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廉価盤・新譜速報

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NAXOS その他の廉価盤 BRILLIANT その他の廉価BOX



NAXOS

NAXOS
NYCC-27251(4CD)
シベリウス:交響曲集
交響曲第1番〜7番、交響詩「タピオラ」、交響詩「フィンランディア」
ペトリ・サカリ(指)アイスランドSO
録音:1996-2000年、レイキャヴィーク
来日記念、日本限定スペシャル・ボックス!特製書き下ろしオリジナルブックレットを同梱。不織布包装でCD4枚を収めた国内盤仕様オビ付きのボックスに、津田忠亮氏による解説書を同梱。アイスランドの歴史や文化、音楽について詳しく言及した「氷島のバイブル」です。また、このスペシャルボックスのために津田氏が書き下ろしたシベリウスの作品別解説つき。   (0808)

NAXOS 9月新譜
1CD= 2CD= 3CD=
NAXOS-8.559270
アイヴズ:歌曲集第2集
12月、ディスクロージャー、東部沿岸地方、夢、老いし母よ、君は花のように、エレジー、年の終わりに、夕べに、証拠、暗き瞳、はるか遠き私の天国のような家、森の中より、故国よさらば、信頼、野の寂しさ、旗の歌、前方の光、友情、春の歌、ブース大将の天国入り、神の祝福を維持したまえ、優美、グランチェスター、最も偉大なる人、挨拶
ジャンナ・バティ(Ms)、リエーレ・ベルマン(S)、マイケル・カヴァリエリ(Br)、エリック・テアード(P)他
1922年にアイヴズ(1874-1954)が37年間に渡って書きためた114曲の歌曲を出版した際、もちろん彼はその曲を演奏したいと考えていたに違いありません。彼は多くのジャンルに渡ってたくさんの曲を作りましたが、その創造的中心にはいつも歌があったのです。このシリーズは彼が書いた全ての歌(ほとんど200曲)を包括する偉業です。辛辣な歌からユーモラスな歌まで何でもありの世界です。
NAXOS-8.559342
バーガー:奇跡と泥
ジョナサン・バーガー:エリ・エリ、2-5.沈むか泳ぐか、6.奇跡と泥、7-12.エイモスより、13-19.倍
リヴィア・ソーン(Vn)、セント・ローレンスSQ
ジョナサン・バーガー(1954-)の音楽は深く精神的で、一度聴いたら忘れられないほどのインパクトを持っています。弦楽四重奏曲及び、ソロ・ヴァイオリンのためのこれらの作品は全てが他の音楽に関係し、それはフォークソングであったり、ヘブライのメロディであったりと興味深いものばかりです。「奇跡と泥」とは実はコーヒーのこと。ヨーロッパのインスタントコーヒーが奇跡と呼ばれ、アラビアのコーヒーが「泥」です。すなわちコーヒーを2つの文化になぞらえ音楽で表現したのです。
NAXOS-8.559354
4つのアメリカの弦楽四重奏曲
エヴァンス(1953-):弦楽四重奏曲第1番、グラス(1937-):弦楽四重奏曲第2番「カンパニー」、アンタイル(1900-1959):弦楽四重奏曲第3番、ヘルマン(1911-1975):弦楽四重奏のための「エコー」
ファイン・アーツSQ[ラルフ・エヴァンス(Vn)、エフィム・ボイコ(Vn)、ユーリ・ガンデルスマン(Va)、ウォルフガンク・ラウファー(Vc)]
このアルバムには、4人の作曲家による全くスタイルの違う弦楽四重奏曲が収録されています。1995年に作曲されたエヴァンスの作品はメロディーと対位法を重視した新古典派的な曲。グラスの作品はミニマル風でクール、「自称アメリカ音楽のバッドボーイ」アンタイルの作品は全くの民謡調、そしてハーマンの作品は25年間に及ぶ沈黙の後書かれたもので、全曲を通じて控え目な主題の反復が聴き取れます。
NAXOS-8.570067
シューベルト・ドイツ語歌曲全集第27集(シューベルト:ロマン派の詩人による歌曲集第4集)
アムフィアラオスD166、合戦のさなかの祈りD171、巡礼D778a、夕映えOp.173No.6D627、老年の歌Op.60No.1D778、彼女の墓D736、墓掘人の郷愁D842、森でD708、船乗りD694、あふれる愛D854、生き物たちの調べOp.111No.2D395、マリアの像D623、3人の歌手D329、母のための挽歌D616
フロリアン・ベーシュ(Br)、ブルクハルト・ケーリンク(P)
今回のシューベルト(1797-1828)歌曲集は、4人の作風の違う詩人たち(ケルナー、リュッケルト、シュレーゲル兄弟)の詩に付けた曲を中心に選曲しています。政治的な側面を強調するケルナー、東洋的なものへと興味を移していったリュッケルト、哲学的、審美的で理論派の詩を書くシュレーゲル兄弟・・・。これらはシューベルトが新しいリートを創造するための大きな刺激となりました。
NAXOS-8.570241
アンティル:組曲「コロボリー」、「アウトバック」序曲、組曲「コロボリー」(歓迎式典/夕星のための踊り/雨の踊り/風の精霊/日が昇る/朝の星/トーテムの行列と閉会式)
ジェイムス・ジャッド(指)ニュージーランドSO
オーストラリアの作曲家、ジョン・アンティル(1904-1986)の最も知られた作品が、このバレエ音楽「コロボリー」です。この曲は、アボリジニの原住民たちの儀式であるコロボリーの音楽が元になっています。オーストラリアの音楽の起源ともみなされ、大いなる自然崇拝でもあるこれらの極彩色の音楽は、あのストラヴィンスキーの「春の祭典」をも思わせるほど豊かな描写に満ちています。
NAXOS-8.570431(3CD)
ヘンデル:オラトリオ「セメレ」
エリーザベト・ショル(S)、ユリア・シュミット(S)、ラルフ・ポプケン(C.T)、ブリッタ・シュヴァルツ(A)、アネッテ・マルケルト(A)、クヌト・ショッホ(T)、カドモス,クラウス・メルテンス(Bs)、ジョアキム・カルロス・マルティーニ(指)ユンゲ・カントライ、フランクフルト・バロック・オーケストラ
人間の姿に身をやつしたジュピター、彼を愛し子を身ごもるセメレ、そして嫉妬するジュピターの妻ジュノー。ジュノーにそそのかされたセメレがジュピターに真の姿を問うた時、彼女はジュピターの雷光に当たって焼け死んでしまうのです。このよくある話(?)にヘンデル(1685-1759)は本当に神々しい音楽を付けました。見事なコロラトゥーラ・アリアと強力な合唱。まさに壮麗です。
NAXOS-8.570470(2CD)
バッハ:リュート=ハープシコードのための音楽集
組曲ト短調BWV995(BWV1011からの編曲)、組曲ホ短調BWV996、組曲ハ短調BWV997、前奏曲,フーガとアレグロ変ホ長調BWV998、前奏曲ハ短調BWV999、フーガト短調BWV1000(BWV1001/iiからの編曲)、組曲ホ長調BWV1006a(BWV1006からの編曲)、ソナタニ短調BWV964(BWV1003からの編曲)、変奏を伴うサラバンド
エリザベス・ファー(リュート=ハープシコード)
このリュート=ハープシコード(ラウテンクラヴィーア)は、ハープシコードにリュートの弦(ガット弦)を張った楽器と言われています。バッハ(1685-1750)が愛奏し、2台所有していたと文献には残っていますが、楽器が現存しない以上詳しいことはわかっておりません。この録音はその文献に基づいてキース・ヒルが復元した楽器を用いています。ふくよかな響きに耳を奪われます
NAXOS-8.570482
ハイドン:協奏曲集
ホルン協奏曲第1番ニ長調Hob.XVIId:3、ハープシコード協奏曲ニ長調Hob.XVIII:2、ヴァイオリンとフォルテピアノのためのニ重協奏曲ヘ長調Hob.XVIII:6、トランペット協奏曲変ホ長調Hob.XVIIe:1
ドミトリ・ババノフ(Hrn)、ハラルド・ヘーレン(ハープシコード、フォルテピアノ)、アリアドネ・ダスカラキス(Vn)、ユルゲン・シュースター(Tp)、ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指)、ケルンCO
ハイドン(1732-1809)の協奏曲の中でもとりわけ有名なトランペット協奏曲、高度な技巧を要求するホルン協奏曲、オルガンでも演奏されるハープシコード協奏曲、そしてハイドンの唯一現存する二重協奏曲と、このアルバムもハイドン好きにはたまらない内容となっています。もちろん演奏は抜群の出来。各々の奏者たちを重鎮ミュラー=ブリュールがきりっと締めています。
NAXOS-8.570502
ソル:ギター音楽集
12の練習曲Op.6、13-14.幻想曲第2番Op.7、6つのディヴェルティメントOp.8、モーツァルトの「魔笛」の主題による序奏と変奏曲Op.9
ゴラン・クリヴォカピチ(G)
スペイン生まれのギタリスト&作曲家フェルナンド・ソル(1778-1839)は、ギターの歴史を彩る偉大な人物の一人です。彼の作品はギター演奏技術の向上を図るために書かれたものが多く、耳を傾けると、どの曲もさまざまな技巧をこらし巧妙に作られていることが良くわかるでしょう。有名な「魔笛の主題による変奏曲」はその最たるものです。
NAXOS-8.570539
イギリスのクラリネット
ゲルマン(1862-1936):ロマンス、バックス(1883-1953):ソナタ、ロクスバーグ(1937-):4つのワーズワースのミニチュア、フィンジ(1901-1956):5つのバガテル、ハールストン(1876-1906):4つの性格的小品、ペターソン(1947-):独白Op.79、W・ロイド・ウェッバー(1914-1982):フレンシャムポンドにて、アリアと変奏、ブリス:田園曲
ジョン・ブラッドベリ(Cl)、ジェイムス・クライアー(P)
クラリネットの音色には、輝き、情熱、哀愁、それらが全て含まれています。それ故、全ての管楽器の中でも愛好され多くの作品が書かれています。とりわけイギリスではその傾向が顕著で、たくさんの作曲家たちがこの楽器のために名作を書いているのです。このアルバムはフィンジやバックスはもちろんのこと、知られざる作曲家たちの佳品がたっぷり詰まった極上の1枚です。
NAXOS-8.570570
ハンガリーのチェロとピアノのための作品集
バルトーク:第1のラプソディ、リスト:ノンネンヴェルトの僧房、ポッパー(1843-1913):マズルカOp.11No.3、コダーイ:アダージョ、ドホナーニ(1877-1960):ハンガリー牧歌Op.32d、ポッパー(1843-1913):セレナーデOp.54No.2、ドホナーニ(1877-1960):チェロ・ソナタ変ロ短調Op.8、ローザ(1907-1995):無伴奏チェロのためのトッカータ・カプリチオーザOp.36
マーク・コソワー(Vc)、ジェー=ウォン・オー(P)
ヒナステラ(8.570569)でも素晴らしい演奏を聴かせてくれたコソワーとオーによるハンガリーのチェロ名曲集です。民謡をアレンジしたバルトークのラプソディや、大規模なドホナーニのソナタ、リストの「ノンネンヴェルトの僧房」、そしてサロン風のポッパーの作品など興味深い作品が並びます。中でも、ロージャの無伴奏作品は名人芸を駆使した驚異的な音楽です。
NAXOS-8.570704
アルウィン:管弦楽作品集
マスクのための序曲、合奏協奏曲第1番変ロ長調、田園幻想曲(世界初録音)、5つの前奏曲、悲劇的インターリュード、秋の伝説、「スコットランド舞曲」組曲(インディアンの女王/イタリアの罠/ソーントン大佐のストラスペイ/パースシャーの狩り/湖の収益/カールトン・ハウス/アン・カーネギー嬢のホーンパイプ)
フィリップス・デュークス(Va)、レイチェル・パンクハースト(コールアングレ)、デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指)ロイヤル・リヴァプールPO
我が国で多く読まれている「イギリス音楽の手引き書」からも、三省堂の音楽辞書からもなぜか名前が抜け落ちているアルウィン。(1905-1985)しかし最近は彼の作品もどんどん認知されてきたように思えます。ここに収録された作品は比較的小規模ですがムードはたっぷり。コールアングレの響きが妙に切ない「秋の伝説」、一瞬喜ばしげな表情を見せる「マスク」序曲など淡い色彩感が心地よい曲ばかりです。
NAXOS-8.570736
リスト:ピアノ曲全集第29集(リスト自身の編曲による2台ピアノのための交響詩編曲集)
交響詩「前奏曲」、交響詩「オルフェウス」、交響詩「マゼッパ」、交響詩「理想」
金沢多美(P)、ユヴァル・アドモニー(P)
リスト(1811-1886)が創始した、音で物語を描くという「交響詩」は同時代の評論家や聴衆に論争を巻き起こしたものの、彼以降の作曲家たちには多大なる影響を与えたことはご存知の通りです。その彼の13曲ある交響詩はその12曲が彼自身の手により2台ピアノ版へと編曲されています。管弦楽とはまた違った響きを楽しめるのが、このシリーズの素晴らしいところです。
NAXOS-8.570765
フレイタス・ブランコ:管弦楽作品集第1集
交響曲第1番、幻想的なスケルツォ(世界初録音)、アレンテージョ風の組曲第1番
アルヴァロ・カッスート(指)アイルランド国立SO
20世紀前半のポルトガルにおいて、最も重要な作曲家がこのブランコ(1890-1955)です。NAXOSは彼の管弦楽作品を4巻のシリーズでリリースする予定で、こちらが第1弾となります。交響曲第1番はフランク、ブラームス、その他フランスの作曲家たちの影響を受けつつも、独自の作風をしっかり打ち出した荘大な作品です。「アレンテージョ風の組曲」はブランコが夏に過ごしたリスボンの南の地域の豊富な民族音楽に由来した楽しい曲集です。
NAXOS-8.570826
ドルネル:6つの組曲
組曲ホ短調、組曲イ長調、組曲ニ長調、組曲イ短調、組曲ト長調、組曲ホ短調
ムジカ・バロッカ、リセテ・ダ・シルバ(ヴォイスフルート)、マリア・マルティネス(ヴォイスフルート)、マウリチオ・ブラリア(テオルボ)、ニコラス・ストリングフェロー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ファン・エステベス(ハープシコード)
フランスの作曲家ドルネル(1680-1765)は、パリのいくつかの教会のオルガニストを務め、またクラヴサン奏者としても活躍したのですが、その生涯についてはあまり詳しく知られていません。しかしここに収録されたロココ様式の組曲は、どれもがしっとり潤いに満ちた音色と麗しいメロディに満たされたもの。作曲者の技量が透けてみえるような曲ばかりです。
NAXOS-8.570878
マリピエーロ:交響曲集第1集
シンフォニア「海」、交響曲第3番「鐘による」、交響曲第4番「イン・メモリアル」
アントニオ・デ・アルメイダ(指)モスクワSO
MARCOPOLOレーベルにて好評を博していたマリピエーロ(1883-1973)の交響曲集がついにNAXOSレーベルに移行しました。このアルバムは曲への興味もさることながら、アルメイダとモスクワ交響楽団の端正な演奏にもファンの多い1枚です。レスピーギに比べると「もっと人気があってもいいかな」と思えるマリピエーロ。この機会にぜひコレクションに加えてみませんか?
NAXOS-8.572039
レンディーネ:交響曲集
交響曲第1番、交響曲第2番「アンドラ」(世界初録音)
マウリツィオ・コンティ(指)オルケストラ・ナショナル・クラシカ・ダンドラ(ONCA)
声楽作品集「受難と復活」(8.557733)が、その斬新な作風で一部のファンの間に衝撃を与えたイタリアの作曲家レンディーネ(1954-)。今作では管弦楽作品でその真価を問います。交響曲第1番は、まるで映画音楽のように色彩的で迫力ある音楽が展開する作品。もちろんメロディも調性もしっかり有しています。第2番は、フランスとスペインに挟まれた小国アンドラ政府からの委嘱作。この国の自然、文化、伝統を音で表現した意欲作です。

NAXOSヒストリカル 9月新譜

1CD= 2CD=
NAXOS-8.111003
グレート・コンダクター・シリーズ、フルトヴェングラー初期録音集第2集
ベートーヴェン:「エグモント」序曲*、ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67、ウェーバー:「魔弾の射手」序曲#、ロッシーニ:「絹のはしご」序曲**、「セビリアの理髪師」序曲##
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO
録音:1933年ベルリン高等音楽院*、1926年10月16日,30日ベルリン、1926年10月16日ベルリン#、1930年ベルリン高等音楽院**、1935年5月ベルリン高等音楽院##
マーク・オーバート=ソーン復刻。ここに収録された「運命」と「魔弾の射手」序曲はフルトヴェングラーの初の公式録音として知られる記念碑的な音源です。当時40歳の彼の演奏はまさに燃え上がるような激しさを感じさせます。この録音で本来欠落している部分(トラック43'34から3'47まで)は1937年盤から取り出して、うまく貼り合わせてあります。ここはまさに職人芸の世界です。
NAXOS-8.111289
グレート・ピアニストシリーズ、ルービンシュタイン
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番*、パガニーニの主題によるラプソディ#、前奏曲嬰ハ短調Op.3No.2
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)、ウラディミール・ゴルシュマン(指)NBC響…1-3.、ヴァルター・ジュスキント(指)フィルハーモニアO#
録音:1946年5月27日カーネギー・ホール*、1947年9月16-19日ロンドン,EMIアビーロード・第1スタジオ#、1950年12月11日ハリウッド,RCAスタジオ…29
豪快なラフマニノフ(1873-1943)。とりわけ第2番は後に録音されたライナーとの共演よりもバリバリと弾きこなしていることで知られています。たっぷりと歌う「パガニーニ・ラプソディ」もルービンシュタイン独特のパッションに溢れた演奏です。
NAXOS-8.111290
グレート・コンダクター・シリーズ〜セルゲイ・クーセヴィツキー(プロコフィエフ他)
プロコフィエフ:ピーターとおおかみ、シベリウス:交響曲第2番*、グリーグ:2つの悲しい〜春*
エレノア・ルーズベルト(ナレーター)、セルゲイ・クーセヴィッツキー(指)ボストンSO
録音:1950年8月11日タングルウッド劇場コンサートホール、1950年11月29日ボストン・コンサート・ホール*
マーク・オーバート=ソーン復刻。子どものための愉快な音楽、「ピーターとおおかみ」は1936年に書かれましたが、この曲の最初の英語版ナレーションの録音を行ったのもクーセヴィツキーです(1939年R・ヘールによる)。この演奏が長きに渡って多くの人に愛されたにも関わらず、こちらの1950年のエレノア・ルーズベルト(32代アメリカ合衆国大統領夫人)によるナレーションのものはLP盤は存在するものの、CDとしては復刻されておりません。シベリウス、グリーグも初CD化です。
NAXOS-8.111294
グレート・ピアニスト・シリーズ〜シュナーベル(モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番他)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番、ロンドイ短調K.511*、2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365#
アルトゥール・シュナーベル(P)、カール・ウルリッヒ・シュナーベル(P)#、ジョン・バルビローリ(指)LSO、エイドリアン・ボールト(指)LSO#
録音:1934年5月2日、1946年6月4日*、1936年#
マーク・オーバート=ソーン復刻。ベートーヴェンの解釈者として知られるシュナーベルですが、モーツァルトに関しても素晴らしい演奏を残しています。決して感情に溺れることなく知的で考え抜かれたテンポ設定や、極めて造形的な緩徐楽章など、20世紀のモーツァルト演奏の模範たるものです。
NAXOS-8.111299
グレート・ピアニスト・シリーズ〜グールド
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109、ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110*、ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111#
グレン・グールド(P)
録音:1956年6月28-29日、1956年6月26-27日*、1956年6月21-25日#マーク・オーバート=ソーン復刻。
1932年カナダ生まれのグレン・グールドに関して、今更語ることはなにもないでしょう。彼の弾くバッハはクラシックファンのみならず、ジャンルを越えて、全ての音楽ファンに未来永劫愛され続けていくに違いありません。このベートーヴェンの最後の3つのソナタも人類の文化遺産の一つとして認定いたしましょう。
NAXOS-8.111314
グレート・ギタリスト・シリーズ〜アンドレス・セゴビア第8集:1950年代アメリカ録音集第6集
シューマン:ロマンツァ(若き日の歌のアルバムより)、フランク:28の小品より、
ブラームス
:ワルツOp.39〜第8番変ロ長調、グリーグ:抒情小品集Op.47〜第3番「メロディ」、
スクリャービン
:前奏曲Op.16〜第4番ロ短調、リョベート:エル・メストレ、
ファリャ
:クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌、ペドレル:ギタレオ、マネーン:幻想的ソナタ、ヴィラ=ロボス:12の練習曲〜第7番ホ短調、前奏曲〜第1番ホ短調、前奏曲〜第3番イ短調、12の練習曲〜第8番嬰ハ短調、12の練習曲〜第1番ホ短調、
モレノ=トローバ
:ソナチネ、マドロニョース、ノクトゥルノ、セレナータ・ブルレスカ
アンドレス・セゴビア(G)
言うまでもなく、20世紀最大のギター音楽の巨匠であるセゴビア。今作はロマン派の作品、そして彼が愛奏していた南アメリカとスペインの音楽集です。フランクやシューマンの愛らしいピアノ曲も、セゴビアが演奏すると見事なギターの作品として生まれ変わります。

NAXOS 8月新譜
1CD= 2CD=
NAXOS-8.557794
カバレフスキー:ピアノ協奏曲第3番、リムスキー=コルサコフ:ピアノ協奏曲、カバレフスキー:歌曲「学生時代」の主題による狂詩曲Op.75、「ヴォルガ地区の若き音楽家に捧ぐ」、管弦楽と合唱のための「苦闘の詩」Op.12
シン=ニ・リュウ(P)、グネーシン・アカデミーcho、ドミトリー・ヤブロンスキー(指)ロシアPO
運動会の「ギャロップ」でおなじみのロシアの作曲家カバレフスキー(1904-1987)。彼の偉大なる功績のひとつに「音楽教育への貢献」があげられます。ここに収録された第3番のピアノ協奏曲はヴァイオリン、チェロ協奏曲とともに「若人のため」に書かれた三部作の一つ。トランペットの響きが印象的で華やかで快活な作品です。かたやR=コルサコフ(1844-1908)のピアノ協奏曲は、リストのピアノ協奏曲を彷彿とさせる単一楽章の作品で輝くような名人芸が楽しめます。
NAXOS-8.557900(2CD)
モーツァルト:歌曲全集
CD1
春へのあこがれK.596/春のはじめにK.597/子どもの遊びK.598/おお、聖なる絆K.148/結社員の旅の歌K.468/無限なる宇宙の創造者を崇敬する君よK.619/何と私は不幸なことかK.147/来たれいとしのツィターK.351/秘めごとK.518/クローエにK.524/魅惑者K.472/別れの歌K.519/シューベルト:ルイーゼの答えD.319/偽りの世K.474/ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時K.520/自由の歌K.506/鳥よ、年ごとにK.307/寂しい森の中でK.308/ミスリヴェチェク:静けさはほほえみ(モーツァルト編曲K.152)
CD2
満足K.349(マンドリン伴奏版)/満足K.349(ピアノ伴奏版)/歓喜に寄すK.53/偉人たちの栄光に感謝せよK.392/孤独にK.391/希望にK.390/満足K.473/老婆K.517/小さな紡ぎ娘K.531/戦場へ出発するときK.552/2つの聖なるドイツ歌曲K.343/小さなフリードリヒの誕生日K.529/すみれK.476/夢の中の面影K.530/夕べの思いK.523/私はひとりぼっちでK.Anh.26
:ルート・ツィーザク(S)、ローター・オディニウス(T)、ウルリッヒ・アイゼンロール(P)、アリアーネ・ロルヒ(マンドリン)
人の声をとりわけ愛したモーツァルト(1756-1791)は6,7歳から亡くなるまで声を使った作品を書き続けました。彼の歌曲の大部分は友人からのリクエストに応じて書かれたものですが、いくつかはフリーメーソンのためにも書かれたのでした。この演奏、全てが愛らしく、かつ劇的です。ピアノのアイゼンロールの絶妙なフレーズへの装飾もすばらしさの極み。まさに愛聴盤としてふさわしい2枚組です。
NAXOS-8.559269
アイヴズ:歌曲集第1集
「1,2,3」/2.主よ、われと共にありませ/アイスキュロスとソフォクレス/夕焼け/アレグロ/6.いつまでも続くもの/アンフィオン/アン・ストリート/分岐にて/海にて/川のほとり/9月/秋/あなたのために/汝の芸術のために/子守歌/檻/キャンプ・ミーティング/カノンT/カノンU/フロリアンの歌/チャーリー・ラトリッジ/子どもの時間/エディのクリスマス・キャロル/クリスマス・キャロル/サーカス・バンド/収集/天上の国/子守歌
リール・バーマン(S)、マリー・フィリップス(Ms)、エリック・トゥルーデル(P)、ダグラス・ディクソン(P)他
1900年代前半のアメリカで最先端を行っていた作曲家と言えば、間違いなくこのアイヴズ(1874-1954)の名前が挙がることでしょう。無調、多調、微分音まで使いこなした彼ですが、実はその作品の根底にはいつもアメリカの民謡があった事は言うまでもありません。彼が残した歌曲は総数で200にも及びますが、このシリーズではタイトルのA〜Zの順で収録しています。ひどく難しい歌があるかと思うと陽気な歌があったり目くるめく世界が広がります。
NAXOS-8.559297
コープランド:ピアノ協奏曲他
「入札地」組曲/ピアノ協奏曲/アメリカの古い歌第1集/アメリカの古い歌第2集
ンジャミン・パスターナック(P)、セント・チャールズ・シンガーズ、ロバート・ハンソン(指)エルジンSO
コープランド(1900-1990)の書いたオペラ「入札地」は当時の新しい手法を取り入れたおかげで、グランド・オペラと言うよりミュージカルに近い作品となりました。ここでは3つの印象的な曲が並べられています。他には都会的なピアノ協奏曲、そして懐かしいアメリカの歌、これらはどれもが強烈な個性を放つ作品群です。広く知られる「シンプル・ギフト」も含まれます。何とも味わい豊かな歌に思わず心が熱くなります。
NAXOS-8.559336
ホヴァネス:ギターと弦楽のための協奏曲第2番他
ニュー・アトランティスのためのファンファーレOp.281/ギターと弦楽のための協奏曲第2番Op.394/交響曲第63番「ルーン・レイク」Op.411
ハビエル・カルデロン(G)、スチュワート・ロバートソン(指)ロイヤル・スコティッシュ国立O
20世紀の作曲家の中でも、その作品の多さで1、2を争うホヴァネス(1911-2000)。とりわけ67曲ある交響曲は、その作風の多彩さと鮮烈さで現在でも高い人気を得ています。アルメニア人の父を持ち、若い頃はシベリウスの薫陶を受け、インド音楽と出会ってからは各国の民謡に興味を持ち、最終的にはアルメニアの音楽を追求した彼の作品は、神秘的な響きと親しみやすい側面を持ち合わせています。
NAXOS-8.559353
アイヴズ:管弦楽曲
「ニューイングランドの3つの場所」/管弦楽曲集第2集[われらの祖先の悲歌/ロックストルーン・ヒルズよ戸外の集会に加われ/ハノーヴァー広場北停車場から)/管弦楽曲集第3集*[アンダンテ・モデラート(D・G・ポーター版)/キャンプ・ミーティング週間〜ある世俗的な午後に(D・G・ポーター版)/アンダンテ(ノース・ジョセフソン実演版)]
ジェームス・シンクレア(指)マルメSO&室内cho
アイヴズ(1874-1954)の「セット」と名付けられた曲集は、ひとつひとつが独立した世界を持つ小さな作品を組み合わせて大きな一つの曲にしたものです。第1番は1913年から14年頃に作られたニューイングランドの風景にインスパイアされた曲の集まりで、ドビュッシーを思わせる混沌とした響きの第1曲目、対照的な第2曲目、そしてたっぷりと美しい第3曲目と、豊かなコントラストを備えています。未完成となった第3番のセットは、これが世界初録音となります。*=世界初録音。
NAXOS-8.559357
L・アンダーソン:管弦楽作品集第3集
アンダーソン:ハーヴァード・スケッチ*、2つの音符によるメロディ*、マザーズ・ホイッスラー*、ペニー・ホイッスル・ソング、ファントム・レジメント、プリンク・プレンク・プランク、プロムナード、サンドペーパー・バレエ、サラバンド、セレナータ、マクドナルドじいさんは農場を持っていた、ウィルソン:76本のトロンボーン(アンダーソン編)、アンダーソン:そりすべり/ブラス・コアーのためのキャロル組曲/ガーシュウイン:ウィンターグリーンを大統領に(アンダーソン編)*、アンダーソン:タイプライター、トランペット吹きの子守歌、シンコペーテッド・クロック
アラスデア・マロイ(タイプライター)、キャサリン・ムーア(Tp)、レナード・スラットキン(指)BBCコンサートO
みんな大好きアンダーソン(1908-1975)第3集。今回は有名曲が盛り沢山!そり滑り、タイプライター、トランペット吹きの子守歌・・・・まさにお約束の1枚です。もちろん珍しい曲もばっちりです。2つの音を華麗に彩るオーケストレーションが魅力の曲や、どこかで聴いた曲やびっくりするような曲など、聴けば聴くほど心のイオンが沸き起こります。*=世界初録音。
NAXOS-8.559364
コリリアーノ:レッド・ヴァイオリン奇想曲他
コリリアーノ(1938-):レッド・ヴァイオリン奇想曲(ヴァイオリン・ソロのための)*、ヴァイオリンとピアノのためのソナタ、トムソン(1896-1989):3枚の写真(S・ドゥシュキン編)/5人の婦人たち/8枚の写真
フィリッペ・クィント(Vn)、ウィリアム・ウォルフラム(P)
コリリアーノ(1938-)が1997年に書いた映画音楽「レッド・ヴァイオリン」。そのスコアから再構築されたのがこの「レッド・ヴァイオリン奇想曲」です。哀愁的なテーマ、パガニーニを思わせる超絶技巧、民族的な色調に彩られたメロディ。倒錯的な愛の世界を一艇のヴァイオリンで表現し尽くした魅惑的な音楽が耳を弄びます。コリリアーノが絶賛した名手クィントの艶やかな音色は鳥肌ものです。*=世界初録音。
NAXOS-8.559376
コーン:交響曲第7番&第2番他
交響曲第7番Op.45/交響曲第2番Op.13*/「旅する異邦人」による変奏曲Op.34/ワルツニ調Op.29a*
ヴァフタン・ジョルダニア(指)、カーク・トレヴァー(指)*、スロヴァキアRSO
1928年、ニュージャージー生まれのコーンはジュリアード音楽院で作曲を専攻し、8曲の交響曲を始め、室内楽、合唱曲、管弦楽曲など多くの作品を生みだしています。このアルバムは彼の80歳記念を記念してリリースされたもので、まるで風景画をみるように豊かな楽想を持つ「交響曲第7番」や、音によるドラマ「交響曲第2番」、ノスタルジックなワルツと変奏曲が収録されています。
NAXOS-8.559379
ヘギー:「見るために、または触れるために」
ヘギー:オペラ「見るために、または触れるために」/シュウォーツ:イン・メモリアム/ライトマン:夢の種子
モーガン・スミス(Br)、ジュリアン・パトリック(演者)、ジュリアン・シュウォーツ(Vc)、エリック・パース(Br)、ミュージック・オブ・リメンバランス
ホロコーストによって永遠に引き裂かれたしまった2人の恋人の話・・・・。これは結構ありがちな話なのですが、ヘギー(1961-)のこのオペラ(連作歌曲?)は一味違います。主人公たちはゲイのカップル。「僕のことを覚えている?」とつぶやくマンフレッドは19歳のまま、そしてその恋人は80歳。物悲しい音楽とともに自分の存在をアピールするマンフレッド。不思議な感動が胸を打ちます。
NAXOS-8.570442
J・タヴナー:ピアノ作品集
ゾディアックス/イパコエ/パリン/マンドゥードルス/プラティルパ/2匹の猫へのメモリー
ラルフ・ファン・ラート(P)
長い間、神秘主義と正教会の影響(最近改宗したらしい?)を受けた作品を書き続けているタヴナー(1944-)ですが、彼のピアノ曲はあまり知られていません。2003年の「プラティルパ」が一番規模も大きくタヴナーらしい音に満ちていますが、注目は彼の飼っていた猫マーンドゥからインスピレーションを受けて書かれた「マンドゥードルス」。愛らしい曲ではありませんが、曲の終わりに一瞬だけあのメロディが・・・。
NAXOS-8.570447
期待の新進演奏家リサイタル・シリーズ〜アルチョム・デルウォード
ビクタシェフ(1963-):「オルフェウス」〜詩曲*/オレクホフ(1935-1998):トロイカ変奏曲/ルドネフ(1955-):古いライムの木/コシュキン(1956-):「王子様のおもちゃ」組曲
アルチョム・デルウォード(G)
新人ギタリストの登竜門、ミケーレ・ピッタルーガ国際クラシック・ギター・コンクールの2006年度優勝者、アルチョム・デルウォードのデビュー盤です。彼はロシア、ロストフ・ナ・ドヌーに生まれ6歳からギターを始め、数々の世界コンクールにも入賞、すでに高く評価されている期待の新星です。演奏するのはもちろんロシアのギター作品集。トロイカ変奏曲にはとにかく泣けます。*=世界初録音。
NAXOS-8.570567
パスクッリ:オーボエとピアノのためのオペラ幻想曲集
ドニゼッティ「清教徒」に基づく幻想曲/ドニゼッティ「ファヴォリータ」の主題による協奏曲/ヴェルディ「シチリア島の夕べの祈り」のテーマによる大協奏曲/マイヤーベーア「ユグノー教徒」に基づく幻想曲/「ナポリの思い出」よりスケルツォ・ブリランテ
イワン・パイソフ((Ob)、ナタリア・シチェルバコワ(P)
パスクッリ(1842-1924)は彼の世代の中で最も有名なオーボエ奏者の一人です。何しろ彼は、1860年18歳の若さでパレルモ・コンセルヴァトワールのオーボエとコールアングレの教授に就任するほどでした。その際立つ名人芸は彼の書いた幾つかのオペラ編曲物をお聴きいただければ容易に想像がつくことでしょう。演奏者パイソフはボリショイ出身の名手。どんなパッセージも易々と吹きこなしてしまいます。
NAXOS-8.570569
ヒナステラ:チェロとピアノのための音楽全集
パンペアーナ第2番Op.21/5つのアルゼンチン民謡による歌曲集Op.10/プネーニャ第2番Op.45「パウル・ザッハーへのオマージュ」/チェロ・ソナタOp.49
マーク・コソワー(Vc)、ジェー・ウォン・オー(P)
20世紀のブエノスアイレスにおけるもっとも重要な作曲家で、ピアソラの師匠でもあるヒナステラ(1916-1983)。彼の作品はどれもが前衛的ですが、そこはかとなく郷愁を誘う曲も多くあります。このチェロとピアノのための作品集はまさに民族的な香りの高いもので、どことなくコダーイの曲も彷彿とさせるパンペアーナをはじめ、4つの楽章全てに歌が満ちている晩年の作品チェロ・ソナタほか、モダンさと懐古趣味の入り混じった不可思議な感触がたまりません。
NAXOS-8.570580
ブクステフーデ:ハープシコード音楽集第2集
アリア「宮廷風に」と12の変奏曲BuxWV247/組曲ト短調BuxWV242/フーガハ長調BuxWV174/クーラント・シンプルと8つの変奏曲BuxWV245/カンツォネッタト長調BuxWV171/組曲ホ短調BuxWV235/カンツォネッタト長調BuxWV170/わが魂よ今ぞ主をたたえよBuxWV215
ラルス・ウルリク・モーテンセン(Cemb)
ブクステフーデ(1637?-1707)と言えばオルガン作品ばかりが有名ですが、ハープシコードの作品もすばらしいものがたくさんあります。オルガンよりも各声部が聴きとり易いため、その複雑な対位法がよく理解できるのも嬉しいです。変奏曲でのモティーフ処理、そして組曲での各々の楽曲の統一性、これらを聴けば聴くほどにその完成度の高さに唸らざるを得ないでしょう。原盤DACAPO:8.224117からの移行盤。
NAXOS-8.570582
エネスコ:チェロ・ソナタ集
チェロとピアノのためのソナタ第1番へ短調Op.26No.1/チェロとピアノのためのソナタ第2番ハ長調Op.26
ラウラ・ブルイアーナ(Vc)、マルティン・チバ(P)
20世紀前半の偉大なるヴァイオリニスト、作曲家エネスコ(1881-1955)はその活動の初期の時代にたくさんの室内楽曲を書きました。このチェロ・ソナタ第1番も1898年頃に書かれたにもかかわらず、なぜか1935年まで公表されることはありませんでした。独自の作風が確立された第2番に比べると、ブラームスなどの影響を感じないわけでもありませんが、若々しい情熱に溢れた美しい作品です。チェロのブルイアーナの共感溢れた美音に心が震えます。
NAXOS-8.570710
クーラウ:ピアノのためのソナチネ集Op.55&88
ソナチネハ長調Op.55No.1/ソナチネト長調Op.55No.2/ソナチネハ長調Op.55No.3/ソナチネヘ長調Op.55No.4/ソナチネニ長調Op.55No.5/ソナチネハ長調Op.55No.6/ソナチネハ長調Op.88No.1/ソナチネト長調Op.88No.2/ソナチネイ短調Op.88No.3
イェネ・ヤンドー(P)
NAXOS-8.570714
オールソップ/「新世界」
ドヴォルザーク:交響的変奏曲、交響曲第9番「新世界より」
マリン・オールソップ(指)ボルティモアSO
ボルティモア交響楽団とオールソップによる3枚のドヴォルザーク・シリーズ。最初のアルバム「新世界」の登場です。ホールに漲る熱気をさらりとかわすオールソップの粛々とした指揮ぶりをご堪能ください。むやみに感傷に流され過ぎることのない第2楽章はとりわけ新鮮に感じられることでしょう。美しいメロディが次々と変容していく「交響的変奏曲」も美しさが満ち溢れています。
NAXOS-8.570738
ニールセン:交響曲集第2集
交響曲第3番「大らかな交響曲」/交響曲第2番「四つの気質」
インガー・ダム・イェンセン(S)、ポール・エルミング(Br)、ミハエル・シェンバント(指)デンマーク国立RSO
いかにも北欧らしい響き満載のニールセン(1865-1931)の交響曲。なかでも第3番「大らか」は第3楽章に加わる男女のヴォカリーズや、ブラームス風の味わいを持つ終楽章が人気の的です。「胆汁質」「粘液質」「憂鬱質」「多血質」と名付けられた4つの楽章を持つ交響曲。標題音楽ではないと言われるものの、ちょっぴり自分の性格と比較してみるのも面白いかもしれません。DACAPO:8.224126からの移行盤。
NAXOS-8.570757
カサブランカス:ピアノ作品集
3つのディヴェルティメント(ピアノ・デュオ)/2つのピアノピース/アルバムの一葉/幼い頃の3枚続きの絵/3つのピアノピース/スケルツォ/3つの警句/トンボー/7つのエピグラム/前奏曲とフーガハ調/3つのバガテル
ホルディ・マソ(P)、ミケル・ビリャルバ(P)
カサブランカス(1956-)は現代スペインの作曲家の中でも独自の地位を築いています。歌曲や室内楽も作曲しますが、彼が一番好きなのはピアノです。彼のピアノへ注ぐ愛のある眼差しはショパンやスクリャビン、あるいはアルベニスやモンポウと同じです。ピアノという楽器の持つ可能性を極限まで引き出すこと、彼はそれを実現すべく曲を書くのです。
NAXOS-8.570777
ライネッケ:ゆりかごから墓場まで
管楽八重奏曲変ロ長調Op.216/ゆりかごから墓場までOp.202/(フルートとピアノ版…E・ケーラー編)/管楽六重奏曲変ロ長調Op.271
ボストン交響楽団の奏者たち[フェンウィック・スミス(Fl)、若尾圭介(Ob)、トーマス・マーティン(Cl)、クレイグ・ノードストローム(Cl)、ジョナサン・メンキス(Hrn)、リチャード・ランチ(Fg)、ローランド・スモール(Fg)、ヒュー・ヒントン(P)]
その生涯に、実に1000曲以上もの作品を書いたライネッケ(1824-1910)ですが、あまりにも堅実な作風のせいか(ブラームスの亜流とも揶揄される)、死後急速に忘れ去られてしまいました。しかし近年再評価が進み、その良質な室内楽作品は時々演奏会でも取り上げられるようになってきたのです。「ゆりかごから墓場まで」は本来ピアノ曲だったものをケーラーがフルートとピアノのために編曲したもの。シューマンを思わせる美しい作品です。Etceteraからの移行盤。
NAXOS-8.570946
アーバン・レクイエム
S・リンドロース(1968-):スピン・サイクル/サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ(フルート、クラリネットと管楽オーケストラ版…L・ブロック編)/E・ウィテカー(1970-)」10月/M・コルグラス(1932-):4本のサクソフォンと管楽オーケストラのための「アーバン・レクイエム」/ショスタコーヴィチ(1906-1975):ロシアとキルギスの主題による序曲/(G・ドゥカー編)/スーザ:聖なる殿堂の貴族たち
キャスリン・トーマス・アンブル(Fl)、ロバート・フィッツァー(Cl)、ジェームス・アンブル(Sax)、アレン・コーディングレイ(Sax)、ケント・エンジェルハート(Sax)、ジョセフ・キャレイ(Sax)、スティーヴン・L・ゲージ(指)ヤングスタウン州立大学シンフォニック・ウィンド・アンサンブル
ヤングスタウン州立大学では、毎年275人以上の学生が、室内楽からジャズまで各々好きなジャンルのバンドに参加、多くの作曲家に作品を委嘱したり演奏したりと精力的に活動を行うユニークな活動を行っています。メイン収録曲の「アーバン・レクイエム」を作曲したのはピューリツァー賞を受賞したコルグラス。サクソフォン・カルテットに限界までの技術を要求した鮮烈な作品です。
NAXOS-8.570959
ジャクソン:合唱作品集
偉大なる聖職者を見よ/聖なる日のためのミサ/タントゥム・エルゴ/レクイエム/ザ・ロード/マニフィカト/ヌンク・ディミティス/私は感謝を捧げる/サルヴェ・レジナ/リディア旋法によるマニフィカト/リディア旋法によるヌンク・ディミティス/テ・デウム/ユビラーテ
ローラ・オルドフィールド(S)、エミリー・ビーハン(S)、ピーター・ダヴォーレン(T)、フランシス・ウィリアムス(T)、ヘンリー・ジョーンズア、デヴィッド・デ・ウィンター(T)、ユリアン・デブロイル(Br)、デヴィッド・グード(Br)、ジェレミー・フィルセル(Org)、ロドルファスcho、レイフ・オールウッド(指)
オルガン音楽集(8.554773)での深い精神性が高く評価されているイギリスの作曲家(1934-)ジャクソン。この合唱曲集も彼の好きなフランス音楽の影響が感じられる感動的な作品が盛り沢山です。フォーレ、デュリュフレの形式を引き継いだ清冽なレクイエムをはじめ、輝かしい「偉大なる聖職者を見よ」などとろけるような和声感が美しい小さな合唱曲、近現代の合唱曲が好きな方にはたまらない1枚と言えるでしょう。
NAXOS-8.570968
アメリカン・タペストリー
スミス:星条旗(J.ウィリアムズによる吹奏楽編)/ジェンキンス:アメリカ序曲/ハンソン:「メリー・マウント」組曲(J.ボイドによる吹奏楽編)/ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー(D.ハンスバーガーによるピアノと吹奏楽編)/タッカー:セレモニアル・ファンファーレ(リメンブランスの主題による)/ブライアント:レイディアント・ジョイ/ベネット:古いアメリカ舞曲による組曲/スーザ:ワシントン・ポスト
リチャード・シュスタ(P)、ユージン・ミリアーロ・コーポロン(指)ローンスター・ウィンド・オーケストラ
このアルバムは吹奏楽好きの方のみならず、全ての音楽好きにおすすめしたい最強の1枚です。100年に渡るアメリカのウィンド・バンドのレパートリーの中でもとりわけ注目を浴びそうなのが冒頭のジョン・ウィリアムズ編曲「アメリカ国歌」でしょう。そしておなじみベネット、ハンソンの作品が勢揃い。聴きほれること請け合いです。そしてトリを飾るのはもちろんスーザの名曲「ワシントン・ポスト」!
NAXOS-8.660233(2CD)
ロッシーニ:幸運な間違い(1812年ヴェネツィア版)
CD1…第1幕1-10場/CD2…第1幕(続き)11-16場
ケニス・ターヴァー(T)、コリンナ・モローニ(S)、ロレンツォ・レガッツォ(Bs)、マルコ・ヴィンコ(Bs)、シモン・ベイリー(Bs)、アルベルト・ゼッダ(指)ブルノチェコ室内ソロイスツ
全て便宜上ファルサ(笑劇)とされているロッシーニ(1792-1868)の初期5作品の中でも、とりわけ異彩を放つのが、この「幸運な間違い」です。軽い日常の話ではなく、いわゆる「救出オペラ」で、ラストにかけての攻防は聴き手をはらはらさせる事でしょう。大活躍のタラボットを演ずるのは、最近日本でも大人気のロレンツォ・レガッツォです。ロッシーニを得意とする彼だけに、説得力のある歌唱を聴かせます。もちろん稀代のロッシーニ指揮者ゼッダの最高の指揮による弾む音楽も魅力です。

NAXOSスタンダード 7月新譜
1CD=  2CD= 3CD= 
NAXOS-8.557077
シューマン:ケルナー歌曲集
ケルナーの詩による12の歌Op.35/5つのリートと歌Op.127/4つの歌Op.142/ケルナーの詩による若き日の歌)
ハンス・イェルク・マンメル(T)、ウタ・ヒールシャー(P)
まるで民謡のような素朴な味わいを持つケルナーの詩に魅せられたシューマン(1810-1856)は若い頃から円熟期に至るまで折に触れて彼の詩に曲を書きました。そのどれもが深い感情に彩られ陰影に満ちた表現力豊かなものとして知られています。今回、このアルバムを歌うのはハンス・イエルク・マンメル。日本での来日公演の際も、その柔らかい羽毛のような美声で聴衆の心を鷲掴みにした彼ですが、ここでもシューマンの歌の世界を見事に描き出しています。
NAXOS-8.557882
ヴァレーズ:管弦楽作品集第2集
アメリカ(1921年オリジナル版)/エクアトリアル/ノクターナル/バージェスのダンス/チューニング・アップ/ハイパープリズム/暗く深い眠り/比重21.5/アイオニゼーション
クリストファー・リンドン=ギー(指,P)、メラータ・シレシア男性cho、ポーランド国立RSO
フランスに生まれ、アメリカで活躍したヴァレーズ(1883-1965)は自らの作品に当時最先端の前衛的な手法を取り込み、独特な音空間を作りだすことに成功しました。残された作品はあまり多くないのですが、そのどれもが多くの打楽器や電子楽器を用いるなど、極限まで究められた音と思想に彩られた謎めくものばかり。ここでは大作「アメリカ」を始めとした9つの作品が楽しめます
NAXOS-8.557889
フォーレ:チェロ・ソナタ集
エレジーOp.24/蝶々Op.77/チェロ・ソナタ第1番/子守歌Op.16/ロマンスOp.69/シチリアーナOp.78/チェロ・ソナタ第2番/夢のあとに/セレナーデOp.98
マリア・クリーゲル(Vc)、ニーナ・ティクマン(P)
フォーレ(1845-1924)晩年特有の「あまりにも達観した」作風のためか他の作品に比べて少々人気の落ちる感のある2曲のチェロ・ソナタ。確かにヴァイオリン・ソナタや「夢のあとに」などに比べると口ずさめるメロディは少ないかもしれませんが、じっくり腰を据えて聴くならば、深く心に染入る入る音楽だということがおわかりいただけると思います。有名な「シチリアーナ」はこちらが原曲。後にペレアスとメリザンドに転用されました。
NAXOS-8.557960(3CD)
ヘンデル:音楽劇「ヘラクレス」
ニコラ・ウェミス(Ms)、ゲルリンデ・ゼーマン(S)、フランツ・フィツトゥム(C.T)、クヌト・ショッホ(T)、ペーター・コーイ(Bs)、ユンゲ・カントライ、ヨアヒム・カルロス・マルティーニ(指)フランクフルト・バロックO
古代ギリシア三大悲劇詩人のソフォクレスの「トリキアの女」を基にしたヘンデルの「ヘラクレス」。まさに「午後の奥様劇場」とでもいうべき、女の愛と妬みが渦巻くストーリーを華麗なる音楽で彩った娯楽大作です。愛する夫ヘラクレスが裏切ったのではないか・・・と妄想に捉われる妻デイアネイラ、そしてそれを冷ややかに見つめる若い王女イオレ。イオレに思いを寄せるデイアネイラの息子ヒュロス。登場人物の心情を巧みに描写する合唱。と聴きどころ盛りだくさん。
NAXOS-8.557983
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:天空の響き
おお聖なる軍隊よ/おお継承者よ/おお汝ら倣いしものよ/おお魅力的な選択よ/おお最高の勝利を得し者/おお血みどろの惨事よ/おお永遠の力よ/おお光輝く宝玉よ
ジェレミー・サマリー(指)オックスフォード・カメラータ
当時の上流階級の10番目の子として生まれたビンゲンのヒルデガルト(1098-1179)は8歳の時に女子修道会に入り、当時としては驚異的な80歳という長寿を全うしました。作曲家、聖職者として、また自らの幻視体験を書と絵にした預言者としても知られます。彼女の作品は初期のドイツ・ネウマ譜で伝えられており、全て単旋律で書かれていますが、メロディには得も言われぬ魅力があり、聴けば聴くほどに敬虔な感情に見舞われることでしょう。
NAXOS-8.570355
スタンフォード:交響曲集第3集
交響曲第6番変ホ長調、交響曲第3番へ短調「アイルランド風に」
デヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指)ボーンマスSO
7曲もあるにもかかわらず「20世紀になった今では時代遅れの音楽だ」とされ忘れ去られてしまったスタンフォード(1852-1924)の交響曲。しかし第3番だけはその素朴で物悲しいメロディと雰囲気が愛されたのかずっと演奏され続け、彼の代表作の一つとしても認知されています。しかし第6番は作曲されてからの80年の間にたった2回ほど公式に演奏されたのみ。何ともったいないことでしょう!!!美しいメロディとハーモニーに彩られた作品、これはブーム到来の予感です。
NAXOS-8.570366(2CD)
マイール:オラトリオ「エンゲディの洞穴のダヴィデ」
メリット・オスターマン(Ms)、コルネリア・ホラク(S)、市原愛(S)、ジビラ・ドッフェ(S)、クラウディア・シュナイダー(S)、フランツ・ハウク(指&ハープシコード)、シモン・マイールcho&アンサンブル
このところ再評価の高まる、バイエルン生まれのイタリアで活躍した作曲家マイール(1763-1845)ですが、今回はオラトリオをお届けいたします。1795年ベニスの慈善団体のために書かれた4連作の最後の曲で、聖書のエピソードの一つダヴィデとサウルの対立を扱ったものです。ソロも合唱も全て女声というのも興味深いところでしょう。この演奏には日本の才能溢れる期待の若手ソプラノ市原愛も参加、熱唱を聴かせます。
NAXOS-8.570368
D.スカルラッティ:ピアノ・ソナタ全集第9集
ソナタニ短調K.52/L.267/P.41、ソナタニ短調K.77/L.158/P.10、
ソナタト長調K.79/L.80/P.204、ソナタト短調K.111/L.130/P.99、
ソナタハ短調K.139/L.6/P.126、ソナタハ長調K.170/L.303/P.164、
ソナタニ短調K.176/L.163/P.163、ソナタニ長調K.277/L.183/P.275、
ソナタイ長調K.344/L.295/P.221、ソナタハ長調K.340/L.105/P.420、
ソナタニ長調K.388/L.414/P.370、ソナタハ長調K.398/L.218/P.493、
ソナタイ長調K.456/L.491/P.377
フランチェスコ・ニコローシ(P)
ナポリ楽派の歌劇作曲家、卓越したチェンバロ奏者、そしてオルガニストであったドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)。555曲あるチェンバロソナタは、彼が音楽指導を行っていたポルトガル王女マリア=バルバラ(後のスペイン王妃)の練習用として書かれたもので、ほとんどが単一楽章で構成された短いものですが、そこに盛り込まれた技巧は多種多様で当時としてはとても実験的なものでした。現在のピアニストにとっても重要なアンコールピースであることは間違いありません。
NAXOS-8.570397
ボッテジーニ:大協奏曲嬰ヘ短調他
協奏的大ニ重奏曲*/弦楽のためのアンダンテ・ソステヌート/クラリネットとコントラバスのための二重奏曲/大協奏曲嬰へ短調
トーマス・マーティン(Cb)、ホセ=ルイス・ガルシア(Vn)、エマ・ジョンソン(Cl)、アンドリュー・リットン(指)ECO
*のみASV原盤による移行盤、他はオリジナル版初録音
オーケストラにとって、なくてはならない存在だけど決して主役になることはないコントラバス。この楽器に煌く光を当てたのが史上最高のコントラバス演奏家であったボッテジーニ(1821-1889)です。彼は楽器の可能性を追求し、極限まで音色の美しさを引き出すことに成功しました。ここに収録された大協奏曲嬰へ短調はその中でもとりわけ見事なもので、イタリア的な明るいメロディながらも、調性も冒険的で複雑な構成を持った意欲作です。
NAXOS-8.570420
パロモ:声楽付きの作品集
ソプラノとクラリネット、管弦楽のための「心の歌」/ソプラノとギター,管弦楽のための「シンフォニア・グラナダ」
マリア・バーヨ(S)、ホセ・ルイス・エステレス(Cl)、ビセンテ・コベス(G)、ルイス・ガルシア・モンテーロ(朗読)、ジャン=ジャック・カントロフ(指)グラナダ市立O
心に沁み入るギター曲と歌曲集が話題となった第1集(8.557135)に続くスペインの作曲家パロモ(1938-)の作品集です。今作は管弦楽を伴う歌曲集で、名歌手バーヨのしみじみとした歌声が一抹の哀愁と清々しさを運びます。アラビア、ヘブライ音楽のメリスマを起源とする独特の歌唱とフラメンコの要素を含む真のアンダルシアの音楽がここにあります。
NAXOS-8.570428
シマク:弦楽四重奏曲第2&3番他
弦楽四重奏曲第3番「天上の声」/ヴァイオリン・ソロのための「2対のひそやかな声」/ヴァイオリン・ソロのための「独り言I」/チェロ・ソロのための「独り言U」/ヴィオラ・ソロのための「独り言V」/弦楽四重奏曲第2番「ラディウス」
クロイツァーSQ
20代にアルバニアのティラナに赴き、研究生活と音楽活動を行った作曲家シマク(1958-)。彼自身、「その時に触れたその土地の民謡と古謡の数々はその後の創作活動に多大なる影響を与えた」と語るほどです。とは言え、そのメロディを作品中に引用することはなく、特質のみを音楽のイディオムに組み込んだそう。
NAXOS-8.570455
レーガー:オルガン作品集第8集
コラール幻想曲「われらが神はかたき砦」Op.27/12の小品Op.80〜第7番スケルツォ嬰へ短調/30の小コラール前奏曲Op.135a〜第11-16番/12の小品Op.80〜第8番ロマンスイ短調/30の小コラール前奏曲Op.135a〜第17-23番/ロマンスイ短調/30の小コラール前奏曲Op.135a〜第24-30番/前奏曲とフーガ嬰へ短調/序奏とパッサカリアニ短調
マルティン・ヴェルツェル(Org)
曲だけ聴いていると敬虔な人物を彷彿させるレーガー(1873-1916)ですが、実はかなり荒っぽい性格で、大食い、大酒飲み、喧嘩好きだったとされています。カトリックの教会でプロテスタントのコラールを演奏したりと、なかなかやんちゃな事ばかりしていて顰蹙を買うのも好きだったという彼、作品も至極複雑怪奇。しかし一度はまれば抜けだせない音楽です。
NAXOS-8.570466
リスト:ピアノ曲全集第28集
ベートーヴェン:交響曲第9番リスト編曲による(2台ピアノ版)
:レオン・マッコーリー(第1P)、アシュリー・ウェイス(第2P)
オーケストラの演奏を今のように気軽に聴くことのできなかった当時は、さまざまな作品がピアノ独奏や4手ピアノのために編曲されたものです。とは言え、このベートーヴェンの大作は合唱が入ることもあり、そうそう編曲の俎上に載せられるものではありませんでした。リスト(1811-1886)はピアノ独奏版とこの2台ピアノ版でこの曲を再構築しましたが、まあとにかく音が多い!終楽章などまさに音の激流です。そのせいでもないでしょうが、ある1か所で1小節省いてあるのはリストの遊び心なのでしょうか?
NAXOS-8.570467
英国歌曲集シリーズ第18集〜アイアランド:歌曲集
素晴らしきもの/トーマス・ハーディの詩による3つの歌/海熱/サン・マリーの鈴/放浪者/サンタ・キアーラ/あいびき(噴水のある庭で)/音楽の間に/マリーゴールド/私は12匹の雄牛を持っている/私たちは森に/トーマス・ハーディの5つの詩/代価/私の命が終わる時親しい人よ/サリー・ガーデン/すべてそして緩く/もしも売ることのできる夢があれば
ロデリック・ウィリアムス(Br)、イアン・バーンサイド(P)
イギリスの品の良さを一身に集めたかのような美しい作品を残したアイアランド(1879-1962)。とりわけ管弦楽作品が良く知られていますが、彼の残した91曲の歌曲も、ほどよく抑制された表現の中に苦しく甘い切なさを感じさせる美しいものに満ちています。アンコールピースとして知られる「海熱」や素朴な「彼女の歌」など味わい深い歌ばかり。ウィリアムスの端正な歌声もはまっています。
NAXOS-8.570483
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲ハ長調Hob.VUa:1/ヴァイオリン協奏曲イ長調Hob.VUa:3/ヴァイオリン協奏曲ト長調Hob.VUa:4
アウグスティン・ハーデリッヒ(Vn)、ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指)ケルンCO
ハイドン(1732-1809)の作品の中でも、トランペットやピアノ、チェロに比べてあまり人気のないのがこのヴァイオリン協奏曲でしょう。エステルハージ宮廷楽団の奏者トマジーニのために書かれた作品で、なかなか凝った節回しがあちらこちらにあり、爽快さと心地良さが駆け巡る楽しい曲ばかりです。この演奏は、重鎮ミュラー=ブリュールと1984年生まれの若手ヴァイオリニスト、ハーデリッヒの競演で弾むヴァイオリンをしっかり包み込む管弦楽の響きは極上です。
NAXOS-8.570488
メンデルスゾーン:弦楽五重奏曲第1番&第2番
弦楽五重奏曲第2番変ロ長調Op.87/弦楽五重奏曲第1番イ長調Op.18/メヌエット(弦楽五重奏曲第1番の初稿版第3楽章)
ファイン・アーツSQ
早熟の天才、メンデルスゾーン(1809-1847)はわずか17歳で、あの有名な「真夏の夜の夢」の序曲や、この弦楽五重奏の第1番を書き上げました。そしてその19年後(これは彼の死の2年前です)には第2番が作曲されました。どちらの曲も驚くほど豊富なメロディに満ちています。当初1番にはアンダンテがなかったのですが、彼の師であるリーツの死を悼み急遽第2楽章を作曲、本来の第2楽章を第3楽章にずらし、本来の第3楽章メヌエットが削除されました。当盤にはそのメヌエットもしっかり収録されています。
NAXOS-8.570525
ハイドンとアビンドン卿〜歌曲と室内楽作品集
教会と市街地/ハイドン:フルート三重奏曲第4番ト長調/ハイドン:この世で何も得ようとは思わない/ハイドン:彼女は決して恋について語らない/アビンドン卿:カントリー・ダンス/アビンドン卿:鳥とみつばち/ハイドン:イギリス・トリオ第2番ト長調/「アビンドン卿による主題と変奏」/アビンドン卿:恋わずらいの心/アビンドン卿:カントリー・ダンスとメヌエット/ハイドン:イギリス・トリオ第1番ハ長調/ハイドン:精神の歌/ハイドン:氷柱が壁にかかるとき
デレク・マカロック、カフェ・モーツァルト(ウィンザー)
名競走馬ポテイトーズの馬主としても知られる第4代アビンドン伯爵、ウィロービー・バーティはハイドンの友人として、またアマチュア作曲家としていくつかの作品を残しています。ここで聴けるそれらの作品はダウランドの面影も感じさせる素朴で愛らしいもの。マカロック率いるアンサンブル「カフェ・モーツァルト」のいかにも楽しげな演奏でお楽しみください。
NAXOS-8.570530
W.F.バッハ:鍵盤作品集第2集
シンフォニアハ短調Fk15/フーガ第1番ハ長調Fk31/1/フーガ第2番ハ短調Fk31/2/ファンタジアホ短調Fk21/フーガ第3番ニ長調Fk31/3/フーガ第4番ニ短調Fk31/4/ファンタジアニ短調Fk19/フーガ第5番変ホ長調Fk31/5/フーガ第6番ホ短調Fk31/6/ファンタジアハ短調Fknv2/フーガ第7番変ロ長調Fk31/7/フーガ第8番ニ短調Fk31/8/ファンタジアイ短調Fk23/ファンタジアニ短調Fk18
ユリア・ブラウン(ハープシコード)
W.F.バッハ(1710-1784)の鍵盤曲集第2集です。すぐれたオルガン奏者でもあった彼は、従来の形式に新しさを組み込んだ独自の音楽を作り上げました。ここに収録されたファンタジアはどれも宝石のような美しさを湛え、フーガは驚くべき自由さに満ちています。100年ほど時代を先取りしたかのような当時としては「新しすぎた音楽」と言えるでしょう。
NAXOS-8.570561
チャールズ・ウッド(1866-1926):マルコ受難曲、
ベアストウ(1874-1946):「舌もて語らしめよ」によるヴォランタリートッカータ-前奏曲
サイモン・ウォール(T)、ジェームス・バーチャル(Br)、エドワード・グリント(Bs)、ルス・ジェンキンス(S)、ジョナサン・ヴォーン(Org)、ダニエル・ハイド(指)ケンブリッジ・イエス・カレッジcho
近代英国音楽界の草分け的存在である、チャールズ・ウッド(1866-1926)はとりわけ教会音楽の分野で素晴らしい作品を残しました。マニフィカト、30を超える讃歌、テ・デウムなど多くの名作がありますが,この「マルコ受難曲」は1920年完成の作品で、ルター派のコラールなどの有名な讃美歌が散りばめられた荘大な曲です。英語で書かれた受難曲の代表作としても知られています。
NAXOS-8.570590(2CD)
老いのいたずら
ロッシーニ:老いのいたずら第7巻、老いのいたずら第9集
アレッサンドロ・マランゴーニ(P)
37歳で最後(!)のオペラ「ウィリアム・テル」を発表後、44歳で引退表明、後は悠々自適の人生を送った幸せな作曲家ロッシーニ(1792-1868)。そんな彼が引退後に折にふれ書き綴ったピアノ曲や歌曲、室内楽の数々がこの「老いのいたずら」です。ほどよく肩の力の抜けたオシャレで楽しい小品ばかり。特に第7巻の録音はほとんどありません。貴重です。
NAXOS-8.570708
シェイクスピア劇場のための音楽
1.きけきけ、ひばり/2.水仙の花が顔をのぞかせだすと/3.まだらのひなぎく/4.富/5.もはや灼熱の太陽も怖れるな/6.吹きだまりの雪と同じぐらい白い芝生/7.ケンプのジグ/8.カリノ/9.それは恋する若者とその彼女/10.私が出会った時/11.私がどうすればよいのかあなたの恋人は知ってるの?/12.かわいいコマドリ/13.明日はバレンタイン・デー/14.そして彼はもう来ないの?/15.若い頃に恋愛をした/16.タールトンの復活/17.おーい、陽気なコマドリよ/18.貧しいひとは、溜息をついて(柳の歌)/19.私の愛しき人/20.来たれ死よ/21.“グリーンスリーブス”によるディヴィジョン/22.さらば親愛なる人よ/23.パキントンのポンド/24.言わずにいておくれ/25.おお、甘きオリヴァーよ/26.ちょっとだけ恋/27.シルヴィアは誰?/28.調子が悪い/29.お嬢さん、溜息をつかないで/30.私と一緒に暮らしにおいで/31.不平を言う時の悲しみ/32.おお死よ、私を眠りに/33.心の安らぎ/34.まだらの蛇よ/35.雄鶏とひなたち/36.水底深く父は眠る/37.ハンスドン夫人のパフ/38.蜂が密を吸うところ
レベッカ・ヒッキー(S)、ジェラルド・プレイス(T)、ドロシー・リネル(Lute)
ルネサンス時代の劇場にとって、音楽はとても重要な役割を演じました。何しろ現代のように大がかりなセットも、豪華な照明もありません。人々が劇を見て笑うのも、悲しむのも、またごちそうを食べる時にも常に雰囲気を高めるためには音楽が必要だったのです。ここに収録されたのはシェイクスピア劇のために書かれた様々な音楽です。ダウランド、バードや名も知れぬ作曲家たちの書いた作品は咲き誇るバラのように色とりどりです。
NAXOS-8.570709
クーラウ:ピアノソナタとソナチネ集
ソナタイ長調Op.59No.1/ソナタヘ長調Op.59No.2/ソナタハ長調Op.59No.3/ソナチネハ長調Op.20No.1/ソナチネト長調Op.20No.2/ソナチネヘ長調Op.20No.3
イェネ・ヤンドー(P)
ピアノを学ぶ人にはおなじみ、フリードリヒ・クーラウ(1786-1832)はドイツに生まれ、小さい頃井戸に落ちて失明するというハンディを負いつつもコペンハーゲンで作曲家、ピアニスト、教師として活躍しました。初期のベートーヴェンを思わせる素晴らしいピアノ協奏曲も書きましたが、何といっても愛らしいソナチネが知られています。
NAXOS-8.570735
オーボエ・ダモーレ協奏曲集
テレマン:協奏曲ト長調TWVG3/バッハ:協奏曲イ長調BWV1055/バッハ:協奏曲ニ長調BWV1053/テレマン:協奏曲イ長調TWVA2
トーマス・ステイシー(オーボエ・ダモーレ)、ケヴィン・マロン(指)トロントCO
ニューヨーク・フィルハーモニーのイングリッシュ・ホルン奏者として名高いトーマス・ステイシーは、その卓越した表現力が高く評価され、数々の録音でも名演を聴かせています。このアルバムでは楽器をオーボエ・ダモーレに持ち替え、芳醇で独特な音色を心行くまで楽しませてくれます。テレマンやバッハでの目も眩むばかりのパッセージや空に溶け込むように伸びて行く音。このユニークで郷愁を誘う楽器の魅力をご堪能ください。
NAXOS-8.570746
サイグン:ピアノ作品集
アナトリアから/アクサク・リズムによる12の前奏曲/インジの本/アクサク・リズムによる10のスケッチ/ソナチネOp.15
ゼイネプ・ユチェバシャラン(P)
20世紀のトルコで最も有名なサイグン(1907-1991)は、自国の民俗音楽の収集、及び西洋音楽との融合。これらに力を尽くした作曲家として知られています。ここに収録されたピアノ曲は、どれもが特有の「足をひきずるようなリズム」を持ち、トルコの舞曲形式が使われています。「インジの本」での単純さ、そして散りばめられた魅力的な部分に心惹かれる人も多いでしょう。

NAXOSヒストリカル 7月新譜
1CD= 3CD=
NAXOS-8.111118
グレート・ピアニスト・シリーズ〜モイセイヴィチ/ショパン録音集第2集1938-1952
24の前奏曲/バラード(全4曲)/幻想即興曲Op.66
ベンノ・モイセイヴィチ(P)
この偉大なるピアニストは、ショパンの作品の中でも最も多彩な作品群である前奏曲を極めて有機的に結び付け、感情と音楽性を理想的に表出しています。遅い曲ではたっぷりと歌い、早い曲、特に16番や24番などの激しさを持ち合わせる曲では見事なまでのコントロールを見せつけます。しかし何度も録音されたバラードは彼にとって満足の行くものではなかったのでしょうか・・・?
NAXOS-8.111136
グレート・コンダクター・シリーズ〜フルトヴェングラー/初期録音集第1集
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番〜第1,2楽章*/管弦楽組曲第3番〜エアー/モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲**/歌劇「後宮からの誘拐」序曲**/アイネ・クライネ・ナハトムジーク#/シューベルト:「ロザムンデ」〜序曲##/間奏曲第3番##/バレエ音楽第2番+
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO
録音:1930年、1929年6月13日*、1933年11月**、1936年12月28日&1937年6月#/1930年##/1929年6月13日、1930年+
フルトヴェングラーのバッハは「濃厚でじっくり聴かせる」ことで高く評価されています。最近の潮流である「きびきびしたテンポ、軽いバッハ」とは全く違う音楽自体を雄弁に語らせた精神性溢れる演奏。曲を高みに引き上げることではあのカール・リヒターさえも凌駕していると言えるでしょう。そして劇的なモーツァルトと、まるでメロディを愛撫するかのように優しいシューベルト。フルトヴェングラーの神髄を味わうために最適の1枚です。
NAXOS-8.111142(3CD)
グレート・シンガーズ〜ポンセル/アメリカ録音集1939-1954年
CD1
1.トスティ:あなたが望むなら/2.フォンテネイ:とっても好き/3.R=コルサコフ:ナイチンゲールとばら/4.チャールズ:私が歌う時/5.チャールズ:私が歌う時(別ヴァージョン)/6.シューベルト:アヴェ・マリア/7.アレンスキー:夢の翼に/8.シューベルト:アヴェ・マリア/9.マルティーニ:愛の喜び/10.作曲者不祥:若い娘(ヴェックリン編)/11.ドビュッシー:美しき夕暮れ/12.ドリーブ:こんにちは、シュゾン!/13.ドビュッシー:ビリティスの3つの歌より「髪」/14.伝承曲:カルメン・カルメラ/15.グラナドス:マハの流し目/16.アルバレス:別れ/17.パイジェッロ:水車屋の娘より「うつろな心」/18.作者不祥:星は近くに/19.トスティ:かわいい口もと/20.トスティ:理想/21.トスティ:マレキアーレ/22.サデーロ:子守歌/23.ファルヴォ:彼女に告げて/24.トスティ:私でも
CD2
1.リュリ:アマディスより「深い森」/2.ペルシーコ:ロザモンデ/3.サン=サーンス:ギターとマンドリン/4.ショーソン:愛と海の詩より「リラの花咲く頃」/5.ブラームス:永遠の愛について/6.トゥルンク:王子が私に見せる夢/7.シューベルト:魔王/8.ベートーヴェン:この暗き墓場に/9.ヴォルフ=フェラーリ:その歌が聞こえる時、私はあなたに会える/10.ドナウディ:ああ、私の愛する人よ/11.トスティ:4月/12.サデーロ:アムーリ・アムーリ/13.サデーロ:麦打ち歌/14.伝承歌:ただあなたの瞳のために飲む/15.ファーレイ:夜の風/16.デル・リエゴ:ホーミング/17-31.ルディ・マーサーによるインタビュー
CD3
1.モーツァルト:フィガロの結婚より「恋とはどんなものかしら」/2.チアンピ:ニーナは三日も床に伏し/3.シューベルト:楽に寄す/4.シューベルト:死と乙女/5.ワーグナー:ヴェーゼンドンクの5つの歌より「夢」/6.R・シュトラウス:明日に/7.チャイコフスキー:ただ憧れを知るものだけが/8.デュパルク:旅への誘い/9.パラディレ:プシュケ/10.ショパン(リトヴィンヌ編):永遠の悲しみ/11.ファリャ:7つのスペイン民謡より「アストゥリアス地方の歌」/12.ファリャ:7つのスペイン民謡より「子守歌」/13.ムンロ:私の愛しいシリア/14.ロックハート・マニング:ルクセンブルクの庭に/15.ビゼー:アニュスデイ/16.ルッツィ:アヴェ・マリア/17.ミラルド:アヴェ・マリア/18.サンドヴァル:アヴェ・マリア/19.トスティ:アヴェ・マリア/20.デンツァ:もし…/21.ブッツィ・ペッキア:コロンベッタ
ローザ・ポンセル(S)、ロマーノ・ロマーニ(P)、イゴール・チチャゴフ(P,Org)、ローザ・ポンセル(P)
20世紀前半の名歌手の中でもとりわけ大きな位置を占めるローザ・ポンセルの集大成とも言える3枚組です。何しろ、かのマリア・カラスもポンセルについては「私たち全ての中で最も偉大な歌手」と誉め称えるほどの天才で、レパートリーの広さにも驚愕するほかありません。歌の好きな人、歌手を目指す人のみならず全ての愛好家にとってバイブルと言えるでしょう。
NAXOS-8.111251
グレート・ヴァイオリニスト・シリーズ〜ジョセフ・フックス/ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集第1集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op.12-1/ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.12-2/ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調Op.12-3/ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調Op.23
ジョセフ・フックス(Vn)、アルトゥール・バルサム(P)
ナタン・ミルシテインに「アメリカで訓練された最も偉大なヴァイオリニスト」と評されたジョセフ・フックス。93歳までカーネギー・ホールで演奏するなど実に長い経歴を持ち、アメリカの主要オーケストラ全てと共演、ヒンデミットやヴォーン=ウィリアムなど多数の曲の初演、録音を行うなど本当に多大なる業績を残した人です。このベートーヴェンは長年のパートナーであった名ピアニスト、バルサムとの共演で、あのハロルド・C・ショーンバーグも大絶賛した名演です。
NAXOS-8.111286
グレート・ピアニスト・シリーズ〜シュナーベル/J・S・バッハ:作品集
イタリア協奏曲BWV971/半音階幻想曲とフーガニ短調BWV903#/前奏曲とフーガニ長調BWV850(平均律ピアノ曲集第1巻より)##/トッカータハ短調BWV911**/ッカータニ長調BWV912**/2台のピアノのための協奏曲第2番BWV1061*
アルトゥール・シュナーベル(ピアノ)、カール・ウルリッヒ・シュナーベル(P)*、エイドリアン・ボールト(指)LSO*
録音:1938年9月11日/1948年6月15-16日#/1950年6月13日##/1937年11月24日**/1936年10月28日*
このアルバムはシュナーベルのJ.S.バッハの商業録音を全て含んだものです。シュナーベルのレパートリーはあまり広くなく、どちらかというと、シューベルトやベートーヴェン、モーツァルトなどを得意としていた彼にとっては、バッハはあまり親密な作曲家とは言えなかったようで、ハ短調のトッカータでも特異な解釈を繰り広げています。とは言え、死の前年に録音された「前奏曲とフーガニ長調」の穏やかな美しさは一聴に値するものです。
NAXOS-8.111287
グレート・シンガー・シリーズ〜シュヴァルツコップ/シューベルト:歌曲集
1.楽に寄すD547/2.春にD882/3.憂いD772/4.ガニュメートD544/5.草原の歌D917/6.糸を紡ぐグレートヒェンD118/7.恋人のそばにD162/8.若い尼僧D828/9.シルヴィアにD891/10.水の上で歌うD774/11.はなだいこんD752/12.ミューズの息子D764/13.万霊節の日のための連祷#/14.美しき水車小屋の娘より第7曲「焦燥」#/15.ベートーヴェン:ああ、不実な者よ*/16.ベートーヴェン:フィデリオより「悪者よ、どこへ急ぐ?」*
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、エドウィン・フィッシャー(P)、ジェラルド・ムーア(P)#、ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)フィルハーモニアO*
録音:1952年〜1954年アビーロード・スタジオ、ワットフォード・タウン・ホール
☆R・シュトラウスやモーツァルトでの高貴な夫人役を歌わせると右に出るもののない名ソプラノ、シュヴァルツコップは、オペラ歌手としての経歴と並行して、自らの声の特質を思慮深くみつめ、深い表現力を持ったリート歌手としても活躍してきました。舞台引退後もリートを歌い続けた彼女ですが、ここに収録されたのは1950年代の録音集です。若々しく軽い魅力的な声で歌われたシューベルトとベートーヴェンです。
NAXOS-8.111288
グレート・ヴァイオリニスト・シリーズ〜ハイフェッツ/ヴァイオリン協奏曲集
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番/第2番、
2台のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043(ハイフェッツによるヴァイオリン多重録音)*
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」#
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)、アルフレード・ウォーレンシュタイン(指)ロス・アンジェルスPO、フランツ・ワックスマン(指)RCAヴィクター室内O*、マルコム・サージェント(指)LSO#
録音:1953年12月6日、1946年10月14-19日*、1951年5月29-30日#
20世紀の偉大なマエストロ、ハイフェッツの高い技術を駆使した演奏は、しばしば「冷た過ぎる」とされたものですが、バッハとモーツァルトに関しては、その解釈が逆に「ロマンティック過ぎ」と評され、当時の聴衆の間でも少々物議をかもしたと言われたほどでした。ここに収録されたバッハの二重協奏曲は彼自身が2台のパートを多重録音したもので、彼の音楽的嗜好がよくわかる逸品とされています。
NAXOS-8.111291(2CD)
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S)、ジュセッペ・ディ・ステファーノ(T)、アンナ・マリア・カナリ(Ms)、ティト・ゴッビ(Br)、他、ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指)ローマ歌劇場O&cho
有名な作品なのに、あまり録音の多くないプッチーニの名作「蝶々夫人」。こちらは1954年録音のデ・ロス・アンヘレスによる歴史的名演です。繊細さと煌く美しさで迫るアンヘレスの蝶々さん、躍動的でスリリングなディ・ステファノのピンカートン、驚くほど深い表現力がすばらしいゴッピのシャープレス。彼らをきっちりまとめたガバッツェーニのタクトにも脱帽です。
NAXOS-8.111313
グレート・ギタリスト・シリーズ〜アンドレス・セゴビア第7集:1950年代アメリカ録音集第5集
カステルヌオーヴォ=テデスコ:悪魔的奇想曲/セゴビアの名前による歌Op.170No.5/ギター五重奏曲、
カサド
(1897-1986):キジアナのサルダーナ、
タンスマン
(1897-1966):カヴァティーナ、ロドリーゴ:遥かなるサラバンド、
クレスポ
(1900-1971):ノルテーニャ、ラウロ(1917-1986):ベネズエラの踊り、
ハウ(1900-1967):アルバ、ポストリュード
アンドレス・セゴビア(G)、キジアーノSQ
偉大なるセゴビアはギターのレパートリーを確立すべく、1920年代から積極的に過去の大作曲家の作品をギター曲に編曲し、また、同時代の作曲家たちに新作を書くように依頼し続けました。このアルバムにはそんな彼の努力の結果であろう様々な国籍の作曲家たち(イタリア、ポーランド、アルゼンチンなどなど)の作品を収録しています。ギター曲の変遷を辿る1枚としても貴重なものです。
NAXOS-8.111317
カルロ・アルベルト・ピッツィーニ自作自演集
アル・ピエモンテ/管弦楽のための古いスタイルによるスケルツォ/ドロミテスの詩/弦楽のためのサラバンド「コレッリへのオマージュ」/ポストイナの洞穴/郷土−祝祭日の印象
カルロ・アルベルト・ピッツィーニ(指)ミュンヘンPO
録音:1956年9月22日、1955年6月16日
イタリアの作曲家、カルロ・アルベルト・ピッツィーニ(1905-1981)の作品集です。1905年にローマで生まれ、若い頃はレスピーギとともに学び,ボローニャのコンセルヴァトワールを卒業した後は様々な分野で活躍、イタリアのテレビ、ラジオ界では絶大なる地位を得たのです。残した作品も多く、劇場、テレビ、映画用音楽、聖歌隊、室内楽などほとんど全ての分野に渡ります。特に交響詩「アル・ピエモンテ」はこの地方の歴史、雄大な自然を表現した名作です。

NAXOS スタンダード 6月新譜
1CD=
NAXOS-8.557042
ボッテジーニ:コントラバスとピアノのための作品集第2集
大二重奏曲第3番/.コントラバス協奏曲第2番/メランコリックなアダージョとアパッショナート/クラリネットとコントラバスのための二重奏曲/ベッリーニ「テンダのベアトリーチェ」による幻想曲/最愛の口元/ショパンの練習曲による「世界の果てのすべて」/メディタツィオーネ(バッハのエアによる)
ジョエル・クァリントン(Cb)、アンドリュー・ブラシュコ(P)、ハロルド・ホール・ロビンソン(Cb)、ジェームス・キャンベル(Cl)、モニカ・ウィッチャー(S)、
ヴァイオリンを学ぶはずが、家庭の事情でコントラバスを選ぶ他なかったボッテジーニ(1821-1889)。そのおかげで現在このような素晴らしい作品が聴けるのはまさに僥倖と言えるでしょう。ここで聴ける作品はまさにコントラバスのベルカント・アリアとも言えそうな美しいものばかりです。演奏家、作曲家だけでなく指揮者としても活躍した彼は、実はあの「アイーダ」を初演した人でもあるというのは意外に知られていない事実。
NAXOS-8.557335
ランカフォート:ピアノ作品全集第4集
パストレッラ/アメリカの思い出(太西洋横断ルート/チャプリンを讃えて)/古風なソナティナ(練習/広がり/気晴らし)/エルミタとパノラマ/カヴァティーナとディアローグ/ロマンツァとインテルメッツォと行進曲
ミケル・ビリャルバ(P)
彼の音楽は、モンポウとの類似性が指摘されますが、このアルバムに収録されているのはもっと多様な表情をみせる曲ばかりです。最も創作意欲が横溢していた1920年代終わりの作品を中心に収録、大西洋を渡る船上の気分を描いた「大西洋横断ルート」、チャプリンへの讃辞、スカルラッティ、バッハからの影響、そしてカタロニアの民俗音楽と風景へのオマージュなど興味深い音楽のパノラマです。
NAXOS-8.557526
ロバート・クラフト・コレクション/シェーンベルク作品集第8集
シェーンベルク:室内交響曲第2番Op.38/幸福の手Op.18/管楽五重奏曲Op.26
マーク・ビースリー(Bs)、ザイモン・ジョリーcho、ニューヨーク木管五重奏団、ロバート・クラフト(指)フィルハーモニアO
ェーンベルク(1874-1951)の作品の中では、あまり聴かれることのない室内交響曲第2番。しかし、この「無調でもなく」「十二音でもなく」旋律的で劇的な作品はもっともっと多くの人に親しまれてもよいのではないでしょうか。対して「幸福な手」に付けられた音楽は、非常に凝縮され緊迫感を孕んだ難解極まるもの。管楽五重奏とともに、「尖った音楽」が好きな人には大歓迎されるでしょう。原盤KOCHSCHWAN(1-6のみ)
NAXOS-8.557832
シューベルト・ドイツ語歌曲全集第26集〜ロマン派の詩人による歌曲集第3集
デルフィーネD857/1/花の手紙D622/秋の夜の月に寄せるD614/マリアD658/4つの讃歌(恋の秘密を誰が知ろうD659[あの人が私のものならD660/すべての人が裏切る時D661/私はだれにでも言うD662]/夜の賛歌D687/ブランカD631/マリアの慈悲D632/誤った時D409/涙の賛美D711/岩上の羊飼D965
シビラ・ルーベンス(S)/ウルリッヒ・アイゼンロール(P)、ニコラウス・フリードリヒ(Cl)
どの曲も細やかな歌い回しがステキなのですが、大注目は「岩上の羊飼い」D965。純粋過ぎる美しい声で少女の希望と絶望を鋭く描き出しているのは見事のひと言です。フリードリヒのクラリネットによる「こだま」がまた絶妙に響き渡ります。録音にあたり最新の研究に基づいた楽譜を用いたことでも注目に値します。
NAXOS-8.559324
トッホ:室内楽作品集
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番Op.44/ピアノのためのブルレスケOp.31/チェロのための3つの即興曲/ピアノと2台のヴァイオリン,ヴィオラ,チェロのための五重奏曲
シュペクトラム・コンチェルト・ベルリン[ダニエル・ブリュメンタール(P)、アンネッテ・フォン・ヘーン(Vn)、ユリア=マリア・クレッツ(Vn)、ヘルトムート・ローデ(Va)、フランク・ドッジ(Vc)]
オーストリアで生まれマンハイム、ベルリンで教鞭を取り1933年戦争のためパリに亡命、1935年にアメリカに定住したトッホ(1887-1964)の作品は、モーツァルトと後期ロマン派の作風を根底に置きつつも、様々な現代的手法を盛り込んだ興味深い作品を多数書いています。強烈な印象を残す五重奏、ベルリン時代の陰鬱なヴァイオリン・ソナタなどシュペクトラム・コンチェルト・ベルリンの的確な演奏で。

NAXOS-8.559356
L.アンダーソン:管弦楽作品集第2集
ウッドベリー・ファンファーレ*/ハーヴァード・フェスティヴァル*/忘れられし夢/沸騰するヤカン*/馬と馬車/ワルツィング・キャット/ホーム・ストレッチ/ザ・ガール・イン・サテン/2つの左足のマーチ/ワルツ・アラウンド・ザ・スケール*/ドラムの子守歌*/ジャズ・レガート/ジャズ・ピッツィカート/鐘の歌/ジュピターの歌(原曲:ヘンデル「セメレ」あなたがどこを歩くとも)/弦楽オーケストラのための「キャロル組曲」 *=世界初録音
アリステア・ヤング(P)、デイヴィッド・マッカルム(Tp)、レナード・スラットキン(指)BBCコンサートO
録音:2007年
L・アンダーソンの曲に、まだこんなに録音されたことのない作品があるとは!スラットキンはBMGにもアンダーソンの作品集を録音していますが、なぜかドライな録音で、フィードラーの威光を超えることはできませんでした。しかし今度は違います!録音は雰囲気満点。オケも決して悪乗りすることなく音楽を心から楽しみながら、アンダーソンの天才的な筆致の妙を如何なく伝えてくれます。世界初録音曲の中では、「ドラムの子守歌」が聴きもの。有名な「トランペットの子守歌」の兄弟作品といたところ、終始小太鼓が小気味良いリズムを刻みながら極が進行。冒頭はエキゾチックな雰囲気で始まり、突如のどかなポルカに転進しますが、スラットキンのテンポがその素朴さを一層掻きたて味わい満点!「ジャズ・ピチカート」は、良く知られる弦のピチカートだけによる演奏ではなく、1948年に改定されたフル編成版が採用されている点にご注目。管楽器の旋律とピチカートが織り成すハーモニーが素敵です。スラットキンはここであえて弦の主旋律を若干抑え目に演奏しているのがミソ。  【湧々堂】
NAXOS-8.570001
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲集第1集
弦楽四重奏曲第6番ヘ短調Op.80/弦楽四重奏曲第1番変ホ長調Op.12/弦楽四重奏曲第4番ホ短調Op.442
ニュージーランドSQ[エレーヌ・ポール(第1Vn、ダグラス・ベイルマン(第2Vn)、ジリアン・アンセル(Va)、ロルフ・ジェルステン(Vc)]
明るさばかりが強調されがちなメンデルスゾーン(1809-1847)の作品ですが、この弦楽四重奏曲集には、悲劇的な感情に富んだ起伏の激しい作品が多く含まれます。特に冒頭に置かれた第6番は亡くなる年(1847年)に書かれたもので、彼の良き理解者であった姉ファニーの死にショックを受けた際の悲痛な叫びが聞こえてくるかのようです。そよ風のように爽やかな第1番、感傷的な第4番との対比が楽しめるカップリングも見事な1枚です。
NAXOS-8.570186
ハーマン:キリマンジャロの雪他
キリマンジャロの雪(1952年)/5本の指(1952年)…世界初録音
ウィリアム・ストロンバーグ(指)モスクワSO
グレゴリー・ペック主演の名画と、ジェームズ・メイソン主演のスパイ映画の音楽を、サントラのスコアとフィルムから再現。直後にヒッチコック作品で有名になるハーマン(1911-1975)ですが、すでに独特のロマンティシズムが開花しています。「キリマンジャロの雪」はヘミングウェイの短編小説が原作で、映画としては若干冗長な面もありますが、付けられた音楽はとことんダイナミック。全編何かを予感させるわくわく感に満ちたものです。原盤MARCOPOLO。
NAXOS-8.570200
W・ペリー(1930-):「地中海遊覧記」〜マーク・トウェイン映画音楽集1980-1985年
ハックルベリー・フィンの冒険/まぬけのウィルソン/ミシシッピの生活/地中海遊覧記/失敗したキャンペーンの個人的な歴史/不思議な少年
ウィリアム・ペリー(指)スロバキアPO、ローマPO、ウィーンSO、ウィーン少年cho、リチャード・ヘイマン(ハーモニカ)
地中海遊覧記」はアメリカで大人気の作家、マーク・トウェインの書いた初の旅行記です。19世紀、豪華蒸気船に乗ってカリフォルニア、パリ、ジェノバ、ベニス、ピサ、ローマ、ナポリ、ポンペイ、アテネ、クリミア半島とカイロを就航した優雅な話や、あの巨大テーマパークを彷彿させるミシシッピ川を運航する船の話などまさに良き時代の生活が目に浮かぶ音楽集です。ハーモニカ・ソロが泣かせてくれます。
NAXOS-8.570277-78(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)
イリヤ・カーラー(Vn)
ヴァイオリニストなら一度は挑みたい「絶対無比の究極の難曲」。それがバッハ(1685-1750)の無伴奏ソナタとパルティータです。ここで冴えた技巧を披露しているのは名手カーラー。パガニーニ、シベリウス、チャイコフスキーの3つの国際コンクールを制覇した彼は、冷静沈着な解釈と深い音色を持つヴァイオリニストとして知られますが、ここでも文句なしの音楽を聞かせてくれるのが流石です。
NAXOS-8.570286
ロドリーゴ:ギター作品集第1集
スペイン風の3つの小品[ファンダンゴ/パッサカリア/サパテアード]、ソナタ・ジョコーサ、スペインの野辺を通って、トナディーリャ(ペペ・ロメロ編、2台ギター版)
ジェレミー・ジューヴ(G)、ジュディカエル・ペロワ(G)
0世紀の最も偉大なスペインの作曲家の一人であるロドリーゴ(1901-1999)ですが、彼の作品と言えば「ギター協奏曲」ばかりが有名で、他の作品はまだまだ知名度が低いのが現状ですね。確かにギター・ソロのための作品はあまり数が多くないのですが、その作品のどれもが表現力豊かでスペイン情緒もたっぷり。ひらめきとチャレンジ精神に満ち溢れた曲がもりだくさんです。ファンの多い「スペインの野辺を通って」。名曲です。
NAXOS-8.570299
メトネル:ヴァイオリンとピアノのための作品全集第2集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調Op.21/2つのカンツォーナとダンス/ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調Op.44
ローレンス・カヤレイ(Vn)、ポール・スチュワート(P)
大好評の第1集(8.570298)に続く、カヤレイ、スチュワートのコンビによるメトネル(1880-1951)のヴァイオリンとピアノの作品集です。最も有名な作品の一つであるヴァイオリン・ソナタ第1番は酒の神バッカスの神話の影響を受けたと言われる「春のソナタ」として知られる作品。第2番は終楽章に美しい変奏曲を持つ抒情的な作品です。力強さとロマンティックな気分が交錯する「メトネルらしさ」を存分に味わえることでしょう。
NAXOS-8.570417
フィンジ:カンタータ「ディエス・ナタリス」他
カンタータ「ディエス・ナタリス」/弦楽オーケストラのためのプレリュード/秋(エレジー)/テノールとオーケストラのための2つのソネット(私が考えるとき/時はすぐに)/ノクターン(新年の音楽)/器よさらば
ジェームス・ギルクリスト、デヴィッド・ヒル(指)ボーンマスSO
あまり耳にする機会はないけれど、一度でも聴いたら心が囚われてしまう…そんな作品を「隠れた名作」を聴きたければ、このフィンジ(1901-1956)の一連の音楽をどうぞ。白く輝く光を帯びたように美しい「ディエス・ナタリス」。これはラテン語で「誕生の日」を意味し、イエス・キリストの誕生を祝したもので「クリスマス」とも訳されます。17世紀の詩人トラハーンの詩を用いた、汚れ無きみどり児を讃える歌は静かに心に染み入ります。ミルトンの詩による「2つのソネット」、そして「武器よさらば」も深い祈りの音楽と言えるでしょう。
NAXOS-8.570425
バラダ:マリア・サビナ他
マリア・サビナ/ディオニシオ
スシ・サンチェス(ナレーター)、アンヘル・セイツ(ナレーター)、フェルナンド・テヘドール(ナレーター)、ルロス・ヒッポリト(ナレーター)、ホセ・ラモン・エンシナール(指)マドリッド・コミュニティO&cho
20世紀スペインのバルセロナに生まれた作曲家バラダ(1933-)の作品はこれまでもNAXOSからいくつかリリースされ、その強烈な個性は常に聴き手を魅了し続けています。今作は、「聖なるきのこ」を用いて幻視を行い世界の全てを見てしまう呪術師の悲劇をテーマにした「マリア・サビナ」と、1930年代に活躍した詩人ディオニシオ・リドルエホに捧げるカンタータの2編を収録。呪文までをもテキストに用いたアバンギャルドでエスニックな音楽です
NAXOS-8.570485
ハイドン:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第3番ヘ長調Hob.XVIII:3/ピアノ協奏曲第11番ニ長調Hob.XVIII:11/アノ協奏曲第4番ト長調Hob.XVIII:4/ピアノ協奏曲第9番ト長調Hob.XVIII:9
セバスティアン・クナウアー(P)、ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指)コロンCO
1971年ハンブルク生まれのピアニスト、セバスチャン・クナウアーは4歳でピ