湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


交響曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。


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Chandos
CHSA-5065(1SACD)
タンスマン:交響曲集Vol.3
交響曲第2番イ短調(世界初録音)/管弦楽のための4つの断章/協奏交響曲(交響曲第3番/世界初録音)
オレグ・カエターニ(指)メルボルンSO
ストラヴィンスキーからの影響だけでなく、どことなくショパンやメンデルスゾーン、リムスキー=コルサコフの雰囲気や色彩をも感じさせる音楽の万華鏡のような「交響曲第2番」。続いてベルギーのエリザベート王妃のために作曲されたタンスマン3番目の交響曲「協奏交響曲(交響曲第3番)」は、「ピアノ四重奏とオーケストラ」というユニークな編成を持った作品で、両曲とも壮年期のタンスマンが情熱を注いだ知られざる傑作です。2つの交響曲に挟まれる形でカップリングされた「管弦楽のための4つの断章」はキャリアの後期となる1967年から68年にかけて作曲が行われており、初期の交響曲との作風の対比も非常に興味深いものがあります。   (0808)
Sterling
CDS-1076-2(1CD)
ヘルメル・アレクサンデション(1886−1927):序曲ハ短調/交響曲第2番ト短調
パウル・マギ(指)ウプサラCO
録音:2006年1月10日〜12日、ウプサラ大学でのライヴ
"スウェーデンのチャイコフスキー"と称されながらも、その作品や存在自体が忘れ去られてきたスウェーデンの知られざる後期ロマン派の作曲家ヘルメル・アレクサンデション。41年という決して長くはない生涯を送ったアレクサンデションだったが、自作のオリンピック・マーチが1912年ストックホルム五輪の公式マーチに採用されるなど作曲家として、またスウェーデンの有名なローダ・クヴァーン(RdaKvarn)劇場のシネマ・オーケストラの演奏者としてスウェーデンの音楽史に確かな足跡を残しています。第3楽章のピチカートがまさにチャイコフスキーの交響曲第4番を彷彿とさせる「交響曲第2番」、トランペットが奏でる印象的なメロディーや、グレインジャーやドヴォルザークの作品を連想させる「序曲ハ短調」の2作品はいずれも世界初録音。知られざるスウェーデンの後期ロマン派の知られざる音楽が現代に復活。(0808)
Signum Classics
SIGCD-135(1CD)
ショスタコーヴィチ:祝典序曲、交響曲第5番《革命》
ウラディーミル・アシュケナージ(指)フィルハーモニアO
録音:2001年7月27日、サントリー・ホールでのライヴ
イギリスの名門フィルハーモニア管では桂冠指揮者としてドホナーニやマッケラスと並び重責を担うアシュケナージ。今回シグナム・クラシックスからリリースとなる音源は2001年にサントリー・ホールで収録されたショスタコーヴィチの祝典序曲&革命!鬼気迫る壮絶な"革命"がショスタコーヴィチを十八番とするアシュケナージのタクトとフィルハーモニア管によって繰り広げられます。  (0808)
Guild
《Historical》

GHCD-2345(2CD)
フルトヴェングラー〜レコーディングス1933〜1950
ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》(録音:1942年3月ベルリン・ライヴ)*
《レオノーレ》序曲第3番のリハーサル(録音:1948年11月12日ストックホルム)+
《レオノーレ》序曲第3番(録音:1950年7月13日アムステルダム・ライヴ)++
《エグモント》序曲(録音:1933年ベルリン)、序曲《コリオラン》(録音:1943年6月30日ベルリン・ライヴ)
ヘンデル:合奏協奏曲第11番イ長調Op.6-11(録音:1950年4月23日ブエノスアイレス・ライヴ)**
シューベルト:「ロザムンデ」付随音楽(録音:1950年5月5日ブエノスアイレス・ライヴ)**
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO、ティラ・ブリーム(S)*、エリーザベト・ヘンゲン(A)*、ペーター・アンデルス(T)*、ルドルフ・ヴァツケ(Bs)*、ブルーノ・キッテルcho*、ストックホルムPO+、アムステルダム・コンセルトヘボウO++、コロン劇場O**
「ギルド・ヒストリカル」初登場となるフルトヴェングラーの音源はベルリン・フィルを振った1942年3月の『第九』。戦時中のライヴ録音となる1942年3月の『第九』は、数あるフルトヴェングラーの『第九』の中でも1951年のバイロイトなどと並ぶ最高峰の演奏に数えられる名盤として名高いもの。またディスクUにはコロン劇場Oを指揮するため渡ったブエノスアイレスでの1950年ライヴ、ストックホルムでの「レオノーレ序曲第3番」のリハーサルなどが新たなリマスターで収められるなど、カップリングの充実にも余念ありません。フルトヴェングラー・ファン要注目です!リマスターは、ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)。   (0808)
Guild
《Historical》
GHCD-2344(1CD)
アルトゥーロ・トスカニーニ〜レコーディングス1936〜1941
ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》、《レオノーレ》序曲第3番*
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)コロン劇場O&cho、ユディト・ヘドヴィヒ(S)、リディヤ・キンダーマン(A)、ルネ・メゾン(T)、アレクサンダー・キプニス(Bs)、ニューヨーク・フィル ハーモニック*
録音:1941年7月24日ブエノスアイレス・コロン劇場ライヴ、1936年4月26日ニューヨーク・ライヴ*
これまでもトスカニーニの録音を積極的にリリースしてきたギルド・ヒストリカルが今回の復刻に選んだ『第九』は手兵NBC響との演奏ではなく、トスカニーニの『第九』の中で最も熱く激しい演奏と言われているコロン劇場O&choとの1941年ブエノスアイレス・ライヴ!凄まじいテンションで突き進むコロン劇場でのトスカニーニの『第九』は数えるほどしかCD化されていないだけに、定評あるピーター・レイノルズのリマスターが施されたギルド・ヒストリカル盤の登場は話題必至!レイノルズ・マスタリング。  (0808)

Guild
《Historical》
GHCD-2343(1CD)
フリッツ・ブッシュ〜レコーディングス1949〜1950
ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》、《レオノーレ》序曲第3番*
フリッツ・ブッシュ(指)デンマークRSO&cho、シェシュティン・リンドベリ=トルリンド(S)、エリセ・イェーナ(Ms)、エリク・ショーベリ(T)、ホルガー ビルディン(Bs)
録音:1950年9月7日、1949年10月24日*
デンマーク放送響はナチスから逃れるために祖国ドイツを離れたブッシュが1937年からこの世を去る1951年まで首席指揮者を務めたオーケストラであり、『第九』はブッシュの死の約1年前に収録された最晩年の演奏となります。またブッシュの遺した録音は少なく、このベートーヴェンの音源も非常に貴重。ジャケットのインパクトもかなり凄い!レイノルズ・マスタリング。   (0808)
Medeci Arts
20-72248(DVD)
メータ&ロサンジェルス・フィル
モーツァルト:ファゴット協奏曲、バルトーク:管弦楽のための協奏曲
ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」、交響曲第8番、スラヴ舞曲ト短調Op.46-8
ズービン・メータ(指)ロサンジェルスPO
収録:1977年1月10−13日ロサンジェルス、ドロシー・チャンドラー・パヴィリオン、ミュージック・センター(ライヴ)/映像制作:ユニテル・クラシカ/PCM ステレオ/ドルビー・デジタル5.1/dts サラウンド5.1/110’/カラーNTSC 4 : 3/Region All/字幕:英・仏・西・
当時、異例の若さでロサンジェルス・フィルの音楽監督(1962−1978)に抜擢されたズービン・メータ。Deccaと専属契約したかれはダイナミックな指揮ぶりで手兵とともに、ストラヴィンスキーやホルストなどいまも誉れ高いアルバムをつぎつぎと発表し、一躍その名を世界に轟かせることになります。このライヴ映像集では、スタジオ盤でも知られるバルトーク、ドヴォ8を筆頭に、その白熱ぶり、切れ味とも最高のパフォーマンスをみせてくれます。この頃のメータの音楽運びは迷いのない思い切りのよさがなによりの魅力で、痛快でさえあります。ロス・フィルとともにスターダムに駆け上がり、その黄金時代を築いたメータがもっとも輝いていた時期のかけがえのない記録といえるでしょう。    (0808Ki)
OEHMS
OC-708(1CD)
シューマン:交響曲第2番&第3番「ライン」
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指)ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO
録音:2007年11月19日−23日、ザールブリュッケン、ザールラント放送大ホール
巨匠スクロヴァチェフスキ、シューマンの交響曲全曲録音完結!!このディスクはベートーヴェンの交響曲全集を完結後、スクロヴァチェフスキ自身の以前からの要望で取り上げたプロジェクトで、シューマンの交響曲全集の第2弾、読売日本交響楽団とのコンサートで取り上げる第2番、と第3番「ライン」。84歳とは思えないエネルギッシュで若々しい生命力と熱い表現意欲溢れる名演が感動を呼び覚ます!
前作の交響曲第1番「春」と第4番()のディスクはレコード芸術特選盤。宇野功芳氏評「4番の濃密なひびきと激しい気迫も聴きものだが、ぼくは1番もしびれた。音質の良さを加味すれば、往年のフルトヴェングラーやクレンペラーの名演を凌ぐだろう。第1楽章冒頭の有機的・内容的な立派さもさることながら、主部のテンポは今までの誰よりも速く、リズムはきびきびと弾み、まことに若々しい。春のエネルギーや生気が飛び出してくる。凄い演奏だと思う」(Monthly Orchestra, 2008 April「いいたい“芳”題」より)  (0808)
SVETLANOV FOUND
SVET-21-26/18(6CD)
グラズノフ:管弦楽作品集 Vol.1
交響曲第1番〜第8番、交響的絵画「クレムリン」Op.30
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)ソヴィエト国立SO
録音:1989-1900年


ORFEO

ORFEOR-774083(3CD)
ジョージ・セル&BPO
モーツァルト:交響曲第29番、ピアノ協奏曲第25番、交響曲第40番、
ドビュッシー:海*、メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調*、
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」*
レオン・フライシャー(P)、ナタン・ミルシテイン(Vn)、ジョージ・セル(指)BPO
録音:1957年8月3日ライヴ、1957年8月9日ライヴ*(全てモノラル)
音質が大変良好で驚愕。8月9日のライヴは初出!8月3日分は他レーベルより出ていましたが比べものになりません。初出のエロイカや40番のマッシブな迫力はセルならではでベルリンフィルがそれに輪をかけた熱演で聴き手を大いに魅了します。恐ろしく充実の1セットと申せましょう。   (0808Ki)
ORFEO
ORFEOR-710081(1CD)
R.シュトラウス:ブルレスケ、ベートーヴェン:交響曲第7番
フリードリヒ・グルダ(P)、カール・ベーム(指)VPO
録音:1957年8月25日(モノラル・ライヴ)
これも大変良い音質にびっくり。1957年のORFオリジナルテープの保存状態も良いのでしょうが、セルのセットも同様のフーバー氏のマスタリングが成功しています。ちょっとモノラル離れのレンジ感でホッホライナーと思われる大迫力のティンパニーや7番コーダの金管の爆発的強奏など見事に、爽快に捉えられています。グルダのピアノも美しく、聴き惚れました。幸福な一枚。   (0808Ki)
MD+G
337-12102(1CD)

937-12106(1SACD)
ショスタコーヴィチ:交響曲全集Vol.10
交響曲第3番変ホ長調Op.20《メーデー》、交響曲第15番*
ローマン・コフマン(指)ボン・ベートーヴェンO、ブルノ・チェコフィルハーモニックcho
録音:2005年12月、2005年1月*

NHK CLASSICAL
NSDS-12264(9CD+DVD)

税込定価
限定盤/カラヤン生誕100周年BOX

◆CD1
ブラームス:交響曲第2番[1957年11月4日日比谷公会堂−モノラル(43分48秒)]
◆CD2
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」[1957年11月6日日比谷公会堂−モノラル(45分30秒)]
◆CD3
モーツァルト:交響曲第40番*、
オーストリア・日本国歌[以上1959年10月27日旧NHKホール−ステレオ(28分03秒)]
ベルガー:オイゲン王子の伝説Op.11*[1959年11月6日日比谷公会堂−モノラル(12分19秒)]
◆CD4
シューベルト:交響曲第8番「未完成」[1979年10月18日普門館−ステレオ(26分32秒)]
◆CD5
チャイコフスキー:交響曲第5番[1979年10月18日普門館−ステレオ(59分23秒)]
◆CD6
ドヴォルザーク:交響曲第8番[1979年10月19日普門館−ステレオ(43分28秒)]
◆CD7
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」[1979年10月19日普門館−ステレオ(43分25秒)]
◆CD8-9
ヴェルディ:レクエイム#[1979年10月24日普門館−ステレオ]

DVD
ベートーヴェン:序曲「コリオラン」[1966年4月21日]

ドレスリハーサル
ドヴォルザーク:交響曲第8番
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲[以上1973年10月27日NHKホール-モノラル]

インタビュー[1973年10月25日NHKホール-モノラル(10分53秒)]
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO、VPO*、ミレルラ・フレーニ(S)#、アグネス・バルツァ(A)#、ルイス・リマ(T)#、ニコライ・ギャウロフ(Bs)#、ウィーン楽友協会cho#
DVD:65分収録/画面サイズ4:3/カラー・モノクロ/モノラル(一部ステレオ)
2008年10月24日から1年間の期間限定販売。1954年の初来日から1988年の最後の来日までのNHKアーカイブスに残された写真、音源、映像をデジタル・リマスタリングしすべて商品化。1966年の「コリオラン序曲」(映像、ステレオ)、1973年のドレスリハーサル、インタビューのカラー映像、1979年普門館のコンサート音源等、カラヤン・ファンにはたまらないアニバーサリーボックス、世界初商品化。(NHK)

TOBU RECORDINGS
TBRCD-0001-2(2CD)
¥4200
朝比奈のグラズノフ&チャイコフスキー
グラズノフ
:交響曲第8番、チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」*、リャードフ:8つのロシア民謡〜「愁いの歌」*
朝比奈隆(指)新星日本SO
録音:1992年1月18日サントリーホールライヴ、1992年1月26日東京芸術劇場ライヴ*/原盤:東京フィルハーモニー交響楽団、プロデューサー&エンジニア:山崎達朗
内外の名演をご紹介すべく立ち上がった新レーベルの第1弾。生誕100年を迎える巨匠朝比奈隆と新星日本交響楽団の最後の共演となったコンサート・ライヴです。グラズノフは、コンサート自体も非常な名演として絶賛を博しました。かつて新星日響自主制作盤として発売され、市場に出回ったものの、その数は少なく、すぐに廃盤となったこともあり、正に幻の名盤としてファンは血眼になって探しているものです。演奏は朝比奈ならではのスケール雄大なもので、品格ある響きには感動を禁じ得ません。当日のメインプログラムは、十八番の「悲愴」でした。こちらは26日の演奏が採用されております。極限まで遅いテンポで、綿密に描写されるチャイコフスキーの悲劇的なメロディには最初から最後まで身を委ねるしかありません。その凄絶な演奏ゆえに第3楽章が終わると拍手が起きています。つくづくこんな大曲を2曲も熱演する朝比奈の情熱とパワーには驚かされます。90年代後半から没年までの枯れた味わいとは異なる「プレ晩年期」とも言える92年の名演は、壮年期の魅力に満ちております。嬉しいことにアンコールとして愛奏したリャードフの「愁いの歌」が含まれており、ロマンチスト朝比奈の面目躍如の美演です。いずれも新星日響の熱演には特筆すべきものがあり、技術的にも申し分なく艶やかな音色や迫力ある轟音など素晴らしい出来と申せましょう。 (TOBU)
SLOVART
SR-0013(1CD)
ゲオルク・ベンダ(1722-1795):交響曲第1番/交響曲第2番/スケルツォ・ノットゥルノ第2番
ペテル・ザイーチェク(指)ムジカ・エテルナ
録音:1995年4月、6月、ブラチスラヴァ、スロヴァキア・フィルハーモニー・モイゼス・ホール
ピリオド楽器使用。   (0808)
SLOVART
SR-0056(1CD)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」、スラヴ舞曲集〜第1番/第3番/第8番/第10番/第15番
林千尋(指)スロヴァキアRSO
録音:2004年4月、ブラチスラヴァ、スロヴァキア放送スタジオ1
SR-DV0056(DVD-Audio)と同一音源。ウィーンを本拠に活躍する日本の指揮者、林千尋(はやしちひろ)はスロヴァキアの首都ブラチスラヴァの2つのオーケストラ、スロヴァキアPOとスロヴァキアRSOとの関係も深く、2004年11月には前者と共演したベートーヴェンの交響曲第9番のハイブリッドSACDが東芝EMIから国内発売されました。
林千尋は1952年に生まれ、東京芸術大学を卒業後、ウィーン国立音楽大学でオトマール・スイトナーに師事、オーストリア文化教育省賞を授与され、その後はオーストリア、スロヴァキア、ポーランド、ドイツ等のオーケストラを指揮、もちろん日本国内でも活躍しています。   (0808)
SLOVART
SR-0050(1CD)
マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」、ワーグナー:ジークフリート牧歌
林千尋(指)ポーランド国立放送カトヴィツェSO
録音:1989年9月、カトヴィツェ、ヴォスプリト・ホール
林千尋、30代でのマーラー。意外な機能性の高さで知られるオーケストラを巧みにコントロールした演奏です。   (0808)
SLOVART
SR-0051(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調「田園」、ドヴォルザーク:序曲「自然の中で」
林千尋(指)スロヴァキアPO
録音:2002年11月、スロヴァキア・フィルハーモニー・ホール

Nimbus
NI-2512(1CDR)
ホヴァネス:交響曲第2番Op.132《神秘の山》、ピアノと管弦楽のための《ローソドゾク》Op.48/ルー・ハリソン:交響曲第2番《悲歌》
キース・ジャレット(P)、デニス・ラッセル・デイヴィス(指)アメリカン・コンポーザーズ・オーケストラ
ミュージック・マスターズ音源。これまでに500人近くの作曲家の作品を取り上げ100曲を超える世界初演を行ってきたアメリカ音楽の伝道者、アメリカン・コンポーザーズ・オーケストラとリンツ・ブルックナー管とのコンビでスポットライトを浴びているデニス・ラッセル・デイヴィスのコンビによるホヴァネス&ハリソン。やはりこのアルバムの目玉はキース・ジャレットがソロを務めるホヴァネスの「ローソドゾク」!最近は手堅いレパートリーが目立つデニス・ラッセル・デイヴィスですが、実は世界初演を数多く手懸けるなど近現代作品の演奏にも長けており、ホヴァネス&ハリソンでのタクト捌きも流石。
※Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。    (0808)
Medeci Arts
20-56948(DVD)

KDB-1(Bluray)
¥5124

ニューヨーク・フィル・イン・平壌
北朝鮮国歌「愛国歌」、アメリカ国歌、ワーグナー:「ローエングリン」第3幕前奏曲
ドヴォルザーク:交響曲9番「新世界より」、ガーシュウィン:「パリのアメリカ人」 
ビゼー:組曲「アルルの女」第2番、バーンスタイン:「キャンディード」序曲、朝鮮民謡:アリラン(アンコール)
◆ボーナス…ピョンヤンのアメリカ人
ロリン・マゼール(指)NYO
収録:2008年2月26日東平壌大劇場(平壌)/字幕:英、独、仏、西、日本語
2008年2月26日に平壌市内にある東平壌大劇場で行われたニューヨーク・フィル&ロリン・マゼールによる平壌公演を収録した映像がリリースされます。しかも、MEDICIARTS初ブルーレイ&DVDディスクでの2タイトル同時発売。音楽はときとして政治の世界で大きな関わりを持つことがありますが、今回はこのNYフィル平壌公演は久々に話題となりました。このコンサートのスポンサーは日本人女性。ヴェネツィア在住の大富豪チェスキーナ・永江洋子氏だったということも大きな注目を集めました。残念ながら金正日総書記は姿を見せませんでしたが、この公演が歴史的にも大きな意味を持つ公演だったことは言うまでもないでしょう。また、NYのメンバーの平壌滞在中の映像がふんだんに収録されたボーナストラックも付いています。日本語字幕付き。  (0808Ki)
拉致被害者の方々の気持ちを思うと、こういうディスクを少なくとも日本において発売する神経が、正直なところ私にはよく理解できません。しかし、かの地で何が起こり、どんな音楽が鳴り響いたかという現実を知るという点では意味があるかもしれません。(湧々堂)
MELODIYA
MELCD-1000188(1CD)
スクリャービン:交響曲第1番ホ長調 Op.26
ラリーサ・ アフデーエワ(Ms)、アントン・グリゴリエフ(T)、エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)ソヴィエト国立SO、ロシア共和国cho
録音:1963年    (0808)
VISTA VERA
VVCD-00160(1CD)
ロシアの指揮者たち Vol.10〜ワシーリー・ネボリシン
ラフマニノフ:詩曲「鐘」Op.35*、スクリャービン:交響曲第2番
N・クリャギナ(S)、D・ウズーノフ(T)、A・ボリシャコフ(Br)、ワシーリー・ネボリシン(指)ソヴィエト国立SO*、ロシア共和国cho*、ボリショイ劇場SO
録音:1954年1月25日(*)、1950年6月27日(+)、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
   (0808)
VISTA VERA
VVCD-00163(1CD)
ロシアの指揮者たち Vol.13 サムエル・サモスード
モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」(*)、交響曲第40番(+)、歌劇「イドメネオ」〜バレエ音楽(*)
サムエル・サモスード(指)モスクワRSO
録音:1950年(*)/1950年6月23日(+)    (0808)
VISTA VERA
VVCD-00168(1CD)
スクリャービン:夢Op.24、交響曲第3番ハ短調「神聖な詩」Op.43、交響曲第5番「プロメテウス」op.60(*)
アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(P)*、ニコライ・ゴロワーノフ(指)モスクワRSO、モスクワ放送cho(*)
録音:1946-1947年   (0808)
BIS
BISSA-1816(1SACD)
ベートーヴェン:交響曲第2番、第7番
オスモ・ヴァンスカ(指)ミネソタO
。ヴァンスカとミネソタ管によるベートーヴェンの交響曲シリーズ最後の2曲が登場し、ついに完成となりました。今回は陽性な2番と7番ですが、一聴して感心させられるのはリズムの良さで、ヴァンスカならではのボルテージの高い推進とあいまって、驚くほど生気にあふれたベートーヴェンとなっています。   (0808Ki)
ARCHIPEL
ARPCD-0388(1CD)
チェリビダッケ/チャイコフスキー作品集
交響曲第6番「悲愴」、幻想序曲「ロメオとジュリエット」*
セルジュ・チェリビダッケ(指)WDR響、RAIトリノSO*
録音:1957年10月21日ライヴ、1956年5月12日ライヴ*
「ロメオとジュリエット」は初出かと思われます。特に「ロメオとジュリエット」はとても良い音質。   (0808)
Guild
<Historical>

GHCD-2339(1CD)
フリッツ・ブッシュ/ハイドン&モーツァルト
ハイドン:交響曲第88番《V字》、協奏交響曲変ロ長調Hob.I-105*、
モーツァルト:セレナード第13番《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》**、交響曲第36番《リンツ》#
フリッツ・ブッシュ(指)デンマークRSO
録音:1949年11月4日&7日、1951年1月26日&27日*、1948年10月10日**、1949年11月7日#
グラインドボーン音楽祭やドレスデン国立歌劇場の音楽監督などを歴任したドイツの名匠フリッツ・ブッシュがデンマーク放送響と録音したハイドン&モーツァルトの4作品がギルド・ヒストリカルから復刻!1951年に早すぎる死を迎えたブッシュがナチスの台頭を嫌い祖国ドイツを離れ、1937年から没するまで首席指揮者を務めたデンマーク放送響。ブッシュ&デンマーク放送響のコンビによって1948年から1951年にかけて録音が行われたハイドン&モーツァルトは、当時78回転のSPレコードでそれぞれ別々にリリースされたブッシュ晩年の代表的演奏であり、世界中のコレクターから注目を集めてきた音源です。このハイドン&モーツァルトも、名エンジニア、ピーター・レイノルズが率いるレイノルズ・マスタリングのリマスターによって音質も改善されています。   (0808)
ORFEO
ORFEOR-773084(4CD)
カラヤン/1957年ザルツブルク音楽祭オーケストラ・コンサート
[CD1](初出)
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
[CD2]
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」*、ピアノ協奏曲第21番*、交響曲第41番「ジュピター」*
[CD3]
ブラームス
:ドイツ・レクイエム
[CD4](全て初出)
テーオドル・ベルガー:シンフォニア・パラボリカ[初演]*、アイネム:ピアノ協奏曲Op.20#、オネゲル:交響曲第3番「典礼風」*
全てヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
VPO、BPO*、ゲザ・アンダ(P)、リーザ・デラ・カーザ(S) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)、ゲルティ・ヘルツォーク(P)#、ウィーン楽友協会cho
録音:[CD1]1957年7月28日祝祭劇場(ライヴ)[ORFによる収録]
[CD2]1957年7月29日モーツァルテウム(ライヴ)[ORFによる収録]
[CD3]1957年8月22日フェルゼンライトシューレ(ライヴ)[ORFによる収録]
[CD4]1957年8月13日モーツァルテウム(ライヴ)[ORFによる収録]
毎夏にオルフェオが放つ、ファン期待のザルツブルク音楽祭シリーズ。1957年は、前年のザルツブルク音楽祭芸術総監督就任から、本格的にカラヤンが改革に乗り出した最初のシーズンで、手兵ベルリン・フィルが初めて音楽祭に登場したのもこの年。期間中に行なわれた4つのコンサートを網羅した当セットでは、このうちCD2のモーツァルト、CD3のブラームスが過去にそれぞれDGGとEMIより復刻されているものの、ほかはすべて初出という大注目の内容となっています。祝祭劇場におけるウィーン・フィルとのブルックナーの第8番は、いつにもまして自信と覇気に満ちたアプローチが大きな魅力。次第に高揚してゆくアダージョも切に訴えかけるものがあります。カラヤンとウィーン・フィルは同年4月17日にムジークフェラインザールでも同じ第8番を取り上げていますが(ANDANTE廃盤)、ふたつの演奏時間はほぼ同じ(80分半)。後年の録音(1979年や1988年)との比較では全体で3分ほど早いという結果が出ています。さらに興味深いのが、ベルリン・フィルを率いての8月13日モーツァルテウムにおけるライヴ。得意のオネゲルがまず、これがカラヤン?ベルリン・フィル?と耳を疑うほど冒頭から思いのほか過激。当時のカラヤンの凄さを伝える最高のサンプルといえます。そして、ともにカラヤン唯一の録音である珍品、作曲家ブラッハー夫人ヘルツォーク独奏のアイネムとベルガー世界初演が、音で聴けるのもファンにはまた無上の喜び。ベルリン・フィル芸術監督、ウィーン国立歌劇場総監督、さらにはザルツブルク音楽祭芸術総監督とつぎつぎにポストを掌中に収めてゆく、この時期のカラヤン。これこそはまさに「帝王」時代の幕開けを告げる栄光のドキュメントであり、同時にリリースされる7月27日の「フィデリオ」(ORFEOR.771082)、8月10日の「ファルスタッフ」(ORFEOR.772082)とともに、アニヴァーサリー・イヤーを飾る最高の一組といえるでしょう。   (0808Ki)

TUDOR
TUDOR-7151(1SACD)
マーラー:交響曲第4番ト長調
ジョナサン・ノット(指)バンベルクSO、モイカ・エルドマン(S)
録音:2006年12月18-22日,ヨーゼフ・カイルベルト・ザール,バンベルク
ジョナサン・ノット&バンベルク交響楽団のマーラー第3作。この演奏は、前作の第1番「巨人」同様にかなりゆっくりとしたテンポが採用されているせいもありますが、往年の名指揮者ブルーノ・ワルターの名演を想起させる叙情と空想に満ちたこれまた名演です。ノットはワルターに心酔しているのではないでしょうか。ヴァイオリンを左右両翼に配し、低弦を左側に振るという古典配置によっており、その音響の見通しの良さは無類。第3楽章の止まる寸前まで遅く設定されたテンポなど、ワルターにそっくり。第4楽章は、ハンブルク生まれの名花モイカ・エルドマンのソプラノを得て、メルヘンティックな趣で透徹しており、これぞリリシズムと言った満足を得られます。
Altus
ALT-154(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO
録音:1944年12月16〜20日(19日)ウィーン楽友協会大ホール(ウラニアのエロイカ)
レーザーレコードプレイヤーはエルプ社の特許商品でレコード針を使わずレーザー方式でレコードを読み取る画期的なもの。針では拾い上げられなかった情報も再生可能となっています。国会図書館など業務用で知られておりますが、扱いや再生が大変難しいことでも有名で、当盤復刻者の中山実氏はその第1人者。狂おしいほどの情熱で再生しております。アナログディスク再生の鬼っ子エルプでの、もうこれ以上はできない「ウラニアのエロイカ」葬送行進曲の最後のピアニッシモの空気感まで再現まるで幻のマスターテープを聴くかのよう!
Altus
ALT-155(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、「コリオラン」序曲
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO
録音:1943年6月27〜30日(19日)ベルリン、フィルハーモニーザール
制作者より
「今回の2点の復刻に共通しているのはダイナミックレンジの広さです。1940年代の録音にもかかわらずフルトヴェングラーの極限のピアニッシモが体感できるうえ、運命の3楽章から終楽章への壮絶なクレシェンドも恐らく今回の復刻で初めての体験できるのではないでしょうか。御期待下さい。」中山実     (0808Ki)
RCOLive
RCO-08006(1SACD)
R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」、アルプス交響曲
マリス・ヤンソンス(指)ロイヤル・コンセルトへボウ管
録音:2007年10月18&21日-2008年1月16&17日、2007年9月19,20,21&23日アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
記念すべき2004年9月4日首席指揮者就任記念コンサートの「英雄の生涯」(RCO.04005/DVDはRCO.04103)以来となる、ヤンソンス&RCOによるシュトラウス第2弾。組み合わせは、大管弦楽のための最後の大曲「アルプス交響曲」と交響詩第1作目の「ドン・ファン」。これまでRCOとはレパートリーの再録を重ねてきたヤンソンスですが、ともに初録音となります。シュトラウスもまた、長い伝統を誇るRCOとはたいへんゆかりの深い作曲家。1897年から翌98年にかけて作曲された「英雄の生涯」がRCO第2代首席指揮者メンゲルベルクと当楽団に捧げられたことも少なからず関係してのことでしょうか。1915年10月の作曲者指揮による世界初演の翌年には、早くもメンゲルベルクの指揮で当RCOによるオランダ初演が行なわれた「アルプス交響曲」。さらにこの成功を受けて、一週間後には作曲者の指揮でもRCO再演が果たされています。こうした歴史的背景にも拘わらず、ここに至るまで録音といえばわずかにハイティンクによるただ一度きり(1985年)。作品の内容から考えて、天性の語り口のうまさで鳴らすヤンソンスによる新録となれば、これは期待しないわけにはゆきません。眼下に拡がる壮大なる音のパノラマ。日の出を迎えてのまばゆいばかりの輝きや、刻一刻と姿を変えゆく山の姿を、陰影ゆたかに、かつ破格のスケールで描いてゆきます。ヤンソンス自身は「アルプス交響曲」をウィーン・フィルとの実演などでも幾度となく取り上げてはいますが、こと録音に関して、ほかならぬRCOを起用したことは演奏の伝統を踏まえての納得の選択といえるでしょう。そして「ドン・ファン」。こちらもたくみなドラマづくりでライセンス・トゥー・スリルの異名をとるヤンソンスの独壇場。匂い立つような弦に、甘美なオーボエ・ソロ。ホルンによって力強く歌われるテーマ。その魅力を挙げてゆけばきりがありませんが、どんな場面においても磨き抜かれたRCOのひびきは雄弁このうえなく、たっぷりと酔わせてくれます。先ごろ一時は体調不良が伝えられたヤンソンスですが、その懸念を吹き飛ばすように手兵RCOとともに絶好調にあることを示すシュトラウス。このアルバムを聴くと、いよいよ今秋11月の来日が待ち遠しくてなりません。  (0808Ki)
MEMORIES
MR-2071(4CD)
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1番、第2番*、第3番**、第4番#、ドイツ・レクイエム##
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO、ストックホルムPO##、ケルステン・リンドベルイ・トルリンド(S)、ベルンハルト・ゼネルステット(Br)他
録音:1953年5月18日、1952年5月7日*、1949年12月18日**、1949年6月10日#、1948年11月19日##
フルトヴェングラー+ベルリンフィルという黄金コンビのいままでありそうでなかったブラームス全集。第1番も比較的珍しい演奏でフルトヴェングラーならではのテンポ・アップはのけぞる位の激しさです。第2番、第3番ともにドラマを音楽に叩き込んだ凄絶な名演。第4番は吉田秀和先生が至高の名演と絶賛したヴィスバーデン・ライヴで、美しさは絶後のものです。ストックホルムのドイツ・レクイエムも荘厳、深刻な味わいが素晴らしいです。いずれも出演者秘蔵のテープより、入念にリマスタリングされたものです。しかも4枚組で2枚価格!   (0808)
MEMORIES
MR-2075(2CD)
マーラー:交響曲第2番「復活」、さすらう若人の歌
カール・シューリヒト(指)フランス国立RSO、エディト・ゼリヒ(S)、オイゲニア・ザレスカ
録音:1958年2月28日ライヴ
シューリヒトとマーラーというと意外なようにも思えますが、実はかなり意欲的に紹介していたようです。特に「復活」は得意の曲目で数種のライヴが確認されております。ここで発売されるフランス国立放送響との「復活」は音質がいまいち冴えないものが出回っておりましたが、今回の音質は既出盤を上回るもので、スポーティーなシューリヒトの音楽を存分に味わえます。   (0808)
Signum Classics
SIGCD-132(2CD)
ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73/第4番ホ短調Op.98
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指)フィルハーモニアO
録音:2007年6月28日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、2007年2月4日、クィーン・エリザベス・ホール*(共にライヴ)

フィルハーモニア管弦楽団とシグナム・クラシックスが結んだ新たなパートナーシップにより、フィルハーモニア管弦楽団が保有する秘蔵音源をリリースする超特大スケールのシリーズがスタート!これがリリース第1弾。1994年にフィルハーモニア管の首席客演指揮者として迎えられたドホナーニは1997年に首席指揮者に就任。マゼールの後任として2002年まで音楽監督を務めたアメリカの5大メジャーの1つクリーヴランド管での実績は言うに及ばず、海を渡ったイギリスのメジャー・オーケストラの1つであるフィルハーモニア管の歴史にも首席指揮者として大きな足跡を刻んでいます。ドホナーニは来る9月に首席指揮者のポストをエサ=ペッカ・サロネンに譲り桂冠指揮者に就任することが決定しているため、今回リリースされるブラームスは11年間にわたって務めた『フィルハーモニア管弦楽団首席指揮者』としての有終の美を飾るもの。    (0808)
Signum Classics
SIGCD-133(1CD)
シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944《ザ・グレート》
チャールズ・マッケラス(指)フィルハーモニアO
録音:2006年6月10日、クィーン・エリザベス・ホールでのライヴ
1925年生まれのマッケラスは、最近ではリン(Linn)から「モーツァルト:後期交響曲集」(CKD 308)、ハイペリオン(Hyperion)からは「ベートーヴェン:交響曲全集」(CDS 44301/5)を発表し大絶賛を博すなど、円熟の極みとも言えるその芸術性は80歳を超えてもなお進化を続けています。マッケラスとフィルハーモニア管の良好な関係から生まれる超一級のサウンドは、ハイペリオンからリリースされている「ベートーヴェンの交響曲全集」の中の「交響曲第9番《合唱付き》」で実証済。    (0808)

JVC xrcd SHM-CDエディション 第1回発売
1999年の第1回発売以来、その徹底した音質管理による「究極のリマスタリングCD」として日本国内のみならず海外でも高く評価されている、ビクタークリエイティブメディア・プロデュースによるRCAレッド・シールXRCDシリーズ。ミュンシュ、ライナー、ハイフェッツ、ルービンシュタインをはじめとする20世紀にその名を残すRCAアーティストによる歴史的な名盤を続々と発売してきているが、2009年に発売10周年をむかえるにあたり、「究極の高音質CD素材」として熱い注目を浴びているSHM-CD仕様にて、厳選された20タイトルを発売する。
■20タイトルのセレクションは、第1回発売以来、XRCDシリーズ・プロデューサーとして、RCA音源のXRCD化の原動力となっている、ビクタークリエイティブメディア・エンジニアの杉本一家氏によるもの。アナログLPのカッティング・エンジニア、そして今ではクラシックをはじめとする幅広いジャンルのマスタリング・エンジニアおよびレコーディング・エンジニアとしての豊富な経験と感受性の鋭いその耳によって選びぬかれた20タイトルがここにある。
■8月29日発売の3タイトルを皮切りに、毎月2〜3タイトル発売予定。
■初回のみの限定生産盤。
■豪華デジパック仕様+透明プラスティックケース封入による、永久保存パッケージ。
■ジャケットには初出LP盤のジャケット・デザインを使用。

xrcdの特徴
1. xrcdはマスタリングからマニファクチャリングの工程までを、初めてハイビットで通して作成しました。
2. 全てのデバイスをカスタマイズして、電源、ケーブルなども厳選しています。
3. xrcdは人間がすべての工程を一貫したクオリティ・コントロールにより実現した高品位CDです。

SHM-CD(Super High Material CD)とは?
通常のCDとは別種の液晶パネル用ポリカーボネイト樹脂を使用することにより素材の透明性をアップ、マスター・ク オリティに限りなく近づいた高音質CDです。 ※SHM-CDロゴは、日本ビクター(株)とユニバーサル ミュージック(株)の登録商標です。

新しい感動との出会い
今回のSHM-XRCDは、どれも透明感に富み、楽音が見事に分離されてよく響き渡り、全体に一皮むけたようだ。従来のXRCDでも十二分に聴き応えのあった音に、さらに磨きがかけられ、20bit原盤でありながら24bit XRCDの音質に肉迫する勢いである。また新しい感動と出会えたことに感謝しなければならない。 (ビクタークリエイティブメディア・エンジニア、XRCDプロデューサー:杉本一家)

JVC
JMCXR-0001S
(1SHM-CD)
初回限定生産
税込定価
ベルリオーズ:幻想交響曲
シャルル・ミュンシュ(指)ボストンSO
録音:1962年4月9日、ボストン、シンフォニー・ホール(ステレオ)、マスター:オリジナル3チャンネル・マスター使用、オリジナル・プロデューサー:リチャード・モア、オリジナル・レコーディング・エンジニア:ルイス・レイトン、リマスタリング・エンジニア:瀧口博達、LP初出:LSC-2608August 1962、国内LP初出: HP-2164December 1962:
仕様:JVC K2 20 BIT REMASTERING/STEREO、クレジット: (P) 1962 Sony BMG Music Entertainment. Under license to Victor Company of Japan, Ltd.
ミュンシュがボストン響とRCAに録音した「幻想」は2種類ありますが、これは後の方の録音です。どちらがいい演奏か、というのはLP時代から議論がありますが、録音に関していえば、ステレオ録音試運転期の奇跡的な名録音である1954年盤、ロバート・レイトンに代表されるRCAのエンジニアが試行錯誤を重ねてたどりついた3チャンネル録音の完成形である1962年盤、いずれも聴き応え十分と思っています。SHM−CD化によって、低域の輪郭がはっきりとし、各パートの分離がさらによくなりました。全曲にわたって活躍する金管の華やかさ・伸びやかさ、弦の高域のシルキーな質感や歪感のない美しさなど、オリジナル録音の長所がより明解になりました。第4楽章、第5楽章のドラマティックな部分はもちろんですが、第3楽章や第1楽章序奏部の静かな部分での雰囲気感が聴きものです。(杉本一家による選定コメント)

JVC
JMCXR-0002S
(1SHM-CD)
初回限定生産
税込定価
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」
ベルイ・ザムコヒアン(Org)、バーナード・ジゲラ、 レオ・リトウィン(P)、シャルル・ミュンシュ(指)ボストン交SO
録音:1959年4月5日&6日、ボストン、シンフォニー・ホール(ステレオ)、マスター:オリジナル3チャンネル・マスター使用、オリジナル・プロデューサー:リチャード・モア、オリジナル・レコーディング・エンジニア:ルイス・レイトン、リマスタリング・エンジニア:瀧口博達、LP初出: LSC-2262March 1960、国内LP初出: SHP-2117June 1962
仕様:JVC K2 20 BIT REMASTERING/STEREO、クレジット:(P)1959 Sony BMG Music Entertainment. Under license to Victor Company of Japan, Ltd
これは、XRCDの新譜が出るたびに売り上げが伸びるロングセラーです。1959年時点で、パイプ・オルガンや2台のピアノを含む大編成のオーケストラを録音 する場所としては、ボストン・シンフォニー・ホールは理想的な空間だったと思います。録音に際しては平土間の客席を取り払い、そこにオーケストラを座らせたようですが、過度になり過ぎない美しい残響感が見事です。SHM−CD化によって、オルガンの重低音(特にトラック4:で顕著ですが、2:冒頭の静かなパッセージでの存在感も素晴らしい)の輪郭や分離が明快になりました。3:の中間部で活躍する2台のピアノの粒立ちも美しいし、4:のクライマックスで響き渡る金管も歪感が少なく、よりストレートに聴こえるようになりました。(杉本一家による選定コメント)

JVC
JMCXR-0006S
(1SHM-CD)
初回限定生産
税込定価
ベートーヴェン:交響曲第7番、歌劇「フィデリオ」序曲*
フリッツ・ライナー(指)CSO
録音:1955年10月24日、12月12日*、シカゴ・オーケストラ・ホール(共にステレオ)、マスター:オリジナル2チャンネル・マスター使用、オリジナル・プロデューサー:リチャード・モア オリジナル・レコーディング・エンジニア:ルイス・レイトン、リマスタリング・エンジニア:瀧口博達 LP初出: LSC-1991September 1956
仕様:JVC K2 20 BIT REMASTERING/STEREO 、クレジット:(P) 1955 Sony BMG Music Entertainment. Under license to Victor Company of Japan, Ltd
シカゴのオーケストラ・ホールは、ボストン・シンフォニー・ホールよりも録音に向いていたようで、このホールで収録された1950年代・1960年代のライナー=シカゴ響の録音はいずれも高いクオリティに仕上がっており、オーケストラのトゥッティの響きと各パートのバランスの明晰さが両立した名録音が多いです。この1955年の録音の2曲は、ステレオで収録されたライナー初のベートーヴェン作品となったものですが、SHM−CD化によってホールの残響感が増し、低域を支えるコントラバス・パートの輪郭がさらにはっきりしました。交響曲第7番第1楽章コーダ部分の低域のオスティナートが、左チャンネルのコントラバスと右チャンネルのチェロとスピーカーの両方から強力に聴こえてくる録音は、このライナー盤以外にはあまりないと思います。(杉本一家による選定コメント)

Relief
CR-991081(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番「バービ・ヤール」
ウラジーミル・フェドセーエフ(指)チャイコフスキー記念モスクワRSO、モスクワ室内cho セルゲイ・アレクサーシキン(Bs)
録音:2006年10月14日(ライヴ)
RELIEFレーベルで着実にリリースを続けているフェドセーエフのショスタコーヴィチ交響曲チクルスの第5弾は、ショスタコーヴィチ最大の問題作交響曲第13番「バービイ・ヤール」です。ユダヤ人虐殺問題を扱ったエフトゥシェンコの詩にもとづいて、バス独唱と合唱を含む5楽章の交響曲を1962年に作曲。独唱にはロシアの名バス、セルゲイ・アレクサーシキンをむかえ、壮絶な音圧と爆発寸前のフェドセーエフの狂演を体感できる。  (Ki)
CPO
CPO-777178-2(1SACD)
シュポア:交響曲集第2集
交響曲第2番ニ短調Op.49、交響曲第8番ト長調Op.137、演奏会用序曲「重大な様式に」Op.126
ハワード・グリフィス(指)NDR放送PO
第1集が好評のグリフィスによるシュポアの交響曲第2集です。第2番の交響曲は当時のロンドン・フィルハーモニー協会(LPOとは別団体)から依頼を受けたシュポアが気合を入れて書いた作品で、初演の成功により、彼はイングランドで「最も成功した作曲家」と称賛されました。それから25年近くを経て書かれた第8番は、一層練られた作風で聴きごたえもたっぷり。
CPO
CPO-777308-2(1CD)
レントヘン(1855-1932):管弦楽曲
交響曲第10番「ワルツ交響曲」、シンフォニエッタ・フモリスカ、3つの前奏曲とフーガ、組曲「古きオランダ」
ダヴィッド・ポルセライン(指)ラインラント=プファルツ国立PO
最近、注目が高まるオランダの作曲家レントヘンの作品集です。今作は、20曲ある交響曲の第10番目の「ワルツ交響曲」をメインとした収録曲です。木琴などの打楽器を効果的に使用した快活な作品です。古い民謡を主題とする組曲や、古典的な形式に基づいた「前奏曲とフーガ」など、未知の名曲に親しむ喜びがふつふつと湧いてくるような嬉しい1枚です。
DG
477-7484(1CD)
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
ロリン・マゼール(指)NYO
巨匠マゼール&ニューヨーク・フィルハの円熟の至芸が好評な「DGコンサーツ・シリーズ」第3弾は、このコンビが満を持して挑む大曲、ブルックナーの交響曲第8番。ライブならではの熱気を高音質でお楽しみいただけます。
BBC LEGENDS
BBCL-4239(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」、ワーグナー:「神々のたそがれ」〜ジークフリートのラインへの旅*、「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死*
サー・ゲオルグ・ショルティ(指)LSO、コヴェント・ガーデン王立歌劇O*、ビルギット・ニルソン(S)
録音:1968年1月30日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ステレオ・ライヴ)、1963年9月6日ロイヤル・アルバート・ホール(ステレオ・ライヴ)*
すべてBBCアーカイヴ音源からの復刻。昨年早くも歿後10年を迎えた巨匠ショルティの初出ライヴ。同じmediciグループ傘下となったEUROARTSからはCSOとのライヴ映像がリリースされますが、こちらはBBCLEGENDSということで英国のオケとの顔合わせ。まず、LSOとの「エロイカ」は、既出のチャイコフスキー第1協奏曲(チェルカスキー独奏・BBCL.4160)と同日のライヴで、ウィーン・フィル(1958年)、CSOとの2種(1973年、1989年)につづいて、ショルティでは4種目。当時55歳のマエストロのもと、すばらしい反応をみせるLSO。優美で力強く、いつもの彫琢をきわめたつくりに、ライヴのいっそう大きなスケール感を加えています。カップリングは、1961年から1971年まで音楽監督を務めた手兵ロイヤル・オペラ管を率いて登場したプロムスでのワーグナー。愛の死におけるイゾルデは、ウィーン・フィルとの全曲盤(1960年)でも同名役を歌ったニルソン。リング全曲やシュトラウスの楽劇など、実演ならびに録音でショルティとの共演機会の多かった女王が、オケを凌ぐ圧倒的存在感を聴かせています。リマスタリング担当はポール・ベイリー。  (Ki)
BBC LEGENDS
BBCL-4242(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第12番「1917年」**、交響曲第6番*、
J.シュトラウス:ポルカ「まあつべこべ言わずに」#、J.シュトラウス(ショスタコーヴィチ編):ポルカ「観光列車」#、ユーマンス(ショスタコーヴィチ編):2人でお茶を(タヒチ・トロットOp.16)#
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)フィルハーモニアO**、BBC響
録音:1962年9月4日アッシャー・ホール(西側初演ライヴ)、1980年12月10日*、1981年8月14日ロイヤル・アルバート・ホール(以上全てステレオ・ライヴ)
BBCアーカイヴ音源の復刻。第12番をのぞいてすべて初出。交響曲第12番は、同年同月同所における第4番(BBCL.4220)とともに、作曲者本人立会いのもとでおこなわれた西側初演のドキュメント。長らく廃盤が続いていたところへ、久々の復活となります。ロジェヴェン2種目の第6番はソ連文化省響との録音(1983年)も激烈でしたが、目まぐるしく疾走するフィナーレがあざやかに決まります。でも、そんなことよりスゴイのは、この曲の世紀の名演と通の間で云われて久しい「タヒチ・トロット」がついに音で聞けること。シュトラウス作アレンジの珍品ポルカともども、天才ロジェヴェンの手腕がもっとも花開いた例といえるでしょう。  (Ki)
BBC LEGENDS
BBCL-4243(1CD)
マーラー:交響曲「大地の歌」、ブラームス:アルト・ラプソディ*
ジャネット・ベイカー(Ms) ジョン・ミッチンソン(T)、レイモンド・レパード(指)BBCノーザンSO、エイドリアン・ボールト(指)BBC響&BBC男声cho*
録音:@1977年2月22日マンチェスター・自由貿易ホール(ステレオ・ライヴ)、1968年11月6日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(モノラル・ライヴ)*
「大地の歌」がBBCアーカイヴ音源の復刻。英国の誇りベイカーの歌う「大地の歌」といえば、BBCLEGENDSにはすでにケンペ盤(1975年・BBCL.4129)がありますが、わずか2年ほどの差といえベイカー絶頂期の記録といえるのがこのレパード盤。このたびポール・ベイリーのリマスタリングで音質改善がはかられ、カタログ復活となります。テノールはホーレンシュタイン盤(1972年・BBCL.4042)でも歌っていたミッチンソン。カップリングはおなじボールトの指揮でスタジオ録音(LPO・1970年)を残すアルト・ラプソディ。こちらはライヴということで、いずれにしてもファンにはかけがえのないものとなるでしょう。  (Ki)
Opus蔵
OPK-2080(1CD)
ドヴォルザーク:交響曲第7番、スラヴ舞曲Op.46〜第1、2、4、5、6、7、8番
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)チェコPO
録音:1935年
ターリッヒとチェコ・フィルの第2弾は、1935年のイギリス演奏旅行の折にHMVのAbbey Road Studioで録音されたドヴォルザーク。スラヴ舞曲はスプラフォンのターリッヒシリーズでも復刻されなかったものです。カットはあるが全曲録音されています。オリジナルはばらばらの組み合わせですが、ここでは曲順に並べました。  (Ki)
OUT OF THE FRAME
OUT-011(1CD)
ドヴォルザーク:交響曲第8番、交響曲第9番ホ短調「新世界より」
リボル・ペシェク(指)チェコ・ナショナルSO
録音:2004年11月18-19日、プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール
OUT OF THE FRAME
OUT-012(1CD)
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
ポール・フリーマン(指)チェコ・ナショナルSO
録音:1998年3月22日、プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール、ライヴ
ICN POLYART
ICN-032(1CD)
マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」
ポール・フリーマン(指)チェコ・ナショナルSO
録音:2000年2月2日、プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール、ライヴ
Edition HST
HST-056(1CD)
税込定価
ヴァンハル:疾風怒濤交響曲集第7巻
イ長調BryanA5(ca.1763-65)、イ長調BryanA3(ca.1772-73)
リーダー:遠藤雄一(Vn)、ハイドン・シンフォ二エッタトウキョウ
録音:2008年5月、東京ルーテル市ヶ谷センター・ホールでのライヴ録音
◆交響曲イ長調BryanA5
写譜の一つがエステルハージ家に所蔵(現ブタペスト博物館)されていたことから、当時ヨゼフ・ハイドンがヴィーンに発注し、自身が演奏したと伝えられる。このような形で、エステルハージ家に16曲のヴァンハルの交響曲が現存していることから、ハイドンは必死でヴィーン有名作曲家の情報を得ようとしていた事が伺える。
◆交響曲イ長調BryanA3
ヴィーンでは20世紀初頭までヨゼフ・ハイドン作Hob.I:267として伝承された。

DGカラヤン・シンフォニー・エディション
定評のある70年代の録音を中心にCD全38枚からなる交響曲集。 秋にはBOXのリリースも予定されています。
477-7578(6CD)
ベートーヴェン:交響曲全集&序曲集(「エグモント」序曲、序曲「レオノーレ」、「フィデリオ」序曲、序曲「コリオラン」、「プロメテウスの創造物」、「アテネの廃墟」序曲)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO
録音:1965〜77年
477-7579(3CD)
ブラームス:交響曲全集、ハイドンの主題による変奏曲、 悲劇的序曲
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO
録音:1978年2月
477-7580(9CD)
ブルックナー:交響曲全集
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO
録音:1975〜81年
477-7581(3CD)
メンデルスゾーン:交響曲全集(全5曲)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO、ディット・マティス(S) リゼロッテ・レープマン(S) ヴェルナー・ホルヴェーク(T) ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
録音:1971&72年
477-7917(7CD)
ハイドン:パリ交響曲とロンドン交響曲集
交響曲第82番「熊」、83番「めんどり」&87番、84番、85番「王妃」、86番、第93番、94番「驚愕」、100番「軍隊」、第95番、96番「奇蹟」、97番、98番、99番、第101番「時計」、102番、第103「太鼓連打」、104番「ロンドン」
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO
録音:1980〜82年
477-7925(3CD)
モーツァルト:後期交響曲集
交響曲第32番/33番/35「ハフナー」/36番「リンツ」/第29番/38番「プラハ」/39番/第40/41番「ジュピター」
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO
録音:1965、1976〜77年
477-7932(3CD)
シューマン:交響曲全集、序曲,スケルツォとフィナーレ
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO、VPO(第4番のみ)
録音:1971、87年
477-7937(4CD)
チャイコフスキー:交響曲全集
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO
録音:1966、1975〜77年

Medeci Arts
20-72468(DVD)
ベートーヴェン:交響曲第1番*、シューベルト:交響曲第6番、交響曲第8番「未完成」、
◆特典映像…ショルティによるシューベルトの交響曲へのイントロダクション(英語、字幕なし)
ゲオルグ・ショルティ(指)CSO
収録:1978年ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)*、1979年シカゴ、オーケストラ・ホール(ライヴ)/映像制作:ユニテル・クラシカ/PCM ステレオ/ドルビー・デジタル5.1 / dts 5.1/97'+8'(ボーナス)/カラーNTSC 4 : 3 / Region All/音声:英・独・仏・西
ベートーヴェンの第1番は、同じCSOとの2度におよぶ全集録音中にそれぞれ、1974年と1989年の録音があり、当ライヴはそのあいだに位置するもの。そして、巨匠とCSOとの長きにわたる関係からおもえば意外なことに、シューベルトの2曲はCSOとの初レパートリー。さらに、第6番についてはこれがショルティにとって唯一の録音。ショルティでは、後年のウィーン・フィルとの「未完成」や「グレイト」も味わい深いものでしたが、やはり息の合った手兵との演奏はまた格別。ベートーヴェン、シューベルトいずれについてもいえることですが、究極の合奏精度に裏打ちされた、がっしりした構造と抜群の運動性にあらためて興奮を覚えます。なお、ここに収録されたシューベルトのふたつの交響曲についてあたたかい調子で語るショルティの姿も印象深いものです。   (Ki)
ATMA
SACD2-2514(1SACD)
ブルックナー:交響曲第9番(ノヴァーク版)
ヤニック・ネゼ=セガン(指)グラン・モントリオール・メトロポリタンO
録音:2007年9月
ヤニック・ネゼ=セガンは1975年生まれのカナダ人指揮者。ダニエル・ハーディング、ウラディミール・ユロフスキと同世代の次世代指揮者。2008年夏にはザルツブルグ音楽祭デビュー。そして9月からはゲルギエフの後任としてロッテルダム・フィルの音楽監督、ロンドン・フィルの首席客演指揮者に就任。また12月にフィラデルフィア管、2009年2月にボストン響などアメリカデビューも決まり、まさに今世界中が注目する32歳の若手指揮者の一人。2008年年6月には鮮烈な日本デビューを飾っています。ヤニック・ネゼ=セガンは既に2000年から率いているグラン・モントリオール・メトロポリタン管弦楽団とATMAレーベルからブルックナーの第7番(SACD22512)を発売。遅めのテンポで丁寧に描いていました。今回の第9番は、たっぷりと構築される濃い内容と素晴らしい表現力、よどみなく流れる音楽でじっくりと聴かせます。   (Ki)
Soli Deo Gloria
SDG-702(1CD)
ブラームス:交響曲第1番、埋葬の歌Op.13、運命の歌Op.54、メンデルスゾーン:われら人生のただ中にありてOp.23-3
ジョン・エリオット・ガーディナー(指)オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク、モンテヴェルディcho
録音:2007年秋ロンドン、パリ(ライヴ)
ガーディナー自らが運営するモンテヴェルディ・プロダクションズのレーベル“ソリ・デオ・グローリア”から、「バッハのカンタータ巡礼」シリーズの大成功を受けて、いよいよ念願のブラームス・プロジェクトがスタートします。これは従来のモンテヴェルディ合唱団に加えて、ガーディナーが古典派とロマン派作品を演奏する際の手兵オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク(ORR)を率いて、2007年秋から向こう2年間にわたり実演と並行して4つのシンフォニーのほかに、主要な合唱作品を録音してゆくというものです。「ブラームスの大規模な音楽は生気、ドラマそしてはげしい情熱であふれています。」と語るガーディナー。ガーディナーによると、このシリーズのユニークな特徴としては、交響曲を、ブラームスのほかの作品(すぐれていながらもしばしば顧みられない合唱音楽)と、ブラームスがたいへん賞賛した巨匠たち(シュッツやとりわけJ.S.バッハ)や、より最近のブラームスにとっての英雄たち(メンデルスゾーンやシューベルト、シューマン)の文脈のなかに置くことで、あらたな視点からブラームスの音楽を探ることにあります。まさしくこのコンセプトに従って、第1弾のカップリングと構成もたいへん個性的。アルバム前半には実演と同じく合唱作品が配され、まず、このあたりはモンテヴェルディ合唱団の真骨頂。過去にドイツ・レクイエム(1990年)や愛の歌などでもとびきり美しく透き通るハーモニーを聴かせてくれた記憶があざやかに蘇ります。そして後半に置かれたメインの第1交響曲。ミュージカルクリティシズム・ドットコムは実演の模様をつぎのように伝えています。「第1楽章は荘重で推進力に富みながら、魅力的な軽さを維持しました。これは、いくつかの輝かしい木管の演奏、とりわけミヒャエル・ニーゼマンのオーボエ独奏の数々に特徴づけられるアンダンテ・ソステヌートまで進められました。木管セクションはいくつかの場合でも溶け合わず、それこそがまさにポイントのように思われました。つまり、いかにもブラームスらしい音のカベを作り出そうとする誘惑を避け、慎重に書かれた譜線の独立を維持するための。第3楽章では、ずっと自由なテンポを採り、最初の急速部では突然、惜しまずにスピードを上げたにもかかわらず、オケの奏者たちはとても敏感に反応して、これは結果としてスリリングな効果をあげました。フィナーレは終始、歓喜そのものでした。長大な序奏はうまく盛り上がり、ナチュラル・ホルンは重要な主題においてじつに壮大でした。そして、楽章主部自体は、ガーディナーのアプローチの正当性をこの上なく示していました。また、スリリングでとても楽しく、そうであるからひとしお奏者たちにははっきりと楽しみを与えていました。なかには過ぎし年の偉大なるブラームス風なものにはあった歴史的価値がここにはないと主張するものがいるかもしれません。けれどもわたしにとって、この演奏はこのすばらしいシンフォニーからクモの巣を払いのけ、この状況において途方もないクライマックス(とりわけトランペットとホルンが壮麗にまばゆく輝くコラール主題の最後の反復)はわたしがかつて聴いたことがないほど心を打ちました。」加えて、優美なフレージングに明解なテクスチュア。そして慎重なポルタメントと柔軟性あるテンポ。時代考証派きっての碩学ガーディナーのことですから、このプロジェクトに着手する過程におけるモダン・オケでの成果も盛り込まれているとみるべきでしょう。ベルリオーズ、シューマンやベートーヴェンからはるかに深化を遂げて帰ってきたガーディナー&手兵ORRによるブラームス。今後の続篇にもおおいに期待をつなぐシリーズの登場といえそうです。  (Ki)
LPO
JLPO-0026(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第9番 「合唱つき」
クラウス・テンシュテット(指)LPO&cho、ルチア・ポップ(S)、アン・マレー(Ms)、アンソニー・ロルフ・ジョンソン(T)、ルネ・パーペ(Bs)
録音:1992年 10月 8日ステレオ・ライヴ
この演奏は彼の活動における最期の時期のもので、良く知られる 91年盤に目立つ激しさよりも、穏やかで諦念に満ちた歌心が随所に見られる魅力的な演奏となっています。もちろんテンシュテットらしく終楽章などは爆裂していますが、オーケストラも当時最高の名歌手たちも、その指揮に全身全霊で応え、ホール全てが信じられないような白熱した空気に包まれるところは感動的。
LPO
LPO-0034(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
ベルナルド・ハイティンク(指)LPO
録音:1986年 8月 28日、ロイヤル・アルバート・ホール・ライヴ
ハイティンクはいつものことながら、いかなる時も冷静に LPOをコントロールし、この曲の真価を問いかけてきます。

Pentatone
PTC-5186.153(1SACD)
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27/リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲
エド・デ・ワールト(指)ロッテルダムPO
録音:1976年4月
オランダの名匠エド・デ・ワールトがロッテルダム・フィルの音楽監督を務めていた時代に録音を行ったラフマニノフがペンタトーンからSACD Hybridで復刻。
Audite
AU-95593(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第7番、交響曲第8番*、序曲「レオノーレ」第3番#
フェレンツ・フリッチャイ(指)RIAS響
録音:1953年1月19、20日、1954年1月11-12日*、1952年10月27日# 以上すべてベルリン−ダーレム、イエス・キリスト教会(スタジオ)
ベルリンRIAS収録によるドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源からの復刻ですべて完全初出。フリッチャイのベートーヴェンといえば、晩年にベルリン・フィルと残したスタジオ録音が有名で、なかでも第7番(1960年)は「運命」とならんで、クレンペラーばりの悠然としたテンポ設定が導き出す巨大な演奏が特徴的でした。白血病発病を境にフリッチャイのスタイルは大きく変貌を遂げましたが、ここに聴く手兵RIAS響との第7番(1953年)では違いも際立ち、前のめりの疾走感と造形の打ち出しに独自の魅力を備えています。ついでながら第8番は、ベルリン・フィル盤(1953年4月)との比較では全体で2分あまり長いというのも興味深いところです。こうした聴き比べも含めていろんな発見をもたらしてくれる当アルバムの登場はファンには福音といえるでしょう。
◆フリッチャイのベートーヴェントラック・タイム比較
「第7番」…RIAS響/1953年=T.11'44+U.8'12+V.7'34+W.7'02=TT.34'32、BPO・1960年=T.13'10+U.9'56+V.8'36+W.7'25=TT.39'07
「第8番」…RIAS響/1954年=T.10'04+U.4'00+V.4'44+W.7'49=TT.26'35、BPO/1953年=T.8'40+U.3'42+V.4'23+W.7'35=TT.24'20
・「レオノーレ」序曲第3番…RIAS響/952年=14'11、BPO/1958年=14'13  (Ki)
TAHRA
TAH-659(1CD)
ドビュッシー:夜想曲〜祭り、シューベルト:交響曲第9番「グレート」
ピエール・モントゥ(指)NYO,ボストン協奏曲*
録音:1944年11月5日,1956年9月9日モスクワ*
ピエール・モントゥの珍しい録音が二点発掘。ドビュッシーの「祭り」は、1944年11月5日のニューヨーク・フィルとの演奏会のライヴで、Vディスク(第二次世界大戦中、米国で戦地の兵士のために作られた78回転ビニールディスク)で発売されたことがあったのみ。「グレイト」は、ボストン交響楽団とモスクワ楽旅の際の録音。MelodiyaのLPや、いくつかのCDで発売されていました。今のところモントゥが指揮した「グレイト」はこれしかないので、貴重。  (Ki)
MEMORIES
MR2067(2CD)
ストコフスキーのニューヨーク時代
プロコフィエフ
:交響曲第6番(アメリカ放送初演)、交響曲第5番*、ワーグナー:「さまよえるオランダ人」序曲、「リエンチ」序曲、バッハ(ストコフスキー編):パッサカリアとフーガ、キリストは死の絆につき給えり、イエスよ私は主の名を呼ぶ、われらみな唯一なる神を信ず
エレオポルド・ストコフスキー(指)NYO、モスクワRSO*
録音:1947年〜1950年代(ライヴ)
ストコフスキーが最も充実していたのはフィラデルフィア時代でしょうが、辞任してからのニューヨーク時代も素晴らしい名演を聞かせます。現代音楽、プロコフィエフを果敢に取り上げて、第6番というマニアには最も評価されている作品も見事な指揮ぶりです。ワーグナーも壮麗華麗。バッハもストコフスキー編曲の雄大なスケールを誇り、正に陶酔の巨匠ストコフスキーの面目躍如です。
MEMORIES
MR-2069(2CD)
ミュンシュのモーツァルト&ブルックナー
モーツァルト:交響曲第31番「パリ」、第41番「ジュピター」、ブルックナー:交響曲第7番
シャルル・ミュンシュ(指)ボストンSO
録音:1954年4月2日、1952年12月26日、1958年2月8日
驚きのミュンシュのブルックナー。第7番という点にトスカニーニとの共通性を感じますが、やはり当時としても多少は聴衆に馴染みある曲目ということなのかもしれません。演奏は快速で異質のブルックナーと言えます。フルトヴェングラーの影響を強調されるミュンシュですが、トスカニーニの影響すら感じさせます。モーツァルトも元気いっぱいのライヴで爽快です。
BMG
88697-338352(1SACD)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、交響曲第1番
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮) ドイツ・カンマーPO
録音: 2006年8月27日〜29日、8月31日〜9月1日* ベルリン、フンクハウス・ケーペニック
オリジナル楽器奏法を取り入れつつ、現代的な視点を見失わ前2作同様、弦は6-6-6-4-3という小編成でヴァイオリンを左右に分ける対向配置、トランペットとティリジナル楽器を使用、また控えめにヴィブラートを使うオリジナル楽器の奏法を取り入れることによって、ベートーヴェンがそれぞれの交響曲に詰め込んだ革命的なまでのドラマがくっきりと描き出されています。第5番では、アーティキュレーションを徹底的に明確化することで、全曲に散りばめられたあらゆる運命動機が鮮明に浮かび上がり、スフォルツァンドやピウ・フォルテを遵守することで作品に込められた革命的精神がいやがうえにも強調され、第3楽章トリオの弾力と圧倒的なスピード感、第4楽章でコントラファゴットとピッコロが加わることによる音色感の劇的な変化など聴き所は数多く、全曲に渡って刺激に満ちながらもユーモアやしなやかさを失わないのはこのコンビならでは。シンシナティ響の奏者も取り入れたという革張りのティンパニを木製の硬いバチで叩きドラマティックなアクセントを添える、DKPBの名ティンパニ奏者シュテファ・ラップの名技も聞き物。
OEHMS
OC-717(1CD)
ブルックナー:交響曲第9番 [ノーヴァク版]
アイヴォー・ボルトン(指)ザルツブルク・モーツァルテウムO
録音:2005年11月10&11日、ザルツブルク、祝祭大劇場でのライヴ・レコーディング2
モーツァルテウム管のシェフ、アイヴォー・ボルトンのブルックナー・ツィクルス 第3弾。
Audite
AU-95589(1CD)
チャイコフスキー:交響曲第4番、サン=サーンス:ピアノ協奏曲第4番*
ロベール・カサドシュ(P)、ユージン・オーマンディ(指)RIAS響
録音:1954年9月6日ベルリン高等音楽院(現ベルリン芸術大学)大ホール(ライヴ)、1952年9月24日ベルリン、ティタニア・パラスト(ライヴ)*
全て初出。ともに1899年に生まれで、おもに渡米後のキャリアで名を残すオーマンディとカサドシュ。ベルリンRIAS収録によるドイチュラントラ ジオ・クルトゥーアの正規音源からの復刻で、すべて完全初出となるライヴがaudite より登場します。 フランス生まれの名手カサドシュにとってサン=サーンスの第4番はきわめつけの一曲。このことは録音歴が如実に物語っており、1939年のライヴ(モントゥー)に始まり1968年のライヴ(ムーティ)まで、さらに、この間1946年(ロジンスキ)と1961 年(バーンスタイン)のスタジ オ録音を加えると、これまでにトータル4種の録音が存在します。なかでもスタジオ盤はいずれもこの曲の代表盤に挙げられる内容ですが、 さて、5種目の当ライヴ。カサドシュはコンディションも万全で要求される超絶技巧をほとんど完璧にクリア、しかもオケとの対話への気 配りも忘れず、全曲を通じてかれのシックでスタイリッシュなスタイルがくっきり浮かび上がるという驚異的な名演。なお、オーマンディ ではほかにアントルモン(1961年)との録音もありますが、これは特別。 オーマンディ6 種目となるチャイコフスキーの第4番は、1953年のフィラ管と1955年のケルン放送響ライヴとのあいだに位置するもので、 オケがRIAS響という異色の顔合わせ。わずか6歳でフランツ・リスト音楽院のヴァイオリン科の学生として入学を許され、ヴァイオリニス トとしてデビューした経歴をもつオーマンディだからこそ、‘フィラデルフィア・サウンド’のベースといえる弦のゴージャスな鳴りっぷ りが、オケを見紛うほどに聞かれるのもユニークなところ。‘クセのない’演奏はかえって楽曲の魅力をストレートに伝え、いかにもこの 名匠の真の偉大さを示しています。
DELTA CLASSICS
DCCA-0050(1CD)
ブルックナー:交響曲第9番(自筆原稿に基づくオーレル版)
ブルーノ・ワルター(指)NYO
録音:1946年3月7日カーネギー・ホール/使用音源:Armed Forces Radio 16インチ Transcription Disk
この音源の元になったのはどうやらラジオ放送で使用する盤らしく、収録時間もきっちり60分という放送を意識した仕様です。その為曲の前にはアナウンサーによる曲 目や演奏家紹介などが入り、第9交響曲終了後はワルター指揮のブラームスの第4交響曲から 第3楽章の抜粋など明らかに時間調整の為行った構成でした。盤起こしの為どうしても針音や 特有のノイズ、レベル変動などが所々ありますが視聴するうえでは全く問題にならない範囲 です。1946年アメリカではブルックナーも度々演奏されていたと思いますが、日本では終戦 直後そんな余裕すらなく1970年代後半に入ってから本格的に聞かれ始めた作曲家ですが、ワルター/NYPの演奏を聴いていると、とても戦争直後とは思えない実に深いそして既にブルックナーを自分たちの物にしており演奏終了後の拍手からもお客様の感動が伝わってきます。 ワルターと言えば、モーツァルト?マーラー?ブルックナーもなかなかです。どうしても、 先入観で聞いてしまいがちですが、このブルックナーは他の指揮者には真似の出来ないワル ターならではの仕上がりです。一度は聞いてみても損は無いと思わせるそういう演奏です。 録音日は一般的に知られている日を明記しております。ご了承下さい。(デルタ エンタテインメント)

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-9961(1CD)
ティシチェンコ(b.1939):ダンテ交響曲第1番「生きているなかで」、ダンテ交響曲第2番「望みを捨てよ、ここに入る者たちよ」*
ユーリ・コチネフ(指)、ニコライ・アレクセーエフ(指)*、サンクト・ペテルスブルクPO
録音:1998年、2001年*
ショスタコーヴィチ、ウストヴォルスカヤの弟子ティシチェンコは多数の管弦楽曲、室内楽を作曲。2008年にはダンテ交響曲第3番(FUGA LIBERAレーベル)が発売になりました。師のショスタコーヴィチに映画音楽的な派手さを加えたようなこの作品は、哲学的な構想を持つものの、オーケストラの効果を存分に発揮した極上のエンターテイメントに仕上がっています。
ALBANY
TROY-1027(1CD)
チャイコフスキー6とチャイコフスキー6.1
ピーター・ボイヤー:祝典序曲、シルヴァー・ファンファーレ
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」、ピーター・ボイヤー:チャイコフスキー6.1
ローレンス・ゴラン(指)モラヴィアPO
録音:2007年6月
ボイヤーは1970年生まれの若手作曲家です。個人的にコリリアーノに師事。映画音楽、テレビ音楽も手掛けています。祝典序曲、シルヴァー・ファンファーレは明るい曲です。この2曲を聴く限り明快な音楽がボイヤーの作風のように思われます。「チャイコフスキー6.1」は世界初録音で、「悲愴」が終わり、そのまま曲が続くように始まります。曲が変わったことが分からないほど自然に続きます。次いで和風の雰囲気と移り、最後に「悲愴」の第1楽章の有名な旋律がボイヤー風に低音金管楽器で派手に流れます。

WEITBLICK
SSS-0085(2CD)
ブラームス:交響曲第4番、ピアノ協奏曲第2番
オイゲン・ヨッフム(指)シュターツカペレ・ドレスデン、ミシェル・ベロフ(P)
録音:1979年5月25日クルトウア・パラスト、ドレスデン(ステレオ・ライヴ)
ヨッフムとシュターツカペレ・ドレスデンとの共演はブルックナー:交響曲全集を除いては意外と少なく、その意味でもこのライヴは貴重ですが、この2曲の演奏は全体にただならぬ濃密な空気が全体を支配しており、不思議な感動に誘ってくれます。
まず交響曲。第1楽章冒頭から異様なすすり泣き!あえてテンポ感と拍節感を度外視したようなその滑り出しは、単なる悲しみを超えて異次元的な美しさに満ち、ようやくテンポがバシッと決まるのは開始から57秒ほどたってから。このロマンと憧れにあふれる表情は、近年の古楽奏法寄りのアプローチでは表出し得ないととどなたも痛感されることでしょう。第2主題以降の内容の濃さもたまらない魅力。特に付点リズムが響きの重厚さを保ったまま根底から躍動する様は、心にずっしりと伝わります。もともとヨッフムは音楽の自然な流れを重視するタイプですが、ここでもこの作品の重厚で渋い魅力を十分に湛えながら、音楽が決して鈍重になることがありません。コーダではわずかにアッチェレランドを掛けながら、熱い芯を感じさせる高潮を築く手腕もさすがです。第2楽章は、開始のホルンをはじめとして茫洋とした響きで始まることが多いですが、ここでの響きは意外にもアーティキュレーションも和声の隈取も明確で、そこにヨッフムの意志の力が漲っています。クラリネットが奏する第1主題を支えるピチカートの格調高い響きにもご注目。そして2:54からの弦の主要主題のなんと美しいこと!外面的効果を一切排した無垢なニュアンスは、まさにいぶし銀と謳われたこの名門オケ伝統の響きが決して失せていないことをも物語っています。しかも音が瑞々しいこと!絶妙な金管のクレッシェンド(8:14〜)を経て奏される分厚い弦による第2主題は、ごりごりとうごめく低弦が物を言って格別の深みを現出!!第3楽章は、リズムをキリッとさせると楽しげな舞曲風になってしまう演奏が多い中、老境に達してもリズムが老朽化せず、ブラームスの音楽の奥深さを痛感させる響きを醸し出しているのがまさにヨッフムの面目躍如。終楽章は熟練技の極み。シャコンヌ主題の楽器間の移行を強調するあまり説明調になってしまう演奏もありますが、ここではニュアンスの輪郭を克明に表出しながら終始音楽が音楽として息づき、高い求心力を誇っています。0:59からの木管の渾身の強奏、金管の一瞬の咆哮がディミニュエンドして次の変奏に向かう際の呼吸の間合いの良さは、まさに究極の芸術品!中盤移行の推進力には手に汗握りますが、決して荒々しい雄叫びは発せずに音楽の核心を内面から抉り出すパワーに圧倒されます。久々にブラームスの、そしてこの第4番という交響曲の本質をとことん堪能させてくれる演奏に出会えました。
一方のピアノ協奏曲も聴き逃せません!第1楽章開始のホルンの深いニュアンスにしっとりと溶け込むベロフのタッチと思慮深さを感じさせるニュアンスにまず脱帽。曲が進むにつれてベロフの硬質でキラキラ煌めくタッチと、渋いオケの響きを最大活用するヨッフムとはちょっと異質なのではという不安は、すぐにスリリングな面白みに変わります。お互いに全幅の信頼を寄せ合いながらも、ベロフが闘志を剥き出しにするとヨッフムが手綱を締める、その協調ぶりが決して主従関係を反映したような窮屈なものではなく、結果的に音楽が豊穣なものとなって迫るのがなんとも不思議。それにしてもここでのベロフの打鍵の強靭さは尋常ではありません。これだけ鍵盤をぶっ叩けば、単にメカニックで面白みのない演奏に傾向きそうなものですが、それが全くないというのもこれまた不思議。ベロフの中にこの作品を通じて主張したいことが確固として存在する証でしょう。第3楽章でも音楽が安らぐことことはなく、ベロフの意慾満々ぶりは衰えを知りません。そのせいか、4:56では一瞬オケと合わないハプニングがありますが、無事に通過。聴き物は6:23以降で、ヨッフムが敷き詰める深々としたニュアンスに夜露に煌くようなベロフのタッチが美しく反映して、陶酔的な美しさを醸し出しています。チェロのソロの巧さも格別。音楽を前へ前へと進ませる意欲は終楽章で完全に結実。しかもヨッフムが持ち前の瑞々しい感性をついに全面開放し、ベロフを上回るほど前のめりになっている瞬間さえあります。コーダはいっそう音楽が白熱し、ピアノとオケが完全に結晶化。「よい音楽を聴いた」と心から思える素晴らしい演奏です。録音も良好。日本語ライナーノート付。  【湧々堂】
Hanssler
93-219(1CD)
ブルックナー:交響曲第6番イ長調
サー・ロジャー・ノリントン(指)SWRシュトゥットガルトRSO
録音:2007年7月11−13日シュトゥットガルト、リーダーハレ、ベートーヴェン・ザール(ライヴ)
ノリントン&シュトゥットガルト放送響が取り組む、あらたなブルックナー・シリーズ。第2弾は第3交響曲(93.217)から一ヶ月あまりのち、2007年7月に行われた第6番ライヴ。ノリントンにとって、初出のレパートリーという点でも大いに注目されるところです。弱音で開始される第1楽章の冒頭から、ピュア・トーンの生み出す驚くべき透明感。そのままアダージョに受け継がれてゆきますが、低弦にのせて首席レンチェシュのオーボエ・ソロが哀切きわめるパッセージを奏でるこのあたり、グッと息を呑むほどの美しさです。すっきりとしているのに、陰影にも富んでいるのが独特の魅力。すでに前作第3番で未知のブルックナー体験を提示してみせたこのコンビだけに、第6番もかつて聞いたこともないような瞬間の連続でわたしたちを圧倒してくれるにちがいありません。これはじつに意欲的なアルバムの誕生といえるでしょう。
◆トラックタイム=T.15'33+U.15'34+V.7'56+W.12'08=TT.51'41   (Ki)
Christophorus
CHE-0135-2(1CD)
モシュレス:序曲《オルレアンの乙女》Op.91/ピアノ協奏曲第6番変ロ長調Op.90/交響曲ハ長調Op.81
リウ・シャオ・ミン(P)、ニコス・アティネオス(指)フランクフルト・ブランデンブルク州立O
録音:1998年
ハイペリオンのロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズでも作品の発掘が進められ、サリエリに師事しメンデルスゾーンらを育てた19世紀チェコの音楽家モシュレス。ピアノ協奏曲や室内楽作品に比べると接する機会の少ない管弦楽作品の録音は、モシュレスのまた違った一面を知ることの出来る貴重なものと言えるだろう。上海生まれのピアニスト、リウ・シャオ・ミンの健闘も光ります。
Bella Musica
BM-31.2414(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」、大フーガ変ロ長調Op.133*
カール・アウグスト・ビュンテ(指)ベルリンSO
録音:1959年5月2日、1961年5月21日*
チェリビダッケの弟子であり、関西フィルの名誉指揮者として日本でもその名を知られるドイツの指揮者カール・ビュンテと当時の手兵ベルリン交響楽団のコンビによるベートーヴェン。


朝日放送シンフォニア
D-ABC003(DVD)
税込定価
朝比奈隆/チャイコフスキー:交響曲集
チャイコフスキー
:交響曲第4番、交響曲第5番*、交響曲第6番「悲愴」#
◆ボーナストラック…組曲第3番〜主題と変奏#
朝比奈隆(指)大阪フィルハーモニーSO
収録:1990年10月5日、1990年11月5日*、1990年12月5日# 大阪ザ・シンフォニーホールに於けるライヴ録音/147分+22分(ボーナス映像)、片面2層/カラー/16:9レターボックス/NTSC ALL/リニアPCMステレオ)
朝日放送、シンフォニアレーベルは、2008年に生誕百年を迎える巨匠朝比奈隆指揮大阪フィルハーモニー交響楽団による「チャイコフスキー:三大交響曲」を映像作品DVDとして発売する運びとなりました。当映像は、朝日放送が1990年当時としては異例のハイヴィジョン収録で記録していた作品で、収録は全てザ・シンフォニーホール。今までテレビ放送は「悲愴」交響曲しかなされなかった幻ともいえる貴重映像です。映像は重厚で厚みがあり極上、音質もオンマイク気味で物凄い音圧、迫力です(ポニーキャニオン盤CD=廃盤とは別音源)。朝比奈隆の恩師であるエマニエル・メッテルは亡命ロシア人であり、朝比奈の音楽的ルーツはロシア音楽にあるということは広く知られておりますが、これまでチャイコフスキー演奏の映像は全く市販されず、今回のリリースはマニアのみならず多くの音楽ファンに訴求するものと思われます。そのエネルギッシュで情熱あふれる演奏は、ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーを悠然と振る普段の巨匠と一味違います。ボーナス収録の「主題と変奏」も初ソフト化レパートリーで朝比奈のスタイリッシュな指揮ぶりも目に鮮やかです。英語、日本語によるライナーノート付。
「チャイ5年表」には記してあったものの、市販品ではなく、録画ビデオしか所有しておりませんでしたので、この正規発売をどんなに待ち望んだことか!朝比奈ならではのロマンティシズムの真髄を知る上でもこの演奏・映像は欠かせません! 【湧々堂】
OTAKEN
TKC-314(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第7番、交響曲第8番*
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO
録音:1950年1月18日及び19日ウィーン・ムジークフェラインザール、1954年8月30日ザルツブルク祝祭劇場*/音源:EMIによる商業用録音、オーストリア放送局による実況録音*
フルトヴェングラーのベートーヴェン7番と言えば、1950年録音のEMI盤と相場は決まっているのですが、これは昔から音が悪いことでも有名でした。この録音は、最初78回転レコードで出され、その後のLP,CDはその78回転盤をテープにコピーしたものをマスターにしており、そのマスターテープの経年変化が音質劣化の原因となっているのではないかと考えられます。これを解決するため、通常、状態の良い78回転レコードや初期プレスのLPを復刻するという手法が使われますが、どうしてもプチプチ、パチパチというノイズが残ってしまい、どなた様でもどうぞというわけには行きません。そこで今回、CD製作用にリマスタリングされた良質マスターを借り受け、それを当社の擬似ガラスCDの手法を用いて、スタンパー製作、CDプレスをするという方法をとりました。これにより、初めての方でも無理なく音楽に入って行くことの出来る音質で、フルトヴェングラーのベートーヴェン7番の再現に成功致しました。もちろんこれは、ファンの方にもご満足いただける音質であることは、言うまでもありません。今回の擬似ガラスCD化で判明したことを1点。この録音は、第4楽章の3分半付近に、人の声が混入していることが知られていますが、今回、4楽章が始まって1分半付近から3分半付近まで、持続的に人の声が混入していることがわかりました。これは78回転レコードからLP用のマスタ