湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック



Profil
(ドイツ)



Hanssleの社長だったギュンター・ヘンスラー氏が、退社後に立ち上げたレーベル。シューリヒト、ヴァント、テンシュテットなど、巨匠級アーチスト放送音源を主としていますが、現役の気鋭のアーチストの録音も見逃せません。


1CD=(税込)

品番 内容 演奏者
PH-03001
カール・シュターミッツ:ヴィオラ・ダモーレ協奏曲第1番ニ長調
ヴィオラ・ダモーレ協奏曲第2番ニ長調
ヴィオラ・ダモーレと伴奏合奏によるソナタ 変ホ長調
グンター・トイフェル(ヴィオラ・ダモーレ)
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO
録音:2002年12月、2003年1月
モーツァルトとほぼ同世代の作曲家、カール・シュターミッツ(1756-1801)のヴィオラ・ダモーレ作品集。渋い中に独特の艶やかさがあるヴィオラ・ダモーレの音色がとても心地よい。グンター・トイフェルはシュトゥットガルト放送交響楽団のヴィオラ奏者で、珍しいヴィオラ・ダモーレの演奏家としても知られている。ファイの伴奏も古楽的要素を取り入れて巧いものです。  (Ki)
PH-04002
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.1
第5番ニ長調K.175/第6番変ロ長調K.238/
第8番ハ長調K.246
ルドルフ・ブッフビンダー(P,指)
ウィーンSO
PH-04003
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.2
第9番変ホ長調K.271/第19番ヘ長調K.459
ルドルフ・ブッフビンダー(P,指)
ウィーンSO
PH-04004
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.3
第11番ヘ長調K.413/第12番イ長調K.414/
第13番ハ長調K.415
ルドルフ・ブッフビンダー(P,指)
ウィーンSO
PH-04005
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.4
第14番変ホ長調K.449/
第15番変ロ長調K.450/第16番ニ長調K.451
ルドルフ・ブッフビンダー(P,指)
ウィーンSO
PH-04006
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.5
第17番ト長調K.453/第18番変ロ長調K.456
ルドルフ・ブッフビンダー(P,指)
ウィーンSO
PH-04007
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.6
第20番ニ短調K.466/第21番ハ長調K.467
ルドルフ・ブッフビンダー(P,指)
ウィーンSO
PH-04008
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.7
第22番変ホ長調K.482/第23番イ長調K.488
ルドルフ・ブッフビンダー(P,指)
ウィーンSO
PH-04009
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.8
第24番ハ短調K.491/第25番ハ長調K.503
ルドルフ・ブッフビンダー(P,指)
ウィーンSO
PH-04010
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.9
第26番ニ長調K.537「戴冠式」/第27番変ロ長調K.595
ルドルフ・ブッフビンダー(P,指)
ウィーンSO
PH-04011(9CD)

モーツァルト:ピアノ協奏曲全集 BOX ルドルフ・ブッフビンダー(P,指)
ウィーンSO
※PH-04002〜04010のセット
PH-04012
モーツァルト:3台のピアノの為の協奏曲 ヘ長調 K.242
2台のピアノの為の協奏曲 変ホ長調 K.365
2台のピアノの為のソナタ ニ長調 K.448
ヴォルフガング・ブルンナー(Fp)(指)
フローリアン・ビルザク、
レオノーレ・フォン・シュトラウス(Fp)
ザルツブルガー・ホーフムジーク
録音:2003年7月2-3日、9月27日
複数のフォルテピアノを用いたモーツァルトの作品集。ブルンナーとビルザクは共にウィーン、アントン・ワルター製フォルテピアノのコピーを使用。シュトラウスはケンニッケ製のコピーを使用。ウィーン流儀のメカニックが生み出す雅な音色が複数呼応しあう演奏は至福のひと時となりましょう。ザルツブルガー・ホフムジーク(直訳すれば、ザルツブルグ宮廷楽団)のスッキリとした音楽作りも好ましいものです。  (Ki)
PH-04013
モーツァルト:ミサ ハ長調 K.257「大ミサ」 、他 バーバラ・シュリック(S)
エリカ・シュミット=ヴァレンティン(A)
クレメンス・ビーバー(T)
トーマス・クヴァストホフ(Br)
クラウス・クヌッベン(指)
ケルン・ギュルツェニヒCO
リンブルク大聖堂少年cho
PH-04015
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21*
幻想曲 ヘ短調Op.49*
レスピーギ:交響詩「ローマの松」+
シューラ・チェルカスキー(P)
ルドルフ・ケンペ(指)RPO
原盤:RAEDER'S DIGEST
録音:1966年*、1964年
PH-04016
シューベルト:ミサ第6番変ホ長調 D.950 カミッラ・ニールンド(S)
メヒトヒルト・ゲオルク(A)
アンドレアス・ワーグナー、
アンドレアス・シューリスト(T)
ヨハネス・マンノス(Bs)
ハイコ・ジーメンス(指)ミュンヘンSO
ミュンヘン・モテットcho
PH-04017(2CD)
ヨゼフ・シュミット〜生誕百周年記念アルバム ヨゼフ・シュミット(T)
PH-04019
ヴィヴァルディ:グローリア RV.589(*)
サルヴェ・レジナ RV.617+
スターバト・マーテル RV.621#
マルタ・フィローヴァ(S)*
マルタ・ベナコヴァー(Ms;*)
タデウシュ・ストルガワ(指)*
カルメラ・アポッローニオ、
ダグマール・マシュコヴァー(S;+)
エリザベッタ・アンドレアーニ(A;+)
ウラジミール・ドレジャル(T;+)
イジー・カレンドツスキ(B;+)
フランチェスコ・ファンナ(指)+
イングリット・ハーバーマン(S;#)
マルタ・ベナコヴァー(Ms;#)
クルト・アツェスベルガー(T;#)
ペテル・ミクラーシュ(B;#)
マルティン・ジークハルト(指)#
ヴィルトゥオージ・ディ・プラハ
プラハ室内cho
録音:1995年(*/#)/1991年+
PH-04020
魂を揺さぶる音楽〜おお、大いなる秘蹟
ブスト:アヴェ・マリア*
パレストリーナ:教皇マルチェルスのミサ〜キリエ+
ラッスス:ミサ「美しいアンフィトリ」〜アニュス・デイ+
ラインベルガー:オルガン・ソナタ第1番〜アンダンテ
ローリゼン:おお、大いなる秘蹟*/ディレトン*
フォーレ:レクイエム〜ピエ・イエズ+
バッハ:主よ人の望みの喜びよ
シューベルト:アヴェ・マリア D.839
ペルゴレージ:スターバト・マーテル〜スターバト・マーテル/クユス・アニマム・ジェメンテン
ローリゼン:おお光より生まれし光*
キリレス・クレーク(1889-1962):ターベティ・ラウリ(詩篇103による)*
スナイダー:愛あるところ
伝承曲:茉莉花(江蘇地方の歌)#/花落ちて(広東の歌)#
ヨーゼフ・ハンセン(指)アッカントcho*
ジェレミー・サマリー(指)
オックスフォード・カメラータ+、
スコラ・カントルム・オヴ・オックスフォード
ラン・ラオ(S)# 、他
ルネサンスから現代まで、魂を揺さぶる音楽ばかりを集めた素敵なアルバムです。20世紀の最後の10年に現われて瞬く間に合唱ファンを虜にしたローリゼン、そしてブストの作品の清澄な響き、さらにいまや音楽の宝庫であるエストニアの作曲家キリレス・クレーク(1889〜1962)の心洗われる作品も収録した心憎いまでの選曲です。合唱曲やオルガン曲に加え、ラストの2曲ではラン・ラオの美しいソプラノで中国歌曲まで楽しめてしまいます!ベートーヴェンやニーチェ、ショーペンハウエルなど大芸術家や哲学者の音楽へのオマージュと心象風景の写真を収めた上製ブックレット付き。 (Ki)
PH-04021
ヤナーチェク:弦楽の為の組曲
弦楽の為の牧歌
ドヴォルザーク:ノットゥルノ ロ長調Op.40
パトリック・シュトループ(指)
アルカータ・シュトゥットガルト
録音:2004年7月
ヤナーチェクの作品の中でも比較的珍しいであろう、弦楽合奏のための作品と、ドヴォルザークのノットゥルノを集めています。パトリック・シュトループは1947年生まれのドイツの指揮者。アルカータ・シュトゥットガルトは彼が創設した弦楽アンサンブルです。  (Ki)
PH-04022
ギター協奏曲&ソナタ集
カステルヌォーヴォ=テデスコ:協奏曲第1番ニ長調Op.39
トゥリーナ:ギター・ソナタOp.61
ハイドン:ギターと弦楽の為の協奏曲 ニ長調
ソル:グランド・ソロOp.14
フリーデマン・ウットゥケ(G)
二コラシュ・パスケ(指)
ハンガリーCO
イーゴリ・ジューコフ(指)
新モスクワCO
録音:1993年10月、1996年9月
洗練された語り口で、早すぎず遅すぎずのテンポ、しかも弾き崩すようなことは決してしないオーソドックスな演奏が楽曲本来の魅力を引き立てているのがこの録音の一番の魅力といえるでしょう。協奏曲→独奏→協奏曲→独奏、時代的には「新」→「旧」としたプログラムでアルバムのまとまりは一層増しています。共演者として他のアーティストから人気が高いのもこのCDを聴いたなら、なるほど頷けるはずです。3 曲目のハイドンは「リュートと弦楽」というのがオリジナルの編成なのですが、ギターの特性にあわせたウットゥケの編曲のおかげで実に楽しい聴きものになりました。  (Ki)
PH-04023
イタリアのギター協奏曲集
カルッリ:ギター協奏曲 イ長調
パガニーニ:ギターと弦楽の為のロマンス イ短調
ヴィヴァルディ:ギター協奏曲 ニ長調
ボッケリーニ:ギターと弦楽四重奏の為の五重奏曲 ホ短調
フリーデマン・ウットゥケ(G)
イーゴリ・ジューコフ(指)
新モスクワCO
録音:1992年 1993年
ヴィヴァルディからカルッリに至るおよそ200 年ほどのイタリアのギター協奏曲を集めたアルバムです。かねてより共演を重ねてきたソリストと指揮者、管弦楽が一体となったオーソドックスで爽やかな演奏を楽しめます。  (Ki)
PH-04024
スペイン舞曲集
グラナドス:スペイン舞曲集Op.37-5
アルベニス:アストゥリアスOp.47-5
ソル:魔笛の主題による変奏曲
 グランド・ソロOp.14
ウェドリヒ:ギター・ソナタ
ペルナンブーコ:マシセ・チョーロ
プホル:悲しみのプレリュード
フリーデマン・ウットゥケ(G)
録音:1995年6月、2004年10月
このアルバムではスペインと南米(ブラジル、アルゼンチン)の作曲家の作品を聴き比べることができます。ペルナンブーコやプホルの南米組の曲はスペインの作品の暗いパッションとはまた異なった純化されたメランコリーを帯びていて、それがウィットゥケのテンペラメントと殊更に合っているようです。20 世紀後半が生んだギターソロの名曲「コユンババ」をフィーチャー。端正なアプローチによるヴィラ‐ロボスにも注目!  (Ki)
PH-04025
コユンババ
ドメニコーニ:コユンババ
ヴィラ=ロボス:5つの前奏曲
トゥリーナ:ギターの為のソナタOp.61
グラナドス:スペイン舞曲第5番
フリーデマン・ウットゥケ(G)
録音:1997年 1999年 2003年
20世紀も押し迫った1990年代にわが国に紹介され、以後ギターソロの定番名曲となったのが、ここで演奏されている「コユンババ」。コユンババとはトルコに実在した隠者の名で、寄せては返すフレーズの繰り返しが心地よい瞑想に誘うかのようです。新時代の名曲をドイツの名ギタリスト、ウットゥケの端正な演奏が引き立てています。  (Ki)
PH-04027
モーツァルト:弦楽四重奏曲集Vol.1
第14番ト長調 K.387*/第15番ニ短調 K.421*
クレンケSQ
クレンケ四重奏団は、ワイマールのリスト音楽院を卒業した女性四人によるカルテット。1994 年にデビューし、着実に力をつけています。驚くほど瑞々しい音色、透明感の優った繊細で神経の通ったモーツァルトで、この四重奏団の美点を大いに見せ付けています。  (Ki)
PH-04028
モーツァルト:弦楽四重奏曲集Vol.2
第17番変ロ長調 KV.458「狩」
第16番変ホ長調 KV.428
クレンケSQ
PH-04029
モーツァルト:弦楽四重奏曲集Vol.3
第18番イ長調 KV.464/
第19番ハ長調 KV.465「不協和音」
クレンケSQ
PH-04030
モーツァルト:弦楽四重奏曲第20番ニ長調 KV.499
弦楽四重奏曲第21番ニ長調 KV.575「プロシャ王第1番」
クレンケSQ
[アンネグレート・クレンケ(Vn1)
ベアーテ・ハルトマン(Vn2)
イヴォンヌ・ウーレマン(Va)
ルート・カルテンホイザー(Vc)]
PH-04032(3CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲集Vol.1-3 BOX
第14番ト長調 KV.387 *
第15番ニ短調 KV.421*
第16番変ホ長調 KV.428
第17番変ロ長調 KV.458「狩」
第18番イ長調 KV.464
第19番ハ長調 KV.465「不協和音」
クレンケSQ
[アンネグレート・クレンケ(Vn1)
ベアーテ・ハルトマン(Vn2)
イヴォンヌ・ウーレマン(Va)
ルート・カルテンホイザー(Vc)]
録音:2004年2月&4月*
PH-04033
ルドルフ・ショック
モーツァルト:「魔笛」〜なんと美しい絵姿
ビゼー:「カルメン」〜[花の歌/私はそこに母を見て]
チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」〜
どこへ行ってしまったのか、私の青春の黄金の日々よ
リムスキー=コルサコフ:「サトコ」〜インド人の歌
オッフェンバック:「ホフマン物語」〜
[クラインザックの伝説/ああ、わが魂がどれほど]
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」〜
[ただお前にだけわが心は慄く/見よ、薪の恐ろしい火を]
マスカーニ:「友人フリッツ」〜真っ赤に熟れて珠のよう
プッチーニ:「トスカ」〜星は光りぬ
「トゥーランドット」〜[泣くな、リュー/誰も寝てはならぬ]
マスネ:「マノン」〜目を閉じると
マイアベーア:「アフリカの女」〜おお海から現われた楽園よ
フロトー:「マルタ」〜ああ、かくも素直で愛らしい
ロルツィング:「ウンディーネ」〜父、母、姉妹、兄弟よ
「ロシア皇帝と船大工」〜さようなら、私の浮気な娘よ
ルドルフ・ショック(T)
ヴィルヘルム・シュヒター(指)
ベルリン・ドイツオペラO
ワルター・ススキンド(指)LPO、他
録音:1947-1953年
1950年代にドイツ系テノールとして大変な人気を誇ったルドルフ・ショックがまさに成功の階段を駆け上りつつあった時代の貴重なオペラアリア集です。後に彼はその恵まれた容姿を活かしてスクリーンやブラウン管に活躍の場を替えていきますが、このCD ではオペラ歌手としてのショックの魅力をたっぷりと味わえます。有名曲目白押しの選曲でドイツ・オペラ界を席巻した甘いテナーを聴けるなんとも贅沢なアルバム!  (Ki)
PH-04034
祝いの時の為の音楽
シャルパンティエ:勝利の行進曲
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」〜エジプトの栄光
ヴィヴァルディ:2つのトランペットの為の協奏曲 ハ長調 RV.537〜アレグロ
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン*/サパテアード*
チャイコフスキー:「なつかしい土地の思い出」〜メロディー*
ドルドラ:思い出*
ラフ:カヴァティーナOp.85-3*
ポンセ:エストレリータ*
クライスラー:愛の喜び*/愛の悲しみ*/美しいロスマリン*
イウィエ+/チキート/エルサレム/ンバン・サンバ/
ニコシ・シケレラ/3つのアフリカのゴスペル#
モーツアルト:ラウダーテ・ドミヌム K.339
メンデルスゾーン:結婚行進曲
パトリス・フォンタナローザ(Vn)*
ココ・ムバシ(歌+ 、他
ダグラス・ガムリー(指)
シンフォニア・オブ・ロンドン
PH-04035
パラディージ・グローリア〜スターバト・マーテル
プーランク:スターバト・マーテル*
シマノフスキ:スターバト・マーテル*
ペンデレツキ:スターバト・マーテル(ルカ受難曲 より;1962)+
リーム:スターバト・マーテル(デウス・パッスス より;1999/2000)#
ジョルジナ・フォン・ベンツァ(S)
ヴィオレッタ・ウルマーナ、
イリス・フェルミリオン(Ms)
ビルギット・レメート(A)
ファビオ・プレヴィアティ(Br)
マルチェッロ・ヴィオッティ(指)*
クシシュトフ・ペンデレツキ(指)+
ヘルムート・リリング(指)#
ミュンヘン放送O
バイエルン放送cho
録音:2000年3月*、2001年4月+、2002年2月#
ナチス・ドイツ下のオランダで逃避生活を余儀なくされるなかで綴られた余りにも有名な日記をテクストとして作曲された独唱オペラが初めてこのCDに収録されました。作曲者のフリート自身も旧ソ連のラーゲリに送られたという経験の持ち主ですが、ロシアン・モダニズムの伝統も反映した音楽は思ったほど重くはありません。ソプラノのシュヴァルツハウプトはクラシック界での活躍に止まらず、ポップスのジャンルでもチャートの50位以内にランクするほどの多芸な歌手ですが、ここでは多感な少女の感情の動きを饒舌感なく描き出しています。 (Ki)
PH-04036
パラディージ・グローリア〜詩篇
ツェムリンスキー:合唱と管弦楽の為の13の詩篇Op.24(1935)*
マルケヴィチ:詩篇/テヒリム(ソプラノと管弦楽の為の(1933)+
コルンゴルト:過ぎ越しの日の詩篇Op.30
(ソプラノ、合唱と管弦楽の為の;1941)#
ブロッホ:詩篇22(バリトンと室内管弦楽の為の;1913/1914)**
エレーナ・プロキナ、
エミリー・マギー(S)
ヴァンサン・ル・テシール(Br)
ペーター・ルジッカ(指)*
ミュンヘン放送O*
ベルリン放送cho*
ペーター・ルンデル(指)+
マルチェロ・ヴィオッティ(指)(#/**)
バイエルン放送cho#
録音:2003年3-10月
マーラーやショスタコーヴィッチの音楽と同じDNA を感じさせるツェムリンスキー、激烈な表現力のマルケヴィッチ作品、宗教曲でありながら後期ロマン派の爛熟した響きが溢れ出るコルンゴルト、ロマン・ロランにささげられたユダヤ的色彩に特徴があるブロッホ作品を収録。 (Ki)
PH-04037(3CD)
パラディージ・グローリア
フランク・マルタン(1890-1974):オラトリオ「地には平和を」(1944)*
カンタータ「ピラト」(1964)+
カンタータ「ゴルゴタの丘」#
クリスティーネ・ブッフェル(S)
マルチェロ・ヴィオッティ(指)(*/#)
ウルフ・シルマー(指)ミュンヘン放送O
バイエルン放送cho 、他
録音:2000年*、2002年(+/#)
20世紀の宗教音楽に光を当てるコンサートシリーズのライブ。スイス生れのフランク・マルタン(1890 〜1974)の主要な宗教音楽作品が収められています。印象派、12音技法を経て独自の思索性の強い世界を構築した作曲家の暗いパッションはW.W. U終了の日を期して放送された「地には平和を」から、最後に書いたオラトリオ「ピラト」まで一貫して流れています。  (Ki)
PH-04038
パトリス・フォンタナローザ〜
ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン小品集

ポンセ:エストレリータ
クライスラー:愛の悲しみ
サラサーテ:ツィゴイネルヴァイゼンOp.20-1
レハール:「メリー・ウィドウ」〜Lippen schweigen s'flustern Geigen /
パガニーニの主題による幻想曲
クライスラー:美しきロスマリン
サラサーテ:スペイン舞曲集Op.23〜サパテアード
ドルドラ:思い出
ドヴォルザーク:我が母の教え給いし歌
ラフ:カヴァティーナ ニ長調Op.85
チャイコフスキー:メロディOp.42-3
マルティーニ:愛の喜び
パトリス・フォンタナローザ(Vn)
ダグラス・ギャムリー(指)
シンフォニア・オヴ・ロンドン
PH-04039
バッハ:カンタータ「われら汝に感謝す神よわれら感謝す」BWV.29〜シンフォニア
カンタータ「わが心は血の海に泳ぐ」BWV.199
復活祭オラトリオ BWV.249〜シンフォニア/アダージョ/アレグロ
カンタータ「すべての地にて歓呼して神を迎えよ」BWV.51
ドリス・ハーゲル(S)
セイチェント
録音:2002年10月6日-8日
セイチェントは、600 とう名前が示す通り、17 世紀のバロック音楽を中心に活動する古楽グループ。彼らの実力が極めて高いことは、冒頭、カンタータBWV.29のシンフォニアのパリッとした鳴りとワクワクするような運動を聞くだけでもすぐ理解できるでしょう。指揮者は立てていませんが、見事なまでに楽想がビチッと組まれています。今後も目を離せない団体です。 (Ki)
PH-04042
モニク・アース
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調*
ドビュッシー:トッカータ第3番*
バルトーク:ソナチネ*
ルーセル:ピアノの為の3つの小品*
ラヴェル:ボレロ+
モニク・アース(P)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
ハンブルク北西ドイツRSO*
モーリス・ラヴェル(指)
コンセール・ラムルーO+
録音:1949年*/1930年+
PH-04043
マーラー:交響曲「大地の歌」 キルステン・トルボルイ(Ms)
チャールズ・クルマン(T)
ブルーノ・ワルター(指)VPO
録音:1936年5月24日
PH-04044
グリゴリ・フリート:モノ・オペラ「アンネ・フランクの日記」 サンドラ・シュヴァルツハウプト(S)
ハンス・デッカート(指)
エムスラント・アンサンブル
録音:2003年11月
ナチス・ドイツ下のオランダで逃避生活を余儀なくされるなかで綴られた余りにも有名な日記をテクストとして作曲された独唱オペラが初めてこのCDに収録されました。作曲者のフリート自身も旧ソ連のラーゲリに送られたという経験の持ち主ですが、ロシアン・モダニズムの伝統も反映した音楽は思ったほど重くはありません。ソプラノのシュヴァルツハウプトはクラシック界での活躍に止まらず、ポップスのジャンルでもチャートの50位以内にランクするほどの多芸な歌手ですが、ここでは多感な少女の感情の動きを饒舌感なく描き出しています。 (Ki)
PH-04047
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」*
序曲「コリオラン」+
チャイコフスキー:組曲第3番〜主題と変奏
カール・シューリヒト(指)BPO
録音:1941年*/1943年+/1934年#
PH-04048
モーツァルト:交響曲第41番1「ジュピター」
フャリャ:スペインの夜の庭
ストラヴィンスキー:ピアノと管弦楽の為のカプリッチョ
ジャクリーヌ・ブランカール(P)、他
エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンドO
録音:1942年
PH-04050
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」/
交響曲第28番K.200
歌劇「劇場支配人」K.486(全曲)*
バーバラ・キルダフ(S)*
エディト・ヴィーンス(S)*
デオン・ファン・デア・ヴァルト(T)*
グイン・ハウエル(Bs)*
フェルディナント・ライトナー(指)
バイエルンRSO
録音:1989年6月、ヴュルツブルク宮殿皇帝の間
PH-04051
ハイドン:交響曲第6番「朝」/交響曲第7番「昼」/
交響曲第8番「晩」
フェルディナント・ライトナー(指)
バイエルンRSO
録音:1972年3月28日-30日、ヘラクレスザール
PH-04052
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」*
 序曲「コリオラン」、「フィデリオ」序曲
エミール・ギレリス(P:*)
ギュンター・ヴァント(指)ケルンRSO
録音:1974年12月13日ケルン、放送センター(ステレオ・ライヴ)
ギレリスとヴァントの夢の様な組み合わせで皇帝が聴けるとは! ギレリスのうまさ、凄さにも舌を巻きますが、ヴァントのこの品格!この気品!ホーエンツォレルンの正しき皇帝を思わせます。絶品これも音質大変良好。  (Ki)
PH-04053
ギュンター・ヴァント・エディションVol.1
モーツァルト:セレナード第7番ニ長調K.250「ハフナー」」*
レチタティーヴォとアリア
「私のうるわしい恋人よ、さようなら・・留まって下さい、ああいとしい人よ」K.528#
エルネ・シェベシュティエーン(Vn)
エディット・ヴィーンズ(S;#)
ギュンター・ヴァント(指)バイエルンRSO
録音:1982年5月21日、ヘラクレスザール
PH-04056
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1945年版)*
バレエ組曲「プルチネッラ」(1949年版)+
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番#
エディト・パイネマン(Vn)
ギュンター・ヴァント(指)バイエルンRSO
1978年10月26日*、1981年5月+、1983年1月13日#、ヘルクレスザール、ステレオ
「火の鳥」は、N響でのスヴェトラーノフ同様、1945年版(特徴的なのは、終曲で弦の音を激しく刻む箇所)を使用。しかも高性能と高純度の音楽性を誇るバイエルン放送響です!ファンの多いパイネマンとの共演も貴重。 (Ki)
PH-04057
メシアン:神の降臨の為の3つの小典礼*
ウェーベルン:カンタータ第1番+/
 管弦楽の為の6つの小品Op.6#/
 管弦楽の為の5つの小品Op.10**
フォルトナー:オーボエと管弦楽の為のアウロディー++
タイニー・ヴィルツ(S;+)
ローター・フェイバー(Ob;++)
ギュンター・ヴァント(指)バイエルンRSO
バイエルン放送cho(*/#)
ヴォルフガング・シューベルト(合唱(指))
録音:1966年(*/++)、1966年1月21日+、1966年5月21日#、1968年2月9日**、ヘルクレスザール、ステレオ

PH-04058
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 ギュンター・ヴァント(指)
シュトゥットガルトRSO
録音:1979年6月24日、オットーボイレン、バシリカ聖堂(ライヴ)。ステレオ
CD-R でも発売されたことがなく、完全に初出と思われます。ヴァントの伝記作家のザイフェルト氏も絶賛し、大推薦の名演。あまりの集中力、壮絶ぶりに聴衆が拍手できなかった、本場ドイツで伝説となった名演です。音質大変良好。  (Ki)
PH-04060
エフゲニー・コロリオフ〜ハイドン:ソナタ集
変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII-6
ソナタ ト長調 Hob.XVI/11
ソナタ第23番ヘ長調 Hob.XVI-23
ソナタ第20番ハ短調 Hob.XVI-20
エフゲニー・コロリオフ(P)
ギレリスと同門でかのネイガウスに師事したコロリオフによるハイドン。ロンドン時代の有名な変奏曲、エステルハージ時代の2つのソ ナタをはさんで、ディヴェルティメントとも呼ばれる初期のト長調まで、コロリオフの確かな技術は得意のバッハにも通じる存在感です。 (Ki)
PH-04061
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 カール・シューリヒト(指)BPO
録音:1938年
シューリヒトの1930年代の代表的録音の一つ。放送録音を除くとこれがシューリヒトの初のブルックナー録音でした。  (Ki)
PH-04062
フェルディナント・ライトナー
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219 *
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26#
ベートーヴェン:2つのロマンス+
 第1番ト長調Op.40/第2番ヘ長調Op.50
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn;*/#)
ルドルフ・ケッケルト(Vn;+)
フェルディナント・ライトナー(指)ウィーンSO*、
バンベルクSO(#/+)
PH-04063
ライトナー&モニク・アース
ブラームス:ハイドンの主題による幻想曲*
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488#
ヴォルフ=フェラーリ:「マドンナの宝石」〜間奏曲第1番/間奏曲第2番
モニク・アース(P;#)
フェルディナント・ライトナー(指)BPO
ヴュルテンベルク州立O*
原盤:DG (#/+)
PH-04065
ショパン:ピアノ作品集
バラード(全4曲)即興曲(全4曲)、
ボレロ イ短調Op.19
エフゲニー・ムルスキー(P)
録音:2004年8月13-14日、9月17日。
ウズベキスタンのタシケント生まれのムルスキーは現在ベルリンを拠点に活躍しています(そのため名前もドイツ流にオイゲネと読まれることもあります)。1975年生まれ。そのムルスキーを起用して、PROFILはショパンを網羅的に録音するようです。翳りを帯びたムルスキーのショパンは、独特の鬱な魅力があり、深い思索を感じさせます。腕の立つだけのショパンに飽きたなら、ぜひこのムルスキーのショパンを!  (Ki)
PH-04066
ショパン:ピアノ作品集Vol.2
ワルツ(全20曲;第2番初版付)
エフゲニー・ムルスキー(P)
PH-04069(2CD)
ショパン:ピアノ作品集Vol.3 〜
ポロネーズ集

第1番嬰ハ短調Op.26-1/第2番変ホ短調Op.26-2
第3番イ長調Op.40-1「軍隊」/第4番ハ短調Op.40-2
第5番嬰ヘ短調Op.44/第6番変イ長調Op.53「英雄」
第7番変イ長調Op.61「幻想」/第8番ニ短調Op.71-1
第9番変ロ長調Op.71-2/第10番ヘ短調Op.71-3
ト短調/変ロ長調/変イ長調/嬰ト短調/変ロ短調/変ト長調
アンダンテ・スピアナートと
華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調Op.22
エフゲニー・ムルスキー(P)
ムルスキーは1975年ウズベキスタンのタ シケント生まれ。ガヴリーロフやリュビーモフ、シチェルバコフを教えた名教師レフ・ナウモフに師事、コブリンとは同門にあたります。 1994年ロンドン国際ピアノ・コンクール第1位。そして、過去6年間に2000年にオスロで開かれた権威あるグリーグのコンクールほか、 2001年にはブレーメン・ピアノ・コンクール、2002年にナポリ・デンツァ・ピアノ・コンクールと幅広く賞を獲得しています。第1 弾のバラード集(PH.04065)もそうでしたが、抜群のテクニックであざやかに聴かせます。  (Ki)
PH-04070
ショパン:練習曲Op.10/Op.25
3つの新しい練習曲ヘ短調/ 変ニ長調/変イ長調
エフゲニー・ムルスキー(P)
1975年ウズベキスタンのタシケント生まれのムルスキーによるショパン第4弾。このたびの内容はかれを知るのにうってつけのエチュード・アルバム。師レフ・ナウモフの薫陶を受けた呆れるほどのテクニックの冴えは、同門のガヴリーロフやシチェルバコフのそれを思わせます。 (Ki)
PH-04081(2CD)
ロルツィング:歌劇「刀鍛冶」 ジョン・トムリンソン(B;ハンス・シュタディンガー)
ルート・ツィーザク(S:マリー)
ボイエ・スコウフス(Br:騎士グラーフ・フォン・リーベナウ)、他
レオポルド・ハーガー(指)ミュンヘン放送O、
バイエルン放送cho
録音:1992年3月6日-13日
※旧 CALIG レーベルからの移行再発売
「皇帝と船大工」などの、ドイツ・ロマン主義の薫り高いオペラで知られるロルツィング、この「刀鍛冶」は1846 年にライプツィヒで初演され、大変な人気を博したオペラ。ドイツでは今でも地方都市でたまに上演されています。ロルツィングらしいツボを抑えた音楽が楽しいものです。トムリンソン、ツィーザク、スコウフスという豪華キャストに、ベテランのハーガーの指揮で、磐石の出来栄えです。全曲録音は他にEMI でありましたがもう長く廃盤でしたので、このCD は嬉しいものです。以前CALIG 社から発売されていたものの再発売。  (Ki) 
PH-04082
シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調 D.667「ます」
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 D.897「ノットゥルノ」
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(P)
ヤン・ポスピカル(Vn)
ヴォルフガング・クロス(Va)
ヴィルフリート・レーム(Vc)
エルンスト・ヴァイセンシュタイナー(Cb)
※旧 CALIG レーベルからの移行再発売
PH-04083
コルンゴルト:ピアノ作品集
ソナタ第1番ニ短調/第2番ホ長調Op.2/
第3番ハ長調Op.25
子供の為の4つの小さな絵Op.19
シュトラウス物語Op.21
ミヒャエル・シェーファー(P)
※旧 CALIG レーベルからの移行再発売
コルンゴルトの3つのピアノ・ソナタには他にも録音がありますが、このCDはさらに愉快な「子供のための4つの小さな絵」と 「シュトラウス物語」を収録しているのが魅力大です。ことにシュトラウス一家のワルツを素材にした「シュトラウス物語」はコルンゴルトらしい作品。ミヒャエル・シェーファーは1956年生まれのドイツのピアニスト。 (Ki)
PH-04085
ディアベッリ:軍隊風ロンドOp.150
スケルツォOp.151-1
ソナチネOp.68、ロマンツェ、
ソナチネOp.163-6
ギターとフォルテピアノの為の小品Op.10
華麗な大ソナタOp.102
ミヒャエル・ハイドンを悼むギターの為の葬送行進曲Op.20
ギター・ソナタOp.29-1
ワルツと変奏曲
ザルツブルク・ホーフムジーク
[ヴォルフガング・ブルンナー、
レオノーレ・フォン・シュタウス(Fp)
クラウス・ヤッケレ(G)]
録音:2000年11月
PH-04087
J.S.バッハ、オルガン作品と展開
ティム:WK 1 Cm
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ BWV.543
ティム:a-m‐Samba
ティム:WK 1 E
J.S.バッハ:キリストは立ち上がり BWV.627
ティム:キリストは立ち上がり
ティム:WK 1 C#m
J.S.バッハ:トッカータとフーガ BWV.565
ティム:d-m Swing / d-m Samba
ダーヴィット・ティム(Org)
レイコ・ブロッケルト(A-Sax、A-Fl)
録音:2002年11月、ライプツィヒ、聖トーマス教会
指揮者、ピアニスト、オルガン奏者として活躍する多才の人、ダーヴィット・ティムがバッハのオリジナル音楽とジャズのイディオムによるその展開を行っています。このアルバムのユニークなポイントは、他のアルバムのようにジャズ化された作品のみを取り上げるのではなく、編曲者自身が見事なオルガン演奏でオリジナルの演奏も披露していることです。一枚で「本歌」と「本歌どり」を楽しめる興味深い内容です。  (Ki)
PH-04089
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲*
 弦楽セレナード ハ長調Op.48 #
イツァーク・パールマン(Vn;*)
アルフレッド・ウォーレンステイン(指)LSO*
ギルバート・ヴァルガ(指)#
シュトゥットガルト室内O#
PH-04090
ビゼー:交響曲第1番ハ長調*
 「アルルの女」組曲第1番&第2番+
シャルル・ミュンシュ(指)*
チャールズ・ゲルハルト(指)+、RPO
録音:1963年
※原盤:Reader's Digest
どちらもReader’s Digest録音。ミュンシュはビゼーの交響曲第1番を2回録音していて、この古い方の録音の方が圧倒的に人気があります。ミュンシュの充実振りが感じられる覇気のある演奏は、いまだこの交響曲の録音の中では一二を争う人気があります。チャールズ・ゲルハルト(1927-1999)は、指揮者としてまたプロデューサーとしても知られた人。コルンゴルトの映画音楽録音でも知られています。  (Ki)
PH-04091
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1番変ホ長調Op.12
 第4番ホ短調Op.44-2/フーガ集(4曲)
フォーグラーSQ
録音:2004年7月
2005年で結成20周年と、既に大ベテランのドイツの弦楽四重奏団、フォーグラー四重奏団のメンデルスゾーン。古き良き質実剛健のドイツ魂で知られる団体だけに、このメンデルスゾーンも木目調のぬくもり、こ洒落た雰囲気なんて皆無のひたむきさには引き込まれてしまいます。 (Ki)
PH-04092
ザルツブルク大司教宮殿におけるキリスト生誕の音楽
ヨハン・ミヒャエル・ハイドン:カンタータ「汝ら羊飼いよ、急ぎ来たれ」
ビーバー:田園のソナタ
ゴーラー:羊飼いの歌
アドルガッサー:アリア「去れ、高き石柱」
モーツァルト:教会ソナタ 変ホ長調 K.67
リップ:アリア「われを許したまえ、最も美しき子よ」
ヨハン・ミヒャエル・ハイドン:「アダムの子のなんとわれらの癒しとなることか」
ヨハン・ミヒャエル・ハイドン:「最も聖なる夜」
レティヒ:「さあ今こそ慕え」
ビーバー:ロザリオのソナタ「キリストの顕現」
レティヒ:「汝の住まいの牡牛とロバ」/「おおマリア、御身を思うとき」
ビーバー:ロザリオのソナタ「キリストの誕生」
ストミウス:「イエス・キリスト、御身に誓う」
ストミウス:「ベツレヘムに生まれし御子」
ウォルフガング・ブルンナー(指)
ザルツブルク・ホーフムジーク
録音:1995年7月
PH-04093
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 クラウス・テンシュテット(指)
バイエルンRSO
録音:1976年11月4日-5日、ミュンヘン(ライヴ)、ステレオ
PH-05001
ハイドン:聖チェチリーア・ミサ ハ長調 Hob.XXII:5 プリシュカ・エザー=シュトレイト(S)
アンネ・ブター(A)
クリストフ・ゲンツ(T)
トーマス・ハンベルガー(Bs)
ゲルト・ググルヘール(指)
ノイ・ホーフカペレ・ミュンヘン
ミュンヘン・オルフェウスcho
録音:1997年6月19日-21日
※旧 CALIG レーベルからの移行再発売
ハイドンのミサ曲の中でも人気の高い聖チェチリア・ミサを、ミュンヘンの団体が演奏しています。奇をてらうことなく、実にしっかりした演奏です。オーケストラも歌も、南ドイツ風の柔らかく明るい色彩が快く、ハイドンの音楽を益々魅力的にしています。 (Ki)
PH-05002
コントルダンス〜ドレスデンの宮廷から
デルペッシュ:3ペアの為のコントルダンス、他(全17曲)
レ・ベルリノワ
[ベアトリクス・ヘルハマー(Vn)
シルビア・ロージン(Ob、Fl)
アンドレアス・フェッター(Vc)
クリステン・アギッテ(打楽器)
ザビーネ・エルトマン(Cemb、音楽監督)]
録音:2003年7月
中世以来の選帝侯の地位を誇ったフリードリッヒ・アウグスト1 世(1670〜1733)は自国の文化振興に熱心だったため、ドイツの他領からはもとより、遠くアルプスを超えて音楽の先進国イタリアからも多くの音楽家たちが参集しました。宮廷で催されたダンスのための音楽を、ちょうど一夜の宴のように配列して収録したのがこのCDです。幸い当時使用された楽譜や舞踏法の資料は今日まで伝えられていて、レ・ベルリノワの古楽器演奏はこうした資料を十分に踏またものです。冒頭からウキウキしてくるようなとても生命力豊かな演奏なので、ただ聴いているだけでももちろんシアワセな気分を味わえます。 (Ki)
PH-05003
プロコフィエフ:交響曲第5番*
 交響曲第7番+
クラウス・テンシュテット(指)バイエルンRSO
録音:1977年12月1日-2日*、7月12日+ (共にステレオ・ライヴ)
PH-05004
モーツァルト:交響曲第1番変ホ長調 K.16*/ 交響曲第32番ト長調 K.318+
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲#
ユヴァル・ヤロン(Vn)#
クラウス・テンシュテット(指)バイエルンRSO
録音:1977年7月14日*、1977年12月2日(+/#)、ミュンヘン(ライヴ)
PH-05005
オルフ:カンタータ「カルミナ・ブラーナ」 マリア・ヴェヌーティ(S)
ウルフ・ケンクリーズ(T)
ぺーター・ビンダー(Br)
ギュンター・ヴァント(指)NDR響&cho
ハノーファー国立劇場cho
ハンブルク少年cho
録音:1984年5月14日、ハンブルク、ムジークハレ、ステレオ
カルミナ解釈の新機軸!渋い色彩から溢れる妥協なきダイナミズム!もちろん正規初CD化!現代的でスポーティなカルミナに慣れている耳には嬉しい衝撃の連続!オケの華々しさよりも合唱、独唱のきめ細かい表情に比重を置いた表現も、生々しいドラマ性を一層強調する結果となっています。第1曲「おお運命よ」の第1音からして古風な響き!やや遅めのテンポで、スタッカートで軽く弾むことを断固拒否。強弱を緻密に配分しながら意味深く歌い込む所からして、ヴァントならでは厳格さ!「踊り」ももちろんリズムよりも確実なニュアンス表出重視ゴリゴリと押し出しの強い低弦の発言力は前代未聞!中間部ではテンポを落として、急激に異次元に迷んだ風情。「紅をください」も、普段いかに駆け足の演奏ばかりを聴いていたことか!このテンポで初めて気付くニュアンスに新鮮な衝撃を覚えます。「輪舞」は、これまた純ドイツ魂を込めぬいた重厚さ!「世界が我が物となるとも」冒頭のトランペットの骨太ないきり立ちと連音の確実なアタック、オケと合唱が渾然一体となった重量級の音像が華美になることなく降り注ぎます。「怒りに心収まらず」はバルトンのビンダーの正確な音程と声質はフィッシャー・ディースカウを思わせますが、表現のが実に瑞々しいこと!最後の一音を異様に長く引き伸ばしで、桶の大音響の中に埋もれさせていくのは、歌手自体の解釈でしょうか?この掻き消えていく様のなんと儚いこと!テノールの「白鳥の歌」も熱唱!導入でオケがトリル風に弾くところを全て確実にリズムを刻ませているところがヴァントならでは。3コーラス歌われるフレーズの全てに異なる表情を与えてストーリー性を重視する演奏も、近年あまり耳にしなくなりました。!「我等、居酒屋にあって」の中間部(8:56)は停止寸前にまでテンポを落とすのも空前絶後!表情のメリハリと構築の立体感にこだわるヴァントの面目躍如です。「求愛」の最初の少年合唱のニュアンスにもビックリ!ヴァントは相手が子供でも容赦しないようです。直接時間を掛けて指導したのではないと思いますが、フレージングが厳格に統制されていることがありありと分かり、純粋な歌声から漏れる厳しさが不気味。終曲の一つ手前、「讃えよ、美しきものよ」はアゴーギクを回避して、ドライなインテンポで突き進み、集国へなだれ込みますが、強引な演出の後を感じさせるどころか老練の味わい!聴後も、しばらく不思議な余韻が消えません。  【湧々堂】
PH-05006
モーツァルト:セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」*/
フルート協奏曲第1番ト長調 K.313+/
セレナード第9番「ポストホルン」#
ヴォルフガング・リッター(Fl)
ギュンター・ヴァント(指)ハンブルクNDR響、
バイエルンRSO#
1990年5月*、1988年12月+、ハンブルク/1978年12月、ミュンヘン、ヘルクレスザール#
すべて正規盤初出レパートリー(ただしセレナータ・ノットゥルナはオケの自主制作盤ででていましたが今回音質極上)。「ハフナー・セレナード」(PH.04053) に次ぐバイエルン放送響とのポストホルンは、オケの明るい響きがなんともいえない魅力。手兵北ドイツとの2曲ともどもヴァントの格調高い美があふれています。  (Ki)
PH-05007
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番*
ケクラン
:交響詩「バンダー=ログ」+
ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」#
ケルビーニ:歌劇「アナクレオン」序曲**
ルッジェーロ・リッチ(Vn)*
ギュンター・ヴァント(指)ケルンRSO
録音:1970年12月1-5日*、1973年2月10日+、1967年10月27日#、1975年10月31日(ステレオ)**
こちらもすべて正規盤初出。リッチ独奏のサン=サーンスをはじめ、いずれも無骨なまでに引き締まったアンサンブルがヴァントならではの芸と思わせるもの。ファンは必聴のアルバムといえます。  (Ki)
PH-05008
ドヴォルザーク:ミサ曲 ニ長調Op.86 *
ヤナーチェク:天にいますわれらの父よ#
プリシュカ・エセル=シュトライト(S)*
バルバラ・ミュラー(A;*)
マティアス・レットナー(T)*
トーマス・ハンベルガー(Bs)*
ハラルト・フェラー(Org;*/#)
ローベルト・ヴォルレ(T;#)
イルムガルト・ゴルザフスキ(Hp;#)
ゲルト・ググルホル(指)
ミュンヘン・オルフェウスcho
PH-05010
アストル・ピアソラ:作品集
ブエノスアイレスの夏/ノヴィタンゴ/
あるヒッピーの頌歌/
ブエノスアイレスのマリア〜受胎告知のミロンガ/
コラール/我らの時代/キチョ/
エスクアロ(鮫)/
オブリヴィオン(忘却)/リベルタンゴ/
ミケランジェロ70/
フィナーレ(ブレヒトとブレルの間で)
(バンドネオンと弦楽の為の編曲)
フォルトゥナ四重奏団
ベルート・アーベル(バンドネオン)
PH-05011
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
フランツ・コンヴィチュニー(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1954年
ディスコグラフィによると、どちらもDGやEternaないしはBerlin ClassicsからLP、CDが発売されたものと同じもののようです。オイストラフのぶっといロマンティシズムがたっぷり楽しめる2曲です。  (Ki)
PH-05013
バッハ:カンタータ第56番「われは喜びて十字架を担わん」BWV.56*
 カンタータ「われは満ち足れり」BWV.82*
ブラームス:4つの厳粛な歌+
ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ(Br)
ヘルタ・クルスト(P)+
カール・リステンパルト(指)
リステンパルトCO&cho*
録音:1951年6月*/1950年1月+
いずれもフィッシャー=ディースカウの比較的初期の録音。全てDGのORGINAL MASTERSのシリーズの中で発売されたものと同じ。 (Ki)
PH-05014
シューマン:アベッグ変奏曲 ヘ長調Op.1
パピヨン(蝶々)Op.2
ダーヴィド同盟舞曲集Op.6
スザンネ・グリュッツマン(P)
録音:2001年11月
若き日のシューマンを代表するピアノ作品3 作が収録されています。グリュッツマンは10 代からツヴィカウのシューマン・コンクールなど各地で催されるコンクールに入賞し続け、1989 年のミュンヘン国際コンクールの優勝で決定的な名声を確立しました。現代ドイツを代表するピアニストの一人とみなされています。快速なパッセージを涼しく弾き進めていくテクニック。そしてスローパートをじっくり聞かせる奥行きのある解釈。饒舌さとは無縁であることで、却って燃え上がるロマン派の息吹を確かに伝えてくれる、そんな演奏がここにあります。 (Ki)
PH-05015
ヨセフ・スーク:弦楽セレナード 変ホ長調Op.6*
ドヴォルザーク:弦楽セレナード*
スラブ舞曲ホ短調Op.72-2+/ハ長調Op.46-1+
フォルカー・ハルトゥンク(指)
ヨーロピアン・ニューPO
録音:2003年*/2004年+
19世紀から20世紀にかけて活躍したチェコの二大作曲家ドヴォルザーク(1841〜1904)とスーク(1874〜1935)。若き日のスークは偉大な先輩の薫陶を受け、後には師の娘を妻に迎えるなど、まさに血を分けた家族同様の交流がありました。ドヴォルザークのセレナードはこのジャンルの代表的な作品ですが、スークのセレナードもそれに遜色ない素晴らしい作品です。しかもこの作品を書いた時、スークはまだ18歳だったことを聞いたら驚きも2倍になるというものです。当初メランコリックに傾きがちだった作風が、生きる喜びに溢れた作品へと変貌した蔭には師ドヴォルザークのアドヴァイスがありました。ジュリアード出身でチェリビダッケにも師事したハルトゥングとENPOの淀みなく歌う演奏はそれぞれの作品の魅力をストレートに伝えています。  (Ki)
PH-05018
カール・コハウト:リュート協奏曲とディヴェルティメント
リュート協奏曲 ヘ長調
ディヴェルティメント 変ロ長調
リュート協奏曲 ニ長調/イ長調/変ロ長調/ヘ長調
ガランテリエ
[ジョン・シュナイダーマン(Lute)、エリザベスト・ブルーメンストック(Vn)、ウィリアム・スキーン(Vc)]
カール・コハウト(1726-1784頃)は、ウィーンのオルガン奏者の息子として生まれ、リュート奏者として、また作曲家として広く活躍したそうです。ハイドンよりやや年長の彼は、ウィーン古典派の流儀をリュートという古雅な楽器と融合させることで、独特の魅力を作りあげることに成功しています。コハウトの作品だけのCD は非常に珍しいでしょう、要注目です。   (Ki)
PH-05019
アンナ・マリア・ルイザ・デ・メディチの庭園
エリセンダ・ファブレガス:ヴォセ・デ・ミ・ティエラ
ヒラリー・タン:アンナ・マリア・ルイザ・デ・メディチの庭園
ウインドホーヴァーリーフ
エレーナ・カッツ=チェルニン:カラーズ・オブ・ザ・シー
マイニンガー・トリオ
[クリストファー・マイニンガー(Fl、A-Fl)、フランソワ・グローベン(Vc)、ライナー・ゲップ(P)]
録音:2005年
PH-05020
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」 クルト・ザンデルリング(指)バイエルンRSO
録音:1994年11月4日ヘルクレスザール(ライヴ)
冒頭、弦のトレモロに乗って静かに浮かび上がる、深く息の長いホルンのソロ。ここから始まる最初の5分を聴けばたちどころに、この演奏がいかにとんでもないかお分かりいただけるはず。ザンデルリング&バイエルン放送響の「ロマンティック」94年ライヴ。正規盤初出のレパートリーである音源そのものはすでにファンの間では広く知られていましたが、このたびProfilが弊社の熱いリクエストに応えてリリースに踏み切りました。ザンデルリングのブルックナーでは、近年シュトゥットガルト放送響との第7番(99年ライヴ / hanssler 93.027)における自然体の音楽も思い起こされますが、この4番は格別の出来栄え。とにかくオケがめちゃくちゃにうまい!巨匠スタイルの圧倒的なアプローチに応える、バイエルン放送響の底知れぬ実力。たとえば第2楽章アンダンテ。柔らかく繊細に始まり、やがてあたかも木漏れ日が射しこむかのような優しい表情をみせるあたりなど、言葉を失うほどの美しさ。壮大なフィナーレに至ってはこのうえなく感動的でしびれます。録音も見事で、ザンデルリングの至芸が味わえる一枚といえます。 (Ki)
PH-05021
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68 カルロ・マリア・ジュリーニ(指)
バイエルンRSO
録音:1979年1月26日ヘルクレスザール(ライヴ)
追悼盤の相次ぐジュリーニ、なんとプロフィルからも超弩級のリリースが!ブラームス1番はフィルハーモニア(62年/EMI)、ロス・フィルそしてウィーン・フィル(順に81 年、91 年/DG)に次いで4 種目、ライヴとしては初めて。しかもオケはバイエルン放送響という理想的な顔合わせ。79 年といえばジュリーニがロス・フィル音楽監督(1978 〜 84)に就任して、欧米双方の楽壇でもっとも精力的に活動をしていた頃。これは巨匠の風格を加え、遅めのテンポを特徴とする個性的なスタイルへの傾斜を深めていくのと時期も重なります。悠然たる構えが巨匠の芸というほかないウィーン・フィル、緻密なアンサンブルを聴かせるロス・フィルと、オケと時期の違いもありそれぞれが独特の魅力を放つジュリーニのブラームス。このバイエルン放送響とのライヴもまた、いかにも「カンタービレの巨匠」の面目躍如たる内容といえるでしょう。すでにジュリーニの美が色濃い第1 楽章。ただ情熱と緊張で押し切るようなことはなく、慈しむように旋律を紡ぎ上げてゆくあたりが、まぎれもなく彼ならではの歌いまわし。さらに第2 楽章では‘ジュリーニらしさ’はピークに達し、弦はもちろん木管の表情などすべてが、たとえようもなく繊細でありながら豊かな歌でいっぱいに満たされています。そしてフィナーレ。およそ力んで煽るようなところは微塵もなく、じわっと自然に湧き上がるような音楽。このように演奏も圧倒的なら録音がまたじつに素晴らしい。すでに四半世紀以上を経過していることをまったく感じさせない驚異的なクオリティは、バイエルン放送の技術水準の高さを物語っています。
〜演奏時間の比較〜
[BRSO / 79 年] T .15’04”+U .10’09”+V .5’04”+W .18’53”
[PO / 62 年]  T .14’11”+U . 9’28”+V .4’55”+W .18’08”
[LAPO / 81 年] T .18’53”+U .10’27”+V .5’07”+W .18’34”
[VPO / 91 年] T .15’49”+U .10’49”+V .5’18”+W .19’46” (Ki)
PH-05022(2SACD)
R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」 デボラ・ポラスキ(S:エレクトラ)
フェリシティ・パーマー(S:クリテムネストラ)
アンネ・シュヴァネヴィルムス(S:クリソテミス)
グレアム・クラーク(T:エギスト)
フランツ・グルントヘーバー(Br:オレスト)、他
セミヨン・ビシュコフ(指)ケルンRSO&cho
録音:2005年
タイトルロールには、今エレクトラといったらこの人をおいて他にいないデボラ・ポラスキ。迫力と女の情念と優しさとが入り混じった歌はさすがの一言。クリソテミスにはここ数年台頭著しいソプラノ、アンネ・シュヴァネヴィルムス。さらに大ベテラン、フェリシティ・パルマーの不気味なクリテムネストラ、グレアム・クラーク、フランツ・グルントヘーバーと、今日「エレクトラ」を上演するに最上の面々が集められています。ビシュコフの指揮は、ネチーッと濃密に音楽を練り込み、不気味な緊張感で全編を貫いた見事なもの。 (Ki)
PH-05025
モーツァルト:クラリネット協奏曲*
モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」K.165+
交響曲第29番イ長調 K.201
ジリ・リノット(Cl)*
ドリス・ハーゲル(S、指)
カペラ・ヴァイルブルゲンシス
録音:2004年10月
お城の町として、そして城内で行われるコンサートで知られるドイツ・ヴァイルブルク。その城内教会を根拠として活動するカペラ・ヴァイルブルゲンシスが18世紀の響きでモーツァルトの典雅な世界を再現しています。曲目の良さも特筆すべきで、さながらお城で行われた一夜のコンサートのよう!躍動感で一杯の演奏を、素晴らしい録音でお楽しみいただけます。ドレスデン選帝侯の宮廷の典雅な舞踏会音楽の「ライブ」!を目指した意欲作。 (Ki)
PH-05029(2CD)
フランツ・シュミット(1874-1939):オラトリオ「七つの封印の書」 エーベルハルト・ビュヒナー(T) 
ローベルト・ホル(Bs)
ガブリエーレ・フォンターナ(S) 
マルガレーテ・ヒンターマイヤー(A)
クルト・アゼスベルガー(T) 
ロベルト・ヘルツァー(Bs)
マルティン・ハーゼルベック(Org)
ホルスト・シュタイン(指)ウィーンSO、
ウィーン楽友協会cho
録音:1996年5月、ウィーン・ムジークフェラインザール
※CALIG レーベルからの移行再発売
PH-05032
ファリャ:ピアノ曲全集
4つのスペイン小品集/セレナータ ホ短調/
アンダルシアのセレナータ/
演奏会用アレグロ/マズルカ/歌/
小人の行列/ノクターン/
ワルツ=カプリッチョ/
ポール・デュカの墓に捧ぐ/ベティカ幻想曲
ウタ・ヴェヤンド(P)
ファリャのピアノ曲といえば、編曲物の「火祭りの踊り」ばかりが有名で、オリジナル作品は意外に顧みられていません。「スペイ ン命」の若手ピアニスト、ウタ・ヴェヤンドは女優ばりの美人ながら、なかなか見どころのあるこだわり派。このアルバムもファリャ・ アーカイヴ所蔵の自筆譜をチェックし、出版譜の誤りを正して演奏しているとのこと。学術的なだけでなく、熱いスペイン魂も感じさ せる演奏が魅力です。  (Ki)
PH-05037
ハイドン:交響曲第94番ト長調「驚愕」*
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」#
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)
バイエルンRSO
録音:1979年1月26日ヘルクレスザール(ライヴ)
正規盤初出。先のブラームス1番(PH.05021) と同日のライヴで、前半のプログラムであったハイドンとラヴェル。いずれもジュリーニお気に入りの作品ですが、こちらも屈指の高機能オケ、バイエルン放送響との相性の良さを物語る素晴らしい内容となっています。フィルハーモニアとのスタジオ録音(56年 / EMI)やウィーン・フィルへの客演などでも取り上げている名作「驚愕」。ためしに、なんとも柔らかく開始される木管と弦の序奏を聴いてみて下さい。どこまでも格調高くエレガントな美に彩られていることか。モダンオケの磨き抜かれた響きで、ゆったりとたっぷりと鳴らされたハイドンは、今では失われつつある古き良き伝統を思い起こさせます。まさに次元を超えた美。やはりフィルハーモニアや、後年のコンセルトヘボウ(89 年 / SONY)など数種の録音でも知られるマ・メール・ロワ。ファンタジー一色に染め上げられた世界は、触れると壊れてしまいそうな繊細さがたまりません。それにしても、このオケの柔軟性にはただ驚かされるばかり。巨匠スタイルへ傾斜を深めてゆくジュリーニの音楽づくりとバイエルン放送響の圧倒的な存在感。バイエルン放送による録音も見事です。 (Ki)
PH-05038(2CD)
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスターシンガー」第3幕 ハンス・ヘルマン・ニッセン(Br:ザックス)
オイゲン・フックス(Br:ベックメッサー)
トルステン・ラルフ(T:ヴァルター)
マルガレーテ・テシェマッハー(S:エーファ)
スヴェン・ニルソン(Bs:ポーグナー) 、他
カール・ベーム(指)
ドレスデン・シュターツカペレ
ドレスデン国立歌劇場cho
録音:1938年8月、ドレスデン
カール・ベームがその名声を確固たるものにしたのは、1934年から1943年まで音楽監督を務めたドレスデン時代(当時はザクセン国立歌劇場)でした。ここでベームはR.シュトラウスの「無口な女」や「ダフネ」も世界初演するなど、充実した音楽活動を繰り広げていました。この時期は録音も多数行われたのですが、オペラの録音は断片ばかり。しかし唯一の例外というべきものが、この「マイスタージンガー」第3幕の録音。ニッセン、フックス、ラルフ、テシェマッハーら、当時のドレスデンのベストメンバーを組んで臨み、ことに一世を風靡したニッセンのザックスと、思わず唸ってしまうフックのベックメッサーの上手さは格別、今聞いても実に立派で模範たるものです。加えてベームも細切れ録音の制約を撥ね退けて余りある強い意欲が伝わる指揮。以前にも各社から復刻盤がありましたが、今回のPROFILのCDは、驚くほどノイズが少なく、かといって高音バッサリの音でもなし。1938年という年代からすると不思議なくらい聞きやすくなっています。SP復刻はノイズが気になって…という方にも、これなら40代のベームの音楽を堪能できることでしょう。 (Ki)
PH-05039
マーラー:交響曲第4番ト長調*
歌曲集「子供の不思議な角笛」〜浮き世の生活/ラインの伝説/この歌を作ったのはだれ?
エヴァ・チャポ(S)
クラウス・テンシュテット(指)
バーデン=バーデン南西ドイツRSO
録音:1976年9月18日*/1976年8月23日#、以上ステレオ
「天国的」に無垢でのどかなときが流れていたかと思うと、激するところでは突如狂ったように興奮し、また次の瞬間には悲痛な嘆きへと場面が急転するこの極端な落差。これこそがまさしくマーラーの本質であり、そのままテンシュテットの音楽と重なります。エルザ・カヴェルティに師事したハンガリーのチャポーは、ポップを起用したスタジオ盤(85&86 年 /EMI)とは別の魅力で、陰影豊かな歌唱をじっくりと聴かせてくれます。録音の素晴らしさもポイント。 (Ki)
PH-05040
エルガー:交響曲第1番5*
ベルリオーズ:序曲「リア王」+
 歌劇「ベアトリスとベネディクト」序曲+
コリン・デイヴィス(指)
ドレスデン・シュターツカペレ
録音:1998年*、1997年+、ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
PH-05041
ブラームス:セレナード第1番*
ウェーバー:クラリネット協奏曲Op.74+
ヘルムート・ギーサー(Cl)+
ギュンター・ヴァント(指)ミュンヘンPO
録音:1968年10月2日(*)、1977年11月25日+、ケルン、ヴァルラフプラッツザール
60年代のブラームスもヴァントの伝記作家にして当シリーズ監修人ヴォルガング・ザイフェルト教授の一番のお薦め演奏だけあって、50歳代のヴァントの切れ味の良いリズムと独特の気品があります。ウェーバーもドイツドイツした味わい深さが素晴らしい1枚。管楽器マニアにはもうお馴染みのヘルムート・ギーサーは、長年ケルン放響の首席を務めたかの地の伝説的クラリネット奏者。 (Ki)
PH-05042
ストラヴィンスキー:ピアノと管楽器の為の協奏曲*
B.A.ツィンマーマン:1楽章の交響曲#
フォルトナー:大オーケストラの為の交響曲+
リゲティ:ロンターノ**
ニキタ・マガロフ(P)
ギュンター・ヴァント(指)北ドイツRSO、
ケルンRSO+
録音:1985年*、1987年#、1960年+、1987年**
正確無比の冷静な解釈と思いきや、すこぶるヴォルテージの高い演奏に驚き。どの曲もストラヴィンスキーは言うに及ばず、バルトーク級のおもしろさ!現代オペラの中でも上演数の多い傑作「軍人たち」のツィンマーマン。しかも後年、ヴァントとツィンマーマンは音楽上の見解の相違から交流を断っただけにこの演奏、抜き差しならぬ緊張感に溢れています。まさに現代曲のアルバムにはめったにない誰もが楽しめる名盤でございます。 (Ki)
PH-05043
モーツァルト:聖体の祝日の為のリタニアK.243*
コンサート・アリア[みじめな私ここはどこ K.369#
「とどまって下さい、ああ愛しい人よ K.528#
「フィガロの結婚」序曲**
「ドン・ジョヴァンニ」序曲##
「コシ・ファン・トゥッテ」序曲##、「魔笛」序曲##
マーガレット・マーシャル(S;*/#)
コルネリア・ヴルコップ(A;*)
アドルフ・ダラポッツァ(T)*
カール・リッダーブッシュ(Bs)*
ギュンター・ヴァント(指)
バイエルンRSO&cho*、
ケルンRSO(#/**/##)
録音:1982年*、1980年#、1969年**、1968年##
生涯モーツァルトを愛したヴァントだけあって辺りを払うこの格調は、なかなか現在では聴けぬものとなってしまいました。特に声楽作品の品格は無類。また序曲のすばらしさなどを聴くとモーツァルトのオペラ全曲が残っていれば!と、どなたも悔やまれましょう。 (Ki)
PH-05044(2CD)
フォルトナー:歌劇「血の婚礼」 N.ヒンシュ=グレンダール、
アニー・シュレム、イルムガルト・ゲルツ、
エミー・リスケン、
ヒルデグント・ヴァルター、
ヴィルヘルム・オット、
アレクザンデル・シェードラー
ギュンター・ヴァント(指)
ケルン・ギュルツェニヒO&cho
録音:1957年7月16日
PH-05045
ハイドン:ピアノ協奏曲 ニ長調Hob.XVIII-11 */
オーボエ協奏曲 ハ長調Hob.VIIg:C1 #/
交響曲第76番変ホ長調Hob.I-76 +
ニキタ・マガロフ(P;*)
ハンスイェルク・シェレンベルガー(Ob;#)
ギュンター・ヴァント(指)
NDR響*、ケルンRSO#
録音:1985年12月2日(ライヴ)*/1980年1月11日#&1973年2月10日+
PH-05046
モーツァルト:ホルン協奏曲集
第2番変ホ長調 K.417*
第3番変ホ長調 K.447*
第4番変ホ長調 K.495*
ホルン五重奏曲 変ホ長調 K.407+
ヴィルヘルム・ブルンズ(ナチュラルホルン)
トーマス・ファイ(指)マンハイム・モーツァルトO*
クワドリガSQ+
録音:2004年3月10日、メルレンバッハ、市民劇場/2004年1月13日-2月2日、バド・デュルクハイム、ナチュラルホルンアカデミー
かつてナチュラル・ホルンの名手ヘルマン・バウマンが、アーノンクール伴奏で協奏曲を録音して以来30年あまり。ちょうどモーツァルト記念の年に、それぞれの弟子ブルンズとファイとの顔合わせで、また新たにすばらしいモーツァルトが登場します。ベルリン古楽アカデミーやウィーン・コンツェントゥス・ムジクスとも共演を果たしているブルンズがうまい!どこかこっけいなナチュラル・ホルンの魅力が全開。このソロを大いに盛り立てているのが、尖ったリズムの刺激的なハイドンやベートーヴェンでおなじみのフェイ。 (Ki)

PH-05047
モーツァルト:交響曲第39番
 交響曲第41番「ジュピター」
 歌劇「皇帝ティートの慈悲」序曲
トーマス・ファイ(指)
マンハイム・モーツァルトO
ハイドンベートーヴェン(ヘンスラー)で刺激的な演奏を繰り広げてきたフェイが、またしてもやってくれました!新たにたにオリジナル楽器のオケを率いて傑作「ジュピター」と39番をリリース!「ジュピター」は1990年頃にもシュリアーバッハー室内管と既に録音しており、それはもう師のアーノンクール顔負け、超過激にティンパが飛び交う凄演でした。ここでのオケは2003年にフェイ自身が創設したマンハイム・モーツァルト管弦楽団。モーツァルトの誕生日に合わせて2006年1月27日にコンサート・デビューを果たしたばかり。当録音は2年近くにも及ぶ周到な準備期間を経て臨んだそうです。
「第39番」は、第1楽章序奏から、決死の覚悟を込めた濃厚な表現。弱音のティンパニのトレモロがここまで意味深く響いた例も珍しく、なにやら恐怖さえ予感させます。主部に入ると一転して緩やかなテンポで優雅なニュアンスに変貌。入念なアーティキュレーションを施しながらも柔らかな感触で歌いあげ、憧れの風情が漂います。ところがフォルテの経過句からテンポアップ!3拍子の拍節を強靭に際立たせ、力感満点の推進力を発揮。当然提示部の繰返しは敢行していますが、2回目は楽想の変わり目でリタルダンドするなど、単なる反復に終わらないのもフェイならでは。アクセントの衝撃度も尋常ではありません。展開部と再現部の間で長い間を取るのも、ニュアンスの変化を丹念に表出しようとするフェイの真摯な態度の現れ。第2楽章は粘らずに清々しい歌に溢れていて、聴き手を自然に引きつけける魅力が一杯。ややテンポを上げて、低弦リズムをゴリゴリと突出させて進む第2主題の切迫感、長調と短調のニュアンス入れ替えの何と鮮やかなこと!第3楽章の呼吸の起伏の大きさにも驚愕!2小節を一つの単位として音楽をとことんうねらせますが、奇を衒った物々しさではなく、実に格調高い一枚岩の構築を確立しているのです。トリオのクラリネットの対旋律を主旋律と同等に響かせている点にもご注目。それを弦に引き継いでからも、その対旋律は同様に鼓動を続け、脈々と生命感を注入するという入念さ!終楽章は、超絶品!こんな高密度を誇る演奏がムラヴィンスキー以来あったでしょうか!全声部が強固な緊張で連動し合い、音楽の恰幅の大きさも並ではありません。他のどんな演奏からも浮かび上がってこなかった魅力的な表情が次々と迸り、ただただ唖然!
「ジュピター」
も期待通りの名演。前回の録音の破壊的な凄みに比べると、立派に整理されていますが、それでも他では絶対味わえない凄演であることに変わりなく、クレンペラーのような大伽藍的造型を愛する方をも驚喜させるに違いない巨大な名演奏です!打お1楽章は、完成された立派な音楽をそのまま鳴らすのではなく、伝統の殻を必死で脱ぎ捨てようとするする、沸々とした情熱が全体に漲り、まさに格闘の音楽!第2楽章は特にノンヴィブラート・アレルゴーの方に耳を傾けていただきたい演奏。どこにも淡白な流れる瞬間などなく、フレーズの端々から美しい余韻が滲むのを感じていただけると思います。第3楽章も荘厳さの極み。ほとんどアタッカで突入する終楽章は圧巻!快速テンポで、前ののめりになるほど何かに追い立てられるような緊迫感!この攻撃力があのベートーヴェンの1番&2番の名演に繋がることを思い知らせれます。声部の抉りが強力に深いのは相変わらず。とにかく1分でも長くこのワクワク感に浸っていたいという気持ちで全てのリピート敢行がこんなにありがたく感じたことは滅多にありません。なお、ピッチは現代オケとほとんど変わりなく、管楽器とティンパニに時代楽器を用いているようです。 【湧々堂】
PH-05048
メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」*
交響曲第5番「宗教改革」+
コリン・デイヴィス(指)
ドレスデン・シュターツカペレ
録音:1997年8月31日-9月2日*、1997年10月28日+、ドレスデン・ゼンパーオーパー(ライヴ)
デイヴィス&ドレスデン・シュターツカペレ・エディション第2弾。伝統のオケ、ドレスデンでメンデルスゾーンが聴けるなんてもう夢のよう。デイヴィスのメンデルスゾーンといえば、ボストンSO.との第4番(75 年/Philips)をはじめ、バイエルン放送SO.(ORFEO)と第3(83年)、第4 & 5番(84年) の録音が有名。とはいえ「宗教改革」の冒頭などに顕著ですが、メンデルスゾーンの陰影豊かな美しさを描くのにドレスデン固有の響きはやはり底知れぬ魅力です。実際、みずみずしさいっぱいの弦、木管のデリケートな表情など申し分ありません。音楽が進むにつれ、次第に熱が帯びてゆく「スコットランド」。キャリアの円熟期を迎えたデイヴィスが自らの音楽を表現し尽くした、どこまでもぜいたくな一枚です。ともに完全初出で録音も万全。 (Ki)
PH-05049
シベリウス:交響曲第2番*
 交響詩「エン・サガ」Op.9+
 「ルオンノタール」Op.70#
ウテ・ゼルビク(S)#
コリン・デイヴィス(指)
ドレスデン・シュターツカペレ
録音:1988年9月22日*、2003年7月7-8日+、ドレスデン・ゼンパーオーパー(ライヴ)
ボストン響(76年)、ロンドン響(94 年) との間に位置する今回の「第2交響曲」は、LSO Liveで通産3度目の全集に取り組むデイヴィスにとって、交響詩「エン・サガ」とともにこれまでのところ3種目にあたり、初のライヴ。シベリウスのほかの多くの作品と同じく民俗叙事詩「カレワラ」にもとづく「ルオンノタール」のみ、初出のレパートリーとなります。とにかくオケが圧倒的に雄弁で魅力が尽きません!色数も豊富な弦楽セクション。輝かしく、ときに柔らかい音色を奏でる金管。これを聴くと根強いファンが多いのも頷けます。もちろんデイヴィスの指揮も素晴らしく、もはや多くの言葉を費やすことが空しく思えてくるほど。すべて完全初出で録音状態も抜群です。 (Ki)
PH-05050
ハイドン:十字架上のキリストの七つの最後の言葉Hob.XX(合唱版) インガ・ニールセン(S)
ガブリエーレ・シュレッケンバッハ(A)
マーティン・ヒル(T)
マティアス・ヘレ(Bs)
フリーダー・ベルニウス(指)
シュトゥットガルト室内cho
ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内O
※原盤:Intercord
PH-05051
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956
弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 D.87Op.125-1
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)
フォーグラーSQ
1985年ベルリンでの結成以来、不動のメンバーによりつねに第一線で活躍するフォーグラー・カルテット。メンデルスゾーン(PH.04091)につづくProfil 第2弾はシューベルト・アルバム。かの「グレイト」と同じくハ長調で書かれた弦楽五重奏曲は、シューベルト室内楽の掉尾を飾る名作です。歴代の名盤においてスター・プレイヤーが務めることが恒例の、要のチェロに抜擢されたのはミュラー=ショット。ムターやプレヴィンとの共演でもっとも注目を浴びている期待の大型チェリストです。ORFEO よりリリースのアルバムでもソリストとしても一級の腕前ですが、20年余りの活動で30代後半ながらカルテットとしてはヴェテランの域に入った面々と渡り合い、リードさえする存在感はたいしたもの。結果、惚れ惚れする充実の出来栄えで、シューベルト・ファン、室内楽好きにはこたえられない内容となっています。さらに、気心のしれた仲間で楽しむハウスムジークを意図したサイズで、次から次へとシューベルトらしい歌があふれ出す第10番も聴きものです。 (Ki)
PH-06001
ベートーヴェン:ミサ曲 ハ長調Op.86*
モーツァルト:主日の為のヴェスペレ ハ長調KV.321#
マーガレット・マーシャル(S)*
コルネリア・ヴルコップ(A;*)
アドルフ・ダラポッツァ(T)*
カール・リッダーブッシュ(Bs)*
ブリギッテ・デューラー(S;#)
ユリア・ハマリ(A;#)
ヴェルナー・クレン(T;#)
大橋国一(B;#)
ギュンター・ヴァント(指)(*/#)
バイエルンRSO&cho*、
ケルンRSO&cho#
録音:1982年1月21日(ライヴ)*/1968年11月22日WDR第1ホール、ケルン#
PH-06002
ヴァルター・ブラウンフェルス(1882-1954):テ・デウムOp.32*
ヒンデミット:演奏会用音楽Op.50#
レオニー・リザネク(S)
ヘルムート・メルヒェルト(T)
ヘルマン・ヴェルナー(Org)
ギュンター・ヴァント(指)ケルンRSO、
ケルン・ギュルツェニヒcho
録音:1952年12月20日*/1970年3月6日、ケルン(物・ライヴ)#
PH-06003
モーツァルト:「戴冠式ミサ」K317*
シューベルト:スターバト・マーテルD.383#
マルゴ・ギヨーム(S)
マルギット・コベック(A)
ヨハネス・フェーヤーベント(T)
エヴァルト・カルデヴィーアー(Bs)
ギュンター・ヴァント(指)ケルンRSO&cho
録音:1952年7月25日*/1953年10月17日#
PH-06005
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番*
R.シュトラウス:4つの最後の歌#
 ホルン協奏曲第1番変ホ長調Op.11+
ルドルフ・フィルクシュニー(P;*)
マーティナ・アーロヨ(S;#)
ヘルマン・バウマン(Hr;+)
ギュンター・ヴァント(指)ケルンRSO
録音:1969年9月13日*/1967年6月15日-16日#/1975年10月31日+、以上ケルン、ステレオ(ライヴ)
PH-06006
ヴァント&カサドシュ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番*
ハイドン:交響曲第92番「オックスフォード」#
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041+
ロベール・カサドシュ(P;*)
ローラント・グロイター(Vn;+)
ギュンター・ヴァント(指)
ケルンRSO、北ドイツRSO+
録音:1970年3月6日*/1967年4月20日#/1992年3月15日-17日+、以上ステレオ(ライヴ)
Profil の大看板、ギュンター・ヴァント・エディションの第19集。まずはなんといっても、カサドシュの亡くなる2年ほど前、3種目 にして初のライヴによるベートーヴェンの第4 番に注目。ヴァントのガッチリした音楽をバックに、カサドシュのダンディズムともいう べきシックなピアノが水のように自在に流れてゆきます。そこがまたスリリング。おそらく本リリースが正規盤初出となります。 きびきびとしたリズムに、優美な表情をみせる「オックスフォード」。これまでケルン・ギュルツェニヒ管とのスタジオ盤(モノラル)が 唯一の録音であっただけに、ステレオ収録による当ライヴは歓迎されるところ。ヴァントの得意としたハイドンこそ、キリッと引き締まっ た造形美を知るのにうってつけの曲目といえるでしょう。 手兵北ドイツ放送響のコンマス、グロイッターをソリストに立てたバッハは、ピリオド派の快速アプローチとは対極にある悠然たるテン ポ設定。主役はあくまでヴァントで、これによりバッハの威容がみごとに浮かび上がる仕組みです。バッハのみオケの自主制作盤を通じ て既出の内容で、すべて録音状態良好です。 (Ki)
PH-06008(2CD)
ブルックナー:交響曲第8番*
シューベルト:交響曲第8番「未完成」+
ギュンター・ヴァント(指)ミュンヘンPO
録音:2000年9月15日*、1999年9月28日+、ミュンヘン、ガシュタイク
異様な緊張感が会場を覆い、日本からも数多くのファンがかけつけた。伝説となった2000年の8番。冒頭から尋常ならざる気配。悠揚としながらも、ひたひたと鬼気せまる迫力が恐ろしい終楽章など圧巻で、その証拠に聴衆が曲が終わった後も拍手が出来ず、長い沈黙につつまれ、ヴァントが指揮棒を譜面台に置く音(?) もバッチリ収録。やがて盛大なる喝采に会場がつつまれる様までキチント収録されているのもライウ録音ならではの醍醐味でございます。「未完成」も絶品でこれ以上気高く美しい演奏がございましょうか!と申せましょう。音質もすばらしい! (Ki)
PH-06010
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短
ドビュッシー:交響詩「海」
ピンカス・ズッカーマン(Vn)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)
ケルンRSO
録音:1971年1月15日、ケルン(ライヴ)
完全初出!ふらっと吸い寄せられるような甘美な音色。パールマンと同門でジュリアードのガラミアン仕込みのズッカーマン。メンデルスゾーンはキャリア最初期の69年にバーンスタイン&ニューヨーク・フィルとの共演で華々しい成功を収めた曲。同年に同じ顔合わせでスタジオ盤も録音しています。ここではジュリーニのサポートのもと、伸び伸びと時に官能的でさえあるメンデルスゾーンを聴かせています。一方、ドビュッシーの「海」はもはや説明不要のジュリーニの十八番。フィルハーモニア(62年)、ロス・フィル(79年)、コンセルトヘボウ(94年ライヴ)ときて、じつに4種目。こちらもライヴという条件によるためか振幅の大きな表現が印象に残ります。 (Ki)
PH-06011
ブゾーニ:「ファウスト博士」の為の2つの習作Op.51*
フランク:交響詩「プシシェとエロス」#
ドヴォルザーク:交響曲第8番+
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)ケルンRSO
音:1971年1月11日(ステレオ)*/1971年1月15日(ステレオ)#/1958年11月3日(モノラル)+
カンタービレの巨匠ジュリーニが振ったケルン放送響とのライヴ集第2 弾。彼がもっとも充実していた1970 年代のブゾーニとフ ランクは、既出ズッカーマンとのメンデルスゾーンとドビュッシー「海」と同日のライヴ(PH.06010)になります。とくにフランク では、後年のベルリン・フィルとの再録でもみられる幻想的な美しさがたいへん魅力的。 メインのドヴォルザークはジュリーニ40代半ばのもの。旋律を歌い尽くした89年のコンセルトへボウとのライヴとは大きく印象も 異なり、第1 楽章のコーダやフィナーレでの堰を切ったようにはじけた表現はまことに痛快です。WDR アーカイヴの音源使用により 音質良好です。 (Ki)

PH-06012
ブルックナー:交響曲第5番 ギュンター・ヴァント(指)ミュンヘンPO
録音:1995年11月29日、12月1日、デジタル
ブル5の最高峰との呼び声も高い録音が遂に正規盤で登場!音質もクリヤーで温かみがあり最高に素晴らしいものがございます。この頃のヴァントは巨匠ぶりが尋常でないだけに、しかも曲も曲。人知を超えた崇高さで、いつなんどき聴いても無条件で感動させられてしまいます。しかも、当時のミュンヘン・フィルはベルリン・フィルと肩を並べていただけあってその美しさ巧さも絶品!  (Ki)

PH-06013(8CD)

ギュンター・ヴァント/交響曲録音集

(1)(PH-06008[2CD])
ブルックナー:交響曲第8番
シューベルト:交響曲第8番「未完成」*[1999年9月28日]
(2)(PH-06012)
ブルックナー:交響曲第5番
(3)(PH-06014)
シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」
(4)(PH-06046)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
(5)(PH-06044)
ブラームス:交響曲第1番
ベートーヴェン:交響曲第1番*
(6)ブルックナー:交響曲第6番
(7)ブルックナー:交響曲第9番
ギュンター・ヴァント(指)ミュンヘンPO

録音:(1)2000年9月15日、1999年9月28日*
(2)1995年11月29日、12月1日
(3)1993年5月28日
(4)2001年9月13日-15日]
(5)1997年2月19日、21日、23日、1994年2月4日*
(6)1999年6月24日
(7)1998年4月21日

※(6)は初出
チェリビダッケの亡きあと、ヴァントが一年に一曲のペースで取り上げたブルックナー。 なんといっても当セットの目玉は音楽評論家許光俊氏をはじめ、かねてよりファンからCD 化の要望が強かった第6番と第9番を分売にさ きがけて収めていること。第1楽章冒頭、ピシッと徹底した弦のきざみにこれから起こるドラマの全てが凝縮したかのように、ヴァント の芸風の真髄、厳しく引き締まった造形美に打ち抜かれた第6 番。そして「この世からの離脱と内なる真理の表現として、彼岸の輝きと 恍惚にみち」、建築にたとえて第5 番に次いで重きを置いていた第9番。ブルックナーについて、ヴァントは自身の評伝のなかで「ずいぶ んと多くの時間を要した」と述懐していますが、じっさいにこうしたものすごい演奏を聴くとこの言葉の重みが実感されます。 巨匠ヴァントが最晩年に残したミュンヘン・フィルとのきわめつけのライヴ。演奏内容は折り紙つき、録音もきわめて優秀な当セットは 末永くファンの宝物となることでしょう。 (Ki)
特にシューベルトの「未完成」とブルックナー「第9」(MEMORIESから発売済。廃盤)は、ヴァント・ファンとかブルックナー・ファンとか関係なく、クラシック愛好者ならこれを聴かない手はありません。2曲ともBMGに録音がありますが、次元が違います!
「未完成」の導入の超然とした空気から尋常ではなく、綿密に構築された造型が人の手を介していると思えないほどの自然さで湧き上がるのです。木管のふとした立ち昇りも虚無の境地。第1楽章展開部の立体感にも戦慄を禁じ得ません。不純物皆無の第2楽章からは、ただただ全てをを悟った慰めの表情がこんこんと流れ、一朝一夕には成し得ない芸術の到達点を目の当たりにする感動は言葉になりません。
このニュアンスがそっくりブルックナーにも持ち込まれているのですから、いかに透徹を極めた演奏になっているか想像してみてください。チェリビダッケに鍛えられた精緻なアンサンブルと、他の声部を聴き合う奏者全員の強固な連携が存分に発揮され、録音の透明度、ホール・トーンなど、全ての条件が揃わなければ実現し得ないニュアンスがここにあるのです。第1楽章冒頭の金管による動機から、いきなり宗教的な荘厳さと悟りの優しさが入り混じる空気を現出!第1主題のトゥッティの緊張が増幅し尽くすまでの呼吸も、感動的な高揚に結びついた少ない例ではないでしょうか。裏の裏の声部まで緊張が漲る第2楽章も、リズムが一貫して峻厳に刻まれるので、超然としたニュアンスが際立ち、安易に近寄れない威容で迫ります。ここでもアンサンブル機能性と声部バランスの完璧さは只事ではなく、これほどの凝縮しきったアンサンブルは、チェリビダッケの指揮でも聴いたことがありません。終楽章は、19:21からの最高潮点の人間が生み出し得る最高次元の最強音をはじめとして、信じがたいニュアンスの連続で、それらを伝える相応しい言葉が見つかりません。  
【湧々堂】
PH-06014
シューベルト:交響曲第9番「グレート」 ギュンター・ヴァント(指)ミュンヘンPO
録音:1999年9月28日、ミュンヘン、ガシュタイク
極上の美しさを讃えた「グレイト」で、ミュンヘン・フィルのチェリビダッケに鍛練された美音にヴァントのマッシブな音楽がブレンドされ、とんでもない名演が生まれました。録音もすばらしく、両端楽章も音が前にせまるってくる迫力。2 楽章の気品ある悲しい美しさも印象的。音質も名録音ながら再生の難しかったNDRものに比べ、厚みがありながらクリアーで再生しやすい素晴らしい音! (Ki)
PH-06015
コロリオフ〜モーツァルト
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 KV.282
幻想曲 ハ短調KV.475
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 KV.457
ピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲つき」
エフゲニー・コロリオフ(P)
PH-06016
ハイドン:ピアノ三重奏曲集
第43番ハ長調 Hob.XV:27/
第44番ホ長調 Hob.XV:28/
第45番変ホ長調 Hob.XV:29/
ハ短調 Hob.XV:13
トリオ・オーパス8
[エックハルト・フィッシャー(Vn)、マリオ・デ・セコンディ(Vc)、ミヒャエル・ハウバー(P)]
PH-06022
ハイドン:「ネルソン・ミサ」 ニ短調 Hob.XXII-11
4つの秘跡のレスポンソリウム(ラウダ・シオン)Hob.XXIIIc-4/
めでたし、天の元后 イ長調 Hob.XXIIIb-3*
インガ・ニールセン(S)*
クリスティーナ・ラキ(S)
リア・ボレン(A)
ハイナー・ホプフナー(T)
ギュンター・ライヒ(Bs)
フリーダー・ベルニウス(指)
シュトゥットガルト室内cho
ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内O

PH-06023
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番 キリル・コンドラシン(指)
ドレスデン・シュターツカペレ
録音:1963年2月、ドレスデン国立歌劇場大劇場(ライヴ)、モノラル
極上ライヴが注目の的!ドレスデン・シュターツカペレ・エディション。Profil がメモリアル・イヤーに放つのは、ショスタコーヴィチの問題作、第4交響曲。驚くべきは指揮が1961年に世界初演を手がけたコンドラシン!前年には世界初の全集録音をモスクワ・フィルと同じく4 番から開始していますが、こちらはドイツ初演ライヴという歴史的価値の計り知れない内容です。シニカルでユーモラス。第4 番は政治的な圧力による無力感に苛まれていた歳月を表出したものともいわれ、プラウダ紙で批判を受けたオペラ「マクベス夫人」に相次ぎ1936 年に完成。リハーサル後に作曲者自らの手で封印され、これより四半世紀もの間、日の目をみることがなかったいわく付きの内容。創作上著しい発展をみせた意欲作であり、それまでに比べ編成も拡大し長大化。なにより、レントラー風のスケルツォを中央におきシンメトリカルな3楽章形式をとることや、はっきりとした引用から、マーラーに連なる作品であるのも見逃せないポイント。ショスタコーヴィチとマーラー。第4番というオマージュ的作品に対する、屈指のマーラー指揮者でもあったコンドラシンの正鵠を射たアプローチ。また、ドレスデンがマーラーを奏でるときそうであるように、豊潤な弦に加えて木管の表情の濃さなども語り尽くせぬ魅力です。 (Ki)
PH-06025
イグナツ・プレイエル:2手、手作品集
2つの小品
連弾の為のソナタ 変ロ長調
2台のピアノの為の協奏曲 ニ長調
連弾の為のソナタ ト短調
連弾の為のソナタ ヘ長調、エコセーズ
ヴォルフガング・ブルンナー、
レオノーレ・フォン・シュトラウス(Fp デュオ)
PH-06031(2CD)
ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」(独語版) エルフリーデ・トレチェル(ルサルカ)
ヘルムート・シンドラー(王子)
ゴットロープ・フリック(水の精)、他
ヨゼフ・カイルベルト(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
ドレスデン国立歌劇場cho
録音:1948年
ドイツの偉大な指揮者、ヨゼフ・カイルベルトの貴重な「ルサルカ」です。カイルベルトは、第二次世界大戦で壊滅的な被害を受けたドレスデンの歌劇場の音楽監督を1945 年に引き受け、復興に大きな貢献を果たしています。この「ルサルカ」はその頃の貴重な録音。さすがカイルベルト、実にしっかりした名演です。歌手も実力派が揃い、ドイツ語ながら聞き応え十分!カイルベルト・ファンには逃がせないCD です。 (Ki)
PH-06032
アントン・フェルディナント・ティーツ(1742-1811):弦楽四重奏曲集
ハ短調Op.1-4/ニ短調Op.1-5、
3つの弦楽四重奏曲集〜第1番ト長調
3つの弦楽四重奏曲集〜第3番イ短調
ホフマイスターSQ
PH-06034
いとしの姉ナンネルのために
連弾の為のソナタ ニ長調 K.381
前奏曲とフーガ ハ長調 K.394
転調する前奏曲
連弾の為のソナタ ハ長調 K.19a
ピアノ・ソナタ第7番ハ長調 K.309
カプリッチョ K.395
連弾の為のソナタ 変ロ長調 K.358
ヴォルフガング・ブルンナー、
レオノーレ・フォン・シュトラウス(Fp デュオ)
モーツァルトが姉ナンネルと共演するために作曲した連弾作品とナンネルがらみの独奏曲をフォルテピアノで奏したアルバム。さま ざまなレーベルでフォルテピアノの名演を繰り広げているブルンナーが、ここでもいぶし銀の芸術を聴かせてくれます。 (Ki)
PH-06035
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 マルガレーテ・テシェマッハー(S)
エリーザベト・ヘンゲン(Ms)
トルステン・ラルフ(T)
ヨーゼフ・ヘルマン(Br)
カール・べーム(指)
ドレスデン・シュターツカペレ
ドレスデン国立歌劇場cho
録音:1941年 ドレスデン
ドレスデンの音楽監督時代(1934〜43年)のべームが遺した第九。なるほど彼こそはライヴの人などといわれますが、ここでのべームは晩年のスタジオ盤とは別人のような熱く激しい音楽が特徴。独唱陣は同じべーム指揮によるシュトラウスの「ダフネ」世界初演時のキャストだったテシェマッハーやラルフをはじめとする、いずれも当時のドレスデンのベスト・キャスト。この放送用録音は他社からの復刻盤でも広く知られる内容ですが、このたび復刻では音質も驚くほど自然で聴きやすいものとなっています。 (Ki)
PH-06038
コリン・デイヴィス/「グレート」
シューベルト:交響曲第9番「グレイト」
コリン・デイヴィス(指)
ドレスデン・シュターツカペレ
録音:1996年7月1-2日、ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
豊かな歌でいっぱいに満たされた、夢のように美しいシューベルト。魅惑のドレスデン・シュターツカペレ・エディションにデイヴィスの「グレイト」が登場します。ボストン響(80年)以来3種目となるデイヴィスの「グレイト」は、当オケとの全集録音(「グレイト」は96年7月2〜4日、場所はルカ教会)の直前にあたるものでライヴとしては初めて。名誉指揮者デイヴィスそのひとの誠実な音楽作りのもと、ドレスデンの美質が花開いた全集は最良の成果ともいえるたいへん優れた内容でした。ドレスデンといえばシューベルトはもっとも得意とするところ。主なところだけでも「グレイト」をべーム(79年ライヴ)、シノーポリ(92年)で、さらにサヴァリッシュ(67年、ブロムシュテット(81年)とは全集を残しています。そして、このたびのデイヴィスのライヴ盤。さりげないフレーズのひとつひとつが有機的に絡み合い、やがて大きな音楽を形作るさまがなんとも自然なのはさすが。長い伝統に培われた独特の流儀と腰の落ち着いた響きが極上です。ここには、シューベルト演奏のひとつの理想形があるといって差し支えないでしょう。 (Ki)
PH-06039
ベルリオーズ:テ・デウムOp.22
モーツァルト:キリエ ニ短調 K.341
ニール・ステュアート(T)
ハンス=ディーター・シェーネ(Org)
コリン・デイヴィス(指)
ドレスデン・シュターツカペレ、
ドレスデン国立歌劇場cho、
ドレスデン・シンフォニーcho、
ドレスデン・ジングアカデミー、
ドレスデン・フィルハーモニック児童cho、
ドレスデン国立歌劇場児童cho
録音:1998年10月3-4日、ドレスデン、聖十字架教会(ライヴ)
1998年9月22日に創立450 周年を迎えたドレスデン・シュターツカペレ。首席指揮者シノーポリのあと、記念シーズンの第2回シンフォニー・コンサートでデイヴィスが取り上げたのはベルリオーズの大作テ・デウム。Philips、LSO Live と一連の録音を通じて自他ともに認めるスペシャリストの手がける期待のプログラムといえるでしょう。さすがは幻想交響曲の鬼才ベルリオーズが書いた宗教曲というべきでしょうか。テ・デウムは空間の効果と壮大な規模による圧倒的な音響という点で「レクイエム」と双璧を成すもの。キリスト教への信仰をもたなかったベルリオーズにとっては宗教色以上に、セレモニアルな巨大で特殊な編成による演奏効果にその特徴があるといえます。オルガン、オーケストラ、3 声部をもつ2 群の合唱、さらには600人の児童合唱という途方もない編成とその配置に、異常ともいえる独特の空間の感覚が冴え渡っています。オルガンはオケと対峙し、児童合唱も2群の合唱とは分離され、オケはオケ、オルガンはオルガンとして独立して用いられています。冒頭のオケの全奏と、これに続くオルガンの重低音から洪水のように押し寄せる大音響。中間楽章の静謐な音楽も魅力ですが、圧巻はやはり終曲の「われ信ず、審判に」を迎えるあたり、絶頂が幾重にも折り重なってゆき、ひたすら感動的。カップリングは、絶筆のレクイエムと同じ調性によるモーツァルトのキリエ。わずか10 分にも満たない短い作品ですが、こちらもまた哀愁を帯びた美に引き込まれます。かねてより機会にふれて声楽曲への熱い思いを寄せてきた名匠デイヴィスによるベルリオーズとモーツァルト。ドレスデンの豊かな響きを得て、オケのメモリアル・イヤーを飾るにふさわしい出来栄えとなっています。  (Ki)
PH-06040(2CD)
ヤナーチェク:歌劇「カーチャ・カバノヴァー」(独語歌唱) エルフリーデ・トレッチェル(S;カーチャ)
ヘルムート・シントラー(T;ボリス)
ヘレーナ・ロット(A:マルファ)
ハインリヒ・プフラァンツル(B;ディコイ)
エルンスト・リヒター(指)
ドレスデン国立歌劇場O&cho
録音:1949年
物語はアレクサンドル・オストロフスキーの戯曲「嵐」により、ロシアのヴォルガ河畔を舞台に嫁姑関係のこじれあり、不倫あり、 身投げありのまさにヴェリズモといってよい内容です。ヤナーチェク作曲のオペラの評価は、1976年からのチャールズ・マッケラスの 録音により近年非常に高まりつつありますが、当盤は彼が「カーチャ・カバノヴァー」をイギリスで初演して注目を集めるよりはるか 前、Supraphon が録音する(1959年クロムプホルツ盤)よりも10年早い1949年、ドレスデン国立歌劇場(ゼンパー・オーパー)によ る全曲録音です。 (Ki)
PH-06044
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68*
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21#
ギュンター・ヴァント(指)ミュンヘンPO
録音:1997年2月18日*/1994年2月4日#、以上、ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
信頼の厚かった音楽評論家ヴォルフガング・ザイフェルト氏の監修のもと、巨匠の偉大な足跡をたどる壮大な企画、Profilのギュンター・ヴァント・エディション。そのなかでもひときわ注目を集めているのが、晩年に行われた一連のミュンヘン・フィ ルとのライヴです。ブルックナー、シューベルトに続き、このたび登場するのはレパートリーの重要な一角をなすとされるドイ ツ音楽の本流ベートーヴェンとブラームス。 ヴァントの芸風の特徴は厳しく引き締まった造形美。「強いて云うなら新古典主義的」(音楽評論家許光俊氏)。そのせいかブラー ムスの第1 番では、たとえば指揮者によっては、よりいっそう重々しく開始されることの多い第1楽章の冒頭のテンポ設定もい たって颯爽として速め。またフィナーレのコーダも大げさなドラマづくりは一切なし。手兵北ドイツ放送響とのこした2 度の全 集中の録音(82年、96年ライヴ)と比べても様式上の変化はほとんどみられません。むろん、こうしたことが可能なのも自ら の納得ゆくまでリハーサルを要求できるオケ以外はけっして振らなかった頑固一徹な巨匠と、それにこたえられるオケとの関係 性あってこそ。 甘さゼロ。ロマンを排した辛口のブラームスですが、やはりミュンヘンというオケのサウンドカラーの違いからくる魅力ゆえで しょうか。これまでのものにはなかったいくつもの新たな発見があることも確かです。 そして、こちらも北ドイツ放送響との2種(86年、97 年ライヴ)の録音が知られるベートーヴェン。ここには昨今ベートーヴェ ン演奏で主流となったピリオド・アプローチの面影はもちろんありません。それでも湧き上がる生命力と、出てくる音楽の気高 さ、豊かさに心が動かないかたはいないはず。 心底のファンが口を揃えて絶賛するヴァントとミュンヘン・フィルの顔合わせによるブラームスとベートーヴェン。聴いて違い のわかる人のためにある大人の音楽とでも呼ぶべき、巨匠孤高の境地を確かめることができるまたとない内容となっています。 (Ki)
PH-06046
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」 ギュンター・ヴァント(指)ミュンヘンPO
録音:2001年9月15日、ガスタイク・ミュンヘン
この演奏会の半年後2002年2月14日にヴァントは90 年の生涯を閉じました。数多いヴァントのブルックナーですが、耳の肥えた方ほどミュンヘン・フィルとの組み合わせに執着するのも道理で、ヴァント晩年の味わい、オーケストラの音色の適度な明るさ、弦の暖かみのある厚い響き、管楽器の比類ない美しさなど他に代え難い魅力にあふれています。 (Ki)
PH-06052
ベートーヴェン:民謡編曲集
23の諸国の民謡 WoO.158a〜
 第7番「こんな羽根を背負うものは」(ティロル民謡)
 第8番「おまえなんかご免だ」(ティロル民謡)
 第6番「娘さん、まったく娘は」(ティロル民謡)]
10の主題と変奏Op.107〜第5番
23の諸国の民謡 WoO.158a〜第5番「ぼくはティロルの男の子」(ティロル民謡)
10の主題と変奏Op.107〜第1番
23の諸国の民謡 WoO.158a〜第4番「朝早く起きて」(ティロル民謡)
6つのレントラー WoO.15
オーストリー民謡「深なべと平なべ」
6つの主題と変奏Op.105〜第3番
スイスの歌による6つの変奏曲 WoO.64
(2テノール版)/同(ピアノ版)
6つのドイツ舞曲 WoO.42
25のアイルランド民謡 WoO.152〜[第21番「朝は残酷な悩まし手」
第1番「アルスターへの帰郷」]
12のスコットランド民謡 WoO.156〜第2番「ダンカン・グレイ」
26のウェールズ民謡 WoO.155〜第1番「エヴァンの息子シオンよ」
12の諸国の民謡 WoO.157〜第4番「おお、至聖なる」(シチリア民謡)
ヴェレーナ・クラウゼ、
メヒトヒルト・ゲオルク(S)
ヘルマン・オズヴァルト、
オットー・ラストビヒラー(T)
ヴェルナー・ビント(Bs)
ヴォルフガング・ブルンナー(P)
ザルツブルク・ホーフムジーク
PH-06062
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集
第7番ヘ長調Op.59-1「ラズモフスキー第1番」
第9番ハ長調Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
フォーグラーSQ
PH-06063
シューベルト:歌曲集「美しき水車小屋の娘」 ミヒャエル・ショッパー(Br)
ヴォルフガング・ブルンナー(Fp)
録音:2000年4月、オーストリア、ミルシュタット・ホテル・ポスト
※(プロローグ&エピローグつき)
PH-06065
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番*
ボリス・チャイコフスキー:主題と8つの変奏#
キリル・コンドラシン(指)
ドレスデン・シュターツカペレ
録音:1974年1月23日、ドレスデン文化宮殿(ライヴ)*/世界初演時(ライヴ)#
コンドラシンのショスタコ15番といえば、これまでモスクワ・フィルとの 1974年の録音しかありませんでしたが、これがコンドラシンとしてはイマイチの出来なので、ドレスデン・シュターツカペレとの当盤 は大歓迎の期待盤と申せましょう。カップリングはショスタコーヴィチの愛弟子ボリス・チャイコフスキー (1925-1996)がドレスデン・ シュターツカペレ創立425 周年のために作曲・献呈した「主題と8つの変奏」の世界初演時ライヴ。オケのヴィルトゥオジティを最大 限に発揮するボルテージの高い作品で、聴衆の熱狂ぶりが30年以上を経ても生々しく伝わってきます。 (Ki)
PH-07003
レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガOp.132*
シューマン:4本のホルンと管弦楽の為の
コンツェルトシュテュック ヘ長調Op.86#
ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲+
ヨハン・ゴットリープ・ナウマン:テ・デウム**
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
ドレスデン国立歌劇場cho**
録音:1990年3月10日*、1990年3月14日+、1980年12月18日**、以上ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)/1981年10月15日、ドレスデン、クルトゥアパラスト(ライヴ)#

PH-07004(2CD)
マーラー:交響曲第9番ニ長調*
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」#
ジュゼッペ・シノーポリ(指)
ドレスデン・シュターツカペレ
録音:1997年4月6日-8日、ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)*/2001年1月10日、11日、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)#
2001年4月20日、ジュゼッペ・シノーポリは「アイーダ」の演奏中に心臓発作で倒れ、そのまま帰らぬ人となりました。ドラマチックな最期を遂げた彼を語る上で、まず真っ先に思い起こされる究極のレパートリーといえば、当時の手兵フィルハーモニア管と作り上げた全集録音(85 〜 94年)と続くドレスデンとの「大地の歌」(96年)で知られるマーラーをおいてほかにないでしょう。スタジオ盤より3年あまりを経ての第9交響曲。1992年以来首席指揮者を務めたドレスデン国立歌劇場管とのライヴは、極端なテンポ・ルバートを基調とした主情的なアプローチがいっそうの深化を遂げ、えもいわれぬ耽美的世界が繰り広げられています。トロけるような官能と陶酔。93年録音との端的な違いの顕れとしては、第1 楽章がおよそ5分、アダージョも2分以上と、すべての楽章の演奏時間が拡大した結果、全曲が10分近くも長くなっていることが挙げられます。いっぽう、当楽団ととりわけゆかりの深いシュトラウスはシノーポリが世を去る3ヶ月前のもの。いくつかのオペラや「英雄の生涯」「アルプス交響曲」など主要な管弦楽作品を録音している当コンビですが、「死と変容」はこの顔合わせでは初めて。なるほど「シュトラウスのオケ」ドレスデン。こちらも匂い立つような色気がそこかしこに充満して、浄化の動機が歌われるあたり時に退廃的な美を醸し出して替え難い魅力です。いずれにしてもシノーポリのアクの強さもさることながら、“どこまでも精緻で表情も濃厚”、このオケの底知れぬポテンシャルにはまったく驚かされます。ここに聴く内容から想像するに、シノーポリ&ドレスデンはまだまだ恐ろしく凄絶な音楽をやってのけたであろうはずで、突然の死が惜しまれてなりません。 (Ki)
PH-07005
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲*
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36#
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
フランツ・コンヴィチュニー(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1954年2月*/1953年11月6日#、以上ドレスデン国立劇場(ライヴ)
DDR ゼンダー・ドレスデンの正規音源による初出という注目の内 容です。この年1953年にドレスデン国立歌劇場総監督に就任したコンヴィチュニーは、もともとモラヴィア出身のスラヴ系。チャイコフス キーとの相性はとてもよく、加えてドレスデン固有の響きの魅力も尽きません。カップリングのブラームスはチャイコ&モツ5番 (PH.05011)とならんで、初出の独DGG 以来、ETERNA ほかより出ていた有名演奏。2007年の最新リマスタリングです。 (Ki)
PH-07006
ライヴ・アット・カーネギーホール 1956
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
シューベルト:即興曲集Op.14-3
ショパン:練習曲Op.25-2
シューマン:森の情景〜予言の鳥
モーツァルト:トルコ行進曲
ヴィルヘルム・バックハウス(P)
録音:1956年
1970年、ヘルムート・メルヒェルトはバックハウス未亡人からここに聴くピアノ・リサイタルが収められた4つのレコードおよびテープ を受け取りました。これらは“サンプル録音”としるしを付けられた段ボール箱に入れられ、彼女の家の地下室に保管されていたものです。 バックハウスといえば、真っ先に思い浮かぶのがベートーヴェン。メインのソナタ2曲はおそらく初出で、なかでも「ハンマークラヴィー ア」は1952年録音がこれまで唯一無二のものとされてきただけに、このたびのライヴの価値ははかりしれません。アンコールはデッカのア ナログ復刻で別レーベルより出ていたこともありますが、良好な復刻がうれしいところ。こうしていま、広範囲な調査および復刻作業によっ て、このかけがえのないドキュメントおよびこの類稀なるピアニストの肖像が日の目をみることとなりました。 (Ki)

PH-07009
アーロノヴィチ/「レニングラード」
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番ハ長調Op.60「レニングラード」
ユーリ・アーロノヴィチ(指)
SWRシュトゥットガルトRSO
録音:1993年4月20日-21日、シュトゥットガルト、リーダーハレ・ヘーゲルザール(ライヴ)
“攻防戦の生き証人”アーロノヴィチが振ったレニングラード交響曲という注目のアルバムが登場します。 レニングラードに生まれた指揮者アーロノヴィチ(1932 − 2002)。当作品成立の直接的な出来事であるナチの包囲がまだ始まる以 前、彼はまだ子供でしたが生地からの避難を強いられました。彼を含む避難民を乗せた列車はレニングラード郊外100キロのあた りで爆撃を受け、数千人の乗客のうちわずかに生き延びたのは70人ほど。九死に一生を得たのち、彼は包囲の真っ最中のレニング ラードまで2ヶ月かけて徒歩で帰り着きました。包囲が解けるまでは果敢にもレジスタンス活動に身を投じて、1943年には11歳の少年として異例にも国家からレニングラード防衛の功績により勲章を授けられています。 アーロノヴィチがこの曲を初めて聴いたのはまさに包囲下にあるレニングラードにおいてでした。数年後に、この作品の演奏を通 じて作曲家とともに仕事をしていたとき、彼はショスタコーヴィチに戦時下で同曲の演奏が彼に与えた印象のほどを語り、これを 聞いたショスタコーヴィチはたいへん感銘を受けて、ふたりが一緒に仕事をするときはいつも若き指揮者に彼の話を繰り返させた ものでした。 アーロノヴィチは作曲者がこの作品について述べたことをつぎのように引用しています。 “この交響曲は単にファシズムに対する勝利を祝しているわけではない。同時にそれは邪悪にたいする善の、また反啓蒙主義にたい するヒューマニズムの、死にたいする生の勝利をたたえているのです。” このように作曲者とも親交があり、録音ではBIS の第5 番が知られるアーロノヴィチは自他ともに認めるショスタコーヴィチの権 威のひとり。上記のような壮絶な実体験が色濃く反映されたシュトゥットガルトとの「レニングラード」ライヴが、緊張感と白熱 の度合いにおいてまれにみるほどの演奏内容となっていても少しも不思議ではありません。 (Ki)
PH-07010
プフィッツナー:大管弦楽の為の交響曲 ハ長調Op.46*
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」#
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」*
7つのヴェールの踊り#
祝典前奏曲Op.61+
カール・ベーム(指)(*/#)
クルト・シュトリーグラー(指)+
ハンス・アンデル=ドナート(Org;+)
ドレスデン・シュターツカペレ
録音:1941年1月*&1939年1月#、ドレスデン、ゼンパーオーパー(*/#)/1944年5月17日、ドレスデン、聖母教会+
ベームといえば、いくつものオペラをドレスデン時代に初演した実績からもシュトラウスのスペシャリストとして知られます。音楽監督在任中に吹き込んだこれらの録音では、鮮やかに駆け抜けるドン・ファン、ティルのセンスのよさ、官能的なサロメと、流れるように柔軟な音楽がすばらしいの一語。父とおじを当オケのヴァイオリン奏者にもつシュトリーグラー(1886−1958)も当オケゆかりの指揮者。1913〜45年、52〜53年にかけてドレスデン国立歌劇場のカペルマイスターを務めています。ベームの録音はエレクトローラSPからの復刻。祝典前奏曲は。帝国放送のマスター・テープを当エディションのために修復したもの。すべてたいへん聴きやすい音質です。 (Ki)
PH-07011
ブルックナー:交響曲第6番イ長調 ベルナルト・ハイティンク(指)
ドレスデン・シュターツカペレ
録音:2003年11月3日、ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
ハイティンクにとって第6番はこれまでのところ70年のセッション録音に次いで2種目。現在では桂冠指揮者のポストにあるロイヤル・コンセルトへボウ管とともに、キャリアの若い時期に完成させたこの全集によって、以後ブルックナー指揮者としての確固たるポジションを築いてゆくことになります。当アルバムは急死したシノーポリの後を受け、ハイティンクがドレスデン国立歌劇場音楽監督に就任した翌年に行なわれたコンサートを収めたもの。ヨーロッパの伝統を体現した最高の楽器との呼び声高いオケを得たことで、より大きく魅力が開花しています。いったいどうすればこんな音が出せるのかというほど、ニュアンスいっぱいのオーボエ・ソロが紡ぎ出す哀感がたまらないアダージョ。しなやかで潤いいっぱいの弦の美しさや、分厚いブラスの音。ここを聴いただけでも、これをハイティンク&ドレスデンの最上の仕事に数えることに何のためらいもありません。 (Ki)
PH-07013
ユオン:ピアノ四重奏曲第1番ニ短調「狂詩曲」Op.37
ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲第1番ニ長調Op.23
アルティス・ピアノ四重奏団
PH-07014(2CD)
ベルリオーズ:レクイエムOp.5 キース・イカイア=パーディ(T)
コリン・デイヴィス(指)
シュターツカペレ・ドレスデン、
ドレスデン国立歌劇場cho、
ドレスデン・シンフォニーcho、
ドレスデン・ジングアカデミー
録音:1994年2月14日、ドレスデン、聖十字架教会(ライヴ)
PH-07022
ブラームス:愛の歌ワルツ集Op.52(18曲)
新・愛の歌ワルツ集Op.65(15曲)
ヘルムート・リリング(指)
シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊
ユルゲン・ウーデ、
レナーテ・ヴェルナー(Pデュオ)
※原盤:Intercord
PH-07024
フリッツ・ヴンダーリヒ/ザ・レジェンド

マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」より/マリーズ・ジーメリング(S)、インゲボルク・ヴェングロール(S)、リヒャルト・クラウス(指)ベルリン・ドイツ・オペラO、アルントcho
プッチーニ:「ラ・ボエーム」より/ヘルベルト・ブラウアー(Br)、トゥルーデ・アイッペルレ(S)、ぺーター・ロート=エーラング(Br)、リヒャルト・クラウス(指)ベルリン国立歌劇場O
J.シュトラウス:「こうもり」より/[ヘンリエッテ・ロベルト(S)、ローレ・パウル(S)、B.ザムラント(Br)、アンニ・クレッチュマー(Bs)、ハンス・ミュラー=クライ(指)スタジオO
フレート・ライモント/ギュンター・シュヴェン:「青い仮面」より/ウルズラ・シルマッハー(S)、マティアス・ベッケルト(指) 大O、
ニコ・ドスタル:「号外」〜カップルが踊るように、
ローベルト・シュトルツ:「シニョリーナ」〜美しきイタリアよさようなら
シュトルツ:「チチパの王子」〜かつて春に幸福が私に笑いかけた/以上、エメリヒ・スモラ(指)スタジオO
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
録音:1955年-1956年 シュトゥットガルト&ベルリン
PH-07025(2CD)
ツァラ・レアンダー生誕100周年記念(全77曲)
ビッグ・ショウと映画シリーズ
ベナツキー:喜歌劇「天の扉のアクセル」より
縛られた手/今日の女/
ムービースター・シャンソン
1937年製映画「プレミエ」より
メルシー/友よ/とても美しかった
たぶん私はまだ一度も愛されていない
1937年製映画「世界の涯てに」より
深きあこがれ/雨の中に立つ/イエッサー!
1937年製映画「南の誘惑(ハバネラ)」より
風が私に歌ってくれた/
きみはそれを知ることはできない
1938年製映画「故郷」より
星が3つ光るのを見た/
女は恋して初めて美しくなる/青いキツネ、他
ツァラ・レアンダー(Vo)
PH-07028(1SACD)
ラフマニノフ:合唱交響曲「鐘」
交響的舞曲Op.45
タチヤナ・パヴロフスカヤ(S)
エフゲニー・アキーモフ(T)
ウラジーミル・ヴァネーエフ(Br)
セミヨン・ビシュコフ(指)
WDR ケルンRSO&cho、
レーゲ・アルティス室内cho
録音:2006年9月、ケルン、フィルハーモニー(ライヴ)
PH-07031
ドヴォルザーク:歌劇「ジャコバン党員」(抜粋) ズヴェン・ニルソン(B;ウィルヘルム伯爵
ハラソフ)
マシュー・アーラースマイヤー(Br;ゴットフリート)
マルガレーテ・テシェマヒャー(S;ユーリエ)
ハインリヒ・プフランツル(B;スチュワード城代)
ローレンツ・フェーエンベルガー(T;ゲオルク)
カール・エルメンドルフ(指)
ドレスデン国立歌劇場O&cho、少年cho
録音:1943年
18世紀末のボヘミアの田舎を舞台とするこのオペラは、1898年にプラハで初演されました。2007年11月に3演目を引っさげて来日 公演を行うドレスデン国立歌劇場(ゼンパーオーパー)による1943年の演奏です。生き生きとした田舎の生活、叙情的な愛のシーン、 ドラマティックなクライマックス…見事なまでのコントラストをもって表現したメロディ・メーカーの作品を粒ぞろいの演奏家た ちが再現します。 (Ki)
PH-07032(3CD+DVD)
フリッツ・ブッシュ/初期録音集

◆CD
モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲、
スメタナ:「売られた花嫁」序曲
J.シュトラウス:「こうもり」序曲、
スッペ
:「美しいガラテア」序曲
ウェーバー(ベルリオーズ編):舞踏への勧誘、
メンデルスゾーン:「夏の夜の夢」〜スケルツォ
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」〜精霊の踊り
モーツァルト:「魔笛」〜僧侶の行進、
ビゼー
:「カルメン」第3幕前奏曲
ワーグナー:「マイスタージンガー」第3幕前奏曲、
チャイコフスキー
:「くるみ割り人形」序曲、
モーツァルト:交響曲第39番〜メヌエット
R.シュトラウス:組曲「町人貴族」〜メヌエットト長調/メヌエットイ長調(以上録音:1923年)
プッチーニ:「トゥーランドット」〜舞台転換の音楽/ピン・ポン・パンの三重唱/この宮殿の中には/アンネ・ローゼレ(Sトゥーランドット)、パウル・シェフラー(Brピン)、ハインリヒ・テスマー(Tパン)、オットー・ジグムント(Tポン)
ヴェルディ:「運命の力」〜序曲/戦いの音楽/タランテッラ)
ワーグナー:「タンホイザー」序曲(以上録音:1932年)
R.シュトラウス:「エジプトのヘレナ」〜ヘレナの目覚め/夜毎に/ダ=ウドの死/第二の花嫁の歌/魔法の夜/ローゼ・パウリー(Sヘレナ)、大スタジオO(シュターツカペレ・ベルリンのメンバー)
ブラームス:交響曲第2番
(以上録音:1931年2月25日,ベルリン)

◆DVD
ワーグナー:「タンホイザー」序曲(収録:1932年秋)
短編ドキュメンタリー…「私は指揮台を去った」「電気的トゥーランドット」「ブラームス・オン・エア」「シュターツカペレ・ベルリン」「終わった!−1933年3月7日」「残念ながらただ客演のみ」「フリッツ・ブッシュ、ドレスデンへの帰還 エーベルハルト・シュタインドルフの回想」「お帰りなさい!ジュゼッペ・シノーポリの演説」
特記以外、全てフリッツ・ブッシュ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
これは素晴らしいセット!!ドイツの偉大な指揮者フリッツ・ブッシュ(1890−1951)の貴重な録音、映像を収録しています。1923年のアコースティック録音、1932年の電気録音、ベルリンでの「エジプトのヘレナ」の抜粋、さらに1931年にシュターツカペレ・ドレスデンとベルリン楽旅に行った際のブラームスの第2交響曲のライヴ録音。そしてDVDには、貴重な「タンホイザー」序曲の映像に、数々のドキュメンタリー映像と、非情に盛りだくさん。幻の巨匠ブッシュの芸術をたっぷり味わえます。
◆フリッツ・ブッシュ 略歴
1890年3月13日、ドイツ、ジーゲン生まれ。ケルンでフランツ・シュタインバッハに学ぶ。1912−1918年、アーヘン歌劇場の音楽監督。1918−1922年、シュトゥットガルト歌劇場の音楽総監督。1922−1933年、ドレスデン国立歌劇場の音楽総監督。ドレスデン時代はこの歌劇場の黄金時代として知られており、シュトラウスの「インテルメッツォ」と「エジプトのヘレナ」をここで初演している。しかしナチスが才能あるブッシュを取り込もうとしたことを嫌い、ブッシュは英国に亡命、設立したばかりのグラインドボーン音楽祭の音楽監督に就任、世界的な音楽祭に育て上げる。またメトロポリタン歌劇場、ブエノスアイレスのコロン歌劇場、ストックホルム王立フィルハーモニー管弦楽団、デンマーク王立交響楽団などで活動。戦後、本格的にドイツに復帰した矢先の1951年9月14日、ロンドンで亡くなる。  (Ki)
PH-07039
R.シュトラウス:オペラからの名場面集
「ばらの騎士」*〜第2幕の二重唱/第3幕のワルツ/第3幕の二重唱
「影のない女」#〜第1幕終曲/第2幕「ふたたび見つかった鷹よ」
「アラベラ」+〜第1幕の場面と二重唱/第2幕の場面と二重唱/第3幕の場面と二重唱
「ダフネ」**〜アポロのアリア/ダフネのアリア/ダフネの変容(劇の大詰め)
エシュテル・レーティ(S;ゾフィー;*)
エリーザベト・ヘンゲン(A:オクタヴィアン;*)
ヨーゼフ・ヘルマン(Br;バラク;#)
トルステン・ラルフ(T;皇帝;#)
マルガレーテ・テシュマッハー(S;アラベラ;+、
ダフネ;**)
クリステル・ゴルツ(S;ズデンカ;+)
マテュー・アーラースマイア(Br;マンドリーカ;+)
トルステン・ラルフ(T;アポロ;**)
カール・べーム(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1938年12月/1940年12月*/1938年12月(あるいは1939年1月)**//エレクトローラSP復刻(*/**)/1942年6月9日#/1942年6月7日-9日+
PH-07047
マーラー:交響曲第4番ト長調
シノーポリ、マーラー第4交響曲を語る
ユリアーネ・バンゼ(S)
ジュゼッペ・シノーポリ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1999年 ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
あまりに官能的で陶酔的な美をきわめた97年ライヴの第9番(PH.07004)が大反響を呼んだシノーポリ&ドレスデンによるマーラー。なんと、これからさらに2年後の第4番ライヴというとんでもない代物がまたしてもProfilより登場します。ここでもやはり9番のときと同じく、フィルハーモニア管盤(91年)と比較して両端楽章でそれぞれ2分ほど演奏時間が長くなっているのが目立った特徴。なかでもフィナーレはじっさいの時間以上に、出だしから極端に遅く感じられます。ここでソリストに起用されたのはマーラー歌いとしてすでにキャリアも豊富なバンゼ。ブーレーズ盤とはガラリと変わって、停止するかのように息の長いフレージングをシノーポリの意図を汲んで完璧に歌い尽くしています。そうかと思えばシノーポリは第1楽章の主題が回帰するところでは一転、急加速。交替してソプラノの甘美なメロディが登場するとまたもやグッとテンポを落としてきます。このあたり、極端なテンポ・ルバートを基調としたシノーポリ美学の真髄といえるでしょう。「音楽というものはいつだって人間がどういう状態であるかを表しています。音楽は人間的ななにかをつたえ、作曲家が自分を取り巻く世界にどのようにかかわっているかの証しです。そして、わたしが届けようとしているのは、そのようなメッセージです。つまり、聴衆に変化のプロセスを誘発するような、思考するための音楽的なかてです。自分のために良い演奏をすることが正しいすべてではありません。−イントネーション、アンサンブルの演奏、アーティキュレーション−音楽がなにかをわたしに語りかけるとき、わたしは考えなくてはならない。そして、わたしはそのためにあらゆるすべてを惜しみません、たとえ身体的にわたしに犠牲を払わせるとしても…。」ージュゼッペ・シノーポリこの言葉のとおりに「アイーダ」の本公演中に心臓発作で倒れ、まさに音楽に殉じたシノーポリの美学が凝縮されたマーラー演奏にかけがえのない一枚がまたひとつ加わりました。
=シノーポリのマーラー4番トラック・タイム比較=
[バンゼ(S)・シュターツカペレ・ドレスデン/99年ライヴ]T.18'07+U.10'16+V.21'54+W.11'12(※実測値)
[グルベローヴァ(S)・フィルハーモニアO./91年]T.16'17+U.10'07+V.21'52+W.9'03    (Ki)
PH-07052
ティペット:オラトリオ「われらが時代の子」 ウテ・ゼルビヒ(S)
ノラ・グービシュ(A)
ジェリー・ハドリー(T)
ローベルト・ホル(Bs)
コリン・デイヴィス(指)
シュターツカペレ・ドレスデン、
ドレスデン国立歌劇場cho
録音:2003年7月7日、8日、ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
PH-07057(2CD)
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調WAB108(ハース版)
モーツァルト:交響曲第38番ニ長調KV.504「プラハ」*
ベルナルト・ハイティンク(指)シュターツカペレ・ドレスデン

録音:2002年12月3日ゼンパーオーパー(ライヴ)、2002年9月2日クルトゥーア・パラスト(ライヴ)*
極上のライヴが目白押しでProfilの大人気シリーズ、エディション・シュターツカペレ・ドレスデン。ここに、ブルックナーの第8番にモーツァルトの「プラハ」という超強力なプログラムを担当するのは、楽団の首席指揮者(2002−2004)を務めた巨匠ハイティンク。当シリーズでは2003年ライヴのブルックナー第6番(PH.07011)以来の登場となります。現在のハイティンクが首席指揮者を務めるCSOとも、来年2009年4月に取り上げる予定のブルックナーの第8番。ブルックナー指揮者としてすでに誉れ高いハイティンクですが、なかでも第8番については過去にも好んで取り上げています。長きに渡る手兵コンセルトヘボウ管とは、交響曲全集録音シリーズ中の1969年、1981年にデジタルで再録音、さらには2005年ライヴでも録音しており、また、この間1995年にウィーン・フィルともセッション録音をおこなっています。そして、9月末の首席指揮者就任から2ヶ月あまりを経過し、あらたなシェフ、ハイティンクに大きな関心が寄せられるなかで迎えたドレスデンとのライヴ。まさしくこれは歳を重ねて円熟味と盤石の安定感を誇る巨匠と、底知れぬ魅力を秘めたオケとの顔合わせが正しかったことを証明する何よりの内容といって差し支えないでしょう。カップリングとなるモーツァルトの「プラハ」もまた、たいへん興味の尽きない内容といえそうです。不思議なことに、ハイティンクのモーツァルト録音はこれまでのところオペラに限定されているため、やはりオケが名門ドレスデンということもあり、交響曲の登場は大いに歓迎されるところです。なお、こちらは同年8月にドレスデンを襲った大洪水による深刻な浸水被害で使用不能となったゼンパーオーパーに替えて、演奏会場にはクルトゥーア・パラストが選ばれています。
=トラックタイム(※ともに実測値)=
▼ブルックナー第8番 T.16'26+U.15'18+V.27'50+W.24'49=TT.1゜24'23
▼モーツァルト「プラハ」 T.12'40+U.9'17+V.5'51=TT.27'48  (Ki)
PH-07058
ワーグナー:オペラからの名場面集
「タンホイザー」*〜序曲/第2幕の大行進曲
「さまよえるオランダ人」〜序曲*
「ローエングリン」〜第2幕「エルザの大聖堂への行列」*/第3幕前奏曲*/第3幕「婚礼の合唱」#
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜第1幕への前奏曲+/第2幕「ザックスのモノローグ」**/第3幕前奏曲##/第3幕「親方たちを蔑んではならぬ」++
ヨーゼフ・ヘルマン**
ハンス・ヘルマン・ニッセン(Br;ザックス;++)
カール・べーム(指)
シュターツカペレ・ドレスデン、
ドレスデン国立歌劇場cho
録音:1939年8月、9月頃*/1939年1月頃#/1939年7月+/1940年12月**/1938年8月頃(##/++)、ドレスデン、シュターツオーパー
PH-07064
レーラ・アウエルバッハ(1973-):ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第1番「ラ・フェニーチェ」
セーニョ/死を忘れるな(メメント・モリ)
幻想曲、子供時代の思い出(全12曲)
クセーニャ・ノシコワ(P)
録音:2006年5月22日-25日
著名な作家であり、弊社「たまゆらレーベル」の大切なアーチストでもある天才レーラ・アウエルバッハ。彼女の作品普及に熱心な BISレーベルでさえ録音していない初出ピアノ曲を同郷のノーシコワがまとめました。「幻想曲」は何と13歳の時の作で、アウエルバッ ハがモーツァルトばりの神童だったことを証明してくれます。また1996年作のオーケストラ曲(旧名「交響曲第1番」)のピアノ版「死 を想え(メメント・モリ)」もシュニトケやワインベルクを思わせる脂っこくボルテージの高い作風が興味津々。ノーシコワの委嘱で 作曲された最新作「ピアノソナタ第2番」も異常なまでに充実した内容。アウエルバッハ恐るべしと申せましょう。  (Ki)
PH-07065(4CD)

クララ・シューマン:ピアノ作品全集 スザンネ・グリュツマン(P)
昨今の女性作曲家研究の発展のおかげで、「シューマンの嫁」という概念を越えてひとかどの作曲家として評価されるようになってき たクララ。彼女の作品はかなり録音に恵まれてはいますが、ピアノ曲全集は大歓迎の登場と申せましょう。デリケートかつ名人芸的な 美しい作品ばかりです。 (Ki)
PH-07068
カペッラ・ストラヴァガンテ
ヴィヴァルディ:草原にて歌え RV.623
ヘンリー8世:良き友との気晴らし
伝承曲:グリーンスリーヴス
ウィリアム・コーニッシュ:狩人よ、汝の角笛を吹き鳴らせ
プレトリウス:「テレプシコーレ」〜燭台のブランル
ホルボーン:メランコリア像
プレトリウス:ヴォルタ
ヨハン・ミヒャエル・バッハ:そは偉大なる勝利
モンテヴェルディ:愛しきクローリ、
 私の甘いため息
おおバラ色の小さなバラよ
A.スカルラッティ:愛するクローリから遠く
ヴィヴァルディ:いと公正なる怒りの激しさに RV.626
カペッラ・ストラヴァガンテ
[カトリン・フライブルク(S)
クリスティアン・ハギッテ(Cemb)
カトリン・ハギッテ(Fl/ポジティヴOrg)
ユリア・プリッゲ(Vn1)
マルギット・ライニッケ(Vn2)
ステファノ・マコル(Va)
ローリー・ランドルフ(Gamb/G/Perc)
ラインハルト・エガー(Vc)]
録音:2006年2月-3月、ホッホマイスター(騎士団長)教会コミュニティ・ホール、ベルリン
PH-07071
バッハ・リフレクションズ
バッハ:パルティータ第6番ホ短調 BWV.830
平均律クラヴィーア曲集第2巻より
前奏曲とフーガ第22番変ロ短調 BWV.891
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガOp.87〜第24番ニ短調
リスト:バッハの主題による変奏曲
デイヴィッド・テオドール・シュミット(P)
1982年エルランゲン生まれの気鋭シュミットによるアルバムは、この若さで彼自身が人生の一部と語るバッハと、その影響を受けた後世 の作曲家たちのピアノ曲を収めています。幼少より慣れ親しんだバッハでの共感に満ちた演奏からは、未来の大器を予感させます。  (Ki)
PH-07072
グルジアの作曲家によるギター音楽
ニコ・ナリマニーゼ (1904-1975):舞曲
 ホルミ、サタマショ、ギターソナタ、
 グルジアの歌
ゲルマン・ザパリーゼ (1939-):イメレチの騎 兵の歌、輪舞、
 シャヴレゴ変奏曲、ギター・ソナタ、
 こびとの行進、アレグロ・コン・ブリオ、
 汝は真の芸術なりぶどう畑よ
テンギス・シャヴロハシヴィリ (1946-):バラード
ワージャ・カランダーゼ (1961-):チェラ、
 ヤヴナナ
オレグ・チモフェーエフ(7弦G)
旧ソ連邦コーカサスの共和国だったグルジアは、中東的な異国情緒に満ちた美しい文化を持っています。太陽に恵まれ、むしろラテ ン的な気質に富むグルジア人にギターという楽器はピッタリ。ここに収められた作品は、血の気の多さと独特の哀感、美しいメロディ にあふれた独特の魅力にあふれています。ロシア独特な7弦ギターの響きにも注目です。 (Ki)
PH-07073
スパニッシュ・ヘリテッジ
ロドリーゴ:ある貴紳の為の幻想曲
アルベニス:スペインの歌Op.232
トゥーリナ:ギター・ソナタ ニ短調Op.61
フリーデマン・ヴットケ(G)
セバスティアン・テヴィンケル(指)
プファルツハイム南西ドイツ室内O
PH-07074(2CD)
ハイドン:オラトリオ「天地創造」Hob.XXI: 2 クリスティアーネ・エルツェ(S)
スコット・ウィアー(T)
ぺーター・リカ(Bs)
ロジャー・ノリントン(指)
ヨーロッパ室内O、RIAS室内cho
PH-07076(2CD)
ハイドン:オラトリオ「四季」Hob.XXI: 3 クリスティアーネ・エルツェ(S)
スコット・ウィアー(T)
ぺーター・リカ(Bs)
ロジャー・ノリントン(指)
ヨーロッパ室内O、RIAS室内cho
録音:1991年9月、ベルリン、フィルハーモニー・カンマームジークザール(ライヴ)
PH-08002
シュニトケ:チェロとピアノの為の作品集
チェロ・ソナタ第1番/第2番
ムジカ・ノスタルジカ、
バレエ音楽「ベール・ギュント」のエピローグ
ダヴィド・ゲリンガス(Vc)
タチヤナ・ゲリンガス(P)
シュニトケはロストロポーヴィチをはじめ、グートマン、イワシキンなど優れたチェロ奏者の友人に恵まれたためか、素晴らしいチェロ 作品を多く残しています。ロストロポーヴィチの愛弟子ゲリンガスもシュニトケの親しい友人のひとりでした。技巧的にはかなりの難曲ぞ ろいですが、ゲリンガスの完璧なテクニックと闇を垣間見せる深い音楽性に唖然とさせられます。 (Ki)
PH-08005(2CD)
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」*
ブラームス:二重協奏曲 イ短調Op.102#
ベートーヴェン:合唱幻想曲Op.80+
トーマス・ツェートマイアー(Vn;#)
アントニオ・メネセス(Vc;#)
スヴャトスラフ・リヒテル(P;+)
クルト・ザンデルリング(指)
WDRケルンRSO、モスクワRSO+、
ソヴィエト国立アカデミーcho+
録音:1985年10月(ライヴ)WDRアーカイヴ(*/#)/1952年 モスクワ(メロディア原盤)+
2002年5月19日、長年の手兵ベルリン交響楽団とのコンサートを最後に、公式の活動からの引退を表明した“最後の巨匠”ザンデルリ ング。なんと極上のライヴProfil よりバイエルン放送響との「ロマンティック」(PH.05020)以来、またしても注目のライヴが登場します。 悠然たるテンポで描かれる、まさに風格の美学ともいうべき「田園」。ザンデルリングはこれに先立ちフィルハーモニアとのスタジオ盤全 集(80、81年)を完成させていますが、まさにこれは破格。第1 楽章冒頭おなじみのメロディから、怒濤の嵐を経て、大きく弧を画くよう に歌うフィナーレまで心底しびれます。さらに、同日のドッペルコンチェルトがまた強烈。ここでも磐石で貫禄たっぷりの巨匠スタイルの もと、名手ふたりが伸び伸びとそして熱いソロを聴かせています。 なお、ボーナスとして巨人リヒテルとのこれまたスケール大きな合唱幻想曲も収められています。文字通り、ザンデルリングの至芸が味わ えるぜいたくなアルバムの登場といえるでしょう。 (Ki)
PH-08011
アーロノヴィチ/フランク&レスピーギ
フランク:交響曲 ニ短調
レスピーギ:交響詩「ローマの松」*
ルドルフ・ショルツ(Org;*)
ユーリ・アーロノヴィチ(指)ウィーンSO
録音:1985年3月20日ムジークフェライン大ホール(ライヴ)
オーストリア放送協会提供の音源による復刻。戦時の実体験にもとづく迫真の「レニングラード」(PH.07009)が強烈な印象を与えた、アーロノヴィチによる注目のライヴ第2 弾。数多くの録音を残し相性の良さをみせるウィーン響との顔合わせによる今回は、鬱蒼とした響きで重く濃い味わいのフランクと豪華絢爛なレスピーギというプログラム。当時Wiener Zeitung やDie Presse の演奏会評でも大きく取り上げられました。なお、当夜はほかにハインリヒ・シフの独奏でプロコフィエフの交響的協奏曲も演奏されています。 (Ki)
PH-08014
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番(デレヴャンコ編によるピアノ三重奏と打楽器版)、
ピアノ三重奏曲第1番Op.8/第2番ホ短調Op.67
トリオ Opus 8
[ミヒャエル・ハウバー(P)
エックハルト・フィッシャー(Vn)
マリオ・デ・セコンディ(Vc)]
PH-08018
C.P.E.バッハ:シンフォニア ト長調 Wq.182-1
チェンバロ協奏曲 ハ長調 Wq.20
シンフォニア ト長調 Wq.173
シンフォニア ホ長調 Wq.182-6
シンフォニア 変ホ長調 Wq.179
フローリアン・ビルザク(Cemb;*)
ロジャー・ノリントン(指)
カメラータ・ザルツブルク
録音:2004年12月20日、ダルムシュタット、市教会(ライヴ)
004年12月メルク・フィルハーモニーの招聘により、ノリントンと手兵カメラータ・ザルツブルクが‘ダルムシュタット音楽の秋’で行ったライヴはオール・エマヌエル・バッハという意欲的なプログラムでした。大胆で独創的、快活で生命力ある音楽が持ち味のエマヌエル・バッハ。近年さまざまな団体が取り上げるようになり再評価の機運が盛り上がりをみせていますが、なによりノリントンらによる極上の演奏で聴けるというのが価値あるところ。“同時代の演奏様式により可能なかぎり作品の再創造を標榜する”というノリントンによるテーマが、ほぼ理想的な形で具現化されています。ときに優美にときに攻撃的に前進するアレグロに、深い詩情をたたえた緩徐楽章も魅力のシンフォニア。そして作曲者の名手ぶりがそのまま内容に反映されたコンチェルト。すべてノリントンにとって初レパートリーとなるものです。 (Ki)
PH-08019
ロジャー・ノリントン/シューベルト
シューベルト:イタリア風序曲第1番、
交響曲第3番/第8番「未完成」
ロジャー・ノリントン(指)
カメラータ・ザルツブルク
録音:2002年5月31日、6月1日、ザルツブルク、モーツァルテウム、大ホール(ライヴ)
ノリントンが振ったシューベルトの録音ではこれまでにも、かつての手兵ロンドン・クラシカル・プレイヤーズと「グレイト」(88年ライヴ)、第5番&「未完成」(89年スタジオ)、第4番&第6番(90年)、また「グレイト」についてはシュトゥットガルト放送響とのライヴ(01年)が知られています。すでに50年以上の伝統を有する室内編成のモダン・オケを起用した当ライヴでも、ノリントンのアプローチはまったくいつもどおり。ノンヴィブラート奏法による弦は舞台両翼に振り分けたヴァイオリンに、中央後方一列にならぶコントラバス、右手にはケトル・ドラムという楽器配置。ただし、編成については旧録音では第1、第2ヴァイオリンがともに10、ヴィオラ8、チェロとコントラバスが各6、ホルンの3をのぞいて管楽器はすべて各2であったのに対して、今回はわずかに弦のパートで縮小変更がみられます。コンパクトなサイズの選択が奏功していることは確かに認められ、たとえば「未完成」。シャープなフォルムでありながら、第1楽章における不気味なコントラバスの動きはかえって際立ち、音を割ったホルンの咆哮をふくめて迫力にも不足しません。そしてもちろん、アンダンテはいっそう透明で研ぎ澄まされ、あたたかく美しいピュア・トーンの本領が申し分なく発揮されています。録音について。2本のマイクによるワンポイント収録のため、クリアでリアルなおかつ自然な定位が得られ、ノリントンの志向に適ったものとなっています。なお、交響曲第3番の終演後にのみ拍手入り。
=未完成のトラック・タイム比較=
[ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ/1989年]T.12’46”+U.9’11”=TT.21’57
[カメラータ・ザルツブルク/2002年]T.14’01”+U.10’16”=TT.24’17
=ノリントン&カメラータ・ザルツブルク、シューベルトの楽器編成=
第1ヴァイオリン7、第2ヴァイオリン6、ヴィオラ5、チェロ4、コントラバス3、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ1     (Ki)
PH-08029(4CD)

ロストロポーヴィチ記念コンサート
(1)ウォルトン:パッサカリア
(2)カンチェリ:涙のあとに
(3)デュティユー:ザッヒャーの名による3つのストローフェ
(4)シュニトケ:インプロヴィゼーション
(5)ルトスワフスキ:ザッヒャー変奏曲
(6)ブリテン:無伴奏チェロ組曲第2番Op.80
(7)シュニトケ:弦楽三重奏の為のメヌエット

(8)プロコフィエフ(ロストロポーヴィチ編):シンデレラのワルツ、3つのオレンジへの恋の行進曲

(9)ロストロポーヴィチ:ユモレスクOp.5
(10)ロストロポーヴィチ:エチュード
(11)ドビュッシー:夜想曲とスケルツォ
(12)ピアソラ:グラン・タンゴ
(13)カンチェリ:ほほえみをスラヴァに
(14)シャポーリン:ロシアの歌とスケルツォ
(15)シュニトケ:郷愁の音楽
(16)ブリテン:チェロ・ソナタOp.65
(17)シュニトケ:「ペール・ギュント」エピローグ
(18)ミャスコフスキー:チェロ・ソナタ第2番
(19)プロコフィエフ:チェロ・ソナタOp.119
(20)シチェドリン:スラヴァ、スラヴァ!
(21)ヘンツェ:マルガレート・ゲッデス哀悼〜チェロ6本の為の
(23)プロコフィエフ:チェロ小協奏曲第2楽章〜チェロ6本の為の
(22)シチェドリン:良い旅を〜スラヴァの思い出に〜リコーダーとチェロ6本の為の(世界初演)
(24)カルソンス:アルジヤ
(25)バーンスタイン:ミサ曲より3つの瞑想曲
(26)カンチェリ:黙祈〜ロストロポーヴィチ生誕80年とクレーメル生誕60年を祝して(世界初演)
(1)セバスティアン・ヘス
(2)ユリウス・ベルガー
(3)ラースロー・フェニェー
(4)ホン・エンスン
(5)レオナルト・エルシェンブロイヒ
(6)ミクローシュ・ペレーニ
(7)ギドン・クレーメル、
 ウーラ・ジェブリューナイテ、ダーヴィド・ゲリンガス
(8)リン・ハレル、パーヴェル・ギリロフ
(9)ガブリエル・シュワーベ、ギリロフ
(10)チョー・ヨンチャン
(11)ゲイリー・ホフマン、ダーヴィド・ゼリグ
(12)ヨンチャン、ギリロフ
(13)ミッシャ・マイスキー、ギリロフ
(14)アンドレアス・ブランテリト、ギリロフ
(15)アルト・ノラス、ラルフ・ゴトーニ
(16)ナターリヤ・グートマン、ヴャチェスラフ・ポプルーギン
(17)ゲリンガス、ヤーシャ・ネムツォフ
(18)ミグートマン、ポプルーギン
(19)ブランテリト、ギリロフ
(20)ネーメ・ヤルヴィ(指)バイエルンRSO
(21)(22)プチェリッシモ
(23)ザビーネ・アムボス、チェリッシモ
(24)ゲリンガス(指)チェッリシモほか
(25)ゲイリー・ホフマン、ゲリンガス(指)
 クレメラータ・バルティカ
(26)クレーメル、マリー・エリザベス・ヘッカー、
 クレメラータ・バルティカ
PH-08030
ドン・コサック合唱団〜古いロシアの歌
夕べの鐘/黒い瞳/レズギンカ/
木イチゴ摘み/愛の力で私は祈る/
緑の牧場で〜カリンカ/小さい鐘が鳴る/
騎兵の行進/2つのコサック歌謡/
赤いサラファン/森の中で/ボルガの舟歌/
ドン河畔にて/2つのギター/
ステンカ・ラージン/神よ汝の民を救いたまえ/
捕らえられたコサック/出発
ドン・コサックcho
録音:1953年 モノラル
PH-08033
コロリオフ〜ヘンデル:クラヴィーア組曲集
第4番ニ短調HWV.437/
第3番ニ短調HWV.428
第7番ト短調HWV.432/
第8番ト長調HWV.441
エフゲニー・コロリオフ(P)
録音:2007年1月22日-26日、シュトゥットガルト、カンマームジークスタジオ(SWR製作)
PH-08036(2SACD)
ヴェルディ:レクイエム ヴィオレッタ・ウルマーナ(S) オリガ・ボロディナ(A)
ラモン・ヴァルガス(T) フェルッチョ・フルラネット(Bs)
セミヨン・ビシュコフ(指)WDRケルンRSO、
NDRハンブルク放送cho、トリノ・テアトロ・レッジョcho、WDRケルン放送cho
録音:2007年11月12日-16日、ケルン、フィルハーモニー(ライヴ)
PH-08040
フランク:交響詩「プシシェ」〜プシシェの眠り/西風にさらわれるプシシェ/エロスの園/プシシェとエロス
シベリウス:交響曲第2番ニ長調Op.43
ユーリ・アーロノヴィチ(指)ケルン・ギュルツェニヒO

録音:1978年2月22日ケルン、ドイチュラント放送
Profilがおくるアーロノヴィチによる注目のライヴ・シリーズ。戦時の実体験にもとづく迫真の「レニングラード」(PH.07009)、フランクの交響曲とレスピーギの「ローマの松」(PH.08011)につづく第3弾は、首席指揮者(1975−1986)を務めた手兵ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団とのライヴ。前回に引き続いて今回も前半は、鬱蒼とした響きで重く濃厚なロマンチシズムをたたえたフランク。そして、たたみかけるような自在なテンポとダイナミックなアプローチが特徴といえる後半のシベリウス。ロシアの指揮者はシベリウスを好みますが、アーロノヴィチのこのライヴからもそれは十分に感じられます。指揮にみごとに反応するオケの高い合奏能力も聴きどころ。ドイチュラントラジオ収録、ドイチュラントラジオ・クルトゥーア提供の音源による復刻で音質も万全です。  (Ki)
KDC-5051

ウィリアム・オルウィン(1905-1985):オーボエ・ソナタ
ヨハン・ウェンツェル・カリヴォダ(1801-1866):サロンの小品Op.228
デュティユー:オーボエ・ソナタ
ニーノ・ロータ:悲歌
アントニオ・パスクリ(1842-1924):ヴェルディの「シチリア島の夕べの祈り」の主題による大協奏曲
渡辺克也(Ob)
デイヴィッド・ジョンソン(P)

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