湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


声楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



Alba
ABCD-269(1CD)
ノルドグレン(1944-2008):天空の光Op.63 メルヤ・ヴィルッカラ(S) 
アンシ・ヒルヴォネン(T) 
リトヴァ・タルヴィティエ(ヨウヒッコ)
中央オストロボスニア室内cho
カウスティネン児童cho
ユハ・カンガス(指)オストロボスニアCO
民俗楽器オーケストラ 

録音:1999年12月4日-5日 民俗芸術センター、カウスティネンホール(フィンランド)(ライヴ)]
ペール・ヘンリク・ノルドグレンの「天空の光」は、フィンランド音楽のなかでも異彩を放つ作品のひとつに挙げられます。『カレヴァラ』出版150周年を記念する作品としてカウスティネン文化委員会から委嘱を受けたノルドグレンは、『カレヴァラ』にも描かれた創造と太陽の解放の物語を題材に、「導入部」「夜と昼の鳥」「月を呑みこんだ者の追放」「地底の国マナラ深く、悪の力が光を隠す」「太陽と月と星の解放」の5つの部分からなる作品を完成させました。オーケストレーションは独創的です。2組の弦楽五重奏、木管五重奏、2組の打楽器、ハープシコード、ピアノという編成のオーケストラ、児童合唱と混声合唱、ソプラノとテノールの独唱、さらにフィンランドの太古の響きと色を求め、5つの5弦カンテレ、3つの36弦カンテレ、2つの山羊の角笛、葦笛、牧童笛、うなり板、打奏板、シャーマンドラム、ヨウヒッコ(2-4弦の弓形竪琴)による民俗楽器オーケストラが加えられました。フィンランド伝統の楽器が使われた背景には、技術の専門化した現代社会と、技巧に走り、学究的になりすぎた現代音楽への抗議がこめらているといわれます。「夜と昼の鳥」と「太陽と月と星の解放」に合唱と独唱が加わり、『カレヴァラ』によらない独自のテクストを歌います。初演は1985年2月3日のカウスティネン室内音楽週間。コッコラ管弦楽団とカウスティネンの音楽家のアンサンブルをヨルマ・パヌラが指揮しました。この作品が1999年に演奏された際に第3部分として追加された、歌手(テノール)、ヨウヒッコとサンプリングテープのための「間奏曲.天体の宇宙ダンス」が最後のトラックに収録されています。 (Ki)
Hanssler
98-551(6CD)
バッハ:待降節&クリスマス・カンタータ集

[CD1]66’48”
カンタータ第62番「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV.62(待降節第1日曜日用)
 録音:1979年10月、1980年2、4月
カンタータ第36番「喜び勇んで羽ばたき昇れ」BWV.36(待降節第1日曜日用)
 録音:1980年8月、1981年2月、1982年3月
カンタータ第61番「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV.61(待降節第1日曜日用)
 録音:1977年12月、1978年1月
[CD2]69’36”
カンタータ第132番「道を備えよ」BWV.132(待降節第4日曜日用)
 録音:1976年9月、1977年1、4月
カンタータ第63番「キリスト者よ、この日を銘記せよ」BWV.63(降誕節第1日用)
 録音:1971年2月、1981年3月
カンタータ第91番「讃美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」BWV.91(降誕節第1日用)
 録音:1972年2月、1984年
[CD3]43’21”
カンタータ第110番「われらが口を笑いにて満たすべし」BWV.110(降誕節第1日用)
 録音:1975年1、2、5月
カンタータ第191番「いと高きところには神に栄光あれ」BWV.191(降誕節第1日用)
 録音:1971年2、5月
[CD4]66’15”
カンタータ第40番「神の子の現われたまいしは」BWV.40(降誕節第2日用)
カンタータ第57番「試練に耐えうる人は幸いなり」BWV.57(降誕節第2日用)
 録音:1981年11月、1982年2月
カンタータ第121番「キリストを、われらさやけく頌め讃うべし」BWV.121(降誕節第2日用)
 録音:1980年2、4月
[CD5]59’45”
カンタータ第64番「見よ、父なる神の大いなる愛を」BWV.64(降誕節第3日用)
 録音:1977年9月、1978年1月、1981年4月
カンタータ第133番「われ汝にありて喜び」BWV.133(降誕節第3日用)
 録音:1980年2、4月
カンタータ第151番「甘き慰めなるかな、わがイエスは来ませり」BWV.151(降誕節第3日)
 録音:1971年2月
[CD6]52’45”
カンタータ第122番「新たに生まれし嬰児」BWV.122(降誕節後第1日曜日)
 録音:1972年2月
カンタータ第65番「彼らみなシバより来らん」BWV.65(顕現節)
 録音:1978年9月、1979年2月
カンタータ第123番「いと尊きインマヌエル、虔しき者らを率いたもう君侯」BWV.123(顕現節)
 録音:1980年2、4月
アーリン・オジェー、ヘレン・ドナート、
カトリン・グラーフ、インガ・ニールセン、
ノブコ・ガモウ=ヤマモト(S)
ユリア・ハマリ、ドリス・ゾッフェル、
アン・マレー、ヒルデガルド・ラウリヒ、
ガブリエーレ・シュレッケンバッハ、
ヘレン・ワッツ、ヘルラン・ガードウ、
ヴェレナ・ゴール(A)
ペーター・シュライアー、クルト・エクヴィルツ、
アルド・バルディン、アーダルベルト・クラウス(T)
ヴォルフガング・シェーネ、
ヴァルター・ヘルトヴァイン、
ジークムント・ニムスゲルン、
フィリップ・フッテンロッハー、
ハンス=フリードリヒ・クンツ、
ニクラウス・テューラー(Bs)
ヘルムート・リリング(指)
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊
録音場所:シュトゥットガルト記念教
ヘンスラー社による不滅の金字塔「バッハ大全集」でシリーズの監修を務めたリリング。巨匠が完成させたカンタータの全曲録音より、当セットでは待降節と降誕節(クリスマス)にちなんだナンバーを収めています。多彩なソリストの並ぶなか、目を引くのがいまは亡きオジェー。これは美声で知られた彼女の姿を知るうえで、最良の録音といえるのではないでしょうか。さらに、器楽のゲストもじつに豪華な顔ぶれで、フルートのペーター=ルーカス・グラーフ(第110番、第123番、第151番、第191番)、オーボエの宮本文昭(第57番)やインゴ・ゴリツキ(第132番、第151番)、ファゴットのクラウス・トゥーネマン(第110番)といった具合。アンサンブルもよく練られており、やさしさと喜ばしい雰囲気に満ちた内容に、安定した音楽を聞かせるリリングの手腕はさすがといったところでしょう。なお、ブックレットは演奏家およびトラック・リストとドイツ語&英語歌詞訳のみの仕様となっています。 (Ki)
IDIS
IDIS-6575(1CD)
ヴェルディ:レクイエム ジンカ・ミラノフ(T) 
ロザリンド・エリアス(A)
カルロ・ベルゴンツィ(T) 
ジョルジョ・トッツィ(Bs)
ブルーノ・ワルター(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho
録音:1959年3月29日,ニューヨーク
ブルーノ・ワルターはヴェルディには格別の愛着があったのですが、米国移住後は指揮をする機会があまりなく、録音も僅か。このレクイエムはそのうちの最も新しい録音で、ワルターを語る上で貴重なもの。テノールが若き日のベルゴンツィというのも注目です。 (Ki)
IDIS
IDIS-6576(1CD)
シュワルツコップ/アリアと歌曲集
プッチーニ:「ボエーム」から
ヘンデル:「快活の人沈思の人温和の人」から
J.シュトラウス:春の声
バッハ:「狩りのカンタータ」BWV208から
 あなたがそばにいればBWV508
シューベルト:鳥たちD.691,
 アルプスの狩人D.588
グルック:小川は流れる
モーツァルト:夕べの想いK.523,
 魔法使いK.472
グルーバー:静かな夜(清しこの夜)他
エリザベート・シュワルツコップ(S)
録音:1946-54年
IDIS-6563の続編。シュワルツコップの比較的初期の録音を集めています。彼女には珍しい曲もあれば、引退まで歌い続けた曲もあり、ファンなら興味深いものです。 (Ki)
VENEZIA
CDVE-04362(2CD)
ショスタコーヴィチ:声楽曲集
(1)ブロークの詩による7つの歌Op.127
(2)イギリスの詩人の詩によるバスの為の6つの歌Op.140
(3)ツヴェターエワの詩による6つの詩Op.143a
(4)ミケランジェロの詩によるバスの為の組曲op.145a
(1)ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S)
 ダヴィド・オイストラフ(Vn)
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
 ヴァインベルグ(P) [1967年 初演時のライヴ]
(2)エフゲニー・ネステレンコ(Bs)
 ルドルフ・バルシャイ(指)モスクワCO[1974年]
(3)イリーナ・ポガチェーワ(Ms)
 ルドルフ・バルシャイ(指)モスクワCO[1974年]
(4)エフゲニー・ネステレンコ(Bs)、
 M・ショスタコーヴィチ(指)モスクワRTV響[1975年]
LSO Live
LSO-0683(2SACD)
ヴェルディ:レクィエム クリスティーン・ブルーワー(S) 
カレン・カーギル(Ms)
スチュアート・ネイル(T) 
ジョン・レリア(Bs)、ロンドン交響cho
ジョセフ・カレン(合唱指揮)
サー・コリン・デイヴィス(指)LSO
録音:2009年1月11&14日ロンドン、バービカンセンター(ライヴ)
モーツァルトの「レクィエム」、ティペットの「われらが時代の子」、マクミランの「聖ヨハネ受難曲」、そしてハイドンの「天地創造」と、このところLSOLiveより立て続けに大作の声楽曲を発表している巨匠デイヴィス。ますます意気盛んなマエストロと手兵による最新録音はヴェルディのレクィエム。なお、この2009年1月の演奏会は、前年2008年11月23日に急逝したリチャード・ヒコックスの思い出に捧げられたものです。1976年にロンドン交響合唱団の音楽監督に就任したヒコックス(1948−2008)は、1991年にそのポストを離れた後も名誉指揮者、さらにはプレジデントを任じられ、1985年には客演副指揮者に迎えられるなどLSOともゆかりの深かったことで知られています。こうした背景もあってのことでしょう。ここでのオケ、合唱は共に特別な共感を寄せて演奏に臨んでいるであろうことは想像に難くありませんが、それはヒコックスの師であるデイヴィスとしてもやはり同じはず。1991年のバイエルン放送響とのセッション録音をはじめ、その長いキャリアとほぼ同じ期間に本作を取り上げ続けてきた経験より得た、力みのないひたすら自然な流れ。80歳を越えたデイヴィスの音楽に内在する高潔な志と無我の境地には強く打たれるものがあるというべきでしょう。「デイヴィスの生み出す燃えたぎる情熱、見識、的確さ、そして音楽の物語をデイヴィスがどのように把握しているかに耳を傾けてください…デイヴィスは、第1小節からヴェルディの真髄を突き止めていました。嘆き悲しんでいるのか、怒りで沸騰するかどうかに関係なく、ジョセフ・カレンの大軍はお手本というべきコンディションでした。というのも、私は、突き刺すような協和音と地獄の灼熱に導かれる、怒りの日における彼らの大声の猛攻撃からまだ立ち直れないでいます。ソリストはどうでしょうか?ここでも、わたしたちは恵まれました。サー・コリン・デイヴィスは、巨匠のタッチでヴェルディの激情と歌を表現しました…これは人生全体を悟る、確信に満ちた音楽家による円熟の譜読みでした。」(タイムズ紙ジェフ・ブラウン)  (Ki)
BIS
BISSA-1791(1SACD)
J.S.バッハ:カンタータ全集Vol.44
第146番「われらは多くの苦難を経て」BWV146
第88番「見よ、私は多くの漁師を遣わし」BWV88
第43番「神は天へと昇る、歓喜の声とともに」BWV43
レイチェル・ニコルズ(S)、
ロビン・ブレイズ(A)、ゲルト・テュルク(T)、
ペーター・コーイ(Bs)、
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
。146番は第1曲が有名な「チェンバロ協奏曲ニ短調」の第1楽章、第2曲も同曲の第2楽章と同一の音楽なのが興味津々。さらに珍しく大オルガンが活用されて壮麗な作品となっています。当録音では鈴木優人演奏による神戸松蔭女子大学チャペルのマルク・ガルニエの銘器がすさまじい効果をあげます。43番での華麗なトランペットの妙技とともに、BIS-ならではの録音の良さが光ります。 (Ki)
K&K
KUK-59(1CD)
シューベルト:マティソンの詩による男声重唱のための歌曲集
愛の精霊/追憶/思い出/反響/墓
精霊の踊り/青年の喜び/愛/
輪舞のために/夜/自然の喜び
金色の輝き/大地/愛の精霊
夜の明るみ
シューベルト・ホッホ・フィーア四重唱団、
トーマス・ザイボルト(P)
録音:2008年9月21日、マウルブロン修道院、ライヴ
シューベルト・ホッホ・フィーア四重唱団は6人組の男性ヴォーカル・アンサンブルでアバド、バーンスタイン、ガーディナーらとも共演している国際的なグループ。
CEDILLE
CDR90000-109(1CD)
アメリカの合唱曲〜世界初録音集
ホヴァネス:4つのモテットOp.268(1973)
エゴン・コーエン(1984-):スターバト・マーテル(2006)
ポール・ニコルソン(1963-):ヴェルム・テンプリ(1998)
ポール・フレンチ(1959-):私は誰?(2007)
E.ブラックウッド:(1933-):キング・ジェイムズ・マニフィカト(2004)
ロバート・クロイツ(1922-96):スカプリス・スイス(1960)
ウィリアム・フェリス(1937-2000):リリカ・サクラ(1962)
ウィリアム・C.ホワイト(1983-):ヌンク・ディミティス(2007)
ジョージ・ロックバーグ(1918-2005):見よ我が奉仕者よ
ポール・フレンチ(指)ウィリアム・フェリスcho

録音:2007-08年
ホヴァネスを始めアメリカの作曲家たちの宗教的な作品の世界初録音集。
CEDILLE
CDR90000-110(1CD)
流浪のユダヤのキャバレー・ソング
「流浪前の偉大な倦怠」エドゥムント・ニック(1891-1973)&エリッヒ・ケシュトナー(1899-1974)の歌曲(6曲)
)「追放された言語」M.ミルナー(1886-1953)、M.ゲビルティヒ(1877-1942)、A.エルシュタイン(1907-63)の劇場及び映画のための歌曲(3曲)
「伝統の変形」アイスラー:新聞の切抜きOp.11より(2曲)
「流浪の民の詩学」アイスラーとK.トゥホルスキー(1890-1935)の歌)
曲(6曲
「内なる流浪のトラウマ」ヴィクトル・ウルマン(1898-1944):3つのユダヤの歌Op.53(1944)
「郷愁と流浪」G.クライスラー(1922)、H.レオポルディ(1888-1959)、ミシャ・スポリャンスキー(1898-1985)の歌曲(3曲)
「流浪の繰り返し」フリードリヒ・ホレンダー(1896-1976)の劇場及び映画のための歌曲(3曲)
ニュー・ブダペスト・オルフェウム・ソサエティ
(メゾ・ソプラノ、バリトン、ピアノ、ヴァイオリン、ドラムス、ベースのアンサンブル)
録音:2008年4月シカゴ
20世紀のユダヤのキャバレー・ソングを集めたアルバム。ニュー・ブダペスト・オルフェウム・ソサエティはシカゴ大学のアンサンブル・イン・レジデンスを務めるアメリカのアンサブルです。
BIS
BISSA-1791(1SACD)
J.S.バッハ:カンタータ全集Vol.44
第146番「われらは多くの苦難を経て」BWV146
第88番「見よ、私は多くの漁師を遣わし」BWV88
第43番「神は天へと昇る、歓喜の声とともに」BWV43
レイチェル・ニコルズ(S)、
ロビン・ブレイズ(A)、ゲルト・テュルク(T)、
ペーター・コーイ(Bs)、
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
。146番は第1曲が有名な「チェンバロ協奏曲ニ短調」の第1楽章、第2曲も同曲の第2楽章と同一の音楽なのが興味津々。さらに珍しく大オルガンが活用されて壮麗な作品となっています。当録音では鈴木優人演奏による神戸松蔭女子大学チャペルのマルク・ガルニエの銘器がすさまじい効果をあげます。43番での華麗なトランペットの妙技とともに、BIS-ならではの録音の良さが光ります。 (Ki)

Hyperion
CDA-67739(1CD)
メンデルスゾーン:歌曲&デュエット集Vol.4
春の憩いOp.9-8/捨て去られし者
Seltsam, Mutter, geht es mir/滝
グロッソ/4つの歌曲
やわらかな月明かりの夜の湖岸で
Durch Fichten am Hugel/僕は君を想う
Tanzt dem schonen Mai entgegen
ファウヌスの悲歌/緑の中でOp.8-11
旅の歌/別れ/気をつけなさい
夜鳴きうぐいす/挨拶
なぜバラは色あせているの?
Rausche leise, grunes Dach/追憶
5月の歌Op.8-7
別の5月の歌(魔女の歌)Op.8-8
キャスリーン・ブロデリック(S)、
ハンナ・モリソン(S)、
アンナ・グレヴェリウス(Ms)、
フィンヌール・ビャルナソン(T)、
シュテファン・ローゲス(Br)、
ユージン・アスティ(P)
この第4集では1820年代から1830年代前半にかけて作曲されながらも、未出版となっていた珍しい歌曲を数多く収録しているところがポイント。
Hyperion dyad
CDD-22070(2CD)
フィンジ:歌曲集
大地と空気と雨Op.15
地球が朽ちるまでOp.19a
私は恋人に言ったOp.19b
ある若者の訓戒Op.14/夏の前と後Op.16
マーティン・ヒル(T)、
スティーヴン・ヴァーコー(Br)、
クリフォード・ベンソン(P)
20世紀イギリスの抒情、ジェラルド・フィンジ(1901−1956)がトーマス・ハーディの詩を題材として作曲した歌曲集。フィンジの情緒豊かで美しく時には物悲しいメロディ、また作品に見え隠れする影の存在をマーティン・ヒルとスティーヴン・ヴァーコーが巧みに表現した好演の復活です。CDA-66161/2からの移行再発売。
Centaur
CRC-2966(1CD)
ウーマン・オヴ・ファースト
カプラロヴァ:永遠Op.12
バツェヴィチ:3つの歌
ビーチ:3つのブラウニングの歌
L・ブーランジェ:歌曲集《空の開けたところ》
ダニエル・ウィークス(T)、オミ・オリファント(P)
ヴィテズスラヴァ・カプラロヴァ(1915−1940)、グラジナ・バツェヴィチ(1909−1969)、エイミー・ビーチ(1867−1944)、リリ・ブーランジェ(1893−1918)。チェコ、ポーランド、アメリカ、フランスから世界へと歩んでいった20世紀の大"女流"作曲家たちの歌曲集。アメリカのテノール歌手ウィークスとオリファントのデュオは、女流作曲家の歌曲の復権に取り組んでおり、2008年のヨーロッパ・ツアーでも演奏、コンセプトの両方に喝采が送られたそうです。
Danica
DCD-8234(1CD)
後期ロマン派のデンマーク合唱作品集
ロング:混声合唱のための6つの歌Op.39
ランゲ=ミュラー:Tonernes Flugt Op.5-1
マティソン=ハンセン:詩篇第121番
ハルトマン:宗教的と世俗的な詩集Op.86より、
 山上の説教Op.46より
バーネコウ:混声合唱のための6つの歌Op.17
ランゲ=ミュラー:11月の気分Op.5-2
ヴァド(パルスマー編):I Himlen
パーゼ:Hver gang nar manen skinner
ヘンリク・パルスマー(指)
エスロム=ヘレロプcho
デンマークの混声合唱団、エスロム=ヘレロプ合唱団の"暗黒の歌〜1944年−1945年フレスレヴ収容所の音楽"(DCD-8228)に続く2枚目のアルバムは、後期ロマン派時代のデンマークで生まれた美しき合唱作品集。ペーター・エラスムス・ランゲ=ミュラーやフレゼリク・ロングなどデンマークのロマン派音楽を支えた作曲たちに合唱音楽に心が洗われるかのようです。
Euridice
EUCD-44(1CD)
エリング:連作《山の乙女》〜ピアノ小品
グリーグ:連作《山の乙女》より
エリング:3つの中国の歌
オーセ・クリスタッド(S)、
セルゲイ・オサドチュク(P)
1400以上の旋律を採譜したノルウェーの民族音楽学者としても有名なカテリーヌス・エリング(1858−1942)の歌曲とピアノ小品集。1999年のノルウェー国立歌劇場デビューから檜舞台で活躍を続けるノルウェーのソプラノ、オーセ・クリスタッドが同国の先人たちの"歌"を歌います。
Bergen Digital
BD-7063SACD(1SACD)
ラインベルガー:ミサ曲へ短調Op.159、
 3つの賛歌Op.96
ヴォスレフ:聖書の絵
マグナル・マンゲシュネス(指)
ベルゲン大聖堂聖歌隊、
ビョルン・リーエン(Org)、
ラッシャー・サクソフォン四重奏団
1993年にベルゲン市芸術賞を授与されたノルウェーの合唱指揮者兼オルガニスト、マグナル・マンゲシュネスが音楽監督を務めるベルゲン大聖堂聖歌隊。19世紀リヒテンシュタインの音楽家ラインベルガーの宗教作品と、合唱&サクソフォン四重奏によるケティル・ヴォスレフ(1939−)の合唱作品という斬新な組み合わせです。

DUX
DUX-0694(1CD)
ペンデレツキ:無伴奏合唱作品全集
マニフィカト(混声;1973/1974)〜Sicut locutus est
スターバト・マーテル(三重混声;1963)
ケルビム賛歌(混声;1987)
来たれ創造主なる聖霊よ(混声;1987)
ルカ受難曲(混声;1965)〜主よ何と
サンクトゥス(女声;2009)(*)
ベネディクトゥス(女声;2002
主をたたえん(男声;1992)
ルカ受難曲(混声;1965)〜われを憐れみたまえ
主をたたえよ(混声;1992)
エルサレムの七つの門(三重混声;1996)〜深き淵より
ルカ受難曲(混声;1965)から 死の塵の中に
ポーランド・レクイエム(混声;1981)〜アニュス・デイ
ダヴィデの詩篇(混声;1985)〜われは御身をあがめん、主よ(詩篇130)
斑の鴨(?)[Kaczka pstra](混声;2008)(*)
古い様式による3つの小品(1963)〜アリア(混声)(*)
ヤン・ウーカシェフスキ(指 ポーランド室内cho

(*)世界初録音
H.M.F
HMU-907443(1CD)
ブリテン:歌曲集
ブリテン:ジョン・ダンの神聖なソネットop.35(全9曲)
パーセル:(ブリテン編)〜朝課、ヨブの苦難、晩課
ブリテン:冬の言葉op.52(全8曲)
 民謡編曲(I wonder wonder、Sail on, sail on、
 The Miller of Dee、At the mid hour of night、
 There’s none to soothe)
マーク・パドモア(T)、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
録音:2008年6月
2008年に来日、「私」を滅し、語り部に徹したいわばサムライ風の「冬の旅」を聴かせ、私たちを魅了したパドモアの新譜は、ブリテン歌曲集です。ここでもパドモアの語り部名人ぶりは全開、静かな高音域も、「技巧」というものを全く感じさせない、すべてが詩の物語にとって必然でるといった感の演奏。オリジナルはパーセルによる編曲ものも、まるで名優による詩か物語の朗読を聴いているような気分になります。ピアノのヴィニョールズも、スタインウェイ製ピアノを自在に操り、陰になり日向になり素晴らしいサポートで聴かせます。 (Ki)
Medici Arts
20-72438(DVD)
ヴェルディ:レクイエム ロリン・マゼール(指)トスカニーニSO
ノルマ・ファンティーニ(S)
アンナ・スミルノヴァ(Ms)
フランチェスコ・メリ(T) 
ラファウ・シヴェク(Bs)
フィレンツェ五月音楽祭cho
収録:2007年11月16日ヴェニス、サン・マルコ寺院(ライヴ)
20世紀を代表する巨匠指揮者、トスカニーニ。彼の没後50年にあたる2007年には世界中で記念コンサートが開かれました。この映像はヴェニスのサン・マルコ寺院で行われたロリン・マゼールによるヴェルディの「レクイエム」を収録。ロリン・マゼールは11歳の時にニューヨークでトスカニーニと対面しており、その天才少年にトスカニーニの音楽家としてのパワーは確かに受け継がれたのでしょう。トスカニーニ交響楽団とのこのツアーは、サン・マルコ寺院の理想的な音響効果により、ヴェニスの地で輝かしい成功を収めました。トスカニーニ交響楽団は、伝説の名指揮者トスカニーニが生まれ学んだイタリア・パルマの地に、2002年、その名を冠して誕生し、短期間のうちに国際舞台での高い評価を得ている話題のオーケストラです。 (Ki)
Simax
PSC-1238(1CD)
ノルウェー歌曲選集〜エヴェ・サーシュ・ナンセンへの捧げ物
アガーテ・バッケル・グロンダール(1847-1907):歌曲集「海辺の歌」作品17より「琥珀」「夜更けて」、
歌曲集「10の詩」Op.31〜「ヴァルプルギスの夜」「鳥が鋭く鳴いた」、
歌曲集「子供の春の日」Op.42〜「夕暮れに」、
歌曲集「母さんが歌う」Op.52〜「蝶々を追って」「かささぎ」、
歌曲集「5つの花飾り模様」Op.23「菩提樹」「りんごの花」「白と青のアネモネ」「睡蓮」「すみれ」、
ハルフダン・シェルルフ(1815-1868):「お前が道を知ってさえいたなら」(1852)、「魅惑の調べ」(1854)、
歌曲集「ビョルンスチェーネ・ビョルンソンの5つの歌」Op.14〜「夕べの想い」「まどろみ」「秘めし愛」「湖畔にて」「どうすればいいだろう」「歌っておくれ、愛しいナイチンゲールよ」(1851)「夕べの想い<静かで明るい日が>」(1861)、
歌曲集「8つのノルウェーの歌」Op.6〜「シュンノヴェの歌」「イングリーの歌」「ヴェネヴィル」「高い山を越え」、
リカルド・ノルドローク(1842-1866):「木は芽吹き葉をつけ」音楽「日がな一日、若者は森をさすらい」
イーサ・カタリーナ・ゲーリケ(S)
クリスチャン・イーレ・ハドラン(P)
録音:2008年5月2日-4日 プールホーグダ(オスロ郊外、リサーケル)
フラム号に乗って北極を探険し、外交官そしてヒューマニストとして尊敬され、ノーベル平和賞を受賞した科学者フリチョフ・ナンセンの妻エヴァ・サーシュ・ナンセン。彼女は、クリスチャニア大学の動物学教授ミケール・サーシュの子に生まれ、ベルリンに留学してオペラを学んだ後、歌手として活躍しました。エドヴァルド・グリーグとも親交があり、アルネ・ガルボルグの詩による歌曲集「ハウグトゥッサ」は1899年、彼女が歌って初演しました。初演の歌を聴いたガルボルグはすぐさまグリーグに宛てて熱狂的な手紙を書き送ったといわれます。イーサ・カタリーナ・ゲーリケとクリスチャン・イーレ・ハドランのふたりがエヴァ・サーシュを偲ぶこのアルバム。彼女のレパートリーから、グリーグの親友リカルド・ノルドローク、ハルフダン・シェルルフ、アガーテ・バッケル・グロンダールの歌曲が歌われています。エヴァ・ナンセンの音楽の夕べを再現するため、オスロ郊外のリサーケルにあり、フリチョフ・ナンセン研究所になったナンセン夫妻の家プールホーグダで録音が行われました。 (Ki)





Ondine
ODE-1144(1CD)
春の響き
ペッカ・ユハニ・ハンニカイネン(1854-1924):春の響き
フランス・アルフレード・フリーベリ(1822-1913):歌い手たちの旗
グスタフ・アードルフ・ヘルテル(1836-1876):君を歓迎す
ロベルト・カヤヌス(1856-1933):YL行進曲
エドゥアルド・ヘルメス(1818-1905):木こりの乾杯の歌
クリスチャン・フレードリク・クレス(1767-1812)/フレードリク・パーシウス編:ポリ行進曲
ヨーゼフ・ハルトマン・シュトゥンツ(1793-1859):学生歌
伝承曲:春の歌
ハムプス・ヴェッテルリング(1830-1870):お眠り美しい君
フレードリク・パーシウス(1809-1891):スオミの歌、乾杯の歌
伝承曲/ヨハン・ヒー=クヌセン(1896-1975)/Canorus編:いざ楽しまん
伝承曲/ヘイッキ・クレメッティ(1876-1953)/編:おお尊きフィンランド
エミール・イェネツ(1852-1930):男の歌
カール・ミカエル・ベルマン(1740-1795):酒を飲みほせ
フランツ・アプト(1819-1885):夏の朝
エミール・イェネツ(1852-1930):森の礼拝
作者不詳/Canorus編:夏の讃歌
トイヴォ・クーラ(1883-1918):メーデーの歌
ペッカ・ユハニ・ハンニカイネン(1854-1924):いつの日ふたたびポホヨラを
エミール・イェネツ(1852-1930):フィンランド万歳
ヨーセッピ・リーパ(1868-1896)/サカリ・ヒルデーン(1954-)編:わが祖国フィンランド
ジョン・ファラー(1946-)/カレ・オッリネン編:ミュージカル映画「グリース」からYou'retheonethatIwant
ウォルター・レイ/カレ・オッリネン編:タヒチ
伝承曲/エーリク・ベリマン(1911-2006)編:飲みほせ一杯目
グンナル・ヴェンネルベリ(1817-1901):二杯目
ニルス=エーリク・フォウグステット(1910-1961):三杯目
YL(ヘルシンキ大学男声合唱団)
マッティ・ヒュオッキ(指)
ヤンッキ・ネノネン&イルタ・ピラッラ・トリオ
レポレッロ・カルテット
録音:2008年9月12日-14日ヤルヴェンパーホール(ヤルヴェンパー、フィンランド)
歌詞:フィンランド語、ラテン語、スウェーデン語(対訳なし)
春は学生の合唱団にとって最高の季節! フィンランドの春の歌、祖国の歌、女と酒の歌をYLの略称で愛されるヘルシンキ大学男声合唱団が歌います。ブラームスが「大学祝典序曲」のフィナーレに使い、ロンバーグのオペレッタ「学生王子」でも歌われる学生歌「いざ楽しまん」。意外な曲は、「You'retheonethatIwant」。ミュージカル映画「グリース」でオリヴィア・ニュートン=ジョンとジョン・トラヴォルタが歌ったナンバーです。「飲みほせ一杯目」「二杯目」「三杯目」。アルバムの最後、学生たちはショットグラスで飲むシュナップスを楽しみます。YL。彼らは「歌」ではなく「春」を歌っています。祖国を愛し、恋する人に想いを捧げ、友と飲む酒を愛する。歌が人々の心に響くために、高い技術とともに必要なものがある。YLの合唱を聴くにつけ、そのことを思います。 (Ki)
Etcetra
KTC-1366(1CD)
フォーレ&プーランク歌曲集
フォーレ:歌曲集《幻想の水平線》、
 歌曲集《ある1日の詩》
プーランク:歌曲集《ある日ある夜》、
 歌曲集《村人たちの歌》、歌曲集《冷気と火》
フォーレ:歌曲集《幻影》Op.113
トーマス・オリーマンス(Br)、
マルコム・マルティヌー(P)
20世紀フランスの大バリトン歌手ジェラール・スゼイの後継者と目され、ヨーロッパで旋風を巻き起こしているオランダのバリトン奏者トーマス・オリーマンス(1977−)のソロ・アルバム!
オランダのアムステルダム音楽院で研鑽を積んだオリーマンスは、2005年にシュレーカーの歌劇「烙印を押された人々」でザルツブルク音楽祭にデビュー。
ジュネーブ歌劇場、スコティッシュ・オペラ、ネーデルランド・オペラ、フランダース歌劇場などに次々とデビューを果たすなど、欧米のオペラハウスから引く手あまたの存在です。
Etcetra
KTC-1385(1CD)
フリエント:合唱作品集
エントレ・エル・オリボ・イ・オンブレ、
ドゥ-ディヒ-ディル、クワイアブック・パートT
クラース・ストック(指)オランダ室内cho
ピアニスト、オルガニスト、クラリネット奏者、そしてオランダの大編成コンテンポラリー・アンサンブル"ASKOアンサンブル"の創設者であり、初代指揮者を務めたヤン・フリエント(1938−)の合唱作品集。独特の語法、響きを持ったフリエントの合唱作品を歌う名門オランダ合唱団の表現力の高さは超一級。

BONGIOVANNI
GB-5160(1CD)
イタリア近代歌曲集
イヴァルディ:遠く,過去,悲しい夜,穏やかな湾
レスピーギ:対比,霧,冗談,エンツォ王,舞踏への勧誘,ストルネッロを歌う女
ヴェネツィアーニ:秋の日没
クレメンティ:歌え!,船は行く,ラ・ペッレグリーナ
ガンディーノ:「四つの花」(秋のシクラメン,春のシクラメン,小さな薔薇,ザクロ),9時の鐘が鳴った
マンチネッリ:プロヴァンスの島、ムージ:ファゾールだった、ラヌッツィ:祈り
クリスティアーノ・クレモニーニ(T)、デニス・ビアンクッチ(P)
録音:2008年12月8,9日,ボローニャ(ライヴ)
イタリア近代歌曲というと、レスピーギ、ピッツェッティあたりを中心に日本でも良く歌われますが、しかし名曲はゴマンと埋もれています。このCDには極めて珍しい作品ばかりが収録され、大半は世界初録音です。ヴィットーレ・ヴェネツィアーニ(1878−1958)は、トスカニーニに招かれスカラ座の合唱指導者を1954年まで務めた人。アドルフォ・ガンディーノ(1878−1940)の「四つの花」は、全音のイタリア近代歌曲集第2巻に収録されているもの。ルイージ・マンチネッリ(1848−1921)は、指揮者としても高名でメトロポリタン歌劇場でも活躍しました。彼のオペラ「パオロとフランチェスカ」は、ヴェリズモ全盛期のイタリアオペラで、ワグネリズムの濃厚な作品として知られています。その他、フィリッポ・イヴァルディ(1874−1943)、フィリッポ・クレメンティ(1857−1909),カルロ・ムージ(1851−1920),フェルディナンド・ラヌッツィ(1859−1939)ら、いずれも貴重な曲ばかり。クリスティアーノ・クレモニーニは、1974年、ボローニャ生まれのテノール。正統イタリアンな抜けの良い声の持ち主で、時折パヴァロッティを思わせるほどの明るい美声が魅力です。 (Ki)
BONGIOVANNI
GB-5636(1CD)
チマローザ:宗教音楽集
チェリ・ヴォチェス、ドミネ・アド・アディウヴァンドゥム、クレド、マニフィカト、アントラ・ウビ・クエストゥス・エコ
リンディタ・イスク(S)、アレッシア・デ・アミチス(S)、アントーニオ・ジョヴァンニーニ(CT)、ルイージ・デ・ドナート(Bs)、フランチェスコ・クワトロッキ(指)アブルッツォSO,スコラ・カントルム・サン・シスト
録音:2008年
18世紀後半のイタリアの大作曲家ドメニコ・チマローザ(1749−1801)は、オペラのみならず宗教音楽も多数の傑作を残していますが、実際に耳にできる機会はそうはありません。このCDにはチマローザの初期の宗教作品が録音されており、ナポリ在住の音楽学者、山田高誌が自らチマローザの自筆譜から演奏譜を起こしたもの。ほとんどが世界初録音です。メインのチェリ・ヴォチェスは1767年、つまりチマローザがまだ十代の頃の作品。50分に迫る大曲で、その瑞々しくも豊かな音楽は、チマローザがいかに若くして才能に恵まれていたかを示しています。クワトロッキとアブルッツォ交響楽団の誠実な演奏で作品の魅力を万全に伝えています。山田による詳細な作品解説(伊英文)も貴重。 (Ki)
ARTS
ASACD-47749-8(1SACD)
J.S.バッハ:贖罪ミサ〜1740年ライプツィヒで行われたマリアの贖罪の宴で演奏された音楽
ミサ・ブレヴィス ト長調BWV235/《我、満ちたれり》BWV82〜アルト版/《我らみな唯一の神を信ず》BWV437/サンクトゥス ト長調BWV240/アニュス・デイ〜BWV232より/《我、彼の名を告げん》BWV200/《平和と喜びで》BWV382
ヤクブ・ブルジンスキ(C-T、指揮)、ラ・テンペスタ(古楽アンサンブル)、ユリタ・ミロスワウフスカ(S)、マリウス・シチウラ(T)、アルトゥール・ヤンダ(Bs)
録音:2007年ワルシャワ
バッハの晩年期、ライプツィヒで行なわれたマリアの贖罪の宴で演奏されたとされる音楽を再現したアルバム。単品ではなかなか聴く機会の少ない曲ばかりだけに、貴重な企画。ブルジンスキ&アンサンブル・ラ・テンペスタは近年頭角を現している古楽グループでNAXOS社よりリリースされたヴィヴァルディのスターバト・マーテルが評判になっている。SACDの最優秀音質がみずみずしい感動を呼び覚ます。
BRIDGE
BCD-9286(1CD)
ジョン・マスト(1954-):歌曲集
歌曲集「ヴィヴァ・スウィート・ラヴ」/歌曲集「静かな歌」/ピアノでのヌード/再開/証人/ソシアル・ノート/フラメンコ/ペネロープの歌/オールド・グレイ・カップル/トリオレ
エイミー・バートン(S)、パトリック・メイソン(Br)、ジョン・マスト(P)
録音:2007年
マストは当初、マンハッタン音楽院でシーモア・リプキンにピアノを学び、コンサート・ピアニストとして活躍。その傍ら交響楽、室内楽、オペラや歌曲を多数作曲し、特に歌手からの信頼が厚い。保守的な作風だが、安定した技術を持った作曲家。
NEOS
NEOS-20902(1SACD)
リスト:十字架の道行〜合唱&独唱と4手ピアノのための、
ヨンギー・パク=パーン(朴泳姫,b.1945):《ヴィデ・ドミネ、ヴィデ・アフリクティオネム・ノストラム》(2007)〜無伴奏混声合唱のための(世界初録音)*
ルペルト・フーバー(指)WDRケルン放送cho、グラウ・シューマッハー・ピアノ・デュオ(P)、H.マルティーニ(Br)、F.ゲリーセン(B)、ほか、B.ボルボヌス(S)*、M.フランケ(T)*、ほか
録音:2008年
リストのあまり演奏されることのない宗教曲と韓国の女性作曲家でクラウス・フーバー夫人でもあるパク=パーンの異色のカップリング。NEOS-ではお馴染みのアーティストたちによる演奏。
NEOS
NEOS-30804(1SACD)
ブラームス:愛の歌Op.52(混声合唱版)/ワルツOp.39〜4手のための/新・愛の歌Op.65(混声合唱版)
ルペルト・フーバー(指)WDRケルン放送cho、グラウ・シューマッハー・ピアノ・デュオ(P)
録音:2007年
2台のピアノとティンパニ伴奏による「ドイツ・レクイエム」に続くR.フーバー&WDRケルン放送合唱団のブラームス合唱曲第2弾。《愛の歌》、《新・愛の歌》はもともとSop、Alt、Ten、Basの4人の独唱者と4手のピアノのための作品であるが、このCDではそれぞれのパートを増やし、混声合唱版として演奏しています。もっとも混声合唱版による演奏は珍しいことではなく、RIAS室内合唱団やリリングなどのCDが既に出ている。1839年パリ製の歴史的なフォルテピアノを使用、その古びた音色とフーバー指揮WDRケルン合唱団の時代考証に基づいた歌唱が初演当時の雰囲気を伝えます。

MANCHESTER FILES
CDMAN-123(1CD)
ロシア歌曲集
グリンカ:私のために歌わないでおお美しい人よ+/むだに誘いをかけないで+
私はここだよイネジーリャ+/私はあのすばらしい時を覚えている+
ダルゴムイシスキー:私はまだ彼を愛している*
スペインのロマンス*/若者と乙女+/老いた下士官**
ムソルグスキー:茸狩り*/カリストラート#/蚤の歌**
ボロディン:暗い森の歌**
R=コルサコフ:グルジアの丘の上で**/八行詩**
チャイコフスキー:それは早春のことだった*
私が知ってさえいれば*/騒がしい舞踏会の中で*/セレナード*
ラフマニノフ:おお悲しまないで*/わが子よお前は花のように美しい*
昔から恋に慰めは少なく*/私はあなたを待つ*
エフゲニア・ゴロホフスカヤ(Ms)*、イリーナ・ゴロヴネワ(P)*
コンスタンチン・プルジニコフ(T(+/#))、エレーナ・マトゥソフスカヤ(P)+
マリーナ・ミシュク(P)#、ニコライ・オホトニコフ(Bs)**、ユーリー・セーロフ(P)**
録音:1974-1995年
BIS
BISSA-1546(1SACD)
イタリアの宗教音楽
ヴィヴァルディ:ソナタ変ホ長調「聖墳墓」RV130、スターバト・マーテルRV621、
ペルゴレージ:サルヴェ・レジーナ
バッハ:いと高きにある者よわが罪を贖いたまえ(ペルゴレージのスターバト・マーテルの編曲)*
ダニエル・テイラー(C.T)、エマ・カークビー(S)*、シアター・オブ・アーリー・ミュージック
ペルゴレージの心に染み入るような美しい「スターバト・マーテル」を大バッハがドイツ語版にして手を加えた版を、女王カークビーが歌唱する超豪華盤。また人気カウンター・テノールのダニエル・テイラーによるヴィヴァルディの「スターバト・マーテル」が聴けるのも嬉しい限り。カナダの古楽器団体シアター・オブ・アーリー・ミュージックもピュアな響きを聴かせてくれます。 (Ki)
Hanssler
98-548(1CD)
フランク:オラトリオ「至福」
ディアナ・モンタギュー(Ms)、キース・ルイス(T)、ジル・カシュマイユ(Br)、ジョン・チーク(Bs)、
コルネリア・カリッシュ(A)、インゲボルク・ダンツ(A)、スコット・ウィアー(T)、フアン・バスレ(Bs-Br)、ラインハルト・ハーゲン(Bs)
ヘルムート・リリング(指)シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊、SWRシュトゥットガルトRSO
録音:1990年3月2日シュトゥットガルト・リーダーハレ、ベートーヴェン・ザール(ライヴ)
教会のオルガニストを務めた経歴を反映して、フランクの作風を特徴づけているのがその宗教色。その一例といえるオラトリオ「至福」は、晩年に到達する高度な半音階法へのステップがみられる重要作。興味深いことに第5部の冒頭では、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」前奏曲の影響も認められます。豪華なソリストを配した大家リリングの録音が、品番を変更して再発となります(旧品番98.435)。  (Ki)
Rondeau
ROP-4029(1CD)
メンデルスゾーン:オラトリオ《キリスト》Op.97(未完)/詩篇第98番《新しき歌を主に向かって歌え》Op.91/詩篇第42番《鹿が谷の水を慕いあえぐように》Op.42/6つのアンセムOp.79/われらに平安を与えたまえ
クリスティーネ・ヴォルフ(S)、マルティン・ペッツォルト(T)、アンサンブル・アマコード、ゲオルク・クリストフ・ビラー(指)ライプツィヒ聖トーマス教会cho、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
J・S・バッハが27年間カントール(音楽監督)を務めるなど、長い歴史と伝統を誇るドイツの名門聖トーマス教会合唱団にとって縁の深いもう1人の音楽家、メンデルスゾーンの生誕250年記念盤は神聖なる未完のオラトリオ「キリスト」!未完の「キリスト」は、ライプツィヒに戻った晩年のメンデルスゾーンが作曲に着手しながらも、体調の急激な悪化により完成させることができなかった「エリヤ」に続く3曲目のオラトリオ。J・S・バッハから数えて16代目のカントール、ビラーが指揮する「キリスト」には、聖トーマス教会choとゲヴァントハウス管に加えて聖トーマス教会choの卒業生でもあるアンサンブル・アマコードが参加するなど生誕250年を祝うに相応しい豪華なキャストが実現!1835年から1847年までゲヴァントハウス管のカペルマイスターの任にあり、1841年には聖トーマス教会でJ・S・バッハの「マタイ受難曲」の復活蘇演を指揮したメンデルスゾーンの音楽を伝える特別な録音の登場です。
KOHO UNO
DICM-23001(1CD)
モーツァルト:「魔笛」ファンタジー
第1幕【タミーノの登場、3人の侍女の3重唱/パパゲーノのアリア/パパゲーノ、タミーノ、侍女の5重唱/モノスタートス、パミーナ、パパゲーノの3重唱/パミーナ、パパゲーノの2重唱】
フィナーレ【3人の童子とタミーノ/タミーノの独唱/パミーナとパパゲーノの2重唱/モノスタートスと奴隷たち/奴隷たちの合唱/パミーナ、パパゲーノの2重唱/終幕の合唱】
第2幕【僧たちの合唱/3人の童子の3重唱/パパゲーノのアリア】
フィナーレ【3人の童子とパミーナ/2人の武士、タミーナ、パミーナ/パミーナ、タミーノの試練と合唱/パパゲーノの独唱/パパゲーノと3人の童子/パパゲーナとパパゲーノの2重唱/モノスタートス、夜の女王、侍女の5重唱/地獄落ちとザラストロの登場/終幕の合唱】
宇野功芳(指)跡見学園女子大学cho、宮下恵美(P)
録音:2000年12月3日川口総合文化センター リリア音楽ホール(ライヴ)
以前ムジークレーベン・レーベルから発売されていたもの。美しく楽しいモーツァルトの世界を宇野功芳率いる跡見学園女子大学合唱団が清らかに歌い上げます。モーツァルトの魅力を身近に感じることの出来るアルバムです。 (Ki)
Chandos
CHAN-10528(1CD)
L・バークリー:歌曲集
ツグミ/コクトーのトンボー/ハウ・ラヴ・カム・イン/コルドバの鐘/オーデンの5つの詩Op.53/5つのヘリックの詩Op.89/秋の伝説Op.58/秋Op.60-3/5月1日のオード/ソネットOp.102/5つの中国の歌Op.78
ジェイムズ・ギルクリスト(T)、アンア・ティルブルック(P)、アリソン・ニコルズ(Hp)
医療と音楽の道を両立させながらキャリアを積み重ね、1996年に音楽への専念を決意するという異色の経歴を持つイギリスのテノール歌手ジェイムズ・ギルクリスト。ソリストとしての登場が多かったギルクリストのシャンドス初となるソロ・アルバムは、ブーランジェへの師事、カトリック改宗など、20世紀のイギリスで異彩を放ったレノックス・バークリー(1903−1989)の歌曲集。
ブーランジェに師事するためにパリに渡った最初の年の作品「コクトーのトンボー」など、イギリス的であり、時にはフランス的でもある"サー"バークリーの歌曲を、レコーディングを切望してきたギルクリストが歌います。
Tmpani
2C-2114(2CD)
ブッソッティ:ソリストと合唱&管弦楽のための《カタログの歌》
マルクス・ブレンニマン(Fl)、オリヴィエ・ラルエット(Br)、フィリップ・カーン(Bs)、フィリップ・コッホ(Vn)、イラン・シュナイダー(A)、アルトゥーロ・タマヨ(指)ルクセンブルクPO
録音:2006年9月
作曲家であると同時に、ピアニスト、画家、イラストレーター、舞台監督、学者など様々な顔を持つイタリアの奇才、シルヴァーノ・ブッソッティ(1931−)の野心作。通常の記譜法とは全く違う、絵画にも通ずる大胆な図形楽譜の考案者としても知られるブッソッティ。この「カタログの歌」の録音は、"音楽"という枠を超越しているブッソッティの発想力、難解で壮絶な作品を一糸乱れぬアンサンブルで繰り広げてゆくタマヨ&ルクセンブルク・フィルの機動力が実現させた現代イタリアを代表する巨星の記念碑です。
Tmpani
1C-1168(1CD)
サクル:歌曲集
ジョルジュ・シェアデの5つの詩/アポリネールの5つの詩/扇のための7つの句/黒い心/「語彙集」の6つの詩/演奏/6つの新しい扇/ヴェルレーヌの3つの詩/ロベール・デノの3つの詩/「生活必需品」からの4つの例/ジョルジュ・シェアデの3つの詩
フローランス・カス(Ms)、ジャン=フランソワ・ガルデイユ(Br)、ビリー・エイディ(P)
現代フランスの作曲家ギイ・サクル(1948−)の歌曲集も他のレーベルではなかなかお目にかかれない珍しい逸品。サクルの名を広める役割を果たしているティンパニからは、この歌曲集の他にビリー・エイディの弾くピアノ作品集(1C-1026)がリリースされています
※今回の移行再発売に伴い旧盤の「1C-1051」は廃盤となります。
Audite
AU-95633(1CD)
シュワルツコップ/1958年放送録音
ヴォルフ:語れとはいわないで、ただ憧れを知るひとだけが
もうしばらくこのままの姿に、悲しげに歌わないで、君よ知るや南の国
聖なる三人の王、ジプシー女、夜の魔法
シューベルト:私を置いていかないでD510、哀れな幼な児D.42
R.シュトラウス:子守歌Op.41-1、悪天候Op.69-5
彼はそう言ったがそれだけではなかったOp.41-1
パーセル:ひとときの音楽、聖処女の戒め
アーン:蜜蜂が蜜を吸うところに、あなたの目で私に乾杯しておくれ
エリザベス・シュワルツコップ(S)、ミヒャエル・ラウハイゼン(P)
録音:1958年1月6日,ベルリン
シュワルツコップが1958年にRIASベルリンのために放送用に録音をした歌曲集がCDに。当時37歳のシュワルツコップは絶頂期に差し掛かったところ、どの曲も彼女ならではの旨みを堪能できます。パーセルやアーンといった珍しいレパートリーが加わっているのも注目です。 (Ki)
VISTA VERA
VVCD-00185(1CD)
ヴィクトリア・イワノワ Vol.3
モーツァルト:来たれ、愛しのツィターよ K.351(367b)(**)/春の初めに K.597/クローエに K.524/魔術師 K.472/満足 K.349(367a)/春への憧れ K.596/別れの歌 K.519
ブラームス:牧場に一軒の家が立っていた(ドイツ民謡集(1894)第31曲)/子守歌 Op.49-4/私の眠りはますます浅くなり Op.105-2/ナイチンゲールに Op.46-4/乙女の歌 Op.107-5/セレナード Op.106-1/甲斐なきセレナード Op.84-4/菩提樹に霜が降りて Op.106-3/野の寂しさ Op.86-2(*)/ナイチンゲール Op.97-1(*)/別れの時に Op.95-3b(*)
グリーグ:秘めた愛 Op.39-2(+)/小さなマルガレート Op.60-1(+)/森の中の散歩 Op.18-1(+)/睡蓮で Op.25-4(+)
ジャン=バティスト・ヴェッケルラン(1821-1910):私はシダになりたい(#)/少女たち(#)/エグゾーデのメヌエット(**)/Philis plus avare que tender(**)/アルプスの花(**)
ドビュッシー:ひめやかに/緑/マンドリン/牧神/パンの笛/家のない子供たちのクリスマス
ヴィクトリア・イワノ(S)、G・ジンゲル(P)、A・リュビーモフ(P)*、B・アブラモヴィチ(P)+、B・ベルマン(Cemb)#、O・エルデリ(Hp)**
録音:1963、1967-1970、1973、1985年
MELODIYA
MELCD-1001547(1CD)
シュニトケ:合奏協奏曲第2番(*)、カンタータ「ヨハン・ファウスト博士の物語」(+)
オレグ・カガン(Vn)*、ナタリヤ・グートマン(Vc)*、ライサ・コトワ(A)+、エリク・クルマンガリエフ(C.T)+、アナトリー・サフューリン(Bs)+、ソヴィエト国立文化省交響cho+、
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)ソヴィエト国立文化省SO
録音:1987年(*)/1985年5月27日、レニングラード・フィルハーモニー大ホール、ライヴ(+)

Alba
NCD-39(1CD)
葉と葉のあいだに
ヤルモ・パルヴィアイネン(1928-1994):夕べ
マシュー・ホィットール(1975-):雨音に耳を傾けるように
ユホ・ミエッティネン(1978-):「アーロ・ヘッラーコスキの詩による5つの歌」〜画家、
ドルチェ・ファル・ニエンテ(のほほんと暮らす)
アレックス・フリーマン(1972-):「アーロ・ヘッラーコスキの詩による4つの歌」〜一位星、月明かりの森、雨、なんと小さな
マシュー・ホィットール(1975-):四季
前奏曲【春、桜】、前奏曲【夏、天の川】、前奏曲【秋、空/水】、前奏曲【冬、雪】
エスコ・カッリオ(指)HOL合唱団
フィンランド最古の大学混声合唱団、HOL合唱団が歌う「フィンランド自然体験の研究」。フィンランドの詩人ふたり、イルマリ・ピミア(1897-1989)とフィンランド・モダニズムの先駆的作品を書いたアーロ・ヘッラーコスキ(1893-1952)、そしてメキシコの詩人オクタビオ・パス(1914-1998)「雨音に耳を傾けるように」と山口県生まれの俳人、種田山頭火(たねだ・さんとうか)(1882-1940)の作品をテクストとする合唱曲集です。フィンランドのヤルモ・パルヴィアイネンとユホ・ミエッティネンの作品ととも、フィンランド在住の外国人作曲家ふたりの作品が含まれました。マシュー・ホィットールはカナダ生まれ。カナダとアメリカで作曲を学んだ後、2001年からシベリウス・アカデミーでハメーンニエミとヴェリ=マッティ・プーマラに師事しました。2004年トロント交響楽団主催の作曲コンペティションで第1位を獲得しています。アメリカ出身のアレックス・フリーマンは、シベリウス研究のために留学したヘルシンキでハメーンニエミに作曲を学びました。ホイットールの「雪」を彼がピアノのためにトランスクライブした曲が"ピアノ・トランスクリプションの芸術"(ABCD240)に録音されています。  (Ki)
Helios
CDH-55336(1CD)
スコットランドの伝承曲集
ロッホ・ローモンド/笛吹かば現れん/ジョック・オ・ヘイゼルディーン/ライ麦畑で出逢ったら/ボニー・ドゥーンの堤よ土手よ/おどってみせて父さんに/フラワーズ・オブ・ザ・フォレスト/スカイ・ボート・ソング/クックル・ギャザラー/妖精たちの愛の歌/ギャラント・ウィーヴァー/他
マリー・マクローリン(S)、マルコム・マルティヌー(P)、イソベル・フレイリング=コーク(クラールザッハ)
録音:1999年4月
スコットランド生まれのディーヴァ、マリー・マクローリンが歌う"スコットランドの歌"。名盤奏者マルコム・マルティヌーとフレイリング=コークが弾くケルティック・ハープ(クラールザッハ)とのトリオが、"歌"を通じてスコットランドの風景を連想させます。CDA-67106からの移行再発売。
Linn
CKD-335(1CD)
ハーバート:歌曲集
この世で一番いとおしい花/深紅のバラ/死者たちの日/ラフーンを想い涙する/オン・ア・タイム/ホースメン/水仙に/あきらめ/聖ベネディクト/秋/子供たちの歌/11月のある日に/聖なる夜に/ゆりかごの歌/スミレ/他
アイリッシュ・タイナン(S)、ジェイムズ・ギルクリスト(T)、デイヴィッド・オーウェン・ノリス(P)
ミュリエル・エミリー・ハーバート(1897−1984)は、英国王立音楽大学でスタンフォードクィルターから作曲を学んだ20世紀イギリスの女流作曲家。大英図書館のアーカイヴに保管されているハーバートの歌曲は、ドビュッシーやラヴェル、R・シュトラウスなど多くの大作曲家たちからの影響を受けています。知られざる女流作曲家の歌曲を歌うのは、アイルランドの名花タイナンと異色のキャリアを持つイギリスのテノール歌手ギルクリスト。聴き手の心を掴む作品と歌声が、ハーバートの音楽を世に送り出します。
Signum Classics
SIGCD-163(1CD)
デュリュフレ:レクイエムOp.9、4つのモテット、グリュネンワルド:汝はペテロなり、深き淵より
サラ・コノリー(Ms)、クリストファー・マルトマン(Br)、ジェレミー・フィルセル(Org)、ロバート・コーエン(チェロ)、ジェレミー・バックハウス(指)ヴァサーリ・シンガーズ
シグナム・クラシックス(Signum Classics)とギルド(Guild)の看板合唱団として新旧様々の作品を録音してきたヴァサーリ・シンガーズの最新盤はデュリュフレ&グリュネンワルド。グレゴリオ聖歌が共通の題材とされているデュリュフレの名作「レクイエム」と「4つのモテット」に同世代の作曲家グリュネンワルドの作品をカップリングするなど、このディスク1枚で"20世紀フランス"の合唱作品の奥深さを味わえます。人気急上昇中のメゾ・ソプラノ歌手サラ・コノリー、イギリス期待のバリトン歌手クリストファー・マルトマンなどソリストも強力!
Signum Classics
SIGCD-162(1CD)
ソング・オヴ・ソングス〜ホーズ:作品集
ソング・オヴ・ソングス*/完璧な恋/ホエン・イスラエル・ワズ・ア・チャイルド/主の祈り/わが主神の御名は世にあまねくして尊きかな/ヴァウデイのパート・ソング集/トッカータ
エリン・マナハン・トーマス(S)*、ロジャー・セイヤー(Org)、パトリック・ホーズ(指)コンヴェントゥス、イギリス室内O
2006−2007シーズンには欧州有数のクラシック・メディア、"Classic FM"のコンポーザー・イン・レジデンスを務めたイギリスの作曲家、パトリック・ホーズ(1958−)の作品集。ホーズの作品は、本格的な"クラシック"のスタイルや聴きやすい"ライト・クラシックス"など作風も変幻自在。洗練された美しさと神秘性も作品の特徴。モンテヴェルディ合唱団やザ・シックスティーンの活躍でも知られるウェールズの実力派ソプラノ、エリン・マナハン・トーマスの輝くようなハイトーン・ヴォイスにも要注目!
Signum Classics
SIGCD-166(1CD)
ヤノマミ〜合唱とギターのための音楽
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ガルシオ・ロルカの詩による7つの歌/スリナッチ:ソナチナ(世界初録音)、十字架の道(世界初録音)/モルハ:ピエザス・サクラス/ノブレ:ヤノマミ
ジュリアン・ストッカー(T)、ファビオ・ザノン(G)、カルロス・フェルナンデス・アランセイ(指)コロ・セルバンテス
1995年に結成されたコロ・セルバンテスは、中世ルネサンス時代から20世紀にかけての"イベリア半島"と"南米"の音楽を専門とするイギリス唯一の室内合唱団。本場ブラジルのギタリスト、ファビオ・ザノンをソリストに迎えた異色の合唱団による"合唱"と"ギター"という異色の組み合わせは、アマゾンの原住民族ヤノマミ族を描いたノブレの「ヤノマミ」など、どれも斬新で刺激的。
Nimbus
NI-2521(1CDR)
ヴォルフ:ゲーテ歌曲集より/R・シュトラウス:オフェーリアの3つの歌Op.67a/
ラフマニノフ:6つの歌曲Op.38/アイヴズ:子守歌、世界のハイウェイ/
ヴァイル
:光の町ベルリン、Je ne t'aime pas
ドーン・アップショウ(S)、マーゴ・ギャレット(P)
特にアメリカ歌曲や近現代作品には欠かせぬアメリカの大ソプラノ歌手、ドーン・アップショウのリサイタル・アルバムでは、ヴォルフ、R・シュトラウス、ラフマニノフ、アイヴズ、ヴァイルという五人五色の個性が満開!得意とするアイヴズやワイルから、ヴォルフなどの歌曲を歌うアップショウ。驚異的な歌唱力と絶妙の表現力は改めてスゴイ。
※Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Medici Arts
20-72378(DVD)
ペルゴレージ:スターバト・マーテル
ヴィヴァルディ:協奏曲ト短調RV577「ドレスデンのオーケストラのために」、協奏曲ハ長調RV556「聖ロレンツォの祝日のために」
カーティア・リッチャレッリ(S)、ルチア・ヴァレンティーニ・テラーニ(Ms)、
クラウディオ・アバド(指)ミラノ・スカラ座Oメンバー
収録:1979年/リージョン・オール/NTSC/4:3/PCM-Stereo,DD5.1,DTS5.1/字幕:羅英独仏西/75m
1979年の夏に、オーストリア南部ケルンテン州のオシアッハの修道院教会で行われた演奏会のライヴ映像がDVDに。出演者はリッチャレッリ、ヴァレンティーニ・テラーニ、アバドと非常に豪華ですが、美しく清潔な教会の中での演奏とあって、コンサートホールの中とは全く異なった、静かで敬虔な感動が宿っています。当時アバドは46歳、リッチャレッリ33歳、ヴァレンティーニ=テラーニも間もなく33歳。若く才能豊かな演奏家たちが時代を切り開いた演奏は、30年経った今でもスタイルを越えて心を打つものです。  (Ki)
Profil
PH-08078(1CD)
フリッツ・ヴンダーリヒ/歌曲集〜最初期録音集
エミール・カイザー:Veilchen, Liebe Fruhling und du( 録音:1953年)
ギュンター・グレゴリー=エンゲルハルト:Gondel, gleite du hinaus( 録音:1956年)
マウルス・カット:Wenn mein Herz Heimweh hat( 録音:1955年)
カート・ハーセンプフルグ:Von Liebe und Gluck( 録音:1955年)
ハンス・ベルナー:Carissima mia( 録音:1955年)
レオ・コワルスキ:Singende Gitarre( 録音:1955年)
ハンス・モルトカウ:Niemals lass ich dich allein( 録音:1955年)
ヴァルター・メーリング:Ich lebe fur dich( 録音:1956年)
ハンス・モルトカウ:Geh’ nicht fort( 録音:1956年)
ルドルフ・カットニヒ:Man sagt sich ( 録音:1956年)
エーリヒ・ベルシェル:Lass mich niemals mehr allein( 録音:1955年)/以上、ウィリー・シュテッヒ( 指) オーケストラ 
ハンス・アンデルス:Wenn der Mund schweigt( 録音:1954年)
ハンス・アンデルス:Wolken gehen am Himmel( 録音:1954年)/以上、エメリッヒ・スモラ( 指) オーケストラ
シューマン:踊り歌Op.78-1( 録音:1956年)/フリーデリケ・ザイラー(S)、ロルフ・ラインハルト(P)
ベートーヴェン:追想WoO.136( 録音:1956年)/ロルフ・ラインハルト(P)
シューマン:彼と彼女Op.78-2( 録音:1956年)
シューマン:君を思うOp.78-3( 録音:1956年)/以上、フリーデリケ・ザイラー(S)、ロルフ・ラインハルト(P)
ブラームス:おお愛らしい頬よOp.47-4( 録音:1956年)/ロルフ・ラインハルト(P)
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
2008年THS スタジオ、ホルガー・ジードラーによるリマスタリング。
SUPRAPHON
SU-4005(1CD)
追憶〜ハイドン:歌曲集
◆創作されたカンツォネッタ集Hob.XXVIaより
人魚の歌(第25番)/追憶(第26番)/絶望(第28番)/牧歌(第27番)/心地よい苦痛(第29番)/誠実(第30番)/さすらい人(第32番)/おお美しい声よ(第42番)/精霊の歌(第41番)
◆クラヴィーア伴奏によるドイツ歌曲集Hob.XXVIaより
ごくありふれた話(第4番)/捨てられた女(第5番)/ティルジスに(第8番)/田舎の楽しみ(第10番)/恋の歌(第11番)/遅すぎた母の到着(第12番)
◆スコットランド&ウェールズ民謡Hob.XXXIa,bより(*)
ヒースの花(b.30)/岩を越えて(b.17)/朝は早く起きて(a.28)/鷲の頂(b.20)/樫の木の下の豚(b.16)/羊小屋(a.13)/寂しい谷間(a.175)/ひばりは揚がる(b.1)/幸せなカンブリア人(b.32)
マルティナ・ヤンコヴァー(S)、ジェラール・ワイス(P)、*ゴーティエ・ビュルギュンデール(Vn)*グンタ・アベレ(Vc)*
録音:2009年1月20〜22日チューリヒ、放送スタジオ
ハイドン・イヤーにちなんで2009年1月に録音されたばかりの歌曲集が特急リリース。ウィーンに出たばかりの少年時代には美声で知られる聖歌隊員であったハイドンですが、清澄かつ素朴な味わいを留めた歌曲には他に替え難い魅力があります。1780年代の「ドイツ語歌曲」では、声楽パートがクラヴィーア譜の上声部と一致するというシンプルなものでしたが、1790年代半ばの「カンツォネッタ」になると、二段構えのクラヴィーア譜を脱して、声楽パートも独立し表現の幅もぐっと拡がります。1972年チェコ生まれのヤンコヴァーは、1998年以降、チューリヒ・オペラのソリストとしてガーディナー、アーノンクール、ヘレヴェッヘ、ラトル、ヴェルザー=メストのプロダクションにも参加している期待のソプラノ。また、ガーディナーによるJ.S.バッハのカンタータ録音でもその名を知られています。清楚な美声が内容にぴったり。  (Ki)
GENUIN
GEN-89144(1CD)
ジークフリート・マトゥス(1934-)〜最愛のディオニソス(マトゥス75歳記念アルバム)
「アリアドネ」〜酒神賛歌(2002)*、マンハッタン協奏曲(1994)
ホロフェルネスのアリア(歌劇「ユディト」より)、公園の夜の情景(1988)
ジークフリート・マトゥス(指)、オラ・ルードナー(指)*、ロイトリンゲン・ヴュルテンベルクPO
アリス・アルギリス(Br)、A.ネルツ(Perc)、S.ベルンシュタイン(Perc)、S.クーン(Perc)、J.ルーベルク(ティンパニ)
録音:2008年6月、11月
マトゥスは1934年生まれのドイツの作曲家。当初、指揮を学んだが、後にハンス・アイスラーに作曲を学んだ。1960年代はポップ・ソング、映画音楽などの仕事をしたという彼の作風は基本的に無調の表現主義的音楽ですが、ロマンティックで幻想的でオルフ、ヒンデミット、バルトークを思わせる側面もあります。音色や楽器の扱いが変化に富んでおり、聴いていて飽きることがありません。このディスクは彼の75才を記念して作られたもので、主要作品が全て収められています。
MUSICA CLASICA GALEGA
BOA-25102003(1CD)
ガリシアのクラシック音楽 Vol.3 ガリシアの大聖堂楽長たち (1)
メルチョル・ロペス(1759-1822):レクィエム
アントニオ・ベェントゥラ・ロエル・デル・リオ(1705-1767):主が建てたまわずば
フアン・モンテス(1840-1899):マニフィカト
イサベル・アルバレス(S)、ミロ・モレイラ(男性アルト、合唱指揮)、ヘラルド・ロペス・ガメス(T)、
ジョルディ・リカルト(Br)、オルフェオン・テラ・ア・ノサ(合唱)、ジョアム・トリリョ(指)ガリシア交響CO
録音:2003年10月、コルニャ議事堂(スペイン)
ロペスはサンティアゴ・デ・コンポステラ大聖堂、ロエル・デル・リオはモンドニェド大聖堂、モンテスはルゴ大聖堂の楽長を務めた作曲家。
MUSICA CLASICA GALEGA
BOA-25102004(1CD)
ガリシアのクラシック音楽 Vol.4
メルチョル・ロペス(1759-1822):ミサ・ソレムニス「唯一の神」(1802)
ヌリア・リアル(S)、ミロ・モレイラ(男性アルト、合唱指揮)、マーク・テヴィス(T)、ガブリエル・ペレス=ベルムデス(Br)、オルフェオン・テラ・ア・ノサ(合唱)、アントニ・ロス・マルバ(指)ガリシア王立PO
録音:2003年?、サンティアゴ・デ・コンポステラ(スペイン)、アウディトリオ・デ・ガリシア
メルチョル・ロペスは現グアダラハラ県のウエバに生まれ、8歳でマドリードの王立少年合唱学校に入学しホセ・リドンに師事、1784年から1822まで38年にわたってサンティアゴ・デ・コンポステラ大聖堂楽長を務めた作曲家。ミサ・ソレムニス「唯一の神」は彼の作品のうち最大規模かつ最も重要な作品。スペインの古楽の歌姫ヌリア・リアルが録音に参加しています。

FARAO
B-108056(3CD)
ハイドン:オラトリオ「四季」
エノッホ・ツー・グッテンベルク(指)クラング・フェアヴァルトゥングO、ノイボイエルン合唱協会、ラインハルト・フォーゲル(Cemb)、ミリアム・マイアー(S)、ジェームス・テイラー(T)、ラルフ・ルーカス(Bs)
制作:2005年、バイエルン放送局、[BonusCD]ラインハルト・フォーゲル(P)
DVD(D.108055)のCDヴァージョン。BonusCDの内容は指揮者グッテンベルクによる各季節の解説(春:10分、夏:7分、秋、冬:各8分前後)。
Brana Records
BR-0032(1CD)
リサイタル〜チリンボン
プーランク:8つのポーランドの歌/ラヴェル:民謡集/ブラーガ:アフロ・ブラジリアン民謡集/ツェムリンスキー:Gib ein Lied mir wieder Op.27-10、苦悩Op.27-7/シマノフスキ:Zulejka Op.13-4、恋に落ちた東風Op.24/シェーンベルク:警告/ストラヴィンスキー:チリンボン/アーン:私の詩に翼があったなら/ヴィラ=ロボス:アリア、ダンス
アネット・セリーヌ(S)、様々なアーティスト
ブラジルのソプラノ歌手にしてフェリシア・ブルンメンタールの娘、アネット・セリーヌの歌曲集もブラーナ・レコーズに欠かせないシリーズ。ミラノではエルヴィラ・デ・ヒダルゴに師事したセリーヌ。一級品の歌唱力はもちろんのこと、このリサイタル・プログラムでも披露されている驚異的なレパートリーの広さは、やはり母親譲りの才能なのでしょう。録音年月日不詳(ADD)。
Signum Classics
SIGCD-160(1CD)
ウィーンのためのソネット〜コルンゴルト:歌曲集
ウィーンのためのソネットOp.41/4つの別れの歌Op.14/3つの歌Op.18/3つの歌Op.22/4つのシェイクスピアの歌Op.31/永遠Op.27/道化の歌Op.29/5つの歌Op.38
サラ・コノリー(Ms)、ウィリアム・デイズリー(Br)、イアン・バーンサイド(P)
オーストリアの神童、元祖ハリウッドの巨匠という2つの姿で後世にその名を残しているコルンゴルト。"管弦楽曲"や"協奏曲"、"映画音楽"の復権が続々と進んでいるが、コルンゴルトの"歌曲"を再評価へと導く歌曲集が登場!コルンゴルトの"歌曲"を歌うのは、シャンドスのシューマン歌曲集(CHAN 10492)で素晴らしい歌声を聴かせてくれたメゾ・ソプラの歌手サラ・コノリーと、ヘレヴェッヘ、バレンボイム、マッケラス、C・デイヴィス、ティルソン=トーマスなど数々の名匠たちから厚い信頼を寄せられるバリトン歌手ウィリアム・デイズリー。ウィーンへの想いが込められた晩年の傑作「ウィーンのためのソネット」など、コルンゴルトの"歌曲"が漂わせる独特の美を2人の名歌手が濃厚に表現しています。
Signum Classics
SIGCD-161(1CD)
フロストバウンド・ウッド〜イギリスの歌曲集
ワーロック:マイ・リトル・スウィート・ダーリン、持って行けあの唇を、アンド・ウィルト・ソウ・リーヴ・ミー・サス?、眠り、おどけた恋、これ以上嘆かないで下さい、マイ・オウン・カントリー/ハワード:描かれた薔薇、3つの中世イギリスの歌/ハウエルズ:マックイーン夫人、ホエン・ザ・デュー・イズ・ファリング、満月/ロウ:ノーブル・ナンバーズ/ワーロック:マイ・ゴーストリー・フェーダー、フロストバウンド・ウッド、ベツレヘム・ダウン、夜
ティモシー・トラヴァース=ブラウン(C.T)、ジェレミー・フィルセル(P)
マゼールやホグウッド、鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパンとの共演や、パーリー・オブ・インストゥルメンツのレギュラー・メンバーとして活動してきたイギリス期待のカウンターテナー歌手、ティモシー・トラヴァース(ケンウォージー)=ブラウンのソロ・デビュー盤は、イギリス一色の歌曲集。トラヴァース=ブラウンの輝かしく透き通るような歌声が、ピーター・ワーロック、マイケル・ハワード、ハーバート・ハウエルズ、ベティ・ロウなど、モダンと古典の狭間に位置するイギリスの作曲家たちの歌曲をじっくりと聴かせてくれます。
LIR Classics
LIR-002(1CD)
センプレ・アモール
デイヴィッド・チャーネイク編:17のモディーニャ
ロルナ・アンダーソン(S)、アポロ・チェンバー・プレーヤーズ
ロマン派のポルトガルで演奏された愛の歌としての"モディーニャ"をグラスゴー出身のソプラノ歌手ロルナ・アンダーソンが歌います。18世紀〜19世紀のポルトガルとブラジルで発展し親しまれた歌曲"モディーニャ"。アンダーソンの歌声が、そのメロディに秘められたラテンの燃えるような愛情を呼び起こします。初紹介旧譜。
Saydisc
CD-SDL-409(1CDR)
シェイクスピアの戯曲からの歌曲と舞曲
デボラ・ロバーツ(S)、ジョン・ポッター(T)、ブロードサイド・バンド
録音:1994年5月
イギリスのピリオド・アンサンブル、ブロードサイド・バンドのシェイクスピア歌曲集では、タリス・スコラーズのソプラノ、デボラ・ロバーツ(アレグリのミゼレーレの新録音でソロを歌っているのはこのお方!)、元ヒリヤード・アンサンブルの名テノール、ジョン・ポッターがソリストとして登場!初紹介旧譜。
※Saydiscはレーベル・オフィシャルのCD-R製となります。
Saydisc
CD-SDL-400(1CDR)
イギリスの伝承曲集
グリースリーヴス/バラのつぼみは摘めるうちに摘め/ハーヴェスト・ホーム/横町のサリー/ロースト・ビーフ・オブ・オールド・イングランド/他
ジョン・ポッター(T)、ルーシー・スキーピング(Ms)、ブロードサイド・バンド
録音:1992年
ジョン・ポッターとルーシー・スキーピングがソリストのイギリス名歌曲集。お馴染みの「グリーンスリーヴス」もジョン・ポッターの歌声で聴くとさらに感動的。初紹介旧譜。
※Saydiscはレーベル・オフィシャルのCD-R製となります。
Musiques Suisses
MGBCD-6264(1CD)
マルタン:ギターのための作品集
テノール、バリトン、バスと3つのエレキ・ギターのための《死の詩》/無伴奏ギターのための《ギター》/ソプラノ、フルートとギターのための《3つの愛の歌》/弦楽オーケストラのための練習曲(ギター二重奏版)/テノール、ギターと4手連弾のための《Quand n'ont assez fait dodo》
ティノ・ブリューチェ(T)、ザムエル・ツンド(Br)、レネ・コッホ(Bs)、ハラルド・スタンパ(G)、ベンジェミン・シェック(G)、リチャード・ペコタ(エレキ・ベース)、バルバラ・ヴィグフソン(S)、ミリアム・テラーニ(トラヴェルソ)、アンティエ・マリア・トラウブ(P)、グレゴール・ロエプフェ(P)
20世紀スイスの巨人フランク・マルタン(1890−1974)のギター作品は、無伴奏の作品もあれば、歌い手たちとギターのコラボレーション、エレキ・ギターの活用など、編成がとても特徴的。近現代音楽の恩人パウル・ザッハーに献呈された「弦楽オーケストラのための練習曲」のギター・アレンジ版など、"ギター"のための作品でマルタンの不思議な世界が広がります。
Arte Verum
ARV-006(1CD)
ベートーヴェン:歌曲集&世界の歌
「8つの歌」op.52〜第4番「5月の歌」、第7番「モルモット」、「あこがれ」WoO.134
「6つの歌」op.75〜第1番「ミニョン」、第2番「新しき愛、新しき生命」、第3番「メフィストの蚤の歌」
「ゲーテの詩による3つの歌」op.83(全3曲)、連作歌曲「遥かなる恋人に寄す」op.98(全6曲)
アリエッタ「この暗き墓場に」WoO.132、カンツォネッタ「別れ」WoO.124
私はあなたを愛す(やさしき愛)WoO.123、うずらの鳴き声WoO.129
「20のアイルランドの歌」WoO.153〜第16番「おお、せめてパトリックさえ愛せるなら」
「25のスコットランドの歌」WoO.108〜第25番「同じ通りのサリー」
「23の各国の歌」WoO.158〜第14番「ああ、小川よ、冷たい水よ」(ロシア)、第1ば番「私は船で行きたくない」(ポルトガル)、第23番「元気を出せ、カティーナ」(ヴェネツィア)、第10番「おばあさんが灰になってから」(ポーランド)、第4番「朝早く起きて」(チロル)、第17番「カールちゃん、安らかにお眠り」(スウェーデン)、第19番「一羽の白い鳥」(スペイン)
バーバラ・ヘンドリックス(S)、ルーヴェ・デルヴィンイェル(P)、クリスティアン・ベリークイスト(Vn)、レオ・ヴィンラント(Vc)
録音:2005&2007年
―ヘンドリックス自身によるライナーより―
「私が初めて演奏したベートーヴェン作品は、1977年の東京、カラヤン指揮ベルリン・フィルのアジア公演ツアーの演目だった第九のソプラノ・ソロでした。これは、私とマエストロ・カラヤンとの初共演でもありました。この日本公演の何年か前に、ニューヨークで、カラヤンの前でオーディションを受けました。私は生涯にわたって、この日本公演での、指揮者、オーケストラ、ソリスト、そして日本の大規模な合唱団が初めて、大きな普門館に一堂に会して行ったリハーサルのことを忘れることはないでしょう。(中略)私は、ソリストが演奏する部分からリハーサルが開始されるものと思っていました。しかしカラヤンは、第1楽章の冒頭から、まるで皆が初めて楽譜を手にしたかのように一音一音綿密に、第4楽章の最後の音まで念入りにリハーサルをしました。これは、私とマエストロ・カラヤン、ベルリン・フィル、ベートーヴェンとの初めての出会いでした。この偉大な作曲家、そして偉大な指揮者との何という邂逅でしょうか!(以下略)」
ヘンドリックスの選曲によるベートーヴェン・アルバム。何度もコンサート・ツアーで取り上げて歌いこんだ曲ばかり。ヴァイオリンとチェロを伴う民謡風の歌も、ヘンドリックスの愛らしい声とともに、作品の魅力をあますところなく楽しむことができます。  (Ki)
S.D.G
SDG-156(2CD)
バッハ:三位一体後第7日曜日のためのカンタータ集
カンタータ「われらに救いの来たれるは」BWV9、カンタータ「満ち足れる安らい、うれしき魂の悦びよ」BWV170
モテット「義人ほろぶれども」、カンタータ「魂よ、つまずくなかれ」BWV186*
カンタータ「汝なんぞ悲しみうなだるるや」BWV107*、カンタータ「彼らみな汝を待ち望む」BWV187*
ジョン・エリオット・ガーディナー(指)モンテヴェルディcho、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、ジョアンヌ・ルン(S)、マイケル・チャンス(C-T)、ジェームス・ギルクリスト(T)、ステファン・ヴァーコー(Bs)、キャサリン・フーグ(S)*、リチャード・ウィン・ロバーツ(C-T)*、コビー・ファン・レンスブルク(T)*、ステファン・ロジェ(Bs)*
録音:2000年7月、2000年8月*
長大な二重唱が魅力の186番、後にバッハ自身が自らのト短調ミサ曲にも転用した187番など、充実のカンタータ集。イングリッシュ・バロック・ソロイスツの合奏の上手さ、モンテヴェルディ合唱団の合唱の見事さが際立つ曲が並びます。また、170番はアルトのソロ・カンタータで、世界的カウンターテナー、マイケル・チャンスの肩の力の抜けた歌唱が見事です。  (Ki)
MSM
MSM-0012(1CD)
人生は夢
ハイドン:キューピッド/満ち足りた心/遅すぎた母の到着/初めてのキス/ありふれた話/共感/お見とおし/平静/ティルシスに/さすらい人/どんな冷たい美人でも/人魚の歌/田舎の楽しみ/真実/恋の歌/絶望/不幸な恋の慰め/回想/人生は夢
アンナ・リーズ(S)、ペーター・ロダール(T)、アリスデア・ホガース(P)
イギリスのアーティスト・マネージメント、"マイケル・ストアーズ・ミュージック"の自主レーベル「MSM」のハイドン・アニヴァーサリー・アルバムは、ニュージーランドのソプラノ歌手アンナ・リーズと、デンマークのテノール歌手ペーター・ロダールが歌うドイツ語と英語の歌曲集。続々と世界各国の歌劇場にデビューを果たすなど、ヨーロッパから世界へと羽ばたく2人の新星の歌声に惚れ惚れしてしまいます。"マイケル・ストアーズ・ミュージック"がプッシュする2人の歌い手をサポートするホガースのさり気無いピアノ伴奏がこれまた絶妙。
MSM
MSM-0008(1CD)
天使と悪魔
リムスキー=コルサコフ:ばらのとりこになった夜うぐいす/グルジアの丘で/高嶺に吹く風もない/許して!/あなたにとって私は何でしょう?/静かな夕べのとばりが降りて/ああ、もし君が.../静かな夜に夢見たこと/雲は薄れ行き/ひばりの歌声は響き/それは早春のことだった/ヴェネツィアの商人の歌/しぼめる花/ニンフ/あなたの眼を見つめる時/山の泉/天使と悪魔
アンナ・サムイル(S)、アルフレッド・ダザ(Br)、マティアス・サムイル(P)
2008年に没後100年という節目の年を迎えた19世紀ロシアの大作曲家リムスキー=コルサコフ。次の100年という新しい歴史へと進むリムスキー=コルサコフの有名な歌曲から知られざる歌曲までを、ロシアのディーヴァ、アンナ・サムイルとメキシコのバリトン歌手アルフレッド・ダザという異色のコンビが歌います。ロシア歌曲ファンには是非ともご注目いただきたいアルバムです。

la-ma-de-guido
LMG-2089(1CD)
モンポウ:歌と踊り(13曲)、バレエ(13曲:終曲のみ(*))
アドルフ・プラ(P)、モンセラ・トルエリャ(Ms)*
録音:2009年1月26、28-29日、サンタ・コロマ・デ・グラメネト(スペイン)、カン・ロチ・イ・トレス・ホール
「バレエ」は詩人リカルド・ペルマニェル、作曲者の兄である画家ジュゼプ・モンポウ(1888-1968)との共作による愛蔵本(1949年出版)のために書かれた、音楽によるイラストレーション。このたびラ・マ・デ・ギド社から出版されるまで未出版であり(第1曲「前奏曲」は後にサラベール社から出版(1952)された「左手のための6つの前奏曲」の初稿にあたります)、当録音が世界初。カタルニャ高等音楽学校(ESMUC)ピアノおよび室内楽担当教授を務めるアドルフ・プラはモンポウのスペシャリスト。
CARUS
CARUS-83-219(1SACD)
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」
キャロライン・サンプソン(S)、ダニエル・テイラー(A)、ベンジャミン・ヒューレット(T)、ピーター・ハーヴェイ(Bs)、
フリーダー・ベルニウス(指)シュトゥットガルト・バロックO、シュトゥットガルト室内cho
録音:2008年12月録音
Archipel
ARPCD-0425(3CD)
バッハ:マタイ受難曲
イルムガルト・ゼーフリート(S)、キャスリーン・フェリアー(A)、ワルター・ルートヴィヒ(T)、オットー・エーデルマン(Bs)他、ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)ウィーンSO団
ウィーン楽友協会cho、ウィーン少年cho
録音:1950年6月9日ムジークフェライン・ザール、ウィーン
既に廃盤のARCHIPEL ARPCD-0024(7640104000242)の再発売。新しく手に入れたマスターをもとに、新たにリマスターリングを行いジャケットを変えての発売です。バッハ没後300年を記念してムジークフェライン・ザール、ウィーンで開かれた国際バッハ音楽祭での録音。
Archipel
ARPCD-0426(2CD)
バッハ:ミサ曲ロ短調
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、キャスリーン・フェリアー(A)、ヴァルター・ルートヴィヒ(T)、パウル・シェフラー(Bs)、アルフレート・ペル(Bs)、ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)、
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)ウィーンSO、ウィーン楽友協会cho
録音:1950年6月15日ムジークフェライン・ザール
既に廃盤のARCHIPEL ARPCD-0031(7640104000310)の再発売。新しく手に入れたマスターをもとに、新たにリマスターリングを行いジャケットを変えての発売です。バッハ没後300年を記念してムジークフェライン・ザール、ウィーンで開かれた国際バッハ音楽祭での録音。
ACCENT
ACC-25308(1SACD)
J.S.バッハ:カンタータ集Vol.8
カンタータ第13番「わがため息,わが涙は」BWV.13
カンタータ第73番「主よ,御心のままに,わが身の上になし給え」BWV.73
カンタータ第81番「イエスは眠りたもう,わが望みはいずこにありや」BWV.81
カンタータ第144番「おのが分を取りて,去り行け」BWV.144
シギスヴァルト・クイケン(指)ラ・プティット・バンド、ゲルリンデ・ゼーマン(S)、ペトラ・ノスカイオヴァ(A)、クリストフ・ゲンツ(T)、ヤン・ファン・デル・クラッベン(Bs)
録音:2008年2月6-7日 ルーヴェン、ベルギー
2006年から2011年の5年間に20枚のシリーズとして進行中のシギスヴァルト・クイケン&ラ・プティット・バンドによるJ.S.バッハ、カンタータ選集。安定した自然な演奏と、実力派のソリスト陣に支えられたこのシリーズも第8作目。ピリオド奏法のパイオニアであるラ・プティット・バンドは結成以来、世界の古楽界の最前線で活躍し続けています。その40年近い活動の中でつねに演奏概念の改革を行ってきた彼らならではの、説得力溢れる名演を生み出しています。   (Ki)
Naive
V-5159[NA]
ルミュー/シューマン:歌曲集
シューマン:リーダークライスOp.39(全12曲)、歌曲集「女の愛と生涯」Op.42(全8曲)、
ライオンの花嫁Op.31-1、くるみの木Op.25-3、時は春Op.79-23、ローレライOp.53-2、君に捧ぐOp.25-1
マリー=ニコル・ルミュー(A)、ダニエル・ブルメンタール(P)
録音:2008年11月,ケベック
コントラルトのマリー=ニコル・ルミューが歌うシューマンのリート集です。ルミューはバロック音楽で高い評価を得ていますが、元々彼女は歌曲を非常に得意とする歌手で、naiveから先に発売されたアーンを中心としたフランス歌曲集(V5022)も大きな評判を呼びました。今回はシューマンの二つの傑作歌曲集「リーダークライス」Op.39と「女の愛と生涯」に挑戦。今年で34歳になるルミューの声は、若々しい瑞々しさを湛えつつも、コントラルトならではの深々とした美しさもたっぷりで、しかも温もりと柔らかに優れているもの。まさにシューマンには打ってつけの声。表現力も豊かで、「女の愛と生涯」では、抑えようとしても溢れる喜びの冒頭から、悲しみを噛み締めるような終曲まで、まだ30代前半とはとても思えない完成度の高さ。さらに特筆すべきは「ライオンの花嫁」、決して有名とは言えない、9分もかかるこの大曲を、ルミューは真っ正面から攻め、感動的に歌い上げています。リート・ファンも要注目のルミューです!  (Ki)
H.M.F
HMC-901995(1CD)
シューベルト:歌曲集「美しい水車小屋の娘」
マティアス・ゲルネ(Br)、クリストフ・エッシェンバッハ(P)
録音:2008年9月6-8日,ベルリン
ゲルネによるシューベルトのリート集、第3巻はシューベルトの三大歌曲集の一つ「水車小屋の娘」です。ゲルネの歌うシューベルトの素晴らしさはもはや言うまでもないでしょう、現代的な知性と、類い稀な美声の理想的な融合は絶品と言うしかありません。ゲルネは既に2001年にこの歌曲集を録音していますが、7年間で芸術家として大きく成熟したことがまざと感じられます。そして伴奏はなんとエッシェンバッハ!既に指揮者としても大家のエッシェンバッハだけに、強烈な存在感を放っています。この個性派二人による「美しい水車小屋の娘」が普通で終わるはずもなく、何とビックリの70分越え!基本のテンポは極端に遅いわけではありませんが、「朝の挨拶」、「涙の雨」、「休み」、「好きな色」、「しおれた花」などは通常よりかなりじっくりと演奏され、ことに最後の「小川の子守歌」は9分超!尋常ではありません。ゲルネとエッシェンバッハの生み出す独特の世界にどっぷり漬かってしまいましょう!  (Ki)
ATMA
ACD2-2571(1CD)
ドイツ・リート・リサイタル
シューベルト:夕映えのなかにD.799、金細工職人D.560、夕映えD.627、泉のほとりの若者D.300、死と乙女D.531、春に寄すD.338
シューマン:6つの詩 Op.90、レクイエムOp.90b
ブラームス:4つの厳粛な歌Op.121
R.シュトラウス:たそがれの夢Op.29-1、きづたOp.22-3、ああ悲しい不幸なる者よOp.21-4、あすの朝Op.27-4
ネイサン・バーグ(Bs)、ジュリアス・ドレイク(P)
録音:2007年5月15-17日
カナダのサスカチュワン州生まれのバス、バリトン奏者ネイサン・バーグ。日本では2004年小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト「ラ・ボエーム」にショナール役で出演し注目を集めました。バロック・オペラからイタリア・オペラ幅広いレパートリーを持っています。またドイツ・リートでも高い評価を得ていて、このドイツ・リート集もドラマチックな表現と声色の変化がなんとも美しい演奏です。  (Ki)
ATMA
ACD2-2586(1CD)
シューマン:女の愛と生涯Op.42
クララ・シューマン:わたしは暗い夢のなかにいたOp.13-1、我が星花よどうして泣くのOp.23-1、美しいために私を愛するならおやすみ
ブラームス:あなたの青いひとみはOp.59-8、我らはさ迷い歩いたOp.96-2、失望Op.72-4、私は夢を見たOp.57-3、狩人Op.95-4、娘は話しかけるOp.107-3、甲斐なきセレナーデ Op.84-4、秘め事Op.71-3、別れがなぜあるのだろうかOp.33-12、森の対話Op.39-3、調べのようにOp.105-1、我が恋は緑Op.63-5
スーザン・プラッツ(Ms)、レーナ・シャロン(P)
スーザン・プラッツはイギリス生まれのカナダ人。2004年5月からジェシー・ノーマンの後継者の一人として見出され、現在はアルトとメゾ・ソプラノのとして演奏活動を行っています。柔らかいスーザン・プラッツの歌声がゆっくりと糸を紡いでいるように丁寧に歌い上げられています。  (Ki)
HUNGAROTON
HCD-32616(1CD)
ファルカシュ:民謡作品&民俗舞曲集
フェレンツ・ファルカシュ(1905-2000):ドナウ川流域の花飾り(1978)〜スロヴァキア、クロアチア、ルーマニア&ハンガリー民謡のテクストによる
トランシルヴァニア舞曲(1954)、2つのハンガリー舞曲(1940)、
カルパチア狂詩曲(1941)、ハンガリー舞曲風に(カールローの舞曲・1931)
ハンガリー風奇想曲(1939)、フィンランド民俗舞曲(7曲・1938)
ケレメン・ケーミーヴェシュのバラード(1960)*
*スロヴァキア語、クロアチア語、ルーマニア語&ハンガリー語による歌唱
イロナ・トコディ(S)、シャーンドル・パルチョー(T)、エルジェーベト・テレク(S)*、
アンドラーシュ・ファルカシュ(指)、フェレンツ・ファルカシュ(指)*、MR響
収録:ハンガリー放送 (*=モノラル)
フェレンツ・ファルカシュはクルタークとリゲティの師として知られ、ブダペスト音楽アカデミーの名物作曲科教授として、また作品の美しさと和声により若い頃から人気を博した作曲家。かれもまたコダーイやバルトーク同様、ハンガリーに戻ってから民謡の収集を試み、ここに聞かれるような民謡編曲作品を数多く発表しましたが、ローマに赴きレスピーギに師事した経歴を反映して、すぐれた器楽書法と色彩感の豊かさが特徴ともなっています。当アルバムに収録されている民俗舞曲や、ドナウ川流域で生活する3つの異なる民族の言語による連作歌曲はそのことを裏付けるもの。同郷の偉大なる先輩たちとの違いを聴き比べてみるのも楽しみのひとつといえるでしょう。

ELECT
EDC860(1CD)
リメンバー・マドリガル1963-2008
ゲオルゲ・バザヴァン:世界の歌、ミハイ・モルドヴァン:オバルシ
コルネリア・タウトゥ:民族的喜遊曲
ミリアム・マルベ:大地の渇きのための儀式
コルネリウ・セザール:炎と回転、アリエル・ラミレス:ミサ・クリオージャ
ペンデレツキ:スターバト・マーテル
マリン・コンスタンティン(指)マドリガル室内cho
マドリガル室内合唱団は混声アカペラ合唱団。ペンデレツキの《スターバト・マーテル》はクラスター状の音の持続が時に読経か声明のように聴こえます。まさに混迷の今という時代にふさわしい歌。カレーラスが有名にしたラミレスの《ミサ・クリオージャ》をルーマニアの合唱団が歌っているのが面白い。手を叩いたり叫んだりするモルドヴァンの《オバルシ》、打楽器の原始的なリズムに乗せられて歌うタウトゥの《民族的喜遊曲》はまさにカルミナ・ブラーナの世界。シャーマニズムの儀式か乱交パーティそのもののようなマルベの《大地の渇きのための儀式》など聴いていて飽きることがありません。
Hyperion
CDA-67728(1CD)
ラヴェル:歌曲集
歌曲集《博物誌》/ロンサールここに眠る/ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ/暗く果てしない眠り/激しい風が海のかなたから/草の上で/民謡集/おもちゃのクリスマス/クレマン・マロの2つの碑銘/5つのギリシャ民謡/2つのヘブライの歌
ジェラルド・フィンリー(Br)、ジュリアス・ドレイク(P)
巨匠ハイティンクからは厚い信頼を受け、レコーディングではバーバーやアイヴズ、シューマンなどの様々な歌曲を録音してきたフィンリーの歌声によって、一味違うラヴェルの音楽が空間いっぱいに広がります。
Hyperion
CDA-67708(1CD)
ジャクソン:合唱作品集
朝まで/ソング/チェチーリア・ヴァーゴ/オルビス・パトラトル・オプティム/アヴェ・マリア/三位一体の賛歌/ノット・ノー・フェイスレス・エンジェル/おお、聖なる宴よ/ルクス・モルトゥオールム/サルヴェ・レジナ/サルヴェ・レジナU
スティーヴン・レイトン(指)ポリフォニー
ガブリエル・ジャクソン(1962−)は、北大西洋の英国領バミューダ諸島生まれのイギリス人作曲家。ジャクソンの合唱作品は、イギリスの大聖堂聖歌隊や大学の合唱団によって続々と歌われており、ここ日本でもチルコットやローリゼン(ラウリッドソン)などに続く作曲家として注目を集めています。
中世の作曲技法やアイディアをリスペクトし、チューダー朝時代の音楽に通ずる部分を持つジャクソンの合唱作品を、レイトン&ポリフォニーの英国黄金コンビが歌った決定盤!
コウベレックス
KRS-5004(1CD)
税込定価
「賛美歌21」の歌詞によるジュネーヴ詩編歌
詩編1 いかに幸いな人 「賛美歌21」113、詩編5 朝ごとに主に祈る 「賛美歌21」115
詩編24 地とそこに満ちる 「賛美歌21」122*、詩編25 主よ、わが魂は 「賛美歌21」124*
詩編36 悪は罪人の 「賛美歌21」128、詩編42 涸れたる谷間に 「賛美歌21」130
詩編65 聖なる主の家で 「賛美歌21」137、詩編96 全地よ、主に歌えよ 「賛美歌21」145
詩編100 全地よ、主に向かい 「賛美歌21」148*、詩編118 みめぐみふかき主に 「賛美歌21」152
詩編124 いざ語れ、主の民よ 「賛美歌21」157、詩編127 主が建てなければ 「賛美歌21」159*
詩編138 心をつくして 「賛美歌21」165、詩編150 ハレルヤ、うたえ 「賛美歌21」172
詩編1 いかに幸いな人 「賛美歌21」113、(第2部)その氷魚とは水辺の木)、(第3部)神に逆らう人は、(第4部)いかに幸いな人、
シメオンの賛歌 去らせたまえ 「賛美歌21」180
水野隆一(指)関西学院聖歌隊 、小栗献、藤原真由美、安江桜子、山下悟(以上、リコーダー)*
宗教改革者カルヴァンが聖書に含まれている詩のみを歌うことにして始められた「ジュネーヴ詩編歌」。16〜17世紀の作曲家による原作、編曲作品のうち「賛美歌21」に収録されている15曲をすべて収録。日本語の歌詞は日本基督教団賛美歌委員会によるもの。関西学院聖歌隊のアカペラ演奏は、のびやかでいてあたたかく、詩編の深い祈りに通じるものがある。*旧約聖書「詩編」の進行と祈りの深みから湧き上がる神への賛美が宗教改革の精神によって甦り、その清凛たる歌声は、現代人の魂を至高なる方へと導いていく。 推薦:今橋 朗(日本基督教団賛美歌委員会委員長)
DIVINE ART
DDA-21212(2CD)
スターバト・マーテル〜ハイドン作品集
スターバト・マーテル、交響曲第44番「悲しみ」*
ヴァイオリンとチェンバロ,弦楽のための協奏曲ホ短調、リベラメ・ドミネ*
アンリ=クロード・ファンタピエ(指)レ・ソリスト・ド・パリO、A.M.ボンディ(S)、C.エーダー(Ms)、A.ライヒャルト(T)、J.クラッティンガー(Bs)、A.ホイドロン(Org)、フィリップ・カイヤールcho、ジャック・フランソワ・マンツォーネ(Vn)、フランソワーズ・プチ(Cemb)
録音:1978年3月、1964年*
アンリ=クロード・ファンタピエはハイドンのスペシャリストとして知られている。マルケヴィッチに指揮を、デュティーユに作曲を師事し、ブザンソン国際指揮者コンクールに優勝しています。優れた音楽学者でもあり、18世紀音楽の演奏には特に定評があった。学術的見識に基づきながらも瑞々しいハイドン。
DIVERSIONS
DDV-24139(1CD)
「南風よ吹け」〜イギリス北東部で歌い継がれている歌
ボビー・シャフト/古いタインマウスの断崖/スティーム・ボート/南風よ吹け/他、全20曲
マーガレット・アシュトン(S)、ピーター・ハリソン(Fl)、レイチェル・グレイ(Vc)、ジョン・トレハーン(ピアノフォルテ)
録音:2006年、2008年
イギリス・ヴィクトリア朝時代(1837-1901年)に歌われていた民謡、町の流行歌を収録。素朴な調べから古きよきイギリスの街角の風景が見えるようです。
Antes Edition
BM-CD 31.9248(1CD)
フォーク・ソングとシャンソン
ブラームス:49のドイツ民謡集WoO.33より/ブリテン:民謡編曲集より/ラヴェル:5つのギリシャ民謡/マーラー:子供の不思議な角笛より/ヴォルフ=フェラーリ:恋愛詩Op.11/ツェムリンスキー:ワルツの歌Op.6
アンドレア・シュターデル(S)、リタ・クローゼ(P)
19世紀〜20世紀の大作曲家たちが、伝承曲などを題材として作曲した様々な"歌"をテーマとした歌曲集は、時代や国といった壁を跨いだユニークな選曲。ドイツのソプラノ歌手シュターデルの歌声だけでなく、ブラームスからブリテンまで、6人の作曲家たちのアレンジや作曲技法の違いに耳を傾けてみたりと聴き方もさまざま。
ARSIS
ARSIS-4224(1CD)
バッハ:カンタータ第170番「喜ばしき安息、好ましき魂の歓喜」BWV170(+)
カンタータ第199番「わが心は血にまみれ」BWV199(*)
カンタータ第82番「われは満ち足れり」BWV82(#)
レイチェル・エリオット(ソプラノ(*))、ジョルディ・ドメネク(アルト(+))、ヘスス・ガルシア・アレフラ(バリトン(#))、シャビエ・ブランク(オーボエ、オーボエダモーレ)、バルバラ・セラ(ファゴット)、カースティン・リンダー=デーヴァン、リナ・トゥル・ボネト(Vn)、ダビド・キグレ(Va)、ルト・ベロナ(Vc)、パブロ・マルティン(Cb)、パトリシア・モラ(Org)、アルベルト・マルティネス・モリナ(チェンバロ、指揮)
録音:2008年8月22-23日、マドリード県ビリャ・デ・バリェカス、 聖ペドロ・アド・ビンクラ(鎖につながれた聖ペテロ)教会、ライヴ
ALIUD
ACDHN-034(1SACD)
グレツキ:トートゥス・トゥウス(全て御身に)
ヤーッコ・メンティイェルヴィ:アヴェ・マリア、我は満ち足れり、死よ、去れ
コーエン・フェルメーレン:Keanskeの最後の歌
モートン・ローリゼン:全き薔薇、ディレ・トン、夏の夜、雨
エルガー:愛する人は北の地にありて、行け私の歌よ
エリック・ウィティカー:神の光、ウォーター・ナイト、フランツ・ビーブル:アヴェ・マリア
ゲールト-ヤン・ファン・ベイイェーレン・ベルゲン(指)カンタトリックス・ヴォーカル・アンサンブル、ヤベ・ノリコ(P)(ラウリードソンのみ)
1992年に結成されたオランダのヴォーカル・アンサンブルCantatrixはソプラノ7、アルト8、テナー7、バス7の編成。   (Ki)
Profil
PH-08028(2CD)
バッハ:クリスマス・オラトリオBWV.248(第1部〜第3部)、
ヨハン・クリーガー(1652-1735):夕方にどこへ行くのだ
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)、フリーデリケ・ザイラー(S)、エリカ・ヴィンクラー(A)、ハンヌ・スヴェドベリ(Bs)、シュトゥットガルト児童合唱聖歌隊、アウグスト・ランゲンべック(指)シュトゥットガルトRSO、ベルンハルト・ミヒャエリス(T)*、ヘルマン・クライス(Vc)*、ヘルマン・ヴェルダーマン(Cem)*
録音:1955年、1956年* (共にモノラル)
夭折の名テナー、ヴンダーリヒが参加する「クリスマス・オラトリオ」。全曲ではないのが惜しまれますが、これはたいへんな代物です。   (Ki)
FARAO
D-108055(DVD)
ハイドン:オラトリオ「四季」
エノッホ・ツー・グッテンベルク(指)クラング・フェアヴァルトゥングO、ノイボイエルン合唱協会、ラインハルト・フォーゲル(Cemb)、ミリアム・マイアー(S)、ジェームス・テイラー(T)、ラルフ・ルーカス(Bs)
制作:2005年、バイエルン放送局/DTS/PCMstereo/16:9/NTSC/リージョン・オール/167’37/字幕:独・英
1748年に開場したこのバイロイト辺境伯劇場はドイツに現存する最も古い劇場でその豪華な内装で有名です。当時最高の建築家の一人ジュゼッペ・ガッリ・ビビエーナが息子カルロとともに作り上げた内装は2世紀半余りを経た今も黄金に輝いています。このDVDは演奏ももちろん見事ですがこの劇場の豪華な内装もたっぷり鑑賞できるのがうれしいところ。  (Ki)

CARUS
CARUS-83-245(1CD)
2種の「天地創造」ミサ
ルイジ・ガッディ(1740-1817):ミサ曲「天地創造」イ長調(世界初録音)、
ハイドン:ミサ曲「天地創造」変ロ長調
アンナ・コロンディ(S)、アネッテ・マルケルト(A)、イヴ・セレンス(T)、クラウス・メルテンス(Bs)、ローデリッヒ・クライレ(指)ドレスデンPO、ドレスデン聖十字架cho
録音:2008年9月12/13日ドレスデンでのライヴ
ルイジ・ガッディ(Luigi Gatti 1740-1817)は、モーツァルトとほぼ入れ替わりの時期にザルツブルグに入り、コロレド大司教に重用されたザルツブルク宮廷における最後のイタリア人宮廷楽長で、数曲の室内楽作品にて今日知られています。本アルバムに収録されている「天地創造ミサ」は、同じく収録されているハイドンの同名曲から旋律を引用し、歌詞を変えて作曲された作品。美しく、のびやかな旋律が特徴的なガッディならではの作品です。
Archipel
ARPCD-0423(1CD)
フラグスタート、スヴァンホルム、クレメンス・クラウス
ベートーヴェン:シェーナとアリア「あぁ不実なる人よ」(ソプラノと管弦楽)
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」、楽劇「トリスタンとイゾルデ」から、ヴェーゼンドンク歌曲集、ヴェーゼンドンク歌曲集*
キルステン・フラグスタート(S)、セット・スヴァンホルム(T)クレメンス・クラウス(指)ハバナPO、ジョルジョ・ファヴァレット(P)*
録音:1948年ハバナ(キューバ)、1952年6月2日ローマ*
マスターに起因する多少の傷あり。
WEITBLICK
SSS-0067-2(2CD)
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス
ヘルベルト・ケーゲル(指)ライプツィヒRSO&cho、エンリケタ・タレス(S)、ヴィオレッタ・マジャロヴァ(A)、セルゲイ・ラリン(T)、クルト・リドル(Bs)、ヨアヒム・ダリツ(Org)
録音:1987年12月30、31日ベルリン・コンツェルトハウス(シャウシュピールハウス)、ステレオ・ライヴ
古巣のライプツィヒ放送響に戻ってきたケーゲルは一時の強烈なアプローチを廃し、かなり遅めのテンポを採用し、慈愛に満ちた優しい微笑みをもってこの大曲の真髄に迫ります。ヒットアイテムとなった「第九」(SSS0066)と同年の演奏です。ケーゲルは合唱指揮者からキャリアをスタートしただけに、合唱の取扱いも厳格なだけに留まらず、分厚いハーモニーを紡ぎだすことに成功しています。この1987年12月は、レーガン、ゴルバチョフによるINF(中距離核戦力)全廃条約締結があり、世界は冷戦の終結に向けて歴史的な前進を遂げたのです。 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナー・ノート付。
QUERSTAND
VKJK-0834(1CD)
ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
フランツ=ぺーター・フーバー(指)マイニンゲン宮廷楽団、フルダ大聖堂聖歌隊、ナターシャ・ユング(S)、ペーター・シェーネ(Br)
録音:2008年10月25日フルダ大聖堂、ライヴ
演奏は、ブラームスとも縁の深いマイニンゲン宮廷楽団。1885年まで、このオーケストラの指揮、指導を担当していたハンス・フォン・ビューローが、ブラームスの作品発表の場として、このオーケストラを提供したことで、ブラームス自身も指揮をした機会があります。ビューローによって鍛えられた緻密な演奏は、当時から高い評価を受けていましたが、それから120余年経った今も、この伝統あるオーケストラは、きっとブラームスの真髄を再現してくれることでしょう。指揮は、1997年12月以来フルダ大聖堂聖歌隊の指導を務めるフランツ=ペーター・フーバー。
QUERSTAND
VKJK-0821(1CD)
ドイツ民謡集「夜に来て」
民謡:いざ、時は来た/ハスラー:あなただけに/ハスラー:黒い雲がやってくる/
シューベルト
:菩提樹/メンデルスゾーン:春の喜び/メンデルスゾーン:森の別れ/
メンデルスゾーン
:私の歌/民謡:小さな狩人/民謡:雪山には/ブラームス:猫背のフィドル奏者/
民謡:妹よ妹よ/民謡:いとしのメッセンジャー/民謡:ああできることなら/民謡:いとしの人よ/
民謡
:僕の想いの全ては/ゴーレ(1942-):小さな愛の歌/民謡:眠りの精/民謡:疲れた私は眠る/ゴーレ:夜
グレゴア・マイヤー(指)ライプツィヒ・ヴォーカル・コンソート
録音:2008年9月、11月
「ドイツ民謡」は本当に何曲あるというのだろうか?日本でもよく知られているドイツ民謡も少なくない中、この曲集を聴くと、まだまだ知らないドイツ音楽の世界に触れることができます。2002年にロベルトシューマン国際コンクール、合唱部門で金賞を受賞した、マイヤー率いるライプツィヒ・ヴォーカル・コンソートは、繊細でかつ生き生きとした解釈で、まだあまり知られていない作品の味わい深さを私たちに紹介してくれます。
QUERSTAND
VKJK-0827(1CD)
ルドルフ・マウエルスベルガー(1889-1971):ルカ受難曲(1945)
エッケハルト・クレム(指)ドレスデン・ジングアカデミー
録音:2009年
全曲合唱で歌われる通作型受難曲。この「ルカ受難曲」は、1945年、戦火の中、破壊されたドレスデン市の廃墟にて、1930年代から1960年代にかけて第25代のドレスデン聖十字架合唱団の楽長を務めたマウエルスベルガーによって作られました。この年、ドレスデンは、空襲を受け、聖堂が破壊され、少年合唱団員の何人かも亡くなりました。60年余りが過ぎた今でも、この曲はドレスデンの人々に愛され、2009年、作曲者の120回目の誕生日、およびドレスデン・ジングアカデミーの125周年記念を記念して録音されました。
QUERSTAND
VKJK-0908(1CD)
月は密やかに昇る〜古い民謡 新しいギター音楽〜
ヴェルナー:野ばら/民謡:美しい草原で/ツッカルマグリオ:月は密やかに昇る/
ブラームス:小さな眠りの精/ヨハン・アブラハム・ペーター・シュルツ:月が出ました、他、
ツッカルマグリオ、ジルヒャー、ブローウェル、ジョビム、ロルカ、イベール、グリュック、ファリャ、ウェーバー、ヴィラ=ロボス、ベーレント、の作品全18曲
マルティン・ペッツォルト(T)、マルティン・ヘプフナー(G)
録音:2009年
度々、来日しているテナー歌手マルティン・ペッツォルトと、日本ではまだあまり知られていないが、ライプツィッヒでフリーの音楽家として多彩な活動をしているマルティン・ヘプフナーのコラボ作品。「ちょっと一服して、我々と一緒に歌いましょう。ファミリーや友人の環で、情熱的に歌を歌う、我々祖先の伝統を思い出してください。我々は、あなたが、私たちのドイツ民謡を歌うことが好きだと確信し、そして、あなたが楽しめることを祈っています。」(CD付録より)
オペラ歌手活動をしているマルティン・ペッツォルトから想像して、このCDは地味な印象がありますが、彼らの祖国に対する思いを込めた作品なのでしょう。懐かしい民謡と交互に、ギターの名人的な演奏も楽しめ、老いも若きも一緒に楽しめる1枚。
DUX
DUX-0689(1CD)
グダンスク市の音楽の遺産 Vol.1(ポーランド科学アカデミー・グダンスク図書館所蔵の楽譜より)
待降節のカンタータ集
ヨハン・バルタザール・クリスティアン・フライシュリヒ(1690頃-1764):「Lobe den Herrn meine Seele」
ヨハン・テオドール・レームヒルト(1684-1756):「Ich freue mich dess, dass mir geredt ist」RoemV144、「Zeuch doch allerliebster Jesu」RoemV35
ジャン[ヨハン・イェレミアス]・デュ・グラン(17??-1756):「Alter Adam du musst sterben」(1737)
ヨハン・テオドール・レームヒルト:「Ach dass die Hulffe aus Zion uber Issrael kame」RoemV28
カロリナ・バフマン(S)、セバスティアン・カニュク(男性アルト)、ヴォイチェフ・ヴィンニツキ(T)、シマン・コビリンスキ(Bs)、アンジェイ・シャデイコ(Org,指)ゴルトベルク・アンサンブル(管弦楽&合唱)
録音:2008年9月12-14日、グダンスク(ポーランド)、聖三位一体フランチェスコ派教会
DUX
DUX-0683(1CD)
フェリクス・ノヴォヴィエイスキ(1877-1946):平和のためのミサ Op.49-3、
ミサ・ステラ・マリス Op.49-4
オルシュティン・コレギウム・ムジクム室内cho、ヤヌシュ・プシビルスキ(指)オルシュティン・ヴァルミア=マズーリPO、アンナ・ドラモヴィチ、マチェイ・インギェレヴィチ(Org)
H.M.F
HMC-901998(1CD)
J.S.バッハ:カンタータ集
「イエス十二弟子を召寄せて」BWV22、「汝まことの神にしてダビデの子よ」BWV23、
「主イエス・キリスト、真の人にして神よ」BWV127、「見よ、われらエルサレムにのぼる」BWV159
円熟の極み、ますますの充実をみせるヘレヴェッヘによるカンタータ最新盤。BWV22、23は、トーマス教会のカントル採用試験のために書かれた作品で、試験提出用作品ということもあり、凝りに凝った作品となっています。22番は優美な作品、23番は厳粛な作品で、バッハの作曲の能力の幅広さを示しています。127番も、「ヨハネ受難曲」の改訂稿上演を控えていた時期に作曲されたため、受難と復活の預言を主題とするものになっており、充実した作品となっています。ヘレヴェッヘならではの陶器を思わせるしっとりとした合唱と管弦楽の音色に心打たれる一枚です。(Ki)

Profil
PH-05028(1CD)
グノー:聖チェチーリアの荘厳ミサ曲、ビゼー:テ・デウム
アンジェラ=マリア・ブラシ(S)、クリスティアン・エルスナー(T)、ディートリヒ・ヘンシェル(Br)*、
ミュンヘン・モテットcho、ハンス・ルドルフ・ツェベレイ(指)ミュンヘンSO
当時の基準で技巧的な点でも、またオペラ的な様式の導入という点でも画期的で、グノーの教会音楽家としての名を不動にした聖チェチーリアの荘厳ミサ曲。当代の名バリトン、ヘンシェルが参加しているのに注目です。ほかにビゼーの珍しい宗教曲を収録。
Profil
PH-06021(1CD)
ブラームス:四重唱曲集
3つの四重唱曲Op.31、3つの四重唱曲Op.64、4つの四重唱曲Op.92、6つの四重唱曲Op.112〜憧れ/夜に
アンドレアス・ロートコプフ(P)、フリーダー・ベルニウス(指)シュトゥットガルト室内cho
うつくしいハーモニーと精度の高いアンサンブルで評価の高いベルニウス率いるシュトゥットガルトのチームによるブラームス。
Profil
PH07002(1CD)
ブルックナー:ラテン語によるモテット集
舌もて語らしめよWAB33、乙女らは王の御前に導かれWAB1、王の旗は翻るWAB51、
われらがためキリストは死のもとにWAB10、この場所は神が造り給うWAB23
正しき者の唇は知恵を語るWAB30、私は僕ダヴィデを選びWAB20、主よ我を解き放ちたまえWAB21、
アヴェ・マリアWAB6、愛する者よあなたはすべてに美しいWAB46*
エサイの枝は芽を出しWAB52、見よ大いなる司祭をWAB13
ヴォルフガング・チェルスタ、クラウス・バウエルレ、ペーター・レトヴィグ、フリッツ・レシュ(Tb)、
マンフレート・フーク(Org)、オリ・ファフ(T)*、ハンス・ザノテッリ(指)シュトゥットガルト・フィルハーモニア声楽アンサンブル
Caligレーベル原盤の再発。
ARTHAUS
ARTH-102149A(DVD)
クリスタ・ルードヴィヒ/リーダー・リサイタル
クリスタ・ルードヴィヒ(Ms)、他
2008年3月に発売された「クリスタ・ルードヴィヒ-バースディ・エディショ ン(102089)」からとりわけ好評だった、シューベルトやバーンスタイン、マ ーラー、ヴォルフを歌ったリサイタルのディスクが単独リリース。チャール ズ・スペンサーの伴奏も聴きどころです。
CPO
CPO-777452-2F(2CD)
グラウン(1704-1759):大受難曲「来たりて見よ」
ヴェロニカ・ヴィンター(S)/ヒルケ・アンデルセン(Ms)/マルクス・ シェーファー(T)/エッケハルト・エイブル(B-Br)/ラインハルト・カントラ イ/ヘルマン・マックス(指)ダス・クライネ・コンツェルト
もともとはブラウンシュヴァイクの宮廷テノール歌手であったグラウンは、 1735年にプロイセンのフリードリヒ皇太子(のちの大王)の宮廷に招かれ、そ こで楽長を務めながら数多くの作品を書きました。テレマンとも親交があり、 相互に影響しあった多くの受難曲を書いたことでも知られます。彼の作品の 中でも最も知られるのは1755年に初演された「イエスの死」で、初演から何 と100年間毎年受難週間に演奏されたというから驚きです。この大受難曲「来 たりて見よ」も壮麗で美しい作品です。
MSM
MSM-0014(1CD)
モーツァルト:レクイエム ニ短調K.626
ホセ・カレーラス(T)、バーバラ・ボニー(S)、フィオーナ・キャンベル(Ms)、久保田真澄(Bs)、デイヴィッド・ヒメネス(指)東京PO、藤原歌劇団cho
録音:2008年11月5日、オーチャード・ホールでのライヴ
イギリスのアーティスト・マネージメント会社である「マイケル・ストアーズ・ミュージック」が若き才能を育て世界へと発信していくために設立した自主レーベル「MSM」から、ホセ・カレーラスが歌うモーツァルトのレクイエム、しかも東京でのライヴ録音が登場!カレーラスのステージ・デビュー50周年を記念して行われた特別コンサートでは、世界最高峰のリリック・ソプラノ歌手バーバラ・ボニー、オーストラリアの実力派フィオーナ・キャンベル、日本代表としてバスの久保田真澄がカレーラスと共にソリストを務めるなど、その陣容は豪華絢爛!カレーラスは、1994年に内戦で疲弊したボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボでモーツァルトのレクイエムを歌っており、自身にとっても思い入れの深い作品も1つであるとのことです。
露OLYMPIA
MKM-218(1CD)
ノヴァヤ・歌劇・イン・カーネギー・ホール
ハチャトゥリアン:バレエ「スパルタクス」〜アダージョ
ロッシーニ(エフゲニー・コロボフ編):アニュス・デイ
パーセル:歌劇「ディドーとエネアス」〜ディドーのレチタティーヴォとアリア
アルビノーニ:アダージョ
シューベルト(エフゲニー・コロボフ編):アヴェ・マリア
グルック(エフゲニー・コロボフ編):メロディー
カッチーニ(エフゲニー・コロボフ編):アヴェ・マリア
ロッシーニ:スターバト・マーテル 〜スターバト・マーテル
ハチャトゥリアン:「仮面舞踏会」〜ワルツ、「スパルタクス」〜レクィエム
エフゲニー・コロボフ(指)ノヴァヤ・歌劇の独唱者、O&cho
露OLYMPIA
MKM-226(1CD)
ヴャチェスラフ・グロホフスキー(1945-):ユダヤ狂詩曲(伝承歌と舞踊のメロディー)
ヴャチェスラフ・グロホフスキー(指)チェコスロヴァキア国立放送民俗楽団
録音:1990年
AQUARIUS
AQVR-295-2(1CD)
イワン・コズロフスキー/バッハ:アリア集(露語)
アヴェ・マリア(グノー作曲)*、カンタータ第114番BWV114 〜第2曲(+)、
カンタータ第143番 BWV143 〜第4曲(#)、
シェメッリ歌曲集(**) 〜BWV.451, 447, 479, 485, 489, 491, 458, 457, 476, 455
イワン・コズロフスキー(T)、M・サハロフ(P*)、A・コルネーエフ(Fl(+))、A・ゲディケ(Org(+))、S・ツィツィナ器楽アンサンブル(#)、P・ニキーチン(Org(**))
録音:1949年*/1955年(+/#/**)
*以外はロシア語。
AQUARIUS
AQVR-306-2(1CD)
マルク・レイゼン
ベートーヴェンシューベルトシューマングリーグ:歌曲集(露語)
マルク・レイゼン(Bs)、A・マカロフ、N・ヴァリチョフ、V・フヴォスチン(P)、B・マトコフスキー(Vn)
録音:1939-1952年
AQUARIUS
AQVR-310-2(1CD)
パーヴェル・リシツィアン
チャイコフスキー:歌曲&アリア集(露語)
パーヴェル・リシツィアン(Br)、ボリス・アブラモヴィチ(P)
録音:1951年2月24日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
BOMBA-PITER
CDMAN-344-08(2CD)
ロシア伝承のロマンスの夜
暖炉のそばで/紫色の夕日の光を眺めながら/他、全27曲
ニコライ・コピロフ(Br)、ミハイル・アプテクマン(P)
録音:2008年11月15日、サンクトペテルブルク、ライヴ
サロン・コンサート的雰囲気です。
BOMBA-PITER
CDMAN-347-08(1CD)
シューマン:女の愛と生涯Op.42
レオニード・デシャトニコフ(1955-):連作歌曲「詩人の愛と生涯」(1989)、父への手紙/昔風のロマンス/秘密の土地
ユリア・コルパチェワ(S)。アレクセイ・ゴリボリ(P)
録音:2008年、サンクトペテルブルク、ルター派聖エカテリーナ教会
BOMBA-PITER
CDMAN-370-08(1CD)
夜の感覚
ルビンシテイン:夜、ダルゴムイシスキー:シエラ・ネバダは霧に包まれて/お行き幸せのばらよ
シューベルト:セレナード/ブロンデルからマリーへ、マルティーニ:愛の喜び
モーツァルト:夕べの思い、シューベルト:アヴェ・マリア/君はわが憩い
ロッシーニ:スペインのカンツォネッタ、シェレメチョフ:Ya bas lyubil
ヴィヴァルディ:歌劇「バヤゼット」〜私は蔑まれた妻、ホランダー:一度だけあなたのカルメンにして
カッチーニ:アヴェ・マリア、チアラ:スペインの娘(歌唱:ロシア語)
ガリーナ・シドレンコ(Ms)、ミハイル・ラデュケヴィチ(G)

IPPNW
IPPNW-62(1CD)
スヴィリドフ、ボルトニャンスキー、チャイコフスキー、タネーエフらの合唱曲
ボグダン・プリッシュ( 指) クレド室内cho、中田千穂子(朗読)
栗原貞子は海外では非常に著名な原爆詩人。爆心地の4 キロ北の自宅で被爆したため、反戦・平和を訴え続けていた。ドイツやロシアでは小学生 でも彼女の詩を暗誦しているほど知名度もあり人気もあるという。そもそもIPPNW-( 核戦争防止国際医師会議) CONCERTS というレーベルその ものが、核兵器に反対するコンサートの記録から始まったためにサダコの詩を取り上げるのはあたりまえかも。 スヴィリドフの哀愁に満ちた音楽とともにサダコの詩を聴くと異様な感銘に襲われます。 核兵器にもテポドンにも脅かされない平和な日々を送りたいものであります。   (Ki)
Alba
ABCD-264(1CD)
トイヴォ・クーラ(1883-1918):作品集
交響的伝説曲「農奴の息子」Op.14(バリトン、ソプラノ、合唱と管弦楽のための)、
不死の望みOp.15(バリトン、合唱と管弦楽のための)、
結婚行進曲Op.3b-2(管弦楽のための)、舟歌Op.21-2(混声合唱のための)、
海の歌Op.11-2(混声合唱のための)、りんごの木Op.11-1(混声合唱のための)、
朝の歌Op.2-3(管弦楽のための)
ユハ・ウーシタロ(Bs)、タイナ・ピーラ(S)、レイフ・セーゲルスタム(指)タンペレPO&cho トイヴォ・クーラの作品集。詩人
エイノ・レイノの詩をテクストに独唱と合唱と管弦楽のために作曲された「農奴の息子」と「不死の望み」。『カンテレタル』の詩をテクストとする「舟歌」などアカペラ混声合唱のための3曲。クーラのもっとも知られたピアノ曲「結婚行進曲」と歌曲「朝の歌」の管弦楽編曲。演奏されることの少なかった作品に人気曲を加えたアルバム。セーゲルスタムをサポートする合唱指揮のティモ・ヌオランネは、フィンランド放送室内合唱団を指揮してラウタヴァーラの合唱曲などを録音。現在はタンペレ・フィルハーモニック合唱団の指揮者を務めています。  (Ki)
Alba
NCD-37(1CD)
穏やかに
ユッシ・シュデニウス(1972-):わたしは大きな太陽(2005)、
ヤーコ・マンテュヤルヴィ(1963-):4つのシェイクスピアの歌【来たれ/死よ/子守歌、倍のなん倍/苦しめもがけ/水底深く父は眠る】、ビリャンシコス【もしあなたを見ていなかったなら/ばらの茂みの泉で/郷愁/お母さん、ポプラの林へ行ってきたよ】
シベリウス:恋するもの(作品14)JS160c(ソプラノ、バリトンと混声合唱のための)、恋するものはどこに、恋するものの小道、こんばんは かわいい小鳥、抱いておくれ かわいい小鳥
リーカ・タルヴィティエ(1970-):会話(2005)
ヴェルヨ・トルミス(1930-):イングリアのゆうべ【踊り歌I/踊り歌II/踊り歌III/おどけ歌I/おどけ歌II/ラウンドレイ/踊り歌IV/踊り歌V/歌が終わり家路に】
ドミナンテ、セッポ・ムルト(指)、カトリ=リース・ヴァイニオ(Ms)、ニコラス・セーデルルンド(Bs)
録音:2006年4月22日-24日 リーヒマキ要塞教会(ユヴァスキュラ、フィンランド)[英語、フィンランド語、スペイン語歌詞 英訳付]
「ひとつひとつの演奏が聴き手にとって忘れがたい体験となること」と語るセッポ・ムルト。彼が指揮者を務める混声合唱団、ドミナンテの新しいアルバム。3曲はドミナンテからの委嘱により作曲された作品です。イギリスの作家チャールズ・コーズリーの詩に出逢ったユッシ・シュデニウスの感情のたかまりがそのまま音楽になった「わたしは大きな太陽」。スペインのマドリガルとフィンランドのパンクロックバンド"エップ・ノルマーリ"の音楽にインスピレーションを得たヤーコ・マンテュヤルヴィの「ビリャンシコス」。ドイツの劇作家ホルスト・フッセルの劇『Gesprache(会話)』から、公園のベンチに座るA(女)とB(男)のやりとりをリーカ・タルヴィティエは混声合唱の曲に作り上げました。シベリウスの「恋するもの」のテクストは抒情詩集『カンテレタル』から採られています。フィン・ウゴル族が住み、今はロシア領になったイングリアに伝わる詩と歌唱スタイルを基にしたトルミスの曲集。そして混声合唱のレパートリーとして人気の高まってきたマンテュヤルヴィの「4つのシェイクスピアの歌」。アルバムにこめられた願いは、「新しく、瑞々しい愛の姿を届けたい」。アルバムを貫くのは人間関係という永遠のテーマです。  (Ki)
Pentatone
PTC-5186.099(1SACD)
アメリカの作曲家による歌曲集
ボルコム:4つのキャバレー・ソング/ゲッティー:プアー・ピーター/ヘギー:4つの歌曲
コリリアーノ:2つのキャバレー・ソング/パール・ウルフ:オード・デ・トド・エル・ムンド
リサ・デラン(S)、スザンヌ・メンツァー(Ms)、マット・ハイモヴィツ(Vc)、クリスティン・パンコニン(P)
リサ・デランは、石油で巨額の富を築いたゲッティー家の一員であり作曲家でもあるゴードン・ゲッティーのカンタータ「ジョーンと鐘」の世界初演でもソリストを務めたアメリカのソプラノ歌手。ボルコムやコリリアーノなど現役で活躍中のアメリカ人作曲家による作品のみでプログラムを組んだ型にはまらない歌曲集は、これぞ"自由の国アメリカ"!ボルコムとヘギー以外の作品は世界初録音となります。
Avie
AV-2147(1CD)
追憶のための新しい合唱音楽
マクドウォール:アヴェ・マリス・ステラ/プロウマン:クライズ・ライク・サイレンス(世界初録音)/オレーガン:そして大凪になった(世界初録音)/ビーミッシュ:獅子と鹿(世界初録音)
コレ・モルドヴォヌ(指)ポーツマス・グラマースクール室内cho、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
1732年創立という長い歴史を持つイギリスのポーツマス・グラマースクールに在籍する学生たちによる室内choが、イギリスの作曲家たちによる新しい合唱作品を歌います。合唱の神様ジョン・ラッターの後継者とも目されているオレーガンや女流作曲家マクドウォールなどの、斬新な作風や響きを持つ合唱作品でポーツマス・グラマースクール室内choが大健闘。深く重いメッセージがハーモニーに乗って届きます。
Danacord
DACOCD-571(2CD)
ヘアマン・D・コペル〜作曲家、ピアニスト第6集
コペル:レクイエムOp.78/弦楽のための小協奏曲第1番Op.32*/同第2番Op.66+/オーボエ協奏曲Op.82#/ヴァイオリン協奏曲Op.83**
ヤン・クレンツ(指)デンマークRSO、デンマーク国立放送cho、ランベルト・ガルデッリ(指)*、ルドルフ・シュヴァルツ(指)+、BBC響+、ヨーアン・ハマゴー(Ob)#、レイフ・セーゲルスタム(指)#、ミラン・ヴィテク(Vn)**、ヨン・フランセン(指)**
作曲家、ピアニスト、教育者として活躍した20世紀デンマークの音楽家ヘアマン・D・コペル(1908−1998)の歴史をたどる復刻シリーズ第6集。デンマーク放送などに残されていた音源から復刻されたのは、1968年5月17日に行われた「レクイエム」の初演など貴重なものばかり。そして「オーボエ協奏曲」の指揮者はセーゲルスタム!
ORF
ORFCD-3052(1SACD)
バッハ:モテット集
「精霊はわれらの弱きを助けたもう」BWV.226、「来たれ、イエスよ、来たれ」BWV.229、
「イエス、わが喜び」BWV.227、「恐れることなかれ」BWV.228、「主に向かって新しき歌をうたえ」BWV.225
オットー・カルグル(指)聖ペルテン大聖堂聖歌隊、カペラ・ノヴァ・グラーツ、ソラメンテ・ナトゥラリ・ブラティスラヴァ
録音:2008年9月6日,聖ペルテン大聖堂
ORFの常連指揮者カルグルは宗教音楽のほか現代音楽の指揮者としても活躍しています。
King International
KDC-5065
BCJのバッハへのいざない〜声楽編
カンタータ第63番《キリスト者よ、この日を刻み込め》BWV63〜第1曲[合唱]:キリスト者よ、この日を刻み込め[BIS881/録音:1997年7月]
カンタータ第147番《心と口と行いと生活》BWV147〜終曲コラール[合唱]:イエスは変わらざる私の喜び(主よ、人の望みの喜びよ)[BIS1031/録音:1999年6月]
 カンタータ第78番《イエスよ、あなたはわが魂を》BWV78〜第1曲[合唱]:イエスよ、あなたはわが魂を
第2曲アリア・デュエット[ソプラノ、アルト]:我らは急ぐイエスの許へ/ソプラノ:野々下由香里/アルト:ダニエル・テイラー[BIS1361/録音:2003年2月]
カンタータ第55番《私は、哀れな人、罪のしもべ》BWV55〜第1曲アリア[テノール]:私は、哀れな人、罪のしもべ/テノール:ゲルト・テュルク[BISSA1631/録音:2006年9月]
カンタータ第190番《主に向かって、新しい歌を歌え》BWV190〜第1曲[合唱]:主に向かって、新しい歌を歌え[BIS1311/録音:2002年2月]
マタイ受難曲BWV244〜第49曲アリア[ソプラノ]:ただ愛により我が救い主は/ソプラノ:ナンシー・アージェンタ [BIS1000/録音:1999年3月]
カンタータ第103番《おまえたちは、泣き喚く》BWV103〜第1曲合唱[とアリオーソ(バス)]:おまえたちは、泣き喚く/バス:ドミニク・ヴェルナー[BISSA1611/録音:2006年2月]
カンタータ第51番《すべての国よ、神を誉め讃えよ》BWV51〜第1曲アリア[ソプラノ]:すべての国よ、神を誉め讃えよ/ソプラノ:キャロリン・サンプソン [BISSA1471/録音:2005年9月]
ミサ曲ロ短調BWV232〜第10曲[アルト]:父の右に座したもう主よ/カウンターテナー:ロビン・ブレイズ
第11曲[バス]:主のみ聖なり/バス:ペーター・コーイ
第12曲[合唱]:聖霊とともに[BISSA1701/録音:2007年3月]
カンタータ第32番《いとも慕わしいイエスわが焦がれ求める君よ》BWV32〜第1曲アリア[ソプラノ]:いとも慕わしいイエスわが焦がれ求める君よ/ソプラノ:レイチェル・ニコルズ[BISSA1711/録音:2008年2月]
マタイ受難曲BWV244〜終曲(第68曲)[合唱]:さあ、ひざまずきましょう[BIS1000/録音:1999年3月]
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
日本語歌詞訳付。1990年に結成されたバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)。スウェーデンのBIS社からリリースされているバッハ作品のCDは50枚を超え、そのどれもが世界中で高い評価を得ています。このたび、BCJの音楽監督の鈴木雅明監修の下、声楽曲の選りすぐりのトラックを集めて、ベスト盤を作成いたしました。BCJによる比類なきクオリティで聴くバッハの世界をお楽しみください。
INTEGRAL
TRI-331119(1CD)
オリヴィエ・グレフ:ソナタ・ディ・レクエイム、3つのシャンソン・アポクリフェ*、ラヴェルの墓**、死のフーガ#
オリヴィエ・グレフ(P)、クリストフ・ヘンケル(Vc)、マリー・デヴェルリュー(P)*、オリヴィエ・グリフ(P)*、
オリヴィエ・グレフ**、アンリ・バルダ(P)**、シュテファン・ゲンツ(Br)#、シネ・ノミネQ#
グレフ(1950-2000)はフランスの作曲家、ピアニスト。パリ音楽院、ジュリアード音楽院で学びベリオにも師事した。2000年に急逝したが最近評価が急激に高まっているます。Harmoniamundiも録音を始めていますが、「あたしのほうが先に彼の才能を見つけたのよ!」とTRI-tonのプロデューサーは主張しています。  (Ki)


BIS
BISSA-1761(1SACD)
バッハ:カンタータ全集Vol.43
第151番「甘き慰め、わがイエスが来られる」BWV151、第57番「幸いなるかな、試練を耐え忍ぶ者は」BWV57、第110番「我らの口には笑いが満ち」BWV110
ハナ・ブラシコヴァー(S)、ロビン・ブレイズ(A)、ゲルト・テュルク(T)、ペーター・コーイ(Bs)、鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
。円熟のBCJ、今回も魅力作満載です。管弦楽組曲第4番の序曲が合唱に生まれ変わった第110番の壮麗さ、バッハ作品の中でもひときわ美しいアリアで光る第151番いずれも絶品。151番ではチェコの若手ソプラノ、ハナ・ブラシコヴァーがまるで天使のように澄明な声を聴かせてくれます。癒されます。   (Ki)
BBC LEGENDS
BBCL-4255(1CD)
F=ディースカウ/1965&72年オールドバラ・ライヴ
ブラームス:歌曲集「マゲローネのロマンス」Op.33*
シューベルト:ドナウにてOp.21-1,D553、さすらい人D649、友にD654、プロメテウスD674、
ヘリオポリスUD754、さすらい人が月に寄せてOp.80-1,D870、漁師の歌D881
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)、スヴャトスラフ・リヒテル(P)*、ベンジャミン・ブリテン(P)
録音:1965年6月20日オールドバラ、教区教会(ライヴ)*、1972年6月8日オールドバラ、スネイプ、モルティングス(ライヴ) (全てステレオ)
バリトンの巨人フィッシャー=ディースカウがオールドバラ音楽祭で行なったふたつのリサイタルから収録。リヒテルとは、1970年のザルツブルク音楽祭(ORFEOR.490981)でも取り上げているブラームスの「マゲローネのロマンス」。ふたりともキャリアの絶頂期にあった、この1965年のリサイタルは記録では知られる内容でしたが、正規盤でのリリースは喜ばれるところでしょう。フィルアップのブリテンとのシューベルトは過去にブリテン・ザ・パフォーマーとして出ていたもの。このたびトニー・フォークナーによる新リマスタリングで音質の改善が施されています。   (Ki)
Hyperion
CDA-67737(1CD)
ヘンデル:シャンドス・アンセム集
シャンドス・アンセム第9番《おお、こぞりて主をほめ讃えよ》HWV.254/シャンドス・アンセム第11番《神よ立ちて》HWV.256a/シャンドス・アンセム第7番《とこしえにあなたのいつくしみの歌を歌い》HWV.252
エマ・カークビー(S)、イエスティン・デイヴィス(C.T)、ジェイムス・ギルクリスト(T)、ニール・デイヴィス(Bs)、スティーヴン・レイトン(指)ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
録音:2008年6月〜7月
ヘンデルの「デッティンゲン・テデウム」(CDA 67678)で実現したイギリス合唱シーンの寵児スティーヴン・レイトンとケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(第1ヴァイオリンにはパヴロ・ベズノシウクの名前が!)のトリオを中心として、ソリストには大ソプラノ歌手エマ・カークビー、BCJとの共演でもお馴染みのジェイムス・ギリクリストなど、世界有数の実力者たちが集結。牧歌劇「エイシスとガラテア」などが作曲されたいわゆる"キャノンズ時代"のヘンデルにより、カーナーヴォン伯爵(シャンドス公爵)の私的礼拝のための作曲された格調高きアンセム集。
Hyperion
CDA-67775(1CD)
ブラームス:世俗合唱作品集
6つの歌曲とロマンスOp.93a/3つの四重唱曲Op.64/5つの歌Op.104/ジプシーの歌Op.103
アンドルー=ジョン・スミス(指)コンソーシアム、クリストファー・グリン(P)
録音:2007年10月
このブラームスの歌い手は、サン=サーンスのオルガン作品集(CDA 67713)の演奏者アンドルー=ジョン・スミスによって2006年に結成されたプロの室内choコンソーシアム。
個々の能力の高さ生み出す抜群のハーモニー、幅のある豊かな表現力、ピアノとの絶妙なコンビネーションによるブラームスの合唱は絶品。
Hyperion
CDA-67740(1CD)
マサイアス:宗教合唱作品集
おお神よ人々に汝を讃えさせよOp.87/マニフィカトとヌンク・ディミティスOp.53/御子が生まれたOp.55/荒野の果てに/入場(オルガン独奏)/ミサ・ブレヴィスOp.64/アヴェ・ヴェルム・コルプス/カリヨン(オルガン独奏)/オール・ウィスダムOp.88-3/頭を上げよOp.44-2/おお光より生まれし光/祝祭テ・デウムOp.28/主にありて喜べOp.90-2
マシュー・オーウェンス(指)ウェルズ大聖堂聖歌隊、ジョナサン・ヴォーン(Org)
録音:2008年6月
レッド・ドラゴンの国旗の国ウェールズ。同国史上、最も重要な作曲家の1人とされるウィリアム・マサイアス(1934−1992)の宗教合唱作品集もハイペリオンならではのハイクォリティな出来栄え。ケルトの伝統文化や神秘主義、深い精神性が反映されたマサイアスの作品は、ドラマティックで親しみやすい作風。ウェルズ大聖堂聖歌隊の歌唱力、適応力の高さが、マサイアスの音楽を隅々までカバー。近現代英国の宗教作品入門としてもオススメです。
BRIDGE
BCD-9270(1CD+DVD)
ジェルジ・クルターク:カフカ断章(CD+DVD)
◆DVD
作曲者によるマスタークラス#、クルターク:カフカ断章(全曲、ライヴ映像)##
◆CD
クルターク:カフカ断章(全曲)*
トニー・アーノルド(S)*、モヴセス・ポゴシアン(Vn)*
収録:2004年6月中央ヨーロッパ大学・ブダペスト#、2006年9月ライヴ・エレヴァン・アルメニア・第7回パースペクティヴ]]T国際音楽祭におけるライヴ##、2004年8月バッファロー,ニューヨーク*
ECMよりユリアーネ・バンゼ&アンドラーシュ・ケラーの全曲盤CDでよく知られている本作に、また新たな名盤が加わった。CDとDVD、しかもニューヨークとアルメニアと場所を変えて二つの録音。表現主義を基本としながら時に民族的な語法も登場、タイトル通り、カフカの様々な文章の断片に音楽を付けてゆきます。一曲あたり平均、一分弱の小品が万華鏡のごとくたくさんひしめいています。ソプラノのトニー・アーノルドは当Bridgeではクラムの「古えの子供の声」(2006年グラミー賞ノミネート)のほか、エリオット・カーター、ウォルペなど現代物を多数録音している若手。

Challenge Classics
CC-72316(2SACD)
バッハ:ミサ ロ短調 BWV232
ゲルリンデ・ゼーマン、エリーザベト・ヘルマンス(S)、パトリツィア・ハルト(S/A)、ペトラ・ノスカイオヴァー(A)、ベルンハルト・フンツィカー、クリストフ・ゲンツ(T)、マルクス・ニーダーマイヤー、ヤン・ファン・デル・クラッベン(Bs)、シギスヴァルト・クイケン(指) ラ・プティト・バンド
モンテヴェルディの「聖母マリアの晩課(聖母マリアの夕べの祈り)」に続く、シギスヴァルト・クイケンによる声楽大作。声楽1パート1人、最少編成の器楽、チェロでなくヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ、コントラバスでなくヴィオローネを用いるという徹底したこだわりに期待が高まります。コンサートマスターを務めた衝撃のレオンハルト盤から約四半世紀、シギスヴァルトが達した一つの結論を世に問う録音といえるのではないでしょうか。
Challenge Classics
CC-72287(1CD)
バッハ:市参事会員選挙カンタータ集
 第119番「エルサレムよ、主をたたえよ」BWV119
 第120番「神よ、人は御身をひそかにたたえる」BWV120
 第69番「わが魂よ、主をほめたたえよ」BWV69
独唱者、トン・コープマン(指)アムステルダム・バロックO&cho
「J・S・バッハ:カンタータ全集」からの編集盤。
Challenge Classics
CC-72290(1CD)
バッハ:聖霊降臨祭カンタータ集
 第172番「鳴り響け、汝らの歌声」BWV172*
 第68番「かくのごとく神は世を愛したまえり」BWV68+
 第174番「われ心より至高なるものを愛す」BWV174
 第175番「彼は羊らの名を呼びたもう」BWV175
バルバラ・シュリック(S)*、デボラ・ヨーク(S)+、カイ・ヴェッセル(男性A)*、ボグナ・バルトシュ(A)#、クリストフ・プレガルディエン(T(*/#))、クラウス・メルテンス(Bs)、トン・コープマン(指)アムステルダム・バロックO&cho
「J・S・バッハ:カンタータ全集」からの編集盤。
Challenge Classics
CC-72296(1CD)
バッハ:新年カンタータ集
 第171番「神よ、御身の名のごとく、御身の栄光もあり」BWV171*
 第41番「イエスよ、今ぞたたえられん」BWV41+
 第28番「ありがたや、今ぞ年は終りゆく」BWV28
 第16番「主なる神よ、われら汝をたたえん」BWV16**
サンドリーヌ・ピオ(S)*、シビッラ・ルーベンス(S)+、デボラ・ヨーク(S)#、ボグナ・バルトシュ(A(*/#/**))、アンネッテ・マルケルト(A)+、クリストフ・プレガルディエン(T(*/+))、イェルク・デュルミュラー(T)#、ポール・アグニュー(T)**、クラウス・メルテンス(Bs)、トン・コープマン(指)アムステルダム・バロックO&cho
「J・S・バッハ:カンタータ全集」からの編集盤。
ARS Produktion
ARS-38475(1CD)
ヴォルフとウィーンの青年派様式
ベルク:青年時代の歌曲〜吟遊詩人(1902)/束の間(1904)/憧れ(1902)/まどろみの夜(1903)/人類の境界(1902)
シェーンベルク:遠くへのあいさつ(1900)/警告 Op.3-3(1899)/深いしとねに埋もれた清らかな憩い Op.15-12(1908)/渚にて(1909)/失われた大軍 Op.12-2(1907)
シュレーカー:くもの糸 Op.2-1(1901)/敗北(1897)/放火魔(1915)/幽霊 Op.7-(1900)/歌劇「遠い昔」〜白熱の王冠(アルバン・ベルク編、ピアノ伴奏版)
ヴォルフ:メーリケ歌曲集〜恋する者の歌/春に/こうのとりの使い/ある婚礼に臨んで/戒めに/別れ
ドミニク・ヴェルナー(Bs-Br)、ジーモン・ブーハー(P)
録音:2006年7月8-11日、ヴッパータール、インマヌエル教会
Stradivarius
STR-33772(1CD)
ルチア・ロンケッティ(1963-):難破と見物人(管弦楽のための習作;1997/1999改訂)*、
ピノキオ、パラレル・ストーリー(男声四重唱のためのドラマトゥルギー;2005)+、
アティスの眠り(ヴィオラとライヴ・エレクトロニクスのための習作;2003-2004)#
ローラント・クルッティヒ(指)ベルリンRSO*、シュトゥットガルト新ヴォーカルゾリステン+、ダニエル・グローガー(C.T)、マルティン・ナギー(T)、ギリェルモ・アンソレナ(Br)、アンドレアス・フィッシャー(Bs)、バルバラ・マウアー(Va)#、ラインホルト・ブライク(ライヴ・エレクトロニクス#)
Stradivarius
STR-33829(1CD)
レスピーギ:室内歌曲集
森の神々(5曲)/ストルネッロを歌う女/ トスカーナの4つのリスペット/きわめて美しい女/ ロザベッラ万歳(バルダッサーレ・ガルッピの作品のリアライゼーション)/古い愛の歌(4曲)/最後の陶酔/5つの古風な歌/スケルツォ
ジェンマ・ベルタニョッリ(S)、アルド・オルヴィエート(P)

Chandos
CHAN-10516X(2CD)
メンデルスゾーン:オラトリオ《聖パウロ》Op.36
スーザン・グリットン(S)、ジェーン・リグビー(Ms)、バリー・バンクス(T)、ピーター・コールマン=ライト(Bs)、リチャード・ヒコックス(指)BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ&cho
録音:2000年5月5日の録音(ライヴ)
2008年11月23日に突如としてこの世を去った英国楽壇の名匠ヒコックス。代名詞でもあるイギリス音楽だけでなく、合唱作品、宗教音楽にも精通していたヒコックスはシャンドスに多くの録音を遺しており、今回新装リリースとなり「聖パウロ」も代表的名盤の1つ。2001年の初リリース時から高評価を受け続けてきたメンデルスゾーンのオラトリオで、ヒコックスが遺した功績を回顧します。
MIRARE
MIR-057(1CD)
バッハ:カンタータ第131番「深き淵より、我、主よ、汝に呼ばわる」BWV131、
カンタータ第182番「天の王よ、汝を迎えまつらん」BWV182、
カンタータ第4番「キリストは死の縄目につながれたり」BWV4
フィリップ・ピエルロ(指)リチェルカール・コンソート、
キャサリン・フュージュ(S)、カルロス・メーナ(C-T)、ハンス=イェルク・マンメル(T)、ステファン・マクラウド(Bs)
録音:2007年11月
フィリップ・ピエルロ率いるリチェルカール・コンソートの各パート一人のOVPP(OneVoicePerPart)を採用したカンタータ集。「悔改めの礼拝」のためのカンタータ第131番。ミュールハウゼンでの大火後の礼拝のために書かれたものといわれています。「死の淵」を表すために冒頭に5度下降するモチーフを用いています。哀切漂う歌声が心に響きます。第182番のカンタータはバッハがワイマール宮廷楽師長に就任後第1作目。聴き所は第5曲のアルトのアリア「救い主の御前に」。カルロス・メーナのピュアで透明な美しい歌唱は必聴です。コラール変奏曲という珍しい形式をとった作品第4番。キリストの死と復活、生と死の戦いを歌ったもの。聴き終えたときに生への喜びが感じられる感動的な演奏です。フィリップ・ピエルロは深遠なるバッハの世界を見事描いています。
MIRAREセールはこちら!   (Ki)
CARUS
CARUS-83-425(3SACD)
ヘンデル:オラトリオ「サムソン」
トーマス・コーレイ、ソフィー・デインマン、フランツィスカ・ゴットヴァルト、ウィリアム・ベルガー、ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ、
ニコラス・マッギガン(指)ゲッティンゲン祝祭O、NDR合唱団
録音:2008年6月 ドレスデンでのライヴ
BERLIN CLASSICS
BC-18464(2CD)
メンデルスゾーン:歌曲集
◆Disc.1
クルト・マズア、ペーター・シュライアー、ペーター・グリュケによる、2009年メンデルスゾーン・イヤー特別対談を収録。歌曲を中心にメンデルスゾーンの人柄や作品の特徴や魅力に迫る
◆Disc.2
ペーター・シュライアー歌唱によるメンデルスゾーンの歌曲より22曲を収録
ペーター・シュライアー(T)、ワルター・オルベルツ(P)       
CPO
777222-2F(2CD)
ヘンデル:オラトリオ「エジプトのイスラエル人」(メンデルスゾーンによる1833年版)
モニカ・フリマー(S)/ヴェロニカ・ヴィンター(S)/ハイケ・グレツィンガー(Ms)/ハンス・イェルク・マンメル(T)/エッケハルト・エーベレ(B-Br)/グレゴール・フィンケ(Bs)/ライニッシェ・カントライ/ダス・クライネ・コンツェルト/ヘルマン・マックス(指)
ヘンデルの作品をメンデルスゾーンが改編したという、まさに2009年にふさわしいこの「エジプトのイスラエル人」。バロック音楽を精力的に研究していたメンデルスゾーンは、J.S.バッハの作品の復興者として名高いのですが、このヘンデルの「エジプトの〜」も、彼がロンドンでスコアを発見し、指揮者として活躍していた1833年5月26日にデュッセルドルフで演奏、以降幾度も再演し評価を高めた作品です。長らく発売の待たれていた録音です。
DACAPO
MAR-8.226067(1CD)
ノアゴー(1932-):ソプラノと楽器のための作品集
ソプラノとアンサンブルのための「ノーヴァ・ゲニトゥラ」*/ソプラノとアンサンブルのための「海流」/ソプラノとハープのための「フォンス・ラエティティア」…世界初録音
ベンテ・ヴィスト(S)/ティネ・レーリング(Hp)/ブーディル・ローベク(Vn)/トーケ・メルドラップ(Vc)/フレドリク・ホック(Lute)/マリト・エルンスト(リコーダー)/アラン・ラムスッセン(ハープシコード)/カスパー・シュレイバー(指)*、トマス・ソンダーガード(指)
交響曲に比べ編成は小さいのですが、やはり人知を超越した音が広がっているところはさすがノアゴーです。「ノーヴァ・ゲニトゥラ」では交響曲第3番と同じく“AveMarisSttella”が歌詞として使われています。ハープシコードやリュート、リコーダーを用いた古風な音によるグロテスクな響きと聖なる響きが混在した逸品です。「海流」も同じく茫洋とした音の渦に巻き込まれているだけで不思議に心が落ち着くでしょう。「フォンス・ラエティティア」で使われているのも“AveMarisSttella”。ソプラノとハープの幻想的な対話です。
DACAPO
MAR-8.226505(1CD)
ヨアンセン(1967-):ムーン=ペインムーン=ペイン/ゴブリン・ダンス/リスボン再訪
ポール・ヒリヤー(指)リミックス(アンサンブル)/イリス・オヤ(Ms)
ポルトガルの詩人フェルナンド・ペソア(1888-1935)の詩に付けられた6つの歌「ムーンペイン」に、内容的に関連を持つ2つの作品を織り交ぜて一つのアルバムにした、現代作品によく見られる企画物です。いかなる時も響き合うことのない音たちの合間を縫って歌われる月の姿を感じてください。
Wigmore Hall
WHLive-0027(1CD)
エヴァ・ポドレス&ギャリック・オールソン
ショパン:5つの歌曲[彼女の好きなOp.74-5/指輪Op.74-14/闘士Op.74-10/リトアニアの歌Op.74-16/かわいい若者Op.74-8]
ラフマニノフ:3つの歌曲[キリストは立ち上がりぬOp.26-6/昔から恋には慰めが少なく
Op.14-3/彼女は真昼のように美しいOp.14-9]
チャイコフスキー:3つの歌曲[私は野辺の草ではなかったのかOp.47-7/ただあこがれを知る者だけがOp.6-6/ゼムフィラの歌]/
シマノフスキ:仮面劇Op.34〜「ドン・ファンのセレナード」
ムソルグスキー:詩の歌と踊り[子守歌/セレナード/トレパーク/司令官]
ラフマニノフ:すべては過ぎ去りOp.26-15
エヴァ・ポドレス(C.A)、ギャリック・オールソン(P)
最近はアメリカやカナダの歌劇場で目覚ましい活躍を続けるポーランド出身の名コントラルト、エヴァ・ポドレス。このアルバムは2008年1月のウィグモア・ホールでのリサイタルを収録したもの。彼女お得意のショパンやシマノフスキを中心とし、チャイコフスキー、ラフマニノフ、ムソルグスキーを配したまさにファン垂涎の1枚。深い声の響きと繊細な歌いまわしが絶妙に心をくすぐります。米国生まれなのにロシア物を超得意とする名ピアニスト、オールソンの説得力ある歌心にも満足です。
ORFEO
ORFEOR-626041(1CD)
ベリオ:エピファニー(管弦楽と女声のための(1965-61/1965改訂))、コロ(合唱と管弦楽のための(1975/76))*
キャシー・バーベリアン(Ms)、ウィーンORF合唱団、レイフ・セーゲルスタム(指)ORF響
録音:1974年8月19日フェルゼンライトシューレ、1977年8月8日モーツァルテウム* オーストリア放送(ORF)収録
20世紀を代表する作曲家ベリオを、やはり現代有数の作曲家でもあるセーゲルスタムが取り上げたライヴ。ブレヒト、サングイネーティ、さらにプルーストやジョイスといった複数のテクストに拠る「エピファニー」は、声とオーケストラのための伝統的なカンタータ形式が採られた作品。それぞれが単体で演奏することも可能な、7つの管弦楽のパートと5つの声のパートの全12章で構成されています。これらはまた、演奏順序の入れ替えが可能なため、配置次第ではテクストの意味に影響を及ぼすという“偶然性”も特徴的。ここではなんといっても元ベリオ夫人で現代作品のスペシャリストとして名を馳せたキャシー・バーベリアンの参加が注目されます。カップリングは作曲から間もない時期の「コロ」。29のエピソードからなるこの作品は、ベリオ自身が“進行中の作品”と述べており、1964年作の「フォークソング」の要素とも強くリンクしたものとなっています。  (Ki)
CAvi
4260085-531431(1CD)
ヘンデル:「アルチーナ」アリア&組曲
序曲、愛しい人よどんなに私が貴方を愛したか話してあげなさい(アルチーナ)、組曲、
でも足枷をはめられ戻ってきた時には(アルチーナ)、シンフォニア(第3幕)、
ああ私の心よ!(アルチーナ)、組曲、ああ!ルッジェーロひどい(アルチーナ)、
蒼白い亡霊よ(アルチーナ)、組曲、私はもとのままよ(アルチーナ)、組曲、
私には涙が残されている(アルチーナ)、組曲、私の苦しみを信じて(モルガーナ)
クリスティーネ・シェーファー(S)、ベルリン・バロック・ゾリステン、ライナー・クスマウル(Vn、音楽監督)
録音:2008年10月イエス・キリスト教会(ベルリン)
知性と気品のソプラノ、クリスティーネ・シェーファーは、ドロットニングホルム宮廷劇場の夏の音楽祭で「アルチーナ」の素晴らしいタイトルロールを歌い、バロック向きの歌手ではないという疑念を払拭しました。今回はベルリンの古楽演奏界をリードするベルリン・バロック・ゾリステンと共に、この新録音を作り上げました。ベルンハルト・フォルクは、このプロジェクトに入る前に入念にスコアを研究。そして挑んだ録音は非常に新鮮で刺激的なものであったと、リーダーのライナー・クスマウルは語っています。組曲でもアリア同様多様な楽曲が演奏されますが、なんと言ってもこのCDの聴き所はシェーファーの熱唱でしょう。鋭い視点で描き出すアルチーナ像。アルチーナの官能と愛の苦しみを強烈に聴かせます。ここに収録されている6つのアリアには人間の感情のすべてが表現されています。アルチーナは、愛した男たちを獣に変えてしまう魔女。恋にうかされて惑わされて、激しく憎しみ、沈思にふけり、脅迫的な怒りを見事表しています。またアルチーナの妹のモルガーナのアリア「私の苦しみを信じて」。モルガーナがオロンテに許しを乞い歌うアリアも含まれています。ヘンデル・イヤーを飾るにふさわしい1枚。   (Ki)
H.M.F
HMU-807518(1SACD)
レクイエム
ヘルベルト・ハウウェルズ(1892-1983):レクイエム
エリック・ホワイテークル(b.1970):三つの信仰の歌〜「望み、信仰、命、愛」、「神よ、この素晴らしき日に感謝いたします」
ドナルド・グラントハム(b.1947):私たちは彼らをおぼえます
イルデブランド・ピツェッティ(1880-1968):レクイエム
ステファン・パウルス(b.1949):ザ・ロード・ホーム
エリザ・ギルカイソン(b.1950):レクイエム
コンスピラーレ、クレイグ・ヘッラ・ジョンソン&カンパニー・オブ・ヴォイシズ
録音:2005年10月
私たち人間と切っても切れない「死」をめぐるこれらの合唱作品を、名団体コンスピラーレの美しい歌声で聴く1枚。名作の誉れ高いピツェッティの「レクイエム」の演奏が特に見事。16世紀の対位法と、後期ロマン派の官能的な和声が融合するスタイルで書かれており、古代の人々、現代を生きる人々の思いがシンクロするような不思議な世界が広がります。「怒りの日」では、聖歌の有名な旋律が歌われるまわりを、美しく現代的な和声が彩ります。  (Ki)

BIS
BISSA-1736(1SACD)
ヘンデル:グレート・コーラス
「エジプトのイスラエル人」〜「民は聞きて」、「アレクサンダーの饗宴」〜「空に轟き」
「陽気の人ふさぎの人温和の人」〜「ならば陽気な鐘を鳴らせ」
「サムソン」〜「ヤコブの神エホバよ」「輝かしいセラフィムよ」
「ベルシャザル」〜「おお王よ思い出せ」、「アタリア」〜「御神の力を」
「ヘラクルス」〜「嫉妬、地獄の悪病」、「ヨシュア」〜「見よ勇者は帰りぬ」
「ユダス・マカベウス」〜「敵は倒れる」、「ソロモン」〜「ナイチンゲールの合唱」
「テオドラ」〜「彼はすてきな若者を見た」、「メサイア」〜「ハレルヤ」
「ジョージ2世のための戴冠式アンセム」〜「司祭ザドク」
デーヴィッド・ヒル(指)バッハ・コアイアー、イングリッシュ・コンソート、キャロリン・サンプソン(S)、ロビン・ブレイズ(A)
様々な分野で傑作を残したヘンデルですが、やはり合唱作品に格別な魅力があると申せましょう。ここでは「メサイア〉のハレルヤ・コーラスをはじめ、彼の合唱を満喫できます。また、「ユダス・マカベウス〉の楽曲として知られる「見よ、勇者は帰りぬ」のオリジナルである「ヨシュア〉などが聴けるのも貴重。独唱部にはBCJでもおなじみのサンプソンとブレイズが参加しているのも豪華の極みです。   (Ki)
BIS
BIS-1694(1CD)
フレドリク・パーシウス:男声合唱曲集
希望の日/学生歌/北の若者/フィロメラ/ヨナス・ペロンに/C.M.ベルマンの3つの歌(パーシウス編)/不安/フィンランド主題による幻想曲/春の想い/私は今一度/山から響く晩鐘/美しき水車小屋の娘/憂鬱に/子守歌/フィンランドの歌/フィンランド賛歌/わが祖国(フィンランド国歌)ほか
ヘンリク・ヴィクストレム(指)アカデミスカ・ソングフェレニンゲン、シャロン・ベザリー(Fl)、
4zandAudio四重唱団
2009年はフィンランド国歌(エストニア国歌も)の作曲者フレドリク・パーシウスの生誕200年にあたります。もともとドイツ人ながら60年近くフィンランドに住んだパーシウスは、「フィンランド音楽の父」と称されています。彼の作品の録音は、あまり多いとはいえませんでしたが、ここでまとまった合唱曲集が歓迎の登場となります。歌詞もスウェーデン語、フィンランド語、ドイツ語、フランス語と多様。パーシウス自身が1838年に創立した合唱団アカデミスカ・ソングフェレニンゲンが充実の響きで酔わせてくれます。   (Ki)
Hanssler
98-572(1CD)
男性合唱のためのロマン派の音楽
ジルヒャー:元気に歌う/不誠実/喜びとともにいずこへ/菩提樹/舟歌/酒の歌/わたしの両手をとって/ターラウのエンヒェン
ベートーヴェン:夜への讃歌/こちらへと夜がほのかに更けゆく
モーツァルト:友よいざ(同盟の歌)
シューベルト:夜/あこがれ
メンデルスゾーン:夕べのセレナード/舟行/狩人の別れ/酒宴の歌/トルコの酒場の歌
シューマン:カノン風リトルネッロ“薔薇は露に濡れ”Op.65-1
ウェーバー:リューツォの荒々しい狩り、ヨハネス・ゲルプケ(1846-1903):帰郷
コンラディン・クロイツァー(1780-1849):羊飼いの日曜日の歌
ドミトリ・ボルトニャンスキー(1751-1825):愛の力
クルト・リスマン(1902-1983):葡萄を摘んでかごに入れ
クラウス・ブロイニンガー(指)ディー・マイスタージンガー
録音:1998年7月5-7日、14-16日ホンラート、福音史家教会
その名も“名歌手たち”というグループ名のアンサンブルは、リリングの宗教曲でおなじみの名門ゲヒンガー・カントライの男声セクションから派生した合唱団(1998年創設)。ここではロマン派の無伴奏男性合唱のナンバーをうつくしく力強いハーモニーで歌い上げています。ベートーヴェンの2曲は翻案。オリジナル作品に混ざって、なかには「夜への讃歌」のように「熱情ソナタ」の第2楽章のメロディを歌うといったユニークな作品もふくまれています。  (Ki)
Hanssler
98-590(1CD)
男性合唱のためのロマン派の宗教音楽
シューベルト:夕映えのなかでD.799
ジルヒャー:讃歌“主に向けて喜ばしき声をあげよ”
コンラディン・クロイツァー:神を求めて
ハンス・ゲオルク・ネーゲリ(1773-1836):モテット“人の齢は短く”
ウィリ・トラップ(1923):主に向かいて歓喜せよ
アウグスト・エドゥアルト・グレル(1800-1886):主よあなたの慈悲深さははるか遠くにまで届き/憐れみ深く恵みに富み
メルヒオル・ヴルピウス(1570-1615):ああ汝の恩寵もて
ジルヒャー:それではわが両手を取りて
クロイツァー:羊飼いの日曜日の歌
ヴィルヘルム・キーンツル(1857-1941):迫害に耐える者に安らぎが
ベートーヴェン:自然における神の栄光
ジルヒャー:サンクトゥス、ボルトニャンスキー:愛の力
ヨハン・クリスティアン・ハインリヒ・リンク(1770-1846):ほめたたえ崇拝せよ
パウル・ガイルスドルフ(1890-1976):鐘楼守の歌
フランツ・ヴィルヘルム・アプト(1819-1885):星空の彼方に
ミヒャエル・ハイドン:「偉大なる、おお神よ、汝の慈愛に満ちた御業は」
シューベルト:愛による至福/「ドイツ・ミサ」よりハイリッヒ(聖なるかな)
リスト:東方は神のものなり
メンデルスゾーン:2つの宗教合唱曲[死者は幸いである/目覚めた人々は天空の星のように輝き]
クラウス・ブロイニンガー(指)ディー・マイスタージンガー
録音:2007年9月4-16日&10月5-7日、2008年6月14日シュパイアー・アム・ライン、司教座教会音楽学校の礼拝堂
およそ10年ぶりの新録で、前作「男性合唱のためのロマン派の音楽」(98.572)の姉妹作ともいうべき内容。有名無名を問わず、リリングのもとで膨大な宗教作品を手掛けてきた当アンサンブルにとってはもっとも得意とするところ。ここに収録された曲をじっさいに取り上げる合唱学習者にとっても最適のアルバムといえるでしょう。  (Ki)
Hanssler
98-515(1CD)
夜が明ける〜有名合唱曲集
黄金の太陽は喜びと幸せに満ちて/夜が明ける/我汝に感謝す/主をたたえよすべてのかれの栄光を/汝にこそ喜びあり/汝にエホバよわれは歌わん、他全19曲
ゲルハルト・ヴィルヘルム(指)シュトゥットガルト聖歌児童cho、エックハルト・ワーグナー(Org)
録音:1986年9月ルートヴィヒスブルク、カールシェーエ教会
ブックレットにドイツ語歌詞つき。
MSM
MSM-0011(1CD)
R・シュトラウス、ニールセンとボアセンの歌曲集
R・シュトラウス:8つの歌曲Op.10、ニールセン:5つの詩Op.4より、歌と詩Op.6より、
R・シュトラウス:歌曲集《素朴な歌》Op.21、ボアセン:歌曲集Op.8、R・シュトラウス:4つの歌曲Op.27
ヨハン・ロイター(Br)、トーヴェ・レンスコウ(P)
録音:2008年9月29日−30日、トラウムトーン・スタジオ(ベルリン)
コペンハーゲンのデンマーク王立歌劇場を牽引するトップスターの1人であり、コヴェントガーデンやモネ劇場など欧米のオペラハウスから引く手あまたのバリトン歌手ヨハン・ロイター。ヴェルディの珍しいアリアを集めた「レア・ヴェルディ」(MSM 0004)に続くソロ・アルバムの第2弾は、R・シュトラウスと母国デンマークのニールセン、ハーコン・ボアセン(1876−1954)を繋ぐ歌曲集。凛々しさと力強さを感じさせるロイターの歌声によるR・シュトラウス、ニールセンとボアセンを聴くと、欧米各国で急速に高まっている名声と評価が本物だということを実感できま。。
での録音。
Signum Classics
SIGCD-147(1CD)
ロマンス・ドゥ・ソワール
サン=サーンス:夜の静けさOp.68-1、ベアストー:音楽、優しい声が消えても、
エルガー
:おお幸せな瞳よOp.18-1、シューベルト:愛D.983a、エルガー:愛Op.18-2、ウィルビー:おいで優しい夜よ、ブラームス:昔の恋の歌Op.62-2、
ラッスス:毎夜私はあなたなしで床につき、サン=サーンス:冬のセレナード、
センフル:ああエルスライン、シューマン:露にぬれたばらOp.65-1、ウィルビー:泣けわが瞳よ、
R・シュトラウス:夢の光Op.123-2、ラーセン:恋人たちの旅、サン=サーンス:夕べのロマンスOp.118、
サリヴァン:長い一日が暮れる
キングズ・シンガーズ
エルガー、シューマン、サン=サーンス、人気急上昇中のアメリカ人作曲家リビー・ラーセンの新作「恋人たちの旅」など、15世紀から現代までの様々な"夕暮れのロマンス"が、どこか物悲しくも優しく響きます。キングズ・シンガーズだからこそ醸し出せる品格を備えた高貴なハーモニーが"夕暮れのロマンス"を届けてくれます。
Signum Classics
SIGCD-141(1CD)
エミリア
ヘンデル:涙の流れるままに、モリコーネ(キーナン編):ネラ・ファンタジア(ガブリエルのオーボエ)、ブロドスキー(キーナン編):アイル・ウォーク・ウィズ・ゴッド、伝承曲(ベネット編):丘を越えてかなたへ、ナイマン(キーナン編):イフ、シベリウス(スキナー編):フィンランディア、フランク:天使の糧、作曲者不詳(ラム編):フエン・ア・ナイト、ミリ・イット・イズ、伝承曲(アイネス編):スオ・ガン、伝承曲(キャンベル編):庭の千草、伝承曲(ダンスタル編):イエスのもとへ逃れよう、ラム:アヴェ・マリア、フォースダイク:神よ私の頭に
エミリア・ダルビー(S)、グレアム・ダルビー(指)、ロンドン・エステルハージ・オーケストラ、セーラム・ヴォイセズ
1995年ロンドン出身で現在14歳(!)のエミリア・ダルビー。ソールズベリー大聖堂少年少女聖歌隊のコリスターとして4年間を過ごした麗しい若き逸材のソロ・デビュー・アルバムは、これまた驚きの11歳(!!)の時に録音を行った6つの原語と7つの世紀を巡る音楽の旅。
ヘンデルの「涙の流れるままに」、モリコーネの「ネラ・ファンタジア」、父との想い出「フィンランディア」、伝承曲「庭の千草」などアットホームなレパートリーで、エミリアの何色にも染まっていない純潔で可憐な歌声がとても11歳とは思えない"美しい歌"を披露。未来のサラ・ブライトマンの誕生か!?エミリアのこれからの歩みに注目です!
Eufoda
EUFODA-1373(1CD)
悲しみと愛の息吹
ベートーヴェン:歌曲集《遥かなる恋人に寄す》Op.98、シューマン:リーダークライスOp.24、
グリーグ
:6つの歌曲、R・シュトラウス:乙女の花Op.22
イヴ・セレンス(T)、インゲ・スピネット(P)
2005年にはミシェル・コルボとローザンヌ声楽器楽アンサンブルの日本公演(マタイ受難曲)でソリストとして来日した経歴を持つベルギー屈指のテノール歌手。母国ベルギーのレーベル"ユーフォダ(Eufoda)"からリリースされる本格的なソロ・アルバムは、ドイツ+グリーグ歌曲集。コルボやクイケン、ミンコフスキ、ヤーコプスといった名匠たちに重用されるセレンスの歌声と表現力は本物です。
Quartz
QTZ-2065(1CDR)
ラトヴィアの合唱作品集
エセンヴァルズ編:アメイジング・グレイス、ドロップ・イン・ザ・オーシャン、ヴァスクス:Ziles Zina、Lidzenuma ainavas*、デュブラ:天はよろこび、ピュース:ガイスメナ・アウサ、マスカッツ:真夏の歌、エセンヴァルズ編:雨、降り止め
ギドン・クレーメル(Vn)*、マルタ・スドラバ(Vc)*、マリス・シルマイス(指)カメール・ユースcho、アルテラ・ヴェリタス・アンサンブル
ラトヴィアのchoとクレーメル!カメール・ユースchoは、合唱指揮者マリス・シルマイスにより1990年に創設された合唱王国ラトヴィアが期待を懸ける混声cho。ドイツのレーベル"Solo Musica"からのタイトルではチェリストのユリウス・ベルガーとの共演を行っていたが、ここでは巨匠ギドン・クレーメルが録音に参加!大物奏者の突然の登場もこのレーベルならではの魅力。
※Quartzはレーベル・オフィシャルのCD-R製となります。
Nimbus
NI-7724(1CDR)
イギリス諸島の伝承曲集
日曜日には17歳、農場の少年、バーバラ・アレン、陽気な粉屋、リッチモンド・ヒルの娘、柳、ぼろぼろのジプシーたち、木々は高く育つ、他
シューラ・ゲルマン(Bs)、エイドリアン・ファーマー(P)
録音:1987年3月28日−29日
シューベルト、シューマンからヴォーン=ウィリアムズ、バターワースの録音を遺したシューラ・ゲルマン(1925−1994)が歌うイギリス民謡。「日曜日には17歳」はヴォーン=ウィリアムズの「イギリス民謡組曲」の原曲の1つ。吹奏楽ファンは作品研究のために聴いてみてはいかが?NI-5082からの移行再発売。
※Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R製となります。

GLOR CLASSICS
GC-08041(1CD)
ハイドン:ミサ曲第9番「ネルソン・ミサ」Hob.XXII-11、交響曲第103番「太鼓連打」*
エヴァ・リント(S)、インゲボルク・ダンツ(A)、ジェイムズ・テイラー(T)、ラインハルト・ハーゲン(Bs)、、ミヒャエル・ギーレン(指)SWR南西ドイツRSO
録音:1999年9月8-11日、2004年3月4日* フライブルク・コンツェルトハウス
近現代レパートリーを得意とするギーレンが、古典派の大家ハイドンを取り上げた興味深いアルバム。ともに晩年に書かれ、器楽と声楽それぞれのジャンルの傑作「太鼓連打」と「ネルソン・ミサ」。前半のミサは、しなやかで力強く自在な動きをみせる、ダウス率いるコーラスの出来栄えがとにかくみごと。リントのしっとりとした美声、伸びやかな歌声のテイラーなどソリストのアンサンブルも充実しています。同様にヴァイオリン両翼配置のオケが生み出す明晰なサウンドが印象深い交響曲は、愉悦と格調の高さで現代楽器によるハイドンの良さを再認識させるもの。ギーレンのハイドン、要チェックです。 ボーナスDVD付き。

◆ボーナスDVD内容 [NTSC/16:9/ステレオ]
・ドキュメンタリー「ヨスハルト・ダウスとオイローパコールアカデミー」(15’55)
・メイキング・オブ・ヨーロッパ・カンタータ(6’18)
・「ベルリオーズ:キリストの幼時」メイキング(8’12)
・トレイラー「ヴェルディ:レクィエム/プラシド・ドミンゴ(指)」(5’15)
・2008年GLORクラシックス・カタログ
ドキュメンタリーでは、ダウスのインタビューを交えながら、リハーサル&実演風景や音楽学校での授業風景などを収録しています。  (Ki)
GLOR CLASSICS
GC-08034(2SACD)
ベルリオーズ:レクィエム
ポール・グローヴス(T)、オイローパコールアカデミー、ヨスハルト・ダウス(合唱指揮)
シルヴァン・カンブルラン(指)SWR南西ドイツRSO
録音:2004年3月31日フライブルク、コンツェルトハウス/2004年4月2日フランクフルト、アルテ・オーパー(SWR製作)
ボーナスDVD付き。

◆ボーナスDVD内容 [NTSC/16:9/ステレオ]
・ドキュメンタリー「ヨスハルト・ダウスとオイローパコールアカデミー」(15’55)
・メイキング・オブ・ヨーロッパ・カンタータ(6’18)
・「ベルリオーズ:キリストの幼時」メイキング(8’12)
・トレイラー「ヴェルディ:レクィエム/プラシド・ドミンゴ(指)」(5’15)
・2008年GLORクラシックス・カタログ
ドキュメンタリーでは、ダウスのインタビューを交えながら、リハーサル&実演風景や音楽学校での授業風景などを収録しています。  (Ki)
GLOR CLASSICS
GC-08131(2CD)
ベルリオーズ:キリストの幼時H.130(Op.25)
ヤン・ブロン(T)、ジェーン・ヘンシェル(A)、フィリップ・ルイヨン(Bs)、ガーボル・ブレツ(Bs-Br)、エリク・マルタン=ボネ(Bs)、オイローパコールアカデミー、ヨスハルト・ダウス(合唱指揮)、シルヴァン・カンブルラン(指)ルクセンブルクPO
録音:2007年12月6日ルクセンブルク、フィルハーモニー
劇的交響曲「ロメオとジュリエット」や序曲集、オーケストラ伴奏つきの歌曲集といったアルバム、さらに「トロイアの人々」や「ファウストの劫罰」の映像作品をつぎつぎと発表するスペシャリスト、カンブルランが手掛ける期待のベルリオーズ。破格の編成が衝撃的で、大迫力の音響が鳴り渡る宗教曲ばなれした「レクィエム」と、簡潔で古風なスタイルで書かれ平穏と静けさが支配する異色作「キリストの幼時」という、対照的な2作品を取り上げていることも注目されます。これまでのリリースでも分かるとおり、カンブルランの紡ぐときに鮮烈、ときに精妙な色彩感覚は、同じく異常ということでは引けを取らないベルリオーズと通じるところがあるのでしょう。さらに、ここでは両作品ともコーラスの表現力が圧倒的で、動と静とまったく性格の異なる内容を歌い分けています。なお、2002年小澤&サイトウ・キネン・フェスティヴァルの「第九」ガラで一躍その名を知られることになったグローヴスに、デイヴィス&LSOの最新盤でも同名役を務め抜群の存在感を示したブロンと、ソリストに実力派を並べているのもポイントといえるでしょう。ボーナスDVD付き。

◆ボーナスDVD内容 [NTSC/16:9/ステレオ]
・ドキュメンタリー「ヨスハルト・ダウスとオイローパコールアカデミー」(15’55)
・メイキング・オブ・ヨーロッパ・カンタータ(6’18)
・「ベルリオーズ:キリストの幼時」メイキング(8’12)
・トレイラー「ヴェルディ:レクィエム/プラシド・ドミンゴ(指)」(5’15)
・2008年GLORクラシックス・カタログ
ドキュメンタリーでは、ダウスのインタビューを交えながら、リハーサル&実演風景や音楽学校での授業風景などを収録しています。  (Ki)
GLOR CLASSICS
GC-08011(1CD)

GC-08012(DVD)
ヴェルディ:レクィエム
クリスティーナ・ガラルド=ドマス(S)、フレドリカ・ブリレンボーグ(Ms)、マルコ・ベルティ(T)、イルダール・アブドラザコフ(Bs)、オイローパコールアカデミー、ヨスハルト・ダウス(合唱指揮)、プラシド・ドミンゴ(指)アメリカ・ユースO
録音:2006年8月6日ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー(ライヴ)
音楽が国境を越えた!28カ国200人の若者たちが、かれらにとってのカリスマというべき大テノール、ドミンゴのもとに集い、作り上げた感動のライヴです。2000年にニュー・イングランド音楽院によって結成されたユース・オケの強みはなによりやる気にあふれていること。かれらを強力にサポートするコーラスを束ねるダウスはもちろん、指揮するドミンゴもまた、みずからじっさいに何度も歌って知り尽くした内容だけに曲の勘所を心得ています。ここに聴く一体感は得難いもので、こんなにも熱いヴェルディのレクィエムはほかに聴いたことありません。ボーナスDVD付き。

◆ボーナスDVD内容 [NTSC/16:9/ステレオ]
・ドキュメンタリー「ヨスハルト・ダウスとオイローパコールアカデミー」(15’55)
・メイキング・オブ・ヨーロッパ・カンタータ(6’18)
・「ベルリオーズ:キリストの幼時」メイキング(8’12)
・トレイラー「ヴェルディ:レクィエム/プラシド・ドミンゴ(指)」(5’15)
・2008年GLORクラシックス・カタログ
ドキュメンタリーでは、ダウスのインタビューを交えながら、リハーサル&実演風景や音楽学校での授業風景などを収録しています。  (Ki)
※以前にご案内したGLOR162202と同内容です。GLOR162202は廃盤となります。
GLOR CLASSICS
GC-08171(2CD)
シューマン:楽園とペリop.50
シルヴァン・カンブルラン(指)SWR南西ドイツRSO、オイローパコールアカデミー、
ソルヴェーグ・クリンゲルボーン(S)、ドロテー・ヤンセン(S)、ダグマル・ペツコヴァー(Ms)、
クリストフ・ホンベルガー(T)、アンドレアス・カライシアク(Br)、ラッセル・ブラウン(Br
録音:2002年5月15日
罪をおかして楽園を追放されたペリが、様々な試練を乗り越えて再び楽園へと迎え入れられる、という内容のオラトリオ。シューマンが33歳のときに作曲、自らの指揮で初演。この初演が大変好評となり、作曲家としてのキャリアの大きなステップとなった作品です。カンブルランは、シューマンが描いた美しい音物語を、気品ある色彩でやわらかに描いています。ボーナスDVD付き。

◆ボーナスDVD内容 [NTSC/16:9/ステレオ]
・ドキュメンタリー「ヨスハルト・ダウスとオイローパコールアカデミー」(15’55)
・メイキング・オブ・ヨーロッパ・カンタータ(6’18)
・「ベルリオーズ:キリストの幼時」メイキング(8’12)
・トレイラー「ヴェルディ:レクィエム/プラシド・ドミンゴ(指)」(5’15)
・2008年GLORクラシックス・カタログ
ドキュメンタリーでは、ダウスのインタビューを交えながら、リハーサル&実演風景や音楽学校での授業風景などを収録しています。  (Ki)
GLOR CLASSICS
GC-08021(1CD)
モーツァルト:レクイエムKV626
ヨスハルト・ダウス(指)オイローパコールアカデミー、メンデルスゾーンシンフォニア、
クラウディア・バラインスキー(S)、クラウディア・リュッゲベルク(A)、トーマス・デヴァルト(T)、カールステン・メーヴェス(Bs)
録音:2007年4月4日
ダウスによるモーツァルトのレクイエム。ラクリモサでは、重くなることなく大きめに拍をとっているのが印象的。合唱の見事なコントロールが光ります。
GLOR CLASSICS
GC-08071(1CD)
C.P.E.バッハ:ルカ受難曲
ヨスハルト・ダウス(指)オイローパコールアカデミー、メンデルスゾーンシンフォニア、ダニエル・グローガー(CT)、クラウディア・バラインスキー(S)、トーマス・デヴァルト(T)、ヴォルフガング・ノイヴェルラ(Br)、カールステン・メーヴェス(Bs)、ステファニー・ダッシュ(S)、エグル・シキンスカイト(A)、ジュリオ・フェルナンデス(T)
録音:2007年4月、2008年3月
父であるJ.S.バッハの死の翌年に書かれた、C.P.E.バッハの受難曲。J.S.バッハの受難曲が、冒頭の合唱曲は長大なものなのに対し、C.P.E.バッハのルカ受難曲は、4声体のコラールで穏やかに幕を開けます。さらに、福音史家をカウンターテナーが務めるのも違うところ。劇的な場面のひとつである「十字架につけろ」の場面も、淡々と物語が進んでいきます。バロック時代の後、前期古典派時代は、多声部がからみあう対位法を駆使した作風から、旋律と伴奏、和声が明確な作風へと変わっていったといわれますが、このルカ受難曲は、まさに時代の変遷が明確に感じられる作品となっています。グルックの「オルフェオとエウリディーチェ」などに似ている、と思う瞬間も多々あります。どうしてもJ.S.バッハの受難曲と比較してしまいますが、なかなかにシンプルな優しさに満ちた受難曲となっています。ボーナスDVD付き。

◆ボーナスDVD内容 [NTSC/16:9/ステレオ]
・ドキュメンタリー「ヨスハルト・ダウスとオイローパコールアカデミー」(15’55)
・メイキング・オブ・ヨーロッパ・カンタータ(6’18)
・「ベルリオーズ:キリストの幼時」メイキング(8’12)
・トレイラー「ヴェルディ:レクィエム/プラシド・ドミンゴ(指)」(5’15)
・2008年GLORクラシックス・カタログ
ドキュメンタリーでは、ダウスのインタビューを交えながら、リハーサル&実演風景や音楽学校での授業風景などを収録しています。  (Ki)
GLOR CLASSICS
GC-08091(1CD)
プーランク:スターバト・マーテル、ブラームス:5つの歌op.104
クラウディア・バラインスキー(S)、ヨスハルト・ダウス(指)オイローパコールアカデミー、北西ドイツフィルハーモニー
録音:2007年11月6日
荘厳な雰囲気をもちつつも、和声が豊かで時に官能的なプーランクのスターバト・マーテル。ダウスの見事な声と器楽のコントロールで、色彩豊かなプーランクの世界が広がります。ブラームスでは一転、シンプルな響きで聴かせます。
GLOR CLASSICS
GC-08181(1CD)
ドビュッシー:聖セバスティアンの殉教(歌唱/フランス語、語り/ドイツ語)
ハイディ・グラント・マーフィー(S)、ダグマル・ペツコヴァー(S)、ナタリー・シュトゥッツマン(A)、デールト・リッセヴスキ(語り)、シルヴァン・カンブルラン(指)コレギウム・ヴォカーレ、バーデン=バーデン・フライブルクSWR南西ドイツRSO
録音:2005年1月19-20日
ドシュッシー晩年の神秘劇音楽。イタリアの詩人ダヌンツィオのテキストに作曲されたもので、ローマ軍の親衛隊長だったセバスティアンの殉教を描いたもの。東洋・和風の響きが多用されるプレリュードから始まる、繊細な和声の管弦楽はカンブルランの本領発揮。各楽器の音色を立てつつ、全体を見事に融け合わせています。それに乗る歌唱も皆この神秘劇の世界に浸りきっています。ボーナスDVD付き。

◆ボーナスDVD内容 [NTSC/16:9/ステレオ]
・ドキュメンタリー「ヨスハルト・ダウスとオイローパコールアカデミー」(15’55)
・メイキング・オブ・ヨーロッパ・カンタータ(6’18)
・「ベルリオーズ:キリストの幼時」メイキング(8’12)
・トレイラー「ヴェルディ:レクィエム/プラシド・ドミンゴ(指)」(5’15)
・2008年GLORクラシックス・カタログ
ドキュメンタリーでは、ダウスのインタビューを交えながら、リハーサル&実演風景や音楽学校での授業風景などを収録しています。  (Ki)
GLOR CLASSICS
GC-08081(1CD)
20世紀の合唱音楽
デュサパン:グラヌム・シナピス、ストラヴィンスキー:合唱とふたつのブラス・クヮルテットのためのミサ
ダッラピッコラ:プリジョーニアの歌
シルヴァン・カンブルラン(指)オイローパコールアカデミー、マンハイマー・シュラークヴェルク
録音:2006年10月22-26日
カンブルランの棒が冴え渡る、見通しのよい20世紀合唱作品集。ボーナスDVD付き。

◆ボーナスDVD内容 [NTSC/16:9/ステレオ]
・ドキュメンタリー「ヨスハルト・ダウスとオイローパコールアカデミー」(15’55)
・メイキング・オブ・ヨーロッパ・カンタータ(6’18)
・「ベルリオーズ:キリストの幼時」メイキング(8’12)
・トレイラー「ヴェルディ:レクィエム/プラシド・ドミンゴ(指)」(5’15)
・2008年GLORクラシックス・カタログ
ドキュメンタリーでは、ダウスのインタビューを交えながら、リハーサル&実演風景や音楽学校での授業風景などを収録しています。  (Ki)

Pentatone
PTC-5186.185(2SACD)
ハイドン:歌曲全集
おお、美しい声よHob.XXVIa-42/6つの最初のカンツォネッタ第1集Hob.XXVIa-25〜30/同第2集Hob.XXVIa-31〜36/魂の歌Hob.XXVIa-41/貴婦人の姿見Hob.XXXIc-17/私を心から思って下さるの、恋人よXXVIa-46/掘っ立て小屋XXVIa-45/12のクラヴィア伴奏歌曲第1部Hob.XXVIa-1〜12/かつて女性の美しさがHob.XXVIa-44/利口で忠実なプードルHob.XXVIa-38/もうすぐ春の風が吹いて来るHob.XXVIa-47/私はこの世のものを求めないHob.XXVIa-39/12のクラヴィア伴奏歌曲第2部Hob.XXVIa-13〜24/心断ち切られる思いの時にHob.XXVIa-37/別れの歌Hob.XVI-F1/神よ、皇帝を護りたまえHob.XXVIa-43
エリー・アメリンク(S)、イェルク・デームス(P)
フィリップスの名盤を"SACDHybrid"として復刻するクァドラフォニック(RQR/4チャンネル録音)シリーズの最新作は、アニヴァーサリー・イヤーを記念したアメリンクのハイドン歌曲集!ここ日本でもレコード・アカデミー賞に輝くなど、世界規模で称賛され続けてきたアメリンクの名唱が作曲者没後200年の今年、マルチ・チャンネルにスケール・アップ。オランダの名花アメリンクが歌った名盤中の名盤が、ペンタトーンのマルチ・チャンネルのサウンドによってさらに鮮明に美しく。
Challenge ClassicsCC-72302(1SACD)
シューベルト:歌曲集「白鳥の歌」D.957、ザイデルの詩による歌曲(7曲)
クリストフ・プレガルディエン(T)、アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ)
Challenge ClassicsCC-72306(1CD)
クインク・ヴォーカル・アンサンブルで聴くクリスマス
Gloria in cielo e pace in terra / O Jesu dolce
Nino Dios d'amor herido / Pastores, si nos quereis
Oyd, oyd, una cosa divina / Virgen sancta
A un nino llorando / A Virgin most pure
Ding Dong! merrily on high / It came upon a midnight clear
King Jesus hath a garden / God rest ye merry, gentlemen
Past three a clock / A Venezuelan Christmas Carol
O kerstnacht, schooner dan de dagen
Laat ons met harten reine
O herders, laat uw bokken en schapen
Het komet een schip geladen
O little town of Bethlehem / Away in a manger
Celebrate this Holy One / Follow that star
The Christmas song / Have yourself a merry little Christmas
クインク・ヴォーカル・アンサンブル[マリオン・ストレイク、マリエッテ・ウルデリク(S)、エルスベート・ヘリトセン(A)、ハリー・ファン・ベルネ(T)、ケース・ヤン・デ・コニング(Bs) ]
録音:2008年6月23-25日、オランダ、メインスヘーレンラント、N.H.教会
CZECH RADIOSERVIS
CR-0415-2(1CD)
児童合唱のためのチェコ&モラヴィア民謡集
オトマル・マーハ(1922-2006):モラヴィア民謡集(児童合唱とピアノのための;1950)(*)
ヴァーツラフ・トロヤン(1907-1983):シレジア民謡集(児童合唱とピアノのための;1978)(+)
イジー・テムル(1935-):私たちの小さな歌(児童合唱と8つの楽器のための民謡集;1996)(#)
イジー・フヴァーラ(指)チェコ・フィルハーモニー児童cho、ダニエル・ヴィエスネル(P(*))、イジー・スクフラ(Fl)、アレシュ・フストレス(Cl)、パヴェル・ラングパウル(Fg)、ミロスラフ・ケイマル・Jr(Perc)、イジー・ホレニャ(P)、ヤナ・ヘライノヴァー(Vn)、ヤン・ニクリーン(Va)、ラドヴァン・ヘチ(Cb)(以上(#))

録音:2008年3月(+)、4月(*)、1996年11月-1997年1月(#)、プラハ、チェコ放送スタジオ
CZECH RADIOSERVIS
CR-0433-2(1CD)
クリスマスの歌&キャロル集
オトマル・マーハ(1922-2006):おお、われらに与えたまえ、喜ばしき夕べを(*)
イジー・テムル(1935-):神に栄光あれ[Gloria in excelsis Deo](+)
イヴァン・クルツ(1947-):クリスマスの歌&キャロル集(#)
イジー・フヴァーラ(指)キューン児童cho、プラハ管楽六重奏団(*)、ヤン・リエドルバウフ(Fl)、
ユリー・リキン(Ob)、ヴラスチミル・マレシュ(Cl)、ミロシュ・ヴィフテルレ(Fg)、ヴィラディミーラ・クラーンスカー(Hrn)、ヤン・ボウスコヴァー(Hp(+))、リシカ・リンハルトヴァー(オルフ・パーカッション(+))
録音:1996年12月18日(*)、2008年1月21日(+)、2008年4月4日(#)、 プラハ、チェコ放送スタジオ1
IDIS
IDIS-6567(2CD)
ヴェルディ:レクイエム
ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」序曲*,「セミラーミデ」序曲*、
オッフェンバック:「ホフマン物語」〜舟歌*、ポンキエッリ:「ジョコンダ」〜時の踊り*
グレ・ブラウエンスタイン(S)、オラリア・ドミンゲス(Ms)、ジュゼッペ・ザンピエーリ(T)、ニコラ・ザッカリア(Bs)、
ゲオルク・ショルティ(指)ケルンWDR管&cho、コヴェントガーデン王立歌劇場O
録音:1958年11月17日、1958年*
ゲオルク・ショルティはヴェルディのレクイエムを1967年(DECCA、ウィーン・フィル)と1977年(BMG、シカゴ交響楽団)と2回録音しており、この若き日の録音を加えると、ちょうどほぼ10年毎の演奏が辿れることになります。1958年といえばDECCAの「ラインの黄金」の年、野心的プロジェクトに取り組んだ46歳のショルティのギラギラが感じられる演奏です。   (Ki)
BONGIOVANNI
GB-5157(1CD)
カリッシミ:オラトリオ集
「ヴァニタス・ヴァニタトゥム(空の空)」、「ヨブの物語」、「ソロモンの裁き」
フェデリーコ・バルダッツィ(指)アンサンブル・サン・フェリーチェ
録音:2005年9月,フィレンツェ
初期のオラトリオの発展に大きな貢献を果たしたジャコモ・カリッシミ(1605−1674)の、代表的3作品を収録。「ヴァニタス・ヴァニタトゥム」と「ヨブの物語」には、フレスコバルディなど同時代の音楽も取り入れて演奏しています。指揮のフェデリーコ・バルダッツィは、アンドレ・ナヴァラに学んだチェリストで、今日ではイタリアの代表的バロック・チェロ奏者として知られています。   (Ki)

MYTO
HIS-196(1CD)
ブラームス:ドイツ・レクイエム
アグネス・ギーベル(S)、ハンス・ホッター(Br)、ハンス・バッヘム(Org)、
セルジゥ・チェリビダッケ(指)ケルンRSO&cho
録音:1957年10月28日 ケルンでのライヴ
POLYMNIE
POL-160328(1CD)
ベートーヴェン:連作歌曲「はるかなる恋人に寄す」Op.98、
遠い国からの歌WoO.137、のみの歌Op.75、マルモットOp.52、なんと時は永くWoO.116、
ロマンスWoO.128、いらだつ恋人-アリエッタ・ブッファOp.82、
いらだつ恋人-アリエッタ・アッサイ・セリオーサOp.82、
友情の幸せOp.88、この暗き墓場にWoO.133、ゲレルトの詩による6つの歌Op.48、
25のアイルランドの歌WoO.152,153,154〜みんな楽しく輪になって/アイルランド男の胸は高鳴る/古老が教えてくれてから/やさしい乙女よ、そなたが残した口づけは
マリオ・アカール(Br)、クロード・コレ(P)、フランク・デラ・ヴァッレ(Vn)、フレデリック・ドヴィーユ(Vc)
Maguelone
MAG-111175(1CD)
エネスコ:クレマン・マロ(1496.1544)の7つの歌曲(「アンヌへの心づけ」、「私を苦しませる」、「恋人に手紙を書かない怠惰なお嬢さん方へ」、「薔薇のエトレンヌ」、「白い贈り物」、「言葉を変えよう」、「愛の歌を歌いすぎだ」、「つらい思いにうちひしがれて」)
ラヴェル:クレマン・マロの二つのエピグラム
レイナルド・アーン:シャルル・ドルレアン(ルイ12世の父)(1394.1465)の詩による「どうぞあなたの意のままに」、「館に囚われたとき」
ドビュッシー:フランスの3つの歌(シャルル・ドルレアンの詩による「季節は上着を脱ぎ去り」、「喜びの死により」、トリスタン・ルミレットの詩による「洞窟」)
フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード(「恋人に捧ぐ」、「母の願いにより聖母に祈る」、「パリ女のバラード」)
ジャック・ルゲルネイ(1906.1997):ロンサールの詩による「ああ、なんと素敵なもてなし」、「恋人に」「エピパリノディ(付随改詠詩)」
プーランク:ロンサールの詩による「帰属関係」、「墓」、「バレエ」、「私にはもはや骨しかない」、「彼の小姓に」
ディディエ・アンリ(Br)、アンヌ・ル・ボゼック(P)
フランス歌曲といえばボードレール、ヴェルレーヌ、ヴィクトル・ユゴーの詩につけたものというイメージがありますが。ここでは古いフランスの詩にアーン(初めて古い伝統的なフランス詩に音楽をつけた)、ドビュッシー、ラヴェル、プーランクらの歌曲が収められています。   (Ki)
ALBANY
TROY-1088(1CD)
カウンター・ポイント・プレミエ
バーンスタイン:ミュージカル《ひばり〜ジャンヌ・ダルクの生涯》からの合唱曲(前奏曲、春の歌、裁判所の歌、ベネディクトゥス、兵士の歌、サンクトゥス、レクイエム、グローリア)
ルイ・モイーズ:フランス風のソルフェージュ
ポウル・アラン・レヴィ:バイバイねえちゃん
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ:ロマンセロ・ギターノ
ロバート・デ・コーミア(指)カウンターポイント(ヴォーカル・アンサンブル)
録音:2004年、2008年
バーンスタインのミュージカル《ひばり》は1955年の作品。傑作《ウェスト・サイド・ストーリー》に先立つこと2年、《キャンディード》の前年に作曲されました。ひばりのThe Lark は the Life of Joan of Arc の略。ウェスト・サイド・ストーリーのような躍動感はないです、当時のミュージカルの常識を越えた緻密な作曲作法が純然たるクラシック作品といってよいほどの完成度を見せ、レニーの後年の作品《チチェスター詩篇》を思わせます。カウンターポイントは混声のヴォーカル・アンサンブル。当Albanyレーベルにはミサ・クリオージャ、クリスマス・キャロル集などがあり、宗教もの、民族ものを得意としているようです。
ALBANY
TROY-1036(1CD)
ジャック・ビーソンの合唱音楽
ベイ詩篇からの3つのセッティング(2種類:アカペラ、ピアノ伴奏付)/ミランダの潮流/3つのラウンド/結び目/イン・プレイズ・オブ・シンギング/サマー・ラウンドとカノン/碑文
グレッグ・スミス(指)グレッグ・スミス・シンガース
ジャック・ビーソンは1921年インディアナ州生まれの作曲家。ハワード・ハンソンの影響を受け、後にナディア・ブーランジェにも師事した。近代的な和声のなかに抒情を漂わせます。
Medeci Arts
30-78538(DVD)
偉大な女性歌手たちの黄金時代
◆クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)
ブラームス:甲斐なきセレナードOp84-4、サッフォー風頌歌Op94-4、マーラー:ラインの伝説
/ジェラール・ムーア(P)/放映:1962年7月11日(BBC)
◆リタ・シュトライヒ(S)
シューマン:はすの花Op25-7、R.シュトラウス:悪天候Op69-5/ジャニーヌ・レイス(P)/放映:1965年3月7日(INA)
メンデスゾーン:歌の翼にOp34-4、ブラームス:子守歌Op49-4、シューベルト:幸福D433/クリスティアン・イヴァルディ(P)/放映:1972年12月26日(INA)
ヴォルフ:つつましい恋、モーツァルト:春への憧れK596、シューベルト:笑いと涙D777、夜と夢D.827、鳥D691、ブラームス:秘め事Op71-3、甲斐なきセレナードOp84-4/マルシア・ル・マルカドゥール(P)/放映:1964年4月16日(INA)
◆グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S)
ベートーヴェン:ああ不実なる人よOp65/アラン・ロンバール(指)フランス国立放送O/収録:1965年5月20日(INA)
◆イルムガルト・ゼーフリート(S)
ヴェルナー・エック:4つの歌/マニュエル・ロザンタール(指)フランス国立放送O/放映:1967年7月1日(INA)
◆ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S)
チャイコフスキー:なぜOp6-5、セレナーデOp63-6/ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(P)/放映:1970年(INA)
◆グレ・ブラウエンスタイン(S)
ワーグナー:ヴェーゼンドンクの5つの歌〜「悩み」「夢」、「トリスタンとイゾルデ」〜イゾルデの愛の死/シャルル・ブリュック(指)フランス国立放送PO/放映:1969年4月15日(INA)
NTSC/4:3/PCM-MONO/82'00/言語:独、伊、露/字幕:英、仏、独
20世紀後半の最も偉大な女性歌手たちの全盛期の歌声を集めたいいとこ取りDVD。ドイツの名メゾ・ソプラノ、クリスタ・ルートヴィヒの魅力的な絶頂期をうかがうことができます。技巧で聴かせるのではなく、薫り高くのびやかな歌声で魅了する不世出のコロラトゥーラ、リタ・シュトライヒ。傑出した美声のグンドゥラ・ヤノヴィッツ。イルムガルト・ゼーフリートの楚々とした美しさ、ロシアの国民的オペラ歌手ガリーナ・ヴィシネフスカヤは夫ロストロポーヴィチと共演。そしてオランダの名ソプラノ、グレ・ブラウエンスタインと見応え聴き応えのある1枚です。(Ki)
HUNGAROTO
HSACD-32523(1SACD)
バルトーク:合唱作品集Vol.2
27の合唱曲(1935−36,BB111a,Sz103)〜児童合唱および女声合唱のための
第1巻(春/わたしを置いてゆかないで/家畜のためのまじない歌)
第2巻(祖国の人々への手紙/遊び歌/嫁探し/鷹よ、大きな鷹よ)
第3巻(行かないで/わたしは指輪を持っている/この世でわたしは独りぼっち/パン焼き)
第4巻(軽騎兵の唄/怠け者の唄/放浪/娘をからかう歌)
第5巻(若者をからかう歌/聖ミカエルの祝日の賀詞/求婚)*
第6巻(哀歌/鳥の歌/足踏み踊り)*
第7巻(悲しみ/あなたに会わなかったならば/小鳥は飛び去って)*
第8巻(枕踊りの歌/カノン/ご無事でさようなら)*
デーネシュ・サボー(指)、カンテムス児童cho、プロムジカ少女cho*
録音:2008年6月27日-7月1日ニーレジハーザ、ゾルターン・コダーイ小学校、コダーイ・コンサート・ホール
「27の合唱曲」は、バルトークが1934年にようやく音楽院の教職を離れ、これまでに蒐集した民謡の整理・出版の準備に着手することが叶うようになった過程で作曲されたもの。2つのヴァイオリンのための44の二重奏曲(1931年)とともに、バルトークが独自の音楽語法を確立するなかで、重要な位置を占める作品といわれています。1920年代中頃よりずっと、お互いによき理解者であったコダーイからの強い奨めで、誰でも簡単に学習できて歌えるハンガリー語の合唱レパートリーについて書くことを考えていたバルトークですが、ここでテキストにプロの詩作でなく、ハンガリーの民話や民俗伝承の詞が選ばれていることもポイントです。コダーイ小学校の在校生で構成されたカンテムスと、その卒業生たちによるプロムジカは、合唱大国ハンガリーのアンサンブルらしくきわめて高水準。   (Ki)
K&K
KUK-44(1CD)
ヘンデルの力
ヘンデル:「イェフタ」,「サムソン」,「ユダス・マカベウス」,「サウル」,「ソロモン」,
「ベルシャザール」,「メサイア」,「メサイア」モーツァルト編曲版,「ヨシュア」の抜粋
ユルゲン・ブッダイ(指)ハノーヴァー・ホーフカペレ,他
K&Kの目玉企画である、マウルブロン修道院におけるヘンデルのオラトリオ演奏からの抜粋。ユルゲン・ブッダイの手堅く温もりのある演奏は、いずれの作品においても優れた味わいを生み出している。このシリーズに関心があるものの、まだ手が出せない人には打ってつけの1枚でしょう。
VISTA VERA
VVCD-00175(1CD)
ザーラ・ドルハノワVol.3〜ロシア歌曲集
グリンカ:ああ前からわかっていたら/舟歌*
ダルゴムイシスキー:私はまだ彼を愛している/ラウラの第一の歌(オペラ「石の客」から)/私は愛した、愛している、そして永遠に愛する*/美しい娘たち#
リムスキー=コルサコフ:ズライカの歌/黄金色の畑が波打つとき/バラと酒の王国で/静かな青い海/ギリシャの女
ルビンシテイン:夜/歌手/喪失*/スペインの歌*
バラキレフ:花々の中で/私は彼を愛した
キュイ:リラの花ははかなくしぼみ
チャイコフスキー:語るな、おお、わが友よOp.6No.2*
タネーエフ:人々は眠るOp.17No.10*/メヌエットOp.26No.9*
グラズノフ:欲望の炎がわが血のうちに燃え*
ラフマニノフ:彼女たちは答えたOp.21No.4/睡蓮Op.8No.1
メトネル:不眠Op.37No.1
イッポリトフ=イワーノフ:ラビンドラナート・タゴールの詩による4つの歌曲Op.68+/そして手は手に寄り添う,黄色い小鳥,別れを告げずに行かないで/おお、わが友よ、この花が
ザーラ・ドルハノワ(Ms)、ベルタ・コゼリ(P)、アレクサンドル・ドルハニアン(P)*、エドゥアルト・グラチ(Vn)+、ガリーナ・サハロワ(S)#
録音:1947、1949-1953、1956、1959年

ABC Classics
ABC-4766905(1CD)
ウィーン、我が夢の街
J・シュトラウス:こんにちは懐かしい愛の巣よ/ツェラー:チロルの薔薇/
ジーツィンスキー
:ウイーン、我が夢の街/カールマン:ハイア、ハイア/
ツェラー:悪く思わないで/レハール:誰かが来るでしょう/
J・シュトラウス(ガムレイ編):修道女のコーラス/シュトルツ(シモンズ編):私の愛する曲はワルツ/
ホイベルガー:別室で/レハール:唇は熱く燃えて、ヴィリアの歌、メリー・ウィドウ・ワルツ、私がツィンバロンの音を聴くとき/クライスラー(ガムレイ編):瞳の中の星/
アブラハム
:いつでも愛を/ノヴェロ:いつか私の心が目を覚ます、マイ・ディアレスト・ディアー/
アブラハム:グッド・ナイト
イヴォンヌ・ケニー(S)、リチャード・ボニング(指)メルボルンSO&cho
録音:2008年
イヴォンヌ・ケニーの最新盤は"ウィーン"がテーマ!これまでの功績が称えられオーストラリア勲章(AM)を授与された同国随一のソプラノ歌手、イヴォンヌ・ケリー最新の歌曲集は"ウィーン"がテーマ。イヴォンヌ・ケニーが歌うJ・シュトラウスやカールマン、ツェラー、レハールなどの作品を通じて、ウィーンのロマンスと情熱、きらめくユーモアをたっぷりと堪能できます。偉大なる先駆者サザーランドと幾多の名演を築いてきたボニングのサポートも的確。ウイーン、確かにそれは夢の街。
ABC Classics
ABC-442509-2(1CD)
シンプル・ギフト
ドヴォルザーク:月に寄せる歌/プッチーニ:ねえ優しい優しいお父様/
ドリーブ
:カディスの娘たち/ノヴェロ:ウィール・ギャザー・リラックス/
グノー:アヴェ・マリア/ヘンデル:輝かしいセラフィム/フランク:天使の糧/
シューベルト:セレナーデ/グリーグ:ソルヴェイグの歌/
ドヴォルザーク:我が母の教えたまいし歌/メンデルスゾーン:歌の翼に/
シューベルト:ロマンス/マルティーニ:愛の喜び/伝承曲(カントルーブ編):バイレロ/
伝承曲(ギャムリー編):ダニー・ボーイ/伝承曲(フロート編):庭の千草/
伝承曲(ブリテン編):おお悲しみよ/伝承曲(ハースト編):アイ・ノウ・ウェアー・アイム・ゴーイング/
ビショップ(ガムレイ編):埴生の宿/伝承曲(コープランド編):シンプル・ギフト
イヴォンヌ・ケニー(S)、ウラディミール・カミルスキ(指)メルボルンSO
録音:1993年12月
イヴォンヌ・ケニーの「シンプル・ギフト」は、初リリース時に35000枚以上の売上を記録しゴールド・ステータスを獲得したABC Classicsの最大のヒットの1つ。アヴェ・マリアやダニー・ボーイなど、馴染みの深いオペラ・アリア、歌曲、伝承曲のメロディーが1つ1つ大切に歌われた「シンプル・ギフト」はその名のとおり、イヴォンヌ・ケリーからのシンプルで素晴らしい贈りもの。未案内旧譜。
ABC Classics
ABC-476158-1(1CD)
サリー・ガーデン
伝承曲(テイト編):ザ・ラーク・イン・ザ・クリア・エア/伝承曲(ブリテン編):サリー・ガーデン
伝承曲(ヒューズ編):シー・ムーヴド・スルー・ザ・フェア/
ヴォーン=ウィリアムズ
:リンデン・リー/クィルター:深紅の花びらは眠り/
ホルスト
:ハート・ウォーシップス/ブリッジ:カム・トゥ・ミー・イン・マイ・ドリーム、愛はペガサスに乗って
バックス:ラン・オヴ・エグザイル/伝承曲(ブリテン編):答えのなんと優しいことか、ああ悲しいかな、恋人にりんごをあげよう/
伝承曲(クィルター編):春の日の花と輝く/ヴォーン=ウィリアムズ:真昼の静けさ/
ガーニー:眠り/エルガー:ダマスクローズのように/クィルター:愛の哲学/
ワーロック:眠り/ディーリアス:黄昏の幻想、ヴェネヴィル/
伝承曲
(クィルター編):バーバラ・アレン/伝承曲(ブリテン編):とねりこの林/
スポティスウッド
:アニーローリー/伝承曲(ヒューズ編):アイ・ノウ・ホエア・アイム・ゴーイン/
伝承曲(ブリテン編):少年楽士
イヴォンヌ・ケニー(S)、キャロライン・アルモンテ(P)
録音:2003年4月
ヴォーン=ウィリアムズ、バックス、ブリッジ、クィルター、ホルスト、エルガー、ディーリアス、そしてブリテンのアレンジによる伝承曲がギッシリと詰まったイヴォンヌ・ケニーの歌うイギリス一色の歌曲集。僅か数分という演奏時間の中に極上の旋律美が込められた25曲の歌曲が、歓び、愛、悲しみ、希望といった様々な感情を表現しています。未案内旧譜。
Arte Verum
ARV-007SPE(1CD)
ペルゴレージ:スターバト・マーテル
バーバラ・ヘンドリックス(S)、ウルリカ・テンスタム(Ms)、ドロットニングホルム・バロック・アンサンブル
録音:2009年1月7-10日
その声に柔らかな磨きがかかり、ますます表現豊かな歌を聴かせてくれるバーバラ・ヘンドリックスの新譜は、スターバト・マーテル。冒頭から、涙をこらえるように抑制のある表現ながら、その真摯ないのりの心に打たれます。ドロットニングホルム・バロック・アンサンブルの面々も、粒立ちのよいアンサンブルで、ただならぬ上手さ。ラ・フォル・ジュルネ音楽祭への期待も高まります。さらに、2010年はペルゴレージの生誕300年記念にあたることから、アニバーサリー先取りのディスクともなっています。   (Ki)
Hanssler
98-538(1CD)
ハイドン:ミサ曲第12番変ロ長調「ハルモニー・ミサ」Hob.XXII:14、
オッフィダの聖ベルナルドゥスのミサ曲(ハイリッヒ・ミサ)変ロ長調Hob.XXII:10
ヘルムート・リリング(指)、シモーナ・シャトゥロヴァー(S)、ダニエラ・シンドラム(A)、
ジェイムズ・テイラー(T)、ミヒャエル・ナジ(Bs)、ゲヒンガー・カントライ・シュトゥットガルト、
SWRシュトゥットガルトRSO
シビッラ・ルーベンス(S)*、インゲボルク・ダンツ(A)*、ロタール・オディニウス(T)*、
ミヒャエル・ナジ(Bs)*、オレゴン・バッハ・フェスティヴァルO&cho*
録音:2008年5月30日、6月1日シュトゥットガルト・リーダーハレ・ベートーヴェン・ザール、2008年7月4-5日オレゴン州ユージーン・ハルト・センター・シルヴァ・ホール*
ハイドンの創作上、最初と最後を飾るミサ曲。なかでもウィーンに戻ってからの晩年における大きな成果と云われているのが後期の6曲。これらは構成上ほとんど共通しながら、それぞれが個性的な特徴をみせています。2009年のハイドン・イヤーに向けて、「テレジア・ミサ」&「戦時のミサ」(98.509)、「ネルソン・ミサ」&「天地創造ミサ」(98.279)とリリングは集中的にハイドンを取り上げてきましたが、ここにようやく後期の6つのミサがすべて揃うことになります。まず、1802年に書かれた「ハルモニー・ミサ」は、編成も充実して木管楽器(ハルモニームジークに由来)の活躍が顕著なことから、後世その名がついたハイドン最後のミサ曲。つづいて、ハイドン自ら自筆譜に「オッフィダの聖ベルナルドゥスのミサ」と記したミサ曲。こちらは聖人ベルナルドを讃えたものですが、「サンクトゥス」冒頭における旋律が当時のドイツ=オーストリア圏で広く親しまれていた‘ハイリッヒ(=聖なるかな、の意)’で始まる古いコラール旋律に基づいていることから、もっぱら「ハイリッヒ・ミサ」と呼ばれています。リリングによるハイドンのシリーズでは、ルーベンスやダンツというおなじみのソリストの魅力とともに、シュトゥットガルトとオレゴンという性格の異なるふたつの手兵を振り分けているのもユニークな試みとして注目されます。   (Ki)
Hanssler
93-250(1SACD)
沈黙と音楽〜ヴォーン・ウィリアムズ&マクミランの無伴奏声楽作品集
ジェイムズ・マクミラン(b.1959):おお慈悲深きイエスよ(2002)(無伴奏混声合唱のための)
Mairi(1995).16部無伴奏混声合唱のための*
ヴォーン・ウィリアムズ:ミサ曲ト短調(独唱と無伴奏二重合唱のための)**、沈黙と音楽(1953)(混声のためのパート・ソング)#
ケルスティン・シュトイベ(S)、マリア・ヴァン・エルディク(A)、アレクサンドル・ユデンコフ(T)*、アキム・イェケル(Bs)*、アレクサンドラ・ルスティヒ(S)**、ウルリケ・ベッカー(A)**、ユリウス・プファイファー(T)#、ベルンハルト・ハルトマン(Bs)#、マーカス・クリード(指)SWRシュトゥットガルト声楽アンサンブル
録音:2008年6月20日、2008年7月9-10日*、2008年6月17-19日**、2008年2月22日# シュトゥットガルト放送スタジオ
クリード率いる現代最高水準を誇る手兵SWRシュトゥットガルト声楽アンサンブルの最新アルバムは、英国が生んだ合唱音楽の大家ふたり。2008年に歿後50年を迎えたヴォーン・ウィリアムズと、2009年が生誕50年にあたるマクミランの作品集です。バードやタリス、タヴァナーのようないにしえの巨匠たち。ヴォーン・ウィリアムズのミサ曲は、かれらを通じて英国に培われたチューダー朝以来のアカペラの伝統を再生するための道筋をあらたに示したもので、その美しさといい、このジャンルの最重要作。「沈黙と音楽」は1952年のエリザベス2世戴冠式のために、ヴォーン・ウィリアムズのほか、バックス、ブリス、フィンジ、ハウエルズ、アイアランド、ティペットら総勢10名の著名な英国の作曲家が力を結集させた共作曲集「女王への花飾り」より。同年、2番目の夫人となる、英国の詩人アーシュラ・ウッドによる詩がテキストに選ばれています。いっぽう、前年に世を去ったヴォーン・ウィリアムズよりバトンを受け継ぐかのように、スコットランドに生まれたマクミランはイギリス合唱音楽における当代きっての担い手。「おお、慈悲深きイエスよ」は2002年にザ・シックスティーンを率いるハリー・クリストファーズが16世紀のプログラム用にマクミランに作曲を依頼したモテット。16世紀に人気を誇ったスコットランドの作曲家ロバート・カーヴァー(c.1484/87−1567)の同名曲をモデルに、独立した姉妹作として準備されたいきさつがあり、長年マクミランの名を広く世に知らしめることになった作品。Mairiは創立70周年を迎えるBBCシンガーズのためのBBC委嘱作。テキストはスコットランド高地ゲール語で書かれたエヴァン・マッコール(1808−1898)の詩をマクミラン自ら英訳したもので、ロマンティックな描写で失われた大いなる愛情を嘆いています。技巧的でパワフルであることよりむしろ、すべては重厚なオスティナートで8度に渡り繰り返される「彼女は去ってしまった」というフレーズに特徴付けられ、痛いほど打ちのめされます。不安と絶望がうねるように上声部を支配しながら、最後はあきらめと悲しみに包まれて静けさを取り戻します。   (Ki)
Profil
PH-09008(2CD)
メンデルスゾーン:オラトリオ「聖パウロ」
ザビーネ・ゲッツ(S)、ドロテー・ツィンマーマン(A)、マルクス・ブルーチャー(T)、クラウス・メルテンス(Bs)、ドリス・ハーゲル(指)カペラ・ヴァイルブルゲンシス、ヴァイルブルク・シュロス教会cho
録音:2008年9月18-22日ヴァイルブルク、シュロス教会
音楽史上の偉業、J.S.バッハの「マタイ受難曲」復活蘇演でも知られるように、メンデルスゾーンが創作上の理想としたのはバッハやヘンデル、モーツァルトといった古典への回帰でした。1834年初めから1836年春にかけて作曲された第1作目のオラトリオ「聖パウロ」は、そのヘンデルを規範としたもので、続く「エリヤ」と並んで力強い合唱が生み出す劇的な緊張感が大きな魅力となっています。1992年結成のアンサンブルと、1986年以来カントリンを務めるヴァイルブルク・シュロス教会合唱団を率いるハーゲルはアーノンクールに学んだ逸材。  (Ki)
H.M.F
HMC-902016(1CD)
J.S.バッハ:ソロ・カンタータ集
「神にのみわが心を捧げん」BWV169、「満ち足れる安らい、うれしき魂の悦びよ」BWV170、「霊と心は驚き惑う」BWV35
ベルナルダ・フィンク(Ms)、ぺトラ・ミュレヤンス(指)フライブルク・バロックO、ヴォーカルコンソート・ベルリン(合唱)、ヴォルフガング・ツェラー(Org)
録音:2008年4月
バロック・アンサンブルの雄、フライブルク・バロック・オーケストラによる、バッハのカンタータ集の登場。1曲目に収められている169番の第1曲シンフォニアは、チェンバロ協奏曲ホ長調(BWV1053の第1楽章)と同じ音楽。ソロ・パートはオルガンで演奏され、オルガン・ソロ(ヴォルフガング・ツェラー)の巧さが際立ちます。3本のオーボエも活躍、フライブルク・バロック・オーケストラの面々の一人ひとりがパワー全開で演奏した実に密度の濃い演奏。35番も第1曲シンフォニアはオルガン協奏曲。ソロを彩り支えるファゴットの響きも実に豊か、通奏低音旋律の一音一音がふくよかに歌い上げられています。旋律楽器から通奏低音まで実に生き生きとしており、各パートが実に濃密。実に贅沢なカンタータ集となっています。これらのカンタータはすべて同時期に作曲された、アルト・ソロのためのもの。当時のライプツィヒには優れたカストラートがいたと考えられています。ヨーロッパで絶大な人気を誇るベルナルダ・フィンクがソロを務めています。  (Ki)
H.M.F
HMU-907500(1CD)
ブラームス:動かぬなまぬるい空気(op.57-8)/憩えいとしい恋人(op.33-9)/永遠の愛について(op.43-1)
ヘンデル:歌劇「ルクレツィア」より(部分)、歌劇「ジューリオ・チェーザレ」より(部分)
ドビュッシー:ビリティスの3つの歌(パンの笛、髪、ナイアスの墓)
モーツァルト:寂しい森の中でK.308/ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いたときK.520/ラウラに寄せる夕べの思いK.523/ドイツ語の小カンタータ「無限なる宇宙の創り主を崇敬する汝らがK.619
H.T.バーレイ:深い河、ロバート・T・テルソン:映画「バグダッド・カフェ」〜コーリング・ユー
ロレイン・ハント・リーバーソン(Ms)、ピーター・ゼルキン(P)、ドリュー・ミンター(C.T)*
録音:2004年8月 ラヴィニア音楽祭
2006年3月に惜しまれつつなくなった偉大なメゾ・ソプラノ、ロレイン・ハント・リーバーソンのリサイタルの記録。得意のヘンデルやモーツァルトのほかにも、ロマンからフランスものまで、そしてアンコールとして「バグダッド・カフェ」の‘コーリング・ユー’も披露するなど、魅力的なプログラムで聴かせてくれます。ラヴィニアは、米シカゴの郊外の町で、毎年夏ごろ開催されている、シカゴ響のピクニック・コンサートなどが聴けるラヴィニア音楽祭でも有名です。  (Ki)
BIS
BIS-1726(1CD)
スティーヴン・ポールズ:オラトリオ「夜明けは来るはず」(2005)
バリー・アベルソン(カントル)、エリザベス・フートラル(S)、クリスチーナ・ボルドウィン(Ms)、
ジョン・テシェール(T)、フィリップ・ココリノス(Bs-Br)、ミネソタ・コラール、ミネソタ少年cho、
バシリカ大聖堂cho、オスモ・ヴァンスカ(指)ミネソタO
スティーヴン・ポールズはオペラ「郵便配達人は二度ベルを鳴らす」で知られる1949年生まれのアメリカの作曲家。声楽作品が特に高い評価を得ています。オラトリオ「夜明けは来るはず」は2005年にミネソタのカトリック団体からの委嘱で作曲されたもので、第2次世界大戦のホロコーストから生還した60周年のためにユダヤ人共同体への贈り物となっています。無垢な児童合唱を多用することで残忍さが一層強調されます。ヴァンスカの力強い演奏が胸を打ちます。   (Ki)
BIS
BISSA-1709(1SACD)
R・シュトラウス:歌曲集
赤いバラAV76/マルフェンAV304/ひそやかな歌Op.39の1/若い魔女の歌Op.39の2/解き放たれてOp.39の4/ツェツィーリエOp.27の2/明日の朝Op.27の4/オフェーリアの3つの歌Op.67/ひそやかな歌Op.39の1/万霊節Op.10の8/私は漂うOp.48の2/お母さんの戯れOp.43の2/同じことOp.69の3/悪天候Op.69の5/バラの花環Op.36の1/子供の不思議な角笛よりOp.36の3/思いのすべてOp.21の1/私の心の王冠Op.21の2/わが子にOp.37の3/我が目Op.37の4
カミラ・ティリング(S)、ポール・リヴィニウス(P)、ウルフ・ヴァリーン(Vn)
スウェーデン出身の若手ソプラノ歌手カミラ・ティリング。オペラでの活躍が目覚しいですが、ここではリヒャルト・シュトラウスの歌曲に挑戦。彼女初のソロ・アルバムでもあります。声質・容姿ともに愛らしいティリング、オススメです。   (Ki)

Soli Deo Gloria
SDG-153(2CD)
バッハ:カンタータ集Vol.20
「おのがものを取りて行け」BWV144、「われはわが幸に満ち足れり」BWV84、
「われは神の御胸の思いに」BWV92、「天より雨下り雪落ちて」BWV18、
「軽佻浮薄なる精神(こころ)の者ども」BWV181、「主よわれらを汝の御言葉のもとに留めたまえ」BWV126
ギリアン・キース(S)、アンガラード・グルフィッド・ジョーンズ(S)、ロビン・タイソン(A)、ジェームス・ギルクリスト(T)、ステファン・ロージェス(Bs)、モンテヴェルディcho、ジョン・エリオット・ガーディナー(指)イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
録音:2000年2月
復活節前第9、8日曜日のためのカンタータ集。神の御言葉について説いた聖句が読まれる日曜日のため、どのカンタータも「言葉」そのものに重点を置いています。84番はソプラノ・ソロのためのカンタータ。終曲のコラールは、神への純粋な信仰を表現しています。ガーディナーはコーラスに「ア・カペッラ」でコラールを歌わせており、歌詞がいっそう印象深く響きます。   (Ki)
LSO Live
LSO-0628(2SACD)
ハイドン:オラトリオ「天地創造」
サリー・マシューズ(S天使ガブリエル、イヴ)、イアン・ボストリッジ(T天使ウリエル)、
ディートリヒ・ヘンシェル(Br天使ラファエル、アダム、ロンドン交響cho、
サー・コリン・デイヴィス(指)LSO
録音:2007年10月7日ロンドン、バービカンセンター(ライヴ)
ハイドン歿後200周年を迎える2009年、LSOLiveがおくる超強力盤はデイヴィスによる「天地創造」。巨匠が80歳の誕生日を迎えるシーズンの呼び物のひとつとして、2007年10月におこなわれたライヴです。「天地創造」は晩年の2度にわたる英国滞在中に、「メサイア」などヘンデルの大作におおいに触発され着想した、その規模内容ともにハイドンの最高傑作といわれるオラトリオ。旧約聖書の「創世記」と「詩篇」、ミルトンの「失楽園」をテキストの題材として、神による創造の第1日から第4日まで、生き物が出現する第5日と第6日、そしてアダムとイヴの登場と、創世の七日間を時系列に沿って3部構成で描いています。このように直截的にキリスト教的世界観で彩られた内容と、絵画的ともいうべき巧みな手法でわかりやすく活写される動物たちの魅力や、大合唱が動員されて聞き栄えすることなどから、欧米ではとりわけ人気も高く特別な作品として迎えられています。こうした作品だけに「天地創造」は、すぐれた腕前で声楽作品を意欲的に取り上げてきたデイヴィスにふさわしいものとおもわれます。このたびの特色としてデイヴィスはヴァイオリン両翼型配置を選択。舞台下手から第1ヴァイオリン、チェロ、指揮者のすぐ正面に通奏低音、ヴィオラ、第2ヴァイオリン、上手奥にコントラバスという具合に、2006年12月の「メサイア」(LSO.0607)のときと同じくヴィブラートも控えめに、あきらかにピリオド・アプローチを意識したアプローチを行なっている点も注目されます。なお、声楽陣では「優秀さがあまりに凄すぎてそのためかあまり強調されることがありません」(クラシカルソース・ドットコム)という、LSOに匹敵するもうひとつの手兵ロンドン・シンフォニー・コーラスに加え、目を引くのが名実ともにスター歌手を揃えたソリストたち。クリスティ盤のラファエルや、ヤーコプスの「四季」でのシモンが知られるヘンシェル。ミンコフスキの指揮でザルツブルク音楽祭2009でも同名役を歌う予定の、英国の誇りボストリッジ。そしてデイヴィスのお気に入りでマシューズという顔触れが並んでいます。あらためて、当ライヴが取り上げられた時期については、デイヴィス80歳ガラ・イヴニングとして9月に行なわれたモーツァルトの「レクィエム」(LSO.0127,0627)、さらに12月のティペットの「われらが時代の子」(LSO.0670)、そして前作、翌2008年4月のマクミランの「聖ヨハネ受難曲」世界初演(LSO.0671)という流れにあって、この上ない充実ぶりをみせているという事実も見逃せないところでしょう。  (Ki)
Hanssler
93-249(2SACD)
ヴェルディ:レクィエム、ハイドン:交響曲第26番ニ短調Hob.I:26「ラメンタツィオーネ」、
モーツァルト:キリエニ短調KV.341
アナ・マリア・マルティネス(S)、イヴォンヌ・ナエフ(Ms)、マリウス・ブレンチウ(T)、
ジョルジォ・スーリアン(Bs)、オイローパコールアカデミー、SWRシュトゥットガルト声楽アンサンブル#、シルヴァン・カンブルラン(指)SWR南西ドイツRSO
録音:2008年5月11日バーデン=バーデン祝祭劇場(ライヴ)、2005年5月21日*、2007年11月5日以上フライブルク・コンツェルトハウス(ライヴ)#
近現代作品を中心に色彩表現において非凡な感覚をみせるカンブルランの最新録音は、ヴェルディの大曲レクィエム。このたびは大規模な声楽作品にふさわしく、マルチチャンネル・サラウンドも体感可能なSACDハイブリッド盤でのリリースもポイントとなっています。高評価で迎えられた前作メシアンのセットがその代表例ですが、ここに至るカンブルラン独自の切り口とは音価をじゅうぶんに保ちながら、ほとんど耽美的なまでに作品へと肉迫する傾向にこそあるとおもわれます。その意味では、劇的な部分とその音響効果で、全曲中もっとも有名な第2曲「怒りの日」、そして、その黙示録をおもわせる激烈な場面とは著しい対照をなす、たとえば、第6曲「ルクス・エテルナ(永遠の光)」といった静謐なる美が集約された祈りの部分を、鬼才カンブルランがどのように描いてゆくのかおおいに注目されるところです。しかも、なんといっても鍵を握る声楽陣の顔ぶれもまた大いに魅力的で、リリカルで若々しい素直な声質が好ましいルーマニア出身のブレンチウや、実力派のナエフといったソリスト。さらに、それぞれ第一人者ダウス、クリードが率いるふたつの精鋭コーラスもカンブルランの意図を十全に汲んでいるものと期待されます。なお、カップリングにはヴェルディに関連して、宗教的性格の2作品を収録。まず、ハイドン自らの手によって「哀歌」と名付けられたタイトルをもつ交響曲。第1楽章の“コラール”と楽譜に記された箇所では、オーボエと第2ヴァイオリンに聖週間用のグレゴリオ聖歌から採られた旋律が現れてしめやかなムードを醸成。この曲はそもそも宗教的な目的のために書かれた2つの楽章を発展させたものと考えられています。そして、ニ短調によるハイドンの調性を引き継ぐ形でアルバムを締め括るのは、モーツァルトのキリエ。演奏時間10分にも満たない短い作品にしては、同時期のオペラ「イドメネオ」と一致する異例ともいえる破格の編成で書かれており、その比類なき高みに達しているという点では、やはり同じ調性による傑作「レクィエム」にも迫る内容です。  (Ki)
CARUS
CARUS-83-247(1CD)
ハイドン:ミサ曲第3番「聖チェチリアのミサ」ハ長調 Hob.XXII:5
リディア・トイシャー(S)、マリアーネ・ベアート・キーラント(A)、マルクス・シェーファー(T)、ハリー・ヴァン・デル・カンプ(Bs)、
ジョス・ヴァン・インマゼール(指)アニマ・エテルナ
録音:2008年6月21日ドレスデン・ライヴ
URANIA
URN-22379(1CD)
R・シュトラウス:歌曲「4つの最後の歌」、バッハ:ロ短調ミサ〜3曲、
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜"Gut'n Abend, Meister!"、
モーツァルト:「後宮からの誘拐」〜コンスタンツェのアリア、「コシ・ファン・トゥッテ」〜岩のように動かずに、
J.シュトラウス:「こうもり」〜公爵様あなたのようなお方は/ふるさとの調べよ、
フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」〜私と踊りましょう
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S) 、ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)フィルハーモニアO、VPO
録音:1946−1956年
URN22.296の再発売だと思われます。
URANIA
URN-22380(1CD)
マーラー:亡き子をしのぶ歌、シューマン:女の愛と生涯、シューベルト:6つの歌曲集、ブラームス:3つの歌曲集
キャスリーン・フェリア(A)、ブルーノ・ワルター(指)VPO
録音:1949年
URN22.321の再発売だと思われます。
Goodies
78CDR-1182(1CDR)
モーツァルト:レクイエム
ピア・タッシナーリ(S)、エベ・スティニャーニ(Ms)、フェルッチョ・タリアヴィーニ(T)、イタロ・ターヨ(Bs)、ヴィクトル・デ・サバタ(指)トリノ放送O&cho
録音:1941年12月 4-5日ローマ/音源:英 HIS MASTER'S VOICE DB9541/8(原録音:伊CETRA-SORIA set101)
第2次世界大戦下のローマ録音。日米開戦の3日前の1941年(昭和16年)12月4-5日である。イタリアのレコード会社CETRAのための録音だったが、プロデューサーのダリオ・ソリアが後にEMIに発売させたもの。大戦中にはドイツPOLYDOR でも発売されていた。この名曲の世界初の全曲録音である。指揮者のヴィクトル・デ・サバタ(1892-1967)は1929年大(指)者アルトゥーロ・トスカニーニ(1867-1957)の後任としてスカラ座の音楽監督に就任し1953年に引退した名指揮者。ソプラノのタッシナーリ(1903-1995)はスカラ座のソプラノで戦後はアメリカで活躍した。メゾソプラノのスティニャーニ(1903-1974)はローマ歌劇場で活躍後、戦後の1948年アメリカにデビューした。テノールのタリアヴィーニ(1913-1995)は1939年にデビュー忽ち人気歌手となった。大戦後はアメリカに移住し、世界的に人気を博した。バスのターヨ(1915-1993)はイタリアとヨーロッパ各地で活躍した後、1948年メトロポリタン歌劇場にデビューした。映画にも多く出演していた。教会の大聖堂での録音と思わせる響きはSPレコード時代にしては珍しい。  (Goodies)
Timpani
1C-1153(1CD)
マレク:独唱,合唱と管弦楽のためのカンタータ《エピストラ》/チェロと管弦楽のための協奏曲《アルク・アン・チェロ》*
クラウディア・バラインスキ(S)、マルヤナ・リボウシェク(Ms)、ロビン・レガーテ(T)、ラルフ・ルーカス(Bs)、イリア・ラポレフ(Vc)*、エマヌエル・クリヴィヌ(指)ルクセンブルクPO
クロアチアのザグレブで生まれ、ザグレブ大学で音楽を学び、ピエール・シェフェールが結成した音響研究グループ(GRM)への参加を契機にパリへと活躍の場を移した作曲家イヴォ・マレク(1925−)の作品集第2弾には、2003年から2006年にかけて作曲された大規模作品"カンタータ"と"チェロ協奏曲"の2作品を収録。様々なな要素が複雑に構築されたマレクの大作を、整頓しながらも的確に表現していくクリヴィヌ率いる超高性能オーケストラ、ルクセンブルク・フィルの演奏はやはり凄いです。
MIRARE
MIR-081(2CD)
バッハ:ミサ曲ロ短調BWV.232
谷村由美子(S)、ヴァレリー・ボナール(Ms)、 セバスチャン・ドロイ(T)、クリスチャン・イムラー(Bs)、ミシェル・コルボ(指)ローザンヌ声楽&器楽アンサンブル
録音:2008年8月La Fermede Villefavard(仏リムザン地方)
合唱曲の大家、ミシェル・コルボ。フォーレのレクイエム(MIR028)、シューベルトのミサ曲第6番(MIR051)とMIRAREレーベルに次々と新名盤を生み出してきたコルボが遂にロ短調を録音。まず合奏の美しさに驚かされます。流麗な旋律に清楚で繊細な合唱が心地よく響き、安心感のある音楽を形成。高度な合唱に劣らず、4人のソリストたちのテクニックも文句なし。コルボの秘蔵っ子、谷村由美子の充実した声量と伸びのある声に感嘆。独特の声質で惹きつけるヴァレリー・ボナール。メリハリのある明るい美声のセバスチャン・ドロイ。艶がありキリリと引き締まった素晴らしいバス、クリスチャン・イムラー。個々の高いレベルを感じさせる演奏です。感動的な終曲「ドナ・ノビス・パチェム」は圧巻。聴き終えた後もしばらく静かな余韻に浸りたくなるアルバムです。   (Ki)
ABC Classics
ABC-472045-2(1CD)
フォーレ:レクイエムOp.48(ネクトゥー&ドラージュ校訂版)/ラシーヌ賛歌Op.11(1865年版)/ヴィーナスの誕生Op.29
サラ・マクリヴァー(S)、テディ・タフ・ローズ(Br)、ジェニー・ダック=ツォン(Ms)、ポール・マクマホン(T)、デイヴィッド・ドゥルリー(Org)、アントニー・ウォーカー(指)シンフォニア・オーストラリス、カンティレイション
"ABC Classics"の古楽&バロックを中核アーティスト、アントニー・ウォーカーとカンティレイションによるネクトゥー&ドラージュ校訂版を使用したフォーレの「レクイエム」。合唱の洗練された感動的なハーモニー、自然な流れを創り出す統率の取れたアンサンブルの演奏が話題となるなど同コンビの代表盤との呼び声が高い。また1865年版を使用した「ラシーヌ賛歌」での表情豊かなハーモニーも「レクイエム」に勝るとも劣らぬ絶品。アントニー・ウォーカーは、ウェールズ国立歌劇場の指揮者、ワシントン・コンサート・オペラの芸術監督兼首席指揮者、ピンチガット・オペラの芸術監督などを歴任し、2001年にはピリオド・オーケストラのアンティポディーズO、プロの混声choカンティレイション、室内オーケストラのシンフォニア・オーストラリスを創設。2006年にはピッバーク・オペラの音楽監督に就任するなど、その手腕は確かなもの。未案内旧譜。
ABC Classics
ABC-476118-3(1CD)
バッハ:ソプラノとアルトのためのアリア集と二重唱集
カンタータ第186番《おお魂よ、憤ることなかれ》BWV.186より/カンタータ第4番《キリストは死の縄目につながれたり》BWV.4より/カンタータ第208番《楽しき狩こそわが悦び》BWV.208より/カンタータ第170番《満ち足りた安らぎ、うれしい心の喜び》BWV.170より/カンタータ第78番《イエスよ、わが魂を》BWV.78より/ミサ曲ロ短調BWV.232より/カンタータ第159番《見よ、われらはエルサレムに向かう》BWV.159より/カンタータ第68番《かくも神は世を愛し給えり》BWV.68/マタイ受難曲BWV.244より/クリスマス・オラトリオBWV.248より/カンタータ第93番《ただ神の摂理にまかす者》BWV.93より/結婚カンタータBWV.202より/カンタータ第30番《喜べ、救われし群よ》BWV.30より/カンタータ第98番《神のみわざはすべて善し》BWV.99より/カンタータ第37番《信じて洗礼を受けし者は》BWV.37より/カンタータ第124番《わがイエスよりわれは離れじ》BWV.124より
サラ・マクリヴァー(S)、サリー=アン・ラッセル(Ms)、アントニー・ウォーカー(指)アンティポディーズO
録音:2002年10月&12月
南半球の広大な大地オーストラリアでバロック唱法のスペシャリストとして引く手あまたの2人の歌い手、ソプラノのサラ・マクリヴァーとメゾ・ソプラノのサリー=アン・ラッセルが時にはソロで、時にはデュオで歌うJ・S・バッハのアリア集。マクリヴァー、ラッセルともバロック作品のみにとどまらないレパートリーの広さにも定評があり、オーストリアリア国内、ヨーロッパ、アメリカなど世界各国で目覚しい活躍を展開中。ウォーカー率いるピリオド・オーケストラ、アンティポディーズ管の伴奏が2人の歌声をさらに際立たせています。未案内旧譜。



Audite
AU-95587(2CD)
ロッシーニ:スターバト・マーテル
マリア・シュターダー(S)、マリアンナ・ラデフ(A)、エルンスト・ヘフリガー(T)、キム・ボルイ(Bs)、RIAS室内cho(、聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊、RIAS少年cho、ベルリン少女cho、フェレンツ・フリッチャイ(指)RIAS響
録音:1954年9月22日ベルリン・ベルリン高等音楽院コンサート・ホール(ライヴ)
エディション・フェレンツ・フリッチャイ第11集。ベルリンRIAS収録によるドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源からの復刻。‘十字架の下で繰り広げられる酒宴の歌’とも形容され、ロッシーニ特有のオペラティックな表現が聞かれる晩年の作品「スターバト・マーテル」。それゆえにさっぱり受容のなかったはずの1950年代のドイツで、フリッチャイはいち早く「スターバト・マーテル」を頻繁に取り上げていたほとんど唯一の指揮者でした。フリッチャイはまた、1954年9月16日から19日にかけてスタジオ・セッションで録音も残しています。このスタジオ盤と時期もほぼ重なるライヴは、シュターダー、ヘフリガーほかのソリストから合唱までキャストが同一。ここでのフリッチャイのアプローチはテキストの内容を妨げるほどではないにせよ、比較的快速テンポを選択。名盤との声が高い序曲集のアルバムでも知られるように、正確な音程と溌剌としたリズムに美質が表れていることはもちろん、勇壮なオケの伴奏に乗って聴き栄えする独唱のナンバーが並ぶだけの作品ではないことを分からせてくれます。   (Ki)
BRIDGE
BCD-9261(1CD)
ジョージ・クラム・エディション第12集
クラム:11の秋のこだま(1965)/眠る者(1984)/鯨の声(1971)/ピアノのための5つの小品(1962)/夢の連続(1976)
インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル、ジェイミー・ヴァン・エック(Ms)
録音:1965,2006,2007年
コンプリート・クラム・エディション第12集。「11の秋のこだま」は1965年、ヴァイオリン、フルート、クラリネット、ピアノのための作品。これのみ初演の頃の録音。「眠るもの」は1984年、メッゾソプラノとピアノのための作品。「鯨の声」は1971年、フルート、チェロ,ピアノのための作品。ピアノのための5つの小品は、1962年の作品。「夢の連続」は1976年、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、打楽器のための作品。
BRIDGE
BCD-9275(2CD)
ジョージ・クラム・エディション第13集
歌曲集「時を越えた旅」(アメリカン・ソング・ブック第2巻),歌曲集「運命の風」(アメリカン・ソング・ブック第4巻)
バーバラ・アン・マーティン(S)、ジェイムズ・フリーマン(指)オーケストラ2001,他
録音:2006年10月17-19日,2005年11月25-27日
「時を越えた旅」と「運命の風」の二つの歌曲集は、クラムの「アメリカン・ソング・ブック」という作品集の第2巻と第4巻にあたります。「時を越えた旅」は、アフロアメリカの心情を綴った詩をもとにしている。どちらも、ピアノ伴奏に加え、打楽器などが適宜加わっています。
BRIDGE
BCD-9268(1CD)
カラー・オヴ・ザ・ワールド〜歌曲集
ヴォルフ:夜の魔法,飽くことを知らぬ恋,憩え、憩え!,旅先にて,棄てられた娘,あたしの恋人はおチビさん
カプレ:カラスと狐,蝉と蟻,狼と子羊
ムソルグスキー:壁に囲まれて,木馬に乗って,悪党,子守歌,牡山羊,ゴパック
ドビュッシー:ビリティスの3つの歌(パンの笛,髪,ナイアードの墓)
パーセル:薔薇色の住み家から,優しい運命の女神は微笑み,いとしい人の魅力を思うと溜め息が出てしまう,ニンフと羊飼い
ジョージン・レシック(S)、ウォーレン・ジョーンズ(P)
録音:2007年5月26−28日
オペラにコンサートに大活躍するベテラン・ソプラノ、ジョージン・レシックの歌う近代歌曲集。レシックは米国ペンシルバニア州出身。バロックから現代ものまで幅広いレパートリーを誇る名歌手である。このCDでは、フランスの作曲家アンドレ・カプレ(1878−1925)の歌曲が貴重です。
PREISER
PRCD-90755(1CD)
飯田実千代
R.シュトラウス:献身Op.10-1/夜Op.10-3/ダリアOp.10-4/サフランOp.10-7.8
万霊節Op.10-8/帰郷Op.15-5/あなたの眼差しが私を見たときからOp.17-1
お前の黒髪をぼくの頭上にOp.19-2/私の心は沈黙し冷えるOp.19-6
ああ恋人よ、もう別れねばOp.21-3/ツェツィーリエOp.27-2/明日の朝Op.27-4
愛の讃歌Op.32-3/わが子にOp.37-3/解き放たれた心Op.39-4
ベルク:七つの初期の歌(夜,葦の歌,夜鶯,夢に見た栄光,部屋で,愛の讃歌,夏の日)
飯田実千代(S)、ダヴィト・ルツ(P)
ウィーンで活躍するソプラノ飯田実千代がR.シュトラウスとベルクの歌曲集を録音しました!飯田は名古屋出身。京都大学を卒業後に本格的に歌を学び、さらにウィーンに留学。現在は、東京、名古屋、ウィーンを巡りながら各地で活躍しています。2003年11月に日生劇場で上演されたベルク「ルル」のタイトルロールは大きな評判となりました。知性的かつ日本人離れした美声を持ったソプラノです。このCDには、シュトラウスのリートから名曲ばかり15曲と、ベルクの七つの初期の歌曲を収録。日本語解説付きです。
ATMA
SACD2-2507(1SACD)
バチカンとローマの教会における多声合唱曲集
マレンツィオ、ビクトリア、パレストリーナ、ジョルジ、ベネヴォリ、ウゴリーニ
モントリオール古楽スタジオ(SMAM)、クリストファー・ジャクソン(指)
モントリオールの音楽界を30 年以上にわたり牽引してきたクリストファー・ジャクソンにより1974 年に設立された団体、モントリオール古楽スタ ジオ(SMAM)は、ルネサンス、バロックはもちろん現代音楽演奏のスペシャリストとしても名が知れています。18 人の歌手陣にチェロ、オルガン、 テオルボを加えたアンサンブル。
CORO
COR-16066(1CD)
¥2310
ヘンデル:戴冠式アンセム(1727)
司祭ザドクHMV258/汝の御手は強くあれHMV259/王は喜びHMV260/わが心は歌うHMV261/
オラトリオ「ソロモン」HWV67からシバの女王の入場/オラトリオ「メサイア」HWV56から
ハリー・クリストファーズ(指)シックスティーン
ヘンデルが英国王ジョージ2世の戴冠式のために書いた音楽。なかでも「司祭ザドク」は歴代国王の戴冠式で必ず演奏されてきた重要な曲です。
DUX
DUX-0676(1CD)
アニュス・デイ〜ポーランドの初期と現代の教会音楽
ペンデレツキ:アニュス・デイ(レクィエムより)
ミコワイ・ジェレンスキ(1550頃-1616頃):マニフィカト(三重合唱のための)
フシャヌフのミコワイ(1485頃-1562頃):Protexistime,Deus
グレツキ:Totus Tuus、ミコワイ・ジェレンスキ:Viderunt omnes fines terra
マレク・ヤシンスキ(1949-):詩篇100
シャモトゥワフのヴァツワフ(1524頃-1560頃):Juz sie zmierzka
ミコワイ・ジェレンスキ:Magna est gloria Eius(二重合唱のための)
アンジェイ・コシェフスキ(1922-):Zdrowas, Krolewno Wyborna
ユゼフ・シフィデル(1930-):Cantus gloriosus
ヴォイチェフ・キラル(1932):アニュス・デイ
ヴァルデマル・ストリク(指)シロンスク・フィルハーモニーcho
録音:2008年8月、カトヴィツェ(ポーランド)、シロンスク・フィルハーモニー・コンサートホール
DUX
DUX-0657(1CD)
スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):ラテン語ミサ変ニ長調(1870)、
葬送ミサト短調(1871)、聖ペテロのミサ変ロ長調(1872)
マルタ・ボベルスカ(S)、アグニェシュカ・レフリス(A)、ラファウ・バルトミンスキ(T)、ヤロスワフ・ブレンク(Bs)、アンジェイ・ビャウコ(Org)、ヘンリク・ヴォイナロフスキ(指)ワルシャワ・フィルハーモニーcho
録音:2008年5-8月、ワルシャワ国立フィルハーモニー・コンサートホール
DUX
DUX-0659(1CD)
ダリウシュ・パラドフスキ/歌曲アルバム
モーツァルト:夕べの思いK.523/来たれ、いとしのツィターK.351/クローエに寄すK.524
ベートーヴェン:アデライーデOp.46
シューベルト:死と乙女D.531/万霊節の連祷D.343/音楽に寄すD.547
ラフマニノフ:夢Op.8No.5
リムスキー=コルサコフ:高嶺に吹く風もなくOp.43No.2
チャイコフスキー:ただ憧れを知る者だけがOp.6No.6
ミェチスワフ・カルウォヴィチ:広い広い海の上でOp.3No.9/もっと私に話してOp.3No.1
夜の輝きの中に眠るOp.3No.5
ショパン:リトアニアの夜Op.74No.16/消え失せろOp.74No.6
ヤン・アントニ・ヴィフロフスキ(1942-):葉
フェルナンド・J・オブラドルス(1897-1945):エル・ビト/しなやかな髪/クロ・ドゥルセのコプラ
R・シュトラウス:明日!Op.27No.4/献身Op.10No.1
ダリウシュ・パラドフスキ(男性Ms )
録音:2008年11月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS2
これまでソプラニスタ(男性ソプラノ)を名乗ってきたパラドフスキですが、声域が下ったのでしょうか。
EMPIRE ART
EA2008-2(1CD)
モーツァルト:レクィエム
イヴァナ・シャコヴァー(S)、シルヴィア・シュラームコヴァー(A)、ミロシュ・チェルニー(T)、ズデニェク・ハルヴァーネク(Bs)、ヤン・シュラーメク(指)ムジチ・デ・プラハ(合唱&管弦楽)
録音:1996年11月13日、プラハ国立歌劇場
ムジチ・デ・プラハは1966年、プラハ放送交響楽団のメンバーを主体に創設された室内管弦楽団。ヤン・シュラーメクは1996年以来同楽団の首席指揮者を務めているチェコの指揮者。
NUMERICA
PS-5010(1CD)
ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955):カモンイス・マドリガル集
無伴奏混声合唱のためのカモンイス・マドリガル集(10曲;1930-1943)
無伴奏男声合唱のためのカモンイス・マドリガル集(10曲;1943-1949)
無伴奏女声合唱のためのカモンイス・マドリガル集(8曲;1943-1949)
フェルナンド・エルドロ(指)グルベンキアンcho
録音:2006年6月、リスボン、英国人墓地教会
名門グルベンキアンchoによる、ポルトガル音楽ファン&合唱ファン注目要の新録音。ポルトガル史上最大の詩人ルイス・デ・カモンイス(LuisdeCamoes;1524頃-1580)の詩をテキストとした古風なマドリガルです。
NUMERICA
PS-5011(1CD)
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):合唱作品集
2つの古いロマンス(1956)/太陽をたたえて(2曲;1956)
コインブラの娘たちに(1951)
カモンイスの4つのレドンディーリャ(女声合唱のための;1951-1953)
カモンイスの3つのカスティーリャ語詩(1954-1955)
3つの呪文(1956)/水夫の歌(7曲;男声合唱のための;1978)
ジョルジェ・マッタ(指)グルベンキアンcho
録音:リスボン、グルベンキアン財団ホール
名門グルベンキアンchoによる、ポルトガル音楽ファン&合唱ファン注目要の新録音。特記以外は混声合唱のための作品です。
NUMERICA
PS-5014(1CD)
ジョゼ・ヴィアナ・ダ・モタ(1868-1948):リート集
小川Op.3No.1/春の雨Op.3No.2/日曜日Op.3No.3/子守歌Op.4
見出されOp.5No.1/おやすみなさいOp.5No.3/民謡調でOp.8No.1
森の中の乙女Op.8No.3/黄昏時にOp.8No.4/成就Op.10No.3
悲しみに包まれてOp.13No.2/聖ヨハネの日Op.15No.1
ファルケンシュタインの歌Op.15No.2/覚え書きOp.15No.3
モニカの夢Op.15No.4/星(*)/最後の歌(*)
エルヴィラ・アルシェル(S)、アントン・イレンベルゲル(P)
録音:1981年5月25日-6月26日、スタジオ・ジョルソム
ジョゼ・ヴィアナ・ダ・モタはリスボン音楽院で学んだ後ドイツに渡りシャルヴェンカ、リスト、ビューロに師事、傑出したピアニストとして名を成し、とくにバッハとベートーヴェンの権威と見なされました。収録曲はポルトガル語の2曲(*)以外すべてドイツ語のテキストによる歌曲。彼がドイツ・リートの書法をも習得していたことをうかがわせます。

TOCCATA
TOCC-0039(1CD)
ロバート・バーンズの詩によるロシアの作曲家たちの歌曲集
スヴィリドフ(1915-1998):バーンズの詩による9つの歌曲/デニソフ(1929-96):バーンズの詩による2つの歌/ショスタコーヴィチ:「バスのための6つのロマンス」より3つの歌/レヴィーティン(1912-93):バーンズの詩による歌曲集/ケレンニコフ(1913-2007):バーンズの詩による5つの歌より3つの歌
ヴァシリー・サヴェンコ(バス・バリトン)/アレクサンダー・ブロック(P)
スコットランド生まれのロバート・バーンズ(1759-1796)は多くの詩を書き、また民謡を採取し改作した偉大なる詩人として今でも世界中で愛されています。(あの「蛍の光」も「故郷の空」も実は彼が採譜したものです)もちろん彼の詩はロシアでも大人気。多くの作曲家がロシア語に翻訳されたものに堂々たる曲を付けています。ブックレットにはロシア語と英語の訳、そして原詩が載っているのでどのように言葉が移ろっていくのかを目の当たりにすることもできそうです。ロシア好きにもたまらない1枚です。
TOCCATA
TOCC-0090(1CD)
レス・ワルター(1928-):歌曲集と室内楽曲
ソプラノと弦楽四重奏のための「心の歌」(1970)/フルートとハープのための小組曲(1960)/ヴァイオリン・ソナタ(1989-96)/ハープのための子守歌/メゾ・ソプラノと室内Oのための「夕べの詩」
キャロリン・フールクス(S)/サリー・プライス(Hp)/アダム・サマーヘイズ(Vn)/ニコラ・エイマー(P)/アダム・ウォーカー(Fl)/ウェンディ・ドーン・トンプソン(Ms)/グレゴリー・ローズ(指)ロンドン・コンチェルタンテ
ウェールズの作曲家、ガレス・ワルターは1950年代の初め、パリでリヴィエールとメシアンに学び、そのエレガントで洒脱な書法を身につけました。その前にはブリテンの影響も受けていた彼の書いた作品は、どれも神秘的で少しばかりの夜の雰囲気を身に纏っているようです。ウェールズの言葉で書かれた「心の歌」にはその地の民謡も見え隠れします。フランス風の趣きを持つ「フルートとハープのための小組曲」、名歌手マーガレット・プライスのために書かれた「夕べの詩」など、どれもがじっくりと聴きたい優れた作品と言えるでしょう。
PREISER
PRCD-89707(1CD)
エツィオ・ピンツァ第5集/映画音楽集
アーレン:「ミスター・インペリウム」から、カーン:「ロバータ」から、ローム:「ファニー」から、
ワイル:九月の歌、ララ:あなたは私の心のまま、ロジャーズ:歌で私の心に、
シャーツィンガー:恋の一夜、シュワルツ:ダンシング・イン・ザ・ダーク、
ジョーンズ:夢で会いましょう、、レーン:私のものは全てあなたのもの、ポーター:ソー・イン・ラブ、
カーン:今宵の君は、他全25曲
エツィオ・ピンツァ(Bs)
録音:1950-54 年
メトロポリタン歌劇場で大活躍した名バス、エツィオ・ピンツァ(1892 −1957)は、晩年にミュージカルや映画に多く参加したことで知られています。有名曲から珍しい曲まで、いずれもピンツァの美声が堪能できます。  (Ki)
PREISER
PRCD-89709(1CD)
ティート・スキーパ第5集/ポピュラー名曲集
ロドリゲス:ラ・クンパルシータ、タリアフェリ:愛が歌う、アマドーリ:告白
セラーノ:あなたの心はどこに、ヴァルダーロ:暗闇
スキーパ:美しくて嘘つきな眼,ナポリ,希望,月によせるセレナータ
カンニョ:恋する兵士、ピッツァローニ:暗い窓、ディ・カプア:マリア,マリ
ボエロ:ペドロのロマンツァ、デ・クルティス:帰れソレントへ、他
ティート・スキーパ(T)
録音:1930-34年
ティート・スキーパの、ナポレターナやスペイン語の歌曲を集めています。スキーパの甘美な声がたまりません。  (Ki)
DIVERSIONS
DDV-24128(1CD)
ノーザンバーランド、そして彼方へジョン・ジェフリー(1927〜):24の英語歌曲集
ノーザンバーランド、メリー・アイ、ブラック・スティッチェル、キャンドル・ゲイト、マイ・ディア・ハート、それは冬、小さく可愛い夜鶯、ほか全24曲
イアン・パートリッジ(T)、ジェニファー・パートリッジ(P)
録音:2008年
ジェフリーは1927年ウェールズ出身の作曲家。現代の人だが、作品は民謡風の穏やかな作風。イアン・パートリッジはモンテヴェルディ、バッハから現代曲まで幅広くこなすテノールで、特にエリザベス朝時代のリュート・ソングを得意としています。甘く軽い声が、この近現代イギリスの歌の様式によくマッチしています。

ALTARA
ALT-1033(1CD)
R・シュトラウス:歌曲集
私の心は迷うOp.48-2/セレナードOp.17-2/
ああ恋人よ私は行かねばならないOp21-3/変わらぬものOp.69-3/
星Op.69-1/愛の賛歌Op.32-3/慕わしい光景Op.48-1/
万霊節Op10-8/献呈Op.10-1/花束を編もうと思ったOp.68-2
囁け愛らしいミルテよOp.68-3/あなたの歌が響いたときOp.68-4/アモールOp.68-5
わが子にOp37-3/母親の自慢Op.43-2/子守歌Op.41-1/父が言いましたOp.36-3
幸せに満ち足りてOp.37-1/私の眼Op.37-4/黄昏の夢Op.29-1/高鳴る胸Op.29-2
夜の散歩Op.29-3/オフェリアの三つの歌Op.67-1/3
インガー・ダム=イェンセン(S) マルコム・マルティノー(P)
録音:2007年8月20-22日,ロンドン
デンマーク生まれのインガー・ダム=イェンセンは、今欧州で引っ張りだこの人気ソプラノ。バロックから現代オペラまで幅広いレパートリーで高い評価を得ています。そのダム=イェンセンがR.シュトラウスの歌曲を録音。透明で潤い豊かな美声と、知性的かつ感性豊かな表現で、新鮮なシュトラウスを歌い上げています。   (Ki)
ALTARA
ALT-1037(1CD)
ヤブロンスキ/歌曲,ジャズ,ミュージカル
シューベルト:アヴェ・マリア、ブラームス:子守歌
フォーレ:河のほとりでOp.8-1、グリーグ:早咲きの桜草もてOp.26-4
ファリャ:子守歌 グラナドス:マハのまなざし
ワイル:小声で話すんだ,私の船が
ガーシュウィン:それは素敵,私の愛する人
ロジャーズ:マイ・ファニー・バレンタイン,ご婦人は気まぐれ,魅惑され,
バーンスタイン:「ウエストサイド物語」-素敵な気持ち
ジョヴィン:静かな夜、ウッド:私の唯一の愛、スウェーデン民謡:すべて天空のもとに
ペトラ・ヤブロンスキ(Ms)、パトリック・ヤブロンスキ(P) ほか
ペトラ・ヤブロンスキは、スウェーデン出身のメッゾソプラノ。1996年に王立音楽院を修了。近年、目覚ましい活躍をしている注目株です。このCDでは、クラシックの歌曲から、ミュージカルナンバー、ボサノバまで、様々なタイプの歌に取り組み、いずれも素敵に聞かせてくれています。伴奏は、夫のパトリック・ヤブロンスキのピアノを中心に、曲によってギターなどの楽器が加わっています。   (Ki)
Hyperion
CDA-67724(1CD)
ウカシェフスキ:十字架への道
スティーヴン・レイトン(指)ポリフォニー、ブリテン・シンフォニア
ポーランドの作曲家パヴェウ・ウカシェフスキ(1968−)の作品が持つ崇高な精神性、神秘的な美しさに惚れ込み、ウカシェフスキの音楽の代弁者としてその魅力を伝え続けているイギリス合唱界の名匠スティーヴン・レイトン。この「十字架への道」は、ウカシェフスキからレイトンに献呈された「ヌンク・ディミティス」を収録した宗教作品集(CDA-67639)に続くリリース第2弾。十字架を背負いゴルコタの丘へと向うキリストの姿を描いた大作「十字架への道」は、ポリフォニーの訴えかけるような鬼気迫る歌声とブリテン・シンフォニアの劇的な展開が全編を支配する55分の物語です。
Helios
CDH-55331(1CD)
チャイコフスキー:歌曲集
昨日の夜Op.60-1/そんなに早く忘れて/夜鳴きうぐいすOp.60-4/それは早春のことだったOp.38-2/騒がしい舞踏会でOp.38-3/恐ろしい一時Op.28-6/信じるな、わが友よOp.6-1/かっこうOp.54-8/私は野の草ではなかったかOp.47-7/子守歌Op.16-1/窓のかげにOp.60-10/セレナードOp.63-6/カナリアOp.25-4/語るな、おおわが友Op.6-2/嵐の時の子守歌Op.54-10/春Op.54-9/なぜ?Op.28-3/ただ憧れを知る人だけがOp.6-6/夜は明けるだろうかOp.47-6/私がそのことを知っていたらOp.47-1/なぜ?Op.6-5
ジョーン・ロジャーズ(S)、ロジャー・ヴィニョールズ(P)
100曲を超える歌曲の中なら選りすぐられたロマンティックなチャイコフスキーの歌曲集。名ソプラノ、ジョーン・ロジャーズと歌曲伴奏の達人ロジャー・ヴィニョールズのコンビネーションが美しい旋律に花を添えます。CDA-66617からの移行再発売。
Prima Voce
NI-7868(1CDR)
マコーマック&クライスラー〜イン・リサイタル
パーキンス:ポートレート/ルルー:ナイル/バログ:古風なカプリース/モシュコフスキ:セレナータ/クライスラー:愛の喜び、子守歌、ウィーン奇想曲/ラフマニノフ:乙女よもう歌わないでおくれ/他
ジョン・マコーマック(T)、フリッツ・クライスラー(Vn)、他
録音:録音:1910年〜1924年
ニンバスのテクノロジーによって78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリーズ「プリマ・ヴォーチェ」は往年の名歌手たちの歌声を聴くことができる貴重な録音。アイルランドのテノール歌手マコーマックと巨匠クライスラーの共演盤。旧譜初案内。
※Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Halle
CDHLL-7520(2CDR)
エルガー:オラトリオ《ジェロンティアスの夢》Op.38
アリス・クート(Ms)、ポール・グローヴス(T)、ブリン・ターフェル(Br)、マーク・エルダー(指)ハレO&cho、ハレ少年cho
録音:2008年7月15日〜19日、マンチェスター・ブリッジウォーター・ホール
ハレOの自主レーベル"Halle"、復活!その第1弾は、エルガー・エディションの続編となる大作「ジェロンティアスの夢」。ニューマン枢機卿から贈られた詩を題材として作曲された「ジェロンティアスの夢」は、英国オラトリオの中でも最高傑作の1つに数えられています。バリトンのブリン・ターフェルやメゾのアリス・クートなど豪華キャストで贈る壮大な「ジェロンティアスの夢」で"Halle"レーベルが再スタートを切ます。
※流通再開となる"Halle"はレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。また旧譜に関しては、当面の間、通常のCDとCD-R盤が混在する可能性がございます。予めご了承下さい。
NEOS
NEOS-30806-08(3CD)
クリスマスの朝の祈り〜クリスマス聖日前夜のためのグレゴリオ聖歌集(近年発見された聖歌集)
ルペルト・フーバー(指)WDRケルン放送cho
録音:2007年12月
クリスマスに因んだグレゴリオ聖歌集。しかしNEOSからのグレゴリオ聖歌、普通であるわけがありません。現代音楽のスペシャリスト達によるグレゴリオ聖歌、これほど現代的な歌い方をしたグレゴリオ聖歌も珍しいでしょう。でも何より驚きなのが女声、男声共演による混声合唱版であることです。アンティフォナでは女性と男性が呼び交わしまでしています。近年新発見された楽譜による学術的にも貴重な録音の登場です。
Medici Arts
20-57308(DVD)
シューベルト:美しき水車小屋の娘D795
◆ボーナス…プレガルディエンへのインタビュー
クリストフ・プレガルディエン(T)、ミヒャエル・ゲース(P)
収録:2008年8月25日(ライヴ)モーツァルトザール(リーダーハレ、シュトゥットガルト)/PCMStereo,/DD5.1DTS5.1/字幕:独、英、仏、西(言語:独)/本編:78'/ボーナス:26'
2008年夏に行われた名テノール、プレガルディエンのリートの夕べの映像。ピアニストは長年プレガルディエンとコンビを組んでいるミヒャエル・ゲース。ここに傑作歌曲「美しき水車小屋の娘」の名演が誕生しました。客席全員がプレガルディエンの醸し出す雰囲気に飲み込まれ、独特の緊張感が漂うコンサート。随所に見える驚きが、豊かな色彩と新鮮な音世界を作り出しています。長年プレガルディエンと音楽を共にしているミヒャエル・ゲースの好演も聴き逃せません。2人が奏でる濃密な音楽世界にずっぷり聴き浸ることが出来ます。また真っ暗に照明を落とし、2人に光が照らされる美しい舞台も見どころです。   (Ki)
Glossa
GCD-921525(1CD)
ヘンデル:イタリアン・カンタータ集Vol.5
ヘンデル:カンタータ《クローリ、ティルシとフィレーノ》HWV.96
ロベルタ・インヴェルニッツィ(S)、イェツァベル・アリアス・フェルナンデス(S)、ロミーナ・バッソ(A)、ファビオ・ボニッツォーニ(指&チェンバロ)、アンサンブル・リゾナンサ
録音:2008年6月、サン・ミッシェル・アン・ティエラシュ修道院(フランス)
ヘンデルのイタリア滞在時代(1706年〜1710年)に作曲された100曲にも及ぶ"カンタータ"の中から、器楽伴奏が付いた約30曲を選りすぐりレコーディングを行うグロッサの"ヘンデル・イタリアン・カンタータ集"。最新作の第5集には、イタリア時代のヘンデルの有力なパトロンの1人だったフランチェスコ・ルスポーリ侯爵のローマ宮殿に招かれた1707年に作曲が行われたと伝わるカンタータ「クローリ、ティルシとフィレーノ(忠実な心)」HWV.96を収録。3人のソリストを必要とするカンタータ「クローリ、ティルシとフィレーノ」は、"器楽伴奏付きカンタータ"でありながら、小規模の"オペラ"に近い規模を持ったイタリア時代の傑作の1つです。ソリストには、第1集&第2集以来の登場となるソプラノのロベルタ・インヴェルニッツィ、キューバ生まれのソプラノ歌手イェツァベル・アリアス・フェルナンデス、イタリアのメゾ・ソプラノ、ロミーナ・バッソという人気、実力ともに今が旬の古楽の名手たちが集結。
Caprice
CAP-21813(1CD)
エリク・エリクソン室内合唱団〜トレジャース
ブリテン:神聖と世俗Op.91(録音:1979年5月15日)/エドルンド:2つの詩(録音:1971年4月17日)/マーラー:私はこの世から姿を消した(録音:2008年2月23日)/イェンネフェルト&サンドストレム:ただひととき(録音:1991年3月19日)/ダニエル=ルシュール:雅歌(録音:1987年6月3日)/シェーンベルク:地上の平和Op.13(録音:1988年10月23日)
エリク・エリクソン(指)エリク・エリクソン室内cho
1918年に北欧のスウェーデンに降り立った"合唱の神様"エリク・エリクソン。スウェーデン放送合唱団、エリク・エリクソン室内合唱団、オルフェイ・ドレンガルなどの名門合唱団を育て上げ、新たな合唱レパートリーの開拓、後進の育成など、エリク・エリクソンが合唱界にもたらした功績は計り知れません。2008年10月で90歳を迎えたエリク・エリクソン。自身の名前を冠するまさに手兵、エリク・エリクソン室内合唱団とのライヴ録音集には、ブリテンやマーラーからエドルンド、ダニエル=ルシュールなどエリク・エリクソンが開拓してきた豊富なレパートリーを収録。中でもマーラーは、2008年2月23日(89歳!)にストックホルムで行われた録音!合唱の神様"エリク・エリクソンとエリク・エリクソン室内合唱団がともに歩んだ合唱史に残る記録と言えるでしょう。
Caprice
CAP-21814(1CD)
スウェーデン放送合唱団〜トレジャース
レーガー:我が息は弱まりOp.110-1(録音:1973年4月26日)/エック:3つのフランス合唱曲(録音:1969年10月29日)/コダーイ:イエスと商人(録音:1975年3月21日)/セーデルマン:魂の歌(録音:1969年1月2日)/ブルックナー:アヴェ・マリア、キリストはおのれを低くして(録音:1975年3月21日)/レーガー:主の祈り(録音:1973年11月27日)
エリク・エリクソン(指)スウェーデン放送cho
1952年から1983年までの約30年間にわたって首席指揮者を務め、スウェーデン放送合唱団を北欧の名門から世界屈指の合唱団へとステップアップさせたエリク・エリクソン。スウェーデン放送合唱団単独での演奏はもちろんのこと、ベルリン・フィルとの共演に代表される別次元の美しき歌声は、エリク・エリクソンの存在があったからこそ。エリク・エリクソンの"合唱の神様"と呼ばれる卓越した手腕を、首席指揮者在任中のスウェーデン放送合唱団のハーモニーで聴ける歓び。北欧の合唱芸術の極み、ここにあり。
Onyx
ONYX-4041(1CD)
シューマン:ハイネ歌曲集
リーダークライスOp.24/哀れなペーターOp.53-3/2人の擲弾兵Op.49-1/海辺の夕暮れOp.45-3/憎しみ合う兄弟Op.49-2/ベルシャザル王Op.57/ミルテの花Op.25/悲劇Op.64-3/私の愛は輝くOp.127-3/君の頬を寄せたまえOp.142-2/あなたの顔はOp.127-2/ぼくの馬車はゆるやかにOp.142-4
フローリアン・ベッシュ(Br)、マルコム・マルティヌー(P)
ベッシュは、2003年にチューリッヒ歌劇場で本格的なオペラ・デビューを果たし、既にアバド、ビシュコフ、アーノンクール、ヘレヴェッヘといった大物指揮者と共演を重ねるなど急速なスピードでキャリアを積み上げています。また師であるロベルト・ホル直伝のリート演奏が脚光を浴びており、リートの新たな歌い手として名乗りを上げた注目のバリトン歌手です。
CARUS
CARUS-83-243(3SACD)
ヘンデル:オラトリオ「サウル」
D ヨルック・フェリックス・スペール、ティム・ミード、マクシミリアン・シュミット、ディッテ・アンデルセン、アンナ・プロハスカ、ハンス・クリストフ・ラーデマン(指)ドレスデン・バロックO、ドレスデン室内cho
録音:2008年7月11/12日 ドレスデンでのライヴ
旧約聖書サムエル記の「サウルとダビデ」の物語を題材にした劇的な内容を持つ英語で歌われるオラトリオです。ラーデマンの丁寧な音作りは、見通しの良い構成感が特徴的な正統派の演奏。

HUNGAROTON
HCD-32596(1CD)
M・ハイドン:聖週間のためのレスポンソリウム集MH276−278(1778)
聖木曜日/聖金曜日/聖土曜日(※ラテン語歌唱)
パーセルcho、オルフェオ・オーケストラのメンバー(ピリオド楽器使用)、バーリント・マロート(Vc)、ジェルジ・ヤンジョー(Cb)、レヴェンテ・ジェンジェッシ(Org)、ジェルジ・ヴァシェギ(指)
録音:2008年4月22-24日、27-28日フンガロトン、スタジオ
世界初録音で注目を集めるシリーズの最新作。ローマ・カトリックの典礼で歌われるレスポンソリウムは、「応唱」と訳されるように、もともとは先唱者に呼応して短い句を会衆が唱えるというスタイルがその始まり。やがて時代が下るなかで膨大な作品が残され、16世紀後半のビクトリアやインジェニェーリ、ジェズアルド、18世紀中葉のヨンメッリ、ゼレンカが、旋律と高度の芸術性を加えて独立した宗教曲へと発展させてゆきます。そして、この流れに連なるのが、“ザルツブルクのハイドン”とも呼ばれ、18世紀後期に活躍した宗教音楽の大家ミヒャエル・ハイドン。このアルバムにはア・カペラ、オルガン伴奏つきの合唱、そしてオルガンとヴィオローネ伴奏つきの合唱という3つの版、全部で27のレスポンソリウムを収められ、パレストリーナを模倣した厳かで格調高い古様式(Stileantico)による声楽の扱いが秀逸のきわみ。こころ静かに深く沁み渡ります。   (Ki)
HUNGAROTON
HCD-32335(1CD)
レスピーギとライタの合唱曲
@レスピーギ:主の降誕への讃歌(1930)
Aラースロー・ライタ:その歌はどこへ行ってしまったの?Op.32(1940)〜無伴奏混声合唱のための
B同:T夕べの対話Op.16(1932).無伴奏混声合唱のための
C同:U.山岳民族Op.16(1932).無伴奏混声合唱のための
D同:2つの合唱曲Op.23(1936)よりシャンソン
E同:2つの合唱曲Op.23よりロンデル
@トゥンデ・サボーキ(S)、エヴァ・ラクス(A)、ティモシー・ベンチ(T)、Dアンドレア・モルナール、マールタ・ステファニク、アンドレア・バラート・ナジ(S)、
@室内アンサンブルカタリン・ロージャ、ヴィクトーリア・ドムヤーン(Fl)、ハイナルカ・キシュ、ガーボル・ビチュケイ(Ob)、ヨージェフ・ヴィターニ、クラーラ・クバッシ(Fg)、ラースロー・グリュンヴァルト(Perc)、シャーンドル・ラク、シャーラ・アポストル(P)、
@ペーテル・エルデイ、A-Dイシュトヴァーン・エッラ(指)、デブレツェン・コダーイcho[歌唱:@イタリア語・A-Cハンガリー語歌唱・Dフランス語]
録音:@2004年9月15-16日A-E2008年6月9-12日デブレツェン、デーリ・ミュージアムコダーイの混声合唱曲シリーズでおなじみ、ハンガリーきっての精鋭コーラスによる最新アルバム。「ローマ三部作」を経て、レスピーギが書いたのはクリスマスを題材にした田園劇の性格をもつカンタータ。独唱者が天使(ソプラノ)、マリア(コントラルト)、羊飼い(テノール)をそれぞれ担い、マドリガル風の合唱、モンテヴェルディ様式のアリオーソ、グレゴリオ聖歌などおおくの特徴がみられます。いっぽうのライタは、バルトークやコダーイと共同で民謡の録音や研究をおこなった経緯があるものの、民俗色に染まりきらずフランスやラテンの文化にも重要性を見出しているところがユニーク。ここに収められたものはどれも珍品の部類に属する作品といえますが、合唱学習者にとってライタはなかでも貴重といえるでしょう。なお、レスピーギはヤーコポーネ・ダ・トーディの詩、ライタではOp.16と最後の無伴奏合唱作品であるOp.32が、ともにラヨシュ・アープリの詩に拠り、緩−急と対照的な性格をもつOp.23はシャルル・ドルレアンの詩によるものとなっています。   (Ki)
HUNGAROTON
HCD-32571(1CD)(1CD)
ハンガリー近現代の声楽曲
@ジェルジ・オルバーン:マニフィカト
Aペーテル・トート:大ハンガリーの女王のための讃歌
Bコダーイ:わたしの心は痛む(1917)、Cカールロー村の対舞(1950)
[歌唱;@Aラテン語・BCハンガリー語]
@イルディコー・チェルナ(S)、ジュジャ・エレケシュ(Org)、ゼーノー・ラーング(Perc)、
@Bアンドレア・メラート(Ms)、BCアーグネシュ・サカーイ(ツィンバロン)、Cオルショヤ・サカーイ(ツィンバロン)、ブダペスト・エトヴェシュ・ロラーンド大学、ガーボル・バロシュ(指)ベーラ・バルトークcho&大学O
録音:2008年4月、5月フンガロトン・スタジオ
大御所オルバーンによるマニフィカトは、大作「クリスマス・オラトリオ」(HCD.32546)以前に書かれたもので、ハンガリー語の聖ルカ福音書によるおなじみのカンティクル。現在のラテン語版は8楽章構成で、演奏時間30分ほど。起伏に富み、静謐な美しさにもあふれています。トートの作品は2007年11月に当大学アンサンブルの依頼によって書かれたもの。前衛色とは無縁でシンプルでたいへんわかり易い内容です。音楽が進むに連れて、テクスチュアは次第に厚みを増してゆきます。4声の合唱と弦5部という編成。民俗楽器ツィンバロンの採用がユニークなコダーイの2曲は、ジプシーバンドに興味を示したあとがうかがえます。1957年に設立され半世紀以上の歴史を誇る大学オケと、バルトーク家の許しを得てその名を冠して活動する学生コーラスによる演奏は、アマチュア離れした出来栄え。ブダペストの春音楽祭の常連であるかれらは、共通の創設者でもあり、以来監督を務めるバロシュのもと、2度のアメリカ・ツアーを含む海外楽旅も回数を重ね、すでにHUNGAROTONにいくつものアルバムを発表しています。合唱大国ハンガリーを象徴する合唱関係者注目のアルバムといえるでしょう。   (Ki)
Cybele
SACD-860.501(1SACD)
ツィンマーマン:若い詩人のためのレクイエム
クラウディア・ブラインスキー(S)、デイヴィット・ピットマン=ジェニングス(Br)、ベルンハルト・コンタルスキー(指)オランダ・シンフォニア、ブルノ・チェコ・フィルハーモニック合唱団、スロヴァキア・フィルハーモニック合唱団、エウロパ・コール・アカデミー、エリク・ヴロイマンス・クィンテット、ヤン・ハーゲ(Org)、ジョアン・ラファエル(電子楽器)
20世紀オペラの最高傑作とも呼ばれる「軍人たち」の作曲者、ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918−1970)が拳銃自殺で命を落とす前年に完成させた超大作にして問題作、「若い詩人のためのレクイエム」の新録音がいよいよ登場!演奏にはオーケストラ、3つの合唱団、ソプラノ、バリトン、ジャズ・クィンテット、オルガン、電子楽器、テープという250人を超える巨大編成を必要とするツィンマーマンの「レクイエム」。テキストにはマヤコフスキーの詩が随所で用いられており、テープからは、ヨハネ12世、毛沢東、イムレ・ナジ、ヒトラー、スターリン、チャーチル、チェンバレン、ジョイス、ウィトゲンシュタインなどの肉声が流れ、ベートーヴェンの「交響曲第9番」第4楽章の冒頭部分、ビートルズの「ヘイ・ジュード」が突如現れるなど、巨大な編成が次々と繰り広げるカオスの世界にただただ呆然とするしかありません。無秩序が作品全体を支配しているのかと思いきや、この構成はツィンマーマンによって全て計算されたものだというのだから恐れ入ります(ブックレットに記載あり)。
Elger Edition
EECD-006-7(2CD)
エルガー:オラトリオ《ジェロンティアスの夢》Op.38(ドイツ語歌唱版)
ユリウス・パツァーク(T)、イラ・マラニウク(Ms)、ロードヴィヒ・ヴェルター(Bs-Br)、ハンス・スワロフスキー(指)オーストリアRSO&cho
録音:1960年1月2日〜5日
レコード芸術2008年10月号の海外盤試聴記(291ページ)で紹介され、イギリス音楽ファンやヒストリカル・ファンの間で話題となっていた"ドイツ語版"の「ジェロンティアスの夢」。エルガーの結婚祝いとしてニューマン枢機卿から贈られた詩を題材としたオラトリオの"ドイツ語版"は、ドイツ初演を手懸けた指揮者ユリウス・ブーツの翻訳によるもの。エルガーの大作のもう1つの姿が鮮やかに蘇ります。
Rondeau
ROP-7005(1CD)
カンタータとモテット
J・S・バッハ:カンタータ第106番《神の時は最良の時なり》BWV.106/J・L・バッハ:Unsere Trubsal, die zeit ich und nicht ist/シェレ:ああ主よ、教えたまえ/J・バッハ:われわれの人生は影のごとし/J・S・バッハ:カンタータ第131番《深き淵から、主よ、汝に呼びかけん》BWV.131
イェルク・ブライディング(指)ハノーファー少年cho、ヒムリッシェ・ カントライ、バロックアンサンブル・ラルコ
1707年頃の若かりし大バッハが作曲したカンタータ2曲と、大バッハに縁のあるヨハン・ルートヴィヒ・バッハ、ヨハン・バッハ、ヨハン・シェレ(大バッハから2代前の聖トーマス教会のカントール)といった3人の音楽家たちの宗教音楽をハノーファー少年合唱団が歌います。ハインツ・ヘニッヒの跡を継ぎハノーファー少年合唱団の音楽監督に就任したイェルク・ブライディングの的確な指揮が、合唱団から落ち着きと厚みのあるハーモニーを引き出しています。
BIS
BISSA-1711(1SACD)
J.S.バッハ:カンタータ全集Vol.42
第72番「すべてはただ神の御心のままに」BWV72、第32番「いと尊きイエス、わが憧れよ」BWV32
第13番「わがため息、わが涙は」BWV13、第16番「主なる神よ、汝をわれらは讃えまつらん」BWV16
レイチェル・ニコルズ(S) ロビン・ブレイズ(A) ゲルト・テュルク(T)、ペーター・コーイ(Bs)、鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
カンタータ第42集は1726年新年顕現節のために作られた4篇。第32番など、どのオペラ作品も及ばない華やかさと美しさに息を呑むほど。声楽の充実ぶりはいつもの通りですが、今回は第16番でのホルン、13番での2本のリコーダーやオーボエ・ダ・カッチャの妙技も光ります。  (Ki)
Discmedi
DM-BOX31-02(3CD)
カレーラス、ポンス、アラガル3つの声

◆ホセ・カレーラスT'estim i t'estimare 【DM-4229-02】
  T'estim i t'estimare (Antoni Mus / Antoni Parera)
  Pais petit (Lluis Llach)
  Canco de Sants (Guillem d'Efak / Antoni Parera)
  Veles e vents (Ausias march / Raimon)
  Sota un cirerer florit (Joan Manuel Serrat)
  La meva ciutat (Josep Ma Andreu / Antoni Parera)
  Se'n va anar (Josep Ma Andreu / Lleo Borrell)
  Dia i nit (Night and Day- Cole Porter)(*)
  L'arbre (Josep Ma Andreu / Lleo Borell)
  Boig per tu (Carles Sabate / Pep Sala / Joan Cpadevila)
  Els vells amants (Joan Manuel Serrat)
  Com he fet sempre (My Way - Anka / Francois / Treyaux / Thibaut)(+)
 ダビド・ヒメネス・カレーラス(指)バルセロナSO/録音:2006年6月12-14日、バルセロナ、アウディトリ、2006年9−11月、バルセロナ、ポブレノウ、アリアンサ・カジノ劇場

◆ジュアン・ポンス友と歌う
オルテガ・モナステリオ:Escolta es vent、J・M・トマス:Aubada
リュイス・リャック:特別な愛(*)
民謡/デゼアード・メルカダル編曲:Sa Nuvia d'algendar
マヨルカ民謡/Ll・ビダル編曲:ナポリの都(+)
民謡/アントニ・ロス・マルバ編曲:6つのディヴェルティメント風歌曲
   Els fadrins de Sant Boi,El maridad,Muntanyes regalades(#),
   Els tres tambors,El ball de la civada,L'Hereu Riera
メノルカ民謡/マヌエル・カンプ編曲:ロゼタ夫人のロマンス(**)
カタルーニャ民謡/サルバド・ブロトンス編曲:漁師の歌
同/アントニ・ロス・マルバ編曲:海の静けさ(+)
同/ジュアン・アルベルト・アマルゴス編曲:アメリアの遺言
ビエル・マジョラル:幻想の歌(++)
カタルーニャ民謡/ジュアン・アルベルト・アマルゴス編曲:アラゴンの貴婦人
メノルカ民謡/サルバド・ブロトンス編曲:Son teus ullets
 ジュアン・ポンス(Br)、リュイス・リャック(歌(*))、ニーナ(歌(+))、ホセ・カレーラス(T)#、マリア・デル・マル・ボネート(歌(**))、ビエル・マジョラル(歌(++))、アントニ・ロス・マルバ(指)バルセロナSO、メノルカ大聖堂カペーリャ・ダビーディカ(合唱)/録音:サン・クガート・デル・バイェス・ホール/メノルカ島

◆ジャウメ・アラガル君への愛ゆえに−カタルーニャの歌【DM-725-02】
ジュゼプ・リバス:君の愛のために、アマデウ・ビベス:移民
アペレス・メストレス:居酒屋の歌、フェデリク・モンポウ:君の上には花ばかり
エンリク・モレーラ:ああ、マルガリーダ/デマーティの星/つばめ
トルドラ:サンタ・ルシアのロマンス/五月/見習い水夫の歌/別れの歌/小唄
シャビエ・モンサルバージェ:民謡の主題によるマドリガル(鳥の歌)
 ジャウメ・アラガル(T)、サルバド・ブロトンス(指)バルセロナSO
既発売盤のセット化。
H.M.F
HMU-807480(1SACD)
デュリュフレ:レクイエムOp.9(合唱、小管弦楽とオルガン版)、
顕現節の入祭唱への前奏曲Op.13、アンリ・ラボーの主題によるフーガ
グレゴリオ聖歌による4つのモテットOp.10、ジャン・ギャロンを讃えて、
瞑想曲、ミサ曲「クム・ユビロ」Op.11
ビル・アイヴス(指)オックスフォード・マグダレン・カレッジcho、エングリッシュ・シンフォニア
純にして高貴、心洗われる世界にファンも多いデュリュフレ。彼の美しいレクイエムをはじめとする宗教合唱曲と、オルガン独奏曲を集めたアルバム。イギリスの名門オックスフォード・マグダレン・カレッジ合唱団が中世的な癒しの世界を創りあげています。   (Ki)
H.M.F
HMC-901985(1CD)
リゲティ:ルクス・エテルナ(永遠の光)、ヘルダーリンによる3つの幻想曲、
無伴奏ヴィオラ・ソナタ〜第1,2,3楽章、
ロベルト・ヘッペナー:岩の(パウル・ツェラン詩)(全6曲)
ダニエル・ロイス(指)カペラ・アムステルダム、スザンヌ・ヴァン・エルス(Va)
リゲティの「ルクス・エテルナ(永遠の光)」は、キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」に使用され、リゲティの名を世界的にした作品。この曲が欲しいという映画ファンからの問い合わせも多いので大歓迎のリリースと申せましょう。それもフォル・ジュルネ等でおなじみ、評価の高いロイス率いるカペラ・アムステルダムによるので嬉しさ倍増。さらに「ヘルダーリンによる3つの幻想曲」や無伴奏ヴィオラソナタの冒頭3楽章まで、倒錯のリゲティ・ワールドにひたれます。   (Ki)
Signum Classics
SIGDVD-005(DVD)

SIGCD-150(1CD)
キングズ・シンガーズ〜ライヴ・アット・ザ・BBCプロムス
F・プーランク:フランスの歌/ジョン・マッケイブ:アメリカ砂漠の風景/クレマン・ジャヌカン:戦争/ラッスス:ダラスの市場で、毎夜私はあなたなしで床につき/ピエール・パスロー:うちの亭主はお人好し/ジョン・ウィリアム・ホッブス:フィリス我が喜び/伝承曲(ロヴァット編):リトル・グリーン・レーン/フランク・ブリッジ:ガチョウのひなたち/伝承曲(チルコット編):グリーンスリーヴス/伝承曲(ラングフォード編):樫とトリネコ/伝承曲(ローソン編):キジバト/伝承曲(ラングフォード編):ウィディコム・フェア/アーサー・サリヴァン:長い一日が終わる
キングズ・シンガーズ〔デイヴィッド・ハーリー(C.T)、ロビン・タイソン(C.T)、ポール・フェニックス(T)フィリップ・ローソン(Br)、クリストファー・ガビタス(Br)、スティーヴン・コノリー(Bs)〕
キングズ・シンガーズの結成40周年記念コンサートにもなったBBCプロムス2008、ロイヤル・アルバート・ホールでのライヴがCD&DVDの2フォーマットで同時に登場!このプロムスでは古くは伝承曲からのアレンジ、ラッスス、ジャヌカンからプーランク、そして新しくはマッケイブやブリッジなどが歌われており、キングズ・シンガーズの驚異的なレパートリーの広さはここでも健在!
※DVD-Videoにはメンバーのインタビュー、バイオグラフィーなどの特典映像を収録。◇DVDフォーマット〜カラー/16:9/DVD9/NTSC/ステレオ、5.1/収録時間約62分/メニュー原語:英語
Signum Classics
SIGCD-145(1CD)
ベートーヴェン:リートと歌曲Vol.2
あきらめWoO.149/星きらめく夕べの歌WoO.150/思い出WoO/残酷な女WoO.125/希望に寄すOp.32/山からの呼びかけWoO.147/悲嘆WoO.135/独りごとWoO.114/アデライーデOp.46/ゲーテの詩による3つの歌Op.83/遠くからの歌WoO.137/声高き嘆きWoO.135/生きる喜びOp.82-5/うずらの声WoO.129/希望に寄すOp.94(第2稿)/遥かなる恋人に寄す
ジョン・マーク・エインズリー(T)、イアン・バーンサイド(P)
アン・マレーとロデリック・ウィリアムスの歌声が記憶に新しいベートーヴェンの"リートと歌曲"シリーズの第2弾では、世界中からオファー殺到中のイギリス人テノール、ジョン・マーク・エインズリーが登場。その活躍は欧米のオペラハウスやレコーディングのみにとどまらず、ここ日本でも小澤征爾&サイトウ・キネンとのマタイ受難曲(J・S・バッハ)での名唱で株を上げています。エインズリーの艶やかで豊かな生命力を感じさせる歌声によるベートーヴェンがもたらす感動は、マレー&ウィリアムの第1集(SIGCD-139)を凌ぎます。
Signum Classics
SIGCD-144(1CD)
ビンガム:合唱作品集
遥か遠くの世界の輝き/羊飼いの暦/睡蓮/アイルランドのテネブレ/予測不可能、しかし幸運な/エイリアンの星の下で/アメリカ西部のゴースト・タウン
デイヴィッド・ヒル(指)、BBCシンガーズ、リチャード・ベンジャフィールド(Perc)、クリス・ブランニック(Perc)、イアン・ファーリントン(Org)、クリシア・オソストヴィツ(Vn)、オリヴィア・ロビンソン(S)
かつてBBCシンガーズのメンバーとして活躍していたイギリスの女流作曲家ジュディス・ビンガム(1952−)が、"作曲者"と"演奏者"という立場で古巣とのコラボレーションを実現させた合唱作品集。ウェストミンスター大聖堂聖歌隊などと幾多の名演を生んできた名匠デイヴィッド・ヒルが、こちらも英国屈指の合唱団BBCシンガーズのハーモニーを巧みにコントロール。近代的であり、時には神秘的、民族的でもあるビンガムの音楽の妙を愉しむことができる作品集です。
Signum Classics
SIGCD-151(1CD)
ハウエルズ:合唱とオルガンのための音楽
Thee Will I Love/Hills of the North/I Love All Beauteous Things/ミサ・アエディス/オルガンのための6つの小品/This World, my God, is held within your hand/Haec Dies/A Maid Peerless/Sweetest of Sweets/O Holy City, seen of John
トリスタン・ラッシャー(Org)、ジュディ・マーティン(指)、ダブリン・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊
教会音楽を含む多くの優れた合唱作品を作曲し、ヴォーン=ウィリアムズに通ずる手腕と作風の持ち主と評される20世紀イギリスの作曲家ハーバート・ハウエルズ(1892−1983)。フランシス・ポットの合唱作品集(SIGCD-080)を発表したダブリン最古の教会ダブリン・クライスト・チャーチの聖歌隊が、ミサと合唱作品、オルガン作品を組み合わせることにより、ハウエルズの音楽の魅力を見事にまとめています。

Acte Prealable
AP-0189(1CD)
ヴェルディ:歌曲集
亡命者(1839)/誘惑(1839)/乞食(1847)/ストルネッロ(1869)/6つのロマンス(1838)
6つのロマンス(1845)〜ジプシー女,乾杯
クリスティナ・ロルバフ(S)、エルジビェタ・ティシェツカ(P)
録音:2003年7月、ポーランド、ウーチ放送スタジオ
Acte Prealable
AP-0192(1CD)
レシェク・クワコフスキ(1955-):ミサ・ミゼリ・コルディス(2007)
マグダレナ・グルシュチンスカ=ヴォイトチャク(S)、ヴィエスワヴァ・マリシェフスカ(A)、
ピオトル・クシェヴィチ(T)、ピオトル・レンパ(Bs)、ユベントゥス・カンタンスcho、
P.S.M.IISt.cho、カコフォニアcho、シンタグマcho、ボフダン・ヤルモウォヴィチ(指)ポーランドPO「シンフォニア・バルティカ」
録音:2008年4月2日、ポーランド、スウプスク
前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世に捧げられた作品。
Acte Prealable
AP-0193(1CD)
ロムアルト・トファルドフスキ(1930-):金口イオアン聖体礼儀(聖ヨハネス・クリュソストモスの典礼)「キイフスカ」(2007)
ペトロ・フレコフ(Bs:先唱者)、ロマン・プフコ(T:司祭)、ミコラ・ホブディフ(指)室内合唱団「キエフ」
録音:2007年9月、ウクライナ、キエフ、三位一体教会
DHM
88697-388672(1CD)
ハイドン:オペラのための挿入アリア集
シンフォニア.ト長調(交響曲第81番Hob.I-81 より第1楽章)
アリア「言いたい人は言うがよい」Hob.XXIVb-8〔アンフォッシの「試練に遭うやきもち」への挿入曲〕
アリア「ばらに刺がなくなったら」Hob.XXIVb-3〔アンフォッシの「メティルデの再会」への挿入曲〕
アリア「あなたはご存じでいらっしゃる」Hob.XXIVb-7〔アンフォッシの「偽りの結婚」への挿入曲〕
アリア「私の一番いいところは」Hob.XXIVb-17〔チマローザの「金詰まりの興行師」への挿入曲〕*
アリア「女房の機嫌がいい時は」Hob.XXIVb-18〔チマローザの「ジャンニーナとベルナルドーネ」への挿入曲〕*
アリア「お嬢さん、ゆっくりお行きなさい」Hob.XXIVb-12〔P.グリエルミの「機知に富むクェーカー教徒の女」への挿入曲〕
アリア「アルチーナよ」Hob.XXIVb-9(1786)〔G.ガッザニーガの「アルチーナの島」への挿入曲〕
アリア「おお神よ、わが平安は失われました」Hob.XXIVb-19〔ガスマンの「職人の恋」への挿入曲〕
アリア「私は運命に見放された不幸な女」Hob.XXIVb-15〔チマローザの「2人の偽伯爵」への挿入曲〕
アリア「さあ、いい子にして」Hob.XXIVb-23*
アリア「情け深い人は」Hob.XXIVb-13〔F.ビアンキの「インドのアレクサンドロス大王」への挿入曲〕
アリア「薄幸な花嫁」Hob.XXIVb-2〔パイジェッロの「フラスカーティの女」への挿入曲〕
アリア「Son pietosa, son bonina」Hob.XXXII-1b*
ヌリア・リアル(S)、マルゴット・オイツィンガー(Ms)*、ミヒ・ガイック(指)オルフェオ・バロックO
【録音】 2008年9月9〜11日 ベルゲンランド、リスト・センター・コンサートホール
このアルバムでは、ハイドンの中でも大変珍しいアリア作品を収録しました。これらの作品(Hob.32b群)は、ハイドンが他の作曲家のオペラの追加挿入アリアとして作曲したものですが、実際はハイドンと長く付き合っていたエステルハージ家お抱えの歌手、ルイジャ・ポルツェッリのためにハイドンが作曲した作品と言われています。ヘンデルなどのバロック・オペラを中心として絶賛を浴びている美人ソプラノ歌手ヌリア・リアルが、クリスタルでクリアな美声とコロラトゥーラの絶品テクニックで、これらの超絶技巧のアリアをみごとに歌い上げます。
DHM
88697-281262(2CD)
ハイドン:オラトリオ「四季」  
ニコラウス・アーノンクール(指)ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、アルノルト・シェーンベルクcho、ジーニア・キューマイヤー(S)、ヴェルナー・ギューラ(T)、クリスティアン・ゲルハーヘル(Br)
録音:2007年6月28日〜7月2日、グラーツ、シュテファニエンザールでのライヴ
絶好調のアーノンクール新録音は、ハイドンの最高傑作「四季」。世界に衝撃を与えた初録音から20年、独唱・合唱ともに完璧な布陣で自然の移り変わりと創造主への感謝を描ききった渾身の名演。今回の「四季」は、アーノンクールにとっては1987年1月のウィーン交響楽団とのテルデック盤以来、ちょうど20年後の再録音となります。テルデック盤は、それまでバロック以前の音楽の専門家と思われていたアーノンクールが古典派以降の作曲家の作品に取り組み始めたごく最初期の演奏で、バロック的ともいうべきドラマティックな演奏解釈をウィーン響という通常のシンフォニー・オーケストラに持ち込んで新鮮な衝撃を与えた革命的な録音でした。それから20年、今度は創設以来半世紀以上を連れ添った理想のオーケストラ、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスを起用し、ゲルハーヘルをはじめ、ギューラ、キューマイヤーといった若手歌手を揃えて、円熟の巨匠が描く新たな「四季」。基本的な解釈は不変ながら、年月とともに幾重にも深まったアーノンクールの解釈は、どこから見ても完全無欠、まさに決定盤と呼ぶに相応しいものです。
Chandos
CHSA-5070(2SACD)
バーンスタイン:ミサ曲
クリスチャン・ヤルヴィ(指)ウィーン・トーンキュスラーO、ランダール・スカルラータ((Br)、アブソリュート・アンサンブル、コーラス・シネ・ノミネ、カンパニー・オヴ・ミュージック、テルツ少年cho
ベトナム戦争中という混迷の時代にワシントン・ケネディ・センターの?こけら落としのため、また自身が熱心に支持していたJ・F・ケネディ追悼のために委嘱されバーンスタインが作曲した超大作であると同時に、初演時には激しい論争の的ともなった「ミサ曲」。一般的な「ミサ曲」形式という範疇に収まらず、ロックやゴスペルなど様々な音楽の要素を併せ持ったバーンスタインの「ミサ曲」では、自身が音楽監督として率いてきたアブソリュート・アンサンブルでジャンルに縛られない活動を繰り広げてきたクリスチャン・ヤルヴィの才能爆発!近現代作品、特に大編成作品のタクト捌き、統率力は父ネーメ、兄パーヴォ以上という評価を受けてきたクリスチャン・ヤルヴィ。トーンキュスラー管、アブソリュート・アンサンブル、コーラス・シネ・ノミネ、テルツ少年合唱団などを総動員して展開されるバーンスタインの「ミサ曲」。
Timpani
1C-1156(1CD)
オーリック:歌曲集
アルファベット/燃える頬/3つの間奏曲/ポール・エリュアールの6つの詩
ソニア・ド・ボーフォル(Ms)、マルシャル・ドフォンテーヌ(T)、アラン・ジャコン(P)
オネゲル、ミヨー、プーランク、デュレ、タイユフェールと肩を並べた"フランス6人組"の1人、ジョルジュ・オーリック。バレエ音楽「フェードラ」と「画家とモデル」(1C 1090に収録)、数々の映画音楽など多くの傑作を遺した大家の"歌曲集"が復活!
(今回の移行再発売に伴い「1C 1049」は廃盤となります。)
Guild
GMCD-7325(1CD)
主に向かって喜ばしき声をあげよ
エルガー:詩篇第100番/スタンフォード:ユビラーテ・デオ/ハンフォース:詩篇第81番/バード:神に向かいて喜びもて歌え/マーシャル:詩篇第23番/L・バークリー:主は我が導師/ベアストー:詩篇第55番/メンデルスゾーン:主よ我が祈りを聞きたまえ/ゴス:詩篇第116番/ハーヴェイ:我が神を愛す/ロイド:詩篇第137番/パレストリーナ:バビロンの流れのほとりにて/シュッツ:バビロンの流れのほとりにて/ガレット:詩篇第29番/エルガー:主に帰せよ
チャールズ・ハリソン(Org)、アリク・プレンティス(指)リンカン大聖堂聖歌隊
グレインジャーの吹奏楽作品「リンカンシャーの花束」で知られるリンカンシャー州の由緒ある大聖堂、リンカン大聖堂の聖歌隊による教会合唱作品集。エルガーやスタンフォード、バークリーなどご当地イギリスの作曲家による合唱作品、パレストリーナとシュッツの「バビロン川のほとりにて」などプログラムも充実。
K617
K617-210(1SACD)
シギスムント・ノイコム(1778-1858):レクイエム、葬送行進曲、ミゼレーレ
ジャン=クロード・マルゴワール(指)ラ・グランド・エキュリ・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ(王室大厩舎・王宮付楽団)、カンターレユニオン・アンサンブル・ヴォーカル・ドゥ・ル・オーシャン・インディアン(インド洋声楽アンサンブル)
録音:2008 年7 月、公開録音
ノイコムは幼い頃からザルツブルクのオルガニストなどとして活躍。ハイドンの弟子でもあり、「天地創造」などの編曲を手がけ、その才能はハ イドンにも高く評価されました。ヨーロッパ中、そしてブラジルを旅した作曲家で、モーツァルトのレクイエムをブラジルの神父に依頼され補筆、 いわゆる「リオ・デ・ジャネイロ版」をのこした人物でもあります。ノイコムがこのレクイエムを作曲したのは1838 年のことでした。世界を旅し、 モーツァルトのレクイエムも探求しつくした末に生み出された「レクイエム」。男声合唱が活躍、そして厚めのブラス・アンサンブルやタムタムも 用いられており、暗さと荘重感に満ちています。インド系の人々の合唱団のパワーは圧倒的です。価値ある貴重な名演、名録音となっております。   (Ki)
QUERSTAND
VKJK-0803(1CD)
メイド・イン・ライプツィヒ
ヴァイスマン:詩篇第23番「主は我が良き羊飼い」、
レーガー:人はただ少しばかりの時を生きて耐え抜く、朝の歌、夜の歌、聖母様の夢、十字軍の歌、アニュス・デイ、私たちは神を信じる、
メンデルスゾーン:私の心は神を主を崇める、
ディストラー:主に新しい歌を歌え、真に彼は我々の病を負った、私が我が家に居たなら
カルムス・アンサンブル・ライプツィヒ[アニャ・リプフェルト(S),セバスティアン・クラウゼ(C.T),トビアス・ペヘ(T),ルートヴィヒ・ベーメ(Br),ヨエ・レースラー(Bs)]
録音:2007年11月,2008年9月
レーガーの宗教声楽作品を中心とした、マニアックな選曲のアルバム。カルムス・アンサンブル・ライプツィヒは、1999年結成の声楽アンサンブル。
GENUIN
GEN-89138(1CD)
「美しい夜」〜男声合唱作品集
ヴォーン=ウィリアムズ:茂みといばら/リンデン・リー/キジバト/
シューベルト:美しい夜に D.903/セレナード D.920/現在の中の過去 D.710/夜の明かり D.892/
ジルヒャー:菩提樹/溌剌と歌う/ターラウのエンヒェン/ペルシャの夜の歌/さらば/遠くで/ローレライ/不実/
ナーゲル:指環/来ておくれ世界の慰めよ/美しい夜/プラハト:暁/
シューマン:谷に咲くバラ Op.65-1/トゥルベリ:麗しき水晶/アルヴェーン:海の夜明け
ヤン・シューマッハー(指)カメラータ・ムジカ・リンブルク
録音:2008年4月11-13日
様々な男声合唱作品を集めている。フリードリッヒ・ジルヒャー(1789-1860)は、「ローレライ」の作曲家として有名なドイツの作曲家。ヴィルヘルム・ナーゲル(1871-1955)はドイツの作曲家、指揮者。ロベルト・プラハト(1878-1961)は、カールスルーエを拠点として活躍した作曲家。その他、オット・フレードリク・トゥルベリ (1802-1853)や ヒューゴ・アルヴェーン(1872-1960)の作品も収録。カメラータ・ムジカ・リンブルクは1999年創立、ヤン・シューマッハーの指揮で活動しています。



ARTHAUS
A-102145(DVD)
ドヴォルザーク・チクルス第6集
レクイエムOp.89
ルチア・ポップ(S)/エヴァ・ランドーワ(Ms)/ヨゼフ・プロチュカ(T)/ペテル・ミクラシュ(Bs)、ペテル・アルトリヒテル(指)プラハSO&cho
収録時間:110分/音声:ステレオ2.0/ドルビー・デジタル5.1サラウンド/字幕:英語、独語、仏語、伊語/REGIONAll(Code:0)
大好評、ドヴォルザーク・チクルスの第6集です。今回はスターバト・マーテルと並ぶ大作、レクイエムです。ここで注目したいのが、ソリストたち、とりわけソプラノを歌うルチア・ポップでしょう。この映像が収録された年の11月に、54歳の若さで亡くなってしまった彼女の姿は涙なしに見ることは不可能です。恐らくこの時には、かなり辛かったのでは・・・と推測されますが、残された命の炎を燃やし尽くすかのように、最後まで神々しさを保ちこの大曲を歌いきっています。
TOCCATA
TOCC-0073(1CD)
トルミス:男声合唱のための作品集
アボリジニの歌/2 つの献身、横風/私たちの影(一度私たちが再現しよう)/Sampo の鍛造/監督とパガン/嵐の海のための呪文/男たちの歌(抜粋)/鉄の上の呪い
スヴァンホルム・シンガーズ、ソフィア・ソーダベルグ・エーバハート(指)、ヴェリヨ・トルミス(シャーマン・ドラム)
エストニア生まれの合唱音楽作曲家トルミス(1930-)の本領発揮と言った素晴らしい1 枚です。男たちの声の持つ、豪快さと力強さ、そしてほんのり香る色気などがバランスよく配置されたこれらの曲。どれもが息詰まるほどの緊張感と高揚感に満ち溢れています。冒頭の曲と最後の曲で聞こえてくるシャーマンドラムの音色にも注目。作曲家自身の手によるこの演奏は、まさに呪術と祈りの音。ついつい引き込まれてしまうでしょう。
Pproprius
PRCD-2045(1CD)
地球の人間
クヌート・ニューステット(1915-):私は平和をあなたがたに残し Op.43 No.2/叫び声をあげ(1955)
グリーグ:アヴェ・マリス・ステラ EG150
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1540-1611):おお、大いなる神秘
スヴェン=エーリク・ユーハンソン(1919-1997):地球の人間とは何だ?/思考/雨だれ/秋の葉
ヒルドル・ルンドヴィーク(1885-1951):ヴェルレーヌの気分で/花咲くアーモンドの木のように
オーケ・マルムフォシュ(1918-1951):枝垂れ柳、オスカル・リンドベリ(1887-1955):君の瞳は星のきらめき
ペーテル・ニューグレン:ざくろの香り
マッティン・バッゲ(1958-):小さなマドリガル/夕暮の二つの月/ぼくの妹の友だち、ラウリータへ/ぼくの妹、イザベリータへ/娘の耳の中に
トロン・クヴェルノ(1945-):聖体拝領のキャロル
ヘンニング・ソンメッロ(1955-):3つのグレゴリオの思い/アヴェ・マリア/見よ、乙女は身ごもって/天よ、露をしたたらせ
マッティン・ユンストランド:地に咲く花、オスカル・リンドベリ(1887-1955):聖霊降臨祭
スールヴィグ・オーグレーン(指)ステッラ(スールヴィグ・オーグレーン室内cho)
録音:スウェーデン、レンゲブルー、イェーンブオース、テュスリンゲの教会
スールヴィグ・オーグレーン率いる室内合唱団ステッラのセカンドアルバム。ルネサンスから現代まで幅広いレパートリーから、「ヨハネによる福音書」、「イザヤ書」、「雅歌」にテクストを求めた宗教的内容の曲、ガルシア・ロルカの詩による歌を中心とするプログラム。本拠とするオレブルー大学のペーテル・ニューグレンマッティン・ユンストランド Martin Junstrand の曲も歌われています。

Relief
CR-8002(1CD)
オネゲル:交響的詩篇「ダビデ王」(ドイツ語歌唱)
エルフリーデ・トレチェル(S)、ロレ・フィッシャー(A)、ワルター・ルートヴィヒ(T)、ジークマール・シュナイダー(Bs)、フェレンツ・フリッチャイ(指)RIAS響,RIAS室内cho,聖ヘドヴィヒ大聖堂聖歌隊
録音:1952年9月29日,10月1日
フリッチャイ指揮のオネゲル「ダビデ王」は、放送録音の存在は知られていたものの、今回初めて音盤化されます。ノーツによると、フリッチャイは1952年9月のベルリン祝祭週間でこの作品を2回上演、その直後にRIASのために放送録音を行ったそうです。若き日のフリッチャイらしいピリリとした味が作品にピタリです。改訂稿を使用し、歌詞と台詞はドイツ語訳を用いています。   (Ki)
Relief
CR-8001(2CD)
ヘンデル:「メサイア」(ドイツ語歌唱)
アニー・シュレム(S)、ロレ・フィッシャー(A)、ルドルフ・ショック(T)、クルト・ベーメ(Bs)、ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)ケルンRSO,ケルンNWDR合唱団,ハンブルクNWDR合唱団
録音:1953年12月6日
ハンス・シュミット=イッセルシュテットが指揮したヘンデルの「メサイア」全曲、初出です。S-Iらしい、誠実な音楽作りが「メサイア」にピタリとあっています。しかもアニー・シュレム、ロレ・フィッシャー、ルドルフ・ショック、クルト・ベーメと、1950年代の名歌手四人が参加しています。   (Ki)
LSO Live
LSO-0671(2SACD)
ジェイムズ・マクミラン:聖ヨハネ受難曲(世界初演) *英語とラテン語による歌唱
クリストファー・モルトマン(Brキリスト)、ロンドン交響cho(合唱指揮;ジョセフ・カレン)、サー・コリン・デイヴィス(指)LSO
録音:2008年4月27日ロンドン、バービカンセンター(ライヴ)
楽団のプレジデント、デイヴィスによるLSOLive最新アルバムは、マクミランの「聖ヨハネ受難曲」世界初演ライヴ。2007/08のシーズンに80歳の誕生日を迎えるデイヴィスのためにLSOによって、ロイヤル・コンセルトへボウ管(ベイヌム財団)、ボストン響そしてベルリン放送合唱団と共同で、マクミランに委嘱された完全新作です。「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」(1993)を完成して以来、マクミランが避けては通れない次のステップとしてつねに意識し、その構想を暖めてきたという「聖ヨハネ受難曲」。全曲は2部構成で10の楽章からなり、第1楽章「キリストの逮捕」から第9楽章「キリストの死」までがソリストと合唱とを伴う形で進み、フィナーレSanctusImmortalis,misererenobisはオーケストラのみで演奏されます。また、テキストには英語による改訂標準訳聖書、そしてウルガータ(カトリックの標準ラテン語訳聖書)が採用されています。「ヨハネ受難曲」と聞いてまず誰しも連想するのがJ.S.バッハのそれでしょう。ここで特徴的なのが、バッハでのエヴァンゲリストに替えて、福音書の物語の進行役として14名編成の室内合唱(NarratorChorus)を、聖ペテロやピラトそのほかの役を担うメイン・コーラスとは別に置いていること。実演までの限られた時間とキャスト面の制約からマクミランが生み出したこのアイデアは、結果として上演のスピードアップに効果的でした。1959年生まれでグラスゴー在住、自身敬虔なカトリックであるマクミランは、社会主義とスコットランドへの愛国心に深く根ざした作風で知られ、これまでにメッセージ性の強い作品を数多く発表してきました。ここで、モルトマン演じるキリストに怒りと恨みに満ちた、仰仰しく雄弁な一節を大きく踏み込んで語らせていることでもあきらかなように、マクミランのオリジナリティは、キリストを、従順に運命を受け容れ十字架に向かう救世主ではなく、自分を苛む人の愚かさに対して罵るすさまじい反抗者として描いているところにも顕れています。このバリトンを含む声楽がすべての要といえるこの作品で、合唱を司るのはロンドン交響合唱団のジョセフ・カレン。マクミランの作品に造詣も深く、作曲者と創作初期の段階から綿密なやり取りを交わし周到に稽古を重ねてきたかれの力なくして、初演の成功が望めなかったことは疑いありません。そして、いうまでもなく、2007年11月にようやく書き下ろされたばかりの新作を献呈され、80歳を迎えたシーズンの総決算ともいうべき初演に臨んだデイヴィスの意気込みも忘れるわけにはゆきません。絶大な信頼を寄せる巨匠のもと、カーマイン・ラウリ、レノックス・マッケンジー、デイヴィッド・アルバーマンら、3人のヴァイオリニストの精妙なソロに象徴されるLSOのアンサンブルは一時間半を越える長丁場も乱れることなく、エネルギーも決して衰えなかったと伝えられています。時おり黙示録的なほとばしりを見せ、攻撃的に耳をつんざくファンファーレが鳴り渡ることはあれど、マクミラン作品の常として、小型の室内オルガンつきのオーケストラは一貫して抑制されたひびき。なかでもワーグナーの「パルジファル」第3幕を思わせるフィナーレはピュアで深遠なる美しさに吸い込まれそうになるほど。「カンタベリー大司教がスタンディングオベイションの口火を切るのを目撃することなど滅多にありません。けれども、ローワン・ウィリアムズ大司教は先週バービカンで、ジェイムズ・マクミランが記念碑的な聖ヨハネ受難曲の世界初演ののち舞台に登場し礼をして拍手に答えたとき、真っ先に立ち上がったそのひとりでした。あきらかに、大司教は、偉大な新作がレパートリーに加わったという熱狂的な聴衆の見方を共有しました。」(オブザーバー紙)J.S.バッハの傑作からほぼ3世紀近くを経て、同時代の旗手マクミランによってあらたに誕生した21世紀の「聖ヨハネ受難曲」。コリン・デイヴィス80歳の誕生日の願いは十二分に叶えられ、さまざまな条件にも恵まれて、今後スタンダードと成り得ることを予感させる圧倒的な演奏内容といえるでしょう。   (Ki)
Ambroisie
AM-138(1CD)
シューベルト:プロメテウスD674、ガニュメートD544、自らの意志で沈みゆくD700、
タルタロスの群れD583、楽園D584、白鳥の歌D957(全14曲)
ディートリヒ・ヘンシェル(Br)、フリッツ・シュヴィングハマー(P)
録音:2007年10月
コントロールの行き届いた歌声、詩の内容を眼前に浮かび上がらせる、知性と伝達力に長けたヘンシェルによるシューベルトの登場。「白鳥の歌」はシューベルトの死後出版された歌曲集。当時これを「曲集」として出版した人物は、シューベルトの最期の歌曲としてこれらをまとめて出版することによって、利益が得られるとしか考えずに出版した、とされることもあります。しかし、ヘンシェルはこの演奏で「この考えに真っ向から立ち向かいたい」としています。ヘンシェルの演奏によって、この歌曲集は有機的なつながりを明確にもち、一人の人間の回想、思い出への感傷、そしてそれらの感傷の克服といった大きな物語となって立ち上ってきます。(Ki)
CARUS
27-076-99(1CD)
¥2520★
クリストフ・シェーンヘル:ミサ(テノール独唱、合唱と管弦楽の為の)
Oliver Holzen(T)、クリストフ・シェーンヘル(指)カペラ”NOVANTA"、インターナショナル合唱フェスティバル"C.H.O.I.R"
クリストフ・シェーンヘル(Christoph Schonherr 1952- ドイツ)現代ドイツの作曲家。ハンブルク音楽大学で教鞭をとっています。シェーンヘルの作品の特徴である、ジャズとオリエンタル音楽とクラシック音楽の融合が顕著に現れ、多分にムード音楽的ですが、全体的にとても聴きやすい作品と成っています。
CARUS
83-217(1SACD)
メンデルスゾーン:合唱曲集
詩篇95番「さあ、主に向かって礼拝しよう」 op.46
カンタータ「ああ神よ、御空より見下ろしたまえ」
賛歌「おお主よ、われを助けたまえ」 op.96
詩篇98番「新しき歌を主に向かって歌え」 op.91
「主なる神よ、われら汝を讃えん:Herr Gott, dich loben wir」
アンドレア・L・ブラウン(S)、モニカ・グローブ(A)、ヴェルナー・ギューラ(T)、ミヒャエル・フォレ(Bs)、フリーダー・ベルニウス(指)ドイツ室内フィル・ブレーメン、シュトゥツトガルト室内cho
録音:2008年6月2-7日
CARUS
83-422(3SACD)
ヘンデル:オラトリオ「エフタ」
マルクス・シェーファー(T)、ミリアム・メイヤー(S)、ブリッタ・シュヴァルツ(A)、Matthias Grunert(指)ドレスデン・バロックO、フラウエン教会室内cho
録音:2008年6月22-28日ドレスデン・フラウエン教会でのライヴ
Hyperion
CDA-67667(1CD)
R・シュトラウス:歌曲全集Vol.4
マドリガルOp.15-1/冬の夜Op.15-2/苦悩の讃歌Op.15-3/悲しみの歌からOp.15-4/帰郷Op.15-5/静かな散歩Op.31-4/労働者Op.39-3/わが子への歌Op.39-5/岸辺にてOp.41-3/ひそやかな歌Op.41-5/詩人の夕べの散歩Op.47-2/石切り人の歌Op.49-4/見つけた花Op.56-1/あなたの青い瞳でOp.56-4/夜ふけの船でOp.56-3/近づく老年Op.87-1/創造と生命を与えることOp.87-2/もはやそれ以上はOp.87-3/陽の光の中にOp.87-4
クリストファー・マルトマン(Br)、アラステア・マイルズ(Bs)、ロジャー・ヴィニョールズ(P)
クリスティーネ・ブリューワー(Vol.1)、アンネ・シュヴァネヴィルムス(Vol.2)、アンドルー・ケネディ(Vol.3)といった実力者たちに続き第4集を歌うのは、イギリス期待のバリトン歌手クリストファー・マルトマン!コヴェント・ガーデン王立歌劇場、メトロポリタン・オペラ、バイエルン州立歌劇場などでのオペラ出演や世界各地でのリサイタルが称賛を受けており、そのスタイリッシュな歌声への注目度は日増しに高まりを見せています
ハイペリオンからのリリースでは、シューベルト歌曲集、フォーレ歌曲集、ドビュッシー歌曲集などに参加しており、録音面での実績も抜群!
Omnibus Classicas
CC-5001(1CD)
クリス・ウィリアムズ:ツナミ・レクイエム/金管五重奏のための《マラバール》/コロマンデル海岸の歌
ジェイムズ・ギルクリスト(T)、グレアム・ウィリィ(指)イングリッシュ・フィルハーモニア&cho、エルサム・カレッジcho、イングリッシュ・ブラス
録音:2008年5月12日、ロンドン・フェスティヴァル・ホールでのライヴ録音
クラシックのオーケストラ、室内楽、コンテンポラリーの新作、ジャズ、ワールド・ミュージックのライヴ録音をリリースする新レーベル"オムニバス・クラシックス(Omnibus Classics)"がスタートします。リリース第1弾は、ベアフォード・アーツ・センターのミュージシャン・イン・レジデンスなどを歴任したイギリスの作曲家クリス・ウィリアムズの作品集。2004年に起きたスマトラ沖大地震と大津波で命を落とした人々への鎮魂歌として作曲された「ツナミ・レクイエム」の荘厳で哀しきな響きが胸を打ちます。
Prima Voce
NI-7871(1CDR)
キルステン・フラグスタート(1895−1962)〜イン・ソングス
ベートーヴェン:自然における神の栄光Op.48-4、君を愛す/R・シュトラウス:あなたの眼差しが私を見た時からOp.17-1、万霊節Op.10-8、ツェツィーリエOp.27-2/アルネス:Lykken Mellem To Mennesker/グリーグ:波に揺れる小舟、連作《山の娘》/他
キルステン・フラグスタート(S)、エドウィン・アクアーサー(P)
録音:1936年〜1940年
ニンバスのテクノロジーによって78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリーズ「プリマ・ヴォーチェ」は往年の名歌手たちの歌声を聴くことができる貴重な録音。20世紀ノルウェーの偉大なるワーグナー歌手キルステン・フラグスタートが歌うドイツ・リートと北欧の歌曲。未案内旧譜。
※Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Prima Voce
NI-7870(1CDR)
ティト・スキーパ(1888−1965)〜イン・ソングス
スカルラッティ:私は悩みに満ちて、すみれ、私は心に感じる/ヘンデル:オンブラ・マイ・フ/グルック:歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》より/リスト:愛の夢/他
ティト・スキーパ(T)、様々なアーティスト
録音:1926年〜1939年
イタリアの大テノール、ティト・スキーパの歌曲集。「オンブラ・マイ・フ」などの感動的な歌声は今も色褪せません。未案内旧譜。
※Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
CARUS
83-423(2CD)
ヘンデル:オラトリオ「エジプトのイスラエル」
ホルガー・スペック(指)ラスタット・ヴォーカル・アンサンブル、古楽アンサンブル
録音:2008年6/9月22-28日
ARS Produktion
ARS-38472(1CD)
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:初期のフランス語歌曲集(ギター伴奏)
コルテスのセレナード/私の愛する唯一のもの/ゾレード/愛し合う二人の岩
友情/クロディーヌのロマンス/ガラテーのロマンス/セレスティーヌのロマンス
羊飼いたちの歌/ネモラン/万事休す/イジドール/アンネット/ネモラン II
無用な逃走/それは涙/私の心はため息をつく/泉のほとりで
デュオ・アルカディー[アンネ=リーザ・ナタン(Ms)、ウルリケ・メルク(G)]
録音:2008年7月1-4日、ドイツ、ネフィゲス改革派教区、市立教会
ARS Produktion
ARS-38706(2CD)
歌唱の伝説 Vol.6
ハイドン:オラトリオ「四季」
エルフリーデ・トレッチェル(S)、ヴァルター・ルートヴィヒ(T)、ヨーゼフ・グラインドル(Bs)、
フェレンツ・フリッチャイ(指)ペルリンRIAS響&室内cho、ベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂cho
録音:1952年

2L
2L-56SACD(1SACD)
ヴィヴァルディ:カンタータと協奏曲
カンタータ「ため息をついて何になろう」RV679(ソプラノ、2つのヴァイオリン、ヴィオラとバッソのための)、
カンタータ「蝶々は光の中をさまよい」RV660(ソプラノと通奏低音のための)、
バスーン協奏曲ホ短調RV484、
カンタータ「心なく生きるも」RV664(ソプラノと通奏低音のための)、
リコーダー協奏曲ハ短調RV441、
カンタータ「疑惑の陰に」RV678(ソプラノ、フラウトトラヴェルソと通奏低音のための)
バロッカネルネ、トゥーネ・ヴィーク(S) ペール・ハンニスダール(Fg) アレクサンドラ・オプサール(A-rec)
録音:2008年4月 ヤール教会(ベールム、ノルウェー)
初めてのソロアルバム<このうえなく甘いため息>(2L19)がノルウェー国内とヨーロッパの新聞と雑誌から高く評価されたソプラノ、トゥーネ・ヴィークが、ピリオド楽器アンサンブルのバロッカネルネと共演するヴィヴァルディの魅力的なカンタータと協奏曲のコレクション。「18世紀ヴェネツィア。そこはハリウッドとラスヴェガスの交わるところ。ヨーロッパ中の暇を持て余した人々が訪れ、正体を仮面の奥に隠しながらコンメディア・デッラルテの見せかけの世界に身を投じる」(2L56SACD) 芝居じみた美しさに憧れたヴェネツィアの人たちを思い、アルバムのタイトルは<ベレッツァ・クルデール(むごい美しさ)>。  (Ki)
Passacaille
assacaille-948(1CD)
スウェルツ:ヘンリー8世の6人の妻たち
フランダース・リコーダー四重奏団、パトリック・ファン・フーテム(C.T)
フランダース・リコーダー四重奏団が描く悲劇の王妃たちの人生。1987年の結成から約20年。世界最高峰のリコーダー・アンサンブルとしての地位を築き上げてきたフランダース・リコーダー四重奏団が、ベルギーのレーベルからベルギーの作曲家の作品集をリリース!吹奏楽作品の作曲家としても知られるベルギーの作曲家ピート・スウェルツ(1960−)が音楽で描くのは、イギリス絶対王政の象徴、ヘンリー8世の6人の妻たちがたどった悲劇の人生。アラゴン、ブーリン、シーモア、クレーヴズ、ハワード、パーと名付けられた6つのセクションでは、6人の妻それぞれの王妃としての絶頂時代から悲劇的な最期までが、フランダース・リコーダー四重奏団の一糸乱れぬ超絶のアンサンブルで描写されています。またリコーダー演奏の合間に時折響くカウンターテナー、ファン・フーテムの儚い歌声が最後のピースとして作品、演奏を完成へと導きます。
Naive
OP-30480[NA](1CD)
ヴィヴァルディ〜「新発見」
アリア「Se lento ancora il fulmine まだ光が遅いなら」
協奏曲ト短調RV478a(2 つのヴァイオリン、チェロ、弦と通奏低音のための)
ソナタ ト短調RV806(フラウト・ドリットと通奏低音のための)
モテット「Vos invito 私はあなたを喚ぶ」(アルト、弦と通奏低音のための)
ソナタ ニ長調RV798(ヴァイオリン、通奏低音のための)
協奏曲 ト短調(オーボエ、チェロ、弦と通奏低音のための)
アリアRV749.32「Se fide quanto belle 星よ、おまえたちが美しいのと同じくらいに誠実ならば」
ソナタ ニ長調RV810
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指)モード・アンティコ、ロミーナ・バッソ(Ms)、パオロ・パッラストリ(Ob)、エンリコ・カサッツァ(Vn)、ベッティーナ・ホフマン(Vc)
録音:2008年5月
サルデッリが2007年に発見したヴィヴァルディの作品集。サルデッリは膨大な資料にあたり、これらがヴィヴァルディの真作であるこ とを証明。新たなRV番号つきヴィヴァルディ作品の誕生、そして録音のはこびと相成りました。サルデッリは、これらの作品は、ヴィヴァ ルディの未発掘作品群の氷山の一角に過ぎず、いたるところにまだまだ解明されるべき資料が散在していると言っています。この録音の目玉のひとつであるモテットは、アッシジの図書館にのこされていた楽譜のもので、ヴィヴァルディ自身も1712、1713 年に 演奏したもの。超絶技巧のパッセージが散りばめられた楽章、しっとりとしたレチタティーヴォとアリアをはさみ、最後は極端に音域の 広い「アレルヤ」で華やかに幕を閉じます。ほかにもヴィヴァルディ・ファンならずとも興味をそそられる作品ばかり。ヴィヴァルディ のさらなる作品発掘に期待したいところです。  (Ki)
HUNGAROTON
HCD-32555(2CD)
コダーイ:歌唱集〜民俗伝承詞による16の連作歌曲集Op.1
ベーラ・バラージュの詩による3つの歌曲
4つの歌曲、7つの遅れてきたメロディーOp.6
ヒムフィの歌(詞:シャーンドル・キシュファルディ)
2つの歌曲Op.5、5つの歌曲Op.9、3つの歌曲Op.14
エピグラム〜9つのヴォカリーズ(テクスト:メリンダ・キシュテーテーニ)
ヨアンニシュ・フニャディの墓碑銘(ヤヌス・パンノニウス)
アンドレア・メラート(Ms)、アンナ・コロンディ(S)、ジュラ・オレント(Br)、サボルチュ・ブリックネル(T)、チャバ・セゲディ(Br)、イシュトヴァーン・コヴァーチュ(Bs)、ユディト・ネーメト(Ms)、イェネー・ヤンドー、エメシェ・ヴィラーグ(P)
録音:2007年11月21日−2008年9月1日フンガロトン・スタジオ
わずか4歳で即興的に歌を作ったといわれるコダーイ。のちにすぐれた合唱作品を残すかれの本分は終生、声楽にありました。このアルバムでは、コダーイが創作活動の最初の20年間に、器楽による室内楽と並行して取り組んだ、ピアノ伴奏つきの芸術歌曲を収録しています。民俗詩による作品1のハンガリー語原題Enekszo(エーネクジョー)は、強いて英訳するとSong−wordあるいはSinging−wordとなることが象徴的なように、そしてまた詞をアラニ、モーリツ、ベルジェニ、ケルチェイ、チョコナイ・ヴィテーズ、アディ、バラッシらハンガリー人による詩作に付曲していることから、じっさい、どのナンバーにおいてもハンガリー語と、そこに根ざしたゆたかな旋律美の関係性を見て取ることができます。   (Ki)
BIS
BIS-1918(5CD)
シベリウス完全全集7(歌曲全集)
セレナードJS167/セレナードJS167(初稿)/5つのクリスマスの歌Op.1/雪は深く積もってOp.1の5(作曲者による二重唱編曲)/アリオーソOp.3/クレルヴォの嘆きOp.7(作曲者によるピアノ伴奏版1917/8)/クレルヴォの嘆きOp.7(原典版1892)/7つの歌Op.13/キスの願いOp.13の2(初稿)/心のあけぼのOp.13の3(初稿)/夢Op.13の5(初稿)/7つの歌Op.17/あれ以来私はOp.17の1(草稿)/夕べにOp.17の6(草稿)/愚者の蜘蛛の歌Op.27の4(作曲者によるピアノ伴奏版)/急流下りの名人の花嫁Op.33(作曲者によるピアノ伴奏版)/2つの歌Op.35/テオドラOp.35の2(初稿)/6つの歌Op.36/5つの歌Op.37/5つの歌Op.38/3人の盲目の姉妹Op.46の4(作曲者によるピアノ伴奏版)/6つの歌Op.50/ユダヤ人の少女の歌Op.51の2(作曲者によるピアノ伴奏版)/ユダヤ人の少女の歌JS48の2b(原典版)/8つの歌Op.57/シェイクスピアの「十二夜」による2つの歌Op.60/8つの歌Op.61/シェイクスピアの「十二夜」による2つの歌Op.60(オリジナル・ギター伴奏版)/8つの歌Op.61/暇を楽しむOp.61の6(初稿)/大気の精Op.70/4つの歌Op.72/百の道Op.72の6(初稿)/6つの歌Op.86/6つの歌Op.88/6つの歌Op.90/昔々(田園風情景Op.96b/田園曲Op.96b(作曲者による二重唱編曲)/ファーストキスJS57(1891/2)/おいでおいで、いとしい人JS211(1892)/喪失(1906)/タイスへの賛歌(1909年初版)/タイスへの賛歌(1948年改訂版)/帆走(1899)/泳げ、青鴨よ(1899)/森の精JS171(1889)/相似JS120(1890)/ひとつの歌JS71(1888)/北風が荒れる間(1888)/水の精JS138(1888)/世がまだ創られていなかった頃JS56(1888)/太陽が空を赤らめ(1888断片)/酒神祭JS143(1888)/秋の宵JS71(1888断片)/乙女は冬の朝出て行った(1890/2断片)/俺はお前に飽きずキスする(1889/91)/知恵は家なし(1890/1)/アンダンティーノ変ホ短調JS42(1900)/日の出JS87(1902)/私がインドにいたならば(1903/4)/友情の花JS215(1909)/思い(1915)/おばあさんの誕生日の歌JS136(1919)/若い娘たちJS174(1920)/水仙JS140(1925)
ヘレナ・ユントネン(S) アンネ=ソフィ・フォン・オッター、モニカ・グロープ(Ms)、ダン・カルルストレム(T)、ガブリエル・スオヴァネン、ヨルマ・ヒュンニネン(Br)、フォルケ・グラスベック、ベングト・フォシュベリ、ルーヴェ・デルヴィンエル(P)、ヤーッコ・クーシスト(Vn)、マルコ・イーロネン、ヨエル・ラークソ(Vc)、ラッセ・ポイスティ(朗読)
シベリウスには驚くほど美しい歌曲が多く、当盤にも収められているオッターのアルバムは1988年度レコード・アカデミー賞声楽部門を受賞しています。当BOXは5枚組ですが3枚価格。さらに日本語解説まで付いています(*歌詞訳は付いていません)。既発の盤だけでなく、多くの新録音が含まれているのが注目です。それもすべてが世界初録音で、これを買わねば聴けません。演奏もオッター、グロープ、ヒュンニネンといった北欧のベテラン揃い。冬の日に静かで極上の時を与えてくれます。   (Ki)
BIS
BIS-1630(1CD)
日本の恋歌
夏田昌和:良寛による二つの詩(2005)、細川俊夫:恋歌T-V(2004)
伊福部昭:アイヌの叙事詩に依る対話体牧歌(1956)
棚田文紀:デュオ〜メゾソプラノとサクソフォンのための
野田燎:インプロヴィゼーションT(1971-3)、野平一郎:舵手の書(2003)
ハセン・ラルビ:松風(2006)、ベルトラン・デュブドゥ:それを起動させると開始されます(2004)
島崎藤村:君が心は(日本語朗読)
小林真理(Ms)、クロード・ドゥラングル(Sax)、ジャン・ジオフロワ(Perc)
小林真理は東京藝術大学卒業後フランスで活躍するメゾソプラノ歌手。彼女が日本オタクのフランス人サクソフォン奏者・ドゥラングルと組んで邦人及びジャポニスム作品に挑戦。ティンパニーのみで伴奏する伊福部昭の名作、和泉式部の詩による細川俊夫作品、超絶技巧の要求される野平一郎作品まで盛りだくさん。最後に島崎藤村の片思いの詩を朗読しているのも聴きものです。   (Ki)
Naive
V-5145[NA](2CD+BOOK)
バッハ:ミサ曲ロ短調BWV232(10人の独唱者版)
ルーシー・クロー(S)、ジョアン・ラン(S)、ユリア・レージネヴァ(S)、ブランディーヌ・スタスキェヴィチ(S)、ナタリー・シュトゥッツマン(A)、テリー・ウェイ(A)、コリン・バルザー(T)、マークス・ブルチャー(T)、クリスティアン・インムラー(Bs)、ルカ・ティットート(Bs)、マルク・ミンコフスキ(指)レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル
録音:2008年7月,スペイン、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、サン・ドミンゴス・デ・ボナバル教会
ミンコフスキのnaiveレーベル第2弾は、なんとバッハのロ短調ミサ曲です!2008年7月、ミンコフスキとレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルは、世界遺産で知られるスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラで行われるヴィア・ステラエ(ラテン語で「星の道」)音楽祭に参加、7月10日にサン・ドミンゴス・デ・ボナバル教会でロ短調ミサを上演しており、それと並行して収録されたものです。ミンコフスキは、成立の複雑なこの曲を再検討し、合唱ではなく、10人のソリストを起用しています。彼らの優れた歌唱が緻密に絡み合う演奏は、従来にない新鮮なロ短調ミサ曲を打ち立てることに成功しています。CD2枚に加え、ミンコフスキのインタビューを収録した100ページの解説冊子付きです。  (Ki)
CPO
777254-2F(2CD)
ロゼッティ:宗教作品集
オラトリオ「ゲッセマネのイエス」、カンタータ「ハレルヤ」、サルヴェ・レジーナ
ガブリエーレ・ヒールダイス(S)、ルート・ザントホフ(A)、ヤン・コボウ(T)、トーマス・E・バウアー(Br)、北ドイツ放送cho、ヨハネス・メーズス(指)メックレンブルク・バロックO“Herzogliche HofKapelle”
ボヘミアに生まれながらも、コントラバス奏者としてドイツ各国で活躍。後に名前をイタリア風に改め、エッティンゲンの宮廷楽長として君臨したロゼッティ(1750-1792)。彼の名は現在、交響曲や器楽曲作曲家として知られていますが、本質はここに聴けるような宗教曲の作曲家であったに違いありません。劇的かつ神聖な声部の扱い、感動的な音楽、全てが荘重に光り輝く素晴らしい音楽です。ロゼッティの縁の町、メックレンブルク・バロックOの共感溢れる演奏で。
Wigmore Hall
WHLive-0024(1CD)
ロレイン・ハント=リーバーソン・リサイタル
ブラームス:8つの歌Op.57、
シューマン
:ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスター」によるリートOp.98a、女の愛と生涯、
ドビュッシー:艶なる宴〜「操り人形」、ヘンデル:歌劇「テオドラ」〜光輝く天使よ
ロレイン・ハント=リーバーソン(Ms)、ジュリアス・ドレイク(P)
1980年代より古楽の世界で活躍していたロレイン・ハント。彼女はアメリカの作曲家リーバーソンとの熱愛でも知られています。2004年にリリースされたヘンデルのアルバムでイギリスで大ブレイクを果たしますが、惜しくも2006年、53歳の若さでこの世を去ってしまいます。このアルバムは彼女が最も幸福であった1999年のライヴ録音。共感溢れる「女の愛と生涯」の何と輝かしいことでしょうか。
Wigmore Hall
WHLive-0025(1CD)
ジェラルド・フィンリー・リサイタル
チャイコフスキー:ドン・ファンのセレナードOp.38-1、それは早春のことだったOp.38-2、
騒がしい舞踏会のなかでOp.38-3、昼の輝きが満ち、夜の静けさが広がってもOp.47-6、
星は穏やかに私たちを照らしOp.60-12、ただあこがれを知る者だけがOp.6-6、
灼熱の灰のあるごとくOp.25-2、
ムソルグスキー:死の歌と踊り、ネッド・ローレム(1923-):「戦争の場面」、
アイヴズ:メモリーズ、ラウタヴァーラ:あなたを夏の一日と比べてみようか、チャールズ:緑の瞳の龍
ジェラルド・フィンリー(Bs-Br)、ジュリアス・ドレイク(P)
カナダ人のバス-バリトン歌手であるフィンリーは、オタワで学んだ後、イギリスで本格的にオペラ歌手として活躍しています。アイヴズやバーバーなどの近代歌曲から宗教曲まで幅広いレパートリーを持つ彼ですが、このリサイタルではチャイコフスキーやムソルグスキーなどロシア物をじっくり歌い込み、また新たな魅力を披露します。ここで伴奏を務めるドレイクとは、極めて気心の知れた仲。すでにCD録音も多くここでも息のあった演奏を聞かせます。

Chandos
CHAN-10505(1CD)
マルクス:管弦楽伴奏付き歌曲&合唱作品集
舟歌/つつましい羊飼い/愛がお前の心に宿ったなら/5月の花/マリアの歌/ピエモンテ州の民謡/幸せな夜/夏の歌/セレナーデ/昨日彼は私にバラの花を贈った/森の幸せ/ジプシー/牧神の秋の合唱/新年の賛歌/山の賛歌/朝の歌
クリスティーネ・ブリューワー(S)、イルジー・ビエロフラーヴェク(指)BBC響&cho、トリニティ少年cho、アポロ・ヴォイセズ
20世紀オーストリアを生きた後期ロマン派の作曲家ヨーゼフ・マルクスの作品集でイルジー・ビエロフラーヴェクがシャンドスに久々の登壇!家族から法律家としての道を歩むことを強く望まれながらも、音楽の道を突き進んだマルクス。マルクスは本格的な作曲活動を開始したのは26歳からだったが、1908年から1912年という僅か4年間で約120曲の歌曲を作曲するなど、底知れぬ音楽的才能の持ち主だったことを窺わせるエピソードを持ちます。ハイペリオンのR・シュトラウス歌曲集での歌声が話題となったソプラノ歌手ブリューワーをソリストに迎えての首席指揮者ビエロフラーヴェク&BBC響のマルクスの声楽作品集。2つのcho、トリニティ少年cho、アポロ・ヴォイセズも加わり、この作品集がマルクスの声楽作品の大家という名声と正統な評価、そして"マルクス・スタイル"の存在を改めて世に示すという重要な役割を果たすことになります。
Chandos
CHANCAT-091(1CD+BOOK)
シャンドス2009年最新カタログ付き特別限定仕様盤VOl.1
ドヴォルザーク:ミサ曲ニ長調Op.86/テ・デウムOp.103
マリーナ・メシチェリャコーワ(S)、セルゲイ・ミアスニコフ(Br)、ワレーリー・ポリャンスキー(指)ロシア国立SO&シンフォニック・カペレ
録音:1995年2月14日&3月23日
アニヴァーサリー・ボックス"マイルストーンズ"(ANNI 0030)に続くシャンドス創立30周年記念リリース第2弾は、2009年最新カタログ付き限定盤!持ち運び&収納に便利なCDサイズ&フルカラーのシャンドス最新カタログが入手できるのは、この特別限定仕様盤2タイトル、もしくは"マイルストーンズ"のみ!しかも特別価格でのご提供。英国音楽愛好家必携です。
ショスタコーヴィチやプロコフィエフ、グラズノフなど、シャンドスのロシアン・レパートリーの中核を担ってきたポリャンスキー&ロシア国立響。このドヴォルザークのミサ曲&テ・デウム(CHAN-9505)は、同コンビの隠れた名盤として好評を博している録音。カタログ付き&特別価格の今がお得です。
Signum Classics
SIGCD-142(1CD)
メイキング・ウェーヴス〜ボブ・チルコット合唱作品集
チルコット:サークルズ・オヴ・モーション/ライク・ラ・レインボウ/オール・シングス・パス/メイキング・ウェーヴス/ユリとバラ/ソー・フェア・アンド・ブライト/キャッチ・ア・フォーリング・スター/白鳥の歌T/ライク・ア・シンギング・バード/白鳥の歌U/オール・フォー・ラヴ・オヴ・ワン/女声合唱とピアノのための《ディス・デイ(This Day)》/リトル・ジャズ・ミサ(A Little Jazz Mass)*
ボブ・チルコット(指)サイレンス、イアン・ファリントン(P)、アレキサンダー・ホーキンス(P)*、マイケル・チルコット(ダブル・ベース)*、デレク・スキュール(ドラムス)*
日本でも絶大な人気を誇るイギリスの作曲家、合唱指揮者ボブ・チルコットの合唱作品集作品集第2弾には、待望の「リトル・ジャズ・ミサ(A Little Jazz Mass)」を収録!ケンブリッジ・キングズ・カレッジ聖歌隊、キングズ・シンガーズのメンバーとして活躍し、1997年に作曲家へと転身を遂げたチルコット。続々と話題作を発表するなど、合唱界の最先端を行くチルコットの作品の中でも大ブームを巻き起こしている「リトル・ジャズ・ミサ」は、アメリカのニューオーリンズで行われた「クレセント・シティ・コーラス・フェスティバル2007」のために作曲された話題作。ストを加えた斬新な作風、合唱とピアノ・トリオという大胆な編成で演奏される「リトル・ジャズ・ミサ」。チルコットが創設した若きプロフェッショナルの女声choサイレンスによる録音の登場は話題必至。合唱ファン&関係者必携です!
Signum Classics
SIGCD-139(2CD)
ベートーヴェン:歌曲集
6つの歌Op.75/ゲレルトの詩による6つの歌Op.48/4つのアリエッタとひとつの二重唱曲Op.82/恋人に/あこがれ/秘密/恋人が別れようとした時/くちづけOp.128/あこがれ/約束を守る男Op.99/片思いの男のため息と愛の返答/この暗い墓のうちに/8つの歌Op.52
アン・マレー(Ms)、ロデリック・ウィリアムス(Br)、イアン・バーンサイド(P)
シグナム・クラシックスから楽聖ベートーヴェンの"リートと歌曲"シリーズがスタート。第1集の歌い手は、アイルランドの才女アン・マレーと、イギリスのオペラハウスを中心に大活躍中のバリトン歌手ロデリック・ウィリアムス。もちろんそれぞれの独唱も見事ですが、「4つのアリエッタとひとつの二重唱曲Op.82」のデュエットでは、ワールドクラスの歌声が生み出すドラマティックな世界に感嘆させられます。バーンサイドの絶妙の伴奏も2人の歌声を引き立てています。
Urtext
JBCC-158(1CD)
ソプラノ、クラリネットとピアノのための作品集
シューベルト:岩上の羊飼いD.965,Op.129/クロウス:雅歌/ゴリホフ:聖体、色のない月シュポア:6つのドイツ歌曲Op.103/サラザール:3つのメキシコの歌
ジェシカ・リヴェラ(S)、エレアノール・ワインガルトナー(Cl)、マーク・カーヴァー(P)
アメリカの作曲家ジョン・アダムズのオペラ「フラワリング・ツリー(花咲く木)」でソリストとしてラトル&ベルリン・フィルとの共演を果たし、2007年のグラミー賞に輝いたスパーノ&アトランタ響によるゴリホフの歌劇「アイダマナール」では、ヌリア役を演じるなどその卓越した歌唱力と表現力が脚光を浴びているソプラノ歌手ジェシカ・リヴェラ。ここでジェシカ・リヴェラが歌うのは、シューベルトの名作「岩上の羊飼い」に代表される"ソプラノ、クラリネット、ピアノ"の編成を持つ歌曲集。シューベルト、シュポアから、ゴリホフの作品などをリヴェラが説得力のある歌声で情緒豊かに歌い上げます。またメキシコ国立響の首席クラリネット奏者ワインガルトナーとのコンビが醸しだすバランス、ハーモニーも絶妙。
H.M.F
HMC-901997(1CD)
ユーゴーの詩による歌曲集
リスト:わが子よ、私が王ならば/おお!僕がまどろむ時
フォーレ:五月/君なくて、アーン:星のない夜は/私の歌に翼があったなら/Viens!
サン=サーンス:朝/エクスタシー/鐘/ジャン王の軍隊の行進ほか(全19曲)
コンスタンティン・ヴォルフ(Bs-Br)、トゥルング・サム(P)
録音:2007年11月
ユーゴーの詩は、激しく荒れ狂う波を連想させたかと思えば、どこまでもはてしなく続く大地を感じさせるものなど、そのスケールがあまりにも大きいものが多い。個人的な感情を歌うものが多い歌曲のジャンルの詩にしては「破天荒」とすら言えます。それでも作曲家たちはユーゴーの詩を愛し、これらの優れた曲が生み出されたのです。詩とメロディーの両方の世界を見事に制したバリトン、ヴォルフは1978年生まれのホープ。カールスルーエに学び、ヨーロッパの歌劇場で活躍の場を広げており、徐々に人気を博しつつあります。   (Ki)
H.M.F
HMC-901991(1CD)
シューベルト:歌曲集
シラーの「ギリシアの神々」の一節D677、音楽に寄すD547、ガニュメートD544、
ミニョンの歌op.64-4、糸を紡ぐグレートヒェンD118、悲しみの喜びD260、たゆみなき愛D138、
湖上でD543b、愛はいたるところにD239/6、シルヴィアにD891、ナイチンゲールに寄すD196、
月に寄すD193、はなだいこんD752、子守歌D527、星の世界D307、ロマンツェop.26、
若い尼僧D828、リーゼン山頂に立ってD611、春にD882、挨拶を送ろうD741、
それらがここにいたことはD775、君こそわが憩いD776、笑いと涙D777、沈みゆく太陽に寄せてD457、夕映えの中でD799
ベルナルダ・フィンク(Ms)、ゲルハルト・フーバー(P)
録音:2007年9月
女性らしい深い優しさ、そして同時に力強さをたたえた歌声のフィンクによるシューベルト。彼の天才の煌きというよりも、心の闇がそこかしこにフッと翳る演奏。何も足さない、何も引かない、シューベルトの世界がここに見事に存在しています。   (Ki)

CLAVES
50-2904(1CD)
女流作曲家の歌曲集
クララ・シューマン
:くらい夢のなかにいた/海岸で/ああ、この別れの痛みはあの人のせい/美しさのために愛するなら/ワルツ/民謡/穏やかな蓮の花が/愛の魔法/なぜ、ほかの人にたずねるのか/おやすみの言葉を
リリ・ブーランジェ:反映/夢想/限りなき悲しみ/帰路
アルマ・マーラー:頌歌/わたしは花の下をさすらう/なま暖かい夏の夜を待ちわびて/収穫の歌/あなたの傍らでは心おきなく/激情/静かな街/見分ける/わたしの夜を知っていますか
マリア・リッカルダ・ヴェッセリング(Ms)、ナタリー・ダン(P)
録音:2008年5月2−6日ジュネーヴ、エルネスト・アンセルメ・スタジオ
スイスのグラウビュンデン出身のメッゾ、ヴェッセリングによるソロ・アルバム。音楽史上名高い3人の女性作曲家による歌曲を取り上げています。才気あふれロマンティックな作風のアルマ・マーラー。ドビュッシーの強烈な影響を感じさせる夭折のリリ・ブーランジェ。女性らしい繊細なニュアンスのクララ・シューマン。濃やかな表現で三者三様の世界を歌い分けます。   (Ki)
Challenge
CC-72302(1SACD)
シューベルト:歌曲集「白鳥の歌」、ザイデルの詩による歌曲(7曲)
クリストフ・プレガルディエン(T)、アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ)
Challenge
CC-72305(1CD)
愛のシャンソン
ミシェル・マーニュ(1930-1984):Cent mille Chansons(*)
ルイ・ド・ケクス・デルヴロワ(1675頃-1760):エール
ジャン・フェラ(1930-):故郷の山[La montagne](*)
マラン・マレ(1656-1728):ギター(ヴィオール曲集第3巻 から)
ルイ・グリェルミ(1916-1991):ばら色の人生[La vie en rose](*)
エミール・ステルン:リラの季節[Un jour, un enfant](*)
ルイ・ド・ケクス・デルヴロワ:La Montguichet
ユベール・ジロー(1920-):パリの空の下[Sous le ciel de Paris](*)
マラン・マレ:冗談
ミシェル・ルグラン(1932-):風のささやき[Les Moulins de mon coeur](*)
バッハ:主よ人の望みの喜びよ
ジャック・ブレル(1929-1978):行かないで[Ne me quitte pas](*)
フォルクレ(1671-1745):シャコンヌ「ラ・ビュイソン」(組曲第2番ト長調)
ロラン・ヴァンサン:Pour un flirt(*)
ラルフ・ルソー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、マタンギSQ(*)、ヘイン・ファン・デ・ヘイン(Cb(*))
録音:2008年2月7-8日、ベルギー、モル、ギャラクシー・スタジオ
ヤープ・テル・リンデンに師事したヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ラルフ・ルソーがモダーン弦楽器奏者とともにシャンソンの名曲を演奏したユニークなアルバム。バロック作品は彼のソロ演奏です。
Challenge
CC-72306(1CD)
クインク・ヴォーカル・アンサンブルで聴くクリスマス
Gloria in cielo e pace in terra / O Jesu dolce
Nino Dios d'amor herido / Pastores, si nos quereis
Oyd, oyd, una cosa divina / Virgen sancta
A un nino llorando / A Virgin most pure
Ding Dong! merrily on high / It came upon a midnight clear
King Jesus hath a garden / God rest ye merry, gentlemen
Past three a clock / A Venezuelan Christmas Carol
O kerstnacht, schooner dan de dagen
Laat ons met harten reine
O herders, laat uw bokken en schapen
Het komet een schip geladen
O little town of Bethlehem / Away in a manger
Celebrate this Holy One / Follow that star
The Christmas song / Have yourself a merry little Christmas
クインク・ヴォーカル・アンサンブル[マリオン・ストレイク、マリエッテ・ウルデリク(S)、エルスベート・ヘリトセン(A)、ハリー・ファン・ベルネ(T)、ケース・ヤン・デ・コニング(Bs) ]
録音:2008年6月23-25日、オランダ、メインスヘーレンラント、N.H.教会
Griffin
GCCD-4064(1CD)
リッチフィールド・セレブレイション
伝承曲:Come faithful people, come away
クリューガー:Deck thyself my soul with gladness
バード:Exalt thyself, o God
オルコック:Out of the deep
W・T・ハリス:King of glory / Psalm 122 / Come down o love divine
H・K・アンドルーズ:Magnificat in D / Nunc dimittis in D
スタンフォード:Song of peace (6 Bible Songs)
フォーレ:Messe basse
ウォルフォード・デイヴィス:Psalm 121 / Psalm 23
ハウエルズ:Magnificat in G / Nunc Dimittis in G
ベアストー:Blessed city, heavenly Salem
ジョナサン・リーズ=ウィリアムズ(指)リッチフィールド大聖堂聖歌隊
録音:1980年代?/原盤:Alpha
Griffin
GCCD-4065(1CD)
天使だった少年たち 2/英国ボーイソプラノの伝統
◆マーク・ロブソン
ゲール伝承曲:Morning has broken
◆デイヴィッド・ピッカリング
シューベルト:ます
◆アンドルー・ブロー&クリストファー・スミス
パーセル:Shepherd, shepherd, leave decoying
◆ダニエル・ラドフォード=トマス
メンデルスゾーン:歌の翼に
◆ジェレミー・ボウヤー
ヘンデル:Angels ever bright & fair(「テオドーラ」から)
◆ダラ・キャロル
伝承曲:Will ye no come back again ?
ボートン:Faery Song(「Immortal Hour」から)
ブラームス:子守歌
伝承曲:Road to the Isles
◆マイケル・クリスウェル
アレグザンダー・ホースリー:There is a green hill far away
不詳(14世紀)/ラター:Quem pastores laudavere
◆アンドルー・ウィックス
H・フレイザー=シンプソン:Buckingham Palace / Halfway down the stairs / Polite
Lines & Squares / Vespers
民謡:No John, no / Blow away
◆ダニエル・ノーマン
メンデルスゾーン:I waited for the Lord
ヘンデル:O lovely peace(「ユダス・マカベウス」から)
J・S・バッハ:Bist du bei mir(アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳 から)
デュリュフレ:Pie Jesu(レクィエム から)
◆ポール・ダットン
アイルランド民謡:The Holy Boy
アダムズ:The Holy City
ブラーエ:Bless this house
クィルター:Hey, ho, the wind & the rain
◆ロビン・ブレイズ
ヴォーン・ウィリアムズ:The Call(5つの神秘の歌)
モンク:Abide with me(「夕まぐれ」から)
録音:1974-1989年
好評を得た「天使だった少年たち英国ボーイソプラノの伝統 (Once Were Angels)」(GCCD-4040)の続編。ロビン・ブレイズのボーイソプラノが、また聴けます。
Griffin
GCCD-4066(1CD)
グロスターのクリスマス
ジョン・サンダース:Tomorrow shall be my dancing day
フランツ・グルーバー/ブラチリー編曲:Silent night
マイケル・ヘッド:The three mummers
フランス伝承曲(16世紀)/ウッド編曲:Ding dong ! merrily on high
パトリック・ハドリー:I sing of a maiden
ジョン・ゴス:See amid the winter's snow
ピーター・アストン:There is no rose
フランス伝承曲:Whence is that goodly fragrance flowing ?
ジョン・タヴナー:The Lamb
グレアム・ヒスロップ:A carol of praise
H・J・ガントレット/ウィルコックス編曲:Once in royal David's city
イングランド伝承曲/サンダース編曲:Blessed be that maid Mary
ジェラルド・ヘンドリー:As I outrode
ハーバート・ハウエルズ:Sing lullaby
ジョン・サンダス:Carol for Today
ドイツ伝承曲/バッハ編曲:O little one sweet
イングランド伝承曲(サリヴァン、ウィルコックス編):It came upon a midnight clear
ケネス・レイトン:Hymn of the Nativity
ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス:O little town of Bethlehem
ジョン・アイアランド:A New Year Carol
ジョン・サンダース(指)グロスター大聖堂聖歌隊、マーク・リー(Org)
録音:1992年
Regis
RRC-2081(2CD)
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」
リン・ドーソン(S)、ヒラリー・サマーズ(Ms)、ジョン・マーク・エインズリー(T)、アラステア・マイルズ(Bs)
スティーヴン・クレバリー(指)ケンブリッジ・キングズ・カレッジ聖歌隊、ブランデンブルク・コンソート
録音:1994年、オランダ、オランダ、ライヴ/原盤:Columns
Danacord
DACOCD-678(1CD)
クリスマス・キャロルとブラスの響
メンデルスゾーン(ウィルコックス&ステッドマン=アレン編):天にはさかえ
プレトリウス(クリステンセン編):一輪のばらが咲いた
ニールセン:(ヘルムート&ニールセン編):話さねばならない驚き
伝承曲:(ウィルコックス&グレアム編):まぶねの中で
作曲者不詳:(アンレーセン編):妙なる響きを雲の中に
シュルツ:(カレンバク編):イエスさまあなたの小さな子どもたちがやってきます
ロング(カレンバク&クリステンセン編):鐘たちよ、今鳴っている
コルネリウス(アトキンス編):三人の王/作曲者不詳(18世紀/オールヴァル&ノアゴー編):この世はうるわし
ガントレット(ウィルコックス編):ダヴィデ王の都市に/伝承曲(オーモット編):古いクリスマス賛美歌
ラングフォード:クリスマス幻想曲/ハドリー(アンガス編):乙女の歌を歌おう/
伝承曲(ラッター編):クリスマスの十二日/ラウプ(リス編):見わたすかぎり雪/
ベアグレン:(クリステンセン編):主の年よようこそ/ハーダー(ハンセン編):クリスマスツリーは飾りをつけ/
伝承曲(ウォレル編):クリスマスおめでとう
ジョルダーノ・ベリンカンピ(指)、セーアン・キンク・ハンセン(指)、デンマーク皇太子ブラス・アンサンブル、デンマーク国立歌劇場cho
北欧デンマークの金管アンサンブル、デンマーク皇太子ブラス・アンサンブルと24人の一流の歌い手たちが集ったデンマーク国立歌劇場合唱団のコラボレーションによるデンマーク発の高貴なるクリスマス・アルバム!デンマーク皇太子ブラス・アンサンブルは、デンマーク国立響の首席トロンボーン奏者でもある北欧の名手イェスパー・ユール・セーアンセンが首席指揮者を務める14人の金管奏者と2人の打楽器奏者によるプロの金管アンサンブル。デンマークのブラス・アンサンブルが奏でる輝かしくも優しさを感じさせるサウンドと、デンマーク国立歌劇場choの荘厳なハーモニーが絶妙にブレンド。クリスマス・アルバムとしてはもちろんのこと、金管アンサンブル作品集、合唱作品集としてもバッチリと楽しめます。
Danacord
DACOCD-670(1CD)
ヒンデミット:歌曲集《マリアの生涯》Op.27(1948年版)
エリサベト・マイヤー=トプセー(S)、ペーア・サロ(P)
エリサベト・マイヤー=トプセーは、名ソプラノ歌手ビルギット・ニルソンの下で学び、ドイツの歌劇場を拠点としてR・シュトラウスやワーグナーのオペラでヒロイン役を演じてきたデンマークのリリック・ドラマティック・ソプラノ。ティーレマンやメータ、テイト、デ・ブルゴス、ロペス=コボスといった名匠たちと共演を重ねてきたマイヤー=トプセーの歌声が、文字通り"聖母マリア"の生涯を描いたヒンデミットの長大な歌曲を劇的に表現しています。
Danica
DCD-8230(1CD)
チャイコフスキー:3つのケルビム讃歌、Blazhenni Yazhe Izbral、Da Ispravitsya/ランゲ=ミュラー:聖母マリアのための3つの歌Op.65、3つの詩篇Op.21
エベ・モンク(指)コペンハーゲン王立礼拝堂聖歌隊
19世紀のロシアとデンマークの宗教合唱曲、チャイコフスキーとランゲ=ミュラーの合唱作品集。コペンハーゲン王立礼拝堂聖歌隊は、1924年に設立され80年以上の歴史を持つデンマークのcho。これまでにブリテン、アンセルメ、クーベリック、シノーポリ、マッケラス、アシュケナージといった世界的アーティストたちとの共演も数多く、非常に高い評価を受けています。
ANDROMEDA
ANDRCD-9045(2CD)
ヴェルディ:レクイエム、テ・デウム*
グレ・ブラウェンステイン(S)、アリオラ・ドミンゲス(Ms)、ジュゼッペ・ザンピエーリ(T)、ニコラ・ザッカリア(Bs)、ゲオルグ・ショルティ(指)ケルンRSO&cho
グイード・カンテッリ(指)NYO*、ウエストミンスターcho*
録音:1958年11月17日ケルン、1956年4月1日ニューヨーク*
音質良好。
Hyperion
CDJ-33111(1CD)
R・シューマン:歌曲集第11巻
《6つの歌》Op.89より 夕空に嵐が吹きすさびOp.89-1、ゆく春に寄せてOp.89-2、秋の歌Op.89-3、森との別れOp.89-4、野外へOp.89-5/あきらめOp.83-1/世捨て人Op.83-3/私の老いた馬Op.127-4/3つの歌Op.95/ミンネの歌Op.101/ある画家の詩集からの6つの詩Op.36/プロヴァンスの歌Op.139-4/バラーデOp.139-7/手袋
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン、グレアム・ジョンソン(P)、キャスリン・ブロデリック(S)、ジェラルディン・マグリーヴィ(S)、ステラ・ドゥフェクシス(Ms)、エイドリアン・トンプソン(T)、シュテファン・ローゲス(Br)
クリスティーネ・シェーファーが歌う第1集(CDJ 33101)からスタートしたハイペリオンの"シューマン歌曲集"もこの第11集で遂に完結!最終巻第11集の主役は、ブーレーズ&ベルリン・シュターツカペレのコンビによるマーラー交響曲第8番《千人の交響曲》ではバリトン(法悦の神父)を歌い、2007年に行われたバレンボイム&ベルリン国立歌劇場の来日公演でも大反響を呼ぶなど、いま最も熱いバリトン歌手として熱い視線を浴びるハンノ・ミュラー=ブラッハマン。ミュラー=ブラッハマンはベルリン国立歌劇場のオペラ歌手としてだけでなく、ドイツ・リートの名手としても高く評価されているだけに、名匠グレアム・ジョンソンのサポートを得て歌われるシューマンに聴き手はいつの間にか魅せられてしまうことでしょう。また、共演者陣もキャスーリン・フェリアー賞を受賞したソプラノ歌手キャスリン・ブロデリックなど一流揃い。
Melodiya
MELCD-1001447(1CD
古きロシアの晩祷
ヴラディシェフスカヤ:17世紀の未出版の聖歌*/グリンカ:ケルビム讃歌
タネーエフ:ケルビム讃歌/バラキレフ:ヴァラーム聖歌/ガルッピ:肉においてあなたは眠りに落ちる
リムスキー=コルサコフ:Given the Lord's Supper on Ascension/
リャードフ:The Cup of Salvation I Receive/サフノフスキー:ケルビム讃歌第1番Op.1-1
V・カリンニコフ:ケルビム讃歌/ゴロワノフ:舞い降りるときOp.37-9、慈悲の扉Op.39-4
シュヴェドフ:それは我なり神を称えよ
レフ・コントロヴィチ(T)、ミハイル・ニキフォロフ(Bs)、アレクサンドル・ユデンコフ(T)、聖セウギエフ三位一体教会の鐘、ボリス・テフリン(指)モスクワ音楽院室内cho、モスクワ音楽院学生cho
録音:1988年*、2008年4月6日、モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音。
古くは17世紀から20世紀までの "ケルビム讃歌" を中心としたロシアの宗教合唱作品集。グリンカやタネーエフ、バラキレフといった19世紀ロシアの大作曲家から、「交響曲第1番」で知られるカリンニコフの弟ヴィクトル・カリンニコフや指揮者ゴロワーノフの合唱作品などユニークなレパートリーが並んでいる。ディジパック仕様。

Profil
PH-07043(1CD)
ヒンデミット:歌曲集「若い乙女」Op.23-2、トッホ:歌曲集「中国の笛」Op.29*
◆ボーナス・トラック…ランゲのインタビュー**、トレッチェルのインタビュー#
ルート・ランゲ(A)、ヨゼフ・カイルベルト(指)ドレスデン国立歌劇場CO、
エルフリーデ・トレッチェル(S)*、アルノ・ビル(Fl)*、ハンス・レーヴライン(指)ドレスデン国立歌劇場CO*
録音:1948年9月15日、1949年2月22日* 以上ドレスデン・衛生博物館・シュタインザール**、1963年3月22日(ゼンダー・ドレスデン収録)#、1957年(RIAS収録)#
ヒトラーの第三帝国時代に退廃音楽家の烙印を押され、作品が演奏禁止処分を受けたヒンデミットとトッホ。このふたりが書いた歌曲を収めたアルバムは、戦後ほかならぬドイツ、ドレスデンでのライヴというところに意味があり、それぞれゲオルク・トラークル、マーラーの「大地の歌」で知られるハンス・ベトゲの詩によるもの。ともにドレスデン国立歌劇場のメンバーだったトレッチェル(1934−1944)とランゲ(1945−1975)が歌っています。トッホは世界初演ライヴ。  (Ki)
CALLIOPE
CAL-9379(1CD)
シューベルト:美しい水車小屋の娘(全曲)
ナタリー・シュトゥッツマン(C.A)、インゲル・セデルグレン(P)
録音:2008年2月
コントラルトの女王、ナタリー・シュトゥッツマンによるシューベルトの三大歌曲がここについに完結しました。低く安定した歌唱は見事。ひとつひとつの言葉が情景となって浮かび上がってくるようです。時にこの声の持ち主の性別や、歌い手という存在そのものを忘れてしまうような演奏で、歌詞の内容のもつ普遍的な感情やメッセージがくっきりと浮き彫りにされています。セデルグレンのピアノのサポートも見事。濃密で熱いタッチが印象に残ります。  (Ki)
CALLIOPE
CAL-5339(1CD)
シューベルト:冬の旅D911
ナタリー・シュトゥッツマン(C.A)、インゲル・セデルグレン(P)
録音:2003年9月
値下げ再発売。
CALLIOPE
CAL-5359(1CD)
シューベルト:白鳥の歌D957
ナタリー・シュトゥッツマン(C.A))、インゲル・セデルグレン(P)
録音:2005年6月
値下げ再発売。
Ondine
ODE-1135(1CD)
人生の歌−フィンランドの歌の本
メリカント/カレヴィ・オッリ編:そっと奏でてくれ わが悲しみの調べ、海で
メリカント/セッポ・ホヴィ編:ヴァッリンコルヴァの歌
シベリウス/ユッシ・ヤラス編:泳げ、青い鴨JS180
シベリウス/(キム・ボリ編:川面に漂う木Op.17-7
シベリウス:愚者の歌う蜘蛛の歌Op.27-4
マデトヤ/カレヴィ・オッリ編:闇の草Op.9-1
マデトヤ/ヨーゼフ・ラウテンバッハー編:時には夕べに涙することもOp.25-2
ユリヨ・キルピネン/ニルス=エーリク・フォウグステット編:夏の夜Op.23-3
ユリヨ・キルピネン:古い教会Op.54-1
ユリヨ・キルピネン/カレヴィ・オッリ編:海辺にて(その1)Op.23-1
マルッティ・トゥルネン/カレヴィ・オッリ編:日曜日
ヴィルホ・ルオラヤン=ミッコラ/カレヴィ・オッリ編:結婚の踊り
トイヴォ・クーラ/アーレ・メリカント編:炎を見つめてOp.2-2
トイヴォ・クーラ/レオ・フンテク編:教会墓地の夏の夜Op.6-1
トイヴォ・クーラ/マルッティ・シミラ編:夜Op.22-3
南ポホヤンマー民謡/カレヴィ・オッリ編:こんな少年にとって、風が白樺の幹の先をたゆませ、村中を歩きまわろう
マッティ・サルミネン(Bs)、ヨン・ストゥールゴールズ(指)ヘルシンキPO
録音:2008年2月 フィンランディア・ホール(ヘルシンキ)(一部ライヴ)
バイロイト音楽祭創立100周年、パトリス・シェローとピエール・ブーレーズの<ニーベルングの指輪>に出演して注目されたフィンランドのバス歌手、マッティ・サルミネン(1945-)。現在はスイスのチューリヒに住みながら定期的にベルリンをはじめとするドイツのオペラハウスやニューヨークのメトロポリタンオペラの舞台に立ち、主にワーグナー、モーツァルト、ムソルグスキーの役を歌っています。フィンランドの作曲家たちの歌曲集。その多くが自然と愛の歌です。「ずっと炎を見つめていた かきまぜると残り火が輝く 夢見るのは、愛する人 燃え殻のような黒い瞳 その姿が去来する 幸せだった日々」。さまざまな想いをこめサルミネンは、祖国の歌を歌っています。フィンランド国立オペラも指揮したことのあるヨン・ストゥールゴールズ(1963-)はシベリウス・アカデミーでヨルマ・パヌラとエリ・クラスに学んだ指揮者。2008年秋からヘルシンキ・フィルハーモニックの首席指揮者に就任しました。カレヴィ・オッリらの手がけたオーケストレーションが新しい色彩を付け加えながらも、けっして過度にならないのはセンスでしょう。メリカントの<海で>をはじめとする数曲では、管弦楽編曲が劇的な効果がもたらしました。  (Ki)
Ondine
ODE-1117(1CD)
フィンランド賛美歌集第2集
私には富も名声もいらない(31番)、神の恩寵にあるイエス(225番)、一日と一瞬だけ(338番)、イエスよ祈りをお聞きください(373番)、今この世は栄え(571番) 他(全20曲)
ソイレ・イソコスキ(S)、マリタ・ヴィータサロ(P)
録音:2002年5月、2004年6月、2005年10月 YLE(フィンランド放送)スタジオM2(ヘルシンキ)
ソイレ・イソコスキがマリタ・ヴィータサロの共演で歌う『フィンランド賛美歌集』。2005年リリースの第1集(ODE1070)につづく第2集。トペリウスの歌詞にシベリウスが作曲したクリスマスの歌『私には富も名声もいらない』(賛美歌31番)から始まります。  (Ki)
LVE
LVE-6(1CD)
北欧の民謡集
スウェーデン民謡〜アルヴェーン編:私たちの牧場で、牧場の歌、喜びの花、エリクソン編:東の国へ私は行こう、アルヴェーン編:泥棒と呼んでやる、そして娘は踊りの輪に加わった
デンマーク民謡〜イェアシル編:愛のばら、モルテンセン編:Skuffet kaelighed、土曜の夕べのことだった
ノルウェー民謡〜ペデルセン編:ヴァルソイフィヨルドの結婚行進曲、トヴェイト(エリクソン編):夏の夜、ペデルセン編:日は西に沈む/アイスランド民謡〜トロッドセン編:Undir blaum solarsali、アウスゲイルソン編:ねんねん坊や、ヘルガソン編:Eg ao ollum
フィンランド民謡〜トゥルネン編:カレリアの丘にて、カスキ編:Tuuli se tuuli、パルムグレン編:ネッケン
スウェーデン民謡〜トゥルベリ編:うるわしき水晶、オルソン編:判事の踊り、リンドベリ編:おだやかな美しい夕べの時、エリクソン編:すべて天空のもとに、ヴィカンデル編:すべての山と谷をめぐり
インゲマル・モンソン(指)ルンド・ヴォーカルアンサンブル
スウェーデンの大学都市ルンドを本拠地としている混声choルンド・ヴォーカルアンサンブルの6枚目の録音は、北欧各国の民謡の合唱編曲集。欧州各国のコンクールを制覇してきたスウェーデンのchoのハーモニーで、美しき民謡の調べに身を委ねることができます。合唱のレパートリー選曲にも重宝するアレンジ集。
Jecklin
JS-276-2(1CD)
ヴェールリ(1892−1944):世俗レクイエムOp.25
ルート・アムスラー(S)、ドロテー・ラバッシュ(A)、ベルンハルト・ウンツィケル(T)、ラインハルト・ストレベル(Bs)、ディルク・ギロート(指)アールガウCO、アーラウcho&少年cho
録音:1992年1月12日のライヴ
1914年に弦楽四重奏曲第1番で"モーツァルト賞"を獲得したスイスのアーラウ出身の作曲家ヴェルナー・ヴェールリ。1929年に作曲された「世俗レクイエム」は、4人のソリスト、オーケストラ、合唱、児童合唱を要する3部構成の大作です。
Jecklin
JS-270-2(2CD)
1986年のチューリッヒの歌曲集
シェック:Das Ziel/ボエシュ:ヘルマン・ヘッセの詩による歌曲/ウェッツスタイン:カタリーナ・サレンバッハの詩による3つの歌曲/シェック:メーリケの詩による2つの歌曲/ヨルディ:22の歌曲/他
キャサリン・グラーフ(S)、クルト・ヴィドマー(Br)、エリザベート・ゲーリ(A)、スザンネ・オット(A)、他
録音:1988年、1942年、1946年、1953年
1986年とは、スイスの大作曲家オトマール・シェック(1886−1957)の生誕100年にあたる年。そのシェックや20世紀スイスの作曲家たちよる多くの歌曲が収められています。
ELECT
EDC-801(1CD)
フェリチア・ドンチェアヌ(1931〜):室内歌曲集
イエナキタ・ヴァカレスクと歌う(4曲)/聖マリアへの祈り/ポンティ・エウグジニ・クレプシドラ(7曲)/私たちの父/音楽の授業/世界の賛美歌
アンネ・=マリー・コンダクセ(S)、マリア・アマリエル=オテレアヌ(Vc)、ルチアン・ガブリエル・ダニラ(Vn,Perc)、ヴァレリア・ミロン(Ob)、イオアナ・ロンチェア=ニコレスク(Hp)、エウジェン・ボグダン・ポパ(Vc)、ディアナ・スパヌ=ダニラ(P,Perc)、オアナ・スパヌ・ヴィセネスク(Vn)、レリア・セルバネスク(P)、エミル・ヴィセネスク(Cl,Perc)
録音:ADD
フェリチア・ドンチェアヌは1931年、ブカレスト生まれの作曲家。彼女は古代の音楽に関心があり、ここでもいずれもそうした特性が出た曲ばかりです。アンネ・=マリー・コンダクセはルーマニア出身のソプラノで、オクラホマ州立大学の教授でもあります。
ARTS
ASACD-47739-8(1SACD)
ヘンデル:聖セシリアの日の頌歌 HWV76、オルガン協奏曲 HWV295*、
戴冠式アンセム「祭司ザドク」HWV.258#
ディエゴ・ファソリス(指)イ・バロッキスティ、ジュリア・グッディング(S)、
ジェレミー・オヴェンドン(T)、スイス放送cho、フランチェスコ・チェーラ(Org)*、スイス放送cho#
録音:2005年3月10−13日、2008年4月28日*、2005年6月1日#
精力的に活躍するファソリスとイ・バロッキスティだが、ヘンデルの録音は2000年録音の「メサイア」以来久々。彼らの特徴である、明るい色彩感に富み、柔らかさがありつつ、構成感にも優れた演奏は、ヘンデルの魅力を存分に引き出している。ことにスイス放送合唱団の温かみのある美しさは格別だ。

CARUS
CARUS-83-216(1SACD)
メンデルスゾーン:マニフィカト集
マニフィカト.ニ長調、コラール・カンタータ「イエスわが喜び」、
「汝はペテロなり」op.111、「われらみな唯一なる神を信ず」、グローリア
アンドレア・L・ブラウン(S)、モニカ・グローブ(A)、ヴェルナー・ギューラ(T)、ミヒャエル・フォレ(Bs)、フリーダー・ベルニウス(指)ドイツ室内フィル・ブレーメン、シュトゥツトガルト室内cho
録音:2008年6月2-7日
Archipel
ARPCD-0450(1CD)
モーツァルト:宗教曲集
ミサ.ハ長調「クレド・ミサ」KV.257、ミサ・ブレヴィス変ロ長調KV.275*
フリーメイソン小カンタータ「我らが喜びを高らかに告げ」 KV.623#
カンタータ「汝、宇宙の魂に」KV.429#
Annelore Cahnbley-Maedel(S)、Gertrud Schretter(A)、ジョージ・マラン(T)、
ヴァルター・ラニンガー(Bs)、ベルンハルト・パウムガルトナー(指)ザルツブルグ・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ、モーツァルテウム室内cho
Franz Tiller(Boy-S)*、Werner Krenn(Boy-A)*、エーリッヒ・マイクト(T)*、
ヴァルター・ベリー(Bs)*、ルドルフ・モラルト(指)ウィーンウィーンSO&cho*
ルドルフ・クリスト(T))#、ヴァルター・ベリー(Bs)#
ベルンハルト・パウムガルトナー(指)ウィーンSO&cho# 
録音:1954年ザルツブルグ、1954年ウィーン*、1955年ウィーン#
音質良好です。
MELODIYA
MELCD-1001365(1CD)
ラフマニノフ:晩祷 Op.37
クララ・コルカン(Ms)、コンスタンチン・オグネヴォイ(T)、アレクサンドル・スヴェシニコフ(指)ソヴィエト国立アカデミーcho
録音:1965年
MELODIYA
MELCD-1001032(1CD)
ジュゼッペ・サルティ:ミゼレーレ
ナターリア・クラウテル(S)、ヴィクトリア・スモリニコワ(A)、フョードル・リジコフ(T)、セルゲイ・アクセーノフ(Br)、アンドレイ・スピリドノフ(指)バロック・ソロイスツ、ロシア国立シンフォニー・カペラ室内cho
録音:2000年6月27日、ライヴ
MELODIYA
MELCD-1001384(1CD)
フョードル・シャリアピンの芸術 歌曲集 Vol.2
ロシア民謡:おおヴァンカよ/ドゥビヌシカ(#/**)/ヴォルガの舟歌#/ステンカ・ラージン*/ペテルスカヤ街道を行けば(++)
フロリアン・ゲルマン:黒い瞳(++/##)、エイヴィン・アリネス(1872-1932):最後の旅*
レオニード・マラシキン(1842-1902):おお、音楽で表すことさえできたら*
フョードル・ケネマン(1873-1937):王は戦争に行った Op.7-6#
グリゴリー・リーシン(1854-1888):大笑い*
ニコライ・マヌイキン=ネフストリエフ(1869-?):不運なさすらい人の歌 Op.12(++/##)
リムスキー=コルサコフ:予言者 Op.49-2#
チャイコフスキー:ナイチンゲール Op.60-4*/祝福あれ森よOp.47-5#
アントン・ルビンシテイン:囚人 Op.48-6*、トルコ人は私を足で蹴った Op.34-9(「ペルシャの歌」から)#
シューベルト:影法師(「白鳥の歌」から)#、マスネ:悲歌(*/+)
フョードル・シャリアピン(Bs)、ピアノ伴奏* チェロ伴奏+ 管弦楽伴奏#、男声合唱伴奏(**) 民族楽器伴奏(++) 合唱伴奏(##)
録音:1921-1934年
Melodiya
MELCD-1001445(1CD)
ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
ナジェジダ・クラスナヤ(S)、セルゲイ・ヤコヴェンコ(Br)、ワシーリー・ドリンスキー(Org)、ドミトリー・キタエンコ(指)モスクワ・PO、ユルロフ記念国立アカデミーcho
録音:1977年6月17日、モスクワ音楽院大ホール
旧ソヴィエト連邦時代の国営レーベルとして、また保有する膨大な録音量でお馴染みの"Melodiya"。未CD 化音源や、好評を博してきた旧譜の復刻などが予定されている"Melodiya" は、従来のジュエル・ケース仕様から、高級感のあるクォリティの高いディジパック仕様でのリリースとなり新たなスタートを切ります。
このブラームスの「ドイツ・レクイエム」は、モスクワ・フィルの首席指揮者に就任した翌年、当時36歳という若き日のキタエンコの指揮とモスクワ・フィルによる録音。近年のコンサートやレコーディングでは熟練の業を披露しているマエストロ、ドミトリー・キタエンコのモスクワ・フィル就任直後というキャリア初期の録音、しかもプログラムがロシア作品ではなくブラームスというところに興味をそそられます。
Melodiya
MELCD-1001401(1CD)
ムソルグスキー:歌曲集
かわいいサーヴィシナ/ドン川のほとりに花咲く/イェリョームシュカの子守歌/メフィストフェレスの歌/歌曲集《死の歌と踊り》/歌曲集《日の光もなく》
エウゲニー・ネステレンコ(Bs)、ウラディミール クライネフ(P)
録音:1979年&1974年レニングラード歌劇場やボリショイ劇場を活躍の舞台としてきたロシアの名バス歌手、エウゲニー・ネステレンコ(1938−)のムソルグスキー歌曲集。ラザレフ&ボリショイ劇場管の「ボリス・ゴドゥノフ」での絶唱に代表されるようにネステレンコのムソルグスキーは一級品。太く凄味のある歌声がズシリと響きます。
BMC
BMCCD-144(1CD)
コダーイ:合唱作品集
聖グレゴリオの日*/ラディスラウス王の男*/聖霊降臨祭*/
フランツ・リスト頌/シャンドル・シクのテ・デウム/イエスと商人/老人たち/トランシルヴァニアの哀歌/マトラの風景
アダム・フィッシャー(指)MR(ハンガリー放送)児童cho*、MR(ハンガリー放送)cho*
録音:2008年
管弦楽作品集(BMCCD141「ハーリ・ヤーノシュ」組曲、他)に続くアダム・フィッシャーのコダーイ作品集第2弾。コダーイは多岐に渡る作品を書いているが、合唱曲は同時代の作曲家のなかでは群を抜いて多く、コダーイ・システムの創始者であり優れた教育者であったため児童合唱のための作品も多数あります。このディスクは大人の合唱と児童合唱のための曲をバランスよく選曲。
Rondeau
ROP-6018(1CD)