲」など、カツァリスの優れた即興やアレンジが発揮されるオリジナル作品。バッハの「バディネリ」や、リスト編曲にさらに自身の編曲も加えたベートーヴェンの第九、シフラ編「熊蜂の飛行」など、これでもかという超絶技巧曲。そして、タイスの瞑想曲、アルビノーニのアダージョ、パッヘルベルのカノン、威風堂々、剣の舞、ファランドール、ワルキューレの騎行、花のワルツ、アランフエス協奏曲など、超有名曲たちのピアノ・トランスクリプション版も多数収録し、約30曲の世界初録音曲、初出音源、秘蔵音源を満載したスペシャルBOXです!
※再生産分完売後の次回生産時期は未定です。この機会にお早めにご注文ください。

Delphian
DCD-34032(1CD)
グラスゴーのオルガン
メンデルスゾーン:ソナタ Op.65-2
パリー:2つの賛歌による前奏曲
フランシス・ジャクソン:前奏曲ホ長調
レイトン:2つの賛歌による前奏曲
ヘンリー・スマート:アレグロ・アッサイ ハ長調
ヴィエルヌ:鬼火、ウェストミンスターの鐘
バッハ:パストレッラ ヘ長調
トムキンス:ア・ファンシー
バッハ:4つのオルゲルビュヒライン・コラール
ウェスレー:ヴォランタリー ト短調 Op.6-9
ブラームス:コラール前奏曲集 Op.122より 第9曲、第10曲
カルク=エーレルト:Nun freut dich sehr, O meine Seele、Nun danket alle Gott
ジョン・バット(Org)、
ジョン・キッチン(Org)

録音:2004年7月22日−23日&9月2日−3日、グラスゴー
※初紹介旧譜
※使用オルガン:Shettleston Old Parish Church / Partick Methodist Church / Dennistoun Blackfriars / Concert Hall, University of Glasgow / St Margaret's, Knightswood / St Bride's Episcopal Church, Hyndland
ダンディン(ダニーデン)・コンソートとの録音により、バッハ演奏・研究の世界的権威として高名なジョン・バット、エジンバラ市とエジンバラ大学のオルガニストを歴任したジョン・キッチン。2人の名オルガニストによる、スコットランド、グラスゴーの様々なオルガンを弾き分けた、デルフィアンならではのオルガン・アルバム。

Nimbus
NI-6336(1CDR)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ集Vol.2
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.1
ピアノ・ソナタ第2番ニ短調 Op.14
ピアノ・ソナタ第9番ハ長調 Op.103
イリヤ・ヤクシェフ(P)
1981年サンクト・ペテルブルグ(旧レニングレード)生まれ、リムスキー=コルサコフ音楽院を卒業後アメリカへ渡り、ニューヨークのマネス音楽院でウラディミール・フェルツマンに学んだピアニスト、イリヤ・ヤクシェフ。チャイコフスキーやプロコフィエフなどロシアン・ピアニズムの体現者として全米各地で演奏を行い、2011年には日本にも招聘されています。マイケル・ティルソン・トーマス指揮サンフランシスコSOと共演したプロコフィエフの協奏曲は、サンフランシスコ・クロニクル紙による「2007年のクラシック音楽イベントTOP10」に選ばれるなど、定評のあるプロコフィエフのピアノ・ソナタ集第2弾。2014年に発売された第1集(NI 6267)は、アメリカン・レコード・ガイドから「ヤクシェフは現代最高の若きピアニスト」と評されています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

SKARBO
DSK-1153(1CD)
ジャン・クラ(1879-1932):ピアノ作品集
5つの親密な詩〜第1,3&4番
4つの舞曲【不気味な舞曲/おどけた舞曲/やわらかい舞曲/元気な舞曲】
2つの即興曲〜ピアノのための
2つの景色【海の景色/野の景色】
ジャン=ピエール・フェレ(P;Bechstein)

録音:2015年12月11、12日/アリス・スタジオ(マンテイエ)
仏スカルボ・レーベルの社主にしてピアニストのジャン=ピエール・フェレがジャン・クラのピアノ作品を収録しました。クラはラヴェルやドビュッシーと 同時代を生きた近代フランス音楽の作曲家のひとり。生前は海軍士官としても活躍し、職務の合間を縫って果敢に作曲活動を続けたことでも知られる作 曲家でもあります。クラの作品を取り上げること自体が稀である中、フェレはライフワークとして積極的に演奏し続けてきました。マリ=アニク・ニコラと 共演したクラのヴァイオリンとピアノのための作品集(DSK 1049)はフランスのディスク大賞のグランプリを獲得したアルバムとして高い評価を得ており ます。アンリ・デュパルクに師事したクラの作風は、ラヴェルやドビュッシーら印象派の響きを持ちつつ、ロマン派の情緒を併せ持ったもの。流麗な旋律 の中にほんのり香るメランコリックな響きが絶品です。 (Ki)


La Dolce Volta
LDV-27(1CD)
ファリャ:ピアノ曲集
4つのスペイン小品〔アラゴネーサ/クバーナ/モンタニェーサ(風景)/アンダルーサ〕(1907-08)
ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌(1920)
三角帽子〔粉ひき女の踊り/隣人の踊り/粉屋の踊り〕(1918-1919)
ヴォルガの舟歌(1922)
恋は魔術師〔パントマイム/情景/きつね火の歌/恐怖の踊り/漁夫の物語(魔法の輪)/火祭りの踊り〕(1914-16)
ポール・デュカスの墓碑銘のための讃歌(1935)
ベティカ地方の幻想曲(1919)
ウィレム・ラチュウミア(P)

録音:2016年5月26-28日
日本語帯・解説付
独自のプログラムを追求するピアニスト、ラチュウミアの新譜の登場です。ワーグナー作品のピアノ編曲を集めたプログラム(LDV 16)に続く本盤は、ファ リャ。ファリャの最初の大作で、打楽器アンサンブルを思わせる躍動感に満ちた「4つのスペイン小品」や、最後のピアノ作品である禁欲的な世界の「ポール・ デュカスの墓碑銘のために」までを収録しています。「ベティカ(アンダルシアの古名)地方の幻想曲」はルービンシュテインに献呈された作品で、灼熱 の太陽に照らされたドライな和声と超絶技巧に貫かれた大曲。スペインという国が魅せる様々な側面、そしてファリャの音楽世界を堪能できる1枚です。 (Ki)

若林工房
WKLC-7022(1CD)
京都リサイタル2016(ショパン・リサイタル)
幻想即興曲Op.66
マズルカハ長調Op.24-2
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp.22
マズルカロ短調Op.33-4
ワルツ変イ長調Op.42
スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
マズルカヘ短調Op.68-4
イリーナ・メジューエワ(P)
※1925年製ニューヨーク・スタインウェイ)

録音:2016年9月29日、京都コンサートホール〈アンサンブルホールムラタ〉におけるライヴ
※ メジューエワによる恒例の京都リサイタル・シリーズ、2016年は得意とするオール・ショパン・プログラム。いずれもホー ル・セッション録音の存在するレパートリーですが、ライヴでのテンションの高さと燃焼度はやはり格別。まさに「一期一会」 と呼ぶにふさわしい演奏が展開されています。確信に満ちた解釈を名器ヴィンテージ・スタインウェイ(1925年ニューヨー ク製、CD135)による輝かしいサウンドでお楽しみください。


APARTE
AP-137(1CD)
リスト:ピアノ作品集
ダンテを読んで〜ソナタ風幻想曲 S.161/7
バラード第1番 変ニ長調 S.170
バラード第2番 ロ短調 S.171
オーベルマンの谷 S.160/6
コンソレーション S.172(全6曲)
ベアトリス・ベリュ(P)

録音:2016年4月12,13日、パリ
女優のように美しい容姿のスイスのピアニスト、ベアトリス・ベリュのアパルテ・レーベル第2弾。ベリュは、1985年ローザンヌ生まれ。ガリーナ・イヴァ ンツォヴァ、ブリジット・エンゲラー、ジョン・オコーナーに師事し、クレーメルやパールマンに認められてアンサンブルに参加するなど活躍しています。 リスト作品を集めた本CDでは、大曲「ダンテを読んで」を始めとする超絶技巧作品も収録されておりますが、彼女の詩情豊かな表情に満ちた世界を 堪能することができます。 (Ki)

BONGIOVANNI
GB-5195(1CD)
20世紀の刺激的な無伴奏作品集
ソッリマ:アローン
シャリーノ:Ai limiti della notte
ボセッリ:BOGA(世界初録音)
ヘンツェ:セレナーデ
ブリテン:ザッハーの主題
ライマン:チェロのためのSOLO
シュトックハウゼン:In Freundschaft
パオラ・フレッタ(Vc)

録音:2016年3月
17世紀にヴィオラ・ダ・ガンバに代わる楽器として広まったチェロ。その楽器特有の語法はバッハやボッケリーニの作品によってひとつの完成を見、そ してハイドン、シューマン、ブラームス、ドヴォルザークらの名作により更に大きな世界が拓かれました。そして一転、新たな視点からチェロを見つめた作 品を収録したのが当アルバム。20世紀に書かれた技術的にも表現的にも並外れた無伴奏音楽が、チェロの新たな可能性を掘り下げます。世界初録音となるボセッリの「BOGA」はアルバム中で最も新しい作品。凄まじく技巧的でありながらも歌が滲み出てきます。またブリテンの「ザッハー の主題」はスイスの音楽家パウル・ザッハー(Sacher)の名前から取られた音列(Es-A-C-H-E-D)に基づく作品です。 (Ki)

Syrius
SYR-141469(1CD)
リスト:ピアノ・ソナタ.ロ短調
アウグスト・ストラダル(1860-1930):リストの「キリスト」による幻想曲(ジャン・デュベ校訂)
ジャン・デュベ(P)

録音:2014年9月、ストゥディオ・アクースティク、パッサヴァン、フランス
アウグスト・ストラダルはチェコのピアニスト・編曲家・音楽教師。ブルックナーの交響曲、リストの交響詩、J・S・バッハの協奏曲やオルガン曲他、数多くの楽曲をピアノ独奏用に編曲したことで知られ、またリストのピアノ作品の名解釈者でもありました。ジャン・デュベは1981年カナダに生まれたフランスのピアニスト。ニース地方音楽院を10歳で卒業した後パリ音楽院のジャック・ルヴィエのクラスを14歳で卒業。その後ジャクリーヌ・ロバン、ジョン・オコナーに師事。2002年第6回ユトレヒトのフランツ・リスト国際ピアノ・コンクール優勝、それに伴い2005年 NaxosレーベルからCDデビュー。その後は Syriusレーベルの主要ピアニストとして録音を重ねています。

UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-2780(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻 BWV870-893 ラミン・バーラミ(P)
ラミン・バーラミは1976年イランのテレラン生まれのピアニスト。裕福な家庭に生まれながら1979年のイラン革命により父親は投獄され(1991年に刑務所で死亡)、本人は11歳の時にヨーロッパへの移住を余儀なくされました。在テヘラン・イタリア大使館のはからいで奨学金を得てミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院、イーモラ国際ピアノ・アカデミー、シュトゥットガルト音楽大学で学びました。幼時よりバッハに興味を持っていたラミン・バーラミはすでにバッハの多くの作品を録音しています。
UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-2809(1CD)
20世紀のロシア、ウクライナ、エストニアのピアノ音楽
スクリャービン:ピアノの為の24の前奏曲 Op.11 から
 ハ長調(No.1)/イ短調(No.2)/変ト長調(No.13)/変ホ短調(No.14)
 ピアノの為の2つの楽曲 Op.57 から 憧れ(No.1)
 ピアノの為の2つの詩曲 Op.32 から 嬰ヘ長調(No.1)
 ピアノの為の5つの前奏曲 Op.74
ニコライ・オブーホフ(1892-1954):愛し合おう [Aimons-nous les uns les autres]
ストラヴィンスキー:ピアノ=ラグ・ミュージック
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第3番イ短調「古い手帳から」Op.28
 ピアノの為の3つの楽曲 Op.59 から 田園風ソナティナ ハ長調(No.3)
 年老いた祖母の話 Op.31(ピアノの為の)から
 アンダンティーノ,アンダンテ・アッサイ
 ピアノの為の3つの楽曲 Op.59 から 風景(No.2)
 ピアノの為の4つの楽曲 Op.32 から ガヴォット(No.3)
ショスタコーヴィチ:ピアノの為の3つの幻想的舞曲 Op.5 : 行進曲,ワルツ,ポルカ
 ピアノの為の24の前奏曲とフーガ Op.87 から 第1番ハ長調
アルヴォ・ペルト(1935-):アリーナのために(ピアノの為の)
 アリヌシュカの回復への変奏曲(ピアノの為の)
 アンナ・マリアのために(ピアノの為の)
レオ・スメラ(1950-2000):1981年の2つの楽曲(ピアノの為の)
ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-):賛歌 2001(ピアノの為の)
ジャンルカ・カシオーリ(P)
UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-4521(1CD)
アラウンド・バッハ
バッハ(ブゾーニ編):トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(ピアノの為の)
レーガー:バッハの主題によるピアノの為の変奏曲 Op.81
リスト:泣き、嘆き、憂い、怯え(J・S・バッハのカンタータ BWV12による、ピアノの為の)
フランク:ピアノの為の前奏曲、コラールとフーガ
バッハ:カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV992
マッシモ・ジュゼッペ・ビアンキ(P)
マッシモ・ジュゼッペ・ビアンはイタリアのピアニスト・作曲家。ピアノはブルーノ・カニーノ他に師事。
UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-4537(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
ピアノの為のアンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57
ダヴィデ・カバッシ(P)
ダヴィデ・カバッシは1976年イタリアのミラノに生まれ、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院を1995年に卒業後、コモ湖のカデナッビア国際ピアノ財団で5年間、ロザリン・トゥレック、レオン・フライシャーに師事。2005年の第12回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール・ファイナリスト。
UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-4827(1CD)
パガニーニ:24の奇想曲 Op.1 セルゲイ・クリロフ(Vn)

Ligia Digital
LIDI-0104310(1CD)
ラングレー、J・シェルペンティエ、ハキム :オルガン音楽
ジャン・ラングレー(1907-1991):黙示録による5つの瞑想(オルガンの為の;1973)
ジャック・シャルパンティエ(1933-):ラッパを吹く天使(オルガンの為の;1954)
ナジ・ハキム(1955-):最後の審判(オルガンの為の;2000)
オリヴィエ・ヴェルネ(Org)

録音:2015年10月26-28日、モナコ大聖堂、モナコ
オリヴィエ・ヴェルネが2006年以来2016年現在オルガニストを務めているモナコ大聖堂での録音。

6×8
6x8-1013(1CD)
フェルナンド・エスピ(1975-):ギター作品集
エリック・サティへのオマージュ Op.2(ギターの為の;1999 & 2001)
 サティアーナ第1番 / サティアーナ第2番
3つのヒホン民謡 Op.6(ギターの為の;2005)
 Romanc de Cecilieta / La Lluneta es ma Padrina / Doneu-me Tonyetes
カプスベルガーへのオマージュ Op.7(ギターの為の;2005)
スペインのラ・フォリアによる前進的変奏曲 Op.8(ギターの為の;2005)
J・S・バッハへのオマージュ Op.9(ギターの為の;2006)
アルナウの為の子守歌 Op.11(ギターの為の;2009)
ミゲル・エルナンデスへのオマージュ Op.15(ギターの為の;2010)
 前奏曲 / 間奏曲 / 後奏曲
スペイン変奏曲、民謡の主題による Op.18(ギターの為の;2013)
 主題とトロバの様式で / アルベニスの様式で / ファリャの様式で
 タレガの様式で / ロドリーゴの様式で / トゥリーナの様式で / エスピの様式で
フェルナンド・エスピ(G)


Chandos
CHAN-10933(1CD)
シューベルト:ピアノ独奏作品集Vol.2
4つの即興曲 Op.90, D.899
ピアノ・ソナタ第20番イ長調 Op.post., D.959
バリー・ダグラス(P)

録音:2016年2月4日−5日、アイルランド
2014年に発売した第1巻に続くのは、2015年の来日公演でも披露された「4つの即興曲 D.899」と、シューベルト晩年のピアノ・ソナタ イ長調 D.959。独墺系プログラムを得意とし、ブラームスの作品集でその真価を知らしめてくれたアイルランドの名匠バリー・ダグラスが弾く、奥深き円熟のシューベルトです。


BRIDGE
BCD-9479(1CD)
ショパン:24の前奏曲 Op.28
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
オラシオ・グティエレス(P)

録音:2015年3月26、28日 ニューヨーク
※日本語オビ・解説付き!
キューバ出身の米国のピアニスト、オラシオ・グティエレス(b.1948)が、ショパンの 24 の前奏 曲とシューマンの幻想曲 ハ長調という人気曲を録音。グティエレスは1970 年のチャイコフスキ ー・コンクールで銀メダルを獲得以来クリップス、オーマンディ、テンシュテット、プレヴィン、メー タ、マゼールといった名指揮者達と共演し、録音もEMI やTELARC などに行っていた。 グティエレスは極めて卓越した技術の上に 19 世紀風のロマンティシズムを豊かに盛るタイプ のピアニストで、根強い人気がある。このショパンとシューマンも、昔の大ピアニストの演奏を 最新録音で楽しむような趣がある。

Goodies
33CDR-3654(1CDR)
ヨーゼフ・レヴィーン〜SP録音集
ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」(ショパン)
エチュードイ短調 Op.25-11 「木枯らし」(ショパン)
エチュード変ホ長調 Op.10-11(ショパン)
エチュード嬰ト短調 Op.25-6(ショパン)
エチュードロ短調 Op.25-22(ショパン
前奏曲変イ長調 Op.28-17(ショパン)
前奏曲変ロ短調 Op.28-16(ショパン)
トッカータハ長調 Op. 7(シューマン)
春の夜 Op.39-11(シューマン=リスト編)
祭り(ドビュッシー=ラヴェル編)*
美しき青きドナウ(シュトラウス2世、シュルツ=エヴラー編)
ロジーナ・レヴィーン (P)と連弾 *

米 CAMDEN CAL 265 (Mono)
(原盤レコードに起因するノイズがあります)
ヨーゼフ・レヴィーン(1874-1944) はロシア生まれのユダヤ系ピアニスト。 1892年モスクワ音楽院ピアノ科を大金メダルを得て卒業。同級生にはアレクサ ンダー・スクリャービン(1872-1915) やセルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943) がいた。1898年に音楽院の後輩ピアニスト、ロジーナ(1880-1976) と結婚。 夫妻は1919年にアメリカに亡命し、ジュリアード音楽院で教鞭をとりながら 演奏活動をした。1944年、70歳の誕生日を目前に心臓発作で世を去った。ここ に収録した録音はLP時代の初期にCAMDENで発売されたもの。オリジナルの SPレコードは極めて数が少ないためにLPからのトランスファーに依った。 ブゾーニ、ホロヴィッツ、ルービンシュタインが一目置いた伝説のピアニスト が残した貴重な演奏集である。復刻にはWESTREX 10A カートリッジをモノラル 接続で使用した。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3656(1CDR)
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
バラー:「4つの小品のための組曲」よりアンダンテ
アドルフ・バラー(P)

日本ビクター SD3029/32
(1951年10月東京・築地日本ビクター・スタジオ録音)
アドルフ・バラー(1909-1994) はポーランドのガリシア(現ウクライナ)生まれ。 8歳のときウィーンに行きフランツ・リストの弟子の一人に師事し、13歳でウィ ーン・フィルと共演した。1938年ナチスの迫害を受けアメリカに逃れ、1941年 名ヴァイオリニストのユーディ・メニューイン(1916-1999)に出会い伴奏者を 務めた。この録音はメニューインが1951年、戦後初の親善使節として来日した 際、東京・築地の日本ビクター・スタジオでの録音。おそらく最初期の磁気テ ープ録音によるSPレコードであろう。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3658(1CDR)
バッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
半音階的幻想曲とフーガ  ニ短調 BWV.903
6つの小前奏曲 BWV.933/938
イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
3つの小前奏曲 BWV.924/6 &「フゲッタ」BWV.961
ワンダ・ランドフスカ(ハープシコード)

DISQUE GRAMOPHONE DB4995/6 (France)
HMV DB4993/4 (U.K.)
VICTOR 14233/4 (U.S.)
(1935年〜36年パリ録音)
ワンダ・ランドフスカ(1879-1959) はポーランドのワルシャワ生まれ。20世紀 最高のハープシコード奏者。またピアニスト、音楽学者、教授で1900年から13 年間パリのスコラ・カントルムで教鞭をとった。二列の鍵盤と七個のペダルを 有する自分のハープシコードをパリのプレイエル社に作らせて生涯この楽器を 使用した。1940年フランス国籍を得たが、1941年ドイツ軍のフランス侵攻によ りアメリカに逃れ、晩年はコネティカット州のレイクヴィルに居住し、75歳の 時ニューヨークで演奏会を開いたという記録がある。ランドフスカの録音はこ のシリーズで多数出ている。 (グッディーズ)

Capriccio
C-5276(1CD)
NX-B07
リスト:パガニーニ練習曲
パガニーニによる大練習曲 S141(1851年版)
パガニーニによる超絶技巧練習曲 S140(1838年版)
パガニーニの「ヴェニスの主題」による変奏曲
ヴォイチェフ・ヴァレチェク(P)
2016年にナクソス・スタンダードから発売された「パガニーニ練習曲」完全版(8.573458)は、若き俊才ゴラン・フィリペツの超絶技巧が炸裂した ?事な演奏で?く評価されました。通常聴かれる「ラ・カンパネラ」は1851年に改訂された版であり、こちらもかなり難しいのですが、1838年版 の「超絶技巧」の方は、リストの全作品の中でも最も難しい作品の一つにも数えられるほどに演奏が困難な曲集です。 これまでにこちらのヴァージョンの全てを録?しているのは、フィリペツを含めて5人いるかいないかという問題作。NAXOS盤から時を置かずにリリー スされるこのアルバムでは、やはりリストを得意とするポーランド出身の若手ヴァレチェクが難曲に挑みます。これは聴きものです。
【ヴォイチェフ・ヴァレチェク】
1980年生まれ。カトヴィチェのカロル・シマノフスキ音楽アカデミーを卒業、1996年にブィドゴシュチュで開催された「アルトゥール・ルービンシュタイ ン記念国際コンクール」で第2位を獲得を?切りに各地のコンクールで上位入賞を果たし、ポーランドを中?にヨーロッパ各地からアメリカで活動 しているピアニスト。 しているピアニスト。

Pentatone
PTC-5186568(1SACD)
ブラームス:ピアノ曲集
主題と変奏 Op.18b
バラード集 Op.10
幻想曲集 Op.116
デニス・コジュヒン(P)

録音:2016年3月/MCOスタジオ5、ヒルフェルムス(オランダ)
強靭なテクニックと豊かな表現力を兼ね備えたロシア期待の星、デニス・コジュヒン。2010年に開かれたエリザベート王妃国 際音楽コンクールで優勝し、一躍世界から注目されたコジュヒンは翌2011年2月に初来日を果たし、その演奏会はNHK「クラシック倶楽部」で放映さ れ日本のクラシック・ファンにも広く知られることとなりました。 PENTATONEレーベルの初登場となった前作【チャイコフスキーとグリーグの協奏曲(PTC 5186566)】では、圧倒的な表現力と存在感で聴き手を 虜にしました。期待の第2弾ではブラームスのピアノ独奏作品をとりあげました。ロマン派のなかにありながら純音楽の伝統を固執するブラームスのピアノ 作品は特に若手ピアニストにとって難曲と言えます。しかし、コジュヒンは独自の感性を武器に真っ向からブラームスに挑戦しています。クララ・シューマン に献呈された主題と変奏は、弦楽六重奏曲第1番の第2楽章をピアノ独奏にブラームス自身が編曲した作品でコジュヒンの堂々たる演奏が印象的です。ま た、バラード集や幻想曲集で聴く抒情的な語り口は圧巻です。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONE レーベルが誇る技術チームによる録音で、 DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)

CEMBAL DAMOUR
CEMBCD-184(1CD)
ラーニング・バイ・エクザンプル Vol.4
デュセック:アレグロ ト長調
ディアベリ:バガテッレ ハ長調
ハイドン(シェホリ編):ジプシー・ロンド(ピアノ三重奏曲 Op.73-2 Hob.XV:25 第3楽章)
ベートーヴェン(偽作):ゲルトルートの夢のワルツ
ベートーヴェン:ロンド・ア・カプリッチョ Op.129 (失われた小銭についての憤り)
シューマン:トロイメライ Op.15-7
シューマン:予言の鳥 Op.82-7
グリーグ:蝶々 Op.43-1
ワルトトイフェル(シェホリ編):スケートをする人々
フィールド:夜想曲 変ロ長調
フォーレ:言葉のないロマンス第2番 イ短調 Op.17-2
マスネ:調べ Op.10-5
ドビュッシー:月の光
 アラベスク第1番&第2番
ルビンシテイン:ロマンス 変ホ長調 Op.44-1
アルベニス:マラゲーニャ
グラナドス:アンダルーサ Op.5-5
スクリャービン:アルバムの一葉 Op.45-1
カバレフスキー:おどけ Op.27-10
ジョプリン:カスケーズ
モデルカイ・シェホリ(P)

録音:2016年6月 ラスヴェガス
ピアノ学習中の人たちがよく弾く曲を集めたお手本学習シリーズの第4 集。本来の目的でも有用なだけでなく、いずれも親しみやすい曲ばかりを名手モデルカイ・シェホリがしっかり弾いているので、聞いて楽しむにも素敵な内容。 ※トラックリスティングに3 箇所誤りがあります。 ・トラック3 ハイドンのジプシー・ロンドの原曲がOp.39 と記載されていますが、正しくはOp.73-2。 ・トラック5 作品番号がOp.126 と表記されていますが、正しくはOp.129。 ・トラック8 「蝶々」が抒情小曲集 Op.12 に含まれていると記載されていますが、正しくはOp.43。
CEMBAL DAMOUR
CEMBCD-182(1CD)
シェホリ・プレイズ・ファンタジー
ベートーヴェン:幻想曲 ロ長調 Op.77
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
 幻想ポロネーズOp.61
モデルカイ・シェホリ(P)

録音:1999年8月22-24日 ニューヨーク
Cembal d'amour の主宰者であるピアニスト、モルデカイ・シェホリが、ベートーヴェン、シューマン、ショパンの幻想曲を演奏した面白い企画のCD。中でも30 分に迫る大作、シューマンの幻想曲が力演。
CEMBAL DAMOUR
CEMBCD-183(2CD)
モルデカイ・シェホリ〜ニューヨーク・コンサート Vol.9
リスト:即興曲 嬰ヘ長調/泉のほとりで/ロッシーニ「オテッロ」のゴンドラ漕ぎのカンツォーネ「これ以上の悲しみはない」/葬送
ベートーヴェン:エロイカ変奏曲
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D959
チャイコフスキー:調べ 変ホ長調 Op.42-3
モシュコフスキ:火花 Op.36-6
ショパン:マズルカ.ト短調 Op.24-1
モデルカイ・シェホリ(P)

録音:1992年5月19日 ニューヨーク(ライヴ録音)
モデルカイ・シェホリが1992 年5 月19 日、ニューヨークのカーネギー・ホールの小ホールであるワイル・リサイタル・ホールで行ったリサイタルのライヴ録音。序盤がリスト、中盤がベートーヴェンのエロイカ変奏曲、そしてメインにシューベルト晩年の大作、大イ長調ソナタという意欲的な内容。この演奏会は新聞評でも高く評価され、シェホリの名を大いに高めた。チャイコフスキー、モシュコフスキ、ショパンの3 曲はアンコール。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-328(1CD)
ヤナーチェク(ブレスニック編):「草陰の小道で」第1集
ティペット:ザ・ブルー・ギター
カステルヌオーヴォ=テデスコ:組曲 Op.133
スコット・ボーグ(G)

録音:2008年7月12-20日 アメリカ合衆国,マサチューセッツ州,ブルックライン
※日本語解説つき
注目はヤナーチェクのピアノ組曲、「草陰の小道で」を米国の作曲家、マーティン・ブレスニックがギター用に編曲したもの。原曲とはまた少し異なった味わいが良い。20 世紀英国を代表する作曲家の一人、マイケル・ティペット(1905-1998)による珍しいギター曲、ザ・ブルー・ギターは、名ギタリスト、ジュリアン・ブリーム(1933-)のために作曲、1983 年にブリームによって初演された。マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895―1968)は、イタリア生まれで米国に移住した作曲家。米国ではハリウッドでの映画音楽で有名だったが、今日ではもっぱらギターへの作品で知られている。組曲 Op.133 は米国時代の1947 年の作品。即興的なプレルーディオ、情感豊かなモルト・モデラート、そしてジプシー風に激しく燃え上がるカプリッチョと、聞き応えのある名曲である。 スコット・ボーグはオーストラリア出身の若手ギタリスト。7 歳からギターを始め、すぐに才能を開花させた。現在は米国在住。

ALBANY
TROY-1642(1CD)
子供にまつわるピアノ作品集
プーランク:村人たち(子供のための小品)
モンポウ:子供の情景
シフリン:ジャックの子守歌
トゥリーナ:子供らしさ第2集Op.56
ハチャトゥリアン:少年時代の画集第1巻
クレストン:ポニー・ロンド
グアスタヴィーノ:10の前奏曲
シューマン:子供の情景Op.15
ミリアン・コンティ(P)

録音:2016年5月&6月
子供にまつわる可愛らしいピアノ曲を集めたアルバム。シューマンの「子供の情景」は広く知られている作品ですが、プーランクやハチャトゥリアンなど作曲家は知っていても、名曲の影に隠れた知られざる作品ばかり。アメリカのテレビ・ドラマ『スパイ大作戦』や映画『ダーティー・ハリー』の音楽などを手掛けた巨匠作曲家ラロ・シフリンが作曲したピアノ曲「ジャックの子守歌」は世界初録音。どれもが興味深くて、ピアノのレパートリーにぴったりな小品です。

QUERSTAND
VKJK-1623(1CD)
バッハ:クリスマス・オルガン作品集
さあ,来なさい異邦人の救世主よ BWV659
起きなさい!裁きの時が来たBWV440
私の魂は主を崇めるBWV733
おとろえた心よ、元気を出せBWV454
パストラーレ ヘ長調 BWV590
私はあなたに喜ぶ BWV465
クリスマスの歌「高い天から私たちはここに来た」に基づくカノン風変奏曲BWV769
ああいとしいイエス様 BWV493
高みにおられる神だけに栄光がありますように BWV711
ここであなたの馬糟のそばに立ち BWV469
前奏曲とフーガ.ハ長調 BWV 547
ヤン・カツシュケ(Org)
ブリッタ・シュヴァルツ(A)

録音:2016年3月4−6日、5月9日 ドレスデン
バッハのオルガン作品からクリスマスに関わるものを集めている。 ヤン・カツシュケは2005 年からドレスデンのルター派ディアコニッセンハウス(奉仕女性の館)教会のカントールを務めている。教会のオルガンは 1972 年製の中規模なもので、素朴な音色が魅力である。

Stradivarius
STR-37062(1CD)
2 人のセレナーデ
ブルクハルト(1900-1955):セレナーデOp.71-3
ヴィラ=ロボス:花の分類
ピアソラ:カフェ1930
イベール(1890-1962):間奏曲
モリーノ(1768-1847):ノットゥルノOp.37
フランコ・マルゴーラ(1908-1992):4つのエピソード
ダニエレ・ザネットヴィチ(1950-):5つのポピュラーな子守歌
フェルディナンド・カルッリ(1770-1841):セレナータOp.109-6
ルイーザ・セッロ(Fl)、カーラ・ミネン(G)

録音:1991年
ガッツェローニなどに師事し、ミラノ・スカラ座管でフルート奏者を務め、1987 年よりトリエステ音楽院の教授として後進の指導にあたっているイタリアのフルーティスト、ルイーザ・セッロ。ローザンヌ大学でダゴベルト・リナレスに師事し、世界的に活躍したギタリスト、カーラ・ミネンのデュオ・アルバム。優しく繊細な音色のフルートと、温かみのある音色と色彩感豊かな表現で聴かせるギターによる珠玉のアンサンブル。ピアソラやヴィラ=ロボスといった南米の作曲家からイタリアの古典派まで幅広い時代の作品をセレクトしています。人気上昇中のフルートとギターのデュオ・レパートリーとしても注目。

CLAVES
50-1508(2CD)
シューマン:ピアノ独奏作品全集 Vol.6
クライスレリアーナ Op.16
4つのフーガ Op.72
パガニーニの奇想曲による6つの練習曲 Op.3
パガニーニの奇想曲による6つの演奏会用練習曲 Op.10
トッカータ ハ長調 Op.7
スケルツォ、ジーグ、ロマンスとフーゲッタ Op.32
ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲 WoO 31
4つの行進曲 Op.76
子供のための3つのピアノ・ソナタ.Op.118
セドリック・ペシャ(P;Steinway & Sons New York D-101820(1901))

録音:2015年4月24-26日、2015年10月7-10日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
Clavesレーベルより遂行中のシューマンのピアノ独奏曲全曲録音。前作第5集(50 1103)から5年ぶりのリリースとなる待望の第6弾。今回は名 曲クライスレリアーナを筆頭にパガニーニの奇想曲による6つの練習曲やトッカータなどいずれも華やかで技巧を要する作品が収録されました。 演奏は当シリーズの第2集、第5集も担当したスイスのセドリック・ペシャです。ペシャは1976年フランス人とスイス人の両親のもとに生まれ、ロー ザンヌ、ジュネーヴ、ベルリンの音楽大学にて研鑽を積みました。ピエール・ローラン・エマール、ダニエル・バレンボイム、クリスティアン・ツァハリス など世界的なピアニストに師事、またディートリヒ・フィッシャー=ディースカウに声楽の伴奏をそしてアルバン・ベルク四重奏団に室内楽を学びました。 2002年にはアメリカ、ソルト・レイク・シティーで開かれたジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクールにて第1位を受賞し、その後ヨーロッパ、アメリ カを中心にコンサート・ツアーで大成功をおさめました。録音ではシューマンのほかに、デビュー盤のJ.S.バッハのゴルトベルク変奏曲(50 2407)、フ ランス人作曲者のピアノ作品集(50 2719)、ベートーヴェンの後期ピアノ作品集(50 2903)など、多岐にわたる室内楽作品を収録しております。 (Ki)


ORFEO
C-905162(2CD)
NX-B10
Saisons russes
ヤコウロフ(1958-):回転木馬(世界初録音)
ドビュッシー:6つの古代の墓碑銘
ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」より(リフシッツによるピアノ編・・・ピアノ版世界初録音)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ミューズを率いるアポロ」(ストラヴィンスキーによるピアノ編・・・ピアノ版世界初録音)
コンスタンティン・リフシッツ(P)

録音 2012年6月2-4日、2012年12月
ロシアのピアニスト、コンスタンティン・リフシッツ。彼はこれまでOrfeoレーベルからはJ.S.バッハの作品を中心にリリースしていましたが、今回は全く傾向の違う作品をチョイスし、その豊かな 才能をまざまざと見せ付けています。 1909年にパリのシャトレ座で旗揚げされたディアギレフ主宰のバレエ団“バレエ・リュス”は、当時のパリを中心に、人々に大きな影響を与えました。1910年からディアギレフが亡くなる 1929年までのおよそ20年間、数多くのバレエ作品が生まれましたが、それらは音楽も含め、先駆的な美しさを持ち、また、いくつかの作品のパフォーマンスは、伝説的なエピソードを備え 後世に語り継がれています。 リフシッツは、この「バレエ・リュス」に関与した3人の作曲家の作品を選び、20世紀初頭のパリに巻き起こったロシア・ブームの雰囲気を伝えることを試みています。ドビュッシーの「6つの古 代の墓碑銘」はディアギレフの委嘱作ではありませんが、古代ギリシャの雰囲気を纏った作品で、バレエ・リュスの目指した「あらゆる美を統合する」世界に酷似しています。ラヴェルの「ダフ ニスとクロエ」はバレエ・リュスのための作品ですが、実際には成功作とは言えず、現在では上演される機会は少なくなっています。リフシッツ自身の編曲は、野心的であり、オーケストラの醸 し出す響きに比べても全く遜色がありません。 ストラヴィンスキーの「ミューズを率いるアポロ」は、「ペトルーシュカ」と「火の鳥」の大成功後に作曲された作品ですが、ここでのストラヴィンスキーは過激さを追及することなく、過剰な装飾 を排した静かな音楽を書いています。ストラヴィンスキー自身のピアノ版は、そのシンプルさを一層強調しています。リフシッツのために書かれたヤコウロフの「回転木馬」は、当時の時代へリ ンクさせ、人間の生命の循環にも思いを至らせる曲です。

Champs Hill Records
CHRCD-118(1CD)
バッハ・トゥ・ザ・フューチャー Vol.2
エイドリアン・サットン:アルペッジアーレ・ヴァリエーションズ
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.27-3 「バラード」
サリー・ビーミッシュ:イントラーダとフーガ
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV1005
マクスウェル・デイヴィス:無伴奏ヴァイオリンのためのソナティナ Op.334
ストラヴィンスキー:無伴奏ヴァイオリンのためのエレジー
シベリウス:幸せな音楽家 JS70
フェネラ・ハンフリーズ(Vn)

録音:2015年9月29日−30日&10月19日−21日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)
ドイツ・カンマーアカデミーのコンサートマスターとしても活躍する女流ヴァイオリニスト、フェネラ・ハンフリーズの無伴奏プロジェクト「バッハ・トゥ・ザ・フューチャー(Bach2The Future)」第2弾が登場! 「バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」から現在へと続く「無伴奏作品」の系譜を紡いでいくというユニークで独創的なプロジェクト。第2弾では、引き続きバッハとイザイの無伴奏ソナタ、ストラヴィンスキーとシベリウスの無伴奏作品、そして新たな3人のイギリスの作曲家による委嘱新作の組み合わせ。 新時代の女流ヴァイオリニストが華麗な技巧で贈る、注目の無伴奏アルバムです!

CRD
CRD-3506(1CDR)
ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲
創作主題による32の変奏曲
イアン・ファウンテン(P)

録音:1996年8月、ブリストル(イングランド)
アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールで優勝を果たしたイアン・ファウンテン。名チェリスト、ダーヴィド・ゲリンガスとのデュオで知られているファウンテンのソロ・アルバムはベートーヴェンの変奏曲集。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。初紹介旧譜

Danacord
DACOCD-773(1CD)
トリビュート・トゥ・バッハ
バッハ:カンタータ第29番 BWV.29より シンフォニア(ギルマン編)、
 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV.1004より シャコンヌ(ミッデルシュルテ編)、
 パルティータ ロ短調 BWV.831より エコー(カルク=エーレルト編)
リスト:泣き, 嘆き, 悲しみ, おののき
バッハ:2声のインヴェンション第6番ホ長調 BWV.777(レーガー編)、
 2声のインヴェンション第12番イ長調 BWV.783(レーガー編)
レーガー:バッハの主題による幻想曲とフーガ Op.46
クリスチャン・クロウセー(Org)

録音:2016年、オーフス大聖堂(デンマーク)
2007年からオーフス大聖堂のオルガニストを務める、クリスチャン・クロウセーが弾くバッハ・トリビュート・アルバムは、「シャコンヌ」を含むバッハのオルガン・トランスクリプションと、リスト、レーガーがバッハの作品を基に書いた作品を収録。
デュリュフレのオルガン作品全集(DACOCD-726)でも聴かせてくれた、デンマーク最大級と言われるオーフス大聖堂のオルガンで、荘厳なるバッハを響かせます。

Delphian
DCD-34030(1CD)
ブゾーニ:エレジー
リスト:ピアノ・ソナタ.ロ短調 S.178,R.21
デイヴィッド・ワイルド(P)

録音:2005年6月14日−16日
ソロモンとライゼンシュタインにピアノを学んだマンチェスターの大ベテラン・ピアニスト、デイヴィッド・ワイルド。リストの「ピアノ・ソナタ」では、長き経験が光るいぶし銀の演奏を聴かせてくれています。

Delphian
DCD-34301(3CD)
レイトン:ピアノ独奏作品全集
5つの練習曲 Op.22
ソナチネ第1番 Op.1a/変奏曲 Op.30
ピアノ・ソナタ第1番 Op.2
6つの練習曲 Op.56
ピアノ・ソナタ第2番 Op.17
コンフリクト Op.51
4つのロマンティックな小品 Op.95
対位法的幻想曲 Op.24
ソナチネ第2番 Op.1b
9つの変奏曲 Op.36
ピアノ・ソナタ.Op.64
ハウスホールド・ペット Op.86
ジャック=イン=ザ=ボックス
練習曲/レージー・ボーンズ
アンジェラのための小品 Op.47/前奏曲
アンジェラ・ブラウンリッジ(P)

録音:2004年3月、4月、7月
20世紀イギリスのコンポーザー=ピアニスト、ケネス・レイトン(1929−1988)のピアノ作品全集。演奏は英国の名女流ピアニスト、アンジェラ・ブラウンリッジが見事なテクニックと表現力で奏でています。

ANALEKTA
AN-28762(1CD)
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36
リスト:ピアノ・ソナタ.ロ短調 S.178
ナレ・アルガマニヤン

録音:2009年
その実力と才能を認めた内田光子から、2012年の夏に行われたマールボロ音楽祭に招待されるなど、世界的に活躍するアルメニア出身の才女ナレ・アルガマニヤンが奏でるラフマニノフ&リストのピアノ・ソナタ集。2008年モントリオール国際音楽コンクール優勝を記念して製作されたAnalekta時代の名盤。今作ではYAMAHA CF-V-Sを使用。

CAvi
4260085-533619(3CD)


ルール・ピアノ・フェスティバルVol.35〜ライヴ録音2016

■CD1 (60’35)
(1)ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調Op.24
(2)レーガー:テレマンの主題による変奏曲とフーガ Op. 134

■CD2 (73’26)
(1)レーガー:5つの水彩画 Op.25
(2)レーガー:暖炉のそばの夢 op.143
(3)ブゾーニ:ソナティナ第2番
(4)バッハ(ブゾーニ編):無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータより「シャコンヌ」BWV1004
(5)バッハ(ブゾーニ編):来たれ、異教徒の救い主よBWV659

■CD3 (78’39)
(1)ブラームス:4つのバラード集Op.10
(2)ブラームス:7つの幻想曲Op.116
(3)ブラームス:6つの小品Op.118
(4)ブラームス:ラプソディ第1番ロ短調Op.79
■CD1 (60’35)
(1)クリストファー・パーク(P)
録音:2016年5月22日、ボトロップ、室内楽ホール(ライヴ)
(2)ヨーゼフ・モーグ(P)
録音:2016年6月14日、ヒュンクセ、シュロス・ガルトロプ、アルテ・レンタイ(ライヴ)
■CD2 (73’26)
(1)アンナ・ツィブラエワ(P)
録音:2016年5月26日、ボーフム美術館(ライヴ)
(2)ヨーゼフ・モーグ(P)
録音:2016年6月14日、ヒュンクセ、シュロス・ガルトロプ、アルテ・レンタイ(ライヴ)
(3)ファビアン・ミュラー(P)
録音:2016年6月9日、ホルツヴィッケーデ、ハウス・オフェルディック(ライヴ)
(4)ジーナ・アリス(P)
録音:2016年5月10日ツェヒェ=ホーラント、アルテ・ローンハレ、ボーフム=ヴァッテンシャイト(ライヴ)
(5)ヨーゼフ・モーグ(P)
録音:2016年6月14日、ヒュンクセ、シュロス・ガルトロプ、アルテ・レンタイ(ライヴ)
■CD3 (78’39)
(1)ジーナ・アリス(P)
録音:2016年5月10日ツェヒェ=ホーラント、アルテ・ローンハレ、ボーフム=ヴァッテンシャイト(ライヴ)
(2)アンナ・ツイブレヴァ(P)
録音:2016年5月26日、ボーフム美術館(ライヴ)
(3)ファビアン・ミュラー(P)
録音:2016年6月9日、ホルツヴィッケーデ、ハウス・オフェルディッ
ク(ライヴ)
(4)ルイ・シュヴィッツゲーベル(P)
録音:2016年7月1日、メールス、室内楽ホール(ライヴ)
ドイツ屈指の工業地帯として知られている、ルール地方で毎年行われるこのピアノ・フェスティバル。世界のピアニストが定期的に集まる出会いの場です。 第1回の開催セレモニーではポリーニが登場、すでに有名になった音楽家だけでなく、コンクール入賞者など豊かな才能を持った若手の登竜門にもなって います。  2016年のルール・ピアノ・フェスティバルのメイン・テーマは、ブラームスのピアノ全作品を取り上げるということでした。そしてこのボックス・セットには、 ブラームスのピアノ作品の一部と、2016年のアニヴァーサリー・イヤーであったマッス・レーガー(没後100年)とフェルッチョ・ブゾーニ(没後150年) の2人の作曲家の作品を収録しています。 CD1には、ブラームスのレーガーの主題に基づく変奏曲を収録。ブラームスの「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」を弾いたのは韓国系ドイツ人 のクリストファー・パーク(1987年生まれ)。エッシェンバッハやパーヴォ・ヤルヴィ、イオン・マリンなど世界有数の指揮者たちとヨーロッパ各地の音 楽祭で共演しその実力を認められ、溌剌としたピアニズムと成熟した音楽性の両方を兼ね備えた注目の若手です。そして2015年のグラモフォン・アワー ドで「Young Artist of the Year」に選出されたヨーゼフ・モーグは、レーガーの「テレマンの主題による変奏曲とフーガ」を演奏。複雑な構造をもつ 作品を繊細なタッチ、そしてメリハリのある明晰な解釈で聴かせます。 CD2では、ロシアのアンナ・ツィブラエワ(1990年生まれ)、ファビアン・ミュラー(1990年生まれ)、ジーナ・アリス(1994年生まれ)ら同フェス ティヴァル・デビューのピアニストが登場。2013年ブゾーニ国際ピアノコンクールで優勝したファビアン・ミュラーは、ソナティナ第2番を演奏。拍子記 号もなく、リズムも不定形、調性も曖昧、不安を感じさせる曲調ですが、ファビアン・ミュラーは幻想的で先進的な響きを引き出しています。 CD3には幼少期から様々なコンクールで注目されていたドイツのジーナ・アリスがブラームスの初期のピアノ独奏曲の中でも、人気の高い「4つのバラー ド」、そして仏APARTEレーベルにも録音がありジュネーヴ国際音楽コンクール第2位(1位なし)、ヤング・コンサート・アーティスト国際オーディショ ン第1位の若手気鋭のピアニスト、ルイ・シュヴィッツゲーベルがブラームスのラプソディ第1番を美しいタッチの流麗な演奏を披露しています。 (Ki)

STEINWAY&SONS
STN-S30071(2CD)
NX-D01
ショパン:マズルカ全集
CD1.
1.第1番 嬰ヘ短調 Op.6-1
2.第2番 嬰ハ短調 Op.6-2
3.第3番 ホ長調 Op.6-3
4.第4番 変ホ短調 Op.6-4
5.第5番 変ロ長調 Op.7-1
6.第6番 イ短調 Op.7-2
7.第7番 ヘ短調 Op.7-3
8.第8番 変イ長調 Op.7-4
9.第9番 ハ長調 Op.7-5
10.第10番 変ロ長調 Op.17-1
11.第11番 ホ短調 Op.17-2
12.第12番 変イ長調 Op.17-3
13.第13番 イ短調 Op.17-4
14.第14番 ト短調 Op.24-1
15.第15番 ハ長調 Op.24-2
16.第16番 変イ長調 Op.24-3
17.第17番 変ロ短調 Op.24-4
18.第18番 ハ短調 Op.30-1
19.第19番 ロ短調 Op.30-2
20.第20番 変ニ長調 Op.30-3
21.第21番 嬰ハ短調 Op.30-4
22.第22番 嬰ト短調 Op.33-1
23.第23番 ニ長調 Op.33-2
24.第24番 ハ長調 Op.33-3
25.第25番 ロ短調 Op.33-4
26.第27番 ホ短調 Op.41-1
27.第28番 ロ長調 Op.41-2
28.第29番 変イ長調 Op.41-3
29.第26番 嬰ハ短調 Op.41-4
30.第49番 ヘ短調 Op.68-4
CD2.
1.第30番 ト長調 Op.50-1
2.第31番 変イ長調 Op.50-2
3.第32番 嬰ハ短調 Op.50-3
4.第33番 ロ長調 Op.56-1
5.第34番 ハ長調 Op.56-2
6.第35番 ハ短調 Op.56-3
7.第36番 イ短調 Op.59-1
8.第37番 変イ長調 Op.59-2
9.第38番 嬰ヘ短調 Op.59-3
10.第39番 ロ長調 Op.63-1
11.第40番 ヘ短調 Op.63-2
12.第41番 嬰ハ短調 Op.63-3
13.第50番 イ短調 Op.posth "Notre
temps"
14.第51番 イ短調 Op.posth "A Emile
Gaillard"
15.第60番 ニ長調 Op.posth
16.第56番 変ロ長調 Op.posth
17.第55番 ト短調 Op.posth
アンドリュー・ランジェル(P)

録音:2000年4月、2001年7月、2002年10月
ショパンの全作品の中でも彼の“祖国愛”が最も強く表出されているのが、このポーランドの民族舞曲から生まれたマズルカ集です。作品番号があるものが 49曲(うち1曲は未完)、番号なしが9曲、ショパンのほぼ生涯を通じて書かれたこれらの作品は、斬新な転調や和声など、彼の作品の中でもとりわけ実 験的な要素が高いものです。 演奏する際は「3拍子の2拍目、もしくは3拍目を強調する」と言う独特な奏法が必要で、同じ3拍子でもウィンナ・ワルツとは全く違う雰囲気が醸しだされ ます。アメリカのピアニスト、ランジェルはバッハ、ベートーヴェン作品の演奏で知られる人。1990年代に手の故障で一時活動を中断していましたが、その7 年後に復帰。リハビリの間に心酔したというショパンの作品には、強い思い入れを持っており、このマズルカ全曲でも、メロディラインの歌わせ方や、緊迫した リズムの強調と言った彼ならではの表現を追及した個性的な演奏を聴くことができます。
STEINWAY&SONS
STNS-30065(1CD)
NX-B03

リスト:オペラと歌曲からのピアノ独奏編曲集
グノーの歌劇「ファウスト」からのワルツ S407/R166
ヴェルディ - 歌劇「アイーダ」から神前の踊りと終幕の二重唱 S436/R269
6つのポーランドの歌 S480 第2番:春(原作:ショパンの歌曲)
6つのポーランドの歌 S480 第5番:わが喜び(原作:ショパンの歌曲)
ワーグナー - 楽劇「トリスタンとイゾルデ」から「イゾルデの愛の死」 S447/R280
クララ・シューマン「なぜ 他の人にたずねるのですか」 S569/R257 No.8
クララ・シューマン「私はあなたの瞳に」 S569/R257 No.9
クララ・シューマン「そこここの秘密のささやき」S569/R257 No.10
シューマン:「ミルテの花」-献呈 S566/R253
死の舞踏 S525/R188

ガボール・ファルカシュ(P)

録音:2016年3月7-9日
1981年、ハンガリー生まれの超絶技巧ピアニスト、ガボール・ファルカシュ。ハンガリー国立リスト音楽院を卒業し、2009年にワイマールで開催された“第6 回フランツ・リスト国際ピアノコンクール”で優勝。以降数多くのコンクールに入賞し、2012年にはリスト賞も受賞、現在はリスト音楽院で後進の指導にあ たっています。先頃亡くなったゾルタン・コチシュからも高く評価されていたファルカシュ、2015年には「カーネギー世界オーディション」で優勝、リサイタルの権 利も勝ち取った俊英です。このアルバムでは得意のリスト作品を10曲演奏。もともとは声楽曲であったり、オペラからの一場面の音楽をリストが華麗に編 曲したこれらの曲は、ピアニストの技術を明らかにするとともに、表現力の高さも要求される難曲揃いです。ファルカシュはどの曲も淀みなく演奏しています。 例えばシューマンの「献呈」(トラック9)での柔らかく爽やかな響きと、「死の舞踏」(トラック10)での激しい打鍵などの表現力の違いに耳を傾けてみてくださ い。

CPO
CPO-555069(1CD)
NX-B02
ヒナステラ:ピアノ作品集
3つのアルゼンチン舞曲 Op.2
ミロンガ Op.3/3つの小品 Op.6
マランボ Op.7/小さな舞曲 Op.81
童謡小品集
12のアメリカ風前奏曲 Op.12
クレオール風舞曲 Op.15
アルゼンチンの童謡によるロンド Op.19
ピアノ・ソナタ 第1番 Op.22
トッカータ/ピアノ・ソナタ 第3番
ミヒャエル・コルスティック(P)
ベートーヴェンのソナタ全集を始めとして、すでに40枚以上のアルバムをリリース。ドイツ批評家賞を何度も受賞しているドイツの中堅ピアニ スト、ミヒャエル・コルスティックの最新盤は、アルゼンチンの作曲家ヒナステラのピアノ作品集です。ここではヒナステラの出版されたピアノ作品 全てのうち、ピアノ・ソナタ第2番を除いた作品全てが収録されています。2016年に生誕100年を迎えたヒナステラの作品は、強い民族色 と刺激的なリズムに彩られたパワフルな作品が多く、演奏する際にも卓越した技術とリズム感が要求されますが、コルスティックの演奏は、激 しい曲は極めて情熱的に、緩やかな曲はやるせなくと、とびきり完成度の高いものです。

OEHMS
OC-1856(1CD)
NX-B03
モーツァルト ピアノ・ソナタ集 第4集
ピアノ・ソナタ 第3番 変ロ長調 K281
ピアノ・ソナタ 第5番 ト長調 K283
ピアノ・ソナタ 第13番 変ロ長調 K333
ピアノ・ソナタ 第18番 ニ長調 K576
ピアノ・ソナタ 第18番 ニ長調 K576
ウィリアム・ヨン(P)

録音:2016年4月30日-5月2日
ミュンヘンを拠点に活躍する韓国のピアニスト、ウィリアム・ヨンのモーツァルト・ソナタ集。この第4集には19歳の作品である第3番と第5 番、中期に書かれた第13番、そして晩年の作品である第18番を収録、モーツァルトの短い生涯における凝縮された14年間の変遷を 知ることができるカップリングとなっています。とりわけ第18番は、見事な対位法が駆使された堂々たる作品で、演奏にも高い技術が必 要とされます。優れたハープシコード奏者としても活躍しているヨンは、マンハイムで開催されたモーツァルト・フェスティバルでもフォルテピア ノで得意のモーツァルトを演奏、こちらも高く評価されたということで、このアルバムでも随所に自由な装飾を加えながら、変幻自在の演 奏を聴かせています。

BIS
BISSA-2238(1SACD)
ハオチェン・チャン
シューマン:子供の情景 Op.15
リスト:バラード第2番 ロ短調 S.171
ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ 変ホ長調「1905年10月1日、街頭にて」
ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
ハオチェン・チャン(P)

六2016年2月/ノイマルクト
世界が注目する中国出身のピアニスト、ハオチェン・チャンがBISレーベルより本格的デビュー・ディスクをリリース致します。「ま るで巨匠の様な演奏だ!」と激賞した故ロリン・マゼールをはじめ、巨匠をもうならせるハオチェン・チャンは、繊細な叙情性と聴衆を魅了する力強さを あわせもつ、若手随一のピアニストです。 注目の選曲はシューマンの子供の情景にはじまり、リストのバラード第2番、ヤナーチェクのピアノ・ソナタ第1番「1905年10月1日、街頭にて」、 そしてブラームスの3つの間奏曲という充実の構成。テクニックを前面に押し出すピアニスト若手が多い中、ハオチェン・チャンは既に成熟した音楽を紡 ぎだしております。ヤナーチェクのピアノ・ソナタは、チェコ人のための大学創設を請願したデモに参加して殺された労働者を悼む作品で、10月1日はそ の日付です。3楽章の作品でしたが、紛失により2楽章の作品として残されました。詩的な表現力と卓越したハオチェン・チャンならではのこの選曲は若 手にして既に成熟した音楽性の証明と言え、2015年6月の来日公演でも披露し絶賛されております。無限の可能性を感じさせる大型新人の演奏をお楽 しみください。 (Ki)
■ハオチェン・チャン(ピアノ)
2009年、第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて史上最年少優勝して以来、若き中国出身のピアニスト。アメリカ、ヨーロッパ、アジア でその深く繊細な音楽性と大胆な想像力、そして目を見張るほどのテクニックで聴衆を魅了しています。 2005年、カーティス音楽院において、ゲイリー・グラフマンに師事。2010/11シーズンにフォートワースで行われたクライバーン・コンサート・シリーズでは、 ダラス・モーニング・ニュース紙及びフォート・ワース・スター・テレグラム紙で絶賛され、セレブリティシリーズ後援によるボストン・デビューでもボストン・フェ ニックス紙の2010年、クラシック・コンサート年間トップ10にランクインしたほどの逸材です。ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールのライヴ録音 を収録したディスク(HMU 907506 / ハルモニアムンディ・フランス)は、批評家の称賛を浴びました。
BIS
BISSA-2137(1SACD)
ブラームス:ピアノ独奏曲全集 Vol.4
パガニーニの主題による変奏曲 Op.35より第1部
バラード集 Op.10
2つの狂詩曲 Op.79
パガニーニの主題による変奏曲 Op.35より第2部
ジョナサン・プロウライト(P)

録音:2016年1月/ポットン・ホール(サクスンダム)
「優しさと力強さを兼ね備えたピアニスト」と称されるイギリスの名手、ジョナサン・プロウライト。BISレーベルで遂行中 のブラームスのピアノ独奏曲全集、期待の第4弾はパガニーニの主題による変奏曲を主軸にバラード集、2つの狂詩曲、4つの小品が収録されました。 情緒の深みに加えてブラームスらしい威厳に満ちたパガニーニの主題による変奏曲は超絶技巧を要求されますが、プロウライトは卓越した技術と研ぎ 澄まされた感性で表現しております。 当シリーズはこれまでに第1集(ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番、ヘンデルの主題による変奏曲(BISSA-2047))、第2集(ブラームス:ピアノ・ ソナタ第2番、創作主題による変奏曲、3つの間奏曲、スケルツォ 変ホ短調(BISSA-2117))、第3集(ハンガリーの歌の主題による変奏曲、8つの小品、 ワルツ集、6つの小品(BISSA-2127))がリリースされております。 (Ki)
BIS
BISSA-1943(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集Vol.15
ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲(ディアベッリ変奏曲) ハ長調 Op.120
6つの国歌による変奏曲 Op. 105
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)

録音:2015年8月/エステローケル教会(スウェーデン)
鬼才フォルテピアノ奏者ロナルド・ブラウティハムによるベートーヴェンのピアノ独奏曲全曲シリーズの第15弾のテーマは「変 奏曲」。収録作品はディアベッリ変奏曲 Op.120と6つの国歌による変奏曲 Op.105です。33もの変奏からなる長大な作品であるベートーヴェンの晩年 の傑作、ディアベッリ変奏曲ですがブラウティハムのきらめくタッチと情感豊かな演奏で、48分半ほどの演奏はあっという間に感じられます。 楽器は1822年代製作のレプリカでポール・マクナルティ製作によるフォルテピアノを使用しております。マクナルティ製作の楽器を使用して演奏・録音 していることについてブラウティハムは「マクナルティは古い楽器を研究して、それを新しく作り出してくれるという点だけでなく、彼の製作したレプリカを 演奏していると、演奏解釈の面でもなんか新しいインスピレーションを得ることができる」と語っており、ブラウティハムがイメージする新しくも最善の状 態の楽器を使用することで、ごく自然な雰囲気を作り出していることがわかります。 (Ki)

Sono Luminus
DSL-92209(3CD)
NX-C10
バッハ:パルティータ集(全6曲) ジョリー・ヴィニクール(ハープシコード)

録音 2014年3月17-21日
グラミー賞ノミネート・アーティストであり、バッハやヘンデル、ラモーなどのバロック期の作品を得意とするピアニスト、ヴィニクールによるバッハの「パルティータ」 全曲盤。バッハの一連の鍵盤作品の中で最初に出版されたこの組曲は、バッハの時代に流行していたイタリア風の様式で書かれており、その完成度の高 さも含めて「ゴルトベルク変奏曲」に並ぶ人気を誇っています。各々の曲は詩的なものから牧歌的なものまで、多様な性格を持っており、まさに“小宇宙”と 呼ぶにふさわしい作品です。ヴィニクールの演奏は、優雅さと叙情的な感覚を兼ね備え、曲の自然な流れに沿うものです。また、Sono Luminusレーベ ルが誇る迫真の録音はまるでハープシコードの傍で演奏を聴いているような臨場感を味わえます。

HARMONIC RECORDS
H/CD-9959(1CDR)
クセナキス、カーター、ドナトーニ、フェルドマン :打楽器のための作品集
クセナキス:レボンズ [Rebons] (打楽器独奏のための;1987-1989)
ドナトーニ(1827-2000):マリ [Mari] (マリンバのための2つの楽曲;1992)
カーター(1908-2012):4つのティンパニのための8つの楽曲(1950-1966)から
 第5曲 即興曲/第2曲 無窮動/第4曲 レチタティーヴォ/第6曲 歌
ドナトーニ:オマル [Omar] (ヴィブラフォンのための2つの楽曲;1985)
クセナキス:プサッファ [Psaffa] (打楽器独奏のための;1976)
カーター:4つのティンパニのための8つの楽曲 から
 第1曲 サエタ/第8曲 行進曲/第3曲 アダージョ/第7曲 カナリア
フェルドマン(1926-1987):デンマークの王 [The King of Denmark] (打楽器のための;1964)
フローラン・ジョドゥレ(打楽器)

録音:1999年11月24-29日、フォントヴロー修道院、フォントヴロー=ラベ、 メーヌ=エ=ロワール県、フランス
※シリアルナンバー付き499個限定のアルミニウム・ケース・ヴァージョン!
マスターディスクより等速コピーのCD-R盤
日本先行発売!
優秀録音揃いのハーモニック・レコーズの中でも最も評価の高かった「フロ ーラン・ジョドゥレのソロ・アルバム」が弊社の要請によりオンデマンドCD-R で復活。20世紀後半を代表する打楽器独奏作品を、1988年以来2016年現 在フランス国立管弦楽団のソリストを務める名手フローラン・ジョドゥレ(ジョ ドレ)が卓抜した技術で披露。発売後すぐにパーカッション・ファンやオーデ ィオ・マニアの間で話題となりましたが、間もなくハーモニック・レコーズが経 済的理由で活動を停止したため入手困難なアイテムとなってしまいました。 今回の再発売にあたって当レーベルのオーナー兼プロデューサーであるフ ランソワ=ドミニク・ジュイ氏は相当気合いを入れ、マスターディスクより等速 コピーのCD-R盤をアルミニウム製の缶に収めた豪華仕様で499個限定生 産という形に。ケース裏にシリアルナンバーが記されますが、恐縮ながら 「No.1」は弊社用のサンプルであるため、商品のシリアルナンバーは 「No.2/499」からとなります。受注順にナンバーの若い商 品を引き当ててまいります。高価格帯商品となりますが、限定品につきお 早目のオーダーをよろしくお願いいたします。


オクタヴィア
OVCT-00129(1SACD)
税込定価
2017年1月25日発売
北村陽子
ドビュッシー:前奏曲集(全2巻)
北村陽子(P)

録音:2016年9月5-7日 東京・稲城iプラザ
“円熟を誇示せず、ドビュッシーの真価だけを伝え尽くした驚異の名演!”
イヴ・ナット、ピエール・サンカン等に師事した、北村陽子の本格的な初レコーディング!
まず驚くのは、音楽の掴みの大きいこと!ドビュッシーはガラス細工のように精巧で繊細に奏でるべきという固定観念を一蹴し、温かみのあるタッチで緊張に裏打ちされたフレージングを絶やしません。これぞまさに、音楽理論と技巧が体内で完全融合し、作品の真髄を知り尽くし、あとは感性一つで音楽を紡ぐだけという一握りの演奏家だけに可能な究極技!とにかく、チマチマした要素がどこにもないのです。第2曲“帆”も弱音に囚われず、全声部をたっぷり響かせながら、ドビュッシーの筆致の多彩さを実証。“野を渡る風”はペダリングの巧妙さと言い、瞬発的なタッチの切り替えといい枯淡とは無縁で、そこから泉の如く湧き出る生命感に唖然…。精緻な造型が精緻なまま表出されるのではなく、大きな音像を築く土台として作用し、終始淀みも力みも見せず、誇張もせず、気づくと壮麗なフォルムに結実している“沈める寺”は、この1曲だけでも奇跡的なこと。“花火”は、テクニックの盤石さだけでなく、音の粒の全てが意味を持って迫り、グリッサンドをスパークの頂点としない思慮深さ!…というように、全24曲漏れなく聴きどころ満載なので、とてもその全てを書き切れません。
深みを湛えた素晴らしい演奏に出会うと、単に技巧をクリアしただけでレコーディングに走る若手奏者に、まずこういう演奏を聞いてからししてほしいと思うのが常ですが、この演奏は安易に真似してもらっては困ります。ここに充満しているのは、人生経験と音楽研鑽を積み上げて初めて実現可能となるニュアンスばかりなのですから。むしろ彼女の演奏からは、若手に対して「今を精一杯生きよ!」という熱いメッセージが聞こえてきます。
人口臭を感じさせない優秀録音も特筆もの。なお、最終トラックの最後は、演奏後の余韻を無音で加工せず、奏者が立ち去る瞬間までを捉えているのが粋な計らい!是非このクオリティで全集完成を実現してほしいものです!できればラヴェルも!!【湧々堂】

1957年にパリ国立音楽院ピアノ科を卒業し、1960年にはジュネーブ国際コンクール最高位に入選、帰国後、桐朋学園で現在活躍する名ピアニストを多数育て上げた北村陽子女史初のスタジオ収録によるアルバム。 コンサートの一期一会を最高の「音楽の場」として活動していたため、教育以外、自身の名を冠した商業レコーディングは今まで一切行わなかった。しかし今回、その集大成としての音楽を残すというプロジェクトの一環で、満を持してのアルバム制作が行われた。 レコーディングセッションの場でも、ある意味コンサート同様に、全曲を通して収録、試聴後必要最小限のリテイクだけを慣行、全体の構成、音楽の呼吸間や色彩の変移を損なわない北村女史がこれまでに培った孤高のピアニズムをここに披露している。 (オクタヴィア)

ACCENTUS Music
ACC-30409CD(1CD)
ベートーヴェン:3大ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」Op.17
ピアノ・ソナタ第15番「月光」Op.27-2
ピアノ・ソナタ第23番「熱情」Op.57
キム・ソヌク(P)

録音:2016年8月、イエス・キリスト教会、ベルリン
1988年ソウル出身のキム・ソヌク。2006年リーズ国際ピアノ・コンクール40年の歴史上最も若い18歳で優勝、そしてアジア人としても初めて優勝 を果たし一躍世界から注目されました。エトリンゲン青少年国際ピアノ・コンクール(2004年)、クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール(2005年)で 優勝、ロンドン交響楽団、コンセルトヘボウ管弦楽団、NHK交響楽団など世界一流のオーケストラと共演し、2014年にはBBCプロムスにもデビュー。 録音では、ドイツ・グラモフォンから2タイトルチョン・ミョンフン指揮でベートーヴェンとウンスク・チンのピアノ協奏曲がリリースされており華々しい活 躍をしている若手ピアニストです。 ソロ・アルバム第3弾は、ベートーヴェンの3大ピアノ・ソナタ「悲愴」「月光」「熱情」。キム・ソヌクは第1弾アルバムで「ワルトシュタイン」「ハンマークラヴィー ア」を取り上げており、強靭な打鍵と高度なテクニックが冴え渡る力のこもった演奏を聴かせてくれました。キム・ソヌクは、ソウルでピアノ・ソナタ全曲 演奏会を行うなどベートーヴェンのソナタへの強い情熱を持っています。今回はベートーヴェンがピアノのもつ表現力を追求した3曲を、キム・ソヌクのヴィ ルトゥオジティとクリアでしっとりとした美しい音色で見事に演奏しています。 (Ki)
ACCENTUS Music
ACC-30405CD(1CD)
無伴奏ヴァイオリン作品集
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調BWV1005
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz.117,BB124
ブーレーズ:アンテームT&U
マイケル・バレンボイム(Vn)

録音:2016年6月イエス・キリスト教会(ベルリン)、7月IRCAM(パリ)
巨匠バレンボイムの息子で今注目のヴァイオリニスト、マイケル・バレンボイム(1985-)の初ソロ・アルバム。無伴奏ヴァイオリンの金字塔バッハから バルトーク、ブーレーズまでの作品を収録しています。確かな技術と音楽性、内に秘めた情熱を感じる期待のヴァイオリニストです。 バッハの無伴奏ヴァイオリン作品全6曲中3曲を占めるソナタにおいて第3番は最も壮大な音楽。特に354小節にも及ぶ長大な第2楽章フーガの主題 には、聖霊降臨祭の古いコラール《来たれ、聖霊よ、主なる神よ》の旋律が使われています。マイケル・バレンボイムは、卓越した技術はもちろんのこと、 美しい旋律そして高い集中力をもってバッハの音楽に挑んでいます。そしてバッハの影響を受けた対位法や採集したハンガリーと周辺の民俗音楽のエッセン スが織り込まれたバルトーク最晩年の作品「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」。緊張感と静謐さに貫かれた説得力のある演奏を聴かせます。ブーレーズのア ンテームは1990年代に入ってからのヴァイオリンの演奏技術の可能性を追求した新たな境地を示す佳作。無伴奏のTとライヴ・エレクトロニクスを伴う Uを収録。ブーレーズが所長を務めていたIRCAM(音響・音楽の探究と調整の研究所)で録音されました。 (Ki)

Hanssler
HC-16027(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 アン=ヘレナ・シュリューター(P)

録音:[CD1]2016年4月22〜24日、[CD2]2016年8月12〜14日
ピアノの旧約聖書である『平均律』より、第1巻全曲を収録したアルバムです。演奏している女流ピアニスト、アン=ヘレナ・シュリューターは、ピアノ 教師の母とピアニストのカール=ハインツ・シュリューターを父に持ち、3歳から両親にピアノを学び、4歳の時に初めてステージで演奏しました。その後 もウゴルスキ、グレムザーといった名教師らに学び、さまざまな影響を受けつつ自らの音楽を磨いたピアニストで、数々のコンクールに入賞、バッハの『フー ガの技法』についての博士論文も書いています。 (Ki)
Hanssler
HC-16044(1CD)
ヨナス・ハリル〜デビュー
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.27よりI、II
カサド:無伴奏チェロ組曲よりI、III
ボグダノヴィチ:6つのバルカンのミニアチュール
アーノルド:ギターのための幻想曲 Op.107
ヨナス・ハリル:アッシャー家のラプソディ 〜フィリップ・グラスへのオマージュ
ヨナス・ハリル(G)

録音:2015年8月24〜27日
1983年生まれのギタリスト、ヨナス・ハリルのデビュー盤となるソロ・アルバム。彼は作曲も学び、ギタートリオやチェロとのデュオを組んで活動するなど、 ギター独奏のみならず幅広く活躍しています。このアルバムはすべて短調の作品で固めたこだわりのプログラムで、締めくくりには自作の『アッシャー家の ラプソディ』を収録。エドガー・アラン・ポーの小説をフィリップ・グラスがオペラ化した『アッシャー家の崩壊』のモティーフが登場します。 (Ki)
Hanssler
HC-16090(1CD)
「AMERICAS」
ヴィラ=ロボス:メロディア・センチメンタル、練習曲第7番、練習曲第8番、練習曲第12番
バリオス:郷愁のショーロ
ブローウェル:黒いデカメロン
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集
タウナー:テイル・オブ・サヴェリオ
バルデシオ:2月の月、アレグレ、トリステ、ヴィーヴォ
ホセ・フェルナンデス・バルデシオ(G)
優れた国際的ギタリストであるホセ・フェルナンデス・バルデシオによる、北から南までのアメリカ大陸音楽を俯瞰する作品集です。タンゴ、フォーク、ジャ ズ、アフロなどのリズムが用いられたクラシックギターの楽曲たちに加え、自作曲も披露。またヒナステラのピアノ曲『アルゼンチン舞曲集』は自らギター 用にアレンジしており、楽器の限界に挑みながら魅力たっぷりに奏でてくれます。 (Ki)


Altus
ALT-349(1CD)
「LEGACY」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番[熱情」*
 エリーゼのために*
ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
 ワルツ第6番 変ニ長調『子犬のワルツ』 Op.64-1
 夜想曲第2番 変ホ長調 Op.9-2
 ポロネーズ第6番 変イ長調『英雄』 Op.53
黒岩 悠(P)

録音:2015年11月25-26日三重県総合文化センター 大ホール*
2015年9月9、10日三鷹芸術文化センター 風のホール
好評を博したデビュー・アルバム「Inspire to/from J.S.Bach」(ALT-281)に続く、ピアニスト黒岩悠(くろいわ・はるか)のCD第2弾。『熱情』『幻 想即興曲』『英雄ポロネーズ』といったベートーヴェンとショパンの王道レパートリーを、作曲家ごとに日を改めて別のホールで録音しています。 明瞭な響きに満ちた気を衒わない堅実な演奏、と思わせつつその一方で独特のタメやテンポの揺らぎが出現し、その個性が強い印象を残します。『エリー ゼのために』ではドキッとするほどゆっくりしたテンポを採用、美しく繊細な弱音で一音一音確かめるようにとつとつと奏でています。他のピアニストとは一 線を画した、単なる名曲集ではない独特の世界が広がっています。 録音スタイルも独特。黒岩氏は指慣らしの練習からそのまま途切れることなく曲の演奏に入るため、録音機を回しっぱなしで収録。その場の雰囲気や香 りを感じながら音を奏でる、まるで往年の名ピアニストのような音楽観。ライナーノートには本人執筆の曲目解説が入っており、彼の音楽に対するイメージ の一端を垣間見ることが出来ます。 (Ki)

grazioso
GNY-702(1CD)
吉野直子/ハープ・リサイタル2〜ソナタ、組曲と変奏曲
ブリテン:ハープのための組曲 Op.83
タイユフェール(1892-1983):ハープのためのソナタ
ヒンデミット:ハープのためのソナタ
クシェネク(1900-1991):ハープのためのソナタ Op.150
サルツェ−ド(1885-1961):古代様式の主題による変奏曲 Op.30[完全版]
吉野直子(Hp)

録音:2016年4月12-15日&10月11日/軽井沢
日本語帯・日本語&英語解説付
『自主レーベルgraziosoからの2枚目のCDは、20世紀の重要な作曲家たちがハープのために 書いた4つの作品に加え、ハープの新しい音世界を創り出したサルツェードの代表作を収めたソロ・ アル バ ムで す。い ず れも 、私 に とって 欠 か す こと の で き な い 大 切 な レパートリ ーで す。( 吉 野 直 子 )』
世界的ハーピスト、吉野自主レーベルのグラツィオーソ(grazioso)からのソロ録音シリーズ。好評を博した第1弾「ハープ・リサイタル 〜その多彩な 響きと音楽」(GNY 701)に続く期待の第2弾は、20世紀の重要な作曲家たちによって書かれた「ソナタ」と「組曲」に加え、名ハーピスト、作曲家であっ たサルツェードの代表作である「変奏曲」を収録しております。いずれもハープ・ソロの可能性・芸術性を深く掘り下げた作品であり、充実した聴きごたえ をもっております。 ブリテンとヒンデミットは、ハープ音楽の最重要レパートリーとも言える名曲であり、吉野直子は数多くの演奏体験を重ねたうえで、今回満を持して初録 音に臨みました。クシェネク、タイユフェール、サルツェードは、ソニー時代に高い評価を得た録音がありますが、今回はさらに研ぎ澄まされ深みのある演 奏を聴かせてくれます。なお、サルツェードは、省略版ではなく完全版での初録音です。
★本ディスクは原盤音質を極限まで再現する新技術であるUHQCD(Ultimate Hi Quality CD)が用いられております。

EVIDENCE
EVCD-026(1CD)
ゴドフスキ編曲集
「ショパンによる練習曲」より
第5番(「別れの曲」Op.10の3による左手のための)
第13番(Op.10の6による左手のための)
第34番(Op.25の5をマズルカ形式に)
第45番(「3つの新練習曲」第2番による)

J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV1001
シューベルト原曲:野ばら/子守歌/楽興の時第3番/朝の挨拶/「ロザムンデ」のバレエ音楽/おやすみ(「冬の旅」より)
シューマンの「君は花のごとく」
ヨハン・シュトラウスの「酒・歌・女」による交響的メタモルフォーゼ
アルベニスの「タンゴ」Op.165の2
サン=サーンスの「白鳥」
スミスの「星条旗よ永遠なれ(アメリカ国歌)」
ローラン・ワグシャル(P)

録音:2015年7月10、11、13日/ヴァンセンヌ市講堂
フランク、サン=サーンス、シマノフスキらの難曲を易々と弾きこなし、不当に閑却された作品を次々と録音するピアニスト、ローラン・ワグシャル。超 絶技巧だけでなく、パリジャンらしい洒脱さも魅力で日本にも根強いファンを持っています。そのワグシャルがついにゴドフスキに挑戦。ゴドフスキは多数 の編曲を行っていますが、ワグシャルは誰もが原曲を知る19曲を選び、その魅力をたっぷり楽しませてくれます。 ワグシャルは余裕の技巧でショパンの練習曲編曲やヨハン・シュトラウスの「酒・歌・女」を征服。シューベルトやシューマンの歌心、サン=サーンスの 「白鳥」やアルベニスの「タンゴ」も恐るべき難しさを超越してメロディに聴き惚れさせるところなど流石としか言いようがありません。アメリカ国歌「星 条旗よ永遠なれ」の音の渦もピアノ音楽の醍醐味。ピアノ好き興奮の一枚です。 (Ki)

Centaur
CRC-351(1CD)
ムソルグスキー:組曲 「展覧会の絵」
クレメンティ:ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.25-5
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
アナスタシア・セイフェトディノーヴァ(P)

録音:2013年&2015年
ウクライナ出身の女流ピアニスト、アナスタシア・セイフェトディノーヴァ。2003年の第14回ローマ国際ピアノ・コンクールで第1位と特別賞を受賞、2006年にはスペインのプッチサルダー国際ピアノ・コンクールで優勝と華々しい経歴を持つ。当タイトルでは、その見事な表現力と技術でムソルグスキーの「展覧会の絵」を披露。
Centaur
CRC-3502(1CD)
ショパン:24の前奏曲 Op.28
前奏曲第25番嬰ハ短調 Op.45
前奏曲第26番変イ長調
幻想曲ヘ短調 Op.49
子守歌変ニ長調 Op.57
ディアナ・ヤヴォルスカ(P)

録音:2015年8月27日
「24の前奏曲」をはじめ、ショパンの作品集を演奏するのは、1968年生まれのポーランド出身の女流ピアニスト、ディアナ・ヤヴォルスカ。長いキャリアに裏付けられた、雄大な表現力で円熟のショパンを奏でる。
Centaur
CRC-3491(1CD)
リベラトーレ:スコットランドの民謡による変奏とフーガ 「彼女は立ち上がり、招き入れてくれた」 *
スーク:母について Op.28
ラビノヴィチ:...star dazzling me, live and elate...*
シューマン:幻想曲ハ長調 Op.17
エウンミ・コー(P)

録音:2015年5月
(*=世界初録音)
2016年よりフロリダを拠点に活動している、サンシャイン・シティ・オペラのピアニストと音楽監督に就任したエウンミ・コー。演奏機会の少ない作品から現代の作曲家の作品まで幅広いレパートリーを持つエウンミ・コーが演奏する、世界初録音を2曲収録した意欲作。

nosag records
nosagCD-228(1CD)
ファニー・メンデルスゾーン:一年〜ピアノのための12の性格的小品
ローマの別れ
スールヴェイ・ヴィークマン(P)

録音:録音:2005年、ダル・セーニョ・スタジオ
フェリックス・メンデルスゾーンの姉として知られるファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805−1847)は、19世紀の女流作曲家の先駆者であるとともに、優れたピアニストとしても活躍した音楽家。スウェーデンの女流ピアニスト、スールヴェイ・ヴィークマンがベヒシュタインのグランドピアノで弾くのは、題名の通り1月から12月までのタイトルが付けられたピアノ作品集「一年(Das Jahr)」。ヴィークマンは、2015年にもファニー・メンデルスゾーンのピアノ作品集を新たに録音するなど、重要なレパートリーとしています。

ANALEKTA
AN-29964(1CD)
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
夜想曲嬰ハ短調 Op.Post
夜想曲ヘ長調 Op.15-1
3つのマズルカ Op.63
幻想曲ヘ短調 Op.49
アンドレ・ラプラント(P)

録音:2008年
「ピアノ・ソナタ第2番」をメインに据えたショパン・プログラムは、1978年のチャイコフスキー国際コンクールで第2位を受賞したカナダ・ピアノ界のレジェンドであり、あのシャルル・リシャール=アムランを育てた名教師でもあるアンドレ・ラプラントの代表盤の1つ。

NIFC
NIFCCD-215(1CD)
ショパン:練習曲Op.10、Op.25 クシシュトフ・ヤブウォンスキ(P)

録音:2015年5月6日−8日、10日&6月9日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
クシシュトフ・ヤブウォンスキは、ポーランドに生まれカトヴィツェ音楽院ではアンジェイ・ヤシンスキに師事。1985年の第11回ショパン国際ピアノ・コンクールで第3位入賞を果たし、その後もミラノ、モンツァ、ダブリン、ニューヨーク、カルガリーなど各国際コンクールで入賞。現在はワルシャワのフレデリック・ショパン音楽大学で教鞭をとり、ショパン・コンクールの審査員も務めるなど、ポーランドを代表するショパン弾きの一人として活躍するピアニスト。たびたび来日公演も行っており、2017年2月にもリサイタル&アントニ・ヴィット指揮、新日本フィルとの共演を予定しているクシシュトフ・ヤブウォンスキ。ポーランドの巨匠がスタインウェイの輝かしく硬質な音色で魅せる、極上の練習曲集です。

LAWO Classics
LWC-1108(2CD)
メンデルスゾーンとオルガン・ソナタ
メンデルスゾーン:6つのオルガン・ソナタ Op.65
作品番号のない9つの小品〔アレグロ 変ロ長調、アレグレット ニ短調、アレグロ・モデラート・マエストーゾ ハ長調、フーガ(アンダンテ・ソステヌート) ヘ短調、アンダンテ ヘ長調、フーガ 変ロ長調、アレグロ, コラールとフーガ ニ短調・ニ長調、アンダンテと変奏 ニ長調、後奏曲 ニ長調〕
アンデシュ・アイステン・ダール(Org)

録音:2015年6月1日−3日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)
アンデシュ・アイステン・ダールは、2001年からノルウェー、ドランメンのブラゲルネス教会のカントル、聖歌隊伴奏者、オルガンコンサート・シリーズの芸術監督を務めるオルガニスト。アイステン・ダールがソフィエンベルグ教会のHermann Eule Organ(opus 677)で弾いた、メンデルスゾーンの6つのオルガン・ソナタと9つのオルガンのための小品集を収録。

MERIDIAN
CDE-84639(1CD)
ウェーバー:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1 番Op.24
ピアノ・ソナタ第2 番Op.39
舞踏への勧誘Op.65
ピエル・パオロ・ヴィンチェンツィ(P)

録音:2015 年9 月22-25 日イタリア
1980 年生まれのイタリアのピアニスト、ピエル・パオロ・ヴィンチェンツィ。ドイツ・ロマン派初 期の作曲家で歌劇「魔弾の射手」でお馴染みウェーバーのピアノ作品集。ベートーヴェンや ディアベリなどと同時代に活躍。ピアニストとしても有名で、古典派とロマン派の狭間の美しい ピアノ曲も多数残しています。ピアノ・ソナタ第 2 番ではロマン派の薫りが色濃く感じられる魅 力的な作品。そしてベルリオーズ編曲の管弦楽版のほうが有名になっている「舞踏への勧 誘」。オリジナル版はピアノ独奏版で、華やかなオーケストラ版とは異なる上品な柔らかさと、 ピアノの華麗な技巧を楽しむことができるこちらもオススメ。

カメラータ
CMCD-25043(1CD)
2016年12月25日発売
バッハ:パルティータ 第1集
パルティータ 第2番 ハ短調 BWV 826
パルティータ 第3番 イ短調 BWV 827
パルティータ 第4番 ニ長調 BWV 828
コルネリア・ヘルマン(P)

録音:2016年6月/イタリア
 若きバッハ弾き・ヘルマンが、2012年よりカメラータでスタートした ピアノによるバッハ録音プロジェクトの第4弾。パルティータ全6曲のう ち、今回は第2番から第4番までの3曲を収録しました。  バッハの豊かな音楽、偉大な芸術に喜びをもって挑むヘルマンの清新 で知的な情熱に満ちた演奏は、現代のバッハ録音史に確かな足跡を残し ています。  豊かな響きを誇るイタリアの録音会場で、銘器ファツィオーリを用い て2016年に行われた録音です。(カメラータ)

コウベレックス
KRS-5220(1CD)
税込定価
チャルダーシュ(中村徹の世界)
中村徹:連弾のためのピアノ・ソナタ ト短調
「あやめ(連弾)」
連弾のための8つのチャルダーシュ
「音の手紙」お母さんのために(「24のプレリュード」より第20 番)※ピアノ独奏
中村徹、中村健(ピアノ連弾)

録音:2016 年9 月、レ・ヌーヴォレ中津(大阪市)
中村徹は生まれて間もない 1 歳の頃より、ことさら音に強い関心を抱き、幼児期には 「音の高さに異常にこだわり、曲を聴いたらそれを高さごと記憶していた。」(CD ジャケッ トの紹介文より)。自閉症という特徴を持ち、その後音楽大学と専攻科で学び、現在は創 作に打ち込みながら作曲や編曲作品発表の場を広げている。今回は自作の連弾曲を 父親である中村健(神戸女学院大学名誉教授)との共演で収録。 「3 の倍数と、3のつく数字の箇所でアクションをする」あるお笑い芸人さんのギャグから ヒントを得たリズムに着目し躍動的なスケルツォが第 3 楽章におかれる”連弾のためのソ ナタ ト短調”は、徹氏の茶目っ気も見え隠れしてコンサートでも人気作品である。 アルバムの中心になっている「8つのチャルダーシュ」は、チャルダーシュ特有のテン ポ感や強弱の変化、転調などに強く惹かれた徹氏が、新しいテーマを次々と組み立て 8 曲にまとめたもの。いずれも 3 部形式で、8 曲とも”粘っこい”ラッサンと”忙しい”フリシュ カを提示される主題の中に巧妙に織り込んでいて”愉快と真面目”を交互に体感できる。 親子共演ならではの息の合った演奏であり、随所に温かい表情を持ちながら、徹氏の 若い情感と音に対する探究心に満ちたファーストアルバム。

Centaur
CRC-3504(1CD)
シューマン:謝肉祭 Op.9
幻想曲ハ長調 Op.17
ソフィア・アグラノヴィチ(P)

録音:2015年8月5日
ウクライナ出身、スタインウェイ・アーティストとして北米を中心に世界で活動するピアニスト、ソフィア・アグラノヴィチ。最新作はシューマンの初期の代表作から「謝肉祭」と「幻想曲」を収録。スタインウェイの音色を最大限に引き出すアグラノヴィチの技術、表現力を充分に楽しむことが出来ます。

Piano21
P21-056-N(1CD)
4手ピアノ及び2台ピアノのためのロシアのバレエ音楽トランスクリプション集
ストラヴィンスキー:《火の鳥》第2組曲〔アキレアス・ワストル編曲2台ピアノ版/世界初録音〕
ボロディン:歌劇《イーゴリ公》より だったん人の踊り〔アン・ポープ編曲/2台ピアノ版〕
チャイコフスキー:バレエ組曲《眠りの森の美女》Op.66aより アダージョ:パ・ダクシオン(薔薇のアダージョ)〔セルゲイ・ラフマニノフ編曲/4手ピアノ版〕
チャイコフスキー:バレエ組曲《くるみ割り人形》Op.71a 〜 小序曲、行進曲、金平糖の踊り、ロシアの踊り(トレパーク)、アラビアの踊り、中国の踊り、あし笛の踊り、花のワルツ〔エドゥアルト・ランガー編曲/4手ピアノ版〕
チャイコフスキー:バレエ音楽《白鳥の湖》Op.20より ロシアの踊り、スペインの踊り、ナポリの踊り〔クロード・ドビュッシー編曲/4手ピアノ版〕
ハチャトゥリアン:《ガイーヌ》第3組曲より 剣の舞〔アドルフ・ゴットリーブ編曲/2台ピアノ版〕
ハチャトゥリアン:《ガイーヌ》第1組曲より レズギンカ〔ヴィクトル・バビン編曲/2台ピアノ版〕
シプリアン・カツァリス(P)、広瀬悦子(P)

録音:2016年4月、サン=マルセル福音教会(パリ)
※使用ピアノ:シュタイングレーバー&ゼーネ コンサート・グランド E-272
親和力」(PP21 055-N/P21 055-N)に続く、ピアノの魔術師シプリアン・カツァリスの来日記念盤は、1999年マルタ・アルゲリッチ国際ピアノ・コンクールで優勝し、フランス、パリを拠点に活躍する才媛、広瀬悦子とのデュオによる、4手ピアノ、2台ピアノのための"ロシアのバレエ音楽トランスクリプション集"! カツァリスが広瀬悦子とのデュオで繰り広げるロシアンのバレエ音楽集は、ストラヴィンスキー、ボロディン、チャイコフスキー、そしてハチャトゥリアンの名作中の名作が満載という豪華なプログラム。特にストラヴィンスキーの「火の鳥」は、カツァリスが"真の天才"と一目置くアテネ出身のピアニスト、アキレアス・ワストルの新しい編曲を用いた世界初録音となるだけに、大きな反響を巻き起こすこと必至!超絶、華麗、魅惑のロシアン・バレエの世界に乞うご期待!

Glossa
GCD-P33205(1CD)
バッハ・アルバム
バッハ(ファミ・アルカイ編):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 BWV.1003
無伴奏チェロ組曲第4番 BWV.1010
無伴奏フルートのためのパルティータ BWV.1013
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV.1004より シャコンヌ
ファミ・アルカイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2016年3月&4月、エストゥディオス・スプートニク(セビーリャ、スペイン)
レパートリーにジミ・ヘンドリックスやジョー・サトリアーニを組み込むなど、既存のジャンルやスタイルにとらわれず、斬新なアイディアを続々と実現させてきたファミ・アルカイ。 「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番」、「無伴奏チェロ組曲第4番」、「無伴奏フルート・パルティータ」、そしてあの「シャコンヌ」で掉尾を飾る「バッハ・アルバム」は、ヴィオラ・ダ・ガンバによる古楽革命の新たな象徴、そしてファミ・アルカイの代名詞となること必至! ヴィオラ・ダ・ガンバの巨匠たちの系譜を受け継ぐと同時に、全く新しい道を切り開いてゆくファミ・アルカイのバッハに乞うご期待!

オクタヴィア
OVCC-00133(1SACD)
税込定価
2016年12月16日発売
マリンバ・クリスタル 〜祈り〜
バッハ(三村奈々恵編):リュートのための前奏曲 ハ短調 BWV999
 リュートのためのフーガ ト短調 BWV1000
 シャコンヌ〜バロック風
オスバルト・ゴリホフ:マリエル(チェロとマリンバ版)*
吉松隆:バードスケイプ
アンナ・イグナトヴィチ:トッカータ
クリストス・ハツィス:ファーティリティ・ライツ
キース・ジャレット:ザ・ケルン・コンサートより
エルガー(三村奈々恵編):エニグマ変奏曲〜ニムロッド
三村奈々恵(マリンバ)
古川展生(Vc)*

録音:2016年5月24-26日 神奈川・相模湖交流センター
日本を代表するマリンバ奏者として世界で活躍する三村奈々恵、その最新アルバムがオクタヴィア・レコードから待望のリリース。 このアルバムでは"祈り"、"哀悼"、"感謝"、"愛"などの人間のもつ普遍的な"想い"が込められた曲を、三村自身がその"想い"に呼応した演奏でその世界を見事に表現しています。 また、世界初のCD化となる作曲の吉松隆が自身"演奏も録音もした形跡がない"と述べる幻の作品バードスケイプ、キース・ジャレットの伝説的な完全即興演奏ザ・ケルン・コンサート、オリジナルのヴァイオリン譜を使用したバッハのシャコンヌ等、彼女の卓抜した技巧を駆使した演奏も聴きものです。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCT-00127(1CD)
税込定価
2016年12月16日発売
ショパン:ワルツ集
第1番変ホ長調Op.18「華麗なる大円舞曲」
第2番変イ長調Op.34-1「華麗なる大円舞曲」
第3番イ短調Op.34-2「華麗なる大円舞曲」
第4番へ長調Op.34-3「華麗なる大円舞曲」
第5番変イ長調Op.42「大円舞曲」
第6番変ニ長調Op.64-1「小犬のワルツ」
第7番嬰ハ短調Op.64-2
第8番変イ長調Op.64-3
第9番変イ長調Op.69-1「別れ」(遺作)
第10番ロ短調Op.69-2(遺作)
第11番変ト長調Op.70-1(遺作)
第12番へ短調Op.70-2(遺作)
第13番変ニ長調Op.70-3(遺作)
第14番ホ短調(遺作)
楠原祥子(P)

録音:2016年5月19-21日東京・稲城@プラザ にて収録
ワルシャワショパン音楽大学で学び、ショパンの音楽を深く学んできた楠原祥子のファースト・アルバムは、「ワルツ集」。 軽やかに響くワルツのリズムが心地良く、華やかな旋律を見事に美しく響かせます。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVXL-00094(1SACD)
2016年12月16日発売
《ダイレクト・カットSACD》
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 Op.111
田部京子 (P)

録音:2015年8月12-14日 東京・稲城@プラザ
田部京子のトリトンレーベルへの第1弾は、ベートーヴェン最後のピアノ・ソナタ3作品。 このアルバムは、演奏は基より、オーディオ・ファイルとしても好評を博し、高音質盤化への期待が多く寄せられました。そこで、最高音質盤である《ダイレクト・カットSACD》としてリリース。(オクタヴィア)

Paladino Music
PMR-0075(2CD)
NX-C06
ジョージ・アンタイル:ピアノ作品集+Bad Boyof Music(朗読)
〈CD1 英語ナレーション〉
1.花火と世俗のワルツ
2.Bad Boy of Music(ナレーション)
3.ピアノ・ソナタ第4 番「ジャズ・ソナタ」
4.Bad Boy of Music(ナレーション)
5.ソナタ第3 番 「機械の死」
6.Bad Boy of Music(ナレーション)
7-8.ピアノ・ソナタ第2番「飛行機ソナタ」
9.Bad Boy of Music(ナレーション)
10.ラジオのためのソナチネ
11.Bad Boy of Music(ナレーション)
12.リトル・シミー/13.Bad Boy of Music(ナレーション)
14.ゴールデン・バード
15.Bad Boy of Music(ナレーション)
16.ピアノ・ソナタ第4 番-第3 楽章Vivo
※CD2は全て同じ曲で構成されています。ナレーションのみドイツ語です。
ゴットリープ・ヴァリッシュ(P)
クリストファー・ロス(ナレーション)…CD1
カール・マルコヴィックス(ナレーション)…CD2

録音:2015年8月、2016年6月オーストリアウィーントンザウバー・スタジオ…CD2
2016年7月9日…CD1ナレーションのみ
アメリカの作曲家アンタイル(1900-1959)のピアノ曲と、彼の自叙伝「音楽の悪童=BadBoyofMusic」の朗読(抜粋)を組 み合わせたアルバム。CD1は英語、CD2はドイツ語で朗読されている(音楽は同じ)という念の入った2枚組です。もともと ルター派を信仰するドイツ系ユダヤ人の家系に生まれたアンタイルは、最初ピアニストとして活躍しますが、1926年の「バ レエ・メカニック」で前衛音楽家としての名声を確立します。「バレエ・メカニック」でも舞踏家は登場せず、全て機械と打 楽器が演奏する音楽で構成されていますが(後に改訂される)彼のピアノ演奏に対するアプローチはかなり独特で極端な方法 が採られており、初期の作品は全く演奏不能であるほどに複雑でリズミカルな様相を呈しています。
Paladino Music
PMR-0077(1CD)
NX-B03
リサ・スミルノヴァ〜ライヴ・アット・コンセルトヘボウ
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
リサ・スミルノヴァ(P)

録音:1994年7月5日オランダアムステルダム・コンセルトヘボウライヴ
2015年、突然不思議なメールを受け取ったというベテラン・ピアニスト、リサ・スミルノヴァ。それはオランダの企業から のメールで「以前、あなたがコンセルトヘボウで行った演奏がオランダのラジオ局のアーカイブに録音されており、こちらを リリースしたい」というものでした。およそ20年前の演奏をリリースすることについて、もちろん許可を与えないという選 択もありましたが、彼女はまずベートーヴェンとプロコフィエフの関連性について熟考し、その2つの作品が「人生を叙事 詩的に表現しており、彼女自身の人生においても重要な役割を果たしていることを確認、リリースを決断した」と言います。 この録音は一切編集が加えられておらず、もちろんリハーサルの素材も含まれていない一期一会の熱演の記録。エキサイティ ングな演奏がお楽しみいただけます。
Paladino Music
OR-0025(1CD)
NX-B05
Introspections
アルベルト・ポサダス(1967-):Fulgida niebla de sol blanquecino
マーク・アンドレ(1964-):iv12
エクトル・パラ(1976-):Chymisch
ポサダス:アナパシス
ラファエル・センド(1975-):デコンブル(カペッリーノによるサクソフォン編)
リカルド・カペッリーノ(Sax)

録音:2014年夏-2015年秋スペイン
1840年代にベルギーの管楽器製作者アドルフ・サックスによって考案された楽器「サクソフォン」。オーケストラではあま り用いられることがないものの、多くの作曲家がこの楽器に興味を抱くとともに、奏者とコラボレーションをすることで、優 れた作品を生み出してきました。このアルバムでも、バレンシア生まれのサックス奏者カペッリーノのために同郷の作曲家ポ サダスが、楽器の性能を追求した作品を書き、それをカペッリーノが演奏するという共同作業が行われています。「Fulgida 〜」はアントニオ・マチャードの詩集から採られたタイトルで、抽象的でありながら物語性を秘めた20分ほどの曲。サック スの多彩な音色にエレクトリックな処理が加えられた斬新な響きが耳に残ります。

TOCCATA
TOCC-0292(1CD)
NX-B03
ショスタコーヴィチ:2台&4手ピアノのための作品全集第2集
ピアノ協奏曲第2番ヘ長調Op.102
交響曲第15番イ長調Op.141
キム・ミンキョン(P)
ムン・ヒュンジン(P)

録音:2015年5月26-28日、2016年1月11-12日
※初録音
ショスタコーヴィチ(1906-1975)の管弦楽作品の多くは、最初ピアノ連弾用、もしくは独奏用の形で書かれましたが、これ らは、彼の友人たちや党役員たちの間で披露されたのみで、公に出回ることはありませんでした。とは言え、交響曲第4番 のように、2台ピアノ版が限定で出版されたこともあり、これらの作品のスコアを求める人は数多く存在していました。 TOCCATAのこのシリーズは、そのようなショスタコーヴィチの「試作品」であるピアノ版の全曲録音を目論んだもので、交 響曲第9番を中心とした第1集も好評でした。第2集は、彼の息子マキシムのために作曲したピアノ協奏曲第2番(これは明 らかに父と息子の練習用として作られた)と、最後の交響曲である第15番が収録されています。技術的に平易とされるピア ノ協奏曲第2番、室内楽的なオーケストレーションが特徴の交響曲第15番、どちらも曲の構成が見えてくるような興味深い ヴァージョンです。
TOCCATA
TOCC-0347(1CD)
NX-B03
ホセ・コメリャス:ピアノ作品集
1.無言歌「思い出」Op.1(1874年出版)/2.大ワルツ「ウィーン」Op.4(1874年出版)/3. 夜想曲「遠くへ」Op.12(1874年出版)/4.マズルカ「5本のばら」Op.26(1885年出版) /5.2人の英雄の墓へのエレジー「ワシントンとリンカーン」Op.3(1867年出版)/6.マズ ルカ「ナタリー」Op.10(1874)/7.夜想曲「帰還」Op.25(1885年出版)/8-10.華麗な ソナタト短調Op.21(1876年出版)/11.夜想曲Op.24(1885年出版)/12.小さなポル カ「クリスマスのおもちゃ」(1885)
ホセ・ラウル・ロペス(P)

録音:2014年7月23日、2014年12月15日、2015年12月21日
※初録音
キューバのロマン派時代の作曲家コメリャス(1842-1888)の珍しいピアノ曲集。この時代のキューバ音楽は、植民地時代の 民俗音楽の継承と、アフリカ音楽、ヨーロッパ音楽の影響、この3つの要素が融合して出来ています。かなり充実した作品 が多く存在しますが、現代でもほとんど耳にする機会はありません。このコメリャスの作品もそんな中の一つ。コメリャスは ハバナの東に位置するマタンザスの生まれ。彼の父はカタロニアからの移民で、バレンシア劇場の音楽監督を務めていたこと もある多才な音楽家でした。幼い頃から父にヴァイオリンの指導を受け、6歳でピアニストとしてデビュー、作曲家としても 活躍したコメリャス。彼の作品はショパンとゴットシャルクの影響も感じられるサロン風の雰囲気を備えており、このアルバ ムは当時のキューバの音楽の一端を知る手がかりになる貴重な演奏の記録です。


カメラータ
CMBK-30004
(1CD+BOOK)
税込定価
2016年12月1日発売
猫の絵のCDブック〜吾輩はピアノを聴く猫である─あなたの猫と一緒に聴く画集
(1)平吉毅州:踏まれた猫の逆襲
(2)F・クープラン:にゃんにゃん〜「クラヴサン曲集 第1巻 第2組曲」より
(3)F・クープラン:猫なで声〜「クラヴサン曲集 第1巻 第4組曲」より
(4)スカルラッティ:猫のフーガ(ソナタ ト短調 K.30)
(5)ショパン:猫のワルツ(華麗なる円舞曲 Op.34-3)
(6)ヴィラ=ロボス:厚紙の子猫〜「赤ちゃんの一族」第2組曲「小さい動物たち」より
(7)ミヨー:猫〜「家庭のミューズ」より Op.245-10
(8)コープランド:猫とネズミ(滑稽なスケルツォ)
(9)渡辺俊幸:いたずら子猫
(10)サティ:陣とり遊び/ネズミの唄−猫のシャンソン〜「スポーツと気晴らし」/「潜水人形」より
(11)フィリップ・ファールバッハ1世:猫のワルツ Op.67(編曲:ペーター・トッツァウアー)
(12)助川敏弥:ちいさきいのちのために
(1)-(8)岡田博美(P)
(9)(10)高橋アキ(P)
(1)マリア・グラツィア・ピッタヴィーニ(S)
(1)ウィーン・ビーダーマイヤー・ゾリステン
(11)ペーター・トッツァウアー(パーカッション)
(11)ゲリンデ・イェリネック(S)/スザンヌ・ラウブ(S)/ハリーナ・ピスコルスキー(S)
(12)イングリッド・フジコ・ヘミング(P)

録音:2016年/イタリア ほか
書籍部分:A4判変型・上製・30頁
猫と音楽は私にとって人生そのもの──フジコ・ヘミング 夢にまで待ち望んでいた猫のピアノ曲集──假屋崎省吾  猫をこよなく愛する3人のピアニスト(フジコ・ヘミング、高橋アキ、 岡田博美)が、猫にちなんだクラシック曲を演奏したアルバムです。フ ジコ・ヘミングとクロアチアの5人の画家が描いた、かわいい猫の絵本 付のCDが完成!
収録曲は、この猫のピアノ曲集のためのセッション・レコーディング で準備されたもの(2曲を除く)で、2002年の岡田博美の録音から最新 は2016年のイタリア録音(サティ「猫の歌」)まで、3人のピアニスト でベストの選曲をしました。 猫の絵は、フジコ・ヘミングの有名な作品と、クロアチアの5人の画 家たちによるオリジナルで、日本で初めて出版される貴重なものが多 数含まれています。
絵本としてはもちろん、音楽アルバムとしても、猫好きのあなたに きっとご満足いただけるものと確信しています。 (プロデューサー 井阪紘)

DUX
DUX-1354(2CD)
モーツァルト:ピアノ四手連弾のためのソナタ全集
ト長調 K.357(497a)
ハ長調 K.521
変ロ長調 K.358(186c)
ハ長調 K.19d
ニ長調 K.381(123a)
ヘ長調 K.497
デュオ・グラナト
[タマラ・グラント、アドリアン・クレダ(P)]


Cybele
CYBELE-161405S (4SACD)
ロシア・アヴァンギャルドのピアノ音楽
■Disc1
オブーホフ:2つの喚起(1916)
 2つの小品【星は語る、不吉な反映】(1915)
 改心(全4曲(1915))
 3つのイコン(1915)
 黄金の創造T&U(1916)
ヴィシネグラツキー:2つの前奏曲Op.2(1916)
プロトポポフ:ピアノ・ソナタ第2番Op.5(1924)
ヴィシネグラツキー:音の魔方陣による練習曲Op.40(1957)
オブーホフ:お互い好きなように(1942)
 調停された平和(1948)
 神殿は測られる、聖霊は降臨する
 愛するキリスト(1945)
■Disc2
ルリエ:5つの脆い前奏曲Op.1(1908-10)
 2つの詩曲Op.8(1912)
 4つの詩曲Op.10(1912)
 5つの合成Op.16(1914)
 大気のかたち(1915)
 日課(全5曲)(1915)
プロトポポフ:ピアノ・ソナタ第3番Op.6(1924-8)
■Disc3
モソロフ:ピアノ・ソナタ第2番ロ短調Op.4(1923/4)
 ピアノ・ソナタ第1番ハ短調Op.3(1924)
 2つの夜想曲Op.15(1926)
 ピアノ・ソナタ第4番Op.11(1925)
 ピアノ・ソナタ第5番ニ短調Op.11(1925)
■Disc4
スクリャービン:2つの小品Op.57(1909)
ストラヴィンスキー:ピアノ・ラグ・ミューッジック(1919)
ロスラヴェッツ:アルカディ・アバザー追悼の前奏曲(1915)
 2つの小品(1915)/5つの前奏曲(1919-1922)
プロトポポフ:ピアノ・ソナタ第1番Op.1(1920-2)
スクリャービン:2つの舞曲Op.73(1914)
 5つの前奏曲Op.74(1914)
 ピアノ・ソナタ第7番Op.64「白ミサ」(1911)
オブーホフ:愛するキリスト(異版)(1945)
トーマス・ギュンター(P)

録音:2008年11月1-4日(CD1)、2010年2月22-26日(CD2)、2012年3月1-5日(CD3)、2014年2月27日-3月3日(CD4)/ドイツ放送室内楽ザール(ケルン)
帝政末期、革命直前のロシアは「銀の時代」と呼ばれ、象徴主義的芸術が盛り上がりを見せました。音楽ではスクリャービン を創始とする未来派が驚くべき先進性を示しましたが、社会主義リアリズムの台頭とともに駆逐、発展を阻止され、作曲家は改心か亡命を強いられ、人によっ ては粛清されました。
ロシア音楽ながら、ソ連時代はタブー視されていたため研究も進んでおらず、音で聴くことも難しかった作品の数々。それを4枚のアルバムで体系的に 俯瞰できる好企画の登場。 ニコライ・オブーホフ(1892-1954)は、プロコフィエフと同世代の作曲家。彼はシェーベルクよりも早い1914年に十二音技法を開拓し、1916年の「2 つの喚起」で実践。その貴重な作品をここで聴くことができます。革命後はパリに移り、「クロワ・ソノール」という十字架状の電子楽器を開発しますが、 アヴァンギャルドな傾向は徐々に宗教的なものに変わります。ここではその変遷も確認できます。 微分音で知られるイワン・ヴィシネグラツキー(1893-1979)、ピアノ音楽史上最も不可解な作品とされるセルゲイ・プロトポポフ(1893-1954)の3 つのソナタ、ショパン風の繊細な叙情の世界からシェーンベルク調の音楽へと変貌していくルリエ、騒音をオーケストラで描いた「鉄工場」のアレクサンド ル・モソロフが改心する前の急進性、いずれも驚きの音響の世界が繰り広げられます。 ピアノ独奏はドイツのベテラン、トーマス・ギュンター。バッハやシューベルトを得意とするだけでなく、ロシア未来派や独墺ユダヤ系作曲家など閑却さ れた作品普及に熱意を見せています。 SACD録音がロシア・アヴァンギャルド独特なピアノの響きをとらえています。

ANALEKTA
AN-29297(1CD)
ルフェーヴル:私はあなたを愛し〜ギリシャの旋律によるピアノ作品集
Sas Agapo/Elpida/Domino
Non retour/Promenade a Kavouri
Premonition/Le Bel Amour
Grand Carnaval
アラン・ルフェーヴル(P)

録音:2016年7月
カナダの世界的コンポーザー=ピアニスト、アラン・ルフェーヴルの6作目となる自作自演集は、ギリシャの旋律を題材としたプログラム!ギリシャの青い空や、エーゲ海、地中界の風景からインスピレーションを得てルフェーヴルが書いた美しい旋律の数々は、ピアノ・ファンはもちろんのこと、イージーリスニングやワールドミュージックなどの幅広いリスナーにおススメ。

fra bernardo
FB-1610921(2CD)
バッハ・ヴァリエーションズ&モア
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988*
幻想曲イ短調 BWV.922
組曲イ短調 BWV.818a
アリアと変奏イ短調 BWV.989
ソナタ ニ短調 BWV.964
前奏曲,フーガとアレグロ変ホ長調 BWV.998
音楽の捧げもの〜3声のリチェルカーレ
ヴォルフガング・グリュクサム(Cemb)

録音:2000年9月*、1995年1月
アムステルダムのスヴェーリンク音楽院でトン・コープマンに学んだオーストリアのチェンバリスト、ヴォルフガング・グリュクサム。 ヒロ・クロサキとの録音などでも知られるグリュクサムが録音した、ゴルトベルク変奏曲と鍵盤作品集がセットになって登場! 使用楽器は、オランダの名工ヴィレム・クルスベルヘンが1986年にユトレヒトで製作したフランコ・フレミッシュ二段チェンバロ。

Etcetra
KTC-1503(1CD)
シューベルト:4手連弾のための作品集 Vol.3
ソナタ ハ長調 「グランド・デュオ」 D.812
6つのポロネーズ D.824
ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)、
ヴェールレ・ペーテルス(フォルテピアノ)

使用楽器:Trondlin (ライプツィヒ1825−1830)
クイケンやドンブレヒトとの共演も多いベルギーの鍵盤奏者ヤン・フェルミューレン。ナネッテ・シュトライヒャー製のフォルテピアノを使用し、全6巻CD12枚組にわたるシューベルトのピアノ作品集を完成させたフェルミューレンが新たにスタートしたプロジェクト、4手連弾作品集の第3弾は、4手ピアノ用のソナタ「グランド・デュオ(大二重奏曲)」と、恐らくサロン用に書かれたであろう華やかなポロネーズ集を収録。
Etcetra
KTC-1553(1CD)
知られざるロマン派のピアノ音楽 Vol.3〜クリスティアン・シンディング :ピアノ作品集
春のささやき Op.32-3
民謡風に Op.32-4
セレナーデ Op.33-4
15のカプリス Op.44より(1、2、5、8、12、13、9)
変奏曲 Op.94(運命)
ヘルゲ・アントーニ(P)
シンディング生誕の100年後、1956年スウェーデンに生まれたベテラン・ピアニスト、ヘルゲ・アントーニが残したシンディングの名盤。代表作「春のささやき」はもちろん、「春のささやき」以外の知られざるピアノ作品の収録にも注目。スウェーデン人として初めてブリティッシュ・カウンシルのフェローシップを受けた名手が、北欧の詩人・シンディングのロマンティックな抒情を見事に表しています。

TELOS
TLS-200(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」
エロイカの主題による15の変奏曲とフーガ
ピアノ・ソナタ第13番1[「幻想風ソナタ」
エレーナ・コレスニチェンコ(P)
エフゲニー・ムルスキー(P)
TELOS
TLS-201(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101、創作主題による32の変奏曲
ピアノ・ソナタ第26番「告別」
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op2-1
エレーナ・コレスニチェンコ(P)
ヤン・イラーチェク・フォン・アルニン(P)
アレクサンドラ・ノイマン(P)
TELOS
TLS-202(1CD)
ベートーヴェン:6つのバガテルOp.126、
ピアノ・ソナタ第25番ト長調Op.79
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調Op.54
エフゲニア・ルビノヴァ(P)
アレクサンドラ・ノイマン(P)
エフゲニー・ムルスキー(P)
ヴュルテンベルグ・ザールで行われたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会からのライヴ録音。

ES-DUR
ES-2069(1CD)
NX-B09
ハンス・ユルゲン・フォン・デア・ヴェンゼ:作品集
ピアノのための音楽I-V(1915)
エドゥアルト・エルドマンの手紙(朗読)
ピアノのための音楽第13番(ヴァルター・シュピースのために)
ピアノのためのグロテスク(1919)
歌のための音楽I-III
ヴァルネ ミュンデのピアノ小品(1926)
ウィリアム・バトラー・イェイツによる3つの歌曲
ヴィルヘルム・ク レムによる2つのピアノ小品
ピアノのための音楽I -V(シュテフェン・シュライエルマッハーによる管弦楽編)
シュテフェン・シュライエルマッハー(P)
ホルガー・ファルク(歌)
ベル リンRSO
ヨハネス・カリツケ(指)
ヤン・フィリップ・レームツマ(朗読)
戦時中のシュトゥットガルトで活躍した作曲家フォン・デア・ヴェンゼ(1894-1966)の作品集。東プロイセンで生まれ、父 を早くに亡くし、母は病を得てしまったためメクレンブルクの親戚の家で育った彼は、1915年から1922年にベルリンで作 曲とピアノを学びます。文学と音楽を愛し、シェーンベルクのピアノ曲に影響されましたが、その作品を模倣することは避け、 20代前半に独自の書法で「歌のための音楽I-III」を書き上げました。その後もいくつかの作品を遺しましたが、現在ではほ とんど残存していません。ここでは彼の僅かな作品を取り上げ演奏。1915年の「ピアノのための音楽」は現代音楽のスペシ ャリストとして活躍するピアニスト&作曲家シュライエルマッハーが管弦楽版に拡大し、ヴェンゼの思考を探ります。

GEGA NEW
GD-393(1CD)
「夢の印象」〜クラム、スクリャービン、ベリオ、ウストヴォルスカヤ
ジョージ・クラム:《雨/死》変奏曲
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2 番《幻想ソナタ》
ベリオ:水のピアノ、地のピアノ
スクリャービン:24 の前奏曲Op.11 より第10-12 番
ウストヴォルスカヤ:12 の前奏曲より第4、12、5 番
スクリャービン:24 の前奏曲Op.11 より第17、13-14 番
ベリオ:ブリン、翼のピアノ
ウストヴォルスカヤ:ピアノ・ソナタ第6 番
クラム:夢の印象(愛/死の音楽)
スヴェトザール・イワノフ(P)

録音:2016年3月
スヴェトザール・イワノフはブルガリア出身の中堅ピアニストでこれまでにも当GEGAより数種のディスク をリリースしている。近現代音楽を得意としており、ロスラヴェッツからスクリャービン、ベリオ、サティ、クラ ム、デル・トレディチまで、その守備範囲は広い。このディスクでは夢をテーマにしており、雨、水、死など 象徴的なタイトルの作品が取り上げられている。ベリオの水のピアノ、地のピアノ、翼のピアノはイタリアの 鬼才ベリオには珍しい印象派を思わせる美しいピアノ小品で演奏機会も少ないだけに貴重な録音。
GEGA NEW
GD-396(1CD)
ブラームス:ハンガリー舞曲集(ピアノ連弾版、全21 曲) デシスラーヴァ・シュテレヴァ(P)
エフゲニア・シメオノヴァ(P)
デシスラーヴァ・シュテレヴァはブルガリアで学んだ後、モスクワのチャイコフスキー音楽院でジナイーダ・イグナチエヴァに師事し、東欧のみならずヨーロッパで広く演奏活動をしている若手。一方、エフゲニア・シメオノヴァはプラハ、パリで研鑽を積んだ後、やはりモスクワのチャイコフスキー音楽院で学んでいる。活き活きとしたリズムが印象的なハンガリー舞曲集であり、若いピアニストのみずみずしい感性があふれる。

スロヴェニア放送
ZKP-114304(1CD)
パガニーニ:24 の奇想曲 Op.1 ジガ・ブランク(Vn)

録音:2015 年7 月-2016 年1 月 リュブリャナ
スロヴェニアのヴァイオリニスト、ジガ・ブランクの演奏するパガニーニの 24 の奇想曲。ジガ・ ブランクはかつてスロヴェニア国立劇場交響楽団のコンサートマスターを務め、現在はソリスト として内外で活躍。また2015 年からリュブリャナ音楽アカデミーで指導をしている。ジュゼッペ・ ダッラーリオが1834 年にマントヴァで制作したヴァイオリンを使用。
スロヴェニア放送
ZKP-114120(1CD)
ユリイ・ミヘヴェツ(1805-82,別名ジョルジュ・ミシューズ):特徴のある小品集
夕日 op. 212/失われた幸せ! op. 187/ 司祭館のツバメたち op. 154/揺りかごのねぐら op. 157/悪魔とその従者 op. 188/ロール op. 100-1/カロリーヌ op. 100- 2/星空の夜 op. 218/鳥たちの讃歌 op. 156/鳩たちの遊び op. 200/泣く泉 op. 186/マンドリン op. 189/ラ・トネッリ op. 102/リュシフェル op. 161/ロメオの溜息 op. 158/蜜蜂の羽音 op. 155/堂々とした闘牛士 op. 193
マリーナ・ホラク((P)

録音:2015 年11 月4-8日 リュブリャナ
ピアノ秘曲好きは要チェック。ユリイ・ミヘヴェツ(Jurij Mihevec,1805-1882)はリュブリャナに生 まれたピアニスト、作曲家。法律を学びにウィーンに出たが、ピアニストとして有名になる。1845 年 頃にパリに移り後半生を過ごしたためフランス名ジョルジュ・ミシューズ(Georges Micheuz)でも知 られる。華やかさがありつつ穏健で品の良い作風で、この CD を聞けば 19 世紀半ばのパリの上 流階級から人気があったのも頷けるだろう。ミヘヴェツの作品だけ集めた CD はこれが初ではな いだろうか。マリーナ・ホラクはスロヴェニアのピアニスト。ミュンヘンやパリ、ロンドンなどで活躍し た後、2003 年からリュブリャナ音楽アカデミーの教授を務めている。

QUERSTAND
VKJK-1623(1CD)
バッハ:クリスマス・オルガン作品集
さあ,来なさい異邦人の救世主よ BWV659
起きなさい!裁きの時が来たBWV440
私の魂は主を崇めるBWV733
おとろえた心よ、元気を出せBWV454
パストラーレ ヘ長調 BWV590
私はあなたに喜ぶ BWV465
クリスマスの歌「高い天から私たちはここに来た」に基づくカノン風変奏曲 BWV769
ああいとしいイエス様 BWV493
高みにおられる神だけに栄光がありますように BWV711
ここであなたの馬糟のそばに立ち BWV469
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 547
ヤン・カツシュケ(Org)
ブリッタ・シュヴァルツ(A)

録音:2016年3月4−6日、5月9日 ドレスデン
バッハのオルガン作品からクリスマスに関わるものを集めている。 ヤン・カツシュケは2005 年からドレスデンのルター派ディアコニッセンハウス(奉仕女性の館)教 会のカントールを務めている。教会のオルガンは 1972 年製の中規模なもので、素朴な音色が 魅力である。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-328(1CD)
ヤナーチェク(ブレスニック編):「草陰の小道で」第1集
ティペット:ザ・ブルー・ギター
カステルヌオーヴォ=テデスコ:組曲 Op.133
スコット・ボーグ(G)

録音:2008年7月12-20日 アメリカ合衆国,マサチューセッツ州,ブルックライン
※日本語解説つき
注目はヤナーチェクのピアノ組曲、「草陰の小道で」を米国の作曲家、マーティン・ブレ スニックがギター用に編曲したもの。原曲とはまた少し異なった味わいが良い。20 世紀英 国を代表する作曲家の一人、マイケル・ティペット(1905-1998)による珍しいギター曲、ザ・ ブルー・ギターは、名ギタリスト、ジュリアン・ブリーム(1933-)のために作曲、1983 年にブリ ームによって初演された。マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895―1968)は、イタリ ア生まれで米国に移住した作曲家。米国ではハリウッドでの映画音楽で有名だったが、今 日ではもっぱらギターへの作品で知られている。組曲 Op.133 は米国時代の1947 年の作 品。即興的なプレルーディオ、情感豊かなモルト・モデラート、そしてジプシー風に激しく 燃え上がるカプリッチョと、聞き応えのある名曲である。 スコット・ボーグはオーストラリア出身の若手ギタリスト。7 歳からギターを始め、すぐに才能 を開花させた。現在は米国在住。

ALBANY
TROY-1642(1CD)
子供にまつわるピアノ作品集
プーランク:村人たち(子供のための小品)
モンポウ:子供の情景
シフリン:ジャックの子守歌
トゥリーナ:子供らしさ第2集Op.56
ハチャトゥリアン:少年時代の画集第1巻
クレストン:ポニー・ロンド
グアスタヴィーノ:10の前奏曲
シューマン:子供の情景Op.15
ミリアン・コンティ(P)

録音:2016年5月&6月
子供にまつわる可愛らしいピアノ曲を集めたアルバム。シューマンの「子供の情景」は広く知ら れている作品ですが、プーランクやハチャトゥリアンなど作曲家は知っていても、名曲の影に隠れ た知られざる作品ばかり。アメリカのテレビ・ドラマ『スパイ大作戦』や映画『ダーティー・ハリー』の 音楽などを手掛けた巨匠作曲家ラロ・シフリンが作曲したピアノ曲「ジャックの子守歌」は世界初録 音。どれもが興味深くて、ピアノのレパートリーにぴったりな小品です。

Cobra Records
COBRA-0056(1CD)
アーリー・トランスクリプションズ
マルチェッロ(バッハ編):協奏曲ニ短調 BWV.974
ヘンデル(リスト編):サラバンドとシャコンヌ(歌劇 「アルミーラ」より)
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番より)
モーツァルト(リスト,ハワード編):「フィガロの結婚」と「ドン・ジョヴァンニ」の主題による幻想曲
マリアム・バツァシュヴィリ(P)

録音:2016年4月11日−13日、オランダ
2014年の第10回フランツ・リスト国際ピアノ・コンクールで第1位(女性としては史上初!)を獲得したジョージア(グルジア)出身のピアニスト、マリアム・バツァシュヴィリがCobra Recordsからデビュー!バッハ=ブゾーニの「シャコンヌ」のを始めとした、マルチェッロ、ヘンデル、バッハ、モーツァルトの作品からのピアノ・トランスクリプション集。1993年生まれの若き才能ほとばしる、流麗なるトランスクリプションです。ピアノ・アレンジ・ファンには特にオススメ!

Dynamic
CDS-7712(1CD)
NX-B03
シューベルト=ブゾーニ:ピアノ編曲集全集
序曲ホ短調D648
イタリアの様式による序曲ニ長調D591
イタリアの様式による序曲ニ長調D590
序曲ニ長調D556/序曲変ロ長調D470
序曲ニ長調D26/序曲ニ長調D4(ヒドラウリクスになった悪魔)
5つのメヌエットとトリオD89
5つのドイツ風舞曲とトリオ、コーダD90
マルコ・ヴィンチェンツィ(P)

録音:2016年6月20-22日イタリアジェノヴァ聖マルティノ・ディ・プレマニコ教会
フェルッチョ・ブゾーニ生誕150年記念リリース!18世紀、後期ロマン派を代表 する作曲家の一人、ブゾーニ(1866-1924) によるシューベルト作品のピアノ編曲集。イタリア出身のブゾーニは主として大 規模な管弦楽作品で知られていますが、本来 は優れたピアニストで、数あるバッハ作品のピアノ独奏用編曲も代表作として見 做されています。しかしシューベルト作品の 編曲版はほとんど知られていません。シューベルト(1797-1828)の簡潔でまろやか な響きが余すことなくピアノに移し変え られたこれらの編曲、演奏しているのはヴィンツェンツィは、同じくブゾーニが 編曲したモーツァルト作品(CDS-521)など、 珍しい作品を得意とするピアニストです。

Grand Piano
GP-618(1CD)
NX-B03
メトネル:ピアノ・ソナタ全集第2集
ソナタ三部作Op.11(1904-1908)
〈第1番:変イ長調/第2番:ニ短調「ソナタ・エレジー」/第3番:ハ長調〉
ピアノ・ソナタハ短調「おとぎ話」Op.25-1
ピアノ・ソナタト長調「牧歌」Op.56
ポール・スチュワート(P)

録音:2015年3月4-6日、2015年10月23日 カナダケベック、モン
トリオールサル・クロード・シャンパーニュ
ロシアの作曲家、ピアニストのニコライ・メトネル(1880-1951)。14曲のピアノ ・ソナタをはじめ、3曲のピアノ協奏曲、 室内楽曲、声楽曲とその作品ジャンルは多岐に渡り、そのどれもが「思考が感情 で飽和する時にインスピレーションがやって きます。そして感情には感覚が吹き込まれています」と彼自身が語ったように、 それはどれもが情感溢れる豊かなストーリー 性を有しています。ロシアで学び、将来を嘱望されたものの、1917年のロシア革 命の折に演奏旅行のため出国、結局、その まま祖国に戻ることはありませんでした。1925年、一旦パリに住むものの、当時 のフランス音楽には馴染めず、1936年に イギリスに移動、定住しこの地で生涯を終えます。激動の人生でありながらも、 イギリスでは多くの支援者を得て、彼の作品 が次々に録音されるなど、かなり幸福な晩年を送ったようです。このアルバムで は3つの時代の作品を収録。妻の弟アンド レイの死を悼み作曲された「三部作」ソナタ、短いながらも極めて雄弁なソナタ 「おとぎ話」、そして最後のソナタである「牧 歌」に見られるのどかで美しい曲想には、彼の祖国であるロシアの風景が封じ込 められています。
Grand Piano
GP-715(1CD)
NX-B03
レバノンのピアノ作品集
アニス・フレイハーン(1900-1970):ピアノ・ソナタ第9番
ホウタフ・フーリー(1967-):ピアノ・ソナタ第3番「失われた時間のための...」
ボグホス・ゲラリアン(1927-):サイクル
ゲラリアン:カンツォーナとトッカータ
ゲオルゲス・バズ(1926-2012):エスキース*
トゥフィク・スッカール(1922-):創作主題による変奏曲*
タチアナ・プリマク=フーリー(P)

録音:2013年3月22-23日ドイツノイマルクト
*以外=世界初録音
日本では「戦争や危機に揺れる中東の小さな国」として報道されるレバノン。 しかし2008年、シリアとの国交正常化に伴い、 経済的回復を進め、今では旅行会社が「午前中に山でスキーをし、午後には海で 泳ぐことができる楽園」というキャッチコピ ーを制作するほど観光客の誘致を図っています。レバノンはもともと海からは西 洋文化、山岳地帯からは東洋文化が入って来 た「西洋と東洋の出会いの地」であり、ここで育まれた音楽も中東文化の伝統を 守りつつ、20世紀初頭に占領されていたフ ランスとの繋がりから受けた西洋音楽の影響も受けたまさに独自のもの。1947年 に作曲されたスッカールの「変奏曲」はま るでベートーヴェンの作品のような佇まいを持つ古典的な作風で、レバノンにお ける西洋音楽の出発点のような作品といえる でしょう。少し後に書かれたバズの「エスキース」はもっと民謡風で、くせのあ るメロディが面白い曲集です。年代を追うご とにユニークさが増す一連の作品をウクライナ出身で現在レバノン在住の女性ピ アニスト、プリマク=フーリーが演奏してい ます。
Grand Piano
GP-739(1CD)
NX-B03
ヨハン・クヴァンダール:ピアノ独奏作品全集
3つのカントリー・ダンスによる幻想曲Op.31
5つのピアノのための小品Op.1
スキッパー・ワース:グロッケンシュピールのメヌエット
情緒、古いスケッチブックから
8つの民謡Op.70
ロンド・グラツィオーソOp.5-1
歌劇「神秘」Op.75-第2幕ワルツ(ピアノ版)
幻想曲Op.8(1947)
ワルツ「ユダヤのハープ」
抒情小曲集Op.5より
3つのノルウェー民謡Op.5-2
モザイク第1巻ー踊り
ソナチネOp.2(1940)
ヨアヒム・クノップ(P)

録音:2014年3月31日-4月3日ノルウェーオスロ
20世紀初頭のノルウェーに生まれた作曲家ヨハン・クヴァンダール。実は彼の 父は、当時ドイツとノルウェーで活躍、その 作品が高い評価を受けていたダーヴィド・モンラード・ヨハンセンですが、息子 であるクヴァンダールは「親の七光り」で評 価されることを嫌い、父方の姓を名乗らなかったという人です。彼は1937年から 1942年まではゲイル・トヴェイトに師事、 1942年から44年までウィーンでヨーゼフ・マルクスから作曲を学びましたが、戦 後はノルウェーに戻り、この地の音楽大 学でオルガンを学びました。作曲家として活動を始めた初期の時代は、他の同時 代の作曲家たちのように、古典的なフォーム でノルウェーの民俗音楽を取り入れた明快な作品を書いていましたが、1952年か ら1954年に住んだパリで、ナディア・ブ ーランジェに師事、またバルトーク、ストラヴィンスキー、メシアンたちの音楽 に触れることで、彼の作風も大きな転機を迎 えます(とは言え、この時代の作品は無調の傾向が見られるものの、電子などの前 衛的な手法は用いていません)。晩年は独自 の手法による調性感に基づく作品に、民俗的な要素を取り入れた神秘的な作品を いくつか作曲、最後の作品である「ピアノ協 奏曲」は壮大な楽想が愛されています。このアルバムには、彼のピアノ独奏曲を 全て網羅。初期の「ソナチネ」から晩年の作 品「モザイク」まで、面白い曲が並びます。

WERGO
WER-7356(1CD)
W.ツィンマーマン(b.1949):ピアノ作品集
Voces abandonadas*
The Missing Nail at the River
Blaupause*/Bluepoint*
Romanska Bagar*
AIMIDEより「Cura」「Fuga」「Svara」*
ニコラス・ホッヂズ(P)

録音:2009年
*=世界初録音
内省的でありながらも親密な雰囲気をあわせもつ作風のW.ツィンマーマンのピアノ作品集。514のピアノの短いセンテンスから成る「Voces abandonadas」は、散文詩的な印象で、禅にインスパイアされたピアノ曲「初心」(1975)とは対極に位置する作品。すべて作曲者立ち会いのもとで 録音が行われています。

LIMEN Classic
CDVD038-C038
(CD+DVD)
500セット限定生産
ベートーヴェンの未出版作品集
ベートーヴェン
:6つのバガテル Op.126
1783〜1800年の小曲、断片集(19曲)
ピアノ・ソナタ第10番ハ短調 Op.10-1のための4つの間奏曲
断片、小品とアングレーズ
1802〜1810年の断片、作品集(15曲)
1818〜1827年の小曲、断片集(11曲)
グレゴリオ・ナルディ(P)

録音:2014年/リメン音楽スタジオ
最後のバガテルを収録している以外は、ほとんど顧みられることのない作品番号なしの楽曲や断片を集めた希少なディスクです。1分に満たないトラッ クも多いですが和声などはしっかり書きこまれ、カノンやフーガといった対位法的楽曲もあり、まるでベートーヴェンのスケッチ帳を覗き込んだような世界 が広がっています。断片を含みすべて別トラックに分かれており、全56トラック収録。ベートーヴェン・マニアには必須のアイテム!
500セット限定生産、シリアルナンバー付。DVD(NTSC)にはCD収録曲すべての演奏映像が収録されています。 (Ki)
LIMEN Classic
CDVD025-C025
(CD+DVD)
500セット限定生産
ピアノで奏でるワーグナー
ワーグナー:エルザの大聖堂への行列(ローエングリン)〜リスト編
温室にて(ヴェーゼンドンク歌曲集)〜ストラーダル編
巡礼の合唱(タンホイザー)〜ゴドフスキ編
ライントホターの歌(神々の黄昏)〜クリンドワース編*
ジークムントの愛の歌(ワルキューレ)〜タウジヒ編
悩み(ヴェーゼンドンク歌曲集)〜ストラーダル編
愛の二重唱(トリスタンとイゾルデ)〜ジャエル編
第3幕への前奏曲(パルジファル)〜ブオナミーチ編*
エリザベートの祈り(タンホイザー)〜ゴドフスキ編
ベティ・ショット夫人のためのアルバムの一葉
黒鳥館に到着して
M.W.夫人のアルバムのためのソナタ
エレジー
エルザの夢(ローエングリン)〜リスト編
グレゴリオ・ナルディ(P)

録音:2014年/リメン音楽スタジオ
CG世界初録音
さまざまな編曲者による「ピアノ版ワーグナー」が聴けます。リスト、ゴドフスキ、タウジヒなど名ピアニストの編曲が並び聴き応えあり。10本の指で 奏でられるフル・オーケストラの壮大な響きに打ちのめされます。そしてワーグナーのオリジナル・ピアノ作品も収録。こちらもあまり触れる機会のない音 楽なので、併せて楽しめるのが魅力です。
500セット限定生産、シリアルナンバー付。DVD(NTSC)にはCD収録曲すべての演奏映像に加え、ナルディ自身がワーグナーとピアノについてイタ リア語で語る映像(英語字幕あり)も収録。

BIS
KKC-4098(1SACD)
日本語帯・解説付
バッハ:オルガン作品集 Vol.2
前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
コラール「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV730
.協奏曲 ニ短調 BWV596
7.-18. コラールと11のパルティータ「喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ」/「おおイエス、汝尊き賜物」BWV768
協奏曲 ハ長調 BWV594
コラール「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV731
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
鈴木雅明(Org;マルク・ガルニエ製作)

録音:2016年1月/神戸松陰女子大学院大学チャペル
鈴木雅明によるJ.S.バッハのオルガン作品集第2弾は、現在客員教授を務める神戸松蔭女子学院大学のチャペルに据え付けられたマル ク・ガルニエ製作のオルガンを用いての録音です。1990年にバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)を創設して以来、音楽監督として、またバッハ演奏の第一人者 として名声を博した鈴木雅明。BCJとともに1995年に開始し、18年を経て2013年に完結したJ.S.バッハの教会カンタータ全集は、まさに世界に誇る偉業とし て高く評価されました。その録音会場となったのがこのチャペルです。 当会場におけるオルガン演奏の録音は東日本大震災へのチャリティCD「バッハ・フォー・ジャパン」(BIS 2011)で3篇のオルガン・コラールを録音している 以外にはなく、オルガン作品だけを収録したものは今回がはじめてとなります。
収録作品は、喜ばしく輝かしい前奏曲とフーガ ト長調 BWV541、バッハの名作「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV730&731、大曲コラール・ パルティータ「おおイエス、汝尊き賜物」BWV768、すべての楽想が主題から導き出される快活な前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547、そして、ヴィヴァルディのヴァ イオリン協奏曲をオルガン独奏に編曲した協奏曲 ニ短調 BWV596とハ長調 BWV594です。極めて高度な技術と表現力が要求される大曲を含む当録音ですが、 長きに渡り演奏し続けてきたこのガルニエ・オルガンで見事な演奏を披露しております。日本語解説付ブックレット。
※国内品番のみのご案内となります。


H.M.F
HMC-902202(1CD)
プロコフィエフ: ピアノ・ソナタ第2番ニ短調Op.14
ピアノ・ソナタ第6番イ長調Op.82
ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
アレクサンドル・メルニコフ(P)

録音:2014年7月8-10日、2015年8月3-5日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
ショスタコーヴィチの「24の前奏曲とフーガ」や協奏曲で神業を聴かせたメルニコフがプロコフィエフのソナタに挑戦しました。ロシア・ピアノ音楽史 上の名作だけに、メルニコフがどう解釈するのか興味が募ります。 もともとメルニコフの敬愛するリヒテルの十八番として、いくつか残る録音は今日も決定盤とされている作品ばかり。メルニコフの解釈は、リヒテルゆず りの辛口な解釈ながら、リヒテルのような骨太さよりは繊細で、プロコフィエフのうつろいやすい気分を絶妙に表現しています。まさに21世紀風プロコフィ エフ演奏と申せましょう。 プロコフィエフが通称「戦争ソナタ」(ピアノ・ソナタ第6〜第8番)を作曲したのは第2次世界大戦中の1939-44年での厳しい状況下で、主に疎 開先で書かれましたが、中央でない干渉のなさゆえか、プロコフィエフ本来の才気と天才性が輝きをみせています。プロコフィエフの作曲当時、メルニコ フの祖父母の作曲家ニコライ・チェンベルジとザーラ・レーヴィナはすぐ近くにおり、まさに誕生に立ち会っていました。そうした遺伝子上のつながりも、 演奏に思い入れを増しているように思える凄さです。 (Ki)

Nimbus Alliance
NI-6333(1CDR)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集Vol.3
ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調 D.568
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
ウラディミール・フェルツマン(P)

録音:2015年3月25日
ピアノ・ソナタ後期3部作の1つ「第19番」と初期の「第7番」の2曲を演奏。フェルツマンの独創的で深みのあるピアニズムが、優雅に奥深い世界を描く。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/DiamondSilver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Hyperion
CDA-68136(1CD)
ロストロポーヴィチ・アンコールズ
ロストロポーヴィチ:ユモレスク Op.5
プロコフィエフ:アダージョ Op.97bis(バレエ 「シンデレラ」より)
シンディング:プレスト(組曲 Op.10より/原曲:ヴァイオリンとピアノ)
ラフマニノフ:東洋風舞曲 Op.2-2
ストラヴィンスキー:パ・ド・ドゥ(ディヴェルティメントより/原曲:ヴァイオリンとピアノ、ストラヴィンスキー&ドゥシュキン編/ロストロポーヴィチ改作)
プロコフィエフ:行進曲(歌劇 「3つのオレンジへの恋」より/ロストロポーヴィチ編)
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
ドビュッシー:月の光(ベルガマスク組曲よりロストロポーヴィチ編)
スクリャービン:練習曲変ロ短調 Op.8-11(ピアティゴルスキー編)
プロコフィエフ:ワルツ − コーダ(バレエ 「シンデレラ」より/ロストロポーヴィチ編)
ストラヴィンスキー:ロシアの娘の歌(歌劇 「マヴラ」より/ディミトリ・マルケヴィチ編)
ポッパー:妖精の踊り Op.39
ドビュッシー:夜想曲とスケルツォ
ショパン:練習曲第19番嬰ハ短調 Op.25-7(グラズノフ編)
ドビュッシー:ミンストレル(前奏曲集第1巻より/ロストロポーヴィチ編)
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
ロストロポーヴィチ:モデラート(チェロ独奏)
アルバン・ゲルハルト(Vc)、
マルクス・ベッカー(P)

録音:2015年9月25日−27日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト、モンマス)
ドイツ・チェロ界の新皇帝アルバン・ゲルハルト! カザルスが愛した珠玉の小品を収録し人気を博した「カザルス・アンコールズ(CDA-67831)」に続く「アンコールズ」第2弾は、20世紀のもっとも偉大なチェリスト、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチへのオマージュ・アルバム。ロストロポーヴィチ自身の作品を最初と最後に配置し、ロストロポーヴィチによるトランスクリプション作品を含めたチェロのための珠玉の小品集。21世紀の名チェリスト、アルバン・ゲルハルトが偉大なるロストロポーヴィチへの敬意を込めて贈ります。

Etcetra
KTC-1537(1CD)
ポイント・カウンター・ポイント〜バルトーク、フルマー、バッハ:無伴奏ヴァイオリン作品集
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
デイヴィッド・フルマー:サイレンズ
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005
サラ・カプースチン(Vn)

録音:2016年春、オランダ
アメリカ、ミルウォーキー出身、ドイツのマルクノイキルヒェン国際器楽コンクールで優勝し、南米アメリカからヨーロッパ、アジア、オーストラリアで活躍するヴァイオリニスト、サラ・カプースチン。 注目のデビュー・アルバムは、大バッハとバルトーク、2つの偉大な無伴奏ヴァイオリン作品に、アメリカの若き作曲家デイヴィッド・フルマーがサラ・カプースチンのために書いた新作を収録した、無伴奏ヴァイオリンのための作品集。

Centaur
CRC-3450(4CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 BWV.846−893(全曲) ジョン・ポール(ラウテンヴェルク)

録音:2012年−2014年
バッハが好んでいたと伝わる今では珍しい鍵盤楽器「ラウテンヴェルク(Lautenwerck)」。「リュート・チェンバロ」とも呼ばれる「ラウテンヴェルク」の演奏による「平均律クラヴィーア曲集」の全曲録音という貴重かつユニークな逸品!アメリカの名工アンデン・フーベンが1998年に製作したラウテンヴェルクを奏でるジョン・ポールは、チェンバロ、クラヴィコード、そしてラウテンヴェルクのスペシャリストとして知られるイギリス出身の名手。"金属弦"に代わり張られている"ガット弦"から響くラウテンヴェルク特有の音色。一味も二味も違う「平均律クラヴィーア曲集」にご注目下さい!
Centaur
CRC-3479(1CD)
リスト:超絶技巧練習曲集 S.139(全曲) セバスティアン・ディ・ビン(P)

録音:2014年
セバスティアン・ディ・ビン(1981−)は、イタリア、ウディネ出身のピアニスト。イタリア国内のピアノ・コンクールでの多くの受賞歴を持ち、アメリカのサン・ホセ国際ピアノ・コンクールでは第1位に輝くなど、将来を期待されているイタリアの若手ピアニストの1人です。

Cybele
CYBELE-031517S
(1SACD)
バッハ:チェンバロ作品集
トッカータ ニ長調BWV912
組曲 ホ短調BWV996
前奏曲とフーガ BWV894
パルティータ第4番ニ長調BWV828
フリッツ・ジーベルト(チェンバロ:ブルクハルト・ツァンダー1999年製/17世紀中期ルュッカースのレプリカ)
フリッツ・ジーベルトは、1979年ハノーファー出身のチェンバロ奏者。ピアノ、クラリネット、トラヴェルソを地元の音楽学校で習得した後、マリーナ・ ザゴルスキ、ウルフェルト・シュミットらにオルガンを師事、1997年アウンドル国際オルガン音楽祭で優勝。その後チェンバロに興味を持ち、2000年に はベルリンで行われたドイツ連邦選抜若い音楽家のためのコンクール、チェンバロ部門で優勝を果たした実力者。ジーベルトの使っている楽器は17世紀 フランドルの代表的な製作家であったルュッカースの楽器をベースにブルクハルト・ツァンダーが製作したもの。フリッツ・ジーベルトの独特で的確な解釈 に、楽器の自然でドラマティックな響き、さらに高音質録音という魅力的なアルバムに仕上がっています。 (Ki)
Cybele
CYBELE-131302S
(2SACD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1集(BWV846-869)
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集〜小プレリュード
(BWV846a,847,851,850,855a)
トーマス・ギュンター(ピアノ:スタインウェイD)
平均律クラヴィーア曲集は、「ピアノ音楽の旧約聖書」と呼ばれるほど、ピアニストにとって大切な作品です。24の調性を網羅する全曲を通しての演奏は、 一流のピアニストにとっても、類まれな構築力と表現力が必要となります。 当ディスクで演奏するのはトーマス・ギュンター。彼はエッセン・フォルクヴァング音楽大学とベルリン芸術大学で学び、ロンドンで、アルトゥール・シュナー ベルの弟子マリア・クルシオに、ニューヨークでコンラート・ヴォルフに師事。1980年、ドイツの奨学金を得て、1981年フォルクヴァングコンクールで 優勝、1983年にベルリン音楽祭で演奏をする。翌年には、ベートーヴェンの協奏曲第5番「皇帝」をベルリン・フィルと共演し、国内外の音楽祭に出演。 1980年終わりからバッハの鍵盤楽器作品や解釈で高い評価を得ており、平均律曲集、ゴルトベルク変奏曲のコンサートを定期的に行っています。現在は エッセン・フォルクヴァング音楽大学教授として後進の指導にもあたっています。 当盤では、その確かな洞察力で熟達した技量が存分に生かされ、演奏を披露しています。 (Ki)
Cybele
CYBELE-131518S
(1SACD)
バッハ:音楽の捧げものBWV1079
イタリア協奏曲BWV971
4つのデュエットBWV802-805
フランス風序曲BWV831
トーマス・ギュンター(ピアノ:スタインウェイD)
ドイツのエッセンを拠点とするピアニスト、トーマス・ギュンターによるバッハ鍵盤作品集。フリードリヒ大王が与えたテーマをリチェルカーレ、カノンと さまざまに展開させてゆく「音楽の捧げ物」。バッハのライプチッヒ時代に書かれたヴィヴァルディなどの協奏曲様式を模倣して作られた「イタリア協奏曲」。 「ドイツ・オルガン・ミサ」として知られるクラヴィーア練習曲集第3部に含まれる「4つのデュエット」。優美でエレガントな「フランス風序曲」を収録 しています。当時のヨーロッパで流行していた様式に則った音楽を作った一方で、王から与えられたひとつの主題の即興演奏をもとに発展させたりと、様々 な形式を内包したバッハの鍵盤楽曲の魅力あふれる1枚です。 (Ki)

Fontec
FOCD-9738(2CD)
税込定価
2016年12月28日発売
藤元高輝/武満徹:ギター作品集
武満徹:ギターのための12の歌
すべては薄明のなかで
不良少年*
ヒロシマという名の少年*
ワルツ―“他人の顔”より―*
ギターのための小品
―シルヴァーノ・ブソッティの60歳の誕生日に―
森のなかで
ラスト・ワルツ
エキノクス
フォリオス
藤元高輝(G)
*こーき&ひろし(小暮浩史とのギター2重奏)
没後20年を経てもなお輝きを失わず、その作品を聴く者の心を揺さぶり続けている作曲家・武満徹(1930- 96)。武満はとりわけギターという楽器を愛し、作曲部屋のかたわらにはいつもギターがあったと言われて います。 ギタリストの枠に収まることなく、底知れぬ才能を顕わし始めた藤元高輝。あまりにも巨大な足跡を残した先 人への敬意を込め、その作品を奏でます。 武満のソロギター作品全曲と、盟友の名手・小暮浩史との2重奏を収録。藤元自身の編曲による「ワルツ」 の二重奏ヴァージョンも必聴です。
■藤元高輝(ギター)
1992年東京都北区生まれ。3歳より父からギターを習い、7歳より村治昇氏に師事。11歳より新井伴典氏に師 事、同時に国内外のギタリストのマスタークラスを多数受講。2004年第35回クラシカルギターコンクール1位 (11歳で最年少優勝)、第29回学生ギターコンクールGLC賞、名古屋ギターコンクール第1位。2005年モ イスィコス国際ギターコンクール3位(首席)、2006年日本ギターコンクールオヌール部門ソロの部第1位読売 賞。2008年ヴァイカースハイム国際ギターフェスティバル(ドイツ)コンクール部門第1位、第26回スペイ ンギター音楽コンクール第1位。2009年ハインスベルグ国際ギターコンクール(ドイツ)第2位、コブレンツ 国際ギターコンクール(ドイツ)第3位。2010年アジア国際ギターフェスティバル(タイ)コンクール部門第1 位、2011年東京国際ギターコンクール第1位。2012年には小暮浩史とのデュオ「こーき&ひろし」として日 本ギター重奏コンクール優勝。 東京音楽大学付属高等学校、東京音楽大学にて荘村清志、江間常夫の各氏に師事。作曲を塩崎美幸、植田彰、伊左 治直の各氏に師事。指揮を本多優之氏に師事。2015年10月よりケルン音楽大学にてゲルハルト・ライヒェンバ ッハ氏に師事。 2007年フォンテックよりCD「バルトーク/ルーマニア民族舞曲」を発表。2008年ドイツ3都市(ボン、ケル ン、デュッセルドルフ)にてソロコンサートを行う。2014年作曲家今村俊博とのパフォーマンスデュオ「s.b.r.」 結成。

BNL
BNL-112983(1CD)
バッハ:クラヴィーアのための作品集(オルガンによる演奏)
幻想曲イ短調.BWV922
2つの主題による幻想曲ト短調.BWV917
トッカータ.ニ短調.BWV913
幻想曲ハ短調.BWV919
幻想曲とフーガ.イ短調.BWV904
トッカータ.ト長調.BWV916
ロンドによる幻想曲ハ短調.BWV918
トッカータ.ト短調.BWV915
幻想曲とフーガ.ハ短調.BWV906
ジャン=セバスティアン・バルドン(Org)

録音:時期未詳、サン=マクシマン王立修道院教会、サン=マクシマン=ラ=サント=ボーム、フランス
使用楽器:1772-1775年、ジャン=エスプリ・イスナール製
現代ではチェンバロやピアノで演奏されることが多い作品を教会オルガンで演 奏。ジャン=セバスティアン・バルドン(1972年生まれ)はエクサンプロヴァ ンス音楽院、ブローニュ=ビヤンクール地方音楽院で学んだフランスのピアニ スト・オルガニスト。2015年現在ギャップ国立音楽学校教授およびオーバー ニュ市立音楽院教員。

CAvi
4260085-533695(1CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
ソナタ第33番ハ短調Hob.XVI:20
ソナタ第34番ホ短調Hob.XVI:34
ソナタ第43番変ホ長調Hob.XVI:28
ソナタ第31番変イ長調Hob.XVI:46
ソナタ第23番ヘ長調Hob.XVI:23
マルクス・ベッカー(P)
マルクス・ベッカーによるハイドンのピアノ・ソナタ集。爽快なテンポと粒が揃った美しい旋律、磨き抜かれた音色で奏でられます。心地よく速いパッセー ジを弾き、高音部と低音部の陰影を付けた推進力のある演奏。特に名曲ソナタ第34番では、右手と左手の対比が見事で、馴染みの旋律を新鮮に刻んで いきます。ハイドンの真髄に迫るアプローチはハイドンの高い品格が感じられます。 マルクス・ベッカーは1963年生まれ。名教師カール=ハインツ・ケマーリング、およびアルフレッド・ブレンデルに師事。1987年、ブラームス国際コンクー ル(ハンブルク)で第1位を獲得。世界各地の音楽祭に招待される。1993年、ハノーファー音楽大学の教授に就任。CDはハイペリオン、CPOなどか ら数十枚リリースしている。 (Ki)

ANALEKTA
AN-29968(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲(ヴィオラ版/サイモン・ローランド=ジョーンズ編曲)
組曲第1番ト長調 BWV.1007/組曲第2番ニ短調 BWV.1008/組曲第3番ハ長調 BWV.1009/組曲第4番変ホ長調 BWV.1010/組曲第5番ハ短調 BWV.1011/組曲第6番ニ長調 BWV.1012
ヘレン・カルス(Va)

録音:2010年9月
初紹介旧譜
「世界最高のヴィオラ奏者の1人」(アメリカン・レコード・ガイド誌)と称されるイギリス出身の女流奏者、ヘレン・カルスの代表作であるバッハの"ヴィオラ版"「無伴奏チェロ組曲集」。サイモン・ローランド=ジョーンズ編曲の楽譜(ペータース版)に、原曲をベースとしたアーティキュレーションやダイナミクス、装飾を融合させたまさに"ヘレン・カルス版"による全曲録音です。
ANALEKTA
AN-29973(1CD)
コルンゴルト:ピアノ・ソナタ第2番ホ長調 Op.2
ロータ:15の前奏曲
コリリアーノ:エチュード・ファンタジー
ジミー・ブリエール(P)

録音:2010年6月
初紹介旧譜
1997年の香港国際ピアノ・コンクール第1位、1996年のポルト国際コンクール優勝などの実績を持つカナダのピアニスト、ジミー・ブリエールのデビュー・アルバムとなった、グラミー賞受賞作曲家のピアノ作品集。チャレンジ精神にあふれるプログラミングは、ピアノ・ファン要注目。

MSR
MS-1619(1CD)
クラヴィーア・アーベント
ハイドン:ピアノ・ソナタ 変ホ長調Hob.XVI:52
シューマン:幻想曲Op.17
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3 番Op.23
ジャスミン・アラカワ(P)
アメリカを中心に、世界各地で演奏活動を行っているジャスミン・アラカワ。東京芸術大学を卒業し、インディアナ大学ジェイコブズ音楽院で、ナディア・ブーランジェの弟子だったエミール・ナウモフに師事。現在サウス・アラバマ大学の准教授を務めています。シューマンの傑作のひとつ「幻想曲」では、作品を見つめる慈愛のまなざしと豊かな情感が柔らかなタッチからあふれ出す。スクリャービンの「ピアノ・ソナタ第 3 番」は劇的でロマンティックなメロディを芯のある音色で情熱的に奏でています。

PREISER
PRCD-91312(1CD)
ティモシー・ホーダー:トリプティク
アーバン組曲/7つのリフレクション
二相の対位法 第3番/2つのロマンス
熱情ソナタ 第4番/エピローグ
フレデリック・ブルーム(P)

録音:2016年2月24・25日
ともにアメリカで生まれ、ウィーンで出会った作曲家とピアニストによるアルバム。ニューエイジ風の楽曲。 (Ki)

BIS
BIS-2205(1CD)
C.P.E.バッハ:鍵盤独奏曲全集 Vol.32
ソナタ第1番 ハ長調 Wq55/1(H 244)
ロンド第1番 ハ長調 Wq.56/1(H 260)
ソナタ第4番 イ長調 Wq55/4(H 186)
ロンド第2番 ニ長調 Wq56/3(H 261)
ソナタ第6番 ト長調 Wq55/6(H 187)
ロンド第3番 イ短調 Wq56/5(H 262)
ミクローシュ・シュパーニ(クラヴィコード)

録音:2015年7月/キーゼル・ホール(シント・トロイデン、ベルギー)
C.P.E.バッハの鍵盤独奏曲全集第32弾は、第31弾(BIS 2131)に続き「専門家と愛好者のための6つのクラヴィア・ソナタ第1集」、「専門家と 愛好者のためのロンド付きクラヴィア・ソナタ第2集」から収録されました。演奏はシリーズ当初から担当しているミクローシュ・シュパーニです。録音を 開始した際、シュパーニは「全集を実現することは決して単純な課題ではなく、ことにそれが初期の作曲家の作品を含めばなおさらである。このシリーズ で私たちは、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの、鍵盤楽器独奏と伴奏アンサンブルのための、疑いない正統な作品のすべてをご紹介する。私た ちの目標は、これらの作品演奏の可能性への全般の見通しを与えることなので、この録音は作品の現存する資料と正統的な演奏習慣の徹底した研究に基 づいている。私たちはオリジナルの資料をもとに"正統性"である楽器を選択して演奏している。」と語っており、まさに正真正銘、本物の解釈のもと演奏 されました。これら膨大な作品に対して時間をかけ、着実に録音活動をしてきたシュパーニにでしか表現することのできない解釈で演奏されております。 (Ki)

ALTO
ALC-1326(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
第12番変イ長調「葬送」Op.26
第17番ニ短調「テンペスト」Op.31-2*
第22番ヘ長調 Op.54
第23番ヘ短調「熱情」Op.57
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1960年11月29-30日、ニューヨーク・シティ、アメリカ合衆国(*以外)
1961年8月1-5日、ロンドン、イギリス*
原盤:RCA(*以外)/EMI*
ALTO
ALC-1330(1CD)
グリーグ:抒情小曲集 から
鐘の音 Op.54-6/子守歌 Op.38-1/蝶々 Op.43-1/悲歌 Op.47-7
メロディ Op.47-3/秘密 Op.57-4/祖国の歌 Op.12-8/郷愁 Op.57-6
小川 Op.62-4/即興ワルツ Op.47-1/おばあさんのメヌエット Op.68-2
過ぎ去りし日々 Op.57-1/ドワーフの行進 Op.54-3/夏の夕べ Op.71-2
悲歌 Op.38-6/スケルツォ Op.54-5/孤独なさすらい人 Op.43-2
パック(小妖精)Op.71-3/夜想曲 Op.54-4
ミハイル・プレトニョフ(P)

録音:1986、1988年
原盤:Melodiya
前出:Regis, RRC 1350
(C)1990, Gramzapis / 2002, CDK Music

Challenge Classics
CC-72731
(1SACD+DVD)
フォーレ:ピアノ作品集
夜想曲第1番 変ホ短調 Op.33-1
舟歌第3番 変ト長調 Op.42
主題と変奏 嬰ハ短調 Op.73
夜想曲第7番 嬰ハ短調 Op.74
即興曲第5番 嬰へ短調 Op.102
9つの前奏曲 Op.103
舟歌第12番 変ホ長調 Op.106bis
夜想曲第13番 Op.119
3つのロマンス より第3番 Op.17-3
ハンネス・ミンナール(P)

録音:2016年1月26-28日(CD)、DVD収録:2016年1月29日
リージョン:All
CD:76’30’’
DVD:74’57’’
瑞々しい夜想曲や舟歌、多様な書法が駆使された「9つの前奏曲」、傑作の誉れ高い「主題と変奏」などを収録。1984年オランダ生まれの俊英ピアニスト、 ハンネス・ミンナールが奏でるフォーレ作品集です。繊細で流れるような和声進行が特徴的なフォーレの音楽の魅力を余すことなく伝えてくれます。CDと 同内容の楽曲を収めたボーナスDVD付。ハンネス・ミンナールは同じCHALLENGE CLASSICSレーベルより、ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド指揮、ネザーランド交響楽団とのベートーヴェン: ピアノ協奏曲全曲(分売。CC-72672, CC-72712)も発売しております。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00614(1CD)
税込定価
2016年11月18日発売
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 Sz.76*
郷古廉(Vn)

録音:2015年10月25-27日 プラハ、ストジェシュヴィッカー・エヴァンゲル教会、2014年12月28日 東京・稲城iプラザ*
今世界から注目を浴びるヴァイオリニストのひとり、郷古廉の前作に続くバッハとバルトークです。バッハは比類なき技巧にますます磨きがかかり、驚くべき高みに達しています。 名品パルティ―タ第2番はその証明で、この一音一音は聴き手を引きこまずにはおきません。またバルトークでは、ピアニスト加藤洋之の見事なサポートを得て、音楽は自在に飛翔し光輝を放っています。 このアルバムは、郷古廉がすでに若くして巨匠であることの実証です。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCT-00124(1CD)
税込定価
2016年11月18日発売
音楽の玉手箱Vol.1〜カンタービレ
リャードフ:音楽の玉手箱
ベートーヴェン:エリーゼのために
ブルグミュラー:アラベスク
ドビュッシー:アラベスク第1番
ブルグミュラー:せきれい
チャイコフスキー:ひばりの歌
バラキレフ:ひばり
カリンニコフ:悲しい歌
リスト:愛の夢第3番、ラ・カンパネラ
ブルグミュラー:バラード
ショパン:バラード第1番、
 前奏曲第15番「雨だれ」
ブルグミュラー:やさしい花
ラフマニノフ:ひなぎく
マクダウェル:のばらに寄す
宮谷理香(P)

録音:2016年9月1-2日埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)
1995年ショパン・コンクール入賞後、ソリストとしてまた、同コンクール入賞暦をもつ高橋多佳子とのユニット“デュオ・グレイス”のメンバーとして、多岐にわたる活躍をする宮谷理香によるトリトン・レーベルでの初のソロ・アルバムが登場です。 宮谷の想いが隅々まで詰まった、大人から子供まで楽しめる珠玉のピアノ名曲集となりました。 ブルグミュラーの小品がプログラムの歩みを導く「案内板」となり、その先に広がる美しい音楽の世界へと導きます。歩みを進めると、音楽のパレットが次々と広がります。まさに、ピアノ・ファンタジー! 宮谷が奏でる情感豊かな演奏によって、珠玉の名曲達はより輝いていきます。 宮谷の代名詞とも言えるショパンのバラードをはじめ、リストの名曲、あまり知られていないカリンニコフ、バラキレフの小品など選曲もセンスが光ります。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCT-00125(1SACD)
税込定価
2016年11月18日発売
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第11番イ長調 K.331
ピアノ協奏曲 第23番イ長調 K.488*
田部京子(P)
小林研一郎(指)日本PO

2015年6月28日 東京・サントリーホール(ライヴ)*、2016年9月19-20日 埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)(セッション)
田部京子の美しい音色は大きな魅力で、中でもモーツァルトではとりわけ一つ一つの音が繊細に響き、そしてソナタ11番の明るい音楽は、他の楽曲では聴くことのできない魅力を新たに発見できるに違いありません。その華やかでスケールの大きく情感溢れる演奏は、多くのファンの心を掴むことでしょう。 また、これまでも田部は様々な指揮者、オーケストラと共演を重ねてきましたが、このたびCDに収録したのは2015年6月の小林研一郎の指揮による日本フィルとの演奏です。会場全体が軽やかで暖かい、モーツァルトの優美な世界に引き込まれた、その空気をそのままにCDでお楽しみいただけます。(オクタヴィア)

カメラータCMCD-28341(1CD)
2016年11月25日発売
オーボエ・ソロ作品集/インデアミューレ
シルヴェストリーニ:ホラエ・ヴォルビレス
D.P.ヘフティ:ロタツィオーネン〜無伴奏オーボエのためのモザイク
U.レーマン:管楽器のためのモノディ
インデアミューレ:メランコリックな組曲
〜エレクトロアコースティック・オーボエのための(雨/炎/遊戯/フィナーレ)
トーマス・インデアミューレ(Ob)

録音:2015年8月/群馬 ほか
 バロック周辺の作品によるアルバム・リリースが続いたインデア ミューレが、久々に放つ、現代オーボエ・ソロ作品集。  シルヴェストリーニが彼のために書き上げた表題作、ヘフティが彼 の要請により協奏曲を改作した壮大な作品から、電子オーボエのため の自作曲まで、独奏曲であることを忘れ去るほどの色彩豊かな作品が 収録されています。  稀代の名手が本領を発揮、オーボエの可能性を極限まで引き出した、 鮮烈なアルバムの登場です。(カメラータ)

CLAVES
50-1615(1CD)
メンデルスゾーン:6つのオルガン・ソナタ Op.65
第1番 ヘ短調/第2番 ハ短調/第3番 イ長調/第4番 変ロ長調/第5番 ホ長調/ニ短調
ベンジャミン・リゲッティ(Org;アロイ・モーゼル1834年制作)

録音:2015年10月/聖ニコラ大聖堂(フリブール、スイス)
1982 年スイス生まれの俊英オルガニスト、ベンジャミン・リゲッティがメンデルスゾーンのオルガン・ソナタに挑戦しました。6つのオルガン・ソナタ Op.65はあの有名なヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64と同時期に作曲された作品。大バッハの6つのソナタの存在を感じさせる技巧的な作品で、傑作 を次々と生み出したメンデルスゾーンの充実期のオルガン・ソナタ集です。当録音では、聖ニコラ大聖堂に据え付けられたオルガン・ビルダー、アロイ・モー ゼルが1834年に制作した歴史的オルガンを使用しております。 (Ki)

NORTHERN FLOWERS
NF/PM-A99113(2CD)
リャードフ:ピアノ作品全集 Vol. 3 & 4
[CD 1: Vol. 3]
グリンカの主題による変奏曲 Op.35
3つの前奏曲 Op.36
練習曲ヘ長調 Op.37/マズルカ ヘ長調 Op.38
4つの前奏曲 Op.39
練習曲と3つの前奏曲 Op.40
2つのフーガ Op.41/2つの前奏曲とマズルカ Op.42
舟歌 嬰ヘ長調 Op.44/4つの前奏曲 Op.46
練習曲とカンツォネッタ Op.48
「CD 2: Vol. 4]
ポーランド民謡の主題による変奏曲変イ長調 Op.51
3つのバレエ用小品 Op.52
3つのバガテル Op.53/3つの小品 Op.57
4つの小品 Op.64
A・K・リャードフによるカノン
ロシア民謡の主題による変奏曲
ヤリーロの日
ムソルグスキー的・ダルゴムイシスキー的・キュイ的音階
By Lord Boredomston/牧夫
炎の詩人ヴラディーミル・ベルスキーに
B-la-f の主題によるフゲッタ
ヴラディーミル・スターソフに
カントゥス・フィルムス(定旋律)による12のカノン
La-Do-Fa の主題によるフゲッタ
サラバンド/コーラスまたはスケルツォ
行列/前奏曲−牧歌/蚊の踊り(ロシアの歌)
前奏曲ヘ長調
リストのオラトリオへの序奏
オリガ・ソロヴィヨーヴァ[オルガ・ソロヴィエヴァ](P)

録音:2012-2015年
ロシア五人組の強い影響を受け、プロコフィエフ、ミャスコフスキーらを輩出した作曲家リャードフはたいへん優れたピアニストでもあり、ピアノ曲は彼の主要な作曲分野のひとつでした。オリガ・ソロヴィヨーヴァはモスクワに生まれグネーシン音楽アカデミーで学んだロシアのピアニスト。
NORTHERN FLOWERS
NF/PM-A99115
ボリス・ティシチェンコ(1939-2010):ピアノ作品全集 Vol.3
ピアノ・ソナタ第6番 Op.64
ピアノ・ソナタ第7番(ピアノと鐘の為の)Op.85*
ボリス・ティシチェンコ(P)
アレクサンドル・ミハイロフ(鐘*)
没後に人気が急上昇し、特にピアノ作品に注目が集まっているティシチェンコ(チーシチェンコ)。当盤では2曲とも彼自身の演奏であるところがポイントです。

BONGIOVANNI
GB-5191(1CD)
ブゾーニ:オルガン作品集
前奏曲とフーガ Op.5
24の前奏曲 Op.37より 第1〜9,15,20,21番
中世の道化役者 Op.33より 第1〜3番
古い舞曲 Op.11
ファンタスティックな物語 Op.12より 第1・2番
小前奏曲とフゲッタ
2つの舞曲 Op.30aより 第1番
パオロ・ボッティーニ(Org)
ブゾーニと言えばバッハのオルガン作品の技巧的なピアノ編曲で有名ですが、これは逆にブゾーニのオリジナル・ピアノ曲をオルガンで弾くという興味深 いアルバムです。バッハの形式を思わせながらも複雑なロマン派の和声が使われた、ネオ・バロック風の独特な味わい。クレモナ出身のイタリアのオルガ ニスト、ボッティーニ自らの編曲です。キ (Ki)

PRAGA
PRDDSD-350076
(1SACD)
リヒテル、ロシア音楽を弾く
ムソルグスキー:展覧会の絵
チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ ト長調Op.37a*
 四季Op.37b#〜白夜/舟歌/トロイカ/炉端にて
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音:1956年11月14日プラハ(ライヴ)、1954年12月6日モスクワ*、1960年10月25日ニューヨーク#
※Bi-channel Stereo
ムソルグスキーの「展覧会の絵」は、1956年11月14日プラハでのライヴ。有名なソフィア・リサイタルより少し 前のものですが、丁寧かつ精神的な深みを感じさせる演奏で、リヒテルの凄さを改めて実感できます。SACD化したことで、リヒテルの柔らかいタッチの 美しさが際立ちます。 チャイコフスキーのピアノ・ソナタは演奏時間30分、至難な技巧を要求する大作ですが、あまり人気がありません。しかしリヒテルの強靭な技巧と語 り口の巧さで、いつの間にか引き込まれてしまいます。この作品の印象を変える演奏と申せましょう。ソナタと同じ作品番号を持つ組曲「四季」をリヒテ ルが弾いているのも嬉しい限り。彼のディスコグラフィにないニューヨークの録音で、全曲ではなく4篇のみですが人気の「舟歌」や「トロイカ」をリヒ テルで聴くことが出来るのは超貴重。これが誰にも真似のできない巨匠芸で、あまりの素晴らしさに唸らされます。 (Ki)

Signum Classics
SIGCD-476(2CD)
レーガー:オルガン作品集
幻想曲とフーガ ハ短調 Op.29
バッハの名による幻想曲とフーガ Op.46
交響的幻想曲とフーガ Op.57
幻想曲とフーガ Op.135b
デイヴィッド・グード(Org)

録音:2003年7月
デイヴィッド・グードは、オックスフォード・クライスト・チャーチの副オルガニスト、イートン・カレッジのオルガニストを歴任する英国のコンポーザー=オルガニスト。レーガーのオルガン作品集第2巻は、バース寺院のクライス・オルガンでの演奏。

Mats Bergstrom Musik
MBCDBD-02
(1CD+Bluray)
Dadodado〜ギター作品集
ビョーン・ハルマン、アンデシュ・ヒルボリ、アンデシュ・ニルソン、ユーハン・ベルケ、ウッレ・オドルフソン、アナ・エリクソン、他の作品
マッツ・ベリストレム(G)、
ビョーン・ハルマン・ストリング・アンサンブル

録音:2011年−2013年
ライヒのエレクトリック・カウンターポイント(MBCDBD 01)が好評を博したスウェーデンの名ギタリスト、マッツ・ベリストレムの自主レーベル第2弾。Blu-ray Discでは各作曲家のポートレイトを背景に演奏を聴くことができます。

Centaur
CRC-3473(1CD)
シューベルト:6つの楽興の時 D.780,Op.94
ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲イ短調 D.576
3つの小品 D.946
ピーター・カイロフ(P)

録音:2015年1月3日
南カルフォルニア大学で修士・博士号を取得したアメリカのピアニスト、ピーター・カイロフ。前作のバッハ:ピアノ作品集(CRC-3189)から4年ぶりとなるCentaurからのリリースはシューベルトのピアノ作品集。卓越した技術と深い表現力でシューベルトの世界観を演奏する。

CAM JAZZ
CAMJ-7907(1CD)
アメリカス
グアスタビーノ:「3つのアルゼンチンのロマンス」〜フヘーニの子供たち
コープランド:キューバ舞曲
ピアソラ:「ブエノスアイレスのマリア」〜フーガと神秘
ウィリアム・ボルコム:「エデンの園」〜昔のアダム
グアスタビーノ:「3つのアルゼンチンのロマンス」〜サンタフェの娘たち
ピアソラ:天使のミロンガ
ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム変奏曲
ピアソラ:天使の死
エンリコ・ピエラヌンツィ、ブルーノ・カニーノ(2台ピアノ)

録音:2015年12月8-10日 バウアー・スタジオ(ドイツ)
現代イタリアにおいて最高のリスペクトを受けるジャズピアノの巨匠エンリコ・ピエラヌンツィ(1949-)が、同郷のクラシックの奇才ブルーノ・カニーノ (1935-)とクラシックの2台ピアノに挑戦しました。 繊細なタッチ、叙情性豊かな歌い回しと美しいタッチで世界のジャズ・ファンを魅了するピエラヌンツィ。彼は、かつてスカルラッティのソナタ・アルバ ムをリリースしましたが、ジャズならではのインプロヴィゼーションに満ちた素晴らしいものでした。今回は2台ピアノということもあり、楽譜に忠実な演 奏を披露。これも神業を聴かせてくれます。
共演のブルーノ・カニーノは日本でもおなじみのピアニストで、古典から現代まで明快かつ個性的な演奏を聴かせ、根強いファンを持っています。 アルバム・テーマは複数形の「アメリカ」。ピエラヌンツィが子供の頃、「アメリカ」と口にすると父から「それはアメリカ合衆国だ。アメリカといっても 南北ふたつあるのだよ」と教えられ、ジャズからタンゴまですべて「アメリカなのだ」と意識するようになったといいます。ここにはピエラヌンツィの「アメ リカ」観が詰まっています。 アルゼンチンの作曲家グアスタビーノ:「3つのアルゼンチンのロマンス」はアルゲリッチも録音している魅力作ですが、ピエラヌンツィのジャズ的なタッ チも新鮮。ピアソラ作品ともにラテンの香りが心地よく響きます。 コープランドの「キューバ舞曲」は作曲者とバーンスタインが初演し、作曲者とポール・ジェイコブスが録音している作品。2台ピアノの効果を存分に 発揮する技巧的作品となっています。一番の興味はやはりガーシュウィンの「アイ・ガット・リズム変奏曲」。この語りの巧さはクラシック専門のピアニス トには出来ないもので、興奮のひとときを味わえます。 (※エンリコ・ピエラヌンツィは映画『ニューシネマ・パラダイス』のピアノも演奏したアーティストでイタリアにとって国民的アーティストでもあります) (Ki)

Nilento
NILCD-154(1CD)
クリスティーナ・スヴァンベリ・プレイズ・ブラームス、ショパン、ラフマニノフ
ブラームス:シューマンの主題による変奏曲 Op.9
ラフマニノフ:前奏曲ロ短調 Op.32-10、
 前奏曲ト長調 Op.32-5、
 前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2、
 前奏曲変ト長調 Op.23-10
ブラームス:間奏曲イ長調 Op.118-2
ショパン:幻想曲 Op.49
クリスティーナ・スヴァンベリ(P)

録音:2015年6月、ニレント・スタジオ(スウェーデン)
スウェーデンのピアニスト、音楽教師として活躍するクリスティーナ・スヴァンベリ。スウェーデン放送においても多くのコンサートをこなしてきたベテラン女流ピアニストが弾く、ブラームス、ラフマニノフ、ショパンの幻想的な作品集。

Ligia Digital
LIDI-0103311(1CD)
シューベルト〜闇と光
シューベルト:即興曲変ト長調 D.899 (Op.90)-3
即興曲変ホ長調 D.899 (Op.90)-2
楽興の時()第6番変イ長調 D.780-6
スケルツォ変ロ長調 D.593-1
スケルツォ変ニ長調 D.593-2
メヌエット ニ長調 D.41-12
ウィーン風ドイツ舞曲第6番 D.128-6
ワルツ D.145 (Op.18)-6
メヌエット イ長調 D.334
メヌエット ホ長調 D.335
ワルツ変イ長調 D.365 (Op.9)-1
悲しみのワルツ変イ長調 D.365 (Op.9)-2
ワルツ変イ長調 D.365 (Op.9)-3
ワルツ変イ長調 D.365 (Op.9)-6
高雅なワルツ ヘ長調 D.969 (Op.77)-10
レントラー イ短調 D.366-3
感傷的なワルツ イ長調 D.779-13
レントラー ニ長調 D.783 (Op.33)-2
レントラー イ短調 D.783 (Op.33)-10
レントラー ニ長調 D.790 (Op.171)-3
高雅なワルツ イ短調 D.969 (Op.77)-9
ローラン・マルタン(P)
ローラン・マルタンは1945年フランスのリヨンに生まれたピアニスト。当レーベルへの録音の数々はいずれも高く評価されています。

PASSAVANT MUSIC
PAS-116190(1CD)
ヒンデミット:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ Op.17/小さなピアノ音楽
ピアノの為の組曲 Op.26
われらは都市を造る
ピアノの為の舞曲集 Op.19
ポール・モンターグ(P)
ポール・モンターグはフランスのヌイイ=シュル=セーヌに生まれ、ブローニュ=ビヤンクール国立地方音楽院で学んだ後、音楽院でジャン=フランソワ・エッセールとマリエ・ジョゼフ・ジュードに、エコール・ノルマル音楽院でクリスティアン・イヴァルディとシャンタル・ドビュシーに師事したピアニスト。妻であるピアニスト伊藤美織と共に度々来日しコンサートやスタークラスを開いています。
PASSAVANT MUSIC
PAS-116238(1CD)
デュティユー:ピアノ・ソナタ
 3つの前奏曲
シマノフスキ:仮面劇 Op.34
マルシア・ジェンテ(P)
マルシア・ジェンテ(1992年生まれ)はリヨン音楽院で学んだ後、パリ音楽院でクレール・デゼールに、エコール・ノルマル音楽院でレーナ・シェレシェフスカヤに師事したフランスのピアニスト。2016年1月にフランス国立放送POが主催したデュティーユ生誕100年記念誕生日演奏会に招かれ「3つの前奏曲」を弾きました。

1001 Notes
1001NOTES-09(1CD)
ピアノの為の幻想曲集
バッハ:半音階的幻想曲とフーガBWV903
モーツァルト:幻想曲ニ短調 K.397
シューマン:幻想曲 Op.17
ハイドン:幻想曲ハ長調 Hob.XVII:4
ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
スクリャービン:幻想曲ロ短調 Op.28
ガスパール・ドゥアンヌ(P)
フランスのピアニスト、ガスパール・ドゥアンヌ(1987年生まれ)は5歳の時に名ピアニストである祖母カトリーヌ・コラール(1947-1993)の教えを受け、パリ音楽院でブルーノ・リグットとドニ・パスカルに、ザルツブルクのモーツァルテウムでジャック・ルヴィエに師事。2015年に Oehms Classics からシューマンの作品集をリリースしています。

ELOQUENTIA
EL-1652(1CD)
ウィーン・ラプソディ
ブラームス:ハンガリー舞曲集第2, 4, 8, 11番
シューベルト:ハンガリー風ディヴェルティメント Op.54 D.818
ブラームス:16のワルツ Op.39
エルヴェ・ビヨー、
ギヨーム・コッポラ(P)
エルヴェ・ビヨーは1964年フランスのヴィルフランシュ=シュル=ソーヌに生まれ、リヨン国立地方音楽院に10歳で入学、パリ音楽院でジェルメーヌ・ムニエ、ジャン・ユボー他に師事。1983年ロン=ティボー国際コンクール第3位。2016年現在リヨン国立地方音楽院およびパリ音楽院教授。ギヨーム・コッポラはフランスのブザンソンに生まれ、パリ音楽院でブルーノ・リグットに師事。2009年CDデビュー。

ONDINE
ODE-1298(2CD)
NX-B04
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集第5集
〈CD1〉
1-4.ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調Op.7
5-7.ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」Op.13
〈CD2〉
1-3.ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
4-6. ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
7-8.ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
パーヴァリ・ユンパネン(P)

録音:2010年9月…CD1:5-7
2011年6月…CD2
2012年6月…CD1:1-4フィンランドクフモ・アーツ・ハウスレントゥア・ホール
フィンランドのピアニスト、パーヴァリ・ユンパネンが演奏するベートーヴェン・ツィクルスの最後を飾る第5集は、最後 の3つのソナタと「悲愴ソナタ」、初期の第4番という組み合わせ。「悲愴ソナタ」から「第30番」は、作曲年代におよそ 20年の開きがあり、その間にベートーヴェンの音楽語法がどのように変化し、独自の路線を開拓したのかが理解できる選曲 にユンパネンのセンスが反映されています。 ユンパネンはもともと「20世紀の作品」の良き解釈者として知られ、ピエール・ブーレーズ、アンリ・デュティユーはもと よりフィンランドの作曲家、他多くの現代作曲家たちの作品を初演し、普及に努めて来ました。それだけでなく、このベート ーヴェンやモーツァルトと言った古典派の作品でも目覚しい演奏を行い、ボストンで開催された「ベートーヴェン・リサイタ ル」では地元の新聞紙上でも「彼の絶対的な音楽的才能、溢れるエネルギーは、印象的なパフォーマンスを通じて人々の注意 を喚起し、ベートーヴェンの音楽がどれほどの道を切り開いたのかを思い起こさせるものでした」と絶賛されています。

OEHMS
OC-1861(1CD)
NX-B03
ポーランドとドイツ:オルガンのためのクリスマス音楽集
フェリクス・ラスコフスキ(1906-1989):組曲「クリスマスの歌」
バッハ :コラール前奏曲「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」
ピオトル・ ドルシンスキ(1550頃-1611):シトー会修道院のタブラチュア譜から「シダニスクの オリヴァ」
バッハ:パストラーレヘ長調BWV590
ヤン・ヤンカ (1933-):メディテーション「マリアは茨の森を通って」
バッハ:オルガ ン小曲集より〈いざ来たれ、異教徒の救い主よBWV599/甘き喜びのうちに BWV608/大天使の群れ、天より来たれりBWV607〉
ミエチスワフ・ズルティ ンスキ(1866-1924):オルガンのための前奏曲集Op.36-クリスマス・キャロル「キリ ストが生まれた」
レーガー:クリスマスOp.145-3
ズルティ ンスキ:ポーランドのクリスマスの歌からのコラール前奏曲「神は生まれ、その力に恐 れおののく」
カルク=エーレルト(1877-1933):大聖堂の窓Op.106から「神の み子は今宵しも」
フェリクス・ノヴォヴィエジスキ(1877-1946):古いクラクフ のマリエン教会のクリスマスの歌よりOp.31-3
ヨーゼフ・シュティル(Org…アイフェル、マンダーシャイトレーベンバウム教会,ベッケラート‐マイヤ‐オルガン)

録音:2016年7月5-7日マンダーシャイトレーベンバウム教会
1959年、デッゲンドルフで生まれ、1994年からトリーア教会大聖堂のオルガニストを務めるヨーゼフ・シュティルが、 OHEMSの最高責任者ディーター・エームス氏の75歳の誕生日を記念し、彼自身が選曲して演奏したクリスマス音楽集。バ ッハやレーガー、カルク=エーレルトなどのドイツの伝統を汲む作品と、ほとんど耳にすることのないポーランドのロマン派、 現代の作品を絶妙に配置、じっくり聴かせる1枚に仕上げています。ベッケラート・オルガンはもともとシュパイアーの司 教区に据えられていましたが、2015年に解体、マンダーシャイトの由緒正しいレーベンバウム教会に移設され、オルガン製 作者のH.マイヤーによって再構築、新しい響きを獲得した楽器です。教会一杯に響き渡る壮麗な音色が存分に捉えられてい ます。

fra bernardo
FB-1611911(1CD)
バッハ・ミラード〜パラレル・プレリュード、ファンタジア&フーガ
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV.532
前奏曲 ハ長調 BWV.545a
前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543
幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903
幻想曲とフーガ イ短調 BWV.944
前奏曲 ハ長調 BWV.870a
トッカータ ニ長調 BWV.912
マウリツィオ・クローチ(Cemb、Org)

録音:2016年4月23日−25日、スイス
イタリアの名鍵盤楽器奏者、マウリツィオ・クローチが弾くバッハ・アルバムは、作曲家自身によっても様々な楽器に転用されてきたバッハの作品をオルガンとチェンバロの弾き分けによって表現。

Tactus
TC-930001(1CD)
シェルシ、プティニャーノ&アンツァーギ:ピアノ作品集
シェルシ:組曲第9番
プティニャーノ:テッラクロミー
アンツァーギ:間奏曲、間奏曲、ソンオラ
ジュージ・カルーソー(P/ベヒシュタイン)

録音:2014年
20〜21世紀イタリア、ジャチント・シェルシ(1905−1988)、ビアージョ・プティニャーノ(1960−)、ダヴィデ・アンツァーギ(1936−)のピアノ作品集。近現代イタリアにおけるピアノ音楽の特徴はもちろんのこと、イタリアの女流ピニアスト、ジュージ・カルーソが弾く、シェルシが所有していたベヒシュタインの音色も楽しみ。

Delphian
DCD-34173(1CD)
歌と子守歌〜無伴奏チェロのための新作集
マクガイア:悲劇的な子守歌
ロバーツ:戦時の子供のための哀歌
ビーミッシュ:ミランダの夢
ストラカン:サラバンダ
スタンリー:冬の歌
スウィーニー:カオラス
ワイルド:祈りとワルツ
アーヴァイン:セーフティ
デ・シモーネ:ミスレメンブランス
ターネジ:アメリーのタンゴ
アルベルガ:ライド・スルー
ジャクソン:アンタイトルド(ロバート・アーヴァインのために)
シェーヴ:ティリ・ティリ・ボム
ボイル:バロウ
マクミラン:ノック・ノック
アーヴァイン:想像とおりの子供
ヘラウェル:フリーズとリタニー
バトラー:ラメント
ブライアン・アーヴァイン:哀歌
ロバート・アーヴァイン(Vc)

録音:2015年12月
在のイギリスを代表する作曲家であるターネジ、ジャクソン、マクミランや、マンチェスターのコンポーザー=ピアニスト、デイヴィッド・ワイルドが作曲した"無伴奏チェロ"のための委嘱新作集。 グラスゴー出身のロバート・アーヴァインは、ウィリアム・プリース、ピエール・フルニエに師事し、フィルハーモニア管、ASMF、スコティッシュ・オペラの首席奏者を歴任した実力派。
Delphian
DCD-34040(1CD)
ワイルド・プレイズ・ブラームス
2つのラプソディ Op.79
創作主題による変奏曲ニ長調 Op.21-1
3つの間奏曲 Op.117
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 Op.24
デイヴィッド・ワイルド(P)

録音:2008年9月
初紹介旧譜
ソロモンとライゼンシュタインにピアノを学んだマンチェスターの大ベテラン・ピアニスト、デイヴィッド・ワイルドの味わい深きブラームス・プログラム。
Delphian
DCD-34036(1CD)
ラ・プレシオサ〜ガスパール・サンスのギター音楽
ハカラスT/パサカーリェ/マリオナス
フーガ/パバーナ/サラバンダ
組曲ホ短調/カナリオスT/フォリア
マタシン/ハカラスU/チャコーナ
カナリオスU/パサカーリェ
ビリャーノ/ラ・コキーナ・フランセーザ
兵隊の歌
ゴードン・フェリーズ(バロックG)

録音:2005年
ゴードン・フェリーズは、ファイアーズ・オヴ・ラヴ、スコティッシュ・アンサンブルやスコティッシュ古楽コンソートのメンバーとして活躍するバロック・ギターの名手。スペイン・ギターの巨匠、ガスパール・サンスの名作を、フェリーズが奏でる17世紀ヴェネツィア・モデルの美しき音色で存分に。


REFERENCE
RM-2516(2LP)
ノジマ・プレイズ・リスト
Side A
メフィスト・ワルツ第1番 (11:07)
ラ・カンパネッラ (4:52)
Side B
超絶技巧練習曲5番「鬼火」(3:36
夕べの調べ(9:05)
Side C
ピアノ・ソナタ.ロ短調 (20:08)
Side D
ピアノ・ソナタ ロ短調(10:41)
ラヴェル:組曲「鏡」より「道化師の朝の歌」
野島稔(P)

録音:1986年
180g、45rpm
リファレンス・レコーディングスの好評シリーズ「ザ・リファレンス・マスターカッツ・シリーズ」。通常の半分のスピードでマスタリングとカッティングを した「ハーフ・スピード・マスター方式」を採用。速度を落とすことによって、音質の劣化を防ぐことができ、結果として高い周波数やより良いステレオ・ バランスを得ることができるということで好評を博しております。 今回発売されるのは、ピアニストとして国際舞台で活躍し、現在は東京音楽大学学長を務める野島稔が1986年にREFERENCE RECORDINGSで 録音したリスト作品集。発売後、アメリカのオーディオ雑誌「ステレオ・レヴュー」で月間最優秀録音賞を受賞した名録音です。本録音で野島の超絶テクニッ クはアメリカでも評判となり、野島の海外での評価を決定付けた1枚でもあります。現在は、地元・横須賀で「野島稔よこすかピアノコンクール」を開催 するなど若きピアニストたちへ活躍の場を与えている野島の、若き日の圧倒的なテクニックと表現力を堪能することのできるLPです。 (Ki)

King International
KKC-045(1CD)
日本語帯・解説付
そして鐘は鳴る
ペルト:アリーナのために
ヘンデル:幻想曲 ハ長調 HWV.490
モーツァルト(リスト編):アヴェ・ヴェルム・コルプス KV.618
シューマン:蝶々Op.2
グラナドス:嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
マリピエロ:クロード・ドビュッシーのために
ドビュッシー:喜びの島
スクリャービン:左手のための前奏曲とノクターンOp.9
 詩曲Op.32の1
ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3の2「鐘」
レーガー:クリスマスの夢Op.17の9
赤松林太郎(P)
使用楽器:YAMAHA CFX

録音:2016年8月8日、9日 神戸市立北神区民センターありまホール
リリースするディスクすべてが強烈な印象を残す赤松林太郎。圧倒的な存在感と説得力あふれる解釈が高い評価を受ける彼の第3弾。 演奏活動のかたわら、エッセイストとして新聞や雑誌にも連載を持ち、「美しいキモノ」ではモデルも務めるマルチ・タレントです。派手な技巧に加え、 聴く人をとらえて離さない不思議なオーラを持つ貴重な存在。★テーマは「鐘」。ヨーロッパの人々にとって鐘は共同体と結びつき、人々の心の拠り所でした。鐘はヨーロッパ音的風景の根幹にあるもので人の心を動 かしてやまないため、作曲家は様々な鐘の音を音楽に織りこんでいます。 このアルバムは鐘の音にかかわる音楽を集めています。夏の夜に、雪深き聖夜に。歓喜の鐘、あるいは弔鐘。ときにきらびやかに、ときに澄んでささやかに、 ときにはまったく重々しいなど、さまざまな鐘の音がピアノ音楽となっています。 赤松林太郎のピアノ演奏は管弦楽を彷彿とさせる交響的なもので、大きな音楽の作り方に特色があります。響きはなめらかでときに官能的。心の歌を奏 でます。 (Ki)

TYXart
TXA-16082(1CD)
ヤミナ・ゲール・デビュー!
メンデルスゾーン:幻想曲嬰ヘ短調Op.28
リスト:2つの演奏会用練習曲【第1曲:森のざわめき、第2曲:小人の踊り】
ショスタコーヴィチ:3つの幻想的舞曲Op.5
シャブリエ:気まぐれなブーレ
メンデルスゾーン:ヴェネツィアの舟歌(ト短調、嬰ヘ短調、イ短調)
ドビュッシー:喜びの島
シューベルト:さすらい人幻想曲Op.15
ヤミナ・ゲール(P)
世界のコンクールで優秀な成績をおさめているドイツの新星ピアニスト、ヤミナ・ゲールのデビューCD。ドイツ、ボンに生まれ、15歳で国立ケルン音 楽舞踊大学に入学し、ロスヴィータ・ゲディガ=グロムビッツァ教授に師事。その後アメリカに渡り、アラスカ州フェアバンクス大学でエドゥアルド・ジル ベルカント教授に学ぶ。パウル・バドゥラ=スコダ、メナヘム・プレスラーなど著名なピアニストのマスタークラスを受け、2013年ラフマニノフ国際ピア ノコンクール第1位、2014年ニューヨーク市ピアノ国際音楽祭第1位など輝かしい受賞歴があり将来を期待されています。 (Ki)


若林工房
WAKA-4198(2CD)
ショパン:マズルカ全集(51曲)
4つのマズルカOp.6
5つのマズルカOp.7
4つのマズルカOp.17
4つのマズルカOp.24
4つのマズルカOp.30
4つのマズルカOp.33
4つのマズルカOp.41
3つのマズルカOp.50
3つのマズルカOp.56
3つのマズルカOp.59
3つのマズルカOp.63
4つのマズルカOp.67
マズルカ イ短調「エミール・ガイヤール」
マズルカ イ短調「ノートル・タン」
3つのマズルカOp.68
イリーナ・メジューエワ(P)

録音:2016年3月、4月、7月 新川文化ホール(富山県魚津市)
ショパン弾きとして高い評価を獲得しているイリーナ・メジューエワによる待望のマズルカ全集の登場です。ショパン が自身の思いを最も率直に表出したジャンルだと言われるマズルカは、1分に満たない小品から5分を超えるような大 作までじつに多種多様ですが、いずれもシンプルな形式の中に濃密な世界が凝縮された素晴らしい音楽です。メジ ューエワの演奏は、オーソドックスなスタイルを基調としており、繊細優美でありながら、ときに激しく、作曲家の心に寄 り添うような表現で聴き手を魅了します。

Avie
AV-2366(2CD)
バッハ:6つのパルティータ BWV.825-830 チャールズ・オーウェン(P)

録音:2015年12月17日−19日、2016年4月16日−17日&6月4日−5日、メニューイン・ホール
ユーディ・メニューイン・スクールで音楽を学び、イギリス王立音楽院でイリーナ・ザリツカヤに師事。1995年にスコットランド国際ピアノ・コンクールでシルバー・メダルを獲得し、国際的に活躍するイギリスのピアニスト、チャールズ・オーウェン。2つのフォーレ作品集(AV 2133、AV 2240)に続くAvie第3弾は、2016年のロンドン・ピアノ・フェスティヴァル(8月)でも披露された、バッハの「6つのパルティータ」。

Challenge Classics
CC-72070A(1CD)
バッハによるバッハ Vol.2(レーガーによるピアノ・デュオ編曲集)
ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調WV1047
管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068
トッカータとフーガ ニ短調BWV565
ブランデンブルク協奏曲第5番変ロ長調BWV1051
ウィネケ・ヨルダンス&レオ・ファン・ドゥセラール(ピアノ・デュオ)

録音:1998年6月15-17日/ドープスヘズインデ教会(ハーレム、オランダ)
1990年代末のリイシューですが、レーガー・イヤー(没後100年)にふさわしいアルバム。 レーガーは大バッハの多くの作品を様々な形態に編曲していますが、ブランデンブルク協奏曲と管弦楽組曲は全曲ピアノ4手連弾があります。いずれも 原曲に忠実ながら、バッハ特有のポリフォニックな綾を4つの手に振り分けているため、演奏が極めて難しいものとなっています。しかしレーガーの書い た通りに再現できれば、驚愕の効果を発揮するように書かれています。レーガーはバッハの精神を忠実に受け継いでいるため、バッハ本人がピアノ4手編 曲をしたらこうなっていただろうと思わせる見事さです。 ここではブランデンブルク協奏曲の第2番と6番、さらに人気作管弦楽組曲第3番がとりあげられています。管弦楽組曲第3番の「アリア」の編曲は オシャレで凛とした気品に満ちた魅力作。 さらに嬉しいのは、オルガンの名曲中の名曲「トッカータとフーガ」の連弾版も収録されていること。ピアノ独奏編曲には出せないオルガン的な壮麗さ に言葉を失います。 レオ・ファン・ドゥセラールはベルリン高等音楽大学のオルガン科教授を務めるベテラン。ウィネケ・ヨルダンスとともにアムステルダムのスウェーリン ク音楽院を1981年に卒業の際にピアノ・デュオを演奏して以来のパートナー。オルガンの響きを知り尽くした演奏家ならではの説得力です。 (Ki)

Alba
ABCD-398
(1SACD)
『ゲートウェイ』
バッハ
(リスト編):幻想曲とフーガ.ト短調(BWV542) S.463
シューベルト:4つの即興曲 D.899(Op.90)
リスト:ピアノソナタ ロ短調 S.178
リスト=マッティ・マリン(P)

録音:2014年9月24日-25日 クーサーホール(クーサンコスキ、フィンランド)
ィンランドのピアニスト。リスト=マッティ・マリン(1976?)は、シベリウス・アカデミーの博士課程で「ピアノ・トランスクリプション」を研究し、 その一環として録音したチェルニー、タールベルク、J.S.バッハ、ベートーヴェン、リストたちの作品による『ピアノ・トランスクリプションの芸術』(ABCD240) でCDデビュー。2010年に博士号を取得しています。ワーグナー作品のトランスクリプションを演奏した『魔の炎(Magic Fire)』(ABCD353)につ づく Alba レーベル第6作『ゲートウェイ(Gateways)』。J.S.バッハの音楽の本質とピアノの響き、技巧を完全に把握していたリストが、原曲の重量感 を尊重し「バロックオルガンではなく大型のロマンティック・オルガン」のために編曲した《幻想曲とフーガ ト短調》。シューベルトの《即興曲》は「第1 番ハ短調が単音の旋律による『暗い響き』の変奏曲、テンポの速い無窮動ワルツの性格をもつ第2番変ホ長調、無言歌』の第3番変ト長調は、オース トリアの民俗舞曲レントラーを思わせるリズムのフレーズも現れる第4番変イ長調」。「シューベルトの《さすらい人幻想曲》とヴェーバーのピアノと管弦 楽のための《コンツェルトシュテュック》から大きな影響を受けた」(マリン)リストの《ソナタ ロ短調》。ピアノ音楽の楽しみに聴き手を誘うような「独創 的な始まり(ゲートウェイ)」をもつ作品によるプログラムが組まれています。アルバムは「私たちがみな通らねばならない門(gate)に歩みを進める前に、 できあがったマスターテープを聴くことのできた父ヨウニ・マリン」の思い出に捧げられました。 (Ki)

Capriccio
C-5281(3CD)
NX-C05
アルトゥール・ルリエ:ピアノ作品集
5つの前奏曲断章Op.1(1908-1910)
2つの版画(1910)
2つのマズルカOp.7(1911-1912)
4つの詩曲Op.10(1912-1913)
2つの詩曲Op.8(1912)
仮面劇(誘惑)Op.13(1913)
メヌエット(グルックによる)(1914)
Syntheses-合成Op.16(1914)
大気のかたち(1915)
Dvevnojuzor-議事録(1915)
子供部屋のピアノ(1917)/ソナチネ(1917)
アップマン-煙のスケッチ(1917)
ナシュ・マシュ(われらの行進曲)
トッカータ(1924)/ワルツ(1926)
「ファ」による小組曲(1926)/ジーグ(1927)
行進曲(1927)/夜想曲(1928)
間奏曲(1928)/ヤギの子守歌(1936)
フェニックス公園の夜想曲(1938)
女性の死の過ち
モーリッツ・エルンスト(P)
オスカール・アンスル(ナレーション)

録音:2013年4月2-4日ベルリンスタジオ・ゲルトナーシュトラーセ,2016年3月21-24日RBB第3ホール
ロシアで生まれ、1920年代まではソ連楽壇の指導的作曲家の一人として活躍。しかしロシア革命を経て、国政について賛同 できなくなり、ベルリンに出張した際、そのまま亡命してしまったという作曲家アルトゥール・ルリエ(1891-1966)。当然 の事ながらソ連では彼の作品の演奏、出版は禁止され、その存在は抹殺されてしまいましたが、ソ連時代の友人とは連絡を取 っていたようで、パリ在住時に旧友からストラヴィンスキーを紹介され熱烈な擁護者となりました。ルリエはストラヴィンス キーの作品に関する論文を執筆、また管弦楽作品のピアノ版を作成するなど、その紹介に大いに尽力したのですが、紹介して くれた旧友と諍いを起こし、それが元でストラヴィンスキーとも疎遠になり、1931年以降はお互いの交流も止めてしまった ということです。ルリエ自身の作品は当時の前衛に位置する作風を持ち、同時代の詩人や画家の作品からインスパイアされて いたり、時にはストラヴィンスキーの作品にも似ていたりと、多彩な様相を呈しています。しかし四半世紀に渡りこれらの作 品は封印されていて、再評価が始まったのはつい最近のこと。この3枚組はルリエの作品の入門にも成り得る充実した作品 集です。

Etcetra
KTC-1541(1CD)
カプースチン:ピアノ作品集
カプースチン:ソナタ第1番(ソナタ・ファンタジー) 作品39、
 ピアノのためのスケルツォ 作品95、
 装身具のような2つのエチュード 作品122
シューマン(リスト編):献呈
ショパン:ノクターン 作品9 第2番 変ホ長調、
 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
近藤由貴(P)

録音:2016年6月、パワー・サウンド・スタジオ(アムステルダム)
パリと日本で活躍するピアニスト、近藤由貴のソロ・アルバムが、オランダのエトセトラ(Et'cetera)から登場! 近藤由貴が特に得意とするカプースチンの音楽を中心に、シューマン、ショパンのロマン派の名曲を収録。
■近藤由貴 <プロフィール>
東京藝術大学音楽学部卒業。パリ市立音楽院を審査員満場一致の一等賞で卒業後、パリ・スコラ・カントルム音楽院にて審査員満場一致の称賛付という最高成績でコンサート・ディプロムを取得。テレサ・リャクーナ国際(仏)、ピアナーレ国際(独)、ブレスト国際(仏)、スクリャービン国際(仏)、日本モーツァルト、東京芸術センターの各コンクールにおいて第1位を受賞。その他、国内外のコンクールにおいて数々の入賞を重ね、日本芸術センター年間最優秀ピアニスト賞を2度受賞。
Etcetra
KTC-1566(1CD)
アゼルバイジャンのピアノ作品集
ジョヴダト・ハジエフ:バラード
カラ・カラーエフ:バレエ音楽「7人の美女」より 最も美しい美女、ワルツ
アリフ・メリコフ:3つの前奏曲
アゼル・ルザイエフ:リフセクション
アクシン・アリザデー:サーガ、悲しいワルツ
フランギス・アリザデー:ピアノのための音楽
ヴァギフ・ムスタファザデ:行進曲
ファラディ・カラーエフ:ムッシュ・ビー・ライン − エキセントリック
イスマイル・ハジベヨフ:ヴァトーの精神によるスケッチ
ジャヴァンシール・グリエフ:ムガームの旋法によるインターリュードを伴う7つの小品
ファイク・スジャディノフ:バラード・アバウト・ザ・マザーランド
ナルギズ・アリヤロワ(P)

録音:2016年4月、アムステルダム
第11回ピエトロ・アルジェント国際コンクールで第2位を獲得し、アゼルバイジャンの名誉アーティストを宣言された、アゼルバイジャンのピアニスト、ナルギズ・アリヤロワ第2弾は、アゼルバイジャン気鋭の作曲家たちによるピアノ作品集。レア・ピアノ作品愛好家や新たなレパートリー開拓を求める方にもオススメ。


MELODIYA
MEL-1002386(2CD)
NX-C05
アンドラーシュ・シフ:第5回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門でのライヴ録音
ラフマニノフ:練習曲「音の絵」Op.33-7変ホ長調
リスト:演奏会用練習曲第2番ヘ短調S144
ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガ変ニ長調Op.87-15
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
アレクサンドル・ピルモフ:ピアノのためのスケルツォ(1974)
チャイコフスキー:自作主題による変奏曲ヘ長調Op.19-6
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第3番イ短調
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
アンドラーシュ・シフ(P)
モスクワRSO
ドミトリー・キタエンコ(指)

録音:1974年
全て初CD化!
1953年ハンガリー生まれのアンドラーシュ・シフは、コンクールで技巧を競うよりことよりも、類い稀な 音楽性を大切にしている傑出したピアニストとして知られています。しかし、若い頃は国策としてコンクー ルに参加することを求められ、1974年に開催された「第5回チャイコフスキー国際コンクール」と、その 翌年のリーズ国際コンクールに参加します。彼はその時、一位こそ獲得できなかったものの、チャイコフス キー4位、リーズ3位と輝かしい結果を残し、世界的に注目を浴びる足がかりをつかみました。 このアルバムはシフのチャイコフスキー・コンクールでの記録です。21歳の彼は、ラフマニノフ、リスト、 プロコフィエフ、ショスタコーヴィチと様々な作品を、そしてファイナルでは2曲の協奏曲を演奏してい ますが、残念ながら審査員たちの評価は割れてしまい、最終的には第4位に留まってしまいました。しか し、この結果が彼にとって最初の重要な成功と国際的な名声をもたらしたことは間違いありません。やはり チャイコフスキー・コンクールに参加したことは、彼のキャリアにとって重要なことだったのです。 このコンクールでのシフの演奏を聴いたソ連の音楽評論家レオニード・ガッケルは、その時の感想を「コン クールでの最初の音から、その賞賛すべき力でシフは私を魅了しました。何と言うタッチでしょう!まるで 炎を帯びたかのようにエネルギーを蓄えた指から生まれる演奏は、創造の精神における究極の活動です」と 記しています。

SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0198
(1CD)
アレクセイ・リュビモフ&アレクセイ・ズーエフ〜モスクワ音楽院のコレクションから
ストラヴィンスキー:2台のピアノの為の作品集
春の祭典(1913;作曲者による2台のピアノの為の編曲版)
ピアノ四手連弾の為の3つの易しい楽曲(1914-1915)
花のワルツ(2台のピアノの為の;1914)
ピアノ四手連弾の為の5つの易しい楽曲(1917)
2台のピアノの為のソナタ(1943-1944)
弦楽四重奏の為の3つの楽曲(1914;作曲者による2台のピアノの為の編曲版)
ストラヴィンスキー(スーリマ・ストラヴィンスキー編):マドリード(2台のピアノの為の)
アレクセイ・リュビモフ、
アレクセイ・ズーエフ(P)

録音:2015-2016年、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア
使用楽器:ヤマハ(リュビモフ)/スタインウェイ(ズーエフ)
アレクセイ・リュビモフ(1944年生まれ)とアレクセイ・ズーエフ(1982年生まれ)のロシア・ピアニスト師弟共演。ズーエフはリュビモフから強い影響を受け、ピリオド楽器・奏法を習得し古楽から現代音楽まで幅広いレパートリーに取り組んでいます。二人ともに相性の良いストラヴィンスキーの作品を共演した当盤、早々に完売することが予想されますのでお早目のオーダーをお勧めいたします。

HARMONIC RECORDS
H/CD-8508(2CDR)
バッハ:オルゲルビュヒライン(オルガン小曲集)BWV599-632/634-644 イアン・ハニーマン(T)
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)

録音:1985年4月29-30日、聖十字架教会、オービュッソン、クルーズ県、フランス
使用楽器:1980-1982年、ジェラール・ギルマン製
長きにわたって入手が困難だった「オルゲルビュヒライン」の名盤。テノールがオルガンの簡潔な伴奏でコラール旋律を歌った後、オルガンがバッハのコラール楽曲を演奏するという構成になっています。BWV634の同曲異稿である BEV633は割愛されています。
HARMONIC RECORDS
H/CD-9035(1CDR)
ブラームス:オルガン作品全集
前奏曲とフーガ ト短調 WoO.10(1857)
フーガ変イ短調 WoO.8(1856)
コラール前奏曲とフーガ「おお嘆き、おお心の苦しみ」イ短調 WoO.7(1856)
前奏曲とフーガ イ短調 WoO.9(1856)
11のコラール前奏曲 Op.122(1896)*
ルネ・シレール(Br)*
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)

録音:1990年10月10-13日、聖クリストフ大聖堂、ベルフォール、フランス
使用楽器:1749年、ジャン=バティスト・ヴァルトリン製(1848年、ジョゼプ・カリネ改修/1971年、シュヴェンケーデル改修)
バロック音楽の専門家と思われがちなアブリゼルですが、レパートリーは現代作品やポピュラー音楽のオルガン編曲版(「スターウォーズ」のテーマ等)にも及び、もちろんブラームスも得意としています。*はバリトンがオルガンの簡潔な伴奏でコラール旋律を歌った後、オルガンがブラームスのコラール前奏曲を演奏するという構成になっています。
HARMONIC RECORDS
H/CD-9350(1CDR)
バッハ:オルガン作品集
トッカータとフーガ ハ長調 BWV564
コラール「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」BWV709
幻想曲ト長調 BWV572
コラール「われを憐みたまえ、おお主なる神よ」BWV721
パストラーレ ヘ長調 BWV590
幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537
コラール「われらみな唯一の神を信ず」BWV740
パッサカリア ハ短調 BWV582
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)

録音:1994年6月22-24日、聖ゲオルク修道院教会、グラウホーフ、ゴスラー、 ニーダーザクセン州、ドイツ
使用楽器:1734-1737年、クリストフ・トロイトマン製
HARMONIC RECORDS
H/CD-9557(1CDR)
バッハ:オルガン作品集
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
コラール「目覚めよ、と呼ぶ声あり」BWV645*
コラール「われいずこに逃れ行かん」BWV646*
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546
コラール「ただ神の摂理に任す者」BWV647*
コラール「わが魂は主を崇め」BWV648*
前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV534
コラール「ああ、われらと共に留まりたまえ、主イエス・キリストよ」BWV649*
コラール「イエスよ、今ぞ天より下りたもう」BWV650*
前奏曲とフーガ ロ短調 BWV544

*は「6つのシュープラー・コラール」
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)

録音:1996年6月25-27日、聖ゲオルク修道院教会、グラウホーフ、ゴスラー、 ニーダーザクセン州、ドイツ
使用楽器:1734-1737年、クリストフ・トロイトマン製
HARMONIC RECORDS
H/CD-9352(2CDR)
バッハ:クラヴィーア練習曲集第3巻
前奏曲変ホ長調 BWV552/1
ドイツ・ミサ BWV669-677*
教理問答コラール集 BWV678-689*
4つのデュエット BWV802-805
フーガ変ホ長調 BWV552/2
アニェス・メロン(S)*
アンドレアス・ショル(男性アルト*)
ゲルト・テュルク(T)*
ウルリヒ・メスターラー(Bs)*
ドミニク・ヴェラール(声楽アンサンブル指揮)
小糸恵(Org)

録音:1994年5月17-21日、聖ニコラース教会、ボーフェンケルク、カンペン、オランダ
使用楽器:1741-1743年、アルベルトゥス・アントニ・ヒンス製(1784-1790年、H・H・フライターク&F・C・シュニットガー改修/1975年、バッケル&ティミング修復)
*のBWV669, 670, 671, 677, 679, 681, 683a, 685, 687, 689の後ではアンサンブル・ジル・バンショワのメンバーにより4声のコラールが歌われます。

CAvi
4260085-533602(1CD)
グリーグ:ノルウェー民謡による変奏曲形式のバラードOp.24
メンデルスゾーン:厳格な変奏曲Op.54
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
グニラ・シュッスマン(P)
スウェーデン出身のピアニスト、グニラ・シュッスマンによる変奏曲集。ここに収録されている楽曲はどれも大変な技巧を要する大曲。ノルウェーの民謡 「北国の農民」の旋律を基にして書かれたグリーグの「バラード」は、ドラマティックな展開、ロマンティシズム溢れる旋律が魅力。集中力と構成力を必 要とする規模の大きな作品ですが、シュッスマンの多彩なタッチにより全体の見通しに優れた演奏が展開されています。メンデルスゾーンの「厳格な変奏 曲」は、ボンのベートーヴェン記念像の建立資金のためウイーンの出版社メケッティが企画したピアノ曲集「ベートーヴェン・アルバム」のために作曲され、 主題と17の変奏とコーダからなります。様々なテクニックが用いられ弾き手にも高度な技術を要します。シュッスマンの演奏は、テクニックはもちろんの こと豊かな表現力、熟考された音色は見事。ブラームスの「ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ」は、若き日の代表作。ヘンデルのクラヴィーア組曲第 2巻(HWV434)の第1曲「エア」からとられた旋律を用いた主題、そして25の変奏を経てフーガへたどり着く構成。シュッスマンのブラームスの心情 を映し出す充実した音楽性、力強く勢いがある演奏を聴かせてくれます。 (Ki)

Perfect Noise
PN-1601(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988 アレクサンドル・プリャーエフ(Cemb)
使用楽器:フォルカー・プラッテ、レムシャイト2012年製(ミヒャエル・ミートケ1710年)

録音:2014年10月31〜11月4日
1962年サンクトペテルブルグ(旧レニングラード)生まれのチェンバロ奏者アレクサンドル・プリャーエフによるゴルトベルク変奏曲。きっちりと落ち 着いた演奏で、正確な速度感覚でテンポの過度なゆらぎはなく、高い集中力を感じさせます。バッハの音楽をシンプルに崇高に聴き手に届ける真摯な演 奏を聴かせます。 彼はモスクワ音楽院でピアノをウラディーミル・ナタンソンに師事。その後、西ヨーロッパに渡り、レオンハルト、インマゼール、ケティル・ハウグサント らレッスンを受け、スヴェーリンク音楽院でアンネケ・アウテンボシュ、スタンリー・ホッホランドに師事。現在はドイツを拠点に演奏活動を行い、鈴木秀 美、ドロテー・オベルリンガー、ヒレ・パール、セルジオ・アッツォリーニなど古楽界を代表する面々と共演を重ねています。ケルン音楽大学で教鞭をとっ ています。 (Ki)


Treasures
TRE-138(1CDR)
アシュケナージ/ソ連時代のショパン
バラード第2番Op.38*
夜想曲第3番Op.9-3*
練習曲集Op.10/練習曲集Op.25
ヴラディーミル・アシュケナージ(P)

録音:1959年*、1959-1960年(全てモノラル)
※音源:MELODIYA OS-2101、 OS-2132*
◎収録時間:76:14
“若さだけではない!ソ連時代のアシュケナージの入念な表現力!”
■音源について
アシュケナージが、エリザベート・コンクール優勝、欧米での演奏旅行を果たした後、ソ連本国で行なった重要な録音。アシュケナージの「練習曲集」は、70年代デッカの録音が名盤としてあまりにも有名ですが、詩的なニュアンスが比類なき魅力を誇る一方で、当時のデッカのピアノ録音の特徴であるペラペラなサウンドが悔やまれます。その点この録音には、盤石のヴィルトゥオジティを湛えた当時のアシュケナージの等身大の音楽性がしっかり刻まれており、モノラル録音のハンデも感じさせません。普段アシュケナージに関心のない方でも、ピアノ音楽に少しでも興味をお持ちなら必聴の名盤だと思います。

★アシュケナージのピアニズムの本質は、何と言っても、技巧の誇示や威圧とは無縁の人間味溢れる語り口でしょう。一方で、氏自身も語っているように、チャイコフスキーの協奏曲のような大向こうを唸らせる作品は、決してアシュケナージにピッタリの作品とは言えないようです。実際、若き日にイワーノフと共演したチャイコフスキーの録音でも、一見若さを爆発させた熱演に聞こえますが、聴衆がこの曲に期待するスリリングな迫力へ無理に照準を合わせているような感が終始付きまとっていました。その点、この「練習曲集」は、嘘偽りのない等身大の音楽性を余すことなく注入し尽くした真の名演です!Op.10-1の推進力と打鍵に込められた揺るぎない意志は、アシュケナージをデッカ録音でしか聴いたことがない方は驚かれるはず。しかしそのキレの有るタッチは、決して技巧優先型でなはなく、ロシア・ピアニズムの誇示とも一線を画し、アシュケナージの生来の人間性を直接反映した独自の情感に満ちており、それこそがまさに、全曲を貫く最大の魅力と言えましょう。13:37以降の上声部のタッチの明晰さも、音楽の魅力と完全に一体化していることにハッとさせられます。Op.10-2は、タッチの粒立ちを確保しながら、全体を自然に大きなレガートで弧を描く素晴らしさ!自分の引き出しの全てを活用することによる説得力を思い知るのが、Op.1-4。コーダの1:42からの下降音型は、曲の確信を抉ろうとする意思の強さと、曲を決して上から目線で捉えない優しさが融合しており、心を打つのです。Op.10-11、Op.25-1は、エレガンスという月並みな形容では収まりません。音色のコントロールといい、楽想と常に一体化したルバートの妙といい、聴き手の心の襞に触れるシーンの連続!【湧々堂】

イプシロン・インターナショナル
YIL-002(1CD)
TAKAHIRO YOSHIKAWA〜CLAUDE DEBUSSY
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
版画
映像第1集/映像第2集
吉川隆弘(P)

録音:2015 年11 月、2016 年3 月
ベートーヴェン・アルバムに続く吉川隆弘のイプシロンレーベルからの第 2 弾は、ミケランジェリの愛弟子アニタ・ポリーニに学んだ吉川の満を持したドビュッシーです。 ドビュッシーの音楽は雰囲気に重点を置いた演奏が主流である中、このアルバムの吉川隆弘は徹底した楽譜の読み込みと倍音まで操作する多様なタッチ、精緻なペダリングでドビュッシーの意図した音そのものを追求。録音もオンマイクでピアノの生の音が聴かれます。

Forgotten Records
fr-1115A(1CDR)
バックハウス〜モーツァルト:ピアノ曲集
ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330 ピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付」
ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 K.457
幻想曲 ハ短調 K.475
ロンド イ短調 K.511
ヴィルヘルム・バックハウス(P)

録音:1955年
※音源:Decca LXT 5167、SXL 2214

Hanssler
HC-16081(1CD)
シューマン:ピアノ独奏曲全集Vol.10
アレグロ.ロ短調 Op.8
ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 Op.11
ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 Op.22
ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 Op.22〜第4楽章「プレスト」(初稿版)
フローリアン・ウーリヒ(P)

録音:2015年8月26-28日メニューイン・ホール(イギリス)
イツ期待の若手ピアニスト、フローリアン・ウーリヒ。シューマン生誕200年の2010年に開始されたピアノ独奏曲全曲録音は屈指の実力派ウーリ ヒの録音ということだけでなく、世界初録音の作品を多く有した “真の全集” ということでも好評のシリーズです。第10集にはついにピアノ・ソナタが収 録されました。 クラーラ・ヴィークに献呈されたピアノ・ソナタ第1番は1832年に作曲したアレグロ・ファン・タンゴを第1楽章に用いた作品。形式的に複雑を極め るこのソナタは非常に高度な技術が求められる難曲です。一方、第2番はライプツィヒの豪商の妻ヘンリエッテ・フォークトに献呈された全4楽章の大曲。 当ディスクにはフィナーレの初稿版も収録しております。ウーリヒは今回も知的かつ詩情にあふれた演奏で、メリハリのある明晰なタッチで、シューマンの 淡い音世界を爽やかにそして繊細に彩っています。

Forgotten Records
fr-1077A(1CDR)
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ラヴェル:水の戯れ
 「鏡」〜道化師の朝の歌/鐘の谷
ルドルフ・フィルクスニー(P)

録音:1960年
※音源:Deutsche Grammophon 138679


たまゆら
KKC-044(1CD)
クリスマス・ファンタジー
●サルツェード編曲によるクリスマス・キャロル集
ジングル・ベル/牧人ひつじを
「ひいらぎ飾ろう」による演奏会用変奏曲
天なる神には/天は栄え
荒野の果てに
「もみの木」による演奏会用変奏曲
世の人忘るな/飼葉の桶で(1)
「神の御子は今宵しも」による演奏会用変奏曲
「ウェンセスラスはよい王様」による演奏会用変奏曲
ああベツレヘムよ
我らはきたりぬ/飼葉の桶で(2)
御使いうたいて(グリーンスリーヴス)
ロンドンデリーの歌
ブラームスの子守歌/聖しこの夜
●クリスマス・ソング集
サンタが街にやってきた
ママがサンタにキスをした
素晴らしき冬景色
ザ・クリスマス・ソング
アンダーソン:そりすべり(レイ・プール編)
赤鼻のトナカイ
「クリスマスおめでとう」による変奏曲(スーザン・マクドナルド編)
中村愛(Hp)

録音:2015年11月18日、2016年6月13日、7月5日/キング関口台第1スタジオ
「風と愛〜日本のハープ音楽80年」で注目された中村愛の第2弾はクリスマス・アルバム。伝説的な名手カルロス・サルツェードが腕によりをかけて編曲したキャ ロルとクリスマスらしいクラシック名曲をメインに、人気クリスマス・ソングも加え1枚に集めた最強アルバムです。クリスマスの季節に耳にする曲はほぼ網羅。 ハープの典雅で高貴な響きはクリスマスにぴったりながら、なぜか録音に恵まれず、まさに待望の登場。キラキラと輝く世界はBGMとしても最高の雰囲気を演出 してくれます。 カルロス・サルツェード(サルセード)(1885-1961)はフランス生まれ、ボルドーとパリの音楽院で学び、1909年にトスカニーニに招かれメトロポリタン歌劇 場の首席ハープ奏者を務めました。自身がヴィルトゥオーゾだった彼は、近代ハープ奏法と効果を飛躍的に発展させ、それに基づく魅力的なハープ曲や編曲を多数 残しました。ゆえに技巧的で、かつ大きな手の広がりを要求される難曲揃いとなっています。キャロルの編曲は主に1954-5年のクリスマス時期に行われ、「ひいらぎ飾ろう」「もみの木」「神の御子は今宵」は華麗な変奏曲となりました。ハープならでは のグリッサンドやアルペジオはもちろんながら、鐘やオルゴール、オルガンやリュートを思わす多彩な効果に驚かされます。今年のクリスマスはこれで決まり! (Ki)

Chandos
CHAN-10925(3CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.3
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57 「熱情」
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調Op.78 「テレーゼ」
ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a 「告別」
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106 「ハンマークラヴィーア」
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
ジャン=エフラム・バヴゼ(P)
作品番号順(出版年代順)に3枚組のセットで進むこのベートーヴェン・プロジェクト。最終巻となる第3巻は、「熱情」や「ハンマークラヴィーア」、そして後期三大ソナタを含む円熟期のソナタたち。ラヴェルやドビュッシーなどフランス音楽の名手として名を馳せ、いまやハイドンやベートーヴェン、モーツァルトといった古典派の作品でも世界に名を轟かせるバヴゼが弾く、堂々たるベートーヴェンです。

Forgotten Records
fr-1097A(1CDR)
ルーセル:ピアノ曲集
ピアノ組曲 Op.14
ソナチネ Op.16
3つの小品 Op.49
フランソワーズ・プティ(P)

録音:1962年(ステレオ)
※音源:L'Oiseau-Lyre, SOL 60052
Forgotten Records
fr-1100A(1CDR)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 シルヴィア・マーロウ(Cemb)

録音:1962年(ステレオ)
※音源:Decca DL 710056

カメラータ
CMCD-28340(1CD)
税込定価
2016年10月25日発売
カサド:無伴奏チェロ組曲/タマーシュ・ヴァルガ
カサド:無伴奏チェロ組曲
イベール:ギルラルツァーナ〜無伴奏チェロのための
ガル:無伴奏チェロ組曲Op.109b
シベリウス:無伴奏チェロのための主題と変奏
ヒンデミット:無伴奏チェロのためのソナタ Op.25-3
タマーシュ・ヴァルガ(Vc)

録音:2016年6月/イタリア
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の名首席奏者タマーシュ・ ヴァルガによる無伴奏チェロ作品集第2弾。2008年ウィーン収録の前作 (CMCD-28201)では、コダーイやリゲティの名曲を採り上げたヴァル ガが今回奏でたのは、チェロの名手カサドの名曲に、イベール、ガル、 シベリウス、ヒンデミットといった20世紀の錚々たる作曲家たちが遺し た銘品。イタリアの名録音会場・聖クローチェに、ヴァルガの美しく豊 かなチェロの響きが満ち溢れます。(カメラータ)


Pentatone
PTC-5186579
(1SACD)
KKC-5666
(1SACD)
日本語帯・解説付
税込定価
チャイコフスキー・ファンタジー
■ラフマニノフ編曲による連弾版
「眠りの森の美女」組曲 Op.66【序奏。リラの精/アダージョ。パ・ダクシオン/長靴をはいた猫/パノラマ/ワルツ】
■アレンスキー編曲による連弾版
バレエ音楽「くるみ割り人形」 Op.71 より【小序曲/行進曲/金平糖の踊り/アラビアの踊り/中国の踊り/トレパーク/葦笛の踊り/花のワルツ/パ・ド・ドゥ(グラン・アダージョ)】
■ランゲリ編曲による連弾版
「白鳥の湖」Op.20より【情景/四羽の白鳥の踊り/パ・ド・ドゥ(グラン・アダージョ)】
■ドビュッシー編曲による連弾版
「白鳥の湖」Op.20より【ロシアの踊り/スペインの踊り/ナポリの踊り】
児玉麻里&児玉桃(Pデュオ)

録音:2016年4月/MCOスタジオ5、ヒルフェルムス(オランダ)
児玉麻里&桃姉妹共演のCDはいかにもありそうながら、実は初めて。その記念すべきアルバムが超魅力的ラインナップで登場 です。 チャイコフスキーの作品のなかでもとりわけ人気の高い三大バレエ。これを意外な大物作曲家たちがピアノ・デュオ編曲を残していました。それらを児玉 姉妹の演奏で聴くことができるのは最高の贅沢と申せましょう。 ラフマニノフ編曲の「眠りの森の美女」と、ドビュッシー編曲による「白鳥の湖」は比較的知られていて録音もありますが、児玉姉妹の演奏は段違いの 素晴らしさ。オリジナルのオーケストラと全く遜色ないばかりか、ラフマニノフとドビュッシーのピアニズムの違いをはっきり味わえて充実の極み。どちらも ラフマニノフとドビュッシーの最初の仕事だったというのが興味津々です。 超お宝がアレンスキー編曲による「くるみ割り人形」。アレンスキーは近年日本でも熱心なファンを増やしている作曲家ですが、この編曲は楽譜が極めて 入手困難なため伝説となっていました。それがついに音になりました。アレンスキーはリムスキー=コルサコフの弟子ながらチャイコフスキーを崇拝し強い 影響を受けていたうえ、本質的にピアノ作曲家だったので、これ以上の適役は考えられません。アレン