湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


交響曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。




ATMA
ACD2-2813(1CD)
R.シュトウス:メタモルフォーゼン
ペルト:交響曲第4番『ロサンジェルス」*
ジャン = マリー ・ゼイトウニ(指)
イ・ムジチ・ドゥ・モントリオー ル

録音:2021年6月22・23日、2020年1月24・25日*
1983年設立のイ・ムジチ・ドゥ・モントリオールとその芸術監督を2021年6月まで務めたジャン=マリー・ゼイトウニによるATMA初のアルバム。世界大戦 の惨禍とドイツの死を23人の独奏者の集積で描いたR.シュトラウスの『メタモルフォーゼン』に、作曲家が「偉大なる人間の精神、人間の尊厳への敬礼」と表現 したペルトの交響曲第4番を組み合わせた選曲。ゆったりした音楽の流れが続き、悲劇的な響きが次第に崇高な美しさの中へと溶けていくような感覚にとらわれ ます。コロナ禍の制約を受けて時を隔てて録音された2曲を同時に聴くと、音楽の持つ深いメッセージ性を感じます。
「音楽とは友であり、理解者であり、共感者であり、赦しを与える者であり、慰めをもたらす者であり、哀しみの涙を拭い、喜びの涙の源となり、同時に肉体と魂 を痛ませる棘でもあります」―アルヴォ・ペルト (Ki)

H.M.F
HMSA-0054(1SACD)
シングルレイヤー
限定盤
税込定価
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 フランソワ= グザヴィエ・ロト(指)
ケルン・ギュルツェニヒO

録音:2017年2月20-22日シュトールベルク街スタジオ(ケルン)
国内プレス、日本独自企画
日本語帯・解説付
爆発的な人気を誇る指揮者ロトと、ケルン・ギュルツェニヒOによるマーラー5番がSACDシングルレイヤーで登場! ハルモニア・ムンディ・フランス・ レーベルからハイレゾ音源の提供を受けて、SACDリマスタリングを施した、日本独自企画のリリースです。
マーラーの交響曲第5番は、1904年、マーラー自身の指揮で、ケルン・ギュルツェニヒOによって初演された、オーケストラにとって特別な作品。アダー ジェットは抑えた感情ながらワーグナー『トリスタンとイゾルデ』の「イゾルデの愛の死」のような陶酔感で静かに盛り上がる、まさに至福の響き。このたびの SACD化により、より豊かな響きでおたのしみいただけます。 (Ki)
H.M.F
HMSA-0055(1SACD)
シングルレイヤー
限定盤
税込定価
マーラー:交響曲第3番ニ短調 フランソワ = グザヴィエ・ロト(指)
ケルン・ギュルツェニヒO
サラ・ミンガルド(C.A)
スコラ・ハイデルベルク女声cho
ケルン大聖堂児童合唱隊

録音:2018年10月ケルン・フィルハーモニー
国内プレス、日本独自企画
日本語帯・解説付
爆発的な人気を誇る指揮者ロトと、ケルン・ギュルツェニヒOによるマーラー3番がSACDシングルレイヤーで登場!ハルモニア・ムンディ・フランス・レー ベルからハイレゾ音源の提供を受けて、SACDリマスタリングを施した、日本独自企画のリリースです。
マーラーの交響曲第3番は、ケルン・ギュルツェニヒOと、クレールフェルトの歌劇場のオーケストラとの共同メンバーにより1902年に初演されました。 ロトはやや速めのテンポながらヴィブラート控え目、金管もまろやかに響かせるなど才気煥発ぶりが光ります。牧歌的な歌いまわしも絶妙です。このたびのSACD 化により、強奏部での豊かな響きもより広がりをもって聴こえます。また、歌声の美しさも際立ちます。
2CDでのリリースでしたがこのSACDシングルレイヤーは1枚での発売です。

GRAND SLAM
GS-2269(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
ミュンヘンPO

録音:1953年12月17日ドイツ博物館コングレスザール(ミュンヘン)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音)
■制作者より  
クナッパーツブッシュが1953年にミュンヘン・フィルを指揮したベートーヴェンの「英雄」は、クナらしさが発揮された最初の「英雄」(LP初出の頃は1950年、 バイエルン放送響と誤記されていました)として知られています。近年ではさまざまなレーベルからCD化されていますが、今回入手した2トラック、38センチのオー プンリール・テープは恐らくこれまででは最も鮮明な音質で、感動もひとしおです。また、インターバルも終演後の拍手も収められていますが、過去に拍手入りで発 売されたものは珍しいと思います(ミュンヘン・フィルのボックス・セットは未確認)。(平林 直哉)

Hanssler
HC-22016(1CD)
エミーリエ・マイヤー(1812-1883):交響曲第6番ホ長調
交響曲第3番ハ長調「軍隊交響曲」
マルク・ニーマン(指)、
ブレーマーハーフェンPO

録音:2021年10月4-6日/ゼンデザール、ブレーメン
女性作曲家エミーリエ・マイヤー(1812-1883)の交響曲第6番と第3番「軍隊交響曲」を収録したアルバム。同時代の作曲家たちから「女ベートーヴェン」 との異名を付けられたほどの才能の持ち主マイヤー。その名の所以は最も成功した交響曲の作曲家としてみなされているからです。
薬局経営の父ヨハンと母ヘンリエッタのもとに生まれたマイヤーは幼いころからピアノの手ほどきを受けたものの体調面や家庭問題から作曲家を目指したのは 30歳近くになってから。カール・レーヴェに師事したことで作曲家の道に進むことを決意しました。1842年に出版した作品が評判を呼びファニー・メンデルスゾー ンやクララ・シューマンと並び優れた作曲家として注目されたものの、同時代の女性作曲家たちと同様、ジェンダーの差別により真っ当な評価を得られなかったの もまた事実。交響曲の作曲は“創造的な男性の知性の領域”であるという前提条件の元、マイヤーの作品もまた“例外的”であると評され、どれほど素晴らしい作 品を発表してもその差別は常につきまといました。
8つの交響曲を残したマイヤー。当録音では第3番「軍隊交響曲」と第6番を収録。ロマンティックなメロディと力強さを兼ね備えた作品はロマン派時代最も才 能に恵まれた作曲家マイヤーの真の実力を示すものです。 (Ki)

BR KLASSIK
BR-900934(4CD)
NX-C07
コンダクターズ・イン・リハーサル〜M・ヤンソンス編 第2集

(1)R・シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」 〜リハーサル風景(54:11)
(2)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 〜ハーサル風景(53:55)
(3) R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」〜リハーサル風景(53:22)
(4)シベリウス:交響曲第2番〜リハーサル風景(54:02)

※すべてリハーサルのみ。コンサート本番の演奏は含みません。
マリス・ヤンソンス(指)
バイエルンRSO

(1)録音:2011年3月14-18日
ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ドイツ)
(2)録音:2012年5月14-18日
ミュンヘン、ヘルクレスザール(ドイツ)
(3) 録音:2014年2月24-28日
ミュンヘン、ヘルクレスザール(ドイツ)
(4)録音:2015年11月12-13日

全てミュンヘン、ヘルクレスザール(ドイツ)
第1集(900931)に続くマリス・ヤンソンスとバイエルンRSOとの膨大なリハーサル録音から4作品を厳選した4枚組セット。今作ではヤンソ ンスが愛したR・シュトラウスの「英雄の生涯」(2011)と「ドン・ファン」(2014)、2012年の来日公演でも好評を博したベートーヴェンの「交響 曲第5番」、2015年のシベリウス「交響曲第2番」のリハーサル風景が収録されており、ヤンソンスとオーケストラとの関係が熟成されてゆくのも感じ取 ることができます。 リハーサルはドイツ語。また各CD冒頭にバイエルン放送の解説者を務めたフリードリヒ・シュロッフェルによるイントロダクション(ドイツ語)が収録されて います。

Altus
AL-519(1CD)
坂入健司郎/名古屋フィル 2021年ライヴ
ボロディン:交響詩『中央アジアの草原にて』
グラズノフ:サクソフォン協奏曲*
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36*
 バレエ音楽『白鳥の湖』〜スペインの踊り(アンコール)
堀江裕介(Sax)
坂入健司郎(指)名古屋PO

ライヴ録音:2021年8月18日愛知県芸術劇場コンサートホール、
2021年8月20日東京オペラシティ コンサートホール
気鋭指揮者・坂入健司郎がはじめて名古屋フィルと共演した2021年ライヴ。ロシア音楽でまとめられたプログラムから様々な響きを引き出し、表現力の多彩 さと明快な構築感で大いに魅せた充実の演奏が、プログラム丸ごと音盤でお楽しみいただけます。メインのチャイコフスキー4番は曲全体をみごとに見通して輝か しく段階的に盛り上げていき、ここぞという所で予想値を超える大エネルギーを放射、圧巻のコントロールで鳴らし切った快演です。名フィル客員奏者でもある堀 江裕介が巧みなソロを吹くグラズノフの協奏曲も聴きもの。同じプログラムを演奏した愛知・東京2公演の録音からより良い記録状態のものを収録しています。
「ボロディンの「中央アジアの草原にて」は、澄み切った響きが丁寧に重ねられていく。堀江裕介をソリストに迎えたグラズノフのサクソフォン協奏曲は、フランス 音楽かと思わせる色彩をふりまく。後半は、チャイコフスキーの交響曲第4番。終楽章は、様々な方向性の音楽が入り交じるロンド形式だ。それらの音楽の繋ぎを滑 らかにしたり、逆にコントラストを強くしたりと変化をつけることで、熱狂的なコーダを自然に導く上手さ。悲しみも喜びも、すべては最後に肯定されます。そして、そ んな〈幻想〉を実現させるには、このような緻密な流れの作りや構造が必要である」(鈴木淳史氏の解説より抜粋) (Ki)

B RECORDS
LBM-042(1CD)
マーラー(シェーンベルク編、ライナー・リーン補筆完成): 大地の歌(室内管弦楽版) ステファヌ・ドゥグー(Br)
ケヴィン・アミエル(T)
ル・バルコン
マキシム・パスカル(音楽監督)

録音:2020年7月2日 サン=ドニ大聖堂・サン=ドニ音楽祭におけるライヴ録音(拍手無し)
古典から現代まで幅広いフランス音楽の解釈者として近年大きな注目を浴びており、コロナ禍にあっても二度の来日を成功させている 1985年生まれの俊英マキシム・パスカルによる、室内管弦楽版「大地の歌」が登場です。シェーンベルクによるこの編曲版は、元の大管弦 楽の音響を極限までそぎ落とした見通しのよい響きが特色ですが、精鋭集団ル・バルコンがライヴ録音ながら鉄壁のアンサンブルを聴かせ、 その面白さを存分に堪能させてくれるのが嬉しいところ。ソリストは男声2人の起用で全体のメリハリが気になりますが、ラファエル・ピション指揮 の「マタイ受難曲」(Harmonia Mundi)でのイエス役の名唱も記憶に新しいステファヌ・ドゥグーがバリトンを担当しており、彼が歌う「告別」 の深く沁みる味わいは格別の美しさを湛え、大きな聴きどころとなっています。


WEITBLICK
SSS-7000(1CD)
(UHQCD)
スヴェトラーノフ〜モンペリエ・ライヴ
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」Op.95
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指)
ロシア国立SO

録音:1997年7月29日カストリーズ城、モンペリエ(デジタルライヴ録音)
※初出音源
最晩年様式に片足を突っ込んでいた時期のド迫力ライヴ。マルチマイクに よる楽器の輪郭がはっきりした生々しい録音も特徴的。スヴェトラーノフこだ わりの両翼配置が楽しめます。本国ロシアの演奏よりも録音状態が上なのも マルです。ロシア国立響の持つパワフルさをフルに生かした快演。本場フラ ンスのブラボーも納得! WEITBLICK 初の UHQCD で登場です。スヴェトラーノフの権威であるはや しひろし氏による入魂のマスタリングとライナーノートで万全の環境でリリース されます(英訳あり)。


Epitagraph
EPITA-022(3CD)
(UHQCD)
ワルター&ニューヨーク・フィルのブラームス(1951年ライヴ)
(1)交響曲第1番ハ短調 作品68
(2)交響曲第2番ニ長調 作品73
(3)交響曲第3番ヘ長調 作品9
(4)交響曲第4番ホ短調 作品98
(5)悲劇的序曲 作品81
ブルーノ・ワルター(指)NYO

録音:(1)1951年1月21日、(2)1951年2月4日、(3)1951年1月28日、(4)1951年2月11日、(5)1954年12月19日
(いずれもニューヨーク、カーネギー・ホールでのライヴ)
Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
1951年にカーネギー・ホールで演奏されたワルター&ニューヨーク・フィルのブラームス・チクルス、その交響曲全曲がついに3UHQCDで登場。2番は 2004年にターラで初CD発売されましたが、1番、3番は世界初CD。4番は国内初CD。50年代のニューヨーク時代がワルターのピークの時代ともいわれている ワルターのライヴ・ブラームス、待望の全集登場です。
宇野功芳の激賞でターラの国内盤も大ヒットとなった「2番」、今回のエピタグラフの音は冒頭ラジオ・アナウンス付きで、ターラ音源とは入手ルートが違います。 音質は優るとも劣らない鮮明かつ迫真の音。あらためて聞き惚れてしまいます。「1番」「3番」「4番」もオーケストラの強大な響きを武器に、雄大な構成感、濃密な 叙情性をともない、情熱の限りをぶちまけた激烈な演奏が展開されており、ワルターもやはりライヴの人であったことを痛感させられます。全曲拍手入り。
ボーナス・トラックにはこれもまた世界初CD化になる「悲劇的序曲」(54年ライヴ)を収録。2回のスタジオ録音(1953年にニューヨーク・フィルと/60年にコ ロンビア響と)も名演でしたが、さらに彫りが深く自発性に富んだ凄演となっております。この曲も終演後盛大な拍手が入っています。 「ニューヨーク・フィルとの総演奏曲数は1306曲で一番多いのはベートーヴェンの199曲、続いてブラームスの157曲、次いでモーツァルトが121曲であった」 (前述の丹野克洋氏の提供資料)― ベートーヴェンについで演奏回数が多かったブラームス。その愛着ぶりを叙実に示すワルターのライヴ・ブラームス、ファン必 携の交響曲全集と申せましょう。 (Ki)
Epitagraph
EPITA-25(1CD)
(UHQCD)
限定発売
世界初出の40番、国内初CDの35番&39番・・・
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
交響曲第35番ニ長調 K.385「ハフナー」
交響曲第39番変ホ長調 K.543
ブルーノ・ワルター(指)NYO

録音:1950年2月5日 (交響曲第40番)、1944年2月6日 (第35番)、1945年12月23日 (第39番)
カー ネギー・ホー ル 、ニューヨー ク(ライヴ )
Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
現在ベストセラー中の「モーツァルト交響曲集(第25・29・35・38・39番)」(EPITA.020/1)につづいて、同じエピタグラフ・レーベルからブルーノ・ ワルターのピークの時代ともいわれているニューヨーク時代のカーネギー・ホールでのライヴ盤が登場。曲目は愛好曲モーツァルトのトップ3(交響曲40番・35 番・39番)です。うれしいことに40番は1950年録音で世界初出盤,35番・39番は1944年・45年録音で国内初CDになります。
音質は復刻にともなうスクラッチノイズが少し残っているものの、鮮烈かつ豊麗な響きをともなった放送録音の魅力がたっぷり。全曲とも拍手が盛大に入ってい て、生々しく臨場感たっぷりに、カーネギー・ホールでの雰囲気を楽しめます。ワルターは持ち前のロマンティックな表現に力強く輝かしい威力と彫りの深い立体的 な構成感を付加しており、これぞまさしく全盛期のモーツァルト演奏を堪能できます。とりわけ、世界初出になる第40番ト短調は音質も良好で、比類なく貴重な名 演と申せましょう。 ただし40番はオリジナル原盤に、第4楽章の後半(3:29〜31)に3秒ほど欠落があったため同曲のCBSスタジオ録音(53年2月23日)で補正しております。 (Ki)

GENUIN
GEN-22788(1CD)
ティルマン・シレスク(b.1969):交響曲第1番「夜の光」(2020) クリスティアン・K・フランク(指)
シュターツカペレ・ワイマール

録音:2019年12月17-19日、2021年5月25-26日ドイツ、ワイマール
※世界初録音
ティルマン・シレスクという名前はルーマニア系を思わせるがドイツ、フランクフルト出身。 フランクフルト大学でジャズとポップ・ミュージックで学位を取得、現在は主に映画音楽の世 界で活躍しています。しかし2001年以来、コンサート用のシリアスな作品を手掛けており、この 作品は満を持しての初の交響曲となります。映画音楽での経験を活かし巧みな管弦楽法を駆 使した全4楽章42分の聴き応えのある交響曲で明らかにマーラー、特にショスタコーヴィチ の影響を色濃く感じさせる大作。

PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0042(3CD)
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1番ハ短調 Op.68
交響曲第2番ニ長調 Op.73
大学祝典序曲 Op.80
交響曲第3番ヘ長調 Op.90
交響曲第4番ホ短調 Op.98
ニコラス・ミルトン(指)
ゲッティンゲンSO

録音:2021年1月26-29日、2月2-5日ドイツ、ロックホール・ゲッティンゲン
ゲッティンゲンSOと、2018年から首席指揮者を務めるニコラス・ミルトンによる、ブラームスの交響曲全4曲と『大学祝典序曲』。ゲッティンゲンはブラー ムスが学生時代に滞在し、ヨアヒムと一緒に大学の授業も受けていたゆかりのある土地で、ここで耳にした学生歌が『大学祝典序曲』に使われることになります。 この地にブラームスの生前から存在する老舗オーケストラであるゲッティンゲン響が、現代の空気のなかで奏でる注目のブラームス。堂々としたテンポ設定による 第1番、軽やかに華麗に聴かせる第2番、はっとするような明るさを持つ第3番、濃厚に歌いながらも瑞々しさを失わない第4番。最新録音の美しさもあいまって、 新しいブラームスの魅力を提示する注目のセットとなっています。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-120(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番ロ短調Op.54
交響曲第9番変ホ長調Op.70
スティーヴン・ロイド=ゴンザレス(指)
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2021年11月30日〜12月2日イギリス、カーディフ、BBCホディノット・ホール
イギリス人指揮者スティーヴン・ロイド=ゴンザレスによるショスタコーヴィチの交響曲。第6番と第9番は15曲の交響曲の中でも比較的小ぶりな作品ながら、作曲家のより謎めいた部分が垣間見える不思議な作品です。夜想曲のようなラルゴと、活気に満ちた第2・3楽章の対比が特徴的な第6番。ハイドン風におちゃらけて始まったかと思えば、名人芸の旋風を経て荒涼とした世界へと進んでいく第9番。ユニークな語り口が求められる両曲を、明快な表現でストレートに聴かせてくれる好演です。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2262(2CD)
ブルーノ・ワルター・ライヴ3
(1)ウェーバー:「オベ ロン」序曲
(2)ハイドン:交響曲第92番「オックスフォード」
(3)ベートーヴェン:交響曲第1番
(4)スメタナ:「売られた花嫁」序曲
(5)シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」
モーツァルト作品集
(6)12のメヌエット K.568より第12番
(7)6つのメヌエット K.599より第5番
(8)3つのドイツ舞曲 K.605
ブルーノ・ワルター(指)NBC響

録音:(1)(2)1939年3月18日、(3)1939年3月25日、(4)1940年3月2日、(5)1940年2月24日、(6)(7)(8)1940年3月9日
ニューヨーク、NBC、8Hスタジオ
使用音源:Private archive
録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音)
■制作者より  
ワルターとNBC響のライヴ・シリーズ1(GS-2258/59)、同2(GS-2260/61)に続く第3弾です。アセテート盤を原盤としており、多少のノイズは 入りますが、既存のディスクと比較すると、音の情報量は格段に優れています。とにかく、この熱くドラマティックな演奏は感動的です。また、シューベルトの「ザ・ グレイト」は長く入手出来なかったもので、特に貴重です。(平林 直哉)

BIS
BISSA-2480(1SACD)
アラン・ペッテション:作品集
(1)交響曲第15番(1978)
(2)幻想曲〜ヴィオラ独奏のための(1936)
(3)ヴィオラ協奏曲(1979)(独奏パートの補完:エレン・ニスベト)
(2)(3)エレン・ニスベト(ヴィオラ/ニコロ・アマティ1714年製作)
クリスチャン・リンドベルイ(指)
ノールショピングSO

録音:(1)(3)2020年1月13-17日ルイス・デ・ギア・コンサートホール、ノールショピング(スウェーデン)、
(2)2020年5月29日聖ペテロ教会、ダンデリード(スウェーデン)
クリスチャン・リンドベルイがノールショピングSOと録音を続けている現代スウェーデンの作曲家アラン・ペッテションの交響曲シ リーズ。当アルバムでは交響曲第15番とヴィオラ協奏曲を収録しました。交響曲第15番は冒頭から尋常ならぬ緊張感ではじまる作品。冒頭のホルンとトロンボー ンが簡潔ながらインパクトの強い和音が特徴的。亡くなる2年前の1978年、晩年の集大成ともいえる大作です。
カップリングは1979年に書かれたヴィオラ協奏曲。未完のため当録音ではスウェーデンのヴィオリスト、エレン・ニスベトが独奏パートを補完させて演奏してお ります。ペッテションの初期作品ヴィオラ独奏のための「幻想曲」(1936年6月、作曲者自身がヴィオリストとしての道を歩み始めた頃の作品)とあわせてペッテ ションのヴィオラの世界もお楽しみください。 (Ki)

Goodies
78CDR-3869(1CDR)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 ニコライ・マルコ指揮
デンマーク国立RSO

HMV Z.7008/12
1949年デンマーク録音
ニコライ・マルコ(1883-1961)はウクライナ生まれ。父親がウクライナ人、母親が ロシア人。1906年ペテルブルク大学を卒業後、1909年にペテルブルク音楽院を修了、 マリインスキー劇場の指揮者にに就任、6年後に首席指揮者に昇格した。1909年よ りミュンヘンでフェリックス・モットルに指揮法を師事した。1918年にヴィテプス ク音楽院の楽院長に就任し、1921年からモスクワ音楽院で教鞭を執った。さらにキ エフ、ハリコフでも指揮法の指導にあたった。1925年からレニングラード音楽院教 授に就任、翌1926年にはレニングラード・フィルハーモニーSOに常任指揮者 になったが、1928年その座をアクサンドル・ガウクに譲り、1929年に西側からの出 演要請を受けたのを機に、妻と一緒にソビエト連邦を去り、ウィーン、プラハに移 住、さらにコペンハーゲンでデンマーク国立RSOの創設に携わり永久客演 指揮者の称号を与えられた。1940年にアメリカに渡り指揮法の教師をつとめた。コ ペンハーゲン時代からEMIに多くの録音を残しています。さらに1956年オーストラリ アのシドニーSOの首席指揮者に就任し、1961年シドニーで没するまで音楽監 督の地位にあった。1959年には東京SOの招きで来日しています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型 カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。(グッディーズ)

ACCENTUS Music
ACC-30574CD(1CD)
モーツァルト&ヴォジーシェク
モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」
ヴォジーシェク:交響曲ニ長調Op.23
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:2020年9月、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
ヘルベルト・ブロムシュテットとライプツィヒ・ゲヴァントハウスOは、1964 年から1968年まで同団のカペルマイスターを務めていたチェコの名指揮 者ヴァーツラフ・ノイマン の想い出に寄せて、この度チェコにゆかりのあるプログラムを録音しました。
ヤン・ヴァーツラフ・ヴォジーシェク(1791-1825)は、モーツァルトが亡くなった1791年にチェコで生まれました。そして奇しくもモーツァルトと同い年 である34歳の時に、肺結核でこの世を去っています。ここに収録されているのは、ヴォジーシェク唯一の交響曲ニ長調(1823年に完成)。ヴォジーシェクは、 プラハ大学で学んだ後、22歳のときにウィーンに移り、そこで同時代の作曲家ベートーヴェンやシューベルトとも交流を深めていました。この交響曲も友人シュー ベルトの交響曲と同じように生前出版されることはありませんでした。現在では彼の作品の中では良く演奏される演目となっています。ベートーヴェンの初期の 交響曲のような古典派の様式に、モーツァルトのようなチャーミングな旋律がちりばめられた魅力的な作品です。
そしてモーツァルトの「プラハ」。1786年12月、オペラ「フィガロの結婚」がプラハで上演され一躍評判を呼び、モーツァルトは翌1787年1月にプラハか ら招待を受けます。プラハに到着したモーツァルトは自分の音楽がこれほどまでに熱狂的に受け入れられることに驚きを覚えました。そして交響曲第38番は、 プラハで初演され、その後に続くモーツァルトの後期交響曲の幕開けを飾ることになります。ブロムシュテットの「プラハ」はドレスデン・シュターツカペレ(1982 年)との録音がありますが、本盤でで端正な演奏できめ細やかで音楽性の深い表現を聴かせてくれます。

Hanssler
HC-22019(1CD)

KKC-6544(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ハイドン:交響曲全集 Vol.26

交響曲A 変ロ長調 Hob.I:107(第107番)
交響曲第11番変ホ長調 Hob.I:11
交響曲第32番ハ長調 Hob.I:32
交響曲第15番ニ長調 Hob.I:15
ハイデルベルクSO
ヨハネス・クルンプ(指)

録音:2020年7月パラティン、ヴィースロッホ(ドイツ)
※国内仕様盤=ハイデルベルクSOのヴィオラ奏者、矢崎裕一氏による日本語解説書付
颯爽としたピリオド・アプローチがたまらないハイデルベルクSOによるハイドンの交響曲全曲録音シリーズ。レコード芸術誌の特集「新時代の名曲名盤 500」でハイドンの交響曲第88番、第92番「オックスフォード」、第94番「驚愕」、第102番、第104番「ロンドン」の当団の演奏が第1位に選ばれるな ど、表現力の豊かさ、演奏水準の高さで注目されております。
当シリーズは鬼才トーマス・ファイが率いて録音を進めてまいりましたが、2014年に自宅で転倒し重傷を負ってしまったために録音がストップ。ベンヤミン・シュ ピルナー指揮のもと2016年より録音を再開し、2020/2021年シーズンよりヨハネス・クルンプを新たな音楽監督に指名しました。第25巻に次ぐ第26巻 にはエスターハージー宮殿に仕える前の1760年から1761年頃に作曲された4つの交響曲を収録しました。モルツィン伯爵に仕えていた時代からエスターハー ジー宮殿時代の前までの“ハイドンとの旅”をお楽しみください。
クルンプは「ハイドンの初期の作品は演奏される機会が少なく、私たち音楽家さえほとんど知らないというのが現状です。これらの初期作品はハイドンの独創性にあふれ私たちに喜びを与えてくれます。」と語っており、新たなシェフを迎えた当団がその思いとともに初期の交響曲を演奏しております! (Ki)

Chandos
CHSA-5303(6SACD)
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲全集
海の交響曲(交響曲第1番)(1903-09、1923最終改訂)*#
ロンドン交響曲(交響曲第2番)(1913年原典版/世界初録音)*
田園交響曲(交響曲第3番)(1921完成)*+、交響曲第4番ヘ短調*
交響曲第5番ニ長調(1938-43、1951改訂)*、
交響曲第6番ホ短調(1944-47、1950改訂)*
南極交響曲(交響曲第7番)(1949-51)§$、
交響曲第9番ホ短調(1956-57)§
交響曲第8番ニ短調*
●ボーナス・トラック
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの回想(1955年放送)、バーバラ・フーパーによるジョン・バルビローリへのインタビュー(1958年)、ロバート・レイトンによるエイドリアン・ボールトへのインタビュー(1966年放送)、アーシュラ・ヴォーン・ウィリアムズの回想(1965年放送)
リチャード・ヒコックス(指)LSO*#、
アンドルー・デイヴィス(指)ベルゲンPO§、
スーザン・グリットン(S)#、
ジェラルド・フィンリー(Br)#、
レベッカ・エヴァンズ(S)+
マーリ・エーリクスモーエン(S)$、
ロンドン交響cho、
ベルゲン・フィルハーモニーcho$、
エドヴァルド・グリーグcho§$

録音:2006年(第1番)、2000年(第2番)、2002年(第3番)、2001年(第4番)、1997年(第5番)、2003年(第6番&第8番)、2017年(第7番)、2016年(第9番)
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(RVW)の多くの画期的なレコーディングを世に送り出してきた英Chandosが満を持してリリースする生誕150周年記念BOX! Chandosのヴォーン・ウィリアムズといえば、1987年〜1990年に録音されたブライデン・トムソン(指)&LSOによる交響曲全集(CHAN9087/91)の名盤がありましたが、1997年からリチャード・ヒコックスとLSOによって新たな交響曲全集の録音プロジェクトがスタート。このプロジェクトは当初からサラウンド・サウンドで録音され、ハイブリッドSACDでリリースされた最初のヴォーン・ウィリアムズ交響曲全集となりました。特に、「1913年原典版」の世界初録音となった『ロンドン交響曲』は世界中で話題となり、グラモフォン大賞(レコーディング・オヴ・ザ・イヤー)やディアパゾン・ドールを始めとする多くの賞に輝いています。ヒコックスが志半ばに倒れた後は、アンドルー・デイヴィス&ベルゲン・フィルがその遺志を継ぎ、交響曲第9番と第7番を録音して全集を完成させました。Chandosならではの特別ボーナス・トラックとして、ヴォーン・ウィリアムズと夫人アーシュラによる放送音源、RVWの交響曲の初演を担ってきたバルビローリとボールトのインタビューなど、約50分に及ぶ貴重な特典音声が収録されています。

Diapason
DIAP-145(1CD)
シューマン:交響曲集
(1)交響曲第2番ハ長調 Op.61
(2)交響曲第3番「ライン」
(1)クリーヴランドO、ジョージ・セル(指)
録音:1958年
(2)BPO、フェルディナント・ライトナー(指)
録音:1953年
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパゾンが選んだ決定盤』。第145巻は、シューマンの交響曲集!
ジョージ・セル&クリーヴランド管弦団という一糸乱れぬアンサンブルを誇ったコンビによる「第2番」に、シュトゥットガルト歌劇場の黄金時代を支え、ベルナルト・ハイティンクの師でもあるドイツ人指揮者フェルディナント・ライトナー&ベルリン・フィルの屈指の名演「ライン」をカップリングし、聴き比べも興味深い一枚です。

オクタヴィア
OVCL-00758(1SACD)
税込定価
2022年5月25日発売
マーラー:交響曲第1番ニ長調「 巨人」 ジョナサン・ノット(指)東京SO

録音:2021年5月27日 ミューザ川崎シンフォニーホール・ライヴ
ジョナサン・ノットと東京SO、多くの聴衆を熱狂させて止まない名コンビによる待望の新録 音が登場です。2014年音楽監督に就任して以来、数々の名演をくり広げ、ファンを虜にしてき たジョナサン・ノット。未曾有の感染症拡大の影響を受ける中、満を持しての登壇が叶い披露さ れたマーラーの「巨人」。マーラーの交響曲の中でも人気の高いこの曲を、これまでの演奏スタイル とはアプローチを変え、より濃く綿密微細に音楽を操り、そこに生まれた巨大なうねりと迸る情熱 は、聴く者を惹きつける魅力に満ち満ちています。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00775(3SACD)
税込定価
2022年5月25日発売
マーラー:交響曲第4番ト長調
交響曲第5番嬰ハ短調*
交響曲第6番「悲劇的」#
井上道義(指)ロイヤルPO
イヴォンヌ・ケニー(S)

録音:1989年4月3, 5日 ロンドン、聖オーガスティン協会、1990年5月9日* 1988年5月3, 4日# 以上ロンドン、ロイヤル・フェスティバルホール・ライヴ
1988年から1990年にかけて録音された、若き日の井上道義とロイヤル・フィルハーモニー管弦 楽団によるマーラー交響曲第4・5・6番。キャニオン・クラシックス原盤、待望の再発売です。 EXTONリマスタリングを施し、SACDハイブリッド盤3枚組のセットとなって生まれ変わりました。 高い完成度と評された輝かしい名演を、高音質盤でどうぞお楽しみください。(オクタヴィア)

Forgotten Records
fr-1826(1CDR)
フェリクス・プロハスカ〜モーツァルト
交響曲[第40番ト短調 K.550*、
交響曲第41番「ジュピター」
「ドン・ジョヴァンニ序曲、
「フィガロの結婚」序曲/「魔笛」序曲
フェリクス・プロハスカ(指)
ウィーン国立歌劇場O

録音:1953年4月モノラル*、1960年ステレオ
※音源:Vanguard SRV-102* SRV-118SD
Forgotten Records
fr-1831D(1CDR)
アーベントロート〜ハイドン:交響曲集
第88番ト長調 Hob.I:88「V字」*、
第97番ハ長調 Hob.I:97#
ヘルマン・アーベントロート(指)
ライプツィヒRSO*、ベルリンRSO#

録音:1955年1月10日*、1955年1月20日#
※音源:Eterna 820047

H.M.F
HMM-902664(2CD)
シューマン:交響曲全集(全4曲) パブロ・エラス=カサド(指)
ミュンヘンPO

録音:2019年3-4月、ガスタイク、ミュンヘン
エラス=カサドの指揮は、引き締まったリズムに貫かれていながら、濃密かつ華やか、そして鮮やか。130年を超える歴史あるミュンヘン・フィルのサウンド は完璧で、管楽器が華やかに鳴り響く場面での壮麗な響きはもちろんのこと、室内楽のように濃密な場面でのたっぷりとした歌など、エラス=カサドとともに、 これ以上なく生き生きとしたシューマン像を響かせます。シューマンは、ベートーヴェンの影に押しつぶされることなく、交響曲という厳格な形式の中に、その自 由なインスピレーションを注ぎ込みました。ミュンヘン・フィルのロマン派作品演奏の伝統と、エラス=カサドの綿密な曲作りにより、シューマンの魂や息遣いが すぐそこに感じられるとともに、シューマンが当時前衛的な作曲家であったことをあらためて認識させてくれるよう。新しいシューマン像が見事に浮彫になってい ます。全集で一挙に聴けることにもまた価値のある発売といえるでしょう。
パブロ・エラス=カサドは1977年グラナダ生まれの注目指揮者。オーケストラ、合唱からオペラまで、バロックからコンテンポラリーまで、底から湧き上が るエネルギーとパワー、そして曲に対しての緻密なコンセプトとそれを実現するプロセスと技術の確かさで、世界を魅了しています。これまでに 4度(2009、 2011、2019、2020)来日しており、特に2020年の第九公演は絶賛されました。また、2020年度第58回レコード・アカデミー大賞・交響曲部門(第九 と合唱幻想曲/HMM-902431およびKKC-6234)&銅賞・管弦楽曲部門(ファリャ:三角帽子、恋は魔術師/HMM-902271およびKKC-6127)を 受賞するなど、その演奏活動およびCDの評価と注目度ともに、非常に高いものがあります。
H.M.F
HMSA-0053(1SACD)
シングルレイヤー
税込定価
日本独自企画・限定盤
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
合唱幻想曲 ハ短調 op.80
パブロ・エラス=カサド(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ
:チューリヒ・ジング・アカデミー
クリスティアーネ・カルク(S)
ゾフィー・ハルムセン(A)
ヴェルナー・ギューラ(T)
フロリアン・ベッシュ(Bs)
クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)

録音:2019年11月
2020年度第58回レコード・アカデミー賞大賞・交響曲部門受賞の名盤を、SACDシングルレイヤーでおとどけします。ハルモニア・ムンディ・レーベルか らハイレゾ・マスターの提供を受け、キング関口台スタジオでリマスタリングを施した、日本独自企画・限定盤です。CD(HMM-902431およびKKC-6234) は2枚組でしたが、SACDでは1枚での発売となります。このたびのSACD化により、より豊かな奥行きと響きが再現されました!
「第九」は、冒頭からストレートに一気呵成にたたみかけ刻み込んでくる、パワーに満ちた演奏。これまでに様々な歴史的名演が存在しますが、エラス=カ サドは今まさにこの作品が書かれたかのように、新鮮に、大胆にストレートに譜面を響かせています。演奏時間は61'13(I: 13:35、II:13:32、III:12:07、 IV:21:59)。エネルギッシュでありながら、颯爽とした演奏に、今あらためての真の第九像を観る感すらあります。終楽章冒頭もまさに「プレスト」。しかしすべ てのテンポ設定は楽譜に書かれたもので、ここでも不自然さやぎこちなさはまったくありません。エラス=カサドが、これまでの慣習にとらわれることなく、まっ さらな目で緻密に譜面の検証を重ねたうえでの大胆な演奏となっております。「歓喜の歌」と重なる管弦楽も実にぴちぴちと喜びに満ちており、見事です。管弦楽、 ソリスト、合唱すべてが輝かしく混然一体となって炸裂した、実に新鮮なパワーに満ちた、鮮烈な第九の登場といえましょう。
合唱幻想曲も、ベザインデンホウトのソロの迫真の説得力と迫力に思わず聴き入ってしまいます。器楽とのアンサンブルも絶妙。ふとした表情の変化や、影か ら光への移行などを、ベザイデンホウトもエラス=カサドの歌に満ちた統率が光る管弦楽ももらさずとらえており、ベートーヴェンの筆に込められた創造性が響 き渡ります。ベザイデンホウトはこの作品について、「1808年のベートーヴェン自身がピアノ独奏を担当した演奏会は彼にとって大いなる心の傷だったろう。そ れは既にかなり進行していた難聴の中での、ある種の白鳥の歌としてこの演奏会に臨んでいたはず。その演奏会では冒頭部分は即興で演奏されたが、おそらく これはベートーヴェンがプロのヴィルトゥオーゾ演奏家として演奏したごく最後の記録であろう。ベートーヴェンは聴衆に”これはヴィルトゥオーゾ・ピアニストと しての最後の証言となるでしょう。これからはあなた方に純粋に音楽を提供していくことになる”と伝えています。」と述べていますが、まさにこの演奏は、天才ベザ イデンホウトの、過去の偉大なる天才ピアニストでもあったベートーヴェンへの敬意に満ちたオマージュであり、同時に腕前の勝負を挑む挑戦状ともいえるような、 意欲的な演奏だといえるでしょう。ベザイデンホウトがさらなる飛躍と深化を遂げ、持ち前の音楽性に加え、力強さも増してきていることを感じる力演です。ブッ クレットには、ハルモニアムンディ社長のクリスティアン・ジラルダン氏による、「歓喜の歌」についての興味深い考察も掲載されております。注目盤です! (Ki)

Forgotten Records
fr-1808(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 エルナ・スポーレンベルグ(S)
マリア・フォン・イロスファイ(A)
フランス・フローンス(T)
ヘルマン・シャイ(Bs)
ウィレム・ファン・オッテルロー(指)
ハーグPO、
アムステルダム・トンクンストcho

録音:1952年5月3日-5日
※音源:Philips A 00145/6L、A 00220/1L
Forgotten Records
fr-1821(1CDR)
エネスコ:交響曲第1番変ホ長調 Op.13
ルーマニア狂詩曲第2番
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
モスクワRSO

録音:1962年(ステレオ)
※音源:Melodiya D 09505/6、S 0253/4

Altus
ALTSA-320
(2SACD)
シングルレイヤー
完全限定生産
ベートーヴェン:交響曲全集
交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第2番ニ長調 Op.36
交響曲第3番変ホ長調「英雄」Op.55
交響曲第4番変ロ長調 Op.60
交響曲第5番ハ短調「運命」Op.67
交響曲第6番ヘ長調「田園」 Op.68
交響曲第7番イ長調 Op.92
交響曲第8番ヘ長調 Op.93
交響曲第9番ニ短調「合唱付き」Op.125
エディト・ケルテス=ガブリ(S)
アリス・エルケ(C.A)
アンドール・カポシー(T)
イヴァン・サルディ(Bs)
ミラノRAI合唱団
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)
ミラノ・イタリアRSO

ライヴ録音:1962年/ミラノ音楽院、大ホール(イタリア放送協会録音)
ベートーヴェンを得意としたマタチッチですが生涯2度しかベートーヴェン・ツィクルスを行わず、正規に収録されたのはこの62年ミラノのみ。通常CDでリリー スされベストセラーを記録した全集録音が、このたびSACDで登場しました。2枚のディスクにたっぷり全9曲を収録しています。オーケストラの能力を引き出す 天才といわれたマタチッチが天分を発揮、色気をたたえた木管、存在感あるティンパニ、立派な鳴りっぷりの弦楽器など、どこをとっても大変に魅力的で、1曲1 曲聴きごたえ抜群です。マタチッチ芸術の極意が刻まれた豪放なる大演奏をお楽しみあれ。ブックレットもイタリアのマタチッチ研究の第一人者トンマーソ・マネー ラ氏によるマタチッチの生涯と当録音についての興味深い考察など充実の内容。 (Ki)


東武レコーディングズ
TBRCD-0134(5CD)
税込定価
ブリュッヘン/ベートーヴェン:交響曲全集

■CD1
交響曲第1番
交響曲第3番「英雄」
■CD2
交響曲第2番
交響曲第6番「田園」*
■CD3
交響曲第4番
交響曲第5番「運命」
■CD4
交響曲第8番
交響曲第7番*
■CD5
交響曲第9番「合唱付き」
フランス・ブリュッヘン(指揮)
新日本フィルハーモニーSO
栗友会cho、リーサ・ラーション(S)、ウィルケ・テ・ブルメルストゥルーテ(A) 、ベンジャミン・ヒューレット(T)、デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Br)

■CD1 :録音:2011年2月8日すみだトリフォニーホール
■CD2 :録音:2011年2月8日すみだトリフォニーホール、2011年2月16 日すみだトリフォニーホール*
■CD3 :録音:2011年2月11日すみだトリフォニーホール
■CD4 :録音:2011年2月21日サントリーホール 、2011年2月16 日すみだトリフォニーホール*
■CD5:録音:2011年2月21日サントリーホール
巨匠フランス・ブリュッヘン(1934-2014)が愛した新日本フィルとのベートーヴェン全集が登場。ブリュッヘンにとってモダ ン・オケとの録音が世に出るのは世界初となります。元々長身痩身の人でしたが、この時期はさらに痩せて眼光の鋭さが目 立ちます。演奏は生命力が漲るこの眼光通りの見事さです。ピリオドアプローチだからこそ正しい演奏であるという単純な図 式とは一線を画する類まれな統率力と斬新なアイディアに満ちたベートーヴェン。アジテーション溢れる表現者ブリュッヘン の面目躍如の趣があります。録音も上々で、未亡人、ソリスト、合唱団のリリース快諾も頷ける一品。美麗夫婦箱による装丁。 オーケストラの配置はヴァイオリン両翼。右サイドにチェロ、左サイドにヴィオラ、コントラバスとなっております。 ※安田和信氏による解説より 音楽に内在する意味を聴き手に印象づけるために興味深い工夫が仕掛けられていた点も興味深かった。第 3 番《英雄》の 冒頭で指揮台に上がるや否や、拍手も収まらぬまま、いきなり主和音2連発をお見舞いした時、聴き手の多くは驚愕したは ず。また、第 9 番終楽章で、それまで舞台にいなかったバリトン歌手が袖からさっと姿を表し、手振りを交えながら「おお友 よ、このような音ではなく」と歌い始めたのもユニークだった(他の独唱者たちはその後に入場)。ブリュッヘンは、歴史的な情 報からヒントを得る演奏解釈に取り組み続けてきたパイオニアではあるが、作品の特徴を聴き手に伝えるためならば、いろい ろな手段を使うのも躊躇わないのだろう。
■「デヴィッド・ウィルソン・ジョンソン(バリトン歌手)が語るブリュッヘン+新日本フィル『第九』の秘密」
歌い出しのところで急いでステージに上がるというのは、フランスのアイデアなんです。 第4楽章の嵐のような不協和音が、親しみやすいバリトンの声によって静められ、やがて兄弟愛の偉大なテーマが歌われる・・・・・・。彼は常に革命家であり、そうすることで二つの異なるスタイルの音楽の衝撃とコントラストを強調しようと考えたのです。 フランスはまた、4人のソリストが汚れたジーンズとTシャツを着て、合唱団やオーケストラの正装と対照的であることを好みました。私はこのやり方が非常に強力な音楽的および社会的声明につながると思ったので、数人の指揮者をこうしようと提案したことすらあります。

TOCCATA
TOCC-0466(1CD)
NX-B03
クリストファー・ライト/ニコラス・バートン: 管弦楽作品集
ニコラス・バートン(1950-):アコード:1楽章の交響曲(2018)
クリストファー・ライト(1954-):ホルン協奏曲(2011)
 交響曲(2015)
リチャード・ワトキンズ(Hrn)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
ジョン・アンドルーズ(指)

録音:2021年10月14、15日
世界初録音
このアルバムでは2人の英国作曲家の作品を聴くことができます。 一人目の作曲家は1950年ノーフォーク生まれのニコラス・バートンで、二人目は1954年にサフォークで生まれた クリストファー・ライトです。彼らは親友であり、その作風は違いますが二人とも調性感のある作品を書いています。 大学時代から最近まで交流がある二人は共同の録音計画をたて、一度は新型コロナ感染症のパンデミックのた め立ち消えになったものの、2021年10月にこのアルバムでやっと実現しました。バートンの「アコード=調和」は 2018年にバンベリーSOのために書かれた作品。和声の拡張の可能性を追求し、最終的には抒情的で 静謐な曲が生まれたということです。ライトの「ホルン協奏曲」はホルンのアクロバティックなパートと、弦楽器の讃美 歌のような美しい旋律が組み合わされた作品。「交響曲」はマーラーの交響曲のような激しさと静寂が交錯する聴 きごたえのある作品。「ポストモダン」と呼ばれる時代を代表する、後期ロマン派時代に回帰したかのような音楽で す。

BISCOITO FINO
BC-239(1CD)
シューマン:交響曲集
交響曲第2番ハ長調 Op.61
交響曲第4番ニ短調 Op.120(現行版)*
ジョン・ネシリング(指)
、サンパウロSO

録音:2007年7月5&6日、2006年3月30日-4月1日*/文化芸術劇場(サンパウロ)
BISレーベルでおなじみの指揮者ジョン・ネシリング。サンパウロSOを振ったドイツ・ロマン派の大家シューマンの交響曲第2番、第4番が遂にリリースさ れます!
作曲家シェーンベルクと指揮者ボダンツキーの甥の孫にあたるジョン・ネシリングは1947年リオ・デ・ジャネイロ生まれの指揮者。ウィーンでハンス・スワロフ スキーに、タングルウッドでレナード・バーンスタインに師事しています。
1997年から2009年までサンパウロSOの音楽監督のポストにあったネシリング。当録音は厚い信頼関係が結ばれた熱量の高い演奏を披露。メリハリの 利いたリズムと美しく磨き上げられたサウンドが実に素晴らしく、煌めく弦楽器とクリアな管楽器との対比が実に見事です。同団を南米随一の世界的オーケストラ に育てたネシリングの集大成といえるシューマンの演奏。既発の交響曲第1番「春」&第3番「ライン」(BC-231)とともにお楽しみください。 (Ki)
BISCOITO FINO
BC-248(1CD)
チャイコフスキー:祝典序曲「1812年」
交響曲第6番ロ短調「悲愴」*
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指)、
ョン・ネシリング(指)*、
サンパウロSO

録音:2009年8月、2006年7月*/文化芸術劇場(サンパウロ)
ジョン・ネシリングのチャイコフスキー・アルバム、ついに「悲愴」交響曲がリリースされます!1997年から2009年までサンパウロSOの音楽監督のポス トにあったネシリングはBISレーベルから多くの録音をリリースしてきました。母国Biscoito Finoレーベルからも同団との録音を中心に発売してきましたが、な かでもチャイコフスキーの交響曲は要注目です!ネシリングのすばらしさは情熱豊かな演奏でも決して破綻しないこと。同団を南米随一の世界的オーケストラに育て たネシリングが非常に大きな演奏を展開します。「1812年」の指揮はヤン・パスカル・トルトゥリエです。
ネシリングのチャイコフスキーの交響曲第5番(BC-274)、交響曲第4番(BC-233)も好評発売中です。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2260(2CD)
ブルーノ・ワルター・ライヴ2
(1)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
(2)スメタナ:交響詩「モルダウ」
(3)ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
(4)ヘンデル:合奏協奏曲 ト短調 Op.6-6
(5)ワーグナー:ジークフリート牧歌
(6)ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73
ブルーノ・ワルター(指)NBC響

録音:(1)(2)1940年3月2日、(3)1939年3月18日、(4)(6)1940年2月17日、(5)1939年4月8日/ニューヨーク、NBC、8Hスタジオ
録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音)
■制作者より  
GS-2258/59に続く、NBCSOとのライヴ・シリーズの第2弾です。第1弾の繰り返しになりますが、これらの音源はかつてCDRのSEDR規格で発売 されたものですが、プレスされたCDで保管したいというファンの要望に応え、2枚組1枚価格で発売します。 ワルターにとって、このライヴが行われた頃はナチスに追われ、娘の急死などの悲劇に襲われた苦難の時期でした。しかし、演奏そのものは信じがたいほどの情 熱に溢れ、きき手にぐんぐん迫って来ます。また、スメタナとヘンデルは初CDとなります。 これらはアセテート盤に収録されたもので、特有のノイズが入りますが、原音を損なわないように必要最低限のノイズ処理しか行っていません。しかしながら、ブ ラームスの交響曲第1番には回転ムラが含まれ、これは修正出来ておりません。ご了承下さい。(平林直哉)

ALPHA
ALPHA-838(1CD)
チャイコフスキー:交響曲第1番「冬の日の幻想」
イタリア奇想曲
歌劇「エフゲニー・オネーギン」〜ワルツ*
チューリヒ・トーンハレO
パーヴォ・ヤルヴィ(指)

録音:2019年10-11月*。2021年1月 トーンハレ・マーグ、チューリヒ、スイス
新型コロナ・ウイルス感染症による世界的パンデミックを乗り越えて完成、2021年10月に発売され大 ヒットとなったパーヴォ・ヤルヴィとチューリヒ・トーンハレOによるチャイコフスキーの交響曲全集。 セットのみでの発売だった交響曲第1番が待望の分売にて登場しました。ロシア民謡的なフレーズの躍 動感も素晴らしく、緊密なアンサンブル、各奏者の生き生きとした表現、濃密なオーケストラのうねりが 作品のロマン性を引き立て、それでいて気品も感じさせるという、パーヴォならではチャイコフスキー像が刻 まれています。
ALPHA
ALPHA-839(1CD)
チャイコフスキー:交響曲第3番ポーランド」
歌劇「エフゲニー・オネーギン」 〜ポロネーズ
戴冠式祝典行進曲 ニ長調*
チューリヒ・トーンハレO
パーヴォ・ヤルヴィ(指)


録音:2019年10-11月*、2021年1月 トーンハレ・マーグ、チューリヒ、スイス
新型コロナ・ウイルス感染症による世界的パンデミックを乗り越えて完成、2021年10月に発売され大 ヒットとなったパーヴォ・ヤルヴィとチューリヒ・トーンハレOによるチャイコフスキーの交響曲全集。 セットのみでの発売だった交響曲第3番が待望の分売にて登場しました。第1楽章第1主題やスケル ツォ、終楽章のポラッカなどでのキビキビとしたリズムの処理、そして各パートまで行きわたった細やかな歌 心はパーヴォならでは。作品の魅力を最大限引き出しており、現状、ほかの交響曲と比べて人気がある とは言えない評価を引き上げるに十分です。やはりリズムのキレが際立つ「ポロネーズ」、「1812年」と同 じロシア帝国国歌をラストで高らかに歌い上げる「戴冠式祝典行進曲」も素晴らしい演奏。

Goodies
78CDR-3868(1CDR)
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550 フレデリック・ストック(指)CSO

米 VICTROLA 7394/96
1930年12月22日シカゴ、220Sミシガン・アヴェニュ、オーケストラ・ホール録音
フレデリック・ストック(1872-1942)はドイツ出身のアメリカの指揮者。軍楽隊長 だった父親から初期の音楽教育を受け、13歳でケルン音楽院のヴァイオリン科に入 る。1890年に卒業しケルン市立Oのヴァイオリン奏者になった。1895年アメ リカのシカゴSO員候補者を見つけるためにドイツ訪問中のドイツ人指揮者セ オドア・トマス(1835-1905)に出会い、オーディションの結果シカゴSOの ヴィオラ奏者に選ばれた。渡米後指揮者としての才能を認められ、1899年に准指揮 者に昇格。1905年にトマスが急逝するとシカゴSOの音楽監督の地位を引き継 いだ。1911年シカゴSOの終身音楽監督になった。録音は1916年にColumbiaに、 その後Victorにも録音をした。シカゴSOにおけるストックの任期(37年間)は オーマンディのフィラデルフィアOと並んでアメリカ人指揮者の最長記録。 今や忘れられた名指揮者フレデリック・ストックの演奏を是非楽しんでいただきた い。(グッディーズ)

Capriccio
C-5476(1CD)
NX-B05
ハンス・ヴィンターベルク(1901-1991):交響曲第1番 他
交響曲第1番「シンフォニア・ドラマティカ」(1936)
ピアノ協奏曲第1番(1948)
リトモフォニー(1966/67)
ジョナサン・パウエル(P)
ベルリンRSO
ヨハネス・カリツケ(指)

録音:2021年6月28日-7月1日
ユダヤ系チェコ人の作曲家ハンス・ヴィンターベルク。プラハで育ち、チェコ音楽の伝統を受け継ぐ新しい作曲家たちの一人です。 ヴィンターベルクは9歳で音楽のレッスンをはじめ、プラハ音楽院で微分音の作曲家として知られるアロイス・ハーバに師事、作曲法を学びました。ブルノ を中心に歌劇場やアンサンブルの作曲家として活躍していましたが、1945年にテレジエンシュタットに収容されてしまいます。 しかし同年5月8日に収 容所が解放されたことで彼は奇跡的に生き延び、戦後の1947年にドイツに移住。この間にもいくつかの作品を作曲しました。その後はバイエルン放 送のエディターとして、またR・シュトラウス音楽院で教育者として働きながら音楽界の発展に寄与することとなります。 彼は自身の音楽を東欧と西欧の「架け橋」と考えるとともに、その原点はシェーンベルクであることを認めています。しかし、明確な十二音技法を用い ることはなく、自身の音楽を複雑なリズムと拡張された半音階で構成、独自の作風を築いています。アルバムに収録された「シンフォニア・ドラマティカ」 は彼の最初の交響曲であり「戦争における大惨事の予感である」と言及しています。ピアノ協奏曲は彼がドイツにわたって最初に書いた作品のひと つ。また1966年の「リトモフォニー」は彼の最後の作品であり、4度目の幸福な結婚生活の中で書かれた充実した筆致によるものです。

Capriccio
C-7388(10CD)
NX-E05
CAPRICCIOレーベル40周年記念名演集/交響曲集
【CD1】
フランソワ=ジョセフ・ゴセック: 交響曲集
1-3. 交響曲 ハ短調 Op. 6, No. 3
4-7. 大管弦楽のための交響曲 ニ長調 「狩り」 Op. 13 No. 3
8-10. 協奏交響曲 ニ長調 「ミルザ」
11-14. 17声の交響曲 ヘ長調
【CD2】
ウィリアム・ボイス:交響曲集 Op. 2
1-3. 交響曲第5番ニ長調 「聖セシリアの日のためのオード」
4-6. 交響曲第1番変ロ長調 「新年のオード」
7-8. 交響曲第6番ヘ長調 「ソロモン」
9-11. 交響曲第3番ハ長調 「花冠」
12-14. 交響曲第7番変ロ長調 「ピューティアのオード」
15-17. 交響曲第2番イ長調 「誕生日のオード」
18-20. 交響曲第4番ヘ長調 「羊飼いの運命」
21-23. 交響曲第8番ニ短調 「ウースター序曲」
【CD3】
C.P.E.バッハ:シンフォニア集 Wq 183/H 663-666
1-3. シンフォニア ニ長調 Wq 183/1 H. 663
4-6. シンフォニア 変ホ長調 Wq 183/2 H. 664
7-9. シンフォニア ヘ長調 Wq 183/3 H. 665
10-12. シンフォニア ト長調 Wq 183/4 H. 666
シンフォニア集 Wq 182/H 657-659
13-15. シンフォニア ト長調 Wq 182/1 H. 657
16-18. シンフォニア 変ロ長調 Wq 182/2 H. 658
19-21. シンフォニア ハ長調 Wq 182/3 H. 659
【CD4】
ルイジ・ボッケリーニ:交響曲集
1-4. 交響曲第13番ハ長調 Op. 37 No. 1, G 515(1786)
5-8. 交響曲第15番ニ短調 Op. 37 No. 3, G 517(1787)
9-12. 交響曲第16番イ長調 Op. 37 No. 4, G 518(1787)
新ベルリンCO
ミヒャエル・エルクスレーベン(指)
録音:1992年5、6月
【CD5】
ヴィルフガング・アマデウス・モーツァルト
1-6. ディヴェルティメント 第17番ニ長調 K 334(320b)
7-9. ディヴェルティメント ヘ長調「ザルツブルグ・シンフォニー第3番」 K 138(125c)
10. ディヴェルティメント ヘ長調 K 138のリハーサル
【CD6】
ベートーヴェン:交響曲集
1-4. 交響曲第3番変ホ長調「英雄」 Op. 55
5-8. 交響曲第1番ハ長調 Op. 21
【CD7】
ブラームス
1-4. 交響曲第3番ヘ長調 Op. 90
5. ハイドンの主題による変奏曲 Op. 56a
【CD8】
チャイコフスキー
1-4. 組曲第3番ト長調 Op. 55
5-8. 組曲第4番ト長調 「モーツァルティアーナ」 Op. 61
【CD9】
シュルホフ(1894-1942):
1-4. 交響曲第2番(1932)
5-10. 室内オーケストラのための組曲(1921)
11-14. 交響曲第5番「ロマン・ロラン」(1938/39)
【CD10】
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番 「レニングラード」
【CD1】
マルティン・サンドホフ(Fl)…8-10
アンドレア・ケラー(Vn)…8-10
コンチェルト・ケルン
ヴェルナー・エールハルト(指)
録音:2003年1月13-16日

【CD2】
アカデミーCO
ネヴィル・マリナー(指)
録音:1993年2月6-8日

【CD3】
C. P. E. バッハCO
ハルトムート・ヘンヒェン(指)
録音:1986年10-11月

【CD4】
新ベルリンCO
ミヒャエル・エルクスレーベン(指)
録音:1992年5、6月

【CD5】
カメラータ・ザルツブルク
シャーンドル・ヴェーグ(指)
録音:1986年6月

【CD6】
ドレスデンPO
ヘルベルト・ケーゲル(指)
録音:1982、83年

【CD7】
ベルリンSO
クルト・ザンデルリンク(指)
録音:1990年

【CD8】
シュトゥットガルトRSO
ネヴィル・マリナー(指)
録音:1987年10月3日
シュトゥットガルト(ドイツ)

【CD9】
バイエルンRSO
ジェイムズ・コンロン(指)
録音:2003年12月2-5日
ヘルクレスザール、ミュンヘン(ドイツ)

【CD10】
ケルン・ギュルツェニヒO
ドミートリー・キタエンコ(指)
録音:2002年7月16-18日
Delta-music社のレコード制作部門として1982年にケルン近郊で設立されたCAPRICCIOは、当時主 流となりつつあったデジタル録音技術を使い、ドイツ語圏の演奏家と音楽を中心に制作を行いました。様々 なジャンルの名盤がありますが、この10枚組にはCAPRICCIOレーベルが得意とする初期古典派の作品か ら近代までの交響曲を収録。この中にはシャーンドル・ヴェーグが指揮するカメラータ・ザルツブルクのモーツァ ルトをはじめ、ネヴィル・マリナーとアカデミーCOによるウィリアム・ボイスの交響曲集や、ベストセ ラーを記録したヘルベルト・ケーゲルとドレスデンPOのベートーヴェン、弦の響きの美 しさで知られるサンデルリンクとベルリンSOのブラームス、ジェイムズ・コンロンとバイエルン放送交響楽 団によるシュルホフなど、膨大なカタログの中から素晴らしい演奏が選ばれており、レーベルの歴史を俯瞰す るものとしても貴重なBOXとなっています。

Capriccio
C-8083(1CD)
NX-B05

NYCX-10304(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ブルックナー:交響曲第4番(第2稿/コーストヴェット版)
1878年稿フィナーレ「民衆の祭り」*
リンツ・ブルックナーO
ウィーンRSO*
マルクス・ポシュナー(指)

録音:2021年2月16-19日
リンツ、ムジークテアター・リハーサルホール
2021年11月29日 ウィーン、放送文化会館*
※収録時間は83分16秒と長時間になっているため、一部のプレイヤーでは正常に再生できない可能性がございます。予めご了承ください。
「#bruckner2024」の第4弾。「ロマンティック」のニックネームを持つ人気曲、第4番の登場です。 ここで取り上げられているのは第4番の使用楽譜として最も一般的な第2稿(いわゆる1878/80年稿)で、新ブルックナー全集として出版されている ベンジャミン・コーストヴェット校訂のもの(Korstvedt NBG III/1:4/2、2019年出版)が使われています。また1878年にブルックナーが第2稿を完 成させた際のフィナーレである「民衆の祭り Volksfest」と呼ばれる楽章も追加で収録し、CDのプログラム機能を使えば第2稿の最初の姿を聞くこと が出来るようになっています。 ポシュナーは今回も引き締まったテンポを基調としつつ(各楽章の演奏時間はヴァント/ベルリン・フィル盤に比べて第1楽章が1分遅い程度でほぼ同 じ)、緩急・強弱の幅を大きめに取りドラマティックな音楽に仕上げています。また「民衆の祭り」の演奏時間はフルシャ盤の17:57に比べてだいぶ速 く、聞き比べも興味深いことでしょう。 ※国内仕様盤には石原勇太郎氏(音楽学/国際ブルックナー協会会員)による日本語の解説が付属します。

ONDINE
ODE-1404(1CD)
NX-B04
シベリウス:交響曲第7番*
組曲『クリスティアン2世』、
組曲『ペレアスとメリザンド』
フィンランドRSO
ニコラス・コロン(指)

録音:2021年10月*、2021年12月
2021年9月8日、フィンランドRSOの歴史に新たなページが拓かれました。1983年ロンドン生まれのニコラス・コロンの首席指揮者就任記 念コンサート。1927年に創設された楽団の歴史上初めてフィンランド国外から首席指揮者が迎えられたのです。 ニコラス・コロンはヴィオラ、ピアノ、オルガンを学び、イギリス・ナショナル・ユース管にヴィオラ奏者として参加。このユース管で一緒だったロビン・ティチアー ティ(コロンと同年生まれ)たちと共に、暗譜・立奏を旨とするオーロラOを2004年に創設し、その首席指揮者としてダイナミックな音楽作りや、 異なるジャンルのパフォーマーとの共演、更にはコンサートホール以外の場所にも演奏の場を広げて注目を集め、名門ひしめくロンドンのオーケストラ界 にあって勝るとも劣らない人気と評価を誇るまでに育て上げました。 2010年代に入るとドイツ、フランス、スペインや北欧のオペラハウスと名門オーケストラに招かれるようになり、ハーグ・レジデンティ管の首席指揮者 (2016-21)、ケルン・ギュルツェニヒ管の首席客演指揮者(2017-)を務めるなど評価を高めて来ました(2019年には東京都響にも出演)。2017 年3月にフィンランド放送響を初めて指揮すると、2度目の客演に先立つ2019年5月2日に次期首席指揮者に指名されるという異例の抜擢。最初 の共演が与えたインパクトの強さ、今後の期待の大きさが想像されます。 その注目のCD第一作はオーケストラの血肉となっているシベリウス。コロンの指揮の師コリン・デイヴィスが得意としたレパートリーでもあります。コロンと フィンランド放送響は2021年12月6日のフィンランド独立記念日ガラ・コンサートで交響曲第7番と『クリスティアン2世』を演奏しており、このCDは同 時期の録音。先立って録音された『ペレアスとメリザンド』共々、高揚感に加えて弦のしっとりとした質感、仄暗い音色で奏でる弱音部の美しさも印象 的で、オーケストラのカラーをうまく引き出しています。ONDINEレーベルのオーケストラ録音を数多く手がけ、優秀録音で評価の高いベテラン、エンノ・ マエメツが録音・編集・マスタリングを担当しており、オーディオ的にも楽しみな1枚。このコンビはONDINEレーベルに継続的な録音予定があり、コロン の指揮する本格的なシンフォニー・レパートリーを聴く機会が増えそうです。
■コロンさんを迎えて
2017年に初めて彼はフィンランド放送響を振りに来た。最初のリハーサルから「なんて素晴らしい指揮者だ」と話題になり、その週のコンサート後、彼をハンヌ・リントゥ氏の後任にしてはどうかという声が多く上がった。私はその時演奏はしなかったもののコンサートを聴きに行っており、オーケストラのサウンドが普段より格段にあたたかくなっていると感じた。プログラムはアデスのピアノ協奏曲とプロコフィエフの5番。難しい曲なのに良く合っているだけでなく、表情豊かだった。隣に座っていた妻と良い意味で驚いた記憶がある。
しばらくしてオーケストラの会議があり、満場一致で彼にオファーを出そうと決まった。そして去年2021年9月に常任指揮者としてデビュー。以前はフィンランド放送響というとマイナーな曲、難解な現代曲を多く演奏していたが、コロン氏就任以来、年間を通してのプログラムも王道を行くものが多く、個人的にも非常に嬉しい。彼の良いところは無駄のない指揮、充実した音楽表現、リハーサルの進め方、雰囲気作り等々オーケストラが次のレベルに達するのに必要な事を兼ね備えていることだ。とりわけバロック、古典派へのアプローチが好きで、彼自身も今後意欲的に取り上げたいと言っていたので今後が楽しみ。彼の登場によりオールラウンダーになったフィンランド放送響。これからもご注目ください!!【小山裕幾(フィンランド放送交響楽団 首席フルート奏者】

BR KLASSIK
BR-900931(4CD)
NX-C07
コンダクターズ・イン・リハーサル マリス・ヤンソンス編

【CD1】
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ - リハーサル風景
【CD2】
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」- リハーサル風景
【CD3】
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」 - リハーサル風景
【CD4】
ラフマニノフ:交響的舞曲- リハーサル風景
演奏は全て
バイエルンRSO
マリス・ヤンソンス(指)

【CD1】
録音:2001年10月11、12日ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ドイツ)
【CD2】
録音:2004年6月23-25日ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ドイツ)
【CD3】
録音:2016年2月9-12日ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ドイツ)
【CD4】
録音:2017年1月24-27日
ミュンヘン、ヘルクレスザール(ドイツ)

※すべてリハーサルのみ。コンサート本番の演奏は含みません。
演奏家にとってはコンサート本番がすべてですが、その本番を作り上げるリハーサルこそ、指揮者の解釈やオーケストラを導く力量を明らかにします。こ の4枚組のセットでは、マリス・ヤンソンスとバイエルンRSOの膨大なリハーサル録音から、ヤンソンスに縁の深いスラヴ系音楽のリハーサルをと り上げており、その音楽作りを目撃しているような気分を味わえるでしょう。ヤンソンスがバイエルン放送響の首席指揮者に任命されながらも正式な着 任前だった2001年の「ペトルーシュカ」と、2004年の「悲愴」、更に2016年の「レニングラード」及び翌2017年の「交響的舞曲」へと辿ることで、指 揮者とオーケストラとの関係が熟成されてゆくのも感じ取ることができます。 リハーサルはドイツ語。また各CD冒頭にバイエルン放送の解説者を務めたフリードリヒ・シュロッフェルによるイントロダクション(ドイツ語)が収録されてい ます。

CPO
CPO-555551(2CD)
NX-B10
ヨセフ・タル(1910-2008):交響曲全集
【CD1】…999921
交響曲第1番/交響曲第2番
交響曲第3番/祭りの幻影
【CD2】…999922
交響曲第4番「ジュビリー」
交響曲第5番/交響曲第6番
ハノーファー北ドイツ放送PO
イスラエル・イノン(指)

録音:2002年9月…CD1、2003年1月、2月…CD2
ユダヤ教のラビを父として生まれベルリンで育ったヨセフ・タル。幼い頃からシナゴーグでユダヤ音楽に親しみ、 ベルリン音楽大学でパウル・ヒンデミットらに師事、1931年に卒業した彼は、ナチス政権から逃れ、1934年 にパレスチナからエルサレムに移住。1937年にパレスチナ音楽院のピアノ・音楽理論・作曲の教師として招 聘され活躍を始めます。やがてイスラエル電子音楽センターを設立したほか、国際現代音楽協会のイスラエ ル代表として活動。イスラエル音楽界に重鎮として君臨しました。 彼の作風は若い頃に学んだヨーロッパの伝統に基づいていながらも、ヨーロッパ(特にドイツ)のモダニズムと は異なる新しい国民的スタイルを創造することを試み、時にはユダヤの旋律を採り入れることも積極的に行 いました。 この6曲の交響曲は1952年からおよそ40年の年月をかけて書かれており、第1番のみが3楽章形式である ほかは、どれも単一楽章で構成され、簡潔で集中力に満ち、突き抜けた表現力を持っています。

Forgotten Records
fr-1790(1CDR)
ヴァンデルノート〜モーツァルト:交響曲集 (Vol.1)
第36番ハ長調 K.425 「リンツ」*
第38番ニ長調 K.504 「プラハ」#
第39番変ホ長調 K.543 +
アンドレ・ヴァンデルノート(指)
パリ音楽院O

録音:1957年3月19日-20日* 、1958年1月24日#、1958年1月27日-28日#、1958年4月13日#、
※音源:La Voix de son Maitre FALP 484* FALP 485
Forgotten Records
fr-1792(1CDR)
ロヴィツキ〜ショスタコーヴィチ
交響曲第1番ヘ短調 Op.10*
交響曲第5番二短調 Op.47 #
ヴィトルト・ロヴィツキ(指)
ウィーンSO*、ワルシャワPO#

録音:1960年10月28日-30日ムジークフェライン大ホール、ウィーン*
1958年10月6日-8日コンサート・ホール、ワルシャワ・フィルハーモニック#(共にステレオ)
※音源:Fontana 875 044 FY*、DG SLPM 138 031 #
Forgotten Records
fr-1794(1CDR)
プラハ室内管〜ハイドン:交響曲集
第73番ニ長調 Hob.I:73 「狩り」*
第96番ニ長調 HOB.I:96 「奇跡」#
プラハCO

録音:1961年12月8日#、14日-15日*
※音源:Supraphon DV 5873 SUA 10466 SUA ST 50446
Forgotten Records
fr-1795(1CDR)
シルヴェストリのドヴォルザーク
交響曲第7番二短調 Op.70*
交響曲第8番ト長調 Op.88 #
コンスタンティン・シルヴェストリ(指)
VPO* 、LPO #

録音:1957年7月24日-25# 、1960年2月22日-23日ムジークフェライン大ホール*(全てステレオ)
※音源:HMV. ASD 396* ASD 470 #
Forgotten Records
fr-1804(1CDR)
ヴァンデルノート〜モーツァルト:交響曲集 (Vol.2)
第25番ト短調 K.183*/第29番イ長調 K.201 #
第33番変ロ長調 K.319 +
第35番ニ長調 K.385 「ハフナー」**
アンドレ・ヴァンデルノート(指)
パリ音楽院O

録音:1956年10月2日#、1957年1月21日-22日+、1957年6月3日**、1958年1月20日*、1958年1月24日**
※音源:La Voix de son Maitre FALP 458(
Forgotten Records
fr-1806(1CDR)
レイボヴィッツ/シューベルト&ビゼー
シューベルト:交響曲第1番ニ長調 D.82 *
ビゼー:交響曲(第1番) ハ長調#
ルネ・レイボヴィッツ(指)パリRSO

録音:1952-3年
※音源:Oceanic OCS 33

GRAND SLAM
GS-2258(2CD)
ブルーノ・ワルター・ライヴ1
(1)ハイドン:交響曲第86番ニ長調Hob. I:86
(2)モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
(3)シューベルト:交響曲第5番
(4)R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
(5)ベルリオーズ:幻想交響曲
ブルーノ・ワルター(指)NBC響

録音:(1)1940年2月10日、(2)1940年2月17日、(3)1940年3月9日、(4)1940年3月2日、(5)1939年4月1日/
NBC、8Hスタジオ(ニューヨーク)
録音方式:モノラル(放送用録音)
■制作者より  
ワルターがNBCSO客演した時のライヴはGRAND SLAMとは別のCD-Rのシリーズ“SERENADE”で発売していました。しかし、CDで保存しておき たいというファンの声があることと、これらの音源が最近入手が難しくなってきていますので、それらを考慮して2枚組1枚価格で発売することに決定しました。 この頃のワルターはナチスに追われて財産を没収されるなど、最も苦難な時期でした。ところが、残されたライヴ録音からは次々と敵をなぎ倒すような激しさと、 ワルター独特の溢れるような歌心がミックスされた、まことにユニークな演奏が展開されています。ワルター・ファンはもちろんのこと、スリリングな演奏を求める 人にもぴったりだと思います。  なお、これらの音源はアセテート盤で収録されており、さまざまなノイズが混入しています。マスタリングにあたっては、修正は最小限にとどめ、原音の豊かな響 きを尊重しています。(平林 直哉)


King International
KKC-90003(Bluray)
朝比奈隆/続・交響的肖像
(1)ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
(2)ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」〜前口上+序曲冒頭
(3)実相寺昭雄との対談−指揮の形〜武智鉄二との交友〜オペラと歌舞伎
(4)チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
(5)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
朝比奈隆(指)
新日本フィルハーモニーSO、
園田高弘(P)(5)、
寺田農(語り)(2)

録音:(1)1992年5月13日東京文化会館
(2)1994年12月1日昭和女子大学人見記念講堂
(4)1994年2月3日サントリーホール
(5)1994年2月3日サントリーホール】(初出)
1080i MPEG-4 AVC color 4:3
リニアPCM STEREO
48kHz 16bit、2 層ディスク
2021-2年は朝比奈隆の歿後20年、映画監督の実相寺昭雄の歿後15年にあたります。朝比奈の円熟期1990年代に氏を崇拝する実相寺が制作した「朝比 奈隆 交響的肖像」は、2021年末にブルーレイ・ディスクへアップコンバート発売され話題となりました。
その際、どうしても見当たらず、失われたとされたマスターテープ1巻の所在が判明したため、今回補巻として日の目をみることとなりました。
注目は園田高弘をソリストに迎えたラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の初出音源。園田と朝比奈はベートーヴェンやブラームスなどドイツ作品を重厚壮大に演じ る印象がありますが、両者とも師はロシア人で正統派伝統を聴かせてくれます。ともに唯一の録音となりますが、独奏もオーケストラも全く甘くなく、「男の哀しみ」 がひしひしと迫ります。
またこれまでCDで発売されていたブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」とチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」も実相寺監督による映像が付いた ことでさらなるイマジネーションが広がります。ことに「悲愴」終演直後のマエストロの手がチャイコフスキーの心を表しているようで深く考えさせられます。
オーソドックスなコンサート映像ながら実相寺色が濃厚に表れているのもファン興奮。園田高弘の表情や指遣いの捉え方も独特で、非常に貴重です。 (Ki)

King International
KKC-90004
(2Bluray)
朝比奈隆/ベートーヴェン交響曲全集
交響曲第1番ハ長調Op.21
交響曲第2番ニ長調Op.36
交響曲第3番変ホ長調「英雄」Op.55
交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第5番ハ短調「運命」Op.67
交響曲第6番ヘ長調「田園」Op.68
交響曲第7番イ長調Op.92
交響曲第8番ヘ長調Op.93
(4)交響曲第9番ニ短調「合唱付き」
朝比奈隆(指)
新日本フィルハーモニーSO
豊田喜代美(S)、秋葉京子(Ms)、林誠(T)、高橋啓三(Bs-Br)、晋友会cho

録音:1989年2月5日(第1、3番)、3月11日(第2、7番)、4月6日(第4、6番)、5月15日(第5、8番)、1988年12月14日(第9番)/サントリーホール(ライヴ)
1080i MPEG-4 AVC color 4:3
リニア PCM STEREO
48kHz 16bit、2 層ディスク
1988年12月から1989年5月にかけて朝比奈隆と新日本フィルがサントリーホールで行ったベートーヴェンの交響曲全曲チクルス。実相寺昭雄監督が映像 収録し、1991年に朝比奈隆生誕80周年と新日本フィル財団法人化20周年を記念してレーザーディスクで発売されました。2009年にDVDで再発売されまし たが、今回、演奏家ら30年を経てアップコンバートのうえブルーレイ・ディスクにパワーアップしてのリリースとなりました。
時は昭和から平成に変わったばかりで、昭和的な雰囲気が残っているのみならず、伝説的な大物奏者たちの若き日の姿を目にすることができます。当時80歳 の朝比奈隆は若々しささえ感じさせるエネルギーとオーラに満ち、9篇どれもが圧倒的な力で迫ります。聴衆の熱狂ぶりも凄まじく、伝説のコンサートの場へタイム スリップさせてくれる実相寺監督のマジックを味わえます。 (Ki)

Skani
SKANI-132(1CD)
ペーテリス・バリソンス(1904-1947):3つの前奏曲
交響曲第2番 「ロマンティック」
ギンタラス・リンケヴィチュス(指)
リエパーヤSO

録音:2021年
1930年代はラトビア音楽の発展にとって重要な意味をもつ時代だったと言われます。すべての世代の作曲家の作品、音楽教育、演奏活動、定期刊行物、5年毎に開催される「ラトビア・ソングフェスティヴァル」と、この時代のラトビアの音楽には大きな飛躍の跡が見られました。
ペーテリス・バリソンスは、そうした時代に足跡を残した作曲家のひとりです。エルネスツ・ヴィーグネルスとヤーニス・メディンシュに作曲、ヤーゼプス・ヴィートリスに指揮を学び、1945年にラトビア音楽院の教授に就任するものの、2年後、交響曲第3番を完成させないまま没しました。後期ロマンティシズムのスタイルの作品を手がけ、ソングフェスティヴァルのための合唱作品がもっともよく知られています。「アレグロ・モルト」「アンダンティーノ」「アンダンテ・フェローチェ」の 「3つの前奏曲」。交響曲第2番「ロマンティック」 は〈愛のめざめ〉〈歓喜〉〈エロティカ〉〈愛の死〉の4楽章から構成された作品です。ギンタラス・リンケヴィチュス(b.1960)とリエパーヤSOによるセッション録音です。
Skani
SKANI-133(1CD)
カールリス・ラーツィス(b.1977):ピアノ協奏曲第1番*
ラトビア交響曲**
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)、
リエパーヤSO、
アグネセ・エグリニャ(P)*、
アルトゥールス・ノヴィクス(アコーディオン)**

録音:2021年8月、グレート・アンバー・コンサートホール(リエパーヤ、ラトビア)
カールリス・ラーツィスは、オーケストラや器楽の音楽と同時に、ミュージカルをはじめとする劇場や映画の音楽、ジャズ、ポップミュージックと、幅広いジャンルを手がけ、現代ラトビアでもっとも名を知られた作曲家のひとりと言われます。
「ピアノ協奏曲第1番」 は、〈アレグロ〉〈岐路〉〈絶望〉、ラトビア民謡の子守歌を使った〈子守歌〉の4楽章から成る作品です。「ラトビア交響曲」 は、ラーツィスがタイ旅行から帰国してすぐ、タイの印象にラトビアとラトビアの自然を反映させて作曲したという作品です。〈暗い夜〉〈湖〉〈ラトビア・スケルツォ〉ラトビア民謡による〈急げ、いとしい太陽よ〉の4楽章で構成され、ラーツィスの気に入りの楽器「フランスのミュゼット」アコーディオンも加えた、色彩豊かなオーケストレーションが特徴的な音楽です。

Chandos
CHSA-5299(1SACD)
ペヤチェヴィチ(1885-1923)ピアノ協奏曲、交響曲
ピアノ協奏曲ト短調 Op.33(1913)*
交響曲嬰ヘ短調 Op.41(1916-17, 1920改定)
ピーター・ドノホー(P)*、
サカリ・オラモ(指)BBC響

録音:2021年12月6日ー7日、フェニックス・コンサート・ホール(フェアフィールド・ホールズ、クロイドン、イギリス)
BBCSOの現首席指揮者を務めるフィンランドの名匠サカリ・オラモ!
☆20世紀前半に活動したクロアチアの女流作曲家、ドーラ・ペヤチェヴィチの代表作!
サカリ・オラモは、2015年にロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティの「コンダクター・オヴ・ザ・イヤー」を受賞したフィンランド出身の名指揮者。現在はBBCSOの首席指揮者、フィンランドRSOの名誉指揮者を務め、過去にはロイヤル・ストックホルムPOの首席指揮者&アーティスティック・アドヴァイザー、バーミンガム市SOの音楽監督、フィンランドのコッコラ歌劇場やオストロボスニア室内Oの首席指揮者を歴任している名匠です。Chandosでは2019年度のレコード・アカデミー賞で「特別賞 録音」に選ばれた「シベリウスのレンミンカイネン組曲(CHAN-20136)」他、フロラン・シュミット(CHSA5200)、ウィリアム・オルウィン(CHSA5253)、エセル・スマイス(CHSA5240)など、録音の少ない知られざる傑作をBBCSOと共に取り上げ、その実力とChandosの優秀録音の名声を高めまてきました。
サカリ・オラモが円熟のタクトで新たに開拓するのは、20世紀前半に活動したクロアチアの女流作曲家、ドーラ・ペヤチェヴィチ(1885-1923)の代表作となる「ピアノ協奏曲」と「交響曲」。クロアチアの名門貴族の下ハンガリーで生まれ、クロアチア音楽院で個人レッスンを受けたあとドレスデンとミュンヘンに留学して作曲を学び、ドイツ、オーストリア、チェコスロバキア、ハンガリーなどを旅し、当時の一流の芸術家、詩人、知識人たちと知り合いました。
1913年に作曲された「ピアノ協奏曲」は、これまで室内楽曲、ピアノ曲、歌曲しか書いてこなかった彼女にとって初めての管弦楽作品であり、クロアチアの作曲家による最初のピアノ協奏曲と言われます。「交響曲嬰ヘ短調」は第一次世界大戦中ボランティア看護師として働きながら作曲し、1920年の初完成演奏のために改訂されています。どちらも雄大なオーケストラと濃厚なロマンが反映された大作で、華麗なピアノ書法が試されるピアノ協奏曲では、Chandosのソロ録音でも再注目を浴びている名手ピーター・ドノホーがソロを担います。

King International
KKC-4301(2SACD)
ローマのフルトヴェングラー「田園・運命・英雄」
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
交響曲第5番「運命」
交響曲第3番「英雄」*
ウィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ローマ・イタリアRSO

録音:1952年1月10日、19日* RAIオーディトリアム・フォロ・イタリコ、ローマ(放送用ライヴ)
1952年1月、フルトヴェングラーがイタリアを楽旅したときの、ローマ・イタリア放送(RAI)用ライヴ。RAIが録音スタジオとして使用していたRAIオーディト リアム・フォロ・イタリコ (Auditorium Rai del Foro Italico)での収録。10日の「田園」と「運命」、19日の「英雄」がローマ・イタリアRSOを指揮 して披露されています。聴衆を入れての燃える巨匠のライヴ、それも極めつけのベートーヴェン!「英雄」の最後にはブラボー連発の大拍手が40秒を超えて収録さ れています。今回、この「田園」「運命」「英雄」の3曲を2 SACD ハイブリッド化!イタリアのオケということで、軽く見られがちですが、どうしてどうして、ここ に聴かせる音楽はまさにフルトヴェングラー!かつて宇野功芳もローマでのこの3曲について「オーケストラの能力、あまりにデッドな録音というような不備を超え て、晩年の彼の深い、スケール雄大な表現が身に迫って来る名演であり、実演ということでいっそう高い価値を有している」(『フルトヴェングラーの名盤』1977 年芸術現代社刊より)と高く評価しております。
発売履歴・・「田園」「運命」はイタリア・チェトラ社で1980年に発売されたLP(FE-5、7)に収録。キングレコードでLP:K17C-9543,9542 (1986.3.21)  CD:KICC-2347,2346(1994.1.21)、KICC-1264/5(2016.6.22)で発売。「英雄」は同じくチェトラ社のLP(FE-6)に収録。キングレコードで LP:K17C-9541(1986.3.21) CD:KICC-2292(1993.7.21), KICC-1264/5で発売。
ミラノ・ディスコス社がローマ・イタリア放送局に残されていた放送用原盤から復刻した音質はスクラッチ・ノイズが少し残っているものの総じて明瞭、良好です。 キング関口台スタジオでアナログ・マスターテープ(2トラック、38p/秒速)から丁寧にデジタル・リマスタリングを施した世界初のSACD化にご期待ください。
SACD層は収録可能時間を活かし、「田園」全楽章(46:48)と「運命」全楽章(36:55)を1枚目のディスクに収録しています。

●『フルトヴェングラーの全名演名盤』『フルトヴェングラーの名盤』に書かれた宇野功芳の批評(全文)をライナーノーツに転載します。以下はその抜粋。「(田園は)オケの円熟味は皆無、オーボエなど実に下手だが、そのような悪い条件の中からも、あたかも最晩年のようなフルトヴェングラーの感慨が、ほかのどの盤よりも強く伝わってくる。その意味で、実に貴重なCDといえよう。」(『フルトヴェングラーの全名演名盤』1998年講談社刊より)
●「(運命は)1954年のスタジオ録音のスタイルを基本として、それに実演の味をつけ加えたもので、フルトヴェングラーの「第五」CDの中でも異彩を放っている注目盤。その大きな原因はローマのオケがフルトヴェングラーに慣れていないため、克明な棒を振ったところにある。」(『フルトヴェングラーの全名演名盤』1998年講談社刊より)
●「(英雄は)この第1楽章は、1944年、および1952年の2つのウィーン盤のそれと並んで、フルトヴェングラーの偉大さを後世にまで伝える記念すべき名演といえよう。」(『フルトヴェングラーの名盤』1977年芸術現代社刊より)

H.M.F
HMSA-0044(1SACD)
シングルレイヤー
日本独自企画
限定盤
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64 
序曲「フィンガルの洞窟」(ヘブリディーズ諸島)op.26 
交響曲第5番ニ短調 op.107「宗教改革」(2017年出版のブライトコプフ&ヘルテル社版を使用した世界初録音盤)
イザベル・ファウスト(Vn/ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」1704年製)
パブロ・エラス=カサド(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ

録音:2017年3月19-22日、バルセロナオーディトリウム第1ホール、Paul Casals
現代最高のヴァイオリン奏者の一人、イザベル・ファウストが演奏するメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が、SACDシングルレイヤー(STEREO)で登場。 ハルモニア・ムンディからハイレゾ・マスターの提供を受け、オーディオ評論家、角田郁雄氏の技術監修のもと、関口台スタジオでリマスタリングを施しました。こ のたびのSACD化により、ファウスト自身の存在がより近く感じられるようです。交響曲の演奏にもしびれます。日本独自企画・限定盤です。
指揮は1977年スペイン生まれの躍進著しいエラス=カサド、管弦楽は「ピリオド・オーケストラのベルリン・フィル」とも称されるフライブルク・バロック・オーケ ストラという注目の布陣。ファウストの光のような音色と管弦楽の見事なアンサンブルにより、屈指の人気曲に、またひとつ新鮮な名演が生まれました。
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、1844年に完成、その後も磨きをかけ、翌45年、メンデルスゾーンの盟友にして本作にも多大なアドヴァイスをした、 ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOのコンサートマスター、フェルディナント・ダーフィトによってライプツィヒで初演されました。初演時から大成功をおさめ た本作は、続くヨーロッパ各地の初演も名手が手がけています。1845年のドレスデン初演は当時15歳のヨーゼフ・ヨアヒム、1846年ベルリン初演はベルギーの ユベール・レオナール(フランクのピアノ四重奏曲第1番を献呈された人物で、フォーレのヴァイオリン・ソナタ誕生時にも重要な役割を果たした)でした。彼らが 演奏しておそらく書き込みもされていたであろう実際の譜面はもう残されていませんが、それでも様々な資料が出版されており、それらを検証していくと、19世紀 と現代とでは演奏スタイルに異なる部分があると考えられます。たとえば開放弦の多用。ポルタメントの多用。ボウイングのスタイルも現代とは異なっていました。 そして、ヴィブラートは、継続的にではなく、要所要所で装飾的に用いられていたと考えられます。ファウストももちろんこれらの資料につぶさにあたったうえでこ の録音に臨んでいますが、ここに繰り広げられている演奏が呼び起こす実に新鮮な感動は、歴史的演奏や慣習、すべてを越えた域にあるといえるでしょう。 
また、当盤が録音された2017年は、マルティン・ルターの宗教改革(1517)の500年記念にあたります。ここに収録された交響曲「宗教改革」は、ルターの アウクスブルクの信仰告白から300年にあたる1830年に完成されました。序奏で管楽器が奏でる「ドレスデン・アーメン」がなんとも痛切に響き、全体的に非 常に引き締まった音づくり。管楽器が奏でるコラールも荘重になりすぎず、終楽章も鮮やかなデュナーミクで颯爽とかけぬけるような演奏となっています。同じく 1830年に作曲された「フィンガルの洞窟」も、メンデルスゾーンがスコットランドに旅した時に感動した光景が鮮やかに眼の前に浮かぶよう。メンデルスゾーンの 才能にあらためて感動し、エラス=カサドとフライブルク・バロック・オーケストラの力量にも圧倒される内容です。 (Ki)

Global Culture Agency
GCAC-1044
(1SACD)
シングルレイヤー
2022 年新リマスター
初SACD化
国内製造品
日本語帯・解説付
ベーム・ヨッフム・ケンプ/ライヴ・イン・パリ1969&1973
(1)「ベーム・イン・パリ1973」
モーツァルト:交響曲第29番
R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』
ブラームス:交響曲第2番

(2)「ヨッフム・ケンプ・イン・パリ1969」
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(カデンツァ:ヴィルヘルム・ケンプ)
ブルックナー:交響曲第5番(原典版)
(1)カール・ベーム(指)フランス国立放送O
(2)ヴィルヘルム・ケンプ(P)、
オイゲン・ヨッフム(指)フランス国立放送O

ライヴ録音:(1)1973年5月25日パリ、サル・プレイエル
(2)1969年10月22日パリ、シャンゼリゼ劇場(共にステレオ)
Spectrum SoundからCDでリリースされたものの廃盤となっているタイトルを、Global Culture AgencyがライセンスしてSACD化。フランス国立視聴 覚研究所(INA)所有のオリジナル音源(24bit/192kHz)から、国内で独自リマスターを施して商品化しています。
2種のパリ・コンサートを贅沢にも合わせて収録。ベームのブラームス、ヨッフムのブルックナー、ケンプのベートーヴェン…どれもがまさに得意曲で大勝負といっ たドイツ・オーストリア系組合せの醍醐味にあふれています。ライヴならではの熱気と共に味わう至高の名演!
「ベーム・イン・パリ1973」 Spectrum Sound/CDSMBA-001のSACD化 「まず、モーツァルト。きりりと引き締まった構成と、細部にまで徹底して磨きをかけた美しさはベームならではです。「ドン・ファン」は言うならば作曲者直伝で あろう。R.シュトラウスと直接の親交を持ったベームにとっては、まさにお家芸と言えます。ブラームスも素晴らしい。たとえば、第2楽章の渋くほの暗い音色はまさ にドイツのオーケストラのようだ。」(平林直哉氏の解説より)
「ヨッフム・ケンプ・イン・パリ1969」 Spectrum Sound/CDSMBA-003のSACD化 「(ベートーヴェン)ケンプのタッチが克明に捉えられていて、ファンにはたまらないものです。とにかく、この人肌のように柔らかい音色、聴き手を慰撫するよう なやさしさはケンプならではです。なお、ケンプはこの演奏でも、いつものように自作のカデンツァを弾いています。ヨッフムの伴奏も素睛らしい。古典的な均整美 に溢れ、 明るく朗らかな雰囲気に満ちており、理想的と言えます。」「(ブルックナー)音質が非常に鮮明なためにとても聴きごたえがある。オーケストラの機敏な反 応も手に取るようにわかる。音楽の勢いは無駄なくエネルギー化されています。この演奏は恐ろしく色彩が豊かであり、それこそ万華鏡のようだ。こうした手さばき が可能ゆえに、スペシャリストの名を冠せられるのでしょう。」(平林直哉氏の解説より) (Ki)
Global Culture Agency
GCAC-1045
(1SACD)
シングルレイヤー
2022年新リマスター
初SACD化
国内製造品
日本語帯・解説付
スヴェトラーノフ・S.ネイガウス/ライヴ・イン・パリ1973
スヴィリドフトリプティク
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』
スタニスラフ・ゲンリホヴィチ・ネイガウス(P)
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指)
フランス国立放送O

ライヴ録音:1973年2月7日パリ、シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
Spectrum SoundからCDでリリースされたものの廃盤となっているタイトルを、Global Culture AgencyがライセンスしてSACD化。フランス国立視聴 覚研究所(INA)所有のオリジナル音源(24bit/192kHz)から、国内で独自リマスターを施して商品化しています。
ロシアの巨匠がパリで繰り広げた貴重なライヴ録音。Spectrum Sound/CDSMBA-002のSACD化です。シンフォニーもコンチェルトも、ロシア流儀に貫か れた大演奏。フランスのオーケストラと聴衆を大いに刺激した公演だったことがうかがえる、熱気あふれる音楽の饗宴です。
「(スヴィリドフ)日本ではめったに演奏されないが、過去にはロシアから来日したオーケストラが時々プログラムにかかげていた。明快で親しみやすく、変化に 富んだ曲想を考えると、もっと頻繁に演奏されても良いと私は思う。スヴェトラーノフは実に見事にいきいきと描いています。」「(ラフマニノフ)ロシア音楽通にはた まらない組み合わせです。演奏はお涙ちょうだい式の、安っぽいメロドラマとは一線を画しています。私が一番感動的だと感じたのは第2楽章だった。ソロもとび きりの美しさだが、伴奏がこれまた最高です。こんなに明るくしなやかで、しかも繊細さに満ち溢れたオーケストラは聴いたことがない。正直、スヴェトラーノフが これほどのきめの細やかさを持っていたとは驚いた。」「(チャイコフスキー)いかにもスヴェトラーノフならではの名演です。オーケストラの音が完全にロシアの 団体そっくりの響きを出していることに感心させられます。破滅を予告したような第3楽章が終わり、感動のフィナーレ。ここでスヴェトラーノフは、私淑していたムラ ヴィンスキーのような厳しく透徹した表現で締めくくっています。」(平林直哉氏の解説より) (Ki)

ICA CLASSICS
ICAC-5164(1CD)
NX-B03
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第5番ニ長調、
交響曲第6番ホ短調*
エイドリアン・ボールト(指)BBC響

録音:1975年8月4日、1972年8月16日* ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン (ステレオ/ライヴ)
リマスター:ポール・ベイリー(BBCに残るオリジナル・テープより新リマスタリング)
1950年代から60年代にかけて2度、ヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集を録音し、多くの初演を任されるなど作曲家本人からも篤く信頼 されていたエイドリアン・ボールトが、70年代にロイヤル・アルバート・ホールで行った交響曲第5番と第6番のライヴ録音。BBCのオリジナル・ テープから、復刻音源のリマスターで世界中から信頼を得ているポール・ベイリーが丁寧に作業を行い、生々しいステレオで楽しむことができま す。第5番は今回初めてCDとして登場するもので、全体に穏やかな中にも力強く形作られるクライマックス、その雄大な広がりなど、作品と 作曲家を知り抜いたボールトならではのツボを得た表現が大きな魅力。初演と同じ指揮者、オーケストラ、そして会場での録音となる第6番 は以前CDでリリースされたことがありました(BBC Classics/IMP)が、今回のリマスタリングで音の立ち上がりが抜群に良くなり、輪郭もくっき りとして、冒頭の崩れるようなフォルティシモから素晴らしい迫力を楽しめます。八十代とは思えないボールトの統率力と、深い作品解釈を堪 能できるアルバムです。

TOCCATA
TOCC-0626(1CD)
NX-B03
ミッシャ・スポリアンスキー(1898-1985):管弦楽作品集
わが夫と私:序曲(1967)
ブギー(1958)
5楽章の交響曲(1941頃-69)
リエパーヤSO
ポール・マン(指)

録音:2021年11月22-26日
世界初録音
父はオペラ歌手であり、妹はピアニスト、兄はチェリストという音楽一家に生まれたミッシャ・スポリアンスキー。幼い 頃ロシアからワルシャワ、ウィーンへと移り、音楽教育は主にドレスデンで受けましたが、1914年に勃発した第一 次世界大戦のためベルリンに移動。ここではピアニストとしてカフェで働きながら作曲を始めます。やがて1920年 代のベルリンでキャバレー音楽の作曲家として人気を博し、またピアニストとして名テノール、リヒャルト・タウバーが 歌う『冬の旅』を伴奏するなど八面六臂の活躍をしましたが、ユダヤ系であったため、1930年代にナチス政権の 弾圧を逃れ、ロンドンへと移住します。 ここで映画音楽家としてのキャリアを始めたスポリアンスキーはヒッチコックをはじめとした大物監督らに重用され、 数々の作品で大成功を収めました。スポリアンスキーはオーケストラ作品も残していましたが、これらはほとんど演 奏される機会がありませんでした。このアルバムには完成までに約30年を要し、スポリアンスキーのホロコーストへ の思いが描かれた「交響曲」や、オーケストラ・ジャズ「ブギー」、モーツァルトを思わせる軽快な「わが夫と私」の序 曲の3曲を収録。波乱万丈の人生を送ったスポリアンスキーの思いが音で描かれています。

BERLINER PHILHARMONIKER
BPHR-1001S
(38CD+15Bluray)
税込定価
ベルリン・フィル・レコーディングス〜交響曲全集


(1)シューマン:交響曲全集(第1〜4番)
(2)シューベルト:交響曲全集(第1〜8番)
 ミサ曲第5番 変イ長調
 ミサ曲第6番 変ホ長調
 歌劇「アルフォンソとエストレッラ」(全3幕)
(3)シベリウス:交響曲全集(第1〜7番)
(4)ベートーヴェン:交響曲全集(第1〜9番)
(5)ブルックナー:交響曲全集(第1〜9番)
(6)マーラー:交響曲全集(第1〜10番)
全て、BPO
(1)サー・サイモン・ラトル(指)
2CD+1Blu-ray(元品番:KKC9083)
(2)ニコラウス・アーノンクール(指)
8CD+1Blu-ray(元品番:KKC5445)
(3)サー・サイモン・ラトル(指)
4CD+2Blu-ray(元品番:KKC9137)
(4)サー・サイモン・ラトル(指)
5CD+3Blu-ray(元品番:KKC9151)
(5)指揮:小澤征爾、パーヴォ・ヤルヴィ、ヘルベルト・ブロムシュテット、ベルナルド・ハイティンク、マリス・ヤンソンス、クリスティアン・ティーレマン、ズービン・メータ サー・サイモン・ラトル
9CD+4Blu-ray(元品番:KKC9507)
(6)指揮:ダニエル・ハーディング アンドリス・ネルソンス 
グスターボ・ドゥダメル、ヤニック・ネゼ=セガン、キリル・ペトレンコ、サー・サイモン・ラトル、ベルナルド・ハイティンク、クラウディオ・アバド
10CD+4Blu-ray(元品番:KKC9612)

=特典=
ポストカード 12 枚セット+2022DCH プログラム冊子
2014年にベルリンPOが立ち上げた、自主レーベル「ベルリン・フィル・レコーディングス」。 ベルリン・フィル・レコーディングスの中核となる交響曲のツィクルス。これまでに発売されたシューマン、シューベルト、シベリウス、ベートーヴェン、ブルックナー、 マーラーの交響曲集6タイトルを、特別仕様ボックスに収納。80セット数量限定商品としてリリースされます。 外装箱は、ベルリン・フィルの本拠地フィルハーモニーホールの外観をイメージしたデザイン。特典には12タイトルのジャケット写真をプリントしたポストカードセッ トに、2022年版のデジタル・コンサート・ホールのプログラムが付属。愛蔵版としてお届けします。 (Ki)

KLARTHE
KLA-043(1CD)
マーラー:『大地の歌』 エヴ=モー・ユボー(Ms)、ユッシ・ミュリュス(T)
ヴィクトル・ユーゴー・フランシュ=コンテO
ジャン=フランソワ・ヴェルディエ(指)

録音:2013年7月&2014年7月/アコースティック・スタジオ(フランス)
メゾ・ソプラノのエヴ=モー・ユボーとテノールのユッシ・ミュリュスを独唱に迎えてヴィクトル・ユーゴー・フランシュ=コンテOが『大地の歌』を録音し ました。本来、第9番にあたる交響曲としてマーラーが作曲した『大地の歌』は、「第9」が死につながることを避け、交響曲としなかった作品。マーラー独自の世 界観を見事にあらわしたペシミスティックな耽美主義の作品です。 (Ki)

SWR music
SWR-19531CD(7CD)
NX-C06
ベルリオーズ録音集
【CD1】
序曲「宗教裁判官」 Op. 3
幻想交響曲 Op. 14

【CD2、3】
『キリストの幼時』 Op. 25

【CD4、5】
歌劇「ベンヴェヌート・チェッリーニ」 Op. 23(ワイマール版)

【CD6、7】
死者のための大ミサ曲(レクイエム) Op. 5
全て、ロジャー・ノリントン(指)シュトゥットガルトRSO


【CD1】
録音:2003年7月2-4日 ライヴ

【CD2、3】
クリスティアーネ・エルツェ(S)、マーク・パドモア(T)、フランク・ボザート(T)、クリストファー・モルトマン(Br)、ラルフ・ルーカス(Bs-Br)、ミハイル・ニキフォロフ(Bs)、ベルンハルト・ハルトマン(Bs)、南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル
録音:2002年9月26-27日 ライヴ
【CD4、5】
ブルース・フォード(T)、ローラ・クレイクム(S)、フランツ・ハヴラタ(Bs)、モニカ・グロープ(Ms)、クリストファー・モルトマン(Br)、ラルフ・ルーカス(Bs)、ヨハネス・クム(T)、ラインハルト・マイヤー(Bs)、エッケハルト・ワーグナー(T)、エッケハルト・フォーグラー(Bs)、マティアス・ホフマン(Br)、ライプツィヒ放送cho
録音:2003年9月19日 ライヴ

【CD6、7】
トビー・スペンス(T)、南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル、ライプツィヒ放送cho
録音:2003年5月9日 ライヴ
1998年から2011年までの13年間にわたりシュトゥットガルトRSOの首席指揮者を務めたロジャー・ノ リントン。このBOXセットには、その間に録音されたベルリオーズの5作品が収録されています。ノリントンは、作曲 当時の演奏を再現するために、オーケストラのサイズや配置を調整し、弦楽器のノンヴィブラート演奏を基調とす る「シュトゥットガルト・サウンド」と呼ばれる独自のスタイルを編み出し、透明感を保持した美しい響きによる演奏 を行いましたが、これらベルリオーズでも、そのアプローチは変わることはありません。幻想交響曲や、オラトリオ『キリ ストの幼時』でのピュア・トーンはもちろんのこと、とりわけダイナミック・レンジが広いことで知られる「死者のための大 ミサ曲(レクイエム)」でもこのアプローチは健在であり、3組の合唱団とバンダを含む規模の大きなオーケストラを 率いて、神々しいまでの音楽を聴かせるところがノリントンの真骨頂といえるでしょう。またイタリアのルネサンス期に 実在した彫刻家を主人公とした歌劇「ベンヴェヌート・チェッリーニ」は2幕構成のワイマール初演版での演奏。こち らも素晴らしい独唱者を迎え、美しい音楽が展開されていきます。

Capriccio
C-5464(1CD)
NX-B05
ジグムント・ストヨフスキ(1870-1946):交響曲 ニ短調ほか
交響曲 ニ短調 Op. 21(1898)
組曲 変ホ長調 Op. 9 - 管弦楽のために(ハンス・フォン・ビューローの思い出に) (1891)
ラインラント=プファルツ州立PO
アントニ・ヴィト(指)

録音:2021年5月25-28日
1870年、ポーランドのキェルツェ市近郊で生まれた作曲家ジグムント(ジギスモンド)・ストヨフスキ。母親から初期の音楽教育を受け、17歳の時に地元の オーケストラとともにベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を演奏し、コンサート・ピアニストとしてデビュー。その翌年にパリへ移り、コンセルヴァトワールで学びま した。その後、1898年にライプツィヒで開催された「パデレフスキー音楽コンクール」に提出した「交響曲ニ短調」が第1位を獲得。1901年11月5日には、こ の年に設立されたワルシャワPOの初コンサートで交響曲が演奏されるという栄誉にあずかるとともに、翌月にはリサイタルに出演、 1902年1月にはソリストとしてサン=サーンスのピアノ協奏曲第4番を演奏、当時のポーランドにおける最高の音楽家の一人として音楽界に君臨しました。 また、1901年に行われたインタビューに於いて、彼自身が最も影響を受けた音楽家は、ポーランドのヴァイオリニスト・作曲家ヴワディスワフ・グルスキと、ピア ニスト・作曲家イグナツィ・ヤン・パデレフスキだと述べています。 その後、1905年に渡米、ジュリアード音楽院で教鞭を執るなど、ニューヨークでも偉大な作曲家、ピアニスト、教育者として高く評価されましたが、彼の死 後、急速に忘れられてしまい、後期ロマン派の作風を色濃く反映した作品はこれまであまり演奏されることがありませんでした。 しかし、近年になり"ポーランドの音楽史の中でショパンとシマノフスキを繋ぐ重要な作曲家の一人"として近年注目を集めており、演奏機会も少しずつ増え ています。 このアルバムでは、彼の出世作「交響曲 ニ短調」と、初期の作品「組曲 変ホ長調」を収録。ポーランドを代表する指揮者アントニ・ヴィトが共感を込めて 演奏しています。

Forlane
FOR-516656(5CD)
ベートーヴェン:交響曲全集
CD1)交響曲第2番、第5番/CD2)交響曲第4番、第7番/CD3)交響曲第1番、第3番/CD4)交響曲第6番、第8番/CD5)交響曲第9番
アラン・ロンバール(指)
ボルドー=アキテーヌ国立O
ガブリエラ・ベニャチコヴァー(S)、ベアトリス・ユリア=モンゾン(Ms) 、ジェイムズ・マクレイ(T)、フランツ・グルントヘーバー(Br) 、ブラティスラヴァ・スロヴァキア・フィルハーモニーcho

録音:1991年7月パン・ガラン文化センター、ボルドー
オークション等で高値で取引される幻の名盤が待望の復活です。 フランスの名指揮者アラン・ロンバール(1940-)はニューヨークでバーンスタインの 助手を務めた後ストラスブール・フィルやボルドー・アキテーヌ国立Oの指 揮者など務め、当FORLANE レーベルやEMI やERATO などに数々の録音を残 してきました。またドイツ物も得意としており、ベートーヴェン、ブラームス、シュー ベルトの交響曲全集やマーラーなども録音しています。 このベートーヴェンも無駄にアタックを入れずレガートを多く取り入れた独特のエ レガントな演奏になっています。かと言って迫力がないわけではなく、フォルテは ちゃんと鳴っているし、いざとなればアタックもついています。フランスの指揮者・ フランスのオケによるベートーヴェン交響曲全集も珍しく一聴の価値があります。
Altus
ALT-513(3CD)
ゴロワノフの芸術 第6集/スクリャービン:交響曲全集&ピアノ協奏曲
(1)交響曲第1番ホ長調 「芸術讃歌」 作品26
(2)ピアノ協奏曲 嬰へ短調 作品20
(3)交響曲第2番ハ短調「悪魔的な詩」 作品29
(4)交響曲第4番「法悦の詩」 作品54
(5)交響曲第3番ハ短調「神聖な詩」 作品43
(6)交響曲第5番「プロメテ - 火の詩」 作品60
(7)前奏曲 「夢」 作品24
(1)リュドミラ・レゴスタエヴァ(Ms)、アナトーリ・オルフェノフ(T)、モスクワ放送cho
(2) ゲンリヒ・ネイガウス(P)
(4) セル ゲイ・ポポフ(トラン ペット)
(6)アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(P)、モスクワ放送cho
ニコライ・ゴロワノフ(指)
モスクワRSO

モノラル録音:(1)1948年、(2)1946年、(3)1950年、(4)1952年、(5)1946年、(6)1947年、(7)1952年
ムラヴィンスキーと対を成すロシアの伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフ、シリーズ第6集は今年2022年生誕150周年に沸くスクリャービン! CD3枚にわたり、強烈な音塊が火柱となって噴きあがる白熱の大演奏が堪能いただけます。交響曲は全5曲を収録、その圧倒的解釈はもはや歴史的遺産であり 貴重そのもの。狂気さながらの凄絶さで猛進しつつも曲の勘所を見極めた緩急自在のドライブで聴き手を興奮の坩堝に巻き込みます。
近年の演奏と比べれば一見自由極まりないトンデモ演奏かと思ってしまいますが、第2主題の大胆な浮かび上がらせ方など「こう在るべくして在る」もので、複 雑な楽曲を明快に(力技で?)解きほぐし生命力みなぎる音楽として練り上げ、猛然と押し出してくる無二の面白さがあります。ソリスト陣もこの時代ならではの名 手ぞろい。ピアノ協奏曲でのネイガウス、『プロメテ』でのゴリデンヴェイゼルはスクリャービンの書法を熟知したロシア・ピアニズムをおおいに炸裂させ、トランペッ ト大活躍の『法悦』では首席奏者ポポフが高らかに吹きまくります。
「ゴロワノフの録音の中では、彼の特徴を最も顕著に伝えるものと言って良い。とにかく、ここにはゴロワノフがスクリャービンを好きすぎて、狂わんばかりに棒 を振っている姿が目に浮かぶようなのです。このむせかえるような音は、まさにゴロワノフだ。」(平林直哉氏の解説より) (Ki)
Altus
ALT-516(1CD)
ゴロワノフの芸術 第7集
チャイコフスキー:交響曲第6番 「悲愴」
ニコライ・ゴロワノフ(指)モスクワRSO

モノラル録音:1948年
ムラヴィンスキーと対を成すロシアの伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフ、シリーズ第7集はチャイコフスキーの『悲愴』!強烈な音塊が魂の 嗚咽となってあふれだす白熱の大演奏です。手加減無しで両極端に振り回すドライブでオーケストラと聴き手をまとめて翻弄、ハイボルテージの歌に打ちのめさ れ、地獄の裂け目のごときパウゼに戦慄し、泣き所では圧倒的にたくましい音響に心がえぐられます。一度味わったらその魔力から一生逃れられない命懸けの『悲 愴』。壮絶演奏の頂点!
「その抜き差しならない気迫に満ち溢れた響きは、とても尋常ではない。曲が進むにつれ、ゴロワノフ節はこれでもかと振るわれます。なぜこのようにテンポを動 かすかという疑問以上に、自分の耳に聴こえた作曲家の魂を、全霊を傾けて表現しようとしているゴロワノフの気迫に、ただただ圧倒されるのみです。これは好 き嫌いを超えた尊さではあるまいか。」(平林直哉氏の解説より) (Ki)


DREYER-GAIDO
CD-21140
(10CD+4SACD)
マーラー:交響曲全集


■Dsic1:交響曲第1番ニ長調 《巨人》
■Disc2-3:交響曲第2番 《復活》
■Disc4-5:交響曲第3番ニ短調
■Disc6:交響曲第4番ト長調
■Disc7:交響曲第5番嬰ハ短調
■Disc8-9:交響曲第6番 《悲劇的》
■Disc10:交響曲第7番 《夜の歌》
■Disc11-12(SACD):交響曲第8番 《千人の交響曲》
■Disc13-14(SACD):交響曲第9番ニ長調、
 交響曲第10番嬰ヘ長調〔アダージョ、プルガトリオ〕
ガブリエル・フェルツ(指揮)、
シュトゥットガルトPO(第1番〜第7番、第10番)、
ドルトムントPO(第8番&第9番)、
ブルノ・チェコ・フィルハーモニーcho(第2番、第3番、第8番)、
ヘン・ライス(S)(第2番)、
ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナー(Ms)(第2番)、アレクサンドラ・ペーターザマー(Ms)(第3番)、カルフ・アウレリウス少年cho(第3番)、ジャネット・ヴェルネッケ(S)(第4番)、エミリー・ニュートン(S)(第8番)、ミヒャエラ・カウネ(S)(第8番)、アシュリー・トゥーレ(S)(第8番)、アイリス・ヴァーミリオン(A)(第8番)、藤村実穂子(A)(第8番)、ブレンデン・パトリック・グンネル(T)(第8番)、マルクス・アイヒェ(Br)(第8番)、カール=ハインツ・レーナー(バス)(第8番)、ブラティスラヴァ・スロヴァキア・フィルハーモニーcho(第8番)、ドルトムント合唱アカデミー少年cho(第8番)

録音(ライヴ):2012年2月24日(第1番)、2013年3月12日(第2番)、2010年4月30日(第3番)、2011年1月25日(第4番)、2009年1月13日(第5番)、2008年2月15日(第6番)、2007年4月23日−24日(第7番)、2018年7月3日−4日(第8番)、2019年7月2日−3日(第9番)、2010年11月3日(第10番)、シュトゥットガルト&ドルトムント(ドイツ)
※CD21041(第7番)、CD21045(第6番)、CD21052(第5番)、CD21065(第3番)、CD21072(第4番)、CD21082(第1番)、CD21116(第2番)、CD21118(第8番)、CD21133(第9番&第10番)からのBOXセット化。
ラ市の管弦楽団および歌劇場の音楽総監督、シュトゥットガルト・フィルの首席指揮者、シュトゥットガルト市の音楽総監督、バーゼル歌劇場の首席客演指揮者という錚々たるポジションを歴任し、2013/14シーズンからは、ドルトムント市の音楽総監督、ドルトムント・フィルの首席指揮者として活躍。さらに2017/18シーズンからは、セルビアのベオグラード・フィルの首席指揮者にも就任しているドイツ期待のマエストロ、ガブリエル・フェルツ。ドルトムント・フィルとは2023年まで契約が延長されるなど、好調な関係を築いています。
シュトゥットガルト・フィル時代から10数年かけて積み上げてきたフェルツの集大成ともいうべきマーラーの交響曲集が、CD10枚+SACD4枚の14枚組全集BOXとなってリリース! 同世代のドイツ人指揮者の中では初めてマーラーの交響曲全10曲をすべて録音したというガブリエル・フェルツの偉業にご注目ください! 108ページのブックレット(英語、ドイツ語)には、多数の譜例も使用した指揮者自身による全曲の解説と、作家&ジャーナリストのフォルカー・ハーゲドルンによるオリジナルの寄稿文が掲載されています。

Pentatone
PTC-5186852(1CD)
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
交響曲第4番ホ短調 Op.98
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音:2021年4月ゲヴァントハイス(ライプツィヒ)
1927年生まれのヘルベルト・ブロムシュテット。現役最高齢の巨匠がライプツィヒ・ゲヴァントハウスOと録音を進めてきたブラームスの交響曲プロジェ クトの最終となる第3番と第4番がリリースされます!
ブロムシュテットは1998年から2005年の7年間に渡ってライプツィヒ・ゲヴァントハウスOのシェフを務め、その後当団の名誉指揮者として指揮台 に立っており、現在も非常に良好な信頼関係が築かれております。
ブロムシュテットの境地といえるブラームスは、楽譜を丁寧に読み込みその音楽に魂を宿らせたような生命力に満ちた演奏を展開しており、各作品の成り立ち、 分析そして研究を重ね、導き出したひとつのこたえがこの演奏に結実しております。指揮者として60 年以上のキャリアの巨匠が祈りとともに魂のこもった演奏 を聴かせてくれます! (Ki)

King International
KKC-2711(3CD)
税込定価
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1番ハ短調Op.68
交響曲第2番ニ長調Op.73
交響曲第3番ヘ長調Op.90
悲劇的序曲Op.81
交響曲第4番ホ短調Op.98
外山雄三(指)大阪SO

録音:第1番:2020年10月8日
第2番:2021年10月22日
第3番:2017年10月26日
第4番:2021年10月22日
悲劇的序曲:2020年2月27日
ずべてザ・シンフォニーホール(ライヴ)
2021年に90歳を迎えた日本で現役最長老指揮者・外山雄三。彼が大阪SOとブラームスの交響曲全集を完成させました。全曲中第1番と「悲劇的序曲」 は2020年、第2番と4番は2021年という最新ライヴです。
第1番と4番がゆっくりめ、第2番と3番が速めなのが特徴ですが、全体に悠然として滋味あふれる大きな音楽を聴かせてくれます。ブラームスの音楽とはいえ、 ことさら重厚になることもなく、若々しささえ湛えた自然な語り口が魅力。巨匠外山雄三90歳の境地を披露してくれます。 (Ki)


Altus
ALT-512(5CD)
ヤンソンス親子&レニングラード・フィル
来日ライヴ・コレクション

(1)【ALT094】
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」第3幕前奏曲
(2)【ALT095】
チャイコフスキー:交響曲第5番、
 バレエ音楽「白鳥の湖」より第2幕『情景』
(3)【ALT443/4】(2CD)
チャイコフスキー:交響曲第4番
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
(4)【ALT445】
ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』 第1幕前奏曲
ベルリオーズ:幻想交響曲
シベリウス:悲しきワルツ
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」第3幕前奏曲
(1)(2)アルヴィド・ヤンソンス(指)
(3)(4)マリス・ヤンソンス(指)
レニングラードPO

ライヴ録音:(1)(2)1970年7月1日大阪フェスティバルホール
(3)1986年10月19日サントリーホール
(4)1989年10月25日Bunkamura オーチャードホール
全てステレオ
ALTUSからリリースされているヤンソンス父子とレニングラード・フィルの来日公演実況録音、4タイトルCD5枚分をまとめたお買い得価格の数量限定セット です。単売のパッケージをそのままジュエルケースごと紙ケースに収納した仕様。ショスタコーヴィチの5番、ローエングリンの3幕前奏曲は両氏とも演奏している ので聴き比べ可能!お早めにどうぞ!
父アルヴィドは、ムラヴィンスキーがキャンセルしたため代役で出演した1970年公演を収録。レニングラード・フィルがほとんど体で覚えてしまっているという 作品を指揮しながらも、民族的要素とテクスチュア描出をバランスよく備えた感覚や、メリハリを利かせながらも格調高い表現が秀逸。ムラヴィンスキーの補佐を通 して培った緻密なサウンド構築と濃厚な情念が一体となった、きわめて魅力的な演奏が聴けます。オケのハイテンションぶりも尋常ではなく、特に終楽章コーダな ど無敵と言いたくなる凄まじい馬力に仰天。
息子マリスは、これまたムラヴィンスキーの代役で登壇し新時代の大名演となった86年の重厚プログラムと、サンクトペテルブルク・フィルに改称前の圧倒的に ロシアな演奏を叩き出した89年、ふたつの公演を収録。ムラヴィンスキー仕込みのレニ・フィル鉄壁の響きと、マリスの美しく見通しの良い音楽性が真正面からせ めぎ合う、手に汗握る稀有な名演!特有のあたたかみがありつつも、激烈ティンパニや壮絶アッチェレランドが凄まじい燃焼度。
父子ともスコア細部のこだわりに非常な説得力があり、フレージング処理に独自の色合いを添えてコントラストを生かす秘術が受け継がれています。クライバー 父子と関連付けて論じたくなるような、クラシック・ファンの好奇心をくすぐる名演集です。

Altus
ALTSA-431(3CD)
シングルレイヤー
完全限定SACD
若杉弘&N響/ブルックナー・チクルス 1996-98
(1)交響曲第1番ハ短調 WAB101 第 1 稿 (リンツ稿 )ノヴァーク版
(2)交響曲第2番ハ短調 WAB102 第 2 稿ノヴァーク版
(3)交響曲第3番ニ短調 WAB103 第 3 稿ノヴァーク版
(4)交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』 WAB104 1878・80 年稿ノヴァーク版
(5)交響曲第5番変ロ長調 WAB105 原典版・ノヴァーク版
(6)交響曲第6番イ長調 WAB106 ノヴァーク版
(7)交響曲第7番ホ長調 WAB107 ノヴァーク版・第 2 版
(8)交響曲第8番ハ短調 WAB108 第 2 稿ノヴァーク版
(9)交響曲第9番ニ短調 WAB109 ノヴァーク版
若杉弘(指)NHK響

(1)録音:1998年2月28日
(2)録音:1997年1月13日
(3)録音:1996年2月26日
(4)録音:1997年2月24日
(5)録音:1998年1月27日
(6)録音:1997年3月18日
(7)録音:1996年1月29日
(8)録音:1996年3月31日
(9)録音:1998年3月13日
2020年に初めてその全貌がCD化されて大きな話題となった若杉弘&N響の伝説的ブルックナー・チクルスが大好評を受けて初SACD化。世界に誇るべき 至高のブルックナー演奏を高音質で堪能できます。SACDならではの長時間収録で、全9曲・合計592分もの大演奏を3枚のシングルレイヤー盤に収めました。 長大な第8番も楽章を隔ててディスクを分けることなく一気にお聴き頂けます。
ブルックナー没後100周年/サントリーホール開館10周年である1996年(N響もちょうど創立70周年でした)から98年にかけて3期9公演に渡り行わ れたこのブルックナー・チクルスは、「2つの世紀のカトリック」と題され各回ブルックナーの交響曲1曲とメシアンの作品を組み合わせるという意欲的なプログラ ムで大きな話題を呼びました。リハーサルもすべてサントリーホールで行われ、ホールの響きを完璧に手中にしてから本番に臨むという破格に贅沢なプロジェクト でもあり、そのため回数を追うごとに解釈は深まり場慣れもしていき、第3期の3曲(第5番・第1番・第9番)は指揮者・オーケストラ・会場が一体となって至 高のブルックナーを奏でる素晴らしい完成度の演奏会となりました。第7番・第3番は過去にBMGレーベルでCD化されましたが廃盤。2020年発売のALTUS 全集(通常CD盤)はBMG録音とは別ラインのNHK保管音源をもとにマスタリングを施し、かつ初の全曲盤として再提示したものでした。演奏はもちろんのこと 音質面でも好評価を頂き、「レコード芸術」誌では特選盤に選ばれました。SACD用に音を調整して作られた今回のセットでは、より一層の細やかな響きを楽しめ ること請け合いです。CD盤に付いていた充実の解説もそのまま転載しています。 (Ki)


東武レコーディングズ
TBRQ-9009(2CD)
(UHQCD)
初回税込特価
チェリビダッケ/リスボンのブル8!
ブルックナー:交響曲第8番
セルジュ・チェリビダッケ(指)
ミュンヘンPO

録音:1994 年4 月23 日コリセウ・リスボン・ポルトガル国営放送(RTP)によるデジタル・ライヴ
チェリビダッケの最高傑作どころか、ブルックナー演奏の頂点とまで賞賛された伝 説のライヴ「チェリビダッケ、リスボン・ライヴ」が正規盤として初登場。この演奏はプラ イヴェート盤で発売されるや否やセンセーションを巻き起こしたうえに入手困難とな り、ネットオークションでも高値を記録した幻の演奏です。極限をも超えた超スローテ ンポで全曲を貫徹。そして点描のようにあらゆるエレメントを彫琢してまいります。こ れはチェリビダッケ晩年の特徴的なアプローチでありますが、ここまでチェリビダッケ の魔術が決まりに決まっている演奏は他にありません。演奏時間は 100 分を超え崇 高な神々しさにはひれ伏すばかり。ミュンヘン・フィルの音色はどこまでも柔らかく繊 細、それと同時に眼前に巨大な建築物が突如として聳え立つかのような恐ろしい存 在感を誇ります。これを聞くとチェリビダッケがマーラーにはあまり関心が向かなかっ たことも不思議ではありません。このブルックナーにはハイドンからベートーヴェン、 ワーグナー、ドビュッシーからラヴェル、ストラヴィンスキーまでヨーロッパ音楽の全て が内包されているかのような素材の多さと複雑味が感じられます。この年の 10 月に は来日公演が予定されておりました。ブル8も予定に入っていましたが、体調不良の ためにキャンセル。以後の来日は叶わぬ夢となりました。音源発掘も困難を極め、ポ ルトガル大使館の協力を得てのついに発見。ご子息セルジュ・イオアン・チェリビダ キ氏、ミュンヘン・フィルの承認を得た正規盤です。 タイミング:[19:22][15:47][33:23][31:11]
★湧々堂の「殿堂入り」名盤コメント

Profil
PH-22010(1CD)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(1874年第1稿) ゲルト・シャラー(指)
フィルハーモニー・フェスティヴァ

録音:2021年7月25日旧エーブラハ大修道院付属教会
ルックナーの交響曲全バージョン録音を刊行中のゲルト・シャラーとフィルハーモニア・フェスティヴァは交響曲第4番の1878/80年版を2007年に、 1878年「村の祭りフィナーレ」版を2013年に録音していますが、今回1874年第1稿に挑戦しました。
1873年の大みそかに交響曲第3番を完成されたブルックナーは、新年2日から新作に着手し、11か月で完成させたのが第4番第1稿となりました。しかし4 年後に第3楽章を「狩りのスケルツォ」に書き換え、さらにフィナーレを「村の祭り」と差し替えました。さらに1880年にフィナーレを改めたものが現在多く演奏 される版のもととなっています。
1874年第1稿は近年録音も増えてきましたが、決定稿とは非常に異なる印象を与えます。和声もリズムも様式化した後年の作より大胆で複雑、全体にごつご つしていてベートーヴェンを思わせさえします。シャラーはそれを強調して作品の先進性を示していて聴き応え満点。実際シャラー自身、交響曲第4番の諸版のな かで個人的に気に入っているとしています。
ゲルト・シャラーは1965年バンベルク生まれ。1993年にハノーファー州立歌劇場で指揮者としてのキャリアをスタートさせ、1998年にブラウンシュヴァイク 州立歌劇場、2003年から2006年までマグデブルク劇場の総音楽監督を務めました。2024年9月のブルックナー生誕200年祭に向けて交響曲の全バージョ ン録音を刊行中です。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186972(1CD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 チェン・ライス(S)
セミヨン・ビシュコフ(指)チェコPO

録音:2020年8月21-26日ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(プラハ)
PENTATONEレーベルがチェコPOとの長期プロジェクトを発表!第1弾として現在当団の首席指揮者・音楽監督を務めるセミヨン・ビシュコフによるマーラーの交響曲全曲録音です!当アルバムは注目のソプラノ、チェン・ライスをソリストに迎えた第4番を収録しております。
チェコ・フィルにとってマーラーの交響曲録音は数多くあるものの、全集は1976年から1982年にかけて録音したヴァーツラフ・ノイマン以来となります。
オーストリアで活躍したマーラーですが生まれは当時のオーストリア帝国に属するボヘミア王国のイーグラウ近郊のカリシュト村(現チェコのイフラヴァ)。この企画はチェコ・フィルにとっても最も重要かつ力をいれたプロジェクトとなっております。
「マーラーの交響曲は人生の“ポリフォニー”を表現するものであり、これらの作品を録音することは、生涯をかけて抱いてきた夢、そして喜びです。」と語るビシュコフ。2018年10月より当団の首席指揮者・音楽監督としての任期をスタートさせたビシュコフが全身全霊で臨むマーラーはこのオーケストラがもつ温かく優しい音色を全面に出した好演。今後の録音にもご期待ください!!なお、今後チェコ・フィルはスークの交響曲全集、ドヴォルザークの作品の録音も計画されているのとのこと。こちらも期待が高まります。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00778
(1SACD)
税込定価
2022年2月23日発売
ハイドン交響曲集Vol.14
第85番変ロ長調 Hob.T:85 「王妃」
第23番ト長調 Hob.T:23
第20番ハ長調 Hob.T:20
飯森範親(指)
日本センチュリーSO

録音:2019年5月24日 大阪、いずみホール・ライヴ
日本センチュリーSOが首席指揮者の飯森範親と共にスタートした「ハイドンマラソ ン」は、フランツ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェク ト。当盤は第15回コンサートのライヴ収録です。 幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築と、 細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。柔和で晴々とし た優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。(オクタヴィア)


Profil
PH-22007(20CD)
ブルックナー:交響曲全集


■Disc 1
交響曲ヘ短調
■Disc 2
交響曲第1番ハ短調(1866年/キャラガン校訂)
■Disc 3
交響曲第1番ハ短調(1891年ウィーン版)
■Disc 4
交響曲第0番ニ短調
■Disc 5
交響曲第2番ハ短調(1872年/キャラガン校訂)
■Disc 6
交響曲第3番ニ短調(1874年/キャラガン校訂)
■Disc 7
交響曲第3番ニ短調(1890年シャルク版)
■Disc 8
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(1878/80年版)
■Disc 9 
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(1878年版「村の祭り」フィナーレ/キャラガン校訂)
■Disc 10
交響曲第5番変ロ長調
■Disc 11
交響曲第6番イ長調
■Disc 12 64’52”
交響曲第7番ホ長調(1885年ノーヴァク版)
■Disc 13, 14 
(1)交響曲第8番ハ短調(1888年異版)
(2)キツラー:葬送音楽〜アントン・ブルックナーの思い出(シャラーによるオーケストレーション復元)
■Disc 15, 16
交響曲第9番ニ短調(ゲルト・シャラー改訂による完全版)
■Disc 17
ミサ曲第3番ヘ短調(1893年版)
■Disc 18
(1)詩篇146
(2)オルガン曲集〜即興演奏用の主題集(エルヴィン・ホーン編纂)
アンダンテ ニ短調 (WAB130)
後奏曲 ニ短調 (WAB126)
前奏曲とフーガ ハ短調 (WAB131)
フーガ ニ短調 (WAB125)
前奏曲ハ長調 (WAB129)
■Disc 19, 20
交響曲第9番ニ短調(ゲルト・シャラー編によるオルガン版)
ゲルト・シャラー(指&Org)
フィルハーモニー・フェスティヴァ
■Disc 1
録音:2015年9月レゲンテンバウ・バート・キッシンゲン(ライヴ)
■Disc 2 
録音:2011年7月エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 3
録音:2019年5月26日バートキッシンゲン・レゲンテンバウ・マックス・リットマンザール(ライヴ)
■Disc 4 
録音:2015年3月レゲンテンバウ・バート・キッシンゲン(ライヴ)
■Disc 5
録音:2011年7月エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 6
録音:2011年7月エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 7
録音:2017年9月23日エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 8
録音:2007年7月29日エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 9
録音:2013年1月レゲンテンバウ・バート・キッシンゲン(ライヴ)
■Disc 10
録音:2013年7月エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 11
録音:2013年8月エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 12 64’52”
録音:2008年7月29日エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 13, 14 
録音:2012年7月エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 15, 16 
録音:2016年7月エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
■Disc 17
録音:2015年7月エーブラハ大修道院付属教会
■Disc 18
(1)アニア・フェグリー(S)、フランツィスカ・ゴットヴァルト(A)、クレメンス・ビーバー(T)、ティモ・リーホネン(Bs)、ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
(2)ゲルト・シャラー(Org)
録音:2015年7月エーブラハ大修道院付属教会
■Disc 19, 20
録音:2020年11月2-5日エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ)
ブルックナーに献身するゲルト・シャラーとフィルハーモニー・フェスティヴァは2024年9月の生誕200周年に向け、各版を網羅した全集を鋭意制作中です。
シャラーは2007年から2020年までにブルックナーの全9曲の交響曲のみならず、第00番や第0番、第4番の「村の祭り」フィナーレ版、第9番のシャラー による補筆完成版とオルガン用編曲を収録しました。もちろんまだ完結していませんが、今回20枚組特別価格でパイロットBoxを発売します。
またオルガニストとして現存するオルガン曲をすべて録音しているのも貴重。さらにミサ曲第3番と詩篇146という宗教声楽作品も大歓迎。
オーケストラはフィルハーモニー・フェスティヴァ、フランコニアにあるエーブラハ大修道院附属教会でのコンサートのライヴ録音が主となっています。教会の響 きはブルックナーの音楽にぴったりで、あたかも巨大なオルガンのような壮麗さに圧倒されます。
通常これだけの作品を揃えるのは困難なうえ、驚きの価格なため、ぜひとも1セット揃えておきたい魅力のBoxとなっています。
今回のブックレットはマヌエラ・ノイマンによる独・英計29ページの楽曲解説付きです。 (Ki)

Gramola
GRAM-99261(1SACD)
NX-B08

NYCX-10292(1SACD)
日本語解説付国内盤
税込定価
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
(1888年 第3稿 /2004年コーストヴェット校訂版)
聖フローリアン・アルトモンテO
レミ・バロー(指)

録音:2021年8月21日(Brucknertageにおけるライヴ収録)
聖フローリアン修道院教会、ザンクトフローリアン(オーストリア北部オーバーエスターライヒ地方)
さまざまな稿(バージョン)が存在するブルックナーの交響曲。なかでも第4番はその微妙な違いのため、稿の選択がかなり困難になります。第3稿については長 い間、弟子のレーヴェが勝手に手を入れたという見方をされてきましたが、今回用いられているコーストヴェット校訂版が2004年に国際ブルックナー協会から 出版された頃から再評価され、ブルックナー自身が認めた版であるという説が高まっています。バローは約20年間、第2稿(1878/80)を用いて演奏してきた ため、2011年に初めて第3稿で演奏したときには、まるで「慣れ親しんだ風景が草木に覆われて、どことなく異質なもの」に感じられたそうです。しかしこの第3 稿こそブルックナーの成熟の証しであり、修正点はすべて工夫が凝らされており、磨きのかかった作品はよりニュアンスに富み、さらに聴きやすくなっているとバ ローは解説で語っています。とりわけスケルツォの終結部や、終楽章のコーダ、クライマックス直前で用いられる弱奏シンバルの効果は絶大。バローの泰然自若 たる演奏はブルックナーの思いを真摯に伝え、聴衆の温かい拍手がこれに応えています。 今作もバロー自身が音源監修に携わり、エンジニア陣がこだわりぬいた高音質録音により豊かな残響が余すことなく再現されています。
*国内仕様盤には国際ブルックナー協会会員、石原勇太郎氏の解説が付属します。

DUX
DUX-1762(1CD)
パヴェウ・ウカシェフスキ(1968-):シンフォニエ・サクレ第2集
交響曲第3番「天使たちのシンフォニー」〜 ソプラノ独唱、混声合唱とオーケストラのための
交響曲第6番「永遠の命の歌」〜 合唱とオーケストラのための
アンナ・ミコワイチク=ニィエヴィジアウ(S)、
ポドラシェ・オペラ&PO&cho、ミ
ロスワフ・ヤチェク・ブワシュチク(指)

録音:2021年6月28日-7月2日、スタニスワフ・モニューシュコ・ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニック・コンサート・ホール(ビャウィストク、ポーランド)
日本では合唱作品、宗教作品の作曲家として高い人気を誇り、母国ポーランドではワルシャワの名門ショパン音楽大学の副学長の要職にある現在のポーランドを代表する大作曲家の1人、パヴェウ・ウカシェフスキ。
今回リリースされる「シンフォニスト」としてのウカシェフスキの姿にスポットライトをあてた好プログラムには、それぞれ宗教、神話をテーマ、題材とする2つの交響曲を収録。
2010年に発表された「交響曲第3番」は豊かな合唱のテクスチャーとラテン語によるソプラノ独唱のパートが作品を豊かにし、繊細でパステル調の音色を探求しています。
2020年に発表されたばかりの「交響曲第4番」では、ギリシャ神話に登場する「時」を神格化した神々であるクロノスとカイロスを各楽章のタイトルとしており、異なる時限を表現しています。
合唱の巧みな使い方、音楽への反映は、さすがウカシェフスキと思える手腕が発揮されており、壮大なシンフォニーのスケールを高めています。

Glossa
GCD-921119(2CD)
限定盤
モーツァルト:後期三大交響曲
交響曲第39番変ホ長調 K.543
交響曲第40番ト短調 K.550
交響曲第41番ハ長調 K.551「ジュピター」
フランス・ブリュッヘン(指)、
18世紀オーケストラ

録音(ライヴ):2010年3月4日、デ・ドゥーレン(ロッテルダム、オランダ)
しばらく廃盤・入手不可状態が続いていたフランス・ブリュッヘン&18世紀オーケストラの名盤、モーツァルトの後期三大交響曲(2010年、ロッテルダム・ライヴ)が、数量限定にて再生産されました。同音源が収録されていた『モーツァルト・レコーディングス』(GCD921121S)も近年レーベル在庫切れ・入手困難となっていただけに待望の復活となります。
1980年代後半のPHIL-IPS時代の録音から約30年後に遂に登場したモーツァルトの「後期三大交響曲」の新録音。2014年、フランス・ブリュッヘンが逝去する数ヵ月前にリリースされ、各誌で絶賛レビューが相次ぎ、レコード・アカデミー賞の交響曲部門や、仏ディアパソン誌のディアパゾン・ドール・ド・ランネ(年間最優秀賞)を受賞した超名盤です。
※当タイトルは数量限定生産のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。


SWR music
SWR-19112CD(2CD)
NX-B06
ロヴィツキのチャイコフスキー
【CD1】
交響曲第5番ホ短調 Op. 64
【CD2】
交響曲第6番ロ短調「悲愴」#
バレエ音楽『くるみ割り人形』組曲*
ヴィトルド・ロヴィツキ(指)
バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツRSO
シュトゥットガルトRSO*

録音:1962年2月14日 バーデン・バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ(モノラル)
1969年11月12日 バーデン・バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ(ステレオ)#
1979年3月14日 シュトゥットガルト、スタジオ des SDR(ステレオ)*
20世紀ポーランドを代表する指揮者の一人、ヴィトルド・ロヴィツキ(1914-1989)。ロシアのタガンログに生まれ、1923年にポーランドに移住。クラクフの音 楽院に入学し、在学中の1933年に指揮者としてデビューを果たしました。1938年に音楽院を卒業すると、同学院のヴァイオリン科教授に就任、ナチス・ド イツとソビエト連邦によるポーランド占領期にはクラクフで過ごしました。戦後はポーランド国立RSOをカトヴィツェで復活させるとともに、1958年- 77年まではワルシャワ国立POの音楽監督を務めました。何度も海外公演を行い、ポーランド政府から数回にわたり叙勲されていま す。その後西ドイツに移り、1982年から1985年までバンベルクSOの首席指揮者を務めたほか、ロンドンSO、フィルハーモニアO、ロイ ヤルPO、読売日本SO、ウィーンSOなどにも客演しました。同時代の音楽にも積極的に取り組み、ルトスワフスキの 「管弦楽のための協奏曲」は彼に献呈されています。 録音はロンドン響とのドヴォルザーク:交響曲全集やリヒテルとの協奏曲など限られたものしかなく、このチャイコフスキー・アルバムはすべて初出音源で、ロヴィ ツキのディスコグラフィの欠落を補う貴重なもの。ロヴィツキの指揮は速めのテンポで細部まで的確にコントロールしており、耽美的・感傷的なムードに溺れるこ となく、筋肉質でシャープ、タフな表現を基本的な特徴としています。それは1979年録音の『くるみ割り人形』の抒情的な「花のワルツ」でも変わらず、生涯 を通してストレートな演奏を聴かせたロヴィツキらしい解釈を楽しめます。 *オリジナルの放送用テープより新たにマスタリングされています。

GRAND SLAM
GS-2253(2CD)
(1)ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(改訂版)
(2)シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D.944「ザ・グレイト」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO

録音:(1)1954年4月10日ムジークフェラインザール(ウィーン)
(2)1943年5月12日ストックホルム・コンサートホール(ストックホルム)
使用音源:Private archive (2トラック、19センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(ラジオ放送用ライヴ録音)
■制作者より  
ブルックナーはGS-2015/16(2006年11月発売/廃盤)、シューベルトはGS-2128(2015年4月発売/廃盤)のそれぞれ最新リマスターによる音質刷 新版での再登場となります。この2枚組ではテープ録音(2トラック、19センチ、オープンリール・テープ)のみの音源を使用、2枚組ながら1枚価格です! シュー ベルトは終演後の拍手がすべて収録(約3分半)されているのも珍しいです。 なお、シューベルトの第2楽章330〜347小節にカットがありますが、これはフルトヴェングラー独自の見解によるもので、原盤および製造過程の事故ではあり ません。また、ブルックナーには混信と思われるノイズが、そしてシューベルトにはアセテート盤に起因するノイズがそれぞれ含まれています。ご了承下さい。 (平林 直哉)

Hanssler
HC-21029(1CD)
バッハ・ファミリーの交響曲集
(1)W.F.バッハ:弦楽と通奏低音のための交響曲 ニ長調 BR-WFB C Inc.1【世界初録音】
(2)C.P.E.バッハ:弦楽と通奏低音のための交響曲 変ホ長調 Wq/H deest【世界初録音】
(3)C.P.E.バッハ:弦楽と通奏低音のための交響曲 ハ長調 Wq/H deest【世界初録音】
(4)C.P.E.バッハ:弦楽と通奏低音のための交響曲 ホ短調 Wq 177(1759)
(5)ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ:弦楽と通奏低音のための交響曲 ニ短調
(6)J.E.バッハ:弦楽、2つのファゴットと通奏低音のための交響曲 変ロ長調 BR-JEB C 1【世界初録音】
(7)J.L.バッハ:2つのヴァイオリン、2つのオーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調
(8)バッハ:ヴァイオリン、2つのオーボエ、3つのトランペット、弦楽、ティンパニと通奏低音のためのシンフォニア BWV 1045
ベルリン・バロック・ゾリステン
クシシュトフ・ポロネク(コンサートマスター、(7)(8)独奏ヴァイオリン)
(7)町田琴和(第2独奏ヴァイオリン)
ドリアン・ジョジ、ヘレーナ・オッテンリップス、クリストフ・シュトロイリ、ライマー・オルロフスキー、アンナ・ルイーザ・メーリン、マリー・ラーダウアー=プランク(Vn)
ヴァルター・キュスナー、ユリア・ガルテマン(Va)
ジョアン・バシュ、ファビアン・ボレック(Vc)
ウルリヒ・ヴォルフ(ヴィオローネ)
ラファエル・アルパーマン(Cemb)
(7)(8)クリストフ・ハルトマン、アンドレーアス・ヴィットマン(Ob) (6)マルクス・ヴァイトマン、ルイーザ・スローザル(Fg)
(8)ラインハルト・フリードリヒ、アンドレ・ショッホ、フェリックスビルデ(Tp)
(8)ライナー・ゼーガーズ(ティンパニ)
ラインハルト・ゲーベル(指)

録音:2021年4月11-15日ベルリン・フィルハーモニー、カンマームジークザール(ベルリン)
世界最高峰のメンバーが揃ったベルリン・バロック・ゾリステン。近年は独ヘンスラー・レーベルより積極的なリリースが続いております。期待の新録音は「バッ ハ・ファミリーのカンタータ集」(HC-19081)の続編でバッハ一族が作曲した弦楽のための交響曲(シンフォニア)を集めた「バッハ・ファミリーの交響曲集」です!
当アルバムでは大バッハの息子たちヴィルヘルム・フリーデマン(1710-1784)、カール・フィリップ・エマヌエル、ヨハン・クリストフ・フ リードリヒ(1732-1795)、大バッハの甥ヨハン・エルンスト(1722-1777)、大バッハの再従兄ヨハン・ルートヴィヒ(1677-1731)、そして大バッハ自身 の作品を収録。このうち4曲が世界初録音という実に興味深い内容です。
バロック時代もこれまであった音楽の形式を“否定”する形で新たな表現方法が生まれてきました。1740年代初頭、大バッハの2人の息子がイタリアから伝わっ た管弦楽法や作曲技法の斬新な扱いを取り入れ、「交響曲(シンフォニア)」というジャンルで自身の音楽を表現しました。以後、当ジャンルが最高峰と認められる までに発展したことは、18世紀における最も重要かつ重大な音楽的成果の一つと言えます。ここで聴く弦楽のための交響曲は作曲家の個性を現れた興味深い作 品ばかり。ゲーベル率いるベルリン・バロック・ゾリステンが敬愛を込めて演奏しております。なお、当録音ではベルリンPOのコンサート マスターに就任したポーランド出身のクシシュトフ・ポロネクがコンサートマスターと独奏ヴァイオリンを担当しております!
ゲーベルはムジカ・アンティクヮ・ケルン(MAK)と1986年から1987年にかけて録音したブランデンブルク協奏曲で「ピリオド楽器演奏における新たなア プローチ」として評価され、以後革新的な演奏で聴衆を魅了してきました。2018年にベルリン・バロック・ゾリステンの音楽監督に就任し、モーツァルトのセレナー ド第6番「セレナータ・ノットゥルナ」&第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」(HC-21013)、ヘンデルの6つの合奏協奏曲 Op.3(HC-19031)、ベ ンヤミン・アップルをソリストに迎えた「バッハ・ファミリーのカンタータ集」をリリースしております。 (Ki)

King International
KKC-4299(2SACD)
限定発売
ルガーノのフルトヴェングラー/完全全曲
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番*
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
BPO
イヴォンヌ・ルフェビュール(P)*

録音:1954年5月15日 テアトロ・アポロ、ルガーノ(ライヴ)
解説:宇野功芳
1954年の11月30日に世を去る大指揮者が咲かせた最後の花々。この年の5月、フルトヴェングラーはベルリン・フィルを率いて最後の演奏旅行に出ました。4日に パリ・オペラ座で「運命」「未完成」などを(指)14日にはトリノでブラームスの「第3」ほかを振り、15日にはルガーノのテアトロ・アポロで(前半に)ベートーヴェンの「田 園」、(後半に)モーツァルトの「ピアノ協奏曲K.466」、R.シュトラウスの「ティル」を演奏しています。このルガーノにおける全曲の実況録音を収めたのが本ディスクです。 しかもこのディスクのマスターは (イタリア・チェトラが発売した)世界初出LPと同じ、ミラノ・ディスコスが制作したアナログ・テープ(1/4インチ幅、秒速38cm)。もとも と非常に良好な音質をキング関口台スタジオで最新デジタル・リマスタリングによりさらに改善、2枚組のSACDハイブリッド盤として発売します。
発売履歴・・・世界初出となったのがイタリア・チェトラの2枚組LP(LO529)。その音源(マスターテープ)からキングレコードが、「田園」はLP: SLF-5017〜 8(1980.6)、 K17C-9419(1984.10)、KIJC-2014〜5(1992.3.5), CD:K35Y-44(1980) ,KICC-2295(1993.7.21),KICC-1267(2016.6.22)で発 売。「K.466」はLP:SLF-5017〜8、K17C-9424(1984.10)、KIJC-2014〜5、CD:K33Y-192(1986.10.5)、KICC-2295,KICC-1267で発売。「ティル」は LP:SLF-5017〜8、K17C-9424、KIJC-2014〜5で発売しましたが、CD化はされておりませんでした。
これまでキングレコードから何回も発売を繰りかえしてきた名盤ですが、そのきっかけとなったのは1980年の最初から執筆された宇野功芳の名解説(7000 字)。今回初めてCD化される「ティル」も含めて、その貴重な全文をブックレットに転載します。 「(田園は)最晩年のフルトヴェングラーの心の中を垣間見るような演奏なのだ。彼の心の中はこれほどまでに淋しかったのだ。それがぼくを共感させるのです。」 「(モーツァルトのK.466は)1954年におけるフルトヴェングラーの代表盤のひとつであり、彼は最晩年に至って初めて理想のモーツァルトを鳴らし得たのであった。」 「(ティルは)演奏だけに焦点を当てれば、ぼくは第1にこの1954年のベルリン盤を採りたいのです。」 (宇野功芳 ライナー・ノーツより)

Arte dellarco Japan
ADJ-066(1CD)
オーケストラ・リベラ・クラシカ第43回定期演奏会
モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』 K.588より
 序曲
 アリア「岩のように」*
 レチタティーヴォ「ああ、行ってしまう…」*
 ロンド「お願いです、愛しい人」*
ハイドン:交響曲第10番ニ長調 Hob.I:10
 交響曲第100番ト長調 Hob.I:100『軍隊』
鈴木秀美((指)チェロ)
中江早希(ソプラノ独唱)*
オーケストラ・リベラ・クラシカ

ライヴ録音:2019年6月29日三鷹市芸術文化センター、風のホール
オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)第43回定期演奏会をライヴ収録した当盤はモーツァルトの歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より序曲と主役のフィオルディ リージが歌うアリア2曲、ハイドンの交響曲第10番そして名曲第100番『軍隊』です!
フィオルディリージ役は現在最も注目されている気鋭のソプラノ中江早希が独唱を務めました。中江が最も得意するモーツァルト。2016年6月のOLC第37 回定期演奏会で超絶技巧を要するモーツァルトのコンサート・アリア2曲を歌いその圧倒的な歌唱で注目され、同ライヴを収録したディスク(ADJ-057)はレコー ド芸術誌の特選盤をはじめ絶賛されています。鈴木秀美が絶大な信頼を寄せる中江が豊かな声量と表現力で見事に歌い上げます。ブックレットには中江早希訳の 歌詞対訳付です。
後半はハイドンの交響曲10番と「ハイドン・セット」でおなじみの第100番『軍隊』を収録!第10番は当時の弦楽器の基本的なサイズである3-3-1-1-1で 演奏。そして軍楽隊の楽器であったトライアングル、シンバル、大太鼓などの打楽器が加わる編成の『軍隊』。ハイドンの代名詞『軍隊』を初期の爽やかな交響曲と 共に鈴木秀美率いるOLCのメンバーがお届けします! (Ki)


C Major
76-0604(4Bluray)
限定盤
偉大なる指揮者たち
■BD1
カルロス・クライバー
ドキュメンタリー「I AM LOST TO THE WORLD〜私はこの世に忘れ去られて」
■BD2
ゲオルク・ショルティ
ドキュメンタリー「JOURNEY OF A LIFETIME〜人生の旅」
ボーナス〜ショスタコーヴィチ:交響曲第1番
プロコフィエフ:「古典交響曲
ムソルグスキー:「ホヴァーンシチナ」前奏曲
■BD3
レナード・バーンスタイン
ドキュメンタリー「LARGER THAN LIFE〜偉大なるカリスマ」
ボーナス〜グスターヴォ・ドゥダメル、ケント・ナガノ、マリン・オールソップ
■BD4
ヘルベルト・フォン・カラヤン
ドキュメンタリー「MAESTRO FOR THE SCREEN〜スクリーン上のマエストロ」
コンサート〜バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048、管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067
■BD1
監督:ゲオルク・ヴューブボルト
日本語字幕付
■BD2
ゲオルク・ショルティ(指)CSO
収録:1977年
■BD3
監督:ゲオルク・ヴューボルト
プロデューサー:ベルンハルト・フライシャー
日本語字幕付
■BD4
監督:ゲオルク・ヴューボルト,プロデューサー:ベルンハルト・フライシャー
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO
映像監督:フランソワ・レシャンバック
収録:1967年、1968年、サル・プレイエル、パリ
日本語字幕付


画面:16:9/4:3
音声:PCMステレオ
324分
カルロス・クライバー、ゲオルク・ショルティ、レナード・バーンスタイン、ヘルベルト・フォン・カラヤンの20世紀後半を代表する名指揮者たちのドキュメンタリー 映像をブルーレイ・ボックス化。(DVDボックス(74-4108)は廃盤となります。)
2004年に逝去した伝説のカリスマ指揮者、カルロス・クライバーのドキュメンタリー映像。取り上げるレパートリーを絞り込み、少ない演奏会、決して多くはな い録音ではありましたが、ひとたび舞台に上がると聴く者すべてを魅了する演奏をした、生きながらにして伝説の指揮者でありました。タイトルの「Ich bin der Welt abhanden gekommen」はマーラーの「リュッケルトの詩による5つの歌曲集」の"私はこの世に忘れられて"からとられています。 この映像は、関係者、楽団員らの興味深い証言とバイロイトの「トリスタンとイゾルデ」のオーケストラピットでの映像など、クライバーのカリスマ性、音楽性を垣間 見ることのできる貴重な内容となっています。
22年間率いたシカゴ響の黄金期を築き、デッカの名プロデューサー、カルショーと録音されたワーグナーの「リング」全曲録音など、オーケストラ史、録音史に 多大なる功績を残したゲオルク・ショルティ。ショルティは亡くなる直前に優れた自伝を残していますが、この映像では、ヴァレリー未亡人の協力を得て、様々な貴 重な写真、映像を用いて、ショルティの生涯を立体的に伝えてくれます。後半は、ショルティとシカゴSOの演奏の映像。記録によると1977年10月19日 収録で、このコンビの黄金時代の記録です。
20世紀を代表する偉大な音楽家レナード・バーンスタイン。彼は指揮者、作曲者、そして教育者としても大きな業績を残したまさに万能の人物。このドキュメン タリーは、バーンスタインの幼少期時代のエピソードを交え、音楽家としてのストイックな姿勢、音楽だけでなく膨大な芸術に関する知識、タングルウッド、マーラー、 ウェストサイド・ストーリー、札幌の夏の風物詩となったPMFなどバーンスタインとは切っても切り離せない話題、そして共演者ら周囲に対してオープンマインドに 接する様子や彼の子供たちジェイミー、アレクサンダー、ニーナが語る父親としての顔など、様々な角度からバーンスタインという人間を掘り下げた内容です。
ヘルベルト・フォン・カラヤン生誕100周年を記念して製作されたドキュメンタリー「スクリーン上のマエストロ」。このドキュメンタリーは、カラヤンの「映像作 品制作」を中心とした内容で、徹底的に映像美を追求するカラヤンに加え、個人秘書、カメラマン、ベルリン・フィルの団員、大賀典雄(ソニー創業者)などの証言、 1957年の日本公演から1988年のブルックナーの交響曲第8番までのカラヤンのさまざまな映像作品の抜粋によって構成されています。最新メディアの先進的 な採用を積極的に行っていたカラヤンが特にこだわりを見せたのが「映像」。ゲオルク・ヴューボルトによるこのドキュメンタリーは、1957年のベルリン・フィル との初来日公演で行われた映像収録に触発され、クラシック音楽にとって映像がもつ大きな可能性に気付き、その後一貫して映像収録にこだわり続けたカラヤン の姿を克明に描いています。

DUX
DUX-1713(1CD)
クシシュトフ・メイエル(1943-):交響曲第9番Op.126「信仰と希望の交響曲」 ポズナンPO
クラクフ・シマノフスキ・フィルハーモニーcho、
ヤクブ・クレノヴィチ(指)

2016年3月18日、ポズナン・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポズナン、ポーランド)
現代のポーランドを代表する作曲家の1人、クシシュトフ・メイエルの大作、ダビデの詩篇による合唱とオーケストラのための交響曲第9番「ダビデの詩篇による合唱とオーケストラのための交響曲第9番「信仰と希望のシンフォニー」作品126を収録」を収録。
この最新作は、明確なメッセージが込められたモニュメンタルな声楽と器楽のシンフォニーとして作曲されています。
2015年に作曲の作業を開始した際、メイエルは古代のダヴィデ詩篇に手を伸ばし、ポーランドと世界の現状について、「嘘の言葉」が広がり、人々が「戦争に突入」し、ますます明確に「平和を憎む」ことへの憂慮を表明すべく筆を進めたと言います。
楽章ごとにアンサンブルの規模や編成、使用楽器が大きく異なり、フルキャストで演奏されるのは終楽章のみという「交響曲第9番」。
2016年にポズナン・フィルハーモニー・コンサート・ホールで世界初演が行われた際のライヴ・レコ―ディングです。


Altus
ALT-510(2CD)

INA秘蔵音源・バーンスタインのマーラー・ライヴ
マーラー:交響曲第1番「巨人」*
交響曲第2番「復活」
レナード・バーンスタイン(指)
モンテカルロ国立歌劇場O*
ベルト・モンマール(S)、
オラリア・ドミンゲス(Ms)、
フランス国立放送O&cho

録音:1962年8月11日モナコ大公宮殿前庭(モノラル・ライヴ)*
1958年11月13日パリ、シャンゼリゼ劇場(モノラル・ライヴ)
INA(フランス国立視聴覚研究所)所有音源をライセンスしてALTUS入魂のマスタリングでCD化。40代前半のバーンスタインによる情熱みなぎるマーラー・ラ イヴ!「巨人」は記念すべき初CD化であり、「復活」もしばらく市場から姿を消していた音源です。
両曲とも1回目のマーラー全集録音前でありながら、曲への共感度・燃焼度ともに最高レベルの大演奏。オーケストラも完璧に食らいついています。「巨人」は夭 逝の天才フルート奏者・加藤恕彦(ひろひこ)氏が主席奏者に在籍していた時期のモンテカルロ歌劇場管。演奏は清々しいまでの覇気にあふれ、第3楽章の民族的 歌いまわしやフィナーレの圧倒的大団円感が抜群。またフランス国立管との「復活」はリマスター効果めざましく、コントラバスやティンパニの迫りくる存在感、世 界がひっくり返るような大音響、どこまでも歌い上げ高まりゆく合唱など、バーンスタイン迫真の表現がとことん楽しめます。
◆〈若きバーンスタインのほとばしる情熱が全編に横溢している上に、歌うべきところは徹底的に歌い上げる〉〈マーラーの音楽に対して、並々ならぬ自信をもって 指揮をしている姿が目に浮かんでくる〉〜白柳龍一氏の解説より

PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0030(1CD)


KKC-6478(1CD)
日本語解説付国内盤
税込定価
シューベルト:歌劇『フィエラブラス』序曲 D796
交響曲(第7番)ホ長調 D729 「2020年リヒャルト・デュンサー補筆完成版」
スケルツォ. アレグロ・モデラート 【D936(1828) 第3楽章、マリオ・ヴェンツァーゴ補筆完成版(2021)】
マリオ・ヴェンツァーゴ(指)ベルンSO

録音:2021年6月1-5日/スイス、カジノ・ベルン
旧全集では完成品と見做され、第7番とナンバリングされたシューベルト未完のホ長調交響曲(D729)。オーストリアの作曲家リヒャルト・デュンサーの手によ る2020年補筆完成版を収録しています。
D729はロ短調交響曲『未完成』D759の前年、1821年にスコア譜の状態で筆が進められました。荘重な序奏をもつ第1楽章は冒頭から100小節以上もオー ケストレーションまで完成されていて、以降は主旋律などの核となる部分が書かれるのみですが全4楽章にわたり小節線がきちんと引かれ、最後の終止線までの 骨格が残されています。これを基にした補完版は、ブライアン・ニューボールド版(1982年)がネヴィル・マリナーの録音などで比較的知られているでしょう。
このCDでは、中間楽章に別の未完成交響曲の楽章(D708A、D936A)を採用するという少し変わった手法が取られています。D708AはD729の直前に 書かれていた交響曲。またD936Aは「第10番」とも言われる死の直前に書かれていた交響曲で、ベリオの『レンダリング』の素材にもなった名品。あえて別の 断章を組み合わせることで、音楽的完成度の高い楽章が続く充実した交響曲として書き上げるという試みがなされています。
指揮は『未完成』D759の補完版を自ら書き録音もしているヴェンツァーゴ。今回も補筆段階から関り、アイデアを出し共に進めてきた企画となっています。ま た、ヴェンツァーゴによるスケルツォ楽章の「第2案」も収録。これは未来を志向した音楽であるD936Aのスケルツォに基づいたもので、シューベルトが見ていた かもしれない前衛的で大胆な世界へと果敢に切り込んでいく音楽となっています。
歌劇『フィエラブラス』は1823年に書かれたシューベルト最後のオペラ。序曲も大変充実した音楽で、同時期に書かれた作品としてこれ以上ないカップリング です。 (Ki)

MDG
MDG-95222356
(1SACD)
グラズノフ:交響曲第7番「田園」
交響詩「ステンカ・ラージン」 Op.13
抒情的な詩 Op.12/序曲「謝肉祭」Op.45
ミケル・キュトソン(指)
ニーダーラインSO
エストニア出身のミケル・キュトソン率いるニーダーラインSOによるグラズノフ。 交響曲第7番「田園」はグラズノフ37歳の作品で、副題はベートーヴェンの交響曲第6番「田園」を元に描かれているところからそう呼ばれています。色彩的なオー ケストレーション、ロシアの自然賛歌を、朗々と歌いあげる作品。そしてロシア民謡「ヴォルガの舟歌」を用いて巨大かつ壮絶な盛り上がりをみせる傑作『ステンカ・ ラージン』。甘美でまさに抒情的な旋律に息をのむ『抒情的な詩』。賑やかな祭りの喧騒をあらわした『謝肉祭』とロシア的な要素にあふれた交響曲と管弦楽作品 が収録されています。 ミケル・キュトソン率いるニーダーラインSOの演奏は、グラズノフの音楽的魅力をうまく引き出した、壮大かつロマンあふれる演奏となっています。 (Ki)


Treasures
TRE-265(1CDR)
ヴェルディケ〜ハイドン:交響曲集Vol.1
交響曲第100番ト長調 「軍隊」 Hob.I:100
交響曲第101番ニ長調 「時計」 Hob.I:101
交響曲第102番変ロ長調 Hob.I:102*
モーゲンス・ヴェルディケ(指)
ウィーン国立歌劇場O

録音:1956年6月ウィーン楽友協会小ホール(ステレオ)
※音源:墺amadeo AVRS-12013St*、AVRS-12014St
◎収録時間:74:20
“今こそ聴きたい、永久に光を失わないハイドンの究極形!”
音源について
★ステレオ最初期とは思えぬ高音質録音としても知られるヴェルディケのハイドン。Vanguard原盤ですが、米プレス盤はどれも音がやや腰高で粗雑感が否めません。その点このamedeoのライセンス盤は腰の座った風格溢れる響きが素晴らしく、米盤では気づかなかった多彩なニュアンスに出会えて感動もひとしおです!

★作品への一途な愛や表現の貪欲さよりも、使用楽譜、楽器、奏法等で他者と差別化を図ることに熱心な演奏が増えつつある昨今、その傾向が最も顕著なのが、ハイドン、モーツァルト。中途半端にピリオド奏法を採用している時点で表現の伸びしろが抑えられているのですから、一時代前の巨匠のような、自身の全てを注入して魂を揺さぶる演奏など生まれにくいのは当然と言えましょう。ましてや、世の中全体の技術の進歩に伴って人間力がますます低下するとあっては、手応え満点の演奏なんて無理な注文かもしれません。ただ、ビーチャムやクレンペラーのような演奏はもう聴けないにしても、他に目指す道がある!と思わせてくれるのがヴェルディケのハイドン。全ての曲が、指揮者の存在を超越して作品の潜在的な魅力が絶え間なく放出される驚異的な名演ですあり、これぞ普遍的芸術の極みです!
その成果の最大の要因は、ヴェルディケの堅固な造形力と響きの凝縮力。音符を素直に見つめ、バランスよく配合することで生まれる凛とした威容は他に例を見ませんし、オケもウィーン的な風情を残しつつ、過度に甘美に傾くことを制御することで得も言われぬ気品が醸成されます。ハイドン特有のユーモアおw拡大解釈しない姿勢、全ての演奏家の規範と言えましょう。
「軍隊」第1楽章序奏からして、その声部バランスの完璧さと品格に息を呑み、コーダでの内声の充実による響きの厚みには惚れ惚れするばかり。そこに誇張は一切ないので、全ての表情が瑞々しく、音楽に生命が宿るのです。第2楽章の打楽器の鳴らし方も同様。こういう場面で単純にどんちゃん騒ぎしてハイドンらしさを出していると勘違いしている演奏がなんと多いことでしょう。
 「時計」1楽章序奏でもまず響きの美しさと厚みに惹きつけられ、特に1:16からの低弦の唸りから木管への橋渡しの絶妙さは必聴!主部以降は中庸のテンポで何もしていないよでいて、指揮者が成すべき任務を全て完遂し、気づくと最後まで心地よい緊張の虜に。このパリッとした風情は、作品の力と指揮者の義務を十分に知り尽くした人だけが醸し出せるものでしょう。第2楽章も淡々とした進行の中に楽器同士を有機的に連動させることに専心。2:50からはトランペットが突如として浮揚しますが、これが誇張に響かず、不思議な幻想を招くのです。終楽章でハッとさせられるのはテンポ。従来からよく耳にしてきた何の変哲もないヴィヴァーチェですが、多くの指揮者が採用したのにはそれだけの理由があるのだと思い知らされます。2:05からの管楽器の立ち上がりを聴けば、このテンポ以外以外にあり得ないと痛感されることでしょう。そして展開部以降の壮絶なドラマ!メリハリの効いたリズムと折り目正しいフレージングがウィーン流儀の甘美な感触と見事に融合し、極上のコクが醸し出されるのです。
102番も、ハイドンの交響曲は楽譜を丁寧に紡ぎ出せば楽しさも味わいも自然に湧き出るということを実証。突飛なアクセントやデフォルメなど出る幕なし。ハイドンの音楽は、演奏者自らが楽しんでしまっては音楽自体が微笑んでくれないのかもしれません。第2楽章は弦のシルキーさが心に染み、特にチェロ・パートの美しさは格別。第3楽章の中間部のウィーンのオケの特質が最大に活きた響きそれ自体が音楽!オケの合奏力の高さも特筆もの。終楽章はまず推進力が見事!最近はもっと高速でシャープな演奏が溢れていますが、「スピーディ」では困るのです!温もり、潤い、まろやかさを伴った爽快さががピリオド奏法ではほとんど見出だせないのは悲しい限りです。
今後、指揮者の人間的な魅力がますます稀薄になろうとも、ヴェルディケが示したような指揮者の本分だけは忘れないでほしいものです。「分かりやすい演奏効果」優先では、「豊穣な音楽」など本当に過去の遺物となってしまうと思うのです。 【2021年12月・湧々堂】


GENUIN
GEN-22742(4CD)
ハインツ・レーグナー/ライプツィヒ・ゲヴァントハウスでのライヴ録音集
(1)メンデルスゾーン:序曲「静かな海と楽しい航海」
(2)ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
(3)シューベルト:交響曲第8番「未完成」
(4)シューベルト(マーラー編):弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
(5)レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ Op.132
(6)ラヴェル:クープランの墓
(7)ブルックナー:交響曲第6番
(8)ガーシュウィン:パリのアメリカ人
ハインツ・レーグナー(指)
(1)(2)(8)MDR室内PO
(3)-(7)MDR響

録音:(1)1999年2月20日、(2)1999年2月28日、(3)1995年8月25日、(4)1997年9月21-22日、(5)1998年10月20日、(6)2001年8月8日、(7)1994年7月12日、(8)1997年12月25日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにおけるライヴ(全て)
ライプツィヒ生まれの指揮者ハインツ・レーグナー(1929-2001)が、ライプツィヒのMDR響(旧ライプツィヒ放送響)とMDR室内フィルハーモ ニーを指揮したライヴ録音集。突出して素晴らしいのが、ディスク1に収録されているメンデルスゾーンと&ベートーヴェン。
 メンデルスゾーンの序曲は、タイトルから連想される屈託のない楽しさを超越し、まるで人生の一大叙事詩のように圧倒的な説得力で迫ります。とにかく、サラッと流す瞬間が皆無。序奏部から憧れと切なさが入り混じったニュアンスを内声の抉り出しによって徹底表出。絶妙なルフト・パウゼからの主部は、あのケーゲルを思わせる屈折美の連続で、6:51からは憚ることを知らないフレーズの愛撫から恍惚の光が滲みます。10:35からの大胆なテンポの落とし方も、凄い凝縮力。最後のファンファーレで初めて緊張から開放されますが、コーダでは砂に水が染み込むような儚さを漂わせるのです。メンデルスゾーン自身の想定をも超えているであろう、恐るべき高内容の名演の誕生です!
 「田園」がこれまたレーグナーならではの内声の充実ぶりが最高次元に達した超名演!第1楽章冒頭ではヴィオラを中心とした声部の彩の表出に驚かされ、第2主題前のルフトパウゼや、1:46からの末端まで慈しみぬいたフレージングは、レーグナーの作品への愛情が、単なる「共感」以上の深さであることを物語ります。声部の炙り出しにしても、理屈でオケを説き伏せたのではなく、全パートに主役として歌うことを求めた結果としての音像が広がるので、どこを取っても音楽が温かいのです。
 そのレーグナーの温かな人間味が大きな包容力で迫るのが第2楽章。ここでも全パートが惜しげもなく歌い、支え合いうことで生まれるハーモニーは、あまりにも豊かで純粋なので、聴き手も感性全開で臨む必要があります。
第4楽章は、レーグナーのバランス感覚の妙に脱帽。ティンパニの強打に頼る単純志向とは無縁の声部操作と楽想への執着ぶりから、真のドラマが醸成されるのです。
 そして感動的な終楽章!これほど生への感謝が音化された演奏は稀ではないでしょうか?忘我の先の平穏な空気感をたたえた緩やかなテンポがまず素敵。ピチカート以降はパステル調の色彩が拡散し、人間と自然への愛を本当に知る尽くした人間だけがなし得る佇まいを繰り広げるのです。
ところで、ジャケットに使われているレーグナーの顔写真。その優しい目の奥にとてつもない悲しみを感じるのは気のせいでしょうか?  【湧々堂 2022年3月】

Diapason
DIAPCF-024(11CD)
チャイコフスキー:交響曲、協奏曲&室内楽作品集 〜 仏ディアパゾン誌のジャーナリストの選曲による名録音集



【CD1】
(1)交響曲第1番ト短調 Op.13「冬の日の幻想」
(2)交響曲第2番ハ短調 Op.17「小ロシア」
(3)スラヴ行進曲 Op.31

【CD2】
(1)交響曲第3番ニ長調 Op.29「ポーランド」
(2)幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32
(3)アレクサンドルV世戴冠式行進曲ニ長調

【CD3】
(1)交響曲第4番ヘ短調 Op.36
(2)幻想序曲「ハムレット」Op.67
(3)幻想序曲「ロメオとジュリエット」

【CD4】
(1)交響曲第5番ホ短調 Op.64
(2)幻想曲「テンペスト」Op.18
(3)序曲「1812年」Op.49

【CD5】
(1)交響曲第6番ロ短調 Op.74「悲愴」
(2)イタリア奇想曲 Op.45
(3)序曲「1812年」Op.49

【CD6】
(1)ロココ風の主題による変奏曲 Op.33
(2)マンフレッド交響曲 Op.58

【CD7】
(1)ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
(2)ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.44
(3)「四季」〜11月「トロイカ」

【CD8】
(1)ピアノ三重奏曲イ短調 Op.50「ある偉大な芸術家の思い出のために」
(2)協奏的幻想曲ト長調 Op.56

【CD9】
(1)ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
(2)ゆううつなセレナード Op.26
(3)弦楽六重奏曲ニ短調 Op.70「フィレンツェの

【CD10】
(1)弦楽セレナード ハ長調 Op.48
(2)弦楽四重奏曲第1番ニ長調 Op.11
(3)ワルツ・スケルツォ Op.34
(4)なつかしい土地の思い出 Op.42
瞑想曲ニ短調 Op.42-1
(5)スケルツォ ハ短調 Op.42-2
(6)メロディ変ホ長調 Op.42-3

【CD11】
弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 Op.22
弦楽四重奏曲第3番変ホ短調 Op.30

録音選定:デュック・ムソー、ディディエ・ファン・モエレ、クリストフ・フス、ローラン・ミュラロ、ベルトラン・ボワサール、ジャン=ミシェル・モルコー
【CD1】
(1)ニコライ・ゴロワノフ(指)モスクワRSO
録音:1948年
(2)ディミトリ・ミトロプーロス(指)ミネアポリスSO
録音:1946年
(3)パウル・ファン・ケンペン(指)アムステルダム・ロイヤルコンセルトヘボウO
録音:1951年

【CD2】
(1)エイドリアン・ボールト(指)ロンドンPO
録音:1956年
(2)イーゴリ・マルケヴィチ(指)LSO
録音:1962年
(3)ヴィアチェスラフ・オフチニコフ(指)モスクワRSO
録音:1979年
【CD3】
(1)アンタル・ドラティ(指)LSO
録音:1960年
(2)エイドリアン・ボールト(指)ロンドンPO
録音:1952年
(3)セルゲイ・クーセヴィツキー(指)ボストンSO
録音:1936年
【CD4】
(1)エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)レニングラードPO
録音:1960年
(2)エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)ソヴィエト国立SO
録音:1970年
(3)ニコライ・ゴロワノフ(指)モスクワRSO
録音:1948年
【CD5】
(1)イーゴリ・マルケヴィチ(指)LSO
録音:1962年
(2)キリル・コンドラシン(指)ビクターSO
録音:1958年
(3)アンタル・ドラティ(指)ミネアポリスSO、ミネソタ大学吹奏楽団
録音:1958年
【CD6】
(1)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)レニングラードPO
(2)アレクサンドル・ガウク(指)モスクワRSO
録音:1949年
【CD7】
(1)エミール・ギレリス(P)、カレル・アンチェル(指)チェコPO
録音:1953年
(2)シューラ・チェルカスキー(P)、リヒャルト・クラウス(指)ベルリンPO
録音:1955年
(3)ラフマニノフ(P)
録音:1920年
【CD8】
(1)レオニード・コーガン(Vn)、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)、エミール・ギレリス(P)
録音:1952年
(2)タチアナ・ニコラーエワ(P)、キリル・コンドラシン(指)ソヴィエト国立SO
録音:1950年頃
【CD9】
(1)ダヴィド・オイストラフ(Vn)、ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO
録音:1959年
(2)ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)、アルフレッド・ウォーレンスタイン(指)ロサンゼルス・フィルハーモニック
録音:1954年
(3)レオニード・コーガン(Vn)、エリーザベト・ギレリス(Vn)、ルドルフ・バルシャイ(Va)、ゲンリフ・タラリアン(Va)、スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキ(Vc)、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
録音:1956年
【CD10】
(1)ゲオルク・ショルティ(指)イスラエルPO
録音:1958年
(2)ハリウッドSQ〔フェリックス・スラットキン(Vn)、ポール・シュアー(Vn)、ポール・ロビン(Va)、エリナー・アラー(Vc)〕
録音:1952年
(3)ダヴィド・オイストラフ(Vn)、ウラディーミル・ヤンポルスキ(P)
録音:1956年
(4)ミロン・ポリアキン(Vn)、ウラディーミル・ヤンポルスキ(P)
録音:1939年
(5)ナタン・ミルシテイン(Vn)、レオポルド・ミットマン(P)
録音:1938年
(6)ヨーゼフ・ハシッド(Vn)、ジェラルド・ムーア(P)
録音:1940年
【CD11】
ボロディン・クヮルテット〔ロスティスラフ・ドゥビンスキー(Vn)、ヤロスラフ・アレクサンドロフ(Vn)、ディミトリー・シェバリーン(Va)、ヴァレンティン・ベルリンスキー(Vc)〕
録音:1953年頃
芸術の国フランスの世界的クラシック音楽専門誌、「ディアパゾン(Diapason)」の自主製作レーベルの看板であるボックス・セット・シリーズの第24弾として、いよいよチャイコフスキーの交響曲集(+協奏曲&室内楽曲)が登場します!!
ムラヴィンスキーやスヴェトラーノフ、ゴロワノフ、ガウク、コンドラシン、ロジェストヴェンスキー、オフチニコフなどのロシア人指揮者の演奏を数多く選出するのと同時に、ケンペンやボールト、マルケヴィチ(出身はロシア帝国)、ミトロプーロス、ドラティ、クーセヴィツキーなどの演奏も収録するなど、ディアパゾン誌ならではの選曲眼とコネクションは今回の第24弾「チャイコフスキー」でも存分に発揮されています。
協奏曲や室内楽曲の演奏者もギレリスやロストロポーヴィチ、ニコラーエワ、チェルカスキー、ラフマニノフ、ハリウッドSQ、ボロディン・クヮルテットなど非常に多彩で豪華!
ディアパゾン誌が自信を持って送り出すチャイコフスキー・ボックスが堂々の登場です!

オクタヴィア
OVCL-00777(12CD)
三方背BOX+プラケース仕様
税込定価
2022年1月26日発売
ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂
交響曲第1番ヘ短調Op.10※2種類演奏を収録
交響曲第2番ロ長調Op.14 「十月革命に捧げる」
交響曲第3番変ホ長調Op.20 「メーデー」
交響曲第4番ハ短調Op.43
交響曲第5番ニ短調Op.47
交響曲第6番ロ短調Op.54
交響曲第7番ハ長調Op.60 「レニングラード」
交響曲第8番ハ短調Op.65
交響曲第9番変ホ短調Op.70
交響曲第10番ホ短調Op.93
交響曲第11番ト短調Op.103 「1905年」
交響曲第12番ニ短調Op.112 「1917年」
交響曲第13番変ロ短調Op.113 「バビ・ヤール」
交響曲第14番ト短調Op.135 「死者の歌」
交響曲第15番イ長調Op.141
井上道義(指)
サンクトペテルブルクSO(第1番-第3番、第5番-第7番、第10番、第13番)、
千葉県少年少女オーケストラ(第1番)、
東京フィルハーモニーSO(第4番)、
新日本フィルハーモニーSO(第8番、第9番、第15番)、
名古屋フィルハーモニーSO(第11番、第12番)、広島SO(第14番)
セルゲイ・アレクサーシキン(Br)(第13番、第14番)
アンナ・シャファジンスカヤ(S)(第14番)
栗友会(合唱)(第2番、第3番)
東京オペラシンガーズ(男声合唱)(第13番)

録音:2007年11月3日(第1番-第3番)、11月4日(第5番・第6番)、11月10日(第1番・第7番)、11月11日(第10番・第13番)、11月18日(第14番)、12月1日(第4番)、12月5日(第11番・第12番)、12月9日(第8番)、2016年2月13日(第9番・第15番)
日比谷公会堂にてライヴ収録
「今はショスタコーヴィチは僕自身だ!」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏 会at日比谷公会堂」。昭和のクラシックの殿堂として多くのコンサートが行なわれてきた日比谷公会堂にて、計1万 人を上る観客を動員し、国内外の各オーケストラが競うように快演を生み、各方面で絶賛の嵐を受け、大成功を収 めました。 この大偉業は一部2016年の公演を入れて、全集として2017年2月に豪華パッケージとなり大きな反響をよびまし たが、限定数量での生産だったため、発売日当日には完売してしまい、再発売を望む声が相次ぎました。 約5年の時を経て、ついに新装パッケージで再発売となります。ブックレットには、亀山郁夫氏の新たなライナーノート と井上道義によるコメントも追加され、読み応え十分。(オクタヴィア)

Altus
ALTL-015(1CD)
マーラー:交響曲第4番ト長調(エルヴィン・シュタインによる室内楽版) 中山美紀(S)
青木尚佳 (コンサートマスター)
坂入健司郎(指)
東京ユヴェントス・フィルハーモニー

録音:2020年8月23日/宮地楽器ホール(小金井市文化センター)【東京ユヴェントス・フィルハーモニー特別演奏会】
東京ユヴェントス・フィルハーモニーは2008年に慶應義塾の高校生・大学生を中心として結成されたオーケストラ。指揮者・坂入健司郎のもと、マーラーやブ ルックナーなど大編成の作品の演奏・録音が高く評価されてきました。今では慶応出身者以外の社会人などもメンバーに名を連ね、年齢層も幅広く、演奏会のた びに充実した音楽を聴かせる名団体として広く知られています。
コロナ禍で演奏会の開催がままならず、音楽家にとっていかに音楽を届ければ良いのかを突きつけられた2020年。特別演奏会という形で演奏されたこのマー ラーは、無観客で室内楽編成の演奏を録音し、ライヴ盤CDで発売するという試みであり、一斉自粛を抜けて安全に行える演奏会のあり方を少しずつ模索しだした 時のもの。同年ミュンヘン・フィルのコンマスに選ばれたヴァイオリニスト青木尚佳と、マーラー「千人」(ALTL-012/3)にも参加したソプラノ中山美紀を迎えた、 この時にしか出来ない特別な演奏会。新鮮な音楽の喜びを伝えてくれる1枚です。
「演奏する曲目は、マーラーの交響曲第4番――コロナ禍の100年前、スペイン風邪が猛威をふるっていた頃にシェーンベルクが主宰する「私的演 奏協会」が演奏者の規模を縮小しプロ・アマ問わず集まった好楽家が“密”な音楽を提供できるようエルヴィン・シュタインが編曲したもので、まさにコロナ禍の今 だからこそ我々が取り上げるべき作品でした」(坂入健司郎)/「音楽を心から愛し、信頼するマエストロのもとユヴェントスにしか出せないエネルギーが解き放た れる本番は、いつ聴いても心を動かされます」(青木尚佳)/「自宅から飛び出して約半年ぶりに聴いた楽器の音は、身震いするほどの美しさでした。相手の目を 見、耳を澄ませ、音の香りや色彩を感じ、そんな風に息遣いまで分かち合えるアンサンブルができて、ようやく私の中の音楽が息を吹き返したような体験をしまし た」(中山美紀) 〜解説書より抜粋

GRAND SLAM
GS-2257(1CD)
“フルトヴェングラー・ステレオ・トランスクリプション 2”
(1)シューマン:交響曲第4番ニ短調 Op.120
(2)ハイドン:交響曲第88番ト長調 Hob.I:88
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:(1)1953年5月14日、(2)1951年12月4&5日/イエス・キリスト教会(ベルリン)

使用音源:(1)ドイツ・グラモフォン 139 971(未刊行テスト・プレスLP)
(2)ドイツ・グラモフォン 139 969(未刊行テスト・プレスLP)
録音方式:ステレオ(モノラル録音の電気的ステレオ)
■制作者より 
未刊行に終わったテスト・プレスLPより復刻した“フルトヴェングラー・ステレオ・トランスクリプション”の第2弾は、セッション録音によるシューマンの交響曲 第4番とハイドンの同第88番です。演奏内容については、もはや説明不要でしょう。今回の2曲は最も音質の安定したもので、疑似ステレオの効果はライヴによる 「運命」+「エグモント」序曲(GS-2256)よりも勝っているかもしれません。特にシューマンは幻想的な作風ですので、ステレオ化は非常に成功していると言え ます。  なお、このディスクはLPからの復刻ですので、LP特有のノイズが混入します。ご了承下さい。(平林 直哉)
GRAND SLAM
GS-2256(1CD)
“フルトヴェングラー・ステレオ・トランスクリプション 1”
ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』
『エグモント』序曲 Op.84
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮BPO

録音:1947年5月27日ベルリン放送会館、ゼンデザール
使用音源:ドイツ・グラモフォン 139 962(未刊行テスト・プレスLP)
録音方式:ステレオ(モノラル録音の電気的ステレオ)
■制作者より
1960年代後半から1970年代前半にかけて、フルトヴェングラーのLPはドイツ・エレクトローラの“ブライトクランク”、そしてドイツ・グラモフォンの“ステレオ・ トランスクリプション”と、疑似ステレオ盤がごく普通に売られていました。従って、この頃にフルトヴェングラーに親しんだ人たちは、疑似ステレオ盤をごく当たり 前に聴いていたのです。  フルトヴェングラーの“ステレオ・トランスクリプション”は国内では13枚組LPとして発売されましたが(のちに分売もあり)、ドイツ国内ではなぜかこのシリー ズは全く発売されませんでした。ところがこのほど、未刊行のテスト・プレスを複数手に入れました。つまり、本国では番号を決め、テスト・プレスまで行われたの にもかかわらず、製品化はされなかったのです。 この“幻のテスト・プレス”復刻シリーズの第1弾は、もはや説明不要のベルリン復帰3日めのライヴです。制作者自身も含め、当時この音でフルトヴェングラー を聴いたファンには良き思い出の品となるかもしれません。この疑似ステレオこそが本物のフルトヴェングラーの音に近いなどとは言いませんが、オリジナル・モノ ラルとは全く異なった趣があることだけは確かです。未体験の人も、案外やみつきになるかもしれません。 なお、この“フルトヴェングラー・ステレオ・トランスクリプション”シリーズはLP復刻ですので、LP特有のノイズが混入します。あらかじめ、ご了承下さい。(平林 直哉)

EUROARTS
20-57373(4Bluray)

20-57379(4DVD)
ベートーヴェン:交響曲全集
交響曲第1番ハ長調 作品21
交響曲第2番ニ長調 作品36
交響曲第3番変ホ長調 作品55「英雄」
交響曲第4番変ロ長調 作品60
交響曲第5番ハ短調 作品67「運命」
交響曲第6番ヘ長調 作品68「田園」
交響曲第7番イ長調 作品92
交響曲第8番ヘ長調 作品93
交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱」

●ボーナス映像
「インタビュー:クラウディオ・アバド、ベートーヴェンについて語る」(26分)
クラウディオ・アバド(指)BPO

収録:2001年2月 ローマ,サンタ・チェチーリア音楽院、2000年5月1日 ベルリン,フィルハーモニーザール(第9番)
◆Bluray
画面:16:9、Full HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
リージョン:All
BD25
字幕:英独仏伊西、413分
◆DVD
画面:16:9、NTSC
音声:PCMステレオ、DTS5
リージョン:All DVD9
字幕:英独仏伊西、413分
アバドとベルリン・フィルによる「ベートーヴェン交響曲全集」の映像が復活しました。
2014年1月20日80歳で惜しくも亡くなった指揮者のクラウディオ・アバド。数々の主要オーケストラで首席指揮者を歴任し、後進の育成に心血を注いだ晩年 など数々の名演と偉業を残しています。その中でも、ベルリン・フィルと残した「ベートーヴェン交響曲全集」は、アバドの数ある録音の中で名演の一つと言えるで しょう。
この全集は、ベーレンライター新校訂譜の採用などで注目され、2000年5月ベルリンでの第9番でスタートしたプロジェクト。しかしアバドが病に倒れ一時は完成 が危ぶまれたものの、アバドが奇跡の復活を遂げ、2001年2月ローマで残りの8つの交響曲を一気に収録。現代のベートーヴェン演奏を語る上で欠くことのでき ない重要な演奏です。
本セットには、ボーナス映像として指揮者の目線と同じ映像を観られる「コンダクター・カメラ」が部分的に入っていて、マエストロ気分でベルリン・フィルの楽団 員の演奏を観る事が出来ます。またアバドがベートーヴェン観を語ったインタビュー映像も26分収録されています。

ONDINE
ODE-1388
NX-B04
ターリヴァルディス・ケニンシュ(1919-2008): 交響曲集
交響曲第5番(1976)
交響曲第8番「シンフォニア・コンチェルタータ」(1986) - オルガンと管弦楽のための
弦楽のためのアリア(1984)(弦楽オーケストラ編)
イヴェタ・アプカルナ(Org)
ラトヴィア国立SO
アンドリス・ポガ(指)

録音:2021年3月15-19日
1919年にラトヴィアで生まれた作曲家ターリヴァルディス・ケニンシュ。パリでメシアンとトニー・オーヴァンに師事。作曲家としていくつかの賞を受賞した後、1951 年にカナダに移住、教育者としてこの国の音楽発展に力を尽くしました。 若い頃は「室内楽が芸術の最高の形である」と信じていたためか、ケニンシュが交響曲作曲に手を染めたのは1959年になってから。しかしその後、1970年代 から80年代にかけて次々と交響曲を発表し、現在では「ラトヴィアを代表する交響曲作曲家」と認められています。 このアルバムにはどちらもロンドンで初演された第5番と第8番の交響曲を収録。現代的な世界と魔法で輝くおとぎ話の世界が混在するかのような短い第1楽 章で始まる交響曲第5番にはケニンシュの故郷の伝統的な旋律が織り込まれています。またケニンシュ最後の交響曲となった、1986年に初演された第8番 はプーランクの「オルガン協奏曲」を思わせるオルガンを伴う交響曲。複雑なリズムとオルガンの華麗な響きが見事に融合した作品です。アルバムの最後には弦 楽五重奏を原曲とする「弦楽のためのアリア」がたっぷりとした響きの弦楽合奏で奏されます。 交響曲第8番で巧みなオルガンを演奏するのは、ラトヴィアが誇るオルガニスト、イヴェタ・アプカルナ。ラトヴィアの文化大使でもある彼女は、現在ドイツのハンブ ルクにあるエルプ・フィルハーモニーのオルガン奏者を務めるなど世界的に活躍しています。 アンドリス・ポガ

Capriccio
C-8082(1CD)
NX-B05
ブルックナー:交響曲第0番ニ短調「Die Nullte」 WAB100 ノーヴァク版 リンツ・ブルックナーO
マルクス・ポシュナー(指)

録音:2021年2月22-24日リンツ・ミュージックシアター、リハーサル・ホール(オーストリア)
2024年はブルックナーの生誕200年。これを記念してブルックナーのすべての交響曲のすべての稿(バージョン)を録音しようという企画 「#bruckner2024」 の第3弾の登場です。 今回は通称「第0番」と呼ばれる交響曲ニ短調が取り上げられています。この曲は第1番より後の1869年頃に完成されましたが、 1895年にブルックナーが自作を整理した際に「Die Nullte(無効)」と書き込んで番号を与えませんでした。しかし、ブルックナーは楽譜を処分することなく残し ます。ブルックナー学者のホークショーは原盤解説書で「ブルックナーはこの作品の価値判断を後世に委ねたのではないか」と書いています。実際この曲は、初 期作品ながらブルックナーらしい構成を備え、金管の強奏や木管の印象的なソロ、コラール風の旋律や民俗舞曲風のリズムなど、彼の交響曲の特色を多く 持っています。  ポシュナーは今回も速めのテンポを基調としつつ、緩急・強弱の幅を大きく取りメリハリのある音楽に仕上げています。 様々な旋律が交錯する第1楽章、ア ダージョではなくアンダンテの美感を備えた第2楽章、力強く重厚なスケルツォと思い切りテンポを落とした幻想的なトリオの対比が印象に残る第3楽章、そして 劇的で雄大な最終楽章と聞きどころも満載。使用楽譜はノーヴァク版ですが、今回も演奏に際しては緻密な読み直しが行われたことが推察されます。 ※国内仕様盤には石原 勇太郎氏(音楽学/国際ブルックナー協会会員)による日本語の解説が付属します。

ALPHA
ALPHA-784(1CD)
ペルゴレージ:スターバト・マーテル(悲しみの聖母) 〜1769年パリ版*
ハイドン:交響曲第49番ヘ短調「受難」 Hob.I:49 (1768)
ジョディ・デヴォス(S)
アデル・シャルヴェ(Ms)
フランス放送少年少女cho
ル・コンセール・ド・ラ・ロージュ(古楽器使用)
オーレリアン・ドラージュ(チェンバロ、オルガン)
カミーユ・ドラフォルジュ(Org)
ジュリアン・ショーヴァン(Vn、指揮)

録音:2021年4月 フランス放送オーディトリアム、パリ*
カーン歌劇場、カーン(フランス北部バス=ノルマンディ地方)
フランスのシーン最前線で最もダイナミックな活躍をみせている古楽器オーケストラの一つで、とりわけ古典派以降の作品解釈で評価が高い ル・コンセール・ド・ラ・ロージュ。ここで聴かせるのは競合多きペルゴレージの傑作『スターバト・マーテル』……と思いきや、演奏陣にはこちらも 近年ますます存在感を強めつつあるフランス少年少女合唱団の名が。ごく一般的な独唱二人版と音楽そのものは同じでありながら、ここで は1769年にパリで楽譜出版された合唱入りヴァージョンを使用。随所で合唱が響きに膨らみを持たせ絶妙なアクセントとなっており、それは 冒頭から素晴らしい効果をあげています。ナポリの作曲家ペルゴレージが1736年に早世した後も、彼の『スターバト・マーテル』は畢生の傑 作として愛され、特にイタリア音楽の愛好者が増えつつあったパリでは定期演奏会コンセール・スピリチュエルの定番曲として、折々に編成を 変えながら再演され続けました。指揮者ショーヴァンは今回グヮダニーニ1780年製オリジナルのヴァイオリンを携えコンサートマスターとして楽 隊を率い、20名程度の合奏を40名規模の合唱と効果的に対話させながら、俊才デヴォスとシャルヴェの美声とともにメリハリある音楽作り を聴かせます。さらに興味深いことに、アルバム後半には当の楽譜がパリで出版される前年、ハイドンが古来の教会音楽作法を駆使して作 曲した、交響曲第49番「受難」を併録(作品の性質をふまえ通奏低音楽器としてオルガンを導入)。演奏の精妙さとあいまって両作は驚く ほど自然に繋がり、これらの作品が人気を誇った18世紀後半のパリの気配が鮮やかに甦るかのよう。ヴェルサイユ・バロック音楽センターの ジュリアン・デュブリュクとショーヴァンによる、当時の演奏実践をふまえた解説も興味深い内容となっています。

Goodies
78CDR-3855(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 ハンス・プフィツナー(指)BPO

仏 POLYDOR 66939/44
1929年ベルリン録音
ハンス・プフィツナーはドイツの後期ロマン派を代表する作曲家の 一人。ドイツ人の両親のもとにロシアで生まれた。幼少時ドイツに移住し、指 揮者としての地位を固めた後、徐々に作曲活動を活発化させて行った。プフィ ツナーが指揮者として活躍した時代は、機械式録音から電気録音への移行期 だった。プフィッツナーのベートーヴェン交響曲はこのシリーズで第4番(78CDR -3840)(1924年機械式録音)、第6番「田園」(78CDR-3843)(1930年電気録音)、 第8番(78CDR-3847)(1933年電気録音)が出ています。 復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/SPレコード専用MC型 カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。(グッディーズ)
Goodies
78CDR-3856(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
交響曲第8番ヘ長調作品93 - 第2楽章*
ハンス・プフィツナー(指)
ベルリン新SO、BPO*

独GRAMOPHONE 69642/7
1923年12月ベルリン録音
ハンス・プフィツナーのこの曲の第1回目の録音。機械式録音(通称ラッパ吹き 込み)。ハンス・プフィツナーはドイツの後期ロマン派を代表する 作曲家の一人。ドイツ人の両親のもとにロシアで生まれた。幼少時ドイツに移 住し、指揮者としての地位を固めた後、徐々に作曲活動を活発化させていった。 プフィツナーが指揮者として活躍した時代は、機械式録音から電気録音への移 行期だった。プフィッツナーのベートーヴェン交響曲はこのシリーズで第3番 「英雄」(78CDR-3855)(1929年電気録音)、第4番(78CDR-3840)(1924年機械録音)、 第6番「田園」(78CDR-3843)(1930年電気録音)、第8番(78CDR-3847)(1933年電気 録音)が出ています。 復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/SPレコード専用MC型 カーリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。(グッディーズ)



OTTO KLEMPERER FILM FOUNDATION
24-1121(5Bluray)
日本限定盤
数量限定盤
ベートーヴェン:交響曲全集
)
■BD1
交響曲第1番ハ長調Op.21
交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
■BD2
交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
■BD3
交響曲第2番ニ長調Op.36
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
■BD4
交響曲第8番ヘ長調Op.93
交響曲第7番イ長調Op.92
■BD5
交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱つき」


◎ボーナス・オーディオ
オットー・クレンペラーについて/ガレス・モリスによる回想録(インタビューアー:ジョン・トランスキー)
オットー・クレンペラー(指)
ニュー・フィルハーモニアO

■BD1
収録:1970年5月26日
放映(BBC TV):1970年6月19日(第1番)、6月21日(第2番)
■BD2
収録:1970年6月2日
放映(BBC TV):1970年6月26日
■BD3
収録:1970年6月9日
放映(BBC TV):1970年6月19日(第2番)、6月28日(第6番)
■BD4
収録:1970年6月21日
放映(BBC TV):1970年7月3日
■BD5
テレサ・ツィリス=ガラ(S)、ジャネット・ベイカー(Ms)、ジョージ・シャーリー(T) テオ・アダム(Br)、ニュー・フィルハーモニアcho
収録:1970年6月30日
放映(BBC TV):1970年7月5日
全て、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
音声:PCM Mono
画面:4:3 、リージョン:0
50GB
ドイツ語(第9のみ)、404'44 mins
2019年にリリースされた、クレンペラー生涯最後のベートーヴェン・チクルス、1970年ベートーヴェン生誕200年記念演奏会のBlu-rayBOXが、この度シンプルな装丁で再登場します!!(普及版のため解説書は付属しません。なおオリジナルBOX(KKC-9476)は、現在在庫分で終了となります。)
以前クラシカ・ジャパンで放映され、神々しいばかりの『田園』などマニアのあいだで話題となっていたクレンペラー最後のベートーヴェン・サイクル。
新たにリマスターされて画質・音質共に大幅にアップ。演奏の様子をクリアな映像で見ることができるため、楽員たちの献身的というほかない真剣な様子がそれだけでも感動的。1970年のテレビ放映プログラムなので音声はモノラルですが、情報量も十分に多くたいへん聴きやすい音になっています。
このベートーヴェン・サイクルのライヴ映像は、1967年にデッカを退職してBBCテレビ音楽部門の責任者になっていたジョン・カルショーの尽力で制作されたものです。カルショーは米キャピトル時代の1953年にクレンペラーと契約しようとして、上層部に阻まれ断念した過去がありました。
クレンペラーは1966年8月に腰部を骨折して大きな手術を受け、療養のため約6か月間という予定外の空き時間を過ごすことになります。
その長い空き時間に、死や宗教の問題について思いを巡らせ、1967年1月には、47年間のカトリック信仰を終えてユダヤ教に改宗。背景には、イスラエル在住の妹マリアンネの危篤状態に、前年の姉レギーナの死、そしてなかなかうまくいかないイスラエルとの関わり方の問題などもありました。
1967年2月に現場復帰したクレンペラーは、マーラー交響曲第9番のリハーサルの際、近くにあった指揮棒を手に取って気に入り、楽員の意見も聞き入れて三十数年ぶりに指揮棒を使用することに決定。1971年9月の最後のコンサートまでの4年7か月、基本的には棒を使って指揮しています。クレンペラーの最晩年様式は、死や宗教への強い思いで始まり、指揮の方法も、楽員が見やすい指揮棒スタイルに変更。それが超低速化した演奏を崩壊寸前で食い止め、独自の世界を築き上げることに繋がったものと考えられます。 (Ki)

LSO Live
LSO-0859(1SACD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番『レニングラード』 ジャナンドレア・ノセダ(指)LSO

録音:2019年12月、バービカン・ホール
LSOと首席客演指揮者であるノセダによるショスタコーヴィチの交響曲ツィクルス第5弾、第7番の登場。第二次世界大戦下のレニングラードで作曲された 大作ですが、兵士たちの行進の跫音、強迫観念的な執拗な繰り返し、逃れることのできない恐怖・・・脆い勝利を求めて空しくもがく様子が、緊迫感と迫力満 点で聴き手に迫ります。第5&1番(KKC 6245&LSO 0802)、第8番(KKC 6243&LSO 0822)、第4番(KKC 6244&LSO 0832)、第9番(KKC 6319&LSO 0828)につづいて、ノセダとLSOとの緊迫感ある演奏を高音質で楽しむことができます。 (Ki)

ALIA VOX
AVSA-9946(3SACD)
ベートーヴェン:交響曲第6-9番
[CD1]交響曲第6番ヘ長調 op.68「田園」[42'06]〈録音:2020年7月〉
[CD2]交響曲第7番イ長調 op.92 [39'12]
交響曲第8番ヘ長調 op.93 [24'51]
[CD3]交響曲第9番ニ短調 op.125 [63'58]
ジョルディ・サヴァール(指)
ル・コンセール・デ・ナシオン(コンサート・マスター:ヤコブ・レーマン)
ラ・カペラ・ナシオナル・デ・カタルーニャ
サラ・グジ(S)、ライラ・サロメ・フィッシャー(A)、ミン・ジ・レイ(T))、マヌエル・ヴァルサー(Bs)

録音:第6&7番…2020年7月18-21日、カタルーニャ自治州バルセロナ県カルドナ城聖ビチェンス参事会教会
第8番…2020年10月10-11日、国立音楽フォーラム、ヴロツワフ(ポーランド)
第9番…2021年9月30日、10月1日、カタルーニャ自治州バルセロナ県カルドナ城聖ビチェンス参事会教会
ベートーヴェンの第1番〜第5番(AVSA 9937)から約1年。ついに、完結編となる第6〜9番の登場。2019年6月から始まった、サヴァールによるベートー ヴェン交響曲ツィクルスの演奏会と連動したこの録音プロジェクトも、ついに完結となります。ベートーヴェンにつづいては、シューベルトが予定されているとのこ と。サヴァールの探求心と音楽世界は、とどまるところを知りません!
ピリオド楽器のベートーヴェン交響曲も今となっては珍しくはなくなってきましたが、あらためて、コンセール・デ・ナシオンの面々が奏でる、ピリオド楽器の音 色の独特の風合いが際立っていることは特筆に値するといえるでしょう。「田園」でも、管楽器の表現が「嵐」での管楽器やティンパニの響きが非常に素晴らしい。 第7番での弦楽器の軽やかながらも推進力のある表現も見事。そしてなんといっても第九!終楽章でも、器楽が奏でるひとつひとつのパッセージが細部まで高精 度で浮かびあがりながら、全体として美しくひとつの響きとなっています。声楽陣も、器楽の響きと同様柔らかく、精緻なアンサンブルとバランスで聴かせます。「音 楽史」を生きてきたともいえるサヴァールと奏者たちが導き出したひとつのベートーヴェン像への答えともいえる演奏。大注目です!

Altus
ALTSA-054(1SACD)
シングルレイヤー
完全限定盤
ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル 来日公演75&77
(1)シベリウス:交響曲第7番
(2)チャイコフスキー:バレエ音楽『くるみ割り人形』より(第6曲:客の退場、夜、ネズミの出現/第7曲:くるみ割り人形とネズミの戦闘、くるみ割りの勝利と王子への変身/第8曲:冬の森/第9曲:雪片のワルツ/第14曲:パ・ド・ドゥ/第15曲:終曲のワルツ)
(3)モーツァルト:交響曲第39番
(4)チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調
(5)チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』
エフゲニ ー・ムラヴィンスキ ー(指)
レニングラードPO

(1)録音:1977年10月19日NHKホール
(2)録音:1977年10月12日東京文化会館
(3)録音:1975年6月7日東京文化会館
(4)録音:1975年5月13日東京文化会館
(5)録音:1975年6月7日東京文化会館
ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルは1973、75、77、79年と来日し、年代ごとのプログラムの個性と、全てを貫く凄まじいまでのムラヴィンスキー節 で日本の聴衆を魅了しました。ALTUSがディスク化し大いなる衝撃とともに世に提示された至宝の遺産から、75年と77年の来日公演をまとめて長時間収録で SACD化。CD盤(ALT-054、ALT-058、ALT-059)と同じ解説原稿を使用、どれも初SACD化となるタイトルです。チャイコフスキーの5、6番などムラヴィ ンスキーにとっての重要レパートリーが披露されております。 (Ki)
Altus
ALTSA-051(2SACD)
シングルレイヤー
完全限定盤
ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル来日公演77
(1)ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
ブラームス:交響曲第2番
(2)チャイコフスキー:交響曲第5番
(3)ワーグナー:歌劇「ローエングリン」第1幕前奏曲
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲
(4)ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
シューベルト:交響曲第8 『未完成』
(5)ウェー バ ー:歌 劇「オベ ロン」序 曲
シューベルト:交響曲第8番『未完成』
チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」より(第6曲:客の退場、夜、ネズミの出現/第7曲:くるみ割り人形とネズミの戦闘、くるみ割りの勝利と王子への変身/第8曲:冬の森/第9曲:雪片のワルツ/第14曲:パ・ド・ドゥ/第15曲:終曲のワルツ)
エフゲニ ー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

(1)録音:1977年9月27日東京文化会館
(2)録音:1977年10月19日NHKホール
(3)録音:1977年9月27日東京文化会館
(4)録音:1977年10月12日東京文化会館
(5)録音:1977年10月8日大阪、フェスティバルホール
(ライヴ、ステレオ)
ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルは1973、75、77、79年と来日し、年代ごとのプログラムの個性と、全てを貫く凄まじいまでのムラヴィンスキー節 で日本の聴衆を魅了しました。ALTUSがディスク化し大いなる衝撃とともに世に提示された至宝の遺産から、77年の来日公演をまとめて長時間収録SACDで 限定発売。CD盤(ALT-051、ALT-052、ALT-053、ALT-286)と同じ解説原稿を使用、どれも初SACD化となるタイトルです。『未完成』は東京公演と、後 に発見された大阪公演を聴き比べることが可能です。 (Ki)
Altus
ALTSA-063(1SACD)
シングルレイヤー
完全限定盤
ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル 来日公演79
(1)ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』
ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』 前奏曲と愛の死
◇『ジークフリート』〜森のささやき
◇『ワルキューレ』〜ワルキューレの騎行
(2)グラズノフ:交響曲第5番
チャイコフスキー:バレエ音楽『眠りの森の美女』より[序曲(プロローグ)、アダージョ、パノラマ、ワルツ]
エフゲニ ー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

(1)録音:1979年5月21日東京文化会館
(2)録音:1979年6月8日NHKホール
(ライヴ、ステレオ)
ラヴィンスキー&レニングラード・フィルは1973、75、77、79年と来日し、年代ごとのプログラムの個性と、全てを貫く凄まじいまでのムラヴィンスキー節 で日本の聴衆を魅了しました。ALTUSがディスク化し大いなる衝撃とともに世に提示された至宝の遺産から、79年の来日公演をまとめて長時間収録SACDで 限定発売。CD盤(ALT-063、ALT-064)と同じ解説原稿を使用、どれも初SACD化となるタイトルです。期せずしてムラヴィンスキー最後の日本での演奏会と なった6月8日の公演では熱い共感みなぎるグラズノフを披露。 (Ki)
Altus
ALTSA-0012(2SACD)
シングルレイヤー
完全限定盤
特価
ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル 来日公演73
ベートーヴェン:交響曲第4番
リャードフ:『バーバ・ヤーガ』
グラズノフ:バレエ音楽『ライモンダ』第3幕間奏曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番『革命』
エフゲニ ー・ムラヴィンスキー(指))
レニングラードPO

録音:1973年5月26日東京文化会館(ライヴ、ステレオ)
2000年にALT-001、ALT-002として発売、ALTUSレーベルの幕開けを告げ、以降レーベルの代名詞ともなったムラヴィンスキー73年来日公演実況録音。 大好評のロングセラーを受けて2011年にはSACDシングルレイヤー盤(ALTSA-001、ALTSA-002)が発売されました。今回ご案内するのはこのSACDシ ングルレイヤー盤を、単売のパッケージそのまま2枚セットにして紙ケースでまとめたお徳用バージョン。SACDの需要・普及も高まる昨今、未聴の方にぜひお聴 き頂きたいALTUSの会心作です!NHK秘蔵のオリジナルマスターテープ(放送用編集前)をテレフンケン製のレコーダーにて再生、DSD方式にデジタル変換し SACD用のマスタリングを施して製作されています。
Disc1 ベートーヴェン 〈多くの部分でレニングラード・フィルの管楽器奏者たちの名妓と、アンサンブル能力の高さを楽しむことができます。特に”クラリネットを 中心とした協奏交響曲”と言うべき2楽章を聴いて欲しい〉〈(第3楽章は)透かし彫りの徹底が、室内楽的レベルにまで高められたモティーフのリレーの面白さを 堪能させてくれる〉/Disc2 ショスタコーヴィチ 〈あの張りつめた緊張感を昨日のように再現してくれる〉〈録音が鮮明なせいもあって、彫刻家が鋭いノミで余分 な要素を一気に削り取っていく現場に居合わせたかのような緊張感が伝わってくる。「切れ味の鋭い演奏」といった紋切り型の称賛が陳腐に思えてくるほどの峻 烈さ〉〜金子建志氏の解説より

ANALEKTA
AN-288801(2CD)
クララ、ロベルト、ヨハネス Vol.2〜リリカル・エコーズ
シューマン:交響曲第2番ハ長調 Op.61
クララ・シューマン:歌曲選集*〔彼はやってきた Op.12-1、美しさゆえに愛するのなら Op.12-2、なぜ他の人たちに尋ねようとするの Op.12-3、私は暗い夢の中に立っていた Op.13-1、彼らは愛し合っていた Op.13-2、愛の魔法 Op.13-3、私はあなたの瞳に Op.13-5〕
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73
クララ・シューマン:歌曲選集*〔月は静かに昇った Op.13-4、無言のハスの花 Op.13-6、別れの時に、私の星、おやすみなさいとあなたに言う〕
アレクサンダー・シェリー(指)、
カナダ・ナショナル・アーツ・センターO、
エイドリアン・ピエチョンカ(S)*、
リズ・アップチャーチ(P)*

録音(交響曲):2018年3月22日-23日&4月4日-6日、サウザン・ホール、ナショナル・アーツ・センター(カナダ)
※録音(歌曲):2021年7月8日-10日、ジョージ・ウェストン・リサイタル・ホール、メリディアン・アーツ・センター(カナダ)
カナダの名門オーケストラの一つ、ナショナル・アーツ・センターO(NAC管)と、2015年からピンカス・ズーカーマンより音楽監督の職を引き継ぎ、精力的に演奏・録音活動を行っているアレクサンダー・シェリー。「クララ、ロベルト、ヨハネス」は、3人のドイツ・ロマン派の巨人、クララ・シューマン、シューマン、ブラームスの間の密接に絡み合った個人的および芸術的なつながりを探るという興味深いプロジェクト。今後2年間で計4枚のアルバムを予定しており、クララ・シューマンの研究家Julie Pedneault-Deslauriersとブラームスの伝記作家Jan Swaffordの協力も得て、ロベルトとヨハネスの交響曲にクララの管弦楽作品や室内楽、歌曲などを組み合わせた綿密なプログラムが編まれてゆきます。
第2巻は、ロベルトとヨハネスそれぞれの「交響曲第2番」に、クララが結婚初期に書いた歌曲からの素晴しきセレクションをカップリング。歌うのは、ニューヨークのメトロポリタン・歌劇、ウィーン国立歌劇場、ロイヤル・歌劇・ハウスなど世界の主要な歌劇ハウスで歌ってきたカナダのソプラノ、エイドリアン・ピエチョンカ(アドリアンヌ・ペジョンカ)。2010年にカナダのグラミー賞と呼ばれる「ジュノー賞」を受賞したほか、彼女が参加したMETのプーランク「カルメル派修道女の対話」は、2022年のグラミー賞にノミネートしています。

Da Vinci Classics
C-00513(1CD)
ルイス・フェリペ・ラミレス・サンティリャン(1970-):交響曲集
交響曲第3番
FES-C*
交響曲第1番*
エル・ピアノ+
モスクワRSO、アレクサンドル・ポリアニチュコ(指)*/+、セルゲイ・スクリプカ(指)*/+、イリーナ・ポポヴァ(P)+

録音:2020年3月26日-27日、2007年12月22日*/+(モスクワ、ロシア)
1970年、メキシコシティ出身のメキシコ人作曲家ルイス・フェリペ・ラミレス・サンティリャンの2つのシンフォニーを含む管弦楽作品集。
メキシコのCIEMで作曲を学んだ後、現在は作曲家、アレンジャー、ギタリストとして活躍中のサンティリャン。
2004年の「交響曲第1番」、2020年の「交響曲第3番」と一緒に作曲されたピアノ協奏曲風の作品「エル・ピアノ」は、サウル・マスリ監督のショートフィルム「影」で使用された2004年の作品です。
打楽器やブラス・セクションの活躍、独特のリズム感が特徴的な作品群です。

Skani
SKANI-126(1CD)
ヤーニス・イヴァノフス(1906-1983):交響曲第15番変ロ短調 「Symphonia ipsa」(1972)
交響曲第16番変ホ長調(1974)
ラトビア国立SO、
グンティス・クズマ(指)

録音:2021年、大ギルド・コンサートホール(リガ、ラトビア)
ヤーニス・イヴァノフス(1906-1983)は、ラトビア音楽史上もっとも才能に恵まれた「交響曲」作家とみなされています。ラトビア国立SOとグンティス・クズマが録音した2つの交響曲は、これまで、1970年代と1980年代のラジオ放送のコピーとLPレコードでしか聴くことのできなかった作品です、「Symphonia ipsa」(交響曲それ自体)の副題をもつ「交響曲第15番」は「モデラート」「モルト・アレグロ」「モルト・アンダンテ(アダージョ)」「モデラート.アレグロ」、「交響曲第16番」は「アレグロ・モデラート」「アレグロ」「アンダンテ.ペザンテ」「アレグロ・モデラート」と、いずれも4楽章で構成されています。イヴァノフスが、ラトビアを支配下に置いていたソビエト連邦の「ブレジネフ体制の衰退期」という時代の政治的空気を反映した一連の作品を発表する端緒を開いたと言われる交響曲です。

RUBICON
RCD-1072(1CD)
シベリウス:交響曲第2番&第4番
交響曲第2番ニ長調 Op.43
交響曲第4番イ短調 Op.63
オウェイン・アーウェル・ヒューズ(指)
ロイヤルPO
イギリスのRubicon(ルビコン)よりスタートした、ウェールズの指揮者オウェイン・アーウェル・ヒューズとロイヤルPOによるシベリウスの交響曲サイクル第2弾。交響曲第1番と第3番を収録した第1巻(PRCD1055/RCD1055)は、レコード芸術海外盤REVIEWで「今月の特選盤」に選ばれた他、英グラモフォン誌では2020年11月号の「エディターズ・チョイス」、更に年間通して批評家に選出される「クリティクス・チョイス2020」にも選ばれるなど好調な滑り出しを見せました。期待の第2巻は、シベリウスがシンフォニストとして大きな一歩を踏み出した交響曲第2番と、咽頭癌と診断されたシベリウスが生命の危機に怯え、お酒と煙草を断って禁断症状に悩まされた時期に書かれた交響曲第4番を収録。
1942年にウェールズのカーディフに生まれたオウェイン・アーウェル・ヒューズ(オワイン・アルウェル・ヒューズ)は、作曲家・指揮者として成功したアーウェル・ヒューズ(1909-1988)の息子として育ち、ボールト、ハイティンク、ケンペらに指揮を学び、40年以上にわたって情熱的な音楽制作を続けてきました。日本での知名度はまだ途上ながらも、欧米では堅実に評価を積み重ね、2009年にはCBE(大英帝国勲章第3位)を受勲している実力者です。


Spectrum Sound
CDSMBA-102(2CD)
完全限定盤
若かりしマエストロ小澤征爾の貴重音源
■CD1
(1)ベートーヴェン:『エグモント』序曲
(2)モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136
(3)ベートーヴェン:交響曲第1番
(4)モーツァルト:交響曲第41番『ジュピター』
■CD2
(5)ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、第3番、第5番、第6番
(6)モーツァルト:歌劇『魔笛』序曲
(7)シューベルト:交響曲第8番『未完成』
(8)カバレフスキー:組曲『道化師』
(9)モーツァルト:交響曲第28番ハ長調 K.200
(10)J・シュトラウス:『こうもり』序曲
小澤征爾(指)
(1)-(8)トゥールーズ・キャピトル国立O
(9)(10)フランス国立PO

録音:(1)-(3)1960年4月19日、(4)(5)1960年4月21日、(6)-(8)1960年4月25日/トゥールーズ【放送用録音/モノラル】
(9)(10)1960年12月14日/フランス放送協会(ORTF)(パリ)【放送用録音/モノラル】
国立視聴覚研究所(INA)提供による音源を使用したスペクトラム・サウンドの大好評のベルアーム・シリーズ。今回は小澤征爾が1960年収録の貴重な録音 が日の目をみます!小澤征爾は1959年に第9回ブザンソン国際指揮者コンクール第1位を受賞。その翌年1960年4月、放送用の収録でトゥールーズ・キャピ トル国立Oを振った録音がこの度正規初出としてお目見えします。4月19日、21日、25日と3日間の収録でベートーヴェンの交響曲第1番、『エグモント』 序曲、モーツァルトの交響曲第41番『ジュピター』、ディヴェルティメント、歌劇『魔笛』序曲、ブラームスのハンガリー舞曲集、シューベルトの交響曲『未完成』、 カバレフスキーの組曲『道化師』と実に多彩なプログラムを披露。マエストロ小澤征爾の国際的なキャリアとしてはじめての録音をINAの正規音源からスペクトラ ム・サウンドが丁寧に復刻いたしました。
また、同年12月14日、フランス国立POを振ったモーツァルトの交響曲第28番とヨハン・シュトラウス2世の歌劇『こうもり』序曲も収 録。こちらも放送用セッションながら小澤征爾のパリ・デビューということで、これもまた貴重な録音を聴くことができます。
若かりしマエストロがすがすがしくタクトを振る姿が聴いているだけで想像できる名演。翌年以降、世界をまたにかけ活躍がはじまったマエストロ。その世界的指 揮者が産声をあげたような溌溂とした演奏をお楽しみいただけます。平林直哉氏による日本語解説書付。
日本市場向けの完全限定発売。限定盤のためお早目のお求めをおすすめいたします。


ICA CLASSICS
ICAD-5162(2DVD)
NX-E07

ICAD-5163(Bluray)
NX-F01

NYDX-50200(Bluray)
国内版仕様
税込定価
シベリウス:交響曲全集
交響曲第1番ホ短調 op. 39
交響曲第2番ニ長調 op. 43
交響曲第3番ハ長調 op. 52
交響曲第4番イ短調 op. 63
交響曲第5番変ホ長調 op. 82
交響曲第6番ニ短調 op. 104
交響曲第7番ハ長調 op. 105
ヨーロッパ室内O
パーヴォ・ベルグルンド(指)

収録:1998年8月23日(第2&4番)、24日(第1&5番)、25日(第3,6,7番) フィンランディア・ホール(ヘルシンキ) ヘルシンキ音楽祭におけるライヴ
総収録時間…230分
PCMステレオ2.0(DVD&Blu-ray)
画角:16/9 NTSC All Region
DVD...片面二層ディスクx2
Blu-ray…片面二層ディスク 1080i High Definition
*SDマスターからのアップコンバート
シベリウス演奏の権威パーヴォ・ベルグルンドが、7つの交響曲を指揮したコンサート映像が初めてリリースされます。ベルグルンド3回目にして最後となったシベリウス: 交響曲 全集を録音したヨーロッパ室内O(COE)と、全集完成の翌年に故郷ヘルシンキで行った全曲演奏会。シベリウス時代のヘルシンキのオーケストラのサイズを、欧州諸 国から集まった腕利きの奏者たちで実現したCOEとのCDは、その透明で精緻を極めた演奏によって今も高く評価されていますが、ここではシベリウスの母国に乗り込んだ楽団 員たちの高揚感も加わり、実にダイナミックな演奏が展開されています。左手で指揮棒を持つことから「左手のマエストロ」と呼ばれたベルグルンドの指揮姿は溌剌として表情も 豊かです。 原盤解説書(日本語・英語)にはCOEの首席オーボエ奏者ダグラス・ボイドの回想と、ヴェイヨ・ムルトマキによるベルグルンドのインタビューを掲載。シベリウス全集の録音が COEの楽団員からの発案であったことなどが語られています。 国内仕様盤には、シベリウスに関する研究・著作で知られる神部智氏の解説を別途追加いたします。 パーヴォ・ベルグルンド(1929-2012)はヘルシンキに生まれ、早くからヴァイオリンを学んだ。シベリウス・アカデミー卒業後、ウィーンとザルツブルクで学び、1949年から58年ま でフィンランドRSOの第1ヴァイオリン奏者を務めた。62年から71年まで同響の首席指揮者、75年から79年までヘルシンキ・フィルの音楽監督。またボーンマス交 響楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィル、デンマーク王立Oの首席指揮者も務めた。 シベリウス作品の演奏には特に定評があり、ボーンマスSO(1972-77年)、ヘルシンキ・フィル(1984-87年)、ヨーロッパ室内管(1995-97年)と、10年ごとに交響曲 全集の録音を完成させ、どれも高い評価を得ています。

ALPHA
ALPHA-688(1CD)
ハイドン交響曲全曲録音シリーズVol.11『パリの人々のお気に入り』
交響曲第82番ハ長調「熊」Hob. I-82
交響曲第87番イ長調 Hob. I-87
交響曲第24番二長調 Hob. I-24
交響曲第2番ハ長調 Hob. I-2
バーゼル室内O(古楽器使用)
ステファノ・バルネスキ(コンサートマスター)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)

録音:2019年5月18-22日、2020年8月13日 ラントガストホフ、リーエン(スイス北部バーゼル近郊)
作曲家の生誕300周年にあたる2032年に向けて、ハイドンの交響曲全てを録音してゆくアントニーニのプロジェクトは今回11作目。中期 の作品が中心となっていたこれまでの選曲から一歩進んで、作曲家50過ぎの重要作2作が軸となるプログラムです。 テーマは「パリの人々のお気に入り」。オーケストラ演奏会が新たな娯楽として注目され始めていた当時のパリでは、ドイツ語圏で書かれた交 響曲が人気を集めていましたが、その活況に大きく貢献した作曲家の一人がハイドンでした。彼の交響曲第82〜87番の6曲は、かのフラン スの首都で開催されていた演奏会の一つコンセール・ド・ラ・ロージュ・オランピークのために作曲されたため「パリ交響曲集」と呼ばれており、今 回は「熊」の綽名で知られる大編成向け第82番と、やや小ぶりの編成が緻密に活かされた第87番の2曲がこのセットから選ばれています。 他の2曲はいずれも初期作品で、それらの作曲に至る「前史」となった重要作。その経緯を含め、今回も指揮者アントニーニと音楽学者モー リッツ=バウアーによって現場経験と最新研究をふまえ書かれた解説文は興味深い内容となっています。バーゼル室内Oは今回、コ ンサートマスターや管楽器のトップ奏者に平素イル・ジャルディーノ・アルモニコで活躍するプレイヤーたちも編入、ピリオド楽器を使う意義が十 全に伝わってくるメリハリの効いた解釈は今回も絶好調。初期のエステルハージ宮廷楽団のサイズまで員数を絞った第2番のクリスピーさか ら、トランペットとティンパニが存分に存在感を発揮する「熊」の豪奢な響きまで、変幻自在の創意が秘められているハイドン世界の魅力を存 分にお楽しみください。
ALPHA
ALPHA-774(10CD)
NX-F01
ハイドン交響曲全曲録音シリーズ 1st BOX(Vol.1-10)
■Disc 1〜『ラ・パッショーネ ~情熱と受難~』(ALPHA670
ハイドン:交響曲第39番ト短調 Hob.I- 39
グルック:ドン・ジュアン、または石像の宴 〜無言舞踏劇(1761年パリ版)
ハイドン:交響曲第49番ヘ短調「受難」Hob.I- 49
 交響曲第1番ニ長調 Hob.I-1
■Disc 2〜 『哲学者』(ALPHA671)
ハイドン:交響曲第46番ロ長調 Hob.I-46
 交響曲第22番変ホ長調 Hob.I-22「哲学者」
W.F..バッハ(1710-1784):交響曲 ヘ長調 BR C-2/Fk 67 〜弦楽合奏と通奏低音の為の
ハイドン:交響曲第47番ト長調 Hob.I-47
■Disc 3〜 『ひとり、物思いに』
ハイドン:交響曲第42番ニ長調 Hob.I-42
歌劇「無人島」HOB.XXVIII-9 〜序曲
交響曲第64 番イ長調 Hob.I-64
アリア「ひとり、物思いに」Hob/XXIVb-20
交響曲第4番二長調 Hob.I-4
■Disc 4〜 『迂闊者』(ALPHA674)
ハイドン:交響曲第60番ハ長調 Hob.I-60「迂闊者」
 交響曲第70番ニ長調 Hob.I-70
  交響曲第12番ホ長調 Hob.I-12
チマローザ:カンタータ「宮廷楽長」
■Disc 5〜『才気の人』(ALPHA676)
ハイドン:交響曲第80番ニ短調 Hob.I-80
 交響曲第81番ト長調 Hob.I:81
ヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792):交響曲 ハ短調 VB 142
ハイドン:交響曲第19番ニ長調 Hob.I:19
■Disc 6〜 『哀歌』(ALPHA678/国内仕様: NYCX-10005)
ハイドン:交響曲第3番ト長調 Hob.I-3
 交響曲第26番ニ短調 Hob.I-26「哀歌(ラメンタツィオーネ)」
  交響曲第79 番ヘ長調 Hob.I-79
  交響曲第30番ハ長調 Hob.I-30「アレルヤ」
■Disc 7〜 『劇場監督たち 〜宮廷劇場にまつわる交響曲集〜』(ALPHA680/国内仕様: NYCX-10042)
ハイドン:交響曲第67番ヘ長調 Hob.I-67
モーツァルト:劇付随音楽『エジプトの王タモス』KV345/336a(抜粋)
ハイドン:交響曲第65番イ長調 Hob.I-65
 交響曲第9番ハ長調 Hob.I-9
■Disc 8〜 『ラ・ロクソラーナ 〜ハイドンと東方〜』(ALPHA682/国内仕様: NYCX-10120)
ハイドン:交響曲第63番ハ長調 Hob.I-63「ラ・ロクソラーナ」
 交響曲第43番変ホ長調 Hob.I-43「マーキュリー」
バルトーク:ルーマニア民族舞曲集 Sz 68/BB 76
作曲者不詳:ソナタ・ユクンダ(愉しき奏楽)-クロムニェジーシュ修道院所蔵の手稿譜より(1673-1680年頃)
ハイドン:交響曲第28番イ長調 Hob.I-28
■Disc 9〜 『別れのとき』(ALPHA684/国内仕様: NYCX-10185)
ハイドン:交響曲第35番変ロ長調 Hob. I-35
 交響曲第45番嬰ヘ短調「告別」Hob. I-45
 ベレニーチェの告別の場面(レチタティーヴォとアリア)Hob.XXIVa: 10
 交響曲第15番ニ長調 Hob. I-15
■Disc 10〜 『一日の時の移ろい』(ALPHA686/国内仕様: NYCX-10231)
ハイドン:交響曲第6番ニ長調「朝」Hob. I-6
 交響曲第7番ハ長調「昼」Hob. I-7
 交響曲第8番ト長調「晩」Hob. I-8
モーツァルト:セレナード第6番ニ長調 KV 239「セレナータ・ノットゥルナ」
■Disc 1
イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
録音:2013年10月24-24日、テルデックス・スタジオ、ベルリン
■Disc 2
イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
録音:2014年6月16-20日、テルデックス・スタジオ、ベルリン
■Disc 3
フランチェスカ・アスプロモンテ(S)
イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
録音:2015年11月18-22日、テルデックス・スタジオ、ベルリン
■Disc 4
リッカルド・ノヴァーロ(Br)
イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
録音:2016年3月13-17日、テルデックス・スタジオ、ベルリン
■Disc 5
バーゼル室内O(古楽器使用)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
録音:2016年10月24-25日、ラントガストホフ、リーエン(スイス北部バーゼル近郊)、2016年6月23-27日、ベルリン、テルデックス・スタジオ…5-14
■Disc 6
バーゼル室内O(古楽器使用)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
録音:2017年3月2-7日、ラントガストホフ、リーエン(スイス北部バーゼル近郊)
■Disc 7
バーゼル室内O(古楽器使用)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
録音:20017年10月2-6日、ラントガストホフ、リーエン(スイス北部バーゼル近郊)
■Disc 8
イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)
ジョヴァンニ・アントニーニ((指)トラヴェルソ、シャリュモー)
録音:2018年5月18-22日、マーラー・ホール(エウレジオ文化センター)、ドッビアーコ(イタリア北東部ボルツァーノ県)
■Disc 9
サンドリーヌ・ピオー(S)
イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
録音:2018年11月1-5日、マーラー・ホール(エウレジオ文化センター)、ドッビアーコ(イタリア北東部ボルツァーノ県)
■Disc 10
イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
録音:2019年1月18-22日、マーラー・ホール(エウレジオ文化センター)、ドッビアーコ(イタリア北東部ボルツァーノ県)
20世紀末のイタリアで、生命感あふれる演奏でバロック音楽解釈に新風を巻き起こした才人古楽器集団イル・ジャルディーノ・アルモニコを 率いるリコーダー奏者ジョヴァンニ・アントニーニ。近年はルネサンス作品を集めた驚くべきアルバムを作ったり、古楽器と現代楽器を使い分け ながら多角的な活動を続けるバーゼル室内Oとも痛快なベートーヴェン交響曲全集をリリースするなど、その活動領域の広がりは目 を見張るばかり。2013年以降はAlphaレーベルを録音パートナーに選び、ハイドン生誕300周年となる2032年までにこの作曲家の100 曲以上ある交響曲を全て録音するというプロジェクトも手がけ、アルバムが出るたび大きな話題を呼んできました。自身のグループであるイ ル・ジャルディーノ・アルモニコと精鋭集団バーゼル室内Oという二つの楽団を共演に選び、イタリア古楽界の先端で活躍する名手た ちもメンバーとして加えながら、今夏までにリリースされてきた10枚がこのたびBOX化。起伏のドラマに富んだ鮮烈な演奏はどの巻をとっても比 類なく、細部に至るまで考えられた新鮮な解釈が思いがけないハイドン芸術の粋を十全に伝えてやみません。時代背景や作品成立の経緯 を伝えるハイドン作品以外の併録作も絶好の名演揃いです。なおバーゼル室内管では笠井友紀がコンサートマスターを務めています。

TOCCATA
TOCC-0618(1CD)
NX-B03
ウィリアム・ワーズワース(1908-1988):管弦楽作品集 第4集
「春の祝祭」序曲 Op. 90(1970)
交響曲第7番「コスモス」 Op.107(1980)
ジュビレーション:オーケストラの為の祝祭 Op. 78(1965)
コンフルエンス:交響的変奏 Op. 100(1976)
リーガ・バルターボラ(Vn)
リエパーヤSO
ジョン・ギボンズ(指)

録音:2021年2月4-5日:2021年6月16-18日
※世界初録音
イギリス、ロンドン生まれの作曲家ウィリアム・ワーズワース。彼は18世紀から19世紀にかけて桂冠詩人として活躍した「ウィリアム・ワーズワース (1770-1850)」の弟クリストファーのひ孫にあたります。ヴォーン・ウィリアムズとシベリウスの香りが感じられる、大いなる自然を賛美した作品を書 き、同世代のエドマンド・ラッブラとも良い影響を与え合っていました。 この第4集には4つの作品を収録。最も早い時期に書かれた「ジュビレーション=歓喜」は1965年の作品。タイトルが示す通り、活力ある陽気な雰 囲気を持ち、要所要所で金管楽器が活躍します。1970年に書かれた「春の祝祭」序曲はスコットランドの大規模な"ピットロコリー祝祭劇場"創立 20周年の為の委嘱作。万物が成長する春のように、次々に楽想が溢れ出る快活な作品です。1976年の「コンフルエンス: 交響的変奏」はワー ズワースの巧みなオーケストレーションの才能が発揮された曲。そして、彼が若い頃から魅了されていたという、宇宙の起源についての考察が反映され た1980年の「交響曲第7番」は、切れ目なく続く7つの部分から成る単一楽章の作品で、ハープとチェレスタの使用が 作品に神秘的な雰囲気を与 えています。このシリーズを通じてジョン・ギボンズの指揮による見事な演奏を聴かせます。

SWR music
SWR-19530CD(2CD)
NX-A13
シューマン:交響曲全集
交響曲第1番変ロ長調 「春」 Op. 38
交響曲第3番変ホ長調 「ライン」 Op. 97
ロジャー・ノリントンによる演奏への解説(英語)
交響曲第1番変ロ長調 Op. 38について(2:35)
交響曲第3番変ホ長調 Op. 97について(2:43)
交響曲第2番ハ長調 Op. 61
交響曲第4番ニ短調 Op. 120
ロジャー・ノリントンによる演奏への解説(英語)
交響曲第2番ハ長調Op. 61について(2:30)
交響曲第4番ニ短調Op. 120について(2:43)
シュトゥットガルトRSO
ロジャー・ノリントン(指)

録音2004年9月1、3日(第1番、第3番)、2004年9月7、9日(第2番、第4番)
シュトゥットガルト、リーダーハレ(ドイツ)
ロジャー・ノリントンとシュトゥットガルトRSOによる、2004年9月にライヴ収録されたシューマンの交響曲全集。 ノリントンによるシューマンは、ピリオド楽器を使用したロンドン・クラシカル・プレイヤーズとの第3番と第4番(1989)、シュトゥットガルト放送響との第2番(1999) の録音がありますが、1998年にシュトゥットガルト放送響の首席指揮者に就任して5年を経たこの全集では、ノンヴィブラート奏法による弦楽器の美しく明快な 響きである、ノリントンの持ち味ともいえる「ピュアトーン」が一層練り上げられ、存分に堪能できます。 また、今回は初出時に倣い、それぞれの交響曲についてのノリントンのレクチャー(英語)がボーナス・トラックとして収録されています。


Myrios Classics
MYR-030(1CD)
ロトのブルックナー第7番
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版/2003年第3改訂版)
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
ケルン・ギュルツェニヒO

録音:2019年12月/ケルン・フィルハーモニー(ライヴ)
大活躍のロトがケルン・ギュルツェニヒOとブルックナーに挑戦しました。2024年のブルックナー生誕200周年に向けた交響曲全集シリーズの第1 弾で、まず第 7番がとりあげられました。
ロトはブルックナーを「モダニズムの先駆者」とみなしていて意欲満点。ヴァントが長年育んだブルックナーの交響曲伝統を持つギュルツェニヒ管との共演は 伝統と革新がないまぜとなり新しいブルックナー像を作り上げるはずと申せましょう。
各楽章の演奏時間は T. 18:17” U. 18:15” V. 8:59” W. 11:10” で、一般的な演奏よりかなり速いことがうかがえます。いつものロトらしくアプローチは無駄がなく、フットワークも軽く常に透明な響きに満ちているのがブルッ クナーの交響曲としては新鮮に聴こえます。
ライヴ録音ですが、ハイレゾDXD処理された高音質サウンドも注目。オーディオファンにもオススメです。 (Ki)


Epitagraph
EPITA-020(2CD)
UHQCD
限定発売
モーツァルト:交響曲集(第25・29・35・38・39番)
交響曲第25番ト短調 K. 183
交響曲第29番イ長調 K. 201
交響曲第38番「プラハ」
交響曲第35番「ハフナー」
交響曲第39番変ホ長調 K. 543
ブルーノ・ワルター(指)NYO

録音:1956年3月11日 (25番)、同年3月4日(29番・39番)、1954年11月28日(38番)、1953年1月4日(35番)
カーネギー・ホール、ニューヨーク(ライヴ)
Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
ワルターがニューヨーク・フィルを(指)1953年からモーツァルト生誕200年にあたる56年までニューヨーク・カーネギー・ホールで行なってきたモーツァ ルトの交響曲ライヴ、第25番、第29番、第35番「ハフナー」、第38番「プラハ」、第39番の全5曲。ワルターがニューヨークを拠点に引退前、活躍していた頃 の手兵NYPとのモーツァルト交響曲ライヴ―この2枚組の価値を推し量れます。
1990年にキングレコード(セブンシーズ・レーベル)から25・29・35番はKICC-2072で、38・39盤はKICC-2073で(国内)初発売されました(原盤は米ミュー ジック・アンド・アーツ。いまはすでに廃盤。)全5曲いずれも宇野功芳によって激賞され、とくに「ワルター最高の<小ト短調>」との評価の「25番」、同曲5種 類のCDの中でも”ベスト・ワン“にあげている「プラハ」などは大評判を呼び、キングのCDが中古市場でプレミア価格をつけてきました。
このミュージック・アンド・アーツ原盤をも上回る最高音質のCDがエピタグラフから登場します。鮮烈かつ豊麗な放送録音。音は上も下も充分に伸びていて、 モノラル録音の不満を感じさせないほどです。インターバルもカットされることなく収録されており、拍手も盛大に入っていて、臨場感たっぷりに、カーネギー・ ホールでの雰囲気を楽しめます。 NYPは柔軟で機能的、パワフルさと繊細さを兼ね備えた響きで対応。1960年に指揮者活動から引退したワルターのモーツァルトにかける熱い想いがこみあげ てくるような不滅の名演ライヴとなっています。
“高音質CDの決定版”であるUHQCDで発売!限定発売となっておりますのでお早めにお求めください。 (Ki)

★宇野功芳著『名指揮者ワルターの名盤駄盤』(講談社+α文庫 1995)の“ワルターの全レコード評”より(ブックレット=解説書にも引用します。)
●交響曲第25番ト短調(モーツァルト)ニューヨーク・フィル ’56・3・11… ワルター最高の<小ト短調>。全盛期のライヴの息吹きを伝えて凄絶であり、4ヵ月後のウィーンでのライヴに酷似するが、録音はニューヨーク盤のほうが輝かしく、ぼくはこれをもってトップにしたい。
●交響曲第38番ニ長調「プラハ」(モーツァルト)ニューヨーク・フィル ’54・11・28… 「プラハ」はワルターの得意中の得意であり、5種類のCDはいずれも名演だが、その中のベスト・ワンとして、ぼくはこのニューヨーク・フィルとのライヴを挙げたいと思う。彼のこの曲に対する解釈はフランス盤のところで詳述するが、ニューヨーク・フィルは輝かしい威力と厚みのある豊麗さにおいて、フランス国立放送局のオケやウィーン・フィルを凌いでおり、ワルターのロマンティックな表現に立体感をあたえて比類がなく、録音も音質がやや荒れてはいるが生々しく、ほんとうにホールにすわって、今ワルターの指揮ぶりを実際に見ているような気にさせてくれます。


Helicon
HELSA-001(2SACD)
日本独自企画・限定盤
税込定価
マーラー:交響曲第9番ニ長調 レナード・バーンスタイン(指)
イスラエルPO

録音:1985年8月25日テルアヴィヴ、マン・オーディトリアム(ライヴ)
マーラーといえばバーンスタインとくるほど貴いもの。イスラエル・フィルとのマーラー9番は、HEL 029656/ KKC 5220で発売されておりましたが、この たび日本独自企画でSACDハイブリッドで発売の運びとなりました。この演奏は、1985年8月25日にテルアヴィヴで行われたイスラエル・フィルとの共演のラ イヴ録音。彼らはこの直後に来日公演を行い、大阪と東京でマーラーの交響曲第9番を披露、稀代の名演として伝説となっています。それとほぼ同時期ゆえ、幻の 日本公演をまざまざと蘇らせてくれる神業を聴かせてくれます。普通の演奏会とは次元の違う、一期一会的事件の記録と申せましょう。宇野功芳氏も絶賛している 衝撃的かつ壮絶な演奏です。ブックレットには、KKC-5220発売時に掲載の山崎浩太郎氏の演奏に関してのノートと曲目解説にくわえ、今回、宇野功芳氏による この演奏の聴きどころについての文章(『KAWADE夢ムック 文藝別冊 バーンスタイン』(河出書房新社、2014年)より)も、一部抜粋して掲載しております。 (Ki)

Lyrita
SRCD.391(1CDR)
ダニエル・ジョーンズ:交響曲第12番&第13番
1. 交響曲第12番(1985)
2. 交響曲,ジョン・ファッセルを記念して〔交響曲第13番〕(1992)
3. テノール, 混声四部合唱と管弦楽のためのカンタータ 「カム,マイ・ウェイ,マイ・トゥルース,マイ・ライフ」(1987)
1. BBCウェールズSO、ブライデン・トムソン(指)
2. BBCウェールズ・ナショナルO、テクウィン・エヴァンズ(指)
3. モルドウィン・デイヴィス(T)、BBCウェールズ合唱団&O、チャールズ・グローヴス(指)

BBC放送日:1. 1990年3月22日
2. 2017年1月23日
3. 1987年10月10日(BBC放送、イギリス)
20世紀中期のウェールズにおける最大の作曲家とされており、複合拍子(Complex Metres)の考案者としても知られるダニエル・ジョーンズ(1912-1993)。交響曲集第6弾は、彼の交響曲の中で最も簡潔で鋭敏な作品となった交響曲第12番と、友人への個人的な賛辞の意が含まれている交響曲第13番が収録されています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Urania Records
WS-121391(2CD)
チャイコフスキー:後期交響曲集
交響曲第4番ヘ短調 Op.36
交響曲第5番ホ短調 Op.64
交響曲第6番ロ短調 Op.74「悲愴」
幻想序曲「ロメオとジュリエット」*
ラファエル・クーベリック(指)VPO

録音:1960年&1955年*
※STEREO録音/ADD
※リマスタリング:ノエミ・マンゾーニ&ウラニア・レコーズ
1961年にバイエルンRSOの首席指揮者に就任する1年前、ラファエル・クーベリックが1960年にウィーンPOを指揮して録音を行ったチャイコフスキーの後期交響曲集。
ウィーン・フィルの壮大かつ豪快とも言えるチャイコフスキーは、ウィーンの名門との貴重な録音の1つ、そして後のクーベリックのバイエルンでの黄金時代を暗示しているかのような堂々たる演奏として高く評価され続けています。


Altus
ALT-508(2CD)
INA秘蔵音源・バーンスタイン&フランス国立管ライヴ
ベルリオーズ:「ローマの謝肉祭」序曲
シューマン:交響曲第2番
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
レナード・バーンスタイン(指)
フランス国立放送O

ライヴ録音:1966年11月30日/パリ、シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
INA(フランス国立視聴覚研究所)所有音源をライセンスしてALTUS入魂のマスタリングでCD化。シューマン2番にショスタコ5番というバーンスタインの一 番熱いところを凝集した名プログラムで完全初出、しかもステレオ録音というインパクト大のリリースです!
オーケストラにとってはミュンシュ最後の来日公演からわずか1ヶ月後の演奏会。バーンスタインはニューヨーク・フィル音楽監督時代にして同年にウィーン国立 歌劇場デビューを果たしており、ヨーロッパでの存在感がまさに大きくなっていた頃。この時この組み合わせが生んだ演奏はフランス流の音色を保ちつつもたいへ んに白熱していて気合十分、強靭なドライヴ感で手に汗握る音楽が展開されます。聴衆の大喝采も頷ける大名演!
〈随所に彼が指揮台を踏み鳴らす音が収録されていて、ライブ録音のスリル満点。曲全体は圧倒的なスピード感をもって邁進していく〉〈オーケストラはバーンス タインに容赦なく統御されているらしく、メロディーラインを歌いながらオーケストラをドライブする様子がはっきりと記録されていて、白熱した演奏会の様子が手 にとるようにわかる。〉〜白柳龍一氏の解説より

Forgotten Records
fr-1741(1CDR)
ティリオン&ティエラク:交響曲集
ルイ・ティリオン(1879-1966):交響曲第2番ロ短調 Op.17*
ジャック・ティエラク(1896-1972):ノルマンド交響曲#
ウジェーヌ・ビゴー(指)
フランス国立放送O*、
フランス放送PO#

録音:1959年10月22日*、1962年5月31日#、放送用ライヴ
Forgotten Records
fr-1743(1CDR)
ハイドン&モーツァルト
ハイドン:交響曲第92番「オックスフォード」*
 交響曲第104番*
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク」#
 「コシ・ファン・トゥッテ」序曲#
アレクザンダー・ファリス(指)*
ミュアー・マシソン(指)#
シンフォニア・オヴ・ロンドン

録音:1958年2月1日#、1959年* ステレオ
※音源:WRC ST-28*、SSCP-15 #

NoMadMusic
NMM-101(2CD)
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
ステファニー =マリー・ドゥガン(Vn )
ジェレミー・ローレル(指)
ル・セルクル・ド・ラルモニー

録音:2021年4月/エクサン=プロヴァンス大劇場
マド・レーベルからバッハのチェンバロ伴奏付ヴァイオリン・ソナタ全集をリリースして注目されたステファニー=マリー・ドゥガン。パリ音楽院でモダン及 びバロック・ヴァイオリンを教え、日本人弟子も多いベテラン。指揮者としてジャン=ギアン・ケラスのアルバム「相棒」にも参加しています。
今回はブラームスの協奏曲に挑戦。たっぷりと歌いこんだ演奏が魅力。バックを務めるのはジェレミー・ローレル指揮ル・セルクル・ド・ラルモニー。18世紀と 19世紀の音楽、特に歌劇を得意とし、シャンゼリゼ劇場でのモーツァルトのシリーズは話題となりました。その組合せよるブラームス。交響曲第1番が若さ溢れ る颯爽とした姿で出現。今後目の離せない逸材と申せましょう。 (Ki)

BIS
BISSA-2556
(4SACD)
ダウスゴー/ブラームス交響曲全集
■Disc1(BIS SA-1756)
交響曲第1番ハ短調 Op.68
愛の歌 Op.52&65より9曲【作曲者編】
ハンガリー舞曲集より第1番、第3番、第10番【作曲家編】
■Disc2(BIS SA-2253)
交響曲第2番ニ長調 Op.73
ハイドンの主題による変奏曲
ハンガリー舞曲集より第5-7番【編):トーマス・ダウスゴー】
大学祝典序曲
■Disc3(BIS SA-2319)
交響曲第3番ヘ長調 Op.90
6つの歌 (@『. 御者クローノスに D.369/A.メムノン D.541/B.秘めごと D.719/C.老年の歌 D.778/D .エレンの歌(初稿) D.838/E .タルタロスから来た群れ D.583) 【原曲:シューベルト】
ハンガリー舞曲集より第11-16番【編):トーマス・ダウスゴー】
アルト独唱と男声合唱および管弦楽の為の「アルト・ラプソディ」 Op.53デン)
■Disc4(BIS SA-2383)
交響曲第4番ホ短調 Op.98
ハンガリー舞曲集より第2番、第4番、第8番、第9番、第17-21番【トーマス・ダウスゴー編曲】
悲劇的序曲
トーマス・ダウスゴー(指)
スウェーデン室内O

■Disc1(BIS SA-1756)
録音:2011年3月エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)

■Disc2(BIS SA-2253)
録音:2016年5&6月エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)

■Disc3(BIS SA-2319)
アンナ・ラーション(A)、
ヨハン・ロイター(Br)、
スウェーデン放送cho
録音:2016年11月、2017年3月エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)

■Disc4(BIS SA-2383)
録音:2018年4月、2018年9月エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
透き通るようなオーケストレーションかつ刺激的な演奏で注目を集めるトーマス・ダウスゴー率いるスウェーデン室内O。ブラー ムスの交響曲全4曲とハンガリー舞曲集などを組み合わせたアルバム4枚がお買い得なセットになって登場します!
小編成のオーケストラで演奏されるダウスゴーのブラームスは絶品の一言。またダウスゴーが編曲によるハンガリー舞曲集も聴き逃せません!そして、声楽つ きピアノ連弾曲として有名な「愛の歌」から9曲をブラームス自身がオーケストレーションした作品、そして「6つの歌」と、そのカップリングにも注目です。
ダウスゴーは1997年にスウェーデン室内Oの音楽監督し就任して以来BISやSIMAXレーベルに積極的に録音しています。シューマン、ベートーヴェ ン、シューベルトの交響曲録音における極めて大胆な解釈は絶賛されております。また、2021年にリリースされた「ザ・ブランデンブルク・プロジェクト」も注 目を集めました。そしてメンデルスゾーンの交響曲録音も開始しております! (Ki)


Urania Records
WS-121397(2CD)
シャルル・ミュンシュ・イン・コンサート
(1)ハイドン:交響曲第100番「軍隊」
(2)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
(3)シベリウス:交響詩「エン・サガ」
シャルル・ミュンシュ(指)ボストンSO、
タングルウッド音楽祭cho*
、ヒルデ・ギューデン(S)*、
ドナルド・グラム(Br)*

録音:(1)(ライヴ):1959年10月9日
(2)(ライヴ):1960年1月31日
(3)(ライヴ):1965年7月30日
(4)(ライヴ):1958年7月19日
全てステレオ
20世紀を代表する伝説的な指揮者の1人であるシャルル・ミュンシュは、ピエール・モントゥーと並んで、この時代のフランスにおいて最も偉大な指揮者であると同時に、ナチスに抵抗したフランス人の英雄でもあり、レジオン・ドヌール勲章を授与されたことも有名です。 オネゲル、ロジェ=デュカス、ロパルツ、ルーセル、シュミットなどの作品の初演を手懸けたフランスでの長い活動を経て、ミュンシュは1946年に渡米。 アメリカの市民権を得て、1949年にボストンSOの常任指揮者に就任し、RCAへ交響曲を中心に数多くの演奏を録音しました。 今回発売となる2枚のCDに収められた演奏は、いずれもミュンシュのアメリカでのキャリアにおける重要なドキュメントであり、新たにデジタル・リマスタリングを施されての復刻は大いに歓迎されることでしょう。音質面の向上にも要注目です!

東武レコーディングズ
TBRCD-0128(5CD)
税込定価
ベートーヴェン:交響曲全集
(1)交響曲第2番ニ長調 作品36
(2)交響曲第1番ハ長調 作品21
(3)「プロメテウスの創造物」作品43 序曲
(4)ボッセによる解説(通訳:菅野美智子)
(5)交響曲第3番変ホ長調 作品55「英雄」
(6)交響曲第8番ヘ長調 作品93
(7)交響曲第5番ハ短調 作品67「運命」
(8)交響曲第7番イ長調 作品92
(9)交響曲第4番変ロ長調 作品60
(10)交響曲第6番ヘ長調 作品68「田園」
(11)七重奏曲 変ホ長調 作品20 より第1、3、4楽章
(12)交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱付き」
ゲルハルト・ボッセ(指)
新日本フィルハーモニーSO
(11)崔文洙(Vn)、篠ア友美(Va)、服部 誠(Vc)、中田延亮(Cb) 、山本正治(Cl)、坪井隆明(Fg)、吉永雅人(Hrn)
(12)釜洞祐子(S)、寺谷千枝子(MS)、櫻田 亮(T)、藤村匡人(Br)、晋友会合唱団

録音:(1)(7)2002 年7 月30 日すみだトリフォニーホール、(2)-(4)1999 年3 月7 日カザルスホール、(5)2001 年2 月16 日すみだトリフォニーホール、(6)(8)2002 年8 月30 日すみだトリフォニーホール、(9)(18)2002 年8 月20 日すみだトリフォニーホール、(11)(12)2002 年12 月25 日Bunkamura オーチャードホール (全曲ライヴ録音)
1922 年にライプツィヒに生まれ、長らくゲヴァントハウスOの第1コンサートマスターを務めた上で指揮者として活 躍。日本を終の棲家と定めて、日本の音楽界への貢献は計り知れない名指揮者ゲルハルト・ボッセ。ミュージック・アドヴァイ ザーを務めた新日本フィルとの1999 年から2002 年に遺したベートーヴェン:交響曲全集をこの度ボックスCD 化。ボッセの 崇高な理想のもと紡ぎ出される見事なベートーヴェン。楽団創立 50 年を祝う新日本フィルの俊敏が反応も言わずもがな、さ らにブックレットには夫人・菅野美智子氏による慈愛と優れた分析に満ちたエッセイ、野本由紀夫氏による詳細な楽曲・演奏 解説を収録。
東武レコーディングズ
TBRCD-0113(6CD)
税込定価
ベートーヴェン:交響曲全集、管弦楽曲集
(1)交響曲第1 番/(2)交響曲第3 番「英雄」
(3)交響曲第4 番/(4)交響曲第7 番
(5)交響曲第5 番「運命」
(6)交響曲第6 番「田園」
(7)交響曲第2 番/(8)交響曲第8 番
(9)「フィデリオ」序曲/(10)「エグモント」序曲
(11)「レオノーレ」序曲第3 番
(12)交響曲第9 番「合唱付」
(13)「コリオラン」序曲/(14)12 のドイツ舞曲
(15)「プロメテウスの創造物」序曲
(16)序曲「命名祝日」/(17)「シュテファン王」序曲
(18)ウェリントンの勝利
秋山和慶(指)広島SO
(12)菅栄三子(S)、竹本節子(A) 、藤川泰彰(T)、三原剛(Br) 、ディスカバリー・ベートーヴェン、「第九」特別合唱団

録音:(1)(10)2001 年5 月25 日、(7)(13)2001 年10 月26 日、(2)2002 年1 月22 日、(3)(15)2002 年5 月10 日、(5)(17)2002 年10 月31 日、(6)(14)(16)2003 年2 月19 日、(4)(9)(18)2003 年5 月8 日、(8)2003 年11 月26 日 以上、アステールプラザ大ホール
(11)(12)2004 年2 月15 日 広島国際会議場フェニックスホール
終身名誉指揮者を務め固い絆で結ばれている広島SOとのベートーヴェン・シリーズ演奏会をCD 化。珍しい曲目も収録していることも要注目。
東武レコーディングズ
TBRCD-0119(4CD)
税込定価
ブラームス:交響曲全集、管弦楽曲集
(1)交響曲第1 番/(2)大学祝典序曲
(3)交響曲第3 番/(4)交響曲第2 番
(5)交響曲第4 番/(6)悲劇的序曲
(7)ハイドンの主題による変奏曲
(8)ハンガリー舞曲集(全曲)
(9)ハンガリー舞曲第1番(アンコール)
秋山和慶(指)広島SO

録音:(1)(2)2004 年5 月21 日、(4)(6)2004 年11 月4 日、(3)2005 年5 月13 日、(5)2005 年7 月9 日、(7)(8)(9)2005 年11 月17 日 広島国際会議場フェニックスホール
終身名誉指揮者を務め固い絆で結ばれている広島SOとのブラームス・シリーズ演奏会をCD 化。ハンガリー舞曲を全曲収録していることも偉業と言えます。

H.M.F
HMM-905348(1CD)
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」
ピアノ協奏曲第4番ハ短調Op.44*
ジャン=フランソワ・エッセール(P)*、
ダニエル・ロト(Org)
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)レ・シエクル

録音:2010年5月16日サン=シュルピス教会(パリ)、
6月16日オペラ・コミック*(ともにライヴ)
ト&レ・シエクルのサン=サーンス、ASM 04/KKC 5197(ともに廃盤)の再発盤の登場です。
サン=サーンスの交響曲第3番は名作の誉れ高いものですが、物々しく演奏されるのが常でした。しかし作曲者サン=サーンス本来の資質は軽妙でオシャレ、威圧 感や重苦しさとは無縁のはず。そうした疑念を解消する演奏がついに登場しました。フランソワ=グザヴィエ・ロトが古楽器オーケストラ「レ・シエクル」を指揮した もので、古楽器による同曲のCD も初めて。まさに物々しさや重苦しさは姿を消し、テンポも早めで、オルガンも荘厳というより、そよそよと風が吹くような爽やか さ。これぞサン=サーンスが思い描いた響き、とまさに目から鱗が落ちる思いがします。オルガンを受け持つのはフランソワ=グザヴィエの実父で有名なオルガニス ト、ダニエル・ロト。パリのサン=シュルピス教会の名器が素晴らしい響きを聴かせてくれます。カップリングはこれもシリアスな曲調で名高いピアノ協奏曲第4番。 ジャン=フランソワ・エッセールが1874年製のエラールのフォルテピアノでいとも見事に披露。まるで古典派協奏曲のようなたたずまいとなっています。 (Ki)

ORF
ORF-3243(2CD)
「モメンタム」
(1)ベートーヴェン:クロイツェル・ソナタ イ長調Op.47(クリストフ・エーレンフェルナー編弦楽合奏伴奏版) *
(2)ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21
(3)バルトーク:ディヴェルティメントSz.113
(4)ヤナーチェク:牧歌Op.3
ヴァヒド・カデム=ミサーク(指&Vn*)
アカデミア・アレグロ・ヴィーヴォ

録音:(1)2020 年8 月8、9 日、(2)2019 年9 月15 日、(3)(4)2019 年8 月3、4 日、アルテンブルク修道院
ウィーン・トーンキュンストラーOのコンサート・マスターでもあるヴァヒド・カデ ム=ミサークが率いているアカデミア・アレグロ・ヴィーヴォの最新録音。 1枚目はベートーヴェン。クロイツェル・ソナタの伴奏を弦楽アンサンブルに編曲したも ので、意外なほど曲想に合っています。NAXOS でも同様の編曲が出ていましたが編 曲者が異なり、聴き比べてみるのも一興。交響曲はキレのある演奏ですが、モダン楽 器の長所を生かしたようなツヤのある音色で嫌味のない演奏に好感が持てます。 2枚目はバルトークとヤナーチェクという民族的でありながら尖った作品を演奏。やは りキレの良い演奏は気持ち良い。

Goodies
78CDR-3852(1CDR)
税込定価
ブラームス:交響曲第4番ホ短調作品98 ヘルマン・アーベントロート(指)LSO

英 HMV D1265/70
(1927年3月27日録音)
初期HMV盤特有の針音大
この曲の初の全曲録音。ヘルマン・アーベントロート(1883-1956)はドイツの 名指揮者。1923年ベルリン・フィルを指揮したR.シュトラウス:死と変容 (独POLYDOR 65871/3)他数枚が機械式録音時代にあったが、これは電気録音初期 にブラームス:交響曲第1番(英HMV D1454/8)(1928年3月28日)と共にロンドン交 響楽団を指揮した貴重な演奏。アーベントロートはロンドン響を1937年まで指 揮した。その後はドイツを中心に活躍し、正規録音の他ライヴ録音が多数CD化 されています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。(グッディーズ)

BIS
BISSA-2368
(1SACD)
アンデシュ・エリーアソン(1947-2013):作品集
(1)交響曲第3番〜ソプラノサックスと管弦楽の為の(1989/2010)
(2)トロンボーン協奏曲(2000)
(3)交響曲第4番(2005)
(1)アンデシュ・パウルソン(ソプラノサックス)、ヨーテボリSO、ユハンネス・グスタフソン(指)
(2)クリスチャン・リンドベルイ(Tb)、ロイヤル・ストックホルムPO、サカリ・オラモ(指)
(3)ロイヤル・ストックホルムPO、サカリ・オラモ(指)

録音:(1)2017年11月8-10日ヨーテボリ・コンサートホール、
(2)2011年9月23日&(3)2020年1月ストックホルム・コンサートホール(スウェーデン)
[全作品世界初録音]
アンデシュ・エリーアソンは、1947年、スウェーデンのダーラナ地方、ボルレンゲの労働者階級の家庭に生まれました。「わたし自身の 歌とラジオで耳にした曲」が、もっとも早い音楽体験だったと言います。9歳のときトランペットを習い、まもなくしてジャズバンドのリーダーになると編曲も手がけ はじめました。地元のオルガニストに和声法と対位法を教わり、1966年から1972年まで王立ストックホルム音楽大学でイングヴァル・リードホルムに作曲法、ヴァ ルデマル・セーデルホルムに対位法を学びました。1972年からは、一年間、ストックホルムの「電子音楽スタジオ(Elektronmusik studion)(EMS)」にメ ンバーとして在籍しました。音楽大学では、十二音技法からミュジーク・コンクレートまで、さまざまな技法と「旬の」モダニズムを研究したものの、「千年以上の伝 統と決別すること」はできないと知り、「音楽は水(H2O)のようなもの。メロディ、ハーモニー、リズムが一体となって流れなければならない」という信念のもと、 数多くの作品を創り出していきました。1992年、「交響曲第1番」で「NOMUS(北欧音楽委員会)賞」を受賞。1993年から1994年まで、ヘルシンキのシベ リウス・アカデミーの客員教授を務めました。
BISレーベルの新しいアルバムの3曲は、すべて初録音の作品です。「交響曲第3番」は、アルトサックス奏者のジョン=エドワード・ケリーのためにノルウェー のトロンハイムSOが委嘱、最初「シンフォニア・コンチェルタンテ」の副題がつけられていました。「アジタート」の〈Cerca(探究)〉に始まり、〈Solitudine (孤独)〉〈Fremiti(震え)〉〈Lugubre(悲痛)〉「エピローグ」が〈Nebbie(霧)〉の「極端に対照的な5幕のドラマ」として書かれた作品です。1989年11 月16日、ケリーのアルトサックス、ロナルド・ゾルマン指揮トロンハイムSOにより初演。2010年に「ソプラノサックスと管弦楽のため」の版が作られました。 1992年のカーネギーホールのデビュー以来、ソプラノサックスの第一人者のひとりとして認められ、エリーアソンと親しかったアンデシュ・パウルソンのソロによ る録音です。
「トロンボーン協奏曲」は、クリスチャン・リンドベルイのために作曲され、彼に献呈された作品です。エリーアソンは、彼の通常の協奏曲の「急-緩-急」ではな く「アダージョ-アレグロ・モデラート -レント、カンタービレ」の1楽章の作品として作り、「交響的議論」の中にトロンボーンを組みこみました。2000年9月の マルメSOとの初演の際、外交的な性格のリンドベリに「カゴに入れられた鳥のように演奏」することをエリーアソンが求めたと言います。
「交響曲第4番」は、ミュンヘンのコンサートシリーズ「musica Viva」のためバイエルン放送からと、ヨーテボリSOから委嘱を受けて作曲されました。 2005年に完成。2007年にバイエルンRSOとヨーテボリSOが初演した後、サカリ・オラモ、アンドルー・マンゼ、ヨン・ストゥールゴールズがそれ ぞれ、この作品を取り上げました。「アレグロ-アダージョ-コン・モート、ミナッチョーゾ(脅かすように)-アダージョ」の4つの楽章がつづけて演奏されます。こ の交響曲は、2013年5月20日、エリーアソンが病死したため実現しなかったものの、三部作の最初の曲として構想され、最後の数小節が「大きく開けた場所へ の戸口」のようだと言われます。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00763(1SACD)
税込定価
2021年11月26日発売
ハイドン交響曲集Vol.13
交響曲 第 94番 ト長調 Hob. I:94 「驚愕」
交響曲 第 1番 ニ長調 Hob. I:1
交響曲 第 64番 イ長調 Hob. I:64 「時の移ろい」
飯森範親(指)
日本センチュリー交響楽団

録音:2019年1月25日(第94番)、2020年1月17日(第1番、第64番)
大阪、いずみホール・ライヴ
日本センチュリー交響楽団が首席指揮者の飯森範親と共にスタートした「ハイドンマラソ ン」は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェク ト。当盤は第14回、第18回コンサートのライヴ収録です。 幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築と、 細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。柔和で晴々とし た優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。(オクタヴィア)

CPO
CPO-555228(4CD)
NX-G11
シューベルト:交響曲全集と断章集
【CD1】
1. 交響曲第1番ニ長調 D 82
2. 序曲 ニ長調 D 2a(断章)…世界初録音
3. 交響曲 ニ長調 D 2b(断章)…世界初録音
4. 序曲 ニ長調 D 2g(断章)…世界初録音
5. 2つのオーケストラ作品 D 74a…世界初録音
D 71c(断章)…世界初録音
6. 交響曲第2番変ロ長調 D 125
7. オーケストラ作品 D 94a(断章)…世界初録音
【CD2】
1. 交響曲第3番ニ長調 D 200
2. 交響曲第5番変ロ長調 D 485
3. 交響曲第7番ロ短調 「未完成」 D 759
4. 交響曲第7番のスケルツォよりアレグロ(断章)
【CD3】
1. 交響曲第4番ハ短調 「悲劇的」 D 417
2. 交響曲第6番ハ長調 D 589
3. 交響曲 ホ長調 D 729(断章)
【CD4】
1. 交響曲第8番ハ長調 「ザ・グレート」 D 944
オルフェオ・バロックO(古楽器使用)
ミヒ・ガイック(指)

録音:2018年5月2-5日(ライヴ)、2018年5月7-10日、2021年4月25-28日
オルフェオ・バロックOの創立25年記念企画は、新シューベルト全集及びホーエネムスのシューベルティアーデ音楽祭との協力によるシューベル ト交響曲全集&断章集です。もととなっているのは、2018年5月にシューベルティアーデ音楽祭で4日間連続で行われた演奏会のライヴ録音。演奏 会では新シューベルト全集(Neue Schubert-Ausgabe)の研究者ミヒャエル・クーベが作品紹介を行いましたが、CD1 に収められた6曲の断章は クーベによって校訂譜が編集されたもので、これが世界初録音です。 ガイッグとオルフェオ・バロック管は2011年にドイツ・ハルモニア・ムンディにシューベルトの交響曲第5番と序曲集の録音を行っていますが、ここでは更に 一歩進んだ最新の知見に基づくシューベルト演奏をしているものと期待されます。 指揮者のミヒ・ガイックはオーストリア、シェーフリング出身。ザルツブルク・モーツァルテウム大学でヴァイオリンを学び、在学中にニコラウス・アーノンクール から強い影響を受け、イングリッド・セイファートとシギスヴァルト・クイケンからバロック・ヴァイオリンの指導を受けました。1983年にラルパ・フェスタンテ・バ ロックOを創設、1995年まで音楽監督を務めた後、1996年にオーボエ奏者のカリン・ファン・ヘールデンとともにオルフェオ・バロックO を創設。これまでに40作以上のアルバムを録音し、世界中で高く評価されました。
CPO
CPO-777309(1CD)
NX-D11
ユリウス・レントヘン:交響曲集
交響曲第7番へ短調「エディンバラ」
交響曲第14番ニ長調「ヴィンタートゥール」
交響曲第12番ハ長調「バビロンにて」
交響曲第11番ト短調「Wirbel」
交響曲第23番ハ短調
交響曲第22番嬰へ長調
交響曲第24番ホ長調
フランクフルト・ブランデンブルク州立O
ヘルシンボリSO
ダーヴィッド・ポルセライン(指)

録音:2006年9月25-28日、2007年5月29日-6月6日
cpoレーベルが力を入れている作曲家の一人がユリウス・レントヘン。ライプツィヒに生まれ、オランダに帰化し たピアニスト・作曲家で、ブラームスと交流がありました。1887年にはブラームスの指揮で「ピアノ協奏曲第 2番」のソリストを務めています。そのためか初期作品にはブラームスやシューマンの影響も見られますが、晩 年にはここから脱却し、かなり独創的な作品を書いていました。 この2枚組はダヴィッド・ポルセラインの指揮による一連の交響曲シリーズの続編で、今作にはレントヘンの 最後の3つの交響曲が含まれています。交響曲第7番以外の6曲は、全て10分から15分程度の単一楽 章で書かれており、凝縮された形式の中に多彩な音楽が詰まっています。なかでも第12番「バビロンにて」 ではティンパニ、スネアドラムとバスドラム、シンバル、トライアングルによる「トルコ風音楽」の使用と壮大なオ ルガンの響きが全体を印象付けています。第7番の「エディンバラ」のみ4楽章。1930年12月4日にアッ シャーホールで初演され大好評を博しました。

Danacord
DACOCD-914
(2CDR)
トマス・イェンセンの遺産 第4集
(1)ニールセン:交響曲第1番ト短調 FS16(Op.7)
(2)小組曲 FS6(Op.1)(弦楽の為の)*
(3)交響曲第2番ロ短調 FS29(Op.16)「四つの気質」
(4)ヘアマン・D・コペル(1908-1998):祝祭序曲 Op.33(1939)
(5)ヴァウン・ホルムボー(1909-1996):墓碑銘 Op.68 M189(1956)(交響的変容第1番)
(6)スヴェン・エーリク・タープ(1908-1994):交響曲第2番 変ホ長調 Op.50(1949)
(7)ポウル・シアベク(1888-1949):ラルゴ Op.33(1935)(弦楽オーケストラの為の)
「デンマークに生まれて」によるパラフレーズ Op.43(1938)
(8)夜 Op.41(1938)(管弦楽とピアノの為の交響的情景)**
魔女 Op.48(1939)(ソプラノ、管弦楽とオルガンの為の)***
トマス・イェンセン(指)、
デンマークRSO、王立O*、
ボリス・リンデルーズ(P)**、
キアステン・シュルス(S)***

(1)録音:1952年6月14日-15日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)
(2)録音:1941年1月31日&2月22日、オッドフェロー・パレス(コペンハーゲン)
(3)録音:1947年10月3日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)
(4)録音:1958年6月11日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン) (ライヴ放送)
(5)録音:1959年5月22日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン) (ライヴ放送)
(6)録音:1962年3月、ヘルシンキ(ライヴ録音)(1962年7月22日ラジオ放送)
(7)録音:1959年2月15日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン) (ライヴ放送)
(8)録音:1958年6月5日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン) (ライヴ放送)
デンマークの指揮者トマス・イェンセン(1898-1963)の「遺産」シリーズの第4作。カール・ニールセンの作曲家としてのキャリアの第一歩となった3つの作品が「Disc 1」、ニールセンの音楽から影響を受け、自身の音楽との融合を図りながら作曲を行なったニールセンの次の世代の作曲家4人の作品が「Disc 2」に収められています。イェンセンが、第二次世界大戦後、デンマークRSOを指揮してDeccaとHMVのために録音したニールセンの「交響曲第1番」と「交響曲第2番」は、「デンマークに生まれた音楽」を印象づける「筆遣い」と「情熱」をもった、「もっとも信頼できる」という評価が今も変わらない演奏。クラウス・ビューリトにより、角のとれたゆったりとした音にリマスタリングされています。弦楽の為の「小組曲」は、デンマークがドイツ軍に占領された第二次世界大戦中、コペンハーゲンのオッドフェロー・パレスでイェンセンが王立Oを指揮したHMVの録音。ヘアマン・D・コペルの「祝祭序曲」は、プロコフィエフとショスタコーヴィチの「ロシア・モダニズム」とニールセンに倣った「和声の転回」を交えた作品。ホルムボーの「墓碑銘」は、彼の「メタモルフォーゼ」スタイルで書かれた4曲の『交響的変容』の最初の作品。1959年にコペンハーゲンで開催された「バレエと音楽」のフェスティヴァルの一環として行われたイェンセンとデンマークRSOによるラジオ放送が収録されています。タープは、パリのいわゆる「Les Six(六人組)」のネオクラシカル・スタイルに関心を寄せながらも、「ニールセン」を意識する作品を発表したと言われています。「交響曲第2番」は〈瞑想に耽り〉〈活力にあふれ〉〈晴れやかに〉の3楽章の作品です。カール・ニールセンとトマス・ラウプに作曲を学んだポウル・シアベクの作品が3曲。H・C・アンデルセンの詩に作曲した彼の歌曲「デンマークに生まれて」による「パラフレーズ」。バレエのために書いた音楽をピアノと管弦楽のために改作した「夜」。スウェーデン系フィンランドの詩人、エーリク・アクセル・カールフェルトの「魔女のサバト」を詠んだ詩をテクストにした「魔女」は、シアベクのもっともよく演奏される作品のひとつです。「Disc 2」の録音はすべて、今回初めてCD化されます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Urania Records
WS-121396(2CD)
ブラームス:交響曲全集
交響曲第1番ハ短調 Op.68
交響曲第2番ニ長調 Op.73
交響曲第3番ヘ長調 Op.90
交響曲第4番ホ短調 Op.98
ラファエル・クーベリック(指)VPO

録音:1957年9月23日-24日(第1番)、1957年3月4日-8日(第2番)、1957年9月24日-25日(第3番)、1957年3月24日-25日(第4番)
※リマスタリング:ノエミ・マンゾーニ&ウラニア・レコーズ
1962年にバイエルンRSOの首席指揮者に就任したラファエル・クーベリックは録音活動の活躍の場をドイツ・グラモフォンに移すことになりますが、それ以前の決して長いとは言えない1950年代のデッカ時代にレコーディングが行われ、クーベリックの数ある録音の中でも代表的名演の1つに数えらえるウィーン・フィルとのブラームスの交響曲全集!
1950年のザルツブルク音楽祭でウィーン・フィル・デビューを果たし、その後も同オーケストラと良好な関係を保ち続けたクーベリックの50年代、デッカ時代の頂点の1つとも言えるブラームス全集が、ウラニア・レコーズの新たなリマスタリングを施されてその輝きを増しています。


TOKYO FM
TFMCSA-0041
(2SACD)
シングルレイヤー
完全限定生産
2021年新リマスター
[Disc1]166'25''
[Disc2]160'45"
日本語帯・解説付
カラヤン&BPO/ベートーヴェン交響曲全集(1977年普門館ライヴ)
[Disc1]
交響曲第1番ハ長調 作品21
交響曲第2番ニ長調 作品36
交響曲第3番変ホ長調「英雄」作品55
交響曲第4番変ロ長調 作品60
交響曲第5番ハ短調「運命」作品67
[Disc2]
交響曲第6番ヘ長調「田園」作品68
交響曲第7番イ長調 作品92
交響曲第8番ヘ長調 作品93
交響曲第9番ニ短調「合唱付き」
バーバラ・ヘンドリックス(S)
ヘルイェ・アンゲルヴォ(A)
ヘルマン・ヴィンクラー(T)
ハンス・ゾーティン(Bs)
田中信昭(合唱総指揮)
日本プロ合唱団連合、
東京藝術大学cho
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
ベルリンPO

録音:1977年11月13日(第1・3番)、14日(第2番)、15日(第4・7番)、16日(第5・6番)、18日(第9番)
TOKYO FMが録音した帝王カラヤン&ベルリン・フィルの1977年ベートーヴェン・チクルス、東京・普門館ライヴを長時間収録でSACD化。シングルレイヤー の収録時間を活かし2枚のディスクに交響曲全9曲を集約しました。ティンパニはテーリヒェンとフォーグラー、コンサートマスターはシュヴァルベ、シュピーラー、 ブランディスという当時の黄金メンバーが来日し最高のサウンドを披露した伝説的ライヴ。カラヤンが激賞した田中信昭氏率いる合唱団との第9も見事な熱演で す。聴き継がれるべき記念碑的録音!
今回改めてリマスターを施し、さらなる音質改善をめざしました。白熱のトゥッティがまばゆく炸裂し、また同時にしなやかな空気感が大きく広がり、カラヤン全 霊の指揮に対して待ってましたとばかりにベルリン・フィルが応えるさまが目に浮かぶ極上の音質!交響曲の1曲1曲が圧倒的スケールで迫ってくる、真の大演奏 を大いに愉しめます。何と贅沢な逸品なのでしょう! (Ki)


BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-5952
(22SACD+DVD)
日本語帯・解説付
税込定価
再プレス!「フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG) アーカイヴ 1939−45」


■CD1
フルトヴェングラー:ピアノとオーケストラのための交響的協奏曲

■CD2
(1)ヘンデル:合奏協奏曲Op6-5
(2)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
(3)R.シュトラウス:4つの歌曲(誘惑 Op.33-1、森の喜びOp.49-1、愛の賛歌Op.32-3、冬の愛Op.48-5)
(4)交響詩「ドン・ファン」

■CD3
(1)ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
(2)シューマン:ピアノ協奏曲
(3)ベートーヴェン:交響曲第7番
■CD4

ベートーヴェン
:交響曲第9番「合唱つき」

■CD5
(1)グルック:「アルチェステ」序曲
(2)シューマン:チェロ協奏曲

■CD6
ブルックナー:交響曲第5番

■CD7
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
(2)ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死

■CD8
ハインツ・シューベルト(1908-1945):賛歌的協奏曲(初演)

■CD9
(1)シューベルト:交響曲第8番「ザ・グレート」
(2)モーツァルト:交響曲第39番

■CD10
(1)シベリウス:エン・サガ
(2)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニー

■CD11
(1)ベートーヴェン:交響曲第4番(聴衆なし)
(2)ベートーヴェン:交響曲第4番(コンサート・ライヴ)

CD12
(1)ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
(2)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」

■CD13
(1)ペッピング:交響曲第2番(初演)
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番

■CD14
(1)ブルックナー:交響曲第6番(第2〜4楽章のみ)
(2)シューマン:チェロ協奏曲
(3)R・シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」

■CD15
(1)ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
(2)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番

■DVD
ドキュメンタリー
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO
■CD1
エドウィン・フィッシャー(P)/録音:1939年1月19日、旧フィルハーモニー(特別コンサート)
■CD2
(1)録音:1939年9月13日、マズーレンアレ放送局(放送用コンサート)
(2)録音:1939年9月13日、マズーレンアレ放送局(放送用コンサート)
(3)ピーター・アンダース(T)
録音:1942年2月15,16,17日、旧フィルハーモニー
(4)録音:1942年2月15,16,17日、旧フィルハーモニー
■CD3
(1)録音:1942年2月26日、AEG工場
(2)ヴァルター・ギーゼキング(P)/録音:1942年3月1〜3日、旧フィルハーモニー
(3)録音:1942年3月1、2日、旧フィルハーモニー
■CD4
ブルーノ・キッテルcho、ティルラ・ブリーム(S)、エリーザベト・ヘンゲン(A)、ペーター・アンダース(T)、ルドルフ・ヴァッケ(Bs)/録音:1942年3月22〜24日、旧フィルハーモニー
■CD5
(1)録音:1942年10月25〜28日、旧フィルハーモニー
(2)ティボール・デ・マヒューラ(Vc)/録音:1942年10月25〜28日、旧フィルハーモニー
■CD6
録音:1942年10月25〜28日、旧フィルハーモニー
■CD7
(1)エドウィン・フィッシャー(P)/録音:1942年11月8,9日、旧フィルハーモニー
(2)録音:1942年11月8,9日、旧フィルハーモニー」
■CD8
録音:1942年12月8日、旧フィルハーモニー
■CD9
(1)録音:1942年12月6日、旧フィルハーモニー
(2)録音:1943年1月2日、マズーレンアレ放送局
■CD10
(1)録音:1943年2月7〜10日、旧フィルハーモニー
(2)ゲオルク・クーレンカンプ(Vn)/録音:1943年2月10日、旧フィルハーモニー
■CD11
(1)録音:1943年6月28、29日、旧フィルハーモニー
(2)録音:1943年6月28、29、30日、旧フィルハーモニー
■CD12
(1)録音:1943年6月30日、旧フィルハーモニー
(2)録音:1943年6月30日、旧フィルハーモニー
■CD13
(1)録音:1943年10月31日、11月1〜3日、旧フィルハーモニー
(2)コンラート・ハンゼン(P)/録音:1943年10月31日、11月1〜3日、旧フィルハーモニー
■CD14
(1)録音:1943年11月13,14日、旧フィルハーモニー
(2)ピエール・フルニエ(Vc)/録音:1943年11月16日、旧フィルハーモニー
(3)録音:1943年11月16日、旧フィルハーモニー
■CD15
(1)録音:1943年12月15日、旧フィルハーモニー
(2)アドリアン・エッシュバッハー(P)/録音:1943年12月15日、旧フィルハーモニー
●初回限定だったフルトヴェングラーに関する貴重なドキュメンタリー映像(DVD)も今回再び封入!
●特典:フルトヴェングラー特製2022年カレンダー(カードサイズ)を限定300枚
●戦時中(1939〜45年)にドイツ帝国放送が収録したベルリン・フィルとフルトヴェングラーによる放送録音を集成したエディション。
●嬉しいことに、初出音源も収録!(ラヴェル:ダフニスとクロエ第1組曲(抜粋)、シューベルト:交響曲「未完成」第2楽章)
●ドイツ帝国放送のテープ音源としては、今現在の最高技術をもってサンプリング(28bit/96kHz)を行い、ベルリン・フィルが自ら手掛ける戦時のフルトヴェングラー最高音質の登場。
●当時の演奏を再現できる最良の音源を選択。現存するドイツ帝国放送テープをすべて網羅し、オリジナル・テープを基本に、最高の条件でセット化。
●22枚組SACD ハイブリット盤。日本だけの特典映像付(DVD)。
●初回特典:フルトヴェングラー2019年カレンダー(A5サイズ)

戦時下の激動の時代にあっても、自らの芸術活動に命を懸けたフルトヴェングラー。指揮者フルトヴェングラーの中で戦時中の演奏は最も重要なもので す。戦時中のベルリン・フィル&フルトヴェングラーの現存する演奏をすべて網羅し、過去最高の品質で蘇らせた当セットは、これまでのあらゆる盤を凌 駕する決定盤と言えるでしょう。 また、戦時のフルトヴェングラーの録音を語る上で欠かせないのが、「テープの遍歴」についてです。ソ連軍は、ベルリン占領後、ドイツ帝国放送にあっ たおよそ1500本のテープを戦利品として押収。そのテープをもとにモスクワ放送の番組に使用したり、露メロディア・レーベルからLPを発売したりと利 用されてきました。しかし1987年にはオリジナル・テープのコピー20本が、さらに1991年には押収した原テープが自由ベルリン放送(SFB)へ返還さ れ、今日までベルリン・ブランデンブルク放送(RBB、旧SFB)のアーカイヴに保存されていました。今回、当セットで使用されている音源のほとんどは、 1987年と1991年に返還されたテープをベルリン・フィルが新たに28bit/96kHzでサンプリングしたもの。担当したトーンマイスターによると、これら のテープは30年という時間がたっているにも関わらず、非常に良い状態でサンプリングすることができたと言います。また、以前から多くのCDで問題に されていたピッチについても、当時の正しい音程、速度を基準としてサンプリングを行っています。残念ながら演奏会記録が残っているのに、欠けている プログラムについては、テープがすでに消失した可能性がきわめて高く、当セットに収録されている音源が、現存する戦時のベルリン・フィルとフルトヴェ ングラーの演奏のすべてだと考えられています。 仕様は、最高音質でのサンプリングを活かすべく、SACDハイブリット盤でのリリースとなります。解説書は、ソ連軍による戦後の押収からコピーの返還、 マスター・テープの発見に至るまで、この録音をめぐる歴史について書かれた興味深い内容となっています(日本語訳付)。さらに日本のみの初回特典として、 フルトヴェングラーの貴重な映像を交えたドキュメンタリーを含むDVD1枚と2019年版フルトヴェングラー・カレンダー(A5)が付属します。 (Ki)

Altus
ALT-500(5CD)
完全限定生産
カール・ベーム&ウィーンフィル〜東京ライヴ・コレクション1977&1980
(1)【ALT-026/7】2CD
ベートーヴェン
[CD1] 交響曲第6番「田園」
[CD2] 交響曲第5番「運命」、
 レオノーレ序曲第3番(アンコール)
(2)【ALT-065】1CD
ベートーヴェン:交響曲第2番、
 交響曲第7番
(3)【TFMC-1011】2CD
[CD1] モーツァルト:交響曲第29番
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
[CD2] ブラームス:交響曲第2番
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスターシンガー」第1幕前奏曲(ゲネプロ)
カール・ベーム(指)VPO

ライヴ録音:(1)1977年3月2日NHKホール、
(2)1980年10月6日昭和女子大人見記念講堂、
(3)1977年3月11日東京文化会館(すべてステレオ)
ベームとウィーン・フィルの伝説的来日公演、ALTUSとTOKYO FMからリリースされている3タイトルCD5枚分をまとめた数量限定特別価格セットです。単 売のパッケージをそのまま紙ケースに収納した仕様となっており、大変お買い得な価格となっております。数量限定ですのでお早めにどうぞ!
【ALT-026/7】…「77年3月2日のベーム、ウィーン・フィルの来日公演はまさに夢と陶酔のひとときであった。普通、極上の名演奏はマイクに入らないもの だが、この録音には当夜のすべてが刻み込まれています。奇蹟というほかない。」〜宇野功芳・ライナーノートより
【ALT-065】…1980年最後の来日演奏会、昭和女子大学人見記念講堂こけらおとしコンサート。「巨人ベームのエネルギーが最後に最も激しく燃焼した瞬間 だった」〜ウィーン・フィル、クラリネット奏者 E.オッテンザマー
【TFMC-1011】…FM東京のマスターテープをもとに今CD用のアナログテープを作り、そこから16bit/44.1KHzに落とし込みCD化。「AAD」によるあ たたかで野太い見事な音質。ベーム伝説の美演を堪能できます!

GRAND SLAM
GS-2251(1CD)
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
ハイドンの主題による変奏曲*
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:1948年10月24日ティタニア・パラスト(ベルリン)
1950年6月20日ティタニア・パラスト(ベルリン)*
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(ラジオ放送用ライヴ録音)
■制作者〜 
交響曲第4番は旧EMI系で発売されていたものと同一音源で、GS-2198(2019年/廃盤)でも復刻しましたが、このGS-2251ではすべてのマスタリン グ行程を最初からやり直し、望みうる最上の音質に仕上げました。「ハイドンの主題による変奏曲」は当シリーズ初復刻となります。復刻の素材はともに2トラック、 38センチのオープンリール・テープです。  また、解説書にはドイツ文学者、文芸評論家の小宮豊隆(1884-1966)が1924年5月にミュンヘンでフルトヴェングラー(指)ベルリン・フィルの演奏会を 聴いた時の印象記を掲載しています。ヨーロッパでフルトヴェングラーを聴いた日本人の手記はいくつか知られていますが、これはおそらく最も古いものに属する と思われます。(平林 直哉)


SOMM
ARIADNE-5013(1CD)
NX-B04
ビーチャム・コンダクツ・シベリウス
シベリウス:交響曲第1番ホ短調 Op. 39
組曲『歴史的情景』 第2番Op. 66*〜II. 愛の歌/III. はね橋にて

■インタヴュー〜Playing for Beecham ビーチャムのために演奏すること#
ジョン・トランスキーとビーチャム時代のロイヤルPOの奏者、ジョン・アンダーウッド(Va)とレイモンド・オーヴンズ(Vn2)の会話
ロイヤルPO
トーマス・ビーチャム(指)

録音:1952年8月17日 アッシャー・ホール、エディンバラ(UK)
1947年4月17日 People's Palace Theatre、ロンドン(UK)*
2015年1月6日#
存在は知られていたものの、これまでに発売されていなかった1952年、ビーチャムのシベリウス:交響曲第1番のライヴ録音登場。全曲初出! SOMM RECORDINGSよりロイヤルPOの創立75周年を記念して貴重な音源がリリースされます。1946年にトーマス・ビーチャムが創 設したロイヤルPOはその年の9月15日にクロイドンで最初の演奏会を行い、すぐさま人気を博しました。収録されているのは、1952年 エディンバラ国際フェスティヴァルでビーチャムによって演奏されたシベリウス:交響曲第1番のライヴ録音です。ビーチャムはこの演奏に先立つ3か月前に、同じ作 品をセッション録音しましたが、このライヴはビーチャム伝記作者ジョン・ルーカスの言葉を借りると「ぞくぞくするようなパフォーマンス」と言えるものです。併せて収録 された1947年4月の「歴史的情景」も初出音源です。 最後に収録されたジョン・トランスキーによる30分に及ぶインタビューは、ビーチャムの下で演奏してきた2人の奏者が指揮者とオーケストラの思い出を語ったもの (英語)。当時のメンバーは、ホルンの首席を名手デニス・ブレインが務め、トランペットは19歳で首席奏者に任命されたリチャード「ボブ」ウォールトン。打楽器 奏者にはルイス・ポコック、他錚々たる管楽器奏者たちがビーチャムのために演奏していたという話は、演奏と同じく聴き手を興奮させます。 この録音は、音楽演奏リサーチ・センターの創設者であるジョン・トランスキーが1987年に作成、管理していたアーカイヴに含まれていたもので、SOMM RECORDINGSから発売されている「ビーチャム・コレクション・シリーズ」もこの中から選ばれた音源が用いられています。

NAXOS/映像作品
NAXOS-2.110704
(DVD)
NX-C05

NBD0135V(Bluray)
NX-C05
ベートーヴェンとその時代 第1集
【コンサート I】
C.P.E.バッハ:交響曲 へ長調 Wq. 175, H. 650(1755)
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 Op. 36(1801-02)
C.P.E.バッハ:交響曲 ト長調 Wq. 183/4, H. 666(1775?76)
4. ベートーヴェン:交響曲第1番
【コンサート II】
ヴラニツキー(1756-1808):交響曲 ハ短調 「フランス共和国との和平に」 Op. 31(1797)
モーツァルト:歌劇「バスティアンとバスティエンヌ」序曲
. ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ベルリン古楽アカデミー(古楽器使用)
ベルンハルト・フォルク(コンサートマスター)
SWRシュヴェツィンゲン音楽祭2020

収録時間:165分
音声:PCMステレオ2.0/DTS5.1(DVD)
PCMステレオ2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
字幕:なし
画角:16/9 NTSC All Region
DVD…片面二層ディスク
Blu-ray・・・片面二層ディスク 1080i High Definition
収録:2020年10月24、25日 シュロステアター、シュヴェツィンゲン(ドイツ)
ベートーヴェン・イヤー(生誕250周年)の2020年10月SWRシュヴェツィンゲン音楽祭にて、ベルリン古楽ア カデミーによるベートーヴェンと彼の同時代作曲家に光を当てた連続演奏会が、4夜に渡り開催されました。 当盤は第1集として第1夜と第2夜のコンサートを収録しています。第1夜の演目は、C.P.E.バッハの2つの 交響曲とベートーヴェンの交響曲第1番、第2番。指揮者のいない小編成のオーケストラによる機敏でフレッ シュな演奏は2人の作曲家の持ち味を巧みに描き分けています。第2夜はヴラニツキーの交響曲とベートー ヴェンの交響曲第3番「英雄」。「英雄」の前には同曲の第1楽章の冒頭のモチーフがそっくりなモーツァルト の歌劇「バスティアンとバスティエンヌ」の「序曲」が演奏されました。モラヴィア出身のヴラニツキーはモーツァル トと親交があり、当時指揮者としても名高く、ベートーヴェンが自身の第1交響曲の初演を依頼したことでも 知られています。作品はハイドンの影響を受けつつも、巧みな管弦楽法による軽快かつ芳醇なスタイルで、 モーツァルトの作品を彷彿させます。ピリオド楽器を縦横無尽に操るベルリン古楽アカデミーの奏者たちによ る、ベートーヴェンと彼の同時代の作曲家の楽曲をご堪能ください。
NAXOS-2.110705
(DVD)
NX-C05


NBD-0136V(Bluray)
NX-C05
ベートーヴェンとその時代 第2集
【コンサート III】
ケルビーニ:歌劇「ロドイスカ」より序曲
メユール(1763-1817):交響曲第1番ト短調(1808-09)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」7(1808)
【コンサート IV】
ホルツバウアー(1711-1783):交響曲 変ホ長調「海の嵐」(1769)
ユスティン・ハインリヒ・クネヒト(1752-1817):交響曲 ト長調「自然の音楽的描写、あるいは大交響曲」(1784-85)
ベートーヴェン:交響曲第6番へ長調「田園」 Op. 68(1808)
ベルリン古楽アカデミー(古楽器使用)
ベルンハルト・フォルク(コンサートマスター)
SWRシュヴェツィンゲン音楽祭2020

収録:2020年10月28、29日 シュロステアター、シュヴェツィンゲン(ドイツ)
収録時間:155分
音声:
PCMステレオ2.0/DTS5.1(DVD)
PCMステレオ2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
字幕:なし
画角:16/9 NTSC All Region
DVD…片面二層ディスク
Blu-ray・・・片面二層ディスク 1080i High Definition
ベートーヴェン・イヤー(生誕250周年)の2020年10月SWRシュヴェツィンゲン音楽祭にて、ベルリン古楽ア カデミーによるベートーヴェンと彼の同時代作曲家に光を当てた連続演奏会が、4夜に渡り開催されました。 当盤は第3夜と第4夜のコンサートを収録。第3夜の中心を成すのはベートーヴェンの交響曲第5番「運 命」とメユールの交響曲第1番。この2曲はほぼ同年代に作曲され、楽想的にもいくつかの共通点が認めら れます。このメユールの作品は、後年それを聴いたシューマンが称賛したという対位法を駆使した躍動感溢 れる音楽。第4夜で取り上げられたのは、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」と、その20年ほど前に書か れたクネヒトの交響曲「自然の音楽的描写、あるいは大交響曲」、そして「海の嵐」と名付けられたホルツバ ウアーの交響曲。そのいずれもが自然を音で描いた作品として共通し、特にクネヒトの作品はベートーヴェン との近似性でも知られています。ピリオド楽器を奏でるベルリン古楽アカデミーの奏者たちの姿や、その楽器 配置など、楽曲以外にも見所満載の映像です。


BIS
BISSA-9060(1SACD)

KKC-6435(1SACD)
国内盤仕様
税込定価
スウェーデン放送所蔵音源によるバイロイトの「第9」
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、
エリーザベト・ヘンゲン(A)、
ハンス・ホップ(T)、
オットー・エーデルマン(Bs)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
バイロイト祝祭O&cho

録音:1951年7月29日/バイロイト祝祭劇場(ライヴ)
まさに1951年7月29日、スウェーデン放送によって中継放送された番組、冒頭の3か国語(ドイツ語、英語、スウェーデン語)によるアナウンスから巨匠の入場、 渾身の指揮、やや長めのインターバルをはさみ、最後の2分半以上に及ぶ大歓声と嵐のような拍手(と番組終了のアナウンス)まで、85分間、一切のカットなしに 当夜のすべての音をSACDハイブリッド盤に収録しました。
発掘のきっかけはキングインターナショナルと縁の深かった仏ターラ・レーベルの主宰者故ルネ・トレミヌ氏が遺していった『Furtwangler / A Discography by Rene Tremine』(ターラ・プロダクション 1997年刊)A4版56ページの冊子。この中の「バイロイトの第九」(1951年7月29日 バイロイト、祝祭歌 劇場O)の項の最後の行に次のような記述が―Bavarian Radio, Munich and Swedish Radio(archive LB 14784)。バイエルン放送、ミュンヘ ン放送、そしてスウェーデン放送も放送していたというのです!
この1行の記述を頼りに、弊社では長年の付き合いがあるスウェーデンBISのロベルト・フォン・バール会長に音源探しを依頼。そしてついに、見つかったのです! あのトレミヌ氏でさえも入手できずに、70年もの間スウェーデン放送局に眠っていた「バイロイトの第九」放送音源が。

■バール氏からのメール
「音の状態は悪くない。思ったより良好。SACDハイブリッドで出すことに決めた。マスターテープを借りられた。これから音質とノイズ等のチェックをおこない、年 内緊急発売を目指してスタジオ作業中だ。マスターテープに遺された音は一切カットせずに、85分間を1枚のCDにも収録する予定です。この伝説の名演の核 心に触れられることに我々スタッフ一同も興奮しています。」

Arte dellarco Japan
ADJ-065(1CD)
オーケストラ・リベラ・クラシカ第42回定期演奏会
ハイドン:交響曲第103番変ホ長調 Hob.I:103「太鼓連打」
ミサ曲 ハ長調 Hob.XXII:9「太鼓ミサ」(戦時のミサ)
鈴木秀美(指)、
オーケストラ・リベラ・クラシカ
中江早希(ソプラノ独唱)、布施奈緒子(アルト独唱)、谷口洋介(テノール独唱)、小笠原美敬(バス独唱)、コーロ・リベロ・クラシコ(合唱)

ライヴ録音:2018年10月13日/上野学園 石橋メモリアルホール
録音:櫻井卓
オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)第42回定期演奏会を収録した当盤はティンパニが大活躍のハイドンの「太鼓連打」と「太鼓ミサ」!鈴木秀美率いる OLC、コーロ・リベロ・クラシコ(CLC)、そして実力派独唱者による演奏です!
導入部がティンパニの連打で始まる交響曲第103番「太鼓連打」。ティンパニ奏者、菅原淳が躍動感に溢れる演奏を展開し、この個性的な作品の魅力を際立た せております。また、第3楽章のメヌエットのトリオでは、クラリネットが目立って現れるのも魅力。そして、終楽章の冒頭のホルンのファンファーレもまたこの作品 の華やかさを表現しております。ミサ曲 ハ長調 Hob.XXII:9「戦時のミサ」、通称「太鼓ミサ」もまたティンパニが効果的にあらわれる作品。敬虔な雰囲気と戦争 の雰囲気が交じり合ったミサ曲です。
合唱は声楽アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ」のメンバーを中心とした古楽のスペシャリスト達が集めって創設されたコーロ・リベロ・クラシコ(CLC)が担当。 また、独唱は圧倒的な歌唱力で注目されているソプラノ中江早希をはじめ、アルト布施奈緒子、テノール谷口洋介、バス小笠原美敬と実力派の歌手が揃いました。 歌詞対訳付です。
ティンパニが意味深い箇所で登場するこの2大作品をOLCとCLC、そしてソリスト達の名唱でお楽しみください! (Ki)

GRAND SLAM
GS-2249(1CD)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 イシュトヴァン・ケルテス(指)VPO

録音:1961年3月22-24日ゾフィエンザール(ウィーン)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズとして2017年に発売したケルテス&ウィーン・フィルの「新世界より」(GS-2159)は、またたく 間に完売してしまいました。それをそのまま再プレスすることも検討しましたが、永遠の名盤にふさわしい音質を獲得するためにも、全行程をプロ用の機器により 最初からマスタリングをやり直すことにしました。結果は大正解だと思います。また、解説書も前回とは大幅に内容を変えています。(平林 直哉)

スリーシェルズ
3SCD-0065(1CD)
税込定価
鹿野草平(b.1980):よみがえる大地への前奏曲(2011)* ※管弦楽版初演
交響曲第1 番「2020」(2021) ※世界初演
松井慶太(指)
オーケストラ・トリプティーク(コンサートマスター三宅政弘)
早稲田吹奏楽団(指導:竹内公一)*

録音:2021 年4 月24 日杉並公会堂
解説:鹿野草平、池辺晋一郎
人類にとって未曾有の事態となり世界中に傷跡を残しているコロナ禍。 作曲家の鹿野草平が、その犠牲者への哀歌と、それを乗り越え、未来を切り拓く人類の叡智を、交響曲として描きました。 鹿野草平(1980-)は、東京音楽大学で池辺晋一郎、西村朗、三木稔らに、学外で水野修孝に学んだ作曲家で、吹奏楽作曲 や、ゲーム、アニメ音楽や、伊福部昭百年紀の楽譜作成でも知られています。鹿野の作品について、彼の師匠の作曲家の 池辺晋一郎は「音の連鎖に光が降り注いでくる」と形容しています。確かに、マーラー、ショスタコーヴィチ、芥川也寸志、伊 福部昭、矢代秋雄、黛敏郎、吉松隆への敬愛を感じさせる部分もあり、日本に新たなシンフォニスト登場!と言えるでしょう。 作曲者は交響曲第1 番について下記のように述べています。 オーケストラで演奏される楽曲で、「交響曲」ほど純粋に音だけでものごとを語る手法は他にありません。壮大な音楽、悲壮 な音楽。かつて様々な天才作曲家が、数々の交響曲を生み出してきました。私はこの状況に際し作曲家・音楽家の役割と して、2020 年から続く惨禍と亡くなった方々への哀悼、そして困難を乗り越え平和を取り戻す人類の叡智を、交響曲という 手段で表現し、後世に記憶を残さなければならないと考え、このたび新作交響曲を完成させました。
■池辺晋一郎によるメッセージ「鹿野草平のこれから」より一部紹介
鹿野草平の「よみがえる大地への前奏曲」と「交響曲第 1 番」を聴いた。その印象は、「作曲の喜び」という一語に尽きる。フ ル編成のオーケストラ作品を書きおおせるという高揚と興奮の感覚、おびただしい数の音符を五線に記すという圧倒的な 充足感──スコアはそのような快感と汗で、満ちています。(作曲家 池辺晋一郎)

LPO
LPO 0121(1CD)
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」 ジュディス・ハワース(S)、アンネ・シュヴァーネヴィルムス(S)、ソフィア・フォミナ(S)、ミヒャエラ・ゼリンガー(Ms)、パトリシア・バードン(Ms)、バリー・バンクス(T)、ステファン・ガッド(Br)、マシュー・ローズ(Bs)
ウラディーミル・ユロフスキ(指)、
LPO&cho、ロンドンSOcho
ケンブリッジ・クレア・カレッジcho
ティフィン少年cho

録音:2017年4月8日、ロイヤル・フェルティバルホール(ライヴ)
冒頭から圧倒的な熱量と迫力。400名以上の奏者たちを率いるユロフスキとLPOの信頼関係が結実した稀有の名演!「デュナーミク、フレージング、バランスの 隙の無い采配、そして完ぺきな構成力」と絶賛された、近年でも特に評価の高かったマーラー8番演奏会のライヴ録音です。英国が誇るソプラノのジュディス・ハ ワース、気品ある元帥夫人としてもおなじみのシュヴァーネヴィルムス、2006年にグラインドボーンでデビューした気鋭の英国のバリトン、マシュー・ローズをはじ め、注目の布陣。オーケストラに歌劇に活躍しているユロフスキだからこそなしえた力演です! (Ki)


Spectrum Sound
CDSMBA-080(2CD)
マルティノンの「英雄」

■CD1
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ブラームス:交響曲第1番〜第1&2楽章

■CD2
ブラームス:交響曲第1番〜第3&4楽章
マーラー:交響曲第1番「巨人」
ジャン・マルティノン(指)
フランス国立放送O

ライヴ録音:(ベートーヴェン)1967年2月21日シャンゼリゼ劇場(パリ)【ステレオ】
(ブラームス)1970年9月30日/シャンゼリゼ劇場(パリ)【ステレオ】
(マーラー)1971年11月17日/シャンゼリゼ劇場(パリ)【ステレオ】
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻!今回はジャン・マルティノン (1910-1976)がフランス国立放送O(フランス国立O)を振った正規初出音源集で、ベートーヴェンの「英雄」(1967年2月21日)、ブラー ムスの交響曲第1番(1970年9月30日)、そしてマーラーの「巨人」(1971年11月17日)といずれもシャンゼリゼ劇場におけるライヴ。すべてステレオで の収録です!意外なことにマルティノンはこの3篇は商業録音には残していませんでした。それだけにこの復刻は晩年のマルティノンの至芸を楽しめるだけでなく、 貴重音源が日の目を見たことになります。
「英雄」は同オケとのライヴ音源(1970年1月28日)がアルトゥス・レーベル(ALT-450)よりリリースされていますが、当音源はその3年前の1967年の ライヴでマルティノンらしい端正な演奏が魅力です。「ブラ1」は同年1970年11月、マルティノンの来日公演で日フィルを振ったライヴがCD化されていました が、フランス国立放送管との当ライヴ音源(1970年9月30日)はもちろん初出。マルティノンらしい色彩豊かなオーケストラの響きとブラームスの格調高い音楽 が見事にマッチした美演です。そして「巨人」ですがこちらも1970年11月に日フィルと共演していますが当録音は翌1971年の演奏。マルティノン晩年の円熟 を見せながらも躍動感に満ちた演奏は実に感動的です!平林直哉氏による日本語解説書付です! (Ki)
Spectrum Sound
CDSMBA-081(2CD)
マルティノンの「運命」

■CD1
(1)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
(2)サン・サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」

■CD2
(3)ブラームス:交響曲第2番
(4)ムソルグスキー:「展覧会の絵」
(1)(3)(4)ジャン・マルティノン(指)フランス国立放送O
(2)ポール・パレー(指)フランス国立フィルハーモニックO

ライヴ録音:(1)1970年9月4日ブザンソン【ステレオ】
(2)1973年5月29日メゾン・ド・ラジオ・フランス104スタジオ、グランド・オーディトリアム(パリ)【ステレオ】
(3)1972年3月26日/リーダーハレ(シュトゥットガルト)【ステレオ】
(4)1972年3月1日シャンゼリゼ劇場(パリ)【ステレオ】
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。フランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻でも注目を集めています!当アルバムには二 人のフランス人指揮者ジャン・マルティノン(1910-1978)とポール・パレーの正規初出音源を収録。その内容はマルティノンがフランス国立 放送管を指揮したベートーヴェンの「運命」(1970年9月4日/ブザンソン)、ブラームスの交響曲第2番(1972年3月26日/リーダーハレ)、ムソルグスキー の「展覧会の絵」(1972年3月1日/シャンゼリゼ劇場)、そしてパレーがフランス国立フィルハーモニックを指揮したサン=サーンスの「オルガン付き」(1973 年5月29日/メゾン・ド・ラジオ・フランス104スタジオ)という充実のプログラムです。
パレーの「オルガン付き」は演奏時80代半ばでありながらも驚くべき若々しさに満ちた演奏。ステレオで聴くことができるオルガンの大迫力なサウンドも注目 に値します。
マルティノンの「運命」では明晰な解釈が持ち味。ブラームスの第2番では驚くほど遅いテンポから始まり唯一無二の演奏を展開。そして「展覧会の絵」では色 彩感を大切に丁寧なタクトが光り、神経の行き届いた美しさが魅力です。マルティノン、パレーともに円熟期ながらその至芸は圧巻。その生々しいライヴ感がすべて ステレオで聴くことができるのは非常に喜ばしいことと言えましょう。平林直哉氏による日本語解説書付です! (Ki)


King International
KKC-4291(6CD)
フルトヴェングラー不滅の遺産〜ターラ編

【CD 1】
1. ブラームス:交響曲第4番ホ短調 作品98
2. バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV 1068

【CD 2】
ブラームス
1.ハイドンの主題による変奏曲 作品56a     
2.交響曲第1番ハ短調 作品68

【CD3】
1.ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツ〜リハーサル(部分練習と全曲通し演奏)  
2.ストラヴィンスキー:バレエ音楽「妖精の口づけ」よりの交響組曲(ディヴェルティメント)

【CD 4】
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 作品55「英雄」
(1).最初の録音
(2) 第2楽章冒頭の再録音(4:47)

【CD 5】
1.メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」作品26
2.モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525
3.J・シュトラウス:皇帝円舞曲
4.ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 作品60

【CD 6】
1.スメタナ:交響詩「モルダウ」
2.ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 作品92
3.同:交響曲第7番イ長調 〜第2楽章のリハーサル
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)

【CD 1】
BPO
録音:1948年10月22日 ゲマインデハウス、ダーレム、ベルリン(放送用コンサート)(1)
1948年10月24日 ティタニア・パラスト、ベルリン(定期演奏会でのライヴ)(2)
原盤:仏ターラ FURT 1025(P)1998
【CD 2】
BPO
録音:1954年5月4日 歌劇座、パリ(ライヴ)(1)
1952年2月10日 ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)(2)
原盤:仏ターラFURT2005(P)2009
【CD3】
BPO
録音:1953年4月15日 NWDR(北西ドイツ放送)スタジオ、ベルリン (1)
1953年5月18日 ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)(2)
原盤:仏ターラ(FURT 1015)(P)1997(1) /(FURT1019)(P)1999(2)
【CD 4】
(1)録音:1947年11月10,11,12,17日 ムジークフェラインザール、ウィーン
(2)録音:1949年2月15日 ブラームスザール、ウィーン
VPO
原盤:仏ターラ(FURT 1027)(P)1999
【CD 5】
VPO
録音:1949年2月15日 ブラームスザール、ウィーン(1)/1949年4月1日(2)、1950年1月24日(3)、
1950年1月25,30日(4) ムジークフェラインザール、ウィーン
原盤:仏ターラ(FURT1085)(P)2003
【CD 6】
VPO(1、2)
ルツェルン祝祭O(3)
録音:1951年1月24日 ムジークフェラインザール、ウィーン(1)、
1950年1月18,19日 ムジークフェラインザール、ウィーン(2)、1951年8月15日 ルツェルン(3)
原盤:仏ターラ(FURT 1086)(P)2003(1,2) / FURT 1089(P)2004(3)
【CD 1】
ブラームス「4番」(1948)・・・1948年10月24〜26日ベルリン・フィルの定期演奏会のリハーサルを兼ね、22日にゲマインデハウスで放送用収録がおこなわれた。「ブラ4」と「管弦楽組曲第3番」。バッハはすでにLP時代にDGGから発売されていた。98年にターラからメジャー初出、正規発売となった「ブラ4」(FURT1025)。2日後定期での演奏はEMIから初出されたときから、戦後ベルリン・フィル定期の「ブラ4」として、名演の名をほしいままにしてきたが、リハーサルを兼ねた22日の放送用音源がついに国内盤で登場!放送用コンサートのため拍手はないが、これもまた大熱演!劇的迫力も申し分なし。 カップリングは24日の本番のときの「管弦楽組曲第3番」。国内盤(国内製)は同様に初めて。アリアではくり返しが行われており、感情移入が強い。3種ある
巨匠の「アリア」といえばこの録音が真っ先に挙げられよう。
【CD 2】
ブラームス「1番」(1952)・・・1952年2月定期公演のライヴ。名演が数多い巨匠の「ブラ1」の中でも音質優秀、戦後のベルリン・フィルの定期として価値は高い。LP時代DGGから発売され、「音質も含めて最高の名演」との評価が多く、衝撃を与えてきたが、出だしのティンパニの連打からフィナーレの怒涛のコーダまで、ターラの新マスタリング=衝撃の音質にはびっくり! カップリングは54年パリ・歌劇座での同じブラームスの「ハイドン・ヴァリエーション」。こちらも新マスタリング。ターラ初出CD(FURT1023/4)とくらべ、音質大幅UPされレンジ幅は広く、低音・高音ともくっきり出てくる。
【CD 3】
ラヴェルの「高雅にして感傷的なワルツ」(リハーサル風景)・・・巨匠の唯一の録音であり、フランスものとして貴重。53年4月16〜18日のハンブルク公演の演目であり、本番前のリハーサルとして前日(15日)ベルリンのNWDR(北西ドイツ放送)スタジオで収録された(説が有力)。前半の部分練習と後半の全曲遠し演奏からなっており、全曲演奏部分には今回のCDでトラック番号をいれています。「彼のドビュッシー、ラヴェルの中では音質も含めてこれが最も美しい。デリカシーも充分だし、官能的な味も良く出ているからだ。」(宇野功芳)(『フルトヴェングラーの全名演名盤』講談社刊)
なお、この本の中で指摘しているピッチの異常な高さはターラ盤再プレス段階で修正されております。
カップリングには1か月後ティタニア・パラストでの定期演奏会でとりあげられたストラヴィンスキー「妖精の口づけ」。これもまた唯一の録音で、巨匠のストラヴィ
ンスキーとしてはほかに50年ザルツブルクでの「3楽章の交響曲」だけなので貴重。「きわめて親しみやすい音楽に変えられており、静寂な詩情よりは粘った情
緒が前面に押し出されています。」(宇野功芳)(『フルトヴェングラーの全名演名盤』講談社刊) 
両曲とも音質は良好。
【CD 4】
「英雄」(1947、1949)・・巨匠が最も得意にした「エロイカ」。HMVにも2回録音しているが、これは最初のほう。いまや幻となっている47年11月の全曲録音です。当時、SP用のオートチェンジャーによるレコードプレーヤーが開発されたが、第2楽章の冒頭(第1面)が演奏時間が長すぎ、プレーヤーにかからなかった。そこでEMIの要請をうけ49年にこの箇所だけを再録音したのです。以降、本家のマスターテープは第2楽章の冒頭は再録音がずっと使用されています。49年の再録音は感情の入れ方が違うし、会場も小ホールに変更されるなど巨匠にとっても不本意であったにちがいない。テープ録音時代になり、52年に全曲を再録音、あの名盤を生み出すのであるが、ターラが復刻したこの1回目の録音も音質鮮明で、楽器群のバランスに配慮したスケールの大きい「エロイカ」が堪能できます。ターラのCDでは2テイクを収録しており極めて貴重。
【CD 5】
2003年ターラがHMVのSPから巨匠のセッション録音の名演を復刻、「フィンガルの洞窟」「アイネ・クライネ」「皇帝円舞曲」そして「ベト4」の(2種類あるうちの)最初のほうの録音です。ベートーヴェン「4番」(1950)・・・HMV/ EMIに50年、52年と2回録音しているが、この50年盤は「ウィーン・フィルの柔らかい、魅力的な音色感が光り」「第1楽章には晩年の静の境地、言葉を換えれば“禅”に通じるものが感じられる」(宇野功芳、『フルトヴェングラー全名演名盤』講談社刊)。
「EMIのSP盤はそのあとのLP盤よりすぐれていてまとまりもよく、少し速目だが、オーケストラの演奏は堂々としている・・1943.6.27盤と並ぶ(フルトヴェングラーの同曲の)最高の盤」(ピーター・ビリー/横山一雄訳 『レコードのフルトヴェングラー』音楽之友社刊)
ターラの復刻技術には、Webファン・サイトでも音質評価が高い。

【CD 6】
ベートーヴェン「第7番」・・・1950年にHMVにいれた有名なセッション録音だが、本家EMIではLP用のマスターテープ編集段階で第4楽章(1:54付近、第214小節)に当時の女性エンジニアらしき声が混入してしまい、CDになってもこのマスターテープが使用されていた。日本では新星堂がSPから復刻したことがあったが、2003年ターラがオリジナルSPから最良の復刻をしてくれた。サーフィスノイズこそ残っているものの、明快にしてダイナミックな音感はききごたえ充分!「(重要なのは)興奮を掻き立たせるうねるような(指)破竹のごとき勢いとしだいに高まっていくコーダの持続音のまとめ方、全体についてのすぐれた形式感です。」(ピーター・ビリー/横山一雄訳 『レコードのフルトヴェングラー』音楽之友社刊)
「モルダウ」・・・HMVSP録音から名曲、巨匠唯一の録音の復刻。「第7」第2楽章のリハーサル(51年ルツェルンでの本番前の演奏)・・・ほかでは入手困難な貴重音源。99〜188小節の断片ながら、巨匠のトークとともに旋律の歌わせ方がわかり極めて興味深い。音質も鮮明。

BIS
BISSA-2469
(1SACD)
メンデルスゾーン:交響曲第1番ハ短調 Op.11
交響曲第3番『スコットランド』
トーマス・ダウスゴー(指)
スウェーデン室内O

録音:2019年6月9-14日/エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
れまでシューマン、シューベルト、ブラームスなどBISレーベルより積極的なリリースが続いているダウスゴー率いるスウェーデン 室内O。2021年にリリースした「ザ・ブランデンブルク・プロジェクト」(KKC-6359/61 / BIS SA-2199)ではブランデンブルク協奏曲と6人の作 曲家による新作委嘱を交えた構想18年の大企画を録音し、レコード芸術誌「特選盤」、朝日新聞 For your collection「推薦盤」など高く評価されています。 期待の新録音はメンデルスゾーンを取り上げました。メンデルスゾーンといえば序曲「美しいメルジーネの物語」、付随音楽「夏の夜の夢」、序曲「フィンガルの洞窟」 を収めたアルバム(BIS SA-2166)をリリースしており「メンデルスゾーンの比類なき精神を捉えた演奏」としてヨーロッパで話題の録音となりました。期待の 交響曲第1弾は第1番と第3番『スコットランド』です!
第1番はメンデルスゾーン15歳の時の作品で、既に12曲の『弦楽の為の交響曲』を書いていたとはいえ2管編成フル・オーケストラを用いた初の交響曲。 早熟の天才ぶりが眩しい音楽ですが、ダウスゴーは見通しのよさと生命力あふれる演奏を展開しております。一方、美しく抒情的な旋律が魅力の『スコットランド』 も実に見事!手兵スウェーデン室内管はダウスゴーが作り出す細かなニュアンスも表現しており、刺激的で繊細な緩急を交えた演奏はここでも光ります。1997 年以来長きに渡る信頼関係から生まれる圧倒的な演奏をお楽しみください! (Ki)

REFERENCE
FR-744SACD
(1SACD)
ブラームス:交響曲第4番
ジェイムズ・マクミラン(1959-):管弦楽の為のラルゲット(2017)*
ピッツバーグSO
マンフレート・ホーネック(指)

録音:2018年4月20-22日、2017年10月27-29日*
ハインツホール、ピッツバーグ(ライヴ)
長年高音質レーベルとして高い評価を得ているREFERENCE RECORDINGS。そしてREFERENCE RECORDINGSはもちろん、PENTATONE,BIS, など録音に定評のある数々のレーベルの録音を40年以上に渡って担当しているsound mirror社がタッグを組んだ大好評「ピッツバーグ・ライヴ!」シリーズ。 シリーズ第12弾は、ブラームスの交響曲第4番、そしてカップリングはマクミランの「管弦楽の為のラルゲット」。 マンフレート・ホーネックは2008年から首席指揮者を務めているピッツバーグSOとの契約を2027/2028シーズンまで延長。ピッツバーグSOは これまでに、フリッツ・ライナー、アンドレ・プレヴィン、ロリン・マゼール、マリス・ヤンソンスなど、多くの世界的指揮者たちが率いてきました。また、メイソン・ ベイツ、ジョナサン・レシュノフ、ジェームズ・マクミラン、ジュリア・ウォルフなど現代作曲家への委嘱作品をはじめ、常に新しい作品にも力を入れてきています。 マンフレート・ホーネックとのシーズンも13年目となり、125年の歴史を誇るオーケストラと共に、今後の更なる活動にも注目が集まっています。
ブラームスの最後の交響曲第4番。ブラームスの交響曲の集大成ともいえる作品で、1885年10月25日マイニンゲンでブラームス自身の指揮によって初演 されました。見事な建築のような絶対音楽でありながら、ブラームス晩年の特有な哀愁と美しさを存分に湛えた孤高の魅力あふれる作品。ホーネックは、その 音楽的構造や、独自の解釈について、ライナーノーツで語っています。 スコットランド出身の現代作曲家ジェームズ・マクミラン。ここに収録されている「管弦楽の為のラルゲット」は、ホーネックの音楽監督就任10周年を記念して、 オーケストラから委嘱された作品。2017年10月に世界初演され、このアルバムにはその際の演奏が収録されています。

Capriccio
C-8081(1CD)
NX-B05
ブルックナー:交響曲第8番 リンツ・ブルックナーO
マルクス・ポシュナー(指)

録音:2018年2月5日、7-9日リンツ・ミュージックシアター、リハーサル・ホール(オーストリア)
「私たちはリハーサルの過程で、ブルックナーの交響曲の中にこれほどの爆発力や明るい色彩、とてつもない大胆さがあることに何度となく驚きました --それにはスコアをいったん疑い、間違った伝統と真の伝統を区別する必要があったのです。」-マルクス・ポシュナー
ブルックナーは交響曲を一旦完成させてからも、さまざまな理由で手を加えることがあったために、同じ作品にいくつもの異稿・異版が存在する場合があり、これ らの違いを聞いて楽しむのも熱心なブルックナー・ファンにとって大いなる喜びとなっています。 2024年はブルックナーの生誕200年にあたり、これを記念してブルックナーのすべての交響曲のすべての稿(バージョン)を録音しようという企画 「#bruckner2024」の第2弾が早くも登場。最高傑作ともいわれる第8番(1890年版)です。ポシュナーは、速めのテンポを採り全曲を約77分にまとめてい ます。全体として引き締まった演奏ですが、第1楽章と第3楽章ではオーケストラを重厚に響かせているため、軽い印象を与えません。また緩急・強弱の幅を 大きくとっていることと、随所に現れる民謡や民族舞曲に似た部分を強調しているのもこの演奏の特徴。管楽器の浮き上がらせ方などに独自の工夫もうかが えます。使用楽譜自体はよく知られたノーヴァク版ですが、演奏に際しては緻密な読み直しが行われたことが推察されます。

ONDINE
ODE-1393(1CD)
NX-B04
トーマス・ラルヒャー(1963-):作品集
交響曲第2番「Kenotaph 慰霊碑」(2015-16)…世界初録音
連作歌曲『失われた夜』- バリトンとオーケストラの為の(2008)*
アンドレ・シュエン(Br)
フィンランドRSO
ハンヌ・リントゥ(指)

録音:2019年1月(ライヴ)、2021年5月*
オーストリアの作曲家トーマス・ラルヒャーの作品集。2015年から16年に作曲された「交響曲第2番」はオース トリア国立銀行の設立200年記念の委嘱作で、2016年にセミヨン・ビシュコフが指揮するウィーン・フィルハーモ ニーOによって初演されました。シリア紛争から逃れるため、地中海を渡る途中で命を落とした数多くの 難民を悼み「慰霊碑」とタイトルを与えられたこの作品は、もともとオーケストラの為の協奏曲として構想されて おり、現代的な佇まいの中に強烈な感情表現が噴出する見事な作品に仕上がっています。「失われた夜」は オーストリアの女性詩人インゲボルク・バッハマンのテキストに基づく連作歌曲。詩の持つほの暗い雰囲気を丁寧 に表現したラルヒャーの音楽は、瞑想的かつ夢幻的。聴き手を非現実的な世界へといざないます。

ORFEO
C-210241(1CD)
NX-B08
ツェムリンスキー:抒情交響曲 Op. 18
シュレーカー(1878-1934):あるドラマへの前奏曲
カラン・アームストロング(S)
ローランド・ヘルマン(Br)
ウィーンRSO
ミヒャエル・ギーレン(指)

録音:1989年1月27日(ライヴ)
ウィーン・ムジークフェライン(オーストリア)
1993年8月31日(ライヴ)
ウィーン・コンツェルトハウス(オーストリア)
ミヒャエル・ギーレンが得意とするドイツ後期ロマン派の2作品。ツェムリンスキーの「抒情交響曲」はマーラーの 「大地の歌」を思わせる歌とオーケストラの為の連作歌曲の形式を持つ曲。インドの詩人ラビンドラナート・タ ゴールの詩(英語からドイツ語に翻訳された歌詞)は、愛を主題として書かれており、ツェムリンスキーの音楽語法 の全てが用いられた意欲的な作品です。全体に官能的な旋律が横溢していますが、ギーレンは音楽に没入す ることはなく、淡々と理知的に表現しています。ソリストにはワーグナー歌手として知られるカラン・アームストロング と、モーツァルトやワーグナーの歌唱で知られるローランド・ヘルマンが起用されており、オーケストラの厚みのある 響きに負けることのない素晴らしい歌を楽しめます。 アルバムにはツェムリンスキーと同世代の作曲家シュレーカーの「あるドラマへの前奏曲」も収録されています。

BR KLASSIK
BR-900200
(57CD+11SACD+2DV D)
マリス・ヤンソンス・エディション


■CD1
1-4ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21
5.ヨハネス・マリア・シュタウト(1974-):マニアイ-オーケストラの為の(2011)
6-8.ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調Op.36
10.望月京(1969-):ニライ(2012)-ベートーヴェンの交響曲第2番と第6番の間奏曲

■CD2
1-4.ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
5.ロディオン・シチェドリン(1932-):ベートーヴェンのハイリゲンシュタットの遺書
-管弦楽の為の交響的断章(2008)

■CD3
ベートーヴェン
1-4.交響曲第4番変ロ長調Op.60
5-8.交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
9.ラミンタ・シェルクシュニューテ(1975-):炎(2010)

■CD4
1-5.ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
6.ギヤ・カンチェリ(1935-2019):混声合唱と管弦楽の為の「Dixiディキシー」(2009)

■CD5
1-4.ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
5.イェルク・ヴィトマン(1973-):管弦楽の為の演奏会用序曲「コン・ブリオ」(2008)
6-9.ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調Op.93

■CD6
1-4.ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱付き」

■SACD7
1-4.ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱付き」

■CD8
ベートーヴェン
1-6.ミサ曲ハ長調Op.86
7.「レオノーレ」序曲第3番ハ長調Op.72

■CD9
1-5.ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
6.ヴァレーズ:イオニザシオン-13人のパーカッション奏者の為の

■CD10/11
ブラームス
■CD10
1-4.交響曲第1番ハ短調Op.68

■CD11
1-4.交響曲第4番ホ短調Op.98

■SACD12
ブラームス
1-4.交響曲第2番ニ長調Op.73
6-8.交響曲第3番ヘ長調Op.90

■CD13
1-4.R・シュトラウス:歌劇「インテルメッツォ」からの4つの交響的間奏曲Op.72
ブラームス
5-8.交響曲第4番ホ短調Op.98
9.ハンガリー舞曲第5番ト短調(A.パーロウ版)

■CD14/15
ブリテン:『戦争レクイエム』Op.66

■CD16
1-4.ブルックナー:交響曲第3番ニ短調WAB103(第3稿1889年)

■CD17
1-4.ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調WAB104「ロマンティック」
(1878年第2稿/1880年最終楽章改訂)

■CD18
1-4.ブルックナー:交響曲第6番イ長調WAB106(1879-81)

■SACD19
1-4.ブルックナー:交響曲第7番ホ長調WAB107(1881-83)

■SACD20

1-4.ブルックナー:交響曲第8番ハ短調WAB108(1890年第2稿)
■CD21
1-3.ブルックナー:交響曲第9番ニ短調WAB109(オリジナル・ヴァージョン)

■CD22
1-6.ブルックナー:ミサ曲第3番ヘ短調-ソリスト、合唱、オルガンとオーケストラの為の…初CD化

■CD23
1-4.ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88
5-8.ヨーゼフ・スーク(1874-1935):弦楽セレナーデ変ホ長調Op.6
9.ドヴォルザーク:謝肉祭Op.92

■CD24
1-10.ドヴォルザーク:『スターバト・マーテル』Op.58

■CD25
1.シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
2.ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
3.エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番イ長調Op.11
4-7.ラヴェル:スペイン狂詩曲
8.リスト:ハンガリー狂詩曲第2番(カール・ミュラー=ベルクハウスによる管弦楽版)

■SACD26
ハイドン
1.シンフォニアニ長調Hob.Ia:7「序曲」
2-5.交響曲第88番ト長調Hob.I:88
6-11.ミサ曲変ロ長調Hob.XXII:14『ハルモニー・ミサ』

■CD27
1-3.ルトスワフスキ:管弦楽の為の協奏曲
4-6.シマノフスキ:交響曲第3番Op.27「夜の歌」
7.アレクサンドル・チャイコフスキー(1946-):交響曲第4番Op.78

■CD28
1-4.マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」

■CD29
マーラー: 交響曲第2番 ハ短調 「復活」

■CD30/31
マーラー:交響曲第3番ニ短調…初CD化

■CD32
1-4.マーラー:交響曲第4番ト長調…初CD化

■SACD33
マーラー: 交響曲第5番 嬰ハ短調

■CD34
1-4.マーラー:交響曲第6番イ短調…初CD化

■SACD35
1-5.マーラー:交響曲第7番ホ短調「夜の歌」

■CD36
マーラー:交響曲第8番変ホ短調「千人の交響曲」…初CD化

■SACD37
1-4.マーラー:交響曲第9番ニ長調

■CD38
1-14.モーツァルト:レクイエムニ短調KV626…初CD化
(ジュスマイヤー版)

■CD39
1-8.アルヴォ・ペルト(1935-):ベルリン・ミサ…初CD化
9-20.プーランク:スターバト・マーテルFP148…初CD化
21-23.イーゴル・ストラヴィンスキー:詩篇交響曲

■CD40
ラフマニノフ
1-4.鐘Op.35
5-7.交響的舞曲Op.45

■SACD41…NEOS原盤
ヴォルフガング・リーム(1952-):レクイエム?シュトローフェン

■CD42
1-4.サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調Op.78「オルガン」
5-11.プーランク:オルガン協奏曲ト短調FP93
1-4.ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調Op.47

■SACD44
1-4.ショスタコーヴィチ:交響曲第7番ハ長調Op.60「レニングラード」

■CD45
1-4.ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調Op.93

■CD46
ショスタコーヴィチ
1-4.ピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35…初CD化
5-9.交響曲第9番変ホ長調Op.70…初CD化

■CD47
1-13.ロディオン・シチェドリン(1932-):カルメン組曲
14-17.レスピーギ:ローマの松P141

■CD48
1-4.シューベルト:交響曲第8番ハ長調D944「ザ・グレイト」

■CD49
1-6.シューベルト:ミサ曲第2番D167
7-16.グノー:聖セシリアの荘厳ミサ曲

■CD50
1-4.シューマン:交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」
5-8.シューベルト:交響曲第3番ニ長調D200

■CD51
シベリウス
1.交響詩「フィンランディア」Op.26
2-4.カレリア組曲Op.11
5-8.交響曲第2番ニ長調Op.43

■CD52
R・シュトラウス
1.交響詩「ドン・ファン」Op.20
2-7.英雄の生涯Op.40

■CD53
R・シュトラウス
1-9.交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」Op.30
10.ブルレスケニ短調AV85

■CD54
R・シュトラウス
1-22.アルプス交響曲Op.64
23.交響詩「死と変容」Op.24

■CD55
R・シュトラウス
1.「ばらの騎士」組曲AV145
2.ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずらOp.28
3-6.4つの最後の歌AV150

■CD56
1-15.ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)
16-30.モデスト・ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ラヴェルによる管弦楽版)

■CD57
ストラヴィンスキー
1-14.バレエ音楽「春の祭典」(1947年版)
15-26.バレエ音楽「火の鳥」(1945年版)

■SACD58
チャイコフスキー
1-4.交響曲第5番ホ短調Op.64
5.幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32

■CD59
1-3.ショスタコーヴィチ:交響曲第6番ロ短調Op.54
4-7.チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」

■CD60
1.チャイコフスキー:幻想序曲「ロミオとジュリエット」…初CD化
2-8.ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」組曲第2番(1919年版)…初CD化
9.ヴァレーズ:アメリカ(1922年版)

■CD61/62/63
チャイコフスキー:歌劇「スペードの女王」

■CD64/65
ヴェルディ:レクイエム

■DVD66…映像
ハイドン
1.シンフォニアニ長調HobIa:7「序曲」
2-5.交響曲第88番ト長調Hob.I:88
6-11.ミサ曲「ハルモニー・ミサ」Hob.XXII:14

■DVD67…映像
1-25.シェーンベルク:『グレの歌』
ボーナス・トラック:ミヒャエル・バイヤーによる解説(ドイツ語のみ)

■CD68…初CD化
1-12.マリス・ヤンソンス、バイエルンRSOとの最初のリハーサル
オープニング・スピーチとベルリオーズ:想交響曲
2003年10月23日、24日のミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク公演の為のリハーサル

■CD69…初CD化
1-17.マリス・ヤンソンス、バイエルンRSOとのリハーサル
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64

■CD70…初CD化
1-18.マリス・ヤンソンス、バイエルンRSOとのリハーサル
R・シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
バイエルンRSO、
マリス・ヤンソンス(指)

■CD1
録音:2012年11月27日東京、サントリーホール(ライヴ)…1-4、6-8
2012年2月9日、10日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…5
2012年11月8日、9日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…10
■CD2
録音:2012年10月18日、19日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…1-4
2008年12月18、19日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…5

■CD3
録音:2012年11月26日東京、サントリーホール(ライヴ)…1-4
2012年11月27日東京、サントリーホール(ライヴ)…5-8
2012年5月17日、18日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…9

■CD4
プリツカ・エーゼル(S)…6
ガブリエーレ・ヴァインフルター(A)…6
バイエルン放送cho、ミヒャエル・グレーザー(合唱指揮)…6
録音:2012年11月8、9日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…1-5
2009年10月29、30日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…6
■CD5
録音:2012年11月30日東京、サントリーホール(ライヴ)…1-4
2012年12月1日東京、サントリーホール(ライヴ)…6-9
2008年9月25日、26日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…5
■CD6
クリスティアーネ・カルク(S)
藤村実穂子(A)
ミヒャエル・シャーデ(T)
ミヒャエル・フォッレ(Br)
バイエルン放送cho、ペーター・ダイクストラ(合唱指揮)
録音:2012年12月1日東京、サントリーホール(ライヴ)
■SACD7
クラッシミラ・ストヤノワ(S)
リューバ・ブラウン(A)
ミヒャエル・シャーデ(T)
ミヒャエル・フォッレ(Bs)
バイエルン放送cho、ミヒェエル・グレーザー(合唱指揮)
録音:2007年10月27日バチカン、教皇パウロ6世オーディエンス・ホール(ライヴ)
■CD8
ゲニア・キューマイヤー(S)…1-6
ゲルヒルト・ロンベルガー(Ms)…1-6
マキシミリアン・シュミット(T)…1-6
ルカ・ピサローニ(Bs-Br)…1-6
バイエルン放送cho、ハワード・アーマン(合唱指揮)
録音:2018年1月11日、12日ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー(ライヴ)
2004年1月29日、30日(ライヴ)…7
■CD9
録音:2013年3月7日、8日ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー(ライヴ)…1-5
2010年7月1日、2日ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー(ライヴ)…6
■CD10/11

録音:2007年10月30日、31日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…CD10
2012年2月6日-10日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…CD11
■SACD12
録音:2006年3月16日、17日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…1-4
2010年1月16日ウィーン、楽友協会大ホール(ライヴ)…5-8
■CD13
録音:2019年11月8日ニューヨーク、カーネギーホール(ライヴ)
■CD14/15
エミリー・マギー(S)
マーク・パドモア(T)
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br)
マックス・ハンフト(Org)
テルツ少年cho、ラルフ・ルーデヴィヒ(合唱指揮)
バイエルン放送cho、ミヒャエル・グレーザー(合唱指揮)
録音:2013年3月13日-15日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD16
録音:2005年1月20日、21日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD17
録音:2008年11月26-28日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD18
録音:2015年1月22日、23日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■SACD19
録音:2007年11月4日ウィーン楽友協会大ホール(ライヴ)
■SACD20
録音:2017年11月13-18日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD21
録音:2014年1月13-17日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD22
サリー・マシューズ(S)
カレン・カーギル(Ms)
イルケル・アルジャユレク(T)
スタニスラフ・トロフィモフ(Bs)
バイエルン放送cho、ミヒャエル・グレーザー(合唱指揮)
録音:2019年1月21-25日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■CD23
録音:2016年1月29日、30日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)1-4、9
2016年1月25日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(スタジオ)…5-8
■CD24
エリン・ウォール(S)
藤村実穂子(Ms)
クリスティアン・エルスナー(T)
リー・リアン(Bs)
バイエルン放送cho、ミヒャエル・グレーザー(合唱指揮)
録音:2015年3月24-26日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■CD25
デニス・マツーエフ(P)…2
録音:2015年10月8日、9日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■SACD26
マリン・ハルテリウス(S)
ミカエラ・クナプ(S)
ユディト・シュミット(C.A)
クリスティアン・エルスナー(T)
ベルンハルト・シュナイダー(T)
フランツ=ヨーゼフ・ゼーリッヒ(Bs)
バイエルンcho、ペーター・ダイクストラ(合唱指揮)
録音:2008年10月7日ヴァルトザッセン大聖堂(ライヴ)
■CD27
ラファエル・バルトミンスキー(T)…4-6
アンドレアス・レーン(独奏ヴァイオリン)…4-6
ニムロット・ゲツ(独奏ヴィオラ)…7
バイエルン放送cho、ミヒャエル・グレーザー(合唱指揮)
録音:2009年10月8日、9日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…1-3
2008年12月18日、19日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…4-6
2009年1月14-16日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…7
■CD28
録音:2007年3月1日、2日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■CD29
アニャ・ハルテロス(S)
ベルナルダ・フィンク(A)
バイエルン放送cho、ミヒャエル・グレーザー(合唱指揮)
録音:2011年5月13-15日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD30/31
ナタリー・シュトゥッツマン(A)
テルツ少年cho、ラルフ・ルーデヴィッヒ(合唱指揮)
バイエルン放送cho、ミヒャエル・グレーザー(合唱指揮)
録音:2010年12月8-10日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD32
ミア・パーション(S)
録音:2010年12月15-17日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■SACD33
録音:2016年3月10日、11日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD34
録音:2011年5月4-6日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■SACD35
録音:2007年3月8日、9日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD36
トワイラ・ロビンソン(ソプラノ1)
クリスティーヌ・ブリューワー(ソプラノ2)
アンナ・プロハスカ(S)
ヤニーナ・ベヒレ(アルト1)
藤村実穂子(アルト2)
ヨハン・ボータ(T)
ミヒャエル・フォッレ(Br)
アイン・アンガー(Bs)
ラトヴィア国立cho、マリス・シルマイス(合唱指揮)
テルツ少年cho、ゲルハルト・シュミット=ガーデン(合唱指揮)
バイエルン放送cho、ペーター・ダイクストラ(合唱指揮)
録音:2011年10月12-14日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■SACD37
バイエルンRSO、マリス・ヤンソンス(指)
録音:2016年10月20日、21日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD38
ゲニア・キューマイヤー(S)
エリザベート・クルマン(Ms)
マーク・パドモア(T)
アダム・プラヘトカ(Bs-Br)
バイエルン放送cho、ハワード・アーマン(合唱指揮)
録音:2017年5月11日、12日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■CD39
ゲニア・キューマイヤー(S)
バイエルン放送cho、ペーター・ダイクストラ(合唱指揮)
録音:2005年6月2日、3日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…1-8
2007年11月8日、9日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…9-20
2009年3月5日、6日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…21-23
■CD40
タティアナ・パヴロフスカヤ(S)…1-4
オレグ・ドルゴフ(T)…1-4
アレクセイ・マルコフ(Br)…1-4
バイエルン放送cho、ペーター・ダイクストラ(合唱指揮)…1-4
録音:2016年1月14日、15日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…1-4
2017年1月26日、27日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…5-7
■SACD41…NEOS原盤
モイツァ・エルトマン(S)
アンナ・プロハスカ(S)
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)
バイエルン放送cho
録音:2017年3月31日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■CD42
イヴェタ・アプカルナ(Org)
録音:2019年3月11-15日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD43
録音:2014年4月30日-5月2日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■SACD44
録音:2016年2月9-12日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD45
録音:2010年3月4日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■CD46
イェフィム・ブロンフマン(P)…1-4
ハンネス・ロイビン(Tp)…1-4
録音:2012年10月15-19日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…1-4
2011年3月21日ウィーン楽友協会大ホール(ライヴ)…5-9
■CD47
録音:2017年11月13-17日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…1-13
2019年5月15-17日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…14-17
■CD48
録音:2018年2月1日、2日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■CD49
リューバ・オルゴナソヴァ(S)
クリスティアン・エルスナー(T)
グスタフ・バラーチェク(Bs)
バイエルン放送cho、ペーター・ダイクストラ(合唱指揮)
録音:2007年3月29日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■CD50
録音:2018年3月21日、22日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…1-4
2015年1月26-30日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…5-8
■CD51
録音:2015年11月12日、13日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…5-8
2015年10月15日、16日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…1-4
■CD52
アントン・バラコフスキー(独奏ヴァイオリン)
録音:2014年2月24-28日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…1
2011年3月14-18日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…2-7
■CD53
ダニール・トリフォノフ(P)…10
録音:2017年10月10日-13日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■CD54
録音:2016年10月13日-15日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…1-22
2014年2月24-28日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…23
■CD55
アニャ・ハルテロス(S)…3-6
アンドレアス・レーン(独奏ヴァイオリン)…5
録音:2006年10月19日、20日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…1
2009年3月25-27日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…3-6
2009年3月5日、6日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…2
■CD56
ヘンリク・ヴィーゼ(Fl)…1-15.
マルティン・アンゲラー(Tp)…1-15
ルーカス・マリア・クーエン(P)…1-15
ヴィーナー・ミッテルバッハ(Sax)…16-30
ハンネス・ロイビン(Tp)…16-30
ハンスイエルク・プロファンタ―(ユーフォニアム)…16-30
録音:2015年4月14-17日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…1-15
2014年11月13日、14日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…16-30
■CD57
録音:2009年1月14-16日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…1-14
2016年11月14-17日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…15-26
■SACD58
録音:2009年10月9日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…1-4
2010年7月1日、2日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…5
■CD59
録音:2013年3月18-21日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…1-3
2013年6月4-7日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…4-7
■CD60
録音:2015年10月13-16日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…1
2013年3月18-21日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)…2-8
2015年10月13-16日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)…9
■CD61/62/63
ヘルマン…ミーシャ・ディディク(T)
リーサ…タチアナ・セルジャン(S)
伯爵夫人…ラリッサ・ディアドコワ(Ms)
トムスキー伯爵…アレクセイ・シシリャエフ(Br)
エレツキー…アレクセイ・マルコフ(Br)
ポリーナ/ダフニス…オクサーナ・ヴォルコーワ(Ms)
チャカリンスキー…ワディム・サプレチニー(T)
スリン…トマシュ・スワヴィンスキー(Bs-Br)
ナルモフ…アナトーリ・シフコ(Bs)
チャプリツキー…ミハイル・マカロフ(T)
女家庭教師…オリガ・ザボーワ(Ms)
プリレパ…ペラゲヤ・クリナヤ(S)
司会者…ベルンハルト・シュナイダー(T)
マーシャ…ケルスティン・ローゼンフェルト(S)
バイエルン国立歌劇場児童cho、ステラリオ・ファゴーネ(合唱指揮)
バイエルン放送cho、マーティン・ライト(合唱指揮)
録音:2014年10月4日-13日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD64/65
クラッシミラ・ストヤノヴァ(S)
マリナ・プルデンスカヤ(Ms)
サイミール・プルグ(T)
オルリン・アナスタソフ(Bs)
バイエルン放送cho、ミヒャエル・グレーザー(合唱指揮)
録音:2013年10月7-11日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■DVD66…映像
マリン・ハルテリウス(S)
ミカエラ・クナプ(S)
ユディト・シュミット(C.A)
クリスティアン・エルスナー(T)
ベルンハルト・シュナイダー(T)
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(Bs)
バイエルン放送cho、ペーター・ダイクストラ(合唱指揮)
録音:2008年10月7日ヴァルトザッセン大聖堂(ライヴ)
■DVD67…映像
デボラ・ヴォイト(S)
藤村実穂子(Ms)
スティグ・アンダーソン(T)
ヘルヴィヒ・ペコラロ(T)
ミヒャエル・フォッレ(語り手、バリトン)
NDRcho、ミヒャエル・グレーザー、ヴェルナー=ハンス・ハーゲン(合唱指揮)
ライプツィヒMDR放送cho、ハワード・アーマン(合唱指揮)
バイエルン放送cho、ミヒャエル・グレーザー(合唱指揮)
録音:2009年10月22日、23日ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
■CD68…初CD化
録音:2003年10月23日、24日のミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク公演の為のリハーサル
■CD69…初CD化
録音:2009年10月9日、ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク公演の為のリハーサル。

■CD70…初CD化
録音:2009年3月5日、ミュンヘン、ヘルクレスザール公演の為のリハーサル


LPサイズの豪華BOX(30.8 x 30.8 x 5.6cm)重量 2.61Kg
バイエルンRSOの第5代首席指揮者として2003年から2019年まで数々の名演奏を繰り広げたマリス・ヤンソンス。2019年12月1日に 世を去ると、その訃報は世界の音楽界に大きな悲しみをもたらしました。特にバイエルンRSO及び合唱団の団員とは家族のような、人間 味あふれる関係であり、それが演奏にも反映していたと伝えられています。 このBOXセットは、BR-KLASSIKに遺された録音・録画からヤンソンスとバイエルンRSOの業績を集大成したもので、LPサイズの豪華ボッ クスにはCD,DVD合わせて70枚もの録音・録画が収められており、マーラーの交響曲4曲やモーツァルトのレクイエムなど12曲が初CD化。 オールカラー全72ページの大判ブックレットにはヤンソンスの幼少期を含む貴重な写真が多数掲載されています。 マリス・ヤンソンスの人と芸術を愛する人には、是非手許に置いて頂きたいBOXとなっています。
● 初めてCD化された曲目
1. ブルックナー:ミサ曲第3番…CD22
2. マーラー:交響曲第3番…CD30/31
3. マーラー:交響曲第4番…CD32
4. マーラー:交響曲第6番…CD34
5. マーラー:交響曲第8番…CD36
6. モーツァルト:レクイエム…CD38
7. ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番…CD46
8. ショスタコーヴィチ:交響曲第9番…CD46
9. ペルト:ベルリン・ミサ...CD39
10. プーランク:スターバト・マーテル ...CD39
11. チャイコフスキー:幻想序曲「ロミオとジュリエット」..CD60
12. ストラヴィンスキー:火の鳥...CD60
※11と12は配信限定でリリースされていたもののCD化。他は初出音源。
● 「マリス・ヤンソンスによるバイエルンRSOによるリハーサル風景」(ドイツ語)…CD68,69,70
2003年10月23日・24日のバイエルンRSOとの最初のリハーサルでのオープニング・スピーチとベルリオーズ: 幻想交響曲
2009年10月9日のチャイコフスキー:交響曲第5番
2009年3月5日のR・シュトラウス「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
これらの音源からは、ヤンソンスがバイエルンRSOにどのように意向や指示を実行したのか、そしてこの指示が音にもたらした変化、そして、
作品の背景にある解釈などが直に伝わってきます。この録音には、両者の特別なコラボレーションが見事に記録されています。

●ブックレットに掲載されている主なもの
1. 2013年にヤンソンスがエルンスト・ジーメンス賞を受賞した際のトーマス・ハンプソンの祝辞
2. Renade Ulmによるヤンソンスの回想
3. 2018年2月28日にFlorian Zinneckerが行ったヤンソンスへのインタビュー。ヤンソンスが常に6本の指揮棒を持っていたことに触発されて。
4. サイモン・ラトル、ヤンソンスを語る。2020年11月30日、Johan Johnによるインタビュー。
5. マリス・ヤンソンスの訃報
6. マリス・ヤンソンス年譜
7. バイエルンRSOと合唱団のプロフィール
8. 各CDの曲目と録音データ、クレジット
9. ヤンソンスの写真60点余り。
1歳半でピアノを弾く様子からカーネギーホールでの最後のコンサートまで
(1-7はドイツ語と英語)

フォンテック
FOCD-9856(3CD)
税込定価
2021年10月6日発売
尾高忠明/シベリウス:交響曲全集(全7曲) 尾高忠明(指)札幌SO

録音:札幌コンサートホールKitara
2013年2月28日、3月1・2日(第1番・第3番)
2014年2月28日、3月1日(第2番・第4番)
2015年2月13・14日(第5番・第6番・第7番)
1998年から2004年までミュージック・アドヴァイザー/常任指揮者、そして音楽監督(2004-15) を務め、公演はもとより活発なCD録音、新たな聴衆の啓発など、札幌交響楽団の躍進に大きな足跡を 残した尾高忠明。 2013−15年、尾高は毎シーズン最後の定期公演でシベリウスをとりあげ、音楽監督としての集大成 として交響曲全7曲の演奏に取り組みます。 英国音楽とともに、彼らの主要レパートリーであった北欧音楽の精髄シベリウス。レコード芸術誌上で、「演奏の素晴らしさに加えて録音も最高の水準というライヴ収録の限界を超越した名盤」と評 価されたこの演奏。札響創立60周年を記念し、モニュメンタルな全集としての登場です。 (フォンテック)

Altus
ALTSA-325
(2SACD)
シングルレイヤー
セル・ケンペ・シェルヘン INA名演集
「新リマスターSACDシングルレイヤー盤」

■DISC1
(1)モーツァルト:交響曲第33番変ロ長調 K.319
 ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
 ベルリオーズ:幻想交響曲
■DISC2
(1)バッハ:フーガの技法〜コントラプンクトゥス14(シェルヘン編)
 バリフ:角笛と猟犬
 マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
(2)パーセル:『妖精の女王(真夏の夜の夢)』 Z.629 抜粋
 モーツァルト:交響曲第29番イ長調 K.201
 プロコフィエフ:交響組曲『キージェ中尉』
■DISC1
(1)ジョージ・セル(指)、
フランス国立O
ライヴ録音:1958年5月6日シャンゼリゼ劇場(モノラル)
(2)クリフォード・カーゾン(P)、
ルドルフ・ケンペ(指)、
フランス国立O
ライヴ録音:1959年8月15日ザルツブルク音楽祭(モノラル)

■DISC2
(1)ヘルマン・シェルヘン(指)、
フランス国立O
ライヴ録音:1965年11月30日 シャンゼリゼ劇場(ステレオ) 
(2)ヘルマン・シェルヘン(指)、
パリRSO
録音:1954年1月20日パリ(モノラル)
セル、ケンペ、シェルヘン、3人の名指揮者のINA音源を用いたベストセラーをまとめた長時間収録SACD2枚組です。解説書は既発売のCD版原稿をす べて網羅。ALTUSの新技術〈High sampling overtone〉を駆使した最新マスタリングで音質一新!総収録時間283分。
磨き上げられたアンサンブルと颯爽としたテンポ感で眼の醒めるような演奏を聴かせるセル。編成がどんどん大きくなっていくプログラミングの妙が「幻想」 で見事に炸裂するケンペ。自らオーケストラ編曲したバッハの絶筆未完フーガやブーイングとブラボー入り乱れる超絶のマーラー(ステレオ録音!)が貴重なシェ ルヘン。どれも注目の演奏です。 (Ki)

Altus
ALT-497(1CD)
ゴロワノフの芸術 第3集
ボロディン:交響曲第2番
R.シュトラウス:ホルン協奏曲第1番*
ヤ コフ・シャピ ロ(Hrn)*
ニコライ・ゴロワノフ(指)
モスクワRSO

モノラル録音:1947年、1952年4月4日*
ムラヴィンスキーと対を成すロシアのカリスマにして、強烈な爆演で知られるロシアの伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフの音源をALTUS渾 身のマスタリングで発売!脳も灼けつく怒涛の大演奏、異様な指揮者の存在感が生む空前の大迫力。
このボロディンは言わずと知れた大名演。暴れまわるオーケストラ、超弩級の激しさと張り裂けんばかりの歌、人類の表現しうる限界を感じさせない激烈な音楽 が大展開されます。冒頭の主題提示からゴロワノフも気合十分、「ダッダッダッダッ…」と野太く叫ぶように歌っております。終楽章の天を衝くハイテンションなどと んでもない代物。終始ありったけのエネルギーが注ぎ込まれた唯一無二の超絶演奏です。
「ボロディンの交響曲第2番はゴロワノフの録音遺産の中でも、突出して濃厚、強烈です。第1楽章の終わり、信じがたいほどの強烈なリタルダンドは、かのメ ンゲルベルクがベートーヴェンの第9交響曲の一番最後に行った腕も折れよと力を込めたそれと並んで、レコードに記録された“世界の2大リタルダンド”であろ う。第4楽章も音の爆発と強烈なロシア情緒とが交錯する、凄まじいばかりの乱舞です。ゴロワノフのそれが猛獣の叫び声だとすると、他の指揮者はせいぜい柴 犬の鳴き声であろう。」(平林直哉氏の解説より)
Altus
ALT-498(1CD)
ゴロワノフの芸術 第4集
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
 交響曲第1番ハ長調 Op.21*
リスト:交響詩「オルフェウス」**
 交響詩「ハンガリー」#
ニコライ・ゴロワノフ(指)
モスクワRSO

モノラル録音:1951年12月13日 1948年11月12日*、1952年**、1953年#
ムラヴィンスキーと対を成すロシアのカリスマにして、強烈な爆演で知られるロシアの伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフの音源をALTUS渾 身のマスタリングで発売!脳も灼けつく怒涛の大演奏、異様な指揮者の存在感が生む空前の大迫力。
ベートーヴェンの1番はこんな演奏が可能だったのかと度肝を抜かれます。序奏のたっぷり濃厚な歌と、そのなかから時折フォルテで奏される和音の立ち上がり のスピード!殻を突き破って主部に入るとテンションが爆発、怒涛の音楽となります。しかし第2主題でぐっとブレーキを踏みこむなど音楽作りには抜かりなし。あ らゆる仕掛けの嵐に吹き飛ばされそうな名演です。
「「エグモント」序曲の冒頭はトランペットの絶叫とティンパニのトレモロが加えられ怒号のような和音で開始されます。主部は細部の乱れおかまいなしに加速され、 時おりトランペットがむき出しにされます。交響曲第1番も圧倒的です。開始してすぐに顔面を殴られたような強烈な音にしびれるが、続く主部は異常なスピードで ある。第4楽章は「エグモント」序曲同様にティンパニのトレモロが加えられ異様におどろおどろしく始まる。古典的な枠にとらわれない、非常にロマンティックな 名演と言えるでしょう。」(平林直哉氏の解説より) (Ki)

CPO
CPO-555508(4CD)
NX-E05
ヘンドリク・アンドリーセン(1892-1981):交響的作品集全集
【CD1】 777721
交響曲第1番/バレエ組曲
交響的練習曲
クーナウの主題による変奏曲とフーガ
【CD2】 777722
交響曲第2番/リチェルカーレ
マシェラータ
ヴィルヘルムス・ラプソディ
【CD3】 777723
交響曲第3番/協奏交響曲
序曲「シャンテクレール」
【CD4】 777845
交響曲第4番
ラプソディ『リベルタス・ヴェニト』
カプリッチョ/ カンツォーネ
フィオン(ヘルダーラント&オーファーアイセルO)
(旧名称:オランダSO)
ダーヴィッド・ポルセライン(指)

録音:2011年6月28日-7月1日、2012年6月26-27日、2013年2月11-14日、2012年6月25-28日、2013年2月12-13日、2012年6月27-29日
既発売のダーヴィッド・ポルセラインとオランダSO(初出当時)によるヘンリク・アンドリーセンの4枚のアル バムをまとめたBOXの登場! ヘンドリク・アンドリーセンはオランダの作曲家、オルガン奏者。即興演奏の巧みさで知られ、オランダのカトリック 典礼音楽を一新した人でもあります。しかし、実はとても多才な作曲家であり、その作品もオルガン曲だけに留 まらず、ここで聴ける4つの交響曲や管弦楽曲など注目すべきものが数多くあります。ロマン派と前衛の折衷とも いえる作風で、旋律は聴きやすく、生前から管弦楽作品も高い人気を誇っていました。 交響曲第1番は1930年10月1日にエドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮のハールレムOによって初演さ れ、その2年後にはアンドリーセン自身が同じオーケストラを指揮して演奏するなど注目を浴びた作品です。コン セルトヘボウ管の創立50周年の記念に書かれた交響曲第2番、1932年に正式にオランダの国歌に認定され たメロディを用いた「ヴィルヘルムス・ラプソディ」、終楽章に輝かしいフーガが置かれたエネルギッシュな交響曲第3 番、そして彼の作品の中で最も知られる交響曲第4番などのほか、1941年に書かれたにもかかわらず、戦争の 暗い気分を払拭するかのように陽気で華麗なラプソディ『リベルタス・ヴェニト』など、アンドリーセンの作曲技法の 集大成ともいえる作品群を楽しめます。 ※フィオンは2019年にオランダSOとアーネム・フィルとの合併で誕生したオーケストラ。ヘルダーラント州と オーバーアイセル州の音楽活動の中心的存在です。

Diapason
DIAP-139(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 イルムガルト・ゼーフリート(S)、
モーリーン・フォレスター(A)、
エルンスト・ヘフリガー(T)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)、
聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊、
、フェレンツ・フリッチャイ(指)BPO

録音:1957年12月−1958年1月
Diapasonが音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパゾンが選んだ決定盤』。
シリーズの第139巻は、ハンガリーが生んだ夭折の天才指揮者フェレンツ・フリッチャイが50年代後半のベルリン・フィルを振った名演の誉れが高いベートーヴェンの「第九」!!
エルンスト・ヘフリガーなど当時有数の世界的名歌手たちをソリストに揃え、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウにとって唯一の「第九」のセッション録音となったこのフリッチャイ盤。
白血病を患い休養を余儀なくされる前のフリッチャイがベルリン・フィルを完璧にコントロールした名演です。ディアパゾン・レーベルのリマスタリングにも要注目!

Danacord
DACOCD-912
(2CDR)
トマス・イェンセンの遺産 第2集
(1)ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
(2)ストラヴィンスキー:ピアノと管楽器の為の協奏曲(1923−24 rev.1950)*
(3)クヌーズオーウ・リスエーヤ(1897−1974):小序曲(1934)(弦楽オーケストラの為の)
 トランペット小協奏曲 Op.29#
(4)ショスタコーヴィチ:歌劇「カテリーナ・イズマイロヴァ」より〔仔馬は雌馬のところに急ぎ
 森の奥深いところに湖がある〕+
オネゲル:交響曲第5番「3つのレ」
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 $
トマス・イェンセン(指)、
デンマークRSO、
ヘアマン・D・コペル(P)*、
ジョージ・エスクデール(Tp)#、
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S)+、
ヘンリク・シェリング(Vn)$

(1)録音:1963年10月31日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)(ライヴ放送)]
(2)録音:1954年11月4日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)(ライヴ放送)]
(3)録音:1949年1月27日−28日]
(4)録音:1962年10月24日、国連の日コンサート(パリ)(ライヴ放送)]
※すべてモノラル録音
※復刻/デジタルマスタリング:クラウス・ビューリト
デンマークの指揮者トマス・イェンセン(1898−1963)の「遺産」シリーズの第2作。「20世紀の傑作」とされる作品が、ライヴとスタジオの録音で収録されています。ショスタコーヴィチの「交響曲第5番」は、イェンセンが1963年11月13日に亡くなる2週間前、デンマークRSOを最後に指揮したコンサートのライヴ録音です。LPもCDもリリースされてこなかった音源です。ストラヴィンスキーの「ピアノと管楽器の為の協奏曲」は、ヘアマン・D・コペル(1908−1998)がソロを弾いた『ヘアマン・D・コペル 作曲家・ピアニスト 第1集』(DACOCD 561-562)に収録された音源です。リスエーヤの「トランペット小協奏曲」の「初録音」は、1934年から1956年までロンドンSOの首席トランペット奏者を務めたジョージ・エスクデールがソロを担当しています。[Disc 2]の3曲は、イェンセンが「同時代」のレパートリーにも手腕を発揮したことを示す演奏です。1962年10月24日、パリで行われた「国連の日コンサート」のライヴ録音です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Danacord
DACOCD-913
(2CDR)
トマス・イェンセンの遺産 第3集

(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲*
(2)ブラームス:交響曲第4番
(3)ブラームス:ドイツ・レクイエム#
トマス・イェンセン(指)、
デンマークRSO、
エンドレ・ヴォルフ(Vn)*、
アグネス・ギーベル(S)#、
エーリヒ・ヴェンク(Br)、
デンマーク放送cho団#

(1)録音:1949年10月19日&21日
(2)録音:1955年4月23日、シャンゼリゼ劇場(パリ、フランス)(ライヴ放送)
(3)録音:1962年2月2日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)(ライヴ放送)
※すべてモノラル録音
※復刻/デジタルマスタリング:クラウス・ビューリト
デンマークの指揮者トマス・イェンセン(1898−1963)の「遺産」シリーズの第3集。ブラームスの「交響曲第4番」とオランダのソプラノ歌手アグネス・ギーベル(1921−2017)とドイツのバス・バリトン、エーリヒ・ヴェンク(1923−2012)がソロを歌った「ドイツ・レクイエム」は、このアルバムで初めてリリースされる、「イェンセンの遺産」に欠かせない重要なアーカイヴ録音です。チャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」は、『エンドレ・ヴォルフ 第1集』(DACOCD 714-715)と同じ音源。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


King International
KKC-90001(2Bluray)
朝比奈隆 交響的肖像
(1) 実相寺昭雄との対談1〜ヴァイオリン奏者から指揮者へ
(2) 実相寺昭雄との対談2〜戦後初めて渡欧した時のエピソード。フルトヴェングラーとの出会い
(3) ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98(4) 実相寺昭雄との対談3〜ベルリン・フィルを指揮したこと〜カラヤンの印象
(5) 実相寺昭雄との対談4〜音楽の道へ〜出会った人々
(6) ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
(7) 実相寺昭雄との対談5〜阪急電鉄への入社
(8) ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲Op.56a〜主題と第1変奏のみ
(9) 実相寺昭雄との対談5〜つづき 中国大陸での難民生活
(10) リハーサルと実相寺昭雄との対談6〜下積み時代
(11) リハーサルと実相寺昭雄との対談7〜フルトヴェングラーとの出会い
(12) ブルックナー:交響曲第3番ニ短調
(13) 実相寺昭雄との対談8
(14) ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」
(15) 実相寺昭雄との対談9
(16) 実相寺昭雄との対談10
(17) マーラー:大地の歌
(18)松原千代繁・寺田農の対談
朝比奈隆(指)
新日本フィルハーモニーSO

演出・監修:実相寺昭雄


(3)収録:1990年6月1日オーチャードホール
(6)収録:1990年2月5日オーチャードホール
(8)収録:1990年2月5日オーチャードホール
(12)収録:1996年12月12日東京文化会館
(14)収録:1989年2月5日
(17)川上洋司、伊原直子
収録:1994年5月9日東京文化会館(初出)
(18)収録:2021年7月20日

画面:4:3
音声:PCM STEREO
2021年は朝比奈隆の歿後20年、映画監督の実相寺昭雄の歿後15年にあたります。朝比奈の円熟期1990年代に、氏を崇拝する実相寺が制作した「朝比 奈隆 交響的肖像」は1999年に日本コロムビアからDVD3枚組でリリースされ話題となりました。長らく入手困難となっていましたが、今回ブルーレイ・ディス クにアップコンバートして登場します。
前回未収録のベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」と完全初出のマーラー「大地の歌」、朝比奈・実相寺対談の未発表部分も復活させ、全体で8時間に及ぶす べての点でパワーアップしながらお手頃価格にしての記念発売となります。
朝比奈の「大地の歌」は大阪フィルとの演奏が発売されていますが、この1994年5月9日東京文化会館でのライヴは存在が半ば伝説化していた音源。ついに 日の目を見ます。
新日本フィルも今年2021年が創立50周年にあたり、同団事務局長・専務理事だった松原千代?氏が実相寺昭雄鍾愛の俳優・寺田農と両巨匠の思い出など を語った最新映像も収録。
いずれの交響曲もノーカット収録。オーソドックスなコンサート映像ながら実相寺色が濃厚に表れているのもファン興奮。リハーサルの場面でさえ映画の1シー ンのように迫ってきます。音質も良好。 (Ki)


Spectrum Sound
CDSMBA-033(1CD)
カール・ベーム・ライヴ・アット・サル・プレイエル・パリ 1975
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』〜「前奏曲」と「愛の死」
ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番
R.シュトラウス:『サロメ』〜ラスト・シーン
ビルギット・ニルソン(S)
カール・ベーム(指)フランス国立O

ライヴ録音:1975年6月25日/サル・プレイエル(パリ)(ステレオ)
音源:Licensed by Radio France, INA & Birgit Nilsson Foundation
(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。フランス国立視聴覚研究所(INA)が保有する音源からのCD化シリーズ最新盤は、ベームがフランス国 立Oを振った1975年6月25、サル・プレイエルにおけるライヴのステレオ音源です!
カール・ベームが最も得意としたモーツァルトのジュピター。ウィーン・フィル、ベルリン・フィルなど名門オーケストラとの名盤が存在しますが、このライヴ録 音でも細部にまで意識の届いた演奏を展開しており、さすがベーム!と思わせます。その凄さは速いパッセージでも一音一音を大切にしながら音楽が流れていき、 ベームの巨匠芸を堪能できます。
ビルギット・ニルソンを独唱に迎えたワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』から「前奏曲と愛の死」とR.シュトラウスの歌劇『サロメ』からファイナル・シーンも 必聴です!ニルソンはベームが最も信頼を寄せたソプラノ歌手で、自身が最も得意としたワーグナーとR.シュトラウスの主要な歌劇をベームとともに録音しており ます。圧倒的な存在感を示す歌唱は何よりも魅力ですが、ベーム指揮の演奏ではニルソンの実力が最大限引き出されているのがこの演奏でもよくわかります。力 強さと柔らかさを併せ持った20世紀を代表する名歌手の歌声をご堪能ください。平林直哉氏による日本語解説付。 (Ki)

Goodies
78CDR-3847(1CDR)
税込定価
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調作品93 ハンス・プフィツナー(指)BPO

米 BRUNSWICK 90252/4(独 POLYDOR 15020/2と同一録音)
1933年ベルリン録音
ハンス・プフィツナーはドイツの後期ロマン派を代表する作曲家の 一人。ドイツ人の両親のもとにロシアで生まれた。幼少時ドイツに移住し、指 揮者としての地位を固めた後、徐々に作曲活動を活発化させて行き、ドイツの 後期ロマン派を代表する作曲家になった。プフィツナーが指揮者として活躍し た時代は、機械式録音から電気録音への移行期だった。このシリーズでは機械 式録音(1924年)のベートーヴェン:交響曲第4番(78CDR-3840)、電気録音(1928年) のシューマン:交響曲第2番(78CDR-3837)、1930年録音のベートーヴェン:交響 曲第6番「田園」(78CDR-3843)が出ています。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用 MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。(グッディーズ)


東武レコーディングズ
TBRCD-0112(1CD)
税込定価
トールケース仕様
「日出る国へ新世界=`昭和十二年の日米同時生放送」
(1)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
(2)J・シュトラウス(近衞編):喜歌劇「こうもり」組曲
近衞秀麿(指)NBC響

録音:(1)1937年2月16日、(2)1937年2月14日,NBC8H スタジオ
音源提供:アメリカ議会図書館(Library of Congress)
協力:近衞音楽研究所、
ウィスコンシン歴史協会(Wisconsin Historical Society)、
NBC ユニヴァーサルLLC、Donald Meyer(Lake Forest college)
1937 年2 月16 日、ニューヨークのNBC、8H スタジオにおいて、オーケストラ 音楽の日米同時生放送という画期的な演奏会が行われた。曲目はドヴォルザー ク作曲の交響曲第9 番「新世界」。オーケストラは“トスカニーニのオーケストラ”と してクラシック音楽ファンに知られるNBC SO。 指揮台に立ったのは前年 1936 年に日本の外務省より音楽特使として叙任さ れた近衞秀麿(1898〜1973)。言うまでもなく、戦中に三度に渡って首相を務め た近衞文麿の実弟であり、日本でオーケストラを初めて作り、生涯に渡ってオー ケストラ音楽の紹介に努めた大指揮者です。 演奏会は大成功に終わった。そして近衞には全米各地の名門オーケストラに 客演するツアーが約束された。しかし 7 月の日中戦争の勃発を引き金にした日 米関係の悪化が近衞の指揮者としての運命を翻弄する。そして遂には全てが見 果てぬ夢となってしまった……。 『新世界』の演奏の二日前にも近衞はラジオ番組にも出演し、自ら編曲したヨ ハン・シュトラウスの喜歌劇『こうもり』組曲を指揮し放送しています。これらの音源が アメリカ議会図書館で良好な音質で発見された!さらに近衞が NBC SO に登壇するに至るコレスポンダンスも発見。 近衞秀麿研究の第一人者である菅野冬樹による綿密な調査に基づく書下ろ し原稿による重厚な新書版書籍付き。好事家にとってはなぜトスカニーニより先 に NBC SOと日本人指揮者が共演できたのか?そしてどういう演奏をして いるのか?という興味が明らかになります。そして芸術と言えども時代背景とは不可 分な関係であることを証明する正に戦争と音楽のドキュメント。

Profil
PH-18083(1CD)
エディション・シュターツカペレ・ドレスデンVol.52
ブルックナー:交響曲第1番ハ短調(1877年リンツ稿)
クリスティアン・ティーレマン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

録音:2017年9月1日/ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
ディション・シュターツカペレ・ドレスデン・シリーズ第52弾。ティーレマンとシュターツカペレ・ドレスデン2017年のブルックナー「交響曲第1番」といえば、 9月6日にミュンヘンのフィルハーモニーで行われたライヴ映像がC Majorからリリースされた全集に収録され、このBOXは、「レコード芸術」誌2021年9月 号にて特選として絶賛されました。こちらはその5日前にドレスデンのゼンパーオーパーで行われたコンサートのライヴCD。
ティーレマンは2012年のシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者就任以来、ブルックナーの交響曲プロジェクトを続け、その8回目にとりあげられたのが第 1番でした。
ブルックナーの交響曲第1番は1868年の作ですが、1877年、84年に改訂が行われ、さらに1890年に行われたのがここで用いられている「リンツ版」。ブ ルックナーの若々しい野性味が晩年の円熟の書法で磨かれた逸品となっています。
ティーレマンの解釈はミュンヘン・ライヴと基本的には共通してやや遅めのテンポによる堂々としたものですが、ドレスデンのゼンパーオーパーの深い響きもあい まり充実した感動を与えてくれます。 (Ki)


TOCCATA
TOCC-0613(1CD)
NX-B03
マルコム・アーノルド(1921-2006):管弦楽作品集
美食大協奏曲 Op. 76−ウェイター、食事と大オーケストラの為の…世界初録音
交響曲第9番Op. 128
アンナ・ゴルバチョヴァ=オギルヴィ(S)
リエパーヤSO
ジョン・ギボンズ(指)

録音:2021年6月14-16日
2021年に生誕100年を迎えるマルコム・アーノルド。優れた映画音楽の作曲家として、また20世紀イギリスを代表するシリアスな交響曲の作曲家として評 価されています。 このアルバムに収録された2つの作品は、アーノルドの対照的な側面をはっきりと示しています。タイトルを見るだけでも興味深い「美食大協奏曲」は、陽気 で親しみやすいアーノルド。1961年に初演された"ホフナング音楽祭(イギリスで開催されていた抱腹絶倒の冗談音楽祭)"の為の作品で(アーノルドは音 楽祭の創設者で漫画家のジェラルド・ホフナングの友人だった)、一連のコース料理が音で描かれています。ウェイターが儀式用のナプキンを運び入れ、牡蠣 をはじめとしたオードブル、スープ、メインのローストビーフ、チーズと続き、デザートのピーチメルバ(こちらはグノーのアヴェ・マリアのパロディ)が到着。そしてコー ヒーと食後酒で締めるというもの。本来はウェイターが大きな役割を占めますが、音だけで聴いても存分に楽しめます。この曲は世界初録音です。転じて、交 響曲第9番はシリアスな音楽。病と闘い完成が大幅に遅れてしまったこの曲、アーノルド自身が「地獄を通り抜けた」と語った後に作曲されただけあって、暗 鬱な第4楽章の最後で光が差すような長調への転調が強い印象を残します。

ALPHA
ALPHA-776(1CD)
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
ヴァイオリン協奏曲 第3番ト長調 K. 216
交響曲第41番ハ長調 K. 551「ジュピター」
ル・コンセール・ド・ラ・ロージュ(古楽器使用)
ジュリアン・ショーヴァン(Vn、指揮)

録音:2021年2月12-14日、シャトレ座、パリ
ル・コンセール・ド・ラ・ロージュ(古楽器使用)
ジュリアン・ショーヴァン(Vn、指揮)
Aparteレーベルでの数々の名盤、特に一連のハイドン『パリ交響曲』の録音では、同時代の知られざる名作を次々と併せて紹介し、注目 を浴びた古楽器合奏団コンセール・ド・ラ・ロージュ。古典派解釈の確かさは、それらのアルバムにフランスの批評メディアが続々絶賛を寄せて きたことからもわかります。シュシャーヌ・シラノシアン、ジュスタン・テイラー、タミ・クラウスといった新世代の古楽器奏者たちとの連携もさることな がら、創設者・指揮者のジュリアン・ショーヴァンがピリオド奏法のヴァイオリン奏者としてもずば抜けた技量を誇っている点は見逃せません。サ ンドリーヌ・ピオーによるフランス19世紀歌劇・アリア集『恋の相手は...』(ALPHA445/NYCX-10063)でALPHAからもリリース実績のある 彼らが、同レーベルでモーツァルトの重要作品を定期的に発表してゆくことになり、その記念すべき第一弾がこの申し分ない選曲の一枚とな ります。モーツァルトの全管弦楽曲中最も注目度の高い作品の一つ「ジュピター」をはじめ、隅々まで考え抜かれた解釈により各作品が驚く ほどみずみずしく蘇る古楽器演奏で、細やかな音楽言語への徹底した読み込みがいたるところで効果を発揮。それでいて冒頭に掲げられた 「フィガロの結婚」序曲の沸々と盛り上がる勢いといい、ヴァイオリン協奏曲におけるショーヴァンの濃密かつ圧倒的な「格」といい、一糸乱れぬ 統率力と各奏者の自発性の絶妙なバランスといい、それらがまさに新時代の画期的名演と呼びうる強い存在感をこのアルバムに与えていま す。作曲家自身の手紙からの引用を多数盛り込んだ解説も興味深く、生の18世紀の音像に迫ろうという強い気概が演奏の上質さにみご と結実した、頼もしい新シリーズの始まりと言えるでしょう。

ICA CLASSICS
ICAC-5161(4CD)
NX-F01
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス: 交響曲集
【CD1】
ハイドン:交響曲第100番ト長調「軍隊」
交響曲第101番ニ長調「時計」*
【CD2】
モーツァルト:交響曲第29番イ長調 K. 201
行進曲 ニ長調 K. 335*
セレナード第9番ニ長調 K. 320「ポストホルン」*
【CD3】
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op. 67「運命」
交響曲第7番イ長調 Op. 92*
【CD4】
ブラームス:悲劇的序曲 Op. 81
交響曲第4番ホ短調 Op. 96*
ニコラウス・アーノンクール(指)
ヨーロッパ室内O

【CD1】
録音:1999年12月4日 コンセルトヘボウ、アムステルダム、2004年6月21日 シュテファニエンザール、グラーツ*
【CD2】
録音:1989年7月12日 シュテファニエンザール、グラーツ、1996年4月1*
【CD3】
録音:2007年6月24日ヘムルート・リスト・ハレ、グラーツ
2002年6月23日シュテファニエンザール、グラーツ*
【CD4】
録音:1999年6月28日、1997年7月10日*、シュテファニエンザール、グラーツ
ヨーロッパ室内管40周年記念盤。アーノンクールとの記念碑的ライヴ、全曲初CD化! 2021年に創立40周年を迎えたヨーロッパ室内O。創立に深くかかわったクラウディオ・アバドを始め、トップ・クラスの指揮者・演奏家と演奏を重ね て来ましたが、その中で特別に深い絆を持っていたニコラウス・アーノンクールとの名演奏の数々が陽の目を見ます。腕利きの奏者が揃ったヨーロッパ室内管 は、モダン楽器の楽団でありながら小振りな編成とクリアな響き、柔軟かつ意欲的な音楽性を備え、アーノンクールの理想を具現化できるオーケストラとして 常に彼の厳しい要求に応え、アーノンクールも特別な信頼と愛情を寄せ続けました。「リスクを取って転ぶほうが安全を優先するよりもずっとよい」「偉大な音 楽作りとはつねに大失敗と隣り合わせなのだ」を持論としたアーノンクール。ここに収められた「偉大な音楽作り」の数々は、すべてCD初出です。 演奏は、全般的にこのコンビに予想される引き締まったテンポとアクセントの利いたドラマティックなもので、ライヴらしい勢いや精彩が感じられます。特にハイド ンでは作曲者が仕込んだ細部の仕掛けを鮮明に音にしており、アーノンクールの面目躍如といったところ。ベートーヴェンの交響曲第5番では、驚いたことに 16年前のTeldec盤よりもすべての楽章で演奏時間が短くなっており、緊迫度や燃焼度の更なる高まりが感じられます。

Pentatone
PTC-5186765(1CD)
モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」
交響曲第39番変ホ長調 K.543
アンドルー・マンゼ(指)
ハノーファー北ドイツ放送PO

録音:2021年3月13-18日/NDRハノーファー、放送局スタジオ大ホール
もともと高名なバロック・ヴァイオリンとして知られているアンドルー・マンゼ。近年は指揮者としての活躍も目覚ましく、2014年から首席指揮者を務めてい るハノーファー北ドイツ放送POとの積極的な演奏会および録音が続いており、PENTATONEレーベルからリリースしているメンデルスゾー ンの交響曲全曲録音、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」&第7番(KKC-6207 / PTC-5186814)は各誌で高い評価を得ました。
当アルバムはモーツァルトの交響曲第2弾で第38番「プラハ」、第39番を収録。前作、第40番&41番「ジュピター」(KKC-6129 / PTC-5186757) でも聴かれたHIP奏法を踏襲しつつマンゼらしい細やかな表情と絶妙なテンポ設定で聴き手を魅了します。弦楽器の美しさとティンパニのメリハリの利いた打音 で輪郭のハッキリとしたモーツァルトを展開。前作同様マンゼはすべてリピートで演奏しており、モーツァルトの野心的な面を表現しながらも独特な緊迫感を持っ て音楽を構築しており、同団との厚い信頼関係とともに“マンゼ節” で聴かせます。当ディスクはCD仕様となります。

GRAND SLAM
GS-2247(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO

録音:1944年12月19日ウィーン、ムジークフェラインザール
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音)
■制作者より 
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズに、遂に“ウラニアのエロイカ”が登場します! この「英雄」交響曲は、フルトヴェングラーの録音遺 産の中でも特別に有名であることは、今さら説明不要でしょう。今回入手したテープは非常に明瞭でバランスが取れており、1950年代のモノラル録音にも匹敵す るクオリティです。たとえば、第1楽章の冒頭の和音を聴いただけでも、ホール内にきれいにこだまする様子が、これほど明確に再現された例はなかったと思われ ます。  また、今回は新事実(?)と思われることが発見されました。つまり、インターバルが全く途切れておらず、この演奏はマイクを前にした通し演奏ではないかと推 測されることです(詳細は解説参照)。  さらに、決定盤とすべく、解説書には図版やLPジャケットなどをふんだんに盛り込みました(全12ページ)。(平林 直哉)

CAvi music
85-53490(1CD)
マーラー:交響曲第6番イ短調 「悲劇的」 アダム・フィッシャー(指)、
デュッセルドルフSO

録音(ライヴ):2020年2月27日−3月2日、デュッセルドルフ・トーンハレ(ドイツ)
ンガリーが誇る敏腕指揮者ファミリー、フィッシャー兄弟の兄アダム・フィッシャーと、彼が2015/2016シーズンから首席指揮者を務めるデュッセルドルフSO。これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に度々選ばれ、「交響曲第1番」では2019年の英BBCミュージック・マガジン賞で見事「オーケストラ賞」を受賞するなど、着実に評価を積み上げてきたマーラー交響曲チクルス。ついに最終巻となるシリーズ第10巻、交響曲第6番 「悲劇的」が登場!
2020年の2月末から3月初旬にかけて、デュッセルドルフ・トーンハレで3回のライヴ演奏が行われ、録音されたマーラーの「交響曲第6番」。その直後にコロナ・パンデミックによる最初のロックダウンが始まり、その後多くの音楽仲間の生活を破綻させました。交響曲第6番が描かれた時代や内容と今回のパンデミックの類似性も感じ、「今後、私のマーラー第6番と言えば、パンデミックと最後のコンサートを連想せざるを得ない」とアダム・フィッシャー自身が振り返る印象的なライヴとなりました。巨大なオーケストラをコントロールしながら、緻密な室内楽的なサウンド作りも繊細に組み立てて来たアダム・フィッシャー&デュッセルドルフ・フィルのマーラー第6番。シリーズの締めくくりに相応しい堂々たる「悲劇的」にご期待ください!

MUSICAPHON
M-56829(1CD)
シュルホフ&マウトナー:管弦楽作品集
エルヴィン・シュルホフ:交響曲第2番
ミヒャエル・マウトナー(b.1959):ユナイテッド・カラーズ(サクソフォン、ピアノ、打楽器、弦楽の為の)
シュルホフ:フルート、ピアノ、弦楽の為の二重協奏曲
エルヴィン・クラムバウアー(Fl)、クレメンス・ツァイリンガー(P)、ペーター・ロールスドルファー(Sax)、オーストリア室内SO、エルンスト・タイス(指)

録音:2004年2月(ドイツ)
チェコに生まれ多彩な作品を生み出すもナチスによって強制収容所に収容され、そこで生涯を終えた作曲家、エルヴィン・シュルホフの作品は、近年になって再評価が進んでいます。交響曲第2番は比較的演奏機会が多く、20分弱の作品ですが、第3楽章にジャズの要素を取り入れるなど意欲的ながら洗練された一曲です。ミヒャエル・マウトナーはザルツブルクのモーツァルテウム大学で学び、ウィーンを拠点に作曲活動や指揮活動などを精力的に展開しています。

SWR music
SWR-19105CD(2CD)
NX-B06
シベリウス:3つの歌曲/交響曲第2番、第4番、第5番
【CD1】
十二夜 Op. 60 第1番 死よ近づくな
6つの歌曲 Op. 36 第6番 3月の雪の上のダイヤモンド
7つの歌曲 Op. 17 第6番 夕べに
キム・ボルイ(Bs)
交響曲第2番ニ長調Op. 43*
【CD2】
交響曲第4番イ短調 Op. 63**
交響曲第5番変ホ長調 Op. 82#
バーデン=バーデン・フライブルクSWRSO
ハンス・ロスバウト(指)

録音:1955年12月6日、1955年1月7日*、1961年1月10日**、1955年12月5日#
すべてモノラル
モーツァルトやベートーヴェン、そしてマーラーや1950年代以降の音楽の解釈・演奏が高く評価された指揮者ハ ンス・ロスバウト(1895-1962)。シベリウス作品の録音はとても少なく、1954年と1957年にベルリン・フィル ハーモニーOと録音した「フィンランディア」などの小品集の他、数えるほどしか知られていません。この2枚 組には1955年と1961年にスタジオ録音された3曲の交響曲と珍しい歌曲を収録。全てが初出音源、かつロ スバウトとしては他にも録音のないレパートリーで、彼らしい緻密なアプローチと柔軟なテンポ設定による見事な シベリウスが堪能できます。歌曲でソロを歌うキム・ボルイ(1919-2000)はヘルシンキ出身のバス歌手。1960 年からストックホルム王立歌劇場に所属し、80年に引退するまでオペラとコンサートで活躍、また、デンマーク音 楽アカデミーで後進の指導にあたるなどフィンランドの声楽界の発展に寄与しました。 いずれも、SWRのオリジナルテープから丁寧にリマスターされており、モノラルながら聴きやすい音となっています。

オクタヴィア
OVCL-00761(1SACD)
税込定価
2021年9月22日発売
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調 作品65
ステージ・オーケストラの為の組曲(ジャズ組曲第2番)より【行進曲/リリック・ワルツ/小さなポルカ/ワルツ第2番/ダンス第1番】
井上道義(指)
新日本フィルハーモニーSO

録音:2021年7月3日 東京・サントリーホール・ライヴ
高い評価を受ける井上道義のショスタコーヴィチ演奏の最新盤は、新日本フィルとの2021 年7月のライヴ録音です。 交響曲第8番では、堅固に構築された音楽で、激しい葛藤と悲しみのレクイエムを聴かせ ます。過去に幾度も共演を重ねた新日本フィルは、コンサートマスターの崔文洙を中心と して、美しく壮烈な響きで井上に応えました。 一方ダンサブルな「ステージ・オーケストラの為の組曲」(「ジャズ組曲第2番」)は瑞々し く鮮やかな演奏で、明るくアルバムを締めくくります。 作曲家の二面性を見事に表現する濃密な快演をお楽しみください。(オクタヴィア)

Altus
ALT-495(1CD)
ゴロワノフの芸術第1集
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 作品27
交響的舞曲〜第1・3楽章*
ニコライ・ゴロワノフ(指)
モスクワRSO

モノラル録音:1953年5月25日、1949年6月17日*
ムラヴィンスキーと対を成すロシアのカリスマにして、強烈な爆演で知られる伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフの音源をALTUS渾身のマス タリングで発売!脳も灼けつく怒涛の大演奏、異様な指揮者の存在感が生む空前の大迫力。ここまで熾烈な演奏はそうありません。衰えを知らぬ最晩年のラフマニ ノフ2番と、貴重な交響的舞曲(抜粋)の録音を収録。
「ゴロワノフの芸風はムラヴィンスキーと全く対照的です。ムラヴィンスキーが余分な響きを極力排除し、透明で繊細な音楽を奏でていたのに対し、ゴロワノフ は野人のように粗野で熱っぽく、鼻がひん曲がるほどのロシア臭気を発していたのである」「ロシアの指揮者について語る時、ゴロワノフの存在は絶対に無視でき ない」「交響曲第2番では冒頭から異様に太くたくましい音の塊が出現し、第2楽章も終始オーケストラが乱れるほど熱くなっています。第3楽章はロシアのセンチメ ンタリズム満開、第4楽章の粗野な盛り上がりもゴロワノフならではである」(平林直哉氏の解説より)

Altus
ALSA-4 41(4SACD)
シングルレイヤー
完全限定生産
2021年新マスタリング
チェリビダッケ/フランス国立放送O
INAライヴ録音大集成

■Disc1
(1)ルーセル:交響曲第3番
ブラームス:交響曲第4番
(2)シェーンベルク:6つの管弦楽伴奏付き歌曲 Op. 8
シューベルト:交響曲第8番『未完成』
ベートーヴェン:交響曲第7番
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 第1番
ミヨー:ブラジルの郷愁〜第11曲『ラランジェイラス』
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ(管弦楽版)
ストラヴィンスキー:小管弦楽組曲第2番より『ギャロップ』
(3)ブラームス:悲劇的序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
■Disc2
(1)ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』抜粋
(2)ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op. 90
ミヨー:ブラジルの郷愁 Op. 67b
レスピーギ:交響詩『ローマの松』
(3)シューベルト:『ロザムンデ』 序曲
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op. 104*
デュティユー:メタボール
■Disc3
シューベルト
(1)6つのドイツ舞曲(ウェーベルンによる管弦楽編)
交響曲第5番変ロ長調 D. 485
J・シュトラウス:『こうもり』序曲
 ウィーンの森の物語/フィガロ・ポルカ
 ピツィカート・ポルカ/トリッチ・トラッチ・ポルカ
 皇帝円舞曲
(2)モーツァルト:レクイエム ニ短調 K. 626
(3)ウェーバー:『魔弾の射手』 序曲
ハイドン:交響曲第102番
シューマン:交響曲第2番
■Disc4
(1)シューマン:ピアノ協奏曲
プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』組曲第2番 抜粋
(2)ラヴェル:スペイン狂詩曲
(3)ラヴェル:『マ・メール・ロワ』
(4)ラヴェル:道化師の朝の歌
(5)ラヴェル:ラ・ヴァルス
(6)ラヴェル:『ダフニスとクロエ』 第1,2組曲
セルジュ・チェリビダッケ(指)
フランス国立放送O

■Disc1
(1)録音:1974年10月23日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(2)録音:1974年9月17日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(3)アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ( ピアノ)
録音:1974年10月16日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■Disc2
(1)録音:1974年2月6日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(2)録音:1974年2月15日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(3)ピエール・フルニエ(Vc)*
デュティユー:メタボール
録音:1974年10月2日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■Disc3
(1)録音:1973年12月30日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(2)アーリーン・オジェー(S)
グーリ・プレスナー(C.A)
アダルベルト・クラウス(T)
ロジェ・ソワイエ(Bs)
ジャン・ポール・クレダー(合唱指揮)
フランス国立放送合唱団
録音:1974年2月22日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(3)録音:1974年2月27日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
■Disc4
(1)マルタ・アルゲリッチ(P)
録音:1974年5月29日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(2)録音:1973年12月23日
(3)録音:1974年2月6日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(4)録音:1974年5月29日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(5)録音:1974年10月2日
(6)録音:1974年10月16日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
ジャン・ポール・クレダー(合唱指揮)
フランス国立放送cho
ALTUS屈指のベストセラー、チェリビダッケ&フランス国立OのINA音源シリーズをすべてまとめた長時間収録SACD4枚組。当盤のためにリマスター され通常CD版とは異なる魅力を付加。最新リマスタリングにはALTUSの新技術〈High sampling overtone〉が採用されており、自然な倍音とオーケストラ の確かな質感がチェリビダッケの名演をより引き立たせてくれます。
1973・74年録音ですべてステレオ。ミケランジェリ、フルニエ、アルゲリッチとの協奏曲録音は超絶の名演。他にも極上に美しい『未完成』、スローテンポに仰 天の『ペトルーシュカ』、チェリの叫びも高らかな凄演『ローマの松』、精緻な佇まいに涙の『モツレク』、ユニークなウィーン音楽に圧倒的最弱音のラヴェル作品な どなど、何所をとってもチェリビダッケの威容をビシビシ感じる圧巻の内容!
解説書には既発盤に使われた原稿をもれなく収録。鈴木淳史氏、久保木泰夫氏、許 光俊氏による各ディスクの解説から演奏者プロフィールに楽曲解説、シェー ンベルク『6つの管弦楽伴奏付き歌曲』歌詞対訳まで、全60ページを超える充実のブックレットです。 (Ki)


東武レコーディングズ
TBRQ-9006(2CD)
UHQCD
税込定価
ベートーヴェン:交響曲第6 番「田園」
ベートーヴェン:交響曲第3 番「英雄」
*ダグ・ハマーショルドの思い出に捧ぐ
オットー・クレンペラー(指)
フィラデルフィアO

録音:1962 年10 月19 日アカデミー・オヴ・ミュージック,ライヴ録音(ステレオ)
良好なステレオ録音でリリースのクレンペラー+フィラデルフィアの正規盤シリー ズ。肝心のオール・ベートーヴェン・プログラムについては、オーケストラ・アーカイ ヴの音源に難があり、商品化が見送られておりました。本年ついに良好な音源を ペンシルバニア大学にて発見!これで3プログラムが全て揃いました。クレンペラ ーはそもそもストコフスキーの後任と目されていたのにそれが破談となったために オーマンディとは深い確執がありました。1935 年の登壇後 27 年振りのフィラデル フィア客演が決まった際には新聞でも大きく取り上げられ大ニュースとなりました。 ヴァイオリンは、左右両翼。低弦左サイドの古典型オーケストラ配置。強烈な遅い テンポで繰り広げられるシリアスなベートーヴェン。超デッドなホール故に輪郭が はっきりし、緊張感の途切れがありません。オーケストラの個性が強く、金管の華や かさや木管の巧さは特筆もの。巨匠はこの時一か月以上アメリカに滞在し、フィラ デルフィアのみならず、ニューヨーク、ワシントン DC、ボルティモアへも巡演しまし た。そしてこれが最後のアメリカ訪問となりました。「英雄」はこの前年に飛行機墜 落で命を落とした国連事務総長ダグ・ハマーショルドに捧げられております。万感 胸に迫る名演です。

DREYER-GAIDO
CD-21133(2SACD)
マーラー:交響曲第9番ニ長調#
交響曲第10番嬰ヘ長調〔アダージョ、プルガトリオ〕*
ガブリエル・フェルツ(指)、
ドルトムントPO#、
シュトゥットガルトPO*

録音(ライヴ):2019年7月2日−3日、コンツェルトハウス・ドルトムント(ドイツ)#/2010年11月3日、リーダーハレ・ベートーヴェンザール(シュトゥットガルト)*
リューベック市劇場、ブレーメン劇場のカペルマイスター、アルテンブルク・ゲラ市のOおよび歌劇場の音楽総監督、シュトゥットガルト・フィルの首席指揮者、シュトゥットガルト市の音楽総監督、バーゼル歌劇場の首席客演指揮者という錚々たるポジションを歴任し、2013/14シーズンからは、ドルトムント市の音楽総監督、ドルトムント・フィルの首席指揮者として活躍。さらに2017/18シーズンからは、セルビアのベオグラード・フィルの首席指揮者にも就任しているドイツ期待のマエストロ、ガブリエル・フェルツ。
ドルトムント・フィルとは2023年まで契約が延長されるなど、好調な関係を築くガブリエル・フェルツ。シュトゥットガルト・フィル時代から15年かけて積み上げてきたフェルツの集大成ともいうべきマーラーの交響曲録音の最新盤として、ドルトムント・フィルとの「交響曲第9番」がついに登場。更に、シュトゥットガルト・フィル時代の2010年に録音していた「交響曲第10番(オリジナル・フラグメントとなる〈アダージョ〉と〈プルガトリオ〉の2楽章)も併録され、交響曲第1番〜第10番までの全10曲が揃いました。マーラーの交響曲全10曲をすべて録音したのは、同世代のドイツ人指揮者としては初めての偉業となるそうです。交響曲第9番は、前作「交響曲第8番」(CD21118)と同様に、マルクス・ハイランドがトーンマイスターを務める名レコーディング・プロダクション "TRITONUS" による録音です。

フォンテック
FOCD-9852(4CD)
2021年9月8日発売
ブルックナー交響曲選集
■Disc1
交響曲第3番<第3稿、ノーヴァク版>
■Disc2
交響曲第4番「ロマンティック」<第2稿、ノーヴァク版に基づく>
■Disc3
交響曲第6番<ノーヴァク版>
■Disc4
交響曲第7番<ノーヴァク版>
飯守泰次郎(指)東京シティPO

■Disc1
録音:2001年1月18日東京文化会館
■Disc2
録音:1998年5月28日サントリーホール
■Disc3
録音:2003年1月9日東京文化会館
■Disc4
録音:1999年2月15日サントリーホール
巨匠のブルックナー演奏が、最新リマスタリングで鮮やかに蘇る。バイロイト音楽祭での歴史的公演など、欧州での充実した活動を経て、東京シティ・フィル、名古屋 フィル、関西フィルの常任指揮者、新国立劇場歌劇部門芸術監督を歴任し、現在 仙台フィルの常任 指揮者を務める飯守泰次郎。 新国立劇場在任中は、「パルジファル」「ニーベルングの指環」全曲を含むワーグナー作品上演を指 揮し高い評価を集め、2014年から日本芸術院会員を務めます。 その芸術は円熟を深め、傘寿を記念しワーグナー歌手のトップたちと共演した2021年5月の「ニー ベルングの指環」ハイライト特別演奏会は、世界に誇る公演となりました。 1999年発売の「ロマンティック」以来、フォンテックは飯守の名演奏をCD化してまいりました。今 回の「ブルックナー 交響曲選集」は、音楽評論家のヒューエル・タークイ氏が「伝統的に必要とされ る温かみを維持しながら、同時に大胆なほど独創的でもある」と激賞した「第4番」を含む4作品を収 録しています。 飯守のブルックナー、まさに感動の軌跡です。 (FONTEC)

ALPHA
ALPHA-782(1CD)
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
幻想序曲「ロメオとジュリエット」*
チューリヒ・トーンハレO
パーヴォ・ヤルヴィ(指)

録音:2019年11月、2021年1月* トーンハレ・マーグ、チューリヒ、スイス
2019/20のシーズンに予定されていた、トーンハレOと新音楽監督パーヴォ・ヤルヴィによるチャイコフスキー・チクルス。新型コロナ・ウ イルスの世界的パンデミックの影響で予定変更を余儀なくされていましたが、アーティストと関係者たちの熱意により、2021年1月に無観客 ライヴにて約1年遅れで完結し、併せて行われた録音が交響曲全集として発売されることとなりました。先に発売されていた第5番、第4番 (と第2番)に続き、後期3大交響曲の完結として第6番「悲愴」の分売も決定。パーヴォ・ヤルヴィにとって2007年のシンシナティ響との盤 (Telarc)以来の再録音となる「悲愴」ですが、実は第4番と並んでチクルス最初期に演奏・録音されていたもの。しかしながら、新たにタッグ を組んだ彼らの相性の良さを示す、各奏者の自発的な表現とアンサンブルの緊密さの同居、全体がうねるような濃密さを既に聴くことが出 来ます。木管楽器同士のやり取りが室内楽的な印象を与えながら、オーケストラが高みに導かれるフォルテもまた雄大で、映像に例えれば 高解像度かつ被写界深度の深い演奏といえ、比較的速めのテンポ設定の中でも、作品の魅力を十二分に引き立てています。「ロメオとジュ リエット」はチクルス終盤に収録されたもの。こちらも美しく力強い演奏です。

ALPHA
ALPHA-778(5CD)
NX-E03
チャイコフスキー:交響曲全集、管弦楽作品集
【DISC 1】(ALPHA-659/NYCX-10175)
交響曲第5番ホ短調 Op. 64
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
【DISC 2】(ALPHA-735/NYCX-10212)
交響曲第2番「小ロシア」
交響曲第4番ヘ短調 Op. 36
【DISC 3】(ALPHA-782/NYCX-10249)
交響曲第6番「悲愴」
幻想序曲 「ロメオとジュリエット」
【DISC 4】(初出)
交響曲第1番「冬の日の幻想」
イタリア奇想曲 イ長調 Op. 45
「エフゲニー・オネーギン」〜「ワルツ」
【DISC 5】(初出)
交響曲第3番「ポーランド」
「エフゲニー・オネーギン」〜「ポロネーズ」
戴冠式祝典行進曲 ニ長調
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指)

録音:2019年10-11月…交響曲第4番、第6番、フランチェスカ・ダ・リミニ、「ワルツ」「ポロネーズ」
2020年1月…交響曲第2番、第5番
2021年1月…交響曲第1番、第3番、イタリア奇想曲、ロメオとジュリエット、戴冠式祝典行進曲
トーンハレ・マーグ、チューリヒ、スイス
新音楽監督パーヴォ・ヤルヴィ就任の記念として、2019/20のシーズンに肝いりで計画されたトーンハレOによるチャイコフスキー・チ クルス。新型コロナ・ウイルスの世界的パンデミックの影響で予定変更を余儀なくされていましたが、アーティストと関係者たちの熱意により約1 年遅れで完結し、併せて行われた録音が、スイスのオーケストラ初のチャイコフスキー交響曲全集として発売されることとなりました。リリース済 みの第5番、第2番と第4番、全集と同時発売の第6番に加え、2021年1月に無観客ライヴが行われた第1番と第3番を収録し、さらに厳 選された管弦楽作品も収められる嬉しい内容です。初登場の第1番でのロシア民謡的なフレーズの躍動感も素晴らしいもの。緊密なアンサ ンブル、各奏者の生き生きとした表現、濃密なオーケストラのうねりが作品のロマン性を引き立て、それでいて気品も感じさせるという、パー ヴォ・ヤルヴィならではチャイコフスキー像が刻まれています。
ALPHA
ALPHA-767(1CD)
イェルク・ヴィトマン(1973-):「コン・ブリオ」管弦楽のための演奏会用序曲(2008)
R・シュトラウス:二重小協奏曲(クラリネット、ファゴットと弦楽のための)TRV 293
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op. 92
アイルランド室内O
イェルク・ヴィトマン(指、Cl)
ディエゴ・ケンナ(Fg)

録音:2020年2月ICOスタジオ、リムリック大学構内、アイルランド
現代を代表する作曲家であり、クラリネット奏者そして指揮者であるヴィトマンと、彼の手兵アイルランド室内O(ICO)によるアルバ ム。冒頭に収録された「コン・ブリオ」は、マリス・ヤンソンスとバイエルンRSOによるベートーヴェン・チクルスの際、交響曲第7番と第 8番とに組み合わせる新作を依頼されたヴィトマンが、第7番の主題を元に自由に展開して書き上げた作品(ヤンソンスとBR響によるサント リーホール・ライヴがBR-KLASSIKより発売済み 900137)。今回が作曲者自身による待望の初録音となります。晩年のリヒャルト・シュト ラウスによる二重小協奏曲は、バロックの合奏協奏曲を連想させる古典的な構成の中に劇的要素を盛り込んだ小さいながらも聴き応えの ある作品で、ヴィトマンのクラリネットに加え、ハインツ・ホリガーとの来日公演などで日本でもファンの多いファゴット奏者、ディエゴ・ケンナの妙 技が聴けるのも嬉しいところです。メイン演目のベートーヴェンでは、舞踏の聖化と評されたそのリズムが躍動的であるだけでなく、実に瑞々し く響くたいへん魅力的な演奏に仕上がっています。

SWR music
SWR-19529CD(4CD)
NX-C05
ブラームス:交響曲全集(全4曲
ドイツ・レクイエム*
クリスティーナ・ランツハーマー(S)
フローリアン・ベッシュ(Bs)
南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル
北ドイツ放送cho
シュトゥットガルトRSO
ロジャー・ノリントン(指)

録音:2005年7月4-6日、2014年2月20-21日*
1998年から2011年の13年間にわたりシュトゥットガルトRSOの首席指揮者を務めたノジャー・ノリントン。このコンビの演奏はどれも、ノリン トンが長年積み重ねて来た作品成立当時の演奏法研究の成果を機能性の高いモダン・オーケストラにつぎ込んだもので、作品のイメージをリフレッ シュしたと高く評価されました。ブラームスについては、1990年代にロンドン・クラシカル・プレイヤーズを(指)ピリオド楽器と奏法による交響曲全集を 録音し、新鮮なブラームス像を造りあげており、このシュトゥットガルトRSOとの演奏は、ほぼ15年ぶりとなる2度目の全集録音です。この演 奏はもともと映像作品としてリリースされ、後に音声のみのCDとして発売されたもの。ノリントンの看板のひとつであるノン・ヴィヴラートから生まれる「ピュ ア・トーン」はここでも健在、早めのテンポで生き生きと奏されるブラームスは、ノリントンのモットーである「偉大な作品をもう一度考え直し、新しく蘇らせ ること」を実現しています。 今回、同時収録された「ドイツ・レクイエム」は2014年の録音。こちらもピュア・トーンを生かした透明感ある美しい響きが特徴。ソプラノのクリスティー ナ・ランツハーマーとバスのフローリアン・ベッシュの歌声にも注目です。


PROSPERO CLASSICAL
PROSP-0020(2CD)
アーノンクール〜チューリッヒ告別演奏会2011
モーツァルト:セレナード第10番『グラン・パルティータ』
ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』
(ボーナストラック)
『運命』第2・3楽章リハーサル風景
ニコラウス・アーノンクール(指)
フィルハーモニア・チューリッヒ(チューリッヒ歌劇場O)

ライヴ録音:2011年11月25‐27日/チューリッヒ、トーンハレ
2021年アーノンクール没後5年記念リリース。収録されているのは1970年代からオペラやコンサートを演奏し続けてきたチューリッヒ歌劇場での最後の コンサート。モーツァルトの『グラン・パルティータ』とベートーヴェンの『運命』という手加減無し王道ど真ん中のプログラムでアーノンクールらしくオーケスト ラと観客に別れを告げた、伝説的な公演が美しいパッケージで商品化されました。ハードカバーの解説書には初公開の写真も多数掲載。またボーナス・トラック として『運命』のリハーサル風景が収録されています。
1974 年にアーノンクールをチューリッヒに招いたのは歌劇場監督のクラウス・ヘルムート・ドレーゼ氏で、この2011年のコンサートは同年に他界したドレー ゼ氏の追悼コンサートでしたが、結果的にアーノンクールと歌劇場オーケストラとの最後のコンサートにもなり、会場は特別な雰囲気に包まれました。そして残 された演奏は永遠の闘士アーノンクールの面目躍如、ヒリヒリした緊張感と色褪せない鮮烈さを持ち、常に覇気にあふれた、まさにアーノンクール・サウンドそ のもの。翌日の『Neue Zurcher Zeitung』紙には「激烈な別れ」と書かれ、ある評論家は1895年にブラームスがこけら落としを振って以来、トーンハレ における「最も狂ったベートーヴェンの第5番の演奏」とさえ評しました。涙の別れとは一線を画した、歴史上まれに見る大いに刺激的な告別演奏会をぜひとも ご堪能下さい。 (Ki)

Hanssler
HC-21035(1CD)
ハイドン:交響曲全集 Vol.25
交響曲第18番ト長調 Hob.I:18
交響曲第2番ハ長調 Hob.I:2
交響曲第20番ハ長調 Hob.I:20
交響曲第17番ヘ長調 Hob.I:17
交響曲第19番ニ長調 Hob.I:19
ハイデルベルクSO、
ヨハネス・クルンプ(指)

ン録音:2020年7月/パラティン、ヴィースロッホ(ドイツ)
颯爽としたピリオド・アプローチがたまらないハイデルベルクSOによるハイドンの交響曲全曲録音シリーズ。レコード芸術誌の特集「新時代の名曲名盤 500」でハイドンの交響曲第88番、第92番「オックスフォード」、第94番「驚愕」、第102番、第104番「ロンドン」の当団の演奏が第1位に選ばれるな ど、表現力の豊かさ、演奏水準の高さで注目されております。
当シリーズは鬼才トーマス・ファイが率いて録音を進めてまいりましたが、2014 年に自宅で転倒し重傷を負ってしまったために録音がストップ。その後ベンヤ ミン・シュピルナー指揮のもと2016 年より録音を再開しました。
当団は 2020/2021年シーズンよりヨハネス・クルンプを新たな音楽監督に指名。当アルバムはクルンプ指揮によるはじめての録音となります。クルンプは「ハ イドンの初期の作品は演奏される機会が少なく、私たち音楽家さえほとんど知らないというのが現状です。これらの初期作品はハイドンの独創性にあふれ私た ちに喜びを与えてくれます。」と語っており、新たなシェフを迎えた当団がその思いとともに初期の交響曲を演奏しております!今後の展開にも非常に期待が高ま ります! (Ki)


ACCENTUS Music
ACC-30533CD(4CD)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(3つの版による)
CD1(72'16):1874年第1稿(コーストヴェット校訂2021)
CD2(68'52):1878/80第2稿(コーストヴェット校訂2018)
CD3(67'56):1888年第3稿(コーストヴェット校訂2004)
CD4(ボーナス):1878年版「村の祭り」フィナーレ+草稿
ヤクブ・フルシャ(指)
バンベルクSO

録音:2020年11月ヨーゼフ・カイルベルト・ザール
ブルックナーの交響曲にはいくつかの「稿」が存在することはよく知られています。ここに収録されている、第4番「ロマンティック」もそうした作品のひとつです。 今回ヤクブ・フルシャ率いるバンベルク交響楽は長年のブルックナー演奏の経験をもとに3つの版を録音。フルシャ自身も指揮者にとってすべての版を録音でき るということはまたとない機会であると考えこのプロジェクトに賛同。また聴き手にとっても異なる版を同じ演奏者で聴くことは、作曲家意図、版が複数存在す る意義などを判断することができるでしょう。
「ロマンティック」という副題や、長大すぎない演奏時間であることから、ブルックナーの9曲の交響曲の中で最も人気の高い作品第4番。1874年の初稿 を完成させた後、ブルックナー自身によって1878年と80年に改訂、さらに1887/88年には弟子のレーヴェらによって、ブルックナーの監修のもとに改訂 されました。それから1936年に音楽学者のローベルト・ハースが1878/1880年稿を底本に弟子たちの校訂を取り除いた版が出版され、1953年には音 楽学者のレオポルト・ノヴァークがハース版に修正を加えた版が出版されました。この録音は、2004年に国際ブルックナー協会から出版された、1888年稿(第 3稿)を底本として音楽学者ベンジャミン・コーストヴェットが改訂したものを使用しています。
さらにボーナスとして、『村の祭り』と名付けられた、“まぼろし”のフィナーレといくつかの草稿を収録。ブルックナー自身が「Volksfest(村の祭り、あるい は民衆の祭りとも)」と呼んだフィナーレは、第1稿の改訂作業中の1878年8月1日から9月30日までのあいだに作曲されたもので、通常、ブルックナーの第 4番とされる形態、すなわち、1878年に書かれた第1、2、3楽章の第2稿が活かされ、1879年から1880年にかけて書き上げられた第4楽章の第3稿と を合わせたことにより、取り外されました。このフィナーレは全体ではずいぶんと趣きの異なる味わいで、楽章全体の長さが短い替わりに、そのぶんキャッチで ユニークな内容ともなっています。 (Ki)

ACCENTUS Music
ACC-10511BD(Bluray)

ACC-20511DVD(DVD)
ルツェルン音楽祭2020
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番*
交響曲第2番ニ長調Op.36
交響曲第3番「英雄」
マルタ・アルゲリッチ(P)
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
ルツェルン祝祭O

収録:2020年8月14-15日、ルツェルン文化会議センター・コンサートホール(ライヴ)
◆Bluray
画面:Full HD,16:9
音声:DTS HD MA5.1,
PCMステレオ
BD25/135'47
◆DVD
画面:NTSC,16:9
音声:DTS5.1,DD5.1
PCMステレオ
DVD9/135'47
ルツェルン音楽祭2020のライヴ映像。アルゲリッチをソリストに迎え、ブロムシュテット指揮&ルツェルン祝祭管で行われたオール・ベートーヴェン・プラグラ ム。オーケストラは小編成で、奏者間も広くとったcovid 19感染防止対策を取った配置。そしてアルゲリッチ79歳、ブロムシュテット93歳、両者とも年齢を全く 感じさせない見事な演奏を聴かせてくれます。 特にアルゲリッチは圧倒的なテクニック、躍動感あふれる安定した演奏、洗練された音楽性でもってベートーヴェンの音楽を隅から隅まで表現しています。ここで 演奏したピアノ協奏曲第1番は、1949年アルゲリッチのステージ・デビューの時に演奏した演目。アルゲリッチが深化させた音楽性を存分に感じる演奏と言える でしょう。 そしてブロムシュテット。老巨匠に対する円熟や枯淡の境地とは無縁。ブロムシュテットはいくつになっても、オーケストラから瑞々しい音楽を引き出し、颯爽とし た演奏を聴かせてくれます。今回もルツェルン祝祭Oから透明感あふれる音を引き出し、生き生きとした鮮やかな演奏を展開しています。また名手揃いのル ツェルン祝祭管の演奏も、単なる技巧だけにはたよらない、洗練された音楽を繰り出しています。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72895(1SACD)
ハイティンク〜コンセルトヘボウにおける最後のコンサート
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
ベルナルト・ハイティンク(指)
オランダ放送PO

ライヴ録音:2019年6月15日/オランダ、コンセルトヘボウ
2019年に引退を表明したハイティンクが生まれ故郷アムステルダムのコンセルトヘボウで最後に指揮した演奏会のライヴ録音です。オーケストラはキャリア 最初期の1955年から関りを持ち、1957年から首席指揮者を務めたオランダ放送PO。そして最後に選んだ曲目は自身の重要なレパー トリーとして生涯何度も取り上げてきたブルックナーの第7番。同年のベルリン・フィルやウィーン・フィルとの最後の演奏会でも披露したプログラムであること から、ハイティンクが特別な想いを込めてこの曲を選んだことが分かります。澄み切った解釈で清らかに流れる音響は滋味豊かにして瑞々しくもあり、長大な時 間を一息でつなぐ雄大さは音楽の中で深呼吸したくなるような心地よさ。またオランダ放送フィルの整っていながらも柔らかさ、温かさを含ませた独特の音色は ブルックナーとの相性も実に良く絶品。故郷オランダとのかけがえのない感動的な名演奏が記録されています。マルチチャンネル付SACDハイブリッドでの発 売も嬉しい、オーケストラ・ファンすべてに捧げたいアルバムです。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2245(2CD)

フルトヴェングラー〜ベルリン復帰の2大公演
【CD 1】
ベートーヴェン:交響曲集
(1)交響曲第6番ヘ長調 Op.68「田園」
(2)交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」
【CD 2】
(3)メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」序曲
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO
(4)ユーディ・メニューイン(Vn)

録音:(1)(2)1947年5月25日ベルリン、ティタニア・パラスト
(3)(4)1947年9月30日ベルリン、ティタニア・パラスト
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音)
■制作者より  
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズの強力新譜登場です。フルトヴェングラーがベルリンに復帰した初日の公演(1947年5月25日) のベートーヴェンの「田園」+「運命」、および同年9月にメニューインと共演したベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲+メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」序曲、 これらが過去最高の情報量で蘇ります。しかも、2枚組で1枚価格の登場です! 再プレスは非常に困難なので、予約なさることをお勧めします。(平林 直哉)


東武レコーディングズ
TBRQ-9004(2CD)
UHQCD
税込定価
1枚分価格
トスカニーニ・メモリアル・コンサート1957
(1)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(2)ドビュッシー:交響詩「海」
(3)エルガー:エニグマ変奏曲
(1)ブルーノ・ワルター(指)
(2)シャルル・ミュンシュ(指)
(3)ピエール・モントゥー(指)
シンフォニー・オヴ・ジ・エアー

録音:1957年2月3日カーネギーホール,ライヴ録音(モノラル)
※1957年1月16日。就寝中に大往生を遂げたトスカニーニ。2月3日にカーネギーホールで行われたのが「メモリアル・コンサート」。トスカニーニとも御縁が深かった三大巨匠(ワルター、ミュンシュ、モントゥー=登壇順)が、それぞれトスカニーニの十八番を振るという伝説の演奏会。オーケストラは旧NBCSOであるシンフォニー・オヴ・ジ・エアー。トスカニーニが長らく応援していたミラノにある音楽家の老人ホーム“カーサ・ヴェルディ”への基金コンサートも兼ねていたことが解りました。この度ニューヨーク・パブリック・ライブラリー所蔵のマスターテープからの商品化が実現しました。演奏内容の素晴らしさは言わずもがな。その上当盤の音質のダイナミックレンジの広さは既出盤の比ではありません。カーネギーホールの豊かな響きがキッチリ収録されております。ワルター協会からのLP初出が1973年。ほぼ50年を経て初の正規発売となります。
ワルターは80歳を超えておりましたが、このコンサートの直前1月23日にはシカゴ響に客演。さらに2月17日にはニューヨークフィルとマーラーの「復活」を演奏。同時にスタジオ録音も行うという気力体力の充実が目覚ましい時期です。「英雄」は悠然としたテンポを基調としながらも繊細で効果的なテンポ変化を駆使しティンパニの強打は凄まじく、宇野功芳先生が絶賛したことも有名。この名演は直前にマルケヴィッチが同オケを指揮していた(録音セッション)からなどというまことしやかな説がありますが、有名な第三楽章ホルンのトリオなど最初は低く(小さく)、次は高く(強く)という、進軍が遠くから近づいてくるような絶妙な指揮ぶりはワルターだけです。演奏後の聴衆の拍手を制する姿も感動的。
ミュンシュの「海」。その豪快さに圧倒されます。音色の艶やかさには目も眩むよう。練習嫌いと言われておりますが客演オケでもいつものビュンと矢を射るような音の突き刺さり方はどこでも徹底しております。モントゥーのしみじみとしか言いようがない「エニグマ」。ゆったりしたテンポで、渋い悲しみを籠めた名演です。同じオケを同じ日に振ってこの明らかな音色の違い。つくづくこの時代の大指揮者は自分の音楽の理想がはっきりしていたものだと感慨無量です。

東武レコーディングズ
TBRQ-9003(1CD)
UHQCD
税込定価
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」 浮ケ谷孝夫(指)
東京21世紀O

録音:2021年4月9日東京芸術劇場(ライヴ)
ドイツに浮ケ谷あり!と人に知られたマエストロ浮ケ谷。今やドイツでも見掛けなくなったドイツ的修業で叩き上げた真の巨匠です。今までは珍曲秘曲の録音が多いきらいがありましたが、満を持して登場するのが最新ライヴ録音であるこの「ロマンティック」です。東京21世紀Oはメンバー表をみればビックリの名手揃いのオーケストラ。流行におもねらない、衒いのない率直で深々とした風情にあふれる大自然が鳴り出すようなブルックナー讃歌。
マスタリングはマエストロの友人であり理解者であるベルンハルト・ハンケ(https://www.musikproduktion-hanke.de/)が担当。見事のゲルマン・サウンドが屹立します。マエストロ浮ケ谷自らのメッセージ、そしてブルックナー愛に満ちた平林直哉先生の解説も読みごたえ満点です。

オクタヴィア
OVCL-00689(1SACD)
税込定価
2021年7月21日発売
ショスタコーヴィチ:交響曲 第2番 ロ長調 作品14 「十月革命に捧げる」
交響曲 第3番 変ホ長調 作品20 「メーデー」
井上道義(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団

録音:2018年3月9,10日 大阪・フェスティバルホール ・ライヴ
各方面から絶賛を博している井上道義のショスタコーヴィチ。2018年3月に大阪・フェス ティバルホールにて行われた井上道義&大阪フィルのショスタコーヴィチ・シリーズ第4弾 となる交響曲第2番・第3番のライヴ・レコーディング盤の登場です。 共に混声合唱を含み、若きショスタコーヴィチが実験的ともいえる斬新なアイデアと前衛 的な手法を盛り込んだこれらの交響曲においても、オーケストラを知り尽くした井上道義 は魂みなぎる熱演を繰り広げています。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00760(2CD)
税込定価
2021年7月21日発売
チャイコフスキー:交響曲第3番「ポーランド」
交響曲第6番「悲愴」
小林研一郎(指)
日本フィルハーモニーSO

録音:2021年6月6日 東京芸術劇場・ライヴ
2021年3月に恩賜賞・日本芸術院賞を受賞した小林研一郎の新たな挑戦を祝福する、モニュメン タルなCDシリーズ。 炎のコバケンの呼び名で多くのファンから愛される、マエストロ小林研一郎の傘寿&作曲家チャイ コフスキーの生誕180年を記念した「交響曲全曲チクルス」第3回目のライヴです。円熟のタクトに 秘められた激しい情熱が、曲調と呼応しドラマティックなサウンドで広がります。会場を感動の渦 に包み込んだ、日本フィルの熱演にも、ご注目ください。(オクタヴィア)

Goodies
78CDR-3843(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
ピアノ三重奏曲第4番「街の歌」〜Adagio
ハンス・プフィツナー(指)ベルリン国立歌劇場O
M.ラウハイゼン(P)
J.スザント(Cl)
J.ディスクレツ(Vc)

独GRAMMOPHON 95378/83 1930年(1-11)、1929年(12)ベルリン録音 (強音で少しビリツキがあります)
ハンス・プフィツナー(1869-1949)はドイツの後期ロマン派を代表する作曲家の 一人。ドイツ人の両親のもとにロシアで生まれた。幼少時にドイツに移住し指 揮者として地位を固めた後、徐々に作曲活動を活発化させていった。レコード 録音は機械式録音の後期から電気式録音の初期の時代にベルリン国立歌劇場管 弦楽団を指揮したものが独GRAMMOPHONに残されているが、その後は作曲活動に 専念したためか、録音はほとんど無い。このシリーズではシューマン:交響曲 第2番(78CDR3837)とベートヴェン:交響曲第4番(78CDR-3840)が出ている。 ピアノ三重奏曲は1930年頃ドイツで活躍した器楽奏者によるもので、ピアニスト のラウハイゼン(1889-1984)は歌曲伴奏者として活躍、生涯に1000人以上のアー ティストと共演したと伝えられる。(グッディーズ)

フォンテック
FOCD-9851(1CD)
税込定価
2021年8月4日発売
ブルックナー:交響曲第9番二短調 <コールス校訂版> 尾高 忠明 (指)
大阪フィルハーモニーSO

録音:2021年2月12・13日 フェスティバルホール・ライヴ
2018年の音楽監督就任以来、数々の名演を響き渡らせる尾高=大阪フィル。 ブルックナーは就任公演での「第8番」以来積極的に演奏、2020年の「第3番」に続き、2021 年2月定期演奏会は「第9番」で飾りました。 尾高の父 尚忠氏はその晩年にこの作品を指揮し、終演後「ブルックナーさん良かったね。天 国へ行けて」と涙を浮かべて語ったと伝えられています。 10代よりこの作品に傾倒する尾高は、30代前半で初めて指揮して以来、演奏を重ねてきまし た。そして「嬉しくなるような音が出る」大阪フィルとの共演で、初のCDリリースを決意し ます。「この縁ある曲に、生涯を掛けて向き合う」尾高。確信に満ちたその演奏は、峻厳、神 秘的な響きで彩られ、聴く者を天国の門へと誘います。 (FONTEC)


Treasures
TRE-263(1CDR)
超厳選!赤盤名演集Vol.6
シューベルト:「ロザムンデ」〜序曲/間奏曲第3番/バレエ音楽第2番
マーラー:交響曲第1番「巨人」*
パウル・クレツキ(指)
ロイヤルPO、VPO*

録音:1958年10月27&29日、1961年11月13-15日*(全てステレオ)
※音源:東芝 ASC-5003、AA-7302*
◎収録時間:75:51
“ユダヤ的情念を湛えつつ決してべとつかないクレツキ特有の美意識!”
■音源について
集中的に「赤盤」をいろいろ聴き漁った結果、「東芝の赤盤は音が良い」という噂は間違いではないという結論に至りました。音にしっかり芯が宿り、音場は豊かに広がり、音を発した瞬間に音の粒子まで感じさせる手応は格別です。当時のセールスポイントであった帯電防止材や、赤い色素が音質向上に直接繋がったとは考えにくいので、英国EMIから技術者を招いて始動し、英仏メタルを用いてプレスしていた当時の川口工場(1955年発足)の優秀な技術が結果的に赤盤に集約されたのでしょう。事実、1971年に御殿場に大工場を新設して以降、音質は下降の一途を辿り、赤盤もなくなりました。
 ただ、初期の盤はビニールの素材が関係しているのか微妙なチリチリノイズの混入率が高く、CD-R復刻に際してはそれが回避された第二版以降にも耳を通すことが不可欠となります。なお、2枚のLP共に英国スタンパー使用盤です。

★この「巨人」は、ユダヤ人としての作品への共感の熱さを独自のバランス感覚で普遍化した名演として、ワルター&コロンビアSO盤と並んで忘れてはならない存在。クレツキは両親をホロコーストで殺害されるという悲惨な過去を持ちながら、指揮者として引き出す音楽にはその壮絶さはほとんど感じられませんが、作曲活動を停止してしまったことも考えると、その体験は受け止めきれる極限を超えたものだったために、むしろ達観に向かわざるを得なかったのかもしれません。
 クレツキは、同じユダヤ系のマラーの作品には並々ならぬ共感を示していることは言うまでもありませんが、ここでも感情爆発型の演奏とは一線を画す、再現芸術家の矜持を示すかのような調和を重んじたスタイルを貫徹しています。ただ、音楽のフォルムは一見楷書風でも、各ニュアンスの奥行きがとてつもなく深いのです。しかも、それを奏でているのは人間味溢れる全盛期のウィーン・フィルなのですから、音の有機性が尋常ではありません。
 第1楽章1:43からのホルンの深淵さとその直後の強烈なピチカートのコントラスト、8:03辺りからの音色のブレンドの妙味は、未だにこれを超える演奏に出会えません。ティンパニの革の風合いにも惚れ惚れ。その響きの魅力は、第2楽章後半のテーマの再現での、ハンブルク稿を踏襲したティンパニの追加(ワルター&コロンビア響と同じ)や、第3楽章冒頭で一層際立ちます。
 その第3楽章は、冒頭コントラバス・ソロがメロウな響きですすり泣き、その後のパロディ旋律を奏でるトランペットは優しさと哀愁を湛えるなど、これまた魅力満載。しかも中間部はウィーン・フィルだからこそ実現した芳しさの極み!
 終楽章は、主部直前のリタルダンドで縦の線がずれながらも帳尻が合ってしまうのが、いかにもかつてのVPOらしさ。それを録り直ししないのもも、「音楽の本質に関わる問題ではない」と言わんばかりでかえって天晴です。
1:40からの金管のスフォルツァンド、1:47からの強靭な突出、その直後のティンパニ強打は、メリハリ重視のクレツキの音作りの特徴が強烈に刻印されています。第2主題の甘美なフレージングはウィーン・フィルの真骨頂ですが、ポルタメントに恣意性が皆無な点にご注目を。決して淡白なのではなく、団員の体に染み付いている自然体のこの奏法は、ウィーン・フィルという名器とクレツキのヴァランス感覚の賜物と言えましょう。そして訪れるコーダ直前の謎の大胆カット! 終楽章冒頭の打楽器のズレもそうですが、こういう現象を即マイナスと捉える人がいます。ただ、「普通ではない」という事実だけで安易に非難する人がいることは百も承知の上であえてスコアの指示を曲げてでも敢行する意味があると確信したことは明らかですし、そこにはクレツキの作曲家としての読みと美意識が働いていることは想像に難くありません。批判を恐れず申し上げますが、マーラー不在の異常に軽薄な音楽に貶めたのならともかく、私はこのような改変そのものを以て演奏の価値を下げることは、演奏家に対して失礼だと思いますし、今後SNS等でそれを発信しやすくなると、世間に流れる音楽は「誰からも批判されない」演奏ばかりになってしまうという危惧さえ抱いています。ですからここでも、むしろそのカットの真意をあれこれ想像して楽しみたいと思うのです。逆に、カットした意味を解説書に明記するような野暮なことがあれば、失望していたかもしれません。その箇所をなぜそのように演奏するのか、それを想像し、感じ、意味を見出すことこそが、音楽を味わう最大の醍醐味ではないでしょうか?【湧々堂・2021年8月】


King International
KKC-4289(1CD)
(UHQCD)
ウィーン芸術週間の第九/フルトヴェングラー
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ウィーンPO、
イルムガルト・ゼーフリート(S)、
ロゼッテ・アンダイ(A)、
アントン・デルモータ(T)、
パウル・シェフラー(Br)、
ウィーン・ジングアカデミーcho

録音:1953年5月31日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)
ウィーン音楽祭週間開会演奏会収録
音源・表紙写真提供:日本フルトヴェングラー協会
日本フルトヴェングラー協会の原盤を使用して音質の大幅刷新が行われており、市販盤としてはおそらく過去最高の音質と言えます。(平林直哉)
「12〜13種類、全曲演奏音源がある」と言われているフルトヴェングラーの第九のなかでも、「『ルツェルンの第九』と並んで最も音の状態がよい」といわれ ている「1953年5月31日ウィーン芸術週間開会演奏会の第九」。原盤は1990年に日本フルトヴェングラー協会から会員向けに頒布された2枚組CD(WFJ- 10/11)。「とにかく音がいい、臨場感たっぷりと響く」とファンから大きな評判を呼んでいた協会盤を2014年にキング関口台スタジオでリマスタリングして市 販盤として発売(キングレコードKICC-11159/60)。今回、カップリング曲であったベートーヴェンの1番(1952年11月30日)をのぞき、「第九」のみ1 枚にしてUHQCD仕様でキングインターナショナルから再発売。 演奏前、楽章間のインターバルもそのまま収録。臨場感もたっぷりに生々しく響くウィーン・フィルの弦!第3楽章「アダージョ」はあのバイロイト盤をもしのぐ感動 を与えてくれます。
協会盤に掲載されたゴットフリート・クラウス(高橋順一訳)の解説より 「このCDには、私の知っているすべての録音の中でも最も直截的なものが刻印されています。なぜならこの録音の中に残されているのはフルトヴェングラーの解釈 の内発性の現われや彼の演奏のもっている比類ない緊張だけではないからだ。そこには、フルトヴェングラーと共に、あの「黄金のホール」の比類ない音響の中で 演奏したときのウィーン・フィルハーモニカ―の比較を絶した響きを留められているのだ。」

King International
KKC-4288(1CD)
(UHQCD)
ヒトラーの第九/フルトヴェングラー〜アドルフ・ヒトラー誕生記念日前夜祭コンサート〜
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ベルリンPO、
ブルーノ・キッテルcho、
エルナ・ベルガー(S)、
ゲルトルーデ・ピッツィンガー(A)、
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T)
ルドルフ・ヴァッケ(Bs)

録音:1942年4月19日 旧フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
アドルフ・ヒトラー総統誕生記念日前夜祭コンサート
音源提供:VENEZIA
1942年4月、戦況の悪化のなか、国民統合の象徴としてフルトヴェングラーに総統誕生祝賀演奏会を指揮させようと画策した宣伝大臣ゲッベルスの圧力の前 に、それまでほかに演奏スケジュールを入れ要請を断っていたフルトヴェングラーもついに屈服、ナチス党旗を前にして指揮する羽目に陥りました。この日の演奏は ドイツ全土にラジオ放送されたため、ラジオ中継音源が遺ることに。演奏の終楽章一部はナチスの宣伝用ニュース映画に撮られました。フルトヴェングラーとしては 不本意ながらの指揮であるはずなのに、戦時下、ナチス党幹部を背にしての極限状態のなかで行われた指揮は、「メロディアの第九(同年3月のライヴ)」をも凌 ぐ激しさ!ヒトラーに対する怒りの爆発ではないかとも思われ、まさに凄絶の極みです。すさまじいまでの集中力と緊迫感で応じるベルリン・フィルの合奏力は文 句なし。怒涛の進撃、熱狂の迫力、「第九」への崇高美がきわだつ空前絶後のライヴです。
音の良さで話題を集めたVENEZIAから音源提供をうけて、2014年にキング関口台スタジオでリマスタリングして初の国内盤を発売(キングレコードKICC- 1158)。いまは入手難になっておりましたが、このたびキングインターナショナルから“高音質CDの決定版”であるUHQCD仕様にして再発売!80年前とは思 えない驚愕の音で、“世紀のドキュメント”をご確認ください。
初出となった国内盤は『レコード芸術』誌で推薦を獲得しました! 『レコード芸術』(音楽之友社刊)2015年1月号「新譜月評」より 宇野功芳 推薦【1942年4月19日、ヒトラー生誕記念日前夜祭のライヴ。終楽章のラストのみ映像が出ているが、あとは初出。拙著『ベートーヴェン不滅の音楽を聴く』では 51年、52年、53年盤を同列1位に挙げたが、いま、この42年盤をそこに加えたい。同年3月の定期公演ライヴは問題にならない。 録音はノイズが多く、一種異様な音も入っています。ヒトラーの妖気か狂気か。演奏は「ものすごい」の一語に尽きる。56歳のフルトヴェングラーは若い。当然第 3楽章などは後年の神技におよばないが、他の部分は荒れ狂っています。第1楽章の冒頭主題はいちばん遅いかも知れない。テンポは絶えず流動、しかし音楽の呼 吸と一致しているため、不自然ではない。他の指揮者ならこわくて出来ないような大きなリタルダンドも現われます。それよりも何よりもベルリン・フィルの必死のひ びきとその鳴り具合が尋常ではない。指揮者もオーケストラもいつもとは気の入れ方がちがう。ときには狂 、、、 気の凄 、、 味を見せる。  円熟味不足の第3楽章はそれゆえにこそ感情があふれ切っています。そして終楽章! 爆発だ! 大爆発だ!!テンポは常に切迫する。オーケストラだけのフーガは果て しもない加速で突撃、コーラスの二重フーガからラストまでは大迫力の連続となりティンパニはたたきつけ、コントラバスはうなり、ついにプレスティッシモでは全 員が地ひびきを立てながら突進する。】

オクタヴィア
OVCL-00756(1SACD)
税込定価
2021年8月25日発売
ハイドン:交響曲第83番ト短調 Hob.T:83「めんどり」
交響曲第79番ヘ長調 Hob.T:79
歌劇「薬剤師」 Hob.Ta:10より序曲
交響曲第75番ニ長調 Hob.T:75
飯森範親(指)
日本センチュリーSO

録音:2021年2月19日 大阪・ザ・シンフォニーホール・ライヴ
日本センチュリーSOが首席指揮者の飯森範親と共にスタートした「ハイドンマラソ ン」は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェク ト。当盤は第22回コンサートのライヴ収録です。 幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築と、 細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。柔和で晴々とし た優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。(オクタヴィア)

DUX
DUX-1716(3CD)
マリシェフスキ:交響曲&管弦楽作品集
交響曲第1番ト短調 Op.8/序曲「歓喜」Op.11/交響曲第2番イ長調 Op.12/交響曲第3番ハ短調 Op.14/交響曲第4番 Op.21「再生し復興した祖国に」/シューベルトを讃えるスケルツォと序曲/おとぎ話 Op.30/伝説 Op.31
ユゼフ・エルスネル・オポーレPO、
プシェミスワフ・ノイマン(指)

録音:2018年−2020年、ポーランド
ヴィトリド・オシポヴィチ・マリシェフスキーのロシア名でも知られるマリシェフスキは、サンクトペテルブルク音楽院にてリムスキー=コルサコフに師事した後、作曲家、音楽家として大活躍。
1913年にはオデッサ音楽院を創設して自らが初代院長に就任し、オイストラフやギレリス、ザークといった後の巨匠たちを育成するなどロシアの楽壇に与えた影響は計り知れないものがあります。
ロシア革命後は迫害から逃れるためポーランドへと向かい、ワルシャワ音楽協会の総裁に着任。1927年開催された第1回ショパン国際ピアノ・コンクールの審査員長を務め、ワルシャワ音楽院の教授としては、ルトスワフスキなどポーランドの次代の逸材たちを指導するなど、同国の音楽の発展に尽力しました。
1939年のナチス・ドイツとのソ連の侵攻による東西分割で祖国が消滅する直前にこの世を去ったマリシェフスキ。
その作品は師であるリムスキー=コルサコフや19世紀のロシア音楽の色濃い影響を感じさせるものが多く、管楽器セクションの効果的な活用、活躍振りは、まさに師の作風を彷彿とさせてくれます。
1979年ポズナン出身の実力派指揮者にして音楽監督プシェミスワフ・ノイマンが率いるポーランド南西部の都市、オポーレのオーケストラ、ユゼフ・エルスネル・オポーレPOの充実のパフォーマンスが、マリシェフスキの作曲家としての功績を再評価へと導いてくれることでしょう!
ポーランド音楽ファン、秘曲ファン、辺境オーケストラ愛好家、要注目のリリースです!!

GRAND SLAM
GS-2244(1CD)
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74「悲愴」

【ボーナス・トラック】
モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調 K.543*
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1960年11月7-9日ウィーン、ムジークフェラインザール(セッション)
1965年2月23日モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)*
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
チャイコフスキーの後期3大交響曲シリーズ、第4番(GS-2242)、第5番(GS-2243)に続き、第6番「悲愴」で完結しました。前2曲と同様に新規に高品 質テープにプリントしたものを録音スタジオに持ち込み、マスタリングの全行程をプロ用の機器で行い、永久保存盤としました。また、モーツァルトの第39番は当シ リーズ初の復刻となります。(平林 直哉)

Capriccio
C-8080(1CD)
NX-B05
ブルックナー:交響曲第6番イ長調 WAB106(1881) リンツ・ブルックナーO
マルクス・ポシュナー(指)

録音:2021年1月19-22日リンツ・ミュージックシアター、リハーサル・ホール(オーストリア)
ブルックナーの生誕200年である2024年までに全交響曲の全稿を録音する#bruckner2024プロジェクト。このような企画自体は、ブルックナーに異稿の 問題があることを知る者であれば誰でも思いつくが、このシリーズが他と一線を画すのは「最新の研究を反映しようとする」点だ。指揮者の価値観やオーケスト ラの事情ではなく、音楽学的な研究成果を中心に全集を作り上げるのは実は難しい。しかし、このプロジェクトではブルックナー研究で知られるポール・ホーク ショー博士が相談役を務め、学術的なバックアップも万全。演奏には現在進行中の「新アントン・ブルックナー全集」で出版された/される予定の楽譜(コー ストヴェット校訂「第4番」や、ゴールト校訂「第5番」、ホークショー校訂「第8番」等)を可能な限り使用。ブルックナー生誕200年を祝うと同時に、ブルック ナー研究100年の積み重ねを知ることのできる#bruckner2024は、わたしたちの耳と好奇心を満たしてくれるものになっていくでしょう。 石原 勇太郎(音楽学/国際ブルックナー協会会員)

Linn
CKD-653(1CD)
NX-B09
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 Op. 27 ベルリン・ドイツSO
ロビン・ティチアーティ(指)

録音:2020年2月17-19日 グロッサー・ゼンテザール、ベルリン、ドイツ
ティチアーティとベルリン・ドイツSOによるラフマニノフの交響曲第2番。2019年秋の来日公演で演目となっており、生き生きとして沸き 立つようなフレーズ感と、小細工をせずに楽譜を丁寧に鳴らすことから生まれる美しい響きで大きな評判となりました。その公演からほどなく行 われたセッション録音がこちらのアルバム。基本的に同じアプローチで表現はすっきりとしていながらも、聴く者には冒頭の低弦から大きな期待 を持たせ、要所要所をきっちりと収め歌い上げていく様を聴き進むにつれて、大きな満足をもたらせてくれます。そしてそれは、小手先の煽りで 畳みかけるようなことをしない終楽章コーダまで、裏切られることがありません。音楽に対する誠実さがそのまま音になったような、素晴らしい演 奏となっています。カットなしのオリジナル版を使用。

ポマト・プロ
POMA-1001(1CD)
税込定価
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 浮ヶ谷孝夫(指揮)
ブランデンブルグ国立Oフランクフルト

録音:2018 年2 月27-28 日カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ・ホール
本当に久しぶりです。これほど指揮者の人格が素直に、純粋に表れた演奏を 聴くことが出来たのは。月並みな言葉ながら、全く心が洗われる気持ちになった。 「英雄」は言うまでもなく超有名曲であり、演奏頻度は高く、CD も多い。近年、ベ ートーヴェンの交響曲の演奏においては、時代考証に準拠した演奏が大流行で ある。(中略)浮ヶ谷とてこうした背景は知識として持っているであろう。しかし、この 演奏を聴く限りにおいては、彼はそうした流行とは無縁のように思えます。つまり浮ヶ 谷は長くドイツに暮らし、「ドイツ的な響きとは何か」、「ベートーヴェンの交響曲を 理想的に響かせるにはどうしたら良いのか」といった根源的な問いを、長い時間を かけて模索した結果が今回の演奏だと言えます。言い換えれば、外国語を、その土 地に住む人と同程度に、自然に無理なく話せるように、曲にふさわしい響きが自 然と指揮棒から流れ出ているのです。(中略) ソニーが 26 年ぶりに開発したプロ用マイクを使用したという録音の素晴らしさに も言及せねばなるまい。教会でオーケストラを録音した場合、たいていは輪郭が 丸すぎて、甘口になりがちです。しかし、当ディスクではそのあたりのバランス が見事にまとめられており、典雅で上品な「英雄」がたっぷりと楽しめる。 (平林直哉・ライナーノートから抜粋)

Altus
ALT-490(1CD)
スメターチェクの芸術 第4集
ショスタコーヴィチ:交響曲第3番「メーデー」
プロコフィエフ:交響曲第7番「青春」*
ヴァーツラフ・スメターチェク(指)
プラハRSO、プラハ放送cho(チェコ語歌唱)
チェコPO*

録音:1974年9月、1970年6月*(ともにステレオ)
スメターチェク・シリーズ第4弾は20世紀ロシア交響曲集!アヴァンギャルドな曲想を物ともせず、壮絶なテンションで迫力のドラマを生み出すショスタコーヴィ チ3番は何たる凄味!手に汗握る疾走感に決然とした展開、チェコ語で高らかに歌い上げられる終結合唱にもおおいに痺れます。対するプロコフィエフ7番は美し い歌にあふれ、うきたつリズム感のなかで次々と旋律を紡いでは戯れていく展開に心躍ります。両曲ともスメターチェク抜群の解釈と巧みなオーケストラ・ドライヴ に魅せられる、知る人ぞ知る超名演!
20世紀作品を体系的に取り上げてきたスメターチェクが、1974年という作曲家の存命中に「メーデー」に目をつけたのは、体制側の抑圧により終息を迎えた ロシアン・アヴァンギャルドの音楽を積極的に再評価する意図があったのでしょう。フィナーレの歌詞をチェコ語にしたのも、チェコの聴衆に作曲家の狙いをよりよく 理解してもらうためと想像されます。求心力と迫力に満ちた演奏を聴かせており、合唱付き作品を得意としたスメターチェクの面目躍如たる名演と言えるでしょう。 (Ki)


MAGGIO LIVE
MAGGIO-030(1CD)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
交響曲第3番『スコットランド』 Op.56
ジュリアン・ラクリン(Vn)
サー・ジェフリー・テイト(指)
フィレンツェ五月音楽祭O

録音:(1)1995年1月21日、(2)2000年1月14日/コムナーレ劇場(ステレオ、ライヴ)
ジェフリー・テイトとフィレンツェ五月音楽祭Oによるメンデルスゾーン作品をカップリングしたアルバム。ヴァイオリン協奏曲は1995年、50歳を過ぎ既 に国際的に確固たる評価を得ていたテイトが初めてフィレンツェ五月音楽祭Oを指揮したときの録音です。ソリストは20歳そこそこの若き天才ジュリアン・ ラクリン。新鮮な輝きを放つラクリンのヴィルトゥオジティを、穏やかに流れるエレガントな音楽で受け止めるテイト。両者の長所が見事に混ざり合った名演奏です。 この日は他にブルックナーの交響曲第9番も演奏され、フィレンツェの聴衆は大満足だったそう。以降、テイトは定期的にこのオーケストラを指揮するようになり、 様々な作曲家を取り上げていきます。そして2000年にメンデルスゾーンの名作交響曲『スコットランド』を披露。古典的形式の一貫性を崩すことなく小さなニュ アンスを大事にした音運びで、絶妙な「軽さ」を持った優美な音楽が紡がれていきます。こちらも古典とロマンの見事なバランスが生み出す、テイトならではの名演 奏と言えるでしょう。 (Ki)


GRAND SLAM
GS-243(1CD)
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
シベリウス:交響曲第7番ハ長調 Op.105
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)、レニングラードPO

録音:(1)1960年11月9&10日ウィーン、ムジークフェラインザール(セッション)
(2)1965年2月23日モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル、チャイコフスキーの後期3大交響曲シリーズ、第4番(GS-2242)に続き、十八番の第5番が登場します。第4 番同様、高品質のテープにプリントしたものを録音スタジオに持ち込み、最善を尽くしてマスタリングを行いました。また、ボーナス・トラックのシベリウスの交響曲 第7番は、当シリーズ初復刻となります。(平林 直哉)

BMC
BMCCD-188(1CD)
マーラー:交響曲第1番「巨人」(花の章付) ゾルターン・コチシュ(指)、ハンガリー国立PO

録音:2004年2月&3月、フェレンツ・リスト音楽院コンサート・ホール(ハンガリー、ブダペスト)
ゾルターン・コチシュとハンガリー国立POによるマーラー「巨人」のライヴ!マーラーの交響曲第1番は、1889年11月20日にブダペストのヴィガドー・コンサートホールで、当時29歳であった作曲家自身の(指)ブダペストPOの演奏により初演されました。この作品はもともと5楽章で構成されていましたが、マーラーはその後、何度も大幅な修正と変更を加え、最終的に4楽章の形となりました。世界的に知られるようになったのは、1896年にベルリンで演奏された4楽章のバージョンからです。初演時の楽譜は失われていますが、その後の5楽章版(「花の章」が第2楽章に置かれている版)が現存しており、コチシュはこのバージョンを採用しています。マーラーゆかりの地で繰り広げられた、コチシュらしい精緻かつ雄弁な演奏です。


GEGA NEW
GK-02(10CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲全集
Vol.1:交響曲第4番ハ短調Op.43
Vol.2:交響曲第8番ハ短調Op.65
Vol.3:交響曲第7番ハ長調Op.60「レニングラード」
Vol.4:交響曲第11 番Op.103「1905 年」
Vol.5:交響曲第13 番変ロ短調Op.113「バビ・ヤール」
Vol.6:交響曲第5 番ニ短調Op.47
交響曲第6 番ロ短調Op.54
Vol.7:交響曲第9 番変ホ長調Op.70
交響曲第10 番ホ短調Op.93
Vol.8:交響曲第3 番変ホ長調Op.20「メーデー」
交響曲第14 番Op.135「死者の歌」
Vol.9:交響曲第2 番ロ長調Op.14「十月革命に捧げる」
交響曲第12 番ニ短調Op.112「1917 年」
Vol.10:交響曲第1 番へ短調Op.10
交響曲第15 番イ長調Op.141
エミール・タバコフ(指)
ブルガリア国立RSO
(第13番、第14番)ウラディミール・ペトロフ(Bs)
(第14番)ネリヤ・クラフチェンコ(S)
(第13番)ブルガリア国立放送男声cho
(第2番、第3番)ブルガリア国立放送混声cho

録音:2009〜2015年、ブルガリア国立放送スタジオ1
ブルガリアを代表する指揮者エミール・タバコフのショスタコーヴィチ:交響曲全集が待望のセット化。 これまでレコード芸術誌の月評では多くが準特選、特選と常に高い評価を得てきました。4、8、7、11、13、5&6、9&10、3&14、 2&12、1&15 というこれまでのリリースの仕方を振り返ると5 番6 番あたりを中核にして初期と後期を交互に出すという、いわば 螺旋構造のような意図が感じられます。これがタバコフの意図かどうかは判然としませんが、作曲家でもあるタバコフのこと、 彼が仕組んだとしても不思議ではありません。 演奏はマニアには堪らないちょっとローカルなサウンドのオケと、聴き手に媚びる姿勢がない無骨な頑固職人的なタバコフの 指揮ぶりが素晴らしい聴きごたえのある全集となっています。


Audite
AU-95649(1CD)
ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ第16弾
(1)ヒンデミット:木管とハープの為の協奏曲
(2)ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB 107
(1)ヴェルナー・トリップ(Fl)、ゲルハルト・トゥレチェク(Ob)、アルフレート・プリンツ(Cl)、エルンスト・パンペール(Fg)、
フーベルト・イェリネク(Hp)
カール・ベーム(指)VPO

ライヴ録音:(1)1970年9月6日ルツェルン、クンストハウス(ステレオ)
(2)1964年9月6日ルツェルン、クンストハウス(モノラル)
ブルックナーの交響曲はモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスと並びベームのコンサートのレパートリーの中心でした。なかでも交響曲第7番は最も得意とした作品で、ウィーン・フィルをはじめ幾度も演奏してきました。当団とは1943年6月4&5日(TAH-444)、1953年3月7日(ALT-075/ALT-467)、1976年9月26-28日(DG)をはじめ多くの録音が残されていますが、この度、完全初出録音が登場です!64年のルツェルン・フェスティヴァルに登場したベームはブルックナーの交響曲第7番とリーザ・デラ・カーザをソリストに迎えたR.シュトラウスの「4つの最後の歌」を演奏。当CDではブルックナーのみ収録しております。
当演奏でも楽譜に忠実にすべてのアーティキュレーションの細部にまで気を配り、ベームとウィーン・フィルとの強い結びつきを感じさせます。緊張感を常に持ちながらこの作品を演奏するベームの姿勢、そして絶大な信頼を寄せるウィーン・フィルが一体となりこの上なく美しい響きを生み出します。
カップリングはヒンデミットの木管とハープの為の協奏曲を収録。こちらは伊Affettoからのライセンス盤でセブンシーズがリリース(KICC-2412(廃盤))したことがありますが、この度ルツェルン・フェスティヴァルが保管しているマスター音源からの正規初出となります!現代音楽にも興味を持っていたベームは、同時代を生きたパウル・ヒンデミットの作品も大切にしてきました。ここに収めた木管とハープの為の協奏曲はベーム唯一の録音。ウィーン・フィルの首席奏者の巧みな演奏はもちろんのこと、ピタリと合わせるベームのタクトにも脱帽。この作品はメンデルスゾーンの結婚行進曲が随所に現れる実に楽しくして練りこまれた協奏曲ですが、ベームと黄金時代のウィーン・フィルが奏でる演奏に改めて驚かされます。今年(2021年)に歿後40年を迎えるベーム。その音楽は今もオーラを感じさせる輝かしい遺産です。
演奏の素晴らしさに加えてauditeレーベルの見事な復刻にも注目。また、ブックレットには音楽祭のアーカイヴから多くの写真も掲載。音楽祭の歴史を音と資料、両面でお楽しみいただけます。 (Ki)

CLAVES
50-3031(1CD)
ダレッサンドロ:交響曲第2番Op.72
ユオン:ブルレッタ〜ヴァイオリンとオーケストラの為の Op.97
デルングス:3つの詩曲〜オーケストラの為の Op.173(交響曲第9番)
ヴェースピ:「別れ」
セバスティアン・ボーレン(Vn)
グラウビュンデン・カンマーフィルハーモニー、
フィリップ・バッハ(指)

録音:2021年1月/サル・アム・リンダプラッツ
1989年創設のスイス南東部の室内オーケストラ、グラウビュンデン・カンマーフィルハーモニーがラファエーレ・ダレッサンドロ(1911-1959)、パウル・ユ オン(1872-1940)、ジャン・アントーニ・デルングス(1935-2012)、オリヴァー・ヴェースピ(1971-)の作品を録音。本拠グラウビュンデンは『アルプス の少女ハイジ』の舞台となったところで、同団も土地柄を反映したかのような伸びやかで明るい音色が魅力です。
ユオンはドイツで活躍したスイス系ロシア人の作曲家で、タネーエフやアレンスキーに作曲を師事しました。ヴァイオリンとオーケストラの為のブルレッタは単一 楽章の作品でヴァイオリンの華やかな技巧とオーケストラの掛け合いが魅力。なかなか実演がないだけに当録音は大歓迎と言えます。ヴァイオリン独奏はスイスの 俊英ヴァイオリニスト、セバスティアン・ボーレン。カルミニョーラ、ブロン、シトコヴェツキーらに師事しその頭角を現しました。精緻で美音が魅力のボーレン。とり わけ高音の伸びやかな美しさは聴きものです。 (Ki)

C Major
80-5108(DVD)

80-5204(Bluray)
ワーグナー:女声の為の5つの詩 「ヴェーゼンドンク歌曲集」*
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
クリスティアン・ティーレマン(指)VPO
エリーナ・ガランチャ(Ms)*

収録:2020年8月、ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
◆DVD
画面:16:9、1080i 
音声:PCM Stereo,DTS-HD MA 5.0
リージョン:All DVD9
原語:ドイツ語
字幕:英独韓、105分
◆Blu-ray
画面:16:9、1080i 
音声:PCM Stereo,DTS-HD MA 5.0
リージョン:All BD 50 
原語:ドイツ語
字幕:英独韓、105分
2020年に創立100周年を迎えたザルツブルク音楽祭。世界的パンデミックで開催が危ぶまれていましたが、会期を短縮し、プログラムを変更し開催されました。
本上演は、ティーレマン指揮ウィーン・フィルによるブルックナー交響曲第4番と、ソリストにメゾ・ソプラノの女王、エリーナ・ガランチャを迎えてのワーグナー 「ヴェーゼンドンク歌曲集」というプログラムでした。
ワーグナーの「ヴェーゼンドンク歌曲集」は、パトロンた゛った実業家ヴェーゼンドンクの妻マティルデから贈られた 5 つの詩を用いて1857年に作曲したもの。 究極の愛の歌劇「トリスタンとイゾルデ」と並行して書かれ、ワーグナーは愛人であったマティルデとの関係が続いている間に、2つの名曲を残したことになりま す。叶わぬ願いを温室の植物にたくして歌う第3曲「温室にて」では、やるせない気持ちと晴れない心をガランチャが見事に表現しています。また「トリスタンとイゾ ルデ」の第2幕”愛の二重唱”に転用された第5曲「夢」。夢に愛をたくして歌う密やかな愛の悲しみをガランチャの麗しい声で静かに歌い上げます。
ブルックナーへの熱い思いを常日頃から語っているティーレマンは、「ドイツの正統的伝統を継承する最右翼」と賞賛されています。このブルックナーの4番は、 ミュンヘン・フィルとの演奏(2008年)、シュターツカペレ・ドレスデンとの演奏(2015年)などがあり、ティーレマンも得意とする演目といえるでしょう。一音一 音丁寧に紡ぎた゛されるブルックナーの世界を堪能し、ウィーン・フィルの豊潤な響きと、優れたアンサンブルで、ティーレマンの確信に満ちた演奏が繰り広げられて います。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2242(1CD)
(1)チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 Op.36

【ボーナス・トラック】
(2)シベリウス:トゥオネラの白鳥
(3)ムソルグスキー:モスクワ河の夜明け
(4)ワーグナー:ワルキューレの騎行
(5)ワーグナー:「ローエングリン」第3幕前奏曲
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:(1)1960年9月14&15日ウェンブリー・タウン・ホール(ロンドン)(セッション)
(3)1965年2月21日モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)、(2)(4)(5)1965年2月23日モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
全てステレオ
■制作者〜 
ムラヴィンスキーのチャイコフスキー後期3大交響曲が最新リマスターで再登場します。高品質のテープにプリントしたものを新たに取り寄せ、大ベストセラーの フルトヴェングラーのバイロイトの第9(GS-2205)と同様、テープを録音スタジオに持ち込み、全行程をプロ用に機器で行い、音質を刷新しました。 また、ボーナス・トラックは本編の交響曲に合わせてステレオ音源を使用、これらはすべて当シリーズ初復刻となります。(平林 直哉)
GRAND SLAM
GS-2241(1CD)
トスカニーニのメンデルスゾーン
(1)交響曲第4番イ長調 Op.90 「イタリア」
(2)交響曲第5番ニ短調 Op.107 「宗教改革」
ボーナス・トラック
(3)リハーサル風景(交響曲第4番「イタリア」第1楽章より)
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC響

録音:(1)1954年2月28日カーネギー・ホール(ニューヨーク)、(2)1953年12月13日カーネギー・ホール(ニューヨーク)、(3)1954年
使用音源:(1)(2)Private archive(2トラック、38ンセンチ、オープンリール・テープ)
(3)CLS ARPCL 22019(LP)
■制作者〜 
トスカニーニの録音遺産の中でも、とりわけ人気の高いメンデルスゾーンの「イタリア」&「宗教改革」が2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリー ズに加わります。何も足さない、何も引かない、シンプルで明快なマスタリングは、特にカラリと晴れた「イタリア」には抜群です! なお、リハーサルはマイクの位置関係のためか、トスカニーニの言葉が聴きとれないので訳は付いておりません。ご了承下さい。(平林直哉)


Danacord
DACOCD-911(2CDR)
トマス・イェンセンの遺産第1集〜シベリウスの作品
(1)
交響曲第2番ニ長調 Op.43
(2)交響曲第7番ハ長調 Op.105
(3)「カレリア」組曲 Op.11
(4)ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47*
(5)交響詩「レンミンカイネン」(4つの伝説曲) Op.22
トマス・イェンセン(指)デンマークRSO、
エミール・テルマーニ(Vn)*

録音:(1)962年7月22日、ヘルシンキ(ライヴ放送録音)
(2)1963年5月27日、デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)(スタジオ放送録音)
(3)1952年6月、コペンハーゲン
(4)1952年4月21日−23日、コペンハーゲン
(5)1953年7月、コペンハーゲン
デンマークの指揮者トマス・イェンセン(1898−1963)は、ラウニ・グランデールとエーリク・トゥクセンとともにカール・ニールセンの作品を早くから紹介したことで知られます。コペンハーゲンで生まれたイェンセンは、デンマーク音楽院(現・王立デンマーク音楽アカデミー)でカール・ニールセンの和声学のクラスとは別にチェロを学び、ニールセンの第4番と第5番の交響曲の初演にチェリストとして参加しました。彼は、シベリウスの指揮した交響曲でもチェロを弾き、シベリウスの音楽への情熱と見識には自信をもっていたと言われます。グランデールの遺産をリリースした Danacord Records は、イェンセンのシリーズを新たにスタートさせ、最初のアルバムにシベリウス主要な作品を集めました。ヘルシンキとコペンハーゲンからライヴ放送された音源による第2番と第7番の交響曲は、初めてのCDリリース。「カレリア」組曲と「レンミンカイネン」 は、Decca が LP のために行った録音、ニールセンの娘婿のテルマーニ(1892−1988)がソロを弾いた「ヴァイオリン協奏曲」は、Tono がリリースしたセッション録音が音源に使われています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Goodies
78CDR-3840(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調作品60 ハンス・プフィツナー(指)
ベルリン国立歌劇場O

独 SCHALLPLATTE "GRMMOPHON" 68663/67 (1924年6月ベルリン録音)
ハンス・プフィツナー(1869-1949)はドイツの後期ロマン派を代表する作曲家の 一人。ドイツ人の両親のもとにロシアで生まれた。幼少時にドイツに移住し指揮 者として地位を固めた後、徐々に作曲活動を活発化させていった。この録音は機 械式録音後期のもので、この曲の世界初録音。プフィツナーはこのシリーズで電 気録音初期のシューマン:交響曲第2番(78CDR-3837)が出ています。(グッディーズ)


Treasures
TRE-252(2CDR)
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」 ジョン・バルビローリ(指)
ニュー・フィルハーモニアO

録音:1967年8月17-19日
※音源:独ELECTROLA 1C161-01.285
◎収録時間:83:34
“バルビローリの南欧的感覚によって作品が壮大な愛の讃歌に変貌!
■音源について
上質なドイツ盤を採用。2枚組の3面に全曲が収録されており、第4面は空白。元々が鮮烈な録音なので、どの盤も音質的な差は少ない気がしますが、このエレクトローラ盤が最も腰の据わったサウンドに感じられます。

★このとてつもない名演を可能にしたのは、バルビローリ独自のマーラーへの共感の仕方と音作りの特徴が最高次元に昇華された結果だということを決して忘れてはならないと思います。まず度肝を抜かれるのは、第1楽章の異様な超低速テンポ。「行進曲風」というイメージにきっぱりと背を向け、拍節を垂直に刻むことも避け続け、鮮明な録音からはバルビローリの唸り声も随所に聞かれるなど、前途への不安をとことん煽りますが、不思議とどん底の壮絶劇として響かない点がポイント。かつての英国指揮者のベートーヴェンが精神的な熾烈さよりも優雅さが際立つのと同様の現象とも言えますが、ここでは、イタリアとフランスの血を引くバルビローリならではの色彩感覚と歌のセンスが物を言っていると思われますが、それがなんとも不思議な聴後感をもたらすのです。そして「アルマのテーマ」(3:10〜)の全身での愛の放出ぶり!そのむせ返るほどの色艶の煌めきに肩を並べる演奏を他に知りません。展開部の6:10からの高潮部も、ただの激昂ではなく、マーラーの悲しみへの最大限の共鳴の表れとして響きます。再現部14:40からの夢遊病的なシーンで、色彩を曖昧にせず、テンポを落として音の粒を確実に拾い上げるのもバルビローリならでは。こういうことを心ではなく頭で考える昨今の指揮者がやれば、作為的に響くことは想像に難くありません。
 第3楽章は、バルビローリの全人格の投影と言っても過言ではありません。第2主題(2:02〜)の未来への期待と不安が入り混じったようなニュアンスの底流にはバルビローリのの優しい眼差しが寄り添い、ホルン登場以降はまさに天国的な美しさ!
 終楽章のスケールの大きさも尋常ではなく、音量パワーには同等の感情が常に伴っているのですから、生易しい感動では済まされません。特にハンマーの打ち込み(2回)前後の凄さ!敢えてハンマーを使用しなければならない必然的な流れを感じさせる演奏というのも、他に思い当たりません。後半の緊張の持続も申し分なし!それは汗まみれのスタミナ勝負ではなく、夢中にのめり込んでいるうちに結末を迎えていたという、まさに怒涛の進行。最後の締めくくりでは、ティンパニが次第に乾いた響きに変化する様をお聴き逃しなく!【2021年7月・湧々堂】

SWR music
SWR-19528CD
(5CD)
NX-C05
ブルックナー:交響曲集
【CD1】
交響曲第3番ニ短調 WAB 103(1873年初稿)
【CD2】
交響曲第4番変ホ長調 「ロマンティック」 WAB 104(1874年初稿)
【CD3】
交響曲第6番イ長調 WAB 106
【CD4】
交響曲第7番ホ長調 WAB 107
【CD5】
交響曲第9番ニ短調 WAB 109(1894年版)
ロジャー・ノリントン(指)
シュトゥットガルトRSO

録音:2007年5月22日…CD1
2007年4月26-27日…CD2
2007年7月11-13日…CD3
2008年9月26-27日…CD4
2010年7月15-16日…CD5
1998年から2011年の13年間にわたりシュトゥットガルトRSOの首席指揮者を務めたノジャー・ノリントン。このコンビの演奏はどれも、ノリン トンが長年積み重ねて来た作品成立当時の演奏法研究の成果を機能性の高いモダン・オーケストラにつぎ込んだもので、作品のイメージをリフレッ シュしたと高く評価されました。このブルックナーにおいても、ヴィブラートを極力排して透明度を重視したピュアトーンと快速テンポによって、従来のブルッ クナー・サウンドのイメージを一新しています。アレグロ楽章やスケルツォはキリリと引き締まり、緩徐楽章では透明感ある響きによって独特の美しさを感 じさせます。滔々たる大河のような緩やかな時間感覚やゴージャスなサウンドを追求した路線とは一線を画す当録音は、数あるブルックナーの交響曲 録音の中にあって、今でも独自の価値を持つものです。


Treasures
TRE-075r(1CDR)
ライトナー〜モーツァルト:交響曲集
モーツァルト:バレエ音楽「レ・プティ・リアン」序曲+
交響曲第31番「パリ」K.297*
交響曲第36番「リンツ」K.425#
交響曲第39番変ホ長調K.543
フェルディナント・ライトナー(指)
バイエルンRSO*,#、バンベルクSO

録音:1959年4月13日+、1959年4月12-13日*、1959年4月11-12日#、1962年11月(全てステレオ)
※音源:独ORBIS HI-FI-73-491+,*,#、独PARNASS 61414
◎収録時間:74:22
“策を弄せず、作品の底力を信じきるライトナー度量!”
■音源について
ライトナーのステレオでのセッション録音によるモーツァルトの交響曲全3曲を収録。「39番」はオイロディスク原盤、それ以外はDG原盤。
※以前は「パリ」「リンツ」は音源に独DGG SLPM-138046を用いていました、2021年6月以降は、より上質の音がする独ORBIS盤から復刻したリメイク盤(品番結尾にrを追加)に差し替えます。また同時に序曲も追加しました。

★ライトナーといえば、誰もが「渋い」というイメージを持たれると思います。確かに、その極めて堅実なアプーロチにブレはないものの、結果的に地味な印象しか残らないこともあるかもしれません。しかし、このモーツァルトはそれだけにとどまらず、自身の解釈を表に出すまいとする矜持が、音楽的な感動に直結していることをひしひしと感じます。作品自体の魅力が破格であるせいもあるでしょう。ただこの3曲では、作品の側から演奏者の真摯な姿勢に対して積極的に協力しているような印象さえ覚えるのです。
 「パリ」は、「ハフナー」以降の有名曲の影に隠れがちですが、その素晴らしさに改めて覚醒!モーツァルトの天才的な閃きが満載なだけに、その愉しさを強調しようとすると、作品の方からそっぽを向かれるに違いない…、ライトナーの指揮でそんな思いが頭をよぎります。第1楽章の第1音が鳴り出した途端、その結晶度の高さに只ならぬ名演であることを確信。展開部では、各パートが緻密に連携しながら豊かな楽想が泉のように湧き出ます。第2楽章もわざとらしい語り掛けなど無縁で、ここでも奏者の自発性というより、作品自体の発言力を優しく受け止めるゆとりが至福の空気を醸成。
 「リンツ」では、大編成によるモーツァルトの醍醐味を堪能。そこには古めかしさなど少しもなく、無我の境地を貫いたフレージングによって音楽が伸び伸びと飛翔します。特に、第2楽章は過去に知り得た演奏のベスト!0:18からの弦のフレーズにホルンがユニゾンでそっと寄り添う風情など格別です。終楽章では、大きな編成が過剰な重みと厚みに傾かず、軽やかに弾むリズム感を過不足なく表出。徹底して楷書風なのに、面白味に欠けることがないというのは、ライトナーがモーツァルトのエッセンスを真に熟知している証しでしょう。それにしても、今も昔も変わらぬバイエルン放送響の巧味にも唖然とするばかり。
 「第39番」のオケはバンベルク響ですが、バイエルンよりも更に古風な音色が、この祝典的な作品に独特の深みを与えている点にご注目を。【湧々堂】

Pentatone
PTC-518685(1CD)
シューベルト:交響曲第4番「悲劇的」D.417
交響曲第5番変ロ長調 D.485*
ルネ・ヤーコプス(指)、ビー・ロック・オーケストラ

録音:2019年7月デ・スピル・コンサートホール(ルセラーレ)、
2020年2月ザール・インスブルック(インスブルック会議場内)*
ルネ・ヤーコプス率いるビー・ロック・オーケストラのシューベルトの交響曲録音全集。第3弾は第4番「悲劇的」と第5番を録音しました!第2番と第3番と同様、 ヤーコプスはこれらの作品を一組の交響曲としてアプローチし、シューベルトの個性と作曲法の対照的な側面を明らかにしています。第4番「悲劇的」はシューベル トにとって初めての短調の交響曲で、それまでに作曲した作品の中では全く新しい和声でこの作品の世界観を表現しています。一方、第5番はモーツァルトを思わ せる明るさと優美さを呈しますが、その明るさはシューベルト独特の影も併せ持ちます。ヤーコプスは「悲劇的」な第4番と「軽快」な第5番の相互関係をより深 く掘り下げおり、名人集団ビー・ロック・オーケストラとともに生き生きとそして瑞々しく演奏を展開しております。
ベルギー第3の都市ヘント(ゲント)に2005年創設されたオリジナル楽器のビー・ロック・オーケストラ(B’Rock Orchestra)。実力派により構成された当 団は音楽的に互いを刺激し合い、ルネ・ヤーコプス、アイヴァー・ボルトン、アレクサンドル・メルニコフなどの演奏家との共演で名声を高めてきました。当団には 日本人演奏家も多く所属しており、2019年9月には待望の初来日を果たしました。変幻自在の音色で奏でることができる当団がヤーコプスのタクトにより自由に 歌い、そしてカラフルで刺激的な演奏を聴かせてくれます。 演奏の素晴らしさはもちろんのこと、エルド・グルートなどPENTATONE レーベルが誇る技術陣による録音です。なお、当ディスクはCD仕様となります。 (Ki)

BIS
BISSA-2594
(5SACD)
プロコフィエフ:交響曲全集
■Disc 1
交響曲第1番ニ長調 Op.25「古典交響曲」
交響曲第2番ニ短調 Op.40
交響曲第3番ハ短調 Op.44
■Disc 2
交響曲第4番ハ長調 Op.112
交響曲第7番嬰ハ短調 Op.131「青春」
交響曲第7番嬰ハ短調 Op.131「青春」より第4楽章(異稿)
■Disc 3
交響曲第5番変ロ長調 Op.100)
スキタイ組曲「アラとロリー」 Op.20
■Disc 4(79'00)
交響曲第6番変ホ短調Op.111
交響組曲「キージェ中尉」Op.60*
組曲「3つのオレンジへの恋」Op.33b
■Disc 5
バレエ音楽「ロメオとジュリエット」
第1組曲 Op.64bis(1936)(全7曲)
第2組曲 Op.64ter(1936)(全7曲)
第3組曲 Op.101(1936)(全6曲)
アンドルー・リットン(指)、
ベルゲンPO
アンドレイ・ボンダレコ(Br)*

録音:2005年6月(バレエ音楽「ロメオとジュリエット」組曲)、2012年1月(交響曲第6番、交響組曲「キージェ中尉」、組曲「3つのオレンジへの恋」)、2014年1月(交響曲第4&5番)、2014年6月(スキタイ組曲「アラとロリー」)、2015年5月(交響曲第1&7番)、2017年8月&9月(交響曲第2&3番)/グリーグ・ホール、ベルゲン(ノルウェー)
2003年から2015年までノルウェーの名門オーケストラ、ベルゲンPOの音楽監督兼首席指揮者をつとめたア ンドルー・リットン。その間、同団を率いてツアー、そしてレコーディングを積極的に行い国際的な評価を得ました。このセットはプロコフィエフの交響曲全曲(付番 されている交響曲第1番〜第7番)と主要な管弦楽曲を収めた5枚組です!
当セットでは交響曲全曲はもちろんのこと管弦楽曲にも注目。交響組曲「キージェ中尉」では第2曲「ロマンス」と第4曲に「トロイカ」にオリジナル通り、ロシア 語のバリトン独唱(アンドレイ・ボンダレコ(Br))入りで演奏しております!
優れたバランス感覚と作品の持つ美質を引き出すタクトには非常に定評のあるリットン。名曲だけでなく隠れた佳作も丁寧な音楽づくりで聴き手に届けており、 その手腕は称賛され続けております。幅広いレパートリーの中でもプロコフィエフは特に相性がよく、当録音でもプロコフィエフの色彩豊かなオーケストラ・サウン ドを満喫できます。ゴージャスなサウンドを見事にとらえたBISレーベルが誇る技術陣渾身の録音です! (Ki)

CAvi
85-53487(1CD)
ベートーヴェン:序曲 「コリオラン」 Op.62*
交響曲第3番変ホ長調 Op.55 「英雄」
アンサンブル・クリストフォリ

録音:2019年11月、小ベートーヴェン・ホール(ムフェンドルフ、ドイツ)(ボン・ベートーヴェン音楽祭2019ライヴ)/2020年8月、ブザンソン(フランス)(第15回ブザンソン/モンフォコン音楽祭)*
※編成:Vn1, Vn2, Va1, Va2, Vc, Cb, Fl1, Fl2, Ob1, Ob2, Cl1, Cl2, Fg1, Fg2, Hr1, Hr2, Hr3, Tp1, Tp2, Timpani(コリオラン序曲はHr3なしの19人)
オランダの鬼才指揮者&フォルテピアニスト、アルテュール・スホーンデルヴルトと、スホーンデルヴルトの指揮のもと、フランスのブザンソンで結成されたピリオド・アンサンブル、「クリストフォリ」。古典派から初期ロマン派までの世界でもっとも革新的なアンサンブルの1つとして15年間国際的に活動しています。
20人前後の少人数によるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集などのプロジェクトで話題を呼んできたスホーンデルヴルト&クリストフォリが、ついにベートーヴェンの交響曲もリリース!
今作でも1パート1人の計20人でベートーヴェンの「英雄」を演奏(コリオラン序曲は19人)。ベートーヴェンが大規模なオーケストラと仕事をするのが好きだったのも事実ですが、このエロイカ交響曲は、この作品が献呈されたロプコヴィツ侯の宮殿(ロプコヴィツ邸)で非公開初演(試演)が行われており、そのホールの演奏家は通常24名だったとのことです。

Ars Produktion
ARS-38323(1SACD)
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調、
亡き王女のパヴァーヌ
ビゼー:交響曲 ハ長調
ウタ・ヴェヤント(P)、
イヴ・アベル(指)北西ドイツPO

録音:2020年(ドイツ)
ドイツの音楽一家に生まれ、ベルリンのスタインウェイ国際ピアノ・コンクールやスペインのヴァレンシア・ホセ・イトゥルビ国際ピアノ・コンクールで第1位を獲得してきたウタ・ヴェヤント。今回のラヴェルのピアノ協奏曲では、イヴ・アベル指揮北西ドイツ・フィルの伴奏の中を縦横無尽に動き回り、この難曲を美しくエレガントに弾き切ります。テクニカルなものではなく、あくまで音楽として聴かせる技量は見事です。
同時収録の「亡き王女のためのパヴァーヌ」、ビゼーの交響曲もイヴ・アベルと北西ドイツ・フィルはスタイリッシュで端正な演奏を聴かせてくれています。

Altus
ALTSA-2761
(2SACD)
シングルレイヤー
〈2021年リマスターSACD〉
クレンペラー・フィルハーモニア管
1960年 ウィーン芸術週間ライヴ
ベートーヴェン:交響曲全集&序曲集

(1)交響曲第1番ハ長調 Op.21
(2)交響曲第2番ニ長調 Op.36
(3)交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
(5)交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
(6)交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
(7)'交響曲第7番イ長調 Op.92
(8)交響曲第8番ヘ長調 Op.93
(9)交響曲第9番二短調 Op.125『合唱』*
(10)「コリオラン」序曲
(11)「エグモント」序曲
(12)「プロメテウスの創造物」序曲
ウィルマ・リップ(S)*
ウルズラ・ベーゼ(C.A)* 
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)* 
フランツ・クラス(Bs)*
ウィーン楽友協会cho*
オットー・クレンペラー(指)
フィルハーモニアO
すべてムジークフェラインザールでのライヴ(モノラル)

録音:(1)1960年6月7日、(21960年5月29日、(3)1960年5月29日、(4)1960年5月31日、(5)1960年5月31日、(6)1960年6月2日、(7)1960年6月2日、(8)1960年6月4日、(9)1960年6月7日、(10)1960年6月4日、(11)1960年5月31日、(12)1960年6月2日
ALTUSのベストセラーであるクレンペラーのべートーヴェン・チクルス、2021年新規リマスター盤!音とジャケットデザインを一新して再びこの名演を世に問い ます。SACDシングルレイヤー2枚に交響曲全曲と序曲を収録、読み応えある充実の解説書もそのまま掲載しています。
ワルターにとって最後のウィーンでのコンサートとなった、ウィーン・フィルとのマーラー4番が鳴り響いた1960年5月29日。その日の夜に幕を開けたのがこ のクレンペラーとフィルハーモニア管によるベートーヴェン・チクルス。初日公演を生で聴いた外山雄三氏が「本当に凄い演奏」「指揮というのは、こんなふうにも できるのか」と感嘆し、山崎浩太郎氏が「EMIのステレオ・セッション盤と互いに補完しあって、クレンペラーの〈正体〉、芸術の奥深さを立体的に教えてくれるラ イヴ全集」と語る大演奏です。

【使用マスターおよび新リマスターについて】 ORFには当録音のマスターテープは現存しておらず、ALTUSの調査では、INAなどの他の放送局でも同音源の存在を確認することはできませんでした。よってこのALTUS盤はORFマスターのコピーと思われる、伊チェトラ社の音源に基づくアナログマスターを使用しています。 同マスターを用いた2014年発売の旧盤SACD(ALTSA-276/7)ではアナログテープの雰囲気を重視したマスタリングを行ったため、重心の深い、豊饒で迫力のあるサウンドが大きな特徴でした。 今回の2021年新マスタリング盤(ALTSA-2761/2)では、ALTUSが近年培ってきた最新デジタル・マスタリングの技術を駆使したもう一つの魅力的なサウンドが提示されています。音楽的な表情を損なうことなく、低音から高音までバランスよく整え、かつ自然な倍音をまとった響きに生まれ変わらせることにより、管楽器の一吹きや弦楽器の和音の構成音ひとつひとつが在るべき場所にくっきりと配置された、クレンペラーならではの立体的な演奏をこれまで以上に多角的に捉えることが可能になりました。また迫力と同時に繊細な柔らかさがあり、強奏が耳を刺すこともありません。旧盤をお持ちの方にも、そうでない方にも、ぜひ聴いて頂きたいSACDです。 (Ki)
Altus
ALT-488(6CD)
ベルティーニ/ケルン放送響 ライヴ・コレクション

[CD1]
ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』
[CD2]
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調

[CD3]
R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』

[CD4]
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』 前奏曲と愛の死*

[CD5]
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
交響曲第4番ホ短調 Op.98*

[CD6]
ショスタコーヴィチ:交響曲第14番『死者の歌』
ガリー・ベルティーニ(指)ケルンRSO
[CD1] (ALT-150)
録音:1989年8月31日/ケルン、フィルハーモニー
[CD2] (ALT-151)
録音:1988年5月14日/デュッセルドルフ、トーンハレ
[CD3] (ALT-152)
録音:1984年2月4日/デュースブルク、メルカトル・ホール
[CD4] (ALT-160)
録音:1987年3月1日ケルン、フィルハーモニー
1988年3月25日エトカーハレ・ビーレフェルト*
[CD5] (ALT-161)
録音:1990年6月1日/ケルン、フィルハーモニー1977年11月18日/ケルン、ザール
[CD6] (ALT-162)
テレサ・カーヒル(S)
ディートリヒ・フィッシャー= ディースカウ(Bs)
録音:1988年2月8日/ケルン、フィルハーモニー

すべてライヴ録音
ALTUSから発売されたベルティーニ/ケルンRSOの音源を網羅した6枚組セット。日本ではマーラー指揮者としてお馴染みのベルティーニですが、こ こに収録されているのはベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー、R.シュトラウスなどの、マーラー以外の王道レパートリー。どれもベルティーニの音楽づくりの 神髄が刻まれたもので、この指揮者を知るうえで欠かすことのできない名演奏となっています。ディースカウ参加のショスタコーヴィチの14番も聴きもの。解説書 には既発盤の原稿をもれなく掲載しています。
この「英雄の生涯」はケルン時代最良の演奏のひとつと言えるでしょう。今回、Alutsからこのライヴ集の企画を耳にした時、最も強くリリースをお願いした録音 の一つです。私自身、マエストロの演奏の中でマーラー以外ではウィーンで聴いたシェーンベルグの「ペレアスとメリザンド」と並び最も印象深く記憶に刻まれて います。(指揮者・井上喜惟氏の解説より)

BIS
BISSA-2470
(1SACD)
サン=サーンス:交響曲ヘ長調 「首都ローマ」
交響曲第3番オルガン付き」Op.78*
ティエリー・エスケシュ(Org)
ジャン=ジャック・カントロフ(指)
リエージュ王立おい

録音:2020年10月26-31日、2020年4月9-13日*/サル・フィルハーモニック(リエージュ)
サン=サーンスは今年(2021年)、歿後100年を迎えました。その記念すべき年にジャン=ジャック・カントロ フ率いるリエージュ王立POが交響曲全曲録音をリリース。交響曲第1番、交響曲第2番、交響曲 イ長調をおさめた第1弾(BIS SA-2460)に続く第2弾は交響曲第3番「オルガン付き」と交響曲 ヘ長調 「首都ローマ」です!
才能豊かなサン=サーンスはわずか13歳でパリ音楽院に入学。ドイツ、オーストリアの偉大な作曲家たちの交響曲に触発され、10代からジャンルに挑戦しま した。交響曲 ヘ長調 「首都ローマ」はサン=サーンス21歳の1856年6月2日から7月25日、フランス・ボルドーで開かれた聖セシル協会作曲コンクール に応募するために短期間に仕上げた作品。天才サン=サーンスらしく4楽章構成の大規模な作品に仕上げました。初演は1857年2月、パリで行われ、同年6月10日、ボルドーでサン=サーンス自身の指揮で再演が行われております。 「オルガン付き」のオルガン独奏は作曲家としても高名なオルガニスト、ティエリー・エスケシュです!パリのサン= テティエンヌ・デュ・モン教会の専属オルガニ ストを務めている演奏家。フランスの名作を世界的名手が流麗にそして雄大に奏でます!
BIS
BISSA-2464
(1SACD)
ブルックナー:交響曲第3番(1873年原典版ノーヴァク校訂第1稿) トーマス・ダウスゴー(指)、
ベルゲンPO

録音:2019年6月17-21日/グリーグ・ホール、ベルゲン(ノルウェー)
数多くの録音で評価を集めるトーマス・ダウスゴー。ベルゲンPOを振った交響曲第6番(KKC-6150 / BIS SA-2404)は、レコード芸術誌(2020年5月号)の特集「新時代の名曲名盤500」にて同曲のベスト・ワン・ディスクに選ばれており、数多の名盤が揃う同曲で ダウスゴー盤がその筆頭として注目されております。期待の新録音は交響曲第3番です!
当録音では1873年の原典版のノーヴァク校訂第1稿を使用して演奏しております。「私がこの交響曲を知ったのは第3稿(1889年稿)でしたが、1873年の 原典版のスコアに立ち返ったとき、自分自身と完全に調和し、そのユニークで実験的なスタイルは最初から最後まで光り輝いていました。絶望と恍惚を感じる、 これこそがブルックナーの最も崇高な部分であり、どの版を選択すべきかを自然と導いてくれるものだと思います」と語るダウスゴー。ワーグナーに献呈された この交響曲第3番をダウスゴーらしい刺激的にして繊細な緩急を交えた演奏で聴かせます! (Ki)

King International
KKC-4282(6CD)
戦時のフルトヴェングラーU〜ターラ編


■CD1
(1)ヘンデル:合奏協奏曲ニ長調作品6の5
(2)ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
(3)ベートーヴェン:カヴァティーナ(弦楽四重奏曲第13番作品130−第5楽章)

■CD2
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調作品125「合唱」
■CD3
(1)シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944「ザ・グレイト」
(2)交響曲第8番「未完成」(第1楽章)

■CD4
(1)ブラームス:交響曲第4番ホ短調作品98
(2)ブラームス:交響曲第1番作品68(第4楽章)
(3)ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲

■CD5
(1)ブルックナー:交響曲第6番イ長調(ハース版)(第2〜4楽章)
(2).交響曲第7番ホ長調(アダージョ)

■CD6
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)

■CD1
BPO
録音:1939年9月13日 ルンドフンクス・ハウス、ベルリン(放送用コンサート)(1)(2)
1940年10月15日 テレフンケン・スタジオ(3)
原盤:仏ターラFURT1014 (P)1997(1,2)、FURT1013 (P)1995(3)
■CD2
BPO、ティルラ・ブリーム(S)、エリーザベト・ヘンゲン(A)、ペーター・アンデルス(T)、ルドルフ・ヴァッケ(Bs)、ブルーノ・キッテル合唱団
録音:1942年3月22〜24日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
原盤:仏ターラFURT1037 (P)1998, KKC-4156 (P)2018
■CD3
BPO
録音:1942年12月6-8日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)(1)
1944年12月12日 アドミラル・パラスト、ベルリン(ライヴ)(2)
原盤:仏ターラFURT2006 (P)2009(1),FURT1011 (P)1994(2)
■CD4
BPO
録音:1943年12月12-15日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)(1)
1945年1月22,23日 アドミラル・パラスト、ベルリン(ライヴ)(2)
1942年2月26日 AEG工場、ベルリン(3)
原盤:仏ターラFURT1039 (P)1998(1),FURT1006 (P)1994(2),
FURT1036 (P)1998(3)
■CD5
BPO
録音:1943年11月13〜16日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)(1)、
1942年4月7日 テレフンケン・スタジオ(2)
原盤:仏ターラFURT1007 (P)1994
■CD6
VPO
録音:1944年10月17日 ムジークフェラインザール、ウィーン(放送用コンサート)
原盤:仏ターラFURT1084 (P)2003
「フルトヴェングラーの最高の演奏というと、戦時中の録音に着目するのが習いとなっている」(ジョン・アードイン『フルトヴェングラー・グレート・レ コーディングズ』藤井留美訳、音楽之友社刊) 戦火まじえる激動の時代にあっても、自らの芸術活動に命を懸けたフルトヴェングラー。39年の「運命」から、44年の「ブルックナー8番」まで、12 曲をCD6枚組に集成。ファン必携!壮絶な爆演の数々がデジタルリマスター音源でよみがえります!
フランスのターラ(TAHRA)社はフルトヴェングラーとも親交のあった大指揮者ヘルマン・シェルヘンの娘ミリアムと仏フルトヴェングラー協会の重鎮ルネ・ トレミーヌが1993年に設立したレコード会社。放送局等のオリジナル音源からフルトヴェングラーの貴重な録音を未亡人(故人)はじめ関係団体の正規 承認を受けて、CDに復刻して発売。巨匠の神髄にふれるすばらしい音質に世界中のファンが驚喜しました。2014年トレミーヌの急逝により、ターラ社 は活動を終了してしまいましたが、キングインターナショナルがターラより音源を調達、キング関口台スタジオでデジタル・リマスタリングをおこない、音 にいっそう磨きをかけて発売します。戦時中の巨匠の内奥にまで迫った衝撃の音再現にご注目ください。ブックレットは12ページ(解説:平林直哉)に なります。 (Ki)

EUROARTS
20-60888(7DVD)
クラウディオ・アバド〜レトロスペクティブ



■DVD1(67分)
ドキュメンタリー 「沈黙を聴く」〜クラウディオ・アバドの芸術的肖像(日本語字幕付)
収録曲目:
ノーノ:プロメテオ
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」
ベートーヴェン:交響曲第1,3 & 9番、エグモント序曲
ブルックナー:交響曲第1 & 9番
ストラヴィンスキー:詩篇交響曲
ブラームス:ドイツ・レクイエム
R.シュトラウス:エレクトラ
ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品
ドビュッシー:海
チャイコフスキー:交響曲第5番(抜粋)
●ボーナス:
マーラー:交響曲第10番より<アダージョ>
■DVD2(94分)
『ジルヴェスター・コンサート2000 ヴェルディ・ガラ』
ヴェルディ:『仮面舞踏会』より「彼女は天を見つめる」「諸君、ウルリカの家で」
「見よ この夜に」「オスカルのカンツォーネ」
『ドン・カルロ』より「王妃の舞踏会」
『リゴレット』より「あれかこれか」「女心の歌」
『椿姫』より「乾杯の歌」「花から花へ」
『ファルスタッフ』より第1 幕第2 場
『ファルスタッフ』より第2 幕第2 場
『ファルスタッフ』より第3 幕フィナーレ
ヨハン・シュトラウス:『仮面舞踏会』によるカドリーユ
■DVD3(88分)
ヴェルディ:レクィエム
■DVD4(122分)
(1)ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
(2)
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』
■DVD5(84分)
マーラー:交響曲第9番ニ長調
■DVD6(107分)
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 op.58
■DVD7(100分)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲全6曲
・第1番ヘ長調 BWV.1046
・第3番ト長調 BWV.1048
・第5番ニ長調 BWV.1050
・第6番変ロ長調 BWV.1051
・第4番ト長調 BWV.1049
・第2番ヘ長調 BWV.1047
アンコール:・第2番ヘ長調 BWV.1047より第3楽章アレグロ・アッサイ
クラウディオ・アバド〜レトロスペクティブ
■DVD1(67分)
出演者:クラウディオ・アバド(指)
ダニエル・ハーディング、アルブレヒト・マイヤー、ヴォルフラム・クリスト、
コーリャ・ブラッハー、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ルツェルン祝祭管、
グスタフ・マーラー・ユーゲント
監督:ポール・スマチヌィ(シュマツニー)
●ボーナス:クラウディオ・アバド(指)
収録:2011年5月18日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD2(94分)
アンドレア・ロスト(S)、アラン・タイタス(Br)、ラモン・ヴァルガス(T)、ラリッサ・ディアドコーヴァ(Ms)、ステラ・ドゥフェクシス(Ms)、エンリーコ・ファチーニ(T)、エリザベス・フュートラル(S)、ルーチョ・ガッロ(Br)、マッシモ・ジョルダーノ(T)、アナトリー・コチェルガ(Bs)、アンソニー・ミー(T)、カルメラ・レミージョ(S)、プラハ放送合唱団、スタニスラフ・ボグニア(合唱指揮)、ベルリンPO、クラウディオ・アバド(指)
収録:2000年12月31日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
映像監督:ハンス・フルシャー
■DVD3(88分)
(1)アンジェラ・ゲオルギュー(S)、ダニエラ・バルチェッローナ(A)、ロベルト・アラーニャ(T)、ユリアン・コンスタンティノフ(Bs)、スウェーデン放送合唱団、エリック・エリクソン室内合唱団、オルフェオン・ドノスティアーラ合唱団、ベルリンPO、クラウディオ・アバド(指)
収録:2001年1月 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
(2)収録:2001年2月 ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院
ベルリンPO、クラウディオ・アバド(指)
映像監督:ボブ・コールズ
■DVD4(122分)
カリタ・マッティラ(S)、ヴィオレータ・ウルマーナ(C.A)、トマス・モーザー(T)、アイケ・ヴィルム・シュルテ(Br)、エリック・エリクソン室内合唱団、スウェーデン放送合唱団、トヌ・カリユステ(合唱指揮)
収録:2000年5月1日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
収録:2001年2月 ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院
ベルリンPO、クラウディオ・アバド(指)
映像監督:ボブ・コールズ
■DVD5(84分)
グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ、クラウディオ・アバド(指)
収録:2004年4月14日 ローマ、聖チェチーリア音楽院(ライヴ)
映像監督:ボブ・コールズ
■DVD6(107分)
マウリツィオ・ポリーニ(P)、ルツェルン祝祭O、クラウディオ・アバド(指)
収録:2004年8月 ルツェルン、コンサート・ホール(ライヴ)
■DVD7(100分)
ジュリアーノ・カルミニョーラ(Vn:コンサートマスター)、ミカラ・ペトリ(リコーダー)、アロイス・ポッシュ(Cb)、ラインホルト・フリードリヒ(Tp)、オッターヴィオ・ダントーネ(Cemb)、他
モーツァルトO、クラウディオ・アバド(指)
収録:2007年4月21日 イタリア、レッジョ・エミリア、ヴァーリ市立劇場

画面:16:9、NTSC
音声::PCM Stereo, DD 5.1, DTS 5.1
字幕:英独仏
時代を代表する指揮者たちの映像をBOX化したEURO ARTSの好評シリーズ「コンダクターズ」。これまでにマリス・ヤンソンス(20.67628)、ベルナルド・ ハイティンク(20.13048)、小澤征爾(20.55388)、そしてズービン・メータ(20.65528)とリリースされてきましたが、5作目に登場するのはクラウディ オ・アバド。2014年1月20日、イタリア北部ボローニャの自宅で亡くなった名指揮者。ベルリン・フィル時代、後進の育成に心血を注いだ晩年など数々の名演と 偉業を残しています。本作はアバドの人間性、音楽性を描いたドキュメンタリーと、ライヴ映像を中心とした7枚DVDセットです。 (Ki)

Profil
PH-21032(1CD)
ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73 ゲルト・シャラー(指)
フィルハーモニー・フェスティヴァ

録音:2016年1月11日/マックス・リットマン・ザール(バート・キッシンゲン)
ゲルト・シャーラーとフィルハーモニー・フェスティヴァといえば、ブルックナー作品の意欲的なシリーズのイメージがありますが、今回ブラームスの交響曲第2番に挑戦。しかしさすが才気煥発でこだわりの強いシャラー、ブラームスでも普通の演奏に甘んじることはありません。
ブラームスの交響曲は重厚な演奏が主流ですが、第2番はオーストリア南部ヴェルター湖畔で避暑休暇中に作曲されたもので、牧歌的で明るい色彩に満ち ています。それゆえ総勢53名の小編成なフィルハーモニー・フェスティヴァの響きは合っていると申せましょう。
ブラームスは弦が木管を上回らない小さなオーケストラを好んだとされ、ここではピリオド楽器やその奏法によることなく、彼の意図再現を試みました。聴き 馴染んだ音ではないもののとても爽快で、新鮮きわまりない世界が広がります。
バートキッシンゲンの歴史的なマックス・リットマン・ホールの音響にも注目。桜材パネルで強化された柔らかい響きが素晴らしい効果を生んでいます。 (Ki)


BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-6386(9SACD)
日本語帯・解説付
税込定価
べルリン・フィルによるブルックナー:交響曲全集

■DISC1
(1)交響曲第1番ハ短調(1865/66リンツ版) 
(2)交響曲第2番ハ短調(第2稿1877年版)
■DISC3
交響曲第3番ニ短調(1873年版初稿)
■DISC4
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(1878/80年) 
■DISC5
交響曲第5番変ロ長調
■DISC6
交響曲第6番イ長調
■DISC7
交響曲第7番ホ長調(1885 年版)
■DISC8
交響曲第8番ハ短調(1890年版)
■DISC9
交響曲第9番ニ短調 (サマーレ、フィリップス、コールス、マッズーカによる4楽章完成版/1985-2008年・2010年改訂)
■DISC1
(1)小澤征爾(指)
録音:2009年1月29-31日
(2)パーヴォ・ヤルヴィ(指)
録音:2019年5月23-25日
■DISC3
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
録音:2017年12月8-10日
■DISC4
ベルナルド・ハイティンク(指)
録音:2014年3月13-15日
■DISC5
ベルナルド・ハイティンク(指)
録音:2011年3月10-12日
■DISC6
マリス・ヤンソンス(指)
録音:2018 年1月25-27日
■DISC7
クリスティアン・ティーレマン(指)
録音:2016年12月15-17日
■DISC8
ズービン・メータ(指)
録音:2012年3月15-17日
■DISC9
サー・サイモン・ラトル(指)
録音:2018年5月26日
2009年から 2019年にかけて、ベルリン・フィルで演奏されたブルックナーの交響曲 9曲を、8人の巨匠指揮者によって演奏された全集がブルックナー没 後125 年を記念して SACD ハイブリッド盤で発売されます。 ベルリン・フィルの演奏史に燦然と輝く作曲家ブルックナー。これまで数々の名録音が世に出ていますが、現代の 8人のブルックナー指揮者たちがそれぞ れの解釈を聴かせます。 (Ki)

Bastille Musique
BM-003(1CD)
マーラー(クラウス・ジモン編):交響曲第5番(室内管弦楽版) クラウス・ジモン(指)
ホルスト・シンフォニエッタ
※編成:フルート(ピッコロ)、オーボエ(イングリッシュ・ホルン)、第1クラリネット、第2クラリネット(バス・クラリネット)、ファゴット、第1ホルン、第2ホルン、トランペット、パーカッション×2、ハープ、アコーディオン、ピアノ、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス

録音:2015年、フライブルク(ドイツ)
ドイツ生まれのピアニスト兼指揮者である、クラウス・ジモン編曲による18人の音楽家による室内管弦楽版の「マーラー:交響曲第5番」。
20世紀の音楽を特に得意としているという、ジモンの編曲版は、そもそも大編成で演奏されるマーラーの音の厚みを損なうことなく、むしろ原曲よりも室内楽管弦楽版の方が弦楽器とのバランスがとれているのではないかと思わせるほどに驚かされます。もちろんそこには編曲者本人の指揮ということも要因の一つでしょう。さらにはシェーンベルクや、プフィツナー、リームといった近現代の作品を多く取り上げ、演奏し研究し尽くしてきたジモンの経験が活かされていると思わせてくれます。編成は、アンサンブル・ミニの録音でも話題を呼んだ交響曲第9番の小編成版(ARS38155S)と同じように、アコーディオンやピアノを含む、18人の奏者のために書かれています。
ホルスト・シンフォニエッタは、1996年に指揮者のクラウス・ジモンによってフライブルクで結成され、その演奏スタイルはバロック、モダンにこだわらずそれらの良い部分を活かす中庸なスタイルを取っています。さらに、常設のドラム、音響技師もおり、まさに現代の室内Oの理想ともいえるサウンドを聴かせてくれています。レパートリーも20世紀の音楽を中心に、活動しており、今後の演奏も期待されます!


オクタヴィア
OVCL-00755(2CD)
税込定価
2021年6月23日発売
チャイコフスキー:交響曲第2番ハ短調 作品17 「小ロシア」
交響曲第5番ホ短調 作品64
小林 研一郎(指)
日本フィルハーモニーSO

録音:2021年4月13日 東京・サントリーホール・ライヴ
2021年3月に恩賜賞・日本芸術院賞を受賞した小林研一郎の新たな挑戦を祝福する、モ ニュメンタルなCDシリーズ。 炎のコバケンの呼び名で多くのファンから愛される、マエストロ小林研一郎の傘寿記念& 作曲家チャイコフスキーの生誕180年を記念した、「交響曲全曲チクルス」第2回目のライ ヴです。円熟のタクトに秘められた激しい情熱が、曲調と呼応しドラマティックなサウンドで 広がります。サントリーホールを感動の渦に包み込んだ、日本フィルの熱演にも、ご注目く ださい。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00753(1SACD)
税込定価
2021年6月23日発売
シベリウス:交響曲第2番ニ長調 作品43 朝比奈隆(指)
大阪フィルハーモニーSO

録音:1999年7月30日 大阪、フェスティバルホール・ライヴ
これは、1999年7月に行われた大阪フィル330回定期演奏会の記録です。朝比奈のシベリ ウス第2番は、70年代の録音が残されていますが、これは亡くなる2年前巨匠91歳時のメ モリアム。全編ゆったりとしたテンポからくり出される重厚無比な音楽で、大阪フィルの分 厚い響きと相まって、男性的としか言いようのない豪壮なシベリウスが生まれています。 若き日の江崎友淑によるワンポイント収録が、鮮やかな着地を見せた名録音です。(オクタヴィア)

MUSICAPHON
M-56920(1SACD)
シューマン、記念祭(リューベック・フィルハーモニー・ライヴ Vol.7)
シューマン:交響曲第2番ハ長調 Op.61
交響曲第4番ニ短調 Op.120(1851)
ロマン・ブログリ=ザッヒャー(指)、
リューベックPO

録音:2006年6月(第2番)&2009年6月(第4番)
スイス出身の名指揮者ロマン・ブログリ=ザッヒャー(1966-)と、彼が音楽監督を務めたドイツの歴史あるオーケストラ、リューベック・フィル(1897年創設)による「リューベック・フィルハーモニック・ライヴ」シリーズ第7巻は、シューマンの交響曲!ブログリ=ザッヒャー&リューベック・フィルらしいドイツ的なサウンド、実直な音楽づくりが見事にはまった素晴らしい演奏で、説得力のあるシューマンをお楽しみいただけます。第4番は1851年の改訂版による演奏です。
ブログリ=ザッヒャーは2001年からハンザ都市リューベックの音楽監督に就任し、2007年から2013年まで、リューベック歌劇場の音楽監督を7年間務めた実力派の指揮者です。(ブログリ=ザッヒャーの後は沼尻竜典が、2019/2020シーズンからはシュテファン・ヴラダーが就任)歌劇場の音楽監督時代に行った「ニーベルングの指環」上演&DVD製作のプロジェクトは各界より非常に高く評価され、2012年のドイツECHO賞を受賞しました。

Signum Classics
SIGCD-676(1CD)
ガニング:交響曲第5番
弦楽四重奏曲第1番
クリストファー・ガニング(指)、
ロイヤルPO、
ジュノSQ

録音:2008年1月&2011年5月
名探偵ポワロ」の音楽など、映画やテレビの音楽の作曲者として有名なイギリスの作曲家、クリストファー・ガニング(1944−)の自作自演による「交響曲第5番」。2009年に作曲された「交響曲第5番」はラッブラやR.R.ベネットから作曲を学んだガニングの、約50分というスケールで書かれた壮大なシンフォニーです。弦楽四重奏曲第1番は、1999年に作曲され2006年に改訂されました。


Spectrum Sound
CDSMBA-047(10CD)
完全限定盤
「ザ・チョイス〜交響曲と管弦楽曲」



■CD 1
ベートーヴェン:「エグモント」序曲 Op.84
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 Op.47「革命」

■CD 2 【初出音源】
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 Op.36

■CD 3
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.15
ビゼー:「アルルの女」からファランドール

■CD 4
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64

■CD 5
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 Op.47「革命」

■CD 6
フランク:交響曲 ニ短調

■CD 7
(1)ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 Op.47「革命」
(2)プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調 Op.25「古典」

■CD 8【初出音源】
(1)ムソルグスキー(ラヴェル編):「展覧会の絵」
(2)ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」

■CD 9 【初出音源】
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調

■CD 10
(1)ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
(2)ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90
■CD 1
ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO
ライヴ録音:1958年5月17日ボルドー国立歌劇場・大劇場(モノラル)/音源:INA archives
■CD 2 【初出音源】
ジャン=バティスト・マリ(指)ストラスブールRSO
ライヴ録音:1969年5月30日ストラスブール(ステレオ)/音源:INA archives
■CD 3
アンドレ・クリュイタンス(指)フランス国立放送O
ライヴ録音:1955年5月20日ザールブリュッケン(モノラル)/音源:INA archives
■CD 4
ヴィトルド・ロヴィツキ(指)ワルシャワ国立PO
ライヴ録音:1962年1月1日サル・プレイエル(パリ)(モノラル)/音源:INA archives
■CD 5
ヴィトルド・ロヴィツキ(指)ワルシャワ国立PO
ライヴ録音:1959年6月9日ストラスブール(モノラル)/音源:INA archives
■CD 6
ピエール・デルヴォー(指)フランス国立O
ライヴ録音:1972年9月15日ブザンソン(ステレオ)/音源:INA archives
■CD 7
(1)スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指)フランス国立放送O
ライヴ録音:1959年12月1日シャンゼリゼ劇場(パリ)(ステレオ)
音源:INA archives
(2)ジャン・マルティノン(指)フランス国立放送O
録音:1971年10月20日シャンゼリゼ劇場(パリ)(ステレオ)
音源:INA archives
■CD 8【初出音源】
(1)ジャン=バティスト・マリ(指) フランス国立放送O
ライヴ録音:1966年4月21日メゾン・ド・ラジオ・パリ、103スタジオ(ステレオ)
音源:INA archives
(2)ジャン・マルティノン(指)フランス国立放送O
ライヴ録音:1970年9月14日ブザンソン(ステレオ)/音源:INA archives
■CD 9 【初出音源】
フランツ・コンヴィチュニー(指)シュターツカペレ・ベルリン
ライヴ録音:1960年10月14日ベルリン(モノラル)/音源:Private open reel-to-reel audio tapes
■CD 10
(1)カール・シューリヒト(指) ミュンヘンPO
ライヴ録音:1963年5月19日ヘラクレス・ザール(ミュンヘン)(モノラル)/音源:Private open reel-to-reel audio tapes
(2)パウル・クレツキ(指) フランス国立放送O
ライヴ録音:1961年6月28シャンゼリゼ劇場(パリ)(ステレオ)/音源:INA archives
スペクトラム・サウンド・レーベルよりフランス国立視聴覚研究所(INA)提供の音源を中心としたお買い得セットの完全限定リリース。当セットでは交響曲と管 弦楽曲に焦点を当て、当レーベルが誇る丁寧なリマスタリングで聴くオーマンディ、マリ、クリュイタンス、マルティノン、クレツキ、スクロヴァチェフスキなど20世紀 の名演奏家の正規初出音源をお楽しみいただけます。在庫なくなり次第廃盤となる限定セットです。日本語解説は付きません。 (Ki)

CPO
CPO-555377(2CD)
NX-B10
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954):交響曲第1番ロ短調 ロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPO
ファウジ・ヘイモア(指)

録音:2019年3月6-8日、10月1-4日
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー、スタジオ(ドイツ)
20世紀を代表する指揮者の一人、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー。彼は幼い頃から作曲に勤しみ、青年 期の1910年には印象的な『テ・デウム』を自身の指揮で初演、成功を収めたこともあり、マーラーのような 「指揮もする作曲家」を目指していました。しかし指揮者としての活動が忙しくなってしまい、作曲活動は中 断。じっくり作曲に取り組めるようになったのは、1935年に作品の上演が禁止されていたヒンデミットを擁護 したことをきっかけにナチスと対立し、ベルリン・フィル音楽監督をはじめ公職を辞してからでした。 彼の創作 熱は再び高まり、以降、亡くなるまでの20年間に2つのヴァイオリン・ソナタ、ピアノ五重奏曲、ピアノ協奏曲 と3つの記念碑的な交響曲が生まれています。 4つの楽章からなる「交響曲第1番」は1938年から1941年に書かれ、後期ロマン派の流れを汲みブルック ナーの影響を感じさせる長大な作品。1903年に発表した「ラルゴ」という作品が、若書きながらもアイディア の源となっています。しかしこの曲をフルトヴェングラー自身は演奏することなくこの世を去ってしまい、結局 1989年にアルフレート・ヴァルターが録音、公開ではその2年後に同指揮者によって世界初演されたという 経緯を持っています。
CPO
CPO-555210(1CD)
NX-B10
フランツ・ラハナー(1803-1890):交響曲第6番 他

交響曲第6番ニ長調 Op. 56
ファゴット協奏曲 変ホ長調
スー・チャーファ(Fg)
エヴァーグリーンSO
ゲルノート・シュマルフス(指)

録音:2017年1月3日基隆市カルチャー・センター、台北(台湾)
世界初録音
フランツ・シューベルトの親友であり、エンゲルベルト・フンパーディンクの師として知られるドイツの作曲家、指 揮者フランツ・ラハナー。この「交響曲第6番」は、1837年4月19日にラハナー自身の指揮で初演され、 ミュンヘンのマスコミから"優れた傑作"と大絶賛された作品です。付点音符が印象的な短いモティーフを積 み上げていく第1楽章、コラール風の旋律が美しい第2楽章、第3楽章は沸き立つようなスケルツォ、第1楽 章と同じく付点リズムが多用された快活な終楽章という4つの楽章を持つ古典的な構成でありながら、突 然の転調などユニークな作風が楽しめます。かたや「ファゴット協奏曲」は1824年の作品。ラハナーがウィー ンにいた頃に書かれた恐らく彼の初となるオーケストラ作品で、当時のウィーン国立歌劇場O首席 ファゴット奏者、テオパルド・ヒュールスに捧げられました。今回の世界初録音となる演奏は、エヴァーグリーン SOの首席奏者スー・チャーファによるものです。

ALPHA
ALPHA-686(1CD)

NYCX-10231(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ハイドン:交響曲「朝」「昼」「晩」
交響曲第6番ニ長調 Hob.I:6 「朝」
交響曲第7番ハ長調 Hob.I:7 「昼」
交響曲第8番ト長調 Hob.I:8 「晩」
モーツァルト:セレナード第6番ニ長調 K. 239 「セレナータ・ノットゥルナ」
イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)

録音:2019年1月18-22日グスタフ・マーラー・ホール(エウレジオ文化センター)、ドッビアーコ(イタリア北東部ボルツァーノ県)
※国内盤には日本語解説付き
ハイドン生誕300周年となる2032年までに、その100曲を越える交響曲を全て実演・録音してリリースするプロジェクトHAYDN 2032も 10作目に突入。毎回テーマ性ある選曲が興味深く、そこに他の作曲家の作品などが適宜盛り込まれるのも面白いところですが、今回は作 曲当初から連作として構想されていたことが明らかな初期の3曲「朝」「昼」「晩」が待望の登場! ハイドンがエステルハージ侯爵家に副楽長 として雇われて間もなくの1761年に発表されたと考えられるこれらの作品は、宮廷楽団の名手たちの技量と新任副楽長の才覚を存分に印 象づけるべく、多様な作曲様式が盛り込まれた傑作。弦楽器で奏でられるレチタティーヴォ、フルートからコントラバスまで様々な楽器が随所 で繰り広げるソロなど聴きどころ満載で、現代の演奏団体にとっても腕が試される連作ですが、イル・ジャルディーノ・アルモニコは流石の腕利 き揃いで、隅々まで才気あふれる演奏を味わえます。選び抜かれた古楽器の素材感に満ちたサウンドもさることながら、アンサンブル全体が 一つの生き物のような一体感で伸縮自在のダイナミズムを堪能でき、ハイドンならではの曲作りの面白さが存分に伝わる痛快さ。各交響曲 が朝から晩(夕)まで、一日の三つの時間をそれぞれ表現しているハイドン作品の続編として、モーツァルトがザルツブルクの音楽夜会のために 書いた「セレナータ・ノットゥルナ」を”夜”にあたる曲として併録。こちらも首席ヴァイオリンのバルネスキによる当意即妙な即興パッセージが心地 良く、全編を通じて生気に満ちた音作りがたまりません。当シリーズの常通り、音楽学者モーリッツ・バウアーによる最新研究をふまえた作品 解説も添えられています。

FUGA LIBERA
FUG-780(1CD)


NYCX-10232(1CD)
国内盤仕様
税込定価
レオン・ボエルマン(1862-1897)交響曲 ヘ長調 ほか
交響曲 ヘ長調 Op. 24 (サン=サーンスに) …世界初録音
チェロと管弦楽のための交響的変奏曲 Op. 23 (ヨーゼフ・ザルモンに)
弦楽のための4つの小品 (「神秘の時」より) …世界初録音
ミュルーズSO
パトリック・ダヴァン(指)
アンリ・ドマルケット(Vc)

録音:2018年1月 ラ・フィラチュール、ミュルーズ、フランス
※国内盤には日本語解説付き
フォーレやフランクの次の世代のオルガニスト兼作曲家としてフランスで活躍したレオン・ボエルマン。僅か35歳で結核に倒れた彼が残した作 品はオルガンのためのものが多く、ほかには室内楽作品が若干知られる程度。ところが、少ないながら管弦楽のための作品を残しており、その 中には演奏時間が30分を超える立派な交響曲もありました。今回その作品が初めてCDで登場します。この交響曲はサン=サーンスに捧げ られており、19世紀末の作品ながら、まるで現代の映画音楽を先取りしたような響きも現れる隠れた傑作。構成的には当時の大交響曲に 及ばない点もあるとはいえ、このような先進的な側面を持つ作品が1世紀以上埋もれていたのは驚きです。「交響的変奏曲」は当時活躍し たチェリスト、ヨーゼフ・ザルモン(ジョセフ・サルモン)に捧げられた、ダイナミックで聴き応えのある作品。「4つの小品」は、もともとハルモニウムとい う小型のオルガンのために書かれた曲。フランクなども作品を残す当時流行していたこの楽器のために、ボエルマンはミサ典礼文などから宗教 的な表題を付した100曲以上の小品を集めた「神秘の時」Op. 29、30を出版しました。同じ年、その中から4曲を選んで弦楽用に編曲し たものがこちらの作品。民謡を思わせるような素朴で美しいメロディが印象的です。

Forgotten Records
fr-1715(1CDR)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」*
プロコフィエフ:交響曲第7番嬰ハ短調 Op.131#
ニコライ・アノーソフ(指)
ソヴィエト国立SO

録音:1962年*、1961年#
※音源:Melodiya S 0397/8*、Eterna 7 20 075#
Forgotten Records
fr-1717(1CDR)
チャイコフスキー:マンフレッド交響曲*
ラフマニノフ:交響的舞曲#
ユージン・グーセンス(指)
LSO

録音:1958年5月15日-18日#、24日-25日#
※音源:Everest SDBR 3004#、SDBR 3035*

CZECH RADIOSERVIS
CR-1095(2CD)
プラハの春音楽祭ゴールド・エディション Vol.2

■CD1
(1)ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88
(2)ショパン:ピアノ協奏曲第2盤
■CD2
(1)ストラヴィンスキー:春の祭典
(2)ショスタコーヴィチ:交響曲第9番変ホ長調Op.70
■CD1
(1)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO
録音:1966年5月30日、スメタナ・ホール、プラハ(ライヴ)
(2)ヴィルヘルム・ケンプ(P)
カレル・アンチェル(指)チェコPO
録音:1959年5月16日、スメタナ・ホール、プラハ(ライヴ)
■CD2
(1)イゴール・マルケヴィッチ(指)チェコPO
録音:1959年5月16日、スメタナ・ホール、プラハ(ライヴ)
(2)キリル・コンドラシン(指)プラハRSO
録音:1960年6月5日

全てモノラル
チェコ放送の自主レーベル「ラジオサーヴィス」のシリーズ『プラハの春音楽祭ゴールド・エディション』の第2弾登場!プラハの春音楽祭は第2次世界大戦 終了まもない1946年に開始され、現在まで続く世界的な音楽イベントとなっていますが、当初から国営チェコ放送と共同して公演をライヴ放送しており、貴重 なライヴ録音が数多く残されています。それらは当時のチェコの音楽シーンをあらわす重要な記録であるとともに、現代の音楽ファンをも魅了してやみません。
第2弾の目玉は、1966年5月30日のライヴ音源、カラヤン&ベルリン・フィルによるドヴォルザーク交響曲第8番です。カラヤンは、 1963年6月18日にウィーン・フィルとともにチェコ・デビューを果たして以降、ベルリン・フィルとともに頻繁に「プラハの春音楽祭」に 登場するようになりました。チェコ放送には少なくないカラヤンのアーカイヴが残されていますが、今回1966年にベルリン・フィルと行った 演奏会をリリースすることが可能になりました。演奏会は前半にバルトーク管弦楽のための協奏曲が、後半にこのドヴォルザーク交響曲第8番 が演奏されました。後者はカラヤンにとって特に思い入れのある楽曲であり、この演奏の直前に行われた日本ツアーでも取り上げています。
そして、次に往年の名匠ヴィルヘルム・ケンプの録音。ケンプの「プラハの春音楽祭」デビューは1956年、ベートーヴェン全曲リサイタルと、当時設立 されたばかりのブルノ国立POとのシューマンのピアノ協奏曲でした。今回収録されているのは1959年の同音楽祭でアンチェル& チェコフィルとともに演奏されたショパンのピアノ協奏曲第2番。ケンプのショパンの録音はピアノ・ソロの作品のみで、この協奏曲は大変貴重な録音です。
ディスク2には、マルケヴィッチ&チェコ・フィルによる「春の祭典」。マルケヴィッチは、指揮を「春の祭典」の初演者ピエール・モン トゥに学び、さらに数々のバレエ作品を委嘱した名興行師ディアギレフ最後の弟子と云われており、「春の祭典」はマルケヴィッチが生涯最 も得意とした楽曲。この時の演奏は、チェコ・フィルでも語り継がれており、その後も同団で演奏する際の手本となっているといいます。
最後にキリル・コンドラシン指揮プラハRSOによるショスタコーヴィチ交響曲第9番。「プラハの春音楽祭」では、第1回目から旧ソ連出身の指揮者が 多く登場します。それは主に政治的な理由で優先的に招聘していましたが、当時の旧ソ連出身の音楽家は、オイストラフ、リヒテル、ロストロポーヴィチなどをはじ め優れた才能を持った人物が多く、西側でキャリアを積んだ人も多くいました。コンドラシンも1949年から50年にかけてプラハ放送響と度々共演、1960年か ら75年まで首席指揮者を務めていたモスクワ・フィルと頻繁にプラハを訪れていたようです。コンドラシンは、1979年にオランダへ亡命し、アムステルダム・コ ンセルトヘボウの指揮者に就任。その後東欧圏のオーケストラは振ることなく急逝してしまったため、このプラハ放送響との録音は幸運といえるでしょう。 (Ki)


Altus
ALT-481(1CD)
スメターチェクの芸術 第1集
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
(2)シューマン:交響曲第1番「春」
(1)アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)、プラハSO
(2)プラハRSO
ヴァーツラフ・スメターチェク(指)

録音:(1)1957年5月29日(ライヴ、モノラル)
(2)1971年(セッション、ステレオ)
世界を股にかけ活躍し、チェコでは「空飛ぶ指揮者」「音楽大使」と呼ばれ、日本では「チェコのカラヤン」とのキャッチフレーズで親しまれたスメターチェクの偉 大な演奏集。チェコ・フィルとあわせて「チェコ3大オーケストラ」と言われるプラハSO、プラハRSOとの共演です。完璧主義者ミケランジェリとの「皇 帝」は整然としたオーケストラと生き生きしたソロの対話が素晴らしい名演。また「春」は商業録音の残されていないレパートリーで貴重な記録。こちらはすこぶる 良好なステレオ録音となっておりスメターチェクの至芸が心行くまで堪能できます。
「(ベートーヴェン「皇帝」の)共演はイタリアの巨匠ミケランジェリです。完全主義者、キャンセル魔として有名なミケランジェリだが、ここでの彼はなんと生き 生きと楽しげに演奏していることだろう!演奏に神経質なところが微塵も感じられず、ピアノの音は燦然と輝き、その表情は晴れやかで、颯爽と進行する音楽は気 品に満ちています。ミケランジェリ絶好調の演奏を引き出した立役者は、スメターチェクその人であろう。」「(シューマン「春」は)冒頭の輝かしいファンファーレから 精細緻密なオーケストラ・コントロールに魅せられるばかりだ。第1楽章の序奏、第1主題呈示、第2主題呈示におけるテンポやリズム、音色の描き分けなど見事 の一言だが、それでいて対照がつき過ぎることなく、音楽にいささかも無理な力がかかることがない。こうした見事な手綱さばきは曲想変化の激しいコーダにい たって最高潮となり、ラストの乾坤一擲の「ため」が圧倒的な終結を形作るのです。」(ブックレット所収の板倉重雄氏の解説より)
Altus
ALT-482(2CD)
スメターチェクの芸術 第2集
ドヴォルザーク:交響曲第6番ニ長調
交響曲第9番「新世界より」*
[CD1]プラハSO
[CD2]プラハRSO
ヴァーツラフ・スメターチェク(指)

録音:1975年(セッション、ステレオ)、1974年(ライヴ、ステレオ)*
世界を股にかけ活躍し、チェコでは「空飛ぶ指揮者」「音楽大使」と呼ばれ、日本では「チェコのカラヤン」とのキャッチフレーズで親しまれたスメターチェクの偉 大な演奏集。チェコ・フィルとあわせて「チェコ3大オーケストラ」と言われるプラハSO、プラハRSOとの共演です。「新世界」は得意の演目であり ながら商業録音が残されておらず、当録音の価値は計り知れません。絶妙にして圧巻、期待以上の名演が展開されます。第6番もまたスメターチェクがしばしば取 り上げた作品で、深い楽曲理解が生み出す香り立つような音楽がたまらぬ魅力です。
「(交響曲第6番は)単にお国物という以上に、スメターチェクの楽曲分析の深さと、それを実際の音とする手腕の確かさが印象的です。例えば第1楽章、ピ アニシモの冒頭から48小節をかけて練習記号A、フォルテシモの圧巻の主題呈示(グランディオーソ)を導く部分など、他の多くの指揮者がたどり着くまでに表 現の沸点を迎えてしまう中、スメターチェクはAに至って初めて、偉大なものを見たときに感じるような圧倒的な存在感の表出に成功しています。」「(「新世界より」 は)冒頭から弦楽器群の血の通った濃厚な響き、金管、打楽器の強奏強打、木管のニュアンス豊かな吹奏、アクセントやクレッシェンドの強調、緊張と弛緩の交代も 絶妙で、極めて彫りの深い表現を生み出しています。そして、各楽章の決め所やコーダでは、先の作品でも述べてきたような「ため」や加速と伴ったドラマティックな テンポ変化と、各楽器の最強奏により圧巻のクライマックスを形成しているのです。」(ブックレット所収の板倉重雄氏の解説より)
《新世界》の録音は宇野功芳氏が著書『新盤・クラシックの名曲・名盤』の同曲の項でケルテス/ウィーン・フィル盤を至上の名演と紹介しつつ、併せてこのスメターチェクの演奏に触れ「土俗的な迫力と芸術的な鋭さ、深さはケルテスの上を行く」と評したことで有名になったもの。ALTUSリマスターによる音質向上でこの名演がさらに楽しめるようになりました。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-078(1CD)
(1)シベリウス:交響曲第2番
(2)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ベルナルト・ハイティンク(指)、
フランス国立O
(2)モニク・ド・ラ・ブルショルリ(P)

ライヴ録音:(1)1961年12月12日、(2)1961年12月18日/シャンゼリゼ劇場(パリ)
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)が保有する音源からの正規初出音源で、ベルナルト・ ハイティンクがフランス国立Oを振った1961年12月、シャンゼリゼ劇場におけるライヴからシベリウスの交響曲第2番とモニク・ド・ラ・ブルショルリ をソリストに迎えたチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番です!ハイティンクがコンセルトヘボウの常任指揮者に就任した直後32歳という若さでありながら、 すでに職人気質の丁寧な音楽づくりが魅力。ここに聴くシベリウスでも非常にふくよかな響きを追求し、その才能にはただ驚かされるばかりです。またブルショ ルリの弾くチャイコフスキーも絶品の一言。美しいタッチでクリスタルに輝く旋律とチャイコフスキーらしい力強さを携えたこの演奏はライヴならではといえ、 またソリストの意思を引き出すことでも才能をみせたハイティンクのサポート無くしては聴けない演奏です。2019年に指揮者、音楽活動から引退した巨匠ハイ ティンクの60年前の演奏をご堪能ください。 平林直哉氏の日本語解説書付。

BR KLASSIK
BR-900337(3CD)
NX-C05
メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲(シンフォニア)全集
【CD1】
弦楽のための交響曲第1番ハ長調 MWV N1
弦楽のための交響曲第2番ニ長調 MWV N2
弦楽のための交響曲第3番ホ短調 MWV N3
弦楽のための交響曲第4番ハ短調 MWV N4
弦楽のための交響曲第5番変ロ長調 MWV N5
弦楽のための交響曲第6番変ホ長調 MWV N6
弦楽のための交響曲第7番ニ短調 MWV N7
【CD2】
弦楽のための交響曲第8番ニ長調 MWV N8
弦楽のための交響曲第9番ハ長調 MWV N9
弦楽のための交響曲第10番ロ短調 MWV N10
【CD3】
弦楽のための交響曲第11番ヘ長調 MWV N11
弦楽のための交響曲第12番ト短調 MWV N12
弦楽のための交響曲(交響的断章) ハ短調 NWV N14
ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲 ニ短調 MWV O3
ミュンヘン放送O
ヘンリー・ラウダレス(Vn&指)

録音:2006年9月12-15日…第1番-第3番
2010年1月7-8日…第4番
2012年10月2日…第5番
2018年3月14-16日…第6番
2020年2月3-6日…第7番、第9番
2011年6月20-22日…第8番、第12番、交響的断章
2020年10月26-30日…第10番、第11番
2010年1月7-8日…ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲
早熟の天才、メンデルスゾーンが12歳から14歳にかけて作曲した「弦楽のための交響曲」。彼の家で毎週開催されていた日曜音楽会で演奏するために書 かれたこれらの曲は、全部で13曲(単一楽章の交響的断章も含め)あり、どれも習作でありながらも、バッハを含むバロック期や古典派の作品を研究 していた彼ならではの、巧みな対位法が用いられた精緻な作品です。1821年に前半の6曲を完成、その2年後までには残りの6曲と単一楽章のハ短調が 書きあげられており、どれも完成度の高さを誇っています。1822年の「ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲 ニ短調」も、自宅での演奏会のために 書かれたもので、彼のヴァイオリン教師で友人のエドゥアルト・リーツの演奏を年頭に置いて作曲されたとされています。長らく忘れられていましたが、1952年 にユーディ・メニューインが蘇演し注目が集まりました。 このヘンリー・ラウダレスとミュンヘン放送Oによる演奏は、すべてがスタジオ・レコーディングされ、すでに第1番-第6番、ヴァイオリン協奏曲(900234) と、第8番、第12番、交響的断章(デジタルのみ)がリリースされていますが、今回は全ての曲をまとめてBOX化しました。
【ヘンリー・ラウダレス】
グァテマラ出身のヴァイオリニスト、指揮者。4歳の時に父からヴァイオリンの手ほどきを受け、3年後にはソリストとしてオーケストラと共演、その優れた才能がメ ニューインの目に留まり、奨学金を得てロンドンとアントワープで研鑽を積んだ俊才です。1985年、エリザベート王妃国際コンクールのヴァイオリン部門で入 賞、1989年から1993年までフランダース歌劇場Oのコンサートマスターを務め、その後、2001年からはミュンヘン放送Oのコンサートマス ターに就任、オーケストラの要として活躍しています。

MDG
MDG-91222116
(1SACD)
メンデルスゾーン・プロジェクト VOL.2
シンフォニア第4番ハ短調
シンフォニア第5番変ロ長調
シンフォニア第6番変ホ長調
ヴァイオリン協奏曲ニ短調*
ドグマ室 内オーケストラ
ミハイル・グレヴィチ(指)
ヴィヴィアン・ハーグナー(Vn)*

録音:2020年11月11-14日、マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス
メンデルスゾーンは、12歳から14歳にかけて弦楽のためのシンフォニアを12曲作曲しています。ドグマ室内オーケストラは、同時期に書かれた5つの協奏曲 を含めたメンデルスゾーンのシリーズをリリース。第1弾(MDG-91221936)に続く本作は、シンフォニア第4〜6番に加えて、ソリストにヴィヴィアン・ハーグ ナーを迎えて録音されたヴァイオリン協奏曲ニ短調を収録しています。有名なホ短調の協奏曲よりも前に作曲された作品で、ヴァイオリンを習っていた少し年長の 友人エドゥアルト・リーツの影響が聴き取れます。この作品は長らく忘れ去られていましたが、1951年にメニューインが発見して以来、現代でも演奏されるように なりました。ヴィヴィアン・ハーグナーのヴァイオリンは、生き生きとした楽想を、朗々と歌い上げ高揚感のある演奏を披露しています。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4294(1CD)
カレル・フサ(1921-2016):交響曲第2番「リフレクションズ」(1983)
3枚のフレスコ画(1946-47)
「プラハ1968年のための音楽」(1969)
トマーシュ・ブラウネル(指)
プラハSO

録音:2020年11月26&27日、2020年12月15&16日、2021年1月20-22日/スメタナホール(プラハ市民会館)
プラハに生まれ、アメリカに帰化した作曲家カレル・フサ(1921-2016)は今年(2021年)に生誕100周年、歿後5周年を迎えました。これを記念して録 音されたのが当盤で、交響曲第2番「リフレクションズ」、「3枚のフレスコ画」、「プラハ1968年のための音楽」の3篇を収録。フサが遠い故郷に心を寄せる姿 を描いた作品は実に感動的です。
フサはパリでオネゲル、N.ブーランジェに作曲を、クリュイタンスに指揮をそれぞれ師事。1959年以降はアメリカ国籍取得し、作曲家と指揮者の双方で活躍しま した。「プラハ1968年のための音楽」の原曲は吹奏楽曲ですが、ジョージ・セルが管弦楽化を作曲者自身に依頼した作品。フサの出世作として知られ、現在最も 演奏される作品です。トマーシュ・ブラウネル率いるプラハSOが実に情熱的な演奏を展開します。

REFERENCE
RR-149(1CD)
バーバー:交響曲第1番Op. 9
シベリウス:交響曲第7番ハ長調 Op. 105
スクリャービン:法悦の詩Op.54
マイケル・スターン(指)
カンザスシティSO

録音:2016年6月24、25日、カウフマン・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ、ヘルツベルク・ホール(カンザスシティ、ミズーリ州)
1982年に設立したカンザスシティSO。マイケル・スターンは音楽監督として20年目を迎え、楽団は高い芸術性、独創的なプログラミングで急成長を遂げ、 現在ではカンザスシティの文化的生活に欠くことのできない存在となっています。 今回、リファレンス・レコーディングスから9枚目のリリースとなり、バーバー、シベリウス、スクリャービンの単一楽章の交響曲を録音。収録されている3作品は、 単一楽章の楽曲ではありますが、3楽章、または4楽章の要素は残っており拡張されたソナタ形式という意味では共通しています。バーバーは初期作品特有の完 成と抒情性が感じられる作品。シベリウスは、番号付き交響曲の最後となった7番は、北欧の透明な抒情や深い憂愁を表現しています。スクリャービンの「法悦の 詩」は第4交響曲に位置し円熟期の作品です。また、キース・O・ジョンソン率いるリファレンス・レコーディングスの録音メンバーによる圧倒的な音響世界が楽し める楽曲でもあります。 (Ki)

MUSICAPHON
M-56952(1CD)
チャイコフスキー:交響的バラード「地方長官」
マンフレッド交響曲 Op.58
ピエール=ドミニク・ポネル(指)、
ベラルーシ国立ミンスクPO
モスクワ初演後チャイコフスキーによって破棄されそうになった交響的バラード「地方長官」ですが、その演奏会の主催者がパート譜を保管しており、チャイコフスキーの死後にスコアが復元されました。そのためこの作品は今日に伝わっています。「マンフレッド交響曲」は、イギリスの詩人バイロンの劇詩「マンフレッド」を題材にバラキエフより打診され作曲されました。その際、作曲に際してバラキエフから調の指定など細かい指示があったとされますが、それらの指示に影響されることなくチャイコフスキー自身の考えに基づいて作られました。交響曲第4番と5番の間の時期に作曲されたこともあり、チャイコフスキーの巧みな表現が随所にみられます。ピエール=ドミニク・ポネルは、「マンフレッド交響曲」に描かれている様々な場面を見事に弾き分けています。
MUSICAPHON
M-56953(2CD)
マーラー:交響曲第10番(アダージョ)
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番Op.47
ピエール=ドミニク・ポネル(指)、
ベラルーシ国立ミンスクPO

録音:1994年6月、ミンスク(ベラルーシ)
1957年ミュンヘン出身のピエール=ドミニク・ポネルは、オペラ演出家として有名なジャン=ピエール・ポネルの息子として生まれました。ザルツブルクとベルリンでヘルベルト・フォン・カラヤンに師事したポネルの演奏は、旋律を美しく聞かせ、マーラーでは弦楽器を艶やかに歌わせ、ショスタコーヴィチではその多彩なオーケストレーションを見事に再現しています。
MUSICAPHON
M-56908(1SACD)
ファゴット・オーケストラ(リューベック・フィルハーモニー・ライヴ Vol.3)
オネゲル:交響曲第1番
ダレッサンドロ(1911-1959):ファゴット協奏曲 Op.75
ラヴェル:道化師の朝の歌
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
ヤーコブ・マイヤーズ(Fg)
、ロマン・ブログリ=ザッヒャー(指)、
リューベックPO

録音:2008年1月5日-7日、リューベック(ドイツ)
リューベック・フィルハーモニー創立100周年目にあたる2008年にオネゲルとストラヴィンスキーと共に、普段めったに演奏されることのないラファエル・ダレッサンドロの作品を演奏しました。ダレッサンドロは当初独学でオルガンとピアノを学びますが、その後マルセル・デュプレやナディア・ブーランジェに師事し、新古典主義に傾倒していきます。今回収録されているファゴット協奏曲からも独特な変拍子を持っておりそのような傾向が聞き取れます。

CD6枚すべて初出!
ドイツ屈指の伝統を誇るモーツァルト音楽祭から驚きの贈り物。
1950年代から2020年の選りすぐりの演奏を収録。

ヴュルツブルク・モーツァルト音楽祭100周年記念BOX


ORFEO
C-210016(6CD)
NX-I05
【CD1】
(1)交響曲第33番変ロ長調 K. 319
(2)交響曲第30番ニ長調 K. 202
(3)交響曲第41番ハ長調「ジュピター」 K. 551

【CD2】
(1)セレナード第13番ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 K. 525
(2) ディヴェルティメント ニ長調「ザルツブツク・シンフォニー第1番」 K. 136
(3)セレナード第9番ニ長調「ポストホルン・セレナード」 K. 320
(4)アダージョとフーガ ハ短調 K. 546

【CD3】
(1)ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K. 466
(2)ピアノ協奏曲第17番ト長調 K. 453
(3) ピアノとオーケストラのためのロンド ニ長調 K. 382

【CD4】
(1)ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調「トルコ風」 K. 219
(2)ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K. 467
(3)ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K. 216

【CD5】
(1)歌劇「フィガロの結婚」K. 492 - 序曲
(2)歌劇「羊飼いの王様」K.208 - 第1幕 アリア「穏やかな空気と晴れた日々」
(3)歌劇「皇帝ティートの慈悲」K. 621 - 第1幕 アリア「この至高の王座にあって」
(4) 演奏会用アリア「この胸に、ああ、いとしい人よ来て - 天が私にあなたを返して下さるとき」 K. 374
(5) 歌劇「後宮からの誘拐」K. 384 - 第2幕 二重唱「何という運命だろう」
(6) 演奏会用アリア「私は行く、だがどこへ」K. 583
(7)演奏会用アリア「もうよい、すべてわかった…心配しないで、愛する人よ」 K. 490
(8)戴冠式ミサ曲 K. 317 - アニュス・デイ
(9)演奏会用アリア「どうしてあなたを忘れられよう…心配しないで、愛する人よ」K.505
(10)ミサ曲 ハ短調 K. 427 - 聖霊によりて
(11)モテット「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」(エクスルターテ・ユビラーテ) K. 165

【CD6】
(1)ディヴェルティメント ヘ長調「ザルツブルク・シンフォニー第3番」 K. 138

(2)組曲 ハ長調 K. 399 - II アルマンド
(3)3つのノットゥルノ-ヴァイオリン、ヴィオラ、ピアノのために
(4)ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K. 310
(5)夕べの想い K. 523
(6)弦楽四重奏曲第14番ト長調 K. 387
【CD1】
(1)ジギスヴァルト・クイケン(指)ラ・プティット・バンド
(2)ヨーゼフ・カイルベルト(指)バンベルクSO
(3)ロリン・マゼール(指)バイエルンRSO
録音:(1)2001年、(2)1959年(MONO)、(3)1996年
【CD2】
(1)サカリ・オラモ(指)オストロボスニア室内O
(2) ジョヴァンニ・アントニーニ(指)イル・ジャルディーノ・アルモニコ
(3)ラインハルト・ゲーベル(指)ケルンWDRSO
(4)ラファエル・クーベリック(指)バイエルンRSO
録音:(1)2017年、(2)2007年、(3)2014年、(4)1967年
【CD3】
(1)アルフレート・ブレンデル(P)、ラファエル・クーベリック(指)バイエルンRSO
(2)ピエール=ロラン・エマール(P)
クレメンス・シュルト(指)ミュンヘン室内O
(3) エトヴィン・フィッシャー(P)、オイゲン・ヨッフム(指)バイエルンRSO
録音:(1)1981年、(2)2019年、(3)1954年(MONO)
【CD4】
(1)アナ・チュマチェンコ(Vn)、コリン・デイヴィス(指)バイエルンRSO
(2)ロベール・カサドシュ(P)、ラファエル・クーベリック(指)バイエルンRSO
(3)ヨハンナ・マルツィ(Vn)、オイゲン・ヨッフム(指)バイエルンRSO
録音:(1)1987年、(2)1971年、(3)1955年(MONO)
【CD5】
(1)ルネ・ヤーコプス(指)B’ロック・オーケストラ
(2)クリスティアーネ・カルク(S)、ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指)フライブルク・バロック・オーケストラ
(3)クリストフ・プレガルディエン(T)、ハインリヒ・シフ(指)カメラータ・ザルツブルク
(4) ヴェロニカ・カンジェミ(S)、アダム・フィッシャー(指)バンベルクSO
(5) エリカ・ケート(S)、レオポルド・シモノー(T)
オイゲン・ヨッフム(指)バイエルンRSO
(6) エリー・アメリンク(S)、ズデニェク・マーツァル(指)バイエルンRSO
(7)イルムガルト・ゼーフリート(S)、ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)、オイゲン・ヨッフム(指)バイエルンRSO
(8)エルシー・モリソン(S)、マルガ・ヘフゲン(A)、エリック・タピー(T)、キース・エンゲン(Bs)、ラファエル・クーベリック(指)バイエルンRSO&cho
(9)クラッシミラ・ストヤノヴァ(S)、クリスティアン・ツァハリアス(P&指)、バンベルクSO
(10)ルチア・ポップ(S)、ラファエル・クーベリック(指)バイエルンRSO
(11)ディアナ・ダムラウ(S)、アンドルー・パロット(指)フランクフルトRSO
録音:(1)(2)2017年、(3)2004年、(4)2007年、(5)1957年(MONO)、(6)1973年、(7)1956年(MONO)、(8)1962年(MONO)、(9)1999年、(10)1981年、(11)2001年
【CD6】
(1)シューマンSQ【エリック・シューマン(Vn)、ケン・シューマン(Vn)、リサ・ランダル(Va)、マルク・シューマン(Vc)】
(2)キット・アームストロング(P)
(3)ヴェロニカ・エーベルレ(Vn)、ニルス・メンケマイヤー(Va)、ウィリアム・ヨン(フォルテピアノ)
(4)ラグナ・シルマー(P)
(5)ユリアン・プレガルディエン(T)、クリスティアン・ベズイデンホウト(フォルテピアノ)
(6)ケッケルトQ【ルドルフ・ケッケルト(Vn)、ルドルフ・ヨアヒム・ケッケルト(Vn)、フランツ・シェッスル(Va)、ヨーゼフ・メルツ(Vc)】
録音:(1)2018年、(2)2016年、(3)2013年、(4)2020年、(5)2018年、(6)1977年
ロマンティック街道の北の起点であるドイツ、バイエルン州のヴュルツブルクで毎年開催される由緒ある音楽祭『ヴュルツブルク・モーツァルト音楽祭』。 1921年に指揮者のヘルマン・ツィルヒャーによって創設、ザルツブルク音楽祭と並ぶ歴史を持ち、毎年5月から7月のうち4週間にわたって開催される この音楽祭には、ドイツ、オーストリアを中とするオーケストラと音楽家がやってきて、50回以上のコンサートが開催され、数多くの聴衆が訪れることで 知られています。コンサートが開催されるのは、1981年に世界遺産に登録されたレジデンツ(司教館)で、18世紀にバルタザール・ノイマンの設計 によるバロック建築様式を代表する、ヨーロッパでも屈指の美しい宮殿です。演奏会場となるのはこの建物内にあるインペリアル・ルーム(皇帝の 間)。ヴェネツィア派の巨匠ティエポロが描いたフレスコ天井画があることでも知られる広間です。
2021年に創設100年を迎えるこの音楽祭を記念して、バイエルン放送のアーカイヴ録音から選りすぐりの演奏をBOX化しました。1950年代の歴 史的音源も含め全て初出であり、またデジタル・リマスターが施されています。CD1とCD2には、交響曲・管弦楽曲、CD3とCD4には協奏曲、CD5 には声楽曲、CD6には室内楽曲・独奏曲を中心に収録。それぞれのディスクには様々な年代の音源が収められ、演奏スタイルの変遷も1枚のアル バムで味わうことが出来ます。収録音源はすべて初CD化であり、一流どころを揃えた豪華な顔触れと、それぞれの演奏家の録音歴において珍しい 曲目・顔合わせが多く含まれている点も魅力です。 CD1と2では、クイケン指揮のモーツァルトの交響曲やオラモ指揮の管弦楽曲は他になく、マゼールの ジュピターは1966年のベルリン放送響以来となる貴重な円熟期の演奏。ゲーベルやアントニーニから は刺激的な古楽スタイルが予想されます。 CD3と4では、ユリア・フィッシャーやバティアシュヴィリの師でありモーツァルトを得意としながらも録音の 無かったチュマチェンコの「トルコ風」が目を引きますし、ブレンデルやカサドシュとクーベリックとの顔合わせ は意外にも録音が非常に少なく興味をそそられます。フィッシャーやマルツィの演奏も聴きどころ。 CD5ではソプラノが充実。往年のゼーフリートやケート、レコードでもおなじみのアメリンク、ポップらに加 え、近年活躍目覚ましいカルクやカンジェミ、ストヤノヴァらの歌唱を収録。特にダムラウの「エクスルター テ...」は大注目! CD6は新しい録音が多く、ドイツ楽壇の「今」を垣間見せてくれます。キット・アームストロングはブレンデ ルが高く評価するアメリカ生まれの俊英。このセットの最後を飾るケッケルト四重奏団は、DGへのベー トーヴェン全集やハイドン、シューベルトの録音で知られますが、モーツァルトの録音は極めて貴重です。 (Ki)

SWR music
SWR-19527CD(4CD)
NX-C05
ハイドン:ロンドン交響曲集
【CD1】
交響曲第93番ニ長調 Hob.I:93(1791)
交響曲第97番ハ長調 Hob.I:97(1792)
交響曲第101番ニ長調 「時計」 Hob.I:101(1794)
【CD2】
交響曲第94番ト長調 「驚愕」 Hob.I:94(1791)
交響曲第98番変ロ長調 Hob.I:98(1792)
交響曲第102番変ロ長調 Hob.I:102(1794)
【CD3】
交響曲第95番ハ短調 Hob.I:95(1791)
交響曲第99番変ホ長調 Hob.I:99(1793)
交響曲第103番変ホ長調 「太鼓連打」 Hob.I:103(1795)
【CD4】
交響曲第96番ニ長調 「奇跡」 Hob.I:96(1791)
交響曲第100番ト長調 「軍隊」 Hob.I:100(1794)
交響曲第104番ニ長調 「ロンドン」 Hob.I:104(1795)
ロジャー・ノリントン(指)
シュトゥットガルトRSO

録音:2009年9月7-12日(ライヴ)
発売当時から高い人気を誇るノリントン率いるシュトゥットガルト放送響による「ロンドン交響曲集」。2009年の"シュトゥットガルト欧州音楽祭"に於 いて、第93番から104番までを一気呵成にライヴ収録したこの演奏、オーケストラのサイズからテンポ、フレージング、アーティキュレーションまで考え抜 かれたサウンド・バランスで、ピリオド奏法を採り入れたオーケストラがノリントンの持前の「ピュア・トーン」を完璧に奏でています。1998年にノリントンが シュトゥットガルトRSOの首席指揮者に就任して以来、10年間の信頼と実績が感じられる集大成とも呼べる名演の復活です。

Goodies
78CDR-3834(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 アルトゥール・ニキシュ指揮
ベルリンPO

英 HMV D89/92
1913年11月18日ベルリン録音
アルトゥール・ニキシュ(1855-1922)はハンガリー出身の大指揮者。ウィーン音 楽院でヴァイオリンと作曲を学び、ウィーン宮廷歌劇場のヴァイオリン奏者と して音楽活動をはじめた。1878年にライプツィヒ歌劇場の指揮者になり、1885 年にライプツィヒ・ゲヴァントハウスOを指揮してブルックナーの交響 曲第7番の初演をした。1895年、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOと ベルリンPOの常任指揮者になり生涯この地位にあっ た。この録音は1913年に行われた。ベルリン・フィルの最初の録音とされてい る。マイクロフォンもアンプも使わない機械式録音で、大きなラッパの前で演 奏してレコード原盤を作成した。電気録音が始まったのは1925年だった。途中 にキズがあるが、古いレコードなのでご容赦いただきたい。(グッディーズ)


Treasures
TRT-017(1CD)
オーマンディ/「画家マチス」&チャイ5(1959)
ヒンデミット:交響曲「画家マチス」
チャイコフスキー:交響曲第5番*
ユージン・オーマンディ(指)
フィラデルフィアO

録音:1962年1月17日、1959年1月25日*(共にステレオ)
※音源:独CBS 61347、COLUMBIA MS-6109*
◎収録時間:74:46
“何度も味わいたい「画家マチス」の温かみに満ちた響き!”
■音源について
2曲ともオーマンディ&フィラデルフィア管の来日公演で取り上げられた十八番中の十八番。「画家マチス」は4回のセッション録音の最後、「チャイ5」は、5回のセッション録音のうちの3回目のもの。

「画家マチス」は、近代的で洗練された響きを前面に立てた演奏が多い名曲ですが、この録音は、全体に温かでヒューマンなトーンで統一したかけがえのない逸品!ステレオ効果を意識した色彩と、様々な響きの軋轢を避けた穏健路線に浸る前の冴えたリズムも特筆もの。
 第1楽章序奏からハーモニーが熟成され尽くされて美しく煌めき、主部はメカニックな響きと無縁のリズムの弾力と愛の溢れるフレージングで魅了。豊麗なオーマンディ・サウンドがピタリとはまった有機的な響きは比類なく、それはまるで養分をたっぷり与えられた音の粒が嬉しく戯れているかのよう。コーダでの下から突き上げるような金管の量感と、わずかに丸みを帯びたカラフルな音像と噴出力の融合ぶりも見事です。第2楽章の静謐においても色彩の光を絶やさず、終始温かな情愛を漂わせます。深刻さを嫌うオーマンディらしい音作りが最大に活きた好例と言えましょう。ステレオ初期のオーマンディの録音の中には、曲に慣れすぎたせいかルーティンに流れることもありますが、この終楽章の呼吸の深さとテンポの自然な切り換えは、作品への心からの共感なくして成し得ないもの。主部はもちろん鋭利な響きとは無縁。蜜蝋のように艷やかな響きを醸し出すために、最適なテンポの設定と響きの研磨のさじ加減が不可欠であることを思い知らせれます。後半10:00以降の木管の細かい音型のポップな弾け方!それ以降は今更ながらフィラデルフィア管の巧さに惚れ惚れするばかり。最後のファンファーレも大見得を切らず、素直な健康美を貫徹。 とかく感覚的過ぎると軽視されがちなオーマンディですが、その感覚美の中にいかに多くの見識とセンスと経験が凝縮されているかを思い知るとともに、他の有名名盤でこれ程この作品の多面的な魅力を引き出してくれる演奏はなかなかないと思います。
 「チャイ5」は、今までの演奏経験の集大成と言える確信的なアプローチを散りばめながら、特に作品の流麗さと感覚的な甘美さの表出に力点が置かれています。モノラル期までのリズム主体のアグレッシブさはかなり後退していますが、展開分最後(9:18〜)のクレッシェンドでストコフスキーの影響がはっきり出ている点や、第2楽章172小節を始め何箇所もポルタメントを注入するなど表現意欲満々。特に第2楽章では、フィラデルフィアの弦の魅力をとことん堪能できますし、決して無視してよい録音ではありません。ただし、残響はかなり多めに取り入れられています。【20121年5月・湧々堂】 →「チャイ5」の詳細レヴュー



OTTO KLEMPERER FILM FOUNDATION
KKC-4258(24SACD)
クレンペラー&コンセルトヘボウ管・録音集


■Disc1
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」 Op. 26
マーラー:.さすらう若人の歌
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(1886年版ノヴァーク)
■Disc2
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調Op.93
モーツァルト:交響曲第25番ト短調K183*
ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」*
■Disc3
ヤナーチェク:シンフォニエッタOp.60
バルトーク:ヴィオラ協奏曲
ヘンケマンス:.フルート協奏曲*
ファリャ:スペインの庭の夜**
■Disc 4
ベートーヴェン:演奏会用アリア「ああ、不実な人よ!」Op.65
交響曲第7番イ長調Op.92
■Disc5
1951年7月12日(初CDコンサート全収録)
モーツァルト:フリーメーソンのための葬送曲 ハ短調 K.477
マーラー:亡き子をしのぶ歌
■Disc6
マーラー:交響曲第2番「復活」
■Disc 7
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
シェーンベルク:浄夜(1917/1943)
ヒンデミット:組曲「気高い幻想」
■Disc9
メンデルスゾーン:劇付随音楽「真夏の夜の夢」
■Disc10
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
モーツァルト:セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」*
■Disc11
モーツァルト:モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」K165(158a)
マーラー:.交響曲第4番ト長調
■Disc 12
ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」〜.第1曲:序曲/第5曲:アダージョ/終曲:アレグレット
ピアノ協奏曲 第3番ハ短調Op.37
■Disc 13
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調Op.36
「レオノーレ」第3番序曲Op.72b
■Disc14
ベートーヴェン:交響曲第4番
交響曲第5番「運命」
■Disc15
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
■Disc16
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
交響曲第8番ヘ長調Op.93*
■Disc17
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
■Disc 18
モーツァルト:交響曲第29番イ長調K201
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K482
■Disc 19
モーツァルト:オーボエ協奏曲ハ長調K314
交響曲第41番「ジュピター」
■Disc 20
バッハ:管弦楽組曲第2番
 カンタータ第202番「消えよ、悲しみの影」BWV202(結婚カンタータ)
モーツァルト:演奏会用アリア「心配しなくともいいのです、愛する人よ」.K505
■Disc 21
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
●ボーナス・トラック/初正規盤
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」序曲*
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調*
■Disc22
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」
ストラヴィンスキー:三楽章の交響曲
シューベルト:交響曲第4番ハ短調D417
ワーグナー:「.ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
■Disc 23
ベートーヴェン:ミサ・ソレニムス
■Disc 24
グルック:シャコンヌ〜「オルフェオとエウリディーチェ」
クレンペラー:交響曲第1番(全2楽章)
ブルックナー:交響曲第6番イ長調WAB106(1890年ハース版)
オットー・クレンペラー(指)
コンセルトヘボウO

■Disc1
録音:1947年12月4日(初CDコンサート全収録)
ヘルマン・シャイ(Br)
■Disc2
録音:1949年5月1日&1951年1月18日*
ヤン・ブレッセル(Vn)
■Disc3
録音:1951年1月11日、1951年1月13日*、1951年3月29日**
ウィリアム・プリムローズ(Va)、フーベルト・バルワーザー(Fl)、ヴィレム・アンドリーセン(P)
■Disc 4
録音:1951年4月2日(1951年ベートーヴェン・チクルスより)
グレ・ブロウエンスティーン(S)
■Disc5
録音:1951年7月12日(初CDコンサート全収録)
キャスリーン・フェリアー(C.A)
■Disc6
ヨー・フィンセント(S)、キャスリーン・フェリアー(C.A)、トゥーンクンストcho
)
■Disc 7&8
録音:1955年7月7日(初CDコンサート全収録)
■Disc9
録音:1955年11月3日(正規盤初)
コリー・ヴァン・ベックム(S)、ヘレーン・ヴァークレイ(S)、トゥーンクンストchoメンバー
■Disc10
録音:1955年11月6日、1955年11月10日*(初CDコンサート全収録)
■Disc11
録音:1955年11月10日(Disc10の続き)
マリア・シュターダー(S)
■Disc 12
録音:1956年5月2日(ベートーヴェン・チクルス〜初CDコンサート全収録)
ヤン・ヴィッサー(Fl)、クラース・デ・ロック(Cl)、トム・デ・クラーク(Fg)、フィア・ローザ・ベルクハウト(Hp)
アニー・フィッシャー(P)
■Disc 13
録音:1956年5月2日(Disc 12の続き)
■Disc14
録音:1956年5月9日(ベートーヴェン・チクルス)
■Disc15
録音:1956年5月13日(ベートーヴェン・チクルス〜初CDコンサート全収録)
■Disc16
1956年5月13日(Disc15の続き)、1956年5月17日*
■Disc17
録音:1956年5月17日(Disc16の続き)(ベートーヴェン・チクルス)
グレ・ブロウエンスティーン(S)、アニー・ヘルメス(C.A)、エルンスト・ヘフリガー(T)、ハンス・ウィルブリンク(Br) 、トゥーンクンストcho
■Disc 18
録音:1956年7月12日(初CDコンサート全収録)
アニー・フィッシャー(P)
■Disc 19
録音:1956年7月12日(Disc18の続き)
ホーコン・ストーティン(Ob)
■Disc 20
録音:1957年2月7日(初CDコンサート全収録)
フーベルト・バルワーザー(Fl)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、ヤン・ダーメン(Vn)、ホーコン・ストーティン(Ob)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、マリア・クルチオ(P)
■Disc 21
録音:1957年2月7日(Disc 20の続き)
1954年6月26日*
ヨハンナ・マルツィ(Vn)*、ハーグ・レジデンティO*
■Disc22
録音:1957年2月21日(初CDコンサート全収録)
■Disc 23
録音:1957年5月19日(初正規盤)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、ナン・メリマン(Ms)、ヨーゼフ・シマンディ(T)、ハインツ・レーフス(Bs-Br)、アムステルダム・トーンクンストcho
■Disc 24
録音:1961年6月22日(初CDコンサート全収録)
音質条件を考慮に入れなければ、クレンペラーの最も高水準な演奏を聴くことができるのはコンセルトヘボウOとの録音だというのは、以前からよく語ら れることでした。 しかし、実際には、古いライヴ録音や放送録音ならではの物理的なスペックの問題もあって、マニア以外にはあまり顧みられることは無く、クレンペラーといえば、 最晩年にフィルハーモニアOを指揮したゆったり系の演奏が代表作として広く聴かれてきたというのが実情です。 確かに最晩年のスタジオ録音で聴ける拡大された情報の面白さは無類ですが、長きに渡って歌劇場やコンサートホールで指揮して生計を立てていたクレンペラー の音楽は、本来はもっと生気に富む力強いものでした。そしてその音楽を築き上げていたのが、入念で厳しいリハーサルであり、その点で、世界最高レベルの反応 力を持ったコンセルトヘボウOの優位は明らかであり、実際、1958年まではクレンペラーの客演回数はかなりの数に達していました。 しかし翌1959年にクレンペラーがフィルハーモニアOの終身指揮者に就任すると、大火傷で長期療養という問題も重なって客演回数は激減、そして 1964年にフィルハーモニアOが自主運営組織になると、以後、クレンペラーがコンセルトヘボウOを指揮することは無くなります。もっとも、ウィー ンやベルリン、ミュンヘン、ケルン、イスラエルなどには出かけていたので、今は無き音楽マネジメント組織、コロンビア・アーティスツの都合もあったのかもしれま せんが。 ともかく、クレンペラー絶頂期のコンセルトヘボウOとの演奏を、正規音源で、しかもSACDでまとめて聴けるというのはクレンペラー好きにとっては大事 件であることは間違いなさそうです。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2237(1CD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 オットー・クレンペラー(指)
フィルハーモニアO
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)

録音:1961年4月6、7、10、25日キングズウェウイ・ホール(ロンドン)
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:ステレオ(録音セッション)
■制作者より  
クレンペラーとシュヴァルツコップによるマーラーの交響曲第4番は、定番としてあまりにも有名です。第4番はマーラーの交響曲の中でも小さい編成のため か、この録音は非常にバランス良く、空気感豊かに収録されています。そうした原音の持つ特徴を最忠実に再現、身震いするほどの透明感溢れるサウンドを実 現しました。(平林 直哉)

LSO Live
LSO-0867(1SACD)
ヴォーン=ウィリアムズ:交響曲第4番ヘ短調
交響曲第6番ホ短調
アントニオ・パッパーノ(指)LSO

録音:2019年12月12日(第4番)、2020年3月15日(第6番)、バービカン・ホール、ロンドン(ライヴ)
サイモン・ラトルの後任としてロンドンSO(LSO)の首席指揮者に就任することが決まっているアントニオ・パッパーノによる録音が早速登場! 内容は、「もっともイギリス的な作曲家」とも呼ばれるヴォーン・ウィリアムズの交響曲第4,6番という直球プログラム。この2作品は第2次大戦の影響が色 濃く現れた作品です。第4番は、第2次大戦直前の不穏な時期を反映した緊迫感みなぎる曲。そして第6番は、戦中から戦後にかけて書かれ、先の第4番を 発展させたような強烈な迫力に満ちた音楽です。
パッパーノは、LSOの首席指揮者に就任したことを受けて「1996年初めて共演して以来、この素晴らしい音楽家たちの団結心に圧倒されていました。私が 選ばれたことは、まさに”夢が叶った”ようで、最も素晴らしい贈り物です。ロンドンを私の音楽の故郷とすることを約束し、これから私を待っている重要な旅 を楽しみにしています。」と語っています。ロンドンSOの新時代を予見させる、期待感あふれる1枚となっています。

オクタヴィア
OVCL-00750(2CD)
税込定価
2021年4月30日発売
チャイコフスキー:交響曲第1番ト短調 作品13 「冬の日の幻想」
交響曲第4番ヘ短調 作品36
小林 研一郎(指)
日本フィルハーモニーSO

録音:2021年4月7日 東京・サントリーホール・ライヴ
2021年3月に恩賜賞・日本芸術院賞を受賞した小林研一郎の新たな挑戦を祝福する、記 念碑的なCDシリーズ。 炎のコバケンの呼び名で多くのファンから愛される、マエストロ小林研一郎の傘寿記念& 作曲家チャイコフスキーの生誕180年を記念した、「交響曲全曲チクルス」第1回目のライ ヴです。円熟のタクトに秘められた激しい情熱が、曲調と呼応しドラマティックなサウンドで 広がります。サントリーホールを感動の渦に包み込んだ、日本フィルの熱演にも、ご注目く ださい。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00752(1SACD)
税込定価
2021年5月26日発売
ハイドン:交響曲集Vol.11
交響曲第12番ホ長調 Hob.l:12
交響曲第26番ニ短調 Hob.l:26 「嘆き」
交響曲第47番ト長調 Hob.l:47「回文」
交響曲第65番イ長調 Hob.l:65
飯森範親(指)
日本センチュリーSO

録音:2018年3月9日(第26番&第47番)、2019年1月25日(第12番&第65番) 大阪、いずみホール・ライヴ
日本センチュリーSOが首席指揮者の飯森範親と共に始めた「ハイドンマラソン」 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェクト。当 盤は第12回、第14回コンサートのライヴ収録です。 幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築と、 細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。柔和で晴々とし た優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。(オクタヴィア)

Capriccio
C-7360(6CD)
NX-C10
アレクサンダー・ツェムリンスキー(1871-1942):生誕150周年記念エディション


【CD1】
抒情交響曲 Op. 18(1923)

【CD2】
(1)交響曲第1番ニ短調(1892/93)
(2)シンフォニエッタ Op. 23(1934)
(3)3つのバレエ小品『時の勝利』(1903)

【CD3】
(1)春の埋葬(1896-97/1902改訂)-ソプラノ、バリトン、合唱とオーケストラのために
(2)森の対話(1895/96)-ソプラノ、2つのホルン、ハープと弦楽のために
(3)至るところに5月の花が咲く(1898頃)-ソプラノと弦楽六重奏のために
(4)交響的歌曲 Op. 20(1929)-バリトンとオーケストラのために
(5)6つの歌曲 Op. 13『メーテルリンク歌曲集』(1910/13/24)

【CD4】
トスカーナ地方の民謡によるワルツの歌 Op. 6(1898)
5つの歌曲 Op. 7(1898/99)
昔、ひとりの年老いた王がいた
森の語らい
2つのブレットル・リーダー(1901)
Noch spur ich ihren Atem auf den Wangen
Hortest du denn nicht hinein
Die Beiden
Harmonie des Abends
6つの歌曲 Op. 13『メーテルリンク歌曲集』(1910/13)(室内楽版)

【CD5】
ピアノ三重奏曲 Op. 3(1896)
弦楽四重奏曲第2番Op. 15*

【CD6】…オペラ・ハイライト集
(1)歌劇「昔あるとき」(1897-1900/1912改訂)より
(2)歌劇「夢見るゲールゲ」(1905-06)より
(3)歌劇「白墨の輪」(1932)より
(4)歌劇「フィレンツェの悲劇」(1915-16)より
(5)歌劇「カンダウレス王」より
【CD1】
クリスティーネ・シェーファー (S)
マティアス・ゲルネ (Br)
パリO
クリストフ・エッシェンバッハ(指)
録音:2005年6月22,26日 パリ(フランス)
【CD2】
(1)北ドイツRSO、アントニー・ボーモント(指)
(2)ウィーンRSO、スザンナ・マルッキ(指)
(3)ハンブルク州立PO、ゲルト・アルブレヒト(指)
録音:(1)1995年11月28-30日、1997年4月16-18日
(2)2019年6月13-14日
(3)1992年6月
【CD3】
(1)-(3)エディット・マティス (S)、ローランド・ヘルマン (Br)、北ドイツ放送cho、北ドイツRSO、アントニー・ボーモント(指)
(4)フランツ・グルントヘーバー(Br)、ハンブルク州立PO
ゲルト・アルブレヒト(指)
(5)ペトラ・ラング(S)、ウィーンRSO、スザンナ・マルッキ(指)
録音:(1)-(3)1995年10月20日-11月30日、1997年4月16-18日、(4)1992年6月、(5)2019年6月13-14日
【CD4】
トーマス・マイケル・アレン(T)、チャールズ・スペンサー(P)、ルート・ツィーザク(S)、ゲロルト・フーバー(P)、カイ・スティーファーマン(Br)、アレクサンダー・シュマルツ(P)、トーマス・エベンシュタイン(T)、ゾリアナ・クシュプラー(Ms)、リノス・アンサンブル
録音:2011年6月24-29日、2011年11月19-22日、2013年8月25-29日、2017年7月、2011年10月
【CD5】
パシフィック・トリオ、アルティスQ*
録音:2013年5月28-29日、1989年6月22-24日*
【CD6】
(1)エヴァ・ジョンソン(S)、クルト・ウェスティ(T)、ペール=アルネ・ヴァルグレン(Br) 他、デンマーク国立RSO、ハンス・グラーフ(指)
(2)ヨーゼフ・プロチュカ(T)、パメラ・コバーン(S)、ハルトムート・ヴェルカー(Br) 他、フランクフルトRSO、ゲルト・アルブレヒト(指)
(3)レナーテ・ベーレ(S)、ペーター・マティッチ(語り)、ハンス・ヘルム(Br)、ギドン・サークス(Br) 他、ベルリンRSO、ステファン・ゾルテシュ(指)
(4)ハイディ・ブルンナー(S)、ヴォルフガング・コッホ(Br)、チャールズ・リード(T)、ウィーンRSO
ベルトラン・ド・ビリー(指)
(5)ジェイムズ・オニール(T)、ニーナ・ウォーレン(S)、モンテ・ペーダーソン(Br) 、ハンブルク州立PO、ゲルト・アルブレヒト(指)
録音:1987年6月、1987年9月(ライヴ)、1990年2月12-16日、2010年5月20日(ライヴ)、1996年10月18日、10月25日(ライヴ)
作曲家、指揮者として着々と名声を高めていくツェムリンスキーですが、8歳年下のアルマ・シン トラーとの失恋は彼の心に大きな痛手を残し、この出来事はその後の作品にも影を落としたこ とが知られています。1906年にはウィーン・フォルクスオーパーの初代首席指揮者、1911年か らはプラハ・ドイツ国立劇場の指揮者を務めるなど活躍の幅を広げましたが、1938年にナチス の圧力から逃れ、アメリカに亡命。しかしこの地では認められることなく、1942年にひっそりと生 涯を閉じました。一時期は"退廃音楽"として無視されていた彼の作品ですが、20世紀の終わ りから急速に再評価が進み、現在では数多くの曲が演奏されるなど人気も復興しています。 このBOXは、ツェムリンスキー再評価の一翼を担ったCapriccioレーベルの一連の録音から交 響曲から声楽曲までを収録。名演として知られるエッシェンバッハの「抒情交響曲」をはじめ、 研究者でもあるボーモント、近現代音楽で評価の高いマルッキによる一連の演奏や、ツェムリン スキー歌劇復興の立役者、ゲルト・アルブレヒトが指揮する歌劇の抜粋まで代表的な演奏 で、ブラームスの影響を受けたとされる初期の作品から、未完に終わった「カンダウレス王」まで、 後期ロマン派時代の最後を生きたツェムリンスキーの作風の変遷も楽しめます。 1871年、ウィーンに生まれたアレクサンダー・ツェムリンスキー。ユダヤ系の血を引いていた彼はシナゴーグ(ユダヤ教の教会)でオルガンを弾くなど少年 時代から音楽的才能を発揮。13歳の時にはウィーン音楽院に入学、ピアノを学んだ後にロベルト・フックスから作曲の指導を受けます。 1895年にはアマチュア・オーケストラを結成し、入団してきたシェーンベルクと親しくなり、後にシェーンベルクはツェムリンスキーの妹マティルデと結婚。二 人は義理の兄弟になりました。

Altus
ALT-477(2CD)
ハスキル&クレンペラー/モーツァルト・アーベント
交響曲第29番イ長調 K.201
ピアノ協奏曲第27番
セレナード第13番『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
交響曲第41番『ジュピター』
クララ・ハスキル(P)
オットー・クレンペラー(指)
ケルン・ギュルツェニヒO

ライヴ録音:1956年9月9日/モントルー(モノラル)
モーツァルティアン必聴、モーツァルト生誕200年に沸いた1956 年に行われたクレンペラー指揮によるモーツァルトの夕べ。ハスキルとの27 番はファンの間 で有名な演奏ですが当盤は過去最高の音質と言っても過言ではない出来栄えです。さらに1 日のコンサートすべてを収録しているのが重要なポイント。この年に 集中的にモーツァルトを取り上げていたクレンペラーの充実したサウンドが耳を満たす濃密な内容となっています。モノラルながら広がりのある聴きやすい音質で ハスキルのピアノとオーケストラのバランスも良く、クレンペラーの妙技とギュルツェニヒ管の味わいも十全に堪能できます。 (Ki)


BIS
BISSA-2593
(10SACD)
ショスタコーヴィチ:交響曲全集
■Disc1
交響曲第1番へ短調Op.10
交響曲第2番『10月革命に捧ぐ』
交響曲第3番『メーデー』
■Disc2
交響曲第4番ハ短調Op.43
■Disc3
交響曲第5番ニ短調Op.47
交響曲第6番ロ短調Op.54
■Disc4)
交響曲第7番『レニングラード』
■Disc5
交響曲第8番ハ短調Op.65
■Disc6
交響曲第9番変ホ長調Op.70
交響曲第14番『死者の歌』
■Disc7
交響曲第10番ホ短調Op.93
■Disc8
交響曲第11番『1905年』
■Disc9
交響曲第12番『1917年』
交響曲第15番イ長調Op.141
■Disc10
交響曲第13番変ロ短調Op.11
マーク・ウィグレスワース(指)
オランダ放送cho【交響曲第3番】
ヤン=ヘンドリク・ローテリンフ(Bs)、オランダ放送cho【交響曲第13番】
ジョアン・ロジャース(S)、ジョン・トムリンソン(Bs)【交響曲第14番】
BBCウェールズ・ナショナルSO【交響曲第5-7、10、14番】
オランダ放送PO【交響曲第1-4、8、9、11-13、15番】

録音:1996年12月【交響曲第5&7番】、1997年11月【交響曲第6&10番】/ブラングィン・ホール、スウォンジー(ウェールズ)、1999年3月【交響曲第14番】/セント・ジョージ教会、ブランドン・ヒル(ブリストル)、2004年10月【交響曲第8番】2004年12月【交響曲第9番】、2005年4月【交響曲第12&13番】、2005年9月【交響曲第4番】、2006年3月【交響曲第11番】、2006年10月【交響曲第1&15番】、2010年10月【交響曲第2&3番】
オランダ放送音楽センターMCO5スタジオ(オランダ)
※交響曲第5-7、10、14番はマティアス・シュピツバルトによる最新リマスタリング
マーク・ウィグレスワースによるショスタコーヴィチの交響曲全曲録音が遂に全集として登場!1996年より録音開始した当シリーズ は最初にBBCウェールズ・ナショナルSO(第5〜7、10、14番)、その後はオランダ放送PO(第1〜4、8、9、11〜13、15番)と2 つのオーケストラで録音され2010年に全曲録音されました。 ★BBCウェールズ・ナショナル響との録音は、オリジナル盤はCDでのリリースでしたが、この全集化でリマスタリングが施され、すべてSACDハイブリッド盤 でのリリースとなります。リリース当初からウィグレスワースの卓抜な統率力による高水準の演奏が評価されてきましたが、BISレーベルの優秀録音によりショ スタコーヴィチの交響曲全曲をより立体的にお楽しみいただける充実の内容になっております。 (Ki)


Treasures
TRE-250(1CDR)
ホーレンシュタインの「新世界」
コルンゴルト:歌劇「ヴィオランタ」前奏曲と謝肉祭*
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」序曲+
 「タンホイザー」〜ヴェーヌスベルクの音楽#
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」##
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)
ロイヤルPO
ビーチャム・コラール・ソサエティ**

録音:1965年5月28日&6月2日*、1962年9月30日+,#、1962年1月26&30日##(全てステレオ)
※音源:Quintessence PMC-7047*,+、日Victor GMS-6#、Quintessence PMC-7047##
◎収録時間:73:27
“ビーチャムのオケが豹変!郷愁よりも苦悩が滲む異色の「新世界」!”
■音源について
★音を立体的に音を積み上げながらスケール感溢れる演奏を展開するホーレンシュタインの特徴を存分に味わえる一枚。プロデューサーのチャールズ・ゲルハルトによると、「ヴェーヌスベルクの音楽」ではタンブリンが4つ使われているとのこと。「新世界」はVOX録音(1952年)に次ぐ再録音。コルンゴルトは、これが世界初録音でした。

★この「新世界」の魅力は、何と言っても暗さ!「春の祭典」でも記したように、どこか屈折した眼差しで作品を見据え、音色も開放的な明るさとは正反対。しかも、ホーレンシュタインを象徴するその音色を、ビーチャム流のポップな感覚が染み付いているロイヤル・フィルから引き出しているのですからびっくりです。
  第1楽章序奏部のティンパニは、VOX録音での奇妙な改変を修正し、装飾音風に一気に強打。その熾烈さは、人生の予期せぬ悲劇を象徴するかのようで、アプローチの方向性も印象づけます。主部はリズムの腰が強靭で、フレージングはどこまでも厳しく、牧歌的なフルートの小結尾でも弛緩なし。展開部4:58からののチェロのアクセントも同様で、オケがこのアプローチに心から共鳴していることが窺えます。5:32からの金管のテーマに呼応する弦の絶妙な粘着ぶりも、絶好調のホーレンシュタイン節。身も心も藻掻いています!楽章最後の一撃も内燃力の凄いこと!
 第2楽章はノスタルジーに甘んじず、高潔な精神を絶やしません。微妙な強弱とテンポの揺らしはかなり即興的なニュアンスを湛えますが、その全てが十分に練り尽くした完熟の味わい。8:05からのエネルギーの増幅と鎮静を巧みに織り交ぜた呼吸芸は、ホーレンシュタインを二流呼ばわりする人にぜひ聴いていただきたいものです。
 第3楽章もビーチャム指揮下では聴けないニュアンスの連続。リズムの厳しさは相変わらずですが、オケはむしろその厳しさを新鮮に感じて積極的な表現に転化しているようにも思えます。
 終楽章もまずは暗く這うような滑り出し。その後は発作的な加速を経て、ホルンの強烈な後打ちリズム、4:26からの徹底したスフォルツァンドと露骨なまでに克明に響かせるなど、立体的な音像にこだわり抜きます。4:41からのフルートのテーマを支える弦の刻みもその一環ですが、そこには死へのカウントダウンのような不気味さが。それゆえ、曲の最後のフェルマータ後の余韻も、他に類のない不思議な感触が漂います。
 このように、表現の多様性と思い入れの熱さではマーラー以上のものを感させる「新世界」。もしかしたら、ナチスに追われたホーレンシュタイン自身の体験を投影させているのかもしれません。【2021年4月・湧々堂】

APARTE
AP-247(1CD)
ハイドン:交響曲第99番変ホ長調HobT:99
シューベルト:交響曲第5番変ロ長調D.485
シュテファン・ゴットフリート(指)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
アーノンクール夫妻が1953年に設立したウィーン・コンツェントゥス・ムジクス。アーノンクール没後はシュテファン・ゴットフリートが首席指揮者を務め、 2018年にシューベルトの「未完成」交響曲4楽章版のCD(AP189)で注目されました。
「未完成」に次ぐCD第2弾では、シューベルトの交響曲第5番とハイドンの交響曲第99番のユニークなカップリングに挑戦。ハイドンの交響曲第99番は興行 師ザロモンの依頼による「ザロモン・セット」の1つで1793年の作。クラリネット、トランペット、打楽器などを用いている点が新しく、モーツァルトの音色への近 似が感じられます。実際モーツァルト没後の作品で、彼への追悼を指摘する研究者もいます。
シューベルトの交響曲第5番は1816年、19歳の作。シューベルトならではの旋律美にあふれていますが、書法的には古典派の影響も色濃く残っています。ハイ ドンの99番とは進歩性と遊び心、作曲技法の近似性と感情など共通点の多さを示唆してくれます。
ゴットフリートとウィーン・コンツェントゥス・ムジクスはアーノンクール仕込みの精緻なアンサンブルと生命力に満ちた推進力で極上のウィーン・サウンドを満喫 させてくれます。 (Ki)

LAWO Classics
LWC-1215(1CD)
プロコフィエフ:交響曲第6番変ホ短調 Op.111
ミャスコフスキー:交響曲第27番ハ短調 Op.85
ワシリー・ペトレンコ(指)、
オスロPO

録音:2018年11月5日−9日&2019年5月23日−29日、オスロ・コンサート・ホール
2021年からシャルル・デュトワの後任としてロイヤルPOの音楽監督に任命されており、2021年1月にはスヴェトラーノフ記念ロシア国立SOの芸術監督をウラディーミル・ユロフスキから引き継ぐことも発表されるなど、新時代の巨匠としての道を邁進するワシリー・ペトレンコ。
ペトレンコ、オスロ・フィル、ノルウェーの高品質レーベル「ラウォ(LAWO)」とのコラボレーション・プロジェクトの記念すべき第10作目は、前作(LWC-1207)に引き続き、プロコフィエフと20世紀のもっとも多作な交響曲作曲家の一人、ニコライ・ミャスコフスキー(1881−1950)との珍しい組み合わせによる交響曲集第2弾。スケッチは「交響曲第5番」が完成する前の1944年から書かれ、1947年に完成したプロコフィエフの「交響曲第6番」。大戦の影響を大きく受けており、友人であったミャスコフスキーも「3回聞いて始めて理解し、真価を認めた」というプロコフィエフの大作に、ミャスコフスキー最晩年の1949年に完成した最後の交響曲「第27番」をカップリング。
明瞭でクリアーな響き、スマートで洗練されたリズムを活かしてオスロ・フィルの美しいサウンドを培ってきたワシリー・ペトレンコのプロコフィエフ&ミャスコフスキーにご期待ください!

Ars Musici
ARM-232192(1CD)
ラフマニノフ:幻想曲「岩」Op.7(1893)、
交響曲第1番ニ短調 Op.13(1895)
ヴァルター・ヴェラー(指)
、バーゼルSO

録音:1993年5月&1994年(スイス)
ヴァイオリニストとしてキャリアをスタートし、ウィーンPOのコンサートマスター、そしてヴェラーSQとしても活躍したヴァルター・ヴェラー。後年はヨーゼフ・クリップスに師事して指揮者に転向し主にイギリスで指揮活動を行いました。ロイヤル・リヴァプール・フィルや、ロイヤル・フィルなどで活躍したヴェラーですが、スイスのバーゼルSOを率いてのラフマニノフでは、長年在籍していたウィーン・フィルのような柔らかい音色を引き出し、奇を衒うことのない端正な作りでバランスの良い演奏を繰り広げています。派手さはないもののその真面目な音作りはクリップス譲りといえるでしょう。

Skani
SKANI-087(5CD)
イマンツ・カルニンシュ:交響曲&協奏曲全集
■Disc 1
映画音楽『吹けよ、風』のフィナーレ(1973)*
交響曲第4番(1973)**
チェロと管弦楽のための協奏曲(1963)***

■Disc 2
交響曲第5番(1979)
管弦楽のための協奏曲(1966)

■Disc 3
交響曲第6番(2001)*
交響曲第3番(1968)**

■Disc 4
交響曲第1番(1964)
交響曲第2番(1965)

■Disc 5
交響曲第7番(2015)
オーボエ協奏曲(2012)*
サンタ・クルス(2015)
■Disc 1
リエパーヤSO
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)
マーリス・クプチス(エレクトリック・ギター)*
アイヴァルス・メイイェルス(ベースギター)**
ヴィルニス・クリエヴィンシュ(ドラム)**
マルタ・スドラバ(Vc)***
■Disc 2
リエパーヤSO
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)
■Disc 3
リエパーヤSO、マーリス・シルマイス(指)* 
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)**
ラトビア国立合唱団 *
■Disc 4
リエパーヤSO
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)
■Disc 5
リエパーヤSO
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指)
ペーテリス・エンジェリス(Ob)*

録音:2014年−2020年、Great Amber Concert Hall(リエパーヤ、ラトビア)
イマンツ・カルニンシュは、1941年、ラトビアのリガに生まれました。時代に翻弄される波乱の人生を送りながら、作曲家として、交響曲、協奏曲、ソ連時代初の「ロック・オペラ」を含む歌劇、オラトリオ、合唱曲、映画と劇場のための音楽と、幅広いジャンルの作品を手がけました。政治家としても活動。1960年代には、率直な歌とヒッピー風ライフスタイルが人気のロックバンド「2xBBM」のリーダーを務め、当局の演奏禁止措置に抵抗したことも知られています。メロディのある、はっきりとロマンティックなスタイルによる作曲を一貫して続けたことも、現代ラトビアの音楽での彼の存在を際立たせているといわれます。
このアルバムには、カルニンシュが長い期間にわたり書いた管弦楽作品が集成されています。「哀歌調の茶色がかった灰色の色彩」が当時のラトビアの荒廃した街並みや人々の翳りのある表情を映したとされる、音楽アカデミーで学んでいた1963年の 「管弦楽のための協奏曲」。記念碑的、劇的な 「交響曲第1番」 と、濃淡のコントラストの強いイメージを万華鏡のようにきらめかせた 「交響曲第2番」 は、それぞれ1964年と1965年の作品です。風刺味を加えた 「管弦楽のための協奏曲」 。牧歌的とも呼べる軽さをもった 「交響曲第3番」 。ラトビアでもっとも愛されていると言われる映画『吹けよ、風』のための音楽。「東欧圏」で初めての「ロック・シンフォニー」とみなされている、ベースギターとドラムをともなう 「交響曲第4番」 。ラトビア民謡のメロディを織りこんだ 「交響曲第5番」 。ソ連時代ずっと、灰で覆って巧みに隠してあったという独立国ラトビアの旗が、ふたたびリガ城の塔に翻る……合唱をともなう 「交響曲第6番」 。人生の破壊的局面と美しさを並べて描く 「オーボエ協奏曲」 。子供時代から目撃してきたさまざまな情景や現代の世相を反映させた 「交響曲第7番」 。マックス・フリッシュの同名の劇のために書いた音楽の「テーマ」をアレンジして作った 「サンタ・クルス」 。すでに紹介された録音に新録音を加えてリリースされます。

Phil.harmonie
PHIL-06030(1CD)
ショスタコーヴィチ:室内楽編成による交響曲第15番
ショスタコーヴィチ(ヴィクトル・デレヴィアンコ編):交響曲第15番イ長調 Op.141(Vn、チェロ、ピアノと打楽器版)
ショスタコーヴィチ(オリオール・クルイシェン編):ジャズ組曲第2番(Vn、チェロ、ピアノと打楽器版)
コーリャ・ブラッハー(Vn)、
イェンス=ペーター・マインツ(Vc)、
オリオール・クルイシェン(P)、
レイモンド・カーフス(打楽器)、
クラウディオ・エスタイ(打楽器)、
マーク・ヘルダーマンス(打楽器)

録音:2014年3月24日−26日、ミュンヘン(ドイツ)
ジュリアード音楽院で名教師ドロシー・ディレイに師事した後、シャーンドル・ヴェーグの元で研鑽を積み、1993年には史上最年少でベルリンPOのコンサートマスターに就任。1999年に同団を退団後はソリストに転身し、世界各地で活躍を続けているドイツの名ヴァイオリニスト、コーリャ・ブラッハー。
コーリャ・ブラッハーと、カタルーニャ地方出身の作曲家、ピアニスト兼指揮者のオリオール・クルイシェンを中心に集結した名手揃いのアンサンブルがレコ―ディングを行ったのは、「ピアノ三重奏+打楽器の室内楽編成」に編曲されたショスタコーヴィチの「交響曲第15番」と「ジャズ組曲第2番」!
ロシアン・ピアノ・スクールの最大流派の1つ「ネイガウス・スクール」の開祖ゲンリフ・ネイガウスにピアノを師事し、室内楽はマリア・ユーディナに学んだ旧ソ連出身のピアニスト、ヴィクトル・デレヴィアンコ。1974年に祖国を離れてイスラエルへ亡命したデレヴィアンコはテル・アヴィヴ大学のピアノ科教授としてイノン・バルナタンに代表される優れたピアニストを育成した教育者でもあり、自身が「ピアノ三重奏+打楽器」の編成に編曲したショスタコーヴィチの「交響曲第15番」は作曲者本人からも激賞され「Op.141bis」の作品番号を与えられたという有名なエピソードを持っています。
この室内楽版「交響曲第15番」を録音するにあたり、カタルーニャのコンポーザー=ピアニスト、オリオール・クルイシェンはデレヴィアンコと同じアプローチを用いて「ジャズ組曲第2番」を「ピアノ三重奏+打楽器」の編成に編曲。映画音楽やバレエ音楽、劇音楽の要素を併せ持つ秀作の一味違う魅力を存分に楽しむことのできる優れた編曲に仕上がっています。
ブラッハー、クルイシェンと共にレコ―ディングに臨んだメンバーたちも非常に豪華。ベルリン・ドイツSOの第1ソロ・チェロ奏者を務め、ルツェルン祝祭Oでも活躍するイェンス=ペーター・マインツ、バイエルンRSOのレジェンド的存在で首席ティンパニ奏者として活躍するレイモンド・カーフス、バイエルン国立歌劇場(州立歌劇場)、バイエルン国立Oの首席打楽器奏者クラウディオ・エスタイ、オランダ放送POの首席打楽器奏者マーク・ヘルダーマンスという世界的名手たちが、「ピアノ三重奏+打楽器」という姿へと生まれ変わったショスタコーヴィチの2作品で圧巻のパフォーマンスを繰り広げてくれています。

Forgotten Records
fr-1872(1CDR)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
R・シュトラウス:組曲「町人貴族」*
ヨーゼフ・クリップス(指)
フランス国立放送局O

録音:1957年10月10日、1957年10月13日*、(共に放送音源)

BSOrec
BSOREC-0001
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」 キリル・ペトレンコ(指)
バイエルン国立O

録音:2018年5月28日&29日
ミュンヘン、バイエルン国立歌劇場(ライヴ)
17世紀のバイエルン選帝侯の宮廷歌劇場に起源を持ち、モーツァルトやワーグナーのオペラを初演してきたドイツ屈指の名門、バイエルン国立歌劇場が自主レーベルBayerische Staatsoper Recordings(BSOrec)をスタート。そのリリース第1弾に選ばれたのは、2013-20 年に音楽総監督を務めたキリル・ペトレンコ指揮による「マーラー: 交響曲第7番」のライヴ録音! 2018年5月28日と29日にミュンヘンで行われた演奏会は、灼熱の完全主義者ペトレンコの下で、超高精度・超高密度、そして緊密なコ ントロールが生み出す高い緊張感で聴衆や評論家を圧倒し、続くロンドン公演でも大喝采を浴びました。レーベルの船出にふさわしい1枚で す。
「このマーラー7番はあらゆる点で議論の余地なく最上級だ」・・『ジ・アーツ・デスク』

Edition HST
HST-916(4CD)
限定盤
楽団結成24周年記念特価
税込定価
K.オルドニュス(1734-1786);13 の交響曲集 (HST-916)
■CD1 (HST043)
交響曲変ロ長調Brown I:B1、交響曲イ長調A5、
交響曲ト長調G2、交響曲ニ長調D9
■CD2 (HST077)
交響曲ハ短調C14(-1775)、交響曲変ホ長調Es3(ca.1770)、
交響曲ニ長調 D2(-1768)、交響曲ト長調G3(-1775)
■CD3 (HST104)
交響曲ニ長調D10、交響曲ハ長調C8、
交響曲ヘ長調F6、交響曲ロ短調 Bm1
■CD4 (HST047)
「ヴァンハル没後194年命日演奏会ライヴ」
ガスマン:交響曲ホ短調
オルドニュス:交響曲ト長調Brown I:G5
ヴァンハル:チェロ協奏曲ハ長調Weinmann IId:C2
ヴァンハル:交響曲ト長調Bryan G4
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子、福本 牧(Vn)、他

録音:2007-15年、東京・府中ウイーンホール、三鷹風のホール、東京オペラ
シティ・近江楽堂・ライヴ
※短調Bm1 を除き全曲世界初録音!
1760-70 年代、ヴァンハル、ホフマンらと共にウイーンで人気を博した作曲家オルドニュスの交響曲集 、

Gramola
GRAM-99239(1CD)
NX-B05
モーツァルト&ハイドン:作品集
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
ハイドン:交響曲第101番「時計」
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
クラングコレクティフ・ウィーン
レミ・バロー(指)

録音:2019年10月18日(ライヴ)
ローレライ・ホール、ペンツィング、ウィーン(オーストリア)
オーストリア・ザンクトフローリアン修道院教会でのブルックナー録音で話題を呼ぶレミ・バローは、優れたヴァイオ リニストとしてウィーン・フィルの一員としても活躍していたこともありました。活動を通じて意気投合した、ウィー ン・フィルの名クラリネット奏者ノルベルト・トイプルを中心とする、ウィーン最前線のオーケストラで活躍する名手 たちによって結成されたのがクラングコレクティフ・ウィーン。デビュー作(GRAM-99180)ではシューベルトの第1 番と「未完成」を演奏し、ウィーン初期ロマン派作品の魅力を伝え、前作(GRAM-99210)ではベートーヴェン の「英雄」を演奏、しなやかな音楽を聴かせましたが、今作では更に時代を遡りモーツァルトとハイドンの作品を 披露しました。現代楽器を用いて18世紀から19世紀の音楽様式美を軽やかに、かつ鮮やかに伝える彼らの 演奏は、聴き手を強く魅了します。

SWR music
SWR19526CD(6CD)
NX-C09
モーツァルト:交響曲選集
【CD1】
1-3. 交響曲第1番変ホ長調 K.16
4-7. 交響曲第25番ト短調 K. 183
8-11. 交響曲第41番ハ長調 「ジュピター」 K. 551
【CD2】
1-4. 交響曲第12番ト長調 K. 110
5-8. 交響曲第29番イ長調 K. 201
9-12. 交響曲第39番変ホ長調 K. 543
【CD3】
1-4. 交響曲第8番ニ長調 K. 48
5-7. ポストホルン・セレナード ニ長調 K.320 〜第1楽章、第5楽章、第7楽章
8-11. 交響曲第40番ト短調 K. 550
【CD4】
1-3. 交響曲第22番ハ長調 K. 162
4-7. 交響曲第33番変ロ長調 K. 319
8-10. 交響曲第38番ニ長調 「プラハ」 K. 504
【CD5】
1-4. 交響曲第19番変ホ長調 K. 132
5-7. 交響曲第34番ハ長調 K. 338
8-11. 交響曲第36番ハ長調 「リンツ」 K. 425
【CD6】
1-4. 交響曲第28番ハ長調 K. 200
5-7. 交響曲第32番ト長調 K. 318
8-10. 交響曲第31番ニ長調 「パリ」 K. 297
11-14. 交響曲第35番ニ長調 「ハフナー」 K. 385
ロジャー・ノリントン(指)
シュトゥットガルトRSO

【CD1】
録音:2006年9月5日…1-7
2006年9月17日…8-11

【CD2】
録音:2006年9月7日…1-4
2006年9月6日…5-8
2006年9月10日…9-12

【CD3】
録音:2006年9月12日…1-4
2006年9月8日…5-7
2006年9月17日…8-11

【CD4】
録音:2006年9月8日…1-3
2006年9月12日…4-7
2006年6月10日…8-10


【CD5】
録音:2006年9月13日…1-7
2006年9月15日…8-11

【CD6】
録音:2006年9月14日…1-7
2006年9月7日…8-10
2006年9月14日…11-14
2006年、ロジャー・ノリントンとシュトゥットガルトRSOによるヨーロッパ音楽 祭のライヴ録音。 この年は「モーツァルト生誕250年記念」ということで、2週間にわたって20曲以上の 交響曲が演奏されました。ノリントンは初演当時の様式を徹底的に研究し、スコアの 反復指示には全て従い、またヴァイオリンを左右両翼に、通奏低音(Cemb)は中 央に配置しました。初演時の編成も遵守し、初期の作品では弦も含めてたった18 人の小編成、最後の4曲ではヴァイオリン24台と木管楽器16本という通常サイズと、 曲ごとに編成を変えて演奏しています。もちろん弓のストローク、アーティキュレーショ ン、フレージングなどを研究し、極限までヴィブラートを排したピリオド奏法が採り入れら れているのはノリントンならでは。斬新な解釈が高く評価されている演奏です。 全ての曲には演奏後の拍手が入っています。

BR KLASSIK
BR-900189(1CD)
NX-B05
ブルックナー:交響曲第3番(1889年 第3稿) バイエルンRSO
マリス・ヤンソンス(指)

録音:2005年1月20,21日(ライヴ)
ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ドイツ)
2005年1月のライヴ収録。ミュンヘン、年明け最初の重要なコンサートで演奏された、62歳の誕生日を迎えたばかりのヤンソンスによる充実したブ ルックナーが楽しめます。こちらも当初オーケストラの会員のみに頒布されたライヴ・アルバムでしたが、昨年、ヤンソンスの「ブルックナー選集」として発売 された6枚組の1枚として一般にお目見えし、今回は初の分売となるものです。 ヤンソンスは1889年に改訂された「第3稿」を採用。交響曲第8番第1稿を完成させた頃に手を入れたこの第3稿は、最初の構想の段階で含まれ ていたワーグナーのモティーフなどが削除された他、オーケストレーションも改訂。その完成度の高さが評価され、現在では多くの指揮者がこの第3稿を 用いています。ヤンソンスの演奏はメリハリのあるもので、さまざまな素材が用いられた第1楽章では刻刻と移り変わるテンポ処理が見事であり、抒情 的な第2楽章ではたっぷりと旋律を歌わせることも忘れません。そして、いかにもブルックナーらしい第3楽章での荒々しいワルツのリズムは軽やかに処 理。荘厳な第4楽章では、精力的な音楽を聴かせながら、曲の最後では第1楽章の冒頭の主題を気持ちが良いほどに高らかに歌わせます。 最後の音が消えたあと、一瞬の静寂のあとに沸き起こる盛大な拍手がこの演奏の素晴らしさを物語っています。

ONDINE
ODE-1354(1CD)
NX-B04
ターリヴァルディス・ケニンシュ(1919-):作品集
交響曲第4番(1972)
交響曲第6番「Sinfonia ad Fugam フーガ交響曲」 (1978)
カンツォーナ・ソナタ(1986)〜ヴィオラと弦楽オーケストラのために
サンタ・ヴィジネ(Va)
ラトビア国立SO
グンティス・クズマ(指)
録音:2021年1月19-23日
2020年にリリースされた交響曲第1番」を含むアルバム(ODE-1350)が高く評価されたラトビアの作曲家 ターリヴァルディス・ケニンシュ。彼は1919年ラトビアで生まれ、パリでメシアンとトニー・オーヴァンに師事。作曲 家としていくつかの賞を受賞した後、1951年にカナダに移住し、教育者としてこの国の音楽発展に力を尽くし ました。若い頃には「室内楽が芸術の最高の形である」と信じていたためか、ケニンシュが交響曲作曲に手を 染めたのは1959年になってから。しかしその後、1970年代から80年代にかけて次々と交響曲を発表し、現 在では「ラトヴィアを代表する交響曲作曲家」として認識されています。このアルバムには1970年代の比較的 コンパクトにまとめられた2曲を収録。フランス風の繊細かつ豊かな響きを持つ「交響曲第4番」、フーガを多用 した印象的な構成による「交響曲第6番」。どちらも熟練の作風が際立つ作品です。協奏曲風の「カンツォー ナ・ソナタ」もケニンシュの優れた作曲技法が如何なく発揮されており、深いヴィオラの音色が存分に生かされて います。


Treasures
TRT-237(1CDR)
カンテルリ〜シューマン&ブラームス
シューマン:交響曲第4番
ブラームス:交響曲第1番*
グィド・カンテルリ(指)
フィルハーモニアO

録音:1953年5月5月15&21日、1953年5月21-23日* (共にモノラル)
※音源:仏EMI 2905761、W.R.C SH-314*
◎収録時間:68:48
“厳つい鎧を剥ぎ取り、音楽の実像を清らかな感性で刷新!”
■音源について
「ブラ1」は、初期のALP-1152をはじめ、XLP-30023、ENC-116等をを比較試聴した結果、音抜けの良さはダントツでこのW.R.C盤でした。ただ、終楽章の13.:46辺りから微かにジリジリという異音が混入します。この現象は同スターンパーを用いた仏TORIANONシリーズでも確認できるので、明らかにスタンパー自体の問題と思われます。ALP-1152の音質はモヤモヤ感が拭えませんし、ENC-116(ENCOREシリーズ)やXLP-30023は異音がないものの音の鮮度は明らかに落ちますので、あえてW.R.C盤を採用した次第です。なお、ラベルにはSTEREOと印字されていますが、もちろん誤表記。
カップリングは、ほぼ同時に録音されたシューマン。レコードでは各楽章間のインターバルが長めに取られており、ここではそのままの形で収録しています。

★たとえブラームスであっても重厚さを目指すのではなく、カンテルリの本領とも言えるスタイリッシュで瑞々しいアプーロチを徹底し、しかもそれがブラームスの本質であるかのうように響かせる手腕は、やはり只者ではないと改めて痛感するばかりです。
 第1楽章から物々しさと決別するために徹底的に響きを洗い直した跡が伺え、その見通しの効いた音像には希望の光すら感じられます。余計な粘度を排除し、アンサンブルの縦の極限まで揃えることで実現した響きが爽快さ以上の説得力を持つのは、フィルハーモニア管の潜在能力の高さに因るとろこも大。展開分後半7:29以降では過剰な神秘性には目もくれず音を芯から内燃させ、再現部11:25からは完璧な声部バランスを保ちながら緊張を極限まで増幅させるなど、まさにカンテルリの芸の真髄。
 第2楽章冒頭は筆舌に尽くしがたい透徹美!その透明なテクスチュアが冷たさではなく純粋さに繋がっている点にご注目を。
 終楽章のホルンからフルートに引き継がれる主題も、隅々まで隈取り克明。弦の第1主題は押し付けがましい歌とは無縁で、楽想の持つ魅力を信じ切った素直なフレージングが心を打ちます。また、スタッカートをかなり鋭利に刻ませているのも特徴的で、特に8:19からの強烈な圧には思わず仰け反ります。最後のファンファーレはトスカニーニと同じティンパニ追加がありますが、「第3番」同様、大仰に傾くことがないのもセンスの賜物。このティンパニ改変はオーマンディ、ヨッフム、小澤、ミュンシュなど数々あれど、違和感の欠片もなく当然のように響くのはカンテルリだけかもしれません。
 シューマンも、物々しい威圧感とは無縁の自然な緊張感を貫徹。第1楽章6:01からの木管楽器による合いの手のタイミングの鮮やかさと有機性は比類なく、コーダに掛けて勢いに任せず着実に全声部を立体的に構築する様も30代前半の技とは信じ難く、しかもそれが無理に落ち着き払った嘘臭い印象を与えない点がまさに天才の証しと言えましょう。第2楽章は過度に陰鬱に向わず、音色はあくまでも清明。その清々しさは第3楽章中間主題の低弦(1:32、1:39など)にも垣間見られ、決して恣意的な操作を感じさせません。
 終楽章は特に感動的!まずリズムの良さが破格で、そこに各パートの強固な連動と熱いフレージングが加わって一分の隙もない推進力を見せます。名手揃いの団員も、カンテルリの崇高なビジョンに覚悟して臨んだのでしょう。アンサンブルの精度はここでも驚異的です。コーダにおいてテンポに溜めを差し入れない洗練されたセンスもカンテルリならでは。
 2曲とも、カンテルリの音楽作りの基本理念を知る上でも欠かせない録音だと思います。【2021年4月・湧々堂】

Channel Classics
CCSSA-43821(1SACD)
ブラームス:交響曲第3番
交響曲第3番ヘ長調 Op.90
セレナード第2番イ長調 Op.16
イヴァン・フィッシャー(指)、
ブダペスト祝祭O
ハンガリーが誇る敏腕指揮者ファミリー、フィッシャー兄弟の弟イヴァン・フィッシャーの新録音。イヴァン・フィッシャーが1983年に名ピアニスト、ゾルターン・コチシュと共に創設し、厳しいオーディションを繰り返し世界トップクラスの楽団へと育て上げてきたハンガリーの奇跡のオーケストラ、ブダペスト祝祭O(BFO)。
オランダの高音質レーベルChannel Classicsで、マーラーやベートーヴェンとともに徐々にレコーディングされてきたブラームスの交響曲全集も、前作「交響曲第4番」(CCSSA35315)から約6年、ついに最終巻となる「交響曲第3番」がリリース。
世界中がCOVID-19のパンデミックに襲われ、ハンガリーが厳格なロックダウンに入る2020年9月1日の前日に、レーベル・プロデューサー兼レコーディング・エンジニアのジャレッド・サックスがオランダから入国に成功。ロックダウン中でありながらもレコーディングを継続することが出来、第3番の録音・収録に成功。こうして、イヴァン・フィッシャーとブダペスト祝祭管、Channel Classicsが総力を挙げて練り上げたブラームスの交響曲全集が完成しました。

Glossa
GCDSA-921116S
(5SACD)
ベートーヴェン:交響曲全集(2011年新録音、ロッテルダムでのライヴ)
交響曲第1番ハ長調Op.21/交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」/交響曲第2番ニ長調Op.36/交響曲第4番変ロ長調Op.60/交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」/交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」/交響曲第8番ヘ長調Op.93/交響曲第7番イ長調Op.92/交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱付き」
フランス・ブリュッヘン(指)、
18世紀オーケストラ、
ラウレンス・コレギウム&カントライ、
レベッカ・ナッシュ(S)、
ウィルケ・テ・ブルンメルストローテ(Ms)、
マルセル・ビークマン(T)、
ミヒャエル・テーフス(Bs)

録音(ライヴ):2011年11月、デ・ドゥーレン(ロッテルダム)
※解説書全文日本語訳付き!(解説:ロランド・デ・ベール/日本語訳:生塩 昭彦)
※GBSADV001からの移行再発売。限定盤としてリリースされていた特典DVD付きのGBSADV001は、限定盤終了につき廃盤となります。
1984年から1992年にかけて録音が行われた旧全集から約20年。2011年10月、オランダ、ロッテルダムのデ・ドゥーレンを舞台として遂に実現した、フランス・ブリュッヘン&18世紀オーケストラによる2度目のベートーヴェンの交響曲全集録音。2012年にリリースされて以来、ピリオド・オーケストラによるベートーヴェン全集の決定盤の1つとしてロング・セラーが続いてきた名盤セットを、新仕様・新価格にて新規リリースいたします。

Danacord
DACOCD-885(2CDR)
ラウニ・グランデールの遺産 第5集

■Disc1
(1)ルイ・グラス(1864−1936):交響曲第5番Op.57 「卍の交響曲」(1919−20)
(2)P. S. ロング=ケラー(1879−1966)(ライフ・カイサー(1919−2001)編):組曲 ニ長調(1947 arr.1954−55)(管弦楽のための)
(3)ヘアマン・サンビュー(1881−1965):交響曲第4番(1947)

■Disc2
(1)ヘーコン・バーアセン(1876−1954):交響曲第2番 イ長調 Op.7 「海(Havet)」(1904)
(2)ヨハネス・アナセン(1890−1980):管弦楽のための組曲第1番 ロ長調(1937)
(3)ルドルフ・シモンセン(1889−1947):交響曲第2番 「ヘラス」(1921)
デンマークRSO、
ラウニ・グランデール(指)

■Disc1
(1)録音:1957年10月22日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(2)録音:1956年4月9日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(3)録音:1956年3月19日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)

■Disc2
(1)録音:1954年6月3日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(2)録音:1956年4月9日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)
(3)録音:1954年9月5日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)

※復刻/デジタルマスタリング:クラウス・ビューリト
20世紀デンマークを代表する指揮者のひとり、ラウニ・グランデール(1886−1960)の「遺産」シリーズの第5作。デンマークの後期ロマンティシズム時代と「カール・ニルセンと同時代」の作曲家の4つの交響曲と2つの組曲が、グランデールが最後の輝きを見せた時代、1954年から1957年のデンマーク放送でのスタジオ録音で収められています。4曲の交響曲は『後期ロマンティシズム時代デンマークの交響曲』(DACOCD-370/371)に収録されたものと同じ演奏です。幸運をもたらす印とも輪廻の象徴とも言われる「卍」を副題にしたルイ・グラスの交響曲第5番。ヘアマン・サンビューが1947年に作曲した第4番は、ディーリアスやグレインジャーの音楽を思わせる、3楽章の交響曲です。ヘーコン・バーアセンの交響曲第2番 「海」 は、〈打ち寄せる波〉〈夏〉〈悲劇〉〈ヨット乗り〉の4楽章。ルドルフ・シモンセンの交響曲第2番「ヘラス」 は、〈オレステイア〉〈神殿のほとりの寂しさ〉〈勝利の女神パラス・アテナ〉の3楽章で書かれた、カール・ニルセンの語法をうかがわせる作品です。4曲すべて、クラウス・ビューリトによる新たなマスタリングで収録されています。
P. S. ロング=ケラーは、音楽一家に生まれ、ほぼ半世紀にわたりコペンハーゲン救世主教会のオルガニストを務めました。「組曲 ニ長調」 は、ロング=ケラーの作曲したオルガンのための 「バロック組曲」 を彼の生徒のライフ・カイサーが、曲の削除と追加、編曲を行い、師への75歳の誕生日プレゼントとした作品です。〈前奏曲〉〈スケルツォ〉〈アリア〉〈間奏曲〉〈アラベスコ〉〈終曲〉の6曲。ヨハネス・アナセン の 「組曲第1番」 は、ロング=ケラーのネオクラシカルな曲とは対照的な、彼がカール・ニルセンに教わったことがあるのを示す、陽気でにぎやかな音楽です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

GRAND SLAM
GS-2234(1CD)
(1)グルック:歌劇「アルチェステ」序曲
(2)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
BPO

録音:(1)1951年9月5日シラー劇場(ベルリン)、(2)1950年6月20日ティタニア・パラスト(ベルリン)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(放送用録音)
■制作者より  
「アルチェステ」序曲はベルリンのシラー劇場開幕記念演奏会のライヴで(当日の写真が解説書に掲載)、「英雄」は1950年6月、ティタニア・パラストでの同 じくライヴです。ベルリン・フィルの「英雄」は1952年12月のライヴが2種類存在する関係上、そちらの方に注目が集まりがちです。しかし、ダイナミック・レン ジなど、総合的な音質で言えばこの1950年盤の方が2種の1952年盤よりも優れており、もしかすると、3種の中ではこの1950年盤が最高と言えるかもしれ ません。優劣はともかく、「アルチェステ」、「英雄」ともにフルトヴェングラー&ベルリン・フィルの神髄に触れることが出来ます。(平林 直哉)

Spectrum Sound
CDSMBA-076(1CD)
日本限定発売
スクリャービン:『法悦の詩』
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
オハン・ドゥリアン(指)フランス国立O

録音:1970年8月19日メゾン・ド・ラジオ・パリ、103スタジオ【ステレオ/ライヴ】

音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供
(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
これは驚きの音源の登場。知られざる名指揮者オハン・ドゥリアン(1922-2011)がフランス国立Oを指揮した1970年の公開収録のステレオ音源が スペクトラム・サウンドからリリースされます。イェルサレム生まれのドゥリアンは同地の音楽学校で学び渡仏。パリにてデゾルミエールとマルティノンに学びました。 正規録音が少ないために日本ではその名は親しまれていませんが、ドゥリアンの音楽は唯一無二の見事なもの!日本語解説を書いている平林直哉氏はこのアルバ ムの演奏について、スクリャービンの『法悦の詩』は「まろやかな響きに包まれるような安心感」と表現。そして、ブラームスの交響曲第3番は「過去に類例のない ような、不思議体験とも言える演奏」と表現し、独特なテンポ設定の当演奏は「フルトヴェングラー以上の大胆さではないだろうか。」と語っています。この上なく 美しく雄大な当演奏は一聴の価値あり!日本限定発売です。
交響曲第3番の演奏時間は第1楽章:10'32、第2 楽章:9'45、第3楽章:7'52、第4楽章:10'37=38'58です。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-077(2CD)
シューリヒト&VPOの1958年サル・プレイエルのライヴ
(1)シューベルト:交響曲第5番
(2)アイネム:交響的情景 Op.22
(3)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
(4)ハイドン:交響曲第88番「V字」
(1)-(3)カール・シューリヒト(指)VPO
(4)アルベール・ウォルフ(指)フランス国立O

録音:(1)-(3)1958年11月17日サル・プレイエル【モノラル/ライヴ】
(4)1965年8月11日メゾン・ド・ラジオ・パリ、103スタジオ【モノラル】
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)が保有する音源からの復刻で、1958年11月17日 サル・プレイエルにてシューリヒトがウィーン・フィルを指揮したライヴ音源で、シューベルトの第5番、アイネムの交響的情景、そしてベートーヴェンの「運命」を収 録しております! 70代後半ながら若々しい雰囲気の漂うシューリヒトの演奏は、ウィーン・フィルの持つ力を最大限引き出し、密度の濃い演奏を披露。表情を崩さず引き締まっ たシューリヒトらしい演奏です!なお、「運命」は正規初出音源となります。ボーナス・トラックとしてアルベール・ウォルフがフランス国立Oを振ったハイドン の「V字」を収録しております。平林直哉氏による日本語解説付ではシューリヒトのディスコグラフィーにも触れた充実の内容です(解説はシューリヒトについての み)。 (Ki)

CPO
CPO-555274(1CD)
NX-B10
チプリアーニ・ポッター(1792-1871):交響曲 第1番他
交響曲第1番ト短調
序奏と軍隊風ロンド 変ホ長調 - ピアノとオーケストラのために
序曲「シンベリン」
クレア・フアンチ(P)
BBCウェールズ・ナショナルO
ハワード・グリフィス(指)

録音:2019年4月30日-5月2日
イギリス出身のピアニスト、作曲家チプリアーニ・ポッター。幼い頃、父より音楽の手ほどきを受け、その後 トーマス・アトウッド、ウィリアム・クロッチ、ヨーゼフ・ヴェルフルらから作曲の指導を受けましたが、イングランド では名声を得るチャンスがないと判断した彼は、1817年にウィーンに旅行しベートーヴェンの知遇を得ま す。そしてベートーヴェンから紹介されたアロイス・フェルスターに師事して研鑽を積み、イングランドに帰郷。 すぐさま人気作曲家、ピアニストとしての名声を獲得します。彼はベートーヴェンや晩年のモーツァルトの作 品を研究し、これらの成果を自身の作品にも取り入れており、ロンドン音楽協会の記念イヴェントでは、こ のアルバムに収録されているト短調交響曲を含む9曲の交響曲を演奏し称賛を浴びました。「序奏と軍隊 風ロンド」は彼のピアニストとしての技術が存分に発揮された輝かしい曲。また、シェイクスピアの戯曲に基づ いた「シンベリン」は彼のドラマティックな面が発揮された劇的な作品です。


H.M.F
HMM-902421(1CD)
(1)ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
(2)メユール:歌劇「アマゾネス」序曲
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
レ・シエクル

録音:2020年3月/トゥルコアン市立劇場(グルノーブル)(1)、2月/セーヌ・ミュジカル(ブローニュ・ビリヤンクール)(2)
鮮烈な「運命」で度肝を抜いたロトとシエクルのベートーヴェン、次なる挑戦は交響曲第3番「英雄」ですが、前作を上回る快演に圧倒されまくり。
ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」は50分に及ぶ長さ、指揮者なしでは演奏し得ない複雑さ、政治性を公然と示す内容など、作曲された1804年当時 には類のない革新的なものでした。さらに激流か溶岩のような止めることのできぬ音楽の迸りなど、ロマン派様式の明らかな萌芽もみられます。
ロトは前作「運命」と同様にベートーヴェン作品の革命的側面に焦点を当て、さらに同時代のフランス作品をカップリングして多くの示唆を与えてくれます。今 回はメユールの歌劇「アマゾネス」序曲。メユールはベートーヴェンより7歳年長で、ナポレオン時代のフランスを代表するオペラ作曲家。考えられている以上にベー トーヴェンと共通点が多く、オーケストラの職人でした。メユールの交響曲第1番とベートーヴェンの第5番の類似性はシューマンも指摘しています。
ピッチは430Hz。現存するベートーヴェン時代の管楽器はもはや演奏不能なため、レプリカを使用。ロトは世界中のオーケストラと「英雄」を演奏してきま したが、フィナーレのコーダもしくは最後の変奏はモダン楽器だと活力に欠け鈍重になってしまうとしています、しかしピリオド楽器ならアクセントのインパクト を強調でき、現代楽器だとすべて同じような色彩になるベートーヴェンの調性選択も、変ホ長調の意図がよくわかるとのこと。
各楽章の演奏時間は、1:15’58”  2:14’28”  3:5’29”  4:10’58” で、特に変わったものではないものの、透明な音色、はつらつとして推進力に満ちているため実際よりも速く聴こえます。そのリズム感の良さと引き締まった造形、みなぎる緊張感いずれも見事。さすがロト、これほど新鮮な「英雄」は初めて聴くようです。 (Ki)


Altus
ALT-474(2CD)
クーベリック/バイエルン放送響来日公演1965初出ステレオ・ライヴ
ブルックナー:交響曲第8番
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」*
ラファエル・クーベリック(指)
バイエルンRSO

ライブ録音:1965年4月12日、1965年4月13日*/フェスティバルホール(ステレオ)
NHK音源をもとにALTUSが最新技術を駆使してマスタリング。超貴重音源が堂々の初発売、65年クーベリック来日公演から渾身のブルックナー8番がついに 登場です!CD1枚に収まっていながら充実の極みで壮絶な切れ味と緊迫感がたまりません。両翼配置の効果も絶大です。「田園」も両翼配置で立体的に旋律が高 めあっていく音楽空間のなんと心地よいことか。オールステレオがありがたい!
全編通じてブルックナー8番特有の一大パノラマが広がるような音楽を拒み、険しくそそり立つ山へ果敢に登頂していくような緊迫感に満ちた音楽が繰り広げら れていく。切れ味鋭い低弦楽器が効果的な第2楽章は、極めてポリフォニックで構築感を保っており、穏やかなトリオにおいても武骨な響きがするのはブルックナー がこの楽章を「ドイツの野人」と名付けた所以がわかる演奏だ。 第3楽章でも太い芯が一本通った音楽で、木管の響きの厚さに驚く。音の切り方はさっぱりしてい て即物的とも思えるが、細部が丁寧に築き上げられていて気品すら漂わせている魅力的な演奏。終楽章の終結部における推進力は、万物を飲み込んでしまうよう なエネルギーで圧巻だ。(指揮者・坂入健司郎氏のライナーノートより抜粋)
Altus
ALTSA-443(1SACD)
シングルレイヤー
完全限定生産
M.ヤンソンス/レニングラードPO来日ライヴ1986&1989

(1)ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
チャイコフスキー:交響曲第4番
(2)ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』 第1幕前奏曲
ベルリオーズ:幻想交響曲
シベリウス:悲しきワルツ
ワーグナー:「ローエングリン」から第3幕前奏曲
マリス・ヤンソンス(指)
レニングラード・フィルハーモニーSO

(1)録音:1986年10月19日サントリーホール(ライヴ)
(2)1989年10月25日Bunkamura オーチャードホール(ステレオ・ライヴ)
ムラヴィンスキーの代役で登壇し新時代の大名演となった86年の重厚プログラムと、サンクトペテルブルク・フィルに改称前の圧倒的にロシア的な演奏を叩き 出した89年、ふたつのヤンソンス&レニングラード・フィル来日公演を初SACD化。
日本の聴衆がマリス・ヤンソンスの存在をはっきりと認めたのは、何と言ってもムラヴィンスキーの代役としてメイン指揮者を務めたこの86年公演。ムラヴィン スキーに鍛え上げられたレニングラード・フィル鉄壁の響きと、ヤンソンスの美しく見通しの良い音楽性が真正面からせめぎ合い、このタイミングでなければ聴くこ とのできない手に汗握る稀有な名演が誕生したのです。ヤンソンス特有のあたたかみがありつつも、激烈ティンパニや壮絶アッチェレランドが凄まじい燃焼度。ショ スタコーヴィチの第5を前半に置きチャイコフスキーの第4で締める異常な重量級プログラムにも痺れます。
さらに3年後、新たに音楽監督となったテミルカーノフと共に来日した89年の公演はレニングラード・フィルの伝統を知り尽くしたマリスがサンクトペテルブル ク・フィル改称前のオケと繰り広げた、レニングラード最後の輝きと言える凄まじい名演。得意の『幻想交響曲』をメインにワーグナーと絡めた聴き応え抜群・壮 絶なプログラムです!
「数多ある同曲の録音の中でも最高傑作といっても過言ではない名演(チャイコフスキー第4番)」「終結部における金管群の咆哮や畳みかけるような加速は、 まさに狂乱の場に相応しい乱痴気騒ぎで、聴き手を興奮の渦に巻き込んでいく(幻想交響曲)」指揮者・坂入健司郎の解説より
Altus
ALTSA-364(2SACD)
完全限定生産
新リマスター
シューリヒト&フランス国立放送管/ベートヴェン演奏集
交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第3番変ホ長調『英雄』
交響曲第9番『合唱付き』
「コリオラン」 序曲
アグネス・ギーベル(S)、マルガ・ヘフゲン(A)、ラグナー・ウルフング(T)、エドゥアルト・ヴォリッツ(Bs)、フランス国立放送cho、
カール・シューリヒト(指) 
フランス国立放送O

録音:第1・9番:1965年6月15日、第3番:1963年5月14日、コリオラン:1959年3月24日/すべてシャンゼリゼ劇場(パリ)
全てステレオ
INAに残されているシューリヒトのステレオ・ライヴから、ベートーヴェンの交響曲をまとめて2021年新マスタリングでSACDハイブリッド化。もともと鮮明な ステレオ録音で話題となっていた音源が現在望みうる最上の形で再登場!
明るく澄みきった音色にして大変な迫力。第九では第1楽章の展開部や第4楽章の器楽フガートから有名な合唱までなど、音楽が高いテンションで白熱する部 分の音は凄まじいものがあります。強烈な緊張感で楔のごとく打ち込まれる第2楽章のティンパニ、第3楽章でのさらさらと流れるヴァイオリンの美しく細やかな 変奏、フィナーレ後半でその存在感を大いに炸裂させるトロンボーンも特筆に値します。すっきりしたテンポ感で進みながらも時に異様なほどメリハリの効いた演 奏を繰り出す大名演、その驚くべき真価がここにあります。
Altus
ALTSA-472(2SACD)
完全限定生産
新リマスター
クーベリック来日公演大集成
■DISC1
(1)ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲
(2)バルトーク:管弦楽のための協奏曲
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲作品72より第2番/第7番(アンコール)
(3)モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
フランク:交響曲ニ短調
ワーグナー:「ローエングリン」第3幕への前奏曲(アンコール)
■DISC2
(1)ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」
(2)スメタナ:連作交響詩「わが祖国」
ラファエル・クーベリック(指)
バイエルンRSO(1965年)
チェコPO(1991年「わが祖国」のみ)

■DISC1
(1)ライヴ録音:1965年4月12日
(2)ライヴ録音:1965年4月13日/大阪フェスティヴァルホール
(3)ライヴ録音:1965年4月23日/東京文化会館
■DISC2
(1)ライヴ録音:1965年4月24日/東京文化会館
(2)ライヴ録音:1991年11月2日/サントリーホール

全てステレオ
NHK収録のオリジナルマスターから CD化され、大きな話題をさらったクーベリックの来日公演をSACDシングルレイヤー化!SACDならではの長時間収録で 286分を2枚に集約。ALTUS 最新技術を尽くした新リマスターで音質大改善、ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お 早目の入手をお勧めします!
65年はクーベリック初の来日公演。バラエティ豊かなプログラミングで、しかもどれも大いに水準以上の名演という驚くべき内容です。当時の手兵バイエルンと の見事な関係性が浮き彫りになり、聴衆に強烈な印象を焼き付けました。DISC1前半のワーグナー、バルトーク、ドヴォルザークはしばらく流通がなかった音源で 久しぶりの復活。クーベリックの残した偉業を改めて世に問います!
引退から復帰した最晩年、91年のチェコ・フィルとの『我が祖国』は壮絶な演奏の代名詞であり、ALTUSが打ち立てた大ベストセラーのひとつ。「超満員の人 いきれがするホールで演奏が始まるや、聴衆は完全に度肝を抜かれた―怒濤のような響きの奔流に人々はたじたじとなり、激しい感情表現に心を奪われた―吹き 上げてくるような熱気から音楽の異常な強さが生まれているのだった。(許 光俊)」
Altus
ALTSA-473
(2SACD)
完全限定生産
新リマスター
コンドラシン来日公演集成1967
■DISC1
(1)マーラー:交響曲第9番(日本初演)
(2)グリンカ:歌劇「イワン・スサーニン」序曲
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
■DISC2
(1)〈アンコール曲集〉
芥川也寸志:弦楽のためのトリプティークよりプレスト
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」よりロシア舞曲
マーラー:交響曲第3番〜第2楽章
プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」よりスケルツォ、行進曲
ワーグナー:「ローエングリン」第3幕前奏曲
ドビュッシー:「夜想曲」より祭り、「牧神の午後への前奏曲」
ラヴェル:「ラ・ヴァルス」
(2)ショスタコーヴィチ:交響曲第6番
(3)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(4)ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」前奏曲(モスクワ河の夜明け)
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番
キリル・コンドラシン(指)
モスクワPO

■DISC1
(1)ライヴ録音:1967年4月16日/東京文化会館
(2)ライヴ録音:1967年4月4日/東京文化会館
■DISC2
(1)ライヴ録音:1967年4月4-20日/東京文化会館
(2)ライヴ録音:1967年4月18日/東京文化会館
(3ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
ライヴ録音:1967年4月4日/東京文化会館
(4)ライヴ録音:1967年4月20日/東京文化会館
NHK収録のオリジナルマスターからCD化され、大きな話題をさらったコンドラシンの1967年来日公演を SACDシングルレイヤー化!SACDならではの長 時間収録で286分を2枚に集約。ALTUS最新技術を尽くした新リマスターで音質大改善、ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。さらに指揮者・ 坂入健司郎氏による書き下ろし原稿も掲載。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
注目すべきはDISC1のマーラー 9番。これが日本初演で、日本音楽史における最重要記録のひとつです。しばらく流通がなかった音源で待望の復活。一部マス ターテープの状態に起因する音質の難がありましたが、このたび丁寧にリマスターし可能な限り修正、ふたたびこの名演を世に問うこととなりました。凍りつくよう な緊張感と、冷酷での容赦のない推進力が凄まじい印象をもたらします。『悲愴』やショスタコーヴィチも言わずもがなという壮絶さで、これこそが皆が虜になった あのコンドラシンの音であると納得。ヴァイオリン協奏曲でのオイストラフとの共演も聴きものです。そしてDISC2の驚きのアンコール集、まさかマーラー3番の2 楽章をやってしまうとは…芥川も本家ソ連の演奏で聴けます。超充実のラインナップで迫る、コンドラシンの記念碑的大名演集!
既発のALT-047(ブラームス、バッハ:ヴァイオリン協奏曲)、ALT-066(チャイコフスキー、メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲)は当セット未収録になり ます。ご了承ください。 (Ki)


EUROARTS
20-97098F(2DVD)
バーンスタイン/ブラームス:交響曲全集


■DVD1
(1)交響曲第1番ハ短調Op.68
(2)交響曲第2番ニ長調Op.73

■DVD2
(1)交響曲第3番ヘ長調Op.90
(2)交響曲第4番ホ短調Op.98
レナード・バーンスタイン(指)

■DVD1
(1)イスラエルPOO
収録:1973年8月1−3日、イェルサレム、大ホール(ライヴ)
(2)ボストンSO
収録:1972年8月、タングルウッド(ライヴ)
■DVD2
(1)イスラエルPO
収録:1973年8月1−3日、イェルサレム、大ホール(ライヴ)
(2)ボストンSO
収録:1972年8月、タングルウッド(ライヴ)

画面:4:3 、NTSC
音声:PCM Stereo, DD 5.1,
DTS 5.1
字幕(ボーナス):英独仏西
リージョン:All、180分
ひとつは、1972年タングルウッド音楽祭におけるブラームス第2,4番のライヴ。バーンスタインはこの時の演奏をこのように振り返っています。 “タングルウッドに戻るたびにいつも、私はなつかしい気持ちで満たされます、でも、1972年のこの夏は、こよなく愛したブラームスのシンフォニーを振っていた クーセヴィツキーのことがとりわけ鮮明な思い出となっています。”(レナード・バーンスタイン 1972年) 1940年に若き日のバーンスタインはクーセヴィツキーのもと、ここタングルウッド音楽祭から指揮者としての第一歩を踏み出しました。また、かれは当ライヴより 2年後の1974年には、クーセヴィツキー生誕100周年記念コンサートをタングルウッドでボストンSOを指揮しています。 こうした背景も絡んでのことでしょうか。第2番のフィナーレに、第4番でのパッサカリアと、ここでのレニーは憑かれたように燃えに燃えまくっています。やはり ライヴによるウィーン・フィルとの全集(1981、1982年)もそうでしたが、バーンスタインのたいへん情熱的なアプローチとブラームスとの相性の良さを当ライ ヴにより再認識されることでしょう。
もうひとつは、タングルウッドの翌年バーンスタインと親しい関係にあったイスラエル・フィルとの第1、3番。躍動感みなぎるエネルギッシュな演奏です。 (Ki)

IDIS
IDIS-6743(1CD)
カラヤン・スペクタキュラー Vol.7
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60
交響曲第7番イ長調 Op.92
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
RAIローマSO

録音:1952年12月24日(放送用録音)
レーベルからの情報では初出音源となっています。1952年のクリスマス・イヴにイタリアで演奏されたベートーヴェンの交響曲2曲を収録。フィルハーモニア管
との全集録音と同時期の演奏で、カラヤンの解釈はもちろん万全。入念なデジタル・リマスターがなされ聴きやすい音質です。
カラヤンは50年代にイタリアで何度かRAIローマSOを指揮して、ベートーヴェンの交響曲から、ズーターマイスターのレクイエムのようなあまり知られて
いない作品まで様々な作品を演奏しました。これらの録音は失われたものもあれば保存されているものもあり、コレクターの注目を浴びる存在です。 (Ki)

Global Culture Agency
GCAC-1042
(1SACD)
シングルレイヤー
2021年新リマスター
初SACD化
日本語帯・解説付

カラヤン・イン・パリ 1960&1962

■カラヤン・イン・パリ 1960(BPO)
(1)ベートーヴェン:交響曲第8番
(2)ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
■カラヤン・イン・パリ 1962(VPO)
(3)ロカテッリ:合奏協奏曲 変ホ長調 Op.4-10
(4)シューベルト:交響曲第8番『未完成』
(5)R.シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』
(6)ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ『うわごと』
ヴィルマ・リップ((2)ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ((2)アルト)
ヴァルデマール・クメント((2)テノール)
ゴットロープ・フリック((2)バス)
エリザベート・ブラッスールcho((2))
ヨゼフ・ネボワ((3)チェンバロ)
ヴィリー・ボスコフスキー((3)ヴァイオリン・ソロ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
BPO((1)(2)) VPO((3)-(6))

ライヴ録音:(1)(2)1960年4月26日パリ、シャンゼリゼ劇場(モノラル)
(3)-(6)1962年4月9日パリ、シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
リマスタリング:2021年3月JVCマスタリングセンター
Spectrum Soundレーベルがフランス国立視聴覚研究所(INA)提供の音源からリリースし話題騒然となったカラヤンのパリ・ライヴを、Global Culture Agencyレーベルがライセンスし、国内でリマスターしてSACD化!INAオリジナルの音源(24bit/192kHz)を用いて丁寧にリマスターし製品化した、CD盤と は異なる新たな魅力が付加された注目盤です。SACDならではの収録時間を活かし、180分もの内容を1枚のディスクに収録。平林直哉氏による解説付きです。
1960年のベルリン・フィルとの音源は同年4月21日からパリで開始されたベートーヴェン・ツィクルスの最終日の公演を収録したもの。2篇ともにライヴな らではの覇気にあふれ、勢いに乗ったスケールの大きさは圧巻。モノラルながらクリアなサウンドで、カラヤンとベルリン・フィルの作り上げた白熱サウンドをとこ とん堪能できます。
1962年のウィーン・フィルとの音源はステレオ録音なのが嬉しいところ。たいへん珍しいロカテッリの合奏協奏曲は気品にあふれ華やか、ボスコフスキーのソ ロも逸品。メインのシューベルト『未完成』、カラヤンの代名詞ともいえる『ツァラトゥストラはかく語りき』、そしてアンコールまで、隙のない壮麗なサウンドに打ち のめされます。 (Ki)

Nimbus Alliance
NI-6406(1CDR)
マシュー・テイラーー(b.1964):交響曲集
交響曲第4番 Op.54
弦楽のためのロマンツァ
交響曲第5番 Op.59
ケネス・ウッズ(指)、
イギリスSO、
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2020年1月14日(交響曲第4番、ロマンツァ)、BBCホディノット・ホール(カーディフ、イギリス)、2019年6月8日(交響曲第5番)、セント・ジュード・オンザ・ヒル(ロンドン、イギリス)
ンブリッジ大学クイーンズ・カレッジでロビン・ホロウェイに師事したイギリスの作曲家、マシュー・テイラーの交響曲第4番&第5番。テイラーは、指揮者としても活躍しており、「20世紀のブルックナー」とも称されるロバート・シンプソンの「交響曲第11番」(CDA67500/Hyperion)を、シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアとの共演で初演をしています。
本アルバムは、イギリスSOとの「21世紀交響曲プロジェクト(21st Century SymphonyProject)」で初演された、4楽章から成る壮大な「交響曲第5番」をメインに、イギリスSOの首席指揮者&芸術監督を務め、様々なレア作品、現代作品の録音に定評のあるケネス・ウッズの手腕で贈る好企画の最新作。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Lyrita
SRCD.389(1CDR)
ロバート・シンプソン(1921-1997):交響曲第5番(1972)、
交響曲第6番(1977)*
アンドルー・ディヴィス(指)LSO
チャールズ・グローヴス(指)LPO*

BBC放送日:1973年5月3日、1980年4月8日* (BBC放送、イギリス)
生誕100周年を記念してリリースとなった、ロバート・シンプソンの交響曲第5番と第6番。第5番作曲中にクモ膜下出血で倒れるという事態に陥ったものの、初演は聴衆や評論家から熱狂的に迎えられました。彼の作風はシェーンベルクといった当時の前衛的な音楽とは一線を画すもので、どちらかというと保守的なものでブルックナーやニールセンから影響を受けています。管楽器と打楽器効果的に活かし、独特なリズムで展開されるその音楽に聴衆が熱狂したということも頷けます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Lyrita
SRCD.390(1CDR)
ダニエル・ジョーンズ(1912-1993):交響曲第3番(1951)、
交響曲第5番(1958)
ブライデン・トムソン(指
)BBCウェールズSO

放送日:1990年1月26日(第3番)、1990年2月9日(第5番) (BBC放送、イギリス)
Lyritaレーベルによるダニエル・ジョーンズの交響曲シリーズより第3番と第5番がリリース。1912年にウェールズで歌手の母親とアマチュアの作曲家であった父親の下に生まれた、ダニエル・ジョーンズは9歳までにいくつかのピアノ・ソナタを作曲しています。学生時代にはイギリスで有名な詩人であり、作家であったディラン・トマスとも出会い、その作品にも曲をつけるなど若いころから創作力をつけていきました。交響曲は13曲作曲しており、それらはジョーンズの作品群の中でも中心を担っており、今回の第3番と第5番も非常に充実したものになっています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Avie
AV-2456(1CD)
クリストファー・タイラー・ニッケル(1978-):交響曲第2番 (2016/2018) クライド・ミッチェル(指)、
ノースウエスト・シンフォニア

録音:2019年11月5日、バスティア大学聖トーマス礼拝堂(アメリカ、ケンモア)
※世界初録音
クリストファー・タイラー・ニッケル(1978-)はコンサートホール用の作品だけでなく、映画、テレビ、劇場のための音楽も得意とするカナダの現代作曲家。2016年作曲、2018年改訂の交響曲第2番は53分に及ぶ長さの単一楽章で書かれた、広大で深みのある感動的な作品。作曲家自身はこの交響曲について「邪魔でありながらも誘惑するアイディアの間にある鏡で構成されている」「それぞれがお互いに向き合うときに摩擦と不協和音が生じる」「絶妙に魅力的なものとグロテスクなものが同時に存在している」等と説明しています。

Prima Facie
PFCD-136(1CD)
マイケル・チャーニ=ウィルス:交響曲第1番 マーク・イーガー(指)、
カーディフ大学SO

録音:2020年2月
数々の受賞歴を持ち、2013年9月からウェールズ・シンフォニアのコンポーザー・イン・レジデンスを務めている作曲家、マイケル・チャーニ=ウィルスの交響曲第1番。彼の作曲ジャンルは室内楽から合唱、管弦楽、映画のスコアまで幅広く、最近の管弦楽作品は英国全土で広く演奏されているほか、ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカで新作の委嘱を受けています。映画音楽好きにもおすすめしたい、迫力あるサウンドが特徴のシンフォニーです。

GRAND SLAM
GS-2233(1CD)
ブルックナー:交響曲第7番(改訂版) カール・シューリヒト(指)
ハーグPO

録音:1964年9月デン・ハーグ、クアハウス
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より  
この録音は、当時世界最大規模の会員制レコード・クラブ「コンサート・ホール・ソサエティ」によって収録されました。このクラブは1970年代に消滅しました が、そのおかげでシューリヒト唯一のステレオによるブルックナーの第7番が残されることになりました。ハーグ・フィルは二流のように思われていますが、演奏を じっくり聴くと細部にわたってきっちりとリハーサルを行った跡が感じられます。その意味ではウィーン・フィルよりも指揮者の手足となっているとも言えるでしょ う。今回、非常に状態の良いテープを入手、柔らかく繊細、かつ透明感溢れる原音の響きを大切にしてマスタリングを施しました。(平林 直哉)

BIS
BISSA-2460
(1SACD)
サン=サーンス:交響曲集
(1)交響曲 イ長調(1850年頃)
(2)交響曲第1番変ホ長調 Op.2(1853)
(3)交響曲第2番イ短調 Op.55(1859)
ジャン=ジャック・カントロフ(指)、
リエージュ王立PO、
ジェオルジェ・トゥドラケ(コンサートマスター)

録音:2019年4月&12月/サル・フィルハーモニック(リエージュ)
サン=サーンスは今年(2021年)に歿後100年を迎えました。その記念すべき年にジャン=ジャック・カントロフ率 いるリエージュ王立POが交響曲3篇を録音!3篇といっても「オルガン付き」ではなく、10代から20代半ばに書かれた、作品番号を付番 する前の交響曲 イ長調と交響曲第1番、第2番を収録しております!
才能豊かなサン=サーンスはわずか13歳でパリ音楽院に入学。ドイツ、オーストリアの偉大な作曲家たちの交響曲に触発され、はやくもこのジャンルに挑戦し始 めました。ここに収録されたイ長調の交響曲は16歳ごろの作品。4楽章構成で書かれており、なんといっても第1楽章冒頭から非常に美しい旋律が印象的でやが て雄大な広がりを見せます。まさに溌溂さが光る交響曲です。そのわずか3年後に書き上げた交響曲第1番はベルリオーズとグノーが称賛しており、サン=サーン スが作曲家として確固たる地位を築き上げることを証明しているかのような力作です。そして25歳のときに書かれた交響曲第2番では循環形式を導入し、簡素 ながらサン=サーンスの独創性を堪能できます。記念すべき年だからこそ、聴いてみたくなる注目の録音です。

APARTE
AP-245(2CD)
ハイドン:交響曲第84番変ホ長調HobT:84*
スターバト・マーテル〜第1部
スターバト・マーテル〜第2部
交響曲第86番ニ長調HobT:86
ジュリアン・ショヴァン(ヴァイオリンと指揮)
コンセール・ド・ラ・ローグ
フローリー・ヴェリケット(S)、アデル・シャルヴェ(A)、レイナウト・ファン・メヘレン(T)、アンドレアス・ヴォルフ(Bs)、
マチュー・ロマーノ(合唱指揮)
アンサンブル・エデス

録音2019年11月メッツ、アルセナル劇場*、10,11月ルーブル美術館オーディトリウム
ュリアン・ショヴァンが手兵の古楽器集団コンセール・ド・ラ・ローグとハイドンの「パリ交響曲」を録音するシリーズの完結盤。当時の演奏慣習に従い、様々 な編成の楽曲でプログラムを構成するのが注目で、今回のメインはスターバト・マーテル。ハイドンとしては遅く厳粛すぎる雰囲気に満ちていますが、深く感動的世 界を味わえます。
一変、2つの交響曲では溌剌とした推進力にあふれ、明るく爽やかな世界にひたれます。

IBS CLASSICAL
IBS-192020(1CD)
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 マラガPO
ホセ・マリア・モレーノ・バリエンテ(指)

録音:2020年6月22-26日
1991年2月14日に初のコンサートを行ったスペインのオーケストラ、マラガPO(OFM) 。オーケストラ設立30周年を記念して録音されたのは、マーラーの交響曲第5番でした。アンサンブルの性能と 表現力が試されるこの大曲を指揮するのは2020/21シーズンからオーケストラの芸術監督に任命されたホセ・ マリア・モレーノ・バリエンテ。彼はパルマ・デ・マヨルカで生まれ、スペインで指揮を学んだ後、サンクトペテルブルク 音楽院に留学、ミハイル・ククシュキンに師事し研鑽を積んだ気鋭の指揮者で、これまでベルリンSO、ブ ランデンブルクSOに加え、スペインのいくつかのオーケストラに客演を果たすとともに、バレアレス音楽院で (指)合唱、音楽分析と即興演奏の教授を務めています。


Spectrum Sound
CDSMBA-071(2CD)
ポール・パレー/ライヴ・コンサート

(1)ムソルグスキー(ラヴェル編):「展覧会の絵」

(2)ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14

(3)ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21

(4)ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93
全て、ポール・パレー(指)

(1)(2)ストラスブールRSO
録音:1972年2月25日ミュルーズ劇場(ストラスブール)【ステレオ/ライヴ】【世界初CD化】
(3)フランス国立O(フランス国立放送O)
録音:1966年11月8日シャンゼリゼ劇場(パリ)【ステレオ/ライヴ】【世界初CD化】
(4)フランス国立O(フランス国立放送O)
録音:1973年11月14日シャンゼリゼ劇場(パリ)【ステレオ/ライヴ】
以上、音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供
当アルバムには20 世紀を代表するフランスの指揮者ポール・パレー(1886-1979)の1966年から73年にかけてのライヴ録音、しかも全録音ステレオでお目見えです。なんと 言ってもパレーの初のレパートリーとなる「展覧会の絵」は大注目!80代半ばのパレーですが、当演奏でも衰え知らずの演奏を展開。フランス風のしゃれた表情と ともに見通しのよい演奏はパレーならではといえます。お得意の「幻想交響曲」でも壮大に演奏。恐ろしく若々しさに満ちている凄演を聴かせます。カップリングに はベートーヴェンの交響曲第1番と第8番を収録。非常にコクのある生々しい演奏には、現代にはない。往時の濃厚な演奏を堪能することができます。鮮明なステ レオ録音で聴くパレーの至芸をお楽しみください!平林直哉氏による日本語解説付です。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-072(2CD)
ミュンシュ、パレー、セル/ライヴ・レコーディング・イン・フランス

(1)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92

(2)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92

(3)モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」

(4)ワーグナー:タンホイザー序曲

(5)ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲

(6)シューマン:交響曲第4番ニ短調 Op.120
(1)シャルル・ミュンシュ(指)フランス国立O(フランス国立放送O)
録音:1963年12月20日メゾン・ド・ラジオ・フランス、104スタジオ【モノラル/ライヴ】
(2)ポール・パレー(指)フランス国立O(フランス国立放送O)
録音:1964年3月8日リモージュ【モノラル/ライヴ】【世界初CD化】
(3)(4)(5)ジョージ・セル(指)クリーヴランドO
録音:1957年5月23日ボルドー国立歌劇場・大劇場【モノラル/ライヴ】【世界初CD化】
(6)ポール・パレー(指)フランス国立O(フランス国立放送O)
録音:1964年5月2日シャンゼリゼ劇場(パリ)【モノラル/ライヴ】【世界初CD化】

以上、音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供
1枚目には63年のミュンシュ、64年のパレーがそれぞれフランス国立Oを振ったベートーヴェンの交響曲第7番を収録。その個性たるや歴然。どっ しろと構えるミュンシュに対して、実にさっぱりと邁進するパレー。巨匠が描く2つの世界をこの1枚で堪能することができます。 2枚目はジョージ・セル率いるクリーヴランドOが1957年にヨーロッパ・ツアーのライヴを収めた貴重録音。練習の鬼セルが完全無欠の演奏を披露。 「モーツァルト。徹底して磨き上げられてたアンサンブルはもはや無敵」(平林直哉/ライナーノートより)との表現そのままに圧巻の演奏を披露。全く隙のない 演奏には脱帽の一言です。その後のワーグナーの「タンホイザー序曲」、そしておそらくアンコールであろうベルリオーズの「ラコッツィ行進曲」も当日の熱気が 伝わる演奏。また、終演後の聴衆の熱狂ぶりが、それを物語っています。64年5月のシューマンの交響曲第4番では非常にドラマティックに展開。全く衰えるこ とのない巨匠が熱演を聴かせます。平林直哉氏による日本語解説付です。 (Ki)


TOCCATA
TOCC-0597(1CD)
NX-B03
エミール・タバコフ(1947-):交響曲全集 第6集
交響曲第7番(2004)
ブルガリア国立RSO
エミール・タバコフ(指)

録音:2011年5月30日-6月5日ブルガリア国立放送、第1スタジオ、ソフィア(ブルガリア)
世界初録音
ブルガリアの作曲家、指揮者エミール・タバコフ。人気シリーズである彼の交響曲集第6集には、2004年 に書かれた「交響曲第7番」を収録。今作でもタバコフは人間精神の暗い側面を厳格でパワフルなオーケ ストレーションによって表現しようとしています。印象的なファンファーレで幕を開ける第1楽章は、地獄を駆 け抜けるかのごとく緊迫した音楽。ティンパニの連打と悲痛な弦の旋律によって導かれるゆったりとした第2 楽章の葬送行進曲が続き、第3楽章は渦巻くエネルギーに満たされた舞曲です。終楽章は不安なラル ゴで始まり、せわしないパッセージによるアレグロが続き、緊迫感を増長。盛大なクライマックスへとなだれ込 み、最後に登場する静かなフルートとヴァイオリンの二重奏も弦の強奏で断ち切られてしまいます。作曲 家本人の演奏は作品の本質を伝えています。

CD ACCORD
ACD-277(1CD)
NX-C03
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op. 68
大学祝典序曲 Op. 80
ジャンカルロ・ゲレーロ(指)
NFMヴロツワフPO

録音:2019年3月18-22日ヴィトルト・ルトスワフスキ・ナショナル・フォーラム・オブ・ミュージック・メイン・ホール、ヴロツワフ(ポーランド)
1969年にニカラグアに生まれた指揮者ジャンカルロ・ゲレーロ。1999年から2004年までミネソタOで副指揮者を務めたのち、2009年か らはナッシュヴィルSOの首席指揮者に就任、NAXOSレーベルを中心に、10作以上の世界初演を含む近・現代アメリカ作品を発表し、グ ラミー賞を6回受賞するなど高い評価を受けています。また彼は2017年からポーランドのNMFヴロツワフPOの首席指揮 者も務めており、オーケストラとは良好、かつ刺激的な関係を育んでいます。ゲレーロは、コロナ禍直前の2020年1月から2月にかけてNFMヴロツ ワフ・フィルを率いて全米12都市をめぐるツアーを行い、絶賛されました。ブラームスの交響曲第1番はツアーの公演曲目で、この録音はそれに先 立って行われたもの。伝統的なレパートリーこそ、再発見の場であることをゲレーロは演奏で証明しています。カップリングの「大学祝典序曲」は、 1879年にブラームスがブレスラウ(ヴロツワフ)大学から名誉博士号を授与された際の感謝の気持ちが込められており、オーケストラにとっても記念 碑的な作品。祝祭ムードにあふれた演奏です。

ACCENTUS Music
ACC-60504BD
(8Bluray)

ACC-70504DVD
(8DVD)
マーラー:交響曲集

(1)交響曲第1番「巨人」ニ長調
(2)ドキュメンタリー:リッカルド・シャイーが語る、マーラー交響曲第1番について(日本語字幕付)
(3)交響曲第2番ハ短調「復活」
(4)交響曲第4番ト長調
(5)ドキュメンタリー:
・ヴェルテ・ミニョン・ピアノ再生システムについて
・マーラー自身による交響曲第4番ト長調〜第4楽章
・リッカルド・シャイーによるマーラー:交響曲第4番の解説
(6)交響曲第5番嬰ハ短調
ドキュメンタリー:リッカルド・シャイーによるマーラー交響曲第5番の解釈
(7)交響曲第6番イ短調「悲劇的」
(8)ドキュメンタリー:「ぼくの第6番は、謎を突き付けるだろう」〜リッカルド・シャイーとラインホルト・クービクとによるパネル・ディスカッション
(9)交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
(10)交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』
(11)交響曲第9番ニ長調
(12)ドキュメンタリー:「リッカルド・シャイーとアンリ=ルイ・ド・ラ・グランジュによるマーラー交響曲第9番についての対話」
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
リッカルド・シャイー(指)

(1)収録:2015年1月ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(3)クリスティアーネ・エルツェ(S)、サラ・コノリー(Ms)、MDR 放送cho、ベルリン放送cho、ゲヴァントハウスcho
収録:2011年5月17,18日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(4)クリスティーナ・ラントシャマー(S)
収録:2012年4月26,27日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(6)
収録:2013年2月21、22日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(7)収録:2012年9月6,7,9日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(9)収録:2014年2月27&28日、3月2日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(10)エリカ・ズンネガルド(ソプラノ1:罪深き女)、リカルダ・メルベート(ソプラノ2:贖罪の女)、クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ3:栄光の聖母)、リオバ・ブラウン(アルト1:サマリアの女)、ゲルヒルト・ロンベルガー(アルト2:エジプトのマリア)、スティーヴン・グールド(テノール:マリア崇拝の博士)、ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン:法悦の神父)、ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス:瞑想の神父)、MDR 放送cho、ライプツィヒ歌劇場cho、ゲヴァントハウスcho、ライプツィヒ聖トーマス教会cho、ゲヴァントハウス児童cho
収録:2011年5月26,27日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(11)収録:2013年9月6-8日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)

◆Bluray
画面:16:9、NTSC
音声:DTS HD MA5.1、
PCMステレオ
リージョン:All
字幕:独英仏,日本語
BD25、本編:641’ 15
ドキュメンタリー:125’ 59
◆DVD
画面:16:9、NTSC
音声:DTS5.1、DD5.1、
PCMステレオ
リージョン:All
字幕:独英仏,日本語
DVD9、本編:641’ 15
ドキュメンタリー:125’ 59
シャイーとゲヴァントハウス管の映像によるマーラー・チクルスがボックスとなってリリースされます。2011年のマーラー没後100年を記念してスタートしたシリーズで、いずれも充実した演奏で高い評価を受けています。シャイーは、コンセルトヘボウ管とマーラーの交響曲全集を完成させていますが、このゲヴァントハウス管とのチクルスとは全く違います。テンポもゲヴァントハウス管との方が速く解釈も異なります。シャイーはメトロノーム記号についても特典映像で詳しく語っていますが、往年の巨匠メンゲルベルクやワルターとの録音についても言及し、シャイーの近年のテンポ設定はそうしたマーラーと直接対峙した巨匠たち、ひいてはマーラー自身の意図に立ち返るように考えられています。そしてシャイーはこの交響曲第1番に対しこのように述べています。「この作品はマーラーの紛れもない傑作であり、後年彼が創造した広大な音世界を先取りしている」。シャイーが長年かけて熟考させた音楽を明快で切れ味鋭い指揮で聴くことができ、さらに演奏、特典映像ともに鑑賞することにより作品を深く理解することができるセットです。また「ACCENTUSMUSIC」ならではの、音楽を理解した素晴らしいカメラワーク、見ごたえのある編集で、映像商品としても魅力的。ジャケット・デザインはシリーズ通して使われているライプツィヒ出身の現代アーティスト、ネオ・ラウフによるもので、マーラーの音楽に触発されて描いた作品です。(交響曲第3番は、2016年6月にゲヴァントハウス管のカペルマイスターを退任することが決まっていたシャイーが最後に指揮をして収録される予定でしたが、病気を理由に演奏会を降板。代役として現カペルマイスターのネルソンスが登場したため当ボックスには収録されていません。) (Ki)

C Major
75-7504(9Bluray)
ブルックナー交響曲全集(第1〜9番)


■BD1
交響曲第1番 ハ短調(リンツ稿)

■BD2
交響曲第2番 ハ短調 WAB102(1877年/ W. キャラガン校訂版)

■BD3
交響曲第3番ニ短調 WAB103「ワーグナー」(1877年稿)

■BD4
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(ハース版)

■BD5
交響曲第5番変ロ長調WAB105

■BD6
交響曲第6番イ長調

■BD7
交響曲第7番ホ長調 WAB 107(ハース版)

■BD8
交響曲第8番ハ短調WAB.108(ハース版)

■BD9
交響曲第9番ニ短調(原典版)
クリスティアン・ティーレマン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
■BD1
収録:2017年9月6日フィルハーモニー、ミュンヘン(ライヴ)
■BD2
収録:2019年2月6日エルプフィルハーモニー、ハンブルク(ライヴ) 
■BD3
収録:2016年9月2,3日フィルハーモニー、ミュンヘン(ライヴ) 
■BD4
収録:2015年5月23日バーデン=バーデン祝祭歌劇場(ライヴ)
■BD5
収録:2013年9月ゼンパーオーパー、ドレスデン(ライヴ)
■BD6
収録:2015年9月13、14日ゼンパーオーパー、ドレスデン(ライヴ)
■BD7
収録:2012年9月1日ゼンパーオーパー、ドレスデン(ライヴ)
■BD8
収録:2012年9月ゼンパーオーパー、ドレスデン(ライヴ)
■BD9
収録:2015年5月バーデン=バーデン祝祭劇場(ライヴ)

画面:16:9、1080i、HD
音声:DTS-HD MA 5.1(5,8,9番)、DTS-HD MA 5.0(1,2,3,4,6,7番)
PCMステレオ、Region All
BD25、11時間14 分
クリスティアン・ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデンが、2012 年から2019 年までに収録したブルックナーの番号付き交響曲 9 曲のブルーレイ・ボッ クス。 ティーレマンは、ちょうど 2012 年からシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者に就任。日頃からブルックナーへの熱い思いを語っていただけに、この公演・ 収録に関しては大きな期待がありました。そして両者の良好な関係から生まれる絶妙な音楽はすでに知られる通りであり、じっくりと遅めのテンポを基調に途方 もないスケールで、深みを湛えた弦楽セクションに特徴的なこのオケの味わいを存分に堪能することができます。 また、収録場所は、本拠地ゼンパーオーパーのほかに、ミュンヘンのフィルハーモニー、2017 年に完成したエルプフィルハーモニー、そしてバーデン=バーデン 祝祭劇場と様々な会場で収録されており、それぞれの会場特有の響きを楽しむことができます。スローペースでありながら、じっくりとブルックナー・チクルス に取り組んできたティーレマンの音楽作り、そしてそれを見事に捉えた映像美も、このチクルスを味わうのに大きな役割を果たしています。 (このセットはブルーレイのみのリリースとなっています。また第7番は、Opus Arteでリリースされていたものと同演奏となります。) (Ki)

ALPHA
ALPHA-735(1CD)
チャイコフスキー:交響曲第2番「小ロシア」
.交響曲第4番ヘ短調 Op. 36*
チューリヒ・トーンハレO
パーヴォ・ヤルヴィ(指)

録音:2019年10月*、2020年1月 トーンハレ・マーグ、チューリヒ
パーヴォ・ヤルヴィとチューリヒ・トーンハレOによ るチャイコフスキー交響曲全集第2弾。わずか12年ほどの間に次々と交響曲を発表した時期の最後、そして後期3大交響曲の最初を飾る 第4番と、小規模ながらロシア民謡を多用した親しみやすい作風で人気の第2番の組み合わせです。第4番にも第4楽章にロシア民謡の引 用が聴かれるほか、その発表直後に第2番の大規模な改訂が行われているという点で、実は繋がりの深い2曲のカップリング。ヤルヴィは第2 番を躍動的に駆け抜けたと思うと、第4番では深く情熱的な音楽運びを聴かせています。テンポを絶妙に揺らし旋律を深く歌いながら圧倒 的なクライマックスを形作る様は、彼が敬愛するバーンスタインを思わせつつも、さらにスタイリッシュな爽快さも持ち合わせたヤルヴィならではの チャイコフスキー像を築き上げています。

Altus
ALT-472(4CD)
新リマスター
完全限定生産
国内プレス
ステレオ録音
日本語帯・解説付
クーベリック来日公演大集成
■CD1
(1)ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
(2)バルトーク:管弦楽のための協奏曲
(3)ドヴォルザーク:スラヴ舞曲作品72より第2番/第7番(アンコール)
■CD2
(1)モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
(2)ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
(3)フランク:交響曲ニ短調
(4)ワーグナー:「ローエングリン」第3幕への前奏曲
■CD3
(1)ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
(2)シューベルト:交響曲第8番「未完成」
(3)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」
■CD4
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」*
ラファエル・クーベリック(指)
バイエルンRSO、チェコPO*

■CD1
ライヴ録音:(1)1965年4月12日、(2)(3)1965年4月13日/大阪フェスティヴァルホール
■CD2
ライヴ録音:1965年4月23日/東京文化会館
■CD3
ライヴ録音:1965年4月24日/東京文化会館
■CD4
ライヴ録音:1991年11月2日/サントリーホール
NHK収録のオリジナルマスターからCD化され、大きな話題をさらったクーベリックの来日公演を4枚組セット化!ALTUS最新技術を尽くした新リマス ターで音質大改善、ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
65年はクーベリック初の来日公演。バラエティ豊かなプログラミングで、しかもどれも大いに水準以上の名演という驚くべき内容です。当時の手兵バイエ ルンとの見事な関係性が浮き彫りになり、聴衆に強烈な印象を焼き付けました。バルトーク他を収録したDISC1はしばらく流通なく廃盤状態だったもので、 今回のセットで久しぶりの復活。クーベリックの残した偉業を改めて世に問います!
引退から復帰した最晩年、91年のチェコ・フィルとの『我が祖国』は壮絶な演奏の代名詞であり、ALTUSが打ち立てた大ベストセラーのひとつ。「超満 員の人いきれがするホールで演奏が始まるや、聴衆は完全に度肝を抜かれた―怒濤のような響きの奔流に人々はたじたじとなり、激しい感情表現に心を奪 われた―吹き上げてくるような熱気から音楽の異常な強さが生まれているのだった。(許 光俊)」
Altus
ALT-473(5CD)
新リマスター
完全限定生産
国内プレス
ステレオ録音
日本語帯・解説付
コンドラシン来日公演集成1967
■CD1
マーラー:交響曲第9番ニ長調(日本初演)
■CD2
グリンカ:歌劇「イワン・スサーニン」序曲
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
■CD3
芥川也寸志:弦楽のためのトリプティークより プレスト
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」よりロシア舞曲
マーラー:交響曲第3番〜第2楽章
プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」より スケルツォ、行進曲
ワーグナー:「ローエングリン」第3幕前奏曲
ドビュッシー:「夜想曲」より 祭り
「牧神の午後への前奏曲」
ラヴェル:「ラ・ヴァルス」
■CD4
(1)ショスタコーヴィチ:交響曲第6番
(2)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番* 
■CD5
ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」前奏曲(モスクワ河の夜明け)
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番
キリル・コンドラシン(指)モスクワPO

■CD1
ライヴ録音:1967年4月16日/東京文化会館(日本初演)
■CD2
ライヴ録音:1967年4月4日/東京文化会館
■CD3
ライヴ録音:1967年4月4-20日/東京文化会館
■CD4
ライヴ録音:(1)1967年4月18日、(2)1967年4月4日/東京文化会館
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)*
■CD5
ライヴ録音:1967年4月20日/東京文化会館
NHK収録のオリジナルマスターからCD化され、大きな話題をさらったコンドラシンの1967年来日公演を5枚組セット化!ALTUS最新技術を尽くし た新リマスターで音質大改善、ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。さらに指揮者・坂入健司郎氏による書き下ろし原稿も掲載。完全限定 生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
注目すべきはDISC1のマーラー9番。これが日本初演で、日本音楽史における最重要記録のひとつです。しばらく流通しておらず廃盤状態でしたがこのセッ トで待望の復活。一部マスターテープの状態に起因する音質の難がありましたが、このたび丁寧にリマスターし可能な限り修正、ふたたびこの名演を世に問 うこととなりました。凍りつくような緊張感と、冷酷での容赦のない推進力が凄まじい印象をもたらします。『悲愴』やショスタコーヴィチも言わずもがなと いう壮絶さで、これこそが皆が虜になったあのコンドラシンの音であると納得。ヴァイオリン協奏曲でのオイストラフとの共演も聴きものです。そしてDISC3 は驚きのアンコール集、まさかマーラー3番の2楽章をやってしまうとは…芥川も本家ソ連の演奏で聴けます。超充実のラインナップで迫る、コンドラシン の記念碑的大名演集! (Ki)
Altus
ALTSA-462
(2SACD)
シングルレイヤー
新リマスター
完全限定生産
国内プレス
日本語帯・解説付
シューリヒト&VPO/ORF戦後ライヴ大集成

■DISC1
シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D. 485
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op. 98
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB 109*
■DISC2
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB 105
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB 108*
カール・シューリヒト(指)VPO

■DISC1
録音:1965年4月24日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
録音:1955年3月17日:コンツェルトハウス 大ホール(ウィーン)/ ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)*
■DISC2
録音:1963年12月7日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
録音:1963年2月24日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)*
連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)とORFが収録しウィーン・フィルのアーカイヴに保管されていた貴重なオリジナルマスター テープからCD化され、大きな話題をさらったシューリヒトの名演をSACDシングルレイヤー化!しかも新リマスターで音質大幅改善、2枚組で280分の長 時間収録。ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
シューリヒトVPOといえばやはりその神髄はブルックナー9番。当盤に収録されているのは1961年録音のEMI盤に先立つ1955年のもの。シューリ ヒト流の美しさは既に完成しきっており、第3楽章のむせ返るような歌と神秘的なまでの悠久はたまらぬものがあります。シューリヒト本人も納得の出来栄 えで後日オーケストラに感謝の手紙を書いているほどで、まさにウィーン・フィル録音史に残る宝物と言える名演です。今回のリマスター効果は目覚ましく、 演奏の圧倒的な素晴らしさがさらに一段と深まりました。5番・8番とまとめて聴けるのも嬉しく、これまたシューリヒト独自の境地を思わせる流麗な音運び の妙。第9番を頂点として統一された唯一無二の美学を存分に味わえます。スローテンポでとろけるブラームス4番、あたたかでやわらかなシューベルト5 番も大いに魅力的。繊細さを保ちながら息の長いフレージングで壮大に歌われる至高の音楽が胸を打ちます。 ★新リマスターの通常CD盤4枚組(ALT-462)も発売中。迫力あるマッシブなCDと、豊かなスケールのSACDの音のキャラクターの違いを聴き比べる のも贅沢な愉しみと言えましょう
Altus
ALTSA-467(1SACD)
シングルレイヤー
新リマスター
完全限定生産
国内プレス
日本語帯・解説付
ウィーン・フィル名演集/ORF戦後ライヴ大集成

(1)ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB 107

(2)モーツァルト:交響曲第38番ニ長調「プラハ」 K. 504
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K. 550*

(3)モーツァルト:交響曲第35番ニ長調「ハフナー」 K. 385
R. シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
ラヴェル:「マ・メール・ロワ」、「ダフニスとクロエ」第2組曲

(4)シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op. 54
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op. 68*
全て、VPO
(1)カール・ベーム(指)
(2)ブルーノ・ワルター(指)
(3)アンドレ・クリュイタンス(指)
(4)ヴィルヘルム・バックハウス(P)、カール・ベーム(指)

(1)録音:1953年3月7日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
(2)録音:1955年11月6日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
録音:1956年6月24日:楽友協会 大ホール(ウィーン)オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)*
(3)録音:1955年5月15日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
録音:(4)1963年3月17日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
1954年11月6日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループ によるライヴ録音(モノラル)*
連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)とORFが収録しウィーン・フィルのアーカイヴに保管されていた貴重なオリジナルマスター テープからCD化され、大きな話題をさらったウィーン・フィルの名演をSACDシングルレイヤー化!しかも新リマスターで音質大幅改善、1枚に255分も の長時間収録。ブックレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします! ベームは名演の誉れ高い壮観のブル7、バックハウスとの掛け合いがたまらないシューマン、力こぶ全開の燃え盛る名演ブラームスを収録。50〜60年 代ならではのエネルギーにあふれた指揮ぶりが圧巻です。またウィーン・フィル伝家の宝刀ポルタメントで美しく主題を歌ったと思いきや力感に富む白熱の展 開で魅せるワルターの十八番モーツァルト40番、鮮烈な音響が次々決まる眼の醒めるような『ドン・ファン』とエレガントで高貴な美しさをどこまでも湛え た『マ・メール・ロワ』とを振り分けるクリュイタンスの手腕など、聴かねば損の名演揃い。リマスター効果も目覚ましく、過去最高の音質で迫る往時ウィー ン・フィル格別の響きと、指揮者ごとに変わる魅惑の輝きを大いに堪能いただけます。 新リマスターの通常CD盤4枚組(ALT-467)も発売中。迫力あるマッシブなCDと、豊かなスケールのSACDの音のキャラクターの違いを聴き比べる のも贅沢な愉しみと言えましょう。

Pentatone
PTC-5186851(1CD)
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.68
大学祝典序曲 Op.80
ベルベルト・ブロムシュテット(指)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

ライヴ録音:2019年10月ゲヴァントハイス(ライプツィヒ)
1927年生まれのヘルベルト・ブロムシュテット。現役最高齢の巨匠がライプツィヒ・ゲヴァントハウスOとライヴで録音を進めているブラームスの交響 曲プロジェクト。当アルバムには交響曲第2番と大学祝典序曲を収録しております。
ブロムシュテットは1998 年から2005 年の7 年間に渡ってライプツィヒ・ゲヴァントハウスOのシェフを務め、その後当団の名誉指揮者として定期 的に指揮台に立っており、絶大な信頼を獲得しています。
交響曲第1番とは対照的に伸びやかで牧歌的な交響曲第2番ですが、ブラームス自身は「こんなにも悲しいものは書いたことがない」と語っており、その内 に秘めたブラームスの思いを自然体に表現した名曲です。カップリングは「スッペ風のポプリ」とブラームス自身が呼んだ大学祝典序曲。ブロムシュテットはオー ケストラの色彩感を引き出した渾身の演奏を披露。ことに弦楽器の美しさは格別でキャリア60年以上の指揮者が生命を呼び覚ますような魂のこもった演奏を 聴かせてくれます。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2232(1CD)
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68「田園」
交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
BPO

録音:1954年5月23日ティタニア・パラスト(ベルリン)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音)
■制作者より
フルトヴェングラーがベルリン・フィルを振った生涯最後のベートーヴェンの「田園」+「運命」は、幸いにして非常に安定した音質で残されていました。2曲とも 最晩年ゆえに劇的な表現はかなり抑えられていますが、フルトヴェングラーの霊感を吸収して育っていったベルリン・フィルの音色は、言葉では尽くせぬ魅力に溢 れています。音質はいつも通り、テープに刻まれた情報を最忠実に再現しました。(平林 直哉)

H.M.F
HMM-905321(1CD)
C.P.E.バッハ:6つのシンフォニア Wq.182
シンフォニア ト長調 Wq.182-1 (H.657)
シンフォニア ホ長調 Wq.182-6 (H.662)
シンフォニア ロ短調 Wq.182-5 (H.661)
シンフォニア イ長調 Wq.182-4 (H.660)
シンフォニア ハ長調 Wq.182-3 (H.659)
シンフォニア ホ短調Wq.177(H. 652)
シンフォニア 変ロ長調 Wq.182-2 (H.658)
リ・インコーニティ
ア マンディーヌ・ベイエ(Vn、指 )

録音:2019年11月、アラス劇場、フランス
アマンディーヌ・ベイエ率いる古楽アンサンブル、リ・インコーニティによるC.P.E.バッハの『6つのシンフォニア』Wq.182。C.P.E.バッハは、バロック音楽から古典派音楽への過渡期に位置付けられる作曲家ですが、ハイドン、ベートーヴェンといった後の作曲家にも大きな影響を与え、また教則本『正しいクラヴィーア奏法への試論』を著すなど、音楽理論家としても名をあげていました。この『6つのシンフォニア』は、C.P.E.バッハがハンブルク市のカントルと5つの大教会の音楽監督に着任し、当時のオーストリア大使ゴットフリート・ファン・スヴィーテン男爵(1733-1803)から「技巧的にむずかしく、洗練された様式の音楽」の要望とともに委嘱された弦楽オーケストラ作品。1773年に出版され、「ハンブルク交響曲」と呼ばれます。意外な和声進行、半音階、大胆なダイナミックスの変化、旋律間の鋭い対比、など予期せぬ展開と奇想天外なアイディアにあふれたC.P.E.バッハらしさがあらわれた作品集です。アマンディーヌ・ベイエ率いるリ・インコーニティの演奏は、爽快で鋭い音楽感覚が生み出す快速な演奏を繰り広げています。C.P.E.バッハの音楽と彼の時代の様式を踏まえ、軽妙な愉悦感にあふれた親密なアンサンブルは必聴です。 (Ki)

GEGA NEW
GD-389(1CD)
ショスタコーヴィチ:交響曲全集Vol.10
交響曲第1 番へ短調Op.10
交響曲第15 番イ長調Op.141*
エミール・タバコフ(指)
ブルガリア国立RSO

録音:2013年、2014年*、ブルガリア国立放送スタジオ1
※日本語オビ解説つき
第4 番で始まった、この全集も10 枚目となる第1 番と第15 番のカップリングで完結 となります。これまでレコード芸術誌の月評では多くが準特選、特選と常に高い評価を 得てきました。4、8、7、11、13、5&6、9&10、3&14、2&12、そして本盤の 1&15 というこれ までのリリースの仕方を振り返ると 5 番6 番あたりを中核にして初期と後期を交互に出 すという、いわば螺旋構造のような意図が感じられます。これがタバコフの意図かどうか は判然としませんが、作曲家でもあるタバコフのこと、彼が仕組んだとしても不思議では ありません。 さて最後のリリースは出発点の1 番と到達点の15 番。第1 番に見られる緻密で室内楽 的書法、時に合奏協奏曲を思わせる精妙な楽器の書き分けをタバコフはこれまで大作 で見せた豪放磊落な演奏から一転、レントゲン写真を詳細に検討する医師のような繊 細なアプローチに変わります。前半の 2 つの楽章の諧謔的性とユーモア、緩徐楽章の 悲劇を予感させる暗い叙情と終楽章の表現主義を思わせる渦巻くドラマも迫力満点。 第1 番と同じく室内楽的書法を持つ第15 番は12 音や過去の作品の引用など、作曲 者のさらなる様式の展開を暗示させます。タバコフは現代の作曲家として大いなる共感 を持って演奏。第2 楽章のチェロの独奏の美しさは大いに聴きものです。

Ars Produktion
ARS-38222S(1SACD)
マーラー:交響曲第10番(ミシェル・カステレッティ博士の補筆完成、編曲による室内アンサンブル版) アンサンブル・ミニ、
ジュールズ・ゲイル(指)

※編成(特記が無い限り各パート1名):第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、アコーディオン、打楽器(2名)、ピアノ、ハープ
※ミシェル・カステレッティ博士、ジュールズ・ゲイルによる詳細解説の日本語翻訳付き!

録音:2016年6月、UFOサウンド・スタジオ(ベルリン、ドイツ)
アンサンブル・ミニとジュールズ・ゲイルが取り上げたマーラーの「交響曲第10番」の補筆完成と室内アンサンブル版への編曲を行ったのは、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックのアーティスティック・ダイレクター、オックスフォード・フェスティバル・オブ・ザ・アーツなどのダイレクターを務め、フィルハーモニアOの「ユニヴァース・オヴ・サウンド(音の宇宙)」プロジェクトを主導するなど目覚ましい実績を持つマルタ島出身のコンポーザー=コンダクター、ミシェル・カステレッティ博士。
ウィーンのウニヴェルザール出版社(ユニヴァーサル・エディション)からの全面的な協力を得たカステレッティ博士は、室内アンサンブル版のマーラーの「交響曲第10番」を実現するために、すでに発表されている同作品のクック版(第3稿)、バルシャイ版、カーペンター版、マゼッティ版、フィーラー版の各ヴァージョンを細部まで研究。
さらにはマーラ―の交響曲の様々なファクシミリや楽譜を収集してそのオーケストレーションに関する徹底的な研究に取り組み、室内アンサンブル版(カステレッティ版)の完成という偉業を成し遂げました。
アンサンブル・ミニのコンセプトでもあるシェーンベルクがウィーンで旗揚げした「私的演奏協会(1918−21)」とその同時代の伝統に基づく形で実現した室内アンサンブル版のマーラー「交響曲第10番」。
これまでのどの補筆完成版とも異なる、唯一無二の「編成」と「サウンド」にご期待下さい!

Edition HST
HST-120(1CD)
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813);交響曲集第26巻 (HST-120)
ヴァンハル:交響曲ハ短調(第2稿)Bryan c3 (1762-64?)
ヴァンハル:交響曲ニ長調「アイヒビクル伯爵夫人」Bryan D12 (1775-78?)
Bonus-
ガスマン:交響曲ニ長調Hill 5 (ca.1765)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子、福本 牧(Vn)、他

録音:2020 年2 月26 日、東京オペラシティ・近江楽堂にてライヴ収録
※全曲世界初録音!
ニ長調交響曲D12 は、ヴァンハル交響曲の中で献呈先が唯一写譜タイトルペ ージに”Dedicata All “Illustr SS:Contessa Guisepha de Eichbigl” 「ジュゼファ= アイヒビクル伯爵夫人へ」と記載がある貴重な作品です。 その後の四重奏曲 などでは「皇帝作曲家」”dela Musique del’ Empereur”などの肩書きが一般とな る。 (北米ブライアン教授は20世紀末「アイヒビクル伯爵夫人の情報、皆無」とカタロ グ論文上述べているが、「アイヒビクル」”Eichbigl”とはトルコ訛りのウィーン語で あり、独語では「アイヒビヒル」”Eichbichl”となり、独バイエルン・ミュンヘン?ロー ゼンハイム途中の町を治めていた貴族で、ヴァンハル・マニアのトウルン&タクシ ス公“Turun&Taxis”のレーゲンスブルク宮にもほど近い場所にあり、地理的には 合点のいく話である) ハ短調(c3)第2稿では、B 管クラリネットが活躍する特異な交響曲。

Signum Classics
SIGCD-659(2CD)
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93
 交響曲第9番「合唱付き」*
ジェラルド・バリー(b.1952):永劫回帰(The Eternal Recurrence)†
トーマス・アデス(指)、
ブリテン・シンフォニア、
ジェニファー・フランス(S)*†、
クリスティアーネ・ストーティン(Ms)*、
エド・ライオン(T)*、
マシュー・ローズ(Bs)*

録音:2019年5月、バービカン・センター(ロンドン)
ブリテンの再来とも称されるイギリスの人気作曲家、指揮者、ピアニスト、トーマス・アデス(1971−)。日本では武満徹作曲賞2020の審査員にも選ばれ、多くの作品が名だたるアーティストたちによって演奏・録音されるなど、近年は特に作曲家として華々しい活躍を魅せています。
ベートーヴェンの交響曲全9曲に、アイルランド国立SOのコンポーザー・イン・レジデンスなどを務め、ベートーヴェンから大きな影響を受けたというアイルランドの作曲家、ジェラルド・バリー(b.1952)の作品を組み合わせて収録してきた、「ベートーヴェン&バリー」プロジェクト。最終巻となる第3弾は、ベートーヴェンの交響曲第7番〜第9番に、バリーの「永劫回帰(The Eternal Recurrence)」をカップリング。この「永劫回帰」は、ベートーヴェンの「第九」とペアになる作品として書かれ、2000年にティエリー・フィッシャー&アルスターOによって初演。シラーの詩を用いた「第九」に対し、「永劫回帰」はフリードリヒ・ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」からの抜粋をテキストに永遠と人類の力を歌う、ソプラノと管弦楽のための作品です。

Indesens
INDE-147(1CD)
サン=ジャメ:青のシンフォニー〜労働者の交響曲
アコーディオンとオーケストラの7つのスケッチ*
ギョーム・サン=ジャメ(Sax)、
エマニュエル・ベックス(ハモンド・オルガン)、
ジャン=フランソワーズ・ヴェルディエ(指)、
ヴィクトル・ユーゴー・フランシュ・コンテO、
ディディエ・イチュルサリィ(アコーディオン)*、
オーレリアン・アザン・ジエリンスキ(指)*、
ブルターニュO*

録音:2020年7月、2019年9月*
ジャズとクラシックの両ジャンルで活躍するフランスのコンポーザー=サクソフォニスト、ギョーム・サン=ジャメ(1967−)のオーケストラ作品集。
「労働者の交響曲」という副題が付けられた「青のシンフォニー(La Symphonie 'Bleu'」は、フランスの指揮者、ジャン=フランソワーズ・ヴェルディエからの委嘱によって作曲され2019年に完成した5楽章形式の大作。
5つの楽章には、チャーリー・チャップリン、ヴィクトル・ユーゴー、ジャック・タチ、アルテュール・オネゲル、フレッド・リップマンといった活躍したジャンルも異なる5人の人物の名前が付けられており、それぞれの功績を思い起こさせるかのように、クラシックに留まらない多彩な作風が同居するユニークなシンフォニーに仕上がっています。

ARTHAUS
KKC-9643
(4Bluray+6DVD)
税込定価
輸入品番
10-9401BDVD
ゲルギエフ/ブルックナー:交響曲全集




■DVD 1 / Blu-ray 1
交響曲第1 番ハ短調 WAB 101(リンツ稿1866)
交響曲第3 番ニ短調 WAB 103(第3 稿1889 ノヴァーク版)*
■DVD 2 / Blu-ray 1
交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』 WAB 104(1878/80年稿 ノヴァーク版)
■DVD 2 / Blu-ray 2
交響曲第2 番ハ短調 WAB 102(1877 年稿 ノヴァーク版)
■DVD 3 / Blu-ray 2
交響曲第8 番ハ短調 WAB 108(第2 稿1890 ノヴァーク版)
■DVD 3 / Blu-ray 2
交響曲第9 番ニ短調 WAB 109
■DVD 4 / Blu-ray 3
交響曲第5 番変ロ長調 WAB 105
■DVD 5 / Blu-ray 3
交響曲第6 番イ長調 WAB 106
■DVD 5 / Blu-ray 3
交響曲第7 番ホ長調 WAB 107 (version with cymbal crash)
■DVD 6 / Blu-ray 4
アントン・ブルックナー〜巨人の創造
ブルックナーによる交響曲第2 番の主題によるオルガン即興
■DVD1/Blu-ray1
収録:2017年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
2017年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)*
■DVD2/Blu-ray1
収録:2017年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD2/Blu-ray2
収録:2018年9月24日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD3/Blu-ray2
収録:2018年9月26日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD3/Blu-ray2
収録:2018年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD4/Blu-ray3
収録:2019年9月23日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD5/Blu-ray3
収録:2019年9月24日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD5/Blu-ray3
収録:2019年9月25日、聖ザンクト・フローリアン修道院、オーストリア(ライヴ)
■DVD6/Blu-ray4
監督:ライナー・E・モーリツ
制作:モナルダ・アーツ
ブルックナーによる交響曲第2番の主題によるオルガン即興
マルティン・ハーゼルベック(Org

画面:16:9,NTSC
音声:PCMステレオ、
DD5.1
言語(ドキュメンタリー):独、英
字幕:仏、韓、日本語
リージョン:All

交響曲:631分
ドキュメンタリー:58分(英)、56分(独)
ハードカバーブック120ページ
(英語+日本語版)

ブルックナー手書きの
履歴書の複写(英、独、仏、日本語訳付)
ミュンヘン・フィル&ゲルギエフによる、ブルックナーの聖地ザンクト・フローリアン修道院で3年間かけて行われたブルックナー交響曲全曲演奏会の模様が、2021年ブルックナー没後125年を前に、映像商品としてリリースされます。
この演奏会は、ブルックナーゆかりの街リンツで行われているブルックナー音楽祭でのライヴ。音楽祭は1974年、ブルックナーの生誕150周年を記念して建設された新ホール「ブルックナー・ハウス」を拠点に毎年9月半ばから10月半ばにかけ演奏会が行われます。ミュンヘン・フィル&ゲルギエフは3年連続で音楽祭に招待され交響曲全曲演奏会を行いました。ブルックナー演奏に歴史と伝統を持つミュンヘン・フィル。ブルックナーの弟子レーヴェが音楽監督としてブルックナー作品を積極的に取り上げ、ルドルフ・ケンペ(1967-76)が、巨匠チェリビダッケ(1979-96)がその任を務め、さらにギュンター・ヴァントとの一連の演奏など、その歴史あるブルックナー演奏とともに楽団の声価を高め黄金時代を築きました。
2015年9月より首席指揮者に就任したワレリー・ゲルギエフ。世界で最も忙しい指揮者とも言われ、いくつものオーケストラやプロジェクトを同時進行させるその圧倒的パワーは超人的。今回の演奏もゲルギエフらしい濃厚さをみせるも、音楽的解釈は奇抜なものではなく、ミュンヘン・フィルの伝統に寄り添った、そしてブルックナーが求めた響きをゆかりの地で再現させようという、真の想像力と芸術性にあふれた音楽です。ブルックナーの音楽がどう演奏されるべきなのか深い理解をもつゲルギエフとオケによる相互作用の賜物ともいえる聴きごたえのある演奏となっています。
また、数々のドキュメンタリー映像を制作してきたドイツ人監督ライナー・E・モーリツによるドキュメンタリー『アントン・ブルックナー〜巨人の創造』(日本語字幕あり)、そしてエリーザベト・マイヤー博士によるブルックナーの生涯をたどる「私の人生を賭けた仕事…交響曲作曲家として…天才の成長」と題した評伝と、ブルックナーの交響曲に関する各稿の概要を記した120ページ近くあるハードカバーのブックレット(日本語あり)がついており、ブルックナーという音楽家を深く理解することのできるセットとなっております。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-069(1CD)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(ノヴァーク版) フェルディナント・ライトナー(指)
フランス国立O

ライヴ録音:1974年5月8日サル・プレイエル(ステレオ・ライヴ)
*24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes
クラッシック界の大久保彦左衛門、盤鬼平林直哉氏は「この演奏を一言で云うならば、これほど楽譜に忠実な演奏は珍しい、ということだ。ブルックナーのスコ アはまるで古典派のように簡潔に書かれています。しかしながら私たちは知らず知らずのうちに原典とは離れた像を愛でていることに気づかされるのです。ライトナーの演奏は何気なく聴いていると主張の穏やかなものに思えます。だがブルックナーが意図した本来の響きとは何か、と自問する人にとってはかけがえのない規 範となりうるのである」と激賞されております。まさに真のオーソドクスとは何かを問う、今は亡きライトナー翁の滋味深く他に代え難い音楽遺産でございます。音 質も大変よく音楽の楽しみを心おきなく味わえます。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2231(1CD)
ブルックナー:交響曲第5番(改訂版) ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
ミュンヘンPO

録音:1959年3月19日/ミュンヘン、ヘルクレスザール
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
モノラル(ラジオ放送用録音)
■制作者より  
目下のところ、クナッパーツブッシュの唯一のライヴによるブルックナーの交響曲第5番です。入手したテープはモノラルながらダイナミック・レンジが広く、この 特徴を最大限に生かしてマスタリングを施しました。通常はダイナミック・レンジを圧縮して聴きやすくしますが、それを極力回避したために、第4楽章のコーダは、 それこそ“悪魔のような響き”が展開されます。その凄まじさは言葉を失うほどで、ここをやりたかったために、クナがこの第5番を選択したのではないかと思わせるほどです。ライヴのクナは凄い!(平林 直哉)

オクタヴィア
OVCL-00742(1SACD)
税込定価
2021年2月24日発売
シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」 太田弦(指)
新日本フィルハーモニーSO

録音:2020年7月17-18日東京・すみだトリフォニーホール・ライヴ
若手指揮者の筆頭と目される、太田弦のデビュー・アルバムです。 2020年7月、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言解除後の緊張の中、座席や奏者間 でソーシャル・ディスタンスを保って開催されたコンサートで指揮台に立った太田弦は、エ ネルギー溢れる溌溂とした「ザ・グレイト」を披露しました。また、オーケストラが久々の演 奏に喜びを噛み締めた瞬間を捉えた録音となりました。 (オクタヴィア)

ACCENT
ACC-26503(1CD)
ハイドン:交響曲集
第24番ニ長調 Hob. I/24
第30番ハ長調『アレルヤ』 Hob. I/30
第42番ニ長調 Hob. I/42
第43番変ホ長調『マーキュリー』 Hob. I/43
ジェルジュ・ヴァシェジ(指)
オルフェオO

録音:2020年8月3-5日/ハンガリー、エステルハージ宮殿、アポロ・ホール
エステルハージ家の音楽遺産を紹介する「エステルハージ・ミュージック・コレクション」の第3弾。今回も録音はエステルハージ宮殿で行われています。収録さ れているのはハイドンの初期交響曲。1764年から1771年までに書かれた交響曲第24番、第42番、第43番に加え、1765年作曲当時の楽譜に既に『アレルヤ』 と表記されていた第30番を歴史的に貴重な音響で聴くことが出来ます。『アレルヤ』の愛称の所以は第1楽章の主題にグレゴリオ聖歌のアレルヤの旋律が使われ ていること。この交響曲は教会用に作曲され、1765年の復活祭の日曜日に演奏された可能性があります。

H.M.F
HMM-902446(2CD)
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
バレエ音楽『プロメテウスの創造物』 Op.43(全曲)
フライブルク・バロックオーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指)

録音:2020年2月、6月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ゴルツ率いるFBOの演 奏は、第1楽章の軽やかさ、厳粛かつ美しい第2楽章、高揚感を高める第3楽章を経て迎える熱狂的なフィナーレ、と快速なテンポの中音楽を浮かび上がらせ、 新しいベートーヴェン像を提示しています。 そしてバレエ音楽「プロメテウスの創造物」全曲。イタリアの舞踊家サルヴァトーレ・ヴィガノが振付を担当するバレエのためベートーヴェンは、序曲、序奏と 16曲の管弦楽曲を作曲。1801年にウィーンのブルク劇場で初演が行われました。ベートーヴェンは、第16曲(終曲)の主題をピアノのための変奏曲と『エロ イカ』交響曲の変奏曲の主題として使っています。ゴルツとFBOによる鋭い切込みで作品を魅力を描き出しています。


SOMM
ARIADNE-5011(2CD)
NX-C09
セル&クリーヴランド管〜忘れられた録音集
■CD1
(1)バッハ:管弦楽組曲第3番
(2)スメタナ:交響詩「モルダウ」
(3)R・シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」
(4)モーツァルト:交響曲第39番

■CD2
ブラームス:大学祝典序曲
 ハイドンの主題による変奏曲*
シューマン:交響曲第4番
ストラヴィンスキー:火の鳥(1919年版)
ジョージ・セル(指)
クリーヴランドO

録音:1954年12月24日…CD1(1)(2)(3)、以上モノラル
1955年10月19-21日…CD1(4)、CD2、以上ステレオ
オハイオ州クリーヴランド、メイソニック・オーディトリアム
*以外は初CD化
このCDには、ジョージ・セルとクリーヴランドOが1954年と55年にアメリカのBook-of-the-Month Clubのために行った録音が収められ ています。全収録曲のうち、ハイドンの主題による変奏曲を除くすべてが初CD化。録音時点で、セルがラインスドルフからクリーヴランド管を1946 年に引き継いで8年余り経っており、後にセル自身が「自分の音楽的理念を完璧に表現できる黄金の楽器」と語ったその関係が、すでに盤石の ものであったことがうかがわれます。 1954年のクリスマス・イヴに行われた録音はモノラルながら、伝説的ホルン奏者の一人マイロン・ブルームをフィーチャーしたR・シュトラウス の「ティル」や、セルにとって唯一の録音であるバッハ「管弦楽組曲第3番」が聞きものです。当時のアメリカでは、現代オーケストラの機能と編成を 活かしたゴージャスなサウンドによるバッハ演奏が主流だったようで、その中で厳格な古典主義者として知られたセルがどのようなバッハ解釈をして いたのか、セルのバッハはほとんど録音が無いだけに興味をそそられます。 1955年の録音は嬉しいことにかなり良好なステレオ。モーツァルトからストラヴィンスキーまで、セルが得意としたレパートリーで端正かつ引き締まっ た演奏を聴かせてくれます。ブックレット(英語)には、マスタリングを担当したラニ・スパールによる解説が13ページにわたって掲載されています。 尚、音源は状態良好なLPから採られています。

Signum Classics
SIGCD-669(1CD)
プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調 Op.100 サントゥ=マティアス・ロウヴァリ(指)、
フィルハーモニアO

録音(ライヴ):2020年2月9日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(サウスバンク・センター、ロンドン、イギリス)
12シーズンに渡る蜜月時代を過ごしサンフランシスコSOの音楽監督へと転身したエサ=ペッカ・サロネンの後任の首席指揮者に抜擢され、2021−2022シーズンからの就任が決定している北欧フィンランド若きの鬼才サントゥ=マティアス・ロウヴァリ。
首席指揮者への正式就任を前に既にフィルハーモニアOと確固たる信頼関係を築き、前作「チャイコフスキー:白鳥の湖」に代表される圧巻の演奏を世に送り出すなど、新たなゴールデンコンビとして現地イギリスをはじめ世界各地で大絶賛を浴びているロウヴァリが、同オーケストラとのレコーディングの第2弾に選んだのはプロコフィエフの「交響曲第5番」!
独ソ不可侵条約の破棄によって開戦した独ソ戦(東部戦線)の最中、1944年にモスクワ郊外イヴァノヴォの山荘で一気に書き上げられたプロコフィエフの「交響曲第5番」。
前作「交響曲第4番」から実に14年の歳月を経て完成した5番目の交響曲は、プロコフィエフ自身が「この交響曲は自由で幸せな人間、その強大な力、その純粋で高貴な魂への讃美歌の意味を持っている」と語り、「作品番号100番」を振られた記念碑的作品、そして作曲者の祖国愛が込められた代表作として知られています。
イギリスで新型コロナウイルスの感染拡大が本格化する直前の2020年2月上旬、本拠地であるロイヤル・フェスティヴァル・ホールで繰り広げられたロウヴァリとフィルハーモニアOによるプロコフィエフは、新時代の到来と同コンビの成熟度の早さを物語る圧倒的な演奏。まさに才気煥発。イギリスでのロウヴァリの大活躍に乞うご期待!

ACCENTUS Music
ACC-30532CD(1CD)
マーラー:交響曲第4番ト長調 バンベルクSO
ヤクブ・フルシャ(指)
アンナ・ルチア・リヒター(Ms)

録音:2020年7月、ヨーゼフ・カイルベルト・ザール
2020年1月にヤクブ・フルシャ率いるバンベルクSOが、マーラーの交響曲第4番を引き下げてドイツ・ツアーを行ったそのわずか2か月後にドイツ はロックダウンに入り、文化施設の閉鎖等でコンサートの中止を余儀なくされ、また感染リスクの観点から大編成の交響曲を演奏することが難しくなりました。 しかし、バンベルクSOは早くから、科学者チームとの実験を行い、コロナの時代に安全に音楽を演奏する方法を模索していました。そしてソーシャル・ディ スタンシング配置、無観客で、交響曲第4番を中心としたプログラムで2020年7月にバンベルクでグスタフ・マーラー国際指揮者コンクールが行われまし た。第4番は、マーラーの交響曲の中でも比較的編成の小さいものですが、数か月ぶりの交響曲の演奏となりました。(コンクールの優勝者はイギリス出身の Finnegan Downie Dear)
本盤は、その際にフルシャ(指)ソリストにはドイツのアンナ・ルチア・リヒターを迎え録音されました。ソーシャル・ディスタンシング配置ではありますが、 細部までとても丁寧に作り上げた、数ある録音の中でも繊細で美しいものに仕上がっています。第4番はマーラーの交響曲ののなかではシンプルな作品ですが、 どの楽章も容易ではなく、フルシャの整然とした音楽作りと、アンナ・ルチア・リヒターのすっきりとした歌唱により見事にまとめあげています。特に、第3楽 章の深々とした響き、終楽章の「天上の生活」の澄み切った美しさが際立つ演奏です。 (Ki)

GRAND SLAM
GS-2230(1CD)
カラヤン/ブラームス&ドヴォルザーク
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90*
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調 Op.88
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)VPO

録音:1961年9月5-22日*、1961年9月29日-10月8日&1963年9月/ゾフィエンザール(ウィーン)
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:ステレオ(録音セッション)
■制作者より  
1960年代はカラヤンがスター街道をまい進していた時期でした。その頃の録音は上昇気流に乗ったような勢いがあり、ファンでなくても魅了されてしまいます。 音質はいつものように原音主義。現代風に音を刷新するのも考えのひとつですが、それを行うと元の音色がたちまち失われてしまいます。瑞々しさ満載の当ディス クで、この当時のウィーン・フィルの魅惑的な音色を堪能して下さい。(平林直哉)


Spectrum Sound
CDSMBA-070(1CD)
ベルリオーズ:「ローマの謝肉祭」序曲 Op.9
幻想交響曲 Op.15*
ジャン・マルティノン(指)、
フランス国立放送O

ライヴ録音:1972年3月10日フィルハーモニー(ベルリン)、
1972年11月6日シャンゼリゼ劇場(パリ)*【ステレオ】
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻!今回はジャン・マルティノン (1910-1976)がフランス国立O(フランス国立放送O)を振った1972年の公演からベルリオーズの2篇、「ローマの謝肉祭」序曲(1972年 3月10日、ベルリンのフィルハーモニー)と、幻想交響曲(1972年11月6日、シャンゼリゼ劇場)を収録。いずれもステレオ録音です!
マルティノンといえば、その人柄を表しているかのような気品に満ちた音楽が特徴といえますが、当ライヴでは洗練された音に魅了される「ローマの謝肉祭」 序曲と、情熱的でありながらも得も言われぬ品格をもそなえたロマンあふれる音楽作りが感動的な幻想交響曲を聴くことができます。幻想交響曲は1973年に 旧EMIに残した正規録音の名盤がありますが、ライヴならではの熱気を携えた当演奏の推進力は名盤を上回るほどの感動の演奏といえましょう!マルティノンは 1976年に66歳に他界してしまったため、当演奏は貴重な円熟の至芸を堪能できます。音質が非常に明瞭なことも注目です!平林直哉氏による日本語解説付 です。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-074(1CD)
フランク:交響曲 ニ短調
ドビュッシー:3つの夜想曲*
ラヴェル:ボレロ
ポール・パレー(指)
フランス国立放送O
フランス国立放送cho(女声合唱団)*

ライヴ録音:1975年10月22日サル・プレイエル(パリ)【ステレオ】
音源:フランス国立視聴覚研究所音源提供(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻!今回は20世紀を代表するフ ランスの指揮者ポール・パレー(1886-1979)がフランス国立O(フランス国立放送O)を振った最後の演奏会、1975年10月22日、パリのサ ル・プレイエルにおけるライヴ録音で、当日の全演目がここに日の目を見ます!演目はフランクの交響曲、ドビュッシーの3つの夜想曲、ラヴェルのボレロと、いず れもパレーが得意とした楽曲ながら正規初出によるライヴ録音は初のリリースとなります。当時90歳になろうという巨匠パレーですが、晩年まで演奏活動を行っ ており、当演奏でも生き生きとした音楽を聴かせてくれます。終曲のボレロではライヴならではの熱気で大演奏を展開!終演後の聴衆の大喝采がその感動を体感で きます。非常に鮮明なステレオ録音で聴くパレーの至芸をお楽しみください!平林直哉氏による日本語解説付です。 (Ki)


東武レコーディングズ
TBRCD-0103(7CD)
税込定価・特価
マゼール/ベートーヴェン:交響曲全集

(1)交響曲第1番、交響曲第3番「英雄」
(2)交響曲第2番、交響曲第5番「運命」
(3)交響曲第4番、交響曲第6番「田園」
(4)交響曲第7番、交響曲第8番
(5)交響曲第9番「合唱」
ロリン・マゼール(指)トスカニーニPO
マリア・ルイジア・ボルシ(S)、エレーナ・ジドコヴァ(Ms) 、マリウス・ブレンチウ(T)、ラファエル・シヴェク(Bs)、フランチェスコ・チレアcho

録音:(1)2008 年8月19日、(2)2008 年8月20日、(3)2008 年8月21日、(4)2008 年8月22日、(5)2008 年8月23日
全て、タオルミーナ、ギリシャ劇場(シチリア州)におけるライヴ・デジタル録音
かのゲーテがここを訪れた際に「ここからの景色は世界一の美しさ」と賞賛した、シチリア最大の名所タルミーナのギリシャ 劇場。マゼールはここで 2008 年の夏に一気にベートーヴェン・ツィクルスを展開し大きな話題となりました。巨匠にとってベ ートーヴェン全集はクリーヴランド管との1970 年代のソニー盤のみ。アンサンブルを強烈に締め付け、トスカニーニ張りの力 瘤が盛上るような元気なベートーヴェン。やたらと早いテンポですっ飛ばしたり、対旋律の意識的な強調等。一筋縄ではい かない鬼才ぶりを発揮しております。自信、確信に満ちた巨匠らしい巨匠としての他との格の違いをマザマザと見せつけま す。野外公演ながらヨーロッパ好みの完璧なマルチマイク収録であり、隅々まで明瞭で眼の前で演奏してくれているかのよ う。お相手はトスカニーニSOです。来日公演ではトスカニーニ・フィルの名称も使われました。トスカニーニSO は 2002 年にパルマにて創設された若いオーケストラ。デビューコンサートも指揮した巨匠マゼールは 2004 年から音楽監 督を務めて鍛えぬき、ヨーロッパでも有数のアンサンブルに成長。2005 年、2007 年は来日公演も敢行しました。

Altus
ALTSA-455(2SACD)
シングルレイヤー
クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル〜ORF戦後ライヴ大集成

■DISC1
(1)ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 WAB 103(1889年稿)
(2)R・シュトラウス:交響詩『死と変容』
(3)R・シュトラウス:アルプス交響曲
(4)フランツ・シュミット:軽騎兵の歌による変奏曲
シューベルト:交響曲第9番『ザ・グレイト』

■DISC2
(1)R・シュトラウス:交響詩『死と変容』
シューマン:交響曲第4番ニ短調 作品120
(2)ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB.108
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)VPO
■DISC1
(1)1960年2月14日楽友協会 大ホール(ウィーン)、オーストリア放送協会によるライヴ録音
(2)1958年11月9日楽友協会 大ホール(ウィーン)、オーストリア放送協会によるライヴ録音
(31952年4月20日楽友協会 大ホール(ウィーン)、ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音
(4)1957年10月27日楽友協会 大ホール(ウィーン)、オーストリア放送協会によるライヴ録音
■DISC2
(1)1962年12月16日ムジークフェラインザール、オーストリア放送協会によるライヴ録音
(2)1961年10月29日ムジークフェラインザール、オーストリア放送協会によるライヴ録音
ALTUSレーベル20周年記念企画。連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)とORFが収録しウィーン・フィルのアーカイヴに 保管されていた貴重なオリジナルマスターテープからCD化され、大きな話題をさらったクナッパーツブッシュの名演を新リマスターでSACDシングルレイヤー 化!すばらしい音質改善で心機一転生まれ変わったクナの大演奏をお楽しみください。2枚のディスクに合計5時間半以上を収録、ブックレットには既発の 単売CD原稿を網羅して掲載。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
雄大極まりない滔々たる流れをベースに、巨人が大地を踏みしめる如く雄渾強靭な響きで奏されるシューマン4番は開いた口がふさがらない圧倒的名演。 ブルックナーやシューベルト『グレイト』でのすべてを呑み込む巨大っぷりも言わずもがな。底抜けに展開され、限界なく巨大化していくクナッパーツブッシュ の音楽の凄まじさが、ここまでリアリティを持って眼前に迫るのは初めてと言っても過言ではない劇的な音質改善にも大注目!かつてない感動が渦を巻いて襲 いかかり、聴く者の音楽観を揺さぶります。
新リマスターの通常CD盤6枚組(ALT-455)も発売中。迫力あるマッシブなCDと、豊かなスケールのSACDの音のキャラクターの違いを聴き比べる のも贅沢な愉しみと言えましょう。 (Ki)
Altus
ALT-462(4CD)
新リマスター
完全限定生産
シューリヒト/ウィーン・フィル〜ORF戦後ライヴ大集成

■DISC1
シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D. 485
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op. 98

■DISC2
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB 109

■DISC3
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB 105

■DISC4
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB 108
カール・シューリヒト(指)VPO

■DISC1
録音:1965年4月24日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
■DISC2
録音:1955年3月17日:コンツェルトハウス 大ホール(ウィーン)/ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
■DISC3
録音:1963年12月7日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
■DISC4
録音:1963年2月24日:楽友協会 大ホール(ウィーン)/オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
ALTUSレーベル20周年記念企画。連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF前身)とORFが収録しウィーン・フィルのアーカイヴに保管 されていた貴重なオリジナルマスターテープからCD化され、大きな話題をさらったシューリヒトの名演を4枚組セット化!しかも新リマスターで音質大幅改善。ブッ クレットも単売CDと同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
シューリヒトVPOといえばやはりその神髄はブルックナー9番。当盤に収録されているのは1961年録音のEMI盤に先立つ1955年のもの。シューリヒト 流の美しさは既に完成しきっており、第3楽章のむせ返るような歌と神秘的なまでの悠久はたまらぬものがあります。シューリヒト本人も納得の出来栄えで後日オー ケストラに感謝の手紙を書いているほどで、まさにウィーン・フィル録音史に残る宝物と言える名演です。今回のリマスター効果は目覚ましく、演奏の圧倒的な 素晴らしさがさらに一段と深まりました。5番・8番とまとめて聴けるのも嬉しく、これまたシューリヒト独自の境地を思わせる流麗な音運びの妙。第9番を頂 点として統一された唯一無二の美学を存分に味わえます。スローテンポでとろけるブラームス4番、あたたかでやわらかなシューベルト5番も大いに魅力的。繊 細さを保ちながら息の長いフレージングで壮大に歌われる至高の音楽が胸を打ちます。 (Ki)