湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



EUROARTS
(ドイツ)



※※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは全て1DVDです。
品番 内容 演奏者
20-00068G(5DVD)
ベルリン・フィル創設125周年記念〜ジュビリー・セレブレーション
◆DVD1:ヨーロッパ・コンサート2001イン・イスタンブール
ハイドン:交響曲第94番「驚愕」
モーツァルト:フルート協奏曲第2番
ベルリオーズ:幻想交響曲
ボーナス〜舞台裏映像+イスタンブールのポートレイト
◆DVD2:ジルヴェスター・コンサート 2001
バッハ:管弦楽組曲第3番〜ガヴォット
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.334、メヌエット、ロンド.ニ長調 K.382
ヴェルディ:『アイーダ』〜小さなムーア人の奴隷たちの踊り
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ト短調op.46-8
チャイコフスキー:『くるみ割り人形』〜花のワルツ
シベリウス:悲しいワルツ
J・シュトラウス:皇帝円舞曲
コダーイ:ガランタ舞曲/サルガン
カルリ編:ア・フエゴ・レント
アブレウ&オリヴィエロ、コルノ編):ティコ・ティコ
J・シュトラウス:ポルカ『雷鳴と電光』
カルリ:イル・フェルレーテ
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
◆DVD3:ヨーロッパ・コンサート2002イン・パレルモ
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
ヴェルディ:「シチリアの晩鐘」序曲
ボーナス〜リハーサル風景+パレルモのポートレイト
◆DVD4:ヴァルトビューネ2003〜ガーシュウィン・ナイト
ガーシュウィン:パリのアメリカ人(管弦楽)、
 ラプソディ・イン・ブルー(共演)、
ピアノ協奏曲ヘ調(共演)、
 ストライク・アップ・ザ・バンド(管弦楽)、
 アイ・ガット・リズム(ピアノ・トリオ)
ロバーツ:コール・アフター・ミッドナイト(ピアノ・トリオ)
リンケ:ベルリンの風(管弦楽)
ボーナス〜小澤征爾とマーカス・ロバーツの対話

◆DVD5:ヨーロッパ・コンサート2004イン・アテネ
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 op.15、
弦楽四重奏曲第1番ト短調 op.25(シェーンベルク編)
ボーナス〜ヨーロッパ・コンサート・イン・オリンピック・アテネ
◆DVD1
エマニュエル・パユ(Fl)
マリス・ヤンソンス(指)BPO
収録:2001年5月1日、イスタンブール、聖イレーネ聖堂におけるライヴ

◆DVD2
ダニエル・バレンボイム(指、P)BPO
収録:2001年12月31日、ベルリン、フィルハーモニーにおけるライヴ

◆DVD3
ギル・シャハム(Vn)
クラウディオ・アバド(指)BPO
収録:2002年5月1日、パレルモ、マッシモ劇場におけるライヴ

◆DVD4
マーカス・ロバーツ・トリオ
小澤征爾(指)BPO
収録:2003年、ベルリン、ヴァルトビューネにおけるライヴ

◆DVD5
ダニエル・バレンボイム(P)
サイモン・ラトル(指)BPO
収録:2004年5月1日、アテネ、ヘロデス・アッティコス奏楽堂におけるライヴ

DVD1: 129mm(本編102mm、ボーナス 27mm)
DVD2:97mm
DVD3: 132mm(本編112mm、
ボーナス 20mm)
DVD4:129mm(本編110mm、ボーナス19mm)
DVD5:127mm

画面:NTSC 16:9
音声:リニアPCMステレオ、ドルビーデジタル 5.1、DTS 5.1
Region All

20-00078(5DVD)
ルツェルン祝祭管弦楽団記念ボックス

■DVD1:
ドビュッシー:組曲「聖セバスチャンの殉教」、
 交響詩「海」
ドキュメンタリー〜「ルツェルン音楽祭の歴史」
■DVD2:
マーラー:交響曲第5番
■DVD3:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
ブルックナー:交響曲第7番(ノヴァーク版)
■DVD4:
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
■DVD5:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
全て、クラウディオ・アバド(指)ルツェルン祝祭O
■DVD1:
ラヒェル・ハルニッシュ(S)、エテリ・グヴァザヴァ(S)
収録:2003年8月14日 ルツェルン、コンサート・ホール(ライヴ)
■DVD2:
収録:2004年8月18、19日 ルツェルン、コンサート・ホール(ライヴ)
■DVD3:
アルフレード・ブレンデル(P)
収録:2005年8月10-12日 ルツェルン、コンサート・ホール(ライヴ)
■DVD4:
収録:2006年8月10、11日 ルツェルン、コンサート・ホール(ライヴ)
■DVD5:
マウリツィオ・ポリーニ(P)
収録:2004年8月 ルツェルン、コンサート・ホール(ライヴ)
2003年にクラウディオ・アバドが芸術監督に就任し、アバドの下に優秀な若手音楽家が集結し、毎年洗練された演奏を展開しているルツェルン祝祭管弦楽団。このDVDセットは2003年から2006年のルツェルン・フェスティヴァルから主要な演奏会のライヴ映像を収録。このセットでしか観ることのできないポリーニのベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番や、フルトヴェングラー、フリッチャイ、カラヤン、メビューイン、トスカニーニなどの歴代のフェスティヴァル出演者のリハーサル、コンサートのアーカイヴ映像「ルツェルン音楽祭の歴史」、そしてフェスティヴァルの貴重な写真を含んだブックレットが付いた豪華ボックス・セットとなっています。 (Ki)
20-01024FF(Bluray)
モーツァルト・オン・ツアー(旅路のモーツァルト)
ピアノ協奏曲(14曲)とドキュメンタリー



■エピソード1:ロンドン
ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414

■エピソード2:マントヴァ
ピアノ協奏曲第1番 ヘ長調 K.37、
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 K.41

■エピソード3:ミラノ/ボローニャ
ピアノ協奏曲第5番 ニ長調 K.175

■エピソード4:マンハイム
ピアノ協奏曲第6番 変ロ長調 K.238

■エピソード5:シュヴェツィンゲン
ピアノ協奏曲第8番 ハ長調 K.246

■エピソード6:パリ
ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」

■エピソード7:ウィーン
ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453
デジュー・ラーンキ(P)

■エピソード8:ウィーン
ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466

■エピソード9:ウィーン&プラハ
ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491

■エピソード10:プラハ
ピアノ協奏曲第23番 イ長調, K.488

■エピソード11:フランクフルト
ピアノ協奏曲第19番ヘ長調, K.459

■エピソード12:ミュンヘン
ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」

■エピソード13:ウィーン
ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調, K.595
■エピソード1
ヴラディーミル・アシュケナージ(P,指)ロイヤルPO/収録:1989年6月22日、ハンプトン・コート・パレス(ロンドン)
■エピソード2
ハイドルン・ホルトマン(P)、マルク・アンドレーエ(指)スイス=イタリア語放送O/収録:1989年4月21日、ビビエーナ学術劇場(マントヴァ)
■エピソード3
マルコム・フレージャー(P)、マルク・アンドレーエ(指)スイス=イタリア語放送O/収録:1989年4月23日、ビビエーナ学術劇場(マントヴァ)
■エピソード4
クリスティアン・ツァハリアス(P)、ジャンルイジ・ジェルメッティ(指)シュトゥットガルトRSO/収録:1989年5月11日、シュヴェツィンゲン宮殿ロココ劇場
■エピソード5
クリスティアン・ツァハリアス(P)、ジャンルイジ・ジェルメッッティ(指)シュトゥットガルトRSO/収録:1989年5月13日、シュヴェツィンゲン宮殿ロココ劇場
■エピソード6
内田光子(P)、ジェフリー・テイト(指)ザルツブルク・モーツァルテウムO/収録:1989年7月29日、モーツァルテルム(ザルツブルク音楽祭)
■エピソード7
デジュー・ラーンキ(P)、ジェフリー・テイト(指)イギリス室内O/収録:1990年11月15日 シェーンブルン宮殿大ギャラリー(ウィーン)
■エピソード8
イヴァン・クラーンスキー(P)、イエジ・ビエロフラーヴェク(指)ヴィルトゥオージ・ディ・プラハ/収録:1990年8月19日、ワルトシュタイン宮殿騎士の間(プラハ)
■エピソード9
アンドレ・プレヴィン(P,指)ロイヤルPO/収録:1990年11月15日、シェーンブルン宮殿大ギャラリー(ウィーン)
■エピソード10
ゾルタン・コチシュ(P)、イエジ・ビエロフラーヴェク(指)ヴィルトゥオージ・ディ・プラハ/収録:1990年8月29日、ワルトシュタイン宮殿騎士の間(プラハ)
■エピソード11
ラドゥ・ルプ ー(P)、デイヴィッド・ジンマン(指)ドイツ・カンマーPO/収録:1990年7月18日、ソフィエンザール(ミュンヘン)
■エピソード12:ミュンヘン
オメロ・フランセシュ(P)、ゲルト・アルブレヒト(指)ドイツ・カンマーPO/収録:1990年12月2日、クリスティアン・ツァイス・ザール(ヴィースバーデン)
■エピソード13
アレクサンダー・マドザー(P)、アンドレ・プレヴィン(指)ロイヤルPO/収録:1990年11月17日、シェーンブルン宮殿大ギャラリー(ウィーン)
以前DVD6枚で発売されていたモーツァルト・オン・ツアー(旅路のモーツァルト)を1枚のブルーレイに収録した、EURO ARTSの好企画シリーズ。 ピアノ協奏曲14曲の演奏風景と13のドキュメンタリー映像を組み合わせた全13エピソード12時間をブルーレイ1枚に収録しています。ピアニストは、 アシュケナージ、ツァハリス、ラーンキ、コチシュ、ルプー、そして内田光子など大変豪華な顔ぶれ。バックを務めるのも、プレヴィン、ビエロフラーヴェク、 ジンマン、アルブレヒトなど巨匠揃い。35年という短い生涯の中で、経験した長大な旅は、モーツァルトの音楽に大きな影響を与えています。生涯を通じて作曲されていたピアノ協奏曲と旅 を組み合わせて、モーツァルトの音楽性、人物像を描いています。 ピアノ協奏曲の演奏風景は、作曲されたときに関係する場所で収録され、プレヴィンによる解説もより一層理解を深めます。 (Ki)



20-01038G(4DVD)
モーツァルト協奏曲集

(1)ピアノ協奏曲第9番変ホ短調K.271「ジュノーム」

(2)ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414

(3)ピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537「戴冠式」

(4)ピアノ協奏曲第1番ニ長調 K.37

(5)ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488

(6)ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491(カデンツァ;プレヴィン作)

(7)ピアノ協奏曲第6番変ロ長調 K.238

(8)ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459

(9)ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466

(10)ピアノ協奏曲第5番ニ長調K.175

(11)ピアノ協奏曲第8番ハ長調K.246

(12)ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453

(13)ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
(1)内田光子(P)、ジェフリー・テイト(指)モーツァルトテウムO/収録:1989年7月モーツァルテウム
(2)ウラディーミル・アシュケナージ(P,指) ロイヤルPO/収録:1989年6月ハンプトン・コート・パレス、ロンドン
(3)オメロ・フランセシュ(P)、ゲルト・アルブレヒト(指)ドイツ・カンマーPO/収録:1990年12月クリスティアン・ツァイス・ザール
(4)ハイドルン・ホルトマン(P)、マーク・アンドレエ(指)スイス・イタリアRSO/収録:1989年4月マントヴァ、ビビエーナ学術劇場
(5)ゾルタン・コチシュ(P)、イルジー・ビエロフラーヴェク(指)ヴィルトゥージ・ディ・プラハ/収録:1990年8月プラハ/ワルトシュタイン宮殿
(6)アンドレ・プレヴィン(P,指)ロイヤルPO/収録:1990年11月ウィーン、シェーンブルン宮殿
(7)クリスティアン・ツァハリアス(P)、シュトゥットガルトRSO ジャンルイジ・ジェルメッティ(指)/収録:1989年5月シュヴェツィンゲン宮殿ロココ劇場
(8)ラドゥ・ルプー(P)、ドイツ・カンマーフィルハーモニー/収録:1990年7月 ミュンヘン、ゾフィエンザール
(9)イヴァン・クラーンスキー(P)、イルジー・ビエロフラーヴェク(指)ヴィルトゥージ・ディ・プラハ/収録:1990年8月プラハ・ワルトシュタイン宮殿
(10)マルコム・フレージャー(P)、マルク・アンドレーエ(指)スイス・イタリアーナO/収録:1989年4月ビビエーナ学術劇場
(11)クリスティアン・ツァハリアス(P)、ジャンルイジ・ジェルメッティ(指)シュトゥットガルトRSO /収録:1989年5月シュヴェツィンゲン宮殿ロココ劇場
(12)デジュー・ラーンキ(P)、ジェフリー・テイト(指)イギリス室内O/収録:1990年11月シェーンブルン宮殿大ギャラリー
(13)アレクサンダー・マッジャー(P)、アンドレ・プレヴィン(指)ロイヤルPO/収録:1990年11月シェーンブルン宮殿大ギャラリー

画面:NTSC 4:3、音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1、リージョン:0
豪華演奏者によるモーツァルトのピアノ協奏曲を14曲集めたDVDボックスが発売となります。既に単独発売されている内容ですが、内田光子、ゾルタン・ コチシュ、アンドレ・プレヴィンなど、その演奏者の顔ぶれは大変豪華。モーツァルトは35年の短い人生の3分の1をウィーン、パリ、ロンドン、イタ リアの各地への旅に費やしています。このDVDは、その時代のゆかりの場所で演奏され収録されています。傑作揃いの協奏曲をさまざまな演奏家で楽し むことのできるセットとなっています。 (Ki)
20-01118D
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」 ガブリエーレ・フェッロ(指)
シュトゥットガルトRSO(SWR)
ケルン州立歌劇場cho
チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ/ロジーナ)
デヴィッド・クェブラー(テノール/アルマヴィーヴァ伯爵)
ジーノ・キリコ(バリトン/フィガロ)
カルロス・フェラー(バリトン/バルトロ)
ロバート・ロイド(バス/バジーリオ)
クラウス・ブルッフ(バス/フィオレッロ)
エディス・ケルテシュ=ゲイブリー(アルト/ベルタ)
ポール・カッペラー(バス/アンブロージョ)
演出:ミヒャエル・ハンペ
装置:エツィオ・フィリゲリオ
衣装:マウロ・ペガーノ
映像監督:クラウス・ヴィレー

収録:1988年、シュヴェツィンゲン音楽祭(ライヴ)
画面:4:3 NTSC
音声:PCMステレオ、DTS5.1
字幕:英独仏西(原語:伊)
リージョン:All、158分
今や現代最高のメゾ・ソプラノと言われるチェチーリア・バルトリが弱冠22歳で挑んだロジーナ役が話題となったロッシーニの最高傑作「セビリアの 理髪師」。すでに『ロッシーニ初期オペラ・ボックス(20-57389)』には収録されていましたが単売でも再発売されます。 毎年5月に開催される1952年に南ドイツ放送によって創始されたシュヴェツィンゲン音楽祭。この映像集は、1988年から1992年にかけて同音楽祭 で上演された巨匠演出家ミヒャエル・ハンペによるロッシーニの初期オペラをまとめたもの。会場は、シュヴェツィンゲン宮殿内にあるロココ劇場。プファ ルツ選帝侯の夏の宮殿だったシュヴェツィンゲン城は、バロック式の美しい庭園が有名で、このロココ劇場も18世紀時代のオリジナルの姿を現在まで保っ た豪華な内装です。趣のある劇場で、バルトリのチャーミングな歌唱を堪能できる映像となっています。 (Ki)
20-01318D
ドキュメンタリー〜ルクス・エテルナ〜クラウディオ・アバド・イン・リハーサル
ヴェルディ:レクエイム
クラウディオ・アバド(指)
ミラノ・スカラ座O&cho
モンセラート・カバリエ(S)
ペテル・ドヴォルスキー(T)
サミュエル・レイミー(Bs)
ルチア・ヴァレンティーニ・テッラーニ(Ms)

収録:1985 年サン・マルコ寺院
監督:ノルベルト・バイルハルツ
画面:NTSC 4:3
音声:PCM ステレオ
リージョン:0
字幕:英仏独西/119mm
2013年はヴェルディ生誕200周年、そして現代の偉大なる指揮者クラウディオ・アバドが80歳を迎える記念すべき年です。 この度リリースされるのは、1985年にサン・マルコ寺院で行われたアバド&ミラノ・スカラ座によるヴェルディのレクイエムをリハーサルから捉えたドキュ ンタリー映像。監督は数々の芸術映像作品を手がけたノルベルト・バイルハルツ。 リスト陣も世界中のオペラ・ファンを魅了するソプラノ、モンセラート・カバリエ、早世の名メゾ・ソプラノ、ルチア・ヴァレンティーニ・テッラーニ、色 のある深い声が魅力のバス、サミュエル・レイミー、伸びやかな歌声のテノール、ペテル・ドヴォルスキーと大変豪華。 寧に音楽を作り上げていくアバドの統率力。音楽の歓び、演奏の歓びを共に分かち合う演奏者の熱意、精魂を傾け取り組んでいる姿が克明に描かれて ます。また真摯に音楽に向き合う姿はもちろん、普段は見ることができない演奏者たちの素顔も垣間見ることのできる映像となっています。 (Ki)
20-01338D
エーリヒ・ラインスドルフ・コンダクツ・ワーグナー&シューマン〜イン・リハーサル&パフォーマンス
シューマン:交響曲第4番ニ短調(1841年初稿)
ワーグナー:「パルジファル」〜前奏曲/間奏曲
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
南西ドイツRSO(現・バーデン=バーデン&フライブルクSWR響)

収録:1989年ブラームスザール、カールスルーエ、ライヴ
ウィーンのユダヤ人一家に生まれたエーリヒ・ラインスドルフ(1912-1993)。ヒトラー率いるナチス・ドイツ政権によるユダヤ人迫害により、ドイツ圏 で活躍するユダヤ系音楽家たちは厳しい時代に突入すると、ラインスドルフもそれまでの順調なキャリアを捨てて、1937年アメリカへ亡命します。その後 アメリカに帰化し、メトロポリタン歌劇場やボストンSO等で活躍、アメリカにおけるドイツ音楽のスペシャリストとして重要な役割を果たした指揮者 となりました。 この映像は、彼の得意とするワーグナー、シューマンのコンサート映像と “リハーサルの鬼” といわれたラインスドルフの厳格なる要求が飛び交うリハーサ ル風景を収めた映像集。シューマンの交響曲第4番は1841年の初稿を用い、通常とは異なるスコアに戸惑う団員達を堅密な指示で誘導するラインスド ルフの手腕は見どころ。「パルジファル」では、「そのメロディーに関するあらゆる事を理解した時にはじめて正しいテンポを見つけだすことができる」とい うワーグナーの言葉をふまえ、オケのメンバーに「状況によってテンポは変化するので、規則にとらわれない自然な演奏をして欲しい」と助言する場面も。 リハーサルと本番を比べ、なんとも言えない緊張感が作り出す素晴らしい演奏を観ると、ラインスドルフの厳格すぎるといわれたリハーサルも納得できます。 (Ki)
20-01738
ドキュメンタリー:ベルリン・クロール・オペラ・ハウス〜ザ・ミドル・オブ・ジャーマニー 監督:イェルク・モーザー・メティウス
制作:1990年

59’ 00/NTSC/16:9
PCMステレオ
言語:独・英
リージョン:ALL
ドイツの中心、東ドイツ、ベルリン共和国広場にあったクロール・オペラ・ハウス。1844年に建設され、エンリコ・カルーソ、オットー・クレンペラー などの公演が催され、輝かしい芸術が花開きました。しかしナチスの台頭により劇場は閉鎖、その後建物はナチス議会の本部として使われ、第二次世界 大戦末期、クロール・オペラの建物は大破、1951年には跡形なく取り壊されてしまいます。 この映像はドイツ統合後の1990年に制作された番組をDVD化したもの。芸術家、音楽家が華々しく活躍した時代の舞台写真と装置・衣裳のデザイン 画などの画像が多数使われていたり、当時の劇場の様子を知るアーティストたちが熱心に語っていたりと、往時を偲ぶ内容となっています。 (Ki)
20-01764(Bluray)
ヨーロッパコンサート・1991・フロム・プラハ
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」〜序曲&「ドンナ・アンナのアリア」
交響曲第29番イ長調K.201
演奏会用アリア「心配しなくともいいのです、愛する人よ」K.505
交響曲第35番ニ長調「ハフナー」

【特典映像】インタビュー
クラウディオ・アバド(指)BPO
シェリル・ステューダー(S)
ブルーノ・カニーノ(P)

収録:1991年 5月1日スメタナ・ホール、プラハ(ライヴ)
画面:60i 、16:9
(ドキュメンタリー:SD NTSC)
音声:PCMステレオ
リージョン:All
字幕:英独仏伊
原語:伊
78mm +(ドキュメンタリー:12mm)
Non-native HD Restored
アバドを音楽監督に迎えた1991年から、ベルリン・フィルの創立記念日である5月1日を記念して、ヨーロッパ各地の歴史的な建築物やホールで開 かれているヨーロッパコンサートの記念すべき第1回目の映像がブルーレイとなって発売されます。 この年はモーツァルト没後200年を記念して、プラハのスメタナ・ホールで行われ、オール・モーツァルト・プログラム、そして2014年1月惜しくも亡 くなった巨匠クライディオ・アバドが指揮を振りました。ベルリン・フィルの豊かな響きを生かした、高度な機能性を十分に発揮した魅力的なモーツァルト に仕上がっています。濃厚な色彩を感じさせる一方で豪華で重々しい表現とは対極の、細緻で自然なバランス感覚抜群の演奏は独特の味わいがあります。 また、ブルーノ・カニーノのピアノ伴奏でアメリカのシェリル・ステューダーが歌う、演奏会用アリア「心配しなくともいいのです、愛する人よ」では、ステュー ダーの澄み切った美声を余すところなく堪能できます。 また、ブルーレイ化にあたって、画質、音質に細心の注意を払ってリマスターされていますが、オリジナル素材が本来のHDではないため、再生機種によっ ては映像が多少乱れることがございますので、予めご了承ください。 (Ki)
20-01818C
音楽ドキュメンタリー:バーバラ・ヘンドリックス

わたしのお気に入りのオペラ「ドン・パスクァーレ」
出演:バーバラ・ヘンドリックス(S ノリーナ )
ガブリエル・バキエ(Br ドン・パスクァーレ)
ジーノ・キリコ(Br マラテスタ)
ルカ・カノーニチ(T エルネスト)
エクサン・プロヴァンス音楽祭Cho
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ガブリエレ・フェッロ(指)

55’
カラー NTSC 16 : 9
Region All
音声:PCMステレオ
字幕:英独仏伊
毎回、特定の歌手とその役柄にスポットを当て、インタビューやリハーサルなど舞台裏の映像などを織り交ぜ、製作現場の感覚を共有する切り口でオペ ラの魅力に迫るEUROARTSの新シリーズ「マイ・フェイヴァリット・オペラ」。 今回の主役は1948年生まれの世界的ソプラノ、バーバラ・ヘンドリックス。1991年の南仏エクサン・プロヴァンス音楽祭での「ドン・パスクァーレ」 上演の映像を柱に、さらにはバキエ、カノーニチら豪華な顔ぶれが集った、1990年のプロダクションに向けた準備の模様も絡めつつ、ノリーナを歌うヘ ンドリックスが、自身の歌手としての輝かしいキャリアと「ドン・パスクァーレ」の魅力について語ります。 (Ki)
20-01828C
ルッジェーロ・ライモンディ/私のお気に入りのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」 ルッジェーロ・ライモンディ(Bs-Br)
リッカルド・シャイー(指)
ボローニャ市立劇場O
ルカ・ロンコーニ(演出)他

リージョン・オール/NTSC
16:9/PCM Stereo/58分
字幕:英独仏伊
偉大なイタリア人バス=バリトン、ルッジェーロ・ライモンディは、レパートリーが広いことでも知られていますが、中でもドン・ジョヴァンニは当たり役 の一つ。この映像では、彼の生まれ故郷ボローニャでの「ドン・ジョヴァンニ」(ルカ・ロンコーニ演出)の上演を軸に、ライモンディのドン・ジョヴァン ニ観を明らかにしています。 (Ki)
20-01944F(Bluray)
「プロメテウス」神話の様々な変奏〜火の詩
ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」Op.43〜導入部「嵐」/第1番/第9番/パストラーレ第10番
リスト:交響詩「プロメテウス」
スクリャービン:交響曲第5番「プロメテウス」
ノーノ:「プロメテオ」組曲(1992)〜第2島:bヘルダーリン
監督:クリストファー・スワン
マルタ・アルゲリッチ(P)
ベルリン・ジング・アカデミー
フライブルク・ゾリステンCho
クラウディオ・アバド(指)BPO

収録:1992年5月ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
画面:1080/60i、
4:3ピラーボックス、
HD アップスケール
音声:PCMステレオ
リージョン:All
字幕:英、独、仏/57分
クラウディオ・アバドが、ベルリン・フィルの定期演奏会で取り上げた「プロメテウス」神話に基づく様々な作曲家による作品が収録されたライヴ。す でにCD、DVDで発売されており、アバドらしい企画として話題となった映像です。「プロメテウス神話」とは、ギリシア神話の神プロメテウスが人間に 火を与えたとして、ゼウスの怒りをかい、不死身のプロメテウスは永遠にハゲ鷹に腹を割かれて処刑された。それを勇敢なヘラクレスがハゲ鷹を殺しプロ メテウスを救うという内容。映像監督のクリストファー・スワンは、照明等を駆使した視覚的効果を巧みに使い、「火」「炎」を表現。ベルリンのフィルハー モニーホールが、赤、黄色、緑、青と変幻自在に染まっていく様子は必見です。
スクリャービンの交響曲第5番「プロメテウス」では、アルゲリッチがピアノ・ソロとして登場。神秘主義に影響され、色彩への強い関心をもち、音楽 に色彩をも取り込もうとしたスクリャービンの作風が最も色濃く投影された曲。大編成のオーケストラとヴォカリーズによる混声合唱、そして独奏ピアノの ために作曲されました。この映像では使われてはいませんが、元々スクリャービンは、鍵盤を押すと七色に照明が変化する「色光鍵盤」の使用を指定し ているので、このライヴ映像のようにホール全体が照明によって刻一刻と色彩が変化していくのは、まさに作曲者の意図通りと言え、映像で楽しむ価値の ある演奏です。アルゲリッチの神秘的で魅惑的な演奏にも注目です。 (Ki)
20-01988D
マイアベーア:歌劇「ユグノー教徒」全曲(ドイツ語歌唱) リチャード・リーチ(テノール/ラウル・ド・ナンジ)
アンジェラ・デニング(ソプラノ/ マルグリット・ド・ヴァロワ)
ルーシー・ピーコック(ソプラノ/ ヴァランティーヌ(サン=ブリ伯爵の娘))
ルヌス・カールソン(バス/ヌヴェール伯爵)
ハルトムート・ヴェルカー(バス/ サン=ブリ伯爵)
マルティン・ブラシウス(バス/ マルセル(ラウールの従者))
カミュ・カパッソ(ソプラノ/ ウルバン(マルグリットの小姓))
ベルリン・ドイツ・オペラO&cho
ステファン・ゾルテス(指)

収録:1991年ベルリン・ドイツ・オペラ(ライヴ)
画面:16:9  NTSC
音声:PCMステレオ
字幕:英仏西
原語:ドイツ語
リージョン:ALL、156分
イアベーアの「ユグノー教徒」のDVDが再発されます。マイアベーア生誕200周年を祝って収録されたディスクです。「ユグノー教徒」は、1572年 の聖バルトロマイ祭の日に起こったユグノー教徒の大虐殺(新教徒による旧教徒の虐殺)を題材にした作品で、初演当時大きな成功を収めました。ジョン・ デュー演出のこの上演も「芸術と、それを解釈するコンセプトが完璧に一致している」と好意的に評価され、大変話題となりました。 (Ki)

20-07598(4DVD)
ヘルムート・リリングBOX

■DVD1:
ハイドン:オラトリオ「四季」HobXXI:3

■DVD2:
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」HWV56

■DVD3:
バッハ:モテット集
恐れるな、われ汝とともにありBWV 228
来ませ、イエスよ、来ませBWV 229
正しき者は滅びしもBWV deest
汝を去らしめず、汝われを祝せずばBWV Anh.159
御霊は我らの弱きを助けたもうBWV 226
おおイエス・キリスト、わが命の光BWV 118
イエスよ、我が喜びBWV 227
主に向かいて新しき歌を歌えBWV 225
主に向かいて歓呼せよ、この世のすべての者よBWV 160
主を頌めまつれ、諸々の異邦人よBWV 230

■DVD4:
バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV248
全て、ヘルムート・リリング(指)

■DVD1:
アンネゲーア・シュトゥムフィウス (S) 
アレクサンダー・スティーヴンソン (T) 
ヴォルフガング・シェーネ (Bs) 
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
収録:1992 年1月シュタットハレ、オーバーハウゼ
■DVD2:
ドナ・ブラウン(S)
コルネリア・カリッシュ(Ms)  
ロベルト・サッカ(T)
アラステア・マイルズ(Bs)
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ 
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
収録:1991年エルワンゲン福音教会
■DVD3:
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ 
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
収録:1990年カウフンゲン参事会教会
■DVD4:
ドロタ・ウジダ(S)
コルネリア・カリッシュ(Ms)
アルド・バルディン(T)
アンドレアス・シュミット (Bs)
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライのメンバー
クラクフ・バッハ・アカデミーO&cho
収録:1990 年セント・メリー教会、クラクフ

画面:4:3 NTSC
音声:PCMステレオ
リージョン:0
字幕:英仏独伊
 DVD1 : 143mm
 DVD2 : 136mm
 DVD3 : 97mm
 DVD4 : 81mm
2013年5月29日に80歳の誕生日を迎える巨匠ヘルムート・リリング。彼の偉業を称えて数々の賞が与えられており、近年では2011年ヘルベルト・ フォン・カラヤン音楽賞、2011年ドイツ・ベスト・コーラス・パフォーマンス賞を受賞しています。 CD音源としてはリリングの偉大なる功績を長年録音してきたドイツ「Hanssler」レーベルから10枚組のスペシャル・エディション(98008)などが記 念リリースとして発表されていますが、Euro Artsから映像作品として1990年から1992年の演奏をまとめた4枚組のDVDボックスとして発売されます。 内容は、オラトリオの代表作とも言えるハイドンの「四季」、ヘンデルの「メサイア」、バッハの「クリスマス・オラトリオ」そしてバッハのモテット集を収録。 リリング率いるシュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウムの優れたアンサンブルと長年積み重ねた深い音楽性 が結実した演奏で、オラトリオの名作の真髄に迫っています。 (Ki)
20-10005[B]
モーツァルト/ グレイティスト・ヒッツ Various
20-10015[B]
バッハ/ グレイティスト・ヒッツ Various
20-10218D
モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.1

(1)ピアノ協奏曲第9番変ホ短調K.271「ジュノーム」

(2)ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414

(3)ピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537「戴冠式」
(1)内田光子(P)
ジェフリー・テイト(指)モーツァルトテウムO 
収録:1989年7月モーツァルテウム
(2)ウラディーミル・アシュケナージ(P,指)ロイヤルPO
収録:1989年6月ハンプトン・コート・パレス、ロンドン
(3オメロ・フランセシュ(P)
ゲルト・アルブレヒト(指)ドイツ・カンマーPO
収録:1990年12月クリスティアン・ツァイス・ザール

95mm/画面:NTSC4:3
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:0
20-10228D
モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.2

(1)ピアノ協奏曲第1番ニ長調K.37
  ピアノ協奏曲第4番ト長調K.41

(2)ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488

(3)ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491(カデンツァ;プレヴィン作)
(1)ハイドルン・ホルトマン(P)
マーク・アンドレエ(指)スイス・イタリアRSO
収録:1989年4月 マントヴァ、ビビエーナ学術劇場
(2)ゾルタン・コチシュ(P)
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)ヴィルトゥージ・ディ・プラハ
収録:1990年8月 プラハ、ワルトシュタイン宮殿
(3)アンドレ・プレヴィン(P,指)ロイヤルPO
収録:1990年11月 ウィーン、シェーンブルン宮殿

99mm/画面:NTSC4:3
音声:PCMステレオ
DD5.1、DTS5.1
リージョン:0
20-10238D
モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.3

(1)ピアノ協奏曲第6番変ロ長調K.238

(2)ピアノ協奏曲第19番ヘ長調K.459

(3)ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466
(1)クリスティアン・ツァハリアス(P)
ジャンルイジ・ジェルメッティ(指)シュトゥットガルトRSO
収録:1989年5月 シュヴェツィンゲン宮殿ロココ劇場
(2)ラドゥ・ルプー(P)
ドイツ・カンマーフィルハーモニー
収録:1990年7月 ミュンヘン、ゾフィエンザール
(3)イヴァン・クラーンスキー(P)
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)ヴィルトゥージ・ディ・プラハ
収録:1990年8月 プラハ、ワルトシュタイン宮殿

80mm/画面:NTSC4:3
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:0
20-10248D
モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.4

(1)ピアノ協奏曲第5番ニ長調K.175

(2)ピアノ協奏曲第8番ハ長調K.246

(3)ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453

(4)ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
(1)マルコム・フレージャー(P)
マルク・アンドレーエ(指)スイス・イタリアーナO 
収録:1989年4月ビビエーナ学術劇場
(2)クリスティアン・ツァハリス(P)
ジャンルイジ・ジェルメッティ(指)シュトゥットガルトRSO
収録:1989年5月シュヴェツィンゲン宮殿ロココ劇場
(3)デジュー・ラーンキ(P)
ジェフリー・テイト(指)イギリス室内O

収録:1990年11月シェーンブルン宮殿大ギャラリー
(4)アレクサンダー・マッジャー(P)
アンドレ・プレヴィン(P)ロイヤルPO
収録:1990年11月シェーンブルン宮殿大ギャラリー

120mm/画面:NTSC4:3
音声:PCMステレオ
DD5.1、DTS5.1
リージョン:0
20-11294F
(Bluray)
ヨーロッパ・コンサート1992
ヴェルディ:歌劇「運命の力」〜序曲
 歌劇「ドン・カルロ」〜私は望みを失った
ベルリオーズ:「ファウストの却罰」〜ラコッツィー行進曲/自然への祈り
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲 、
楽劇「ワルキューレ」〜ジークムントの愛の歌「冬の嵐はすぎ去り」、
楽劇「神々の黄昏」〜夜明け/ジークフリートのラインへの旅 /ジークフリートの葬送行進曲 / 終曲
プラシド・ドミンゴ(T)
ダニエル・バレンボイム(指)BPO

収録:1992年5月1日エル・エスコリアル教会堂、スペイン、ライヴ
画面:
1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ
5.1DTS-HD
リージョン:0/104mm
1992年のヨーロッパ・コンサートの舞台はスペイン、マドリードの北西にある修道院、エル・エスコリアル。16世紀末にフェリペ2世が修道院兼王 宮として建設し、教会はスペイン-ルネサンスの代表的な建築物で、美しい響きを有しています。 スペイン生まれの世界的テノール歌手プラシド・ドミンゴを迎え、ヴェルディ、ベルリオーズ、ワーグナーを高らかに歌い上げています。オーケストラ・プ ログラムは、シューベルトの「未完成」。バレンボイムのスケール豊かな音楽作りと、渋味のある深い響きを追求した演奏で、聴衆を唸らせます。 (Ki)

20-11404F(Bluray)
20-11408D
ブルックナー:交響曲第7番

■ボーナス映像
ドキュメンタリー「凱旋 (Triumphant Return)」
監督:ヴォルフガング・ベッカー
セルジウ・チェリビダッケ(指)BPO

収録:1992年3月31日&4月1日ベルリン・シャウシュピールハウス(ライヴ)
監督:ロドニー・グリーンベルク
制作:メトロポリタン・ミュニック

(Bluray)本編90’+ボーナス54’
1080i Full HD
16 : 9 (本編), 4 : 3 (ボーナス)
Region All
音声:PCMステレオ
字幕:独、英、日本語 ( ※ドキュメンタリー )

本編90’+ボーナス54’
カラーNTSC
16 : 9 (本編), 4 : 3 (ボーナス)
Region All
音声:PCMステレオ
字 幕:英、独、日本語 ( ※ドキュメンタリー)
匠チェリビダッケがベルリン・フィルを指揮した唯一の映像として知られるブルックナーの交響曲第7番がようやくブルーレイとDVDで登場。 1992年3月31日と4月1日の2日間、ベルリンのシャウシュピールハウスでおこなわれたコンサートは、当時のヴァイツゼッカー大統領直々のはから いで実現したもので、1954年以来38年ぶりにチェリビダッケが、この間関係が決裂していたベルリン・フィルの指揮台に復帰するという意味で特別な 出来事でした(このあたりは当公演のリハーサルの模様とかつての楽団員へのインタビューを収めたドキュメンタリーで触れられています)。 こうした背景もあって会場が異様な空気に包まれるなか、やがて演奏が開始されてゆくのですが、ここでの全曲86分を超える演奏時間は、数あるチェリ ビダッケによるブルックナーの7番のなかでも破格に長大な部類に入るもので、アダージョに至っては30分を超える時間をかけてたっぷりと歌いぬかれ ており、まさに耽美的というほかないその美観はあらためて稀有の巨匠の個性的な芸風を強く印象付ける形となっています。 チェリビダッケ&ベルリン・フィルによるこのブルックナー第7番のライヴ映像はその知名度に比して、長らく視聴困難な状態が続いていただけに、チェリ ビダッケ生誕100年を迎える2012年のタイミングでのリリースはたいへん価値あるものといえるでしょう。 なお、このたびのソフト化に際して、オリジナルのビデオ素材にレストアを施し、画面アスペクト比を4:3のスタンダード・サイズから16:9のビスタ・ サイズへと変換しています。
20-11508D
ヴァルトビューネ・コンサート1993 〜ロシアン・ナイト
リムスキー=コルサコフ:「ロシアの復活祭」序曲
チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」より〈ダッタン人の踊り〉
ストラヴィンスキー :バレエ音楽「火の鳥」より抜粋
チャイコフスキー:祝典序曲「1812年」
ハチャトゥリアン:バレエ音楽「ガイーヌ」より〈剣の舞〉
チャイコフスキー :弦楽セレナーデよりエレジー
J・シュトラウス:ラデツキー行進曲
パウル・リンケ:「ベルリンの風」
小澤征爾(指)BPO

収録:1993年6月21日ヴァルトビューネ野外劇場、ベルリン
映像監督:ブライン・ラージ


画面:4:3 NTSC
音声:PCMステレオ
リージョン:ALL、98分
小澤征爾がヴァルトビューネ・コンサートにはじめて登場した1993年の映像。リムスキー=コルサコフ、チャイコフスキー、ストラヴィンスキー、ハチャ トリアン、ボロディンのオール・ロシアのプログラムで2万人の聴衆を大いに沸かせました。これまで小澤征爾がヴァルトビューネを指揮したのは、この「ロ シアン・ナイト」と、2003年の「ガーシュウィン・ナイト」の2度。首席指揮者以外で複数回登場するのはそう多くなく、小澤征爾とベルリン・フィルの 長年の良き親交のあらわれと言えるでしょう。 ヴァルトビューネ・コンサートは、ベルリン・フィルが毎年シーズンの最後に野外で行うピクニック・コンサート。毎年6月の最終日曜日に行われ、野外コンサー トならではのリラックスした会場の雰囲気の中、至福の音楽を楽しめます。ヴァルトビューネは、古代ギリシャの円形劇場をモデルに、1936年のベルリン・ オリンピックに合わせて造られた建造物の一つ。当初はディートリヒ・エッカートビューネという名称で、オリンピックでは器械体操などの競技が行われまし た。オープンエアのコンサートながら、聴衆により良い音を届けていることにも定評があり、ベルリン郊外の森に広がる開放的な場所で行われるコンサートは、 ベルリンっ子だけではなく世界中から集まってきます。 (Ki)
20-11514F(Bluray)
ヨーロッパコンサート1993フロム・ロンドン
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調K.216
ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」op.71~花のワルツ
ベルナルト・ハイティンク(指)BPO
フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)

収録:1993年5月1日ロイヤル・アルバート・ホール、ライヴ
映像監督:ブライアン・ラージ
画面:1080i Full HD
16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All
字幕:英独仏西伊
90分(本編)+30 分(ドキュメンタリー)
ベルリン・フィルの創立記念日5月1日に毎年行っている、ベルリン・フィルのヨーロッパコンサート。今回Blu-rayとして復活するのは1993年ロンドン で行われたベルナルト・ハイティンク指揮による演奏会の模様です。カラヤンの後音楽監督に就任したアバドを迎え1991年から始まったヨーロッパコンサート。 ハイティンクはこれまで、この1993年と1999年ポーランドの古都クラクフで行われた公演に2度登場しています。
冒頭はチャイコフスキーの幻想序曲「ロメオとジュリエット」。ハイティンクの推進力ある指揮で、迫力ある熱演を聴かせてくれます。そしてフランク・ペーター・ツィ ンマーマンのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番。ツィンマーマンは、サヴァリッシュ&ベルリン・フィル(95年)との録音や、コンサートで度々取り上 げているお得意の作品です。ツィンマーマンの端正で美しい演奏で、凛とした気品溢れるモーツァルトに歌い上げられています。メイン・プログラムはストラヴィ ンスキーの「春の祭典」。ハイティンクは、ロンドン・フィルとベルリン・フィルとストラヴィンスキーの三大バレエを録音しています。この1993年の演奏は、 ハイティンクらしい正攻法の指揮、世界最高のオーケストラの高い技術力で、重厚なストラヴィンスキーのサウンドを鳴らしています。
ボーナスには、チャールズ皇太子のインタビューやロイヤル・アルバート・ホールの説明が収録されたドキュメンタリー映像も付いています。ロイヤル・アルバー ト・ホールは、存在感のある円形の外観や豪華絢爛な内装が魅力の大劇場で、世界中から様々なオーケストラや音楽家が集まり、映像だけでも見応えのあるホー ルです。
20-11694F
(Bluray)
ヨーロッパ・コンサート1994
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ブラームス:交響曲第2番
ダニエル・バレンボイム(P)
クラウディオ・アバド(指)BPO

収録:1994年5月1日マイニンゲン劇場、ドイツ、ライヴ
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ
DTS-HD Audio Master
リージョン:0/86mm
ドイツ中部のマイニンゲン劇場で行われたヨーロッパ・コンサート1994。プラグラムは、ベルリン・フィルの王道ベートーヴェンとブラームスを取り上 げています。 ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」では、ダニエル・バレンボイムがソリストとして登場。バレンボイムの叙情性が引き出された艶やかで張りの ある演奏が聴きどころ。ブラームスの交響曲第2番では、アバドが強固な造形美と豊麗な響きでスケールの大きな演奏を聴かせます。 (Ki)
20-12024(Bluray)
ヨーロッパコンサート・1995・フロム・フィレンツェ
ベ ートーヴェン:歌 劇「フィデリオ」序 曲
ブラッハー:パガニーニの主題による変奏曲
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1 番ニ長調作品6(第1楽章)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集作品96第8番ト短調

【特典映像】インタビュー
ズビン・メータ((指)BPO
サラ・チャン(Vn)

収録:1995年5月1日ヴェッキオ宮殿(ライヴ)
画面:60i 、16:9
(ドキュメンタリー:SD NTSC)
音声:PCMステレオ
リージョン:All
字 幕( ド キ ュ メ ン タ リ ー ):
英仏独
87mm +(ドキュメンタリー:20mm)
1995年イタリア、フィレンツェのポンテヴェッキオ宮殿で行われたベルリン・フィルのヨーロッパコンサート映像がブルーレイ化されました。 このコンサートには、天才少女としてデビューしたサラ・チャンが登場。当時15歳だった彼女が、世界的指揮者メータとベルリン・フィルをバックにパガニー ニの協奏曲を演奏し大喝采を浴びています。鮮やかなテクニック、音程の正確さ、そして何より聴衆、共演者を惹きつけ、若干15歳でコンサート会場の 雰囲気を自分のものにしている姿に圧倒されます。 その他のプログラムも多彩で、冒頭はベートーヴェンの「フィデリオ」序曲。ゆっくりめのテンポと、ベルリン・フィルらしい響きを生かした重厚な演奏。 カラフルなオーケストレーションとジャズ風の曲想が印象的なブラッヒャーの「パガニーニの主題による変奏曲」。巨匠としての風格を漂わせた「ペトルーシュ カ」、ドヴォルザークのスラヴ舞曲をアンコール曲にし、絶妙なリズムと哀愁漂う演奏で聴かせます。 また美しいヴェッキオ宮殿の映像も見どころのひとつです。 (Ki)

20-12478D
ベルリン・フィル・イン・ジャパン
ムソルグスキー:禿山の一夜(原典版)
ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲(1919)
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調
クラウディオ・アバド(指)BPO

収録:1994年10月14日サントリーホール(ライヴ)
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:All/97分
1994年にベルリン・フィルとクラウディオ・アバドがサントリーホールで行ったコンサート映像。原典版を使用した「ムソルグスキーの禿山の一夜」。 魔女たちの盛大な夜会の様子が不気味に描かれ、アバドが新鮮な響きを引き出しています。これまで数多くの名演を繰り広げ、アバドが最も得意とする作 品の一つ「ストラヴィンスキーの火の鳥」。そしてアバド&ベルリン・フィルという最強タッグの実力が存分に表れた「チャイコフスキーの交響曲第5番」。 ベルリン・フィルの圧倒的な表現力とアバドの求心力が見事な名演です。 (Ki)
20-12488D
音楽映画「オッフェンバックの秘密」
(劇中使用作品:喜歌劇「ふたりの盲人」、「クロックフェール、または最後の遍歴騎士」)

=ボーナス=
ドキュメンタリー
「失われた自筆譜-『ホフマン物語』の歴史」*
監督:イシュトヴァーン・サボー
制作:1995年
出演:タマーシュ・ヨルダン( オッフェンバック)、ヤーノシュ・クルカ( モルニ伯爵 )ほか
ジア・リュウ(指)
ザールブリュッケンRSO

監督:ジェラール・カイヤ*
制作:2004年仏、Ideale Audience*
「メフィスト」で第54回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したハンガリーのサボー監督による音楽映画。ナポレオン3世下の第2帝政時代にパリで 活躍したオッフェンバックと、そのパトロンであったシャルル・ド・モルニ伯爵を主人公にした内容は、劇中劇として上演される2つのオペレッタが全篇の うち、およそ5分の4を占めるという構成をとっているため、オッフェンバックの音楽にたっぷりと浸ることができます。 さらに、ボーナスには、「失われた自筆譜−『ホフマン物語』の歴史」と題するドキュメンタリーを収録。オッフェンバックの死に際して、未完のままで遺 されたオペラ「ホフマン物語」は、ギローの補筆完成により1881年に初演されますが、その自筆譜は1887年のオペラ・コミークの火災で焼失という 憂き目に遭ったことで、かえって有名に。 本編では、パリから、ハンブルク、ブルゴーニュを経由して、ニューヨークへと舞台を移しながら、楽譜所有者、音楽出版社、音楽学者、オペラ監督、指揮者、 舞台監督などに取材、「ホフマン物語」の自筆譜が辿った数奇な歴史を辿ります。 (Ki)
20-12534F(Bluray)
ヨーロッパコンサート1996フロム・サンクト・ペテルブルグ
プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」より
ラフマニノフ:歌劇「アレコ」より”月は高く輝く”
ベートーヴェン:ロマンス第1番&第2番 、交響曲第7番イ長調op.92
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」より”花のワルツ”

【特典映像】
サンクト・ペテルブルグの音楽について&インタビュー(字幕:英独仏)
クラウディオ・アバド(指)BPO
アナトーリ・コチェルガ(Br)
コリヤ・ブラッハー(Vn)

収録:1996年5月1日マリインスキー劇場(ライヴ)
画面:16:9 1080i
音声:PCMステレオ Full HD
リージョン:All
110 分(90分本編+20分ドキュメンタリー)
字幕:英仏伊西
ラウディオ・アバド指揮により、1996年サンクト・ペテルブルグのマリインスキー劇場で行われたヨーロッパコンサートの模様を収録したBlu-ray。 マリインスキー劇場は世界有数の伝統を誇るオペラ劇場で、ロシアの偉大なオペラ作品の多くがこの劇場で初演されています。ベルリン・フィルがこの劇 場で最初に演奏したのは、1896年この映像からちょうど100年前、ニコライ2世の戴冠式が行われた年のことでした。その記念すべき1996年のヨーロッ パコンサートの演目に選ばれたのは、プロコフィエフ、ラフマニノフ、チャイコフスキーというロシアを代表する作曲家の作品とベートーヴェン交響曲第7 番と2つのロマンス。ヴァイオリンのソリストとして登場したのは、1993年から1999年の間ベルリン・フィルの第1コンサートマスターを務めたコリヤ・ ブラッハー。そしてラフマニノフの歌劇「アレコ」の “月は高く輝く” を歌ったのはアバドからの信頼も厚いアナトーリ・コチェルガ。 (Ki)
20-12538D
ヨーロッパコンサート1996フロム・サンクト・ペテルブルグ
プロコフィエフ: バレエ「ロメオとジュリエット」より
ラフマニノフ:歌劇「アレコ」〜”月は高く輝く”
ベートーヴェン:ロマンス第1番&第2番 、
 交響曲第7番イ長調op.92
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」〜花のワルツ
【特典映像】
サンクト・ペテルブルグの音楽について&インタビュー(字幕:英独仏)
クラウディオ・アバド(指)BPO
アナトーリ・コチェルガ(Br)
コリヤ・ブラッハー(Vn)

収録:1996年5月1日マリインスキー劇場(ライヴ)
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
リージョン:All/110 分(90分本編+20分ドキュメンタリー)
字幕:英仏伊西
ラウディオ・アバド指揮により、1996年サンクト・ペテルブルグのマリインスキー劇場で行われたヨーロッパコンサートの模様を収録したDVD。マ リインスキー劇場は世界有数の伝統を誇るオペラ劇場で、ロシアの偉大なオペラ作品の多くがこの劇場で初演されています。ベルリン・フィルがこの劇場 で最初に演奏したのは、1896年この映像からちょうど100年前、ニコライ2世の戴冠式が行われた年のことでした。その記念すべき1996年のヨーロッ パコンサートの演目に選ばれたのは、プロコフィエフ、ラフマニノフ、チャイコフスキーというロシアを代表する作曲家の作品とベートーヴェン交響曲第7 番と2つのロマンス。ヴァイオリンのソリストとして登場したのは、1993年から1999年の間ベルリン・フィルの第1コンサートマスターを務めたコリヤ・ ブラッハー。そしてラフマニノフの歌劇「アレコ」の “月は高く輝く” を歌ったのはアバドからの信頼も厚いアナトーリ・コチェルガ。 (Ki)
20-12744F
(Bluray)
イスラエル・フィル創立60周年記念ガラ・コンサート
(1)ウェーバー:歌劇「オベロン」より序曲
(2)バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調BWV1043
(3)ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調 RV 580「調和の霊感」
(4)モーツァルト:セレナーデ第6番ニ長調K239「セレナータ・ノットゥルナ」.
(5)ヨハン・ハルヴォルセン:パッサカリアとサラバンド〜ヴァイオリンとヴィオラのためのヘンデルの主題による変奏曲付き
(6)ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73

■ボーナス
アイザック・スターンによる祝辞
全て、イスラエルPO
(2)(3)(6)ズービン・メータ(指)
ダニエル・バレンボイム(指)
(2)アイザック・スターン(Vn)
(4)(5)ピンカス・スッカーマン(指、Vn、Va)
(5)イツァーク・パールマン(Vn)
(3)シュロモ・ミンツ(Vn)
(2)(3)ギル・シャハム(Vn)
(3)マキシム・ヴェンゲーロフ(Vn)
(3)メナヘム・ブラアー(Vn)
(4)アリエル・シャマイ(Vn)

収録:1996 年12 月26日マン・オーディトリアム、テルアビブ

画面:1080i Full HD
16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All/94mm
1936年にヴィオリン奏者フーベルマンの呼びかけによりユダヤ人音楽家が集まり創設されたイスラエル・PO。バーンスタイン、 ミトロプーロスなど世界的大指揮者たちが次々と棒を振り、1968年からはズービン・メータが終身音楽監督を務め、世界トップレベルの演奏を繰り広げ ている世界有数のオーケストラです。 この映像は1996年創立60周年を迎えた際に行われたガラ・コンサートの模様が収録されています。1936年12月26日にトスカニーニの指揮によっ て行われた第1回コンサートと同じプログラム、ヴェーバーの歌劇「オベロン」序曲ほか、ユダヤ系のヴァイオリニストが勢ぞろいした、熱気溢れるコン サートとなっています。この映像及び音源は以前発売されていましたが、この度、ブルーレイの発売に際して最高水準の技術で音と映像をより高いクオリティ でアップコンバートされました。 また、記念コンサートに際して行われたアイザック・スターンのスピーチがボーナスとして収録されています。ユダヤ人としてのアイデンティティやイスラエ ルの平和を願う気持ち、そして音楽への愛や必要性などを語った感動的なスピーチとなっています。 (Ki)
20-12748D
イスラエル・フィル創立60周年記念コンサート
1.イスラエル国歌
2.アイザック・スターンによる祝辞
3.ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲
4.J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043
5.ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調 RV.580
6.モーツァルト:セレナード第6番ニ長調 K.239『セレナータ・ノットゥルナ』
7.ハルヴォルセン:パッサカリアとサラバンド〜ヴァイオリンとヴィオラのためのヘンデルの主題による変奏曲つき
8.ブラームス:交響曲第2番ニ長調 op.73
アイザック・スターン(ヴァイオリン:4)
ピンカス・ズッカーマン(指揮&ヴァイオリン:6 ヴィオラ:7)
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン:7)
シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン:5)
ギル・シャハム( ヴァイオリン:4 , 5)
マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン:5)
メナヘム・ブロイアー(ヴァイオリン:5)
アリエ ル ・シャマイ( ヴァイオリン: 6 )
ミリアム・ハルトマン(ヴィオラ:6)
ピーター・マーク(コントラバス:6)
イスラエルPO
ダニエル・バレンボイム(指:3)
ズービン・メータ(指:4,5,8)

収録:1996年12月26日テル・アヴィヴ、マン・オーディトリアム(ライヴ)
画面:4:3 NTSC
音声:PCMステレオ
リージョン:All
1936年にヴァイオリン奏者フーベルマンの呼びかけにより、ユダヤ人音楽家が集まり創設されたイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団。バーンスタイン、 ミトロプーロスなど世界的大指揮者たちが次々と指揮棒を取り、1968年からはズービン・メータが終身音楽監督を務め、世界トップレベルの演奏を繰り 広げている世界有数のオーケストラです。 このディスクには、1996年創立60周年を迎えた際に行われたガラ・コンサートの模様が収録されています。1936年12月26日にトスカニーニの指揮 によって行われた第1回コンサートと同じプログラム、ウェーバーの歌劇『オベロン』序曲ほか、ユダヤ系のヴァイオリニストが勢ぞろいした、熱気溢れる コンサートとなっています。この映像及び音源は以前発売されていましたが、この度、ブルーレイの発売に際して最高水準の技術で音と映像をより高いク オリティでアップコンバートされました。 また、記念コンサートに際して行われたアイザック・スターンのスピーチがボーナスとして収録されています。ユダヤ人としてのアイデンティティやイスラエ ルの平和を願う気持ち、そして音楽への愛や必要性などを語った感動的なスピーチとなっています。 (Ki)
20-12756[C]
ブルックナー:交響曲第8番 ピエール・ブーレーズ(指)VPO

収録:1996年9月21日、22日聖フローリアン教会(ブルックナー没後100周年記念コンサート)
「没後100周年コンサート」としてTDKコアから発売されていた映像と同一であり、ブルックナーゆかりのザンクト・フローリアン教会におけるライヴで、ブライアン・ラージの的を得た演出によるスタンダードとなるもの。ブーレーズがウィーン・フィルを、まさにオルガンのように鳴らす正統的なものであり、感動を呼びます。
20-12784F(Bluray)
20-12788D
ブラームス:ドイツ・レクイエム クラウディオ・アバド(指)BPO
バーバラ・ボニー(S)
ブリン・ターフェル(Br)
スウェーデン放送Cho
エリク・エリクソン室内Cho

収録:1997年4月3日ウィーン楽友協会(ライヴ)
◆Bluray
画面:1080i Full HD
音声:PCMステレオ
リージョン:All
字幕:英独仏韓,日本語/79mm
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All
字幕:英独仏韓,日本語/79mm
ブラームス歿後100周年を迎えた1997年に、クラウディオ・アバドがベルリン・フィルを引き連れて、ライバルであるウィーン・フィルの本拠ムジークフェ ラインでおこなったコンサートのライヴ映像。ブラームスが晩年を過ごし、数々の傑作を生み出したウィーンはまた、「ドイツ・レクィエム」の試演がおこなわれ た地でもあります。 ここでのアバドは、病に倒れる前の溌剌とした演奏を展開しており、ベルリン・フィルとの関係も成熟し、まさに絶好調といえる冴え渡る指揮姿をみせてくれて います。またソリストもソプラノにバーバラ・ボニー、バリトンにブリン・ターフェルと大変豪華。そしてスウェーデンの2大合唱団であるスウェーデン放送合唱 団とエリク・エリクソン室内合唱団を従え完璧なアンサンブルと美しい歌声を聴かせてくれています。 この映像は以前別のレーベルからDVDでリリースされていましたが、ブルーレイ化にともない、新たにリマスタリングされ、画質、音質ともに向上しております。 (Ki)
20-12794F(Bluray)
ヨーロッパコンサート1997年・フロム・パリ
ラヴェル:組曲「クープランの墓」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
■ドキュメンタリー〜パリの音楽につて、バレンボイムへのインタビュー
ダニエル・バレンボイム(P&指)BPO

収録:1997年5月1日ヴェルサイユ宮殿オペラ・ロワイヤル
豪華絢爛の代名詞でもあるヴェルサイユ宮殿にあるオペラ・ロワイヤルで行われた1997年のヨーロッパコンサート。今回ブルーレイ化にあたって、コンサー ト映像はリストアを施し、会場の美しさが、さらに細部までクリアに再現されています。 冒頭のラヴェルの「クープランの墓」は、さすがベルリン・フィルと思わせる木管群の活躍。バレンボイムが弾き振りをしたモーツァルトのピアノ協奏曲第13番。 バレンボイムの瑞々しい演奏が光ります。そしてナポレオンに捧げたベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」。フランスでの公演を意識して選曲されました。 (Ki)
20-12934F
(Bluray)
ヨーロッパ・コンサート1998
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
チャイコフスキー:交響的幻想曲「テンペスト」
ドビュッシー:夜想曲
ヴェルディ:聖歌四篇
クラウディオ・アバド(指)BPO
マリー・アレクシス(S)
マリア・ヴィースランデル(コーラスマスター)
スウェーデン放送Cho
エリック・エリクソン室内Cho

収録:1998年5月1日バーサ号博物館、ストックホルム、ライヴ
画面:
1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ
DTS-HD Audio Master
リージョン:0/131mm
スウェーデン、ストックホルムのバーサ号博物館で行われた1998年のヨーロッパ・コンサート。バーサ号は世界で唯一現存する17世紀の船舶。 1628年に建造されたこの戦艦は処女航海でまだストックホルム港を出ないうちに突風にあおられ沈没。1956年に海洋考古学者によって発見され、330 年ぶりに引き上げられ展示されています。 最初に演奏されたワーグナーの「さまよえるオランダ人」の序曲は、幽霊船が荒れ狂う海をさまよう様子が描かれており、このバーサ号の不吉な運命を 連想させます。またチャイコフスキーの交響的幻想曲「テンペスト」は、シェークスピアの戯曲を題材とした作品。両者とも、「海の嵐」が重要なテーマ として描かれています。続くドビュッシーの「夜想曲」は「雲」「祭」「シレーヌ」の3曲からなる作品で、「シレーヌ」はギリシア神話で登場する海の精で、 美しい歌声で航行中の人を惑わし、難破させるというもの。最後はヴェルディの聖歌四篇。スウェーデン放送合唱団の歌声が高らかに響き、バーサ号を 救済へと導くという、考えられたプログラム構成となっています。 (Ki)

20-13038(4DVD)
ワレリー・ゲルギエフ〜ロシア・歌劇BOX

(1)プロコフィエフ:歌劇 「修道院での婚約」

(2)ボロディン:歌劇 「イーゴリ公」

(3)チャイコフスキー:歌劇「マゼッパ」
全て、キーロフ歌劇場O&cho
ヴァレリー・ゲルギエフ(指)

(1)アンナ・ネトレプコ(S)、ラリッサ・ディアドコヴァ(Ms)、アレクサンダー・ゲルガロフ(Br)、マリアンナ・タラーソワ(Ms)、マリインスキー・バレエ
収録:1998年、マリインスキー歌劇場(ライヴ)
(2)ニコライ・プチーリン(イーゴリ公)
ガリーナ・ゴルチャコーワ(ヤロスラーヴナ)、エフゲニー・アキモフ(ヴラヂーミル)、セルゲイ・アレクサーシキン(ガーリチのヴラヂーミル)、ウラジーミル・ヴァネーエフ(コンチャーク)、オリガ・ボロディナ(コンチャーコヴナ)、マリインスキー・バレエ
収録:1998年、マリインスキー歌劇場(ライヴ)
(3)イリーナ・ロスクトーワ(マリア)、ラリーサ・ジャジコーワ(リュボフィ)、ヴィクトル・ルツィウク(アンドレイ)、ニコライ・プチーリン(マゼッパ)、セルゲイ・アレクサーシキン(コチュベイ)
収録:1996年、マリインスキー歌劇場(ライヴ)

画面:16:9 、 4:3、NTSC
音声:PCM Stereo
字幕:英独仏伊西中
リージョン:All、525分
ゲルギエフは、1988年、35歳の若さでキーロフ(現マリインスキー)劇場歌劇・カンパニーの芸術監督に就任。1996年からはマリインスキー劇場 (バレエ、歌劇、O)の芸術総監督と総裁を兼任しています。そして、このマリインスキー劇場で多くの世界的名歌手を育て、世界の音楽界へ送 り出してきました。今回リリースされるのは、1996、1998年に同劇場で上演されたロシア・歌劇3作品をまとめたDVDボックス。 一つ目はプロコフィエフの「修道院での婚約」。この作品は、キーロフ劇場で1946年に初演された歌劇。なんと今や現代最高峰の歌姫と言われるアンナ・ ネトレプコが出演しています。当時、ネトレプコはほとんど無名でしたが、ゲルギエフは彼女の才能を見出し、現在の活躍を予感させる見事な歌唱を聴か せてくれています。 次はあの有名な「だったん人の踊り」が含まれるボロディンの歌劇「イーゴリ公」。色彩豊かな異国情緒を湛えた舞台、そして歌手陣、合唱、オーケストラ、 そしてバレエが見事に集結した総合芸術として見ごたえのある上演です。 最後には、チャイコフスキーの歌劇「マゼッパ」。17世紀のウクライナを舞台とした作品で、政治的混沌を背景に、権力者マゼッパと親子ほど年の離れた マリアとの関係が描かれる劇的な内容。ゲルギエフの「マゼッパ」と言えば2019年の来日公演(演奏会形式)での上演が記憶に新たしいですが、マゼッ パ役のニコライ・プチーリンの荒々しさや、マリア役のロスクトーワのドラマテッィクな歌声など、歌手陣の質の高さに驚かされます。 (Ki)
20-13048(7DVD)
ベルナルド・ハイティンク〜レトロスペクティブ

■DVD1(49分)
ドキュメンタリー【わが音楽人生〜ある指揮者の肖像】

■DVD2
マーラー:交響曲第1番「巨人」*
マーラー:交響曲第2番「復活」

■DVD3(63分)
マーラー:交響曲第4番

■DVD4
マーラー:交響曲第3番
マーラー:交響曲第7番*

■DVD5
ヨーロッパ・コンサート1993イン・ロンドン
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調*
ストラヴィンスキー:「春の祭典」
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」より〈花のワルツ〉

■DVD6
ヨーロッパ・コンサート1999イン・クラクフ
モーツァルト:「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」
モーツァルト:ミサ曲ハ短調より〈聖霊によりて〉
ショパン:ピアノ協奏曲第2番へ短調
シューマン:交響曲第1番変ロ長調

■DVD7
2015年バーデン=バーデン・イースター音楽祭
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
全て、ベルナルド・ハイティンク(指)BPO
■DVD1(49分)
監督:ヨースト・ホンセラール、ハンス・ハフマンス
制作:2019年
言語:オランダ語/英語
字幕:英、独、韓、日本語
■DVD2
シルヴィア・マクネアー(S)
ヤート・ファン・ネス(A)
エルンスト・ゼンフ合唱団
収録:1992年、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)*
1992年、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD3(63分)
シルヴィア・マクネアー(S)
収録:1991年、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD4
フローレンス・クイヴァー(A)
エルンスト・ゼンフ合唱団
テルツ少年合唱団
収録:1990年、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
1992年、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)*
■DVD5(90分)
フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)*
収録:1993年ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
■DVD6(95分)
クリスティーネ・シェーファー(S)
エマニュエル・アックス(P)
収録:1999年クラクフ(ライヴ)
■DVD7(90分)
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/1704年製ストラディヴァリウス「ス
リーピング・ビューティ」)
収録:2015年,バーデン=バーデン、フェストシュピールハウス(ライヴ)

NTSC、リージョン:All、667分
EURO ARTSの新シリーズ「コンダクターズ」。時代を代表する指揮者たちの映像をBOX化したものです。第2弾は、2019年指揮活動から引退をしたベ ルナルド・ハイティンク。2019年5月に行われたベルナルド・ハイティンク指揮ベルリン・フィルの演奏会は、両者による最後の共演の機会となりました。 ハイティンクは、9月にその偉大な音楽キャリアに終止符を打ちました。ハイティンクはベルリン・フィルと50年以上にわたる共演歴をもち、ハイティンク の真摯な音楽性とベルリン・フィルの高度な合奏力が融合した素晴らしい演奏を残しています。本作は、両者のながらく映像ソフトで観ることができなかた コンサート映像やハイティンクの貴重なドキュメンタリー映像など充実の内容です。 DVD1には、ドキュメンタリー「わが音楽人生〜ある指揮者の肖像」を収録。1960年代以降、2019年に現役引退を発表するまで、ベルナルド・ハイティ ンクはクラシック音楽界でもっとも成功を収め、高い人気を誇る音楽家であり続けました。このドキュメンタリーでは、コンサートやリハーサルの録音風景、 そして個人的な会話を通して、ハイティンクの思考世界の洞察へと誘われます。 ハイティンクは、1990年代にベルリン・フィルとマーラーの交響曲を連続的に演奏しました。その多くは、フィリップス(現デッカ)でリリースされましたが、 コンサート映像も複数残されています。このセットには、そうした一連の映像も含まれています。1994年に収録されたベルリン・フィルとのマーラー:交響 曲第1番「巨人」。みずみずしい歌とスケール豊かな構想を併せ持つ、若きマーラーの意欲作をハイティンクの真摯な音楽性とベルリン・フィルの高度な合 奏力が融合した演奏で楽しめます。そして、1993年のマーラー交響曲第2番「復活」。ハイティンク63歳の円熟期の演奏で、シルヴィア・マクネアー、ヤルド・ ファン・ネスという当時のスター歌手がソリストに迎えられています。1991年にベルリン・コンツェルトハウスで収録された交響曲第4番。天国的なまでに 美しいフィナーレで可憐なソロを歌うのは、アメリカ人ソプラノのシルヴィア・マクネアーです。そして、独唱にアメリカのアルト、フローレンス・クイヴァー を迎えた1990年12月収録のマーラー交響曲第3番。さらに2009年のマーラーの交響曲第7番。おぼろげな夜の情景から攻撃的な歓喜のフィナーレまで、 この作品ほど、この作曲家の表現の多様性が際立った曲もないでしょう。ハイティンクはここでも熟練の指揮ぶりを聴くことができます。 また、記念碑的コンサートへの出演も多く、ヨーロッパ・コンサートには1993年ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール、1999年はポーランド第2の 都市クラクフと2回登場しています。2015年バーデン=バーデン・イースター音楽祭では、当代随一のヴァイオリニスト、イザベル・ファウストの共演でオー ル・ベートーヴェン・プログラムを披露しました。 (Ki)
20-13104(Bluray)

20-13108
ジルベスター・コンサート1998

(1)モーツァルト:「フィガロの結婚」より序曲・アリア〈とうとう嬉しい時が来た〜恋人よここに〉
(2)モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」よりセレナード〈窓辺においで〉
(3)モーツァルト:「魔笛」より二重唱〈愛を感じる男の人たちには〉
(4)モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」よりシャンペンの歌・二重唱〈お手をどうぞ〉
(5)ビゼー:「アルルの女」組曲よりカリヨン・ファランドール
(6)ロッシーニ:「泥棒かささぎ」序曲
(7)ヴェルディ:「リゴレット」より二重唱〈それは心の太陽〜さようなら〉・アリア〈慕わしい名〉・女心の歌
(8)ヴェルディ:「仮面舞踏会」よりアリア〈お前こそ心を汚す者〉
(9)ベルリオーズ:「ローマの謝肉祭」序曲
(10)チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ・手紙の場〈たとえ死ぬことになっても〉
(11)ヴェルディ:「椿姫」より乾杯の歌
クラウディオ・アバド(指)BPO

(1)クリスティーネ・シェーファー(S)
(2)サイモン・キーンリーサイド(Br)
(3)サイモン・キーンリーサイド(Br),
クリスティーネ・シェーファー(S)
(4)サイモン・キーンリーサイド(Br),
クリスティーネ・シェーファー(S)
(7)マルセロ・アルバレス(T),
クリスティーネ・シェーファー(S)
(8)
サイモン・キーンリーサイド(Br)
(10)ミレッラ・フレーニ(S)
(11)ミレッラ・フレーニ(S),
クリスティーネ・シェーファー(S),
サイモン・キーンリーサイド(Br),
マルセロ・アルバレス(T)

収録:1998年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
◆Bluray
画面:16:9/Full HD
音声:PCMステレオ
リージョン:All
BD25、89分
◆DVD
画面:NTSC/16:9
音声:PCM Stereo
リージョン:All
DVD9、89分
ベルリン・フィルのジルヴェスターコンサート(ニューイヤー・イヴ・コンサート)は、1月1日のウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートと並ぶクラシック音楽界の一大イベントです。この度、クラウディオ・アバド指揮の1998年の演奏会が新装丁でブルーレイとDVDでリリースされます。「愛と憧れの歌」をテーマとし、モーツァルト、ヴェルディ等、有名オペラのアリアや情景と、ベルリオーズ、ビゼーの管弦楽曲を組み合わせた華やかなプログラムです。ヨーロッパで活躍するオペラ歌手が勢揃いし、大晦日のベルリンの夜を盛り上げています。特に注目なのが、イタリアの大ソプラノ、ミレッラ・フレーニが、得意の歌劇「エフゲニー・オネーギン」より〈手紙の場〉を歌い、貫禄の歌声を披露しています。そして、当時世界的デビューの直後であった、ドイツのソプラノ、クリスティーネ・シェーファー、アルゼンチンのテノール、マルセロ・アルバレス、イギリスのバリトン、サイモン・キーンリーサイドの3人の、若々しい姿と歌声も聴きどころです。
20-13114F(Bluray)
ダニエル・バレンボイムの演奏と解説によるドビュッシー:前奏曲第1巻
ドビュッシー:前奏曲第1巻
■ボーナス
バレンボイム・イン・コンサート
ショパン:夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2
 ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1「子犬のワルツ」
シューマン:幻想小曲集Op.12〜第1曲「夕べに」/第2曲「飛翔」
ショパン:練習曲ヘ短調Op.25-2
制作:1999年
監督:ポール・スマチュニュイ

■ボーナス
収録:2000年8月19日ブエノスアイレス、テアトロ・コロン(ライヴ)
画面:16:9(ピラーボックス・
アップスケール )
音声:LPCMステレオ
リージョン:All
字幕:英独仏西
59 分 +18 分(ボーナス)
ダニエル・バレンボイムが印象派の巨匠ドビュッシーの音楽を深く掘り下げ解説・演奏したドキュメンタリー映像。バレンボイムは「前奏曲集第1巻」 を題材とし、音楽を視覚的に解説しています。ドビュッシーの音楽の特色は、既存の音楽のスタイルにとらわれない、調性からの離脱、規則性のないリズ ム、自在に変化するテンポ、そして詩人のように光と影が綾なす色彩を表現しました。バレンボイムは、作曲者本人や友人らが残した言葉をもとに、ドビュッ シーが表そうとした自然と静寂と孤独を解き明かしています。 またボーナス映像には、2000年に行われた記念コンサートの模様が抜粋で収録されています。 (Ki)
20-13118D
ドビュッシー:前奏曲第1巻〜ダニエル・バレンボイムの演奏と解説による』 ダニエル・バレンボイム(P、解説)

制作:1999年
監督:ポール・スマチュニュイ
画面:16:9 NTSC
音声:PCM ステレオ
字幕:英独仏西
リージョン:All、59 分
ドビュッシー没後100年を記念して、バレンボイムのドビュッシーの映像がDVDで復活。 ダニエル・バレンボイムが印象派の巨匠ドビュッシーの音楽を深く掘り下げ、解説・演奏したドキュメンタリー映像です。バレンボイムは『前奏曲集第1巻』 を題材とし、音楽を視覚的に解説しています。ドビュッシーの音楽の特色は、既存の音楽のスタイルにとらわれない、調性からの離脱、規則性のないリズ ム、自在に変化するテンポ、そして詩人のように光と影が綾なす色彩を表現しました。バレンボイムは、作曲者本人や友人らが残した言葉をもとに、ドビュッ シーが表そうとした自然と静寂と孤独を解き明かしています。 (Ki)
20-13194F(Bluray)
ヨーロッパコンサート1999年・フロム・クラクフ
モーツァルト:モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」 K.165
  大ミサ曲ハ短調 K.427〜「聖霊によりて」
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 op.21
シューマン:交響曲第1番「春」
■ドキュメンタリー〜ペンデレツキのインタビュー
クリスティーネ・シェーファー(S)
エマニュエル・アックス(P)
ベルナルド・ハイティンク(指)BPO

収録:1999年5月1日 クラクフ、聖マリア教会(ライヴ)
画面:60i16:9
(ドキュメンタリー:SD NTSC)
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Master Audio
リージョン:All
言語(ドキュメンタリー):独
字幕(ドキュメンタリー):英仏
95分(本編)+19分(ドキュメンタリー)
ショパン没後150年にあたった1999年のヨーロッパコンサートは、ショパンの故郷ポーランドが舞台。第2次世界大戦の戦火を免れた古都クラクフの聖 マリア教会でコンサートが行われました。1222年に建造されたゴシック建築の教会で、豪華な祭壇と美しい色彩に目を奪われ、ポーランドで最も美しい教会 のひとつに数えられています。今回ブルーレイ化にあたって、コンサート映像はリストアを施し、会場の美しさが、さらに細部までクリアに再現されています。 プログラムはクリスティーネ・シェーファーをソリストに迎えモーツァルトの「エクスルターテ・ユビラーテ」と大ミサ曲ハ短調 K.427から「聖霊によりて」。シェー ファーの透明かつ深みのある美声が引き立っています。そして技巧派でありながら、豊かな詩情を持ったピアニスト、エマニュエル・アックスによるショパンの ピアノ協奏曲第2番。メインプログラムは、シューマンを得意とする巨匠ハイティンクによるシューマンの交響曲第1番です。 ドキュメンタリー映像には、ポーランドを代表する作曲家であるペンデレツキのインタビューが収録されています。 (Ki)


20-13324F(Bluray)

20-13328D
ガラ・フロム・ベルリン1999〜「グランド・ファイナル」
ベートーヴェン:交響曲第7番〜第4楽章
ドヴォルザーク:交響曲第8番〜第4楽章
マーラー:交響曲第5番〜第5楽章
ストラヴィンスキー:《火の鳥》〜「カスチェイ王の魔の踊り」「子守歌」「終曲」
ラヴェル:《ダフニスとクロエ》〜「全員の踊り」
プロコフィエフ:《アレクサンドル・ネフスキー》〜「アレクサンドルのプスコフへの入場」
シェーンベルク:《グレの歌》〜「見よ、太陽」
リンケ:《グリグリ》〜序曲
 《フォリー・ベルジェール》〜行進曲、
 《督促》〜ギャロップ/ベルリンの風
トランスラトイル:スポーツ宮殿ワルツ
フィッシャー:スパークリング・シャンペン
ニコライ:《ウィンザーの陽気な女房たち》序曲
コロ:菩提樹の木陰にいる限り
クラウディオ・アバド(指)BPO
ベルリン放送Cho
リアス室内Cho
クラウス・マリア・ブランダウアー(語り)

収録:1999年12月31日ベルリン、フィルハーモニー・ホール
◆Bluray
画面:1080/60i Full HD
音声:PCMステレオ
リージョン:All/108mm
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All/108mm
千年に一度の演奏会、1900年代最後の日、1999年12月31日に行われたガラ・コンサートのライヴ映像。アバドもベルリン・フィルのメンバーも、この 演奏会を大いに楽しんでいる様子が伝わってきて、ベルリン・フィル恒例のジルヴェスター・コンサートもこの日ばかりはお祭り騒ぎ!「グランド・ファイナル」 と題されたこのコンサートは、名曲の終楽章ばかりが選曲され、観客も大盛り上がりで、観ているこちらも思わず大熱狂してしまう映像です。「グレの歌」の語 りはドイツの名優クラウス・マリア・ブランダウアーが務めています。後半の団員たちの挨拶にはじまり、プログラムはおなじみ「ベルリンの風」などドイツ人 ならだれでも知っている名曲が演奏され、会場はミレニアムを祝う人々の熱気で満ち溢れています。 この映像は以前DVDでリリースされていましたが、ブルーレイ化にともない、新たにリマスタリングされ、画質、音質ともに向上しております。 (Ki)

20-13504(3Bluray)
クラウディオ・アバド〜ジルヴェスター・コンサート(96/97/98)
■Disc1(73分)
ジルヴェスター・コンサート1996(ダンスとジプシー音楽)
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、第10番
 「ジプシーの歌」作品103〜第1曲〈さあ、ジプシーよ〉、
  第2曲〈高く波立つリマの流れよ〉 、第3曲〈知っているかい〉、
  第4曲〈神様、お分かりですね〉、 第9曲〈どこへ行っても〉
ラヴェル:ツィガーヌ
ブラームス:ハンガリー舞曲第7番、第17番、第21番、「ハープが豊かに鳴り響く」、
 「 愛の歌 」(抜粋)
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
ベルリオーズ:ファウストの劫罰〜ラコッツィ行進曲
■Disc2(90分)
ジルヴェスター・コンサート1997(カルメン)
ビゼー:「カルメン」〜前奏曲・ハバネラ・闘牛士の歌・にぎやかな楽の調べ ・ 花の歌・合唱と場面
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
サラサーテ:カルメン幻想曲
ラヴェル:スペイン狂詩曲
ファリャ:「恋は魔術師」〜火祭りの踊り
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
■Disc3(92分)
ジルヴェスター・コンサート1998(愛と憧れの歌)
モーツァルト:「フィガロの結婚」〜序曲・アリア〈とうとう嬉しい時が来た〜恋人よここに〉、
 「ドン・ジョヴァンニ」〜セレナード〈窓辺においで〉、
 「魔笛」〜二重唱〈愛を感じる男の人たちには〉、
 「ドン・ジョヴァンニ」〜シャンペンの歌・二重唱〈お手をどうぞ〉
ビゼー:「アルルの女」組曲〜カリヨン・ファランドール
ロッシーニ:「泥棒かささぎ」序曲
ヴェルディ:「リゴレット」〜二重唱〈それは心の太陽〜さようなら〉、アリア〈慕わしい名〉、女心の歌、
 「仮面舞踏会」〜アリア〈お前こそ心を汚す者〉
ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」〜ポロネーズ、手紙の場〈たとえ死ぬことになっても〉
ヴェルディ:「椿姫」〜乾杯の歌
■Disc1(73分)
クラウディオ・アバド(指)BPO
スウェーデン放送Cho
トヌ・カリユステ(合唱指揮)
マキシム・ヴェンゲーロフ((Vn)
収録:1996 年12 月31日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)

■Disc2(90分)
クラウディオ・アバド(指)BPO
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)
ロベルト・アラーニャ(T)
ブリン・ターフェル(Br)
ヴェロニク・ジャンス(S)
ステラ・ドゥフェクシス(Ms)
オルフェオン・ドノスティアラ、
ホセ・アントニオ・サインス・アルファロ(合唱指揮),
南チロル児童Cho、
グレーテル・ブルッガー(合唱指揮)
ミハイル・プレトニョフ(P)
ギル・シャハム(Vn)
収録:1997年12 月31日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)

■Disc3(92分)
クラウディオ・アバド(指)BPO
クリスティーネ・シェーファー((S)
サイモン・キーンリーサイド(Br)
マルセロ・アルバレス(T)
ミレッラ・フレーニ(S)
収録:1998 年12 月31日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)

画面:1080/60i Full HD
16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All
ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート(ニューイヤー・イヴ・コンサート)は、毎年映像収録されテレビでも中継される、1月1日のウィーン・フィ ルのニューイヤー・コンサートと並ぶクラシック音楽界の一大イベント。今回クラウディオ・アバド指揮による1996、1997、1998年の3年分のジルヴェ スター・コンサートがブルーレイ化されBOXセットで発売されました。アバドは、ベルリン・フィルの音楽監督時代(1990年〜2002年)に、計10 回のジルヴェスター・コンサートを指揮しています。アバド就任後のジルヴェスター・コンサートは「テーマ性」をもったプログラミングで聴衆を楽しませ ていました。さらに大晦日の沸き立つ雰囲気と相まって、普段の演奏には見られない高揚感も味わえる映像集です。 1996年は「ダンスとジプシー音楽」と題し、ブラームスとラヴェルの作品が中心。ブラームスのハンガリー舞曲は、オープニングにふさわしく情熱的で 華やかな演奏。ホルンとハープ伴奏による合唱「ハープは鳴り響く」では、女声コーラスとハープが可憐に彩ります。ラヴェルのツィガーヌで登場したヴェ ンゲーロフ。切れ味コクとともに抜群の演奏です。 1997年はビゼーのカルメンを核としたスペイン系のプログラム。アンネ・ゾフィー・フォン・オッターが魅惑的なカルメンを聴かせてくれています。さら に圧倒的な技巧で聴かせるギル・シャハムのカルメン幻想曲、そして最後にはブラームスのハンガリー舞曲第5番と熱のこもったプログラムで1年の締め くくりを盛り上げています。 1998年のテーマは「愛と憧れの歌」。モーツァルト、ヴェルディ等の有名アリアを含んだ華やかなプログラム。歌手陣もフレーニ、シェーファー、アルバレス、 キーンリーサイドと大変豪華です。 (Ki)
20-16364F(Bluray)
カラヤン・メモリアル・コンサート
モーツァルト:レクイエム(フランツ・バイヤー&ロバート・レヴィンによる校訂版)
「墓標の音楽」K. 42〜〈この心を見て私に問え〉*
「証聖者の荘厳晩課」K. 339〜〈ラウダーテ・ドミヌム〉*
クラウディオ・アバド(指)BPO
スウェーデン放送Cho
マリア・ヴィースランダー(合唱指揮)
カリタ・マッティラ(S)
サラ・ミンガルド(Ms)
ミヒャエル・シャーデ(T)
ブリン・ターフェル(Br)
ラヘル・ハルニッシュ(S)*

収録:1999年7月16日ザルツブルク大聖堂、ライヴ
画面:1080i Full-HD
16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All
字幕:英独仏西/62分
ザルツブルク大聖堂で開かれたヘルベルト・フォン・カラヤン没後10周年記念コンサート。カラヤンは1989年7月16日に亡くなりました。この映像は、 カラヤンゆかりの場所ザルツブルクの大聖堂で、モーツァルトのレクイエムなどを、カラヤンの後継者だったクラウディオ・アバドが指揮をしたものです。この音 源と映像はすでにCD、DVDで発売されていますが、2014年1月20日に亡くなったアバドの一周忌に合わせて丁寧にリストアHD化され、Blu-rayとして 発売されます。 アバドはこの未完の大作を、フランツ・バイヤーとロバート・レヴィンによる校訂版の楽譜を使用し、一石を投じ大変話題となった演奏です。ソリストもフィ ンランドの世界的ソプラノ、カリタ・マッティラ、アバドの信望の厚かったサラ・ミンガルド、モーツァルト歌いのテノール、ミヒャエル・シャーデ、現代を代表 するバス・バリトンのブリン・ターフェルと最強の布陣です。 (Ki)
20-16388D
バロック・クリスマス
バッハ:チェンバロ協奏曲BWV972〜アレグロ
 カンタータ第110番「喜び笑いあふれ」BWV110
 クリスマス・オラトリオBWV248〜「神のみもとに人類の場所を得た」、「シンフォニア」、「主よ、あなたの思いやり、あなたの憐れみが」、「大いなる主、おお、強き王よ」
御子がお生まれになった
甘き歓びのうちに ( もろびと声あげ )
 管弦楽組曲第3番BWV1068〜「G線上のアリア」
モーツァルト:大ミサ〜「聖霊によりて」K427
ヘンデル:メサイヤ〜「主は羊飼いとして群れを養い」
バーバラ・ボニー(S)
マティアス・ゲルネ(Br)

フライブルク・バロック・オーケストラジャーマン・ブラス
フライブルグ大聖堂付属少年Cho

収録:1999 年フライブルク大聖堂、ライヴ
画面:NTSC 16:9
音声:PCM ステレオ
リージョン : All/60 分
字幕及び解説書はついておりません
ゴシック建築の傑作、フライブルクの大聖堂。高くそびえ立つ塔は「キリスト教のもっとも美しい塔」と称えられています。教会内部も祭壇、ステンドグラス、 絵画など中世の素晴らしい装飾に彩られています。本DVDには、そのような美しい大聖堂で行われたクリスマス・コンサートの模様が収録されています。 大聖堂所属の少年合唱とともに歌うのは、透明感のある美しい高音が魅力のソプラノ、バーバラ・ボニー。安らぎのある深い美声を持つバリトン、マティアス・ ゲルネです。フライブルクに響き渡る敬虔な音楽をじっくりと堪能できる1枚です。 (Ki)

20-18168D
サー・ロジャー・ノリントン/イン・リハーサル&パフォーマンス
モーツァルト:交響曲第39番【リハ28分+本番32分】
シュトゥットガルトRSO
ロジャー・ノリントン(指揮)
収録:1996 年
画面:NTSC 4:3
音声:PCMステレオ
字幕:英仏西
リージョン:All/60分
ン・ヴィブラート奏法、ピュアトーンなど、自身の研究結果を踏まえた演奏で名声を確立したノリントンのモーツァルト交響曲第39番のリハーサルと 本番映像。1996年、シュトゥットガルト放響の首席指揮者になる前の収録です。独自の解釈と長年の経験を踏まえた演奏で、ノリントンがどのようにモー ツァルトを捉えて、いきいきと音楽を作り出すのかが明確に理解できる映像です。 (Ki)
20-18258C
ベートーヴェン:交響曲第8番
シューマン:4本のホルンと大オーケストラのためのコンチェルトシュトゥックOp.86
リスト:交響詩「レ・プレリュード」
ワーグナー:ワルキューレの騎行
シュテファン・ドール(Hrn)
デイル・クレヴェンジャー(Hrn)
イグナシオ・ガルシア(Hrn)
ゲオルク・シェレッケンベルガー(Hrn)
ダニエル・バレンボイム(指)BPO

収録:1998年4月16日 ウンター・デン・リンデン国立歌劇場、ベルリン(ライヴ)
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All/75分
1998年にベルリン・フィルが国立歌劇場で行ったコンサート映像。注目は難曲シューマンの「4本のホルンと大オーケストラのためのコンチェルトシュ トゥック」。非常に高度なテクニックを要する作品で、中々演奏される機会ありませんが、ここではベルリン・フィルが誇るホルン・セクションのシュテファン・ ドール、イグナシオ・ガルシア、ゲオルク・シェレッケンベルガーに加え、シカゴ交響楽団の名奏者デイル・クレヴェンジャーが参加した贅沢な布陣で高 水準な演奏聴かせてくれます。 (Ki)

20-18388(34DVD)
限定プレス
グレイテスト・コンダクターズ/アバド、バレンボイム、ハイティンク、ヤンソンス、メータ、小澤征爾

■クラウディオ・アバド(7DVD,662分)
◆DVD1(67分)
ドキュメンタリー
「沈黙を聴く」〜クラウディオ・アバドの芸術的肖像(日本語字幕付)
収録曲目:
ノーノ:プロメテオ
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」
ベートーヴェン:交響曲第1,3&9番、エグモント序曲
ブルックナー:交響曲第1&9番
ストラヴィンスキー:詩篇交響曲
ブラームス:ドイツ・レクイエム
R.シュトラウス:エレクトラ
ウェーベルン:管弦楽の為の6つの小品
ドビュッシー:海
チャイコフスキー:交響曲第5番(抜粋)
ボーナス:
マーラー:交響曲第10番より<アダージョ> 
◆DVD2(94分)
『ジルヴェスター・コンサート2000 ヴェルディ・ガラ』
ヴェルディ
『仮面舞踏会』より「彼女は天を見つめる」「諸君、ウルリカの家で」
「見よこの夜に」「オスカルのカンツォーネ」
『ドン・カルロ』より「王妃の舞踏会」
『リゴレット』より「あれかこれか」「女心の歌」
『椿姫』より「乾杯の歌」「花から花へ」
『ファルスタッフ』より第1幕第2場
『ファルスタッフ』より第2幕第2場
『ファルスタッフ』より第3幕フィナーレ
J・シュトラウス:『仮面舞踏会』によるカドリーユ
◆DVD3(88分)
ヴェルディ:レクィエム
◆DVD4(122分)
(1)ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
(2)ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』
◆DVD5(84分)
マーラー:交響曲第9番
◆DVD6(107分)
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
◆DVD7(100分)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲全6曲
・第1番ヘ長調BWV.1046
・第3番ト長調BWV.1048
・第5番ニ長調BWV.1050
・第6番変ロ長調BWV.1051
・第4番ト長調BWV.1049
・第2番ヘ長調BWV.1047
アンコール:・第2番ヘ長調BWV.1047より第3楽章アレグロ・アッサイ
■ダニエル・バレンボイム(2DVD/189分)
◆DVD1
ドキュメンタリー「知ること、それが始まり」
◆DVD2
モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調K.Anh.9(297b)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
アンコール:
エルガー:エニグマ変奏曲op.36よりニムロッド
■ベルナルド・ハイティンク(7DVD/730分)
◆DVD1
ドキュメンタリー『ベルナルド・ハイティンク/わが音楽人生〜ある指揮者の肖
像』(49分)
◆DVD2
(1)マーラー:交響曲第1番『巨人』
(2)マーラー:交響曲第2番『復活』
◆DVD3
マーラー:交響曲第4番ト長調
◆DVD4
(1)マーラー:交響曲第3番
(2)マーラー:交響曲第7番『夜の歌』
◆DVD5
ヨーロッパ・コンサート1993イン・ロンドン(90分)
1.チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』
2.モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番
3.ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』
4.チャイコフスキー:『くるみ割り人形』より『花のワルツ』
◆DVD6
ヨーロッパ・コンサート1999イン・クラクフ(95分)
1.モーツァルト:モテットK.165『踊れ、喜べ、幸いなる魂よ』
2.モーツァルト:ミサ曲ハ短調K.427より『聖霊によりて』
3.ショパン:ピアノ協奏曲第2番
4.シューマン:交響曲第1番『春』
◆DVD7
2015年バーデン=バーデン・イースター音楽祭(90分)
1.ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
2.ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』
■マリス・ヤンソンス(6DVD/603分)
◆DVD1
『ヴァルトビューネ1994〜ナイト・オブ・ダンス・アンド・ラプソディ』
スッペ:喜歌劇『軽騎兵』序曲
シューベルト:幻想曲ハ長調『さすらい人幻想曲』
エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番
スメタナ:歌劇『売られた花嫁』序曲
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
J.シュトラウス2世:ポルカ『雷鳴と電光』
リンケ:ベルリンの風
◆DVD2
『ベルリン・フィル来日公演2000』
ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
バッハ:無伴奏ヴァイオリンの為のソナタ第1番ト短調BWV.1001よりプ
レスト(アンコール)
ドヴォルザーク:交響曲第8番
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ハ長調Op.72-7(アンコール)
◆DVD3
『ヨーロッパ・コンサート2001 フロム・イスタンブール』
ハイドン:交響曲第94番『驚愕』
モーツァルト:フルート協奏曲第2番ニ長調K.314(285d)
ベルリオーズ:幻想交響曲
◆DVD4
『ヴァルトビューネ2002〜アンコール名曲の夕べ』
モニューシコ:『ハルカ』より『マズルカ』
ヴィエニアフスキー:ポロネーズOp.4
チャイコフスキー:メロディ(なつかしい土地の思い出Op.42-3)
チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォハ長調Op.34
チャピ:『人騒がせな娘』序曲
キム:エレジー
ロンビュー:シャンペン・ギャロップ
外山雄三:バレエ組曲『幽玄』より『天人の踊り』
シベリウス:悲しいワルツ
エルガー:野生の熊(『子供の魔法の杖』第2組曲Op.1b)
ワーグナー:『ローエングリン』第3幕前奏曲
クライスラー:中国の太鼓
ガルデル/ジョン・ウィリアムズ編)):タンゴ『首の差で』(映画「セント・オブ・ウー
マン」より)
パガニーニ:ヴェネツィアの謝肉祭Op.10
ツィーラー:ウィーンの市民Op.419
マスカーニ:『カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ハ長調Op.72-7
チャイコフスキー:『くるみ割り人形』より『パ・ド・ドゥ』
ビゼー:『アルルの女』第2組曲より『ファランドール』
マスネ:『ル・シッド』より『アラゴネーサ』『ナヴァレーサ』
リンケ:ベルリンの風
◆DVD5
『ザルツブルク音楽祭2012』
R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
ブラームス:交響曲第1番
◆DVD6
『ヨーロッパ・コンサート2017 フロム・キプロス』
ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲
ウェーバー:クラリネット協奏曲第1番
コンツ:ウェーバーの主題によるハンガリー幻想曲(アンコール)
ドヴォルザーク:交響曲第8番
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番ト短調(アンコール)
アンドレアス・オッテンザマー(Cl)
■小澤征爾(5DVD/505分)
◆DVD1
1.シューベルト:交響曲第5番変ロ長調D.485
2.武満徹:ノヴェンバー・ステップス
3.ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
4.モーツァルト:ディヴェルティメントニ長調K.136〜第2楽章アンダンテ
◆DVD2
『ヴァルトビューネ・コンサート1993〜ロシアン・ナイト』
1.リムスキー=コルサコフ:序曲『ロシアの復活祭』
2.チャイコフスキー:バレエ組曲『くるみ割り人形』
3.ボロディン:歌劇『イーゴリ公』より『ダッタン人の踊り』
4.ストラヴィンスキー:バレエ音楽『火の鳥』抜粋
5.チャイコフスキー:序曲『1812年』
6.ハチャトゥリアン:バレエ音楽『ガイーヌ』より『剣の舞』
7.チャイコフスキー:弦楽セレナードより『エレジー』
(アンコール)
8.J・シュトラウス:ラデツキー行進曲
9.パウル・リンケ:『ベルリンの風』
◆DVD3
『ヴァルトビューネ2003〜ガーシュウィン・ナイト』
ガーシュウィン
1.パリのアメリカ人
2.ラプソディ・イン・ブルー(マーカス・ロバーツ編)
3.ピアノ協奏曲ヘ調(マーカス・ロバーツ編)
マーカス・ロバーツ:
4.コール・アフター・ミッドナイト
ガーシュウィン
5.ストライク・アップ・ザ・バンド(ドン・ローズ編)
6.アイ・ガット・リズム
(アンコール)
7.パウル・リンケ:『ベルリンの風』
◆DVD4
『カラヤン・メモリアル・コンサート2008』
1.ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
2.バッハ:無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータ第2番〜第3楽章
サラバンド
3.チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』
◆DVD5
ベートーヴェン
1.交響曲第2番ニ長調Op.36
2.交響曲第7番イ長調Op.92
3.合唱幻想曲ハ短調Op.80
マルタ・アルゲリッチ(P)
■ズービン・メータ(7DVD/826分)
◆DVD1
モーツァルト:ファゴット協奏曲
バルトーク:管弦楽の為の協奏曲
ドヴォルザーク:序曲『謝肉祭』
ドヴォルザーク:交響曲第8番
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第8番ト長調op.46-8
◆DVD2
ヴァルトビューネ1997/ホワイト・ナイト
グリンカ:歌劇『ルスランとリュドミラ』序曲
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番〜第1楽章
チャイコフスキー:バレエ『白鳥の湖』〜ワルツ(チャイコフスキー)
ショパン:小犬のワルツ
ムソルグスキー:歌劇『ホヴァーンシチナ』〜前奏曲『モスクワ川の夜明け』
ムソルグスキー:歌劇『ソロチンスクの定期市』〜陽気な若者たちのゴパーク
リムスキー=コルサコフ:くまんばちの飛行
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲
プロコフィエフ:バレエ『ロミオとジュリエット』〜タイボルトの死
リンケ:ベルリンの風
ヴェルディ・ガラ
第1部
・『ナブッコ』より『行け、我が想いよ』
・『イェルサレム』より『神が私たちを引き離そうとしている』
・『海賊』より『俺が捕虜になるとは』、『天と地から嫌われようと』
・『リゴレット』より『女心の歌』、『いつだか君と出会ったのを』
・『トロヴァトーレ』より『夜は静まりかえっている』、『母さん眠れないのかい?』
・『椿姫』より『不思議だわ…ああ多分彼なのね』
・『仮面舞踏会』より『立てお前の息子に…お前だったのだな』、『ああ!死を恥辱を』
第2部
・『運命の力』より『神よ平安をください』
・『ドン・カルロ』より『彼女は私を愛してはくれぬ』、『宿命的な授かり物!』
・『アイーダ』より『勝ちて帰れ!』、『祖国を救った者よ』
・『オテロ』より『もう夜も更け』、『アヴェ・マリア』
・『ファルスタッフ』より『世の中みな冗談』
◆DVD4
イスラエル・フィル創立75周年記念コンサート
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
バッハ:無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータ第2番〜サラバンド
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
ショーソン:詩曲Op.25
ベートーヴェン:交響曲第8番
◆DVD5
ヴェルディ:歌劇『ファルスタッフ』
◆DVD6
モーリス・ベジャール振付ベートーヴェン「第九交響曲」
音楽:ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン
◆DVD7
イスラエル・フィル退任記念演奏会
・イスラエル国歌
リスト:ピアノ協奏曲第2番
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲Op.72より第2番ホ短調ドゥムカ
マーラー:交響曲第2番「復活」
■クラウディオ・アバド(7DVD,662分)
◆DVD1(67分)
出演者:
クラウディオ・アバド(指)
ダニエル・ハーディング、アルブレヒト・マイヤー、ヴォルフラム・クリスト、コーリャ・ブラッハー、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ルツェルン祝祭管、マーラー・ユーゲント
監督:ポール・スマチヌィ
ボーナス:
クラウディオ・アバド(指)
収録:2011年5月18日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
◆DVD2(94分)
アンドレア・ロスト(S)
アラン・タイタス(Br)
ラモン・ヴァルガス(T)
ラリッサ・ディアドコーヴァ(Ms)
ステラ・ドゥフェクシス(Ms)
エンリーコ・ファチーニ(T)
エリザベス・フュートラル(S)
ルーチョ・ガッロ(Br)
マッシモ・ジョルダーノ(T)
アナトリー・コチェルガ(Bs)
アンソニー・ミー(T)
カルメラ・レミージョ(S)
プラハ放送cho
スタニスラフ・ボグニア(合唱指揮)
BPO
クラウディオ・アバド(指)
収録:2000年12月31日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
映像監督:ハンス・フルシャー
◆DVD3(88分)
アンジェラ・ゲオルギュー(S)
ダニエラ・バルチェッローナ(A)
ロベルト・アラーニャ(T)
ユリアン・コンスタンティノフ(Bs)
スウェーデン放送cho
エリック・エリクソン室内cho
オルフェオン・ドノスティアーラcho
BPO
クラウディオ・アバド(指)
収録:2001年1月 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
◆DVD4(122分)
(1)カリタ・マッティラ(S)
ヴィオレータ・ウルマーナ(C.A)
トマス・モーザー(T)
アイケ・ヴィルム・シュルテ(Br)
エリック・エリクソン室内cho
スウェーデン放送cho
トヌ・カリユステ(合唱指揮)
収録:2000年5月1日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
(2)収録:2001年2月 ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院
BPO クラウディオ・アバド(指)
映像監督:ボブ・コールズ
◆DVD5(84分)
マーラー・ユーゲント・オーケストラ
クラウディオ・アバド(指)
収録:2004年4月14日 ローマ、聖チェチーリア音楽院(ライヴ)
映像監督:ボブ・コールズ
◆DVD6(107分)
マウリツィオ・ポリーニ(P)
ルツェルン祝祭O
クラウディオ・アバド(指)
収録:2004年8月 ルツェルン、コンサート・ホール(ライヴ)
◆DVD7(100分)
ジュリアーノ・カルミニョーラ(Vn:コンサートマスター)
ミカラ・ペトリ(リコーダー)
アロイス・ポッシュ(Cb)
ラインホルト・フリードリヒ(Tp)
オッターヴィオ・ダントーネ(Cemb)、他
モーツァルトO
クラウディオ・アバド(指)
収録:2007年4月21日 イタリア、レッジョ・エミリア、ヴァーリ市立劇場
■ダニエル・バレンボイム(2DVD/189分)
◆DVD1
制作&監督:ポール・スマチヌィ
字幕:独、英
◆DVD2
ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ
モハメド・サレハ(Ob)キナーン・アズメ(Cl)
モル・ビロン(Fg)シャロン・ポリアク(Hrn)
ダニエル・バレンボイム(指)
収録:2005年8月21日、ヨルダン川西岸パレスチナ自治区ラマラ、文化センター
(ライヴ)
■ベルナルド・ハイティンク(7DVD/730分)
◆DVD1
監督:ヨースト・ホンセラール、ハンス・ハフマンス
制作:2019年
言語:オランダ語、英語
字幕:英、独、韓、日本語
◆DVD2
(1)BPO
ベルナルド・ハイティンク(指)
収録:1992年 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
(2)シルヴィア・マクネアー(S)
ヤルト・ヴァン・ネス(A)
エルンスト・ゼンフcho
BPO
ベルナルド・ハイティンク(指)
収録:1992年 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
◆DVD3
シルヴィア・マクネアー(S)
BPO
ベルナルド・ハイティンク(指)
収録:1991年 ベルリン、シャウシュピールハウス(ライヴ)
◆DVD4
(1)フローレンス・クイヴァー(A)
エルンスト・ゼンフcho
テルツ少年cho
BPO
ベルナルド・ハイティンク(指)
収録:1990年 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
(2)BPO
ベルナルド・ハイティンク(指)
収録:1992年 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
◆DVD5
フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn:2)
BPO
ベルナルド・ハイティンク(指)
収録:1993年 ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
◆DVD6
クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ:1,2)
エマニュエル・アックス(P:3)
BPO
ベルナルド・ハイティンク(指)
収録:1999年 クラクフ、聖マリア教会(ライヴ)
◆DVD7
イザベル・ファウスト(Vn/1704年製ストラディヴァリウス「スリーピン
グ・ビューティ」:1)
BPO
ベルナルド・ハイティンク(指)
収録:2015年 バーデン=バーデン、フェストシュピールハウス(ライヴ)
■マリス・ヤンソンス(6DVD/603分)
◆DVD1
ミハエル・ルディ(P)
BPO
マリス・ヤンソンス(指)
収録:1994年6月19日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ブライアン・ラージ
◆DVD2
ヒラリー・ハーン(Vn)
BPO
マリス・ヤンソンス(指)
収録:2000年11月26日東京、サントリーホール(ライヴ)
◆DVD3
エマニュエル・パユ(Fl)
BPO
マリス・ヤンソンス(指)
収録:2001年5月1日イスタンブール、聖イレーネ聖堂(ライヴ)
◆DVD4
ヴァディム・レーピン(Vn)
BPOマリス・ヤンソンス(指)
収録:2002年6月23日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ボブ・コールズ
◆DVD5
ニーナ・ステンメ(S)
VPO マリス・ヤンソンス(指)
収録:2012年8月ザルツブルク祝祭劇場(ライヴ)
◆DVD6
アンドレアス・オッテンザマー(Cl)
BPO
マリス・ヤンソンス(指)
収録:2017年5月1日キプロス、パフォス城野外特設会場(ライヴ)
映像監督:ヘニング・カステン
■小澤征爾(5DVD/505分)
◆DVD1
サイトウ・キネン・オーケストラ
横山勝也(尺八:2)
鶴田錦史(琵琶:2)
秋山和慶(指揮:1)
小澤征爾(指揮:2-4)
収録:1989年フランクフルト、アルテ・オーパー(ライヴ)
◆DVD2
BPO
小澤征爾(指)
収録:1993年6月21日ベルリン、ヴァルトビューネ野外劇場(ライヴ)
映像監督:ブライン・ラージ
◆DVD3
マーカス・ロバーツ(P)
ローランド・ゲリン(ベース)
ジェイソン・マルサリス(ドラムス)
BPO
小澤征爾(指)
◆DVD4
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
BPO
小澤征爾(指)
収録:2008年1月28日ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)
◆DVD5
サイトウ・キネン・オーケストラ
小澤征爾(指)
収録:2015年9月6日(1)、2016年8月18日(2)長野県、キッセイ文化ホール(ライヴ)
マルタ・アルゲリッチ(P)
リディア・トイシャー(S)
三宅理恵(S)
ナタリー・シュトゥッツマン(C.A)
福井敬(T)
ジャン=ポール・フーシェクール(T)
マティアス・ゲルネ(Br)
OMFcho
サイトウ・キネン・オーケストラ
小澤征爾(指)
収録:2015年9月1日長野県、キッセイ文化ホール(ライヴ)
■ズービン・メータ(7DVD/826分)
◆DVD1
ロサンジェルスPO
ズービン・メータ(指)
収録:1977年1月10-13日ロサンジェルス、ドロシー・チャンドラー・パヴィリオン、
ミュージック・センター(ライヴ)
◆DVD2
ダニエル・バレンボイム(P)
BPO
ズービン・メータ(指)
◆DVD3
マルセロ・アルバレス、ホセ・カレーラス、ホセ・クーラ、ダニエラ・デッシー、マリエッラ・デヴィーア、ルチアーナ・ディンティーノ、プラシド・ドミンゴ、ジャンルカ・フロリス、バルバラ・フリットリ、コンスタンティン・ゴーニー、エリザベート・マトス、レオ・ヌッチ、ルッジェーロ・ライモンディ、ロッサーナ・リナルディ、チンツィア・リッツォーネ、グローリア・スカルキ、リッカルド・ザネッラート
ヴェルディ音楽祭cho
フィレンツェ5月祭O ズービン・メータ(指)
収録:2001年5月11日、パルマ、テアトロ・パディリョーネ・パラカッサ(ライヴ)
◆DVD4
ジュリアン・ラクリン(Vn)
エフゲニー・キーシン(P)
ヴァディム・レーピン(Vn)
イスラエルPO
ズービン・メータ(指)
収録:2011年12月24日、テル・アヴィヴ(ライヴ)
◆DVD5
アンブロージョ・マエストリ(Brファルスタッフ)
フィオレンツァ・チェドリンス(Sアリーチェ)
マッシモ・カヴァレッティ(Brフォード)
エレオノーラ・ブラット(Sナンネッタ)
エリーザベト・クルマン(Msクイックリー夫人)
シュテファニー・ホウッツェール(Msメグ)
ハヴィエル・カマレナ(Tフェントン)
ルカ・カザリン(T医師カイウス)
ジャンルカ・ソレンティーノ(Tバルドルフォ)
ダヴィデ・フェルシーニ(Brピストーラ)
ウィーン・フィルハーモニアcho
VPO
ズービン・メータ(指)
演出:ダミアーノ・ミキエレット
収録:2013年8月ザルツブルク、モーツァルトの為の劇場(ライヴ)
字幕:伊英独仏西中韓,日本語
◆DVD6
振付:モーリス・ベジャール
指揮:ズービン・メータ
演奏:イスラエルPO
芸術監督:ジル・ロマン
出演:東京バレエ団、モーリス・ベジャール・バレエ団
クリスティン・ルイス(S)
藤村実穂子(Ms)
ペーター・スヴェンソン(T)
アレクサンダー・ヴィノグラードフ(Bs)
栗友会(合唱)栗山文昭(合唱指揮)
ピョートル・ナルデリ(振付指導)
収録:2014年11月8&9日NHKホール、東京、ライヴ
◆DVD7
イスラエルPO
ズービン・メータ(指)
イェフィム・ブロンフマン(P)
チェン・レイス(S)オッカ・フォン・デア・ダムラウ(Ms)
収録:2019年10月、テル・アヴィヴ(ライヴ)
※ズービン・メータのインタビュー(字幕:独、英)

画面:16:9、 NTSC
(一部4:3- NTSC)
音声:PCM Stereo,
DD5.1, DTS5.1
リージョン:All
3.515分(58h)
EURO ARTSの時代を代表する指揮者たちの映像をまとめた「コンダクターズ」シリーズ。これまでに、マリス・ヤンソンス、ベルナルド・ハイティンク、小澤征爾、 ズービン・メータ、そしてクラウディオ・アバドと5人の偉大な指揮者たちの見ごたえのある映像がリリースされてきました。今回そのすべて58時間34枚のDV Dボックスとして発売されます。 クラウディオ・アバド:2014年1月20日、イタリア北部ボローニャの自宅で亡くなった名指揮者。ベルリン・フィル時代、後進の育成に心血を注いだ晩年など数々 の名演と偉業を残しています。本作はアバドの人間性、音楽性を描いたドキュメンタリーと、ライヴ映像を中心としたDVD。 ダニエル・バレンボイム:巨匠バレンボイムがイスラエルとパレスチナの和平のために中東の若手音楽家を集めて創り上げたオーケストラの企画段階から、パレスチ ナ自治区ラマラでのコンサート実現までを追いかけたドキュメンタリーと、そのラマラでのコンサート・ライヴを収録した映像。 ベルナルト・ハイティンク:2021年に亡くなったベルナルド・ハイティンク。本作には、ハイティンクとベルリン・フィルによるコンサート映像やハイティンクの貴重 なドキュメンタリー映像など充実の内容です。 マリス・ヤンソンス:2019年11月に惜しくも亡くなったマリス・ヤンソンス。このDVDは、日本のファンを興奮のるつぼへ叩きこんだベルリン・フィルとの 2000年の来日公演、ヴァルトビューネ、ヨーロッパコンサート、そしてウィーン・フィルとのザルツブルク音楽祭の映像が収められています。ダイナミックでありな がら要所を引き締めたヤンソンスの指揮ぶりを存分に堪能することができます。 小澤征爾:注目は何と言っても小澤征爾が1989年にサイトウ・キネン・オーケストラと行った2回目のヨーロッパツアーの映像。「ブラームスの交響曲第4番」は、 以前LDでリリースされていましたが、今回は秋山和慶指揮の「シューベルト交響曲第5番」、さらにLDでは未収録だった小澤征爾指揮の「武満徹のノヴェンバー・ ステップス」も収録され、フランクフルトで行われたコンサートの全体を聴くことができます。サイトウ・キネン・オーケストラは、故齋藤秀雄(1902-74)の業績 を称えるため小澤征爾と秋山和慶により1984年に創設されました。1987年には第1回ヨーロッパツアーを成功させ、その高い演奏技術と音楽性は世界的に広 く認められるようになりました。 ズービン・メータ:年齢を重ねてもなお情熱的に指揮活動を行っているメータ。このDVDは、2019年10月に行われた長らく音楽監督を務めたイスラエル・フィ ルの退任コンサートの模様や1977年のロス・フィルとの演奏などメータの歴史が詰まった映像集。

20-20078[A]
ユーロ・アーツ/2006&2007 サンプラー Various
20-20098
メディチ・アーツ〜カタログ2009
ハイドン:交響曲第94番「驚愕」、
モーツァルト
:フルート協奏曲第2番
ベルリオーズ:幻想交響曲
◆ボーナス:舞台裏映像+イスタンブールのポートレイト
マリス・ヤンソンス(指)BPO、
エマニュエル・パユ(Fl)

収録:2001年5月1日アヤ・イリニ教会(イスタンブール)/NTSC 16:9/PCM Stereo/DD5.1DTS5.1/字幕:英独仏西伊/本編:104mm/ボーナス:28mm
250タイトルを越す膨大なカタログをもつメディチ・アーツ。毎年発売されるカタログ付DVD。2001年5月1日にイスタンブール・イレーネ教会でのヤンソンス指揮によるベルリン・フィルのコンサート映像を収録。   (Ki)
20-20108
ラトル&ベルリン・フィル/ヨーロピアン・コンサート
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調op.15
ブラームス(シェーンベルク編):ピアノ四重奏曲第1番
サイモン・ラトル(指)BPO
ダニエル・バレンボイム(P)

収録:2004年5月1日 アテネ、ヘロデス・アッティコス奏楽堂(ライヴ)
特典映像:「The Europian Concertin Olympic Arhens」
ラトルがBPOの首席指揮者就任後最初のヨーロピアン・コンサートの模様。2004年アテネのヘロデス・アッティコス奏楽堂で行われた演奏会は、バレンボイムをソリストに迎えた華やかな一夜となりました。シェーンベルク編曲のピアノ四重奏曲は、ラトル得意の曲目だけあってBPOとの完全なる音楽作りには圧倒されます。また改めてバレンボイムのピアニストとしての才能に触れることのできるブラームスのピアノ協奏曲。限定盤となりますので予めご了承下さい。*ジャケ写はドイツ現代美術の巨匠ヨーゼフ・ボイスの作品「グランドピアノのための同室浸潤」。フェルトでピアノを完全に包み、故意に演奏不可能にした斬新な作品。 (Ki)
20-20208
ユーロ・アーツ〜カタログ2011
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
 ホルン協奏曲第1番ニ長調K.412
 ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482
 交響曲第36番「リンツ」
■ボーナス:文化都市プラハの魅力
ダニエル・バレンボイム(P&指)BPO
ラデク・バボラーク(Hrn)

収録:2006年5月1日エステート劇場、プラハ(ライヴ)
声:PCMステレオ、DD5.1、
DTS5.1/リージョン:0
言語:英、独、仏
本編:98mm/ボーナス:20mm
2006年チェコのエステート劇場で行われたベルリン・フィル・ヨーロッパ・コンサートの映像。コンサートが行われた2006年はモーツァルト生誕250年のアニバーサリー・イヤー。オール・モーツァルト・プログラム、そしてモーツァルトにゆかりのある劇場でコンサートが行われました。エステート劇場は、モーツァルトが「フィガロ」や「ドン・ジョヴァンニ」を自ら指揮し、映画「アマデウス」の撮影が行われた劇場で、1991年モーツァルト没後200年の記念の年に修復工事を終えて再オープンしました。まさにモーツァルトのオペラを上演するために建てられたような劇場です。「ハフナー」と「リンツ」の流れるような音楽と推進力はさすがベルリン・フィル。バレンボイムが弾き振りをしているピアノ協奏曲第22番は映画「アマデウス」の挿入曲としても使われています。ベルリン・フィルの木管陣の見事なアンサンブルと、この作品を得意としているバレンボイムの瑞々しく清々しい演奏が魅力的。素晴らしい音場が広がる秀演です。現代最高のホルン奏者ラデク・バボラーク。ホルン協奏曲で聴かせる音色の多彩さと伸びやかな表現が印象的な名演。 (Ki)
20-20218
ベルリン・フィル・ヨーロッパ・コンサート2003
ラヴェル:組曲「クープランの墓」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
ドビュッシー:「夜想曲」〜「祭り」

■ボーナス:リスボンの歴
マリア・ジョアン・ピリス(P)
ピエール・ブーレーズ(指)BPO

収録:2003年5月1日ジェロニモス修道院、リスボン(ライヴ)
画面:NTSC-16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:0
120mm
良質なDVD、ブルーレイを350タイトル以上リリースするユーロ・アーツの総カタログ2012年版が付いたお買い得な限定DVD。今回のDVDの内容はブーレーズによる2003年のベルリン・フィル・ヨーロッパ・コンサートの映像。17世紀初頭に完成し、世界遺産にも登録されているポルトガル、リスボンのジェロニモス修道院でおこなわれたコンサート。ブーレーズ&ベルリン・フィルによるバルトークのオケコンにラヴェルの「クープランの墓」、ドビュッシーの「祭り」、そして地元ポルトガルが生んだマリア・ジョアン・ピリスをソリストに迎えたモーツァルトのピアノ協奏曲第20番という豪華なプログラムです。ジェロニモス修道院の豊饒な美し響き、ブーレーズの明晰な解釈のバルトーク、ピリスの伸び伸びとしたモーツァルトと聴きどころ見所満載の映像です。 (Ki)

20-20228
20-57607(Bluray)
ワーグナー(マゼール編):交響組曲「ニーベルングの指環」

=特典映像=
・マゼールへのインタビュー
ロリン・マゼール(指)BPO

収録:2000年10月17 & 18日ベルリン、フィルハーモニー


88’ (本編83’+ボーナス5’)
NTSC 16 : 9 / Region All
音声:PCMステレオ /
ドルビー・デジタル5.1 / DTS5.1
字幕:日本語、英独仏 ( ※ドキュメンタリー )

(Bluray)
88’ (本編83’+ボーナス5’)
1080i Full HD 16 : 9 / Region All
音声:PCMステレオ /
DTS HD Master Audio Surround
字幕:日本語、英独仏 ( ※ドキュメンタリー )
天才指揮者マゼール自ら編曲を手掛けた交響組曲「ニーベルングの指環」は、全曲上演におよそ15時間を要する長大なワーグナーの楽劇からエッセ ンスを抽出し、音素材を抜群のセンスで切れ目なくつなげ、オーケストラ曲として仕上げたもの。 出来ばえに満足したマゼールが折に触れて実演で取り上げているこの曲を、ベルリン・フィルを指揮して演奏した映像作品は、ワーグナー・ファン、オー ケストラ・ファンの双方から高い評価を得て、ベストセラーを続けていますが、このたびブルーレイ版のジャケットと品番を一新、日ごろの御愛顧に応え て1年間だけの期間限定特別価格でご提供させていただきます。(※この間、通常価格に拠る現行盤BD(20.57604)も、お取り扱いを継続いたします) さらに、同一内容を収録した毎年恒例のカタログつきDVDも同時発売。こちらも初回完全限定生産なのでお早めにお求めください。 (Ki)
20-20238
EURO ARTS & IDEALE AUDIENCE 2013カタログ付DVD
ワーグナー:楽劇「パルジファル」前奏曲
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
リサ・バ ティシアヴィリ(Vn)
トルルス・モルク(Vc)
サイモン・ラトル(指)BPO

収録:2007年5月1日ベルリン、カーベルヴェルク・オーバーシュプレー(ライヴ)
毎年恒例のカタログ付DVD2013年版がリリースされます。 付属のDVDの内容は、毎年、楽団の創立記念日にあたる5月1日に、ヨーロッパ各地のホールや歴史的建造物を巡る形でおこなわれている「ベルリン・フィ ルのヨーロッパ・コンサート2007」。2007年は、ベルリン・フィル創立125周年という特別な年でもあり、ベルリンにとって大きな存在感を持つ建物でも ある街はずれのオーバーシュプレーのケーブル工場カーベルヴェルク・オーバーシュプレーが舞台。創立時のドイツ興行を支えた場所で、音響も抜群です。 話題の女流バティアシヴィリを独奏に迎え、ラトルならではの明晰で感動的な演奏を繰り広げています。 (Ki)
20-20248
ユーロ・アーツ2014カタログ付DVD
ウェーバー:「オベロン」序曲
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.77
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調BWV.1001よりプレスト(アンコール)
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88
 スラヴ舞曲ハ長調Op.72-7(アンコール)
ヒラリー・ハーン(Vn)
マリス・ヤンソンス(指)BPO

収録:2000年11月26日東京、サントリー・ホール(ライヴ)

画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:All/99分
毎年発売されるユーロアーツ・レーベルのカタログ付DVD。今年は、マリス・ヤンソンスがベルリン・フィルを率いて、2000年に東京のサントリー・ホー ルでおこなった公演の模様を収めたDVD。この映像がお買い得価格で登場するとは、なんとも驚き。ヒラリー・ハーンをソリストに迎えたショスタコーヴィ チのヴァイオリン協奏曲。研ぎ澄まされた緊張感が映像からひしひしと伝わってきます。そしてメイン・プログラムは、ドヴォルザークの交響曲第8番。オスロ・ フィル、コンセルトヘボウ管とも録音しているヤンソンス得意のレパートリー。ここでは相性のよいベルリン・フィルと日本の聴衆を興奮のるつぼへ叩き込 んだ圧巻の演奏を聴かせてくれます。 (Ki)

20-38008(11DVD)
グラインドボーン音楽祭DVD-BOX 1972-80




(1)ヴェルディ:歌劇「マクベス」

(2)モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」

(3)モンテヴェルディ:歌劇「ウリッセの帰還」

(4)モーツァルト:歌劇「イドメネオ」

(5)モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」

(6)ストラヴィンスキー:歌劇「放蕩児の遍歴」

(7)ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」

(8)モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」

(9)モーツァルト:歌劇「魔笛」

(10)ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」

(11)モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」
(1)演出:ミヒャエル・ハジミシェフ、指揮:ジョン・プリッチャード
ジョゼフィン・バーストウ(S/マクベス夫人)、コスタス・パスカリス(Br/マクベス)、ジェームス・モリス(Bs/バンクォー)、キース・アーウェン(T/マクダフ)、グラインドボーン音楽祭バレエ団
収録:1972年(ライヴ)
(2)演出:ピーター・ホール、指揮:ジョン・プリッチャード
キリ・テ・カナワ(S/伯爵夫人)、フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms/ケルビーノ)、イレアナ・コトルバシュ(S/スザンナ)、クヌート・スクラム(Br/フィガロ)、ベンジャミン・ラクソン(Br/アルマビーヴァ伯爵)
収録:1973年(ライヴ)
(3)演出:ピーター・ホール、指揮:レイモンド・レッパード
ベンジャミン・ラクソン(Br/ウリッセ)、ジャネット・ベイカー(S/ペネロペ)、ロベルト・ロイド(Bs/ネットゥーノ)、アン・ハウエルズ(S/ミネルヴァ)、ブライアン・バロウズ(T/ジオーヴェ)、イアン・キャレイ(T/テレーマコ)、ヴァージニア・ポポーヴァ(Ms/エリクレア)
収録:1973年(ライヴ)
(4)演出:ジョン・コックス、指揮:ジョン・プリッチャード
リチャード・ルイス(T/イドメネオ)、レオ・ゴーク(T/イダマンテ)、ボゼナ・ベトレイ(S/イリア)、ジョゼフィン・バーストウ(S/エレットラ)、アレクサンダー・オリヴァー(T/アルバーチェ)、ジョン・フライアット(T/大司祭)、デニス・ウィックス(Bs/神託の声)
収録:1974年(ライヴ)
(5)演出:エイドリアン・スラック、指揮:ジョン・プリッチャード
ヘレナ・デーゼ(S)、シルヴィア・リンデンストランド(Ms)、アンソン・オースティン(T)、トーマス・アレン(バリオン)
収録:1975年(ライヴ)
(6)演出:ディヴィッド・ホックニー、指揮:ベルナルト・ハイティンク
レオ・ゲーク(T/トム・レイクウェル)、フェリシティ・ロット(S/アン)、サミュエル・レイミー(Bs/ニック・シャドウ)、ロザリンド・イライアス(A/ババ)、リチャード・ヴァン・アラン(Bs/トゥルーラヴ)、ヌアラ・ウィリス(Ms/マザー・グース)、ジョン・フライアット(T/ゼレム)、トマス・ロウラー(Bs/管理人)
収録:1975年(ライヴ)
(7)演出:ジャン=ピエール・ポネル、指揮:ジョン・プリッチャード
ドナルド・グラム(Br/ファルスタッフ)、ヌッチ・コンドー(A/クイックリー)、エリザベス・ゲイル(S/ナネッタ)、ベンジャミン・ラクソン(Br/フォード)
収録:1976年(ライヴ)
(8)演出:ピーター・ホール、指揮:ベルナルト・ハイティンク
ベンジャミン・ラクソン(Br/ドン・ジョヴァンニ)、スタフォード・ディーン(Bs/レポレロ)、ラシェル・ヤカール(S/ドンナ・エルヴィーラ)、レオ・ゲーク(T/ドン・オッターヴィオ)、エリザベス・ゲイル(S/ツェルリーナ)
収録:1977年(ライヴ)
(9)指揮:ベルナルト・ハイティンク
フェリシティ・ロット(S/パミーナ)、レオ・ゲーク(T/タミーノ)、ベンジャミン・ラクソン(Br/パパゲーノ)、トーマス・トマシェク(Bs/ザラストロ)、メイ・サントス(S/夜の女王)
収録:1978年(ライヴ)
(10)演出:ピーター・ホール、指揮:ベルナルト・ハイティンク
エリザベート・ゼーダーシュトレーム(S/レオノーレ)、アントン・デ・リッダー(T/フロレスタン)、クルト・アッペルグレン(Bs/ロッコ)、ロバート・オールマン(Br)、カート・アペルグレン(Bs)、収録:1979年(ライヴ)
(11)演出:ピーター・ウッド、指揮:グスタフ・クーン
ライランド・デイヴィス(T/ベルモンテ)、ヴァレリー・マスターソン(S/コンスタンツェ)、ウィラード・ホワイト(Bs/オスミン)、リリアン・ワトソン(S/ブロンデ)
収録:1980年(ライヴ)

画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
字 幕:英 独 仏 西
リージョン:0
総収録時間:26時間
毎年5〜8月にかけて行われるイギリス、イースト・エセックス州のグラインドボーンで開催されるグラインドボーン音楽祭。1934年に貴族で資産 家だったジョン・クリスティによって創設。歌手であったクリスティの妻のためにオペラハウス(=グラインドボーン・ハウス)を建設したのが始まりです。 イギリスの美しい庭園で開かれる優雅な音楽祭は世界中のオペラ・ファンの憧れ。また新人歌手の登竜門とも言われる権威ある音楽祭です。 このDVD-BOXは、1972年から80年にかけてグラインドボーン音楽祭で上演された11演目計26時間の映像を収録。当時首席指揮者を務めてい たジョン・プリッチャード時代から音楽祭の顔として出演しているロンドン・PO。そのジョン・プリッチャードは1964〜77年 まで音楽祭の音楽監督を務め、ここにも「マクベス」、「フィガロの結婚」、「イドメネオ」、「コジ・ファン・トゥッテ」といった音楽祭としても重要なレ パートリーを残しています。また演出にはロイヤル・シャークスピア・カンパニーを創設した名演出家ピーター・ホール、歌手陣にはキリ・テ・カナワ、 ジャネット・ベイカー、イレアナ・コトルバシュといった錚々たる顔ぶれで、伝統を感じる正統的な演出に、時代を彩った名歌手たちの歌唱に感動します。 特に1973年の、「フィガロの結婚」は歴史に残る名演で、スザンナ役のイレアナ・コトルバス、ロジーナ役のキリ・テ・カナワ、そしてケルビーノ役の フレデリカ・フォン・シュターデと3人の女性陣の演技力と歌唱力には圧倒されます。そして同じく音楽監督であったベルナルト・ハイティンク(1978 〜 88 年)による「放蕩児の遍歴」、「ドン・ジョヴァンニ」、「魔笛」、「フィデリオ」。といった数多くの名演が収められています。「魔笛」では、モーツァ ルトの意図を丁寧に描いたジョン・コックスの演出、そして「放蕩児の遍歴」ともに出演しているまだ音楽祭参加間もないフェリシティ・ロットの若き日 の歌唱にも注目です。 (Ki)

20-45093F(Bluray)

20-45099F(2DVD)
バッハ:クリスマス・オラトリオ

【ドキュメンタリー】
・「歓呼の声を放て、喜び踊れ!」〜ガーディナー、カンタータ巡礼の旅
・バッハ再訪〜ガーディナー、ザクセン=テューリンゲンを訪れる
ジョン・エリオット・ガーディナー( 指)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
クラロン・マクファーデン(S)
ベルナルダ・フィンク(A)
クリストフ・ゲンツ(T)
ディートリヒ・ヘンシェル(Bs)
モンテヴェルディcho

収録:1999年12月23,27日、ワイマール、ヘルダー教会(ライヴ)
◆Bluray
画面:16:9、Full HD
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS-HDMA5.1
リージョン:A l l
字幕:英独仏韓、日本語
本編145分
ドキュメンタリー52分
◆DVD
画 面:16:9、N T S C
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:A l l
字幕:英独仏韓、日本語
本編145分
ドキュメンタリー52分
大家ガーディナーによる演奏で聴く6曲のカンタータからなるバッハの傑作『クリスマス・オラトリオ』。ガーディナーはバッハ没後250年企画として、ヨーロッパとアメリカの約50都市の教会を訪れ、バッハの教会カンタータ全曲を演奏するという壮大な企画「バッハ:カンタータ巡礼」を打ち立て見事完走しました。この演奏は、その巡礼の旅の出発点ともなった記念碑的コンサート。収録されたワイマールにあるヘルダー教会は、バッハの子供たちが洗礼を受けた場所で、クラーナハの祭壇画で知られています。ガーディナーの明晰な解釈と細部までコントロールされた合唱陣、深々とした祈りの音楽を完璧に表現しています。さらに巡礼の旅へかけた思いと同様、ガーディナーの情熱が聴衆を感動に導きます。ドキュメンタリーでも、ガーディナーはこの巡礼の旅への思いを語っています。 (Ki)
20-45094F(Bluray)
20-45098D
バッハ:クリスマス・オラトリオBWV248

【ドキュメンタリー】
・「歓呼の声を放て、喜び踊れ!」〜ガーディナー、カンタータ巡礼の旅
・バッハ再訪〜ガーディナー、ザクセン=テューリンゲンを訪れる
ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
モンテヴェルディCho
クラロン・マクファーデン(S)
ベルナルダ・フィンク(A)
クリストフ・ゲンツ(T)
ディートリヒ・ヘンシェル(Bs)

収録:1999年12月23&27日ワイマール・ヘルダー教会
◆Bluray
画面:1080 69i
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:All
字幕:英独仏韓,日本語
145分(+2×26分ドキュメンタリー)
◆(DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:All
字幕:英独仏韓,日本語
145分(+2×26分ドキュメンタリー)
大家ガーディナーによる演奏で聴く6曲のカンタータからなるバッハの傑作「クリスマス・オラトリオ」。この映像はDVDでは以前リリースされていま したが、ブルーレイ化は初。ガーディナーはバッハ没後250年企画として、ヨーロッパとアメリカの約50都市の教会を訪れ、バッハの教会カンタータ全 曲を演奏するという壮大な企画「バッハ:カンタータ巡礼」を打ち立て見事完走しました。この演奏は、その巡礼の旅の出発点ともなった記念碑的コンサー ト。収録されたワイマールにあるヘルダー教会は、バッハの子供たちが洗礼を受けた場所で、クラーナハの祭壇画で知られています。 ガーディナーの明晰な解釈と細部までコントロールされた合唱陣、深々とした祈りの音楽を完璧に表現しています。さらに巡礼の旅へかけた思いと同様、 ガーディナーの情熱が聴衆を感動に導きます。ドキュメンタリーでも、ガーディナーはこの巡礼の旅への思いを語っています。

20-50098
チレーア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」 ダニエラ・デッシ(Sアドリアーナ・ルクヴルール)、
セルゲイ・ラリン(Tマウリツィオ)、
カルロ・グエルフィ(Brミショネ)、
オルガ・ボロディナ(Msブイヨン公妃)、
ジョルジョ・ジュゼッピーニ(Bsブイヨン公爵)ほか
ロベルト・リッツィ・ブリニョーリ(指)ミラノ・スカラ座O&cho
演出:ランベルト・プッジェッリ、装置:パオロ・ブレーニ、衣装:ルイザ・スピナテッリ

収録:2000年1月,ミラノ,スカラ座
リージョン・オール、NTSC、16:9、PCM-Stereo/Dolby Digital5.1
DTS、5.1、138m、字幕:伊英独仏西
2001年1月にスカラ座で上演されたチレーアの「アドリアーナ・ルクヴルール」の映像です。タイトルロールのダニエラ・デッシを筆頭に、オルガ・ボロディナ、カルロ・グエルフィと強力なキャストが集められています。ことに、2008年1月に51歳の若さで惜しくも亡くなってしまったセルゲイ・ラリンのマウリツィオは、今となっては貴重な記録となってしまいました。ランベルト・プッジェッリの演出は、映像で見ても舞台の豪華さ、美しさに見惚れてしまうほど。スカラ座で10年以上に渡って用いられたほど好評だったのも頷けます。
20-50136[C]
ドビュッシー:「海」、
ブーレーズ:「ノタシオン」第1番〜第4番、
ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」
ダニエル・バレンボイム(指)CSOエリザベーテ・マトス(Ms)

収録:2000年4月25-27日、ドイツ、ケルン・フィルハーモニー(トリエンナーレ音楽祭)/NTSC方式/画像構成比:16:9Anamorphic/音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1/90分(+ボーナス10分)/英・独・仏・西語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
TDKコアからリリースされていた商品と同じ映像より。バレンボイムが得意とする作品を集め、気心知れたシカゴ響とのライヴは、オーケストラ見本市のような存在感と安心感のあるパフォーマンス。来日の機会も少なくなったシカゴ響ですが、この映像で変わることのない実力を確認できるでしょう。
20-50146[C]
ムジーク・トリエンナーレ・ケルン2000
ベルク:歌劇「ルル」からの5つの交響的小品〜第2番「オスティナート」、第3番「ルルの歌」、第4番「変奏曲」、第5番「アダージョ」、
ドビュッシー:ボードレールの5つの詩〜噴水、
 フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」
ピエール・ブーレーズ(指)CSO、
クリスティーネ・シェーファー(S)

収録:2000年4月25日〜26日、ドイツ、ケルン・フィルハーモニー[トリエンナーレ音楽祭]/NTSC方式/画像構成比:16:9Anamorphic/音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/91分/英・独・仏語字幕付き
ブーレーズの精緻な指揮ぶりで音楽づくりの秘密がわかり、シカゴ響の見事な演奏(ソリスト級の名手たちを映像で)が、近代作品の醍醐味を伝えてくれます。TDKコアから既発売の映像と同じものです。

20-50208
ベルカント〜SP時代のテノール歌手第1集 エンリコ・カルーソー(T)
ベニアミーノ・ジーリ(T)
ティート・スキーパ(T)
レオ・スレザーク(T)
ヨゼフ・シュミット(T)
リヒャルト・タウバー(T)

リージョン・オール/NTSC/4:3/白黒/Dolby Digital2.0/170m
テノール・マニアにはたまらない映像です。6人のテノールはいずれも大スターで録音は多数ありますが、ここには貴重な映像を収録。さらに、歌手の実像に迫る様々な情報を盛り込み、ほとんど歴史的人物になりつつあった名歌手たちを立体的に理解できるようになっています。 (Ki)
20-50218
ベルカント〜SP時代のテノール歌手第2集 ラウリッツ・メルヒオール(T)
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T)
ユッシ・ビョルリング(T)
ジョン・マコーマック(T)
ジョルジュ・ティル(T)
イワン・コズロフスキ(T)ほか

リージョン・オール/NTSC/4:3/白黒/Dolby Digital2.0/200m
こちらも貴重な映像集。20世紀前半の最大のヘルデンテノール、メルヒオールを筆頭に、スウェーデンの美声テノール、ビョルリング、まさにフランスのエレガントな声、ティル、そしてソ連の至宝、コズロフスキと、録音でしか知らなかったテノールたちの様々な情報が満載です。 (Ki)
20-50308F(2DVD)
4人のピアニストによる「平均律」
(1)第1巻BWV846〜BWV857(第1番〜第12
(2)第1巻BWV858〜BWV869(第13番〜第24番)
(3)第2巻BWV870〜BWV881(第1番〜第12番)
(4)第2巻BWV882〜BWV893(第13番〜第24番)
(1)アンドレイ・ガブリロフ(P)
 収録:2000年2月ニュー・アート・ギャラリー(ウォルソール)
(2)ジョアンナ・マグレガー(P)
 収録:2000年2月グエル邸(バルセロナ)
(3)ニコライ・デミジェンコ(P)
 収録:2000年2月ラービア邸(ヴェネツィア)
(4)アンジェラ・ヒューイット(P)
 収録:2000年2月ヴァルトブルク城(アイゼナハ)

画面:NTSC16:9
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
DVD1:121mm/DVD2:139mm
2000年2月、J.S.バッハの没後250年を記念して行われたプロジェクトの映像。アンジェラ・ヒューイット、ニコライ・デミジェンコ、ジョアンナ・マグレガー、アンドレイ・ガブリロフの豪華ピアニスト4人がそれぞれ12の前奏曲とフーガを担当し演奏。4人のピアニストの個性が感じられる映像です。収録した場所も4人それぞれで、イギリス、スペイン、イタリア、ドイツの美しい建造物の中で演奏されています。 (Ki)
20-50316[C]
バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲) ゴルツ(指)フライブルク・バロック・オーケストラ
20-50338
バッハ・フォー・ブラス
協奏曲ニ長調BWV972、トッカータとフーガハ長調BWV564〜アダージョ
ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048〜アレグロ
復活祭オラトリオBWV249〜シンフォニア/アダージョ/デュエット・エ・コロ
パルティータ第2番BWV826〜シンフォニア
コラール「主イエス・キリスト,われ汝を呼ぶ」BWV639
管弦楽組曲第2番〜ブーレ/エール/バディネリ、コラール「主よ人の望みの喜びよ」
コラール「目覚めよと呼ぶ声あり」、
トッカータとフーガニ短調BWV565
ジャーマン・ブラス

収録:2000年5月6日聖トーマス教会(ドイツ・ライプチヒ)
NTSC 16:9/PCM Stereo
DD5.1DTS5.1/60mm
金管アンサンブルのトップ集団ジャーマン・ブラス。これは、バッハ没後250年の2000年にバッハゆかりの地ライプツィッヒの聖トーマス教会で行われたコンサートのライブ映像です。ドイツ名門オケのメンバーが集結した最高のブラス・アンサンブルであるジャーマン・ブラスが、奏でる見事なアンサンブルは必見です。聖トーマス教会の美しい映像と華麗なアンサンブルに思わずため息が出てしまいます。ジャーマン・ブラスの看板奏者、マティアス・ヘフスの素晴らしい歌心にも感嘆!   (Ki)
20-50349
トン・コープマン〜プレイズ・バッハ
【第1部:オルガン作品集】
「覚めよと呼ぶ声が聞え」BWV.645/コラール「来たれ、異教徒の救い主よ」BWV.659/小フーガト短調BWV.578/コラール「装いせよ、わが魂よ」BWV.654/トッカータとフーガニ短調
BWV.565〜トッカータ

【第2部:アット・ホーム・ウィズ・バッハ】#
「エホヴァよ、われ汝に向かいて歌わん」BWV.452/トッカータト長調BWV.916.Presto/ジョバンニのアリア「お前の心をくれるなら」BWV.518/「天にましますわれらの父よ」BWV.683/「ある喫煙家の念頭を去来する人生訓のさまざま」BWV.515/「不実な愛」BWV.203「/ただ愛する神の摂理にまかす者」BWV.691「/われは満ち足れり」BWV.82/トッカータト長調BWV.916.Allegro/「我が身の上を、神よ、み心のままになしたまえ」BWV.514/「おまえがわたしのそばに居てくれるなら」BWV.508/メヌエットト長調BWVAnh.II116/「すべての善きものの源泉」BWV.445/「照り輝く愛する太陽」BWV.446/トッカータト長調BWV.916.Adagio/「イエス、われらの慰めと命」BWV.475/メヌエットト長調BWVAnh.II114/「われ汝に喜びあり」BWV.465/「来たれ、甘き死よ」BWV.478

【ボーナス】舞台裏の特典映像
トン・コープマン(Org)*
収録:2000年6月16日聖マリア大聖堂、フライブルク*

クラウス・メルテンス(Bs)#
トン・コープマン(Cemb)#

収録:2000年1月6-8日、ゴーリザー邸ホール、ライプツィヒ
画面:NTSC16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1/リージョン:0
字幕:英、独、仏/84mm
オルガニスト、チェンバリストとしてのコープマンを捉えたバッハ作品集。第1部ではオルガン作品を、第2部では鍵盤楽器の伴奏でのカンタータや歌曲集。大聖堂の壮麗なオルガンなど映像としても見所があります。 (Ki)
20-50356[C]
バッハ:ミサロ短調 BWV232(全曲) ゲオルク・クリストフ・ビラー(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO、
聖トーマス教会cho、
ルース・ホルトン(S)、
マティアス・レクスロート(C-T)、
クリストフ・ゲンツ(T)、
クラウス・メルテンス(Bs)、

収録:2000年7月28日、ドイツ、ライプツィヒ、聖トーマス教会/NTSC方式/画像構成比:16:9anamorphic/音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1/113分/ラテン・英・独・仏語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
TDKコアからリリースされていた同映像の移行発売。作曲者ゆかりの聖トーマス教会で、やはり作曲者存命時にルーツを持つライプツィヒ・ゲヴァントハウス管が演奏し、没後250年の記念として演奏された記録。指揮者のビラーは聖トーマス教会のカントールであり、その意味でも信頼性の高い演奏であることは間違いありません。
20-50366[C]
バッハ:音楽の捧げもの バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)、
シギスヴァルト・クイケン(Vn)、
ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ローベルト・コーネン(ハープシコード)

収録:2000年7月28日、ドイツ、ライプツィヒ、旧市庁舎
NTSC方式
画像構成比:16:9anamorphic
音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1
54分/片面一層ディスク(DVD5)
TDKコアからリリースされていた同映像の移行発売。没後250年の記念にライプツィヒで行われた音楽祭の映像であり、クイケン兄弟たちによる見事な演奏で話題となったもの。映像だからこそ得られる情報もあり(楽器の演奏法など)、バロック音楽ファンには特におすすめしたい作品です。
20-50396[C]
バッハ:ヨハネ受難曲 鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン,
鈴木美登里(S)、ロビン・ブレイズ(C-T)、
ゲルト・テュルク(T)、浦野智行(Bs-Br)、
シュテファン・マクロウド(Bs)

収録: 2000年7月28日 東京、サントリー・ホール/NTSC//音声方式:PCM Stereo, Dolby Digital 5.1/117分/英・仏・独語字幕付き
J.S.バッハ没後250年祭のライヴ映像(TDKコアから発売されていた映像の移行発売)。 技術的なテンポ、バランス、フレージングと共に、作品への深い感情移入のできる完成された真の音楽家として、近年ヨーロッパでも賞賛されている鈴木雅明の指揮。彼の率いるバッハ・コレギウム・ジャパンも、バロック宗教音楽の正統派演奏団体として高く評価されています。 
20-50406C
<スウィンギング・バッハ:ボビー・マクファーリンとゲスト>
バッハ:協奏曲BWV.972〜第1楽章&第3楽章/管弦楽組曲第1番〜第6曲「ブレーI/II」/平均律クラヴィーア曲集第1巻〜フーガ第5番/2つのヴァイオリンのための協奏曲〜第1楽章/同〜第3楽章/トッカータとフーガ ニ短調/管弦楽組曲第3番〜第2曲「アリア」、第3曲「ガヴォット」、第5曲「ジグ」/ファッジ・フーガ ト短調/バッハのランチ − J.S.バッハの主題による変奏曲/雪が何?/ディコンストラクティング・ヨハン/「目覚めよ、と呼ぶ声あり」による即興曲/トッカータ、ファンクとコラール/J.S.バッハ=マイルス・デイヴィス:セヴン・ステップス・トゥ・バッハ/管弦楽組曲第2番〜第6曲「メヌエット」/第7曲「バディネリ」/バッハ・メドレー/即興曲第1番/即興曲第2番/J.S.バッハ=グノーの「アヴェ・マリア」による即興曲/チェンバロ協奏曲第5番のラルゴによる即興曲/ブランデンブルク協奏曲第3番〜第3楽章/チェンバロ協奏曲第3番〜第3楽章イプツィヒ・ゲヴァントハウスO
ボビー・マクファーリン(Vo)、
ギル・シャハム(Vn)、
アデーレ・アンソニー(Vn)、
ジャック・ルーシェ・トリオ、
キングズ・シンガーズ、
ジャーマン・ブラス、
イルジー・スティヴィーン(Fl)、
コレギウム・クォドリベット、
タートル・アイランド・ストリング・カルテット、
クンテセンス・サキソフォン五重奏団、
クリスティアン・ガンシュ(指)

収録:2000年7月28日ドイツ、ライプツィヒ、マルクト広場
NTSC方式
画像構成比:16:9Anamorphic
音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1
124分/英・独・仏語字幕付き
ジャズばかりでなく、クラシックやヴォーカル・ファンなど幅広いリスナーを魅了してきたボビー・マクファーリン。J.S.バッハの音楽を自ら歌い、アレンジして聴かせるステージはまるで宝箱のようです。登場するゲストたちもバラエティに富んでおり、楽しいままに時間が過ぎる一枚だと言えるでしょう。TDKコアから既発売の映像と同じものです。
20-50427(2DVD)
バレンボイム〜音楽家としての半生

■DVD
ダニエル・バレンボイム演奏活動50周年記念コンサートinブエノスアイレス
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
アルベニス:イベリア第1集〜喚起/港/セビーリャの聖体祭
イベリア第2集〜ロンデーニアルメリア/トリアーナ
スカルラッティ:ソナタ.ニ短調K.9
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集Op.2〜粋な娘の踊り
ホセ・レスタ:バイレシート
ヴィラ=ロボス:「赤ちゃん一族」第1組曲〜「道化人形」
シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調D780-3
ショパン:ワルツ第14番ホ短調、
 ノクターン第8番変ニ長調Op.27-2、
 ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1、
 エチュードハ短調Op.25-2
ローゼンタール:蝶々
シューマン:幻想小曲集Op.12〜「夕べに」、「飛翔」
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第15番ハ長調K.545〜第2楽章

■DVD2
ドキュメンタリー/ダニエル・バレンボイムの素顔
ダニエル・バレンボイム(P、指)
ヨーヨー・マ(Vc)
ピエール・ブーレーズ(指)
チェチーリア・バルトリ(Ms)
ヴァルトラウト・マイアー(Ms)
シュターツカペレ・ベルリン、CSO、BPO


収録:2000年8月ブエノスアイレス、テアトロ・コロン
バレンボイムの演奏活動50周年を記念したブエノスアイレスでのコンサート映像と、ピアニスト、指揮者そして政治的な音楽活動を行うなど様々な顔を持つ音楽家バレンボイムの素顔に迫ったドキュメンタリー映像の2枚組DVD。 (Ki)
20-50448
ウェーバー:「オベロン」序曲
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番〜プレスト(アンコール)
ドヴォルザーク:交響曲第8番
 スラヴ舞曲ハ長調Op.72-7(アンコール)
ヒラリー・ハーン(Vn)
マリス・ヤンソンス(指)BPO

収録:2000年11月26日東京、サントリー・ホール(ライヴ)

99’/カラーNTSC-16:9
Region-All
音声:PCMステレオ
ドルビー・デジタル5.1
DTSサラウンド5.1
■相性の良いベルリン・フィルとの演奏■
現在、ロイヤル・コンセルトヘボウ管とバイエルン放送響と、2つの名門のポストを掌中に収めるあらたな楽壇の帝王ヤンソンスが、ベルリン・フィルが初めて共演を果たしたのは1976年に遡ります。カラヤンもその才能を認めたヤンソンスは、以来、定期的にベルリン・フィルへの客演を重ねており、2001年のイスタンブールでおこなわれたヨーロッパ・コンサート(20.51448)などでも抜群の相性の良さを聴かせていたのはよく知られるところです。
■ヤンソンスのきわめつきドヴォルザーク第8番■
ドヴォルザークの第8交響曲といえば、ヤンソンスは1992年にオスロ・フィルとセッション録音、2007&2008年にロイヤル・コンセルトヘボウ管とライヴ録音をすでに発表しているように、ヤンソンスがたいへん得意としているレパートリーとして知られますが、これは別格。オケがベルリン・フィルということももちろんですが、当夜のヤンソンスが絶好調で、詰め掛けた日本の聴衆の度肝を抜いたことはいまでも語り草となっているほどです。とにかく両端楽章における心臓が破裂しそうなテンションの高さでは随一の内容といえるでしょう。
■ハーン独奏のショスタコーヴィチ■
当夜のカップリングには、いまをときめくハーンをヴァイオリン独奏に迎えてのショスタコーヴィチの協奏曲という聴きものが用意されています。ここでハーンがあざやかなテクニックと研ぎ澄まされた緊張感を持って、この複雑な難曲に鋭く切り込んでゆくさまは、ことのほか壮絶。ハーンはこののちの2002年にヤノフスキ&オスロ・フィルと同曲をセッション録音していますが、ハーンの実演に接した方ならお解りのように、舞台映えする恐るべき存在感はやはり動く画像があると格別といえるでしょう。き
20-50504F(Bluray)
ヨーロッパ・コンサート2000・フロム・ベルリン
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調、
交響曲第9番「合唱」ニ短調
ミハイル・プレトニョフ(P)
クラウディオ・アバド(指)BPO
カリタ・マッティラ(S)
,ヴィオレタ・ウルマーナ(C.A)
トマス・モーザー(T)
アイケ・ヴィルム・シュルテ(Br)
エリック・エリクソン室内cho
スウェーデン放送cho
トヌ・カリユステ(合唱指揮)

収録:2000年5月1日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
ボーナス:メイキング(ベルリン)
画面:60i 16:9
(ボーナス:SD NTSC)
BD25(片面1層)
音声:PCMステレオ、
DTS5.1
リージョン:All
字幕:英独仏西伊,日本語
本編:97mm ボーナス:18mm
ヨーロッパ・コンサートBlu-ray化シリーズ。ベルリン・フィルの創立記念日5月1日に毎年行っているヨーロッパ・コンサート。1991年から開催され、ヨー ロッパ各地の歴史的建造物などで行われるコンサートは世界中の音楽ファンから注目されています。 この映像は2000年本拠地ベルリンのフィルハーモニーで行われた演奏会で、この度ブルーレイとしてリリースされます。アバド&ベルリン・フィル得意の演目オー ル・ベートーヴェン・プログラム。ピアノ協奏曲第2番でソロを務めるのは、1978年チャイコフスキー国際コンクールで優勝、現代を代表する実力派ピアニス トでもあり、ロシア・ナショナル管弦楽団を設立し、指揮活動にも情熱を注いでいる、ミハイル・プレトニョフ。メインは英音楽学者ジョナサン・デル・マーが 新しく校訂したベーレンライター版スコアを使用した交響曲第9番「合唱」。ソリストにはフィンランドの人気ソプラノ、カリタ・マッティラ、アメリカ出身のテノー ル、トマス・モーザーなど実力派歌手陣を揃え、スウェーデン放送合唱団とエリック・エリクソン室内合唱団の充実のコーラス陣とアバドとベルリン・フィルの迫 力ある熱演で、祝祭的ムードを盛り上げています。 (Ki)
20-50526C
リズムと踊りの夕べ
バンテュ:ヒー・ガット・リズム(ジョージ・ガーシュウィンをたたえて)、
ラヴェル
:ラ・ヴァルス
 「ダフニスとクロエ」第2組曲、
松下功
:和太鼓協奏曲「飛天遊」、
林英哲
:宴
趙 季平:管弦楽のための組曲「さらば、わが愛(覇王別姫)」、
ガーシュウィン:ミュージカル「淑女よ善良なれ」〜魅惑のリズム
同〜私の愛する人
 「ア・ダムセル・イン・ディストレス(踊る騎士[ナイト])」〜うまくやれたら
 「オー・ケイ」〜サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー
 「ポーギーとベス」〜サマータイム
 「ガール・クレージー」〜アイ・ガット・リズム、
リンケ
:オペレッタ「ルーナ夫人」〜ベルリンの空気行進曲
ケント・ナガノ(指)BPO、
児玉麻里&児玉桃(P)、林英哲(和太鼓)、
スーザン・グレアム(Ms)

収録:2000年6月25日ヴァルトビューネ野外音楽堂
NTSC方式
画像構成比:16:9 Anamorphic
音声方式:PCMステレオ、
ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/112分
英・独・仏語字幕付き
片面二層ディスク(DVD9)
TDKコアからリリースされていたDVDと同じ映像より。毎年恒例、野外音楽堂でのピクニック・コンサートは日本でもよく知られていますが、児玉姉妹や林英哲の出演で、日本にもさらになじみ深い年になりました。スーザン・グレアムが出演し、ガーシュウィンを歌うのも聴きものです。
20-50538(5DVD)
クルト・マズア〜音楽と平和のための人生
■DVD1(120分)
ドキュメンタリー「平和革命とドイツ統一」(1999年制作/オリヴァー・ベッカー監督)
ドキュメンタリー「二つの都市、一人のマエストロ」(1992年制作/アラン・ミラー監督)
ドキュメンタリー「名曲発見〜メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲」(2007年制作/アンゲリカ・シュティーラー監督)

■DVD2
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
ムソルグスキー(ゴルチャコフ編):組曲「展覧会の絵」

■DVD3〜メンデルスゾーン:ライプツィヒ・ゲヴァントハウスのガラ・コンサート
「夏の夜の夢」序曲
ヴァイオリン協奏曲ホ短調
交響曲第3番「スコットランド」
「真夏の夜の夢」〜結婚行進曲

■DVD4〜クルト・マズア/ライフ・イン・ミュージック〜 アニヴァーサリー・ガラ・フロム・ライプツィヒ
ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
モニューシュコ:「ハールカ」〜マズルカ
ブラームス:愛の歌−ワルツ op.52より
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ホ短調 op.72-2
チャイコフスキー:イタリア奇想曲 op.45
バーンスタイン:「ウェスト・サイド物語」〜マンボ
ガーシュウィン:「ポーギーとベス」より
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
ビゼー:「カルメン」前奏曲
ジョピン:イパネマの娘

■DVD5(〜メンデルスゾーン・イン・ヴェルビエ*
メンデルスゾーン:ピアノ六重奏曲ニ長調Op.110
 ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25、
 交響曲第3番イ短調Op.56「スコットランド」
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章
全て、クルト・マズア(指)

ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
ヴェルビエ祝祭O*

アンゲリカ・シュティーラー監督)

■DVD2(71分)
収録:1993年9月15,16日ライプツィヒ(ライヴ)
監督:エリザベス・ビルケ=メルツァー

■DVD3(82分)
フランク=ミハエル・エルベン(Vn)
収録:1997年,ライプツィヒ・ゲヴァントハウス
監督:ボブ・コールス

■DVD4(90分)
MDR放送Cho
収録:2007年6月15,16日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
監督:ゲオルク・ヴューボルト

■DVD5(89分+11分)
ユジャ・ワン(P)、キリル・トルソフ(Vn)
デイヴィット・アーロン・カーペンター(Va)
マクシム・リサノフ(Va)、
ソル・ガベッタ(Vc)
レイ・メッシュ(Cb)
収録:2009年7月29日(Op.110)、7月30日(Op.25、Op.56)、8月1日(ボーナス)、スイス、ヴェルビエ音楽祭(ライヴ)
監督:フランソワ=ルネ・マルタン、フィリップ・ベジア、ピエール=マルタン・ジュバン

DVD1 & DVD3: NTSC 4:3
DVD2,4,5:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ(全て )、
DTS5.1(DVD3,4,5)
リージョン:All
字幕:英、独、465分
ドイツを代表する指揮者、クルト・マズア(享年88歳)。マズアは、旧東独の指揮者としてドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団(1967-1972年)、 ライプツィヒ・ヴァントハウス管弦楽団(1970-1996年)などドイツの名門オーケストラを牽引、特にライプツィヒ・ヴァントハウス管とのコンビでは数々 の名録音が残されています。社会活動にも積極的で、東西ドイツ統一の際も平和的解決に向けて奔走し、彼の発言や行動は注目を集めました。1991年 からニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督、2000年にはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、2002年〜2008年までフランス国 立管弦楽団の音楽監督も務めた実績もあり、客演指揮者も含め多くの仕事をこなしていましたが、晩年はパーキンソン病をわずらい、2015年12月19 日にコネチカット州グリニッチの自宅で亡くなられました。 このDVDセットは、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団との演奏を中心に、彼の平和活動を追ったドキュメンタリー映像を含むもの。マズアの功 績をたたえる充実の内容です。 (Ki)

20-50548(5DVD)
エリク・エリクソン生誕100周年記念DVDボックス

■DVD1(79分)
ブラームス:ドイツ・レクイエム

■DVD2(131分)
ヨーロッパコンサート1998フロム・ストックホルム
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」序曲
チャイコフスキー: 交響的幻想曲「テンペスト」8
ドビュッシー:夜想曲,
ヴェルディ
:聖歌四篇

■DVD3(97分)
ヨーロッパコンサート2000フロム・ベルリン
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
交響曲第9番『合唱』
【特典映像】メイキング(ベルリン)

■DVD4(89分)
ヴェルディ: レクイエム

■DVD5(99分)
ノーベル賞コンサート2008
スウェーデン国王歌
ドヴォルザーク:交響曲第7番
モーツァルト:ミサ曲ハ短調K.427(K.417a)
■DVD1(79分)
バーバラ・ボニー(S)、ブリン・ターフェル(Br)、スウェーデン放送cho、エリク・エリクソン室内cho、クラウディオ・アバド(指)BPO
収録:1997年4月3日、ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)
■DVD2(131分)
クラウディオ・アバド(指)BPO、マリー・アレクシス(S)、マリア・ヴィースランデル(コーラスマスター)、スウェーデン放送cho エリク・エリクソン室内cho
収録:1998年5月1日バーサ号博物館、ストックホルム(ライヴ)
■DVD3(97分)
ミハイル・プレトニョフ(P)、カリタ・マッティラ(S)、ヴィオレータ・ウルマーナ(C.A)、トマス・モーザー(T)、アイケ・ヴィルム・シュルテ(Br)、エリク・エリクソン室内cho スウェーデン放送cho、トヌ・カリユステ(合唱指揮)、クラウディオ・アバド(指)BPO
収録:2000年5月1日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
■DVD4(89分)
アンジェラ・ゲオルギュー(S)、ロベルト・アラーニャ(T)、スウェーデン放送cho、エリク・エリクソン室内cho、オルフェオン・ドノスティアーラcho、クラウディオ・アバド(指) BPO
収録:2001年1月、フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
■DVD5(99分)
ミア・パーション(S)、アン・ハレンベリ(A)、ヘルゲ・ルンニング(T)、ペーテル・マッティ(Bs)、モンテヴェルディcho、エリク・エリクソン室内cho、ジョン・エリオット・ガーディナー(指)ロイヤル・ストックホルムPO
収録:2008年12月8日ストックホルム・コンサート・ホール(ライヴ)

画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
リージョン:All、495分
スウェーデンの世界的な合唱指揮者エリク・エリクソン生誕100年記念DVDボックス。エリク・エリクソン(1918-2013)は、合唱の神様と称される 大指揮者。スウェーデン放送合唱団、オルフェイ・ドレンガルなどの名門合唱団の指揮者を長年務め、1945年にはエリク・エリクソン室内合唱団を創設、 ロランス・エキルベイ、アロイス・グラスナーなど優れた合唱指揮者を育て上げた20世紀の合唱界を代表する人物。 このDVDボックスは、エリク・エリクソン及びエリク・エリクソン室内合唱団がこれまで参加した数々の歴史的なコンサート映像を集めたもの。まず、ウィー ンの楽友協会で行われたアバド指揮ベルリン・フィルとの公演。ブラームスの死後100周年を記念したこの演奏会で「ドイツ・レクイエム」が上演され ています。ソリストは、当時最高の顔ぶれとも言える、バーバラ・ボニーとブリン・ターフェルです。DVD2には、1998年にエリク・エリクソンの母国ス ウェーデンで行われたベルリン・フィルのヨーロッパコンサート。1628年建造の戦艦バーサ号の保存館で行われ嵐や海をテーマにした楽曲が演奏されま した。そしてベルリンで行われた2000年のアバド指揮ベルリン・フィルのヨーロッパコンサート。さらにその翌年行われたアラーニャとゲオルギューとい う当時のスターが出演したヴェルディのレクイムの映像。DVD5は、2008年のノーベル賞記念コンサートという大変豪華な映像が並びます。 (Ki)

20-50558(3DVD)
ギーレン/ベートーヴェン:交響曲全集

(1)交響曲第1番ハ長調op.21
(2)交響曲第2番ニ長調op.36
(3)交響曲第3番変ホ長調op.55「英雄」
(4)交響曲第4番変ロ長調op.60
(5)交響曲第5番ハ短調op.67
(6)交響曲第6番ヘ長調op.68「田園」
(7)交響曲第7番イ長調op.92
(8)交響曲第8番ヘ長調op.93
(9)交響曲第9番ニ短調op.125「合唱つき」
レナーテ・べーレ(S)
イヴォンヌ・ナエフ(A)
グレン・ウィンスレイドt
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Bs)
ベルリン放送Cho、
ミヒャエル・ギーレン(指)
バーデン=バーデン&フライブルクSWR響(南西ドイRSO)

(1)収録:2000年2月バーデン・バーデン、フェストシュピールハウス
(2)収録:1998年6月フライブルク、コンツェルトハウス
(3)収録:2000年2月バーデン・バーデン、フェストシュピールハウス
(4)収録:2000年1月フライブルク、コンツェルトハウス
(5)収録:1997年12月フライブルク、コンツェルトハウス
(6)収録:1997年12月フライブルク、コンツェルトハウス
(7)収録:1998年6月フライブルク、コンツェルトハウス
(8)収録:2000年1月フライブルク、コンツェルトハウス
(9)収録:1999年7月フライブルク、コンツェルトハウス
巨匠ギーレンによるベートーヴェンの交響曲全曲が、お買い得なボックス・セットになって登場。自らも作曲家であり、現代音楽の旗手として知的で明 晰な音楽運びで支持されるギーレンは、ここでオーケストラの楽器配置にヴァイオリン両翼型を採用、楽器間のフレーズの受け渡しや、あざやかな対位法 処理といった、視覚から得られる情報量もふんだんで、いずれもライヴで収録された演奏内容はかねて評価の高いものでした。 なお、当ボックスは、すでにリリースされております単品をスリップケースに収めた仕様となります。 =おことわり= 第1番と第3番について、単売リリースの表記ではバーデン=バーデンのフェストシュピールハウスでの収録となっておりますが、当スリップケースの記載 はすべてフライブルクのコンツェルトハウスでの収録となっております。ご了承の上お求め下さいますようお願いいたします。 (Ki)
20-50609[D]
ベートーヴェン:交響曲第1番、第2番*、第3番「英雄」# ミヒャエル・ギーレン(指)南西ドイツRSO

収録:2000年2月バーデン・バーデン、フェストシュピールハウス、
1998年6月フライブルク・コンツェルトハウス*、
2000年2月バーデン・バーデン・フェストシュピールハウス#
20-50639[D]
ベートーヴェン:交響曲第4番、第5番「運命」*、第6番「田園」# ミヒャエル・ギーレン(指)南西ドイツRSO

収録:2000年1月、1997年12月*、1997年12月#、フライブルク、コンツェルトハウス
20-50669[D]
ベートーヴェン:交響曲第7番、第8番*、第9番「合唱」# ミヒャエル・ギーレン(指)南西ドイツRSO、
レナーテ・ベーレ(S)、イヴォンヌ・ネフ(Ms)、
グレン・ウィンスレイド(T)、
ハンノ=ミュラー・ブラッハマン(Bs)、
ベルリン放送cho
収録:1998年6月、
2000年1月*、1999年7月#
20-50746[C]
バッハ:2台のクラヴィーアのための協奏曲BWV1061*、
C.P.E.バッハ:シンフォニアト長調Wq182‐1、
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV242#、
バッハ:3台のクラヴィーアのための協奏曲ニ短調BWV1063*,**
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
イル・ジャルディーノ・アルモニコ,
カティア・ラベック(フォルテピアノ)*、
マリエル・ラベック(フォルテピアノ)*、
オッターヴィオ・ダントーネ(Cemb)**、
エンリーコ・オノーフリ(Vn)#、

収録:2000年4月24日ウィーン楽友協会大ホール(ライヴ)
20-50759
バッハ:室内楽作品集
【フーガの技法/ジェルジー・クルターク】
「フーガの技法」〜「コントラプンクトゥス第1曲」、「コントラプンクトゥス第2
曲」、「コントラプンクトゥス第3曲」、アンドラーシュ・ミハーイへのオマージュ(弦楽四重
奏のための12のミクロリュード)Op.13、
「フーガの技法」B〜「コントラプンクトゥス第4曲」、「コントラプンクトゥス第6曲」、
リガトゥーラy、
J.S.バッハへのオマージュ、
無窮動、「フーガの技法」B〜「コントラプンクトゥス第9曲」、遠方よりIII、「フーガの技法」BWV1080より「コントラプンクトゥス第11曲」、小オフィチウム(アンドレ・セルヴァンスキーをしのんで)作品28、「フーガの技法」〜「コントラプンクトゥス第18曲」、リガトゥーラy

【無伴奏チェロ組曲】*
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007
無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調BWV1011
ケラーSQ
収録:大気科学アカデミー、ブダペスト

アンナー・ビルスマ(Vc)*
収録:聖バルトロマイ教会、ドルンハイム

画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:0
字幕:英、独、仏/115mm
ラー弦楽四重奏団によるJ.S.バッハと現代作品の融合、そしてチェロの名手・ビルスマによる無伴奏チェロ組曲からの抜粋を収録。ハンガリーの現代作曲家、ジェルジー・クルタークらに師事したケラー弦楽四重奏団が、バッハの「フーガの技法」とクルタークの弦楽合奏用作品を取り混ぜて演奏しています。スケール感大きく、懐深く響くビルスマの無伴奏も必見です。 (Ki)
20-50858D
クラウディオ・アバド・コンダクツ・ヴェルディ・ガラ・フロム・ベルリン
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」〜輝く星をごらんなさい/同〜紳士たちよ、今日ウルリカの元へ行こう/同〜自分の妻を誘惑されていながら、それをかばうとは/同〜どんな仮装か知りたいんだろうが
歌劇「ドン・カルロ」〜女王のバレエ
歌劇「リゴレット」〜あれもこれもわしをとりまく女達は
同〜女心の歌「風の中の羽のように」
歌劇「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」〜乾杯の歌「陽気に楽しく杯をくみ交わそう」
同〜いつも自由で(花から花へ)
歌劇「ファルスタッフ」〜第1幕第2場
同〜第2幕第2場/同〜第3幕終幕
J.シュトラウス:オペラ座仮面舞踏会カドリーユ
アンドレア・ロスト(S)、アラン・タイタス(Br)、
ラモン・バルガス(T)、
ラリッサ・ディアドコヴァ(Ms)、
ステッラ・ドゥフェキス(Ms)、
エンリコ・ファチーニ(T)、エリザベス・フトラル(S)
ルーチョ・ガッロ(Br)、マッシモ・ジョルダーノ(T)
アナトリー・コチェルガ(Bs)、アンソニー・ミー(T)
カルメラ・レミージョ(S)、
クラウディオ・アバド(指)BPO、プラハ放送cho

収録:2000年12月30日〜31日フィルハーモニー
NTSC方式、画像構成比16:9 Anamorphic、
音声方式:PCMステレオ、
ドルビー・デジタル5.1、 DTS 5.1、94分、
伊・英・独・仏・西語字幕付き
片面二層ディスク(DVD9)
2000年の年末にベルリンで行われたユーゲント・コンサート(30日)およびジルヴェスター・コンサート(31日)のライヴ収録であり、得意のヴェルディ作品を並べた圧倒的な歌と演奏が繰り広げられます。
20-51048C
ドキュメンタリー:「ヴェルディの生涯」〜行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って

【収録曲】
「2人のフォスカリ」〜ああ、年老いた心臓よ
「マクベス」〜哀れみも誉れも愛も
「イル・トロヴァトーレ」〜すべて鎮まった〜君がほほえみ
「椿姫」〜プロヴァンスの海と土地
トーマス・ハンプソン(Br)

監督:フェリックス・ブライザッハ
案内役:トーマス・ハンプソン

画面:NTSC :4:3
音声:PCMステレオ
リージョン:0
字幕:英独仏/60mm
ヴェルディ生誕200周年記念。現代を代表するバリトン歌手ト−マス・ハンプソンが案内役となりヴェルディ所縁の町ブッセート、ミラノなどを紹介し、 ヴェルディの人生の悲劇と成功を描いたドキュメンタリー映像となっています。またハンプソンが「2人のフォスカリ」「マクベス」「イル・トロヴァトーレ」「椿 姫」のアリアを高らかに歌い聴かせます。 タイトルにもなっているヴェルディのオペラ「ナブッコ」の「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」は、第3幕で強制労働を強いられるヘブライ人が、 故郷を偲んで歌う合唱曲で、イタリアの第2の国歌とも言われる有名な旋律です。ナブッコはヴェルディの出世作で、その名を一躍イタリア中に轟かせ、ヴェ ルディの転機となった作品。ヴェルディの生涯を綴る本作にふさわしいタイトルと言えるでしょう。 (Ki)
20-51138[D]
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」,第9番「合唱」 クラウディオ・アバド(指)BPO
収録:2001年2月5日、ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院(第3番)2000年5月1日、ベルリン、フィルハーモニーザール(第9番)
20-51158[D]
ベートーヴェン:交響曲第2番,第5番「運命」 クラウディオ・アバド(指)BPO
収録:2001年2月、ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院
20-51168[D]
ベートーヴェン:交響曲第1番,第6番「田園」,第8番 クラウディオ・アバド(指)BPO
収録:2001年2月、ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院
20-51178[D]
ベートーヴェン:交響曲第4番,第7番 クラウディオ・アバド(指)BPO
収録:2001年2月、ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院
20-51238[D]
ヴァルトビューネ野外音楽堂?スペインの夕べ
ビベス:サルスエラ「フランシスキータ夫人」〜ファンダンゴ,サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンOp.20/カルメン幻想曲Op.25、シャブリエ:狂詩曲「スペイン」,J.シュトラウスII世:スペイン行進曲Op.433,モレノ・トローバ:サルスエラ「マルチェネラ」〜ペテネラ,リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲Op.34,セラーノ:サルスエラ「石竹の花」〜ロマンサ,モンカーヨ:ウアパンゴ,ルナ:サルスエラ「ユダヤの子」〜スペインの歌,マスネ:歌劇「タイス」〜瞑想曲,リンケ:オペレッタ「ルーナ夫人」〜ベルリンの風,ボーナス・トラック/プラシド・ドミンゴとサラ・チャンのインタビュー&舞台裏
サラ・チャン(Vn)、
アナ・マリア・マルティネス(S)
プラシド・ドミンゴ(指)BPO

収録:2001年7月1日ヴァルトビューネ野外音楽堂(ライヴ)
20-51248E
ロッシーニ:歌劇「セヴィリアの理髪師」 ネッロ・ザンティ(指)
チューリヒ歌劇場O
ヴェッセリーナ・カサロヴァ(S)
レイナルド・マシアス(T)
マヌエル・ランツァ(Br)
カルロス・ショーソン/ニコライ・ギャウロフ(Bs)
チューリヒ歌劇場cho
演出:グリーシャ・アサガロフ

収録:2001 年 4 月チューリヒ歌劇場(ライヴ)
画面:NTSC 16:9
音声:PCM2.1、DD5.1、DTS5.1
本編:161mm、字幕:英独仏西伊
20-51368[D]
ブルックナー:交響曲第8番(ノヴァーク版) カルロ・マリア・ジュリーニ(指)ワールドPO

収録:1985年12月8日ストックホルム・コンサートホール
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、 DTS 5.1、94分、片面二層ディスク(DVD9)
匠としての地位をアップさせたジュリーニ。世界的奏者の集合体であるオーケストラを指揮し、精神の高みに到達するブルックナーは必見。観ることによってジュリーニの構築する音楽が心に伝わってくる映像です。ワールド・フィル結成第一回コンサート。
20-51444F(Bluray)
ヨーロッパ・コンサート2001・フロム・イスタンブール
ハイドン:交響曲第94番「驚愕」
ベルリオーズ:幻想交響曲
モーツァルト:フルート協奏曲第2番K314(285d)
エマニュエル・パユ(Fl)
マリス・ヤンソンス(指)BPO

収録:2001年5月1日イスタンブール、聖イレーネ教会(ライヴ)
ボーナス:メイキング(イスタンブール)

画面:NTSC 16:9
(ボーナス:SD NTSC)
BD25(片面1層)
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:All
字 幕(ボーナス):英 独 仏 西 伊
本編:105mmボーナス:27mm
ヨーロッパ・コンサートBlu-ray化シリーズ。2001年イスタンブールの聖イレーネ教会で行われたヨーロッパ・コンサートの映像がブルーレイで登場。演奏 会が行われた聖イレーネ教会は、イスタンブール最古の教会。現在は多目的に使用できるように改装され博物館として運営されていますが、美しい内装とエキゾチッ クな雰囲気漂う会場で、今回ブルーレイ化となり、さらに細部まで美しく捉えられ、映像としても十分に楽しめます。メイン・プログラムは「幻想交響曲」。教会 ならではの豊かな響きが織りなす立体的な音楽、ヤンソンスの熱い指揮振りと、オケから多彩な音色を引き出し、ダイナミックな中にも繊細さをまじえた自在な 演奏に驚かされます。また、モーツァルトのフルート協奏曲では、ベルリン・フィルの首席でもあるエマニュエル・パユがソリストとして登場。フルートの音が会 場全体に美しく響き渡り、さらに抜群のカメラワークにより、演奏者たちの表情も的確捉えられ、画面に釘付けになります。画質・音質ともに良好な映像でした ので、ブルーレイ化でさらに向上し、一段と楽しめる内容となっております。 (Ki)
20-51448C
ヨーロッパ・コンサート2001(イスタンブール)
ハイドン:交響曲第94番「驚愕」
モーツァルト:フルート協奏曲第2番
ベルリオーズ:幻想交響曲
■ボーナス
舞台裏映像+イスタンブールのポートレイト
マリス・ヤンソンス(指)BPO
エマニュエル・パユ(Fl)

収録:2001年5月1日アヤ・イリニ教会(イスタンブール)

画面:NTSC16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1/リージョン:0
字幕(ボーナス):
英、独、仏、西、伊
105mm(本編)、27mm(ボーナス)
2001年のベルリン・フィル恒例のヨーロッパ・コンサートの映像。コンサートが行われたのはコンスタンチヌ1世が創建したといわれる歴史的建造物アヤ・イリニ教会。ハイドンの「驚愕」で快活に開幕し、続くモーツァルト:フルート協奏曲第2番ではソリストとしてパユが登場。嬉々とした音楽作りと闊達で華麗なパユの音色が魅力的な演奏。メインのベルリオーズの幻想交響曲は、書法を効果的に鮮やかに表現した、スケールの大きい演奏。終楽章では情熱がほとばしる熱演を聴かせてくれます。特典映像にはイスタンブールの街が詳しく紹介され、コンサート前に雰囲気やヤンソンスのインタビューが盛り込まれています。 (Ki)
20-51849[D]
舞踏への勧誘〜バレンボイム&BPO/ジルヴェスター・コンサート2001
バッハ:管弦楽組曲第3番BWV.1068〜ガヴォットT&U
モーツァルト:ディヴェルティメントK.334〜メヌエット、ピアノと管弦楽のためのロンドK.382
ヴェルディ:「アイーダ」第2幕第1場〜若いムーアの奴隷たちの踊り
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第8番ト短調Op.46-8
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」〜花のワルツ
シベリウス:悲しいワルツ、
J.シュトラウス
:皇帝円舞曲、コダーイ:ガランタ舞曲
オラシオ・サルガン(ホセ・カルリ編):ア・フエゴ・レント
ゼキーニャ・ジ・アブレウ(アロイジオ・オリヴェイラ編):ティコ・ティコ
J.シュトラウス:ポルカ「雷鳴と電光」、
ホセ・カルリ
:タンゴ「エル・フィルレテ」
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
ダニエル・バレンボイム(指&P)BPO

収録:2001年12月31日ベルリン(ライヴ)/ルビー・デジタル5.1/dts5.1/97’/カラーNTSC/16:9、Region All
大晦日恒例行事のベルリン・フィルによるジルヴェスター・コンサート。巨匠バレンボイムが振った2001年のテーマは“ダンス”。バッハからアルゼンチン・タンゴまで、ヨーロッパの音楽史を彩るヴァラエティ豊かな舞曲の数々。ふだんのベルリン・フィルでは聴けないタンゴもムード満点。世界最高のオケが奏でる極上の名曲アルバムに仕上がっています。 (Ki)
20-51888
ヴァルトラウト・マイアーの肖像「内なる衝動の命ずるままに」
◆ボーナス…マーラー:交響曲「大地の歌」(全曲)
制作・監督:アネッテ・シュライアー、
出演者:ダニエル・バレンボイム、
プラシド・ドミンゴ、
ジークフリート・イェルーザレム、
ペーター・ザイフェルト、マッティ・サルミネン、
ルネ・パーペ、ハンス・ゾティン、
ユルゲン・フリム 他
ボーナス映像:ヴァルトラウト・マイアー(Ms)、
トルステン・ケルル(T)、
セミヨン・ビシュコフ(指)WDR響ケルン

収録:2001年9月15日ケルン・フィルハーモニー(ライヴ)/NTSC16:9/PCMStereo,/DD5.1DTS5.1/字幕:独,英,仏,西,伊/ドキュメンタリー:89'/コンサート:70'
メゾ・ソプラノの名花ヴァルトラウト・マイアーの創造の秘密に肉迫する、アネッテ・シュライアー渾身のドキュメンタリー。マイアーの人柄、芸術性、音楽性を余すところ無く描いています。ヨーロッパ各地の主要劇場でのリハーサル風景、関係者へのインタビューなど見応えのある構成。特典映像として、ビシュコフ指揮による「大地の歌」全曲を収録。   (Ki)
20-51954F(Bluray)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
ベートーヴェン:「エグモント」序曲、
ヴェルディ:「シチリアの晩鐘」序曲

■ボーナス映像
パレルモのポートレイト
ギル・シャハム(Vn)
クラウディオ・アバド(指)BPO

収録:2002年5月1日パレルモ、マッシモ劇場(ライヴ)

112mm
画面:1080i 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HDマスター・オーディオ
字幕:英、独、仏、西、伊
アバドがベルリン・フィルの芸術監督として最後の演奏会となった2002年パレルモでのヨーロッパ・コンサート。シャハムの集中力としなやかな音色で聴かせるブラームスのヴァイオリン協奏曲。ベルリン・フィルのメンバー、観客の熱烈な想いが画面を通しても伝わる、心に響く名演奏会の映像です。 (Ki)
20-51958
アバド&BPO/ヨーロッパ公演2002
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
ヴェルディ:「シチリアの晩鐘」序曲
◆ボーナス映像…パレルモのポートレイト
ギル・シャハム(Vn)
クラウディオ・アバド(指)BPO

収録:2002年5月1日パレルモ、マッシモ劇場(ライヴ)
※画面:NTSC16:9/音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1/Regioncode:0/ボーナス字幕:英,独,仏,西,伊/本編:112mm/ボーナス:20mm
アバドがベルリン・フィルの芸術監督として最後の演奏会となった2002年パレルモでのヨーロッパ・コンサート。ベルリン・フィルのメンバー、観客の熱烈な想いが画面を通しても伝わる、心に響く名演奏会の映像です。 (Ki)
20-51968
ヴァルトビューネ2002
モニューシコ:「ハルカ」〜「マズルカ」
ヴィエニャフスキ:ポロネーズOp.4*
チャイコフスキー:メロディ(「なつかしい土地の思い出」Op.42-3)、
 ワルツ・スケルツォ(ハ長調)Op.34*
チャピ:「人騒がせな娘」序曲
キム:エレジー
ロンビュー:シャンペン・ギャロップ
外山雄三:バレエ組曲「幽玄」〜「天人の踊り」
シベリウス:悲しいワルツ
エルガー「野生の熊」(「子供の魔法の杖」第2組曲Op.1b)
ワーグナー:「ローエングリン」第3幕前奏曲
クライスラー:中国の太鼓*
ガルデル(編曲:ジョン・ウィリアムズ):タンゴ「首の差で」(映画「セント・オブ・ウーマン」より)*
パガニーニ:ヴェネツィアの謝肉祭Op.10*
ツィーラー:ウィーンの市民Op.419
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲Op.72-7
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」〜パ・ド・ドゥ
ビゼー:「アルルの女」第2組曲〜「ファランドール」
マスネ:「ル・シッド」〜ラゴネーサ&ナヴァレーサ
リンケ:「ルーナ夫人」〜「ベルリン気質」
マリス・ヤンソンス(指)BPO
ヴァディム・レーピンン(Vn)*

収録:2002年6月23日、ヴァルトビューネ(ベルリン)ライヴ
毎年恒例のベルリン・フィル野外コンサート、ヴァルトビューネ。ベルリン市民のみならず世界各国から2万人が集まるベルリンの夏の風物詩。2002年はマリス・ヤンソンスが登場。ミュージカル・プログラムやクラシックの名曲を集めた内容。さらにヴァディム・レーピンの華麗なるヴァイオリンも堪能し、すべての音楽ファンが楽しむことのできる映像です。 (Ki)

20-52068E
ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」 ローター・ツァグロゼク(指)
シュトゥットガルト州立O&cho
ヴォータン:ウォルフガング・プロープスト
ドンナー:モッティ・カストン、
フロー:ベルンハルト・シュナイダー、
ローゲ:ローベルト・キュンツリ、
アルベリヒ:エサ・ルートゥネン、
ミーメ:エバーハルト・フランチェスコ・ローレンツ、
ファゾルト:ローラント・ブラハト、
ファフナー:フィリップ・エンス、他
演出:ヨアヒム・シュレーマー

収録:2002 年 9月28日,12 月29日,ドイツ・シュトゥットガルト州立歌劇場
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
本編:152mm、字幕:英独仏西伊

20-52078G(2DVD)
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」 ローター・ツァグロゼク(指)
シュトゥットガルト州立O&cho
ジークムント:ロバート・ギャンビル、
フンディング:アッティラ・ユン、
ヴォータン:ヤン=ヘンドリク・ロータリング、
ジークリンデ:アンゲラ・デノケ、
ブリュンヒルデ:レナーテ・ベーレ、
フリッカ:ティチーナ・ヴォーン、
ゲルヒルデ:エファ=マリア・ウェストブロック、他,
演出:クリストフ・ネル

収録:2002 年 9月29日,2003 年1 月2日,ドイツ・シュトゥットガルト州立歌劇場
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
本編:229mm、字幕:英独仏西伊

20-52088G(2DVD)
ワーグナー:楽劇「ジークフリート」 ローター・ツァグロゼク(指)
シュトゥットガルト州立O&cho
ジークフリート:ジョン・フレドリック・ウェスト、
ミーメ:ハインツ・ゲーリヒ、
さすらい人:ウォルフガング・シェーネ、
アルベリヒ:ビョルン・ワーク、
ファフナー:アッティラ・ユン、
エルダ:ヘレーン・ラナーダ、
ブリュンヒルデ:リサ・ガステーン、
森の鳥:ガブリエラ・ヘレラ
演出:ヨシ・ヴィーラー&セルジオ・モラビト

収録:2002年10月1日,2003年1月5日,シュトゥットガルト州立劇場
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
本編:251mm
字幕:英独仏西伊

20-52098G(2DVD)
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」 ローター・ツァグロゼク(指)
シュトゥットガルト州立O&cho
ジークフリート:アルベルト・ボネマ、
グンター:ヘルナン・イトゥラルデ、
アルベリヒ:フランツ=ヨーゼフ・カペルマン、
ハーゲン:ローラント・ブラハト、
ブリュンヒルデ:ルアナ・デヴォル、
グートルーネ:エファ=マリア・ウェストブロック、
ヴァルトラウテ:ティチーナ・ヴォーン、他

収録:2002年10月3日,2003年1月12日,シュトゥットガルト州立劇場
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
本編:269mm、字幕:英独仏西伊
20-52129C
サウンズ・ライク・クリスマス
コレルリ:クリスマス協奏曲、
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「休息」、
バッハ:クリスマス・オラトリオ〜第4曲:アリア「シオンよ、そなたよ」、
ヘンデル:メサイア〜汝高きところに登り、
E.マウエルスベルガー:クリスマス、他
アンゲリカ・キルヒシュラーガー(S)、
トーマス・スタンコ(Tp)&ヒズ・クヮルテット、
アンサンブル・アマルコルド、
フライヴルク・バロック・オーケストラ

収録:2002年9月ドイツ・ナウムブルク、プフォルタ学院、シトー会修道院
NTSC方式
音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1
82分/英・独・仏語字幕付き
楽しく温かく、そして静かな威厳があるヨーロッパのクリスマスを味わえる一枚。CDでも評価が高いフライヴルク・バロック・オーケストラ、キルヒシュラーガーの清らかな歌声、トマシュ・スタンコによるフレンドリーなジャズのリズム、そしてアンサンブル・アマルコルドのハーモニー。バロック音楽からジャズによるキャロルまでが次々と現れ、ひとつのショーを楽しめるような構成になっています。

20-52148F(2DVD)
スピリッツ・オブ・ミュージック/ナイジェル・ケネディ&ボビー・マクファーリン
テ・デウム〜序奏
真夏の夜の夢〜スケルツォ
ライド・オン/ホールド・オン
エクスルターテ・ユビラーテ
タパン・ビエ
マタイ受難曲BWV.244〜主よ憐れみたまえ
エデンの園で
チャールダーシュ
亡き王女のためのパヴァーヌ
夜の集会
2つのチェロのための協奏曲ト短調RV531
アンサンブル・アル・キンディ&ダマスカス旋舞団による旋舞
ウン・ソン・パ・カンタール
向こう側から/あなたにはわからない
インプロヴィゼーション1&2
オール・ブルースによるインプロヴィゼーション
レクイエムop.48〜ピエ・イエズ
サークル・ソング
トゥマ・ミナ
「ヘンゼルとグレーテル」〜夕べの祈り
メサイアHWV.56〜ハレルヤ
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
シビラ・ルーベンス
ベルリン放送Cho
クウンバ・シンガーズ
ブルガリアン・ヴォイス“アンゲリテ”
クローケ・ケネディ・カルテット
マリ・ボイネ & バンド
ヴォーカル・サンプリング
アンサンブル・アル・キンディ&ダマスカス旋舞団

収録:2002 年 6月15日マルクト広場、ライプツィヒ(ライヴ)
変幻自在に声を操る “声の魔術師” といわれるジャズ歌手ボビー・マクファーリンとクラシックの枠に収まりきらない強烈な個性を放つヴァイオリニスト、 ナイジェル・ケネディによる野外音楽イベント「スピリッツ・オブ・ミュージック」。この映像は以前、Part1とPart2として単品発売されていた内容を2 枚にまとめたもの。ナイジェル・ケネディとボビー・マクファーリン2人の個性的な音楽性のエッセンスが加わり、なんともエキサイティングなライヴ映像 に仕上がっています。クラシック作品では、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、クローケ・ケネディ・カルテットが加わり、安定感のある音楽を聴 かせます。またブルガリアン・ヴォイス、クウンバ・シンガーズらが参加しマクファーリンとの声の饗宴も聴きどころです。 (Ki)
20-52238
モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」 ドロテア・レッシュマン(Sフィオルディリージ)
カタリーナ・カンマーローアー(Msドラベッラ)
ダニエラ・ブルエラ(Sデスピーナ)
ウェルナー・ギューラ(Tフェランド)
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Bs-Brグリエルモ)
ロマン・トレケル(Brドン・アルフォンソ)
ダニエル・バレンボイム(指)
ベルリン国立歌劇場O&cho
演出:ドリス・デーリエ

収録:2002年9月,ベルリン
近年の「コジ・ファン・トゥッテ」の人気はすごく、多種多様な舞台で楽しまれています。それだけこの作品が現代に訴えかけるものが大きいということでしょう。ベルリン国立歌劇場では、映画監督として知られるデーリエの大胆に現代化した演出が話題となりました。ことにフェランドとグリエルモが'70年代ヒッピー姿になって「解放された愛」へと誘うというアイデアは見事に作品の本質を突いています。もちろんバレンボイム率いるオーケストラや、レッシュマン、ギューラ、トレケルといったバロック音楽でも活躍している歌手たちの新鮮な歌は充実。刺激のある「コジ・ファン・トゥッテ」をお望みならお勧めです。 (Ki)
20-52298D
ワンダフル・タウン/ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート2002
バーンスタイン:ミュージカル「ワンダフル・タウン」〜序曲/クリストファー・ストリート/オハイオ/コンカリング・ニューヨーク/100通りの抜け道/何と言う無駄/ちょっと恋して/パス・ザ・フットボール/もの静かな娘/コンガ!/マイ・ダーリン・アイリーン/スウィング!/イッツ・ラヴ/バレエ・アット・ヴィレッジ・ヴォルテックス/音の狂ったラグタイム/
リプライズ:イッツ・ラヴ / コンガ!(アンコール)
キム・クリズウェル(ルース)
オードラ・マクドナルド(アイリーン)
トーマス・ハンプソン(ベイカー)
ブレント・バレット(レック)ほか
ヨーロピアン・ヴォイセズ
ウェイン・マーシャル(P)
サー・サイモン・ラトル(指)BPO

収録:2002年12月ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
ベルリン・フィルのシェフに就任後、ラトルが初めて迎えた2002年のジルヴェスター・コンサートのメイン・プログラムに選んだのは、バーンスタイン のミュージカル「ワンダフル・タウン」。全20曲のうち16のナンバーを演奏会形式で上演しています。 キャストにはキム・クリズウェル、オードラ・マクドナルドといった本場ブロードウェイのスターをゲストに招くいっぽう、世界的バリトンのハンプソンも参 加して相変わらずの芸達者なところをみせてくれます。 ダンス、コーラス、照明効果まで全てがエンターテインメントに徹した舞台づくりで、ステージ後方の雛壇上でソリストと合唱団が演技も交えて熱演を繰 り広げるさまは必見。フィルハーモニーで、かつて目にしたことがない光景を目撃されることでしょう。 (Ki)

20-53038D
ゲオルグ・ショルティ/イン・リハーサル&パフォーマンス
ワーグナー:「タンホイザー」序曲
【リハーサル1/リハーサル2/本番】
シュトゥットガルトRSO
ゲオルグ・ショルティ(指)

収録:1966 年
監督:ディーター・エーテル
プロデューサー:ヴォルフラム・レーリヒ
画面:NTSC 4:3
音声:PCMステレオ
字幕:英仏西
リージョン:All/59分
ショルティとシュトゥットガルトRSOによるワーグナー「タンホイザー」序曲のリハーサルと本番の映像集。ショルティを代表する歴史的録音と なった「ニーベルングの指輪」を録音した直後で、大変エネルギッシュな姿をみせています。ショルティが思い描く音楽をどう楽団員たちに伝え、形にし ていくかという過程が興味深く映し出されています。 (Ki)
20-53074F(Bluray)
20-53079D
ヨーロッパコンサート2003・イン・リスボン
ラヴェル:組曲「クープランの墓」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
ドビュッシー:夜想曲〜「祭り」
マリア・ジョアン・ピリス(P)
ピエール・ブーレーズ(指)BPO

◆Bluray
収録:2003 年 5 月1日リスボン、ジェロニモス修道院(ライヴ)
画面:1080i Full HD/16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Master Audio5.1
ボーナス字幕:英独仏
120 分/リージョンAll
◆DVD
画面:NTSC 16:9
声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
本編:103mm、ボーナス:12mm
ブーレーズによる2003年のベルリン・フィル・ヨーロッパ・コンサートの映像がブルーレイ化。17世紀初頭に完成し、世界遺産にも登録されている ポルトガル、リスボンのジェロニモス修道院でおこなわれたコンサート。ブーレーズ&ベルリン・フィルによるバルトークのオケコンにラヴェルの「クープラ ンの墓」、ドビュッシーの「祭り」、そして地元ポルトガルが生んだマリア・ジョアン・ピリスをソリストに迎えたモーツァルトのピアノ協奏曲第20番とい う豪華なプログラムです。ジェロニモス修道院の豊饒な美しい響き、ブーレーズの明晰な解釈のバルトーク、ピリスの伸び伸びとしたモーツァルトと聴きど ころ見所満載の映像です。 (Ki)
20-53094L(Bluray)
ヴァルトビューネ2003〜ガーシュウィン・ナイト
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
ラプソディ・イン・ブルー(マーカス・ロバーツ編曲)
ピアノ協奏曲ヘ調(マーカス・ロバーツ編曲)
マーカス・ロバーツ:コール・アフター・ミッドナイト
ガーシュウィン:ストライク・アップ・ザ・バンド(ドン・ローズ編)
アイ・ガット・リズム
パウル・リンケ:ベルリンの風(アンコール)
小澤征爾(揮)BPO
マーカス・ロバーツ・トリオ
【マーカス・ロバーツ(P)、ローランド・ゲリン(ベース)
ジェイソン・マルサリス(ドラムス)】

収録:2003年6月29日ヴァルトビューネ(ベルリン)
映像監督:アンドレアス・モレル
画面:1080/60i
Full HD 16:9
音声:PCMステレオ,DTS-HD
リージョン:All
字 幕(ボーナス):英 独
110分(本編)、19分(ボーナス)
ベルリン・フィル恒例の夏の野外コンサート、ヴァルトビューネ。小澤征爾が登場して話題となった2003年のガーシュウィン・ナイトが待望のブルー レイ化されました。 盲目のジャズ・ピアニスト、マーカス・ロバーツ率いるトリオが、ベルリン・フィルを圧倒的な存在感で巻き込み、古典的なシンフォニック・ジャズに、 モダンの要素を融合させたスリリングで興味深いパフォーマンスをみせています。 (Ki)
20-53098D
ヴァルトビューネ2003〜ガーシュウィン・ナイト
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
 ラプソディ・イン・ブルー*
 ピアノ協奏曲ヘ調
 ストライク・アップ・ザ・バンド、アイ・ガット・リズム*
ロバーツ:コール・アフター・ミッドナイト*
リンケ:ベルリンの風(アンコール)
■ボーナス
小澤征爾とマーカス・ロバーツの対話
マーカス・ロバーツ・トリオ *
小澤征爾(指)BPO

収録:2003年、ベルリン、ヴァルトビューネにおけるライヴ

129mm(本編110mm、ボーナス19mm)
画面:NTSC 16:9
音声:リニアPCMステレオ
ドルビーデジタル 5.1
DTS 5.1/Region All
20-53198
カバリエ−音楽の向うに モンセラート・カバリエ(S)
クラウディオ・アバド(指)
ホセ・カレラス(T)
プラシド・ドミンゴ(T)
ルネ・フレミング(S)
ズビン・メータ(指)
フレディ・マーキュリー(Vo)ほか
監督:アントニオ・ファレ

リージョン・オール/NTSC/16:9/98m/DD2.0,DTS5.1/字幕:英仏伊
20世紀後半を代表するプリマドンナの一人、モンセラート・カバリエの生涯を追ったドキュメンタリー映像です。カバリエの貴重な映像、彼女と親しい歌手、指揮者たちの証言など、見応えたっぷりの内容です。 (Ki)
20-53264(Bluray)
マーラー:交響曲第2番「復活」 クラウディオ・アバド(指)
ルツェルン祝祭O
エテーリ・グヴァザーヴァ(S)
アンナ・ラーション(Ms)
オルフェオン・ドノスティアルラcho
収録:2003年8月21日ルツェルン・コンサートホール(スイス)

画面:16:9、1080iFullHD
音声:PCM2.0、
DTSHDMasterAudio
86mm
字幕:英、独、仏、西、伊
大病から復活したクラウディオ・アバドが、新たに編成したルツェルン祝祭Oを率いて行ったコンサート映像です。2003年のこのコンサートで新生ルツェルンと文字通り「復活」を果たしたアバド。メンバーは錚々たる面々が集結し、ナターリャ・グートマン、クレメンス・ハーゲン、ヴァレンティン・エルベンなどの充実の弦楽器陣、管楽器にはサビーネ・マイヤー、ウォルフガング・マイヤーら豪華顔ぶれ。全力で音楽を表現する様は感動的で、各パートは鮮明に浮かび上がり透明度が一層増した名演を聴かせてくれます。またソリスト2人と合唱も素晴らしくアンナ・ラーションの伸びやかな歌声がより一層美しさを際立たせています。 (Ki)
20-53269D
マーラー:交響曲第2番「復活」 クラウディオ・アバド(指)
ルツェルン祝祭O

収録:2003年8月ルツェルン音楽祭、ライヴ
画面:NTSC、16:9
音声:PCMステレオ、
DD2.1、DTS5.1/86mm
字幕:英独仏西伊
20-53279
クラウディオ・アバドの芸術的肖像
ノーノ:プロメテオ、
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」、
ベートーヴェン:交響曲第1,3&9番、
 「エグモント」序曲、
ブルックナー:交響曲第1&9番、
ストラヴィンスキー:詩篇交響曲、
ブラームス:ドイツ・レクイエム、
R・シュトラウス:エレクトラ、
ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品、
ドビュッシー:海、
チャイコフスキー:交響曲第5番(抜粋)
出演者:クラウディオ・アバド(指)
ダニエル・ハーディング、
アルブレヒト・マイヤー、
ヴォルフラム・クリスト、
コーリャ・ブラッハー
ボ、VPO、ルツェルン祝祭O
グスタフ・マーラー・ユーゲントO

音声:PCMステレオ
リージョン:0
字幕:英,独,仏,伊,西/67mm
巨匠クラウディオ・アバドの音楽ドキュメンタリー映像。若き日のウィーン・フィル、10年余りにわたったベルリン・フィル音楽監督時代、近年のグスタフ・マーラー・ユーゲントオーケストラ、ルツェルン祝祭管弦楽団での演奏映像、インタビューや、名優ブルーノ・ガンツを初めとする芸術的盟友たちの証言によって、名映像ディレクター、ポール・スマチヌィ(シュマツニー)がアバドの知られざる実像を描きます。2004年モントリオール国際映像芸術祭、ベスト・ポートレート賞、2004年パリ映像(芸術&教育)祭グラン・プリ受賞作品。 (Ki)
20-53279
クラウディオ・アバドの芸術的肖像
ノーノ:プロメテオ、
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」、
ベートーヴェン:交響曲第1,3&9番、
 「エグモント」序曲、
ブルックナー:交響曲第1&9番、
ストラヴィンスキー:詩篇交響曲、
ブラームス:ドイツ・レクイエム、
R・シュトラウス:エレクトラ、
ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品、
ドビュッシー:海、
チャイコフスキー:交響曲第5番(抜粋)
出演者:クラウディオ・アバド(指)
ダニエル・ハーディング、
アルブレヒト・マイヤー、
ヴォルフラム・クリスト、
コーリャ・ブラッハー
ボ、VPO、ルツェルン祝祭O
グスタフ・マーラー・ユーゲントO

音声:PCMステレオ
リージョン:0
字幕:英,独,仏,伊,西/67mm
若き日のウィーン・フィル、10年余りにわたったベルリン・フィル音楽監督時代、近年のグスタフ・マーラー・ユーゲントオーケストラ、ルツェルン祝祭管弦楽団での演奏映像、インタビューや、名優ブルーノ・ガンツを初めとする芸術的盟友たちの証言によって、名映像ディレクター、ポール・スマチヌィ(シュマツニー)がアバドの知られざる実像を描きます。2004年モントリオール国際映像芸術祭、ベスト・ポートレート賞、2004年パリ映像(芸術&教育)祭グラン・プリ受賞作品。 (Ki)
20-53299
サマー・ナイト・ミュージック2003「ラヴ・ソングス」
「ジャンニ・スキッキ」〜私のお父さん、
ハニー・パイ、白鳥、時の過ぎゆくままに、
スピーク・ロウ、ふたつの月、
アディオス・ノニーノ 他
ディー・ディー・ブリッジウォーター(Vo)
ミッシャ・マイスキー(Vc)
ロビー・ラカトシュ(Vn)
キングスシンガーズ
ミージア(ファド)
クリスティーナ・ガリャルド=ドマス(S)
マイテ・マルティン&ベレン・マヤ(フラメンコ) ロドルフォ・メデーロス(バンドネオン)
アンドレイ・ボレイコ(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

収録:2003年7月マーケット広場、ライプツィヒ
画面:NTSC16:9
音声:PCMステレオ
字幕:英、独、仏/148mm
ミッシャ・マイスキーやロビー・ラカトシュ、キングスシンガーズなど世界的なミュージシャンが集まって行われた野外コンサートの模様。クラシック界以外にもジャズ・シンガーのブリッジウォーターやフラメンコ、ファドのアーティストが出演し「愛」をテーマに名曲を演奏しています。 (Ki)
20-53404F(Bluray)
20-53408D
サンクト・ペテルブルク 300周年ガラ・コンサート
(1)ショスタコーヴィチ:祝典序曲
(2)サン=サーンス:序奏とロンド・カプリツィオーソ
(3)ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲*
(4)チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」〜ポロネーズ
(5)ドニゼッティ:「ランメルムールのルチア」〜あたりは沈黙にとざされ
(6)プッチーニ:「ラ・ボエーム」〜ムゼッタのワルツ「私が町を歩くとき」
(7)チャイコフスキー:「スペードの女王」〜私はあなたを愛している
(8)ヴェルディ:「ドン・カルロ」〜カルロ様お聞き下さい
(9)レスピーギ:アダージョと変奏
  ブルッフ:コル・ニドライ
(10)レオンカヴァッロ:「道化師」〜シルヴィオ!こんな時間に#
(11)ラフマニノフ:ファンファーレ
全て、サンクト・ペテルブルクPO

(1ユーリー・テミルカーノフ(指)
(2)ヴィクトル・トレチャコフ(Vn)、
 ニコライ・アレクセーエフ(指)
(3)エリソ・ヴィルサラーゼ(P)*、
 ニコライ・アレクセーエフ(指)
(5)(6)アンナ・ネトレプコ(S)、
 ユーリー・テミルカーノフ(指)
(7)(8)ディミトリー・ホロストフスキー(Br)
 ユーリー・テミルカーノフ(指)
(9)ミッシャ・マイスキー(Vc) 
 ユーリー・テミルカーノフ(指)
(10(11)アンナ・ネトレプコ(S)#、
 ディミトリー・ホロストフスキー(Br)#

収録:2003年6月1日、112分
20-53419[D]
トン・コープマン - マニフィカト
バッハ:マニフィカトBWV 243a
 教会カンタータ「わが魂は主をあがめ」、
クーナウ(1660-1722):マニフィカト 
トン・コープマン(指)
アムステルダム・バロックO&cho
デボラ・ヨーク(S)、
ボグナ・バルトシュ(C.A)
イェルク・デュルミュラー(T)、
クラウス・メルテンス(Bs)

収録:2003年5月24日、ライプツィヒ、聖トーマス教会、ライプツィヒ・バッハ音楽祭2003/TSC方式
画像構成比16:9Anamorphic
音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1/87分
ラテン・英・独・仏語字幕付き
バッハゆかりの聖トーマス教会で行われた「ライプツィヒ・バッハ音楽祭」でのライヴ。同教会でバッハの前にカントールを務めていたクーナウの作品と合わせ、2つの「マニフィカト」を聴くという、コープマンらしいアイデアの演奏会であり、映像は各奏者や歌手・合唱団を的確にとらえたもの。CDでおなじみのメルテンスら歌手陣が、映像で見られるのもポイントです。
20-53469D
アバド・コンダクツ・ドビュッシー
ドビュッシー:交響詩「海」、
組曲「聖セバスチャンの殉教」

ドキュメンタリー〜トスカニーニからアバドへ〜ルツェルン祝祭Oの歴史
クラウディオ・アバド(指)
ルツェルン祝祭O
ラヘル・ハルニッシュ(S)
エテリ・グバザバ(S)
スイス室内Cho

収録:2003年ルツェルン音楽祭、ライヴ
画面:NTSC、16:9
音声:PCMステレオ
DD5.1、DTS5.1
119mm/字幕:英独仏
リージョン:0
20-53589D
ベルリン・オペラ・ナイト2003
モーツァルト:「フィガロの結婚」〜「自分で自分がわからない」「恋とはどんなものか御存知の貴女」
 「ドン・ジョバンニ」〜カタログの歌
プッチーニ:「トスカ」〜歌に生き愛に生き
ドヴォルザーク:「ルサルカ」〜月に寄せる歌
ワーグナー:「ローエングリン」〜エルザの夢
プッチーニ:「トゥーランドット」〜誰も眠ってはならぬ
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」〜あなたの声に心は開き
マスネ:「ウェルテル」〜手紙の歌
レオンカヴァッロ:「道化師」〜衣装を着けろ
レハール:ほほえみの国〜君こそわが心
R・シュトラウス:「バラの騎士」〜重唱
J・シュトラウス:「こうもり」〜重唱
ケント・ナガノ(指)
ルリン・ドイツ・オペラO&cho
アンジェリカ・キルヒシュラーガー、
ルネ・パーペ、ミシェル・クライダー、
アドリアンヌ・ペチョンカ、
アンネ・シュヴァネリルムス、
サルヴァトーレ・リチートラ、
グレイス・バンブリー、
ヴェッセリーナ・カサロヴァ、
ウラジミール・ガロウジン、
チャールズ・カストロノーヴォ

収録:2003年11月8日ベルリン・ドイツ・オペラ
画面:NTSC-16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1/リージョン:0
字幕:英,独,仏,西,伊/78‘00
ベルリン・ドイツ・オペラでのチャリティ・オペラ・ガラコンサートのDVD。オペラ界のスターが一堂に会し、ケント・ナガノ指揮、ベルリン・ドイツ・オペラの演奏でオペラの名曲を歌いあげる華やかな一夜の音楽祭です。キルヒシュラーガーのケルビーノ、ルネ・パーペの美声で聴かせる「カタログの歌」、往年の名メゾ、グレイス・バンブリーによる「サムソンとデリラ」など聴きどころ満載の映像です。 (Ki)

20-53648D
2003年ベルリン・フィル・ジルヴェスターコンサート
ガーシュウィン:「ストライク・アップ・ザ・バンド」序曲
フォーレ:パヴァーヌOp.50
ガーシュウィン:バイ・シュトラウス、
 いつの頃から、
 ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ガーシュウィン:エンブレイサブル・ユー、
 ス・ワンダフル、
  ア・フォギー・デイ
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」組曲第2番
サイモン・ラトル(指)BPO
ダイアン・リーヴス(Vo)
ピーター・マーティン(P)
リューベン・ロジャース(ダブル・ベース) 
グレゴリー・ハッチンソン(ドラム)

収録:2003年12月31日 ベルリン、ライヴ
ベルリン・フィル恒例の大晦日のジルヴェスターコンサート。2003年はジャズシンガーのダイアン・リーヴスをゲストに迎え、ガーシュウィン、ラヴェル、フォーレの曲を取り上げました。ダイアン・リーヴスは4度のグラミー賞に輝いたジャズ・ヴォーカルの女王。彼女の驚異的な歌唱力と妙技を生かしたガーシュウィンのナンバーを選曲。ピーター・マーティン、リューベン・ロジャース、グレゴリー・ハッチンソンの一流のジャズプレイヤーのサポートを得て彼女の抜群のセンスとカリスマ性が存分に堪能できる内容です。アメリカ音楽やジャズを得意とするラトルならではのアプローチも聴きどころです。そしてラヴェル:「ダフニスとクロエ」と「ラ・ヴァルス」も想像力に富み、万華鏡のように、刻々と変化する色彩を見事に表現。またパユの陰影に富んだ美しいフルートから始まるフォーレのパヴァーヌも見所の一つ。 (Ki)
20-53654L(Bluray)
ヨーロッパ・コンサート2004フロム・アテネ
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 op.15
ピアノ四重奏曲第1番ト短調 op.25(シェーンベルク編曲管弦楽版)

■特典映像:「The Europian Concert in Olympic Arhens」
ダニエル・バレンボイム(P)
サイモン・ラトル(指)BPO
収録:2004年5月1日アテネ、ヘロデス・アッティコス奏楽堂(ライヴ)

画面:1080/60i
Full HD 16:9
音声:PCMステレオ,
DTS-HD
リージョン:All
字 幕( ボ ー ナス ):英 仏
127分(本編)、18 分(ボーナス)
2004年のヨーロッパ・コンサートがブルーレイ化。舞台はギリシャ・アテネのヘロデス・アッティコス奏楽堂。2世紀に建設された野外円形劇場です。 ラトルと共演するのは、ベルリン・フィルとも縁の深いダニエル・バレンボイム。2大スターの華やかな競演として注目されました。前半にピアノ協奏曲第1番、 後半ではピアノ四重奏第1番のシェーンベルクによる管弦楽版というプログラミング。ブラームスのピアノ音楽を、2つのアプローチから聴くことができます。 (Ki)
20-53658D
ヨーロッパ・コンーサート2004イン・アテネ
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ピアノ四重奏曲第1番ト5(シェーンベルク編)

■ボーナス映像:「The Europian Concertin Olympic Arhens」
ダニエル・バレンボイム(P)
サイモン・ラトル(指)BPO

収録:2004年5月1日アテネ、ヘロデス・アッティコス奏楽堂(ライヴ)
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
本編:102mm
ボーナス:18mm、字幕:英独仏
20-53674F(Bluray)
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
オルフ:カルミナ・ブラーナ
ヘンデル(グーセンス編):「メサイア」〜「ハレルヤ・コーラス」
サリー・マシューズ(S)
ーレンス・ブラウンリー(T)
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br)
ベルリン大聖堂国立合唱団少年cho
ベルリン放送cho
サイモン・ハルジー(合唱指揮)
サイモン・ラトル(指)BPO

収録:2004年12月31日フィルハーモニー、ベルリン
画面:1080i 16:9
BD25(片面1層)
音声:PCMステレオ
リージョン:All
字幕:英独仏西,日本語/89mm
毎年恒例のベルリン・フィルの「ジルヴェスター・コンサート」。話題を呼んだ2004年ラトルの「カルミナ・ブラーナ」が遂にブルーレイ化。音響効果を抜 群に得られる作品だけに、ブルーレイ化によって、高い解像度のクリアなサウンド、圧倒的な迫力でよりバランスのとれた音質を楽しむことができます。メインの「カ ルミナ・ブラーナ」の他に冒頭に演奏されたレオノーレ序曲第3番とアンコールのハレルヤ・コーラスも収録され、大晦日のコンサートをまるまる楽しむことが できます。「カルミナ・ブラーナ」はオルフの出世作で中世の生命の息吹を大胆に表現しています。ラトルの独自性と、躍動感あふれるリズム、鮮烈で色彩溢れ、 ドラマティックかつエネルギッシュな演奏を聴かせてくれます。ベルリン・フィルの重厚な響きを生かし、細部に渡ってデュナーミクを付け、ラトルならではのひら めきが沢山盛り込まれた快演。パワフルな歌手陣の歌唱も印象的。音質も良く、オーケストラ、歌唱陣ともに鮮明で十分に堪能できます。
20-53678D
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
オルフ:カルミナ・ブラーナ
ヘンデル(グーセンス編):「メサイア」〜ハレルヤ・コーラス
サー・サイモン・ラトル(指)BPO
サリー・マシューズ(S)、
ローレンス・ブラウンリー(T)、
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br)、
ベルリン放送cho
ベルリン大聖堂国立cho少年団員

収録:2004年12月31日フィルハーモニー、ベルリン

画面:NTSC16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
字幕:英、独、仏、西、日本語
リージョン:0/89mm
毎年恒例のベルリン・フィルの「ジルヴェスター・コンサート」。話題を呼んだ2004年ラトルの「カルミナ・ブラーナ」がDVDとなって発売されます。メインの「カルミナ・ブラーナ」の他に冒頭に演奏されたレオノーレ序曲第3番とアンコールのハレルヤ・コーラスも収録され、大晦日のコンサートをまるまる楽しむことができます。「カルミナ・ブラーナ」はオルフの出世作で中世の生命の息吹を大胆に表現しています。ラトルの独自性と、躍動感あふれるリズム、鮮烈で色彩溢れ、ドラマティックかつエネルギッシュな演奏を聴かせてくれます。ベルリン・フィルの重厚な響きを生かし、細部に渡ってデュナーミクを付け、ラトルならではのひらめきが沢山盛り込まれた快演。パワフルな歌手陣の歌唱も印象的。TV放映された音質よりも豊かなサウンドで、オーケストラ、歌唱陣ともに鮮明で十分に堪能できます。アンコールはユージン・グーセンス編曲によるヘンデルの「ハレルヤ・コーラス」。同じイギリス人であり友人でもあったトーマス・ビーチャムに依頼され編曲されました。大晦日にふさわしい華麗な作品で、ラトル自身もアンコール前に「ジルヴェスターにふさわしい….いつ演奏しても、盛り上がりすぎるくらいの曲です。」と解説しています。 (Ki)


20-53728(20DVD)
ヴァルトビューネBOX(1992-2016)
■DVD1…ヴァルトビューネ2016〜チェコ・ナイト
スメタナ:《我が祖国》〜《モルダウ》
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53、交響曲第6番ニ長調、スラヴ舞曲Op.46-8ト短調
■DVD2…ヴァルトビューネ2015〜ハリウッド映画音楽集(ライト、カメラ、アクション!)
アルフレッド・ニューマン:20世紀フォックス・ファンファーレ
ブロニスラウ・ケイパー:映画「戦艦バウンティ」〜序曲
デイヴィッド・ラクシン:映画「ローラ殺人事件」〜テーマ曲「ローラ」
ジェローム・モロス:映画「大いなる西部」〜テーマ曲
コルンゴルト:映画「ロビン・フッドの冒険」〜シンフォニック・ポートレート
スコット・ブラッドリー:映画「トムとジェリー」
ミクロス・ローザ:映画「ベン・ハー」組曲〜序曲、戦車の行進
ジョン・ウィリアムズ:映画「レイダース/失われたアーク」〜レイダース・マーチ
ジョン・ウィリアムズ:映画「E.T.」〜フライング・テーマ
ジョン・ウィリアムズ:映画「スター・ウォーズ」〜メイン・タイトル
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD3…ヴァルトビューネ2011〜フェリーニ、ジャズ・アンド・コー
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番
ニーノ・ロータ:組曲『道』
レスピーギ:交響詩『ローマの噴水』
レスピーギ:交響詩『ローマの松』
ショスタコーヴィチ:歌劇『ムツェンスクのマクベス夫人』組曲〜アレグレット
レスピーギ:バレエ組曲『シバの女王ベルキス』〜戦いの踊り
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD4…ヴァルトビューネ2010〜ルネ・フレミングの夕べ
ムソルグスキー:交響詩『禿山の一夜』
ドヴォルザーク:歌劇『ルサルカ』Op.114〜「月に寄せる歌」*
ハチャトゥリアン:バレエ音楽『スパルタクス』〜「アダージョ」
R.シュトラウス:歌劇『カプリッチョ』Op.85〜「最後の場」*
ワーグナー:歌劇『リエンツィ』序曲
コルンゴルト:歌劇『死の都』〜「わたしに残されたしあわせ」*
R.シュトラウス:歌曲集Op.10〜「献身」*
エルガー:愛のあいさつ
プッチーニ:歌劇『ボエーム』〜「さようなら」*
プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』〜「氷のような姫君の心も」*
プッチーニ:歌劇『ジャンニ・スキッキ』〜「わたしのおとうさん」*
レオンカヴァッロ:歌劇『ボエーム』〜「ミュゼットはみずみずしい唇に美しい歌
を」*
レオンカヴァッロ:歌劇『ボエーム』〜「ミミ・ピンソンは金髪娘」*
チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』
ディニーク:ホラ・スタカート
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD5…ヴァルトビューネ2009〜ロシアン・リズム
チャイコフスキー:バレエ『くるみ割り人形』Op.71〜「序曲」「クリスマス・ツリー」
「行進曲」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
ストラヴィンスキー:バレエ『春の祭典』
チャイコフスキー:バレエ『くるみ割り人形』Op.71〜「パ・ド・ドゥ」
■DVD6
ヴァルトビューネ2007〜ラプソディーズ
シャブリエ:狂詩曲《スペイン》
ディーリアス:イギリス的狂詩曲《ブリッグの定期市》
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
ドヴォルザーク:スラヴ狂詩曲第1番
ドビュッシー:クラリネットと管弦楽のためのラプソディ第1番
エネスク:ルーマニア狂詩曲第1番
プロコフィエフ:《3つのオレンジへの恋》〜抜粋
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD7…ヴァルトビューネ2006〜オリエンタル・ナイト
モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」序曲
ニールセン:「アラジン」Op.34〜「祝祭行進曲」、「黒人の踊り」
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
グリーグ:「ペール・ギュント」組曲〜第1組曲Op.46「アニトラの踊り」、第2組曲Op.55「ソルヴェイグの歌」「アラビアの踊り」
マスネ:タイスの瞑想曲
サン=サーンス:序奏とロンド=カプリチオーソOp.28
ユリウス・フチーク:フローレンティナー行進曲Op.214
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD8…ヴァルトビューネ2005〜フレンチ・ナイト
ベルリオーズ:序曲《ローマの謝肉祭》
ドビュッシー:《牧神の午後への前奏曲》
デュカス:交響的スケルツォ《魔法使いの弟子》
プーランク:2台ピアノのための協奏曲
サン・サーンス:《動物の謝肉祭》(2台ピアノと管弦楽版)
ラヴェル:《ボレロ》
サティ:ジムノペディ第1番
ラヴェル:《ダフニスとクロエ》〜全員の踊り
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD9…ヴァルトビューネ2003〜ガーシュウィン・ナイト
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
ラプソディ・イン・ブルー(マーカス・ロバーツ編曲)
ピアノ協奏曲ヘ調(マーカス・ロバーツ編曲)
マーカス・ロバーツ:コール・アフター・ミッドナイト
ガーシュウィン:ストライク・アップ・ザ・バンド(ドン・ローズ編曲)
アイ・ガット・リズム
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD10…ヴァルトビューネ2002〜アンコール名曲の夕べ
モニューシコ:『ハルカ』〜「マズルカ」
ヴィエニアフスキー:ポロネーズOp.4
チャイコフスキー:メロディ(『なつかしい土地の思い出』Op.42-3)、ワルツ・スケルツォ(ハ長調)Op.34
チャピ:『人騒がせな娘』〜「序曲」
キム:エレジー
ロンビュー:シャンペン・ギャロップ
外山雄三:バレエ組曲『幽玄』〜「天人の踊り」
シベリウス:「悲しいワルツ」(付随音楽『死』Op.44〜)
エルガー:「野生の熊」(『子供の魔法の杖』第2組曲Op.1b)
ワーグナー:『ローエングリン』〜「第3幕への前奏曲」
クライスラー:中国の太鼓*
ガルデル(編曲:ジョン・ウィリアムズ):タンゴ「首の差で」(映画「セント・オブ・ウーマン」〜)*
パガニーニ:ヴェネツィアの謝肉祭Op.10*
ツィーラー:ウィーンの市民Op.419
マスカーニ:『カヴァレリア・ルスティカーナ』〜間奏曲
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ハ長調Op.72-7
チャイコフスキー:『くるみ割り人形』〜パ・ド・ドゥ
ビゼー:『アルルの女』第2組曲〜「ファランドール」
マスネ:『ル・シッド』〜アラゴネーサ&ナヴァレーサ
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD11…ヴァルトビューネ2001〜スペイン・ナイト
ビベス:サルスエラ「フランシスキータ夫人」〜ファンダンゴ
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンOp.20/カルメン幻想曲Op.25
シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
J・シュトラウス:スペイン行進曲Op.433
モレノ・トローバ:サルスエラ「マルチェネラ」〜ペテネラ
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 Op.34
セラーノ:サルスエラ「石竹の花」〜ロマンサ
モンカーヨ:ウアパンゴ
ルナ:サルスエラ「ユダヤの子」〜スペインの歌
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD12…ヴァルトビューネ2000〜リズムと踊りの夕べ
バンテュ:ヒー・ガット・リズム(ジョージ・ガーシュウィンをたたえて)
ラヴェル:ラ・ヴァルス、「ダフニスとクロエ」第2組曲
松下功:和太鼓協奏曲「飛天遊」
林英哲:「宴」
チャオ・チーピン(趙 季平):管弦楽のための組曲「さらば、わが愛(覇王別姫)」
ガーシュウィン:「淑女よ善良なれ」〜魅惑のリズム、私の愛する人、「ア・ダムセル・イン・ディストレス」〜うまくやれたら、「オー・ケイ」〜サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー、「ポーギーとベス」〜サマータイム、「ガール・クレージー」〜アイ・ガット・リズム
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD13…ヴァルトビューネ1999〜ロマンティック・オペラの夕べ
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
3つのオーケストラ伴奏付き歌曲「ひそやかな誘い」「献呈」「ツェツーリエ」
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
歌劇「ばらの騎士」〜ワルツ
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」〜第3幕への前奏曲
歌劇「ローエングリン」〜はるかな国に
楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜ワルターの優勝の歌
歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜第1幕への前奏曲
R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」〜さびしさに胸を装う
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」〜ワルキューレの騎行
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD14…ヴァルトビューネ1998〜ラテン・アメリカ・ナイト
ラヴェル:《ボレロ》
ビゼー:《カルメン》組曲第1番
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
アグスティン・ナリオス=マンゴレ:《最後の歌》
ヒナステラ:バレエ音楽《エスタンシア》〜マランボ
レクオーナ:《マラガの女》
サルガン:《ドン・アグスティン・バルディ》
ピアソラ:《アディオス・ノニーノ》
カルロス・ガルデル:《想いの届く日》
ロドリーゴ:《デカリシモ》
マリアーノ・モレス:《エル・フィルレーテ》
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD15…ヴァルトビューネ1997〜サンクト・ペテルブルク・ナイト
グリンカ:歌劇『ルスランとリュドミラ』序曲
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調op.23〜第1楽章
バレエ『白鳥の湖』〜ワルツ
ショパン:小犬のワルツ
ムソルグスキー:歌劇『ホヴァーンシチナ』〜前奏曲『モスクワ川の夜明け』
歌劇『ソロチンスクの定期市』〜陽気な若者たちのゴパーク
リムスキー=コルサコフ:くまんばちの飛行
スペイン奇想曲
プロコフィエフ:バレエ『ロミオとジュリエット』〜タイボルトの死
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD16…ヴァルトビューネ1996〜イタリアン・ナイト
ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』序曲
歌劇『ナブッコ』〜“行け、わが思いよ、金色の翼に乗って”
歌劇『ドン・カルロ』〜“彼れ!王子!我らの胸に友情を”
歌劇『運命の力』序曲
歌劇『仮面舞踏会』〜“永久に君を失えば”
歌劇『オテロ』〜“喜びの炎よ”
歌劇『オテロ』〜“無慈悲な神の命ずるままに”
歌劇『オテロ』〜“すでに夜もふけた”
歌劇『アイーダ』〜“凱旋行進曲〜エジプトとイシスの神に栄光あれ”
歌劇『シチリア島の夕べの祈り』序曲
ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』序曲
歌劇『セビリアの理髪師』序曲
ベッリーニ:歌劇『カプレーティとモンテッキ』〜“私はこうして晴れの衣装を期せられ...ああ、いくたびか”
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD17…ヴァルトビューネ1995〜アメリカン・ナイト
バーンスタイン:《キャンディード》序曲
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
バーンスタイン:《前奏曲、フーガとリフ》
ガーシュウィン:《ポーギーとベス》〜抜粋
俺らはないものだらけ/ベス、お前は俺のものだ/なんでもそうとは限らない/サ
マータイム/ニューヨーク行きの船が出る/おかえり、ポーギー/ベスよ、お前はど
こに?/ベスは行ってしまった/おお主よ、私は祈りの道を
やさしき伴侶に
アイ・ガット・リズム
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD18…ヴァルトビューネ1994〜ナイト・オブ・ダンス・アンド・ラプソディ
スッペ:歌劇「軽騎兵」序曲
シューベルト:幻想曲ハ長調「さすらい人幻想曲」
エネスク:ルーマニア狂詩曲第1番イ長調
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
J.シュトラウス:ポルカ「雷鳴と電光」
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD19…ヴァルトビューネ1993〜ロシアン・ナイト
ニコライ・リムスキー=コルサコフ:序曲『ロシアの復活祭』Op.36
チャイコフスキー:組曲『くるみ割り人形』Op.71a
ボロディン:歌劇『イーゴリ公』〜ポロヴェッツ人の踊り
ストラヴィンスキー:バレエ組曲『火の鳥』〜カスチェイ王の凶暴な踊り/子守歌/終曲
チャイコフスキー:序曲『1812年』Op.49
ハチャトリアン:バレエ『ガイ-ヌ』〜剣の舞
チャイコフスキー:弦楽セレナードハ長調Op.48〜ワルツ
J.シュトラウス:ラデツキー行進曲Op.228
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD20…ヴァルトビューネ1992〜フレンチ・ナイト
ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
ラヴェル:左手のための協奏曲
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ビゼー:『カルメン』組曲〜前奏曲
ラヴェル:ボレロ
オッフェンバック:ホフマンの舟歌
ビゼー:組曲『アルルの女』第2番〜ファランドール
J.シュトラウス:ラデツキー行進曲
パウル・リンケ:ベルリンの風
オケは全て、BPO

■DVD1
ヤニック・ネゼ=セガン(指)
リサ・バティアシヴィリ(Vn)
収録:2016年6月26日 ヴァルトビューネ、ベルリン(ライヴ)
映像監督:ヘニング・カステン
■DVD2
サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2015年6月28日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ヘニング・カステン
■DVD3…ヴァルトビューネ2011〜フェリーニ、ジャズ・アンド・コー
リッカルド・シャイー(指)
収録:2011年8月23日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ヘニング・カステン
■DVD4
イオン・マリン(指)
ルネ・フレミング(S)、
収録:2010年6月27日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ヘニング・カステン
■DVD5
サー・サイモン・ラトル(指)
イエフィム・ブロンフマン(P)、
収録:2009年6月21日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ヘニング・カステン
■DVD6
サー・サイモン・ラトル(指)
スティーヴン・ハフ(P)ヴェンツェル・フックス(クラリネット)
収録:2007年ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ハンス・フルシャー
■DVD7
ネーメ・ヤルヴィ(指)、ジャニーヌ・ヤンセン(Vn)、 
マリータ・ソルベリィ(S)、 インゲビョルグ・コスモ(Ms)、
収録:2006年6月18日、ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:アンドレアス・モレル
■DVD8
サー・サイモン・ラトル(指)
カティア&マリエル・ラベック(P)
収録:2005年6月ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ボブ・コールズ
■DVD9
小澤征爾(指)
マーカス・ロバーツ・トリオ【マーカス・ロバーツ(P)、ローランド・ゲリン(ベース) ジェイソン・マルサリス(ドラムス)】 
収録:2003年6月29日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:アンドレアス・モレル
■DVD10
マリス・ヤンソンス(指)
ヴァディム・レーピン(Vn)、 
収録:2002年6月23日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ボブ・コールズ
■DVD11
プラシド・ドミンゴ(指)
サラ・チャン(Vn)、 アナ・マリア・マルティネス(S) 
収録:2001年7月1日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ハンス・フルシャー
■DVD12
ケント・ナガノ(指)
児玉麻里(P)、児玉桃(P)、林英哲(和太鼓)、スーザン・グレアム(Ms)
収録:2000年6月25日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ボブ・コールズ
■DVD13
ジェイムズ・レヴァイン(指)、ベン・ヘップナー(T)
収録:1999年6月ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ボブ・コールズ
■DVD14
ダニエル・バレンボイム(指、P)
収録:1998年6月21日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ボブ・コールズ
■DVD15
ズービン・メータ(指)
ダニエル・バレンボイム(P)
ベルリン放送合唱団  ゲルト・ミュラー=ローレンツ(合唱指揮)
収録:1997年6月ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ボブ・コールズ
■DVD16
クラウディオ・アバド(指)
アンジェラ・ゲオルギュー(S)、セルゲイ・ラーリン(T)、ブリン・ターフェル(Br)
収録:1996年6月月ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ボブ・コールズ
■DVD17
サー・サイモン・ラトル(指)
ウェイン・マーシャル(P)
収録:1995年6月ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ブライアン・ラージ
■DVD18
マリス・ヤンソンス(指)
ミハエル・ルディ(P)
収録:1994年6月19日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ブライアン・ラージ
■DVD19
小澤征爾(指)
収録:1993年6月21日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ブライアン・ラージ
■DVD20
ジョルジュ・プレートル(指)
レオン・フライシャー(P)
収録:1992年6月ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ブライアン・ラージ

画面:16:9 NTSC (DVD1-12),
4:3 NTSV(DVD13-20)
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
リージョン:ALL
総収録時間:35時間
字幕:英独仏
サイズ:12,7 x 12,7 x 12,7 cm (WxDxH)
ベルリン・フィルが毎年シーズンの最後に野外で行うヴァルトビューネ・コンサート。毎年6月の最終日曜日に行われ、野外コンサートならではのリラッ クスした会場の雰囲気の中、至福の音楽を楽しめるコンサートです。 ヴァルトビューネは、古代ギリシャの円形劇場をモデルに、1936年のベルリン・オリンピックに合わせて造られた建造物の一つ。当初はディートリヒ・エッ カートビューネという名称で、オリンピックでは器械体操などの競技が行われました。 オープンエアのコンサートながら、聴衆により良い音を届けていることにも定評があり、ベルリン郊外の森に広がる開放的な場所で行われるコンサートは、 ベルリンっ子だけではなく世界中から集まってきます。このDVDボックスは、EURO ARTSが初めてヴァルトビューネ・コンサートを収録した1992年 から2016年までの25年間から20のコンサートを収録しています。毎夏を待ちに待って詰めかけた25,000人の聴衆の興奮と熱狂も一入といったとこ ろで、大満足の表情が画面からも伝わってきます。 EURO ARTSの社長ベルント・ヘルターラー氏は25年間の思い出をこう振り返っています。「ヴァルトビューネで毎年経験する楽しい雰囲気は忘れがたく、 一度も見逃したくないと願っています。我々は幸運だったことに1992年に収録し始めて、たった一度雨に降られただけで、その他は天候の心配もなく素 晴らしい映像を収録することができました。その一回もシャイーが登場した2011年のことで、ショスタコーヴィチの「ジャズ組曲第2番」が雨の中で披 露され、とても印象的なコンサートとなったのは言うまでもないでしょう。また小澤征爾が1993年の初登場から10年ぶりの出演となった2003年のコ ンサートも記憶に残っています。そして1995年のサー・サイモンも「アメリカン・ナイト」と1997年メータ&バレンボイムの「サンクト・ペテルブルク・ ホワイト・ナイト」では魔法にかかったような体験をしました。」 アバド、バレンボイム、シャイー、ドミンゴ、ネーメ・ヤルヴィ、レヴァイン、イオン・マリン、メータ、ケント・ナガノ、ネゼ=セガン、小澤征爾、プレートル、 ラトルと錚々たる指揮者たちと世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルが繰り広げるヴァルトビューネ・コンサートBOXを是非お楽しみください。
※片面2層ディスクのため、ご利用の機種によりレイヤー切り替えポイント時にて一瞬画像が停止する場合があります。予めご了承ください。
20-53736(12DVD)
Great Bach Basics


■Disc1-2
バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV.248

[特典映像]
1. 『歓呼の声を放て、喜び踊れ!〜ガーディナー、カンタータ巡礼の旅』
2. 『バッハ再訪〜ガーディナー、ザクセン=テューリンゲンを訪れる』

■Disc3-4
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻、第2巻(全曲)
(1)第1巻 BWV.846〜BWV.857(第1番〜第12番)
(2)第1巻 BWV.858〜BWV.869(第13番〜第24番)
(3)第2巻 BWV.870〜BWV.881(第1番〜第12番)
収録:2000年2月ヴェネツィア、ラービア邸
(4)第2巻 BWV.882〜BWV.893(第13番〜第24番)

■Disc5
バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245

■Disc6
クーナウ:マニフィカト ハ長調
バッハ:わが魂は主をあがめ BWV.10
バッハ:マニフィカト 変ホ長調 BWV.234a
■Disc7
C.P.E.バッハ:オラトリオ『イエスの復活と昇天』 Wq.240
バッハ:昇天祭オラトリオ『御国にまします神を讃えよ』 BWV.11
■Disc8
バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV.232

■Disc9
バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)
第1番ヘ長調 BWV.1046
第3番ト長調 BWV.1048
第5番ニ長調 BWV.1050
第6番変ロ長調 BWV.1051
第4番ト長調 BWV.1049
第2番ヘ長調 BWV.1047
アンコール〜第2番ヘ長調 BW.V1047より第3楽章アレグロ・アッサイ

■Disc10
バッハ:モテット集
モテット第2番『み霊はわれらの弱きを助けたもう』 BWV.226
カンタータ第146番〜シンフォニア
モテット『汝を去らしめず、汝われを祝せずば』 BWV.Anh.159
カンタータ第35番〜コンチェルト
モテット第3番『イエス、わが喜び』 BWV.227
カンタータ第188番〜シンフォニア
モテット第4番『恐るるなかれ、われ汝とともにあり』 BWV.228
カンタータ第169番〜シンフォニア
モテット第1番『主に向かいて新しき歌をうたえ』 BWV.225

■Disc11
バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
カプリッチョ『最愛の兄の旅立ちに寄せて』 BWV.992
フランス組曲第5番ト長調 BWV.816
半音階的幻想曲とフーガ BWV.903

■Disc12
C.P.E.バッハ:受難カンタータ『救世主の最後の受難』 Wq.233 (H.776)
■Disc1-2(収録時間:本編142分、特典52分)
クラロン・マクファーデン(S)、ベルナルダ・フィンク(A)、クリストフ・ゲンツ(T)、ディートリヒ・ヘンシェル(Bs)
モンテヴェルディcho、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
収録:1999年12月23,27日ワイマール、ヘルダー教会(ライヴ)
■Disc3-4(収録時間:121分、139分)
(1)アンドレイ・ガヴリーロフ(P)
収録:2000年2月ウォルソール、ニュー・アート・ギャラリー
(2)ジョアンナ・マグレガー(P)
収録:2000年2月バルセロナ、グエル邸
(3)ニコライ・デミジェンコ(P)
収録:2000年2月ヴェネツィア、ラービア邸
(4)アンジェラ・ヒューイット(P)
収録:2000年2月アイゼナハ、ヴァルトブルク城
■Disc5(収録時間:117分)
鈴木美登里(S)、ロビン・ブレイズ(C.T)、ゲルト・テュルク(T)、浦野智行(Bs-Br)、シュテファン・マクロウド(Bs)、バッハ・コレギウム・ジャパン、鈴木雅明(指)
収録:2000年7月28日東京、サントリーホール(ライヴ)
■Disc6(収録時間:87分)
デボラ・ヨーク(S)、ボグナ・バルトシュ(C.A)、イェルク・デェルミュラ(T)、クラウス・メルテンス(ハス)、アムステルダム・バロックO&cho、トン・コープマン(指)
収録:2003年5月24日ライプツィヒ、聖トーマス教会(ライヴ)
■Disc7(収録時間:109分)
ゾフィー・カルトホイザー(S)、パトリツィア・ハルト(A)、クリストフ・アインホルン(T)、クリストフ・ゲンツ(T)、ヤン・ファン・デル・クラッベン(Br)、シュテファン・ゲンツ(Bs)、エクス・テンポレ(合唱)、ラ・プティット・バンド、シギスヴァルト・クイケン(指)
収録:2004年5月ライプツィヒ、聖ニコライ教会(ライヴ)
■Disc8(収録時間:117分)
ルート・ツィーザク(S)
アンナ・ラーション(A)
クリストフ・ゲンツ(T)
ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
ゲヴァントハウス室内cho、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO、ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
収録:2005年5月ライプツィヒ、聖トーマス教会(ライヴ)
■Disc9(収録時間:100分)
ジュリアーノ・カルミニョーラ(ヴァイオリン:コンサートマスター)、ミカラ・ペトリ(リコーダー)、アロイス・ポッシュ(Cb)、ラインホルト・フリードリヒ(Tp)、オッターヴィオ・ダントーネ(Cemb)、他、モーツァルトO、クラウディオ・アバド(指)
収録:2007年4月21日イタリア、レッジョ・エミリア、ヴァーリ市立劇場(ライヴ)
■Disc10(収録時間:93分)
RIAS室内cho、ベルリン古楽アカデミー、ハンス=クリストフ・ラーデマン(指)
収録:2008年10月3日ベルリン、ゲッセマネ教会(ライヴ)
■Disc11(収録時間:54分)
アンドラーシュ・シフ(P)
監督:ブリュノ・モンサンジョン
収録:1989年
■Disc12(収録時間:92分)
クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ1)、エレン・シュリング(ソプラノ2)、アネッテ・エルスター(A)、トーマス・デヴァルト(T)、ローマン・トレーケル(Br)、ラファエル・アルパーマン(Org)、ハレンザー・マドリガリステン、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ室内O、ハルトムート・ヘンヒェン(指)
収録:1994年9月11日ベルリン、コンツェルトハウス

画面:カラー、16:9(Disc1-9)、
4:3(Dis c10 -12)
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
字幕:英仏独
NTSC、Region All
EURO ARTS レーベルからこれまで発売された J.S. バッハと C.P.E. バッハの作品を収録した DVD を、12 枚組の豪華セットでリリース。大家ガーディナー による演奏で聴くバッハの傑作「クリスマス・オラトリオ」。ヒューイット、ガヴリーロフ、マグレガー、デミジェンコの 4 人のピアニストによる「平均律クラヴィーア 曲集」。鈴木雅明& BCJ による「ヨハネ受難曲」。コープマン&アムステルダム・バロック管によるバッハとクーナウの「マニフィカト」。S. クイケン&ラ・プティッ ト・バンドによる C.P.E. バッハのオラトリオ「イエスの復活と昇天」。ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管による「ロ短調ミサ曲」。アバド&モーツァルト管による 「ブランデンブルク協奏曲」。ベルリン古楽アカデミーによる「モテット集」。モンサンジョンが撮ったシフのバッハ演奏。そしてハルトムート・ヘンヒェン指揮による C.P.E. バッハの受難カンタータ「救世主の最後の受難」など豪華演奏者による充実の映像集が収められています。 (同内容の20-53738は廃盤となります。)

20-53748D
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
バルトーク:バレエ音楽「かかし王子」Op.13 Sz.60
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
トゥールーズ・キャピトル国立O
トゥガン・ソヒエフ(指)
ワディム・グルズマン(Vn)

収録:2016年3月、アル・オ・グラン、トゥールーズ
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、126分
気鋭の若手、トゥガン・ソヒエフ率いるトゥールーズ・キャピトル国立Oのライヴ映像。ベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲」では、スウェーデン のBISレコードの専属ヴァイオリニストとして意欲的なアルバムを発売しているワディム・グルズマンがソロを務めています。使用楽器は、シカゴのストラディ ヴァリ協会の厚意により長期貸与された、レオポルド・アウアーが使用していた1690年製のストラディヴァリウス。「ヴァイオリンは弾くものではなく歌うも のだ」と言ったアウアーの言葉通り、崇高さと優美さを兼ね備えたベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を、卓越した技量だけでなく、雄大にたっぷりとした 音で朗々と聴かせてくれます。 そして、民族的なメロディーやリズムを用いた楽曲を多く作曲しているハンガリーのバルトーク。中でもとりわけ色彩感豊かなバレエ音楽「かかし王子」。美 しい王女と王子の真実の愛を描いたメルヘン作品ですが、ソヒエフの颯爽としてメリハリのある演奏で、音楽的にも密度の高い華やかさを感じることができ ます。メインは、ブラームス交響曲第1番。ブラームスの長年の苦心と歳月が曲の重みとなって表現されたもので完成までに20年以上を要しています。ソ ヒエフは、こうしたブラームスの野心を解釈に深く入れ込み、厚みのある響きをオケから引き出すことに成功しています。 (Ki)

20-53738(12DVD)
J.S.バッハ&C.P.E.バッハ:作品集

■DVD1&2
バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV248
【ドキュメンタリー】
・「歓呼の声を放て、喜び踊れ!」〜ガーディナー、カンタータ巡礼の旅
・バッハ再訪〜ガーディナー、ザクセン=テューリンゲンを訪れる

■DVD3&4
バッハ:平均律クラヴィーア曲集
(1)第1巻BWV846〜BWV857(第1番〜第12番)
(2)第1巻BWV858〜BWV869(第13番〜第24番)
(3)第2巻BWV870〜BWV881(第1番〜第12番)
(4)第2巻BWV882〜BWV893(第13番〜第24番)

■DVD5
バッハ:ヨハネ受難曲

■DVD6
マニフィカト
クーナウ:マニフィカト.ハ長調
バッハ:わが魂は主をあがめBWV10、マニフィカト 変ホ長調BWV234a

■DVD7 (109分)
C.P.E.バッハ:オラトリオ『イエスの復活と昇天』 Wq.240
バッハ:昇天祭オラトリオ『御国にまします神を讃えよ』 BWV.11

■DVD8
バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232

■DVD9
バッハ:ブランデンブルク協奏曲全6曲
第1番ヘ長調 BWV1046
第3番ト長調 BWV1048
第5番ニ長調 BWV1050
第6番変ロ長調 BWV1051
第4番ト長調 BWV1049
第2番ヘ長調 BWV1047
アンコール:第2番ヘ長調 BWV1047より第3楽章アレグロ・アッサイ

■DVD10
バッハ:モテット第2番『み霊はわれらの弱きを助けたもう』BWV 226
カンタータ第146番〜シンフォニア
モテット『汝を去らしめず、汝われを祝せずば』BWV Anh.159
カンタータ第35番〜コンチェルト
モテット第3番『イエス、わが喜び』BWV 227
カンタータ第188番〜シンフォニア
モテット第4番『恐るるなかれ、われ汝とともにあり』BWV 228
カンタータ第169番〜シンフォニア
モテット第1番『主に向かいて新しき歌をうたえ』BWV 225

■DVD11 (54分)
バッハ:イタリア協奏曲 BWV971
カプリッチョ『最愛の兄の旅立ちに寄せて』 BWV992
フランス組曲第5番ト長調 BWV816
半音階的幻想曲とフーガ BWV903

■DVD12 (92分)
C.P.E.バッハ:受難カンタータ『救世主の最後の受難』 Wq.233 (H.776)
■DVD1&2(コンサート:142分+ドキュメンタリー:52分)
クラロン・マクファーデン(S)、ベルナルダ・フィンク(A)、クリストフ・ゲンツ(T)、ディートリヒ・ヘンシェル(Bs)、モンテヴェルディcho 、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
 収録:1999年12月23,27日ワイマール、ヘルダー教会(ライヴ)
■DVD3&4(121分+139分)
(1)アンドレイ・ガヴリーロフ(P)
 収録:2000年2月ウォルソール、ニュー・アート・ギャラリー
(2)ジョアンナ・マグレガー(P)
 収録:2000年2月バルセロナ、グエル邸*
(3)ニコライ・デミジェンコ(P)
 収録:2000年2月ヴェネツィア、ラービア邸
(4)アンジェラ・ヒューイット(P)
 収録:2000年2月アイゼナハ、ヴァルトブルク城
■DVD5 (117分)
鈴木美登里(S)、ロビン・ブレイズ(C.T)、ゲルト・テュルク(T)、浦野智行(Bs-Br)、シュテファン・マクロウド(Bs) バッハ・コレギウム・ジャパン、鈴木雅明(指)
 収録:2000年7月28日東京、サントリーホール
■DVD6 (87分)
デボラ・ヨーク(S)、ボグナ・バルトシュ(C.A)、イェルク・デェルミュラ(T)、クラウス・メルテンス(Bs)、アムステルダム・バロックO、トン・コープマン(指)
 収録:2003年5月24非ライプツィヒ、聖トーマス教会
■DVD7 (109分)
ゾフィー・カルトホイザー(S)、パトリツィア・ハルト(A)、クリストフ・アインホルン(T)、クリストフ・ゲンツ(T)、ヤン・ファン・デル・クラッベン(Br)、シュテファン・ゲンツ(Bs)、エクス・テンポレ(合唱)、ラ・プティット・バンド、 シギスヴァルト・クイケン(指)
 収録:2004年5月ライプツィヒ、聖ニコライ教会
■DVD8 (117分)
ルート・ツィーザク(S)、アンナ・ラーソン(A)、クリストフ・ゲンツ(T)、ディートリヒ・ヘンシェル(Br)、ゲヴァントハウス室内cho、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO、 ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
 収録:2005年5月 ライプツィヒ、聖トーマス教会
■DVD9 (100分)
ジュリアーノ・カルミニョーラ(Vn:コンサートマスター)、ミカラ・ペトリ(リコーダー)、アロイス・ポッシュ(Cb)、ラインホルト・フリードリヒ(Tp)、オッターヴィオ・ダントーネ(Cemb)、他、モーツァルトO、 クラウディオ・アバド(指)
  収収録:2007年4月21日イタリア、レッジョ・エミリア、ヴァーリ市立劇場
■DVD10 (93分)
RIAS室内ch、ベルリン古楽アカデミー、ハンス=クリストフ・ラーデマン(指)
 収録:2008年10月3日ベルリン、ゲッセマネ教会
■DVD11 (54分)
アンドラーシュ・シフ(P)
 監督:ブリュノ・モンサンジョン
 収録:1989年
■DVD12 (92分)
クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ1)、エレン・シュリング(ソプラノ2)、アネッテ・エルスター(A)、トーマス・デヴァルト(T)、ローマン・トレーケル(Br)、ラファエル・アルパーマン(Org)、ハレンザー・マドリガリステン(合唱指揮:アンドレアス・ゴプフェルト)、C.P.E.バッハ室内O、ハルトムート・ヘンヒェン(指)
 収録:1994年9月11日ベルリン、コンツェルトハウス

画面:16:9 (DVD1,2,3,4,5,6,7,8,9)
4:3 (DVD10,11)
NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
リージョン:All
字幕:英仏独、20h
EURO ARTSレーベルからこれまで発売されたJ.S.バッハとC.P.E.バッハの作品を収録したDVDを、12枚組の豪華セットでリリースいたします。 大家ガーディナーによる演奏で聴くバッハの傑作「クリスマス・オラトリオ」。ヒューイット、ガヴリーロフ、マグレガー、デミジェンコの4人のピアニスト による「平均律クラヴィーア曲集」。鈴木雅明&BCJによる「ヨハネ受難曲」。コープマン&アムステルダム・バロック管によるバッハとクーナウの「マニフィ カト」。S.クイケン&ラ・プティット・バンドによるC.P.E.バッハのオラトリオ「イエスの復活と昇天」。ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管による「ロ 短調ミサ曲」。アバド&モーツァルト管による「ブランデンブルク協奏曲」。ベルリン古楽アカデミーによる「モテット集」。モンサンジョンが撮ったシフのバッ ハ演奏。そしてハルトムート・ヘンヒェン指揮によるC.P.E.バッハの受難カンタータ「救世主の最後の受難」など豪華演奏者による充実の映像集が収め られています。 (Ki)

20-53768(3DVD)
ベルリン・フィル/ベスト・オブ・ガーシュウィン
(1)ヴァルトビューネ2003〜ガーシュウィン・ナイト
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(マーカス・ロバーツ編)
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調(マーカス・ロバーツ編)
ロバーツ:コール・アフター・ミッドナイト
ガーシュウィン:ストライク・アップ・ザ・バンド(ドン・ローズ編)
ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム
リンケ:ベルリンの風(アンコール)
マーカス・ロバーツ・トリオ(2,3,5,6)
●特典映像:小澤征爾とマーカス・ロバーツの対話(字幕:英,独)

(2)ヴァルトビューネ1995〜アメリカン・ナイト(抜粋)
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー、「ポーギーとベス」より(俺らはないものだらけ/ベス、お前は俺のものだ/なんでもそうとは限らない/サマータイム/ニューヨーク行きの船が出る/おかえり、ポーギー/ベスよ、お前はどこに?/ベスは行ってしまった/おお主よ、私は祈りの道をやさしき伴侶に)、アイ・ガット・リズム
(3)ヴァルトビューネ2000〜リズム&ダンス(抜粋)
バンテュ:ヒー・ガット・リズム(ジョージ・ガーシュウィンをたたえて)
ガーシュウィン:『淑女よ善良なれ』〜魅惑のリズム、私の愛する人、『ア・ダムセル・イン・ディストレス(踊る騎士)』〜
うまくやれたら、『オー・ケイ』〜サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー、『ポーギーとベス』〜サマータイム、『ガール・クレージー』〜アイ・ガット・リズム
(4)ジルヴェスター・コンサート2003〜ラヴェル・ミーツ・ガーシュウィン(抜粋)
ガーシュウィン:『ストライク・アップ・ザ・バンド』序曲、バイ・シュトラウス、いつの頃から、ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット、エンブレイサブル・ユー、ス・ワンダフル、ア・フォギー・デイ
(5)ジルヴェスター・コンサート2008(抜粋)
ガーシュウィン:『キューバ』序曲、
「ポーギーとベス」より“サマータイム”“ベスよお前はおれのもの”、
パリのアメリカ人
(1)マーカス・ロバーツ(P)
ローランド・ゲリン(ベース)
ジェイソン・マルサリス(ドラムス)
小澤征爾(指)
収録:2003年6月29日 ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)

(2)ウェイン・マーシャル(P)
サー・サイモン・ラトル(指)
収録:1995年6月 ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)

(3)スーザン・グラハム(Ms)
ケント・ナガノ(指)
収録:2000年6月 ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)

(4)ダイアン・リーヴス(ヴォーカル)
サイモン・ラトル(指)
ピーター・マーティン(P)
リューベン・ロジャース(ダブル・ベース)
グレゴリー・ハッチンソン(ドラムス)
収録:2003年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

(5)ポーリーン・マラファーネ(S)
トーマス・クヴァストホフ(Br)
サイモン・ラトル(指)
収録:2008年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
2017年7月11日に没後80年を迎える20世紀初頭のアメリカを代表する作曲家ジョージ・ガーシュウィン。1924年に発表した「ラプソディ・イン・ブルー」は、クラシックとジャズを融合した音楽で、大成功をおさめ一躍スターとなりました。その後もニューヨーク・フィルの委嘱を受けて書かれた「パリのアメリカ人」や、20世紀初頭のアメリカ南部の黒人社会の生活や愛情、犯罪などを扱ったフォーク・オペラ「ポーギーとベス」を1935年完成、この中から「サマータイム」などいくつかのヒット曲は生まれています。ガーシュィンはこの作品を完成させた2年後38歳という若さで急死します。現在でもポピュラー音楽とジャズをクラシックと融合させたガーシュウィンの音楽は人気があり、ベルリン・フィルもたびたび演奏しています。特にヴァルトビューネ・コンサートや年末のガラ、ジルヴェスター・コンサートなど、賑やかなコンサートで頻繁に取り上げています。この3枚組のDVDでは、小澤征爾が登場して話題となった2003年ヴァルトビューネのガーシュウィン・ナイトなど、これまでベルリン・フィルで演奏されたガーシュウィン演奏から選りすぐりの映像を収めています。 (Ki)

20-53778D
ロマン・ザスラフスキー・ライヴ
シューマン:アラベスクOp.18、
 交響的練習曲Op.13
リスト:巡礼の年『第2年:イタリア』〜第5曲ペトラルカのソネット104番、第6番ペトラルカのソネット123番、
 ダンテを読んで:ソナタ風幻想曲
ラフマニノフ:前奏曲 ト長調 Op.32-5
ロマン・ザスラフスキー(P)

収録:2017年2月バート・ホンブルク城
画面:16:9 NTSC
音声:DD2.0、DD5.1、DTS5.1、76分
ロシアのサンクト・ペテルブルグ生まれのイスラエル人ピアニスト、ロマン・ザスラフスキー。1680年に建てられた美しいバート・ホンブルク城で収録 された映像がDVDで発売となります。得意のシューマン、リスト、ラフマニノフというプログラム。同じくEURO ARTSから発売された『ロマン・ザス ラフスキー〜独創的反意 Vol.1』(2003022)/『ロマン・ザスラフスキー〜独創的反意 Vol.2』(2003032)の2つのアルバムに続くリリースです。 2000年スペインのバレンシアで行われたホセ・イトゥルビ国際ピアノ・コンクールで優勝し、ヨーロッパで注目されるようになりました。2017年からはウィー ン国立音楽大学の教授に就任しています。 (Ki)
20-53798D
ヘンデル:歌劇「セルセ」 ポーラ・ラスマッセン(Msセルセ)
イサベル・バイラクダリアン(Msロミルダ)
サンドリーヌ・ピオー(Sアタランタ)
アン・ハレンベリ(Msアルサメーネ)
パトリシア・バードン(Msアマストレ)
マルチェッロ・リッピ(Bsアリオダーテ)
マッテオ・ペイローネ(Bsエルヴィーロ)
クリストフ・ルセ(指)レ・タラン・リリク,
ルートヴィヒスハーフェンcho
演出:ミヒャエル・ハンペ

収録:2000年6月2、3日、ドレスデン
以前、他2作品と併せてセットになっていた「セルセ」のDVDが単売になりました。「オンブラ・マイ・フ」で有名なヘンデルのイタリアオペラ「セルセ」の初映像として非常に話題になったものです。ラスマッセン、バイラクダリアン、ピオー、ハレンベリ、バードンと、ヘンデルを得意とする女性歌手がずらりと並び、それをバロックオペラの雄、ルセが指揮、ヘンデルのオペラの醍醐味がたっぷりの音楽になっています。ハンペの、堅実かつ知的な視点の冴えた演出も見ものです。 (Ki)
20-53929[E]
ヘンツェ:喜歌劇「ヤツガシラと息子の愛の勝利」 マルクス・シュテンツ(指)VPO、
ウィーン国立歌劇場cho、
マティアス・ゲルネ、ローラ・アイキン、
ジョン・マーク・エインズリー、アルフレート・ムフ他、

収録:2003年8月12日〜26日、ザルツブルク、祝祭小劇場/NTSC方式/画像構成比16:9Anamorphic/音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1,/143分/英・独・仏語字幕付き
アラブの寓話的なファンタジーをベースにした2003年の初演作で、ザルツブルク音楽祭の委嘱作品。幸せの鳥を見つけて旅に出た主人公が、悪魔などに出会って翻弄され、旅を続けるという物語で、カラフルなステージによるファンタジックな雰囲気が、美しい映像によって味わえます。ゲルネ、アイキン、エインズリーら、名歌手たちの歌も絶品。

20-54004F(Bluray)
マーラー:交響曲第9番ニ長調 クラウディオ・アバド(指)
グスタフ・マーラー・ユーゲントO

収録:2004年4月14日ローマ、聖チェチーリア音楽院におけるライヴ
2004年にアバドがマーラー・ユーゲント管を指揮して、マーラーの第9交響曲を演奏した映像作品が装いも新たにブルーレイで登場します。アバドは同曲をこれ以前にウィーン・フィル、ベルリン・フィルともライヴ録音していますが、ほかならぬアバド自らによって結成され、マーラーの名を掲げるオーケストラ、それもマエストロに共感を寄せる若いメンバーにも後押しされ、アバドの表現意図がより徹底された内容として強い印象を残したのがこの演奏でした。さらに2010年にルツェルン祝祭管と映像作品を発表して、同曲に対する最終回答を与えた感のあるアバドにとっても、精力的で迫力ある美観に彩られたマーラー・ユーゲント管とのライヴは終演後の表情からも会心の一作であったと想像されるところで、ブルーレイの鮮明画像がよりいっそう感銘を深くしてくれるように思われます。 (Ki)

20-54008
マーラー:交響曲第9番 クラウディオ・アバド(指)
グスタフ・マーラー・ユーゲントO

収録:2004年4月サンタ・チェチーリア音楽院ホール、ライヴ
画面:NTSC16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:0/84mm
1997年、クラウディオ・アバドによって創設されたオーケストラ、グスタフ・マーラー・ユーゲントO。ヨーロッパ各国から選ばれた才能ある若い音楽家たちがオーケストラのメンバーになっています。この映像は2004年ローマのサンタ・チェチーリア音楽院ホールで行われた演奏会の模様です。アバドはマーラーの交響曲第9番を、1987年にウィーン・フィルとライヴ録音、1999年にベルリン・フィルとライヴ録音しているほか、この2004年マーラー・ユーゲント管とともにおこなったライヴの映像の後に2010年8月にルツェルン祝祭管とのライヴ映像(ACC10214BD/ACC20214DVD)も残しています。アバドが手塩にかけて育てたオケとの、瑞々しく活気に溢れる躍動感ある演奏、そして抜群のオケとの一体感は聴衆を惹き込み、また第4楽章後半からの舞台演出も、一層静かな感動を呼び起こします。 (Ki)
20-54028D
グレート・スターズ・オブ・オペラ〜ライヴ・イン・コンサート/ドレスデン・オペラ・ナイト1998〜2000
J.シュトラウスU、ロッシーニ、
モーツァルト、ビゼー、ヴェルディ
プッチーニ、チレア、カタラーニ、
シュランメル
ルチア・アリベルティ、
アグネス・バルツァ、
ダニエラ・バルチェッローナ、
デボラ・サッソン、
サンドラ・スヴァルツハウプト、
アンナ・トモワ=シントウ、
グンター・エメリッヒ、クルト・リドル、
ヴォンチェンツォ・ラ・スコラ、
ナイル・シコフ
プラハSO、
バベルスベルク・ドイツ映画オーケストラ、
ペンデレツキ祝祭案
ローランド・サイファルト(指)
オレグ・カエターニ(指)

画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ
DD5.1、DTS5.1
本編:103mm、字幕:英独仏
20-54038[D]
C・P・E・バッハ:オラトリオ「イエスの復活と昇天」Wq.240,
バッハ:昇天祭オラトリオ「御国にまします神を讃えよ」BWV.11
シギスヴァルト・クイケン(指)
ラ・プティット・バンド
収録:2004年5月、ライプツィヒ、聖ニコライ教会(ライヴ)
20-54058[E]
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」 エスター・ジュメギ、コスタディン・アンドリーフ、コルネリア・ヘルフリヒト、ピエル・ダラス、ヤヌス・モナルハ、イーゴリ・モロゾフ、、マルタン・フルニエ、ゼヴァン・ザルマジ
エルンスト・メルツェンドルファー(指)
ブルノ国立歌劇場O%cho

収録:2004年7月〜8月、ザンクト・マルガレーテン・オペラ音楽祭/PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1/150分/英・独・伊語字幕付き
オーストリアの名所であるザンクト・マルガレーテン(採石場)で行われている、有名な野外オペラ音楽祭でのライヴで、地形を生かした壮大な古代エジプトの世界を再現。野外にふさわしい照明、セット、演出で、スランド・オペラと呼ぶにふさわしいステージを展開しています(もちろん馬や象も登場)。歌手たちそれぞれの熱唱・熱演がリアルに見えることも、大きな特徴でしょう。
20-54064F(Bluray)
Jacques Loussier Trio Play Bach and more…
バッハ:フーガ第5番ニ長調
 ガヴォット.ニ長調
 パストラーレ.ハ短調/G線上のアリア
 ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調
 ハープシコード協奏曲ニ長調〜第3楽章
ドビュッシー:アラベスク/喜びの島
サティ:ジムノペディ第1番
ラヴェル:ボレロ
◆ボーナス
ジャック・ルーシェとの対話
ジャック・ルーシェ(P)
ブノワ・デュノワイエ・ド・セゴンザック(ベース)
アンドレ・アルピノ(ドラム)

収録:2004年7月28日聖トーマス教会、ライプツィヒ(ライヴ)
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Master Audio,
Surround Sound
リージョン:All
字幕:英独仏
98mm(ボーナス14mm)
バッハとジャズを融合させた名ジャズ・ピアニスト、ジャック・ルーシェ。彼の「プレイ・バッハ・トリオ」が、バッハが音楽監督として務めていた聖トーマス 教会で2004年に行った、ジャック・ルーシェの70歳記念コンサートのライヴ映像が遂にBlu-rayとなって登場。 バッハの名曲をピアノ・トリオにアレンジし、バッハの旋律をモチーフとして鮮烈な演奏聴かせた1960年代の大ヒット・アルバム「プレイ・バッハ」は、ジャズ・ ファンやクラシック・ファンだけではなく、幅広い音楽ファンに支持されました。そして1990年代後半からはサティ、ラヴェル、ドビュッシー、ベートーヴェン、 モーツァルトとバッハ以外のクラシック音楽も取り上げています。 インプロビゼーションを加えたアレンジと、4ビート感覚で繰り広げられる演奏はこの上なく美しく、ジャズまたはクラシック一辺倒のピアニストでは到底表現し きれない音楽が、厳かな教会に響き渡ります。 (Ki)

20-54074F(Bluray)
20-54078D
マーラー:交響曲第5番

※「コンダクター・カメラ」機能付き
ラウディオ・アバド(指)ルツェルン祝祭O

録音:2004年8月18日、19日
ルツェルン・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)

(Bluray)画面:1080i 16:9
音声:PCM-ステレオ、
DTS-HDマスター・オーディオ
84mm

(DVD画面:NTSC-16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1/84mm
一流の演奏家を参加するルツェルン祝祭管。元ベルリン・フィルのコーリャ・ブラッハー、クラリネットのザビーネ・マイヤー、オーボエのアルブレヒト・マイヤー、チェロのナタリア・グートマンなど、全員がソリストといっても良いような豪華な顔ぶれ。アバドの力みのない壮大な表現力、巧みな構成力とただならぬ推進力によって繰り広げられる音楽。スター・プレイヤーを従え、自由自在に表現するアバド生気に満ちています。この映像には、指揮者アバドに焦点を当てた「コンダクター・カメラ」を選択することができ、アバドの細部に渡る表現を観ることができます。 (Ki)
20-54158[D]
メニューイン「コンサート・マジック」
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番〜アレグロ・コン・ブリオ、
バッハ:無伴奏パルティータ第3番〜プレリュード、
マタイ受難曲〜神よあわれみたまえ、
バッハ(グノー編)アヴェ・マリア、
ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテッラ、
リスト:3つの演奏会用練習曲〜溜め息、
ショパン:マズルカ第5番、12の練習曲Op.10〜第3番「別れの曲」、第8番ヘ長調、ワルツホ短調Op.posth、
メンデルスゾーン:3つの練習曲Op.104b〜第2番練習曲、
パガニーニ:無窮動Op.11、24の奇想曲Op.1〜第24番、
シューベルト:魔王D.328Op.1、エレンの歌その3(アヴェ・マリア)D.839Op.52-6、
チャイコフスキー:6つの歌Op.6〜第6番ただあこがれを知る者だけが、
ロカテルリ:ヴァイオリンの技法Op.3〜第23番カプリッチョ
ボーナス・トラック…「コンサート・マジック」の裏話,ノヴァーチェク:8つの演奏会用カプリッチョ〜第4番無窮動
ユーディ・メニューイン(Vn)、
アドルフ・ボーラー(P)、
マーガレット・キャンベル(P)、
ジェイコブ・ギンペル(P)、
ユーラ・ビール(A)、
アンタル・ドラティ(指)ハリウッドSO
収録:1947年ハリウッド、チャーリー・チャップリン・スタジオ(本編)、1997年ワルシャワ(ボーナス)
20-54178E
リュリ:歌劇「ペルセウス」 シリル・オーヴィティ、マリー・ルノルマン、
ステファニー・ノヴァチェク、モニカ・フィッチャー、
オリヴィエ・ラクエル、アラン・クーロン、
コリン・エインズワース、エルヴェ・ニケ(指)
ターフェルムジーク・バロックO、
ターフェルムジーク室内cho
アテリエ・バレエのアーティストたち

収録:2004年4月28日トロント・エルジン劇場
NTSC方式/画像構成比16:9Anamorphic
音声方式:PCMステレオ、
ドルビー・デジタル5.1/127分
英・独・仏語字幕付き
ヴェルサイユ宮殿で初演された華やかなこのバロック・オペラは、バレエなども含む総合ステージ・アートという側面もあり、古楽ファンだけではなくミュージカルなどのファンも魅了するはず。衣装やキャラクター・デザイン、証明なども凝っており、音楽だけではなかなか親しめなかったという方でも、バロック・オペラのおもしろさを堪能していただけるでしょう。ナクソスなどでおなじみのニケと、カナダのターフェルムジークほかによる共演です。
20-54188D
ヨーロッパコンサート2005フロム・ブダペスト
ベルリオーズ:序曲「海賊」
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
ストラヴィンスキー:「火の鳥」
レオニダス・カヴァコス(Vn)
サー・サイモン・ラトル(指)BPO

収録:2005年5月1日 ハンガリー国立歌劇場(ライヴ)
画面:16:9  NTSC
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョンAll、103分
ベルリン・フィルの創立記念日5月1日に毎年行われている、ベルリン・フィルのヨーロッパコンサート。ヨーロッパ各地のホールや歴史的建造物を巡 る形で行われており、夏のヴァルトビューネ・コンサートよりも本格的なプログラムで、美しい建物や街で行われるコンサートは、多くの音楽ファンに支持 されているコンサートの一つでもあります。 EURO ARTSから単独発売されていなかった2005年のヨーロッパコンサートがDVDで登場。2005年の舞台はブダペスト。ラトルが指揮台に立ち、 ハンガリー国立歌劇場で行われました。ソリストは、レオニダス・カヴァコス。彼はベルリン・フィルへのデビューは2003年。この演奏会は、ベルリン・ フィルとの2回目の共演となりました。その後、ベルリン・フィル2012/13年シーズンのアーティスト・イン・レジデンスに選ばれており、ベルリン・フィ ルとの相性の良さがうかがえる演奏です。 (Ki)
20-54248D
ヨハン・シュトラウス/ダンスと夢
J・シュトラウス:「ウィーンの夜」(ランナー:饗宴ポロネーズ
 ワルツ「シューンブルンの人びと」、
J.シュトラウスI世
:ワルツ「ローレライ、ラインの調べ」
 ギャロップ「カチューシャ」
 ラデツキー行進曲、
J.シュトラウス:ハンガリー万歳(ポルカ・シュネル)
「ジプシー男爵」〜ジプシーの歌「みすぼらしく誠実な」
 踊りのグシュタンツル
 トリッチ・トラッチ・ポルカ
 ワルツ「美しき青きドナウに」、
ヨゼフ・シュトラウス
:ポルカ・マズルカ「とんぼ」
ドキュメンタリー・ドラマ「ワルツ王」(レスリー・ギャレットの紹介による) 
レスリー・ギャレット(S)、
マスターズ・ウィーン・ワルツ・ダンス・アンサンブル、
ウィーン・アカデミー、
アルフレッド・エシュヴェ(指)、
デーヴィッド・チャールズ・アベル(指)

収録:2004年11月29日〜12月1日ウィーン
NTSC方式
画像構成比16:9Anamorphic
音声方式:PCMステレオ
120分(「ウィーンの夜」:60分、「ワルツ王」:60分)
人気歌手レスリー・ギャレットをフィーチャーした楽しいパフォーマンスとドキュメンタリー・ドラマで、ウィンナー・ワルツの素晴らしさを味わえる一枚。

20-54338F(2DVD)
ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ
[DVD 1]
ドキュメンタリー「知ること、それが始まり」(制作&監督:パウル・スマチニー)

[DVD 2]
「ラマラ・コンサート」
モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調K.Anh. 9 (297b)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
エルガー:エニグマ変奏曲〜ニムロッド

■ボーナス映像
ダニエル・バレンボイムとエドワード・サイードとの対話(2部構成・63分)*
モハメド・サレハ(Ob)、
キナーン・アズメ(Cl)
モル・ビロン(Fg)、
シャロン・ポリアク(Hrn)
ダニエル・バレンボイム(指)
ウエスト=イースタン・ディヴァンO

収録:2005年8月21日ヨルダン川西岸パレスチナ自治区ラマラ、
文化センター(ライヴ )
1999年ワイマール*
巨匠バレンボイムがイスラエルとアラブとの和平のために、イスラエル、パレスチナ、ヨルダン、レバノン、エジプトといった国々、そしてユダヤ、アラブ など様々なルーツをもつ若手音楽家を集めて創設した「ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ」。このDVD2枚組の映像作品には、オーケスト ラの企画段階から、パレスチナ自治区ラマラでのコンサート実現までの活動の軌跡を追ったドキュメンタリーと、そのラマラでのコンサートの模様が収めら れています。
DVD1の「知ること、それが始まり」と題したドキュメンタリーでは、“音楽を通じて関係が修復され、異なる信条と文化を互いに理解し許容するのに 役立つであろう” という願いのもと、ロシア系ユダヤ人の音楽家バレンボイムとパレスチナ系の学者であり音楽家でもあるエドワード・サイードによって楽 団が創設された経緯、およびラマラ・コンサートに至るまでの過程が、関係者の証言、コンサート映像で綴られています。
DVD2には、2005年8月21日にバレンボイム指揮でウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラがパレスチナ自治区のラマラ文化センターでお こなったコンサートをライヴ収録。パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区に位置するラマラは、16世紀中頃より現在までキリスト教徒、イスラム教徒双方 が混在してきた、歴史的にも複雑なエリアで、1987年には第1次インティファーダ(パレスチナ人による抗議活動)の舞台となった場所でもあります。そ ういた背景もあって、この地で、この楽団がコンサートを開くことには想像以上に意義深いものがあります。バレンボイムは当初から、音楽的に豊かな才 能をもつアラブ人は多いと考え、中東でも一流のオーケストラを結成できると確信していたそうで、今日の躍進ぶりがその考えに間違いがなかったことを 実証していますが、そのことは活動初期のこのコンサートでもすでに十分確認できます。
さらに、DVD2のボーナス映像として、バレンボイムとサイードとの対談を収録。ゲーテ生誕250年にあたる1999年、欧州文化首都に指定されたド イツのワイマールでおこなわれた対談は、バレンボイムとサイードの対談集「音楽と社会」とも重なる熱く濃い内容で、このプロジェクトのきっかけとなっ たものです。
2006年国際エミー賞、2007年FIPA(国際テレビ映像フェスティバル) 金賞、2007年バンフ最優秀芸術ドキュメンタリー、2007年ドイツECHO Klassik賞受賞作品。 (Ki)
20-54378D
ヴァルトビューネ2005〜フレンチ・ナイト
ベルリオーズ:序曲《ローマの謝肉祭》
ドビュッシー:《牧神の午後への前奏曲》
デュカス:魔法使いの弟子
プーランク:2台ピアノのための協奏曲
サン・サーンス:《動物の謝肉祭》(2台ピアノと管弦楽版)
ラヴェル:《ボレロ》
[アンコール]
サティ:ジムノペディ第1番
ラヴェル:《ダフニスとクロエ》より<全員の踊り>
リンケ:ベルリン気質
カティア&マリエル・ラベック(P)
サー・サイモン・ラトル(指)BPO

収録:2005年6月26日 ヴァルトビューネ、ベルリン(ライヴ)
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All/120 分
2005年のヴァルトビューネ・コンサートは、「フレンチ・ナイト」と題され、世紀転換期のフランス音楽の名作を取り上げています。冒頭は快活なベルリオー ズの序曲《ローマの謝肉祭》、続くはパユのフルート・ソロから始まる《牧神の午後への前奏曲》、ラトルならではの鮮やかな感覚に満ちた《魔法使いの弟子》。 そしてプーランクの2台ピアノのための協奏曲とサン・サーンス《動物の謝肉祭》ではラベック姉妹が登場し卓越した技巧で華やかに聴かせます。フレンチ・ ナイトのフィナーレを飾るのはラヴェルの《ボレロ》。ベルリン・フィルの上手さが一際際立つ壮麗な演奏です。
20-54388D
アバド&ポリーニ/ルツェルン音楽祭2004
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番
マウリツィオ・ポリーニ(P)
ルツェルン祝祭O、
クラウディオ・アバド(指)

収録:2004年8月18,19日 ルツェルン,コンサート・ホール(ライヴ)
画面:16:9、NTSC
音声:PCMステレオ、107分
これまでボックス・セットにしか収録されていなかった、2004年にアバドとポリーニがルツェルン音楽祭で共演した際の映像がDVDで単独リリースされます。
アバドは、2002年にベルリン・フィルの首席指揮者を退任した後、自身が設立したマーラー室内OやモーツァルトOといった若手オーケストラへ の心血を注いでいました。中でも音楽監督を務めていたルツェルン祝祭Oはアバドにとって特別な存在でした。音楽祭のために毎年優秀な若手音楽家やベ ルリン・フィルやウィーン・フィルの旧知の名奏者がアバドに下に集結し、毎年洗練された演奏を展開していました。
ここに収録されている演奏も、そうしたアバドを中心とした熱い連帯感を感じることのできる音楽で、マーラーの交響曲第5番では、終楽章が終わると同時に 拍手とブラボーの嵐が沸き起こりました。ポリーニをソリストに迎えたベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番では、ポリーニの水晶のように磨き上げられた演奏と、 躍動するオーケストラ、ソリストを引き立たせるアバドの指揮振り、すべてが一体となった見事な演奏でルツェルン音楽祭の歴史に残る名演のひとつと言えるで しょう。 (Ki)
20-54398[D]
エヴェリン・グレニー・イン・ルクセンブルク
アウスケトル・マウッソン:スネアドラムと管弦楽のための協奏曲,
M.シュミット:マリンバのための6つのミニチュア,
ヴィヴァルディ(グレニー編):協奏曲ニ長調RV.781,
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
エヴェリン・グレニー(Perc)
ブラウェル・トヴェイ(指)ルクセンブルクPO

収録:2004年9月、ルクセンブルク(ライヴ)
20-54414(HD-DVD)
マーラー:交響曲第2番「復活」 ディアナ・ダムラウ(S)、
ペトラ・ラング(Ms)、
ピエール・ブーレーズ(指)
シュターツカペレ・ベルリン、
ベルリン国立歌劇場cho

収録:2005年3月26−27日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
ブーレーズの「復活」ライヴが高品位フォーマットHD-DVDでリリース。生演奏以上に生々しく、才色兼備のダムラウもずっと身近に感じられるのは、1080という圧倒的な高画素数だからこそ。ということで、とことん絵と音にこだわり抜きたいという方への福音といえるソフトです。
20-54418
マーラー:交響曲第2番「復活」 ディアナ・ダムラウ(S)、
ペトラ・ラング(A)、
ピエール・ブーレーズ(指)
シュターツカペレ・ベルリン

収録:2005年3月26日、27日/89分
20-54508(2DVD)[G]
パーセル:「アーサー王」 ニコラウス・アーノンクール(指)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
ウィーン国立歌劇場cho、
ミヒャエル・メルテンス、
ペーター・マルテンス、クリストフ・バンツァー、
イザベル・レイ、バーバラ・ボニー他
収録:2004年ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
字幕:英独仏
20-54518D
バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV.232

■ボーナス映像
バッハとロ短調ミサ曲(ヘルベルト・ブロムシュテットによる紹介)
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO、
ゲヴァントハウス室内cho
ルート・ツィーザク(S)、アンナ・ラーション(A)、
クリストフ・ゲンツ(T)、
ディートリヒ・ヘンシェル(Br)

ライヴ収録:2005年5月8日ドイツ・ライプツィヒ、聖トーマス教会[ライプツィヒ・バッハ音楽祭2005]
NTSC方式
画像構成比16:9Anamorphic
音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1
138分(ミサ曲:117分、ボーナス:21分)
円熟期真っ只中のブロムシュテットが、手兵であり作曲者とゆかりの深いオーケストラを指揮した、非常に意義深い一枚。歌手陣も充実しており、ピリオド楽器による演奏がメインになっている現在、あらためて現代風の演奏にスポットを当てる名演の誕生だと言えるでしょう。
20-54528[E]
ビゼー:歌劇「カルメン」 エルンスト・メルツェンドルファー(指)
ブルノ国立歌劇場O&cho
収録:2005年ザンクト・マルガレーテン・オペラ音楽祭(ライヴ)
字幕:英独仏
20-54538E
ヘンデル:歌劇「アグリッピーナ」 アルノルト・エストマン(指)
ロンドン・バロック・プレイヤーズ、
ギュンター・フォン・カンネン、
バーバラ・ダニエルズ、
デーヴィッド・キューブラー、
ジャニス・ホール、クラウディオ・ニコライ、
ウルリヒ・ヒールシャー、
エーバーハルト・カッツ、
カルロス・フェラー、トーマス・ブレムザー、
ミヒャエル・エルプ、
ミヒャエル・ハンペ(演出)

収録:1985年5月1日〜4日ドイツ・シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場[シュヴェツィンゲン音楽祭]
NTSC方式
画像構成比4:3fullscreen
音声方式::PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/154分
イギリスへとわたる直前にヴェネツィアで初演されたオペラであり、当時のイタリア・オペラ様式を知る最適な作品。「胸騒ぎが私を苦しめる」などの名アリアがあるものの全曲上演(演奏)は珍しく、ドロットニングホルム宮廷歌劇場の指揮者として知られるエストマンらの上演は、バロック音楽ファンにとって貴重でしょう。
20-54548[E]
チマローザ:歌劇「秘密の結婚」 ヒラリー・グリフィス(指)
ドロットニングホルム宮廷劇場O、
カルロス・フェラー、バーバラ・ダニエルズ、
デーヴィッド・キューブラー、
ジョージン・レシック、マルタ・シルマイ、
クラウディオ・ニコライ、ヴェルナー・シンデマン
収録:1986年6月3日〜8日シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場[シュヴェツィンゲン音楽祭ライヴ]
字幕:英独仏伊
20-54578D
モーツァルト:弦楽四重奏曲第14番
弦楽四重奏曲第19番「不協和音」
弦楽四重奏曲第21番「プロイセン王四重奏曲第1番」
アイネ・クライネ・ナハトムジーク」

■ボーナス映像
舞台裏(静止画)
ゲヴァントハウスSQ、
シュテファン・アデルマン(Cb)

収録:2005年5月11日〜13日、ドイツ、ザクセン州、ラメナウ城
NTSC方式
画像構成比16:9Anamorphic
音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/102分
弦楽四重奏をじっくりと味わえ、ゲヴァントハウス弦楽四重奏団の妙技とアンサンブルを映像で見られる、モーツァルト・ファン、室内楽ファンにおすすめの一枚。古城での収録が独特の雰囲気を醸し出しており、落ち着いて楽しめる映像になっています。
20-54604F(Bluray)
20-54608E
モーツァルト:大ミサ+バレエ
グレゴリオ聖歌〜カンタベリー聖トーマスの祝日のためのミサ
モーツァルト:大ミサ.ハ短調K.427、
 アダージョとフーガ.ハ短調K.546、
 アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618
トーマス・ヤーン(1940-):場所と時間より
ジェルジュ・クルターク(1926-):ヤテコクとバッハのトランスクリプションズより
パウル・ツェラン(1920-1970):ブランド、詩篇
アルヴォ・ペルト(1935-):クレド
振付:ウヴェ・ショルツ
ライプツィヒ・バレエ団
木村規予香、オクサナ・クルチツカ、
シビル・ナウンドルフ、クリストフ・ベーム、
ジョヴァンニ・ディ・パルマ、大石麻衣子、
エレーナ・トマーノヴァ、横関雄一郎、他
バラージュ・コチャール(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
ライプツィヒ歌劇場cho
ユーニー・ユー(S)、
マリー・クロード・シャピュイ(S)、
ウェルナー・ギューラ(T)、
フリーデマン・レーリヒ(B)

収録:2005年6月28日ドイツ・ライプツィヒ歌劇場、ライヴ
2004年に46歳の若さで急逝したドイツ人振付師ウヴェ・ショルツ。彼が芸術監督を務めたライプツィヒ・バレエ団によるコンテンポラリー・バレエ作品。音楽はモーツァルトの大ミサを中心に、現代作曲家の作品を織り交ぜ、舞台装置、ダンサーの衣装もシンプルに作られています。ドイツ・ライプツィヒバレエ団でプリンシパルとして活躍したジョヴァンニ・ディ・パルマ、木村規予香などウヴェ・ショルツの信頼の高かったダンサーが登場しています。 (Ki)
20-54618D
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲〜第4番/第5番、
サラサーテ
:スペイン舞曲集〜第1番「マラゲーニャ」/第2番「ハバネラ」、
バッジーニ
:ワルツ「カラブレーゼ」/

■ボーナス映像
ハリウッドのヴァイオリニスト(メニューイン、ハンフリー・バートンと語る)/
アンコール集について(ユーディ・メニューイン、ハンフリー・バートンと語る)
ユーディ・メニューイン(Vn)、
アンタル・ドラティ(指揮、P)、ハリウッドSO、
アドルフ・ボーラー(P)

収録:メニューイン・プレイズ・メンデルスゾーン…1947年ハリウッド、チャーリー・チャップリン・スタジオ
ボーナス・フィルム…1997年、ワルシャワ
NTSC方式
画像構成比4:3fullscreen
音声方式::PCMステレオ
91分(演奏:44分、ハリウッドのヴァイオリニスト:36分、アンコール集について:11分)
1940年代の颯爽としていたメニューインが見られる一枚であり、アメリカでの人気が高まっていたドラティの映像も貴重。フルトヴェングラーとの共演録音と同時期だけに、充実した演奏の記録として、20世紀ヴァイオリニスト史を語る上での不可欠な存在となりそうです。滋味のあるトークも感動ものです。
20-54619
ユーディ・メニューイン
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
ブラームス:ハンガリー舞曲第4番*
 ハンガリー舞曲第5番
サラサーテ:スペイン舞曲第1番
 スペイン舞曲第2番
バッツィーニ:カラブレーゼ

■ボーナス映像
″A Violinist in Hollywood″
″On the Encores″        
ユーディ・メニューイン(Vn)
アンタル・ドラティ(指)ハリウッドSO
アンタル・ドラティ(P)*、アドルフ・ベイラー(P)

収録:1947年、チャールズ・チャップリン・スタジオ、ハリウッド、1979年ワルシャワ(ボーナス映像)

※44mm(演奏)、47mm(ボーナス映像)
画面:4:3 NTSC
ハリウッド映画「Concert Ma9ic」(1948)のために収録された、メニューイン32歳の弾くメンコン全楽章の貴重な映像が発見されました。細か なヴィブラートと弓全体を使う大きなボーイングながら細部までコントロールされた奏法が印象的な若きメニューイン。特に1楽章のカデンツァは力強 く、通常フラジョレットで弾かれることの多い高音も押さえ、そして時代を感じる心地よいポルタメントで旋律を歌う、音楽的にはもちろん技術的にも 絶頂の演奏を見ることができます。この他、ドラティがピアソ伴奏をつとめたブラームスの小品など、技巧的かつ情熱的な聴きごたえのある演奏が収 録されております。ボーナス映像では、聞き手にハンフリー・バートンをむかえ、メニューインの人生・キャリアについて、またハリウッドで収録された 映像を見ながら、ヴァイオリンの技術、音楽レパートリー等、メニューインの軌跡をふりかえります。 (Ki)
20-54624F(Bluray)
20-54628D
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」 クラウディオ・アバド(指)ルツェルン祝祭O

収録:2005年8月17-18日、ルツェルン音楽祭ホール、ライヴ

(Bluray)
画面:1080iFull-HD,16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HDMaster-Audio
リージョン:All/78’00


画面:NTSC、16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:0
アバド&ルツェルン祝祭管弦楽団によるルツェルン音楽祭2005年ライヴ映像が遂にブルーレイで発売となり、高画質、高音質で楽しむことができます。さらにDVDも新装丁で再登場します。マーラーはこの第7番の交響曲で、ギターやマンドリンを用いており、実験的な試みを行っています。唸りあげるコントラバス、絡むヴァイオリンの鳴き、印象的なテナーホルンの響き、第4楽章のギターとマンドリンが奏でる「セレナーデ」など、アバドは各楽器の響きを生き生きと表現しています。自ら創り上げたオケと共に生み出す、流麗で色彩豊かなふくよかな響きは,長年マーラーに取り組んできたアバドならではでしょう。 (Ki)
20-54647D
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
アルフレート・ブレンデル(P)
クラウディオ・アバド(指)
ルツェルン祝祭O

収録:2005年8月10-12日ルツェルン音楽祭、ライヴ
画面:NTSC、16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1/106mm
リージョン:0
20-54658D
ベルリン・フィル/ベルリオーズ作品集

(1)『ファウストの劫罰』〜ハンガリー行進曲(ラコッツィ行進曲)
(2)『ファウストの劫罰』〜広大な自然
(3)序曲『ローマの謝肉祭』
(4) 『ファウストの劫罰』〜ハンガリー行進曲(ラコッツィ行進曲)
(5) 序曲『ローマの謝肉祭』
(6)幻想交響曲
(7)序曲『海賊』
全て、BPO
(1)(2)ダニエル・バレンボイム(指)
収録:1992年ヨーロッパコンサートよりマドリッド
(3)ジョルジュ・プレートル(指)
収録:1992年ヴァルトビューネより“フレンチ・ナイト”
(4)クラウディオ・アバド(指)
収録:1996年ジルヴェスターコンサートより“ダンスとジプシー音楽”
(5) クラウディオ・アバド(指)
収録:1998年ジルヴェスターコンサートより“愛と憧れの歌”
(6)マリス・ヤンソンス(指)
収録:2001年ヨーロッパコンサートより“イスタンブール”
(7)サイモン・ラトル(指)
収録:2005年ヨーロッパコンサートより“ブダペスト”

画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All、95分
2019年のベルリオーズ没後150周年を記念して、これまでのベルリン・フィルの演奏の中から、選りすぐりのベルリオーズの演奏を収録したベスト映 像集。 まずはマドリッドで行われた1992年のヨーロッパコンサートよりバレンボイムの指揮で『ファウストの劫罰』〜ハンガリー行進曲と広大な自然。『ファウ ストの劫罰』は物語、音楽ともに魅力あふれる傑作であり大規模な作品であります。中でもハンガリーの伝統的な曲「ラコッツィ行進曲」を用いた「ハン ガリー行進曲」は単独でも演奏される機会の多く、1996年のジルヴェスターコンサートではアバドも取り上げています。そしてベルリオーズの管弦楽の 手法を存分に活かした華麗な序曲『ローマの謝肉祭』は、プレートル指揮で1992年ヴァルトビューネと1998年ジルヴェスターコンサートよりアバドの 指揮で収録されています。失恋により絶望から自殺を図った若い音楽家の幻想と夢が描写されたベルリオーズ初期の作品でありながら、最もよく知られて いる「幻想交響曲」。2001年ヨーロッパコンサートでヤンソンス指揮が収められています。最後は、2018年6月まで首席指揮者を務めたラトルによる 2005年ブダペストで行われたヨーロッパコンサートから序曲『海賊』。 アニヴァーサリー・イヤーを楽しめる1枚となっております。 (Ki)
20-54668[D]
メンデルスゾーン:「夏の夜の夢」序曲(1826年オリジナル版),
詩篇114番,
交響曲第2番「賛歌」(1840年初演版),
リーム:変化-2〜管弦楽のための音楽(世界初演)
リッカルド・シャイー(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
アンネ・シュヴァーネヴィルムス(S)、
ペトラ=マリア・シュニッツァー(S)、
ペーター・ザイフェルト(T)、
ゲヴァントハウスcho、
ライプツィヒ歌劇場cho

収録:2005年9月2日、ドイツ、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス・ライヴ/NTSC方式/画像構成比:16:9anamorphic/音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/121分(コンサート113分、ボーナス8分)/英・独・仏・西語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
先にDECCAからCD(真夏の夜の夢&讃歌)としてリリースされた、記念すべきコンサートのライヴ映像。老舗中の老舗オケを任されたシャイーのドキュメンタリーとあわせ、やや地味ながらもヨーロッパの伝統を感じさせる組み合わせは、高齢のマエストロ世代に代わってこれからのクラシック音楽を担う存在。それを確認するための一枚でもありましょう。東西ドイツの融合の後、このオーケストラがどう変化したのかを知るにも最適です。
20-54678[D]
マリナー・コンダクツ・モーツァルト
歌劇「魔笛」序曲,
フルートとハープのための協奏曲,
交響曲第39番
ネヴィル・マリナー(指)
スイス・イタリア語放送O、
パトリック・ガロワ(Fl)、
ファブリス・ピエール(Hp)

収録:2005年11月11日、スイス、ルガノ、国際会議場ライヴ/PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/70分
『アマデウス』のサウンドトラックでも指揮をしたマリナーは、アニバーサリーである今年も登場して欲しい指揮者の一人。多くの名指揮者が客演したスイスーイタリア語放送協会管、豊穣なガロワの音、注目の奏者ピエールの優雅さなどが相まって、爽快なモーツァルトを描き出しています。
20-54688[D]
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ファビオ・ルイージ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン,
カミッラ・ニールンド(S)、
ビルギット・レンメルト(Ms)、
クリスティアン・エルスナー(T)、
ルネ・パーペ(Bs)
ドレスデン国立歌劇場cho

収録:2005年11月4日&5日、ドレスデン、フラウエン教会

20-54694F(Bluray)
追悼盤/モリコーネ・コンダクツ・モリコーネ
【人生と伝説】
1. アンタッチャブル
2. デボラのテーマ「つらい想い」〜メインテーマ
3. 海の上のピアニスト
4. ニュー・シネマ・パラダイス
【1ページ】
5. H2S
6. シシリアン
7. ある夕食のテーブル
8. 愛のさけび声
9. マッダレーナ
【セルジオ・レオーネによる伝説】
10. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ〜 Cockey's Song
11. 続・夕陽のガンマン/ 地獄の決斗
12. ウェスタン
13. 夕陽のギャングたち
14. 黄金のエクスタシー
【社会派映画】
15. 狂った旋律
16. 殺人操作
17. 供述によるとペレイラは…
18. 労働者階級は天国に入る
19. カジュアリティーズ
【悲劇的、叙情的、叙事詩...】
20. タタール人の砂漠
21. ミッション
エンニオ・モリコーネ(指)
ミュンヘン放送O&cho
スザンナ・リガッチ(S)
ギルダ・ブッタ(P)
ウルリヒ・ヘルケンホフ(パンパイプス)
ヘンリー・ラウダレス(Vn)
ノルベルト・メルケル(Va)

収録:2004年10月20日、ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
映像監督:ジョヴァンニ・モリコーネ
プロデュース:ヘルムート・パウリ
画面:1080i、Full HD
音声:PCMステレオ
リージョン:A l l
片面1層、100分
イタリアを代表する世界的な映画音楽の巨匠で、「ニュー・シネマ・パラダイス」や「海の上のピアニスト」など、500本以上の長編映画の音楽を手掛け たエンニオ・モリコーネが2020年7月6日(現地時間)お亡くなりました。91歳でした。 本盤は、モリコーネが2004年にミュンヘン放送Oとミュンヘンのフィルハーモニー・ガスタイクで行ったコンサートの模様を収録し映像を今回デジ タル・リストアしてブルーレイで発売されます。 モリコーネは、1928年ローマで生まれ、1960年代は映画監督セルジオ・レオーネとのコンビで「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」や「続・ 夕陽のガンマン」といったいわゆるマカロニ・ウェスタン音楽の第一人者となりました。1986年にはローランド・ジョフィ監督の「ミッション」を担当しゴー ルデングローブ賞作曲賞を受賞、1987年に「アンタッチャブル」でハリウッド進出を果たしグラミー賞を受賞、その直後1989年には世界的に大ヒットした 「ニュー・シネマ・パラダイス」で一気に知名度をあげました。 このコンサートは、モリコーネの息子ジョヴァンニ・モリコーネが監督を務めており、モリコーネの映画音楽人生を時期ごとに振り返るような演出で、途中 には映画の場面が映し出されるなど、感動的な構成でモリコーネ・ファンなら必聴。 (Ki)
20-54697(Bluray)
モリコーネ・コンダクツ・モリコーネ
【人生と伝説】
1. アンタッチャブル
2. デボラのテーマ「つらい想い」〜メインテーマ
3. 海の上のピアニスト
4. ニュー・シネマ・パラダイス
【1 ページ】
5. H2S
6. シシリアン
7. ある夕食のテーブル
8. 愛のさけび声
9. マッダレーナ
【セルジオ・レオーネによる伝説】
10. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ〜 Cockey's Song
11. 続・夕陽のガンマン/ 地獄の決斗
12. ウェスタン
13. 夕陽のギャングたち
14. 黄金のエクスタシー
【社会派映画】
15. 狂った旋律
16. 殺人操作
17. 供述によるとペレイラは…
18. 労働者階級は天国に入る
19. カジュアリティーズ
【悲劇的、叙情的、叙事詩...】
20. タタール人の砂漠
21. ミッション
エンニオ・モリコーネ(指)
ミュンヘン放送O
バイエルン放送cho
スザンナ・リガッチ(S)
ギルダ・ブッタ(P)
ウルリヒ・ヘルケンホフ(パンパイプス)
ヘンリー・ラウダレス(Vn)
ノルベルト・メルケル(Va)

収録:2004年10月20日、ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
映像監督:ジョヴァンニ・モリコーネ
プロデュース:ヘルムート・パウリ
画面:1080i、Full HD
音声:PCMステレオ
DTS-HD Master Audi
リージョン:All、片面1層
イタリアを代表する世界的な映画音楽の巨匠で、「ニュー・シネマ・パラダイス」や「海の上のピアニスト」など、500 本以上の長編映画の音楽を手掛けたエンニ オ・モリコーネが2020 年7 月6 日(現地時間)お亡くなりました。91 歳でした。 本盤は、モリコーネが2004 年にミュンヘン放送Oとミュンヘンのフィルハーモニー・ガスタイクで行ったコンサートの模様を収録し映像を今回デジタル・リ ストアしてブルーレイで発売されます。 モリコーネは、1928 年ローマで生まれ、1960 年代は映画監督セルジオ・レオーネとのコンビで「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」や「続・夕陽の ガンマン」といったいわゆるマカロニ・ウェスタン音楽の第一人者となりました。1986 年にはローランド・ジョフィ監督の「ミッション」を担当しゴールデングロー ブ賞作曲賞を受賞、1987 年に「アンタッチャブル」でハリウッド進出を果たしグラミー賞を受賞、その直後1989 年には世界的に大ヒットした「ニュー・シネマ・ パラダイス」で一気に知名度をあげました。 このコンサートは、モリコーネの息子ジョヴァンニ・モリコーネが監督を務めており、モリコーネの映画音楽人生を時期ごとに振り返るような演出で、途中には映画 の場面が映し出されるなど、感動的な構成でモリコーネ・ファンなら必聴。 (既発の20-54694と同内容ですが、音声にDTS-HS MAが加わりましたので、新品番となり再発売となりました。既発の20-54694は廃盤となります。)
20-54698C
モリコーネ・コンダクツ・モリコーネ
1.アンタッチャブル
2.デボラのテーマ「つらい想い」〜メインテーマ
3.海の上のピアニスト
4.ニュー・シネマ・パラダイス
5.H2S
6. シシリアン
7.ある夕食のテーブル
8.愛のさけび声
9.マッダレーナ
10. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ〜Cockey's Song
11.続・夕陽のガンマン/地獄の決斗
12.ウェスタン
13.夕陽のギャングたち
14.黄金のエクスタシー
15.狂った旋律
16.殺人操作
17.供述によるとペレイラは…
18.労働者階級は天国に入る
19. カジュアリティーズ
20.タタール人の砂漠
21.ミッション
エンニオ・モリコーネ(指)
ミュンヘン放送O
バイエルン放送Cho
スザンナ・リガッチ(S)
ギルダ・ブッタ(P)
ウルリヒ・ヘルケンホフ(パンパイプス)
ヘンリー・ラウダレス(Vn)
ノルベルト・メルケル(Va)

収録:2004年10月20日、ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク(ライヴ)
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:All/100分
「ニュー・シネマ・パラダイス」や「海の上のピアニスト」などで知られる映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ。2004年にミュンヘン放送管弦楽団とミュ ンヘンのフィルハーモニー・ガスタイクで行ったコンサートの模様を収録したDVD。 モリコーネは、1928年ローマ出身。1960年代は映画監督セルジオ・レオーネとのコンビで「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」や「続・ 夕陽のガンマン」といったいわゆるマカロニ・ウェスタン音楽の第一人者となりました。1986年にはローランド・ジョフィ監督の「ミッション」を担当しゴー ルデングローブ賞作曲賞を受賞、1987年に 「アンタッチャブル」でハリウッド進出を果たしグラミー賞を受賞、その直後1989年には世界的に大ヒットした「ニュー・シネマ・パラダイス」でいっき に知名度をあげました。 この演奏会は、モリコーネの映画音楽人生を時期ごとに振り返るような演出で、途中には映画の場面が映し出されるなど、モリコーネ・ファンならずと も楽しめる内容です。 (Ki)
20-54708[D]
ディヴァイン・ダンサーズ
マスネ:マノン(抜粋)[ケネス・マクミラン振付、L.ルーカス編曲]、ワイル:どのくらい長い時間[クシシトフ・パストル振付]、ラフマニノフ:想い出[ジュリアン・レステル振付]、シナトラ&アンカ:マイ・ウェイ[シュテファン・トス振付]、プーニ:ファラオの娘(抜粋)[ピエール・ラコット振付]、パーセル:ムーア人のパヴァーヌ[ホセ・リモン振付]、ガーシュウィン:フー・ケアーズ[ジョージ・バランシン振付]チャイコフスキー:眠りの森の美女〜グラン・パ・ド・ドゥ[プティパ、ヌレエフによるシャルル・ジュード振付]、ブレル:アムステルダム[ベン・ヴァン・コウヴェンベルグ振付]、レ・ブルジョワ[ベン・ヴァン・コウヴェンベルグ振付]、グラズノフ:ライモンダ(抜粋)[マリウス・プティパ振付]
ポリーナ・セミョーノワ、イゴーリ・ゼレンスキー、ナターリャ・ホフマン、アルティン・カフティラ、デルフィーン・バイ、ダニール・シムキン、ドミトリー・シムキン、マリア・アレクサンドロワ、セルゲイ・フィリーネ、シャルル・ジュード、ステファニー・ルーブルト、ジャン=ジャック・エルマン、ヴィヴィアナ・フランシオシ、オクサーナ・クチュルク、ロマン・ミハリョフ、マレク・トゥーマ
収録:2006年1月11日チェコ、プラハ国立劇場(ライヴ)
20-54938[D]
マイヤ・プリセツカヤ/ディーヴァ・オブ・ダンス
瀕死の白鳥、ボレロ、カルメン組曲、ロミオとジュリエット、白鳥の湖、ドン・キホーテ他,ボーナス:マイヤ・プリセツカヤ、インタビュー
マイヤ・プリセツカヤ
20-54968[E]
ロッシーニ:歌劇「結婚手形」 ジャンルイジ・ジェルメッティ(指)
シュトゥットガルトRSO
ジョン・デル・カルロ、ジャニス・ホール、デーヴィッド・キューブラー、アルベルト・リナルディ、カルロス・フェラー、アメリア・フェッレ

収録:1989年5月6〜9日 ドイツ、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場/シュヴェツィンゲン音楽祭/NTSC方式/画像構成比:4:3/音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/82分/伊・英・独・仏・西語字幕付き
膨大なロッシーニのオペレッタ中で、もっとも初期(10代)に発表された作品。内緒で愛し合う恋人たちと、周囲のおかしな人々を描くラブ・コメディを、ハンペの演出がゴージャスな衣装などを使って盛り上げます。
20-54978[E]
ロッシーニ:歌劇「絹のはしご」 ジャンルイジ・ジェルメッティ(指)
シュトゥットガルトRSO,
デイヴィッド・グリフィス,
ルチアーナ・セッラ,ジェーン・バネル,
デーヴィッド・キューブラー,
アルベルト・リナルディ,
アレッサンドロ・コルベッリ、他,
サイモン・ヤング(ハープシコード、フォルテピアノ)

収録:1990年5月6-8日、ドイツ、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場/シュヴェツィンゲン音楽祭/NTSC方式/画像構成比:4:3/音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/100分/伊・英・独・仏・西語字幕付き
滑り出すような序曲によって知られる作品ですが、わずか20歳のフレッシュなオペレッタ。勘違いが引き起こす、おかしな恋の物語です。ロッシーニ・オペレッタの醍醐味と言える、ゴージャスなステージや衣装。オーソドックスなハンペの演出は、音楽ファンと作品との幸福な出会いを約束してくれます。
20-54988[E]
ロッシーニ:歌劇「ブルスキーノ氏」 ジャンルイジ・ジェルメッティ(指)
シュトゥットガルトRSO,
アレッサンドロ・コルベッリ,
アメリア・フェッレ,
アルベルト・リナルディ,
ヴィート・ゴッビ,
デーヴィッド・キューブラー,
オスラヴィオ・ディ・クレディコ,
カルロス・フェラ、
ジャニス・ホール

収録:1989年5月 7-9日、ドイツ、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場/シュヴェツィンゲン音楽祭/NTSC方式/画像構成比:4:3fullscreen/音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/98分/伊・英・独・仏・西語字幕付き
恋の行き違いと替え玉事件を、ロッシーニ流に楽しくおもしろく演出したオペレッタ。序曲は有名ですが、全曲も飽きることなく楽しめるでしょう。ハンペのオーソドックスな演出で、初めて観る方でもわかりやすいのが大きな特徴です。

20-54998[E]
ロッシーニ:歌劇「なりゆき泥棒」 ジャンルイジ・ジェルメッティ(指)
シュトゥットガルトRSO,ステュアート・ケイル,
スーザン・パターソン,ロバート・ギャンビル,
ナターレ・デ・カローリス,モニカ・バチェッリ,
アレッサンドロ・コルベッリ,ポール・ケッペラー,
オラツィオ・ロマーノ,ワーナー・サイモン,
スコット・ギルモア

収録:1992年5月1日〜3日、ドイツ、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場[シュヴェツィンゲン音楽祭]/TSC方式/画像構成比:4:3fullscreen/音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/94分/伊・英・独・仏・西語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9) 1
1812年(20歳)にヴェネツィアで初演された作品であり、ジェルメッティとハンペがシュヴェツィンゲン音楽祭で取りあげた際、高い評価を受けたステージを収録。ロココの雰囲気にあふれた演出とステージ・デザインであり、それだけでも楽しめる作品です。

20-55018[E]
モーツァルト:「後宮からの誘拐」 ジャンルイジ・ジェルメッティ(指)
シュトゥットガルトRSO、南ドイツ放送cho,
マティアス・ハービヒ,ルース・アン・スウェンソン,
マリン・ハルテリウス,
ハンス・ペーター・ブロッホヴィッツ,
マンフレート・フィンク,クルト・リドル

収録:1991年5月10日、ドイツ、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場/シュヴェツィンゲン音楽祭/NTSC方式/画像構成比:4:3/音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/156分/独・英・仏・西語字幕付き
シュヴェツィンゲン音楽祭のライヴで、同時リリースの「結婚手形」同様にジェルメッティとハンペらのチームが作り上げる、オーソドックスかつ存在感のあるステージが見事。実力派の歌手陣を集め、「観る」「聴く」のバランスがとれた、オペラの魅力を十二分に満喫できる内容です。
20-55088[D]
モーツァルト:ディヴェルティメント第1番K.113,
ピアノ協奏曲第20番、
交響曲第41番「ジュピター」
ハルトムート・ヘンヒェン(指)
C・P・EバッハO、
シュテファン・ヴラダー(P)

収録:2005年11月13日、ドイツ、ベルリン、コンツェルトハウス/NTSC方式/画像構成比:16:9anamorphic/音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/74分
モーツァルトの名曲を楽しむコンサート映像ですが、チェロ以外の全員がスタンディングで演奏するオーケストラの姿や、ヘンヒェン指揮によるアグレッシヴで運動的な音楽に注目。さらに俊英ピアニストのヴラダーが加わった協奏曲では、斬新なアプローチを楽しむことができるでしょう。単なる予定調和的なモーツァルトとは一線を画する、エキサイティングなコンサートです。
20-55107F(Bluray)
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」 リッカルド・シャイー(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
マッシミリアーノ・ピサピア(リッカルド)
フランコ・ヴァッサッロ(レナート)、
キアーラ・タイギ(アメーリア)、
アンナマリア・キューリ(ウルリカ)
ユン・イー・ユー(オスカル)
ライプツィヒ・バレエ
ライプツィヒ歌劇場Cho
アルナルド・ポモドーロ(舞台、衣装)エルマンノ・オルミ(演出)、他

収録:2005年11月23日・26日、ドイツ、ライプツィヒ歌劇場(ライヴ)
画面:1080i Full HD
16:9
音声:PCMステレオ、
DTS HD Master
字幕:英独仏西伊
137mm
ライプツィヒの顔シャイーが得意のイタリア・オペラを劇場で指揮した映像がブルーレイで登場!この「仮面舞踏会」は、ライプツィヒ・オペラの首席指 揮者に就任して、初めて指揮した作品です。歌手はヨーロッパで活躍中の顔ぶれですが、オペラ・ファンには新しい才能を探し出すのに最適な一枚だと言 えるでしょう。またシャイー指揮のオペラ録音は思いのほか少ないだけに、貴重な映像となっています。
20-55108E
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」 マッシミリアーノ・ピサピア(T)
フランコ・ヴァッサッロ(Br)
キアーラ・タイギ(S)
アンナマリア・キューリ(Ms)
ユン・イー・ユー(S)
ライプツィヒ・バレエ ライプツィヒ歌劇場cho
リッカルド・シャイー(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
演出:エルマンノ・オルミ
装置・衣裳:アルナルド・ポモドーロ

収録:2005年11月23日・26日、ドイツ、ライプツィヒ歌劇場(ライヴ)
画面:NTSC16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:0
字幕:英、独、仏、西
137mm
2005年にライプツィ・オペラハウスにて公演したリッカルド・シャイー指揮によるヴェルディ「仮面舞踏会」の映像。イタリア・オペラを代表するヴェルディの「仮面舞踏会」を、意外とオペラ録音の少ないシャイーによる貴重な演奏です。また演出はオペラ演出も手掛けるイタリア映画界の重鎮エルマンノ・オルミ。 (Ki)
20-55158D
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」序曲
クラリネット協奏曲
交響曲第38番「プラハ」
シャロン・カム(バセットCl)
マンフレート・ホーネック(指)チェコPO

収録:2006年1月27日エステート劇場プラハ(ライヴ)

収録:2006年1月27日、プラハ、ティル劇場/NTSC方式/画像構成比:16:9Anamorphic/音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/66分/片面二層ディスク(DVD9)
モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」が初演されたプラハのエステート劇場で、モーツァルトの誕生日1月27日に行われた生誕250年記念コンサート映像。「ドン・ジョヴァンニ」の序曲から始まり、華麗なる妙技で聴かせるシャロン・カムがオリジナルのバセット・クラリネットで演奏したクラリネット協奏曲。マンフレート・ホーネック指揮、チェコ・フィルの演奏によるプラハ交響曲。とモーツァルトの有名作品をヨーロッパで最も美しい劇場の一つである、エステート劇場の由緒ある響きの中で堪能することができます。 (Ki)
20-55168D
モーツァルト:戴冠ミサK.278、
教会ソナタK.278/K.329、
大ミサ曲ハ短調〜クレド(エト・インカルナトゥス・エスト)*、
聖証者のための盛儀晩祷ヴェスペレより「ラウダテ・ドミヌム」*、
アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618、
リタニアK.195〜「アニュス・デイ」*

■ドキュメンタリー:モーツァルト・イン・ウィーン
ベルトラン・ド・ビリー(指)ウィーンRSO
ウィーン少年Cho
サンドリーヌ・ピオー(S)*
コルス・ヴィエネンシス

収録:2006年1月27日聖シュテファン大聖堂、ウィーン(ライヴ)
画面:NTSC-4:3
音声:PCMステレオ、
DD5.1,DTS5.1
リージョン:0
字幕:ラテン語、英、独、仏
演奏:68mm
ドキュメンタリー:60mm
モーツァルト生誕250年であった2006年に行われたウィーン少年合唱団によるコンサート映像。コンサートが行われた聖シュテファン大聖堂はモーツァルトの結婚式と葬儀が行われた場所でもあります。ハイドン、モーツァルト、シューベルト、ブルックナーがかつて所属し、500年以上の歴史を持つウィーン少年合唱団。ソプラノはサンドリーヌ・ピオー、演奏はウィーン放送交響楽団、指揮はベルトラン・ド・ビリーが行い祝賀コンサートを盛り上げています。教会全体にオーケストラが重厚に響き渡り、ウィーン少年合唱団の澄んだ歌声が美しく広がり、聖シュテファン大聖堂の自然な音響効果で、一層特別な雰囲気を作り出しています。ボーナスには「モーツァルト・イン・ウィーン」と題されたドキュメンタリーで、フィガロハウスなどの調査でモーツァルトとウィーンの特別な関係を映し出しています。 (Ki)
20-55178[D]
スピリット・オブ・モーツァルト
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲「トルコ風」,
歌劇「後宮からの逃走」序曲,
ドイツ舞曲K.V.605第3番,
コンサート・アリア「私の胸は喜びにおどるの」,
交響曲第34番、他
ディー・ディー・ブリッジウォーター(Vo)、
イアン・アンダーソン・バンドクリスティアーネ・エルツェ(S)、
ベンジャミン・シュミット(Vn)、
アンドレイ・ボレイコ(指)ウィーンRSO、他
収録:2006年1月14日(ミュージアム・クォーター)
20-55188[D]
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第25番、
第26番、第27番、第28番、第29番、第30番
ギル・シャハム(Vn)、オリ・シャハム(P)

収録:2005年12月17日〜19日、ウィーン、キンスキー宮殿/NTSC方式/画像構成比:16:9anamorphic/音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/99分/片面二層ディスク(DVD9)
シャハム兄妹によるモーツァルトは伸び伸びとした音楽が特徴であり、万人が愛するモーツァルト像をストレートに表現したもの。ヴァイオリンやピアノを習っている人にも安心してお手本に薦めることができるほど、スタンダードな美しさに満ちています。
20-55238D
オーボエ・ファンタジー
モーツァルト:オーボエ四重奏曲ヘ長調K.370、
ブリテン
:幻想四重奏曲Op.2、
ホリガー
:オーボエ・ソナタ、
マルティヌー
:テルミン,オーボエ,弦楽四重奏とピアノのための幻想曲

■ボーナス・トラック…イントロダクション〜ハインツ・ホリガーについて
ハインツ・ホリガー(Ob)、
ケラーQ
[アンドラーシュ・ケラー(Vn)、ヤーノシュ・ビルツ(Vn)、ゾルターン・ガル(Va)、ユディト・サボー(Vc)]、カロリーナ・エイク(テルミン)、ロベルト・コリンスキー(P)

収録:2005年11月22日バーゼル音楽院(スイス)
NTSC/リージョンオール/16:9
PCM Stereo、DolbyDigital5.1、
DTS5.1/59m+12m(Bonus)
字幕:独英仏語
現代最高のオーボエ奏者ハインツ・ホリガーの至芸を堪能できるDVD。1939年生まれのホリガーはバリバリの現役奏者、また作曲家としてもその才能を発揮し、数々の名作を生んでいます。このDVDは2005年にバーゼル音楽院で行われたプライヴェート・コンサートを収録したもの。モーツァルト、ブリテン、ホリガー自身のソロ作品、そしてマルティヌーの電子楽器テルミンを使用した作品など興味深いプログラムです。マルティヌーの幻想曲は作曲者55歳の円熟期の作品。テルミンの別世界にいざなう幽玄的な音、演奏する手の動きや姿に釘付けになります。ホリガーのソナタは彼がオーボエを始めた17歳で作曲されました。ストイックなホリガーの芸風の片鱗をうかがえる1作。これらの個性的な楽曲を存分に聴かせてくれる実力派のケラー四重奏団の切れ味鋭い演奏も見逃せません。  (Ki)
20-55298E
シュレーカー:歌劇「烙印を押された人々」 ケント・ナガノ(指)
ベルリン・ドイツSO
ロバート・ブルベイカー(アルヴィアーノ)ロバート・ヘイル(アドルノ公爵)
ミヒャエル・フォレ(タマーレ伯爵)
ヴォルフガング・シェーネ(ナルディ市長)
アンネ・シュヴァーネヴィルムス(カルロッタ・ナルディ)、他
ウィーン国立歌劇場cho
演出:ニコラウス・レーンホフ

収録:2005年7月、8月ザルツブルク、フェルゼンライトシューレ(ライヴ)
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ
DD5.1、DTS5.1
本編:145mm、字幕:英独仏西
20-55304F(Bluray)
バレンボイム&ベルリン・フィル / ヨーロッパ・コンサート2006
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調KV. 482
ホルン協奏曲第1番ニ長調KV. 412/514 (KV. 386b)
交響曲第36番「リンツ」

=特典映像=「プラハの芸術点描」
ラデク・バボラーク(Hrn)
ダニエル・バレンボイム(P,指)BPO

収録:2006年5月1日プラハ、エステート劇場(ライヴ)
ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート2006」の映像が装いもあらたにブルーレイで登場します。 毎年5月1日恒例の「ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート」は、モーツァルト歿後200年の1991年に、アバドの指揮によりプラハの市庁舎スメタナ・ ホールでおこなわれたのがその始まり。以来、プラハが公演の開催地となるのはこれが2度目で、2006年の会場に選ばれたエステート劇場は、1787 年にモーツァルト自ら「ドン・ジョヴァンニ」を初演指揮したことで知られ、2006年はモーツァルト生誕250年のアニバーサリーということで、1991 年の第 1 回と同じく、やはりオール・モーツァルト・プログラムとなっています。 指揮を務めるバレンボイムは、指揮者として1992年、1997年に出演、また、ピアニストとしても1994年、2004年に出演と、これが5度目の出演 を数える当コンサートの常連でもあり、ベルリン・フィルとの呼吸もピッタリ。1989年にもベルリン・フィルとは同じく弾き振りで収録しているピアノ協奏 曲に顕著なように、オケとのみごとな掛け合いはこの巨匠ならではのものがあります。さらに、エレガントで、まばゆいばかりの美観に彩られた交響曲2 曲も申し分のない仕上がりで、「ハフナー」については1991年にアバドも取り上げていたので聴き比べも興味深いところです。 そして、なんといっても、収録当時、楽団の首席を務めていたバボラークが吹くホルン協奏曲が絶品。師バウマンが「チャーミングでやわらかな音色が 18世紀の祝祭的なムードへと誘う」と評した驚異的な腕前を目と耳で存分に味わうことができます。 (Ki)
20-55308D
バレンボイム&ベルリン・フィル/ヨーロッパ・コンサート2006
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調KV. 482
ホルン協奏曲第1番ニ長調KV. 412/514 (KV. 386b)
交響曲第36番「リンツ」
ラデク・バボラーク(Hrn)
ダニエル・バレンボイム(P&指)BPO

収録:2006年5月1日プラハ、エステート劇場(ライヴ)
=特典映像=「プラハの芸術点描」

118’ (本編98’+ボーナス 20’)
NTSC 16 : 9 / Region All
音声:PCMステレオ /
ドルビー・デジタル5.1
/ DTSサラウンド 5.1
字幕:英独仏( ※ドキュメンタリー )
「ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート2006」のDVDが新品番で復活、ふたたびご入手いただけるようになりました。 毎年5月1日恒例の「ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート」は、モーツァルト歿後200年の1991年に、アバドの指揮によりプラハの市庁舎ス メタナ・ホールでおこなわれたのがその始まり。以来、プラハが公演の開催地となるのはこれが2度目で、2006年の会場に選ばれたエステート劇場は、 1787年にモーツァルト自らの指揮で「ドン・ジョヴァンニ」を初演したことで知られ、2006年はモーツァルト生誕250年のアニバーサリーということで、 1991年の第1回と同じく、やはりオール・モーツァルト・プログラムとなっています。 指揮を務めるバレンボイムは、指揮者として1992年、1997年に出演、また、ピアニストとしても1994年、2004年に出演と、これが5度目の出演 を数える当コンサートの常連でもあり、ベルリン・フィルとの呼吸もピッタリ。1989年にもベルリン・フィルとは同じく弾き振りで収録しているピアノ協奏 曲に顕著なように、オケとのみごとな掛け合いはこの巨匠ならではのものがあります。さらに、エレガントで、まばゆいばかりの美観に彩られた交響曲2 曲も申し分のない仕上がりで、「ハフナー」については1991年にアバドも取り上げていたので聴き比べも興味深いところです。 そして、なんといっても、収録当時、楽団の首席を務めていたバボラークが吹くホルン協奏曲が絶品。師バウマンが「チャーミングでやわらかな音色が 18世紀の祝祭的なムードへと誘う」と評した驚異的な腕前を目と耳で存分に味わうことができます。 (Ki)
20-55318D
N・ヤルヴィ/オリエンタル・ナイト
グリーグ:ペール・ギュント組曲より、
リムスキー=コルサコフ
:「シェエラザード」、
ニールセン:アラジン、
サン=サーンス
:序奏とロンド・カプリチオーソ、
マスネ
:タイスの瞑想曲
ジャニーヌ・ヤンセン (Vn)、
マリータ・ソルベリィ (S)、
インゲビョルク・コスモ(Ms)、
ネーメ・ヤルヴィ(指)BPO

収録:2006年6月18日 ヴァルトビューネ野外音楽堂
20-55388(5DVD)
小澤征爾〜レトロスペクティブ
■DVD1(107分)
シューベルト:交響曲第5番*
武満徹:ノヴェンバー・ステップス*
ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136第2楽章
■DVD2(98分)
ヴァルトビューネ・コンサート1993〜ロシアン・ナイト
リムスキー=コルサコフ:序曲『ロシアの復活祭』
チャイコフスキー:バレエ組曲『くるみ割り人形』
ボロディン:歌劇『イーゴリ公』より『ダッタン人の踊り』
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『火の鳥』抜粋
チャイコフスキー:序曲『1812年』
ハチャトゥリアン:バレエ音楽『ガイーヌ』より『剣の舞』
チャイコフスキー:弦楽セレナードよりエレジー
J・シュトラウス:ラデツキー行進曲
パウル・リンケ:『ベルリンの風』
■DVD3(111分)
ヴァルトビューネ2003〜ガーシュウィン・ナイト
ガーシュウィン:パリのアメリカ人、ラプソディ・イン・ブルー( マーカス・ロバーツ編曲 )、ピアノ協奏曲ヘ調 ( マーカス・ロバーツ編曲 )
マーカス・ロバーツ:コール・アフター・ミッドナイト
ガーシュウィン:ストライク・アップ・ザ・バンド ( ドン・ローズ編曲 )、アイ・ガット・リズム
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD4(113分)
カラヤン・メモリアル・コンサート2008
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調より第3楽章サラバンド
チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』
■DVD5(82分)
(1)ベートーヴェン:交響曲第2番&第7番
(2)ベートーヴェン:合唱幻想曲
特記以外、全て小澤征爾(指)

■DVD1(107分)
秋山和慶(指)*
横山勝也(尺八)*
鶴田錦史(琵琶)*
サイトウ・キネン・オーケストラ
収録:1989年、アルテ・オーパー、フランクフルト(ライヴ)
■DVD2(98分)
BPO
収録:1993年6月21日、ヴァルトビューネ野外劇場、ベルリン(ライヴ)
映像監督:ブライン・ラージ
■DVD3(111分)
BPO
マーカス・ロバーツ・トリオ【マーカス・ロバーツ(P)、ローランド・ゲリン(ベース)
ジェイソン・マルサリス(ドラムス)】
収録:2003年6月29日、ヴァルトビューネ野外劇場、ベルリン(ライヴ)
映像監督:アンドレアス・モレル
■DVD4(113分)
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
BPO

収録:2008年1月28日、ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)
■DVD5(82分)
(1)サイトウ・キネン・オーケストラ
収録:2015年9月6日(第2番)、2016年8月18日(第7番)、キッセイ文化ホール、ライヴ
(2)サイトウ・キネン・オーケストラ
マルタ・アルゲリッチ(P)
リディア・トイシャー(S)
三宅 理恵(S)
ナタリー・シュトゥッツマン(C.A)
福井 敬(T) 
ジャン=ポール・フーシェクール(T)
マティアス・ゲルネ(Br)
OMF合唱団
収録:2015年9月1日、キッセイ文化ホール、ライヴ

NTSC,リージョン:All
小澤征爾が1989年にサイトウ・キネン・オーケストラと行った2回目のヨーロッパツアーの映像。「ブラームスの交響曲第4番」は、以前LDでリリー スされていましたが、今回は秋山和慶指揮の「シューベルト交響曲第5番」、さらにLDでは未収録だった小澤征爾指揮の「武満徹のノヴェンバー・ステッ プス」も収録され、フランクフルトで行われたコンサートの全体を聴くことができます。サイトウ・キネン・オーケストラは、故齋藤秀雄(1902-74)の 業績を称えるため小澤征爾と秋山和慶により1984年に創設されました。1987年には第1回ヨーロッパツアーを成功させ、その高い演奏技術と音楽 性は世界的に広く認められるようになりました。 今回のDVDに収録されている演目は、冒頭に秋山和慶指揮の「シューベルト交響曲第5番」、続いて1967年に小澤征爾もよって初演された「武満徹 のノヴェンバー・ステップス」(ソリストの尺八の横山勝也、琵琶の鶴田錦史がツアーに同行)。そして「ブラームスの交響曲第4番」がメインプログラ ムとして選ばれました。サイトウ・キネン・オーケストラの当時の構成メンバーは、故齋藤秀雄に指導を受けた音楽家たちをメインにしており、ヴァイオリ ンには宗倫匡、安芸晶子、藤原浜雄、ヴィオラには今井信子、チェロには徳永兼一郎、岩崎洸、フルートには工藤重典、オーボエには宮本文昭といった 国内外で活躍している名手が名を連ねています。さらにこのヨーロッパツアーでは、クラリネットにカール・ライスター(ベルリン・フィル)、ティンパニ のエヴァレット・ファース(ボストン響)、ファゴットのシャーマン・ウォルト(ボストン響)といった当時一流の海外オケで活躍していた3名がゲスト参 加しており、見事な演奏を聴かせてくれています。この日の会場の熱気は、今日までのサイトウ・キネン・オーケストラの活躍を確信するような、感動的 な公演となっています。 このDVDボックスには、小澤征爾がはじめてヴァルトビューネに登場した1993年の映像、盲目のジャズ・ピアニスト、マーカス・ロバーツ率いるトリ オが出演した2003年のヴァルトビューネ「ガーシュウィン・ナイト」、アンネ=ゾフィー・ムターがソリストとして登場したカラヤン生誕100年を記念 したベルリン・フィルのウィーン公演「カラヤン・メモリアル・コンサート」、そして2015&2016『セイジ・オザワ 松本フェスティバル』のオール・ベー トーヴェン・プログラム の映像が収録され、小澤征爾の華々しい活躍を映像で堪能することができます。 (Ki)
20-55484F(Bluray)
20-55488
マーラー:交響曲第4番ト長調
シェーンベルク:交響詩「ペレアスとメリザンド」Op.5
ユリアーネ・バンゼ(S)
クラウディオ・アバド(指)
グスタフ・マーラー・ユーゲントO

収録:2006年4月24-25日ウィーン、ムジークフェラインザール
■Bluray
画面:1080i Full HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Master Audio
リージョン:All
字幕:英仏独/113mm
■DVD
ドルビー・デジタル5.1/dtsサラウンド5.1/113’ カラーNTSC16:9/オール・リージョン/字幕:独・英・仏
2006年4月にウィーン、ムジークフェライン大ホールで行われた演奏会を収録したもので、2009年にDVD(20 55488)発売され話題となったタ イトルが遂にブルーレイで登場します。 アバドはマーラーの第4交響曲を1977年にウィーン・フィルとセッション録音、ベルリン・フィルとは2005年にライヴ録音していますが、このたびは当 映像シリーズでは第9番以来となるマーラー・ユーゲント管との顔合わせ。ほかならぬアバド自らによって1986年に結成されたオーケストラのマエスト ロに寄せる共感には相当なものがあり、また、作品本来の持つ若々しいムードにもふさわしいように思われます。 さらに、第4楽章のソリストに迎えられたバンゼは、すでにブーレーズの録音やシノーポリとのライヴでも知られるように、ここでも魅力的な歌唱を聴かせ てくれるものと期待されます。 カップリングの交響詩「ペレアスとメリザンド」は、「浄夜」とならんで濃厚なロマンチシシズムが充満するシェーンベルクの初期作品。新ウィーン楽派の 作品を得意とするアバドだけに、こちらも大いに期待の持てる内容といえるでしょう。 (Ki)
20-55494(Bluray)
シューマン生誕200年記念コンサート
シューマン:ピアノ協奏曲、交響曲第4番
交響的練習曲〜アダージョとアレグロ・ブリラン(チャイコフスキー編曲)
「子供の情景」〜見知らぬ国と人々から(アンコール)
「謝肉祭」〜前口上/ドイツ風ワルツ/間奏曲「パガニーニ」/フィリスティンと戦うダヴィッド同盟の行進(ラヴェル編曲)
マルタ・アルゲリッチ(P)
リッカルド・シャイー(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

収録:2006年6月1-2日、ライプツィヒ、ノイエス・ゲヴァントハウス
シューマン生誕200年を記念して、DVDリリース後評判を呼んだアルゲリッチとシャイーのシューマン・プログラムをブルーレイ化。このコンサートはシューマン没後150年の2006年、シューマンゆかりの地ライプツィヒでシューマンの命日に行われた記念演奏会。メインはピアノ協奏曲、交響曲第4番、そのほかチャイコフスキー、ラヴェルによるオーケストラ編曲のピアノ作品で構成されています。アルゲリッチの奔放さが遺憾なく発揮されたピアノ協奏曲は、完全なる美しさをたたえた名演。想像力に富み、感性豊かな演奏は、シューマンの魅力を惹きだすのに最も適したピアニストといえるでしょう。またオーケストラの緻密なアンサンブルと感情豊かなシャイーの指揮ぶりは、端正で格調高い秀演。しかし、何といってもアルゲリッチの奇跡的な音楽性を目の当たりにする素晴らしい映像です。 (Ki)
20-55498[D]
シューマン:ピアノ協奏曲,交響曲第4番,
交響的練習曲〜アダージョ/アレグロ・ブリランテ(チャイコフスキー編曲)、
「子供の情景」〜見知らぬ国と人々から、
「謝肉祭」〜ドイツ風ワルツ,間奏曲「パガニーニ」,フィリスティンと戦うダヴィッド同盟の行進(以上、ラヴェル編曲)
マルタ・アルゲリッチ(P)、
リッカルド・シャイー(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

収録:2006年6月1日〜2日、ドイツ、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス/NTSC方式、画像構成比16:9anamorphic、音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1, DTS 5.1、93分、片面二層ディスク(DVD9)
あまり大きな話題にならない「シューマン没後150年」ですが、作曲者にゆかりがあるライプツィヒでは、アルゲリッチを迎えて刺激的なコンサートが行われていました。その模様を伝えるDVDであり、特にオーケストラ編曲によるピアノ曲が聴きもの。もちろんメインの2曲(協奏曲、交響曲)では堂々とした演奏を楽しめます。
20-55528
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番、交響曲第9番「合唱つき」

◆[ボーナス]ピクチャー・ギャラリー「ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ・イン・リハーサル」
アンゲラ・デノケ(S)、ワルトラウト・マイアー(Ms)、
ブルクハルト・フリッツ(T)、ルネ・パーぺ(Bs)、
ベルリン国立歌劇場cho(合唱指揮;エーベルハルト・フリードリヒ)
ダニエル・バレンボイム(指)ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ

収録:2006年8月27日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)/PCMステレオ/ドルビー・デジタル5.1/dts5.196’カラーNTSC16:9/RegionAll/字幕:独英仏西
楽団の創設者ダニエル・バレンボイム率いるウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラによる第2弾。ブラームスの第1交響曲がメイン・プロだった2006年8月20日アルハンブラでのライヴ(20.55538)につづいて、その一週間後に舞台をベルリンに移して行われたライヴの模様を収めています。ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの詩作「西東詩集」(West-ostlicherDivan)より命名されたウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラは、中東諸国(エジプト、イスラエル、ヨルダン、レバノン、パレスチナ、シリア)の音楽家で構成されたユース・オーケストラ。その主たる理念「共存への架け橋」の実践を目的として、アルゼンチン生まれのイスラエルの指揮者ダニエル・バレンボイムとパレスチナ系アメリカ人で文学者、批評家である晩年のエドワード・サイードとによって1999年に設立されました。アルハンブラ・ライヴでも取り上げた「レオノーレ」序曲第3番のあとにつづいて取り上げられたのは、ベートーヴェン至高の作、第九交響曲。人類の友愛を歌い上げて、ただでさえ感動的な内容ですが、かれらが取り上げるに絶好のプログラムといえるでしょう。若く、才能豊かな楽団員たちが、かれらにとってのカリスマ、バレンボイムの棒に食らい付いて一心不乱に音楽と格闘する様は自ずと心打たれるものがあります。
20-55538
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番、
ボッテシーニ
(ロッシーニ編曲):チェロとコントラバスのための幻想曲、
ブラームス:交響曲第1番、
ワーグナー:トリスタンとイゾルデより「前奏曲と愛の死」
ナビル:シェハタ (Cb)、
キリル・ズロトニコフ(Vc)、
ダニエル・バレンボイム(指)
ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ

録音:2006年8月20日 Palacio de Carlos V,Alhambra, Granada
20-55638D
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番〜第3番、

■ドキュメンタリー:バック・トゥ・バッハ
ギドン・クレーメル(Vn)

収録:2001年9月ロッケンハウス・聖ニコラウス教区教会
PCM Stereo/ Dolby Digital 5.1
DTS5.1 74’ カラー 16:9/NTSC
Region All
字幕:英独仏西
クレーメルのバッハの無伴奏ヴァイオリンのための作品集はPHILIPS とECM からリリースされていますが、この映像はECM 盤と同時期 に録音、撮影されたパルティータ3曲が収録されています。その他約60 分のドキュメンタリー映像も含まれており、旧ソ連時代などの貴 重な映像に加え、クレーメルが語るバッハ観など興味深い内容です。(英語字幕あり)

20-55644F(Bluray)
20-55648D
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」 クラウディオ・アバド(指)ルツェルン祝祭O

収録:2006年8月10日
ルツェルン・コンサートホール(スイス)

(Bluray)
画面:16:9、1080i-Full-HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD-Master-Audio/89mm


画面:NTSC、16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:0/89mm
アバドがあらたに取り組んでいるマーラー・シリーズ。2006年ルツェルン音楽祭でのマーラー「悲劇的」のライヴ映像。コンサートマスターにコーリャ・ブラッハー、チェリストにナターリャ・グートマン、クラリネットにザビーネ・マイヤーらとアバドを信頼する世界一流のアーティストが集まり、華麗な演奏を披露しています。マーラーの音楽を見事に描写したアバドの手腕が炸裂し、オーケストラの一体感が音の洪水となって聴き手に迫る名演です。 (Ki)
20-55678[D]
黄金の20年代〜伝説の音楽
ロベルト・シュトルツ、フリードリッヒ・ホレンダー、
レハール、テオ・マッケベン、アーヴィング・バーリン 他
マックス・ラーベ&パラスト・オーケストラ
20-55728[D]
ストラヴィンスキー:春の祭典 振付:ウヴェ・ショルツ、出演:ジョヴァンニ・ディ・パルマ(ソリスト)、木村規予香(ソリスト)、ライプツィヒ・バレエ団、ヘンリク・シェーファー(指) ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

収録:2003年2月、ライプツィヒ歌劇場(ライヴ)
※ドキュメンタリー「ソウルスケイプ-振付師ウヴェ・ショルツ」/本編74分/PCMステレオ/ドキュメンタリー91分/NTSC/リージョン・オール/字幕:英、独、仏語
リストは、ウヴェ・ショルツ氏の信頼が厚かったジョヴァンニ・ディ・パルマと木村規予香。現在のライプツィヒ・バレエ団の躍進はウヴェ・ショルツ氏の力によるものが大きかったと言えるでしょう。ドキュメンタリーではウヴェ・ショルツの振り付け観に迫った見応えのあるもの。
◆木村規予香(きむら きよこ)
マリカ・ベゾブラゾバ モンテカルロ王立バレエ学校に留学。ローザンヌ国際バレエコンクール日本からの参加者では初のプロフェッショナル賞受賞をきっかけに翌年フランクフルトバレエ団に入団。シュツットガルトバレエ団に入団後ソリスト契約を結ぶ。在団中数多くの海外公演をこなし、またモーリス・ベジャール、ジョン・ノイマイヤー、マッツ・エック、ジリ・キリアンなど著名な振り付け家の作品を数多く踊る。日本 冬季長野オリンピックの開会式イベントでプリンシバルとして出演。
ライプチッヒバレエ団へ移籍ソリスト契約の後、プリンシバル契約を結ぶ。ドイツ国内にとどまらず世界で高い評価を得る。
◆ジョヴァンニ・ディ・パルマ(GiovanniDiPalma)
ローマ国立アカデミーにて学ぶ。ローマ歌劇場、ニースオペラ劇場、ドレスデンバレエ団、ライプツィヒ・バレエ団にて踊る。2001年よりライプツィヒ・バレエ団監督、ウヴェ・ショルツによってプリンシパルに昇格。   (Ki)
20-55758D
ベートーヴェン:ディアベリの主題による変奏曲、
メトネル:2つのおとぎ話より「騎士の行進」 op.14-2、
 2つのおとぎ話〜「鐘」op.20-2、
 4つのおとぎ話 op.34-2ホ短調、
 4つのおとぎ話 op.26-3、
 4つのおとぎ話 op.35-4、
 2つのおとぎ話より「妖精のおとぎ話」 op.48-2、
 6つのおとぎ話 op.51-1、
Dafydd Llywelyn:Improvisation on Change of Plans、
ゴドフスキー
:なつかしいウィーン、
リャードフ:前奏曲 op.40-3、op.46-3
 マズルカ op.53-3
ボリス・ベレゾフスキー (P)

収録:2006年7月14日ライヴ
103分(本番)+33分(インタビュー)
20-55768[D]
世界のピアニスト/ローランド・ペンティネン【リスニング・トゥー・ユアセルフ】
クープラン:神秘なバリケード,
ラモー:ガヴォットと変奏曲,
ブゾーニ:アルバムブラット、悲歌集〜「トゥーランドットの居間」、「夜のワルツ」,
サーリアホ:前奏曲、バラード、
ショパン:バラード第4番、
アルベニス:イベリア〜「ロンデーニャ」、「トリアーナ」,
ラフマニノフ:幻想的小品集〜「セレナーデ」,
ラヴェル:鏡〜「悲しい鳥たち」
特典映像…ペンティネン・インタビュー
ローランド・ペンティネン(P)
収録:2007年7月2日(ルール・ピアノフェスティヴァルでのライヴ)
特典の字幕:英語、独語、仏語、西語
20-55788D
LEGATO/The World of the Piano
ハイドン
:ピアノ・ソナタ第31番、
ショパン
:ピアノ・ソナタ第3番、
ドビュッシー:前奏曲集第2巻、
M-A.アムラン:エチュード第7番(after チャイコフスキー)
ガーシュウィンDo Do Do、LIZA 、

■ボーナス・トラック=インタビュー(30分):
マルク=アンドレ・アムラン(P)
LEGATOシリーズは、優れた技量をもつだけでなく、 これまで見過ごされていた作曲家や作品の開拓にも 熱意を示す新世代ピアニストを紹介していく新企画。 DVDではピアニストの演奏スタイル、活動のしかた、 各人の個性を紹介し、それを通して現在のクラシック・ ピアノ界の動きを感じ取ってもらおうという趣旨。 マルク=アンドレ・アムランはそういった新世代の代表格。
20-55828F(2DVD)
ドキュメンタリー『ヤニック・ネゼ=セガン』

■コンサート
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番
監督:クリスティアーン・ファン・スヘルムベーク

■コンサート
ロッテルダムPO
ヤニック・ネゼ=セガン(指)

画面:16:9 , NTSC
音声:PCMステレオ
字 幕:英 独 仏 韓,日本語
ドキュメンタリー:75分&コンサート64分
リージョン:All
フィラデルフィアO(2012 年〜)、メトロポリタン歌劇場(2018 年〜)と世界屈指のオーケストラ、歌劇場を率いるヤニック・ネゼ=セガン。 この映像は、世界中の音楽ファンを魅了する彼のエネルギー、繊細さ、そして音楽性に迫るドキュメンタリーです。2008 年からゲルギエフの後任としてロッ テルダムPOの首席指揮者を務めていましたが、2018 年で任期を終え現在は名誉指揮者として良好な関係を続けています。本映 像では、ロッテルダム・フィルとのブルックナー交響曲第 8 番のリハーサル、そして団員たちのインタビューを中心に構成されており、彼らとの交流やネゼ =セガンのエネルギッシュかつ細やかなリハーサル風景を見ることができます。また、彼の故郷カナダ・モントリオールに本拠地を置くメトロポリタン管弦 楽団との20 年に渡る家族的な関係もクローズアップされています。そして両親へのインタビューも含まれ、モントリオールは彼の故郷であり彼の音楽的な「本 拠地」として常に大切にしていることが窺えます。さらにネゼ=セガンは同性愛者であることを公表していますが、パートナーでヴィオラ奏者でもあるピエール・ トゥルヴィルも登場し、彼のオープンな人柄をあらわしています。そして彼が敬愛しているカルロ・マリア・ジュリーニについても語っています。 コンサート映像には、ロッテルダム・フィルとのショスタコーヴィッチの交響曲第 4 番を収録。この演奏からもわかるように、10 年間にわたる蜜月の成果 が結実した見事な演奏を聴かせてくれます。
20-55848D
バレエ『白鳥の湖』
音楽:チャイコフスキー
振付:マーティン・シュレプファー

■ボーナス
マーティン・シュレプファーへのインタビュー(字幕:英、独)
マルコス・メンハ(ジークフリート)
マルルシア・ド・アマラル(オデット)
ヴァージニア・セガーラ・ヴィダル(ジークフリートの母)
チドジー・ンゼレム(式部長)
アレクサンドレ・シモエス(ベンノ)
カミール・アンドリオ(オディール)
ホ・ヨンスン(オディールの継母)
ソニー・ロクシン(ロットバルト)
ボリス・ランドツィオ(オデットの祖父)
ドイツ・ライン歌劇場バレエ
デュッセルドルフSO
アクセル・コーバー(指)

画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
リージョン:All
(本編):132分
ボーナス:29分
2020 年にウィーン国立バレエの芸術監督を退任するマニュエル・ルグリの後任として決まっている振付師マーティン・シュレプファー率いるドイツ・ラ イン歌劇場バレエによる『白鳥の湖』の新作が映像化されます。今回、永遠の古典の名作『白鳥の湖』を、シュレプファーの独特な感性でとらえた非常 に魅惑的な作品に仕上げています。 マーティン・シュレプファーはスイス出身。ロンドン・ロイヤル・バレエスクールで学んだ後バーゼル・バレエに入団。1999 年にバレエ・マインツを結成。 2009 年にドイツ・ライン歌劇場バレエの芸術監督と首席振付家に就任。シュレプファー就任後同バレエ団はドイツダンス雑誌「tanz」で 4 回も最優秀 カンパニーに選ばれるなど、ドイツで最もクリエイティヴなバレエ団として注目を集めています。シュレプファーは 70 以上の創作バレエを手がけ、自身の カンパニー以外にも、数多くのバレエ団に作品を提供。2006 年にブノワ賞の最優秀振付家、2018 年 10 月にはドイツ連邦共和国功労勲章を受章するな ど多数の賞に輝いています。 (Ki)
20-55868D
タンゴ・アルゼンチーナ
ピアソラ、カルロス・ガルデル、フリオ・デカロ、
ヒナステラ他
ダニエル・バレンボイム(P、指)、
レオポルド・フェデリコ(バンドネオン)、
オルケスタ・ティピカ,モーラ・ゴドイ、
フニオ・セリーリャ(ダンス)、
ブエノスアイレスSO

収録:2006年12月31日ライヴ(ブエノス・アイレス)/96分
最近ではおなじみになったバレンボイムのタンゴ・アルバム最新ライヴ盤。

20-55878D
イスラエルPO70周年記念ライヴ
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番、
ブルッフ
:ヴァイオリン協奏曲第1番
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ピンカス・ズッカーマン (Vn)、
ダニエル・バレンボイム(P)、
ズービン・メータ(指)イスラエルPO

録音:2006年12月26日 Frederic R.Mann Auditorium, Tel Aviv
20-55888E
フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」 アンナ・ガブラー,
アンティゴネ・パポウルカス,
イルムガルト・フィルスマイアー,
ハンス=ヨアヒム・ケテルセン,
イリス・フェルミリオン,
リディア・トイシャー、
ミヒャエル・ホーフシュテッター(指)
シュターツカペレ・ドレスデン,
ドレスデン国立歌劇場cho

収録:2006年12月/108分
字幕:英独仏
20-55898D
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番/23番/24番 ルドルフ・ブッフビンダー(P、指)VPO
収録:2006年5月7日、ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)
20-55908D
モーツァルト:ピアノ協奏曲第14番、20番、25番 ルドルフ・ブッフビンダー (P、指揮)VPO

収録:2006年5月7日/85分
20-55918
ブルックナー:交響曲第5番
特典映像:フランツ・ヴェルザー=メストの対話
フランツ・ウェルザー・メスト(指)
クリーヴランドO

収録:2006年9月12日、13日
20-55928[E]
J.シュトラウス:バレエ「シンデレラ」 ウィーン国立歌劇場バレエ団,エーファ・ペッタース,グレゴル・ハタラ,クリスティアーン・ロフニー,ヴォルフガング・グラシャー,ヨランタ・ザイフリート,シモーナ・ノヤ,ブリギッテ・シュタドラー,ミヒャエル・ハラース(指)ウィーン国立歌劇場O
収録:1999年12月21,22日、ウィーン国立歌劇場
20-55994F(Bluray)
ヨーロッパコンサート2007フロム・ベルリン
ワーグナー:「パルジファル」前奏曲
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
リサ・バティアシヴィリ(Vn)
トルルス・モルク(Vc)
サイモン・ラトル(指)BPO
収録:2007年5月1日ベルリン、カーベルヴェルク・オーバーシュプレー(ライヴ)

画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、DTS-HD Master Audio5.1
リージョン:All/102分
毎年、楽団の創立記念日にあたる5月1日に、ヨーロッパ各地のホールや歴史的建造物を巡る形でおこなわれている「ベルリン・フィルのヨーロッパコンサー ト」。2007年は、ベルリン・フィル創立125周年という節目の年でもあり、ベルリンで大きな存在感を持つ建物、街はずれの古く巨大な工場でコンサートが おこなわれることとなりました。
この建物は、19世紀に建設されたケーブル工場で、名前は「カーベルヴェルク・オーバーシュプレー」。むき出しの鉄骨が独特の力強い雰囲気を醸し出すこ の場所は、音響が意外にも良いことで知られており、ラトルは2009年にもショスタコーヴィチの交響曲第4番とベートーヴェンの交響曲第2番を演奏してい ます。
プログラムは、ワーグナーの「パルジファル」前奏曲に始まり、ブラームスの二重協奏曲で前半を終え、メインにブラームスの交響曲第4番。協奏曲のソリ ストには、トルルス・モルクと、人気抜群の若手リサ・バティアシヴィリのふたりが登場しています。 (Ki)
20-55998
ベルリン・フィル/ヨーロッパ・コンサート2007
ワーグナー:楽劇「パルジファル」前奏曲
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
交響曲第4番ホ短調Op.98
リサ・バティアシヴィリ(Vn)
トルルス・モルク(Vc)
サー・サイモン・ラトル(指)BPO

収録:2007年5月1日ベルリン、カーベルヴェルク・オーバーシュプレー(ライヴ)
※103mm/画面:16:9 NTSC/音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
ベルリン・フィル創立125周年という記念すべき2007年の「ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート」の映像。ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサートは、毎年ベルリン・フィルの創立記念日5月1日に、ヨーロッパ各地の歴史的建築物やホールでコンサートを行っています。2007年ラトルが登場したこのコンサートは、ベルリンの工場地帯オーバーシュプレーのケーブル工場カーベルヴェルク・オーバーシュプレーで行われました。歴史的建築物としても価値があり、音響的にも注目されています。この場所は19世紀後半から20世紀前半ドイツの工業を支えた街。創立125周年の特別なコンサートに、この場所を選んだベルリン・フィルの心意気が伝わります。ワーグナーの「パルジファル」で始まったコンサートは、話題の女流ヴァイオリニスト、リサ・バティアシヴィリとノルウェーのチェリスト、トルルス・モルクをソリストに迎えたブラームスの二重協奏曲。そしてベルリン・フィルの重厚さを引き出しながらも、ラトルの明朗で新鮮な響きをブレンドしたブラ4と異空間での感動的なパフォーマンスが収められています。 (Ki)

20-56008(2DVD)
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」 ジョン・トレレーヴェン、
ラインホルト・ハーゲン、
ハンス=ヨアヒム・ケテルセン、
エミリー・マッジ、ルアナ・デヴォル
、ロベルト・ボルク 他、
セバスティアン・ヴァイグレ(指
)バルセロナ・リセウ劇場SO&cho、
演出:ペーター・コンヴィチュニー

収録:2006年7月19日バルセロナ、リセウ大劇場
字幕:英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、 カタルーニャ語
200分 カラー
20-56028
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(全曲)

【ドキュメンタリー】
・「自由の内部」と「運命の力」(作曲経緯)
・ヴルフ・コーノルト氏による楽曲解説(各楽章)
制作:2007年
クラウディオ・アバド(指)BPO

収録:2001年2月 サンタ・チェチーリア音楽院(ローマ)

画面:NTSC16:9
音声:PCMステレオ、DD5.1、
DTS5.1
リージョン:ALL
字幕:英、独、仏、西
ドキュメンタリー:30mm
演奏:35mm
交響曲の重要なレパートリーを解説と演奏で紹介する新シリーズ。全曲演奏の映像だけではなく、専門家の洞察力に富んだドキュメンタリーで構成され、視聴者に分かりやすく、詳しく作品の構造を案内します。このベートーヴェンの「運命」は有名な音楽学者ヴルフ・コーノルト氏がベートーヴェンの生涯と楽曲について論じています。ベートーヴェンの出身地ボンを背景に豊富な知識と譜例を用い、ベートーヴェンの傑作を紐解いていきます。演奏はアバド&ベルリン・フィルの熱演。アバドが病に倒れ、その後の復活を果たした記念すべき演奏。 (Ki)
20-56038C
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 フランク=ミヒャエル・エルベン(Vn)
、クルト・マズア(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

収録:1997年5月 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス
27分(序章=ガイド)+30分(本番)
シリーズ第3弾。
20-56048
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 クラウディオ・アバド(指)BPO

収録:2002年5月1日パレルモ/27分(序章=ガイド)+ 50分(本番)
Masterpieces of Classical Musicシリーズはクラシック音楽の 知識を深めながら演奏を楽しめるシリーズ。音楽史上にのこる交響曲の名曲20作品を取り上げ紹介します。有名ソリストたちはそれぞれの楽器からみた作品について語り、指揮者はリハーサル中やコンサート抜粋をとおして作品の解釈を説明。著名な専門家がピアノを使って、その作品の特徴を解説。楽譜が示されるので作品の構成がわかりやすいもポイント。貴重なアーカイブ映像に加え、作曲家の生誕地や作品が作られた場所の最近の映像を収録。オリジナル手書き原稿、自筆のスコア、作品リストも収録。
20-56058C
名曲紹介DVD〜ハイドン「驚愕」編
【ドキュメンタリー】
<鳥撃ちの発砲>(作曲経緯)
ロバート・レヴィン氏による楽曲解説(各楽章)
制作:2007年

【演奏】
ハイドン:交響曲第94番「驚愕」(全曲)
マリス・ヤンソンス(指)BPO

収録:2001年5月1日イスタンブール、聖イレーネ聖堂(ライヴ)
画面:NTSC.16:9
音声:PCMステレオ
DD5.1、DTS5.1
字幕:英、独、仏、西
ドキュメンタリー:27o
演奏:24o/リージョン:0
交響曲の重要なレパートリーを解説と演奏で紹介する新シリーズ。全曲演奏の映像だけではなく、専門家の洞察力に富んだドキュメンタリーで構成され、視聴者に分かりやすく、詳しく作品の構造を案内します。このハイドンの交響曲第94番は音楽評論家でピアニストでもあるロバート・レヴィン氏が、作曲の経緯、楽曲の性格、緻密な分析を行い、詳細な解説を聞くことができます。ハイドンの交響曲の中でも親しみやすく完成度の高い作品。ヤンソンス&ベルリン・フィルの簡潔かつ的確なアプローチで味わい深い演奏を聴かせています。 (Ki)
20-56068[C]
ドキュメンタリー
シューマン:ピアノ協奏曲
マルタ・アルゲリッチ(P)、
リッカルド・シャイー(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

収録:2006年6月1日、2日 ライヴ(ライプツィヒ)/28分(序章=ガイド)+36分(本番)
20-56098[C]
ドキュメンタリー:イントロダクション(作品ガイド)、
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
ピエール・ブーレーズ(指)BPO
収録:2003年5月1日、リスボン(ライヴ)
20-56128C
名曲紹介DVD〜ベートーヴェン「第9」編
【ドキュメンタリー】
<ほとんど聞こえない>(作曲経緯)
ヴルフ・コーノルト氏による楽曲解説(各楽章)
 制作:2007年
【演奏】
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」(全曲)
カリタ・マッティラ(S)
ヴィオレッタ・ウルマーナ(Ms)
トーマス・モーザー(T)
トーマス・クヴァストフ(B)
クラウディオ・アバド(指)BPO

収録:2000年5月ベルリン、フィルハーモニー
画面:NTSC.16:9
音声:PCMステレオ
DD5.1、DTS5.1
字幕:英、独、仏、
西(ドキュメンタリー)
ドキュメンタリー:26o
演奏:69o/リージョン:0
交響曲の重要なレパートリーを解説と演奏で紹介する新シリーズ。全曲演奏の映像だけではなく、専門家の洞察力に富んだドキュメンタリーで構成され、視聴者に分かりやすく、詳しく作品の構造を案内します。このベートーヴェンの第9はドイツ音楽の権威ヴルフ・コーノルト氏が、作曲の経緯、楽曲の性格、緻密な分析を行い、詳細な解説を聞くことができます。を背景に、この名曲の謎を解き明かします。ベーレンライター新校訂譜の採用などで話題を呼んだアバド&ベルリン・フィルのベートーヴェン全集は、この2000年の第9番でスタートしました。現代のベートーヴェン演奏を考える上で重要な役割をする映像です。 (Ki)
20-56138
R・シュトラウス:アルプス交響曲 ジュゼッペ・シノーポリ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

収録:1998年9月22日ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
PCM ステレオ/ドルビー・デジタル5.1
dts 5.1 30’(ドキュメンタリー) 56’(演奏)
音声:英・独・仏・西 カラーNTSC 16 : 9
Region All
お求めやすい価格で、クラシックの名曲を、えりすぐりの名演奏と詳細なドキュメンタリーで紐解く“ディスカヴァリー・シリーズ”。シノーポリと手兵ドレスデンによるアルプス交響曲ライヴは、ALTHAUSからリリースの「ドレスデン国立歌劇場管弦楽団450周年記念コンサート」に収録されていた演奏と同一の内容。当作品を献呈され、シュトラウス演奏の伝統が息づくドレスデンによる演奏はほかにはない魅力が満点。当コンビでは1993年のライヴもたいへん劇的なものでしたが、記念演奏会ということでここではよりいっそう演奏にも熱がこもります。ドキュメンタリー・パートの案内役は高名な音楽ジャーナリスト、ハバクク・トレイバー。 (Ki)
20-56138[C]
R.シュトラウス:アルプス交響曲 ジュゼッペ・シノーポリ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
収録:1998年9月22日ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
20-56158C
名曲紹介DVD〜ベルリオーズ「幻想交響曲」編
【ドキュメンタリー】
<野心的な計画>(作曲経緯)
ヴルフ・コーノルト氏による楽曲解説(各楽章)
 制作:2007年

【演奏】
ベルリオーズ:幻想交響曲(全曲)
マリス・ヤンソンス(指)BPO

収録:2001年5月1日イスタンブール、聖イレーネ聖堂(ライヴ)
画面:NTSC.16:9
音声:PCMステレオ
DD5.1、DTS5.1
字幕:英、独、仏、西
ドキュメンタリー:29o
演奏:53o/リージョン:0
交響曲の重要なレパートリーを解説と演奏で紹介する新シリーズ。全曲演奏の映像だけではなく、専門家の洞察力に富んだドキュメンタリーで構成され、視聴者に分かりやすく、詳しく作品の構造を案内します。このベルリオーズの幻想交響曲はヴルフ・コーノルト氏が、作曲の経緯、楽曲の性格、緻密な分析を行い、詳細な解説を聞くことができます。演奏は2001年のベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート。古都イスタンブールにある美しい聖イレーネ博物館で行われ、豊かな響きと、ヤンソンスのダイナミックな演奏を高音質、高画質で楽しむ事ができます。 (Ki)
20-56168
ブルックナー:交響曲第8番(全曲)

【ドキュメンタリー】
・偉大な作品の創設(作曲経緯)
・ハバクク・トレイバー氏による楽曲解説(各楽章)
制作:2008年
ピエール・ブーレーズ(指)VPO

収録:1996年聖フローリアン修道院(ライヴ)

画面:NTSC16:9
音声:PCMステレオ、DD5.1
リージョン:ALL
字幕:英、独、仏、西
ドキュメンタリー:30mm
演奏:79mm
交響曲の重要なレパートリーを解説と演奏で紹介する新シリーズ。全曲演奏の映像だけではなく、専門家の洞察力に富んだドキュメンタリーで構成され、視聴者に分かりやすく、詳しく作品の構造を案内します。このブルックナーの交響曲第8番は、高名な音楽評論家ハバクク・トレイバー氏が案内役として、この記念碑的傑作を鮮やかに解説しています。演奏はブルックナーゆかりの聖フローリアン修道院で行われたブーレーズ&ウィーン・フィルのライヴ映像。 (Ki)
20-56178
マーラー:交響曲第5番(全曲)

【ドキュメンタリー】
・wearecomposed(作曲経緯)
・ジェレミー・バラム氏による楽曲解説(各楽章)
制作:2007年
クラウディオ・アバド(指)ルツェルン祝祭O

画面:NTSC16:9
音声:PCMステレオ、DD5.1、
DTS5.1
リージョン:ALL
字幕:英、独、仏、西
ドキュメンタリー:68mm
演奏:27mm
交響曲の重要なレパートリーを解説と演奏で紹介する新シリーズ。全曲演奏の映像だけではなく、専門家の洞察力に富んだドキュメンタリーで構成され、視聴者に分かりやすく、詳しく作品の構造を案内します。このマーラーの交響曲第5番はマーラーの研究家ジェレミー・バラム氏が、作曲の経緯、楽曲の性格、緻密な分析を行い、詳細な解説を聞くことができます。マーラーがこの交響曲第5番を作曲したオーストリアの美しい街ヴァルターザーを背景に、この名曲の謎を解き明かします。演奏はアバドが2004年ルツェルン音楽祭で行ったコンサート。マーラーを知り尽くしたアバドならではの名演が堪能できる映像です。 (Ki)
20-56228E
ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」 イゴール・モロソウ、
ブルーノ・リベイロ、シモン・ヤング、
ガブリエッラ・モリーギ、
エリザベス・クルマン、
エルンスト・マルツェンドルファー(指)ヨーロッパSO&cho

収録:2007年7月14日ライヴ/130分
20-56238D
ヴァルトビューネ2007〜ラプソディーズ
シャブリエ:狂詩曲《スペイン》
ディーリアス:イギリス的狂詩曲《ブリッグの定期市》
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
ドヴォルザーク:スラヴ狂詩曲第1番
ドビュッシー:クラリネットと管弦楽のためのラプソディ第1番
エネスク:ルーマニア狂詩曲第1番
プロコフィエフ:《3つのオレンジへの恋》より抜粋
パウル・リンケ:ベルリンの風
サー・サイモン・ラトル(指)BPO
スティーヴン・ハフ(P)
ヴェンツェル・フックス(Cl)

収録:2007年6月ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ハンス・フルシャー

画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ
リージョンAll
105分
ベルリン・フィルが毎年シーズンの最後に野外で行うヴァルトビューネ・コンサート。毎年6月の最終日曜日に行われ、野外コンサートならではのリラッ クスした会場の雰囲気の中、至福の音楽を楽しめるコンサートです。ヴァルトビューネは、古代ギリシャの円形劇場をモデルに、1936年のベルリン・オ リンピックに合わせて造られた建造物の一つ。当初はディートリヒ・エッカートビューネという名称で、オリンピックでは器械体操などの競技が行われました。 オープンエアのコンサートながら、聴衆により良い音を届けていることにも定評があり、ベルリン郊外の森に広がる開放的な場所で行われるコンサートは、 ベルリンっ子だけではなく世界中から集まってきます。 今回単売化されていなかった2007年の映像がDVDで登場です。シンフォニック・ラプソディと題した狂詩曲の夜です。プログラムは、ラトルが偏愛するシャ ブリエの代表作《スペイン》でスタート。シャブリエがスペインに滞在した時に魅せられた印象を描いた曲です。ディーリアスのイギリス的狂詩曲≪ブリッ グの定期市≫。 この曲はイギリスの小さな町の伝承曲を基にしています。当時イギリス全土の民謡を採集して回っていたパーシー・グレインジャーが蓄音器で録音し、後 に合唱曲として発表したものを、ディーリアスが気に入って管弦楽のために編曲した作品。そしてスティーヴン・ハフのピアノによるラフマニノフの≪パガニー ニの主題による狂詩曲≫、ドビュッシーの秘曲「クラリネットと管弦楽のためのラプソディ第1番」をベルリン・フィルの首席奏者フックスがソロをつとめます。 スペインからイギリス、そしてドヴォルザーク、ラフマニノフのスラヴ音楽で構成されたプログラムは、ラトルならではの洒落たセンスを感じさせます。 (Ki)
20-56258[E]
ワイル:歌劇「マハゴニー市の興亡」全
特典映像:ジェイムズ・コンロン、マハゴニーを語る
ジェイムズ・コンロン(指)
ロスアンジェルス・オペラO&cho

収録:2007年3月1,4日、ロスアンジェルス・オペラでのライヴ
字幕:英独仏西
20-56264F(Bluray)

20-56268D
2017年ヨーロッパコンサート・イン・キプロス
ウェーバー:歌劇「オベ ロン」序曲
 クラリネット協奏曲第1番ヘ短調Op.73
シュテファン・コンツ:ウェーバーの主題によるハンガリー幻想曲(アンコール)
ドヴォルザーク:交響曲第8番
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
アンドレアス・オッテンザマー(Cl)
マリス・ヤンソンス(指)BPO

収録:2017年5月1日 パフォス城・野外特設会場(キプロス)
映像監督:ヘニング・カステン
◆DVD
画面:Full HD 16:9
音声:PCMステレオ,
DTS-HD MA5.0
(Hi-res Audio:96kHz/24bit)
90分
◆Bluray
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ,
DTS5.0, DD5.0、90分
ベルリン・フィルの創立記念日である5月1日に毎年行われている、ベルリン・フィルのヨーロッパコンサート。ヨーロッパ各地のホールや歴史的建造 物で行われており、夏の野外コンサート、ヴァルトビューネよりも本格的なプログラムを演奏します。美しい建物や街で行われるコンサートは、多くの音楽ファ ンに支持されているベルリン・フィル恒例のイベントです。 2017年は、指揮者にマリス・ヤンソンス、ソリストにベルリン・フィルの首席クラリネット奏者アンドレアス・オッテンザマーを迎え地中海東に位置する キプロス共和国で行われました。野外特設会場が組まれたのはパフォス城。パフォスはキプロスにある世界遺産で、古代ギリシャ・古代ローマ時代から東ロー マ(ビザンチン)帝国時代にかけての都市遺跡です。またギリシャ神話の愛と美の女神アフロディーテ誕生の地としても知られています。2017年はパフォ ス市が欧州文化首都に制定され、世界的なアーティストらが様々なプログラムを展開。そして今回ベルリン・フィル恒例のコンサートも行われることにな りました。キプロスは1970年代に起きた南のギリシャ系、北のトルコ系住民の闘争以来南北が分断されています。ヨーロッパと中東の中継地として長い 歴史を持つキプロスですが、色々な文化が混在しており、そうしたキプロスの風土を反映させたプログラミングになっています。 まずウェーバーの「オベロン」序曲から開始され、コンサートが始まる期待感を膨らませます。そしてオッテンザマーのソロによるウェーバーのクラリネッ ト協奏曲。ミュンヘンの宮廷楽団のクラリネット奏者ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマンのために書かれた作品。クラリネットの特色を存分に生かした楽曲で、 クラリネットの哀愁を帯びた音色に、愉悦感に満ち溢れた魅力的な作品。ベルリン・フィルの好サポートにオッテンザマーの精緻な演奏は必聴です。アンコー ルにはベルリン・フィルのチェロ奏者であるシュテファン・コンツが作曲した「ウェーバーの主題によるハンガリー幻想曲」を演奏し、会場を大いに盛り上 げています。 メイン・プログラムはドヴォルザークの交響曲第8番。照りつける地中海の日差しの中で演奏することは必ずしも好条件とは言えませんが、そこはさすが ベルリン・フィル。ドヴォルザークの憂いをたたえた旋律、各楽器の甘美な響きとヤンソンスの巧みな指揮ぶりにより、高密度な演奏を聴かせてくれます。 特に終楽章の輝かしいトランペット、その後に続く多彩な響きは圧巻です、ヤンソンスの見事な手腕と超名人集団のベルリン・フィルの実力を改めて感じ るコンサート映像となっています。 またブルーレイの音声は96kHz/24bitのハイレゾ仕様となっており、より高密度な音と映像を楽しむことができます。 (Ki)


20-56318E(3DVD)
異なった3つの演出で観る「ポッペア」

■DVD1(180分)
モンテヴェルディ:歌劇『ポッペアの戴冠』全曲

■DVD2(150分)
モンテヴェルディ:歌劇『ポッペアの戴冠』全曲

■DVD3(78分)
「POPPEA//POPPEA」
■DVD1(180分)
ビルギッテ・クリステンセン(ソプラノ:ポッペア)
ヤチェク・ラシュコウスキ(ソプラニスタ:ネローネ)
ティム・ミード(カウンターテナー:オットーネ)
パトリシア・バードン(メゾソプラノ:オッターヴィア)
ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ(バス:セネカ)
マリタ・スールベルグ(ソプラノ:ドゥルシッラ,徳)
アメリア・アルデンハイム(ソプラノ:愛)
イナ・クリングレボトン(ソプラノ:運)
エミリアーノ・ゴンザレス=トロ(テノール:アルナルタ)、他
ノルウェー国立歌劇場O
アレッサンドロ・デ・マルキ(指)
演出:オーレ・アンダース・タンベルグ
収録:2010年オスロ、ノルウェー国立歌劇場(ライヴ)
字幕:伊英独仏日ノルウェー
■DVD2(150分)
ッペア:パトリシア・シューマン(ソプラノ:ポッペア)
リチャード・クロフト(テノール:ネローネ)
カスリーン・クールマン(メゾソプラノ:オッターヴィア)
ジェフリー・ガル(カウンターテナー:オットーネ)
ハリー・ピータース(バス:セネカ)
カーティス・レイヤム(テノール:アルナルタ)
加納悦子(メゾソプラノ:ヴァルレット)
ダルラ・ブルックス(ソプラノ:ドルシルラ)
ドミニク・ヴィス(カウンターテナー:ヌトリーチェ)、他
コンチェルト・ケルン
ルネ・ヤーコプス(指)
演出&装置:ミヒャエル・ハンペ
装置&衣装:グラツィアーノ・グレゴリ
照明:ハンス・テルステーデ
収録:1993年SWRシュヴェツィンゲン音楽祭(ライヴ)
字幕:英独仏西
■DVD3(78分)
振付:クリスチャン・シュプック
パフォーマンス:ゴーティエ・ダンス//
ダンス・カンパニー・シアターハウス・シュトゥットガルト
監督:ニコライ・ヴィアルコヴィッチ
収録:2013年7月シアターハウス・シュトゥットガルト(ライヴ)

リージョン:All
2017年はモンテヴェルディ生誕450周年。この映像BOXは、モンテヴェルディの最後の傑作オペラ「ポッペアの戴冠」を収録した3枚組。モンテヴェルディ は、1613年ヴェネツィアのサン・マルコ寺院の楽長に任命され、1843年に没するまで30年にわたりヴェネツィアで晩年を過ごしました。オペラ史上最初 の傑作ともいわれる「オルフェオ」の発表から30年以上が経過し作曲された「ポッペアの戴冠」。古代ローマを舞台にした「トキトゥス年代記」に基づいた オペラで、皇帝ネロに寵愛されるポッペアが、皇后オクタヴィアを追い出し最後は自身がその座を得るまでを描いた物語。舞台こそ古代ローマ時代ではあり ますが、そこで繰り広げられる人間ドラマは現代にも共通するところがあり、モンテヴェルディは音楽で各登場人物を生き生きと描き出しています。 DVD1は、2010年5月、6月にオスロのノルウェー国立歌劇場での上演された、オーレ・アンダース・タンベルグ演出、アレサンドロ・デ・マルキ指揮の「ポッ ペアの戴冠」。モノトーンの舞台カラーに、ポッペアの犠牲になった人々の鮮血が不気味に浮かび上がる、なんとも強烈な演出です。DVD2はミヒャエル・ハ ンペ演出、ルネ・ヤーコプス指揮によるシュヴェツィンゲン音楽祭のライヴ映像。自らの欲望に従って動く悪人を「赤」、そして善人を「黒」で描き、両者の 対比を明確に描いたハンペの演出と、ヤーコプスの的確なテンポ設定、繊細かつ創意に富んだ楽器の音色の選択と使い分けは見事。そしてDVD3では、シュ トゥットガルト・バレエ団の振付家を経て現在チューリッヒ・バレエの芸術監督を務めているクリスチャン・シュプックと、エリック・ゴーティエが主宰するダンス・ カンパニー、ゴーティエ・ダンスによる舞台「POPPEA//POPPEA」。エリック・ゴーティエの自由で独創的なダンスで描かれる、愛憎劇は官能的。 (Ki)
20-56328[D]
クルト・マズア/バースディ・ガラ・コンサート
ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲,
モニューシュコ:「ハールカ」〜マズルカ,
ブラームス:愛の歌−ワルツop.52より,
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲Op.72-2,
チャイコフスキー:イタリア奇想曲,
バーンスタイン:「ウェスト・サイド物語」〜マンボ,
ガーシュウィン:「ポーギーとベス」より,
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
ビゼー:「カルメン」前奏曲、
ジョピン:イパネマの娘
クルト・マズア(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
ハラルト・シュミット(司会)、MDR放送cho

収録:2007年6月15,16日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
20-56328D
マズア/A LIFE IN MUSIC
ニコライ
:「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲、
モニューシュコ:歌劇「ハルカ」〜マズルカ、
ブラームス
:ワルツ集「愛のリート」(2曲)、
ドヴォルザーク
:スラヴ舞曲 ホ短調、
チャイコフスキー
:イタリア奇想曲、
バーンスタイン
:「ウェストサイド・ストーリー」〜マンボ、
ガーシュウィン
:「ポーギーとベス」(2)、
デュカス
:魔法使いの弟子、
ビゼー
:歌劇「カルメン」前奏曲、
ジョビン:イパネマの娘
クルト・マズア(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

収録:2007年7月10日-15日 ライヴ
2007年、80歳になったマズアの記念すべきライヴ!
20-56338
20-56334(Bluray)
マーラー:交響曲第3番 アンナ・ラーション(Ms)、
クラウディオ・アバド(指)
ルツェルン祝祭O
アルノルト・シェーンベルクcho、
テルツ少年cho

収録:2007年8月19日ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター、コンサート・ホール(ライヴ)

PCMステレオ/ドルビー・デジタル5.1
dtsサラウンド5.1/102’00”
カラーNTSC16:9

(Bluray)
音声:PCM2.0/PCM5.1
画面:1080i 16:9

Region All
字幕:独英仏西
字幕:独,英,仏,西/102mm
2003年8月のオケ結成以来、毎年一作のペースで進められているアバド&ルツェルン祝祭管によるマーラー・シリーズの第5作。スーパー・ヴィルトゥオーゾ・オケの実力を強く印象付ける第1楽章の勇壮なホルンの開始、第2部に入り、第2、第3楽章では顔ぶれを眺めるだけでも楽しいトップ・プレイヤーたちの名技が光ります。つづく第4楽章の独唱はベルリン・フィル盤のときと同じく美声のラーション。少年合唱のきびきびとした表情がじつにすがすがしい第5楽章、そして深々とした美に満ち溢れたフィナーレ。アバドのマーラー第3番といえば、ウィーン・フィル(1980年セッション)、ベルリン・フィル(1999年ライヴ)とのすぐれた録音が知られていますが、このたびのライヴは画面からも伝わるとおり、病から奇跡の復活を果たしたアバドの集大成といえる内容です。 (Ki)
20-56358E
ヘンツェ:歌劇「孤独通り」(1951) L.アイキン、P.リンズコーグ、
T.フォックス、M.カントゥッリ、
ゾルタン・ペシュコー(指)リセオ大劇場O

収録:2007年3月2日、3日/102分
ヘンツェの初期オペラのひとつ。
20-56558H(5DVD)
ブレンデル/シューベルトのピアノ作品
さすらい人幻想曲、
即興曲集 D.899、D.935 、
楽興の時 op.94 D.780 、
3つのピアノ曲 D.946、
ピアノ・ソナタ第14番〜第21番
アルフレッド・ブレンデル(P)

収録:1976-1977年/565分
ブレンデルの得意とするシューベルトのピアノ作品集を10分〜15分の解説つきで演奏しています。
20-56559(5DVD)
ブレンデル・プレイズ・シューベルト
幻想曲ハ短調 D.760『さすらい人』
ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784
ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 D.840『レリーク』
ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D.845
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 D.850
ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894『幻想』
4つの即興曲 D.899
4つの即興曲 D.935
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
楽興の時 D.780
3つの小品 D.946
ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
アルフレート・ブレンデル(P)

収録:1976年6月、1977年6月、12月、ブレーメン、ホルフンクシュトゥディオ
映像監督:ピーター・ハム
DSD
画面:NTSC 4:3
音声:PCMステレオ
字幕:英独仏西
リージョン:All、564分
2008年12月の公演をもってピアニストとして引退した巨匠ピアニスト、アルフレート・ブレンデル。「シューベルト弾きブレンデル」によるシューベル トの後期ピアノ・ソナタ集の映像が再発売されます。 1970年代初頭にシューベルトのピアノ作品全集を録音して以降、シューベルト演奏に関する権威として高く評価されました。この映像は、1976年と 1977年にブレーメンの放送局で収録されたもの。40代半ばのブレンデルの充実した演奏とともに、各ディスクにはブレンデル自身によるイントロダクショ ンが収録されており、ブレンデルのシューベルト観をたっぷりと堪能できます。 (20.56558の旧セットは廃盤となります)
20-56578D
スッペ:「軽騎兵」序曲、
モーツァルト
:ピアノ協奏曲第17番、
モーツァルト
:「フィガロの結婚」〜アリア集、
J・シュトラウス:
ワルツ「芸術家の生活」、
 アンネン・ポルカ、「こうもり」序曲
レイフ・オヴェ・アンスネス (P)、
ドロテア・レシュマン(S)、
フランツ・ウェルザー=メスト(指)クリーヴランドO

収録:2006年10月4日 ライヴ(ニューヨーク)/76分
20-56733(Bluray)

20-56739
バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)
第1番ヘ長調 BWV.1046
第3番ト長調 BWV.1048
第5番ニ長調 BWV.1050
第6番変ロ長調 BWV.1051
第4番ト長調 BWV.1049
第2番ヘ長調 BWV.1047

アンコール:
第2番ヘ長調 BWV.1047より第3楽章アレグロ・アッサイ
クラウディオ・アバド(指)モーツァルトO
コンサートマスター:ジュリアーノ・カルミニョーラ(Vn)
チェンバロ:オッターヴィオ・ダントーネ
第1&2ヴァイオリン:ラファエル・クリスト、ロレンツァ・ボッラーニ、ユナ・シェフチェンコ、ティモティ・フレグニ、
エティエンヌ・アブラン 、マヌエル・カストル 、ヤナ・クールマン
ヴィオラ:ダニューシャ・ヴァスキエヴィチ、シモーネ・ヤンドル、ベーランク・ラシュキ、ラファエル・ザックス
ヴィオラ・ダ・ガンバ:ライナー・ツィパーリング、サビナ・コロンナ・プレティ
チェロ:マリオ・ブルネロ、エンリコ・ブロンツィ 、ブノワ・グルネ
コントラバス:アロイス・ポッシュ
フルート:ジャック・ズーン
リコーダー:ミカラ・ペトリ、ニコライ・タラソフ
オーボエ:ヴィクトール・アヴィアット、ルーカス・マシアス・ナヴァロ、グイド・グアランディ
ファゴット:ギヨーム・サンタナ
ホルン:アレッシオ・アレグリーニ、ジョナサン・ウィリアムズ
トラン ペット:ラインホ ルト・フリードリヒ

収録:2007年4月21日 イタリア、レッジョ・エミリア、ヴァーリ市立劇場
◆Bluray
★★
画面:カラー 、16:9 、1080i Full HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
リージョン:All、100分
◆DVD
画面:カラ ー 、16:9 、
1080i Full HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
リージョン:All、100分
クラウディオ・アバドが音楽監督を務めていたモーツァルトOの演奏によるブランデンブルク協奏曲全曲を収録した名映像が再発売されます。 モーツァルトOは、2004年にアバド自身が設立した若きオーケストラで、400年にわたる歴史と伝統に支えられた音楽組織、アッカデミア・フィラル モニカの中心的存在といえる団体です。かつてモーツァルトがボローニャを訪れ、音楽家マルティーニ神父に教えを請うた来歴を由来としモーツァルトOと 名づけられました。
今回の演奏メンバーは若手演奏家から、コンサートマスターのジュリアーノ・カルミニョーラ、チェロにマリオ・ブルネロ、コントラバスはアロイス・ポッシュ、リコー ダーはミカラ・ペトリなどのベテランまで顔を揃えます。チェンバロのオッターヴィオ・ダントーネの上手さにも感服。これまでに聴いた事のないような、不思議 な魅力を持った演奏です。 なお20.56734(Blu-ray),20.56738は廃盤となります。 (Ki)
20-56734F(Bluray)
バッハ:ブランデンブルグ協奏曲 クラウディオ・アバド(指)
モーツァルトO
ジュリアーノ・カルミニョーラ(コンサートマスター)

収録:2007年4月21日ヴァーリ市立劇場(イタリア レッジョ・エミリア)
クラウディオ・アバドが音楽監督を務めるモーツァルト管弦楽団とのブランデンブルク協奏曲全曲。今回の演奏メンバーは若手演奏家から、コンサートマスターのジュリアーノ・カルミニョーラ、チェロにマリオ・ブルネロ、コントラバスはアロイス・ポッシュ、リコーダーはミカラ・ペトリなどのベテランまで顔を揃えます。チェンバロのオッターヴィオ・ダントーネの上手さにも感服。これまでに聴いた事のないような、不思議な魅力を持った演奏です。 (Ki)
20-56748D
リスト:巡礼の年第2年「イタリアより」
ペトラルカのソネット第47番/第104番/第123番
ダンテを読んで、
小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ、
リゴレット(演奏会用パラフレーズ)、
ヴェルディのトロヴァトーレ〜「ミゼレーレ」
ダニエル・バレンボイム (P)

収録:2007年5月28日ライヴ(ミラノ・スカラ座)
102分
20-56768G(5DVD)
エッセンシャル・バッハ

■DVD1:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)

■DVD2:ミサ曲ロ短調 BWV.232

■DVD3:平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV.846-869

■DVD4:トン・コープマン/プレイズ・バッハ

■DVD5:ジャーマン・ブラス/バッハ・フォー・ブラス
■DVD1:フライブルク・バロックO
収録:2000年3月23-26日
■DVD2:ゲオルク・クリストフ・ビラー(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO、ルース・ホルトン(S)、マティアス・レクスロート(C.T)、クリストフ・ゲンツ(T)、クラウス・メルテンス(Bs)、聖トーマス教会cho
収録:2000年7月28日 ライプツィヒ、聖トーマス教会
■DVD3
アンドレイ・ガヴリーロフ(P)、ジョアンナ・マクレガー(P)、収録:2000年2月、ベニス、ラビア宮殿
■DVD4
収録:2000年
■DVD5
収録:2000年5月 ライプツィヒ、聖トーマス教会

収録:483分
画面:カラー、16:9
音声:リニアPCMステレオ
DD 5.1、DTS 5.1
字幕:ラ テン 語 、英 独 仏( D I S C 2
英独仏(DISC4)
20-56773F(Bluray)

20-56777F(2DVD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 作品15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 作品19
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 作品37
ピアノ協奏曲第4番ト長調 作品58
ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
シュターツカペレ・ベルリン
ダニエル・バレンボイム(P、指 )

収録:2007年5月、ルール・ピアノフェスティヴァル(ライヴ)
◆Bluray
画面:16:9、Full HD
音声:PCMステレオ、
DD 5.1、DTS-HD MA5.1
リージョン:A l l、198分
◆DVD
画画面:16:9、NTSC
音声:PCMステレオ、DD 5.1、DTS5.1
リージョン:A l l
2022年11月15日に80歳を迎えるダニエル・バレンボイム(1942〜)。現在は体調不良で音楽活動を一時休止していますが、現代クラシック界を代表 する世界最高の巨匠として君臨しています。 本作は、2007年5月21日から23日にかけてボッフムのヤールフンデルトハレおこなわれた「ルール・ピアノフェスティヴァル」でのコンサートのライヴ映像。 「ルール」といえば、ドイツ屈指の工業地帯として知られていますが, そのルール地方で毎年行われるこのピアノ・フェスティヴァルはドイツでも最大級の音楽祭。 世界のピアニストが定期的に集まる出会いの場です。第1回の開催セレモニーではポリーニが登場、すでに有名になったプロだけでなく、豊かな才能を持った 若手の登竜門にもなっており、今年の目玉は、バレンボイムとシュターツカペレ・ベルリンによるベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲サイクルでした。バレンボイム は若い頃にクレンペラーの指揮で全集を録音しており、その後、自身は指揮をしてルービンシュタインのソロで全集を録音、さらに後年、ベルリン・フィルを弾 き振りして全集を録音といった具合ですでに3度全集に関わっています。当録音では手兵シュターツカペレ・ベルリンを弾き振りということで、パワフルかつ、味 わい深い演奏を聴かせてくれています。 (Ki)
20-56774(Bluray)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 ダニエル・バレンボイム(P,指)
シュターツカペレ・ベルリン
収録:2007年5月21-23日ヤールフンデルトハレ(ボッフム) ルール・ピアノフェスティヴァル(ライヴ)
※音声:PCM2.0/DTS-HD Master Audio/画面:1080i 16:9/リージョンオール/198mm
(DVD:2056778)
20-56778F(2DVD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 ダニエル・バレンボイム(P、指)
シュターツカペレ・ベルリン

収録:2007年5月21-23日ヤールフンデルトハレ(ボッフム)、ルール・ピアノフェスティヴァルでのライヴ
NTSC/音声:PCM ステレオ
Dolby Digital 5.1/DTS 5.1
リージョン・オール
「ルール」といえば、ドイツ屈指の工業地帯として知られていますが、そのルール地方で毎年行われるこのピアノフェスティバルはドイ ツでも最大クラスの音楽祭。(ルール・ピアノフェスティヴァル エディションAVI MUSIC より発売中) その音楽祭の今年の大目玉、バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリンのベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲演奏会を収録したDVDです。 指揮者としてもピアニストとしても円熟期を迎えたバレンボイムの演奏は、なんとも熱く、気迫溢れるもので聴衆を攻め込んでいくような 音楽を展開しております。15年間に渡る濃密な信頼関係を築いているバレンボイムとシュターツカペレ・ベルリン。実に鮮やかで爽快で軽 快なバレンボイムのピアニズムと老舗の風格漂う深みのある音色を奏でるオケ。ライヴの高揚感も加わって息の合った最高の組み合わせの 映像と言えるでしょう。
20-56779(2DVD)[F]
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 ダニエル・バレンボイム(P、指)
シュターツカペレ・ベルリン
収録:2007年5月21-23日ヤールフンデルトハレ(ボッフム)ルール・ピアノフェスティヴァルでのライヴ収録
20-56788[D]
ヴェネズエラ・ブラス・アンサンブル
ムソルグスキー:展覧会の絵,
バーンスタイン:ウェストサイドよりダンス、マンボ,
ガーシュウィン:アイ・ゴット・リズム他
ヴェネズエラ・ブラス・アンサンブル
20-56788D
ヴェネズエラ・ブラス・アンサンブル
Giancarlo Castro: Gran Fanfaria、
ムソルグスキー:展覧会の絵、
Alejandro Scarpino and Juan Calderella: Canaro en Paris 、
Zequinha Abreu:Tico Tico no Fubra 、
Leonhard Bernstein:Dances from the West Side Story& Mambo、
Felix Mendoza
:Guerra de Secciones 、
George Gershwin:I Got Rhythm
トーマス・クラモー(指)
ヴェネズエラ・ブラス・アンサンブル

収録:2007年9月4日
トーマス・クラモーはベルリン・フィルのトランペット奏者。50人の若い楽団員からなるベネズエラ・ブラス・アンサン"ブルのベルリンGendarmenmarktでのコンサートを収録。クラシックから南アメリカ民族音楽曲わたる幅広いレパートリーと高い技術をもち、聴衆を魅了しました。

20-56794(Bluray)
ラトル&ベルリン・フィル〜2007年ジルヴェスター・コンサート
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
 「ホヴァンシチナ」〜前奏曲「モスクワ河の夜明け」
ボロディン:交響曲第2番ロ短調
 「イーゴリ公」〜だったん人の踊り
ショスタコーヴィチ:「黄金時代」〜舞曲
サイモン・ラトル(指)BPO

収録:2007年12月31日/フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)

画面:カラー、16:9、1080iFull-HD
音声:PCM2.0、PCM5.1/Region-All、91mm
晦日の毎年恒例の大イベント、ジルヴェスター・コンサート。話題となった2007年の映像がMEDICIARTSより発売されます。2007年の演目のテーマは「ロシア音楽」。アンコールまで収録され、臨場感溢れる大盛り上がりのステージを体感することができます。ベルリン・フィルの名人芸と華麗なラトルの指揮ぶりは見逃せません。生のコンサートを聴くように、自然で立体的な音場感を愉しむことができる内容となっております。 (Ki)
20-56798
2007年BPOジルヴェスター・コンサート
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編)、「ホヴァンシチナ」〜前奏曲/モスクワ川の夜明け(R=コルサコフ編)、
ボロディン:交響曲第2番、「イーゴリ公」〜ダッタン人の踊り、
ショスタコーヴィチ:バレエ組曲「黄金時代」〜舞曲(アンコール)
サイモン・ラトル(指)BPO

録音:2007年12月31日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
NTSC 16:9/PCM Stereo,/DD5.1,DTS5.1/Region:0/91mm
大晦日の毎年恒例の大イベント、ジルヴェスター・コンサート。話題となった2007年の映像がMEDICIARTSより発売されます。2007年の演目のテーマは「ロシア音楽」。アンコールまで収録され、臨場感溢れる大盛り上がりのステージを体感することができます。ベルリン・フィルの名人芸と華麗なラトルの指揮ぶりは見逃せません。生のコンサートを聴くように、自然で立体的な音場感を愉しむことができる内容となっております。   (Ki)
30-56808(2DVD)
ワーグナー:「パルジファル」第1幕前奏曲
ベルク:管弦楽のための3つの小品Op.6
マーラー:カンタータ「嘆きの歌」(1880年原典版)

[ボーナス]
ユロフスキのインタヴュー、演奏風景集
マリソル・モンタルヴォ(S)、
ヘドヴィグ・ファスベンダー(Ms)、
マイケル・ヘンドリック(T)、
アンソニー・マイケルズ=ムーア(Br)、
ウラディーミル・ユロフスキ(指)LPO&cho

収録:2007年9月19日ロンドン・サウスバンク・センター、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
PCMステレオ/ドルビー・デジタル5.1
258’・154’(Disc1)/104’(Disc2)
カラーNTSC16:9
anamorphic,Region All
字幕:英・独
1972年モスクワ生まれ、2007年9月よりロンドン・フィル第11代目の首席指揮者に就任して、いま話題の指揮者ウラディーミル・ユロフスキ。就任後初のシーズンに手兵を率いて、改修後初となる本拠ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでおこなったライヴの模様を完全収録。ただものではないということを予感させるようにクセのあるプログラムがならぶなかで、メインの「嘆きの歌」。大幅な改訂が加えられるなどの紆余曲折を経たとはいえ、交響曲と歌曲がたがいに重要なポジションを占めるマーラーのデビュー作。ユロフスキがロンドン・フィルとのスタートに取り上げたのも、自身のキャリアにおける出発点に重ね合わせてのことかもしれません。ここではカットされた第1曲を戻して3部構成とした初稿による演奏。ユロフスキは気鋭という形容こそふさわしく、今後このコンビによるマーラー・チクルスの実現にも大いに期待をつなぐ出来栄えとなっています。なお、ボーナス・ディスクにはユロフスキのインタヴュー(50分)と演奏風景を収録。指揮者の位置に備え付けたカメラにより、さながらオケの一員であるかのような気分を味わうこともできます。 (Ki)
20-56848
ブルックナー:交響曲第9番
◆特典映像:フランツ・ヴェルザー=メストの対話
フランツ・ヴェルザー=メスト(指)
クリーヴランドO

収録:2007年10月31日ウィーン・ムジークフェラインザール大ホール(ライヴ)
NTSC、カラー/16:9
PCM-STEREO,DD5.1,DTS5.1
字幕:英独仏西(特典)/Region All
以前EUROARTSからリリースされた第5番(2055918)の演奏同様に、ブルックナーを得意とするヴェルザー=メストならではの緻密な演奏で曲の持つ深淵さを味わうことのできます。繊細かつ明解な指揮、力量を限りなく発揮したオケとの完璧なまでの演奏が繰り広げられ、ヴェルザー=メストの真摯な音楽への取り組みが理想的なブルックナーを生み出しています。   (Ki)

20-56918(2DVD)
20-56914(Bluray)
R.シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」 アンネ・シュヴァンネヴィルムス(S元帥夫人)、
アンケ・フォンドゥング(Msオクタヴィアン)、
クルト・リドル(Bsオックス男爵)、
ハンス=ヨアヒム・ケテルセン(Brファーニナル)
森麻季(Sゾフィー)、
ザビーネ・ブロム(Sマリアンネ)、
オリヴァー・リンゲルハーン(Tヴァルツァッキ)、
エリーザベト・ヴィルケ(Msアンニーナ)、
ロベルト・サッカ(Tイタリア人歌手)ほか
ファビオ・ルイージ(指)
ドレスデン国立歌劇場O&cho
演出:ウヴェ=エリック・ラウフェンベルク、舞台美術:クリストフ・シュビガー、衣裳:ジェシカ・カルゲ

収録:2007年11月23日、25日,NHKホール
2007年11月に久々の来日を果たした、ドレスデン国立歌劇場、その「バラの騎士」をNHKがハイディフィニション収録、MediciArtsからDVDとBDで発売です!初演劇場であるドレスデン国立歌劇場は、「バラの騎士」を頻繁に上演し、録音もあるものの、映像はこれが始めて。新音楽監督ファビオ・ルイージの下、伝統の力をまざと見せ付けてくれます。歌手は、代役で出演しながらも非常に高い評価を勝ち得たシュヴァンネヴィルムスの元帥夫人や、ベテランの貫禄のリドル、若々しさが映えたフォンドゥングなど、かなり優れた面々。さらにイタリア人歌手にサッカが参加しているなんて、ドレスデン国立歌劇場だからこその贅沢です。ラウフェンベルクの演出は、第1幕は初演時の舞台装置を模倣した極めて伝統的な舞台、しかし現代の観光客と思しき家族がちょこっと入って来る。第2幕は近代の高級マンションに舞台が移るなど、結構捻りが効いた興味深いものです。  (Ki)
20-56928
(DVD+CD)
マックス・ローレンツ〜ドキュメンタリー
[DVD]“マックス・ローレンツワーグナーの名歌手、ヒトラーのジークフリート”
[CD]ワーグナー:「ジークフリート」抜粋
[DVD]構成と監督:エリック・シュルツ、監督:クラウス・ウィシュマン
[CD]マックス・ローレンツ(Tジークフリート)、
エーリヒ・ヴィッテ(Tミーメ)ほか、
エーリヒ・クライバー(指)コロン歌劇場O

収録:1938年(ライヴ)/[DVD]リージョン・オール、NTSC/16:9、PCM Stereo、字幕:英独仏西、53m、[CD]MONO/74m
マックス・ローレンツ(1901−1975)は、1930、40年代を代表するヘルデン・テノールで、バイロイト音楽祭を中心に輝かしい活躍をしました。残された録音を聞いても、彼がいかに偉大な歌手だったか良く分かります。そのローレンツの人物像を、陰の部分まで掘り起こしたのがこのドキュメンタリー映像です。歌手として絶大な人気を誇ったローレンツでしたが、実は彼はナチスが厳しく弾圧した同性愛者であり、また偽装的に結婚していた妻はユダヤ系でした。しかしヒトラーはローレンツが大のお気に入りで彼を庇護し、ゲッベルスも文化政策のため彼を重用。そうした部分も含め、ローレンツ研究の第一人者、エリック・シュルツの綿密な取材が反映されています。インタビューにはディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ワルデマール・クメント、ルネ・コロ、ヒルデ・ツァデクらが出演。単なる歌手のドキュメンタリー映像に留まらず、激動の時代の一側面を切り開いたものとしても価値のある映像です。CDには、1938年にアルゼンチンのコロン歌劇場で上演された「ジークフリート」の抜粋。初出音源です。指揮者が大クライバーというのも嬉しいもの。   (Ki)
20-56958D
20-56954F(Bluray)
ドキュメンタリー:「エル・システマ」〜音楽が人生を変える! 監督:パウル・シュマツニー、マリア・ストッドマイヤー

DVD音声:PCMステレオ、DD5.1DTS5.1
Bluray音声:PCM2.1、PCM5.1
画面:NTSC16:9リージョン:0
原語:スペイン語
字幕:英、仏、西、日本語
本編:100mm
ボーナス:9mm
新鋭指揮者ドゥダメルの活躍で注目を集めているベネズエラの画期的音楽教育システム、エル・システマを取り上げたドュメンタリー映像。「エル・システマ」とは、ベネズエラ・ボリバル共和国の元文化国務大臣、ホセ・アントニオ・アブレウ博士が立ち上げた音楽教育システム。現在、ベネズエラでは25万人におよぶ若者たちがこのシステムによりクラシック音楽の演奏を行っています。治安悪化が著しく凶悪犯罪の増加が問題となっているベネズエラ。また貧困が社会問題となり子供たちを犯罪から救うため、1975年、アブレウ博士は社会活動とクラシック音楽を結びつけ、「演奏技術の習得」ではなく、共同作業に参加させるため演奏を開始。活動開始から30年過ぎ、国立オーケストラ「シモン・ボリバル・ユースオーケストラ」を生み出し、今をときめく名指揮者グスターボ・ドゥダメル、ベルリン・フィル最年少コントラバス奏者エディクソン・ルイスを輩出しています。ドキュメンタリーでは、最も危険な地域とされるバリオに立つ音楽学校での彼らの日常を通して、「エル・システマ」が彼らの人生をどう変えたのか、クラシック音楽が社会になにをもたらすのかを描いています。 (Ki)

20-56968(20DVD)
ジルヴェスター・コンサートBOX(20DVD)
■DVD1(70mm)
ジルヴェスター・コンサート1977
ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
■DVD2(51mm)
ジルヴェスター・コンサート1983
ロッシーニ:ウィリアム・テル序曲
スメタナ:わが祖国より「モルダウ」
シベリウス:悲しきワルツOp.44
ヨゼフ・シュトラウス:うわごとOp.212
J.シュトラウス:ジプシー男爵序曲
■DVD3(57mm)
ジルヴェスター・コンサート1988
プロコフィエフ:古典交響曲
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
■DVD4(73mm)
ジルヴェスター・コンサート1996
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、第10番
ブラームス:ジプシーの歌Op.103より
第1曲『さあ、ジプシーよ』、第2曲『高く波立つリマの流れよ』、第3曲『知っているかい』、第4曲『神様、お分かりですね』、第9曲『どこへ行っても』
ラヴェル:演奏会用狂詩曲『ツィガーヌ』
ブラームス:ハンガリー舞曲第7番、第17番、第21番
ブラームス:ハープが豊かに鳴り響く
ブラームス:『愛の歌』より
ラヴェル:管弦楽のための舞踏詩『ラ・ヴァルス』
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
ベルリオーズ:『ファウストの劫罰』より『ラコッツィ行進曲』
■DVD5(90mm)
ジルヴェスター・コンサート1997
ビゼー:歌劇『カルメン』〜前奏曲/ハバネラ/闘牛士の歌/にぎやかな楽の調べ/花の歌/合唱と場面
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
サラサーテ:カルメン幻想曲
ラヴェル:スペイン狂詩曲
ファリャ:『恋は魔術師』より『火祭りの踊り』
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
■DVD6(92mm)
ジルヴェスター・コンサート1998
モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より序曲/アリア『とうとう嬉しい時が来た〜恋人よここに』
モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』よりセレナード『窓辺においで』
モーツァルト:歌劇『魔笛』より二重唱『愛を感じる男の人たちには』
モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』〜シャンペンの歌/二重唱『お手をどうぞ』
ビゼー:『アルルの女』組曲より(カリヨン/ファランドール)
ロッシーニ:歌劇『泥棒かささぎ』序曲
ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より二重唱『それは心の太陽〜さようなら』/アリア『慕わしい名』/女心の歌
ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』〜アリア『お前こそ心を汚す者』
ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』
チャイコフスキー:歌劇『エフゲニ・オネーギン』〜ポロネーズ/手紙の場『たとえ死ぬことになっても』
ヴェルディ:歌劇『椿姫』より乾杯の歌
■DVD7(108mm)
ジルヴェスター・コンサート1999
ベートーヴェン:交響曲第7番より第4楽章
ドヴォルザーク:交響曲第8番より第4楽章
マーラー:交響曲第5番より第5楽章
ストラヴィンスキー:『火の鳥』より(カスチェイ王の魔の踊り/子守歌/終曲)
ラヴェル:『ダフニスとクロエ』より「全員の踊り」
プロコフィエフ:『アレクサンドル・ネフスキー』より「アレクサンドルのプスコフへの入場」
シェーンベルク:『グレの歌』より「見よ、太陽」
リンケ:『グリグリ』序曲
リンケ:『フォリー・ベルジェール』より「行進曲」
リンケ:『督促』より「ギャロップ」
リンケ:ベルリンの風
トランスラトイル:スポーツ宮殿ワルツ
フィッシャー:スパークリング・シャンペン
ニコライ:『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲
コロ:菩提樹の木陰にいる限り
■DVD8(94mm)
ジルヴェスター・コンサート2000
ヴェルディ:《仮面舞踏会》より〈彼女は天を見つめる〉・〈諸君ウルリカの家で〉・〈見よこの夜に〉・オスカルのカンツォーネ
ヴェルディ:《ドン・カルロ》より〈王妃の舞踏会〉
ヴェルディ:《リゴレット》より〈あれかこれか〉・女心の歌
ヴェルディ:《椿姫》より乾杯の歌・〈花から花へ〉
ヴェルディ:《ファルスタッフ》より第1幕第2場
ヴェルディ:《ファルスタッフ》より第2幕第2場
ヴェルディ:《ファルスタッフ》より第3幕フィナーレ
ヨハン・シュトラウス:《仮面舞踏会》によるカドリーユ
■DVD9(97mm)
ジルヴェスター・コンサート2001
J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番BWV.1068よりガヴォットT&U
モーツァルト:ディヴェルティメントK.334よりメヌエット
モーツァルト:ピアノと管弦楽のためのロンドK.382
ヴェルディ:「アイーダ」第2幕第1場より若いムーアの奴隷たちの踊り
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第8番ト短調Op.46-8
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」Op.71より花のワルツ
シベリウス:悲しいワルツOp.44
J・シュトラウス:皇帝円舞曲
コダーイ:ガランタ舞曲
オラシオ・サルガン/ホセ・カルリ編:ア・フエゴ・レント
ゼキーニャ・ジ・アブレウ/アロイジオ・オリヴェイラ編:ティコ・ティコ
J・シュトラウス:ポルカ「雷鳴と電光」Op.324
ホセ・カルリ:タンゴ「エル・フィルレテ」
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番ト短調
■DVD10(76mm)
ジルヴェスター・コンサート2002
バーンスタイン:ミュージカル『ワンダフル・タウン』より
序曲/クリストファー・ストリート/オハイオ/コンカリング・ニューヨーク/100通りの抜け道/何と言う無駄/ちょっと恋して/パス・ザ・フットボール/もの静かな娘/コンガ!/マイ・ダーリン・アイリーン/スウィング!/イッツ・ラヴ/バレエ・アット・ヴィレッジ・ヴォルテックス/音の狂ったラグタイム/リプライズ:イッツ・ラヴ/コンガ!(アンコール)
■DVD11(91mm)
ジルヴェスター・コンサート2003
ガーシュウィン:『ストライク・アップ・ザ・バンド』序曲
フォーレ:パヴァーヌOp.50
ガーシュウィン:バイ・シュトラウス/いつの頃から/ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ガーシュウィン:エンブレイサブル・ユー、ス・ワンダフル、ア・フォギー・デイ
ラヴェル:『ダフニスとクロエ』組曲第2番
■DVD12(89mm)
ジルヴェスター・コンサート2004
ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番
カール・オルフ:カルミナ・ブラーナ
ヘンデル:《メサイア》より〈ハレルヤ〉
■DVD13(86mm)
ジルヴェスター・コンサート2005
モーツァルト:《フィガロの結婚》序曲
ピアノ協奏曲第9番《ジュノム》
交響曲第38番《プラハ》
《フィガロの結婚》よりフィナーレ
アヴェ・ヴェルム・コルプス
■DVD14(92mm)
ジルヴェスター・コンサート2006
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」から三重奏とフィナーレ
■DVD15(91mm)
ジルヴェスター・コンサート2007
ボロディン:歌劇『イーゴリ公』より『だったん人の踊り』
ボロディン:交響曲第2番
ムソルグスキー:歌劇『ホヴァンシチナ』より前奏曲『モスクワ河の夜明け』
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲『展覧会の絵』
ショスタコーヴィチ:バレエ音楽『黄金時代』より舞曲(アンコール)
■DVD16(81mm)
ジルヴェスター・コンサート2008
ガーシュウィン:キューバ序曲
バーバー:弦楽のためのアダージョ
コープランド:アメリカの古い歌(船頭の踊り/ちらし/遠い昔/ささやかな贈り
物/私は猫を買ってきた)
ジョン・アダムズ:高速機械で早乗り
ガーシュウィン:『ポーギーとベス』より「サマータイム」「ベス、お前は俺のもの」
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
ジェローム・カーン:『ショウ・ボート』より「オールマン・リバー」
スーザ:自由の鐘
■DVD17(90mm)
ジルヴェスター・コンサート2010
ビゼー:『カルメン』からのアリア
ベルリオーズ:『ファウストの劫罰』からのアリア
ベルリオーズ:『ローマの謝肉祭』序曲
ファリャ:『三角帽子』
■DVD18(88mm)
ジルヴェスター・コンサート2011
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ハ長調Op.46-1
グリーグ:交響的舞曲
グリーグ:ピアノ協奏曲
ラヴェル:道化師の朝の歌
R.シュトラウス:『サロメ』より7つのヴェールの踊り
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『火の鳥』よりカスチェイ一味の凶悪な踊り、子守歌、フィナーレ
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲Op.72-7
■DVD19(90mm+ドュメンタリー45mm)
ジルヴェスター・コンサート2014
ラモー:『優雅なインドの国々』組曲(アフリカの奴隷たちのための歌/田園舞曲/太陽礼賛のための歌/未開人のための歌/シャコンヌ)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第2番/第7番
コダーイ:『ハーリ・ヤーノシュ』組曲(前奏曲「おとぎ話は始まる」/ウィーンの音楽時計/歌/間奏曲/皇帝と廷臣たちの入場)
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
ハチャトゥリアン:『ガイーヌ』〜第8番『レズギンカ』
●特典映像:ドキュメンタリー「メナヘム・プレスラー/私が愛する人生」
■DVD20(90mm)
ジルヴェスター・コンサート2015
シャブリエ:『エトワール』序曲
サン=サーンス:ヴァイオリンと管弦楽のための序奏とロンド・カプリチオーソ
マスネ:オペラ『ル・シッド』より管弦楽小品
ラヴェル:ヴァイオリンと管弦楽のための狂詩曲『ツィガーヌ』
プーランク:バレエ組曲『牝鹿』
ラヴェル:管弦楽のための舞踏詩『ラ・ヴァルス』
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
オケは全て、BPO

■DVD1(70mm)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
アンナ・トモワ=シントウ(S)、
アグネス・バルツァ(A)、
ルネ・コロ(T)、
ジョゼ・ヴァン・ダム(Bs)
ベルリン・ドイツ・オペラcho
収録:1977年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■DVD2(51mm)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
収録:1983年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■DVD3(57mm)
エフゲニー・キーシン(P)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
収録:1988年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■DVD4(73mm)
マキシム・ヴェンゲーロフ(Vn)
スウェーデン放送cho
クラウディオ・アバド(指)
収録:1996年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■DVD5(90mm)
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)
ロベルト・アラーニャ(T)、
ブリン・ターフェル(Br)、
ヴェロニク・ジャンス(S)、
ステラ・ドゥフェクシス(Ms)、
ミハイル・プレトニョフ(P) 
ギル・シャハム(Vn)、
オルフェオン・ドノスティアラ(cho)
南チロル児童cho
クラウディオ・アバド(指)
収録:1997年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD6(92mm)
ミレッラ・フレーニ(S)、
クリスティーネ・シェーファー(S)、
サイモン・キーンリーサイド(Br)、
マルセロ・アルバレス(T)
クラウディオ・アバド(指)
収録:1998年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■DVD7(108mm)
クラウス・マリア・ブランダウアー(語り:グレの歌)
ベルリン放送cho 
RIAS室内cho
クラウディオ・アバド(指)
収録:1999年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■DVD8(94mm)
アンドレア・ロスト(S)、
アラン・ティトゥス(Br)、
ラモン・ヴァルガス(T)、
プラハ放送cho
ラリッサ・ディアドコーヴァ(Ms)、
ステラ・ドゥフェクシス(Ms) 
エンリーコ・ファチーニ(T)、
エリザベス・フュートラル(S)、
ルーチョ・ガッロ(Br)、
マッシモ・ジョルダーノ(T)、
アナトリ・コチェルガ(Bs)、
アンソニー・ミー(T)、
カルメラ・レミージョ(S)
クラウディオ・アバド(指)
収録:2000年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■DVD9(97mm)
ダニエル・バレンボイム(指、P)
収録:2001年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■DVD10(76mm)
キム・クリズウェル(ルース)
オードラ・マクドナルド(アイリーン)
、トーマス・ハンプソン(ベイカー)、
ブレント・バレット(レック)、他、
ヨーロピアン・ヴォイセズ、
ウェイン・マーシャル(P)
サイモン・ラトル(指)
収録:2002年12月、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■DVD11(91mm)
ダイアン・リーヴス(ヴォーカル)、
ピーター・マーティン(P)、
リューベン・ロジャース(ダブル・ベース)、
グレゴリー・ハッチンソン(ドラムス)
サイモン・ラトル(指)
収録:2003年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■DVD12(89mm)
サリー・マシューズ(S)、
ローレンス・ブラウンリー(T)、
クリスティアン・ゲルハーヘル(Bs)、
ベルリン放送cho、
ベルリン国立大聖堂児童cho
サイモン・ラトル(指)
収録:2004年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■DVD13(86mm)
エマニュエル・アックス(P)
クリスティアーネ・エルツェ(S)、
マグダレーナ・コジェナー(Ms) 
カミッラ・ニールンド(S)、
ジョン・レリエ(Br)、
ブルクハルト・ウルリヒ(Bs)、
ジェラルド・フィンリー(Br)、
コンスタンティン・ヴォルフ(Bs)
サイモン・ラトル(指)
収録:2005年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD14(92mm)
内田光子(P)、
カミラ・ニールンド(S)
ローラ・エイキン(S)、
マグダレーナ・コジェナー(Ms)
デール・デュエシング(Br)
サイモン・ラトル(指)
収録:2006年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■DVD15(91mm)
サイモン・ラトル(指)
収録:2007年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■DVD16(81mm)
トーマス・クヴァストホフ((Bs-Br)、
ポリーヌ・マレファンヌ(S)
サイモン・ラトル(指)
収録:2008年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■DVD17(90mm)
エリーナ・ガランチャ(Ms)
グスターボ・ドゥダメル(指)
収録:2010年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■DVD18(88mm)
エフゲニー・キーシン(P)
サイモン・ラトル(指)
収録:2011年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■DVD19(90mm+ドュメンタリー45mm)
ヘム・プレスラー(P)
サイモン・ラトル(指)
収録:2014年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

●特典映像
監督:グレーテ・リッファース
字幕:英独仏

■DVD20(90mm)
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
サイモン・ラトル(指)
収録:2015年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)


画面:16:9(DVD4-20)
4:3(DVD1-3) NTSC
音声:PCMステレオ(すべて)、
DD5.1,DTD5.1 (DVD4,5,6,7,11,16,以外)
リージョン:All
収録時間:1734分(29時間)
ベルリン・フィル恒例の大晦日のジルヴェスター・コンサート。1977年から2015年の間に行われた中から20のコンサート映像をまとめたDVDボッ クスが発売されます。 カラヤン全盛の1977年の「第9」、そしてカラヤン最期のベルリンでのコンサートとなった1988年は、当時17歳のキーシンとの共演でした。カラヤ ンの後を継いだアバド。アバドはベルリン・フィルの音楽監督時代(1990年〜2002年)に、計10回のジルヴェスター・コンサートを指揮しています。 アバド就任後のジルヴェスター・コンサートは「テーマ性」をもったプログラミングで聴衆を楽しませていました。そしてラトルは、バーンスタイン、ガーシュ ウィン、ジョン・アダムズなどアメリカの作曲家も多く取り上げ、多彩なプログラム、個性的なソリストたちとともに特別な一夜を盛り上げています。また 2006年内田光子をソリストに迎えモーツァルト:ピアノ協奏曲第20番を演奏した映像は貴重です。さらに、2010年のドゥダメル&ガランチャの映像も 入り、当BOXならではのカップリングが楽しめます。 ボックスのデザインは、ベルリンを拠点とするアーティスト(画家)カタリーナ・グロッセの「無題、2015」をアートワークとして使用しています。
■ベルリン・フィル首席チェロ奏者&ベルリン・フィル・メディア代表、オラフ・マニンガー氏からのメッセージ
「ジルヴェスター・コンサートは、聴衆とオーケストラが音楽でお祝する年に一度の機会です。次の年への楽観そしてお祝いムードの高揚感がいつもとは 違う雰囲気を作り出します。そして、大晦日のそうした雰囲気を盛り上げるのが我々音楽家の役目です。しかし、このような機会に適したプログラムを選 ぶというのは、想像以上に難しいものです。昔は、ベートーヴェンの「第9」が大晦日のプログラムとして定番でした。このDVD-BOXでも、1977年 カラヤン指揮の「第9」の演奏は、当時のベルリン・フィルの解釈が盛り込まれた、カラヤン時代のベルリン・フィルを象徴的する演奏と言えるでしょう。 長年にわたり、オーケストラのプログラムは多様化し、さらに野心的なものになっています。これまでに記憶に残っているのは、1999年アバド指揮のミレ ニアム・コンサート。これは最終楽章だけを取り上げたジルヴェスター・コンサートならではの特別なプログラムでした。そしてサー・サイモン・ラトルは、 レパートリーへの膨大な知識により、新しい年を予感させるような、我々に新しい発見をさせてくれるプログラムを用意してくれました。これらの忘れられ ない20のコンサートを皆さんにお届けできることを嬉しく思います。どうかこの素晴らしい大晦日の夜の時間を一緒に楽しみましょう。」

20-56974(Bluray)
ヨーロッパコンサート2008フロム・モスクワ
ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 作品92
ヴァディム・レーピン(Vn)
サイモン・ラトル(指)BPO

収録:2008年5月1日モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
画面:60i 16:9
音声:PCMステレオ、DTS-HD Master Audio5.1
リージョン:All/95分
2008 年ベルリン・フィルのヨーロッパコンサートの映像。ベルリン・フィルのヨーロッパコンサートは、毎年ベルリン・フィルの創立記念日5 月1 日に、ヨー ロッパ各地の歴史的建築物やホールでコンサートを行っています。これまでプラハ、マドリード、ロンドン、サンクト・ペテルブルク、ストックホルム、リスボン などで開催されています。2008 年のコンサート開催地はモスクワ。
1 曲目はストラヴィンスキーの「3 楽章の交響曲」。ストラヴィンスキーの構想通り「管弦楽のための協奏曲」という色彩が強い作品で、躍動的音楽がラト ルの才気溢れる指揮振りで愉しむことができます。2 曲目はソリストにレーピンを迎えたブルッフのヴァイオリン協奏曲第1 番。甘美で哀愁を帯びた旋律が魅 力的な作品。レーピンのこの作品のCD録音はまだなく、繊細かつ華麗な演奏を聴かせてくれるこの映像はファン必聴。そしてメインのベト7 ではこれまで聴 衆が待ち続けたラトル& BPO の超快演を披露しています。快活でスピード感があり、絶妙なテンポとサウンド・バランスの素晴らしい演奏に圧倒されます。 (Ki)
20-56978
ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ベートーヴェン:交響曲第7番
サイモン・ラトル(指)BPO
ヴァディム・レーピン(Vn)

収録:2008年5月1日モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)

NTSC16:9/PCMステレオ/DD5.1DTS5.1/リージョン0/92mm
ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサートは、毎年ベルリン・フィルの創立記念日5月1日に、ヨーロッパ各地の歴史的建築物やホールでコンサートを行っています。これまでプラハ、マドリード、ロンドン、サンクト・ペテルブルク、ストックホルム、リスボンなどで開催されています。2008年のコンサート開催地はモスクワ。1曲目はストラヴィンスキーの「3楽章の交響曲」。ストラヴィンスキーの構想通り「管弦楽のための協奏曲」という色彩が強い作品で、躍動的音楽がラトルの才気溢れる指揮振りで愉しむことができます。2曲目はソリストにレーピンを迎えたブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番。甘美で哀愁を帯びた旋律が魅力的な作品。レーピンのこの作品のCD録音はまだなく、繊細かつ華麗な演奏を聴かせてくれるこの映像はファン必聴。そしてメインのベト7ではこれまで聴衆が待ち続けたラトル&BPOの超快演を披露しています。快活でスピード感があり、絶妙なテンポとサウンド・バランスの素晴らしい演奏に圧倒されます。 (Ki)


20-57068(5DVD)
レナード・バーンスタイン・アニヴァーサリー・ボックス
■DVD1:
ブラームス:交響曲第1番
交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
■DVD2:
フランク:交響曲ニ短調
ミヨー:世界の創造、
 屋根の上の雄牛
■DVD3:
モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調 K.543
ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
■DVD4:
ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱付』
■DVD5:
ブルックナー:交響曲第9番
全て、レナード・バーンスタイン(指)

■DVD1:イスラエルPO
■DVD2:フランス国立O
■DVD3:VPO
■DVD4:ジューン・アンダーソン(S) 
サラ・ウォーカー(Ms)
クラウス・ケーニヒ(T)
ヤン=ヘンドリンク・ローテリング(Bs)
バイエルン放送cho 
ベルリン放送合唱団メンバー
ドレスデン・フィルハーモニー児童cho
バイエルンRSO
シュターツカペレ・ドレスデン・メンバー
NYOメンバー、LSOメンバー、
レーニングラード・キーロフ劇場Oメンバー
パリOメンバー
■DVD5:VPO

画面:NTSC 4:3
音声:PCMステレオ
DD5.1、DTS5.1
字幕:独英仏西、419mm
20-57188
J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集
第1番ロ短調BWV1014、第2番イ長調BWV1015、
第3番ホ長調BWV1016、第4番ハ短調BWV1017
第5番ヘ短調BWV1018、第6番ト長調BWV1019
ドキュメンタリー〜「バッハと私」
フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)、
エンリコ・パーチェ(P)

収録:2008年5月16-18日 ポリング修道院・図書館、ドイツ/画面:NTSC 16:9/音声:DD2.0、DD5.1、DTS5.1/字幕:英、独、仏/リージョン:0/本編:96mm/ドキュメンタリー:60mm
現代最高峰の奏者のひとり、フランク・ペーター・ツィンマーマンによるヴァイオリン・レパートリーの王道、「バッハのヴァイオリン・ソナタ」とツィンマーマンとバッハに関連するドキュメンタリー「バッハと私」を収録。ツィンマーマンの演奏は「完璧」を追及し、丁寧に音楽を作り上げ、この作品の本来の姿を描き出しているようにも感じられます。一際美しい音色、切れ味の良い演奏で端正に練り上げられています。共演のエンリコ・バーチェの真摯な演奏も、この「完璧」な演奏を作り上げるのに一役買っています。またドキュメンタリー「バッハと私」では、バッハとはなにか、演奏意義、貴重な楽器は演奏家にとってどのような効果を与えるのか、といった大変興味深い内容。演奏とドキュメンタリーが見事一つになった見応えのあるDVDとなっております。   (Ki)
20-57218E
ヴェルディ:歌劇「椿姫」 クリスティアーネ・カイザー(Sヴィオレッタ)
ジャン=フランソワ・ボラス(Tアルフレード・ジェルモン)
ゲオルク・ティヒ(Brジョルジョ・ジェルモン)
マグダレーナ・アンナ・ホフマン(Sフローラ)
ステファニー・コピニツ(Msアンニーナ)
ミヒャエル・クルツ(Tガストン)ほか
エルンスト・メルツェンドルファー(指)
スロヴァキアPO
演出:ロベルト・ヘルツル

収録:2008年7月11日,ザンクト・マルガレーテン,ローマ時代の石切り場
オーストリアの東端、ブルゲンラント州のザンクト・マルガレーテンでは、ローマ時代の石切り場の跡を利用して、切り立った岩場の崖をバックに舞台を設営、毎年夏に野外オペラ祭が催されています。この音楽祭は評判を呼び、現在では大変に人気のあるものとなっています。2008年の夏の出し物から、「トラヴィアータ」がDVDになりました。写真をご覧になればお分かりの通り、通常の劇場では不可能な巨大なセットを背景にした舞台は見応え満点。まさに映像向けのプロダクションです。ヴィオレッタを歌うクリスティアーネ・カイザーは、ウィーン生まれの若いソプラノ。現在ウィーン・フォルクスオパーで活躍している期待の星です。ジャン=フランソワ・ボラスはここ数年で著しく注目されているモナコのテノール。柔らかくリリカルな声はアルフレードにピッタリ。そしてウィーンの重鎮バリトン、ゲオルク・ティヒがジェルモンで存在感を示しています。夏の夜のオペラをご家庭でお楽しみください!  (Ki)
20-57238
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 エフゲニー・コロリオフ(P)

収録:2008年6月20日ライプツィヒ・バッハ音楽祭ライヴ
NTSC16:9/PCM Stereo
DD5.1,DTS5.1/88’00”
偉大な作曲家リゲティが「無人島の一枚」に選んだエフゲニー・コロリオフ。2008年春待望の来日を果たし、ゴルトベルク変奏曲を演奏し聴衆を熱狂させました。この映像は彼がライプツィヒ・バッハ音楽祭で行ったライヴの模様。装飾音の的確な扱い、躍動感あふれたリズムと音色の豊かさは、近年のピアノ演奏の中でも群を抜いています。コロリオフの持つ多彩なパレット、各声部は立体的に、飾りすぎない装飾音は洗練されおり、その知的で幾何学的な演奏にやみつきになるでしょう。   (Ki)
20-57268
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」、
 「ドン・ジョヴァンニ」序曲、ピアノ協奏曲第20番、
バッハ:半音階的幻想曲とフーガニ短調BWV903
◆ボーナス…アンドラーシュ・シフ・イン・カンヴァセーション
アンドラーシュ・シフ(指&P)
カペッラ・アンドレア・バルカ

収録:2008年 テアトロ・オリンピコ(ヴィツェンツァ、イタリア)/NTSC16:9/PCM-Stereo/DD5.1DTS5.1/字幕:英、独、仏/本編:75mm、ボーナス:15mm
アンドラーシュ・シフはモーツァルトの最高の体現者たるため1999年にカペッラ・アンドレア・バルカを創設しました。当初は協奏曲の演奏を中心に活動していましたが、現在はこのように交響曲やオペラも含めた演奏活動も積極的に行っています。この映像は古代ローマの円形劇場を復興させた劇場テアトロ・オリンピコで行われたもの。歴史的で美しい劇場同様に、シフが描き出すモーツァルト像も彼の洗練された感覚によって美しくそして愉悦感に満ちたシフ独自の演奏を聴かせてくれます。一つ一つの音を緻密に分析し、シフが奏でる音のすべてに意味があると感じられるような、そんな音楽的満足感を味わうことができます。いつも何か新しいものを聴かせてくれるのではないかという期待を裏切ることのない完成度の高い映像となっています。   (Ki)
20-57278G(5DVD)
エッセンシャル・モーツァルト

■DVD1:モーツァルト・ガラ・フロム・プラハ
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲
クラリネット協奏曲イ長調K.622
交響曲 第38番 ニ長調 「プラハ」
■DVD2:
ディヴェルティメント第1番変ホ長調 K.113
ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466,
交響曲第41番ハ長調 K.551「ジュピター」
■DVD3:
ヴァイオリン・ソナタ第25番、第26番、
第27番、第28番、第29番、第30番
■DVD4:モーツァルト・セレブレーション〜生誕250周年祝賀演奏会
教会ソナタK.278、
ミサ曲ハ短調K.427より、
グラドゥアーレ「聖なるマリア 神の御母よ」K.273
「証聖者の荘厳な晩課」K.339より、
ミサ曲ハ長調「戴冠式ミサ」K.317、
「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K.618、
「聖母マリアのリタニア」K.195より、
教会ソナタ ハ長調 K.329
■DVD1:シャロン・カム(バセットCl)、マンフレート・ホーネック(指)チェコPO
収録:2006年1月27日エステート劇場、プラハ(ライヴ)
■DVD2:ハルトムート・ヘンヒェン(指)、ュテファン・ヴラダー(P)、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ室内O
収録:2005年11月13日、ドイツ、ベルリン、コンツェルトハウス
■DVD3:ギル・シャハム(Vn)、オリ・シャハム(P)
収録:2005年12月17-19日 ウィーン、ドーン・キンスキー・パレス
■DVD4:ウィーン少年cho
収録:2006年1月ウィーン
■DVD5:ドロテア・レッシュマン(S フィオルディリージ)、カタリーナ・カンマーローアー(Ms ドラベッラ)、ダニエラ・ブルエラ(S デスピーナ)、ウェルナー・ギューラ(T フェランド)、ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Bs-Br グリエルモ)、マン・トレケル(Br ドン・アルフォンソ)、ダニエル・バレンボイム(指)ベルリン国立歌劇場O&cho
演出:ドリス・デーリエ
収録:2002年9月,ベルリン

画面:カラー、16:9
音声:リニアPCMステレオ
DD5.1、DTS 5.1
NTSC、Region all
20-57308
シューベルト:美しき水車小屋の娘D795
◆ボーナス…プレガルディエンへのインタビュー
クリストフ・プレガルディエン(T)、
ミヒャエル・ゲース(P)

収録:2008年8月25日(ライヴ)モーツァルトザール(リーダーハレ、シュトゥットガルト)
PCM-Stereo,/DD5.1DTS5.1
字幕:独、英、仏、西(言語:独)
本編:78'/ボーナス:26'
2008年夏に行われた名テノール、プレガルディエンのリートの夕べの映像。ピアニストは長年プレガルディエンとコンビを組んでいるミヒャエル・ゲース。ここに傑作歌曲「美しき水車小屋の娘」の名演が誕生しました。客席全員がプレガルディエンの醸し出す雰囲気に飲み込まれ、独特の緊張感が漂うコンサート。随所に見える驚きが、豊かな色彩と新鮮な音世界を作り出しています。長年プレガルディエンと音楽を共にしているミヒャエル・ゲースの好演も聴き逃せません。2人が奏でる濃密な音楽世界にずっぷり聴き浸ることが出来ます。また真っ暗に照明を落とし、2人に光が照らされる美しい舞台も見どころです。   (Ki)
20-57338
エルサレム国際室内楽フェスティバル2008
(1)モーツァルト:ピアノ・トリオ ト長調 K.564
(2)カーター:フルートとクラリネットの為の「エスプリ・リュド」
(3)ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調Op.18
(4)ヒンデミット:弦楽四重奏曲
(5)モーツァルト:4手のためのアンダンテと5つの変奏曲K.501
(6)カーター:独奏ヴァイオリンの為の「4つの賛美」〜第1番、第2番
(7)シューマン:ピアノ五重奏曲Op.44
(1)キリル・ゲルシテイン(P)、ミハエラ・マルティン(Vn)、ニコラス・アルステット(Vc)
(2)グイ・エシェド(Fl)、カール−ハインツ・シュテフェンス(Cl)
(3)ガイ・ブラウンシュタイン(Vn)、ミヒャエル・バレンボイム(Vn)、オリ・カム(Va)、マデライネ・カルッツォ(Va)、ツィヴィ・プレッサー(Vc) ニコラス・アルステット(Vc)
(4)カール−ハインツ・シュテフェンス(Cl)、ガイ・ブラウンシュタイン(Vn)
フランス・ヘルメルソン(Vc)、エレーナ・バシュキロワ(P)
(5)エレーナ・バシュキロワ(P)、キリル・ゲルシテイン(P)
(6)ミヒャエル・バレンボイム(Vn) 
(7)エレーナ・バシュキロワ(P)、ガイ・ブラウンシュタイン(Vn)、ミヒャエル・バレンボイム(Vn)、マデライネ・カルッツォ(Va)、ゲーリー・ホフマン(Vc)

収録:2008年9月4-6日(エルサレム)
本編:147mm/ボーナス:17mm/NTSC16:9/DD2.0/DD5.1、DTS5.1/字幕:英、独、仏/Region-All
1998年にエレーナ・バシュキロワが創立、現在も彼女が芸術監督を務めるエルサレム国際室内楽フェスティバルの映像。2008年は「ナショナル・スピリット」をテーマに掲げ、複雑な政治情勢下にある国民に音楽で勇気を与えようと試みた年。ジャズ・ピアニストから転身したキリル・ゲルシテイン。イスラエル出身でBPOのコンサートマスターであるガイ・ブラウンシュタイン。BPO初女性団員として活躍してきたマデライネ・カルッツォ。ダニエル・バレンボイムとエレーナ・バシュキロワの息子で近年めざましい活躍をみせるミヒャエル・バレンボイム。などエレーナ・バシュキロワを中心に若手の演奏家たちとベテランが独自のプログラムと、類い稀な表現力で音楽祭を盛り上げています。 (Ki)
20-57348
サン・パウロ・サンバ!
ヒナステラ:バレエ組曲「エスタンシア」〜マランボ
ピアソラ:「ブエノスアイレスの四季」〜ブエノスアイレスの冬*
ヴィラ=ロボス:ショーロ第10番「愛情の破れ」
ゴルドゥリーニャ/アルミーラ・カスチーリョ(ロベルト・シオン編):シクレチ・コン・バナナ**
ノエル・ホーザ/ヴァジコ(エドソン・アルヴェス編):コンヴェルサ・ヂ・ボチキン(ボチキンでの会話)**
モサルト・カマルゴ・グァルニエリ:エンカンタメント
ジョアン・ボスコ/アウディール・ブランク(ナイール・アゼベード編):リーニャ・ヂ・パッシ
ギンガ/アウディール・ブランク(ナイール・アゼベード編):バイヨン・ヂ・ラカン
フランシスコ・ミニョーネ:奴隷王シコのマラカトゥ
オスカル・ロレンゾ・フェルナンデス:「黒人たちの踊り」より「バトゥキ」
セザル・ゲーハ=ペイシェ:モーラ
アリ・バホーゾ:アクアレーラ・ドゥ・ブラズィウ(ブラジルの水彩画)**
トン・ゼー/ペルナ:メニーナ・アマニャン・ジ・マニャン**

◆ボーナス映像…ジョン・ネシリング・インタビュー
ジョン・ネシリング(指)サン・パウロSO 
モニカ・サルマソ(Vo)**
クラウディオ・クルズ(Vn)*
バンダ・マンチケイラ サン・パウロ交響が
収録:2008年12月31日(サン・パウロ)

本編:112mm/ボーナス:13mm/NTSC16:9/PCMステレオ/DD5.1DTS5.1/リージョン0
BISの録音でもお馴染みのネシリングとサン・パウロSOが2008年大晦日に行ったコンサートの映像。残念ながらネシリングは任期をあと1年残しサン・パウロSOを去ってしまいますが、このコンサートでは観客も大興奮でカーニバルのような盛り上がりをみせています。曲目はもちろんお国もの。アルゼンチンの民族音楽「マランボ」を主題にしたヒナステラの作品。躍動感溢れる演奏でコンサートのスタートを盛り上げています。ピアソラの名曲「ブエノスアイレスの四季」。ブラジルのヴァイオリニスト、クラウディオ・クルズが強さと甘さを見事に表現しています。サン・パウロの実力派シンガー、モニカ・サルマソも参加し、「シクレチ・コン・バナナ」や「コンヴェルサ・ヂ・ボチキン」などの有名曲を瑞々しい歌声で聴かせてくれます。夏をおもいっきり楽しませてくれる1枚です。 (Ki)
20-57358(4DVD)
白熱のパレルモ・ライヴ
(1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77

(2)ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調「新世界より」

(3)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調

(4)シューマン:ピアノ協奏曲
(1)ギル・シャハム(Vn)、
 クラウディオ・アバド(指)BPO
 収録:2002年5月1日パレルモ・マッシモ劇場(ライヴ)
(2)クラウディオ・アバド(指)BPO
 収録:2002年5月1日パレルモ・マッシモ劇場(ライヴ)
(3)フランク・ミヒャエル・エルベン(Vn)、
 クルト・マズア(指)
 ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
 収録:1997年5月4日ライプツィヒ・ゲヴァントハウス(ライヴ)
(4)マルタ・アルゲリッチ(P)、
 リッカルド・シャイー(指)
 ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
 収録:2006年6月1、2日 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス(ライヴ)

NTSC/16:9/PCMStereo
DD5.1/DTS5.1
マンティック・マスターピース〜ドキュメンタリー&パフォーマンス 
4DVDボックス

20-57364J(4Bluray)
ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指輪」

■BD1:楽劇「ラインの黄金」(152分)

■BD2:楽劇「ワルキューレ」(229分)

■BD3:楽劇「ジークフリート」(251分)

■BD4:楽劇「神々の黄昏」(269分)
ローター・ツァグロゼク(指)
シュトゥットガルト州立O&cho

■BD1
ヴォータン:ウォルフガング・プロープスト、ドンナー:モッティ・カストン、フロー:ベルンハルト・シュナイダー、ローゲ:ローベルト・キュンツリ、アルベリヒ:エサ・ルートゥネン、ミーメ:エバーハルト・フランチェスコ・ローレンツ、ファゾルト:ローラント・ブラハト、ファフナー:フィリップ・エンス、他,演出:ヨアヒム・シュレーマー/収録:2002年9月28日,12月29日,ドイツ・シュトゥットガルト州立歌劇場
■BD2:
ジークムント:ロバート・ギャンビル、フンディング:アッティラ・ユン、ヴォータン:ヤン=ヘンドリク・ロータリング、
ジークリンデ:アンゲラ・デノケ、ブリュンヒルデ:レナーテ・ベーレ、フリッカ:ティチーナ・ヴォーン、ゲルヒルデ:エファ=マリア・ウェストブロック、他,演出:クリストフ・ネル/収録:2002 年9月29日,2003 年1月2日,ドイツ・シュトゥットガルト州立歌劇場
■BD3
ジークフリート:ジョン・フレドリック・ウェスト、ミーメ:ハインツ・ゲーリヒ、さすらい人:ウォルフガング・シェーネ、アルベリヒ:ビョルン・ワーク、ファフナー:アッティラ・ユン、エルダ:ヘレーン・ラナーダ、ブリュンヒルデ:リサ・ガステーン、森の鳥:ガブリエラ・ヘレラ,演出:ヨシ・ヴィーラー&セルジオ・モラビト/収録:2002年10月1日,2003年1月5日,シュトゥットガルト州立劇場
■BD4
ジークフリート:アルベルト・ボネマ、グンター:ヘルナン・イトゥラルデ、アルベリヒ:フランツ=ヨーゼフ・カペルマン、
ハーゲン:ローラント・ブラハト、ブリュンヒルデ:ルアナ・デヴォル、グートルーネ:エファ=マリア・ウェストブロック、ヴァルトラウテ:ティチーナ・ヴォーン、他,演出:ペーター・コンヴィチュニー/収録:2002年10月3日,2003年1月12日,シュトゥットガルト州立劇場
ワーグナー「ニーベルングの指輪」の4つの作品を、それぞれ異なる演出家が手がけたユニークなプロジェクト、世界中のワグネリアンに大きな衝撃 を与えた「シュトゥットガルト・リング」がついにブルーレイ・ボックスで発売されます。 特にペーター・コンヴィチュニーの演出が天才的で、伝統的な演出ではみられないコンセプトと豊富なアイデアが詰め込まれています。 指揮は、ドイツの知性派指揮者ローター・ツァグロゼクの指揮も、稀なアプローチの演出のドラマを、明晰に組み立て、活気ある歌手たちの姿をありあり と描き出しています。 (Ki)
20-57368(7DVD)
ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指輪」

(1)楽劇「ラインの黄金」

(2)楽劇「ワルキューレ」

(3)楽劇「ジークフリート」

(4)楽劇「神々の黄昏」
(1)ヴォータン:ウォルフガング・プロープスト、ドンナー:モッティ・カストン、フロー:ベルンハルト・シュナイダー、ローゲ:ローベルト・キュンツリ、アルベリヒ:エサ・ルートゥネン、ミーメ:エバーハルト・フランチェスコ・ローレンツ、ファゾルト:ローラント・ブラハト、ファフナー:フィリップ・エンス、他
演出:ヨアヒム・シュレーマー
収録:2002年9月28日,12月29日,ドイツ・シュトゥットガルト州立歌劇場
(2)ジークムント:ロバート・ギャンビル、フンディング:アッティラ・ユン、ヴォータン:ヤン=ヘンドリク・ロータリング、ジークリンデ:アンゲラ・デノケ、ブリュンヒルデ:レナーテ・ベーレ、フリッカ:ティチーナ・ヴォーン、ゲルヒルデ:エファ=マリア・ウェストブロック、他
演出:クリストフ・ネル
収録:2002年9月29日,2003年1月2日,ドイツ・シュトゥットガルト州立歌劇場
(3)ジークフリート:ジョン・フレドリック・ウェスト、ミーメ:ハインツ・ゲーリヒ、さすらい人:ウォルフガング・シェーネ、アルベリヒ:ビョルン・ワーク、ファフナー:アッティラ・ユン、エルダ:ヘレーン・ラナーダ、ブリュンヒルデ:リサ・ガステーン、森の鳥:ガブリエラ・ヘレラ
演出:ヨシ・ヴィーラー&セルジオ・モラビト
収録:2002年10月1日,2003年1月5日,シュトゥットガルト州立劇場
(4)ジークフリート:アルベルト・ボネマ、グンター:ヘルナン・イトゥラルデ、アルベリヒ:フランツ=ヨーゼフ・カペルマン、ハーゲン:ローラント・ブラハト、ブリュンヒルデ:ルアナ・デヴォル、グートルーネ:エファ=マリア・ウェストブロック、
ヴァルトラウテ:ティチーナ・ヴォーン、他
収録:2002年10月3日,2003年1月12日,シュトゥットガルト州立劇場
ローター・ツァグロゼク(指)
シュトゥットガルト州立O&cho

画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ
DD5.1、DTS5.1
字幕:独英仏伊西、901mm
20-57373(4Bluray)

20-57379(4DVD)
ベートーヴェン:交響曲全集
交響曲第1番ハ長調 作品21
交響曲第2番ニ長調 作品36
交響曲第3番変ホ長調 作品55「英雄」
交響曲第4番変ロ長調 作品60
交響曲第5番ハ短調 作品67「運命」
交響曲第6番ヘ長調 作品68「田園」
交響曲第7番イ長調 作品92
交響曲第8番ヘ長調 作品93
交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱」

●ボーナス映像
「インタビュー:クラウディオ・アバド、ベートーヴェンについて語る」(26分)
クラウディオ・アバド(指)BPO

収録:2001年2月 ローマ,サンタ・チェチーリア音楽院、2000年5月1日 ベルリン,フィルハーモニーザール(第9番)
◆Bluray
画面:16:9、Full HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
リージョン:All
BD25
字幕:英独仏伊西、413分
◆DVD
画面:16:9、NTSC
音声:PCMステレオ、DTS5
リージョン:All DVD9
字幕:英独仏伊西、413分
アバドとベルリン・フィルによる「ベートーヴェン交響曲全集」の映像が復活しました。
2014年1月20日80歳で惜しくも亡くなった指揮者のクラウディオ・アバド。数々の主要オーケストラで首席指揮者を歴任し、後進の育成に心血を注いだ晩年 など数々の名演と偉業を残しています。その中でも、ベルリン・フィルと残した「ベートーヴェン交響曲全集」は、アバドの数ある録音の中で名演の一つと言えるで しょう。
この全集は、ベーレンライター新校訂譜の採用などで注目され、2000年5月ベルリンでの第9番でスタートしたプロジェクト。しかしアバドが病に倒れ一時は完成 が危ぶまれたものの、アバドが奇跡の復活を遂げ、2001年2月ローマで残りの8つの交響曲を一気に収録。現代のベートーヴェン演奏を語る上で欠くことのでき ない重要な演奏です。
本セットには、ボーナス映像として指揮者の目線と同じ映像を観られる「コンダクター・カメラ」が部分的に入っていて、マエストロ気分でベルリン・フィルの楽団 員の演奏を観る事が出来ます。またアバドがベートーヴェン観を語ったインタビュー映像も26分収録されています。
20-57374J(4Bluray)
ベートーヴェン:交響曲全集
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
交響曲第1番ハ長調Op.21
交響曲第8番ヘ長調Op.93
  (コンダクター・カメラ/交響曲第6番)
交響曲第2番ニ長調Op.36
交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
 (コンダクター・カメラ/交響曲第5番)
交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」*
交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
 (コンダクター・カメラ/交響曲第3番
交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第7番イ長調Op.92
アバド・オン・ベートーヴェン(インタビュー)
 (コンダクター・カメラ/ 交響曲第7番)
クラウディオ・アバド(指)BPO
カリタ・マッティラ(S)、
ヴィオレータ・ウルマーナ(Ms)、
トマス・モーザー(T)、
アイケ・ヴィルム・シュルテ(Bs)
スウェーデン放送Cho
エリック・エリクソン室内Cho

収録:2001年2月ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院、2000年5月1日ベルリン・フィルハーモニーザール*
画面:16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:All
字幕(第9番):英仏独西伊/413mm
2013年6月26日に80歳を迎える巨匠クラウディオ・アバド。DVDで発売され話題となったベートーヴェン交響曲全集が4枚組のブルーレイ BOXで発売されます。 ベーレンライター新校訂譜の採用などで注目され、2000年5月ベルリンでの第9番でスタートしたプロジェクト。しかしアバドが病に倒れ一時は完成が 危ぶまれたものの、アバドが奇跡の復活を遂げ、2001年2月ローマで残りの8つの交響曲を一気に収録。現代のベートーヴェン演奏を語る上で欠くこ とのできない重要な演奏と言えるでしょう。 このブルーレイには、ボーナス映像として指揮者の目線と同じ映像を観られる「コンダクター・カメラ」が部分的に入っていて、マエストロ気分でベルリン・ フィルの楽団員の演奏を観る事が出来ます。またアバドがベートーヴェン観を語ったインタビュー映像も26分収録されています。 (Ki)
20-57378G(4DVD)
ベートーヴェン:交響曲全集 クラウディオ・アバド(指)BPO

収録:2001年2月、ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院、2000年5月1日ベルリン・フィルハーモニーザール(第9番)
※字幕:英、仏、独、西(第9番)/NTSC/Region All
アバド自らが認めたベートーヴェン・シリーズがセットに。奇跡の生還を果たしての完成度随一のローマ・ライヴ。
20-57386(5DVD)
ロッシーニ:初期歌劇・ボックス


■DVD1(158分)
歌劇『セビリャの理髪師』


■DVD2(100分)
歌劇『絹のはしご』


■DVD3(94分)
歌劇『なりゆき泥棒』


■DVD4(82分)
歌劇『結婚手形』


■DVD5(98分)
歌劇『ブルスキーノ氏、または替玉息子』

■DVD1(158分)
チェチーリア・バルトリ、ジノ・キリコ、カルロス・フェラー、ロバート・ロイド、他
シュトゥットガルトRSO
ケルン歌劇場合唱団
ガブリエレ・フェルロ(指)
演出:ミヒャエル・ハンペ
映像監督:クラウス・ヴィレー
収録:1988年、シュヴェツィンゲン音楽祭(ライヴ)
■DVD2(100分)
デイヴィッド・グリフィス、ルチアーナ・セッラ、ジェーン・バネル、デイヴィッド・キューブラー、アルベルト・リナルディ、アレッサンドロ・コルベッリ、他
サイモン・ヤング(ハープシコード、フォルテピアノ)
シュトゥットガルトRSO
ジャンルイージ・ジェルメッティ(指)
演出:ミヒャエル・ハンペ
映像監督:クラウス・ヴィレー
収録:1990年5月6-8日、シュヴェツィンゲン宮殿内ロコ
コ劇場(ライヴ)
■DVD3(94分)
ステュアート・ケイル、スーザン・パターソン、ロバート・ギャンビル、他
シュトゥットガルトRSO
ジャンルイージ・ジェルメッティ(指)
演出:ミヒャエル・ハンペ
映像監督:クラウス・ヴィレー
収録:1992年5月、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場
(ライヴ)
■DVD4(82分)
ジョン・デル・カルロ、ジャニス・ホール、デイヴィッド・キューブラー、アルベルト・リナルディ、カルロス・フェラー、アメリア・フェッレ、他
シュトゥットガルトRSO
ジャンルイージ・ジェルメッティ(指)
演出:ミヒャエル・ハンペ
映像監督:クラウス・ヴィレー
収録:1989年5月6-9日、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ
劇場(ライヴ)
■DVD5(98分)
アレッサンドロ・コルベッリ、アメリア・フェッレ、アルベルト・リナルディ、ヴィート・ゴッビ、デイヴィッド・キューブラー、オスラヴィオ・ディ・クレディコ、カルロス・フェラー、ジャニス・ホール
シュトゥットガルトRSO
ジャンルイージ・ジェルメッティ(指)
演出:ミヒャエル・ハンペ
映像監督:クラウス・ヴィレー
収録:1989年5月7-9日、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ
劇場(ライヴ)

画面:4:3、NTSC
音声:PCMステレオ、DVD9
リージョン:All
字幕:伊英独仏西、532分
ュヴェツィンゲン音楽祭で上演されたミヒャエル・ハンペ演出のロッシーニの初期歌劇を集めたボックス・セットが復活しました。
毎年5月に開催される1952年に南ドイツ放送によって創始されたシュヴェツィンゲン音楽祭。この映像集は、1988年から1992年にかけて同音楽祭で上演さ れた巨匠演出家ミヒャエル・ハンペによるロッシーニの初期歌劇をまとめたもの。会場は、シュヴェツィンゲン宮殿内にあるロココ劇場。プファルツ選帝侯の夏の宮 殿だったシュヴェツィンゲン城は、バロック式の美しい庭園が有名で、このロココ劇場も18世紀時代のオリジナルの姿を現在まで保った豪華な内装です。内容は、 チェチーリア・バルトリが出演している『セビリャの理髪師』。勘違いが引き起こす、おかしな恋の物語を描いた『絹のはしご』。内緒で愛し合う恋人たちと、周囲のド タバタを描く『結婚手形』。恋の行き違いと替え玉事件を、ロッシーニ流に楽しくおもしろく演出したオペレッタ『ブルスキーノ氏』。勘違いとなりすましが恋の大騒 動を巻き起こす『なりゆき泥棒』。
20-57388(4DVD)
シュヴェツィンゲン音楽祭ライヴ〜ミヒャエル・ハンペ演出によるロッシーニ作品
[DVD1]歌劇「ブルスキーノ氏」全曲
 アレッサンドロ・コルベッリ(Br)、アメリア・フェッレ(S)、アルベルト・リナルディ(Bs) 他
 収録:1989年5月7-9日、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場(ライヴ)
[DVD2]歌劇「結婚手形」全曲
 ジョン・デル・カルロ(Br)ジャニス・ホール(S)、デイヴィッド・キューブラー(T)他
 収録:1989年5月6-9日、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場(ライヴ)
[DVD3]歌劇「なりゆき泥棒」全曲
 ステュアート・ケイル(T)、スーザン・パターソン(S)、ロバート・ギャンビル(T) 他
 収録:1992年5月 ドイツ、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場(ライヴ)
[DVD4]歌劇「絹のはしご」全曲
 デイヴィッド・グリフィス(T)、ルチアーナ・セッラ(S)、ジェーン・バネル(Ms) 他
 サイモン・ヤング(ハープシコード、フォルテピアノ)
 収録:1990年5月6-8日、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場(ライヴ)
 ジェルメッティ(指)シュトゥットガルト放送交響楽団
NTSC/4:3/PCM-Stereo
DD5.1/DTS5.1
ロッシーニの美しいオペラ4作品がお買い得ボックスで!絢爛豪華なシュヴェツィンゲンのロココ劇場も見所。

20-57389(5DVD)
ロッシーニ初期オペラ・ボックス
ミヒャエル・ハンペ演出


■DVD1
歌劇『セビリャの理髪師』


■DVD2
歌劇『絹のはしご』


■DVD3
歌劇『なりゆき泥棒』


■DVD4
歌劇『結婚手形』


■DVD5
歌劇『ブルスキーノ氏、または替玉息子』
■DVD1(158分)
チェチーリア・バルトリ、ジノ・キリコ、カルロス・フェラー、ロバート・ロイド、他、シュトゥットガルトRSO、ケルン歌劇場cho、ガブリエレ・フェルロ(指)
演出:ミヒャエル・ハンペ
映像監督:クラウス・ヴィレー
収録:1988年、シュヴェツィンゲン音楽祭(ライヴ)
■DVD2(100分)
デイヴィッド・グリフィス、ルチアーナ・セッラ、ジェーン・バネル、デイヴィッド・キューブラー、アルベルト・リナルディ、アレッサンドロ・コルベッリ、他
サイモン・ヤング(ハープシコード、フォルテピアノ)
シュトゥットガルトRSO、ジャンルイージ・ジェルメッティ(指)
演出:ミヒャエル・ハンペ
映像監督:クラウス・ヴィレー
収録:1990年5月6-8日、シュヴェツィンゲン宮殿内ロコ
コ劇場(ライヴ)
■DVD3(94分)
ステュアート・ケイル、スーザン・パターソン、ロバート・ギャンビル、他、シュトゥットガルトRSO、ジャンルイージ・ジェルメッティ(指)
演出:ミヒャエル・ハンペ
映像監督:クラウス・ヴィレー

DVD4(82分)
ジョン・デル・カルロ、ジャニス・ホール、デイヴィッド・キューブラー、アルベルト・リナルディ、カルロス・フェラー、アメリア・フェッレ、他、シュトゥットガルトRSO、ジャンルイージ・ジェルメッティ(指)
演出:ミヒャエル・ハンペ
映像監督:クラウス・ヴィレー
収録:1989年5月6-9日、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場
(ライヴ)
■DVD5(98分)
アレッサンドロ・コルベッリ、アメリア・フェッレ、アルベルト・リナルディ、ヴィート・ゴッビ、デイヴィッド・キューブラー、オスラヴィオ・ディ・クレディコ、カルロス・フェラー、ジャニス・ホール、シュトゥットガルトRSO、ジャンルイージ・ジェルメッティ(指)
演出:ミヒャエル・ハンペ
映像監督:クラウス・ヴィレー
収録:1989年5月7-9日、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場(ライヴ)

画面:4:3 NTSC
音声:PCMステレオ
原語:イタリア語
字幕:英独仏西
リージョン:ALL、532分
毎年5月に開催される1952年に南ドイツ放送によって創始されたシュヴェツィンゲン音楽祭。この映像集は、1988年から1992年にかけて同音楽 祭で上演された巨匠演出家ミヒャエル・ハンペによるロッシーニの初期オペラをまとめたもの。会場は、シュヴェツィンゲン宮殿内にあるロココ劇場。プファ ルツ選帝侯の夏の宮殿だったシュヴェツィンゲン城は、バロック式の美しい庭園が有名で、このロココ劇場も18世紀時代のオリジナルの姿を現在まで保っ た豪華な内装です。 内容は、チェチーリア・バルトリが出演している『セビリャの理髪師』。勘違いが引き起こす、おかしな恋の物語を描いた『絹のはしご』。内緒で愛し合う 恋人たちと、周囲のドタバタを描く『結婚手形』。恋の行き違いと替え玉事件を、ロッシーニ流に楽しくおもしろく演出したオペレッタ『ブルスキーノ氏』。 勘違いとなりすましが恋の大騒動を巻き起こす『なりゆき泥棒』。 (Ki)

20-57394F(Bluray)
20-57398D
ジルヴェスターコンサート2008
ガーシュウィン:キューバ序曲
バーバー:弦楽のためのアダージョ
コープランド:アメリカの古い歌【船頭の踊り、ちらし、遠い昔、ささやかな贈り物、私は猫を買ってきた】
ジョン・アダムズ:高速機械で早乗り
ガーシュウィン:「ポギーとベス」より<サマータイム><ベス、お前は俺のもの>
 パリのアメリカ人
ジェローム・カーン:「ショウ・ボート」より<オールマン・リバー>
スーザ:自由の鐘
サー・サイモン・ラトル(指)BPO
トー マス・クヴァストホフ(Bs-Br)
ポリーヌ・マレファンヌ(S)

収録:2008年12月31日ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)
映像監督:エリーザベト・マルツァー
◆Blu-ray
画面:1080/60i-Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、DTS-HD Master Audio5.1
82分
◆DVD
画面: 16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DTS5.1、DD5.1
82分
2008年に行われた大晦日の風物ベルリン・フィルのジルヴェスターコンサートの映像が発売になります。テーマは「アメリカ」。2008年はアメリカ大 統領選挙が行われ、オバマ氏が47歳でアフリカ系アメリカ人初の大統領に選出されたり、リーマン・ショックが起こったりとアメリカが何かと話題となっ た年でした。 コンサートはガーシュウィンの「キューバ序曲」で始まります。キューバを訪れたガーシュウィンが現地の陽気な人々や街の賑わいに影響を受けて作曲し た作品で、キューバの旋律、リズムを用いたラテン的な楽曲。どんな楽曲でも弾きこなすベルリン・フィルの上手さに冒頭から驚かされます。このコンサー トのゲスト・ソリストにはトーマス・クヴァストホフとポリーヌ・マレファンヌの二人の歌手が招かれました。クヴァストホフが歌うコープランドの「アメリ カの古い歌」は、讃美歌、南部の子守歌、黒人霊歌などアメリカの様々な歌を集めた曲集。特に<私は猫を買ってきた>は、色々な動物の鳴き声を表現 する賑やかな曲で、クヴァストホフが面白く聴かせてくれます。ベルリン・フィルが奏でるオール・アメリカ・プログラムによる、一年の最後の華やかなコ ンサートを存分に楽しむことのできる映像です。 (Ki)
20-57408
RIAS室内合唱団の創立60周年記念ライヴ
バッハ
:モテット第2番「御霊はわれらの弱きを助けたもう」BWV226
カンタータ第146番よりシンフォニア
モテット「汝を去らしめず、汝われを祝せずば」BWVAnh.159
カンタータ第35番〜コンチェルト
モテット第3番「イエス、わが喜び」BWV227
カンタータ第188番〜シンフォニア
モテット第4番「恐るるなかれ、われ汝とともにあり」BWV228
カンタータ第169番〜シンフォニア
モテット第1番「主に向かいて新しき歌をうたえ」BWV225
ハンス=クリストフ・ラーデマン(指)
RIAS室内cho、ベルリン古楽アカデミー

収録:2008年10月3日ゲッセマネ教会、ベルリン(ライヴ)
NTSC/16:9/PCM-Stereo
DD5.1DTS5.1/93mm
このコンサートは、RIAS室内合唱団の創立60周年記念ライヴ。1948年に設立され、現在では世界有数の合唱団としての地位を築いています。新しく指揮者にハンス=クリストフ・ラーデマンを迎え、より躍動感を増し絶妙な透明感を湛えた歌声を聴かせてくれます。J.S.バッハの美しいモテットとベルリン古楽アカデミーによるカンタータのシンフォニアを配置した内容。ライプツィヒを訪れたモーツァルトが感動したという有名なエピソードがあるモテット第1番、有名な第3番は絶品の美しさ。RIAS室内合唱団の歌唱の素晴らしさを再確認する1枚です。 (Ki)
20-57418D
競争相手〜ロシアの神童たち 監督:イレーヌ・ラングマン
イリーナ・チスチャコワ、
ニキータ・ムンドヤンツ、
ドミートリー・クルトゴロヴィ、
エレーナ・コレスニチェンコ(P)

収録:2009年/ルール・トリエンナーレ音楽祭でのライヴ
画面:NTSC16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
字幕:英、独、仏、露/98mm
「ロシアの恐るべき子供たち」という2000年制作のテレビ番組で特集された4人のピアノの神童たち。それから10年を経た彼らの現在を追ったドキュメンタリー。旧ソ連型英才教育を受けた彼らも20代半ばとなり、結婚して娘を持ちハノーヴァーに住むエレーナ、作曲に転じモスクワ音楽院で生ぶニキータなど、それぞれの道を進みつつも、マネージメント探しの困難さや将来への不安など、等身大の姿を見せてくれます。10年前と現在の映像が錯綜し、特に大きな出来事が起きはしませんが、超絶技巧を武器に現在世界を席巻するロシアのピアニストたちが、実は悩みに満ちたごく普通の若者たちであることを教えてくれます。日本語の字幕は付いていませんが、あまり学生たちならばわかりあえる、もうひとつの「のだめカンタービレ」と申せましょう。 (Ki)
20-57428D
ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス リッカルド・シャイー(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
アレクサンドリナ・ペンダチャンスカ(S)
マヌエラ・カスター(Ms)
ステファノ・セッコ(T) 
ミルコ・パラッツィ(Bs)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスcho
ライプツィヒ歌劇場cho
ミヒャエル・シェーンハイト(Org)

収録:2008年11月6-7日ゲヴァントハウス、ライプツィヒ

85mm/画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.0
字幕:ラテン語、英、独、仏、西
リージョン:0
リッカルド・シャイーと手兵ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管によるロッシーニ屈指の傑作「小ミサ・ソレムニス」。ロッシーニ没後140年を記念して行われたコンサート映像です。ロッシーニは「ウィリアム・テル」を最後にオペラ作曲家としての筆を折る決心をします。その後もピアノ曲や声楽曲は作曲し続け晩年に作曲された「小ミサ・ソレムニス」は「スターバト・マーテル」と並ぶ大作であり、ロッシーニ自身この作品を「わが老境における最後の大罪」と呼んでいます。オリジナルの楽器編成は12人の歌手と2台のピアノ、ハルモニウムのという珍しい小編成ですが、ここでは後にロッシーニ自身が他人にオーケストレーションされるのを嫌って自ら書いた管弦楽稿を用いています。最後にはゲヴァントハウス管のソロ・オルガン奏者として活躍していたミヒャエル・シェーンハイトが高らかにオルガンを響かせています。オペラのアリアのように美しい旋律を歌うのは、ブルガリア出身のプリマドンナ、ペンダチャンスカ、イタリアのメゾ・ソプラノの花マヌエラ・カスター、幅広いレパートリーを持つリリック・テノールのステファノ・セッコ、イタリアの若手バス歌手ミルコ・パラッツィ。ロッシーニの音楽を理解し、最高の表現者であるシャイー。この作品はボローニャ市立歌劇場管との録音がありますが、絶大な信頼を獲得してきたゲヴァントハウス管と至高の名演を聴かせてくれています。 (Ki)
20-57438
ノーベル賞コンサート2008
スウェーデン国王歌、
ドヴォルザーク
:交響曲第7番、モーツァルト:ミサ曲ハ短調K.427
[ボーナストラック]ガーディナーへのインタヴュー、ノーベル賞受賞者へのインタヴュー
ミア・パーション(S)、アン・ハレンベリ(A)、
ヘルゲ・ルンニング(T)、ペーテル・マッティ(Bs)
モンテヴェルディcho、エリク・エリクソン室内cho、
ジョン・エリオット・ガーディナー(指)ロイヤル・ストックホルムPO

収録:2008年12月8日ストックホルム・コンサート・ホール(ライヴ)/PCMステレオ/ドルビー・デジタル5.1/dts5.1/99(’コンサート)+24(’ボーナス)/カラーNTSC16:9/オー^ルリージョン/字幕:ラテン語・英・独・仏
物理学賞を受賞した益川敏英氏と小林誠氏、そして化学賞の下村脩氏が出席した2008年のノーベル賞授与式。衛星中継も行なわれ、大きく報じられたのは記憶に新しいところ。これに先立つ12月8日、ガーディナーの指揮でお膝元ロイヤル・ストックホルム・フィルによる記念コンサートが開かれ、物理学賞の日本のふたりを含むノーベル賞受賞の決まった学者らが招かれました。その模様を収めたソフトがこのたびmediciartsよりリリースとなります。はじめに、スウェーデンのカール16世グスタフ国王ら王室の入場。これに合わせたオケ伴奏による会場の国王歌斉唱に引きつづいて演奏されたのが、ドヴォルザークの第7交響曲。これはまさしく熱演と呼ぶにふさわしい内容。映像から確認できますが,モダンのオケに対向配置を採用したガーディナーは終始起伏の大きな表現でオケを駆り立てます。これとはムードも一転して、プログラムの後半はモーツァルトの「大ミサ」。こちらは手兵モンテヴェルディ合唱団と、やはり精鋭として名高いエリク・エリクソン室内合唱団との合同編成による声楽パートがこの上ない充実ぶり。ソリストではまた、パーションの可憐な歌唱も魅力となっています。ガーディナーによる「大ミサ」の映像ソフトでは、ピリオド楽器による手兵イングリッシュ・バロック・ソロイスツと、今回同様にモンテヴェルディ合唱団を起用したライヴ(1991年)もありましたが、さすがはガーディナーというべきでしょうか。経験に裏付けられた安定感と研ぎ澄まされた美の表現がけた違いのすばらしさというほかありません。音質・画像ともきわめて良好。  (Ki)
20-57488
モーリス・ベジャール〜時を超えて


ストラヴィンスキー:『春の祭典』

ラヴェル:『ボレロ』
モーリス・ベジャール&20世紀バレエ団(ベジャール・バレエ・ローザンヌ)

『春の祭典』
(1)収録:1960年/BW(36分)
出演:ジェルミナル・カサド、タニア・バリ、フラヴィオ・ベンナーティ、ピエール・ドブリエヴィッチ、モーリス・ベジャール、アントニオ・カーノ、マリー=クレール・カリエ、ローラ・プロエンサ、ジェニ・ランゲ、ニコレ・フローリス
(2)収録1971年/カラー(36分)
出演:タニア・バリ、ジェルミナル・カサド、パオロ・ボルトルッチ

『ボレロ』
(1)収録1962年/SW(18分)
出演:ディスカ・シフォニス
(2)収録1977年/カラー(20分)
出演:マイヤ・プリセツカヤ

画面:4:3,NTSC
音 声:モノラル
リージョン:All、110分
天才振付師モーリス・ベジャール(1927-2007)。ベジャールの代表作『春の祭典』『ボレロ』がデジタル・リストアされて発売されます。 ベジャールの『春の祭典』は、1959年にブリュッセルで初演され、革新的な舞台は瞬く間に支持を集め、20世紀バレエ団設立のきっかけともなりました。 ここに収録されているのは、1960年と1971年の映像。ベジャールとともに初期の20世紀バレエ団を支えた名手ジェルミナル・カサド、タニア・バリ やパオロ・ボルトルッチらが出演しています。 そして『ボレロ』は、円卓の上でソロ・ダンサーが踊り、他のダンサーたちが取り囲んで群舞を踊る作品。ディスカ・シフォニスが海から上がってくる様子 に着想を得て創作。その後ジョルジュ・ドンがメロディを踊ったクロード・ルルーシュ監督映画『愛と哀しみのボレロ』で世界的名声を得ました。ここでは、 ディスカ・シフォニスによる1962年収録の映像と、現代最高のバレリーナ、マイヤ・プリセツカヤが1977年に収録した映像2篇がおさめられています。 (Ki)
20-57458
ヘンデル没後250年記念コンサート
ヘンデル:祭司ザドク-ジョージ2世のための戴冠式アンセムHWV.258
オラトリオ「エステル」〜シンフォニア
テ・デウム「デッティンゲン戦勝記念のための」HWV.283
オラトリオ「サウル」〜第1曲シンフォニア/第75曲葬送行進曲
シオンに上る道は嘆く-キャロライン王妃のための葬送アンセムHWV.264〜第5曲、第7曲&第10曲
ユビラーテ「ユトレヒトの講和」〜第6曲/第7曲主に向かいて新しき歌を歌え-シャンドス・アンセムHWV249b
オラトリオ「イスラエルのエジプト人」〜第35/第39曲
ウルリケ・フルデ(S)、アルブレヒト・ザック(T)、
フェリックス・プロック(Bs)、
MDR放送cho、
ハレンザー・マドリガリステン
ヘンデル音楽祭cho、
ハレ歌劇場cho
イングリッシュ・コンサート
ハワード・アルマン(指)
ハレ・ヘンデル音楽祭O(オリジナル楽器使用)

収録:2009年4月19日ハレ・マルクト教会(ヘンデル音楽祭ライヴ)

PCMステレオ/ドルビー・デジタル5.1/dtsサラウンド5.1
103’/カラーNTSC16:9/Region-All/字幕:英・仏
ヘンデル没後250年にあたる2009年の4月に、ヘンデルが洗礼を受けたハレのマルクト教会で行われた記念演奏会の模様を収めた映像作品。ヘンデルの生地ハレでは1922年より毎年6月にヘンデル音楽祭が行われるのが恒例となっていますが、ここでは特別の機会ということで、ヘンデル没後25年の1784年にロンドンのウェストミンスター寺院で行われた史上初のヘンデル記念演奏会のプログラムを再現したものとなっています。ヘンデルのエキスパート、アルマンのもと、ヘンデルゆかりの英国とドイツを代表する世界的なふたつのバロック・オケが大合同、さらに4つの名門合唱隊、それにソリストが結集したコンサートは大いに盛り上がりをみせ、ヘンデル・イヤーのハイライトにふさわしいすぐれた内容となっています。 (Ki)
20-57468D
ハイドン:オラトリオ「天地創造」 アネッテ・ダッシュ(S)
クリストフ・シュトレール(T) 
トーマス・クヴァストホフ(Br)
アダム・フィッシャー(指)
オーストリア・ハンガリー・ハイドンPO

収録:2009年5月31日エステルハージ宮殿ハイドン・ザール(アイゼンシュタット、オーストリア)
※画面:NTSC16:9/音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1/リージョン:0/字幕:英、仏、独/108mm
ハイドン没後200年記念して行われた演奏会のライヴ収録。1987年にアダム・フィッシャーによって設立されたオーストリア・ハンガリー・ハイドン・フィルハーモニー。設立当初は「鉄のカーテン」が崩壊する前の冷戦時代。ハイドンが暮らしたオーストリア、ハンガリーの選りすぐりの音楽家を集め、ハイドンの作品を共に演奏することで国境を越えようという目的で活動。ハイドンの聖地アイゼンシュタットのエステルハージ宮殿のハイドン・ザールを拠点に、毎年開催されているハイドン音楽祭では主役を務め、ハイドン・スペシャリストとしての不動の地位を確立しています。ハイドン・イヤーのメイン・イベントとして、ハイドンの命日である5月31日に行われたコンサートで演奏されたのがこの「天地創造」です。 ヨーロッパ各地で放映され、かなりの盛り上がりを見せた歴史的公演となりました。ハイドンの音楽を生かし、作品の真髄に迫る演奏。伸びやかな声と愛らしい容姿で注目を集めているベルリン出身の若手ソプラノ歌手アネッテ・ダッシュ、「魔笛」のタミーノ役で評判を呼んだテノール、クリストフ・シュトレール、そして名バリトン、トーマス・クヴァストホフらをソリストに迎え、実に感動的な音楽を作り出しています。 (Ki)

20-57478(25DVD)
マエストロ・クラウディオ・アバド・エディション
■DVD1
ドキュメンタリー『ザ・オーケストラ〜クラウディオ・アバドとモーツァルトOの音楽家たち』
■DVD2
ドキュメンタリー:「沈黙を聴く」〜クラウディオ・アバドの芸術的肖像
ノーノ:プロメテオ
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」
ベートーヴェン:交響曲第1,3&9番、エグモント序曲
ブルックナー:交響曲第1&9番
ストラヴィンスキー:詩篇交響曲
ブラームス:ドイツ・レクイエム
R.シュトラウス:エレクトラ
ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品
ドビュッシー:海
チャイコフスキー:交響曲第5番(抜粋)
■DVD3
ドキュメンタリー:「音楽と静寂のはざま」〜クラウディオ・アバドの肖像
収録曲(抜粋):
(1)ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
(2)ブラームス:交響曲第2番
(3)ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」序曲
(4)シューベルト:交響曲第2番
(5)ブルックナー:交響曲第1番
(6)シューベルト:歌劇「フィエラブラス」
(7)ロッシーニ:歌劇「泥棒かささぎ」序曲
(8)ブルックナー:交響曲第9番
(9)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
(10)R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」
(11)ブルックナー:交響曲第9番(マーラー・ユーゲント管)
■DVD4
ドキュメンタリー:シャローム(Shalom)〜パパゲーノ合唱団
■DVD5
ドキュメンタリー:『ルクス・エテルナ〜クラウディオ・アバド・イン・リハーサル』
■DVD6
『プロメテウス』神話の様々な変奏〜火の詩
ベートーヴェン:『プロメテウスの創造物』Op.43より(導入部『嵐』/第1番/第9番/パストラーレ第10番)
リスト:交響詩『プロメテウス』
スクリャービン:交響曲第5番『プロメテウス』
ノーノ:『プロメテオ』組曲(1992)〜ヘルダーリン
■DVD7
ベルリン・フィル・イン・ジャパン1994
ムソルグスキー:禿山の一夜(原典版)
ストラヴィンスキー:組曲『火の鳥』(1919年版)
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
■DVD8
『ヴァルトビューネ1996〜イタリアン・ナイト』
ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』序曲
歌劇『ナブッコ』より「行け、わが思いよ、金色の翼に乗って」
歌劇『ドン・カルロ』より「彼れ!王子!我らの胸に友情を」
歌劇『運命の力』序曲
歌劇『仮面舞踏会』より「永久に君を失えば」
歌劇『オテロ』より「喜びの炎よ」
歌劇『オテロ』より「無慈悲な神の命ずるままに」
歌劇『オテロ』より「すでに夜もふけた」
歌劇『アイーダ』より「凱旋行進曲〜エジプトとイシスの神に栄光あれ」
歌劇『シチリア島の夕べの祈り』序曲
ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』序曲
歌劇『セビリアの理髪師』序曲
ベッリーニ:歌劇『カプレーティとモンテッキ』より「私はこうして晴れの衣装を期せられ...ああ、いくたびか」
リンケ:ベルリンの風
■DVD9
ブラームス:ドイツ・レクイエム
■DVD10
『ジルヴェスター・コンサート1997 カルメン』
ビゼー:歌劇『カルメン』より[前奏曲,ハバネラ,闘牛士の歌,にぎやかな楽の調べ,花の歌,合唱と場面]
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
サラサーテ:カルメン幻想曲
ラヴェル:スペイン狂詩曲
ファリャ:『恋は魔術師』より『火祭りの踊り』
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
■DVD11
『ヨーロッパ・コンサート1998 フロム・ストックホルム』
ワーグナー:歌劇『さまよえるオランダ人』序曲
チャイコフスキー:交響的幻想曲『テンペスト』Op.18
ドビュッシー:夜想曲
ヴェルディ:聖歌四篇
■DVD12
ジルヴェスター・コンサート〜ガラ・フロム・ベルリン1999『グランド・ファイナル』
ベートーヴェン:交響曲第7番より第4楽章
ドヴォルザーク:交響曲第8番より第4楽章
マーラー:交響曲第5番より第5楽章
ストラヴィンスキー:『火の鳥』より(カスチェイ王の魔の踊り/子守歌/終曲)
ラヴェル:『ダフニスとクロエ』より「全員の踊り」
プロコフィエフ:『アレクサンドル・ネフスキー』より「アレクサンドルのプスコフへの入場」
シェーンベルク::『グレの歌』より「見よ、太陽」
リンケ:『グリグリ』序曲
 『フォリー・ベルジェール』より「行進曲」
 『督促』より「ギャロップ」
 ベルリンの風
トランスラトイル:スポーツ宮殿ワルツ
フィッシャー:スパークリング・シャンペン
ニコライ:『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲
コロ:菩提樹の木陰にいる限り
■DVD13
『カラヤン・メモリアル・コンサート』
モーツァルト:レクイエム(フランツ・バイヤー&ロバート・レヴィンによる校訂版)
「墓標の音楽」K.42〜〈この心を見て私に問え〉
「証聖者の荘厳晩課」K.339〜〈ラウダーテ・ドミヌム〉
■DVD14
『ヨーロッパ・コンサート2000 フロム・ベルリン』
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
■DVD15
『ジルヴェスター・コンサート2000』ヴェルディ・ガラ
ヴェルディ:『仮面舞踏会』より「彼女は天を見つめる」「諸君、ウルリカの家で」「見よこの夜に」「オスカルのカンツォーネ」
『ドン・カルロ』より「王妃の舞踏会」
『リゴレット』より「あれかこれか」「女心の歌」
『椿姫』より「乾杯の歌」「花から花へ」
『ファルスタッフ』より第1幕第2場
『ファルスタッフ』より第2幕第2場
『ファルスタッフ』より第3幕フィナーレ
J・シュトラウス:『仮面舞踏会』によるカドリーユ
■DVD16
ベートーヴェン:交響曲第4番
交響曲第7番イ長調Op.92
■DVD17
ベートーヴェン:交響曲第1番
交響曲第6番『田園』
交響曲第8番ヘ長調Op.93
■DVD18
ヨーロッパ・コンサート2002フロム・パレルモ
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』
ベートーヴェン:『エグモント』序曲
ヴェルディ:『シチリア島の夕べの祈り』序曲
■DVD19
マーラー:交響曲第2番『復活』
■DVD20
ドビュッシー:組曲『聖セバスチャンの殉教』
交響詩『海』
■DVD21
マーラー:交響曲第9番ニ長調
■DVD22
マーラー:交響曲第4番ト長調
■DVD23
バッハ:ブランデンブルク協奏曲全6曲
アンコール:第2番ヘ長調BWV.1047より第3楽章アレグロ・アッサイ
■DVD24
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
マーラー:交響曲第1番『巨人』
■DVD25
マーラー:交響曲第4番ト長調
リュッケルトの詩による5つの歌曲
全て、クラウディオ・アバド(指)


■DVD2
ダニエル・ハーディング、アルブレヒト・マイヤー、ヴォルフラム・クリスト、コーリャ・ブラッハー
BPO、VPO、ルツェルン祝祭O、グスタフ・マーラー・ユーゲント
■DVD3
(1)BPO/1995年4月ザルツブルク復活音楽祭
(2)BPO/1994年5月1日マイニンゲン劇場
(3)ヨーロッパ室内管/1995年2月フェリーチェ歌劇場
(4)ヨーロッパ室内管/1995年2月フェリーチェ歌劇場
(5)VPO/1968年
(6)VPO/1988年5月アン・デア・ウィーン劇場
(7)VPO/1991年ニューイヤー・コンサート
(8)マーラー・ユーゲントO/1995年8月シテ・ドゥa・ラ・ミュジーク
(9)マーラー・ユーゲントO、ピリス(P)/1995年8月シテ・ドゥ・ラ・ミュジーク
(10)BPO/1995年4月ザルツブルク復活祭音楽祭
(11)マーラー・ユーゲントO
クラウス・シュトゥール、ゲオルク・ファウスト、ハンスイェルク・シェレンベルガー、ヴォルフラム・クリスト、ダグラス・ボイド、シャルロット・ガッスルブラハト、ズービン・メータ、ダニエル・バレンボイム、ビエール・ブーレーズ、他
■DVD5
モンセラート・カバリエ(S)
ペテル・ドヴォルスキー(T)
サミュエル・レイミー(Bs)
ルチア・ヴァレンティーニ=テッラーニ(Ms) 
ミラノ・スカラ座O、
ミラノ・スカラ座cho
収録:1985年ヴェネツィア、サン・マルコ寺院
■DVD6
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ:スクリャービン)
ベルリン・ジングアカデミー、フライブルク・ゾリステンcho、BPO
収録:1992年5月23-25日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD7
BPO
収録:1994年10月14日東京、サントリーホール(ライヴ)
■DVD8
アンジェラ・ゲオルギュー(S)
セルゲイ・ラリン(T)
ブリン・ターフェル(Br)
BPO
収録:1996年6月
■DVD9
BPO、
バーバラ・ボニー(S)
ブリン・ターフェル(Br)
スウェーデン放送cho
エリク・エリクソン室内cho
収録:1997年4月3日楽友協会大ホール、ウィーン
■DVD10
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)
ロベルト・アラーニャ(T)
ブリン・ターフェル(Br)
ヴェロニク・ジャンス(S)
ステラ・ドゥフェクシス(Ms)
ミハイル・プレトニョフ(P)
ギル・シャハム(Vn)
オルフェオン・ドノスティアラ(cho)
南チロル児童cho
BPO
収録:1997年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD11
マリー・アレクシス(S)
スウェーデン放送cho、
エリック・エリクソン室内cho、
マリア・ヴィースランデル(コーラスマスター)
BPO
収録:1998年5月1日ヴァーサ号博物館、ストックホルム(ライヴ)
■DVD12
クラウス・マリア・ブランダウアー(語り:グレの歌)
ベルリン放送cho、RIAS室内cho、BPO
収録:1999年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD13
BPO、スウェーデン放送cho、
カリタ・マッティラ(S) 
サラ・ミンガルド(Ms) 
ミヒャエル・シャーデ(T) 
ブリン・ターフェル(Br)
ラヘル・ハルニッシュ(S)
収録:1999年7月16日ザルツブルク大聖堂、ライヴ
■DVD14
ミハイル・プレトニョフ(P)
カリタ・マッティラ(S)
ヴィオレータ・ウルマーナ(C.A)
トマス・モーザー(T)
アイケ・ヴィルム・シュルテ(Br)
エリック・エリクソン室内cho
スウェーデン放送cho、
BPO
収録:2000年5月1日ベルリン、フィルハーモニー((ライヴ)
■DVD15
アンドレア・ロスト(S) 
アラン・タイタス(Br) 
ラモン・ヴァルガス(T) 
ラリッサ・ディアドコーヴァ(Ms)
ステラ・ドゥフェクシス(Ms) 
エンリーコ・ファチーニ(T) 
エリザベス・フュートラル(S) 
ルーチョ・ガッロ(Br)
マッシモ・ジョルダーノ(T) 
アナトリー・コチェルガ(Bs) 
アンソニー・ミー(T) 
カルメラ・レミージョ(S)
プラハ放送cho
BPO
収録:2000年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD16
BPO
収録:2001年2月ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院
■DVD17
BPO
収録:2001年2月ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院
■DVD18
ギル・シャハム(Vn)
BPO
収録:2002年5月1日マッシモ劇場、パレルモ(ライヴ)
■DVD19
エテーリ・グヴァザーヴァ(S) 
アンナ・ラーション(Ms) 
オルフェオン・ドノスティアラ(cho)
ルツェルン祝祭O
収録:2003年8月21日ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール(ライヴ)
■DVD20
ラへル・ハルニッシュ(S) 
エテーリ・グヴァザーヴァ(S) 
スイス室内cho
ルツェルン祝祭O
収録:2003年8月14日ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール(ライヴ)
■DVD21
グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ
収録:2004年4月14日ローマ、聖チェチーリア音楽院におけるライヴ録音
■DVD22
グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ
収録:2006年4月24−25日ウィーン、ムジークフェラインザール
■DVD23
ジュリアーノ・カルミニョーラ(Vn:コンサートマスター) 
ミカラ・ペトリ(リコーダー) 
アロイス・ポッシュ(Cb)
ラインホルト・フリードリヒ(Tp) 
オッターヴィオ・ダントーネ(Cemb)、他
モーツァルトO
収録:2007年4月21日イタリア、レッジョ・エミリア、ヴァーリ市立劇場
■DVD24
ユジャ・ワン(P)
ルツェルン祝祭O
収録:2009年8月12日ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール(ライヴ)
■DVD25
マグダレーナ・コジェナー(Ms)
ルツェルン祝祭O
収録:2009年8月21、22日ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール



画面:NTSC、16:9、4:3(DVD3,5,6)
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
リージョン:All
字幕(ドキュメンタリー):英独仏韓,日本語
2014年1月20日80歳で惜しくも亡くなったクラウディオ・アバド。まもなく没後5年を迎えます。当DVDボックスは、アバドの人間性、音楽性 を描いたドキュメンタリー5篇と、晩年のライヴ映像を中心とした25枚のボックス・セットです。カラヤンの後任としてベルリン・フィルの首席指揮者に 就任したアバド。約13年間のアバド時代を象徴するようなコンサートを収録。さらに、自らグスタフ・マーラー・ユーゲントO、モーツァルト管 弦楽団などを設立し、若手音楽家の育成にも力を入れていたアバドの功績をたたえるライヴ映像、ドキュメンタリーも含まれています。
■DVD1
モーツァルトOの2013年ヨーロッパ・ツアーをとらえたドキュメンタリー。この映像がアバドとの最後のツアーとなりました。モーツァルトOは、2004年にクラウディオ・アバド自身が設立した若きオーケストラですが、400年にわたる歴史と伝統に支えられた音楽組織、アッカデミア・フィラルモニカの中心的存在といえる団体です。かつてモーツァルトがボローニャを訪れ、音楽家マルティーニ神父に教えを請うた来歴を由来とし、モーツァルトOと名づけられました。この映像は、モーツァルトOの音楽家たちの音楽性、そして人間的な側面にも焦点を当てています。フィーチャーされているのは、マリア・フランチェスカ・ラテッラ、フェデリカ・ヴィニョーニ、ルーカス・ナヴァロ、アロイス・ポシュ、ラインホルト・フリードリヒ、アレッシオ・アレグリーニ、ヨハニ・ゴンザレスらベテランから若手まで。さらにクラウディオ・アバドの未公開インタビュー、ボローニャ、ルツェルン、ウィーン、マドリード、パレルモでのリハーサル風景も収録。ボーナス映像には、団員たちの個別インタビューが収録され、アバドの大いなる遺産であるモーツァルトOを深く掘り下げた見ごたえのある内容となっています。
■DVD2
世界的に絶賛されたアバドのドキュメンタリー映像。巨匠クラウディオ・アバドの音楽ドキュメンタリー映像。若き日のウィーン・フィル、10年余りにわたったベルリン・フィル音楽監督時代、近年のグスタフ・マーラー・ユーゲントオーケストラ、ルツェルン祝祭Oでの演奏映像、インタビューや、名優ブルーノ・ガンツを初めとする芸術的盟友たちの証言によって、名映像ディレクター、ポール・スマチヌィ(シュマツニー)がアバドの知られざる実像を描きます。2004年モントリオール国際映像芸術祭、ベスト・ポートレート賞、2004年パリ映像(芸術&教育)祭グラン・プリ受賞作品。
■DVD3
伝統ある一流のオーケストラと同時に次世代を担う若手音楽家の育成にも心血を注いだアバド。さらには、現代音楽にも積極的に取り組み同世代の音楽を広めてきました。この映像は、音楽家として人としてのアバドの魅力を描いたもの。タイトルの「音楽と静寂のはざま」とは、アバドにとって”静寂”は音楽上欠かせないもの。映像中で「山には都会が失った静寂があります」と語っていますが、音楽でも、音が鳴っていることで音楽は奏でられますが、音が消えている間も音楽はそこにある、ということがより重要であるということ。ここでも、”静寂”を感じられる構成となっており、アバドの音楽感を理解することができます。
■DVD4
ボローニャのドッツァにある刑務所の囚人たちとボランティアをメンバーとしたパパゲーノ合唱団が設立されたのは2011年。この設立にはクラウディオ・アバドが深くかかわっていました。この映像は、「音楽は人生に必要不可欠であり、音楽によって人生が変わることもある。」というクラウディオ・アバドの理念に基づいて設立した社会的・教育的プロジェクト「Mozart14」の一貫として行われたコンサートの記録とドキュメンタリーです。
■DVD5
1985年にサン・マルコ寺院で行われたアバド&ミラノ・スカラ座によるヴェルディ:レクイエムのリハーサルを捉えたドキュメンタリー映像。監督は数々の芸術映像作品を手がけたノルベルト・バイルハルツ。ソリスト陣も世界中のオペラ・ファンを魅了するソプラノ、モンセラート・カバリエ、早世してしまったメゾ・ソプラノ、ルチア・ヴァレンティーニ=テッラーニ、色気のある深い声が魅力のバス、サミュエル・レイミー、伸びやかな歌声のテノール、ペテル・ドヴォルスキーと大変豪華。丁寧に音楽を作り上げていくアバドの統率力。音楽の歓び、演奏の歓びを共に分かち合う演奏者の熱意、精魂を傾け取り組んでいる姿が克明に描かれています。また真摯に音楽に向き合う姿はもちろん、普段は見ることができない演奏者たちの素顔も垣間見ることのできる映像となっています。
■DVD6
クラウディオ・アバドが、ベルリン・フィルの定期演奏会で取り上げた「プロメテウス」神話に基づく様々な作曲家による作品が収録されたライヴ。すでにCD、DVDで発売されており、アバドらしい企画として話題となった映像です。「プロメテウス神話」とは、ギリシア神話の神プロメテウスが人間に火を与えたとして、ゼウスの怒りをかい、不死身のプロメテウスは永遠にハゲ鷹に腹を割かれて処刑された、それを勇敢なヘラクレスがハゲ鷹を殺しプロメテウスを救うという内容。映像監督のクリストファー・スワンは、照明等を駆使した視覚的効果を巧みに使い、「火」「炎」を表現。ベルリンのフィルハーモニーホールが、赤、黄色、緑、青と変幻自在に染まっていく様子は必見です。スクリャービンの交響曲第5番『プロメテウス』では、アルゲリッチがピアノ・ソロとして登場。神秘主義に影響され、色彩への強い関心をもち、音楽に色彩をも取り込もうとしたスクリャービンの作風が最も色濃く投影された曲。大編成のオーケストラとヴォカリーズによる混声合唱、そして独奏ピアノのために作曲されました。この映像では使われてはいませんが、元々スクリャービンは、鍵盤を押すと七色に照明が変化する「色光鍵盤」の使用を指定しているので、このライヴ映像のようにホール全体が照明によって刻一刻と色彩が変化していくのは、まさに作曲者の意図通りと言え、映像で楽しむ価値のある演奏です。アルゲリッチの神秘的で魅惑的な演奏にも注目です。
■DVD7
1994年にベルリン・フィルとクラウディオ・アバドがサントリーホールで行ったコンサート映像。原典版を使用したムソルグスキーの『禿山の一夜』。魔女たちの盛大な夜会の様子が不気味に描かれ、アバドが新鮮な響きを引き出しています。これまで数多くの名演を繰り広げ、アバドが最も得意とする作品の一つ、ストラヴィンスキーの『火の鳥』。そしてアバド&ベルリン・フィルという最強タッグの実力が存分に表れたチャイコフスキーの交響曲第5番。ベルリン・フィルの圧倒的な表現力とアバドの求心力が見事な名演です。
■DVD8
1996年のヴァルトビューネ・コンサートは、アバド指揮による「イタリア・オペラの夕べ」。アンジェラ・ゲオルギュー(S)、セルゲイ・ラリン(T)、ブリン・ターフェル(Br)をゲストに迎え、ヴェルディ、ベッリーニ、ロッシーニのアリア、二重唱曲、合唱曲が歌われます。当時、破竹の勢いだったゲオルギューの美しい容姿と歌唱、ターフェルの珍しいヴェルディ、早逝したロシア人スピント・テノール、ラリンの若々しい声など、見どころたっぷりです。何よりも魅力なのは、アバドのヴェルディとロッシーニの序曲。透明感とリズムの冴えに満ちた、かけがえのない「アバドの音」を楽しむことができます。
■DVD9
ブラームス歿後100周年を迎えた1997年に、クラウディオ・アバドがベルリン・フィルを引き連れて、ライバルであるウィーン・フィルの本拠ムジークフェラインでおこなったコンサートのライヴ映像。ブラームスが晩年を過ごし、数々の傑作を生み出したウィーンはまた、「ドイツ・レクイエム」の試演がおこなわれた地でもあります。ここでのアバドは、病に倒れる前の溌剌とした演奏を展開しており、ベルリン・フィルとの関係も成熟し、まさに絶好調といえる冴え渡る指揮姿をみせてくれています。またソリストもソプラノにバーバラ・ボニー、バリトンにブリン・ターフェルと大変豪華。そしてスウェーデンの2大合唱団であるスウェーデン放送合唱団とエリク・エリクソン室内合唱団を従え完璧なアンサンブルと美しい歌声を聴かせてくれています。
■DVD10
カルメンは最も有名なオペラのひとつであるだけでなく、神話的存在です。女性的魅力の象徴であり、社会の常識をかなぐり捨てた存在として、様々な作曲家にインスピレーションを与えました。1997年のジルヴェスター・コンサートでは、クラウディオ・アバドの指揮で、カルメンの魅力が余すところなく紹介されています。プログラムの中心となるのは、当然のことながらビゼーのオペラです。カルメンの誘惑的な音調を理想的に歌い上げるアンネ・ゾフィー・オッター、エスカミーリョのブリン・ターフェルは力強い歌声、ドン・ホセのロベルト・アラーニャは繊細な表現で、それぞれの役柄を表現。若きヴェロニク・ジャンス、ステラ・ドゥフェクシスの脇役登場も興味をそそります。サラサーテのカルメン幻想曲で技巧的なソロを弾くギル・シャハム、同様に至難で、カルメンと共通するエロティシズムを発散するラフマニノフのパガニーニ狂詩曲を演奏するミハイル・プレトニョフと、豪華なソリスト陣のリストは後を絶ちません。アバドが得意とするラヴェルのスペイン狂詩曲の演奏にも、ご注目ください。
■DVD11
アバドが指揮。会場は17世紀に沈没して20世紀半ばに引き上げられた軍艦ヴァーサ号を展示してあるストックホルムの博物館。メインはヴェルディの聖歌
四篇で、合唱はスウェーデン放送合唱団とエリク・エリクソン室内合唱団という豪華な組み合わせとなっています。
■DVD12
千年に一度の演奏会、1900年代最後の日、1999年12月31日に行われたガラ・コンサートのライヴ映像。アバドもベルリン・フィルのメンバーも、この演奏会を大いに楽しんでいる様子が伝わってきて、ベルリン・フィル恒例のジルヴェスター・コンサートもこの日ばかりはお祭り騒ぎ!「グランド・ファイナル」と題されたこのコンサートは、名曲の終楽章ばかりが選曲され、観客も大盛り上がりで、観ているこちらも思わず大熱狂してしまう映像です。『グレの歌』の語りはドイツの名優クラウス・マリア・ブランダウアーが務めています。後半の団員たちの挨拶にはじまり、プログラムはおなじみ『ベルリンの風』などドイツ人ならだれでも知っている名曲が演奏され、会場はミレニアムを祝う人々の熱気で満ち溢れています。
■DVD13
ザルツブルク大聖堂で開かれたヘルベルト・フォン・カラヤン没後10周年記念コンサート。カラヤンは1989年7月16日に亡くなりました。この映像は、カラヤンゆかりの場所ザルツブルクの大聖堂で、モーツァルトのレクイエムなどを、カラヤンの後継者だったクラウディオ・アバドが指揮をしたものです。アバドはこの未完の大作を、フランツ・バイヤーとロバート・レヴィンによる校訂版の楽譜を使用し、一石を投じ大変話題となった演奏です。ソリストもフィンランドの世界的ソプラノ、カリタ・マッティラ、アバドの信望の厚かったサラ・ミンガルド、モーツァルト歌いのテノール、ミヒャエル・シャーデ、現代を代表するバス・バリトンのブリン・ターフェルと最強の布陣です。
■DVD14
この第九はベートーヴェン全集にも組み込まれた演奏。俊敏、明快なベートーヴェン像を提示し、現代のベートーヴェンを考えるうえで無視できないものと
絶賛されたものです。ピアノ協奏曲第2番では指揮者としても活躍する名手ミハイル・プレトニョフがソロを担当しています。
■DVD15
豪華歌手陣を揃え新世紀の幕開けとなった2000年のジルヴェスター・コンサートのテーマはヴェルディ。1968年から86年までは、ミラノ・スカラ座の音楽監督を務め、様々なヴェルディの作品を上演しており、アバドにとって、ヴェルディの音楽は特別な意味を持っています。
■DVD16
ベーレンライター新校訂譜の採用などで話題を呼んだこの全集は、2000年ベルリンでの第9番でスタートしましたが、ほどなくアバドが病に倒れたため、一時は完成を不安視されてさえいましたが、アバドが復調し、2001年の2月に、他の作品をローマで一気に収録したものです。俊敏、明快なベートーヴェン像を提示するこの演奏、現代のベートーヴェン演奏を考えるうえで欠かせないもの。
■DVD17
ベーレンライター新校訂譜の採用などで話題を呼んだこの全集は、2000年ベルリンでの第9番でスタートしましたが、ほどなくアバドが病に倒れたため、一時は完成を不安視されてさえいましたが、アバドが復調し、2001年の2月に、他の作品をローマで一気に収録したものです。俊敏、明快なベートーヴェン像を提示するこの演奏、現代のベートーヴェン演奏を考えるうえで欠かせないもの。
■DVD18
クラウディオ・アバドは、2002年にベルリン・フィルの首席指揮者を退任。これはベルリンでの最後の演奏会の後向かった、イタリアでの演奏会の模様です。プログラムは、アバドがしばしば取り上げているブラームスのヴァイオリン協奏曲。今回は、ギル・シャハムをソリストに迎えています。後半は、ドヴォルザークの「新世界」。ベルリン・フィルが、アバドのために全身全霊で弾いている姿に打たれます。
■DVD19
大病から復活したクラウディオ・アバドが、新たに編成したルツェルン祝祭Oを率いて行ったコンサート映像です。2003年のこのコンサートで新生ルツェルンと文字通り「復活」を果たしたアバド。メンバーは錚々たる面々が集結し、ナターリャ・グートマン、クレメンス・ハーゲン、ヴァレンティン・エルベンなどの充実の弦楽器陣、管楽器にはサビーネ・マイヤー、ウォルフガング・マイヤーら豪華な顔ぶれ。
全力で音楽を表現する様は感動的で、各パートは鮮明に浮かび上がり透明度が一層増した名演を聴かせてくれます。またソリスト2人と合唱も素晴らしくアンナ・ラーションの伸びやかな歌声がより一層美しさを際立たせています。
■DVD20
ベルリン・フィル音楽監督を勇退した後のクラウディオ・アバドが新生ルツェルン祝祭管を率いて行われた2003年のルツェルン音楽祭。1週間にわたるオープニングの掉尾となる2日間を、ドビュッシー2曲とマーラーの『復活』が飾りました。新生ルツェルン祝祭管との演奏のために満を持してきたアバドは実に精力的で、推進力に富む指揮ぶりがこのスーパー・オーケストラからみずみずしい音楽への忠誠を見事に引き出しています。交響詩『海』は意外にもアバドにとって初録音。彼は若い音楽家たちとこの作品を演奏してきたことに特別な意味を見出しており、新生ルツェルン初日、ガラ・コンサートのラストを飾ったこの演奏にも格別の思いが込められています。その演奏は、プレイヤーたちの演奏意欲を反映してか、熱気を帯びたダイナミックなアプローチがとても印象的なものとなっていて、どこまでも明晰かつ抑揚に富む各フレーズの絡み合いの面白さが、作品の描写性と循環構造の合致をきわめて高い次元で実現させていることに驚かされます。終演後の聴衆の興奮した様子からもそのことは十分に窺えるところですが、オーディオ・セットの前の聴衆にも熱い感動をもたらしてくれる高解像度かつパワフルな録音にもひたすら感謝。素晴らしい技術です。また『ルツェルン音楽祭の歴史』と題する約53分のドキュメンタリーが付いています。フルトヴェングラー、トスカニーニ、デ・サバタ、カラヤン、フリッチャイなどそうそうたる名指揮者たちが活躍した音楽祭の歴史を知ことができる貴重な映像です。
■DVD21
自らが創設に関わったグスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラを率いた2004年4月のライヴで、かつてを上回るほどの精力を見せている現在のアバドを象徴するような、凄味のある美しさが圧倒的な演奏です。まず驚かされるのは、この若いオーケストラの俊敏きわまる反応の良さと、音の精度の高さでしょう。何しろマーラーが好きで好きでしょうがない人たちです。アバドの硬軟自在のアプローチをくまなく再現していく高度な演奏能力は、ソロ楽器の巧さも含めて実に見事なものです。
■DVD22
大病から復調したアバドが意欲的に取り組む、マーラー・シリーズ。2006年4月にウィーン、ムジークフェライン大ホールで行われた演奏会を収録したものです。オケはマーラー・ユーゲント管。ほかならぬアバド自らによって1986年に結成されたオーケストラのマエストロに寄せる共感には相当なものがあり、また、作品本来の持つ若々しいムードにもふさわしいように思われます。さらに、第4楽章のソリストに迎えられたバンゼは、すでにブーレーズの録音やシノーポリとのライヴでも知られるように、ここでも魅力的な歌唱を聴かせてくれるものと期待されます。カップリングの交響詩『ペレアスとメリザンド』は、『浄夜』とならんで濃厚なロマンチシシズムが充満するシェーンベルク:の初期作品。新ウィーン楽派の作品を得意とするアバドだけに、こちらも大いに期待の持てる内容といえるでしょう。
■DVD23
クラウディオ・アバドが音楽監督を務めるモーツァルトOの演奏でブランデンブルク協奏曲全曲。モーツァルトOは、2004年にアバド自身が設立した若きオーケストラですが、400年にわたる歴史と伝統に支えられた音楽組織、アッカデミア・フィラルモニカの中心的存在といえる団体です。かつてモーツァルトがボローニャを訪れ、音楽家マルティーニ神父に教えを請うた来歴を由来としモーツァルトOと名づけられました。今回の演奏メンバーは若手演奏家から、コンサートマスターのジュリアーノ・カルミニョーラ、チェロにマリオ・ブルネロ、コントラバスはアロイス・ポッシュ、リコーダーはミカラ・ペトリなどのベテランまで顔を揃えます。チェンバロのオッターヴィオ・ダントーネの上手さにも感服です。
■DVD24
ルツェルン祝祭管を率いて2009年に行った第1番『巨人』。『空前のスーパー・オケ』と呼ばれるルツェルン祝祭管。ヴァイオリンはコーリャ・ブラッハー、ゲヴァントハウス管首席のゼバスチャン・ブロイニンガー、チェロにはナターリャ・グートマン、クレメンス・ハーゲンにベルリン・ドイツ響首席のイェンス・ペーター・マインツと、アバドのもとに集った顔ぶれはいつもながら豪華の一点に尽きます。フィナーレのコーダなど、華麗なる音の洪水に圧倒されんばかり。これまでのシリーズを通じてもそうでしたが、オケの魅力はもとより、年齢を重ねてなお、かえってアバドの若々しい音楽運びには驚きと畏敬の念を禁じ得ないところです。カップリングは、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番。ソリストに起用されたのは、いま話題のユジャ・ワン。若き日のアルゲリッチを彷彿とさせるかのような奔放苛烈なピアノはまことに痛快。ときにアバドとオケをガンガン追い立てるようなやりとりもスリリングきわまりないものです。
■DVD25
2009年収録のマーラー第4交響曲。充実しきったオーケストラ・サウンドとともに、完成度の高さということでは、フィナーレの独唱に迎えられた当代きってのメッツォのひとり、コジェナーの存在も大きいでしょう。なおプログラムの前半に第4交響曲と相前後して書かれたリュッケルト歌曲集が演奏されています。第4交響曲のアダージョとの動機上の関連がみられる『私はこの世に忘れられ』が歌われたあと、そのまま交響曲へとつながる構成となっていますが、こちらは以前よりコジェナーが実演で歌い実績を示しているレパートリーなので、コジェナーにとって初録音となる第4交響曲と併せて、深みのあるゆたかな歌唱を聴かせてくれます。 (Ki)

20-57544
(20Bluray)
ジルヴェスター・コンサートBOX(数量限定特価 画面:1080i Full HD - 16:9(Disc 1 in 4:3)
音声:PCM Stereo 、 DD 5.1, DTS 5.1
ベルリン・フィル恒例の大晦日のジルヴェスター・コンサート。1977年から2019年の間に行われた中から20のコンサート映像をまとめたブルーレイ・ボッ クスが発売されました。 以前DVDボックスとして発売されていましたが、今回は内容を一部変更し、さらにディスク未発売の2つのコンサートが追加されています。 ひとつは、スター・ピアニスト、ラン・ランをソリストに迎えた2009年。曲目は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、チャイコフスキーの『くるみ割り人 形』第2幕と、ロシアものをあまり指揮しないラトルとしては、珍しいプログラムでした。ラン・ランは翌2010年シーズンの「ピアニスト・イン・レジデンス」 にも招かれており、まさに上昇気流乗っている只中。そのラン・ランが登場したラフマニノフのピアノ協奏曲第2番では、ラン・ランの輝かしい音色と正確 なテクニック、派手なパーフォーマンスで大喝采を浴び、後半は、ベルリン・フィルの華麗な演奏技巧とラトルの洗練された音楽作りに魅了された『くるみ 割り人形』。コンサートマスターは、当時入団したばかりの樫本大進が務めています。 もう一つは、2011年のチャイコフスキー国際コンクール優勝以来、若い世代の最も有望なピアニストのひとりとして、聴衆と批評家の熱い支持を集めてい るダニール・トリフォノフ。2016 年のジルヴェスターコンサートが彼にとってのベルリン・フィル・デビューとなりました。今回は、ラフマニノフのピアノ協 奏曲第3番という、「技術的に最も難しいピアノ・コンチェルト」が取り上げられました。トリフォノフの超絶技巧と優れた音楽性が存分に発揮されています。 曲目は、カバレフスキーの「コラ・ブルニョン」序曲、ウォルトンの「ファサード」というサー・サイモン・ラトルならではのひとひねりした選曲が目を引きます。 他にも、歴代の首席指揮者が登場。カラヤン全盛の1977年の「第9」、2000年12月に新世紀の幕開けを祝って行われたアバド指揮の「グラインド・フィナー レ」と題されたコンサート、ラトルは多彩なプログラミングで聴衆を楽しませ、そして最新2019年新首席指揮者キリル・ペトレンコのコンサートまで、忘れ られない貴重な20のコンサートが収録されています。 (Ki)
20-57544
(20Bluray)
ジルヴェスター・コンサートBOX(20Blu-ray)
■BD1
ジルヴェスター・コンサート1977
ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
■BD2
ジルヴェスター・コンサート1996
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、第10番
 ジプシーの歌 Op.103より
第1曲『さあ、ジプシーよ』、 第2曲『高く波立つリマの流れよ』、第3曲『知っているかい』、 第4曲『神様、お分かりですね』、第9曲『どこへ行っても』
ラヴェル:演奏会用狂詩曲『ツィガーヌ』
ブラームス:ハンガリー舞曲第7番、第17番、第21番
 ハープが豊かに鳴り響く
 『愛の歌』より
ラヴェル:『ラ・ヴァルス』
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
ベルリオーズ:『ファウストの劫罰』より『ラコッツィ行進曲』
■BD3
ジルヴェスター・コンサート1997
ビゼー:歌劇『カルメン』〜前奏曲/ ハバネラ/ 闘牛士の歌/ にぎやかな楽の調べ/花の歌/ 合唱と場面
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
サラサーテ:カルメン幻想曲
ラヴェル:スペイン狂詩曲
ファリャ:『恋は魔術師』より『火祭りの踊り』
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
■BD4
ジルヴェスター・コンサート1998
モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より序曲/アリア『とうとう嬉しい時が来た〜恋人よここに』
モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』よりセレナード『窓辺においで』
モーツァルト:歌劇『魔笛』より二重唱『愛を感じる男の人たちには』
モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』〜シャンペンの歌/二重唱『お手をどうぞ』
ビゼー:『アルルの女』組曲より(カリヨン/ファランドール)
ロッシーニ:歌劇『泥棒かささぎ』序曲
ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より二重唱『それは心の太陽〜さようなら』/アリア『慕わしい名』/女心の歌
 歌劇『仮面舞踏会』〜アリア『お前こそ心を汚す者』
ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』
チャイコフスキー:歌劇『エフゲニ・オネーギン』〜ポロネーズ/手紙の場『たとえ死ぬことになっても』
ヴェルディ:歌劇『椿姫』より乾杯の歌
■BD5
ジルヴェスター・コンサート1999
ベートーヴェン:交響曲第7番より第4楽章
ドヴォルザーク:交響曲第8番より第4楽章
マーラー:交響曲第5番より第5楽章
ストラヴィンスキー:『火の鳥』より(カスチェイ王の魔の踊り/子守歌/終曲)
ラヴェル:『ダフニスとクロエ』より「全員の踊り」
プロコフィエフ:『アレクサンドル・ネフスキー』より「アレクサンドルのプスコフへの入場」
シェーンベルク:『グレの歌』より「見よ、太陽」
リンケ:『グリグリ』序曲
 『フォリー・ベルジェール』より「行進曲」
 『督促』より「ギャロップ」
 ベルリンの風
トランスラトイル:スポーツ宮殿ワルツ
フィッシャー:スパークリング・シャンペン
ニコライ:『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲
コロ:菩提樹の木陰にいる限り
■BD6
ジルヴェスター・コンサート2000
ヴェルディ:「仮面舞踏会」より〈彼女は天を見つめる〉・〈諸君 ウルリカの家で〉・〈見よ この夜に〉・オスカルのカンツォーネ
 「ドン・カルロ」より〈王妃の舞踏会〉
 「リゴレット」より〈あれかこれか〉・女心の歌
 「椿姫」より乾杯の歌・〈花から花へ〉
 「ファルスタッフ」より第1幕第2場/第2幕第2場/第3幕フィナーレ
J・シュトラウス:「仮面舞踏会」によるカドリーユ
■BD7
ジルヴェスター・コンサート2001
バッハ:管弦楽組曲第3番BよりガヴォットT&U
モーツァルト:ディヴェルティメントK.334よりメヌエット
 ピアノと管弦楽のためのロンドK.382
ヴェルディ:「アイーダ」第2幕第1場より若いムーアの奴隷たちの踊り
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第8番ト短調Op.46-8
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」〜花のワルツ
シベリウス:悲しいワルツOp.44
J・シュトラウス:皇帝円舞曲Op.437
コダーイガランタ舞曲
オラシオ・サルガン(ホセ・カルリ編):ア・フエゴ・レント
ゼキーニャ・ジ・アブレウ(アロイジオ・オリヴェイラ編):ティコ・ティコ
J・シュトラウス:ポルカ「雷鳴と電光」
ホセ・カルリ:タンゴ「エル・フィルレテ」
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
■BD8
ジルヴェスター・コンサート2002
バーンスタイン:ミュージカル『ワンダフル・タウン』より
序曲/クリストファー・ストリート/オハイオ/コンカリング・ニューヨーク/100
通りの抜け道/何と言う無駄/ちょっと恋して/ パス・ザ・フットボール/もの静
かな娘/コンガ!/マイ・ダーリン・アイリーン/スウィング!/イッツ・ラヴ/バレエ・アット・ヴィレッジ・ヴォルテックス/ 音の狂ったラグタイム/リプライズ:イッツ・ラヴ/コンガ!(アンコール)
■BD9
ジルヴェスター・コンサート2004
ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番ハ長調
オルフ:カルミナ・ブラーナ
ヘンデル:「メサイア」より〈ハレルヤ〉
■BD10
ジルヴェスター・コンサート2007
ボロディン:歌劇『イーゴリ公』より『だったん人の踊り』
ボロディン:交響曲第2番ロ短調
ムソルグスキー:歌劇『ホヴァンシチナ』より前奏曲『モスクワ河の夜明け』
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲『展覧会の絵』
ショスタコーヴィチ:バレエ音楽『黄金時代』より舞曲(アンコール)
■BD11
ジルヴェスター・コンサート2008
ガーシュウィン:キューバ序曲
バーバー::弦楽のためのアダージョ
コープランドアメリカの古い歌(船頭の踊り/ちらし/ 遠い昔/ささやかな贈り物/ 私は猫を買ってきた)
ジョン・アダムズ:高速機械で早乗り
ガーシュウィン:『ポーギーとベス』より「サマータイム」「ベス、お前は俺のもの」
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
ジェローム・カーン:『ショウ・ボート』より「オールマン・リバー」
スーザ:自由の鐘
■BD12
ジルヴェスター・コンサート2009
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
ショパン:練習曲Op25-1(牧童)、(アンコール)
チャイコフスキー:バレエ『くるみ割り人形』〜第2幕
チャイコフスキー:バレエ『くるみ割り人形』〜第1幕より「雪のワルツ」(アンコール)
■BD13
ジルヴェスター・コンサート2010
ビゼー:『カルメン』からのアリア
ベルリオーズ:『ファウストの劫罰』からのアリア
ベルリオーズ:『ローマの謝肉祭』序曲
ファリャ:『三角帽子』
■BD14
ジルヴェスター・コンサート2011
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ハ長調 Op.46-1
グリーグ:交響的舞曲 Op.64-2
 ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
ラヴェル:道化師の朝の歌
R.シュトラウス:『サロメ』より7 つのヴェールの踊り
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『火の鳥』よりカスチェイ一味の凶悪な踊り、子守歌 、フィナーレ
ブラームス:ハンガリー舞曲第1 番ト短調
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ハ長調 Op.72-7(アンコール)
■BD15
ジルヴェスター・コンサート2014
ラモー:『優雅なインドの国々』組曲(アフリカの奴隷たちのための歌/田園舞曲
/太陽礼賛のための歌/未開人のための歌/シャコンヌ)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第2番/第7番
コダーイ『ハーリ・ヤーノシュ』組曲(前奏曲「おとぎ話は始まる」/ウィーンの音楽時計/歌/間奏曲/皇帝と廷臣たちの入場)
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番ト短調
ハチャトゥリアン:『ガイーヌ』〜第8番『レズギンカ』
●特典映像:ドキュメンタリー「メナヘム・プレスラー/私が愛する人生」
■BD16
ジルヴェスター・コンサート2015
シャブリエ:『エトワール』序曲
サン=サーンス:ヴァイオリンと管弦楽のための序奏と
 ロンド・カプリチオーソ イ短調 Op.28
マスネ:オペラ『ル・シッド』より管弦楽小品
ラヴェル:ヴァイオリンと管弦楽のための狂詩曲『ツィガーヌ』
プーランク:バレエ組曲『牝鹿』
ラヴェル:管弦楽のための舞踏詩『ラ・ヴァルス』
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番(アンコール)
■BD17
ジルヴェスター・コンサート2016
カバレフスキー:「コラ・ブルニョン」序曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調
ウォルトン:「ファサード」より管弦楽作品(サー・サイモン・ラトルの編曲による組曲形式)
ドヴォルザーク:スラブ舞曲 op. 72より抜粋
カバレフスキー:組曲「道化師」より〈道化師のギャロップ〉
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番ト短調
■BD18
ジルヴェスター・コンサート2017
ドヴォルザーク:序曲『謝肉祭』
ストラヴィンスキー:『ミューズをつかさどるアポロ』より「パ・ド・ドゥ」
R.シュトラウス:管弦楽伴奏歌曲集(東方から訪れた三博士 Op.56-6、献身Op.10-1、明日の朝 Op.27-4、子守歌 Op.41-1、母の自慢 Op.43-2)
バーンスタイン:『オン・ザ・タウン』より3つのダンス・エピソード
 『ホワイトハウス・カンタータ』より「テイク・ケア・オブ・ディス・ハウス」
ショスタコーヴィチ:『黄金時代』組曲
■BD19
ジルヴェスター・コンサート2018
モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番『戴冠式』
ラヴェル:スペイン狂詩曲/道化師の朝の歌/:亡き王女のためのパヴァーヌ/ボレロ
ビゼー:『カルメン』組曲第1番(抜粋)
■BD20
ジルヴェスター・コンサート2019
ガーシュウィン:『ガール・クレイジー』序曲
ロジャーズ:『回転木馬』より『もしもあなたを愛したら』
バーンスタイン:『ウエスト・サイド・ストーリー』より『何てきれいなの』
 『ウエスト・サイド・ストーリー』からのシンフォニック・ダンス
ヴァイル:『ヴィーナスの接吻』より『愚かな心』
 『闇の女』より交響的夜想曲(ロバート・ラッセル・ベネット編曲による組曲)
ソンドハイム:『リトル・ナイト・ミュージック』より『ピエロを招き入れて』
アーレン:『オズの魔法使い』より『虹の彼方に』
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
ロウ:『マイ・フェア・レディ』より『踊りあかそう』
ワックスマン:『隊長ブーリバ』より『ライド・オブ・コサック』
全て、BPO


■BD1
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
アンナ・トモワ=シントウ(S)、
アグネス・バルツァ(A)、
ルネ・コロ(T)、
ジョゼ・ヴァン・ダム(Bs)、
ベルリン・ドイツ・オペラcho
収録:1977年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■BD2
マキシム・ヴェンゲーロフ(Vn)、
スウェーデン放送cho、
クラウディオ・アバド(指)
収録:1996年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■BD3
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)、
ロベルト・アラーニャ(T)、
ブリン・ターフェル(Br)、
ヴェロニク・ジャンス(S)、
ステラ・ドゥフェクシス(Ms)
、ミハイル・プレトニョフ(P)、
ギル・シャハム(Vn)、
オルフェオン・ドノスティアラ(合唱団)、
南チロル児童cho、
クラウディオ・アバド(指)
収録:1997年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■BD4
ミレッラ・フレーニ(S)、
クリスティーネ・シェーファー(S)、
サイモン・キーンリーサイド(Br)、
マルセロ・アルバレス(T)、
クラウディオ・アバド(指)
収録:1998年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■BD5
クラウス・マリア・ブランダウアー(語り:グレの歌)
ベルリン放送cho 、
RIAS室内cho、
クラウディオ・アバド(指)
収録:1999年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■BD6
アンドレア・ロスト(S)、
アラン・ティトゥス(Br)、
ラモン・ヴァルガス(T)、
プラハ放送cho、
ラリッサ・ディアドコーヴァ(Ms)、
ステラ・ドゥフェクシス(Ms)、
エンリーコ・ファチーニ(T)、
エリザベス・フュートラル(S)、
ルーチョ・ガッロ(Br)、
マッシモ・ジョルダーノ(T)、
アナトリ・コチェルガ(Bs)、
アンソニー・ミー(T)、
カルメラ・レミージョ(S)、
クラウディオ・アバド(指)
収録:2000年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■BD7
ダニエル・バレンボイム(指,P)
収録:2001年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■BD8
キム・クリズウェル(ルース) 、
オードラ・マクドナルド(アイリーン)、
トーマス・ハンプソン(ベイカー) 、
ブレント・バレット(レック)、他、
ヨーロピアン・ヴォイセズ、
ウェイン・マーシャル(P)
、サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2002年12月、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■BD9
サリー・マシューズ(S)、
ローレンス・ブラウンリー(T)、
クリスティアン・ゲルハーヘル(Bs)、
ベルリン放送cho
ベルリン国立大聖堂児童cho、
サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2004年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■BD10
サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2007年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■BD11
トーマス・クヴァストホフ(Bs-Br)、
ポリーヌ・マレファンヌ(S)、
サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2008年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■BD12
ラン・ラン(P)、
サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2009年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■BD13
エリーナ・ガランチャ(Ms)
、グスターボ・ドゥダメル(指)
収録:2010年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■BD14
エフゲニー・キーシン(P)、
サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2011年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■BD15
メナヘム・プレスラー(ピアノ:モーツァルト)、
サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2014年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
●特典映像
監督:グレーテ・リッファース、字幕:英独仏

■BD16
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)、
サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2015年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■BD17
ダニール・トリフォノフ(P)
サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2016年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■BD18
ジョイス・ディドナート(Ms)、
サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2017年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■BD19
ダニエル・バレンボイム((指)ピアノ)
収録:2018年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■BD20
ディアナ・ダムラウ(S)、
キリル・ペトレンコ(指)
収録:2019年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

画面:1080i Full HD - 16:9 (Disc 1 in 4:3)
音声:PCM Stereo 、 DD 5.1, DTS 5.1
以前DVDボックスとして発売されていましたが、今回は内容を一部変更し、さらにディスク未発売の2つのコンサートが追加されています。 ひとつは、スター・ピアニスト、ラン・ランをソリストに迎えた2009年。曲目は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、チャイコフスキーの『くるみ割り人 形』第2幕と、ロシアものをあまり指揮しないラトルとしては、珍しいプログラムでした。ラン・ランは翌2010年シーズンの「ピアニスト・イン・レジデンス」 にも招かれており、まさに上昇気流乗っている只中。そのラン・ランが登場したラフマニノフのピアノ協奏曲第2番では、ラン・ランの輝かしい音色と正確 なテクニック、派手なパーフォーマンスで大喝采を浴び、後半は、ベルリン・フィルの華麗な演奏技巧とラトルの洗練された音楽作りに魅了された『くるみ 割り人形』。コンサートマスターは、当時入団したばかりの樫本大進が務めています。 もう一つは、2011年のチャイコフスキー国際コンクール優勝以来、若い世代の最も有望なピアニストのひとりとして、聴衆と批評家の熱い支持を集めてい るダニール・トリフォノフ。2016 年のジルヴェスターコンサートが彼にとってのベルリン・フィル・デビューとなりました。今回は、ラフマニノフのピアノ協 奏曲第3番という、「技術的に最も難しいピアノ・コンチェルト」が取り上げられました。トリフォノフの超絶技巧と優れた音楽性が存分に発揮されています。 曲目は、カバレフスキーの「コラ・ブルニョン」序曲、ウォルトンの「ファサード」というサー・サイモン・ラトルならではのひとひねりした選曲が目を引きます。 他にも、歴代の首席指揮者が登場。カラヤン全盛の1977年の「第9」、2000年12月に新世紀の幕開けを祝って行われたアバド指揮の「グラインド・フィナー レ」と題されたコンサート、ラトルは多彩なプログラミングで聴衆を楽しませ、そして最新2019年新首席指揮者キリル・ペトレンコのコンサートまで、忘れ られない貴重な20のコンサートが収録されています。
20-57558
ベルリーズ:幻想交響曲
ラモー:「レ・ボレアド」組曲
サー・サイモン・ラトル(指)BPO

収録:1993年11月6-8日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
※画面:NTSC4:3/音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1/Regioncode:0/87mm
このDVDはサイモン・ラトルとベルリン・フィルの最初のライヴ映像。ラトルはこの9年後の2002年、クラウディオ・アバドの後任としてベルリン・フィルの首席指揮者に就任。現代の世界最高の指揮者と世界最高のオケが出会った貴重な瞬間が収められています。ラトルのレパートリーは広範囲。この初期の共演の際も、ベルリオーズの幻想交響曲、ラモーの「レ・ボレアド」といった名人芸に走るだけではない興味深いプログラミングで聴衆を沸かせました。ここで演奏しているラモーの最高傑作「レ・ボレアド」は、「ティーンエイジャー頃エリオット・ガーディナーの演奏を聴いて感銘を受け、すぐに虜になってしまった。その時からこの曲が私の音楽人生の一部となった。」とラトル自身も語っているように、今でも自身も好んで演奏会で取り上げています。 (Ki)
20-57604F(Bluray)
20-57608D
ワーグナー(マゼール編):「ニーベルングの指環」

ボーナス:マゼールへのインタビュー
ロリン・マゼール(指)BPO

収録:200 年10 月17,18 日

■Bluray=リージョン・オール
1080iFull-HD/16:9
PCM2.0/PCM5.1
83m/ボーナス:5m
言語:英/字幕:独仏日
■DVD=リージョン・オール
NTSC/16:9
PCM-Stereo/DD5.1/DTS5.1
83m/ボーナス:5m
言語:英/字幕:独仏
「ニーベルングの指環」の名場面を抜き出しオーケストラだけで演奏するのは普通にやられること。しかしマゼールは、それらの音楽を巧妙に繋ぎ、70分ほどの壮大な“交響的物語”に仕立て、たいへんに大きな話題となりました。この「言葉のない指環」をマゼールはお得意の演目として各地で演奏し好評を博しています。ここに収録されているのは、2000年にベルリン・フィルを指揮した際のもの。70歳を迎えたマゼールの音楽はいよいよ悠然としたものになり、しかもベルリン・フィルが見事な響きでそれに応えています。Blu-Rayでの鮮明画像も注目。ワーグナー・ファン、オーケストラ・ファン、どちらにもお勧めの映像です! 日本語字幕付き。 (Ki)

20-57638
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.22
D・スカルラッティ:ソナタハ短調K.11(アンコール)
チャイコフスキー:交響曲第4番
イエフィム・ブロンフマン(P)
クルト・ザンデルリング(指)BPO

収録:1992年6月8日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

PCMステレオ
ドルビー・デジタル5.1
dtsサラウンド5.1
83’17”
カラーNTSC4:3/Region-All
1912年生まれ、惜しまれつつ2002年に指揮活動から引退した最後の巨匠クルト・ザンデルリングが、ベルリン・フィルを指揮して、チャイコフスキーの第4交響曲を演奏したコンサートのライヴ映像作品が登場。
【晩年になってようやく実現したベルリン・フィルとの顔合わせ】
ザンデルリングはプロイセンに生まれながら、ナチスによる反ユダヤ政策を逃れて1936年にロシアに移り、1936年から1941年にかけてモスクワ放送響の指揮者、1941年から1960年までムラヴィンスキー率いるレニングラード・フィルの第2指揮者を歴任しています。戦後の1960年に東ドイツに戻ると、創設まもないベルリン交響楽団(現在のベルリン・コンツェルトハウス管)の首席指揮者を1977年まで務め、同楽団の育成に尽力、その間1964年から1967年にかけてシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者も務めています。西のベルリン・フィルは、東のベルリン響とは壁を挟んでいわばライバル関係にあったため、長らくザンデルリングとの共演機会は限られたものでしたが、これまでに紹介されたショスタコーヴィチなどの演奏はいずれも、ザンデルリングの巨匠芸とベルリン・フィルの圧倒的なヴィルトゥオジティとが完全に融合した破格の名演として高い評価を得ていたことから、初のソフト化となるこのたびのチャイコフスキーもおおいに注目されるところです。
【ザンデルリングによるチャイコフスキー録音】
ザンデルリングはロシアでのキャリアも反映してのことと思われますが、チャイコフスキーやラフマニノフといったロシア音楽をたいへん得意にしており、サンデルリングのチャイコフスキーの交響曲といえば、長年の手兵ベルリン響とおこなった後期交響曲集のセッション録音が代表的なものとして挙げられます。なかでも、ザンデルリングは第4番に特別な思い入れがあるようで、1978年のベルリン響とのセッション録音のほかにも、1973年のシュターツカペレ・ドレスデンとの初来日公演のライヴ・レコーディングや、こののち1998年のウィーン響とのライヴ盤もありましたし、1956年のウィーンで、ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルを振り分けて行われた後期交響曲集のセッション録音でも、ザンデルリングは第4番を担当していました。
【名手ブロンフマンを迎えたサン=サーンスのピアノ協奏曲第2番】
カップリングは、美音の技巧派として人気のあるブロンフマンが弾く、サン=サーンスのピアノ協奏曲第2番。コンクール本選の課題曲にもしばしば登場する難曲ですが、殺人的な運指を要求するフィナーレのパッセージもブロンフマンの手にかかると、一種独特の浮遊感が印象的。ザンデルリング&ベルリン・フィルのバックももはや立派すぎるほどの出来ばえです。 (Ki)
20-57718
ファビオ・ルイージの「巨人」
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番、
ハラルド・ゲンツマー
(1909-2007):ピアノ組曲ハ長調〜プレスト(アンコール)
マーラー:交響曲第1番「巨人」

■特典映像
マルガリータ・ヘーエンリーダー・ポートレート
ファビオ・ルイージ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン、
マルガリータ・ヘーエンリーダー(P)

収録:2008年4月 フィルハーモニー、ミュンヘン・ガスタイク(ライヴ)
2007年9月よりドレスデン国立歌劇場の音楽総監督に就任したイタリアの俊英ファビオ・ルイージ。就任後、国立歌劇場を率いて日本ツアー、またオーケストラと共にコンサート・ツアーを行い、このDVDは2008年4月のヨーロッパ・ツアーで立ち寄ったミュンヘン・ガスタイクでのライヴ映像。マーラー「巨人」は聴き終えたあとの充分な満足感を得られる、極めて熱い演奏です。しかしドレスデンの美しい響きと作品のもつ音楽の瑞々しさは失うことなく、生き生きとした感性が溢れ出ています。オケの音の美しさ、流麗なフレージング、ルイージの集中力と迫力のある演奏は必聴。またソリストにマルガリータ・ヘーエンリーダーを迎えベートーヴェンピアノ協奏曲の第1番を収録。彼女の情熱とアイディアに満ちた見通しの良い演奏を聴かせてくれます。アンコールでは2007年12月にミュンヘンにて逝去したドイツの現代作曲家ハラルド・ゲンツマーの作品が演奏されています。ボーナス映像にはヘーエンリーダーのポートレートを収録。マルガリータ・ヘーエンリーダーは、5歳の時アンナ・シュタードゥラー女史に最初のレンッスンを受け、その後ルートヴィヒ・ホフマン氏,レオン・フライシャー氏らのもと研鑽を積む。1981年ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで優勝を果たし、世界の著名な指揮者らと共演を続け、現在はミュンヘン音楽大学で教鞭をとっています。 (Ki)
20-57728[D]
ムーティ&BPO/ヨーロッパ・コンサート2009
ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲
マルトゥッチ:「追憶の歌」
シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」
ヴィオレッタ・ウルマーナ(S)
リッカルド・ムーティ(指)BPO

収録:2009年5月1日ナポリ・サン・カルロ劇場(ライヴ)
※ルビー・デジタル5.1/dtsサラウンド5.1/98’/カラーNTSC16:9/リージョン・オール/オリジナル音声:伊/字幕:英・独・仏・伊
毎年、楽団の創立記念日にあたる5月1日に、ヨーロッパ各地のホールや歴史的建造物を巡る形でおこなわれている「ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート」。巨匠ムーティが登場した2009年は、かれの生まれ故郷ナポリにある名門オペラ・ハウス、サン・カルロ劇場でおこなわれました。いま、脂の乗り切っているムーティがこの日に選んだプログラムは、すべてもっとも得意とするものばかり。幕開けは、オペラ指揮者としての本能を呼び覚ます巨匠のホーム・グラウンドたるヴェルディの「運命の力」序曲。この一曲で完全に聴衆の心を鷲づかみにしたあと、趣向を変えて取り上げられたのは、ここナポリで歿したマルトゥッチの代表作「追憶の歌」。ムーティはこの作品のレコーディングを1995年にもフレーニの独唱でスカラ座管とおこなっていますが、ここではアイーダやトスカといった役柄で評判を取った世界的名花ウルマーナが存在感抜群の歌唱でムーティの指揮に応えています。そして、コンサートの締め括りは、リートの作曲家シューベルトによる全篇歌謡性に富んだ交響曲「ザ・グレイト」。歌の国イタリア出身、美しく旋律を歌わせることにかけては天性を認められたマエストロ、ムーティは、ウィーン・フィルとシューベルトの交響曲全集を完成させており、そのなかで1986年2月に「ザ・グレイト」のセッション録音をおこなっています。このたびはウィーン・フィルと人気を二分する世界最高のオケ、ベルリン・フィルとの顔合わせということで期待が高まります。いよいよ2010年よりCSOの第11代音楽監督に就任するムーティですが、実演での精力的な活動に比して、巨匠の近況を伝えるソフトの数は必ずしも満足できる状況とはいえないだけに、このたびのリリースは大いに歓迎されるものとおもわれます。なお、契約により日本向けのリリースは2010年1月の予定となっております。 (Ki)
20-57754F(Bluray)
20-57758
ラトル&ベルリン・フィルのヴァルトビューネ2009
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」〜「序曲」、「クリスマス・ツリー」、「マーチ」、「パ・ド・ドゥ(アンコール)」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
ストラヴィンスキー:「春の祭典」
リンケ:「ベルリンの風」(アンコール)
サー・サイモン・ラトル(指)BPO
イエフ・ブロンフマン(P)

収録:2009年6月21日オリンピックスタジアム(ベルリン)ライヴ

◆Bluray
画面:1080i.Full.HD、16:9
音声:PCM2.0、PCM5.1、104mm
リージョン・オール
聴衆もベルリン・フィルのメンバーもリラックスした毎年恒例の野外コンサート、ベルリン・フィル・ヴァルトビューネ。2009年はロシアの作曲家チャイコフスキー、ラフマニノフ、ストラヴィンスキーの作品。絶妙なアンサンブル、音色の美しさで楽しませてくれる「くるみ割り人形」。ソリストにブロンフマンを迎えたラフマニノフのピアノ協奏曲第3番。超絶技巧、迫力、力強さ、しなやかさを兼ね備えたブロンフマンの演奏は鳥肌もの。不安定な天候の中スタートした後半のプラグラム「春の祭典」は、輝かしいサウンドと底知れぬパワーでクライマックスに向かっていく様は圧巻です。ラトルのサプライズがあるアンコール、またコンサートマスターに内定した直後の樫本大進の姿など話題に事欠かないベルリン・フィルならではの野外コンサートの面白さ楽しさを味わうことができる映像です。ユーロアーツからラトル&BPOの映像は6本発売されていますが、これが初ブルーレイ化となります。 (Ki)
20-57784F
(Bluray)
ハイドン:歌劇「オルランド・パラディーノ」 マリス・ペーターゼン(S アンジェリカ)
トム・ランドル(T オルランド)
ピエトロ・スパニョーリ(Br ロドモンテ)
アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカ(S アルチーナ)
スンヘ・イム(S エウリッラ)
ヴィクトル・トレス(Br パスクワーレ)
マグヌス・スタヴェランド(T メドーロ)、他
フライブルク・バロックオーケストラ
ルネ・ヤーコプス(指)
演出:ナイジェル・ローリー、アミール・ホセインプール
収録:2009年5月8日ベルリン国立歌劇場(ライヴ)

画面:1080i Full HD, 16:9
音声:PCMステレオ,
DTS-HD Master Audio
リージョン:All
字幕:英独仏伊
168mm
2010年にDVD(20 57788)で発売され好評であったヤーコプスのハイドン「オルランド・パラディーノ」がブルーレイとなって発売されます。 イドンの「オルランド・パラディーノ」は、1782年にハイドンが長らく仕えたエステルハージ家の館で初演されたオペラ。アリオストロ由来の「狂乱の ルランド」の物語に、オペラ・ブッファの滑稽な要素を混ぜ込んだ「英雄喜劇」というもの。一般に当時あまり広まらなかったハイドンのオペラの中で 外的に人気作になり、近年もアーノンクールが録音、2008年には日本初演され、またハイドン・イヤーの2009年には各地で上演もされました。 でもヤーコプスがベルリンとインスブルック古楽祭で取り上げた上演は大きな評判となったもの。スパニョーリ、ペンダチャンスカ、イムと、このところヤー プスが重用している歌手に加え、タイトルロールにバロックで活躍するテノールのランドル、オルランドが恋するお姫様アンジェリカにペーターゼン、近 人気急上昇のノルウェイのテノール、スタヴェランドと、素晴らしい人材を集めています。 出は、今ヨーロッパで大人気のローリー&ホセインプールのコンビ。元々かなり奇想天外な物語なところに、海賊風のロドモンテ、ミス・ユニバース風 アンジェリカ、女学生風のエウリッラなど、さらにはっちゃけた愉快な舞台にしています。 (Ki)
20-57788(2DVD)
ハイドン:歌劇「オルランド・パラディーノ」 マリス・ペーターゼン(Sアンジェリカ)
トム・ランドル(Tオルランド)
ピエトロ・スパニョーリ(Brロドモンテ)
アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカ(Sアルチーナ)
スンヘ・イム(Sエウリッラ)
ヴィクトル・ドレス(Brパスクワーレ)
マグヌス・スタヴェランド(Tメドーロ) ほか
ルネ・ヤーコプス(指)フライブルク・バロックオーケストラ
演出:ナイジェル・ローリー,アミール・ホセインプール  

リージョン・オール
NTSC/16:9/PCM-Stereo/Dolby-Digital5.1/DTS5.1/168m/字幕:伊英独仏
ハイドンの「オルランド・パラディーノ」は、1782年にハイドンが長らく仕えたエステルハージ家の館で初演されたオペラ。アリオストロ由来の「狂乱のオルランド」の物語に、オペラブッファの滑稽な要素を混ぜ込んだ「英雄喜劇」というもの。一般に当時あまり広まらなかったハイドンのオペラの中で例外的に人気作になり、近年もアーノンクールが録音、2008年には日本初演され、またハイドン・イヤーの2009年には各地で上演もされました。中でもヤーコプスがベルリンとインスブルック古楽祭で取り上げた上演は大きな評判となったもの。スパニョーリ、ペンダチャンスカ、イムとこのところヤーコプスが重用している歌手に加え、タイトルロールにバロックで活躍するテノールのランドル、オルランドが恋するお姫様アンジェリカにペーターゼン、近年人気急上昇のノルウェイのテノール、スタヴェランドと、素晴らしい人材を集めています。演出は、今ヨーロッパで大人気のローリー&ホセインプールのコンビ。元々かなり奇想天外な物語なところに、海賊風のロドモンテ、ミスユニバース風のアンジェリカ、女学生風のエウリッラなど、さらにはっちゃけた愉快な舞台にしています。 (Ki)
20-57808
ブレンデル・プレイズ・シューベルトVol.1
幻想曲ハ短調D.760「さすらい人」
ピアノ・ソナタ第14番イ短調D.784
ピアノ・ソナタ第15番ハ長調D.840
アルフレート・ブレンデル(P)

収録:1976年6月、1977年6&12月(ブレーメン)
NTSC4:3/PCMステレオ/リージョンALL/字幕:英,独,仏,西
20-57818
ブレンデル・プレイズ・シューベルトVol.2
ピアノ・ソナタ第16番イ短調D.845
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調D.850
アルフレート・ブレンデル(P)

収録:1976年6月、1977年6&12月(ブレーメン)
NTSC4:3/PCMステレオ/リージョンALL/字幕:英,独,仏,西
20-57828
ブレンデル・プレイズ・シューベルトVol.3
ピアノ・ソナタ第18番ト長調D.894
4つの即興曲D.899、4つの即興曲D.935
アルフレート・ブレンデル(P)

収録:1976年6月、1977年6&12月(ブレーメン)
137mm/NTSC4:3/PCMステレオ/リージョンALL/字幕:英,独,仏,西
20-57838
ブレンデル・プレイズ・シューベルトVol.4
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調D.958
楽興の時D.780、3つの小品D.946
アルフレート・ブレンデル(P)

収録:1976年6月、1977年6&12月(ブレーメン)
NTSC4:3/PCMステレオ/リージョンALL/字幕:英,独,仏,西
20-57848
アルフレート・ブレンデル・プレイズ・シューベルトVol.5
ピアノ・ソナタ第20番イ長調D.959
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960
アルフレート・ブレンデル(P)
収録:1976年6月、1977年6&12月(ブレーメン)
104mm/NTSC4:3/PCMステレオ/リージョンALL/字幕:英,独,仏,西
20-57894F(Bluray)
ショスタコーヴィチ:祝典序曲
ラヴェル:ピアノ協奏曲
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」組曲第1番/第2番
ショパン:マズルカ.ハ長調Op.24(アンコール)
マルタ・アルゲリッチ(P)
ユーリ・テミルカーノフ(指)ロイヤルPO

収録:2009年12月8日ストックホルム・コンサート・ホール(ノーベル賞授賞式会場)、ライヴ
画面:1080i-Full-HD-16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD-Master-Audio
リージョン:All/80mm
米国のバラク・オバマ大統領にノーベル平和賞が授与され話題を集めた2009年のノーベル賞。ノーベル賞授賞式で行われる演奏会には、受賞者はもちろん、スウェーデンのロイヤル・ファミリー、一般の聴衆が集まり、毎年一流の音楽家が一流のパフォーマンスを披露しています。2009年はピアニストにマルタ・アルゲリッチ、指揮者にロシアの巨匠ユーリ・テミルカーノフを迎え、「ノーベル賞のオーケストラ」ことロイヤル・ストックホルム・フィルが演奏しました。快活で洗練されたショスタコーヴィチの「祝典序曲」にはじまり、アルゲリッチの個性的かつ色彩感溢れる快演を聴かせてくれるラヴェルのピアノ協奏曲。アンコールにはアルゲリッチのマズルカが鮮やかに響き渡ります。後半のプロコフィエフ「ロメオとジュリエット」もテミルカーノフの豊かな音楽性と洞察力、機知に富んだ音楽がノーベル賞のお祭り気分を盛り上げてくれます。ブルーレイの鮮やかな映像で会場の華々しい雰囲気を楽しむことができます。 (Ki)

20-57898
アルゲリッチ&テミルカーノフ
ショスタコーヴィチ:祝典序曲Op.96
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」組曲第1番、第2番
ショパン:マズルカ ハ長調Op.24(アンコール)
マルタ・アルゲリッチ(P)
ユーリ・テミルカーノフ(指)
ロイヤル・ストックホルムPO

録音:2009年12月8日 ストックホルム・コンサート・ホール(ノーベル賞授賞式会場)、ライヴ
米国のバラク・オバマ大統領にノーベル平和賞が授与され話題を集めた2009年のノーベル賞。ノーベル賞授賞式で行われる演奏会には、受賞者はもちろん、スウェーデンのロイヤル・ファミリー、一般の聴衆が集まり、毎年一流の音楽家が一流のパフォーマンスを披露しています。2009年はピアニストにマルタ・アルゲリッチ、指揮者にロシアの巨匠ユーリ・テミルカーノフを迎え、「ノーベル賞のオーケストラ」ことロイヤル・ストックホルム・フィルが演奏しました。快活で洗練されたショスタコーヴィチの「祝典序曲」にはじまり、アルゲリッチの個性的かつ色彩感溢れる快演を聴かせてくれるラヴェルのピアノ協奏曲。アンコールにはアルゲリッチのマズルカが鮮やかに響き渡ります。後半のプロコフィエフ「ロメオとジュリエット」もテミルカーノフの豊かな音楽性と洞察力、機知に富んだ音楽がノーベル賞のお祭り気分を盛り上げてくれます。 (Ki)
20-57918(4DVD)
トスカニーニ没後50周年記念慈善演奏会ライヴ〜サン・マルコ寺院の理想的音響空間が生み出す天上の声

(1)ヴェルディ:レクイエム
(2)ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス
(3)バッハ:ヨハネ受難曲
(4)バッハ:ロ短調ミサ曲BWV232
(1)ノルマ・ファンティーニ(S)
アンナ・スミルノヴァ(Ms)
フランチェスコ・メリ(T)、ラファウ・シヴェク(Bs)
フィレンツェ五月音楽祭cho
ロリン・マゼール(指)トスカニーニSO
収録:2007年11月16日ヴェニス、サン・マルコ寺院
ライヴ(トスカニーニ没後50周年記念慈善演奏会)

(2)カミッラ・ニールンド(S) 
ビルギット・レンメルト(Ms)
クリスティアン・エルスナー(T)、
ルネ・パーペ(Bs)
ドレスデン国立歌劇場cho
ファビオ・ルイージ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン 
収録:2005年11月4,5日、ドレスデン、フラウエン教会(ZDF制作)

(3)鈴木美登里(S) 
ロビン・ブレイズ(CT)、ゲルト・テュルク(T)
浦野智行(Bs)、シュテファン・マクロウド(Bs)
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
収録:2000年7月28日東京、サントリーホール

(4)ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
ルート・ツィーザク(S)、アンナ・ラーソン(A)、
クリストフ・ゲンツ(T)、ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
ゲヴァントハウス室内cho
収録:2005年5月 ライプツィヒ聖トマス教会

NTSC/16:9/音声:PCM-Stereo/DD5.1DTS5.1
(DVD3&4:PCMStereoDD5.1)/字幕:DVD1&2(ラテン語、英、独、仏、西)、
DVD3(英、独、仏)、
DVD4(ラテン語、英、独、仏)

20-57928F(4DVD)
イタリア・オペラDVD BOX

■DVD1:
ロッシーニ:歌劇「セヴィリアの理髪師」

■DVD2:
ヴェルディ:歌劇「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」

■DVD3:
プッチーニ:歌劇「トスカ」

■DVD4:
チレーア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」
■DVD1:
ヴェッセリーナ・カサロヴァ(S)、マヌエル・ランサ(Br)、カルロス・ショーソン(Br)、ニコライ・ギャウロフ(Bs)、ケネス・ロバーソン(Bs)、ヴァレリィ・ムルガ(Br)、エリーザベト・ラエ・マグナソン(Ms)、レイナルド・マシアス(T)ほか、ネロ・サンティ(指)チューリヒ歌劇場O&cho
収録:2001年4月チューリヒ歌劇場、ライヴ

■DVD2:
クリスティアーネ・カイザー(Sヴィオレッタ)、ジャン=フランソワ・ボラス(Tアルフレード・ジェルモン)、ゲオルク・ティヒ(Brジョルジョ・ジェルモン)マグダレーナ・アンナ・ホフマン(Sフローラ)、ステファニー・コピニツ(Msアンニーナ)、ミヒャエル・クルツ(Tガストン)ほか 
エルンスト・メルツェンドルファー(指)スロヴァキアPO、スロヴァキア・フィルハーモニーcho
演出:ロベルト・ヘルツル
収録:2008年7月11日ザンクト・マルガレーテン,ローマ時代の石切り場

■DVD3:
マリア・グレギーナ(Sトスカ)
サルヴァトーレ・リチートラ(T カヴァラドッシ)
レオ・ヌッチ(Brスカルピア)
ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ(Bアンジェロッティ)
アルフレード・マリオッティ(Br堂守)ほか
リッカルド・ムーティ(指)ミラノ・スカラ座O&cho
演出:ルカ・ロンコーニ
収録:2000年3月14-17日 ミラノ・スカラ座

■DVD4:
ダニエラ・デッシ(Sアドリアーナ・ルクヴルール)、セルゲイ・ラリン(Tマウリツィオ)、カルロ・グエルフィ(Brミショネ)、オルガ・ボロディナ(Msブイヨン公妃)、ジョルジョ・ジュゼッピーニ(Bsブイヨン公爵)ほか
ロベルト・リッツィ・ブリニョーリ(指)ミラノ・スカラ座O&cho
演出:ランベルト・プッジェッリ
装置:パオロ・ブレーニ
衣装:ルイザ・スピナテッリ
収録:2000年1月,ミラノ,スカラ座

画面:NTSC-16:9
音声:DVD1&2:DD2.0、
DD5.1、DTS5.1/
DVD3&4:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
収録時間:DVD1:161mm、
DVD2:134mm、DVD3:121mm、
DVD4:138mm
字幕:伊,英,独,仏,西
(DVD2:伊,英,独)
20-57958(4DVD)
エッセンシャル・ベートーヴェン

(1)交響曲第9番「合唱」、
 序曲「レオノーレ」第3番

(2)弦楽四重奏曲第4番ハ短調Op.18-4、
 第7番ヘ長調「ラズモフスキー第1番」Op.59-1、
 第14番嬰ハ短調Op.131

(3)歌劇「フィデリオ」

(4)ピアノ協奏曲 第4番、第5番「皇帝」
(1)ダニエル・バレンボイム(指)
ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ
アンゲラ・デノケ(S)、ワルトラウト・マイアー(Ms)
ブルクハルト・フリッツ(T)、ルネ・パーぺ(Bs)
ベルリン国立歌劇場cho 
収録:2006年8月27日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

(2)ジュリアードSQ[ロバート・マン(Vn)、アール・カーリス(Vn)、サミュエル・ローズ(Va)、ジョエル・クロスニック(Vc)]
収録:1975年 ビブリオテーク

(3)ズビン・メータ(指)バレンシア自治州O
バレンシア自治政府cho
ヴァルトラウト・マイヤー(Sレオノーレ)
ペーター・ザイフェルト(Tフローレスタン) 
マッティ・サルミネン(Bsロッコ)
ユハ・ウーシタロ(Bsドン・ピツァロ) 
イルディコ・ライモンディ(Sマルツェリーネ)
ライナー・トロスト(Tヤキーノ) ほか
収録:2006年10月12、22、24、31日(バレンシア)

(4)ダニエル・バレンボイム(P、指)
シュターツカペレ・ベルリン
収録:2007年5月21-23日 ヤールフンデルトハレ(ボッフム) ルール・ピアノフェスティヴァル(ライヴ)

NTSC/Region-All/16:9/4:3/音声:PCMStereo,/DolbyDigital5.1,/DTS5.1
字幕(DVD1,3):英、独、仏、西
20-57964(Bluray)
マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
ユジャ・ワン(P)
クラウディオ・アバド(指)
ルツェルン祝祭O

収録:2009年8月12日ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・
センター内コンサート・ホール(ライヴ)
画面:1080iFullHD 16:9
音声:PCMステレオ、DTSHD
マスター・オーディオ5.1
リージョン:ALL/93mm
大病から奇跡の復調を果たしたアバドがあらたに取り組む、ライヴ映像によるマーラー・シリーズのブルーレイ・ディスクが登場です。アバドはマーラーの第1交響曲を1981年にシカゴ響とセッション録音、1989年にベルリン・フィルとライヴ録音しており、いずれ劣らずスーパー・ヴィルトゥオーゾ・オケとの顔合わせということで話題を集めましたが、このたびのルツェルン祝祭管もまた然り。「空前のスーパー・オケ」と呼ばれるだけに、ヴァイオリンはコーリャ・ブラッハー、ゲヴァントハウス管首席のゼバスチャン・ブロイニンガー、チェロにはナターリャ・グートマン、クレメンス・ハーゲンにベルリン・ドイツ響首席のイェンス・ペーター・マインツと、アバドのもとに集った顔ぶれはいつもながら豪華の一点に尽きます。フィナーレのコーダなど、華麗なる音の洪水に圧倒されんばかり。これまでのシリーズを通じてもそうでしたが、オケの魅力はもとより、年齢を重ねてなお、かえってアバドの若々しい音楽運びには驚きと畏敬の念を禁じ得ないところです。カップリングは、1967年のアルゲリッチとのセッション録音、1993年のキーシンとのライヴ録音以来、アバドにとって3種目となるプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番。ソリストに起用されたのは、いま話題のユジャ・ワン。若き日のアルゲリッチを彷彿とさせるかのような奔放苛烈なピアノはまことに痛快。ときにアバドとオケをガンガン追い立てるようなやりとりもスリリングきわまりないものです。 (Ki)
20-57984F(Bluray)
20-57988D
マーラー:交響曲第4番
リュッケルトの詩による5つの歌曲
マグダレーナ・コジェナー(Ms)
クラウディオ・アバド(指)ルツェルン祝祭O

収録:2009年8月21、22日ルツェルン、カルチャー&
コンヴェンション・センター内コンサート・ホール(ライヴ)

■Blu-ray
88’/1080i Full HD16:9
Region-All/音声:PCMステレオ
DTSHD MasterAudio
字幕:英・独・仏

■DVD
88’/カラーNTSC16:9
Region-All
音声:PCMステレオ/
ドルビー・デジタル5.1
DTSサラウンド5.1
字幕:英・独・仏
2003年以来、毎年一作のペースで進んできたアバド率いるルツェルン祝祭管によるマーラー・シリーズ。生誕150周年のアニヴァーサリーでシリーズも最高潮を迎える2010年は、前作「巨人」から2作立て続けに、同じ2009年収録の第4交響曲が登場します。アバドはマーラーの第4交響曲を、1977年にウィーン・フィルとセッション録音、2005年にベルリン・フィルとライヴ録音しているほか、2006年4月にウィーン、ムジークフェライン大ホールでマーラー・ユーゲント管とともにおこなったライヴの映像作品も発表しているので、このたびはアバドにとって4年ぶり4度目の録音ということになります。前作のマーラー・ユーゲント管では、アバドを心から慕う若い演奏家たちの奏でる熱っぽい音楽と、それにもましてかれらに触発された巨匠の旺盛な表現意欲に驚かされたものですが、ここでは各セクションどこを見渡してもソリスト級が居並ぶ『空前のスーパー・オケ』ルツェルン祝祭管ということで、すみずみまで限りなく完璧に近い形でオケの機能美と、近年のアバドらしいホットな内容が期待できそうです。前作「巨人」でもたしかなように、充実しきったオーケストラ・サウンドとともに、完成度の高さということでは、フィナーレの独唱に迎えられた当代きってのメッツォのひとり、コジェナーの存在もおおいに気になるところです。なお、当日は、プログラムの前半に第4交響曲と相前後して書かれたリュッケルト歌曲集が演奏されています。第4交響曲のアダージョとの動機上の関連がみられる「私はこの世に忘れられ」が歌われたあと、そのまま交響曲へとつながる構成となっていますが、こちらは以前よりコジェナーが実演で歌い実績を示しているレパートリーなので、コジェナーにとって初録音となる第4交響曲と併せて、深みのあるゆたかな歌唱を聴かせてくれるものとおもわれます。いよいよ全集完成も射程に入ってきたアバド&ルツェルン祝祭管によるマーラー・シリーズ。これはアニヴァーサリーにひしめくさまざまなマーラー作品のアルバムのなかでもひときわ光を放つリリースといえるでしょう。 (Ki)

20-58048
ブーレーズとルツェルン・フェスティヴァル・アカデミー
ドキュメンタリー映像:クラシック音楽の未来を継承する者たちへ
1.イントロダクション
2.マスタークラス指揮者編
3.世代間の対話
4.作曲家プロジェクト/5.レクレーション
6.シュトックハウゼン:グルッペン
7.ピエール・ブーレーズ〜作曲家と指揮者

■ボーナス映像:ルツェルン・フェスティヴァル・コンサート(抜粋)*
 ドビュッシー:バレエ音楽「遊戯」(抜粋)+ブーレーズによる解説付き
 ブーレーズ:ノタシオン、レポン(抜粋)+ブーレーズによる解説付き
監督:アンゲリカ・シュティーラー
収録:2007年8月.2009年9月ルツェルン、パリ、バーデン・バーデン

ピエール・ブーレーズ(指)
ルツェルン音楽祭アカデミー管弦楽団 
収録:2009年9月*
2010年3月26日に85歳となったピエール・ブーレーズを記念する映像。2009年ピエール・ブーレーズは、師匠のメシアンに続き、京都賞を受賞し、現代音楽の巨匠として確固たる地位を築いています。ブーレーズは後進の育成のために情熱を注ぎ、スイスの「ルツェルン・フェスティヴァル」の中で実施されている、「ルツェルン・フェスティバル・アカデミー」の芸術監督を務めています。この「ブーレーズ・アカデミー」は2004年から本格的にスタートし、オーディションに合格した、世界中から集まった有望な若手演奏家たちが、毎年夏約1か月間、現代作曲家の作品の演奏指導を受けています。このDVDは、2年間に渡る「ブーレーズ・アカデミー」の模様とツェルン・フェスティヴァルでのコンサートを収録。若い音楽家へのメッセージが込められたドキュメンタリー部分とブーレーズ自身の解説付きのドビュッシー「遊戯」とブーレーズ自身による「ノタシオン」、「レポン」の演奏の見応えのある内容です。 (Ki)
20-58064(Bluray)
20-58068
バレンボイム&ベルリン・フィル/ヨーロッパ・コンサート2010・フロム・オックスフォード
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕前奏曲
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85
ブラームス:交響曲第1番
ダニエル・バレンボイム(指)BPO
アリサ・ワイラースタイン(Vc)
録音:2010年5月1日オックスフォード大学シェルドニアン講堂

■Bluray:画面:16:9 1080iFullHD
音声:PCM2.0、DTSHDマスター・オーディオ
リージョン:ALL 83mm

■DVD:画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.0、DTS5.0
リージョン:ALL 83mm
2010年のベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサートの映像がDVDとブルーレイ・ディスクで発売されます。指揮はダニエル・バレンボイム、コンサートマスターは樫本大進が務めています。会場はオックスフォード大学のシェルドニアン講堂。ここは有名な建築家クリストファー・レンの設計により1688年に建設された美しい会場。ワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕への前奏曲から始まり、響きの良いホールに豊かなサウンドが美しく鳴り響きます。2曲目はエルガーのチェロ協奏曲。ソリストを務めるのは、1982年アメリカ生まれの若き女流チェリスト、アリサ・ワイラースタイン。バレンボイムにとってエルガーのチェロ協奏曲はデュ・プレの名演がありますので、特別な演奏会のみと言われています。今回のワイラースタインの抜擢は、バレンボイムの彼女への高い評価の表れと言えるでしょう。力強い音で存在感たっぷりに聴かせるワイラースタインの今後に注目です。後半のブラームスの交響曲第1番は対向配置を採用。ベルリン・フィルの重厚なサウンドが上手く会場に響き渡り、密度の濃い音楽を聴かせてくれます。 (Ki)
20-58073(Bluray)


20-58079
ヴァルトビューネ2010〜『愛の夜』
ムソルグスキー(リムスキー・コルサコフ編):交響詩『禿山の一夜』
ドヴォルザーク:歌劇『ルサルカ』Op.114より「月に寄せる歌」*
ハチャトゥリアン:バレエ音楽『スパルタクス』より「アダージョ」
R.シュトラウス:歌劇『カプリッチョ』Op.85より「最後の場」*
ワーグナー:歌 劇『リエンツィ』序 曲
コルンゴルト:歌劇『死の都』より「わたしに残されたしあわせ」*
R.シュトラウス:歌曲集Op.10より「献身」*
エルガー:愛のあいさつ
プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「さようなら」*
プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「氷のような姫君の心も」*
プッチーニ:歌劇『ジャンニ・スキッキ』より「わたしのおとうさん」*
レオンカヴァッロ:歌劇『ボエーム』より「ミュゼットはみずみずしい唇に美しい歌を」*
レオンカヴァッロ:歌劇『ボエーム』より「ミミ・ピンソンは金髪娘」*
チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』
ディニーク:ホラ・スタカート
リンケ:ベルリンの風
ル ネ・フレミング(S)
イオン・マリン(指)BPO

収録:2010年6月27日、ベルリン、ヴァルトビューネ野外音楽堂(ライヴ)

◆Bluray
画面:16:9、
1080i Full HD
音声:PCM2.0、
DTS Master Audio5.1
リージョン:All
BD 25
字幕:英独仏、130 分

◆DVD
画面:カラー、16:9
音声:PCM Stereo、
Dolby Digital 5.1、
DTS 5.1
リージョン:All
DVD9
字幕:英独仏、130 分
新装丁盤。毎夏恒例のベルリン・フィルの野外コンサート、ヴァルトビューネ・コンサート。2010年の主役はMETの女王、ルネ・フレミング。ドヴォルザーク、プッ チーニなどのアリアを美しく歌い上げ、「愛の夜(Nacht der Liebe)」と題した夏の夜のコンサートを盛り上げました。特にR.シュトラウス『カプリッチョ』の「最 後の場」はなんともロマンティック。そしてコルンゴルトの『死の都』より「わたしに残されたしあわせ」は叙情的で美しく絶品の歌声を聴かせてくれます。 指揮はルーマニア出身の気鋭イオン・マリン。『禿山の一夜』では絶妙なハーモニーと精密なニュアンス、弦は常に柔らかく、管は華麗に表情豊かに鳴らし、濃密な 音楽を作っています。 ヴァルトビューネならではのリラックスした会場の雰囲気の中、至福の音楽を楽しめる映像です。 (旧品番:20.58078/20.58074は廃盤となっております。)
20-58074(Bluray)
20-58078D
愛の夜〜BPO ヴァルトビューネ 2010
ムソルグスキー(R・コルサコフ編):交響詩「禿山の一夜」
ドヴォルザーク:「ルサルカ」〜月に寄せる歌*
ハチャトゥリアン:「スパルタクス」〜アダージョ
R.シュトラウス:「カプリッチョ」〜最後の場*
ワーグナー:「リエンチ」序曲
コルンゴルト:「死の都」〜わたしに残されたしあわせ*
R.シュトラウス:歌曲集 Op.10〜献身*
エルガー:愛のあいさつ
プッチーニ:「ボエーム」〜さようなら
 「トゥーランドット」〜氷のような姫君の心も
 「ジャンニ・スキッキ」〜わたしのおとうさん*
レオンカヴァッロ:「ボエーム」〜ミュゼットはみずみずしい唇に美しい歌を
 ミミ・ピンソンは金髪娘*
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ディニク:ホラ・スタカート
リンケ:ベルリンの風
ルネ・フレミング(S)*
イオン・マリン(指)BPO

収録:2010年6月27日ヴァルトビューネ野外音楽堂
NTSC 16:9
PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1
リージョン:0/字幕:英、独、仏
130mm(以上、DVD、ブルーレイとも共通仕様)
20-53093
(Bluray)


20-53099
ヴァルトビューネ2003〜ガーシュウィン・ナイト
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(マーカス・ロバーツ編)
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調(マーカス・ロバーツ編)
ロバーツ:コール・アフター・ミッドナイト
ガーシュウィン:ストライク・アップ・ザ・バンド(ドン・ローズ編)
ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム
リンケ:ベルリンの風(アンコール)
マーカス・ロバーツ・トリオ
マ ーカス・ロバー ツ(P)
ロ ーランド・ゲリン( ベ ース )
ジェイソン・マルサリス(ドラムス)
小澤征爾(指)BPO

収録:2003年6月29日、ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)

◆Bluray
画面:16:9、Full HD
音声:PCM2.0、
DTS Master Audio5.1
リージョン:All
BD 25
111分+18 分(ボーナス)
◆DVD
画面:カラー、16:9
音声:PCM Stereo、
Dolby Digital 5.1、
DTS 5.1
リージョン:All
DVD9
111分+18 分(ボーナス)
ベルリン・フィル恒例の夏の野外コンサート、ヴァルトビューネ。小澤征爾が登場して話題となった2003年のガーシュウィン・ナイトが新装丁盤で再登場。 盲目のジャズ・ピアニスト、マーカス・ロバーツ率いるトリオが、ベルリン・フィルを圧倒的な存在感で巻き込み、古典的なシンフォニック・ジャズにモダンの要素 を融合させたスリリングで興味深いパォーマンスをみせています。 (旧品番:20.53094/20.53098は廃盤となります。)
20-58134F(Bluray)
20-58138F(2DVD)
アンドラーシュ・シフ・プレイズ・バッハ

フランス組曲第1番BWV812、
フランス組曲第2番BWV813、
フランス組曲第3番BWV814、
フランス組曲第4番BWV815、
フランス組曲第5番BWV816、
フランス組曲第6番BWV817、
フランス風序曲BWV831、
イタリア協奏曲ヘ長調BWV971
バッハについて語る(アンドラーシュ・シフ)
アンドラーシュ・シフ(P)

収録:2010年6月11日
聖トーマス教会(バッハ・フェスティヴァル、ライプツィヒ)

DVD=画面:NTSC 16:9
音声:PCM ステレオ
DD5.1、DTS5.1/本編:134mm
ボーナス:34mm
(言語:独、字幕:英、仏)
リージョン:0

Bluray=画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCM ステレオ
PCM5.1/本編:134mm
ボーナス:34mm
(言語:独、字幕:英、仏)
リージョン:0
バッハの聖地ライプツィヒで行われる歴史ある音楽祭「バッハ・フェスティヴァル」。世界中から集まったバッハ演奏家たちが素晴らしいコンサー トを行います。2010 年はアンドラーシュ・シフが登場しフランス組曲全曲、フランス風序曲、アンコールでイタリア協奏曲全曲を演奏。その映像が DVD とブルーレイで発売となります。 メイン・プログラムであるフランス組曲は優美で気品のある作風でバッハの中でも人気の高い作品です。シフの音楽は一音一音思慮深く語り、力強い 説得力持った演奏を聴かせてくれます。楽曲の基本構造を鮮明に理路整然と描き、その中に洗練された表現がちりばめられている、味わい深い音楽。 終始安定した高いテクニックとピアノの見事な響きには脱帽です。 またディスク2 にはシフがバッハの音楽について語ったインタビュー映像が収められています。 (Ki)
20-58148
グスタフ・マーラー・セレブレーション
マーラー:交響曲第2番〜第1楽章
ラインの伝説「(子供の不思議な角笛」より)
朝の野辺を歩けば「(さすらう若人の歌」より)
交響曲第2番〜第4楽章
私はほのかな香りを吸い込んだ「(リュッケルトの5つの歌曲」より)
死せる鼓手「(子供の不思議な角笛」より)
3人の天使が歌っていた「(子供の不思議な角笛」より)
私はこの世に忘れられ「(リュッケルトの5つの歌曲」より)
不幸な時の慰め「(子供の不思議な角笛」より)
交響曲第2番〜終結部
トーマス・ハンプソン(Br)
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)
マリタ・スールベルグ(S)
プラハ・フィルハーモニーcho
ボニ・プエリ(チェコ少年合唱団)
マンフレート・ホーネック(指)
マーラー・チェンバー・オーケストラ

収録:2010年7月7日チェコ、カリシュチェ村(ライヴ)

ルビー・デジタル5.1
dtsサラウンド5.1/79’
カラーNTSC16:9
Region-Alll
2010年はちょうどマーラーの生誕150周年に当たるということで、各地でさまざまなコンサートが盛んにおこなわれていますが、マーラーの誕生日に合わせて7月7日に生地でおこなわれたユニークな野外演奏会の模様を収めた映像作品がリリースされます。【マーラーの生地カリシュチェ村での野外コンサート】このたびのコンサートの舞台であるチェコの小村カリシュチェ(ボヘミアのカリシュト)こそ、1860年7月7日にほかならぬマーラーが生まれた場所。夕暮れ時からスタートしたコンサート映像に時折差し挟まれるのどかな田園風景からは、マーラー作品に流れる牧歌的なムードを感じとることができます。【歌曲を織り交ぜたユニークなプログラム】後期ロマン派の交響曲作家として、ブルックナーと並び称されるマーラーというと、やはりどうしても交響曲をメインに据えたプログラム構成に傾きがちですが、ここではコンサートのほぼ半分近くを「歌曲」が占めている点に特色がみられます。「子供の不思議な角笛」をはじめ、交響曲と楽想も共通し互いにリンクして作風上重要なポジションを占める歌曲を織り交ぜることで、マーラーの本質に迫ろうとする試みはたいへん効果的でユニークなものといえるでしょう。【オッター、ハンプソンら豪華なマーラー歌手たちが揃い踏み】陰影豊かな表情が絶品のオッター、巧みなドラマづくりで引き込むハンプソン。その歌曲で登場する顔ぶれが、すでにマーラー歌いとしてキャリアも豊富なスター歌手たちというのもこのうえない魅力です。また、古楽から近現代まで幅広いレパートリーで目下売り出し中のスールベルグは、1976年ノルウェー生まれのソプラノで、ペール・ギュントのソルヴェイグを当たり役とする美声の持ち主。そして、作曲家の名を冠するマーラー・チェンバー・オーケストラを率いるのは、1958年オーストリア生まれ、音楽監督を務めるピッツバーグ響との交響曲シリーズでも注目を集めるマンフレート・ホーネック。合唱の加わる終曲も、スコアをオーソドックスにたどりながら、スケールゆたかにまとめあげ、聴衆の心を鷲掴みにします。
20-58178
シェーンベルク:歌劇「モーゼとアロン」 モーゼ:デイル・デュージング(Br)、
アロン:アンドレアス・コンラッド(T)、
少女:イルセ・エーレンス(S)、
病める女:カロリーナ・グモス(Ms)、
若い男:フィンヌル・ビャルナソン(T)、
ミヒャエル・ボーダー(指)
ルール・コーアヴェルク、ボーフムSO、
演出:ヴィリー・デッカー
収録:2009年/ルール・トリエンナーレ音楽祭でのライヴ

リージョンフリー/NTSC/16:9
PCM STEREO/DTS5.0
112’00”/字幕:英仏独
未完のまま終ったシェーンベルクのライフワーク「モーゼとアロン」。旧約聖書の出エジプト記に基づき、厳格な十二音技法でたった一つのセリー(音列)だけで全体が作られているという驚異的に緻密な作曲技法によります。演奏・アンサンブルも難しく、シェーンベルク自身、自動演奏でなければ不可能と考えていたといわれます。これが昨2009年のルール・トリエンナーレ音楽祭で上演され大きな話題となりましたが、待望のDVD登場となります。名演出家ヴィリー・デッカーによるスペクタクルな舞台も見もので、モーゼ役のデイル・デュージングはベームが1977年ザルツブルク音楽祭で振ったモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」で騎士長を演じていたベテラン。今回の上演でもモーゼの苦悩を老練の演技で見せてくれます。とかく頭脳だけで作曲したと言われる「モーゼとアロン」ですが、ここではバロック・オペラに通じる血の通ったドラマとして見る者を惹きつけます。 (Ki)





20-58208(4DVD)




オープンエア・オペラ・ボックス
【DVD1】<ザンクト・マルガレーテン・フェスティヴァル>野外オペラ劇場の醍醐味
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」

【DVD2】<ザンクト・マルガレーテン・フェスティヴァル>165mm
ビゼー:歌劇「カルメン」

【DVD3】<ザンクト・マルガレーテン・フェスティヴァル>122mm
ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」

【DVD4】<ザンクト・マルガレーテン・フェスティヴァル>
ヴェルディ:歌劇「椿姫」
【DVD1】150mm
エルンスト・メルツェンドルファー(指)
ブルノ国立歌劇場O&cho
ヤヌス・モナルカ(エジプト国王/Bs)、
コルネリア・ヘルフリフト(アムネリス/Ms)、
エステル・シュメギ(アイーダ/S)、
コスタディン・アンドレーエフ(ラダメス/T)、
ピエル・ダラス(ランフィス/Bs)、
イーゴル・モロゾフ(アモナスロ/Br)他
収録:2007年7月、8月ザンクト・マルガレーテン、ローマ時代の採石場跡(ライヴ)
字幕:英、独、伊

【DVD2】165mm
エルンスト・メルツェンドルファー(指)
ブルノ国立歌劇場O&cho
ナディア・クラステヴァ(カルメン/Ms)、
アレクサンドルス・アントネンコ(ドン・ホセ/T)、
セバスチャン・ホレチェク(エスカミーリョ/Br)他
収録:2005 年、ザンクト・マルガレーテン、ローマ時代の採石場跡(ライヴ)
字幕:英、仏、独

【DVD3】 122mm
エルンスト・メルツェンドルファー(指)
ヨーロッパSO&cho
イゴール・モロソウ(ナブッコ/Br)、
ブルーノ・リベイロ(イズマエーレ/T)、シモン・ヤング(ザッカリア/Bs)、
ガブリエッラ・モリギ(アビガイレ/S)、エリザベス・クルマン(フェネーナ/S)他
収録:2007 年7 月14 日ザンクト・マルガレーテン、ローマ時代の採石場跡(ライヴ)
字幕:英、仏、独、伊

【DVD4】 134mm
エルンスト・メルツェンドルファー(指)
スロヴァキアPO&cho
クリスティアーネ・カイザー(ヴィオレッタ/ S)、
ジャン=フランソワ・ボラス(アルフレード・ジェルモン/T)、
ゲオルク・ティヒ(ジョルジョ・ジェルモン/Br)、
マグダレーナ・アンナ・ホフマン(フローラ/S)、
ステファニー・コピニツ(アンニーナ/Ms)、
ミヒャエル・クルツ(ガストン/T)、他
収録:2008 年7月11日、ザンクト・マルガレーテン、ローマ時代の石切り場(ライヴ)
字幕:伊、英、独
オーストリアの東端、ブルゲンラント州の ザンクト・マルガレーテンでは、 ローマ時代の石切り場の跡を利用して、 切り立った岩場の崖をバックに舞台を設営、 毎年夏に野外オペラ祭が催されています。 夏の夜のオペラを一挙に楽しめる お得なセット。 (Ki)





20-58228(5DVD)




ディスカヴァリー・シリーズ・ボックス
【DVD1】
ドキュメンタリー(作曲家および作品紹介)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲

【DVD2】
イントロダクション(作品ガイド)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調

【DVD3】
イントロダクション(作品ガイド)
モーツァルト:交響曲第41 番「ジュピター」
【DVD4】
イントロダクション(作品ガイド)
シューマン:ピアノ協奏曲

【DVD5】
イントロダクション(作品ガイド)
R・シュトラウス:アルプス交響曲
【DVD1】28mm(ドキュメンタリー)+ 42mm(演奏)
字幕:英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語
ギル・シャハム(Vn)
クラウディオ・アバド(指)BPO
収録:2002年5 月1 日パレルモ、マッシモ劇場(ライヴ)

【DVD2】27mm(ドキュメンタリー)+ 30mm(演奏)
字幕:英、独、仏、西
フランク・ミヒャエル・エルベン(Vn)
クルト・マズア(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスかっb
収録:1997年5 月、ライプツィヒ、ノイエス・ゲヴァントハウス(ライヴ)

【DVD3】28mm(ドキュメンタリー)+ 33mm(演奏)
字幕:英、独、仏、西
ハルトムート・ヘンヒェン(指)
C.P.E. バッハCO
収録:2005年11 月コンツェルトハウス・ベルリン(ライヴ

【DVD4】28mm(ドキュメンタリー)+ 35mm(演奏)
字幕:英、独、仏、西
マルタ・アルゲリッチ(P)
リッカルド・シャイー(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
収録:2006年6 月1-2日、ライプツィヒ、ノイエス・ゲヴァントハウス(ライヴ)

【DVD5】30mm(ドキュメンタリー)+ 56mm(演奏)
字幕:英、独、仏、西
ジュゼッペ・シノーポリ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
収録:1998年9 月22 日、ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
お求めやすい価格で、クラシックの名曲を、 えりすぐりの名演奏と 詳細なドキュメンタリーで紐解く 「ディスカヴァリー・シリーズ」を集めた ボックス・セット。 (Ki)







20-58238(4DVD)
ダニエル・バレンボイム・ボックス・セット

【DVD1】スカラ座リスト・リサイタル
リスト:巡礼の年第2年『イタリア』より
 ペトラルカのソネット第47 番
 ペトラルカのソネット第104番
 ペトラルカのソネット第123番
 ソナタ風幻想曲『ダンテを読んで』
小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ
ヴェルディの『トロヴァトーレ』から「ミゼレーレ」
ヴェルディの『アイーダ』から神前の踊りと終幕の二重唱
リゴレット・パラフレーズ

【DVD2】ライヴ・フロム・アルハンブラ
ブラームス:交響曲第1 番、
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3 番
ボッテジーニ:チェロとコントラバスのためのファンタジア

【DVD3】バレンボイム&CSO
ドビュッシー:「海」
ブーレーズ:「ノタシオン」第1 番〜第4 番
ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」
■特典映像:バレンボイムとブーレーズの対論

【DVD4】タンゴ・アルゼンチーナ 
ピアソラ、カルロス・ガルデル、
フリオ・デカロ、ヒナステラ 他
【DVD1】
ダニエル・バレンボイム(P) 
収録:2007年5 月28 日 ミラノ、スカラ座(ライヴ)

【DVD2】
ダニエル・バレンボイム(指)
ウエスト=イースタン・ディヴァンO
ナディール・シェハタ(Cb)
キリル・ツロトニコフ(Vc) 
収録:2006年8 月20 日、グラナダ、アルハンブラ宮殿(ライヴ)

【DVD3】
90 mm(演奏)+20 mm(特典)
ダニエル・バレンボイム(指)CSO
エリザベーテ・マトス(Ms) 
収録:2000年4 月25-27日トリエンナーレ音楽祭(ライヴ)
特典映像字幕:英、仏、独、西

【DVD4】
96mm
ピアソラ、カルロス・ガルデル、
フリオ・デカロ、ヒナステラ 他
ダニエル・バレンボイム(P、指) 
レオポルド・フェデリコ(バンドネオン) 
オルケスタ・ティピカ、モーラ・ゴドイ、
フニオ・セリーリャ(ダンス) 
ブエノスアイレスSO
字幕:英、仏、独、西
ピアニストであり、指揮者でもある、バレンボイム。 オール・リストによるピアノ・リサイタルや 意欲的なオーケストラ・コンサートの模様、 また故郷アルゼンチンのタンゴなど多彩な活躍をみせる バレンボイムならではボックス・セットです。 (Ki)
20-58268D
楽園の暗影〜ヒトラーからハリウッドへ逃れた人々
監督:ピーター・ローゼンのドキュメンタリー
シェーンベルク、コルンゴルト、
アイスラー、トーマス・マンらの動画多数
シェーンベルク:幻想曲
クシェネク:霧のなかの鐘、他、演奏風景多数
アンサンブル・ルシュルシュ

リージョンコード:0
NTSC/4:3
PCM-STEREO
55’00”
字幕:英仏独
1933年にヒトラーがドイツ首相に就任すると、当時ワイマール文化を育んできた芸術家や文化人の多くがアメリカへ逃れ、ロサンゼルス、ハリウッドを中心に第2のワイマールを形成して高度な文化を花咲かせました。作曲家のシェーンベルク、コルンゴルト、アイスラー、クシェネク、指揮者のクレンペラーやワルター、文学者のトーマス・マン、哲学者のアドルノ、女優のディートリヒなど、錚々たる偉人の足跡を、実写映像やゆかりの人々の証言で綴ります。シェーンベルクとガーシュウィンがテニスを楽しむ姿や、ルビンシュタインやハイフェッツのカラー映像、トーマス・マンの語りなどワクワクするような映像のオンパレード。戦後、ヨーロッパへ戻った人々も多かったため、ごく短期間ではありましたが、アメリカ西海岸に20世紀最高のドイツ文化が疎開していたことを伝えてくれる稀有な資料と申せましょう。 (Ki)
20-58278D
ハチャトゥリヤンの証言

■ボーナス
ハチャトゥリヤン:チェロと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ(ロストロポーヴィチ&作曲者)全曲映像、
ピアノ協奏曲の終楽章(ドラ・セルヴャリヤン=クーン&チェクナヴォリアン)]
制作・監督:ピーター・ローゼン、
原作:ビル・ヴァン・ホーン、ソロモン・ヴォルコフ、
ナレーション:エリック・ボゴシヤン
リージョンフリー
NTSC/4:3
PCM-STEREO
本編:83分
ボーナス:50分
字幕:英,仏,独,露,日本語
かつて「ハチャトゥリヤン」というソ連製のドキュメンタリー映画がありましたが、これは2003年制作の別物。アラム・ハチャトゥリヤンはプロコフィエフ、ショスタコーヴィチと並ぶソ連を代表する大作曲家ですが、海外での普遍の人気に比べ、今日のロシアでは体制を能天気に甘受した愚か者とされ、ロシア系演奏家たちから避けられる傾向があります。しかし、当ドキュメンタリーではあの「ショスタコーヴィチの証言」を書いたソロモン・ヴォルコフが、ハチャトゥリヤンもやはりスターリンやフレンニコフの犠牲者だったことを描いています。
エリック・ボゴシヤンがハチャトゥリヤン役で語り、当時のニュース映像を多用していますが、そこではハチャトゥリヤン自身はもちろん、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、グリエール、シェバリーンらの動く姿が現れ興奮させられます。また、ヴォルコフをはじめ、ロストロポーヴィチやカレン・ハチャトゥリヤンらのインタビューも貴重。驚きなのが、何と最晩年のフレンニコフ本人の抗弁が聞けること。悪代官の悪あがきのようで、非常に貴重な資料と申せましょう。それも本編はすべて日本語字幕付き。
加えて、バレエ「ガイーヌ」や「スパルタクス」の華麗な舞台や、ロストロポーヴィチとハチャトゥリヤンによるコンチェルト・ラプソディ全曲のライヴ(モノクロ)、オイストラフとハチャトゥリヤンによるヴァイオリン協奏曲の終楽章(カラー)など垂涎の映像が続きます。本編の最後には、ハチャトゥリヤン自身がピアノで「剣の舞」をヴィルトゥオーゾ風に演奏する超お宝映像付き。
ロシア、ソ連音楽に興味のある向きは絶対興奮すること間違いなしの超オススメ盤です。 (Ki)
20-58328
「もし金持ちだったら」〜ジャン・ピアースの生涯 ジャン・ピアース
アイザック・スターンほか

リージョン・オール/NTSC
4:3/カラー/白黒
59m/PCM-Stereo
言語:英語
ジャン・ピアース(1904−1984)と言えば、1940年代から1950年代を中心に活躍した米国のテノール歌手。ことに大指揮者アルトゥール・トスカニーニがピアースを度々重要な役に起用したことで知られています。両親はベラルーシ人で、ピアースが生まれれる前年に米国に移住したばかりでした。ユダヤ人だったので、シナゴーグの聖歌隊で活躍、その美声は若い頃から知れ渡っていました。本格的に声楽を学ぶや、すぐにトスカニーニに認められ、メトロポリタン歌劇場を始め国際的に活躍。またミュージカルを始めポピュラー音楽の分野でも活躍しました。この映像は、名ヴァイオリニスト、アイザック・スターンがピアースにインタビューする映像を中心に、ピアースの貴重な映像を集めたものです。若い頃の颯爽とした歌ももちろん素晴らしいのですが、1980年、なんと70代半ばで歌ったチャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」のレンスキーのアリア(ロシア語歌唱、オーケストラ伴奏、カラー映像)の、年齢が信じられない歌は驚くべきものです。また一瞬ですが、1958年4月の来日時と思しき映像も収録されています。なお、タイトルの「もし金持ちだったら」は、ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」の主人公テヴィエが歌う曲のタイトル。ピアースは1971年にブロードウェイでこの役を歌っており、最後にこの曲を歌う姿が収録されています。 (Ki)
20-58394F(Bluray)
20-58398D
シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ラフマニノフ:交響曲第2番
サイモン・ラトル(指)BPO
カニサレス(G)

収録:2011年5月1日マドリード・レアル劇場、スペイン(ライヴ)

(Bluray)画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Master Audio Surround
リージョンAll
本編:97mm
ボーナス:8mm

画面:NTSC16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:0
本編:97mm
ボーナス:8mm
。2011年はスペイン、マドリードでの公演ということで、ベルリン・フィルとしては珍しいロドリーゴのアランフェス協奏曲が演目で選ばれました。ソリストには天才フラメンコ・ギタリストのカニサレス(ファン・マヌエル・カニサレス)が登場。カニサレスはスペインの権威あるコンクールで優勝し、その後クラシック、ジャズの音楽家と共演、映画や舞台などの音楽を担当し多彩な活躍をしています。驚異のテクニックを持ち音楽理論にも精通した知性派で、現代フラメンコ界の期待を一身に集めるギタリストです。アランフェス協奏曲の物悲しい美しい旋律を、繊細で多彩な音色で聴かせてくれます。そしてシャブリエがスペインに滞在した時に魅せられた印象を描いた狂詩曲「スペイン」。メインプログラムは、ロマンティックな旋律が溢れるラフマニノフの交響曲第2番。ラトルとベルリン・フィルは、ロマン的な響きを重視した感動的な音楽作りで、瑞々しく歌い上げられた旋律を心地よく堪能することができる演奏です。 (Ki)

20-58404F(Bluray)
20-58408D
ベルリン・フィルのヴァルトビューネ・コンサート2011
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番
ニーノ・ロータ:組曲「道」
レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」
 交響詩「ローマの松」
ショスタコーヴィチ:歌劇「ムツェンスクのマクベス夫人」組曲〜アレグレット
レスピーギ:バレエ組曲「シバの女王ベルキス」〜戦いの踊り
リンケ:ベルリンの風
リッカルド・シャイー(指)BPO

収録:2011年8月23日ワルトビューネ野外音楽堂(ライヴ)
(Bluray)
1080i Full HD 16:9
Region All
音声:PCM ステレオ
DTS HD Master Audio
105’
カラーNTSC 16 : 9
Region All
音声:PCM ステレオ
ドルビー・デジタル5.1
DTS サラウンド5.1
ベルリン・フィルが毎年シーズンの最後に野外で行うヴァルトビューネ・コンサート。リッカルド・シャイーの登場した2011年は、レスピーギをメインに、シャイーと同じミラノ出身の作曲家ニーノ・ロータほか、シャイーがRCOの首席指揮者時代にセッション録音して人気に火を付けたショスタコーヴィチの「ジャズ組曲」を取り入れるなど、いつもながら聴衆を楽しませることに工夫を凝らしたプログラム構成となっています。当夜は「フェリーニ、ジャズ・アンド・コー(Fellini,Jazz&Co.)」と題されていましたが、オープニングの「ジャズ組曲」の流れを受けて演奏された組曲「道」では、フェリーニの映画そのままにコミカルな味わいと哀感を湛えた内容にみせるベルリン・フィルの柔軟な表現力にあらためて舌を巻くこと必至。こうしたすぐれた演奏あってこそ「あくまで自身はクラシックの作曲家」と公言していたロータの真価に迫れるというものでしょう。ここまでですでにすっかり聴衆を惹き込んだかとおもうと、つづく「ローマの噴水」「ローマの松」がさらにまた抜群の仕上がりで、ものすごい盛り上がり。本気を出したスーパーヴィルトゥオーゾ集団の絢爛豪華なサウンドに、当初7月に予定されながらも、会場を襲った荒天によりヴァルトビューネ開催史上初の延期というアクシデントを経て、この日を待ちに待って詰めかけた20,000人を超える聴衆の興奮と熱狂も一入といったところで、大満足の表情が画面からも伝わってきます。 (Ki)

20-58538D
神のヴァイオリニスト〜ヤッシャ・ハイフェッツ 監督:ペーター・ローゼン
制作:2011年

NTSC 16:9 Region All
字幕:日本語,英独仏/88’
ヤッシャ・ハイフェッツの人物像に迫るドキュメンタリー「神のヴァイオリニスト ヤッシャ・ハイフェッツ」が登場!ハイフェッツと言えば、ポーカーフェイスの 出で立ちで完全無比なテクニックを惜し気もなく披露しましたが、この演奏スタイルはハイフェッツの父から教わったもので、「演奏者は自分をひけらかすのでは なく、演奏するために存在する」という教えからこのスタイルがうまれました。ポーカーフェイスの見た目からは思いもよらない、音楽は実に情熱的で魂を揺さぶ るような音色によって聴衆を魅了しました。 (Ki)
=各チャプターの構成、見どころ=
このドキュメンタリーではハイフェッツの生涯を様々な証言者をもとにまとめられています。
1.「神のヴァイオリニスト」/2.「師レオポルド・アウアー」/3.「アメリカへ」/4.「世界ツアー」/5.「カリフォルニア時代」/6.「編曲者としての活躍」/7.「愛国者としてのハイフェッツ」/8.「教育者として」/9.「友人たち」/10.「家族について」/11.「海と孤独」/12.終わりに/13.クレジット・「神のヴァイオリニスト」
名ヴァイオリニストがハイフェッツについて語っています。巨匠イヴリー・ギトリスは『神なきこの世への贈り物』と、またイダ・ヘンデルは『ヴァイオリンの曲ならなんでも信じられない正確さで弾いた。そしていつも情熱的だった。』と。この他、イツァーク・パールマンをはじめとした、名だたるヴァイオリニストが彼の演奏を激賞しております。

・「世界ツアー」
1920 年から行われた世界ツアーの模様がおさめられています。注目すべきは 1923 年の関東大震災直後に日本に訪れた際の貴重な無声映像です。ハイフェッツは 1917 年に来日したことがありますが、その際に訪れた場所が変わり果てた姿にショックを受けます。しかし、すぐにチャリティー・コンサートを開き多くの被災者に対し心に染みる演奏をしました。演奏会はホール崩壊の恐れから野外で行われましたが、映像からもわかる通り数えられないほどの聴衆が集まりました。
・「カリフォルニア時代」
1930 年代にカリフォルニアに移住した際の優雅な生活が見て取れ、趣味の卓球やテニスをする姿も見られます。
・「編曲者としての活躍」
ハイフェッツと言えば、ヴィルトゥオーゾを感じさせる難曲の演奏に注目されがちですが、彼は演奏者の技量、音楽性がダイレクトに伝わる小品ほど入念に練習し、また多くの小品の編曲も手掛けました。そして、クラシックだけにとどまらず、ジム・ホイルの名前で多くの歌謡曲の作曲していたことにも触れています。彼は、音楽のジャンルや曲の規模は関係なくどんな曲でも常に真摯な姿勢で演奏していたことがわかります。
=プライベートな姿にも肉迫=
このドキュメンタリーのもう一つの大きな魅力は、演奏家「ヤッシャ・ハイフェッツ」ではない、彼のプライベートなシーンを辿れることです。これはファンにはたまらない貴重な映像です。それは海が非常に好きだったハイフェッツの海岸で撮影された映像 ( チャプター 11「海と孤独」) や、ハイフェッツ自身録画が好きだったことから残されている彼の伴奏者の映像、さらにはあのヘレン・ケラーがハイフェッツの楽器に触れながら楽しそうに音楽を感じている映像など、非常に興味深い内容ばかりが収録されています。また教師ハイフェッツとして、生徒に対していじわると思えるほど !? の非常に厳しいレッスン風景 ( チャプター 8「教育者として」) など、教育者としての側面を垣間見ることができます。
=かつてない力作!超一級のドキュメンタリー=
このドキュメンタリーを通じてハイフェッツの演奏を観ると、改めて巧みな技巧を見て取ることができますが、ポーカーフェイスの裏側に隠された、ハイフェッツの内なる叫びが演奏に表れているようにも思えます。演奏者として常にトップで居続けなければいけなかったプレッシャーと常に戦い、本当は孤独な人間であったようにも思えます。本作品で流れるハイフェッツ自身が編曲し愛奏した、ドビュッシーの亜麻色の髪の乙女や、名曲バッハのシャコンヌ、そして十八番のメンコン、チャイコンの抜粋映像を観ると、今までとは違った聴こえ方がするかもしれません。巨匠ヤッシャ・ハイフェッツを知る上で欠かせない貴重なドキュメンタリーの登場と言えましょう。

20-58574(2Bluray)
マーラー:交響曲集他/アバド&ルツェルン祝祭管

(1)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
 マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」
(2)マーラー:交響曲第2番「復活」
(3)マーラー:交響曲第3番
(4)マーラー:リュッケルトの詩による5つの歌曲
 交響曲第4番ト長調
(5)マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
(6)マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」
(7)マーラー:交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
クラウディオ・アバド(指)
ルツェルン祝祭O

(1)ユジャ・ワン(P)
 収録:2009年8月12日ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール(ライヴ)
(2)エテーリ・グヴァザーヴァ(S)
アンナ・ラーション(Ms)
 オルフェオン・ドノスティアラ(合唱団)
 収録:2003年8月21日ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール(ライヴ)
(3)アンナ・ラーション(Ms)
アルノルト・シェーンベルクCho、
テルツ少年Cho
 収録:2007年8月19日ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター、コンサート・ホール(ライヴ)
(4)マグダレーナ・コジェナー(Ms)
 収録:2009年8月21、22日ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール(ライヴ)
(5)収録:2004年8月18日、19日ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール(ライヴ)
(6)収録:2006年8月10日ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール(ライヴ)
(7)収録:2005年8月17-18日ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール(ライヴ)

610’
画面: 1080i Full HD
16:9
音声: PCMステレオ /
DTS HD MA
Region All
字幕:英独仏西伊(第2番)、英独仏西(第3番)、英独仏(第4番&歌曲)
巨匠アバド率いる新生ルツェルン祝祭管によるライヴの呼び物、マーラーの交響曲シリーズのうち第1番から第7番までの7曲をまとめたブルーレイ・ ボックス。ブルーレイの大容量フォーマットを活かし、ディスク7枚を4枚にコンパクト化していますが、単売時にカップリングされていた、ユジャ・ワン 独奏のプロコフィエフの第3協奏曲と、コジェナーが歌うリュッケルト歌曲もしっかり収録されています。68ページブックレット付属、特製デジパック・ スリムケースBOX仕様。 (Ki)
20-58594F(Bluray)
20-58598D
パールマン、イスラエル・フィルを振る
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
ピアノ.ヴァイオリン.チェロのための三重協奏曲Op.56
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
ジオラ・シュミット(Vn)、
ズィル・ベイリー(Vc)、
ナヴァ・パールマン(P)、
イツァーク・パールマン(指)イスラエルPO

収録:2010年3月/テルアヴィヴ、マン・オーディトリアム(ライヴ)

(Bluray)リージョンオール
1080i Full HD 16:9
音声:PCM STEREO/90分
リージョンオール
NTSC 16:9
音声:PCM STEREO/90分
その美音とテクニックに加え明るい音楽性ゆえ、1970年代のアイドルだったイツァーク・パールマン。彼も60歳代半ばを越え、巨匠への道を進んで います。今回はヴァイオリンから離れ、指揮者としてイスラエル・フィルを振っています。オール・ベートーヴェンという充実のプログラム。三重協奏曲では、 彼の愛娘ナヴァほか子どもたちの年代を独奏者に迎え、人間味あふれる美しい世界を作り上げています。メインの田園交響曲もパールマンならではの明る く健康的な音楽性が横溢。それも意外な鼓舞と喚起に満ちていて、まさに元気を与えてくれる演奏となっています。弦楽器の雄弁な歌わせ方はさすがヴァ イオリンのヴィルトゥオーゾ、イスラエル・フィルの弦の響きに酔わされます。 (Ki)

20-58628D
サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」 トルステン・ケルル(Tサムソン)
マリアンナ・タラソワ(Msデリラ)
ニコラ・ミヤイロヴィッチ(Brダゴンの大祭司)
ミルコ・ボロヴィノフ(Bsアビメレク)
タイル・ファヴェイツ(Bsヘブライの老人)
ガイス・ヴァン・デア・リンデン(T伝令)
ほか
トマーシュ・ネトピル(指)
フランダース歌劇場SO,cho
演出:オムリ・ニツァン,
アミル・ニザル・ズアビ
装置、衣装:アシュラフ・ハンナ,
アミル・ニザル・ズアビ
収録:2009年5月8日,アントワープ


画面:NTSC,4:3
リージョン・オール/NTSC
16:9/PCM-Stereo,
DolbyDigital5.1/DTS5.1
122m+ボーナス16m
字幕:仏英独蘭
ベルギーのフランダース歌劇場で上演されたサン=サーンスの「サムソンとデリラ」です。「サムソンとデリラ」といえば、デリラの有名なアリア「あなたの声に私の心は開く」やバッカナールに代表されるように、官能性とエキゾティズムが特徴で、普段ははそこばかりが強調されがちです。しかしこのフランダース歌劇場での上演では、イスラエル人演出家オムリ・ニツァン(語り草になっているサントリーホールでのヴェルディ「ナブッコ」で演出をした人)と、パレスチナ人演出家アミル・ニザル・ズアビの二人が共同で演出を担当、結果、現代のパレスチナ人問題に鋭くメスを入れた舞台になっています。ここでは、ヘブライの民がパレスチナ人、ペリシテ人がイスラエル人と、構図を完全に逆転。したがってサムソンはパレスチナ人の指導者です。冒頭、社交ダンスを楽しむ上流階級の人々を奥に、貧しい身なりのパレスチナ人が嘆き、その中からサムソンが声を上げると、上流階級の人々が露骨に嫌な顔をして去っていく、という場面だけでも、かなり挑発的。アビメレクは白い制服のイスラエル軍人、ダゴンの大祭司は黒い背広姿のイスラエルの政治家。デリラは金だけを信じる娼婦。こうなると幕切れは当然の事態へと向かいます。この舞台の衝撃がいかに大きかったかは、ベルギーで賛否両論になったのみならず、米国でもニューヨークタイムズがわざわざ記事に取り上げたことでも分かります。
刺激的な舞台に目が奪われがちな映像ですが、音楽面での充実も特筆せねばなりません。このオペラはサムソンに存在感がないと始まりませんが、今もっとも脂の乗っているヘルデンテノール、トルステン・ケルルのサムソンが圧倒的。張りのある逞しい声はもちろん、虐げられたものの屈折感まで見事に表現、歴代の偉大なサムソン歌手と比較しても十分立派なサムソンです。デリラは、ロシア、サンクトペテルブルグ出身のメッゾソプラノ、マリアンナ・タラソワ。近年活躍が著しく、2008年3月、新国立劇場での「アイーダ」でアムネリスを歌っていました。ダゴンの大祭司のニコラ・ミヤイロヴィッチは、1973年、セルビア、ベオグラード生まれのバリトン。太く押しの強いバリトンの声と立派な体格で、堂々とした存在感があります。さらに今人気沸騰中のチェコの指揮者、トマーシュ・ネトピルが、切れば血が噴き出すような鮮度の高い音楽を生み出し、サン=サーンスが当時としてはかなり斬新な音楽を書いていたことを改めて実感させてくれます。陳腐化していた「サムソンとデリラ」に、逆転の発想で刺激を与えたこの舞台、これは見逃せません! (Ki)
20-58648D
ドキュメンタリー:クラウディオ・アラウ〜皇帝
空港到着
チリ人は常に文化を愛している
チリに到着後
ベートーヴェンの音楽
私は素晴らしい教育を受けた
1918年15歳の頃
苦闘の数年/アメリカとチリ
アラウのヨーロッパでの経歴の分岐点
ニューヨークでのアラウの静かな生活
待ち遠しい今晩

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
クラウディオ・アラウ(P)
ヴィクトール・テヴァ(指)
チリ国立大学SO

収録:1984年5月メトロポリタン大聖堂サンティアゴ、チリ

画面:NTSC4:3
音声:PCMステレオ
リージョン:0
字幕:独、仏、西
言語:英語/85mm
20世紀の巨匠クラウディオ・アラウ。東京、ベルリン、パリ、ロンドン、ニューヨークと世界中で演奏活動を行い、最晩年までコンサートと録音を精力的にこなしてきました。この映像はアラウが17年振りに故郷チリで行った凱旋コンサートの模様。コンサート前後の様子を含むドキュメンタリー部分と演奏部分に分かれています。この凱旋コンサートは国を挙げての一大イベントとして扱われ、夫人と共に到着した空港には多くのファンが詰めかけ、チケットは2時間で完売、コンサート会場には5000人が集まり、会場は熱気の渦に包まれました。まさにアラウはチリの「皇帝」であったのです。コンサートのプログラムはアラウが得意とするベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」。この時アラウは81歳、リハーサルも精力的に行い、コンサート本番でも晩年に達した精神性と深みを感じる演奏で、チリの聴衆に感動を与えました。 (Ki)

20-58658D
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.5
ピアノ協奏曲第1番ニ短調
クラウディオ・アラウ(P)
ファン・パブロ・イスキエルド(指)
サンティアゴPO

収録:1984年5月サンティアゴ市立劇場、チリ(ライヴ)
監督:ピーター・ローゼン
画面:NTSC4:3/音声:DD2.0
リージョン:0/言語:英語
字幕:独、仏、西/110mm
南米チリ出身の大ピアニスト、クラウディオ・アラウ。アラウが17振りに母国チリ、サンティアゴに凱旋したときのコンサート映像。アラウが得意とするベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(2058648)の凱旋ライヴ映像でも、チリの聴衆の熱狂ぶりが窺えましたが、このブラームス・プログラムでもチリの英雄を迎える聴衆の興奮が伝わる映像です。ブラームスのピアノ・ソナタの集大成的な作品第3番は、5楽章編成の大規模なソナタで、ブラームス自身何度も改訂を加えています。この迸る情熱が込められた傑作ソナタを、アラウは壮大なスケールと濃厚な味付けで表現しています。またブラームス初期の代表作ピアノ協奏曲第1番。アラウが得意としていた作品だけあり、力強い躍動感と深く豊かな響きが溢れた熱演を聴かせてくれます。kい
20-58668D
クラウディオ・アラウ〜巨匠と偉大な作曲家たち
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
シューベルト:即興曲第1番変ホ短調D.946
ショパン:バラード第3番変イ長調Op.47
リスト:ペトラルカのソネット第104番
ドビュッシー:喜びの島
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番*
クラウディオ・アラウ(P)
ヴィクトール・テヴァ(指)チリ国立大学SO*

収録:1984年5月メトロポリタン大聖堂サンティアゴ、チリ
監督:ピーター・ローゼンアナウンサー:マーティン・ブックスパン

画面:NTSC4:3
音声:PCMステレオ
リージョン:0/言語:英語
字幕:独、仏、西/115mm
クラウディオ・アラウが1984年5月故郷チリで行った凱旋コンサート映像第3弾。神童としてデビューした5歳から88歳で逝去するまで現役を続けたアラウは、晩年までテクニックの衰えを感じさせない演奏を披露し、このチリ凱旋コンサートでは81歳でベートーヴェン、シューベルト、ショパン、リスト、ドビュッシーの作品を見事に聴かせてくれます。ショパンのバラード第3番では、ゆったりとしたテンポで語られるショパンの物語をじっくり味わう事ができます。また優れた技巧だけではなく、その音楽性はキャリアを積むごとに深みを増し、特にベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番の力強く懐の深い表現は、聴けば聴くほど味わいが出る名演です。このDVDは、クラシック番組の名司会で知られるマーティン・ブックスパン氏がナレーションを担当し、南米チリが生んだ名ピアニスト、アラウの地元チリでの公演の熱気を伝えています。 (Ki)
20-58678D
アラウ80歳誕生日リサイタル
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
 ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
ドビュッシー:水の反映
リスト:エステ荘の噴水
 バラード第2番ロ短調
ショパン:スケルツォ第1番
クラウディオ・アラウ(Pf)

収録:1983年2月6日/エイヴリー・フィッシャー・ホール(ニューヨーク)
リージョンフリー
NTSC.4:3/PCM-STEREO
約111’
オリジナル言語:英語
字幕:独仏西
20世紀最大の巨匠ピアニストのひとりクラウディオ・アラウが80歳の誕生日にニューヨークで行ったリサイタルの映像。アラウの映像をDVD化したシグナチャー・パフォーマンス・シリーズの第4巻で完結篇。かつてフィリップスからレーザーディスクで発売されていましたが、長らく入手困難となっていました。アラウの演奏は枯淡の芸というべき滋味あふれるもので、一音一音がしみじみと心に沁みます。正座して拝聴したい、あたかも高僧の法話を聴くようなありがたい気持ちになれる超俗的芸術と申せましょう。リストの作品での技巧もしっかりしていて、巨匠の技を披露してくれます。 (Ki)

20-58698C
バッハ:イギリス組曲ト短調BWV808
ベートーヴェン:エロイカ変奏曲、
 ピアノ・ソナタ第29番
フリードリヒ・グルダ(P)

収録:1970年ベートーヴェン・フェスティヴァル、ボン(ライヴ)

画面:NTSC,4:3
音声:PCMステレオ
79mm/リージョン:0
ジャズに情熱的に取り組み、作曲・即興にも優れ、多彩な活動を続けた20世紀を代表するピアニスト、フリードリヒ・グルダ。この映像は1970年ベートーヴェン生誕200年を記念して行われたベートーヴェン・フェスティヴァルのライヴ映像です。このフェスティヴァルのメイン・アーティストとして登場したのがウィーンっ子であるグルダでした。グルダはジャズに傾倒するなど風変わりな一面もありましたが、彼が最も大きな影響を受けたのはベートーヴェンの音楽でした。そのベートーヴェンの生誕200年を祝う演奏会でグルダはピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」を選曲し、生き生きとした躍動感溢れる演奏を聴かせてくれています。 (Ki)

20-58708(2DVD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
第21番ハ長調「ワルトシュタイン」、
第3番ハ長調Op2-3、
第32番ハ短調Op.111、
第13番変ホ長調Op.27-1、
第30番ホ長調、
第23番ヘ短調「熱情」Op.57、
第14番嬰ハ短調「月光」Op.27-2、
第26番変ホ長調「告別」Op.81a
クラウディオ・アラウ(P)

収録:1970、1977年ベートーヴェン・フェスティヴァル、ボン(ライヴ)

画面:NTSC,4:3
音声:PCMステレオ
190mm/リージョン:0
20世紀の巨匠ピアニスト、クラウディオ・アラウ。そのアラウが最も得意としていたベートーヴェンのピアノ・ソナタ8曲を収録。1970年と1977年にベートーヴェンの街ボンで開かれたベートーヴェン・フェスティヴァルでの貴重なライヴ映像です。アラウが醸し出す温かな雰囲気は、まるでピアノが呼吸しているように自然に音楽が響いてきます。ベートーヴェンの作曲の真髄を表現し、作品の奥深い所まで芸術を追求し続けたアラウならではの世界に引き込まれます。 (Ki)

20-58724F(Bluray)
20-58728D
ベルリン・フィルのジルベスター・コンサート2011
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲Op. 46-1
グリーグ:交響的舞曲Op. 64-2
 ピアノ協奏曲イ短調Op. 16
ラヴェル:道化師の朝の歌
R.シュトラウス:「サロメ」より7つのヴェールの踊り
ストラヴィンスキー:「火の鳥」〜カスチェイの凶悪な踊り/子守歌/フィナーレ
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ハ長調Op. 72-7
エフゲニー・キーシン(P)
サイモン・ラトル(指)BPO

収録:2011年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

(Bluray)89’/1080i True HD 16:9
Region All
音声:PCMステレオ
DTS HD Master Audio

89’/カラーNTSC 16 : 9
Region All
音声:PCMステレオ
ドルビー・デジタル5.0
DTS サラウンド 5.0
2011年のテーマは「Dances & Dreams(舞踏と夢)」。プログラムも全篇ダンス音楽を散りばめたものとなっているのが特徴で、スペイン風のリズムが ついには熱狂的なエンディングへと向かう「道化師の朝の歌」、猟奇と官能の「サロメの踊り」、「火の鳥」からは粗野で荒々しい「魔王カスチェイの踊り」 と、ヴァラエティ豊かなナンバーで楽しませてくれます。 さらに、本アルバムの白眉といえるのが名手エフゲニー・キーシンをソリストに迎えたグリーグのピアノ協奏曲。これがほぼ20年ぶりのベルリン・フィル への登場となるキーシンは、この間かつての神童から大家への歩みを着実に重ねていることを実感させる圧巻のピアニズムで、冒頭からすさまじい気迫、 つづく第2楽章では抒情をじっくりと歌い上げ、聴衆の心を鷲掴みにします。 キーシンを盛り立てるラトルも相変わらずの好調ぶりで、ドヴォルザークのスラヴ舞曲第1番で華々しく幕を開けたコンサートを、アンコールも同じハ長調 のスラヴ舞曲で締めるという心憎い演出もピシッと決めています。 (Ki)
20-58764F
(Bluray)
20-58768D
GOZARAN〜Time Passing
1.プロローグ:フォルーグ・ファッロフザードの詩
2. テヘラン交響楽団の入団オーディオション(モーツァルト
3.リハーサルT(マーラー)
4.コンサートT(J.S.バッハ)
5.リハーサルU(マーラー)
6.コンサートU(ジョン・ケージ)
7.リハーサルV(マーラー)
8.リハーサルW(ナデル・マシャイェヒ)
9.ウィーンへ戻る/アルヴォ・ペルトに会う
10.リハーサルX(アルヴォ・ペルト)
11.エピローグ:フォルーグ・ファッロフザードの詩
監督:フランク・シェーファー
ナデル・マシャイェヒ(作曲、指揮)
テヘランSO

◆Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Mater Audio 5.1
リージョン:0
字幕:英、独、仏
85mm

◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:0
字幕:英、独、仏
85mm
これは映像監督フランク・シェーファーが、イランの作曲家兼指揮者のナデル・マシャイェヒとテヘラン交響楽団について追ったドキュメンタリー映像です。 この作品の構想は、フランク・シェーファーが2005年にドイツのオスナブリュックで開催された「モルゲンランド・フェスティヴァル」の準備でウィーン に滞在中にナデル・マシャイェヒと出会ったことがきっかけとなっています。
マシャイェヒは1979年の革命後ウィーンに留学して以来一度もイランには戻っておらず、「テヘラン交響楽団の首席指揮者になって欲しいと打診され、 その話し合いのために26年振りにイランへ行くところだ」とシェーファーに話したと言います。その後マシャイェヒはテヘラン交響楽団の首席指揮者兼音 楽監督に就任。マシャイェヒは、イランの西洋音楽は現代においては非常に弱いと知っていましたが、この困難な挑戦を受け入れテヘラン交響楽団を率い ていくことを決意しました。そしてシェーファーとマシャイェヒはテヘラン交響楽団の西側でのコンサート実現のため資金調達などに奔走。プログラムにつ いても、シェーファーとマシャイェヒは、イランでは禁止されていたジョン・ケージ、フランク・ザッパらの西側の作品を取り上げることにもしました。
シェーファーは、テヘランで若手の演奏者たちとの情熱的なリハーサル、新しい作品のためのインスポレーションを得るために、荒涼とした砂漠、人気 のない村、そしてウィーンの街をさすらうマシャイェヒの姿を、モノローグのようなマシャイェヒの声、政治のもつれを感じさせない静観で美しい映像でと らえています。
フランク・シェーファーは、決して希望を失わない強い心を持ったマシャイェヒを描くことによって、イランの若手音楽家に対して、その精神を受け継い でもうらおうというメッセージを込めたと語っています。そして、イランの夭折の女流詩人フォルーグ・ファッロフザードの詩をプロローグとエピローグに 用い、音楽と詩による無償の愛を見事に描いています。

20-58817(6DVD)
ザルツブルク音楽祭ダ・ポンテ・オペラ三部作2006-2009年


■DVD1&2
モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』全曲


■DVD3&4
モーツァルト:歌 劇『ドン・ジョヴァンニ』全 曲(ウィーン版 )


■DVD5&6
モーツァルト:歌 劇『コジ・ファン・トゥッテ』全 曲
■DVD1&2
イルデブランド・ダルカンジェロ(Br:フィガロ)、アンナ・ネトレプコ(S:スザンナ)、ドロテア・レーシュマン(S:伯爵夫人)、ボー・スコウフス(Br:アルマヴィーヴァ伯爵)、クリスティーネ・シェーファー(S:ケルビーノ)、マリー・マクローリン(Ms:マルチェリーナ)、フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(Bs:バルトロ)、パトリック・ヘンケンス(T:ドン・バジリオ)、オリヴァー・リンケルハーン(T:ドン・クルツィオ)、フローリアン・ベッシュ(Br:アントニオ)、エヴァ・リーバウ(S:バルバリーナ)
ウィーン国立歌劇場cho、VPO
ニコラウス・アーノンクール(指)
演出:クラウス・グート
装置・衣装:クリスティアン・シュミット
映像監督:ブライアン・ラージ
収録:2006年7月、8月、ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
■DVD3&4
クリストファー・マルトマン(Br ドン・ジョヴァンニ)、アーウィン・シュロット(Bs レポレッロ)、アンネッテ・ダッシュ(S ドンナ・アンナ)、マシュー・ポレンザーニ(T ドン・オッターヴィオ)、ドロテア・レッシュマン(S ドンナ・エルヴィーラ)、エカテリーナ・シューリナ(S ゼルリーナ)、アレックス・エスポジト(Br マゼット)、アナトーリ・コチェルガ(Bs 騎士長)
ウィーン国立歌劇場cho、VPO
ベルトラン・ド・ビリー(指)
演出:クラウス・グート
装置、衣装:クリスティアン・シュミット
収録:2008年7月、8月ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
■DVD5&6
ミア・パーション(S フィオルディリージ)、イザベル・レナード(Ms ドラベッラ)、トピ・レーティプー(T フェランド)、フローリアン・ベッシュ(Br グリエルモ)、ボー・スコウフス(Br ドン・アルフォンソ)、パトリシア・プティボン(S デスピーナ)、
ウィーン国立歌劇場cho、VPO
アダム・フィッシャー(指)
演出:クラウス・グート
装置:クリスティアン・シュミット
衣装:アンナ・ゾフィー・トゥマ
収録:2009年7月、8月ザルツブルク音楽祭(ライヴ)

画面:カラー、16:9
音声:PCM Stereo, DTS5.1(DVD1&2)、
PCM Stereo, DD5.0, DTS5.0(DVD3-6)
字幕: 伊英独仏西中(『フィガロの結婚』),
伊 英 独 仏 西 日(『 ド ン・ジ ョ ヴ ァン ニ 』、『 コ ジ・フ ァン・ト ゥ ッ テ 』)
収録時間:DVD1&2=202分+ドキュメンタリー26分、
DVD3&4=177分、DVD5&6=191分
リージョン: All
クラウス・グートの演出で話題騒然となった、ザルツブルク音楽祭 2006 / 2009 で上演されたモーツァルトのダ・ポンテ・オペラ 3 部作がボックス・ セットで再発売されます。 指揮者にはアーノンクール、ド・ビリー、アダム・フィッシャー、そしてアンナ・ネトレプコ、イルデブラント・ダルカンジェロ、パトリシア・プティボンな どの豪華歌手陣を揃え、音楽面でも非常に完成度の高い上演です。 巨匠アーノンクールの説得力ある音楽を聴かせる『フィガロの結婚』、グートの冴えわたる演出で上演された『ドン・ジョヴァンニ』ウィーン版、森の中の 別荘で描かれる若者たちの変化を描いた『コジ・ファン・トゥッテ』など、どれも大きな評判となった上演のライヴ映像です。
■DVD1&2…クラウス・グートによるザルツブルク音楽祭でのダ・ポンテ三部作の第1 弾『フィガロの結婚』。原作にないキューピッドの登場や、込み入った登場人 物の心理描写を緻密におこなうグートの演出は、アーノンクールの情報量 膨大な演奏スタイルと共に強い主張を感じさせるユニークなもの。じっくり したテンポで『フィガロ』の深部をえぐり出そうとするアーノンクールのここ での手法は実に面白く、軽やかなドタバタ劇が、階級問題や革命思想といっ た社会派的要素も反映させた奥の深い人間ドラマとして扱われ、独特の説 得力を持つに至っています。そうした枠組みの中でダルカンジェロ、ネトレ プコといった現代のスター歌手たちがそれぞれの役柄を個性豊かに演じる この上演は、モーツァルト生誕250年という特別な年に聖地ザルツブルクで おこなわれた音楽祭を代表するものとなりました。
■DVD3&4…クラウス・グートによるザルツブルク音楽祭でのダ・ポンテ三部作の第2 弾となった『ドン・ジョヴァンニ』。舞台は鬱蒼とした暗い森の中。通常かっ こいい誘惑者に描かれるドン・ジョヴァンニは、冒頭の騎士長との戦いで銃 弾を受けて大怪我をし、終始苦しんでいます。一方、ドンナ・アンナはドン・ ジョヴァンニと密通しているものの、それをドン・オッターヴィオに嘘までつ いて隠そうとする人物。ゼルリーナは小悪魔を通り越して魔性の女で、ウィー ン版特有のレポレッロを縛り上げる二重唱ではいたぶって楽しんでいる様 子も。グートは森という野生の中で、登場人物の理性の内側にある本性を開 けようとしているようです。なお地獄落ちで幕切れです。 ドン・ジョヴァンニは、英国のバリトン、マルトマン。常に痛みに苦しんでい るという個性的なタイトルロールを印象的に演じています。レポレッロはウ ルグアイ出身のイケ面バス、シュロット。チンピラ風のレポレッロがピッタリ。 さらにドイツの人気ソプラノ、ダッシュのドンナ・アンナ、メトでも活躍する 米国のテノール、ポレンザーニのドン・オッターヴィオ、モーツァルト・ソプ ラノとして大人気のレッシュマンのドンナ・エルヴィーラ、ロシア出身でロン ドンでの『リゴレット』のジルダが大成功を収めたシューリナのゼルリーナ、 グート演出の『フィガロの結婚』来日公演でフィガロを歌ったエスポジトの マゼット、そしてバスの重鎮、コチェルガの騎士長と現代の最高水準の面々。 ド・ビリーがウィーン・フィルを生き生きと鳴らし、音楽面でも極めて充実し た上演です。
■DVD5&6…クラウス・グートによるザルツブルク音楽祭でのダ・ポンテ三部作、 完結編は『コジ・ファン・トゥッテ』。舞台は森の中の高級別荘にやっ てきたセレブな若者たちと初老のドン・アルフォンソ。『ドン・ジョヴァ ンニ』では森が人間の本性を象徴していましたが、この『コジ・ファン・ トゥッテ』でも別荘の中にだんだん木が増えていくことで、若者たちの 変化が示されています。 歌手は、グラインドボーン音楽祭での上演でも好評だったパーション とレーティプー、人気急上昇中の米国のメッゾ、レナード、リート歌手 としても人気の高いオーストリアのバリトン、ベッシュといった若手に 加え、ベテランのスコウフスのドン・アルフォンソ、芸達者なプティボ ンのデスピーナと、適材適所。アダム・フィッシャーの手堅い音楽も あって、大きな評判となった上演のライヴ映像です。

20-58818(6DVD)
ダ・ポンテオペラ3部作
(1)歌劇「フィガロの結婚」

(2)歌劇「ドン・ジョヴァンニ」【ウィーン版】

(3)歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」
(1)イルデブラント・ダルカンジェロ(Brフィガロ)
アンナ・ネトレプコ(Sスザンナ)
ドロテア・レーシュマン(S伯爵夫人)
ボー・スコウフス(Brアルマヴィーヴァ伯爵)
クリスティーネ・シェーファー(Sケルビーノ)
マリー・マクローリン(Msマルチェリーナ)
フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(Bsバルトロ)
パトリック・ヘンケンス(Tドン・バジリオ)
オリヴァー・リンケルハーン(Tドン・クルツィオ)
フローリアン・ベッシュ(Brアントニオ)
エヴァ・リーバウ(Sバルバリーナ)
ニコラウス・アーノンクール(指)VPO
ウィーン国立歌劇場cho
演出:クラウス・グート
装置・衣装:クリスティアン・シュミット
映像監督:ブライアン・ラージ
収録:2006年7-8月、ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
字幕:伊・英・独・仏・西・中国語

(2)クリストファー・マルトマン(Brドン・ジョヴァンニ)
アーウィン・シュロット(Bsレポレッロ)
アンネッテ・ダッシュ(Sドンナ・アンナ)
マシュー・ポレンザーニ(Tドン・オッターヴィオ)
ドロテア・レッシュマン(Sドンナ・エルヴィーラ)
エカテリーナ・シューリナ(Sゼルリーナ)
アレックス・エスポジト(Brマゼット)
アナトーリ・コチェルガ(Bs騎士長)
ベルトラン・ド・ビリー(指)VPO
ウィーン国立歌劇場cho
演出:クラウス・グート
装置、衣装:クリスティアン・シュミット
映像監督:ブライアン・ラージ
収録:2008年7月、8月ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
字幕:伊、英、独、仏、西、日本語

(3)ミア・パーション(Sフィオルディリージ)
イザベル・レナード(Msドラベッラ)
トピ・レーティプー(Tフェランド)
フローリアン・ベッシュ(Brグリエルモ)
ボー・スコウフス(Brドン・アルフォンソ)
パトリシア・プティボン(Sデスピーナ)
アダム・フィッシャー(指)VPO
ウィーン国立歌劇場cho
演出:クラウス・グート
装置:クリスティアン・シュミット
衣装:アンナ・ゾフィー・トゥマ
映像監督:ブライアン・ラージ
収録:2009年7月、8月ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
画面:NTSC16:9
音声:PCM-Stereo,DTS5.1(DVD1&2)、
PCM-Stereo,DD5.0,
DTS5.0(DVD3-6)
字幕:伊、英、独、仏、西、日本語
DVD1&2:202mm+26mm (ドキュメンタリー) DVD3&4:177mm, DVD5&6:191mm
クラウス・グートの演出で話題騒然となった、ザルツブルク音楽祭2006/2009で上演されたモーツァルトのダ・ポンテオペラ3部作がボックス・セットで発売されます。指揮者にはアーノンクール、ド・ビリー、アダム・フィッシャー、そしてアンナ・ネトレプコ、イルデブラント・ダルカンジェロ、パトリシア・プティボンなどの豪華歌手陣を揃え、音楽面でも非常に完成度の高い上演です。ネトレプコが圧倒的存在感を放ち、巨匠アーノンクールの説得力ある音楽を聴かせる「フィガロの結婚」、グートの冴えわたる演出で上演された「ドン・ジョヴァンニ」ウィーン版、森の中の別荘で描かれる若者たちの変化を描いた「コジ・ファン・トゥッテ」などどれも大きな評判となった上演のライヴ映像です。(Ki)
20-58838D
グスタフ・マーラー〜ある天才の検視解剖
オープニング/イントロダクション
きざし/ウィーン1897年
宮廷歌劇場監督/1897年5月11日
マーラーの革命/1903年:トリスタン
アルマ/“酷い孤立感”
プッツィ(長女マリア)の死
1907年:ウィーンとの告別
1907年:ニューヨーク/トブラッハ
アルマの不貞/ニューヨークに戻って
アルマ・マーラー/病気
エピローグ/エンドクレジット
監督:アンディ・ゾマー
脚本:カテリーヌ・ソーヴァ
出演:アンリ=ルイ・ドゥ・ラ・グランジュ( 芸術監督)
クラウディオ・アバド、ピエール・ブーレーズ、フィリップ・ドゥ・シャランダル、
ダニエレ・ガッティ、トーマス・ハンプソン、
ダニエル・ハーディング、ジョナサン・ノット
ルツェルン・フェスティヴァル・アカデミーの音楽家たち:レスリー・ドラガン、
マイケル・コンピテッロ
声の出演:ピエール=フランソワ・ピストリオ( グスタフ・マーラー)
オーロール・ボンジュール( アルマ・マーラー)
コランタン・ルコント( ナレーター)
[ARTE FRANCE、Bel Air Media とEUROARTS との共同制作]

PCM ステレオ
カラーNTSC 16 : 9
Region-All/88’
オリジナル音声:仏
字幕:英・独・仏
歿後100周年に合わせて、2011年に制作されたマーラーのドキュメンタリー映像作品がEUROARTより登場します。監督は、これまでにモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトにベルリオーズを扱ったセンセーショナルな音楽ドキュメンタリーの数々や、フランスの人気ヴォーカル集団アクサンチュスの映像版「トランスクリプションズ」(V5116)などを手掛けてきたフランスの名匠アンディ・ゾマーです。
■天才マーラーを“検視解剖”
「ある天才の検視解剖」という意欲的なサブタイトルを暗示するように、第6交響曲に乗せて、マーラーのデスマスクが映し出されるオープニング。ゾマーは、今日、伝説と化した“グスタフ・マーラー”を真正面から取り組んでいますが、前半で、時代の寵児として楽壇を席巻した指揮者としてのマーラーに、後半はアルマとの関わりに焦点を当てながら、作曲家でオーケストラ指揮者であると同時にオペラハウスの監督でもあった、この天才音楽家の数多くの様相および実像に鋭く迫ろうというのが、ここでの眼目となっています。
■マーラーの大権威がナビゲート
全篇に亘りナビゲーターを務めるのが、フランスの音楽学者で、『グスタフ・マーラー−失われた無限を求めて』を著し、マーラーの伝記作家として名高いアンリ=ルイ・ド・ラ・グランジュ(1924年生まれ)。長年アルマとも親交があったというだけに、まるで当時その場に居合わせていたかのような、その語り口にはやはり重みと説得力があります。
■マーラー演奏のエキスパートたちのインタビュー・コメント
加えて、内容に厚みを与えているのが、指揮者の故バーンスタイン、ブーレーズ、アバド、ガッティ、ハーディング、ノットに、バリトンのハンプソンといった、マーラー演奏のエキスパートたちによるインタビュー・パート。ハイライトで流れる実際の演奏シーンとともに、それぞれのマーラー観を伝える熱のこもったコメントはあらたに撮り下ろされたもので、マーラーの音楽を理解するうえで興味深いものがあります。
■映像レーベルならではのアーカイヴを駆使した膨大な視覚情報
アバド&ルツェルン祝祭管を中心とした最新の演奏シーンと並行して、交互に織り込まれるボヘミアやウィーン、マイヤーニッヒの作曲小屋といったゆかりの風景や、マーラーの写真や諷刺画、楽譜などの資料映像といった、これらの膨大な視覚情報がもたらすインパクトにはあらためて強力なものがあります。マーラーの生涯と作品をおよそ1時間半にポイントよくまとめた本作は、入門篇としても広くおすすめできる内容といえましょう。 (Ki)
20-58848D
ドキュメンタリー〜「フレデリック・ショパン」 監督:アンジェロ・ボッツォリーニ
脚本:アンジェロ・ボッツォリーニ、ロベルト・プロセッダ
出演者:フレデリック・ショパン/ファブリツィオ・ベンティヴォリオ(声優)
ジョルジュ・サンド/マルゲリータ・ブイ(声優)
チャールズ・ローゼン、ダニエル・バレンボイム、
アレクサンダー・ロンクィッヒ、マルタ・アルゲリッチ、
ウラディーミル・アシュケナージ、他
制作:2010年
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ/リージョン:All
字幕:英、独、仏/57分
「フランツ・リスト/巡礼の年」(20.58868) 、「知られざるメンデルスゾーン」(20.58858)など、興味深い音楽ドキュメンタリーを手掛けているイタリア の映像監督アンジェロ・ボッツォリーニが、今度はショパンの生涯を独自の視点で描きました。ショパンは日記や手記などを残しておらず、ショパンの思いを知 るには、ショパン自身が書いた手紙、ショパン宛の手紙などが重要な資料となります。このドキュメンタリーはそういった書簡をもとに構成されており、ショパ ン役を俳優ファブリツィオ・ベンティヴォリオ、ジョルジュ・サンド役をマルゲリータ・ブイが声優を務めています。また映像はショパンの聖地ワルシャワ近郊の ジェラゾヴァ・ヴォラを思い起こさせ、ショパンがどのように音楽家として成長し、自己のアイデンティティーを形成させたのか教えてくれます。さらにアルゲリッ チ、バレンボイム、アシュケナージなどショパン弾きの名ピアニストたちがショパンの作品について語る場面も挿入され、見応えのある内容となっています。 (Ki)
20-58858D
音楽ドキュメンタリー「知られざるメンデルスゾーン」

=ボーナス=
メンデルスゾーン:無言歌ト短調op.19-6「ヴェネツィアの舟歌」
無言歌嬰ヘ短調op.30-6「ヴェネツィアの舟歌」
ヴァイオリン・ソナタ.ニ短調(1823 / アレッサンドロ・ソルビアーティ復元2005)
カプリッチョ 変ホ短調(1823)
チェロとピアノのための華麗なる変奏曲[ヨーゼフ・メルクとの共作](1830 / ガブリオ・タリエッティ、チェロ・パート復元2008)
監督:アンジェロ・ボッツォリーニ

=ボーナス=
ロベルト・プロッセダ(P) 
ソニグ・チャケリアン(Vn) 
スティーヴン・イッサーリス(Vc)
収録:2009年6月11日/イタリア、ヴィチェンツァ、テアトロ・オリンピコ(ライヴ)
監督:ピエトロ・タリアフェリ
本編 54’ +ボーナス45’ )
カラー NTSC
16 : 9 ※ボーナス4:3)
Region All
音声:PCMステレオ
言語:伊/字幕:伊英独仏
フランツ・リスト/巡礼の年」(20.58868)を手掛けたイタリアの名匠アンジェロ・ボッツォリーニが、メンデルスゾーンの生涯に光をあてた興味深い 音楽ドキュメンタリーを制作。物語形式の内容は、示唆に富む時代の映像と相俟って、メンデルスゾーンが姉ファニーと交わした現存する手紙に基づいた つくりとなっています。 このドキュメンタリーでは、メンデルスゾーンにまつわるさまざまなテーマがカバーされ、少年期の研鑽、宗教的および文化的アイデンティティ、イタリア楽旅、 J.S.バッハとの関係およびその再発見、ライプツィヒ時代、死後の忘却、数多くの重要な未出版作品の発掘までが含まれています。 劇中で織り込まれる傑作の数々には、リッカルド・シャイー、スティーヴン・イッサーリス、ラン・ラン、クルト・マズア、アンネ=ゾフィー・ムターら超 一流の演奏家たちのソースをぜいたくに使用。 さらにボーナスには、メンデルスゾーン生誕200周年を迎えた2009年に、イッサーリス、プロッセダらがヴィチェンツァのテアトロ・オリンピコでおこなっ た室内楽コンサートの模様をライヴ収録。復元されたメンデルスゾーンの作品を楽しむことができるのもありがたいところです。 (Ki)
20-58868D
ドキュメンタリー:フランツ・リスト「巡礼の年」
■音楽の都 1830年代のパリ
■リストの出生地 ライディング
■強烈な出会いによって動き出すリストの運命
■多くの発見をもたらしたイタリア旅行
■リストのオペラへの強い関心
■ダンテを読んで:ソナタ風幻想曲(ロベルト・プロッセダ:P)
■1838年マリー・ダグーとリストはロンバルディアを離れる
■1847年キエフでの演奏会
■リストのロ短調ソナタ
■ヴァイマル時代の日々
監督:アンジェロ・ボッツォリーニ
脚本:ロベルト・プロッセダ
ナレーター:アレックス・マリオッティ
フランツ・リスト(役者):デヴィッド・ホートン
マリー・ダグー(役者):ブリジット・ボルゴベッロ
制作:2011年

画面:NTSC-16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:0/言語:英語
字幕:英、独、仏/62mm
フランツ・リスト生誕200年を記念して制作されたドキュメンタリー映像。ドキュメンタリーの中心はリストとマリー・ダグー伯爵夫人との関係、2人の間で交わされた手紙、そして2人が遍歴していたスイス、イタリアを巡る「巡礼の年」について。ピアニストのロベルト・ブロッセダが脚本を書き、チャールズ・ローゼン、レスリー・ハワード、アントニオ・パッパーノそしてエフゲニー・キーシンらリストのスペシャリスト達が、リストの生涯と作品について解説していく内容です。 (Ki)
20-58874F(Bluray)
フォーレ:パヴァーヌOp.50
エレジーOp.24
詩篇「バビロンの流れのほとりで」
ラシーヌの雅歌Op.11
レクィエムOp.48

■特典映像
パーヴォ・ヤルヴィ・インタビュー
チェン・レイス(S)
マティアス・ゲルネ(Br)
エリック・ピカール(Vc)
フィリップ・アイシュ(Vn)
パリ管弦楽団cho(スティーヴン・ベトリッジ:合唱指揮)
パーヴォ・ヤルヴィ(指)パリO

収録:2011年2月10日パリ、サル・プレイエル(ライヴ)

080i Full HD 16:9
Region All
音声:PCMステレオ
DTS HD Master Audio
87’
( 本編 72’ +ボーナス15’ )
カラーNTSC 16 :9
Region All
字幕:羅・英・独・仏
2010/11年のシーズンより音楽監督に就任したパーヴォ・ヤルヴィがパリ管を指揮して、「レクィエム」ほかフォーレの楽曲をまとめて演奏した映像作 品は、先行してリリースされたCDと収録曲は同一ですが、CDと同時期の2011年2月10日に行われたコンサートの模様をライヴ収録したものです。 メインの「レクィエム」をはじめ、すぐれた演奏内容は CD からもすでに知られるところですが、やさしく美しい調べの宝庫であるはずの「レクィエム」でも、 ときにデモーニッシュなまでの緊迫感がなんとも衝撃的で、フルオーケストラと大編成の合唱とが織りなす、陰影豊かで重厚な音楽があらためて独特の魅 力を備えています。 なお、「レクィエム」のソリストについて、CDではカウンターテナーのジャルスキーの起用も話題を集めましたが、ここではバイエルン国立歌劇場の「ば らの騎士」ゾフィー役でも一躍注目され、「リゴレット」のジルダを当たり役とするイスラエル出身のソプラノ、チェン・レイスが聴かせる清楚で染み渡る 美声がまた心に残ります。 パリ管の本拠でもある収録会場のサル・プレイエルは、オリジナルが1839年にオープンして、当時フォーレそのひとも自作の初演を手掛けたことでも知 られ、2006年に大規模な改修工事を経て現在に至る由緒あるホール。熟成されたひびきも素晴らしく、合唱音楽が本来持つ、やわらかく包み込むよう な感覚を味わえるということでは、サラウンド再生ではその効果も抜群といえるでしょう。 (Ki)
20-58808D
20-58884F(Bluray)
ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」*
アルベニス:ナヴァーラ
ドビュッシー:前奏曲集第2集〜「ヴィーノの門」
グラナドス:組曲「ゴイェスカス」〜「嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす」
ラヴェル:夜のガスパール〜「絞首台」、「スカルボ」、
 高雅で感傷的なワルツ
ドビュッシー:版画
ファリャ:「オマージュ(ドビュッシーの墓に捧げる賛歌)」
ホアキン・アチューカロ(P)
サイモン・ラトル(指)BPO

収録:2010年9月7日ベルリン・フィルハーモニー*、2010年10月7日テアトロ・レアル・マドリード

(Bluray)
画面:1080iFull-HD16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Master Audio Surround
リージョン:0
27mm(ベルリン)、75mm(マドリッド)


画面:NTSC16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:0
27mm(ベルリン)、75mm(マドリッド)
スペインの巨匠ピアニスト、ホアキン・アチューカロとラトル&ベルリン・フィルによるファリャの「スペインの庭の夜」。3楽章からなるピアノと管弦楽のための作品で、洗練された表現とスペイン的色彩が香り立つ音楽です。アチューカロの変幻自在の豊かな色彩感、ラトル&ベルリン・フィルの憎らしいほど小粋なニュアンスが合わさり、エキゾチックで神秘的な響きが交錯する魅力的な演奏を聴かせてくれます。またマドリードでのアチューカロのピアノ・リサイタルの映像も収録されており、得意のアルベニス、グラナドスや鮮烈な音楽センスを発揮するドビュッシー、ラヴェルを演奏。スペインの情緒と風土を感じさせつつ、洒脱で伸縮自在な音楽性で、作品の魅力を存分に堪能させてくれます。 (Ki)
「私はルービンシュタイン以来の素晴らしいサウンドを聴きました」byズービン・メータ
「アチューカロとの間には特別な感覚が生まれます。彼は独自のサウンドをピアノから生み出すことができます」byサイモン・ラトル
20-58918D
ドキュメンタリー「ルチアーノ・パヴァロッティ」

■ボーナス
インタビュー映像(字幕なし):ボノ、ホセ・カレーラス、ハーバート・ブレスリン、ジョセフ・ウォルプ
映像に登場する人々:ミレッラ・フレーニ、レオーネ・マジェラ、アドゥア・ヴェローニ(最初の夫人)、ハーバート・ブレスリン(マネージャー,『王様と私』の著者)、エドウィン・ティノコ(側近のアシスタント)、ジョセフ・ウォルプ(MET総支配人)ほか多数

リージョン・オール
NTSC/16:9
PCM-Stereo
58m+35m
字幕:英、独、仏、日本語
偉大なテノール、ルチアーノ・パヴァロッティ(1935−2007)の生涯を追ったドキュメンタリー映像がDVDになりました。制作はヘッセン放送、監督は社会派映像監督として知られるエスター・シャピラ。生い立ちから成功、衰え、そして死までを丁寧に追っています。賞賛一辺倒でなく負の部分も織り込みながら、大スターだったがゆえに実像が伝わりづらかったパヴァロッティの真の姿に迫っています。映像の中では、ほんの一瞬とはいえ、1961年にフレーニと共演した「ボエーム」の映像が貴重。また、数々のプライヴェート写真や、パヴァロッティの結婚を報じる地元紙なども貴重。またペーザロのパヴァロッティの別荘や、ニューヨークの家の内部の映像もあります。本編は嬉しい日本語字幕付きです。 (Ki)
20-58924F(Bluray)
20-58928G(2DVD)
モンテヴェルディ:歌劇「ポッペーアの戴冠」 ビルギッテ・クリステンセン(S ポッペーア)
ヤチェク・ラシュコウスキ(男声S ネローネ)
ティム・ミード(CTオットーネ)
パトリシア・バードン(Ms オッターヴィア)
ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ(Bs セネカ)
マリタ・スールベルグ(S ドゥルシッラ,徳)
アメリア・アルデンハイム(S 愛)
イナ・クリングレボトン(S 運)
エミリアーノ・ゴンザレス=トロ(Tアルナルタ)ほか
アレッサンドロ・デ・マルキ(指)
ノルウェー国立歌劇場O
オーレ・アンダース・タンベルグ(演出)

収録:2010年、オスロ

(Bluray)リージョン・オール
HD 16:9/180m
PCM Stereo
字幕:伊英独仏,日本語,ノルウェー

ージョン・オール
NTSC 16:9/180m
PCM Stereo
字幕:伊英独仏,日本語,ノルウェー
モンテヴェルディの傑作「ポッペーアの戴冠」に強烈な映像が登場。2010年5、6月にオスロのノルウェー国立歌劇場での上演。演出のオーレ・アンダース・タンベルグは、現在スカンジナビア半島でもっとも人気のある演出家の一人。ノルウェー出身で、ロンドンで学び、演劇でもオペラでも活躍しています。彼の「ポッペーアの戴冠」は、白い窪んだ皿のような舞台の上で物語が進み、しかも登場人物の衣装も基本的にモノトーン。そんな地味な色彩の中、ポッペーアとネローネの愛の成就のために犠牲になった人々の血の赤が不気味に鮮やかに広がる、という強烈なもの。官能的に描かれがちな「ポッペーアの戴冠」から、おぞましさの中の美しさを引き出しています。歌手は多国籍。ポッペーアのビルギッテ・クリステンセンは、地元ノルウェー出身で、クリアな美声でバロック音楽を得意とするソプラノ。ネローネのヤチェク・ラシュコウスキは、ポーランド出身のソプラニスタ。バロックオペラで活躍しています。ティム・ミードは英国のカウンターテノール。パーセルやヘンデルを得意とし、日本でもBCJ公演のヘンデル「リナルド」のタイトルロールを歌いました。オッターヴィアのパトリシア・バードンは、アイルランドのメッゾソプラノ。カルメンも得意とする人ながら、バロック音楽で高い評価を得ているメッゾです。セネカのジョヴァンニ・バッティスタ・パローディは、1976年、ジェノヴァ生まれのバス。若手のイタリアのバスの逸材として今後ますますの活躍が期待されています。優秀な人材を積極的に起用したキャスティングでしょう。HD収録による鮮明画像が楽しめます。人気作だけに「ポッペーアの戴冠」には数種のDVDがありますが、Blu-Rayでの発売はこれが初めて。ノルウェー発の強烈な「ポッペーアの戴冠」をお楽しみください。 (Ki)

20-59008C
ベルリン・オペラ・ナイト2011
(1)ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』序曲
(2)ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』〜「君が微笑み」
(3)マイアベーア:歌劇『レブルゴのエンマ』〜「ああ、慈悲深き天よ」
(4)ヴェルディ:歌劇『ルイーザ・ミラー』〜「夜が静まったとき」
(5)ワーグナー:歌劇『タンホイザー』〜ヴァルトブルク城への客人の入場と行進
(6)ヴェルディ:歌劇『エルナーニ』〜「夜になったが」、「エルナーニよ、いっしょに
逃げて」、 「エルナーニのことをこの心に語ってくれないものは」
(7)ドリーブ:歌劇『ラクメ』〜花の二重唱
(8)ヴェルディ:歌劇『アイーダ』〜「おお、わが祖国」
(9)グノー:歌劇『ロメオとジュリエット』〜「ああ、太陽よ昇れ!」
(10)ロッシーニ:歌劇『泥棒かささぎ』〜「盗みで訴えられて」
(11)ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』〜「おお、むごい運命よ」
(12)プッチーニ:歌劇『トスカ』〜「星は光りぬ」
(13)サルトーリ:タイム・トゥ・セイ・グッドバイ
ドナルド・ラニクルズ(指)
ベルリン・ドイツ・オペラO&cho

(1)(2)ダリボール・イェニス(Br)
(3)ヴィヴィカ・ジュノー(Ms)
(4)フランチェスコ・デムーロ(T)
(5)(6)アドリアンネ・ピエチョンカ(S)
(7)ヴィヴィカ・ジュノー(Ms)、ジモーネ・ケルメス(S)
(8)クリスティン・ルイス(S)
(9)アントニオ・ポーリ(T)
(10)アレックス・エスポージト(Bs)
(11)アンナ・スミルノワ(Ms)
(12)テオドール・イリンカイ(T)
(13)ジモーネ・ケルメス(S)、フランチェスコ・デムーロ(T)、他キャスト全員収録:2011年11 月5日ドイチェ・オーパー・ベルリン( 第 18 回ドイツ・エイズ基金支援オペラ・ガラにおけるライヴ )

75’
カラーNTSC 16 : 9
Region All
音声:PCMステレオ
毎年11月の恒例行事としてオペラ・ファンお待ちかねの、ドイツ・エイズ基金支援のためのガラ・コンサート「ベルリン・ドイツ・オペラ・ガラ」。第 18回目を数える2011年も、ジモーネ・ケルメス、アドリアンネ・ピエチョンカ、ヴィヴィカ・ジュノーら実力派に加えて、若手の注目株からはフランチェ スコ・デムーロ、アレックス・エスポージトという具合に、話題の顔ぶれが集いました。こうしてスター歌手が入れ替わりに得意の役どころを披露して、 いわば「おいしいところ」だけを楽しめるスタイルは、ガラ・コンサートならではの醍醐味といえるでしょう。 2009年8月よりベルリン・ドイツ・オペラの音楽総監督を務めるドナルド・ラニクルズは、1992年から2009年までサンフランシスコ・オペラの音楽 監督と首席指揮者を務めたほか、METやウィーン国立歌劇場にも客演を重ねるなど、すぐれた実績を示してきた名匠。ベルリン・ドイツ・オペラとは音 楽総監督就任以前の2007/08年のシーズンに、ワーグナーのリング全曲上演を2度敢行して大成功を収めていることからも、良好な関係がうかがえ ます。 (Ki)

20-59038D
シャリーノ:歌劇「私の裏切りの瞳」 ニーナ・タランデク(S マラスピーナ伯爵夫人)
クリスティアン・ミードル(Br マラスピーナ伯爵)
ロラント・シュナイダー(CT 客)
シモン・ボーデ(Br 召使)
マルコ・アンジュス(指)
アンサンブル・アルゴリトモ
クリスティアン・パーデ(演出)
アレクサンダー・リントル(装置,衣装)
ジャンニ・トラバルツィーニ(照明)

収録:2010年7月29、31日、8月1日、モンテプルチアーノ
リージョン・オール
NTSC/16:9
69m + Bonus 33m
PCM Stereo
字幕:伊、英、独、仏、日本語
サルヴァトーレ・シャリーノといえば、近年極めて人気の高い作曲家。1947年、イタリアのパレルモ生まれ。2012年1月には、コンポージアム2011 「サルヴァトーレ・シャリーノの音楽」が催され、大きな話題となりました。 そのシャリーノの中で特に人気が高いのが、「私の裏切りの瞳」。1998年5月19日にシュヴェツィンゲン音楽祭で初演されるや、斬新な響きと舞台作品 としての面白さが見事に融合した作品として大いに人気を博し、また小規模なことも幸いして、様々な都市で上演されました。たとえば大野和士モネ劇場 着任前に、いわば顔見せとして取り上げたのがこの作品でした。そして驚いたことに既に3種の全曲録音が発売されています。物語は、ルネサンス期のイ タリアの作曲家で貴族のカルロ・ジェズアルド(1566−1613)が、不貞をはたらいた妻とその愛人を殺した事実に基づいたもの。17世紀前半のイタ リアの作家、ジャチント・アンドレア・チコニーニの作品を原作としています。物語としては、伯爵夫人と密通した客を伯爵が殺す、というだけのものです が、伯爵と伯爵夫人の対話から心理を緻密に描写した点が優れています。 この映像は、2010年夏にイタリアのモンテプルチアーノで行われた上演で収録されたもの。フランクフルト歌劇場との共同制作のため、かなり力の入っ た上演です。伯爵のクリスティアン・ミードルは今非常に日記の高い若手バリトン。ドイツ南東部パッサウの生まれ。バロックから現代ものまで、シリア スな役もコミカルな役もこなせる優れた歌手です。伯爵夫人のニーナ・タランデクは、クロアチア出身のソプラノ、メッゾソプラノ。ここでの成功を受け、 2011年5月にはマラスピーナ伯爵夫人をフランクフルトで歌い、大きな評判となりました。クリスティアン・パーデの演出は、16世紀風の衣装も取りい れつつもモダンさにも不足はない優れたもの。同時期の音声は他社からCDになっていましたが、この作品はやはり舞台としてみてこそ面白いでしょう。(Ki)
20-59094F(Bluray)
20-59098F(2DVD)
イスラエル・フィル75周年記念コンサート&ドキュメンタリー
ベートーヴェン:交響曲第8番
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ*
ショーソン:詩曲Op.25#
ショパン:ピアノ協奏曲第1番

ドキュメンタリー〜「カミング・ホーム」(ヤーノシュ・ダルヴァシュ監督)
ジュリアン・ラクリン(Vn)*、
ワジム・レーピン(Vn)#、
エフゲニー・キーシン(P)
ズビン・メータ(指)イスラエルPO

収録:2011年12月/テルアヴィヴ、ハンガー11(ライヴ)

(Bluray)
リージョンオール
1080i Full HD 16:9
音声:DTSHD Master Audio /PCM STEREO
95’(コンサート)+52’(ドキュメンタリー)
字幕(ドキュメンタリー):日英独仏ヘブライ

(DVD)
リージョンオール
NTSC16:9
音声:DD5.1.DTS5.1/PCM STEREO
95’(コンサート)+52’(ドキュメンタリー)
字幕(ドキュメンタリー):日英独仏ヘブライ
ヴァイオリニストのフーベルマンの呼びかけで、ヨーロッパのユダヤ系音楽家たちがパレスチナに建設したオーケストラがトスカニーニの指揮で初披露さ れたのが1936年12月26日。それが今日のイスラエル・フィルとなり、2011年に創立75周年を迎えました。それを祝い昨年12月に行われたコンサー トをライヴ収録しました。同オーケストラ終身音楽監督を務めるズビン・メータが全曲の指揮を務め、ベートーヴェンの交響曲第8番のほか、ロシア出身 のユダヤ系スター 3 名、ジュリアン・ラクリンがサン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」、ワジム・レーピンがショーソンの「詩曲」、エフゲニー・ キーシンがショパンの「ピアノ協奏曲第1番」を披露するという超豪華プログラム。3者とも渾身の熱演で、観客の熱狂ぶりが感動的です。
さらに興味深いのが、ヤーノシュ・ダルヴァシュ監督による「カミング・ホーム」と題されたドキュメンタリー。イスラエル・フィル創設を軸に、イスラ エルの歴史と20世紀にユダヤ人が被った悲劇も盛り込まれ見応え満点。イスラエル・フィルの歴史では、ラジオのインタビューや個人が撮影したホーム ムービーなど、オーケストラの資料室からだけでなく個人コレクションも多数使用したお宝満載の資料となっています。出演者もトスカニーニ、アルトゥール・ ルビンシュタイン、バーンスタイン、アイザック・スターン、メータ、バレンボイムのオールスター・キャスト。もちろん現役の若手の証言も含め、この高性 能オーケストラの全貌を明らかにする必見映像です。 (Ki)

20-59118(5DVD)
セルジウ・チェリビダッケ〜DVDボックス
■DVD 1
(1)シューマン:ピアノ協奏曲
(2)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

■DVD 2
(3)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
(4)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番

■DVD 3
(5)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
(6)プロコフィエフ:古典交響曲(リハーサル&ゲネプロ)

■DVD 4
(7)ラヴェル:道化師の朝の歌
 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
 ラヴェル:スペイン狂詩曲
 ドビュッシー:イベリア
 ラヴェル:ボレロ

■DVD 5*
(8)R.=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
(9)R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」
セルジウ・チェリビダッケ(指)
ミュンヘンPO、シュトゥットガルトRSO*

■DVD 1/(20.66588) 81’ 音声:PCMステレオ
(1)収録:1991年7月エアランゲン・シュタットハレ(ライヴ)
(2)収録:1991年10月ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
 ダニエル・バレンボイム(P)
■DVD 2/(20.66688) 111’ 音声:PCMステレオ
(3)収録:1991年エアランゲン・シュタットハレ(ライヴ)
(4)収録:1991年ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
 ダニエル・バレンボイム(P)
■DVD 3/(20.66558) 114’ 音声:PCMステレオ / 字幕:英独仏(※リハーサル部分
(5)収録:1991年
(6)収録:1988年
■DVD 4/(3077968) 101’ 音声:DDステレオ
(7)収録:1994年5月13&14日ケルン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD 5/(20.60368) 104’ 音声:PCMモノラル / 字幕:英独仏西
(8)収録:1982年11月
(9)収録:1965年1月

Region All/カラーNTSC 4 : 3
※(9)のみモノクロ
20世紀が生んだ屈指の巨匠指揮者セルジウ・チェリビダッケが、2012年に生誕100年を迎えるのを記念して、これまでEUROARTよりリリースさ れたDVD5枚分の映像作品すべてを収めたたいへんお得なボックス・セットが登場します。 晩年、悠然たるテンポ設定と繊細きわまりない音色の表現で人気を博したチェリビダッケですが、あらためて収録内容を振りかえると、巨匠得意の看板演 目「シェエラザード」のほか、精緻で色彩感のすごいラヴェル作品、さらにはバレンボイムを迎えたブラームスにチャイコフスキー、シューマンのピアノ協 奏曲に至るまで、どれをとっても破格の巨匠芸が刻まれたとてつもない演奏ばかり。 なお、プロコフィエフの「古典交響曲」における厳しく入念なリハーサルの模様は、チェリビダッケの芸風を語るうえで不可欠ともいえるもので必見。音 楽作りの秘密の一端を窺い知ることができるのも興味の尽きないところです。 (Ki)
20-59168D
HOW TO GET OUT OF THE CAGE- A YEAR WITH JOHN CAGE
いかにしてケージから抜け出るか〜ジョン・ケージとの一年間


■フランク・シェーファーのレンズをとおして
チャプター1:ナイト・ケージ・デー(1987年2月14-15日、ケルン)
チャプター2:ローラトリオ(フィネガンス・ウェークによるアイリッシュ・サーカス)
(1987年7月18日、ロイヤル・アルバート・ホール)
チャプター3:ロサンジェルス・フェスティバル(1987年9月3-27日、ロサンジェルス)
チャプター4:ニューヨーク(1987年10月3-7日、ニューヨーク)
チャプター5:ユーロペラT&U(1987年11月12&12月11日、フランクフルト)

■実験的映像
チェスフィルムノイズ(1988/ 17’21)---ジョン・ケージが監督した初の映像作品
ワーグナーのリング(1987/ 4’24)---ワーグナーの「指環」全曲の映像を4’24に縮小した実験的映像
NOPERA(1995/ 5’56)---チェスに興じながら、実現しなかった新しいオペラについて語るケージ
竜安寺(2011/ 60’37)---フランク・シェーファーがチャンス・オペレーションの技法を用いて編集した竜安寺の映像とともに
ストペラT&U(1992/ 3’05)---ユーロペラT&Uの完全版に基づく実験的映像
チャプター1:1987年2月14-15日、ケルン
チャプター2:1987年7月18日、ロイヤル・アルバート・ホール
チャプター3:1987年9月3-27日、ロサンジェルス
チャプター4:1987年10月3-7日、ニューヨーク
チャプター5:1987年11月12&12月11日、フランクフルト

NTSC/Region Code 0
ドキュメンタリー [56’]
/ 4:3
実験映像[92’]
/ 16:9
PCM Stereo
字幕:独、英、仏、日本語
ケージの生誕 100 年を記念して、非常に興味深い映像作品が生まれました。監督は、「Conducting Mahler(マーラー指揮者たち)」の監督も務めた フランク・シェーファー。1982 年から 1990 年にかけて、シェーファーは、ジョン・ケージの日常生活に密着、ケージの行動や対話を映像として記録し ていました。この映像素材をベースに、インタビュー、演奏シーン、そしてケージの人生に縁の深い様々な場所の映像(これらは 16mm で撮影)を組み 合わせた充実のドキュメンタリーです。音楽に対する深い理解と洞察があるからこそ可能な対話、シーンの選び方など非常に見事です。
さらに興味深いのが、実験的映像が収録されていること。14 時間半に及ぶワーグナーのリング全曲の舞台映像を、3 分 40 秒に縮めたものや、「竜安寺」 の音楽と実際の竜安寺の映像を組み合わせた作品など、興味津々です。
「私は、私自身にも、私の作品にも興味はないし、私から聴き手にコミュニケーションをとることにも興味はない。音自体が聴き手に直接届くことを望む。 それゆえ、作曲者というよりむしろ聴き手として音楽を作るのだ。」など、ケージ自身が語る言葉ひとつひとつが、ケージの音楽を読み解く貴重なヒントに 満ちています。 (Ki)
20-59234F(Bluray)
ブロムシュテット/ライプツィヒ・ライヴ集
(1)バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232
■ボーナス映像
ブロムシュテット、ミサ曲 ロ短調を語る

(2)バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
 モテット「恐れるでない」 BWV228
 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番〜シャコンヌ
 ミサ曲 ロ短調^私たちに平和を与えてください
メンデルスゾーン:「エリヤ」〜第21曲 ソプラノのアリア“聞け、イスラエルよ/恐れるでない”
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
(1)ルース・ジーザク(S)
アンナ・ラーション(A)
クリストフ・ゲンツ(T)
ディートリヒ・ヘンシェル(Bs)
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
ゲヴァントハウス室内Cho
収録:2005年5月8日,ライプツィヒ,聖トマス教会

(2)ヘルベルト・ブロムシュテット(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
ゲヴァントハウス室内Cho
ライプツィヒ聖トマス教会Cho
ナンシー・アージェンタ(S)
ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn)
ユルゲン・ヴォルフ(Org)
収録:1999年10月9日,ライプツィヒ,ニコライ教会

リージョン・オール
1080i FULL/HD/16:9
195m + 21m
PCM Stereo
DTS-HD Master Audio
字幕:羅 英 独 仏( ミ サ 曲 ),
英独蘭(ドキュメンタリー)
1998年から2005年までライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の楽長(カペルマイスター)を務めたヘルベルト・ブロムシュテット(1927年生まれ) が、その任期中にゲヴァントハウス管弦楽団を指揮した二回の演奏会を収録。 ミサ曲 ロ短調は、なんといってもバッハ縁の聖トマス教会での演奏というのが趣があります。ブロムシュテットの真面目でひた向きな音楽作りが生きてい ます。 1999年10月9日ニコライ教会での演奏会は、1989年10月9日という、ライプツィヒのみならずドイツにとって重大な日の十周年を記念して行われ た演奏会。その日ライプツィヒのニコライ教会での祈りに端を発して、ライプツィヒ市民による数万人規模の大行進が行われ、これが当時の東ドイツの国 家評議会議長エーリッヒ・ホーネッカーの失脚を引き起こし、さらにベルリンの壁崩壊に繋がったのでした。ベートーヴェンの第5交響曲や、バッハ、メ ンデルスゾーンの宗教曲など、さまざまな曲が集められており、そのプログラミングと歴史を重ねて意味を考えれば、感銘も倍増することでしょう。 どちらも従来DVDで発売されたことがある内容ですが、Blu-ray Discによって、より鮮明に、そして1枚にコンパクトに収録されています。 (Ki)

20-59314J(Bluray)
20-59318F(2DVD)
ベルリン・フィル12人のチェリスト〜40周年コンサート
クレンゲル:讃歌
フランセー:朝のセレナーデ
ピアソラ:天使の組曲
ブルタイル&ヴァンデール:パリの花
フォーレ:パヴァーヌ
ヴァンサン・スコット:パリの橋の下
ミシェル・ルグラン:女は女である
フップフェルド:時の過ぎゆくままに〜映画「カサブランカ」
ドビュッシー:そぞろな悩み心
同:鐘
ラヴェル:ハバネラ形式による小品
モリコーネ:ザ・マン・ウィズ・ザ・ハーモニカ〜映画「ウエスタン」
デューク・エリントン:キャラヴァン
ピアソラ:フーガと神秘
エディット・ピアフ:ばら色の人生
カイザー=リンデマン:”12人”のためのボサ・ノヴァ
セロニアス・モンク:ラウンド・ミッドナイト
ビートルズ:イエスタデイ
ドキュメンタリー:
「12人・40年」(エンリケ・サンチェス・ランシュ監督)
ベルリン・フィル・12人のチェリスト
アンネッテ・ダッシュ(S)、ティル・ブレナー(Tp)

収録:2012年5月9日ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)

(Bluray)105’(本編)+
60’(ボーナス)
1080i Full HD 16:9
Region All
音声:
DTS HD Master Audio /
PCMステレオ
字幕(ドキュメンタリー):日本語,英独韓中

105’ (本編)+60’ (ボーナス)
カラーNTSC 16:9
Region All
音声:DTS サラウンド 5.1
/ DD5.1 / PCMステレオ
字幕(ドキュメンタリー):日本語,英独韓中
日本でも大ブームを起こしたスーパー・チェロ集団「ベルリン・フィル12人のチェリスト」。1972年のザルツブルク・イースター音楽祭で、クレンゲ ル作曲による12人のチェロのためのオリジナル作品「讃歌」を演奏したことで正式に誕生して丁度40周年。彼らが2012年5月に行ったコンサートの ライヴ映像で、40年にわたる歴史を十八番のレパートリーで俯瞰します。記念すべきクレンゲルの「讃歌」から、彼らのために書き下ろされたフランセー の「朝のセレナーデ」、クラシックの名曲からジャズ、映画音楽、ポップスまでを抜群の楽しさで聴かせてくれます。個々のテクニックの凄さは当然ながら、 12人がまるで大きな1本のチェロのように響くアンサンブル能力は驚異的のひとことに尽きます。話題のソプラノ、アンネッテ・ダッシュとジャズ・トラン ペットのスター、ティル・ブレナーが華を添えています。チェロだけで観客を興奮の渦に巻き込む魔術をご照覧下さい。 (Ki)

20-59338E
20-59334F(Bluray)
ベッリーニ:歌劇「夢遊病の女」 アナ・ドゥルロフスキ(S アミーナ)
ルシアノ・ボテリョ(T エルヴィーノ)
エンツォ・カプアーノ(Bs ロドルフォ伯爵)
ヘレン・シュナイダーマン(Ms テレーザ)
カトリオナ・スミス(Ms リーザ)
モッティ・カストン(Br アレッシオ)
フアン・パブロ・マリン(T 公証人)
ガブリエーレ・フェッロ(指)
シュトゥットガルト国立O
シュトゥットガルト国立歌劇場cho
ヨッシ・ヴィーラー,セルジョ・モラビート(演出)
アンナ・ヴィーブロック(装置,衣装)
ラインハルト・トラウプ(照明)

収録:2013年6月、シュトゥットガルト

◆DVD
リージョン・コード:オール
NTSC 16:9 156分
PCM Stereo /
Dolby Digital 5.1 / DTS 5.1
字幕:伊英独仏

◆Bluray
リージョン・コード:オール
HD 16:9 156分
PCM Stereo /
DTS-HD Audio Master 5.1
字幕:伊英独仏
ベッリーニの傑作「夢遊病の女」に、注目の新映像が加わりました!2013年6月にシュトゥットガルト国立歌劇場で上演されたもの。これは2012年1月 に新制作初演されて好評だったもので、ほとんど同じメンバーで再演された際の収録です。演出は、2011年からシュトゥットガルト歌劇場の総裁を務める演出 家ヨッシ・ヴィーラーと、長年に渡って彼の相棒を務めているセルジョ・モラビート(名前はイタリア系ですがドイツ人)。オペラの演出に関してはハンブルクと 並んで最先端を行くシュトゥットガルトですので、この「夢遊病の女」も一捻りはいったもの。舞台は1950年代くらいのアルプス地方の村。村のホールに無気 力そうな村人たちが集って、いかにも閉鎖的な地域社会の様子。一方アミーナはかなり内気で陰のある娘。そんな彼女が夢遊病から事件を起こすわけですが、 演出家たちは夢遊病という「病」を患っているアミーナの背景を精神分析的に丁寧に描き、物語を深めることに成功しています。上演ではイタリア語歌唱にも かかわらずDie Nachtwandlerinとドイツ語の題名を掲げていることからも、演出家たちが夢遊病を都合のよい道具ではなく、作品の本質を成す重要な要素と 考えていることが伺えます。このプロダクションはドイツの批評家から高く評価され、オペルンヴェルト誌の年間賞では、2012年の最優秀プロダクション、最 優秀若い歌手(アミーナ役のドゥルロフスキ)、最優秀演出家、最優秀オペラ合唱団を受賞しています。さらにドゥルロフスキはこのアミーナでドイツのファウス ト劇場賞の歌唱演技賞も受賞しています。 歌手はドイツ語圏で活躍する実力派が多々。ヒロイン、アミーナのアナ・ドゥルロフスキは、1978年、旧ユーゴスラヴィアのシュティプ (現在はマケドニア)に 生まれたソプラノ。まだ30代半ばですが、コロラトゥーラ・ソプラノとしてここ数年の活躍は目覚しいもの。2006年にウィーン国立歌劇場にモーツァルト「魔笛」 の夜の女王で初出演、大成功を収めて、2007年の国立歌劇場舞踏会にも招かれたほど。夜の女王は当り役になり各地で歌い、最近ではバーデンバーデンで のラトル指揮ベルリン・フィルの公演に代役で出演して好評を得たことで話題になっています。ルシアノ・ボテリョは、ブラジル、リオデジャネイロの生まれ。ロッシー ニやドニゼッティを得意とするテノールで、ドイツ、フランス、南米で活躍しています。2012年11月に新国立劇場でロッシーニ「セビリアの理髪師」の伯爵を歌っ て注目を浴びていました。ロドルフォ伯爵のエンツォ・カプアーノは、イタリアのベテランのバス。日本ではサントリーホールでのモーツァルトのオペラのシリー ズで知られているでしょう。この上演では重要度が増しているテレーザは、米国のメッゾソプラノ、ヘレン・シュナイダーマン。もう30年近くドイツを拠点に活 躍しています。 忘れてはいけない、指揮者はイタリアオペラの大御所ガブリエーレ・フェッロ。舞台がドイツ的に掘り下げられる中、音楽でベッリーニのイタリア的美感をしっ かりつなぎとめています。 これまでにない「夢遊病の女」、鮮明映像でお楽しみください。 (Ki)

20-59348G(2DVD)
モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』 アルマヴィーヴァ伯爵:リュドヴィク・テジエ(Br)
伯爵夫人:バルバラ・フリットリ(S)
フィガロ:ルカ・ピサローニ(Br)
スザンナ:イザベル・レイ(S)
ケルビーノ:マリーナ・コンパラート(Ms)
マルチェリーナ:ジャンネッテ・フィッシャー(Ms)
バルトロ:カルロス・ショーソン(Bs)
バジリオ:ラウル・ヒネメス( テノール)
ドン・クルツィオ:エンリケ・ヴィアナ(T)
バルバリーナ:ソレダード・カルドーソ(S)
アントニオ:ミゲル・ソラ(Bs)
マドリード王立劇場O&cho
ヘスス・ロペス=コボス( 指)

収録:2009年7月、スペイン、マドリード王立劇場(ライヴ)
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
原語:イタリア語
字幕:英独仏伊西韓,日本語
リージョン:All、205分
2009 年にマドリード王立劇場で行われたエミリオ・サージ演出の『フィガロの結婚』のライヴ映像。以前 Teatro Realレーベルで発売されていた映像 の再発売です。指揮は、2018 年 3 月に亡くなったスペインの名指揮者ヘスス・ロペス=コボス。貫禄のある伯爵を演じるのはリュドヴィク・テジエ、そし て伯爵夫人には、現在のイタリアのスター歌手バルバラ・フリットリ。フォガロには近年目覚ましい活躍をみせるルカ・ピサローニ、スザンナにはスペイン の名ソプラノ イザベル・レイ、ケルビーノは人気沸騰中のメゾ、マリーナ・コンパラートといった旬のキャストが勢ぞろいした上演です。 (Ki)
20-59384F
(Bluray)
20-59388D
ドキュメンタリー「イタリアン・キャラクター」〜素晴らしきイタリアのオーケストラの物語
1.イタリアの音楽家たち
2.アントニオ・パッパーノ
3.イタリアン・キャラクター
4. ローマ聖チェチーリア音楽院
5.ユーリ・テミルカーノフ
6.偉大な指揮者たち
7.指揮の芸術
8.オーケストラの特徴
9.労働観
10.国民性
11.夢と日々の生活
12.聴衆の反応
13.音楽家の人生
アントニオ・パッパーノ(指)
聖チェチーリア国立音楽院O
監督:アンジェロ・ボッツォリーニ

◆Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Master Audio5.1
リージョン:All
字幕:英、独、仏、伊
100mm+12mm

◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:All
字幕:英、独、仏、伊
100mm+12mm
歴史あるイタリアの名門オーケストラ、聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団。マルケヴィチ、ジュリーニ、シノーポリら偉大な指揮者たちが演奏し、近 年では2005年シーズンから音楽監督を務めるアントニオ・パッパーノの下、世界有数のオーケストラとして、その名を広めています。 この映像は、映像監督アンジェロ・ボッツォリーニが、「イタリアン・キャラクター」と題し、イタリア人の両親のもとロンドンで生まれたパッパーノ、聖チェ チーリア国立音楽院管が誇るイタリア音楽の伝統、イタリアの風土やイタリア人の気質、イタリア独自の聴衆の反応などから分析し、世界中から愛される イタリア音楽(家)たちの秘密を明らかにしています。著名な指揮者、ソリストたち ― テミルカーノフ、コンロン、ゲルギエフ、ハーディング、ヤンセン、 バティアシヴィリ、キーシン、マツーエフ、ステファノ・ボラーニ、ランラン ― との共演から見えてくる聖チェチーリア国立音楽院管の独特の魅力もまた、 興味深い所です。 映像監督アンジェロ・ボッツォリーニは、こう語っています。「イタリアの魅力を国民性でくくることは非常に難しい。そういう意味でこの映像は逆説的であ るかもしれない。しかし、この作品で音楽の魔法というものがあるという事を知って欲しいと思う。音楽のない人生は非常に味気のないものであるから。」 イタリアの国民性を追求した先に見えてきた楽しく、魅惑的で洗練された映像は、クラシック音楽ファンならずとも楽しめる内容となっています。 (Ki)

20-59408(3DVD)
ギドン・クレーメル〜アニヴァーサリー・エディションDVDボックス

[DVD1]
「クレーメル&クレメラータ・バルティカ」
シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調D 956(弦楽合奏版)
ピアソラ:オブリビオン(忘却)
シュニトケ:静寂の音楽
ローザ:主題と変奏
ラスカトフ:W. A. M. の生涯からの5分間

[DVD2]
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラと管弦楽のための協奏交響曲変ホ長調K 364
 セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」
ペルト:モーツァルト=アダージョ(ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
シュニトケ:ハイドン風モーツァルト
テディ・ボーア:マックモーツァルトのアイネクライネ・ブリヒト・ムーンリヒト・ニヒト・ムジーク

[DVD3
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ (全曲)
 第1番ロ短調BWV 1002、第2番ニ短調BWV 1004、第3番ホ長調BWV 1006
 ギドン・クレーメル(Vn)
 収録:2001年9月ロッケンハウス、聖ニコラウス聖堂区聖堂(ライヴ)
ドキュメンタリー「ギドン・クレーメル−バック・トゥ・バッハ」*
[DVD1](30.72238)
マルタ・スドラバ(Vc)
ギドン・クレーメル(Vn & 指)
クレメラータ・バルティカ
収録:モーツァルテウム大ホール(ザルツブルク・モーツァルト週間2002におけるライヴ)

[DVD2](20.72228)
ギドン・クレーメル(Vn & 指)
クレメラータ・バルティカ
ウラ・ウリジョナ(Va)、
アンナ・カンディンスカヤ、
マリア・ネマニテ(Vn)、
ダニエリス・ルビナス(Cb)
アンドレイ・プシカレフ(Perc.)、
マルタ・スドラバ(Vc)、レイヌート・テップ(P)
収録:2002年1月31日、2月2日モーツァルテウム大ホール(ザルツブルク・モーツァルト週間2002におけるライヴ)

[DVD3](20.55638)
ギドン・クレーメル(Vn)
収録:2001年9月ロッケンハウス、聖ニコラウス聖堂区聖堂(ライヴ)
出演*:タチヤナ・グリンデンコ、グレン・グールド、サー・サイモン・ラトル、ソフィア・グバイドゥーリナ、ジャック・ブレルほか
クレメラータ・バルティカ、BPO

308’
(本編250’+ドキュメンタリー 58’ )
NTSC 16 : 9, 4 : 3
(DVD1:ラスカトフ)/ Region All
音声:PCMステレオ
ドルビー・デジタル5.1
DTS5.1
字幕:英独仏西( ※ドキュメンタリー )
■DVD1
DVD2と同様に、クレーメルが結成5年目を迎えたクレメラータ・バルティカを率いて、2002年ザルツブルクのモーツァ ルト週間に出演した際のコンサートの模様をライヴ収録した映像作品。なかでも、クレーメルがアレンジを手掛けた弦楽合 奏版によるシューベルトの弦楽五重奏曲は、同様の例ではシェーンベルクの「淨夜」弦楽合奏版を思わせる絶妙な演奏効果 を上げています。
■DVD2
クレーメル率いるクレメラータ・バルティカが2002年ザルツブルクのモーツァルテウム大ホールで2夜にわたり行ったコ ンサートのライヴ映像。「アフター・モーツァルト」と題された内容は、モーツァルトのオリジナル作品に、現代の作曲家た ちによる「アマデウス讃」の数々が織り交ぜられ、才気に満ちたアイディア満載のつくりとなっています。
■DVD3
クレーメルの弾くバッハの無伴奏ヴァイオリン作品集といえば、1980年のPHILIPSへのソナタとパルティータ全曲のセッション録音と、ECMよりリリースされた2001年のロッケンハウスでのパルティータ全曲、2002年のリガでソナタ全曲が知られ、いずれも純度の高さと研ぎ澄まされた表現で強烈な存在感を示していますが、この映像はその ECM盤と同時期に同じ場所でライヴ収録されたものです。ヴァイオリン音楽の極北に切り込むクレーメルの姿を捉えていて、視覚情報から得られる感銘の深さにはかなりのものがあります。ほかに約60分のドキュメンタリー映像も含まれており、旧ソ連時代などの貴重な映像に加え、クレーメルが語るバッハ観など興味深い内容です。(英語字幕あり)
20-59458(7DVD)
イスラエル・フィル〜アニヴァーサリー・エディション

■DVD1〜アルトゥール・ルービンシュタイン、プレイズ・ショパン(1968)
ショパン:ピアノ協奏曲第2 番ヘ短調op.21
 ポロネーズ第6 番変イ長調op.53「英雄」
ルービンシュタインとバーナード・レヴィンとの対談*
収録:1968 年12月1日[BBCアーカイヴ

■DVD2〜バースタイン・コンダクツ・ブラームス」(1973)
ブラームス:交響曲第1 番ハ短調op.68
 交響曲第3 番ヘ長調op.90

■DVD3〜「ジョイント・コンサート・イン・テル・アヴィヴ」(1990)
ベン=ハイム:詩篇(交響曲第1番第2楽章)
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソop.28
ウェーバー:クラリネットと管弦楽のためのコンチェルティーノ変ホ長調op.26
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調op.67
「ドキュメンタリー」

■DVD4〜創立60周年記念コンサート」(1996)
イスラエル国歌
アイザック・スターンによる祝辞
ウェーバー:「オベロン」序曲
バッハ:2 つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV 1043
ヴィヴァルディ:4 つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調RV 580
モーツァルト:セレナード第6 番ニ長調K 239「セレナータ・ノットゥルナ」
ハルヴォルセン:パッサカリアとサラバンド〜
ヴァイオリンとヴィオラのためのヘンデルの主題による変奏曲つき
ブラームス:交響曲第2 番ニ長調op.73

■DVD5〜創立70周年記念コンサート」(2006)
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1 番ト短調op.26
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ブラームス:ピアノ協奏曲第1 番ニ短調op.15

■DVD6〜創立75周年記念コンサート」(2011)
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
バッハ:サラバンド(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV 1004)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調op.11
ショパン:スケルツォ第2番変ロ短調op.31
ショーソン:詩曲op.25
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 op.93

■DVD7〜ドキュメンタリー「カミング・ホーム−イスラエル・フィル」(2011)
イスラエルPO

■DVD1
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
ズービン・メータ(指)
収録:1968 年6月9日ロンドン、ロイヤル・フェスティバル・ホール(ライヴ)
収録:1968 年12月1日[BBCアーカイヴ*
■DVD2
レナード・バーンスタイン(指)
収録:1973 年8月1 −3日イェルサレム、大コンサートホール(ライヴ)

■DVD3
BPO+イスラエルPOの合同演奏
収録:1990 年テル・アヴィヴ、マン・オーディトリアム(ライヴ)
■DVD4
アイザック・スターン(Vn) 
ピンカス・ズッカーマン(Va)
イツァーク・パールマン(Vn) 
シュロモ・ミンツ(Vn) 
ギル・シャハム(Vn) 
マキシム・ヴェンゲーロフ(Vn) 
メナヘム・ブロイアー(Vn)
アリエル・シャマイ(Vn) 
ズービン・メータ(指) 
ダニエル・バレンボイム(指)
収録:1996 年テル・アヴィヴ(ライヴ)
■DVD5
ピンカス・ズッカーマン(Vn) 
ダニエル・バレンボイム(P) 
ズービン・メータ(指)
収録:2006年12月26日テル・アヴィヴ、マン・オーディトリアム(ライヴ)
■DVD6
ジュリアン・ラクリン(Vn) 
ワジム・レーピン(Vn) 
エフゲニー・キーシン(P)
ズービン・メータ(指)
収録:2011 年 12月テル・アヴィヴ、ハンガー 11(ライヴ)
■DVD7
監督:ヤーノシュ・ダルヴァシュ

カラー, モノクロ(DVD1)/ NTSC 16 : 9, 4 : 3(DVD 1, 2) / Region All、音声:PCM モノラル(DVD1),
PCM ステレオ / ドルビー・デジタル5.1 / DTS5.1、
字幕:日本語,英独仏西ヘブライ
2011 年に楽団創立75 周年の節目を迎えたイスラエル・フィルを記念するリリースを続けてきたEUROART による集大成的企画ともいうべきDVD7枚組のBOX セット。2012 年にリリースされたばかりの「イスラエル・フィル75 周年記念コンサート&ドキュメンタリー」(20.59098) が早くも含まれ、これまでにEUROART 社よりリリースされたイスラエル・フィル関連の映像作品がまとめられています。
 楽団とゆかりの深かったルービンシュタインの代名詞的ショパン演奏(DVD1)、巨匠バーンスタイン指揮のブラームス(DVD2)、ベルリン・フィルが初めてイスラエルを訪れた際におこなわれた歴史的な合同演奏(DVD3)、スター・ヴァイオリニストたちの競演が壮観の60 周年ガラ(DVD4) など、あらためて充実の収録内容に目を奪われます。
 さらに、60 ページにも及ぶブックレットには、トスカニーニやバーンスタインの貴重な写真も豊富に使用され、お手元に置く歓びもひとしおです。豪華特製デジパック・スリムケースBOX仕様。 (Ki)
20-59504F
(Bluray)
20-59508D
バッハ:クリスマス・オラトリオBWV248 フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
ドロシー・ミールズ(S)
ダミアン・ギヨン(CT)
トマス・ホッブズ(T)
ペーター・コーイ(Bs)

収録:2012年12月20日パレ・デ・ボザール、ブリュッセル、ライヴ

◆Bluray
画面:1080i Full-HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Master Audio
リージョン:0
字幕:英独仏,日本語
153mm

◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:0
字幕:英独仏,日本語
153mm
古楽界の名匠フィリップ・ヘレヴェッヘ率いるコレギウム・ヴォカーレによる2012年12月ブリュッセルのパレ・デ・ボザールで行われた「クリスマス・ オラトリオ」の映像がリリースされます。ヘレヴェッヘの「クリスマス・オラトリオ」は、23年振りの2度目録音となり、古楽界を牽引しピリオド奏法によるバッ ハ演奏の開拓者の一人である大家ヘレヴェッヘの長年の成果が証明されるような、渾身の演奏となっています。 ヘレヴェッヘが生み出す美しい純正なハーモニー、徹底した解釈は、バッハが生み出した偉大な芸術を見事に表現しています。透明感ある合唱と古楽器 特有の純度の高いハーモニーが、クリスマスの平和的な音楽をより一層引き立てています。 またソリストも素晴らしい歌唱を聴かせ、艶やかな歌声が魅力のソプラノ、ドロシー・ミールズ。現在オファーが殺到している注目のカウンターテナー、 ダミアン・ギヨン。ヘレヴェッヘが度々起用するお気に入りのテノール、トマス・ホッブズ。大ベテランのバロック・バスのペーター・コーイ、と圧巻の歌 声を聴かせています。 (Ki)

20-59424F
(Bluray)
20-59428D
ヨーロッパ・コンサート2013イン・プラハ

ヴォーン・ウィリアムス:トマス・タリスの主題による幻想曲
ドヴォルザーク:聖書の歌 作品99
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
マグダレーナ・コジェナー(Ms)
サイモン・ラトル(指)BPO

収録:2013年5月1日スペイン・ホール、プラハ城、チェコ、ライヴ

◆Bluray
画面:1080i Full-HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Master Audio
リージョン:0
字幕:英、独、仏/84mm

◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:0
字幕:英、独、仏/84mm
ベルリン・フィル毎年恒例のヨーロッパ・コンサート。毎年歴史的な建造物でコンサートが行われることでも注目されており、2013年は古都プラハ城 内の絢爛豪華なスペイン・ホールが選ばれました。プラハ城は首都プラハを流れるブルタワ川沿いにそびえ立っています。そこに、自身の貴重な芸術コレ クションを展示するためにルドルフ2世が建設した有名なスペイン・ホールがあります。 最初に演奏されたのは、ヴォーン・ウィリアムスの「トマス・タリスの主題による幻想曲」。ルネサンスの作曲家トマス・タリスが作曲した「大主教パーカー のための詩編曲」の旋律をモチーフとしてヴォーン・ウィリアムスが3群の弦楽合奏のための幻想曲として作曲した作品。3つに分けられたアンサンブル(弦 楽オケ、小編成弦楽アンサンブル、弦楽四重奏)が、絶妙に絡み合い、呼応しながら醸し出す弦楽の響きが印象的で、ラトルの微妙な解釈がさすがと思 わせる演奏です。 そしてチェコの名花マグダレーナ・コジェナーによる、ドヴォルザークの聖書の歌。チェコ語の旧約聖書の「詩篇」を用いた10曲からなる歌曲集で、ドヴォ ルザークがニューヨーク時代に書き上げたもの。ドヴォルザークはこの曲集のうち、5曲を管弦楽伴奏版に編曲し、 残りの5曲はチェコ・フィルの指揮者であったツェマーネクが編曲しました。雄弁なオケとコジェナーの美しい歌声、巧みな表現力に圧倒される演奏です。 メイン・プログラムであるベートーヴェンの交響曲第6番は、現代的で洗練されたラトルならではの演奏で、生き生きと聴かせてくれます。 コンサートマスターは、樫本大進が務めています。 (Ki)
20-59504F
(Bluray)
20-59508D
バッハ:クリスマス・オラトリオBWV248 フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
ドロシー・ミールズ(S)
ダミアン・ギヨン(CT)
トマス・ホッブズ(T)
ペーター・コーイ(Bs)

収録:2012年12月20日パレ・デ・ボザール、ブリュッセル、ライヴ

◆Bluray
画面:1080i Full-HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Master Audio
リージョン:0
字幕:英独仏,日本語
153mm

◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:0
字幕:英独仏,日本語
153mm
古楽界の名匠フィリップ・ヘレヴェッヘ率いるコレギウム・ヴォカーレによる2012年12月ブリュッセルのパレ・デ・ボザールで行われた「クリスマス・ オラトリオ」の映像がリリースされます。ヘレヴェッヘの「クリスマス・オラトリオ」は、23年振りの2度目録音となり、古楽界を牽引しピリオド奏法によるバッ ハ演奏の開拓者の一人である大家ヘレヴェッヘの長年の成果が証明されるような、渾身の演奏となっています。 ヘレヴェッヘが生み出す美しい純正なハーモニー、徹底した解釈は、バッハが生み出した偉大な芸術を見事に表現しています。透明感ある合唱と古楽器 特有の純度の高いハーモニーが、クリスマスの平和的な音楽をより一層引き立てています。 またソリストも素晴らしい歌唱を聴かせ、艶やかな歌声が魅力のソプラノ、ドロシー・ミールズ。現在オファーが殺到している注目のカウンターテナー、 ダミアン・ギヨン。ヘレヴェッヘが度々起用するお気に入りのテノール、トマス・ホッブズ。大ベテランのバロック・バスのペーター・コーイ、と圧巻の歌 声を聴かせています。 (Ki)
20-59528C
ルドルフ・バルシャイ〜音符・ひとつの音への生涯の問い
幼少時代と家族
マーラーの交響曲第10番
音楽修業
第二次世界大戦
ベートーヴェンとショスタコーヴィチ
スターリンの葬儀
指揮芸術
ソ連体制での生活
伝説的音楽家との仕事
日本人妻そだ・てるこ
フーガの技法/亡命
マーラーの交響曲第10番の補筆完成
制作・監督:オレグ・ドルマン

■演奏曲目(いずれも断片)
(1)シューマン:おとぎ話Op.132
プロコフィエフ:バレエ「ロミオとジュリエット」〜百合を持つ乙女の踊り
ラヴェル:なき王女のためのパヴァーヌ
(2)モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
協奏交響曲K.364
(3)ピアノ協奏曲第22番
(4)バッハ(バルシャイ編):フーガの技法
ロクシーン:マルガレーテの歌
ヴィヴァルディ:四季
(5)ショスタコーヴィチ(バルシャイ編):室内交響曲第1番/同第8番
(6)マーラー:交響曲第4番
(7)マーラー(バルシャイ編):交響曲第10番
(8)バッハ:ゴルトベルク変奏曲
制作・監督:オレグ・ドルマン


(1)バルシャイ(Va)、シュライプマン(P)
(2)オイストラフ(Vn)、バルシャイ(Va)
(3)リヒテル(P)
(4)スミルノフ(Vn)
 以上バルシャイ(指)モスクワコ
(5)バルシャイ(指)ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルデSO
(6)バルシャイ(指)バーゼルRSO
(7)バルシャイ(指)ユンゲ・ドイチェPO
(8)エレーナ・バルシャイ(Org)

リージョン 0
NTSC 16:9
PCM STEREO
90分/ロシア語
字幕:英仏独
超貴重なドキュメンタリーの登場です。巨匠ルドルフ・バルシャイ(1924-2010)の死の数週間前に、ロシア気鋭のドキュメンタリー監督のオレグ・ド ルマンがスイスのバルシャイ宅で10日間、約60時間にわたるインタビュー映像を残しました。それを中心に、バルシャイの波乱の人生を描きます。 バルシャイはショスタコーヴィチらよりひと世代後ですが、青春期にスターリンの暗黒時代を経験、さらに日本女性との結婚と強制離婚、西側への亡命 等、まさにソ連史の生証人といえましょう。加えてショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、ワインベルク、オイストラフなど大物音楽家たちと親しく、回想 録を切望されたひとりでもありました。 ここではそれらの話をテーマ別に十三章に分け、バルシャイがロシア語(英仏独字幕付)で淡々と語ります。当時の貴重な写真資料も興味津々。最後 はバルシャイの葬儀の実写映像まで収められています。 彼のライフワークだったマーラーの交響曲第10番と、バッハの「フーガの技法」の完成について、それが1977年の亡命の理由だったことなども詳細 に語っています。当DVDの奇妙なタイトルは、彼がマーラーの10番を自筆譜で最初から調べ直し始めた際、楽理的にありえない「変ト」音を発見、イ ンクのしみかと見過ごそうとしたものの、気になり、結局「変ト」音にすることで憑きものがとれたように仕事が捗ったことによります。
彼の指揮するモスクワ室内管やユンゲ・ドイチェ・フィルのほか、ヴィオラの名手としての貴重な演奏もBGMで豊富に流れます。ロシア、ソ連音楽に興味のある向きは興奮すること間違いなしの超オススメ盤。「ショスタコーヴィチの証言」に次ぐ衝撃と申せましょう。 (Ki)
20-59558E
マーラー・マニア
マーラー:交響曲第1番から
交響曲第2番「復活」−原光
交響曲第4番から
交響曲第5番−アダージェット
「大地の歌」−告別
「さすらう若人の歌」−私の愛する人が結婚式を挙げる時,彼女の二つの青い目が
「子供の不思議な角笛」−たくましい想像力,自惚れ,死んだ少年鼓手,トランペットが美しく鳴り響く所
「亡き児を偲ぶ歌」−お前の母さんが戸口から入って来る時,私はしばしば考える、子供たちはちょっと出かけただけだと
私はこの世に忘れら
カタリーナ・プラディッチ(Ms)
ジーモン・パウリ(Br)
イオアニス・アヴァコウミディス(演技)
アンネドレ・クライスト(演技)
アンナ=ルイーゼ・レッケ(演技)
パトリック・ショット(演技)
フランク・ウィリアムズ(演技)
モーリッツ・グナン(指)
ベルリン・ドイツオペラ管弦楽団団員
ニコ・アンド・ザ・ナヴィゲーターズ[ニコラ・ヒュンンペル(演出),
オリヴァー・プロスケ(舞台),フラウケ・リッター(衣装)]

収録:2012年12月、ベルリン
ベルリン・ドイツオペラのユニークな舞台「マーラーマニア」がDVDになりました。「マーラーマニア」はマーラーの交響曲や歌曲をもちいた舞台で、 主人公はマーラーの妻アルマ。彼女を中心に、マーラーはもちろん、アルマの不倫相手とされる建築家ヴァルター・グロピウスなどが登場、必ずしも事実 にこだわらず芸術作品として仕立てられています。制作を担当したニコ・アンド・ザ・ナヴィゲーターズは、1998年にニコラ・ヒュンンペルとオリヴァー・ プロスケによって創立されたグループで、ベルリンを拠点に活躍しています。 カタリーナ・プラディッチはセルビアのプロクプリェ生まれのメッゾソプラノ。2002年にデビュー、近年はベルリン・ドイツオペラをはじめとするドイツや スペインの劇場で活躍しています。ジーモン・パウリは、日本ではなぜか英語読みのサイモン・ポーリーの表記が主流になっていますが、ケルン生まれ、 バイロイト育ちのドイツ人のバリトンです。1996年にデビュー。ベルリン・ドイツオペラでは脇役から主役まで幅広く手掛け、中でもモーツァルト《魔笛》 のパパゲーノを頻繁に歌っています。指揮のモーリッツ・グナンは1982年、テュービンゲン生まれの若い指揮者。現在ベルリン・ドイツオペラの音楽総 監督の助手を務めています。 (Ki)

20-59588K(8DVD)
クラウディオ・アバド80歳記念ボックス

■DVD1:ベルリン・フィル・イン・ジャパン
ムソルグスキー:禿山の一夜
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
■DVD2
ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
■DVD3:ヴェルディ・ガラ・フロム・ベルリン
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」〜輝く星をごらんなさい/紳士たちよ、今日ウルリカの元へ行こう/自分の妻を誘惑されていながら、それをかばうとは/どんな仮装か知りたいんだろうが
歌劇「ドン・カルロ」〜女王のバレエ
歌劇「リゴレット」〜あれもこれもわしをとりまく女達は/女心の歌「風の中の羽のように」
歌劇「椿姫」〜乾杯の歌「陽気に楽しく杯をくみ交わそう」/いつも自由で(花から花へ)
歌劇「ファルスタッフ」〜第1幕第2場/第2幕第2場/第3幕終幕
J・シュトラウス:オペラ座仮面舞踏会カドリーユ
■DVD4:ベートーヴェンの交響曲
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」、
 交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
■DVD5:ドキュメンタリー・「沈黙を聴く」〜クラウディオ・アバドの芸術的肖像
1.Introduction / 2.Vienna
3.TheShapeoftheMusic / 4.Claudio
5.Silence / 6.AMagicalPlace / 7.Berlin
8.Lucerne / 9.Holderlin
収録曲:ノーノ:プロメテオ、
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」、
ベートーヴェン:交響曲第1,3&9番、
 エグモント序曲、
ブルックナー:交響曲第1&9番、
ストラヴィンスキー:詩篇交響曲、
ブラームス:ドイツ・レクイエム、
R.シュトラウス:エレクトラ、
ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品、
ドビュッシー:海、
チャイコフスキー:交響曲第5番(抜粋)
■DVD6:
マーラー:交響曲第9番ニ長調
■DVD7:
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
ブルックナー:交響曲第7番[ノヴァーク版]
■DVD8:
バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)
全て、クラウディオ・アバド(指)

■DVD1
BPO【収録:1994年10月14日サントリーホール(ライヴ)】
■DVD2
BPO、バーバラ・ボニー(S)、ブリン・ターフェル(Br)、スウェーデン放送Cho、エーリク・エーリクソン室内Cho(合唱指揮:マリア・ヴィースランダー)【収録:1997年楽友協会大ホール、ウィーン】
■DVD3
アンドレア・ロスト(S)、アラン・タイタス(Br)、ラモン・ヴァルガス(T)、ラリッサ・ディアドコヴァ(Ms)、ステッラ・ドゥフェキス(Ms)、エンリコ・ファチーニ(T)、エリザベス・フトラル(S)、ルーチョ・ガッロ(Br)、マッシモ・ジョルダーノ(T)、アナトリー・コチェルガ(Bs)アンソニー・ミー(T)、カルメラ・レミージョ(S)、プラハ放送Cho、スタニスラフ・ボグニア(合唱指揮)、BPO【収録:2000年12月30日,31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)】
■DVD4
BPO、カリタ・マッティラ(S)、ヴィオレ−タ・ウルマーナ(Ms)、トマス・モーザー(T)、アイケ・ヴィルム・シュルテ(Bs)
スウェーデン放送Cho、エリック・エリクソン室内Cho【収録:2001年2月、ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院、2000年5月1日、ベルリン、フィルハーモニーザール(第9番)】
■DVD5
出演者:クラウディオ・アバド(指)、ダニエル・ハーディング、アルブレヒト・マイヤー、ヴォルフラム・クリスト、コーリャ・ブラッハー、BPO、VPO、ルツェルン祝祭O、グスタフ・マーラー・ユーゲントO
■DVD6
グスタフ・マーラー・ユーゲントO【収録:2004年4月14日ローマ、聖チェチーリア音楽院(ライヴ)】
■DVD7
ルツェルン祝祭O、アルフレード・ブレンデル(P)【収録:2005年8月10-12日、ルツェルン音楽祭ホール(ライヴ)】
■DVD8
ジュリアーノ・カルミニョーラ(Vn:コンサートマスター)、ミカラ・ペトリ(リコーダー)、アロイス・ポッシュ(Cb)、ラインホルト・フリードリヒ(Tp)、オッターヴィオ・ダントーネ(Cemb)、他、モーツァルトO【収録:2007年4月21日イタリア、レッジョ・エミリア、ヴァーリ市立劇場】

画像:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1(DVD2&5:PCMステレオのみ)
リージョン:All
DVD1:97mm、DVD2:79mm、DVD3:94mm、DVD4:122mm、
DVD5:67mm、DVD6:84mm、DVD7:106mm、DVD8:100mm
Total:749mm
2013年6月26日にめでたく80歳の誕生日を迎えるクラウディオ・アバド。EURO ARTS が持つコンサート映像とドキュメンタリー映像からセレク トした8枚組の豪華ボックス・セットが発売されます。 DVD1には1994年ベルリン・フィルと来日した際のサントリーホールでのコンサート映像が収録されています。原典版を使用した「ムソルグスキーの禿 山の一夜」。アバドが得意とする「ストラヴィンスキーの火の鳥」。そしてアバド&ベルリン・フィルという最強タッグの実力が存分に表れた「チャイコフスキー の交響曲第5番」。ベルリン・フィルの圧倒的な表現力とアバドの求心力が見事な名演です。 その他の内容は、バーバラ・ボニー、ブリン・ターフェルの豪華歌手陣を配した「ブラームスのドイツ・レクイエム」。2000年末にベルリンで行われたユー ゲント・コンサート(30日)およびジルヴェスター・コンサートを収録した「ヴェルディ・ガラ・フロム・ベルリン」。ベーレンライター新校訂譜で行った ベートーヴェン交響曲全集から「第9」と「英雄」。2004年モントリオール国際映像芸術祭、ベスト・ポートレート賞、2004年パリ映像祭グラン・プ リを受賞した世界的に絶賛されたドキュメンタリー作品「沈黙を聴く〜クラウディオ・アバドの芸術的肖像」。グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケス トラを率いた2004年4月のライヴ収録の「マーラー交響曲第9番」。2005年ルツェルン音楽祭のライヴ収録で「ブルックナー交響曲第7番」とブレ ンデルと共演した「ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番」。カルミニョーラ、ブルネロなど豪華メンバーを揃えたアバド率いるモーツァルト管弦楽団の「ブ ラ ン デ ン ブ ル ク 協 奏 曲 」。 偉大なるマエストロ、アバドの音楽を存分に堪能できるお買い得セットとなっています。 (Ki)
20-59634F(Bluray)
20-59638F(2DVD)
ガーシュウィン:歌劇「ポーギーとベス」 ラキタ・ミッチェル(Sベス)
エリック・オウェンズ(Bs-Brポーギー)
チョンシー・パッカー(Tスポーティンライフ)
レスター・リンチ(Brクラウン)
エンジェル・ブルー(Bs-Brクララ)
カレン・スラック(Sセリナ)
アルテウイーズ・デヴォーン(Msマリア)
エリック・グリーン(Brジェイク) 
マイケル・ブラグ(Tミンゴ)
マリシャ・ジェシー(Msアニー) 
サマンサ・マケルハニー(Ms苺売り)
アンバー・マーカムズ(Sリリー) 
マイケル・オースティン(Tロビンズ)
アシュリー・ファートアリア(T蟹売り) カルヴィン・リー(Tピーター)
フレデリック・マシューズ(Tネルソン) アール・ヘイゼル(Brジム)
ケニス・オヴァートン(Brフレイジャー) ほか
ジョン・デメイン(指)
サンフランシスコ歌劇場O&cho
フランチェスカ・ザンベロ(演出)
リタ・ダンジェロ・ティカドー(演出助手)
ピーター・J.デイヴィソン(装置)
ポール・テイズウェル(衣装)
マーク・マッカラー(照明)
デニ・セイヤーズ(振付)

収録:2009年6月、サンフランシスコ

◆Bluray
リージョンオール
HD/16:9/158分
PCM Stereo /
DTS HD Master Audio 5.1
字幕:英独仏韓,日本語

◆DVD
リージョンオール
NTSC/16:9/158分
字幕:英独仏韓,日本語
ガーシュウィンの傑作「ポーギーとベス」はたいへん人気の高いオペラにも関わらず、意外なことにこれまでオペラとしての舞台上演の映像商品がありません でした。このサンフランシスコ歌劇場での上演は待望の舞台収録映像です。 歌手は米国の実力ある歌手が集められています。もっとも知られているのはポーギーのエリック・オウェンズでしょう、メトロポリタン歌劇場でのワーグナー「ニー ベルングの指環」で印象的なアルベリヒを歌い演じてすっかりお馴染み。悪役では分らない彼の人懐っこい風貌が、お人よしのポーギーにピタリ。ベスのラキタ・ ミッチェルは今非常に注目されているソプラノで、2012年にはニューヨーク・シティ・オペラでのヴェルディ「トラヴィアータ」でヴィオレッタを歌っています。 このサンフランシスコでのベスは新聞評でも絶賛されています。スポーティンライフのションシー・パッカーは、2004年9月のニューヨーク・ハーレムシアター 来日公演にミンゴで参加、それから著しく成長し、今では米国の地方歌劇場の人気テノールとして活躍しています。クラウンのレスター・リンチは、近年はヴェルディ やヴェリズモ・オペラのバリトン役で人気が高い歌手。指揮のジョン・デメインはウィスコンシン州のマディソン交響楽団の音楽監督を1993年から20年以上 務めている知られざる名称。マディソン交響楽団はマディソン・オペラのオーケストラで、デメインはこの歌劇場の芸術監督も務めています。もともとヒューストン・ グランド・オペラで下積み下人なので劇場感覚はバッチリ。日本では知名度の乏しい実力派指揮者を知る格好の材料でもあります。 欧米で幅広く活躍する演出家フランチェスカ・ザンベロの舞台は写実的で「ポーギーとベス」のイメージ通りのもの。音楽だけ聞くよりも遥かに「ポーギーとベス」 の世界を楽しめることでしょう! (Ki)
20-59644F(Bluray)
20-59648G(2DVD)
ドニゼッティ:歌劇「ルクレツィア・ボルジア」 ルネ・フレミング(Sルクレツィア・ボルジア)
マイケル・ファビアーノ(Tジェンナーロ)
ヴィタリー・コヴァリョーフ(Bs公爵アルフォンソ)
エリザベス・デション(Msマッフィオ・オルジーニ)
オースティン・ネス(Brアポストロ・ガゼッラ)
アオ・リ(Brアスカーニオ・ペトルッチ)
クリストファー・ジャクソン(Tイェッポ・リヴェロット)
ブライアン・ジャグディ(Tオロフェルノ・ヴィテッロッツォ)
アイゴー・ヴィエイラ(Bsグベッタ)
ダニエル・モンテネグロ(Tルスティゲッロ)
ライアン・カスター(Brアストルフォ)
ほか
リッカルド・フリッツァ(指)サンフランシスコ歌劇場O&cho
サンフランシスコ歌劇場舞踏団
ジョン・パスコー(演出)
ジェフリー・ブルッカーホフ(照明)
ローレンス・ペク(振付)
収録:2012年9-10月、サンフランシスコ

◆Bluray
リージョン・コード:オール(フリー)
HD 16:9/122分
PCM Stereo
DTS Master Audio
字幕:英独仏韓,日本語

◆DVD
リージョン・コード:オール(フリー)
NTSC 16:9/122分
PCM Stereo
Dolby Digital 5.1 / DTS 5.1
字幕:英独仏韓,日本語
ドニゼッティの傑作「ルクレツィア・ボルジア」に最新鋭像が登場!歴史に名高いボルジア家の美女、ルクレツィア・ボルジア(1480−1519)を扱っ たこのオペラは、1833年12月にスカラ座で初演され大成功を収め、1830、1840年代には非常に人気の高かった作品です。近年の上演頻度はあまり 高くありませんが、力のあるプリマドンナが満を持して挑戦するオペラになっています。 ここに収録されているサンフランシスコでの上演では、ルネ・フレミングがルクレツィアに挑戦。悪女、悪妻の顔と、息子を愛する母の顔の両面を見事に歌っ ています。生まれてすぐルクレツィアから引き裂かれた息子ジェンナーロは、1984年生まれという若いテノール、マイケル・ファビアーノ。米国、ニュージャー ジー州モントクレアの生まれ。20代始めから活動をはじめ、2010年1月にはヴェルディ「スティッフェーリオ」のラッファレーレでメトロポリタン歌劇場 にデビュー、さらには2013年9、10月にはパリのオペラ座でドニゼッティ「ルチア」のエドガルドを歌うなど、まだ20代ながら大活躍しています。アルフォ ンソのヴィタリー・コヴァリョーフは、ウクライナのチェルカースィの生まれ。今欧米で引っ張りだこのバスで、スカラ座の2010/2011年シーズン開幕公 演であるワーグナー「ワルキューレ」でヴァータンを務めて話題となりました。指揮はドニゼッティやヴェルディでツボを押さえつつ切れ味鋭い音楽を聞か せるリッカルド・フリッツァ。これがサンフランシスコ歌劇場への初出演だったそうです。 ベテランのオペラ演出家、ジョン・パスコーの演出は、元々ワシントン・ナショナル・オペラのためのプロダクション。ハリウッド風の豪華な美観を軸にし つつ(若いファビアーノの衣装はガッツリ胸が開いています)、そこに現代的な要素をバランスよく盛り込み、美しい中に鋭い視点が垣間見られる舞台を仕 立てています。 嬉しいことに日本語字幕付きです。 (Ki)
20-59654F(Blu-ray)
20-59658G(2DVD)
ヘギー:歌劇「モビー=ディック(白鯨)」 ジェイ・ハンター・モリス(Tエイハブ船長)
スティーヴン・コステロ(Tグリーンホルン)
モーガン・スミス(Brスターバック)
ジョナサン・レマル(Brクイークェグ)
タリース・トレヴィーニュ(Sピップ)
ロバート・オース(Brスタッブ)
マシュー・オニール(Tフラスク)
カン・ジュウォン(Brガーディナー船長)
カーマイケル・ブランケンシップ(Brタシテゴ)
ブラドリー・カイナード(Brダッグー)
チェスター・ピダック(Tナンタケット)
アンダース・フローリック(Brスペイン人の船乗り)
パトリック・サマーズ(指)サンフランシスコ歌劇場O&cho
サンフランシスコ歌劇場舞踏団
レオナード・フォグリア(演出)
ロバート・ブリル(舞台装置)
ジェイン・グリーンウッド(衣装)
ガヴァン・スウィフト(照明)
ケチュラー・スティッカン(振付)
収録:2012年10月、サンフランシスコ

◆Bluray
リージョン・コード:オール(フリー)
HD 16:9
142分+51分
PCM Stereo
DTS DH Master Audio
字幕:英独仏

◆DVD
リージョン・コード:オール(フリー)
NTSC 16:9
142分+51分
PCM Stereo
Dolby Digital 5.1 / DTS 5.1
字幕:英独仏
話題の新作オペラ、ジェイク・ヘギーの「モビー=ディック」の初映像が登場します。「モビー=ディック」は、19世紀の米国の作家ハーマン・メルヴィ ルの代表作「白鯨」の原題で、その白鯨の名前です。映画でも有名なこの小説をジーン・シーアがオペラ台本にし、2000年に初演された話題になった「デッ ド・マン・ウォーク」の作曲家、ジェイク・ヘギーが作曲。初演は2010年4月、ダラス歌劇場。その2年半後に、提携していたサンフランシスコ歌劇 場で上演された際の収録です。小説も映画も有名ですので、知っていれば物語の予習はほとんど不要。ヘギーの音楽は分かりやすくかつドラマティックな ことでは定評ありますので、非常に楽しめる作品に仕上がっています。 歌手は主役のエイハブ船長以外はほぼオリジナルキャスト。そのエイハブ船長のジェイ・ハンター・モリスは、メトロポリタン歌劇場でロベール・ルパージュ 演出で新制作された「ニーベルングの指環」でジークフリートを歌ったことで一躍有名になった米国のドラマティック・テノール。ここでも逞しい声で歌を 聞かせてくれます。グリーンホルンのスティーヴン・コステロは、美声美形で今人気急上昇している米国の若いテノール。スターバックのモーガン・スミス は米国の中堅のバリトンで、米国各地の劇場の他、ドイツのベルリンやライプツィヒでも活躍しています。クイークェグのジョナサン・レマルは、1976年、 ニュージーランド、ダニーデンの生まれ。レパートリーの広い達者なバリトンとして活躍しています。指揮者のパトリック・サマーズは、メトロポリタン歌 劇場の指揮者としてもよく知られていますが、現在ヒューストン・グランド・オペラの音楽監督で、またサンフランシスコ歌劇場の首席客演指揮者を務めて もいます。船上を見事に再現したレオナード・フォグリアの演出も含め、たいへんに楽しめる作品です。 (Ki)

20-59664J(Bluray)
20-59668J(2DVD)
ベッリーニ:歌劇「カプレーティとモンテッキ」 ニコル・キャベル(S ジュリエッタ)
ジョイス・ディドナート(Ms ロメオ)
サイミール・ピルグ(T テバルド)
エリック・オーウェンズ(Bs-Br カペッリオ)
リ・アオ(Br ロレンツォ)
リッカルド・フリッツァ(指)
サンフランシスコ歌劇場O&cho

ヴァンサン・ブサール(演出)
ヴァンサン・ルメール(装置)
クリスチャン・ラクロワ(衣 装 )
グィード・レヴィ( 照 明 )
収録:2012年10月、サンフランシスコ

◆Bluray
リージョン:All
1080i FULL HD/16:9
136分+16分
PCM Stereo /
DTS HD Master Audio 5.1
字幕:伊英独仏
◆DVD
リージョン:All/NTSC/16:9
136分+16分
PCM Stereo /
Dolby Digital 5.1 / DTS 5.1
字幕:伊英独仏
Euro Artsのサンフランシスコ歌劇場のオペラ・シリーズ、新刊はベッリーニの「カプレーティとモンテッキ」です。 「カプレーティとモンテッキ」という覚えづらい題名は、ご存知ロメオとジュリエットの物語。ただし本場イタリアの説話に基づいたオペラなので、展開はシェ イクスピアの戯曲とはいくらか異なります。とはいえ基本となる若者の悲恋は同じ、共感しやすいため、今日でもわりと人気があります。 2012年10月のサンフランシスコ歌劇場での上演では、ズボン役(男装女声役)のロメオに、いまやメトロポリタン歌劇場の大スターであるメッゾソプラノ、 ジョイス・ディドナートを起用。広い音域と卓越した歌唱技術、そして知性的な歌唱演技を持ったディドナートのロメオは圧倒的です。ジュリエッタのニコ ル・キャベルは、1977年、カリフォルニア生まれのソプラノ。2005年にカーディフ国際声楽コンクールで優勝、2007年にはDECCAからアリア集が 発売されるなど、瞬く間に人気歌手の仲間入りをしました。2013年1、2月、新国立劇場でドニゼッティ「愛の妙薬」のアディーナを歌っています。ロ メオの恋敵テバルドのサミール・ピルグは、アルバニア出身のテノール。主にウィーンやチューリヒなどで活躍しており、モーツァルト・テノールとして知ら れていますが、イタリアオペラのリリックな役も得意としています。ジュリエッタの父カペッリオは、METのワーグナー「ニーベルングの指環」で見事なア ルベリヒを歌ったエリック・オーウェンズが演じ、強烈な存在感を放っています。 指揮はリッカルド・フリッツァ。ほぼ毎年サンフランシスコ歌劇場で重要な公演を受け持っており、ここでもビチッと引き締まった見事なベッリーニを堪能 させてくれます。 この上演は、フランスの演出家、ヴァンサン・ブサールの米国デビューだったそうです。ブサールは、時代設定をベッリーニと同時代(19世紀前半)にしており、 カペッリオたちはシルクハット姿。一方、ジュリエッタとロメオはかなり現代風な格好で、世代対立を強調。衣装デザインはかのクリスチャン・ラクロワ! どうりでお洒落なわけです。 名作にも関わらず「カプレーティとモンテッキ」の映像は少なく、Blu-ray Discでは初となります。 ボーナス映像に、ディドナートのインタビュー、キャベルのインタビュー、サンフランシスコ歌劇場でのディドナートの初期の活動の三本を収録しています。 (Ki)
20-59674J(Bluray)
20-59678J(2DVD)
ボーイト:歌劇「メフィストーフェレ」 イルダール・アブドラザコフ(Bs メフィストーフェレ)
ラモン・ヴァルガス(T ファウスト)
パトリシア・ラセット(S マルゲリータ,エレナ)
エリン・ジョンソン(S マルタ)
レネ・ラピエ(Ms パンタリス)
ワン・チュアンユエ(T ワグネル,ネレオ)
ニ コラ・ルイゾッティ(指)
サンフランシスコ歌劇場O&cho
ロバート・カーセン(演出)
ローリー・フェルドマン( 再演監督)
マイケル・レヴァイン(デザイン)
ゲイリー・マーダー(照明)
アルフォンス・プラン(振付)

収録:2013年9月、サンフランシスコ
◆Bluray
リージョン:All/1080i Full HD
16:9/PCM Stereo /
DTS-HD Master Audio 5.1
140分/字幕:伊英独仏韓
◆DVD
NTSC/16:9/PCM Stereo
Dolby Digital 5.1 / DTS 5.1
140分/字幕:伊英独仏韓
ボーイトの傑作「メフィストーフェレ」に新映像が登場です! アッリーゴ・ボーイトは、ヴェルディ「オテッロ」、「ファルスタッフ」の台本をはじめオペラ台本、詩、小節などで活躍しましたが、イタリアオペラに新風 を送り込んだ作曲家としても知られています。青年時代のボーイトがゲーテの「ファウスト」に基づいて台本を書き作曲したのが「メフィストーフェレ」。 鬼才の傑作と言うにふさわしい、実に斬新な傑作です。 タイトルロールを歌うバスが非常に重要。ここではロシア、ウファ出身のイルダール・アブドラザコフが力強い悪魔を魅力的に歌っています。さすがはリッ カルド・ムーティに認められ育てられただけに、ロシア人でありながら朗々と輝くイタリア的な美声とカンタービレな歌は申し分なし。ファウストは、いま やヴェルディ・テノールとして大人気のメキシコ出身のテノール、ラモン・ヴァルガス。ヒロイン二役、マルゲリータとエレナは共にパトリシア・ラセットが歌っ ています。ラセットは1965年生まれの米国のソプラノ。既にメトロポリタン歌劇場のプリマドンナとして150回以上も出演している今が最充実期のソプ ラノ。2013年12月のトリノ・レージョ劇場来日公演でトスカを歌って大きな話題になりました。 指揮は、サンフランシスコ歌劇場の音楽監督かつナポリのサン・カルロ劇場の音楽監督でもあるニコラ・ルイゾッティ。日本でもお馴染みのルイゾッティ がボーイトの斬新な音楽を生き生きと演奏しています。 この「メフィストーフェレ」の舞台は、今や大物オペラ演出家であるロバート・カーセンが、国際的活動を始めて間もない1988年、35歳の時にジュネー ヴ歌劇場のために制作したもの。この演出たいへんな人気を博し、サンフランシスコ歌劇場(1989年)、シカゴ・リリック・オペラ(1991年)、ヒューストン・ グランド・オペラ(1992年)、さらにはメトロポリタン歌劇場(1999年)と上演され、オペラ演出家カーセンの出世作となりました。1989年のサンフ ランシスコ歌劇場での上演が映像にもなっていますが、四半世紀経って映像の技術は格段に向上、鮮明画像でこの名舞台を楽しむことができます。 (Ki)
20-59684F(Bluray)
20-59688G(2DVD)
「ショウ・ボート」/サンフランシスコ・オペラ
ボーナス:アーティスト・インタビュー
音楽:ジェローム・カーン
脚本・作詞:オスカー・ハマースタイン2世
原作:エドナ・ファーバー
オーケストレーション:ロバート・ラッセル・ベネット
ハイディ・ストーバー(マグノリア)
マイケル・トッド・シンプソン(ゲイロード)
ビル・アーウィン(アンディ船長)
パトリシア・レーセット(ジュリー)
モーリス・ロビンソン(ジョー)
アンジェラ・レニー・シンプソン(クイーニー)
ハリエット・ハリス(パーシー)
キルスティン・ワイアット(エリー)
ジョン・ボルトン(フランク)、
パトリック・カミング(スティーヴ)、他
サンフランシスコ・オペラO&cho、ダンサー
ケイ・スターン(コンサートマスター)
イアン・ロベルトソン(合唱指揮)
ジョン・デメイン(指)
演出:フランチェスカ・ザンベロ
収録:2014年6月サンフランシスコ・オペラ、ライヴ

◆Blu-ray
画面:1080/60i Full HD
16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA 5.1
リージョン:All
字幕:英独仏西伊韓
144分+33分
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS- 5.1、DD5.1
リージョン:All
字幕:英独仏西伊韓
144分+33分
ミュージカルの記念碑的な作品「ショウ・ボート」。エドナ・ファーバー作の同名のベストセラー小説をミュージカル化。ブロードウェイでは572回もの ロングランを記録。その後は映画化もされた名作です。それまでのブロードウェイの舞台とは一線を画した、人種差別という社会問題に挑んだことでも話題 となり、さらにはジェローム・カーンが作曲した美しい音楽。劇中には「オール・マン・リバー」「愛さずにはいられない」など数々の名曲が生まれています。 ストーリーは、1880年代から1920年代のアメリカが舞台、ミシシッピ川に浮かぶ劇場船(ショウ・ボート)「コットン・ブロッサム号」では、毎夜、 豪華絢爛なショーが行われていました。ジュリーとスティーヴは一座の花形カップルでしたが、ジュリーに黒人の血が流れているために、当時ミシシッピで は禁じられていた異人種通婚の罪に問われて船を降りることになります。一方船長の娘マグノリアはギャンブラーのゲイロードと恋に落ち結婚。二人はジュ リーとスティーヴのかわりに看板俳優として舞台に立ちます。二人の間には娘キムが産まれ、船を降りてシカゴで生活していましたが、ゲイロードは借金を作っ て姿を消してしまいます。時は流れマグノリアはかつてコットン・ブロッサム号でともに舞台に立ったエリーとフランクの紹介でシカゴのナイト・クラブで歌 うことになります。マグノリアも娘のキムもブロードウェイで成功、コットン・ブロッサム号で凱旋公演を行うことになり、船長の取り計らいでゲイロードと マグノリアは再会してフィナーレを迎えます。 (Ki)
20-59704(Bluray)
20-59708D
コンテンポラリー・ダンス(ドキュメンタリー&舞台)
ウェイン・マクレガー/Going Somewhere ・ A Moment in Time

【抜粋】
「エンティティ」音楽:ジョビー・タルボット
「ダイアド1909」音楽:オーラヴル・アルナルズ
「クオリア」音楽:スキャナー
「リーメン」音楽:カイヤ・サーリアホ
台本・監督:カトリーヌ・ マキシモフ
振付:ウェイン・マクレガー

ダンサー:ランダム・ダンス[ネイル・フレミング・ブラウン、カタリナ・カルヴァーリョ、
アグネス・ロペス・リオ、パオロ・マンジョーラ、アンナ・ノヴァク、マキシム・トーマス、
アントニエ・ヴェレーケン、ジェシカ・ライト]
ロイヤル・バレエ団[マラ・ガレアッジ、ポール・ケイ、エドワード・ワトソン]
衣装:モーリッツ・ユンゲ

◆Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCM ステレオ
リージョン:0/字幕:英、独、仏
80mm(ドキュメンタリー)、30mm(舞台)
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:0/字幕:英、独、仏
80mm(ドキュメンタリー)、30mm(舞台)
イギリスの名門ロイヤル・バレエの専任振付師で、気鋭のダンス・カンパニー、ランダム・ダンスの主宰者でもあるウェイン・マクレガー。英国舞台批評家賞 を受賞するなど、優れた才能をもつ振付師として英国バレエ界注目の人物。 彼の振りつけは身体の動きを徹底的に追及し、人間の体の美しさを表現するのが特徴。身体能力と柔軟性に優れたダンサーを起用し、シンプルな衣装を着たダ ンサーたちのシャープな動きと鍛え上げられた肉体美を堪能することができます。 著名な映像監督カトリーヌ・ マキシモフによるドキュメンタリー「Going Somewhere」は、ウェイン・マクレガーがイギリスの小さな町の高校で行ったワークショッ プの模様が収められており、生徒たちと身体の動きが感情に作用するかどうか議論しています。そして、「A Moment in Time」と題された映像集では、ウェイン・ マクレガーの振付作品「エンティティ」「ダイアド1909」「クオリア」「リーメン」をランダム・ダンスとロイヤル・バレエのメンバーによるパフォーマンスで収録 しています。 人間の身体を使った現代美術である、コンテンポラリー・ダンスの真髄を伝える、貴重な内容となっております。 (Ki)
20-59814F(Bluray)
20-59818D
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番Op.107
ブリテン:シンフォニエッタOp.作品1
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番Op.10
マーラー・チェンバー・オーケストラ
テオドール・クルレンツィス(指)
スティーヴン・イッサーリス(Vc)

収録:2013 年 9 月6 日ブルージュ・コンセルトヘボウ、ベルギー(クララ国際音楽祭ライヴ)
監督:ヨハン・クレテンス

◆Bluray
画面:1080i Full-HD 16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All/82分
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All/82分
マーラー・チェンバー・オーケストラは1997年にクラウディオ・アバドとグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団の旧メンバーによって結成されました。 1998年にダニエル・ハーディングを首席客演指揮者として迎え以後2011年に桂冠指揮者に就任後も緊密な関係を結んでいます。さらにエサ=ペッカ・ サロネン、ピエール・ブーレーズ、ケント・ナガノ、ジョン・エリオット・ガーディナー、ロジャー・ノリントン、ウラジミール・ユロフスキ、トゥガン・ソ ヒエフ、ダニエレ・ガッティらとも定期的に共演し世界的に高い評価を得ています。
この映像は、毎年ユニークな音楽祭としてヨーロッパで注目を集めているベルギーのクララ国際音楽祭ライヴ。指揮はギリシャ出身の奇才として注目を 集めているテオドール・クルレンツィス。クルレンツィスは1972年アテネ生まれ。サンクト・ペテルブルク音楽院で、多くの指揮者を世に送り出したイリヤ・ ムーシンに師事。その後、作曲当時の楽器と慣習による演奏を目指すために、2004年ムジカエテルナを創設。2010年にはペルミ国立オペラ・バレエ劇 場の芸術監督に就任。マーラー・チェンバーとは、メルニコフと共演したショスタコーヴィチのピアノ協奏曲(KKC5223)でも、その比類なき才能を発 揮し、今最も世界から熱い視線を寄せられている指揮者の一人です。
ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲はイッサーリスがソリストとして登場。個性的なイッサーリスとクルレンツィスの鬼気迫る指揮、そして楽曲の持つエキ セントリックな顔が一体となった快演。ブリテンのシンフォニエッタは指揮者なしの演奏ですが、多彩な楽想を鮮やかに聴かせます。そしてショスタコーヴィ チの交響曲第1番では、ムジカエテルナの活動同様に、作曲家メッセージを丹念嗅ぎ取るクルレンツィスの音楽作りと独特の指揮姿に圧倒される、ただ ならぬ気迫に満ちた演奏です。 (Ki)

20-59848G(4DVD)
「レガート」〜世界のピアニスト
■DVD1〜世界のピアニスト/ローランド・ペンティネン【リスニング・トゥー・ユアセルフ】
クープラン:神秘なバリケード
ラモー:ガヴォットと変奏曲
ブゾーニ:アルバムブラット/悲歌集〜「トゥーランドットの居間」、「夜のワルツ」
サーリアホ:前奏曲/バラード
ショパン:バラード第4番
アルベニス:イベリア〜「ロンデーニャ」、「トリアーナ」
ラフマニノフ:幻想的小品集〜「セレナーデ」
ラヴェル:鏡〜「悲しい鳥たち」
【特典映像:ペンティネン・インタビュー】
■DVD2〜世界のピアニスト/マルク=アンドレ・アムラン【ノー・リミッツ】
ハイドン:ピアノ・ソナタ第31番 ホ長調
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
ドビュッシー:前奏曲第2集
アムラン:練習曲第7番(チャイコフスキーによる)
ガーシュウィン:Do Do Do,LIZA
【特典映像:アムラン・インタビュー】
■DVD3〜世界のピアニスト/ボリス・ベレゾフスキー【チェンジ・オブ・プランズ】
ベートーヴェン:ディアベッリの主題による変奏曲
メトネル:2つのおとぎ話〜「騎士の行進」、「鐘」、「妖精のおとぎ話」
 4つのおとぎ話〜Op.34-2、ヘ短調 Op.26-3、嬰ハ短調 Op.35-4
 6つのおとぎ話〜ニ短調 Op.51-1、イ短調 Op.51-2
ダフィズ・ルウェリン:Improvisation on "Change of Plans"
ゴドフスキー:古きウィーン
リャードフ:前奏曲 Op.40-3、 Op.46-3、Op.53-3
【特典映像:ベレゾフスキー・インタビュー】
■DVD4〜世界のピアニスト/ピエール・ローラン・エマール【ノット・ジャスト・ワン・トゥルース】
バッハ:「フーガの技法」から
 12度のカノン(2声)
 コントラプンクトゥス3
 コントラプンクトゥス4
 反行と拡大によるカノン (2声)
 コントラプンクトゥス 12-1 (転回形)
 コントラプンクトゥス 12-2 (転回形)
 コントラプンクトゥス 10
エリオット・カーター:マトリビュート、「2つのディヴァージョン」から第1、2番、カテネール
ジョージ・ベンジャミン:『シャドウラインズ』から第1、2、3、4、5、6番
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
【特典映像:エマール・インタビュー】
■DVD1
ローランド・ペンティネン(P) 
収録:2007年7月2日(ルール・ピアノフェスティヴァルでのライヴ


DVD2
マルク=アンドレ・アムラン(P)
収録:2007年6月29日 エッセン、フィルハーモニー(ライヴ)


■DVD3
ボリス・ベレゾフスキー(P)
収録:2006年7月14日 エッセン、フィルハーモニー(ライヴ)


■DVD4
ピエール=ロラン・エマール(P)
収録:2008年3月5日バイエルン芸術アカデミー









画面:カラー
音声: PCMステレオ、
DD 5.1、DTS 5.1
字幕:英独仏西
NTSC
Region All
有名な映像監督ヤン・シュミット=ガレが、エマール、ベレゾフスキー、アムラン、ペンティネンの現代を代表する4人のピアニストを取り上げたシリー ズ「世界のピアニスト」。 自身の音楽性に耳を澄ませ、繊細なタッチから生みだされる美しい音楽が魅力のスウェーデンのピアニスト、ローランド・ペンティネン。ピアノ演奏の限界 を超える超絶技巧で人々を驚愕させるマルク=アンドレ・アムラン。力強さと類まれなるテクニックを持ち、豊かな音楽性で人々を魅了するロシアのピアニ スト、ボリス・ベレゾフスキー。自身を音楽の通訳者と称し、古典から現代音楽まで作品を深く探求し続けるピエール=ロラン・エマール。 現代のクラシック音楽界の主軸であるピアノという楽器を見事自分のものにしている、現代最高のピアニストたちの素顔に迫った映像集です。 (Ki)

20-59854F(Bluray)
20-59858D
ヨーロッパコンサート2014/バレンボイム
ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
エルガー:交響的習作「ファルスタッフ」
チャイコフスキー:交響曲第5番
ダニエル・バレンボイム(指)BPO

収録:2014年5月1日ベルリン・フィルハーモニー
◆Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Master Audio5.1
リージョン:All
90分(+ボーナス10分)

◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS 5.1、DD5.1
リージョン:All
90分(+ボーナス10分)
1882年5月1日に創立されたベルリン・フィル。毎年記念日である5月1日に行われるヨーロッパコンサートは、ヨーロッパ各地の名所旧跡で行わ れ聴衆を楽しませています。2014年は、ベルリン・フィルの本拠地ベルリン・フィルハーモニー。2014年は開場50周年を迎えたため、地元ベルリン で開催されました。プログラムは、シェイクスピア生誕450周年にちなむ作品を取り上げています。指揮はバレンボイム。 コンサートは、シェイクスピアの戯曲「ウィンザーの陽気な女房たち」に基づくオットー・ニコライのオペラ「ウィンザーの陽気な女房たち」の序曲で開始 されます。そして英国を代表する作曲家エルガーの交響的習作「ファルスタッフ」。シェイクスピアの戯曲「ヘンリー4世」に登場するファルスタッフを管 弦楽曲で描いた作品です。R.シュトラウスの交響詩を思わせるオーケストレーションと、エルガーらしい抒情的に歌われる穏やかなメランコリーが魅力的 な曲。ベルリン・フィルの巧みな表現力とバレンボイムの的確な解釈で聴かせています。そして最後はシェイクスピアを愛した作曲家チャイコフスキーの交 響曲第5番。この作品は近年ベルリン・フィルではあまり取り上げられていませんが、バレンボイムは、1995年にシカゴ響と2004年にウエスト・イー スタン・ディヴァン・オーケストラと録音しています。人間の感情表現が織り込まれた作品で、音響的な盛り上がりをみせる終楽章に向けてテンポがあがっ ていき、バレンボイム特有の密度の濃い演出で、高い演奏効果が感じられ、公演の興奮が伝わってくる演奏です。 (Ki)

20-59884F(Bluray)
20-59888D
プレスラー90歳記念コンサート・アット・パリ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番
 ロンド.イ短調K.511、
 ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595*
ドビュッシー:月の光*

■ボーナス映像
プレスラーとヤルヴィの対談
監督:セバスティアン・グラス&コランタン・ルコント
パーヴォ・ヤルヴィ(指)パリO
メナヘム・プレスラー(P)

収録:2012年10月17日*、2014年1月29日(K.488,K.511)、サル・プレイエル、パリ

◆Bluray
画面:1080 60i
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Master Audio5.1
本編:82 分、ボーナス:13 分
リージョン:All
◆DVD
画面:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
本編:82 分、
ボーナス:13 分、リージョン:All
1923年生まれの巨匠ピアニスト、メナヘム・プレスラー。ボザール・トリオの創設メンバーとして長きに渡り活躍し、2008年解散後から精力的にソ リストとして世界各地でコンサートを行っています。2014年に来日し、庄司紗矢香と行ったデュオ・リサイタルでは、慈悲深い演奏で静かな感動が会場 に広がりました。
この映像は、2012年と2014年にパリのサル・プレイエルで行われた、パーヴォ・ヤルヴィ指揮パリ管弦楽団とのモーツァルトピアノ協奏曲のコンサー トの模様。第27番はまもなく89歳を迎えようとした2012年10月パリ管定期演奏会での収録。モーツァルト最後の協奏曲である本作品は、崇高な美 しさを持った名曲として親しまれています。プレスラーの作為的なものがまるで感じられない穏やかな演奏で、詩的で味わい深く聴かせてくれます。またア ンコールのドビュッシーの月の光も、繊細さと抒情性に溢れる、聴く者の心の深淵に響く演奏です。
そして90歳の誕生日を祝う記念コンサートで演奏された第23番。この作品でなんといっても美しいのが第2楽章。凛としたピアノソロではじまり、そ れを引き継ぐ木管群の哀愁漂う旋律。プレスラーの崇高な音楽がモーツァルト特有の天衣無縫な美しさを十二分に表現しています。プレスラーは2014 年のベルリン・フィルのジルヴェスターコンサートでラトルと同曲を演奏予定です。
またプレスラーに寄り添うようなパーヴォ・ヤルヴィとパリ管の優しい演奏も好印象。なんとも心温まるライヴ映像集となっています。 (Ki)

20-59924J(Bluray)

20-59928J(2DVD)

ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」

+舞台裏(シュテファン・ヘアハイムらスタッフのインタビュー)
ルサルカ:ミルト・パパタナシウ(S)、
王子:パヴェル・チェルノフ(T)、
外国の皇女:アンナレーナ・ペーション(S)、
水の精:ウィラード・ホワイト(Bs)、
魔法使い:ルネ・モルロック(A)、
三人の木の精:エカテリーナ・イサチェンコ(S)、
キム・ヨンヘ(S)、ノナ・ヤヴァヒーゼ(A)ほか
アダム・フィッシャー(指)
王立モネ劇場O&cho
演出:シュテファン・ヘアハイム

収録:2012年3月/モネ劇場(ライヴ)
◆Bluray
リージョンオール
1080i Full HD 16:9
音声:
DTS HD Master Audio Surround
PCM STEREO
152’(本編)+10’(ボーナス)
字幕:英独仏蘭韓
◆DVD
リージョンオール
カラーNTSC 16:9
音声:DTSサラウンド5.1 /
DD5.1 / PCMステレオ
152’(本編)+10’(ボーナス)
字幕:英独仏蘭韓
奇才シュテファン・ヘアハイムの過激な演出が話題となった「ルサルカ」。2012年3月にアダム・フィッシャーがモネ劇場で行った公演がブルーレイ& DVDで登場します。
ドヴォルザークの「ルサルカ」は、深い森にある湖の精ルサルカが、人間の王子に恋をし、魔法で人間の姿にしてもらいます。それには口を利かないこ とと、相手が心変わりしたら湖底に引き込むことを条件とされます。希望通り王子と近づきになれますが、全く口を利かない彼女に不満な王子は他の女性 に心変わりし、条件通りの悲劇に終ります。
ヘアハイムの演出は現代のブリュッセル街中に場所を移し、ルサルカは娼婦、水の精は年老いた客、王子はその若き日の姿、魔法使いは老人の妻とい う設定となっています。ルサルカに誘われた老人は、初恋の人の面影を見て買おうとしますが、老妻に見つかり家へ入れてもらえません。そこで夢とも妄 想ともつかぬ世界となり、次々と殺人を犯すという犯罪劇となっています。
ルサルカ役はギリシャのミルト・パパタナシウ。近年世界中のオペラハウスでひっぱりだこの人気。ここでも魅力的なルサルカを演じています。ことに見 せ所のロマンティックなアリア「月に寄せる歌」は月ではなくパラボラ・アンテナに向うところなど、天体オタクの心をとらえて離しません。フィッシャーの 音楽作りも流麗かつ構成力満点。これほど刺激的な「ルサルカ」は他にありません。 (Ki)
20-59934F(Bluray)
20-59938D
アンネッテ・ダッシュ〜グレートヒェンフラーゲ
シューベルト:劇音楽「キプロスの女王ロザムンデ」より抜粋、
糸を紡ぐグレートヒェン、アヴェ・マリア
ヴェルディ:歌曲集より抜粋
 歌劇「オテロ」〜アヴェ・マリア「み恵溢るる聖母マリア」
シューマン:歌劇「ゲノフェーファ」〜ゲノフェーファのアリア
ベルリオーズ:劇物語「ファウストの劫罰」〜燃える恋の思いに
グノー:歌劇「ファウスト」〜マルグリートのアリア「宝石の歌」、ワルツ

【ボーナス】ドキュメンタリー:音楽が最も重要である理由
ア ンネッテ・ダッシュ(S)
マルク・ピオレ(指)ミュンヘン放送O

収録:2011年ヘラクレスザール、ミュンヘン王宮内
◆Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、DTS HD MA 5.1
リージョン:All/字幕:英・独・仏
90分(本編)+30 分(ボーナス)
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、DTS 5.1、DD5.1
リージョン:All/字幕:英・独・仏
90分(本編)+30 分(ボーナス)
アンネッテ・ダッシュは1976年ベルリン生まれのソプラノ歌手。ミュンヘン音楽大学でヨーゼフ・ロイブル氏に師事。2000年ジュネーヴ国際音楽コンクー ル声楽部門で第1位を獲得。その後はフォルクスオーパー、ザルツブルク音楽祭、メトロポリタン歌劇場、バイロイト音楽祭と世界中の劇場から引っ張り だこの人気ソプラノ歌手として活躍しています。 この映像は、2011年ミュンヘンのヘラクレスザールで行われた2010/2011シーズン追加公演。ゲーテの「ファウスト」から取った「Gretchenfrage(グ レートヒェンフラーゲ)」を掲げて行われた演奏会で、ファウストの恋人グレートヒェンが見舞われる悲劇を歌ったシューベルト、シューマン、ベルリオー ズなどの作品がプログラムされています。 さらにボーナス映像では、「音楽が最も重要である理由」と題したドキュメンタリーが収められています。バイロイト、ジュネーヴ、ミュンヘン、ベルリンの ツアー・リハーサルを中心に、アンネッテ・ダッシュの音楽性、人間性に迫っています。 (Ki)
20-59944F(Bluray)
20-59948D
ジョルジョ・バッティステッリ(1953-):実験としての世界〜実験的オペラ(1981)

【ボーナス】
舞台裏、実験としての世界リミックス
監督:ジャンカルロ・マトコヴィッチ
ジョルジョ・バッティステッリ(指)
ニコラ・ラッフォーネ(打楽 器)
ペッペ・セルヴィッロ(声・語り)
収録:2013年5月パルコ・デッラ・ムジカ音楽堂(ボーナス)

◆Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ,
DTS-HD Master Audio 5.1
リージョン:All
字幕:英、独、仏
100分【58分(演奏)+4 2 分(ボーナス)】

◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ,
DTS 5.1,DD5.1
リージョン:All
字幕:英、独、仏
100分【58分(演奏)+4 2 分(ボーナス)】
イタリアの現代作曲家ジョルジョ・バッティステッリ。16人の職人と4人の女性ヴォーカル、俳優、打楽器奏者のための音楽劇作品「実験としての世 界〜実験的オペラ(Experimentum Mundi an Experimental Opera)の映像が発売されます。舞台はバッティステッリの故郷、イタリア南部の街アル バーノ・ラツィアーレ。生活と芸術の溝を埋める試みとして、バッティステッリはこの作品の中で日々の暮らしの音を実際の職人たち― 靴職人,パン職 人,石工職人,左官屋,鍛冶屋、刃物屋 ― が作業をして音を出し、妻たちがコーラスをするという日常の生活から「楽器」を作り出しています。また、 題材として、哲学者のエルネスト・ブロッホの同名の著書からもヒントを得ているということ。実験的な作曲語法と多様な挑戦を試みるバッティステッリの 音楽を視覚的に体感できる貴重な映像です。 (Ki)

20-59968D
20-59964F(Bluray)
バーデン=バーデン復活祭音楽祭2014
リゲティ:アトモスフェール
ワーグナー:『ローエングリン』第1幕前奏曲
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85
ストラヴィンスキー:バレエ『春の祭典』
サイモン・ラトル(指)BPO
ソル・ガベッタ(Vc)

収録:2014 年 4月20日バーデン=バーデン祝祭劇場
映像監督:トルベン・シュミット・ヤコブセン
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:DTS5.1、DD5.1、PCMステレオ
リージョン:All、90分
◆Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:DTS-HD MA5.1、PCMステレオ
リージョン:All、90分
ベルリン・フィルのイースター音楽祭は、2013年よりザルツブルグからドイツの保養地のバーデン・バーデンに場所を移して開催されています。この 映像は2014年の同音楽祭の模様で、注目はアルゼンチン出身の美しき人気チェリスト、ソル・ガベッタのベルリン・フィル・デビューとなった公演です。 彼女はロマンティックなエルガーのチェロ協奏曲をエネルギッシュに演奏しています。しなやかで情熱的な彼女のチェロは必聴。 また、《春の祭典》に、リゲティの《アトモスフェール》とワーグナーの《ローエングリン》前奏曲という凝った組み合わせにも注目。《アトモスフェール》 は、キューブリックの映画『2001年宇宙の旅』で有名になった作品。和音も旋律もない音楽で無限の宇宙の広がりをしめすようです。リゲティとワーグナー は続けて演奏され、ラトルは「《アトモスフェール》の浮遊するような響きから《ローエングリン》のイ長調和音は、聴き手にショックを与えるだろう」と 語っています。宇宙の謎を示唆する《アトモスフェール》から《ローエングリン》の聖杯は、はるかなる旅路へと出発し、『春の祭典』へと続くプログラム は大変刺激的です。また、音楽の流れに沿って巧みに展開するカメラワークも必見です。 (Ki)



20-59984(3Bluray)
20-59988(3DVD)
ヴァルトビューネBOX
■Disc1:ヴァルトビューネ2009
チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」〜【序曲、クリスマス・ツリー、マーチ、パ・ド・ドゥ〜イントラーダ】
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
リンケ:ベルリンの風(アンコール)
■Disc2:ヴァルトビューネ2010
ムソルグスキー(R=コルサコフ編):交響詩「禿山の一夜」
ドヴォルザーク:「ルサルカ」Op.114〜「月に寄せる歌」*
ハチャトゥリアン:バレエ音楽「スパルタクス」〜「アダージョ」
R.シュトラウス:「カプリッチョ」Op.85〜「最後の場」*
ワーグナー:「リエンツィ」序曲
コルンゴルト:「死の都」〜「わたしに残されたしあわせ」*
R.シュトラウス:歌曲集Op.10〜「献身」*
エルガー:愛のあいさつ
プッチーニ:「ボエーム」〜「さようなら」*
プッチーニ:「トゥーランドット」〜「氷のような姫君の心も」*
 「ジャンニ・スキッキ」〜「わたしのおとうさん」*
レオンカヴァッロ:「ボエーム」〜「ミュゼットはみずみずしい唇に美しい歌を」*
 「ボエーム」〜「ミミ・ピンソンは金髪娘」*
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ディニーク:ホラ・スタカート
リンケ:ベルリンの風(アンコール)
■Disc3:ヴァルトビューネ2011
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番
ニーノ・ロータ:組曲「道」
レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」 交響詩「ローマの松」
ショスタコーヴィチ:「ムツェンスクのマクベス夫人」組曲〜アレグレット
レスピーギ:バレエ組曲「シバの女王ベルキス」〜戦いの踊り
リンケ:ベルリンの風(アンコール)
■Disc1
イエフィム・ブロンフマン(P)
サイモン・ラトル(指)BPO
収録:2009年6月21日ベルリン、オリンピックスタジアム(ライヴ)

■Disc2
ルネ・フレミング(S)*
イオン・マリン(指)BPO
収録:2010年6月27日ベルリン、ヴァルトビューネ野外音楽堂(ライヴ)

■Disc3
リッカルド・シャイー(指) BPO
収録:2011年8月23日ベルリン、ヴァルトビューネ野外音楽堂(ライヴ)

◆Bluray
画面:16:9
1080i Full HD
音声:PCMステレオ,DD5.1,DTS5.1
リージョン:All
字幕:英、独、仏
1BD:104分/2BD:105分/3BD:125分
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ,DD5.1,DTS5.1
リージョン:All
字幕:英、独、仏
1DVD:104分/2DVD:105分/3DVD:125分
ベルリン・フィルが毎年シーズンの最後に野外で行うヴァルトビューネ・コンサート。ヴァルトビューネならではのリラックスした会場の雰囲気の中、至福の 音楽を楽しめる映像がお買い得3枚組となって登場。毎夏を待ちに待って詰めかけた20,000人を超える聴衆の興奮と熱狂も一入といったところで、大満足の 表情が画面からも伝わってきます。
2009年はサー・サイモン・ラトルが登壇し、ロシアの作曲家チャイコフスキー、ラフマニノフ、ストラヴィンスキーの作品。ソリストにブロンフマンを迎え たラフマニノフのピアノ協奏曲第3番。不安定な天候の中スタートした後半のプラグラム「春の祭典」は、輝かしいサウンドと底知れぬパワーでクライマックス に向かっていく様は圧巻です。
2010年の主役はMETの女王、ルネ・フレミング。ドヴォルザーク、プッチーニなどのアリアを美しく歌い上げ、「愛の夜(Nacht der Liebe)」と題した夏 の夜のコンサートを盛り上げています。指揮はルーマニア出身の気鋭イオン・マリン。「禿山の一夜」では絶妙なハーモニーと精密なニュアンス、弦は常に柔らかく、 管は華麗に表情豊かに鳴らし、濃密な音楽を作っています。
2011 年はリッカルド・シャイーが登場し、レスピーギをメインに、シャイーと同じミラノ出身の作曲家ニーノ・ロータほか、シャイーがコンセルトヘボウ管弦 楽団の首席指揮者時代にセッション録音して人気に火を付けたショスタコーヴィチの「ジャズ組曲」を取り入れるなど、いつもながら聴衆を楽しませることに工 夫を凝らしたプログラム構成となっています。 (Ki)

20-59994F(Bluray)
20-59998D
アルゲリッチ&バレンボイム/ピアノ・デュオ
モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ.ニ長調 K.448
シューベルト:創作主題による8つの変奏曲変イ長調 D.813
ストラヴィンスキー:「春の祭典」(2台ピアノ版)
マルタ・アルゲリッチ(P)
ダニエル・バレンボイム(P)

録音:2014年4月、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
◆Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ
DTS HD MA5.1
リージョン:All/76分
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS5.1,DD5.1
リージョン:All/76分
すですにCDで発売され話題となっている演奏です。 収録曲目は、モーツァルト、シューベルト、ストラヴィンスキーという組み合わせ。バレンボイムがプリモ、アルゲリッチがセコンドを担当。指揮者バレ ンボイムとしての先導力を発揮して、アルゲリッチとのタイミングを計っているようにも見受けられますが、アルゲリッチは自由奔放、躍動的に演奏してい ます。 モーツァルトでは、2人の美音が際立ち、柔らかで穏やかな音楽を作り上げています。連弾のシューベルトは、弾き始める前に、バレンボイムがアルゲリッ チの手にそっと合図している姿が映し出されています。演奏はシューベルトらしい深い味わさを熟練者2人が丁寧に奏でています。そしてこの演奏会のハ イライトはストラヴィンスキーの「春の祭典」。ダイナミックで原色的色彩感に満ち、推進力と高揚感、オーケストラを思わせる圧巻の演奏です。 (Ki)

20-60368D
チェリビダッケ/リハーサル&パフォーマンス
R・シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら(リハーサルと本番)、
リムスキー・コルサコフ:シェエラザード
セルジュ・チェリビダッケ(指)
シュトゥットガルトRSO

収録:1965年1月、1982年11月*

20-60574F(Bluray)
20-60578D
ドヴォルザーク:レクイエムOp.89 イルゼ・エーレンス(S)
ベルナルダ・フィンク(A)
マクシミリアン・シュミット(T)
ネーサン・バーグ(Bs)
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
ロイヤル・フランダースPO
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)

収録:2014 年 4 月、デシンゲル・コンサートホール、アントワープ
◆Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、DTS HD MA5.1
字幕:英仏独西羅
リージョン:All、97分
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DTS 5.1、DD5.1
字幕:英仏独西羅
リージョン:All、97分
ドヴォルザークの円熟期に書かれた傑作「レクイエム」の、フィリップ・ヘレヴェッヘ率いるコレギウム・ヴォカーレとロイヤル・フランダース・フィル(2017 年にアントワープSOに改名)によるライヴ映像が発売されます。同日の演奏はすでにCDでリリースされていますが、評価の高い演奏だっただけに 映像で確認できるのは嬉しいところ。 ドヴォルザークのレクイエムは、2部構成、全13曲からなる大曲で、「スターバト・マーテル」と並んで2大宗教曲に位置付けられています。レクイエム は100分近い作品でありますが、ドヴォルザークらしい美しい旋律に彩られ、ドヴォルザークが作品に込めた祈り、そして荘厳で敬虔な心情があふれ出 た音楽を存分に味わうことができます。 ヘレヴェッヘの卓越した手腕により、コレギウム・ヴォカーレの洗練された合唱、そしてロイヤル・フランダース・フィルの緻密なハーモニーと美しい弦を 余すところなく披露しています。さらにソリスト4人の充実した歌唱も聴きどころ。特に繊細で美しいソプラノのイルゼ・エーレンスと情感豊かな声をもつ ベルナルダ・フィンク2人の声が溶け合う時の響きは絶品です。 (Ki)

20-60658D
ヴェルビエ音楽祭20周年記念コンサート

(1)シューベルト:ピアノ三重奏変ロ長調D.898(Op.99)〜第2楽章
(2)ドヴォルザーク:ピアノ五重奏第2番イ長調Op.81〜第2楽章
(3)ヨーラン・フロスト:クレズマー舞曲第3番
(4)シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44〜第1楽章
(5)モンティ・アレキサンダー:Happy Birthday変奏曲
(6)プロコフィエフ(プレトニョフ編):組曲「シンデレラ」第2番Op.108

ショパン(シトコヴェツキー編):24の前奏曲Op.28
(7)第1番ハ長調
(8)第2番イ短調
(9)第3番ト長調
(10)第4番ホ短調
(11)第5番ニ長調
(12)第6番ロ短調
(13)第7番イ長調
(14)第8番嬰ヘ短調
(15)第9番ホ長調
(16)第10番嬰ハ短調(即興)
(17)第11番ロ長調
(18)第12番嬰ト短調
(19)第13番嬰ヘ長調
(20)第14番変ホ短調
(21)第15番変ニ長調 「雨だれ」
(22)第16番変ロ短調
(23)第17番変イ長調
(24)第18番ヘ短調
(25)第19番変ホ長調)
(26)第20番ハ短調
(27)第21番変ロ長調
(29)第22番ト短調
(30)第23番ヘ長調
(31)第24番ニ短調
(1)エフゲニー・キーシン(P)、ルノー・カプソン(Vn)、ゴーティエ・カプソン(Vc)
(2)エベーヌQ、メナヘム・プレスラー(P)
(3)マルティン・フロスト(Cl)、 ヴェルビエ祝祭管
(4)エマニュエル・アックス(P)、レオニダス・カヴァコス(Vn)、ガーボル・タカーチ=ナジ(Vn)、アントワン・タメスティ(Va)、ゴーティエ・カプソン(Vc)
(5)モンティ・アレキサンダー(P)
(6)ミハエル・プレトニョフ(P)、ダニエル・トリフォノフ(P)
(7)ユジャ・ワン(P)
(8)ユーリ・バシュメット(Va)、ニコラ・アンゲリッシュ(P)
(9)イリア・グリンゴルツ(Vn)、レーラ・アウエルバッハ(P)
(10)マルティン・フロスト(Cl)、ジュリアン・カンタン(P)
(11)ローマン・ラビノヴィッチ(P)
(12)ミッシャ・マイスキー(Vc)、リリー・マイスキー(P)
(13)ミハエル・プレトニョフ(P)
(14)ダヴィッド・アーロン・カーペンター(Vn)、ジュリアン・カンタン(P)
(15)アントワン・タメスティ(Va)、メナヘム・プレスラー(P)
(16)モンティ・アレキサンダー(P)
(17)ヴィルデ・フラング(Vn)、エマニュエル・アックス(P)
(18)ダニエル・トリフォノフ(P)
(19)メナヘム・プレスラー(P)
(20)ジュリアン・カンタン(P)
(21)エベーヌQ、リー・ナッシュ
(22カティア・ブニアティシヴィリ(P)
(23)レオニダス・カヴァコス(Vn)、ダニエル・トリフォノフ(P)
(24)ニコラ・アンゲリッシュ(P)
(25)ルノー・カプソン(Vn)、カティア・ブニアティシヴィリ(P)
(26)エマニュエル・アックス(P)
(27)ドミトリー・シトコヴェツキー(Vn)、 ミハエル・プレトニョフ(P)
(29)レーラ・アウエルバッハ(P)
(30)ゴーティエ・カプソン(Vc)、ユジャ・ワン(P)
(31)エフゲニー・キーシン(P)

収録:2013年7月28日ヴェルビエ音楽祭(ライヴ)
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
リージョン:All/98分
スイスのスキーリゾート地で1993年から毎年夏に行われているヴェルビエ音楽祭は、2013年で20周年を迎えました。アルプスの山々に囲まれた穏 やかな雰囲気や、若手の育成に力を入れるプログラム、そして世界有数のトップアーティストが集結する豪華な演奏会など見どこと満載の音楽祭です。 このDVDには、音楽祭20周年を記念して行われたアニヴァーサリー・コンサートの模様が収録されています。記念コンサートには、20年の歴史を振 り返るような、豪華な出演者が勢ぞろいし、お祝いムードを盛り上げています。 まずは常連かつ世界的ピアニストのエフゲニー・キーシンが、カプソン兄弟と演奏したシューベルトの三重奏曲からはじまります。そして90歳の巨匠ピ アニスト、メナヘム・プレスラーと若手カルテット、エベーヌ四重奏団によるドヴォルザークのピアノ五重奏第2番。さらにオスカー・ピーターソンの後継 者と言われ、圧倒的なテクニックと表現力で魅了するジャマイカ出身のジャズ・ピアニスト、モンティ・アレキサンダーによるHappy Birthday変奏曲。 ロシアの新旧 2 大ピアニスト、プレトニョフとトリフォノフによるプレトニョフ編曲組曲「シンデレラ」。されにメイン・プログラムは、シトコヴェツキー編 曲によるショパンの24の前奏曲全曲。ユジャ・ワン、バシュメット、マルティン・フロスト、アウエルバッハ、プレスラー、マイスキー親子、プレトニョフ、 トリフォノフ、カプソン兄弟、キーシン、そしてシトコヴェツキー本人と1曲1曲の出演者の豪華さに驚きます。 (Ki)
20-60808D
C.P.E.バッハ:受難カンタータ「救世主の最後の受難」Wq.233(H.776) ハルトムート・ヘンヒェン(指)
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハCO
クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ1)
エレン・シュリング(ソプラノ2)
アネッテ・エルスター(A)
トーマス・デヴァルト(T)
ローマン・トレーケル(Br)
ラファエル・アルパーマン(Org)
ハレンザー・マドリガリステン アンドレアス・ゴプフェルト

収録:1994 年 9月11日、コンツェルトハウス・ベルリン、ベルリン芸術週間ライヴ
1951年から毎年9月に開催されている「ベルリン芸術週間」。この映像は、1994年に行われた「ベルリン芸術週間」の公演から、ハルトムート・ヘンヒェ ン指揮によるC.P.E.バッハの宗教大作である受難カンタータ「救世主の最後の受難」。 2014年はC.P.E.バッハ生誕300年の記念の年ですが、この映像の1994年も生誕280年のアニヴァーサリー・イヤーとして本作が取り上げられました。 演奏するカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ室内管弦楽団は、1969年に設立され、1980年からハルトムート・ヘンヒェンが芸術監督を務め急激 な進化と遂げました。
C.P.E.バッハは、大バッハの次男であり、ソナタ形式の確立に重要な役割を果たした作曲家です。さらに宗教音楽の分野でも、当時高く評価されてい ました。C.P.E.バッハは、おもにフリードリヒ大王に仕えたベルリン時代とテレマンの後任として楽長を務めたハンブルク時代の2つに分かれます。前者 では、周知の通りフルートのための作品を多く残していますが、宗教作品の多くはハンブルク時代に書かれています。本作受難カンタータ「救世主の最後 の受難」は、1770年作曲され、宗教的な敬虔さはもちろん、その中にもC.P.E.バッハらしい理知的でユーモアに富んだ独創的な楽想が展開されています。
ソリストとして登場するのは、知性と美声を兼ね備えたドイツの名ソプラノ、クリスティーネ・シェーファー。国際ベルヴェデーレ・オペラ・コンクール、 ベルリン・ドイツ連邦歌唱コンクールなどの優勝経験をもつ実力派テノール、トーマス・デヴァルト。ベルリン国立歌劇場のソリストとして活躍しているバ リトン、ローマン・トレーケル。そしてオルガンには名鍵盤楽器奏者、ラファエル・アルパーマンなどが顔を揃えています。 (Ki)
20-60854(4Bluray)
20-60858(5DVD)
クラシック音楽の巨匠たち

■Disc1
(1)バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)
(2)モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
(3)ハイドン:交響曲第94番「驚愕」
(4)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
(5)ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」

■Disc2
(1)シューベルト:交響曲第8番「未完成」
(2)ベルリオーズ:幻想交響曲
(3)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
(4)シューマン:ピアノ協奏曲
(5)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲

■Disc3
(1)ブルックナー:交響曲第8番
(2)チャイコフスキー:交響曲第5番
(3)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
(4)ドビュッシー:海
(5)マーラー:交響曲第5番

■Disc4
(1)マーラー:大地の歌
(2)ストラヴィンスキー:春の祭典
(3)R.シュトラウス:アルプス交響曲
(4)ラヴェル:ボレロ
(5)バルトーク:管弦楽のための協奏曲
■Disc1
(1)ゴットフリード・フォン・デア・ゴルツ(指)フライブルク・バロックO
 ロバート・レヴィン(司会)
(2)ハルトムート・ヘンヒェン(指&司会)C.P.E.バッハCO
(3)マリス・ヤンソンス(指)BPO
 ロバート・レヴィン(司会)
(4)クラウディオ・アバド(指)BPO
 ウルフ・コーノルト(司会)
(5)クラウディオ・アバド(指)BPO
 ウルフ・コーノルト(司会)
■Disc2
(1)ダニエル・バレンボイム(指)BPO
 ハバクク・トレーバー(司会)
(2)マリス・ヤンソンス(指)BPO
 ウルフ・コーノルト(司会)
(3)クルト・マズア(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
 アルミン・コッホ(司会)
(4)リッカルド・シャイー(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
 マルタ・アルゲリッチ(P)
 ウルフ・コーノルト(司会)
(5)クラウディオ・アバド(指)BPO
 ギル・シャハム(Vn) 
 ヴォルフガング・サントベルガー(司会)
■Disc3
(1)ピエール・ブーレーズ(指)VPO
 ハバクク・トレーバー(司会)
(2)クラウディオ・アバド(指)BPO
 コンスタンティン・フローロス(司会)
(3)クラウディオ・アバド(指)BPO
 マイケル・ベッカーマン(司会)
(4)ダニエル・バレンボイム(指)CSO
 ポール・ロバーツ(司会)
(5)クラウディオ・アバド(指)ルツェルン祝祭O
 ジェレミー・ブラハム(司会)
■Disc4
(1)セミヨン・ビシュコフ(指)ケルンWDR響
 ハバクク・トレーバー(司会)
(2)ベルナルト・ハイティンク(指)BPO
 ピーター・ヒル(司会)
(3)ジュゼッペ・シノーポリ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
 ハバクク・トレーバー(司会)
(4)ダニエル・バレンボイム(指)BPO
 ポール・ロバーツ(司会)
(5)ピエール・ブーレーズ(指&司会)BPO
◆Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All/600分
字幕:英独仏西韓中
◆DVD
画面: 16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
リージョン:All/600分
字幕:英独仏西韓中
ドイツのクラシック専門チャンネル「クラシカ」とEURO ARTSレーベルからコラボレーションした映像商品。クラシックの名曲20作品を、博識な人 物が楽曲について解説し、一流の演奏家が演奏した映像とともに、楽しむという内容です。「ストラヴィンスキーの” 春の祭典” の初演時に観客が口論し乱 闘があったのを知っていますか?」「シューベルトの未完成交響曲はなぜ未完成なのか?」「ベートーヴェンの交響曲第5番にはどのような運命の背景があ るのでしょうか?」「ハイドンの驚愕はどうして、そのようなタイトルになったのでしょうか?」といったその楽曲にまつわる有名なエピソードを交え、作品を わかりやすく解説しています。またベルリン・フィル、ウィーン・フィルといった世界一流のオーケストラの演奏で収録されていますので、クラシック初心者 から愛好家まで十分に楽しむことのできる映像集となっております。 (Ki)

20-60868G
カルロス・クライバー・イン・リハーサル&パフォーマンス
J・シュトラウス:「こうもり」序曲(演奏8分/リハ34分)
ウェーバー:「魔弾の射手」序曲(演奏10分/リハ46分)
カルロス・クライバー(指)
シュトゥットガルトRSO(旧南ドイツRSO)

収録:1970年
プロデューサー:ジェラルド・ワイスコフ
ディレクター:ディーター・エルテル
画面:NTSC 4:3
音声:PCMステレオ/リージョン:All
字幕:英仏西伊/言語:ドイツ語
モノクロ/102分
カルロス・クライバーによる喜歌劇「こうもり」と歌劇「魔弾の射手 序曲」の練習風景と本番演奏を収録した貴重な映像記録集。この映像は以前他社 から発売されていたものですが、没後10年を機に再リリースしたものです。 クライバーはレコーディングの数も少なく、演奏会をキャンセルすることが多かったと言われていますが、圧倒的なカリスマ性で、死後10年が経った今も なお絶大な人気を誇っています。クライバーの作り出す音楽は鮮烈。しかも繊細かつ大胆な音楽の流れを生み出すことのできる、唯一無二の天才。その 天才が、どのようにして楽団員たちと至上の音楽を作り上げているのかを、この映像では詳細に描き出しています。緻密で明確な言葉で団員たちに指示を していき、音楽に肉付けをする。さらには、キャンセル魔であったクライバーは、少々気難しいというイメージがありますが、団員たちとの仲は極めて良好で、 むしろクライバーは謙虚な姿勢でリハーサルに望んでいることがわかります。 自身の求める音楽にむけて完璧な音楽を作り上げていく様は必見です。 (Ki)

20-60874F(Bluray)
KKC-9123(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価

20-60878D
KKC-9124
日本語帯・解説付
税込定価
モーリス・ベジャール振付/ベートーヴェン「第九交響曲」 音楽:ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン
振付:モーリス・ベジャール
ズービン・メータ(指)イスラエルPO
芸術監督:ジル・ロマン
出演:東京バレエ団、
モーリス・ベジャール・バレエ団
クリスティン・ルイス(S)
藤村実穂子(Ms)
ペーター・スヴェンソン(T)
アレクサンダー・ヴィノグラードフ(Bs)
栗友会(合唱) 
栗山文昭(合唱指揮)

収録:2014年11月8&9日 NHKホール、東京、ライヴ
◆Bluray
画面:1080i Full HD
16:9 (3D & 2D)
音声:PCMステレオ、
DTS HD MA5.1
リージョン:All
字幕:英独韓日/88分
◆DVD
画面: 16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、
DTS 5.1、DD5.1
リージョン:All
字幕:英独韓日/88分
1964年東京バレエ団が創立された年に初演されたモーリス・ベジャール振付によるベートーヴェン「第九交響曲」。東京バレエ団創立50周年にモー リス・ベジャール・バレエ団との共同制作により東京、NHKホールで2014年に上演された際の映像がDVDとブルーレイで発売されます。ダンサー、オー ケストラ、独唱歌手、合唱団の総勢350人が繰り広げる大スペクタクルの舞台が高画質で楽しむことができます。
モーリス・ベジャール・バレエ団の芸術監督ジル・ロマンがニーチェが「悲劇の誕生」を朗読する<プロローグ>。褐色の衣装をまとった数十人のダン サーが登場し大地に息づく生命を表現し、ソリスト柄本弾と上野水香の躍動的な踊りも注目の<第1楽章>。燃える赤の衣装で本能的に踊る<第2楽章 >。白の衣装をまとったダンサーたちが静謐に美しく愛のダンスを踊る<第3楽章>。黄色の衣装のダンサーが登場し次第に多国籍のダンサーを加わり「歓 喜の歌」が始まる<第4楽章>。ダンスと音楽を調和させたズービン・メータの指揮は、初演から半世紀を越えて伝えられた友愛のメッセージを、現代 の聴衆に深く語りかけています。 (Ki)
20-60888(7DVD)
クラウディオ・アバド〜レトロスペクティブ



■DVD1(67分)
ドキュメンタリー 「沈黙を聴く」〜クラウディオ・アバドの芸術的肖像(日本語字幕付)
収録曲目:
ノーノ:プロメテオ
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」
ベートーヴェン:交響曲第1,3 & 9番、エグモント序曲
ブルックナー:交響曲第1 & 9番
ストラヴィンスキー:詩篇交響曲
ブラームス:ドイツ・レクイエム
R.シュトラウス:エレクトラ
ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品
ドビュッシー:海
チャイコフスキー:交響曲第5番(抜粋)
●ボーナス:
マーラー:交響曲第10番より<アダージョ>
■DVD2(94分)
『ジルヴェスター・コンサート2000 ヴェルディ・ガラ』
ヴェルディ:『仮面舞踏会』より「彼女は天を見つめる」「諸君、ウルリカの家で」
「見よ この夜に」「オスカルのカンツォーネ」
『ドン・カルロ』より「王妃の舞踏会」
『リゴレット』より「あれかこれか」「女心の歌」
『椿姫』より「乾杯の歌」「花から花へ」
『ファルスタッフ』より第1 幕第2 場
『ファルスタッフ』より第2 幕第2 場
『ファルスタッフ』より第3 幕フィナーレ
ヨハン・シュトラウス:『仮面舞踏会』によるカドリーユ
■DVD3(88分)
ヴェルディ:レクィエム
■DVD4(122分)
(1)ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
(2)
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』
■DVD5(84分)
マーラー:交響曲第9番ニ長調
■DVD6(107分)
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 op.58
■DVD7(100分)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲全6曲
・第1番ヘ長調 BWV.1046
・第3番ト長調 BWV.1048
・第5番ニ長調 BWV.1050
・第6番変ロ長調 BWV.1051
・第4番ト長調 BWV.1049
・第2番ヘ長調 BWV.1047
アンコール:・第2番ヘ長調 BWV.1047より第3楽章アレグロ・アッサイ
クラウディオ・アバド〜レトロスペクティブ
■DVD1(67分)
出演者:クラウディオ・アバド(指)
ダニエル・ハーディング、アルブレヒト・マイヤー、ヴォルフラム・クリスト、
コーリャ・ブラッハー、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ルツェルン祝祭管、
グスタフ・マーラー・ユーゲント
監督:ポール・スマチヌィ(シュマツニー)
●ボーナス:クラウディオ・アバド(指)
収録:2011年5月18日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD2(94分)
アンドレア・ロスト(S)、アラン・タイタス(Br)、ラモン・ヴァルガス(T)、ラリッサ・ディアドコーヴァ(Ms)、ステラ・ドゥフェクシス(Ms)、エンリーコ・ファチーニ(T)、エリザベス・フュートラル(S)、ルーチョ・ガッロ(Br)、マッシモ・ジョルダーノ(T)、アナトリー・コチェルガ(Bs)、アンソニー・ミー(T)、カルメラ・レミージョ(S)、プラハ放送合唱団、スタニスラフ・ボグニア(合唱指揮)、ベルリンPO、クラウディオ・アバド(指)
収録:2000年12月31日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
映像監督:ハンス・フルシャー
■DVD3(88分)
(1)アンジェラ・ゲオルギュー(S)、ダニエラ・バルチェッローナ(A)、ロベルト・アラーニャ(T)、ユリアン・コンスタンティノフ(Bs)、スウェーデン放送合唱団、エリック・エリクソン室内合唱団、オルフェオン・ドノスティアーラ合唱団、ベルリンPO、クラウディオ・アバド(指)
収録:2001年1月 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
(2)収録:2001年2月 ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院
ベルリンPO、クラウディオ・アバド(指)
映像監督:ボブ・コールズ
■DVD4(122分)
カリタ・マッティラ(S)、ヴィオレータ・ウルマーナ(C.A)、トマス・モーザー(T)、アイケ・ヴィルム・シュルテ(Br)、エリック・エリクソン室内合唱団、スウェーデン放送合唱団、トヌ・カリユステ(合唱指揮)
収録:2000年5月1日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
収録:2001年2月 ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院
ベルリンPO、クラウディオ・アバド(指)
映像監督:ボブ・コールズ
■DVD5(84分)
グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ、クラウディオ・アバド(指)
収録:2004年4月14日 ローマ、聖チェチーリア音楽院(ライヴ)
映像監督:ボブ・コールズ
■DVD6(107分)
マウリツィオ・ポリーニ(P)、ルツェルン祝祭O、クラウディオ・アバド(指)
収録:2004年8月 ルツェルン、コンサート・ホール(ライヴ)
■DVD7(100分)
ジュリアーノ・カルミニョーラ(Vn:コンサートマスター)、ミカラ・ペトリ(リコーダー)、アロイス・ポッシュ(Cb)、ラインホルト・フリードリヒ(Tp)、オッターヴィオ・ダントーネ(Cemb)、他
モーツァルトO、クラウディオ・アバド(指)
収録:2007年4月21日 イタリア、レッジョ・エミリア、ヴァーリ市立劇場

画面:16:9、NTSC
音声::PCM Stereo, DD 5.1, DTS 5.1
字幕:英独仏
時代を代表する指揮者たちの映像をBOX化したEURO ARTSの好評シリーズ「コンダクターズ」。これまでにマリス・ヤンソンス(20.67628)、ベルナルド・ ハイティンク(20.13048)、小澤征爾(20.55388)、そしてズービン・メータ(20.65528)とリリースされてきましたが、5作目に登場するのはクラウディ オ・アバド。2014年1月20日、イタリア北部ボローニャの自宅で亡くなった名指揮者。ベルリン・フィル時代、後進の育成に心血を注いだ晩年など数々の名演と 偉業を残しています。本作はアバドの人間性、音楽性を描いたドキュメンタリーと、ライヴ映像を中心とした7枚DVDセットです。 (Ki)
20-60894F(Bluray)
20-60898D
ヨーロッパ・コンサート2015 フロム・アテネ
ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」 序曲
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番〜ラルゴ(アンコール)
シューマン:交響曲第3番「ライン」
レオニダス・カヴァコス(Vn)
サー・サイモン ・ ラトル(指)BPO

収録:2015年5月1日 メガロン・アテネ・コンサートホール(ライヴ)
◆Bluray
画面:Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Master Audio5.0
リージョン:All/90分
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.0、DD5.0
リージョン:All/90分
コンサートはロッシーニのオペラ「セミラーミデ」の序曲からはじまります。ロッシーニ得意の手法「ロッシーニ・クレッシェンド」を効果的に聴かせるラト ルのエネルギッシュな指揮振りとベルリン・フィルの上手さでエキサイティングに聴かせます。そしてシベリウス・イヤーである今年の演目に選ばれたのは、ヴァ イオリン協奏曲。ソリストは2015年2月のベルリン・フィルの定期コンサートでも同曲を演奏した地元ギリシャ出身のレオニダス・カヴァコス。カヴァコスは、 自身、この作品とは縁が深く、1985年、ヘルシンキで行われたシベリウス・ヴァイオリン国際コンクールに弱冠18歳で優勝しています。シベリウスの内 省的な側面に光を当てた素晴らしい演奏です。メイン・プログラムは、ベルリン・フィル・レコーディングスからも発売されたシューマンの交響曲から第3番「ラ イン」。シューマンの音楽を丁寧に表現し、ベルリン・フィルの鋭い感性と豊かな響き、力強さを感じさせる完璧を目指す均衡のとれた演奏を披露しています。 (Ki)
20-60954
(3Bluray)
ブルーレイ・ダンス・ボックス

(1)バレエ「チャップリン」振付:マリオ・シュレーダー(2059824)
映像監督:ソニア・パラモ

(2)「POPPEA//POPPEA in 3D」振付:クリスチャン・シュプック(2059744)

(3)モーツァルト:大ミサ+バレエ〜振付:ウヴェ・ショルツ (2054604)
(1)映像監督:ソニア・パラモ
出演者:ライプツィヒ・バレエ団
チャップリン/テイラー・ガルスター,放浪者/アメリア・ウォーラー,母親/ウラニア・ロボ・ガルシア,父親/アレクサンダー・トイチャー,ミルドレッド/ヴァネッサ・シールド,ポーレット/イシス・カーリル・デ・アルブケルケ,ウーナ/ロミー・アーヴェマルク,独裁者/オリヴィエ・プライス、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO、マティアス・フォレムニー(指)
収録:2013年10月ライプツィヒ歌劇場(ライヴ)

(2)監督:ニコライ・ヴィアルコヴィッチ
出演者:パフォーマンス:ゴーティエ・ダンス//ダンス・カンパニー・シアターハウス・シュトゥットガルト
収録:2013年7月シアターハウス・シュトゥットガルト
(3)出演者:ライプツィヒ・バレエ団,木村規予香、オクサナ・クルチツカ、シビル・ナウンドルフ、クリストフ・ベーム、ジョヴァンニ・ディ・パルマ、大石麻衣子、エレーナ・トマーノヴァ、横関雄一郎 他、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO,バラージュ・コチャール(指)ライプツィヒ歌劇場Cho、ユーニー・ユー(S) マリー・クロード・シャピュイ(S) ウェルナー・ギューラ(T) フリーデマン・レーリヒ(B) 
収録:2005年6月28日ドイツ・ライプツィヒ歌劇場(ライヴ)

画面:1080i Full HD/16:9
音声:PCM ステレオ、
DTS HD MA 5.1
リージョン:All
字幕:英独仏
EURO ARTSからリリースされた気鋭の演出家3人によるプログラムをまとめたブルーレイ・ボックス・セット。ライプツィヒ・バレエ団のダンサーと して活躍したのち、振付師に転向したマリオ・シュレーダーの人気演目「チャップリン」。現在チューリッヒ・バレエの芸術監督を務めているクリスチャン・ シュプックと、エリック・ゴーティエが主宰するダンス・カンパニー、ゴーティエ・ダンスによる舞台「POPPEA//POPPEA」。2011年ドイツ演劇賞「ザ・ ファウスト」を受賞したプログラムです。46歳の若さで急逝したドイツ人振付師ウヴェ・ショルツによる作品「大ミサ」。コンテンポラリー・バレエの今を 高画質で楽しむことのできるセットです。 (Ki)

20-60968(3DVD)
チャイコフスキー・エディション/ベルリン・フィル

(1)「くるみ割り人形」〜花のワルツ
(2)「くるみ割り人形」〜序曲/クリスマス・ツリー/マーチ/パ・ド・ドゥ
(3)「なつかしい土地の思い出」Op.42-3〜メロディ、
 ワルツ・スケルツォ(ハ長調)Op. 34、
 「くるみ割り人形」〜パ・ド・ドゥ
(4)幻想序曲「ロメオとジュリエット」
(5)交響的幻想曲「テンペスト」Op.18
(6)交響曲第5番ホ短調Op.64
(7)交響曲第6番ロ短調「悲愴」
(8)交響曲第4番ヘ短調Op.36
全て、BPO

(1)ダニエル・バレンボイム(指)
収録:2001年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
(2)サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2009年6月21日、ベルリン、オリンピックスタジアム(ライヴ)
(3)マリス・ヤンソンス(指)
収録:2002年6月23日、ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
(4)ベルナルト・ハイティンク(指)
収録:1993年5月1日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
(5)クラウディオ・アバド(指)
収録:1998年5月1日ストックホルム、ヴァーサ博物館(ライヴ)
(6)クラウディオ・アバド(指)
収録:1994年10月東京、サントリーホール(ライヴ)
(7)小澤征爾(指)
収録:2008年1月、ウィーン、ムジークフェライン(ライヴ)
(8)クルト・ザンデルリング(指)
収録:1992年6月ベルリン、フィルハーモニー

画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
DD5.1 DTS5.1
リージョン:All
86分/100分/50分
チャイコフスキー生誕175周年を記念してEURO ARTSからチャイコフスキーBOXが発売されます。演奏は天下のベルリン・フィル。指揮者も、アバド、 ラトル、バレンボイム、ハイティンク、ザンデルリング、小澤征爾と豪華な面々。プログラムもチャイコフスキーの後期三大交響曲、くるみ割り人形、ロメオとジュ リエットなど、チャイコフスキーを代表する名曲揃い。チャイコフスキーの音楽を映像で振り返るにはもってこいのお買い得セットとなっております。
20-60974F(Bluray)
20-60978D
ヴァルトビューネ 2015〜ライト、カメラ、アクション!
アルフレッド・ニューマン:20世紀フォックス・ファンファーレ
ブロニスラウ・ケイパー:映画「戦艦バウンティ」〜序曲
デイヴィッド・ラクシン:映画「ローラ殺人事件」〜テーマ曲「ローラ」
ジェローム・モロス:映画「大いなる西部」〜テーマ曲
コルンゴルト:映画「ロビン・フッドの冒険」〜シンフォニック・ポートレート
スコット・ブラッドリー:映画「トムとジェリー」
ミクローシュ・ロージャ:映画「ベン・ハー」組曲〜序曲、戦車の行進
ジョン・ウィリアムズ:映画「インディ・ジョーンズ レイダース/失われたアーク」〜レイダース・マーチ
ジョン・ウィリアムズ:映画「E.T.」〜フライング・テーマ
 映画「スター・ウォーズ」〜メイン・タイトル
リンケ:ベルリンの風
サー・サイモン・ラトル(指)BPO

収録:2015年6月28日ヴァルトビューネ野外音楽堂、ベルリン(ライヴ)
◆DVD
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ
DTS-HD MA 5.1
リージョン:All/73分
◆Bluray
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ
DD5.1 DTS5.1
リージョン:All/73分
毎年2万人もの聴衆を魅了している夏の野外コンサート、ベルリン・フィルのヴァルトビューネ・コンサート。オープンエアのコンサートながら、聴衆に より良い音を届けていることにも定評があり、ベルリン郊外の森に広がる開放的な場所で行われるコンサートは、ベルリンっ子だけではなく世界中から集まっ てきます。本映像は2015年に行われたコンサートの模様を収録。今年のテーマは「映画音楽」。タイトルにも「ライト、カメラ、アクション!」と映画の決まり文 句が使われており、ハリウッドの有名な映画音楽を世界最高のオーケストラ、ベルリン・フィルで愉しむことができます。冒頭の「20世紀フォックス」のファ ンファーレから会場は大いに盛り上がり、「インディ・ジョーンズ」「E.T.」「スター・ウォーズ」などジョン・ウィリアムズの作品を中心に名作を彩った音楽 が次々に演奏されています。また、聴衆はもちろんベルリン・フィルのメンバーも演奏を楽しんでいる様子が映像からも伝わり、初夏の名物コンサートを肌 で感じることができる映像となっています。 (同コンサートで演奏されたグリーグのピアノ協奏曲は収録されておりません) (Ki)



20-60988(25DVD)
ヨーロッパコンサート1991-2015/アニヴァーサリーBOX
■DISC1〜ヨーロッパコンサート1991フロム・プラハ
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」〜序曲、「ドンナ・アンナのアリア」
交響曲第29番イ長調K.201
演奏会用アリア「心配しなくともいいのです、愛する人よ」K.505
交響曲第35番「ハフナー」
【特典映像】インタビュー
■DISC2〜ヨーロッパコンサート1992フロム・マドリッド
ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲、歌劇「ドン・カルロ」〜私は望みを失った
ベルリオーズ:「ファウストの却罰」〜ラコッツィー行進曲/自然への祈り
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜1幕前奏曲、
楽劇「ワルキューレ」〜ジークムントの愛の歌「冬の嵐はすぎ去り」、
楽劇「神々の黄昏」〜夜明け/ジークフリートのラインへの旅/ジークフリートの葬送行進曲/終曲
■DISC3〜ヨーロッパコンサート1993フロム・ロンドン
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番
ストラヴィンスキー:「春の祭典」
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」「花のワルツ
【特典映像】インタビュー
■DISC4〜ヨーロッパコンサート1994フロム・マイニンゲン
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ブラームス:交響曲第2番
■DISC5
ヨーロッパコンサート1995フロム・フィレンツェ
ベートーヴェン:「フィデリオ」序曲
ブラッハー:パガニーニの主題による変奏曲
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番(第1楽章)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集Op.96-8
【特典映像】インタビュー
■DISC6〜ヨーロッパコンサート1996フロム・サンクト・ペテルブルグ
プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」より
ラフマニノフ:歌劇「アレコ」より”月は高く輝く”
ベートーヴェン:ロマンス第1番&第2番
交響曲第7番イ長調op.92
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」より”花のワルツ”
【特典映像】サンクト・ペテルブルグの音楽について&インタビュー
■DISC7〜ヨーロッパコンサート1997フロム・ヴェルサイユ
ラヴェル:組曲「クープランの墓」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
【特典映像】パリの音楽について&インタビュー
■DISC8〜ヨーロッパコンサート1998フロム・ストックホルム
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」〜序曲
チャイコフスキー:交響的幻想曲「テンペスト」
ドビュッシー:夜想曲,
ヴェルディ:聖歌四篇
■DISC9〜ヨーロッパコンサート1999フロム・クラクフ
モーツァルト:モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」
モーツァルト:ミサ曲ハ短調K.427〜「聖霊によりて」
ショパン:ピアノ協奏曲第2番
シューマン:交響曲第1番「春」
【特典映像】ペンデレツキのインタビュー
■DISC10〜ヨーロッパコンサート2000フロム・ベルリン
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
 交響曲第9番5「合唱」
【特典映像】メイキング(ベルリン)
■DISC11〜ヨーロッパコンサート2001フロム・イスタンブール
ハイドン:交響曲第94番「驚愕」
モーツァルト:フルート協奏曲第2番
ベルリオーズ:幻想交響曲
【特典映像】イスタンブールのポートレート&.バック・ステージ
■DISC12〜ヨーロッパコンサート2002フロム・パレルモ
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
ヴェルディ:「シチリア島の夕べの祈り」序曲
【特典映像】パレルモのポートレート
■DISC13〜ヨーロッパコンサート2003フロム・リスボン
ラヴェル:組曲「クープランの墓」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
ドビュッシー:「夜想曲」〜「祭り」
【特典映像】リスボンの歴史
■DISC14〜ヨーロッパコンサート2004フロム・アテネ
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ピアノ四重奏曲第1番(シェーンベルク編)
【特典映像】メイキング
■DISC15〜ヨーロッパコンサート2005フロム・ブダペスト
ベルリオーズ:序曲「海賊」
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
ストラヴィンスキー:「火の鳥」
■DISC16〜ヨーロッパコンサート2006フロム・プラハ
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
ピアノ協奏曲第22番
ホルン協奏曲第1番ニ長調
交響曲第36番「リンツ」
【特典映像】「プラハの芸術点描」
■DISC17〜ヨーロッパコンサート2007フロム・ベルリン
ワーグナー:楽劇「パルジファル」前奏曲
ブラームス:二重協奏曲
交響曲第4番
■DISC18〜ヨーロッパコンサート2008フロム・モスクワ
ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ベートーヴェン:交響曲第7番
■DISC19〜ヨーロッパコンサート2009フロム・ナポリ
ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲
マルトゥッチ:「追憶の歌」
シューベルト:交響曲第9番「グレート」
■DISC20〜ヨーロッパコンサート2010フロム・オックスフォード
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕前奏曲
エルガー:チェロ協奏曲
ブラームス:交響曲第1番
■DISC21〜ヨーロッパコンサート2011フロム・マドリード
シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ラフマニノフ:交響曲第2番
【特典映像】サイモン・ラトルへのインタビュー
■DISC22〜ヨーロッパコンサート2012フロム・ウィーン
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
ハイドン:チェロ協奏曲第1番
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
■DISC23〜ヨーロッパコンサート2013フロム・プラハ
ヴォーン・ウィリアムス:トマス・タリスの主題による幻想曲
ドヴォルザーク:聖書の歌Op.99
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
■DISC24〜ヨーロッパコンサート2014フロム・ベルリン
ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
エルガー:交響的習作「ファルスタッフ」
チャイコフスキー:交響曲第5番
■DISC25〜ヨーロッパコンサート2014フロム・アテネ
ロッシーニ:「セミラーミデ」序曲
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調BWV.1005からラルゴ(アンコール)
シューマン:交響曲第3番「ライン」
■DISC1
インタビュー(字幕:英独仏伊 原語:伊)
クラウディオ・アバド(指)BPO
シェリル・ステューダー(S)、
ブルーノ・カニーノ(P)、 
収録:1991年5月1日スメタナ・ホール、プラハ(ライヴ)

■DISC2
プラシド・ドミンゴ(T)
ダニエル・バレンボイム(指)BPO
収録:1992年5月1日エル・エスコリアル教会堂、スペイン(ライヴ)

■DISC3
フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)
ベルナルド・ハイティンク(指)BPO
収録:1993年5月1日ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン(ライヴ)
インタビュー字幕:英独仏伊

■DISC4
ダニエル・バレンボイム(P)、 
クラウディオ・アバド(指)BPO
収録:1994年5月1日マイニンゲン劇場、ドイツ、ライヴ

■DISC5
サラ・チャン(Vn)
ズビン・メータ(指)BPO
収録:1995年5月1日ヴェッキオ宮殿(ライヴ)
インタビュー字幕:英独仏

■DISC6
クラウディオ・アバド(指)BPO
アナトーリ・コチェルガ(Br)
コルヤ・ブラヒャー(Vn)
収録:1996年5月1日マリインスキー劇場(ライヴ)
特典映像字幕:英独仏

■DISC7
ダニエル・バレンボイム(指、P)BPO
収録:1997年5月1日ヴェルサイユ宮殿オペラ・ロワイヤル、パリ(ライヴ)
特典映像字幕:英仏

■DISC8
クラウディオ・アバド(指)BPO
マリー・アレクシス(S)、
マリア・ヴィースランデル(コーラスマスター)
スウェーデン放送Cho
エリック・エリクソン室内Cho
収録:1998年5月1日バーサ号博物館、ストックホルム(ライヴ)

■DISC9
クリスティーネ・シェーファー(S)、
エマニュエル・アックス(P)、
ベルナルド・ハイティンク(指)BPO
収録:1999年5月1日聖マリア教会、クラクフ(ライヴ)
特典映像字幕:英仏

■DISC10
ミハイル・プレトニョフ(P)、
カリタ・マッティラ(S)、
ヴィオレータ・ウルマーナ(C.A)
トマス・モーザー(T) 
アイケ・ヴィルム・シュルテ(Br)
エリック・エリクソン室内Cho
スウェーデン放送Cho
クラウディオ・アバド(指)BPO
収録:2000年5月1日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)

■DISC11
エマニュエル・パユ(Fl)
マリス・ヤンソンス(指)BPO 
収録:2001年5月1日聖イレーネ聖堂、イスタンブール(ライヴ)
特典映像字幕:英独仏西伊

■DISC12
ギル・シャハム(Vn)
クラウディオ・アバド(指)BPO
収録:2002年5月1日マッシモ劇場、パレルモ(ライヴ)
特典映像字幕:英独仏西伊

■DISC13
マリア・ジョアン・ピリス(P)、
ピエール・ブーレーズ(指)BPO 
収録:2003年5月1日ジェロニモス修道院、リスボン(ライヴ)

■DISC14
ダニエル・バレンボイム(P)、
サイモン・ラトル(指)BPO
収録:2004年5月1日ヘロデス・アッティコス奏楽堂、アテネ(ライヴ)
特典映像字幕:英独仏

■DISC15
レオニダス・カヴァコス(Vn)
サイモン・ラトル(指)BPO
収録:2015年5月1日ハンガリー国立歌劇場(ライヴ)

■DISC16
特典映像字幕:英独仏
ラデク・バボラーク(Hrn)
ダニエル・バレンボイム(P&指)BPO
収録:2006年5月1日プラハ、エステート劇場(ライヴ)

■DISC17
リサ・バティアシヴィリ(Vn) 
トルルス・モルク(Vc)
サー・サイモン・ラトル(指)BPO 
収録:2007年5月1日カーベルヴェルク・オーバーシュプレー、ベルリン(ライヴ)

■DISC18
サイモン・ラトル(指)BPO
ヴァディム・レーピン(Vn)
収録:2008年5月1日モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)

■DISC19
ヴィオレッタ・ウルマーナ(S)、
リッカルド・ムーティ(指)BPO
収録:2009年5月1日サン・カルロ劇場、ナポリ(ライヴ)

■DISC20
ダニエル・バレンボイム(指)BPO
アリサ・ワイラースタイン(Vc)
収録:2010年5月1日オックスフォード大学シェルドニアン講堂(ライヴ)

■DISC21
カニサレス(G)
サー・サイモン・ラトル(指)BPO
収録:2011年5月1日マドリード・レアル劇場(ライヴ)

■DISC22
ゴーティエ・カプソン(Vc)
グスターボ・ドゥダメル(指)BPO
収録:2012年5月1日スペイン乗馬学校、ウィーン(ライヴ)

■DISC23
マグダレーナ・コジェナー(Ms)
サー・サイモン・ラトル(指)BPO
収録:2013年5月1日スペイン・ホール、プラハ城、チェコ(ライヴ)

■DISC24
ダニエル・バレンボイム(指)BPO
収録:2014年5月1日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)

■DISC25
レオニダス・カヴァコス(Vn)
サー・サイモン・ラトル(指)BPO
収録:2015年5月1日メガロン・アテネ・コンサートホール(ライヴ)

画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
DD5.1、DTS5.1
リージョン:All
ベルリン・フィルの創立記念日5月1日に毎年行われている、ベルリン・フィルのヨーロッパコンサート。ヨーロッパ各地のホールや歴史的建造物を巡 る形で行われており、夏のヴァルトビューネ・コンサートよりも本格的なプログラムで、美しい建物や街で行われるコンサートは、多くの音楽ファンに支持 されているコンサートの一つでもあります。 1991年にスタートしたコンサートは2015年で25回目を迎え、その記念にEURO ARTSがBOX化。他レーベルからリリースされている映像も収録した、 25回分すべてのコンサートを網羅した貴重なセットとなっております。 第1回のコンサートは、クラウディオ・アバドが正式にベルリン・フィルの指揮者に就任した2年後の1991年。カラヤンから新たな指揮者として就任し たアバドがベルリン・フィルに打ち立てた新企画の一つとして始まりました。その後の25年間には錚々たる面々の指揮者が登場し、それぞれの都市に合っ たプログラミングとソリストを迎え充実したコンサートを続けてきました。その全てが詰まったDVDセットとなります。 このDVDセットは、世界に先駆けて日本で先行リリースされます。 (Ki)


20-61008(10DVD)
ピエール・ブーレーズ〜感性と分析
[DVD1]
マーラー:交響曲第2番「復活」
[DVD2]
ドキュメンタリー:クラシック音楽の未来を継承する者たちへ
「ピエール・ブーレーズとルツェルン・フェスティヴァル・アカデミー」
1.イントロダクション
2.マスタークラス指揮者編
3.世代間の対話
4.作曲家プロジェクト 
5.レクレーション
6.シュトックハウゼン:グルッペン
7.ピエール・ブーレーズ〜作曲家と指揮者
[DVD3]
ヨーロッパコンサート2003イン・リスボン
ラヴェル:組曲「クープランの墓」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
ドビュッシー:夜想曲〜「祭り」
[DVD4]
ブルックナー没後100周年記念コンサート
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)
[DVD5]
ドキュメンタリー:ピエール・ブーレーズ/エクラ&シュル・アンシーズ
Film-1:「ECLAT(エクラ)」
[リハーサルの準備/作品の特徴/指揮者への選択肢の可能性/音楽
家の意志表示/楽器の響き/音楽の隠喩としての魚/鏡のような中央/
ポール・クレーの絵画/時間と空間との類似性/まるで木が大きくなる様
に成長する作曲の過程/傑作の不思議/作品の演奏]
Film-2:「Sur Incises(シュル・アンシーズ)、ピエール・ブーレーズのレッスン」
[イントロダクション/反響と妙技(第1部)/ラ・グレン(種子)/ラ・ジフ
ル(平手打ち)/ル・カレイドスコープ(万華鏡)/ジグザグ/パヴロフの
条件反射/「移行部」:カリブの休日/大混合(第2部) − ストロボスコー
プ/再度「平手打ち」へ/再度「パヴロフ」へ/ばらばらに壊れた終り]
[DVD6]
ドキュメンタリー:ピエール・ブーレーズ/感性と分析
バルトーク「管弦楽のための協奏曲」について
[DVD7]
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」全曲、交響的幻想曲「花火」
[DVD8]
クラシック・アーカイヴ/ピエール・ブーレーズ
(1)ドビュッシー:夜想曲より『祭り』
(2)ドビュッシー:バレエ音楽『遊戯』
(3)ドビュッシー:管弦楽のための映像
(4)シェーンベルク:映画の一場面への伴奏音楽Op.34
(5)ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
[DVD9]
バレンボイム&CSOケルン公演ライヴ
ドビュッシー:「海」
ブーレーズ:「ノタシオン」第1番〜第4番
ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」
モーレス(カルリ編)「エル・フィルレーテ」
[DVD10]
ピエール・ブーレーズ・コンダクツ・モダン・クラシック
ベルク:歌劇「ルル」からの5つの交響的小品より[第2曲「オスティナー
ト」/第3曲「ルルの歌」/第4曲「変奏曲」/第5番「アダージョ」
ドビュッシー:ボードレールによる5つの詩〜「噴水」、ヴィヨンによる3
つのバラード[恋人にささげたヴィヨンのバラード/ヴィヨンが聖母に祈
るため母の願いによって作ったバラード/パリの女のバラード]
ストラヴィンスキー:「火の鳥」全曲[1910年版]
[DVD1]
ディアナ・ダムラウ(S)
ペトラ・ラング(Ms)
ベルリン国立歌劇場Cho
シュターツカペレ・ベルリン ピエール・ブーレーズ(指)
収録:2005年3月27日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

[DVD2]
監督:アンゲリカ・シュティーラー
収録:2007年8月〜2009年9月ルツェルン、パリ、バーデン・バーデン

[DVD3]
マリア・ジョアン・ピリス(P)
ピエール・ブーレーズ(指)BPO
収録:2003年5月1日リスボン、ジェロニモス修道院(ライヴ)

[DVD4]

ピエール・ブーレーズ(指)VPO
収録:1996年9月21日、22日 聖フローリアン教会

[DVD5]
監督:フランク・シェーファー
監督:アンディ・ソマー

[DVD6]
監督:ポール・スマチュニュイ、ギュンター・アッテルン
[DVD7]
ピエール・ブーレーズ(指)パリO4
収録:2008年12月2日パリ、ルーヴル美術館(ライヴ)

[DVD8]
ニュー・フィルハーモニアO(1)(2)
BBC響(3)(4)(5)
ピエール・ブーレーズ(指)
(1)(2)1968年10月20日、ロンドン(放送用スタジオ・セッション)
(3)(4)1974年8月4日、ロンドン、プロムス(ライヴ)
(5)1997年1月31日、ロンドン(ライヴ)

[DVD9]
エリザベーテ・マトス(Ms)
ダニエル・バレンボイム(指)CSO
収録:2000年4月25-27日ドイツ、ケルン・フィルハーモニー(トリエン
ナーレ音楽祭、ライヴ)

[DVD10]
クリスティーネ・シェーファー(S)
CSO ピエール・ブーレーズ(指)
収録:2000年4月25&26日、ケルン・フィルハーモニー大ホール(ライヴ)

画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ
字幕:英、独、仏
リージョン:All
2015年3月26日に90歳を迎えるピエール・ブーレーズ。母国フランスでは、2015年に入ってから、そのアニバーサリーを祝うイベントが目白押しです。 ブーレーズは指揮者であると同時に、作曲家として、教育者として現在の音楽界に多大なる影響を与えた人物。この記念DVDボックスには、指揮者とし てのコンサート映像、ブーレーズが多分野の音楽芸術をどのようにして生み出したのか、そして何がインスピレーションの源になったのかを考察できるドキュ メンタリー映像、さらにはバレンボイム&シカゴ交響楽団による演奏の彼の代表作「ノタシオン」の映像を盛り込んだ、ブーレーズが残した偉大な業績を 讃える内容となっています。 (Ki)
20-61018
ショスタコーヴィチの反抗〜戦争交響曲 (1997年制作)
時の人
歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
交響曲第4番
初期の時代-交響曲第5番
収容所〜KGMからの召喚
レニングラード包囲-交響曲第7番
交響曲第8番
勝利-交響曲第9番
1948年全ソ作曲家大会
映画音楽
スターリンの死〜結末
監督:ラリー・ワインスティーン
演奏:ワレリー・ゲルギエフ(指)オランダ放送O

リージョン:All
NTSC 16:9
PCM STEREO
ロシア語( 一部英語 )
字幕:英独仏伊西/90分
2006年にリリースされ、話題となったDVD。長く入手困難となっていましたが、待望の再発売。ショスタコーヴィチの生涯をソ連史と重ね合わせ、 戦争や国家(特にスターリン)が彼の創作にどのように作用したかを検証しています。貴重な映像もふんだんに用いられ、ショスタコーヴィチの苦しみが生々 しく伝わってきます。音楽はゲルギエフが担当。交響曲第4番から9番、歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」など彼の演奏で味わえるほか、歌曲「ラ ヨーク」をなんとピアノ伴奏。ゲルギエフの見事なピアニストぶりに驚かされます。ki

20-61084F(Bluray)
「火の鳥」/カナダ・ナショナル・バレエ
音楽:ストラヴィンスキー

振付&演出:ジェームズ・クデルカ
出演:グレタ・ホジキンソン(火の鳥)、アレクサンダー・アントニエヴィッチ(イワン王子)、
レベッカ・リムセイ(ワシーリサ王女)、レックス・ハリントン(魔王カスチェイ)、
ヴィクトリア・バートラム(カスチェイの妻)、他
カナダ・ナショナル・バレエ
ワレリー・ゲルギエフ(指)
キーロフ歌劇場O(現・マリインスキー劇場管弦楽団
衣装:アン・ディクソン
照明:クリストファー・デニス
監督:バーバラ・ウィリス・スウィート
収録:2002年、スタジオ収録
画面:1080/60i
Full HD 16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All/53分
ストラヴィンスキーの3大バレエのひとつ「火の鳥」。この映像は、カナダを代表する振付師ジェームズ・クデルカによるスタジオ収録で、特殊効果を ほどこした映像処理がされた見応えのある作品です。演奏はゲルギエフ率いるキーロフ歌劇場管(現・マリインスキー)。 舞台は不死の魔王カスチェイが住む暗い森の中。そこでイワン王子は美しい「火の鳥」を捕まえる。しかし、火の鳥は自らの黄金の羽根を差出し、イワ ンに逃してもらい飛び去る。魔王カスチェイに捕らわれた王女を救おうとした王子は カスチェイの手下に捕まり、魔法をかけられそうになる。そこで、もらっ た羽根を振ると火の鳥が現れ王子を助ける。 魔王を倒した王子は、王女と結婚し幸せに暮らす。というストーリー。 「火の鳥」役のグレタ・ホジキンソン。長い手脚を活かした軽快な踊りで、表情豊かに魅せます。さらに2014年に引退したアレクサンダー・アントニエヴィッ チの美しさも際立っています。またカナダ・ナショナル・バレエのアンサンブル力も見所で迫力のある映像が楽しめます。カスチェイの家来役に平野啓一も 出演しているのも注目。美しい映像とダイナミックな演出でスタジオ収録の面白さを満喫できる映像に仕上がっています。 (Ki)
20-61098C
カナダ・ナショナル・バレエ「四季」 音楽:ヴィヴァルディ
振付:ジェームズ・クデルカ
監督:バーバラ・ウィリス・スウィート
ダンサー:レックス・ハリントン(主演)、
チャン・ホンゴー(春)、グレタ・ホジキンソン(夏)、
マルティーヌ・ラミー(秋)、ヴィクトリア・バートラム(冬)、
ジェレミー・ランソン(冬の男)
カナダ・ナショナル・バレエ
独奏ヴァイオリン&指揮:ピンカス・ズッカーマン
ナショナル・アーツ・センターO
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
48分
※字幕、解説書は付属しておりません
ヴィヴァルディの名曲「四季」にインスピレーションを得て、カナダを代表する振付師ジェームズ・クデルカが美しいバレエ作品を作り上げました。一 人の男が四季を巡り人生を旅していく構成で、春夏秋冬に割り当てられたダンサーたちが主人公の男と四季を表現します。演奏はズッカーマンがヴァイオ リン・ソロと指揮を担当し、生き生きとした音楽に、独創的なバレエが融合し見ごたえのある映像となっています。 (Ki)
20-61108D
マヌエル・デ・ファリャ・エディション
ドキュメンタリー「火が燃えるとき」
交響的印象「スペインの庭の夜」*
(出演)シャルル・デュトワ、
モントリオールSO
テレサ・ベルガンサ、
アリシア・デ・ラローチャ、
ナルシソ・イエペス、
ニカノール・サバレタ、フ
ラメンコ・ダンサー&歌手

アリシア・デ・ラローチャ(P)
シャルル・デュトワ(指)モントリオールSO*

監督:ラリー・ワインスタイン
プロデューサー:ニヴ・フィッチマン
制作:1991年
スペイン情緒をかきたてる色彩感豊かで情熱的な音楽を書いたマヌエル・デ・ファリャ。映像監督のラリー・ワインスタインが撮った、ドキュメンタリー「火 が燃えるとき」とアリシア・デ・ラローチャによる交響的印象「スペインの庭の夜」の演奏が収録されています。ドキュメンタリーは、スペインと晩年亡命 したアルゼンチンで撮影され、官能的な男女の愛を作品で描いた一方、実際は生涯独身を通し、禁欲的な生活を送っていたファリャの人生を捉えています。 またアルハンブラ宮殿の夜の庭園で撮られた、ラローチャとデュトワによる「スペインの庭の夜」は、まさに夜の庭に滴り落ちる露のきらめき、花の香り、 街の喧騒、静寂の庭に流れる噴水と異国情緒溢れる映像となっております。 (Ki)
20-61118D
ホアキン・ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ドキュメンタリー:影と光〜90歳のロドリーゴ

ある貴神のための幻想曲
次官たちの大行進
サンディアゴへの道を
カンソネータ
噴水のほとりの恋する女
はるかなサラバンド
聖ヨハネ祭と復活祭
祈りと踊り
アッシジの聖フランチェスコへの頌歌
ペペ・ロメロ(G)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
サー・ネヴィル・マリナー(指)
監督:ラリー・ウェインステイン
制作:1992 年

画面:4:3 NTSC
音声:PCMステレオ
リージョン:All
字幕:英独仏西,日本語
69分( ドキュメンタリー)
27分(コンサート)
20世紀スペインを代表するホアキン・ロドリーゴの90歳の誕生日を記念して制作されたドキュメンタリー。以前、別のレーベルからリリースされてい ましたが、長らく廃盤であったため嬉しい再登場となります。
このドキュメンタリーはギタリストのペペ・ロメロが主な語り手として登場し、ロドリーゴ本人、妻のビクトリア、娘のセシリア、娘婿のヴィオリニスト、 アグスティン・レオン・アラ、二人の孫など家族や音楽関係者身近な人々が登場しロドリーゴの音楽について、人柄について語っています。ドキュメンタリー の中にはロドリーゴ本人、ペペ・ロメロ、そしてロドリーゴの音楽のスペシャリストたちによる演奏も収録されています。またペペ・ロメロとマリナーによる 「アランフェス協奏曲」全曲も聴くことができます。
ロドリーゴは3歳の時にジフテリアを患い、それが原因で失明をしてしまいます。家族の心配を振り払ってロドリーゴはパリに渡り、ポール・デュカス に作曲を学びます。その後ビクトリア・カムヒと出会い結婚。ビクトリアはピアニストでもありましたが、結婚後はホアキンの助手として彼の音楽活動を支 えていました。この映像では、ビクトリアが日々彼のために新聞を音読する姿や天気について教える場面、宮殿を訪れ装飾について説明する姿も収録され ています。新婚当初はスペインの内戦を避け、フランスやドイツで過ごしていましたが、1939年に帰国後マドリードを本拠地として作曲を行っていました。 ロドリーゴの最も有名な作品「アランフェス協奏曲」はスペイン内戦という祖国の危機に際し、スペインの良き伝統に思いを馳せて作曲されました。アラ ンフェスの街では時刻を知らせる鐘の音楽に採用され、親しみやすい旋律で多くの人々の心を掴んでいます。一方、作曲家としての生みの苦しみを目の当 たりにした家族からは、ロドリーゴが持つ心の闇についても語られています。 (Ki)


20-61134F(Bluray)
20-61138D
ジルヴェスター・コンサート2014
ラモー:「優雅なインドの国々」組曲〜アフリカの奴隷たちのための歌/田園舞曲/太陽礼賛のための歌/未開人のための歌/シャコンヌ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第2番&第7番
コダーイ:「ハーリ・ヤーノシュ」〜前奏曲/ウィーンの音楽時計/歌/間奏曲/皇帝と廷臣たちの入場
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
ハチャトゥリアン:《ガヤネー》〜「レズギンカ」

■ドキュメンタリー「私が愛する人生」監督:グレーテ・リッファース
サイモン・ラトル(指)BPO
メナヘム・プレスラー(P)

収録:2014年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
◆Bluray
画面:1080/60i
16:9 Full HD
音声:PCMステレオ
DTS-HD Master Audio 5.0
リージョン:All/字幕:英独仏
90分(本編)
45 分 (ドキュメンタリー)

◆DVD
画面: 16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
DTS 5.0/リージョン:All
字幕:英独仏
90分(本編)
45 分 (ドキュメンタリー)
2014年12月29〜31日に開催されたサー・サイモン・ラトル指揮による「ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート2014」。その最終日の模 様を収めた映像作品が「EUROARTS」より登場。毎年「ダンス」をテーマに選曲され、2014年末のお祭り気分の華やかなコンサートの演目に選ばれた のは、ラモー《優雅なインドの国々》組曲、コダーイ《ハーリ・ヤーノシュ》組曲、ドヴォルザーク「スラヴ舞曲集」、そしてソリストにメナヘム・プレスラー を迎えモーツァルト「ピアノ協奏曲第23番」が演奏されました。
長年、ボザール・トリオのメンバーとして活動してきたプレスラーが、ベルリン・フィルにソロ・デビューしたのはトリオ解散後で90歳でした。その時客 席にいたラトルは、演奏に感動し早速出演をオファーして実現した今回のジルヴェスター・コンサート。聴衆も「ピアノ界の生ける伝説」プレスラーの崇高 な美しさを持った演奏に敬意を払っているのが感じられる映像で、大きな温かい拍手で迎えています。プレスラーは、モーツァルトの深淵を覗かせ、美しい 響きや、細やかな表現が随所に聴かれる演奏で聴衆、そしてラトル、オケともに魅了しています。 オーケストラのプログラムは、まずラトルがお気に入りの作曲家ラモーの《優雅なインドの国々》組曲。パーカッションの印象的なリズムに、色彩豊かな旋律、 エキゾチックな雰囲気と楽しさに溢れる音楽。古楽アンサンブルほどではありませんが、最小限ヴィヴラートにおさえたベルリン・フィルの演奏は、躍動感 に満ちた音楽を聴かせてくれます。後半のオケのプログラムでは、ドヴォルザーク「スラヴ舞曲」、コダーイ《ハーリ・ヤーノシュ》組曲が演奏され、東欧 系の独特の哀愁と抒情的な旋律を、ベルリン・フィルのオーケストラ力で存分に楽しませてくれます。
ボーナス映像には、20世紀最高のピアノ・トリオのメンバーとして53年間活動を続け、解散後さらに90歳を迎える年齢になってソロ活動をスタートさ せたメナヘム・プレスラーの「今」を捉えたドキュメンタリー映像。ハーディング、エベーヌQ、カヴァコス、ダニエル・ホープなど若手音楽家たちとのイン タビューやマスタークラスの映像も収録されています。 (Ki)

20-61174F(Bluray)
20-61178D
ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73
トゥガン・ソヒエフ(指)
ベルリン・ドイツSO

収録:2015年6月ベルリン、クラフトヴェルク・ルメルスブルグ旧発電所
映像監督:ヘニング・カステン

◆Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS5.0/リージョン:All/45分

◆DVD
画面:16:9、NTSC
音声:PCMステレオ、
DD5.0、DTS5.0
リージョン:All/45分
トゥガン・ソヒエフ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団によるブラームスの交響曲第2番の映像。2012年から同楽団の音楽監督を務めているソヒエフは、 いま最も注目を集めている若手指揮者の一人。1977年に北オセチアで生まれ、その後はサンクトペテルブルク音楽院で、イリヤ・ムーシン、ユーリ・テミ ルカーノフに師事し、1999年のプロコフィエフ国際コンクールで最高位を獲得。2008年には30歳でトゥールーズ・キャピトル国立管の音楽監督に就任し、 その後も世界の名門オーケストラに客演を重ね、その存在感を示しています。
この映像は、2015年6月にベルリンにある旧発電所で行われたコンサートを、非常に画期的な撮影方法で収録しています。オーケストラの上を13メー トルのクレーンに搭載したカメラで連続撮影しています。カメラはオーケストラの内側、音楽が生み出されるその瞬間を捉え、各楽器を演奏者の視点を取り 込むことに成功しています。したがって、カメラはコンサートが終わるまで静止することはなく、音楽の流れを削ぐことなく集中して映像を楽しむことができ ます。
ソヒエフは新しい技術に大変関心があり、またオーケストラも伝統はありますが、若い団員たちが多く、このような挑戦的な映像作品を作り出すことにも 積極に取り組んでいます。ソヒエフの独特の感性、躍動感と高揚感に満ちたオーケストラの演奏が、絶妙なバランスを作り出し、メリハリの効いた颯爽とし た演奏を聴かせてくれます。 (Ki)

20-61188
(7DVD+1CD)
限定BOX
ピアノ・コンチェルト25


(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466

(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467

(3)モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482

(4)モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488 (

(5)モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595

(6)ハイドン:ピアノ協奏曲第11番ニ長調Hob.XVIII:11

(7)ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調Op.56

(9)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 op.37

(10)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 op.58

(11)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』

(12)メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25

(13)ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11

(14)ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調op.21

(15)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調

(16)リスト:ピアノ協奏曲第2番イ長調S.125

(17)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15

(18)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

(19)グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16

(20)ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調

(21)ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲

(22)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30

(23)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番

(24)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番

(25)ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番

■ボーナスCD
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調S.178
(1)マリア・ジョアン・ピリス(P)
ピエール・ブーレーズ(指)BPO
収録:2003年5月1日、ポルトガル、リスボン、ジェロニモス修道院(ライヴ)
(2)ダニエル・バレンボイム(P,指)BPO
収録:1986-1989年,ベルリン、ジーメンス=ヴィラ(ライヴ)
(3)ダニエル・バレンボイム(P,指)BPO
収録:2006年5月1日、プラハ、エステート劇場(ライヴ)
(4)メナヘム・プレスラー(P)
パーヴォ・ヤルヴィ(指)パリO
収録:2014年1月29日、サル・プレイエル(ライヴ)
(5)メナヘム・プレスラー(P)
パーヴォ・ヤルヴィ(指)パリO 
収録:2012年10月17日、サル・プレイエル(ライヴ)
(6)オメロ・フランセシュ(P)
ネヴィル・マリナー(指)アカデミー室内O
収録:1982年11月23-27日 バイロイト、辺境伯オペラハウス
(7)ジオラ・シュミット(Vn) 、ズィル・ベイリー(Vc) 、ナヴァ・パールマン(P) 、イツァーク・パールマン(指)イスラエルPO
収録:2010年3月、テル・アヴィヴ、マン・オーディトリアム(ライヴ)
(8)マルタ・アルゲリッチ(P)
ガーボル・タカーチ=ナジ(指)ヴェルビエ音楽祭室内O
収録:2009年7月22日、ヴェルビエ音楽祭(ライヴ)
(9)アルフレート・ブレンデル(P)
クラウディオ・アバド(指)ルツェルン祝祭O
収録:2005年8月10-12日、ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール(ライヴ)
(10)マウリツィオ・ポリーニ(P)
クラウディオ・アバド(指)ルツェルン祝祭O
収録:2004年8月 ルツェルン、コンサート・ホール(ライヴ)
(11)ダニエル・バレンボイム(P)
クラウディオ・アバド(指)BPO
収録:1994年5月1日ドイツ、マイニンゲン劇場(ライヴ)
(12)ユジャ・ワン(P)
クルト・マズア(指)ヴェルビエ祝祭O
収録:2009年7月29日、ヴェルビエ音楽祭,スイス(ライヴ)
(13)(14) ギャリック・オールソン(P)
アントニ・ヴィット(指)ワルシャワPO
収録:2009年、ワルシャワ・フィルハーモニック・ホール(ライヴ)
(15)マルタ・アルゲリッチ(P)
リッカルド・シャイー(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
収録:2006年6月1-2日、ライプツィヒ、ノイエス・ゲヴァントハウス(ライヴ)
(16)デニス・マツーエフ(P)
ゾルターン・コチシュ(指)サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニーSO
収録:2014年8月、アヌシー音楽祭(ライヴ)
(17)ダニエル・バレンボイム(P)
サイモン・ラトル(指)BPO
収録:2004年5月1日 アテネ、ヘロデス・アッティコス奏楽堂(ライヴ)
(18)ダニエル・バレンボイム(P)
ズービン・メータ(指)BPO
収録:1997年5月1日 ヴァルトビューネ野外音楽堂(ライヴ)
(19)エフゲニー・キーシン(P)
サイモン・ラトル(指)BPO
収録:2011年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
(20)マルタ・アルゲリッチ(P)
ユーリ・テミルカーノフ(指)ロイヤル・ストックホルムPO
収録:2009年12月8日、ストックホルム・コンサート・ホール、ノーベル
賞授賞式会場(ライヴ)
(21)マルタ・アルゲリッチ(P)
ユーリ・テミルカーノフ(指)ロイヤル・ストックホルムPO
収録:2009年12月8日、ストックホルム・コンサート・ホール、ノーベル
賞授賞式会場(ライヴ)
(22)エリソ・ヴィルサラーゼ(P)
ニコライ・アレクセフ(指)サンクト・ペテルブルグPO
収録:2003年6月1日、サンクト・ペテルブルグ・フィルハーモニー,大ホール(ライヴ)
(23)イエフィム・ブロンフマン(P)
サイモン・ラトル(指)BPO
収録:2009年6月21日、ヴァルトビューネ野外音楽堂(ライヴ)
(24)デニス・マツーエフ(P)
ユーリ・テミルカーノフ(指)サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニーSO
収録:2013年8月フランス、アヌシー、聖ベルナデット教会、アヌシー音楽祭(ライヴ)
(24)ユジャ・ワン(P)
クラウディオ・アバド(指)ルツェルン祝祭O
収録:2009年8月12日、ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・センター内コンサート・ホール(ライヴ)
(25)マルタ・アルゲリッチ(P)
ガーボル・タカーチ=ナジ(指)ヴェルビエ音楽祭室内O
収録: 2010年7月17日、ヴェルビエ音楽祭(ライヴ)
■ボーナスCD
レオニー・レッティング(P)
録音:2018年2月27日、ベルリン、フィルハーモニー、室内楽ホール

画面:6:9、 4:3 、NTSC
音声:PCM Stereo
リージョン:A l l
869分(CD:75分)
EURO ARTSが誇る映像アーカイヴから、25のピアノ協奏曲をまとめたボックス・セットが発売。 モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、ラフマニノフ、チャイコフスキー、グリーグなど、ピアノ協奏曲のコア・レパートリー25曲を収録。 演奏は、メナヘム・プレスラー、ダニエル・バレンボイム、マルタ・アルゲリッチ、マリア・ジョアン・ピリス、エフゲニー・キーシン、デニス・マツーエフ、ユジャ・ ワンら世界一流のピアニストが集結。指揮者はクラウディオ・アバド、ネヴィル・マリナー、クルト・マズア、リッカルド・シャイー、パーヴォ・ヤルヴィ、 そしてオーケストラはベルリン・フィル、ゲヴァントハウス管、パリ管など、世界一流の音楽家たちの演奏で堪能することのできる映像による百科事典です。 観賞用としては、もちろんのこと、ピアノ学習者や指導者の皆様にとっても役に立つことでしょう。また、ボックスはピアノ・ブラックをイメージした装丁で、 プレゼントにも最適です。 解説書には、ベルリンの若手ピアニスト、レオニー・レッティングによる全25曲の楽曲解説を260ページにわたって掲載(英・独)。またボーナスCDとして、 彼女が2018年にベルリンのフィルハーモニー、室内楽ホールで録音したシューベルトとリストのソナタを聴くことができます。 (Ki)

20-61284F(Bluray)
20-61288D
ドキュメンタリー:名人芸〜第14回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール

■ボーナス
インタビュー(各入賞者へのインタビュー)
《演奏》
金メダリス〜ヴァディム・ホロデンコ
 リスト:超絶技巧練習曲第8番「荒々しき狩り」
銀メダリスト〜ベアトリーチェ・ラナ
 ラヴェル:夜のガスパール〜スカルボ
銅メダリスト〜ショーン・チェン
 スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番OP.23
監督:クリストファー・ウィルキンソン
撮影監督:ラリー・マッコンキー
出演者:ヴァディム・ホロデンコ(ウクライナ)、
ベアトリーチェ・ラナ(イタリア)、
ショーン・チェン(アメリカ)、
フェイフェイ・ドン(中国)、
ニキタ・ムンドヤンツ(ロシア)、
阪田知樹(日本)、
アレッサンドロ・デルジャヴァン(イタリア)、
スティーヴン・リン(アメリカ)、
レナード・スラットキン(指)
フォートワースSO
ブレンターノSQ
◆Bluray
画面:1080/60i Full HD
16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All
字幕:英独仏/90分
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All
字幕:英独仏/90分
第1回チャイコフスキー国際コンクールの優勝者、ヴァン・クライバーンを祝して1962年より4年に一度開催されている国際コンクール。2009年に 行われた第13回では辻井伸行が日本人として初めて優勝したことで話題になりました。この映像は2013年の第14回目のコンクールに注目して、舞台 裏から受賞者のその後までを負ったドキュメンタリー映像です。20歳前後の若者が2000人の聴衆、さらには数十万人のオンライン聴衆を前に舞台に立 つ勇気、ピアノのための超絶技巧の作品に挑む努力、3週間を通して戦う持久力、精神力、このコンクールは様々な場面で自分を試される過酷なレース。 コンクールに挑む若きピアニストたちの眩いばかりの才能、苦悩と葛藤を克明に捉えています。
ボーナスには、出場者たちの6ヶ月後や、参加者たちへのインタビューが収録され、第14回受賞者、金メダリストのヴァディム・ホロデンコ、銀メダリ ストのベアトリーチェ・ラナ、銅メダリストのショーン・チェン3人の演奏場面も収録されています。 (Ki)

20-61294F(Bluray)
20-61298D
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
ベルナルド・ハイティンク(指)BPO
イザベル・ファウスト(Vn:スリーピング・ビューティ/1704 年製)

収録:2015年バーデン=バーデン・イースター音楽祭(ライヴ)
◆Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.1
リージョン:All/90分
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、DD5.1,DTS5.1
リージョン:All/90分
現代有数の実力派ヴァイオリニスト、イザベル・ファウストが名匠ベルナルド・ハイティンクとバーデン=バーデン・イースター音楽祭に登場。2013年 にザルツブルクから移転したこのベルリン・フィルの同音楽祭。2015年は3月27日から4月6日にかけて行われました。ファウストとハイティンクは、 音楽祭の数週間前に同じプログラムをベルリンのフィルハーモニーで演奏しています。イザベル・ファウストは、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲をアバ ド&モーツァルト管(2010年)、ビエロフラーヴェク&プラハ・フィルハーモニア(2006年)と2度録音、実演も何度も重ねており完全に手中に収めた作品。 カデンツァは、2回の録音と同様にティンパニが入る、ピアノ協奏曲への編曲版のピアノ・パートをヴァイオリン用に書き換えたもの。ファウストが使用して いる楽器スリーピング・ビューティの衝撃的ともいうべき美しい音色を最高の状態で奏でています。もう1曲は交響曲第6番「田園」。ハイティンクの「田 園」といえば、コンセルトヘボウとの録音(1986年)が代表されますが、86歳となった巨匠が世界最高のオケから引き出す音楽は、荘厳かつ華やか。要 所要所で締めることで推進力が増し、音楽の勢いを感じることができ、音楽を十二分に堪能できます。 (Ki)


20-61328G(4DVD)
イツァーク・パールマン〜70歳記念DVD-BOX

■DVD1
ベートーヴェン:「エグモント」序曲、
三重協奏曲 Op.56、交響曲第6番「田園」

■DVD2
イスラエル・フィル創立60周年記念コンサート
ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043
ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調 RV.580
モーツァルト:セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」
ハルヴォルセン:パッサカリアとサラバンド〜ヴァイオリンとヴィオラのためのヘンデルの主題による変奏曲つき
ブラームス:交響曲第2番

■DVD3
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」*

■DVD4
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番#
エルガー:ヴァイオリン協奏曲+
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ*
全てイツァーク・パールマン(Vn)
■DVD1
ジオラ・シュミット(Vn)、ズィル・ベイリー(Vc)、ナヴァ・パールマン(P)、イツァーク・パールマン(指)イスラエルPO
収録:2010年3月テル・アヴィヴ、マン・オーディトリアム(ライヴ)
■DVD2
アイザック・スターン(Vn)、ピンカス・ズッカーマン(指&Vn、Va)、イツァーク・パールマン(Vn)、シュロモ・ミンツ(Vn)、ギル・シャハム(Vn)、マキシム・ヴェンゲーロフ(Vn)、メナヘム・ブロイアー(Vn)、アリエル・シャマイ(Vn)、ミリアム・ハルトマン(Va)、ピーター・マーク(Cb)、ダニエル・バレンボイム(指)、ズービン・メータ(指)、イスラエルPO
収録:1996年12月26日テル・アヴィヴ、マン・オーディトリアム(ライヴ)
■DVD3
ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO
収録:1979年6月フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック、1978年*
■DVD4
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)BBC響
チャールズ・マッケラス(指)サドラーズ・ウェールズO*
収録:1980年10月22日、ロンドン、フェスティヴァル・ホール(ライヴ)#、1981年8月9日、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)+、1970年10月25日、ロンドン、コロシアム(ライヴ)*

画面:DVD1&2/NTSC, 16:9
DVD3&4/NTSC,4:3
音声:DVD1,2,3/PCMステレオ
VD4/PCMモノラル、リージョン:All
DVD1:94分/DVD2:90分
DVD3:89分/DVD4:81分
2015年8月31日に70歳の誕生日を迎える現代最高の名手イツァーク・パールマン。1945年にイスラエルで生まれ、17歳でカーネギーホールに てアメリカ・デビュー。その後50年以上世界トップクラスに君臨するヴァイオリニスト。映画「シンドラーのリスト」のメインテーマを演奏するなど世界 中の聴衆の心を掴んでいます。 この度EURO ARTSからパールマンの映像を集めた4枚組みのBOXが発売されます。これまで発売された映像の中から、パールマンの至芸を堪能でき る充実のセットです。 (Ki)


20-61424(Bluray)
イン・リハーサル&パフォーマンス

(1)ゲオルグ・ショルティ
ワーグナー:『タンホイザー』序曲
(2)カルロス・クライバー
J・シュトラウス:『こうもり』序曲
ウェーバー:『魔弾の射手』序曲
(3)エーリヒ・ラインスドルフ
シューマン:交響曲第4番(1841年初稿)
ワーグナー:『パルジファル』前奏曲/間奏曲
(4)セルジウ・チェリビダッケ
R.シュトラウス:『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』
(5)ヴァーツラフ・ノイマン
スメタナ:『売られた花嫁』序曲
ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番
(6)フェレンツ・フリッチャイ
スメタナ:交響詩「モルダウ」
(7)カルロ・マリア・ジュリーニ
ブルックナー:交響曲第9番(ノヴァーク版)
(8)カール・ベーム
ベートーヴェン:交響曲第7番
ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』*
オケは(8)以外全て、南ドイツRSO(SWRシュトゥットガルトSWR響)

■1:ゲオルグ・ショルティ(指)
 収録:1966年
■2:カルロス・クライバー(指)
 収録:1970年、シュトゥットガルト、ヴィラ・ベルク
■3:エーリヒ・ラインスドルフ(指)
 収録:1989年カールスルーエ、ブラームスザール(ライヴ)
■4:セルジウ・チェリビダッケ(指)
 収録:1965年1月
■5:ヴァーツラフ・ノイマン(指)
 収録:1968年2月
■6:フェレンツ・フリッチャイ(指)
 収録:1960年
■7:カルロ・マリア・ジュリーニ(指)
収録:1996年
■8:カール・ベーム(指)
 ウィーンSO、VPO*

画面:SD 4:3 NTSC
音声:PCMステレオ、
PCMモノラル
字幕:英独仏西伊
リージョン:All
750分(12時間50分)
ショルティ、クライバー、ラインスドルフ、チェリビダッケ、 ノイマン、フリッチャイ、ジュリーニ、ベーム 20世紀の偉大なる指揮者たちのリハーサルと本番演奏集。およそ13時間の充実の内容が1枚のブルーレイに!

20-61474F(Bluray)
20-61478D
ジルヴェスターコンサート2015
シャブリエ:「エトワール」序曲
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ*
マスネ:歌劇「ル・シッド」〜管弦楽小品
ラヴェル:ツィガーヌ*
プーランク:バレエ組曲「牝鹿」
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
サー・サイモン・ラトル(指)BPO
アンネ・ゾフィー・ムター(Vn)*

収録:2015年12月31日 ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)

◆Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.1
リージョン:All/90分

◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:All/90分
毎年大晦日恒例のベルリン・フィルのジルヴェスターコンサートは、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートと並んで、クラシック音楽ファンが一度は 生で聴きたいコンサートとして名前が挙がる人気の公演です。 2015年のテーマは「フレンチ・エスプリ」。シャブリエ、サン=サーンス、ラヴェル、プーランクとフランス的精神が前面に打ち出されたプログラムが選 ばれました。シャブリエのオペレッタ「エトワール」の機知に富んだ序曲、マスネのオペラ「ル・シッド」はスペインの若き勇者が主人公のストーリーで人 生の喜びに溢れた華麗な音楽、そしてラヴェルの豪華で煌びやかな作品「ラ・ヴァルス」と一年の締めくくりに相応しい華やかな舞踏の音楽が次々に演奏 されます。 そしてゲストには、ヴァイオリン界の女王アンネ・ゾフィー・ムターを迎え、サン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」とラヴェルの「ツィガーヌ」 を演奏。両演目とも彼女の魅力を最大限に味わうことのできる内容です。ベルリン・フィルとムターといえば帝王カラヤンとの関係でしょう。ムターは13 歳の時その才能をカラヤンに見込まれ、1977年ザルツブルク・イースター・フェスティバルでカラヤン&ベルリン・フィルと共演、そして弱冠14歳で同コ ンビとモーツァルトのヴァイオリン協奏曲でレコード・デビューを果たします。その後の活躍は知っての通り世界中を魅了するヴァイオリニストとして、女王 の名に相応しい高い芸術性と情感豊かな音楽を聴かせてくれています。 (Ki)
20-61484F(Bluray)
20-61488D
KKC-9179(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価
KKC-9180
日本語帯・解説付
税込定価
ヨーロッパコンサート2016イン・レーロース
グリーグ:抒情組曲〜第5番「山の夕べ」(管弦楽版)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
ビャーネ・ブルースタ(1895-1978):「お伽噺組曲」〜ヴェスレフリク(アンコール)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
サイモン・ラトル(指)BPO
ヴィルデ・フラング(Vn)

収録:2016年5月1日ノルウェー、レーロース教会(ライヴ)
20 61484
◆Blu-ray
画面:1080/60i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.0
リージョン:All、90分
◆DVD
画面: 16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、
DTS 5.0、DD5.0
リージョン:All、90分
ルリン・フィルの創立記念日である5月1日に毎年行われている、ベルリン・フィルのヨーロッパコンサート。ヨーロッパ各地のホールや歴史的建造 物で行われており、夏の野外コンサート、ヴァルトビューネよりも本格的なプログラムを演奏します。美しい建物や街で行われるコンサートは、多くの音楽ファ ンに支持されているベルリン・フィル恒例のイベントです。 2016年は、ノルウェーにあるレーロース鉱山都市。1980年に世界遺産に登録されたレーロースは、人口4000人足らずの小さな町、銅鉱山の歴史 を持ちます。17?18世紀建築の80軒ほどの伝統的な木造の建物が保存されており、中世の趣が漂います。コンサートが行われたレーロース教会は、ノ ルウェーの伝統的な装飾が見られる教会で、この街のシンボルとなっています。 前半は、ノルウェーを代表する作曲家グリーグの小品、そしてソリストにはノルウェー出身のヴィルデ・フラングが登場。メンデルスゾーンのヴァイオリン 協奏曲を演奏しました。ヴィルデ・フラングは、透明感のある音色、繊細で美しい弱音、独特の深みのあるヴィブラートが魅力のヴァイオリニスト。彼女 の明瞭で真っ直ぐなアプローチと、ベルリン・フィルの抜群のコントロールで、メンデルスゾーンの名曲に新たな風を吹き込んでいます。アンコールではヴィ ルデ・フラングが愛奏する20世紀ノルウェーの作曲家ビャーネ・ブルースタのノルウェーの民俗音楽と民話の影響を受けた作品「お伽噺組曲」から「ヴェ スレフリク」を演奏。ヴィオラ奏者として、オスロ・フィルに19年間在籍し、第2次大戦後、ノルウェー音楽の発展に尽くした功績が高く評価されています。 後半はベートーヴェンの「英雄」。先日の来日公演、同時にベルリン・フィル・レコーディングスから発売された全集と同様に、オケの自主性に任せつつ、 テンポや強弱を自在に変化させながら、分厚い低域と表情豊かな旋律線を巧みに描き出しています。 (Ki)
20-61498D
20-61494F(Bluray)
ヴァルトビューネ・コンサート2016〜チェコ・ナイト
スメタナ:交響詩「モルダウ」
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲
 交響曲第6番ニ長調、
 スラヴ舞曲Op.46-8ト短調
パウル・リンケ:ベルリンの風
ヤニック・ネゼ=セガン(指)BPO
リサ・バティアシ ヴィリ(Vn)

収録:2016年6月26日 ヴァルトビューネ、ベルリン(ライヴ)
映像監督:ヘニング・カステン
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:DTS5.1、DD5.1、
PCMステレオ
リージョン:All、107分
◆Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:DTS-HD MA5.1、
PCMステレオ
リージョン:All、107分
ベルリン・フィルが毎年シーズンの最後に野外で行うヴァルトビューネ・コンサート。ここでの公演収録は恒例となっており、野外コンサートながら良好 な音響条件ということで、特に映像作品として鑑賞する場合には、通常のホールでの演奏と何ら変わらないクオリティが確保されているともいえます。映 像は野外コンサートだけあって、2万人の聴衆のリラックスした姿を映し出したりもして面白く、夏の夕方から夜にかけての名物コンサートのひと時を疑似 体験できるような楽しい雰囲気も備えています。 2016年の「ヴァルトビューネ」は、「チェコの夕べ」と題され、今やチェコを代表する作曲家といえば、真っ先に思い浮かぶスメタナとドヴォルザーク の作品を取り上げています。 祖国ボヘミアの歴史や自然を描いた6曲の交響詩から成るスメタナの《我が祖国》より《モルダウ》からはじまり、グルジア(ジョージア)出身のヴァイ オリニスト、リサ・バティアシヴィリによるドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲と続きます。ヴァイオリン協奏曲は、濃厚なスラヴの香り漂う旋律、そして 華麗な表現技巧など、聴きどころ満載の楽曲。バティアシヴィリの艶やかな美音、豊かな音楽性、テクニックが、この楽曲のもつ叙情性と技巧的な部分と を見事に表現しています。そして今回指揮を務めるのが、近年目覚しい活躍を見せる、ヤニック・ネゼ=セガン。作品の持つ濃厚なロマンティシズムと重 量感あるサウンドを引き出しています。 後半のドヴォルザークの交響曲第6番は、スラヴの民謡の香りがするエネルギーに満ちた作品。ベルリン・フィルの真骨頂である緻密なアンサンブル、管 楽器のうっとりするような叙情的な音色、弦楽器の躍動する輝かしいリズムとベルリン・フィルの魅力が全開し、セガンのスケールの大きい先導も功を奏 し充実した演奏を繰り広げています。 アンコールのスラヴ舞曲で大いに盛り上がり、最後はお馴染みの「ベルリンの風」で華やかな一夜が幕を閉じました。 (Ki)

20-61518D
チャイコフスキー・ファイル〜ある作曲家の告白
挿入映像:バレエ「チャイコフスキー」
ウラジーミル・マラーホフ主演、ボリス・エイフマン振付
監督:ラルフ・プレガー
出演:ダーク・ジョンストン
(インタビュー):ウラジーミル・マラーホフ、キャメロン・カーペンター、カディア・グレンケ、フィリップ・バロック

NTSC 16:9/PCM STEREO
言語:英語、独語
字幕:日本語
リージョン:All/53分
奇才ラルフ・プレガーによるチャイコフスキーのドキュメンタリー。とは言っても音楽物でも伝記物でもなく、彼の人生と死を同性愛の見地から考証して います。チャイコフスキーが男色家であったことは知られていますが、何分にもロシア文化の象徴の大作曲家だけに、タブーの領域とされてきました。このドキュ メンタリーでは、手紙や日記から彼のゲイ・ライフや偽装結婚の真実などを暴露。オネエ言葉や女装、さらにはスカトロ趣味まで、唖然とさせられる事実 が明るみに出されます。映像は幻想的で、腐女子好みのBL的な美しさに満ちています。さらに同じ世界の住人であるダンサーのマラーホフやオルガニス トのカーペンターが、バレエや音楽でなくチャイコフスキーと同性愛問題について個人的かつ親密な意見を述べています。 その合間にマラーホフ演じるバレエ「チャイコフスキー」の腐臭漂う情景や、ドイツのイケメン俳優ダーク・ジョンストンが妄想上のカレ役を演じ、BLコミッ クスのような裸体を惜しげもなく晒すだけでなく、チャイコフスキーの歌曲「ただ憧れを知る者だけが」を妖しげな眼差しで、韓流ポップス風に歌う様も ゲイと腐女子狂喜の世界となっています。 話し言葉は基本的に英語で、音楽学者のインタビュー等一部がドイツ語ですが、日本語字幕付きのため難しい専門用語も理解できます。 ただし、学術的なチャイコフスキー論ではないため、観る方によっては不快感をもよおす可能性がございます。また激しい露出はありませんが、男性の 裸体が頻繁に登場します。閲覧にご注意下さい。 (Ki)
20-61552E(4DVD)
ベルカント・オペラBOX〜サンフランシスコ・オペラ


ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」(146分)

ベッリーニ:「カプレーティとモンテッキ」(151分)
■ドニゼッティ
ルネ・フレミング(S ルクレツィア・ボルジア)、マイケル・ファビアーノ(T ジェンナーロ)、ヴィタリー・コヴァリョーフ(Bs 公爵アルフォンソ)、エリザベス・デション(Ms マッフィオ・オルジーニ)、オースティン・ネス(Br アポストロ・ガゼッラ)、アオ・リ(Br アスカーニオ・ペトルッチ)、クリストファー・ジャクソン(T イェッポ・リヴェロット)、ブライアン・ジャグディ(T オロフェルノ・ヴィテッロッツォ)、アイゴー・ヴィエイラ(Bs グベッタ)、ダニエル・モンテネグロ(T ルスティゲッロ)、ライアン・カスター(Br アストルフォ) ほか,リッカルド・フリッツァ(指)サンフランシスコ歌劇場O&cho,サンフランシスコ歌劇場舞踏団、ジョン・パスコー(演出)、ジェフリー・ブルッカーホフ(照明) ローレンス・ペク(振付)
収録:2012年9-10月、サンフランシスコ

■ベッリーニ
ニコル・キャベル(S ジュリエッタ)、ジョイス・ディドナート(Ms ロメオ) 、サイミール・ピルグ(T テバルド)、エリック・オーウェンズ(Bs-Br カペッリオ)、リ・アオ(Br ロレンツォ)、リッカルド・フリッツァ(指)、サンフランシスコ歌劇場O&cho、ヴァンサン・ブサール(演出)、ヴァンサン・ルメール(装置)、クリスチャン・ラクロワ(衣装)、グィード・レヴィ(照明)
収録:2012年10月、サンフランシスコ

画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
リージョン:All
字幕:(ドニゼッティ) 英独仏韓,日本語
( ベッリーニ )伊英独仏
297分
ドニゼッティの傑作「ルクレツィア・ボルジア」は歴史に名高いボルジア家の美女、ルクレツィア・ボルジア(1480−1519)を扱ったこのオペラ。 1833年12月にスカラ座で初演され大成功を収め、1830、1840年代には非常に人気の高かった作品です。近年の上演頻度はあまり高くありませんが、 力のあるプリマドンナが満を持して挑戦するオペラになっています。ここに収録されているサンフランシスコでの上演では、ルネ・フレミングがルクレツィア に挑戦。悪女、悪妻の顔と、息子を愛する母の顔の両面を見事に歌っています。ジョン・パスコーの演出は、元々ワシントン・ナショナル・オペラのため のプロダクションでありました。ハリウッド風の豪華な美観を軸に、現代的な要素をバランスよく盛り込んだ美しい舞台に仕立てています。
「カプレーティとモンテッキ」は、有名なロメオとジュリエットの物語。イタリアの説話に基づいたオペラなので、シェイクスピアの戯曲とは若干ストーリー が異なります。しかし若者の悲恋という共通のテーマは、いつの世も共感得やすいため、現代でも人気のある演目です。2012年10月のサンフランシス コ歌劇場での上演では、ズボン役のロメオに、メトロポリタン歌劇場の大スター、ジョイス・ディドナートが登場。広い音域と卓越した歌唱技術、そして 知性的な歌唱演技を持ったディドナートのロメオは圧倒的です。ジュリエッタには、1977年、カリフォルニア生まれのソプラノ、ニコル・キャベルを起用。 2005年にカーディフ国際声楽コンクールで優勝、2007年にはDECCAからアリア集が発売され、一気に表舞台で活躍する歌手となりました。演出は フランスのヴァンサン・ブサール。本作が米国デビューとなりました。衣装はパリを中心にオートクチュールコレクション界で活躍する世界的デザイナー、 クリスチャン・ラクロワ。スタイリッシュかつ華やかな衣装も見所の一つです。 (Ki)
20-61574F(Bluray)

20-61578DD
テレマン:マタイ受難曲より「序曲」TWV5:53
カンタータ「オリーブ山でイエスはおののき」TWV1:364
 ブロッケス受難曲より「序曲」TWV5:1
 カンタータ「イエスは最後の息を引き取られた」TWV1:983
バッハ:カンタータ「われは憂いに沈みぬ」よりシンフォニアBWV196
 カンタータ「主はわれらを御心に留めたまえり」よりシンフォニアBWV21
 カンタータ「われは満ち足れり」BWV82
テレマン:ブロッケス受難曲より「太陽の輝きは失せた」TWV5:1
フィリップ・ジャルスキー(C.T)
フライブルク・バロックオーケストラ
ペトラ・ミュレヤンス(コンサートマスター)
アン=カトリン・ブリュッゲマン(Ob)

収録:2016 年 11月10日ドイツ、アルテ・オーパー・フランクフルト
■Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:DTS-HD MA5.1,
PCMステレオ、字幕:英独仏
コンサート82 分、ボーナス10 分
リージョン:All
■DVD
画面:NTSC 16:9
音声:DTS-HD MA5.1,
PCMステレオ、字幕:英独仏
コンサート82 分、ボーナス10 分
リージョン:All
透明度の高い歌声と優れた技巧で世界中の音楽ファンを魅了するフランスのカウンターテナー、フィリップ・ジャルスキーが遂にバッハとテレマンのソロ・ カンタータに挑みました。この映像は2016年11月にフライブルク・バロックオーケストラとジャルスキーが行ったコンサート・ツアーの模様が収められ ています。ジャルスキーはこれまで圧倒的な美声を生かした耽美な音楽が魅力でありましたが、今回のバッハとテレマンというバロックの巨匠のカンタータ では、抑制の効いた歌声でもって敢然と作品に立ち向かっています。ジャルスキーは演奏に際してこのように述べています。「神聖な音楽を演奏することは、 自分自身を超えた大きなものに出会うような感覚です。自分を上回る未知の力のようなものです。たとえ宗教的な意味合いでなくとも、聴く人々は皆その よ う な 気 持 ち に な る で し ょ う 。」 18世紀ドイツ文学界の重要人物ブロッケスが書いたテキストによるブロッケス受難曲は、人間味豊か、絡み合う音が魅力のテレマンの名作。序曲はオー ボエのソロが活躍する器楽によるシンフォニアで、フライブルク・バロックオーケストラの巧みな演奏で、理想的な演奏を聴かせてくれます。また、苦難の 多いこの世から、救いによって永遠の安らぎ=「死」の世界に旅立つ心情を歌ったバッハのカンタータ第82番「われは満ち足れり」はカンタータの中で も人気が高く、バスの独唱カンタータとして有名ですが、第2稿のソプラノ独唱版も親しまれています。ジャルスキーが絶唱し新境地を聴かせてくれています。 (Ki)

20-61618FF(4DVD)
メナヘム・プレスラー/ザ・ピアニスト

■DVD1:ジルヴェスター・コンサート2014
ラモー:《優雅なインドの国々》組曲〜アフリカの奴隷たちのための歌/田園舞曲/太陽礼賛のための歌/未開人のための歌/シャコンヌ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第2番&第7番
コダーイ:《ハーリ・ヤーノシュ》組曲〜前奏曲/ウィーンの音楽時計/歌/間奏曲/皇帝と廷臣たちの入場
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番ト短調
ハチャトゥリアン:《ガヤネー》〜第8番「レズギンカ」
■DVD2
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番
 ロンド イ短調K.511*
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番
ドビュッシー:月の光
特典映像:プレスラーとヤルヴィの対談(英語)
■DVD3:
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ショパン:マズルカ第5番変ロ長調 Op.7-1
ショパン:マズルカ第7番ヘ短調 Op.7-3
 マズルカ第13番イ短調 Op.17-4
ドビュッシー:版画
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調 遺作
■DVD4:メナヘム・プレスラー/90歳記念コンサート
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲イ長調 Op.81
シューベルト:歌曲集『冬の旅』 D.911〜菩提樹/春の日/鳥/辻音楽師
 歌曲『ます』 D.550
 ピアノ五重奏曲イ長調 D.667『ます』
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調 Op.10〜第3楽章
ショパン:夜想曲 第20番 嬰ハ短調
全て、メナヘム・プレスラー(P)

■DVD1
サイモン・ラトル(指)BPO
収録:2014年12月31日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

■DVD2
パーヴォ・ヤルヴィ(指)パリO
収録:2014年1月29日*、2012年10月17日
収録:パリ、サル・プレイエル(ライヴ)
監督:セバスティアン・グラス&コランタン・ルコント

■DVD3:
収録:2011年3月23日 パリ、シテ・ド・ラ・ミュジーク(ライヴ)

■DVD4
クリストフ・プレガルディエン(T)
エベーヌQ
ベンジャミン・ベルリオーズ(Cb)
収録:2013年11月 パリ、サル・プレイエル

画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.0、DTS5.0
字幕:英独仏
リージョン:All
1923年生まれの巨匠ピアニスト、メナヘム・プレスラー。ボザール・トリオの創設メンバーとして長きに渡り活躍し、2008年解散後から精力的にソ リストとして世界各地でコンサートを行っています。このDVDセットは、2011年〜2014年までに行われたライヴ映像をまとめたもの。 DVD1は、サー・サイモン・ラトル指揮によるベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート2014。毎年「ダンス」をテーマに選曲され、2014年末 のお祭り気分の華やかなコンサートの演目に選ばれたのは、ラモー『優雅なインドの国々』組曲、コダーイ『ハーリ・ヤーノシュ』組曲、ドヴォルザーク『ス ラヴ舞曲集』、そしてソリストにメナヘム・プレスラーを迎えモーツァルト『ピアノ協奏曲第23番』が演奏されました。 DVD2は、2012年と2014年にパリのサル・プレイエルで行われた、パーヴォ・ヤルヴィ指揮パリ管弦楽団とのモーツァルトのピアノ協奏曲。プレスラー がまもなく89歳を迎えようとしていた2012年10月、パリ管定期演奏会で収録された第27番。モーツァルト最後の協奏曲である本作品は、崇高な美 しさを持った名曲として親しまれています。プレスラーは作為的なものがまるで感じられない穏やかな演奏で、詩的で味わい深く聴かせてくれます。またア ンコールのドビュッシーの『月の光』も、繊細さと抒情性に溢れる、聴く者の心の深淵に響く演奏です。 DVD3は、2011年3月にパリのシテ・ド・ラ・ミュジークで行ったソロ・リサイタルの模様を収めた映像。ドビュッシーに加えて、ベートーヴェンの後 期ソナタ第31番と、シューベルト最後のソナタという、円熟の境地を窺い知るにふさわしいプログラムが組まれています。 DVD4は、プレスラーが2013年12月16日に90歳の誕生日を迎え、その誕生日に先立って、11月にパリのサル・プレイエルで行われた記念コンサー トを収録したもの。晴れの日の共演者に真っ先に選ばれたのは、フランスの人気カルテット、エベーヌ四重奏団。そしてテノール歌手のクリストフ・プレガ ルディエンを迎えたシューベルトの歌曲集や、もちろんプレスラーのソロによるショパンも収録しています。 (Ki)

20-61624F(Bluray)
20-61628D
バレエ「マタ・ハリ」(全2幕)
ボーナス映像:メイキング
振付:テッド・ブランセン
音楽:タリク・オリーガン(1978-)
台本:ジャニーヌ・ブロン
アンナ・ツィガンコワ( マタ・ハリ)
オランダ国立バレエ・同管弦楽団
マシュー・ロウ( 指 揮)
クレメント&サヌ( 美 術 、 照 明 )
フランソワ=ノエル・シャルパン(衣 装)
ジェフ・チューダー(映像監督)
収 録:2 016 年 2 月オランダ国立オペラ&バレエ(ライヴ)
◆Blu-ray
画面:1080/60i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.0
リージョン:All
95分+25分
[ボーナス] 言語:独英 / 字幕:英独

◆DVD
画面: 16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DTS5.0、DD5.0
リージョン:All
95分+25分
[ボーナス] 言語:独英 / 字幕:英独
第一次世界大戦中に活躍した有名な女スパイのマタ・ハリの生涯を描いた、オランダ国立バレエの新作「マタ・ハリ」の映像。同団の芸術監督であるテッド・ ブランセンが振付を担当し、イギリスの若手作曲家タリク・オリーガンに楽曲を委嘱した本作は、2016/17シーズンの目玉として大きな反響を呼んでいます。 第一次世界大戦中ドイツは敵国フランスの情報を探るために、当時フランス社交界で話題を集めていた美人ダンサー、マタ・ハリをスパイとして雇いま した。マタ・ハリ(本名:マルガレーテ・ゲルトルード・ツェレ)はオランダの裕福な家庭に生まれました。しかし父親の事業が傾き一家は離散してしま います。18歳でオランダの軍人と結婚、出産しますが、子供を失い25歳で離婚、職を求めてパリへ旅立ちます。たまたま友人宅で披露したエキゾチッ クで妖艶なダンスが評判を呼び、トントン拍子に進みあっという間に有名ダンサーへと上り詰めます。ドイツ軍からスパイとして雇われていたマタ・ハリで すが、やがてフランス側からも買収され二重スパイ容疑でフランス軍によって処刑されてしまいます。 マタ・ハリの波乱に満ちた生涯は謎に包まれています。彼女は本当に有罪だったのか、果てはスケープゴートとして使われたのか…。フランス政府は 2017年にこの「世紀の女スパイ」に関する機密資料を公開することを発表しています。彼女は冤罪だったのか?死後100年経った今、ついに彼女の明 らかにされていなかった事実が判明することでしょう。 この上演でマタ・ハリを演じるのは、オランダ国立バレエ団首席ダンサーとして活躍しているロシア出身アンナ・ツィガンコワ。エロティックなマタ・ハ リのダンスを美しくししなやかに、そして心情の変化を表す繊細な動きは必見です。 (Ki)
20-61668(6DVD)
イツァーク・パールマン・アニヴァーサリーBOX
■DVD1(110分)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ ホ長調 BWV1006/同 ニ短調 BWV1004
ドキュメンタリー『イツァーク・パールマン〜超絶技巧のヴァイオリニスト』(監督:クリストファー・ヌーペン)
■DVD2(89分)
イツァーク・パールマン・プレイズ・チャイコフスキー
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
幻想序曲『ロメオとジュリエット』*
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲『展覧会の絵』
■DVD3(94分)
イツァーク・パールマン・プレイズ・ベートーヴェン&ブラームス
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
■DVD4(95分)
イツァーク・パールマン・プレイズ・ベートーヴェン
ベートーヴェン:ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲ハ長調Op.56、合唱幻想曲 ハ短調Op.80
■DVD5(94分)
『イスラエル・フィル創立60周年記念コンサート』
1. イスラエル国歌
2. アイザック・スターンによる祝辞
3. ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲
4. バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043
5. ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調 RV.580
6. モーツァルト:セレナード第6番ニ長調 K.239『セレナータ・ノットゥルナ』
7. ハルヴォルセン:パッサカリアとサラバンド〜ヴァイオリンとヴィオラのためのヘンデルの主題による変奏曲つき
8. ブラームス:交響曲第2番ニ長調 op.73
■DVD6(90分)
イツァーク・パールマン・コンダクツ・イスラエル・フィル
ベートーヴェン:エグモント序曲
ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲Op.56
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
イツァーク・パールマン(Vn)

■DVD1(110分)
収録:1978年、セントジョンズ・スミス・スクエア、ロンドン(ライヴ)
■DVD2(89分)
フィラデルフィアO 
ユージン・オーマンディ(指)
収録:1979年6月(チャイコフスキー)、1978年(展覧会の絵)、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(ライヴ)
■DVD3(94分)
ベルリンPO ダニエル・バレンボイム(指)
収録:1992年2月25,26日(ベートーヴェン)、1992年2月29日,3月1日(ブラームス)、 シャウシュピールハウス、ベルリン(ライヴ)
■DVD4(95分)
ヨーヨー・マ(Vc) 
ダニエル・バレンボイム(ピアノ&指揮)BPO
ベルリン国立歌劇場cho
収録:1995年、フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
■DVD5(94分)
アイザック・スターン(ヴァイオリン:4)
ピンカス・ズッカーマン(指揮&ヴァイオリン:6、ヴィオラ:7)
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン:7)
シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン:5)
ギル・シャハム(ヴァイオリン:4,5)
マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン:5)
メナヘム・ブロイアー(ヴァイオリン:5)
アリエル・シャマイ(ヴァイオリン:6)
ミリアム・ハルトマン(ヴィオラ:6)
ピーター・マーク(コントラバス:6)
イスラエルPO
ダニエル・バレンボイム(指揮:3)
ズービン・メータ(指揮:4,5,8)
収録:1996年12月26日,テル・アヴィヴ、マン・オーディトリアム(ライヴ)
■DVD6(90分)
ジオラ・シュミット(Vn) 
ズィル・ベイリー(Vc) ナヴァ・パールマン(P)
イツァーク・パールマン(指) 
イスラエル・フィル
収録:2010年3月、テルア・アヴィヴ、マン・オーディトリアム(ライヴ)

画面:4:3 、NTSC
音声:PCMステレオ
言語:英語
字幕:独 、仏 、伊
リージョン:All、572分
世界最高峰のヴァイオリニストであるイツァーク・パールマン。2020 年 8 月 31 日に 75 歳を迎えます。日本でこの秋予定されていた「イツァーク・パールマン フェアウェルツアー 2020」は、残念ながら中止となってしまいましたが、EURO ARTS より、6 枚組DVDのアニヴァーサリー BOX がリリースされます。パールマンのこれまでの名演、そしてドキュメンタリー映像を含む充実した内容です。


20-63688JJ(6DVD)
アメリカン・オペラ・ボックス



■DVD1&2(142分)
ヘギー:歌劇『モビー=ディック』

■DVD3&4(144分)
ジェローム・カーン:ミュージカル『ショウ・ボート』


■DVD5&6(158分)
ガーシュウィン:歌劇『ポーギーとベス』

■DVD1&2(142分)
ジェイ・ハンター・モリス(T:エイハブ船長)
スティーヴン・コステロ(T:グリーンホルン)
モーガン・スミス(Br:スターバック)
ジョナサン・レマル(Br:クイークェグ)
タリース・トレヴィーニュ(S:ピップ)
ロバート・オース(Br:スタッブ)
マシュー・オニール(T:フラスク)
カン・ジュウォン(Br:ガーディナー船長)
カーマイケル・ブランケンシップ(Br:タシテゴ)
ブラドリー・カイナード(Br:ダッグー)
チェスター・ピダック(T:ナンタケット)
アンダース・フローリック(Br:スペイン人の船乗り)
サンフランシスコ歌劇場バレエ団
サンフランシスコ歌劇場O&cho
パトリック・サマーズ(指)
演出:レオナード・フォグリア
装置:ロバート・ブリル
衣装:ジェイン・グリーンウッド
照明:ガヴァン・スウィフト
振付:ケチュラー・スティッカン
収録時期:2012年10月、サンフランシスコ歌劇場(ライヴ)
字幕:英、独、仏

■DVD3&4(144分)
オーケストレーション:ロバート・ラッセル・ベネット
ハイディ・ストーバー(マグノリア)
マイケル・トッド・シンプソン(ゲイロード)
ビル・アーウィン(アンディ船長)
パトリシア・レーセット(ジュリー)
モーリス・ロビンソン(ジョー)
アンジェラ・レニー・シンプソン(クイーニー)
ハリエット・ハリス(パーシー)
キルスティン・ワイアット(エリー)
ジョン・ボルトン(フランク)、
パトリック・カミング(スティーヴ)、他
サンフランシスコ歌劇場Cho、ダンサー
サンフランシスコ歌劇場O
ジョン・デメイン(指)
演出:フランチェスカ・ザンベロ
収録時期:2014年6月、サンフランシスコ歌劇場(ライヴ)
字幕:英独仏西伊韓

■DVD5&6(158分)
ラキタ・ミッチェル(S:ベス)
エリック・オウェンズ(Bs-Br:ポーギー)
チョンシー・パッカー(T:スポーティンライフ)
レスター・リンチ(Br:クラウン)
エンジェル・ブルー(Bs-Br:クララ)
カレン・スラック(S:セリナ)
アルテウイーズ・デヴォーン(Ms:マリア)
エリック・グリーン(Br:ジェイク)
マイケル・ブラグ(T:ミンゴ)
マリシャ・ジェシー(Ms:アニー)
サマンサ・マケルハニー(Ms:苺売り)
アンバー・マーカムズ(S:リリー)
マイケル・オースティン(T:ロビンズ)
アシュリー・ファートアリア(T:蟹売り)
カルヴィン・リー(T:ピーター)
フレデリック・マシューズ(T:ネルソン)
アール・ヘイゼル(Br:ジム)
ケニス・オヴァートン(Br:フレイジャー)、他
サンフランシスコ歌劇場O&cho
ジョン・デメイン(指)
演出:フランチェスカ・ザンベロ
演出助手:リタ・ダンジェロ・ティカドー
装置:ピーター・J.デイヴィソン
衣装:ポール・テイズウェル
照明:マーク・マッカラー
振付:デニ・セイヤーズ
収録時期:2009年6月、サンフランシスコ歌劇場(ライヴ)
字幕:英独仏韓,日本語

画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1/リージョン:All
ユーロアーツとサンフランシスコ歌劇場とのコラボレーション企画「サンフランシスコ・オペラ」シリーズからこれまでに発売した現代アメリカを代表す るオペラ作品 3つをまとめたボックス・セットが発売されます。 19世紀の米国の作家ハーマン・メルヴィルの代表作「白鯨」を原作としたジェイク・ヘギーのオペラ『モビー=ディック』。エドナ・ファーバー作の同名 のベストセラー小説をミュージカル化し、ブロードウェイでは572回ものロングランを記録した記念碑的な作品『ショウ・ボート』。ガーシュウィンの傑作 『ポーギーとベス』といった見逃せない内容です。 (Ki)

20-63698JJ
(14DVD)
ダニエル・バレンボイム・ボックス
DVD1 「バレンボイム演奏活動50周年記念コンサート・イン・ブエノスアイレス」
DVD2 ドキュメンタリー「ダニエル・バレンボイムの素顔」
DVD3&4  ダニエル・バレンボイム・プレイズ・モーツァルト〜後期ピアノ協奏曲集
DVD5,6&7  モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集
DVD8&9  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲
DVD10  ダニエル・バレンボイム〜スカラ座でのリスト・リサイタル
DVD11&12  ダニエル・バレンボイム・プレイズ・リスト
DVD13  J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
DVD14  ブラームス:ピアノ協奏曲第1&2番
ダニエル・バレンボイム(P,指)

画面:NTSC
16:9 (DVD1,2,3,4,8,9,10,13)
4:3(DVD5,6,7,11,12,14)
音声:PCMステレオ
DD5.1&DTS5.1(DVD1,2,8,9,10)
字幕:DVD2/英、独、仏
リージョン:All
収録時間:24時間
内容はこれまでEURO ARTSからリリースされたバレンボイムの貴重な映像ばかりが集められています。バレンボイムの演奏活動50周年を記念して故 郷ブエノスアイレスで行われたリサイタル映像(DVD1)。そして幼少期、ピアニスト、指揮者として、アルゼンチン生まれイスラエル国籍のユダヤ人という 様々な顔を持つバレンボイムの素顔に迫ったドキュメンタリー映像(DVD2)。バレンボイムがベルリン・フィルを弾き振りして、モーツァルトの後期8つの ピアノ協奏曲を演奏した映像(DVD3&4)。1988-90年に収録した清潔感ある端正なモーツァルトのピアノ・ソナタ全曲(DVD5,6,7)。2007年「ルール・ ピアノフェスティヴァル」でシュターツカペレ・ベルリンを率いて行ったベートーヴェン全曲弾き振り(DVD8&9)。2007年にミラノ、スカラ座で行ったリ スト・リサイタル(DVD10)。1985年にバイロイトの辺境伯オペラハウスなどの美しい劇場で、オール・リスト・プログラムを演奏した映像(DVD11&12)。 1992年にミュンヘンのバヴァリア音楽スタジオでセッション収録された「ゴルトベルク変奏曲」(DVD13)。孤高の巨匠チェリビダッケとミュンヘン・フィ ルと共演したブラームスのピアノ協奏曲(DVD14)。このセット一つで、ピアニストとしてのバレンボイムをじっくり堪能することができます。 (Ki)


20-64014(Bluray)
ブラームス:室内楽曲全集


【ソナタ】
(1)ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78「雨の歌」
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
(2)ヴァイオリン・ソナタ「F.A.E.ソナタ」WoO2
(3)チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99
(4)クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2

【三重奏】
(1)ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8
ピアノ三重奏曲第2番ハ長調Op.87
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101
(2)クラリネット三重奏曲イ短調Op.114
(3)ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40

【四重奏】
(1)ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25
(2)ピアノ四重奏曲第2番イ長調Op.26
(3)ピアノ四重奏曲第3番ハ短調Op.60
(4)弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.51-1
弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.51-2
弦楽四重奏曲第3番変ロ短調Op.67

【五重奏】
(1)ピアノ五重奏曲ヘ短調Op.34
(2)ハイドンの主題による変奏曲Op.56b
(2)2台ピアノのためのソナタOp.34b
(3)弦楽五重奏曲第1番ヘ長調Op.88
弦楽五重奏曲第2番ト長調Op.111
(4)ワークショップ「弦楽五重奏曲/タカーチQ 今井信子」
(5)クラリネット五重奏曲 ロ短調Op.115

【六重奏】
(1)弦楽六重奏曲第1番変ロ長調Op.18
弦楽六重奏曲第2番ト長調Op.36
(2)ドキュメンタリー「Waren nicht die Frauen …」
【ソナタ】
(1)イツァーク・パールマン(Vn)、ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1991年
(2)ダヴィッド・オイストラフ(Vn)、フリーダ・バウアー(P)
収録:1962年
(3)ミクローシュ・ペレーニ(Vc)、ゾルタン・コチシュ(P)
収録:1990年
(4)ヴェンツェル・フックス(Cl)、エレーナ・バシュキロワ(P)
収録:1996年
【三重奏】
(1)エレーナ・バシュキロワ(P)、マキシム・ヴェンゲーロフ(Vn)、ボリス・ペルガメンシコフ(Vc)
収録1989年
(2)ヴェンツェル・フックス(Cl)、エレーナ・バシュキロワ(P)、ディートマール・シュワールケ(Vc)
収録:1996年
(3)イツァーク・パールマン(Vn)、ダニエル・バレンボイム(P)、デイル・クレヴェンジャー(Hrn)
収録:1991年
【四重奏】
(1)アンドラーシュ・シフ(P)、塩川悠子(Vn)
ミクローシュ・ペレーニ(Vc)、今井信子(Vc)
収録:1993年
(2)エマニュエル・アックス(P)、アイザック・スターン(Vn)、ヨーヨ・マ(Vc)、ハイメ・ラレード(Vc)
(3)アンドラーシュ・シフ(P)、塩川悠子(Vn)、ミクローシュ・ペレーニ(Vc)、今井信子(Vc)
収録:1993年
(4)ケラーQ
収録:1994年
【五重奏】
(1)タカーチQ、ゾルタン・コチシュ(P)
収録:1992年
(2)アンソニー&ヨセフ・パラトーレ(P)
収録:1989年
(3)タカーチQ、今井信子(Vc)
収録:1997年
(4)制作:1997年
字幕:独、英
(5)ベルリン・ゾリステン
収録:1989年
【六重奏】
(1)ウィーン弦楽六重奏団
収録:1996年
(2)制作:1996年
言語:独、英

(SD:標準画質映像をBlu-rayに収録)
画面:NTSC 4:3,16:9
音声:PCMステレオ、DD2.0(ドキュメンタリー、ワークショップ)
リージョン:All
収録時間:986 分
膨大な映像を1枚のブルーレイ・ディスクに収録した好企画「クラシック・アーカイヴ」ブルーレイ・シリーズ。今回発売されるのは、2017年に没後 120周年を迎える作曲家ブラームスの室内楽曲全曲。DVD8枚分、16時間にのぼる貴重な映像が1枚のブルーレイに収められています。 「ソナタ」パートでの聴きどころは、パールマンとバレンボイムによるヴァイオリン・ソナタ。両者とも40代後半という心身ともに充実した時期であり、 濃厚で情感豊かな演奏を聴くことができます。そしてチェロとピアノの味わい深い対話、ブラームスの情熱と哀愁を感じるペレーニとコチシュによるチェロ・ ソナタ。またベルリン・フィル首席奏者ヴェンツェル・フックスとロシアのピアニスト、エレーナ・バシュキロワによるクラリネット・ソナタ。晩年の深みを 感じさせつつも、瑞々しい感性に溢れた作品で、伸びやかなフックスの音色が胸に響きます。「三重奏」パートのバシュキロワ、ヴェンゲーロフ、ペルガメンシコフのロシア系3人によるピアノ三重奏。ピアノ、チェロ、ヴァイオリンのそれぞれの 楽器の表現力が素晴らしく、ブラームスらしい魅力と情熱に溢れる演奏を披露しています。その他にもシフ、塩川悠子、ペレーニ、今井信子の名手4人 によるピアノ四重奏曲や、名門タカーチ四重奏団、ウィーン弦楽六重奏団らのヨーロッパの室内楽の伝統にしっかりと裏打ちされた充実した演奏も収録さ れています。またワークショップの風景やドキュメンタリー映像も収録され、見ごたえのある充実の内容となっております。 (Ki)

20-64024F(Bluray)
KKC-9247(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価
20-64028D
KKC-9248
日本語帯・解説付
税込定価
小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ/2015&2016
ベートーヴェン:交響曲第2番
交響曲第7番

■特典映像
ベートーヴェン:合唱幻想曲

・マエストロ・オザワ 80歳バースデー・セレブレーション
小澤征爾(指 )
サイトウ・キネン・オーケストラ

収録:2015年9月6日(第2番)、2016年8月18日(第7番)、キッセイ 文化ホール、ライヴ

■特典映像
小澤征爾(指)
サイトウ・キネン・オーケストラ
マルタ・アルゲリッチ(P)
リディア・トイシャー(S)
三宅 理恵(S)
ナタリー・シュトゥッツ マン(C.A)
福井 敬(T)
ジャン=ポール・フシェクール(T)
マ ティアス・ゲ ルネ(Br)
OMF合唱団
収録:2015年9月1日、キッセイ文化ホール、ライヴ
◆Bluray
画面:1080/60i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Audio5.1
リージョン:All
本編83分 特典25分
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Audio5.1
リージョン:All
本編83分 特典25分
1992年より長野県松本市で 毎年夏に開催してきた『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』(SKF)は 、2015年より『セイジ・オザワ 松本フェスティバル』 (OMF)として新たなスタートを切りまし た。名称変更後もSKFからの母体であるサイトウ・キネン・オーケストラ (SKO)の優れた演奏はもちろんのこと、 小澤征爾総監督のもとに世界的指揮者、演奏家、出演者たちが 松本に集まります。 この映像は、新たなステージに踏み出した2015年とSKFから通 算し開催25回目となった2016年の小澤征爾指揮によるライヴ収録。傘寿を迎 えた小澤 征爾の円熟の演奏が収められています。 まず名称が変更され 、記念すべき第1回となった2015年のセイジ・オザワ 松本フェスティバル。15年ぶりに松本でベートーヴェンの交響 曲第2番を小 澤征爾が指揮したコンサートの映像です。交響曲第2番は、難 聴が悪化し、あの「ハイリゲンシュタットの遺書」が書かれたのとほぼ同時 期に作曲されました。 第3番「英雄」の影に隠れていますが、熱き筆致と豊かな表情 を持った楽曲。古典派の枠をはみ出してゆくベートーヴェンの音楽性を示し た作品で、小澤 征爾渾身の演奏を披露しています。 そして2016年のベートー ヴェン交響曲第7番。この曲も松本で演奏するのは23年ぶり。ベートーヴェ ンの交響曲の中でも最も勢いのある生気に満ちた楽 曲。第6番「田園」を完成させ、3年のブランクの後に書きあげ たのが7番。その間にベートーヴェンは体調の悪化や生活の苦しさ、失恋な ど苦境に立た されていましたが、徐々に生きる力を取り戻し、私生活及び創 作活動に新たな道を歩み始めたベートーヴェンの心情があらわれています。 特徴的なリズムが 繰り返され、小澤征爾の力強い指揮とSKOの活力溢れる演奏で 生き生きとした音楽を展開しています。 これら2つのコンサートはともに小澤征爾の体調を考慮してブ ラームス交響曲第4番からの演目変更によって演奏されました。ブラームス の演奏を聴きたい ファンも多いですが、こうしてオール・ベートーヴェン・プロ グラムとして一つの映像で観ることができるのは嬉しいところです。 この記念すべき2つのコンサートに加えて、この映像には「マ エストロ・オザワ 80歳バースデー・コンサート」の模様が収録されています。 2015年9月 1日に80歳の誕生日を迎えた小澤征爾。世界のマエストロを祝 うために、世界中から一流の音楽家ら総勢300名が集まりました。ここでは 、このコンサー トのメインであったベートーヴェンの「合唱幻想曲」が収録さ れています。この日友情出演したマルタ・アルゲリッチ、そしてナタリー・ シュトゥッツマンやマ ティアス・ゲルネといったソリスト陣により演奏され、会場は 大いに盛り上がりました。アルゲリッチはこれまで「合唱幻想曲」はレパー トリーに入れてなかっ ただけに、今回映像としてのリリースは初。また最後には出演 者全員で「Happy Birthday」を合唱し用意されたケーキのローソクを吹き消すと 観客席から は大歓声が巻き起こりました。気

20-64038E(2DVD)
フライブルク・バロック・オーケストラとクリスマス
■DVD1
サウンズ・ライク・クリスマス
聖歌72番「エサイの根より」
バッハ:信ずる者たちよ、用意して下さい(クリスマス・オラトリオBWV284より)
Le Baylere
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調RV270「安らぎ(クリスマス協奏曲)」
ドイツ民謡「マリアは茨の森を通って行った」
ヘンデル:アリア「汝高きところに登り」(オラトリオ「メサイア」HWV56より)
エルハルト・マウエルスベルガー:「クリスマス」「エサイの根より」「リトル・シング・イエス」
コレルリ:合奏協奏曲Op.6-8「クリスマス協奏曲」
賛美歌「高き天よりわれは来たれり」「静かな夜、聖なる夜」「きよしこの夜」「いざ歌え、いざ祝え」
バッハ:われは満ちたれり(カンタータ第82番BWV82より)
バッハ:やさしくも愛らしきBWV493

■DVD2
バロック・クリスマス
バッハ:協奏曲ニ長調BWV972よりアレグロ
目覚めよ、血管よ、肢体よ!(カンタータ第110番「私たちの口が笑いで」より)
神のみもとに人類の場所を得た(クリスマス・オラトリオBWV284より)
モーツァルト:聖霊によりて(ミサ曲ハ短調K.427より)
バッハ:シンフォニア(クリスマス・オラトリオBWV284より)
神よ、御身の栄光を歌い讃えん(クリスマス・オラトリオBWV284より)
主よ、あなたの思いやり、あなたの憐れみが(クリスマス・オラトリオBWV284より)
Je me suis leve
もろびと声あげ
偉大なる主、力強き王(クリスマス・オラトリオBWV284より)
ヘンデル:主はその群を牧者のごとく養い(オラトリオ「メサイア」HWV56より)
バッハ:組曲ニ長調BWV1068
■DVD1
フライブルク・バロック・オーケストラ 
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指)
アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms)
アンサンブル・アマルコルド トーマス・スタンコ・カルテット(JAZZ)
収録:2000 年9月、ナウムブルク、シトー会修道院

■DVD2
フライブルク・バロック・オーケストラ 
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指揮)
フラウブルク大聖堂少年cho
ジャーマン・ブラス
バーバラ・ボニー(S)
マティアス・ゲルネ(Br)
収録:1999年フライブルク大聖堂

画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
DD5.1、DTS5.1
リージョン:All
字幕:英独仏
フライブルク・バロック・オーケストラによるクリスマスの名曲を収録した映像2作品をまとめた2枚組DVD。DVD1は「サウンズ・ライク・クリスマス」 と題され、ソリストにアンゲリカ・キルヒシュラーガーを迎え、さらに有名ジャズ・トランペッターのトーマス・スタンコ率いるカルテット共に演奏された、 ナウムブルクのシトー会修道院で行われた華やかな映像。DVD2はバーバラ・ボニー、マティアス・ゲルネがフライブルク大聖堂で厳かに歌う「バロック・ クリスマス」。名手揃いの親密なアンサンブル、フライブルク・バロック・オーケストラが奏でる珠玉のクリスマス名曲集です。 (Ki)
20-64058D
ドキュメンタリー:「THE LABEQUE WAY」
監督:フェリックス・カベサ

モーツァルト:2台ピアノのための協奏曲変ホ長調K365(ピアノ協奏曲第10番)
シューベルト:4手ピアノのための幻想曲ヘ短調 Op.103
ラヴェル:ボレロ(打楽器と2台ピアノのための)
ヴェルディ:レクイエム(抜粋)
ジョージ・ハリソン:ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス
オスヴァルト・ゴリジョフ/ゴンサーロ・グラウ:ナザレノ
ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー
プーランク:2台ピアノとオーケストラのための協奏曲ニ短調
サン=サーンス:2台ピアノとオーケストラのための「動物の謝肉祭」
アルベニス:組曲「イベリア」よりエヴォカシオン
サティ:梨の形をした3つの小品より「開始のひとつのやり方」、ジムノペディ第1番
ショパン:前奏曲第4番Op.28-4
カ ティア・ラ ベック(P)
マリエル・ラ ベック(P)
BPO、BBC響、
エイジ・オブ・インライトゥメントO
サイモン・ラトル(指)
セミョン・ビシュコフ(指)
マイテ・マルティン、
アレッサンドロ・バリッコ、
ダヴィッド・シャルマン、
ナディア・ミランダ、
ニコラ・テスカリ、
マッシモ・プッピーロほか

画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
字幕:英独仏伊西韓
原語:英仏伊
56 分(ドキュメンタリー)+ 40 分(コンサート)
リージョン:All
フランスのバスク地方、バイヨンヌに生まれたカティア・ラベックとマリエル・ラベックによるピアノ・デュオ「ラベック姉妹」。2 人は、クラシック、アヴァンギャ ルド、フラメンコなどあらゆる音楽のジャンルをまたぎ活躍しています。スペインのドキュメンタリー映像を得意とする監督フェリックス・カベサが手掛けた この映像「THE LABEQUE WAY」は、そんな二人の音楽的冒険をとらえた内容です。バスク地方の伝統的な打楽器を取り入れたラヴェルの「ボレロ」や、 天才フラメンコ歌手マイテ・マルティンとのコラボレーション、またラトル、ビシュコフとの共演などラベック姉妹の音楽的な幅広さを感じさせます (Ki)
20-64068E(2DVD)
フランク・ペーター・ツィンマーマン映像集
■DVD1(156分)
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調BWV1014
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調BWV1015
ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調BWV1016
ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ短調BWV1017
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ短調BWV1018
ヴァイオリン・ソナタ第6番ト長調BWV1019
◆特典映像(字幕:ドイツ語、英語、フランス語)
・ドキュメンタリー『バッハと私』
■DVD2 (57分)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216*
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」#
フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)
エンリコ・パーチェ(P)
ベルナルド・ハイティンク(指)BPO

収録:2008年5月16-18日ドイツ・ポリング修道院・図書館(ライヴ)、1993年5月1日ロンドン・ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)*、1994年#
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
リージョン:All/213分
字幕:英独仏
現代最高峰の奏者のひとり、フランク・ペーター・ツィンマーマンの映像。DVD1にはヴァイオリン・レパートリーの王道、バッハのヴァイオリン・ソナタと、 ツィンマーマンとバッハに関連するドキュメンタリー「バッハと私」とハイティンク指揮ベルリン・フィルと共演したモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3 &5番を収録したDVD2による2枚組。 DVD1のバッハは、「完璧」を追及し、丁寧に音楽を作り上げ、この作品の本来の姿を描き出しているようにも感じられます。一際美しい音色、切れ味の 良い演奏で端正に練り上げられています。共演のエンリコ・バーチェの真摯な演奏も、この「完璧」な演奏を作り上げるのに一役買っています。  またドキュ メンタリー「バッハと私」では、バッハとはなにか、演奏意義、貴重な楽器は演奏家にとってどのような効果を与えるのか、といった大変興味深い内容。 DVD2のハイティンクとのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲は、ツィンマーマンならではの端正かつ美しい演奏で、凛とした気品溢れるモーツァルトに歌 い上げられています。ツィンマーマンにとってモーツァルトのヴァイオリン協奏曲は、サヴァリッシュ&ベルリン・フィル(1995年)との録音や、そして2 度の全曲録音を行うなどツィンマーマンの当作品に対する思い入れをうかがい知ることができます。 (Ki)
20-64158D
ヤング・ユーロ・クラシック
(1)ムソルグスキー:交響詩『禿山の一夜』
(2)ビゼー:≪カルメン≫よりハバネラ
サイード・ダルウィーシュ:Aho da Elly Sar
(3)ラフマニノフ:交響曲第3番〜第3楽章
(4)セルジオ・カルデナス:ウアパンゴス(Huapangos)
マリオ・タラベラ(カルデナス編):グラツィア・プレーナ(Gratia plena)
アルフォンソ・エスパルザ・オテオ:そうだと言ってくれ(Dime que si)
(5)マーラー:交響曲第5番よりアダージェット
ヴィヴァルディ:≪四季≫〜第3楽章「夏」
(1)ムソルグスキー記念ウラル国立音楽院SO
 アントン・シャブロフ(指)
(2)アラブ・ユース・フィルハーモニック・オーケストラ
 ハイナー・ブールマン(指)ガーラ・エル・ハディディ(Ms)
(3)ユース・オーケストラ・フランス
 デイヴィッド・ジンマン(指)
(4)オーケストラ・シンフォカ“エスタニスラオ・メヒア”
 セルジオ・カルデナス(指)
(5ドイツ・フィルハーモニー弦楽O
 ヴォルフガング・ヘントリッヒ(指)

収録:2016年8月コンツェルトハウス、ベルリン
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
クラシックや現代音楽の未来を担う1500人以上の音楽家の卵たちが世界中からベルリンのコンツェルトハウスに集まる音楽祭「ヤング・ユーロ・クラシッ ク」。「若い世代のバイロイト音楽祭」と呼ばれるほど人気の高いこの音楽祭は、毎夏20以上のコンサートが約2週間にわたって開催されます。2000 年からスタートし、若き才能がこの音楽祭から次々と生まれました。この映像は2016年の音楽祭から5つのライヴ収録したもの。 2016年は、メキシコの指揮者であり作曲家でもあるセルジオ・カルデナス率いるオーケストラ・シンフォカ “エスタニスラオ・メヒア” のエネルギッシュ な演奏が会場を熱気に包みこみました。そしてデイヴィッド・ジンマンが音楽監督を務めるフランスの若手音楽家によって結成されているユース・オーケス トラ・フランス。ドレスデン・フィルのコンサートマスター、ヴォルフガング・ヘントリッヒ率いるユース・オーケストラ、ドイツ・フィルハーモニー弦楽オー ケストラ。そして、ムソルグスキー記念ウラル国立音楽院交響楽団やアラブ・ユース・フィルハーモニック・オーケストラと世界各国から若い新しい才能が 集結し、その実力を互いに披露しました。 (Ki)

20-64174F(Bluray)
KKC-9259(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価


20-64178D
KKC-9260
日本語帯・解説付
税込定価
プッチーニ:歌劇「トスカ」 サー・サイモン・ラトル(指)BPO
クリスティーネ・オポライス(フローリア・トスカ)
マルセロ・アルバレス(マリオ・カヴァラドッシ)
マルコ・ヴラトーニャ(スカルピア男爵)
アレクサンダー・ツィムバリュク(チェーザレ・アンジェロッティ)
ピーター・タンチッツ(スポレッタ)
ダグラス・ウィリアムズ(シャッローネ)
マウリツィオ・ムラロ(堂守)
ヴァルター・フィンク(看守)
ウィーン・フィルハーモニアcho

収録:2017年4月、バーデン=バーデン祝祭劇場(ライヴ)
◆(Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Master Audio 5.1
字幕:英独仏,日本語、原語:イタリア語、180分
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1
字幕:英独仏,日本語、原語:イタリア語、180分
2017年バーデン=バーデン・イースター音楽祭でのラトル指揮ベルリン・フィルによるプッチーニの名作オペラ「トスカ」。「トスカ」と言えば、かつてカ ラヤンがベルリン・フィルと上演して大成功を収めたオペラでもあり、1979年に録音された全曲盤は「トスカ」の名盤として聴き継がれています。今回、ベ ルリン・フィルが同曲を演奏するのは、カラヤン指揮で、1989年ザルツブルク・イースター音楽祭の上演から、実に28年ぶりとなります。 ローマの歌姫を演じるのは、ドラマティックな歌唱と演技力で人気ソプラノ、クリスティーネ・オポライスです。同じラトヴィア出身の指揮者アンドリス・ネル ソンスとともにラトヴィア政府から優れた芸術家として勲章を授与されるなど公私ともに充実しています。 カヴァラドッシを演じるのは、甘い美声と豊かな声量を持つ、世界が認める当代最高のテノール歌手の一人、マルセロ・アルバレス。そして抜群の安定でス カルピア男爵を披露するのはマルコ・ヴラトーニャと主役陣も現代最高峰の歌手を揃えています。 演出は、2007年ブレゲンツ音楽祭での「トスカ」や2013年バーデン=バーデン祝祭劇場での「ドン・ジョヴァンニ」などモダンな演出に強いメッセージ 性を込める鬼才フィリップ・ヒンメルマンが担当しています。 (Ki)

20-64198D
マランダン・バレエ・ビアリッツ

●牧神の午後
音楽:ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」

●バラの精
音楽:ウェーバー(ベルリオーズ編)「舞踏への勧誘」

出演:兼井美由季、ダニエル・ビスカヨ
●ある最後の歌
音楽:ヴァンサン・デュメストル&ル・ポエム・アルモニーク編曲の伝承歌

●シルエット
音楽:ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第30番第3楽章」

●エストロ(霊感)
音楽:ヴィヴァルディ「調和の霊感」、「スターバト・マーテル」

●ノクターン
音楽:ショパン
●牧神の午後
振付:ティエリー・マランダン
装置&衣裳:ホルヘ・ガラルド
照明:ジャン=クロード・アスキエ
出演:アルノー・マウイ
●バラの精
振付:ティエリー・マランダン
装置&衣裳:ホルヘ・ガラルド
照明:ジャン=クロード・アスキエ
衣装:ヴェロニク・ミュラ
出演:兼井美由季、ダニエル・ビスカヨ
●ある最後の歌
振付・装置・衣裳:ティエリー・マランダン
照明:ジャン=クロード・アスキエ
出演:10人のダンサー
●シルエット
振付・装置・衣裳:ティエリー・マランダン
照明:ジャン=クロード・アスキエ
出演:フレデリック・ディベール
●エストロ(霊感)
振付・装置・衣裳:ティエリー・マランダン
照明:ジャン=クロード・アスキエ
出演:20人のダンサー
●ノクターン
照明:ジャン=クロード・アスキエ
出演:22人のダンサー

映像監督:ソニア・パラモ
収録:2012年、2016年

画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
リージョンAll、132分
スペインとの国境近く、大西洋側に位置する高級リゾート地として有名なビアリッツを本拠地とするバレエ団マランダン・バレエ・ビアリッツ。フランス の文化庁とビアリッツ市、およびバスク政府が共同で1998年に設立されました。芸術監督であるティエリー・マランダンが、クラシックの楽曲にインス ピレーションを得て振付けた6演目を収録したDVD。ティエリー・マランダンは、パリ・オペラ座やナンシー国立バレエ団のダンサー出身。現在はコン テンポラリーバレエ振付家として注目を浴びています。 ニジンスキー版へのオマージュともいえる『牧神の午後』と『バラの精』。ヴァンサン・デュメストル率いる古楽アンサンブル、ル・ポエム・アルモニーク による熱狂的なダンスのリズムに声楽を組み合わせた演奏をバックに10人のダンサーたちがスタイリッシュに踊る『ある最後の歌』。ベートーヴェンのピ アノ・ソナタ第30番の第3楽章が静かに響く、バレエ団のダンサー、フレデリック・ディベールのために振付けた『シルエット』。ルイ15世時代の財務 大臣エティエンヌ・ド・シルエットは、財政難に陥っていた政府において特別な策を練ることはなかったが、自ら節約し影絵による肖像画を編み出したこと で知られており、” シルエット” の語源にもなっています。この演目は、ニジンスキーの4大プログラム「バラの精」「ペトリューシカ」「牧神の午後」「ナ ルシス」で描かれた肖像のシルエットをマランダンがなぞるように振付けたもの。ヴィヴァルディの調和の霊感とスターバト・マーテルをバックに20人の 男女ダンサーが踊る『エストロ』。ショパンのノクターン「遺作」に、踊りと死という矛盾する2つの要素を永遠の憂鬱として表現した『ノクターン』。官 能的な動きとクラシック音楽が融合した、マランダンの審美眼が光る見ごたえのある映像集です。 (Ki)

20-64234F(Bluray)

20-64238D
La Grande Danza〜アテルバレット・イン・ミラノ WORDS AND SPACE
演出:イリ・ポコルニー
音楽:ヘンデル
サウンド・デザイン:佐脇 由佳里
衣装:カロリナ・マンクーソ
舞台&照明:カルロ・チェッリ
NARCISSUS
演出:ジュゼッペ・スポタ
音楽:ジョビー・タルボット
衣装:フランチェスカ・メッソーリ
舞台&照明:カルロ・チェッリ
映像:OOOPスタジオ
PHOENIX
演出:フィリップ・クラッツ
音楽:ボーダーライン・オーダー
衣装:コンスタンツァ・マルモッティ
舞台&照明:カルロ・チェッリ

映像監督:アンドレアス・モレル
収録:2017年、ミラノ・ピッコロ・シアター(ライヴ)
◆Bluray
画面:Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Master Audio5.0
リージョン:ALL、85分
◆DVD
画面:Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS5.0、DD5.0
リージョン:ALL、85分
イタリアのコンテンポラリーダンスカンパニー「アテルバレット」。クラシック、ジャズ、ロック、ポップスと幅広い音楽に対応し、ジャンルに囚われない アプローチで舞台を作っています。この映像はミラノのピッコロ・シアターで行われた3つのプロダクションを収録したもの。ネザーランド・ダンス・シ アター出身のイリ(イジー)・ポルコニー演出の「WORDS AND SPACE」。無限循環をテーマにした「PHOENIX」。青春のひとコマを覗き見るような 「NARCISSUS」。3つの幻想的で挑戦的なプログラムが収められています。 (Ki)

20-64248JJ(13DVD)
ダニエル・バレンボイム・ボックス2
■DVD1
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」
第30番ホ長調Op.109
第31番変イ長調Op.110
第32番ハ短調Op.111
■DVD2
変奏曲集
(1)バッハ:ゴルトベルク変奏曲
(2)ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲*
(3)ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲Op.24#
■DVD3
(1)シューマン:ピアノ協奏曲
(2)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
■DVD4
ベートーヴェン:交響曲第8番へ長調 op.93
シューマン:4本のホルンとオーケストラのためのコンチェルトシュトゥック.へ長調 op.86
リスト:交響詩『レ・プレリュード(前奏曲)』
ワーグナー:ワルキューレの騎行
■DVD5
ブーレーズ:『ノタシオン』第1番〜第4番
ドビュッシー:『海』
ファリャ:バレエ音楽『三角帽子』
モーレス(カルリ編曲)『エル・フィルレーテ』

ボーナス:バレンボイムとブーレーズによる対話
■DVD6
ジルヴェスター・コンサート2001〜舞踏への勧誘
バッハ:管弦楽組曲第3番BWV.1068よりガヴォットT&U
モーツァルト:ディヴェルティメントK.334よりメヌエット、ピアノと管弦楽のた
めのロンドK.382
ヴェルディ:「アイーダ」第2幕第1場より若いムーアの奴隷たちの踊り
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第8番ト短調Op.46-8
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」Op.71より花のワルツ
シベリウス:悲しいワルツOp.44
J.シュトラウス2世:皇帝円舞曲Op.437
コダーイ:ガランタ舞曲
オラシオ・サルガン/ホセ・カルリ編:ア・フエゴ・レント
ゼキーニャ・ジ・アブレウ/アロイジオ・オリヴェイラ編:ティコ・ティコ
J.シュトラウス2世:ポルカ「雷鳴と電光」Op.324
ホセ・カルリ:タンゴ「エル・フィルレーテ」
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番ト短調
■DVD7
ヨーロッパ・コンサート2004フロム・アテネ
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調op.15
ピアノ四重奏曲第1番ト短調op.25(シェーンベルク編曲管弦楽版)

ボーナス:「The Europian Concert in Olympic Arhens」
■DVD8
ベルリン・フィル・ヨーロッパ・コンサート2006・フロム・プラハ
モーツァルト:
交響曲第35番ニ長調K.385『ハフナー』
ホルン協奏曲第1番ニ長調K.412
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482
交響曲第36番ハ長調K.425『リンツ』

ボーナス:「プラハの芸術点描」(字幕:英、独、仏)
■DVD9
バレンボイム&ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ
ライヴ・フロム・アルハンブラ
ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番
ボッテジーニ:チェロとコントラバスのためのファンタジア
ブラームス:交響曲第1番ハ短調
■DVD10 (96分)
ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲3番
交響曲第9番『合唱』
■DVD11
タンゴ・アルゼンチーナ
Carlos Gardel:Seleccion ・ Medley ・ Pot-pourri
Agustin Bardi:Gallo ciego
Carlos di Sarli:Milonguero viejo
Astor Piazzolla:Decarissimo
Gerardo Matos Rodriguez:La cumparsita
Julio de Caro:Seleccion
Astor Piazzolla:Adios Nonino / Sueno de tango (trad.)
Virgilio Exposito:Naranjo en flort
Seleccion de temas populares :Medley of popular themes
Al galope (trad.)
Astor Piazzolla:Tanti anni prima
Alfredo Le Pera/Carlos Gardel:El dia que me quieras
Horacio Salgan:El firulete
Astor Piazzolla:Libertango
Horacio Salgan:A Don Agustin Bardi / Aquellos tangos camperos / A fuego
lento
■DVD12
ヨーロッパ・コンサート2014・フロム・ベルリン
ニコライ:歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲
エルガー:交響的習作『ファルスタッフ』 op.68
チャイコフスキー:交響曲第5番
■DVD13
モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448
シューベルト:創作主題による8つの変奏曲変イ長調 D.813
ストラヴィンスキー:春の祭典(2台ピアノ版)
■DVD1 (125分)
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1983-1984年ウィーン、ラズモフスキー宮、(ライヴ) 
監督:ジャン=ピエール・ポネル
■DVD2 (170分)
(1)アンドラーシュ・シフ(P)
収録:1990年ノイマルクト、ライトシュターデル(ライヴ)
(2)ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1991年ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク
(3)イェフィム・ブロンフマン(P)
収録:1987年ミュンヘン、レジデンツ、マックス・ヨーゼフ・ザール
■DVD3 (81分)
(1)収録:1991年7月エアランゲン・シュタットハレ(ライヴ) 
(2)収録:1991年10月ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
ダニエル・バレンボイム(P)
ミュンヘンPO,
セルジウ・チェリビダッケ(指)
■DVD4 (75分)
シュテファン・ドール(Hrn)、
デイル・クレヴェンジャー(Hrn)、
イグナシオ・ガルシア(Hrn)、
ゲオルク・シェレッケンベルガー(Hrn)
BPO、ダニエル・バレンボイム(指) 
収録:1998年4月16日ベルリン、ウンター・デン・リンデン、国立歌劇場(ライヴ)
■DVD5 (90分)
エリザベーテ・マトス(Ms)
CSO、
ダニエル・バレンボイム(指)
収録:2000年4月25-27日ドイツ、ケルン・フィルハーモニー、トリエンナー
レ音楽祭(ライヴ)
■DVD6 (97分)
BPO 
ダニエル・バレンボイム(指、P)
収録:2001年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD7 (127分)
ダニエル・バレンボイム(P)
BPO、
サイモン・ラトル(指)
収録:2004年5月1日アテネ、ヘロデス・アッティコス奏楽堂(ライヴ)
■DVD8 (118分)
ラデク・バボラーク(Hrn)
BPO、
ダニエル・バレンボイム(P,指)
収録:2006年5月1日エステート劇場、プラハ(ライヴ)
■DVD9 (85分)
ナディール・シェハタ(Cb)、
キリル・ツロトニコフ(Vc)、
ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ、
ダニエル・バレンボイム(指)
収録:2006年8月20日グラナダ、アルハンブラ宮殿(ライヴ)
■DVD10 (96分)
アンゲラ・デノケ(S)、
ヴァルトラウト・マイヤー(Ms)、
ブルクハルト・フリッツ(T)、
ルネ・パーペ(Br)
ベルリン国立歌劇場cho
ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ、
ダニエル・バレンボイム(指)
収録:2006年8月27日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD11 (96分)
ダニエル・バレンボイム(P,指)
ブエノスアイレスSO
レオポルド・フェデリコ(バンドネオン)
オルケスタ・ティピカ
モーラ・ゴドイ、フニオ・セリーリャ(ダンス)
収録:2006年12月31日ブエノスアイレス(ライヴ)
■DVD12 (90分)
BPO、
ダニエル・バレンボイム(指)
収録:2014年5月1日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD13 (83分)
マルタ・アルゲリッチ(P)
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:2014年4月ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

画面:16:9&4:3 NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
字幕:英仏独西
リージョン:All
総収録時間:1363分
近年指揮者としての活躍目覚ましい世界的巨匠ダニエル・バレンボイムですが、天才ピアニストとしても素晴らしい功績を残しています。このボックス・ セットはDVD13枚に渡るバレンボイムのピアニスト&指揮者としての輝かしい演奏を収録したもの。第1弾BOX(20-63698)では、ピアニストとしての 映像が中心でしたが、この第 2 弾では、ベルリン・フィルとのジルヴェスター・コンサート、ヨーロッパ・コンサート、そして自身が創設したウエスト=イー スタン・ディヴァン・オーケストラを振る指揮者としての映像とチェリビダッケ指揮のもとピアニストとして協奏曲を、盟友アルゲリッチとのデュオなどバレ ンボイムの音楽家としての幅広い活動を観ることができます。 (Ki)

20-64258(27DVD)
限定BOX
ダニエル・バレンボイム・アニバーサリー・エディション(ダニエル・バレンボイム・ボックス1)
■DVD1(140分)
「バレンボイム演奏活動50周年記念コンサート・イン・ブエノスアイレス」
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番『熱情』
アルベニス:イベリア第1集より(喚起、港、セビーリャの聖体祭)
アルベニス:イベリア第2集より(ロンデーニャ、アルメリア、トリアーナ)
D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調K.9
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集Op.2より『粋な娘の踊り』
ホセ・レスタ:バイレシート
ヴィラ=ロボス:『赤ちゃんの一族』第1組曲より『道化人形』
シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調D780-3
ショパン:ワルツ第14番ホ短調
ショパン:ノクターン第8 番変ニ長調Op.27-2
ショパン:ワルツ第6 番変ニ長調Op.64-1
ショパン:エチュード ハ短調Op.25-2
ローゼンタール:蝶々
シューマン:幻想小曲集Op.12より(夕べに、飛翔)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第15番ハ長調K.545より第2楽章
■DVD2 (90分)
ドキュメンタリー「ダニエル・バレンボイムの素顔」

モーツァルト:後期ピアノ協奏曲集
■DVD3 (126分)
ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482
ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
■DVD4(129分)
ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503
ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K.537『戴冠式』
ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595

モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集
■DVD5(92分)
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調K.279
ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調K.280
ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調K.281
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調K.282
ピアノ・ソナタ第5番ト長調K.283
ピアノ・ソナタ第6番ニ長調K.284
■DVD6(137分)
ピアノ・ソナタ第7番ハ長調K.309
ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310
ピアノ・ソナタ第9番ニ長調K.311
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330
ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331
ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調K.332、
ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333
■DVD7(101分)
幻想曲ハ短調K.475
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457
ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調K.533
ピアノ・ソナタ第16番ハ長調K.545
ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調K.570
ピアノ・ソナタ第18番ニ長調K.576

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲
■DVD8 (114分)
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 作品15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 作品19
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 作品37
■DVD9(84分)
ピアノ協奏曲第4番ト長調 作品58
ピアノ協奏曲第5番『皇帝』

■DVD10 (86分)
ダニエル・バレンボイム〜スカラ座でのリスト・リサイタル
リスト:巡礼の年第2年『イタリア』よりペトラルカのソネット第47番、ペトラルカのソネット第104番、ペトラルカのソネット第123番
ソナタ風幻想曲『ダンテを読んで』
小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ
ヴェルディの『トロヴァトーレ』から「ミゼレーレ」
ヴェルディの『アイーダ』から神前の踊りと終幕の二重唱
リゴレット・パラフレーズ

ダニエル・バレンボイム・プレイズ・リスト
■DVD11(91分)
ヴェルディ/リスト編:『リゴレット』より演奏会用パラフレーズ
ヴェルディ/リスト編:『トロヴァトーレ』よりミゼレーレ
ヴェルディ/リスト編:『アイーダ』より神前の踊りと終幕の二重唱
ワーグナー/リスト編:『タンホイザー』よりヴァルトグルク城への客人の入城
ワーグナー/リスト編:『さまよえるオランダ人』より紡ぎ歌
ワーグナー/リスト編:『トリスタンとイゾルデ』よりイゾルデの愛の死
■DVD12(95分)
リスト:『巡礼の年』第1年『スイス』
リスト:『巡礼の年』第2年『イタリア』
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1985年バイロイト
ノイエス・シュロス(巡礼の年)
ハウスバーン・フリート(ソナタ) 
辺境伯オペラハウス(■DVD11)
■DVD13(90分)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
ボーナス:バレンボイムによるゴルトベルク変奏曲のプレゼンテーション(英語、字幕無し)
■DVD14(111分)
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番*

+ダニエル・バレンボイム・ボックス2
■DVD1(140分)
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:2000年8月19日ブエノスアイレス、テアトロ・コロン(ライヴ)

■DVD2 (90分)
制作:2011年 

■DVD3 (126分)
■DVD4(129分)
BPO、ダニエル・バレンボイム(P,指)
収録:1986-1989年ベルリン、ジーメンス=ヴィラ(ライヴ)

■DVD5(92分)
■DVD6(137分)
■DVD7(101分)
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1989年、ハイムハウゼン城(第5、6、14、7、16番、幻想曲)
1990年、ハイムハウゼン城(第1、2、3、4、9番)
1988年、マックス・ヨセフ・ザール、ミュンヘン・レジデンツ(第8、10、17番)
1990年、マックス・ヨセフ・ザール、ミュンヘン・レジデンツ(第11、12、13、
15、18番)

■DVD8 (114分)
■DVD9(84分)
シュターツカペレ・ベルリン
ダニエル・バレンボイム(P,指)
収録:2007年5月21-23日ルール・ピアノフェスティヴァル(ライヴ)

■DVD10 (86分)
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:2007年5月28日ミラノ、スカラ座(ライヴ)

■DVD11(91分)
■DVD12(95分)
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1985年バイロイト
ノイエス・シュロス(巡礼の年)
ハウスバーン・フリート(ソナタ) 
辺境伯オペラハウス(DVD11)

■DVD13(90分)
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1992年ミュンヘン、バヴァリア音楽スタジオ(セッション)

■DVD14(111分)
収録:1991年エアランゲン・シュタットハレ(ライヴ)
収録:1991年ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)*
ダニエル・バレンボイム(P)
ミュンヘンPO 
セルジウ・チェリビダッケ(指)


画面:16:9&4:3 NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
字幕:英仏独西
リージョン:All
総収録時間:47時間(2859分)
近年指揮者としての活躍目覚ましい世界的巨匠ダニエル・バレンボイムですが、天才ピアニストとしても素晴らしい功績を残しています。このボックス・セッ トはバレンボイムのピアニストとしての功績に焦点を当てたバレンボイム・ボックス1(20-63698)と指揮者、音楽家としてのバレンボイムを中心としたボッ クス2(20-64248)の2セットを合わせた数量限定ボックスです。ボックス1 を持っている方はボックス2 を、両方お持ちでない方はこの限定ボックス をオススメいたします。 (Ki)
20-64304(Bluray)

20-64308
ジルヴェスター・コンサート2018
モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」
ラヴェル:スペイン狂詩曲、
 道化師の朝の歌、
 亡き王女のためのパヴァーヌ、
 ボレロ
ビゼー:カルメン組曲第1番より(抜粋)
ダニエル・バレンボイム(指・P)
BPO

収録:2018年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
映像監督:トルベン・ヤコブセン
◆Bluray
画面:1080i/Full HD,16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.0
(24bit/96kHz)
リージョン:All、95分
◆DVD
画面:NTSC,16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.0、DTS5.0
リージョン:All、95分
2018 年の年末に行われたベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサートの映像が発売されます。ラトルが 2018 年 6 月に 16 年務めた首席指揮者 を勇退し、キリル・ペトレンコが就任するまでの 1 年は首席指揮者不在で迎えた 2018/19 シーズン。その年末を飾るコンサートで指揮者を務めるのは ダニエル・バレンボイムです。前半ではモーツァルトのピアノ協奏曲第 26 番「戴冠式」を弾き振りし、その後ラヴェルの管弦楽作品「スペイン狂詩曲」、「道 化師の朝の歌」、「亡き王女のためのパヴァーヌ」、「ボレロ」を演奏。「スペイン」がモチーフになっているラヴェルの作品をバレンボイムは、それらをひと つのスペイン風交響曲として演奏しています。またアンコールのビゼーの「カルメン」組曲もスペイン情緒あふれ、大晦日らしい盛り上がりをみせています。 またブルーレイはハイレゾ音声(24bit/96k)で収録されており、より鮮明で臨場感のあるサウンドを楽しむことができます。 (Ki)
20-64314F(Bluray)

20-64318F(2DVD)
ラモー:歌劇「イポリートとアリシ」 サー・サイモン・ラトル(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ベルリン州立歌劇場cho
レイナウト・ファン・メヘレン(イポリート/テノール)
アンナ・プロハスカ( アリシ / ソプラノ)
マグダレーナ ・コジェナー(フェードル/メゾソプラノ)
ギュラ・オレント( テゼ / バリトン)
エルザ・ドライジグ(ディアーヌ / メゾソプラノ)

収録:2018年11月、ベルリン国立歌劇場(ライヴ)
映像監督:アンドレアス・モレル
◆Bluray
画面:Full HD,16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.0
原語:フランス語
字幕:独英仏韓,日本語
リージョン:All、153分
◆DVD
画面:NTSC,16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.0
原語:フランス語
字幕:独英仏韓,日本語
リージョン:All、153分
2018年11月ベルリン国立歌劇場で上演された、アレッタ・コリンズ演出、サイモン・ラトル指揮によるフランス・バロック・オペラの代表作「イポリー トとアリシ」の映像。 ラモーが50歳にして初めて書いたオペラ「イポリートとアリシ」は、序曲とプロローグ、全5幕という構成で、歌、演技、踊りの要素を含み、卓越した 和声法と管弦楽法が駆使された傑作。当時大成功をおさめ評判はヨーロッパ中に及び、宮廷をも巻き込む「ブフォン論争」(イタリア・オペラとフランス・ オペラのどちらが優れているか)を引き起こすきっかけとなりました。 今回のオペラ上演は、アレッタ・コリンズが演出と振付を、そして光を巧みに操り見る者に新しい知覚体験を与える作品で世界的に高く評価されているオ ラファー・エリアソンが照明デザインを担当し、近未来的な不思議な舞台が展開されます。歌手陣には、レザール・フロリサン等のツアーにも参加するテノー ル、レイナウト・ファン・メヘレンがイポリート役。様々な時代の作品を見事に歌い上げるドイツのソプラノ、アンナ・プロハスカがアリシ役。そしてアテ ネの王テゼの妃フェードル役にはマグダレーナ・コジェナーという豪華キャスト。 【あらすじ】 パラス一族の娘アリシ。一族はテゼによって滅ぼされ、アリシは囚われの身となります。しかし一族を殺したテゼの息子イポリートとアリシは恋仲となります。とこ ろがテゼの妻で、イポリートの継母でもあるフェードルが、息子のイポリートに恋心を抱く。夫テゼの死の報せとともに息子への思いが高まりまるが、息 子イポリートがアリシと恋仲であることを知って逆上、しかし、そこに実は死んでいなかったテゼが帰還。妻フェードルの従者エノーヌが、息子イポリート が妻フェードルを誘惑したとほのめかし、怒ったテゼはイポリートを追放する。 後悔の念にかられながら死を迎えようとしているフェードルから真相を聞いたテゼは自らの過ちを呪い、地獄行きを決意するものの、イポリートは生きて おり、アリシと再会する。 (Ki)

20-64364(28Bluray)
ヨーロッパコンサート1991-2018
(1)ヨーロッパコンサート2018フロム・バイロイト
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集*
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調
ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」序曲
【ボーナス】パーヴォ・ヤルヴィ&エヴァ=マリア・ウェストブレークのインタヴュー
(2)ヨーロッパコンサート2017フロム・キプロス
ウェーバー:歌劇「オベ ロン」序曲
ウェーバー:クラリネット協奏曲第1番*
シュテファン・コンツ:ウェーバーの主題によるハンガリー幻想曲(アンコール)*
ドヴォルザーク:交響曲第8番
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
(3)ヨーロッパコンサート2016フロム・レーロース
グリーグ:抒情組曲〜第5番「山の夕べ」
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調*
ブルースタ(1895-1978):「お伽噺組曲」〜ヴェスレフリク(アンコール)
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(4)ヨーロッパコンサート2015フロム・アテネ
ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」 序曲
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
バッハ:無伴奏ヴァイオリン ・ソナタ 第3番 ハ長調BWV.1005から ラルゴ(アンコール)
シューマン:交響曲第3番「ライン」
(5)ヨーロッパコンサート2014フロム・ベルリン
ニコライ:『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲
エルガー:交響的習作『ファルスタッフ』
チャイコフスキー:交響曲第5番
(6)ヨーロッパコンサート2013フロム・プラハ
ヴォーン・ウィリアムス:トマス・タリスの主題による幻想曲
ドヴォルザーク:聖書の歌 作品99
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
(7)ヨーロッパコンサート2012フロム・ウィーン
ブラームス: ハイドンの主題による変奏曲
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調
ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』
(8)ヨーロッパコンサート2011フロム・マドリード
シャブリエ:狂詩曲『スペイン』
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27
【特典映像】サイモン・ラトルへのインタビュー
(9)ヨーロッパコンサート2010フロム・オックスフォード
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕前奏曲
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調Op.85
(10)ヨーロッパコンサート2009フロム・ナポリ
ヴェルディ:歌劇『運命の力』序曲
マルトゥッチ:『追憶の歌』
シューベルト:交響曲第9番『グレート』
(11)ヨーロッパコンサート2008フロム・モスクワ
ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ベートーヴェン:交響曲第7番
(12)ヨーロッパコンサート2007フロム・ベルリン
ワーグナー:楽劇「パルジファル」前奏
ブラームス:ヴァイオリンとチェロの為の二重協奏曲
交響曲第4番ホ短調Op.98
(13)ヨーロッパコンサート2006フロム・プラハ
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調KV. 482
ホルン協奏曲第1番ニ長調
交響曲第36番「リンツ」
【特典映像】「プラハの芸術点描」
(14)ヨーロッパコンサート2005フロム・ブダペスト
ベルリオーズ:序曲「海賊」
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
ストラヴィンスキー:「火の鳥」
(15)ヨーロッパコンサート2004フロム・アテネ
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ピアノ四重奏曲第1番(シェーンベルク:編)
【特典映像】メイキング
(1)パーヴォ・ヤルヴィ(指)BPO
エヴァ=マリア・ウェストブレーク(S)*
収録:2018年5月1日、バイロイト辺境伯歌劇場(ライヴ)
ボーナス:パーヴォ・ヤルヴィ&エヴァ=マリア・ウェストブレークのインタヴュー
(2)マリス・ヤンソンス(指)BPO
アンドレアス・オッテンザマー(Cl)*
収録:2017年5月1日 パフォス城 野外特設会場(キプロス)
映像監督:ヘニング・カステン
(3)BPO
サー・サイモン・ラトル(指)BPO
ヴィルデ・フラング(Vn)*
収録:2016年5月1日ノルウェー、レーロース教会(ライヴ)
(4)サー・サイモン・ラトル(指)BPO
レオニダス・カヴァコス(Vn)
収録 :2015年5月1日 メガロン・アテネ・コンサートホール(ライヴ)
(5)ダニエル・バレンボイム(指)BPO
収録:2014年5月1日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
(6)マグダレーナ・コジェナー(Ms)
サー・サイモン・ラトル(指)BPO 
収録:2013年5月1日スペイン・ホール、プラハ城、チェコ(ライヴ)
(字幕:英独仏)
(7)グスターボ・ドゥダメル(指)BPO
ゴーティエ・カプソン(Vc)
収録:2012年5月1日スペイン乗馬学校、ウィーン(ライヴ)
(8)サー・サイモン・ラトル(指)BPO
カニサレス(G)
収録:2011年5月1日マドリード・レアル劇場(ライヴ)
(9ダニエル・バレンボイム(指)BPO 
アリサ・ワイラースタイン(Vc)
収録:2010年5月1日オックスフォード大学シェルドニアン講堂(ライヴ)
(10)ヴィオレッタ・ウルマーナ(S)
リッカルド・ムーティ(指)BPO
収録:2009年5月1日サン・カルロ劇場、ナポリ(ライヴ)
(11)サイモン・ラトル(指)BPO
ヴァディム・レーピン(Vn)
収録:2008年5月1日モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
(12)サー・サイモン・ラトル(指)BPO 
リサ・バティアシヴィリ(Vn) トルルス・モルク(Vc)
収録:2007年5月1日カーベルヴェルク・オーバーシュプレー、ベルリン(ライヴ)
(13)ダニエル・バレンボイム(ピアノ&指揮) BPO
ラデク・バボラーク(Hrn) 
収録:2006年5月1日プラハ、エステート劇場(ライヴ)
(14)サイモン・ラトル(指)BPO
レオニダス・カヴァコス(Vn)
収録:2015年5月1日ハンガリー国立歌劇場(ライヴ)
(15)サイモン・ラトル(指)BPO
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:2004年5月1日ヘロデス・アッティコス奏楽堂、アテネ(ライヴ)
【特典映像】(字幕:英独仏)
1991年にスタートしたベルリン・フィルのヨーロッパコンサート。ベルリン・フィルの創立記念日5月1日に毎年行われ、ヨーロッパ各地のホールや 歴史的建造物を巡る形で行われており、夏のヴァルトビューネ・コンサートよりも本格的なプログラムで、美しい建物や街で行われるコンサートは、多く の音楽ファンに支持されているコンサートの一つでもあります。 25周年記念の際にDVDボックスが発売され、ブルーレイ・ボックスの要望も高かった好評企画。この度30周年を目前に2018年までのコンサートを 収録した、28枚組ブルーレイ・ボックスとして再登場します!さらに、1993年(ロンドン/ハイティンク)、2005年(ブダペスト/ラトル)、2009年(ナ ポリ/ムーティ)、2012年(ウィーン/ドゥダメル)の4つのコンサートは初ブルーレイ化! 第1回のコンサートは、クラウディオ・アバドが正式にベルリン・フィルの指揮者に就任した2年後の1991年。カラヤンから新たな指揮者として就任し たアバドがベルリン・フィルに打ち立てた新企画の一つとして始まりました。その後の約30年間には錚々たる面々の指揮者が登場し、それぞれの都市に合っ たプログラミングとソリストを迎え充実したコンサートを続けてきました。その全てが詰まった映像がブルーレイで観られるのは嬉しい限り。 (ブルーレイ化にあたって、画質、音質に細心の注意を払ってリマスターされていますが、オリジナル素材が本来のHD ではないため、再生機種によって は映像が多少乱れることがございますので、予めご了承ください。) (Ki)

20-64371
(DVD+LP)
KKC-9293
(DVD+LP)
日本語帯・解説付
税込定価
ズザナ・ルージチコヴァー〜DVD&LP

■DVD
ドキュメンタリー: 「ズザナ・ルージチコヴァー/音楽こそ人生Music is Life」~愛の物語、独裁と勝利
●ボーナス:インタビューと演奏

■LP
バッハ/ズザナ・ルージチコヴァー(チェンバロ)
A面(17’24)
カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」変ロ長調BWV992*
幻想曲 ハ短調BWV906**
B面(21’16)
トッカータ ト短調BWV915#
トッカータ 嬰ヘ短調BWV910##
■DVD
監督:ピーター・ゲッツェルズ&ハリエット・ゴードン・ゲッツェルズ
●ボーナス
マハン・エスファハニ、ローベルト・ノイフェルト、ヴァーツラフ・ルクス、ヴィクトル・カラビス、ダエダルスSQ
制作:2017年

■LP
ズザナ・ルージチコヴァー(Cemb)
録音:1973年5月8日、プラハ*
使用楽器:アンマー・チェンバロ*

録音:1965年10月18-20日、パリ**
使用楽器:ノイペルト・チェンバロ**

録音:1973年5月8日、プラハ#
使用楽器:アンマー・チェンバロ#

録音:1973年5月8日、プラハ##
使用楽器:アンマー・チェンバロ##

[DVD]画面:16:9、 NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1
原語:英、チェコ語
字幕:英、独、チェコ、日本語
本編:83分
ボーナス:27 分
[LP]:38分
2017年9月27日に90歳で亡くなったチェコのチェンバロ奏者ズザナ・ルージチコヴァーの生涯を綴ったドキュメンタリー映像と、彼女がエラートに残 したバッハの録音からのLPがセットになった追悼盤が発売されます。 ルージチコヴァーは1927年当時のチェコスロバキアのユダヤ系の家庭に生まれ、幼少期にピアノを始めます。1939年ナチス・ドイツがチェコ全土を占領、 家族とともに強制収容所に送られました。複数の収容所で厳しい生活を乗り越え、戦後チェンバロに本格的に取り組みました。1952年にはチェコの作曲家ヴィ クトル・カラビスと結婚。共産主義体制に反発していたため、国内では音楽活動が制限されていましたが、1956年ミュンヘン国際コンクールで優勝を機に 世界的に知られることになりました。ルージチコヴァーはこの際に、収容所での辛い経験を思い出すからドイツでのコンクールに行きたくないと夫に訴えまし たが、カラビスは「バッハをドイツに取り戻したユダヤ人であり、ナチスが破壊した洗練された文化を再び活性化させるのに大きな役割がある」と彼女を説 得したといいます。1960年代にはエラートからバッハ鍵盤楽器作品全集の録音をスタートさせ、世界的評価を獲得しました。本盤には、2016年に彼女の 90歳記念として発売されたリマスターBOXからの音源を使用した4曲をLPとして収録しています。 このドキュメンタリーは、エミー賞も受賞している映像監督ピーター・ゲッツェルズによるもの。ルージチコヴァーが彼からこの企画を持ちかけられた時、現 在の社会に対する危機感から、彼女自身の歴史をしっかりと残す必要があると共鳴したそうです。ただ監督のゲッツェルズ氏は、暗い歴史的側面に焦点を当 てるだけでなく、彼女のバッハ、そして音楽への愛の物語でもあると言います。映像には、弟子であり新世代のチェンバロ奏者マハン・エスファハニやチェコ の新進古楽アンサンブル「コレギウム1704」を率いているヴァーツラフ・ルクスなど、彼女の音楽遺伝子を次世代に受け継ぐ音楽家たちも登場し、ズザナ・ ルージチコヴァーの音楽人生を濃密に描いています。 (Ki)


20-64408E(4DVD)

リッカルド・シャイー・イン・ライプツィヒ

■DVD1 (121mm)
メンデルスゾーン:序曲「真夏の夜の夢」(1826年版)
 詩篇114番Op.51
 交響曲第2番「賛歌」Op.52(1840年版)
リーム:変化2〜管弦楽のための音楽

■DVD2 (94mm)
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調
交響曲第4番
交響的練習曲〜アダージョとアレグロ・ブリランテ(チャイコフスキー編曲)
『子供の情景』〜見知らぬ国と人々から(ラヴェル編曲)
『謝肉祭』より(ラヴェル編曲)【前口上/ドイツ風ワルツ/間奏曲『パガニーニ』/フィリスティンと戦うダヴィッド同盟の行進】

■DVD3 (85mm)
ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス

■DVD4 (137mm)
ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』
全て、リッカルド・シャイー(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
■DVD1 (121mm)
収録:2005年9月2日、ゲヴァントハウス、ライプツィヒ(ライヴ)
ボーナス:ライプツィヒのシャイー(監督:ギュンター・アッテルン)
アンネ・シュヴァーネヴィルムス(S)
ペトラ=マリア・シュニッツァー(S)
ペーター・ザイフェルト(T)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスcho
ライプツィヒ歌劇場cho
合唱指揮:モーテン・シュルト=イェンセン
■DVD2 (94mm)
マルタ・アルゲリッチ(P)
収録:2006年6月1-2日、ゲヴァントハウス、ライプツィヒ(ライヴ)
■DVD3 (85mm)
アレクサンドリナ・ペンダチャンスカ(S)
マヌエラ・カスター(Ms)
ステファノ・セッコ(T)
ミルコ・パラッツィ(バス)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスcho
ライプツィヒ歌劇場cho
ミヒャエル・シェーンハイト(Org)
収録:2008年11月6-7日 ゲヴァントハウス,ライプツィヒ(ライヴ)
■DVD4 (137mm)
マッシミリアーノ・ピサピア(リッカルド)
フランコ・ヴァッサッロ(レナート)
キアーラ・タイギ(アメーリア)
アンナ・マリア・キューリ(ウルリカ)
ユン・イー・ユー(オスカル)、他
ライプツィヒ・バレエ ライプツィヒ歌劇場cho
演出:エルマンノ・オルミ
装置、衣装:アルナルド・ポモドーロ
収録:2005年11月23日・26日、ライプツィヒ歌劇場(ライヴ)

画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
428分
リージョン:All
字幕:英仏独伊西
2005年より約11年間ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOのカペルマイスター(楽長)を務めていたリッカルド・シャイー。両コンビの記念碑的 なコンサート映像を集めた4枚組のDVDボックスが発売となります。 2017年に275周年を迎えた由緒あるライプツィヒ・ゲヴァントハウスOは、メンデルスゾーン、フルトヴェングラー、マズア、ブロムシュテット、 そしてシャイーらがカペルマイスターを歴任、現在は新世代のマエストロ、アンドリス・ネルソンスが第21第カペルマイスターを務めています。ドイツだ けでなくヨーロッパ屈指の名門オーケストラとして名を馳せています。 DVD1には、シャイーの音楽監督就任コンサートを収録。楽団ゆかりの作曲家メンデルスゾーンの作品を取り上げています。さらに交響曲第2番、序曲「真 夏の夜の夢」ともにオリジナル・エディションを使用するなど、就任当初からのシャイーの並々ならぬ意気込みが伝わってくるプログラムです。DVD2には、 ソリストにアルゲリッチを迎えたシューマン・プログラム。DVD3では、ロッシーニの「小ミサ・ソレムニス」。ロッシーニ没後140年を記念して行われた コンサートの模様。作曲者自身によって作られた管弦楽伴奏版で演奏されています。最後には、シャイーが、ライプツィヒ・オペラの首席指揮者に就任して、 初めて指揮した作品「仮面舞踏会」が収録されています。 (Ki)
20-64438F(2DVD)
ドビュッシー没後100年記念
■DVD1
(1)ドビュッシー:交響詩「海」(3種の演奏)
(2)ドキュメンタリー:ディスカヴァリング「海」
■DVD2
ドキュメンタリー:『ビュッシー〜音楽は習って身につくものではない』
1.典型的なモンマルトルの住人?
2.非凡なピアニスト
3.牧神の午後への前奏曲
4.1889年万博での異国的音楽との新鮮な出会い
5. ペレアスとメリザンド
6.ビュッシーの家庭
7 . 愛 娘シュシュ
8.交響詩「海」
9 . ビュッシーとエンマ・バ ルダック
10.音楽は習って身につくものではない
●ボーナス映像: ドビュッシーの「子供の領分」(全曲)
■DVD1 (画面:4:3、104 分)
(1)クラウディオ・アバド(指)ルツェルン祝祭O/収録:2003年
ダニエル・バレンボイム(指)CSO/収録:2000年
ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO/収録:1977年
(2)監督:アンゲリカ・シュティーラー

■DVD2 (画面:16:9、74分)
制作・監督 : ジョルジュ・ガショー

●ボーナス映像:
ゾルターン・コチシュ(P)

画面:NTSC
音声:PCM ステレオ
字幕:英独仏
リージョン:All、178 分
ドビュッシー没後100年を記念して、発売されるドビュッシーの映像集2枚組。 1枚目は、3つの海の風景を音に表したドビュッシーの代表作である交響詩「海」をクラウディオ・アバド、ダニエル・バレンボイム、ユージン・オーマンディ による貴重な映像集。またドビュッシーの研究家でもあるピアニストのポール・ロバーツによる「海」の作品解説のドキュメンタリー映像も収録されています。 2枚目には2012年ドビュッシー生誕100年を記念して制作されたドキュメンタリー「ドビュッシー?音楽は習って身につくものではない」を収録。彼の 伝記映画やドキュメンタリーはありそうであまりないため、待望の登場と申せましょう。「アルゲリッチの音楽夜話」で話題を呼んだ音楽ドキュメタリー監 督ジョルジュ・ガショーが2000年に制作したもので、ドビュッシーという稀代の天才がいかにして生まれたかを、サティ、ジョージ・コープランド、マル グリット・ロンら親交のあった人々の証言と当時の資料から検証します。ボーナスとして、コチシュの弾く「子供の領分」全曲の映像が収められているの も嬉しい限り。 (Ki)
20-64508D

20-64504F(Bluray)
ヨーロッパコンサート2018 from バイロイト
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集*
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調
ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」序曲(アンコール)

■ボーナス
パーヴォ・ヤルヴィ&エヴァ=マリア・ウェストブレークのインタヴュー
ベルリン・PO
パーヴォ・ヤルヴィ(指)
エヴァ=マリア・ウェストブレーク(S)*
収録:2018年5月1日、バイロイト辺境伯歌劇場(ライヴ)

◆DVD
画面:1080i,NTSC
音声:PCMステレオ
収録時間:81分(コンサート)、20分(ボーナス)
◆Bluray
画面:1080i,FullHD
音声:PCMステレオ、
DTS-HDMA5.1(96kHz/24bit)
収録時間:81分(コンサート)、20分(ボーナス)
ベルリン・フィルの創立記念日 5 月 1 日に毎年行われているヨーロッパコンサートは、1991 年にスタートし、ヨーロッパ各地のホールや歴史的建造物を巡る 形で行われており、夏のヴァルトビューネ・コンサートよりも本格的なプログラムで、美しい建物や街で行われるコンサートは、多くの音楽ファンに支持されて いるコンサートの一つでもあります。 2018 年は、辺境伯国の都としての古い歴史を持ち、またリヒャルト・ワーグナー音楽祭の開催地としても世界的に有名なバイロイトで行われました。会場は 音楽祭が行われる祝祭劇場ではなく、辺境伯歌劇場。この劇場は、この地に嫁いだフリードリヒ大王の姉ヴィルヘルミーネが 18 世紀の中頃に建てたもの。ワー グナーが祝祭劇場を建てるきっかけとなったバロック様式の豪華絢爛な歌劇場です。「ヨーロッパで最も美しいバロック劇場のひとつ」と称され、2012 年には ユネスコの世界遺産リストに登録。数年間修復のために閉館していましたが、再開場を記念してベルリン・フィルのヨーロッパコンサートが開催されました。 演目は、ベートーヴェンの「レオノーレ」序曲第 3 番、交響曲第 4 番、そして当地ゆかりの作曲家ワーグナーのヴェーゼンドンク歌曲集といったオール・ドイツ・ プログラム。ソリストには、ワーグナー歌手としても定評のあるエヴァ=マリア・ウェストブレーク。渾身の歌唱を披露しています。メイン・プログラムの交響曲 第 4 番は、コンサートマスターの樫本大進を筆頭に、躍動感に満ちた音楽を作り上げ、充実した深い音をホール全体に響き渡らせます。 (Ki)


20-64524F(Bluray)

20-64528D
ヴァルトビューネ2018~グッバイ・サー・サイモン!
ガーシュウィン:『キューバ』序曲
フォーレ:パヴァーヌ
カントルーブ:オーヴェルニュの歌 より【女房持ちはかわいそう/バイレロ/紡ぎ女/子守唄/捨てられた女/かっこう/かわいい羊飼いの女】
ハチャトゥリアン:バレエ組曲『ガイーヌ』
・第3組曲より第2曲<クルドの若者たちの踊り>
・第1組曲より第7曲<ガイーヌのアダージョ>
・第1組曲より第8曲<レズギンカ>
レスピーギ:交響詩『ローマの松』
(アンコール)
モンテヴェルディ:『かくも甘い苦悩が』
エルガー:行進曲『威風堂々』 第1番ニ長調
スーザ:行進曲『自由の鐘』
リンケ:行進曲『ベルリンの風』
ベルリン・PO
サー・サイモン・ラトル(指)
マグダレーナ・コジェナー(S)

収録:2018年6月24日 ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ヘニング・カステン(指揮者目線カメラ付)

◆Bluray
画面:1080/60i Full HD,16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.0
字幕:英、独
リージョン:All
本編)):105分/ボーナス:10 分
◆DVD
画面:1080/60i Full HD,16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.0
字幕:英、独
リージョン:All
本編)):105分/ボーナス:10 分
サー・サイモン・ラトルのベルリン・フィル首席指揮者としての最後の演奏会は、毎夏恒例のヴァルトビューネ・コンサートです。ガーシュウィンの『キューバ』序曲、 フォーレのパヴァーヌ ではじまり、その後ラトルの妻であるメゾソプラノのマグダレーナ・コジェナーがソリストとして登場し、カントルーブの「オーヴェルニュの歌」 を歌っています。『女房持ちはかわいそう』で明るく軽快にはじまり、『バイレロ』『紡ぎ女』『子守唄』でしっとりと美しく歌い、一転『捨てられた女』ではしん みりと物悲しく、そして『かわいい羊飼いの女』で透明感溢れる可憐な歌声を聴かせてくれます。そして、ベルリン・フィルの底力を感じさせる、まばゆい程の 色彩と強烈なリズムで展開されるハチャトゥリアンのバレエ組曲『ガイーヌ』と圧巻の描写力でローマの情景を描く レスピーギの交響詩『ローマの松』 が続きま す。プログラムは、ラトルらしい愉悦と悲哀に満ちた凝った演目で楽しませてくれます。 アンコールでは、ラトルがチェンバロを弾き、ベルリン・フィルのメンバー数人、そしてコジェナーがモンテヴェルディの『かくも甘い苦悩が』を歌いました。さ らに英国人の第二の国歌ともいわれるエルガーの『威風堂々』。ちょうどこの期間はサッカーW杯が開催されており、サッカー好きのラトルならではのジョーク を交えたコメントを言うと、ホルン・セクションがラトルの髪型を真似は白のカーリーヘアのかつらをかぶって演奏するという一幕もありました。最後にはおきま りのリンケ『ベルリンの風』。ラトルはビールを片手に各パートを巡回するなど、非常にリラックスした雰囲気で締めくくられました。天候はあいにくの雨(ベル リンはずっと雨が降らない天気が続いていたのに、この日だけ雨!)でしたが、ラトルの最後を惜しむような演出が満載の印象深いコンサート映像となりました。 (Ki)

20-64798(7DVD)
ベルリン・フィル&ラトル〜時代の本質

■DVD1(87mm)
ラトル・コンダクツ・ラモー&ベルリオーズ
ベルリーズ:幻想交響曲
ラモー:「レ・ボレアド」組曲
■DVD2(85mm)
ヴァルトビューネ1995〜アメリカン・ナイト
バーンスタイン:「キャンディード」序曲
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
バーンスタイン:前奏曲、フーガとリフ
ガーシュウィン:「ポーギーとベス」より抜粋〜俺らはないものだらけ/ ベス、お前は俺のものだ/ なんでもそうとは限らない/ サマータイム/ ニューヨーク行きの船が出る/ おかえり、ポーギー/ ベスよ、お前はどこに?/ ベスは行ってしまった/ おお主よ、私は祈りの道をやさしき伴侶に
ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD3(92mm)
ジルヴェスターコンサート2006
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
R.シュトラウス:「ばらの騎士」から三重奏とフィナーレ
■DVD4(92mm)
ヨーロッパコンサート2008 フロム・モスクワ
ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ベートーヴェン:交響曲第7番
■DVD5(90mm)
バーデン=バーデン復活祭音楽祭2014
リゲティ:アトモスフェール
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」〜第1幕前奏曲
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85
ストラヴィンスキー: バレエ「春の祭典」(
■DVD6(125mm)
バーデン=バーデン復活祭音楽祭2017
プッチーニ:歌劇「トスカ」
■DVD7(87mm)
ジルヴェスターコンサート2017
ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」
ストラヴィンスキー:「ミューズをつかさどるアポロ」より「パ・ド・ドゥ」
R.シュトラウス:管弦楽伴奏歌曲集(東方から訪れた三博士 Op.56-6、献身 Op.10-1、明日の朝 Op.27-4、子守歌 Op.41-1、母の自慢 Op.43-2)
バーンスタイン:「オン・ザ・タウン」より3つのダンス・エピソード
バーンスタイン:「ホワイトハウス・カンタータ」より「テイク・ケア・オブ・ディス・ハウス」
ショスタコーヴィチ:「黄金時代」組曲
全て、サイモン・ラトル(指)BPO
■DVD1(87mm)
収録:1993年11月6-8日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD2(85mm)
ウェイン・マーシャル(P)
ウィラード・ホワイト(ポーギー)、シンシア・ヘイモン(ベス)、デイモン・エヴァンス(スポーティング・ライフ)、シンシア・クラリー(セレーナ)、マリエッタ・シンプソン(マリア)、ダニエル・ワシントン(クラウン)
収録:1995年6月、ベルリン、ヴァルトビューネ、ライヴ
映像監督:ブライアン・ラージ
■DVD3(92mm)
内田光子(P)
カミッラ・ニールンド(S)、ローラ・エイキン(S)、マグダレーナ・コジェナー(Ms)、デイル・デューシング(Br)
収録:2006年12月31日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
■DVD4(92mm)
ヴァディム・レーピン(Vn)
収録:2008年5月1日モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
■DVD5(90mm)
ソル・ガベッタ(Vc)
収録:2014 年4月20日、バーデン=バーデン祝祭劇場
映像監督:トルベン・シュミット・ヤコブセン
■DVD6(125mm)
クリスティーネ・オポライス(フローリア・トスカ)、マルセロ・アルバレス(マリオ・カヴァラドッシ)、マルコ・ヴラトーニャ(スカルピア男爵)、アレクサンダー・ツィムバリュク(チェーザレ・アンジェロッティ)、ピーター・タンチッツ(スポレッタ)、ダグラス・ウィリアムズ(シャッローネ)、マウリツィオ・ムラロ(堂守)、ヴァルター・フィンク(看守)、ウィーン・フィルハーモニアcho
演出:フィリップ・ヒンメルマン
舞台:ライムンド・バウアー
衣装:カーシ・マウラー
照明:ラインハルト・トラウプ
映像:マルティン・アイデンベルガー
映像監督:アンドレアス・モレル
収録:2017年4月、バーデン=バーデン祝祭劇場(ライヴ)
■DVD7(87mm)
ジョイス・ディドナート(Ms)
収録:2017年12月31日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
映像監督:トルベン・シュミット・ヤコブセン

画面:16:9、NTSC(DVD3,4,5,6,7)、
4:3、NTSC(DVD1,2)
音声:PCMステレオ、DD5.1、
DTS5.1
リージョン:All
658分(11時間)
2002年よりベルリンPOの首席指揮者・芸術監督を務めているサー・サイモン・ラトル。2018年6月の任期満了前に、 EURO ARTSレーベルからこれまで発売された映像作品から、両者を象徴する演奏をピックアップした7枚組のDVDボックスが発売されます。 DVD1には、ラトル&ベルリン・フィルの軌跡の第一歩となった1993年の「幻想交響曲」と「レ・ボレアド」の映像です。ここで演奏しているラモーの 最高傑作「レ・ボレアド」は、「ティーンエイジャーの頃、エリオット・ガーディナーの演奏を聴いて感銘を受け、すぐに虜になってしまった。その時から この曲が私の音楽人生の一部となった。」とラトル自身も語っているように、今でも自身も好んで演奏会で取り上げています。DVD2は、初顔合わせとなっ た1993年から2年後のヴァルトビューネ・コンサート。「アメリカン・ナイト」と題しバーンスタイン、ガーシュウィンと20世紀を代表するアメリカの作 曲家の音楽を華やかに繰り広げています。DVD3には、内田光子がソリストとして登場した2006年のジルヴェスターコンサート。さらにDVD4はモス クワで行われ、ヴァディム・レーピンがブルッフのヴァイオリン協奏曲を演奏したヨーロッパコンサート2008。続いては、2013 年よりザルツブルグから ドイツの保養地のバーデン・バーデンに場所を移して開催されているベルリン・フィルのイースター音楽祭から、アルゼンチン出身の美しき人気チェリスト、 ソル・ガベッタがベルリン・フィル・デビューした2014年、そして1989年カラヤン指揮で演奏されてから実に28年ぶりにベルリン・フィルが演奏した 2017年バーデン=バーデン・イースター音楽祭での「トスカ」。そしてラトルが音楽監督として最後のジルヴェスターコンサートとなった2017年の映像 が収められています。ラトルがベルリン・フィルと築き上げた音楽を映像で振り返ることのできるBOXです。 (Ki)


20-64828(2DVD)
イオランタとペルセフォネ

(1)チャイコフスキー:歌劇『イオランタ』

■特典映像:『光を探して:イオランタとペルセフォネについての洞察』

(2)ストラヴィンスキー:メロドラマ『ペルセフォーヌ』
(1)イオランタ:エカテリーナ・シェルバチェンコ(S)
ヴォルテモン:パヴェル・ツェルノフ(T)
レネ王:ドミトリー・ウリアノフ(Bs)
医師イブン・ハキア:ウィラード・ホワイト(Br)
ロベルト:アレクセイ・マルコフ(Br)
ベルトラン:パヴェル・クディノフ(Bs)
アルメリク:ヴァシリー・エフィノフ(T)
マルタ:エカテリーナ・セメンチュク(A)
ラウラ:レティティア・シングレトン(Ms)

(2)ペルセフォネ:ドミニク・ブラン(語り)
エウモルフェ:ポール・グローヴス(T)
アムリタ・パフォーミング・アーツ( ダンス)
ヤング・シンガース・オブ・ザ・JORCAM
マドリード王立劇場O&cho
テオドール・クルレンツィス( 指)

収録:2012 年1月、スペイン、マドリード王立劇場(ライヴ)

画面:16:9 NTSC
音声:LPCM ステレオ、DTS5.0
原語:ロシア語(イオランタ)、
フランス語(ペルセフォーヌ)
字幕:英独仏伊西
200分(イオランタ:105分/ペルセフォーヌ:55 分)
リージョン:All
2012年1月にマドリード王立劇場で上演されたピーター・セラーズ演出、テオドール・クルレンツィス指揮によるチャイコフスキーの「イオランタ」。盲 目の美しい王女イオランタが愛する人ヴォルテモンと出会い、手術を受け目が見えるようになるまでを描いた作品。イオランタの心情を描くチャイコフスキー の音楽を、クルレンツィスの説得力のある(指)さらにピーター・セラーズによる、盲目のイオランタが見る世界と、光を得たイオランタの輝かしい世界の 対比が見事な舞台です。 ストラヴィンスキーが1933年から1934年にかけて作曲(1949年に改訂)したフランス語のメロドラマ『ペルセフォーヌ』は、テノール独唱、女性の語 り、混声合唱、児童合唱、そしてオーケストラのために書かれ、第1場『誘拐されるペルセフォーヌ』、第2場『地下世界のペルセフォーヌ』、第3場『再 生したペルセフォーヌ』の3場構成で “もう一つの『春の祭典』” ともいわれます。バレエと歌手の独特の世界が舞台上で展開されます。 (Ki)
20-64858F(2DVD)

KKC-9360(2DVD)
日本語帯・解説付
税込定価
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」

ボーナス:出演者インタビュー
ジャクリーン・ワグナー(ソプラノ/レオノーレ)
ノルベルト・エルンスト(フロレスタン/テノール)
ローマン・トレーケル(ドン・ピツァロ/バリトン)
ヴォチェク・ギールラッハ(ロッコ/バス)
タチアナ・シュナイダー(マルツェリーネ/ソプラノ)
リッカルド・ボッタ(ジャキーノ/テノール)
マルティン・ゾンマー(ドン・フェルナンド/バリトン)
マルク・ハーグ(囚人1/テノール)
フランク・ウーリヒ(囚人2/バリトン)
マルクス・ビューラー(看守1)
パトリック・ドーバ(看守2)
オットー・タウスク(指)
ザンクト・ガレンSO&cho
演出:ヤン・シュミット=ガレ

収録:2018年3月15日、ザンクト・ガレン劇場(ライヴ)
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
本編字幕:英独仏韓,日本語
リージョン:All
本編)):115分、ボーナス:65分
スイスのザンクト・ガレン劇場で2018年3月に上演されたベートーヴェン唯一の歌劇≪フィデリオ≫のライヴ映像。ザンクト・ガレン劇場は、スイス最 古の劇場としてオペラ、バレエ、ミュージカル、オペレッタなどが頻繁に上演されています。現在の建物はスイスの建築家クロード・パイヤールによって 1968年3月に開場。この映像は開場50周年を記念し、50年前と同じ演目≪フィデリオ≫を上演した際のもの。 ≪フィデリオ≫は、≪レオノーレ≫というタイトルで1805年に初演,翌年さらに改訂、最終的には1814年に現在の≪フィデリオ≫が完成しました。あらすじは、 主人公レオノーレがフィデリオという男性に変装し監獄に潜入、無実の罪で拘留されている夫フロレスタンを救出する夫婦の愛を描いたストーリー。19世 紀市民革命期の理想主義を反映したベートーヴェンの理念「人類愛」「正義」「自由」を主題とし、後の交響曲第9番を予感させるような内容です。 演出は映画監督として名を馳せているヤン・シュミット=ガレ。映像と実際の舞台を巧みに変化させ、映画的な作りをみせています。指揮はザンクト・ガレ ンSOの首席指揮者オットー・タウスク。レオノーレには世界の劇場で活躍するドイツ人ソプラノ、ジャクリーン・ワグナー。フロレスタンには、ドイツ・ オペラに定評のあるウィーン出身のテノール、ノルベルト・エルンスト。ドン・ピツァロは、現代を代表するバリトン歌手ローマン・トレーケルと実力派の歌 手陣が揃います。 (Ki)


20-64881(LP+DVD)
限定盤

20-64884F(Bluray)

20-64888D
モリコーネ・デュエル〜最も危険なコンサート
エンニオ・モリコーネ映画音楽集

■LP
Side A
1.荒野の用心棒
2.ウェスタン
3.続・夕陽のガンマン
Side B
4.ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
5.シシリアン
6.正義の力

■BD/DVD
1.復讐のガンマン(The Big Gundown)
2. イングロリアス・バスターズ(Inglourious Basterds)
3.荒野の用心棒(A Fistful of Dollars)
4. ヘイトフル・エイト(The Hateful Eight)
5.ウェスタン(Once Upon a Time in the West)
6. アンタッチャブル(The Untouchables)
7. 続・夕陽のガンマン(The Good, the Bad and the Ugly)
8. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
(Once Upon a Time in America)
9. シシリアン(The Sicilian Clan)
10. 夕陽のガンマン(For a Few Dollars More)
11.タクシードライバー(Taxi Driver )byバーナード・ハーマン
12.キル・ビル(Kill Bill)byソニー・ボノ
13.ゴッドファーザー(The Godfather )byニーノ・ロータ
デンマーク国立SO
サラ・ハツコ・ヒックス(指)

収録:2018年1月

■DVD
画面:16:9 , NTSC
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
リージョン:All、75分
■LP
33’ 43(A面:18’ 39,B面15’ 04)
■Bluray
画面:16:9 , Full HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
リージョン:All、75分
ニュー・シネマ・パラダイス」や「海の上のピアニスト」などで知られる映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネは、2018年11月10日に90歳を迎えます。 これまで現役で精力的に活動していましたが、残念ながら年内でのリタイアを表明しています。 この映像は、2018年1月に行われたコンサートの模様を収録した映像商品。そして限定盤としてDVDとLPのセットも発売されます。このコンサートは『モ リコーネ・デュエル〜最も危険なコンサート』と題し、いわゆる「マカロニ・ウェスタン」の映画音楽を中心に、マフィア映画の金字塔フランシス・フォード・ コッポラ監督ニーノ・ロータ作曲の「ゴッドファーザー」、そしてモリコーネの最新、クエンティン・タランティーノ監督の「ヘイトフル・エイト」などを収 録しています。演奏は、デンマーク国立SO、指揮は日本生まれハワイ育ちの、現在ミネソタ管の副指揮者を務めるサラ・ハツコ・ヒックスです。 (Ki)

20-65194(FBluray)
FANTASYMPHONY
1.カインド・オブ・マジック(映画『ハイランダー 悪魔の戦士』)
2.ハリーの不思議な世界(映画『ハリー・ポッター』)
3.ヘドウィグのテーマ(映画『ハリー・ポッター』)
4.ロング・ロング・タイム・アゴー(映画『パンズ・ラビリンス』)
5.ナルニアの子守歌(映画『ナルニア国物語』)
6.戴冠式(映画『ナルニア国物語』)
7.エローラ・ダナンの誕生(映画『ウィロー』)
8.インヴィンサブル/無敵(ゲーム『ワールド・オブ・ウォークラフト』)
9.アンティル・ウィ・ゴー・ダウン(テレビドラマ『シャナラ・クロニクルズ』)
10.黄金の手(テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』)
11.キャスタミアの雨(テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』)
12.ゲーム・オブ・スローンズ組曲(テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』)
13.ミステリー・マウンテン(映画『ホビット』)
14.指輪の詩(映画『ロード・オブ・ザ・リング』)
15.ホビット庄の社会秩序(映画『ロード・オブ・ザ・リング』)
16.闇夜の短剣(映画『ロード・オブ・ザ・リング』)
17.メイ・イット・ビー(映画『ロード・オブ・ザ・リング』)
18. 一行の離散(映画『ロード・オブ・ザ・リング』)
19.全ての終わり(映画『ロード・オブ・ザ・リング』)
20.リヴ・フォーエヴァー(Who Wants to Live Forever)(映画『ハイランダー 悪魔の戦士』)
デンマーク国立SO&cho,児童cho
クリスティアン・シューマン(指)
ホン・スジン(コンサートマスター)
キム・ジヘ(S) トゥーヴァ・セミングセン(Ms) ヨハン・カールストロム(バス)
デヴィッド・ベイトソン(ゲスト俳優)
収録:2018年、コペンハーゲン、DRコンサートホール(ライヴ)

画面:FullHD,16;9
音声:PCMステレオ、DTS-HDMA5.1
リージョン:Alll、99分
デンマーク国立SOによる大好評のコンサート・シリーズ第3弾。第1弾はゲーム・ミュージックの祭典「Gaming in Symphony」、第2弾は SF映画の名作音楽集「GALAXYMPHONY」、そして第3弾は、ファンタジー映画やドラマの音楽を取り上げた「FANTASYMPHONY」です。 『ハリー・ポッター』『ナルニア国物語』『ロード・オブ・ザ・リング』などの世界的に大ヒットしたファンタジー映画を中心に、壮大な音楽と映画のような演出、 照明、そして80人にものぼる合唱団を集めた、視覚的にも音響的にも楽しむことのできるコンサート映像です。 映画『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒットが記憶に新しいQUEENの音楽ですが、映画『ハイランダー 悪魔の戦士』も忘れてはなりません。首を切り 落とされない限り死なない一族の宝をめぐる戦いが描かれたカルト的人気を誇る究極のファンタジー作品ですが、この映画でもQUEENの音楽が全編を 通して流れます。このコンサートの冒頭で演奏され、映画ではエンディング曲として使われていた「カインド・オブ・マジック(A Kind of Magic)」。そし てコンサートを締めくくる楽曲として選ばれたのは、映画『ボヘミアン・ラプソディ』でも使われ映画『ハイランダー 悪魔の戦士』でも、愛する人との別 れのシーンで使われる「リヴ・フォーエヴァー(Who Wants to Live Forever)」の2曲が収録されています。 (Ki)
20-65204F(Bluray)

20-65207
マーダー・アット・ザ・シンフォニー
1.ドラマ『バビロン・ベルリン』〜灰へ、塵へ(作曲:ニッコー・ヴァイデンマン、マリオ・カミエン、トム・ティクヴァ)
2.映画『めまい』〜プレリュード(作曲:バーナード・ハーマン)
3.映画『サイコ』〜マーダー(作曲:バーナード・ハーマン)
4.映画『野の薔薇の咲くところ』(作曲:ニック・ゲーヴ)
5.映画『ゴッドファーザー』〜組曲(作曲:ニーノ・ロータ)
6.映画『オリエント急行殺人事件』〜ワルツ(作曲:リチャード・ロドニー・ベネット)
7.映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』〜オープン・スペース(作曲:ジョニー・グリーンウッド)
8.映画『ツイン・ピークス』〜シカモア・トゥリーズ(作曲:アンジェロ・バダラメンティ)
9.映画『ツイン・ピークス』〜ローラ・パーマーのテーマ(作曲:アンジェロ・バダラメンティ)
10.映画『ツイン・ピークス』〜ツイン・ピークスのテーマ(作曲:アンジェロ・バダラメンティ)
11.映画『特捜部Q −Pからのメッセージ−』(作曲:ニクラス・シュミット)
12.映画『トゥルー・ディテクティブ』〜ネヴァーマインド(作曲:レナード・コーエン)
13.映画『ダヴィンチ・コード』〜聖杯の騎士(作曲:ハンス・ジマー)
14.ドラマ『ザ・ブリッジ』〜ホロウ・トーク(虚しき対話)(作曲:クワイアー・オブ・ヤング・ビリーヴァーズ)
15.ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲〜冒頭
16.映画『シャーロック・ホームズ』〜Discombobulate(作曲:ハンス・ジマー)
デンマーク国立SO
サラ・ヒックス(指)
ミヒャエル・メーラー(S)
クリスティーネ・ノンボ・アンデルセン(S)
クリスティーナ・オストラン(Vn)
キラ・スコーフ(Vn)

収録:2019年
◆Bluray
画面:16:9,NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
80分
ンマーク国立SOによる大好評のシリーズ。第1弾はゲーム・ミュージックの祭典「Gaming in Symphony」、第2弾はSF映画の名作音楽集 「GALAXYMPHONY」、第3弾は、ファンタジー映画やドラマの音楽を取り上げた「FANTASYMPHONY」、第4弾はスパイ映画音楽を集めた「Agents are Forever」。第5弾は、ハリウッド黄金期のモノクロ映画の名曲を集めた「Divas & Diamonds」。今回は、サスペンス、スリラー、ミステリーなど恐怖 映画の音楽を集めた一枚。
「黄金の20年代」と呼ばれた当時のベルリンを描いたドイツの連続ドラマ「バビロン・ベルリン」、人気北欧ミステリードラマ「ザ・ブリッジ」。そして巨匠アルフレッド・ ヒッチコックの賛否両論を巻き起こした映画「めまい」「サイコ」。全世界で社会現象を巻き起こした伝説のドラマシリーズ「ツイン・ピークス」。さらに大ヒットミ ステリー映画「ダヴィンチ・コード」「シャーロック・ホームズ」「オリエント急行殺人事件」など、暑さを吹き飛ばすような、ぞくっとするスリル満点の音楽集です。ki
20-65211

20-65214(Bluray)
GALAXYMPHONY
[BD収録曲]
1.ツァラトゥストラはこう語った(映画「2001年宇宙の旅」より)
2.アバター組曲(映画「アバター」より)
3.エイリアンのテーマ(映画「エイリアン」より)
4.ブレードランナー組曲(映画「ブレードランナー」より)
5.インターステラー組曲(映画「インターステラー」より)
6. ディーヴァ・ダンス(映画「フィフス・エレメント」より)
7.スタートレック・メドレー
8.ノーエスケープ(映画「猿の惑星」より)
9. スター・ウォーズのメイン・テーマ(映画「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」より)
10.アナキンのテーマと愛のテーマ(映画「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」より)
11.運命の戦い(映画「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」より)
12.ルークとレイアのテーマ(映画「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」より)
13.帝国のマーチ(映画「スター・ウォーズ I」より)
14.ヨーダのテーマ(映画「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」より)
15.レイラ姫のテーマ(映画「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」より)
16. スター・ウォーズ,王座の間とフィナーレ(映画「スター・ウォーズ IV」より)
17.カンティーナ・バンド映画「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」より)

[CD収録曲]
1.ツァラトゥストラはこう語った(映画「2001年宇宙の旅」より)
2.アバター組曲(映画「アバター」より)
3.エイリアンのテーマ(映画「エイリアン」より)
4. ディーヴァ・ダンス(映画「フィフス・エレメント」より)
5. スタートレック・メドレー
6. ノーエスケープ(映画「猿の惑星」より)
7. スター・ウォーズのメイン・テーマ(映画「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」より)
8. アナキンのテーマと愛のテーマ(映画「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」より)
9. 運命の戦い(映画「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」より)
10. ルークとレイアのテーマ(映画「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」より)
11. 帝国のマーチ(映画「スター・ウォーズ I」より)
12. ヨーダのテーマ(映画「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」より)
13. レイラ姫のテーマ(映画「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」より)
デンマーク国立SO&cho
アントニー・ハーマス(指)
キム・ジヘ(S)
デヴィッド・ベイトソン(ゲスト俳優)

◆Bluray
画面:16:9,Full HD
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.1
102分、リージョン:All
アカデミー賞を受賞した映画から、世界的大ヒットしたSF映画音楽を集めたデンマーク国立SOのコンサート「Galaxymphony」のブルーレイ とCDがリリースされました。 昨年末新作が公開された史上最高のSF映画「スター・ウォーズ」の音楽を中心に、名匠スタンリー・キューブリック監督による「2001年宇宙の旅」、 SF映画の金字塔「ブレードランナー」、など壮大なオーケストラ音楽が響き渡ります。またゲストには、映画「ヒットマン」のエージェント47役の声優 を務めたデヴィッド・ベイトソンも登場。 すべての SF ファンに捧げる 1 枚です。 商品に付属するダウンロードコードを使用するとスペシャルトラックをダウンロードすることができます。 (Ki)
20-65528(7DVD)
ズービン・メータ〜レトロスペクティブ
■DVD1
モーツァルト:ファゴット協奏曲変ロ長調K.191
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
ドヴォルザーク:序曲『謝肉祭』op.92
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調op.88
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第8番ト長調op.46-8
■DVD2
◎ヴァルトビューネ1997/ホワイト・ナイト
グリンカ:歌劇『ルスランとリュドミラ』序曲
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調op.23〜第1楽章
チャイコフスキー:バレエ『白鳥の湖』〜ワルツ(チャイコフスキー)
ショパン:小犬のワルツ
ムソルグスキー:歌劇『ホヴァーンシチナ』〜前奏曲『モスクワ川の夜明け』
ムソルグスキー:歌劇『ソロチンスクの定期市』〜陽気な若者たちのゴパーク
リムスキー=コルサコフ:くまんばちの飛行
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲
プロコフィエフ:バレエ『ロミオとジュリエット』〜タイボルトの死
リンケ:ベルリンの風
■DVD3
ヴェルディ・ガラ
第1部
『ナブッコ』より『行け、我が想いよ』
『イェルサレム』より『神が私たちを引き離そうとしている』
『海賊』より『俺が捕虜になるとは』、『天と地から嫌われようと』
『リゴレット』より『女心の歌』、『いつだか君と出会ったのを』
『トロヴァトーレ』より『夜は静まりかえっている』、『母さん眠れないのかい?』
『椿姫』より『不思議だわ…ああ多分彼なのね』
『仮面舞踏会』より『立てお前の息子に…お前だったのだな』、『ああ!死を恥辱を』
第2部
『運命の力』より『神よ平安をください』
『ドン・カルロ』より『彼女は私を愛してはくれぬ』、『宿命的な授かり物!』
『アイーダ』より『勝ちて帰れ!』、『祖国を救った者よ』
『ファルスタッフ』より『世の中みな冗談』
■DVD4(95mm)
◎イスラエル・フィル創立75周年記念コンサート
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番〜サラバンド
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
ショーソン:詩曲Op.25
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調Op.93
■DVD5(125mm)
ヴェルディ:歌劇『ファルスタッフ』
■DVD6(88mm)
モーリス・ベジャール振付ベートーヴェン「第九交響曲」
音楽:ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン
■DVD7(130mm)
◎イスラエル・フィル退任記念演奏会
イスラエル国歌
リスト:ピアノ協奏曲第2番イ長調S.125
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲Op.72より第2番ホ短調ドゥムカ
マーラー:交響曲第2番「復活」
※ズービン・メータのインタビュー(字幕:独、英)
全て、ズービン・メータ(指)

■DVD1(110mm)
ロサンジェルスPO
収録:1977年1月10−13日ロサンジェルス、ドロシー・チャンドラー・パヴィリオン、ミュージック・センター(ライヴ)
■DVD2(96mm)
ダニエル・バレンボイム(P)
ベルリンPO
■DVD3(182mm)
マルセロ・アルバレス、ホセ・カレーラス、ホセ・クーラ、ダニエラ・デッシー、マリエッラ・デヴィーア、ルチアーナ・ディンティーノ、プラシド・ドミンゴ、ジャンルカ・フロリス、バルバラ・フリットリ、コンスタンティン・ゴーニー、エリザベート・マトス、レオ・ヌッチ、ルッジェーロ・ライモンディ、ロッサーナ・リナルディ、チンツィア・リッツォーネ、グローリア・スカルキ、リッカルド・ザネッラート
ヴェルディ音楽祭cho
フィレンツェ5月祭O
ズービン・メータ(指)
収録:2001年5月11日、パルマ、テアトロ・パディリョーネ・パラカッサ(ライヴ)
■DVD4(95mm)
ジュリアン・ラクリン(Vn)
エフゲニー・キーシン(P)
ヴァディム・レーピン(Vn)
イスラエルPO
収録:2011年12月24日、テル・アヴィヴ(ライヴ)
■DVD5(125mm)
アンブロージョ・マエストリ(Brファルスタッフ)
フィオレンツァ・チェドリンス(Sアリーチェ)
マッシモ・カヴァレッティ(Brフォード)
エレオノーラ・ブラット(Sナンネッタ)
エリーザベト・クルマン(Msクイックリー夫人)
シュテファニー・ホウッツェール(Msメグ)
ハヴィエル・カマレナ(Tフェントン)
ルカ・カザリン(T医師カイウス)
ジャンルカ・ソレンティーノ(Tバルドルフォ)
ダヴィデ・フェルシーニ(Brピストーラ)
ウィーン・フィルハーモニア合唱団(Philharmonia Chor Wien)
ウィーンPO
演出:ダミアーノ・ミキエレット
装置:パオロ・ファンティン
衣装:カルラ・テーティ
照明:アレッサンドロ・カルレッティ
収録:2013年8月ザルツブルク、モーツァルトのための劇場(ライヴ)
字幕:伊英独仏西中韓,日本語
■DVD6(88mm)
振付:モーリス・ベジャール
イスラエルPO
芸術監督:ジル・ロマン
出演:東京バレエ団、モーリス・ベジャール・バレエ団
クリスティン・ルイス(S)
藤村実穂子(Ms)
ペーター・スヴェンソン(T)
アレクサンダー・ヴィノグラードフ(Bs)
栗友会(合唱)
栗山文昭(合唱指揮)
ピョートル・ナルデリ(振付指導)
収録:2014年11月8&9日NHKホール、東京、ライヴ
■DVD7(130mm)
イスラエルPO
イェフィム・ブロンフマン(P)
チェン・レイス(S)オッカ・フォン・デア・ダムラウ(Ms)
収録:2019年10月、テル・アヴィヴ(ライヴ)

画面:NTSC 、16:9 & 4:3
音声:PCM Stereo、Dolby Digital 5.1、dts 5.1
リージョン:All
2021年4月29日に85歳を迎えたズービン・メータ。当日は無観客でしたが85歳を祝うコンサートがベルリン国立歌劇場で行われたりと、年齢を重ねても なお情熱的に指揮活動を行っています。 今回リリースされる7枚組のDVDセットには、そうしたメータの歴史が詰まっています。DVD1は、ロス・フィルとの共演。異例の若さでロス・フィルの音楽監督 (1962-1978)に抜擢されたズービン・メータ。Deccaと専属契約したかれはダイナミックな指揮ぶりで手兵とともに、ストラヴィンスキーやホルストなどいま も誉れ高いアルバムをつぎつぎと発表し、一躍その名を世界に轟かせることになります。このライヴ映像では、スタジオ盤でも知られるバルトーク、ドヴォ8を筆頭 に、その白熱ぶり、切れ味とも最高のパフォーマンスをみせてくれます。この頃のメータの音楽運びは迷いのない思い切りのよさがなによりの魅力で、痛快でさえ あります。ロス・フィルとともにスターダムに駆け上がり、その黄金時代を築いたメータがもっとも輝いていた時期のかけがえのない記録といえるでしょう。 DVD2には、1977年にベルリン・フィルの夏の風物詩、ヴァルトビューネの野外コンサート映像。1997年のテーマはロシアの古都サンクト・ペテルブルク。メー タとバレンボイムの息の合ったチャイコフスキーの協奏曲をはじめ、ロシアの名曲を堪能できます。 ヴェルディ没後100周年記念ガラ・コンサートの模様を収録したDVD3。ドミンゴ、カレーラス、テッシーら617名のスター歌手たちが勢揃いした奇跡の超豪華ガ ラ・コンサートです。 DVD4は、イスラエル・フィル創立75周年記念コンサート。ヴァイオリニストのフーベルマンの呼びかけで、ヨーロッパのユダヤ系音楽家たちがパレスチナに建設し たオーケストラがトスカニーニの指揮で初披露されたのが1936年12月26日。それが今日のイスラエル・フィルとなり、2011年に創立75周年を迎えました。 それを祝い2011年12月に行われたコンサートをライヴ収録。 DVD5には、2013年、ヴェルディ・イヤーのザルツブルク音楽祭での『ファルスタッフ』。辛口新聞評でも大絶賛されたミキエレットの舞台。 DVD6は、東京バレエ団&モーリス・ベジャール・バレエ団が共演した「第九交響曲」。1964年東京バレエ団が創立された年に初演されたモーリス・ベジャール 振付によるベートーヴェン「第九交響曲」。東京バレエ団創立50周年にモーリス・ベジャール・バレエ団との共同制作により東京、NHKホールで2014年に上演 された際の映像がDVDとブルーレイで発売されます。ダンサー、オーケストラ、独唱歌手、合唱団の総勢350人が繰り広げる大スペクタクルの舞台が高画質で楽 しむことができます。 最後に、2019年10月に行われた長らく音楽監督を務めたイスラエル・フィルの退任コンサートの模様は映像初収録です。またボーナス・インタビューには、これ までの音楽人生を振り返ったメータのインタビューが収録されています。 (Ki)


20-65548(9DVD)
ベートーヴェン〜九つの「第九」



[DVD1]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」(第一楽章なし)

[DVD2]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」

[DVD3]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」

[DVD4]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」

[DVD5]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
交響曲第7番イ長調 op.92*
交響曲第8番ヘ長調 op.93#

DVD6]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
ドキュメンタリー:ベートーヴェン「第9」について

[DVD7]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
『レオノーレ』序曲第3番

[DVD8]
モーリス・ベジャール振付 「第九」

[DVD9]
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
[DVD1]
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)フランス国立O、ピラール・ローレンガー(S)、マルガ・ヘフゲン(A)、ヨーゼフ・トラクセル(T)、オットー・ヴィーナー(Bs)/収録:1963年、パリ、サル・プレイエル(ライヴ)
[DVD2]
オットー・クレンペラー(指)ニュー・フィルハーモニアO、アグネス・ギーベル(S)、マルガ・ホフゲン(C.A)、エルンスト・ヘフリガー(T)、グスタフ・ナイトリンガー(Bs)/収録:1964年、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
[DVD3]
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO、アンナ・トモワ=シントウ(S)、アグネス・バルツァ(A)、ルネ・コロ(T)、ジョゼ・ヴァン・ダム(Bs)/収録:1977年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
[DVD4]
レナード・バーンスタイン(指)バイエルンRSO、シュターツカペレ・ドレスデンのメンバー、NYOメンバー、ロンドンSOのメンバー、レニングラード・キーロフ劇場(現マリインスキー劇場)Oのメンバー、パリOのメンバー、ジューン・アンダーソン(S)、サラ・ウォーカー(Ms)、クラウス・ケーニヒ(T)、ヤン=ヘンドリンク・ローテリング(Bs)/収録:1989年12月25日東ベルリン、シャウシュピールハウス(現コンツェルトハウス)ライヴ
[DVD5]
ミヒャエル・ギーレン(指)南西ドイツRSO、レナーテ・ベーレ(S)、イヴォンヌ・ネフ(Ms)、グレン・ウィンスレイド(T)、ハンノ=ミュラー・ブラッハマン(Bs)/収録:1999年7月、フライブルク、コンツェルトハウス(ライヴ)
収録:1998年6月、フライブルク、コンツェルトハウス*、2000年1月、フライブルク、コンツェルトハウス#
[DVD6]
クラウディオ・アバド(指)BPO、カリタ・マッティラ(S)、ヴィオレッタ・ウルマーナ(Ms)、トーマス・モーザー(T)、アイケ・ヴィルム=シュルテ(Bs)/収録:2000年5月1日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
[DVD7]
ダニエル・バレンボイム(指)ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ、アンゲラ・デノケ(S)、ヴァルトラウト・マイヤー(Ms)、ブルクハルト・フリッツ(T)、ルネ・パーペ(Br)/収録:2006年8月27日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
[DVD8]
東京バレエ団、モーリス・ベジャール・バレエ団、ズービン・メータ(指)イスラエルPO、クリスティン・ルイス(S)、藤村実穂子(Ms)、福井敬(T)、アレクサンダー・ヴィノグラードフ(Bs)/収録:2014年11月8&9日NHKホール、東京(ライヴ)
[DVD9]
ファビオ・ルイージ(指)デンマーク国立SO、ヴァレンティナ・ナフォルニツァ(S)、デニズ・ウズン(Ms)、マクシミリアン・シュミット(T)、マルティン・ガントナー(Br)/収録:2019年、コペンハーゲン、DRコンサートホール

画面:DVD1-5/NTSC,4:3 、DVD6-9/NTSC,16:9
音声:DVD1-2/PCMステレオ、DVD3-9/PCMステレオ
DD5.1,DTS5.1
字幕:英独仏西
DVD1,2&9/英独仏西韓,日本語
DVD8/英独韓,日本語
リージョン:All、798分
ベートーヴェン生誕250周年を祝う企画DVDボックスの登場。ベートーヴェン「第9」をホーレンシュタイン、クレンペラー、カラヤン、バーンスタイン、 ギーレン、アバド、メータ、ルイージの9人の歴史的な指揮者たちによる、9つの名演映像を収録した当盤。 DVD1は、ユダヤ系指揮者ホーレンシュタインによる1963年の映像(第2楽章〜第4楽章)。ホーレンシュタインは、マーラーやブルックナーに早くから 取り組み、その普及に尽力しました。白熱の演奏は必見、ピラール・ローレンガーほか往年の名歌手にも注目です。DVD2は、20世紀を代表する指揮者オッ トー・クレンペラーによる1964年の「第9」。クレンペラーとともに名演名録音を生み出してきたフィルハーモニア管の突然の解散通告を受けて、存続をか けて開催されたコンサートの模様です。フィルハーモニア管が「ニュー・フィルハーモニアO」となった門出の感動的な演奏となっています。DVD3 は、1977年のカラヤン&ベルリン・フィルのジルヴェスターコンサート。ベルリン・フィルとの2度目、70年代のスタジオ全集録音と時期が重なるこのジル ヴェスターの第九ライヴは、ソリストもテノールのコロをのぞいてほぼ同じ(全集ではシュライヤー)。磨き抜かれた弦の美音などカラヤン色が徹底され、もっ とも完成された内容として知られるものです。DVD4は、1989年12月25日、ドイツの東西分離の象徴でもあったベルリンの壁が崩壊したことを記念した 一大イヴェント、レナード・バーンスタインが指揮した第九演奏会。バーンスタインはここで、バイエルンRSOをメインに、計6つの楽団のメンバー によって特別に編成されたオーケストラを指揮し、これに東西ドイツの合唱団と東西ドイツ&英米のソリストが加わった豪華な布陣によるアンサンブルを指揮 しています。DVD5には、近代・現代音楽ファンの絶大な支持を得る指揮者で作曲家、ミヒャエル・ギーレン。DVD6には、アバド&ベルリン・フィルに よる2000年のヨーロッパコンサートの映像。DVD7は、バレンボイム&ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラの迫真の第九、ベルリン・ライヴ。 DVD8は、東京で行われた音楽とダンスを融合させたベジャールの「第九交響曲」をメータが指揮。DVD9には、最新映像としてデンマーク国立管とルイー ジによる映像が収録され、時代を彩った様々な「第9」演奏が収録されています。 (Ki)
20-65748

20-65744(Bluray)
アルゲリッチとブラウンシュタイン
シューマン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番 イ短調 Op.105
プロコフィエフ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番 ニ長調 Op.94a
フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調

(アンコール)
クライスラー:愛の悲しみ、美しきロスマリン
ガイ・ブラウンシュタイン(Vn)
マルタ・アルゲリッチ(P)

収録:2020年2月22日、ピエール・ブーレーズ・ホール、ベルリン(ライヴ)
◆DVD
画面:16-9、NTSC
音声:PCMステレオ、DTS5.0
リージョン:All 、DVD9
◆Bluray
画面:16-9、Full HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.0 (96kHz/24bit)
リージョン:All
BD25、85分
2020年2月にベルリンのピエール・ブーレーズ・ザールで行われた、世界的ピアニスト、マルタ・アルゲリッチと元ベルリン・フィルのコンサートマスターで現在は ソロとして活躍するガイ・ブラウンシュタインによるデュオ・リサイタルの映像がリリースされます。 シューマンは生涯に3つのヴァイオリン・ソナタを残し、どれも彼の創作活動の最後期であり、第1番は1851年に書かれました。2人の演奏は、シューマンの本質 をとらえながら、卓越した技巧と情感あふれる演奏を聴かせます。 プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ第2番は、原曲がフルート・ソナタですが、オイストラフより依頼され作曲自身によって改作したもの。両者ともに改心の演奏 で、圧巻の音楽を作り上げています。 フランクがベルギーの大ヴァイオリニスト、ウジェーヌ・イザイのために書いたヴァイオリンとピアノのためのソナタ。その美しく情熱的な曲想で、数あるヴァイオリ ン・ソナタの中でも人気のある作品です。るガイ・ブラウンシュタインの堂々とした表現と豊かな音楽性とそれを力強く柔らかく包み込むアルゲリッチの演奏は、数 ある名演の中でもひと際印象に残るものです。 アルゲリッチはこの3曲ともにすでにクレーメル、ギトリスといった名ヴァイオリニストたちと録音していますが、ガイ・ブラウンシュタインとも親密な音楽的会話の 中から、刺激的な「新しい音」を生み出しています。 アンコールではクラスラーの「愛の悲しみ」と「美しきロスマリン」が演奏されましたが、実際にクライスラーが所有していたストラディヴァリウスでガイ・ブラウン シュタインが演奏しました。
20-65990(1CD)
Divas & Diamonds
1.映画『紳士は金髪がお好き』〜「ダイアモンド:は女の親友(Diamonds Are a Girl's Best Friend)」
2.映画『帰らざる河』〜「一枚の銀貨(One Silver Dollar)」
3.映画『サウンド・オブ・ミュージック』〜「わたしのお気に入り(My Favorite Things)」
4.映画『シャレード』〜「シャレード(Charade)」
5.映画『オズの魔法使』〜「虹の彼方に(Over The Rainbow )」
6.映画『トーク・トゥ・ハー』〜「ククルクク・パロマ(Cucurrucucu Paloma)」
7.映画『ティファニーで朝食を』〜「ムーン・リバー(Moon River)」
8.映画『旅愁』〜「セプテンバー・ソング(September Song)」
9 .映画『ブランシェ』
10.映画『酒とバラの日々』〜「酒とバラの日々(Days Of Wine And Roses)」
11.映画『ピンク・パンサー』〜「今宵を楽しく(Meglio Stasera)」
12.映画『007 女王陛下の007』〜「愛はすべてを越えて(We Have All The Time In The World)」
13.映画『カサブランカ』〜「アズ・タイム・ゴーズ・バイ(As Time Goes By)」
14.映画『キャバレー』〜「私の愛するあなた(Mein Herr)」
デンマーク国立声楽アンサンブル
デンマーク国立SO
DE ビック・バンド
クラウス・テンスホフ(指)
トゥーヴァ・セミングセン(歌)

録音:2020年6月、デンマーク
デンマーク国立SOによる大好評のシリーズ。第1弾はゲーム・ミュージックの祭典「Gaming in Symphony」、第2弾はSF映画の名作音楽集 「GALAXYMPHONY」、第3弾は、ファンタジー映画やドラマの音楽を取り上げた「FANTASYMPHONY」、第4弾はスパイ映画音楽を集めた「Agents are Forever」。今回は、ハリウッド黄金期のモノクロ映画の名曲を集めた「Divas & Diamonds」。マリリン・モンロー、ジュディ・ガーランド、オードリー・ヘップバー ンなど往年の銀幕のスターたちの名場面が蘇る1枚となっています。 (Ki)


20-66094F(Bluray)
20-66098G(2DVD)
モーツァルト:後期ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第20番ニ短調K. 466
ピアノ協奏曲第21番ハ長調K. 467
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K. 482
ピアノ協奏曲第23番イ長調K. 488
ピアノ協奏曲第24番ハ短調K. 491
ピアノ協奏曲第25番ハ長調K. 503
ピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537「戴冠式」
ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K. 595
ダニエル・バレンボイム(P &指)BPO

収録:1986-1989年ベルリン、ジーメンス=ヴィラ(ライヴ)
監督:ジャン・ピエール・ポネル(第21番)、
クラース・ルスティクス(第24番&第27番)、
ゲオルゲ・モーゼ
エンジニア:ヴォルフガング・マイシュナイダー

(Bluray)
1080i True HD 16:9
Region All
音声:PCMステレオ
スリップケース入り仕様
126’ / 129’
カラーNTSC 16 : 9
Region All
音声:PCMステレオ
Recorded Excellence−Historical Value
アーティストとレパートリーを厳選吟味したうえで、DVDとブルーレイでは初リリースもしくは再発となる、完全初出もし くは入手不可であった、極上のコンサート・パフォーマンスの数々を収録した最高級の映像作品を、コレクターを含め広く身 近に親しんでもらえるようにという願いのもとに、ユーロアーツの新シリーズです。

バレンボイムがベルリン・フィルを弾き振りして、モーツァルトの後期8つのピアノ協奏曲を演奏した映像作品。メトロポリタン・ミュニックの制作で、 過去にTELDECよりLD4枚の形で分売リリースされた際に高い評価を得た演奏内容が、オリジナルの35ミリ・フィルムからあらたに入念なレストアと デジタル・リマスタリングが施されて、高画質&高音質でよみがえりました。 5歳で初めて作曲したというモーツァルトに対して、バレンボイムもまた7歳で最初のリサイタルを開いてピアニスト・デビューを飾った神童ぶりで知られ ます。モーツァルトはバレンボイムにとってもっとも重要なレパートリーのひとつのようで、この収録時点ですでに、イギリス室内管を同じく弾き振りしたピ アノ協奏曲の全集録音(1967−74)を完成させていたほか、ピアノ・ソナタの全集録音(1984−85)も完了していました。 こうして、前作より10年あまり、ベルリン・フィルという望み得る最高のアンサンブルを得て、バレンボイムがピアノ協奏曲を弾き振りする姿は、さらなる 進境を遂げた自由闊達な音楽運びのすばらしさもあって、ときに元祖神童モーツァルトが現代によみがえった感さえ抱かせるほど。 しばらくぶりのカタログ復活だけでもうれしいところですが、EUROARTSが総力を挙げて取り組んだブラッシュアップの効果はてきめんで、未見の方にとっ てはもちろん、LDでご覧になられた方もあらためて入手いただく価値あるものといえるでしょう。 (Ki)
20-66424(3Bluray)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集/バレンボイム
第1番ヘ短調Op.2-1/第2番イ長調Op.2-2/第3番ハ長調Op.2-3/第4番変ホ長調Op.7/第5番ハ短調Op.10-1/第6番ヘ長調Op.10-2/第7番ニ長調Op.10-3/第8番ハ短調Op.13「悲愴」/第9番ホ長調Op.14-1/第10番ト長調Op.14-2/第11番変ロ長調Op.22第12番変イ長調Op.26/第13番変ホ長調Op.27-1/第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」/第15番ニ長調Op.28「田園」/第16番ト長調Op.31-1/第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」/第18番変ホ長調Op.31-3/第19番ト短調Op.49-1 /第20番ト長調Op.49-2/第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」/第22番ヘ長調Op.54第23番ヘ短調Op.57「熱情」/第24番嬰ヘ長調Op.78/第25番ト長調Op.79/第26番変ホ長調Op.81a「告別」/第27番ホ短調Op.90/第28番イ長調Op.101/第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」/第30番ホ長調Op.109/第31番変イ長調Op.110/第32番ハ短調Op.111

■特典映像
・インタビュー「バレンボイム、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲収録について語る」(2012年ウィーン)
ダニエル・バレンボイム(P)

収録:1983-1984年ウィーン、ロプコヴィツ宮、ラズモフスキー宮、キンスキー宮&ヘッツェンドルフ宮(ライヴ
監督:ジャン・ピエール・ポネル

724(本編714’+ミニ・インタビュー10’
1080i True HD 16:9
Region All
音声:PCMステレオ
ディジパック仕様
20-66427G(5DVD)
バレンボイム/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集

■特典映像
インタビュー「バレンボイム、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲収録について語る」
ダニエル・バレンボイム(P)

監督:ジャン=ピエール・ポネル
収録:1983-1984年ウィーン、ロプコヴィツ宮、ラズモフスキー宮、キンスキー宮、ヘッツェンドルフ宮(ライヴ)

収録:2012 年、ウィーン
世界的な指揮者でピアニストのダニエル・バレンボイムが1983年から1984年にかけて収録したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲の映像。この映 像作品はメトロポリタン・ミュニクの制作で、バレンボイムがウィーンの由緒ある宮殿4か所でおこなったコンサートの模様をライヴ収録。映像作品として は2種目、バレンボイム4種目の全集になります。このリリースに際して、オリジナルの35ミリ・フィルムからあらたに入念なレストアとデジタル・リマス タリングを施しています。映像特典には、2012年にウィーンでおこなわれたバレンボイムへのインタビューを収録。制作当時の状況について語っています。 全曲を収録したブルーレイ・ボックスは、すでに発売され、DVDは単品のみでしたが、この度BOXセットとなってお届けいたします。 (Ki)
20-66428D
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集Vol.1/バレンボイム
第1番ヘ短調Op.2-1/第2番イ長調Op.2-2
第3番ハ長調Op.2-3/第4番変ホ長調Op.7
第5番ハ短調Op.10-1/第6番ヘ長調Op.10-2
ダニエル・バレンボイム(P)

収録:1983-1984年ウィーン、ロプコヴィツ宮、ラズモフスキー宮、キンスキー宮 & ヘッツェンドルフ宮( ライヴ )
監督:ジャン・ピエール・ポネル
2012年11月に、世界的な指揮者でピアニストのダニエル・バレンボイム(1942年ブエノスアイレス生まれ)が生誕70周年を迎えるのを記念して、「ベー トーヴェンのピアノ・ソナタ全曲」を収めた映像作品がEUROARTSよりリリースされます。 コンサート活動における全曲演奏シリーズへの取組みに並行して、ディスコグラフィからも、バレンボイムは「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ」をライフワー クのひとつとして掲げているようで、それぞれ時期の異なる3つの全集録音を完成させていました。 (Ki)
・1960年代末〜70年頃ロンドン(セッション録音)
・1981〜84年パリ(セッション録音)
・2006年ベルリン(ライヴ録音) ※映像作品あり
このたび登場する映像作品はメトロポリタン・ミュニクの制作で、1983年から84年にかけてバレンボイムが、ウィーンの由緒ある宮殿4か所でおこなったコンサートの模様をライヴ収録したもので、映像作品としては2種目、バレンボイム4種目の全集になります。なお、過去に「ワルトシュタイン」と「熱情」のカップリングで2曲のみが国内リリースもされましたが、全曲が登場するのはおそらく初めてとおもわれます。本作と同時期に、バレンボイムがセッション収録した2度目の全集の出来ばえもすぐれていたので、ここでの演奏内容にも期待が持てるところですが、リリースに際して、オリジナルの35ミリ・フィルムからあらたに入念なレストアとデジタル・リマスタリングを施し、高画質&高音質を実現しているのは、何より喜ばしい限りといえるでしょう。映像特典には、2012年にウィーンでおこなわれたバレンボイムへのインタビューを収録。制作当時の状況について語っています。※リリース形態について。「全曲を収録したブルーレイBOX」は3枚組み美麗デジパック仕様となります。同時発売の「DVDは全5巻分売」で、まず、第1番から第6番までを収めた第1巻がリリースされたのち、翌月以降、1巻ずつのリリースが予定されています。
20-66468D
3人のピアニストによるドイツ3大B

(1)ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲(60mm)
(2)ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲Op.24(29mm)
(3)バッハ:ゴルトベルク変奏曲(81mm)
(1)ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1991年フィルハーモニー・ガスタイク、ミュンヘン

(2)イェフィム・ブロンフマン(P)
収録:1987年マックス・ヨーゼフ・ザールミュンヘン・レジデンツ

(3)アンドラーシュ・シフ(P)
収録:1990年ライトシュターデル、ノイマルクト(ライヴ)

画面:NTSC-16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:0/170mm
この映像は音楽都市ミュンヘンの貴重な映像を発売するシリーズ「メトロポリタン・ミュンヘン」の第1弾。ドイツ3大クラシック作曲家J.S.バッハ、ベートーヴェン、ブラームスが残した偉大な変奏曲「ゴルトベルク変奏曲」「ディアベッリ変奏曲」「ヘンデルの主題による変奏曲」を収録した映像。演奏するのはバレンボイム、ブロンフマン、シフの現代を代表する巨匠ピアニスト3人。1991年に録音されたバレンボイムのディアベッリ変奏曲。バレンボイムならではの細部に至るまで徹底した表現力と独自の様式美に溢れた演奏を披露しています。ミュンヘンのレジデンツ内にあるマックス・ヨーゼフ・ザールで1987年に収録されたブロンフマンのヘンデルの主題による変奏曲。高度な技巧を要するこの作品を説得力あふれる演奏で名手ブロンフマンが聴かせます。アンドラーシュ・シフの2つのゴルトベルク変奏曲の録音は、名盤として高い評価を得ていますが、この1990年に収録されたライヴ映像は、2度の録音の丁度間に位置する時期のものです。優れた音楽的感覚と並はずれた知性と明晰さ、圧倒的集中力と安定感に脱帽です。 (Ki)
20-66488D
バレンボイム/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集Vol.2
第7番ニ長調Op.10-3/第8番「悲愴」
第9番ホ長調Op.14-1
第10番ト長調Op.14-2
第11番変ロ長調Op.22
第12番変イ長調Op.26
第13番変ホ長調Op.27-1
ダニエル・バレンボイム(P)

収録:1983-1984年ウィーン、ロプコヴィツ宮、ラズモフスキー宮、キンスキー宮 & ヘッツェンドルフ宮( ライヴ )
監督:ジャン・ピエール・ポネル
2012年11月に、世界的な指揮者でピアニストのダニエル・バレンボイム(1942年ブエノスアイレス生まれ)が生誕70周年を迎えるのを記念してリリー スされる「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲」の映像作品。 1983年から84年にかけてバレンボイムが、ウィーンの由緒ある宮殿4か所でおこなったコンサートの模様をライヴ収録したもので、オリジナルの35ミリ・ フィルムからあらたに入念なレストアとデジタル・リマスタリングが施され、高画質&高音質化がはかられているのも注目されるところです。 DVD単売リリースの第2巻では、第7番から第13番までの7曲を番号順に収録しています。 (Ki)
20-66498D
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集Vol. 3 / バレンボイム
第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」
第15番ニ長調Op.28「田園」
第16番ト長調Op.31-1
第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」
第18番変ホ長調Op.31-3
第19番ト短調Op.49-1
第20番ト長調Op.49-2
第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」
ダニエル・バレンボイム(P)

収録:1983-1984年ウィーン、キンスキー宮&ヘッツェンドルフ宮(ライヴ)
監督:ジャン・ピエール・ポネル
20-66508D
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集Vol. 4 / バレンボイム
第22番ヘ長調Op.54
第23番ヘ短調Op.57「熱情」
第24番嬰ヘ長調Op.78
第25番ト長調Op.79
第26番変ホ長調Op.81a「告別」
第27番ホ短調Op.90
第28番イ長調Op.101
ダニエル・バレンボイム(P)

収録:1983-1984年ウィーン、キンスキー宮、ロプコヴィツ宮&ラズモフスキー宮(ライヴ)
監督:ジャン・ピエール・ポネル
2012年11月に、世界的な指揮者でピアニストのダニエル・バレンボイム(1942年ブエノスアイレス生まれ)が生誕70周年を迎えるのを記念してリリー スされる「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲」の映像作品。 バレンボイムは、ほかに時期を隔てて3種のベートーヴェンのソナタ全集を完成させていますが、ここでの内容は1983年から84年にかけてバレンボイムが、 ウィーンの由緒ある宮殿4か所でおこなったコンサートの模様をライヴ収録したもので、オリジナルの35ミリ・フィルムからあらたに入念なレストアとデ ジタル・リマスタリングが施され、高画質&高音質化がはかられているのも注目されるところです。 DVD単売リリースの第3巻では第14番から第21番までの8曲を、第4巻では第22番から第28番までの7曲を番号順に収録しています。 (Ki)
20-66518D
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集Vol. 5
第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」
第30番ホ長調Op.109
第31番変イ長調Op.110
第32番ハ短調Op.111
ダニエル・バレンボイム(P)

収録:1983-1984年ウィーン、ラズモフスキー宮、(ライヴ)
監督:ジャン=ピエール・ポネル
2012年11月に、世界的な(指)者でピアニストのダニエル・バレンボイム(1942年ブエノスアイレス生まれ)が70歳を迎えたのを記念してリリース される「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲」の映像作品。 1983年から84年にかけて、バレンボイムがウィーンの由緒ある宮殿4か所でおこなったコンサートの模様をライヴ収録したもので、オリジナルの35ミリ・ フィルムからあらたに入念なレストアとデジタル・リマスタリングが施され、高画質&高音質化がはかられているのも注目されるところです。 ソナタ全集を収録したブルーレイ・ボックス(2066424)が発売されていますが、DVDは全5巻の分売リリース。第29番から第32番を収めたこの 第 5 巻で終了となります。 (Ki)
20-66528(3DVD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調K.279、
ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調K.280、
ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調K.281、
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調K.282、
ピアノ・ソナタ第5番ト長調K.283、
ピアノ・ソナタ第6番ニ長調K.284

ピアノ・ソナタ第7番ハ長調K.309、
ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310、
ピアノ・ソナタ第9番ニ長調K.311、
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330、
ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331、
ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調K.332、
ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333
幻想曲ハ短調K.475、
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457、
ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調K.533、
ピアノ・ソナタ第16番ハ長調K.545、
ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調K.570、
ピアノ・ソナタ第18番ニ長調K.576
ダニエル・バレンボイム(P)

収録:1989年ハイムハウゼン城(第5、6、14、7&16番、幻想曲)
1990年ハイムハウゼン城(第1、2、3、4、9番)
1988年マックス・ヨセフ・ザールミュンヘン・レジデンツ(第8、10、17番)
1990年マックス・ヨセフ・ザールミュンヘン・レジデンツ(第11、12、13、15、18番)
バレンボイムのモーツァルトのピアノ・ソナタといえば、1984-85年に録音した全集があり、現代を代表するモーツァルト演奏として支持されています。このDVDは音楽都市ミュンヘンの貴重な映像を発売するシリーズ「メトロポリタン・ミュンヘン」の第4弾で、CDの全曲録音の後1988-90年に収録されたピアノ・ソナタ全曲演奏の映像です。指揮者として伴奏者として、そしてもちろんソリストとして幅広く活動を行っているバレンボイムの均整のとれた豊かな表現力が、モーツァルトの音楽を瑞々しく自然に演奏しています。バレンボイムの清潔感ある端正なモーツァルト演奏は、何度繰り返し聴いても新鮮さに溢れる美演。 (Ki)

20-66558D
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
プロコフィエフ:古典交響曲(リハーサル&ゲネプロ)*
セルジュ・チェリビダッケ(指)
ミュンヘンPO

収録:1991年、1988年*

画面:NTSC-4:3
音声:PCMモノラル
字幕:英・独・仏
58mm(ドヴォルザーク)
56mm(プロコフィエフ)
リージョン:0
この映像は音楽都市ミュンヘンの貴重な映像を発売するシリーズ「メトロポリタン・ミュンヘン」の第3弾。チェリビダッケによるドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」、1991年のミュンヘン・フィルとのコンサート映像です。ドヴォルザークの第9番「新世界より」は、チェリビダッケの中核的なレパートリーの1つ。晩年のチェリビダッケの特徴として設定テンポが遅く、この「新世界より」も50分を超える演奏。チェリビダッケによって磨き上げられた精緻響きと重厚なアプローチによる名演を聴かせてくれます。またカップリングには1988年収録の同じくミュンヘン・フィルとのプロコフィエフ「古典的交響曲」。厳しいリハーサルで知られているチェリビダッケ節が炸裂した同曲のリハーサル映像も収録されています。チェリビダッケの細かい指示のもと作品を仕上げていくオケの姿と、その後のゲネプロ映像での演奏は非常に興味深く観ることができます。 (Ki)
20-66588D
チャイコフスキー&シューマンのピアノ協奏曲集
シューマン:ピアノ協奏曲
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*
ダニエル・バレンボイム(P)
セルジウ・チェリビダッケ(指)ミュンヘンPO

収録:1991年7月エアランゲン・シュタットハレ(ライヴ)
1991年10月ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)*
メトロポリタン・ミュニヒが制作した一連のチェリビダッケ&ミュンヘン・フィルのコンサート映像作品がEUROARTより続々と復刻されていますが、ブラームス(20.66688)に続いて、バレンボイムをソリストに迎えたチャイコフスキーとシューマンのピアノ協奏曲集もまた初DVD化となります。チェリビダッケにとって、正規の商業録音としてはともに唯一の内容であるふたつのピアノ協奏曲は、同一の音源を使用したCDもリリースされて初出時にも話題を集めたように、入念なリハーサルに裏付けられた精緻な音色のセンスと悠然たるテンポを基調に、途方もなく巨大な音楽が展開されるというもので、チェリビダッケ晩年の様式美が顕著な点では、同じ顔合わせによるブラームスと等しく、およそ破格というほかありません。ピアノ独奏のバレンボイムは、シューマンの協奏曲を1972年にフィッシャー=ディースカウ指揮でセッション録音したのち、また、指揮者としてバレンボイムは、シューマンを1984年にミケランジェリ独奏でパリ管とライヴ録音、チャイコフスキーを2003年にラン・ラン独奏でシカゴ響とレコーディングしています。かねがねバレンボイムは、チェリビダッケについて「わたしがこれまでに巡り合ったもっとも偉大なる音楽家のひとり」と公言してきましたが、現代屈指の巨匠ピアニストとして意欲的な活動を展開しながらも、どういうわけかバレンボイムの弾くチャイコフスキーは現状でもこれが唯一の録音のままというのは、次元のちがうチェリビダッケとのここでの共演を越えるのは自身至難との思いからなのかもしれません。チェリビダッケ生誕100年の2012年も間近となったいま、2002年の初出よりほぼ10年ぶりとなるDVDでのカタログ復活は、ファンはもとより広く歓迎されるものとおもわれます。 (Ki)
20-66658F
バレンボイム・プレイズ・リスト
ヴェルディ(リスト編):「リゴレット」〜演奏会用パラフレーズ、
 「トロヴァトーレ」〜ミゼレレ、
「アイーダ」〜神前の踊りと終幕の二重唱
ワーグナー(リスト編):「タンホイザー」〜ヴァルトグルク城への客人の入城、
 「さまよえるオランダ人」〜紡ぎ歌、
 「トリスタンとイゾルデ」〜イゾルデの愛の死
リスト:ロ短調ソナタ
 巡礼の年第1年「スイス」、
 第2年「イタリア」、
ピアノ・ソナタ.ロ短調
ダニエル・バレンボイム(P)

収録:1985年バイロイト、ノイエス・シュロス(巡礼の年)、
ハウスバーン・フリート(ロ短調ソナタ)、
辺境伯オペラハウス(DVD1)
音楽都市ミュンヘンの貴重な映像を発売するシリーズ「メトロポリタン・ミュンヘン」の第3弾。ダニエル・バレンボイムが、1985年にバイロイトの辺境伯オペラハウスなどの美しい劇場で、オール・リスト・プログラムで演奏した映像。リスト生誕200年を記念して今年発売されました。俊敏で鮮やかな「ロ短調ソナタ」、多彩な色彩を情熱的かつ抒情的に聴かせる「巡礼の年」など華麗なピアノ技法を駆使したリストの作品を、バレンボイムの若かりし頃の颯爽とした演奏で聴かせてくれます。 (Ki)
20-66688D
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ピアノ協奏曲第2番*
ダニエル・バレンボイム(P)
セルジウ・チェリビダッケ(指)ミュンヘンPO

収録:1991年エアランゲン・シュタットハレ(ライヴ)、1991年ガスタイク(ライヴ)*

カラーNTSC4:3
Region-All
音声:PCMステレオ
かつてメトロポリタン・ミュニヒが制作した一連のチェリビダッケ&ミュンヘン・フィルのコンサート映像作品のなかから、バレンボイムをソリストに迎えたブラームスのピアノ協奏曲集がEUROARTより初DVD化されます。チェリビダッケにとって、正規の商業録音としては両曲とも唯一の内容であるブラームスのふたつのピアノ協奏曲は、入念なリハーサルに裏付けられた精緻な音色のセンスと悠然たるテンポを基調に、途方もなく巨大な音楽が展開されるというもので、チェリビダッケ晩年の様式美が顕著な内容として有名です。いっぽう、ピアノ独奏を務めるバレンボイムは、1978年4月にミュンヘンのヘルクレス・ザールにおけるライヴで、クーベリック指揮のバイエルン放送響との共演でピアノ協奏曲第2番、さらに2004年5月にアテネの野外ライヴで、ラトル指揮のベルリン・フィルとの共演によるピアノ協奏曲第1番という具合に、ブラームスのピアノ協奏曲の映像作品を異なる顔合わせでも発表していて、いずれも高い評価を得ていました。かねがねバレンボイムは、チェリビダッケについて「わたしがこれまでに巡り合ったもっとも偉大なる音楽家のひとり」と公言してきましたが、ここでのバレンボイムのひたむきな表情からは、それが単なる言葉だけではないことがはっきりと見て取れます。この顔合わせでは、ブラームスとともにチャイコフスキーやシューマンのピアノ協奏曲の映像作品も同時期にまとめてリリースされていましたが、すでに廃盤で中古盤市場ではプレミアがつき、長らく入手難が続いていたので、まずはブラームスのカタログ復活は広く歓迎されるものとおもわれます。なお、収録時期について、初出時のクレジットでは第1番が1991年7月、第2番が1990年11月となっていました。 (Ki)
20-66728C
ドキュメンタリー「シューマンのポートレイト」
第1部:美しき5月(1828-1840)
第2部:孤独に身を委ねる者は(1841-1854)

(1)交響曲第1〜4番
(2)蝶々
(3)交響的練習曲
 幻想曲、クライスレリアーナ
 子どもの情景
(4)謝肉祭Op.9
(5)リーダークライスOp.39
(6)ピアノ五重奏Op.44
(7)ピアノ協奏曲、 以上の抜粋
(1)バーンスタイン(指)VPO
(2)ウラディーミル・アシュケナージ(P)
(3)アンドラーシュ・シフ(P)
(4)ゲルハルト・オピッツ(P)
(5)ヘルマン・プライ(Br)、レオナルド・ホーカンソン(P)
(6)タカーチSQ、コチシュ(P)
(7)バレンボイム(P)、チェリビダッケ(指)ミュンヘンPO、他
監督:ミヒャエル・フュール
制作:2004年

画面:NTSC、4:3
音声:PCMステレオ
リージョン:0/原語:独
字幕:英、仏/110mm
音楽都市ミュンヘンの貴重な映像を発売するシリーズ「メトロポリタン・ミュンヘン」の第2弾は、「シューマンのポートレイト」。2011年は昨年の生誕200年に引き続き、シューマンの没後155周年であります。シューマンがヴィークにピアノを習い始め、クララと出会った1828年から死の1856年までの人生記を通してシューマンの人間性、音楽性を紐解いていきます。エルンスト・ブルガーの著書に記された、手紙、写真、画像、版画、自筆譜などの貴重な資料を軸に、アシュケナージ、シフ、オピッツ、コチシュ、プライ、ルービンシュタイン、デュメイ、ブロンフマン、バレンボイム、チェリビダッケ、バーンスタインによる演奏を織り交ぜた見応えのある映像となっています。シューマンの数々の名作が生まれた背景と作品の魅力を深く掘り下げることのできる内容です。 (Ki)

20-66738G(3DVD)
ワーグナー:「パルジファル」 ポール・エルミング(Tパルジファル)
ヴァルトラウト・マイヤー(Msクンドリ)
ジョン・トムリンソン(Bsグルネマンツ)
ファルク・シュトルックマン(Bs-Brアンフォルタス)
ギュンター・フォン・カンネン(Bsクリングゾル)
フリッツ・ヒューブナー(Bsティトゥレル)
カロラ・ヘーン(S花の乙女)
ブリギッテ・アイゼンフェルト(S花の乙女)
ボリャーナ・マッテーヴァ(S花の乙女)
カロラ・ノセク(S花の乙女)
ローラ・エイキン(S花の乙女)
エルフィラ・ドレッセン(Ms花の乙女,小姓)
ペーター・ビンズツス(T騎士)
ゲルト・ヴォルフ(Bs騎士)
エフラト・ベン=ヌン(S小姓)
ペーター・メンツェル(T小姓)
アンドレアス・シュミット(Br小姓)
ローゼマリー・ラング(Aアルトの声)
ダニエル・バレンボイム(指)
シュターツカペレ・ベルリン,
ベルリン国立歌劇場cho
ハリー・クプファー(演出)
ハンス・シャーフェルノッホ(装置)
クリスティーヌ・シュトロンベルク(衣装)
収録:1992年、ベルリン

リージョン・オール/NTSC
4:3/245m/PCM Stereo
字幕:独、英、仏、日本語
バレンボイムの「パルジファル」、待望の復活です!1992年にベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任したダニエル・バレンボイムは、手始めに極めて充実した「パルジファル」を上演、同歌劇場の開場(1742年)250年を祝う記念の意味合いもあるこの公演を大成功に導きました。キャストは極めて強力。タイトルロールのポール・エルミングは、1990年にバイロイト音楽祭でジークムントを歌って成功、ヘルデンテノールとしての名声が一気に高まっている時期。パルジファルはエルミング最大の当たり役だけに、ここでも素晴らしいものです。クンドリは御存知ヴァルトラウト・マイヤー。マイヤーがソプラノ役を手掛ける前にもっとも高い評価を得たのがクンドリでした。30代半ばのマイヤーの美しいメッゾの声で掘り込まれたクンドリは大きな聞き物です。ジョン・トムリンソンとギュンター・フォン・カンネンの二人のベテランに挟まれ、当時ようやく国際的に注目され始めたばかりのファルク・シュトルックマンが起用され、存在感を発揮しています。また花の乙女にローラ・エイキン、小姓にアンドレアス・シュミットが参加しています。ハリー・クプファーの演出は、初演当時は評価も賛否分かれていたものですが、今から見ると1990年代初頭の社会が抱える問題点を非常に注意深く洞察し、21世紀へと向かって歩み始めた現代人に警告するものだったと気づかされます。嬉しい日本語字幕付きです。 (Ki)
20-66748CC
ブラームス:三重奏曲集
クラリネット三重奏曲イ短調Op.114、
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8、
ピアノ三重奏曲第2番ハ長調Op.87
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101
マキシム・ヴェンゲーロフ(Vn)
エレーナ・バシュキロワ(P)
ボリス・ペルガメンシコフ(Vc)
ディートマール・シュワルケ(Vc)
ヴェンツェル・フックス(Cl)

制作:1997年メトロポリタン・ミュニック

画面:4:3 NTSC
音声:PCMステレオ
リージョン:0
117mm
メトロポリタン・ミュニック制作によるレコーディド・エクセレンス・シリーズ。今回は2012年長期休養から完全復活を果たし、より一層深みを増した 演奏を聴かせてくれたマキシム・ヴェンゲーロフと、エルサレム国際室内楽音楽祭の創設者であり芸術監督でもあるロシアのピアニスト、エレーナ・バシュ キロワらによるブラームスを真に堪能できる三重奏曲集。 冒頭のクラリネット三重奏曲では、ベルリン・フィルの首席クラリネット奏者ヴェンツェル・フックスが洗練された技巧と色彩豊かな音色でたっぷり聴かせ てくれます。ブラームス晩年のクラリネット傑作群のなかでポピュラーなのは五重奏曲ですが、ブラームス自身が気に入っていたのは、この三重奏曲であっ たようです。クラリネットの美しい響きを存分に引き出した作品で、フックス、ヴェンゲーロフ、バシュキロワと三人の奏者がバトンを渡していくような絶 妙な掛け合いが見事です。 またピアノ三重奏曲集ではピアノ、チェロ、ヴァイオリンのそれぞれの楽器の表現力が素晴らしく、ブラームスらしい魅力と情熱に溢れる演奏を披露してい ます。美しいアンサンブルはもちろんスケールの大きさを感じさせ、アインザッツの強弱の変化など、しなやかで柔軟な演奏を聴かせてくれます。演奏は 2004年に55歳の若さで亡くなってしまったロシアの名チェリスト、ボリス・ペルガメンシコフ、そしてベルリン・フィルの12人のチェリストとしても活 躍するディートマール・シュワルケの2人のチェリストが参加しています。 ジャケット・デザインは新進気鋭のドイツのクリエイター、イヴォンヌ・アンドリーニによるドローイング。 (Ki)

20-66758E
ベルク:歌劇「ヴォツェック」 フランツ・グルントヘーバー(Br ヴォツェック)
ヴァルトラウト・マイヤー(Ms マリー)
グレアム・クラーク(T 大尉)
ギュンター・フォン・カンネン(Bs 医者)
マーク・ベイカー(T 鼓手長)
エントリク・ヴォトリヒ(T アンドレス)
ジークフリート・フォーゲル(Bs 第1の徒弟職人)
ロマン・トレケル(Br 第2の徒弟職人)
ペーター・メンツェル(T 白痴)
ダリア・シェヒター(A マルグレート)
ダニエル・バレンボイム(指)
シュターツカペレ・ベルリン,
ベルリン国立歌劇場Cho
パトリス・シェロー(演出)
収録:1994年4月、ベルリン

リージョン・コード:0
NTSC 4:3/97分
PCM-STEREO
字幕:独英仏伊西
1994年にベルリン国立歌劇場で上演されたベルクの「ヴォツェック」の映像です。このプロダクションは、1992年にベルリン国立歌劇場の音楽総監 督に就任したバレンボイムの初期の功績で、シェローの優れた演出とバレンボイムの熱の入った指揮によって大きな評判となりました。1997年にはベルリ ン国立歌劇場の来日公演の演目として日本でも上演され、絶賛されました。映像は1998年にレーザーディスクで発売され、1998年度のレコードアカデ ミー賞の特別部門/ビデオ・ディスクを受賞しています。出演者は、ヴォツェックを当たり役としウィーン国立歌劇場でのアバド指揮の上演でも歌っていた フランツ・グルントヘーバーをはじめ、マリーのヴァルトラウト・マイヤー、大尉のグレアム・クラーク、医者のギュンター・フォン・カンネンとすこぶる豪 華。また脇役の徒弟職人に大ベテラン、ジークフリート・フォーゲルが配されているのは大劇場ならではの贅沢です。脇役の中に若き日のエントリク・ヴォ トリヒやロマン・トレケルの名前があるのも嬉しいもの。 シェローの演出は、舞台上は簡素な装置ながら、劇場全体を用いて演劇性を高めたもの。「ヴォツェック」には意欲的なプロダクションの映像が多々あり ますが、その中にあって20年近く前のこの舞台の映像はいまだ強い存在感を持っています。まだご覧になられていなければこの機会にぜひどうぞ。 (Ki)
20-66768CC
シフ・プレイズ・バッハ
バッハ:イタリア協奏曲BWV971
カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV992
フランス組曲第5番ト長調BWV816
半音階的幻想曲とフーガBWV903
アンドラーシュ・シフ(P)
監督:ブリュノ・モンサンジョン

収録:1989年
リージョンA/NTSC
4:3/PCM STERE
54’ 00”
アンドラーシュ・シフ36歳の若々しいバッハ演奏。ブリュノ・モンサンジョン制作による演奏風景で、完璧なテクニックはもちろんながら、音楽性の深 さに驚嘆させられます。 (Ki)
20-66778D
バッハ:ゴルトベルク変奏曲

■ボーナス映像
「バレンボイムによるゴルトベルク変奏曲のプレゼンテーション」
ダニエル・バレンボイム(P)

収録:1992年ミュンヘン、バヴァリア音楽スタジオ(セッション)
撮影監督:クリストファー・ヌーペン

91’(演奏82’+ボーナス9’)
カラーNTSC16:9
Region-All
音声:PCMステレオ
1942年生まれのバレンボイムが2012年に古稀を迎えるとあって、メトロポリタン・ミュニク制作の映像作品の復刻を数多く手掛けてきたEUROARTより、J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」を弾いた映像作品が登場します。バレンボイムの「ゴルトベルク」といえば、1989年10月にブエノス・アイレスのテアトロ・コロンでおこなった、ステージ・デビュー40周年記念コンサートにおけるライヴ録音もバレンボイムの当曲初録音ということで話題を集めましたが、これはその3年後の1992年にミュンヘンのバヴァリア音楽スタジオでセッション収録されたもの。バレンボイムにとって1992年は重要な年で、現在まで継続しているベルリン州立歌劇場の音楽監督に就任した年でもあります。じっさい、指揮者のキャリアが、ピアニストの活動にひろがりをもたらしていることは確かなようで、ボーナス映像でバレンボイムは次のようにも述べています。「変奏曲を弾く際に、さまざまな楽器への想像を働かせようと試みました。(中略)真っ先に思い浮かぶのは、非常に明るい音を持つ有名なバッハ・トランペットまたはバッハのオーボエです。もちろん、弦、時折コーラスと、最後に、でもおろそかにできないのがオルガン。そして、ピアノには、そうしたあらゆる楽器の錯覚を起こさせる可能性があるのです」この言葉どおり、バレンボイムの映像版「ゴルトベルク」は、ピアノのあらゆる可能性を模索しながらこの傑作の神髄に迫ろうとするもので、コラボを重ねてきたクリストファー・ヌーペンの力もあって、そのことがCDのとき以上に肌で感じられる内容となっています。 (Ki)
20-66798CC
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D 898, Op.99
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D 929, Op.100
アルペジオーネ・ソナタ.イ短調D 821
アンドラーシュ・シフ(P)
塩川悠子(Vn)
ミクローシュ・ペレーニ(Vc)

収録:1991年オーストリア、Palais Erb
制作:メトロポリタン・ミュニク

118’/NTSC 16 : 9
Region All
音声:PCMステレオ
EUROARTSより、かつてのメトロポリタン・ミュニク制作による映像作品の復刻リリースが続くなか、ここに「アンドラーシュ・シフ、シューベルトを 弾くI」と題された映像作品が登場します。 第1集の収録内容は、シフとその夫人の塩川悠子と名手ペレーニによるピアノ三重奏曲2曲に、シフとペレーニによるアルペジオーネ・ソナタというもので、 シフが主宰するオーストリアのモントゼー音楽週間での活動を通じて、その充実ぶりが知られる顔合わせだけに、期待も大きく高まるところです。 よく知られるように、この三者といえば、やはり同じ顔合わせで1995年9月に同一プログラムをセッション収録したアルバムを発表しており、堅固なア ンサンブルと落ち着いた音色のなかにあふれる歌が印象深いものでした。 (Ki)
20-66808CC
シューベルト:4つの即興曲D 899
4つの即興曲D 935
楽興の時D 780*
アンドラーシュ・シフ(P)

収録:1989年3月ミュンヘン、レジデンツ・マックス・ヨゼフ・ザール(ライヴ )、1990年4月ノイマルクト、ヒストリッシャー・ライトシュターデル( ライヴ )*
制作:メトロポリタン・ミュニク
「当代最高のシューベルト弾きのひとり」として評価の高いシフによる映像作品の第2集。「即興曲集」と「楽興の時」のカップリングは、それぞれ 1989年ミュンヘン、1990年ノイマルクトにおける2つのリサイタルから構成されたもので、メトロポリタン・ミュニク制作による同一の収録内容は過去 にLDでリリースされていましたが、初のDVD化となります。 J.S.バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンなどとならんで、シューベルトのピアノ曲はリサイタルやソナタ全曲演奏会などを通じて、シフが演奏活動の中 心に据えて取り組んできたレパートリーですが、その成果は充実のディスコグラフィからもうかがい知ることができます。 よく知られるように、シフは1992年11月と1993年4月に時期を隔てて、ウィーンでセッションを組んでシューベルトのピアノ・ソナタ19曲を録音し て全集を完成させ、また、シュライアーとは「3大歌曲集」の録音を完了してもいました。 シフは、このライヴ映像作品とは別に、「即興曲集」については、まず1978年にOp.90とOp.142を東京でセッション録音したのち、さらに1988年 にOp.142を、1990年にOp.90をともにウィーンでセッション録音しています。また、「楽興の時」についても、1990年にウィーンでセッション録音し ていました。 このように録音を重ねていることからも、とりわけ「即興曲集」と「楽興の時」はシフのお気に入りのレパートリーのようですが、アルバム再録音とほぼ 同時期に収録された本映像作品は、すぐれた演奏内容とともに、実演におけるシフの姿を伝える貴重なものといえるでしょう。 (Ki)
20-66828CC
シューマン:器楽・室内楽曲集

(1)シューマン:子供の情景Op. 15
ドビュッシー:組曲「子供の領分」
バルトーク:子供のためにSz.42第1巻(ハイライト)[第1〜第7、第10、第12〜第18、第20、第21、第25〜第27、第29〜第32、第34〜第37番]

(2)シューマン:クライスレリアーナ
 交響的練習曲Op. 13

(3)シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調Op. 44
(1)ゾルターン・コチシュ(P)
 収録:1990年7月シュトゥットガルト音楽大学

(2)アンドラーシュ・シフ(P)
 収録:1990年11月オーバーアウラ=ハウゼン、マーシャルホーフ

(3)タカーチQ団、ゾルターン・コチシュ(P)
 収録:1992年9月ディーセン・アム・アンマーゼー、トライトカステン
 
制作:メトロポリタン・ミュニク
NTSC 4 : 3
(※Op. 44のみ16:9)
Region All
音声:PCMステレオ
このたびEUROARTSよりDVD化される内容は、それぞれ3つの異なる時期にメトロポリタン・ミュニクが制作したもので、ハンガリーを代表する音 楽家たちによるシューマンの映像作品をまとめたもの。
コチシュの弾く「子供の情景」は1990年7月の収録。子供つながりのプログラムで、ほかにコチシュが得意とするドビュッシーとバルトークの曲も演 奏しています。ちなみに、コチシュはこの後、「子供の領分」を1996年にもセッション録音、「子供のために」は2009年に全曲をセッション録音してい ます。
シフによる2作品は1990年11月の収録。J.S.バッハやベートーヴェンの演奏で評価をとみに高めているシフは、シューマンを得意としていることで も知られています。 ここでの演奏とは別に、1995年に「交響的練習曲」を、1998年に「クライスレリアーナ」をセッション録音していたシフは、近年また、積極的にシュー マンを取り上げているようですが、ここでの演奏からもシューマン特有の濃厚なロマンチシズムに深く傾倒する姿と、すでに完成されたスタイルを確かめる ことができます。
コチシュと、1975年結成のタカーチ四重奏団との顔合わせによるピアノ五重奏曲は、1992年9月にミュンヘンの南西、アンマー湖沿いのディーセン で行われた演奏を収録。 ハイドン、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスそしてバルトークをレパートリーの柱とするアンサンブルと、暖かみのあるピアノとの相性は上々で、 全篇を包む幸福なムードが印象的な内容です。 (Ki)

20-67044F(Bluray)

20-67048D
ヴァルトビューネ2017
シューマン:交響曲第3番「ライン」
ワーグナー:「ニーべルングの指輪」
 「ラインの黄金」より<ヴァルハラ城への神々の入場>
 「神々の黄昏」より<ジークフリートのラインへの旅>、葬送行進曲
 「ジークフリート」より<森のささやき>
 「ワルキューレ」より<ワルキューレの騎行>(コンサート版)
 「トリスタンとイゾルデ」から「イゾルデの愛の死」
 「ローエングリン」第3幕前奏曲
リンケ:ベルリンの風
グスターボ・ドゥダメル(指)BPO

収録:2017年7月1日ヴァルトビューネ、ベルリン(ライヴ)
ヴァルトビューネ2017
◆Bluray
画面:16:9  Full HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA 5.1、90分
◆DVD
画面:16:9  NTSC
音声:PCMステレオ、DD 5.1、90分
いま最も勢いに乗る指揮者グスターボ・ドゥダメル。彼自身にとってこれが3度目のヴァルトビューネ・コンサートとなります。 ドゥダメル指揮のもと打ち出されたコンサートのテーマは「ライン川の伝説」。演目は、シューマンとワーグナーというドイツ・ロマン派を代表する作曲家 をとりあげています。シューマンの交響曲第3番は、父なるラインと呼ばれる、ドイツ人の心の故郷ライン川をテーマにしています。そしてワーグナーの「ニー べルングの指輪」も、ライン川の川底の黄金をテーマに描かれています。両曲ともホルンが大活躍する楽曲ですが、ゲスト奏者にバイエルン放送響の首席 奏者のエリック・テルヴィリガーを迎え、サラ・ウィリス、シュテファン・イェジェルスキ、ゲオルク・シュレッケンベルガー、パオロ・メンデスというベルリン・ フィルの強力布陣も顔を揃えます。ドゥダメルの多彩で多様な才能が随所にあらわれ、ベルリン・フィルとの相性の良さも感じる演奏となりました。 アンコールには、「イゾルデの愛の死」、「ローエングリン」第三幕への前奏曲、リンケの「ベルリンの風」が演奏され大いに盛り上がりました。特に恒例の 「ベルリンの風」では、ドゥダメルがコンサートマスターのダニエル・スタブラバのヴァイオリンを弾き、スタブラバが指揮台に立つというサプライズがあり、 悪天候も忘れるほど、2万人の観客を熱狂させました。

20-67484F(Bluray)

20-67488D
ベルリン・フィル/ジルヴェスター・コンサート2017
ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」
ストラヴィンスキー:「ミューズを率いるアポロ」より“パ・ドゥ・ドゥ”
R.シュトラウス:管弦楽歌曲集【東方から訪れた三博士Op.56-6/献身Op.10-1/明日の朝Op.27-4/子守歌Op.41-1/母の自慢Op.43-2】
バーンスタイン:「オン・ザ・タウン」より3つのダンス・エピソード
 「ホワイトハウス・カンタータ」より“テイク・ケア・オブ・ディス・ハウス”
ショスタコーヴィチ:「黄金時代」組曲
サイモン・ラトル(指)BPO
ジョイス・ディドナート(Ms)

収録:2017年12月31日、ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)
◆Bluray
画面:16:9 Full HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
(24bit/96kHz)、90分
◆DVD
画面:16:9 Full HD
音声:PCMステレオ、
DTS5.1、DD5.1、90分
ベルリン・フィル恒例の大晦日のジルヴェスター・コンサート。2017年はラトルが音楽監督として最後のジルヴェスターとなり、公演前から注目された 今回のコンサート。ラトルは近年「ダンス」をテーマに様々な作曲家の作品を取り上げてきました。2017年はドヴォルザークの「謝肉祭」序曲、ストラ ヴィンスキーの「ミューズを率いるアポロ」よりパ・ドゥ・ドゥ、そして2018年に生誕100年を迎えるバーンスタインの作品も含まれています。ニューヨー クで24時間の休暇を与えられた3人の水夫の恋愛を題材としたバーンスタイン初期のミュージカル「オン・ザ・タウン」。そしてホワイトハウスを舞台に、 歴代大統領が登場し、南北戦争前後の歴史を描いた「ホワイトハウス・カンタータ」。ある意味現代の社会状況にもリンクする政治的な作品です。最後には、 ショスタコーヴィチのバレエ音楽「黄金時代」。レストラン「黄金時代」を舞台とし、踊り子リタを巡り、ギャングと漁師が競い合うという恋愛模様を描い た物語。バレエ作品として成功を収めることはありませんでしたが、4楽章の組曲版として後にまとめられました。どの楽曲も躍動感に溢れた鮮烈な演奏で、 大晦日の活気と高揚を感じることができます。 またソリストには、アメリカのメゾ・ソプラノ、ジョイス・ディドナートを迎え、R・シュトラウスの管弦楽伴奏による歌曲を聴かせてくれます。 (Ki)
20-67498D
バレエ≪人魚姫≫
作曲:ズビニェク・マチェユー
プラハ国立劇場O
アンドレアス・セバスティアン・ヴァイザー(指)
チェコ国立バレエ団
マグダレーナ・マチェイコヴァー、オンドレイ・ヴィンクラート
テレサ・ポダジロヴァー、ミヒャエラ・ヴェンツロヴァー
台本:ヤン・コデット、ルカーシュ・トルピショフスキ、マルティン・ククツカ
振 付:ヤン・コデット
演出:スクトゥル(ルカーシュ・トルピショフスキ、マルティン・ククツカ)
映像監督:パトリック・ラウゼ

収録:2017年9月28日、プラハ国立劇場
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
リージョン:ALL
時間:100 分
チェコ国立バレエ団の新作バレエ≪人魚姫≫。アンデルセンの有名な童話に基づき、チェコを代表する振付師ヤン・コデットと数々の賞を受賞しているル カーシュ・トルピショフスキ、マルティン・ククツカのコンビ「スクトゥル」が台本、振付、演出を行い、チェコの現在作曲家ズビニェク・マチェユーが音 楽をつけました。 ≪人魚姫≫は、海の底に暮らす人魚姫と人間の王子様の悲恋のお話。出演するのは、人魚姫に、プラハ出身の準ソリスト、マグダレーナ・マチェイコヴァー。 王子様には、チェコのリベレツ生まれの第1ソリスト、オンドレイ・ヴィンクラート。また荻本美穂(第1ソリスト)と渡部綾(ソリスト)の2人の日本 人もキャスティングされています。 海を表現した美しい舞台とダンサーのしなやかで情感溢れる動きに魅了されます。 (Ki)
20-67628(6DVD)
マリス・ヤンソンス〜レトロスペクティブ
■DVD1
『ヴァルトビューネ1994〜ナイト・オブ・ダンス・アンド・ラプソディ』
スッペ:歌劇「軽騎兵」序曲
シューベルト:幻想曲ハ長調「さすらい人幻想曲」
エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番イ長調
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
J.シュトラウス:ポルカ「雷鳴と電光」
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD2
ウェーバー:『オベロン』序曲
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.77
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調BWV.1001より
プレスト(アンコール)
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ハ長調Op.72-7(アンコール)
■DVD3
『ヨーロッパ・コンサート2001・フロム・イスタンブール』
ハイドン:交響曲第94番ト長調Hob.I-94『驚愕』
モーツァルト:フルート協奏曲第2番ニ長調K.314(285d)
ベルリオーズ:幻想交響曲−ひとりの芸術家の生活のエピソード作品14
■DVD4
『ヴァルトビューネ2002〜アンコール名曲の夕べ』
モニューシコ:『ハルカ』より「マズルカ」
ヴィエニアフスキー:ポロネーズOp.4
チャイコフスキー:メロディ(『なつかしい土地の思い出』Op.42-3)
チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォハ長調Op.34
チャピ:『人騒がせな娘』より「序曲」
・キム:エレジー
ロンビュー:シャンペン・ギャロップ
・外山雄三:バレエ組曲『幽玄』より「天人の踊り」
シベリウス:悲しいワルツ(付随音楽『死』Op.44より)
エルガー:野生の熊(『子供の魔法の杖』第2組曲Op.1b)
ワーグナー:『ローエングリン』より第3幕への前奏曲
クライスラー:中国の太鼓*
・ガルデル/ジョン・ウィリアムズ編)):タンゴ「首の差で」(映画「セント・オブ・
ウーマン」より)*
パガニーニ:ヴェネツィアの謝肉祭Op.10*
ツィーラー:ウィーンの市民Op.419
マスカーニ:『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ハ長調Op.72-7
チャイコフスキー:『くるみ割り人形』よりパ・ド・ドゥ
ビゼー:『アルルの女』第2組曲より「ファランドール」
マスネ:『ル・シッド』よりアラゴネーサ&ナヴァレーサ
パウル・リンケ:ベルリンの風
■DVD5
『ザルツブルク音楽祭2012』
R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』Op.20
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
■DVD6
『ヨーロッパ・コンサート2017・フロム・キプロス』
ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲
ウェーバー:クラリネット協奏曲第1番ヘ短調Op.73
コンツ:ウェーバーの主題によるハンガリー幻想曲(アンコール)
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番ト短調(アンコール)
■DVD1
ミハエル・ルディ(P)
ベルリンPO
マリス・ヤンソンス(指)
収録:1994年6月19日、ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ブライアン・ラージ
画面:カラー、4:3
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
■DVD2
ヒラリー・ハーン(Vn)
ベルリンPO
マリス・ヤンソンス(指)
収録:2000年11月26日、東京、サントリー・ホール(ライヴ)
収録時間:99分
画面:カラー、16:9
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
■DVD3
エマニュエル・パユ(Fl)
ベルリンPO
マリス・ヤンソンス(指)
収録:2001年5月1日、イスタンブール、聖イレーネ聖堂(ライヴ)
収録時間:129分
画面:カラー、16:9
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
■DVD4
ヴァディム・レーピン(Vn)
ベルリンPO
マリス・ヤンソンス(指)
収録:2002年6月23日、ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ボブ・コールズ
画面:カラー、16:9
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
■DVD5
ニーナ・ステンメ(S)
ウィーンPO
マリス・ヤンソンス(指)
収録:2012年8月、ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
収録時間:95分
画面:カラー、16:9
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
字幕:英、独、仏
■DVD6
アンドレアス・オッテンザマー(Cl)
ベルリンPO
マリス・ヤンソンス(指)
収録:2017年5月1日、キプロス、パフォス城野外特設会場(ライヴ)
映像監督:ヘニング・カステン
収録時間:90分
画面:カラー、16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.0,DD5.0

NTSC
Region All
6DVD9
633分
EURO ARTSの新シリーズ「コンダクターズ」。時代を代表する指揮者たちの映像をBOX化したものです。第1弾は、2019年11月に惜しくも亡くなっ たマリス・ヤンソンス。 1977年の初来日以来、度重なる来日で日本の聴衆にもお馴染みの存在だったマリス・ヤンソンス。指揮者アルヴィド・ヤンソンスの息子として1943年1 月14日にラトヴィアのリガに生まれました。ムラヴィンスキーの指名でレニングラード・フィルでムラヴィンスキーの助手となり、1977 年にはムラヴィンス キー指揮レニングラード・フィルに副指揮者として同行し、初来日。1979年から2000年までオスロ・フィルの首席指揮者を務め、世界トップレベルのオー ケストラへと育て上げました。2003年にバイエルンRSOの首席指揮者に就任。2004年にはアムステルダムの名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管 弦楽団の首席指揮者に就任(2015年まで)。世界の2大オーケストラをまとめあげ、そのほかにも、ウィーン・フィル、ベルリン・フィルにも度々客演、名 実共に世界最高峰の指揮者として活躍しました。 このDVDは、日本のファンを興奮のるつぼへ叩きこんだベルリン・フィルとの2000年の来日公演、ヴァルトビューネ、ヨーロッパコンサート、そしてウィー ン・フィルとのザルツブルク音楽祭の映像が収められています。ダイナミックでありながら要所を引き締めたヤンソンスの指揮ぶりを存分に堪能することがで きます。 このシリーズは今後、ズービン・メータ、ベルナルド・ハイティンク、小澤征爾などの指揮者が予定されています。 (Ki)
20-67648D

KKC-9390
日本語帯・解説付
税込定価
ラフマニノフ:交響曲第2番

ドキュメンタリー
「セルゲイ・ラフマニノフ・イン・ドレスデン」
シュターツカペレ・ドレスデン
アントニオ・パッパーノ(指)

収録:2018年7月、ドレスデン(ライヴ)
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
字幕:英独韓,日本語
リージョン:All
105分(本編62分、ドキュメンタリー43分
イタリア人の両親のもとロンドンで生まれ育ったアントニオ・パッパーノ。2002年から英国ロイヤル・オペラ・ハウスの音楽監督として伝統ある歌劇場を牽引、 また2005年からはローマの聖チェチーリア国立音楽院管の音楽監督も務めるなど、その高い音楽性と卓越した手腕を発揮しています。この映像は、パッパー ノが初めてシュターツカペレ・ドレスデンとラフマニノフの交響曲第2番を演奏した際の映像です。ドレスデンの弦の美しさを堪能できるラフマニノフの甘美な 旋律、さらにパッパーノの指揮はまるで壮大なオペラのフィナーレのようです。 また楽曲ゆかりの地ドレスデンを代表するオケであるシュターツカペレ・ドレスデンによる演奏にも注目です。ラフマニノフの交響曲第2番は、ドレスデンの地 で作曲されました。ラフマニノフは、交響曲第1番の初演(1897年)が失敗に終わった後、満を持して発表したピアノ協奏曲第2番が大成功をおさめ(1901年)、 自信を取り戻し作曲家として成熟期を迎えようとしていました。しかし、ロシア国内では1905年1月の「血の日曜日事件」が起こり社会は混乱を極めていました。 ラフマニノフはこの状況下では音楽活動は難しいと判断し、家族とともにドレスデンに移り住み(1906〜09年)、交響曲第2番がここで完成したのでした(1906 〜07年)。ドレスデンでの生活はラフマニノフの創作意欲をかき立て、この交響曲第2番だけでなく、交響詩「死の鳥」など傑作が生まれました。 演奏とともに収録されているドキュメンタリーでは、1906年から1920年のドレスデンに保管されていた貴重な資料、写真、楽譜などが盛り込まれ、楽曲の 背景を克明に記しています。 (Ki)
20-67818D
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番イ長調作品141 ミヒャエル・ザンデルリンク(指)
ドレスデンPO

収録:2019年2月13日、ドレスデン文化宮殿、ニュー・コンサートホール
映像監督:ヤーノシュ・ダルヴァシュ
画面:16:9,NTSC
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
字 幕:独 、英( イ ン タ ビ ュ ー )
リージョン:All
50分(コンサート)
+14分(インタビュー)
第二次世界大戦の終盤に連合軍によって行われた大空襲ドレスデン爆撃(1945 年 2 月13 日)からまもなく75 年を迎えようとしています。この映像は、 空爆と同日 2019 年 2 月13 日にドレスデンで行われた公演の模様が収録されています。 演奏は、150 年の伝統を誇るドレスデンPOと首席指揮者ミヒャエル・ザンデルリンクによるもので、ショスタコーヴィチの最 後の交響曲第 15 番が演奏されました。両者の関係はミヒャエルが首席指揮者に就任した 2011年以来大躍進しており、マズア、ヤノフスキ、デ・ブル ゴスらに続きこの老舗オーケストラはミヒャエルを迎え、いままさに新時代を築いています。 ベートーヴェンとショスタコーヴィチの録音プロジェクトも高く評価され、特にショスタコーヴィチは、作曲者自身と親交のあった父クルトの存在も大 きい。クルト・ザンデルリンクの演奏はムラヴィンスキーと双璧と言われただけに、ミヒャエルがどのように演奏されているのか、大いに期待させます。 またドレスデン・フィルの本拠地としても知られる文化宮殿(クルトゥーアパラスト)が 2017 年 4 月にリニューアルオープンし、当映像でも音響も改善 された新たなホールで演奏されています。 (Ki)
20-67777

20-67774F
(Bluray)



Agents are Forever〜スパイ映画音楽集
1.映画『ジェームズ・ボンド』のテーマ「Dr. No」
2. 映画『国際諜報局のテーマ』
3. 映画『ブリッジ・オブ・スパイ』〜 Sunlit Silence
4. 映画『キングスマン』〜フィナーレ
5. 映画『ピンク・パンサー』のテーマ
6. 映画『ディック・トレイシー』〜 Sooner or Later
7. 映画『シャーロック・ホームズ』〜シャーロック組曲
8. 映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』〜Solomon Lane
9. 映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』〜A Man, A Plan, A Code, Dubai
10. 映画『ミッション:インポッシブル3』〜メイン・テーマ
11.ドラマ『ホームランド』〜メイン・テーマ
12.映画『キャチ・ミー・イフ・ユー・キャン』〜Closing In
13.映画『ミュンヘン』〜平和への祈り
映画『007』シリーズ
14.『女王陛下の007』
15.『ロシアより愛を込めて』
16.『ダイヤモンドは永遠に』
17.『007は二度死ぬ』〜Mountains and Sunsets
18.『サンダーボール作戦』
19.『ゴールドフィンガー』
20.『ゴールデンアイ』
21.『スカイフォール』
22.『死ぬのは奴らだ』
デンマーク国立SO
ハンス・エーク(指)
キャロライン・ヘンダーソン(ヴォーカル)

◆Bluray
画面:Full HD,16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
リージョン:All、85分
デンマーク国立SOによる大好評のコンサート・シリーズ第 4 弾。第 1 弾はゲーム・ミュージックの祭典「Gaming in Symphony」、第 2 弾は SF 映画の名作音楽集「GALAXYMPHONY」、第 3 弾は、ファンタジー映画やドラマの音楽を取り上げた「FANTASYMPHONY」、そして第 4 弾はス パイ映画音楽を集めた「Agents are Forever」。王道『007』シリーズ、トム・クルーズの人気シリーズ『ミッション:インポッシブル』など、ハラハラ・ ドキドキのスパイ映画を盛り上げる音楽が盛りだくさんです。デンマーク王室お墨付きの国民的シンガー、キャロライン・ヘンダーソンも登場し会場は興 奮の熱気に包まれています。 映像は 16 台のカメラでその盛り上りをとらえ、音は高音質収録。ジェームズ・ボンド・ファンは必見の映像です。
20-67794F(Bluray)
KKC-9499(Bluray)
日本語帯・解説付
国内盤仕様
税込定価

20-67798D(DVD)
KKC-9500(DVD)
日本語帯・解説付
国内盤仕様
税込定価
ヴァルトビューネ・コンサート2019
プロコフィエフ:「キージェ中尉」組曲
ラヴェル:シェヘラザード
プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」(ソヒエフ編曲による組曲形式)
エルガー:愛の挨拶
ドヴォルザーク:スラブ舞曲ハ長調Op.46-1
リンケ:ベルリンの風
トゥガン・ソヒエフ(指)BPO
マリアンヌ・クレバッサ(Ms)

収録:2019年6月29日、ベルリン、ヴァアルトビューネ(ライヴ)
◆Bluray
画面:1080/60i , Full HD, 16:9
音声:DTS-HD MA5.0、
PCMステレオ
字幕:英独仏韓,日本語
リージョン:All、98分
◆DVD
画面:NTSC , 16:9
音声:DTS5.0、DD5.0、
PCMステレオ
字幕:英独仏韓,日本語
リージョン:All、98分
2019 年のヴァルトビューネ・コンサートを指揮するのは、ロシアの北オセチア出身の指揮者トゥガン・ソヒエフ。ソヒエフは、ボリショイ劇場の音楽監督・ 首席指揮者や、トゥールーズ・キャピトル国立管の芸術監督を務め、NHK SOにも度々客演するなど、近年目覚ましい活躍を見せています。 ヴァルトビューネ・コンサートは、ベルリン・フィルが毎年シーズンの最後に野外で行うピクニック・コンサート。毎年 6 月の最終日曜日に行われ、野外コンサー トならではのリラックスした会場の雰囲気の中、至福の音楽を楽しめます。ヴァルトビューネは、古代ギリシャの円形劇場をモデルに、1936 年のベルリン・ オリンピックに合わせて造られた建造物の一つ。当初はディートリヒ・エッカートビューネという名称で、オリンピックでは器械体操などの競技が行われまし た。オープンエアのコンサートながら、聴衆により良い音を届けていることにも定評があり、ベルリン郊外の森に広がる開放的な場所で行われるコンサートは、 ベルリンっ子だけではなく世界中から集まってきます。 A Fairytale Night(おとぎ話の夜)と題されたコンサートでまず演奏されたのは、プロコフィエフが風刺映画のために書いたユーモラスな「キージェ中尉」。 続いて、可憐な立ち姿で魅了するフランスのメゾソプラノ、マリアンヌ・クレバッサを迎えたラヴェルの「シェヘラザード」は、聴き手をオリエントに誘います。 メインプログラムは、プロコフィエフのバレエ音楽「ロメオとジュリエット」は、ソヒエフ編曲による組曲形式で演奏され、世界で最も有名なラブストーリー を溢れんばかりの歌心で演奏しています。 (Ki)
20-67994F(Bluray)
KKC 9571(Bluray)
日本語帯・解説付
国内盤仕様
税込定価

20-67993410
KKC-9572
日本語帯・解説付
国内盤仕様
税込定価
ジルベスターコンサート2019〜ブロードウェイ・メロディ
ガーシュウィン:「ガール・クレイジー」序曲
リチャード・ロジャーズ:「回転木馬」より〈もしもあなたを愛したら〉*
バーンスタイン:「ウエスト・サイド・ストーリー」より〈何てきれいなの〉*
バーンスタイン:「ウエスト・サイド・ストーリー」よりシンフォニック・ダンス
クルト・ヴァイル:「ヴィーナスの接吻」より〈愚かな心〉*
クルト・ヴァイル:「闇の女」より交響的夜想曲(ロバート・ラッセル・ベネット編曲による組曲
スティーヴン・ソンドハイム:「リトル・ナイト・ミュージック」より〈ピエロを招き入れて〉*
ハロルド・アーレン:「オズの魔法使い」より〈虹の彼方に〉*
ガーシュウィン:「パリのアメリカ人」
フレデリック・ロウ:「マイ・フェア・レディ」より〈踊りあかそう〉*
フランツ・ワックスマン:「隊長ブーリバ」より〈ライド・オブ・コサック〉
ベルリンPO
キリル・ペトレンコ(指)
ディアナ・ダ ムラウ(S)*

収録:2019年12月31日、フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
◆Bluray
画面:16-9、Full HD
音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.0
リージョン:All
字幕:英独韓,日本語
106分
◆DVD
画面:16-9、NTSC
音声:PCMステレオ、DTS5.0
リージョン:All
字幕:英独韓,日本語、106分
2019/20シーズンより正式にベルリン・フィルの首席指揮者に就任したキリル・ペトレンコ、初となる大晦日のジルベスターコンサート映像がリリー スされます。これまで、ロシアやドイツものを中心にベルリン・フィルと演奏してきたペトレンコですが、今回とりあげるのはアメリカ音楽。ラトル時代にも ジルベスターコンサートでアメリカの作曲家を度々取り上げていましたが、今回はアメリカ・ニューヨークが世界に誇るブロードウェイ・ミュージカルを彩 る音楽が次から次へと演奏される華やかな一夜となりました。有名なバーンスタインの「ウエスト・サイド・ストーリー」、ガーシュウィンの「パリのアメリ カ人」のほか、リチャード・ロジャーズのミュージカルソングなどをスターソプラノ歌手、ディアナ・ダムラウと共演しています。色彩感豊かな声が魅力のダ ムラウですが、歌劇とはまた違った表現で、ミュージカル・ナンバーを歌いあげます。 (Ki)

20-68485(6DVD)
マルタ・アルゲリッチBOX
■DVD1
ドキュメンタリー『マルタ・アルゲリッチの音楽夜話』
■DVD2
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
ショパン:マズルカ ハ長調Op.24-2
シューマン:幻想小曲集Op.12-7『夢のもつれ』
■DVD3
(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
(2)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
■DVD4
◎アルゲリッチ&バレンボイム/テアトロ・コロン凱旋公演
モーツァルト:2台ピアノのためのソナタ ニ長調K.448
シューベルト:創作主題による8つの変奏曲変イ長調D813
ストラヴィンスキー:春の祭典(2台ピアノ版)
シューマン:2台ピアノのためのアンダンテと変奏Op.46
ラフマニノフ:組曲第2番Op.17〜ワルツ
カルロス・グアスタビーノ:バイレシート
ミヨー:スカラムーシュ〜ブラジレイラ
■DVD5
シューマン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番 イ短調 Op.105
プロコフィエフ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番 ニ長調 Op.94a
フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調
(アンコール)
クライスラー:愛の悲しみ、美しきロスマリン
■DVD6
『プロメテウス』神話の様々な変奏〜火の詩*
ベートーヴェン:『プロメテウスの創造物』 Op.43より(導入部『嵐』/第1番/第9番/パストラーレ第10番)
リスト:交響詩『プロメテウス』
スクリャービン:交響曲第5番『プロメテウス』
ノーノ:『プロメテオ』組曲 (1992)〜ヘルダーリン
全て、マルタ・アルゲリッチ(P)

■DVD1(63分)
ジョルジュ・ガショ監督
制作:2002年
(日本語字幕付)
■DVD2(54分)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ヤツェク・カスプシク(指)
収録:2010年8月27日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサートホール
映像監督:ピエール=マルタン・ユバン
■DVD3(62分)
(1)ロイヤル・リヴァプールPO
サー・チャールズ・グローヴス(指)
収録:1977年2月6日、プレストン、ギルド・ホール(ライヴ)
(2)アンドレ・プレヴィン(指)LSO
収録:1977年5月3日、クロイドン、フェアフィールド・ホール(ライヴ)
■DVD4(120分)
ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ
ダニエル・バレンボイム(指、P)
収録:2014年8月コロン劇場、ブエノスアイレス(ライヴ)
■DVD5(85分)
ガイ・ブラウンシュタイン(Vn)
収録:2020年2月22日、ピエール・ブーレーズ・ホール、ベルリン(ライヴ)
■DVD6(57分)
監督:クリストファー・スワン*
ベルリン・ジングアカデミー、
フライブルク・ゾリステンcho
クラウディオ・アバド(指)BPO
収録:1992年5月23-25日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
2021年6月に80歳を迎えるアルゲリッチ。それを記念して」EURO ARTSからアルゲリッチの映像集6枚組がリリースされます。 まずDVD1は、ジョルジュ・ガショ監督による『マルタ・アルゲリッチの音楽夜話』。アルゲリッチがインタビューに応じ、自らについて語るというもの。作曲家 や演奏、室内楽についての示唆に富む言葉の数々に、過去の映像や演奏風景が散りばめられるという印象的な構成になっており、ヨーロッパとアメリカでいく つもの賞を受賞しています。子供のころのベートーヴェンの協奏曲での出演前の恐怖の記憶や、グルダへの尊敬の念、バッハやベートーヴェン初期作品での ユーモアの感覚、シューマンやリストへの共感、ソロ演奏での孤独感など、アルゲリッチの音楽に興味のある方なら見逃せない話がたくさん含まれています。 DVD2は、2010年のショパン・イヤーにワルシャワでおこなわれたコンサートを収録したもの。カスプシク指揮するシンフォニア・ヴァルソヴィアと共演した 記念演奏会にふさわしい豪華なコンサート映像。 そしてDVD3には、1977年にBBCが制作した貴重な映像。当時35歳のアルゲリッチが得意のチャイコフスキーとプロコフィエフの第3協奏曲を弾くという 魅力的な内容です。何より若いアルゲリッチの輝くような姿に目を奪われます。唖然とする指回りと速いテンポ、強靭なのになめらかな打鍵の美しさ、とてつも ないエネルギーとオーラの発散に息もつけぬ1時間を満喫できます。 さらにDVD4は、2014年マルタ・アルゲリッチとダニエル・バレンボイム、お互いの故郷であるブエノスアイレスのテアトロ・コロンで初めて2人揃ってのコン サートが行われました。ダニエル・バレンボイムによって創設されたウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラを率いて行われたコンサートは、ブエノス アイレスの人々の熱烈な拍手と歓声で迎えられました。当初2枚組でリリースされていた商品ですが、今回収録しているのは、アルゲリッチ、バレンボイムによる ピアノ・デュオ・ライヴ。 続いてDVD5には、2020年2月にベルリンのピエール・ブーレーズ・ザールで行われた、世界的ピアニスト、マルタ・アルゲリッチと元ベルリン・フィルのコン サートマスターで現在はソロとして活躍するガイ・ブラウンシュタインによるデュオ・リサイタルの映像。 最後は、クラウディオ・アバドが、ベルリン・フィルの定期演奏会で取り上げた「プロメテウス」神話に基づく様々な作曲家による作品が収録されたライヴ。「プ ロメテウス神話」とは、ギリシア神話の神プロメテウスが人間に火を与えたとして、ゼウスの怒りをかい、不死身のプロメテウスは永遠にハゲ鷹に腹を割かれて 処刑された、それを勇敢なヘラクレスがハゲ鷹を殺しプロメテウスを救うという内容。映像監督のクリストファー・スワンは、照明等を駆使した視覚的効果を巧 みに使い、「火」「炎」を表現。ベルリンのフィルハーモニーホールが、赤、黄色、緑、青と変幻自在に染まっていく様子は必見です。 スクリャービンの交響曲第5番『プロメテウス』では、アルゲリッチがピアノ・ソロとして登場。神秘主義に影響され、色彩への強い関心をもち、音楽に色彩をも 取り込もうとしたスクリャービンの作風が最も色濃く投影された曲。大編成のオーケストラとヴォカリーズによる混声合唱、そして独奏ピアノのために作曲され ましたアルゲリッチの神秘的で魅惑的な演奏にも注目です。 (なお、インターナショナル・バージョンにはDVD1に「BLOODY DAUGHTER」が収録されていますが、権利の関係で日本版には「音楽夜話」を収録してい ます 。)
20-68594(Bluray)

20-68598(2DVD)
オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」 ベンジャミン・ベルンハイム(ホフマン)
オルガ・ベレチャツロ(オリンピア/アントニア/ジュリエッタ/ステッラ)
アンジェラ・ブラウアー(ミューズ/ニクラウス)
ルカ・ピサローニ(リンドルフ/コッペリウス/ミラクル博士/ダペルトゥット船長)
アンドリュウ・ディッキンソン(アンドレス/コシュニーユ/フランツ/ピティキナッチョ)
ケント・ナガノ(指)
ハンブルク州立歌劇場O&cho
演出:ダニエル・フィンジ・パスカ

収録:2021年9月、ハンブルク州立歌劇場,ハンブルク(ライヴ)
◆Bluray
画面:Full HD,16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
字幕:仏英独韓,日本語、180分
◆DVD
画面:NTSC,16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.1
字幕:仏英独韓,日本語、180分
オッフェンバックは、19世紀中頃にチェロ奏者として活躍した後、ブフ・パリジャン座を創設し、独自のフランス・オペレッタのジャンルを確立しました。その彼が最晩年に手がけた、ただ一つのオペラ「ホフマン物語」。オッフェンバックの死により未完に終わった作品です。原作は、ドイツ・ロマン派の詩人であり、作曲家でもあったE.T.A.ホフマンが書いた3つの小説。詩人ホフマンと彼が恋した3人のヒロイン(人形オランピア、歌姫アントニア、娼婦ジュリエッタ)、3人の悪魔、そして彼を見守るミューズによる幻想的で不思議な味わいをもった物語です。また音楽も「ホフマンの舟歌」や「クラインザックの物語」をはじめとする有名で豪華絢爛な内容。
本映像は、2021年9月ハンブルグ国立歌劇場で「マイケル・ケイ&ジャン=クリストフ・ケック」新批判校訂版に基づくダニエル・フィンジ・パスカ演出、ケント・ナガノ指揮により上演されたもの。演出のダニエル・フィンジ・パスカは、トリノ・オリンピック閉会式やシルク・ドゥ・ソレイユ「コルテオ」を手掛けた鬼才で、今回も色彩的で幻想的な舞台を作り上げています。そして注目は一人の歌手が複数の配役を演じていること。ホフマンにとっての宿命のヒロインたち4人(オリンピア/アントニア/ジュリエッタ/ステッラ)をオルガ・ベレチャツロが歌い、ホフマンの親友・女神の二役をアンジェラ・ブラウザーが、そしてホフマンの恋路を妨げる悪魔の化身4人(リンドルフ/コッペリウス/ミラクル博士/ダペルトゥット船長)をルカ・ビザローニがそれぞれ演じています。特に恋人役は別々の歌手で上演されることが多いので、今回のオルガ・ベレチャツロの歌唱に注目が集まります。オリンピア、アントニア、ジュリエッタの3人の女性はすべて昔の恋人ステッラだったということが、オルガ・ベレチャツロが一人で演じることで明解になります。そしてホフマンを歌うのは今もっとも注目されているフランスのリリック・テノール、ベンジャミン・ベルンハイム。またアンジェラ・ブラウアーやルカ・ピサローニの見事な歌唱も必聴。主人公ホフマンの青年期から初老までの人間ドラマ、個性豊かな登場人物たちが織りなす物語をカラフルな舞台演出、そしてケント・ナガノの物語を熟知した圧倒的迫力のある指揮で聴かせる見事な上演となっています。 (Ki)

20-68711(2LP)
ベスト・オブ・ギャラクシンフォニーI & II
LP 1 - SIDE A
映画『スター・ウォーズ』:メイン・タイトル
音楽:ジョン・ウィリアムズ
映画『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』:帝国のマーチ
監督:アーヴィン・カーシュナー
音楽:ジョン・ウィリアムズ
映画『スター・ウォーズ 運命の闘い』
音楽:ジョン・ウィリアムズ
映画『スター・ウォーズ』:レイア姫のテーマ
音楽:ジョン・ウィリアムズ
LP 1 - SIDE B
映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』:イルカ
監督:ガース・ジェニングス
音楽:ジョビィ・タルボット
ソリスト:デイビッド・ベイトソン
映画『ゼロ・グラビティ』
監督:アルフォンソ・キュアロン
音楽:スティーヴン・プライス
ソリスト:トゥーヴァ・セミングセン&クリスティーネ・ノンボ・アンデルセン
映画『ブレードランナー』:レイチェルズ・ソング
監督:リドリー・スコット
音楽:ヴァンゲリス
ソリスト:トゥーヴァ・セミングセン
LP 2 - SIDE A
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』:レイのテーマ
監督:J.J.エイブラムス
音楽:ジョン・ウィリアムズ
ドラマ『マンダロリアン』(スター・ウォーズ原作のテレビドラマ)
脚本:ジョン・ファヴォロー
音楽:ルドヴィグ・ゴランソン
ソリスト:デイビッド・ベイトソン
映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』:ジン・アーソと希望の組曲
監督:ギャレス・エドワーズ
音楽:マイケル・ジアッチーノ
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』:The Rebellion Is Reborn
監督:ライアン・ジョンソン
音楽:ジョン・ウィリアムズ
LP 2 - SIDE B
映画『アバター』:アイ・シー・ユー
監督:ジェームズ・キャメロン
音楽:ジェームズ・ホーナー
映画『フィフス・エレメント』:ディーヴァ・ダンス
監督:リュック・ベッソン
音楽:エリック・セラ
ソリスト:キム ジヘ
映画『インターステラー』:組曲
監督:クリストファー・ノーラン
音楽:ハンス・ジマー
デンマーク国立SO、
アントニー・ハーマス(指)
トゥーヴァ・セミングセン(Ms) 
クリスティーネ・ノンボ・アンデルセン(S)
キム・ジヘ(S) 
デヴィッド・ベ イトソン(ゲスト俳優 )

収録:2017年&2021年コペンハーゲン、DRコンサートホール(ライヴ)
デンマーク国立SOによる大好評のシリーズ。第1弾はゲーム・ミュージックの祭典「Gaming in Symphony」、第2弾はSF映画の名作音楽集 「GALAXYMPHONY」、第3弾は、ファンタジー映画やドラマの音楽を取り上げた「FANTASYMPHONY」、第4弾はスパイ映画音楽を集めた「Agents are Forever」。第5弾は、ハリウッド黄金期のモノクロ映画の名曲を集めた「Divas & Diamonds」。そしてサスペンス、スリラー、ミステリーなど恐怖映画の音楽を 集めた第6弾と若い世代を中心に絶大な人気を誇っています。
今回は、アカデミー賞を受賞した映画から、世界的大ヒットしたSF映画音楽を集めた「Galaxymphony」のIとIIからベスト・トラックを収録した2枚組LP。『ス ター・ウォーズ』シリーズをはじめ、『ゼロ・グラビティ』『ブレードランナー』『アバター』『フィフス・エレメント』『インターステラー』など革新的な特殊効果、ド ラマチックな音楽が印象的なSF映画の名作が目白押しです。
ジョン・ウィリアムズは、誰もが認める史上最高の映画音楽家であり、スター・ウォーズのサウンドトラックは伝説的な作品。「帝国のマーチ」は最も有名なオー ケストラ作品の一つであり、ショパンの「舟歌」やホルストの「惑星」を引用していることから、クラシック音楽が映画音楽に影響を与えた好例といえ、本盤にも『ス ター・ウォーズ』シリーズを語る上で欠かせない楽曲が多く収録されています。
『シュラウディッド・ディスティニー』は、デンマークの作曲家ペーター・デューの音楽を用いて制作されたスター・ウォーズのファン映画。
アバターの「アイ・シー・ユー(I See You)」は劇版ではレオナ・ルイスによって美しく歌われていますが、ここではトゥーヴァ・セミングセンがソウル・フルな 歌声で会場を盛り上げています。
本公演でのオーケストレーションは、映画のサウンドトラックのオリジナル・オーケストレーションに基づいています。 (Ki)
20-68714(Bluray)

20-68717
ギャラクシンフォニー2〜ギャラクシンフォニー逆襲
◆Bluray
1.映画『未知との遭遇』:オープニング/未知なる輝き
監督・脚本:スティーブン・スピルバーグ
音楽:ジョン・ウィリアムズ
2.映画『アポロ13』:交響的組曲
監督:ロン・ハワード
音楽:ジェームズ・ホーナー
3.映画『インターステラー』:組曲
監督:クリストファー・ノーラン
音楽:ハンス・ジマー
4. 映画『ブレードランナー』:レイチェルズ・ソング
監督:リドリー・スコット
音楽:ヴァンゲリス
5.映画『エイリアン3』:レント
監督:デヴィッド・フィンチャー
音楽:エリオット・ゴールデンサール
6.映画『007 ムーンレイカー』
監督:ルイス・ギルバート
音楽:ジョン・バリー
7.映画『スタートレック:ファーストコンタクト』:エンド・クレジット
監督:ジョナサン・フレイクス
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
8.映画『ゼロ・グラビティ』
監督:アルフォンソ・キュアロン
音楽:スティーヴン・プライス
9.映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』:イルカ
監督:ガース・ジェニングス
音楽:ジョビィ・タルボット
10.映画『アバター』:アイ・シー・ユー
監督:ジェームズ・キャメロン
音楽:ジェームズ・ホーナー
11.映画『オデッセイ』:組曲
監督:リドリー・スコット
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
12.映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』:レイのテーマ
監督:J.J.エイブラムス
音楽:ジョン・ウィリアムズ
13.『シュラウディッド・ディスティニー』スター・ウォーズ・ロング・テイル:エピ
ファニー(デンマークオリジナル)
監督:ダニエル・シュティエリング
音楽:ペーター・デュー
14.ドラマ『マンダロリアン』(スター・ウォーズ原作のテレビドラマ)
脚本:ジョン・ファヴォロー
音楽:ルドヴィグ・ゴランソン
15.映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』:ジン・アーソと希望の
組曲
監督:ギャレス・エドワーズ
音楽:マイケル・ジアッチーノ
16.映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』:The Rebellion Is Reborn
監督:ライアン・ジョンソン
音楽:ジョン・ウィリアムズ
17.映画『スター ウォーズ 帝国の逆襲』:帝国のマーチ
監督:アーヴィン・カーシュナー
音楽:ジョン・ウィリアムズ
18. 映画『スター・ウォーズ エピソード6/ ジェダイの帰還』」:イウォーク・セレ
ブレイションとフィナーレ
監督:リチャード・マーカンド
音楽:ジョン・ウィリアムズ

◆CD
1.映画『未知との遭遇』:オープニング/未知なる輝き
監督・脚本:スティーブン・スピルバーグ
音楽:ジョン・ウィリアムズ
2.映画『アポロ13』:交響的組曲
監督:ロン・ハワード
音楽:ジェームズ・ホーナー
3.映画『インターステラー』:組曲
監督:クリストファー・ノーラン
音楽:ハンス・ジマー
4. 映画『ブレードランナー』:レイチェルズ・ソング
監督:リドリー・スコット
音楽:ヴァンゲリス
5.映画『エイリアン3』:レント
監督:デヴィッド・フィンチャー
音楽:エリオット・ゴールデンサール
6.映画『007 ムーンレイカー』
監督:ルイス・ギルバート
音楽:ジョン・バリー
7.映画『スタートレック:ファーストコンタクト』:エンド・クレジット
監督:ジョナサン・フレイクス
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
8.映画『ゼロ・グラビティ』
監督:アルフォンソ・キュアロン
音楽:スティーヴン・プライス
9.映画『アバター』:アイ・シー・ユー
監督:ジェームズ・キャメロン
音楽:ジェームズ・ホーナー
10.映画『オデッセイ』:組曲
監督:リドリー・スコット
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
11.映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』:レイのテーマ
監督:J.J.エイブラムス
音楽:ジョン・ウィリアムズ
12.『シュラウディッド・ディスティニー』スター・ウォーズ・ロング・テイル:エピ
ファニー(デンマークオリジナル)
監督:ダニエル・シュティエリング
13.ドラマ『マンダロリアン』(スター・ウォーズ原作のテレビドラマ)
脚本:ジョン・ファヴォロー
音楽:ルドヴィグ・ゴランソン
デンマーク国立SO
アントニー・ハーマス(指)
トゥーヴァ・セミングセン(Ms)
クリスティーネ・ノンボ・アンデルセン(S)
キム・ジヘ(S)
デヴ ィッド・ベ イトソン(ゲ スト俳優 )

収録:2021年コペンハーゲン、DRコンサートホール(ライヴ)
◆Bluray
画面:1080i Full HD - 16:9
音声:PCM Stereo
リージョン:All、100分
デンマーク国立SOによる大好評のシリーズ。第1弾はゲーム・ミュージックの祭典「Gaming in Symphony」、第2弾はSF映画の名作音楽集 「GALAXYMPHONY」、第3弾は、ファンタジー映画やドラマの音楽を取り上げた「FANTASYMPHONY」、第4弾はスパイ映画音楽を集めた「Agents are Forever」。第5弾は、ハリウッド黄金期のモノクロ映画の名曲を集めた「Divas & Diamonds」。そしてサスペンス、スリラー、ミステリーなど恐怖映画の音楽を 集めた第6弾と若い世代を中心に絶大な人気を誇っています。
今回は、アカデミー賞を受賞した映画から、世界的大ヒットしたSF映画音楽を集めた「Galaxymphony」の続編「Galaxymphony II」。『スター・ウォーズ』 シリーズをはじめ、『未知との遭遇』『アポロ13』『ゼロ・グラビティ』『ブレードランナー』『アバター』『フィフス・エレメント』『インターステラー』など革新的 な特殊効果、ドラマチックな音楽が印象的なSF映画の名作が目白押しです。
ジョン・ウィリアムズは、誰もが認める史上最高の映画音楽家であり、スター・ウォーズのサウンドトラックは伝説的な作品。「帝国のマーチ」は最も有名なオー ケストラ作品の一つであり、ショパンの「舟歌」やホルストの「惑星」を引用していることから、クラシック音楽が映画音楽に影響を与えた好例といえ、本盤にも『ス ター・ウォーズ』シリーズを語る上で欠かせない楽曲が多く収録されています。
『シュラウディッド・ディスティニー』は、デンマークの作曲家ペーター・デューの音楽を用いて制作されたスター・ウォーズのファン映画。
アバターの「アイ・シー・ユー(I See You)」は劇版ではレオナ・ルイスによって美しく歌われていますが、ここではトゥーヴァ・セミングセンがソウル・フルな 歌声で会場を盛り上げています。
本公演でのオーケストレーションは、映画のサウンドトラックのオリジナル・オーケストレーションに基づいています。 なおCDには、ブルーレイに収録されている映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』の音楽は未収録となります。
20-68834
(31Bluray)
ベルリン・フィル/ヨーロッパコンサート1991-2021
(1)【ヨーロッパ・コンサート2021フロムベルリン】
ブラッハー:「フィルハーモニー開幕の為のファンファーレ」
アイヴズ:「答えのない質問」
モーツァルト:4つの管弦楽の為のノットゥルノニ長調
ペンデレツキ:2つの弦楽合奏の為の「エマナツィオーネン」(放射)
チャイコフスキー:組曲第3番ト長調
ジョン・アダムズ:「ショート・ライド・イン・ア・ファースト・マシーン」
(2)【ヨーロッパ・コンサート2020フロムベルリン】
ペルト:「フラトレス」
リゲティ:弦楽合奏の為の「ラミフィカシオン」
バーバー:弦楽の為のアダージョOp.11
マーラー:交響曲第4番ト長調(エルヴィン・シュタインによる室内アンサンブル版)
(3)【ヨーロッパ・コンサート2019フロムパリ】
ワーグナー:舞台神聖祭典劇「パルシファル」〜「聖金曜日の不思議」
ベルリオーズ:「トロイアの人々」〜「王の狩りと嵐」
ドビュッシー(エーリッヒ・ラインスドルフ編):「ペレアスとメリザンド」組曲
(抜粋)
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ベルリオーズ:劇的交響曲「ロメオとジュリエット」〜愛の場面
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」〜「さようなら勇ましいわが子」「魔の炎」
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜「イゾルデの愛の死」
(4)【ヨーロッパ・コンサート2018フロム・バイロイト】
ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番ハ長調Op.72
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集*
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調
ベートーヴェン:『プロメテウスの創造物』序曲(アンコール)
(5)【ヨーロッパ・コンサート2017フロム・キプロス】
ウェーバー:『オベロン』序曲
ウェーバー:クラリネット協奏曲第1番*
シュテファン・コンツ:ウェーバーの主題によるハンガリー幻想曲(アンコール)*
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
(6)【ヨーロッパ・コンサート2016フロム・レーロース】
グリーグ:抒情組曲〜第5番『山の夕べ』(管弦楽版)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調*
ビャーネ・ブルースタ:『お伽噺組曲』〜ヴェスレフリク(アンコール)
ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』
(7)【ヨーロッパ・コンサート2015フロム・アテネ】
ロッシーニ:『セミラーミデ』序曲
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調BWV.1005からラル
ゴ(アンコール)
シューマン:交響曲第3番『ライン』
(8)【ヨーロッパ・コンサート2014フロム・ベルリン】
ニコライ:『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲
エルガー:交響的習作『ファルスタッフ』Op.68
チャイコフスキー:交響曲第5番
(9)【ヨーロッパ・コンサート2013フロム・プラハ】
ヴォーン・ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲
ドヴォルザーク:聖書の歌Op.99
ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』
(10)【ヨーロッパ・コンサート2012フロム・ウィーン】
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
ハイドン:チェロ協奏曲第1番
ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』
(11)【ヨーロッパ・コンサート2011フロム・マドリード】
シャブリエ:狂詩曲『スペイン』
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ラフマニノフ:交響曲第2番
(12)【ヨーロッパ・コンサート2010フロム・オックスフォード】
ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』から第3幕前奏曲
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85
ブラームス:交響曲第1番
(13)【ヨーロッパ・コンサート2009フロム・ナポリ】
ヴェルディ:『運命の力』序曲
マルトゥッチ:『追憶の歌』
シューベルト:交響曲第9番『グレート』
(14)【ヨーロッパ・コンサート2008フロム・モスクワ】
ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ベートーヴェン:交響曲第7番
(15)【ヨーロッパ・コンサート2007フロム・
ベルリン】
ワーグナー:『パルジファル』前奏曲
ブラームス:二重協奏曲イ短調Op.102
ブラームス:交響曲第4番
(16)【ヨーロッパ・コンサート2006フロム・プラハ】
モーツァルト:交響曲第35番ニ『ハフナー』
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番
モーツァルト:ホルン協奏曲第1番ニK.412/514(K.386b)
モーツァルト:交響曲第36番『リンツ』
(17)【ヨーロッパ・コンサート2005フロム・ブダペスト】
ベルリオーズ:序曲『海賊』
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
ストラヴィンスキー:『火の鳥』
(18)【ヨーロッパ・コンサート2004フロム・アテネ】
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25(シェーンベルク編曲管弦楽版)
(19)【ヨーロッパ・コンサート2003フロム・リスボン】
ラヴェル:組曲『クープランの墓』
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
バルトーク:管弦楽の為の協奏曲
(20)【ヨーロッパ・コンサート2002フロム・パレルモ】
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』
ベートーヴェン:『エグモント』序曲
ヴェルディ:『シチリア島の夕べの祈り』序曲
(21)【ヨーロッパ・コンサート2001フロム・イスタンブール】
ハイドン:交響曲第94番『驚愕』
モーツァルト:フルート協奏曲第2番
ベルリオーズ:幻想交響曲
(22)【ヨーロッパ・コンサート2000フロム・ベルリン】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
(23)【ヨーロッパ・コンサート1999フロム・クラクフ】
モーツァルト:モテット『エクスルターテ・ユビラーテ』K.165
モーツァルト:ミサ曲ハ短調K.427〜『聖霊によりて』
ショパン:ピアノ協奏曲第2番
シューマン:交響曲第1番『春』
(24)【ヨーロッパ・コンサート1998フロム・ストックホルム】
ワーグナー:『さまよえるオランダ人』序曲
チャイコフスキー:交響的幻想曲『テンペスト』Op.18
ドビュッシー:夜想曲
ヴェルディ:聖歌四篇
(25)【ヨーロッパ・コンサート1997フロム・ヴェルサイユ】
ラヴェル:組曲『クープランの墓』
モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番
ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』
(26)【ヨーロッパ・コンサート1996フロム・サンクト・ペテルブルク】
プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』より
ラフマニノフ:『アレコ』より『月は高く輝く』
ベートーヴェン:ロマンス第1番、第2番
ベートーヴェン:交響曲第7番
チャイコフスキー:『くるみ割り人形』より『花のワルツ』
(27)【ヨーロッパ・コンサート1995フロム・フィレンツェ】
ベートーヴェン:『フィデリオ』序曲
ブラッハー:パガニーニの主題による変奏曲
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番(第1楽章)
ストラヴィンスキー:『ペトルーシュカ』
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集Op.96〜第8番ト短調
(28)【ヨーロッパ・コンサート1994フロム・マイニンゲン】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
ブラームス:交響曲第2番
(29)【ヨーロッパ・コンサート1993フロム・ロンドン】
チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
ストラヴィンスキー:『春の祭典』
チャイコフスキー:『くるみ割り人形』Op.71〜『花のワルツ』
(30)【ヨーロッパ・コンサート1992フロム・マドリード】
ヴェルディ:『運命の力』序曲
ヴェルディ:『ドン・カルロ』〜『私は望みを失った』
ベルリオーズ:『ファウストの却罰』〜ラコッツィ行進曲/自然への祈り
シューベルト:交響曲第8番『未完成』
ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲
ワーグナー:『ワルキューレ』〜ジークムントの愛の歌『冬の嵐はすぎ去り』
ワーグナー:『神々の黄昏』〜夜明けとジークフリートのラインへの旅/
ジークフリートの葬送行進曲/終曲
(31)【ヨーロッパ・コンサート1991フロム・プラハ】
モーツァルト:『ドン・ジョヴァンニ』序曲/ドンナ・アンナのアリア
モーツァルト:交響曲第29番イ長調K.201
モーツァルト:演奏会用アリア『心配しなくともいいのです、愛する人よ』
K.505
モーツァルト:交響曲第35番ハフナー』
(1)キリル・ペトレンコ(指)
ベルリンPO
クリスティアーネ・カルク(S)
収録:2020年5月1日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

(2)キリル・ペトレンコ(指)
ベルリンPO
クリスティアーネ・カルク(S)
収録:2020年5月1日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

(3)ダニエル・ハーディング(指)
ベルリンPO
ブリン・ターフェル(バス=バリトン)
収録:2019年5月1日、パリ、オルセー美術館(ライヴ)

(4)エヴァ=マリア・ウェストブレーク(S)*
ベルリンPO
パーヴォ・ヤルヴィ(指)
収録:2018年5月1日、バイロイト辺境伯場(ライヴ)

(5)アンドレアス・オッテンザマー(Cl)*
ベルリンPO
マリス・ヤンソンス(指)
収録:2017年5月1日、パフォス城野外特設会場(キプロス)

(6)ヴィルデ・フラング(Vn)*
ベルリンPO
サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2016年5月1日 ノルウェー、レーロース教会(ライヴ)

(7)レオニダス・カヴァコス(Vn)
ベルリンPO
サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2015年5月1日、メガロン・アテネ・コンサートホール(ライヴ)

(8)ベルリンPO
ダニエル・バレンボイム(指)
収録:2014年5月1日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

(9)マグダレーナ・コジェナー(Ms)
ベルリンPO
サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2013年5月1日、チェコ、プラハ城、スペイン・ホール(ライヴ)

(10)ゴーティエ・カプソン(Vc)
ベルリンPO
グスターボ・ドゥダメル(指)
収録:2012年5月1日、ウィーン、スペイン乗馬学校(ライヴ)

(11)サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2011年5月1日、マドリード・レアル劇場(ライヴ)

(12)アリサ・ワイラースタイン(Vc)
ベルリンPO
ダニエル・バレンボイム(指)
収録:2010年5月1日、オックスフォード大学シェルドニアン講堂(ライヴ)

(13)ヴィオレータ・ウルマーナ(S)
ベルリンPO
リッカルド・ムーティ(指)
収録:2009年5月1日、ナポリ、サン・カルロ劇場(ライヴ)

(14)ヴァディム・レーピン(Vn)
ベルリンPO
サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2008年5月1日、モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)

(15)リサ・バティアシヴィリ(Vn)
トルルス・モルク(Vc)
ベルリンPO
サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2007年5月1日、ベルリン、カーベルヴェルク・オーバーシュプレー(ライヴ)

(16)ラデク・バボラーク(Hrn)
ベルリンPO
ダニエル・バレンボイム(P、指揮)
収録:2006年5月1日、プラハ、エステート劇場(ライヴ)

(17)レオニダス・カヴァコス(Vn)
ベルリンPO
サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2015年5月1日、ハンガリー国立場(ライヴ)

(18)ダニエル・バレンボイム(P)
ベルリンPO
サー・サイモン・ラトル(指)
収録:2004年5月1日、アテネ、ヘロデス・アッティコス奏楽堂(ライヴ)

(19)マリア・ジョアン・ピリス(P)
ベルリンPO
ブーレーズ(指)
収録:2003年5月1日、リスボン、ジェロニモス修道院(ライヴ)

(20)ギル・シャハム(Vn)
ベルリンPO
クラウディオ・アバド(指)
収録:2002年5月1日、パレルモ、マッシモ劇場(ライヴ)

(21)エマニュエル・パユ(Fl)
ベルリンPO
マリス・ヤンソンス(指)
収録:2001年5月1日、イスタンブール、聖イレーネ聖堂(ライヴ)

(22)ミハイル・プレトニョフ(P)
カリタ・マッティラ(S)
ヴィオレータ・ウルマーナ(C.A)
トマス・モーザー(T)
アイケ・ヴィルム・シュルテ(Br)
エリック・エリクソン室内合唱団
スウェーデン放送合唱団
トヌ・カリユステ(合唱指揮)
ベルリンPO
クラウディオ・アバド(指)
収録:2000年5月1日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

(23)クリスティーネ・シェーファー(S)
エマニュエル・アックス(P)
ベルリンPO
ベルナルド・ハイティンク(指)
収録:1999年5月1日、クラクフ、聖マリア教会(ライヴ)

(24)マリー・アレクシス(S)
スウェーデン放送合唱団
エリック・エリクソン室内合唱団
マリア・ヴィースランデル(コーラスマスター)
ベルリンPO
クラウディオ・アバド(指)
収録:1998年5月1日、ストックホルム、バーサ号博物館(ライヴ)

(25)ベルリンPO
ダニエル・バレンボイム((指)ピアノ)
収録:1997年5月1日、ヴェルサイユ宮殿歌劇・ロワイヤル(ライヴ)

(26)アナトーリ・コチェルガ(Br)
コーリャ・ブラッハー(Vn)
ベルリンPO
クラウディオ・アバド(指)
収録:1996年5月1日、マリインスキー劇場(ライヴ)

(27)サラ・チャン(Vn)
ベルリンPO
ズービン・メータ(指)
収録:1995年5月1日、ヴェッキオ宮殿(ライヴ)

(28)ダニエル・バレンボイム(P)
ベルリンPO
クラウディオ・アバド(指)
収録:1994年5月1日、ドイツ、マイニンゲン劇場(ライヴ)

(29)フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)
ベルリンPO
ベルナルド・ハイティンク(指)
収録:1993年5月1日、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)

(30)プラシド・ドミンゴ(T)
ベルリンPO
ダニエル・バレンボイム(指)
収録:1992年5月1日、スペイン、エル・エスコリアル教会堂(ライヴ)

(31)シェリル・ステューダー(S)
ブルーノ・カニーノ(P)
ベルリンPO
クラウディオ・アバド(指)
収録:1991年5月1日、プラハ、スメタナ・ホール(ライヴ)






画面:1080i Full HD、16:9
音声:PCM Stereo, DTS-HD
Master Audio 5.0
ボックスサイズ:12,7 x 12,7 x 12,7 cm(WxDxH)
48時間(2900 分)
この度ヨーロッパ・コンサート30周年を記念して、コンサート開始の1991年から今年2021年までに行われた全コンサートを収めたブルーレイ・ボックスが 登場!
1991年にスタートしたベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート。ベルリン・フィルの創立記念日5月1日に毎年行われ、ヨーロッパ各地のホールや歴史的建 造物を巡る形で行われており、夏のヴァルトビューネ・コンサートよりも本格的なプログラムで、美しい建物や街で行われるコンサートは、多くの音楽ファンに支持 されているコンサートの一つでもあります。
第1回のコンサートは、クラウディオ・アバドが正式にベルリン・フィルの指揮者に就任した2年後の1991年。カラヤンから新たな指揮者として就任したアバド がベルリン・フィルに打ち立てた新企画の一つとして始まりました。その後の30年間には錚々たる面々の指揮者が登場し、それぞれの都市に合ったプログラミン グとソリストを迎え充実したコンサートを続けてきました。その全てが詰まった映像がブルーレイで観られるのは嬉しい限り。
そして、新型コロナウィルスの蔓延により、開催が危ぶまれた2020年は、演目内容を変更して実現しました。当初予定されていたイスラエルのテル・アヴィヴ ではなく、ベルリン・フィルハーモニー で無観客にて行われました。キリル・ペトレンコの指揮のもと、ベルリン・フィルは最大15人の室内アンサンブル編成で演奏。 プログラム前半は、「兄弟」を意味するペルトの「フラトレス」、死者への哀悼に満ちたバーバーの「弦楽の為のアダージョ」など、直面する危機に対してヨーロッ パ諸国への連帯を表明する内容となりました。また後半は、エルヴィン・シュタインによるマーラー「交響曲第4番」の室内アンサンブル版が演奏されています。
続く2021年も終息の兆しが見えない中、行われたコンサートは、ベルリン・フィルハーモニー、そのホワイエが舞台となりました。プログラムには、ブラッハー の祝祭的な「ファンファーレ」、アイヴスの謎めいた「答えのない質問」、モーツァルトの静謐な「ノットゥルノ」、ペンデレツキの「エマナツィオーネン」など、フィル ハーモニーの空間効果が活かされる作品が選ばれました。この他、チャイコフスキーの管弦楽組曲第3番、アダムズの「ショート・ライド・イン・ア・ファースト・マシー ン」も披露されました。。
ブルーレイ化にあたって、画質、音質に細心の注意を払ってリマスターされていますが、初期の映像素材は本来のHDではないため、再生機種によっては映像が 多少乱れることがございますので、予めご了承ください。 (Ki)
20-69107
ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940):ピアノ作品集
3つのピアノ小品Op.9
4月の前奏曲Op.13
小さい歌/5つのピアノ曲
ピアノのための舞曲Op.23
サンテティエンヌ・デュ・モン教会の鐘による変奏曲 Op.16
ソナタ・アパッショナータOp.6
2つの花束
レオニー・カラタシュ(P)

録音:2021年6月16-18日 Mount of Olives Church (ベルリン)
チェコの夭折の女性作曲家ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァーのピアノ作品集。カプラーロヴァーは、作曲家の父ヴァーツラフ・カプラール(1889-1947) と声楽家の母ヴィーチェスラヴァ・ウフリローヴァ(1890-1973)のもとに生まれ、幼少期から高い音楽的才能を発揮しました。9歳で作曲をはじめ、15歳で ブルノ音楽院で作曲と指揮を学び、18歳で「アパッショナータ」を作曲。22歳でプラハ音楽院を優秀な成績で卒業。そして指揮者として初舞台を踏んだのち、マ ルチヌーの勧めでパリに留学。このパリ行きは、結果的にチェコスロヴァキアの占領とともに亡命となりました。パリでは指揮をシャルル・ミュンシュに、作曲をマル チヌーに学び才能を開花させ、1938年には「軍隊シンフォニエッタ」が第14回ISCM国際現代音楽協会音楽祭のオープニング作品に選ばれるなど将来を期待 されていました。1940年4月に画家アルフォンス・ミュシャ(ムハ)の息子イジー・ムハと結婚。5月にナチスによってパリが占領されると南仏に疎開したものの、 同年6月16日モンペリエにて死去。カプラーロヴァーはまだ25歳でした。
今回、若く才能にあふれていたカプラーロヴァーのピアノ作品に取り組んだのは、ベルリンの若手ピアニスト、レオニー・カタラシュ(旧姓レオニー・レッティング で20-61188に録音あり)。カプラーロヴァーの楽曲は、豊かな経験を積んだ女性が人生を総括するような深みと成熟が感じられ、また若さゆえの輝きや情熱も 兼ね備えた、複雑で色彩豊かな音楽性を持っているとレオニー・カタラシュは語っています。カタラシュはこのカプラーロヴァーを皮切りに、女性作曲家の作品に取 り組んでいくシリーズを計画しているとのことです。 (Ki)

20-69221(1LP)
ハリウッド・ガラ / デンマーク国立SO
■SIDE A
ドリー・パートン
 ・『ボディガード』〜オールウェイズ・ラヴ・ユー 05:09
デン・アーベ
 ・『ムーラン・ルージュ』〜ネイチャー・ボーイ 03:08
ミシェル・ルグラン
 ・『シェルブールの雨傘』〜アイ・ウィル・ウェイト・フォー・ユー 04:42
ハンス・ジマー
 ・『グラディエーター』〜ついに自由に04:10
■SIDE B
ジョシュア・ブライアン・キャンベル、シンシア・エリヴォ
 ・『ハリエット』〜スタンド・アップ05:28
レディー・ガガ
 ・『アリー/スター誕生』〜シャロウ03:54
バート・バカラック&ハル・デイヴィッド
 ・『アルフィー』〜メイン・テーマ03:58
デイヴィッド・ベアウォルド
 ・『ムーラン・ルージュ』〜カム・ワット・メイ 04:27
デンマーク国立SO
ルートヴィヒ・ヴィッキー(指)
デンマーク国立ジュニアcho
アンドレア・リッケ・エーレンシュレーガー(ソリスト)
ディルクシャン・ジャヤラトナム(ソリスト)

収録:2022年5月、コペンハーゲン、DRコンサートホール(ライヴ)
35分
デンマーク国立SOによる大好評のシリーズ第7弾「ハリウッド・ガラ/Hollywood Gala」のLPがリリース!
第1弾はゲーム・ミュージックの祭典「Gaming in Symphony」(KKC-9442)、第2弾はSF映画の名作音楽集「GALAXYMPHONY」(20-65214)、 第3弾はファンタジー映画やドラマの音楽を取り上げた「FANTASYMPHONY」(20-65194)、第4弾はスパイ映画音楽を集めた「Agents are Forever」(20-67774)。第5弾は、ハリウッド黄金期のモノクロ映画の名曲を集めた「Divas & Diamonds」(20-65997)。そしてサスペンス、スリラー、ミステリーな ど恐怖映画の音楽を集めた第6弾「GALAXYMPHONY2」(20-68714)と若い世代を中心に絶大な人気を誇っています。
今回は、毎年アメリカのロサンゼルスで開催されるハリウッド映画の祭典「アカデミー賞」を彩った名作映画の音楽が演奏された「ハリウッド・ガラ/ Hollywood Gala」。ステージにはレッド・カーペットが敷かれ、コンサートは本物のアカデミー賞の授賞式さながらの盛り上がりをみせています。
故ホイットニー・ヒューストンが主演した『ボディガード』の世界的に大ヒットした主題歌「オールウェイズ・ラブ・ユー」。名作曲家、ミシェル・ルグランが音楽を 担当したフランスのミュージカル映画『シェルブールの雨傘』。ナット・キング・コールの「Nature Boy」の歌詞の一節から物語が始まるニコール・キッドマン主 演の『ムーラン・ルージュ』などアカデミー賞の歴史を飾る名画の数々の音楽が次々と演奏されます。
20-69224F
ハリウッド・ガラ
ジョン・ウィリアムズ:『スーパーマン』〜行進曲
 『E.T.』〜フライング・テーマ
 『ジュラシック・パーク』〜ジュラシック・パークへようこそ
ハンス・ジマー:『ワンダーウーマン』〜セミッシラ
 『グラディエーター』〜ついに自由に
ドリー・パートン:『ボディガード』〜オールウェイズ・ラヴ・ユー
デン・アーベ:『ムーラン・ルージュ』〜ネイチャー・ボーイ
ジェームズ・ホーナー:『ブレイブハート』〜フォー・ザ・ラヴ・オブ・ア・プリンセス
 『タイタニック』〜マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン
ハンス・ジマー&クラウス・バデルト:『パイレーツ・オブ・カリビアン』〜デッドマンズ チェスト
バート・バカラック&ハル・デイヴィッド:『明日に向って撃て!』〜雨にぬれても
 『アルフィー』〜メイン・テーマ
ミシェル・ルグラン:『シェルブールの雨傘』〜アイ・ウィル・ウェイト・フォー・ユー
ジョシュア・ブライアン・キャンベル、シンシア・エリヴォ:『ハリエット』〜スタンド・アップ
レディー・ガガ:『アリー/スター誕生』〜シャロウ
ジェームズ・ニュートン・ハワード:『ハンガーゲーム』〜ハンギング・ツリー
デイヴィッド・ベアウォルド:『ムーラン・ルージュ』〜カム・ワット・メイ
デンマーク国立SO
ルートヴィヒ・ヴィッキー(指)
デンマーク国立ジュニアcho
アンドレア・リッケ・エーレンシュレーガー(ソリスト) 
ディルクシャン・ジャヤラトナム(ソリスト)

収録:2022年5月、コペンハーゲン、DRコンサートホール(ライヴ)
(Blu-ray)
画面:
16:9、Full HD
音声:PCM Stereo、
Dolby Atmos7.1
リージョン:Al、l80分
デンマーク国立SOによる大好評のシリーズ。第1弾はゲーム・ミュージックの祭典「Gaming in Symphony」(KKC-9442)、第2弾はSF映画の名 作音楽集「GALAXYMPHONY」(20-65214)、第3弾はファンタジー映画やドラマの音楽を取り上げた「FANTASYMPHONY」(20-65194)、第4弾は スパイ映画音楽を集めた「Agents are Forever」(20-67774)。第5弾は、ハリウッド黄金期のモノクロ映画の名曲を集めた「Divas & Diamonds」(20-65997)。そしてサスペンス、スリラー、ミステリーなど恐怖映画の音楽を集めた第6弾「GALAXYMPHONY2」(20-68714)と若い世代を中心に絶大な人気 を誇っています。
今回は、毎年アメリカのロサンゼルスで開催されるハリウッド映画の祭典「アカデミー賞」を彩った名作映画の音楽が演奏された「Hollywood Gala」。ステージにはレッド・カーペットが敷かれ、コンサートは本物のアカデミー賞の授賞式さながらの盛り上がりをみせています。
映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズの『スーパーマン』『E.T.』『ジュラシック・パーク』と名作が並び、故ホイットニー・ヒューストンが主演した『ボディガード』 の世界的に大ヒットした主題歌「オールウェイズ・ラブ・ユー」。実在した2人組の強盗を描いた『明日に向って撃て!』の主題歌「雨にぬれても」、名作曲家、ミシェ ル・ルグランが音楽を担当したフランスのミュージカル映画『シェルブールの雨傘』などアカデミー賞の歴史を飾る名画の数々の音楽が次々と演奏されます。 世界中の映画作品や劇場で採用されている立体音響技術Dolby Atmosも収録し、最上の臨場感を味わえる極上の音響体験もできます。 (Ki)
20-69227(1CD)
ハリウッド・ガラ
ジョン・ウィリアムズ:『スーパーマン』〜行進曲
 『E.T.』〜フライング・テーマ
 『ジュラシック・パーク』〜ジュラシック・パークへようこそ
ハンス・ジマー:『ワンダーウーマン』〜セミッシラ
 『グラディエーター』〜ついに自由に
ドリー・パートン
 『ボディガード』〜オールウェイズ・ラヴ・ユー
デン・アーベ:『ムーラン・ルージュ』〜ネイチャー・ボーイ
ジェームズ・ホーナー:『ブレイブハート』〜フォー・ザ・ラヴ・オブ・ア・プリンセス
 『タイタニック』〜マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン
ハンス・ジマー&クラウス・バデルト:『パイレーツ・オブ・カリビアン』〜デッドマンズ チェスト
バート・バカラック&ハル・デイヴィッド:『明日に向って撃て!』〜雨にぬれても
 『アルフィー』〜メイン・テーマ
ミシェル・ルグラン:『シェルブールの雨傘』〜アイ・ウィル・ウェイト・フォー・ユー
ジョシュア・ブライアン・キャンベル、シンシア・エリヴォ:『ハリエット』〜スタンド・アップ
レディー・ガガ:『アリー/スター誕生』〜シャロウ
ジェームズ・ニュートン・ハワード:『ハンガーゲーム』〜ハンギング・ツリー
デイヴィッド・ベアウォルド:『ムーラン・ルージュ』〜カム・ワット・メイ
デンマーク国立SO、
ルートヴィヒ・ヴィッキー(指) 
デンマーク国立ジュニア合唱団
アンドレア・リッケ・エーレンシュレーガー(ソリスト)
ディルクシャン・ジャヤラトナム(ソリスト)

録音:2022年5月、コペンハーゲン、DRコンサートホール(ライヴ)
デンマーク国立SOによる大好評のシリーズ。第1弾はゲーム・ミュージックの祭典「Gaming in Symphony」(KKC-9442)、第2弾はSF映画の名 作音楽集「GALAXYMPHONY」(20-65214)、第3弾はファンタジー映画やドラマの音楽を取り上げた「FANTASYMPHONY」(20-65194)、第4弾は スパイ映画音楽を集めた「Agents are Forever」(20-67774)。第5弾は、ハリウッド黄金期のモノクロ映画の名曲を集めた「Divas & Diamonds」(20-65997)。そしてサスペンス、スリラー、ミステリーなど恐怖映画の音楽を集めた第6弾「GALAXYMPHONY2」(20-68714)と若い世代を中心に絶大な人気 を誇っています。
今回は、毎年アメリカのロサンゼルスで開催されるハリウッド映画の祭典「アカデミー賞」を彩った名作映画の音楽が演奏された「Hollywood Gala」。ステージにはレッド・カーペットが敷かれ、コンサートは本物のアカデミー賞の授賞式さながらの盛り上がりをみせています。
映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズの『スーパーマン』『E.T.』『ジュラシック・パーク』と名作が並び、故ホイットニー・ヒューストンが主演した『ボディガード』 の世界的に大ヒットした主題歌「オールウェイズ・ラブ・ユー」。実在した2人組の強盗を描いた『明日に向って撃て!』の主題歌「雨にぬれても」、名作曲家、ミシェ ル・ルグランが音楽を担当したフランスのミュージカル映画『シェルブールの雨傘』などアカデミー賞の歴史を飾る名画の数々の音楽が次々と演奏されます。
これまで同シリーズでCDも発売されたのは、ギャラクシンフォニー(20-65211)、Agents are Forever〜スパイ映画音楽集(20-67777)、ディーヴァス とダイアモンド:((20-65997)、マーダー・アット・ザ・シンフォニー(20-65207)、ギャラクシンフォニー2〜ギャラクシンフォニー逆襲(20-68717)と続々 と発売され、このシリーズの人気と反響の大きさが反映されています。
20-69294(Bluray)
ヴェルディ:歌劇「椿姫」 フランチェスカ・ドット(ヴィオレッタ・ヴァレリー)、アントニオ・ポーリ(アルフレード・ジェルモン)、ロベルト・フロンターリ(ジョルジョ・ジェルモン)、アンナ・マラヴァージ(フローラ)、アンドレア・ジョヴァンニーニ(ガストーネ子爵)、ロベルト・アックールソ(ドゥフォール男爵)、アンドレア・ポルタ(ドビニー侯爵)、グラツィアーノ・ダッラヴァッレ(グランヴィル医師)、キアラ・ピエレッティ(アンニーナ)
ヤデル・ビニャミーニ(指)
ローマ歌劇場O&cho
ローマ歌劇場バレエ団

演出:ソフィア・コッポラ
収録:2016年5月、ローマ歌劇場
画面:Full HD1080i、16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.0
リージョン:All
BD50
字幕:独英仏韓,日本語
142分
2016年5月にイタリア、ローマ歌劇場で上演された「椿姫」。現代を代表する女性映画監督ソフィア・コッポラ演出、イタリアを代表するファッション・デ ザイナー、ヴァレンティノ・ガラヴァーニによる衣裳、映画『プレステージ』『ダークナイト』などハリウッドで数々の大作を担当しているネイサン・クロウリー による舞台美術、ということでオペラ界のみならず、ファッション・映画界からも大いに注目を集めた話題の上演でした。また2018年に日本公演が行われ大 評判となり、今年2023年9月にも再び日本で上演されることが決まっています。そしてこの度、映画としても公開された本作をブルーレイでリリースします。
19世紀のパリ社交界を舞台にした高級娼婦ヴィオレッタの葛藤が入り交じる純愛物語を綴ったヴェルディの名作オペラ「椿姫」。鮮やかな赤色が印象的なヴィ オレッタのエレガントで妖艶な衣裳は、ヴァレンティノ自身がデザインを手掛け、舞台上で着用されるその他の衣装は、ヴァレンティノの指示のもと「ヴァレンティ ノ」のスタッフが担当しています。 そして全編日本で撮影された『ロスト・イン・トランスレーション』や王妃マリー・アントワネットの半生を描いた『マリー・アントワネット』など独自の視点と 美意識で女性をテーマとした映画を生み出しているソフィア・コッポラ。まさに「椿姫」は、彼女のテーマとする女性の物語。ヴィオレッタの心境の変化、その 真実の愛に生き死んでいく姿を描き出しています。
もちろんキャスト陣にも注目。2018年の来日公演のキャストでもあった、ヴィオレッタ役フランチェスカ・ドットとアルフレード役アントニオ・ポーリ。フランチェ スカ・ドットは2012年にフェニーチェ歌劇場「ボエーム」ムゼッタ役でオペラ・デビューを果たし、その後才能が認められ、パドヴァのヴェルディ劇場「ルク レツィア・ボルジア」のルクレツィア、サッサリとバーリでの「椿姫」のヴィオレッタと、活躍の場を広げている注目の歌手。複雑に変化するヴィオレッタの心 情を見事に歌いあげます。そして2011年のザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭で、リッカルド・ムーティ(指)メルカダンテ「二人のフィガロ」のアルマヴィーヴァ 伯爵を歌い一躍注目され、現在は気鋭のテノール歌手として世界の劇場から認められているアントニオ・ポーリ。ジョルジョには当代随一のバリトン歌手ロベルト・ フロンターリ。という実力派揃いの配役で聴かせます。 (Ki)

20-69514
(20Bluray)
ヴァルトビューネBOX
■BD1
ヴァルトビューネ 2022〜シンフォニック・ピクチャーズ
リャードフ:交響詩「キキモラ」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番
クライスラーラフマニノフ編):愛の悲しみ
ムソルグスキーラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」から パ・ド・ドゥ 
パウル・リンケ:ベルリンの風
■BD2(ボーナス)
ヴァルトビューネ 2021〜アメリカン・リズム
バーンスタイン:「オン・ザ・タウン」より3つのダンス・エピソード
ガーシュウィン:「ラプソディ・イン・ブルー」(ファーディ・グローフェ編)
バーンスタイン:交響組曲「波止場」/「キャンディード」序曲
パウル・リンケ:ベルリンの風
■BD3
ヴァルトビューネ 2019〜フェアリーテール・ナイト
プロコフィエフ:組曲『キージェ中尉』
ラヴェル:歌曲集『シェエラザード』
プロコフィエフ:バレエ音楽『ロメオとジュリエット』(ソヒエフ編曲による組曲
形式)
エルガー:愛の挨拶
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ハ長調 Op.46-1
リンケ:ベルリンの風
■BD4
ヴァルトビューネ 2018〜グッバイ・サー・サイモン! 
ガーシュウィン:『キューバ』序曲
フォーレ:パヴァーヌ
カントルーブ:『オーヴェルニュの歌』より[女房持ちはかわいそう/バイレロ/紡ぎ女/子守唄/捨てられた女/かっこう/かわいい羊飼いの女]
ハチャトゥリアン:バレエ組曲『ガイーヌ』より[第3組曲〜第2曲『クルドの若
者たちの踊り』/第1組曲〜第7曲『ガイーヌのアダージョ』/第1組曲〜第8曲『レズギンカ』]
レスピーギ:交響詩『ローマの松』
モンテヴェルディ:『かくも甘い苦悩が』
エルガー:行進曲『威風堂々』第1番ニ長調
スーザ:行進曲『自由の鐘』
リンケ:行進曲『ベルリンの風』
■BD5
ヴァルトビューネ2017〜ライン川の伝説
シューマン:交響曲第3番ホ長調 Op.97『ライン』
ワーグナー:『ニーべルングの指環』より
 『ラインの黄金』より『ヴァルハラ城への神々の入場』
 『神々の黄昏』より『ジークフリートのラインへの旅』『葬送行進曲』
 『ジークフリート』より『森のささやき』
 『ワルキューレ』より『ワルキューレの騎行』(コンサート版)
ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』から『イゾルデの愛の死』
ワーグナー:『ローエングリン』第3幕への前奏曲
リンケ:ベルリンの風
■BD6
ヴァルトビューネ2016〜チェコ・ナイト
スメタナ:「我が祖国」より「モルダウ」
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53、交響曲第6番ニ長調、スラヴ舞曲Op.46-8ト短調
パウル・リンケ:ベルリンの風
■BD7
ヴァルトビューネ2015〜ハリウッド映画音楽集(ライト、カメラ、アクション!)
アルフレッド・ニューマン:20世紀フォックス・ファンファーレ
ブロニスラウ・ケイパー:映画「戦艦バウンティ」〜序曲
デイヴィッド・ラクシン:映画「ローラ殺人事件」〜テーマ曲「ローラ」
ジェローム・モロス:映画「大いなる西部」〜テーマ曲
コルンゴルト:映画「ロビン・フッドの冒険」〜シンフォニック・ポートレート
スコット・ブラッドリー:映画「トムとジェリー」
ミクロス・ローザ:映画「ベン・ハー」組曲〜序曲、戦車の行進
ジョン・ウィリアムズ:映画「レイダース/失われたアーク」〜レイダース・マーチ
 映画「E.T.」〜フライング・テーマ
 映画「スター・ウォーズ」〜メイン・タイトル
パウル・リンケ:ベルリンの風
■BD8
ヴァルトビューネ2011〜フェリーニ、ジャズ・アンド・コー
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番
ニーノ・ロータ:組曲『道』
レスピーギ:交響詩『ローマの噴水』/交響詩『ローマの松』
ショスタコーヴィチ:歌劇『ムツェンスクのマクベス夫人』組曲〜アレグレット
レスピーギ:バレエ組曲『シバの女王ベルキス』〜戦いの踊り
パウル・リンケ:ベルリンの風
■BD9
ヴァルトビューネ2010〜ルネ・フレミングの夕べ
ムソルグスキーR・コルサコフ編):交響詩『禿山の一夜』
ドヴォルザーク:歌劇『ルサルカ』より「月に寄せる歌」
ハチャトゥリアン:バレエ音楽『スパルタクス』より「アダージョ」
R.シュトラウス:歌劇『カプリッチョ』より「最後の場」
ワーグナー:歌劇『リエンツィ』序曲
コルンゴルト:歌劇『死の都』より「わたしに残されたしあわせ」
R.シュトラウス:歌曲集Op.10より「献身」
エルガー:愛のあいさつ
プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「さようなら」
 歌劇『トゥーランドット』より「氷のような姫君の心も」
 歌劇『ジャンニ・スキッキ』より「わたしのおとうさん」
レオンカヴァッロ:歌劇『ボエーム』より「ミュゼットはみずみずしい唇に美しい
歌を」
レオンカヴァッロ:歌劇『ボエーム』より「ミミ・ピンソンは金髪娘」
チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』
ディニーク:ホラ・スタカート
パウル・リンケ:ベルリンの風
■BD10
ヴァルトビューネ2009〜ロシアン・リズム
チャイコフスキー:バレエ『くるみ割り人形』〜「序曲」「クリスマス・ツリー」「行進曲」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
ストラヴィンスキー:バレエ『春の祭典』
チャイコフスキー:バレエ『くるみ割り人形』〜「パ・ド・ドゥ」
パウル・リンケ:ベルリンの風
■BD11
ヴァルトビューネ2008〜夜のリズム
チャーベス:交響曲第2番「インディオ交響曲」
ファリャ:スペインの七つの民謡
レブエルタス:センセマヤ
ヴィラ=ロボス:ブラジル風のバッハ 第5番
ヒナステラ:バレエ組曲「エスタンシア」
マルケス:ダンソン 第2番
サルガン:ア・フエゴ・レント (サルガン作曲 )
バーンスタイン:「ウエスト・サイド・ストーリー」 よりマンボ
パウル・リンケ:ベルリンの風
■BD12
ヴァルトビューネ2007〜ラプソディーズ
シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
ディーリアス:イギリス的狂詩曲「ブリッグの定期市」
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
ドヴォルザーク:スラヴ狂詩曲第1番
ドビュッシー:クラリネットと管弦楽のためのラプソディ第1番
エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番
プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」より抜粋
パウル・リンケ:ベルリンの風
■BD13
ヴァルトビューネ2006〜オリエンタル・ナイト
モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」序曲
ニールセン:「アラジン」Op.34より「祝祭行進曲」、「黒人の踊り」
R=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
グリーグ:「ペール・ギュント」組曲より第1組曲Op.46「アニトラの踊り」、第2組曲Op.55「ソルヴェイグの歌」「アラビアの踊り」
マスネ:タイスの瞑想曲
サン=サーンス:序奏とロンド=カプリチオーソ
フチーク:フローレンティナー行進曲Op.214
パウル・リンケ:ベルリンの風
■BD14
ヴァルトビューネ2005〜フレンチ・ナイト
ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
ドビュッシー:「牧神の午後への前奏曲」
デュカス:交響的スケルツォ「魔法使いの弟子」
プーランク:2台ピアノのための協奏曲
サン・サーンス:「動物の謝肉祭」(2台ピアノと管弦楽版)
ラヴェル:「ボレロ」
サティ:ジムノペディ第1番
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」より<全員の踊り>
パウル・リンケ:ベルリンの風
■BD15
ヴァルトビューネ2004〜チャイコフスキー・ナイト
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」より第2幕
ショスタコーヴィチ:バレエ組曲「黄金時代」
パウル・リンケ:ベルリンの風
■BD16
ヴァルトビューネ2003〜ガーシュウィン・ナイト
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
 ラプソディ・イン・ブルー(マーカス・ロバーツ編)
 ピアノ協奏曲ヘ調(マーカス・ロバーツ編)
マーカス・ロバーツ:コール・アフター・ミッドナイト
ガーシュウィン:ストライク・アップ・ザ・バンド(ドン・ローズ編)
アイ・ガット・リズム
パウル・リンケ:ベルリンの風
■BD17
ヴァルトビューネ2002〜アンコール名曲の夕べ
モニューシコ:『ハルカ』より「マズルカ」
ヴィエニアフスキ:ポロネーズ Op.4
チャイコフスキー:メロディ(『なつかしい土地の思い出』Op.42-3)、ワルツ・スケルツォ(ハ長調)Op.34
チャピ:『人騒がせな娘』より「序曲」
キム:エレジー
ロンビュー:シャンペン・ギャロップ
外山雄三:バレエ組曲『幽玄』より「天人の踊り」
シベリウス:「悲しいワルツ」(付随音楽『死』Op.44より)
エルガー:「野生の熊」(『子供の魔法の杖』第2組曲Op.1b)
ワーグナー:『ローエングリン』より「第3幕への前奏曲」
クライスラー:中国の太鼓*
ガルデル(編曲:ジョン・ウィリアムズ):タンゴ「首の差で」(映画「セント・オブ・ウー
マ ン 」より )*
パガニーニ:ヴェネツィアの謝肉祭 Op.10*
ツィーラー:ウィーンの市民 Op.419
マスカーニ:『カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 ハ長調 Op.72-7
チャイコフスキー:『くるみ割り人形』よりパ・ド・ドゥ
ビゼー:『アルルの女』第2組曲より「ファランドール」
マスネ:『ル・シッド』よりアラゴネーサ&ナヴァレーサ
パウル・リンケ:ベルリンの風
■BD18
ヴァルトビューネ2001〜スペイン・ナイト
ビベス:サルスエラ「フランシスキータ夫人」〜ファンダンゴ
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン/カルメン幻想曲
シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
J.シュトラウス:スペイン行進曲 Op.433
トローバ:サルスエラ「マルチェネラ」〜ペテネラ
R=コルサコフ:スペイン奇想曲
セラーノ:サルスエラ「石竹の花」〜ロマンサ
モンカーヨ:ウアパンゴ
ルナ:サルスエラ「ユダヤの子」〜スペインの歌
パウル・リンケ:ベルリンの風
■BD19
ヴァルトビューネ2000〜リズムと踊りの夕べ
バンテュ:ヒー・ガット・リズム(ガーシュウィンをたたえて)
ラヴェル:ラ・ヴァルス、「ダフニスとクロエ」第2組曲
松下功:和太鼓協奏曲「飛天遊」
林英哲:「宴」
チャオ・チーピン(趙 季平):管弦楽のための組曲「さらば、わが愛(覇王別姫)」
ガーシュウィン:「淑女よ善良なれ」〜魅惑のリズム、私の愛する人、「ア・ダムセル・イン・ディストレス」〜うまくやれたら、「オー・ケイ」〜サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー、「ポーギーとベス」〜サマータイム、「ガール・クレージー」〜アイ・ガット・リズム
パウル・リンケ:ベルリンの風
■BD20
ヴァルトビューネ1998〜ラテン・アメリカ・ナイト
ラヴェル:「ボレロ」
ビゼー:「カルメン」組曲第1番
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
アグスティン・ナリオス=マンゴレ:「最後の歌」
ヒナステラ:バレエ音楽「エスタンシア」より<マランボ>
レクオーナ:「マラガの女」
サルガン:「ドン・アグスティン・バルディ」
ピアソラ:「アディオス・ノニーノ」
カルロス・ガルデル:「想いの届く日」
ロドリーゴ:「デカリシモ」
マリアーノ・モレス:「エル・フィルレーテ」
パウル・リンケ:ベルリンの風
全て、BPO

■BD1
キリル・ゲルシュタイン(P)
キリル・ペトレンコ(指)
収録:2022年6月25日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
■BD2(ボーナス)
ウェイン・マーシャル(指)
収録:2022年6月26日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
■BD3
トゥガン・ソヒエフ(指)
マリアンヌ・クレバッサ(Ms)
収録:2019年6月29日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
■BD4
サー・サイモン・ラトル(指)
マグダレーナ・コジェナー(Ms)
収録:2018年6月24日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
■BD5
グスターボ・ドゥダメル(指)
収録:2017年7月1日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
■BD6
ヤニック・ネゼ=セガン(指) 
リサ・バティアシヴィリ(Vn)
収録:2016年6月26日 ヴァルトビューネ、ベルリン(ライヴ)
■BD7
サー・サイモン・ラトル(指) 
収録:2015年6月28日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:ヘニング・カステン
■BD8
リッカルド・シャイー(指) 
収録:2011年8月23日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
■BD9
イオン・マリン(指) 
ルネ・フレミング(S)
収録:2010年6月27日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
■BD10
サー・サイモン・ラトル(指) 
イエフィム・ブロンフマン(P)
収録:2009年6月21日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
■BD11
グスターボ・ドゥダメル(指)
アナ・マリア・マルティネス(S)
収録:2008年6月15日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
■BD12
サー・サイモン・ラトル(指) 
スティーヴン・ハフ(P)ヴェンツェル・フックスCl)
収録:2007年ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
■BD13
ネーメ・ヤルヴィ(指) 
ジャニーヌ・ヤンセン(Vn) 
マリータ・ソルベリィ(S) インゲビョルグ・コスモ(Ms)
収録:2006年6月18日、ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
■BD14
サー・サイモン・ラトル(指) 
カティア&マリエル・ラベック(P)
収録:2005年6月ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
■BD15
サー・サイモン・ラトル(指) 
ラン・ラン(P)
収録:2005年6月ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
■BD16
小澤征爾(指)
マーカス・ロバーツ・トリオ【マーカス・ロバーツ(P) 
ローランド・ゲリン(ベース) ジェイソン・マルサリス(ドラムス)】 
収録:2003年6月29日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
映像監督:アンドレアス・モレル
■BD17
マリス・ヤンソンス(指) 
ヴァディム・レーピン(Vn) 
収録:2002年6月23日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
■BD18
プラシド・ドミンゴ(指) 
サラ・チャン(Vn) アナ・マリア・マルティネス(S) 
収録:2001年7月1日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
■BD19
ケント・ナガノ(指) 
児玉麻里(P) 児玉桃(P) 林英哲(和太鼓) 
スーザン・グレアム(Ms) 
収録:2000年6月25日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)
■BD20
ダニエル・バレンボイム((指)ピアノ)
収録:1998年6月21日ベルリン、ヴァルトビューネ(ライヴ)



画面:16:9、1080i Full HD
音声:PCMステレオ、DTS HD MA5.1
リージョン:All
ボックスサイズ:127o×127o×127o (WDH)
38時間
ベルリン・フィルが毎年シーズンの最後に野外で行うヴァルトビューネ・コンサート。未発売のコンサート映像を含む20枚組のブルーレイ・ボックスがリリースさ れます。ヴァルトビューネは、野外コンサートならではのリラックスした会場の雰囲気の中、至福の音楽を楽しめるコンサートです。ヴァルトビューネは、古代ギリシャ の円形劇場をモデルに、1936年のベルリン・オリンピックに合わせて造られた建造物の一つ。当初はディートリヒ・エッカートビューネという名称で、オリンピック では器械体操などの競技が行われました。オープンエアのコンサートながら、聴衆により良い音を届けていることにも定評があり、ベルリン郊外の森に広がる開放 的な場所で行われるコンサートは、ベルリンっ子だけではなく世界中から集まってきます。
ボックスには2022年最新コンサート映像も収録。「シンフォニック・ピクチャーズ」と題して行われ、キリル・ペトレンコ指揮によりロシアプログラムでシーズン を鮮やかに締めくくりました。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番には、急病のダニール・トリフォノフに代わって2016年にこの作品でベルリン・フィルにデビュー したキリル・ゲルシュタインが登場。メイン・プログラムには、ムソルグスキーの代表作「展覧会の絵」が演奏されました。そして世界的パンデミックで厳しいシーズ ンとなった2020/21年の締めくくりは「アメリカン・リズム」。マルチパーカッション奏者のマルティン・グルービンガーがジョン・ウィリアムズによる映画音楽を 使用した「スペシャル・エディション」を披露しました(本ボックスには権利の関係で収録されておりません)。また、ウェイン・マーシャルが指揮者としてベルリン・ フィルにデビュー。バーンスタインの作品を指揮するほか、2002年に演奏したガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」では彼のピアノ・ソロも再び聴くこ とができます。
そしてこれまで未発売だった、2004年、2008年の映像も今回のボックスで初登場。2004年には当時まだ22歳のラン・ランがソリストとして登場。ラトル の指揮で冒頭チャイコフスキーのピアノ協奏曲を演奏し観客を魅了しています。2008年は世界の舞台で注目され始めていた27歳のグスターボ・ドゥダメル。ドゥ ダメルはこの時がベルリン・フィル・デビュー。南米の作曲家の音楽をエネルギッシュに振って鮮烈なデビューを飾りました。
バレンボイム、シャイー、ドミンゴ、ネーメ・ヤルヴィ、レヴァイン、イオン・マリン、メータ、ケント・ナガノ、ネゼ=セガン、小澤征爾、ドゥダメル、ラトル、そしてキリル・ ペトレンコと錚々たる指揮者たちと世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルが繰り広げるヴァルトビューネ・コンサートBOXを是非お楽しみください。 (Ki)
20-69527(1CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
レオニー・カラタシュ(P)

録音:2018年2月27日ベルリン、フィルハーモニー、室内楽ホール
ダニエル・バレンボイムが14歳の時の演奏を聴いてその才能を絶賛したというベルリンのピアニスト、レオニー・カタラシュによる2枚目のCDがリリースされま す。デビュー・アルバムは、チェコの夭折の女性作曲家ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァーのピアノ作品集(20-69107)でしたが、今回は、シューベルト最晩 年のピアノ・ソナタで崇高なまでに美しくおだやかな世界が感じられる作品「ピアノ・ソナタ第21番」とリスト唯一のピアノ・ソナタであり彼の最高傑作の一つで ある「ピアノ・ソナタ ロ短調」という、ロマン派の大作曲家のピアノ・ソナタを収録しています。 (Ki)

20-7209D
モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調K453、
交響曲第39番変ホ長調K543
レナード・バーンスタイン(P&指)VPO
監督:ハンフリー・バートン

収録:1981年10月3-11日ウィーン、ムジークフェラインザール
画面:NTSC 4:3
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1/72分
20-72007F(2DVD)
ワーグナー:「タンホイザー」 タンホイザー:リチャード・ヴァーサル
エリー ザ ベト:シェリル・ステューダ ー
ヴェーヌス:ルートヒルト・エンゲルト=エリ
ヴォルフラム:ヴォルフガング・ブレンデル
領 主ヘルマン:ハンス・ゾーティン
ヴァルター:ウィリアム・ペル
ハインリヒ:クレメンス・ビーバー
ビーテロルフ:ジークフリート・フォーゲル
ラインマル:シャンドール・ショーヨム・ナジ
牧童:ジョイ・ロビンソン
バイロイト祝祭O&cho
ジュゼッペ・シノーポリ(指)

収録:1989年、バイロイト祝祭劇場
画面: 4:3 、NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
リージョンAll
字幕:英 独 仏 西
原語:ドイツ 語
20-72008(廃盤)の再発売。ヴォルフガング・ワーグナーの演出、ジュゼッペ・シノーポリの指揮の「タンホイザー」。1985年に新演出で上演されたプロダク ションで、本映像は1989年収録。 わずかな装置と効果的な照明演出を特徴としていた1950年代、兄ヴィーラント・ワーグナーの演出へのノスタルジーを感じさせる手法が話題を呼びました。 ヴォルフガングの光と影を対比させた美しい舞台を、映像監督のラージが見事に映像化しています。 (Ki)

20-72008G(2DVD)
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」 ジュゼッペ・シノーポリ(指)
バイロイト祝祭劇場O&cho
リチャード・ヴァーサル(タンホイザー)
チェリル・ステューダー(エリーザベト)
ルートヒルト・エンゲルト= エリ(ヴェーヌス)
ヴォルフガング・ブレンデル(ヴォルフラム)
ハンス・ゾーティン(領主ヘルマン)
ウィリアム・ペル(ヴァルター)
クレメンス・ビーバー(ハインリヒ)
ジークフリート・フォーゲル(ビーテロルフ)
シャンドール・ショーヨム・ナジ(ラインマル)ジョイ・ロビンソン(牧童)

収録:1989 年バイロイト祝祭劇場
監督:ブライアン・ラージ
画面:NTSC 4:3
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
字幕:英独仏/188分

20-72018D
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 レナード・バーンスタイン(指)VPO

収録:1990年ムジークフェラインザール、ウィーン、ライヴ
画面:NTSC 4:3
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1/74分
20-72027F(2DVD)
ワーグナー:「ローエングリン」 ローエングリン:ペーター・ホフマン
エルザ:カラン・アームストロング
オルトルート:エリザ ベ ス・コネル
テルラムント:レイフ・ロール
国 王 ハインリッヒ:ジークフリート・フォーゲル
軍令使:ベルント・ヴァイクル
バイロイト祝祭O&cho
ウォルデマール・ネルソン(指)

収録:1982年、バイロイト祝祭劇場
画面: 4:3 、NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
リージョンAll
字幕:英 独 仏 西
原語:ドイツ 語、200分
20-72028(廃盤)の再発売。1982年バイロイト音楽祭で上演されたゲッツ・フリードリヒの演出、ウォルデマール・ネルソンの指揮で行われた「ローエング リン」。バイロイト史上屈指の傑作との呼び声高い映像です。 (Ki)

20-72028G(2DVD)
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」 ヴォルデマール・ネルソン(指)
バイロイト祝祭劇場O&cho
ペーター・ホフマン(ローエングリン)
カラン・アームストロング(エルザ)
レイフ・ロアル(テルラムント)
エリザベス・コネル(オルトルート)
ジークフリート・フォーゲル(ハインリヒ)

収録:1982 年バイロイト祝祭劇場
画面:NTSC 4:3
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
字幕:英独仏/200分
20-72034F(Bluray)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ジューン・アンダーソン(S)
サラ・ウォーカー(Ms)
クラウ ス・ケ ー ニ ヒ( テノ ー ル )
ヤン=ヘンドリンク・ローテリング(Bs)
バイエルン放送cho
ベルリン放送合唱団のメンバー
ドレスデン・フィルハーモニー児童cho
バイエルンRSO
シュターツカペレ・ドレスデンのメンバー
ニューヨーク・フィルハーモニックのメンバー
ロンドンSOのメンバー
レニングラード・キーロフ劇場(現マリインスキー劇場)Oのメンバー
パリOのメンバー
レナード・バーンスタイン(指)

収録:1989年12月25日、旧東ベルリン、シャウシュピールハウス(現コンツェルトハウス)/ライヴ
画面:1080i/Full HD/4:3
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
字幕:英独仏西韓,日本語
94分、リージョン:All
1989年11月9日、ベルリンの壁が崩壊されました。2019年は30周年に当たります。この映像は、1989年12月25日、ベルリンの壁が崩壊し たことを記念した一大イベント、バーンスタイン指揮によるベートーヴェンの「第9」の演奏会が収録されています。すでに映像としてはリリースされてい たものですが、30周年を記念してブルーレイ・ディスクで再登場します。 バーンスタインは、バイエルンRSOをメインに、合計6つの楽団(西ドイツ・東ドイツ、ドイツの東西分離のきっかけとなったアメリカとソ連、そ れに第二次大戦時のドイツの敵国イギリスとフランス)のメンバーにより特別に編成されたオーケストラを指揮し、これに東西ドイツの合唱団と東西ドイツ &英米のソリストが加わった豪華な布陣によるアンサンブルを指揮しています。さらにバーンスタインはここで、ベルリンの壁が崩壊したという歴史的事実 を祝うために第4楽章の歌詞の “Freude(歓喜)” を “Freiheit(自由)” に変更して歌わせています。 ベルリンの壁開放は、現在では誤解がもとで実現したと言われています。東独の政府側が、市民の出国許可緩和を予定よりも早く発表してしまい、それ がもとで国境が開放。壁のすぐ東側にあったブランデンブルク門には大勢の人々が押し寄せたといいます。 現在ではドイツ統一と平和・友愛の象徴として広く認知されているそのブランデンブルク門の前で、2019年8月ベルリン・フィルの新首席指揮者キリル・ ペトレンコが「第9」を演奏。30年前の歴史的な出来事に思いをはせ、平和へのメッセ―ジを新たにするものとなるでしょう。 (Ki)

20-72039C
ベルリンの壁崩壊記念コンサート1989
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
レナード・バーンスタイン((指)
バイエルンRSO、ドレスデン国立O
NYO、LSO、パリO
レニングラード・キーロフ歌劇場O、
ベルリン放送Cho、
ドレスデン・フィルハーモニー児童Cho
ジューン・アンダーソン(S)
サラ・ウォーカー(Ms)
クラウス・ケーニヒ(T)
ヤン・ヘンドリク・ロータリング(Bs)

収録:1989 年12 月25日シャウシュピールハウス(現コンツェルトハウス)、ライヴ
監督:ハンフリー・バートン
画面:NTSC 4:3
音声:PCMステレオ
DD5.1、DTS5.1/94分
字幕:英独仏西
20-72048D
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68、
交響曲第3番ヘ長調Op.90
レナード・バーンスタイン(指)
イスラエルPO

収録:1978 年イェルサレム大コンサートホール、ライヴ
画面:NTSC 4:3
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1/94分
20-72058D
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
ブラームス:交響曲第2番ニ長調
ヴィルヘルム・バックハウス(P)
カール・ベーム(指)ウィーンSO

収録:1967年4月3-9日ウィーン、スタジオ・ローゼンヒューゲル、1970年9月16-19日ムジークフェラインザール*
画面:NTSC 4:3
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
73’ 00mm
20-72067
ハイドン:チェロ協奏曲第1番
チェロ協奏曲第2番
ピアノ協奏曲第11番ニ長調*
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc、指)
アカデミー室内O
オメ ロ・フランセシュ(P)*
ネヴィル・マリナー(指)*

収録:1975年11月17-19日 ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
1982年11月23-27日 バイロイト、辺境伯歌劇ハウス*
画面: 4:3 、NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
リージョンAll
52分(Cello) & 21分(Piano)
20-72068(廃盤)の再発売。ロストロポーヴィチの至芸を映像でじっくりと堪能できる貴重な映像。ピアノ協奏曲では壮年期のマリナーの溌溂とした指揮 姿にも注目です。 (Ki)
20-72068D
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb:1
チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb:2
ピアノ協奏曲第11番ニ長調
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
ホメロ・フランセシュ(P)
ネヴィル・マリナー(指)アカデミーCO

録音:1975 年ヘンリー・ウッド・ホール
画面:NTSC 4:3
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1/73分

20-72078D
リスト:ファウスト交響曲 レナード・バーンスタイン(指)
ボストンSO
ケネス・リーゲル(T)

収録:1976年7月27日ボストン・シンフォニー・ホール
画面:NTSC 4:3
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
字幕:仏英独西/83分
20-72088D
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調K622、
交響曲第25番ト短調K183*
レナード・バーンスタイン(指)
ペーター・シュミードル(Cl)、VPO
監督:ハンフリー・バートン

収録:1987年 9月1-2日コンツェルトハウス、ウィーン(クラリネット)
1988年10月1-4日ムジークフェラインザール、ウィーン*
画面:NTSC 4:3
音声:PCMステレオ
DD5.1、DTS5.1/60分
20-72098
バーンスタイン弾き振りによるモーツァルト
ピアノ協奏曲第17番ト長調K453、
交響曲第39番変ホ長調K543
レナード・バーンスタイン(P&指)
VPO

収録:1981年10月3-11日ウィーン、ムジークフェラインザール
画面:NTSC 4:3 音
声:PCM ステレオ、 DD5.1、DTS5.1
収録時間:72分

20-72108D
シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D.944「グレイト」*
ミサ曲第6番変ホ長調 D.950
カール・ベーム(指)
VPO*
ペーター・シュライアー(T)
ヴェルナー・クレン(T)
ヴァルター・ベリー(Bs)
ウィーン少年Cho
ウィーン国立歌劇場Cho
ウィーン宮廷楽団

収録:1973年6月12&13日ムジークフェラインザール*
1976年7月28&29日ウィーン・ホーフブルクカペレ
画面:NTSC 4:3
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
字幕:ラテン語・英独仏西/112 分
20-72118D
シューマン:交響曲第4番(本番&リハーサル)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(本番&リハーサル)*
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
ウィーンSO、BPO*

収録:1965年、1966年1月,2月* ベルリン、ユニオン・スタジオアトリエ(ベートーヴェン)
監督:アンリ= ジョルジュ・クルーゾー
画面:NTSC 4:3/モノクロ
音声:PCMステレオ
字幕:英独仏/140分

20-72119
カラヤン・イン・リハーサル&パフォーマンス
(1)シューマン:・交響曲第4番
本番(27分)/リハーサル風景 (62分)

(2)ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』
本番(31分)/リハーサル風景 (21分)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)

(1)ウィーンSO
監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
撮影:クルト・ユーネック
録音:ギュンター・ヘルマンス
製作年:1965年
(2)BPO
監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
撮影:アウグスト・カーニエル、クルト・コーダル
録音:ギュンター・ヘルマンス
収録:1966年1月,2月 ベルリン、ユニオン・スタジオアトリエ

画面:4:3
NTSC、モノクロ
音声:PCMステレオ
リージョン:All
字幕:独、英、140分
カラヤンによって1965年設立された映画フィルム・プロダクション「コスモテル」(現ユニテル)。カラヤンは、時代に先駆けていちはやく映像時代の到来を予 見し、今日の音楽映像の礎となる作品を制作していきます。中でも、フランスの映画監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾーとの共同制作は、その独特のカメラワーク とコンセプトは後世にも大きな影響を与えています。 その共同制作第1弾となったのが、このシューマンの交響曲第4番でした。カラヤンとウィーンSOは、1940年代後半から50年代なかばまで『カラヤン・ コンサート』として現代に語り継がれる一連の演奏会で知られた名コンビでもありましたが、その後はほとんど指揮台に登場することなく、公式なレコーディングと してはリヒテルとのチャイコフスキーが残されるのみ。いわば久々に古巣へ戻ったカラヤンが、壮年の生気みなぎる指揮ぶりでかつての手兵を誘導していく様子が、 この映像作品には克明に記されてます。 カップリングは、ベルリン・フィルとのベートーヴェン交響曲第5番。スタジオで収録された映像は、。「音楽が創造される現場を撮る」というクルーゾー監督のコン セプトが明確にしめされ、演奏そのものにリアルに肉薄しようとしたカメラ・ワークが特徴です。 (Ki)
20-72128[D]
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲*、
幻想序曲「ロメオとジュリエット」*、
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
イツァーク・パールマン(Vn)、
ユージン・オーマンディ(指)
フィラデルフィアO

収録1979年、1978年*/NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1, DTS 5.1、89分、片面二層ディスク(DVD9)
ユニテル制作の映像であり、往年の名コンビだったオーマンディ&フィラデルフィアの、ゴージャスなサウンドが音と映像で楽しめる一枚。CD録音もあるパールマンとの協奏曲をはじめ、すべてが彼らの得意とした曲であり、20世紀の奇跡を今また追体験できるでしょう。
20-72138
タングルウッドのバーンスタイン
ブラームス:交響曲第2番、交響曲第4番、

[特典映像]タングルウッドのバーンスタイン
レナード・バーンスタイン(指)ボストンSO

収録:1972年8月タングルウッド(ライヴ)
[映像制作:ユニテル・クラシカ]
PCMステレオ/ドルビー・デジタル5.1
dtsサラウンド5.1/86'+9'(ボーナス)
カラーNTSC4:3/Region All
字幕:英・独・仏・西
生誕90周年を記念してリリースが活況を呈する巨匠バーンスタイン。シューベルトの「ザ・グレイト」(20.72168)、ショスタコーヴィチの第1番(20.72158)につづいて、このたびEUROARTSより登場するのは、タングルウッド音楽祭におけるブラームスのライヴ。“タングルウッドに戻るたびにいつも、私はなつかしい気持ちで満たされます、でも、1972年のこの夏は、こよなく愛したブラームスのシンフォニーを振っていたクーセヴィツキーのことがとりわけ鮮明な思い出となっています。”−レナード・バーンスタイン1972年1940年に若き日のバーンスタインはクーセヴィツキーのもと、ここタングルウッド音楽祭から指揮者としての第一歩を踏み出しました。また、かれは当ライヴより2年後の1974年には、クーセヴィツキー生誕100周年記念コンサートをタングルウッドでボストン交響楽団を指揮しています。こうした背景も絡んでのことでしょうか。第2番のフィナーレに、第4番でのパッサカリアと、ここでのレニーは憑かれたように燃えに燃えまくっています。やはりライヴによるウィーン・フィルとの全集(1981、1982年)もそうでしたが、バーンスタインのたいへん情熱的なアプローチとブラームスとの相性の良さを当ライヴにより再認識されることでしょう。  (Ki)

20-72158
バーンスタインのショスタコーヴィチ
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番(リハーサルと本番*)
レナード・バーンスタイン(指)
シュレスヴィヒ=ホルシュタイン祝祭O

収録:1988年7月ザルツァウ、1988年7月16日ノイミュンスター・ホルステンハレ(ライヴ)*、
以上シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭(映像制作:ユニテル・クラシカ)/
PCMステレオ/ドルビー・デジタル5.1
dtsサラウンド5.1/RegionAll
85’カラーNTSC4:3/音声:独・英・仏・西
「ますます老いを迎えようという時期に...私は、音楽に仕える最善の方法の選択をしなければなりません...私の決断は、あまりに多くを考えすぎず、主によって私に授けられ、残されたエネルギーと時間の大半を、できるだけ若い人たちと分かち合う、つまり教育に費やすことでした。」−レナード・バーンスタイン,1990年不世出の音楽家バーンスタインが遺した貴重なライヴ演奏がまたひとつリリースされます。初商品化となるショスタコーヴィチは、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭でのライヴ。いまではドイツ有数の音楽祭のひとつとして知られるこの音楽祭は1986年の開始以来、毎夏に行われているもので、上記のコメントを裏付けるように、翌1987年にはバーンスタインの肝いりで若き音楽家たちの教育の場としてのオーケストラ・アカデミーがザルツァウ城で設立されています。バーンスタインでは3種目にあたる交響曲第1番ですが、ここではライヴ演奏にまして興味深いのがリハーサル。かれこそはまさに全身音楽家。PMFでのシューマンもそうでしたが、若き音楽家たちに熱く語りかける姿には心底打たれます。リハーサルでのひとことが実演に反映され、音楽が作り上げられてゆくさまを目の当たりにするのは得難い体験。これはバーンスタインの遺言ともいえる内容です。  (Ki)

20-72168
シューベルト:交響曲第9番「グレート」、
シューマ
ン:「マンフレッド」序曲*
レナード・バーンスタイン(指)
バイエルンRSO、VPO*

収録: 1987年6月10-15日ミュンヘン・ドイツ博物館・コングレスザール(ライヴ)、1985年10月23日− 11月6日ウィーン・ムジークフェラインザール(ライヴ)
監督:ハンフリー・バートン
映像制作:ユニテル・クラシカ
PCM ステレオ/Dolby Digital 5.1
dts サラウンド5.1
77’カラー NTSC 4 : 3/Region All
2008年に生誕90周年を迎える巨匠バーンスタイン。これを記念した数多くのリリースでにぎわいをみせるなか、ユーロアーツから大 ニュースが飛び込んできました。なんと完全初出による、バイエルン放送響との「グレイト」ライヴ映像が急遽登場するというのです。 1969年に11年間におよぶニューヨーク・フィルの音楽監督を辞任してのち、ヨーロッパに活動拠点を移してからのバーンスタインは、破 格のスケールに綿綿たる情緒表現へといっそう傾きを深めてゆきます。なかでもバイエルン放送響にはしばしば客演を果たし、トリスタ ンとイゾルデ(81年)、モーツァルトのレクイエム(88年)にハ短調ミサ(90年)といった伝説の名演を繰り広げました。そのバイエル ン放送響との「グレイト」は、これより4ヶ月ほどのちRCOとのライヴ盤(1987年10月)と基本的にアプローチは重なるものの、巨匠が 屈指の機能性を誇るオケを駆りシューベルトの旋律美を歌いに歌い尽くして、もう最高です。さらにカップリングの「マンフレッド」序曲は、ウィーン・フィルとの交響曲全集ライヴ(84年、85年)とほぼ同時期にあたるもので、こちらも初出。 これはアニバーサリーを大いに盛り上げ、またひとつバーンスタインの新たな伝説を打ち立てるタイトルの登場といえるでしょう。
20-72178D
ベートーヴェン:交響曲第7番(本番&リハーサル)
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」*
カール・ベーム(指)
VPO、ウィーンSO*

収録:1960年代&1970年代
画面:NTSC 4:3/モノクロ/カラー
音声:PCMステレオ
字幕:英独仏/140分
20-72198D
シューベルト:交響曲第9番「グレイト」(本番&リハーサル) カール・ベーム(指)ウィーンSO

収録:1966年
画面:NTSC 4:3/モノクロ
音声:PCMステレオ
字幕:英独仏/120 分

20-72208
メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」
バルトーク:バレエ「中国の不思議な役人」組曲、
R.シュトラウス
:ブルレスケ*
ルドルフ・ブッフビンダー(P)、
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指)VPO

収録:1977年(ライヴ)
(映像制作:ユニテル・クラシカ)/ステレオ/ドルビー・デジタル5.1 dts5.1 82’/カラーNTSC4:3/Region-All
1929年生まれの指揮者にはアーノンクール、ハイティンク、ベルグルンドら錚々たる顔ぶれが並びますが、2009年9月8日に80歳の誕生日を迎える巨匠ドホナーニもそのひとり。比較的最近のキャリアをみても、1994年よりフィルハーモニア管の首席客演指揮者、さらに1997年から2008年まで同首席指揮者を歴任、また、2004年にはハンブルク北ドイツ放送響の首席指揮者に就任して現在に至るという流れはそのままドホナーニの高い評価を裏付けるものです。過去の業績ではクリーヴランド管の音楽監督時代(1984−2002)も実りあるものでしたが、なかでもファンに強く記憶されているのが、最高ともいえる相性の良さをみせたウィーン・フィルとの仕事。ベルクのオペラ「ルル」と「ヴォツェック」、ストラヴィンスキーやバルトークによるバレエ作品、そしてメンデルスゾーンの交響曲全集と、1970年代後半から1980年代前半にかけて行われたレコーディングはいずれも金字塔と呼ぶにふさわしく、このたびmediciartsよりリリースされるライヴ映像作品もまたまさにこれらと同時期に収録されたものです。プログラムが重なるのは1977年と収録時期がほぼ同じということもあるのでしょう。メインは上述のスタジオ盤全集で清清しい印象を残した「スコットランド」と、同年のセッション録音では全曲版だったバルトークの「役人」。ここでも知的で冷静なドホナーニのアプローチに、名門ウィーン・フィルが圧倒的な表現力で応えています。また、名手ブッフビンダーの華麗なテクニックが聴けるブルレスケもスタジオ盤にはなかっただけに注目されるところです。   (Ki)
20-72218
トン・コープマン/モーツァルト&チマローザ
モーツァルト:アリア「誰が知っているでしょう、私のいとしい人の苦しみを」、
アリア「大いなる魂と高貴な心は」、
モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」、
交響曲第23番/第34番、
チマローザ
:歌劇「宮廷楽士長」
トン・コープマン(指)
ザルツブルク・モーツァルテウムO、
リューバ・オルゴナソヴァ(S)、
マウリツィオ・ムラーロ(Bs)

収録:2002年2月2日モーツァルトテウム大ホール(ザルツブルク、ライヴ)/Region All/リニアPCM ステレオ/ドルビーデジタル 5.1/DTS 5.1/字幕:伊英仏独西
古楽界の重鎮、トン・コープマンが登場した2002年のザルツブルグ・モーツァルト週間の模様。抜群の相性を誇るコープマンとモーツァ ルト、そして同時代の作曲家チマローザの「宮廷楽士長」を収録。トン・コープマンの最先端の解釈と深い楽曲研究の上で繰り広げられる自 在な演奏は、聴衆を常に期待と興奮に導きます。
20-72228D
クレーメル&クレメラータ・バルティカ
モーツァルト
:(1)ヴァイオリンとヴィオラと管弦楽のための協奏交響曲 変ホ長調K .364
(2)セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」、
(3)ペルト:モーツァルト=アダージョ(ヴァイオリン,チェロとピアノのための)
(4)シュニトケ:ハイドン風モーツァルト
(5)テディ・ボーア:マックモーツァルトのアイネクライネ・ブリヒト・ムーンリヒト・ニヒト・ムジーク
クレメラータ・バルティカ室内O、(1)(2)(3)(4)(5)ギドン・クレーメル(Vn)
(1)(2)(5)ウラ・ウリジョナ(Va)、
(2)(5)アンナ・カンディンスカヤ(Vn)、ダリウス・ルビナス(Cb)、
(3)(5)マルタ・スドラバ(Vc)、
(4)(5)マリア・ネマニテ(Vn)他

録音:2002年1月31日、2月2日ザルツブルク・モーツァルテウム(大ホール)
PCM Stereo/Dolby Digital 5.1
DTS5.1/88’カラー 16:9
NTSC/Region All
クレーメルとクレメラータ・バルティカによる、2002年ザルツブルク・モーツァルテウム大ホールでの演奏です。「アフター・モーツァ ルト」と題されて2 夜にわたり行われた演奏会から、現代曲とモーツァルトの作品を織り交ぜたアイディア満載のライヴ映像。クレーメ ルの斬新さが話題となっていた「アフター・モーツァルト」ですが、音だけでは味わうことのできない楽しいライヴ映像が収められてい ます。モーツァルトのヴァイオリンとヴィオラと管弦楽のための協奏交響曲は、クレーメルが指揮とヴァイオリン、気鋭の女性若手奏者 ウラ・ウリジョナがヴィオラを担当しています。第1 楽章のヴァイオリンとヴィオラの絶妙なかけ合い、第2 楽章の優美な二重奏など2人 のソリストの息の合った熱演が聴衆を盛り上げ、バックの楽団の表情豊かな演奏がさらに感動的なものにしています。セレナータ・ノッ トゥルナはクレーメルらいしい遊び心に溢れた演奏で、予想外の展開に驚かされます。また、美しく静謐な作品ペルトのモーツァルト= アダージョは、モーツァルトのアダージョの旋律の変奏曲。シュニトケのハイドン風モーツァルトは所々にモーツァルトの旋律が見え隠 れするものの、口笛を吹いたり足音を立てたり照明をおとしたりと現代風。コンサートのアンコールで演奏されたと思われるテディ・ボー アの作品は、アイネクライネのメロディーが挟み込まれた盛り上がる作品で、クレーメルと弟子たちが枠にとらわれない躍動的な音楽を 繰り広げる、観るものを飽きさせることのない1作です。
30-72238
シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調D.956(弦楽合奏版)、ピアソラ:忘却、
シュニトケ:静寂の音楽、
ローザ
:主題と変奏、
ラスカトフ
:W.A.M.の生涯からの5分間
ギドン・クレーメル(Vn)
マルタ・スドラバ(Va)、クレメラータ・バルティカ

収録:2002年 モーツァルテウム大ホール(ライヴ)
NTSC/16:9&4:3/PCM-Stereo
DD5.1DTS5.1/Regionall/88mm
ギドン・クレーメルの抑えられない音楽への好奇心と、新しい刺激を探求する桁外れの才能が世界中の聴衆を魅了してやみません。クレメラータ・バルティカはエストニア、ラトビアとリトアニアのバルト海の3国から、若い音楽家を集結させた才能溢れるアンサンブル。鬼才クレーメルのもと大胆な演奏はお手の物。このDVDは「アフター・モーツァルト」(2072228)と同じく2002年ザルツブルクのモーツァルテウムで行われたライヴ映像。注目はシューベルト:弦楽五重奏曲のクレーメル自身による弦楽合奏版が演奏されていることです。シューベルトの室内楽の傑作である弦楽五重奏曲は、1時間を要する長大な作品で壮大な音世界が描かれた大作。随所に出てくるシューベルトらしい響き、クレメラータ・バルティカは暗めの中低音を効果的に演奏し、激しい情熱と美しい旋律が感動に導きます。その他にはモーツァルトに霊感を得た20世紀の作曲家たちの作品を収録。クレーメルに捧げられているラスカトフのW.A.M.の生涯からの5分間は、モーツァルトの作品を引用したユーモアあふれる曲。   (Ki)
20-72244F(Bluray)
若き日のズービン・メータ
モーツァルト
:ファゴット協奏曲変ロ長調KV.191
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭
 交響曲第8番ト長調op.88
 スラヴ舞曲ト短調op.46-8
デイヴィッド・ブライデンタール(Fg)
ズービン・メータ(指)ロサンジェルスPO

収録:1977年1月10-13日ロサンジェルス、ドロシー・チャンドラー・パヴィリオン、ミュージック・センター(ステレオ・ライヴ)
[映像制作:ユニテル・クラシカ]
当時、異例の若さでロサンジェルス・フィルの音楽監督(1962−1978)に抜擢されたズービン・メータ。Deccaと専属契約したかれはダイナミック な指揮ぶりで手兵とともに、ストラヴィンスキーやホルストなどいまも誉れ高いアルバムをつぎつぎと発表し、一躍その名を世界に轟かせることになります。 このライヴ映像集では、スタジオ盤でも知られるバルトーク、ドヴォ8を筆頭に、その白熱ぶり、切れ味とも最高のパフォーマンスをみせてくれます。この 頃のメータの音楽運びは迷いのない思い切りのよさがなによりの魅力で、痛快でさえあります。 ロス・フィルとともにスターダムに駆け上がり、その黄金時代を築いたメータがもっとも輝いていた時期のかけがえのない記録といえるでしょう。 (Ki)
20-72248[D]
メータ&ロサンジェルス・フィル
モーツァルト:ファゴット協奏曲、
バルトーク
:管弦楽のための協奏曲
ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」、交響曲第8番、スラヴ舞曲ト短調Op.46-8
ズービン・メータ(指)ロサンジェルスPO
収録:1977年1月10−13日ロサンジェルス、ドロシー・チャンドラー・パヴィリオン、ミュージック・センター(ライヴ)
※映像制作:ユニテル・クラシカ/PCM ステレオ/ドルビー・デジタル5.1/dts サラウンド5.1/110’/カラーNTSC 4 : 3/Region All/字幕:英・仏・西・
当時、異例の若さでロサンジェルス・フィルの音楽監督(1962−1978)に抜擢されたズービン・メータ。Deccaと専属契約したかれはダイナミックな指揮ぶりで手兵とともに、ストラヴィンスキーやホルストなどいまも誉れ高いアルバムをつぎつぎと発表し、一躍その名を世界に轟かせることになります。このライヴ映像集では、スタジオ盤でも知られるバルトーク、ドヴォ8を筆頭に、その白熱ぶり、切れ味とも最高のパフォーマンスをみせてくれます。この頃のメータの音楽運びは迷いのない思い切りのよさがなによりの魅力で、痛快でさえあります。ロス・フィルとともにスターダムに駆け上がり、その黄金時代を築いたメータがもっとも輝いていた時期のかけがえのない記録といえるでしょう。  (Ki)
20-72258
オーマンディ&フィラデルフィア管ライヴ
ストラヴィンスキー:バレエ「火の鳥」組曲(1919年版)
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27*

◆ボーナス映像…オーマンディによる「ラフマニノフ:交響曲第2番」の前説
ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO

収録期:1977年(ライヴ)、1979年(ライヴ)* 共にフィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(映像制作:ユニテル・クラシカ)
※PCMステレオ/ドルビー・デジタル5.1/dts5.1 81’/カラーNTSC4:3/リージョン・オール
オーマンディが手兵フィラデルフィア管と残した映像作品のうち、未DVD化であった最後の大物、ラフマニノフの第2交響曲とストラヴィンスキーの「火の鳥」組曲がようやく登場します。演奏については、いずれもレーザーディスクでの初出リリース時より熱心なファンの間で語り継がれているとおり、折り紙つきの内容。メランコリックでセンチメンタルな作風が全開のラフマニノフは、作曲者の親友でもあったオーマンディの共感たっぷりの濃厚な味付けと、44年間にもおよぶ結びつきで巨匠の血肉と化したフィラデルフィアのゴージャスきわまりないひびきが、こたえられないものとなっています。 (Ki)
20-72268D
ホルスト:組曲「惑星」、
ドビュッシー
:交響詩「海」
ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO
フィラデルフィア・メンデルスゾーン・クラブ(女声合唱)
マリー・ザッツマン(合唱指揮)

収録:1977年6月24−26日フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(ライヴ)
監督:カーク・ブロウニング
映像制作:ユニテル・クラシカ
PCM ステレオ/ドルビー・デジタル5.1
dts 5.1/81’カラーNTSC 4 : 3
Region All
収録当時オーマンディ78歳、1977年のライヴは過去にレーザーディスクや国内ではDVD でもリリースされたこともありますが、ともに 廃盤により入手難となっていたため、このたびの復活はファンにはうれしいところでしょう。ゴージャスなひびきによる2大名曲は、理屈 抜きにオケを聴く醍醐味ここに極まれりといった内容。オーマンディのトレードマーク、ワシのようにするどい眼差しが睨みをきかすさま が、じっさいに確かめられるのも映像作品ならではの楽しみといえます。
20-72278D
R=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲
ヘンデル(オーマンディ編):協奏曲ニ長調*
ヴォルフ=フェラーリ:「スザンナの秘密」序曲
R・シュトラウス:「ばらの騎士」組曲
ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO

収録:1978年6月30日−7月1日、1977年6月24−26日* フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(ライヴ)
映像制作:ユニテル・クラシカ
オーマンディと手兵フィラデルフィア管による最円熟期のライヴ映像。すべて過去にレーザーディスクではリリース済みの内容ですが、このたびはすべて初DVD化。さきの「惑星」(20.72268)同様に、このたびのカタログ復活は広く喜ばれるところでしょう。すがすがしいまでのオケの鳴りっぷりのよさ。あまりにゴージャスで一大音響絵巻が繰り広げられる「シェエラザード」から、オーマンディ自らフルオケ版にアレンジしたヘンデルまで、いま聴いても圧巻の一語。オーケストラ芸術のひとつの究極がここにはあります。   (Ki)
20-72288
コレッリ:合奏協奏曲集Op.6より
第1番ニ長調/ 第2番ヘ長調/ 第3番ハ短調/ 第8番ト短調「クリスマス協奏曲」/第10番ハ長調/ 第11番変ロ長調/ 第12番ヘ長調、トランペットと弦楽のための4声のソナタ、ヴァイオリン・ソナタ第12番ニ短調「ラ・フォリア」
クラウディオ・シモーネ(指)
イ・ソリスティ・ヴェネティ(ヴェネツィア合奏団)、
マルコ・フォルナチアーリ(Vn)、
佐々木一樹(Vn)、
ベッティーナ・ムッスメリ(Vn)、
ジャナントニオ・ヴィエロ(Vc)、
ギイ・トゥーヴロン(Tp)、
エルネスト・メッリーニ(Cemb)

収録:1986年10月5日ローマ、サン・マルコ大聖堂における収録/106’00/NTSC/Region All/リニアPCM ステレオ/ドルビーデジタル 5.1/DTS 5.1/字幕:伊英仏独西
イタリアが世界に誇るイ・ソリスティ・ヴェネティ(ヴェネツィア合奏団)の創設者、クラウディオ・シモーネによる1986 年にローマの サン・マルコ大聖堂での録音。何度も録音し彼らの得意とするコレッリの合奏協奏曲を含むDVD。煌めく伸びやかなイ・ソリスティ・ヴェ ネティの演奏とクラウディオ・シモーネの快活で推進力に満ちた音楽、美しいことこの上ないローマのサン・マルコ大聖堂の映像が演奏を引 き立てます。
20-72298
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番ニ長調 Op.11、
 弦楽四重奏曲第2番ヘ長調Op.22、
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第3番ヘ長調Op.73、第8番ハ短調Op.110
ボロディンSQ
【ミハイル・コペルマン(Vn)、
アンドレイ・アブラメンコフ(Vn)、
ドミトリー・シェバリーン(Va)、
ヴァレンティン・ベルリンスキー(Vc)】

収録:1987年10月7-9日ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)、映像提供:ユニテル
1945年に結成され何度かメンバー変更を行い、60年以上経った現在でも活動を続けているボロディン弦楽四重奏団。この2時間に渡るプログラムでは、世界の弦楽四重奏団をリードしている彼らならではの安定した、また充実した演奏を披露しています。特にチャイコフスキーとショスタコーヴィチの演奏に定評があり、結成当初からショスタコーヴィチ直々に指導を受けるなどボロディンQ.なしではショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲は語れないとも言われています。この映像でも風格漂う音楽を構築しています。   (Ki)
20-72308
ベートーヴェン:ピアノと管楽器のための五重奏曲Op.16
モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲K.452

◆特典…「Wehavealotoffun」-TheEnsembleWien-Berlin/ビル・ファーティク(監督)
(抜粋/リゲティ:6つのバガテル、ベリオ:作品番号獣番、モーツァルト:アダージョとアレグロK.594、
フランセ:管楽五重奏曲第1番)
ジェイムス・レヴァイン(P)
アンサンブル・ウィーン=ベルリン
【ハンスイェルク・シェレンベルガー(Ob)、ギュンター・ヘーグナー(Hrn)、カール・ライスター(Cl)、ミラン・トルコヴィッチ(Fg)】

収録:1986年ヘルブルン宮殿、ザルツブルク、ジャン・ピエール・ポネル(監督)
56mm(本編)/47mm(特典)/NTSC4:3/PCMステレオ/DD5.1・DTS5.1/字幕:英、独/リージョン:オール
ウィーンとベルリンを代表するオーケストラのトップ・メンバーによって結成された豪華な木管五重奏団、アンサンブル・ウィーン=ベルリン。約20年間ベルリン・フィルの首席オーボエ奏者をつとめた名手ハンスイェルク・シェレンベルガー、ウィーン・フィルの首席奏者ギュンター・ヘーグナー、ベルリン・フィルのトップをつとめ世界屈指のクラリネット奏者カール・ライスター、名人ファゴット奏者ミラン・トルコヴィッチの豪華メンバーにより1983年に結成。この映像は結成当時のメンバーとジェームス・レヴァインのピアノによる演奏を鬼才演出家ジャン・ピエール・ポネル氏による監修の見応えのある映像として楽しむことができます。それぞれの楽器が次々と登場し、競い合うように演奏する様は非常に面白く、映像ならでは醍醐味といえるでしょう。特典映像「Wehavealotoffun」もまさにそうしたアンサンブルの愉しみを教えてくれるような内容となっています。 (Ki)
20-72318
ザビーネ・マイヤー&ハーゲンQ
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番ヘ長調Op.135
モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調K.581
ウェーバー:クラリネット五重奏曲変ロ長調Op.34〜第3楽章
ザビーネ・マイヤー(Cl)、
ハーゲンSQ【ルーカス・ハーゲン(Vn)、ライナー・シュミット(Vn)、ヴェロニカ・ハーゲン(Va)、クレメンス・ハーゲン(Vc)】

収録:2000年モーツァルテウム(ザルツブルク) ライヴ  映像提供:ユニテル
今や世界のトップ・クラスのクヮルテット、ハーゲン弦楽四重奏団による2000年ザルツブルク・モーツァルト週間でのライヴ映像。当代最高のクラリネット奏者の一人であるザビーネ・マイヤーを迎えモーツァルト晩年の人気作品クラリネット五重奏曲とベートーヴェン最後の弦楽四重奏曲第16番、アンコールでウェーバーのクラリネット五重奏曲を収録。四重奏に求められるアンサンブル、呼吸、音色などすべての基本を凌駕した演奏は、まさに生きた音楽。彼らを通して奏でられる音楽はベートーヴェンの言葉そのもののような臨場感、躍動感に溢れています。またモーツァルトのクラリネット五重奏はザビーネ・マイヤーの美音に改めて驚かされます。この傑作を余裕に吹きこなし、感動的に表情豊かに奏で、大家の風格漂う決定的演奏。アンコールのウェーバーの作品もとてもチャーミングに演奏し幸福感に溢れた一幕です。   (Ki)
20-72328F(2DVD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲集「ハイドン・セット」
第14番ト長調K.387「春」、
第15番ニ短調K.421、
第16番変ホ長調K.428、
第17番変ロ長調K.458「狩り」、
第18番イ長調K.464、
第19番ハ長調K.465「不協和音」
ハーゲンSQ
[ルーカス・ハーゲン(Vn)、
ライナー・シュミット(Vn)、
ヴェロニカ・ハーゲン(Va)、
クレメンス・ハーゲン(Vc)]

録音:1998年1月26日 モーツァルテウム 大ホール/ジョンオール、16:9、PCMStereo、DolbyDigital5.1、DTS5.1、204m
20-72338
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
ラヴェル
:弦楽四重奏曲*
ハーゲンSQ
【ルーカス・ハーゲン(Vn)、
アネッテ・ビク(Vn)、
ライナー・シュミット(Vn)、
ヴェロニカ・ハーゲン(Va)、
クレメンス・ハーゲン(Vc)】

収録:1987年6月26日、7月2日ヴォーラオ・アウグスティノ会司教座聖堂参事会修道院(オーストリア)、2000年1月26日 モーツァルテウム(ザルツブルク)* ライヴ
映像提供:ユニテル
2008年秋の来日も記憶に新しいハーゲン弦楽四重奏団のDVD。発足直後1987年のライヴで演奏した「死と乙女」と2000年モーツァルテウムでのラヴェル。「死と乙女」は今では見ることのできないオリジナル・メンバー、アネッテ・ビクが参加した演奏。若さ溢れる、初々しい演奏姿が見られます。またラヴェルでは、作品の持つ夢幻的な雰囲気を実に巧みに表現しています。彼らの研ぎ澄まされた色彩感覚、圧倒的テクニックで見事な演奏を聴かせてくれます。   (Ki)
20-72348D
ジュリアードQ/ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集
第4番ハ短調Op.18-4、
第7番ヘ長調「ラズモフスキー第1番」Op.59-1、
第14番嬰ハ短調Op.131
ジュリアードSQ
[ロバート・マン(Vn)、
アール・カーリス(Vn)、
サミュエル・ローズ(Va)、
ジョエル・クロスニック(Vc)]

収録:1975年 ビブリオテークザール(ポリング、バイエルン)
1946年にジュリアード音楽院の教授たちにより結成されたジュリアード弦楽四重奏団。メンバー交代があってもなお高い音楽性を追求しつづける世界最高の弦楽四重奏団です。当DVDはジュリアードQ.にとって最高のレパートリーであるベートーヴェンを収録。名演として名高い最初のベートーヴェン全集は1964年から1970年に録音され、これはその全集録音後の1975年の演奏です。ビブリオテークザールの豊かなホールトーン、研ぎ澄まされたアンサンブル、彼らの確立されたスタイルが凝縮した映像です。   (Ki)
20-72358G(2DVD)
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 ローベルト・ホル(Bsザックス)、
マティアス・ヘレ(Bsポーグナー)、
ペーター・ザイフェルト(Tヴァルター・フォン・シュトルツィング)、
エミリー・マギー(Sエーファ)、
ビルギッタ・スヴェンデン(Msマグダレーネ)、
アンドレアス・シュミット(Brベックメッサー)
エンドリク・ヴォトリヒ(Tダーヴィット)他、
ダニエル・バレンボイム(指)バイロイト祝祭O&cho、
ヴォルフガング・ワーグナー(演出)

収録:1999年6月21−30日、バイロイト
リージョンオール/カラー/16:9
PCMStereo,Dolby
Digital5.1,DTS5.1/274m
字幕:英独仏西
1999年バイロイト音楽祭での「マイスタージンガー」がDVDになりました。音楽祭期間中のライヴではなく、6月に劇場内で上演したものを収録。バイロイトで長く指揮したバレンボイムと、ホル、ザイフェルト、シュミットなど、当時最も充実していたキャスト、伊達に年季の入っていないヴォルフガング・ワーグナーの豊かな演出と相まって、大変な評判となったものでした。「マイスタージンガー」のDVDは多く出回っていますが、スタンダードに据えられるべきものでしょう。
20-72414F(Bluray)
チン・ウンスク:歌劇『不思議の国のアリス』(世界初演) サリー・マシューズ(アリス)
ピーア・コムシ(チェシャ猫)
ディートリヒ・ヘンシェル(アヒル/気狂帽子屋)
アンドリュー・ワッツ(白ウサギ/アナグマ)
ギィ・ド・メイ(ねずみ/ヤマネ/パット/料理人/透明人間)
シンシア・ジャンセン(醜い公爵夫人/フクロウ/2)
グウィネス・ジョーンズ(ハートの女王)
スティーヴン・ヒュームズ(ハートの王/老人2/カニ)
クリスチャン・リーガー(老人1/子鷲/5/死刑執行人/魚足男)
シュテファン・シュナイダー(いも虫)
バイエルン国立歌劇場O&cho
ケント・ナガノ(指)
演出・美術・照明:アヒム・フライヤー
衣装・仮面・人形:ニーナ・ヴァイツナー

収録:2007年6月27日、ミュンヘン(ライヴ)
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ
DTS-HD Master Audio5.1
リージョン:All
字幕:英、独、仏、西
123mm
2007年ミュンヘン・オペラ祭での初演ライヴ映像。ミュンヘンで初演され成功を収めた韓国出身の女流作曲家チン・ウンスクの新作オペラ『不思議 の国のアリス』。ルイス・キャロル原作の「不思議の国のアリス」を題材にしたオペラ。指揮はチン・ウンスクを非常に高く評価しているケント・ナガノ。 彼の依頼によりソプラノとアンサンブルによる『鏡の国のアリス』を作曲、また彼はチン・ウンスクの主な作品の初演を手がけ、彼女が作曲した作品は必 ずケント・ナガノが担当すると言われるほど、良き音楽パートナーとして親交を深めています。  チン・ウンスクはリゲティの弟子。2004年音楽界のノーベル賞と呼ばれるグラーベマイア賞を受賞した注目の現代音楽作曲家です。チン・ウンスクの 巧みな場面転換、鮮やかな色彩感で表現し、また斬新な舞台演出で名の知られたアヒム・フライヤーの独創的で幻想的世界、サリー・マシューズなど質 の高い歌手陣によりファンタジー色溢れる世界を目と耳で楽しむことができます。 (Ki)
20-72368G(2DVD)
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」 フィオルディリージ:バルバラ・フリットリ、
ドラベッラ:アンゲリカ・キルヒシュラーガー
グリエルモ:ボー・スコウフス、
フェルランド:ミヒャエル・シャーデ、
デスピーナ:モニカ・バチェッリ、
ドン・アルフォンゾ:アレッサンドロ・コルベッリ
リッカルド・ムーティ(指)
ウィーン国立歌劇場O&cho

録音:1996年 ウィーン国立歌劇場(ライヴ)/演出:ロベルト・デ・シモーネ
ウィーン国立歌劇場&ムーティによる豪華歌手陣で実現した「コシ・ファン・トゥッテ」。1983年のザルツブルク音楽祭での伝説的な演奏と比べるとキャストが超豪華。姉妹には今や大人気のメゾ、キルヒシュラーガーとムーティの秘蔵っ子として活躍中の抜群の美貌を誇る若きソプラノ、バルバラ・フリットリの2人が出演。拍手喝采のバルバラ・フリットリが歌う「岩のように動かずに」。キルヒシュラーガーが無邪気に歌う「恋は盗賊」は奔放なドラベッラを可愛く魅力的に演じています。二人の声が美しく溶け合い、フリットリのテクニック、キルヒシュラーガーの存在感は見事!またムーティのしっかりとした音作り、完璧な支えをみせるオケ、舞台の流れを失わない素晴らしい演出で熱狂的な成功を収めています。 (Ki)
20-72378
ペルゴレージ:スターバト・マーテル
ヴィヴァルディ:協奏曲ト短調RV577「ドレスデンのオーケストラのために」、
協奏曲ハ長調RV556「聖ロレンツォの祝日のために」
カーティア・リッチャレッリ(S)、
ルチア・ヴァレンティーニ・テラーニ(Ms)、
クラウディオ・アバド(指)
ミラノ・スカラ座Oメンバー

収録:1979年/リージョン・オール
NTSC/4:3/
PCM-Stereo,DD5.1,DTS5.1
字幕:羅英独仏西/75m
1979年の夏に、オーストリア南部ケルンテン州のオシアッハの修道院教会で行われた演奏会のライヴ映像がDVDに。出演者はリッチャレッリ、ヴァレンティーニ・テラーニ、アバドと非常に豪華ですが、美しく清潔な教会の中での演奏とあって、コンサートホールの中とは全く異なった、静かで敬虔な感動が宿っています。当時アバドは46歳、リッチャレッリ33歳、ヴァレンティーニ=テラーニも間もなく33歳。若く才能豊かな演奏家たちが時代を切り開いた演奏は、30年経った今でもスタイルを越えて心を打つものです。  (Ki)
20-72388D
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」

[ボーナス]開演前説
ラファエル・クーベリック(指)
バイエルンRSO

収録:1984年ミュンヘン、レジデンツ・ヘルクレスザール(ライヴ)
(映像制作:ユニテル・クラシカ)
ドルビー・デジタル5.1/dtsサラウンド5.1
/82'+11'(ボーナス)
カラーNTSC4:3/Region All
字幕:英・独・仏・西
スペシャリスト、クーベリックによる「わが祖国」といえば、90年のチェコ・フィルとの記念碑的ライヴや、弦の美しさが際立つボストン響とのセッション録音ほか、それぞれが特徴ある名演揃い。このたびEUROARTSから登場する長年の手兵バイエルン放送響とのライヴ映像は、すでにCD(ORFEO.115841)でも知られるとおり、クーベリックの数ある同曲異演のなかでも燃焼度と完成度の高さによってほまれ高い内容です。ライヴでは燃え上がる巨匠の指揮姿を目の当たりにすると、よりいっそうの興奮と感動をおぼえます。 (Ki)
20-72398
ヘンツェ:喜劇「青年貴族」 オットー・グラーフ(サー・エドガー 黙役)、
ロレン・ドリスコル(T 青年貴族バレット)、
エディト・マティス(S ルイーゼ)、
ドナルド・グローブ(T ヴィルヘルム)、
バリー・マクダニエル(Br サー・エドガーの秘書)、
ヘルムート・クレプス(T フォン・ムッカー教授)、
リザ・オットー(S オーベルユスツラト・ハーゼントレッファー夫人)ほか
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指)
ベルリン・ドイツオペラO&cho、
シェーネベルガー少年cho、
演出:グスタフ・ルドルフ・ゼルナー

収録:1968 年,ベルリン/リージョン・オール/NTSC/4:3/PCM Stereo/字幕:英独仏西/136 m
1965年にベルリン・ドイツオペラで初演され、大きな話題となったヘンツェの喜劇「青年貴族(あるいは古めかしく「若き貴族」とも 呼ばれることも)、そのオリジナルキャストによる1968 年の映像がDVD になりました! DGに録音はあったものの、喜劇なので映像の方が ずっと楽しめるのはいうまでもありません。生の上演はまず滅多に見られないオペラだけに、映像でぜひどうぞ! 簡単なあらすじ  英国の貴族サー・エドガーが多くの従者を連れてドイツのある町にやって来る。住人たちは歓迎するが、しかしサー・エドガーは冷淡 で、住人たちと交わろうとしない。しばらくすると、サー・エドガーの館から奇妙な声が聞こえてくる。秘書の説明では、最近ドイツに やって来たサー・エドガーの甥、青年貴族のバレットだという。館でパーティが行われ、バレットも現れるが、踊り狂った末、彼は暴れだしてしまう。サー・エドガーが駆けつけ、「青年貴族」バレットの正体を明かすと、実は彼は…。  (Ki)

20-72408
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」 アンナ・トモワ=シントウ(S)、
アグネス・バルツァ(A)、ルネ・コロ(T)、
ジョゼ・ヴァン・ダム(Bs)、
ベルリン・ドイツ歌劇場cho、
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO

収録:1977年12月31日ベルリン、フィルハーモニーにおけるライヴ(監督:ハンフリー・バートン/映像制作:ユニテル・クラシカ)
PCMステレオ/ドルビー・デジタル5.1
tsサラウンド5.1/68’
カラーNTSC4:3/RegionAll
字幕:独・英・仏・西
カラヤン生誕100年記念に合せて、1977年ニューイヤー・イヴの「第九」ライヴ映像がカタログに復活します。じつに4度にも及ぶ全集録音をおこなっているベートーヴェンの交響曲はレパートリーの重要な柱のひとつでしたが、さすがはメディアの寵児カラヤン。ベルリン・フィルとの「第九」映像作品では、このほかにも60年代の第1回目、80年代の第3回目と、そのときどきに並行して行われた全集録音とほぼ同時期に、それぞれ1968年1、2月そして1986年9月と2種が残されています。ベルリン・フィルとの2度目、70年代のスタジオ全集録音と時期が重なるこのジルヴェスターの第九ライヴは、ソリストもテノールのコロをのぞいてほぼ同じ(全集ではシュライヤー)。磨き抜かれた弦の美音などカラヤン色が徹底され、もっとも完成された内容として知られるものです。久しく入手難であったため、アニヴァーサリーのタイミングでのリリースは広く喜ばれるところでしょう。 (Ki)
20-72414F(Bluray)
チン・ウンスク:歌劇『不思議の国のアリス』(世界初演) サリー・マシューズ(アリス)
ピーア・コムシ(チェシャ猫)
ディートリヒ・ヘンシェル(アヒル/気狂帽子屋)
アンドリュー・ワッツ(白ウサギ/アナグマ)
ギィ・ド・メイ(ねずみ/ヤマネ/パット/料理人/透明人間)
シンシア・ジャンセン(醜い公爵夫人/フクロウ/2)
グウィネス・ジョーンズ(ハートの女王)
スティーヴン・ヒュームズ(ハートの王/老人2/カニ)
クリスチャン・リーガー(老人1/子鷲/5/死刑執行人/魚足男)
シュテファン・シュナイダー(いも虫)
バイエルン国立歌劇場O&cho
ケント・ナガノ(指)
演出・美術・照明:アヒム・フライヤー
衣装・仮面・人形:ニーナ・ヴァイツナー

収録:2007年6月27日、ミュンヘン(ライヴ)
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ
DTS-HD Master Audio5.1
リージョン:All
字幕:英、独、仏、西
123mm
2007年ミュンヘン・オペラ祭での初演ライヴ映像。ミュンヘンで初演され成功を収めた韓国出身の女流作曲家チン・ウンスクの新作オペラ『不思議 の国のアリス』。ルイス・キャロル原作の「不思議の国のアリス」を題材にしたオペラ。指揮はチン・ウンスクを非常に高く評価しているケント・ナガノ。 彼の依頼によりソプラノとアンサンブルによる『鏡の国のアリス』を作曲、また彼はチン・ウンスクの主な作品の初演を手がけ、彼女が作曲した作品は必 ずケント・ナガノが担当すると言われるほど、良き音楽パートナーとして親交を深めています。  チン・ウンスクはリゲティの弟子。2004年音楽界のノーベル賞と呼ばれるグラーベマイア賞を受賞した注目の現代音楽作曲家です。チン・ウンスクの 巧みな場面転換、鮮やかな色彩感で表現し、また斬新な舞台演出で名の知られたアヒム・フライヤーの独創的で幻想的世界、サリー・マシューズなど質 の高い歌手陣によりファンタジー色溢れる世界を目と耳で楽しむことができます。 (Ki)
20-72418D
チン・ウンスク(陳銀淑):歌劇「不思議の国のアリス」(世界初演) ケント・ナガノ(指)バイエルン国立O、
バイエルン国立歌劇場cho、
サリー・マシューズ(アリス)、
ピーア・コムシ(チェシャ猫)、
ディートリヒ・ヘンシェル(アヒル/ 気狂帽子屋)、
アンドリュー・ワッツ(白ウサギ/ アナグマ)
ギ・ド・メイ(ねずみ/ ヤマネ/ パット/ 料理人/ 透明人間)、
シンシア・ジャンセン(醜い公爵夫人/ フクロウ/2)、
グウィネス・ジョーンズ(ハートの女王)、
スティーヴン・ヒュームズ(ハートの王/老人2/ カニ)、
クリスチャン・リーガー(老人1/ 子鷲/5/ 死刑執行人/ 魚足男)、
シュテファン・シュナイダー(いも虫)

収録:2007年6月27 日ミュンヘン(ライヴ)
演出・美術・照明:アヒム・フライヤー
衣装・仮面・人形:ニーナ・ヴァイツナー
2007年ミュンヘン・オペラ祭での初演ライヴ映像。昨年ミュンヘンで初演され成功を収めた韓国出身の女流作曲家チン・ウンスクの新 作オペラ「不思議の国のアリス」。ルイス・キャロル原作の「不思議の国のアリス」を題材にしたオペラ。指揮はチン・ウンスクを非常に 高く評価しているケント・ナガノ。彼の依頼によりソプラノとアンサンブルによる「鏡の国のアリス」を作曲、また彼はチン・ウンスク の主な作品の初演を手がけ彼女が作曲した作品は必ずケント・ナガノが担当すると言われるほど、良き音楽パートナーとして親交を深め ています。チン・ウンスクはリゲティの弟子、2004年音楽界のノーベル賞と呼ばれるグラーベマイア賞を受賞し注目の現代音楽作曲家で す。チン・ウンスクの巧みな場面転換、鮮やかな色彩感で表現し、また斬新な舞台演出で名の知られたアヒム・フライヤーの独創的で幻 想的世界、サリー・マシューズなど質の高い歌手陣によりファンタジー色溢れる世界を目と耳で楽しむことができます。   (Ki)
20-72424F(Bluray)
ムソルグスキー:歌劇「ホヴァーンシチナ」 パータ・ブルチュラーゼ(Bs:イヴァン・ホヴァーンスキー)
クラウス・フローリアン・フォークト(T:アンドレイ・ホヴァーンスキー)
ジョン・ダスザック(T:ワシーリー・ゴリーツィン)
ヴァレリー・アレクセイエフ(Bs:シャクロヴィートゥイ)
アナトーリ・コチェルガ(Bs:ドシフェイ)
ドリス・ゾッフェル(Ms:マルファ)
カミッラ・ニュールンド(S:エンマ)ほか
ケント・ナガノ(指)
バイエルン国立O
バイエルン国立歌劇場Cho

演出,装置:ディミトリ・チェルニャコフ
収録:2007年7月10,14日ミュンヘン、ナツィオナールテアーター(ライヴ)

172’
1080i Full HD 16:9
Region All
音声:PCMステレオ
DTS HD Master Audio
Surround
字幕:英・独・仏・西
「イドメネオ」につづき、ナガノ&バイエルンの「ホヴァーンシチナ」がブルーレイ化。バイエルン国立歌劇場音楽監督ナガノの緻密な音楽と、鬼才チェ ルニャコフの演出の力により、「ホヴァーンシチナ」映像の最右翼との評価を得たすぐれた内容が、鮮明な音と画像で楽しめるようになりました。 ベテラン、ブルチュラーゼのホヴァーンスキーを筆頭に、当代きってのヘルデン・テノールの呼び声高いフォークトのアンドレイ、ドラマティック・ソプラノ として大活躍中のニールンドのエンマ、そして存在感が抜群のドイツが誇る名メッゾ、ゾッフェルのマルファなどなど、キャストもたいへん充実しているのも おおきな魅力です。 「ホヴァーンシチナ」は未完に終わったため、ムソルグスキーが作曲をしていない幕切れの部分は、ストラヴィンスキーによるエンディングが用いられ、深 い余韻を湛えて静かに終わります。 (Ki)
20-72428
ムソルグスキー:歌劇「ホヴァーンシチナ」 パータ・ブルチュラーゼ(Bsイヴァン・ホヴァーンスキー)
クラウス・フローリアン・フォークト(Tアンドレイ・ホヴァーンスキー)
ジョン・ダスザック(Tワシーリー・ゴリーツィン)
ヴァレリー・アレクセイエフ(Bsシャクロヴィートゥイ)
アナトーリ・コチェルガ(Bsドシフェイ)
ドリス・ゾッフェル(Msマルファ)
カミッラ・ニュールンド(Sエンマ)
ほか
ケント・ナガノ(指)バイエルン国立O,
バイエルン国立歌劇場cho
演出,装置:ディミトリ・チェルニャコフ

収録:2007年7月10,14日,ミュンヘン
リージョン・オール/NTSC/16:9/Dolby-digital2.0,DTS5.1/174m/字幕:英独仏西
「ボリス・ゴドゥノフ」と並ぶムソルグスキーの傑作「ホヴァーンシチナ」、重厚な歴史物語は映像に打ってつけのはずですが、アバドが指揮したウィーンの映像も、ゲルギエフが指揮したマリインスキーの映像も入手難。新しい映像は僅かしかありませんでした。今回登場するのは、2007年7月にバイエルン国立歌劇場で上演された舞台のライヴ。ホヴァーンスキーを歌わせたら今一番のベテラン、ブルチュラーゼが、堂々としつつ不気味な歌と演技で、圧倒的。さらに新時代のヘルデン・テノールとして人気の高いフォークトのアンドレイ、英国の個性派テノール、ダスザックのゴリーツィン、新国立劇場での「ムツェンスク郡のマクベス夫人」でのボリス役が評判となったアレクセイエフ、アバドが「ボリス」のタイトルロールに起用したコチェルガ、そしてドイツが誇る名メッゾ、ゾッフェルのマルファ、さらにドラマティック・ソプラノとして大活躍しているフィンランドのソプラノ、ニュールンドがエンマと、たいへんに充実したキャストです。ことにゾッフェルは、もう60歳目前というのに、声も美貌も優れもの。演出は、ボリショイ歌劇場の「エフゲニ・オネーギン」が大きな評判となったディミトリ・チェルニャコフ。舞台を現代ロシア風に据え、コンクリート打ちっぱなしのような無機質な装置の中で行われる壮絶な政治抗争(ホヴァーンスキー暗殺の場面の凄惨なこと)と社会不安の果てに、犠牲になっていく民衆の姿をじっくり描いています。バイエルン国立歌劇場の音楽監督ナガノも、緩みのない緊張感の高い音楽でもりたてています。なお幕切れは、アバドも採用していたストラヴィンスキーによるエンディングを用いて静かに感動的に終わります。 (Ki)
20-72434F(Bluray)
ヴェルディ:レクィエム ノルマ・ファンティーニ(S)
アンナ・スミルノワ(Ms)
フランチェスコ・メーリ(T)
ラファウ・シヴェク(Bs)
フィレンツェ5月音楽祭Cho
ロリン・マゼール(指)トスカニーニSO

録音:2007 年 11 月16日ヴェニス、サン・マルコ寺院( ライヴ )
監督:ティツィアーノ・マンシーニ
2007年11月に、ロリン・マゼールがトスカニーニ交響楽団を指揮して、ヴェルディの「レクィエム」を演奏したコンサートの模様をライヴ収録した映 像作品がブルーレイ化。 この演奏会は、イタリアが生んだ20世紀前半を代表する巨匠指揮者トスカニーニの歿後50年を記念しておこなわれたもので、会場には、作曲者ヴェルディ によって、詩人マンゾーニの一周忌にあたる1874年5月22日に初演が行われたのと同じヴェニスのサン・マルコ寺院が選ばれています。 トスカニーニが生まれ学んだパルマの地に2002年、その名を冠して誕生したトスカニーニ交響楽団は、短期間のうちに国際舞台での評価を急速に高めて いるオーケストラ。高度な技術水準を保持している理由には、2004年より終身音楽監督を務めるマゼールによって、毎年すべてのメンバーがオーディショ ンによって選抜されていることもあるようです。 11歳の時にニューヨークでトスカニーニと対面したことのあるマゼールもすでに喜寿を迎え、記念演奏会に臨むかつての天才少年の胸に去来するものが あったのかもしれませんが、途切れることのないテンションの高さが強く演奏内容に刻印されています。 ブルーレイ化の恩恵で、サン・マルコ寺院の美しい大伽藍と理想的な音響効果がいっそう身近に感じられるようになったのはなにより喜ばしいかぎりとい えるでしょう。 (Ki)
20-72438
ヴェルディ:レクイエム ロリン・マゼール(指)トスカニーニSO
ノルマ・ファンティーニ(S)
アンナ・スミルノヴァ(Ms)
フランチェスコ・メリ(T) 
ラファウ・シヴェク(Bs)
フィレンツェ五月音楽祭cho
収録:2007年11月16日ヴェニス、サン・マルコ寺院(ライヴ)
20世紀を代表する巨匠指揮者、トスカニーニ。彼の没後50年にあたる2007年には世界中で記念コンサートが開かれました。この映像はヴェニスのサン・マルコ寺院で行われたロリン・マゼールによるヴェルディの「レクイエム」を収録。ロリン・マゼールは11歳の時にニューヨークでトスカニーニと対面しており、その天才少年にトスカニーニの音楽家としてのパワーは確かに受け継がれたのでしょう。トスカニーニ交響楽団とのこのツアーは、サン・マルコ寺院の理想的な音響効果により、ヴェニスの地で輝かしい成功を収めました。トスカニーニ交響楽団は、伝説の名指揮者トスカニーニが生まれ学んだイタリア・パルマの地に、2002年、その名を冠して誕生し、短期間のうちに国際舞台での高い評価を得ている話題のオーケストラです。 (Ki)
20-72444F(Bluray)
モーツァルト:歌劇「イドメネオ」[伊語歌唱] ジョン・マーク・エインズリー(T イドメネオ)
パヴォル・ブレスリク(T イダマンテ)
ユリアーネ・バンゼ(S イリア)
アンネッテ・ダッシュ(S エレットラ)
ライナー・トロスト(T アルバーチェ)ほか
バイエルン国立O
バイエルン国立歌劇場Cho
ケント・ナガノ(指)
演出:ディーター・ドルン
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ

収録:2008年6月11,14日ミュンヘン、クヴィリエ劇場(ライヴ)
176’
1080i Full HD 16:9 /
Region All
音声:
PCMステレオ /
DTS HD Master Audio
字幕:英.独.仏.伊.西
ケント・ナガノが音楽監督を務めるバイエルン国立オペラを率いて、2008年6月にミュンヘンで上演したモーツァルトの「イドメネオ」。会場は、 1781年に本作「イドメネオ」を初演した旧宮廷劇場であるクヴィリエ劇場。ロココ様式の粋を凝らしたこの歴史的建造物が改修作業を終え、劇場として 再開されるにあたり、ゆかりある、もっともふさわしいプログラムとして記念公演に「イドメネオ」が選ばれたのでした。 選りすぐりの歌手陣も堂々たる存在感を示した、表題役のエインズリーほか、バンゼ、ダッシュと華のあるキャストに、いまや引っ張りだこのブレスリクの イダマンテもハマり役と話題を集めました。 このたびブルーレイ1枚に収められコンパクトになって、現行の2枚組DVD(2072448)よりプライスダウンしてのリリースとなります。 (Ki)
20-72448(2DVD)
モーツァルト:歌劇「イドメネオ」 ジョン・マーク・エインズリー(Tイドメネオ)、
パヴォル・ブレスリク(Tイダマンテ)、
ユリアーネ・バンゼ(Sイリア)、
アンネッテ・ダッシュ(Sエレットラ)、
ライナー・トロスト(Tアルバーチェ)、ほか
ケント・ナガノ(指)バイエルン国立O&cho、
演出:ディーター・ドルン、装置,衣装:ユルゲン・ローゼ

収録:2008年6月11,14日,ミュンヘン/リージョン・オール/NTSC/16:9/PCM-Stereo,DD5.1,DTS5.1/字幕:英独仏伊西/176m
2008年6月にミュンヘンで上演されたもの。劇場は、通常のナティオナル・テアターではなく、クヴィリエ劇場。1753年開場のこの由緒ある劇場は、1781年に「イドメネオ」を初演した旧宮廷歌劇場でもあります。定員500人ほどといいますから、非常に贅沢な上演。この「イドメネオ」は、改修作業が終わって再開場するに当たっての記念公演です。指揮はバイエルン国立歌劇場の音楽監督、ナガノ。モダンのオーケストラでもここまで新鮮なモーツァルトが可能なんだ、と驚かされるほど瑞々しい音楽を生み出しています。タイトルロールは、英国が誇るモーツァルト・テノールの雄、エインズリー、存在感のある歌と演技で圧倒的。イリアは、吉田秀和氏も絶賛している美声&知性のソプラノ、バンゼ。またエレットラ役は、通常メッゾソプラノやベテランのソプラノが受け持つことが多い中で、あえて若く勢いのあるソプラノのダッシュを起用。このツイン・ソプラノがこの上演ではたいへんに上手く行っています。イダマンテは、チェコ出身のテノール、ブレスリク。今日一般的な男装メッゾにしなかったのは演出的理由と思われます。メキメキと頭角を現しているブリスク、素朴な容姿と優れた歌唱能力もあって、イダマンテは打ってつけです。初演劇場での上演ですが、そこはミュンヘン、舞台は復古調ではありません。ドルンの演出は、トロイア戦争と近代の市民革命を重ね合わせたような舞台作りで、「イドメネオ」に生々しいドラマを与えることに成功しています。  (Ki)
20-72454F(Bluray)
ドニゼッティ:歌劇「ルクレツィア・ボルジア」 エディタ・グルベローヴァ(Sルクレツィア・ボルジア)
パヴォル・ブレスリク(Tジェンナーロ)
フランコ・ヴァッサッロ(Brドン・アルフォンソ)
アリス・クート(Msマッフィオ・オルジーニ)
スティーヴン・ヒュームズ(Bsグベッタ)ほか
ベルトラン・ド・ビリー(指)
バイエルン国立O&cho

演出:クリストフ・ロイ
装置:ヘンリク・アール
衣装:バーバラ・ドジーン
監督:ブライアン・ラージ

収録:2009年7月1,6日,ミュンヘン、国立劇場(ライヴ)
・特典映像:ドキュメンタリー「グルベローヴァ.ベル・カントの芸術」

本編133’+
ドキュメンタリー54’
1080i-Full HD-16:9/
Region-All
音声:PCMステレオ/
DTS HD Master Audio
字幕:英・独・仏・伊・西
ベルカントの女王、エディタ・グルベローヴァが満を持して臨んだドニゼッティの傑作「ルクレツィア・ボルジア」。このたびブルーレイ1枚に収められコンパクトになって、現行の2枚組DVDよりプライスダウンしてのリリースとなります。グルベローヴァの歌う「ルクレツィア・ボルジア」では、近年、精力的に取り組んで評判を取っていることを反映して、Nightingaleからも2010年にケルンで行われた別プロダクションによるCDもリリースされていますが、ここでも巧みな役作りで、さすがというほかない、圧倒的な存在感をみせつけています。さらにド・ビリーの手堅い指揮と、ジェンナーロを演じる若手のブレスリクがアクセントとなって、当舞台をいっそう魅力的なものとすることに貢献していました。 (Ki)

20-72458G(2DVD)
ドニゼッティ:歌劇「ルクレツィア・ボルジア」 エディタ・グルベローヴァ(Sルクレツィア・ボルジア)
パヴォル・ブレスリク(Tジェンナーロ)
フランコ・ヴァッサッロ(Brドン・アルフォンソ)
アリス・クート(Msマッフィオ・オルジーニ)
スティーヴン・ヒュームズ(Bsグベッタ)ほか
ベルトラン・ド・ビリー(指)バイエルン国立O
バイエルン国立歌劇場cho
演出:クリストフ・ロイ
装置:ヘンリク・アール
衣装:バーバラ・ドジーン
収録:2009年7月1,6日,ミュンヘン

※リージョン・オール/NTSC/16:9/PCM-STEREO,/DD5.1,DTS5.1/129m+54m/字幕:伊英独仏
大プリマドンナ、エディタ・グルベローヴァの新譜です。2009 年7 月にバイエルン国立歌劇場で上演されたドニゼッティの「ルクレツィア・ボルジア」 です。このオペラは、歴史に名高いジューリオ・ボルジアの妹で、政治に翻弄された人生を送った実在の同名人物を描いたドニゼッティの充実作。グ ルベローヴァは長年ルクレツィアを歌おうと考えていたそうで、2009年になってようやく長年温めていたこのヒロイン像を実現できたものです。さ すがは天下のプリマドンナ、圧倒的な存在感で、ことに幕切れの絶唱は見事の一言。一方、ジェンナーロを歌パヴォル・ブレスリクは、1979 年生ま れのスロヴァキアの若いテノール。甘い声と東欧風のイケ面で、ベルリン国立歌劇場に所属していた時にブレイク、今やドイツ語圏で大人気のテノー ルです。また男装役のマッフィオ・オルジーニには、英国のメッゾ、アリス・クートを配するという贅沢さ。ベルトラン・ド・ビリーの指揮も冴えてい ます。クリストフ・ロイの演出は、現代化した上で、極めて簡素な舞台作りにすることで、人間描写を重視したもの。見応え十分です。特典映像にグ ルベローヴァについてのドキュメント映像を収録しています。 (Ki)
20-72468
ベートーヴェン:交響曲第1番*、
シューベルト
:交響曲第6番、
 交響曲第8番「未完成」、

■特典映像…ショルティによるシューベルトの交響曲へのイントロダクション(英語、字幕なし)
ゲオルグ・ショルティ(指)CSO

収録:1978年ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)*、
1979年シカゴ、オーケストラ・ホール(ライヴ)
映像制作:ユニテル・クラシカ/PCM ステレオ
ドルビー・デジタル5.1
dts 5.1/97'+8'(ボーナス)
カラーNTSC 4 : 3 /
Region All/音声:英・独・仏・西
ベートーヴェンの第1番は、同じCSOとの2度におよぶ全集録音中にそれぞれ、1974年と1989年の録音があり、当ライヴはそのあいだに位置するもの。そして、巨匠とCSOとの長きにわたる関係からおもえば意外なことに、シューベルトの2曲はCSOとの初レパートリー。さらに、第6番についてはこれがショルティにとって唯一の録音。ショルティでは、後年のウィーン・フィルとの「未完成」や「グレイト」も味わい深いものでしたが、やはり息の合った手兵との演奏はまた格別。ベートーヴェン、シューベルトいずれについてもいえることですが、究極の合奏精度に裏打ちされた、がっしりした構造と抜群の運動性にあらためて興奮を覚えます。なお、ここに収録されたシューベルトのふたつの交響曲についてあたたかい調子で語るショルティの姿も印象深いものです。   (Ki)
20-72478
20-72474(bluray)
サルスエラ演奏会
モレーノ:「マラヴィーリャ」、トローバ:「ラ・チュラポーナ」,「マルチェネーラの女」,「ルイーサ・フェルナンダ」
ルーナ:「ユダヤの娘」、セラーノ:「カーネーション」,「オルヴィドの歌」
ソウトゥーリョ:「ソト・デル・パラルの女」、ペネーリャ:「アルカラのドン・ヒル」
ソロサーバル:「港の酒場女」より、チャピ:「セベデオの娘たち」、レクオーナ:私のマリア
ペネーラ:「山猫」、レハール:「メリー・ウィドウ」からのアリア、二重唱ほか
プラシド・ドミンゴ(T)、
アナ・マリア・マルティネス(S)、
ヘスス・ロペス・コボス(指)
ザルツブルク・モーツァルテウムO

収録:2007年8月9,10日,ザルツブルク/リージョン・オール/NTSC/16:9/PCMStereo,DD5.1,DTS5.1/字幕:英独仏西/101m
2007年のザルツブルク音楽祭を大熱狂させたサルスエラ演奏会がDVD&Blu-rayに!ザルツブルク音楽祭でサルスエラばかりの演奏会が催されるのは極めて稀(これが初めてだった?)。それもこれも、両親がサルスエラ歌手で自身サルスエラに愛情を注ぐドミンゴを讃えてのこと。有名曲から知られざる名曲まで、様々なサルスエラの名アリア、重唱を聞かせてくれます。相手役のソプラノ、マルティネスはプエルトリコ出身。ジュリアード音楽院を修了後、1995年、ドミンゴ主催のコンクール、オペラリアでサルスエラ賞を受賞。2005年にメトにもデビューしており、勢いのある歌を聞かせてくれます。日頃は大人しい印象のザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団もロペス・コボスの指揮に煽られノリノリの演奏。最後はレハールの「メリー・ウィドウ」の二重唱で閉めて、会場中大喝采の興奮。  (Ki)

20-72488G(2DVD)
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 ファルク・シュトゥルックマン(Bs-Brハンス・ザックス)
アドリアン・エレード(Brベックメッサー)
アイン・アンガース(Bsポーグナー)
リカルダ・ベルメート(Sエファ)
ヨハン・ボータ(Tヴァルター・フォン・シュトルツィング)
ミヒャエル・シャーデ(Tダーフィット)
ほか
クリスティアン・ティーレマン(指)
ウィーン国立歌劇場O&cho
演出:オットー・シェンク
収録:2008年1月
ウィーン国立歌劇場で2008年1月に上演された「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。この上演はなんといっても今一番のワーグナー指揮者、ティーレマンの指揮が大いに話題になりました。ドイツの伝統をしっかりと守った質実剛健なワーグナーは気持ちよいものです。そしてザックスには、当代最高のヴォータンであるシュトゥルックマン、ベックメッサーにはオーストリアの名バリトン、エレード。そしてヴァルターには、なんとボータを起用するという力の入れよう。シェンクの極めて伝統的な演出もたいへん美しいものです。ウィーンの伝統の力を感じさせる「マイスタージンガー」、ワグネリアンならずとも必見です! (Ki)
20-72498
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」 ペーター・ザイフェルト(Tフローレスタン)、
マッティ・サルミネン(Bsロッコ)、
ユハ・ウーシタロ(Bsドン・ピツァロ)、
イルディコ・ライモンディ(Sマルツェリーネ)、
ライナー・トロスト(Tヤキーノ)ほか
ズビン・メータ(指)バレンシア自治州O、
バレンシア自治政府cho、
演出:ピエールルイージ・ピエラリ

収録:2006年10月12,22,24,31日,ヴァレンシア/リージョン・オール/NTSC/16:9/PCMStereo,DD5.1,DTS5.1/字幕:英独仏伊/148m
スペイン東部のバレンシア州での上演ですが、まるで少し前のバイエルン国立歌劇場じゃないか!と言いたくなりたくなるほど優れたドイツ勢を結集しています。レオノーレ役は円熟の極みのマイヤー。フローレスタン役は、この役を当たり役としているザイフェルト。ロッコはフィンランドの偉大なバス、サルミネン。そして悪役ピツァロには、新国立劇場での「さまよえるオランダ人」のタイトルロールで話題をさらった“牛太郎君”ことウーシタロ。これだけじゃない。マルツェリーネは、先日のウィーン国立歌劇場来日公演でもこの役を歌ったウィーンの実力派ソプラノ、ライモンディ。ヤキーノは、モーツァルト・テノールとして目下大活躍のトロスト。そして留めに指揮がメータ!たいへんに超豪。フィレンツェ出身のイタリア人演出家ピエラッリの演出は、写実的な舞台作り基本とし、重厚なベートーヴェンの世界を描きつつ、しかしどこか南欧風の明るさがあり、そういえば「フィデリオ」の舞台はスペインだった、と思い出させるものです。  (Ki)
20-72508[D]
シューマン:ケルナーの詩による12の詩Op.35
【第1曲:あらしの夜の楽しみ/第2曲:愛と喜びよ,消え去れ/第3曲:旅の歌/第4曲:新緑/第5曲:森へのあこがれ/第6曲:亡き友の杯に/第7曲:さすらい/第8曲:ひそやかな愛/第9曲:問い/第10曲:ひそやかな涙/第11曲:だれがお前をそんなに悩ますのだ/第12:曲古いリュート】
ハイネの「歌の本」の「抒情挿曲」からの20の歌(詩人の恋Op.48初版1840年)
【第1曲:美しい五月に/第2曲:私の涙から/第3曲:ばらよ、百合よ、鳩よ/第4曲:おまえの瞳を見つめるとき/第5曲:おまえの顔はとても可愛くて/第6曲:寄せるがいい、おまえの頬をぼくの頬に/第7曲:私の心を百合の杯にひたそう/第8曲:聖なるラインの流れに/第9曲:私は恨むまい/第10曲:花がわかってくれるなら/第11曲:それはフルートとヴァイオリンの響き/第12曲:あの歌の響きを聞くと/第13曲:若者は乙女を愛した/第14曲:明るい夏の朝に/第15曲:ぼくの恋はほんのりとかがやく/第16曲:ぼくの馬車はのんびり車をころがしてゆく/第17曲:夢の中で私は泣いた/第18曲:夜ごとの夢に君をみる/第19曲:昔のおとぎ話より/第20曲:昔のいまわしい歌】
トーマス・ハンプソン(Br)
ヴォルフラム・リーガー(P)

収録:2007年12月18-20日プリンツレーゲンテン劇場(ミュンヘン)
※画面:NTSC16:9/音声:PCMステレオ/DD5.1、DTS5.1/字幕:独、英、仏/リージョン・オール
ハンプソンにとって特にシューマンの作品には強い思い入れがあり、リートを歌うことは生きることの証のようなものであると語っています。この映像は、シューマンの代表的な歌曲「詩人の恋」のオリジナル版。16曲で構成されている「詩人の恋」は、作曲当初は20曲からなる「歌の本の抒情挿曲からの20の歌」でした。ハンプソンは以前この作品を録音していますが、ここでは「詩人の恋」には収められなかった4曲(第5,6,15,16曲)の初出となる映像も楽しむことができます。ハンプソンの作品に対する真摯な姿勢がよく表れた演奏です。 (Ki)
20-72514F(Bluray)
カラヤン・メモリアル・コンサート
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調〜第3楽章サラバンド
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

■特典映像:・ムターへのインタビュー、・小澤征爾へのインタビュー
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
小澤征爾(指)BPO

収録:2008年1月28日、ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)
画面:16:9/音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1,PCM5.1
113分+10 分(ボーナス)
20-72524F(Bluray)
プフィッツナー:歌劇「パレストリーナ」

■ボーナス
プフィッツナー:「パレストリーナ」のメイキング映像
クリストファー・ヴェントリス(Tパレストリーナ)
ファルク・シュトルックマン(Brカルロ・ボロメオ)
ピーター・ローズ(Bs教皇ピウス4世)
ミヒャエル・フォレ(Brジョヴァンニ・モローネ)
ジョン・ダスザック(Tベルナルド・ノヴァジェリオ)
ロラント・ブラハト(Bsクリストフ・マトルシュト)
スティーヴン・ヒュームズ(Bsロートリンゲンの枢機卿)
ヴォルフガング・コッホ(Brルーナ伯爵)
クリスティアーネ・カルク(Sイギーノ)
クラウディア・マーンケ(Msシッラ)他
シモーネ・ヤング(指)バイエルン国立O
バイエルン国立歌劇場Cho
演出:クリスティアン・シュテュックル
舞台美術,衣装:シュテファン・ハーゲナイアー
照明:ミヒャエル・バウアー
映像監督:カリーナ・フィビヒ

収録:2009年7月10&14日/ミュンヘン、ナツィオナール・テアーター(ライヴ)
シモーネ・ヤング指揮バイエルン国立歌劇場によるプフィッツナーの「パレストリーナ」がブルーレイになって登場します。2009年7月のこの上演は、 ヤングが音楽総監督を務めるハンブルク国立歌劇場との共同プロダクションで、DVDリリース時にプフィッツナーの代表作の待望の初映像化として注目を 集めたもの。 表題役のヴェントリスに、重要な役どころのボロメオにはシュトルックマンと、そのほかのキャストも充実なうえに、シュテュックルの冴えた演出が新聞評 で絶賛されてもいました。 ※第2幕の前奏曲でピット内のヤングが映し出される二箇所で映像に乱れがございます。また第2幕56分過ぎで映像音声が一瞬止まるところがあります。 ご了承ください。 (Ki)
20-72528(2DVD)
プフィッツナー:歌劇「パレストリーナ」
+ボーナス:メイキング映像
クリストファー・ヴェントリス(Tパレストリーナ)
ファルク・シュトルックマン(Brカルロ・ボロメオ)
ピーター・ローズ(Bs教皇ピウス4世)
ミヒャエル・フォレ(Brジョヴァンニ・モローネ)
ジョン・ダスザック(Tベルナルド・ノヴァジェリオ)
ロラント・ブラハト(Bsクリストフ・マトルシュト)
スティーヴン・ヒュームズ(Bsロートリンゲンの枢機卿)
ヴォルフガング・コッホ(Brルーナ伯爵)
クリスティアーネ・カルク(Sイギーノ)
クラウディア・マーンケ(Msシッラ)ほか
シモーネ・ヤング(指)バイエルン国立O
バイエルン国立歌劇場cho
演出:クリスティアン・シュテュックル
舞台美術,衣装:シュテファン・ハーゲナイアー
照明:ミヒャエル・バウアー

収録:2009年7月10,14日,ミュンヘン
19世紀末から20世紀前半の激動の時代を生き抜いたハンス・プフィッツナー(1869−1949)は、20世紀前半においてもロマン主義を堅持し、かつ「ドイツ精神とはなんぞや」という命題を持ち続けていた、非常に個性的な作曲家でした。その代表作が「パレストリーナ」。1917年、ミュンヘンでブルーノ・ワルターの指揮で初演され大成功を収めました。題名の通り、16世紀イタリアの作曲家ジョヴァンニ・ダ・パレストリーナを主人公にし、カトリック史に名高いトレント公会議を絡ませた物語。1563年という、フィレンツェ発祥の新しい様式が流行し始めている時期。パレストリーナは妻に先立たれ創作意欲を失っている。その状況で、ローマ教皇ピウス4世がポリフォニー様式のミサ曲の全廃を検討していることを危惧した枢機卿ボロメオが、パレストリーナに新作のミサ曲を書かせようとする。申し出を断ったパレストリーナだったが、突然霊感に捕らえられ、ミサ曲を書き上げる(その後、教皇の命令に従わなかったために投獄される)。公会議は荒れに荒れ紛糾するが、パレストリーナの知らない間に息子イギーノがミサ曲をヴァチカンに送り、作品の素晴らしさが認められパレストリーナは讃えられる。だが弟子は彼の元を去り、新しい時代は目前に迫っている。1910年代、社会が急速に変化し間もなく12音音楽が確立する時代状況を重ねると、プフィッツナーの心情がよく理解できると思います。3時間を越す長大な作品で、しかも恋愛沙汰のまるでない地味な物語なので上演は稀ですが、ドイツ、オーストリアでは時折かなり力の入った上演があります。この上演は2009年7月にバイエルン国立歌劇場で上演されたもの。ハンブルク国立歌劇場の音楽監督として高い評価を得ているオーストラリア出身の指揮者、シモーネ・ヤングが見事に音楽をまとめ上げています。タイトルロールのヴェントリスは英国のテノール。バイロイト音楽祭でのパルジファルが好評で、今ヘルデンテノールとして人気急上昇、バイロイトではジークフリート役も内定しているとの噂。さらに重要な役どころのボロメオには、円熟のワーグナー・バリトン、シュトルックマン。教皇ピウス4世には、東京・春・音楽祭での「パルジファル」でアンフォルタスを歌ったローズ。さらに英国の個性派テノール、ダスザック、ブラハトなど実力者が多数配されています。シュテュックルは1961年生まれのドイツの演出家。2002年からミュンヘン国民劇場のインテンダントを務めており、また十年に一度上演されるオーバーアマガウの受難劇の演出を担当していることでも知られています。シュテュックルの舞台は、時代劇にすることを慎重に避けつつ、しかし安易に現代化することもなく、丁寧にプフィッツナーの提示する問題点を浮き彫りにしたもの。新聞評でも絶賛されました。音だけだと飲み込みづらい作品も、映像は理解の大きな助けになります。3時間見終えた後には大きな充実感が残ることでしょう。ボーナスとしてメイキング映像を9分収録。※第2幕の前奏曲でピット内のヤングが映し出される二箇所で映像に乱れがございます。また第2幕56分過ぎで映像音声が一瞬止まるところがあります。ご了承ください。 (Ki)
20-72534F(Bluray)
モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」 ミア・パーション(Sフィオルディリージ)
イザベル・レナード(Msドラベッラ)
トピ・レーティプー(Tフェランド)
フローリアン・ベッシュ(Brグリエルモ)
ボー・スコウフス(Brドン・アルフォンソ)
パトリシア・プティボン(Sデスピーナ)
アダム・フィッシャー(指)VPO,
ウィン国立歌劇場cho
演出:クラウス・グート
装置:クリスティアン・シュミット
衣装:アンナ・ゾフィー・トゥマ
収録:2009年7,8月,ザルツブルク音楽祭

NTSC/リージョン・オール
NTSC/16:9
PCM-STEREO/
DD5.1/PCM5.1/191m
字幕:伊英独仏西、日本語
クラウス・グートによるザルツブルク音楽祭でのダ・ポンテ三部作、完結編の「コジ・ファン・トゥッテ」もBlu-Rayで発売です。舞台は森の中の高級別荘にやってきたセレブな若者たちと初老のドン・アルフォンソ。「ドン・ジョヴァンニ」では森が人間の本性を象徴していましたが、この「コジ・ファン・トゥッテ」でも別荘の中にだんだん木が増えていくことで、若者たちの変化が示されています。歌手は、グラインドボーン音楽祭での上演でも好評だったパーションとレーティプー、人気急上昇中の米国のメッゾ、レナード、リート歌手としても人気の高いオーストリアのバリトン、ベッシュといった若手に加え、ベテランのスコウフスのドン・アルフォンソ)、芸達者なプティボンのデスピーナと、適材適所。アダム・フィッシャーの手堅い音楽もあって、大きな評判となった上演のライヴ映像です。Blu-Rayの鮮明画像でより一層楽しめます。 (Ki)
20-72538(2DVD)
モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」 ミア・パーション(Sフィオルディリージ)
イザベル・レナード(Msドラベッラ)
トピ・レーティプー(Tフェランド)
フローリアン・ベッシュ(Brグリエルモ)
ボー・スコウフス(Brドン・アルフォンソ)
パトリシア・プティボン(Sデスピーナ)
アダム・フィッシャー(指)VPO,
ウィン国立歌劇場cho
演出:クラウス・グート
装置:クリスティアン・シュミット
衣装:アンナ・ゾフィー・トゥマ

収録:2009年7,8月,ザルツブルク音楽祭
リージョン・オール/NTSC
16:9/PCM-Stereo/DD5.0/
DTS5.0/191m
字幕:日伊英独仏西
クラウス・グートによるザルツブルク音楽祭でのダ・ポンテ三部作、完結編は「コジ・ファン・トゥッテ」です。舞台は森の中の高級別荘にやってきたセレブな若者たちと初老のドン・アルフォンソ。「ドン・ジョヴァンニ」では森が人間の本性を象徴していましたが、この「コジ・ファン・トゥッテ」でも別荘の中にだんだん木が増えていくことで、若者たちの変化が示されています。歌手は、グラインドボーン音楽祭での上演でも好評だったパーションとレーティプー、人気急上昇中の米国のメッゾ、レナード、リート歌手としても人気の高いオーストリアのバリトン、ベッシュといった若手に加え、ベテランのスコウフスのドン・アルフォンソ)、芸達者なプティボンのデスピーナと、適材適所。アダム・フィッシャーの手堅い音楽もあって、大きな評判となった上演のライヴ映像です。 (Ki)
20-72544F(Bluray)
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(ウィーン版) クリストファー・マルトマン(Brドン・ジョヴァンニ)
アーウィン・シュロット(Bsレポレッロ)
 アンネッテ・ダッシュ(Sドンナ・アンナ)
マシュー・ポレンザーニ(Tドン・オッターヴィオ)
ドロテア・レッシュマン(Sドンナ・エルヴィーラ)
エカテリーナ・シューリナ(Sゼルリーナ)
 アレックス・エスポジト(Brマゼット)
アナトーリ・コチェルガ(Bs騎士長)
ベルトラン・ド・ビリー(指)VPO,
ウィン国立歌劇場cho
演出:クラウス・グート
装置,衣装:クリスティアン・シュミット
ほか
収録:2008年7,8月,ザルツブルク音楽祭
NTSC/リージョン・オール
16:9/PCM-STEREO/
DD5.1/PCM5.1/177m
字幕:伊英独仏西、日本語
クラウス・グートによるザルツブルク音楽祭でのダ・ポンテ三部作の第2弾となった「ドン・ジョヴァンニ」、Blu-Rayでも発売です。舞台は鬱蒼とした暗い森の中。通常かっこいい誘惑者に描かれるドン・ジョヴァンニは、冒頭の騎士長との戦いで銃弾を受けて大怪我をし、終始苦しんでいます。一方、ドンナ・アンナはドン・ジョヴァンニと密通しているものの、それをドン・オッターヴィオに嘘までついて隠そうとする人物。ゼルリーナは小悪魔を通り越して魔性の女で、ウィーン版特有のレポレッロを縛り上げる二重唱ではいたぶって楽しんでいる様子も。グートは森という野生の中で、登場人物の理性の内側にある本性を開けようとしているようです。なお地獄落ちで幕切れです。ドン・ジョヴァンニは、英国のバリトン、マルトマン。常に痛みに苦しんでいるという個性的なタイトルロールを印象的に演じています。レポレッロはウルグアイ出身のイケ面バス、シュロット。チンピラ風のレポレッロがピッタリ。さらにドイツの人気ソプラノ、ダッシュのドンナ・アンナ、メトでも活躍する米国のテノール、ポレンザーニのドン・オッターヴィオ、モーツァルト・ソプラノとして大人気のレッシュマンのドンナ・エルヴィーラ、ロシア出身でロンドンでの「リゴレット」のジルダが大成功を収めたシューリナのゼルリーナ、グート演出の「フィガロの結婚」来日公演でフィガロを歌ったエスポジトのマゼット、そしてバスの重鎮、コチェルガの騎士長と現代の最高水準の面々。ド・ビリーががウィーン・フィルを生き生きと鳴らし、音楽面でも極めて充実した上演です。Blu-Rayの鮮明画像でますます楽しめます。 (Ki)
20-72548(2DVD)
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(ウィーン版) クリストファー・マルトマン(Brドン・ジョヴァンニ) アーウィン・シュロット(Bsレポレッロ)
アンネッテ・ダッシュ(Sドンナ・アンナ)
マシュー・ポレンザーニ(Tドン・オッターヴィオ)
ドロテア・レッシュマン(Sドンナ・エルヴィーラ)
エカテリーナ・シューリナ(Sゼルリーナ)
アレックス・エスポジト(Brマゼット)
アナトーリ・コチェルガ(Bs騎士長)
ベルトラン・ド・ビリー(指)VPO
ウィン国立歌劇場cho
演出:クラウス・グート
装置,衣装:クリスティアン・シュミット
ほか

収録:2008年7,8月,ザルツブルク音楽祭
リージョン・オール/NTSC
16:9/PCM-Stereo/DD5.0
DTS5.0/191m
字幕:日伊英独仏西
クラウス・グートによるザルツブルク音楽祭でのダ・ポンテ三部作の第2弾となった「ドン・ジョヴァンニ」がDVDになりました。舞台は鬱蒼とした暗い森の中。通常かっこいい誘惑者に描かれるドン・ジョヴァンニは、冒頭の騎士長との戦いで銃弾を受けて大怪我をし、終始苦しんでいます。一方、ドンナ・アンナはドン・ジョヴァンニと密通しているものの、それをドン・オッターヴィオに嘘までついて隠そうとする人物。ゼルリーナは小悪魔を通り越して魔性の女で、ウィーン版特有のレポレッロを縛り上げる二重唱ではいたぶって楽しんでいる様子も。グートは森という野生の中で、登場人物の理性の内側にある本性を開けようとしているようです。なお地獄落ちで幕切れです。ドン・ジョヴァンニは、英国のバリトン、マルトマン。常に痛みに苦しんでいるという個性的なタイトルロールを印象的に演じています。レポレッロはウルグアイ出身のイケ面バス、シュロット。チンピラ風のレポレッロがピッタリ。さらにドイツの人気ソプラノ、ダッシュのドンナ・アンナ、メトでも活躍する米国のテノール、ポレンザーニのドン・オッターヴィオ、モーツァルト・ソプラノとして大人気のレッシュマンのドンナ・エルヴィーラ、ロシア出身でロンドンでの「リゴレット」のジルダが大成功を収めたシューリナのゼルリーナ、グート演出の「フィガロの結婚」来日公演でフィガロを歌ったエスポジトのマゼット、そしてバスの重鎮、コチェルガの騎士長と現代の最高水準の面々。ド・ビリーががウィーン・フィルを生き生きと鳴らし、音楽面でも極めて充実した上演です。 (Ki)
20-72558
モーツァルト:アダージョとフーガ.ハ短調K.546
ボッケリーニ:スターバト・マーテル(1781年初版)G.532
ジェンマ・ベルタニョッリ(S)、
アンサンブル・アウロラ
【エンリコ・ガッティ(Vn)、
ロッセッラ・クローチェ(Vn)、
セバスティアーノ・アイロルディ(Va)、
ガエタノ・ナジッロ(Vc)、
ルカ・ペヴェリーニ(Vc)】

収録:2011年4月7日、サンタ・カーサ聖堂(ロレント)、2011年4月9日、サン・ロレンツォ聖堂(フィレンツェ)

リージョン・オール
NTSC-16:9
DD5.1,PCM2.0
49m
字幕:なし
バロック・ヴァイオリンの世界的名手エンリコ・ガッティ率いる名門、アンサンブル・アウロラがモーツァルトとボッケリーニ、二大音楽家珠玉の名曲を収録したDVDをリリース。2011年4月にサンタ・カーサ聖堂とサン・ロレンツォ聖堂で行われた2つの演奏会のライブ映像を組み合わせたものとなります。基本的には曲ごとにどちらか一方の演奏会の映像のみを収録した形となっておりますが、各曲の入退場の様子などは2画面に分けて収録されており、卓越した演奏と共に演奏会の様子も楽しめる1枚となっています。
これまで、イタリア・バロックを中心に多くの名演を残してきたアンサンブル・アウロラ。古楽界の巨匠たちが織りなす重厚なハーモニーは相変わらず圧倒されます。ボッケリーニの名曲「スターバト・マーテル」は、ソプラノと弦楽四重奏編成の初版での演奏。ソプラノを担当するバロック界の歌姫ジェンマ・ベルタニョッリが、時に激しく、時に穏やかに聖母マリアへの祈りを情熱的に歌いあげます。古楽界屈指の名手たちの演奏を映像で見られるのも大きな魅力ですが、時折挿入される聖堂内部の映像も楽しみの一つ。歴史ある聖堂に響き渡る美しいハーモニーを映像と共にお楽しみいただけます。 (Ki)

20-72564J(Bluray)

20-72568G(2DVD)
ベルク:歌劇「ルル」(チェルハ補筆3幕版) パトリシア・プティボン(Sルル)
ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナー(Msゲシュヴィッツ伯爵令嬢)
パヴォル・ブレスリク(T画家,黒人)
ミヒャエル・フォレ(Brシェーン博士,切り裂きジャック)
トーマス・ピフカ(Tアルヴァ,シェーン博士の息子,作曲家)
フランツ・グルントへーバー(Bsシゴルヒ)
トーマス・ヨハネス・マイヤー(Bs猛獣使い,力業士)
ハインツ・ツェドニク(T公爵,従僕)
コーラ・ブルクグラーフ(劇場の衣装係,学生,従僕)
アンドレアス・コンラッド(T侯爵)
マルティン・ツォネフ(Bs劇場支配人,銀行家)
エミリー・ピクテット(S15歳の少女)
コルネリア・ヴルコプフ(Ms15歳の少女の母)
アストリッド・モニカ・ホファー(Ms女性芸術家)
ジーモン・シュノル(Br新聞記者)
ゲルハルト・パイルシュタイン(医事顧問官,教授,警部)
ジェイムズ・クレヴァートン(Br召使)
マルク・アルブレヒト(指)VPO
アッパー・オーストリア・ジャズ・オーケストラ
ヴェラ・ネミロヴァ(演出)
ダニエル・リヒター(舞台装置)
クラウス・ノアック(衣装)
マンフレッド・フォス(照明)
収録:2010年8月、フェルゼンライトシューレ

(Bluray)
リージョン・オール
HD 16:9 173m
PCM Stereo/
Dolby Digital5.1/
DTS 5.1
字幕:独英仏伊日中韓,日本語


リージョンコード:2,3,4,5,6,8
NTSC 16:9 173m
PCM Stereo/
Dolby Digital5.1/
DTS 5.1
字幕:独仏英伊中韓,日本語
2010年にザルツブルク音楽祭で上演され大きな話題となった「ルル」がDVD、Blu-ray!ベルクの傑作「ルル」は人気があるものの、音楽の難易度の高さから決して上演は多くありません。加えて、あらゆる男を虜にしてしまうルルを声楽、視覚両面で納得させる歌手はなかなかいません。このザルツブルク音楽祭でルルを歌うのはパトリシア・プティボン。少女を思わせる細身の身体に体当たり的な演技と、まさにルルに打ってつけ小悪魔っぷり。また画家のパヴォル・ブレスリクは1979年生まれのスロヴァキアの若いテノール。甘い声となかなかイケ面で、見栄え聞き栄えがします。重要な役であるシェーン博士には、今脂がバッチリ乗っているミヒャエル・フォレ。またシゴルヒにフランツ・グルントへーバー、公爵にハインツ・ツェドニクと大ベテランも存在感を発揮。マルク・アルブレヒトは1964年生まれのドイツの指揮者。父はやはり指揮者のゲオルゲ・アレクサンダー・アルブレヒト。2008年から2011年までストラスブール・フィルハーモニーOの音楽監督を務めました。ベルクを得意としており、演出のヴェラ・ネミロヴァは、ブルガリア、ソフィアの生まれ。1982年にドイツに移り、2006年にフランクフルト歌劇場で演出家としてデビュー。フランクフルトでは「指環」も手掛け、またウィーン国立歌劇場でヴェルディ「マクベス」とチャイコフスキー「スペードの女王」を演出するなど、今話題の人です。しばしばドギツイ舞台に仕立てられがちな「ルル」ですが、ここでは比較的分かりやすく、「ルル」初心者にも安心です。嬉しい日本語字幕付きです!
【ご注意】DVDは米国製などリージョン1に設定されているDVDプレイヤーでは再生できません。Blu-rayDiscはリージョン・フリーです。
20-72578C
システィーナ礼拝堂聖歌隊/2011年ライブ
グレゴリオ聖歌:「されど我らことほがん」 
「キリストは我らのために」
パレストリーナ:「シオンにてラッパを吹きならせ」
「今日キリストは生まれたもう」
第5旋法のリチェルカーレ
第6旋法のリチェルカーレ
ブルーナ:第2旋法による不協和音のティエント
ヴィットリア:「おおすべての道行くものよ」
フレスコバルディ:トッカータ第2番
ペロージ:Qui operatus est
ファン・パラデル・ソーレ(Org.)
マッシモ・パロンベッラ(合唱指揮)、
システィーナ礼拝堂聖歌隊

録音:2011年11月11日、サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂ライブ(ローマ)

55’00”/NTSC 16:9
PCMステレオ
ドルビー・デジタル 5.1
リージョン・オール
ローマ・カトリックの総本山としても知られるバチカン、サン=ピエトロ大聖堂の傍らにひっそりと佇むシスティーナ礼拝堂。礼拝堂を飾る巨大なフレス コ画『最後の晩餐』も有名ですが、ここにはそれに劣らぬもう一つの至宝、世界最古の聖歌隊がいることをご存知でしょうか。この「システィーナ礼拝堂 聖歌隊」はこの礼拝堂の建立以来、500年以上にわたって美しい歌声を響かせてきた由緒正しき合唱団。今なお多くの人々を惹きつけてやまない名門が 2011年に行った演奏会の模様が、教皇ベネディクト16世の生誕85周年である2012年に、EUROARTSレーベルからリリースされる運びとなりました! イタリア各地のバシリカ(大聖堂)での演奏会の模様をお送りするシリーズとしては、ベルタニョッリとアンサンブル・アウローラによるスターバト・マーテ ルのDVD(20 72558)に引き続き、今回が2枚目となります。
演奏会はグレゴリオ聖歌からパレストリーナらの宗教声楽作品、そして最後は19世紀イタリアの作曲家R.ペロージの作品で締めくくるという多彩なプ ログラム。ペロージの作品が世界初演であったことでも話題となりました。ローマの四大バシリカ(大聖堂)に数えられるサン・ジョバンニ・イン・ラテラ ノ大聖堂の音響も素晴らしく、その荘厳さはサン・ピエトロ大聖堂で行われるミサを思わせるよう。単旋律の静謐な響きから華やかなポリフォニックの響き まで、システィーナ礼拝堂聖歌隊の歌声の真髄を堪能できる内容となっています。合唱曲の合間にはパレストリーナやフレスコバルディの器楽独奏曲も挿入 されており、大聖堂に響き渡るオルガンの音色も聴き所です! (Ki)

20-72588D
20-72584F(Bluray)
ツィンマーマン:歌劇「軍人たち」 ローラ・エイキン(Sマリー)
アルフレート・ムフ(Brヴェーゼナー)
ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナー(Msシャルロッテ)
コルネリア・カリッシュ(Msヴェーゼナーの老母)
トマシュ・コニェチュニ(Brシュトルツィウス)
ルネ・モルロック(Msシュトルツィウスの母)
ガブリエラ・ベニャチコヴァー(Sド・ラ・ロッシュ伯爵夫人)
マティアス・クリンク(T若い伯爵)
ラインハルト・マイヤー(Bsシュパンハイム侯爵オブリスト)
ダニエル・ブレンナ(Tデポルテス)
ヴォルフガング・アブリンガー=シュペールハッケ(Tピルツェル)
ボアズ・ダニエル(Bs-Brアイゼンハルト)
マティヤーシュ・ロバヴズ(Brハウディ少佐)
モーガン・ムーディ(Bsマリ大尉)
インゴ・メッツマッハー(指)VPO
アルヴィス・ヘルマニス(演出,装置)
エファ・デセッカー(衣装)
グレブ・フィリシチンスキー(照明)
収録:2012年8月、ザルツブルク

リージョン・コード:0/NTSC 16:9
122分/PCM Stereo /
Dolby Digital 5.0 / DTS 5.0
字幕:英独仏

(Bluray)リージョン・コード:0/HD 16:9
122分/PCM Stereo /
DTS-HD Master Audio
字幕:英独仏
2012年8月にザルツブルク音楽祭で上演され絶賛されたツィンマーマンの「軍人たち」の映像がBlu-ray DiscとDVDで登場です。ラトビアの演出 家アルヴィス・ヘルマニスの舞台はフェルゼンライトシューレの横長の舞台を見事に使い、あまりエキセントリックな手法を使うことなく、近代の軍隊が日 常社会を蝕んでいく不条理を鋭く描いています。上演は非常に困難な作品ですが、こうした音楽には滅法巧いメッツマッハーが本領発揮、しかも天下のウィー ン・フィルの演奏ですので、万全の出来栄え。普通の歌劇場ではうまく収まらない別働隊のバンドなどもフェルゼンライトシューレでは大活躍です。 マリーは、米国のソプラノでルルなども得意とするローラ・エイキン(アイキンに非ず)。歌うだけでも難しいマリーを演技でも強い説得力で歌い演じています。 シュトルツィウスのトマシュ・コニェチュニは、近年ワーグナー・バリトンとして活躍している。ポーランドのバリトン。ウィーン国立歌劇場を拠点としており、 最近はヴォータンも歌っている実力派です。重要な役であるヴェーゼナーがアルフレート・ムフだったり、ド・ラ・ロッシュ伯爵夫人には、この時65歳の 偉大なチェコのソプラノ、ガブリエラ・ベニャチコヴァーだったり、ザルツブルク音楽祭らしい贅沢も楽しみです。 録音も映像も多くはない「軍人たち」、優秀な演奏を鮮明映像でお楽しみください! (Ki)
20-72594F(Bluray)
20-72598E
プッチーニ:歌劇「西部の娘」 ニーナ・ステンメ(S ミニー)
アレクサンドルス・アントネンコ(T ディック・ジョンソン)
ヨン・ルンドグレン(T ジャック・ランス)
ニクラス・ビョーリン・リイェール(T ニック)
ミヒャエル・シュミードベルガー(Bs アシュビー)
オラ・エリアソン(Br ソノーラ)
カール・ロンボ(T トリン)
グンナール・ルンドベリ(Br シド)
リヌス・ベリエソン(Br ベッロ)
コニー・ティマンダー(T ハリー)
マグヌス・キーレ(T ジョー)
クリスティアン・フロール(Br ハッピー)
イアン・パワー(Bs ラルケンス)
アラール・ピントサール(Bs ビリー・ジャックラビット)
アグネータ・ルンドグレン(Ms ウォークル)
ヨン・エーリク・エレビ(Bs ジェイク・ウォーレス)
アントン・エリクソン(Br ホセ・カストロ) ヨン・ニルソン(T 郵便配達夫)
ピエール・ジョルジョ・モランディ(指)
スウェーデン王立歌劇場O&cho
クリストフ・ロイ(演出)
ヘルベルト・ムラウアー(舞台装置,衣装)

収録:2012年2月

◆Bluray
リージョン・コード:フリー
HD 16:9 140分
PCM Stereo / DTS HD Master
字幕:伊英独仏西,日本語
◆DVD
リージョン・コード:フリー
NTSC 16:9 140分
PCM Stereo / Dolby Digital 5.1 /DTS 5.1
字幕:伊英独仏西,日本語
ストックホルム王立歌劇場は実はヨーロッパの屈指の名歌劇場なのですが、録音にしろ映像にしろ発信が少なく、その高い実力があまり広く知られてい ませんでした。今回映像で発売されるプッチーニの「西部の娘」は、この歌劇場とスウェーデンのオペラ界の高い実力を示すものとして要注目です。 ヒロインのミニーは、当代最高のブリュンヒルデと言って間違いないワーグナー・ソプラノ、ニーナ・ステンメ。力強く充実した声でありながら瑞々しさと 柔軟性に飛んだステンメの歌はプッチーニでも絶大な威力を発揮しており、イタリアオペラのプリマドンナが歌うミニーとは異なった、情の深さを感じさせ るミニーになっています。ディック・ジョンソンはラトヴィアのドラマティック・テノール、アレクサンドルス・アントネンコ。リッカルド・ムーティが 2008 年のザルツブルク音楽祭でのヴェルディ「オテッロ」のタイトルロールに大抜擢したことで知られる若き逸材ですが、それから3年半経ったここでのディッ ク・ジョンソンはちょっとびっくりする程目覚しい成長を遂げており、持ち前の逞しい声に重厚な表現力が加わってたいへん聞き応えがあります。ジャック・ ランスのヨン・ルンドグレンは地元スウェーデンのバリトン。現在デンマークのコペンハーゲン歌劇場で活躍しています。悪役を得意としており、新国立劇 場で「トスカ」のスカルピアを歌ったこともあります。また近年はワーグナーのオペラでも活躍しています。その他の歌手はほとんどが地元の歌手たちです が、皆非常に高い水準です。 非イタリア勢ばかりの中でイタリアの味を保っているのが指揮のピエール・ジョルジョ・モランディ。今日もっとも精力的に活動するオペラ指揮者の一人で、 ストックホルム王立歌劇場の首席客演指揮者としてこの劇場のイタリアオペラ上演には欠かせない人です。 クリストフ・ロイの演出は、質素な木造の小屋を中心にした伝統的な舞台を用い、そこに時々無声映画風に処理した生映像を投影、1910年代くらいの ハリウッドの西部劇映画を意識しています。とはいえ人物描写は類型的にならずしっかり目が行き届いており、上演の難しい「西部の娘」としては成功し た演出でしょう。 (Ki)
20-72604F
(Bluray)
20-72608G(2DVD)
リーム:歌劇「ディオニソス」 ヨハネス・マルティン・クレンツル(Br N)
モニカ・エルトマン(S 第1の高いソプラノ)
エリン・ロンボ(S 第2の高いソプラノ)
マティアス・クリンク(T 「客」,アポロン)
ヴィルピ・ライサネン(Ms)
ユリア・ファイレンボーゲン(A)
インゴ・メッツマッハー(指)
ベルリン・ドイツSO
ウィーン国立歌劇場コンツェルトフェライニグング
ピエール・オーディ(演出)
ヨナタン・メーゼ(舞台)
ヨルゲ・ヤラ(衣装)
ジャン・カルマン(照明)
クラウス・ベルティッシュ(ドラマトゥルグ)

収録:2010年7、8月、ザルツブルク

◆Bluray
リージョン・コード:オール
HD 16:9
122分+53分
PCM Stereo / DTS-HD Master Audio
字幕:英独仏

◆DVD
リージョン・コード:オール
NTSC 16:9
122分+53分
PCM Stereo /
Dolby Digital 5.0, DTS 5.0
字幕:英独仏
現代ドイツを代表する作曲家、ヴォルフガング・リームの新作オペラの世界初演が映像になりました。「ディオニソス」は、ニーチェの「ディオニュソス−頌歌」 を下敷きに、ニーチェをモデルにした主人公Nが、「ディオニュソス的」なものへの憧れと葛藤を描いたもの。ニーチェが素材なので内容としてはかなり難 解ですが、舞台作品としては哲学的な深い思索がなくても楽しめる作品に仕上がっています。 Nのヨハネス・マルティン・クレンツルは、1962年、ドイツのアウグスブルク生まれのバリトン。レパートリーの広いバリトンで、近年はワーグナーで活 躍しています。モニカ・エルトマンは今や高い人気を誇るソプラノ。高音が頻出する至難な役を楽々とこなしています。エリン・ロンボはスウェーデンのソ プラノ。前年2009年のザルツブルク音楽祭でのリーム「愛に満ちた偉大な太陽に向かって」にも出演して高評価を得て、再登板です。「客」とアポロン のマティアス・クリンクは、今が旬のドイツのテノール。ケルンやシュトゥットガルトを中心に広いレパートリーで活躍している万能型です。 初演の成功の立役者は何と言ってもインゴ・メッツマッハー。明晰で整理の行き届いた指揮は絶賛されました。またピエール・オーディの分かりやすい演出、 ヨナタン・メーゼの想像力を書きたてる舞台装置も秀逸。こうした作品は音だけで聞いてもなかなか魅力が伝わりづらいので、鮮明映像で見られるのは嬉 しいものです。 (Ki)

20-72614F(Bluray)
20-72618D
ザルツブルク音楽祭2012〜オープニング・コンサート
ストラヴィンスキー:詩篇交響曲
ムソルグスキー(ラスカトフ編):歌曲集「死の歌と踊り」〜子守歌/セレナード/トレパーク/司令官
プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調Op.100
セルゲイ・セミシュクール(T)
ウィーン国立歌劇場Cho
エルンスト・ラッフェルスベルガー(合唱指揮)
ワレリー・ゲルギエフ(指)VPO

収録:2012年7月29日ザルツブルク音楽祭
映像監督:アンドレアス・モレル

(Bluray)画面:1080i Full HD, 16:9
音声:DD2.1、DD5.0、
DTS5.0
リージョン:All
字幕:英独仏
90mm

画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.0、DTS5.0
リージョン:0
字幕:英独仏
90mm
稀代のカリスマ指揮者ゲルギエフが登場した2012年ザルツブルク音楽祭のオープニンング・コンサート。世界屈指の音楽祭「ザルツブルク音楽祭」の 開幕を飾るオープニング・コンサートは、毎年ウィーン・フィルが演奏します。その記念すべきコンサートがブルーレイとDVDで発売されます。 プログラムはロシア色たっぷりの濃い内容で、ゲルギエフ節が炸裂した見所満載の映像となっています。 まずストラヴィンスキー「詩篇交響曲」。合唱を際立たせるために、人間の声に近いヴァイオリン、ヴィオラとクラリネットを欠いた特殊編成の実験的作品。 楽曲形式はカンタータのようで、人知を超えて昇華するような解釈と生々しく迫力のある演奏を披露し聴衆を魅了します。死を題材にしたムソルグスキーの 「死の歌と踊り」。マリインスキー劇場で活躍する若手テノール、セルゲイ・セミシュクールの狂気を感じる歌声は必聴です。そしてロシアの民族的色彩を 描いたプロコフィエフの最高傑作と言われる交響曲第5番。緻密で精巧な音楽の中に壮烈な気迫が感じられる、圧巻の演奏をみせてくれます。 (Ki)
20-72624F
(Bluray)

20-72628D
R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
ニーナ・ステンメ(S)
マリス・ヤンソンス(指)VPO

収録:2012年8月ザツルブルク音楽祭

■Bluray
画面:1080i Full-HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Master Audio
字幕:英、独、仏
リージョン:All/95mm

■DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
字幕:英、独、仏
リージョン:0/95mm
2012年ザルツブルク音楽祭のライヴ映像。2012年に共演20周年を迎えたマリス・ヤンソンスとウィーン・フィル。ニューイヤー・コンサートに続き ザルツブルク音楽祭でも相性抜群のコンビネーションと冴えわたる指揮振りで充実のプログラムを聴かせてくれています。 スペインの伝説上の人物ドン・ファンを主題としたニコラウス・レーナウの詩に基づいて作曲されたR・シュトラウスの交響詩第1作目「ドン・ファン」。ウィー ン・フィルの艶やかな音色としなやか表現力でR.シュトラウスの魅力が凝縮された演奏も特筆すべき点ですが、R・シュトラウスを得意とするヤンソンス の巧みなドラマ作りと、磨き抜かれた響きは、まさにヤンソンスの独壇場ともいえるでしょう。スウェーデン出身現在絶好調のソプラノ、ニーナ・ステンメ が歌うワーグナーのヴェーゼンドンク歌曲集。そしてヤンソンスが実演でもよく取り上げ、バイエルン放響やオスロ・フィルとの共演盤でも高い完成度の音 楽を披露しているブラームスの交響曲第1番。情緒溢れる旋律を描き出し、ウィーン・フィルの美麗な音色を引き出すヤンソンスの情熱が注ぎ込まれた演 奏は、作品に新たな生命力を与えています。 (Ki)
20-72634F(Bluray)
20-72638D
ザルツブルク音楽祭2012〜オーバーチュア・スピリチュエル

モーツァルト:聖体の祝日のためのリタニア変ホ長調K243、
ミサ・ロンガK262
シルヴィア・シュヴァルツ(S)
エリーザベト・フォン・マグヌス(Ms)
ジェレミー・オヴェンデン(T)
フローリアン・ベッシュ(Bs)
ニコラウス・アーノンクール(指)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
アーノルド・シェーンベルクCho

収録:2012年7月29日ザルツブルク音楽祭

(Bluray)画面:1080iFull HD, 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Master Audio
リージョン:All/90mm

画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.0、DTS5.0
リージョン:All/90mm
ザルツブルク音楽祭の新しいコンサート・シリーズ「オーバーチュア・スピリチュエル」。 2012年ザルツブルク音楽祭でのアーノンクール率いるウィーン・コンツェントゥス・ムジクスによるモーツァルトの初期の宗教曲2作品がブルーレイと DVDでリリースされます。 アーノンクールはウィーン・コンツェントゥス・ムジクスとモーツァルト宗教音楽全集を録音しており、その演奏の素晴らしさは実証済みです。 ギリシャ語の「切なる願い」を語源としたリタニア(連?)。モーツァルトが書いたリタニア全4曲の最終作で、「聖体のための」ものとしては第2作目の K.243。この作品は一連のリタニア創作を締めくくるに相応しく、規模も大きく充実した内容となっています。音楽学者のアインシュタインはこの作品を「敬 神の念と音楽の識見を混じりあわせた」聴衆のために書いたと評し、豊富なコロラトゥーラや多彩なオーケストレーションで典礼音楽の最良レパートリー となっています。シルヴィア・シュヴァルツの実に美しい声で歌い上げる華麗な響きのアリアは必聴です。 ミサ・ロンガはソレムニスと同義ながら、独唱部に長大なアリアがなく、合唱とオーケスオラが主に表現するのが特徴です。この作品の白眉は何と言って も400小節以上に及ぶクレド。ドラマティックな手法による信仰告白の音楽です。壮麗かつ格調高い音楽をアーノンクール&ウィーン・コンツェントゥス・ ムジクスが別格の説得力のある響きで聴かせます。 (Ki)

20-72644F(Bluray)
20-72648E
スポンティーニ:歌劇「仮面をつけた駆け落ち」 ルース・ロジク(S エレナ)
カテリーナ・ディ・トンノ(S オリンピア)
アレッサンドラ・マリアネッリ(S コラッリーナ)
クレメンテ・ダリオッティ(Br ナルドゥッロ)
フィリッポ・モラーチェ(Bs マルズッコ)
アレッサンドロ・スピーナ(Bs ナスタージョ)
ディオニジ・ドストゥーニ(T ドラルボ)
コッラード・ロヴァリス(指)
イ・ヴィルトゥオーシ・イタリアーニ
レオ・ムスカート(演出)
ベ ニト・レ オノーリ(装置)
ジュージ・ジュスティーノ(衣装)
アレッサンドロ・ヴェラッツィ(照明)

収録:2012 年 8 月、イェージ
◆Bluray
リージョン:ALL
16:9/145分
PCM Stereo / Dolby Digital 5.1 / DTS 5.1
字幕:伊英独仏
◆DVD
リージョン:ALL
NTSC 16:9/145分
PCM Stereo / Dolby Digital 5.1 / DTS 5.1
字幕:伊英独仏
スパレ・スポンティーニ(1774―1851)と言えば、マリア・カラスがスカラ座で歌った「ヴェスタの巫女」を始め、パリやベルリンで豪華なオペラ を発表して活躍したオペラ作曲家として知られています。しかしスポンティーニはパリ進出前の数年間はイタリアでのイタリアオペラでも活躍しており、しか もこの時期はオペラブッファを主として手掛けていました。「仮面をつけた駆け落ち」模糊のイタリア時代の1800―1801年のカーニヴァル・シーズンに ナポリで初演された喜劇。当時はパイジェッロが大人気でそれをチマローザが追いかけている頃、ロッシーニはまだ少年でした。26歳のスポンティーニ もプレ・ロッシーニのオペラブッファの様式に則っているものの、さすがは後にワーグナーからも崇められた大物、軽快な音楽の中にもあちこちでピリリと した才気を感じさせ、パリで大成功を収める資質を感じさせます。 歌手は比較的若い世代が中心になっています。エレナのルース・ロジクは、スペイン、カタルーニャ、バルセロナ生まれのソプラノ。バロックからモーツァルト、 ロッシーニのオペラで活躍しており、今後益々の活躍が期待されている人です。オリンピアのカテリーナ・ディ・トンノは、近年モーツァルトのオペラの娘 役で人気の高いソプラノ。大柄な体から発せられる豊かな声が魅力です。コラッリーナのアレッサンドラ・マリアネッリは、まだ20代の若い歌手ですが、 この中で一番知名度が高いでしょう、彼女もモーツァルトやロッシーニを得意とし、またビゼー「カルメン」のミカエラやプッチーニ「ボエーム」のムゼッ タなどでイタリア主要劇場で活躍しています。ナルドゥッロのクレメンテ・ダリオッティはここ数年活動を広げているイタリアのバリトン。2011年8月には、 ペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルでアルベルト・ゼッダの指揮した「セビリアの理髪師」に出演しています。マルズッコのフィリッポ・モラー チェはナポリ生まれのバス=バリトン。バッソブッフォとして既に人気の高い人。ドラルボのディオニジ・ドストゥーニは1979年、南イタリア、レッチェ近 郊の生まれ。若手のバリトンとして期待されています。 指揮のコッラード・ロヴァリスは、ベルガモ生まれの中堅のイタリアオペラの指揮者。ロッシーニの指揮で評判を高め、ペーザロのロッシーニ・オペラ・フェ スティヴァルには1997年、1998年、2012年と出演、日本では2004年に藤原歌劇団で「アルジェのイタリア女」を指揮して好評でした。2005年 以来オペラ・フィラデルフィアの音楽監督を務めています。 演出のレオ・ムスカートは、2012年に名誉あるアッビアーティ賞の最優秀演出家を受賞したイタリアの演出家。この「仮面をつけた駆け落ち」では、伝 統的な衣装を思い切り今風にデフォルメした衣装を用い、画家マルズッコを現代アートの旗手のようにしています。そして暖簾状の幕に映像を投射、これ がたいへんな効果を上げています。単に212年ぶりの復活上演というだけではなく、現代の観客が楽しめる舞台に仕上がっています。 なお日本ではGaspare Spontiniはガスパーレ・スポンティーニという表記が一般的ですが、イタリア語ではGaspareのアクセントはGaにあり、ガスパレ・ スポンティーニです。 (Ki)

20-72664(4Bluray)
20-72668(5DVD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 Op.18-1
弦楽四重奏曲第2番 ト長調 Op.18-2
弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op.18-3
弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 Op.18-4
弦楽四重奏曲第5番 イ長調 Op.18-5
弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調 Op.18-6
弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調「ラズモフスキー1番」Op.59-1
弦楽四重奏曲第8番 ホ短調「ラズモフスキー2番」Op.59-2
弦楽四重奏曲第9番 ハ長調「ラズモフスキー3番」Op.59-3
弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調「ハープ」Op.74
弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調「セリオーソ」Op.95
弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調 Op.127
弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 Op.130「大フーガ付」
弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 Op.131
弦楽四重奏曲第15番 イ短調 Op.132
弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 Op.135
大フーガ
ベルチャQ
【コリーナ・ベルチャ(Vn)、
アクセル・シャハー(Vn)、
クシシュトフ・ホジェルスキー(Va)
アントワーヌ・レデルラン(Vc)】

収録:2012 年コンツェルトハウス、ウィーン(ライヴ
◆Bluray
画面:1080i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Master Audio5.1
リージョン:All
字幕:英、独、仏
522分(+ドキュメンタリー 45 分)
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS5.1、DD5.1
リージョン:All
字幕:英、独、仏
522分(+ドキュメンタリー 45 分)
この映像は、ベルチャ四重奏団がウィーンのコンツェルトハウスで2012年に行った連続演奏会の模様。12日間でベートーヴェンの弦楽四重奏曲を全曲演奏するというプロジェクトでした。ベルチャ四重奏団は、2008年に解散したアルバン・ベルク四重奏団の伝統を継承する世界トップクラスの弦楽四重奏団。1994年にロンドン王立音楽院に在学中のメンバーによって結成されました。2度のメンバーチェンジを行い現在は第1ヴァイオリンにコリーナ・ベルチャ(ルーマニア)、第2ヴァイオリンにアクセル・シャッハー(スイス)、ヴィオラにはクシシュトフ・ホジェルスキー(ポーランド)、そしてチェロはアントワーヌ・ルデルラン(フランス)という国際色ゆたかなメンバーで活動を行っています。このメンバーで2011-12年に別にセッション録音でもベートーヴェンの全集を完成させており、その切れ味鋭いダイナミックな表現力で高い評価を受けていました。この演奏会は、それを受けて実現した全曲演奏会です。
演奏は、高い技術と凄まじい集中力と緊迫感、研ぎ澄まされた感性、息の合ったアンサンブルと、まさに現代を代表するベートーヴェンの弦楽四重奏曲といってよいでしょう。さらにこの演奏会は、第13番を、「大フーガ」を最終楽章にした初演版と、ベートーヴェンが死の直前に作曲した新たな最終楽章による出版社版の両方を弾いていることも特徴。
特典映像には、45分間の「ベートーヴェン弦楽四重奏曲への道筋」と題されたドキュメンタリーが収録されています。 (Ki)
20-72674F(Bluray)
20-72678D
ハイドン:オラトリオ「四季」

■ドキュメンタリー:ニコラウス・アーノンクールのハイドン「四季」リハーサル
監督:エリック・シュルツ
ニコラウス・アーノンクール(指)VPO
ウィーン国立歌劇場Cho
ドロテア・レシュマン(S)
ミヒャエル・シャデー(T)
フローリアン・ベッシュ(バス)

収録:2013年7月ザルツブルク音楽祭(ライヴ)

◆Bluray
画面:1080i /Full HD 16:9
音声:PCMステレオ
DTS-HD Master Audio5.1
リージョン:All
字幕:英、独、仏
150mm(本編)/+25mm(ボーナス)

◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ DD5.1
リージョン:All
字幕:英、独、仏
150mm(本編)/+25mm(ボーナス)
2013年はヴェルディ&ワーグナー生誕200年という記念すべき年であり、ザルツブルク音楽祭のプログラムのヴェルディやワーグナーのオペラやコン サート中心でした。 そのようななかで、音楽祭のオープニング・コンサートを飾ったのは巨匠アーノンクールによるハイドンのオラトリオ「天地創造」でした。そしてアーノンクー ルは、このBlu-rayとDVDに収録されている、カトリックやプロテスタントの宗教音楽を特集するザルツブルク音楽祭でのコンサート・シリーズ「Ouverture spirituelle」で、ウィーン・フィルとハイドンのオラトリオ「四季」も演奏。 ハイドンのオラトリオ「四季」は、前作「天地創造」と並び、ハイドンの最高傑作とされる声楽作品。アーノンクールの「四季」といえば、1987年録音 のウィーン交響楽団、2007年録音のウィーン・コンツェントゥス・ムジクスとの盤があり、今回の演奏でもアーノンクールの長年の経験と研究から培われ た深い解釈がもたらす充実の音楽を聴かせてくれます。 ソリストは、アーノンクール指揮「フィガロの結婚」スザンナ役でザルツブルク・デビューを果たした美声ソプラノ歌手ドロテア・レシュマン、アーノンクー ルからの信頼も厚いドイツ系カナダ人テノール、ミヒャエル・シャデー、そして2010年のアーノンクール来日の際にも同行したバス、フローリアン・ベッシュ とアーノンクール組の実力派歌手が顔を揃えています。伊

20-72683(2Bluray)


20-72689(2DVD)
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 ミヒャエル・フォレ(Br ザックス)
ロベ ルト・サッカ(T ヴァル ター)
アンナ・ガブラー(S エーファ)
ペーター・ゾン(T ダーフィト)
ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs ポーグナー)
モニカ・ボヒネチ(Ms マグダレーネ)
マルクス・ウェルバ(Br ベックメッサー)
トーマス・エーベンシュタイン(T フォーゲルゲザング)
グイド・イェンツェンス(Bs ナハティガル)
オリヴァー・ツヴァルク(Bs-Br コートナー)
ベネディクト・コーベル(T ツォルン )
フランツ・ズッパー(T アイスリンガー)
トルステン・シャルンケ(T モーザー)
カール・フムル(Bs オルテル)
ディルク・アレシュス(Bs シュヴァルツ)
ロマン・アスタコフ(Bs フォルツ)
トビアス・ケーラー(Bs 夜番)
ウィーン国立歌劇場cho
ダニエレ・ガッティ(指)ヴぉ
演出:ステファン・ヘアハイム

収録:2013年8月、ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
◆Bluray
画面:カラー、16:9、HD
音声:PCM Stereo / DTS HD Master Audio 5.1
Region All
字幕:独英仏西韓,日本語
本編270分、特典15分
◆DVD
画面:カラー、16:9、NTSC
音声:PCM Stereo / DTS 5.1,DD5.1
Region All
字幕:独英仏西韓,日本語
本編270分、特典15分
2072683(BD):2072684(廃盤)の再発。20 72689:20.72688(廃盤)の再発。
リヒャルト・ワーグナー生誕200周年を祝った2013年、ザルツブルク音楽祭で「ニュルンベルクのマイスタージンガー」が上演されました。ご存知の通りザル ツブルク音楽祭はバイロイト音楽祭と同時期の開催のため、普段はワーグナーのオペラを上演することはありません。これは特別な上演であり、それだけに力の 入った上演でした。 何といっても、今大人気のノルウェーの演出家ステファン・ヘアハイムの舞台がたいへんに好評でした。ヘアハイムは『マイスタージンガー』が夏至の物語であること から、『マイスタージンガー』を『真夏の夜の夢』よろしくザックス=ワーグナーの夢物語のようにしつらえ、とても幻想的で従来とはかなり異なった視点の『マイ スタージンガー』を作りあげることに成功しています。不思議な非現実感の世界だからこそ可能な鋭い視点を鮮やかに浮き上がらせたと思えば、あちこちで笑いが 湧きあがるような滑稽な場面を盛り込み、『マイスタージンガー』の多面的な魅力をたいへん巧妙に引き出しています。 記念公演だけに歌手は強力。2007、2008年のバイロイトではベックメッサーを歌ったミヒャエル・フォレがザルツブルクではザックスを歌い、豊かな歌と見事な 演技力で大絶賛されました。ベックメッサーは、サントリーホールでのモーツァルトのオペラのシリーズで日本でもファンの多いマルクス・ウェルバ。二枚目で美声 のベックメッサーです。ヴァルターは近年ワーグナーのテノール役で評価の高いロベルト・サッカ。彼はイタリア系とはいえ生まれも育ちもドイツです。エーファは、 2013年4月、東京・春・音楽祭でもエーファを歌ったアンナ・ガブラー。2014年6月には新国立劇場のR.シュトラウス『アラベラ』のタイトルロールを歌ってい ます。ポーグナーのゲオルク・ツェッペンフェルトは、ドレスデンのゼンパー・オパーで大活躍しているドイツのバス。その他キャストは非常に充実しています。 指揮は2008年から2011年までバイロイトでのヘアハイム演出の『パルジファル』で指揮を担当したダニエレ・ガッティ。さすがに演出家の意図をよく承知した演 奏です。 (Ki)

20-72684(2Bluray)
20-72688G(2DVD)
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 ミヒャエル・フォレ(Br ザックス)
ロベルト・サッカ(T ヴァルター)
アンナ・ガブラー(S エーファ)
ペーター・ゾン(T ダーフィト)
ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs ポーグナー)
モニカ・ボヒネチ(Ms マグダレーネ)
マルクス・ウェルバ(Br ベックメッサー)
トーマス・エーベンシュタイン(T フォーゲルゲザング)
グイド・イェンツェンス(Bs ナハティガル)
オリヴァー・ツヴァルク(Bs-Br コートナー)
ベネディクト・コーベル(T ツォルン)
フランツ・ズッパー(T アイスリンガー)
トルステン・シャルンケ(T モーザー)
カール・フムル(Bs オルテル)
ディルク・アレシュス(Bs シュヴァルツ)
ロマン・アスタコフ(Bs フォルツ)
トビアス・ケーラー(Bs 夜番)
ダニエル・ガッティ(指)VPO
ウィーン国立歌劇場合唱団コンツェルトフェライニグング
ステファン・ヘアハイム(演出)
ハイケ・シェーレ(装置 )
ゲジーネ・フォルム(衣装 )
オラフ・フレーゼ(証明)

収録:2013年8月、ザルツブルク
◆Bluray
リージョン:ALL
HD 16:9
270 分+特典映像15分
PCM Stereo /
DTS HD Master Audio 5.1
字幕:独英仏西韓,日本語
◆DVD
リージョン:ALL
NTSC 16:9
270 分+特典映像15分
PCM Stereo DD 5.1 / DTS 5.1
字幕:独英仏西韓,日本語
リヒャルト・ワーグナー生誕200周年の2013年、ザルツブルク音楽祭で「ニュルンベルクのマイスタージンガー」が上演されました。ご存知の通り ザルツブルク音楽祭はバイロイト音楽祭と同時期の開催のため、普段はワーグナーのオペラを上演することはありません。これは特別な上演であり、それ だけに力の入った上演でした。 何といっても、今大人気のノルウェーの演出家ステファン・ヘアハイム(ノルウェー語ではシュテファンではなくステファン)の舞台がたいへんに好評でした。 ヘアハイムは「マイスタージンガー」が夏至の物語であることから、「マイスタージンガー」を「夏の夜の夢」よろしくザックス=ワーグナーの夢物語のよ うにしつらえ、とても幻想的で従来とはかなり異なった視点の「マイスタージンガー」を作りあげることに成功しています。不思議な非現実感の世界だか らこそ可能な鋭い視点を鮮やかに浮き上がらせたと思えば、あちこちで笑いが湧きあがるような滑稽な場面を盛り込み、「マイスタージンガー」の多面的 な魅力をたいへん巧妙に引き出しています。 記念公演だけに歌手は強力。2007、2008年のバイロイトではベックメッサーを歌ったミヒャエル・フォレがザルツブルクではザックスを歌い、豊かな歌 と見事な演技力で大絶賛されました。ベックメッサーは、サントリーホールでのモーツァルトのオペラのシリーズで日本でもファンの多いマルクス・ウェルバ。 二枚目で美声のベックメッサーです。ヴァルターは近年ワーグナーのテノール役で評価の高いロベルト・サッカ。彼はイタリア系とはいえ生まれも育ちもド イツです。エーファは、2013年4月、東京・春・音楽祭でもエーファを歌ったアンナ・ガブラー。2014年6月には新国立劇場のR.シュトラウス「アラベッラ」 のタイトルロールを歌っています。ポーグナーのゲオルク・ツェッペンフェルトは、ドレスデンのゼンパー・オパーで大活躍しているドイツのバス。その他キャ ストは非常に充実しています。 指揮は2008年から2011年までバイロイトでのヘアハイム演出の「パルジファル」で指揮を担当したダニエレ・ガッティ。さすがに演出家の意図をよく 承知した演奏です。 嬉しい日本語字幕付きです! (Ki)

20-72694F(Bluray)
20-72698D
シェイクスピア:「真夏の夜の夢」 
(ヘンリー・メソンによるドイツ語訳上演,メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」の音楽を使用)
ミヒャエル・ロッチュホプフ(テソイス,オベロン)
カロリーネ・アイヒホルン(ヒポリタ,ティタニア)
マルクス・マイヤー(プック)
クリスティアン・ヒガー(エゲウス,老妖精)
ターニャ・ラウニヒ(ヘルミア)
ダニエル・イェロマ(リサンダー)
クラウディウス・フォン・シュトルツマン(デメトリウス)
エーファマリア・ゾンマースベルク(ヘレナ)
ラファエル・クラーメル(ペーター・ズグヴェンツ)
パウル・ヘルヴィヒ(ニック・ツェッテル,床張り工)
クリスティアン・グラーフ(フランツ・フラウト,蜘蛛の巣,妖精)
バルバラ・シュピッツ(シュナウツ夫人,芥子の種,妖精)
マティアス・シュルング(トム・シュノック,豆の花,妖精)
ラインホルト・G.モーリッツ(ロビー・シュルッカー,蛾,妖精)
キアーラ・シュケラート(妖精)
ゾフィー・レンネルト(妖精)
ホアキン・フェルナンデス(妖精)
ルケ・ギャコミン(妖精)
ヘンリー・メイソン(演出)
ヤン・マイヤー(舞台,衣装)
フランセスク・アボース(振付)
マリオ・イルザンカー(照明)
アイヴァー・ボルトン(指)
ザルツブルク・モーツァルテウムO
ヴォーカルアンサンブル

収録:2013 年 8月,ザルツブルク
◆Bluray
リージョン:All/Full HD
16:9/170 分+15分
◆DVD
リージョン:All/NTSC
16:9/170 分+15分
御存知シェイクスピアの傑作喜劇「真夏の夜の夢」を、2013年にザルツブルク音楽祭が上演。といってもそこは天下のザルツブルク音楽祭、ただの舞 台上演ではなく、メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」を用いて音楽ファンにも楽しめるものに仕立てています。オーケストラ曲としては極めて有名なメン デルスゾーンの「真夏の夜の夢」ですが、こうやって舞台と組み合わされることで初めてその真価が明らかになるように思われます。音楽だけだとちょっと 物足りない短い曲が、演劇の中に組み込まれると効果抜群ですし、また日本ではすっかり通俗化してしまった有名な結婚行進曲も、とても新鮮な気持ちで、 やっぱり名曲だ!と実感できます。 演出のヘンリー・メイソンは1974年、英国、ロンドン生まれの演出家。長くドイツ、オーストリアを拠点に活躍しており、演劇やオペラの演出に活躍し ています。彼がドイツ語訳と改編を受け持っています(したがって役名もドイツ語化されています)。 オベロンのミヒャエル・ロッチュホプフは1969年、リンツの生まれ。ウィーンのブルク劇場など主要劇場で活躍しており、オペラの舞台にもしばしば立っ ています。彼はまたアーノルト・シェーンベルク合唱団で歌う歌手でもあります。ティタニアのカロリーネ・アイヒホルンはシュトゥットガルト出身の女優。 1989年にデビュー。以来、ハンブルクのタリア劇場、ウィーンのブルク劇場、ハンブルク室内演劇などで活躍。ヘルミア(ハーミア)のターニャ・ラウニヒは、 1989年、ウィーン生まれの若い女優。近年急速に人気を高めている実力派です。リサンダー(ライサンダー)のダニエル・イェロマは、1978年、ドイツ、 レラハ生まれの中堅の俳優。2010年にメイソン演出でピノキオを演じ、演出家から信頼の厚い俳優です。 音楽はアイヴァー・ボルトンの指揮するザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団。舞台の添え物などではない実に立派な演奏を聞かせてくれます。 字幕はいずれの言語もついていませんが、原作が大変に有名な戯曲ですので、文庫本で読んだりあらすじを頭に入れておけばほとんど支障はないでしょう。 演劇として見るもよし、メンデルスゾーンの音楽目当てで聞くもよし、とても素敵な映像です!もちろん鮮明映像、Blu-ray Discは特に美麗です。 (Ki)

20-72704F(Bluray)
20-72708E
アンドレ・チャイコフスキー:歌劇「ヴェニスの商人」Op.7(全3幕+エピローグ)

+ドキュメンタリー「ブレゲンツへの旅・オペラ計画」(マーク・チャールズ監督)]
ヴェニス大公:リチャード・アンガス(Bs)、
アントーニオ:クリストファー・エインズリー (CT)、
バッサーニオ:チャールズ・ワークマン(Ten)、
サレリオ:エードリアン・クラーク(Bs)、
ソラーニオ:ノーマン・パツケ(Bs)、
グラシアーノ:ディヴィッド・スタウト(Br)、
ロレンゾー:ジェイソン・ブリッジズ(Ten)、
シャイロック:アドリアン・エレート(Br)、
ジェシカ:キャスリーン・リーウェック(Sop)、
ポーシャ:マグダレーナ・アンナ・ホフマン(Sop)、
ネリッサ:ヴェレーナ・グンツ(Ms)、
エリク・ニールセン(指)ウィーン交響楽団、プラハ・フィル合唱団
原作:ウィリアム・シェイクスピア
台本:ジョン・オブライエン
舞台監督:キース・ワーナー
映像監督:フェリックス・ブライサフ
[2013年7月/ブレゲンツ音楽祭(ライヴ)]

◆Bluray
リージョンオール/1080i Full HD 16:9
音声:DTS HD Master Audio 5.0
/ PCM STEREO
160’ ( コンサート) +45’ (ドキュメンタリー)
字幕:英独仏波

◆DVD
リージョンオール/NTSC 16:9
音声:DD5.0 / PCM STEREO
160’ ( コンサート) +45’ (ドキュメンタリー)
台詞と歌詞:英語/字幕:英独仏波
チャイコフスキーの歌劇「ヴェニスの商人」と聞いて驚く向きもあるかもしれませんが、作曲者はロシアのピョートルではなく、ポーランド出身のアンド レ・チャイコフスキー(1935-1982)。ヴィルトゥオーゾ・ピアニストとしてRCA等に録音がありましたが、ガンのため46歳で早世しました。本人は作 曲家志望で、ピアノ協奏曲やピアノ小品はCDにもなっています。寡作家だった彼が、1968年から死の直前まで取り組んでいたのが唯一のオペラ作品「ヴェ ニスの商人」で、最後の24小節がオーケストレーションされぬまま残され、アラン・ブーステッドにより補筆完成されました。
アンドレ・チャイコフスキー(本名ロベルト・アンジェイ・クラウトハムメル)はユダヤ人家庭に生まれ、第2次世界大戦中両親を失いますが、ワルシャワ・ ゲットーを抜け出し、2年間潜伏生活を送り生還。しかしそれがトラウマとなり、戦後は鬱病に悩み、さらに同性愛者だったことも共産主義ポーランドで は「好ましからざる人物」とされ、1958年にイギリスへ亡命。同地ではイギリス人以上に立派な英文を書き、イギリス人以上にシェイクスピア作品に精 通していたとされます。
チャイコフスキーがまさに心血を注いで取り組んだ「ヴェニスの商人」は、作曲中の1981年にイングリッシュ・ナショナル・オペラで初演される計画 が持ち上がりましたが、頓挫。結局作曲者の死後30年以上も顧みられることなく放置されました。ブレゲンツ音楽祭は、2010年に、やはりユダヤ系ポー ランド人作曲家だったワインベルクの歌劇「パサジェルカ」を蘇演させ、成功をおさめた経緯から、「国を離れて忘却の淵に沈んだ」ポーランド系オペラ のシリーズ第2弾として、2013年7月18日に世界初演を行いました。
内容も衝撃。2時間40分の上演中、サスペンスあり、恋愛ありと起伏に富み飽きさせません。音楽もベルクを思わせる情念に満ちたものから、中世風 の舞曲、ワーグナーの「指環」のライトモチーフ借用まで多様。原作は中世の話ながら、衣装やセットは現代風。1970年代にこれほど重要なオペラが 書かれていたことに驚かされます。アントーニオ役クリストファー・エインズリーのカウンターテナーとバッサーニオ役のチャールズ・ワークマンのテノール によるBL風絡みも今風でオシャレ。あらゆる意味で、21世紀の重要な作品になりえると申せましょう。 (Ki)

20-72714J(Bluray)
20-72718E
ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」 アンブロージョ・マエストリ(Br ファルスタッフ)
フィオレンツァ・チェドリンス(S アリーチェ)
マッシモ・カヴァレッティ(Br フォード)
エレオノーラ・ブラット(S ナンネッタ)
エリーザベト・クルマン(Ms クイックリー夫人)
シュテファニー・ホウッツェール(Ms メグ)
ハヴィエル・カマレナ(T フェントン)
ルカ・カザリン(T 医師カイウス)
ジャンルカ・ソレンティーノ(T バルドルフォ)
ダヴィデ・フェルシーニ(Br ピストーラ)
ズービン・メータ(指)VPO
ウィーン・フィルハーモニアCho
ダミアーノ・ミキエレット(演出)
パオロ・ファンティン(装置 )
カルラ・テーティ(衣装)
アレッサンドロ・カルレッティ(照明)

収録:2013年8月、ザルツブルク
◆Bluray
リージョン:All
1080i Full HD
16:9/PCM Stereo
DTS HD-Master Audio 5.1
120 分
字幕:伊英独仏西中韓,日本語
◆DVD
リージョン:All/NTSC/16:9
PCM Stereo, Dolby Digital 5.1
DTS 5.1/120 分
字幕:伊英独仏西中韓,日本語
ヴェルディ・イヤーの2013年、ザルツブルク音楽祭が素晴らしい「ファルスタッフ」を上演。鮮明映像で発売です! 演出は、このところザルツブルク音楽祭で大人気のイタリアの演出家、ダミアーノ・ミキエレット。彼は「ファルスタッフ」の舞台を、ヴェルディ晩年の事 業である元歌手のための養老院「憩いの家」にしています。ファルスタッフは、かつてこの役で人気を博した元歌手の老人。冒頭、彼がソファでうたたね 寝していると、やがて過去と現在が混ざり合って「ファルスタッフ」の物語が進んでいく、といったもの。こうすることでミキエレットは、老ヴェルディが「ファ ルスタッフ」に込めた老いの心境、過去への思い、そして老いてなお現役の作曲家として道を切り開く意欲を、うまく立体的に描いています。この斬新な「ファ ルスタッフ」は新聞評でも大絶賛、ヴェルディ・イヤーの成果の一つになりました。 歌手は、今「ファルスタッフ」を上演するに当たっての最高クラスが集められています。タイトルロールのアンブロージョ・マエストリとフォードマッシモ・ カヴァレッティは、2013年のスカラ座来日公演でも歌った二人。ことにマエストリは当代最高のファルスタッフと言って過言ではないでしょう。アリーチェ は日本でも人気のプリマドンナ、フィオレンツァ・チェドリンス。ナンネッタのエレオノーラ・ブラットは、2014年のローマ歌劇場来日公演でリッカルド・ムー ティ指揮の「シモン・ボッカネグラ」のアメーリアを歌ったのがまだ記憶に新しい新世代のソプラノ。フェントンのハヴィエル・カマレナはメキシコ生まれ のテノール。新世代のロッシーニ・テノールとして旋風を巻き起こしており、2014年には、メトロポリタン歌劇場、ザルツブルク音楽祭、どちらでも「チェ ネレントラ」のドン・ラミーロを歌って大喝采を浴びました。 そして止めはオーケストラ、さすがはザルツブルク音楽祭、ズービン・メータ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団というグウの音も出ない豪華さ。で すから、もう最高の一言です。 (Ki)
20-72723(Bluray)
カラヤン〜ベートーヴェン:「運命」&「第9」

(1)ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』
本番とリハーサル風景

(2)ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』

■特典映像:『指揮の芸術』 
監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO

(1)ドイツ語 字幕:英、仏
監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
収録:1966年1月、2月ベルリン、ユニオン・スタジオアトリエ
画面:モノクロ

(2)アンナ・トモワ=シントウ(S)、アグネス・バルツァ(Ms)、ルネ・コロ(T)、ヨセ・ヴァン・ダム(Bs)
ベルリン・ドイツ・オペラcho
収録:1977年12月31日ベルリン、フィル
監督:ハンフリー・バートンハーモニー(ライヴ)

画面:Full HD,16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All
字幕:英、仏、原語:ドイツ語、119分
1965年から1966年にかけてカラヤンはフランスの映画監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾーと映像作品を制作しています。「メディアの寵児」と言われてい たカラヤンは映像時代の到来をいち早く予見し、フィルム・プロダクション「コスモテル(現ユニテル)」を設立。そこに協力したのがアンリ=ジョルジュ・クルーゾー でした。カラヤンはリハーサルとコンサートの違いを映像によって明らかにすることに重きを置いており、クルーゾーとの一連のシリーズは「指揮の芸術」と題され、 演奏に忠実なカメラワークとともにモノクロ映像で収められています。 今回そのうちベートーヴェンの『運命』(リハーサル付き)をブルーレイ化。更に、1977年のニューイヤー・イヴの『第9』映像も収録。ベルリン・フィルとの2度目、 1970年代のスタジオ全集録音と時期が重なるこのジルヴェスターのライヴは、ソリストもテノールのコロをのぞいてほぼ同じ(全集ではシュライヤー)。磨き抜か れた弦の美音などカラヤン色が徹底され、もっとも完成された内容として知られるものです。画質はDVDクオリティですが貴重な映像のリリースです。
20-72733(Bluray)

20-72739(2DVD)
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」

特典映像:ビハインド・ザ・シーンズ
イルデブランド・ダルカンジェロ(バリトン/ドン・ジョヴァンニ)
アネット・フリッチュ(ソプラノ/ドンナ・エルヴィラ)
トマス・コニェチュニー(バス/騎士長)
ヴァレンティーナ・ナフォルニータ(ソプラノ/ツェリーナ)
ルカ・ピサローニ(バス/レポレッロ)
レルケ・ルイテン(ソプラノ/ドンナ・アンア)
アンドリュー・ステイプルズ(テノール/ドン・オッターヴィオ)
アレッシオ・アルドゥイーニ(バス/マゼット)
ウィーン・フィルハーモニアcho
クリストフ・エッシェンバッハ(指)VPO
演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ

収録:2014年8月、ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
◆(Bluray)
画 面:カ ラー、16:9、
1080/60i Full HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA 5.1
Region All、BD50
字幕:英 独 仏伊 西中
190分
◆DVD
画 面:カ ラー、16:9、N T S C
音声:PCMステレオ、
DTS 5.1
Region All、DVD9
字幕:英 独 仏伊 西中
190分
BD:20.72734(廃盤)の再発売。 DVD:20.72738(廃盤)の再発売。
2013年より開始されたザルツブルク音楽祭新制作のスヴェン=エリック・ベヒトルフ演出によるダ・ポンテ三部作の連続上演。2013 年の『コジ・ファン・トゥッ テ』に続く上演で、2014年は『ドン・ジョヴァンニ』。
この映像で圧倒的な存在感を見せるイルデブランド・ダルカンジェロのドン・ジョヴァンニ。ダルカンジェロは、現在世界で最も人気のあるバス・バリトン歌手 のひとり。ダルカンジェロはこれまでに何度もドン・ジョヴァンニを歌ってきており、分厚い響きと艶やかな歌声、抜群の演技力で聴衆を魅了しています。スヴェ ン=エリック・ベヒトルフの演出は、密会に使われているのはホテルという設定で、時代は読み替えているものの自然な舞台を作り出しています。また他のキャス トも素晴らしく、『コジ』に続いての登場となるルカ・ピサローニは軽妙かつ色気のある美声で好演。まだ20代ながらドラマティックな歌声を持つアネット・フリッ チュ。ドン・ジョヴァンニとの対決で迫力の歌声を聴かせたトマス・コニェチュニーなど若手中心のキャストですが、配役も見事にマッチして聴き応えがあります。 (Ki)

20-72734F(Bluray)
20-72738G(2DVD)
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 イルデブランド・ダルカンジェロ(バリトン/ドン・ジョヴァンニ)
アネット・フリッチュ(ソプラノ/ドンナ・エルヴィラ)
トマス・コニェチュニー(バス / 騎 士長)
ヴァレンティーナ・ナフォルニータ(ソプラノ/ツェリーナ)
ルカ・ピサローニ(バス / レポレッロ)
レルケ・ルイテン(ソプラノ/ドンナ・アンア)
アンドリュー・ステイプルズ(テノール / ドン・オッターヴィオ)
アレッシオ・アルドゥイーニ(バス / マゼット)
ウィーン・フィルハーモニアCho
クリストフ・エッシェンバッハ(指)VPO
演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ
収録:2014年8月ザルツブルク音楽祭、ライヴ
◆Bluray
画面:1080/60i
Full HD 16:9
音声:PCMステレオ,
DTS-HD MA 5.1
リージョン:All
字幕:英独仏伊西中
180分(演奏)+180 分(舞台裏
◆DVD
画面: 16:9 NTSC
音声:PCMステレオ,
DTS-HD5.1
リージョン:All
字幕:英独仏伊西中
180分(演奏)+180 分(舞台裏)
2013年より開始されたザルツブルク音楽祭新制作のスヴェン=エリック・ベヒトルフ演出によるダ・ポンテ三部作の連続上演。2013年の「コジ・ファン・ トゥッテ」に続く上演で、2014年は「ドン・ジョヴァンニ」。この映像で圧倒的な存在感を見せるイルデブランド・ダルカンジェロのドン・ジョヴァンニ。 ダルカンジェロは、現在世界で最も人気のあるバスバリトン歌手のひとり。ダルカンジェロはこれまでに何度もドン・ジョヴァンニを歌ってきており、分厚 い響きと艶やかな歌声、抜群の演技力で聴衆を魅了しています。日本では2015年9月の英国ロイヤル・オペラでその歌唱を聴くことができるでしょう。スヴェ ン=エリック・ベヒトルフの演出は、密会に使われているのはホテルという設定で、時代は読み替えているものの自然な舞台を作り出しています。また他のキャ ストも素晴らしく、「コジ」に続いての登場となるルカ・ピサローニは軽妙かつ色気のある美声で好演。まだ20代ながらドラマティックな歌声を持つアネッ ト・フリッチュ。ドン・ジョヴァンニとの対決で迫力の歌声を聴かせたトマス・コニェチュニーなど若手中心のキャストですが、配役も見事にマッチして聴 き応えがあります。 (Ki)

20-72744(Bluray)
20-72748(2DVD)
モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」 マリン・ハルテリウス(ソプラノ/フィオルディリージ)
ルカ・ピサローニ(バス / グリエルモ)
マリー=クロード・シャピュイ(ソプラノ/ドラベッラ)
マルティン・ミッテルルッツナー(テノール / フェランド)
マル ティナ・ヤンコーヴァ( ソプラノ / デスピーナ)
ジェラルド・フィンレイ( バリトン / ドン・アルフォンゾ )
ウィーン・国立歌劇場Cho
クリストフ・エッシェンバッハ(指)VPO
演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ
収録:2013年8月ザルツブルク音楽祭、ライヴ

◆Bluray
画面:1080/60i
Full HD 16:9
音声:PCMステレオ
DTS-HD MA 5.1
リージョン:All
字幕:英独仏伊西,日本語/190 分
◆DVD
画面: 16:9 NTSC
音声:PCMステレオ,
DTS-HD5.1
リージョン:All
字幕:英独仏伊西,日本語/190 分
2013年より開始されたザルツブルク音楽祭制作の新演出でのダ・ポンテ三部作の連続上演。前回のダ・ポンテ三部作はクラウス・グート演出による ものでしたが、今回の新演出はスヴェン=エリック・ベヒトルフの演出によるもの。ベヒトルフは、ウェルザー=メストと上演したウィーンでのリング等でも 話題となっており、本プログラムも大いに注目されていました。当初は、ウェルザー=メストが指揮台にあがり、彼の希望の演出家ということでベヒトルフ の名前が上がっていたのですが、事情でウェルザー=メストは降板し、エッシェンバッハが代役を務めることになりました。
上演は2013年8月21、23,25,28,31日の5日間で行われました。舞台は植物園の温室のようにガラス張りで、南国風の木が置かれ、そのグ リーンが優雅で自然な美しさを演出しています。そして重唱の多いコジ・ファン・トゥッテでは、それぞれの歌手の実力が問われますが、6人とも芸達者 で申し分ない出来です。スウェーデン出身のマリン・ハルテリウスの気品溢れる歌声、ルカ・ピサローニの洒落っ気のある演技、マルティナ・ヤンコーヴァ のコケティッシュな感じをよく出した歌唱と、歌手陣の豊かな表現力が印象的な舞台です。エッシェンバッハの指揮も躍動感ある音楽を展開させ、ウィーン・ フィルの美しいハーモニーがモーツァルトの音楽の本質を堪能させてくれます。 (Ki)
20-72758D
プラハの春音楽祭2014〜オープニング・コンサート
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」
イル ジー・ビエロフラーヴェク(指)
チェコPO

収録:2014年5月13日スメタナホール、ライヴ
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
DD5.1、DTS5.1
リージョン:All/86分
スメタナの命日に合わせて開催される「プラハの春音楽祭」。第二次世界大戦が終わり、チェコがナチスから解放された翌年、1946年から始まったこ の音楽祭は、2014年に69回目を迎えました。そのオープニング・コンサートで必ず演奏されるのは、チェコ国民の心の音楽であるスメタナの傑作「わ が祖国」です。6曲からなる連作交響詩として作曲されましたが、第2曲目の「モルダウ」は特に有名で、一度聴いたら忘れられない美しいメロディーで 広く愛されています。
2014年のオープニング・コンサートに登場したのは、現代チェコ音楽界最高のコンビと言えるビエロフラーヴェク&チェコ・フィル。2012年に20年 振りにチェコ・フィルの首席指揮者に就任したビエロフラーヴェク。独特の深みを持ったオケの響きを見事に引き出し、雄大なスケールで音楽を構築する 様は、まさに円熟の極み。またオープニング・コンサートはアール・ヌーヴォ様式の装飾が施された美しい内装のホール「スメタナホール」で行われ、音 楽祭の熱気と共に美しい映像も楽しむことができます。 (Ki)
20-72663(4Bluray)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2
弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』
弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』
弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3『ラズモフスキー第3番』
弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74『ハープ』
弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95『セリオーソ』
弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130「大フーガ付」
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
大フーガ

●特典映像『ベートーヴェン弦楽四重奏曲への道筋』(字幕:英、独、仏)
ベルチャQ【コリーナ・ベルチャ(Vn)、アクセル・シャハー(Vn)、クシシュトフ・ホジェルスキー(Va)、アントワーヌ・レデルラン(Vc)】

収録:2012年、ウィーン、コンツェルトハウス(ライヴ)
画面:1080/60i Full
HD -16:9
音声:PCM Stereo,
DTSH-HD Master
Audio 5.1
字 幕:英 、独 、仏(特典)
リージョン:All"、522分 + 45分(特典)
20-72664(廃盤)の再発売。ベルチャ四重奏団の「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集」が装丁を新たに(Bluray用Polybox仕様)ベートーヴェン・イヤーに再発されます。この映像は、ベルチャ四重奏団がウィーンのコンツェルトハウスで2012年に行った連続演奏会の模様。12日間でベートーヴェンの弦楽四重奏曲を全曲演奏するというプロジェクトでした。ベルチャ四重奏団は、2008年に解散したアルバン・ベルク四重奏団の伝統を継承する世界トップクラスのSQ。1994年にロンドン王立音楽院に在学中のメンバーによって結成されました。2度のメンバーチェンジを行い、現在は第1ヴァイオリンにコリーナ・ベルチャ(ルーマニア)、第2ヴァイオリンにアクセル・シャッハー(スイス)、ヴィオラにはクシシュトフ・ホジェルスキー(ポーランド)、そしてチェロはアントワーヌ・ルデルラン(フランス)という国際色ゆたかなメンバーで活動を行っています。このメンバーで2011〜12年に別にセッション録音でもベートーヴェンの全集を完成させており、その切れ味鋭いダイナミックな表現力で高い評価を受けていました。この演奏会は、それを受けて実現した全曲演奏会です。演奏は、高い技術と凄まじい集中力と緊迫感、研ぎ澄まされた感性、息の合ったアンサンブルと、まさに現代を代表するベートーヴェンの弦楽四重奏曲といってよいでしょう。さらにこの演奏会は、第13番を、『大フーガ』を最終楽章にした初演版と、ベートーヴェンが死の直前に作曲した新たな最終楽章による出版社版の両方を弾いていることも特徴。特典映像には、45分間の「ベートーヴェン弦楽四重奏曲への道筋」と題されたドキュメンタリーが収録されています。
20-72768D
ブリテン:弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲第1番ニ長調op.25
弦楽四重奏曲第2番ハ長調op.36
弦楽四重奏曲第3番op.94
ベルチャQ
【コリーナ・ベルチャ(Vn)、アクセル・シャハー(Vn)、クシシュトフ・ホジェルスキー(Va)、アントワーヌ・レデルラン(Vc)】

収録:2014 年 6月スタジオ・ダヴー、パリ
画像:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
DD5.1、DTS5.1
リージョン:All/90分
ロンドン王立音楽院在学中の1994年に結成されたベルチャ四重奏団。1999年大阪国際室内楽コンクール、ボルドー国際弦楽四重奏コンクールで優 勝。2001年にはウィグモアホールのレジデント・カルテットに選出。EMIと専属契約を結び数々の録音を発表し高い評価を受けています。2度のメンバー チェンジを行い、現在は第1ヴァイオリンにコリーナ・ベルチャ(ルーマニア)、第2ヴァイオリンにアクセル・シャッハー(スイス)、ヴィオラにはクシシュ トフ・ホジェルスキー(ポーランド)、そしてチェロはアントワーヌ・ルデルラン(フランス)という国際色ゆたかなメンバーで活動を行っています。
この映像は、研ぎ澄まされた集中力、鋭い知性に裏打ちされた音楽性に溢れる傑出した演奏を聴かせるベルチャ四重奏団が、パリにある伝説のスタジオ・ ダヴーでブリテンの弦楽四重奏曲全曲を収録。彼らは2005年に同曲を録音しており、今回が2度目の収録となります。ブリテンの弦楽四重奏曲は結成 当初から頻繁に取り上げており、ベルチャ四重奏団の得意中の得意の演目。10年前の録音が若い感性をフル稼働させた鮮烈な演奏だっただけに、若手 から中堅に差し掛かった彼らが作り出すブリテンに期待が高まるところです。 (Ki)
20-72778D
グラフェネック国際音楽祭〜真夏の夜のガラコンサート2014
ラヴェル:スペイン狂詩曲〜第4曲祭り
R. シュトラウス:バラのリボン、ツェツィーリエに
プッチーニ:「トスカ」〜星は光りぬ
チレア:「アルルの女」〜ありふれた話(フェデリコの嘆き)
ラヴェル:ピアノ協奏曲〜第3楽章
レハール:「ロシアの皇太子」〜なぜ春に五月は一度しか来ないの?
ホイベルガー:「オペラ舞踏会」〜セパレに行きましょう
オスカー・シュトラウス:なぜ女は浮気をしてはいけないの?
ヒメネス:「ルイス・アロンソの結婚」〜間奏曲
バルセラータ:マリア・エレーナ
ベラスケス:ベサメ・ムーチョ
ガーシュウィン:アイ・ゴット・リズム変奏曲(ピアノとオーケストラのための)
リチャード・ロジャース:「南太平洋」〜あの人を忘れたい/魅惑の宵/序曲
ホーレンダー:誰のものかわからない
エルガー:威風堂々
ファンホ・メナ(指)
トーンキュンストラーO
アンゲラ・デノケ(S)
ラモン・ヴァルガス(T)
ジャン=イヴ・ティボーデ(P)

収録:2014年6月20日グラフェネック、ライヴ
画面:16:9 NTSC
音声:PCM ステレオ、
DD5.1、DTS5..1
リージョン:All/88 分
字幕なし
2014年のグラフェネック国際音楽祭ライヴ。2015/2016シーズンより佐渡裕が音楽監督に就任するトーンキュンストラー管弦楽団がレジデント・オー ケストラを務める音楽祭。美しいグラフェネック城の庭園にある劇場で毎年行われる「真夏の夜のガラコンサート」は、開放的な雰囲気を味わうことので きる野外コンサートです。2014年はオペラ、ミュージカル、オペレッタ、映画などの劇音楽を中心としたプログラムを、スペインの俊英指揮者ファンホ・ メナが指揮をして極彩色の音楽を聴かせてれくます。 (Ki)
20-72788D
グラフェネック国際音楽祭〜真夏の夜のガラコンサート2015
ビゼー:「カルメン」 前奏曲
マスネ:「ウェルテル」〜 春風よ なぜ私を目ざますのか
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」〜あなたの声に心は開く
ビゼー:「カルメン」〜 おまえが投げたこの花は
ビゼー:「カルメン」〜セギディーリャ「セビリアのとりでの近くに」
サラサーテ:カルメン幻想曲
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」〜 炎は燃えて
ファリャ:「恋は魔術師」〜 火祭りの踊り
カールマーン:喜歌劇「伯爵夫人マリーツァ」〜 ウィーンへ愛をこめて
サラサーテ:序奏とタランテラ
レハール:「ほほえみの国」〜 きみはわが心のすべて
コール・ポーター:「キスミー、ケイト」〜 序曲、男なんて嫌い
カールマーン:「チャールダーシュの女王」〜 僕は踊りたい
エルガー:行進曲「威風堂々」
佐渡裕(指)
トーンキュンストラーO
ユリア・フィッシャー(Vn)
エリーザベト・クールマン(Ms)
ピョートル・ベチャワ(T)

収録:2015年6月19日グラフェネック城 野外音楽堂、オーストリア(ライヴ)
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
DD5.1、DTS5.1
リージョン:All/88分
2015年9月よりウィーンのトーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に就任する佐渡裕。ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団は「ウィーン楽友協会」 「ザンクトペルテン祝祭劇場」で定期公演を行い、100年以上の伝統を持つオーストリアで最も重要なオーケストラの一つです。そのトーンキュンストラー 管がレジデント・オーケストラを務めるグラフェネック音楽祭。2015年6月に行われたライヴ映像が早速DVDで登場しました。ウィーン市街から車で 40 分ほどに位置するグラフェネック。美しいグラフェネック(グラフェネッグとも)城の庭園には野外劇場とオーディトリアムが設置されています。年間を 通して公演は行われていますが、夏の音楽祭は2007年よりスタート。ルドルフ・ブッフビンダーが芸術監督を務め、トーンキュンストラー管とともに音楽 祭を盛り上げています。 2015年の音楽祭は、世界の歌劇場で最も注目されているテノールのひとりであるピョートル・ベチャワ、圧倒的な実力と美貌で世界の聴衆を魅了する メゾソプラノのエリーザベト・クールマン、そして若くしてすでに21世紀を代表するヴァイオリニストの一人とも言われるユリア・フィッシャーといった世 界的な名声を誇るソリストが、ウィーンでの今後の活躍が期待される佐渡裕と共演した、華やかな夏のコンサートとなりました。 (Ki)

20-72818F(2DVD)
アルゲリッチ&バレンボイム
モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
シューマン
:幻想小曲集Op.12〜第7曲”夢のもつれ”
ラヴェル:スペイン狂詩曲、
 亡き王女のためのパヴァーヌ、
 ボレロ
ビゼー:カルメン組曲第1番〜アラゴネーズ、間奏曲、アルカラの竜騎兵、闘牛士の歌
マリアーノ・モーレス(ホセ・カルリ編): エル・フィルレーテ、タンゴ
モーツァルト:2台ピアノのためのソナタ.ニ長調K.448
シューベルト:創作主題による8つの変奏曲変イ長調D813
ストラヴィンスキー:春の祭典(2台ピアノ版)
シューマン:2台ピアノのためのアンダンテと変奏Op.46
ラフマニノフ:組曲第2番Op.17〜ワルツ
カルロス・グアスタビーノ:バイレシート
ミヨー:スカラムーシュ〜ブラジレイラ
ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ
マルタ・アルゲリッチ(P)
ダニエル・バレンボイム(指,P)
リノール・カッツ(Vc)
キアン・ソルタニ(Vc)
ホルヘ・モンテ・デ・フェス(Hrn)

収録:2014年8月コロン劇場、ブエノスアイレス(ライヴ)
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1/リージョン:All
2014年4月ベルリン、現代クラシック界を代表するマルタ・アルゲリッチとダニエル・バレンボイムが15年ぶりに共演し実現したピアノ・デュオ・リ サイタル。それから5ヶ月後、お互いの故郷であるブエノスアイレスのテアトロ・コロンで初めて2人揃ってのコンサートが行われました。ダニエル・バレ ンボイムによって創設されたウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラを率いて行われたコンサートは、ブエノスアイレスの人々の熱烈な拍手と歓声 で迎えられました。 DVD1は、モーツァルトのフィガロの結婚〜序曲で軽快で華やかに開始後、続いて若きベートーヴェンが残した傑作ピアノ協奏曲第1番。アルゲリッ チもバレンボイムもそれぞれ何度となく演奏、録音してきた作品。作品と奏者の音楽性が一体化した二人の演奏は、ベートーヴェンのもつ力強さ、躍動感 に溢れています。そして最後にはオケがタンゴの巨匠マリアーノ・モーレスの「エル・フィルレーテ」で会場を大いに盛り上げています。DVD2は、アルゲリッチ、バレンボイムによるピアノ・デュオ・ライヴ。ベルリンでのライヴと同様のモーツァルト、シューベルト、ストラヴィンスキー「春 の祭典」に加えシューマン、ラフマニノフ、そしてアルゼンチンの作曲家カルロス・グアスタビーノやサンバのリズムが楽しいミヨーの「スカラムーシュ〜 ブラジレイラ」の作品などテアトロ・コロンの聴衆を満足させる充実のプログラムが組まれました。 (Ki)

20-72828K(5DVD)
ドヴォルザーク:交響曲全集
交響曲第1番ハ短調Op.3「ズロニツェの鐘」
交響曲第2番変ロ長調Op.4
交響曲第3番変ホ長調Op.10
交響曲第4番ニ短調Op.13
交響曲第5番ヘ長調Op.76
交響曲第6番ニ長調Op.60
交響曲第7番ニ短調Op.70
交響曲第8番ト長調Op.88
交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」

ドキュメンタリー「ドヴォルザークのスケッチ」
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)
チェコPO

収録:2014年、プラハ、「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホール

字幕:英、独(言語:チェコ語)
500分(本編:450 分/ドキュメンタリー:45 分)
リージョン:All
ビエロフラーヴェクとチェコ・フィルによるドヴォルザーク交響曲全集が映像で発売されます。同演目チクルス映像は今回がはじめて。 イルジー・ビエロフラーヴェクは、1990年にノイマンの後継者として名門チェコ・フィルの首席指揮者に就任しましたが、わずか2年で退任。その後、プラハ・ フィルハーモニアを創設し、BBC交響楽団の首席指揮者を務めていましたが、2012年に再びチェコ・フィルに首席指揮者として復帰することになりまし た。復帰後は、オケの古き良き伝統と若いオーケストラ団員との相互作用を上手く引き出した、新生チェコ・フィルとして積極的に活動しています。日本 にも2013年、2015年と来日し、巨匠ビエロフラーヴェクのもと更なる躍進を遂げたチェコ・フィルの姿を見せてくれています。 この映像は、2014年にプラハの「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホールで収録されました。2012年と2013年に録音されたビエロフラーヴェク&チェ コ・フィルのドヴォルザーク交響曲全集(DECCA)は、グラモフォン・アワードのオーケストラ部門を受賞するなど高く評価され、満を持して再登板した ビエロフラーヴェクのただならぬ意気込みも感じます。「スラヴの哀愁ある響き」という伝統的なイメージにとらわれることのない、鮮烈な響きが新鮮な印 象を与えます。そしてビエロフラーヴェクのドヴォルザークに対する深い共感が、演奏にさらなる感動を与えています。 (Ki)
20-72938L
KKC-9163
日本語帯付
初回特典あり
税込定価
グラフェネック国際音楽祭「真夏の夜のガラ・コンサート2016」
グノー:歌劇「ミレイユ」〜序曲、ワルツ「おお、身軽なつばめよ」
 歌劇「ファウスト」〜「金の仔牛の歌」
ビゼー:交響的頌歌「ヴァスコ・ダ・ガマ」〜「きみの心を開いてくれ」
ウェーバー:舞踏への勧誘
ヴェルディ:歌劇「オテロ」〜「無慈悲な神の命ずるままに」
ドニゼッティ:歌劇「シャモニーのリンダ」〜「私の心の光」
 歌劇「愛の妙薬」〜「なんとういう愛情」
オッフェンバック:歌劇「パリの喜び」〜序曲
ミッチ・リー:「ラ・マンチャの男」〜「見果てぬ夢」
レハール:「メリーウィドウ」〜「とざした唇に」
エルガー:行進曲「威風堂々」第1番
オルガ・ペレチャッコ(S)
ブリン・ターフェル(Br)
ルドルフ・ブッフビンダー(P)
佐渡裕(指)
トーンキュンストラーO

収録:2016年6月グラフェネック国際音楽祭(ライヴ)
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、DD5.0、DTS5.0
リージョン:All/90分
字幕なし/ 解説書なし
トーンキュンストラー管弦楽団の本拠地のザンクト・ペルテンで行われるグラフェネック国際音楽祭。ピアニストのルドルフ・ブッフビンダーが音楽監督 を務め、トーンキュンストラー管弦楽団がレジデント・オーケストラで参加、2015年からは同楽団の音楽監督に就任した佐渡裕も登場しています。この 映像は2016年6月に行われたばかりの音楽祭の幕開けを飾るガラ・コンサートのライヴ映像。10周年を記念する2016年。この記念すべきコンサートには、美しい容姿と声で聴衆を魅了するロシアのソプラノ、オルガ・ペレチャッコと世界的なバス・ バリトン歌手、ブリン・ターフェルが登場。南仏プロヴァンスを舞台として美しい風物を背景に若い男女の恋愛を描いた作品グノー「ミレイユ」の序曲に はじまり、第2幕のミレイユのワルツ「おお、軽やかなつばめ」をオルガ・ペレチャッコが歌います。高いコロラトゥーラの技術と艶のある美声で、華や かな野外コンサートのオープニングを演出しています。またターフェルが持ち前のスケールの大きい歌唱力で<ラ・マンチャの男>の「見果てぬ夢」を朗々 と歌い上げます。最後は聴衆の心を惹きつける能力に長けている佐渡裕の指揮も相まって、エルガーの「威風堂々」と盛大な花火とともに、華麗に締めく くられました。
また国内仕様盤には初回特典として佐渡裕のサインが付属する予定です。 (Ki)
20-72953(Bluray)

20-72959(2DVD)

20-72955
(Ultra HD Bluray)
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 ルカ・ピサローニ(アルマヴィーヴァ伯爵/バス・バリトン)
アネット・フリッチュ(伯爵夫人/ソプラノ)
アダム・プラチェツカ(フィガロ/バリトン)
マルティナ・ヤンコヴァ(スザンナ/ソプラノ)
マルガリータ・グリシュコヴァ(ケルビーノ/メゾ・ソプラノ)
アン・マレー(マルチェリーナ/メゾ・ソプラノ)
カルロス・ショーソン(ドン・バルトロ/バス)
パウル・シュヴァイネスター(ドン・バジリオ/テノール)
フランツ・ズッパー(ドン・クルツィオ/テノール)
クリスティーナ・ガンシュ(バルバリーナ/ソプラノ)
エリック・アンスティーネ(アントニオ/バス)
ダン・エッティンガー(指)VPO
ウィーン国立歌劇場cho
演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ
ボーナス:デジタル・オペラ・ガイド(日本語字幕付)

収録:2015年8月9日ハウス・フォー・モーツァルト、ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
◆Bluray
画面:カラー、16:9、Full HD
1080/60i
音声:PCMステレオ、
DTS-HD Master Audio 5.1
Region All
字幕:英独仏伊西,日本語
190分
◆DVD
画面:カラー、16:9、NTSC
音声:PCMステレオ、
DD5.1,DTS5.1
Region All
字幕:英独仏伊西,日本語
190分
◆Ultra HD Blu-ray
画面:4K(2160p)
ULTRA HD 16:9
音声:PCM Stereo、
DTS-HD Master Audio
(24bit/96kHz:High-Res Audio)
リージョン:All
原語:イタリア語
字幕:英独仏伊西,日本語
190分
2072953(BD):2072954(廃盤)の再発売。 KKC 9761(BD):KKC 9203(廃盤)の再発売。 20 72959(2DVD):2072958(廃盤)の 再発売。 KKC 9762/3(2DVD):KKC 9204(廃盤)の再発売。
2013年からスヴェン=エリック・ベヒトルフの演出で始まったモーツァルトのダ・ポンテ・オペラ三部作の締めくくりとなる「フィガロの結婚」。2015年まで東 京フィルハーモニーSO常任指揮者として日本でもおなじみのダン・エッティンガーが、ザルツブルク音楽祭でオペラ初登場した際の映像です。バレンボイムの 秘蔵っ子として、2003年から2008年までベルリン国立歌劇場カペルマイスター兼音楽監督助手を務めていた俊英です。
モデル並みの恵まれた容姿をもつルカ・ピサローニ、ドラマティックな声と表現力で注目の美人ソプラノ、アネット・フリッチェ、ウィーン国立歌劇場を中心に活躍 するプラハ出身のアダム・プラチェツカ、チューリヒ歌劇場を拠点に古楽でも活躍中のソプラノ、マルティナ・ヤンコヴァ、2012年のウィーン国立歌劇場日本公演で も同役を歌い大絶賛されたマルガリータ・グリシュコヴァなど充実の歌手陣で楽しむことができます。
スヴェン=エリック・ベヒトルフの細部まで丁寧に作りこんだ演出、オーソドックスな中にも洗練された舞台装置で新鮮な印象を与えます。
また本ディスクの特徴として、上演の舞台裏を収めた「デジタル・オペラ・ガイド」を収録。スヴェン=エリック・ベヒトルフによる作品解説をご覧いただけます(日本語字幕付)。

2072955は、2072951(廃盤)の再発売。 KKC 9760:KKC 9202(廃盤)の再発売。 ★4KブルーレイことUltra HD Blu-ray(UHD BD)。大手ハリウッドスタジオが大作映画を続々とUHD BD化し、UHD BDプレイヤーも国内販売が開始さ れ、2016年は「4Kブルーレイ時代」の幕開けとも言われています。その注目のフォーマットにEURO ARTSが挑戦、UHD BD初のオペラ作品がこの度発 売されます。
◆4Kブルーレイとは、CDやDVD、ブルーレイ・ディスクなどと同じ、直径約12cmのディスクメディアです。記録容量は片面2層で最大66GB、片面 3層で最大100GB。従来のブルーレイに採用されている「MPEG-4 AVC/H.264」に比べて約2倍の圧縮効率を実現した映像圧縮方式「HEVC/H.265」 によって、ブルーレイが採用するフルハイビジョン(1920×1080ピクセル)の4倍の解像度(3840×2160ピクセル)の映像を記録することができます。 *再生にはUltra HD Blu-ray対応再生専用プレイヤーが必要です。 (Ki)

20-72954F(Bluray)
20-72958F(2DVD)
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」


ボーナス:デジタル・オペラ・ガイド
ルカ・ピサローニ(アルマヴィーヴァ伯爵/バス・バリトン)、アネット・フリッチュ(伯爵夫人/ソプラノ)、アダム・プラチェツカ(フィガロ/バリトン)、マルティナ・ヤンコヴァ(スザンナ/ソプラノ)、マルガリータ・グリシュコヴァ(ケルビーノ/メゾ・ソプラノ)、アン・マレー(マルチェリーナ/メゾ・ソプラノ)、カルロス・ショーソン(ドン・バルトロ/バス)、パウル・シュヴァイネスター(ドン・バジリオ/テノール)、フランツ・ズッパー(ドン・クルツィオ/テノール)、クリスティーナ・ガンシュ(バルバリーナ/ソプラノ)、エリック・アンスティーネ(アントニオ/バス)
ダン・エッティンガー(指)VPO
ウィーン国立歌劇場Cho
演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ
装置:アレックス・イールズ
衣裳:マルク・ブーマン
照明:フレデリック・ロム
ドラマトゥルギー:ロニー・ディートリヒ
収録:2015年8月9日ハウス・フォー・モーツァルト、ザルツブルク音楽
祭2015、ライヴ
映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ

◆Bluray
画面:16:9
Full HD1080/60i
音声:PCMステレオ、DTS-HD Master Audio5.1、190 分
字幕:英独仏伊西,日本語
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1、190 分
字幕:英独仏伊西,日本語
2013年からスヴェン=エリック・ベヒトルフの演出で始まったモーツァルトのダ・ポンテ・オペラ三部作の締めくくりとなる「フィガロの結婚」。2010 年から東京フィルハーモニー交響楽団常任指揮者をとして日本でもおなじみのダン・エッティンガーが、ザルツブルク音楽祭でオペラ初登場。バレンボイム の秘蔵っ子として、2003年から2008年までベルリン国立歌劇場カペルマイスター兼音楽監督助手を務めていた俊英です。 モデル並みの恵まれた容姿をもつルカ・ピサローニ、ドラマティックな声と表現力で注目の美人ソプラノ、アネット・フリッチェ、ウィーン国立歌劇場を 中心に活躍するプラハ出身のアダム・プラチェツカ、チューリヒ歌劇場を拠点に古楽でも活躍中のソプラノ、マルティナ・ヤンコヴァ、2012年のウィーン 国立歌劇場日本公演でも同役を歌い大絶賛され、2016年も来日予定のマルガリータ・グリシュコヴァなど充実の歌手陣で楽しむことができます。 スヴェン=エリック・ベヒトルフの細部まで丁寧に作りこんだ演出、オーソドックスな中にも洗練された舞台装置で新鮮な印象を与えます。 また本ディスクの特徴として、上演の舞台裏を収めた「デジタル・オペラ・ガイド」を収録。スヴェン=エリック・ベヒトルフによる作品解説をご覧いた だけます(日本語字幕付)。

20-72962M(2DVD)
ニコラウス・アーノンクール/ザルツブルク音楽祭〜オーバーチュア・スピリチュエル

■DVD1
モーツァルト:聖体の祝日のためのリタニア 変ホ長調 K.243、
 ミサ・ロンガ K.262

■DVD2
ハイドン:オラトリオ『四季』

●特典映像
『ドキュメンタリー:ニコラウス・アーノンクールのハイドン「四季」リハーサル』 (25分) 
■DVD1(90分)
シルヴィア・シュヴァルツ(S) 
エリーザベト・フォン・マグヌス(Ms)
ジェレミー・オヴェンデン(T) 
フローリアン・ベッシュ(Br)
アルノルト・シェーンベルクCho
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
ニコラウス・アーノンクール(指)
収録:2012年7月29日ザルツブルク音楽祭(ライヴ)

■DVD2(150分)
ドロテア・レシュマン(S)  
ミヒャエル・シャーデ(T)
フローリアン・ベッシュ(Bs)
ウィーン国立歌劇場Cho
ニコラウス・アーノンクール(指)VPO
収録:2013年7月ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
●特典映像
監督:エリック・シュルツ

画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、DD5.0、DTS5.0
リージョン:All/223分
言語:独、字幕:英独仏
現代のクラシック音楽界に大きな影響を与え、古楽演奏の先駆者として活躍したニコラウス・アーノンクール、2015 年12月には演奏活動からの引退 を表明し、その後2016 年3月5日、86 歳で亡くなりました。 このDVDは、2012年と2013年のザルツブルク音楽祭に登場した際の映像を2枚組セットにしたもの。カトリックやプロテスタントの宗教音楽を特 集するザルツブルク音楽祭の新しいコンサート・シリーズ「オーバーチュア・スピリチュエル」での演奏です。 2012年、アーノンクール率いるウィーン・コンツェントゥス・ムジクスによるモーツァルトの初期の宗教曲2作品と、2013年ウィーン・フィルと行っ たハイドンのオラトリオ『四季』。アーノンクールの長年の経験と研究から培われた深い解釈がもたらす充実の音楽を聴かせてくれます。 (Ki)



20-72972(4DVD)
ザルツブルク音楽祭現代オペラBOX


■DVD1
ツィンマーマン:『軍人たち』全曲


■DVD2
シュレーカー:歌劇『烙印を押された人々』全曲


■DVD3&4
ベルク:歌劇『ルル』全曲(チェルハ補筆3幕版)
■DVD1
ローラ・エイキン(マリー)、アルフレート・ムフ(ヴェーゼナー)、ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナー(シャルロッテ)、コルネリア・カリッシュ(ヴェーゼナーの老母)、トマシュ・コニェチュニ(シュトルツィウス)、ルネ・モルロック(シュトルツィウスの母)、ガブリエラ・ベニャチコヴァー(ド・ラ・ロッシュ伯爵夫人)、マティアス・クリンク(若い伯爵)、ラインハルト・マイヤー(シュパンハイム侯爵オブリスト)、ダニエル・ブレンナ(デポルテス)、ヴォルフガング・アブリンガー=シュペールハッケ(ピルツェル)、ボアズ・ダニエル(アイゼンハルト)、マティヤーシュ・ロバヴズ(ハウディ少佐)、モーガン・ムーディ(マリ大尉)
インゴ・メッツマッハー(指)VPO
演出、装置:アルヴィス・ヘルマニス
衣装:エファ・デセッカー
照明:グレブ・フィリシチンスキー
字幕:独、仏、英
収録時期:2012年8月ザルツブルク、フェルゼンライトシューレ
■DVD2
ロバート・ブルベイカー(アルヴィアーノ)、ロバート・ヘイル(アドルノ公爵)、ミヒャエル・フォレ(タマーレ伯爵)、ヴォルフガング・シェーネ(ナルディ市長)、アンネ・シュヴァネヴィルムス(カルロッタ・ナルディ)、ベルナルト・リヒター(グイドバルド)、マルクス・ペッチュ(メナルド)、メル・ウルリッヒ(ミケロット)トマス・オリーマンス(ゴンサルヴォ)、ギヨーム・アントワーヌ(ユリアン)、シュテファン・ガッド(パオロ)、ロベルト・ヴェルレ(議員)、ペーター・レーレ(議員)、マルクス・アイヒェ(議員)、クレメンス・ザンダー(大男)、ウォルター・ツェー(男の使用人)、ガブリエラ・ベッセニエイ(女の使用人)
ウィーン国立歌劇場Cho
ケント・ナガノ(指)ベルリン・ドイツSO
衣装:アンドレア・シュミット=フッテラー
装置:ライムント・バウアー
振付:デニ・セイヤーズ
照明:アレクサンダー・コッペルマン
演出:ニコラウス・レーンホフ
字幕:英、独、仏、西
収録時期:2005年7月、8月ザルツブルク、フェルゼンライトシューレ(ライヴ)
■DVD3&4
パトリシア・プティボン(ルル)、ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナー(ゲシュヴィッツ伯爵令嬢)、パヴォル・ブレスリク(画家、黒人)、ミヒャエル・フォレ(シェーン博士、切り裂きジャック)、トーマス・ピフカ(アルヴァ、シェーン博士の息子、作曲家)、フランツ・グルントへーバー(シゴルヒ)、トーマス・ヨハネス・マイヤー(猛獣使い、力業士)、ハインツ・ツェドニク(公爵、従僕)、コーラ・ブルクグラーフ(劇場の衣装係、学生、従僕)、アンドレアス・コンラッド(侯爵)、マルティン・ツォネフ(劇場支配人、銀行家)、エミリー・ピクテット(15歳の少女)、コルネリア・ヴルコプフ(15歳の少女の母)、アストリッド・モニカ・ホファー(女性芸術家)、ジーモン・シュノル(新聞記者)、ゲルハルト・パイルシュタイン(医事顧問官、教授、警部)、ジェイムズ・クレヴァートン(召使)
アッパー・オーストリア・ジャズ・オーケストラ
マルク・アルブレヒト(指)VPO
演出:ヴェラ・ネミロヴァ
装置:ダニエル・リヒター
衣装:クラウス・ノアック
照明:マンフレッド・フォス
字幕:独、英、仏、伊、中、韓、日本語
収録時期:2010年8月ザルツブルク、フェルゼンライトシューレ(ライヴ)

画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、DD5.0、DTS5.0
リージョン:All
DVD1 : 122分、DVD2 : 145分、DVD3,4 : 173分
れまでザルツブルク音楽祭で上演された20世紀のオペラ作品3つをまとめたBOXセット。2012年に上演され絶賛されたツィンマーマンの『軍人たち』。ラトビアの演出家アルヴィス・ヘルマニスの舞台はフェルゼンライトシューレの横長の舞 台を見事に使い、あまりエキセントリックな手法を使うことなく、近代の軍隊が日常社会を蝕んでいく不条理を鋭く描いています。近現代作品に強いメッ ツマッハーも本領発揮といった感じの展開をみせています。 ケント・ナガノ指揮、ニコラウス・レーンホフ演出により、2005年のザルツブルク音楽祭オープニング上演されたシュレーカー最大の人気作『烙印を 押された人々』。16世紀ジェノヴァを舞台とした作品で、120人以上のオケと大掛かりなセットで大迫力の舞台に仕上げています。 2010年にザルツブルク音楽祭で上演され大きな話題となった『ルル』。ルルを歌うのはパトリシア・プティボン。また画家のパヴォル・ブレスリクは 1979年生まれのスロヴァキアの甘い声とマスクの若きテノール。シェーン博士には、今脂が乗っているミヒャエル・フォレ。指揮を担当するのはマルク・ アルブレヒト。2008年から2011年までストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務め、ベルクを得意としています。演出はブルガリア 出身のヴェラ・ネミロヴァ。 (Ki)

20-72984F(Bluray)
20-72988
KKC-9181(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価

KKC-9182
日本語帯・解説付
税込定価
フンパーティンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」 アドリアン・エレート(バス:ペーター/父親、ほうき職人)
ジャニーナ・ベヒレ(アルト:ゲルトルート/母親)
ダニエラ・シンドラム(メゾソプラノ:ヘンゼル/兄)
イレアナ・トンカ(ソプラノ:グレーテル/妹)
ミヒャエラ・シュースター(メゾソプラノ:お菓子の魔女)
アニカ・ゲルハルツ(ソプラノ:眠りの精、朝露の精)
ウィーン国立歌劇場、
ウィーン国立歌劇場舞台上オーケストラ
クリスティアン・ティーレマン(指)
ウィーン国立オペラ学校児童Cho
アドリアン・ノーブル(演出)
アンソニー・ワード(美術)
ジャン・カルマン(照明)
アンドジェイ・ゴールディング(映像)
デニス・セイヤーズ(振付)
アニエス・メテ(映像監督)

収録:2015年11月ウィーン国立歌劇場
◆Bluray
画面:1080/60i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.0
リージョン:All
字幕:英独仏西韓,日本語、113分
◆DVD
画面: 16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、
DTS5.0、DD5.0
リージョン:All
字幕:英独仏西韓,日本語、113分
グリム童話を原作とした<ヘンゼルとグレーテル>は、貧困のため森にすてられた子供たちが、魔女におそわれるも自ら窮地を脱し、無事に家へ戻るとい う話で、クリスマス・シーズンを中心に子供向けのオペラとしてヨーロッパ各地で上演されます。この映像は、久々にウィーン国立歌劇場で同演目が上演さ れることになり、英国出身のエイドリアン・ノーブルが演出を担当、クリスティアン・ティーレマン指揮という注目の一作となりました。 フンパーディンクは、ワーグナーの直弟子のひとりで、「パルジファル」のコピストをしており、ワーグナーからも信頼も厚かった人物。その影響は随所に 感じ取ることができますが、民謡を取り入れたりフンパーティンクの巧みな手腕により、このメルヒェン・オペラをより親しみやすく仕上げています。ティー レマンもこの点には非常に重きを置いており、響きの中にはっきりとワーグナーの影響を聴き取ることができると言っています。とは言っても、このオペラは 童話であり悲劇ではないので、演出でも辛く厳しい状況でも、想像力を駆使して進む子供たちを前向きに描いています。ブックレットには、演出家ノーブル とティーレマンの本作に関する2人のインタビューがおさめられています。 ヘンゼルを演じるのは、表情豊かな声と高い演技力で定評のあるダニエラ・シンドラム。グレーテルはルーマニア出身のソプラノ、イレアナ・トンカ。ペー ターには、ティーレマンからの信頼も厚いバリトン、アドリアン・エレート。と歌手陣も実力派が揃い、極上のクリスマス・オペラが誕生しました。 (Ki)
20-73078D
バッハ:ミサ曲ロ短調BWV232

[ボーナス映像]:ネルソンとパリ大司教のインタヴュー
映像監督:オリヴィエ・シモネ
ルート・ツィー ザク(S)
ジョイス・ディドナート(Ms)
ダニエル・テイラー(C.T)
ポール・アグニュー(T)
ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
アンサンブル・オルケストラル・ドゥ・パリ
ジョン・ネルソン(指)

収録:2006年3月27-30日、パリ、ノートルダム寺院(ライヴ)
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.0(ボーナス:DD2.0)
字幕:英仏独西
リージョン:All
110分( 本編 )、43 分(ボーナス)
ジョン・ネルソンが2006年に壮麗なパリのノートルダム寺院で行ったバッハのロ短調ミサ曲。1941年生まれの巨匠ジョン・ネルソンは、幅広いレパー トリーと、生き生きとした音楽作りで定評のある指揮者。巨匠の風格を漂わせつつも、音楽は熱気に満ち溢れ、バッハの堅密で深みのある音楽を明確に 描いています。フランスの名匠オリヴィエ・シモネの秀逸なカメラワークで圧倒的なノートルダム寺院での演奏を堪能することができます。 (Ki)

20-73898C
ユーディ・メニューイン/ドキュメンタリー
「世紀のヴァイオリン/The Violin The Century」
ブルーノ・モンサンジョン監督

1994年制作
画面:4:3 NTSC
音声:PCMデュアル・モノ
言語:仏、英/字幕:仏、英、独
リージョン:ALL/115分
1916年ニューヨーク出身の20世紀を代表するヴァイオリニスト、ユーディ・メニューイン。2016年は彼の生誕100年を記念して様々な音源が再リリー スされています。このDVDは、以前ブルーノ・モンサンジョン・エディション、メニューイン編(20-75018)で発売されたBOXからの分売。メニューイ ンは神童として8歳でデビューし、その後は世界のトップ奏者として君臨。ソリストとしてだけではなく、指揮者として、さらにはイギリスとスイスに音楽 学校を設立した教育者として、そして人権活動家としても活躍した20世紀を代表する巨匠の一人です。モンサンジョンは自身もヴァイオリニストというこ ともあり、非常に優れた音楽家の映像を撮っており、その手腕はメニューインの映像でも発揮されています。 (Ki)

20-73934(6Bluray)

20-73938(6DVD)
ブルーノ・モンサンジョン・エディションVol.1〜ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ

■Disc 1:ドキュメンタリー;秋の旅
監督:ブルーノ・モンサンジョン

■Disc 2:ロベルト・シューマン
歌の先生、レッスン1〜シューマン*

■Disc 3:フランツ・シューベルト
23曲の歌曲
歌の先生、レッスン2〜シューベルト*

■Disc 4:フランツ・シューベルト
美しき水車小屋の娘
歌の先生、レッスン3〜モーツァルト*
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」〜レチタティーヴォとアリア「訴訟に勝っただと!」*
「私が溜め息をついているのに、召使いが幸せになっていいんだろうか」*

■Disc 5:
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
最後の言葉〜音楽的談話のプロローグと16のシーン

■Disc 6:
シューベルト-マスタークラス(色々なシューベルトの歌曲と追加のマスタークラス)
全て、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)

■Disc 1
監督:ブルーノ・モンサンジョン
■Disc 2
ヘルトムート・ヘル(P)
監督:ブルーノ・モンサンジョン
収録:1991年ニュルンベルク州立劇場
ヘルトムート・ヘル(P)*、ニコラス・ウィルソン(T)*、子安ゆかり(P)*、イツィアール・レアル(S)*、カロラ・テイル(P)*、ルネ・ヘス(Br)*、カロラ・テイル(P)*
監督:ブルーノ・モンサンジョン*
収録:1992年ベルリン芸術大学*
■Disc 3
ヘルトムート・ヘル(P)
監督:ブルーノ・モンサンジョン
収録:1991年ニュルンベルク州立劇場

)ヘルトムート・ヘル(P)*、クリスチャン・エルスナー(T)*、ジャン・フィリップ・シュルツェ(P)*、クリスティアン・イヴェン(S)*、マティス・ファイト(P)*、マティアス・レットナー(Br)*、マティアス・ファイト(P)*
監督:ブルーノ・モンサンジョン*
収録:1992年ベルリン芸術大学*
■Disc 4:
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)クリストフ・エッシェンバッハ(P)
監督:ブルーノ・モンサンジョン
収録:1992年4月2日パリ、サル・プレイエル
マティアス・レットナー(Br)*、エリック・シュナイダー(P)*
監督:ブルーノ・モンサンジョン*
収録:1992年ベルリン芸術大学*

■Disc 5:
監督:ブルーノ・モンサンジョン
収録:2008/2009年シュタルベルク湖の彼の家で

■Disc 6:
ディートリヒ・グレーヴェ(Br)、ウルリケ・シーデル(P)、イツィアール・レアル(S)、カロラ・テイル(P)、クラウディオ・バラインスキー(S)、マルクス・ヴェンツ(P)、ディートリヒ・ヘンシェル(Br)、ジャン・フィリップ・シュルツェ(P)
監督:ブルーノ・モンサンジョン
収録:1992年ベルリン芸術大学

●Bluray
695mm
画面:1080iHD 4:3/16:9(Disc4&5
音声:PCMステレオ
日本語字幕付き(帯付き)

●DVD
695mm
画面:NTSC 4:3/16:9(Disc4&5)
音声:PCMステレオ、DD2.0(Disc1)
日本語字幕付き(帯付き)
フランスのカリスマ的映像作家ブルーノ・モンサンジョン。彼はこれまでに85以上の作品を撮っており、その素晴らしい映像の中から主要作品を選び、 充実したブックレット、豪華な装丁で「ブルーノ・モンサンジョン・エディション」としてリリースすることになりました。
第1弾は、2012年86歳で亡くなった名バリトン歌手ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウを撮った映像集。「不世出の天才バリトン歌手」フィッ シャー=ディースカウは、歌手としてばかりではなく、文筆家、画家、指揮者、教育者としても活動し、彼の多面的な才能にも光をあてた内容となっています。 合計9つのフィルムを6枚のブルーレイ及びDVDに収め、シューマンやシューベルトの様々なリサイタル、幾つかのマスタークラス、リヒテルやサヴァリッ シュら巨匠と共演してきた映像とそれを回想するフィッシャー=ディースカウ自身のインタビューなどが盛り込まれた名ドキュメンタリー「秋の旅」、そして、 このボックスで新たに映像化された「最後の言葉」は、2008年から2009年にかけてフィッシャー=ディースカウのドイツ、シュタルベルク湖近くの自宅 で行われたインタビューが収められています。
このボックス・セットは、310mm×310mmの豪華ハードケースに204ページの豪華冊子、さらにはフィッシャー=ディースカウが描いた絵画「道」 のレプリカが付いた特別仕様となっています。付属する豪華冊子には、写真をふんだんに使用し、モンサンジョン氏とフィッシャー=ディースカウとの会話 から抜粋された手稿やフィッシャー=ディースカウ自身が所有していた、大成功を収めたコンサートの舞台写真、そしてコンサートや旅行の際に書いた日 記やプライベート写真、未発表の文章、フィッシャー=ディースカウによる注釈がついたスコアなど、貴重なコレクションが掲載されています。歌手として ばかりではなく、多方面で活躍したフィッシャー=ディースカウならではの多彩な内容となっています。
「ブルーノ・モンサンジョン・エディション」は、今後メニューイン、リヒテル、オイストラフ、ロジェストヴェンスキー、ヴァラディなどのリリースが予 定されています。 (Ki)


20-72951
(Ultra HD Bluray)
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」

ボーナス:デジタル・オペラ・ガイド(日本語字幕付)
ルカ・ピサローニ(アルマヴィーヴァ伯爵/バス・バリトン)
アネット・フリッチュ(伯爵夫人/ソプラノ)
アダム・プラチェツカ(フィガロ/バリトン)
マルティナ・ヤンコヴァ(スザンナ/ソプラノ)
マルガリータ・グリシュコヴァ(ケルビーノ/メゾ・ソプラノ)
アン・マレー(マルチェリーナ/メゾ・ソプラノ)
カルロス・ショーソン(ドン・バルトロ/バス)
パウル・シュヴァイネスター(ドン・バジリオ/テノール)
フランツ・ズッパー(ドン・クルツィオ/テノール)
クリスティーナ・ガンシュ(バルバリーナ/ソプラノ)
エリック・アンスティーネ(アントニオ/バス)
ダン・エッティンガー(指)VPO
ウィーン国立歌劇場cho
エルンスト・ラッフェルスベルガー(合唱指揮)
演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ
装置:アレックス・イールズ
衣裳:マルク・ブーマン
照明:フレデリック・ロム
ドラマトゥルギー:ロニー・ディートリヒ

収録:2015年8月9日ハウス・フォー・モーツァルト、ザルツブルク音楽祭2015、ライヴ
映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ

画面:4K(2160p)
ULTRA HD  16:9
音声:PCM Stereo
DTS-HD Master Audio
(24bit/96kHz: High-Res Audio)
リージョン:All、190 分
原語:イタリア語
字幕:英独仏伊西,日本語
KブルーレイことUltra HD Blu-ray(UHD BD)。大手ハリウッドスタジオが大作映画を続々とUHD BD化し、UHD BDプレイヤーも国内販売が開始され、2016年は「4Kブルーレイ時代」の幕開けとも言われています。その注目のフォーマットにEURO ARTSが挑戦、UHD BD初のオペラ作品が この度発売されます。 4Kブルーレイとは、CDやDVD、ブルーレイ・ディスクなどと同じ、直径約12cmのディスクメディアです。記録容量は片面2層で最大66GB、片面3 層で最大100GB。従来のブルーレイに採用されている「MPEG-4 AVC/H.264」に比べて約2倍の圧縮効率を実現した映像圧縮方式「HEVC/H.265」 によって、ブルーレイが採用するフルハイビジョン(1920×1080ピクセル)の4倍の解像度(3840×2160ピクセル)の映像を記録することができます。 *再生にはUltra HD Blu-ray対応再生専用プレイヤーが必要です。
2013年からスヴェン=エリック・ベヒトルフの演出で始まったモーツァルトのダ・ポンテ・オペラ三部作の締めくくりとなる「フィガロの結婚」。2010 年から東京フィルハーモニー交響楽団常任指揮者をとして日本でもおなじみのダン・エッティンガーが、ザルツブルク音楽祭でオペラ初登場。バレンボイム の秘蔵っ子として、2003年から2008年までベルリン国立歌劇場カペルマイスター兼音楽監督助手を務めていた俊英です。
モデル並みの恵まれた容姿をもつルカ・ピサローニ、ドラマティックな声と表現力で注目の美人ソプラノ、アネット・フリッチェ、ウィーン国立歌劇場を 中心に活躍するプラハ出身のアダム・プラチェツカ、チューリヒ歌劇場を拠点に古楽でも活躍中のソプラノ、マルティナ・ヤンコヴァ、2012年のウィーン 国立歌劇場日本公演でも同役を歌い大絶賛され、2016年も来日予定のマルガリータ・グリシュコヴァなど充実の歌手陣で楽しむことができます。
スヴェン=エリック・ベヒトルフの細部まで丁寧に作りこんだ演出、オーソドックスな中にも洗練された舞台装置で新鮮な印象を与えます。
また本ディスクの特徴として、上演の舞台裏を収めた「デジタル・オペラ・ガイド」を収録。スヴェン=エリック・ベヒトルフによる作品解説をご覧いた だけます(日本語字幕付)。 (Ki)

20-75014(4Bluray)
20-75018(8DVD)
ブルーノ・モンサンジョン・エディションVol.2〜ユーディ・メニューイン
(1)世紀のヴァイオリン/The Violin The Century
(2)ユーディ・メニューインとの対話
(3)ユーディ・メニューイン・イン・ソビエト〜エピソード1(ドキュメンタリー)
バッハ:3つのヴァイオリンのための協奏曲ニ長調
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ
チャイコフスキー:憂鬱なセレナード
(5)ユーディ・メニューイン・イン・ソビエト〜エピソード2「デュオの誕生」(ドキュメンタリー)
(6)ユーディ・メニューイン&ヴィクトリア・ポストニコワ・イン・レニングラードブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調Op.30-2
(7)ユーディ・メニューイン・イン・ソビエト〜エピソード3(ドキュメンタリー)
(8)ユーディ・メニューイン・イン・レニングラード
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
(9)ユーディ・メニューイン&ヴィクトリア・ポストニコワ・イン・モスクワ
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調作品78「雨の歌」
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第35番ト長調KV.379
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調Op.50
(10)ヴィヴァルディ:四季
(11)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(12)「どんなに私が音楽を愛しているかわかりますか?/モンサンジョン・オン・メニューイン」
(インタビュー、2014年6月16日収録、59分、ベルリン)

■ボーナス
(13)グラン・テシキュ:ユーディ・メニューイン
バルトーク:44の二重奏より第28番、第38番
(14)エルガー:ヴァイオリン協奏曲第3楽章(16分)
(1)1994年制作、115分
(2)メニューインの自宅ギリシャ・ミコノス島にて、1994年6月収録、186分
(3)ドキュメンタリー、1987年制作、53分
(4)1987年11月収録、131分
 ユーディ・メニューイン(Vn)、
 イーゴリ・オイストラフ(Vn)、
 ヴァレリー・オイストラフ(Vn)、
 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー( 指)ソヴィエト国立文化省SO
(5)ドキュメンタリー、1987年制作、53分
(6)1987年11月16日収録、86分
 ユーディ・メニューイン(Vn)、
 ヴィクトリア・ポストニコワ(P)
(7)ドキュメンタリー、1987年制作、55分
(8)1987年21日収録、88分
 ユーディ・メニューイン(指)
 レニングラードPO
 ジェレミー・メニューイン(P)
(9)1989年3月収録、48分
 ユーディ・メニューイン(Vn)、
 マルク・コッペイ(Vc)、
 ヴィクトリア・ポストニコワ(P)
(10)1979年収録、52分)
 ユーディ・メニューイン・スクール・オーケストラ
 ピーター・ノリス(指)
 ユーディ・メニューイン(Vn)、
(11)1982年収録、58分、ライプツィヒ
 ユーディ・メニューイン(Vn)、
 クルト・マズア(指)
 ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
(12)2014年6月16日収録、59分、ベルリン
■ボーナス
(13)1977年制作、5分
 ユーディ・メニューイン(Vn)、
 ブルーノ・モンサンジョン(Vn)、
 監督:イヴ・コヴァーチ

◆Bluray
画面:1080i Full HD/16:9
音声:PCMステレオ
DTS HD Master
リージョン:All
字幕:英語、ドイツ語、フランス語/1087分
◆DVD
画面:NTSC 4:3
音声:PCMステレオ
Docs: Dolby Digital 2.0 (AC3)
リージョン:All
字幕:英語、ドイツ語、フランス語/1087分
フランスのカリスマ的映像作家ブルーノ(ブリュノ)・モンサンジョン。彼はこれまでにグールド、リヒテル、オイストラフなど20世紀の巨匠たちの映像 を多く撮っており、その素晴らしい映像の中から主要作品を選び、充実したブックレット、豪華な装丁でリリースする「ブルーノ・モンサンジョン・エディション」。
第1弾は、名バリトン歌手ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(2073938BD/2073939DVD)でしたが、第2弾はユーディ・メニューイン。 神童として8歳でデビューし、その後は世界のトップ奏者として君臨。ソリストとしてだけではなく、指揮者として、さらにはイギリスとスイスに音楽学校 を設立した教育者として、そして人権活動家としても活躍した20世紀を代表する巨匠の一人です。モンサンジョンは自身もヴァイオリニストということも あり、非常に優れた音楽家の映像を撮っており、その手腕はメニューインの映像でも発揮されています。
この映像集は、既発の「世紀のヴァイオリン」以外は初DVD化、初ブルーレイ化の貴重なもの。ドキュメンタリーと演奏が巧みに組み合わされた内容 で、ラヴィ・シャンカール、ダヴィッド・オイストラフなど音楽家たちとの交友関係や、幼少期について、指揮者、教育者として様々な角度からメニューイ ンの実像に捉えた映像です。 また、2014年6月に撮り下ろされた、メニューインについて語るモンサンジョンの映像や、フランスのテレビ番組「グラン・テシキュ」でのメニューイン とモンサンジョンによるバルトークの二重奏のボーナス映像など盛りだくさんの内容です。 (Ki)

20-75064F(Bluray)
20-75068D
テミルカーノフ・コンダクツ・ラフマニノフ&リムスキー=コルサコフ
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
 音の絵〜Op.39-2イ短調、
 前奏曲〜Op.32-12嬰ト短調
 交響的舞曲作品45
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェヘラザード」作品35
エルガー:愛の挨拶
ヴェルディ:運命の力序曲
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)
デニス・マツーエフ(P)
ユーリ・テミルカーノフ(指)
サンクトペテルブルグPO

収録:2013年8月聖ベルナデット教会、アヌシー音楽祭(ライヴ)

◆Bluray
画面:1080/60i FULL-HD 16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All/150分
◆DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All/150分
2013年アヌシー音楽祭クロージングコンサート映像。ロシアの巨匠テミルカーノフが芸術監督就任25周年を迎えたサンクトペテルブルグ・フィルと ともにラフマニノフとリムスキー=コルサコフの作品を演奏しました。まず冒頭ではロシアのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、デニス・マツーエフによるラフ マニノフのピアノ協奏曲第2番。この曲は、2014年冬季ソチ・オリンピックの閉会式で、マツーエフ自身が演奏し、会場を大いに盛り上げました。デニス・ マツーエフは1998年チャイコフスキー国際コンクールで優勝して以来、世界中の音楽ファンを魅了し、ゲルギエフなど世界的な巨匠指揮者から高く評価 されています。そしてこの映像では、アヌシー音楽祭の華やかな最後を締めくくるのにふさわしく、テミルカーノフ&サンクトペテルブルグ・フィルという最 高のパートナーを得て、マツーエフの強靭なタッチから生み出されるエネルギッシュな演奏を聴かせてくれています。 そしてメイン・プログラムは、ラフマニノフの最後の管弦楽作品「交響的舞曲」とリムスキー=コルサコフが絶頂期の作品「シェヘラザード」。テミルカー ノフの「シェヘラザード」といえば、ニューヨーク・フィルとの名演がありますが、この演奏でも、聴衆がいつの間にかアラビアンナイトの世界に惹き込ま れていく、めくるめく極彩色の絵巻物のような演奏が展開されています。 (Ki)

20-75118K(5DVD)
ジョン・ネルソン〜宗教曲BOX

(1)バッハ:マタイ受難曲 BWV.244(177分/52分)
ボーナス映像:ジョン・ネルソンのマタイ受難曲(リハーサル&インタビュー)

(2)バッハ:ミサ曲ロ短調BWV.232(153分)
ボーナス映像:ネルソンとパリ大司教のインタビュー&典礼の様子

(3)ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123(80分/65分)
ボーナス映像:ジョン・ネルソンへのインタビュー&ピーター・リードマン(ヨーロッパ室内Oの責任者)へのインタビュー

(4)ハイドン:オラトリオ「天地創造」(142分/40分)
ボーナス映像:ジョン・ネルソンの天地創造(リハーサル&インタビュー)
全てジョン・ネルソン(指)
(1)ヴェルナー・ギューラ(T:福音史家)、スティーヴン・モーシェック(Bs・バリトン:イエス)、ルーシー・クロウ(S)、クリスティーネ・ライス(Ms)、ニコラス・ファン(T)、マシュー・ブルック(Bs)、ベルトラン・グリューネヴァルド(Bs)、クリストフ・コワン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、パリCho、オックスフォード・スコラ・カントルム、パリ室内O /収録:2011年7月パリ、サン=ドニ大聖堂(ライヴ)
(2)ルート・ツィーザク(S)、ジョイス・ディドナート(Ms)、ダニエル・テイラー(C.T)、ポール・アグニュー(T)、ディートリヒ・ヘンシェル(Br)、パリ・ノートル・ダム聖歌隊、パリ室内O/収録:2006年3月、パリ、ノートル・ダム寺院(ライヴ)
(3)タマラ・ウィルソン(S)、エリザベス・ディショング(Ms)、ニコライ・シューコフ(T)、ブラインドリー・シェラット(Bs)、グルベンキアンCho 、ヨーロッパ室内O/収録:2010年2月リスボン、グルベンキアン財団大オーディトリアム(ライヴ)
(4)ライザ・マイルン(S)、ウェルナー・ギューラ(T)、マシュー・ローズ(Bs)、ルーシー・クロウ(S)、ジョナサン・ベイヤー(Bs)、オランダ放送室内Cho 、オランダ放送室内PO/収録:2010年6月オランダ、ナールデン大教会(ライヴ)

画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
DD5.0、DTS5.0
リージョン:All
字幕:英独仏/709分
J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調BWV.232(153分) ルート・ツィーザク(ソプラノ)、ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ)、ダニエル・テイラー(カウンター・テノール)、 ポール・アグニュー(テノール)、ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン) パリ・ノートル・ダム聖歌隊(指揮:ニコラ・コルティ)  パリ室内管弦楽団 ジョン・ネルソン(指) 収録:2006年3月、パリ、ノートル・ダム寺院(ライヴ) ボーナス映像:ネルソンとパリ大司教のインタビュー&典礼の様子 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123(80分/65分) タマラ・ウィルソン(ソプラノ)、エリザベス・ディショング(メゾ・ソプラノ)、ニコライ・シューコフ(テノール)、 ブラインドリー・シェラット(バス) グルベンキアン合唱団  ヨーロッパ室内管弦楽団 ジョン・ネルソン(指) 収録:2010年2月リスボン、グルベンキアン財団大オーディトリアム(ライヴ) ボーナス映像:ジョン・ネルソンへのインタビュー&ピーター・リードマン(ヨーロッパ室内管弦楽団の責任者)へのインタビュー ハイドン:オラトリオ「天地創造」(142分/40分) ライザ・マイルン(ソプラノ)、ウェルナー・ギューラ(テノール)、マシュー・ローズ(バス)、 ルーシー・クロウ(ソプラノ)、ジョナサン・ベイヤー(バス) オランダ放送室内合唱団  オランダ放送室内フィルハーモニー管弦楽団 ジョン・ネルソン(指) 収録:2010年6月オランダ、ナールデン大教会(ライヴ) ボーナス映像:ジョン・ネルソンの天地創造(リハーサル&インタビュー)i (Ki)

20-75398D
ユーディ&ヘプシバ・メニューイン

(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
(2)バルトーク:コントラスツSz.111
(3)バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番Sz.75〜第3楽章
(4)エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調Op.25「ルーマニアの民俗様式で」〜第1楽章
(5)メンデルスゾーン:厳格なる変奏曲ニ短調Op.54
(1)ユーディ・メニューイン(Vn,,指)フランス国立放送CO
収録:1967年フランス国立放送スタジオ、パリ
(2)ユーディ・メニューイン(Vn)、ジェレミー・メニューイン(P)、テア・キング(Cl)
(3)ユーディ・メニューイン(Vn)、ヘプシバ・メニューイン(P)
(4)ユーディ・メニューイン(Vn)、ヘプシバ・メニューイン(P)
収録:1972年フランス国立放送スタジオ、パリ
(5)ヘプシバ・メニューイン(P)
収録:1968年フランス国立放送スタジオ、パリ

画面:4:3 NTSC
音声:PCMデュアル・モノ
リージョン:ALL/71分
20世紀を代表するヴァイオリニスト、ユーディ・メニューインは2016年に生誕100年を迎えます。メニューインの妹でピアニストのヘプシバ・メニュー インと録音したバルトークやエネスコ、そしてヘプシバの独奏でメンデルスゾーン:厳格なる変奏曲などを中心に収録したDVDです。ヘプシバは、両親か らピアニストとしての活動を制限されており、兄との共演のみ許されていただけに録音の数は多くはありません。 (Ki)

20-72724F(Bluray)
カラヤン&クルーゾーの「運命」

(1)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
■リハーサル風景(特典映像)

(2)ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
■ボーナス
指揮の芸術〜アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
全て、ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)BPO


(1)監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
1966年製作

(2)アンナ・トモワ=シントウ(S)、アグネス・バルツァ(A)、ルネ・コロ(T)、ジョゼ・ヴァン・ダム(Bs)、ベルリン・ドイツ・オペラCho
監督:ハンフリー・バートン

収録:1977年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
画面:16:9
(ピラーボックスのアップスケール)、
4 : 3(リハーサル)、
モノクロ / カラー
音声:PCMステレオ
字幕:英、仏(リハーサルのみ)
言語:独(リハーサル)
120 分
1965年から1966年にかけてカラヤンはフランスの映画監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾーと映像作品を制作しています。今回そのうちベートーヴェ ンの「運命」(リハーサル付き)が遂にブルーレイ化。「メディアの寵児」と言われていたカラヤンは、映像時代の到来をいち早く予見しフィルム・プロダ クション「コスモテル(現ユニテル)」を設立。そこに協力したのがアンリ=ジョルジュ・クルーゾーでした。カラヤンはリハーサルとコンサートの違いを映 像によって明らかにすることに重きを置いており、クルーゾーとの一連のシリーズは「指揮の芸術」と題され、演奏に忠実なカメラワークとともにモノクロ 映像で収められています。更にこのブルーレイには、1977年のニューイヤー・イヴの「第9」映像も収録。ベルリン・フィルとの2度目、70年代のス タジオ全集録音と時期が重なるこのジルヴェスターのライヴは、ソリストもテノールのコロをのぞいてほぼ同じ(全集ではシュライヤー)。磨き抜かれた弦 の美音などカラヤン色が徹底され、もっとも完成された内容として知られるものです。 (Ki)


20-82334(Bluray)
イン・リハーサル

【エピソード1】
バッハ:カンタータ第63番『キリストの徒よ、この日を彫り刻め』 BWV63

【エピソード2】
プロコフィエフ:スキタイ組曲Op.20
ストラヴィンスキー:花火Op.4
ドビュッシー::聖セバスチャンの殉教

【エピソード3】
バルトーク:中国の不思議な役人

【エピソード4】
R.シュトラウス:ティル オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯

【エピソード5】
ドビュッシー:海

【エピソード6】
ハイドン:交響曲第88番「V字」
【エピソード1】
ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
モンテヴェルディcho
ングリッシュ・バロック・ソロイスツ
制作:1999年
【エピソード2】
ワレリー・ゲルギエフ(指)
ロッテルダムPO
アレクサンドル・トラーゼ(P)
制作:1997年
【エピソード3】
マリス・ヤンソンス(指)
オスロPO
制作:1997年
【エピソード4】
ズービン・メータ(指)
イスラエルPO
制作:1996年

【エピソード5】
エサ=ペッカ・サロネン(指)
ロサンジェルスPO
制作:1997年
【エピソード6】
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指)
フィルハーモニアO
制作:1998年

画面:SD NTSC 4:3/16:9
音声:PCMステレオ、
PCMモノラル
リージョン:All
字幕:英独仏西、405分
ーディナー、ゲルギエフ、ヤンソンス、メータ、サロネン、ドホナーニら偉大なる指揮者たちによるリハーサル映像を、合計6時間分を1枚のブルー レイに収録した貴重な映像集。それぞれの指揮者たちが楽団と綿密なリハーサルを重ね、本番へと仕上げていく様子が臨場感たっぷりに収録されています。 またリハーサルで取り上げられている楽曲は、ガーディナーによるバッハのカンタータ、ゲルギエフによるプロコフィエフ、ドホナーニによるハイドンなど指 揮者たちの得意のレパートリーばかり。また現在でも頻繁に取り上げられている楽曲でもあるので、新・旧のアプローチの違いなども新しい発見があります。

20-87898EE(3DVD)
ゲオルク・ショルティ/生誕100年記念DVDボックス
(1)ドキュメンタリー・ショルティ〜「メイキング・オブ・マエストロ」
(2)ベートーヴェン:交響曲第1番
(3)シューベルト:交響曲第6番D 589
 交響曲第8番「未完成」

=ボーナス=
ショルティによるシューベルト:交響曲第6番&第8番のプレトーク

(4)ショスタコーヴィチ:交響曲第9番
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
(1)監督:ペーター・マニウラ
(2)収録:1978年9月5日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
(3)収録:1979年12月5−6日シカゴ、オーケストラ・ホール(ライヴ)
以上、ゲオルク・ショルティ(指)CSO

(4)ゲオルク・ショルティ(指)バイエルンRSO
 収録:1990年ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー(ライヴ)
 監督:クラウス・リンデマン

※デジパック仕様
270’(本編270’+ドキュメンタリー93’+ボーナス54’)
NTSC4:3(コンサート)
16:9(ドキュメンタリー)
/RegionAll
音声:PCMステレオ/ドルビー・デジタル5.1/DTS5.1(DVD2),
PCMステレオ(DVD1),
ドルビー・デジタル・ステレオ(DVD3)
字幕:英仏西
(※ドキュメンタリー)
20世紀を代表する巨匠指揮者ショルティの生誕100年を記念してEUROARTがリリースするボックス・セット。DVD3枚組の収録内容は、ドキュメ ンタリー1枚に、コンサートのライヴ映像が2枚分という構成になります。 BBCとの共同制作によるドキュメンタリーは、ショルティ最晩年を通して制作されたもので、この不世出のマエストロが音楽に傾ける、驚異的な情熱と取 り組みをつぶさに捉えていると同時に、ハンガリーでの下積み時代から、シカゴ響での名声を獲得するに至るまでを辿り、ショルティとともにブダペスト、 バイエルン、シカゴ、ロンドンにおいて大規模なロケを敢行、ほかに類を見ない音楽紀行に仕上がっています。 コンサートのライヴ映像は、ショルティがふたつの異なる楽団とおこなったコンサートの模様を収録しています。 ディスク3には、ショルティが1990年にミュンヘンのガスタイク・フィルハーモニーでバイエルン放送交響楽団を指揮して、ショスタコーヴィチの第9交 響曲とチャイコフスキーの「悲愴」交響曲を演奏した際の模様を収録。 ショルティは、ショスタコーヴィチの第9交響曲を、同じく1990年5月にムジークフェラインザールでウィーン・フィルを指揮してライヴ録音していたほか、 チャイコフスキーの「悲愴」についても1976年にシカゴ響を指揮したメダイナ・テンプルでのセッション録音がありました。 いずれの作品でもショルティによるスタイルは、バイエルン放送響の機能美を活かして、整然と音素材を構築してゆくもので、その過程できわめて情報量 の多い剛毅なサウンドを味わうことができます。なお、この1990年ミュンヘンでのライヴ演奏とドキュメンタリーは、ARTHAUS社よりリリースされて いたもので、このたびEUROARTより移行再発となります。 ディスク2は、長年の手兵シカゴ響との2つのコンサートから、ベートーヴェンの第1交響曲とシューベルトの「未完成」および第6番をカップリング。 こちらの内容はすでにEUROARTSより発売済みのタイトル(2072468)と同一になりますが、第8代音楽監督ショルティによって現出したシカゴ響第2 期黄金時代の恐るべき合奏性能にあらためてしびれること必至とおもわれます。 (Ki)

20-87968(13DVD)
セルジウ・チェリビダッケDVDボックス&ブック

■DVD
ドキュメンタリー『チェリビダッケ〜火付け役と賢者』
●特典映像
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
インタビュー:ダニエル・バレンボイム、ミヒャエル・バルハウス、イリーナ=パラスキバ・チェリビダッケ

■DVD2
ドキュメンタリー『ただ音楽に身を委ねて』
曲目:ブルックナー:ミサ曲第3番へ短調/交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』、ロカテッリ:合奏協奏曲ヘ短調Op.1-8『クリスマス』、バッハ:クリスマス・オラトリオBWV248、バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント、ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調『合唱』より第2楽章/『エグモント』序曲、ブラームス:弦楽四重奏曲第2番イ短調、ヴェルディ:歌劇『運命の力』より序曲、モーツァルト:ディヴェルティメント第15番変ロ長調、他

■DVD3
ブルックナー:交響曲第9番

■DVD4
リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』*
R・シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』

■DVD5 (112分)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」

■DVD6 (90分)
ブルックナー:交響曲第5番

■DVD7 (114分)
ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』
プロコフィエフ:交響曲第1番『古典』(リハーサル&ゲネプロ)

■DVD8
リハーサル風景:ブルックナー:交響曲第9番

■DVD9 (81分)
シューマン:ピアノ協奏曲
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番*

■DVD10
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番*

■DVD11 (144分)
ブルックナー:交響曲第7番

■DVD12
聖フローリアン教会のチェリビダッケ
ブルックナー:ミサ曲第3番〜リハーサルとコンサートより
・序奏(リハーサル風景)
・キリエ(リハーサル風景)
・グローリア(リハーサル風景)
・クレド(コンサートより)
・ベネディクトゥス(リハーサル風景&コンサートより)
特典映像:1989年、チェリビダッケとミュンヘン・フィルのモスクワ客演時の映像

■DVD13
ラヴェル:道化師の朝の歌
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:スペイン狂詩曲
ドビュッシー:イベリア
ラヴェル:ボレロ
全て、セルジウ・チェリビダッケ(指)

■DVD1(82mm)
出演者:セルジウ・チェリビダッケ、ダニエル・バレンポイム、イリーナ=パラスキバ・チェリビダッケ、他
●特典映像
チェリビダッケ(指)BPO、収録1950年
■DVD2(100mm)
出演:セルジウ・チェリビダッケ、ミュンヘン・フィル、ベルリン・フィル、シンフォニエッタ・ヴェネタ、フェニックス四重奏団、コレギウム・ムジクム・マインツ 、他
制作:1992年
■DVD3 (62分)
トリノRAIR響
収録:1969年、トリノ(ライヴ)
モノクロ
■DVD4 (104分)
シュトゥットガルトRSO
ハンス・カラフース(Vn)*
収録:1982年(R=コルサコフ)、1965年(シュトラウス)
■DVD5 (112分)
ミュンヘンPO
収録:1983年ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
■DVD6 (90分)
ミュンヘンPO
収録:1985年11月10日ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー
■DVD7 (114分)
ミュンヘンPO
収録:1991年(ドヴォルザーク)、1988年(プロコフィエフ)
■DVD8 (58分)
ミュンヘンPO
制作:1991年
■DVD9 (81分)
ダニエル・バレンボイム(P)
ミュンヘンPO
収録:1991年7月エアランゲン・シュタットハレ(ライヴ)、1991年10月ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)*
■DVD10 (111分)
ダニエル・バレンボイム(P)
ミュンヘンPO
収録:1991年エアランゲン・シュタットハレ(ライヴ)
1991年ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)*
■DVD11 (144分)
BPO
収録:1992年3月31日&4月1日ベルリン、シャウシュピールハウス
ドキュメンタリー:監督:ヴォルフガング・ベッカー
■DVD12 (65分)
マーガレット・プライス(S)、ドリス・ゾッフェル(A)、ペーター・ストラーカ(T)、マティアス・ヘーレ(Bs)、ハンス・ゾーティン(Bs)、ミュンヘンPO&cho
セルジュ・チェリビダッケ(指)
収録:1993年ミュンヘン、ガスタイク(リハーサル) リンツ、聖フローリアン教 会(コン サ ート)
■DVD13 (101分)
ミュンヘンPO
収録:1994年5月13-14日、ケルン、フィルハーモニー(ライヴ)

画面:NTSC
16:9/DVD1,8,11(コンサート)
4:3/DVD2-7,9,10,11(ドキュメンタリー),12,13
音声:PCMステレオ(DVD1,2,4,5-12)
モノラル(DVD3)
DD5.1/DVD5,6
DD2.0/DVD13
字幕:DVD1,2,11/ 英独仏,日本語
DVD2/西伊
ハードカバーブック:英独,日本語
リージョン:All
今なおカリスマ的人気を誇る指揮者セルジウ・チェリビダッケ(1912-1996)。ミュンヘン・フィルを中心に、ベルリン、シュトゥットガルト、トリノで のコンサート映像、そしてドキュメンタリー映像やリハーサル映像を集めたDVDボックスが発売されます。 さらに全204頁によるハードカバーのブックレットが付属しています。ここには、映画監督のヤン・シュミット=ガレによるチェリビダッケへの未出版の貴 重な3つのインタビュー、さらに1985年6月21日ミュンヘン大学で行ったチェリビダッケの有名な講義「音楽の現象学」、そしてヤン・シュミット=ガ レがチェリビダッケの死に際して記した追悼文も掲載されています。未出版のインタビューは、1988年8月、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭の開 催中に行われたものと、翌8月の休暇中に行われたものを掲載しています。映像でもチェリビダッケの様々な表情を捉えているヤン・シュミット=ガレだけあっ て、読み応えのあるインタビューとなっています(日本語訳入り)。k (Ki)
■DVD1
チェリビダッケ謎に包まれた複雑な人間性、音楽性に焦点をあてたドキュメンタリー映像。家族、共演回数の多いバレンボイムら彼をよく知る周囲の人たちへの取材を丁寧にまとめ、チェリビダッケの姿を多角的に描いています。
■DVD2
映像監督ヤン・シュミット=ガレが3年に渡ってチェリビダッケに密着して制作されたドキュメンタリー。厳しいリハーサル、レコード録音に対する拒否、チェリビダッケの哲学がぎっしりと詰まった内容。演奏風景もふんだんに収録され見ごたえのある映像に仕上がっています。
■DVD3
チェリビダッケ56歳のころの映像。ベルリン・フィルを追われ、後にシュトゥットガルト放響へ行く前のイタリアでの活動期の貴重な映像です。壮年期ならではの活気に満ちた音楽と晩年を思わせる透徹した音楽が同居する演奏。
■DVD4(104分)
1982年11月に収録された『シェエラザード』の本番演奏(カラー)と、1965年1月に収録された『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』のリハーサル(モノクロ)の組み合わせというたいへん興味深い映像作品。『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』は、モノクロ映像ながらチェリビダッケがまだ体を激しく動かしていた頃のリハーサルで、活気のある姿が映し出されています。
■DVD5
この映像は、1983年にミュンヘンのヘルクレスザールでライヴ収録されたもので、まだまだ元気だったチェリビダッケは顔も引き締まり、指揮姿もエネルギッシュで、最晩年とは大きく雰囲気が異なります。しかし当時のチェビダッケリの音楽づくりは、すでに巨大なスケールを感じさせるスタイルが確立されたものとなっており、ここでもじっくり時間をかけて仕上げる独特の様式による演奏を、テンションの高い演奏によって味わうことができます。
■DVD6
チェリビダッケの得意レパートリーのひとつでもあるブルックナーの交響曲第5番。1985年、本拠地ガスタイクのオープニングを飾る特別なコンサートとしてテレビ中継されたときの映像。
■DVD7
『新世界より』は、チェリビダッケの中核的なレパートリーの1つ。晩年のチェリビダッケの特徴として設定テンポが遅く、この『新世界より』も50分を超える演奏。チェリビダッケによって磨き上げられた精緻な響きと重厚なアプローチによる名演を聴かせてくれます。またカップリングには1988年収録の同じくミュンヘン・フィルとのプロコフィエフ『古典的交響曲』。厳しいリハーサルで知られているチェリビダッケ節が炸裂した同曲のリハーサル映像も収録されています。
■DVD9
極度に遅いテンポで独自の美学を貫いた晩年のチェリビダッケ。もともと雄弁家で若い頃には舌禍にも見舞われたチェリビダッケですが、晩年は無用な肩の力が抜けて言葉の重みが増し、よくリハーサルを一般公開して数多くの聴衆に深い感銘を与えていたといいます。この映像には、そんなチェリビダッケが晩年にミュンヘン・フィルとおこなったリハーサルの模様がブルックナーの交響曲第9番という作品で収められています。
■DVD10(111分)
孤高の巨匠にひたむきに寄り添うピアノ。チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル、バレンボイム独奏によるブラームスのピアノ協奏曲集。かねがねバレンボイムは、チェリビダッケについて「わたしがこれまでに巡り合ったもっとも偉大なる音楽家のひとり」と公言してきましたが、ここでのバレンボイムのひたむきな表情からは、それが単なる言葉だけではないことがはっきりと見て取れます。
■DVD11
巨匠チェリビダッケがベルリン・フィルを指揮した唯一の映像として知られるブルックナーの交響曲第7番。1992年3月31日と4月1日の2日間、ベルリンのシャウシュピールハウスでおこなわれたコンサートは、当時のヴァイツゼッカー大統領直々のはからいで実現したもので、1954年以来38年ぶりにチェリビダッケが、この間関係が決裂していたベルリン・フィルの指揮台に復帰するという意味で特別な出来事でした。同録のドキュメンタリーでは、リハーサルの模様とかつての楽団員へのインタビューが収録されています。
■DVD12
チェリビダッケの丁寧なリハーサルを行い、完璧な演奏を実現するまでの過程が克明に描かえています。監督はチェリビダッケの信頼も厚いジャン・シュミット=ガレ。
■DVD13
晩年のチェリビダッケが手兵ミュンヘン・フィルを率いてケルンで行った演奏会のライヴ映像。ブルックナー演奏と並んでフランス音楽の大家として名を馳せた巨匠最円熟期のユニークな唯美的音響世界を存分に楽しませてくれます。雄弁きわまりない音楽には、まさにチェリ流フランス音楽の真骨頂を聴く思いがします。また過酷ともいえる指揮者の要求に十全に応えながら、豊富なニュアンスを常に失わないミュンヘン・フィルにも脱帽です。

20-97018FF(11DVD)
グレイト・アメリカン・オーケストラ

■DVD1(110分)
ブーレーズ:ノタシオンT〜W
ドビュッシー:「海」
ファリャ:三角帽子
※ボーナス:バレンボイムとブーレーズの対話

■DVD2(95分)
ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73、交響曲第4番ホ短調Op.98
※ボーナス:タングルウッドのバーンスタイン

■DVD3(83分)
リスト:ファウスト交響曲

■DVD4(91分)
ベルク:ルル組曲(抜粋)
ドビュッシー:ボードレールの5つの詩より「噴水」、フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード
ストラヴィンスキー:火の鳥

■DVD5(159分)
バーンスタイン:「キャンディード」序曲
ビゼー:「アルルの女」組曲第2番〜ファランドール
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
ワーグナー:「ローエングリン」第3幕前奏曲
※ボーナス:平壌のアメリカ人

■DVD6(91分)
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲
ヘンデル(オーマンディ編):協奏曲ニ長調
R=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
R.シュトラウス:「ばらの騎士」組曲
ヴォルフ=フェラーリ:歌劇「スザンナの秘密」序曲
■DVD7(89分)

チャイコフスキー
:ヴァイオリン協奏曲
ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵

■DVD8(81分)
ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲(1919版)
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27

■DVD9(81分)
ホルスト:惑星
ドビュッシー:「海」

■DVD10(105分)
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調
シューベルト:交響曲第6番ハ長調、交響曲第8番「未完成」
※ボーナス:ショルティによる楽曲解説

■DVD11(82分)
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
※ボーナス:ウェルザー=メストの楽曲解説
■DVD1(110分)
ダニエル・バレンボイム(指)CSO
エリザベート・マトス(Ms)
収録:2000年4月25-27日ケルン、フィルハーモニー(ライヴ)
映像監督:ハンス・ハドゥッラ
■DVD2(95分)
レナード・バーンスタイン(指)ボストンSO
収録:1972年8月、タングルウッド(ライヴ)
映像監督:ロバート・イングランダー
■DVD3(83分)
レナード・バーンスタイン(指)ボストンSO
ケネス・リーゲル(T)、タングルウッド祝祭cho 
収録:1976年7月26日ボストン、シンフォニー・ホール(ライヴ)
映像監督:ハンフリー・バートン
■DVD4(91分)
ピエール・ブーレーズ(指)CSO、クリスティーネ・シェーファー(S)
収録:2000年4月25-26日、ケルン、フィルハーモニー(ライヴ)
映像監督:ダヴァース・ヤノーシュ
■DVD5(159分)
ロリン・マゼール(指)NPO
収録:2008年2月26日平壌、東平壌大劇場
映像監督:ミヒャエル・ベイヤー
■DVD6(91分)
ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO、ノーマン・キャロル(指)
収録:1978年6月30日-7月1日、1977年6月24-26日(ヘンデル)、
フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(ライヴ)
映像監督:カーク・ブラウニング
■DVD7(89分)
ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO、イツァーク・パールマン(Vn)
収録:1978年(ムソルグスキー)、1979年(チャイコフスキー)フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(ライヴ)
映像監督:カーク・ブラウニング
■DVD8(81分)
ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO
収録:1977年(ストラヴィンスキー)、1979年(ラフマニノフ)フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(ライヴ)
映像監督:カーク・ブラウニング
■DVD9(81分)
ユージン・オーマンディ(指)フィラデルフィアO、フィラデルフィア・メンデルスゾーン・クラブ女声cho
マリー・ザッツマン(合唱指揮)
収録:1977年6月24-26日フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(ライヴ)
映像監督:カーク・ブラウニング
■DVD10(105分)
ゲオルグ・ショルティ(指)CSO
収録:1978年9月5日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール、ライヴ(ベートーヴェン)、1979年12月5,6日シカゴ、オーケストラ・ホール、ライヴ(シューベルト)
映像監督:ハンフリー・バートン
■DVD11(82分)
フランツ・ウェルザー=メスト(指)クリーヴランドO
収録:2007年10月31日ウィーン、楽友協会大ホール(ライヴ)
映像監督:フェリックス・ブライザッハ

画面:16:9 NTSC (DVD1,4,5,11)、4:3 NTSC(DVD2,3,6,7,8,9,10)
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
字幕:英独仏、リージョン:All
収録時間:18時間
アメリカの5大オーケストラ、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、クリーヴランド管弦楽団、フィラデルフィア管 弦楽団の演奏をまとめたDVDボックスが発売となります。指揮者も、オーマンディ、バーンスタイン、ショルティ、ブーレーズ、マゼール、バレンボイム、ウェ ルザー=メストといった錚々たる顔ぶれが登場します。さらにソリスト陣も豪華で、往年のフィラデルフィア管のコンマスを務めたノーマン・キャロル、ポル トガルの歌姫エリザベート・マトス、アメリカの名テノール、ケネス・リーゲル、20世紀を代表するヴァイオリニストの一人、イツァーク・パールマン、そ して多彩な声で魅了するドイツのソプラノ、クリスティーネ・シェーファーの名が連なります。オーケストラを聴く醍醐味ここに極まれりといった黄金のアメ リカン・サウンドを堪能することができる内容です。気

20-97024F(Bluray)
KKC-9234(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価

20-97028G(2DVD)
KKC-9235(2DVD)
日本語帯・解説付
税込定価
R.シュトラウス:歌劇『ダナエの愛』 クラッシミラ・ストヤノヴァ(ダナエ/ソプラノ)
トマシュ・コニェチュニ(ユピテル/バリトン)
ゲルハルト・ジーゲル(ミダス/テノール)
ノルベルト・エルンスト(メルクール/テノール)
ウォルフガング・アプリンガー・シュペルハッケ(ポルックス/テノール)
レギーネ・ハングラー(キサンテ/ソプラノ)
マリア・チェレン(セメーレ/ソプラノ)
オルガ・ベツメルトナ(オイローパ/ソプラノ)
ミヒャエラ・ゼリンガー(アルクメーネ/メゾ・ソプラノ)
ジェニファー・ジョンストン(レーダ/メゾ・ソプラノ)
ウィーン国立歌劇場cho、VPO
フランツ・ウェルザー=メスト(指)
演出、美術:アルヴィス・ヘルマニス
衣装:ユオザス・スタトキャヴィチュス
照明:グレプ・フィリシチンスキー
振付:アラ・シガロヴァ
収録:2016年8月5,8,12日 ザルツブルク祝祭大劇場、ザルツブルク音楽祭ライヴ

◆Bluray
画面:1080/60i Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
字幕:英独仏伊西韓,日本語
160分
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
字幕:英独仏伊西韓,日本語
160分
ザルツブルク音楽祭で初演されたリヒャルト・シュトラウスの歌劇『ダナエの愛』。本盤は、音楽祭ゆかりの作品をフランツ・ウェルザー=メスト指揮ウィー ン・フィルで2016年に上演したライヴ映像を収録。 『ダナエの愛』は、R.シュトラウスが傾倒したギリシャ神話を題材とした最晩年の作品です。そして15のオペラ作品で唯一R.シュトラウスが初演に立ち会 うことが出来なかった作品。1944年にザルツブルク音楽祭で初演が予定され、ゲネプロまで行いましたが、第2次世界大戦の影響で上演は中止となりま した。そして戦後1952年同じくザルツブルク音楽祭で初演された際には、R.シュトラウスはすでに亡くなっており、初演に立ち会うことはできませんでした。 本作はR.シュトラウスのオペラの中でも上演回数の少ない作品で、日本では2006年に若杉弘が新日フィルと演奏会形式で公演、2015年には準・メル クル指揮のもとニ期会が初演を行い、徐々に日の目を見るようになりました。上演回数が少ない理由としては、登場人物の多さや、歌い手に求められる高 い技術など、その難しさにあるとも言われています。今回作品ゆかりの地で、万全のキャストで上演されたのは、オペラ・ファンには朗報と言えるでしょう。 演出と舞台美術はラトヴィア出身のアルヴィス・ヘルマニスが担当。「お金」から「純粋な愛」へと価値が変化する場面の対比が美しく、煌びやかな富の世 界から、質素な世界へ移り変わる色彩感には目を奪われます。またリトアニア出身のデザイナー、グレプ・フィリシチンスキーによるエキゾチックな衣装も 見どころ。クラッシミラ・ストヤノヴァのダナエも、心の移り変わりを見事に歌い上げています。ユピテル役のトマシュ・コニェチュニも説得力のある歌唱を 聴かせます。そしてクライマックスの音楽の美しさは感動的で、ウィーン・フィルの輝かしいサウンドとウェルザー=メストの卓越した音楽作りは圧巻です。 (Ki)

20-97034F(Bluray)
KKC-9237(Bluray)
日本語帯・解説付
税込定価

20-97038G(2DVD)
KKC-9238(2DVD)
日本語帯・解説付
税込定価
グノー:歌劇「ファウスト」 ピョートル・ベチャワ(ファウスト/テノール)
イルダー・アブドラザコフ(メフィストフェレ/バス)
マリア・アグレスタ(マルグリート/ソプラノ)
アレクセイ・マルコフ(ヴァランタン/バリトン)
タラ・エロート(シーベル/メゾ・ソプラノ)
パオロ・ルメッツ(ヴァグネル/バリトン)
マリー=アンジュ・トドロヴィチ(マルト/メゾ・ソプラノ)
アレホ・ペレス(指)VPO
ウィーン・フィルハーモニアcho


収録:2016年8月20日&23日ザルツブルク祝祭大劇場、ザルツブルク音楽祭ライヴ
◆Bluray
画面:16:9 FullHD
音声:PCMステレオ、
DTS-HDMA5.1
字幕:英独仏伊西韓,日本語、180分
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
字幕:英独仏伊西韓,日本語、180分
2016年8月ザルツブルク音楽祭のライヴ映像。グノーの傑作『ファウスト』。この演目は、ザルツブルク音楽祭史上初の上演となりました。ブエノスア イレス生まれのアレホ・ペレスが、ウィーン・フィルを初めて振ったことでも話題となり、またモノトーンを基調とした衣装と、シンプルながら大がかりな装 置で、不思議な世界観を作り上げたラインハルト・フォン・デア・タンネンは今回初めてザルツブルク音楽祭の演出を担当。ダンサー出身のジョルジオ・マ ディアの振付など話題に事欠かない上演でした。そして何と言っても現代最高峰のテノール、ピョートル・ベチャワの存在感は抜群。さらに若手ロシア人バス、 イルダー・アブドラザコフ、美しい高音が魅力のイタリアの若手ソプラノ、マリア・アグレスタ、METなど世界の劇場からひっぱりだこの力強い声を持つバス、 アレクセイ・マルコフなど、実力派豪華歌手陣にも注目です。 「ファウスト」は、ジュール・バルビエとミッシェル・カレの台本により、グノーが作曲した全5 幕のオペラで、ドイツの文豪ゲーテの戯曲「ファウスト」第 1部を題材にしています。初演は1859年パリのリリック座で行われ、それほど好評を得ることはできませんでしたが、初演を見たベルリオーズはこの作品 を高く評価していたようです。その後、上演毎に人気が高まり徐々に成功を収めていき、現代では最も人気のあるフランス・オペラのひとつとなっています。 (Ki)
20-97044F(Bluray)

20-97048D
バベルBabel 7.16 (Words)』 振付 : シディ・ラルビ・シェルカウイ、ダミアン・ジャレ
舞台装置:アントニー・ゴームリー
音楽:阿部一成、パトリツィア・ボヴィ、マハブーブ・ハーン、サッタル・ハーン、ガブリエル・ミラクル、吉井 盛悟
ミュージック・アドヴァイザー:ファレティン・ヤーキン
ドラマトゥルギー:ルー・コープ
台本:ルー・コープ、ヴィラヤヌル・ラマチャンドラン、ニコレ・クラウス、カルティカ・ナイール
衣装:アレクサンドラ・ギルバート
照明:ウルス・シェーネバウム、アダム・カレ
出演:エミリオス・アラポグル / マガリ・キャスターズ / ナヴァラ“ニク”チャウダリ/ サンドラ・デルガディジョ/フランシス・ドゥシャルム / ジョン・フリップ・ファルストレーム /レイフ・フェデリーコ・フィルンハーバー / ダリル・E・ウッズ /ダミアン・フルニエ / ベン・フューリー / アリアシュカ・ヒルサム / ウルリカ・キン・スウェンソン / 上月一臣 / ピアー・リーチ /ジョセファ・マドキ/クリスティーン・ルブテ/ネモ・ウーグフーデ /ジェイムス・オハラ/ ヘルダー・シーブラ/モハメド・ツカブリ/ マイオン・ファン・デル・ショット/ ジェイムス・ヴ・アン・ファム

収録:2016年7月、アヴィニョン演劇祭、ライヴ

画面:Full HD 16:9
音声:PCM ステレオ
言語:英
字幕:英独仏
リージョン:All、110 分
■DVD
画面:NTSC 16:9
音声:PCM ステレオ
言語:英
字幕:英独仏
リージョン:All、110 分
俳優・森山未來も出演し、日本で上演された舞台「テヅカ TeZukA」や「プルートゥ PLUTO」でも大きな話題となった、革新的な表現で世界の演劇・ ダンスシーンに衝撃を与え続けている振付家シディ・ラルビ・シェルカウイ。この映像は、2014年に日本でも上演されたシェルカウイの代表作『バベル (Words)』を元に再構築され、2016年世界最大級の演劇の祭典「アヴィニョン演劇祭」の野外劇場で行われた『バベルBabel 7.16 (Words)』のライ ヴ映像です。 『バベル(Words)』の内容は、旧約聖書の創世記11章に登場する巨大な塔「バベルの塔」の話しが元になっています。ノアの大洪水の後、バビロンの 地域に住んだ人類は、頂が天に達するほどの高い塔を建てようとしたが、この試みが神の怒りをかったことにより罰として人間の言語をバラバラにさせら れた。互いに言葉が通じなくなったことにより、塔の建設は中断、その結果人間は多様な言語をもつようになり各地へと散らばって行った。というもの。シェ ルカウイは、人類の技術進歩による傲慢さと、異なる言語間のミスコミュニケーションを独特の世界観で描いています。7.16の意味は、7+16=23(出演 者数)、7+1+6=14(14国籍)→1+4=5(5大陸/人体の5パーツ)ということ。民族、地域、様々な言語、国家のアイデン ティティといった問題が、 鋭く、時にはユーモラスに多国籍なダンサーとミュージシャンらによって提示されていきます。世界文化賞の彫刻部門受賞したこともあるアントニー・ゴー ムリーによる5大陸をあらわす大きな舞台装置が、パフォーマーたちに よって次々とフォーメーションを変え、領土、陣地、自室、など、見えない境界線 を現れ出ます。混沌とした現代の世界情勢に一石を投じる内容となっています。 (Ki)

20-97054F(Bluray)

20-97058D
BBCプロムス2016
イェルク・ヴィトマン:オーケストラのための演奏会用序曲「コン・ブリオ」
リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調*
シューベルト:ロンド イ長調D951(アンコール)*
ワーグナー:歌劇『タンホイザー』〜序曲
 楽劇『神々の黄昏』〜「夜明けとジークフリートのラインへの旅」「ジークフリートの葬送行進曲」
 楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』〜「第1幕前奏曲」「第3幕前奏曲」
 歌劇『ローエングリン』〜第3幕前奏曲
ダニエル・バレンボイム(指)
ウェスト = イースタン・ディヴァン・オーケストラ
マルタ・アルゲリッチ(P)*
収録:2016年8月17日ロイヤル・アルバート・ホール(ロンドン)

◆Bluray
画面:Full HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.0
リージョン:All、115分
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ、
DTS5.0、DD5.0
リージョン:All、115分
ロンドンで毎夏行われる音楽祭「BBCプロムス」。ロイヤル・アルバート・ホールを中心に世界有数のオーケストラや音楽家が集結し約2カ月にわたっ てコンサートが行われる華やかな音楽祭です。この映像は2016年8月に行われた、マルタ・アルゲリッチと盟友ダニエル・バレンボイム率いるウェスト=イー スタン・ディヴァン・オーケストラのコンサート。 クラリネット奏者兼作曲家イェルク・ヴィトマンの「コン・ブリオ」からはじまり、前半の一番の聴きどころは、リストのピアノ協奏曲第1番。交響詩のよ うに全楽章は切れ目なく演奏され、冒頭の力強い主題や、ピアノの華やかな技巧、優美なメロディー、そして第3楽章ではトライアングルが印象的に使わ れるなど演奏効果も高いため頻繁に演奏される人気曲です。アルゲリッチもアバド&ロンドン響、デュトワ&モントリオール響との録音があり、鮮烈な演 奏を聴かせてくれています。ここでは、アルゲリッチが楽曲全体をリードしているかのよう。持ち前の輝かしく強靭なタッチ、類まれな詩情とロマンティシ ズムをたたえたアルゲリッチの演奏をバレンボイムが絶妙なバランスでサポートしています。さらに前半のアンコールでは、アルゲリッチとバレンボイムが、 シューベルトのロンドD951を演奏。旧知の仲の二人ならではの味わい深い演奏を披露しています。そして後半は、バレンボイム得意のワーグナーから『タ ンホイザー』『神々の黄昏』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』の序曲、前奏曲と名曲揃いというプログラム。BBCプロムスに相応しい華麗なる一 夜を心ゆくまで楽しむことのできる映像です。 (Ki)
20-97064F(Bluray)

20-97068D
アルゼンチンの夕べ〜コロン劇場
ヒナステラ:ヴァイオリン協奏曲Op.30
プグリエーセ(オラシオ・サルガン編):レクエルド
スカルピーノ&カルダレージャ(サルガン編):パリのカナロ
ロベルト・フィルポ(サルガン編):夜明け
サルガン:ドン・アグスティン・バルディ/あの田園調のタンゴ/とろ火で
モーレス&タボアダ(サルガン編):エル・フィルレーテ
ウェスト=イースタン・ディヴァンO
ダニエル・バレンボイム(指)
ミヒャエル・バレンボイム(Vn)
キンテート・レアル
セサル・サルガン(P)

収録:2016年7月、コロン劇場、ライヴ
映像監督:ティロ・クルーゼ
◆Bluray)
画面:16:9 ,1080i,Full HD
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
リージョンAll、65分
◆DVD
画面:16:9 ,NTSC
音声:PCMステレオ、
DTS5.1、DD5.1
リージョンAll、65分
ダニエル・バレンボイムが故郷ブエノスアイレスのテアトロ・コロンで行った音楽祭「Festival de Musica y Reflexion」からの映像が発売されます。 この音楽祭は2016年7月後半から2週間開催、延べ9公演が行われました。ブエノスアイレスのコロン劇場は、イタリアのミラノ座やパリのオペラ座と 並んで、世界3大劇場のひとつ。座席数は2487席で、立ち見を含めた人数はなんと約4000人も収容できる大劇場ですが、ひとたびバレンボイムが公 演を行うとなると満員となり、本公演も例外なく会場の熱気が伝わってきます。この音楽祭はアルゼンチンの偉大な作曲家2人の生誕100年を祝うもの でした。ひとりはアルベルト・ヒナステラ。「南米のバルトーク」ともいわれ、アルゼンチンの民謡を取り入れ、さらに高度な作曲技法を用いた作風です。 ここで演奏されたヴァイオリン協奏曲も、卓越した技巧が求められる楽曲。演奏するのは、ダニエル・バレンボイムの息子ミヒャエル。彼はウェスト=イー スタン・ディヴァン管弦楽団のコンサートマスターも務めており、その演奏技術には定評があります。そして、もうひとりの作曲家は、アルゼンチン・タン ゴの大家オラシオ・サルガン。サルガンは1916年生まれ、この公演が行われた時は存命でありましたが、2016年8月19日死去。6月に100歳の誕 生日を迎えたばかりでした。サルガンはピアノの名手として知られていましたが、400曲近い作曲・編曲も残しており、本公演でも彼の代表作が演奏され ました。1960年に結成した伝説のタンゴ楽団キンテート・レアルの中核としても活躍、2004年に引退を表明したあとは、息子のセサル・サルガンが後 を引き継ぎ、本公演でも登場しています。 2組の才能溢れる音楽家親子の共演となった本公演。アルゼンチンに脈々と伝わる音楽魂を存分に堪能できる一夜の映像となっています。 (Ki)

20-97098F(2DVD)
バーンスタイン/ブラームス:交響曲全集


■DVD1
(1)交響曲第1番ハ短調Op.68
(2)交響曲第2番ニ長調Op.73

■DVD2
(1)交響曲第3番ヘ長調Op.90
(2)交響曲第4番ホ短調Op.98
レナード・バーンスタイン(指)

■DVD1
(1)イスラエルPOO
収録:1973年8月1−3日、イェルサレム、大ホール(ライヴ)
(2)ボストンSO
収録:1972年8月、タングルウッド(ライヴ)
■DVD2
(1)イスラエルPO
収録:1973年8月1−3日、イェルサレム、大ホール(ライヴ)
(2)ボストンSO
収録:1972年8月、タングルウッド(ライヴ)

画面:4:3 、NTSC
音声:PCM Stereo, DD 5.1,
DTS 5.1
字幕(ボーナス):英独仏西
リージョン:All、180分
ひとつは、1972年タングルウッド音楽祭におけるブラームス第2,4番のライヴ。バーンスタインはこの時の演奏をこのように振り返っています。 “タングルウッドに戻るたびにいつも、私はなつかしい気持ちで満たされます、でも、1972年のこの夏は、こよなく愛したブラームスのシンフォニーを振っていた クーセヴィツキーのことがとりわけ鮮明な思い出となっています。”(レナード・バーンスタイン 1972年) 1940年に若き日のバーンスタインはクーセヴィツキーのもと、ここタングルウッド音楽祭から指揮者としての第一歩を踏み出しました。また、かれは当ライヴより 2年後の1974年には、クーセヴィツキー生誕100周年記念コンサートをタングルウッドでボストンSOを指揮しています。 こうした背景も絡んでのことでしょうか。第2番のフィナーレに、第4番でのパッサカリアと、ここでのレニーは憑かれたように燃えに燃えまくっています。やはり ライヴによるウィーン・フィルとの全集(1981、1982年)もそうでしたが、バーンスタインのたいへん情熱的なアプローチとブラームスとの相性の良さを当ライ ヴにより再認識されることでしょう。
もうひとつは、タングルウッドの翌年バーンスタインと親しい関係にあったイスラエル・フィルとの第1、3番。躍動感みなぎるエネルギッシュな演奏です。 (Ki)

30-52318
ミケランジェリ1981年ルガーノ・ライヴ
ベートーヴェン:ピアノソナタ第11番変ロ長調Op.22
 ピアノソナタ第12番変イ長調Op.26「葬送」
シューベルト:ピアノ・ソナタ第4番イ短調D.537
ブラームス:4つのバラードOp.10
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(P)

収録:1981年4月7日ルガーノ・スイス・イタリア語放送会場
リージョン・オール/NTSC
4.3フル・スクリーン/PCMStereo
DolbyDigitalI5.1/DTS5.1
102mins/字幕:英仏独
かつてBMGより国内盤がリリースされていたミケランジェリ幻のルガーノ映像。1981年に同地のスイス・イタリア語放送が行なった公開 リサイタル。聴衆入りの実演ならではの緊迫感に満ち、さらに演奏中の指の動きや、顔の表情など臨場感満点。61歳円熟期のミケランジェ リの凄さはまさに魔術的。言葉を失います。  (Ki)
30-56808(2DVD)[F]
ワーグナー:「パルジファル」第1幕前奏曲、
ベルク:管弦楽のための3つの小品、
マーラー:カンタータ「嘆きの歌」(1880年原典版)
ボーナス…ユロフスキのインタヴュー・演奏風景集
マリソル・モンタルヴォ(S)、
ヘドヴィグ・ファスベンダー(Ms)、
マイケル・ヘンドリック(T)、
アンソニー・マイケルズ=ムーア(Br)、
ウラディーミル・ユロフスキ(指)LPO&cho

収録:2007年9月19日ロンドン、サウスバンク・センター、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
30-58124F(Bluray)
30-58128D
ドキュメンタリー「スティーヴ・ライヒ:フェイズ・トゥ・フェイス」
Is this Steve Reich?
Berio was a very nice man.
イッツ・ゴナ・レイン
ピアノ・フェイズ/ドラミング
テヒリーム/ディファレント・トレインズ
ザ・ケイヴ

■ボーナス
Talks in Tokyo with Steve Reich (18mm)
A Brief History of Music by Steve Reich (9mm)
ドキュメンタリー:52mm + ボーナス:28mm
16:9/PCM ステレオ/リージョン・ALL
字幕(ドキュメンタリー):英・独・仏・日本語
DVD仕様: NTSC
ブルーレイ仕様:1080i FULL HD
30-73068
【ドキュメンタリー】ストリングス・アタックド〜ベートーヴェン「大フーガ」を巡って
【特典】ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2、
ヴェルディ:弦楽四重奏曲ホ短調、ウェーベルン:6つのバガテル Op.9
ルテミス・カルテット
【ナターリア・プリシェペンコ(Vn)、ハイメ・ミュラー(Vn)、フォルカー・ヤコブセン(Va)、エッカート・ルンゲ(Vc)】

特典映像収録日:2001年4月8日ブッフェ・デュ・ノール、パリ(ライヴ)、監督:ブリュノ・モンサンジョン/音声:PCMStereo/言語:独、露/字幕:英、仏、独/本編:56mm/ボーナス:56mm/リージョン・コード:0
有名なフランスの映像作家ブリュノ・モンサンジョンによるドキュメンタリー映像。ベートーヴェンが書いた最も美しい音楽の一つ「大フーガ」に焦点をあわせ、次世代の室内楽界を牽引するアルテミス・カルテットがこの偉大な作品に迫っていきます。特典映像としてパリのブッフェ・デュ・ノールで行ったコンサートのライヴを収録。「大フーガ」はドキュメンタリー映像の中で演奏されます。アルテミス・カルテットはリューベック音楽大学の学生4人により1989年に結成。ジュリアードQ.エマーソンQ.などの薫陶を受け、古典派・現代作品にかかわらず高水準な演奏を聴かせてくれる今後ますます活躍が期待されるカルテットです。  (Ki)
30-73178C
ダヴィッド・オイストラフ〜Artist of the people?
1.イントロダクション、2.アーリー・イヤーズ
3.コンクール、4.第二次世界大戦
5.共産党、6.世界的なキャリア、
7.メニューインとの友情、8.教師オイストラフ
9.指揮者オイストラフ、10.オイストラフの死
11.クレジット
【収録曲】
ドビュッシー:レントよりも遅く、
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲、
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番、
ラフマニノフ:プレリュード、
ショパン:夜想曲変ホ長調(編曲:サラサーテ)、
チャイコフスキー(クライスラー編):無言歌(ピアノ曲)、
クライスラー:愛の悲しみ、
シューマン(アウアー編):ヴィトムンク(献呈)
パガニーニ:ラ・カンパネラ、
モシュコフスキ(サラサーテ編(:ギター(ピアノ曲)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、
ブラームス:二重協奏曲、
ラフマニノフ:ヴォカリーズ、
ラロ:スペイン交響曲、
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ、
クライスラー:コレッリとタルティーニの主題による変奏曲、
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番、
バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲、モーツァルト:協奏交響曲、
パガニーニ:24の奇想曲、
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番「軍隊」、
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」
ダヴィッド・オイストラフ(Vn、指)、
ユーディ・メニューイン(Vn、指)、
ギドン・クレーメル(Vn)、
ヴァーツラフ・フデチェク(Vn)、
イーゴリ・オイストラフ(Vn)、
スヴャトスラフ・リヒテル(P)、
キリル・コンドラシン(指)、
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)

ブルーノ・モンサンジョン製作
巨匠、ダヴィッド・オイストラフの生涯を、メニューインやロストロボーヴィチ、クレーメルなどの証言と貴重な演奏、また息子のイーゴリ・オイストラフの回想などを収録したドキュメンタリー映像。20世紀の音楽界で頂点を極めたオイストラフの輝かしい記録と芸術が刻まれたDVD。  (Ki)
30-73314(Bluray)
ドキュメンタリー【グレン・グールド〜ヒアアフター(時の向こう側へ)】

【収録曲目】
プロコフィエフ:束の間の幻影Op.22-1、
ブラームス:間奏曲Op.117-2、
バッハ:ゴルトベルク変奏曲〜アリア、変奏15、
 パルティータBWV829、
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1&4番、
メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーゾ、
ショパン:練習曲Op.10-2、
ヒンデミット:ソナタ第3番、
D.スカルラッティ:ソナタ変ロ短調 L475、
ベートーヴェン:エロイカ変奏曲、ソナタ第30番 他
グレン・グールド(P)
ポール・シャーマン(指)CBC響
ラッセル・オバーリン(C-T) 
アーネスト・マクミラン(指)トロントSO,
ブリューノ・モンサンジョン、
ジル・アパップ(Vn)
ジャン=マルク・アパップ(Vn)
マルク・コッペイ(Vn)、
ユーディ・メニューイン(Vn)
監督:ブリューノ・モンサンジョン

PCM2.0、PCM5.0/リージョン:0/字幕:英・仏・独・西・伊・日本語/ブックレット:英・仏/106mm
グールドの人物像に迫った名ドキュメンタリーが遂にブルーレイ・ディスクで登場!(注:部分演奏の曲目もございます。)
30-73428D
マルタ・アルゲリッチの音楽夜話〜MarthaArgerichEveningTalks 字幕:英・独・仏・西・葡・
ブックレット:英/本編63分
ボーナス38分/NTSC
Region All
以前NHKBS2で放映され話題となっていた映像「マルタ・アルゲリッチの音楽夜話」が遂にDVD化!名ピアニスト、マルタ・アルゲリッチのこれまで知ることのなかった生い立ち、人生観、音楽観、演奏観など、まさに彼女の演奏のように情熱的に奔放に語っています。アルゲリッチが11歳から13歳まで教えを受けた尊敬するフリードリッヒ・グルダへの思い、過去の貴重な演奏風景と数々の名言が飛び出すインタビュー映像が織り交ぜられた興味深い映像です。少女時代「1回でもミスしたら、あなたは死ぬのよ」と言い聞かせ舞台に向ったことや、コンサートをキャンセルするために指を負傷したりと大物ぶりをのぞかせるエピソード、プロコフィエフ、ショパン、リスト、シューマン、バッハなどそれぞれの作曲家に対する考えや共感など、彼女の音楽家としての生きざまを描いています。2002年にはイタリア賞を受賞(テレビ・パフォーミング・アーツ部門)、その他数々の賞に輝いた話題の作品。  (Ki)
30-73498D
スターリン時代のソ連音楽界(ドキュメンタリー)
赤い指揮棒〜スターリン時代のソ連音楽生活、

ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー〜指揮者それとも魔術師?
ヴィクトリア・ポストニコワ(P)、
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
シンフォニック・カペラ&同Cho
ブリュノ・モンサンジョン監督作品

リージョン・オール/NTSC
Dolby Digital2.0/字幕:英仏
日本でもおなじみの大指揮者ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(1931-)は、インタビュー嫌いで自分の意見を表明しないものの、古くはゴロワーノフ、オイストラフ、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、最近ではシュニトケやグバイドゥーリナと仕事をし、またスターリンやフルシチョフなどの政治家をじかに知る、貴重なソ連現代史の生証人でもあります。それを鬼才モンサンジョンが引き出した衝撃の映像が登場します。
「赤い指揮棒」では初出のショスタコーヴィチやプロコフィエフのお宝映像、フレンニコフや悪名高きジダーノフ批判の映像とともにロジェストヴェンスキーがほぼ初めて過去について語ります。「ロジェストヴェンスキー〜指揮者それとも魔術師?」では読売日本交響楽団でもおなじみな、ロジェヴェンの魔術のタクトの秘密を披露する舞台裏物語。
何故かいずれも陰惨さはなく、飄々としているのかロジェヴェンのタヌキ親父ぶりを良く表していて秀逸。ゴーゴリの名作に基づく映画「死せる魂」にシュニトケが付けた音楽をロジェヴェンが再編成した管弦楽組曲、1936年のスターリン還暦を祝ってプロコフィエフが作曲した「乾杯」全曲が聴けるのも嬉しく貴重なオマケ。ロシア音楽ファン、ショスタコーヴィチ・ファンは絶対見逃せない1枚。  (Ki)
30-73514F(Bluray)
ドキュメンタリー/スヴィヤトスラフ・リヒテル・謎(エニグマ)〜甦るロシアの巨匠

■リヒテルの演奏
バッハ:前奏曲ト長調
ベートーヴェン:三重協奏曲より
ショパン:練習曲第5番Op.25-5
リスト:ピアノソナタより
モーツァルト:ピアノ四重奏曲第2番より
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番より
ラフマニノフ:練習曲『音の絵』Op.33-5
シューマン:飛翔
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番より、他
スヴィヤトスラフ・リヒテル(P)

監督:ブリュノ・モンサンジョン
制作:1998 年
画面:1080/60i Full HD
16:9  B&W
音声:PCMステレオ
ボーナス字幕:英独仏露韓,日本語
154分
かつてワーナーミュージックジャパンから国内盤が発売され、各国の音楽賞を総ナメにするなど大きな話題となったリヒテルの「謎(エニグマ)」。この モンサンジョンの傑作がブルーレイで再発売されます。リヒテル本人の語り(ロシア語)と超貴重映像で綴られた超弩級のドキュメンタリーで、歴史と政 治に翻弄された天才の生涯を垣間見せてくれます。リヒテルの演奏シーンも満載で、抜粋ながら引き込まれてしまう凄さの連続。さらに凄いのが出演の面々。 ショスタコーヴィチ、オイストラフからグールド、アルトゥール・ルービンシュタイン、ブリテン、フィッシャー=ディースカウなど、まさに20世紀音楽史 の祭典。モンサンジョンの魔術的な映像芸術で充実感満点。まだ観ていない向き必見の問題作です。 (Ki)
30-73888
ソコロフ・イン・パリ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第9番ホ長調op.14-1、
 第10番ト長調op.14-2、
 第15番ニ長調op.28「田園」
コミタス:ピアノの為の6つの舞曲
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番「戦争ソナタ」
ショパン:マズルカop.63-3、マズルカop.68-4
クープラン:第18組曲〜「ティク-トク-ショク またはオリーヴしぼり機」、「修道女モニク」
バッハ(ジロティ編):前奏曲ロ短調
グレゴリー・ソコロフ(P)

収録:2002年11月4日シャンゼリゼ劇場
123mm/NTSC16:9/PCMステレオ/Region-All
2002年シャンゼリゼ劇場で行われたグレゴリー・ソコロフのライヴ映像がMEDICIARTSから発売。以前NAIVEレーベル(廃盤)でリリースされ、その圧倒的な音楽性に衝撃を受けた方も多いはず。弱冠16歳でチャイコフスキーコンクール1位を獲得したロシア人ピアニスト。一部の音楽愛好家には評判の高いソコロフですが、その活動は日本ではヴェールに包まれています。ピアノを照らすわずかな光の中彼が姿を見せると、空気が一変し緊張感が漂い、ぐっと彼の世界に引き込まれていきます。鬼才ブリュノ・モンサンジョンによる映像も、この素晴らしい演奏会をより効果的に見せてくれます。ベートーヴェンのソナタでは楽曲の核へ鋭く、深く踏み込んでいき聴衆を唖然とさせます。アルメニアの作曲家コミタスの舞曲は幻想的に美しく、プロコフィエフの「戦争ソナタ」では、その巨大な体から生み出されるフォルテとピアノの驚異のダイナミズムで冴え渡る演奏を聴かせてくれます。アンコールはなんと5曲。ジロティ編曲のバッハの前奏曲でまで切れることのない緊張感の中コンサートは終了。その後の聴衆の熱狂ぶりに大いにうなずける内容です。 (Ki)
30-74974F(Bluray)
30-74978E
グルック:歌劇「アルチェステ」(パリ版) アイヴァー・ボルトン(指 )
レアル劇場O
レアル劇場Cho(合唱指導:アンドレ・マスペロ)
アンゲラ・デノケ(アルチェステ)
ポール・グローヴズ(アドメート)
ウィラード・ホワイト( 大司祭 /地獄の神)
マグヌス・スターヴラント(エヴァンドロ)
トーマス・オリーマンス(ヘラクレス)
イサーク・ガラーン(アポロン)
演出:クシシュトフ・ワリコフスキ
舞台&衣装:マウゴジャータ・シチェンシニャク
振付:クロード・バルドゥイユ
照明:フェリス・ロス
映像監督:デニス・ゴーギャン
収録:2014年3月 マドリード・レアル劇場(スペイン)

◆Bluray
画面:1080/60i 16:9
Full HD
音声:PCMステレオ
字幕:英独仏/150 分
◆DVD
画面:16:9 NTSC
音声:PCMステレオ
字幕:英独仏/150 分
グルックの生誕300年を記念してマドリード・レアル劇場で行われたオペラ「アルチェステ」の映像。演出は現在高く評価されているクシシュトフ・ワ リコフスキ。2014年2月7日に初演された現代的な新演出です。「アルチェステ」は、グルックの代表作「オルフェオとエウリディーチェ」に続くカルツァビー ジの台本による作品です。瀕死の王の命を救うためには誰かが命を差し出さなければならないとの神託が下り、王妃が自らを犠牲にして王を救おうとする ストーリー。映像は序曲の演奏の前にアルチェステ(アンゲラ・デノケ)のインタビューが前フリとして収録されています。これも演出の一つで、このイン タビューを受けてオペラが開始されます。通常は夫アドメート王への愛から、自らの命を投げ出す王妃の愛のストーリーですが、ワリコフスキの演出では、 王宮内のいざこざが背景にあることが、このインタビュー映像で明らかになります。ワリコフスキのシリアスな演出も見所ですが、アルチェステを演じるア ンゲラ・デノケの歌唱力と存在感にも圧倒されます。

20-75398D
ユーディ&ヘプシバ・メニューイン

(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
(2)バルトーク:コントラスツSz.111
(3)バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番Sz.75〜第3楽章
(4)エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調Op.25「ルーマニアの民俗様式で」〜第1楽章
(5)メンデルスゾーン:厳格なる変奏曲ニ短調Op.54
(1)ユーディ・メニューイン(Vn,,指)フランス国立放送CO
収録:1967年フランス国立放送スタジオ、パリ
(2)ユーディ・メニューイン(Vn)、ジェレミー・メニューイン(P)、テア・キング(Cl)
(3)ユーディ・メニューイン(Vn)、ヘプシバ・メニューイン(P)
(4)ユーディ・メニューイン(Vn)、ヘプシバ・メニューイン(P)
収録:1972年フランス国立放送スタジオ、パリ
(5)ヘプシバ・メニューイン(P)
収録:1968年フランス国立放送スタジオ、パリ

画面:4:3 NTSC
音声:PCMデュアル・モノ
リージョン:ALL/71分
20世紀を代表するヴァイオリニスト、ユーディ・メニューインは2016年に生誕100年を迎えます。メニューインの妹でピアニストのヘプシバ・メニュー インと録音したバルトークやエネスコ、そしてヘプシバの独奏でメンデルスゾーン:厳格なる変奏曲などを中心に収録したDVDです。ヘプシバは、両親か らピアニストとしての活動を制限されており、兄との共演のみ許されていただけに録音の数は多くはありません。 (Ki)
30-75408D
デニス・マツーエフ〜ピアノ・リサイタル・アット・コンセルトヘボウ
チャイコフスキー:四季 Op.72
シューマン:クライスレリアーナ
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ3楽章
(アンコール)
リャードフ:音楽の玉手箱
シベリウス:エチュード.イ短調Op.76
スクリャービン:エチュード 嬰ニ短調Op.8-12「悲愴」
マツーエフ:ジャズ-即興
デニス・マツーエフ(P)

収録:2015年アムステルダム、ロイヤル・コンセルトヘボウ(ライヴ)
映像監督:セバスティアン・グラス
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:All/105分
1998年第11回チャイコフスキー・コンクールの優勝者で、正統派ロシア・ピアニズムの後継者とされる今最も脂が乗ったピアニストの一人デニス・ マツーエフが2015年にアムステルダム、ロイヤル・コンセルトヘボウで行ったリサイタルの模様を収録したDVDがリリースされます。演目は10年ほど前に録音したことのある、チャイコフスキーの「四季」とストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」、それに加えシューマンのクライスレ リアーナ、アンコールには自作のジャズ演奏も含んだ多彩なアンコール・ピースを披露しています。 チャイコフスキーの「四季」は、1月から12月まで一ヶ月ごとにロシアの風物詩を題材として作曲されたピアノ曲集で副題に「12の性格的描写」とつ けられています。力強さとメランコリックな情感をともにそなえたマツーエフ。ロシアの悠久の大地を感じさせる圧倒的な表現力と重厚感溢れる演奏を聴か せてくれます。ストラヴィンスキーの3 大バレエのひとつ<ペトルーシュカ>のピアノ独奏版として書かれた「ペトルーシュカからの3 楽章」。マツーエフの 凄まじい気概と情熱がこもった演奏。鋭いリズムとダイナミックな躍動感、輝かしいパッセージと難曲中の難曲ともいえる作品を研ぎ澄まされた緊張感の もとキレのある演奏を繰り広げています。シューマンの「クライスレリアーナ」では、技巧をひけらかすような演奏ではなく、驚くほど繊細で美しい音色で 奏でています。 アンコールは、とても洗練されたリャードフの「音楽の玉手箱」、魅力的なシベリスのエチュード、オクターヴ、跳躍、和音連打と華やかな技巧を駆使 したスクリャービンのエチュード「悲愴」、そしてジャズを愛好するマツーエフ自身による見事な即興演奏を聴かせ、マツーエフらしい多彩な選曲で聴衆を 楽しませました。 (Ki)

30-75528D
アヌシー音楽祭2014
リスト:ピアノ協奏曲第2番
 死の舞踏S.126
スクリャービン:ピアノ・ソロのためのエレジー
ムソルグスキー:展覧会の絵*
エルガー:エニグマ変奏曲*、
 愛の挨拶Op.12*
サンクトペテルブルグPO
ゾルタン・コチシュ(指)
ユーリ・テミルカーノフ(指)*
デニス・マツーエフ(P)

収録:2014年8月アヌシー音楽祭(ライヴ)
監督:ジャン=ピエール・ロワズィール
画面:NTSC 16:9
音声:PCMステレオ
リージョン:ALL/103分
フランス南東部、ローヌアルプ地方に位置するアヌシーで毎夏開催されているアヌシー音楽祭。1970年代にエリアン・リシュパンによって設立されたア ヌシー国際音楽センターを母体とし、1997年に著名なアーティストを招聘しコンサートやマスタークラスを開講する音楽祭へ転換、2010年からは強力 な支援を受け規模を拡大した充実の内容の音楽を展開しています。またロシアのピアニスト、デニス・マツーエフが音楽監督に就任し、デュトワ、ゲルギエフ、 テミルカーノフ、カティア・ブニアティシヴィリ、カプソン兄弟、ルガンスキーといった現代を代表するアーティストが参加しステージを盛り上げています。 この映像は2014年に行われた音楽祭のライヴ。マツーエフがゾルタン・コチシュ指揮サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団とともに演奏 したリストのピアノ協奏曲第2番やテミルカーノフ指揮による「展覧会の絵」などを収録。 マツーエフの重量級の演奏にはまる華やかな技巧が前面に押し出されたリストのピアノ協奏曲第2番。マツーエフ技巧だけではない多彩な魅力を情熱的 に表現しています。また指揮を務めるコチシュもピアニストとして何度も演奏してきた楽曲であるので、指揮者、ピアニストの両方向からの熟達したアプロー チで、ひとつひとつのフレーズを丁寧に歌わせます。そしてテミルカーノフがサンクトペテルブルクの機能をフル活用したまさに真骨頂ともいえる「展覧会 の 絵 」。 リラックスした雰囲気に包まれたアヌシーで行われる盛大な音楽祭を存分に楽しむことができる映像です。k (Ki)
30-77508D
シュトックハウゼン:ヘリコプター四重奏曲 アルディッティSQ
[アーヴィン・アルディッティ(1Vn)、
グレアム・イェニングス(2Vn)、
ガース・ノックス(Vla)、ロアン・デ・サラム(Vc)]

収録:1995年6月26日オランダ・フェスティバル(世界初演)
NTSC方式/
日本語字幕つき/77分
音のみで味わう究極の浮遊感覚。ヘリコプター四重奏曲は、四重奏団メンバー一人一人がそれぞれ1機のヘリコプターに乗り込み、機内で、高音から低音を急速に行ったりきたりするグリッサンドや、高音で超高速のトレモロなど、バリバリの現代音楽を奏でながら、まじめな顔をして「1,2,3(い〜ちぃ〜、にぃ〜い〜、すゎ〜〜ん〜〜)」とか「10(じゆ〜う〜)」(実際の言語はドイツ語)とか叫ぶという、フツーの人はなかなか思いつかない形態の作品。
シュトックハウゼンは、幼い頃に見た空を飛ぶ夢の印象が強烈に残っており、「飛んでいる感覚を音楽にしたい」という欲求を現実のものにした、と語ります。たしかにそう言われて聴いてみると、実際のプロペラの音とグリッサンドが相まって、浮遊しているような気になってきます。じっと聴いていると乗り物酔いしてきそうな感じ。楽器とプロペラ音だけだと無重力空間の無秩序な飛行疑似体験になってしまいますが、奏者が叫ぶ数字が、自分が今どこにいるかの目印のように、ある種の重石のように響いてくるから不思議です。
初演の1ヶ月ほど前から集中的に行われたリハーサルの模様もたっぷりと収録。ミュージシャンが数字を叫ぶ際に、もっと「幻想的に」とか「スリランカ風」にとか真剣に要求するシュトックハウゼン、ヘリコプターのナンバーを見て即座に演算して、作品との一致を見つけては真剣に喜んでいるシュトックハウゼン、調整卓に座り真剣に指示をするシュトックハウゼン・・・シュトックハウゼンの頭の中を少しだけ覗き見できたような気になります。 (Ki)
30-77928
「トスカニーニ〜イン・ヒズ・オウン・ワーズ」
完璧主義者トスカニーニ
デビュー1886年〜ヴェルディとの出会い
生涯の女性たち-両親
ベートーヴェン-ストコフスキー-プッチーニ-カタラーニ
ワーグナー:エクスタシーと苦悶
世界大戦〜ムッソリーニ=ヒトラー
スカラ座の再開〜アメリカ
カルラの死〜完全なる休息の発見
エンド・クレジット
監督:ラリー・ワインスタイン、
プロデューサー:エレーヌ・ル・クール&ダニエル・アイアン
アソシエイト・プロデューサー:ヨーロピアン・ミュージック&アーツ・コンサルタンツ、ステファン・ライト、
脚本:ラリー・ワインスタイン&ハーヴェイ・サックス

収録:2008年ARTEフランス・BBCウェールズ共同制作
イタリアが生んだ20世紀を代表する指揮者アルトゥーロ・トスカニーニ(1867−1957)。歿後50年を記念して製作されたドラマ仕立てのドキュメンタリーは、NHK-BSで放送された際に、たいへんおもしろいとファンの間で評判となりました。トスカニーニ自身は一切のインタビューを受けず、また日記の類も遺しませんでしたが、これは晩年にトスカニーニの息子ウォルターがひそかに録音していた150時間にもおよぶ、マエストロが交わした友人や家族との会話テープと手紙をもとに、マエストロの実像に迫ろうというものです。マエストロを囲んで自宅の居間で繰り広げられる会話という設定で再現される内容は、結構きわどい発言のオンパレード。ムッソリーニ、ヒトラーに怒りをあらわにするのは理解できるにして、ストコフスキーやフルトヴェングラーのこと、ワーグナーやベートーヴェン、ヴェルディとプッチーニなどがいったいどのように語られているのかは見てのお楽しみ。もちろん、マエストロ本人による指揮姿もふんだんに盛り込まれているのでこちらも見ごたえ満点。なお、日本語字幕はありませんが、演じる俳優たちの口調と演技で、流れはじゅうぶん掴めるようにおもわれます。

◆キャスト(配役)
バリー・ジャクソン(アルトゥーロ・トスカニーニ)
ジョゼフ・ロング(ウォルター・トスカニーニ:マエストロとカルラの間に生まれた第1子・長男)
カロリーナ・ジアムメッタ(ウォリー・トスカニーニ:同上第2子・長女)
マイケル・ブランドン(ウィルフリード・ペルティエ:メトロポリタン・オペラのスタッフでトスカニーニ一家の親友)
ジェニー・グーセンス(アニタ・コロンボ:スカラ座におけるトスカニーニのアーティスティック・エグゼクティヴ・アシスタントで、トスカニーニ一家の親友)
ヴァレンティナ・チコ(イリス・カンテッリ:トスカニーニが大いに期待していた指揮者グイド・カンテッリの夫人)
30-77934F(Bluray)
ドキュメンタリー/ピョートル・アンデルジェフスキ
プロローグーダブルステップ
ショパン
家族、ピアノ・スタディ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番(ドイツ・カンマーフィル・ブレーメン)
モーツァルトー魔笛
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番(ドゥダメル&LPO)
ブダペスト-祖母
シマノフスキ:子守歌(ドロタ・アンデルシェフスカ:Vn)
2つの傷ーモーツァルトとワルシャワ
バッハ
リスボン
エンド・クレジット
ピョートル・アンデルジェフスキ(P)

監督:ブリュノ・モンサンジョン
制作:2008年

画面:1080i.Full.HD、16:9
音声:PCM2.0、PCM5.1
128mm、リージョン・オール
字幕:伊、英、独、仏、ポーランド語
クラシック映像界の巨匠、フランスの映像作家ブリュノ・モンサンジョン監督の新作は、気鋭のピアニスト、ピョートル・アンデルシェフスキを追ったドキュメンタリー。モンサンジョンによるアンデルシェフスキの映像は2作目。鬼才モンサンジョンを惹きつける孤高のピアニスト、アンデルシェフスキの魅力あふれる音楽性の秘密を垣間見れる内容です。 ブダペストからポーランドへの列車での冬の旅。モンサンジョンが描く「レイルロード・ムービー」です。シマノフスキのザコパネの別荘を訪れる場面、ブレーメン、ロンドンとパリでのリハーサル風景、コンサート映像など盛りだくさん。アンデルシェフスキが幼少期を過ごした土地を通り、彼の内面、苦悩、不安そして彼の音楽性の真相に迫ります。 このドキュメンタリーは第22回国際テレビ映像祭(FIPA)で金賞を獲得。モンサンジョン氏にとっては、スヴィヤトスラフ・リヒテルの「謎(エニグマ)」、グレン・グールドの「ヒア・アフター」に次いで3度目の受賞。鬼才ブリュノ・モンサンジョン監督の鮮やかな映像美をブルーレイで堪能できます。 (Ki)
30-77938
ドキュメンタリー/ピョートル・アンデルシェフスキ
「アンクワイエット・トラベラーUnquietTraveller」
@プロローグ-ダブルステップ、Aショパン、B家族、ピアノ・スタディ、
Cベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番、Dモーツァルト-魔笛、Eブラームス、Fブダペスト-祖母、
Gドロタ-シマノフスキ、H2つの傷-モーツァルトとワルシャワ、Iバッハ、Jリスボン、Kエンド・クレジット
監督:ブルュノ・モンサンジョン/制作:2008年/NTSC16:9/PCM-Stereo/原語:仏、ポーランド/字幕:仏、英、ポーランド、独/83mm
クラシック映像界の巨匠、フランスの映像作家ブルュノ・モンサンジョン監督の新作は、気鋭のピアニスト、ピョートル・アンデルシェフスキを追ったドキュメンタリー。モンサンジョンによるアンデルシェフスキの映像は2作目。鬼才モンサンジョンを惹きつける孤高のピアニスト、アンデルシェフスキの魅力あふれる音楽性の秘密を垣間見れる内容です。ブダペストからポーランドへの列車での冬の旅。モンサンジョンが描く「レイルロード・ムービー」です。シマノフスキのザコパネの別荘を訪れる場面、ブレーメン、ロンドンとパリでのリハーサル風景、コンサート映像など盛りだくさん。アンデルシェフスキが幼少期を過ごした土地を通り、彼の内面、苦悩、不安そして彼の音楽性の真相に迫ります。このドキュメンタリーは第22回国際テレビ映像祭(FIPA)で金賞を獲得。モンサンジョン氏にとっては、スヴャトスラフ・リヒテルの「謎(エニグマ)」、グレン・グールドの「ヒア・アフター」に次いで3度目の受賞。  (Ki)
30-77958
ユリア・ヴァラディ〜マスタークラス リージョン・オール/NTSC/16:9/DD2.0/字幕:英独仏/56m+110
ユリア・ヴァラディといえば、1970、80年代にバイエルン国立歌劇場で活躍した、ハンガリー人のドラマティック・ソプラノ。フィッシャー=ディースカウ夫人でもあります。1998年にオペラの舞台から退いてから後、後進の指導に情熱を燃やす彼女を収録した映像です。レッスンに訪れる歌手たちは、いずれも才能はあるものの、何かが足りない。そこから、個性を尊重しながら、歌の神髄を引き出そうとしているヴァラディの姿はは、それそのものが感動的。情熱的で、緊張感を持ったレッスンなのですが、そこには常に若い歌手への愛情が感じられます。これは歌を勉強する人たちには必見の映像でしょうし、そうでない人でも、教え学ぶことの重要さを伝えるものでしょう。
30-77968[D]
ラヴェル:道化師の朝の歌、
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、
ラヴェル:スペイン狂詩曲、
ドビュッシー:管弦楽のための「映像」〜イベリア、
ラヴェル:ボレロ
セルジウ・チェリビダッケ(指)ミュンヘンPO
収録:1994年5月13〜14日ケルン、フィルハーモニー(ケルン・ミュージック・トリエンナーレにおけるライヴ)
30-77968D
ラヴェル:道化師の朝の歌、
ドビュッシー
:牧神の午後への前奏曲、
ラヴェル
:スペイン狂詩曲、
ドビュッシー:管弦楽のための「映像」〜イベリア、
ラヴェル:ボレロ
セルジウ・チェリビダッケ(指)ミュンヘンPO

収録:1994年5月13−14日ケルン、フィルハーモニー(ケルン・ミュージック・トリエンナーレにおけるライヴ)
「フランス音楽を振れるフランス人の指揮者などひとりもいない」との挑発的な発言をしたこともあるチェリビダッケ。1994年、巨匠が最晩年に手兵ミュンヘン・フィルとともに行ったケルンでのライヴは、ブルックナー演奏と並びフランス音楽の権威としても名を馳せた巨匠最円熟期のユニークな唯美的音響世界にたっぷりと浸れるもの。人工的スペイン情緒の極限ともいえる描写力で評判をとった「イベリア」。そしてきわめつけは「ボレロ」。これがあの聴き慣れた作品とは…。すべてが壊れてしまいそうなくらいに繊細、特徴的なスタイルである超時間的なテンポ設定と、チェリ一流の美学が徹底されたものばかり。途方もなくマニエリスティックな手法で音楽を構築していくプロセスを目の当たりにできる体験はあらためて貴重といえるでしょう。かつて国内でライセンス発売されていたこともある内容ですが、すでに廃盤となって久しかったため復活は広く歓迎されるところです。音質・画質ともきわめて良好。
30-78048
ワイセンベルク1989年ロンドン・ライヴ
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ〜三楽章
プロコフィエフ:ピアノソナタ第3番
スクリャービン
:左手のためのノクターンOp.9-2
ラフマニノフ:前奏曲変ホ長調Op.23-6
ショパン
:ピアノソナタ第3番〜ラルゴ
 夜想曲(遺作)、練習曲Op.25-7
バッハ:半音階的幻想曲BWV903、パルティータ第6番〜クーラント
ブラームス
:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調
アレクシス・ワイセンベルク(P)
ジョルジュ・プレートル(指)
フランス国立放送O

リージョン・オール/NTSC
4.3 フル・スクリーン/DD 2.0
150 mins/字幕:英仏独
一時、カラヤンに重用され、世界的人気となったワイセンベルク。その若き日の映像が日の目をみます。技巧的な作品ばかりですが、彼の凄腕ぶりと美しい音色が鮮烈。注目すべきは、この映像を見たカラヤンが、即座に共演を望んだといわれるいわくつきの演奏です。プレートルと共演したブラームスの2番も堂々たる力演です。  (Ki)
30-78058D
ヴェルビエ・フェスティヴァル2007(ハイライト)

(1)ルトスワフスキ:パガニーニの主題による変奏曲
(2)シューマン:「詩人の恋」〜第10,11,12曲
(3)シューベルト:ピアノ小品D.946-3
(4)シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調op.44
(5)ドビュッシー:子供の領分
(6)バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番
(1)マルタ・アルゲリッチ(P)、
 ガブリエラ・モンテーロ(P)
(2)トーマス・クヴァストホフ(Bs)、
 エレーヌ・グリモー(P)
(3)ラルス・フォークト(P)、
(4)エレーヌ・グリモー(P)、
 ルノー・カプソン(Vn)、庄司紗矢香(Vn)
 ラース・アンダース・トムテル(Va)
 ミッシャ・マイスキー(Vc)
(5)ネルソン・フレイレ(P)、
(6)ルノー・カプソン(Vn)、
 マルタ・アルゲリッチ(P)
ヨーロッパ有数のスキーリゾートとして知られるヴェルビエで毎年夏に開催される「ヴェルビエ音楽祭VerbierFestival&Academy」。1993年に始まったこのイベントは、アルプスの山々に囲まれたその雰囲気や、若手の育成に力を注いだコンセプトなどに賛同したトップアーティストたちが集まる世界中から注目される音楽祭。このDVDは昨年2007年の模様をハイライトで収録したもの。マルタ・アルゲリッチ、ミッシャ・マイスキー、エレーヌ・グリモー、庄司紗矢香など世界に名をはせる演奏家たちの夢の饗宴をアルプスの美しい山里の雰囲気とともに楽しむことが出来ます。  (Ki)
30-78178
ヴェルビエ・フェスティヴァル2008(ハイライト)
(1)ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏Op.57〜第1、2&3楽章
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」〜第3楽章
(3)シューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」〜第2楽章
(4)ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」〜第1楽章
(5)プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」からの10の小品Op.75〜モンターギュー家とキャピュレット家/ロメオとジュリエットの別れ
(6)ドホナーニ:ピアノ六重奏ハ長調Op.37〜第4楽章
(7)ラヴェル:ラ・ヴァルス
(8)R・コルサコフ(シフラ編):熊蜂の飛行
(9)ブラームス:ピアノ四重奏ハ短調Op.60〜第3楽章
(10)ブルッフ:コル・ニドライ
(1)マルタ・アルゲリッチ(P)、
 ジョシュア・ベル(Vn)、
 ヘニング・クラッゲルード(Vn)
 ユーリ・バシュメット(Va)、
 ミッシャ・マイスキー(Vc)
(2)イリヤ・グリンゴルツ(Vn)、
 アレキサンダー・マッジャー(P)
(3)エベーヌQ【ピエール・コロンべ(Vn)、ガブリエル・ル・マガドゥール(Vn)、マテュー・エルゾグ(Va)、ラファエル・メルラン(Vc)】
(4)マンフレッド・ホーネック(指) 
 UBSヴェルビエ・フェスティヴァルO
(5)ニコライ・ルガンスキー(P)
(6)ニコラ・アンゲリッシュ(P)
 ジュリアン・ラクリン(Vn) 
 レオナルト・エルシェンブロイヒ(Vc)
 ローレンス・パワー(Va)マ
 ルティン・フロスト(Cl)ダヴィッド・ゲリエ(Hrn)
(7)(8)ユジャ・ワン(P)
(9)メナヘム・プレスラー(P)
 サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
 アントワーヌ・タメスティ(Va) ゴーティエ・カプソン(Vc)
(10)ミッシャ・マイスキー(Vc)
UBSヴェルビエ・フェスティヴァルO

収録:2008年7月18日.8月3日ヴェルビエ・フェスティヴァル・ライヴ(ヴェルビエ、スイス)
スイスのリゾート地ヴェルビエで毎年夏に行われる「ヴェルビエ音楽祭」。1993年に始まったこのイベントは、アルプスの山々に囲まれた美しい景色の中、クラシック界の大物が集まり、若手の育成に力を注いだコンセプトに基づき、多彩な演奏会を開いています。2008年の音楽祭の見所、聴き所満載の映像で楽しむことができます。冒頭のショスタコーヴィチのピアノ五重奏曲は20世紀の室内楽曲を代表する名曲。盟友ミッシャ・マイスキー、現代最高のヴィオラ奏者ユーリ・バシュメット、名手ジョシュア・ベル、ヘニング・クラッゲルードと共にアルゲリッチ節が炸裂!また強靭タッチで難曲も軽々と弾きこなすルガンスキー。ドラマティックな表現と音のコントラストが抜群なユジャ・ワンによるラ・ヴァルスなど素晴らしい音楽祭の雰囲気が存分に楽しめるハイライトDVDになっています。 (Ki)
30-78358
モーツァルト:歌劇「ツァイーデ」 エカテリーナ・レヒナ(Sツァイーデ)、
ショーン・パニッカー(Tゴーマッツ)、
アルフレッド・ウォーカー(Bsアラツィム)、
ラッセル・トーマス(Tスルタン・ソリマン)、
モリス・ロビンソン(Bsオスミン)、
ルイ・ラングレ(指)カメラータ・ザルツブルク,イブン・ツァイドゥンcho

収録:2008年
「ツァイーデ」は、モーツァルトが1779−80年に作曲したジングシュピール。音楽的にはたいへん優れているものの、あともう少しで完成と言うところで未完に終わっているため、上演の機会はさほど多くはありません。今回の上演では、随所に「エジプト王タモス」の音楽を採り入れています。ピーター・セラーズ演出は、スルタンのソリマンを外国人労働者を不法就労させる工場主にすることで、現代社会に強く訴える舞台にしています。ツァイーデ役がロシア人のレヒナ、ゴーマッツ役のパニッカーがスリランカ系米国人で、搾取される労働者。一方工場側の人々は、アラツィム役のウォーカーがセントルイス出身、ソリマン役トーマスがマイアミ出身、オスミン役のロビンソンがアトランタ出身で、いずれもアフリカ系米国人。米国人にはストレートに、それ以外の国々の人々にも、容易に状況が理解できます。大団円のないまま五重唱で終わる幕切れは深い余韻を残します。今回の映像は、エクサン・プロヴァンスでの上演の際に、映像作品として収録されたもの。オペラ映画とはいえども、昔のようなアフレコではなく、舞台上演中に装置の中までカメラが追いかけてきたようなものです。セラーズの鋭い演出が、制約のないカメラワークによって見事に捉えられています。指揮のラングレは、近年モーツァルト指揮者として評判の高い人で、ここでも曖昧さのない明快な音楽作りが映えています。  (Ki)
30-78384(Bluray)
ヤナーチェク:歌劇「利口な女狐の物語」
◆ボーナス…ジェラール・モルティエ,アンドレ・エンゲル,エレナ・ツァラゴワと共に巡るパリ・オペラ座のバックステージ
エレナ・ツァラゴワ(S女狐ビストロウシカ)
ユッカ・ラジライネン(Bs森番)
ミシェル・ラグランジュ(S森番の妻,フクロウ)
デイヴィッド・キューブラー(T校長)
ローラント・ブラハト(Bs牧師)
ポール・ゲイ(Bs-Brハラシタ)
ハナ・エステル・ミヌティルロ(Ms雄狐)
デニス・ラッセル・デイヴィス(指)パリ・オペラ座O
パリ・オペラ座アトリエ・リリクcho、
オー=ド=セーヌ聖歌隊、
パリ・オペラ座児童cho
演出:アンドレ・エンゲル
収録:2008年10月23、29日、11月4日、パリ,バスティーユ劇場
※音声:PCM2.0/DTS-HD Master Audio/画面:1080i 16:9/リージョンオール/原語:チェコ語
字幕:英,独,仏
本編:101mm+ボーナス:20mm
(DVD:3078388)
30-78388
ヤナーチェク:歌劇「利口な女狐の物語」

◆ボーナス映像…ジェラール・モルティエ,アンドレ・エンゲル、エレナ・ツァラゴワと共に巡るパリ・オペラ座のバックステージ
エレナ・ツァラゴワ(S女狐ビストロウシカ)
ユッカ・ラジライネン(Bs森番)
ミシェル・ラグランジュ(S森番の妻,フクロウ)
デイヴィッド・キューブラー(T校長)
ローラント・ブラハト(Bs牧師)
ポール・ゲイ(Bs-Brハラシタ)
ハナ・エステル・ミヌティルロ(Ms雄狐)
デニス・ラッセル・デイヴィス(指)パリ・オペラO
パリ・オペラ座アトリエ・リリクcho
オー=ド=セーヌ聖歌隊
パリ・オペラ座児童cho
演出:アンドレ・エンゲル
収録:2008年10月23,29日,11月4日,パリ,バスティーユ劇場
近年たいへんに人気の高いヤナーチェクの「利口な女狐の物語」、その中でも大きな話題になったパリ・オペラ座のプロダクションがDVDになりました。フランス人演出家アンドレ・エンゲルは、舞台をローカル線の小さな駅の近辺に据えています。森番は捕まえた女狐に恋をしてしまい、そこから彼を取り巻く世界が混乱し、村に棲む動物たちは外見を残しつつ擬人化され、動物の世界だか人間の世界だか分からない不思議な世界になります。この独特な感覚と、素敵なセンスの衣装、舞台を彩るフランスらしい鮮やかな色彩が、見事に一体化した見応えのある「女狐」です。モデルかと思うほどのロシア美人、ツァラゴワの女狐や、日本でもおなじみのラジライネンの風格ある森番など、歌手も非常に充実しています。特典映像では、舞台裏でのメイクの様子など、貴重な映像を収録。 (Ki)
30-78528
ドキュメンタリー/「音楽は形を変えて:フェレンツ・フリッチャイ回想」

◆ボーナス…ロッシーニ:「絹のはしご」序曲、ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
フェレンツ・フリッチャイ(指)ベルリンRSO

収録:1961年5月9日ロンドン、インターナショナル・コンサート・ホール、ソース:BBCアーカイヴ/リニアPCM2.0/74’(本編51’+ボーナス23’)/モノクロNTSC4:3 リージョンオール/字幕:英・仏
2008年が歿後45年、ことし2009年が生誕95年にあたるハンガリー生まれの指揮者フェレンツ・フリッチャイ。不幸にも白血病により指揮者としてこれからという時期、享年48歳という若さで世を去った名匠を振り返るにまたとない映像作品がMediciartsからリリースされます。かれの生涯をたどるドキュメンタリーは、コダーイやスメタナ、デュカス、そしてオペラやシンフォニーが高い評価を得たモーツァルト作品のリハーサルと実演風景に、フリッチャイと数多くの共演を果たしたタマーシュ・ヴァーシャリ、クルト・マズア、イェフディ・メニューイン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウといったゆかりのアーティストのインタビューを織り交ぜる形で構成。口々に語られる、近しいものだけが知り得るエピソードは、知られざるフリッチャイの姿を伝えてどれも興味深いもの。手兵ベルリン放送響を相手に音楽に生命が吹き込まれる過程をじっさいに垣間見ることができるという意味でも、このたびのリリースはファンにはかけがえのないものといえるでしょう。   (Ki)
30-78538C
偉大な女性歌手たちの黄金時代

(1)クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)
ブラームス:甲斐なきセレナードOp84-4 サッフォー風頌歌Op94-4、
マーラー
:ラインの伝説
(2)リタ・シュトライヒ(S)
シューマン:はすの花Op25-7、
R.シュトラウス:悪天候Op69-5*
メンデスゾーン:歌の翼にOp34-4、
ブラームス
:子守歌Op49-4、
シューベルト
:幸福D433
ヴォルフ:つつましい恋、
モーツァルト
:春への憧れK596
シューベルト:笑いと涙D777、
 夜と夢D.827、鳥D691、
ブラームス:秘め事Op71-3#、
 甲斐なきセレナードOp84-4#
(3)グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S)
ベートーヴェン:ああ不実なる人よOp65
(4)イルムガルト・ゼーフリート(S)
ヴェルナー・エック:4つの歌
(5)ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S)
チャイコフスキー:なぜOp6-5、セレナーデOp63-6
(6)グレ・ブラウエンスタイン(S)
ワーグナー:ヴェーゼンドンクの5つの歌〜「悩み」「夢」、「トリスタンとイゾルデ」〜イゾルデの愛の死
(1)クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)
 ジェラール・ムーア(P)/放映:1962年7月11日(BBC)
(2)リタ・シュトライヒ(S)
 ジャニーヌ・レイス(P)/放映:1965年3月7日(INA)*
 クリスティアン・イヴァルディ(P)/放映:1972年12月26日(INA)
 マルシア・ル・マルカドゥール(P)/放映:1964年4月16日(INA)#
(3)グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S)
 アラン・ロンバール(指)フランス国立放送O/収録:1965年5月20日(INA)

(4)イルムガルト・ゼーフリート(S)
 マニュエル・ロザンタール(指)フランス国立放送O/放映:1967年7月1日(INA)

(5)ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S)
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(P)/放映:1970年(INA)

(6)グレ・ブラウエンスタイン(S)
 シャルル・ブリュック(指)フランス国立放送PO/放映:1969年4月15日(INA)

NTSC/4:3/PCM-MONO
82'00/言語:独、伊、露
字幕:英、仏、独
20世紀後半の最も偉大な女性歌手たちの全盛期の歌声を集めたいいとこ取りDVD。ドイツの名メゾ・ソプラノ、クリスタ・ルートヴィヒの魅力的な絶頂期をうかがうことができます。技巧で聴かせるのではなく、薫り高くのびやかな歌声で魅了する不世出のコロラトゥーラ、リタ・シュトライヒ。傑出した美声のグンドゥラ・ヤノヴィッツ。イルムガルト・ゼーフリートの楚々とした美しさ、ロシアの国民的オペラ歌手ガリーナ・ヴィシネフスカヤは夫ロストロポーヴィチと共演。そしてオランダの名ソプラノ、グレ・ブラウエンスタインと見応え聴き応えのある1枚です。(Ki)
30-78548
ルービンシュタイン/モスクワ・リサイタル1964
ショパン:ポロネーズOp.44、即興曲第3番、夜想曲Op.27-2、ソナタ第2番、舟歌、
練習曲Op.25-1、練習曲Op.10-5、練習曲Op.p.25-5、練習曲第4番ハ短調Op.10-4、
ワルツ第3番イ短調Op.34-2、ポロネーズ第6番「英雄」
◆アンコール
シューマン:幻想小曲集Op.12〜「夕べに」、ショパン:ワルツOp.34-1
ドビュッシー:前奏曲集第2集「オンディーヌ」
ヴィラ=ロボス:赤ちゃんの家族第1集「道化人形」
◆ボーナス
練習曲第17番ホ短調Op.25-5*、練習曲第2番へ短調Op.25-2*
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)

収録:1964年10月1日モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)、1928年(カナダ)*
NTSC4:3/PCM Mono
Region0
1964年のモスクワにおけるルービンシュタインのライヴDVD。代名詞ともいえるショパン・リサイタルとアンコール全曲。観客の熱狂とともに盛り上がっていく演奏会、最高の感情の昂ぶりを見せる「葬送ソナタ」、舟歌では、ショパンの語法を知り尽くしたルービンシュタインだからこそ演奏できる絶妙のルバートはいつまでも浸っていたくなる演奏。当時77歳のルービンシュタインが聴かせるこれぞ鍵盤の王者の風格と圧倒される映像です。 (Ki)

30-78578
フランス・ピアニズムの結晶
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲、クープランの墓〜トッカータ**
ショパン:練習曲イ短調Op.25-11**、マズルカ.イ短調Op.17-4**
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番Op.110#、フォーレ:主題と変奏Op.73##
◆ボーナス
シューベルト:高雅なワルツD.969/ヘプツィバー・メニューイン(P)[収録:1968年8月11日パリ]
ショパン:夜想曲Op.62-2/ディノ・チアーニ(P)[収録:1967年11月21日パリ]
ヴラド・ペルルミュテール(P)、
ジャック・ボードリー(指)ORTF管
イヴォンヌ・ルフェビュール(P)#、
ロベール・カサドシュ(P)##

収録:1966年1月29日メゾン・ド・ラジオ・フランス(INAアーカイヴ)、
1964年6月4日ロンドン(BBCアーカイヴ)**
1963年4月26日パリ(INAアーカイヴ)#、
1971年カサドシュ邸にて(INAアーカイヴ)##
このDVDはフランス・ピアニズムの歴史的流れを、傑出した3人のピアニストの演奏で特徴付けたもの。ラヴェル直系のペルルミュテール。精緻で透明感に溢れた音色、ラヴェルの意図を忠実に再現したペルルミュテール独自の演奏をたっぷりと堪能出来ます。イヴォンヌ・ルフェビュールはコルトー直系の女流名教師。演奏活動よりも教育者として音楽人生を送っていたルフェビュールの録音は稀少ですが、歌心に満ちた豊かな音楽を聴かせてくれるピアニスト。そしてカサドシュのフォーレ「主題と変奏」はスマートな充実したタッチで描き出されています。ボーナスではヘプツィバー・メニューインと ディノ・チアーニの演奏を観ることができます。 (Ki)
30-78628
ルーヴル美術館ピラミッド・コンサート
ストラヴィンスキー
:バレエ「火の鳥」(全曲)、
 交響的幻想曲「花火」Op.4(アンコール)
ドキュメンタリー/マスタークラス:ピエール・ブーレーズによる楽曲解説.「火の鳥」
ピエール・ブーレーズ(指)パリO

収録:2008年12月2日ルーヴル美術館(演奏)、12月1日(ドキュメンタリー)
2008年秋にパリのルーヴル美術館で開催されたピエール・ブーレーズの展覧会。絵画と音楽の関連性を紐解き、現代芸術のあり方を考える注目の企画展でした。その関連イベントとしてブーレーズ指揮、パリ管によるストラヴィンスキー「火の鳥」の演奏会が行われ、このDVDはそのコンサートと前日のサル・プレイエルでのマスタークラスを収録したもの。マスタークラスでは、実際の演奏とモニターを用いた歴史的な映像とを組み合わせ、ブーレーズによる「火の鳥」の楽曲解説が行われました。現代最高のストラヴィンスキー指揮者であるブーレーズの演奏を無料で公開し、ルーヴル美術館のピラミッドの下で行われたコンサートには1000人を超える聴衆が集まりました。現代の巨匠ピエール・ブーレ-ズの目を通して知る音楽の世界を体感出来るまたとない好企画映像です。 (Ki)
30-78648
サロネン:LAヴァリエイション
シベリウス:交響曲第5番変ホ長調op.82
エサ=ペッカ・サロネン(指)
UBSヴェルビエ・フェスティバルO

収録:2007年7月26日ヴェルビエ音楽祭(ライヴ)
フィンランドを代表する指揮者、作曲家エサ=ペッカ・サロネン。2007年にヴェルビエ・フェスティバルに出演した際の映像。シベリウスの交響曲第5番は、サロネンの感性が表出した透明感のある叙情豊かな表現。1986年のフィルハーモニア管との録音から20年以上経てサロネンのさらに充実した音楽性と、インスピレーション溢れる演奏で聴かせてくれます。作曲家としても高い評価を受けているサロネン。カップリングの「LAヴァリエイション」は彼の代表作で、1997年にロサンゼルス・フィルで初演し大成功を収めた作品。彼の精緻な作曲構造をよく知ることができます。 (Ki)

30-78658
ルガンスキー〜ヴェルビエ音楽祭ライヴ2008
ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ「1905年10月1日、街頭にて」
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」からの10の小品Op.75〜仮面/モンターギュー家とキャピュレット家/僧ローレンス/マーキュシオ/百合の花を手にした娘たちの踊り/ ロメオとジュリエットの別れ
リスト:婚礼S.161-1、3つのペトラルカのソネット、
 超絶技巧練習曲集第12,5,11,10番
ラフマニノフ:前奏曲Op.32-5,Op.23-5,Op.32-12
ショパン:練習曲op.10-8
ニコライ・ルガンスキー(P)

収録:2008年7月28日ヴェルビエ音楽祭(ライヴ)
79mm/NTSC、16:9/PCMステレオ/Region-All
ロシアの新世紀型ピアニスト、ニコライ・ルガンスキー。クールに難曲を弾きこなしていくルガンスキー。縦横無尽に鍵盤の上を疾走し、その磨きぬかれたテクニックと豊かな音色で聴くものを魅了します。鋭い表現が胸を突くヤナーチェク。美しく感傷的な旋律やウィットに富んだ音楽が印象的な「ロメオとジュリエット」。彼のテクニックの素晴らしさが際立つリスト、得意のラフマニノフなどルガンスキーの表現の幅を感じさせる映像。CDでは分からない平然とクールに難曲を弾きこなすルガンスキーの姿を観ることができます。 (Ki)
30-78728
レナード・バーンスタイン〜リフレクション
1.イントロダクション/2.指導
3.師匠/4.アメリカ音楽大使
5.作曲/6.調性/7.アメリカ音楽
8.エンド・クレジット
◆ボーナス映像…ミヨー:屋根の上の牡牛
レナード・バーンスタイン(指)
フランス国立管O

収録:1976年11月8-9日シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
写真:ペーター・ローゼン提供(イスラエル、NYにて)
本編:50mm/ボーナス:20mm/NTSC4:3/PCM-Stereo/DD5.1DTS5.1(ボーナスのみ)/原語:英語/字幕:日本語、英、独、仏語/Region-Code:0
巨匠レナード・バーンスタインのドキュメンタリー。この映像には、バーンスタインのボストンでの幼少期、ハーバード大学、カーティス音楽院時代のバーンスタインの成長と偉大な音楽家たちフリッツ・ライナー、ディミトリ・ミトロプーロス、セルゲイ・クーセヴィツキーからの影響、1943年の電撃デビュー秘話、自らの音楽ルーツであるアメリカ音楽、音楽教育にも非常に熱心だったバーンスタインの思想など、バーンスタインの音楽性、人間性が投影されたドキュメンタリー。またボーナスにはバーンスタイン自身も敬愛していたミヨーの「屋根の上の牡牛」を収録。明るく開放的な作品を艶やかな響きで躍動的に聴かせてくれます。 (Ki)
30-78738
R・シュトラウス:メタモルフォーゼン、
 組曲「町人貴族」
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
エレーヌ・グリモー(P)
ウラディーミル・ユロフスキ(指)ヨーロッパCO

録音:2009年1月ミュージック・シティ(パリ)
リージョン・オール
画面:NTSC、16:9
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
2007年からロンドン・フィルの首席指揮者に就任し、ますます注目を集めている「ポスト・ゲルギエフ」の呼び声が高い俊英ウラディーミル・ユロフスキがR.シュトラウス・プログラムでヨーロッパ室内管と共演。モリエールの戯曲の付随音楽として作曲された「町人貴族」からのオーケストラ組曲。劇場経験を積みグラインドボーンの音楽監督も務めたユロフスキならではの音楽作り。丹念に練り上げられた「メタモルフォーゼン」。洗練度を増したヨーロッパ室内管を引っ張るユロフスキの推進力は凄まじい。またラヴェルのピアノ協奏曲では、ソリストとしてエレーヌ・グリモーを迎え、ラヴェルの洒脱な叙情性、精緻な響きを引き出しています。グリモーの生き生きとした強烈な解釈が伝わる映像。演奏会が行われたパリ19区にあるラ・ヴィレットは「新しいパリ」とも呼ばれる近未来都市公園。その中にあるミュージック・シティには音楽博物館とパリ音楽院が移転され音楽芸術の発信地ともなっています。 (Ki)
30-78748
ヴァレリー・ソコロフとアシュケナージ
シベリウス:組曲「恋人」Op.14(弦楽合奏のための)
 悲しきワルツOp.44
 ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
シューマン:交響曲第2番ハ長調Op.61
ヴァレリー・ソコロフ(Vn)
ウラディーミル・アシュケナージ(指)
ヨーロッパ室内O
映像監督:ブリュノ・モンサンジョン

収録:2008年12月19日シテ・ドゥ・ラ・ミュ
※リージョン:0/画面:16:9
音声:PCMステレオ、DD5.1、DTS5.1
90mm
アシュケナージ&ヨーロッパ室内管と俊英ヴァイオリニスト、ヴァレリー・ソコロフの2008年パリでのコンサート映像。映像は巨匠ブリュノ・モンサンジョン氏という豪華メンバー。ヴァレリー・ソコロフは1986年ウクライナ出身。2005年エネスコ国際コンクールでグランプリを受賞した期待の若手ヴァイオリニスト。名曲シベリウスのヴァイオリン協奏曲では、美しく繊細で内に秘めたる情熱を感じさせる演奏を聴かせてくれます。シベリウスはアシュケナージが愛着を持って取り組んでいる作曲家。隅々まで熟知したアシュケナージと洗練度を増したヨーロッパ室内管のアンサンブルの好サポートが光る内容。またメインは2010年生誕200年を迎えるシューマンの交響曲第2番。アシュケナージの流麗な指揮により弦の細やかな動きも美しく、バランス良く響く木管、そして印象的に使われる金管など、シューマン独特の世界観が反映された演奏です。 (Ki)

30-78928
アルゲリッチ/ヴェルビエ音楽祭
バッハ
:パルティータ第2番ハ短調 BWV826
 収録:2008年7月22日
モーツァルト:4手のためのアンダンテと5つの変奏曲K.501/スティーヴン=コヴァセヴィッチ(P)
 収録:2008年7月22日
グリーグ:チェロ・ソナタOp.36/ミッシャ・マイスキー(Vc)
 収録:2008年7月29日
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番Sz75/ルノー・カプソン(Vn)
 収録:2007年7月27日
ルトスワフスキ:2台ピアノのためのパガニーニの主題による変奏曲/ガブリエラ・モンテーロ(P)
 収録:2007年7月27日
ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲/ジョシュア・ベル(Vn)、ヘニング・クラッゲルード(Vn)、ユーリ・バシュメット(Va)、ミッシャ・マイスキー(Vc)
 収録:2008年7月22日
マルタ・アルゲリッチ(P)

125mm/NTSC16:9/PCMステレオ/Region-All
毎年夏に「ヴェルビエ音楽祭」がスイスのヨーロッパ有数のスキーリゾートとして知られるヴェルビエで開催されます。1993年に始まったこのイベントは、若手の育成に力を注いだコンセプトなどに賛同したトップアーティストたちが集まり、回数を重ねるごとに世界から注目される音楽祭の一つとなっています。映像商品も続々と発売され、アルプスの山々に囲まれた雰囲気の中での質の高い演奏会は日本のファンも周知の通り。アルゲリッチは音楽祭の常連メンバーとして音楽祭を盛り上げています。このDVDは2007、2008年の音楽祭からアルゲリッチの演奏を中心に豪華アーティストの名演を楽しむことができます。録音では名演と称されていたバッハのパルティータ第2番。2008年ライヴは、解き放たれたような情感に溢れた気迫の演奏です。またルトスワフスキのパガニーニの主題による変奏曲は12の変奏曲とコーダからなり、スピード感にあふれ、原曲よりもさらに躍動的な作品となっています。アルゲリッチとモンテーロのスリリングな演奏が作品に多彩な表情を添えています。マイスキー、バシュメットなどアルゲリッチ・ファミリーの息の合った音楽は、他では味わうことのできない感動を与えてくれます。 (Ki)
30-78948F(2DVD)
ドキュメンタリー「ショパンの芸術」
【ドキュメンタリー】
出演者:エフゲニー・キーシン、ピョートル・アンデルシェフスキ、
ユジャ・ワン、ギャリック・オールソン、ベラ・ダヴィドヴィチ、他
監督:ジェラ.ル・カイヤー
【コンサート】
ショパン:ピアノ協奏曲第1&2番
ギャリック・オールソン(P)
アントニ・ヴィト(指)ワルシャワPO

収録:2009年ワルシャワ
画面:NTSC16:9
音声:PCMステレオ(ドキュメンタリー&コンサート)、
DD5.1、DTS5.1(コンサート)
リージョン:0
DVD1:53mm(ドキュメンタリー)
DVD2:82mm(コンサート)
字幕:英、仏、独、ポーランド、日本語
ショパン生誕200年を記念する映像。ドキュメンタリーとコンサートのライヴ映像の2DVDセット。ドキュメンタリーにはエフゲニー・キーシン、ピョートル・アンデルシェフスキ、ユジャ・ワン、ギャリック・オールソン、ベラ・ダヴィドヴィチら有名ピアニストが出演。またアルトゥール・ルービンシュタインの貴重な映像や、マルタ・アルゲリッチ、クリスチャン・ツィメルマン、エフゲニー・キーシンらの若かりし頃の映像とショパンに対する彼らの鋭い感性を表した映像です。コンサート映像は1970年ショパン国際ピアノコンクールの覇者ギャリック・オールソンのワルシャワ・コンサートの模様が収録されています。ショパンの音楽について、そしてショパンを演奏するピアニストたちの音楽観について深く迫る内容です。 (Ki)
30-79058
ユンディ・リの肖像〜若きロマンティスト
【ドキュメンタリー】
1.イントロダクション
2.ユンディ・リの子供時代
3.中国のピアノ事情
4.中国でのユンディ・リ人気
5.ベルリンでのリハーサル
6.ショパン・コンクール
7.中国ツアー
8.ベルリンでのレコーディング
9.北京国立劇場オープニング・ナイト
10.ベルリン・デビュー・コンサート当日

【ユンディ・リ・プレイズ・ラ・ロック・ダンテロン・ピアノ・フェスティバル2004】
ショパン:スケルツォ第1番ロ短調Op.20
スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39
スケルツォ第4番ホ長調Op.54
リスト:ラ・カンパネッラ(パガニーニによる超絶技巧練習曲集より第3番嬰ト短調)
ユンディ・リ(P)、小澤征爾(指)、BPO、他

本編:88mm/コンサート:44mm/NTSC16:9/PCMステレオ/DD5.1/字幕:独英仏日/リージョン:0
日本語字幕付き
ユンディ・リのベルリン・フィル・デビューを追ったドキュメンタリーとラ・ロック・ダンテロン・ピアノ・フェスティバルでのショパン・リサイタルのDVD。ドキュメンタリーは、ベルリン・フィル・デビューの3日前から密着。小澤征爾と難曲「プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番」に挑むリハーサルから本番直前までの映像です。集中したリハーサル風景や、ユンディ・リが尊敬する小澤征爾との会話など、音楽家の裏舞台に迫る注目の内容です。かつて同じく東洋人として世界に乗込んでいった小澤征爾はユンディ・リをこう評しています。「彼は音楽に対する自身の夢、ファンタジーを明確に持っています。これからの10年彼がどう成長するか非常に楽しみだ。」ユンディ・リはピアニストを目指す中国2000万人の若者たちの英雄です。ドキュメンタリーではリハーサル風景に平行して中国音楽事情やユンディ・リの生い立ちにも焦点をあてています。両親や祖父母、出身校への取材。また人気のポップ歌手ジェイ・チョウのコンサートに出演し、二人でピアノ演奏する姿やマスタークラス、中国コンサート・ツアーの模様など中国での白熱するユンディ・リ人気を映しだしています。そして2000年ショパン・コンクール優勝時の映像や、自身の心の葛藤なども描かれています。また2004年のラ・ロック・ダンテロン・ピアノ・フェスティバルでの演奏会も収録。ショパン生誕200年にふさわしいスケルツォ4曲をたっぷりと堪能することができます。 (Ki)
30-79128D
スーザン・グラハム/フランス歌曲
ビゼー:4月の歌
フランク:ノクターン
サン=サーンス:死の舞踏
シャブリエ:蝉
バシュレ:いとしい夜
デュパルク:戦いに寄せて
ラヴェル:くじゃく
カプレ:カラスとキツネ
ルーセル:賢い妻の答え
ドビュッシー:わびしい会話
フォーレ:ヴォカリーズ練習曲
オネゲル:3つの歌より「小さな人魚」
ローゼンタール:イギリスのねずみ
プーランク:モンテカルロの女
アーン:クロリスに
スーザン・グラハム(Ms)
マルコム・マルティヌー(P)

収録:2009年7月18日ヴェルビエ・フェスティヴァル(ライヴ)

リージョン:0/画面:16:9
音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1/60mm
アメリカを代表するメゾ・ソプラノ、スーザン・グラハムが2009年スイスのヴェルビエ音楽祭に登場した時の映像。得意のフランス歌曲を瑞々しい美声で聴かせます。まるで彼女の母国語のような滑らかで、微妙なニュアンスも見事に表現するグラハムのフランス歌曲には定評があります。このプログラムはフランス歌曲の「いいとこどり」。高いドラマ性を持つ「プーランク:モンテカルロの女」、皮肉の効いた「ラヴェル:くじゃく」、若々しい生気に満ちた「ビゼー:4月の歌」、凛とした美感を湛えた「フォーレ:ヴォカリーズ練習曲」。などフランス歌曲の魅力をあますことなく伝える歌唱です。またマルコム・マルティヌーとの絶妙なコンビネーションもグラハムの美しい歌唱を支えています。 (Ki)

30-79138
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 ユーリ・テミルカーノフ(指)
ヴェルビエ・フェスティヴァルO

収録:2009年7月ヴェルヴィエ・フェスティヴァル(ライヴ)
※53mm/リージョン:0
画面:16:9/音声:PCMステレオ、
DD5.1、DTS5.1
毎夏恒例のスイスのスキー・リゾートで開催されるヴェルビエ音楽祭。1993年に始まって以来、世界中から音楽ファン、一流アーティスト、若手アーティストが集まり質の高い演奏を繰り広げています。ヴェルビエ・フェスティヴァル・オーケストラは優秀な若手演奏家からなるオーケストラ。今回その才気溢れるオケを率いるのは巨匠ユーリ・テミルカーノフ。テミルカーノフはムラヴィンスキーからレニングラード・フィル(現サンクトペテルブルク・フィル)を引き継ぎ、新時代を切り開いた名匠。演目はテミルカーノフお得意のショスタコーヴィチ:交響曲第10番。この曲は1973年の旧レニングラード・フィルとのライヴ録音以来36年ぶり。抜群の切れ味と緊迫感、臨時編成のオケとは思えないテミルカーノフの統率力に脱帽です。 (Ki)
30-79238
バッハ:パルティータ第4番ニ長調BWV828
シューマン:子供の情景Op.15
ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲Op.120、
 6つのバガテルより第5番Op.126-5
スティーヴン・コヴァセヴィッチ(P)

収録:2009年7月28日ヴェルビエ・フェスティヴァル(ライヴ)
巨匠ピアニスト、スティーヴン・コヴァセヴィッチ。2009年ヴェルビエ音楽祭でのリサイタル映像が発売されます。現代最高のベートーヴェン弾きと言われているコヴァセヴィッチ。「ディアベッリ変奏曲」は2度録音している特別な作品です。ベートーヴェンの編曲技法の集大成とも言えるこの作品は、ディアベッリの主題をもとにした33の変奏曲からなる長大な曲。コヴァセヴィッチは緊張感ある演奏で、一音一音丁寧に描き、変奏ごとの明晰な解釈は曲の長さを感じさせないものとなっています。「子供の情景」では力強さと優しさに満ちた温かい演奏を聴かせてくれます。音の立った硬質な音でバッハの音楽の美しさを響かせるパルティータ第4番。コヴァセヴィッチの本領を発揮した自然な音楽を堪能できます。(Ki)
30-79358D
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス

■ボーナス
ジョン・ネルソンへのインタビュー
ピーター・リードマン(ヨーロッパ室内管弦楽団の責任者)へのインタビュー
タマラ・ウィルソン(S)
エリザベス・ディショング(A)
ニコライ・シューコフ(T)
ブラインドリー・シェラット(Bs)
ジョン・ネルソン(指)ヨーロッパCO
グルベンキアンcho

収録:リスボン、2010年2月
リージョン・オール
NTSC/16:9/80m+65m
PCM-Stereo,DTS5.1
(Bonus:DDStereo)
字幕:独英仏
2010年2月に、ポルトガル、リスボンで行われたベートーヴェンのミサ・ソレムニスです。指揮は2011年12月に70歳を迎えた指揮者ジョン・ネルソン。巨匠の風格を漂わせつつも、音楽は熱気に満ち溢れ、ミサ・ソレムニスの気宇壮大な世界をバッチリ描いています。ネルソンはピリオド奏法を意識しており、トランペットとティンパニは古いタイプを用いています。地元リスボンのグルベンキアン合唱団も、歌いながら指揮するネルソンに喰らいついての熱唱。非常にベートーヴェンらしい高揚感に満ちたミサ・ソレムニスです。ソプラノのタマラ・ウィルソンは米国アリゾナ生まれ。近年人気がうなぎのぼりで、ことにヴェルディのヒロインを得意としています。エリザベス・ディショングは、米国ペンシルヴェニア出身のメッゾソプラノ。まだ若手ですが、その実力は既に注目を浴び、2012年、グラインドボーン音楽祭でのロッシーニ「チェネレントラ」のタイトルロールを歌う予定。ニコライ・シューコフはグラーツ生まれのオーストリアのテノール。いわゆるユーゲントリッヒャー・ヘルデンテノールとしてかなりの活躍をしています。ブラインドリー・シェラットは英国のバス。コヴェントガーデン王立歌劇場を拠点に、幅広いレパートリーで活躍しています。 (Ki)
30-79378D
ハイドン:「天地創造」 ライザ・マイルン(S)
ウェルナー・ギュラ(T)
マシュー・ローズ(Br)
ルーシー・クロウ(S)
ジョナサン・ベイヤー(Bs)
ジョン・ネルソン(指)オランダ放送室内フィルハーモニー管弦楽団,
オランダ放送室内合唱団

収録:2010年6月、ナールデン
リージョン・オール
NTSC/16:9
142m+30m
PCM-Stereo
字幕:独英仏
ハイドンの「天地創造」は非常に人気が高く、録音はもちろんたくさんあり、映像も既に数種出回っています。しかしこのDVDは一味も二味も違います。名匠ジョン・ネルソンの生き生きとした音楽にはユーモアが溢れ、ハイドンの楽しさをに満ちています。また歌手も優秀。ライザ・マイルンはスコットランド出身のソプラノで、サイモン・ラトルがベルリン・フィルを率いて「フィデリオ」の来日公演を行った時、マルツェリーナに抜擢されて、その美声が話題になっていました。マシュー・ローズは、1978年生まれの英国のバス。されにヤーコプスとの共演でおなじみの美声テノール、ウェルナー・ギュラに、知性派美人古楽ソプラノ、ルーシー・クロウと、いずれも素晴らしい実力の持ち主。そして会場は、オランダの要塞都市ナールデンの中央に聳え立つ大教会。由緒ある教会の厳かで美しい空間の中での演奏は格別。耳に目に麗しいDVDです。 (Ki)
30-79654F(Bluray)
バッハ:マタイ受難曲

ドキュメンタリー:ジョン・ネルソンのマタイ受難曲(リハーサル&インタビュー)
ヴェルナー・ギューラ(T:福音史家)
スティーヴン・モ ーシェック( B・バリトン:イエス )
ルーシー・クロウ(S)、クリスティーネ・ライス(Ms)、ニコラス・ファン(T)、マシュー・ブルック(Bs)、ベルトラン・グリューネヴァルド(Bs)、クリストフ・コワン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、パリcho、オックスフォード・スコラ・カントルム、パリCO、ジョン・ネルソン(指)
映像監督:ルイーズ・ナルボニー

収録:2011年7月パリ、サン=ドニ大聖堂(ライヴ)
画面:1080i Full-HD 16:9
音声:PCMステレオ、
DTS HD Master Audio5.0
リオージョン:All
原語:英語/字幕:独,仏,英,日本語,韓
177mm+52mm(ボーナス)
2011年7月にフランス、パリで開催されたサン=ドニ・フェスティヴァルで演奏されたバッハのマタイ受難曲の映像です。指揮は1941年生まれの巨匠ジョン・ ネルソン。幅広いレパートリーと、生き生きとした音楽作りで定評のある指揮者です。サン=ドニ大聖堂はゴシック建築の発祥と言われる教会で、12世紀半ば に建てられた傑作の一つです。監督ルイーズ・ナルボニーが7台のHDTVカメラによって見事に映像化しています。商品仕様はソリスト、指揮者へのインタビュー と演奏会のリハーサルが収録されたドキュメンタリーを含むBlu-rayで登場。 ジョン・ネルソンは、バッハの作品の中で最高峰とされている「マタイ受難曲」を、壮大、堅密に、さらに高い精神性を兼ね備えた深みのある熟練の演奏を聴か せてくれています。また、堅実で端正なテノール、ヴェルナー・ギューラ、清廉で華のある歌声のルーシー・クロウ、安定した豊かな響きが魅力のバス・バリト ンのステファン・モーシェクなど歌手陣の実力派揃い。(DVD商品番号:3079658)
30-79658F(2DVD)
バッハ:マタイ受難曲

■ドキュメンタリー
ジョン・ネルソンのマタイ受難曲(リハーサル&インタビュー)
ヴェルナー・ギューラ、
ステファン・モーシェク、
ルーシー・クロウ、
クリスティーネ・ライス、ニコラス・ファン、
マシュー・ブルック、
ベルトラン・グリューネヴァルド
ジョン・ネルソン(指)パリ室内O
ジェームズ・バートン(指)オックスフォード・スコラ・カントルム
パトリック・マルコ(指)パリCho

収録:2011年7月サン=ドニ大聖堂(ライヴ)
映像監督:ルイーズ・ナルボニー
2011年7月にフランス、パリで開催されたサン=ドニ・フェスティヴァルで演奏されたバッハのマタイ受難曲の映像です。指揮は1941年生まれの巨 匠ジョン・ネルソン。幅広いレパートリーと、生き生きとした音楽作りで定評のある指揮者です。サン=ドニ大聖堂はゴシック建築の発祥と言われる教会で、 12世紀半ばに建てられた傑作の一つです。監督ルイーズ・ナルボニーが7台のHDTVカメラによって見事に映像化しています。商品仕様はソリスト、指 揮者へのインタビューと演奏会のリハーサルが収録されたドキュメンタリーを含む2枚組DVDとなっています。 ジョン・ネルソンは、バッハの作品の中で最高峰とされている「マタイ受難曲」を、壮大に、堅密に、さらに高い精神性を兼ね備えた深みのある熟練の 演奏を聴かせてくれています。また、堅実で端正なテノール、ヴェルナー・ギューラ。清廉で華のある歌声のルーシー・クロウ。安定した豊かな響きが魅 力のバス・バリトンのステファン・モーシェク。など歌手陣の実力派揃い。 このDVDは、ジョン・ネルソンが音楽監督を務める団体「ソリ・デオ・グロリア」のプロジェクトの一環で、これまでに「ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス(30 79358)」と「ハイドン:天地創造(30 79378)」がリリースされています。「ソリ・デオ・グロリア」は宗教曲の保存と普及のために1993年に創設さ れました。 (Ki)
30-85228C
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番、
エルガー:ヴァイオリン協奏曲*
イツァーク・パールマン(Vn)、
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)BBC響

録音:1980年10月22日、1981年8月9日*/NTSC/4:3/PCM-MO-/81'00
天才パールマンの絶頂期といえる1980年の演奏で、BBC響創立50周年記念のシーズンで演奏されたプロコフィエフと、その翌年ロイヤル・アルバート・ホールで行われたエルガーのヴァイオリン協奏曲。プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲では、指揮棒の魔術師ロジェストヴェンスキーの本領が発揮され、パールマンの勢いのある演奏、巧みな表現力で聴衆を一気に惹きつけています。エルガーのヴァイオリン協奏曲はエルガー節満載の作品。甘美な旋律と高度なテクニックが随所に登場し、パールマンの魅力が溢れ出ています。   (Ki)

30-85208
リヒテル1989年ロンドン・ライヴ
モーツァルト:ピアノソナタ第4番変ホ長調K.282、ピアノソナタ第15番ハ長調K.545、ピアノソナタ第8番イ短調K.310
ショパン:練習曲 Op.10-1,6,10,12、Op.25-5,6,8,11

■ボーナス・トラック…ショパン:エチュードOp.10〜第4、12番、ラフマニノフ:音の絵Op.39の3(1969年10月28日BBC放映)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

収録:1989年3月29日ロンドン・バービカン・センター
リージョン・オール/NTSC
4.3フル・スクリーン
PCMStereo
90mins/字幕:英仏独
名代の録音嫌いだったリヒテルが収録を了承した1989年3月29日のバービカン・センターでのコンサート・ライヴ。テレビ用収録ながら、照明を好まないリヒテルが40ワット電球1ケのみに固持したため、欠陥品かとみまごう暗い画面となっているのに驚かされます。しかし、その結果リヒテルの集中力は最高度で、息もつけないほどの凄さ。演奏も冴えに冴え、まさに神業と言える完成度です。 (Ki)
30-85238[C]
ドビュッシー:夜想曲〜祭り*、バレエ「遊戯」*、
管弦楽のための映像
シェーンベルク:映画の一場面への伴奏音楽Op.34
ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」#
ピエール・ブーレーズ(指)
ニュー・フィルハーモニアO*、BBC響

※放映:1968年10月20日ロンドン(放送用スタジオセッション)*、1974年8月4日ロンドン、プロムス(ライヴ)、1997年1月31日ロンドン(ライヴ)#/モノクロ*、カラー/リニアPCMモノラル/カラーNTSC4:3/Region All/字幕:英・独・仏・西
作曲家として、また指揮者として今日の楽壇に大きな影響を与え続ける巨人ピエール・ブーレーズ。この映像作品では、ゆかりの作曲家のプログラムを通じてほぼ30年間に渡るかれの指揮者としての変遷をたどることができます。1997年の「春の祭典」では現在の巨匠指揮者の顔がうかがえるいっぽうで、なかでも1968年のドビュッシー。モノクロ映像が時代を感じさせるなか、サングラスをかけて指揮棒を持たずに振る姿は必見。当時のブーレーズは帯状疱疹を患い、スタジオの照明に過敏であったため、やむを得ずサングラスをかけて収録に臨んだとの記述があります。ほかにも「シェーンベルクは死んだ」という発言で物議を醸したことを思い起こさせるように、その作品が組み込まれていたりと、いろんな意味でたいへん興味の尽きないつくりとなっています。   (Ki)
30-85248
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガOp.8787(全曲) タチヤナ・ニコラーエワ(P)

収録:1992年12月21-30日放送
リージョン・オール/NTSC
4.3フル・スクリーン/DD2.0
164mins
字幕:英仏独
ショスタコーヴィチの前奏曲とフーガ全24曲は、ニコラーエワにより1952年に世界初演され、またニコラーエワが1993年、最後のコンサートで弾いた因縁深い作品。彼女は生涯に3度、この超大作を録音していますが、当盤は嬉しい映像つき。技術的にも音楽的にも難しいこの大作は、やはりニコラーエワ以上の説得力と安心感で聴きたいもの。世にも尊いピアノ音楽の宝と申せましょう。ボーナス映像として、「ニコラーエワ、ショスタコーヴィチを弾く」という14分のドキュメンタリーが収められています。 (Ki)
30-85268C
クラシック・アーカイヴ・シリーズ〜エリーザベト・シュワルツコップ

◆ロンドン 1961
モーツァルト:小さな紡ぎ女 K.531、グルック:流れる小川に、
シューベルト
:音楽に寄せてD.547、幸福D.433、
ヴォルフ
:ゲーテ詩集〜「フィリーネ」、おおあなたのお家がガラスのように透明だったら

◆ロンドン 1970
モーツァルト:演奏会用アリア「男たちはいつでもつまみぐいしたがる」K.433、
ドイツ軍歌「我皇帝たらんもの」K.539、シルヴィアにD.891Op.106-4、
シューマン:ミルテの花より「くるみの木」 Op.25-3、
ブラームス:「甲斐なきセレナーデ」Op.84-4、下の谷底では WoO33No.6、
マーラー:子供の魔法の角笛より「高い知性の讃美」、
ヴォルフ:メーリケ歌曲集より「捨てられた娘」、わたしの長い髪の影で、
R.シュトラウス:あすの朝Op.27-4、私の父は言いましたOp.36-3、
作者不詳:君が眼にて酒を汲めよ

◆パリ 1967
モーツァルト:演奏会用アリア「わが感謝をお受け下さい、やさしき保護者よ」K.383、
ドイツ軍歌「我皇帝たらんもの」K.539、
モーツァルト:演奏会用アリア「男たちはいつでもつまみぐいしたがる」K.433、
ヴェルディ:「オテロ」〜柳の歌−アヴェ・マリア
R.シュトラウス:4つの歌〜「憩え、わが心」Op.27-1、6つの歌より「わが子に」Op.37-3、
3つの歌〜「母親の自慢」Op.43-2、4つの歌〜「あすの朝」Op.27-4、
8つの歌〜「献呈」Op.10-1、8つの歌〜「森の喜び」Op.49-1

◆ブリュッセル 1969
メノッティ:遥かなる歌〜第2曲*/第7曲*
エリーザベト・シュワルツコップ(S)、
ジェフリー・パーソンズ(P)*、
ジェラール・ムーア(P)、
ベリスラフ・クロブチャール(指)フランス国立放送O

【ロンドン】放映日:1961年12月30日 BBCアーカイヴ
【ロンドン】放映日:1970年3月22日 BBCアーカイヴ
【パリ】収録:1967年サル・プレイエル(パリ)、放映日:1967年12月19日/1968年12月12日 INAアーカイヴ
【ブリュッセル】放映日:1969年5月4日 INAアーカイヴ

NTSC/リージョンコード:0
画像方式4:3/PCM-MONAURAL
103mins/字幕:英仏独
モノクロ・モノラル
20世紀を代表するソプラノ歌手、エリザベート・シュワルツコップの1961年から1970年にかけてのBBCアーカイヴ及びINAアーカイヴ映像。40代後半から50代前半の円熟味を増したシュワルツコップを観ることができます。名伴奏者ジェラール・ムーアとのヴォルフ、モーツァルト、シューベルトなど時代を超えた名演。パリのサル・プレイエルで行われたフランス国立放送管弦楽団との麗しいモーツァルトの演奏会用アリアとシュワルツコップの得意とするR.シュトラウスの歌曲。名花シュワルツコップの高潔な歌声を貴重な映像と共に楽しむことができます。 (Ki)
30-85278
R・コルサコフ:序曲「ロシアの復活祭」、
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番*
ヴィクトリア・ポストニコワ(P)、
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)BBC響

放映:1979年8月31日ロンドン(プロムス・ライヴ)、1978年9月9日ロンドン(プロムス・ライヴ)*/リニアPCMモノラルカラーNTSC4:3/Region All/字幕:英・独・仏・西
1970年代におけるロジェヴェン絶頂期の指揮ぶりと、華麗にしてスキのない音楽をたっぷりと楽しめる注目の映像作品。まず、一見してロジェヴェンの若いこと!鳴りっぷりのよいR=コルサコフ、夫人ポストニコワを迎えた改訂版によるラフマニノフも見ごたえがありますが、やはり目玉はショスタコーヴィチの第4交響曲。作曲以来長らく封印され、ロジェヴェン自ら1962年9月に西側初演(BBCL.4220)を果たしたこの作品は、アヴァンギャルドな作風と演奏至難な内容で知られますが、当時トップクラスのバトン・テクニックによりあざやかにオケを統率するさまはまさに圧巻というほかありません。   (Ki)
30-85288C
ピアノ・ヴィルトゥオーゾ〜シフラ/モイセヴィッチ/ボレット
◆シフラ
インプロヴィゼイション、
バッハ
(ブゾーニ編):プレリュードとフーガBWV532
スカルラッティ:ソナタ.イ長調(K.101/L.494)、
 ソナタ.ニ長調(K.96/L.465)
シューマン:トッカータ、
リスト:ハンガリー狂詩曲第6番、
 ポロネーズ第2番、半音階的大ギャロップ
ショパン
:英雄ポロネーズ

◆モイセヴィッチ
シューマン:子供の情景、
 幻想小曲集Op.12〜なぜ/気まぐれ/夢のもつれ、
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲*〜第17変奏〜第24変奏

◆ボレット
アルベニス:イベリアの風景第2巻〜トゥリアーナ
ショパン:子守歌
リスト:半音階的大ギャロップ
ジョルジ・シフラ(P)、
ベンノ・モイセイヴィチ(P)、
ホルヘ・ボレット(P)
チャールズ・グローヴズ(指)フィルハーモニアO*

【シフラ】放映:1963年11月9日(ロンドン)
【モイセヴィッチ】放映:1963年2月7日(ロンドン)
【ボレット】放映:1962年11月16日(ロンドン)

NTSC/リージョンコード:0
画像方式4:3/107mins
字幕:仏独/モノクロ・モノラル
ピアノ・ヴィルトゥオーゾと題されたBBCアーカイヴ映像。驚異のテクニックを誇り「リストの再来」と噂されたハンガリーの超人ピアニスト、ジョルジュ・シフラ。ポーカーフェイスで難曲を弾きこなす伝説的ピアニスト、ベンノ・モイゼヴィッチ。華々しいテクニック、美しい音色で魅惑の名演を残すホルヘ・ボレット。一世代前の「リスト弾き」シフラとボレットの「半音階的大ギャロップ」の聴き比べは必須です。 (Ki)
30-85298(2DVD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 マレイ・ペライア(P)、
ネヴィル・マリナー(指)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

収録:1988 年ロイヤル・フェスティバル・ホール(BBC アーカイヴ)/NTSC 4:3/Region 0 2.0 LPCM
マレイ・ペライアがマリナー率いる名門アカデミー室内管と共演したベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲収録。ペライアにとってはハイティンク&コ ンセルトヘボウ管との全曲録音を終えた2 年後、1988 年の全曲演奏。ペライアは2000 年からアカデミー室内管の首席客演指揮者を務めています。 ペライアが生み出すガラスのように繊細な音の響きと、マリナーの斬新なスタイルがこれ以上ないほど聴き応えのある名演を生んでいます。 (Ki)

DVD-9DM20[D]
ドキュメンタリー【グレン・グールド〜ヒアアフター(時の向こう側へ)】
プロコフィエフ:束の間の幻影Op.22-1、
ブラームス:間奏曲Op.117-2、
バッハ:ゴルトベルク変奏曲〜アリア/変奏15、
パルティータBWV829、
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1&4番、
メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ、
ショパン:練習曲Op.10-2、
ヒンデミット:ピアノ・ソナタ第3番、
D.スカルラッティ:ソナタ変ロ短調L475、
ベートーヴェン:エロイカ変奏曲、ピアノ・ソナタ第30番、他
グレン・グールド(P)、
ポール・シャーマン(指)CBC響,
ラッセル・オバーリン(C-T)、
サー・アーネスト・マクミラン(指)トロントSO、
ブリューノ・モンサンジョン,ジル・アパップ(Vn)、
ジャン=マルク・アパップ,
マルク・コッペイ,ユーディ・メニューイン(Vn)
監督:ブリューノ・モンサンジョン、
字幕:英・仏・独・西・日本語
DVD-9DS09[D]
ドキュメンタリー【アルヴォ・ペルト〜フーガのための24の前奏曲】
触れる/日曜日/ソリチュード/待っている間/ギター/アウフタクト/砂糖を付けたトマト/管理人/自分の家の匂い/ラ/初めてのコンサート/フラトレス(兄弟)/完壁なる沈黙/ピアノ/32の階段/タバコの棚/石/悲しい日/7分間/アタッカ/カダンス/誕生日/アリーナに/先生/夢/出会い/…ここにあなたの心がある,
DVDエクストラ…短編フィルム3作品「セシリア」、「君の名」「水を求める鹿のように」
チョン・ミョンフン(指)
サンタチェチーリア国立アカデミーO
サルッツォ青年O、
クリストファー・バウアーズ=ブロードベント(org)、サウリュス・ソンデツキス,リトアニアCO、
パトリシア・ロザリオ,トォヌ・カルジステ(指)
タリン室内cho、
デイヴィッド・ジェイムス(C-T)、
ホルトゥス・ムジクス・アンサンブル,
ヒリヤード・アンサンブル
監督:ドリアン・シュパン、
字幕:英、仏、独、西、露、フィンランド、エストニア、日本語
DVD-9DS10[D]
ドキュメンタリー【フィリップ・グラス〜ルッキンググラス】
早朝/成功と矛盾-「浜辺のアインシュタイン」/フィルムでのフィリップ:ニューヨーク-ロンドン/「美女と野獣」:パリ/ミニマリズムからポリフォニーへ/家から机、舞台へ/「サウンド・オブ・ア・ヴォイス」:ボストン,
DVDエクストラ…「アナザー・ルック」,フィリップ・グラスのインタビュー、フィリップ・グラス「サウンド・オブ・ア・ヴォイス」を語る,ロバート・ウィルソンのインタビュー
フィリップ・グラス,シュトゥットガルトCO,
デニス・ラッセル・デイヴィス,
ザ・フィリップ・グラス・アンサンブル,
マイケル・リースマン、他,
監督:エリック・ダルモン
脚本:エリック・ダルモン、フランク・マレ
字幕:英、仏、独、西、日本語
DVD-9DS13[D]
(1)ドキュメンタリー【ストラヴィンスキー〜終曲のコラール】
作品紹介/ラインベルト・デ・レーウ:作曲技術について/ロバート・クラフト:最後のコラールについて/音楽的要素とテンポ/個性的な作品/音楽の歴史/ブルース・パート/ファンファーレ・セクション/ピカソ/支配的な和音/管楽器の交響曲

(2)ドキュメンタリー【アルノルト・シェーンベルク〜5つの管弦楽曲】
第1番未来/第2番過去/第3番サウンド=カラー=メロディ/第4番オイディプスの伝説/第5番主声-副声/予感/過ぎ去ったもの/色彩/急転/助奏付きレチタティーヴォ
(1)ラインベルト・デ・レーウ(指)
オランダ管楽アンサンブル、他
監督:フランク・シェファー

ミヒャエル・ギーレン(指)
オランダ放送PO、チャールズ・ローゼン(P)、他

字幕:英、仏、独、蘭、西、日本語
DVD-9DS11[D]
(1)ドキュメンタリー【マーラー指揮者たち】
コンセルトヘボウでのマーラー/指揮者紹介/指揮者による解説/マーラーの現代性/管弦楽団の個性/譜面に潜むアイデア/死にゆく帝国の音/常に優しく/霊感を与えたミューズ/危機/世紀の変わり目のウィーン/未完成交響曲他

(2)ドキュメンタリー【私はこの世に捨てられて】
リッカルド・シャイーとロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団/マーラー伝記作家アンリ=ルイ・ド・ラ・グランジュのインタビュー/大地の歌/交響曲第9番:第1楽章/交響曲第9番:第2楽章/交響曲第9番:第3楽章/アルマ・マーラー/交響曲第9番:第4楽章/首席指揮者リッカルド・シャイーとの別れ
(1)クラウディオ・アバド/リッカルド・シャイー/ベルナルト・ハイティンク/リッカルド・ムーティ/サイモン・ラトル,アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団,BPO,VPO,グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ

(2)リッカルド・シャイー,ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団,ベルナルト・ハイティンク,グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ,トーマス・ハンプソン,ホーカン・ハーゲゴード,アンドレアス・シュミット,監督:フランク・シェファー

字幕:英、仏、独、蘭、西、日本語
DVD-9DS12[D]
(1)ドキュメンタリー【シャイー&コンセルトヘボウ〜マーラー:愛の引力】
バッハ:マタイ受難曲,マーラー:交響曲第5番:第1楽章「葬送行進曲」,モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466,マーラー:交響曲第5番:第2楽章,作曲家ルチアーノ・ベリオがリッカルド・シャイーについて語る,マーラー:交響曲第5番:第3楽章,ストラヴィンスキー:ペトルーシュカとマーラー:交響曲第8番「一千人の交響曲」,マーラー:交響曲第5番:第4楽章,プッチーニ:歌劇「トスカ」,マーラー:交響曲第5番:第4楽章,ヴァレーズ:アメリカ,プッチーニ:歌劇「トスカ」,J.S.バッハ:マタイ受難曲

(2)ドキュメンタリー【ルチアーノ・ベリオ〜シテール島への航海】
ベリオ:「人々の精神に感動を与え、それを形作る音楽」/シンフォニア:第3楽章,シェーンベルク:5つの管弦楽曲Op.16,ベリオ:「現代音楽の始まり」/イーゴル・ストラヴィンスキー,リッカルド・シャイー:「シンフォニアにおける多くの音楽的引用」,アンドリーセン:スウィングル・シンガーズと「別れの感傷」,アンドリーセン:ラヴェルについて,ベリオ:「様々な音楽について話し合うこと/色と水/音楽の約束と歴史/ベリオ対マーラー/ベリオの最後のメッセージ
(1)リッカルド・シャイー,ロイヤル・コンセルトヘボウO,ルチアーノ・ベリオ、他

(2)ルチアーノ・ベリオ,ロイヤル・コンセルトヘボウO,スウィングル・シンガーズ,リッカルド・シャイー、他

監督:フランク・シェファー
字幕:英、仏、独、蘭、西、日本語
DVD-9DS15[D]
(1)ドキュメンタリー【ピエール・ブーレーズ/ECLAT(エクラ)】
リハーサルの準備/作品の特徴/指揮者への選択肢の可能性/音楽家の意志表示/楽器の響き/音楽の隠喩としての魚/鏡のような中央/ポール・クレーの絵画/時間と空間との類似性/まるで木が大きくなる様に成長する作曲の過程/傑作の不思議/作品の演奏

(2)ドキュメンタリー【SurIncises(シュル・アンシーズ)、ピエール・ブーレーズのレッスン】
イントロダクション/反響と妙技(第1部)/ラ・グレン(種子)/ラ・ジフル(平手打ち)/ル・カレイドスコープ(万華鏡)/ジグザグ/パヴロフの条件反射/「移行部」:カリブの休日/大混合(第2部)?ストロボスコープ/再度「平手打ち」へ/再度「パヴロフ」へ/ばらばらに壊れた終り
(1)監督:フランク・シェファー
(2)監督:アンディ・ソマー

字幕:英、仏、独、蘭、西、日本語
DVD-9DS16[D]
クルターク:マッチ棒男、
エトヴェシュ:第7の扉、
DVDエクストラ…クルターク作品のドキュメンタリー
ジェルジー・クルターク(P)、
マルタ・クルターク(P)、
アドリアン・チェンゲリ、
クラウディオ・アバド(指)BPO、他
ペーテル・エトヴェシュ(P)*、
ケント・ナガノ&ペーテル・エトヴェシュ(指)
リヨン国立歌劇場O*、
ハンス・ツェンダー(指)
バーデン・バーデン南西RSO、他
字幕:英・仏・独・西・マジャール・日本語
DVD-9DS17[D]
ドキュメンタリー【エリオット・カーター〜時間の迷宮】
ダニエル・バレンボイム、チャールズ・ローゼン、ピエール・ブーレーズのインタビューを含む
監督:フランク・シェファー
字幕:英、仏、独、蘭、西、日本語
DVD-9DS32[D]
ドキュメンタリー【タン・ドゥン「TEA茶」〜茶は魂の鏡】
フィルム1:「茶」ができるまで,
フィルム2:破壊された沈黙〜BrokenSilence
監督:フランク・シェファー、
字幕:英、仏、独、西、日本語
DVD-9DS43[D]
ドキュメンタリー【ピエール・アンリ/アート・オブ・サウンズ】
DVDエクストラ…「オルフェ(1953)」コンサート&リハーサル,
映画「ル・キャンディーダ(候補者)」のサウンドトラックより
監督:エリック・ダルモン、フランク・マレ、
字幕:英、仏、独語
DVD-9DS44[D]
ドキュメンタリー【オリヴィエ・メシアン/水晶の典礼】
Nature,birds/Musicaldictation/Tones/Innerhearing/Thefabulousteacher/RainbowofSounds/Naturalresonance/Beinginaweofthesacred/Musicaltheater,DVDエクストラ:オリヴィエ・メシアンの作品について語る
監督:オリヴィエ・ミル、
字幕:英、仏、独語

20-03022
(Blu-rayオーディオ +CD)

EA-3002
【ダイレクト A/D 録音】
ロマン・ザスラフスキー〜独創的反意
シューマン:交響的練習曲Op.13
リスト:ペトラルカのソネット第104番
 ペトラルカのソネット第123番
 ソナタ風幻想曲「ダンテを読みて」
 超絶技巧練習曲〜荒野の狩/第10番ヘ短調
ロマン・ザスラフスキー(P)

リージョンオール
dts-HD
サラウンド・トラック 5.1
ステレオ・トラック 24/9
69’ 29” (Bluray)
69’ 29” (CD)
ェロのガブリエル・リプキンのパートナーとして日本でもロマン・ザスラフスキー。ロシア生まれのイスラエルのピアニストで、恣意性に訴えることな く微妙なニュアンスあふれる自然な演奏が魅力。名作があたかも初めて聴く作品のような、新鮮な印象をもたらしてくれる個性派です。彼期待のシューマ ンとリスト。音符の多さと複雑に交差する線がはっきり聞きとれる超高音質録音に注目。さらに微妙に変化するニュアンスも、ピアノのすぐ脇で聴くかのよ うなリアルさで伝わります。ブルーレイ・オーディオならではの凄さ満載です。 (Ki)


EA-3012(1CD)
【ダイレクト A/D 録音】
ショパン:3つの夜想曲Op.9
夜想曲 ヘ長調Op.15の1/舟歌Op.60
夜想曲嬰ハ短調(遺作)
夜想曲 ハ短調(遺作)
夜想曲 ハ短調Op.48の1
バラード第4番ヘ短調Op.52
即興曲第1番変イ長調Op.29
幻想即興曲Op.66
英雄ポロネーズOp.53
ワルツ変イ長調Op.69の1「別れ」
朝井大(P)
ドイツに在住し、国際的に活躍するピアニスト朝井大。愛知県立芸術大学大学院を修了と同時に渡独、デトモルト音楽学校やフォルクヴァング音楽大 学で研鑽を積みました。ディーナ・ヨッフェ、ヴァディム・サハロフほかに師事し、2003年イタリア・バルレッタ市国際ピアノコンクールをはじめ入賞歴 を誇っています。デビュー・アルバムとなる当盤は、朝井お得意のショパン作品集。生真面目ながら独特の華のある演奏が魅力的で、ドイツで人気がある のもうなずけます。きらめくような音色をお楽しみ下さい。 (Ki)

King International
KKC-9040
日本語解説付き
ドキュメンタリー『いかにしてケージから抜け出るか−ジョン・ケージとの一年間』〜フランク・シェーファーのレンズをとおして〜

【ドキュメンタリー】
■ナイト・ケージ・デー(1987年2月14-15日、ケルン)
■ローラトリオ(フィネガンス・ウェークによるアイリッシュ・サーカス)(1987年7月18日、ロイヤル・アルバート・ホール)
■ロサンジェルス・フェスティバル(1987年9月3-27日、ロサンジェルス)
■ニューヨーク(1987年10月3-7日、ニューヨーク)
■ユーロペラI&II(1987年11月12日、12月11日、フランクフルト)

【実験的映像集】
■チェスフィルムノイズ(1988/ 17:21) ジョン・ケージが監督した初の映像作品
■ワーグナーのリング(1987/ 4:24)〜ワーグナーの「指環」全曲の映像を4分24秒に縮小した実験
的映像
■NOPERA(1995/ 5:56)〜チェスに興じながら、実現しなかった新しいオペラについて語るケージ
■竜安寺(2011/ 60:37)〜フランク・シェーファーがチャンス・オペレーションの技法を用いて編
集した竜安寺の映像とともに
■ストペラI&II(1992/ 3:05)〜 ユーロペラI&IIの完全版に基づく実験的映像
監督:フランク・シェーファー

56分(ドキュメンタリー)
92分(映像集)
画面:カラー、
4 : 3(ドキュメンタリー)、
16:9(映像集)
音声:PCMステレオ
字幕:独英仏日
NTSC/Region 0
[EURO ARTS] 20.59168
ランク・シェーファーが監督を務めたジョン・ケージの映像作品。1982年から1990年にかけて、シェーファーは、ジョン・ケージの日常生活に密着、ケー ジの行動や対話を映像として記録していました。この映像素材をベースに、インタビュー、演奏シーン、そしてケージの人生に縁の深い様々な場所の映像(こ れらは16mmで撮影)を組み合わせた充実の内容です。音楽に対する深い理解と洞察があるからこそ可能な対話、シーンの選び方など非常に見事です。  さらに興味深いのが、実験的映像が収録されていること。14時間半に及ぶワーグナーのリング全曲の舞台映像を、3分40秒に縮めたものや、『竜安寺』 の音楽と実際の竜安寺の映像を組み合わせた作品など、興味津々です。  「私は、私自身にも、私の作品にも興味はないし、私から聴き手にコミュニケーションをとることにも興味はない。音自体が聴き手に直接届くことを望む。 それゆえ、作曲者というよりむしろ聴き手として音楽を作るのだ。」など、ケージ自身が語る言葉ひとつひとつが、ケージの音楽を読み解く貴重なヒントに 満ちています。 (Ki)

KKC-9152(5DVD)
税込定価
ブリュノ・モンサンジョン・エディションVol.3〜リヒテル、ロジェストヴェンスキー

[DVD 1]
スヴャトスラフ・リヒテル/謎(エニグマ)〜蘇るロシアの巨匠(第1部)(1998)

[DVD 2]
(1)スヴャトスラフ・リヒテル/謎(エニグマ)〜蘇るロシアの巨匠(第2部)(1998)
(2)トゥーレーヌ音楽祭〜モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調「ジュノム」K.271

[DVD 3] 4:3 DD2.0 音声:露
(1)赤い指揮棒 (2003)
(2)ロジェストヴェンスキー〜指揮者それとも魔術師? (2003)
(3)シュニトケ:死せる魂/プロコフィエフ:カンタータ「乾杯」

[DVD 4] 
ロジェストヴェンスキーの証言(第1部)

[DVD 5]
(1)ロジェストヴェンスキーの証言(第2部)
(2)アンドレイ・チェスノコフ〜テニス選手の肖像 (1989)
[DVD 1]
4:3  PCM STEREO 音声:露・独 

[DVD 2] 4:3 PCM STEREO 音声:露・独
(2)スヴャトスラフ・リヒテル(P)、
 ロリン・マゼール(指)フランス国立O (1966年ライヴ)

[DVD 3] 4:3 DD2.0 音声:露
(3)ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
 モスクワ・シンフォニック・カペレ&Cho
  ヴィクトリア・ポストニコワ(P)

[DVD 4] 16:9 PCM STEREO 音声:露・仏・英
1999、2002、2003、2015年収録

[DVD 5]16:9 PCM STEREO(1)、4:3 DD2.0(2) 音声:露・仏・英
(1)(第2部)1999、2002、2003、2015年収録
(2)監督:ブリュノ・モンサンジョン

全て日本語字幕付
NTSC/DTS 5.0
10h 42’ 00”
字幕:日本語,英仏独
日本語帯・解説付
モンサンジョンによるドキュメンタリー・シリーズの第3弾はロシア編。リヒテルに語らせた1998年制作の「謎(エニグマ)」は世界に衝撃を与えまし た。現在入手困難となっている同作品が驚きの価格で再発売となります。もちろん日本語字幕付き。また今回、1966年トゥーレーヌ音楽祭から、モーツァ ルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調「ジュノム」をマゼール指揮フランス国立管弦楽団と共演した映像も初出。リヒテルの神業を味わえます。
今回の目玉はリヒテルでなく、読売日本交響楽団の名誉指揮者としておなじみ、今年9月にも来日が予定されているロジェストヴェンスキーのドキュメ ンタリーも3篇。そのうち2003年制作の「赤い指揮者」と「ロジェストヴェンスキー〜指揮者それとも魔術師?」は、今回日本語字幕を付けての再発売。 それにより、このドキュメンタリーの価値が倍増しました。ことにプロコフィエフがスターリンの還暦祝いに作曲したカンタータ「乾杯」の指揮全曲演奏に 傑作。裏で血の粛清を行っているのに慈悲深く偉大な首領様と讃えられる歌詞と、プロコフィエフ屈指の素晴らしい音楽のギャップ。ロジェストヴェンスキー が何とも言えない表情で指揮しているのが見ものです。 さらに衝撃なのが最新作「ロジェストヴェンスキーの証言」。ロジェストヴェンスキーはスターリン時代からプーチン時代までをしたたかに生き抜き、ソ 連=ロシアの楽壇の表と裏をつぶさに目撃した稀有な人物ながら、大のインタビュー嫌いでこれまで本心を明かしたことがありませんでした。それは命に かかわることゆえですが、その彼が4時間にわたり、国や同僚たちについて赤裸々に語ります。ショスタコーヴィチ、シュニトケに対する親愛の情に比べ、 政府、スターリン、フレンニコフほかへの容赦ない罵詈雑言はヴォルコフの「ショスタコーヴィチの証言」と重複する点も多く興味津々。スターリンとプロ コフィエフ両者が奇しくも亡くなった同日のモスクワの様子や、ストラヴィンスキーの来ソ、ゴロワノフの人情味あふれるエピソードは初めて聞くもので臨 場感たっぷり。さすが歴史の証人と申せましょう。オリジナル・ロシア語から字幕作成というのも貴重、ロシア音楽関係者必見の最重要資料です。
最終巻のおまけとして、音楽と全く関係のないソ連初のテニス・チャンピオン、アンドレイ・チェスノコフ(1966-)のモンサンジョンによるインタビュー も収録。ブルジョワのスポーツとしてソ連時代にほぼ姿を消していたテニスで、ロシア人として初めて4大大会に出場、1991年7月のカナダ・マスター ズではあの松岡修造と準々決勝まで進んだヒーロー。モンサンジョンの方法論は音楽と全く同じで、チェスノコフの口から政府の不当さと搾取を語らせ、 ソ連における音楽とスポーツが同じ扱いだったことを認識させてくれます。


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