湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Andre Charlin
(フランス)


フランスを代表する伝説の名エンジニア、アンドレ・シャルラン。 彼が1960 年代にかけて録音したシャルラン・レーベル伝説の録音が復活いたします。 シャルランが生涯こだわり続けた「ワン・ポイント録音」の素晴らしさを実感! 「クラシック音楽の場合には、音楽がそこにあるのです。音楽自体がすでに存在するのです。更にまた、聴く人の耳というものは、一ヶ所です。 二つの耳はついていますが、音楽の発する空間からある距離をもって聴者をみた場合、一ヶ所に集約されます。完成されたすでに存在する音楽と いうものに沢山のマイクロフォンを立ててミクシングするということは音楽に対する冒涜です。ですから、ワン・ポイントというものはあたりまえの ことではありませんか?」と語るシャルランの完全ワン・ポイントのむせかえる香り高き録音がここに完全復活いたします。全てステレオ録音。


※「単価=¥0」と表示されるアイテムは廃盤です。

※価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは全て1CDです。
品番 内容 演奏者
AMS-25
ヴィヴァルディ:ニシ・ドミヌス RV608
マニフィカト RV 611(RV 610の異稿)
E. クンダリ、A. ヴェルチェッリ(S)
A.M. ロータ(A)、
カルロ・フェニーチェ・チラーリオ (指)
ミラノ・アンジェリクムO、
珍しいニシ・ドミヌス他、ヴィヴァルディの声楽集。
AMS-35
ハイドン:ミサ曲第11 番変ロ長調「天地創造ミサ」1801 マリータ・タボルスキー、ユリア・ファルク(S)、
エーリヒ・ズール・エック(A)、
カルロ・シュミット(Bs)、
ロバート・クッペルヴィーザー(Org)、
ザルツブルク・ラジオcho、
エルンスト・ヒンライナー(指)
ザルツブルグ・カメラータ・アカデミカ
大規模の声楽作品も天才シャルラン技師の手にかかれば、実に自然で美しいワンポイント芸術!
AMS-39
フォーレ:レクイエムOp.48 アン・マリー・ブランザ(S)
ピエール・モレ(Br)
ジャン・ギユー(Org)
R.P. エミール・マルタン(指)
サン・トゥスタッシュO&cho

録音:1965年
シャルランレーベルの名録音として名高いフォーレのレクイエム。ワンポイント録音だからこそなし得る繊細なまでの鎮魂歌。
AMS-42
マルティ(1719-1763):クリスマス・カンタータ「沈黙」
クリスマスの朝課「おお、大いなる神秘」
カルロス・エストラーダ(S)、
ジーザス・バソル(S)、
ヨゼフ・マリア・コル(C-T)、
ドミンゴ・セガ(Ob.)、
モンセラート修道院少年聖歌隊、
バルセロナ・ソリスト器楽アンサンブル

録音:1966年、モンセラート・ノートルダム聖堂にて
スペインのバルセロナ近郊には、モンセラート修道院という歴史ある修道院が存在しています。この修道院には13世紀より連綿と続く聖歌隊が存在し、マルティは18世紀にこの聖歌隊の楽長として活躍していた修道士。ドメニコ・スカルラッティに学び、A.ジュリアやカサノヴァなど次代のスペイン音楽界にも影響を残したマルティは、カタルーニャ教会音楽の歴史に大きく名を残している音楽家といえましょう。現代では殆ど取り上げられる機会のなくなってしまったマルティの魅力を知ることが出来る、希少なアルバムです。
このアルバムの収録曲は、どちらもクリスマスにちなんだもの。クリスマス・カンタータ「沈黙」は全体的に明るく軽快な作品。ソリストたちの独唱や重唱も美しいですが、器楽伴奏とのふくよかなハーモニーも大きな魅力といえましょう。一方、クリスマスの朝課のレスポンソリウム「おお、大いなる神秘」ではソプラノの伸びやかな独唱と、オーボエのソロとの掛け合いが大きな聴き所。ひそやかなアリアの後に現れる壮大な合唱部分とのコントラストには圧巻です! (Ki)
AMS-43
ウェーバー:ミサ・ソレムニス 第2番
オッフェルトリウム「栄光と名誉をもて汝は彼の者に戴冠せり」
オッフェルトリウム「イン・ディエ・ソレムニタティス・ヴェストレ」
マリア・タボルスキー(S)、
ゲルダ・キンク(A)、
ヘルマン・ポールマン(T)、
ハンス・フーバー(Bs)、
ギゼラ・シンドラー(Org)、
エルンスト・エレ(指)

録音:1967年(ステレオ)
ドイツ・ロマン派オペラの創始者としてワーグナーらに大きな影響を与えたウェーバー。華やかな構成と美しいメロディが持ち味ですが、合唱曲もまた素晴らしい作品を残しております。とりわけ合唱曲録音を得意としたシャルランが1960年代に録音したウェーバーの力作、ミサ・ソレムニス第2番。50年程前の録音とは思えないほどのクリアーなレコーディングです。 (Ki)
AMS-64
ロシア修道院における晩課
(1.Appelcloches 2.Office)
シュベトーニュ修道院連合の修道士による合唱団

録音:1965年(ステレオ)
ロシア修道院における40分にも及ぶ晩課。まるで修道院で聴いているかのような残響と立体的な録音。Appelclochesでは鐘の音が何層にも響きわたり、その後Officeでは男性合唱が続きます。1965年の録音とは思えないほどのクリアーな音質に驚喜! (Ki)
AMS-65
モーツァルト:ミサ・ソレムニスKV337
キリエ KV336
ダヴィデの悔悟KV469
C.デグラー&M.タボルスキー(S)、
M.キッセル(A)、
R.ヴァン・ヴォルーマン(T)、
H.ミュラー(Bs)、
R.クッペルヴィーザー(Org)
エルンスト・ヒンライナー(指)
ザルツブルク・カメラータ・アカデミカ

録音:1964年
名手エルンスト・ヒンライナー率いるザルツブルク・カメラータ・アカデミカによるモーツァルトのミサ・ソレとキリエです。シャルランの手にかかれば合唱曲の各声部がもつ美しさを見事に引き出しております! (Ki)
AMS-66
モーツァルト:アダージョとフーガKV 546
幻想曲へ短調KV 594
幻想曲へ短調KV 608
アンダンテヘ長調KV 616
アダージョロ長調KV 540
アレグロとフーガKV 312/401
序奏とフーガKV 399
ヴォルフガング・フォン・カラヤン合奏団
ヨハネス・プローガー(Org)、
ヴォルフガング・バウアー(Org)
カラヤン兄、ヴォルフガング率いるヴォルフガング・フォン・カラヤン合奏団による、モーツァルトのオルガン曲集。(Ki)
AMS-69
カバニリェス(1644-1712):第5旋法による皇帝のバッタリア第1番、
ガラルダス 第5番/パッサカリア第2番、
パッサカリア第3番/ティエント第3番、
ティエント第4番、ティエント第13番
モンセラト・トレント(Org)

録音:1970年聖マリア教会
カバニリェスは、16 世紀以来のスペイン・オルガン音楽の形式的伝統を維持しつつ、バロックの華麗な技巧を展開したオルガニストです。華やかなストップをもつ聖マリア教会に適した演奏です。(Ki)
AMS-72
ハイドン:十字架上のキリストの最後の7 つの言葉 アントニー・ロス・マルバ(指)
カタルニヤ室内O
名手、マルバとカタルニヤ室内Oによるハイドンの傑作。
AMS-78
モーツァルト:オッフェルトリウム・デ・テンポーレ「ミゼリコルディアス・ドミニ〈主のお憐れみを〉」KV 222
キリエ変ホ長調 KV 322
ヴェスペレ KV 321/キリエニ短調 KV341
C. デルガー(S)、M. キッセル(A)、
D. クレイトン(T)、H. ミュラー(Bs)
エルンスト・ヒンライナー(指)
ザルツブルグ・カメラータ・アカデミカ
巨匠ヒンライナーによるモーツァルト声楽曲集。(Ki)
AMS-82HR(1CD)
2022年リマスタリング
カンプラ:モテット「主がシオンの繁栄を回復したもうとき」(詩篇125番)
クリスマス・オラトリオ「われらの主イエス・キリストの降誕」
エディット・ゼーリヒ(S)、エリック・タピー(T)、ジャック・エルビヨン(Br)、マック・シェーファー(Org)
ストラスブール音楽院cho、
ストラスブール・コレギウム・ムジクムO、
ロジェ・ドゥラージュ(指揮)

録音:1966年サン・ルイ教会(ストラスブール)
デジタライゼーション&リマスタリング:ブリュノ・ゴリエ(2022年
18世紀初頭、リュリとラモーの時代の狭間の世代を代表する音楽家カンプラ。とりわけ「優雅なヨーロッパ」のような歌劇作品で知られるカンプラですが、宮廷 だけでなく教会で活動を行っていたこともあり、教会音楽作品も多く残しています。今回は彼の教会作品の中からクリスマス・オラトリオと詩篇を収録。器楽伴奏 に乗って歌われるクリスマス・オラトリオは、聖夜を祝うにふさわしい壮大な響きにあふれています。2曲目の詩篇はカンプラ初期の作品。重厚で厳格な雰囲気と いうよりも、しなやかで軽快な響きが印象的な作品で、フランス・バロックならではの魅力を存分に感じられる作品といえましょう。2曲ともフランス舞曲のリズム が頻繁に使用されており、心地良いテンポ感に心満たされます。テノールを担当するのはスイスの世界的テノール歌手タピー。その他、世界的に活躍する名手達の 共演にも注目の1枚です! (Ki)
これまでリリースされていたCDは16bit/44KHzでしたがこの度24bit/96KHzでリ リースされます。リマスタリングのエンジニアは半世紀以上シャルランの音に惚れこみ、シャルラン・レーベルの存続に大きく貢献してい る名エンジニア、ブリュノ・ゴリエです。ゴリエはシャルランの録音についての研究だけでなく、シャルランに関わるものの収集など「シャ ルラン愛」に満ちた人物。シャルランの遺産を後世に伝えるべく、並々ならぬ思いでマスタリングしており、実に生々しく、驚くべき熱量 で蘇ります!
AMS-87
シューベルト:オラトリオ「ラザロ,または復活祭」D.689 A.ファーベルグ(S)、
A.ガスナー(ラズロ-テノール)、
H.リンマー(S)、F.レンツ(T)、
G.エリック・ストックラーサ(S)、E.ペーター・モリトリッツ(バリトン)、《プロ・ムジカ・サクラ》
ミヘルムート・バンヅァーフ(指)
ミュンヘンO&cho、

録音:1967年(ステレオ)
A.H.ニーマイアー台本のシューベルト秘曲、ラザロ(復活祭)。未完のオラトリオで3幕のうち第2幕の途中までとなっており1830年4月11日ウィーン・アンナ教会で第1幕が初演されました。現役盤の少ないラザロですが、シューベルトらしい旋律の美しさに心惹きつけられる名曲と言えましょう。 (Ki)
AMS-88
デジレ= エミール・アンゲルブレヒト(1880-1965):レクイエム、
ヴェズレー
クリスティアーヌ・エダ= ピエール(S)、
レミー・コラッツァ(A)、
ジャン・フルネ(指)、
フランス国立O、
フランス国立放送cho
フランス音楽の名指揮者でもあったアンゲルブレヒトのレクイエムを巨匠フルネによる繊細なタクトで演奏します。(Ki)
AMS-92
ベートーヴェン:笛時計のための5つの小品 WoO33より第1〜3番
前奏曲 へ短調 WoO55
すべての長調による2つの前奏曲 Op.39-1
三重奏曲変ホ長調Op.38
ヴィルヘルム・クロムバッハ(Org)

録音:1967年
珍しいベートーヴェンのオルガン曲集。かわいい笛時計の小品をはじめ、ベートーヴェンのやさしさを感じられる、興味深い内容です。また、シャルラ ンのワンポイント録音を実感できる名録音です。(Ki)
AMS-106
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939):
オルガンの秘法より「聖霊降臨節」(26冊)Op.57
キリストの最後の7つの言葉に寄せるオルガン・コラール詩曲Op.67
ピエール・モロー(Org)
パリ音楽院でフランクにオルガンを学んだ逸材。オルガン曲を中心とした作曲者です。また弟子にデュルフレ、ラングレがいます。(Ki)
AMS-107
ヴィエルヌ:24の自由な形式の小品より第1&3番、
ディベルティスメント、
アンダンティーノ、カノン・レジェンド、
ウェストミンスターの鐘
ピエール・モロー(Org)
ノートルダム大聖堂
ノートルダム大聖堂のオルガニストであったヴィエルヌのOp.集。幻想的小品集「ウェストミンスターの鐘」をはじめ、大聖堂に響き渡る荘厳な世界へ誘われます。(Ki)
AMS-145
フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):ミサ・コンチェルタータ ウンベルト・カッティーニ(指)
ミラノ・アンジェリクムO
カヴァッリはモンテヴェルディの下で歌手を務めた、聖マルコ教会のオルガニスト。バロック歌劇の隆盛をもたらした作曲家。(Ki)
AMS-401(2CD)
メシアン:主の降誕
キリストの昇天/永遠の教会の出現
天上の宴
ガストン・リテーズ(Org)
聖フランソワ・グザビエ教会
パリ音楽院でデュプレにオルガンを学んだメシアンのオルガン代表作を収録。盲目のオルガニスト、名手リテーズによる決定的名盤の復活です。(Ki)
AMS-445(2CD)
バッハ:フーガの技法 BWV1080 ヴォルフガング・フォン・カラヤン合奏団
世界的指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンの兄、ヴォルフガング。ファンの間ではシャルラン・レーベルで録音された本録音は、隠れた名盤として語り草となっています。均整のとれた落ち着いた演奏は、弟ヘルベルトをも思わせる素晴らしい演奏です。(Ki)

CCV-1001
モーツァルト:幻想曲ハ短調KV475
ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調K.457
パルティータ 
グルックの歌劇「メッカの巡礼」の「われら愚かな民の思うのは」による10の変奏曲 ト長調 K.455
エレーヌ・サロメ(P)

録音:1989年(ステレオ)
シャルランが絶大な信頼をおいていたピアニスト、エレーヌ・サロメ。非常に繊細で美しいタッチが魅力のサロメのモーツァルトです。ハ短調の幻想曲、ソナタと長調のパルティータ、変奏曲と選曲はいささか渋めですが、どれをとっても逸品の仕上がり。流石、サロメの演奏は見事です。 (Ki)
CCV-1002
ジョルジュ・オンスロー(1784-1853):弦楽五重奏曲Op.78-1
弦楽四重奏曲Op.8-1
ジェラール・ジャリ、イヴォン・カラチリー(Vn)
セルジュ・コラット、ブルーノ・パスクイー(Va)
ミシェル・トュルニュ(Vc)

録音:1972年
なんと悲しき調べ。フランス生まれのオンスローはロンドンで教育を受けました。おびただしい室内楽曲を作曲しておりますが、とりわけ弦楽五重奏 曲Op.78-1 は哀愁に満ちた旋律が心に残る名曲。一度聴けばオンスローの音楽的価値の高さに驚くでしょう。メンデルスゾーンやシューマンによって 高く称賛され、ドイツに紹介されたオンスロー、大注目です。(Ki)
CL-23
ヴィヴァルディ:「四季」 フランコ・グッリ(Vn)、
アルド・チェッカート(指)
ミラノ・アンジェリクムO
ヴァイオリン独奏のグッリの艶やかな美音が印象的。(Ki)
CL-24
コレット(1707-1795):クリスマス協奏曲第2番
協奏曲「フェニックス」
カリヨン/人の一生Op.10
ジェラール・カルティニー(指)
ジェラール・カルティニー室内
フランスの教会オルガニストであったコレット。当時の様々な楽器の奏法について著書を残しております。(Ki)
CL-28
ルイ・フェルナンド(1772-1806):ピアノ四重奏曲へ短調作品6
リスト:プロイセンのルイ・フェルディナント公のモティーフによる悲歌
エレーヌ・サロメ((P)、
メイヤー・ジーミン(Vn)、
シュトーヴァッサー(Va)、
クロード・スタルク(Vc)

録音:1979年(ステレオ)
リストがモティーフにしたフェルディナントの曲をはじめとした室内楽曲集。シャルランは録音の少ない知られざる曲を丁寧に録音、しかも演奏陣も秀逸でその魅力を十二分に伝えてくれる貴重な財産と言えましょう。 (Ki)
CL-38
ハイドン:2つのホルンのための協奏曲変ホ長調
交響曲第72番ニ長調Hob.T.72
ディヴェルティメントニ長調 Hob.U.D22
ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指)
ケルン室内O
天地創造の楽想が2 か所で借用されている本録音。ナクソス・レーベルでのハイドン・シリーズが話題の巨匠ミュラー=ブリュールですが、忘れてはいけない当録音です。(Ki)
CL-40
ジョスカン・デ・プレ:ミサ・ガウデアムス サン・ボネル・シャトー・フレスク・ムジカーレ
パリ古典合奏団、
プラン・シャン声楽アンサンブル
フランドル楽派の最大の作曲家であるデ・プレは多くのミサ曲を残しておりますが、ここに収録されているミサ・ガウデアムスはひときわ美しいメロディ です。(Ki)
CL-41
フランツ・ベンダ(1709-86):シンフォニア
ヨハン・ゲオルグ・ベンダ(1715-52):ヴァイオリン協奏曲
ゲオルグ・アントン・ベンダ(1722-1795):シンフォニア
F.ベンダ:フルート協奏曲ト長調
ミロスラフ・クレメント(Fl)、
プラハ室内O
ベンダ一族は、ボヘミア起源の音楽家一族で、数世代にわたって有名な作曲家や器楽奏者を輩出いたしました。(Ki)
CL-123(2CD)
フォーレ:ピアノ五重奏曲第1番ニ短調Op.89
  ピアノ五重奏曲第2番ハ短調Op.115
  ピアノ四重奏曲第1番ハ短調Op.15
  アンダンテOp.74
  子守歌Op.16
  エレジーハ短調Op.24
  ドリー(2つのピアノのための)Op.56
ジェルメーヌ・ティッサン=ヴァランタン(P)
アンリエット・ピュイグ= ロジェ( 第2 ピアノ)
ORTF 四重奏団( フランス国立放送O四重奏団)【ジャック・デュモン( 第1ヴァイオリン)、ルイ・ペルルミュテール( 第2ヴァイオリン)、マルク・シャルル(Va)、ロベール・ザール(Vc)】
シャルランレーベルの代表作、ヴァランタン&ORTF 弦楽四重奏団のフォーレOp.集。ヴァランタンの演奏はフォーレの真髄を聴かせてくれます。(Ki)
CL-340(2CD)
フランク:オラトリオ「至福」 ピエール・コシュロー、
ピエール・シャプレ(大オルガン)、
ラカデミ・サンフォニーク・ド・パリ、
ジャン・アラン(指)
シャイヨー児童cho、
エリザベート・ブラッスールcho

録音:1972年、パリ・ノートルダム寺院(ステレオ)
シャルラン・レーベルの代表盤、フランクの大曲オラトリオ「至福」。オラトリオの詩はマタイ福音書より友人の妻であるJ.コロンブ夫人が担当しました。曲全体を包み込む柔らかな旋律と合唱が全体を包み込みます。ノートルダム寺院に響き渡る壮麗な響きがシャルランのワン・ポイント録音で見事に収録されております! (Ki)
CL-578
バッハ:チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV1052(オルガン演奏)
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調BWV1060a
コンチェルト・グロッソ.ニ長調BWV1055bis
ジャック・シャンボーン(Ob)
ジェラール・ジャリ(Vn)
ジェラール・カルティニー・ソリストO他

録音:1988年(ステレオ)
パイヤール室内O団との四季でも有名な名ヴァイオリニスト、非常に甘美な音色が魅力のジェラール・ジャリを迎えたオーボエとヴァイオリンのための協奏曲をはじめ、バッハの隠れた名曲を集めた1枚で、バロック音楽の極みでございます。 (Ki)

KKC-4058
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
エリック・ハイドシェック(P)

録音:1965年頃
ハイドシェックは、1967-73年に仏EMIでベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を録音しましたが、これはその前、伝説的エンジニアのアンドレ・シャ ルランに認められて後期ソナタを録音しています。オリジナルマスターは廃棄され現存していませんが、今回サブマスターから入念にリマスタリングを施し た結果、当時20代だったハイドシェックの輝かしい音色と鮮烈な演奏が蘇りました。ことに第28番第2楽章とフィナーレの奔放さは、伝説の宇和島ラ イヴの「告別ソナタ」を彷彿させる凄さ。それをアンドレ・シャルランが余すことなくとらえています。
シャルラン・レーベルは1960-70年代に録音の良さで一世を風靡したレーベル。伝説のエンジ ニア、アンドレ・シャルランはワンポイント録音にこだわり、エネルギーに満ちながら透明なサウン ドに定評がありました。シャルラン絶頂期に若きハイドシェックを数枚録音していました。それら は1993年にヴィーナス・レコードからCD発売(限定盤)されましたが、オリジナルマスターが 廃棄されていたため、CD化されても伝説的な録音とは思えぬクオリティでした。その後アンドレ・ シャルランの遺族もレーベルを立ち上げますが、あまり状態の良くない盤起しを音源としていまし た。今回、サブマスターが存在する数点を念入りに修復しました。その第1弾はハイドシェックの 3点。マスター劣化による音の古さはあるものの、鮮やかに蘇った伝説の録音をご堪能下さい。 (Ki)
KKC-4059
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
エリック・ハイドシェック(P)

録音:1963年頃
ハイドシェックが1967-73年に仏EMIでベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を録音する以前、伝説的エンジニアのアンドレ・シャルランに認められ て後期ソナタを録音しました。今回サブマスターから入念にリマスタリングを施した結果、27歳の青年ハイドシェックの驚くべき深い音楽性と美しいタッ チが蘇りました。ハイドシェックが音楽に傾ける真摯な態度と湧き出る即興性を、アンドレ・シャルランが奇跡的に収録しています。 (Ki)
KKC-4060
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.5 エリック・ハイドシェック(P)

録音:1970年代半頃
ハイドシェックとしては他で聴くことのできない貴重なレパートリー。1970年代半ばの録音とされ、LP未発売で1993年に一度だけヴィーナス・レコー ドからCDが限定発売されました。何故かその音源は部分的に逆相だったり、電気的なノイズが多いうえ、ピアノの線も細く、ハイドシェックの芸術を伝 えるものとは言い難いクオリティでした。オリジナルマスターは廃棄され現存していませんが、今回サブマスターから入念に修復を施した結果、まさにハイ ドシェックの巨大な演奏が出現しました。情熱的なワルツの第3楽章の奔放さはハイドシェックならではで引き込まれます。アンドレ・シャルランのワイポ イント録音マジック全開で、ブラームスならではの低音が眼前で弾かれているような凄まじさです。 (Ki)

SLC-1
リムスキー=コルサコフ:スペイン狂詩曲
バラキレフ:ロシアの3つの主題による序曲
ムソルグスキー:ホヴァンシチーナより
キュイ:2つの小品
ボロディン:中央アジアの草原にて
ラズロ・ソモギ(指)
シャンゼリゼ劇場O

録音:1992年(ステレオ)
ロシア5人組珠玉の作品集。ロシアの民族主義的な豊かな表情をみせるこれらの曲とシャンゼリゼ劇場管のふくよかな音色とが見事にマッチしております。ダイナミックな箇所でさえ、大げさな表現になることなく洗練された音が光ります。 (Ki)
SLC-2
ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調Op.3-10
  ヴァイオリン協奏曲ト長調Op.3-3
バッハ:4つのチェンバロのための協奏曲イ短調BWV 1065
  チェンバロ協奏曲ヘ長調BWV 978
A. シュテファナート、C. フェラレージ、
B. サルヴィ、M. ケラディーニ( 独奏Vn)
L.F. タリアビーニ、B. カニーノ、
A. バリスタ、C. アバド(Cemb)
アルベルト・ゼッダ(指)ミラノ・アンジェリクムO
録音:1963年
なんと豪華なメンバーによるバッハ、ヴィヴァルディ協奏曲集。バッハではなんと若きアバドがチェンバロを演奏!(Ki)

SLC-3
シャブリエ:管弦楽作品集
狂詩曲「スペイン」
ブレー・ファンタスク/楽しい行進曲
田園組曲(1888)
ポール・ボノー(指)シャンゼリゼ劇場O

ステレオ録音
“エスプリ全開!これぞ心から楽しめるシャブリエ!!”
指揮のポール・ボノー[1918-1995]はセーヌ=エ=マルヌ県モレ・シュル・ロワン出身。パリ音楽院で学び、戦時中は軍楽隊長に就任。ラジオ・フランスの軽音楽部門の指揮者の仕事に専念するため退役しました。映画『恐るべき子供たち』やサクソフォーン協奏曲などの作曲者としても知られます。
この録音は、シャブリエの管弦楽曲集としては真っ先に挙げるべき逸品で、これぞ古き佳きフランスのエスプリ!シンフォニックな重厚さとは無縁の小粋な雰囲気が満点!「スペイン」はテンポをほとんど操作せず人懐っこさでは随一。ブレー・ファンタスク」のヴァイオリンやハープのソロの甘美さも作り物めいたものでなく、思わず頬ずりしたくなるほど。「楽しい行進曲」は速めのテンポでビーチャムの名演を更に軽妙にしたような、まさにウキウキする楽しさ発散。
ニュアンスを「作り込まない」スタイルは、特に「田園組曲」で顕著。第1曲の弦のアルコのフレーズがいちいち心憎いほど洒落ており、第2曲の木管のメロウさにも思わず頬が緩みます。【湧々堂】
SLC-4
グリーグ:4つのノルウェー舞曲Op.35
トロルハウゲンの婚礼の日(抒情小品集第8集よりオーケストラ版)
2つのノルウェーの旋律
ポール・ボノー(指)シャンゼリゼ劇場O
伝説の名エンジニア、アンドレ・シャルランが録音した名盤集。今回はドイツ・ロマン派の影響を強く受けたグリーグのオーケストラ編曲集です。自ら ピアニストであったグリーグは抒情小品集をはじめ数多のピアノ作品を残しました。その作品の中から自身によるオーケストラ改編の作品も少なくありませ ん。ここに収録されている4つのノルウェー舞曲 Op.35は「ピアノ連弾用舞曲」Firhandige danseより編曲、また2つのノルウェーの旋律は25のノ ルウェーの民謡と踊り Op.17より改編されたものです。いずれの作品もグリーグらしい美しい音楽で、静かに歌い、ときに溌剌とした盛り上がりに富ん だ作品です。 (Ki)
SLC-11
バッハ:トッカータとフーガ ト短調BWV565
 「目覚めよ!と呼ばわる物見らの声」BWV645
ブクステフーデ:幻想曲とフーガとシャコンヌハ長調Bux WV 137
 コラール前奏曲「ああ主よ、あわれなる罪人のわれを」
F.クープラン:オッフェルトリウム
ガストン・リテーズ(Org)
録音:聖ポール教会
トッカータとフーガをはじめ、オルガン名曲揃いの名録音。聖ポール教会の荘厳な響きに酔いしれます。
SLC-12
フランク:コラール第3番
 前奏曲、フーガと変奏曲
リスト:バッハの主題による前奏曲とフーガ
シューマン:練習曲第4番
メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ第1番
ガストン・リテーズ(Org)
聖フランソワ・グザビエ教会
フランク最後のOp.コラール第3 番をはじめ、ロマン的なOp.を集めた1 枚。聖フランソワ・グザビエ教会の重厚な響きを実体験。(Ki)
SLC-17HR(1CD)
2022年リマスタリング
ミヨー:屋根の上の牡牛 Op.58
世界の創造 Op.81
シャンゼリゼ劇場O、
ダリウス・ミヨー(指)

録音:1956年シャンゼリゼ劇場(パリ)
デジタライゼーション&リマスタリング:ブリュノ・ゴリエ(2022年)
伝説のエンジニア、アンドレ・シャルランの録音の中でも指折りの大名盤。ミヨー自身の指揮による自作自演集。代表作、「屋根の上の牡牛」は必聴です!この香 り高い演奏を2022年の最新リマスタリングでお楽しみいただけます! (Ki)
これまでリリースされていたCDは16bit/44KHzでしたがこの度24bit/96KHzでリ リースされます。リマスタリングのエンジニアは半世紀以上シャルランの音に惚れこみ、シャルラン・レーベルの存続に大きく貢献してい る名エンジニア、ブリュノ・ゴリエです。ゴリエはシャルランの録音についての研究だけでなく、シャルランに関わるものの収集など「シャ ルラン愛」に満ちた人物。シャルランの遺産を後世に伝えるべく、並々ならぬ思いでマスタリングしており、実に生々しく、驚くべき熱量 で蘇ります!
SLC-24
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのための協奏曲イ短調Op.3-8
  ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.3-11
バッハ:オルガン協奏曲イ短調BWV 593
  オルガン協奏曲ニ短調BWV596
B. サルヴィ、R. ペッツァーニ(Vn)、
A. エスポジート( オルガン独奏)、
アルベルト・ゼッダ(指)
アンジェリクム室内合奏団

録音:1966年
ヴィヴァルディの有名な2つのヴァイオリンのための協奏曲とバッハによるオルガン編曲を聴き比べることのできる1枚。シャルランのワン・ポイント録音ならではオルガンのダイナミックな録音に注目です。 (Ki)
SLC-31
モーツァルト:セレナード第6番ニ長調「セレナータ・ノットゥルナ」
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲ト短調「夜」RV439
ボッケリーニ:「マドリードの通りの夜の音楽」ハ長調
ビーバー:夜警の声を含む5声のセレナードハ長調
ハンス=ユルゲン・モーリン(Fl)
オット・ペーター(Br)
クロード・スタルク(Vc)、
エルンスト・メイヤー・ジーミン(Vn)、
ギュンター・ロスバッハ(Vn)、
ゲオルク・デステニー(Va)、
ワルター・ミューター(Cb)
ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指)
ケルンCO

録音:1970年(ステレオ)
隠れた名曲ばかりを集めたブリュール&ケルン室内O団演奏の1枚。ヘルムート・ミュラー=ブリュールは、アーベントロートに師事し、アーベントロートが創設したケルン室内O団の指揮者に就任の後、同オケを率いて勢力的に活躍しています。 (Ki)


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