湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


管弦楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



Columna Musica
1CM-0183
ライヴ・エモーションズ
イーゴリ・マルケヴィチ(1912-1983):映画序曲(1931)
ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」
ジュアン・アルベルト・アマルゴス(1950-):平和の為の序曲(平和都市ハーグのために)
ジュゼプ・ビセンテ(指)
ワールド・オーケストラ・オヴ・ジュネス・ミュジカル

録音:2008年、ライヴ

NORTHERN FLOWERS
NF/PM-A9980(1CD)
戦時の音楽1941-1945 Vol.10
プロコフィエフ:《セミョーン・コトコ》組曲Op.81bis
ワルツ組曲Op.110
アレクサンドル・ティトフ(指)
サンクト・ペテルブルクSO

録音:2009年9月、DDD
この《セミョーン・コトコ》組曲は同名の歌劇からの演奏会用交響組曲。話は1918年ウクライナ内戦中、前線から村へ戻った若者セミョーン・コトコが恋人のソフィアと結婚式を挙げようとしているところへドイツ兵が侵入し、一家を捕らえるが、セミョーンは既に逃れてパルチザンとなり、やがてソフィアが父親によって地主に嫁がせられようとしていることを知ったセミョーンは、教会を焼き打ちしてソフィアを助け出すが、セミョーンは敵に捕らえられ、死刑執行の寸前に同志たちに救われる、という内容です。ハリウッド映画を彷彿とさせる甘い導入からやがてドイツ軍の魔の手が忍び寄り戦火の嵐となるが、仲間の助けもあって、やがて勝利へと導かれる、という物語自体は絵に描いたような社会主義リアリズムですが、プロコフィエフの音楽の天才性はストーリー以上の域に達しています。冒頭の甘く半音階的な音楽は後期ロマン派の香りがし、戦闘シーンは「アレクサンドル・ネフスキー」を思わせて、ぞくぞくします。ワルツ組曲は過去の作品から作曲者自身が新たに編曲構成したもので、2、4、6曲は「シンデレラ」、1、5曲は「戦争と平和」、3曲は映画音楽「レールモントフ」から取られており、いわばプロコ版「優雅で感傷的なワルツ」。その華麗で退廃的な雰囲気にソビエト当局が演奏禁止にしなかったのが不思議な位、美しい組曲です。
NORTHERN FLOWERS
NF/PM-A9981(1CD)
戦時の音楽1941-1945 Vol.11
ユーリ・ウラディミロヴィチ・コチュロフ(1907-1951):マクベス交響曲
スヴォロフ序曲/荘厳な行進曲
英雄的アリア*
アレクサンドル・ティトフ(指)
サンクト・ペテルブルクSO
オレシャ・ペトロワ(Ms)*

録音:2009年9月、DDD
コチュロフはオペラ座専属の俳優の家に生まれ、レニングラード音楽院でシチェルバチョフやシテインベルグに作曲を学びました。彼の作風は当時のソビエトにあっては非常に西ヨーロッパ的で、30分近くかかる大作《マクベス》交響曲は驚くほどリヒャルト・シュトラウスの諸・交響詩(特に英雄の生涯など)を思わせます、また時にブルックナーも耳元をかすめます。戦時中に敵国の作曲家(しかもシュトラウスとは)の影響をもろに受けているのはいかがなものか?当局に批判されなかったのは戦時中の幸い(?)でしょう。とは云え、スネア・ドラムの”たかたん!”にショスタコを感じ、ぐわんぐわんと鳴る銅鑼にはやはり作曲者のロシアの血を感じずにはいられません。大カタストロフの後の虚脱状態における弦楽パートの恍惚とした響きは後期ロマン派特有の官能的なカタルシスがあふれています。
WEITBLICK
SSS-0111-2(1CD)
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲*/ボレロ#
ジョルジュ・プレートル(指)
ベルリン・ドイツSO、ベルリン放送cho

録音:2008年10月27日、2007年3月4日*、2001年10月15日#、フィルハーモニー・ベルリンにおけるライヴ(デジタル)
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付
「展覧会」はパリ管との来日公演でも聴かせた十八番。分析的でも数理的とも違う「文学的」とも言えるアプローチで正にやりたい放題。テンポの揺らぎ、フレージングの自在さには驚くばかりです。「キエフの大門」の迫力もお見事。聴衆の熱狂も納得の名演です。「ダフニス」第2組曲は沸き立つような色彩と音の戯れは巨匠らしいセンス溢れる名演です。延々と終わらぬコーダはミュンシュもビックリでしょう。「ボレロ」もこれを聴けば昨今の演奏が単にリズムを与えているだけでは?と思えるほどの痴態、乱れっぷりでアンニュイな官能を描きつくします。ベルリンの聴衆も大喜びの名演です。いずれも巨匠にとって音盤初レパートリー。

Hanssler
<SWR MUSIC>

93-237(1CD)
ディアギレフとロシア・バレエ団の音楽Vol.6
ストラヴィンスキー:バレエ「プルチネッラ」全曲*

ストラヴィンスキー:幻想曲「花火」Op.4**

R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28#

ラヴェル:ラ・ヴァルス##
クリストファー・ホグウッド(指)*
シルヴァン・カンブルラン(指)
全てバーデン=バーデン&フライブルクSWR響
アーリーン・オジェー(S)*、
ロバート・ギャンビル(T)*、ゲロルフ・シェダー(Bs)*

録音:1985年11月26-27日バーデン=バーデン・ハンス・ロスバウト・スタジオ(ライヴ)*
2007年2月8日フライブルク、コンツェルトハウス(ライヴ)**
2005年12月30、31日バーデン=バーデン、フェストシュピールハウス(ライヴ)#
2007年5月25日フライブルク、コンツェルトハウス(ライヴ)##
名興行師ディアギレフ率いるロシア・バレエ団ゆかりの傑作シリーズ第6弾。ホグウッドによる「プルチネッラ」と、おなじみ色彩の魔術師カンブルランによる「花火」に「ティル」そして「ラ・ヴァルス」という組み合わせです。【擬古典主義的モダニズム作品に傾倒するホグウッドの「プルチネッラ」】英国におけるオリジナル楽器演奏の草分けとして活躍したホグウッドは、いっぽうでピリオド・アプローチのふんだんな経験を活かして、モダン楽器のオケとともにストラヴィンスキーをはじめとする20世紀新古典主義作品を積極的に取り上げていることでも知られています。その活動は実績としていくつものレコーディングに残されており、ホグウッドはストラヴィンスキーの「プルチネッラ」を1989年に、当時音楽監督を務めていたセント・ポール室内管と全曲をセッション録音、2003年にバーゼル室内管と組曲をセッション録音しています。抜群の機能性を備えた放送オケの特徴をうまく引き出した当ライヴ・レコーディングもまた、セッション録音同様にヴィブラートも控えめな弦、管のひびきなどにピリオド奏法のアイデアが盛り込まれ、独特の美観に彩られた内容。なお、バロックや古典でも評価の高い名花オジェーの清楚な歌声も魅力です。【カンブルランによる色彩感ゆたかなレパートリーの数々】カンブルランによるカップリングのナンバーもすぐれた出来栄えです。妖美で幻想的に蠢くストラヴィンスキーの「花火」とラヴェルの「ラ・ヴァルス」は、すでに「春の祭典」(93.196)や「ペトルーシュカ」(93.223)、そして「ボレロ」や「高雅で感傷的なワルツ」(GC.08061)からも作品との相性が最高なのは当然として、シュトラウスにも注目。ユーモラスで目まぐるしく転換する曲想を、芝居がかっていると思えるほどにおおげさな身振りでテンポを自在に揺らし、最後まで惹きつけて放しません。 (Ki)
Timpani
1C-1175(1CD)
ゴーベール:バレエ音楽「騎士と姫君」(世界初録音) マルク・スーストロ(指)ルクセンブルクPO

録音:2009年9月30日&10月2日
前作の「交響曲」や「海の歌」に続き、ティンパニ、スーストロ&ルクセンブルク・フィルが発掘してきたゴーベールの管弦楽作品は、ウクライナ出身の名ダンサー、セルジュ・リファールのために作曲され、パリ・オペラ座で初演が行われた全2幕のバレエ音楽「騎士と姫君」。1941年に完成したこの「騎士と姫君」は、フルート奏者、指揮者、作曲家として両大戦間のフランス音楽に多大な影響を残したゴーベールの集大成とも言うべき作品です。絶妙な管楽器の使い方など自身の演奏家としての経験が反映された巧みな作曲技法、優美で優雅な旋律、時おり顔を見せる印象主義的な響きなど、多彩な魅力に満ちた「騎士と姫君」。ゴーベールはフルートだけじゃない!作曲家ゴーベールの真価が明らかになります。
Aeolus
AE-10037(1SACD)
モルター:管弦楽作品集
序曲ハ長調/トランペット協奏曲ニ長調
ソナタ・グロッサ ト短調
ヴァイオリン協奏曲ヘ長調
シンフォニア イ長調/協奏曲ヘ長調
マルティン・ヨップ(Vn)、
ハンス=マルティン・ルクス(Tp)、
フランクフルト・マイン・バロックO
マンハイム楽派、イタリアやフランスの様式を取り入れたモルターの音楽は、カール・ヴィルヘルム辺境伯や孫のカール・フリードリヒ辺境伯に認められ、今日では特に「トランペット協奏曲」の作曲家として知られています。ファッシュ(AE-10017)やヘルテル(AE-10027)のシンフォニア&協奏曲集が好評を得たフランクフルト・マイン・バロックオーケストラのフレッシュな演奏が、モルターの音楽を歴史の中から呼び覚ましてくれます。
Ages
AGES-509001-2(1CD)
ビゼー:劇付随音楽「アルルの女」組曲第1番
 劇付随音楽「アルルの女」組曲第2番
チャイコフスキー:幻想曲「ロミオとジュリエット」
 バレエ「くるみ割り人形」組曲Op.71a
イーゴリ・マルケヴィチ(指)モンテカルロ国立歌劇O

録音:1969年、モンテカルロ(モナコ)、サル・ガルニエ
旧コンサートホール音源をCD化しているイタリアのレーベル。2007年以降新譜の発売がなく、今回ご案内の商品もメーカー在庫の完売を以って廃盤となる可能性が高いのでご注意ください。
Ages
AGES-509009-2(1CD)
バルトーク:舞踊組曲 Sz.77
ピアノ協奏曲第3番 Sz.119*
パントマイム「中国の不思議な役人」組曲
クロード・エルフェ(ピアノ)*
ブルーノ・マデルナ(指)モンテカルロ国立歌劇O

録音:1969年11月、モンテカルロ(モナコ)、サル・ガルニエ
旧コンサートホール音源をCD化しているイタリアのレーベル。2007年以降新譜の発売がなく、今回ご案内の商品もメーカー在庫の完売を以って廃盤となる可能性が高いのでご注意ください。
Ondine
ODE-1150(2CD)
チャイコフスキー:幻想的序曲「ロメオとジュリエット」**
弦楽セレナード*
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」**
ヴィクトル・エヴァルド(1860-1935):金管五重奏曲第1番変ロ短調Op.5#
金管五重奏曲第3番変ニ長調Op.7#
クリストフ・エッシェンバッハ(指)
フィラデルフィアO
フィラデルフィア管弦楽団員(エヴァルド)【デイヴィッド・ビルガー(Tp)、ジェフリー・カーナウ(Tp)、ジェニファー・モントーン(Hrn)、ニッツァン・ハロズ(Tb)、キャロル・ジャンチュ(Tub)】
録音:2007年11月*、2008年1月**(ライヴ)、2009年6月#
エッシェンバッハ&フィラデルフィア管のシリーズ第9弾。2003年から2008年までフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督を務めたエッシェンバッハ。最新盤はチャイコフスキーの管弦楽作品と金管奏者にはお馴染エヴァルドの金管五重奏曲を収録。伝説的な演奏を作り上げたエッシェンバッハ&フィラデルフィア管のチャイコフスキー交響曲第4、5&6番に続く熱演を披露しています。シェイクスピアの傑作「ロメオとジュリエット」。チャイコフスキーは1869年の第1稿から約10年かけて練り上げ、現在は1880年の最終稿が演奏される事がほとんど。世界中の誰もが知っている恋愛悲劇を音楽で細かく描写しています。チャイコフスキー特有のロマンティックな旋律を、エッシェンバッハお得意の濃密かつ濃厚な表現で描き出しています。後半のクライマックスシーンのロメオとジュリエットのテーマでは、一層劇的に盛り上がり鮮烈な印象を残します。「弦楽のためのセレナード」はオーケストラの実力が表れる緊密なアンサンブルを聴かせてくれます。「フランチェスカ・ダ・リミニ」はダンテの「神曲」に出てくるフランチェスカ姫の劇的な悲恋の物語。エッシェンバッハのグロテスクでドラマティックな音作りに注目です。ロシアの作曲家、ヴィクトル・ウラジミロヴィチ・エヴァルド(エーヴァリト)は一般にはほとんど知られていないものの、金管楽器奏者の間ではビッグネーム。サンクトペテルブルク生まれ。音楽院で学んだ後、土木工学の教授を務めながら、当時ロシアで名を馳せたベリアエフ四重奏団のチェリストとして活躍しました。4曲の金管五重奏曲は、1888年から1912年にかけて作曲。それまでは生前に出版された変ロ長調(作品5)1曲だと思われていたのが、1960年代になって4曲あることがわかり、金管五重奏の標準レパートリーとして広く演奏されるようになりました。フィラデルフィアのメンバーによるクインテットはちっとも力まないのにパワフル。柔らかく、美しい自然なアンサンブル。ヴェリゾン・ホールで録音されたこの演奏で聴くと、エヴァルトの作品が、味わいのある素敵な音楽に一変します。全4曲を演奏したストックホルム・チェンバーブラスの録音(BIS613)ととともに、この曲集の代表的録音に挙げられるでしょう。 (Ki)

STUDIO FROHLA
B-2933(DVD)
サントリーホールニューイヤーコンサート2009
ホイベルガー:『オペラ舞踏会』序曲
レハール:『ジュディッタ』〜「私の唇は熱いキスをする」♪
J・シュトラウス:エジプト行進曲
J・シュトラウス:『ジプシー男爵』〜「誰が私たちに結婚式を挙げさせたのか」*
クライスラー:愛の喜び
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『神秘な魅力』
オッフェンバック:『天国と地獄』序曲
J・シュトラウス:『こうもり』〜チャールダーシュ*
J.シュトラウスT:幻想曲「エルンストの思い出、またはヴェネツィアのカーニヴァル」
レハール:『微笑みの国』〜「私の心のすえてはきみのもの」*
J・シュトラウス:新ピッツィカート・ポルカ
レハール:『メリー・ウィドウ』〜愛のワルツ「ときめく心に唇は黙し」*
J・シュトラウス:ワルツ『美しく青きドナウ』
J.シュトラウスT:ラデツキー行進曲
ルドルフ・ビーブル(指)
ウィーン・フォルクスオーパーSO
ナターリャ・ウシャコーワ(S)*
メルツァード・モンタゼーリ(T)*

収録:2009年1月1日東京サントリーホール・ライヴ
STUDIO FROHLA
AT-V45(1CD)
サントリーホールニューイヤーコンサート2009
ホイベルガー:『オペラ舞踏会』序曲
J・シュトラウス:エジプト行進曲
J・シュトラウス:『こうもり』〜チャールダーシュ*
クライスラー:愛の喜び
J.シュトラウス:ワルツ「神秘な魅力」op.173
レハール:『微笑みの国』から「私の心のすえてはきみのもの」*
J・シュトラウス:新ピッツィカート・ポルカ
オッフェンバック:『天国と地獄』序曲
J.シュトラウスT:幻想曲「エルンストの思い出、またはヴェネツィアのカーニヴァル」
レハール:『メリー・ウィドウ』〜愛のワルツ「ときめく心に唇は黙し」*
J・シュトラウス:ワルツ『美しく青きドナウ』
ルドルフ・ビーブル(指)
ウィーン・フォルクスオーパーSO
ナターリャ・ウシャコーワ(S)*
メルツァード・モンタゼーリ(T)*

録音:2009年1月1日東京サントリーホール・ライヴ
毎年恒例のサントリーホールのニューイヤーコンサートの映像と音が同時発売!2009年は、日本とオーストリア修好140周年という節目の年ということで、豪華メンバーによる贅沢なコンサートとなっています。オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ在位50周年に創設されたフォルクスオーパーを、ウィーンの伝説的マエストロ、ルドルフ・ビーブルが指揮しています。ビーブルは2009年に80歳を迎えたということもあって、オーケストラの団員たちのマエストロに対する思いも一入。花形ソプラノ、ウシャコーワと、実力派テノール、モンタゼーリが花を添えています。楽しく盛り上がったコンサートの模様をあまさず収録しました。ビーブルの指揮姿も感動的です。 (Ki)
Ondine
ODE-1149(1CD)
ラウタヴァーラ:管弦楽作品集
Before the Icons(イコンの前に)(1955/2005)
Tapestry of Life(生のタペストリー)(2007)
レイフ・セーゲルスタム(指)ヘルシンキPO
ラウタヴァーラの最新の管弦楽作品2曲をヘルシンキ・フィルハーモニックとセーゲルスタムが録音しました。「BeforetheIcons(イコンの前に)」は、彼のキャリアの初期、1955年に作曲されたピアノ曲集「イコン(Ikonit)」(作品6)に基づく作品。東方正教会の宗教画、イコンからインスピレーションを得たオリジナルの6曲「DeathoftheMotherofGod(神の母の死)」「TwoVillageSaints(村のふたり聖人)」「BlackMadonnaofBlakernaya(ブラケルナヤの黒いマドンナ)」「TheBaptismofChrist(キリストの洗礼)」「TheHolyWomenattheSepulchre(聖墓の聖なる婦人)」「ArchangelMichaelFightingtheAntichrist(反キリストと戦う天使長ミカエル)」をオーケストラのために編曲。途中に3曲の「Prayer(祈り)」と終曲に「Amen(アーメン)」を追加し、全曲を通して宗教的高揚を図る音楽としています。「ATapestryofLife(生のタペストリー)」は、大病を患ったラウタヴァーラが、奇跡的に回復した後に作曲した作品。「StarsSwarming(星が集合する)」「HalcyonDays(穏やかな日々)」「SighsandTears(ため息と涙)」「TheLastPolonaise(最後のポロネーズ)」の4曲。2008年4月5日オークランド、ニュージーランド交響楽団がピエタリ・インキネンの指揮で初演。ニュージーランド・ヘラルド紙が、「妥協せず調性を使うことに関してラウラヴァーラに匹敵する作曲家は、稀だ」と評した作品です。
ARS HARMONICA
AH-198(1CD)
ジュゼプ・マリア・メストレス・クアドレニ(1929-):管弦楽のための音楽 Vol.1
交響曲第1番変ホ長調(1983)*
服と骨(1961)*
交響曲第5番(2001)+
オンド・マルトノ,打楽器と管弦楽のための二重協奏曲(1970)#
アルレット・シボン=シモノヴィチ(オンド・マルトノ#)
ルベルト・アルメンゴル(打楽器#)
フランツ=パウル・デッカー(指)
アルトゥロ・タマヨ(指)+
コンスタンチン・シモノヴィチ(指)#
バルセロナSO
ARS HARMONICA
AH-203(1CD)
今日のカタルーニャの作曲家たち
シャビエ・ブリアルト:Xalest*
メルセ・カプデビラ:Barcelona equilibrista(2007)*
ドゥメネク・グンザレス・デ・ラ・ラビア:アルンハイム*
カルロス・シルバ:Ensemble Redux(+/#)
エドゥアルド・ディアゴ:Banderas infectadas+
モンセラト・トラス:アンサンブルのための即興曲+
カルレス・エロレス:Tu me quieras blanca+
フランシスコ・ホセ・マルティン・ハイメ:エロティックな歌+
マルタ・フィオル(S)+
カルロス・シルバ(P)#
ドゥメネク・グンザレス・デ・ラ・ラビア(指)
アンサンブルACC

録音:2007年5月17日*、2008年6月8日+、バルセロナ、アウディトリ
ARS HARMONICA
AH-206(1CD)
グロリア・ビリャヌエバ:ギターと弦楽合奏のための協奏曲ト短調*
交響的狂詩曲+
ギターへのオマージュ(ハープと弦楽五重奏のための)#
ジョルディ・クディナ(G)*
ジョルディ・ピックレッリ(指)
エンポルダCO*、カタルーニャPO+
ラウラ・ブスチェッティ(Hp)#
不詳(弦楽五重奏#)

録音:2009年3月4-6日サバデイ(スペイン)・聖アグスティ教会(エスコラ・ピア)、 2009年3月12日フィゲラス(スペイン)・ラウディトリ・ナルシス・モントゥリオル

King International
KKC-5080(1CD)
国内盤仕様
税込価格
鉄道に因んだオーケストラ作品
ロンビ:コペンハーゲン蒸気鉄道
コープランド:鉄道のバラード
パッヒャーネグ:出発進行!列車通過
イベール:交響組曲「パリ」〜地下鉄
ダンディ:交響組曲「海辺の詩」〜緑の水平線、ファルコナーラ
E.シュトラウス:テープは切られた!
ドヴォルザーク(ボフスラフ・レオポルト編):ユモレスク
ヴィラ=ロボス:カイピラの小さな列車
E.シュトラウス:蒸気をあげて!
レブエルタス:鉄道敷設
ルーセンベリ:鉄道のフーガ
J・シュトラウス:観光列車
バーンスタイン:ミュージカル「オン・ザ・タウン」〜地下鉄乗車(
オネゲル:パシフィック231
イジー・スターレク(指)
カイザースラウテルン南西ドイツ放送O

録音:2005年10月13日-14日、11月29日-12月2日、2006年2月21日
※日本語解説書付
※原盤:Haenssler
。収録されているのは名だたる作曲家たちがオーケストラで機関車を描写したもので、大半が世界初録音。古くは19世紀半ばのものから新しいところではバーンスタイン作品まで多種多様。しかし各自がリアルかつユーモラスに機関車を描写していて興味津々。 (Ki)
DUX
DUX-0723(1CD)
ヴェロニカ・ラトゥシンスカ(1977-):管弦楽作品集
チェロ協奏曲
弦楽合奏のためのシンフォニエッタ
ガッシャーブルム(小管弦楽のための)
弦楽のためのディヴェルティメント
大管弦楽のための交響曲
トマシュ・ストラフル(Vc)
ミロスワフ・ヤツェク・ブワシュチク(指)シロンスクPO
Avie
AV-2188(1CD)
ラフマニノフ:交響的舞曲Op.45
交響詩「死の島」Op.29/幻想曲「岩」Op.7
ワシリー・ペトレンコ(指)ロイヤル・リヴァプールPO
ラフマニノフがニューヨークで完成させた最後の作品「交響的舞曲」をメインにした管弦楽作品集は、英BBCミュージック・マガジン2010年3月号の"Disc of the Month(月間最優秀賞)"受賞が決定するなどお膝元の英国を中心に凄まじい反響を呼んでいます。ロシアからリヴァプールに若獅子ワシリー・ペトレンコと170年という長き歴史を持つ名門ロイヤル・リヴァプール・フィルが過ごす蜜月時代。このコンビ、ホンモノです。
TAHRA
TAH-4016(1CD)
レーガー:セレナーデ ト長調 
ヒンデミット:交響曲「画家マチス」*
オイゲン・ヨッフム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウO

録音:1976年1月27日、1979年1月28日* アムステルダム コンセルトヘボウ(ともにステレオ)

※旧TAH-234
美麗デジパックで再発。
Monopole
DCD-6005(1CDR)
ビゼー:「アルルの女」第1組曲、第2組曲
交響曲第1番ハ長調*
アルトゥール・ロジンスキー(指)
コロンビアSO、NYO*

録音:1955年、1946年*
Monopole
BOR-006(1CDR)
コープランド:ピアノ協奏曲
キューバ舞曲
「われらの町」から3つの小品
3つのブルース
赤い子馬*(オリジナル・サウンドトラック )*
レオ・シュミット(指)ローマRSO
アーロン・コープランド(P)
アーロン・コープランド(指)*

録音:1950年、1949年*
Monopole
BOR-007(1CDR)
コープランド:アパラチアの春
 リンカーン・ポートレート
 静かな都会
 エル・サロン・メヒコ*
メルヴィン・ダグラス(語り)
セルゲイ・クーセヴィツキー(指)ボストンSO*

録音:1948年、1938年*
Monopole
BOR-008(1CDR)
ストラヴィンスキー:かるた遊び
 ミサ*
 ミューズをつかさどるアポロ
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指)BPO、
ニューヨーク・サクラメント教会cho他
RCAビクターO#

録音:1938年、1949年*、1950年#

Hyperion
CDA-67697(1CD)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「妖精の口づけ」
バレエ音楽「バレエの情景」
イラン・ヴォルコフ(指)BBCスコティッシュSO
ロシアの名バレリーナ、イダ・ルビンシテインからの依頼で作曲された「妖精の口づけ」。このバレエ、ストラヴィンスキーの完全なオリジナルではなく、チャイコフスキーの歌曲やピアノ曲をベースとして作曲されており、両者のカラーが顔を出すユニークな作品として知られています。対する「バレエの情景」は、1944年にハリウッドで作曲されたオリジナル作品。約16分という短い演奏時間、新古典主義的な作風が特徴。「火の鳥」、「ペトルーシュカ」、そして「春の祭典」以外を取り上げ続けるヴォルコフとBBC SSOの熱意と気迫を全身でを受け止めて下さい!
Chandos
CHAN-10584(1CD)
ハルヴォルセン:管弦楽作品集Vol.1
ロシア領主たちの入場
ヴァイオリンと管弦楽のための「アンダンテ・レリジオーソ」*
「仮面舞踏会」からの組曲
メランコリー/交響曲第1番
ネーメ・ヤルヴィ(指)ベルゲンPO、
マリアンネ・トールセン(Vn)*
ベルゲン・フィルのコンサートマスターから首席指揮者に抜擢され、1899年にはクリスチャニア国立劇場の指揮者に就任するなど、ヴァイオリニスト、指揮者としても高名だったハルヴォルセン。
作曲家としては、グリーグやスヴェンセンが確立したノルウェー国民楽派の後継者であると同時に、フランスのロマン派音楽を彷彿とさせる輝かしいオーケストレーションを描くなど、その多彩な作風が持ち味であり魅力です。
Chandos
CHAN-10585(1CD)
ダンディ:管弦楽作品集Vol.3
交響的変奏曲「イスタール」Op.42
サクソフォンと管弦楽のための「コラール変奏曲」Op.55*
交響曲第3番「ガリア戦争の小交響曲」Op.70
地中海二部作Op.87
ラモン・ガンバ(指)アイスランドSO
シグルズール・フロサソン(Sax)*
第3集最大の聴きどころは、何と言っても久々の新録音登場となる「交響曲第3番」!この第一次世界大戦のフランス本土での戦いが由来となっており、ダンディの祖国に対する愛国心が込められた1916年〜18年の大作です。アイスランド・ジャズ界の最高峰、シグルズール・フロサソンを迎えてのサクソフォン版「コラール変奏曲」や「イスタール」、再婚後の充実期に書かれた「地中海二部作」など、収録4作品はどれもダンディの魅力を知るのに最適。
King International
KKC-9007(DVD)
税込定価
ラトル&ベルリン・フィル〜2007年ジルヴェスター・コンサート
ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵
 ホヴァンシチナ」より前奏曲「モスクワ河の夜明け」
ボロディン:交響曲第2番ロ短調
 歌劇「イーゴリ公」〜「だったん人の踊り」
ショスタコーヴィチ:「黄金時代」舞曲
サイモン・ラトル(指)BPO

録音:2007年12月31日/フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ

録音:リージョンオール/NTSC16:9/PCM-STEREO/DOLBY-DIGITAL/5.1/DTS5.1¥91’00”
クラシック界大晦日の風物ジルヴェスター・コンサート。話題となったベルリン・フィル2007年の映像が国内盤で登場。テーマはロシア音楽で、彼らのレパートリーとしては珍しいボロディンが含まれているのも注目。個々がソリスト級のベルリン・フィルながら、ラトルの指揮のもと緻密で極上のアンサンブルを聴かせてくれるのもさすが。信じ難い美しさで、ロシアのオーケストラとはひと味異なるロシア音楽を披露しています。 (Ki)
Hanssler
98-554(1CD)
サリエリ:序曲&舞台音楽集
「あべこべの世界」(1792/95)序曲**
「タラール」(1787)序曲(第1幕)
「オルムスの王、アクスル」(1788)PicciolaSinfonia.Allegroassai(第4幕)
「ペルシャの女王パルミーラ」(1795)序曲**
「黒人」(1802/04)序曲*
「黒人」PicciolaSinfonia.Larghetto(第2幕)*
「トロフォーニオの洞窟」(1785)序曲
「魅惑の女」(1774)Sinfoniaadueorchestra(第2幕)*
「ダリーゾとデルミータ」(1776)イントラーダ(第1幕)*
「ダリーゾとデルミータ」ロッタ(第1幕)*
「ナウムブルクの前のフス教徒」(1802/03)
序曲*/間奏曲T*/間奏曲U*/間奏曲V*/間奏曲W*
「アンジョリーナ、あるいはざわめき結婚」序曲**
トーマス・ファイ(指)マンハイム・モーツァルトO

録音:2007年-2009年(ステレオ・セッション)
※*=世界初録音、**=オリジナル版による世界初録音
前作「序曲&バレエ音楽集」(98.506)のリリース時点ですでに予告されていた、ファイによるサリエリ・シリーズの続篇がついに登場します。第1弾同様に、このたびも世界初録音を数多く含み資料的価値もさることながら、なによりファイによる目の覚めるような演奏のパワーに圧倒されます。いつにもまして打楽器のアクセント、炸裂するブラス、弦の弾み返るリズムとすべてが強烈きわまりなく、それでいて聴いて楽しいというとんでもなくよく出来た内容。ファイのシリーズは前作と併せて、サリエリ再評価の機運を高めるものとおもわれます。 (Ki)
ORFEO
ORFEO-803091
R・シュトラウス:「ばらの騎士」演奏会用組曲op.59AV145
交響詩「英雄の生涯」Op.40*
ローレンス・ジャクソン(Vn独奏)
アンドリス・ネルソンス(指)バーミンガム市SO

録音:2009年5月28日バーミンガム、シンフォニー・ホール(セッション・ステレオ)、2009年6月22、24&27日バーミンガム、シンフォニー・ホール(ライヴ・ステレオ)*
1978年生まれの俊英ネルソンスが、2008年9月より首席指揮者と音楽監督を兼任する手兵バーミンガム市響を振ったORFEO第2弾はシュトラウス。作曲者歿後60周年を迎えた2009年に、本拠バーミンガム・シンフォニー・ホールで行われた演奏会のライヴ録音による、「英雄の生涯」とセッション録音による「ばらの騎士」組曲を取り上げています。ネルソンスは前作チャイコフスキーの第5交響曲(ORFEO780091)も旋律線をよく歌わせ起伏に富んだ音楽を聴かせていましたが、このシュトラウスでも若きカリスマの片鱗を窺わせるように完全に掌握したオケを鳴らし切って華麗な内容にふさわしい充実ぶり。「ばらの騎士」組曲もネルソンスの劇場での実績を裏付けるもので舞台が目に浮かぶようです。なお、ライヴによる「英雄の生涯」終演後には拍手が入ります。 (Ki)

Ondine
ODE-1167(2CD)
チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」作品20(全曲) ミハイル・プレトニョフ(指))ロシア・ナショナルO

録音:2009年8月 モスクワ国立音楽院大ホール
ピアニストのミハイル・プレトニョフがロシア・ナショナル管弦楽団(RNO)を創設したのは1990年でした。最初の録音はチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」。作品を深く洞察し、それを音に表現した演奏に対し、英グラモフォン誌のジョナサン・スウェインが、「ムラヴィンスキーの録音と肩を並べる最新の「悲愴」、レニングラード・フィルハーモニックに匹敵するオーケストラ、驚くほど見事にピアノから指揮台に移ってみせたプレトニョフ」(TheGrammophone1992年1月号)と賛辞を呈しました。2010年はオーケストラ創立20周年。プレトニョフ&RNOの記念すべきONDINEレーベル第1弾はロシア古典バレエの最高峰である「白鳥の湖」。驚きと閃きに満ちたプレトニョフの音楽性がチャイコフスキーの華麗で美しい旋律を鮮やかに描き出しています。オケの持つ音色を魅力的に引き出すONDINEサウンドがRNOの特徴でもある力強さ繊細さのコントラストを際立たせています。 (Ki)
DORON
DRC-3050(2CD)
ストラヴィンスキー:「兵士の物語」
ストラヴィンスキー:「レナルド」*
フランス6人組メンバー(オーリック,ミヨー,プーランク,タイユフェール,オネゲルの共作):「エッフェル塔の花嫁花婿」#
ロベール・デュナン(指)
ジュネーヴ・アカデミウム・コレギウム合奏団
W.ジャック(語り手)、F.ベルテ(兵士)、
ジャン=リュック・ビドー(悪魔)
P.-A.ブラセール(T)*、M.マルキシオ(T)*、
M.ブロダール(Bs)*、フランソワ・ループ(Bs)*
S.シュミード(ツィンバロン)*
ジャン=リュック・ビドー(語り)#

録音:1978年、1978年*、1983年(初CD化)#
ロベール・デュナンが指揮するジュネーヴ・アカデミウム・コレギウム合奏団はバロックから現代曲までをレパートリーとする室内オーケストラとしてかつて知る人ぞ知るアンサンブルでした。指揮のデュナン(1928-1991)はかつてスイス・ロマンド管弦楽団に打楽器奏者として在籍しアンセルメ、マルケヴィッチのバトンのもと多くの作品を演奏したせいか、この二人の都会的なセンスとオーケストラを豊かに鳴らす色彩センスが引き継がれています。コクトーが画策しデュレ以外のフランス6人組メンバーが共作した「エッフェル塔の花嫁花婿」では古き良き時代のパリの香りが漂います。
BOMBA PITER
CDMAN-366-09(1CD)
グリンカ:序曲&小品集
別れ(夜想曲)(1839)/ワルツ幻想曲(1839)
マズルカ ハ短調(1843)
ホタ・アラゴネサの主題による華麗な奇想曲
ポルカ(1849)
マドリードの夏の夜の思い出
別れのワルツ(1831)
カマリンスカヤ(ロシアの歌の主題によるスケルツォ;1848)
ロシアの歌「なだらかな谷間に沿って」による変奏曲
Double Duo MA.GR.IG.AL.[マクシム・トルスティフ(バラライカ)、イーゴリ・ポノマレンコ(ドムラ・アルト)、アルテム・クズネツォフ(バヤン)、スタニスラフ・ティシケヴィチ(Cb) ]

録音:2008年、ペテルブルク・レコーディング・スタジオ「メロディア」
BOMBA PITER
CDMAN-385-09(1CD)
ニコライ・クラフツォフの芸術〜アコーディオンと管弦楽の為の音楽
イーゴリ・ツヴェトコフ:映画「気球に乗る人」〜別れのワルツ*
エフゲニー・ドガ:映画「アンナ・パヴロワ」〜パリのカスケード+
イサーク・シュワルツ:映画「駅長」〜悲歌#
ニコライ・クラフツォフ:ひばり(モルダヴィア舞曲)**
グバイドゥーリナ:十字架上のキリストの最後の七つの言葉++
ニコライ・クラフツォフ(アコーディオン)
キリル・コラフツォフ(Vc)#*
トマス・ヴェリメト(Vc)+
パーヴェル・スミルノフO(*/#/**)
ウラディーミル・スミルノフ(指(*/#/**))
アダトーリー・バトヘン(指)レニングラード・コンサートO+
パウリ・ミアギ(指)タリン室内O++

録音:1984年+/1989年++/1992年*/1993年**/1994年#
Danacord
DACOCD-673(2CD)
スカンジナヴィアン・クラシックスVol.2
クーラウ:劇付随音楽「妖精の丘」Op.100より(録音:1946年)
ゲーゼ:演奏会序曲「オシアンの余韻」(録音:1950年)、
 ノヴェレッテOp.53(録音:1948年)、
 バレエ「ナポリ」より 青の洞窟で(録音:1950年)
ハートマン:歌劇「小さなキアステン」序曲(録音:1946年)、
 ベアテル・トーヴァルセンの為の葬送行進曲(録音:1947年)
ホーネマン:おとぎ話序曲「アラディン」(録音:1942年)、
 グレ組曲(録音:1948年)
ランゲ=ミュラー:劇付随音楽「ルネッサンス」前奏曲(録音:1946年)
ニールセン:歌劇「仮面舞踏会」〜序曲/第2幕前奏曲/若い雄鶏たちの踊り(録音:1946年&1950年&1951年)
シアベク:華やかなる宴Op.25より 序曲(録音:1950年)
グラム:抒情詩Op.9(録音:1946年)
シュルツ:弦楽の為のセレナード(録音:1952年)
エーリク・トゥクセン(指)
ラウニ・グレンダール(指)デンマーク国立RSO、
デンマーク放送ウィンドアンサンブル、
パレ・アルスフェルト(Org)
エーリク・トゥクセンとラウニ・グレンダール(あの有名なトロンボーン協奏曲の作曲者!)の指揮で1942年から1952年にかけて収録されたデンマークの歴史的録音集。
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。予めご了承下さい。
MEMORIES
MR-2112(1CD)
ブリュッセル万博1958ライヴ
J・シュトラウス:「こうもり」序曲、
 皇帝円舞曲、アンネン・ポルカ、
 ポルカ「雷鳴と電光」、ワルツ「春の声」*、
 ピチカート・ポルカ、ポルカ「狩」、
 ワルツ「美しく青きドナウ」#、
ヨハン・シュトラウスT:ラデツキー行進曲
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)VPO
ヒルデ・ギューデン(S)*
ウィーン楽友協会男声cho#

録音:1958年5月7日(モノラル)ブリュッセル、グランド・オードトリアム、万博会場
巨匠カラヤンが名実共にヨーロッパ音楽界の帝王として君臨しはじめた頃のライヴです。第二次世界大戦後初の大規模万博として欧州復活を世界にアピールしたブリュッセル万博におけるライヴです。カラヤンとシュトラウス・ファミリーの相性の良さはニューイヤーコンサートでも実証済みですが、野心ギラギラのこの時期のエネルギッシュな名演には陶酔させられます。クライバーもびっくりの快速で突っ走る「こうもり」「雷鳴と電光」。魅惑の旋律美を生かすレガート奏法も炸裂して聴衆をとろけさせます。名花ギューデンを迎えた「春の声」のゴージャス振り。お気に入りのウィーン楽友協会男声合唱団をあえて参加させた「美しく青きドナウ」などはちょっと赤面してしまうほどの派手さです(カラヤンにとって合唱付はこれが唯一)。どこをとってもカラヤン節満載のライヴです。映画スターのように格好良いジャケット写真もグッドです。
DUX
DUX-0725(1CD)
クシシュトフ・バツレフスキ(1950-):管弦楽作品集
管弦楽の為のグラウンド
歩く影(管弦楽の為の)
カンタータ「告別」(アルト独唱、弦楽合奏とハープの為の)*
管弦楽の為の協奏曲
ヤドヴィガ・ラッペ(A*)
シモン・ビヴァレツ(指)
ビャウィストク・ポドラシェ・オペラ&PO
*はポーランドの名アルト、ヤドヴィガ・ラッペへの献呈作品。

BIS
BIS-1590(1CD)
ペッタション:弦楽のための協奏曲第3番(1956/7) クリスチャン・リンドベルイ(指)ノルディックCO
悲痛で厳しい作風に根強いファンを持つスウェーデン現代の作曲家アラン・ペッタション(1911-1980)。3篇ある彼の弦楽のための協奏曲のうち、第1、第2番を収めた盤(BIS1690)に続く第2弾。弦楽のみで協奏曲と銘打ながら演奏時間が54分もかかる交響曲級の大作で、恐ろしく念入りな書法によりますが、内容的には私小説風でおそらく自身の生涯のどこかを描いているようです。トロンボーンの魔王クリスチャン・リンドベルイが一切管楽器を含まないこの純音楽作品で指揮者としての力量を証明しています。 (Ki)
ABC Classics
ABC-454505-2
【未案内旧譜】
スカルソープ:太陽の音楽
メメント・モリ/太陽の歌/太陽の音楽T〜W
ウルルより
デイヴィッド・ポルセリーン(指)アデレードSO

録音:1995年&1996年
現代オーストラリアのリーディング・コンポーザー、ピーター・スカルソープ(1929−)が1960年代中期に完成させた秀作「太陽の音楽」の全曲収録盤。演奏時間は約4分と短いものの1991年に作曲された「ウルルより」は、世界遺産ウルル(エアーズロック)の姿を連想させる壮大なスケールの作品。
Medici Arts
20-51968(DVD)
ヴァルトビューネ2002
モニューシコ:「ハルカ」〜「マズルカ」
ヴィエニャフスキ:ポロネーズOp.4*
チャイコフスキー:メロディ(「なつかしい土地の思い出」Op.42-3)、
 ワルツ・スケルツォ(ハ長調)Op.34*
チャピ:「人騒がせな娘」序曲
キム:エレジー
ロンビュー:シャンペン・ギャロップ
外山雄三:バレエ組曲「幽玄」〜「天人の踊り」
シベリウス:悲しいワルツ
エルガー「野生の熊」(「子供の魔法の杖」第2組曲Op.1b)
ワーグナー:「ローエングリン」第3幕前奏曲
クライスラー:中国の太鼓*
ガルデル(編曲:ジョン・ウィリアムズ):タンゴ「首の差で」(映画「セント・オブ・ウーマン」より)*
パガニーニ:ヴェネツィアの謝肉祭Op.10*
ツィーラー:ウィーンの市民Op.419
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲Op.72-7
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」〜パ・ド・ドゥ
ビゼー:「アルルの女」第2組曲〜「ファランドール」
マスネ:「ル・シッド」〜ラゴネーサ&ナヴァレーサ
リンケ:「ルーナ夫人」〜「ベルリン気質」
マリス・ヤンソンス(指)BPO
ヴァディム・レーピンン(Vn)*

収録:2002年6月23日、ヴァルトビューネ(ベルリン)ライヴ
毎年恒例のベルリン・フィル野外コンサート、ヴァルトビューネ。ベルリン市民のみならず世界各国から2万人が集まるベルリンの夏の風物詩。2002年はマリス・ヤンソンスが登場。ミュージカル・プログラムやクラシックの名曲を集めた内容。さらにヴァディム・レーピンの華麗なるヴァイオリンも堪能し、すべての音楽ファンが楽しむことのできる映像です。 (Ki)
Lyrita
SRCD.2337(4CDR)
リリタ創立50周年記念盤Vol.1
オルウィン:交響詩「魔法の島」
アーノルド:イギリス舞曲集第2巻Op.33
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調BWV.565
バントック:ロシアの情景
バックス:北方のバラード第1番
ベンジャミン:序曲「イタリアのコメディ」
W・S・ベネット:奇想曲ホ長調Op.22
L・バークリー:弦楽セレナードOp.12
ブリス:組曲「アダム・ゼロ」
ブリッジ:弦楽オーケストラのための組曲
W・ブッシュ:チェロ協奏曲〜第2楽章
G・ブッシュ:ヨーリック序曲
バターワース:狂詩曲「シュラップシャーの若者」
コーツ:メドウ・トゥ・メイフェア組曲より
コールリッジ=テイラー:女王のワルツ
クック:ジャベツと悪魔
ディーリアス:村のロメオとジュリエット
フィンジ:エクローグ
フォウルズ:3つのマントラ〜第2番
ギッブス:舞踏組曲「ファンシー・ドレス」
ギップス:ホルン協奏曲Op.58
ハドリー:春のある朝
ホディノット:ウェールズ舞曲集第2巻Op.64
ホルスト:日本組曲Op.33/ハウエルズ:メリー・アイ
ハールストーン:ハンガリー民謡による変奏曲
アイアランド:忘れられた儀式
エイドリアン・ボールト(指)
ヴァーノン・ハンドリー(指)
マルコム・アーノルド(指)
ニコラス・ブレイスウェイト(指)
LSO、LPO、デイヴィッド・パイアット(Hrn)、他
創業者リチャード・イッターによって設立されたイギリス音楽のパイオニア、リリタ(Lyrita)の創設50周年記念セット。「Vol.1」はイニシャルが"A〜I"の作曲者たち。ちなみにホルストの作品の中から選ばれたのは、ボールトが指揮する「日本組曲」。他にも日本でもお馴染みのアーノルドやブリスの自作自演などお宝音源がギッシリ!
※Lyritaはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Lyrita
SRCD.2338(4CDR)
リリタ創立50周年記念盤Vol.2
ジェイコブ:交響曲第1番〜第1楽章
ジョーンズ:幻想的舞曲
ジュベア:交響曲第1番Op.20〜第4楽章
ランバート:管弦楽のための音楽
リー:チェンバロのためのコンチェルティーノ
ロイド:交響曲第4番〜第1楽章
マコンキー:弦楽のための音楽
マサイアス:シンフォニエッタ
モーラン:狂詩曲第2番
ハリー:交響的変奏曲
ロースソーン:交響的練習曲
ルーサム:交響曲第1番ハ短調〜第4楽章
ラッブラ:交響曲第4番Op.53〜第1楽章
スコット:ピアノと管弦楽のための詩曲「ある朝」
スタンフォード:アイルランド狂詩曲第4番Op.141
スティル:交響曲第3番〜第2楽章
テイト:ロンドン・フィールズ
V=ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲
ウォルトン:子供のための音楽
ワーロック:古い歌/G・ウィリアムズ:バラード
ウィリアムソン:序曲「サンティアゴ・デ・エスパーダ」
ワーズワース:交響曲第3番ハ長調p.48〜第2楽章
エイドリアン・ボールト(指)
ヴァーノン・ハンドリー(指)
ブライデン・トムソン(指)
ノーマン・デル・マー(指)
LSO、LPO、ジョン・オグドン(P)、他
リリタの創立50周年記念セット。"J"のゴードン・ジェイコブから"W"のウィリアム・ワーズワース。今でこそ再評価が進んでいるモーランやラッブラ、シリル・スコット、スタンフォードなどの音楽にいち早く着目したリリタのセンスや功績に感服。
※Lyritaはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
SUPRAPHON
SU-4012(1CD)
ドヴォルザーク:交響詩集
交響詩「水の精」
交響詩「真昼の魔女」
交響詩「金の紡ぎ車」*
交響詩「野ばと」#
サー・チャールズ・マッケラス(指)チェコPO

録音:2008年12月11−12日(ライヴ)、2001年6月14日(セッション)*、2009年9月9−10日(セッション)#
以上、プラハ、ルドルフィヌム・ドヴォルザーク・ホール
ヤナーチェクをはじめ、チェコ音楽のエキスパートとして知られるマッケラスの最新アルバムは、ドヴォルザークの交響詩集。さきにリリースされたマルチヌーの「ジュリエッタ」からの3つの断章(SU3994)と同日のライヴ収録による「水の精」と「真昼の魔女」。2001年のセッション録音で、交響曲第6番(SU3771)にカップリングされていた「金の紡ぎ車」、そして、2009年9月の最新セッション録音による「野ばと」という内容です。ドヴォルザークがアメリカより帰還後の1896年に作曲されたこれら4曲は、チェコの国民詩人、カレル・ヤロミール・エルベン(1811−1870)のバラードに着想されたもので、その異常なまでに残酷で凄惨な題材が共通することから“殺人交響詩”とも呼ばれています。ドヴォルザークの演奏で独自の存在感を示してきたチェコ・フィルは、1959年にターリヒと「水の精」を除いた3曲を録音、1987年にグレゴルと全集録音をおこなっています。チェコ・フィルは、マッケラスとも実演およびレコーディングで数多くの共演を重ねており、これまでに十分な成果を示してきたのは広く知られる通りです。ドヴォルザーク作品では、マッケラスの指揮で2002年に交響曲第6番をライヴ録音しているほか、スラヴ舞曲集(SU3808)、交響的変奏曲、スケルツォ・カプリチオーソ、伝説曲(SU3533)などの録音もおこなっています。2010年には85歳を迎え、近年ますます旺盛な表現意欲をみせているマッケラス。こうしていままた、理想的というべき名門チェコ・フィルを得て、あらたに取り組んだドヴォルザーク・アルバムはおおいに期待できる内容といえそうです。 (Ki)
BIS
BIS-1542(1CD)
アルヴィド・クレーヴェン:交響的幻想曲Op.15
眠れる森Op.9/蓮の国Op.5/シンフォニア・リベラ
スザンナ・マルッキ(指)スタヴァンゲルSO
アルヴィド・クレーヴェン(1899-1929)は非常な才能に恵まれながら、それを開花させる前に夭折したノルウェーの作曲家。オスロ・フィルのフルート奏者を務めながら作曲を試みますが、斬新すぎて当時のノルウェーでは理解されることなく、同国の音楽史本道からはずれてしまいました。いずれもフランス印象派風で、デリケートな色彩が広がります。さらにグリーグに通じる北欧的な澄んだ空気も感じられ非常に魅力的です。
BIS
BIS-1556(1CD)
ロクシーン:悪の華(ボードレール詩)(1939)
ハンガリー幻想曲(1952
詩の芸術(ザボロツキー詩)(1981)
シンフォニエッタ第2番(ソログープ詩)(1985)
交響組曲「ジャングルにて」(1960)
ヴァンダ・タベリー(S)、ヴォルフガング・レディク(Vn)、
ミハウ・シフェルチェフスキ(指)グラーツ大O「レクリエーション」
近年ようやく名誉回復した感のある旧ソ連の作曲家アレクサンドル・ロクシーン(1920-1987)の作品集第3弾。1939年、モスクワ音楽院作曲科卒業制作の「悪の華」は当時の教授陣から「デカダン的」「ブルジョワ的」と非難され、受理されませんでした。最晩年の1980年代の2篇のうち、「詩の芸術」はロクシーンの最高傑作のひとつと称されています。いずれも驚くべき内容と才能で、不幸な創作人生が惜しまれます。 (Ki)
Etcetera
KTC-1378(1CD)
ヴィスマン:七重奏曲/ニュー・ヘヴン*
ソブルス・オキシジェン
ピーター・ダイクストラ(指)*、
ジェンツ*、シェーンベルク・クヮルテット、
ヘット・トリオ、バーバラ・ハンニガン(S)#、
エド・スパニャールト(指揮)#、リンブルフSO#
バート・ヴィスマン(1962−)はアムステルダムのスヴェーリンク音楽院でダーン・マネケとヘールト・ファン・クーレンに作曲を学んだ現代オランダのリーディング・コンポーザーの1人。ダイクストラ&ジェンツ、シェーンベルク・クヮルテットなどトップ・クラスのアーティスト陣の録音参加がその存在の大きさを窺わせます。ジェンツの歌声だけでも聴く価値アリ!

Chandos
CHAN-10577(1CD)
ハーマン:映画音楽集
戦慄の調べ/市民ケーン
オーラ・ボイラン(S)、マーティン・ロスコー(P)、ラモン・ガンバ(指)BBCフィルハーモニック
ライト・ミュージックの全盛期1940年代から60年代にかけて革新的な映画音楽を次々と打ち出し、1941年には「悪魔の鐘」でアカデミー賞作曲賞を受賞するなど輝かしい経歴を誇るハーマン。ここでは1941年〜1976年に公開された映画のために47作品を作曲したハーマンの映画音楽の中から1945年公開の「旋律の調べ」、1941年公開の「市民ケーン」の2作品を収録。
ARSIS
ARSIS-4231(1CD)
ヒンデミット:ダンス=パントマイム「悪魔」Op.28
 室内音楽第2番 Op.36 No.1*
マリア・テレサ・ペレス・エルナンデス(P)*
フアン・ホセ・オリベス(指)
グルポ・エニグマ(サラゴサ・アウディトリオ室内管)

録音:2007年9月、サラゴサ(スペイン)、アウディトリオ
ARSIS
ARSIS-4236(1CD)
アルフォンソ・ロメロ(1957-):管弦楽作品集
Char/ピアノ協奏曲第3番(*)/交響曲第1番
アナ・ギハロ(P)*
ジェフ・シンドラー(指)LSO

録音:2000年3月、ロンドン、アビーロード・スタジオ
アルフォンソ・ロメロはスペインのビルバオに生まれた、マヌエル・カスティリョ、カレル・フサ、レオ・ブローウェルに師事した作曲家。マドリード王立高等音楽院作曲科長を務めています。

MELODIYA
MELCD-1001662(1CD)
名序曲集
ラロ:歌劇「イスの王様」序曲
マスネ:劇音楽「フェードル」序曲
エロール:歌劇「ザンパ」序曲
トマ:歌劇「ミニョン」序曲、歌劇「レーモン」序曲
スッペ:歌劇「美しきガラテア」序曲、
 歌劇「軽騎兵」序曲、喜歌劇「詩人と農夫」序曲
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
モスクワ放送RSO

録音:1962年〜1964年(ステレオ)
※ディジパック仕様
モスクワ放送響の音楽監督に着任直後のロジェストヴェンスキーによるやる気満々のド迫力演奏!「微妙な陰影」などというまどろっこしいことは考えず、「こういう演奏しかできいない!」という一種の開き直りがなければ、ここまで説得力を持った演奏にはならなかったでしょう。
「イスの王様」はなんと言っても亡きフルの十八番ですが、この演奏は見事にその遠祖うそは対極的。全極を通じて極力なアンサンブルを武器にして畳み掛けます。冒頭は以外に抒情的に歌われますが主部に入ると一変!猛烈な速さでまくし立て、コーダに至るまでその強烈なドライブ能力に舌を巻きまくとともに、この曲のドラマティックな側面を惜しげもなく表出したという点で右に出るものはないでしょう。エロールやトマの序曲はアンセルメのディスク以外はまとめて聴ける機会が少ないという点でも貴重ですが、これまたアンセルメの洗練とは正反対の劇的な解釈。両極ともソロ・パートの巧さも聴きもので、「ザンパ」のクラリネット・ソロ、「ミニョン」のホルン(「君を知るや南の国」のフレーズ)の恐ろしいまでの深遠さは大きなインパクト。スッペともなると、完全にロシア・モード全快で怖いものなし!「軽騎兵」は棒トンのファンファーレからして、リズムがロシア訛りで大噴射。中間部の弦の厚みはと切れ味は無慈悲なまでに激しく、しかもあまりにも音程が正確な状態で押し寄せるのでもう成す術がありません。かつてのソビエトのオケのブラス軍の炸裂とアンサンブルの強烈さを堪能する上でも格好の一枚です。  【湧々堂】

MEMORIES
MR-2137(1CD)
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
ムソルグスキー(R=コルサコフ編):「禿山の一夜」*
ヴァレリー・ゲルギエフ(指)キーロフO
ユーリ・シモノフ(指)レニングラードPO*

録音:1989年10月ステレオ・ライヴ、1980年5月ステレオ・ライヴ*
ゲルギエフがいよいよ国際的に注目され始めた頃の貴重なライヴ。近い時期にPHILIPSへ録音している「展覧会」ですが、そちらはロッテルダムフィル共演でしたし、近年のCDはウィーンフィルですから、手兵キーロフとの着任早々のライヴである当盤は非常に価値があります。演奏は、現在の爆演スタイルとはちょっと違うしっとりとした味わいとインターナショナルから程遠いローカルな音色でノスタルジーを感じさせてくれます。録音の質も如何にもロシアの録音という感じで残響がちょっぴり多めで管楽器がどこまでも伸びていくような昔のMELODIYAを想わせます。特筆すべきはカプリングのシモノフによる「禿山」です。ムラヴィンスキーの片腕として重きをなしたシモノフとレニングラードフィルという垂涎の組合せで、ムラヴィンスキー時代のアンサンブル故にお見事。POINT CLASSICSよりのライセンスです。
DUX
DUX-0738(1CD)
クリスマス・タイム
夜の静けさの中で/小さなイエス/おやすみ小さなイエス
あなたの場所はなかった/神は生まれた/かすかにそっと
Przybiezeli do Betlejem (Merrily to Bethlehem)
ボグスワフ・ダヴィドフ(指)オポレPO
HUNGAROTON
HSACD-32505(1SACD)
バルトーク:組曲第1番Op.3(1905,BB39,Sz31)
2つの映像Op.10(1910,BB59,Sz46)*
トランシルヴァニア舞曲(1931,BB102b,Sz96)*
ハンガリー農民の歌(1933,BB107,Sz100)#
ゾルターン・コチシュ(指)ハンガリー国立PO

録音:2007年10月8−9日ブダペスト・パレス・オブ・アーツ・バルトーク・ナショナル・コンサートホール(セッション)、2009年7月7日ブダペスト・パレス・オブ・アーツ・バルトーク・ナショナル・コンサートホール(セッション)*、2002年9月16日ブダペスト・イタリアン・インスティテュート(セッション)#
コチシュと手兵ハンガリー国立フィルによる注目のシリーズ最新作。バルトークが初めて農民の歌と芸術音楽との統合を試みた画期的作品「2つの映像」をはじめ、初期から中期にかけての4曲を取り上げています。「第1組曲」は、1903年の「コシュート」(HSACD32502)、1904年の「ラプソディ」(HSACD32504)と相次いで管弦楽作品を手がけたバルトークが、その経験を踏まえて1905年にウィーンで作曲した、大管弦楽のための本格的作品。楽章間の密接な主題の関連と、急−緩−急−緩−急の5楽章形式のシンメトリカルな構造が変化とアクセントを生み出しているのも特徴的です。1905年にバルトークは、以後の創作の鍵となるふたつの出来事に遭遇します。すなわち、パリでドビュッシーの作品を知り、いっぽうでハンガリー民謡に目覚め、急速に関心を強めてゆきます。「2つの映像」は、そのドビュッシーの印象主義的音楽語法の影響が見逃せない第1曲「花ざかり」と、同時期の作「ルーマニア舞曲」との類似性を持ち、旋法の扱いにあらたな可能性を見出した第2曲「村の踊り」からなる内容で、ひときわ色彩感豊かな傑作です。これまでのシリーズを通じて、コチシュのアプローチは、なるほどオケのサウンドカラーなどに十分に民俗色を感じさせつつも、そこにあえて拘泥しないシャープな仕上がりが印象的で、結果としてこれからのバルトークのスタンダードにふさわしい普遍性を獲得しているといえるでしょう。なお、「トランシルヴァニア舞曲」(原曲:ソナチネ)と「ハンガリー農民の歌」(原曲:「15のハンガリー農民歌」より第6、7曲)については、同じコチシュが弾くオリジナルのピアノ版による録音(HCD32527)も存在するため、同一アーティストによる聴き比べができるのも当シリーズならではのユニークな趣向。収録曲中「ハンガリー農民の歌」のみ既発の内容(HSACD32187)と同一となります。 (Ki)

NUMERICA
PS-5016(1CD)
ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955):交響詩集
 「アンテロ・デ・ケンタル」(*)/「人工の楽園」(+)
 「ヴァテク」(#)/「荘厳なる言葉」(+)
アンドラーシュ・コーロディ(指)ブダペストPO(*/#)
ギュラ・ネーメト(指)ハンガリーSO(+/**)

録音:1984年7月21-24日(*)、1985年5月2-10日(#) ブダペスト、フンガロトン・スタジオ(*/#)、1979年4月18-25日、ブダペスト、イタリア文化会館(+)
フレイタス・ブランコは生地リスボンとベルリン、パリで学んだのち帰国。リスボン音楽院副院長に就任してからは院長のヴィアンナ・ダ・モッタとともに音楽院の大改革を断行、ポルトガルに無調と印象主義を導入しました。作曲家、音楽学者、批評家として名声を獲得した彼はポルトガル楽壇の重鎮として活躍を続けました。
ALMAVIVA
DS-0147(1CD)
ホセ・マリア・サンチェス=べルドゥ(1968-):Alqibla
Alqibla(1998)[喜びと過ちの風景(2003); ガラスの庭園,絹の庭園,黄金の庭園]
Taqsim(2002)/Ciacona(2003)/Qabriyyat(2000)
フアン・ルイス・ペレス(指)セビリャ王立SO

録音:2005年9月、セビリャ(スペイン)、アポロ劇場
Archipel
ARPCD-0467(1CD)
クリュイタンス/ワーグナー&グノー
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」序曲 
 「タンホイザー」序曲
 「ローエングリン」第1幕と第3幕前奏曲
 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
グノー:歌劇「ファウスト」〜バレエ音楽
アンドレ・クリュイタンス(指)パリ・オペラ座O

録音:1959年パリ(ステレオ/モノラル)
※音質良好。
DACAPO
MAR-8.226028(1CD)
ルーザス(1949-):4つの舞曲
1楽章による4つの舞曲
イヌホウズキ/アビスム
オリヴァー・ナッセン(指)
バーミンガム・コンテンポラリー・ミュージック・グループ

録音:2008年10月11-12日…1-52009年3月14日…6-8イギリスバーミンガム、CBSOセンター
1949年生まれのルーザスは、最初オルガンを学び、同じく現代作曲家であるラスムッセンと共に管弦楽法を学びました。彼の作品は多岐に渡り、明らかにヴィヴァルディの模倣作品である1981年のヴァイオリン協奏曲や、恐ろしく現代的な「マンハッタンの抽象」まで様々作風を見せてくれます。1983年に作曲され1985年にナッセンとロンドン・シンフォニエッタが初演した「4つの舞曲」は特徴的な音色を持つ、単一楽章の作品。「イヌホウズキ」は毒を持つ植物の名前と美しい女性の2つの意味を持たせた曲。アビスムはシェイクスピアのテンペストの一節をタイトルにした作品で、バーミンガム・コンテンポラリー・ミュージック・グループのために書かれたものです。
DACAPO
MAR-8.226103(2CD)
J.P.E.ハルトマン(1805-1900):作品集
ハーコンヤールOp.40
アンダンティーノと8つの変奏
ピアノ・ソナタニ短調Op.34
オルガンのための幻想曲ヘ短調Op.20
ヴァイオリンとピアノのための組曲イ短調Op.66
歌劇「小さなキアステン」〜第2幕抜粋
交響曲第1番ト短調Op.17
交響詩「シビルの予言」Op.71
トーマス・ダウスゴー(指)デンマーク国立SO
トレ・ムジチ/ハンス・ファギウス(Org)他
デンマークの作曲家ヨハン・ペーター・エミリウス・ハルトマンは幼い頃から作曲を始め、生涯86の作品番号付きの曲と、他に作品番号なしの作品をいくつも残しています。最初の交響曲は1837年にカッセルで初演され、あのシュポアもその作品に注目したと言われています。またシューマンもハルトマンに興味を示し、自らが主宰する「新音楽雑誌」にて彼の作品についてしばしば言及しているほど当時のドイツの音楽界でも一目置かれていた人でした。彼の息子エミールも作曲家として活躍しました。この2枚組では彼の様々な作品を楽しむことができます。彼は95年という当時にしては長い年月を生き抜き、その間に色々な時代の移り変わりを目の当たりにしてきました。何しろ、生まれた時にはまだハイドンが存命で、亡くなった時にはストラヴィンスキーやバルトークが頭角を表してきたのです。そんな彼の作品はその時々の香りを身につけたもので、ある時はブラームス風であったり、ブルックナー風でもあったりと面白いものばかりです。
CPO
CPO-777264-2F
ダルベール:管弦楽作品集
小さな人魚姫Op.15(アンデルセンの童話を元にしたソプラノと管弦楽のための詩曲)
交響曲第4番ヘ長調
アンナ・カシアン(S)
ヘルマン・ボイマー(指)オスナブリュックSO
ダルベールは、スコットランドのグラスゴーでフランス人の父とイギリス人の母の間に生まれました。しかし、いつまでたっても英語は上達せず、ロンドンの王立音楽大学に入学後はウィーンに留学、ドイツ語を学び、フランツ・リストに師事、ピアニストとしてデビューします。第一次世界大戦まで英国の市民権を持っていたにも拘わらず、彼自身は「ドイツ人」であると自ら宣言し、ドイツに帰化もしています。彼は数多くのオペラを作曲し、中でも「死んだ瞳」(999692-2)や「低地地方」などは現在でも時折上演される演目として息づいていますし、ピアニストとして演奏も残っているなど、高い評価を受けましたが、彼の心の中は常に落ち着くことがなく、住居をしょっちゅう引っ越したり、6回の結婚をしたりなど、私生活は必ずしも幸福ではなかったようです。ここにはR.シュトラウスが絶賛したと言われる交響曲と「人魚姫」の初録音が収録されています。
CPO
CPO-777322-2F
マリピエーロ:作品集
ガブリエリアーナ
ファゴットと10楽器のためのセレナータ
マドリガーリ
5つの寓話〜声と小オーケストラのための
7つのヴェネツィアのカンツォネッタ
ダミアナ・ピンティ(Ms)
パオロ・カルリーニ(Fg)
マルツィオ・コンティ(指)
カメラータ・ストゥルメンターレ・チッタ・
ディ・プラト
カセッラと同時代に活躍したマリピエーロは、その生涯に10曲以上の交響曲、6曲のピアノ協奏曲、8曲の弦楽四重奏曲、他、夥しい数の管弦楽曲や歌曲など数多くの作品を残しています。彼はモンテヴェルディやヴィヴァルディの作品を校訂し、音楽研究者として高い評価を受けているのですが、彼自身の作品は、未だに正しい評価がなされているとは決して言えないのが実情です。このアルバムでは、ヴェニスの大作曲家、ジョヴァンニ・ガブリエリに捧げられた「ガブリエリアーナ」など、彼が生涯を通じて研究していたイタリア古典派の音楽と、新時代の音楽が見事に融合した、まさに無尽蔵音楽的遺産とも言える作品を収録しています。かのムーティが設立に関与しているイタリアの室内オーケストラ、カメラータ・ストゥルメンターレ・チッタ・デ・プラトによる説得力ある演奏が華を添えています。

PICAP
PICAP-910786-02
コブラの為のクラシック
ジョゼ・スラ編:ポンキエリアーナ(ポンキエッリ)
ブラームシアーナ(ブラームス)
オッフェンバキアーナ(オッフェンバック)
ベートーヴェニアーナ(ベートーヴェン)
ボロディニアーナ(ボロディン)
バキアーナ(バッハ)
チャイコフスキアーナ(チャイコフスキー)
シューベルティアーナ(シューベルト)
モーツァルティアーナ(モーツァルト)
アルビノーニアーナ(アルビノーニ)
グリージアーナ(グリーグ)
演奏者クレジット無し
ジョゼ・スラ(音楽監修)
コブラはカタルーニャの民族舞踊「サルダナ」を伴奏する独特のバンド編成。
KAIROS
12982KAI(1CD)
マヌエル・ヒダルゴ(b.1956)作品集
ベートーヴェン(ヒダルゴ編):大フーガOp.133〜管弦楽のための)*
ヒダルゴ:弦楽四重奏曲第2番
 弦楽四重奏曲第1番「の方へ」
 単純な音楽〜弦楽合奏のための
ベートーヴェン(ヒダルゴ編):6つのバガテルOp.126〜管弦楽のための
ローター・ツァグロセク(指)WDRケルンRSO*、
アンサンブル・レゾナンツ

録音:2006年3月10日ケルン・フィルハーモニー*、2009年WDRケルン放送局
ヒダルゴは1956年アンダルシア生まれのスペインの作曲家でヘルムート・ラッヘンマンに師事したが、ラッヘンマンの特殊奏法を駆使した、かきむしるような音楽とは無縁です。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲《大フーガ》の管弦楽版はシューベルト/ツェンダーの《冬の旅》と同じく一種の創造的編曲で後期ロマン派風の大管弦楽となっている。厚いブラス群、ティンパニー、ハープなども加わり、色彩豊かに変貌しています。彼のオリジナル作品はウェーベルンの影響を感じさせ、点描的で静かな緊張感の中にほのかに漂う調性の香りが美しい。
NEOS
NEOS-10918(1SACD)
ヒナステラ:「ポポル・ヴー」〜マヤの世界創造
「魔術的アメリカに寄せるカンタータ」〜ドラマティック・ソプラノ,打楽器オーケストラのための
ステファン・アスバリー(指)ケルンRSO
ライアンヌ・デュプワ(S)、
ブガロ=ウィリアムズ・ピアノ・デュオ、
アンサンブルS、ケルン音楽大学打楽器アンサンブル

録音:2007年
ヒナステラといえば「エスタンシア」で知られるラテンのローカルな作曲家という印象しかないとしたらとんでもない勘違いである。確かに彼は民族的な素材でわかり易い作品の作曲した時期もありましたが、実は12音技法や微分音を使う前衛でもあったのです。このディスクは実際とんでもない内容である。《ポポル・ヴー》は1975年から作曲されたものの完成には至りませんでした。完成していた7つの楽章を1989年にスラトキンが初演し、録音も行いました(RCA,廃盤)。このヒナステラ作曲家人生の総決算的作品はトーン・クラスター、音群的書法、各種特殊奏法が取り入れられマヤ民族の宇宙の創造と発展が描き尽くされます。その音楽はストラヴィンスキー、ヴァレーズ、伊福部昭、松村禎三を思わせ、その激しいエネルギーのほとばしりは岡本太郎の「芸術は爆発だ」そのもの。絶叫するブラス・セクション、炸裂するパーカッション!この美しくも狂気に満ちた世界はとても言葉では表せません。もちろんラテン情緒もたっぷりでクイーカの「♪ウ〜ホウ〜ホ」という悩ましげな呻きやポコパカ、ポコパカと楽しげな踊りのリズムも満載。《魔術的アメリカに寄せるカンタータ》もラテンのリズムが大活躍するヴァレーズを思わせる傑作。2012年はマヤ暦で世界が終わる年。それを踏まえた上で《マヤの世界創造》を聴くのもまた一興。
NEOS
NEOS-10933(1SACD)
ブルーノ・マデルナ:管弦楽作品全集Vol.1
管弦楽のためのコンポジツィオーネ第1番
管弦楽のためのコンポジツィオーネ第2番
フランツ・カフカの「審判」のための習作〜語り手,ソプラノ,管弦楽のための
管弦楽のための即興第1番
管弦楽のための即興第2番
アルトゥーロ・タマヨ(指)フランクフルトRSO
ミハエル・クヴァスト(語り)、
クラウディア・バラインスキー(S)

録音:2005/2006年
戦後ヨーロッパの前衛音楽運動になくてはならない存在でありながら53才の若さで亡くなったイタリアの作曲家マデルナの音楽はまだ充分に知られているとはいえません。ノーノ、ベリオらイタリアの作曲家に強い影響を与え、ブーレーズとともに指揮者としても活躍した彼の音楽はセリー技法に基づきながらもドラマティックで色彩的、そして無調ながら大変叙情的な旋律を朗々と歌わせるなど、さすがオペラの国の作曲家と思わせます。管弦楽のための2つのコンポジツィオーネなどにはアルカイックな旋律があふれており、実に美しいもの。
NEOS
NEOS-10934(1SACD)
ブルーノ・マデルナ:管弦楽作品全集Vol.2
3楽章のコンポジツィオーネ(1954)
フルート協奏曲(1954)
アリア(1964)〜ソプラノ,フルートと管弦楽のための
次元(ディメンシオーニ)V(1962-1963)〜フルートと管弦楽のための
ディオティマへの石碑(1966)〜管弦楽のための
アルトゥーロ・タマヨ(指)フランクフルトRSO
タデウス・ワットソン(Fl)
C.バラインスキー(S)、
セバスティアン・ヴィッティバー(Fl)
A.ラトカウスカス(Vn)、J.チャブルン(Cl)、
U.ビュシング(バスCl)、J.マクドナルド(Hrn)

録音:2005/2006年
Vol.1が初期から中期にかけての作品ならこちらは中期以降(1960年代)の作品。前アルバムでは旋律的傾向がまだ濃厚だったが、こちらになるとウェーベルンとトータル・セリエリズムの影響が顕著になり、音運びが、ピッ!バリッ!というように点描的になっていますが、色彩感はさらに鋭敏になりぐいぐいと聴かせます。3つの楽章のコンポジションではギターが登場し、イタリア的セレナードのパロディが演奏されほほえましい。現代音楽のスペシャリスト、タマヨ以下渾身の名演!
Sterling
CDS-1079-2(1CD)
P・L・シャルヴェンカ:森と山の精Op.37
劇的幻想曲Op.108/2つのポーランド民族舞曲Op.20
エリク・ソレーン(指)アルテンブルク=ゲラPO
ポーランドとドイツ両国の流れを汲み、弟と共にシャルヴェンカ音楽院をす創設し院長も務めた兄フィリップ。
名声では弟が1歩先を進んでいるシャルヴェンカ兄弟だが、弟と同様にポーランドの舞曲などを取り入れた秀作の数々が、兄フィリップの弟に勝るとも劣らぬ才能と功績を証明してくれています。2005年にはガブリエル・フェルツの後任としてチューリンゲン州立歌劇場の音楽監督に招聘されたスウェーデンのマエストロ、エリク・ソレーンのタクト捌きにも注目。
Sterling
CDS-1085-2(1CD)
ラフ:ピアノと管弦楽のための「組曲」変ホ長調Op.200*
コミック・オペラ「嫉妬」序曲
歌劇「アルフレッド王」序曲
いばら姫(眠れる森の美女)〜前奏曲、間奏曲
サムソンWoO.20より
グエン・ビック・チャ(P)*、
ローランド・クルティヒ(指)ノールランド歌劇場SO
リストやメンデルスゾーン、ビューローにその才能を認められながらも、同時代を生きたワーグナーやブラームスと比べると不当なまでにその存在を忘れ去られてきたラフは、11曲の交響曲など大規模作品から、室内楽やピアノ作品など膨大な数の作品を遺しており、円熟期に書かれた「組曲」は「ピアノ協奏曲」(1873)や「春への頌歌」(1857)に匹敵する傑作です。
"アジア・オーケストラ・ウィーク2008"にホーチミン市SOのソリストとして来日し、聴衆を沸かせた若手女流ピアニスト、グエン・ビック・チャの好演が光ります。

AUTOR
SA-00971(1CD)
カルメロ・ベルナオラ(1929-2002):ロンド(1992)*
鐘の音とシークエンス(1993-1999)+
交響曲第3番(1990)#
アシエル・ポロ(Vc)+
ホセ・ラモン・エンシナル(指)マドリード市立O

録音:2001年3月21日(*/+)、2003年2月27日+、
マドリード、国立音楽堂シンフォニー・ホール、ライヴ
AUTOR
SA-00984(2CD)
アロルド・グラマトヘス(1918-2008):弦楽合奏の為のセレナード(1947)*
ギター協奏曲「ラ・ダマ・ドゥエンデのために」(1974)+
シンフォニエッタ(1955)*
ギリガイ[ちんぷんかんぷん](弦楽五重奏と管楽五重奏の為の;1985)#
イン・メモリアム(フランク・パイスへのオマージュ;1961)**
ホアキン・クレルチ(G)+
ヌエストロ・テンポ器楽合奏団#
イバン・デル・プラド(指)*
レオ・ブローウェル(指)+
マヌエル・ドゥチェスネ・クサン(指)*
キューバ国立SO

録音:2004年5月、ハバナ(キューバ)、テアトロ・アウディトリウム・アマデオ・ロルダン、
シンフォニー・ホール(*/+)
1987年#、1981年**、ハバナ、原盤:EGREM
キューバを代表する作曲家の一人グラマトヘス。「トマス・ルイス・デ・ビクトリア・イベロアメリカノ音楽賞」の1996年度受賞者であると外装で謳われていますが、日本ではむしろ映画音楽の分野で知られているかもしれません。
AUTOR
SA-00720(1CD)
ジュアン・ギンジュアン(1931-):ファンファーレ(1999)
組曲「トレンカディス」
(歌劇「ガウディ」(1989-1992)のバレエ音楽による;1994)
交響曲第2番「タラゴナ市」(1999)
 構成[Trama](1983)
エドモン・コロメル(指)バルセロナSO

録音:2000年7月25、28日、バルセロナ、アウディトリ
AUTOR
SA-00870(1CD)
シンフォニック・ヒストリー・オヴ・スパニッシュ・ポップス
Cuentame / Al Alba / Eres tu
Santa Lucia / Mejor / Yo soy aquel
Quince anos / Un ramito de violetas
Esperanzas / Penelope
フアン・ホセ・ガルシア・カッフィ(編曲、指揮)
バルセロナSO

録音:2001年(?)9月、バルセロナ、アウディトリ
AUTOR
SA-01094(1CD)
【未案内旧譜】
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):バレエ「ジプシー娘」(セルバンテスの短編小説に基づく) ルイス・アントニオ・ガルシア・ナバロ(指)
マドリードSO

録音:1996年9月18日、マドリード、サルスエラ劇場
AUTOR
SA-01210(1CD)
【未案内旧譜】
ジョルディ・セルベリョ(1935-):マドリード、3月11日*
光と影*
ある展覧会の為の形(Jorge Wagenbergのアイデアによる)+
円,角,螺旋,渦巻,放物線,六角形,波,フラクタル
アレクシス・ソリアーノ(指)
サンクトペテルブルクSO

録音:2005年10月10-11日、サンクトペテルブルク(ロシア)、聖エカテリーナ教会*
2003年3月11-14日、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー大ホール+
AUTOR
SA-01267(1CD)
【未案内旧譜】
クラウディオ・プリエト(1934-):ファンダンゴ(ソレルのファンダンゴの自由な再創造;1984)
スペイン 2000(新千年紀の始まり;1999)
ドン・マヌエルへの前奏曲(1995)
頂上に向かって(大管弦楽の為のアダージョ;1996)
イベリア幻想曲(1993)
ホセ・デ・エウセビオ(指)マラガPO

録音:2006年2月13-17日、マラガPOリハーサル・ホール
Bottega Discantica
DISCANTICA-23
【未案内旧譜】
カゼッラ:バレエ「甕」Op.41*
 セレナード(小管弦楽ための)Op.46bis(1930)+
リッカルド・カルーゾ(T)
マルコ・バルデーリ(指)レッチェ・I.C.O.O

録音:1997年1月、マントヴァ県セルミーデ
*はカゼッラのバレエ音楽4つのうち最も成功した作品。+は「5つの楽器の為のセレナード」の作曲者自身による拡大編成版。
Bottega Discantica
DISCANTICA-42
【未案内旧譜】
ジョルジョ・ガスリーニ(1929-):音楽寓話「STOの物語」 マルゲリータ・セッティモ(S)
ミッラ・サンノネル、リッカルド・ペローニ(語り)
ジョルジョ・ガスリーニ(指)
イカルス・アンサンブル

録音:1997年5月、レッジョ・エミーリア
「STO」の愛称で親しまれたイタリアの人気漫画家で作家、俳優、映画監督でもあったセルジョ・トファーノ(1886-1973)のテキストによる作品。

LPO
LPO-0035(1CD)
マクミラン(1959-):イゾベル・ゴーディの告白
アデス(1971-):室内交響曲Op.2
ヒグドン(1962-):パーカッション協奏曲
カリー・コリン(Perc)
マリン・オールソップ(指)LPO
マクミランの出世作、「イゾベル・ゴーディのために決して歌われることのないレクイエム」です。宗教改革よりも前の時代、ヨーロッパ全土で吹き荒れた「魔女狩り」という風習がありました。今では集団ヒステリーの産物とも考えられていますが、当時のあまりの悲惨な状態は想像するだけで身の毛がよだつほどです。スコットランドでも1560年から1707年の間におよそ4500人の女性たちが裁判にかけられ命を落としました。1662年、イゾベル・ゴーディは女性13人で魔女の集会を催したことを告白。その赤裸々な内容は人々に衝撃を与え、結局のところ彼女は棒で殴られ、最期は絞殺されてしまったといいます。この音楽は冒頭では彼女の魂の平安を願うかのような、美しい音楽が与えられていますが、中間部では不協和音と暴力的な音が炸裂、オールソップはスコアを真摯に読み込み、この地獄絵図ともいえる情景を描きだしています。他には、ジャズ的要素もたっぷりのアデスの「室内交響曲」、とびきり楽しいヒグドンの「パーカッション協奏曲」の2曲。全ての奏者渾身の演奏です!
HUNGAROTON
HCD-32637(1CD)
FLOATATION / ElectroAcoustic Research
ミクローシュ・シュガール:ノクチュルヌ(2005.2006)
イシュトヴァーン・ラーング:フローテーションFloatation(1997)
イシュトヴァーン・シゲティ:マザー・アンド・ファーザー(2003)
ベーラ・ファラゴー:カディッシュとショーファ(2004)
マーテー・ホッローシュ:クラヴィノーヴァ・ファンタジア第2番(2001)
[オリジナル・レコーディング]マールタ・ファービアーン(ツィンバロン)
イシュトヴァーン・ラーング:スオニトラスコロリ第1番(2005)
ジュラ・ピンテール:アーマード・スマイル(1991)
イシュトヴァーン・シゲティ:トッカータ・ノスタルジカ(2001.2002)
ミクローシュ・シュガール:夜明け(2007)
ヤーノシュ・デチェーニ:コンチェルト(2006)
[オリジナル・レコーディング]
アーダーム・フェレギ(P)
ジェルジ・レヘル(指)MR響
ハンガリーの現代音楽シーン、とりわけライヴ・エレクトロニクを知る好企画「ハンガリーの電子音楽探求」(HCD.32449)の続篇にあたる内容が登場。このたびもハンガリー音楽家連盟における中心的存在シュガール(1952年生まれ)、ハンガリーのライヴ・エレクトロニク界の草分けシゲティ、ファラゴーらによる多様な作品が収められており、アルバム一曲目、ソプラノがゆらゆらと漂うミステリアスな雰囲気のものから、再生装置が故障したかのような無機的なノイズが散りばめられたもの、いまにもオバケが出てきそうなおどろおどろしいものと、ユニークなサウンドの博覧会的なつくりとなっています。くれぐれも再生時には音量にご注意ください。 (Ki)

RUSSIAN DISC
RDCD-00847(1CD)
スヴェトラーノフ/1993年東欧作品ライヴ
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):ブルガリア組曲Op.21-2
ブルガリア狂詩曲「ヴァルダル」Op.16
コダーイ:ガランタ舞曲
エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)
ロシア国立SO

録音:1993年1月11日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
初出音源と思われます。ブルガリアのヴラディゲロフ、ハンガリーのコダーイ、ルーマニアのエネスクのローカル色豊かな作品を取り上げたプログラム。東欧といってもロシアから見たら西の国々。スヴェトラーノフ流の解釈がファンの注目を集めるに違いありません。
MELODIYA
MELCD-1001628(2CD)
カレン・ハチャトゥリアン(1922-):バレエ「チポリーノ」 アレクサンドル・コピロフ(指)ボリショイ劇場O

録音:1977年
アラム・ハチャトゥリアンの甥(兄の息子)でショスタコーヴィチ、ミヤスコフスキーに師事したカレン・ハチャトゥリアンがボリショイ・バレエ団のために作曲した親しみやすいバレエ音楽。
MELODIYAMELCD-1001630(1CD)
シチェドリン:カルメン組曲(原曲:ビゼー)*
 バレエ「せむしの仔馬」からの組曲+

ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)*
アリギス・ジュライチス(指)+、ボリショイ劇場O

録音:1967年*/1963年+

CSO RESOUND
CSOR-901920(1SACD)

CSOR-901918(1CD)
ストラヴィンスキー:バレエ「プルチネルラ」全曲
 3楽章の交響曲(1942-45)
 オーケストラの為の4つのエテュード(1914-1928)
ロクサーナ・コンスタンティネスク(Ms)
ニコラス・ファン(T)
カイル・ケテルセン(Bs-Br)
ピエール・ブーレーズ(指)CSO

録音:2009年2月26、27、28日&3月3、5、6、7日シカゴ、シンフォニーセンター、
オーケストラ・ホール(ライヴ)
1995年以来、シカゴ交響楽団(CSO)首席客演指揮者のポストにあり、2009年10月よりあらたにヘレン・レーゲンスタイン名誉指揮者の称号を得た、楽壇の最重鎮ピエール・ブーレーズ。来る2010年3月に85歳の誕生日を迎えるのを記念してリリースの運びとなったCSO・RESOUND最新アルバムは、ブーレーズがもっとも得意とする作曲家ストラヴィンスキーの作品集。
◆【ブーレーズのストラヴィンスキー】
ストラヴィンスキーは、1950年代末より本格的に指揮活動を開始したブーレーズが意欲的に取り上げてきた作曲家のひとり。1960年代より1970年代にかけて、管弦楽曲から歌曲にいたる作品の数多くを録音したのちも、CSOをはじめ世界有数のオケとともに実演と並行して繰り返しレコーディングを行なっています。じっさい、ここに収録された3つの作品もすべてライヴによる再録音となります。2010年に生誕300年を迎えるペルゴレージの音楽素材からストラヴィンスキーがまったく独自の手法で組み上げた、新古典主義時代の代表作「プルチネルラ」。ブーレーズは1975年に組曲をニューヨーク・フィルとセッション録音、1980年には全曲版をアンサンブル・アンテルコンタンポランとセッション録音しています。「3楽章の交響曲」をブーレーズは1996年にベルリン・フィルとレコーディング。なお、CSOは「3楽章の交響曲」を1993年にショルティと録音しています。ブーレーズにとって本アルバム収録作品中最多の録音回数となる「4つのエテュード」は、まず1963年にフランス国立管と録音、1981年に同じくフランス国立管と再録音、1992年にはCSOと録音しています。
◆【さらに冴え渡るブーレーズの精緻なアプローチ】
もとより明晰きわまりないアプローチで、精緻な内容を聴かせることで知られるブーレーズは、上述の「エテュード」と併せてバレエ「火の鳥」と「花火」のレコーディングでも、CSOよりカラフルでパワフルな響きを引き出すことに成功していました。前回より17年ぶり、いっそうの結びつきを強めているCSOとの再顔合わせとなる「エテュード」はもちろん、膨大な情報量に加え、とりわけ過激なリズムと広大なダイナミクスで、もっともCSO向きの作品ともいえる「3楽章の交響曲」、魅力的な若手ソリストの起用も話題の「プルチネルラ」でも、これまで同様に最上級の成果が期待されるところです。「フランスのマエストロによる非の打ちどころのないみごとな指揮ぶりとCSOにおよぼす途方もない影響力によりいつも、わたしたちはずっとさらに多くを渇望するままでいるのだ。」(シカゴ・サン・タイムズ紙)
「ブーレーズがサクッと、そしてエレガントに作品の姿を提示したことによって、ストラヴィンスキー初期のリズムと構造への洞察がいかに深く、また、いかに注目すべき点を作品が留めていたままかを、わたしたちにちょうど思い起こさせます。」(アンドルー・パトナー−サン・タイムズ・ドットコム)
◆【元フィリップス・スタッフによる超優秀録音】
このたびの録音プロデューサーは、元フィリップスの録音スタッフが創設したオランダ・ポリヒムニア社の総帥エヴァレット・ポーター。これまでに手がけた高品位のレコーディングでオーディオ・ファイルからの信頼も厚いスタッフの起用は、まさにブーレーズの方向性に沿うものといえるでしょう。 (Ki)
Naive
V-5223[NA]
ストラヴィンスキー:映画「シャネル&ストラヴィンスキー」サウンドトラック盤
(1)ストラヴィンスキー:「春の祭典」(全曲)
(2)5つのやさしい小品
(3)5本の指で
(4)ガブリエル・ヤレド:Preambule(予兆)、
 Coco&Igor(ココ&イゴール)、
 DepartpourGrasse、LesAmants(恋人たち)、
 LaLettre(手紙)、Desaccordparfait(不和)、
 LaBalancelle(ぶらんこ)、
 Parfumsdupasse(過去の香)、
 Derniersinstants(最後のとき)、
 Generiquedefin(クレジット)、
 Evocations(エヴォカシオン)
(5)ストラヴィンスキー:5本の指で
(1)サイモン・ラトル(指)BPO

(2),(3)クリストフ・ブクディアン(P)
(4)ジェフ・アタマジアン(指)
(5)アナ・ムグラリス(シャネル役)&マッツ・ミケルセン(ストラヴィンスキー役)による映画内の連弾シーンより

録音:2009年((1)のみ2003年)
2010年1月公開の映画「シャネル&ストラヴィンスキー」のサウンドトラック盤。「春の祭典」の初演で出会った、シャネルとストラヴィンスキーの激しい恋の物語が、美しい映像と音楽で描かれます。この映画のストーリーの要となっている「春の祭典」は、映画をとおして印象的に響きます。その演奏がラトル指揮ベルリン・フィルハーモニーのものとあれば、音楽ファンにも、映画ファンにも、大変興味深いCDの登場と申せましょう。ガブリエル・ヤレド書き下ろしの映画シーンのための曲も、「春の祭典」の冒頭のファゴットの旋律が、朦朧としたなかでリフレインされるものなど、一度映画を見た人なら誰でも印象的にのこるものばかり。映画の芳しい官能の世界が眼前に蘇ります。ディスクの最後に収められている「5本の指」は、主演のアナ・ムグラリス(シャネル役、実際にCHANELブランドのミューズとしても活躍するモデル・女優)とマッツ・ミケルセン(ストラヴィンスキー役の俳優)による演奏。すでに親密な仲となった二人がピアノで連弾をする映画シーンの音がそのまま収録されており、ストラヴィンスキーとシャネルの話し声や笑い声もどことなくセクシーに響きます。 (Ki)
REFERENCE
RR-120HRX
ブリテン:青少年のための管弦楽入門
 シンフォニア・ダ・レクイエム
 「ピーター・グライムズ」〜4つの海の間奏曲とパッサカリア
マイケル・スターン(指)カンザスシティSO

録音:2009年6月5-6日インディペンデンス(ミズーリ州)
【『HRx』とは…】
リファレンス・レコーディングスは、スペクトラルの設計者であり、HDCDの発明者でもあるキース・ジョンソン博士が30年以上もチーフ・エンジニアを務めている高音質レーベル。そのRRがまたまた驚異の音質体験を教えてくれる全く新しいフォーマットを提供してくれることとなりました。HRxは、パソコンとオーディオインターフェースを使用したPCオーディオやデジタル・ストリーム(DS)機器に対応するために、176.4kHz/24bitの圧縮しないWAVデータを記録したDVD-Rのこと。密度の濃い音質、臨場感、楽器の音の生々しさ、音空間をそのまま美しく再生できる驚異の音質。弦はさらにしなやかに、金管はより煌びやかに鮮明に聴くことが出来ます。世界初HRx対応ディスクプレーヤー「PerfectWave」登場するなどますます注目のフォーマット「HRx」。通常のCD、SACD、DVDプレイヤーでは再生できませんが、「HRx」のハイサンプリング音源を是非体験してください。 (Ki)
SOMM
SOMMCD-093(1CD)
ボールト・コンダクツ・シベリウス
シベリウス:フィンランディアOp.26
タピオラOp.112/大洋の女神Op.73
夜の騎行と日の出Op.55/ポホヨラの娘Op.49
劇音楽「テンペスト」前奏曲Op.109-1
エイドリアン・ボールト(指)LPO

録音:1956年6月、ロンドン、ウォルサムストー・タウン・ホール
※原盤:Nixa Recording Company Ltd. LP 16NCL 16024 (LP盤起こしによるCD化)
OMEGAレーベルよりCD発売されて以来の久々の復活です!
SOMM
SOMMCD-243(1CD)
ジョン・アンセル(1874-1948):序曲「プリマス・ホー」
エルガー(トム・ヒギンズ編):艦隊のフリンジ(4人のバリトンと管弦楽の為の)(*/+)(a)
大きな汽船(伴奏を伴わない4人のバリトンの為の)(*/+)#(b)
ジョン・アイアランド(トム・ヒギンズ編):兵士(バリトンと管弦楽の為の)*(b/c)/鳴り響け、ラッパよ(同)*(b)
エルガー:弦楽の為の悲歌
ヘイドン・ウッド(1882-1959):マン島序曲「山と峡谷の島」(c)
ジャーマン(トム・ヒギンズ編):大きな汽船(バリトンと管弦楽の為の)*(b)
ジョン・アンセル(1874-1948):序曲「帆船」
ヘイドン・ウッド:イングランドのエリザベス(行進曲)(d)
ロデリック・ウィリアムズ(Br)*
ニコラス・レスター、ダンカン・ロック、ローレンス・メイクル(Br)+
トム・ヒギンズ(指)ギルドフォードPO(#以外)

録音:2009年5月9-10日、ロンドン NW3、ゴスペル・オーク、オール・ハローズ教会

※(a)1917年以来のプロフェッショナル録音/(b)当編曲版による初録音/(c)初録音/(d)初CD録音
第一次大戦時の戦艦での生活をテーマとしたラドヤード・キプリング(1865-1936)のテキストによるアルバム・タイトル曲(SOMMレーベルが独占録音権を持っているようです)他、主に当時の海に関係する音楽を集めた一枚。声楽作品の伴奏は新規にオーケストレーションを施されています。

Guild Historical
GHCD-2356(1CD)
フリッツ・ブッシュ〜R・シュトラウス&モーツァルト
R・シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
 交響詩「ドン・ファン」*
モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」
 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲+、
 歌劇「フィガロの結婚」序曲+、
 歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」序曲+
フリッツ・ブッシュ(指)BBC響
LPO*、グラインドボーン祝祭O+

録音:1934年3月5日−6日、1934年7月6日−8日*、1936年6月29日−30日+、1935年6月28日+、1935年6月28日+
アーヘン市の音楽総監督、シュトゥットガルト国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場の音楽監督などのポストを歴任しながらもナチス政権の樹立と同時に国外に活躍の場を求めたブッシュ。
渡英後の1934年にはグラインドボーン音楽祭の音楽監督に就任するなど、離独後のブッシュにとって北欧と並ぶ重要な舞台となったイギリスでの記録です。
Guild
<Light Music>
GLCD-5161(1CD)
軽音楽の黄金時代〜ヨーロッパの旅
ウィリアムズ:ヴォイス・オヴ・ロンドン
ガーツェ:チボリのメロディ
エヴェリット&ハーグリーヴス:ルクセンブルクのワルツ
ローズ:セヴィリアの祭
アーランド:ホエン・イッツ・スプリング・イン・バーデン=バーデン
リー:スイスの休日/ジロー:パリの空の下
オーリック:Sur Le Pave de Paris/他
チャールズ・ウィリアムズ&ヒズ・コンサート・オーケストラ、
ロバート・ファーノン(指)デンマーク王立放送O、
ハンス・ロスバウト(指)バーデン=バーデンSO、他
1940年代〜50年代にかけての" ライト・ミュージック" の黄金時代に録音された懐かしの音源を復刻する" ギルド・ライト・ミュージック・シリーズ"。シリーズ第61集は、ライト・ミュージックで1940年代〜50年代のヨーロッパ各国をめぐる音楽旅行。
Guild
<Light Music>
GLCD-5162(1CD)
軽音楽の黄金時代〜殿堂Vol.3
フリード:雨に唄えば
ハーバート
:スペインのセレナーデ
ルイパールツ:ヴィヴレ
レハール:「メリー・ウィドウ」より ワルツ
ウィリアムズ
:悪魔の踊り
ビンジ:エリザベス朝風セレナード
パンズーティ
:窓を開けて
アディンセル
:ワルシャワ・コンチェルト/他
バディ・ブレグマン(指)コンラッド・サリンジャーO
モートン・グールト&ヒズ・オーケストラ、
フレディ・マーティン&ヒズ・オーケストラ、
ロン・グッドウィン&ヒズ・オーケストラ、他
Vol.1(GLCD 5120)、Vol.2(GLCD 5124)に続く"殿堂"シリーズの"Vol.3"がギルド・ライト・ミュージックの通算62枚目のタイトル。「雨に唄えば」、メリー・ウィドウの「ワルツ」や「悪魔のギャロップ」などライト・ミュージックの黄金時代を彩った作品がギッシリ。
Guild
<Light Music>
GLCD-5163(1CD)
1930年代への再訪
コーツ:序曲「メリーメーカーズ」
カーン:煙が目にしみる
ポーラ:ダンシング・タンバリン
フィリップス:エスカペイダ
ロブレヒト:ファタ・モルガーナ
キュンネッケ:舞踏組曲より 終曲/他
エリック・コーツ(指)LSO、
ルイス・レヴィ&ヒズ・オーケストラ、
ジャック・ヒルトン&ヒズ・オーケストラ、
アンブローズ&ヒズ・オーケストラ、
エドゥアルド・キュンネッケ(指)BPO、他
第63集はライトミュージックの黄金時代、1940年代〜50年代を少しだけ遡った1930年代に収録された珠玉の録音の数々。コーツ&ロンドン響の自作自演、キュンネッケがベルリン・フィルを振った自作自演などの注目音源も!
Chandos
CHAN-10561
ダラピッコラ:管弦楽作品集Vol.2
管弦楽のための「パルティータ」
チェロと管弦楽のための「対話」+
アントニオ・マチャドの4つの抒情詩*
3つの問いと2つの答え
ジャナンドレア・ノセダ(指)
BBCフィルハーモニック、
ジリアン・キース(S)*、ポール・ワトキンス(Vc)+
ノセダ&BBCフィルのコンビによるダラピッコラの管弦楽作品集は、第1巻(CHAN-10258)がイギリスのグラモンフォン誌、BBCミュージック・マガジン誌やガーディアン誌など各メディアでの大絶賛を博しました。
Chandos
CHSA-5076(1SACD)
コネソン:管弦楽のための「コスミック・トリロジー」
 第1部〜アレフ、
 第2部〜暗黒時代の一条の光、
 第3部〜スーパーノヴァ(超新星)
ピアノと管弦楽のための「輝く者」*
エリック・ル・サージュ(P)*、
ステファン・ドゥヌーヴ(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO
フランス各地の伝承音楽、ジョン・アダムズ、スティーヴ・ライヒ、そしてファンクの帝王ジェームズ・ブラウンから影響を受けたというギヨーム・コネソン(1970−)。オーベルヴィリエ-オーベルヴィリエ・ラ・クルヌーヴ地方音楽院で教授として教鞭を執りながら、革新的な作品を続々と世に送り出すなどフランス楽壇の次代を担う注目の逸材として熱い視線と期待を集めています。コネソンの管弦楽作品に接したロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO(RSNO)の現音楽監督ステファン・ドゥヌーヴは、「ラヴェルやストラヴィンスキーのレベルに匹敵する驚異的なオーケストレーションだ!」と激賞。その才能に惚れ込んだドゥヌーヴとシャンドスの熱意によって、代表作「スーパーノヴァ」、ドゥヌーヴに献呈された「暗黒時代の一条の光」を収めた「コスミック・トリロジー」の全曲録音が実現したのです。
Onyx
ONYX-4048(1CD)
レスピーギ:バレエ組曲「シバの女王ベルキス」
ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
フローラン・シュミット:サロメの悲劇
サッシャ・ゲッツェル(指)
ボルサン・イスタンブールPO

録音:2009年5月24日−29日、イスタンブール・イスティンエ(トルコ)
泣く子も黙る大胆強烈プログラム!ボルサン・イスタンブール・フィルの指揮台に立つのは、ウィーン・フィルのヴァイオリン奏者から指揮者に転身したオーストリアの熱きマエストロ、サッシャ・ゲッツェル。PMFオーケストラ、東京SO、神奈川フィルとの共演で聴衆を沸かせた激しくエネルギッシュなタクト捌きはこのプログラムにピッタリ。オーストリアの熱き指揮者とトルコのオケ、ボルサン・イスタンブール・フィルというマニア必聴の組み合わせ。
ALBANY
TROY-1130(1CD)
デヴィッド・マスランカ:吹奏楽作品集
モーニング・スター(1997)
命の絶えざる流れ(2007)
ラウダムス・テ(1994)
この日をわれらに(吹奏楽のための短い交響曲)(2005)
スティーヴン・K.スティール(指)
イリノイ州立大学シンフォニック・ウィンズ

録音:2009年3月
おなじみ吹奏楽界を代表するマスランカの最新作。《命の絶えざる流れ》は作曲者がベトナムの仏教寺院を訪れた際に受けた霊感をもとに作曲されました。信頼関係のあるイリノイ州立大のダイナミックなブラスの咆哮が聴きもの。
DUX
DUX-0732(1CD)
ボレスワフ・シャベルスキ(1986-1979):管弦楽組曲 Op.10(1936)から トッカータ/合奏協奏曲
グレツキ(1933-):3つの舞曲 Op.34
エウゲニウシュ・クナピク(1951-):翡翠の笛(ソプラノと管弦楽のための)*
ボジェナ・ハラシモヴィチ(S)*
ミロスワフ・ヤツェク・ブワシュチク(指)
シロンスクPO
ポーランドのカトヴィツェ音楽院で師弟関係にあった三人の作曲家を取り上げたアルバム。クナピクはグレツキに、グレツキはシャベルスキに師事しました。
Pentatone
PTC-5186,363(1SACD)
ベルク:管弦楽のための3つの小品Op.6、
アルテンベルク歌曲集Op.4、
初期の7つの歌
J・シュトラウス(ベルク編):ワルツ「酒・女・歌」
クリスティアーネ・イヴェン(S)、
マルク・アルブレヒト(指)ストラスブールPO
ベルクの代表作「ヴォツェック」へと連なる「初期の7つの歌」、「アルテンベルク歌曲集」、「3つの小品」。徐々に徐々に、しかし確実に十二音技法に傾倒してゆくベルクの作風が表現された絶妙のプログラミング。ベルクの手によってピアノ、ハーモニウム、弦楽四重奏のために編曲されたシュトラウスの「酒、女、歌」を加えた粋な遊び心も嬉しいものです。

フォンテック
FOCD-9453(1CD)
税込定価

2010年1月21日発売
木陰の散歩道〜ベスト・オブ・マーチ
[アメリカ]木陰の散歩道/マーチ1941/ブロックM/忠誠
[イギリス]ナイルの護り/ナイツブリッジ行進曲/マウントバッテン伯爵行進曲
[フランス]サンブル・エ・ミューズ連隊/ロレーヌ行進曲
[チェコ]剣士の入場
[ドイツ]ハイデックスブルグ万歳/剣と槍もて/旧友
[ロシア]戦車兵たちの行進曲
[中国]運動員進行曲
[日本]コバルトの空/軍艦行進曲/祝典行進曲/オリンピックマーチ
隊長1等陸佐:武田 晃(指)
陸上自衛隊中央音楽隊

録音:2009年7月16-17日  所沢市民文化センターミューズ
防衛大臣直轄の音楽隊として、迎賓館赤坂離宮における国賓、公賓の歓迎行事での演奏や国家的行事に数多く参加するなど、1951年6月発足、以来約60年にわたって日本を代表する吹奏楽団として幅広い演奏活動を行っている陸上自衛隊中央音楽隊。10年ぶりのマーチ名曲選の登場です。誰もが耳にしたことのあるスタンダードな選曲の1枚です。指揮の隊長1等陸佐の武田晃氏は武蔵野音楽大学(トランペット専攻)卒業後、陸上自衛隊幹部候補生学校を経て、1980年、中央音楽隊所属となり。以後、香川、仙台などの音楽隊隊長を歴任。2007年8月より中央音楽隊長の職に就任しました。その演奏は理屈無し、壮快な指揮で聴く者の耳を楽しませてくれます。(フォンテック)
RCO Live
RCO-09003(1SACD)
ホライゾン2〜オリヴィエ・メシアン
デュカス(ゲールト・ファン・クーレン編):牧神の遥かな嘆き(1920/2007オーケストラ版)*
メシアン:忘れられた捧げ物
ダルバヴィー:lasourced’unregard(2007)*
メシアン:クロノクロミー
ロブ・ズイダム:アダム=インタリュード*,#
ジョージ・ベンジャミン(指)
インゴ・メッツマッハー(指)#
ロイヤル・コンセルトヘボウO

録音:2007年11月8,9日、2008年6月13、14日(ライブ録音)
*=ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団委嘱作品/世界初演、世界初録音
RCOによる現代ものシリーズ「Horizon」第2弾。RCOは、2007−08のシーズンで、メシアン作品を集中的に取り上げました。20世紀の最も偉大な音楽家の一人、オリヴィエ・メシアン(1908-1992)は、神学、鳥類学、音を色彩としてとらえる美学、リズム、和声的語法、旋法など、様ざまな要素を含む極めてユニークな音楽作品を多く残しました。思考者として、教師として、20世紀の後半の音楽世界を大きく変化させる功績を残し、メシアンという人物とその作品を超えるものは未だ現れていません。このCDは、メシアンへのオマージュと題されており、メシアン作品だけでなく、彼の音楽語法を受け継ぐ現代の作曲家達の作品も取り上げることにより、メシアンの作品の魅力と偉大さを様々な角度から再認識できる一枚となっています。指揮者ジョージ・ベンジャミン(b.1960)は、コンセルバトワールでメシアンに薫陶を受けた人物。現代ものを得意とするメッツマッハーも注目。二人が名人揃いのオーケストラから巧みに色彩感豊かな音色を引き出します。 (Ki)
Alba
ABCD-280(1CD)
機械仕掛けのナイチンゲール
ラウリ・プラッカ編曲:導入のメドレー
ラウリ・プラッカ編曲:伝承曲〜蜘蛛、ピーポラのおじいちゃん、モニカおばちゃん
L・モーツァルト:おもちゃの交響曲
ラウリ・プラッカ編曲:小さくてかわいいメドレー
カイ・シュデニウス(ラウリ・プラッカ編):マグダレーナ
ヤン・ユーハンソン(ラウリ・プラッカ編):長靴下のピッピ
ドビュッシー:子供の領分より「小さな羊飼い」、「ゴリウォグのケークウォーク」
ペッカ・ヤルカネン:音楽物語「ナイチンゲール」(H・C・アンデルセンによる)
ラウリ・プラッカ(指)オストロボスニアCO
シニッカ・ソッカ(ヴォーカル、語り)

録音:2008年5月14日-16日民俗芸術センター(カウスティネン、フィンランド)
朗読:フィンランド語(対訳なし)
今日の音楽から古典時代の音楽まで数多くの録音で知られ、2008年まで音楽監督を務めた創立者のユハ・カンガスとともに日本ツアーも行ったオストロボスニア室内管弦楽団が、子どもたちのためのアルバムを録音しました。どこかで耳にしたことのあるメロディを指揮者のラウリ・プラッカが編曲した導入のメドレーに始まり、「おもちゃの交響曲」、ドビュッシーの「子供の領分」からの2曲、そしてメインプログラムがH・C・アンデルセンを題材にペッカ・ヤルカネンが作曲した音楽物語「ナイチンゲール」です。中国の皇帝と森のナイチンゲールの話をフィンランドの女優シニッカ・ソッカが音楽とともに、やさしく語って聞かせます。 (Ki)
GRAND SLAM
GS-2043(1CD)
¥2415★★
クナッパーツブッシュのブラームス
ハイドンの主題による変奏曲
大学祝典序曲/悲劇的序曲
アルト・ラプソディ*
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)VPO
ルクレティア・ウェスト(A)
ウィーン・ジングアカデミー男声cho

録音:1957年6月10日〜15日、ウィーン、ゾフィエンザール(ステレオ)
使用音源:ロンドン(アメリカ)CS6030、デッカ(イギリス)ECS701*
■制作者より
 クナッパーツブッシュのステレオLP復刻第4弾はクナの遺産の中でも最も渋いと言われるブラームス演奏集です。このブラームスはなぜか初期LP時代にイギリス・デッカよりステレオLPが発売されませんでしたが、デッカ・プレスのアメリカ・ロンドン盤等、一番最初にステレオで発売されたLPを復刻の素材としています。
■解説書の内容 
まず、元ケンウッドの取締役であり、NHKのFM放送等でもおなじみの音楽プロデューサー、中野雄氏によるクナッパーツブッシュの想い出を掲載します。何と中野氏はクナのミュンヘンのラスト・コンサートを目撃した数少ない日本人のひとりで、この証言は極めて貴重です(当日のプログラムとチケットも掲載)。さらに、制作者秘蔵のプログラムを2つ。ひとつはクナと共演した唯一の日本人である諏訪根自子の出演したもの(1943年)、もうひとつはブラームスの没後50年の記念演奏会(1947年)でジネット・ヌヴーが出演したものです。
BIS
BISSA-1645(1SACD)
シベリウス名曲選
カレリア組曲Op.11/森の精Op.15
トゥオネラの白鳥Op.22の2
レミンカイネンの帰郷Op.22の4
春の歌Op.16/悲しいワルツOp.44の1
鶴のいる風景Op.44の2/フィンランディアOp.26
オスモ・ヴァンスカ(指)ラハティSO
伝説となった感のあるヴァンスカのシベリウス、魅力的なコンピレーション盤と思いきや、トゥオネラの白鳥、レミンカイネンの帰郷、フィンランディアは今回初出の未発表音源。他はシベリウス完全全集に通常のステレオ録音の形で収録されていますが、ここではオリジナルの5.0サラウンドSACD(ハイブリッド)となっているのがポイント。シベリウスならではの透明で深遠なサウンドが、BISの極上録音で存分に堪能でき、ご家庭のオーディルームが北欧の自然に様変わりします。 (Ki)
Audite
<ドイチュラントラジオ・クルトゥーア>

AU-95611
カール・ベーム・エディションVol.8/R・シュトラウス作品集
交響詩「ドン・ファン」/アルプス交響曲*
「ばらの騎士」組曲〜第3幕のワルツ#
カール・ベーム(指)RIAS響

録音:1954年2月4−6日(セッション・モノラル)
1952年3月28−29日(セッション・モノラル)*
1954年2月4−6日(セッション・モノラル)# 以上ベルリン=ダーレム・イエス・キリスト教会
【カール・ベームとR・シュトラウス】
巨匠ベーム(1894−1981)は、R.シュトラウスについて「公私にわたり深い親交があり、ゼンパーオーパーの総音楽監督時代に果たした初対面の瞬間は音楽人生でもっとも重要な出会いであった」と認めています。自らの述懐を裏付けるように、ベームによるシュトラウス作品の録音はレパートリーの柱として、長いキャリアを通じて質量ともに圧倒的な内容をみせています。
【作曲者との交流によって培われたきわめつけのプログラム】「ドン・ファン」は録音の数がそのまま示すとおり、ベームがもっとも得意な作品のひとつ。1939年にゼンパーオーパーでシュターツカペレ・ドレスデンと録音、1957年に同じくシュターツカペレ・ドレスデンとセッション録音、1963年にベルリン・フィルとセッション録音しており、さらにauditeからはすでに1976年におこなったケルン放送響(AU95591)とのステレオ・ライヴ録音もリリースされています。さらに映像作品でも1970年にウィーン・フィルと実演およびリハーサルを収録しています。ベームが生地グラーツで初めて耳にして、ゼンパーオーパーの音楽監督時代に200回目の記念公演を指揮する栄誉に浴した「ばらの騎士」は、全曲を1958年にシュターツカペレ・ドレスデンとセッション録音、1969年のザルツブルク音楽祭におけるウィーン国立歌劇場管とのライヴ・レコーディングも残しています。また、1963年4月に同じく第3幕のワルツをベルリン・フィルとセッション録音をおこなっていました。「アルプス交響曲」はベームにとって2種目。1957年9月のシュターツカペレ・ドレスデンとのセッション録音より遡ること5年半前の録音となります。
【聴きごたえ満点。覇気みなぎるベームのアプローチ】第6集(AU95586)収録の「英雄の生涯」(1951年4月)や「死と変容」(1950年3月)とほぼ時期も重なることもあり、演奏の傾向として、やはり雄渾な表現と気力の充実ぶりが挙げられます。
【オリジナル・マスターから起こした最上のリマスタリング】ベルリンRIAS収録による放送用セッション音源を、ドイチュラントラジオ・クルトゥーアが正規のライセンスを得て復刻した音質は、モノラルながら驚異的な鮮度。とても半世紀以上を経たものとは思えません。録音も含めた完成度では、名盤揃いで知られる巨匠ベームのシュトラウス録音の中でも今後高く位置づけられる内容とおもわれます。 (Ki)

ABC Classics
ABC-4763224(1CD)
マッケラス&メルボルン響ライヴ
ワーグナー
:歌劇「タンホイザー」序曲
ディーリアス(ビーチャム編):楽園の道
エルガー:エニグマ変奏曲
チャールズ・マッケラス(指)メルボルンSO

録音:2007年11月24日、ハマー・ホール(メルボルン)でのライヴ
マッケラスが母国オーストラリアのトップ・オーケストラ、メルボルンSOを振った2007年(創立100 周年)のライヴ録音。ライヴならではの熱気あふれる「エニグマ変奏曲」では主題と14の変奏の"個性"を巧みに描き分けるなど、オーケストラから豊かなサウンドやカラーを自在に引き出すマッケラスの"指揮"は円熟の至芸そのもの。
ABC Classics
ABC-4768039(1CD)
オースラリア・コンポーザー・シリーズ
ウィリアムソン:組曲「ハバナの我が男」
シンフォニア・コンチェルタンテ*
序曲「サンチャゴ・デ・エスパダ」
シンフォニエッタ
イーディス・シットウェルのための墓碑銘**
キャロリーヌ・アルモンテ(P)*、
エリカ・ケネディ(Vn)**、
ジャネット・ラザフォード(Va)**、
リチャード・マイルズ(指)タスマニアSO

録音:2004年
コックスの録音が記憶に新しいシドニー生まれのマルコム・ウィリアムソン(1931−2003)。12歳からシドニー音楽院で作曲をグーセンスから学んだウィリアムソンは1950年にロンドンへ渡りブーレーズやメシアンの音楽を研究。
1975年10月にはイギリス人以外で初となる女王付き楽長にも任命されるなど、作曲家としてだけでなく音楽家としても幅広い活躍を見せた英国と豪州の橋渡し的存在です。
ABC Classics
ABC-4763221(1CD)
オースラリア・コンポーザー・シリーズ
ミール:コンチェルト・モノローグ*
カンティレーナ・パシフィカ**/変奏曲
ルーメン/クラウズ・ナウ・アンド・ゼン
ガルシア・ロルカへのオマージュ
ガルシア・ロルカへのオマージュ+音
マーリン・クワイフ(S)*、エリカ・ケネディ(Vn)**、
リチャード・マイルズ(指)
ドブス・フランクス(指)+、タスマニアSO

録音:1987年〜2005年
アメリカやスペインへ渡り欧米各国の音楽を吸収し、オーストラリアに新たな作曲の流れを呼び込むなど同国の"前衛作曲家"として高名なリチャード・ミール(1932−)の作品集。英国音楽の流れを汲む作曲家、母国オーストラリアの音楽を題材とする作曲家たちとは一線を画すモダンなオーストラリア音楽を知ることが出来ます。
ABC Classics
ABC-476227-0(1CD)
【未案内旧譜】
オースラリア・コンポーザー・シリーズ
エドワーズ:ホワイト・ゴースト・ダンシング
来れ創造主なる聖霊よ
ギターと弦楽のための協奏曲*
マウンテン・ビレッジ・イン・ア・クリアリング・ミスト
コラールとエクスタティック・ダンス
カリン・シャープ(G)*、
リチャード・マイルズ(指)タスマニアSO

録音:2002年〜2003年
オーストラリアの近現代作曲家たちにスポットライトを当てるタスマニアSOの"オースラリア・コンポーザー・シリーズ"。現在のオーストラリアで最も人気のある作曲家の1人ロス・エドワーズ(1943−)の入門には、同じくオーストラリア生まれの名ギタリスト、ジョン・ウィリアムズのために作曲された情熱と抒情が同居する「ギター協奏曲」がオススメ。
ABC Classics
ABC-476227-3(1CD)
【未案内旧譜】
シュヴェルトシク:アースリー・サウンズ
アースリー・サウンズU
ザ・エンド・オヴ・アースリー・サウンズ
イン・ザ・ミドゥスト・オヴ・アースリー・サウンズ
ツリー・ソング
デイヴィッド・ポルセリーン(指)アデレードSO

録音:1995年
クルト・シュヴェルトシク(1935−)は、ウィーンSOのホルン奏者、ウィーン音楽院の作曲科講師、ウィーン音楽大学の作曲科教授を歴任し、2006年にはヨーゼフ・マルクス協会の創設、プレジデントに就任したオーストリア生まれのオーストラリア人音楽家。マルクス、シスケ、シュトックハウゼン直伝の作曲技法を用いてヨーロッパのモダニズムとオーストラリアの音楽を融合させたシュヴェルトシクの斬新な作品が並びます。
CARUS
CARUS-83-225(1CD)
メンデルスゾーン:付随音楽「コロノスのオイディプス」Op.93 アンジェラ・ヴィンクラー(アンティゴネー)
ヨアヒム・クンチュ(オイディプス)
フリーダー・ベルニウス(指)
シュトゥットガルト・クラシック・フィルハーモニー
シュトゥツトガルト室内cho(男声)

録音:2004年9月4日 ライヴ
DIVINE ART
DDH-27811(2CD)
ピーター・ウォーロック:作品集〜ジョン・ビショップ・コレクションによる78回転レコードから
(1)キャプリオル組曲/(2)弦楽セレナーデ
(3)キャプリオル組曲(シゲティによるVn,Pf版)
(4)弦楽セレナーデ/(5)キャプリオル組曲
(6)パーセル(ウォーロック編):幻想曲第3番
(7)パーセル(ウォーロック編):4声のファンタジア第9番
(8)しゃくしぎ
(9)歌曲、声楽作品集(キャプテン・スタットンの幻想、眠り、狐、わが故郷、ほか全35曲)
(1)A.バーナード(指)ロンドンCO(1931年録音)
(2)バルビローリ(指)NGS室内管(1928年録音)
(3)J.シゲティ(Vn)、N.マガロフ(1936年録音)
(4)(5)C.ランバート(指)C.ランバート弦楽オーケストラ(1937年録音)
(6)パスキエ・トリオ(1935年録音)
(7)グリラーSQ(1947年)
(8)ルネ・ソームズ(T)、Lグーセンス(E-Hr)、エオリアンSQ((1950年録音)
(9)P.ドーソン(Bs)、ジョン・ゴス(Br)、J.アームストロング(Br)、パリー・ジョーンズ(T)、P.ピアーズ(T)、ロイ・ヘンダーソン(Br)、ジェラルド・ムーア(Pf)、他多数(1927〜51年録音)
イギリス音楽ファン必聴のCD登場。ピーター・ウォーロック(1894-1930)、本名フィリップ・ヘセルステイン。19世紀から20世紀初めのイギリスで活躍したイギリス田園楽派の作曲家の一人。ディーリアスの友人、弟子としても知られており、民謡を主な素材とした牧歌的な作品に隠れた人気があります。CD1にオーケストラ、器楽作品、CD2に歌曲、声楽作品が収められています。代表作「カプリオール組曲」だけでも3種の録音(うち一つはシゲティによるヴァイオリンとピアノの版)が収録、バルビローリによる弦楽セレナーデもうれしいところ。CD2に彼が最も力を入れた歌曲がこれだけまとめられているのは快挙としか言いようがありません。録音は1927〜51年と文字通りの年代ものですべてモノラルだが、原盤の状態がよいのと、リマスタリングで立体感のある処理(擬似ステレオではない)が施されているため驚くほど鮮やか、資料的価値を遥かに越えています。時にディーリアスのように繊細で妖艶、また時にグレインジャーのように快活、豪放。この機会にウォーロックの再評価を!
NMC
NMC-D140(1CD)
知られざるブリテン
(1)《イリュミナシオン》(1939)(コリン・マシューズ補作の追加された3曲付き、全12曲)
(2)ロンド・コンチェルタンテ(1930)〜ピアノと弦楽のための
(3)デニス・ブレインの追憶に(1958)〜4つのホルンと弦楽のための
(4)無題断片(1930)〜弦楽のための
(5)変奏曲(1965)〜ピアノのための
(6)クラリネット協奏曲のための楽章(1942年頃)(第1・3楽章:コリン・マシューズによる補作)
(1)〜(4)(6)トーマス・ツェートマイアー(指)ノーザン・シンフォニエッタ
(1)サンドリーヌ・ピオー(S)、
(2)(5)ロルフ・ハインド(P)、
(3)マイケル・トンプソン(Hrn)、リチャード・ワトキンス(Hrn)、ピーター・フランコウム(Hrn)、クリス・グリフィス(Hrn)
(6)マイケル・コリンズ(Cl)
ほとんどが世界初録音となるブリテンの珍しい作品集。草稿の段階で残されたものはマーラーの交響曲第10番でデリック・クックの補佐としてオーケストレーションを完成させたことで知られるコリン・マシューズが補作、管弦楽化している。現在普及している《イルミナシオン》は10曲からなるが、後にブリテンが追加しようと構想しスケッチを残していた3曲を新たに加えた完全全曲版。バロックを中心に活躍、吉田秀和氏も絶賛の名歌手サンドリーヌ・ピオーが歌っています。デニス・ブレインのための書かれた《デニス・ブレインの追憶に》は短いながらもオペラの一幕を思わせる気の利いた一品。ベニー・グッドマンを想定して構想されながら未完に終わった《クラリネット協奏曲のための2つの楽章》、ほとんど完成間近だったピアノ協奏曲のロンド楽章ほか、ブリテン・ファン、イギリス音楽マニアは必聴!君の想像力が曲を更に完成させる!!
MARQUIS
MAR-81375(1CD)
バッハ・イン・トゥ・ザ・ウィンド〜吹奏楽によるバッハ:オルガン名曲集
前奏曲とフーガ ニ短調BWV539
トッカータ,アダージョとフーガ ハ長調BWV564
幻想曲とフーガ ト短調BWV542
パッサカリアとフーガ ハ短調BWV582
もろびと声あげBWV729
キリストは死の絆につきたまえりBWV625
汝の御座の前にわれはいま進み出でBWV668
われらが神はかたき砦BWV720
いざ来たれ異教徒の救い主よBWV659
小フーガ ト短調BWV578
モルデチャイ・レヒトマン(指揮・編曲)
モントリオール・フェスティバル・ウィンド・オーケストラ

録音:2007年
バッハのオルガン曲を管弦楽に編曲、演奏した例はストコフスキーがあるが、考えてみると、オルガンの金属パイプに風を送って音を鳴らす構造は管弦楽より吹奏楽に近いわけだし、実際、オルガンと吹奏楽の相性は抜群。各パートの対位法的な差異もよりはっきりと浮き出てダイナミズムも圧倒的。木管アンサンブルの部分の繊細な味わいはこの編曲ならではのものです。吹奏楽をやっている若人諸君はもちろん、多くの方々に聴いて頂きたい一枚。

Altus
ALT-179(1CD)
トスカニーニ/鮮烈ステレオ・ライヴ
ワーグナ
:「ローエングリン」第1幕前奏曲
森のささやき/ジークフリートラインへの旅
「タンホイザー」〜序曲とバッカナール
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
リハーサル
ジークフリートラインへの旅より
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC響

録音:1954年4月4日、カーネギーホール、ニューヨーク(ステレオ・ライヴ)
トスカニーニ生涯最後の演奏会のライヴ。復刻のノイズの無さ正確な音質に定評がある名人、中山実氏の復刻音です。モノーラル・イメージが強烈なトスカニーニですが、広がる大音響に驚きで音そのものは、きつさの無い自然な音質です。マイスタージンガーのティンパニーの迫力は流石!と申せましょう。 (Ki)
IDIS
IDIS-6580(1CD)
マルケヴィッチのベートーヴェン序曲集
序曲「コリオラン」/「レオノーレ」序曲第3番
「フィデリオ」序曲/序曲「献堂式」
序曲「命名祝日」/「エグモント序曲
イーゴル・マルケヴィッチ(指)
コンセール・ラムルーO

録音:1958年(モノラル)
DG録音。1958年11月、パリでの録音。全6曲が1枚のCDにまとめられたのはこれが初めて。 (Ki)
VENEZIA
CDVE-00011(3CD)
ヴェロニカ・ドダロヴァの芸術
ハチャトゥリヤン:バレンシアの寡婦#
 仮面舞踏会#
 チェロと管弦楽の為のコンチェルト・ラプソディ*
カリンニコフ:交響曲第1番&第2番
ミャスコフスキー:交響曲第6番
ヴェロニカ・ドダロヴァ(指)
モスクワ国立SO#、ロシアSO
マリーナ・タラソヴァ(Vc)*

録音:1987年#、1994年*、1992年
2009年1月15日に92歳で亡くなった女性指揮者ドダロヴァは1916年アゼルバイジャンで生まれ、モスクワ音楽院等でニコライ・アノーソフ等に(指)を学なんだ後、旧ソビエト内の主要オーケストラで指揮活動を開始。後に、ロシアSO(ドダロヴァSO)を1991年に創設し指導、古典から現代までと多くのレパートリーを持ち、数々の演奏を行いました。
REFERENCE
RR-120(1CD)
ブリテン:青少年のための管弦楽入門、
シンフォニア・ダ・レクイエム、
「ピーター・グライムズ」〜4つの海の間奏曲とパッサカリア
マイケル・スターン(指)カンザスシティSO

録音:2009年6月5-6日インディペンデンス(ミズーリ州)
HDCDの発明者でもあるキース・ジョンソン博士が30年以上もチーフ・エンジニアを務めている高音質レーベル、リファレンス・レコーディングスの新録音。一流エンジニア、キース・ジョンソンと4度のグラミー賞に輝いたプロデューサー、デヴィッド・フロスによる音響効果がたっぷり堪能できるブリテンの作品を収録。「青少年のための管弦楽入門」はオーケストラの入門曲として有名な作品ですが、楽器や楽器群の特性を生かした構成は、非常に広いダイナミックレンジを実現し、リファレンス・レコーディングスの録音技術と相まってさらに高品質な音を楽しむことできます。冒頭の衝撃的なティンパニから、美しいクライマックスが感動的な「シンフォニア・ダ・レクイエム」は、最高の音響システムへの挑戦のような作品です。また「シンフォニア・ダ・レクイエム」は、当時26歳のブリテンが1940年の皇紀2600年奉祝曲として日本政府から委嘱されて作曲。「レクイエム」というタイトルが祝典にふさわしくないという理由などにより日本政府より却下されたという逸話が残されています。「4つの海の間奏曲とパッサカリア」ではオーケストラの色彩感あふれるサウンドを聴かせてくれます。 (Ki)
ACOUSENCE
ACOCD-21309(2CD)
ワーグナー:シンフォニック・リング
「ラインの黄金」「ワルキューレ」
「ジークフリート」「神々の黄昏」から
ジョナサン・ダーリントン(指)デュースブルクPO

ライヴ録音
フリードマン・ドレスラー管弦楽曲集として編さんし、コンサート用にアレンジした作品です。同じくコンサート用アレンジとしては ヘンク・デフリーヘルによるもの(エド・デ・ワールト(指)オランダ放送フィル/RCA)がよく知られています。チェリストとしても著名なドレスラーはデュースブルク・フィルとの共演も多く、このオーケストラの特性を良く理解したアレンジを行っています。ダーリントンは、ともすれば冗長になりがちな管弦楽だけにアレンジされたこの作品を、もとの物語の持つ複雑な骨格を見通しよく、色彩感溢れる演奏で一気に聴かせます。
GRAND SLAM
GS-2041(1CD)
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」
序曲/スケルツォ/まだら模様のお蛇さん/間奏曲/夜想曲/結婚行進曲/道化役者たちの踊り/終曲
ペーター・マーク(指)LSO
ジェニファー・ヴィヴィアン(S)、
マリオン・ロウ(S)
コヴェントガーデン王立歌劇場女声cho

録音:1957年2月27、28日、ロンドン、ギングズウェイ・ホール
使用音源:SXL2060
■制作者より
日本フィルや東京都響にしばしば客演していたペーター・マークは、日本で最も愛された指揮者のひとりでした。そのマークが得意とし、頻繁に指揮をしていたのがこのメンデルスゾーンの劇音楽「真夏の夜の夢」です。マークは「真夏」の全曲を東京都響と録音していますが(1984年、デンオン)、1957年に録音されたこの抜粋は、その豊かな雰囲気ゆえに今もなお決定盤とさえ言われているものです。
■解説書の内容
マークが初来日した時のものや、南米での公演など、珍しいプログラムを掲載します。(平林 直哉)
Audite
AU-95629(1CD)
ドイチュラントラジオ・クルトゥーア
フリッチャイ/J・シュトラウス作品集
ワルツ「美しく青きドナウ」
「女王陛下のハンカチーフ」序曲
チック・タック・ポルカ*/入り江のワルツ*
ワルツ「春の声」**/皇帝円舞曲**
ワルツ「芸術家の生活」**/ポルカ「浮気心」#
常動曲##/ピチカート・ポルカ##
トリッチ・トラッチ・ポルカ##
フェレンツ・フリッチャイ(指)RIAS響

録音:1950年6月6−8日、1952年10月28日*、1950年6月6−8日**、1952年10月28日#、1950年6月6−8日##

収録場所:ベルリン.ダーレム、イエス・キリスト教会(スタジオ・セッション・モノラル)
ヨハン・シュトラウスをたいへん得意としていた名匠フリッチャイ。エディション・フェレンツ・フリッチャイ第12集は、オペレッタ「こうもり」(AU23411)につづいて、ヨハン・シュトラウスのワルツとポルカ集。フリッチャイによるシュトラウスのワルツ、ポルカといえば、改称後のベルリン放送響と1961年におこなったセッション録音をはじめ、1950年代初めのベルリン・フィルとの録音などが知られています。このたびのRIAS響とのセッション録音は、「美しく青きドナウ」「芸術家の生活」など一部をのぞき、ほとんどすべてが初めて日の目をみるものです。ウィーン仕込みにも引けを取らぬ、浮かれ、騒ぎと退廃的な美。オーストリア=ハンガリー帝国が解体される目前の1914年にハンガリーに生まれ、時代の空気や流儀を吸収する環境にあったフリッチャイの音楽作りは、ここでの演奏にも活きています。これまでどおりベルリンRIAS収録によるドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源からの復刻で、音質も折り紙つきです。

Chandos
CHAN-10570(2CD)
エルガー:宮廷仮面劇「インドの王冠」Op.66(アンソニー・ペイン補筆完成版/世界初録音)
宮廷仮面劇「インドの王冠」Op.66(アンソニー・ペイン補筆完成版/アンドルー・デイヴィス校訂版/世界初録音)
帝国行進曲Op.32/戴冠式行進曲Op.65
イギリス帝国行進曲
アンドルー・デイヴィス(指)
BBCフィルハーモニック、
シェフィールド・フィルハーモニックcho、
クレア・シアラー(Ms)、ジェラルド・フィンリー(Br)、
バーバラ・マーテン(ナレーター)、
デボラ・マッカンドルー(ナレーター)、
ジョアンナ・ミッチェル(ナレーター)

録音:2009年6月19日−20日
急逝したヒコックス、ハンドリーの遺志を受け継ぐためにシャンドスの指揮者陣に迎えられた英国音楽の達人サー・アンドルー・デイヴィスのシャンドス専属第1弾となるエルガーの「インドの王冠」は、通常演奏される"組曲版"ではなく世界初となる"宮廷仮面劇"の全曲録音。しかも2つのバージョンを収録という"英国音楽の旗手"シャンドスとアンドルー・デイヴィスの第1歩に相応しい超こだわりのプログラムが実現!1912年に初演が行われながらも1960年代に原曲が消失してしまい全曲演奏が不可能となっていた"宮廷仮面劇"の「インドの王冠」。そこでイギリスのエルガー協会は2007年に「インドの王冠」の補筆を、同じくエルガーの「交響曲第3番」と「威風堂々第6番」を見事な姿に甦らせたアンソニー・ペインに依頼。そのペインの尽力により2008年に補筆完成された"宮廷仮面劇"「インドの王冠」が、アンドルー・デイヴィスのシャンドス・デビュー・プログラムとして選ばれたのです。

Hanssler
<SWR>

93-221(1CD)
ケクラン:バンダール・ログOp.176
バッハの名前による音楽の捧げものOp.187
ハインツ・ホリガー(指)
シュトゥットガルトSWR放送SO
録音:2007年9月11-13日,2008年8月31日
近代フランスの作曲家、シャルル・ケクランの代表作2曲を、オーボエ奏者として高名なハインツ・ホリガーが指揮しました。「バンダール・ログ」は、ケクランの代表作の一つで、ラドヤード・キップリングの「ジャングル・ブック」に基づいた一連の作品の一つ。「バッハの名前による音楽の捧げもの」は、12曲からなる大作。題名通り、B-A-C-Hの音形をもとに展開させた様々なスタイルの音楽で、オンドマルトノも加わった大編成のオーケストラの美しい色彩は聞き物です。作曲家、指揮者としても高名なホリガーが明晰な音楽を作り上げています。 (Ki)
Verso
VRS-2054(1CD)
マヌエル・マンリケ・デ・ララ(1863-1929):管弦楽作品全集
交響的三部作「オレスティアダ」(1891/1894)
交響曲ホ短調(1892)
ホセ・ルイス・テメス(指)マラガPO

録音:2007年7月、マラガPO本部(スペイン)
マンリケ・デ・ララはスペインのカルタヘナに生まれルペルト・チャピ(1851-1909)に師事した作曲家。しかし本業は軍人だったため、管弦楽作品全集といっても2作のみです。交響曲はベートーヴェン〜ブラームス、「オレスティアダ」はワーグナー〜R・シュトラウス、プフィツナーの流れをくむ作風。
Verso
VRS-2062(1CD)
ホセ・ルイス・トゥリナ(1952-):肖像
出会いの場所(1979)*/悔悛(1983)+
十字架にかけられ(1979)#
水の八重奏曲(1994/2004)**
2つの練習曲(1989)++
チェンバロで触られる芸術(2000)++
ホセ・ルイス・テメス(指)LPO*、
ポズナンPO+、青年O#
マドリード自治州立O管楽グループ**
マリア・テレサ・チェンロ(Cemb)+

録音:1989年ロンドン*/1989年ポズナン(ポーランド)+、2005年、2007年マドリード(**/++)
Verso
VRS-2068(1CD)
マヌエル・バルボア(1958-2004):器楽アンサンブルの為の作品全集
ブリガンティアのヘラクレス(1984)
不在の年譜(1985)
ハバネラと2つの前奏曲(1985/1988)
無関心の衝動(1986)
夜想曲風に(1987)
理性の宮殿の三つの庭(1989)
E・M・フォスターへのオマージュ(1989)
ソラメンテ(1991)
トンボー(1991)/バガテル(1996)
切迫(2000)/ユケル II
ホセ・ルイス・テメス(指)
20世紀器楽グループ(シグロXX)

録音:2008年4月、コルニャ(スペイン)、パラシオ・デ・ラ・歌劇、室内ホール
Verso
VRS-2070(1CD)
スペインの歓喜 Vol.2〜弦楽合奏の為の音楽(19−20世紀)
ホセ・イルデフォンソ・ヒメノ・デ・レルマ(1842-1903):メヌエット
ヘロニモ・ヒメネス(1854-1923):メヌエットとトリオ
カバリェロ(1835-1906):
弦楽四重奏曲ハ長調〜アンダンテ
ゴベルナ(1858-1934):華麗な行進曲
オルメダ(1865-1909):宗教的アンダンテ(ベートーヴェンを模した弦楽四重奏曲)
頌歌フーガ/哀歌
ガオス(1874-1959):古風な組曲
ビニャ(1876-1952):「スペインの捕虜」〜哀歌
フリオ・ヒメネス(1886-1973):宮廷舞曲とスケルツォ
トマス・ガリド(指)カメラータ・デル・プラド

録音:2008年10月25-26日、スタジオ Percusonic
Verso
VRS-2067(1CD)
エミリオ・レーンベルグ(1905-1959):管弦楽作品集
グラナダ(1931)/アタルデセルの印象(1931)
アンダルシア組曲(1942)/交響曲(1950)
ホセ・ルイス・テメス(指) マラガPO

録音:2008年9月、マラガPO本部(スペイン)
エミリオ・レーンベルグはドイツ人を父にマラガで生まれ、ハワード・ハンソンに師事、主として交響的作品や映画音楽の分野で活躍しました。
Verso
VRS-2080(2CD)
マドリードの作曲家たち Vol.2〜グループ・コスモス21 創設20周年記念
トマス・マルコ:宇宙の物質[Materia cosmica]
マルエル・セコ:五重奏曲[Quintettino]
カルロス・ガラン:物質の音楽[Musica Materica]XXVIIOp.72
ヘスス・ルエダ:無現[L'infinito]
ハコボ・ドゥラン=ロリガ:Ba kua(8つのトリグラム)
ホセ・イヘス:既成協奏曲[Concierto ready-made]
ロベルト・モスケラ:夜の横顔[Perfil nocturno]II(a)
エンリケ・イゴア:賛歌の為の種子[Semilla para un himno]Op.48
カルロス・ガレン:ディヴェルティメントV
ワルテル・マルチェッティ:Apocrate sedutto sul loto
カルロス・ガラン:激しい愛の炎[Llama de amor viva]Op.57*
ガブリエル・フェルナンデス・アルベス:狂人(カルロスの為の幻想曲)[Nutcase, Una fantasia para Carlos]
ロレンス・バルベル:裸の音楽[Musica nuda]
カルロス・ガラン:合奏協奏曲への前奏曲[Preludio al Concerto Grosso]Op.62b
ラモン・バルセ:筋[Trama]
ガブリエル・フェルナンデス・アルベス:宇宙進化論[Cosmogonia]
カルロス・ロドリゲス:コスモーツァルト[Cosmomozart]
マルエル・テバル:ラッソの香り[Il profumo di Lasso]+
カルロス・ガラン(指)グループ・コスモス21

録音:2008年7月18-19日、10月18-19日、モストレス音楽院(スペイン)(*/+以外)
2003年6月16日コルメアル・デ・オレハ劇場(スペイン)*
2008年11月アウディトリオ・コンデ・ドゥケ(スペイン)+

CPO
777479-2M(1CD)
ワーヘナール(1862-1941):交響詩集
序曲「じゃじゃ馬ならし」Op.25
夏の生活Op.21
サウルとディヴィッドOp.24
ロマンティックな間奏曲Op.13
フリスヨフの海の旅Op.5
アントニー・ヘルムス(指)北西ドイツPO
歴史に埋もれた作曲家を積極的に紹介するレーベルCPOから、また興味深い人の作品がリリースされます。オランダの作曲家ワーヘナールは、ディーペンブロックと共にオランダの近代音楽の創立者として名高く、ごく一部のファンの間では大変人気があるのですが、残念ながら、ほとんどの人には名前すら覚えてもらっていないのが実情です(名前の綴りからワーグナーと間違えられてしまったことも実際にありました)。活躍の初期はバッハを踏襲したオルガン作品などを書いていましたが、彼の本領はオーケストラ作品です。当時の例に漏れず、巨大で精緻なオーケストレーションに彩られた華麗なもので、例えば「じゃじゃ馬ならし」で見られる豪壮な表情は、まさに後期ロマン派まっただなかの音の渦に巻き込まれているかのようです。
LSO Live
LSO-0682(2SACD)
プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」(全曲) ワレリー・ゲルギエフ(指)LSO

録音:2008年11月21&23日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
2008年秋に手兵LSOを率いた形としては初の来日公演を果たし、交響曲全曲と主要な協奏曲を含む「プロコフィエフ・チクルス」で大成功を収めたゲルギエフが、その直前に本拠バービカンでおこなったコンサートを収録したものです。「私はこの30年来、プロコフィエフのすべてのオペラを指揮して来ましたし、ほとんどすべてのバレエや映画音楽も指揮しています。彼のすべての作品を知っています。でも、まだ興味が尽きることはありません。」自身の言葉を裏付けるように、プロコフィエフをライフワークに位置付けるゲルギエフは、これまでに1988年以来の手兵マリインスキー劇場管と「3つのオレンジへの恋」「炎の天使」「修道院での婚約」「戦争と平和」といった主要なオペラとピアノ協奏曲全曲のレコーディングをおこない、LSOとは首席指揮者就任以前の2004年に交響曲全集シリーズを敢行、この模様を収めたライヴ録音盤はGramophone賞を獲得しています。「プロコフィエフの音楽はドラマチックなパワーを強くもっていて、特にバレエやオペラでそれを強く感じます。交響曲も彼の作曲人生の中で重要なジャンルですが、何と言っても本領は劇場のための作品にあります。プロコフィエフとは『ロメオとジュリエット』を書いた作曲家である、とさえ言えるでしょう。」シンポジウムで、プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」についてこのように熱く語り、来日公演でも第1、第2組曲より計10曲を取り上げていたゲルギエフですが、どうしてもこだわりのあるレパートリーということもあるのでしょう。このたびのLSOとの新録音でも前回1990年のマリインスキー劇場管との録音と同じく、52曲からなる完全。これほどまでにゲルギエフが絶賛する「ロメオとジュリエット」は、パリから祖国に戻り、たまたま接したシェイクスピアの悲劇にいたく感動したプロコフィエフが、原作のバレエ化により実験主義的、モダニズム的手法から、シンプルで自然な手法、ロマンシティズムヘの転換点とするべく自らに課して創作に臨みわずか4ヶ月で一気に完成させた作品。彼の書いたバレエ・スコアのなかでももっとも長大で、もっとも激烈かつ劇的な作品である事実からも、プロコフィエフの強い意気込みがうかがい知れます。それだけに、ゲルギエフが作曲者の当初意図した完全な形での録音にこだわりをみせるのは当然のことなのかもしれません。ところで、LSOにとっても「ロメオとジュリエット」はなじみの作品といえ、1973年にプレヴィンが全曲版をセッション録音しているのをはじめ、1966年にアバドがハイライトをセッション録音、1978年にチェリビダッケ指揮のハイライトをBBCがライヴ収録、1983年にチェクナヴォリアンが組曲版をセッション録音(未発売)、1985年にヤン・パスカル・トルトゥリエが5曲をセッション録音という具合に、ここに至るまでの録音数も少なくありません。来日公演では、重厚なオスティナートで名高い第13曲「騎士たちの踊り(モンタギュー家とキャピュレット家)」や、荒々しい躍動感が横溢する第35曲「タイボルトの死」といったナンバーの扱いが、広大に取られたダイナミックレンジと情報量の多さとにおいて圧巻というほかないものでした。ただ、それにもまして強い印象を残したのが、たとえば、チャーミングで愛おしい第10曲「少女ジュリエット」や、また、来日時の実演でもやはり終曲に置かれていた第52曲、悲痛なまでの愛の昂ぶりが胸に迫る「ジュリエットの墓の前のロメオ」でみせた、美しく優しく繊細なメロディの表現。じっさい、ゲルギエフは「美しいメロディが重要なポイントであるプロコフィエフ作品の中にあって、もっとも美しいものが『ロメオとジュリエット』と思っている」とも述べています。「ゲルギエフとLSOのパフォーマンスはまったくすばらしかった。ただのありきたりのオーケストラの演奏水準とかではなく、ゲルギエフが、手兵から引き出した色彩ときめ細やかさの幅において、それはバレエの振付が無いことをほとんど問題としないものでした。」(クラシカル・ソース・ドットコム)来日公演とほぼ同じ時期に録音された当アルバムですが、プロコフィエフを知り尽くし、「ロメオとジュリエット」をこよなく愛する巨匠のもと、機能性抜群の手兵LSOは度重なる実演を通じてプロコフィエフのイディオムを叩き込まれていることから、ここに作品の魅力を完璧に描き尽くしたといってもいいでしょう。 (Ki)
Opus蔵
OPK-7046(1CD)
トスカニーニ・アンソロジー1
ブラームス:ハンガリー舞曲集#〜第1、17,20,21番
トマ:歌劇「ミニヨン」序曲
カタラーニ:歌劇「ラ・ワリー」第4幕前奏曲
カタラーニ:歌劇「ローレライ」水の精の踊り
ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクァーレ」序曲**
ポンキエルリ:歌劇「ラ・ジョコンダ」〜時の踊り
エロルド:歌劇「ザンパ」序曲
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」*
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC響

録音:1950年*、1951年**、1952年、1953年#、カーネギー・ホール、スタジオ8H*
魔法のタクトだとしか思えない。それをなにかに例える言葉が見つからない。譜面の上では単純な、ただの音階に見える音符たち。そんな音符のつらなりなのに、トスカニーニのタクトが閃くと、ただの音階は黄金の輝ける名旋律に姿を変えて行く。さらに、これまた単なる弦のピチカートの音の散らばりが、研ぎ澄ました音の粒立ちでオーケストラの分厚い和弦の雲間から現れるとき、突如それらのピチカートは、きらめく光を放射する紫ダイヤの結晶に似て響いている音楽を忘れがたい美の一瞬とする。弾いているオーケストラは、世界の名手を選りすぐってあつめたNBC交響楽団のアンサンブル。(音楽評論家:小林利之)
Opus蔵
OPK-7047(1CD)
トスカニーニ・アンソロジー2
ビゼー:「カルメン」組曲第1番
ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」#
ベルリオーズ:マブ女王のスケルツォ**
サン‐サーンス:死の舞踏*
フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲
スメタナ:交響詩「モルダウ」*
シベリウス:フィンランディア
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC響
録音:1950年*、1951年**、1952年、1953年#、カーネギー・ホール、スタジオ8H*
最初の「カルメン」組曲から完全にノック・アウトだ。「アラゴネーズ」の圧倒的な明晰さとリズムの弾力、最高にうまいオケの迫力。フルートがハープの伴奏で歌う「間奏曲」の美しさ。「アルカラの竜騎兵」の生々しい打楽器など、フルトヴェングラー的なムードやニュアンスはいっさい考えておらず、音楽の本来あるべき姿が純正な姿で出現する。情緒で汚されていない最高級の音楽がここにある。そして最後の「フィンランディア」!これは史上最高の名演ではあるまいか。こんなに凄みのある演奏は他に絶対に皆無。金管やティンパニのドスの利いた怒りは全曲を荒れ狂い、後者はスコアにない部分でさえつけ加えられて、ものをいう。トスカニーニはスコア通り?とんでもない!やるときはやるのだ。(音楽評論家:宇野功芳)
Opus蔵
OPK-2088
フルトヴェングラー〜管弦楽小品集
J・シュトラウス:「こうもり」序曲+
モーツァルト:「後宮よりの逃走」序曲*
モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲*
ロッシーニ:「セヴィリアの理髪師」序曲#
ロッシーニ:「どろぼうかささぎ」序曲
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク##
バッハ:アリア*
ブラームス:ハンガリー舞曲第10番/第1番
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

録音:1929年*、1930年、1933年**、1935年#、1936-7年##、1937年+
「こうもり」は37年の録音なので、フルトヴェングラーがポリドールに残した最後のレコードであり、音はすばらしく良い。目もさめるような明るい生々しさだ。オーパス蔵の面目躍如である。こんなに細部までくっきり聴こえる優秀録音とは思わなかった。「セヴィリアの理髪師」と「どろぼうかささぎ」はフルトヴェングラーが録音した数多いレコードの中で、たった二曲しかないロッシーニである。ロッシーニ・クレッシェンドのコーダはフルトヴェングラーの芸風がぴたりと決まって凄みがある。(宇野功芳)

フォンテックFOCD-9445(1CD)
税込定価
2009年11月21日発売
大阪市音楽団/ダッチ・マスターズ組曲
ジェイムズ・バーンズ:ワイルド・ブルー・ヨンダー Op.125
ヨハン・デメイ:ダッチ・マスターズ組曲
フィリップ・スパーク:ウィークエンド・イン・ニューヨーク
後藤 洋:彼方の祝祭【市制120周年記念大阪市音楽団委嘱作品・世界初演】
クロード・トーマス・スミス:華麗なる舞曲
ヤン・ヴァンデルロースト:結婚行進曲    
飯森範親(指)大阪市音楽団


録音:2009年6月5日ザ・シンフォニーホール(第98回定期演奏会ライヴ)
指揮は、市音ファンからの長年の熱望に応えて今回初めて指揮台に立った、飯森範親です。吹奏楽界をリードする一方の旗手 市音らしく、吹奏楽オリジナル作品だけで組まれた迫力あるプログラム。中世オランダの酒場ムードを型破りな演出でステージ上に出現させた「ダッチ・マスターズ組曲」、史上最速かと思わせるテンポで駆け抜けた超難曲「華麗なる舞曲」…。大阪市音楽団と飯森範親による、新たなる“ウィンド伝説”誕生の記録です。 (フォンテック)
RCO Live
RCO-09004(1SACD)
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」 マリス・ヤンソンス(指)ロイヤル・コンセルトへボウO

録音:2008年5月22、23日&8月29日
アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
目にも組まれていたムソルグスキーの「展覧会の絵」。その3度目の来日に先がけて、楽団創立120周年を迎えた同じ年に本拠地コンセルトへボウで収録されたもので、このたびは特別にグーンとお求め易い価格での緊急リリースが決定いたしました。“管弦楽法の天才”ラヴェル編曲による「展覧会の絵」はコンサートの花形ともいえる人気のレパートリーだけに、さすがに名門RCOともなればレコーディングも豊富な点数を誇ります。ステレオ期に限定しても、RCOは1962年9月にハイティンクとセッション録音、1979年11月にはコリン・デイヴィスとセッション録音、さらに1986年8月にシャイーとセッション録音という具合に、なかでも過去2代に渡る首席指揮者ハイティンクとシャイーはいずれも就任前後の早い段階で録音をおこなっています。それでも気がつくと、RCOによる「展覧会の絵」の新録音としては、前回より23年もの歳月が経過している事実には驚かされます。いっぽうのヤンソンスも、ポスト就任より5年、いまここに首席指揮者たる勲章とでもいうべき手兵RCOとの「展覧会の絵」によって、1988年8月のオスロ・フィルとのセッション録音以来、じつに20年ぶりの再録音を果たしたことになります。ここでのヤンソンスの語り口のうまさは言うに及ばず、なにしろRCOといえば、華麗、繊細、陰影といかなる色彩の表現にかけても天下一品で知られるとおり、このようにオーケストラ・サウンドの醍醐味が満点の「展覧会の絵」ほどの作品ではなおのこと、その違いは歴然。黄金のブラスを象徴する冒頭の輝かしいトランペットから、首席奏者たちの名人芸が光るさまざまな性格的なナンバーを経て、やがてキエフの大門に至るまで、まばゆいばかりの大音響絵巻が繰り広げられているとみて間違いないものとおもわれます。さらに、シリーズを通じてすでに高い評価を獲得している優秀録音もまた、あらためておおきなポイントとして挙げられます。マリス・ヤンソンス(指)ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団録音:2008年5月22、23日&8月29日アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)優秀録音首席指揮者就任5周年を記念して特別価格で緊急リリース!どこまでも華麗にしてみずみずしい響きヤンソンス&コンセルトへボウによる「展覧会の絵」≪RCOLive≫

◆ムソルグスキー=ラヴェル編:組曲「展覧会の絵」=RCOの「展覧会の絵」トータル・タイム=[ヤンソンス/2008年ライヴ](33’02”) [シャイー/1986年](32’53”) [デイヴィス/1979年](33’36”) [ハイティンク/1962年](31’28”)*[ヤンソンス&オスロ・フィル/1988年](32’52”)   (Ki)
CHERRY RED
<el>
ACMEM-125D(1CD)
ヴァレーズ:イオニザシオン
 オクタンドル/アンテグラル(積分)/比重21.5
英国の el レーベルは多くのポップス・アーティストに影響を与えた作品を発表しています。サウンド・コラージュやサンプリングを用い今までの音楽とは一線を画する斬新な音響空間を作り出したエドガー・ヴァレーズの作品全集の第一巻ヴァレーズはピエール・ブーレーズ、ハリソンモートン・フェルドマン、シュトックハウゼン、ノーノなどの作曲家に大きな影響を与え、音楽の可能性を拡大しました。
CHERRY RED
<el>
ACMEM-146CD(1CD)
アイヴズ: ニュー・イングランドの3つの場所
交響曲第3番「キャンプの集い」*
. ピアノ・ソナタ第1番#
ワルター・ヘンドル(指)アメリカ録音協会O
リチャード・バレス(指)ナショナル・ギャラリーO*
ウィリアム・マセロス(P)#
CHERRY RED
<el>
ACMEM-152CD(1CD)
ジャン・コクトーと6人組
(1)タイユフェール:管弦楽のための序曲
(2)オネゲル:パシフィック 231
(3)オネゲル:交響詩「夏の牧歌」
(4)プーランク:バレエ組曲「牝鹿」
(5)ミヨー:ヴァイオリン,クラリネット,ピアノの組曲
(6)ミヨー:屋根の上の牛
(7)オーリック:映画音楽「オルフェ
(8)美女と野獣{映画音楽)(1946)
(9)双頭の鷲(映画音楽)(1947)(ジャン・コクトー作)
(10)ルイ・デュレ:海の底の春(ジャン・コクトー詩)
(1)ジョルジュ・ツィピーヌ(指)パリ音楽院O
(2)(3)ヘルマン・シェルヘン(指)RPO
(4)ロジェ・デゾルミエール(指)パリ音楽院O
(5)レジナルド・ケル(Cl)、メルヴィン・リッター(Vn)
ジョエル・ローゼン(P)
(6)ディミトリ・ミトロプーロス(指)ミネアポリスSO
(7)ジャック・メトアン(指)
(8)ロジェ・デゾルミエール(指)
(9)(10)デニス・デューヴァル(S)
ジョルジュ・ツィピーヌ(指)パリ音楽院室内合奏団
CHERRY RED
<el>
ACMEM-153CD(1CD)
ストラヴィンスキー作品集
(1)管楽八重奏曲(1922-23)
(2)頌歌(1943)
(3)エボニー・コンチェルト
ウディハーマン・オーケストラ
(4) 11の楽器のためのラグタイム
(5)小オーケストラのための組曲1番
(6)11の楽器のためのラグタイム
(7)バレエ音楽「オルフェウス」
全てイゴール・ストラヴィンスキー(指)
(1)(2)NYO
(3)ウディハーマン・オーケストラ
(4)(5)スイス・イタリア放送O
(6)スイス・イタリア放送O
(7)RCA 響
CHERRY RED
<el>
ACMEM-130CD(1CD)
サティ〜シンフォニック・ドラマ
サティ:天国の英雄的な門の前奏曲
ジムノペディ第1番/サラバンド第2番
グノシェンヌ第3番/牧歌/Aubade
瞑想/船について/A Ship
兜について/A Helmet
やせた踊り/Prelude posthume
キリエ「主よあわれみたまえ」
Commune qui mundi nefas
聖職者の歌
Piere pour les voyageurs et les marins en
ダンジェ
愚かなるわが魂の救済のための祈り
ソクラテスのポートレイト
The Banks of the Ilissus (the Banquet)
ソクラテスの死
ソクラテス、サーヴァント
パリSO
CHERRY RED
<el>
ACMEM-172CD(1CD)
ヴァレース・エディションVol.2

(1)ヴァレーズ:アルカナ
(2)ヴァレーズ:イオニゼーション
(3)レブエルタス: センセマヤ
(4)チャベス:打楽器の為のトッカータ
(5)メシアン:みどり児イエスにそそぐ20の眼差し〜10番「喜びの精霊の眼差し」
(6)メシアン: みどり児イエスにそそぐ20の眼差し〜15番「みどり児イエスの口づけ」
(7)前奏曲第1番〜「鳩」
(8)前奏曲第3番〜「軽快な風刺」
(9)前奏曲第5番〜「夢の中のかすかな音」
(10)ルーハリソン: カンティクル第3番
(1)バーンスタイン(指)NYO
(2)ポール・プライス(指)アメリカン・パーカッション・ソサイエティ
(3) レオポルド・ストコフスキー(指)シンフォニー・オーケストラ
(4)フィーリクス・スラトキン(指)The Concert Arts Percussionists
(5)〜(9) イヴォンヌ・ロリオ(P)
(10)ポール・プライス(指)アメリカン・パーカッション・ソサイエティ
CHERRY RED
<el>
ACMEM-95CD(1CD)
アーノルド:管弦楽の為の狂詩曲「サウンド・バリアー」op 38 他
XCP
ILD-642278(1CD)
カーメン・ドラゴン&ハリウッド・ボウル

アディンセル:ワルソー・コンチェルト
チャイコフスキー: ただあこがれを知る者だけが
ラフマニノフ:前奏曲
ウェーバー:舞踏への勧誘
ベートーヴェン:月光
リムスキー・コルサコフ:熊蜂の飛行
シベリウス:悲しきワルツ
リスト:愛の夢
ブラームス:ハンガリー舞曲
ヒューバート・バス:コーニッシュ・ラプソディ
マスネ:悲歌
リトルフ:交響的協奏曲第4番〜スケルツォ
エルガー:「威風堂々」第1番、他
レオナード・ペナリオ(P)
カーメン・ドラゴン(指)ハリウッド・ボウルSO

VENEZIA
CDVE-04371(1CD)
ボリス・チャイコフスキー:主題と8つの変奏
 交響曲第2番*
キリル・コンドラシン(指)モスクワPO

録音:1978年、1969年*
グネーシン音楽学校でシェバーリンに、モスクワ音楽院でショスタコーヴィチミャスコフスキーに学ぶ。ソビエト国家からの批判を受けるも伝統的な作風から前衛的な作風に転換し、このアルバムに収められた交響曲第2番でソビエト国家賞を受けるなど、ソビエト国内のみならず世界的に高い評価を得ました。 名盤の復刻です。
VENEZIA
CDVE-04374(1CD)
モソロフ:作品集
組曲「兵士の歌」、鉄工場*
ピアノ協奏曲第1番**
チェロ協奏曲第2番「エレジー」#
ヴィターリ・グヌトフ(指)オーシポフ・ロシア民族O
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)ソビエト国立SO*
ルスダン・フォンツァリア(P)**
ヴラデーミル・コジュカル(指)ソビエト国立SO**
イワン・モニゲッティ(Vc)#
ヴェロニカ・ドダロヴァ(指)モスクワSO#

録音:録音年月日不明、スタジオ録音年月日不明*、1981年**、録音年月日不明#
ロシア・アヴァンギャルドの作曲家のひとり。グリエールやミャコフスキーに学び頭角を現すが、作風がソビエト国家から批判されたのち作風を転換。生涯にわたる作品の中からその転換期も含めモソロフの魅力が堪能できる魅力的なアルバムです。尚、収録中の「鉄工場」はよく知られた1975年のライヴ録音ではなく、スタジオ録音のものとの事です。
Medici Arts
20-57758(DVD)
ヴァルトビューネ・2009
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」〜序曲/クリスマス・ツリー/行進曲/パ・ド・ドゥ(アンコール)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
ストラヴィンスキー:「春の祭典」
リンケ: 「ベルリンの風」(アンコール)
サー・サイモン・ラトル(指)BPO
イエフ・ブロンフマン(P)
収録:2009年6月21日オリンピックス・タジアム(ベルリン)ライヴ
絶妙なアンサンブル、音色の美しさで楽しませてくれる「くるみ割り人形」。ソリストにブロンフマンを迎えたラフマニノフのピアノ協奏曲第3番。超絶技巧、迫力、力強さ、しなやかさを兼ね備えたブロンフマンの演奏は鳥肌もの。不安定な天候の中スタートした後半のプラグラム「春の祭典」は、輝かしいサウンドと底知れぬパワーでクライマックスに向かっていく様は圧巻です。ラトルのサプライズがあるアンコール、またコンサートマスターに内定した直後の樫本大進の姿など話題に事欠かないベルリン・フィルならではの野外コンサートの面白さ楽しさを味わうことができる映像です。 (Ki)

Hanssler
<SWR MUSIC>
93-253(1CD)
ディアギレフとロシア・バレエ団の音楽Vol.5
ファリャ:バレエ「三角帽子」〜序奏/[第1部]昼下がり/粉屋の女房の踊り/ぶどう/[第2部]近所の人たちの踊り/粉屋の踊り/代官の踊り/終幕の踊り
プロコフィエフ:「道化師」組曲Op.21bis*
オフェリア・サラ(S)
ファブリス・ボロン(指)、キリル・カラビツ(指)*
バーデン=バーデン&フライブルクSWR響
録音:2008年5月26ー28日フライブルク・コンツェルトハウス/マインツ・ラインゴルトハレ(ライヴ・ステレオ)、2009年5月7日フライブルク・コンツェルトハウス(ライヴ・ステレオ)*
不世出の興行師ディアギレフ率いるロシア・バレエ団ゆかりの傑作をたどるシリーズの第5弾は、最新録音で聴くフランスとウクライナの気鋭指揮者ふたりによるファリャとプロコフィエフ。1965年パリに生まれたファブリス・ボロンはザルツブルクのモーツァルテウムでギーレンとアーノンクールに師事したフランスの指揮者。1994年から98年にかけてフランダース交響楽団の首席指揮者を務め、1998年より2003年にかけてケムニッツ歌劇場の副音楽監督を務めたのち、2006/07および2007/08シーズンには当オケのほか、ライプツィヒ放送響、SWRシュトゥットガルト放送響、ベルリン・コンツェルトハウス・オーケストラ、ルクセンブルク・フィル、ベルン響などに出演、2008/09シーズンからはフライブルク歌劇場の音楽監督に就任しています。バレンシア生まれのソプラノ、サラを迎えたファリャはオケを存分に鳴らし切りじつに壮快、エネルギッシュな指揮ぶりが目に浮かぶようです。いっぽう、1976年キエフ生まれの指揮者キリル・カラビツが取り上げるのは、プロコフィエフの「道化師」組曲。当オケをはじめ、ヒューストン響やロサンジェルス・フィル、ボルドー・アキテーヌ管に定期的に客演を重ねるカラビツは、オールソップのあとを受けて2009/10シーズンより、ボーンマス響の第13代首席指揮者に就任することが決まっています。けたたましい音響とモダニズムの先鋭的作風で知られるプロコフィエフ初期の傑作に、大胆に若い感性をぶつけているのが聴きどころといえるでしょう。 (Ki)

MEMORIES
MR-2123(1CD)
スヴェトラーノフの「惑星」
ホルスト:組曲「惑星」全曲、
R=コルサコフ:組曲「ムラダ」
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指)フィルハーモニアO

録音:1991年(デジタル)
スヴェトラーノフ唯一の「惑星」が復活します。COLLINS CLASSICSは一流アーティストによるスタジオ・セッション録音を1990年代前半に大量に発表し、DGに似たジャケットデザインで、ほぼメジャー並の豪華ラインナップを誇りました。但し経費の掛け過ぎで倒産。権利も複数の会社に転売され、最終的に権利を持っていた会社も倒産してしまいました。しかし敗戦処理のパーシャル・ライセンスに成功したのがMEMORIESです。音像が遠い印象のあったCOLLINSですが再マスタリングが施されております。ここでのスヴェトラーノフは、大騒ぎせず実に落ち着いた品の良い演奏を聴かせてくれます。正統派イギリスの演奏に敬意を表するかのようです。
「殿堂入り」確定盤。これは、スヴェトラーノフが遺したロシアもの以外の録音の中では、サン・サーンスの交響曲と並ぶ名演で、スヴェトラーノフ=ロシア音楽という図式から離れて一人の芸術家ととしていかに偉大であったかを思い知らされる世紀の名演奏です!1曲目「火星」の弱音の弦の刻みからしてスヴェトラーノフ以外の何物でもない粘着力とカロリー価を湛えた響きで、宇宙の空間よりも溶岩噴出の前触れのような静かな恐怖が迫ります。しかも、スマートな音を出すことが多いフィルハーモニアからこの色彩と重量感を引き出しているのにも驚きを禁じ得ません!テンポは重心を低く保った低速でうねりまくり、5分を過ぎたころから更にリタルダンドして空気を貯めこむだけ貯めこんで、テーマを巨大に再現するなど、まさにスヴェトラ節の真骨頂!最後にベートーヴェンの「運命」と同じリズムで叩きつける箇所は、打楽器の極太の打ち込みの威力を核として、スケール感は極限に達して圧巻!「木星」も遅めのテンポで、どっしりと腰の割った巨大造形力をいかんなく発揮。そして、全ての楽器の音圧の強いこと!第2テーマは更にテンポを落とし、このテンポだからこそ可能な立体的な色彩が次々と現出します。中間部の濃厚なカンタービレも涙もの!もちろんロシアものを振る時と同様、ノスタルジーの浸るだけでなく、汗水たらした男の哀愁がじりじりと滲むところは、スヴェトラーノフ・ファンならずとも是非感じ取っていただきたい佇まいです。そしてコーダで急激に高速テンポで畳み掛けるセンス!最後の打楽器の打ち込みも超優秀録音も手伝って、巨大ハンマーのような大強音!更に凄いことになっているのが、続く「土星」。文字通り宇宙規模のスケール感で圧倒し続けます。後半、同じ音型をティンパニの強烈な打ち込みと共に執拗に繰り返す箇所の、大地を陥没させるような強靭さは想像を絶し、そうなると当然「金星」のティンパニにも期待せずにいられませんが、これがまた期待以上で、奏者がえび反りになっている姿が想像されるほど、極限の大連打をやってのけています。弱音の弦の質感も実に意味深く、そのコントラストの絶妙さも含めて、これ程濃密かつ巨大な「金星」は他に類例がありません!この曲は、いわゆるヴィルトゥオーゾ・オーケストラによる有名録音がひしめいていますが、それらの多くがその機能性を前提としてるものがほとんどで、指揮者自体に備わっているスケール感や呼吸感といった魅力を真剣に投入しきった演奏がいかに少ないかということを痛感させられます。カップリング曲の選択の意図は分かりませんが、この「ムラダ」も、この曲の最高峰であると断言できる名演奏。最後の行進曲のみが有名ですが、全パートのせみ済みにまで行き渡る濃厚なニュアンスと発言力の凄さ、圧倒的な風格美に太刀打ちできる演奏があるとは考えられません。ここでもフィルハーモニア管は完全にスヴェトラーノフ・サウンドに変貌!何も知らされずに聴いたらロシアのオケだと錯覚しかねない脂質をふんだんに含んだ音色を堪能してください!【湧々堂】
Guild
GLCD-5159
軽音楽の黄金時代〜モアー・ストリングス・イン・ステレオ!
タンブレロ:クロス・カントリー・ツアー
ヒル:シャンソネット/モーリー:ロッテン・ロウ
ハーバート:おもちゃの行進
コーツ:バイ・ザ・スリーピー・ラグーン(静かな潟)
ハイマン:アイ・カヴァー・ザ・ウォーターフロント
バーリン:レッツ・フェイス・ザ・ミュージック・ アンド・ダンス
アーレン:恋をしましょう
カッセル・ハリス:アフター・ザ・ベル/他
ロバート・ファーノン&ヒズ・オーケストラ、
メラクリーノ・ストリングス、
アンジェラ・モーリー&ハー・オーケストラ、
チャールズ・マッケラス(指)LSO、
パーシー・フェイス&ヒズ・オーケストラ、他
1940年代〜50年代にかけての" ライト・ミュージック" の黄金時代に録音された懐かしの音源を復刻する" ギルド・ライト・ミュージック・シリーズ"。シリーズ第59集は、ステレオLPが市場に登場した1950年代後期(ほとんどの音源が1958年)の"ライト・ミュージック"集。マッケラス&ロンドン響のコーツといった珍しい音源も!
Guild
GLCD-5160
軽音楽の黄金時代〜ライト&リヴリー
ファーノン:ダービー・デイ
フェイス:カリビアン・ナイト
ツァハリアス:ボーイ・オン・ザ・カルーゼル
フォンテーヌ:リムジー
リー:スタジオXのテーマ
ロータ:スターズ・シャイン・イン・ユアー・アイズ
アーレン:アイヴ・ゴット・ワールド・オン・ナ・ストリング
コーデル:ラプソディ・イン・レッド
シュトルツ:アフリカン・ムーン
ファーノン:ピーナッツ・ポルカ/他
ロバート・ファーノン(指)デンマーク国立RSO、
パーシー・フェイス&ヒズ・オーケストラ、
ヘルムート・ツァハリアス&ヒズ・マジック・ヴァイオイリンズ、
フランク・コーデル&ヒズ・オーケストラ、他
ライト・ミュージックの巨匠ロバート・ファーノンのご機嫌な「ダービー・デイ」で幕を開ける第60集"ライト&リヴリー(Light and Lively)"には、フェイス、ツァハリアス、ザバック、コーデル、ヘイマンたちのゴキゲンな作品が満載!
Lyrita
SRCD.334(1CDR)
ウェールズの舞曲集
ホディノット:4つのウェールズ舞曲Op.15*、
 ジャック・ストロー序曲Op.35**、
 合奏協奏曲第2番Op.46***、
 任官式の踊りOp.66***、
ウェールズ舞曲第2集op.64***
マサイアス:ケルト風舞曲Op.60***
ジョーンズ:ダンス・ファンタジー****
チャールズ・グローヴス(指)RPO*
チャールズ・グローヴス(指)フィルハーモニアO**、
アーサー・デイヴィソン(指)ウェールズ・ナショナル・ユースO***、
ブライデン・トムソン(指)*BBCウェールズSO****

録音:1972年〜1980年
20世紀ウェールズの作曲家、アルン・ホディノット(1929−2008)、ウィリアム・マサイアス(1934−1992)、ダニエル・ジョーンズ(1912−1993)が、母国ウェールズの民謡などを題材にして作曲したオーケストラのための"舞曲集"。特にホディノットの「ウェールズ舞曲Op.15&Op.64」、マサイアスの「ケルト風舞曲」は、アーノルドの舞曲集に加えたいカッコよさ。吹奏楽ファンにもお聴きいただきたい1枚です。
※Lyritaはレーベル・オフィシャルのCD-Rとなります。
Halle
CDHLL-7523(1CDR)
アイアランド:管弦楽作品集
マイ=ダン/忘れられた儀礼/サティリコン序曲
組曲「オーヴァランダース」(マッケラス編)
ロンドン序曲/エピック・マーチ
ジョン・ウィルソン(指)ハレO
その演奏が世界トップレベルと評される英国音楽だけでなく、ドビュッシーやニールセンなどの話題盤を発表してきたハレOの自主レーベル"Halle"。ロマン主義、イギリス民謡の旋律に印象主義を加え独自の作風を確立したジョン・アイアランド(1879−1962)の管弦楽作品集にはマッケラスが校訂した「オーヴァランダース」の組曲など、1913年から1947年にかけて作曲された作品を収録。ご当地イギリスの作品だけに、ハレ管の意気込はかなりのものです。
※Halleはレーベル・オフィシャルのCD-Rとなります
Nimbus
NI-2545(1CDR)
コープランド:バレエ音楽「ダンス・パネルズ」
エミリー・ディキンソンの8の詩/短い交響曲
ヘレン・シュナイダーマン(Ms)、
デニス・ラッセル・デイヴィス(指)セント・ルークスO
リンツ・ブルックナー管とのブルックナーで株を上げているアメリカのマエストロ、デニス・ラッセル・デイヴィスがミュージック・マスターズ時代に残したコープランドの復刻第2弾。
※Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-Rとなります
Nimbus
NI-7062(2CDR)
ウェーバー:「オイリアンテ」序曲
「オベロン」序曲/「魔弾の射手」序曲
「聖霊の王者」序曲/舞踏への勧誘
「アブ・ハッサン」序曲
「ペーター・シュモル」序曲
交響曲第1番、交響曲第2番
ホルン小協奏曲ホ長調*
ロイ・グッドマン(指)ハノーヴァー・バンド、
アントニー・ハルステッド(ナチュラルHrn)*

録音:1988年2月22日〜23日
ヘリオス(Helios)からリリースされているハイドンの交響曲集でのキビキビしたアプローチなど優れた演奏を残しているロイ・グッドマンとピリオド・オーケストラ、ハノーヴァー・バンドのウェーバー。お馴染みのオペラからの"序曲"から、珍しい2つの"交響曲"などウェーバーの見事なオーケストレーションを、ハノーヴァー・バンドの演奏で楽しめます。
※Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-Rとなります
Nimbus
NI-7067(2CDR)
ルール・ブリタニア
クラーク:トランペット・エアーとシンフォニー
ヘンデル:トランペット,弦楽と通奏低音のための組曲ニ長調
スタンリー:ヘラクレスの選択
エクルス:Europe revells in ye Peace
クラーク:トランペット・ヴォランタリー
パーセル:妖精の女王〜インドの女王より
コルベット:ソナタ ホ長調Op.3
ヘンデル:アタランタ序曲
パーセル:メアリー女王の誕生日のためのオード、
 メアリー女王の崩御を悼むエレジー
アーン:ルール・ブリタニア
エルガー:威風堂々第1番〜第5番
サリヴァン:「ペンザンスの海賊」序曲、
 「戦艦ピナフォア」序曲
ホルスト:木星
ヴォーン=ウィリアムズ:テ・デウム
エルガー:エニグマ変奏曲〜ニムロッド
ヴォーン=ウィリアムズ:The Old Hundredth Psalm Tune
ウォーレス・コレクション、リーズ祝祭cho、
イギリス弦楽オーケストラ、他

録音:1988年〜1989年
名トランペッター、ジョン・ウォーレス率いるウォーレス・コレクションが大活躍!17世紀〜18世紀作品、エルガーやホルスト、ヴォーン=ウィリアムズなど19世紀〜20世紀の管弦楽のための名作を凝縮した4世紀を縦断する英国音楽のハイライト。
※Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-Rとなります
Saydisc
CD-SDL-393(1CDR)
イギリスのカントリーダンス
伝承曲(バーロウ編):羊飼いの休日
ニューキャッスル/貧乏な少年
ギャザリング・ビースコッズ/ジャメコ
エピング・フォレスト/ウェル=ホール
マッド・ロビン/ブルームスベリー・マーケット/他
ブロード・サイド・バンド

録音:1991年4月
17世紀イギリスの楽譜出版者ジョン・プレイフォードの名作「イングリッシュ・ダンシング・マスター」からのご機嫌なカントリーダンス集。ブロードサイド・バンドの粋な演奏に思わず体が動きます。未案内旧譜。
※Saydiscはレーベル・オフィシャルのCD-Rとなります

Timpani
5C-1177(5CD)
クセナキス:管弦楽作品集
CD-1…アイス〜バリトン、打楽器独奏と管弦楽のための/描かれたもの/痕跡/ノーメナ/ロアイ/
CD-2…藺草が茂る土地/シャール/地衣類/対地星/
CD-3…シナファイ(連接)―ピアノと86人の奏者のための*/ホロス―89人の奏者のための/エリダノス―68人の奏者のための/キアニア(暗き紺碧の国)―90人の奏者のための/
CD-4…第2ピアノ協奏曲《エリフソン》―ピアノ独奏と88人の奏者のための*/アタ―89人の奏者のための/アクラタ―16の管楽器のための/クリノイディ―71人の奏者のための/
CD-5…メタスタシス/ピトプラクタ/ST/48/アホリプシス/シルモス/ヒケティデス
大井浩明(P)*、
アルトゥール・タマヨ(指)ルクセンブルクPO
10段楽譜に記された16声部の演奏を要求されるなどピアニストは流血必至という世紀の超難曲「シナファイ」、そのシナファイを上回る前代未聞の難易度を持った第2協奏曲「エリフソン」での大井浩明の壮絶な超人的活躍はもちろんのこと、最良の理解者アルトゥール・タマヨ&ルクセンブルク・フィルによる強烈で圧倒的なクセナキスの世界が約5時間(!)にわたって繰り広げられるという凄まじい収録内容に唖然呆然。「シナファイ」の大ヒットにより社会現象を巻き起こしたクセナキスの音楽が再び炸裂します!
CPO
777412-2F(1CD)
ウェッツラー(1870-1943):交響的作品集
ヴィジョンOp.12
アッシジの聖フランチェスコの伝説Op.13
フランク・ベールマン(指)ロベルト・シューマンPO
ヘルマン・ハンス・ウェッツラーは1870年にフランクフルトで生まれて、アメリカで成長しました。研究のため一度ドイツに戻り、その後はニューヨークに行き、アメリカの音楽界になくてはならない人となったのです。1904年に指揮者としてデビュー、1905年にヨーロッパに戻りましたが、1935年にナチスの迫害のため彼の作品が演奏禁止となり、再びアメリカへと逃れざるを得ませんでした。現在では彼の作品はほとんど忘れ去られてしまいましたが、今回のリリースによりこの素晴らしい作品が復興されるのを目の当たりにできることでしょう。
TOCCATA
TOCC-0088(1CD)
スプラトレー(1942-):弦楽オーケストラのための作品集
シンフォニエッタ
クラリネット・コンチェルティーノ「バイアード・リープ」
リコーダー協奏曲「猫のギャラリー」
組曲「イン・アウトロー・カントリー」
リンダ・メリック(Cl)
ジョン・ターナー(リコーダー)
トレーシー・レッドファーン(Tp)
エイラ・リン・ジョーンズ(Hp)
ロイヤル・バレー・シンフォニア
バリー・ワーズワース(指)
フィリップ・スプラトレー(指)
マンチェスター・シンフォニア
このCDに収録されているスプラトレーの作品は、現代英国音楽の持つ新鮮な味わいとオリジナリティを強く感じさせるものです。1942年にノッティンガムシャーで生まれたフィリップ・スプラトレーは、英語のフォーク・ソングを自身の根源とした上で、ショスタコーヴィチやブリテンと言った「新しいもの」を取り入れる柔軟性も持っています。重厚な音色と快活なリズムを用い、更には耳馴染みの良いメロディを多様することで、聴き手を強く惹きつけます。ヴォーン・ウィリアムスを思わせる「シンフォニエッタ」、フィンジを思い起こさせるクラリネット作品、そして絵画をみるかのように鮮やかな「猫のギャラリー」など、一度聴けば誰もが好きになること間違いありません。
Hyperion
CDA-67783(1CD)
バツェヴィチ:弦楽オーケストラのための作品集
弦楽オーケストラのための《協奏曲》
弦楽オーケストラのための《シンフォニエッタ》
弦楽オーケストラのための《交響曲》
弦楽,トランペットと打楽器のための音楽
ロナルド・コープ(指)ニュー・ロンドン・オーケストラ
生誕200年と没後40年を同時に向かえ、シャンドスからリリースされたヴァイオリン協奏曲集(CHAN 10533)、ヴァイオリンとピアノのための作品集(CHAN 10250)、同郷の名ピアニスト、ツィマーマンの演奏などにより急速に再評価が進む20世紀ポーランドの女流音楽家グラジナ・バツェヴィチ(1909−1969)。ハイペリオンから登場するバツェヴィチの作品集は「弦楽オーケストラ」がテーマ。中でも弦楽セクションとトランペット、パーカッションが絡み合う「弦楽、トランペットと打楽器のための音楽」では、新古典主義、ネオ・バロックと言われるバツェヴィチの作風の特徴を捉えた刺激的な演奏を聴けます。
Chandos
CHAN-10568(2CD)
ウィズイン・ア・ドリーム〜リチャード・ヒコックスの芸術
(1)ブリッジ:海〜シースケープ
(2)ブリテン:《アルバート・ヘリング》〜カム・アローン、ダーリング、カム・フォロー・ミー・クイック!
(3)ヴォーン=ウィリアムズ:ロンドン交響曲(1913年原典版)〜第1楽章
(4)メンデルスゾーン:《エリア》〜オー・レスト・イン・ザ・ロード
(5)ハイドン:交響曲第102番〜第4楽章
(6)エルガー:交響曲第1番〜第1楽章
(7)ドヴォルザーク:《ルサルカ》〜オー・ムーン・イン・ザ・ヴェルヴェット・ヘヴンス
(8)グレインジャー:岸辺のモリー
(9)フンメル:ミサ曲ニ長調Op.111〜いと高き処に神に栄光あれ
(10)ブリテン:戦争レクイエム〜リベラ・メ(抜粋)
(11)ホルスト:どこまでも馬鹿な男〜炎の精の踊り
(12)シューベルト:ミサ第6番変ホ長調D.950〜主は聖霊によって
(13)メノッティ:歌劇《領事》〜トゥ・ディス・ウィーヴ・カム
(14)アーノルド:交響曲第1番〜第1楽章
(15)ヴォーン=ウィリアムズ:天路歴程〜牢獄の中の巡礼者
(16)ヴェルディ:レクイエム〜怒りの日、奇しきラッパの響きが
(17)ウィリアム・ロイド・ウェッバー〜インヴォケーション
(18)スタンフォード:海の歌Op.91〜オールド・スパーブ
(19)エルガー:ジェロンティアスの夢〜プライズ・トゥ・ヒズ・ネーム、テイク・ミー・アウェイ
(20)タヴナー:イコンY
(21)ブリテン:歌劇《ピーター・グライムズ》〜グライムズ!
(22)ディーリアス:日没の歌〜長くは続かないものだ、涙も笑いも
リチャード・ヒコックス(指)
(1)BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ
(2)シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
(3)LSO/
(4)リンダ・フィニー(C.A)、LSO
(5)コレギウム・ムジクム90/
(6)BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ
(7)オーストラリア・オペラ&バレエO
(8)シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
(9)コレギウム・ムジクム90
(10)LSO&cho
(11)BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ/
(12)コレギウム・ムジクム90
(13)スポレート祝祭O
(14)LSO
(15)コヴェントガーデン王立歌劇場O
(16)LSO&cho
(17)シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
(18)BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ&cho
(19)LSO
(20)BBCウェールズSO、チェスター祝祭cho
(21)LSO&cho
(22)ボーンマス交響cho、ウェインフリート・シンガーズ、サザーン・ヴォイセス
2008年11月23日、心臓発作のため60歳という若さでこの世を去ったイギリス音楽の伝道師リチャード・ヒコックス(1948−2008)。この「ウィズイン・ア・ドリーム」は、不世出の巨匠がシャンドスに遺した300を超える録音の中からヴォーン=ウィリアムズの「ロンドン交響曲」など、特に意義深い演奏を2枚ディスクに収めたヒコックスの音楽人生そのものです。イギリス音楽、宗教曲、声楽曲、歌劇・・・、ヒコックスの他の追随を許さぬ圧倒的なレパートリーの凄さ、演奏のクォリティの高さを改めて証明してくれる特別なリリースと言えましょう。
〜 リチャード・ヒコックス財団について 〜
志半ばで天国へと旅立ったヒコックスの遺志を受け継ぐために設立された「リチャード・ヒコックス財団(The Richard Hickox Foundation)」。イギリスの若手指揮者への演奏機会の提供、若手作曲家への新作委嘱など、次世代を担う音楽家たちの育成、発掘を活動の目的とする組織である。この「ウィズイン・ア・ドリーム」の収益は"シャンドス"から"ヒコックス財団"へ寄付され、若き音楽家たちの活動に役立てられます。
Chandos
CHAN-10550(1CD)
アーノルド:バレエ音楽《女王への忠誠》Op.42からの組曲(作曲者による組曲版)
舞踏劇《リナルドとアルミーダ》Op.49
バレエ音楽《スウィーニー・トッド》Op.68aからの演奏会用組曲
バレエ音楽《エレクトラ》Op.79(世界初録音)
ラモン・ガンバ(指)BBCフィル
日本では吹奏楽アレンジによって一大ブームを巻き起こし現在でも根強い人気を誇るアーノルドの音楽ですが、"バレエ音楽"の音源は意外にも少なく新録音の登場が待ち望まれてきただけに、「女王への忠誠」を含む"バレエ音楽集"の登場は、英国音楽ファン、吹奏楽関係者など幅広いリスナーから注目を集めること必至!「映画音楽集」(CHAN-9100)や「演奏会用序曲集」(CHAN-10293)などがベストセラーを記録し続けているシャンドスのアーノルド作品集。ここへ新たに「バレエ音楽集」が加わります!
Archipel
ARPCD-0427(2CD)
クナッパーツブッシュ&バイエルン州立歌劇場管

CD.1
シューベルト:交響曲第8番「未完成」*
コルネリウス:歌劇「バクダードの理髪師」序曲**
マックス・トラップ:管弦楽の為の協奏曲第3番#

CD.2
コムツァーク:ワルツ「バーデン娘」
ライナー:「シェ−ンブルンの人々」
シューベルト:軍隊行進曲
J・シュトラウス:「千夜一夜物語」から、
 エジプト行進曲
 アンネン・ポルカ、ウィーンの森の物語、
 ピチカート・ポルカ」南国のバラ
ウェーバー:舞踏への勧誘
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
バイエルン州立歌劇場O

録音:1958年2月10日*、1953年10月5日**、1954年10月11日#、1955年3月20日のレジェンダリ・コンサート
※とても良い音質。CD.2はLIVINGSTAGE(廃盤)で発売実績あり。
VAI
VAIDVD-4500(DVD)
ストラヴィンスキー:バレエ「プルチネルラ」組曲

=本番演奏=
シンフォニア(序曲)/セレナード/スケルツィーノ

=リハーサル=
スケルツィーノ/タランテラ/トッカータ/
ガヴォットとふたつの変奏曲/ヴィーヴォ/
メヌエットとフィナーレ

=本番演奏=
メヌエットとフィナーレ
イーゴル・ストラヴィンスキー(指)トロントSO

収録:1967年収録:CBC(カナダ放送協会)
ストラヴィンスキーが世を去る4年前、1967年にトロント響を振ったドキュメントは、自作「プルチネルラ」のリハーサル風景と本番演奏による構成で、CBCの制作によるもの。数多くの録音も残されているように、自作の指揮を好んで行いその普及に努めたストラヴィンスキーですが、じっさいにオケを相手に手ほどきをする光景を収めたものは珍しく興味の尽きない内容といえるでしょう。 (Ki)

Volkskrant
CC-72304(8CD)
コンバッティメント・コンソート・アムステルダム/25周年
バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)
ヴィヴァルディ:Concerto de Amsterdam
ビーバー:夜の見張りの歌、6声のバレット、
 バッターリア 他
ゼレンカ:カプリッチョ zwv.182、
 シンフォニア zwv.189、協奏曲 zwv.186、
 ヒポコンドリー zwv.187
エイヴィソン:6つの合奏協奏曲
ファッシュ:管弦楽作品集
ヘンデル:王宮の花火の音楽、水上の音楽
コンバッティメント・コンソート・アムステルダム
オランダの新聞社「Volkskrant」からのリリース。
GRAND SLAM
GS-2040(1CD)
クナッパーツブッシュ/ウィーンの休日
J・シュトラウスT:ラデツキー行進曲
ムツァーク:ワルツ「バーデン娘」
J・シュトラウス:アンネン・ポルカ
 加速度円舞曲
 トリッチ・トラッチ・ポルカ
ツィーラー:ワルツ「ウィーンの市民」
J・シュトラウス:ポルカ「うわき心」
 ワルツ「ウィーンの森の物語」
コムツァーク:ワルツ「バーデン娘」*
J・シュトラウス:アンネン・ポルカ*
 トリッチ・トラッチ・ポルカ*
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)VPO
カール・ヤンチェク(ツィター)

録音:1957年10月15日、16日、ウィーン、ムジークフェラインザール(*=モノラル)
使用音源:Decca(U.K.)SXL2016、LXT5420*
■制作者より クナッパーツブッシュのステレオ第3弾は、クナの遊び心が満喫出来る「ウィーンの休日」です。今回も驚くほど鮮明な音に仕上がっています。
■解説書の内容 舩木篤也氏が晩年のクナと交流のあった元バイエルン国立歌劇場管弦楽団コンサートマスター、クルト・グントナー氏へのインタビューを成功、その貴重な証言を掲載します。非常に含蓄のある話から、思わず吹き出してしまいそうな逸話まで、現場にいた人でなければ知り得ない内容です。ご期待下さい。■ボーナス・トラックについて ステレオ初期はステレオLPとモノラルLPが市場に混在していた時期でした。今日ではステレオ録音が存在するものに関しては、同一音源のモノラル録音は顧みられませんが、当時の技術者にとってはステレオよりもモノラルの音の方に自信があったようです。しかも一部の録音ではステレオとモノラルとは別のマイクで収録されたとも言われています。初期LPのコレクターの中にはこの当時の録音は、ステレオよりもモノラルの方が聴きやすいと思っている人も少なくありません。従って、その違いを実感していただくために、本編の中から3曲のモノラル版をボーナス・トラックとして加えました。(以上、平林 直哉)
GEGA NEW
GD-330(1CD)
「擬人化」〜テオドッシ・ソパソフとブルガリア国立放送ビッグバンド(全14曲)
作曲:テオドッシ・スパソフ、スタイコ・スタイコフ、ミレン・クコシャロフ、クラッシミール・ミレトコフ、ステファン・ディミトロフ、チャーリー・ミンガス
テオドッシ・スパソフ(カヴァル(笛))
ブルガリア国立放送ビッグバンド
ブルガリア国立RSO

制作:2009年
ブルガリアのジャズ(?)。作風は様々で主に放送用に制作されたものと思われます。聴いているとブルガリアの日常的な風景が目に浮かんでくる。妙にアメリカナイズされた傾向があり、時に下手なクインシー・ジョーンズ、時に不器用なキース・ジャレット、時に陳腐なアイザック・ヘイズといった感じで笑えます。創作の世界では何かを真似しようとして真似しきれず、全く別物になってしまい、結果として独創的なもの出来てしまうことがたまにありますが、これもそんなものかもしれません。「擬人化」というアルバム・タイトルは、そういうこと?だとしたら確信犯?
Audiomax
707-1541-2(3CD)
デルツ:作品全集Vol.1
大管弦楽のための「ジャングルにて」Op.6
ピアノ四重奏曲Op.2
管弦楽のための「Die Atmer der Lydia」Op.5
ピアノ協奏曲Op.9/アルバイトリーダーOp.8
シーゲルOp.3/ピアノのための「シルス」Op.1
弦楽四重奏曲Op.7
ピアノ独奏,ソプラノ,バス,合唱と管弦楽のための「イスタンブール」Op.14
クリストフ・デルツ(P)、
マティアス・バーメルト(指)
カジミエシュ・コルト(指)
バーデン・バーデン南西ドイツRSO、他

録音:。1979年〜2000年
スイスの近現代音楽の発展に寄与した音楽家クリストフ・デルツ(1950−1993)の作品を網羅するシリーズの第1集。作曲をシュトックハウゼンとフンパートから学んだデルツの作品は、オーケストラで"ジャングル"の風景を表現したその名も「ジャングルにて」など興味深いものばかり。

Profil
PH-08053(2CD)
ケンペ&ドレスデン/ステレオ・ライヴ
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
シューマン:ピアノ協奏曲
R・シュトラウス:英雄の生涯
ルドルフ・ケンペ(指)
ドレスデン・シュターツカペレ
コンサートマスター:ペーター・ミリング(Vn)
マルコム・フレージャー(P)

録音:1974年3月15日ドレスデンク・ルトゥアパラストにてDDRドレスデン放送収録
かつてこの演奏の録音を聴いた音楽評論家、金子建志教授は「この英雄の生涯のライヴ盤は「着実な演奏をするが、どちらかというと地味な正統派」といったケンペの先入観をあっさり吹き飛ばしてくれる。」と激賞。1972年の高名なEMI録音は通常のヴァイオリン配置でしたが、当盤はヴァイオリン両翼配置がポイント。「戦場」最後の頂点で両ヴァイオリンがスピーカー前回左右一杯に広がり高らかにうたわれる「英雄の主題」の爽快感と高揚感は、これこそスタジオ盤にない異様な感動を呼び起こし、まさに勝利の旗が戦場いっぱいにはためくようなイメージを喚起させる。と前の金子教授も述べておられ、実に聴き所満載の大満足の1セット! (Ki)
スリーシェルズ
3SCD-0008
税込定価
奏楽堂の響き2
團伊玖磨:オープニング・ファンファーレ〜神奈川芸術フェスティバル*
芥川也寸志:祝典組曲No.3〜行進曲(Marcia in Do)*
松平頼則:日本舞曲第2*
須賀田磯太郎:諧謔曲「南風」*
早坂文雄:映画音楽「海軍爆撃隊」より*
伊福部昭:マルシュ・トゥリヨンファル*
黛敏郎:シロフォン小協奏曲
松村禎三:交響曲〜第3楽章
北爪道夫:森のファンファーレ*
湯浅譲二:火星年代記〜March*
白石茂浩:フルートと吹奏楽のための「夕鶴幻想」〜つうの回想*
伊福部昭:SF交響ファンタジー第2番
木山光:Black Symphony*
黛敏郎:スポーツ行進曲*
福田滋(指)リベラ・ウインド・シンフォニー

録音:2008年4月27日 奏楽堂にてライヴ録音
*=世界初CD化
2006年5月、日本の作曲家による吹奏楽の魅力を多くのファンに伝えた「奏楽堂の響き」。その2年後(2008年)第2回演奏会が上野の森の旧奏楽堂で開催されました。本CDそのライヴ録音です。前回に引き続き今回もレアで、かつ盛り沢山の内容です。これを聴かずして日本の作曲家は語れません!2007年に発見された伊福部昭のマーチ、同じく伊福部の吹奏楽版初演となる《SF交響ファンタジー第2番》。北爪道夫が愛知万博のために書いた《森のファンファーレ》。早坂文雄は、幻の映画「海軍爆撃隊」のテーマ。これも吹奏楽版初演。
ところで、この日のプログラムは「3」の数字に縁がありました。まず、3人の会から、芥川也寸志の幻の傑作マーチ「マーチ・イン・ド」、團伊玖磨の円熟のファンファーレ。黛敏郎の《スポーツ行進曲》は、オリジナルスコアからの忠実な編曲版の初演、同じく黛の《シロフォン小協奏曲》は、ソリストに作曲家で打楽器奏者でもある片岡寛晶(2008年度吹奏楽コンクール課題曲作曲者)を迎えています。1907年生まれの作曲家が3人。平尾貴四男は諧謔曲「南風」、松平頼則は「日本舞曲第2」、須賀田礒太郎は「フーガによる舞踏曲」。どれも約半世紀ぶりの再演です。1929年生まれの作曲家も3人。惜しくも2007年に逝去した松村禎三の《交響曲》、今年80歳となる湯浅譲二のラジオドラマ「火星年代記」よりマーチ、そして黛敏郎は上記のとおり。新作の委嘱初演も2作品。オランダで1時間に及ぶ特集放送が行われた鬼才 木山光の「ブラック・シンフォニー」。そして、團伊玖磨の弟子 白石茂浩による師へのオマージュともいうべき《夕鶴幻想》。
Timpani
1C-1165(1CD)
ドビュッシー:管弦楽作品集Vol.1
交響詩「海」、管弦楽の為の「映像」
エマヌエル・クリヴィヌ(指)ルクセンブルクPO

録音:2009年1月
リヨン国立管やフランス放送フィル時代から定評のあるクリヴィヌの巧みなオーケストラ・コントロール、波やうねりなど"海"の情景を音楽で鮮明に伝えてくれるルクセンブルク・フィルの卓越した表現力に感服。
Timpani
1C-1174(1CD)
ピエルネ:バレエ「シダリーズと牧羊神」(全曲版世界初録音) デイヴィッド・シャローン(指)ルクセンブルクPO
メッツ大聖堂カレッジcho

録音:2000年5月29日−6月2日
初の完全全曲盤という内容、演奏が評価され、2002年のミデム・クラシカル・アワードに輝いた実績を持ちます。ディジパックによる新装再発売。(今回の移行再発売に伴い旧盤の「1C-1059」は廃盤となります。
Sterling
CDS-1083-2(1CD)
ノスコフスキ:管弦楽作品集Vol.1
序曲「モルスキェ・オコ」
交響曲第1番イ長調*
序曲「Pan Zolziliewicz」#
ガブリエル・フムーラ(指)
スワヴェク・ヴルブレフスキ(指)*、
ジグムント・リヘルト(指)#、
ポーランド国立RSO

録音:2001年〜2004年
2009年が没後100周年となるノスコフスキは交響曲作曲家、ポーランド初の音楽劇の作曲家としてだけでなく、カルウォヴィチやシマノフスキなど次世代の作曲家たちを育てるなど、教育者としてもポーランド音楽に多大な貢献を果たしています。
タトラ山脈のモスルキェ・オコ湖を描いた「モルスキェ・オコ」での美しくも切ないオーボエ・ソロがなんとも感動的。また「交響曲第1番」の第2楽章アダージョ・カンタービレも、ロマン派の大作曲家たちの"アダージョ"に匹敵する素晴らしい魅力を持っています。
CARUS
CARUS-83-224(1CD)
メンデルスゾーン:劇音楽「アンティゴネ」Op.55 語り:アンジェラ・ヴィンクラー他
フリーダー・ベルニウス(指)
シュトゥツトガルト・クラシックPO
シュトゥツトガルト室内cho

録音:2004年9月4日シュトゥツトガルト
REFERENCE
RR-71SACD(1SACD)
エキゾティック・バレエ・フロム・オペラ
R.シュトラウス:「サロメ」〜7つのヴェールの踊り
アンリ・ラボー:「マルーフ」舞曲
チャイコフスキー:「マゼッパ」〜コサックの踊り
ドヴォルザーク:「ルサルカ」〜ポロネーズ
リムスキー=コルサコフ:「雪娘」〜道化師の踊り
ムソルグスキー:「ホヴァンシチナ」〜ペルシャの踊り
ルビンシュテイン:「デモン」〜バレエ音楽
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」〜バッカナール
大植英次(指)ミネソタO
HDCDの推進者であるキース・O・ジョンソン教授の元、優秀録音をリリースしてきた「リファレンス・レコーディングス」が「Tutti!(RR.906SACD)」に続いてSACDHybrid盤を発売!ベスト・セラーでもあり、教授お気に入りの「エキゾティック・バレエ・フロム・オペラ」をSACD化。こちらは話題のHRx盤(RR71HRx)でもリリースされており、通常CD(RR71)、との3種聴き比べも可能。究極の音を追求されるリスナーの方は必聴です。 (Ki)

Altus
ALT-167(2CD)
クリュイタンス&パリ音楽院管/ラヴェル作品集
ラヴェル:スペイン狂詩曲、マ・メール・ロア
 ラ・ヴァルス、クープランの墓、
 亡き王女の為のパヴァーヌ、
 「ダフニスとクロエ」第2組曲
ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲、妖精の踊り#
ラヴェル:マ・メール・ロア*、ラ・ヴァルス*
 亡き王女の為のパヴァーヌ*、
 「ダフニスとクロエ」第2組曲*
アンドレ・クリュイタンス(指)パリ音楽院O

録音:1964年5月7日東京文化会館(ステレオ完全初出*、モノラル新マスタリング)
※日本語解説付/クリュイタンスへの小石忠男氏によるインタビュー収録/#=新発見音源
『日本のファンはパリ音楽院の最後の香りを味わった。ラヴェルは彼らの最も得意とする曲目だけに僕も体がしびれる思いがしたものだ。「亡き王女」はなんとまたエレガントに始まることだろう、これぞ王朝の音楽だ。「ラ・ヴァルス」における多彩な表現力「ダフニスとクロエ」における木管の震えるような魅力についてはどんな絶賛してもしすぎることはないだろう』−宇野功芳−
またモノラル音源も新マスタリング!いっそう音の色気が増しました。 (Ki)
Chandos
CHAN-10543(1CD)
スポリアンスキー:映画音楽集
「北西戦線」組曲/「コンゴウ部隊」〜3つの歌
「奇蹟人間」組曲/夜の声
「幽霊西へ行く」組曲/デディケーション
「キング・ソロモン」組曲/ギャロップ
トッカティーナ
ラモン・ガンバ(指)
BBCコンサート・オーケストラ、
マーク・コールズ(Bs)、ロデリック・エルムス(P)
"モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ"と並ぶシャンドスのロングセラー、"シャンドス映画音楽シリーズ(Chandos Movies)"の最新作はロンドンで開花したロシアの才能ミッシャ・スポリアンスキー(1898−1985)。1898年にビャウィストク(現ポーランド)で生まれたスポリアンスキーは、ワルシャワ、カリシ、ウィーン、ケーニヒスベルク(プロシア)、ベルリンなど各地を転々とする流浪の時代を経験。その後、1933年にナチスの台頭による共和政の崩壊を受けドイツを脱出し、ロンドンへと逃れたスポリアンスキー。この新天地で「北西戦線」や「コンゴウ部隊」、「キング・ソロモン」など40年間で50作品以上の映画音楽の作曲を手がけるなど、秘めていた才能を見事に開花させたのです。※編曲=フィリップ・レーン(夜の声、デディケーションを除く全曲)

Hyperion
CDA-67766(1CD)
モルテルマンス:ホメロス交響曲
 朝/春の神話
マーティン・ブラビンズ(指)
ロイヤル・フランダースPO
ルネサンス時代のフランドル楽派のポリフォニーに代表されるように、教会音楽などの声楽作品が目覚しい発達を遂げたフランドル地方。声楽が発展を続けたフランドル地方でオーケストラ・ルネサンスを起こした作曲家こそが、今回取り上げられたローデヴェイク・モルテルマンス(1868−1952)です。古代ギリシャの詩人ホメロスをテーマとした交響曲などは、まさにフランドルのロマン。モルテルマンスの管弦楽作品を振るのは、イギリス音楽の達人マーティン・ブラビンズ。ヘレヴェッヘとのコンビで名を上げたロイヤル・フランダース・フィルはハイペリオン初登場!
Ameson
ASCP-0711(1CD)
ダルバヴィ:ヤナーチェクの作品による管弦楽のための変奏曲
シンフォニエッタ/水の下の岩
マルク=アンドレ・ダルバヴィ(指)
モンテカルロPO
巨匠ブーレーズの次の世代を担う現代フランスの作曲家マルク=アンドレ・ダルバヴィ(1961−)の自作自演による管弦楽作品集。2006年にはサントリー音楽財団サマーフェスティバルに招聘され来日を果たし、その作品はパユやアンスネスといった超一流アーティストたちにも取り上げられています。
Signum Classics
SIGCD-165(1CD)
ストラヴィンスキー:ロシア・バレエ団のための作品集
幻想的スケルツォOp.3/バレエ音楽《火の鳥》*
ティエリー・フィッシャー(指)
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ

録音:2009年1月14日、2008年10月3日*
日本では名フィルの常任指揮者として辣腕を振るうティエリー・フィッシャーのタクト捌きに要注目。
Mariinsky
MAR-0503(1SACD)
チャイコフスキー〜ロシア国歌に基づく作品集
大序曲「1812年」、スラヴ行進曲、
戴冠式行進曲、デンマーク国歌による祝典序曲
カンタータ「モスクワ」
ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場O

録音:2009年2月15-20日マリインスキー劇場コンサートホール(セッション録音)
音楽ファンの間で熱い注目を集めているマリインスキー・レーベルの第3弾はチャイコフスキー。ゲルギエフは1993年に同じ団体(表記はキーロフ歌劇場管)と「1812年」とスラヴ行進曲を録音していますが、15年を経ての再録はまさに円熟の極み。音楽の大きさ、彫の深さの違いも歴然ながら、意外におとなしかった前録音と異なりロシアの歴史的指揮者たちを彷彿させる演奏が味わえます。また収録の5作品に共通するのは、帝政時代のロシア国歌が引用されていること。ゆえにたかだか20年前のソ連時代ではオリジナル通りの演奏が禁止だった問題作集。これらをゲルギエフとマリインスキーのオーケストラで聴けるとは、まことに嬉しい限りと申せましょう。 (Ki)
NEOS
NEOS-10926(5SACD+1CD)
ムジカ・ヴィヴァ・フェスティヴァル2008
(1)シュトックハウゼン:ミクストゥール2003(2003)
(2)K.A.ハルトマン:交響曲《ルーヴル》(1937/38)
(3)アリベルト・ライマン:カントゥス(2006)、
(4)イェルク・ヴィトマン(1973-):アルモニカ(2006)
(5)マティアス・ピンチャー(1971-):エロディアーデ断章(1999)
(6)クセナキス:アンティクトン(1971)、
(7)ジェイムズ・ディロン(1950-):定期便(La Navette)(2001)
(8)ベアト・フラー(1954-):ピアノ協奏曲(2007)、
(9)シェルシ:ウアクスクトゥム
(10)ハヤ・チェルノヴィン(1957-):巡礼(2006/07)
(11)カイヤ・サーリアホ:風の夜想曲(2006)、
(12)リザ・リム(1966-):黄土色の糸(2007)、
(13)レベッカ・ソーンダーズ(1967-):青と灰色(2006)
(14)アドリアーナ・ヘルスキー(1953-):カウントダウン(2007)
(15)エジプトとペルシャの伝統音楽
(1)ルーカス・ヴィス(指)
(2)(9)エミリオ・ポマリコ(指)
(1)(2)(9)バイエルンRSO
(9)バイエルン放送cho
(1)SWR実験スタジオ(音響監督:アンドレ・リシャール)
(3)〜(5)(7)クリストフ・ポッペン(指)ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送PO
(3)イェルグ・ヴィドマン(Cl)
(5)マリソル・モンタルヴォ(S)
(6)(8)ブラッド・ラブマン(指)WDRケルンRSO
(8)ニコラス・ホッジス(P)
(10)ロデリッヒ・クライデ(指)アンサンブル・クラージュ、
ドレスデン聖十字架cho
(11)(12)ニムロット・グエズ(Va)
(11)(12)ヨシュ・マルティン(ライヴ・エレクトロニクス)
(12)シュテファン・シッリ(Ob)
(12)セバスチャン・クリンガー(Vc)
(12)(13)フィリップ・シュトゥベンラウフ(Cb)
(13)フランク・ライネッケ(Cb)
(14)ダニエル・グルーガー(C-T)、
リュディガー・ボーン(指)4人のピアノ奏者、
8人の打楽器奏者&4人のアルフォーン・トランペット奏者
(15)アンサンブル・シェイク・アーマド・アル・トゥニ、
トリオ・チェミラニ

録音:2008年1月・2月、ミュンヘン、ライヴ
1枚目はシュトックハウゼン晩年の大作「ミクストゥール2003」。電子音響と大オーケストラが渾然一体となって奏でる涅槃の音響は天のものか地のものか。2枚目と3枚目はハルトマンの交響曲第6番の原曲で劇的な交響曲《ルーヴル》、古代の神秘的な儀式を想起させるクセナキスの「アンティクトン」など現代音楽の古典にベテランの大作。4枚目・5枚目は現代女性作曲家の新作室内楽を集め6枚目に古代エジプト、ペルシャの伝統音楽を含めた多彩な内容。CD6以外は全てSACD。現代音楽は最優秀音質のCDで!
NMC
NMC-D153(1CD)
セア・マスグレイヴ(1928-)の音楽
(1)乱流の風景(2003)*
(2)冬の夕暮れのための歌(1995)**
(3)2のカンパニー(Two’s Company)(2005)#
(1)(2)オスモ・ヴァンスカ(指)
(3)イルジー・ビエロフラーヴェク(指)
(1)(3)BBC響、(2)BBCスコティッシュSO
(2)リサ・ミルン(S)、
(3)エヴェリン・グレニー(Perc)、ニコラス・ダニエル(Ob)

録音:2005年*、1998年**、2007年#、BBCプロムス・ライヴ
マスグレイヴの壮麗な音色とヴォリュームを持った管弦楽曲集。マスグレイヴ女史は1928年エディンバラ生まれ、パリでN.ブーランジェに師事した。作風は現代のシベリウス、ニールセンとでも言ったらよいような、近代的な響きのなかに濃厚な北欧的ロマンティシズムが漂います。《乱流の風景》はまさに北大西洋の寒々とした風景が描かれており、北欧音楽ファンにお薦め。《2のカンパニー》はオーボエと打楽器のための二重協奏曲でグレニーのアクロバティックな妙技が冴えます。
LONDON SINFONIETTA
SINFCD1-2009(1CD)
現代イギリス新世代の作曲家たち
(1)イアン・ヴァイン:オクレ・オスクロ
(2)エミリー・ホール:空間について考えろ
(3)アンナ・メレディス:アックスマン
(4)アンナ・メレディス:フラック
(1)(2)(4)ロンドン・シンフォニエッタ
(1)リチャード・ベーカー(指)、
(2)ニコラス・コク(指)、
(4)ライアン・ウィグルスワース(指)
(3)ジョン・オーフォード(Fg)

録音:2005-2008年、ライヴ
3人とも1970年代後半生まれの作曲家たちの作品。アメリカのミニマルともヨーロッパの前衛とも一線を画する独自の音楽がかの国では育っているようです。Bはファゴット独奏作品だが、ノイジーなサックスのようなサウンドでとてもファゴットとは思えません。新旋法、新調性の作曲家あり、パンク・ロックを思わせる作品ありとヴァラエティに富んでいます。
DUX
DUX-0569(1CD)
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
大学祝典序曲/悲劇的序曲
ボグスワフ・ダヴィドフ(指)オポレPO

録音:2007年1月、オポレ・フィルハーモニー・コンサートホール(ポーランド)
AQUARIUS
AQVR-256-2(1CD)
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
交響詩「禿山の一夜」
歌劇「ホヴァーンシチナ」〜前奏曲「モスクワの川の夜明け」
ヨエル・レヴィ(指)アトランタSO

録音:2004年3月
【未案内旧譜】
Ambroisie
AM-192(1CD)
水上の音楽
ヘンデル:水上の音楽ヘ長調HWV348
テレマン:ハンブルクの潮の干満
ヘンデル:水上の音楽ニ長調HWV349/ト長調HWV350
アルフレード・ベルナルディーニ(指)ゼフィーロ

録音:2003年6月
ベルナルディーニの超絶技巧も耳に鮮やかな、テレマンとヘンデルの水にまつわる音楽集。スパッと竹を割ったようなストレートな音楽運びで、時に軽やかに、時に典雅に私たちを魅了します。水上の音楽ヘ長調は、全体的にかなり速いテンポ。胸のすくような演奏雄で、個々のプレイヤーたちの腕前が光ります。 (Ki)

Linn
CKD-330(1SACD)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ミューズの神を率いるアポロ」
「プルチネルラ」組曲(1949年改訂版)
アレクサンダー・ヤニチェク(ディレクター&ヴァイオリン)、
ヨーロッパ室内O
H・ツェートマイヤー、ロスタル、ミルシテイン、リッチなど錚々たる名手たちからヴァイオリンを学び、シャーンドル・ヴェーグのカメラータ・アカデミカでも活躍したヤニチェクと、が世界有数の室内オーケストラ、ヨーロッパ室内Oがコンビを結成!リリース第1弾はストラヴィンスキー!スコットランド室内管とのモーツァルトでもオーケストラから豊潤なサウンドを引き出すなど、ヴァイオリン奏者としてのみならずディレクターとしての手腕を証明してくれたヤニチェク。演奏の細部までを鮮明に再現するリン・レコードのハイファイ録音にも要注目。
VENEZIA
CDVE-04375(1CD)
ショスタコーヴィチ(アトヴミャーン編):バレエ音楽「お嬢さんとならず者」 マルク・ゴレンシテイン(指)
”若いロシア”国立SO

録音:1994年モスクワでのスタジオ録音
以前Saison Russeレーベルから番号RUS288105として発売された(現在廃盤)と同じ録音かと思われます。尚、Saison Russeの録音年は1996年との標記でしたが、今回のアルバムでは1994年との標記に成っております。また、オーケストラ標記は”若いロシア”国立交響楽団と成っておりますがこれはロシア国立交響楽団です。この作品はマヤコフスキーの原作に基き、ショスタコーヴィチの多くの作品(黄金時代、ボルト、楽しい小川 など)を編集・出版したレヴォン・アトヴミャーン(Levon Atovmian 1901- 1973)によりショスタコーヴィチの音楽を用い再編集し1962年にマールイ劇場でボヤルスキーによって振付けられ初演されたバレエ作品です。特徴的なリズムと生き生きとしたメロディが多くちりばめられた楽しい作品です。

BBC LEGENDS
BBCL-4262(1CD)
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」
シューベルト:交響曲第8番「未完成」*
クルト・ザンデルリンク(指)BBCノーザンSO(現:BBCフィル)

録音:1975年9月30日マンチェスター・自由貿易ホール(ステレオ・ライヴ)、1978年4月17日マンチェスター・BBCスタジオ(ステレオ・ライヴ)*
マーラーの第9交響曲(BBCL.4232)のカタログ復活を皮切りに、BBCLEGENDSが意欲的に発掘を推し進めているザンデルリングのBBCノーザン響ライヴ・シリーズ。このたび登場するのは、既出マーラーの第4交響曲ほか(BBCL.4248)と同日の演奏で、おそらくザンデルリングでは現状入手できる唯一のシューベルト「未完成」というなんともとてつもない内容。この一曲だけでも計り知れない価値があるといえますが、カップリングには1975年の録音で、ライプツィヒ放送響との1972年ライヴ盤でも知られる「英雄の生涯」という、これまた楽しみなプログラムが組まれています。いずれも悠然たる構えでじっくり聞かせるスタイルが特徴的で、惜しまれつつ引退した巨匠の芸風にどっぷり浸れる最高の一枚といえるでしょう。ともに音質優秀です。 (Ki)
BBC LEGENDS
BBCL-4259(1CD)
ラフマニノフ:交響詩「死の島」Op.29
ラフマニノフ(レスピーギ編):2つの「音の絵」Op.33
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)BBC響
録音:1999年10月28日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ステレオ・ライヴ)
ロシアの怪物指揮者としていまなお絶大な人気を誇るスヴェトラーノフ。このたびのBBC響への客演ライヴは演奏も破格なら、「展覧会の絵」に「死の島」といった具合に、とにかく曲目がスゴイ。キエフの大門で聞かせるどっしりした響きなど圧巻で、ファンの期待を裏切りません。さらにまた、管弦楽法の大家レスピーギ編曲で、いっそうあざやかに模様替えした「音の絵」からの2曲もうれしい拾いものといえそうです。音質優秀。 (Ki)
Ondine
ODE-1152(1CD)
フィンランド・ライフスタイルの四季
[春]
(1)エルッキ・メラルティン(1875-1937):「眠れる森の美女」組曲2〜蝶々のワルツ
(2)シベリウス:「ペレアスとメリザンド」組曲〜田園詩
(3)ラウタヴァーラ:ヴィジリア〜祈りの詩編
(4)メリカント:リンゴの花Op.53-1
(5)シベリウス:春はいそぎ過ぎゆくOp.13-4

[夏]
(6)フィンランド民謡:美しい夏の夜だった
(7)メリカント:夏の夜のワルツOp.1
(8)エルッキ・メラルティン:森の小道をぶらついてOp.4-1
(9)シベリウス:組曲ロ短調Op.117〜田舎の景色、その夏に
(10)ヴァイノ・ライティオ:ハメの夏景色(1935)〜羊飼いの歌、花の女王

[秋]
(11)シベリウス:「テンペスト」組曲第1番〜収穫をする男たち、情景
(12)タネリ・クーシスト:フィンランドの祈り
(13)ラウタヴァーラ:秋の庭(1999)〜トランクウィッロ
(14)トイヴォ・クーラ:秋の想いOp.2-1
(15)ラッセ・モッテンソン:九月の嵐

[冬]
(16)マデトヤ:冬の月明かりの下Op.26-5
(17)ペッカ・ヤルカネン:クリスマスに神がこの世に
(18)アウリス・サッリネン:冬はきびしくOp.20-1
(19)セリム・パルムグレン:組曲「フィンランドの情景」Op.24〜そりの旅
(20)シベリウス:三月の雪の上のダイアモンドOp.36-6
(21)ヘイッキ・サルマント/(アウヴォ・サルマント編:歌う雪
(1)レイフ・セーゲルスタム(指)タンペレPO
(2)トゥオマス・オッリラ=ハンニカイネン(指)タピオラ・シンフォニエッタ 
(3)ティモ・ヌオランネ(指)フィンランド放送室内cho
(4)ヨルマ・ヒュンニネン(Bs)、イルッカ・パーナネン(P)
(5)ソイレ・イソコスキ(S)、レイフ・セーゲルスタム(指)ヘルシンキPO
(6)シニッカ・コンティオ(カンテレ)、マッティ・コンティオ(カンテレ)
(7)レイフ・セーゲルスタム(指)ヘルシンキPO
(8)ヨルマ・ヒュンニネン(Bs)、ウルフ・セーデルブルム(指)タンペレPO
(9)ペッカ・クーシスト(Vn、指)、タピオラ・シンフォニエッタ
(10)トゥオマス・オッリラ=ハンニカイネン(指)タピオラ・シンフォニエッタ
(11)レイフ・セーゲルスタム(指)ヘルシンキPO
(12)ソイレ・イソコスキ(S)、ヨン・ストゥールゴールズ(指)ヘルシンキPO
(13)ヴラディーミル・アシュケナージ(指)ヘルシンキPO
(14)カリタ・マッティラ(S)、イルモ・ランタ(P)
(15)カリタ・マッティラ(S)、リク・ニエミ(指)ユヴァスキュラSO
(16)ヘレナ・ユントゥネン(S)、グスタヴ・ユープシェーバカ(P)
(17)エルッキ・ポホヨラ(指)タピオラcho
(18)オスモ・ヴァンスカ(指)、タピオラcho、タピオラ・シンフォニエッタ 
(19)レイフ・セーゲルスタム(指)ヘルシンキPO
(20)ソイレ・イソコスキ(S)、レイフ・セーゲルスタム(指)ヘルシンキPO、
(21)カリ・アラ=ポラネン(指)タピオラcho
美麗写真付き。フィンランドと聞いてイメージされるのは森と湖、オーロラと雪景色。そして今、フィンランドは、世界市場で大きなシェアを占めるNokiaの携帯電話や、優れた人材を育てる教育システムとともに語られます。そのフィンランドでは妻運びレース、蚊取り世界選手権、エアギター世界選手権、サウナ我慢大会、氷中水泳世界選手権といった風変わりなレースや選手権が行われ、CNNのニュースなどを通じて世界の人々に知られるようになりました。フィンランドの誇る先進技術や人々の憧れるデザインは、フィンランドの人たちのさまざまなライフスタイルと深くつながっていると言われます。四季折々の生活を撮ったフィンランド政府観光局提供の写真と、人々に親しまれるシベリウス、オスカル・メリカント、ラッセ・モッテンソンらの小品を収録したデジパックアルバム「フィンランド・ライフスタイルの四季」。コーヒーテーブルの上に置いておきたくなる1枚です。 (Ki)
Medici Arts
20-57348(DVD)
サン・パウロ・サンバ!
ヒナステラ:バレエ組曲「エスタンシア」〜マランボ
ピアソラ:「ブエノスアイレスの四季」〜ブエノスアイレスの冬*
ヴィラ=ロボス:ショーロ第10番「愛情の破れ」
ゴルドゥリーニャ/アルミーラ・カスチーリョ(ロベルト・シオン編):シクレチ・コン・バナナ**
ノエル・ホーザ/ヴァジコ(エドソン・アルヴェス編):コンヴェルサ・ヂ・ボチキン(ボチキンでの会話)**
モサルト・カマルゴ・グァルニエリ:エンカンタメント
ジョアン・ボスコ/アウディール・ブランク(ナイール・アゼベード編):リーニャ・ヂ・パッシ
ギンガ/アウディール・ブランク(ナイール・アゼベード編):バイヨン・ヂ・ラカン
フランシスコ・ミニョーネ:奴隷王シコのマラカトゥ
オスカル・ロレンゾ・フェルナンデス:「黒人たちの踊り」より「バトゥキ」
セザル・ゲーハ=ペイシェ:モーラ
アリ・バホーゾ:アクアレーラ・ドゥ・ブラズィウ(ブラジルの水彩画)**
トン・ゼー/ペルナ:メニーナ・アマニャン・ジ・マニャン**

◆ボーナス映像…ジョン・ネシリング・インタビュー
ジョン・ネシリング(指)サン・パウロSO 
モニカ・サルマソ(Vo)**
クラウディオ・クルズ(Vn)*
バンダ・マンチケイラ サン・パウロ交響が
収録:2008年12月31日(サン・パウロ)

本編:112mm/ボーナス:13mm/NTSC16:9/PCMステレオ/DD5.1DTS5.1/リージョン0
BISの録音でもお馴染みのネシリングとサン・パウロSOが2008年大晦日に行ったコンサートの映像。残念ながらネシリングは任期をあと1年残しサン・パウロSOを去ってしまいますが、このコンサートでは観客も大興奮でカーニバルのような盛り上がりをみせています。曲目はもちろんお国もの。アルゼンチンの民族音楽「マランボ」を主題にしたヒナステラの作品。躍動感溢れる演奏でコンサートのスタートを盛り上げています。ピアソラの名曲「ブエノスアイレスの四季」。ブラジルのヴァイオリニスト、クラウディオ・クルズが強さと甘さを見事に表現しています。サン・パウロの実力派シンガー、モニカ・サルマソも参加し、「シクレチ・コン・バナナ」や「コンヴェルサ・ヂ・ボチキン」などの有名曲を瑞々しい歌声で聴かせてくれます。夏をおもいっきり楽しませてくれる1枚です。 (Ki)
Archipel
ARPCD-429(1CD)
クナッパーツブッシュ/R.シュトラウス、レスピーギ他
R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」
レスピーギ:リュートのための古い歌と舞曲第2集
プフィッツナー:オーケストラの為のスケルツォ*
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
ミュンヘンPO

録音:1958年1月6日ミュンヘン、1957年1月6日ミュンヘン*
LPO
LPO-0041(1CD)
ジョン・アイアランド70歳記念コンサート
アイアランド:ロンドン序曲/ピアノ協奏曲変ホ長調
前奏曲「忘れられた儀礼」/これらはそうあるべき
アイリーン・ジョイ(P)
レッドヴァース・ルウェリン(Br)
サー・エイドリアン・ボールト(指)LPO

録音:1949年
イギリス音楽を得意とし、常に擁護していたエイドリアン・ボールト(実は中には苦手な作曲家もいたようですが…)によるアイアランドの生誕70周年記念コンサートのライヴ録音の登場です。管弦楽作品2曲と、ピアノ協奏曲、そしてバリトンと合唱による祝祭的な合唱曲という凝ったプログラムが目をひきます。ピアノ協奏曲のソリストに迎えられたのは、アイリーン・ジョイス。彼女は映画「逢引き」でのラフマニノフの協奏曲での華麗なる演奏と、天から与えられた美貌で一世を風靡した女性ピアニストです。膨大な協奏曲のレパートリーを持つことでも知られ、このアイアランドの曲も得意としていました。何とも説得力のある演奏です。ウェールズ系のバリトンが好んで歌う「これらはそうあるべき」は、まさにイギリスを象徴するかのような合唱作品です。ピアノ協奏曲を除いては、大きな曲を手掛けることがなかった「控え目」なアイアランドですが、彼が書いた小さな作品は、イギリスの豊かな自然や人間の細やかな感情が盛り込まれたものばかり。極めて味わい深いものとなっているのはご存知の通りです。ボールト卿もそんな彼の音楽を心から愛していたため、この和やかで実り多き演奏会は満場の聴衆を大満足させたのでした。今こそ、その興奮が60年の年月を経て甦ります。
ALIA VOX
AVDVD-9868(DVD)
ハイドン:「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」(1785)[管弦楽版] ジョルディ・サヴァール(指)
ル・コンセール・デ・ナシォン
収録:1990年12月カディス、サンタ・クエバ教会

NTSC/AllRegion/(デジパック)/字幕:英・独・仏・西・伊・葡・カタルーニャ語
レクイエムの調性であるニ短調の序章で始まり、昇天の際の地震を表す曲で終わる、この管弦楽曲は、キリストの7つの言葉(ラテン語)が朗読された後、瞑想する時間のために作曲された7つのソナタが中心となっています。カディスのサンタ・クエバ信徒会からの依頼によって作曲され、1786年に、サンタ・クエバ教会で初演されたこの版以外に、1787年に弦楽四重奏曲版が、1796年にオラトリオ版が作られています。AVSA9854と同日収録となるこのDVD。初演場所である、スペイン、カディスのサンタ・クエバ聖堂にて録画されています。厳粛な聖堂内の画像は、神秘的な雰囲気に満ちており、コンセール・デ・ナシォンは、作品が持つ重厚さや深遠さを、的確に、そして、情熱を込めて演奏しています。ALIAVOXレーベルからの初めてのDVDリリースという意味でも注目です。 (Ki)

DIVYD
DI-022-2(1CD)
エウゲン・スホニュ(1908-1993):メタモルフォシス ESD77B
バラード組曲Op.9 ESD58B
ズデニェク・コシュラー(指)スロヴァキアPO

録音:1987年9月、ブラチスラヴァ、スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサートホール
HEVHETIA
HV-0032-2(2CD)
シェバン、ゴダール、ブレイネル、コルコヴィチ:管弦楽作品集
アンドレイ・シェバン(1962-):エレクトリック・ギター,フヤラ(スロヴァキアンパイプ)と室内管弦楽の為の作品1
ヴラディミール・ゴダール(1956-):小さなダーヴィドの為の小組曲(エレクトリック・ヴァイオリン,エレクトリック・ギター,弦楽合奏とチェンバロの為の)
ペテル・ブレイネル(1957-):ギタラリア・ノットゥルナ(ギター・クァルテットと管弦楽の為の)
ヨゼフ・コルコヴィチ(1957-):管弦楽の為のアンダンテ=アレグロ
アンドレイ・シェバン(エレクトリック・ギター、フヤラ、ドローン・フルート、ガラガラ、声)
スタニスラフ・パルフ(エレクトリック・ヴァイオリン)
ブラチスラヴァ・ギター・クァルテット
ペテル・ブレイネル(指)
ジリナ・スロヴァキア・シンフォニエッタ

録音:2008年3月7-11日、ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ文化館

※全曲世界初録音
Chandos
CHAN-10538X(1CD)
プロコフィエフ:歌劇「戦争と平和」からの交響組曲
交響組曲「夏の夜」Op.123、ロシア序曲Op.72
ネーメ・ヤルヴィ(指)フィルハーモニアO

録音:1991年3月2日&11月15日
初リリース時には英グラモフォン誌のレコーディング・オヴ・ザ・マンス(月間最優秀録音)にも選出されたヤルヴィ&フィルハーモニアの名盤の1つ。
ウォルトンの映画音楽のアレンジでもお馴染みのクリストファー・パルマーによる「戦争と平和」からの交響組曲の録音は貴重。デジタル・リマスターによる移行新装再発売。
Chandos
CHAN-10539X(1CD)
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」組曲第1番
同第2番/同第3番
ネーメ・ヤルヴィ(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:1984年〜1986年
エストニアの音楽一族ヤルヴィ家の長、ネーメ・ヤルヴィの情熱とプライドにロイヤル・スコティッシュ管が見事なまでに応えた凄演。デジタル・リマスターによる移行新装再発売。
Chandos
CHAN-10536X(1CD)
プロコフィエフ:イワン雷帝(コンサート・シナリオ版) リンダ・フィニー(C.A)
ニキータ・ストロエフ(Bs)、
ネーメ・ヤルヴィ(指)フィルハーモニアO

録音:1991年3月2日−3日
スタセヴィチ編曲の"オラトリオ版"ではなく、名アレンジャー、クリストファー・パルマーがアレンジを施した"コンサート・シナリオ版"という珍しい「イワン雷帝」のレコーディング。パルマー版のスコアを細部まで研究し尽くした御大ヤルヴィのタクトが、雷帝イワン4世を召喚する!デジタル・リマスターによる移行新装再発売。
Chandos
CHAN-10541X(2CD)
プロコフィエフ:劇音楽「エフゲニー・オネーギン」(英語歌唱版) ティモシー・ウェスト(語り)、
サミュエル・ウェスト(語り)、
ニアマ・キューザック(語り)、
ドミニク・マフハム(語り)、
ヘレナ・マッカーシー(語り)、
テレンス・ハーディマン(語り)、
キャサリン・フーグ(S)、アンドルー・ラット(Bs)、
ジュリアン・ウォーカー(Bs)、
エドワード・ダウンズ(指)シンフォニア21、
ニュー・カンパニー・コーラス

録音:1994年3月22日−23日&7月25日
アメラダ・ヘス社、プロコフィエフ財団をサポート受けて実現した全曲録音では、ティモシー・ウェストやニアマ・キューザックなどの人気俳優による語りもポイント。デジタル・リマスターによる移行新装再発売。
Dal Segno
DSPRCD-400(1CD)
ラグタイム・アット・ザ・リッツ
オール・ドレス・アップ/ブレイズ・アウェイ
ナイト・オヴ・グラドネス/リトル・ガダバウト
口ぶえをふくルーファス/ソレッラ
タンバリンとオレンジ/湖上の美人
ロウ・ロウ・ロウ/ロバート・E.リー/他
パーム・コート・オーケストラ

録音:1977年〜1979年
ピアノ・ロールの再生&デジタル収録、リリースで定評のあるイギリスのダル・セーニョ(Dal Segno)の新シリーズは、1976年にシドニーで結成されたサロン・オーケストラ、パーム・コート・オーケストラの復刻集。
Dal Segno
DSPRCD-401(1CD)
ダンシング・オン・ア・サマー・ローン
ピンク・レディ/ア・パーフェクト・デイ
デザイア・ドゥ・モーメント/アロハ・オエ
メロディ/悲しいワルツ/西部の小さな灰色の家
まるでバラのように/妖精の夢/スリル
ドリーミング/オ・ソレ・ミオ/他
パーム・コート・オーケストラ

録音:1977年〜1979年
シドニーのヒルトン・ホテル、メルボルンのグランド・ウィンザー・ホテルなどを舞台として優雅な演奏を繰り広げ続けたパーム・コート・オーケストラ。オーストラリアの外に出る機会に恵まれてこなかった演奏は、ベル・エポック時代のスタイルを彷彿とさせます。
ARCO DIVA
UP-0113-2(1CD)
カルミナ・ルチェンブルジアーナ〜弦楽の為の音楽
マショー:ノートルダム・ミサ〜アニュス・デイ#
ヨセフ・スーク:チェコの古いコラール「聖ヴァーツラフ」による瞑想曲Op.35a#
オトマル・マーハ(1922-2006):室内シンフォニエッタ#
シルヴィエ・ボドロヴァー(1954-):カルミナ・ルチェンブルジアーナ「ヤン盲目王の記念に」(弦楽の為の)+
マルセル・ヴェングレル(1946-):アルトサクソフォンと弦楽の為のノヴェレッテ*
ルネ・メルツィヒ(1911-1986):弦楽合奏の為の3つのスケッチ
マショー:ノートルダム・ミサ〜イテ・ミサ・エスト#
イルヴィン・ヴェニシュ(Sax)*
マルケータ・マゾウロヴァー(Perc)+
マレク・シュチレツ(指) クアトロO

録音:2008年1月、プラハ、ドモヴィナ・スタジオ#、ボヘミア同胞団礼拝堂(#以外)
王家の断絶したボヘミアに迎えられたルクセンブルク家のヨハン(チェコ名ヤン;1296-1346、在位中に失明し「盲目王」と呼ばれる)の即位700周年(2010)を記念するアルバム。「カルミナ・ルチェンブルジアーナ」は「ルクセンブルクの歌」という意味のラテン語。ヴェングレルとメルツィヒはルクセンブルクの作曲家。
MARCO POLO
MAR-8.225335(1CD)
J.シュトラウス1世作品集第15集
ワルツ「ミンネゼンガー」Op.141
お偉いさんのカドリーユOp.142
女神ラトーナのワルツOp.143
分列行進曲Op.144
ワルツ「ミノスの血統」Op.145
ワルツ「ぶらつく人」Op.146
ワルツ「ヴァルハラ乾杯の辞」Op.147
有名な名手,ヴュータン,エヴァース,クラックの主題による季節のカドリーユOp.148
クリスティアン・ポラック(指)
スロヴァキア・シンフォニエッタ
J.シュトラウス1世の作品集もようやく第15集まで来ましたが、まだまだ数多くの曲があるようで、ファンならずとも先行きが楽しみです。今回も楽しい曲が目白押し。なかなかタイトルだけでもそそるものばかりです。たとえば「ヴァルハラ乾杯の辞」は前年に完成されたレーゲンスブルクのヴァルハラ寺院のためのワルツ。このワルツが初演された舞踏会の日の気温は37.5℃もあったとか。「季節のカドリーユ」は当時の流行が取り入れられた興味深い作品で、こんな音楽が流行っていたのだな。と想像しながら聴くのが乙です。
Hyperion
CDA-67698(1CD)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽集
バレエ音楽「カルタ遊び」
バレエ音楽「アゴン」
バレエ音楽「オルフェウス」
イラン・ヴォルコフ(指)BBCスコティッシュSO
原始主義時代に書かれた「火の鳥」、「ペトルーシュカ」、「春の祭典」のいわゆる"3大バレエ"ではなく、新古典主義時代に突入してからの「カルタ遊び」、「アゴン」、「オルフェウス」の3作品を選ぶなど、ヴォルコフ&BBCスコティッシュ響の燃え上がらんばかりの意欲と並々ならぬ自信が演奏とプログラムからビシビシと伝わります。
Nimbus
NI-5570(1CDR)
スペインの弦楽オーケストラのための作品集
トゥリーナ:セレナータOp.87、
 アンダルシアのミューズOp.93-3、闘牛士の祈り
マネン:小品集(世界初録音)
ロドリーゴ:カンツォネッタ
デ・グリニョン:モノクロミーズ(世界初録音)
ジェラルド・クラレット(指)アンドラ国立CO

録音:1997年11月13日−16日
アンダルシア地方の香りを漂わせるトゥリーナの「セレナータ」から始まる20世紀スペインの弦楽オーケストラのための作品集は、マネンとデ・グリニョンの2作品が世界初録音。アンドラ国立室内管は、1992年にアンドラ公国の政府主導で設立された国営のオーケストラ。スペインとフランスの国境に挟まれた小国のオーケストラが大健闘!初紹介旧譜。
※NimbusはレーベルオフィシャルのCD-R盤です。
NSS MUSIC
NSS-8(1CD)
ピアソラ:ブエノス・アイレスの四季
クラリス・アサド:インプレッション(オーケストラのための組曲)
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
ガーシュウィン:『ポーギーとベス』〜ベスよお前はおれのもの
ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ(Vn)
ニュー・センチュリー室内オーケストラ
ニュー・センチュリー室内オーケストラは、グラミー賞にノミネートされているオーケストラ。ソネンバーグと共にサン・フランシスコを拠点にしています。
VISTA VERA
VVCD-00184(4CD)
ウラディーミル・ジーヴァ〜ア・タッチ
ムソルグスキー:禿山の一夜
R=コルサコフ:カンタータ「スヴィテジャンカ、または 湖の少女」*
 歌劇「見えざる都市キテジ」からの交響組曲+
プロコフィエフ:歌劇「三つのオレンジへの恋」からの交響組曲 Op.33bis
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」〜情景6〜9
N・チェレプニン:幻想バレエ「アルミードの館」Op.29
シマノフスキ:交響曲第2番変ロ長調 Op.19#
エルガー:「エニグマ」変奏曲 Op.38**
ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲**
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」++
エルガー:「威風堂々」行進曲第1番
ウラディーミル・ジーヴァ(指)モスクワSO
モスクワ合唱芸術アカデミー*

録音:1999年3月6日+、1997年10月18日#、1998年9月24日**、 2002年10月13日++、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ/1998-2004年
1997年よりモスクワSO首席指揮者、2000年より同楽団芸術監督を務めるロシアの指揮者ウラディーミル・ジーヴァ(1957年生まれ)の指揮活動25周年を記念して制作された、。
REFERENCE
RR-909(1CD)
ダラス・ウィンドシンフォニー・サンプラー
ハーバート・オウエン・リード:メキシコの祭り〜前奏曲とアステカの踊り*
吹奏楽のための組曲第2番Op.28-2(抜粋)*
ゴルトマルク(H.カッペイ編):交響曲「田舎の結婚式」〜スケルツォ
アルベニス:セビーリャの聖体祭
ワインベルガー:歌劇「バグパイプ吹きのシュワンダ」.ポルカとフーガ
Mン・グールド:サンタ・フェの伝説〜パヴァーヌ
イェッセル:おもちゃの兵隊の行進曲
アーノルド:スコットランド舞曲〜3、4番
ロン・ネルソン:ロッキー・ポイントの休日
スーザ:神秘な聖堂の貴族たち#
ヒンデミット:室内音楽集第7番#
グレインジャー:ガムサッカーズ・マーチ#
マスランカ:交響曲第4番〜終楽章#
フレデリック・フェネル(指)
ハワード・ダン(指)*
ジェリー・ジャンキン(指)#
ダラス・ウィンドシンフォニー
ウインドミュージックの聖地ともいえるアメリカでプロ吹奏楽団としてトップの人気を誇るダラス・ウインドシンフォニー。リファレンス・レコーディングスからも数々の名録音をリリース。最新作パーシー・グレインジャー作品集(RR117)ではブラス・ファンならずとも存分に楽しませてくれました。今回はダラス・ウインドシンフォニーの聴き所を集めたベスト盤。建築家、I.M.ペイによる抜群の音響効果を持ったホール、マイヤソン・シンフォニーセンターでの収録。24BitHDCDレコーディングによる高音質が楽しめます。 (Ki)
CASCAVELLE
VEL-3134(1CD)
トリビュート・トゥー・スペイン
ファリャ:「スペインの庭の夜」、オマージュ*
ドビュッシー:イベリア**
ラヴェル:スペイン狂詩曲#
エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンドO
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)

録音:1960年4月27日、1960年2月24日*、1958年9月24日**、1961年5月15日 ジュネーブ、ヴィクトリア・ホール# (共にモノラル)
当カスカヴェル・レーベルのヒストリカル音源は全てスイス・ロマンド放送やフランス国立アーカイヴなどからライセンスを受けて発売されているオリジナルの音。大変素晴らしい音質です。アンセルメのフランスものはデッカが有名ですが、ライヴは随分印象が異なり大変興味深いものがあります。 (Ki)
REFERENCE
RR-117HRX(1CD)
グレインジャー:モールバラ公爵のファンファーレ、
リンカシャーの花束、陽気な王様、
こどものマーチ*、コロニアル・ソング、
モック・モリス、ガム・サッカーズ・マーチ、
岸辺のモリー、スプーン・リバー、
アフター・ワード*、
「ワムフレイの若者たち」行進曲、
デリー地方のアイルランド民謡、羊飼いの呼び声
ジェリー・ジャンキン(指)
ダラス・ウィンド・シンフォニー,
アーツ・ディストリクト・コーラス*
録音:2008年8月23-24日マイヤーソン・シンフォニーセンター(ダラス) (HDCD)
ダラス・ウインドシンフォニーの最新録音がHRXで登場!話題のPCオーディオをリファレンスのHRXから挑戦しましょう!176.4kHz/24bitのマスターがそのままご自宅で楽しめます。 (Ki)
MOLODIYA
MELCD-1001623(1CD)
シチェドリン:管弦楽組曲集
管弦楽の為の協奏曲第1番《お茶目なチャストゥーシュカ》
歌劇《愛だけでなく》からの交響組曲
祝典序曲/ピアノ協奏曲第2番*
ロディオン・シチェドリン(P)、
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)
ソヴィエト国立SO

録音:1987年&1974年*
※ディジパック仕様
爆演指揮者"というフレーズだけでは表現しきれないスケールとカリスマ性を備えていたロシアの巨匠スヴェトラーノフのシチェドリン。1990年までソヴィエトの作曲家同盟議長という重要ポストを任されていたシチェドリンの作品でもスヴェトラーノフ節は全開!ソ連建国60周年を記念して作曲された「祝典序曲」、12音技法への傾斜を感じさせる「ピアノ協奏曲第2番」、作風もタイトルもユニークな「お茶目なチャストゥーシュカ」など、シチェドリン入門としてもうってつけ。
MOLODIYA
MELCD-1001621(2CD)
アダン:バレエ音楽《ジゼル》 アレクサンドル・コピロフ(指)
ボリショイ劇場O

録音:1987年
※ディジパック仕様
1841年6月28日、パリ・オペラ座での初演から2年後となる1843年に初めてボリショイ劇場で上演されたアダンの代表作「ジゼル」。ボリショイ初演から百数十年後、同じボリショイ劇場を舞台としたメロディア録音での指揮者は知られざる名匠アレクサンドル・コピロフ。ボリショイ劇場管とのコンビによる演奏、中でもバレエ音楽への評価は突出しています。

Stradivarius
STR-33803(1CD)
ジャチント・シェルシ(1905-1988):コレクション Vol.3
Aion(ブラフマの一日の4つのエピソード;6人の打楽器奏者、ティンパニと管弦楽の為の;1960)+
Hymnos(オルガンと2つの管弦楽の為の;1963)
管弦楽の為の4つの小品(単音による;1959)
Ballata(チェロと管弦楽の為の;1945)*
フランチェスコ・ディロン(Vc)*
ナッカラ打楽器サンサンブル+
ティート・チェッケリーニ(指)RAI国立SO
GALLO
GALLO-1253(1CD)
クラウス・コーネル自作自演
聖ヨハン3部作
弦楽オーケストラのための4つの楽章「反射」*
ワイン#
クラウス・コーネル(指)バーゼルRSO
ワルター・グリマー(Vc)
アルトゥール・ハインツ・リリエンタール(指)*
チューリヒCO*
ミシェル・フラクスマン(Vc)*
イーヴォ・ヘンチェロ(指)#
ハイデルベルク・インコントロ・アンサンブル#
GALLO
GALLO-1234(1CD)
スイス人作曲家Vol.2
アロイス・フォルヌロー:春の旅Op.28
2つの室内オーケストラのための協奏曲Op.35
ローラン・メトラー:室内オーケストラのための交響曲第1番
ジーン・バリッサ:間奏曲
ファビオ・マッファイ:星の王子様
エマニュエル・シフェール(指)
スイス・イタリアーナO
JVC-XRCD
JMXR-24057(1CD)
税込定価
ラヴェル:スペイン狂詩曲、道化師の朝の歌、
組曲「マ・メール・ローワ」、序奏とアレグロ#
ジャン・マルティノン(指)CSO
エドワード・ドルジンスキー(Hp)#
ドナルド・ベック(Fl)#、
クラーク・ブロディ(Cl)#
録音:1968年4月11日、1969年5月13日#、シカゴ
名盤中の名盤が待望のオリジナルカップリングでXRCD化。しかもマスタリングが大成功ですごい生々しさ。マルティノンの切れは血の出るようなラヴェル!
JVC-XRCD
JMXR-24026S(1CD)
税込定価
プロコフィエフ:組曲「キージェ中尉」
ストラヴィンスキー:交響詩「うぐいすの歌」*
フリッツ・ライナー(指)CSO
録音:1956年11月3日、1957年3月2日*シカゴ、オーケストラ・ホール(ステレオ)
(XRCD-SHM仕様。SHM化でより伸びやかな音質に!大太鼓がすごい!(Ki)
ABC Classics
ABC-476-7632(3CD)
グーセンス:管弦楽作品集

CD-1
交響曲第1番Op.58
オーボエ協奏曲Op.45/タモ・シャンターp.17a
演奏会用小品Op.65(世界初録音)

CD-2
交響曲第2番Op.62(世界初録音)
弦楽の為の小協奏曲Op.47(世界初録音)
木管楽器の為の幻想曲Op.36

CD-3
ディヴェルティスマンOp.66
中国民謡の主題による変奏曲Op.1
永遠のリズムOp.5(世界初録音)
カレイドスコープOp.18
ヴァーノン・ハンドリー(指)西オーストラリアSO(CD-1)、
シドニーSO(CD-2)、メルボルンSO(CD-3)

録音:1993年〜1996年
作曲家、指揮者として20世紀の英国と豪州の架け橋としての役割も果たしたユージン・グーセンス(1893−1962)。英国の名匠ハンドリーと、グーセンスが晩年を過ごしたオーストラリアのトップ・オーケストラ3団体の英豪共演による「管弦楽曲集」は、グーセンスの音楽を再評価へと導いた重要な録音です。初案内旧譜。
DUX
DUX-0598(1CD)
ウィーン・オペレッタ名序曲集
J・シュトラウス:「ヴェネツィアの一夜」/「こうもり」
 「ジプシー男爵」/「くるまば草」
スッペ:「美しきガラテア」
ツィーラー:「粋な心」
ヤン・シレンク(指)
ヴロツワフ・ヨハン・シュトラウス祝祭O

録音:2007年4月、ヴロツワフ、ポーランド放送大ホール
実にビューティフルなチェロ・アルバムの登場です。メロディ・メーカー・コルンゴルトの劇音楽《から騒ぎ》はもとは管弦楽曲ですが、ヴァイオリンとピアノための編曲をさらにチェロで弾いています。朗々とした旋律にチェロはぴったりです。コルンゴルトとほぼ同世代のマルクスは後期ロマン派とフランス印象主義を折衷した様式で知られますが期待に違わぬ甘美な音楽。先日リリースされたハイドン:ピアノ協奏曲が記憶に新しいバドゥラ=スコダの意外にもスクリャービンばりの作品には驚かされます。モンポウの珍しいチェロ曲、演奏機会が少ないディーリアスの名曲チェロ・ソナタと音楽通を唸らせる選曲です。復刻CDばかりで面白い新録新譜が少ない昨今、試聴機に入れて売り場のネタにしてみませんか?
Bottega Discantica
DISCANTICA-183(1CD)
歌詞のないプッチーニ
プッチーニ(ルッケッティ編):「トゥーランドット」の主題による13の楽器の為の幻想曲とパラフレーズ
「トスカ」の主題による13の楽器の為の幻想曲とパラフレーズ
「ボエーム」の主題による13の楽器の為の幻想曲とパラフレーズ
アントニオ・バッリスタ(指)
ヴェチェント・エ・オルトレ

録音:2008年3月31日、4月2-3日、トリノ県リヴォリ(イタリア)、メゾン・ミュジーク

Medeci Masters
MM-035(1CD)
ミトロプーロスのR・シュトラウス
交響詩「ドン・キホーテ」Op.35
交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」Op.30
アルヴィン・バウアー(Vc)、
パウル・シュレーアー(Va)
ディミトリ・ミトロプーロス(指)ケルンRSO

録音:1959年9月7日WDRフンクハウス第1ホール(モノラル)
WDRアーカイヴからの正規音源復刻。メンデルスゾーンの「スコットランド」&「宗教改革」(MM.014)に次ぐミトロプーロス第2弾は、かれが世を去る前年に行なったシュトラウスの放送用スタジオ・ライヴ。録音の存在は知られていましたが、驚異的なクオリティでついにその全貌が明らかになりました。マーラーのスペシャリストとして記憶されるミトロプーロスはシュトラウスも得意としており、ここでの内容はその絢爛たる色彩感と力強い音楽運びでファンをとりこにするのは必至とおもわれます。ちなみに当日のオール・シュトラウス・プログラムでは、アストリッド・ヴァルナイの独唱で楽劇「エレクトラ」よりモノローグも演奏されています。 (Ki)
SUPRAPHON
SU-7018(DVD)
フランツ:童話バレエ「金髪のお姫様」 国立劇場バレエ団
マルティン・ズブロゼク(Vo)
振付け:ヤン・コデット
演出:オンドレイ・ハヴェルカ
ペテル・ブラベル(指)ベルグO
収録:2008年3月8日,エステート劇場
099925701895字幕:英独仏チェコ
「金髪のお姫様(Zlatovlaska)」、あるいは同義の英語題で「ゴルディロックス」は、チェコではたいへん有名な童話で、青年イジクが様々な障害を克服して金髪のお姫様と結ばれるというお話。これを基に、オンドレイ・ハヴェルカとヤン・コデットが台本を制作、チェコの作曲家、画家(という以上に非常に有名なアーティスト)のヴラディミール・フランツ(1959−)が音楽をつけたもの。もちろん、プラハ国立劇場の優秀なバレエ団の踊りも見物。本編1時間45分に、特典映像としてドキュメンタリーを43分収録。 (Ki)
Channel Classics
CCSSA-24409(1SACD)
ボヘミアン・アルバム
ドヴォルザーク:弦楽セレナードOp.22
ハース:弦楽四重奏曲第2番Op.7《猿の山々から》(弦楽オケ&打楽器版)
シュールホフ:弦楽四重奏のための《5つの小品》WV.68(弦楽オケ版)
カンディダ・トンプソン(Vn&芸術監督)、
アムステルダム・シンフォニエッタ
この"ボヘミアン・アルバム"では、ドヴォルザークの名作「弦楽セレナード」と、同じくチェコのハースとシュールホフの弦楽四重奏曲(もちろん弦楽合奏版!)をカップリング。弦楽合奏が醸し出すボヘミアの香りもまた格別。アムステルダム・シンフォニエッタは23人による演奏を基本形態とするオランダの常設アンサンブル。1995年にコンサートマスターに就任したカンディダ・トンプソンが2003年から音楽監督を務めています。
Channel Classics
CCS-25109(1CD)
ワイル:《三文オペラ》からの組曲
トッホ:歌劇《エゴンとエミリー》Op.46
シュールホフ:ジャズ・オラトリオ《ロイヤル・オーク》
エレーナ・フィンク(S)、
ハイム・レヴァノ(ナレーター)、
ダニエル・ロイス(ナレーター)、
ベルナール・ローネン(T)、オーサ・オルソン(S)、
ヴェルナー・ハーバース(指)
エボニー・バンド、カペラ・アムステルダム
ロイヤル・コンセルトヘボウ管でソロ・オーボエとして活躍したヴェルナー・ハーバースが、コンセルトヘボウ管のメンバーなどツワモノたちと1990年に結成したオランダのアンサンブル。20世紀前半の知られざる作曲家たち、忘れられた作曲家たちの作品の発掘を目指しており、シュールホフの2タイトル(CCS 6994、CCS 9997)はオランダの権威あるエジソン賞を獲得するなど高い評価を得ています。今作も英国戦艦「ロイヤル・オーク(H.M.S.Royal Oak)」を題材としたシュールホフのジャズ・オラトリオを収録するなど、これまで以上にかなり濃厚。
BIS
BIS-1576(1CD)
ブレット・ディーン:田園交響曲(2002)
シドリの舞.Flと弦楽orch(2007)
水の音楽.sax四重奏と室内orch(2004)*
カルロ(1997)
HK・グルーバー(指)
ブレット・ディーン(指)*
スウェーデンCO、
シャロン・ベザリー(Fl)、ラシェル・サクソフォンQ
オーストラリア出身で、ベルリン・フィルのヴィオラ奏者を務めていた作曲家ブレット・ディーンの作品集第2弾。サクソフォン四重奏と室内管弦楽のための「水の音楽」には奏者たちが水槽で録音した気泡やしぶきなどの音も使われています。ギルガメシュのシドリ姫の舞をイメージした曲ではシャロン・ベザリーの妖艶な演奏を楽しめます。 (Ki)
ORF
ORFCD-3026(1CD)
クラウス・アーガー(1946-):作品集
(1)金管と打楽器のための交響曲Op.63
(2)セレナーデOp.60
(3)ブレッチア4 Op.90
(4)ピアノと金管楽器、打楽器のための協奏曲Op.36
(5)黄金の静寂Op.56
(1)ゴットフリート・ラブル(指)ウィーンRSO、
(2)アルフォンス・コンタルスキー(P)、
 ヨルゲ・ロッター(指)
 ザルツブルグ・モーツァルテウム管
(3)(4)オーストリア現代音楽アンサンブル
(3)アルベルト・カプリオリ(指)
(4)エミー・ハインツ=ディエマンド(P)、
 クラウス・アーガー(指)
(5)オーストリア現代音楽アンサンブル団員(弦楽三重奏)

録音:1983-2007年
アーガーは1946年ザルツブルク生まれ、モーツァルテウム音楽院を卒業後、パリ・コンセルバトワールにてメシアンとピエール・シェフェールに師事した。沈黙と喧騒の交代のなかで混沌とした響きが連綿と続くドラマティックな音楽。
ORF
ORFCD-3029(1CD)
ゲラルド・レッシュ(1975-):作品集
(1)結び目(2007)
(2)イタロ・カルヴィーノによる5つの試み(2006)
(3)スピン(2006-07)
(4)平行線(2003-04)、(5)窓(2008)
(1)ロベルト・ブシェク(Fg)、
 コンスタンティン・リエフスキー(指)
 ウィーン・コンツェルト・フェライン
(2)レシェティツキー・ピアノ三重奏団
(3)エルネスト・ヘーツル(指)
 ウィーン・コンツェルト・フェライン
(4)レオ・エレード&ロベルト・ブシェク(Fg二重奏)
(5)ツォルト・ハマル(指)
 ウィーン・コンツェルト・フェライン

録音:2007-08年
レッシュは出身地オーストリア・リンツでしばらくオルガニストを勤めた後、ケルンでヨーク・ヘラーに、ウィーンでミヒャエル・ジャレルに作曲を師事した。《結び目》は現代では珍しいファゴット協奏曲でファゴットの超絶技巧がオーケストラに次第に波及してゆく過程が聴きどころ。
GEGA NEW
GD-344(1CD)
ゲオルギ・ミンチェフ(b.1939):管弦楽作品集
(1)コントラスツ〜管弦楽のための音楽(2002)
(2)モノディアとコンチェルト・グロッソ(2006)
(3)管弦楽のための演奏会用音楽(1976)
(1)ロッセン・ミラノフ(指)
(2)プラメン・ジュロフ(指)
(3)ヴァシル・ステファノフ(指)
(2)ディミタール・ペンコフ(Va)
ブルガリア国立RSO
1939年生まれのブルガリアの作曲家ミンチェフは地元で学んだ後、モスクワでシチェドリンとハチャトリアンに師事し、パリではメシアンとも交流を持つなど珍しい師事歴ですが、そのユニークさは作品にも表れています。ハチャトリアン譲りのドンジャカ、ドンジャカするリズム、シチェドリン譲りの洗練、メシアン譲り(かどうか知らないが)のモダニズムが派手なオーケストレーションで大爆発。

VENEZIA
CDVE-04349(4CD)
チャイコフスキー:バレエ作品集
バレエ音楽「白鳥の湖」(全曲)、
「くるみ割り人形」(全曲)*、スラブ行進曲**
「エフゲニー・オネーギン」〜序曲とポロネーズ#
ヴラジーミル・フェドセーエフ(指)
ソビエトRTV大SO

録音:1985年、1976年*、1981年**、1986年#
バレエ曲は、フェドセーエフの音楽作りのセンスの良さ、ダイナミズム、色彩放射力、語りかけの妙の全てが凝縮されたまさに金字塔。単に舞台の情景が目に浮かぶだけでなく、音楽自体が強烈な確信を持って迫ります。「スラブ行進曲」は一見ごくオーソドックスな演奏に聞こえますが、テーマの0:36以降にトロンボーンの対旋律を生々しく表出することにより、民族的な色彩が拡張され、しかもそれが嫌味に響かないのは、まさにセンスの勝利。コーダを敢然とイン・テンポのまま締めくくるのも、他にあまり例がありません。「エフゲニー・オネーギン」のポロネーズのレガートの粘着力と中間部の哀愁もフェドセーエフの真骨頂。 【湧々堂】
WERGO
WER-6572(1SACD)
ジェイ・シュヴァルツ:作品集
オーケストラのための音楽
6つの声のための音楽*
12のチェロのための音楽**
5弦の楽器のための音楽#
ディエゴ・マッソン(指)フランクフルトRSO、
シュトゥットガルト新声楽アンサンブル*、
シュトゥットガルトSWR響のチェロ奏者**、
カイロスQ+マティアス・バウアー#

録音:2005-2008年
ジェイ・シュヴァルツは1965年サンディエゴ生まれ。さまざまな音楽祭で作品を発表し、委嘱作品も多く、2000年にはベルント・アロイス・ツィンマーマン賞を受賞した実力派です。聴きものはトラック2の「6つの声のための音楽」。ぼんやりと聴き流していると、人の声だとは思えないような不思議な音質の連続。超不思議人声の嵐です。 (Ki)
Guild
GLCD-5157(1CD)
軽音楽の黄金時代 〜 ボックス・オヴ・ライト・ミュージカル・オールソーツ
ギルバート&サリヴァン:《ミカド》〜マイ・オブジェクト・オール・サブタイム
ニューマン:三人の妻への手紙
モーリー:カナディアン・イン・マイフェア
フィリップス:コンチェルト・イン・ジャズ
ボロディン(フェイス編):《キスメット》より
コーツ:3頭の熊、ミルナー:フライ・パスト
カワード:ロンドン・プライド
ロバート・ファーノン&ヒズ・オーケストラ、
アルフレッド・ニューマン&ヒズ・オーケストラ、
シドニー・トーチ&ヒズ・オーケストラ、
ジョージ・メラコリーノ(指)メラコリーノ・オーケストラ、他
1940年代〜50年代にかけての" ライト・ミュージック" の黄金時代に録音された懐かしの音源を復刻する" ギルド・ライト・ミュージック・シリーズ"。シリーズ第57集には、英国の名コンビ、ギルバート&サリヴァンの「ミカド」や、ボロディンのだったん人の踊りを題材としてブロードウェイ・ミュージカル「キスメット」、ハリウッド黄金期の「三人の妻への手紙」など、舞台作品からの名作が満載!
Guild
GLCD-5158(1CD)
軽音楽の黄金時代 〜 ザッツ・ライト・ミュージカル・エンターテイメント
シュワルツ:《バンド・ワゴン》〜ザッツ・エンターテイメント
ファーノン:ウェストミンスター・ワルツ
レハール:《ルクセンブルグ伯爵》〜ワルツ
プラード:タイム・ワズ/ラフマニノフ(ヒル=ボウエン編):ピアノ協奏曲第2番のテーマ
パーキンス:ワルツ・フォー・マイ・レディ
アーレン:降っても晴れても/他
バディ・ブレグマン(指)
コンラッド・サリンジャー・オーケストラ、
アンジェラ・モーリー&ハー・オーケストラ、
アンドレ・コステラネッツ&ヒズ・オーケストラ、
デイヴィッド・ローズ&ヒズ・オーケストラ、他
"ザッツ・エンターテイメント"の音楽からインスピレーションを受けたショーや映画音楽からのコンピレーション・プログラムが、ギルド・ライト・ミュージックの第58集!
Bergen Digital
BD-7057CD(1CD)
グスタフソン:スウェーデン近衛兵分列行進曲
ベルグストレム:ウプランド連隊行進曲
伝承曲:フィンランド騎兵隊行進曲
ハートレイ:ガイエティ・ポルカ
レーフグレン:Alvsborgslatar
ボルグ:夏の気分
ペローニ
:Varese/ボルグ:Vaarlyst、他
ラグナー・マーレン(指)
ベルゲン・ムシーク・コープス
ノルウェー、ベルゲン市の吹奏楽団による北欧のマーチと伝承曲集。
Centaur
CRC-2978(1CD)
スーバー:作品集
キュムラス・オーヴァー・タンギパホア
太陽/ディシラム
ピアノ協奏曲《エンシャントメント》
スターリット
アポン・ザ・バンク・アット・アーリー・ダウン
アンドレアス・ヘルム・バウムガルトナー(指)
ボフスラフ・マルティヌーPO
ドン・カロウセク(指)アルス・ブルネンシスcho、他
サウスイースタン・ルイジアナ大学音楽学部の教授として教鞭を振るうアメリカ人作曲家、スティーヴン・スーバー(1950−)の作品集。クレタ島のメソメデス(2世紀)の「太陽神への賛歌」を題材とした合唱作品「太陽」や、管弦楽曲、協奏曲など大規模作品を収録。

URANIA
URN-22394(2CD)
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」、交響詩「ドン・ファン」
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」、交響詩「死と変容」、
組曲「町人貴族」、歌劇「サロメ」より
R・シュトラウス(指)VPO
録音:1944年
URANIA
URN-22396(1CD)
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロア」、ヒナステラ:バレエ組曲「パナンビ」、
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」
エーリヒ・クライバー(指)NBC響、ミュンヘンPO
録音:1946年、1953年
Audite
AU-95605(1CD)
イーゴリ・マルケヴィチ/ベルリンRIASライヴ録音集
ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲*、
ストラヴィンスキー
:バレエ音楽「春の祭典」、オネゲル:交響曲第5番ニ長調「3つのレ」
イーゴリ・マルケヴィチ(指)RIAS響、RIAS室内cho
録音:1952年9月18日ベルリン・ティタニア・パラスト(ライヴ・モノラル)*、1952年3月6日以上、ベルリン・ティタニア・パラスト(ライヴ・モノラル)
指揮者イーゴリ・マルケヴィチ(1912.1983)は、数々のバレエ作品を委嘱した名興行師ディアギレフ最後の弟子と云われています。その意味で、「春の祭典」と「ダフニスとクロエ」という、ディアギレフゆかりの作品をマルケヴィチが振ったRIASライヴ録音集は、興味の尽きないといえるでしょう。「春の祭典」は初演者モントゥーに指揮を学んだマルケヴィチにとって、また、フィルハーモニア管との2度のセッション録音(1951年モノラル、1959年ステレオ)により、きわめつけのレパートリーとされているのは有名な話。1954年に「春の祭典」の最初のセッション録音が、“ディアギレフのオマージュ”と題された3枚組のLPとしてリリースされた際には、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」第2組曲もカップリングされていました。このたびはいずれもライヴということで、フリッチャイ時代の鍛え抜かれたアンサンブルがどのような反応をみせているのか大いに期待の高まるところです。さらに、オネゲルの交響曲第5番は、このたびの「春の祭典」やムソルグスキーの歌曲(AU.95631)とともに、マルケヴィチのRIAS響デビュー・コンサートのときのもの。およそ一年前1951年3月9日に初演されてまもない新作を選んでいるのも注目されます。ベルリンRIAS収録によるドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源からの復刻で、すべて完全初出の内容です。 (Ki)

Signum Classics
SIGCD-168(1CD)
エルガー:エニグマ変奏曲Op.36/序曲《南国にて》/弦楽セレナード ホ短調Op.20
アンドルー・デイヴィス(指)フィルハーモニアO
録音:2007年4月8日&19日−20日、フェアフィールド・ホール&クィーン・エリザベス・ホールでのライヴ
トロント響の首席指揮者(現在は名誉指揮者)、グラインドボーン音楽祭の音楽監督、シカゴ・リリック・オペラの音楽監督&首席指揮者などの要職を歴任しているアンドルー・デイヴィスとイギリス・オケとの相性の良さは、1989年から2000年まで首席指揮者を務めていたBBC響時代に実証されているだけに、フィルハーモニア管とのエルガーにかかる期待はかなりのもの。イギリスの名匠とイギリスの名門によるイギリスの傑作。「エニグマ変奏曲」の新たな名演の誕生です。
VMS
VMS-177(1CD)
シュテプラー:アンサンブルのための音楽
ソプラノ・サクソフォン、チェロ、ピアノとアンサンブルのための《ドリーム/トラウム、1/9/92》/2台のピアノと打楽器のための《インターネット4》/ダンス、アンサンブル、テープのための《スパイス》/ヴィオラとオーケストラのための《ノートブック》
ペーター・ルンデル(指)フォルクヴァング音楽大学ノイエ・ムジーク・アンサンブル
1982年のコーネリアス・カーデュー・メモリアル賞や2003年のデュイスブルク音楽賞など、権威ある音楽賞の受賞歴を持ち、現代音楽や実験音楽の進化に情熱を注ぐ現代ドイツの大物作曲家ゲルハルト・シュテプラー(1949−)。様々な組み合わせの"アンサンブル"のために作曲されたシュテプラーの作品を演奏するのは、フォルクヴァング音楽大学ノイエ・ムジーク・アンサンブル。現代音楽の演奏法を学ぶためにドイツのエッセンに集った精鋭集団です。
CPO
777442-2F(1CD)
ホルブルック(1878-1958):交響詩集劇的序曲「アモンティラド」Op.123/オーケストラのための詩曲第2番「ヴァイキング」Op.32/「三匹の盲目のねずみ」による交響的変奏曲Op.37-1/オーケストラのための詩曲第3番「ウラルメ」Op.35
ハワード・グリフィス(指)フランクフルト・ブランデンブルク州立O
イングランド生まれの作曲家ホルブルックは、とりわけエドガー・アラン・ポーにインスピレーションを受けた作曲家として知られます。1900年に発表した「大鴉」が大成功を収め、当時「最も進歩的な作曲家」の一人として評価されました。しかし大作志向だったことや、あまりにもロマン派的な音に固執したため、イギリス音楽の時流に乗ることができず、結局のところ忘れ去られてしまった人です。今回グリフィスの名演で彼の作品が復興されることで、また新たな発見をもたらしてくれるでしょう。
 JVC-XRCD
JMXR-24020S(1CD)
マーチ・イン・ハイ・ファイ
ヴェルディ:「アイーダ」大行進曲、ヴィクター・ハーバート:おもちゃの行進曲
スーザ:忠誠、チャイコフスキー:「組曲第1番」〜小行進曲
伝承曲:ヤンキードゥードル(アルプス一万尺/アメリカ民謡)、モース:アップ・ザ・ストリート
ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲、ウィルソン:76トロンボーン
イッポリトフ=イヴァーノフ:酋長の行進、プランケット:サンブル・エ・ムーズ連隊行進曲
ベートーヴェン:トルコ行進曲、アルフォード:ボギー大佐(クワイ河マーチ)
エムメット:ディキシー、モートン・グールド:アメリカン・サリュート
アーサー・フィードラー(指)ボストン・ポップス・オーケストラ
録音:1958年ボストン、シンフォニー・ホール(ステレオ)/XRCD-SHM仕様
「文句なしに楽しい!そしてこの名盤がxrcdで聴けることがなにより嬉しい」(諸石幸生)
また解説はLP発売時のものと思われる昔なつかしい藁科雅美(わらしなまさみ)翁の味わい深い文章が掲載されています。SHM化で音になめらかさが増し、これでもかと繰り広げられる大音響と威勢のいい音響にどっぷり浸れます。 (Ki)
MANCHESTER FILES
CDMAN-103(1CD)
チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」Op.20 から、バレエ「眠れる森の美女」Op.66 から、
バレエ「くるみ割り人形」Op.71 から
アンドレイ・アニハーノフ(指)サンクトペテルブルク国立SO
録音:1994年
MANCHESTER FILES
CDMAN-109(1CD)
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク、交響曲第35番「ハフナー」、交響曲第40番ト短調
アレクサンドル・カントロフ(指) サンクトペテルブルク国立クラシカSO
録音:1995年
MANCHESTER FILES
CDMAN-110(1CD)
ロシア管弦楽小品集
グリンカ:ホタ・アラゴネサ、アントン・ルビンシテイン:歌劇「フェラモルス」〜カシミールの花嫁たちの踊り
タネーエフ:ヴァイオリンと管弦楽のための協奏組曲 Op.28 〜おとぎ話*
アレンスキー:「リャビーニン」の主題によるピアノと管弦楽のための幻想曲 Op.48+
グラズノフ:バレエ「ライモンダ」Op.57からの組曲
リャードフ:キキモラ(民話)Op.63、アレクサンドル・プーシキン記念ポロネーズ Op.49
ヴェーラ・ドブルイニナ(Vn)*、アレクサンドル・スヴャトキン(P)+、レオ・コルヒン(指) ペテルホフO
録音:1993、1995年
MANCHESTER FILES
CDMAN-111(1CD)
グリーグ:「ペール・ギュント」組曲第1番&第2番、ホルベア組曲
ウラディーミル・アルトシュレル(指) サンクトペテルブルクSO
録音:1993年
MANCHESTER FILES
CDMAN-122(1CD)
チャイコフスキー:幻想序曲「ロミオとジュリエット」、
交響的幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」、大序曲「1812年」
アンドレイ・アニハーノフ(指)サンクトペテルブルク国立SO
録音:1993、1994年
MANCHESTER FILES
CDMAN-132(1CD)
ワーグナー:管弦楽曲集
「神々の黄昏」〜ジークフリートのラインの旅・葬送行進曲、
「ローエングリン」〜第1幕前奏曲/第3幕前奏曲
「トリスタンとイゾルデ」〜第1幕前奏曲/第3幕からの情景/イゾルデの愛の死
アレクサンドル・ドミトリエフ(指) サンクトペテルブルクSO
録音:1991年
MANCHESTER FILES
CDMAN-172(1CD)
グリンカ:管弦楽作品集
歌劇「ルスランとリュドミラ」〜序曲*/ナイナ城での踊り+
ベッリーニの「夢遊病の女」の主題による華麗なディヴェルティメント#
幻想的ワルツ**/歌劇「イワン・スサーニン(皇帝に捧げた命)」序曲++
ホタ・アラゴネサの主題による華麗な奇想曲**
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)レニングラードPO*
ユーリー・テミルカーノフ(指)+、ヴィクトル・フェドートフ(指)++、マリーンスキー劇場O
レオ・コルヒン(指)ペテルホフO**
アレクサンドル・リフテル、ヴィクトル・リスニャク(Vn)、ユーリー・アニケーエフ(Va) ボリス・ミハノフスキー(Vc)、ロシチスラフ・ヤコヴレフ(Cb)、ウラディーミル・シャーキン(P) 以上#
録音:1973-1995年
MANCHESTER FILES
CDMAN-062-01(1CD)
ブラスバンドによるロシアの式典音楽
メンデルスゾーン:結婚行進曲、グリエール:偉大なる都市への賛歌
オギンスキ:ポロネーズ、不詳:ファンファーレ I
イワーノフ=ラトケヴィチ:ファンファーレ II/ファンファーレ III、ベートーヴェン:葬送行進曲
メンデルスゾーン:葬送行進曲、グリーグ:アンダンテ・ドロローソ、ショパン:葬送行進曲
ボルモチン:瞑想、グラーバリ:葬送行進曲、ウダーロフ:葬送行進曲、ガヴリーロフ:古い葬送行進曲
ヴァフチンスキー:古い葬送行進曲、ズーボフ:古い葬送行進曲、ドゥビンスキー:古い葬送行進曲
ボリス・シンキン(指)サンクトペテルブルク大金管軍楽隊

BIS
BIS-1830(7CD)
ヴィラ=ロボス:ショーロス&ブラジル風バッハ全集
ブラジル風バッハ第1〜9番(9は弦楽オーケストラ版、無伴奏合唱版の2種収録)
ショーロス(第1〜第12番、ショーロス序章、2つのショーロス)*
ショーロス形式による木管五重奏曲**
ギター独奏曲全集(5つの前奏曲、ブラジル民謡組曲、12の練習曲)#
ロベルト・ミンチュク、ジョン・ネシリング(指)*、サンパウロSO&cho、ファビオ・ザノン(G)、クリスティナ・オルティズ(P)、ジャン=ルイ・ストイアーマン(P)、ドンナ・ブラウン(S)、ベルリン・フィル木管五重奏団**、アンデシュ・ミオリン(G)#
意外にファンが多いことを驚かされたサンパウロ響のヴィラ=ロボス・シリーズが超お買い得価格BOXで登場。「ブラジル風バッハ」は全曲に加え、第9番は弦楽オーケストラ版と無伴奏合唱版の2種、「ショーロス」も全曲に加え、ギターと管弦楽のための序章とヴァイオリンとチェロのための「2つのショーロス」まで収録。さらに「ショーロス形式による木管五重奏曲」は名人集団ベルリン・フィル木管五重奏団の演奏という豪華盤。ヴィラ=ロボスを語るうえで必携のBOXと申せましょう。 (Ki)
SUPRAPHON
SU-3995(1CD)
EU加盟国国歌集(全27カ国)
EU賛歌(ベートーヴェン/カラヤン編曲)/オーストリア/ベルギー/ブルガリア/キプロス/チェコ/デンマーク/エストニア(パーシウス)/フィンランド(パーシウス/カヤヌス編)/フランス/ドイツ(ハイドン/ヴァルデンマイア編)/ギリシャ/ハンガリー(エルケル)/アイルランド/イタリア/ラトヴィア/リトアニア/ルクセンブルク/マルタ/オランダ/ポーランド/ポルトガル/ルーマニア/スロヴァキア/スロヴェニア/スペイン/スウェーデン/イギリス
ヤン・クチェラ(指)プラハRSO
録音:2009年2月10日、2008年11月28日 プラハ、チェコ・ナショナル・シンフォニー・オーケストラ・スタジオ
収録されているのはEU加盟の27カ国とEU賛歌(カラヤン編曲によるベートーヴェンの「喜びの歌」)の28曲。もともと国歌は有名な作曲家の手によるものも多く、また後世の作曲家が素材として用いたりとクラシック音楽に密接な関係があります。EU加盟国ということでアメリカ、ロシア、日本の国歌が入っていないのが残念ですが、バルト三国やスロヴェニアなど馴染みの薄いものも収録されているのが嬉しさ倍増。全体に重厚かつ色彩的なオーケストレーションで、音楽作品として存分に楽しめます。録音もクリア。 (Ki)
Danacord
DACOCD-656(1CD)
ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》(ピアノ版)、組曲《展覧会の絵》(ラヴェル編)*
オレグ・マルシェフ(P)、ジャン・ワグネル(指)オーゼンセSO
録音:2009年2月19日−20日、2001年5月1日−4日*
名手マルシェフの手によって命を吹き込まれた音が様々な表情で語りかけてくる「展覧会の絵」は、まるで実際に展覧会で絵を見ているかのような鮮明なイメージを与えてくれる。
ラヴェル編のオーケストラ版を指揮するジャン・ワグネルはベネズエラのカラカス生まれ。1995年にコペンハーゲンで開催されたニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで第1位を獲得した南米の雄ワグネルは、1997年から2002年までオーデンセ響の首席指揮者を務めています。
スリーシェルズ
3SCD-0007(1CD)
税込定価
沖縄の響き〜金井喜久子管楽作品集
沖縄復帰祝典序曲「飛翔(はばたき)」(1972)*
沖縄ラプソディ〜ピアノと吹奏楽のための(1966)*
フルートとピアノのための「てぃんさぐの花変奏曲」(1973)
トロンボーンによる「3つの奇想組曲」(1966)*
福田滋(指)リベラ・ウインド・シンフォニー、高良仁美(P)、江尻和華子(Fl)、箱山芳樹(Tb)
*=世界初CD化。日本人女性で初めて交響曲を作曲した金井喜久子の管楽作品集のCD化です。金井喜久子(1906-86)は著書『ニライの歌』で沖縄音楽について「誇るべき美しい南国のメロディー」と書いています。素晴らしき沖縄音楽を世界共通語である五線譜に乗せることで、世界へ紹介しようと多くの作品を発表しました。その音楽は、沖縄の伝統・芸能・文化を基に発想され、いずれも親しみやすいメロディ・リズム・ハーモニーに溢れています。収録作品は、沖縄が祖国へ帰る姿を伝説の大鷲になぞらえた沖縄復帰祝典序曲「飛翔」、初演では3万人の聴衆を集めたというピアノと吹奏楽のための「沖縄ラプソディ」(初演は山本直純がピアノ!)、誰もが知る沖縄民謡をフルートとピアノで奏でる「てぃんさぐの花」、晩年の隠れた傑作トロンボーンとピアノの「沖縄奇想曲」。ほとんどが世界初録音で、まさに、沖縄が世界に誇る作曲家の代表的管楽作品集と言えましょう。演奏は、沖縄出身の金井作品のスペシャリスト高良仁美(ピアノ)、伸びやかで量感豊かな演奏で高い人気を誇る箱山芳樹(日フィル首席トロンボーン奏者)、別宮貞雄作品集の清らかな音色で注目された江尻和華子、そしてJapanese composers archives seriesに欠かせない福田滋率いるリベラ・ウインド・シンフォニーです。
ACOUSENCE
ACOCD-21209(1CD)
2種のペレアスとメリザンド
シェーンベルク:交響詩「ペレアスとメリザンド」 op.5
フォーレ:「ペレアスとメリザンド」 op.80
ジョナサン・ダーリントン(指)デュイスブルクPO
録音:2007年12月18/20日ライヴ
日本でもその実力が注目されつつあるダーリントンとデュイスブルク・フィルの洗礼された美しくい演奏。優れた録音技術とあいまった完成度の高い魅力的なアルバムです。
MARCO POLO
MAR-8.225334(1CD)
J.シュトラウス1世:作品集第14集
アデライーデ・ワルツOp.129/レーサーのワルツOp.131/新人デビューのワルツOp.132/エーガー川のワルツOp.134/ダンスの名人ワルツOp.135/都会と田舎の生活ワルツOp.136/有名なアンナのポルカOp.137/幻想的な
人のワルツOp.139/ワルツ「音楽協会のダンス」Op.140
クリスティアン・ポラック(指)スロヴァキア・シンフォニエッタ
J.シュトラウスの音楽をまとめて聴くシリーズの第14集です。今回も珍しい作品で溢れています。なかでも面白いのは第2曲の「レーサーのワルツ」です。当時流行の題材を何でもワルツにしてしまうシュトラウスの作風について、当時の評論家たちは決して良い評価を与えていたわけではないようです。しかし今ではこんなに興味深いものはありません。この「レーサーのワルツ」もそんな1曲。1841年5月24日に実際に行われた競技が題材です。当時はおよそ9キロを走るのに40分かけていたとか。だからこんなにゆったりとした曲調なのでしょう。ちなみに現在は10000メートル走の世界記録はおよそ26分です。

MOLODIYA
MELCD-1001604(1CD)
ストラヴィンスキー・イン・モスクワ1962
ストラヴィンスキー:交響的幻想曲《花火》/バレエ組曲《ペトルーシュカ》(1947年版)/ヴォルガの舟歌(管弦楽編曲版)/頌歌(3つの悲歌)*/バレエ音楽《オルフェウス》*
イーゴル・ストラヴィンスキー(指)モスクワPO、ソヴィエト国立SO*
録音:1962年、モスクワ音楽院大ホールでのライヴ
ディジパック仕様。1914年、32歳でスイスに亡命したストラヴィンスキーにとって、実に48年振りとなった1962年の祖国への帰還。80歳を迎えていた晩年のストラヴィンスキーは、この凱旋で「ペトルーシュカ」の1947年版、師であるリムスキー=コルサコフの娘ナジェージダの結婚を祝い作曲した「花火」、クーセヴィツキーに捧げられた「頌歌」など6つの自作自演を実現させています。
MOLODIYA
MELCD-1001599(2CD)
ハチャトゥリアン:バレエ音楽《ガイーヌ》(ボリショイ劇場版)
ジャンスク・カヒッゼ(指)モスクワRSO
録音:1978年
根強い人気を誇るグルジアの指揮者ジャンスク・カヒッゼの代表盤として君臨してきた「ガイーヌ」の"ボリショイ劇場版"全曲録音。「レズギンカ」や「剣の舞」での迫りくる鋭いリズム、演奏全体から放たれる民族的、土俗的な香りは、他の録音とは一味も二味も違います。
ちなみに吹奏楽でも演奏される「友情の踊り」や「収穫祭」は"原典版"から"ボリショイ劇場版"への改訂で追加された作品ということもあり、このカヒッゼ盤は吹奏楽関係者にも参考演奏としても長く知られてきた"名盤"です。
Chandos
CHAN-10518(1CD)
スメタナ:管弦楽作品集Vol.2
歌劇《売られた花嫁》〜序曲、ポルカ、フリアント、道化師の踊り/歌劇《秘密》序曲/歌劇《リブシェ》序曲/歌劇《悪魔の壁》〜序曲、悪魔の踊り/歌劇《ボヘミアのブランデンブルク人》〜序曲、第1幕のバレエ音楽/歌劇《口づけ》序曲/歌劇《ダリボル》〜間奏曲/歌劇《2人のやもめ》〜序曲、第2幕への前奏曲、第2幕のポルカ
ジャナンドレア・ノセダ(指)BBCフィルハーモニック
意外にも(!?)代表作「売られた花嫁」の序曲で幕を開けたと思いきや、「秘密」、「リブシェ」「悪魔の壁」、そしてスメタナ最初のオペラ「ボヘミアのブランデンブルク人」などからの管弦楽作品が次々と取り上げられるなど、ノセダ&BBCフィルの凄まじい広さのレパートリーに改めて驚かされまする。
Chandos
CHAN-10529(3CD)
ヴォーン=ウィリアムズ:映画音楽集〜コレクターズ・エディション
《南極のスコット》組曲(完全版による世界初録音;ホッジャー編)/《沿岸警備隊》組曲/人々の土地(ホッジャー編)/《潜水艦轟沈す(49度線)》組曲(ホッジャー編)/ディム・リトル・アイランド(ホッジャー編)/《エリザベスのイングランド》組曲(ホッジャー編)/《あるベルギー農場の物語》組曲/ジョアナ・ゴディンの恋(ホッジャー編)/大荒原(ホッジャー編)
ラモン・ガンバ(指)BBCフィルハーモニック、メリン・ガンバ(S)、シェフィールド・フィルハーモニックcho、エミリー・グレイ(S)、マーティン・ハインドマーシュ(T)、チータム室内cho、マンチェスター女声室内cho
クラシックの大作曲家たちが持つ"映画音楽の作曲家"としての姿を紹介するロングセラー、"シャンドス映画音楽シリーズ(Chandos Movies)"。これまでにリリースされたヴォーン=ウィリアムズの3枚の映画音楽集を、スタイリッシュでハイ・クォリティのパッケージに収めたコレクターズ・エディション(ボックス・セット)が登場!1940年代に上演された「南極のスコット」や「潜水艦轟沈す」から、日本未公開作品の音楽、完全版による世界初録音など、ファン垂涎の音源が満載!
Tmpani
1C-1164(1CD)
クセナキス:管弦楽作品全集Vol.1
アイス〜バリトン、打楽器独奏と管弦楽のための/描かれたもの/痕跡/ノーメナ/ロアイ
アルトゥーロ・タマヨ(指)ルクセンブルクPO、スピロス・サッカス(Br)、ベアトリス・ドーダン(Perc)
先にリニューアルされた管弦楽作品集第2巻(1C-1158/M1C-1062)を追う形で"第1集"が新装リリース。10段楽譜に記された16声部の演奏を要求される超難曲「シナファイ」、第2ピアノ協奏曲「エリフソン」へと続くタマヨ&ルクセンブルク・フィルによるクセナキス・レガシーの原点です。
※今回の移行再発売に伴い旧盤の「1C-1057」は廃盤となります。
Tmpani
1C-1171(1CD)
マニャール:管弦楽作品集
正義の賛歌Op.14/古典風の様式による管弦楽組曲Op.2/挽歌Op.9/序曲Op.10/ヴィーナスの賛歌Op.17
マーク・ストリンガー(指)ルクセンブルクPO
ハイペリオンからリリースされた交響曲全集(CDD 22068)が好評を博している近代フランスの作曲家アルベリク・マニャール(1865−1914)は生涯21作しか遺しておらず、クセナキスの作品集でお馴染みの超人集団、ルクセンブルク・フィルの演奏による管弦楽集も非常に貴重な音源として重宝されたもの。
※今回の移行再発売に伴い旧盤の「1C-1067」は廃盤となります。
CRD
CRD-3402(1CD)
コンサート・ブラスのためのシンフォニック・マーチ集
ヴェルディ:「アイーダ」〜凱旋の場面、モーツァルト:「魔笛」〜僧たちの行進
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」〜第3楽章、プッチーニ:「トゥーランドット」:〜行列の場面
グリーグ:劇付随音楽「十字軍兵士シグール」Op.56 〜忠誠行進曲、ヨハン・シュトラウス I:ラデツキー行進曲
ベルリオーズ:幻想交響曲〜断頭台への行進、ムソルグスキー:カルスの奪回(行進曲)
ジェイムズ・ストバート(指)ロック・ブラス・コンソート
録音:1982年以前、ロンドン、ハムステッド、ロザリン・ヒル礼拝堂
新装再発売。
SOMM
SOMMCD-076(1CD)
1943年プロムス第一夜
アナウンス(ステュアート・ヒッバード)/英国国歌
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」/アナウンス
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番〜第1/第3楽章
ヘンデル:「アチスとガラテア」〜愛の神が彼女の目の中で戯れ(+)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」〜第1楽章
ラマー・ストリングフィールド(1897-1959):ア・ネグロ・パレード
チャイコフスキー:組曲第3番 Op.55 から 主題と変奏曲
モウラ・リンパニー(P)、ヘドル・ナッシュ(T)、ヘンリー・ウッド(指)LPO
録音:1943年6月19日、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール、ライヴ
英国クラシック音楽界の一大行事プロムス(プロムナード・コンサート)の立役者、サー・ヘンリー・ウッド(1869-1944)。第1回(1895年)から指揮を続けた彼にとって最後のプロムスとなったのが第二次世界大戦さなかの1943年。その第一夜の演奏を抜粋収録したのがこのアルバムです。当時26歳のモウラ・リンパニー(1916-2005)も登場(*)。第2楽章も演奏されたはずですが収録されていないのが残念です。
MELODIYA
MELCD-1001449(1CD)
グリンカ:管弦楽名曲集
愛国の歌(アレクサンドル・ガウク管弦楽編曲)
アラゴンのホタ(スペイン序曲第1番)
マドリードの夏の夜の思い出」(スペイン序曲第2番)/幻想的ワルツ
カマリンスカヤ(2つのロシアの歌による幻想曲;婚礼の歌と踊りの歌)
「イワン・スサーニン(皇帝に捧げた命)」から クラコヴィエンヌ
「ルスランとリュドミラ」〜序曲(*),ナイナの踊り,東洋の踊り,チェルノモールの行進
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)ソヴィエト国立SO、ボリショイ劇場O*
録音:1963、1967、1968、1977、1984年
MELODIYA
MELCD-1001529(1CD)
ロシアン・クラシックス
スヴィリドフ:「吹雪」(*)、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(+)、プロコフィエフ:古典交響曲(#)
ウラディーミル・フェドセーエフ(指)モスクワSO、ヴァン・クライバーン(P)+
キリル・コンドラシン(指)+、ドミトリー・キタエンコ(指)#、モスクワPO
録音:1975年(*)/1963年、ライヴ(+)/1987年(#)

OUT OF THE FLAME
OUT-025(1CD)
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
レオ・ドリーハイス(指)チェコ・ナショナルSO
録音:2000年1月14日、プラハ市民会館スメタナ・ホール、ライヴ
ICNレーベル、ICN 030 からの移行再発売。
Halle
CDHLL-7518(1CD)
ドビュッシー&マシューズ
ドビュッシー:遊戯/ドビュッシー(C・マシューズ編):《前奏曲集》〜デルフィの舞姫、とだえたセレナード、雪の上の足跡、妖精たちはあでやかな舞姫、帆、ピクウィック卿をたたえて、月の光がふりそそぐテラス、ヒースの茂る荒れ地、オンディーヌ、アナカプリの丘、花火、沈める寺
C・マシューズ:ポストリュード《ムッシュ・クロッシュ》
マーク・エルダー(指)ハレO
録音:2007年6月20日−21日&2008年5月4日、ブリッジウォーター・ホール(マンチェスター)
2007年にリリースされハレ管自主制作レーベル"Halle"最大のヒット作となった、「冥王星」の作曲者コリン・マシューズ(1946−)のオーケストレーションによるドビュッシーの「前奏曲集」(CDHLL-7513)。この第1集には収録されなかった残りの12曲が、もちろんマシューズのアレンジによるオーケストラ版、そしてハレ管の演奏で待望の登場!!ドビュッシーの作品が持つ本来の響きや色彩感を損なうことなく、名作中の名作「前奏曲」の24曲全てをオーケストラ版へと生まれ変わらせたマシューズの見事な手腕に感服。またマシューズは、ドビュッシーが生んだ架空の人物"ムッシュ・クロッシュ"を題材とした「ポストリュード」を作曲&収録しており、こちらも聴き逃せません。
Nimbus
NI-2522(1CDR)
コープランド:劇場のための音楽/静かな都市/映画のための音楽/クラリネット協奏曲
クリス・ゲッカー(Tp)、ウィリアム・ブラウント(Cl)、デニス・ラッセル・デイヴィス(指)セント・ルークスO
ブルックナー指揮者としての名声を確立しつつあるアメリカのマエストロ、デニス・ラッセル・デイヴィスがミュージック&マスターズ・レーベル時代に録音を行ったコープランド。ラッセル・デイヴィスの巧みな管楽器セクションのコントロールは特筆もの。
※Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
GRAND SLAM
GS-2036(1CD)
クナッパーツブッシュのワーグナーVol.2
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」〜夜明けとジークフリートのラインへの旅、ジークフリートの葬送行進曲
「さまよえるオランダ人」〜期限は切れた*、「ニュールンベルクの名歌手」〜リラの花が何とやわらかく*、迷いだ迷いだどこも迷いだ*、
「ワルキューレ」〜ヴォータンの告別「さようなら勇ましいわが子」*
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)VPO、ジョージ・ロンドン(Bs-Br)*
録音:1956年6月3-6日、1958年6月9-11日*、ウィーン・ゾフィエンザーエル/使用音源:Decca(U.K.)SXL2074/5、SXL2068* (歌詞対訳は付いていません。)
■制作者より
圧倒的な好評を得たクナッパーツブッシュのステレオ復刻第1弾、ワーグナーの「ワルキューレ」第1幕(GS-2033)に続く第2弾です。まず、「神々のたそがれ」からの〈ラインへの旅〉と〈葬送行進曲〉は「ワルキューレ」第1幕のLP(SXL2074/5)の第4面に収録されていたもので、その「ワルキューレ」と並ぶクナの最高傑作です。後半の4曲はジョージ・ロンドンのアリア集ですが、中でも「ワルキューレ」の〈ヴォータンの告別〉は伝説的な名演です。以上、クナの真骨頂が詰め込まれた演奏を第1弾と同様に初期LPに刻まれた音を忠実に再現します。
■解説書の内容
このクナッパーツブッシュとジョージ・ロンドンとの録音セッションに、実は日本人が立ち会っていたのです! 合唱指揮の大御所、田中信昭氏がその人で、田中氏は指揮者のすぐ後ろでこのレコーディングを聴いていました。その生々しい証言はクナ・ファン必読です。(以上、平林 直哉)
Naive
OP-30479[NA](1CD)
モーツァルト:オペラ序曲集
「皇帝ティートの慈悲」〜序曲/行進曲、「魔笛」〜序曲、僧侶の行進
「フィガロの結婚」〜序曲/行進曲(第3幕フィナーレ)、「コシ・ファン・トゥッテ」序曲
「ドン・ジョヴァンニ」〜序曲、「レ・プティ・リアン」(バレエ)〜序曲
「後宮からの誘拐」序曲、「劇場支配人」序曲、「ポントの王ミトリダーテ」〜序曲/行進曲(第1幕第10曲)
「イドメネオ」〜序曲/行進曲(第3幕第7曲)/パスピエ、「バスティアンとバスティエンヌ」〜導入
リナルド・アレッサンドリーニ(指)ノルウェー国立オペラO
録音:2008年5月
オペラの序曲は、オペラ全体への期待を高めるために様々な仕掛けがなされているもの。聴きどころのメロディーがギュギュッと詰まっていて、なおかつちょうど良い長さのものばかり。アレッサンドリーニは、古楽演奏での経験を活かしながら、モダン・オケを見事に統率。色彩豊かな音色の選び方、時にドキッとするような和音の響かせ方、効果的な強弱のつけ方、絶妙なテンポ選び。どこをとっても全く新しい序曲集となっています。  (Ki)
GENUIN
GEN-89528(1CD)
セバスチャン・ボディヌス(1700-1759):音楽的ディヴェルティメント第4部(2つのオーボエと通奏低音のための6つのソナタ)
トゥッテ・シュイッテ(ピリオド楽器):【マリアンヌ・リチャート・プファウ(指揮、ob),N.イェンソン(ob)、J.ベリッツ(ob)、A.デンネルト(Cemb)、R.ザンデルス(fg)、H.ヒュンマー(Vn)】
録音:2008年10月
ボディヌスは同時代のテレマンやバッハの影に隠れて今まで忘れられた存在であった。彼はドイツ、チューリンゲン地方の生まれで、その生涯に100曲以上の作品を残したものの、そのほとんどは出版されず、ほとんど演奏されることはありませんえした。このオーボエ・トリオはアメリカ・サンディエゴ大学の図書館所蔵の楽譜によるもので、これが世界初録音となります。甘いオーボエの音色を生かした優雅な音楽です。
MUSICA CLASICA GALEGA
BOA-25102007(1CD)
ガリシアのクラシック音楽 Vol.7 20世紀の交響楽
フェルナンド・アロンソ:シンフォニエッタ イ長調、シャビエル・デ・パス:夢の夜明け
フアン・ドゥラン:ソロサバルの主題による変奏曲、マヌエル・バルボア:サトゥルヌスの祭/天空の道
アントニ・ロス・マルバ(指)ガリシア王立PO
録音:2004年?、サンティアゴ・デ・コンポステラ(スペイン)、アウディトリオ・デ・ガリシア
TORITO
TD-0049(1CD)
フェルナンド・ソル:序曲&交響曲集
バレエ「ヘラクレスとオンファール」序曲、交響曲第1番ハ長調、
バレエ「アルフォンスとレオノール、またはl'amant peintre」序曲、交響曲第2番変ホ長調、
メロドラマ「ポルトガルのエルヴィラ」序曲、交響曲第3番ヘ長調、バレエ「シンデレラ」序曲
ネヴィル・マリナー(指)カダケスO
録音:2007年3月、2008年3月8日、サラゴサ(スペイン)、アウディトリオ
「スペインのギターの作曲家」としてばかり注目されがちなソルですが、彼はアルベニスやグラナドスの登場以前、最も国際的に活躍し様々なジャンルの作品を残した作曲家でした。当アルバムには、これまでほとんど録音されたことのないソルの交響曲と舞台音楽の序曲が収録されています。若いノセダにはまだまだ負けぬとばかり、カダケス管弦楽団の首席客演指揮者である御大マリナーもがんばっています。
TORITO
TD-0051(1CD)
ヘスス・トレス(1965-):作品集
交響曲(2005)*、楽章(2004)+、パルティータ(1998)#
エイドリアン・リーパー(指)スペインRSO*、ジャナンドレア・ノセダ(指)カダケスO+、
ホセプ・カバリェ(指)スペイン国立青年O#
録音:2005年10月マドリード・モヌメンタル劇場(*)、2006年1月パンプロナ(スペイン)バルアルテ・ホール(#)、1998年10月マドリード・国立音楽堂(#)
トリト・レーベルが力を入れているスペイン、サラゴサ生まれの作曲家トレスの交響的作品集。作品を委嘱したオーケストラによる演奏が収録されています。
TORITO
TD-0045(1CD)
プロコフィエフ:「ピーターと狼」
レオノル・ワトリング(朗読)、ワシーリー・ペトレンコ(指)カダケス管弦楽団アンサンブル
朗読はカスティリャ語(スペイン標準語)。カタルニャ語版は既発売(TD-0021)。
TORITO
TD-0046(1CD)
プーランク:「子象ババールの物語」
トリスタン・ウリョア(朗読)、フィリップ・アントルモン(指)カダケス管弦楽団アンサンブル
朗読はカスティリャ語(スペイン標準語)。カタルニャ語版は既発売(TD-0016)。

ALTO
ALC-1043(1CD)
ミヤスコフスキー:交響詩「アラスター」op.14、叙情的小協奏曲op.32-3(フルート、クラリネット、ホルン、ファゴット、ハープ、弦楽合奏のための)、シンフォニエッタ.イ短調 op.68-2
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)ロシア国立SO
当レーベルからの第5弾。
Signum Classics
SIGCD-149(1CD)
ブリテン・シンフォニア001〜ソングス・オヴ・ザ・スカイ
マートランド:タイガー・ダンシング/ワトキンス:ドリーム/オレーガン:ライ/ヤード:フー・ノウズ・ザ・ビューティ?/タヴナー:ソング・オヴ・ザ・スカイ
ブリテン・シンフォニア
フィルハーモニア管との共同制作に続くシグナム・クラシックス(Signum Classics)のニュー・プロジェクトは、イギリスの名門室内オーケストラ、ブリテン・シンフォニアとのコラボレーション。リリース第1弾は、21世紀の英国楽壇を牽引する5人の作曲家たちの全曲世界初録音となる室内オーケストラのための作品集。スマトラ島沖地震の大津波で命を落とした犠牲者への追悼として作曲されたジョン・タヴナーの「ソングス・オヴ・ザ・スカイ」や、ラッターの後継者筆頭候補オレーガンのアラブ舞踊のリズムと音楽を取り入れた「ライ」などの5作品が、"近現代"という壁を打ち砕きます。ワトキンスの「ドリーム」には、人気急上昇中のヴァイオリン奏者イブラギモヴァが参加!
BMC
BMCCD-138(1CD)
ペーター・エトヴェシュ:《夢の橋を渡るように》(1999)〜「更級日記」によるサウンド・シアター(春、猫がいる夢、月、ミラー・ドリーム、闇夜、記憶、鐘)
※ボーナスDVDオーディオ…《夢の橋を渡るように》DTSドルビー5.1チャンネル版、
《話》(1968)オリジナル3チャンネル版
ゲルゲリー・ヴァイダ(指)UMZEアンサンブル、エリザベス・ローレンス(語り)、マイク・スヴォボダ(アルトTrb)、ジェラール・ブーケ(コントラバスTrb、スーザフォン)
録音:2001-2008年
ボーナスDVDオーディオ付。「更級日記」は菅原孝標女が1060年に完成させた日本の日記文学の代表作だが、これをエトヴェシュがマルチ・オペラ風のサウンド・シアターに仕上げました。更級日記は主人公の夢と現実、挫折などの精神遍歴の末、やがて仏教への帰依に至る自伝文学で、エトヴェシュはこれを室内アンサンブル、コンピューター・ライヴ・エレクトロニクスを駆使した幻想的な作品に仕上げた。エコーが多用され夢とうつつの狭間をゆらゆらとたゆたう音響はサイケデリック!(古い言葉だが)。女性淡々とした独白(英語)は極めてエロティック。官能性と絶望感が同居した佳品です。
ZIG-ZAG
ZZT-090103(1CD)
コントラストによる新感覚タンゴ
ピアソラ:アディオス・ノニーノ、オブリビオン*、カフェ・1930*、コントラステス、ラ・ミスマ・ペナ、天使のミロンガ、インビエルノ・ポルテーニョ*、タンガータ、サン・ルイ・アン・リル*、オブリビオン(ジャズ・ヴァージョン)
セバスチャン・イラディエル:ラ・パロマ(鳩)
カルロス・ガルデル(アルフレッド・レ・ペラ編):想いの届く日
J.C.サンダース(C.ヴェダーニ編):アディオス・ムチャーチョス
G.H.M.ロドリゲス:ラ・クンパルシータ
アンサンブル・コントラスト【アルノー・ソレッテ(指、Va)ヨハン・ファルジョー(P)、ジュヌヴィエーヴ・ロランソー(Vn)、ラファエル・マーリン(Vc)】
マガリ・レジェ(S)、カリン・ドゥシェー(Ms)、パリ=ソルボンヌcho、ラファエル・アンベール(Sax)、アンドレチェッカレリ(ドラム)
*=ヨハン・ファルジョー、アルノー・ソレッテ共同編曲
録音:2008年10月13-17日(パリ)
19世紀の終わり、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで生まれたタンゴ。今や世界中の人々がその独特のリズムと情熱的で官能的なタンゴに魅了されています。このアルバムにはタンゴの革命児アストル・ピアソラの数々の有名曲から、アルゼンチンの国民的タンゴ歌手カルロス・ガルデルの名曲「想いの届く日」などタンゴの名曲がふんだんに収録されています。2000年に結成された若いグループ、アンサンブル・コントラストのメンバーによるオリジナル・アレンジと現代的な感覚を交えた演奏、ラファエル・アンベールやアンドレチェッカレリらジャズ・シーンで活躍しているアーティストも参加しタンゴの名曲の数々を新しい視点で愉しむことができます。   (Ki)
Audite
AU-95631(1CD)
イーゴリ・マルケヴィチ/ベルリンRIAS録音集
シューベルト:交響曲第3番*、ファリャ:バレエ「三角帽子」第2組曲、
ルーセル:「バッカスとアリアーヌ」第2組曲
ムソルグスキー(マルケヴィチ編):6つの歌曲#[子守歌/おしゃべりかささぎ/夜/星よいずこ?/いたずら小僧/ドニエプル川で]
マーシャ・プレディト(S)、イーゴリ・マルケヴィチ(指)RIAS響
録音:1953年3月2日*、1952年3月6日# 以上、ティタニア・パラスト(モノラル・ライヴ)、1953年2月27日&3月2日イエス・キリスト教会(スタジオ・セッション・モノラル)
ベルリンRIAS収録によるドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源からの復刻で、すべて完全初出の内容。キエフ生まれで、20世紀を代表する指揮者として活躍したイーゴリ・マルケヴィチ(1912−1983)はユニークな経歴の持ち主。コルトーにピアノをナディア・ブーランジェに和声と作曲を師事して、両大戦間期には将来を嘱望された作曲家としてバルトークやミヨーからも称賛を受けるほどでしたが、戦後は指揮者に転身、数多くの世界的なオーケストラから迎えられました。モントゥーとシェルヘンについて指揮を学び、現代的な感覚を備えた名匠ともいわれるマルケヴィチですが、幅広いレパートリーとその客観的で冷静なアプローチは作曲家としての経験から培われたものといえるのかもしれません。このたびのRIAS響との録音は、まさにそうした面を反映している内容といえますが、現状では入手できるカタログが必ずしも十分とはいえない状況を考えると、ファンには歓迎されるものと思われます。マルケヴィチとゆかりあるディアギレフの依頼で書かれ、マルケヴィチ自身大のお気に入りだったファリャの「三角帽子」や、ルーセル作品では独特のリズムと色彩感がとにかく強烈で、アルバム中屈指の聴きもの。さらに、極度に洗練されエレガントと評されたシューベルトも異彩を放っています。なお、マルケヴィチ自ら編曲を手掛けたムソルグスキーでは、1945年の初演時と同じキャストというのも注目。プレディトはシャリアピンに見出された1912年ラトヴィア出身のソプラノで、ムソルグスキーやチャイコフスキーの歌曲をレパートリーにしていました。   (Ki)
URANIA
URN-22391(1CD)
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー、パリのアメリカ人、ピアノ協奏曲ヘ調
ハリス:交響曲第3番
ベニー・グッドマン(Cl)、オスカー・レヴァント(P)、アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC響
録音:1940年、1944年
URANIA
URN-22392(1CD)
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲、ヒンデミット:交響曲「画家マティス」
ストラヴィンスキー:かるた遊び、デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
グィド・カンテッリ(指)NYO、NBC響
録音:1952年、1955年
URANIA
URN-22393(1CD)
ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」、ミューズをつかさどるアポロ
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指)RAIローマSO
録音:1957年、1959年
Avie
AV-2171(1CD)
J・S・バッハ:管弦楽組曲集〜若き王子のための(アンハルト・ケーテン候レオポルト王子のために)
管弦楽組曲第1番ハ長調BWV.1066/管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067(オーボエ版)/管弦楽組曲第3番ニ長調BWV.1068(原典版)/管弦楽組曲第4番ニ長調BWV.1069(原典版)
モニカ・ハジェット(ヴァイオリン&ディレクター)、ゴンサロ・ルイス(Ob)、アンサンブル・ソネリー
録音:2007年9月21日−25日、セント・サイラス教会
J・S・バッハの管弦楽組曲"原典版"!ハジェットは「管弦楽組曲」の原典版を演奏するために、バッハを厚遇したケーテンの若き領主レオポルト候の宮廷楽団と同規模の編成(弦楽器、オーボエ、ファゴット、チェンバロ)を再現。また「第2番」では、アンサンブル・ソネリーのオーボエ奏者ゴンサロ・ルイスがフルート・パートをオーボエに置き換えるなど、ケーテンの宮廷楽団の編成に基づいた再構築を行っています。「ケーテン時代の管弦楽組曲」=「原典版」という1つの結論を打ち出したハジェット&ソネリーの演奏とアイディアは実にユニーク。このハジェット&ソネリーによって再構築された"原典版"の「管弦楽組曲」こそが、もしかするとレオポルト候が聴いた「管弦楽組曲」の姿なのかもしれません。

VENEZIA
CDVE-04355(2CD)
ハチャトゥリャン:「ガイーヌ」(全曲)
ヤンスク・カヒーゼ(指)ソビエトRTV大SO
録音:1977年モスクワ
鋭いリズム、強烈な打楽器、吼える金管、息苦しい程の美しい弦楽器、驚くべき緊張感を持った快演として高い評価を得ている名盤の復刻です。
la-ma-de-guido
LMG-2087(1CD)
グリグノン、トルドラ:室内管弦楽作品集
リカルド・ラモテ・デ・グリグノン(1899-1962): 4つの小パストラル/子守歌/3つの magiars 歌/3つの小品/レント・エスプレッシヴォ/古風な組曲
ドルドラ(1895-1962):ビラノバ舞曲集
アドルフ・プラ(指、P) 、テラサ48室内O
録音:2008年11-12月、テラサ市立ホール(スペイン)
同世代で親友でもあった二人のカタルニャ人作曲家。ビラノバはトルドラの生地。
VENEZIA
CDVE-04357(2CD)
ストラヴィンスキー・イン・モスクワ1962
ストラヴィンスキー:ヴォルガの舟歌、「オード」(3部の悲しみの歌)、「カプリッチョ」(ピアノと管弦楽の為の協奏曲)*、交響的幻想曲「花火」*、バレエ音楽「ペトルーシュカ」から9曲*、
バレエ音楽「春の祭典」#
イーゴル・ストラヴィンスキー(指)ソビエト国立SO、モスクワPO*
ロバート・クラフト(指)ソビエト国立SO#
1962年9月〜10月(モノラル)、1962年9月(ステレオ)#
ストラヴィンスキーのモスクワへの凱旋公演での自作自演6曲と、同行した作曲家で指揮者でもあり、且つストラヴンスキーの最大の理解者で友人の一人、ロバート・クラフトによる「春の祭典」の7曲を収録。特に「春の祭典」は暴力的とも言えるほどの強烈な演奏です。
MYTO
HIS-208(1CD)
ハイドン:交響曲第88番、ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番、
ラヴェル:スペイン狂詩曲、R・シュトラウス:交響詩「死と変容」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指) RAIトリノSO
録音:1952年3月3日ローマ
Guild
GLCD-5155(1CD)
軽音楽の黄金時代〜ロマンティックなメロディー
ガーデ(トーチ編):ジェラシー/ロイグ:キエレメ・ムーチョ/フィールズ:ムード・フォー・ラヴ
フリード:オール・アイ・ドゥ・イズ・ドリーム・オヴ・ユー/ベラスケス:ベサメ・ムーチョ
ホイベルガー:キス・イン・ユアー・アイズ/他
シドニー・トーチ&ヒズ・オーケストラ、マリオ・ルイス・アルメンゴル&ヒズ・オーケストラ、ドン・アモーレ&ヒズ・オーケストラ、モートン・グールド&ヒズ・オーケストラ、他
1940年代〜50年代にかけての"ライト・ミュージック"の黄金時代に録音された懐かしの音源を復刻する"ギルド・ライト・ミュージック・シリーズ"。シリーズ55枚目(!)にも、「ベサメ・ムーチョ」やガーデの「ジェラシー」など"ロマンティックな古き良き名作が満載です。
Guild
GLCD-5156(1CD)
軽音楽の黄金時代〜ピッキング・ストリングス
ハンマー:ピッキング・ストリングス/マーティン:キャリーエイジ・フォー・マリッジ/リチャードソン:ランニング・オヴ・ザ・レール/ギリス:永久の感情/モノー:とうとう春が/エルナンデス:エル・クンバンチェロ/ロジャー:スルー・ザ・タウン/他
クルト・レーフェルト(指)シュトゥットガルトRSO、レイ・マーティン&ヒズ・オーケストラ、ドン・ギリス(指)ニュー・シンフォニー・オーケストラ・オヴ・ロンドン・フィリップ・グリーン&ヒズ・オーケストラ、ペペ・ゴンザレス&ヒズ・オーケストラ、他
蒸気機関車のジャケットが印象的なシリーズ通算第56枚目の「ピッキング・ストリングス」。ご機嫌ノリノリの「エル・クンバンチェロ」や、ギリスの自作自演による「交響曲第5-1/2番より」などが"ライト・ミュージック"黄金期の演奏で楽しめます。
IDIS
IDIS-6569(1CD)
クナッパーツブッシュ/ワーグナー
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
「神々の黄昏」〜ジークフリートのラインへの旅,ジークフリートの葬送行進曲
「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死、ジークフリート牧歌*
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)ベルリン国立歌劇場O,ケルンRSO*
録音:1959年11月11日,1953年5月*
1959年、壁ができる2年前の東ベルリンで、クナッパーツブッシュがワーグナー演奏した録音。晩年に近づいたクナの勇壮な演奏です。このうち「マイスタージンガー」前奏曲はなぜか今までCD化されたことがなかった音源。他の3曲も現在では入手難になっています。ケルンでのジークフリート牧歌は、おそらくORFEOからORFEOR723071で発売されているものと同じと思われます。  (Ki)

Medici Arts
20-56798(DVD)
2007年BPOジルヴェスター・コンサート
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編)、「ホヴァンシチナ」〜前奏曲/モスクワ川の夜明け(R=コルサコフ編)、
ボロディン:交響曲第2番、「イーゴリ公」〜ダッタン人の踊り、
ショスタコーヴィチ:バレエ組曲「黄金時代」〜舞曲(アンコール)
サイモン・ラトル(指)BPO
録音:2007年12月31日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)/NTSC 16:9/PCM Stereo,/DD5.1,DTS5.1/Region:0/91mm
大晦日の毎年恒例の大イベント、ジルヴェスター・コンサート。話題となった2007年の映像がMEDICIARTSより発売されます。2007年の演目のテーマは「ロシア音楽」。アンコールまで収録され、臨場感溢れる大盛り上がりのステージを体感することができます。ベルリン・フィルの名人芸と華麗なラトルの指揮ぶりは見逃せません。生のコンサートを聴くように、自然で立体的な音場感を愉しむことができる内容となっております。   (Ki)
GEGA
GD-254(1CD)
ロシア音楽の名曲集
ハチャトリアン:剣の舞、チャイコフスキー:《眠れる森の美女》〜パノラマ/ワルツ、
グリンカ:《ルスランとリュドミラ》序曲、プロコフィエフ:《3つのオレンジへの恋》行進曲とスケルツォ、
ボロディン:だったん人の踊り、チャイコフスキー:《白鳥の湖》〜ワルツ/白鳥の踊り、
R.コルサコフ:熊蜂の飛行、チャイコフスキー:《胡桃割り人形》〜小序曲/こんぺいとうの踊り/トレパーク、
カバレフスキー:《道化師》〜ギャロップ
ヴァシル・カザンディエフ(指)ソフィアSO
ソフィア交響楽団はブルガリア有数のオーケストラ。カザンディエフは廉価盤シリーズでよく名前を見かけるブルガリアの指導的指揮者。
Coviello
COV-30813(1CD)
クラシック&ジャズのコラボレーション
セビリアの夏(セビリアの理髪師/ロッシーニ+サマータイム/ガーシュイン)
フィガロ婦人(フィガロの結婚/モーツァルト+その淑女ふしだらにつき/ロジャース)
バルバリーナのカヴァティーナ(フィガロの結婚/モーツァルトより)
ヴォルフェール、イッツ・ワンダフル(ス・ワンダフル/ガーシュイン)
ティファニーでボレロ(ボレロ/ラヴェル+ティファニーで朝食を/マンシーニ)
オン・マジック・バス・ツアー(魔笛/モーツァルト+テイク・ファイヴ/デスモンド)
サボイでティータイム(リゴレットより女心の歌/ヴェルディ+サボイでストンプ/サンプソン、グッドマン+二人でお茶を/ユーマンス)
パッヘルベルの旋律による変奏曲
ゼンタ・イン・ザ・シティ(さまよえるオランダ人よりゼンタのバラード/ワーグナー)
この日に栄光あれ(ロシア皇帝と船大工より/ロイツィング)
ヴォルフェールのシュマンケルル(キラキラ星の主題による変奏曲/モーツァルト)
オペラ・スウィング・クァルテット、メルク・フィルハーモニー、ヴォルフガング・ハインツェル(指/編曲)
録音:2008年1月11-13日(ライヴ)
クラシックとジャズの名曲を融合させたユニークなアルバム。アルバム・タイトルでもある「サボイでティータイム」は冒頭にヴェルディのリゴレットの「女心の歌」が調子ハズレに聞こえてきて、モダンジャズの定番「サボイでストンプ」「二人でお茶を」が交互に軽快に演奏されます。「ティファニーでボレロ」はボレロのリズムに乗ってあの有名なムーンリバーの旋律が心地よく流れます。難しいことは抜きに楽しんで聴くことの出来る1枚です。メルクは3世紀以上にわたる世界で最も歴史の長い医薬品会社。メルク・フィルハーモニーはメルクの企業文化を発信する音楽使節としてクラシック・コンサートをヨーロッパのみならず世界的に行っています。   (Ki)
Chandos
CHAN-10524(1CD)
リスト:交響詩集Vol.5
ダンテ交響曲S.109/2つの伝説S.354〔第1曲《小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ》、第2曲《波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ》〕
ジリアン・キース(S)、ジャナンドレア・ノセダ(指)BBCフィルハーモニック、バーミンガム市交響cho
「ファウスト交響曲」(CHAN-10375)に続くリストの表題交響曲2作目。当初は"地獄"、"煉獄"、"天国"の3楽章の作品として構想を練っていたリストだったが、ワーグナーからのアドバイスを受け「天国」を「マニフィカト」で表現することにより、「地獄」と「煉獄」の2楽章構成に切り替えたというエピソードを持つ作品でもあります。「ダンテ交響曲」に加えてリスト自身の手によってピアノ版からオーケストラ版へと編曲された「2つの伝説」を取り上げてくるというところも、秘曲の伝道師ノセダならではの選曲眼といえるでしょう。灼熱のタクトが圧倒的な説得力で描く、地獄、煉獄、天国を巡る"ダンテ"と、"聖フランチェスコ"の物語。ノセダ&BBCフィルが、不当に扱われてきたリストの管弦楽曲のイメージを180度変えます。
Chandos
CHAN-10519(1CD)
プロコフィエフ:映画音楽《スペードの女王》からの交響組曲(M・バークリー編曲)/オラトリオ《平和の守り》Op.124
イリーナ・チスチャコワ(Ms)、ナイアル・ドカティ(Boy-S)、ネーメ・ヤルヴィ(指)ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO&cho、ロイヤル・スコティッシュ少年少女cho
1936年、ミハイル・ロンムの映画「スペードの女王」のための音楽を依頼され作曲を行ったプロコフィエフ。しかしスターリンの政策により映画の上演は中止され、プロコフィエフの音楽も陽の目を見ずに破棄されてしまいました。時は流れて2008年。ロイヤル・バレエ団の舞台「ラッシュズ(Rushes)」のために依頼を受けたマイケル・バークリー(レノックスの息子)が、「スペードの女王」を"バレエ音楽"として復活させることに成功。そしてさらにバークリーは「スペードの女王」を"交響組曲"として再構成。こうして政治の犠牲となり失われたプロコフィエフの音楽が、新たな形で現代に甦ることになったのです。またジダーノフ批判を受けた後の最晩年に作曲され、1951年にはスターリン賞を授与されたオラトリオ「平和の守り」でも元祖爆演指揮者ヤルヴィが真骨頂を発揮!
ABC Classics
ABC-442510-2(1CD)
メシアン:彼方の閃光
デイヴィッド・ポルセリーン(指)シドニーSO
録音:1994年3月
ラトル&ベルリン・フィルがレコーディングを発表したことでも話題となったメシアン最後の大作「彼方の閃光」。ニューヨーク・フィルの創立150年を記念して委嘱された「彼方の閃光」は、全11楽章、総勢128人の演奏者を必要とする巨大作品であり、このポルセリーン&シドニー響の録音もメシアンの語法を後世に伝える重要な録音と言えるでしょう。だろう。メシアンが導くサウンドの饗宴は、オーディオ・ファンにもオススメ。初紹介旧譜。
ABC Classics
ABC-4765922(1CD)
スカルソープ:ポート・アーサー〜イン・メモリアム(トランペット版)/ジリル/5番目の大陸/悲歌/小組曲/夜の歌/ポート・アーサー〜イン・メモリアム(オーボエ版)
デイヴィッド・ポルセリーン(指)タスマニアSO
録音:1996年〜1997年
現代オーストラリアのリーディング・コンポーザー、ピーター・スカルソープ(1929−)の作品集も「オーストラリアの作曲家シリーズ」。スカルソープは「カカドゥ」や「マングローヴ」などオーストラリアを連想させるような作品を数多く作曲しており、「ポート・アーサー」も1996年にタスマニア島で起きたポート・アーサー事件への追憶として作曲された作品です。初紹介旧譜。
Antes Edition
BM-CD-319247(1CD)
コントラスト
グリーグ:ホルベルク組曲Op.40/グラーフシュミット:ボリゴールズ・ピックアップ/ヴェルキ:協奏曲イ短調/グラーフシュミット:カット/シベリウス:悲しいワルツ/グラーフシュミット:小協奏曲
デートレフ・テヴェス(指)バーデン=ヴュルテンベルク・ユーゲント・ツプフオーケストラ(マンドリン・オーケストラ)、リイーサ・ランダル(Vn)、メリーナ・エルベ(Fl)、フィリップ・ストール(Fl)、イェルク・ベッカー(マンドリン)
マンドリンとギターによるモーツァルト(BM-CD 31.9217) が話題となったドイツのマンドリン奏者デートレフ・テヴェスが、バーデン=ヴュルテンベルク州の若手マンドリン奏者たちを率いて贈るマンドリン・オーケストラのための作品集。グリーグ、ヴェルキ、シベリウスなどマンドリンのためのオリジナル作品&アレンジ作品と、グラーフシュミットの現代的作品の"コントラスト"。愛らしい音色、表現力の幅の広さなど、マンドリンの持つたくさんの魅力が詰まったアルバムです。
Pavane
ADW-7302(1CD)
ダニエル=ルシュール:管弦楽作品集
舞踊交響曲/夜想曲/変奏曲/思い出の少女の墓碑/セレナーデ
ジャン=ミシェル・ペノ(Ob)、ヘルベルト・デュ・プレシス(P)、ベルナール・シャプロン(Fl)、ベルナール・カルメル(指)オーケストラ・ベルナール・カルメル
録音:1993年9月
メシアンやジョリヴェと「若きフランス」を結成したフランスの作曲家ジャン・ダニエル=ルシュール(1908−2002)の管弦楽作品集。古典的な作曲技法も保持し続けながら、野生的なリズムなど新たな要素も取り入れた「舞踊交響曲」や、オーボエのセンチメンタルなメロディが美しい「夜想曲」など5作品を収録。メシアンたちも認めたダニエル=ルシュールの音楽に触れることができます。初紹介旧譜。
Pavane
ADW-7296(1CD)
リーグ:ホルベルク組曲Op.40、2つの悲しき旋律Op.34/シベリウス:組曲《恋人》Op.14、アンダンテ・フェスティーヴォ、ロマンス ハ長調、即興曲
オリヴィエ・デ・フランス(指)ル・ミュジシャン・デ・ラール・ヌーヴォー
録音:1993年5月
モーツァルテウムではギーレンから教えを受けたオリヴィエ・デ・フランス(1965−)が率いる若き弦楽オーケストラによる北欧作品集。初紹介旧譜。

HUNGAROTON
HCD-41009(3CD)
2枚分価格
十字架上のキリストの最後の7つの言葉〜聴き比べ
[CD1] (HCD.12358)=管弦楽版=
ハイドン:「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」Hob.XX/1:A
[CD2] (HCD.12036)=弦楽四重奏版=
ハイドン:「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」Op.51,Hob.V:50-56*
[CD3] (HCD.12199)=オラトリオ版=
ハイドン:「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」Hob.XX:2(独語歌唱)#
ヤーノシュ・フェレンチク(指)ハンガリー国立O、タートライQ*、
ヴェロニカ・キンチェシュ(S)#、クラーラ・タカーチュ(Ms)#、ジェルジ・コロンディ(T)#、ヨージェフ・グレゴル(Bs)#、ブダペストcho#、ヤーノシュ・フェレンチク(指)ハンガリー国立O#
録音:1981年、1978年*、1979年#
ハイドン50代の力作「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」は、カディス大聖堂の特別礼拝のために委嘱され、1785年あるいは86年のはじめに作曲されました。荘重な序奏と、つづく7つのソナタ、そして描写的な終曲「地震」という構成によるこの作品には、楽器編成の異なる版が複数存在します。成立の順序としては、まずオケ用の原曲版が1787年7月に出版され、これにもとづいて今日もっとも一般的なクァルテット版が出版されています。また、ハイドン自身によるものではありませんがハイドン監修でクラヴィーア用編曲版も相次いで出版されました。さらに1795〜96年にオラトリオ版としても完成をみています。このたびハイドンイヤーに合わせて、HUNGAROTONの誇るカタログから名匠フェレンチクと名門タートライらによる3つの版をセット化。現時点では廃盤のオラトリオ版が入手できることと、一枚分お得になったことがポイントといえるでしょう。   (Ki)
TAHRA
WEST-3011(2CD)