湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


室内楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



オクタヴィア
OVCC-00145(1CD)
税込定価
2019年9月18日発売
プレリュード
山下康介: ユーフォニアムとマリンバのための前奏曲
ピアソラ: 「タンゴの歴史」より カフェ1930
フィリッポ:ペンタグラム
ディドス: ラタタ!
アイルランド民謡: ロンドンデリーの歌
伊左治直: 宇宙人とダンス?
和田薫:三画譚 ―ユーフォニアムとマリンバのための三楽章
喜納昌吉: 花
外囿祥一郎(ユーフォニアム)
西久保友広(マリンバ・パーカッション)

録音:2019年6月25-27日東京・稲城iプラザ
2015年結成以来精力的な活動を展開する、日本を代表するユーフォニアム奏者、外囿祥 一郎とパーカッショニスト、西久保友広による異色のデュオ。互いにソロをはじめ他楽器と のアンサンブルなど、楽器の可能性を追求し多様な視点からアプローチを展開する2人に よる最新アルバムがクリストン・レーベルより登場します。 収録曲にはユーフォニアムとマリンバによる楽曲を軸に、彼らが自ら委嘱した作品はもち ろん、ジャンルを超えた名曲をも織りまぜて、それぞれの楽器が持つユニークな音彩が調 和し生まれるハーモニーと音楽の面白さ、その更なる可能性とともに新しい時代を拓いて いきます。異色のデュオ、大注目です。

arcantus
ARC-17007(1CD)
『音の跡(Klangspuren)』
ジェームズ・カーノウ(カーナウ)(1943-):レジェンド・イン・ブラス(Legend in Brass)− ファンファーレ(Fanfare)
ヤコブ・デ・ハーン(1959-):オレゴン(Oregon)
アラン・ファーニー(1960-):鋼鉄の空(Stal Himmel)
.ダロル・バリー(1956-):北欧三部作(A Nordic Trilogy)
マーク・テイラー(サンディ・スミス 編):クレージー・ブラス・マシン(The Crazy Brass Ma-chine)
リチャード・グランタム:アフリカ・オデッセイ(African Odyssey)
ケイティ・モス(1881-1947)(デレク・ブロードベント 編):花の踊り(フローラル・ダンス)(The Floral Dance)
ピーター・グレーアム(1958-):世界の窓(Windows of the World)− アマゾン熱帯雨林(Amazonia)
ハンス・ジマー(1957-)(アラン・ファーニー 編):ライオン・キング(The Lion King)
ブラスバンド・ブレヒクラング、
ロベルト・フォイクト(フリューゲルホルン)*

録音:2017年3月24日?27日、4月21日?23日/「グレーテ・ウンライン」総合学校講堂(イェーナ、ドイツ)
ドイツ、イェーナの「ブラスバンド・ブレヒクラング」は、1971年、「ブラスバンド・カール・ツァイス・イェーナ」として発足。21世紀に入り、トランペット、 テノールホルンをコルネット、バリトン、ユーフォニアムに替え、英国式ブラスバンド「ブラスバンド・ブレヒクラング(シートメタルの音)」に改組されました。メ ンバーのアレクサンダー・リヒターとパトリシオ・コセンティーノが共同で指揮を担当、ブラスバンドのためのオリジナル曲と別ジャンルの作品の編曲をレパートリー にホール・コンサート、ピクニック・コンサート、フィルハーモニー・オーケストラとのジョイント・コンサートと、さまざまな活動を行ってきました。 2017年、創設10周年を記念して制作された『音の跡(Klangspuren)』では、団の歴史を振り返り、スコットランドとイングランドの作品が中心に演奏さ れます。オーストラリアの作曲家リチャード・グランタムの「アフリカ・オデッセイ」は、初録音の作品。制作は、BIS レーベルの録音で知られる Take5 Music Production のインゴ・ペトリが担当しました。 (Ki)

FIRST HAND RECORDS
FHR-86(1CD)
ファンタジー
テレマン:ファンタジア第1番変ロ長調
シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.934
テッサ・ラーク:アパラチア幻想
テレマン:ファンタジア第4番ニ長調
クライスラー:ウィーン狂詩曲風幻想曲
テレマン:ファンタジア第5番イ長調
ラヴェル:演奏会用狂詩曲『ツィガーヌ』
テッサ・ラーク(Vn) 
エイミー・ヤン(P)

録音:2016年4月8-10日/ニューヨーク
アメリカのヴァイオリニスト、テッサ・ラークによるソロデビューアルバムです。幻想曲をテーマに、テレマンの無伴奏から自作までさまざまな作品を収録。技巧と優雅さを兼ね備えた演奏をお楽しみください。 (Ki)
FIRST HAND RECORDS
FHR-87(1CD)
ジョン・クロフト(1971-):作品集
(1)インテルメディオI 〜バスフルートとライヴ・エレクトロニクスのための
(2)セイレーン Ia 〜ヴィオラのための
(3)セイレーン Ib 〜フルートのための
(4)セイレーン II 〜ヴィオラとギターのための
(5)セイレーン III 〜バスフルート、ヴィオラとチェロのための
(6)セイレーンIV 〜アルトフルート、ギター、ヴィオラとチェロのための
(7)涙の地球、朱色の光 〜チェロとライヴ・エレクトロニクスのための
(8)インテルメディオIII 〜バスクラリネットとライヴ・エレクトロニクスのための
チャード・クレイグ(Fl)
ディエゴ・カストロ・マガシュ(G) 
エマ・リチャーズ(Va)
セヴェリーヌ・バロン((7)(Vc)
アリス・パートン((5)(6)Vc)
マリー・ファン・ゴルコム(バスCl)

録音:2014-2019年
★ジョン・クロフトは1971年生まれで、哲学も学んだ作曲家。ギリシア神話の海の精をタイトルに冠した『セイレーン』など、さまざまな楽器とライヴ・エレクトロニクスのための作品が並んでいます。暗い響きに包まれながらも時にメロディを歌いつつ、ゆったりと風に乗って音が漂っていくような音楽です。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4270(1CD)
ライヒャ(1770-1836):木管五重奏曲集
木管五重奏曲 変ホ長調 Op.88-2
木管五重奏曲 ホ短調 Op.88-1
木管五重奏曲 ニ長調 Op.91-3
ベルフィアト五重奏団【オト・レイプリハ(Fl)、ヤン・ソウチェク(Ob)、イルジー・ヤヴーレク(Cl)、オンドレイ・シンデラーシュ(Fg)、カテジナ・ヤヴールコヴァー(Hrn)】

録音:2018年1月6,7,24-26日ドヴォルザーク・ホール、ルドルフィヌム(プラハ)
現在チェコを拠点に活躍する新進気鋭の木管五重奏団、ベルフィアト五重奏団。当団のデビュー盤となった母国チェコの作曲家フェルステル、ハース、ヤナーチェ クの作品を収めたアルバム(SU 4230)でも卓越した腕前を聴かせてくれました。また、2017年11月には待望の来日公演を果たし話題となりました。
期待の第2弾もチェコの作曲家でライヒャ(レイハ)の木管五重奏曲です。ライヒャは1770年にプラハに生まれるも10歳の時に孤児となり、チェリストで 作曲家としても活躍していた叔父ヨーゼフ・ライヒャに引き取られました。1785年にはケルン選帝侯マクシミリアンの宮廷楽団のフルート奏者及び楽長を務め、 同団にてヴィオラ奏者をつとめていたベートーヴェンと知り合い、後の1789年にはベートーヴェンとともにボン大学に入学しました。ハイドンに師事したライヒャ はマンハイム楽派、ウィーン楽派の影響による作品を残しました。
“木管五重奏の父”の異名をもつライヒャは作品88(1817)、作品91(1818)、作品99(1819)、作品100(1820)(いずれの作品も6曲から構成されている) を作曲し、計24曲の木管五重奏を残しました。ここに収録された作品はその中からの3曲で木管五重奏曲の最重要レパートリーです。ベルフィアト五重奏団の 知性的な解釈で母国の作品を敬愛をこめて奏でます。 (Ki)
SUPRAPHON
SU-4271(1CD)
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第2番イ長調 Op.68
弦楽四重奏曲第7番嬰ヘ短調 Op.108
弦楽四重奏曲第8番ハ短調 Op.110
パヴェル・ハースQ【ヴェロニカ・ヤルツコヴァ(1Vn)、マレク・ツヴィーベル(2Vn)、ラディム・セドミドブスキ(Va)、ペテル・ヤルシェク(Vc)】

録音:2019年5月11&12日、5月26&27日、5月30&31日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
当団は英グラモフォン・アワード2011ではドヴォルザークの「アメリカ」を収録したディスク(SU-4038 / KKC-5170)がレコード・オブ・ザ・イヤーを受 賞など、これまで数々の著名な賞を総なめにしてきた実力派。リリースするごとに評価を高めている現代屈指のSQです。
ショスタコーヴィチは15曲の弦楽四重奏曲を作曲しましたが、このうち当ディスクでは第2番、第7番、第8番を録音しました。ショスタコーヴィチの室内 楽曲中でも大規模な交響的劇的な構造をもつ第2番、1955年に世を去ったショスタコーヴィチの最初の妻ニーナ・ワシリエヴナ・ショスタコーヴィチに捧げ られた第7番、そしてナチスの犠牲になったユダヤ人を追悼し作曲された最も有名な第8番と、それぞれ個性の違う作品を弾きわけ緊張感を持った演奏を披 露。気心の知れたメンバーならではの丁々発止のやりとりが聴きものです。 (Ki)


MELO CLASSIC
MC-2035(1CD)
ヨハンナ・マルツィ/スイスでの放送録音集1947-1969年
(1)バルトーク:ルーマニア民族舞踊曲集Sz56,BB68
スーク:ヴァイオリンとピアノのための4つの小品Op.17
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
ガードニー:ロンド・カプリッチョーソ
ディニク(ハイフェッツ編):ホラ・スタッカート
(2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218〜第3楽章(ピアノ伴奏)
ヨハンナ・マルツィ(Vn)
(1)ドリス・ロシオ(P)
(3)ルドヴィート・ライテル(指)ベロミュンスター放送O
※(2)のピアニストは不明

録音:(1)1947年3月17日スイス,ジュネーヴ放送用スタジオ録音
(2)1947年10月1日スイス,ジュネーヴジュネーヴ国際音楽コンクールでのライヴ
(3)1969年10月19日スイス,チューリヒ放送用スタジオ録音、(モノラル)
マルツィのブルッフがついに聞ける。20世紀後半の女性ヴァイオリニストの中でも特に人気が高いヨハンナ・マルツィ(1924-1979)。ルーマニア最西部のティミショアラに生まれ。10歳でブダペストに移り、高名なイェネ・フバイに学んだ。マルツィは1950年代半ばまで活発に演奏活動をし、録音も多数残されたのだが、その後活動を著しく縮小し、1979年に亡くなる前に既に伝説的存在になっていた。このCDの目玉は1969年10月にチューリヒで放送用に演奏されたブルッフの協奏曲第1番。マルツィの演奏するブルッフの録音はこれが初めてでしょう。45歳の誕生日の一週間前のマルツィは、まだまだ現役で活躍できる腕前だ。1947年の録音は古めかしいものの、マイクが楽器に近く生々しさが感じられます。マルツィの演奏として初めてでるガードニーのロンド・カプリッチョーソやディニクのホラ・スタッカートも含め、いずれも20代のマルツィの勢いが存分に楽しめる演奏だ。

Solo Musica
SM-313(1CD)
NX-B03
ヨハネスX.シャヒトナー:ザンメルズーリウム〜ブラスと鍵盤のための音楽
1.I would prefer not to.-トロンボーンのためのモノローグ (2018)
2.Natur/Ton/Tanz-ナチュラル・トランペット、ナチュラル・ホルンとピアノのための
(2008)
Invenzione I: toccatina ? Intermezzo ?
Invenzione II: aria ? Intermezzo ? Invenzione III: minuetto ?
Intermezzo IV: musetta ? Invenzione V: a la susato
3.Pacifi co. Hymnus-4手ピアノのための (2014)
4.Etude uber das Gedicht ?Schtzngrmm“ von Ernst Jandl
-C管トランペットのための(2004)
5.sehn-sucht.ラプソディ 第1番-ピアノのための(2015)
6. FakturKlang.ラプソディ 第2番-ピアノのための(2018)
7.Jagarna pa Karinhall.ブルレスケ-テノール・ワグネルテューバのための(2010)
8-16.Sammelsurium Nr. 1ザンメルズーリウム 第1番
-4台のトランペットのための(2016/2017)
I.Vor'm Spiel:Con il bocchino
II.Invocazione:Tromba da tirarsi
III.Harlekinade:Tromba sopranina
IV.Meditazione:Chiarina aida
V.Fanfarig:Tromba cattolica
VI.Totentrompete:Tromba tedesca
VII.Silent twins:Tromba marinara
VIII.Arietta:Flicorno
IX.Stretta (Omaggio a Arban):Tromba piccola
ウーヴェ・シュローディ(Tb)…1
マシュー・ザドラー(ピッコロ・トランペット、トランペット 他)
…2.4.9.11.12.14-16
ルーカス・リューディッサー(ナチュラルホルン、ホルン)…2
ヘンリー・ボナミー(P)…2.3.6
ヨハネス X.シャヒトナー(P)…3
ローリアン・フォロニアー(P)…5
クリストフ・エス(テノール・ワグネルテューバ)…7
パウル・ヒューブナー(トランペット 他)…8.9.11.12.14-16
マシュー・ブラウン(トランペット、フリューゲルホルン 他)…9-11.13.15.16
ティロ・シュタインバウアー(トランペット、フリューゲルホルン)…9.11.15.16

録音:2018年1月13-16日
世界初録音
1985年、ドイツ生まれのヨハネス X.シャヒトナーはミュンヘンでヤン・ミュラー=ヴィーラント、ルディ・スプリング、そしてハン ス=ユルゲン・フォン・ボーゼから作曲を学び、指揮をブルーノ・ヴァイルに学んだ新進気鋭の若手作曲家兼指揮者。 彼のユニークな作品は、ユリア・フィッシャー、マティアス・ヘフス、ヤン・フィリップ・シュルツェ、サロメ・カンマー、指揮者のウ ルフ・シルマーなど世界的なソリストやアーティストに演奏された他、数多くの賞を受賞。また、ミュンヘン・ビエンナーレや、 レオポルト・モーツァルト・コンクール、クロンベルク・アカデミー音楽祭など世界中から作曲の委嘱を受けるなど、その才能 が注目されています。このアルバムにはシャヒトナーの最新作品を収録。管楽器とピアノを巧みに用いた音楽が展開され ています。

DACAPO
8.226556(1CD)
NX-B06
セアン・ニルス・アイクベア(1973-):Scherben
ピアノとアンサンブルのための作品集

Havark(2002/2003改訂)
ピアノと10の楽器のためのコンツェルティーノ
Scherben(2000)
19のエチュード-ピアノのためのポストリュード
Nofretete(2011)-ピアノのための
Natsukusa-Ya(2005)-ピアノ四重奏のための
エミル・グリューステン(P)
ヴァルデマー・ウルリッケルホルム(Fl)
ラディ・ラーデフ(Ob)
エレイン・ルービィ(Cl)
ニコライ・ヘンリクス(バスーン)
パル・ゾルステン(Hrn)
キルスティーネ・シュナイダー(Vn)
クーハン・ジャン(Vn)
ヤクプ・ルッツェン(Va)
トビアス・ファン・デア・パルス(Vc)
ユーハン・クラルップ(Vc)
マティアス・パルム(Cb)
セアン・ニルス・アイクベア(指)

録音:2018年7月4-5日、8月25-26日
世界初録音
デンマークの中堅作曲家セアン・ニルス・アイクベアのピアノを中心とした室内楽作品集。彼は2001年の「エリザベート 王妃国際音楽コンクール」作曲部門で優勝、このアルバムにはコンクール優勝直後から10年以内に作曲された作品 が収録されています。どの作品にも若き才能が存分に感じられ、楽し気な曲、難解な曲、狂騒的な曲など多彩な雰 囲気を味わうことができます。また、この録音には数多くのコンクールに入賞歴を持つピアニスト、エミル・グリューステンと 仲間たちが集結、アンサンブルではアイクベア自身が指揮を執り、思う存分素晴らしい演奏が繰り広げられています。

CARPE DIEM
CD-16309(1CD)
NX-B09
ティミオス・アトザカス:ウードのための作品集
アトザカス:ナーダ
メロス
ブー=ドゥー
サティ:グノシエンヌ 第1番(T.アトザカスによるウードとマリンバ編)
ケメンチェジ・ニコラキ:ディアルプルス(T.アトザカスによる室内アンサンブル編)
アトザカス:Lost Dervish
?ρμα(Ballast)
テルツィア
ティミオス・アトザカス(ウード)
アヴゲリーニ・ガツィ(ヴォーカル)
ジェイムズ・ワイリー (サクソフォン/リラ)
ニコス・パラウラキス(ネイ/マントゥーラ)
エレクトラ・ミラドー(チェロ/ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ディミトリス・ザカラキス(マリンバ/パーカッション)
コスタス・アナスタシアディス(ドラムス/パーカッション)

録音:2015年4月
ギリシャ出身のウード奏者・作曲家ティミオス・アトザカスのデビュー・アルバム。ウードとはリュート属に分類される撥弦楽 器で、中近東(特にイラク)で重用されています。このアルバムではアトザカス自身がアレンジメントした作品が演奏さ れていますが、全く違う音楽に変貌した「グノシェンヌ」のように、どの曲もヨーロッパのジャズや東洋の伝統を感じさせる斬 新な響きに仕上がっています。全編に渡りウードの超絶技巧が用いられており、それを取り巻くアンサンブルもユニークな 音色で彼の音を支えています。
CARPE DIEM
CD-16313(1CD)
NX-B09
歌とセルパンのための室内楽曲集
1.サラエボ伝承:Madre un manseviko
2.テッサロニキ伝承:Buenas noches Hanum Dudu
3.ボスニア民謡(J.フローリー編)Ken kere tomar konsejo
4.サラエボ伝承:La Tore
5.ボスニア=ヘルツェゴビナ伝承:Anderleto
6.ボスニア=ヘルツェゴビナ伝承:Porke yoras
7.サラエボ伝承:Noches noches, buenas noches
8.サラエボ伝承:Ken ez esto
9.イスタンブール伝承:Poko le dash la mi konsuegra
10.テッサロニキ伝承:Lavaba la blanca nina
11.サラエボ伝承:Durme durme
12.ゴダール&カグウィン:En El O
13.イズミール伝承:Oh! que tiempo muy hermozo
14.ソフィア民謡:Oy ke buena ke fue la ora
ナターシャ・ミルコヴィチ(ヴォーカル)
ミシェル・ゴダール(セルパン)
ジャロッド・カグウィン(パーカッション)

録音:2017年2月
ミシェル・ゴダール(セルパン)とジャロッド・カグウィン(パーカッション)、2人の名手とボスニアの歌手ナターシャ・ミルコヴィチ による魅力的なアルバム。3人は歴史あるボスニア地域の伝承曲に実験的なアレンジを加えることで、時間、文化、伝 統を全て超越した新しい作品へと生まれ変わらせることに成功。聴き手の耳に郷愁と興奮をもたらします。

DACAPO
8.226136(1CD)
NX-B06
ペア・ノアゴー(1932-):Whirl's World 渦巻く世界
Spell 第2番-クラリネット、チェロとピアノのための(1973)
映画「バベットの晩餐会」組曲(1987)-ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための
Trio breve 3つの断片(アフタードリーム)(2012)-ヴァイオリン、チェロとピアノのための*
Whirl’s World 渦巻く世界(1970)管楽五重奏のための
アンサンブル・ミッドヴェスト

録音:2018年12月10-12.14日
*=世界初録音
デンマークを代表する現代作曲家ペア・ノアゴー。あらゆるジャンルにまたがる400を超える作品を書き、多くの音楽家に インスピレーションを与える存在です。このアルバムでは、オスカー賞を受賞した映画「バベットの晩餐会」の音楽からの組 曲が収録されており、映画で効果的に使われた音楽の全曲版が楽しめます。他の収録曲の、まるで眠りを誘うような 「Spell」や「渦巻く世界」、「Trio breve」(世界発録音)は、どれもノアゴー自身が「モザイクの断片のようなもの」と語 る“独自の音”で構成されています。

SOMM
SOMMCD-0199(1CD)
NX-B04
ザ・ライプツィヒ・サークルVol.1〜ファニー、クララ、ロベルトとフェリックスによる室内楽
ファニー・メンデルスゾーン(1805-1847):ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.11
メンデルスゾーン:無言歌 Op.109
シューマン:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op.63
クララ・シューマン:3つのロマンス Op.22
ロンドン・ブリッジ三重奏団
【メンバー】
デヴィッド・アダム(Vn)
ダニエル・トング(P)
ケイト・グールド(Vc)

録音:2018年4月17日、2018年12月18日
メンデルスゾーン、シューマン。2人の傑出したロマン派の巨匠と、それぞれの姉、妻の作品を併せたユニークな1枚。 19世紀半ばのヨーロッパでは、女性作曲家の地位は確立されておらず、彼女たちの弟や夫と同等にみられることは 全く考えられませんでした。しかしクララは演奏家として夫ロベルトを助けながら、いくつかの作品を発表、またファニーも 結婚後に作曲を続け、作品を弟フェリックスの名前で出版するなど、音楽家としての活動を続けていたことが知られて おり、このアルバムに収録された様々な作品を聴けば、彼女たちがいかに優れた才能を持っていたかを改めて気づか せてくれることでしょう。
SOMM
SOMMCD-0601(1CD)
NX-B04
サヴィル・クラブの作曲家たち
ジュリアン・アンダーソン:ファンファーレ:SC-GH
パリー:プレリュード〜「ハンズ・アクロス・ザ・センチュリーズ
クィルター:「2つの印象」Op.19よりゴンドラにて
ハウエルズ:行列聖歌Op.19
フランシス・シャグラン:ルーマニア組曲
アーノルド:ウクライナ民謡による変奏曲
アーサー・ベンジャミン:スケルツィーノ
ウィリアム・オルウィン:ナイト・ソーツ
ヴァージル・トムソン:19のポートレイト 1981
〜ラウンド・アンド・ラウンド(ドミニク・ナボコフ)
〜シンギング・ア・ソング(クリストファー・コックス)
〜ワイド・アウェイク(ビル・カッツ)
ウォルトン:ポピュラー・ソング(〜「ファサード」、ロイ・ダグラス編)
ヘンリー・バルフォア・ガーディナー:羊飼いフェンネルの踊り
エルガー:スミュルナにて
セレナード ト長調
スタンフォード:4つのアイルランドの踊りOp.8(パーシー・グレインジャー編)
[リール/レプレコンの踊り]
アーノルド:サヴィル100周年記念ファンファーレ
アレクサンドル・カルペイエフ(P)
サム・ピアス(Tp)
ブラッドリー・ジョーンズ(Tp)

録音:2018年7月12日、2018年8月21-22日
1868年、当時の最も著名な作家や芸術家のグループたちによって設立されたロンドンの由緒ある“サヴィル・クラ ブ”。Sodalitas Convivium”(良き連帯と共生)をモットーに、ロンドンのシティ・オブ・ウェストミンスターに属する地 区メイフェアの中心部にある素晴らしい18世紀の屋敷に集う紳士たちは、現代でも美味しい食事と会話を楽しみな がらブリッジやポーカーの腕を競っています。クラブのメンバーにはサー・アーサー・ブリスやウィリアム・ロイド=ウェッバー、 バーナード・ハーマンなどの作曲家や、詩人ラドヤード・キップリングにWBイェイツ、物理学者のアーネスト・ラザフォード にジョン・コックロフトなど17人のノーベル賞受賞者が名を連ねています。このアルバムは創立当時のメンバーを含む 11人の作曲家のピアノ曲を収録した1枚で、後期ロマン派からモダニズムへと向かう英国音楽の発展と歴史を目の 当たりにすることができます。演奏しているカルペイエフもサヴィル・クラブのメンバーです。

ARCO DIVA
UP-0019(1CD)
NX-A14
浄められた夜
コルンゴルト(1897-1957):弦楽六重奏曲 ニ長調 Op.10
マルティヌー:弦楽六重奏曲 H.224
シェーンベルク::浄められた夜 Op.4
チェコ・フィルハーモニー六重奏団

録音:1999年10月ドモニヴァ・スタジオ プラハ
チェコ・フィルのコンサートマスター、ボフミール・コトゥメル(Vn)、フランチシェク・ホスト(Vc)をはじめトップメンバー による六重奏団。お国もののマルティヌーでの自然な表現はもちろんのこと、コルンゴルトやシェーンベルク::といった後期ロマ ン派の伝統を継承する作品でも、濃厚なハーモニーを聴かせます。とりわけ「浄められた夜」の後半部、ゆったりと歌うヴァ イオリンを支えるチェロとヴィオラのバランスが精妙。温かい響きが耳に残ります。

SOMM
SOMMCD-0165(1CD)
NX-B04
オルウィン(1905-1985):弦楽四重奏曲 第10番-第13番
弦楽四重奏曲 第10番「航海」
弦楽四重奏曲 第11番ロ短調
弦楽四重奏曲 第12番「ファンタジア」
弦楽四重奏曲 第13番
ティペットQ

録音:2016年3月2-3日
NAXOSレーベルからも多くのリリースがある、イギリスの名門「ティペット四重奏団」が演奏するオルウィンの4曲の弦楽 四重奏曲。21歳で王立音楽アカデミーにて作曲科の教授になるほどに早熟の才能を有していたオルウィン。わかりや すい作風で書かれた映画音楽や、不協和音を多用した前衛的な音楽を含め、およそ300曲ほどの幅広い作風に よる作品が残されています。弦楽四重奏曲は15歳の時に最初の作品を書き上げてから、1923年から1936年の 間に12曲を作曲、このアルバムには最後の4曲が収録されており、ここでもロマンティックな作風による第10番や第 12番から、新古典派風の第13番など、多彩な作風を知ることができます。

ALPHA
ALPHA-435(10CD)
NX-E03
素晴らしき音楽の旅
【DISC 1】 <アイルランド> (ALPHA234)
「キルケニーへ続く道 〜古楽器とアイルランド音楽〜」
【DISC 2】 <イタリア> (ALPHA532)
「ナポリのことなら, いくらでも話せる。」
【DISC 3】 <フランス> (ALPHA500)
「宮廷の階段に」〜フランスの古いロマンスとコンプラント(哀歌)
アルモニーク、ヴァンサン・デュメストル
【DISC 4】 <スペイン> (ALPHA412)
「なにかといえば、人生は」〜スペイン古楽、ラテン音楽の「いま」と出会う
【DISC 5】 <北アフリカ> (ALPHA340)
「月の光さす」〜ウマイヤ朝時代の音楽
【DISC 6】 <トルコ> (ZZT314)
「幸福の門」〜1453年、コンスタンディヌポリスからイスタンブールへ
【DISC 7】 <アジア> (ALPHA523)
「パリ〜イスタンブール〜上海」
【DISC 8】 <バルカン半島> (ZZT101101)
「ティガネアスカ」〜パリ発ジプシー・バンド!
【DISC 9】 <ドイツ> (ALPHA241)
「バッハ 私生活のなかの音楽」
【DISC 10】 <英国> (ALPHA307)
「このジグは誰のもの」〜プレイフォード氏の"英国式舞踏指南"
【DISC 1】
フランソワ・ラザレヴィチ 、 レ・ミュジシャン・デュ・サン・ジュリアン
【DISC 2】
マルコ・ビズリー、グイード・モリーニ、アッコルドーネ
【DISC 3】
ル・ポエム・アルモニーク、ヴァンサン・デュメストル
【DISC 4】
レオナルド・ガルシア・アラルコン、カペラ・メディテラネア
【DISC 5】
ミシェル クロード、アンサンブル・アロマート
【DISC 6】
アンサンブル・ドゥルス・メモワール、ドニ・レザン=ダドル
【DISC 7】
ジョエル・グラール
【DISC 8】
レジュー・ノワール
【DISC 9】 )
アンドレアス・シュタイアー、ペトラ・ミュレヤンス、ルール・ディールチェンス
【DISC 10】
レ・ウィッチズ

録音:2001-2017年
ALPHAとZig Zag Territoiresレーベルの豊富なカタログより、ヨーロッパ各地それぞれの土地に特徴的な音楽を収めたアルバムを10枚集 めたセット。あるものは民族音楽、あるものはポップス、そしてあるものは古楽器でポップを演奏してみたりと、攻めた内容のアルバムを集めた、 ALPHAレーベルならではのBOXといえそうです。Alphaレーベルのレ・シャン・ドゥ・ラ・テル(白ジャケット)シリーズのヒット作まで数々投入されて いるほか、ジャンル越境型のアルバムも多いZig−Zag Territoiresの音源でもとくに見過ごせない伝統音楽系サウンドを含む2作もたまら ないアクセントに。聴いているだけでそれぞれの国の風景が目の前に浮かんでくるような、素敵な音楽ばかりです。

ARCO DIVA
UP-0198(1CD)
NX-B03
プラハ・ギター・カルテット〜スペイン作品集
ファリャ:「スペインの庭の夜」(M.ヴェレミンスキーによるギター四重奏編)
モレノ・トローバ(1891-1982):版画
ロドリーゴ(1901-1999):遥かなるサラバンドとビリャンシーコ(M.ヴェレミンスキーによるギター四重奏編)
アルベニス:旅の思い出 Op.71(J.トゥラーチェクによるギター四重奏編)より第3番.第5番
ホセ・アントニオ(1902-1936):無邪気な組曲-第2曲 バラーダ(M.ヴェレミンスキーによるギター四重奏編)
ロドリーゴ:2つのアンダルシアの小品(M.ヴェレミンスキーによるギター四重奏編)
プラハ・ギター・カルテット

録音:2017年11月
プラハ・ギター四重奏団は、1984年プラハ音楽院で設立されたアンサンブル。メンバーの誰もが国内外のコンクールでの 入賞経験を持ち、アンサンブルとして活動を始めて30年経過する今では、ヨーロッパのほとんどの国と中東、アメリカで演 奏し、ギター音楽の魅力を広めています。このアルバムは全てスペインの作曲家の作品で占められており、ギターのための オリジナル作品だけでなく、様々な編曲作品も収録、作品の美点を様々な角度から追求しています。これを聴けばスペ イン音楽にはギターの音色が欠かせないことがおわかりいただけることでしょう。
ARCO DIVA
UP-0212(1CD)
NX-A14
マルティヌー(1890-1959):チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ 第1番H277(1939)
チェロ・ソナタ 第2番H286(1941)
チェロ・ソナタ 第3番H340(1952)
ペトル・ノウゾフスキー(Vc)
ジェラール・ワイス(P)
チェコを代表する若手奏者ノウゾフスキーのチェロ、伴奏者として世界中で活躍するワイスのピアノによる、20世紀チェコを 代表する作曲家の一人、マルティヌーのチェロ・ソナタ集。フランス印象派を学ぶ為にパリに留学、ルーセルに学び、フラン ス六人組やストラヴィンスキーの影響を受けた後、ナチスの迫害を逃れ渡米。この間に作風を様々に変えながら、数多く の作品を生み出したマルティヌー。3曲のチェロ・ソナタのうち、フルニエに捧げられた第1番は1939年、マルティヌーの友人 リブカに捧げられた第2番は1941年、指揮者キンドラーに捧げられた第3番は1952年の作品であり、この3曲だけでも、 古典的な作風が次第に民族色を帯び、新古典派へと変わっていく様子が見てとれます。
ARCO DIVA
UP-0017(1CD)
NX-A14
スメタナ&ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲集
スメタナ:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.15
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番ホ短調「ドゥムキー」 Op.90
チェコ・トリオ
【メンバー】
ミラン・ランガー(P)
ダナ・ブラホヴァ(Vn)
ミロスラフ・ペトラーシュ(Vc)

録音:1999年7月6.7日 プラハ
日本にも度々来日、高い人気を誇るチェコ・トリオは1890年代に創立された、1世紀を超える長い歴史を持つアンサン ブルです。1999年の録音時に刷新された3人のメンバーは、現在プラハ音楽院とプラハ芸術アカデミーの教授として活躍 する傍ら、20年を経た現在でも変わらずアンサンブルを組んでおり、チェコの伝統を伝えるトリオとして日々活躍中。デ ビュー・アルバムとなったこの1枚では、お国物であるスメタナとドヴォルザークで初々しい演奏を聴かせます。
ARCO DIVA
UP-0182(1CD)
NX-A14
ヴァイオリンとギターのデュオ
マルティン・ブルンナー(1983-):Quiet Talk
ヤン・フレイドリン(1944-):Prague Kaleidoscope プラハ・カレイドスコープ
カレル・ルジツカ(1940-):ボレロ
ルーカシュ・フルニーク(1967-):Conversations 会話
オンジェイ・クッカル(1964-):Kytaroviolino Op.41
マテイ・ベンコ(1979-):ストレンジャーズ
デュオ・テレス
【チア・フルカ・コプソヴァ(Vn)、トマシュ・ホーネック(G)】

録音:2015年9月19-20日
Sono Records,
「プラハの万華鏡」と名付けられた1枚。アルバムに収録されているのは20世紀生まれの作曲家たちの作品で、いくつかの 曲は世界初演という貴重な1枚です。抒情的なブルンナーの「Quiet Talk」、ギターを打楽器的に扱うなど多彩な音色 を駆使したフレイドリンの「プラハ・カレイドスコープ」他、ギターとヴァイオリンの豊かな対話が楽しめます。
ARCO DIVA
UP-0027(1CD)
NX-A14
マルティヌー/カラビス/フサ:ピアノ四重奏曲集
マルティヌー:ピアノ四重奏曲 第1番H287
カラビス(1923-):ルーダス Op.82
フーサ(1921-2016):ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための変奏曲
マルティヌー・ピアノ四重奏団
【メンバー】
ボフミル・コトメル(Vn)
カレル・シェペリナ(Va)
ミロスラフ・ペトラーシュ(Vc)
エミール・ライヒナー(P)

録音:2000年5月11-12日
チェコのレーベル“ARCODIVA”ならではの珍しい室内楽作品集。Supraphonレーベルにマルティヌーのピアノ作品全集 を録音したピアニスト、エミール・ライヒナーを中心に名手たちが集結した「マルティヌー・ピアノ四重奏団」の演奏によるこの アルバムは、文字通りマルティヌーのピアノ四重奏曲 第1番で幕を開け、アンサンブルのために書かれたカラビスの「ルーダ ス」と、20分に及ぶフーサの「変奏曲」この3曲が収録されています。音が激しく交錯するマルティヌー、民謡風の旋律が 自在に発展していく「ルーダス」、鐘の音を模した主題が次々と姿を変える「変奏曲」。どれも充実した演奏です。
ARCO DIVA
UP-0028(1CD)
NX-A14
ヴィハンSQ/プフィッツナー&シェーンベルク
プフィッツナー:弦楽四重奏曲 第2番嬰ハ短調 Op.36
シェーンベルク::弦楽四重奏曲 第4番Op.37
ヴィハンSQ【レオシュ・チェプスキー(Vn1)、ヤン・シュルマイスター(Vn2)、イルジ・ジーグムント(Va)、アレシュ・カスプジク(Vc)】

録音:2000年4月3-4日、2000年4月20日
世界的に高い評価を受ける“ウィハンSQ”が演奏する2曲の近代作品。1925年に作曲された複雑な書法 によるプフィッツナーの「弦楽四重奏曲 第2番(番号なしも含めると第3番)」、1936年、アメリカに渡り、カリフォルニア 大学の教授となったシェーンベルク::が、十二音技法を駆使して書き上げた「弦楽四重奏曲 第4番」、どちらも極めつけの 難曲です。入り組んだ旋律の中にも潜む美しい旋律を感じさせるプフィッツナー、各々の楽器の旋律がぶつかり合うような シャープなシェーンベルク::。どちらも緊密なアンサンブルによる精度の高い演奏です。

ALPHA
ALPHA-490(1CD)
NX-A11
バッハ:フラウト・トラヴェルソのためのソナタと独奏曲
フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1034
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調 BWV1035
無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013
フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
フランソワ・ラザレヴィチ(フルート、音楽監督)
ジャン・ロンドー(Cemb)
ルシール・ブーランジェ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)…BWV1034、1035
トーマス・ダンフォード(アーチリュート)…BWV1034

録音:2013年12月20-22日
旧品番:ALPHA186
フルート、リコーダー、バグパイプの名手として様々な企画盤をリリースし、私たちを常に楽しませてくれるラザレヴィチ。 彼がじっくりと腰を据えてバッハが書いたフルート作品の魅力を堪能させてくれるアルバムです。無伴奏パルティータ以 外の全編で活躍するチェンバロには、今を時めくジャン・ロンドーが参加。ラザレヴィチとロンドーの音が時に寄り添い、 時に正面から対峙するというような、装飾の隅々にまでインスピレーションが溢れる素晴らしい共演を聴かせています。 そしてガンバはブーランジェ、リュートにダンフォードとどこまでも豪華。ALPHAレーベル初期の注目盤が大幅プライスダウ ンで待望の復活です。
ALPHA
ALPHA-487(1CD)
NX-A11
バッハ:ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのための6つのソナタ
ソナタ第1番ロ短調 BWV1014
ソナタ第3番ホ長調 BWV1016
ソナタ第5番ヘ短調 BWV1018
ソナタ第6番ト長調 BWV1019
ソナタ第4番ハ短調 BWV1017
ソナタ第2番イ長調 BWV1015
フローランス・マルゴワール(Vn)
ブランディーヌ・ランヌー(Cemb)

録音:2003年5月5-9日、12-16日ボンスクール聖母教会、パリ
旧品番:ZZT050801
父親であるジャン=クロード・マルゴワールを初め、S.クイケン、ルセ、ヘレヴェッヘ、クリスティなど名だたる古楽奏者のア ンサンブルで研鑽を積んできたフローランス・マルゴワールによるバッハ。Zig Zag Territoiresレーベルからリリースされ た多くのバッハ独奏曲アルバムでも世界的に高い評価を受けてきたランヌーとの共演による名盤が、2枚組で廉価盤1 枚価格という超特価で再発売です。
ALPHA
ALPHA-498(1CD)
NX-A11
モーツァルト:クラリネットを伴う室内楽曲
クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
クラリネット 四重奏曲 変ホ長調 K380/374f (ヴァイオリン・ソナタ第36番)
クラリネット四重奏曲 変ロ長調 K378/317d(ヴァイオリン・ソナタ第34番)
フローラン・エオー(Cl)
マンフレッドQ

録音:2007年3月5-9日
旧品番:ZZT080503 Zig Zag Territoires
フランスのクラリネット奏者、エオーによるモーツァルト。モーツァルトが残した室内楽の中でも屈指の名作であるクラリネッ ト五重奏曲の魅力を存分に引き出しています。カップリングされたヴァイオリン・ソナタの編曲は、1985年に発見された 1799年の出版譜。編曲者は不明ですが、出版者であるヨハン・アントン・アンドレ(1775-1842)と推定されていま す。待望の廉価盤再発売。

Sono Luminus
DSL-92224
(1CD+Blu-ray AUDIO)
NX-B09
Nordic Affect He(a)r
1.ステファンスドッティル:He(a)r:I
2.シグフスドッティル(1980-):スパイラルズ
3.ステファンスドッティル:He(a)r:II
4.ミリヤーム・タリー(1976-):Warm life at the foot of the iceberg
5.ステファンスドッティル:He(a)r:III
6.ソルヴァルドスドッティル(1977-):リフレクションズ
7.ステファンスドッティル:He(a)r:IV
8.ソルヴァルドスドッティル:インプレッションズ
9.ステファンスドッティル:He(a)r:V
10.グドナドッティル(1982-):Point of Departure
11.ステファンスドッティル:He(a)r:VI
12.シグフスドッティル:ルーム
13.ステファンスドッティル:He(a)r:VII
ノルディック・アフェクト(アンサンブル)
ハラ・ステヌン・ステファンスドッティル(ヴァイオリン&ヴォーカル)
グドルン・フルント・ハロアルドッティル(ヴィオラ&ヴォーカル)
ハンナ・ロフストッティル(チェロ&ヴォーカル)
グドルン・オスカルスドッティル(チェンバロ&ヴォーカル)

録音:2017年12月4-15日
Inter Arts Center’s studios, Malmo, Sweden
Blu-ray AUDIO フォーマット
5.1 DTS HD MA  24/192kHz
9.1 Auro-3D 24/96kHz
2.0 LPCM     24/192kHz
9.1 Dolby Atomos 24/48kHz
好評を博した前作「クロックワーキング」(SLE-70001)に続くアイスランドで活躍するアンサンブル「ノルディック・アフェク ト」の新しいアルバム。自然の力からインスピレーションを得て、神秘的なサウンドを生み出すことで知られる彼らの新作 には、7曲の世界初録音を含む豊かな音楽が収録されています。器楽曲の多くは、彼らが長年取り組んできた「近年 のアイスランドにおけるエキサイティングなアーティストたちとのコラボレーション」であり、なかでもシグフスドッティルは、イン ディーズ・バンド「amiina」と世界ツアーを行うなど、ボーダーレスな活動が際立っています。作曲家、チェリストであるグド ナドッティルの荘厳な弦の響き、数多くの賞を受賞する女性作曲家ソルヴァルドスドッティルの斬新な音、エストニア出 身のタリーが描いた遊び心たっぷりの音の連なりなど、耳も楽しい1枚です。
Sono Luminus
DSL-92227
(1CD+Blu-ray AUDIO)
NX-B09
アンナ・ソルヴァルドスドッティル(1977-):作品集
1.Scape/2.Spectra
3.Aequilibria/4.Sequences
5.Illumine/6.Reflections
7.Fields
インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル

録音:2018年5月28-30日
Oktaven Audio, Mount Vernon, New York, USA
Blu-ray AUDIO フォーマット
5.1 DTS HD MA  24/192kHz
9.1 Auro-3D 24/96kHz
2.0 LPCM     24/192kHz
9.1 Dolby Atomos 24/48kHz
アイスランド出身、現在最も注目を浴びている女性作曲家アンナ・ソルヴァルドスドッティル。このアルバムは彼女の最近 の作品を集めた1枚で、ピアノ・ソロから大規模な弦楽アンサンブルまで、様々な楽器編成によるユニークな音楽を聴く ことができます。彼女は多くの場合、自然からインスピレーションを得るも、直接に自然の要素を取り入れることはないと いい、音そのものの構造性と、細部と全体のバランスを考えながら、全ての要素が曲の最後まで成長し続ける様子を描 くことに重きをおいています。どの曲も緻密に編み込まれたサウンドで構成されており、時には調性感や抒情性も漂う変 幻自在な響きが魅力的です。演奏しているインターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブルは35人のメンバーからなる アーティストたちの集団。様々な活動を通して世界のコミュニティとの接点を図る前衛的なグループです。
Sono Luminus
DSL-92230(1CD)
NX-B05
ジャネット・スン〜:ヴァイオリン・リサイタル
エネスコ:幼き頃の印象 Op.28
ミッシー・マッツォーリ(1980-):Dissolve, O My Heart
ブリテン:ヴァイオリンとピアノのための組曲 Op.6
ダン・ヴィスコンティ(1982-):Rave-Up ヴァイオリンとピアノのための
ガプリエル・プロコフィエフ(1975-):Sleeveless Scherzo 独奏ヴァイオリンのための
ジャネット・スン(Vn)
ウィリアム・ウォルフラム(P)

録音:2017年12月4-8日
アルバム・タイトルの「The Edge of Youth」とは「人が成長する過程に於いて、より成熟した自分自身を発見する時 期」を表しており、自分自身に確信が持てるのは、自身が心地よく感じるぎりぎりの「エッジ(先端)」まで自分を持って 行った時だと若きヴァイオリニスト、ジャネット・スンは語ります。このアルバムは彼女自身の芸術的な旅の過程を示すも ので、ブリテンからエネスコ、若き3人の作曲家の作品に挑戦していくと予想外のサウンドや新発見があったといい、「クラ シックの伝統を踏襲しながらも、無意識の内でその伝統に異議を唱えている」作曲家たちの心の声を丁寧に拾い上 げ、彼女自身の音で再現しています。 ジャネット・スン…ワシントン・ポスト紙で「魅惑的な演奏、絶妙な音色」と絶賛、強烈な知性と繊細さ、そして超絶技 巧を併せ持ち、世界各地のコンサートホールや音楽祭で活躍中。
Sono Luminus
DSL-92232(1CD)
NX-B05
現代北欧の弦楽四重奏曲集
ダニエル・ビャルナソン(1980-):Stillshot(2015)
ウナ・スヴェインビャルナルドッティル:?pacity(2014)
ヴァルゲイル・ジーグルトソン(1971-):ネブラスカ(2011)
ディス・マミコ・ラグナルスドッティル(1984-):Fair Flowers(2018)
ヘイクル・トウマソン(1960-):Serimonia(2014)
シッギSQ

録音:2018年6月10-14日
2012年、レイキャビクで開催された「ヤング・スカンジナビア・コンポーザー・フェスティヴァル」でデビューしたシッギ弦楽四 重奏団は、現代の作曲家と積極的にコラボレーションし、多くの委嘱作を初演しています。彼らはルネサンスから古典 派、ロマン派の作品も演奏しますが、何より20世紀から21世紀のレパートリーに情熱を傾けており、即興演奏やエレク トロニクスなども取り入れた実験的な演奏にも力を注いでいます。このアルバムに収録された5人の作曲家の作品は、 彼らにとってまさに腕の見せ所といったもので、シャコンヌの形式を模した「Stillshot」、断片的な旋律を残しながら混沌 の中にに沈んでいく旋律でアイスランドの野に咲く花を描いた「Fair Flowers」、ミニマル要素の強いスヴェインビャルナル ドッティルの「?pacity」、アルバム中では最も旋律的なジーグルトソンの「ネブラスカ」、緊張感溢れる「セリモニア」のどれ もが主張の強い音楽です。
Sono Luminus
DSL-92233(1CD)
NX-B05
The Kernis Project: Debussy
アーロン・ジェイ・カーニス(1960-):弦楽四重奏曲 第3番「河」
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10
ジャスパーSQ

録音:2017年12月12-15日
2008年に設立されたジャスパーSQ。設立後まもなく数々の賞を獲得し、高く賞賛されているアンサンブル です。ハイドン、ベートーヴェンからベルク、リゲティ、他現代の作曲家の作品まで幅広いレパートリーを持つ彼らにおける 10年間の軌跡を示すのが、今回の「カーニスとドビュッシー」の作品集。2010年に弦楽四重奏曲第2番を初めて演奏 した時から、カーニスの作品に魅せられ、まだ見ぬ弦楽四重奏曲第3番を演奏することを夢見ていたという彼ら。遂に作 品を手にし、絶え間なく変化する音楽を演奏することに大きな喜びを感じています。アルバムでは、ドビュッシーの弦楽 四重奏を併せ、更に物語を膨らませました。絶え間なく姿を変える官能的な響きが印象的な作品です。

PRO MUSICA NIPPONIA
NYCC-13011(6CD)
国内盤仕様
日本音楽集団創立55周年記念CD BOX

【DISC 1】
1-2.長澤勝俊:颯踏(笛と打楽器のための音楽)
3-6.長澤勝俊:夏の一日
7.高橋久美子:『己 - ki -』 I 「起」
8.相澤洋正:『己 - ki -』 II 「輝」
9.福嶋頼秀:『己 - ki -』 III 「奇」
10.秋岸寛久:『己 - ki -』 IV 「希」
【DISC 2】
1.ラヴェル/池辺晋一郎 編曲:BOLERO (ボレロ)
2-4.三木 稔:「くるだんど」
奄美の旋律による日本楽器と混声合唱のためのカンタータ
5.秋岸寛久 編曲:フランス音楽メドレー
6.福嶋頼秀 編曲:日本民謡メドレー?南から北へ?
【DISC 3】
1.上野耕路:シンフォニエッタ・ルラーレ
(田園風シンフォニエッタ)
2.肥後一郎:四拍子協奏
3-4.伊福部昭/秋岸寛久 編曲:
日本音楽集団版 交響譚詩
5-6.伊福部昭/和田薫 編曲:日本狂詩曲 邦楽器版
【DISC 4】
1-4.牧野由多可:インド旋律による『壁画』
5-7.三木稔/野坂恵子 編曲:
三つのフェスタルバラード
8.佐藤敏直:青のモチーフによるコンポジション
【DISC 5】
1-3.中村八大:秋のコンチェルト
4.信長貴富:ひかりのうたげ
ー童声合唱と邦楽合奏のためのー
5.夏田昌和:啓蟄の音
?二十絃箏ソロと四面の箏のための?
6.権代敦彦:une place sur la terre
?地上にひとつの場を?
7.佐藤容子:ときが巡りくれば
【DISC 6】
1.秋岸寛久:トポロジカル・スペース
2-4.福嶋頼秀:五声のコンチェルティーノ
?尺八、三味線、琵琶、箏、打楽器のための?
5.高橋久美子:箏四重奏曲 みみらくの島
6.川崎絵キ夫:邦楽合奏のための 疾風怒濤
7-9.篠田大介:子どものための組曲
日本音楽集団 (邦楽器合奏)

録音:1954-2019年
日本音楽集団は2019年に創立55周年を迎えました。それを記念して、CD BOX「己 - ki - 」を発売いたします。 これまで多くの作曲家に委嘱し、また団に作曲家を擁し、新たな音楽を作ってきた日本音楽集団。その300を超す新作初演の中から、ライ ブ録音を中心に、長澤勝俊「颯踏」や 三木稔「くるだんど」などの名曲、未だCDなどでは発表されていなかった「夏の一日」、伊福部昭作 品のアレンジで日本音楽集団ならではの大合奏「交響譚詩」「日本狂詩曲」、中村八大・信長貴富・権代敦彦など現代に煌めく作曲家 の委嘱作品、そして新録音にて「フランス音楽メドレー」「日本民謡メドレー」など聞きなじみのある曲の邦楽器アレンジ、そして 団内作曲 家による新共作「 己 - ki - 」!!

PERCUSSIONS DE STRASBOURG
PDS-119(1CD)
RAINS〜日本の打楽器作品集
細川俊夫(1955-):祈雨(2018)
岸野末利加(1971-):散華(2016)
平義久(1937-2005):イエロフォニーV(1975)
武満徹:雨の木(1981)
ストラスブール・パーカッション・グループ

録音:2019年1月24、25日、オトピエール劇場(ストラスブール)
1962年の結成以来、メンバーチェンジを繰り返しながらも現在まで60年近い活動を続けているストラスブール・パーカッション・グループ。彼ら の自主レーベルから満を持してリリースする、日本の作曲家による打楽器作品集です。グループの委嘱作品であり、細川俊夫が20年ぶりに 書いたという打楽器のみの編成による作品「祈雨(きう)」をはじめ、平義久「イエロフォニーV」、岸野未利加「散華」はいずれもストラスブー ル・パーカッション・グループによって初演されたもの。これに、大江健三郎の小説にイスパイアされた武満徹の傑作を収録した、理想的な内容 のアルバムです。メンバーの若返りもあり近年はエレクトロニクスにも接近している彼らですが、純粋に打楽器のみによる今回のアルバムは、広 い層のファンが待ち望んだ一枚と言えるでしょう。アナログ盤もリリース。 ※ このCDのオリジナル・ジャケットに日本語の表記がありますが、「ストラスブール」の「ス」の字が欠落しており、「トラスブール・パーカッション・ グループ」となっております。商品の表裏を覆う帯をお付けしますが、そちらでは正しく「ストラスブール・パーカッション・グループ」と表記されます。 ご了承ください。


WEITBLICK
SSS-0228(3CD)
エディト・パイネマン〜SFB(ベルリン)未発表録音集
(1)シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1 番イ短調Op.105
(2)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2 番イ長調Op.100
(3)シューベルト:ヴァイオリン・ソナティナ第3番ト短調D.408
(4)スーク:ヴァイオリンとピアノのための4 つの組曲Op.17
(5)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4 番イ短調Op.23
(6)シューベルト:ヴァイオリンと弦楽合奏のためのロンドイ長調(ピア
ノ伴奏版)D.438
(7)ドヴォルザーク:4つのロマンティックな組曲Op.75
(8)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調K.454
(9)シューベルト:幻想曲ハ長調D.934
エディト・パイネマン(Vn)
(1)-(5)ヘルムート・バース(P)、
(6)-(9)レナード・ホカンソン(P)

録音:(1)-(3)1970年11月5日、(4)(5)1982年6月22日、(6)-(9)1987年5月19日、21日、いずれもSFBザール3,ベルリン(未発表スタジオ録音)
美しすぎる閨秀ヴァイオリニスト、エディト・パイネマンによる未発表スタジオ録音が登場。長年共演し気心のしれた二人の ピアニスト、バースとホカンソンと成しえた絶美の名演。 シューマンのヴァイオリン・ソナタはほの暗いドイツ・ロマンをそのまま音化したような快演。薄暮のドイツの自然を眼前にする かのよう。シューベルトはパイネマン十八番のレパートリーであり、特筆すべきがロンド。この曲は弦楽合奏と独奏ヴァイオリン のための作品だが、ここではピアノ伴奏という他に録音が存在しない珍品にして名演。「幻想曲」はお気に入りの名作で、既 出の WDR 録音集でも聞けたが、音質はこちらが断然上です。モーツァルトのイキイキとした感情の発露。ベートーヴェンの 品格と骨格が両立した驚異の仕上がり。パイネマンの恐るべき実力を堪能できるセットです。そしてベルリンという音楽都市 の音楽文化を担うSFB=RBB による録音が超優秀!エンジニアの個性を誇るような自己顕示欲を感じない素直な音がここに あります。

ORFEO
C-983191(1CD)
NX-B08
クラリネット三重奏曲集
モーツァルト:クラリネット三重奏曲 変ホ長調「ケーゲルシュタット・トリオ」K498
シューマン:おとぎ話 Op.132
ブラームス:2つの歌 Op.91
バルトーク:コントラスツ Sz.111
イラン・レヒトマン(1963-):Jazzical
シャロン・カム(Cl)
オリ・カム(Va)
マタン・ポラット(P)

録音:2018年9月24-26日
1992年にミュンヘン・コンクールに優勝し、その後、世界的な活躍を続けている女性クラリネット奏者シャロン・カムの Orfeoデビュー・アルバム。弟のヴィオラ奏者オリ・カムと、イスラエル出身のピアニスト、マタン・ポラットとともに様々な時 代の「クラリネット三重奏曲」を収録した1枚は、モーツァルトの「ケーゲルシュタット・トリオ」で始まり、抒情的なシューマ ンの「おとぎ話」、渋い美しさを湛えたブラームスを経て、バルトークがベニー・グッドマンのために作曲したジャズ風の「コン トラスツ」とレヒトマンの「Jazzical」に至るという独創的、かつ魅惑的なプログラム。3人の奏者たちの個性がぶつかり合 いながら、見事に融合することで素晴らしい音楽が生まれています。

ALPHA
ALPHA-458(1CD)
ヴァレシュ&バルトーク
(1)シャンドール・ヴェレシュ(1907-1992):弦楽三重奏曲 (1954)
(2)バルトーク:ピアノ五重奏曲 SZ.23 (1904)
(1)ヴィルデ・フラング (Vn)
ローレンス・パワー (Va)
ニコラ・アルトシュテット (Vc)
録音:2017年7月 ロッケンハウス教区教会、オーストリア

(2)バルナバーシュ・ケレメン (ヴァイオリンI)
ヴィルデ・フラング (ヴァイオリンII)
カタリン・コカシュ (Va)
ニコラ・アルトシュテット (Vc)
アレクサンダー・ロンクィヒ (P)
録音:2018年8月 ヤール教会、バールム、ノルウェー
アルファ・レーベルとロッケンハウス室内楽フェスティヴァルとの共同制作アルバム。2012年よりクレーメルからロッケンハウスの芸術監督を引き 継いだドイツ・フランス系チェリスト ニコラ・アルトシュテットを中心に、躍進著しいノルウェーのヴァイオリニスト ヴィルデ・フラング、英国のヴィオラ 奏者ローレンス・パワー、そしてハンガリーからヴァイオリンのバルナバーシュ・ケレメンとヴィオラの(ヴァイオリン奏者でもある)カタリン・コカシュとい うメンバーが、近代ハンガリー音楽史にとって重要な2人、バルトークとヴェレシュの作品を収録しています。 1907年に当時ハンガリー王国領であったコロジュヴァール(現ルーマニア、クルジュ=ナポカ)に生まれ、バルトークやコダーイに学んだヴェレ シュ。戦後、当時の前衛に傾倒したため政府の弾圧を受けスイスに亡命し、当地で長く活動を続けました。その後しばらくは知られざる作曲 家でしたが、近年はその教え子であったリゲティ、クルターク、ホリガーらとバルトークの世代を繋ぐ重要な役回りとして注目されています。ここに 収められた弦楽三重奏曲は、十二音階に複雑なリズム、自由な楽想といった前衛要素を多分に含みながらも、ハンガリーの田園風景を思 わせるフォーク・ミュージックがその下地となっていることも十分感じさせる興味深いものです。23歳のバルトークが作曲、自らピアノを務めて初 演を行ったピアノ五重奏曲は、若々しい野心が迸る聴き応えのある作品。第4楽章ではハンガリー舞曲風の楽想まで飛び出します。いずれ も芸術監督アルトシュテットが長年録音を目論んでいた作品で、若手を中心としたメンバーが瑞々しく躍動的な快演を聴かせます。

NEOS
NEOS-11904(1CD)
ミヒャエル・クヴェル(b.1960)室内楽作品集Vol.2
(1)「ダーク・マター」(2011)〜Ob, Cl(バスCl), Fg
(2)「ファンタジア」〜分子を競争させる(2016)〜ソプラノとスピーキング・ピアニストのための
(3)「マイスター・エックハルトとスフラワルディー:ガブリエルのスウィングアームのサウンド」(2017)
〜4 つの四分音ギターとピアノのための
(4)「ダスト・アブリゲーション」(2017)〜Fl, CB, Pf
(5)「ぼやけている雲」(2012)〜Vn, Gtr, Pf
(6)「ストリングII - グラヴィトン」(2015/16)
〜9 楽器のアンサンブルのための
アンサンブル・アヴァンチュール
(1)クリスティーネ・シモルカ(Ob)
(3)ヘルマン・バイヤー(指)
ユルゲン・ルック(G)
ラフェル・オファウス(G)
モリツ・ベック(G)
マルティン・ドレスラー(G)
エドゥアルド・ハウザウアー(ピアノ・アシスタント)

録音:2018年
アンサンブル・アヴァンチュールによるミヒャエル・クヴェル(Michael Quell)作品集第2集(第 1 集は NEOS11046)。クヴェルは当初クラシック・ギターと音楽学を学んだ後、ハンス・ウルリッヒ・エ ンゲルマンとロルフ・リームに作曲を師事、ダルムシュタット、ガウデアムス音楽祭で作品が取り上 げられています。4 つの4 分音ギターのための「マイスター・・・」やピアノや歌手と語るピアニストのた めの一種の音響詩とも解釈できる「ファンタジア」など、発想に奇知のある作品が多い。
NEOS
NMC-D254(1CD)
「道筋」〜エリカ・フォックス(b.1936)作品集
(1)「葬列が歩む道」
(2)「クアジ・ウナ・カデンツァ」
(3)「サンミケーレのストラヴィンスキーの墓を訪問して」
(4)「憂鬱な民兵」
(5)「カフェ・ワルシャワ1944」
(1)(2)(4)(5)ゴールドフィールド・アンサンブル
(3)リチャード・アットリー(P)

録音:2018年11月
エリカ・フォックスはウィーン出身で後にイギリスの帰化、ハリソン・バートウィスルらに作曲を師 事、舞台作品から室内楽まで幅広い作品を発表しています。表現主義的な厳しい作風の中に硬 質で清新な抒情が感じられる音楽。

GENUIN
GEN-19660(1CD)
望郷と革命の間
シューマン:幻想小曲集 Op.73
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op. 40
シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
マルティヌー:スロヴァキアの主題による変奏曲 H.378
シューマン:5 つの民謡風の小品 Op.102
ベネディクト・クレックナー(Vc)
ダナエ・デルケン(P)

録音:2018年10月31日-11月2日 カイザースラウテルン
「望郷と革命の間」と題されたチェロとピアノのCD。シューマンの3 曲の間にシ ョスタコーヴィチとマルティヌーの作品を挟んでいます。 ベネディクト・クレックナーは1989 年生まれのドイツのチェロ奏者。比較的若いチ ェロ奏者にしては渋みのある落ち着いた音色に長けており、しみじみした味わい がある。ダナエ・デルケンはまだ 20 代半ばだが、既に単独の CD を数枚出して いるほどの実力派ピアニスト。
GENUIN
GEN-19655(1CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタと変奏曲集
ヴァイオリン・ソナタ第26 番変ホ長調 K.302
「ああ、私は私の恋人を失った」による6 つの変奏曲 ト短調 K.360
ヴァイオリン・ソナタ第35 番ト長調 K.379
フランスの歌「羊飼いの娘セリメーヌ」による12 の変奏曲 ト長調 K.359
ヴァイオリン・ソナタ第41 番変ホ長調 K.481
アンネッテ・ウンガー(Vn)
ロベルト・ウマンスキー(P)

録音:2018 年9 月10−12 日 ドレスデン
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集(第9、27、37、42 番、1995 年録音,GEN-87524)から久々のアンネッテ・ウンガーによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ と変奏曲集。アンネッテ・ウンガーは1992 年からドレスデンのカール・マリア・フォ ン・ウェーバー音楽大学の教授を務めており、また独奏者としての活動も盛んで ある。良い意味で聴衆受けを狙わない自然な演奏で、モーツァルトの音楽を損 ねることがない。ロベルト・ウマンスキーは 1985 年、ウクライナのハルキウ(ハリコ フ)の生まれ。彼も2017 年からウェーバー音楽大学に勤めている、ウンガーの同 僚です。 名録音会場として知られるドレスデンのルカ教会

ENSENBLE MODERN
EMCD-041(2CD)
クリスティアン・ホンメル/現代オーボエ作品集
(1)ワーグナー:「羊飼い」〜「トリスタンとイゾルデ」より
(2)ブリテン:6つのメタモルフォース
(3)ロルフ・リーム(b.1937):平素の
(4)エジソン・デニソフ(1929-96):ソロ
(5)イサン・ユン(1917-95):ピリ
(6)ヴィンコ・グロボカール(b.1934):呼吸の研究
(7)キリアン・シュヴォオン(b.1972):ケルプホルツ
(8)フリードリヒ・チェルハ(b.1926):軽率な骨片
(9)ジョン・ケージ:龍安寺
(10)トマス・ハンメルマン(b.1964):ムーヴィングI
(11)キャシー・ミリケン(b.1956):青のカタログ
(12)サミール・オデー=タミミ(b.1970):バーカル
(13)マーク・アンドレ(b.1964):iv5
(14)イェルク・ビルケンケッター(b.1963):ベル・カント
(15)ヴィト・ズライ(b.1979):デュース
(16)ルチアーノ・ベリオ:セクエンツァVII
(17)クリスティアン・ペドロ・バスケス・ミランダ(b.1969):ミクロスコピア
(18)ウーヴェ・ラッシュ(b.1957):歌唱
クリスティアン・ホンメル(Ob, コール・アングレ, ルポフォン, バスOb)
(9)(11)(15)小川るみ(Perc)、
(7)ライナー・レーマー(Perc)

録音:2010-2016 年、hr ゼンデザール、フランクフルト、77:16/73:33
クリスティアン・ホンメルはアンサンブル・モデルンの首席オーボエ奏者。ハインツ・ホリ ガーに学び、その後多くの国際コンクールに入賞、2008 年よりアンサンブル・モデルンに 在籍する。20〜21 世紀音楽に深い関心がある他、バッハのオーボエ協奏曲全集録音に も挑む。このディスクは20、21 世紀のオーボエ独奏曲を中心に集められた極めて貴重な ディスク。ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」の中のオーボエソロに始まり、間にケージの 龍安寺を挟みつつ、オーボエ音楽の現在を俯瞰する好企画。

ALBANY
TROY-1766(1CD)
オーボエとピアノのための作品集
シューマン:アダージョとアレグロOp.70
クレメント・スラヴィツキ(1910-1990):組曲
ストラヴィンスキー:パストラル
ジェフリー・ラスバン(b.1959):2 つのオーボエのための4つのモア・ディヴァージョンズ
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):オーボエ・ソナタ
ジェフリー・ラスバン(Ob)
マーク・シャピロ(P)
(4)フランク・ローゼンワイン(Ob)

録音:2017 年5-6 月
ジェフリー・ラスバンは1990 年以来クリーヴランドOの首席オーボエ奏者を勤 めている名手で、このアルバムでは彼のオーボエの甘い美音を堪能できます。彼は作曲 も行い、ここでは自作自演も聴かせています。シューマンはもともとホルンとピアノのため の、ストラヴィンスキーはソプラノのための曲からの編曲でそれ以外はオリジナル作品。 オーボエの伸びやかな音色が生かされるようにロマンティックな美しい作品ばかりが収 められておりオーボエ・ファンは必携。
ALBANY
TROY-1752(1CD)
サックスとハープのための作品集
イダ・ゴトコフスキ(b.1933):エオリエンヌ(1969)
ナタリー・モラー(b.1990):陽の光と月の滝(2014)
パトリック・オマリー(b.1989):魔術(2015)
クリスティーヌ・デルフィーヌ・ヘドゥン(b.1990):アマラン・ナ・チャスカ(2014)
スティーヴン・ラッシュ(b.1958):旋風(2015)
アンジェリカ・ネグロン(b.1981):スティル・ヒヤー(2017)
ジャスパー・サスマン(b.1989):「・・・ナイス・ボックス! オー・ソー・スクエア」(2014)
ユセフ・A・ラテーフ(1920-2013):ロマンス(1991)
マルセル・トゥルニエ(1897-1951):庭師の手紙(1912)
クリスティーヌ・デルフィーヌ・ヘドゥン:キッチン・ダンス(2015)
アドミラル・ローンチ・デュオ【ジョナサン・ハルティング・コーエン(Sax)
ジェニファー・R ・エリス(Hrp)】
サックスとハープのための二重奏曲集。ゴトコフスキはフランスの作曲家。エオリエンヌはもとも とフルートとハープのために書かれたが後にフルート・パートが作曲者によりサックスに書き換え られた。フランス印象派と新古典主義が融合したおしゃれな佳曲。他に近代フランス風、ジャズ の影響のあるものなど、比較的、聴きやすい作品でまとめられています。アドミラル・ローンチ・デュ オはバング・オンナ・カンなどアメリカの著名な現代音楽祭にも出演しているユニット。
ALBANY
TROY-1763(1CD)
スティーヴン・ラッシュ(b.1958)室内楽作品集
ショート・スタックス(六重奏曲第2 番)/ テーミング・ザ・オックス-第1 稿/ライト・レイズ/ 内なる反乱/テーミング・ザ・オックス-第2 稿/ ディジーの思い出(木管五重奏曲)/旋風/チューバ・ソナタ
スティーヴン・ラッシュ(Vc)
デイヴィッド・ジャクソン(Trb)
エイミー・ポーター(Fl)
フリッツ・ケーンツィヒ(Tuba) ほか多数
スティーヴン・ラッシュはこれまでに 6 つのオペラを始め、多くの舞台のための作品、交響曲、 室内楽を発表しています。このディスクは彼の室内楽を集成したもの。ジャズ、ロックなどの要素を 現代音楽と融合したノリのよい作品ばかりで肩の力を抜いて楽しめる内容となっています。
ALBANY
TROY-1764(1CD)
リチャード・アルダッグ(b.1955):作品集
フルート、ピアノと打楽器のための幻想曲(2015)
チェロ二重奏曲(2013)
夜想曲と舞曲(2014)〜Cl, Vn, Pf
アラブの恋の歌(2015)〜Sop, Vc, Pf
フルートとヴァイオリンのための二重奏曲(2017)
チェロとピアノのためのロマンス(2015)
弦楽四重奏のための「ラクリモサ」(2016)
室内アンサンブルのためのセレナード(1991/2014)
ジーナ・ガルヤス(Fl)
イアン・スカーフェ(P)
ディヴェシュ・カラムチャンダニ(Perc)
ジャン=ミシェル・フォントノー(Vc)
レイチェル・パトリック(Vn)
マシュー・ボイルス(Cl)
リチャード・アルダッグ(指) ほか多数

録音:2017-2018 年
リチャード・アルダッグ(Richard Aldag)はニューヨーク大学でジョージ・パールらに作曲を学ん だ。作品は上海響やサンフランシスコ響などで演奏されています。彼の作風は構成のしっかりとし たアカデミックな無調音楽。アメリカ東海岸流の洗練されたモダニズムが魅力。

MERIDIAN
CDE-84642(1CD)
ピアッティ:オペラ幻想曲集 第1集
ベッリーニの「ベアトリーチェ・ディ・テンダ」の思い出
ベッリーニの「夢遊病の女」の思い出
ベッリーニの「清教徒」の思い出
パチーニの「ニオベ」の主題に基づくカプリッチョ
ドニゼッティの「ジェンマ・ディ・ヴェルジ」のいくつかの動機による幻想曲
パーセルの「インドの女王」のエアに基づく即興曲
エイドリアン・ブラッドベリー(Vc)
オリヴァー・デイヴィーズ(P)

録音:2016 年9 月
19 世紀半ばから後半のイタリアのチェロ奏者、 アルフレード・ピアッティ(1822― 1901)がオペラに素材を採った作品集。ピアッティは北イタリア、ベルガモの生まれ。16 歳からヨーロッパ各地を巡り、ことにロンドンで高い人気を誇った。ここに収録されている 作品の原曲は、パチーニの「ニオベ」を除いていずれも今日でも上演されているもの。 また19 世紀にパーセルを取り上げているのも珍しい。 エイドリアン・ブラッドベリーは英国のチェロ奏者。ケンブリッジ大学チャーチル・カレッジ で学んでおり、この録音もそこで行われています。
MERIDIAN
CDE-84650(2CD)
ブラームス:ピアノ四重奏曲全集
ピアノ四重奏曲第1 番ト短調 Op.25
ピアノ四重奏曲第2 番イ長調 Op.26
ピアノ四重奏曲第3 番ハ短調 Op.60
プリムローズ・ピアノ四重奏団:
【スーザン・スタンツェライト(Vn)、ドロシー・ヴォージェル(Va)、アンドルー・フラー(Vc) 、ジョン・スウェイツ(P)】

録音:2018 年2 月19-日ウィーン
英国のピアノ四重奏団、プリムローズ・ピアノ四重奏団によるブラームスのピアノ四重 奏曲全集。この録音では曲ごとにピアノ変えており、19 世紀後半のブラームスの時代の ピアノが選ばれています。第1 番ではヨハン・シュトライヒャーが1870 年に製作したピアノ。 第2 番ではユリウス・ブリュトナー製作のピアノ。第3 番ではフリードリ・エールバー製作 のピアノ。いずれのピアノも現代のモダンピアノに比べてしっとりとした美感に長け、ブラ ームスの内省的ロマンティシズムの音楽に相応しい。もちろん弦三人の腕前も見事。

GALLO
GALLO-1441(1CD)
フルートによるファド
パラウ:私の通りの石
ラモス:ファド・トレス・バイロス
ヴァレリオ:なぜあなたが去ったのか私には分からない
オルマン:放浪者
トリンダーデ:海の歌/
デ・ソウザ:既に私を捨て去って
マルセネイロ:ファド・バイラド
ポルテラ:リスボン旧市街
オルマン:難破船/
シモンエス:悲しいギター
オルマン:どんな声で
フェラーニョ:サント・アントニオの夜
オルマン:祈り
フォネスカ:ポルトガルの家
ノブレ:ナザレの聖母
ロペス,ノブレ・コスタ,カルデリア:ファド・ロペシュ変奏曲
シェフィカ・クトゥルエル(Fl)
ダニエル・パレデス(G)
アルトゥール・カルデリア(ポルトガル・ギター)

録音:2018 年8 月 ポルトガル,ブラガ,
トルコを代表するフルート奏者、シェフィカ・クトゥルエルが、ポルトガルの大衆歌謡、ファド をフルートで演奏した CD。いずれもファドの名作ばかりだが、フルートによって演奏されると 高貴な雰囲気が漂い、原曲の親しみやすさと相まってとても楽しく聞ける。

コウベレックス
KRS-5604(1CD)
税込定価
シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 作品114「鱒」
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲(ピアノ五重奏版) 【第2 番ホ短調Op.46-2/第10 番ホ短調Op.72-2/第15 番ハ長調Op.72-7】
村主紀子(P)
シュターミッツQ
イルジー・ルベシュ(Cb)

録音:2018 年8 月13-14 日、プラハ芸術アカデミー スタジオ
広島市出身の村主紀子は、シュターミッツ四重奏団と国内外で共演し、今回プラハ芸術 アカデミーのスタジオにおいて録音した。クリアな音色で颯爽と奏でる、村主の渾身のフ ァーストアルバムです。

Pentatone
PTC-5186815(1CD)
「Old Souls」
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 Op.23【フルート五重奏版】*
ヴォルフ:イタリア風セレナード【フルート四重奏版】
クライスラー:シンコペーション【フルート四重奏版】*
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 Op.96「アメリカ」【フルート四重奏版】
※全てガイ・ブラウンシュタインによる編曲
ギリ・シュワルツマン(Fl)
ガイ・ブ ラウンシュタイン(Vn)
ミハイ・グロス(Va)
アリサ・ワイラースタイン(Vc)、
スザンナ・ヨーコ・ヘンケル(Vn)

録音:2016年1月31日ナレパ通り第4スタジオ(ベルリン)、
2017年6月21&22日救世主教会内コミュニティ・ホール(ポツダム)*
元ベルリンPOの第1コンサートマスターで現在ソリストとして活躍するガイ・ブラウンシュタインと気心の知れた仲間たちが送る室内 楽のアルバムが登場!メンバーは期待のフルート奏者ギリ・シュワルツマンを迎え、チェロのアリサ・ワイラースタイン、ヴィオラのアミハイ・グロス、ヴァイオリ ンのスザンナ・ヨーコ・ヘンケル、そしてガイ・ブラウンシュタインというなんとも贅沢な顔ぶれです。
全てブラウンシュタインによる編曲でフルート四重奏曲または五重奏曲の編成の作品に仕上げました。収録作品はベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第4番、 ヴォルフのイタリア風セレナード、クライスラーのシンコペーション、そしてドヴォルザークの弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」です。
シュワルツマンはエルサレムSO、イスラエル室内O、バレンシアSO、ポツダム室内Oなどとソリストとして共演するなど現在ヨーロッ パを中心に活躍する若手フルート奏者。ソリストだけではなく室内楽にも積極的に取り組み、当録音でも高い技術に裏付けされた演奏を聴かせてくれます。 (Ki)

Caro Mitis
CM-0042008(1SACD)
シューマン:オーボエとピアノのための小曲集
幻想小曲集 Op.73
アダージョとアレグロ変イ長調 Op.70
3つのロマンス Op.94
ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105(アレクセイ・ウトキン編曲、オーボエ版)
アレクセイ・ウトキン(Ob)、
イーゴリ・チェトゥーエフ(P)

録音:2008年9月8日−5日、RTRスタジオ5(モスクワ)
2000年にエルミタージュ室内Oを設立し、2010年からはモスクワ室内Oの芸術監督兼首席指揮者としても活躍するロシア屈指のオーボイスト、アレクセイ・ウトキン。意外性抜群のレパートリーの発掘やアレンジを積み重ねてきたウトキンのシューマンは、「幻想小曲集」、「アダージョとアレグロ」、「3つのロマンス」という王道中の王道を選択。そしてプログラムの掉尾を飾るのは「ヴァイオリン・ソナタ第1番」のオーボエ編曲版。ウトキン自身による2008年のアレンジです。
Caro Mitis
CM-0042010(1SACD)
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ集
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80
2本のヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.56*
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis
ミハイル・ツィンマン(Vn)、
ニカ・ルンドストレム(P)、
イーゴリ・ツィンマン(Vn)*

録音:2010年6月4日−7日、2011年3月20日、RTRスタジオ5(モスクワ)
グネーシン音楽学校でオルガ・クリサ、モスクワ音楽院でボリス・ベレンキーに師事した後、ボリショイ劇場Oのコンサートマスター、モスクワ・ラフマニノフ・トリオのメンバーとして活躍するロシアの名ヴァイオリニスト、ミハイル・ツィンマンによるプロコフィエフのソナタ集という正統派ロシアン・プログラム。「ソナタ ハ長調 Op.56」では息子のイーゴリ・ツィンマンとの親子共演が実現しています。
Caro Mitis
CM-0022007-2(2SACD)
幼い日の印象
ドルチェンコ:本の歌
プロコフィエフ:5つのメロディ Op.35bis
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K.6
シューベルト
:「しぼめる花」による変奏曲ホ短調 D.802
バルトーク:ルーマニア民謡組曲
ブロッホ:ニグン/ファリャ:ナナ
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ JW.VII/7
エネスコ:幼い日の印象 Op.28
ミハイル・ツィンマン(Vn)、
ニカ・ルンドストレム(P)

録音:2007年−2008年、RTRスタジオ5(モスクワ)
ロシアの名ヴァイオリニスト、ミハイル・ツィンマンのプログラミングによる、エネスコの「幼い日の印象」をメインとしたコンセプト・アルバム。ボリショイ劇場Oのコントラバス奏者としても活躍したアレクサンドル・ドルチェンコ(1955−2001)やモーツァルト、シューベルトと、民族色豊かなバルトーク、ヤナーチェク、エネスコを組み合わせるなどユニークなプログラムに仕上がっています。

Chandos
CHAN-20037(1CD)
旅〜フルートとギターのための作品集
パウロ・ベリナッチ(b.1950):ビー玉遊びのバイヨン*
ラヴェル: ハバネラ形式の小品**
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番*
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番より アリア**
パガニーニ
:カンタービレ Op.17**
プーランク:3つの無窮動**
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14*
イベール::間奏曲**
ドニゼッティ:人知れぬ涙(歌劇 「愛の妙薬」より)*
ショスタコーヴィチ:映画音楽 「第一梯団」より ワルツ*
フォーレ:パヴァーヌ: Op.50**
ピアソラ:タンゴの歴史**
リサ・フレンド(Fl)、
クレイグ・オグデン(G)**、
アクアレル・ギター四重奏団*

録音:2018年10月26日−28日、80ヘルツ・スタジオ(マンチェスター)
英国の大ヴァイオリニスト、ロドニー・フレンドの愛娘リサ・フレンドは、16歳からニューヨーク・フィルのフルート奏者ルネ・シーバートに師事し、英国王立音楽大学ではスーザン・ミランの下で学び、現在はソリストとして活躍中。イギリスのSignum ClassicsやChamps Hill Recordsなどからソロ録音を発売し人気を集めてきたリサ・フレンドのChandosレコーディング第3弾は、ブラームスからブラジルのベリナッチまで、フルートとギターのための幅広いレパートリーを旅する魅惑のプログラム。イベール:とピアソラのオリジナル作品の他は、「フルートとギター」、あるいは「フルートとギター四重奏」の編成のためにアレンジ&トランスクリプションされたもので、ブラームス、ラフマニノフ、フォーレ、パガニーニ、ヴィラ=ロボスらの名曲が快活で新鮮なサウンドで蘇ります。
このプログラムで、単なる伴奏者ではなく重要な役割を果たすのは、90年代のChandosを中心に多くの名録音を残してきたイギリスの名ギタリスト、クレイグ・オグデンと、オグデンやゴードン・クロスキーの指導の下に王立ノーザン音楽大学で結成され、世界でも有数のギター四重奏団として活躍するアクアレル・ギター四重奏団です。

Christophorus
CHE-0214-2(1CD)
フルートとハープのための多感様式の音楽
アーベル:フルート・ソナタ ヘ長調
クヴァンツ:アダージョ ハ長調
C.P.E.バッハ:愛は私の歌
ベンダ:フルート・ソナタ ホ短調
テレマン:ファンタジア ニ短調
ベンダ:フルート・ソナタ ト長調
キルンベルガー:来たれ、創り主にして聖霊なる神よ
ミューテル:フルート・ソナタ ニ長調
バッハ:シチリアーノ(フルート・ソナタ変ホ長調より)
ローレンス・ディーン(Fl)、
アンドルー・ローレンス=キング(ハープ、ハープシコード、オルガン)

録音:1995年10月23日−25日、オランダ
ハノーファー・ホフカペレ、フィオーリ・ムジカーリ、ラ・ストラヴァガンツァ・ケルンなどの古楽アンサンブルで演奏してきたドイツのバロック・フルート奏者ローレンス・ディーンと、ヒストリカル・ハープの世界的名手アンドルー・ローレンス=キング。C.P.E.バッハを代表とする「多感様式」のフルート作品を収録した1995年録音が復刻リリース。

Cobra Records
COBRA-0071(1CD)
トレーシズ〜バッハ、ショスタコーヴィチ、グラズノフ、リゲティ
リゲティ:木管五重奏のための6つのバガテル(arr. Fabio Oehrli)
バッハ:コラール「いと高きにある神の栄光」 BWV.260
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏のための2つの小品(arr. Lisa Wyss)
バッハ:コラール「ああ神よわが嘆息を聞きたまえ」 BWV.254
グラズノフ:サクソフォン四重奏曲変ロ長調 Op.109
バッハ
:コラール「ああ罪人なるわれ何をなすべきや」 BWV.259
ドビュッシー:ピアノのための「夢想」(arr. Vincent David)
バッハ:コラール「復活ののち四十日にて」
デヴィッド・ビーデンベンダー(b.1984):サクソフォン四重奏のための「ユーヴ・ビーン・トーキング・イン・ユア・スリープ」(2010)
バッハ:コラール「ああ愛するキリスト者よ、心安んぜよ」 BWV.256
ピアソラ
:忘却(オブリビオン)(arr. Yo-yo Su)
アルデムス・サクソフォン四重奏団

録音:2018年11月29日−12月2日、オランダ
アルデムス・サクソフォン四重奏団(Ardemus Quartet)は、2014年にアムステルダムで結成され、ザグレブ、アムステルダム、大阪等のコンクールで成功を収め、オランダ・クラシカル・タレント・アウォード2017/2018のファイナリストに選出、オランダとヨーロッパの様々な音楽祭、リサイタルで演奏しています。ファースト・アルバムとなる「Traces」は、彼らがここ数年で追究してきた音楽を辿るプログラム。バッハのコラールから、リゲティ、ショスタコーヴィチ、ドビュッシー、ピアソラの名曲のサクソフォン四重奏アレンジと、グラズノフのサクソフォン四重奏曲、吹奏楽や管楽器アンサンブルの作品で知られるアメリカの若き作曲家デヴィッド・ビーデンベンダーのオリジナル作品を収録。
Cobra Records
COBRA-0067(1CD)
遺産〜ゴヤの時代のマドリードの音楽
ボッケリーニ:弦楽四重奏曲変ホ長調 Op.24-3, G.191(世界初録音)
ブルネッティ:弦楽四重奏曲変ロ長調 L.185(世界初録音)
マヌエル・カナレス:弦楽四重奏曲ト長調 Op.3-5
ジョアン・ペドロ・デ・アルメイダ・モタ:弦楽四重奏曲ニ短調 Op.6-2

ボーナス・トラック〜モラレス:キリエ(死者のためのミサ曲より)
キロガSQ

録音:2018年12月17日−19日、ベルギー
ガリシア地方の大ヴァイオリニスト、マヌエル・キロガ(1892−1961)の名を冠するスペインのクヮルテット、キロガSQ(Cuarteto Quiroga)。すべてガット弦を用いたピリオド楽器を使用しており、2007年にスペイン国営放送の文化賞を授与された新世代アンサンブルのCobra Records第5弾。
フランシスコ・デ・ゴヤが宮廷画家として活躍した時代(18世紀後半)のマドリードは絵画以外の芸術も盛んに行われており、ヨーロッパの弦楽四重奏シーンのもっとも活発な都市の1つでもあったことを証明しようとするプログラム。

Etcetra
KTC-1640(1CD)
エコーズ〜ドビュッシー、ラヴェル、サン=サーンス:室内楽編曲作品集
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(ティム・ミューレマン編)
ヒースの荒野(前奏曲集より/フレデリク・ネイリンク編)
フレデリク・ネイリンク(b.1985):ドビュッシー・エコー
シェーンベルク:室内交響曲第1番 Op.9(ウェーベルン編)
ラヴェル:道化師の朝の歌(「鏡」より/ミューレマン編)
サン=サーンス:死の舞踏 Op.40(ミューレマン編)
トゥミーシス・アンサンブル
2016年にブリュッセル王立音楽院のメンバーによって設立され、ベルギーの若手アーティストに贈られる「スーパーノヴァ賞2016」(Supernova Competition 2016)を受賞したアンサンブル、トゥミーシス・アンサンブルがEt'ceteraよりCDデビュー! ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、クラリネット、フルートの五重奏で、若き情熱と探求心溢れる才気煥発な活動を繰り広げています。
デビュー・アルバムは、ドビュッシー、ラヴェル、サン=サーンス、シェーンベルク:らパリとウィーンの作曲家による名曲をこのアンサンブルの編成へと編曲した意欲的なプログラム。ドビュッシー、ラヴェル、サン=サーンスの3曲をアレンジしているティム・ミューレマンは、彼らの友人でもあるというベルギーの若きコンポーザー&アレンジャー、ティム・ミューレマンです。

ABC Classics
ABC-4817995(2CD)
オーストラリアの女流作曲家たちの一世紀

(1)ハイド:ピアノ協奏曲第1番
(2)ホーランド:ピアノ三重奏曲
(3)グランヴィル=ヒックス:エトルリア協奏曲
(4)サザーランド:ヴァイオリン協奏曲
(5)ボイド:夢の浮橋を渡ると
(6)カッツ=チェルニン:ロシアン・ラグ
(7)グレンフェル:春の
(8)ホウィットウェル:ロード・トリップ
(9)ムーア:ファーン
(10)マーフィー:スピニング・トップ
(11)ギフード:足跡
(12)ベッティーナ・デイヴィス:クリスタリーネ
(1)ミリアム・ハイド(P)、西オーストラリアSO、ジェフリー・サイモン(指)
録音:1975年5月22日
(2)エッグナー・トリオ
録音:2015年11月14日
(3キャロリン・アルモンテ(P)、タスマニアSO、リチャード・マイルズ(指)
録音:2007年12月6日−7日
(4)レナード・ドメット(Vn)、メルボルンSO、パトリック・トーマス(指)
録音:1973年8月15日
(5)コンテンポラリー・シンガーズ、アントニー・ウォーカー(指)
録音:1993年6月
(6)シドニー・アルファ・アンサンブル、デイヴィッド・スタンホープ(指)
録音:1996年10月
(7)クレア・エドワーズ(マリンバ)、カリン・シャウップ(G)
録音:2015年6月22日
(8)サリー・ウォーカー(Fl)、サリー・ウィットウェル(P)
録音:2015年2月19日
(9)アンサンブル・オフスプリング
録音:2013年11月18日
(10)ベノー・トリオ
録音:2016年12月20日
(11)アンサンブル・オフスプリング
録音:2018年7月
(12)ACOコレクティヴ
録音:2018年2月27日
曲家たちの作品を集めたプログラム。
20世紀のオーストラリアにおける旗手的存在だったミリアム・ハイド(1913−2005)から、現在も活躍中のエレーナ・カッツ=チェルニン(1957−)、コンポーザー=ピアニストのサリー・ホウィットウィル(1974−)など、12人の女流作曲家たちの作品を収録したアンソロジーです。
ABC Classics
ABC-4818197(2CD)
ベスト・オヴ・ピーター・スカルソープ
スカルソープ:バリへの音楽/アース・シティ/サクソフォン協奏曲「島の歌」/小さな都市/太陽の音楽第4番/高い丘で/イルカンダ第4番/ニュー・ノーチャ/レフト・バンク・ワルツ/ノーランジー/エヴォケイション/ウビルーより/弦楽四重奏曲第18番/カカドゥ
タマーラ=アンナ・シスロフスカ(P)、
ウィリアム・バートン(ディジェリドゥ)、
カリン・シャウップ(G)、
リチャード・マイルズ(指)、
タスマニアSO、他
20世紀のオーストラリアを代表する作曲家であり、同地の自然と音楽を融合させたスタイルで確固たる地位を築いたピーター・スカルソープ(1929−2014)の生誕90周年を記念して製作されたベスト盤。
ユネスコの世界遺産に認定されているカカドゥ国立公園に因んだ作品である「ノーランジー」や「ウビルーより」、オーケストラ作品である「カカドゥ」や「アース・クライ」など、スカルソープの特徴を知るには最適なプログラムに仕上がっています。

Prima Facie
PFCD-106(1CD)
ストリップ・ジャック・ネイキッド〜マクネフ:室内楽作品集
大編成アンサンブルのための「カウンティング」
アンサンブルのための「4つのゴッホのチョーク」
メゾ・ソプラノとアンサンブルのための「歌の組曲」
八重奏のための「ルクス」
ココロ、
マーク・フォークゲン(指)
ロアー・リクセンベルク(Ms)

録音:2016年10月29日−30日、トンブリッジ
2005年にはボーンマスSOの初となる「コンポーザー・イン・ザ・ハウス」、その2年後には「コンポーザー・イン・レジデンス」に任命され、現在は歌劇などの舞台作品、吹奏楽作品の作曲家としても高い評価を受けているスティーヴン・マクネフ(1951−)は北アイルランドの首府ベルファスト出身。
このマクネフの室内楽作品を演奏するアンサンブル、ココロ(日本語の「心」をアンサンブル名としたそうです)は、ボーンマスSOのメンバーによって構成される20〜21世紀作品のスペシャリスト集団。近年のカラビッツとボーンマス響の好調を支える演奏家たちがハイレベルの演奏をココロが繰り広げています。

Pavane
ADW-7590(1CD)
ヴァインベルク1945
ヴァインベルク:ピアノ三重奏曲 Op.24
チェロとピアノのためのソナタ第1番 Op.21
ヴァイオリンとピアノのための2つ無言歌
ヴァイオリンとピアノのための「モルドバの主題による狂詩曲」Op.47-3
トリオ・クノップフ〔サディー・フィールズ(Vn)、ステファニー・サルミン(P)、ロメイン・ダイノー(Vc)〕

録音:2018年12月&2019年1月、スタジオ4(ブリュツセル、ベルギー)
トリオ・クノップフは、ベルギー象徴派を代表する画家であるフェルナン・クノップフの名前を冠する2014年に結成された新進気鋭のアンサンブル。モスクワ移住直後の「1945年」をテーマとするヴァインベルクの作品集は、なんと彼らにとってのデビュー・アルバム!
未出版で今回が世界初録音となる「2つ無言歌」の発掘、僅か20分の演奏時間の中でバロックからジャズへと至る音楽史を感じさせる「チェロ・ソナタ第1番」の選曲など、ヴァインベルクの音楽に対する熱意、こだわりが迸るプログラムです。

CLAVES
50-1919(2CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番-第6番Op.18(1798-1800)
弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2「挨拶する」
弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
シネ・ノミネQ【パトリック・ジュネ(1stヴァイオリン)、フランソワ・ゴトロー(2ndヴァイオリン)、ハンス・エジディ(Va)、マルク・ジェルマン(Vc)】

録音:2018年10月&11月/ラ・ショー=ド=フォン(スイス)
1975年にローザンヌで設立し現在も精力的に演奏活動・録音している名クァルテット、シネ・ノミネ四重奏団がベートーヴェンの弦楽四重奏曲第1 番〜第6番を録音しました。結成時より第1ヴァイオリンのパトリック・ジュネ、第2ヴァイオリンのフランソワ・ゴトロー、ヴィオラのニコラシュ・パシュ(現 在はハンス・エジディ)、チェロのマルク・ジェルマンという4人によって編まれたアンサンブルは、2018年現在結成43年を迎えて一際美しく奏でられます。 期待のベートーヴェンでも阿吽の呼吸から奏でられるアンサンブルを聴くことができます。2020年のベートーヴェン・イヤーを前に注目のリリースです! (Ki)

Profil
PH-19033(4CD)
エルスネル:室内楽曲全集
(1)ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調Op.10の1
(2)ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.10の2
(3)ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調Op.10の3
(4)七重奏曲ニ長調〜ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、クラリネット、ピアノのための
(5)ピアノ三重奏曲変ロ長調Op.2
(6)マズルカ風ロンド ト短調
(7)クラコヴィアク風ロンド変ロ長調
(8)ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.15
(9)弦楽四重奏曲ハ長調Op.8の1
(10)弦楽四重奏曲変ホ長調Op.8の2
(11)弦楽四重奏曲ニ短調Op.8の3
(12)ピアノ・ソナタ第1番
(13)ピアノ・ソナタ第2番
(14)ピアノ・ソナタ第3番
(15)4手のためのソナタ 変ロ長調Op.16
トリオ・マルゴー【荒木紅(フォルテピアノ)、クリストフ・ハイデマン(Vn)、マルティン・ゼーレン(Vc)】
マチアス・キースリング(Fl)(4) 、リサ・シクリャヴェル(Cl)(4) 、アイノ・ヒルデブラント(Va)(8) 、
ホフマイスターQ(9)(10)(12)、ミヒャエル・ハーゼル(P)(15)

録音:2015、2018、2019年/福音アンドレアス教会(ベルリン)
16世紀ヨーロッパではリュート音楽が隆盛をみましたが、ポーランドも同様で味わい深く美しい作品が数多く生まれました。そこにはマズルカのリズムが明 瞭なものもあり、かのランドフスカがチェンバロで奏して録音したり、タンスマンがギター曲の素材にしているほどです。アルベルト・ヴォイチェフ・ドゥゴライ (1558-1618頃)やヤクブ・ポラク(1545-1605)のようなポーランド人リュート奏者の作品のほか、ポーランドの宮廷で活躍したイタリア人ディオメデス・カー ト(1565-1628)も当時の雰囲気を伝えてくれます。 ★ヨアヒム・ヘルトは1963年ハンブルク生まれのベテラン。イル・ジャルディーノ・アルモニコとの活動でも知られています。( (Ki)


Spectrum Sound
CDSMBA-031(1CD)
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第34番 変ロ長調 K.378(317b)
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.13
アルテュール・グリュミオー(Vn)、
ディノラ・ヴァルシ(P)

ライヴ録音:1984年11月12日/メゾン・ド・ラジオ・フランス104スタジオ、グランド・オーディトリアム(パリ)
驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリー ズ “ベルアーム”。当ディスクにはアルテュール・グリュミオーの1984年11月、パリにおける最後の公演を収録しております。
グリュミオーが得意としたルクー、モーツァルト、フォーレで構成された当ライヴでもビロードのように美しい音色、官能的な響き、そして自然なフレージングと、 晩年も色褪せることのなかったグリュミオーの至芸を堪能することができます。グリュミオーが亡くなる2年前の貴重なライヴ音源を復刻技術に定評のあるスペク トラム・サウンドらしい丁寧なリマスタリングで聴くことができます。平林直哉氏による日本語解説付き。 (Ki)

※このレーベルは、初発売後す ぐに廃盤となる傾向があります。お早めのご注文をお勧めします。

Paraty
PARATY-619250(1CD)
ピアノ三重奏曲集
フンメル:ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調Op.22
ブラームス:ピアノ三重奏曲第2番ハ長調Op.87
シェーンベルク:(ストイアーマン編):浄夜Op.4
ハルデイ・トリオ【バルバラ・バルトゥッセン(P)、ペーター・ヤンセン(Vn)、フランシス・ムレイ(Vc)】

録音:2018年8月15-18日/フラゲイ・スタジオ(ブリュッセル)
2011年デビューのハルデイ・トリオ。ベルギーの若手3人によるフレッシュな団体。スターリンお気に入りのソ連時代の写真家エフゲニー・ハルデイの名を冠し、 旧ソ連作品を得意とする彼らがウィーンで生まれた作品に挑戦。それも世紀と一日にかけたものとなっています。1799年作曲されたフンメル、1882年作曲の ブラームス、1902年作曲のシェーンベルク:に加え、爽やかなフンメルが朝、落ち着いたブラームスが午後から夕方、爛熟したシェーンベルク:は夜のイメージとの こと。このうちシェーンベルク:の「浄夜」はもともと弦楽六重奏ですが、ここでは彼の弟子エドゥアルト・ストイアーマンがピアノ三重奏用に編曲した版で演奏し ています。 (Ki)

Coviello
COV-91917(2CD)
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲全集
弦楽三重奏曲第1番ト長調 Op.9-1
弦楽三重奏曲第2番ニ長調 Op.9-2
弦楽三重奏曲第3番ハ短調 Op.9-3
弦楽三重奏曲 変ホ長調 Op.3
セレナーデ ニ長調 Op.8
トリオ・オステルターク
ベートーヴェンのトリオを生きたレパートリーとして広く定着させたい、という思いで創設されたトリオ・オステルターク。弦楽四重奏に比べて聴く機会の少な い作品ですが、曲の持つ面白さに気付かされる好演と言えます。 (Ki)
Coviello
COV-91914(2CD)
野生の歌〜マルクス・ミュージック
[CD1]
Frederic Pattar:Deflation - Eine kleine Marxmusik
Sergej Newski:Letter to H. Marx
Cecilia Arditto:The dearest dream
Alistair Zaldua:manifesto
Mert Moral?:Die Produktion des Bewusstseins
Andrea Portera:Wild Rituals
[CD2]
Celeste Oram:Pierrot Laborieux I & II. The Work
Celeste Oram:Pierrot Laborieux III. The Work
Kaspar Querfurth:bloses Zubehor der Maschine
Geoffrey Gordon:Harmonie - An Jenny
Ruiqi Wang:Wenn’s tief in mir ertont
Robert Reid Allan:Terry Helenson’s Revolutionary Dreams
バーミンガム現代音楽グループ

録音:2018年9月1-2日
『資本論』や「マルクス主義」で知られるカール・マルクスをテーマとした現代作品集です。『Letter to H. Marx』はマルクスが1837年11月10日に書 いた父への手紙の断片を、『manifesto』は「共産党宣言」の断片をテキストに用いた作品。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186815(1SACD)
「Old Souls」
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23【フルート五重奏版】*
ヴォルフ:イタリア風セレナード【フルート四重奏版】
クライスラー:シンコペーション【フルート四重奏版】*
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」【フルート四重奏版】
※全てガイ・ブラウンシュタインによる編曲
ギリ・シュワルツマン(Fl)
ガイ・ブラウンシュタイン(Vn)、
アミハイ・グロスヴァ、
アリサ・ワイラースタイン(Vc)
スザンナ・ヨーコ・ヘンケル(Vn)

ン録音:2016年1月31日ナレパ通り第4スタジオ(ベルリン)、
2017年6月21&22日救世主教会内コミュニティ・ホール(ポツダム)*
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスターで現在ソリストとして活躍するガイ・ブラウンシュタインと気心の知れた仲間たちが送る室内 楽のアルバムが登場!メンバーは期待のフルート奏者ギリ・シュワルツマンを迎え、チェロのアリサ・ワイラースタイン、ヴィオラのアミハイ・グロス、ヴァイオリ ンのスザンナ・ヨーコ・ヘンケル、そしてガイ・ブラウンシュタインというなんとも贅沢な顔ぶれです。
全てブラウンシュタインによる編曲でフルート四重奏曲または五重奏曲の編成の作品に仕上げました。収録作品はベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第4番、 ヴォルフのイタリア風セレナード、クライスラーのシンコペーション、そしてドヴォルザークの弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」です。
シュワルツマンはエルサレム交響楽団、イスラエル室内管弦楽団、バレンシア交響楽団、ポツダム室内管弦楽団などとソリストとして共演するなど現在ヨーロッ パを中心に活躍する若手フルート奏者。ソリストだけではなく室内楽にも積極的に取り組み、当録音でも高い技術に裏付けされた演奏を聴かせてくれます。

BIS
BISSA-2372(1SACD)
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.50『偉大な芸術家の思い出に』
ババジャニャン:ピアノ三重奏曲(1952)
シュニトケ(スドビン編):タンゴ〜『ある阿呆との生活』(1992)より
ワジム・グルズマン(Vn;1690年製ストラディヴァリウス'ex-LeopoldAuer')、
ヨハネス・モーザー(Vc;1694年製アンドレア・グァルネリ)、
エフゲニー・スドビン(P;スタインウェイD)

録音:2017年12月/ゼンデザール(ブレーメン)
ピアノ三重奏曲の最高傑作の一つであるチャイコフスキーの『偉大な芸術家の思い出に』は1881年パリで急死したニコライ・ルビンシテインの追悼のために 作曲。ルビンシテインの思い出を綴った長大な12の変奏曲が実に印象的でことにピアノに高度な技術が要求されます。当録音では流石名手が揃っただけあり音 楽に没入できる見事な演奏を聴くことができます。
アルメニア出身のアルノ・ババジャニャン(1921-1983)はエレヴァン音楽院、モスクワ音楽院で学んだ作曲家、ピアニスト。民俗的語法による作品を残し、 このピアノ三重奏曲もそういった民族的な色彩の強い作品です。 (Ki)

B RECORDS
LBM-020(1CD)
ブラームス:室内楽作品全集第4集〜ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ 第1番ト長調「雨の歌」Op.78
ヴァイオリン・ソナタ 第2番イ長調 Op.100
ヴァイオリン・ソナタ 第3番ニ短調 Op.108
ヴァイオリン・ソナタ イ短調「F.A.E.ソナタ」-第3楽章 スケルツォ ハ短調 WoO2
ピエール・フシュヌレ(Vn)
エリック・ル・サージュ(P)

録音:2018年10月31日 ライヴ収録
Theatre de Coulommiers, France
エリック・ル・サージュの呼びかけで、フランスの若手奏者が集結し、ブラームスの全室内楽作品を演奏するというプロジェ クトの第4集。これまでは三重奏曲や四重奏曲など、比較的編成の大きな作品でしたが、今作は3曲のヴァイオリン・ソ ナタ集と、ブラームスの友人たちとの合作「F.A.E.ソナタ」のスケルツォを収録。ヴァイオリンを演奏するのはフランスで絶大 な人気を誇る若手奏者、ピエール・フシュヌレ。ル・サージュがピアノ伴奏を受け持つという注目の組み合わせからは、緊 張感溢れる密度の濃いアンサンブルが生まれます。しっとりとした第1番、牧歌的な第2番での表現力の豊かさはもちろ ん、第3番の激しい表現が印象的です。

SKARBO
DSK-4198(2CD)
モーツァルト〜2本のフルートのためのオペラ・メロディーズ
.『魔笛』による二重奏曲(1792年出版)〜2本のフルートのための
『フィガロの結婚』による二重奏曲(1799年出版)〜2本のフルートのための
『ドン・ジョヴァンニ』による二重奏曲(1809年出版)〜2本のフルートのための
『後宮からの誘拐』による二重奏曲(1799年出版)〜2本のフルートのための
マクサンス・ラリュー(1stフルート)、
【CD 1】東條茂子(2ndフルート)、
【CD 2】清水和高(2ndフルート)

録音:2018年5月17-18日五反田文化センター
レコーディング:小島幸雄(コジマ録音)
モーツァルトのオペラのアリアなんといっても美しい旋律が魅力で、オペラ・アリアは単曲で歌われるだけでなく、多くの作曲家が変奏曲、幻想曲のテー マとして種々の楽器のために作曲してきました。フルートではヨアヒム・アンデルセン(1847-1909)が『フィガロの結婚』や『魔笛』をフルートとピア ノのために仕上げたほか、ロバート・フォッブス(1939-)が『魔笛』による幻想曲を作曲するなど、多くの作品があります。
ここに収録された4つの作品はいずれもモーツァルト死後、1792年から1809年にかけた出版された楽譜で編曲者は不明とされて いますが、そのうちの一部はモーツァルト自身による編曲と考える音楽学者もいるほどフルートの特性を生かした緻密なアレンジが最大の魅力といえます。
マクサンス・ラリューは1934年マルセイユ生まれ。かの有名なジャン=ピエール・ランパルの父ジョセフ・ランパルに師事し、その後、フランスのフルー ト界を代表するフルート奏者で現在も活躍しております。今回の録音ではともにスイス・ジュネーヴ音楽院にてラリューに師事した東條茂子と清水和高が 第2フルートを担当。師弟共演で聴くモーツァルトのオペラの傑作を十分に堪能することができる大注目盤です!

Albion Records
ALBCD-018(1CD)
夜の星 ―― ヴォーン・ウィリアムズ:声楽とヴァイオリン作品集
バリトンとピアノのための「旅の歌」
イギリス民謡による6つの練習曲(ヴォーン・ウィリアムズ編/ヴァイオリン&ピアノ版)
「天路歴程」より 3つの歌(ヴォーン・ウィリアムズ編/ヴァイオリン&ピアノ版)
ヴァイオリン協奏曲(ランバート編/ヴァイオリン&ピアノ版)
揚げひばり(ヴォーン・ウィリアムズ編/ヴァイオリン&ピアノ版)
マシュー・トラスラー(Vn)、
ローランド・ウッド(Br)、
イアン・バーンサイド(P)
世界初録音となるコンスタント・ランバートのアレンジによる「ヴァイオリン協奏曲」のヴァイオリン&ピアノ・ヴァージョンが、このヴァイオリン、声楽作品集「夜の星」の最大のハイライト。 作曲者自身の編曲によるヴァイオリン&ピアノによる「揚げひばり」はもちろんのこと、英語の詩や散文を用いることに長けていたヴォーン・ウィリアムズの作曲技法の妙を感じさせてくれるプログラムです。 録音:2013年(イギリス) ※当タイトルは【初紹介旧譜】となります。旧譜のため急な廃盤、また十分な枚数を確保出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。

Signum Classics
SIGCD-599(1CD)
デイヴィッド・ブルース:作品集
シンベリン*
ザ・ノース・ウィンド・ワズ・ア・ウーマン#
ザ・コンソレーション・オヴ・レイン+
アヴィ・アヴィタル(マンドリン)*、
ドーヴァー四重奏団*、
ノラ・フィッシャー(ソプラノ)#、
ザ・ノース・ウィンド・アンサンブル#、
カメラータ・パシフィカ+
デイヴィッド・ブルース(b.1970)は、その豊かでカラフルなサウンド、詩的で美しい音楽から、BBCプロムス、カーネギー・ホール、コヴェント・ガーデンなどから委嘱を受けているイギリスの作曲家。南アフリカの音楽を取り入れた「ガムブーツ」(SIGCD-448)に続くSignum Classics第2弾。イスラエル出身のマンドリンのヴィルトゥオーゾ、アヴィ・アヴィタルのために書かれた「シンベリン(Cymbeline/古いケルトの言葉で『太陽の王』の意味)」など、民俗や宗教、自然をテーマとする作品集。

nosag records
nosagCD-235(1CD)
コネクション〜オッド・スニーエゲン:作品集
オッド・スニーエゲン(1952−):豚の翼に乗って星へ(フルート、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
Adagio Assai(ソプラノ・サクフォソーンのための)*
姿と信号(チェロとピアノのための)**
知っているか、息子よ、世界がどれほど小さな英知に支配されているか?(電気増幅したバスフルートのための)***
弦楽四重奏曲第1番#
アルト・サクソフォーンのための最初の小品#
オルター・エゴ〔マヌエル・ズリア(Fl)、アルド・カンパニャーリ(Vn)、フランチェスコ・ディロン(Vc)、オスカル・ピッツォ(P)、パオロ・ラヴァリア(指)〕、
ダヴィード・ブルッティ(ソプラノ&アルト・サクソフォーン)*#、デュオ・ディロン=トルクァーティ
〔フランチェスコ・ディロン(Vc)、エマヌエーレ・トルクァーティ(P)〕**、マヌエル・ズリア(バスフルート)***、
ステーンハンマルQ〔ペーテル・オーロフソン(Vn1)、ペール・オーマン(Vn2)、トニー・バウアー(Va)、マッツ・オーロフソン(Vc)〕#

録音:2011年−2014年
スニーエゲンの初めての「作曲家ポートレート」。イタリアの現代音楽アンサンブル「オルター・エゴ」のための 「豚の翼に乗って星へ」。イタリアのダヴィード・ブルッティがウンブリアの Festival SituAzioni 2012 で初演した「悲歌」「Adagio Assai」。ブルッティが同じ音楽祭で初演した「アルト・サクソフォーンのための最初の小品」は、スウェーデンのフリージャズ・プレーヤー、ラーシュ=ヨーラン・ウランデルに献呈された作品。現代音楽の「デュオ・ディロン=トルクァーティ」のための「姿と信号」。国王グスタフ二世アドルフに仕えた宰相アクセル・オクセンシェルナの「知っているか、息子よ、世界がどれほど小さな英知に支配されているか?」を曲名にした「電気増幅したバスフルート」の独奏曲。3つの楽章をオペラの3つの幕に、4人の奏者を4人のキャラクターに見立て、悲喜こもごもの音楽とした弦楽四重奏曲第1番は、ステーンハンマル四重奏団の初演した作品です。

LAWO Classics
LWC-1172(1CD)
クラリネット三重奏曲集
シューマン:おとぎ話 Op.132
ブルッフ:8つの小品 Op.83
モーツァルト:ピアノ、クラリネットとヴィオラのための三重奏曲 変ホ長調 K.498 「ケーゲルシュタット・トリオ」
オスロ・フィルハーモニック・チェンバーグループ
〔ライフ・アルネ・ペーデシェン(Cl)、ヘンニンゲ・ランドース(Va)、ゴンサロ・モレーノ(P)〕

録音:2017年2月6日−8日&2018年6月6日−7日、
ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
スロPOのプレーヤーが集まって音楽を楽しむ「オスロ・フィルハーモニック・チェンバーグループ」の新作アルバム。シューマンの「おとぎ話」、ブルッフの「8つの小品」、モーツァルトの「ケーゲルシュタット・トリオ」という、ピアノ、クラリネット、ヴィオラの三重奏のためのスタンダード・レパートリーを演奏しています。首席クラリネット奏者のライフ・アルネ・ペーデシェン、ヴェルターヴォSQの創設メンバーだった、ヴィオラ・セクションのヘンニンゲ・ランドース。ゴンサロ・モレーノは、マドリードに生まれ、1990年からノルウェーで活動。オスロ・フィルハーモニックの首席ピアニストを務めています。

Hyperion
CDA-68230(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.71&Op.74 「アポニー四重奏曲集」
弦楽四重奏曲第69番変ロ長調 Op.71-1, Hob.III-69/弦楽四重奏曲第70番ニ長調 Op.71-2, Hob.III-70/弦楽四重奏曲第71番変ホ長調Op.71-3, Hob.III-71/弦楽四重奏曲第72番ハ長調 Op.74-1, Hob.III-72/弦楽四重奏曲第73番ヘ長調 Op.74-2, Hob.III-73/弦楽四重奏曲第74番ト短調 Op.74-3, Hob.III-74 「騎士」
ロンドン・ハイドンSQ〔キャサリン・マンソン(Vn)、マイケル・グレヴィチ(Vn)、ジョン・クロカット(Va)、ジョナサン・マンソン(Vc)〕

録音:2018年10月1日−6日、ポットン・ホール(サフォーク)
クラシカル・ボウ&ガット弦というピリオド・スタイルでの高度なアンサンブル、演奏に使用する楽譜のエディションにも徹底的にこだわり、ハイドンのスペシャリストとして高評価を確立してきたロンドン・ハイドンSQ。2006年以降アムステルダム・バロック・オーケストラのリーダーを務めるスコットランドの名手キャサリン・マンソンが率い、幾度かのメンバー交代を経ながらも徹底したスタイルを貫いて堅実な評価を積み重ねてきたハイドン・シリーズ。第8集は、2度目のロンドン訪問に向けて1793年に書かれ、アントン・アポニー伯爵へ献呈された作品71と作品74の「アポニー四重奏曲集」です。
1796年に出版されたアルタリア社(ウィーン)とジーバー社(パリ)のエディションを使用。

フォンテック
FOCD-9816(2CD)
税込定価
2019年8月7日発売
石田泰尚(Vn)/モーツァルトライヴMozart Live
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第14番/第15番/第35番/第2番/第41番
クライスラー:道化師
 クープランのスタイルによる才たけた貴婦人
 プニャーニの様式によるテンポ・ディ・メヌエット
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第11番/第12番/第28番/第1番/第42番
クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
 シンコペーション
 ウィーン小行進曲
石田泰尚(Vn)、中島剛(P)

録音:2019年2月9日、2019年3月2日横浜市栄区民文化センターリリス・ライヴ
躍進を続けるカリスマティック・ヴァイオリニスト、石田泰尚のライヴアルバム第3弾です。 石田は神奈川POのソロ・コンサートマスターを務めながら、“石田組”、“ト リオ・リベルタ”、“YAMATOStringQuartet”などのアンサンブル、そして自身のソロ活動と幅広 く活躍しています。今作は2019年2月9日と3月2日に栄区民文化センターリリスで行なわれた モーツァルトプログラムの連続演奏会をライヴ収録、会場の熱気が感じられるアンコールの模様も収め ました。選曲も円熟の後期作品を主軸にしながら、演奏される機会の少ない初期作品も採りあげ、この 編成におけるモーツァルトの変遷を俯瞰できる内容になっています。 共演を重ねた中島との息もぴったり。溢れる情熱と繊細さが兼ね備わった希有な演奏を、臨場感あふれ るライヴ盤でお楽しみください。(フォンテック)
フォンテック
FOCD-20119(1CD)
税込定価
2019年8月10日発売
完戸吉由希(サクソフォン)/Le Cheminル・シュマン
ポール・クレストン:アルト・サクソフォンとピアノの為のソナタOp.19
ポール・ボノー:アルト・サクソフォンとピアノの為の組曲
カレル・フーサ:エレジーとロンド
アルフレッド・デザンクロ:プレリュード、カダンスとフィナル
ヘンデル(伊藤康英編):歌劇「クセルクセス」よりオンブラ・マイ・フ
ドビュッシー:サクソフォンとオーケストラの為のラプソディ(ピアノ版)
ヒンデミット:ソナタOp.11-4
ダマーズ:アルト・サクソフォンとピアノの為のヴァカンス
完戸吉由希(アルトSax)
酒井有彩(P)

録音:2018年12月18・19日稲城市立iプラザホール
サクソフォン奏者完戸吉由希(ししど・よしゆき)は福島県原町市(現南相馬市)出身。昭和音楽大 学・同大学院を経て、ヴェルサイユ音楽院にて最高課程を審査員全員一致の最優秀の成績で卒業。留学中 の2011年に発生した東日本大震災に際し、いち早くチャリティーコンサートを主宰し、フランスのTV に出演し救済を呼びかけました。同年に帰国後は外山雄三指揮仙台フィルをはじめ、オーケストラとの 協演やソロ・室内楽奏者として、幅広く活躍しています。 共演のピアニスト酒井有彩(さかい・ありさ)はベルリン芸術大学を最優秀で卒業し、国内外のコン クールで多数入賞。本年は「ラヴェル:ピアノ協奏曲」をリリース、レコード芸術特選盤をはじめ高い評 価を受けました。 完戸にとってサクソフォン人生の転機となった「デサンクロ:プレリュード、カデンツとフィナーレ」 をはじめ、楽器の特性を最大限に生かした珠玉の作品の数々。卓越した技術と表現力に裏打ちされた抒情 溢れるその演奏に、サクソフォンの生みの親アドルフ・サックス(1814-1894)に想いを馳せる一枚 の登場です。(フォンテック)

Solo Musica
SM-287(1CD)
NX-B03
パウル・ミュラー=チューリッヒ(1898-1993):室内楽作品集
弦楽四重奏曲第1番変ホ長調 Op.4(1921)
弦楽三重奏曲 Op.46(1950)
弦楽五重奏曲 ヘ長調 Op.2(1919)
ラズヴァン・ポポヴィチ(Va)
カザルQ

録音:2017年2月21-22日、6月19-20日
世界初録音
スイス、チューリッヒ出身のパウル・ミュラー=チューリッヒ。フィリップ・ヤルナッハとフォルクマール・アンドレーエに師事、パリ へ留学して印象派の薫陶を受けた作曲家です。「この時代(20世紀半ば)に調性に敬意を払う作曲家は、快適さを 求めるあまり伝統に縛られたままなのかもしれない」と語った彼の作品は、確かに調性感は希薄であるものの、決して 無調や十二音で書かれているわけではなく、かなり聴きやすく美しい風情を持っています。とりわけ1950年に作曲され た「弦楽三重奏曲」では彼が追求した独自の作風を聞き取ることができます。
Solo Musica
SM-314(1CD)
NX-B03
Northern Lights-オーロラ
トゥール・アウリン(1866-1914):4つの水彩画 Op.15
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番ヘ長調 Op.8
シベリウス:4つの小品 Op.78
 民謡組曲(F.フロシュハンマー&デュオ・フロシュハンマー編)
伝承曲:Drowsy Maggie(ヴァイオリンとピアノ編)
デュオ・フロシュハンマー【フェリクス・フロシュハンマー(Vn)/ユリア・フロシュハンマー(P)】

録音:2018年6月11-12日
19世紀のスカンジナビアで活躍した作曲家たちは、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドなど様々な地域の民族音楽 に注目し、自身の音楽語法の中に特色を取り入れ独自のスタイルを創りあげた上で、ヨーロッパの伝統と融合させるこ とに興味を抱いていました。このアルバムに登場する3人の作曲家アウリン、グリーグ、シベリウスはその代表的な存在で あり、各々民謡を用いたユニークな作品を書いています。楽器や歌で伝えられた素朴な旋律は作曲家たちによって自 在にアレンジされ、新たな命が吹き込まれており、そのルーツを辿るのも楽しいことでしょう。カザル四重奏団のヴァイオリ ニスト、フェリクス・フロシュハンマーによって1998年に設立されたデュオ・フロシュハンマーも自ら編曲した民謡組曲を演 奏、アルバムに花を添えています。

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-98005(5CD)
ミャスコフスキー:弦楽四重奏曲全集
[CD 1]
弦楽四重奏曲第1番イ短調 Op.33-1(1929-1930)
弦楽四重奏曲第2番ハ短調 Op.33-2(1930)
弦楽四重奏曲第3番ニ短調 Op.33-3(1911-1926)
[CD 2]
弦楽四重奏曲第4番ヘ短調 Op.33-4(1909-1937)
弦楽四重奏曲第5番ホ短調 Op.47(1938-1939)
弦楽四重奏曲第6番ト短調 Op.49(1939-1940)
[CD 3]
弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.55(1941)
弦楽四重奏曲第8番嬰ヘ短調 Op.59(1942)
[CD 4]
弦楽四重奏曲第9番ニ短調 Op.62(1943)
弦楽四重奏曲第10番ヘ長調 Op.67-1(1907-1945)
弦楽四重奏曲第11番変ホ長調 Op.67-2(1945)
[CD 5]
弦楽四重奏曲第12番ト長調 Op.77
弦楽四重奏曲第13番イ短調 Op.86
タネーエフSQ【ヴラディーミル・オフチャレク、グリゴリー・ルツキー(Vn)、ヴィサリオン・ソロヴィヨフ(Va)、ヨシフ・レヴィンゾン(Vc) 】

録音:1981-1984年
※既発売盤(NF/PMA-9950〜9954)のセット化。
NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-9909(1CD)
新装再発売旧譜
フランソワーズ・ショヴォー(1953-):インディゴの交響曲Op.2*
チェロとピアノの為の悲歌 Op.68+
ハープと弦楽四重奏の為の五重奏曲 Op.72#
白の交響曲Op.100**
ピアノと弦楽の為の五重奏曲 Op.108++
サンクトペテルブルク室内O(*/**)
イリーナ・モロキナ(Vc)+
ユーリー・セーロフ(P)+
イリーナ・カルプス(ハープ#)
フランソワーズ・ショヴォー(ピアノ++、音楽監督(*/**))
リムスキー=コルサコフSQ(#/++)

録音:2001年5月18日、2002年5月22日、聖エカテリーナ・ルター派教会、サンクトペテルブルク、ロシア
フランソワーズ・ショヴォーはフランスの作曲家。ミヨーのピアノ作品全集を録音したピアニストとしても知られています。 長らく入手不能となっていた、日本では初めての正式発売となる可能性のある商品です。

Indesens
INDE-105(1CD)
ドビュッシー:ソナタ、舞曲と狂詩曲

(1)ヴァイオリン・ソナタ ト短調
(2)フルート,ヴィオラとハープの為のソナタ
(3)クラリネット狂詩曲
(4)チェロ・ソナタ ニ短調
(5)サクソフォン・狂詩曲
(6)神聖な舞曲と世俗的な舞曲
マリー=ピエール・ラングラメ(Hp)
ベルリン・フィルハーモニーSQ
(1)タチアーナ・サムイル(Vn)
デイヴィッド・ライヴリー(P)
(2)ヴァンサン・リュカ(Fl)
リーズ・ベルトー(Va)
マリー=ピエール・ラングラメ(Hp)
(3)フィリップ・ベロ(Cl)
クレール・デゼール(P)
(4)ヴァンサン・リュカ(Fl)
(4)ジェローム・ペルノー(Vc)
エリザベト・リゴレ(P)
(5)ニコラ・プロスト(Sax)
ローラン・ワグシャル(P)
(6)マリー=ピエール・ラングラメ(Hp) ベルリン・フィルハーモニーSQ
Indesens
INDE-108(1CD)
ドビュッシー、フォーレ、ラヴェルのヴァイオリン・ソナタ
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト長調
フォーレ:夢のあとに
 ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.13
ドビュッシー:月の光*
ラヴェル:ツィガーヌ
マスネ:タイスの瞑想曲
タチアーナ・サムイル(Vn)
デイヴィッド・ライヴリー(P)

録音:2017年11月27-30日、フラジェ、ブリュッセル、ベルギー
*は「INDE-105」に収録されている録音と同一です。
Indesens
INDE-110(1CD)
ヒンデミット:5つの金管ソナタ
トランペット・ソナタ 変ロ長調(1939)*
ホルン・ソナタ ヘ長調(1939)+
アルトサクソフォン・ソナタ 変ホ長調(1943)#
トロンボーン・ソナタ ヘ長調(1941)**
テューバ・ソナタ 変ロ長調(1955)++
エリック・オービエ(Tp)*
ダヴィッド・アロンソ(Hrn)+
ニコラ・プロスト(アルトSax#
ステファン・ラベリ(Tb)**
ファブリス・ミリシェ(Tb)++
ローラン・ワグシャル(P)
エレーヌ・ティスマン(P)+

録音:
2017、2018年、スタジオ・セクエンツァ、モントルイユ、フランス(*/**)
2017年、サン・マルセル聖堂、パリ、フランス+
2018年、サン=モール音楽院ホール、サン=モール、フランス#
2018年、ムードン音楽院ホール、ムードン、フランス++
Indesens
INDE-111(1CD)
ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114*
クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120 -1
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120 -2
パスカル・モラゲス(Cl)
フランク・ブラレイ(P)
クリスティアン・ポルテラ(Vc)*

録音:2017年9月11-14日、モンス、ベルギー
Indesens
INDE-113(1CD)
テューバでピアソラ!
ピアソラ:秋のタンゴ
トリオ・インノヴァ
ダヴィッド・ザンボン(Tub)
パトリック・ジグマノフスキ(P)
ジャン=マルク・ファビアーノ(アコーディオン)

録音:2017年10月11日、ロベール・ドアノー文化スペース、ムードン=ラ=フォレ、フランス
Indesens
INDE-114(2CD)
プーランク:管楽器を伴う室内楽作品集
[CD 1] 青年期の作品*
廃墟を見守る笛吹きの像(無伴奏フルートの為の)
クラリネットとファゴットの為のソナタ Op.32
2つのクラリネットの為のソナタ Op.7#
ピアノ,オーボエとファゴットの為の三重奏曲 Op.43
ホルン、トランペットとトロンボーンの為のソナタ Op.33
六重奏曲
[CD 2] 晩年の作品+
クラリネット・ソナタ Op.184
フルートと・ソナタ Op.164
オーボエ・ソナタ Op.185
ホルンとピアノの為の悲歌
パリOソロ奏者たち【ヴァンサン・リュカ(Fl)、アレクサンドル・ガテ(Ob)、フィリップ・ベロ(Cl)、オリヴィエ・デルベス(Cl)、マルク・トレネル(Fg)、アンドレ・カザレ(Hrn)、フレデリック・メラルディ(Tp)、ギヨーム・コテ=デュムーラン(Tb)】
クレール・デゼール(P)*
エマニュエル・ストロッセ(P)+

録音:2009年、サン=マルセル聖堂、パリ、フランス

Vesper Records
NYCC-13007(1CD)
税込定価
クァルテット颯
酒井格:ソナチネ第2番作品167 (2017 委嘱作品)
田村修平:プロメーテウスの夜 (2017 委嘱作品)
倉知竜也:四重奏曲第2番2つの織りなされた言葉(1986, 2017改訂)
伊藤康英:サクソフォーン四重奏曲第1番(1988)
 サクソフォーン四重奏曲第2番(1990, 2009改訂)
Quartet颯【滝上典彦(ソプラノ・サクソフォーン)、竹内沙耶香(アルト・サクソフォーン)、大貫 比佐志(テナー・サクソフォーン)、佐藤広理(バリトン・サクソフォーン)】

録音::2018年3月22、23日 飛騨芸術堂(飛騨世界生活文化センター)
クラシックサクソフォーンの黎明期、世界を席巻したフレンチサウンドと音楽。その伝統的なフレンチサウンドを源流とした輝かしい サウンドを特徴とするQuartet颯の意欲作が登場。円熟期にある伊藤康英と、若き日の倉知竜也の情熱的な四重奏曲が、 30年の時を超えて再プロデュース、新たな威光を放ちます。新進気鋭の鬼才、田村修平の委嘱作品は独特の世界観で内 面を投影。吹奏楽界で絶大な人気を誇る酒井格の委嘱作品は、チャーミングな魅力にあふれています。現代を生きる作曲 家による心のこもった珠玉の作品集となりました。

CPO
CPO-777626(2CD)
NX-D01
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲集 第3集
弦楽四重奏曲 第8番ホ長調 Op.80 B57
弦楽四重奏曲 第6番イ短調 Op.12 B40
弦楽四重奏曲 第3番ニ長調 B18
フォーグラーSQ

録音:2017年3月27-30日、7月10-12日
ドヴォルザークの弦楽四重奏曲全集録音を進行中のフォーグラーSQ。1985年に創立以来、メンバーをだ れ一人として替えることなく、30年以上の長きに渡り親密なアンサンブルを追求しています。彼らが演奏するドヴォル ザークは、弦楽四重奏をはじめ、弦楽五重奏やピアノ五重奏など、どれも温かく豊かな響きと、明快なリズム感が高く 評価されています。今作では29歳のドヴォルザークによる意欲作(長いことで知られる)第3番ニ長調と、中期の傑 作第6番と第8番を収録。チェコの舞曲を思い起こさせる早い楽章、民謡調の遅い楽章、各々をメリハリのある表現で 聴かせます。

アールアンフィニ
MECO-1055(1SACD)
税込定価
大谷康子/フランク&プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
マスネ:タイスの瞑想曲
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
パラディス:シチリアーノ
ドビュッシー:美しい夕暮れ
大谷 康子(Vn)
イタマール・ゴラン(P)

録音:2019年 5月3日 軽井沢大賀ホール(ライブレコーディング)
2019 年5月3日、軽井沢大賀ホールで開催された「大谷康子&イタマール・ゴラン 〜ジネット・ヌヴーへのオマージュ〜」のライブレコーディングです。大谷が心か ら愛してやまない世紀の名ヴァイオリニスト、ヌヴーが生前愛奏したフランス音楽 から珠玉の名曲を収録しました。共演は、大谷が絶大の信頼を寄せる現代最高のア ンサンブル・ピアニストであるイタマール・ゴラン。その突き動かされるように歌 い上げる演奏は、まさに大谷&ゴランの真骨頂といえるでしょう。

DIVINE ART
DDA-25176(1CD)
NX-B07
アルチョーモフ(1940-):Star Wind 星の風

1.Star Wind 星の風
2.Variations: Nestling Antsali
変奏曲-ネストリング・アンツァリ
3-6.Sni pri lunnom svetye 月光の夢
7.Romanticheskoye kaprichchio
ロマンティックなカプリッチョ
8-9.Mattinati 朝の歌
10-14.Stseni 情景
ミハイル・ツィンマン(Vn)…1.10-14
アレクサンドル・ルーディン(Vc)…1
コンスタンティン・エフィモフ(Fl)…1
アンドレイ・クズネツォフ(Hrn)…1
アナトリー・シェルジャコフ(P)…1.10-14
アレクサンドル・スヴォロフ(打楽器)…1.10-14
ムラド・アナマメドフ(指)…1.10-14
アレクサンドル・コルネーエフ(Fl)…2
ヴェチェスラーフ・アルチョーモフ(P)…2
ネリー・リー(S)…3-6
アレクサンドル・ゴリシェフ(アルト・フルート)…3-6
ウラディーミル・トンハ(Vc)…3-6
ドミトリー・アレクセーエフ(P)…3-6
イーゴリ・マカロフ(Hrn)…7
ユーリ・スミルノフ(P)…7
アリハノヴァSQ…7
イアナ・ベシャディンスカヤ(S)…8-9
ウラディーミル・パクリチェフ(Fl)…8-9
ザリウス・シフムルザエヴァ(Vn)…8-9
ニコライ・コモリャトフ(G)…8-9
イゴール・アブラモフ(Cl)…10-14
ニコライ・ゴルブノフ(Cb)…10-14

録音:1994年…1.10-14、1976年…2、1987年…3-6、1984年…7.8-9
現代ロシアで最も称賛されている作曲家、アルチョーモフ。彼の作品を系統的にリリースするシリーズ第9作となるこのアルバ ムには、1976年から1994年に録音されたさまざまな室内楽アンサンブル作品が収録されています。神秘的な雰囲気を 湛えた「星の風」や「月光の夢」、冒頭の旋律が次々に形を変えていくフルートとピアノのための「変奏曲」などアルチョーモフ の幅広い作曲様式を知ることができます。「情景」はもともと映画のバレエ・シーンのために書かれた曲。各楽器の活躍が際 立つ、躍動的で親しみやすい音楽です。
DIVINE ART
DDA-25180(1CD)
NX-B07
ロビン・ウォーカー(1953-):作品集
1-2.A Prayer and a Dance of Two Spirits 祈りと2つの魂の踊り(2007)
3.The Song of Bone on Stone 石の上の骨の歌(2018)
4.I Thirst 渇き(1994)
5.Turning Towards You あなたの方を向いて(2014)
6.His Spirit over the Waters 彼の心は水の上を越えて(2003)
7.A Rune for St. Mary's 聖マリアの秘跡(2003)
8.She Took Me Down to Cayton Bay
彼女は私をケイトン・ベイに連れて行った(2018)
ジョン・ターナー(リコーダー)…1-2.7
エマ・マグラス(Vn)…1-2.8
マンチェスター・シンフォニア…1-2
レオン・ボッシュ(Cb)…3.5
マンチェスター室内アンサンブルSQ…4
キム・ミンユン(P)…5
ジェニファー・ラングリッジ(Vc)…6

録音:1999年2月26日 ASC studio, Macclesfield…4
2018年7月5日 St Thomas’s Church, Stockport…1.2.7.8
2018年9月24日 St Paul’s Church, Heaton Moor…3.5.6
イギリスの現代作曲家ロビン・ウォーカーの作品集。若い頃は前衛的な作風を好んでいましたが、インドの音楽と舞曲に触 れたという1980年代から作風を変化させ、ベートーヴェンやシベリウスなどヨーロッパ音楽の伝統を継承しながら、作品に自 身が30年住まいにしているヨークシャーの自然賛美を盛り込むという手法をとっています。このアルバムは彼のさまざまな作 品を集めたもので、トラック4の「I Thirst」以外は2000年以降に書かれた作品です。名リコーダー奏者、ジョン・ターナーの 提案で作曲された瞑想的なリコーダー協奏曲「祈りと2つの魂の踊り」や、彼の家の近くにある不思議な石のオブジェに触 発されたという独奏コントラバスのための「石の上の骨の歌」など、深い思索から生まれた音楽が聴き手を魅了します。
DIVINE ART
DDA-25182(1CD)
NX-B07
ウストヴォリスカヤ(1919-2006):ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1952)
ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲(1964)
エフゲニー・ソルキン(Vn)
ナタリア・アンドレーヴァ(P)

録音:2018年6月&7月
レニングラード音楽院で唯一の女子学生としてショスタコーヴィチに師事、1947年から1977年までレニングラードのリムス キー=コルサコフ音楽大学で作曲を指導したウストヴォリスカヤ。彼女の作品はどれも強大な和音と、執拗なリズムを駆使 して描かれており、多用される塊のような音から「ハンマーを持つ女」と呼ばれるほどにユニークな作風を持つことで知られてい ます。ソヴィエト連邦の音楽界では批判の対象とされていたため、作品が演奏されることはほとんどありませんでしたが、ソ連 崩壊後に注目されるようになり、近年、演奏機会や録音が少しずつ増えています。残された作品の数はあまり多くなく、ピ アノとヴァイオリンのための曲はこのアルバムに収録された2曲が全てですが、どちらも彼女の特徴が良くわかる刺激的な音と 神秘的な作風を備えています。現在シドニーで活動しているナタリア・アンドレーヴァはウストヴォリスカヤ演奏の第一人者と して知られるピアニストです。

METIER
MSV-28590(1CD)
NX-B07
ロベルト・シューマン&トリスタン・ミュライユ(1947-):作品集
シューマン:民謡による5つの小品集 Op.102(1849)
ミュライユ:Attracteurs etranges(1992)
 Une lettre de Vincent(2018)
シューマン:幻想小曲集 Op.73(1849)
ミュライユ:C’est un jardin secret, ma s?ur, ma fiancee,une fontaine close,
une source scellee… (1976)
シューマン:子供の情景(「出会い」トリスタン・ミュライユによるチェロとフルート、ピアノのための編曲)
マリー・イティエ(Vc)
マリー・ヴェルムラン(P)
サミュエル・ブリコール(Fl)

録音:2018年4月.6月
マリー・イティエ(Vc) マリー・ヴェルムラン(P)…8-10.12-24 サミュエル・ブリコール(Fl)…7.12-24 録音:2018年4月.6月
METIER
MSV-28576(1CD)
X-B07
フォウジエ・マイド(1938-)&アミール・マヤル・タフレシプール(1974-):作品集
マイド:Dreamland 夢の国-弦楽四重奏のための(1997/2006改訂)
タフレシプール:Pendar-独奏ヴァイオリンのための(2017)
タフレシプール:Broken Times 壊れた時-弦楽四重奏のための(2013)
マイド:Faraghi (In Absentia)-ヴァイオリンとチェロのための(2017)
ダラー・モーガン(Vn)
パトリック・サヴェージ(Vn)
フィオナ・ウィニング(Va)
デイードリー・クーパー(Vc)

録音:2018年5月23-24日
現代イランを代表する2人の作曲家の室内楽作品集。タフレシプールはNAXOSレーベルからもアルバムをリリース (8.579023)、全編に漂うエキゾチックな響きが好評を博した作曲家です。ここでは弦楽四重奏曲「Broken Times」と 独奏ヴァイオリンのための「Pendar」の2曲を聴くことができます。革命後のイラン政権下で活躍する数少ない女性作曲家 マイドは、民謡採集家としても知られており、ここに収録されたユニークな弦楽四重奏曲「Dreamland」と「Faraghi 」は 彼女の直近の作品で、なかでも“不在、欠損”の意味を持つ「Faraghi」は愛する人との別れを歌った作品であり、マイドの 想いをストレートに伝えています。

CAvi
4260085-532728(1CD)
コダーイ:作品集
(1)チェロとピアノのためのソナティナ Op.4
(2)無伴奏チェロ・ソナタ Op.8
(3)ヴァイオリンとチェロのためのデュオ Op.7
ユリアン・ステッケル(Vc)
アンティエ・ヴァイトハース(Vn(3))
パウル・リヴィニウス(P)

録音:(1)(2)2017年9月、(3)2018年1月
2010年ミュンヘン国際音楽コンクール優勝の経歴を持つユリアン・ステッケルは1982年生まれのドイツのチェロ奏者。室内楽・協奏曲と若くして既に多く の録音をリリースしている彼が、ついに難曲の無伴奏をはじめとしたコダーイ作品に挑みます。無伴奏での強烈にみなぎる力感と息を呑む技巧の応酬は聴いてほ れぼれとしてしまいます。また他の作品での共演者との息の合った表現も聴きもので、心地よい緊張感に貫かれています。 (Ki)
CAvi
4260085-534449(1CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲集 第2集
弦楽四重奏曲第1番ト長調『ローディ』 K.80
弦楽四重奏曲第17番変ロ長調『狩』 K.458
弦楽四重奏曲第20番ニ長調『ホフマイスター』 K.499
アルミーダQ

録音:2018年7月
アルミーダ四重奏団は2006年にベルリンで設立されたカルテットで、「弦楽四重奏の父」ハイドンのオペラ作品を名に冠しています。2021年までに完結予 定のモーツァルトの弦楽四重奏曲全曲録音の第2弾。若々しくも天才的な手際の良さを感じさせる第1番、完成度の高い「ハイドン・セット」の中の1曲で「狩」 の名で知られる第17番、ハイドン的愉悦のフィナーレが楽しい第20番を収録。軽やかな演奏で瑞々しく奏でられます。 (Ki)
CAvi
4260085-530793(1CD)
偉大なイギリス作品集
ブリッジ:弦楽六重奏曲 変ホ長調 H.107
ホルスト:弦楽六重奏のためのスケルツォ(世界初録音)
ホルブルック:弦楽六重奏曲 ニ長調『ヘンリー・ヴォーン』 Op.43
ケルン六重奏団

録音:2018年3・4月
弦楽六重奏というジャンルはあまりメジャーでなく、イギリスの作品でまとまったアルバムはさらに珍しいと言えます。どれも美しいメロディを持ちながら手の込 んだ和声が使われ絶妙に複雑な色合いが魅力となっています。
ホルストの『スケルツォ』は世界初録音となっており注目に値します。王立音楽院時代の1897年に書かれたもので、手稿譜のみが現存している9分ほどの作 品。しっかりした構成を持ち、各パートが絡み合う充実した書法が魅力です。 (Ki)
CAvi
4260085-530779(1CD)
シューベルト:ノットゥルノ 変ホ長調 D897
【朗読】インゲボルク・バッハマン:Erklar’ mir Liebe
【朗読】ライナー・マリア・リルケ:Die Liebenden /
【朗読】ライナー・マリア・リルケ:Liebes-Lied
ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.8 第1楽章
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Fortissimo
【朗読】ゴットフリート・ベン:Liebe
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Die Liebe
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Ouverture
【朗読】ゴットフリート・ベン:Noch einmal
ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.8 第2、第3楽章
【朗読】ゴットフリート・ベン:Auf deine Lider senk’ ich Schlummer
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Mein Tanzlied
【朗読】ゴットフリート・ベン:Rosen
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Als ich Tristan kennen lernte
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:An den Gralprinzen
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:An den Prinzen Tristan
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:An den Ritter aus Gold
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:An Tristan
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Abschied
【朗読】ゴットフリート・ベン:Madonna
【朗読】ゴットフリート・ベン:Bitte wo -
【朗読】エルゼ・ラスカー=シューラー:Was hat die Lieb mit der Saison zu tun
ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.8 第4楽章
【朗読】ウィリアム・シェイクスピア:Sonett 23
【朗読】ウィリアム・シェイクスピア:Sonett 43
【朗読】ウィリアム・シェイクスピア:Sonett 56
【朗読】ベルトルト・ブレヒト:Die Liebenden
カタリナ・タールバッハ(朗読)
ファイニンガ ー・トリオ

録音:2016年
「愛と死」をテーマとした詩の朗読に、イメージの近いシューベルトとショパンの作品を絡めたアルバム。ライヴでもこのようなコンサートを行っており、カタリナ・ タールバッハはドイツの有名な女優です。 (Ki)

King International
KKC-058(1SACD)
オンド・マルトノ作品集
池辺晋一郎:熱伝導率ーーオンド・マルトノのために(1995)
トリスタン・ミュライユ:ガラスの虎(1974)
坂本龍一:Rebirth 2(2015)
近藤譲:原因と結果(2014)
ベルナール・パルメジアーニ:ウートルメール(1969)
坂本龍一:パロリブル(1985)
大矢素子(オンド・マルトノ)
佐藤紀雄(G)、甲斐史子(Va) 
有馬純寿(電子音響5) 
松本望(P)

録音:2018年12月16日、2019年2月2&3日、キング関口台スタジオ
オンド・マルトノは、モリス・マルトノが1920年代に開発した電子楽器(「オンド」はフランス語で電波や波。マルトノの電波、といった意味の楽器)。小型オ ルガンのような、鍵盤(とその前にワイヤーが張ってある)がついた本体と、大小様々のスピーカーの組み合わせで、つやのある弦楽器のような音色から、宇宙 空間をただようような神秘的な音、時には爆発的な音まで、様々な音色が出る魅惑の電子楽器です。誕生してまもなく100年ほどの楽器ですが、メシアンをは じめ大作曲家たちによるオリジナル楽曲が多く書かれているほか、映画やTVCMなどでもしばしば使われているなど、注目の楽器といえるでしょう。
演奏するのは大矢素子。これまでに東京オペラシティ「B→C」に登場、また、2017年の日本音楽界の話題をさらった公演「メシアン:アッシジの聖フランチェ スコ」(カンブルラン(指)読響)でもオンド・マルトノを演奏。さらに、映画『レヴェナント:蘇えりし者』(2016)において坂本龍一作曲の楽曲を演奏しています。 オンド・マルトノ研究で博士号を取得してもいる、まさに演奏と研究の両面でマルトノ界の最先端をいく注目の存在です。
収録作品は、坂本龍一がマルトノのために書いたオリジナル楽曲(Rebirth 2)をはじめとする、マルトノのオリジナル作品たち(パロリブルは、坂本龍一は 1985年発売のCD「未来派野郎」においてアナログシンセで録音していますが、もともとはマルトノの音色を想定した楽曲)。ディスク冒頭に収録の池辺晋一 郎の「熱伝導率」では、マルトノの醍醐味のひとつともいえる強烈なグリッサンドやポルタメントが多用されており、一気にマルトノの世界へと引き込まれます。 坂本龍一の「Rebirht 2」は、アカデミー賞主演男優賞(レオナルド・ディカプリオ)・監督賞・撮影賞を受賞した『Revenant:蘇えりしもの』の劇中音楽。映画 でも、実際に大矢素子が奏でるマルトノが流れ、映画の世界を盛り上げておりました。他にも近藤譲のミリ単位の高度なアンサンブルが求められる世界初録 音曲『原因と結果』など、注目のプログラムです。 共演陣は、アンサンブル・ノマドで百戦錬磨の活躍と実力をみせるギターの佐藤紀雄とヴィオラの甲斐史子。電子音響は東京現音計画の有馬純寿。ピアノ の松本望は作曲・ピアノの両面で活躍する俊英。現代音楽シーンのみならず、日本の音楽界の要となる奏者たちが集結しています。
大矢素子執筆のブックレットでは、楽器の歴史および奏法についても写真付きで紹介。
マルトノの魅力を味わい尽くせ、マルトノ通への道も開かれる稀有なアルバムです! (Ki)

映画『レヴェナント: 蘇えりし者』の音楽を制作していた時、監督からの要望でオンド・マルトノを使いたいということになり、日本で大矢さんに出会った。 僕は10代の頃からメシアンや三善晃の曲などでこの楽器の音を聴き、なかなかエロティックで神秘的な音だなと思っていたのだが、本物の楽器に接した のはこの時が初めて。今回のアルバムでは、その時に弾いていただいた「Rebirth 2」という曲と、30代の時にアナログシンセを使ってこの楽器を模して作っ た「パロリブル」という曲を収録していただいた。両方ともサイン波なので、音自体を似せるのは容易いが、表現力は大矢さんの方が一枚も二枚も上です。 【坂本龍一(音楽家)】

Centaur
CRC-3628(1CD)
ピアソラ:ピアノ三重奏のためのアレンジ集
ピアソラ:天使の死/忘却(オブリビオン)
ブエノス アイレスの四季/アヴェ・マリア
天使のミロンガ/ル・グラン・ タンゴ
5つの小品
ピアソラ・ ダ・カメラ〔カルラ・コウントウペス(Vn)、アンドルー・ニクルズ (Vc)、オスカル・マッキオーニ(P)〕

録音:2016年7月、テキサス大学
サンタフェSO、アリゾナ・オペラO 、サンタフェ・プロ・ムジカ室内Oなどのメンバーも務めるカルラ ・コウトウペスがヴァイオリンを担うピアノ三重奏団「ピアソラ・ ダ・カメラ」。その名の通り、ピアソラの名曲をアレンジし、豊か なドラマ、パトス、パッション、パワー、美しいメロディーをピア ノ三重奏で表現しています。
Centaur
CRC-3549(1CD)
南アメリカの歌、前奏曲、舞曲集
チェルソ・マチャド:ブラジル民俗舞 曲集
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番、
 ギターのための5つの前奏曲
ホセ・ルイス・メルリン:プロフレッション ズ・パラ・ポリーン
ミシェル・ ラポルテ(Fl)、
ジェリー・ソルター(P)、
ジェームズ・キャロル(パーカッション)

録音:2015年&2016年、ニューヨーク
「パリからの手紙」(CRC-2883)とい うアルバムもリリースしていた、共にニューヨークのファイブ・タ ウンズ・カレッジで教鞭を執る女流フルート奏者ラポルテとギター のソルターのデュオ。ニュー・アルバムはラテン・アメリカを舞台 に、ブラジルのショーロ、サンバ、ボサ・ノヴァなどの舞曲やヴィ ラ=ロボスの名曲「ブラジル風バッハ第5番」で、魅惑のフルート &ギター・デュオを披露。
Centaur
CRC-3655(1CD)
ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ集(コントラバス&ピアノ版)
チェロ・ソナタ第1番イ長調 RV.47
チェロ・ソナタ第2番ニ 長調 RV.41
チェロ・ソナタ第3番イ短調 RV.43
チェロ・ソナタ第4番 ト長調 RV.45
チェロ・ソナタ第5番ホ短調 RV.40
チェロ・ソナタ第6番 ト長調 RV.46
ジョージ・ スピード(Cb)、
セヒ・ジン(P)

録音:2017年3月28日、4月25日&5月5日、コーナーストーン・レコ ーディング・カンパニー(オクラホマ、アメリカ)
オクラホマ大学のコントラバスの助 教授および、オクラホマシティPO首席コントラバス奏者を務める ジョージ・スピードが、コントラバスで弾く、ヴィヴァルディのチ ェロ・ソナタ集
Centaur
CRC-3623(1CD)
チェロ・アレンジ作品集
ドヴォルザーク:ロンド Op.94
ポッパー: ハンガリー狂詩曲 Op.68
フレスコバルディ
:トッカータ
ブルッフ
:コル・ニドライ Op.47
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調 「春」 Op.8-1, RV.269
ミゲル・デル・アギーラ:ロコスの行列
ロンベルク:スウェーデンの歌によるディヴェルティメント第1番 Op. 42
モンティ:チャールダーシュ
アシュリー ・サンダー・サイドン(Vc)、
J.エリク・アンダーソン(Vc)、
ヘスス・モラレス(Vc)、
ジョージ・ワーク(Vc)

録音:2016年4月11日−13日、(ミズーリ州、アメリカ)
ドレイク大学の教授やゼニス室内楽 フェスティバルのエグゼクティヴ・ディレクターを務めるチェロ奏 者、アシュリー・サンダー・サイドンによるチェロ四重奏のための 名曲アレンジ集。
Centaur
CRC-3583(1CD)
ジャン=バプティスト・サンジュレー:ヴァイオリンとピアノのためのオペラ・ファンタジーVol.2
ウェーバーの歌劇 「オベロン」による華麗なる幻想曲
ルコックの歌劇 「アンゴット夫人の娘」 による幻想曲
ドニゼッティの歌 劇 「連隊の娘」による幻想曲
ワーグナーの歌劇 「タンホイザー」による華麗なる幻想曲
アダンの歌劇 「一日王妃」による華麗なる幻想曲
トーマス・ ウッド(Vn)
ブライアン・ダイクストラ(P)

録音:2015年10月3日&11月22日、ゴー・リサイタル・ホール、ウースター大学(アメリカ)
ウースター大学の教授、トーマス・ ウッドとコンポーザー=ピアニストであるブライアン・ダイクスト ラのコンビで贈るオペラ・ファンタジー第2弾。多くのサクソフォ ンのための作品を遺したベルギーロマン派の作曲家、ジャン=バプ ティスト・サンジュレーによる有名なオペラを題材としたヴァイオ リンのための作品集。
Centaur
CRC-3625(1CD)
アメリカの弦楽三重奏曲集
ピストン:3つのカウンター・ ポイント
ホヴァネス:三重奏曲 Op.201
レナード・マーク・ルイス:子守歌
ジョン・ハービソン :トリオ・ソナタ
ヘンリー・カウエル:7つのパラグラフ
デイヴィッド・コルソン:弦楽三重奏曲第1番 「座禅」
コンコルディア弦楽三重奏団〔マルシア・ヘンリー・リーベナウ(Vn)、レスリ ー・ペルナ(Va)、カレン・ベッカー(Vc)〕

録音:2017年5月22日ー24日、アメリカ
ピオリアSOのコンサート・マスター 、ブラッドレイ大学のヴァイオリン、ヴィオラ、室内楽の助教授を 務める、マルシア・ヘンリー・リーベナウを筆頭に、弦楽三重奏の 可能性を追求する目的で結成されたコンコルディア弦楽三重奏団が 贈る、アメリカン・プログラム。
Centaur
CRC-3640(1CD)
グレート・カンヴァセーション
日本の歌:砂山(チェロとファゴットのための)*
ジャン=バティスト・ルイエ:組曲第1番ト短調(チェロとファゴットのための)*
日本の歌:夏の思い出(チェロとファゴットのための)
シッフェルホルツ:三重奏曲ト長調(チェロ,ファゴット,ピアノのための)*
エルガー:愛の挨拶(チェロとピアノのための)
ティングレイ:火曜日のタンゴ・トリオ(チェロ,ファゴット,ピアノのための)*,
 ヴォカリーズ(チェロとピアノのための)*,
 ミズーリ・ラグ(チェロ,ファゴット,ピアノのための)*
クレンゲル:アンダンテ・ソステヌートOp.51(チェロとピアノのための)*
ラヴェル:ハバネラ形式の小品(チェロとピアノのための)
ドビュッシー:美しき夕暮れ(チェロとピアノのための)
ティングレイ:グレート・カンヴァセーション(チェロ,ファゴット,ピアノのための)*
レベッカ・ラスト(Vc)、
フリードリッヒ・エーデルマン(Fg)、
スコ ット・フェイゲン(P)

録音:2017年7月23日−26日、スタジオ・カヴァッリ・レコーズ(バ ンベルク、ドイツ)
*=世界初録音
元イスラエル・フィルのチェロ奏者 、レベッカ・ラストと元ミュンヘン・フィル首席ファゴット奏者、 フリードリッヒ・エーデルマン夫妻によるデュオ・アルバム。夫妻 は親日家としても知られ、度々来日し公演も行っています。今作で は、日本にゆかりのある「夏の思い出」やエルガーの「愛の挨拶」 など、お馴染みの曲から世界初録音作品まで多数収録。夫婦の強い 絆が生む、濃密な中低音の魅力に注目。
Centaur
CRC-3614(1CD)
ブラック・ ラインズ〜クラリネットと弦楽のための室内楽作品集
カレル・フサ:スロヴァキアの喚起
ペル・モーテンソン: 三重奏曲
インゴルフ・ダール:協奏曲第1番
ユーミ・パイク: ブラック・ラインズU
タシュア・ウォーレン(Cl)、ゾラSQ、他

録音:2015年3月−4月、ブルーミントン(インディアナ州)、バトン ・ルージュ(ルイジアナ州)、イーストランシング(ミシガン州)
ミシガン州立大学音楽学部の室内楽 における助教授や国際的な奏者として活動しているクラリネット奏 者、タシュア・ウォーレンのソロアルバム。「プラハ1968年のため の音楽」で有名なカレル・フサの作品などを収録。2009年にリリー スされた「The Naked Clarinet」では、クラリネット・マガジンなどの各誌で好評 を得ています。
Centaur
CRC-3651(1CD)
キルヒナー、ウェーベルン、ブリテン:弦楽四重奏曲集
キルヒナー:弦楽四重奏曲第1番
ウェーベルン:弦 楽四重奏のための5つの楽章 Op.5
ブリテン:3つのディベルティメント
テレグラフ SQ

録音:2016年5月31日ー6月3日、聖スティーヴン監督派教会(カリフ ォルニア、アメリカ)
一般的な室内楽作品と同様に珍しい 作品へ情熱を注ぐ目的で2013年に結成された、テレグラフSQが贈る 20世紀前半の弦楽四重奏曲集。テレグラフSQは、アメリカ最大級の 室内楽コンクールの1つ、フィショフ室内楽コンクールにおいて大 賞を受賞し、カーネギーホールなど主要なホールでの演奏も行って います。

Albion Records
ALBCD-036(1CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:ヴィオラとピアノのため作品全集
ヴィオラとピアノのための組曲
ヴィオラとピアノのためのロマン ス
イギリス民謡による6つの練習曲
グリーンスリーヴス幻想曲
サセックス民謡による幻想曲
テノール,ヴィオラとピアノのための4つの賛歌*
マーティン ・アウトラム(Va)、
ジュリアン・ロルトン(P)、
マーク・パドモア (T)*

録音:2018年7月25日−27日、ワイアストン・レコーディング・ス タジオ(モンマス)/2018年12月2日、ポットン・ホール(サフォーク )*
ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主 レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」。 ヴォーン・ウィリアムズのもっともロマンティック で情熱的な音楽に関連するヴィオラをテーマとしたアルバムで、ヴ ィオラとピアノのための組曲とロマンス、そしてヴィオラとピアノ のために編曲された民謡集を収録。 ヴィオラを弾くマーティン・アウトラムは、イギリス音楽で高い評 価を確立しているマッジーニ四重奏団(ヴォーン・ウィリアムズの アルバムは英グラモフォン賞を受賞)で、1988年の創設当初からヴ ィオラ奏者を務める名手。 また、「テノール、ヴィオラとピアノのための4つの賛歌」では、 2017/18シーズにベルリン・フィルのアーティスト・イン・レジデ ンスを務めたイギリスの名テノール、マーク・パドモアが歌ってい るところもポイントです。

Prima Facie
PFCD-096(1CD)
古い都市の新しい印象〜ジョン・マッケイブ&デイヴィッド・エリス作品集
マッケイブ:弦楽三重奏曲、弦楽四重奏曲第2番
エリス:ヴ ァイオリン,ヴィオラとチェロのための三重奏曲、
 弦楽四重奏曲第1番
カメラータ ・アンサンブル

録音:200年、2001年、ASCスタジオ
ハイドンのピアノ・ソナタ全集など の名演を数多く遺したイギリスのコンポーザー=ピアニスト、ジョ ン・マッケイブ(1939−2015)と、BBCの音楽プロデューサーとして 長年活動し、BBCノーザン・オーケストラ(後のBBCフィル)や、BBC ノースを管理してきたデイヴィッド・エリス(b.1933)による室内楽 作品集。

RUBICON
RUBI-1034(1CD)
こんなに胸騒ぎが〜ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン作品集
ヴィエニャフスキ:演奏会用ポロネ ーズ Op.4
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼ ン Op.20
サン=サーンス:序奏とロンド・カ プリチオーソ Op.28
ラヴェル:ツィガーヌ(演奏会用 狂詩曲)
ショスタコーヴィチ:組曲「馬 あぶ」 Op.97aより ロマンス
カステルヌオーヴォ=テデスコ:フィガロ(ロッシーニの「セビリアの理髪師」より 「私は町の何でも屋」による演奏会用狂詩曲)
パガニーニ:ロッシーニの「タンクレディ」より 「こんなに胸騒ぎが」による序奏と変奏曲 Op.13
ワックスマン:カルメン幻想曲
ドヴォルザーク:ユーモレスク Op.101-7(ワックスマン編)
デュオ・ビ リンガー〔レア・ビリンガー(Vn)、エステル・ビリンガー(P)〕
4歳の時にベルリンのフィルハーモ ニーでのソロ・デビューを飾り、国際的なキャリアをスタートした ヴァイオリニストのレア・ビリンガーは、ザルツブルク音楽祭や MDRムジークゾマー(MDR音楽の夏)、ダヴォス国際音楽祭など世界各 地の国際音楽祭で活躍。クロスター・シェーンタール、ロドルフォ ・リピツァー、シュポア、ヤンポルスキーの各国際コンクールで入 賞を果たし、2008年にはブラームス国際コンクールで最高位を受賞 するなど、 華々しい活躍を見せるドイツの才女です。ピアニストのエステル・ ビリンガーは、数多くの世界的ピアニストを育成したドイツの名教 師、カール=ハインツ・ケマーリングに師事。第6回ヨハン・セバ スティアン・バッハ国際コンクールで第1位に輝き、その才能に多 くの注目が集まっています。 デュオとしても、2011年に2つの著名なコンクール(ピネロロ市国際 室内楽コンクール、フィレンツェ国際室内楽コンクール「ヴィット リオ・グイ」)で続けて優勝し、世界中の音楽祭やコンサート・シ リーズに招待されています。

Skani
SKANI-034(1CD)
インドラ・リーシェ:室内楽作品集
インドラ・リーシェ:春の3つのエピソード(サクソフォーンとアコーディオンのための)
風のノクターン(ヴァイオリン、ピアノとエレクトロニクスのための)
地上のわずか上(フルートとピア ノのための)
沼地の亡霊(アコーディオンのための)、
戸口の向こ う側で(チェロとピアノのための)
目覚め(フルート、打楽器と8人の女声のための)
まったくのたわ言(8人の女声、フルート、チェ ロとピアノのための)
ロマーンス ・マヌイロフス(サクソフォーン)
セルゲイス・フェドレンコ(アコーディオン)
クリスティーネ・ミケーラ・プリュン(Vn)
インドラ・リーシェ(P)
ウェイド・マトソン(エレクトロニクス)
アネテ・トチャ(Fl)
エーリクス・クリシュフェルズ(Vc)
ミクス・ヴィルソンス(Fl)
エドガルス・サクソンス(打楽器)
アンディス・クルチニエクス(Fl)
イヴァルス・ベズプロズヴァノフス(Vc)
アイヤ・ズィンギーテ(P)
インドラ・リーシェは、ヤーゼプス ・ヴィートリス・ラトビア音楽アカデミーを卒業後、1993年、デン マーク文化省の奨学金を得てコペンハーゲンに渡り、ニルス・ロシ ング=スコウに作曲、イーヴァ・フロウンベアにエレクトロ=アコ ースティックの作曲を学びました。作曲、編曲、アコーディオン奏 者マリー・ヴァルメ(『Mater mea(わが母)』(Danacord DACOCD532)の歌曲集「帰郷」)をはじめと する音楽家との交流を経験。2002年に帰国してからは、歌曲、合唱 曲、室内楽曲、エレクトロニクス作品を中心に作曲活動を続けてい ます。
リーシェは目に見えない「魂の寺院」や「森の娘」といった感覚を 愛するといい、無限の想像力を働かせながら素材を統合していく彼 女の音楽の組み立て方は、小さなブロックを使って想像もできない ものを作るデンマークの「LEGO」にも例えられています。初録音の 曲を集めた室内楽作品集。

LIMEN Classic
CPLT099-C099(1CD)
限定盤
「ふたりでリード楽器を」
ガーシュウィン:「パリのアメリカ人」よりブルース
ベーラ・コヴァーチ:Sholem-alekhem, rov Feidman!
マルケス:ダンソン第2番
L. Kolodziejski:Anthill
N. Ortolano:ロマンツァ
A. Nebl:タンゴ第1番
A. Nebl:タンゴ第2番
E. Blatti:前奏曲と舞曲
A. Biancamano:Al di la del mare
フランチェスコ・ジャルディーノ(Cl)
ジュゼッペ・シリアーノ(アコーディオン)

録音:2018年/リメン・スタジオ
クラリネットとアコーディオンによる珍しいアルバム。自由度の高いアレンジでラテンのノリを巧みに表現しており、演奏技術もなかなかのもの。 限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMBA-048(4CD)
「グレイト・アーティスト」〜レヴィ、オークレール、ミシュラン、スヴェトラーノフ、エルリー、シェリング、オイストラフ

■CD 1★初出音源
(1)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調

(2)バッハ:シャコンヌ〜無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より
(3)ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調
(4)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ

■CD 2
(1)パラディス:シチリアーノ
リャードフ:ロシア舞曲
グラナドス:スペイン舞曲第2番
カサド:愛の言葉
(2)ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
(3)オネゲル:チェロ・ソナタ
(4)マルティヌー:チェロ・ソナタ第3番H.340

■CD 3&CD 4
スヴィリドフ:「トリプティク」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番*
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番★初出音源#
■CD 1
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)、ヴラディーミル・ヤンポリスキー(P)
録音:1959年1月16日パリ(モノラル/ライヴ)
(2)ヘンリク・シェリング(Vn)
録音:1961年9月8日ブザンソン国際音楽祭(モノラル/ライヴ)
(3)ドゥヴィ・エルリー(Vn)、ジャック・フェヴリエ(P)
録音:1961年2月21日/ラジオ・フランス(モノラル/放送用セッション)
(4)ミシェル・オークレール(Vn)、クリスチャン・イヴァルディ(P)
録音:1965年ORTF(テレビ放映用収録)
■CD 2
(1)ベルナール・ミシュラン(Vc)、アンドレ・コラール(P)
1959年1月2日パリ(モノラル)
(2)アンドレ・レヴィ(Vc)、ジャンヌ・ゴーティエ(Vn)
録音:1959年4月7日ORTFスタジオ(セッション/モノラル)
(3)アンドレ・レヴィ(Vc)、アンリエット・ピュイグ=ロジェ(P)
録音:1966年5月5日ORTFスタジオ(セッション/モノラル)
(4)アンドレ・レヴィ(Vc)、ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(P)
録音:1968年4月1日ORTFスタジオ(セッション/モノラル)
■CD 3&CD 4
スタニスラフ・ネイガウス(P)*、
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)
フランス国立放送O
録音:1973年2月7日シャンゼリゼ劇場、パリ(ライヴ/ステレオ)
1978年4月12日サル・プレイエル(ライヴ/ステレオ)#
当セットにはアンドレ・レヴィ、ミシェル・オークレール、ベルナール・ミシュラン、エフゲニー・スヴェトラーノフ、ドゥヴィ・エルリー、ヘンリク・シェリング、 ダヴィッド・オイストラフの音源を収録。このうち、CD 1に収録のオイストラフ、シェリング、エルリー、オークレールの4音源はCDでは世界初出となります。 いずれも巨匠が最も得意としたレパートリーを収録しており、とりわけ弦楽器の復刻に定評のあるスペクトラム・サウンドが自信を持ってリリースしました。この他、 過去にLPでのみリリースしたベルナール・ミシュラン、アンドレ・レヴィの音源や現在廃盤となっているスヴェトラーノフの悲愴交響曲とネイガウスを迎えてのラ フマニノフも収録しております。(日本語解説はつきません)
※このレーベルは、初発売後すぐに廃盤となる傾向があります。お早めのご注文をお勧めします。

ACOUSTIC REVIVE
KKC-6060(1CD)
(UHQ-CD)
税込定価
ヘンデル:リコーダー・ソナタ集
ヘンデル:リコーダー・ソナタ集 Op.1〜第7番 ハ長調 / 第11番ヘ長調 / 第4番イ短調 / 第2番ト短調
マッテイス:エア集〜アリア / アリエッタ / スカラムッチャ(おしゃべり男 ) / 変奏付きガヴォット / グラウンド / パッサッジョ / 愛のサラバンド / スコットランド風ユーモアによるグラウンド / ガヴォット / 憂鬱なアリア / ジーグ
レッドへリング・バロック・アンサンブル
[パトリック・デネカー(リコーダー)、上村かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ギィ・パンソン(Cemb)]

録音:2016年9月15-17日/ベルギー、アントワープ・ペギン会修道院内、聖カタリーナ教会
ベルギーの教会で24bit/96khzで録音さ れ、暖かく有機的な響きの融合が楽しめます。デネカーと永らくタッグを組むチェンバロ奏者ギィ・パンソンと、世界的ガンバ奏者である上村かおりを迎えたグループ 「RedHerring baroque ensemble」の名がクレジットされています。
パトリック・デネカーはアンサンブル・ラ・カッチャ、レッドへリング・バロック・アンサンブルの創設者であり、数々の古楽アンサンブルに参加もしている腕利きのリ コーダー奏者。このアルバムでは奏者3人ともヘンデルとマッテイスでそれぞれ楽器を変えて演奏しており、その味わいの違いにも注目です。しかし皆、上手い!聴いてうっ とりする名演です。 (Ki)

OEHMS
OC-1892(1CD)
NX-B03
バッハによるインプロヴィゼーション
1.前奏曲(シュミット/ブラインシュミット編)
2.Sweet’n Loure(バッハ&ベンヤミン・シュミット)
3.Let’s Gavotte!(バッハ&ベンヤミン・シュミット)
4.Andante autonom(ベンヤミン・シュミット)
5.Adagio c# minor(ベンヤミン・シュミット編)
6.Youkali(クルト・ヴァイル)
7.Well tempered Extension(バッハ&ベンヤミン・シュミット)
8.All the things you are(ジェローム・カーン)
9.Breins Knights(ブラインシュミット) ライヴ!
10.Biber Extensions(ベンヤミン・シュミット)
11.Adagio C major(バッハ=シュミット編)
12.Caravan(ティツォル=ベンヤミン・シュミット編)
13.Nuages(ジャンゴ・ラインハルト)
ベンヤミン・シュミット(Vn)
ゲオルグ・ブラインシュミット(Cb)
ディクヌ・シュネーベルガー(G)
シュティアン・カルステンセン(アコーディオン)
ミクローシュ・スクタ(P)
内山 詠美子(マリンバ)

録音:2009年5月,2010年4.5月…1-8.10.11.13
2008年 ザルツブルク国際バッハ祝祭音楽祭…9.12 ライヴ収録
※OC019…BOXからの分売
クラシックからジャズまで、マルチな才能を発揮するオーストリアのヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミット。こ のアルバムではバッハの様々な作品からインスパイアされたインプロヴィゼーションを披露しています。有名な カンタータのアリアがモダンな姿で蘇るだけでなく、クルト・ヴァイルやジャンゴ・ラインハルト、ジェローム・カーン らの楽曲もさりげなく取り入れられるなど、全く耳を飽きさせることがありません。彼の友人たちも様々な楽 器を持ちより、演奏をバックアップ、親密なセッションをお楽しみいただけます。

DIVOX
CDX-21801(2CD)
NX-B03
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.50
【CD1】
弦楽四重奏曲 第36番変ロ長調 Op.50-1 Hob.III:44
弦楽四重奏曲 第37番ハ長調 Op.50-2 Hob.III:45「プロシア」
弦楽四重奏曲 第38番変ホ長調 Op.50-3 Hob.III:46
【CD2】
弦楽四重奏曲 第39番嬰ヘ短調 Op.50-4 Hob.III:47
弦楽四重奏曲 第40番へ長調 Op.50-5 Hob.III:48「夢」
弦楽四重奏曲 第41番ニ長調 Op.50-6 Hob.III:49「かえる」
アマティSQ

録音:1999年6月20.26日、7月1日…CD1
1995年2月12.13.26日…CD2
スイスのチューリヒに拠点を置くアマティSQ(カナダにも同名のアンサンブルがあり、ハイドンを積極的に演奏し ていますが、この団体とは無関係)。ヴァイオリン奏者ヴィリー・ツィンマーマンとヴィオラ奏者ニコラス・コルティにより1981 年に創設され、2009年まで活動、古典から現代まで幅広いレパートリーを誇り、およそ30枚のアルバムをリリースした アンサンブルです。1995年と1997年のスタジオ録音によるハイドンOp.50の6曲の弦楽四重奏曲を収録したこの2枚 組は、フランスのCD賞である「Choc du monde de la musique」を受賞した名演。洗練された解釈と、さりげない ユーモアが散りばめられた聴きどころの多い演奏をお楽しみください。
DIVOX
CDX-21202(1CD)
NX-B03
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 第2番イ短調 Op.13
弦楽四重奏曲 第3番ニ長調 Op.44-1
カザフスタン国立SQ
若い音楽家たちによって結成された「カザフスタン国立SQ」によるメンデルスゾーンの2つの弦楽四重奏曲。 18歳の時に書かれた「弦楽四重奏曲第2番」は多くの点でベートーヴェンの弦楽四重奏との類似が認められます。この 当時、ベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲は「不可解で取り返しのつかない恐怖」と評されるほどに、人々の理解を 得られていませんでしたが、メンデルスゾーンはこれらの曲を分析し、自作にも数多くの引用を行うなど作品のとりこになっ ていました。全曲のほとんどを短調が支配し、暗く情熱的な気分に満たされていますが、メンデルスゾーンらしくロマン ティックな面も備えています。その11年後に書かれた第3番は、音楽的にもかなり充実しており、すでにベートーヴェンの 影響からは完全に脱しています。前年に結婚したセシル・ジャンルノーとの幸せな生活が反映されたとされる明るく輝か しい曲想が魅力的な作品です。

Orchid Classics
ORC-100098(1CD)
NX-B03
ブルッフ/ブラームス/シューベルト:ピアノ三重奏曲集
ブラームス:ホルン三重奏曲 変ホ長調 Op.40(ヴァイオリン、ヴィオラとピアノ編)
ブルッフ:8つの小品 Op.83(ヴァイオリン、ヴィオラとピアノ編)
シューベルト:ピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op.148 D897「ノットゥルノ」(ヴァイオリン、ヴィオラとピアノ編)
ナターリア・ロメイコ(Vn)
ユーリ・ジスリン(Va)
イヴァン・マルティン(P)

録音:2018年11月28-29日
これまでにも何枚かのアルバムでデュオを組んできたヴァイオリニスト、ナターリア・ロメイコとヴィオラのユーリ・ジスリン。今作 ではピアニスト、イヴァン・マルティンを加えロマン派の3作品を演奏しています。ブラームスは良く知られるホルン三重奏を ヴァイオリン、ヴィオラ、ピアノ版に編曲、原曲の持ち味を損なうことなく、しっとりとした味わいで聴かせます。アルバムのメ インとなるブルッフの「8つの小品」の原曲はクラリネットとヴィオラ、ピアノの組み合わせですが、ここでも管楽器とは違うま ろやかな響きの組み合わせが耳に残ります。シューベルトの「ノットゥルノ」はヴァイオリン、チェロ、ピアノが原曲。チェロの深 い響きがヴィオラの渋い響きに置き換わることで曲の印象もかなり変わります。各々の演奏家たちの主張がせめぎあいつ つ、練り上げられた音が楽しめる興味深い1枚です。
Orchid Classics
ORC-100101(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 第3集
ピアノ三重奏曲 第3番ハ短調 Op.1-3
ピアノ三重奏曲 第7番変ロ長調「大公」 Op.97
トリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲン【ホン・ソジン(Vn)、ホン・ソキュン(Vc)、イェンス・エルヴェキール(P)】

録音:2019年1月7-10日デンマーク放送 Koncerthuset 第2スタジオ、コペンハーゲン
2019年に創立20周年を迎える「トリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲン」。韓国出身の2人の姉妹と、チェリストのソキュン の夫でデンマーク出身のピアニスト、エルヴェキールをメンバーとするアンサンブルは、デンマークの現代作曲家ノアゴーから 作品の献呈を受けたり、サンドストレムの70歳の誕生日を記念した作品「トリプル・コンチェルト」を初演するなど現在ス カンジナビア半島を中心に活躍しています。彼らは現在ベートーヴェンのピアノ三重奏曲の全曲録音を進めており、この 第3集では初期の第3番と、円熟期の「大公」を収録。1793年に書かれた若きベートーヴェンの意欲作、第3番はあ まりにも先進的な作品だったためか、ハイドンから「出版は控えた方がよいのではないか」とアドバイスされたという曲。第7 番は1811年、ルドルフ大公に献呈されたため「大公」と呼ばれる優雅な曲。トリオ・コン・ブリオは、この2曲の性格の違 いを際立たせながら、温かみのある色調でベートーヴェンの情熱を伝えています。
Orchid Classics
ORC-100099(1CD)
NX-B03
ブラームス:クラリネットのための作品集
クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114
クラリネット・ソナタ ヘ短調 Op.120-1
クラリネット・ソナタ 変ホ長調 Op.120-2
ヨーゼフ・シナー(Cl)
ヨアンナ・プロダノヴァ(Vc)
ソミ・キム(P)

録音:2018年5月1-3日
晩年のブラームスは、一旦は創作意欲が衰えるも、奏者リヒャルト・ミュールフェルトが演奏するクラリネットの素朴で澄み 切った響きに魅せられ、相次いでいくつかの傑作を書き上げました。「クラリネット三重奏曲」は「五重奏曲」と同じ年の 1891年に作曲され、世評は「五重奏」の方が人気が上でしたが、ブラームス自身は「この三重奏の方が好きだ」と述べ たという作品。第1楽章冒頭の憂愁に満ちた旋律から強く聴き手の心を捉えます。2つのクラリネット・ソナタは1894年 に書かれた曲。情熱的な第1番、晩秋の空を思い起こさせる第2番、ヴィオラで演奏されることも多く、どちらもブラーム スの円熟が感じられる味わい深い作品です。演奏しているシナーは2011年にデビューを果たした若手奏者。現代音 楽を得意としながら、このような古典的な作品でも卓越した解釈を聴かせます。

ALPHA
ALPHA-463(1CD)
ヴィヴィ・ヴァシレヴァ (パーカッション)
ギジョ・エスペル(1959-):サンバ -あなたの居ない静寂に耳を傾けて〜マリンバ独奏
.エリック・サミュ(1968-):セイリング・フォー・フィル〜クインテット
マルコ・ペレイラ(1950-):バチコーシャ *〜ヴィブラフォン、ギター
グリゴラシュ・ディニク(1889-1949):ホラ・スタッカート *〜ヴィブラフォン、ギター
オリオール・クルイサン(1976-):マリンバ・モクシャ〜マリンバ独奏
安倍圭子(1937-):涙のパヴァーヌ 変奏曲〜マリンバ独奏
ヴィヴィ・ヴァシレヴァ(1994-):カリノ・モメ〜マリンバ、ヴィブラフォン、グロッケンシュピール、マルチパーカッション
ヴィヴィ・ヴァシレヴァ、ルカス・カンパラ・ディニ(1992-):ピペロ・ミストゥラード〜クインテット & ギター
オリオール・クルイサン:エル・パリオ(恵まれた子供)〜クインテット
*=ヴィヴィ・ヴァシレヴァ&ルカス・カンパラ・ディニス 編曲
ヴィヴィ・ヴァシレヴァ(マリンバ、ヴィブラフォン、パーカッション)
ヴィヴィ・ヴァシレヴァ・クインテット
マルアン・サーカス(P)
トマス・ガンゼンミュラー(Cb)
マキシーム・ピドゥー(ドラム、カホン)
ダニエル・マルティネス(コンガ、ボンゴ、パーカッション)
ルカス・カンパラ・ディニス(G)

録音:2017年12月、スタジオ・フランケン、ニュルンベルク
バイエルン州ホーフでブルガリア系音楽一家に生まれたヴァシレヴァ。幼いころからヴァイオリンを学んでいましたが、ある夏、ブルガリア滞在中に パーカッションの演奏に接し開眼して以来、並行してその習得をはじめました。ミュンヘンでペーター・ザードロに学んだのち様々なコンクールで 優勝を収め、今日ではドイツでも人気のソロ打楽器奏者へと成長しています。本格的な活動を始めてからは初めてとなる今回のアルバムで は、自らを通じた音楽で物語を伝えたいという彼女のコンセプトのもと、様々な国の作曲家による多様な作品が収められました。フォルクローレ の要素を取り込んだジャズで人気のアルゼンチンのギタリスト、ギジョ・エスペルによる「サンバ」(ブラジルのSambaと違い、アルゼンチンの優美 なZamba)、パリOの首席打楽器奏者で、作・編曲でも知られるエリック・サミュによる「セイリング・フォー・フィル」など、打楽器のレ パートリーとして比較的知られた作品も収録しています。マリンバの第一人者として世界的に評価されている安倍圭子の「涙のパヴァーヌ」 は、有名なダウランドの「ラクリメあるいは7つの涙」の主題によるたいへん美しい変奏曲。また2015年に結成されたヴァシレヴァのクインテット、 そしてブラジル出身のギタリスト、ルカス・カンパラ・ディニスの活躍も特筆もので、彼女と息の合った演奏を聴かせています。

Cypres
CYP-4653(1CD)
STILL SCHUBERT
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」 D810
シューベルト(ファフシャン編):最初の喪失 D226 (詩:ゲーテ)
シューベルト(ファフシャン編曲・補作):それらがここにいたことを D775 (詩:リュッケルト)
シューベルト(ファフシャン編):糸をつむぐグレートヒェン D118 (詩:ゲーテ)
シューベルト(ファフシャン編):君は我が憩い D776 (詩:リュッケルト)
シューベルト(ファフシャン拡張編):夕べの星 D806 (詩:マイルホーファー)
ファフシャン(シューベルト原曲):ただ憧れを知る人だけが (詩:ゲーテ、ファフシャン)
ファフシャン:さすらい人の夜の歌 (詩:ゲーテ)
アルバノ・カレール(Ms)
アルファマQ

録音:2017年8月3、4日(歌曲)、2018年8月11、13日(死と乙女)
スタジオ4、フラジェ、ブリュッセル
2005年ブリュッセルで結成されたアルファマ四重奏団。これまで6枚のアルバムをリリースしており、中でも 「大作曲家の弦楽四重奏曲集」(FUG582)が大きな話題となった彼らのシューベルト。冒頭からぐっと 掴まれる「死と乙女」ですが、鋭い切れ味と爽やかさを湛えた豊かな歌心で定評のある彼ららしい、美しく も勢いのある素晴らしい演奏を聴かせます。カップリングはウィーン生まれのフランス系メゾ・ソプラノ歌手カ レールを迎え、1960年ブリュッセル生まれのファフシャンによる、シューベルトの歌曲を元に声楽と弦楽四 重奏のために自由に編曲(作曲)した作品7曲を収録。曲が進むにつれて前衛さを増していく作りです が、どこかシューベルトの原曲と対話をしながら発展していくかのような構成を持つ、興味深い作品です。
Cypres
CYP-1680(1CD)
チェロ八重奏によるヨーロッパとアメリカの名曲集
ファリャ:「はかなき人生(スペイン舞曲)」
トゥリーナ:「幻想舞曲集」
シャブリエ:「スペイン」
ミヨー:「スカラムーシュ」 より「ブラジレイラ」
ロータ:「道」
ヴィラ=ロボス:「感傷的なメロディ」
ピアソラ:「フーガと神秘」
バーンスタイン:「ウエスト・サイド・ストーリー」より「マンボ」
アルマラン:「ある恋の物語」
マルケス:「ダンソン第2番」
フレディ・マーキュリー:「ボヘミアン・ラプソディ」
オー・チェリ(チェロ八重奏団)

録音:2018年7月17-19日、スタジオ4、フラジェ、ブリュッセル
ベルギー、フランスを中心にオーケストラや室内楽などで活躍するチェロ奏者8人が集まった「オー・チェ リ」、3枚目のアルバム。メンバーによるオリジナルの編曲で、クラシックから映画音楽、タンゴ、そしてポップ スまでを楽しく聴かせてくれます。ブリュッセル在住の日本人奏者、西村志保さんを含むメンバーの、息の 合った躍動感溢れる演奏がとにかく魅力的。

Paladino Music
PMR-46(1CD)
NX-A09
シューベルト:幻想曲&ピアノ三重奏曲
幻想曲 ハ長調 Op.159 D934
ピアノ三重奏曲 第1番変ロ長調 Op.99 D898
4.第1楽章:Allegro moderato
即興曲 Op.142 D935〜第2番変イ長調
ボリス・クチャルスキ(Vn)
ペーター・ヴェプケ(Vc)
エリザベート・ホプキンス(P)

録音:2014年7月28-31日
ヴァイオリニスト、クチャルスキーはメニューインの弟子であり、ソリスト、教育者としても名高いヴァイオリニスト で、2002年からホプキンスとともに演奏活動を行い、高い評価を受けています。このアルバムは一連のシュー ベルト録音のひとつ。ピアノ三重奏曲第1番と、晩年の名作「幻想曲」の組み合わせです。一糸乱れぬアン サンブルが聴きどころです。既発録音のヴァイオリン・ソナタ(PMR-45)、ピアノ三重奏曲第2番(PMR-47)も 高い評価を受けています。

RAMEE
RAM-1911(1CD)

NYCX-10077(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ガンバ三重奏によるバッハ鍵盤作品集
3声の組曲 ト長調(フランス組曲 第5番BWV 816より)
ファンタジアとフーガ ニ短調 BWV 905
ラール前奏曲「来たれイエスよ、今こそ天よりここへ」BWV 650
コラール前奏曲「ああ神にして主なるかた」BWV 692
イタリア様式による協奏曲 ト長調 BWV 971
コラール「今ぞ来たれ、異教徒の救い主」によるトリオ BWV 660
コラール前奏曲「どこへ彷徨い出るべきか」BWV 646
トリオ・ソナタ ニ長調 BWV 1028
コラール前奏曲「ただ神のみを信じる者は」BWV 691
チェッリーニ・コンソート(ガンバ合奏・古楽器使用)
トーレ・エーケトルプ(5弦パルドゥシュ〔最高音域〕・ガンバ、バス・ガンバ)
ブライアン・フランクリン(ディスカント〔高音域〕・ガンバ、テノール・ガンバ、バス・ガンバ)
トーマス・ゲチェル(6弦パルドゥシュ・ガンバ、テノール・ガンバ、バス・ガンバ)

録音:2017年10月26〜29日
スイス放送局(SRF)第2スタジオ、チューリヒ
【国内盤】 解説日本語訳:白沢達生
ヴィオラ・ダ・ガンバ三重奏でなぜバッハの鍵盤作品を?と思われるかもしれません。しかしこれは、バロック期の通例としては決して不思議で はない解釈でもあります。ヴィオラ・ダ・ガンバはかつて、調和のとれた社交生活を送れる人物であることの証として貴族たちに愛されていまし た。貴族にふさわしい知的な対位法楽曲にも適しているうえ、人の声に近い美音も好まれ、声楽曲の楽譜をみながら歌い手ぬきでそれを合 奏することもあれば、当時は声部別に別々の段に記されることも多かったオルガン独奏曲を合奏曲に見立て、その音の絡みを解き明かしな がら演奏するのにもガンバが使われたのです。 チューリヒとバーゼルで、名匠サヴァールやパンドルフォらに師事したのち世界的に多忙な活躍をみせている3人の新旧世代ガンバ奏者たち は、そうしたこの楽器の演奏習慣を「いま」に甦らせるがごとく、あえて広く知られたバッハの鍵盤曲を原作にそうした編作を試み、きわめて高い 評価を博してきました。徹底した古楽研究の成果としての「ガンバによるバッハ」は、作品本来のみずみずしい魅力に思わぬ角度から光をあ てた魅惑の仕上がり!18世紀のオリジナル古楽器を含む銘器の数々から引き出される、素材感あふれる羊腸弦の美音の重なりに酔い しれたい1枚です。

TUDOR
TUD-7602(2CD)
ヴィヴァルディ:チェロと通奏低音のためのソナタ全集
変ロ長調 RV 47/ヘ長調 RV 41/イ短調 RV 43/変ロ長調 RV 45/ホ短調 RV 40/変ロ長調 RV 46/イ短調 RV 44/変ホ長調 RV 39/ト短調 RV 42
クロード・スタルク(Vc)
イゾルデ・アールグリム(Cemb)
ミッシャ・フレイ(Vc)

録音:1975年、ウルドルフ教会、チューリヒ
旧 TUD-709 の再発売。ヴィヴァルディの現存する 9 つのチェロと通奏低音のためのソナタを 収録。これらの曲がチェロとピアノ伴奏で演奏されることは普通だった時代に、通奏低音にチェンバ ロだけでなくチェロを加えた先進的な演奏で、バロック音楽としてのチェロと通奏低音のためのソナタ の性格を際立てる先進的な取り組みは今聞いても色褪せていない。 クロード・スタルクは1928 年、ストラスブール生まれのフランスのチェロ奏者。チューリヒ・トーンハレ管 弦楽団と、特にルツェルン音楽祭弦楽合奏団のソロ・チェロ奏者として活躍した。後にはチューリヒ音 楽院で教職に就いた。イゾルデ・アールグリムは1914 年、ウィーン生まれのチェンバロ奏者。20 世紀 半ばのチェンバロ復興に尽力した一人です。 CD には録音データが記載されていないが、初出LP は1975 年の発売。

Stradivarius
STR-37123(1CD)
ハリソン&ファッキン:ハープと打楽器のための作品集
ルー・ハリソン(1917-2003):(1)「ハープのための音楽」
 「セレナード」(1978)〜任意の打楽器とギターのための
グイド・ファッキン(b.1946):(3)「惑星」(2017-18)〜ハープと打楽器のための9つの小品
アヴァロキーテ・デュオ:
【パトリツィア・ボニオロ(Hrp)
グイド・ファッキン(Perc)】

録音:2017-2018年
世界中の民族音楽の要素を取り入れ昇華した汎民族的ワールド・ミュージックの創造 を目指したルー・ハリソンの珍しいハープと打楽器のための二重奏曲。ハリソンは若い 頃わずかに 12 音技法による作曲を行ったものの、以後は世界中の様々な音律、モー ド、リズムを駆使した美しい作品を発表。このハープと打楽器のための作品もどこの地 域のどの民族とも言い難いが、どこででもありえそうな優美で逞しく、大らかなメロディが 聴くものにある種の懐かしさを感じさせる。打楽器奏者ファッキンの自作自演「惑星」は ホルストの同名曲とは対照的な、古代ギリシャあたりの民族舞曲集といった趣の佳品。

Music&Arts
M&ACD-1298(1CD)
ザスラフ・デュオ/イン・リサイタル
ナルディーニ:ヴィオラとピアノとためのソナタ ヘ短調
シューベルト:弦楽三重奏曲第1 番変ロ長調 D471
ベートーヴェン:ノットゥルノ ニ長調 Op.42
シューマン:おとぎの絵本 Op.113
モーツァルト:アダージョ ホ長調K.261、
 ロンド ハ長調K.373
ブルッフ:ロマンス Op.82
ザ・ザフラフ・デュオ:
【バーナード・ザスラフ(Va)
ナオミ・ザスラフ(P)】

1986 年2 月8 日 カリフォルニア州スタンフォード(ライヴ録音)
米国のヴィオラ奏者で、ファイン・アーツ四重奏団、フェルメール四重奏団、スタンフォー ドSQなどでヴィオラを担当したバーナード・ザスラフ(1926―2016)とその妻ナオ ミによるザフラフ・デュオが、1986 年 2 月 8 日にスタンフォード大学のディンケルスパイル・ オーディトリウムで行ったリサイタルのライヴ録音。ザフラフ・デュオは1990 年代以降Music & Arts にいくつかの録音を残しており、そしてこの録音はザスラフの追悼盤として発売され た。演奏はいずれも、SQで活躍した人ならではの堅実な音楽が好ましく、また 妻ナオミとの息もぴたりとあっていて、楽しめる

MSR
MS-1607(1CD)
「レンダリングス」〜ヴァイオリンとハープための音楽の風景
アンリエット・レニエ(1875-1956):アンダンテ・レリジョーソ
ゲーリー・ショッカー(b.1959):スティル・ナーバス
パトリツィオ・ダ・シルバ(b.1973):ヴァイオリンとハープのための音楽
キルステン・ソリアーノ・ブロスバーグ(b.1979):フラッター
ニーノ・ロータ(1911-1979):フルートとハープのためのソナタ
クリムゾン・デュオ:
【マット・ミレウスキ(Vn)
ジェーミー・ヘフナー(Hrp)】

録音:2018年3月
ヴァイオリンとハープのための珍しい作品を収録。ただしロータ作品は原曲がフルートとハープ のためのソナタ。ヴァイオリンとハープは調弦の仕方が異なるためフルートとのデュオほど作品は 多くない。20 世紀生まれの作曲家の作品が中心だが、いずれも現代音楽ではなく、ロマン派、民 族音楽風で親しみやすい。ニーノ・ロータのソナタは映画音楽の巨匠の作だけあって、流麗なメロ ディと暖かいハーモニーが美しく、いささかフォーレを思わせる傑作。
MSR
MS-1641(1CD)
フルートとピアノのための音楽
フィクレト・アミーロフ(1922-1984):6 つの小品
セシル・シャミナード(1857-1944):秋
ジークフリート・カルク=エラート(1877-1933):エキゾティックな印象Op.134
ケネス・フラゼル(b.1955):ブルー・リッジ・エアII
ベス・チャンドラー(Fl, ピッコロ)
パウロ・スタインバーグ(P)

録音:2015年6月
19 世紀後半から 20 世紀初頭の作曲家の作品を中心にしたフルートとピアノのための曲集。ア ミローフは旧ソ連アゼルバイジャンの作曲家でボロディン風の素朴な音楽が楽しい。フルート小協 奏曲が有名なシャミナードの「秋」はピアノが原曲の美しい小品。フラゼルの「ブルー・リッジ・エア II」は新ロマン主義による佳曲。フルートの新しいレパートリーを探しているリスナー、演奏家にお 薦め。
MSR
MS-1715(1CD)
ポール・リール(b.1943)管楽器とピアノのための作品集
フルート・ソナタ「こどもの楽園」
オーボエ・ソナタ
「変容」〜クラリネットとピアノのための
「ホルンの呼び声」〜ホルンとピアノのための
ファゴット・ソナタ「怒りの日」
木管五重奏のための12 のミニアチュアズ
ボレアリス木管五重奏団
クリストファー・グズマン(P)

録音:2018年10月
ポール・リール(Paul Reale)はジョージ・ロックバーグ、ジョージ・クラムに師事し現在はUCLA で 教鞭を執るアメリカの作曲家。ここに収められた木管を中心にした室内楽はいずれも近代フラン ス、20 世紀の新古典主義風のスタイルを採る親しみ易い内容。オーボエ・ソナタではプレスリーの レパートリーとして有名な「ラヴ・ミー・テンダー」の旋律が引用、変奏されます。

Edition HST
HST-109(1CD)
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813):弦楽三重奏曲集第1巻(HST-109)
「パリのセレナーデ」〜ヴァイオリン、ヴィオラ、バスと任意の2つのホルンのための
(1)三重奏曲ヘ長調Weinmann VIa:F1
(2)三重奏曲ホ長調Weinmann VIa:E1
(3)三重奏曲イ長調Weinmann VIa:A1
(以下BONUS トラック)
(4)ヴァンハル:オーボエ三重奏曲ト短調
(5)ガスマン:弦楽三重奏曲集
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子(Vn)、ほか

録音: 2017 年3 月、埼玉・三芳町・中央公民館にてライヴ収録、ほか
※全て世界初録音
ヴァンハルは 20 才でヴィーン上京し、先ずはカッサシオン、交響曲などで名 声を得た。 パリの出版社は、いちはやくこれに目をつけ、1770 年ころには「セレナード集」を 出版した。〜全曲世界初録音!

COO-RECORDS
COO-062(1CD)
税込定価
「優しい風たち」
(1)モーツァルト:フルート四重奏曲第1番ニ長調KV285
(2)モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番KV423
(3)ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第 10番変ホ長調 作品51 B92
小宮直(Vn)
(3)三木希生子(Vn)
(1)-(3)成瀬かおり(Va)
(1)(3)菊地知也(Vc)
(1)小林美香(Fl)
録音:2018 年4 月3 日、4 日、三鷹市芸術文化センター 風のホール(ワンポイント録音)
フルートと弦楽によって奏でられるアンサンブルは、軽やかにしとやかに時に静寂 をもって響、まるでさまざまな風のように心にすっと届きます。 円熟味を増した 5 人の名手の豊かでのびやかな演奏はここちよいアコースティックな サウンドです。 ※ヴァイオリンの小宮直(こみやなおる)は神奈川フィルの第2ヴァイオリン首席奏者 の他、ソリスト、室内楽奏者としても活躍しています。そんな小宮の元に日本フィル、ソ ロ・チェリストの菊地知也やサイトウキネン・オーケストラや水戸室内Oで活躍 した小林美香ら旧知の名手たちが集まりました。

LE PALAIS DES DEGUSTATEURS
PDD-020(1CD)
モーツァルト:ピアノ三重奏曲第2番ニ短調 K.442【ロバート・レヴィンによる補筆完成版】
ピアノ三重奏曲第3番ト長調 K.496
ヒラリー・ハー ン(Vn)
ロバート・レヴィン(P)
アラン・ムニエ(Vc)

録音:2016年3月6&7日/ヴォーヌ=ロマネ城(ブルゴーニュ地方コート=ドール県南部)
今をときめくヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンが名手ロバート・レヴィンとフランスのチェロ界の重鎮アラン・ムニエと共演したモーツァルトのピアノ三重 奏曲がリリースされます!
世界中からの注目を集め、幅広いレパートリーを誇るヒラリー・ハーン。彼女がもっとも大切にしている作曲家の一人がモーツァルトです。CD録音ではヴァ イオリン・ソナタ集、ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」が、また映像ではヴァイオリン協奏曲第3番(以上、DG)などがリリースされており、端正な演奏で 高い評価を得ております。大注目のピアノ三重奏曲では大御所レヴィン、ムニエと丁々発止の演奏を披露。モーツァルトを得意とする三人が大熱演を聴かせて くれます。
ニ短調 アレグロ、ニ長調 テンポ・ディ・メヌエット、ニ短調 アレグロの3つの断片を、モーツァルトの死後、音楽学者マクシミリアン・シュタードラー (1748-1833)が補筆完成させて1曲にまとめたものを1797年にヨハン・アントン・アンドレ(1775-1842)が「作品56」と題して出版したピアノ三重奏 曲第2番。しかし各楽章の成立年が違うとする研究者も出てくるなど、今日では独立した3楽章作品として構想されたものではないため各々別個のケッヘル番 号を与えるべきとの意見も多く出ております。
著名なピアニストにして音楽学者、作曲家のロバート・レヴィンはバッハやモーツァルトなど、18世紀の作曲家による未完の作品の校訂、および補筆を 行なっており、モーツァルトのレクイエムではモーツァルト自身のスケッチに基づいて改訂を行うなど、その功績は高く評価されております。この度世界初録音 となったレヴィン版による補筆完成させたピアノ三重奏曲第2番でも長年の研究と確かな手腕で演奏時間30分ほどの作品に仕上げました。一音一音丁寧に 紡ぎだされる演奏に酔いしれることができます。
自筆譜で「ソナタ」としているモーツァルトの最初の本格的なピアノ三重奏曲である第3番ト長調。『ケーゲルシュタット』 K.498と同様にジャカン家におけ る音楽の集いのために書かれたものとされています。トリオの醍醐味といえる各楽器の対話が実に魅力的なこの傑作を名手3人が輝かしく奏でております。

SOMM
SOMMCD-0197(2CD)
NX-C09
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集と現代の作品集 第2集
クルト・シュヴァーツィク(1935-):Unterwegs nach Heiligenstadt ハイリゲンシュタットへの道…世界初録音
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第6番 イ長調 Op.30-1
 ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調「クロイツェル」Op.47
マシュー・テイラー(1964-):Tarantella Furiosa タランテッラ・フリオーサ…世界初録音
フィリップ・アシュワース(1983-):エア…世界初録音
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第7番 ハ短調 Op.30-2
デイヴィッド・マシューズ(1943-):ソナチネ Op.128…世界初録音
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第10番ト長調 Op.96
クリシア・オソストヴィッツ(Vn)
ダニエル・トン(P)

録音:2017年2月23-24日、5月29日、11月13-14日、12月18日
ベートーヴェンの10曲のヴァイオリン・ソナタと、10人の現代の作曲家たちによる“ベートーヴェンからインスパイアされた作 品”を併せた「BEETHOVEN PLUS」シリーズの第2集。ベートーヴェンの中期から後期に書かれた充実のソナタ4曲と、 現代作曲家たちの思い思いの作品が収録されています。 シュヴァーツィクの崇高な作品からは、彼がベートーヴェンに対する思いを感じることができるでしょう。他にはクロイツェル・ ソナタの最終楽章のアンコールの役割をなすテイラーの旋風のようなタランテッラ、抒情的なアシュワースのエア、ベートー ヴェン作品を徹底的に研究して仕上げたというマシューズのソナチネを収録。これらはどれほど時を経たとしても、ベートー ヴェン作品がその時代に与える影響の強さを知ることができる魅力的な作品です。
SOMM
SOMMCD-0158(1CD)
NX-B04
ブラームス:チェロ・ソナタ&4つの厳粛な歌
チェロ・ソナタ 第1番ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ 第2番ヘ長調 Op.99
4つの厳粛な歌 Op.121(A.ベイリー、D.B.シャフランによるチェロとピアノ編)
アレクサンダー・ベイリー(Vc)
ジョン・スウェイツ(P)

録音:2015年5月18-21日
1956年、イギリスのストックボートで生まれたアレクサンダー・ベイリー。ジャクリーヌ・デュ・プレの演奏に触れて感銘を受け た彼は12歳でチェロを始め、みるみる頭角を現しました。英国王立音楽院で学んだ後、ウィーン音楽大学でアンドレ・ナ ヴァラに師事し、幅広いレパートリーを持つチェリストとして世界中で活躍しています。 このアルバムは2016年、彼の60歳を記念してリリースされたもので、ベイリーは幼い頃に影響を受けたデュ・プレに敬意を 表し、彼女が愛したブラームスの2曲のソナタと、ベイリーとシャフランが編曲した「4つの厳粛な歌」を演奏しています。また このアルバムで使用されたピアノはブラームスの時代に作られた3種類の楽器で、Ronisch、Ehrbar、Streicher、それ ぞれが生み出す特徴ある19世紀の響きも聴きどころです。

CPO
CPO-555292(2CD)
NX-D01
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲集&弦楽六重奏曲
弦楽四重奏曲 第1番ニ長調 Op.11
弦楽四重奏曲 第2番ヘ長調 Op.22
弦楽四重奏曲 断章 変ロ長調
弦楽四重奏曲 第3番変ホ短調 Op.30
弦楽六重奏曲 ニ短調「フィレンツェの思い出」Op.70
ダネル四重奏団
【メンバー】
マルク・ダネル(Vn)
ジル・ミレ(Vn)
ヴラド・ボグダナス(Va)
ヨーヴァン・マルコヴィチ(Vc)
ウラディーミル・ブカチ(Va)
ペトル・プラウゼ(Vc)

録音:2014.2015年
Kammermusiksaal チャイコフスキーの華麗な交響曲やバレエなどに隠れ、ひっそりと位置する室内楽作品。存在自体は地味でありながら、チャ イコフスキーの個性が溢れる抒情的な雰囲気を持っています。 3曲ある弦楽四重奏曲は、どれもモスクワ音楽院で教師を務めていた30代の頃に書かれたもので、とりわけ1871年に書か れた第1番の第2楽章は独立した「アンダンテ・カンタービレ」の名前で親しまれる名曲。第2番は1873年頃の作品。1か月 ほどの短期間で完成されており、チャイコフスキー自身も大層気に入っていたとされています。1875年に書かれた第3番は、 彼の良き理解者で、弦楽四重奏曲第1番、第2番の初演者でもあったヴァイオリニスト、フェルディナント・ラウプの訃報に接 しての作品。チャイコフスキーの心からの哀悼の意が込められた大作です。1楽章のみの変ロ長調の弦楽四重奏曲は学生 時代の秀作、六重奏曲「フィレンツェの思い出」は晩年の1890年の作品で、対位法が駆使された重厚な響きを持つ充実 作です。第2楽章のピツィカートに乗って歌われる旋律や、ロシア民謡風の第3楽章の主題など、多彩な要素が組み合わさ れ全曲を形成しています。
CPO
CPO-555124(1CD)
NX-B02
モニューシュコ(1819-1872):室内楽曲集
弦楽四重奏曲 第1番ニ短調
弦楽四重奏曲 第2番ヘ長調
ユリウス・ザレンプスキ(ユリウシュ・ザレプスキ)(1854-1885):ピアノ五重奏曲 Op.34
プラヴナー五重奏団
【メンバー】
ピョートル・プラヴナー(Vn)
シビラ・ロイエンベルガー(Vn)
エルツビエタ・ムロシェク=ロスカ(Va)
イザベッラ・クリム(Vc)
ピョートル・サワイチク(P)

録音:2018年9月22-24日
2019年に生誕100周年を迎えるポーランドの作曲家モニューシュコ。同郷のショパンが手掛けかなった歌劇の分野で活 躍、「ハルカ」や「パリア」などはポーランドの国民的作品として愛されています。いくつかのバレエ音楽も知られていますが、ここ に収録された弦楽四重奏曲は演奏の機会もほとんどなく、録音もほんの僅かしかありません。これらはモニューシュコがベルリ ンで学んでいた時代に作曲され、古典的なフォルムの中に美しい旋律とユーモアが込められたもので、後の歌劇の作風が伺 える充実作です。併せて収録されているザレンプスキの作品も聴きもの。31歳で早世したザレンプスキはフランツ・リストの信 奉者であり、このピアノ五重奏曲もピアノの技巧が存分に生かされた華やかな雰囲気を持っています。

LAWO Classics
LWC-1171(1CD)
彩飾された街路網を通りぬけ〜バウク:室内楽作品集
マッティン・ラーネ・バウク:黄金の火で飾った(ギター・ソロのための)*、
スフマート(ヴァイオリンとチェロのための)、
早朝の草の露のように(フルート、クラリネット、打楽器、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための)、
コペンハーゲンの静けさ(クラリネット・ソロのための)**、
人間嫌い IV(ソプラノ、テオルボ、ヴァイオリンとチェロのための)
アンサンブル・ネオン
オーレ・マッティン・フーセル=オールセン(G)*

録音:2017年11月8日、10日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)&2017年11月9日、レインボースタジオ(オスロ)
バウクが2013年から2017年にかけて作曲、2020年代を視野に置いた室内楽作品を代表する5曲が演奏されます。「無気力な気分と巧妙なユーモアが特徴的な音楽。はっきり発音するというより、ぶつぶつ言う感じ」。シェイクスピアの 『ハムレット』 第2幕第2場のセリフを曲名に採った 「黄金の火で飾った」 とリルケの 『悲歌第2番』 の一節が曲名の 「早朝の草の露のように」 。絵画の技法がタイトルの 「スフマート」。デンマーク政府のプログラム「DIVA(Danish International Visiting Artists)」で招かれコペンハーゲンに住んでいたカナダのクラリネット奏者、ヘザー・ロッシュの委嘱で作曲した 「コペンハーゲンの静けさ」 。ディーノ・カンパーナの詩『愛の舟』をテクストにした 「人間嫌い IV)」 。
アンサンブル・ネオンは、ノルウェー国立音楽大学に学んだ音楽家が2008年に結成、ビジュアルアート、パフォーマンス・アート、インストレーション・アートの芸術家たちと創作活動を行っています。
LAWO Classics
LWC-11261(1CD)
トリオ・クラリノール
ベートーヴェン:クラリネット三重奏曲 変ホ長調 Op.38
カール・フリューリング:クラリネット三重奏曲 Op.40
ヨン・オイヴィン・ネス:抜け殻
トリオ・クラリノール
〔エミリオ・ボルゲサン(Cl)、
パウラ・クエスタ・レドンド(Vc)、
チェ・チャン(P)〕

録音:2015年4月13日−16日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)
トリオ・クラリノールのデビュー・アルバム。ベートーヴェンが自作の 「七重奏曲 変ホ長調」 (Op.20)を編曲した 「クラリネット三重奏曲」。ウクライナに生まれ、ウィーンで没したカール・フリューリングの楽譜が残る数少ない作品のひとつ、ロマンティシズムの伝統に沿った 「クラリネット三重奏曲」 。「今」のノルウェーを代表する作曲家のひとり、ポップミュージックやロックのイディオムも応用するなど、多彩な音楽で知られるヨン・オイヴィン・ネスが彼らのために作曲した 「抜け殻」。「コンサート」の体裁をとったプログラムが組まれています。

Nimbus Alliance
NI-6373(1CDR)
ストーン・スープ
アライジング パート1〜4/ムーヴィング パート1〜3/アウェイクニング パート1〜2
コーマック・バーン(バウロン、トーキング・バウロン、スライド・バウロン、パーカッション、マリンブラ、ビリンバウ、パーカッシヴ・フィドル)、アダム・サマーヘイズ(フィドル、ジャンク・ショップ・フィドル、スライド・フィドル、マリンブラ、パーカッシヴ・フィドル)
ピアーズ・アダムズ率いる「ドードー・ストリート」のメンバーでもある二人の異才、バウロン奏者のコーマック・バーンと、ヴァイオリン&フィドル奏者のアダム・サマーヘイズ。アイルランドのフレーム・ドラム「バウロン」とフィドル(と一部のパーカッション)だけで1枚のアルバムを作るという実験的で挑戦的なレコーディング。すべて二人の作曲とインプロヴィゼーションによるもので、民族的なエッセンス、華麗な即興と超絶技巧や哀愁の旋律が満載。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Eudora
EUDSACD-1902
(1SACD)
リヴィジティング・ヴァイオリン&ギター
パガニーニ:協奏的ソナタ MS2
ジュリアーニ:変奏曲 Op.24a
イベール::間奏曲
フェルディナンド・レバイ:小組曲(世界初録音)
アントン・ガルシア・アブリル:孤独な夜明け(アルバ・デ・ソレダデス)(世界初録音)
アニマコルデ〔アンドレス・オルティス(Vn)、パブロ・リオハ(G)〕

録音:2017年9月29日−10月1日、聖フランシスコ講堂(アビラ、スペイン)
2012年に結成されたアニマコルデ(Animacorde)は、マドリッド弦楽器教育センターの共同創設者兼共同ディレクターを務めるアンドレス・オルティスと、アンクラージュマン・ギター・デュオのメンバーとしても活動するパブロ・リオハによる、ヴァイオリンとギターのデュオ。この万能で魅力的な楽器の組み合わせのための既存のレパートリーを探求し、新しい作品を委嘱&初演していくことを目的としており、このアルバムでも、パガニーニ、ジュリアーニ、イベール:の名作から、世界初録音となるフェルディナンド・レバイ、アントン・ガルシア・アブリルまで、2世紀にわたるレパートリーを収録しています。

DREYER-GAIDO
CD-21117(1CD)
ハディージャ・ゼイナロヴァ:室内楽作品集
弦楽四重奏のための2つの小品チェロ独奏のためのソナタ
ヴィオラとアコーディオンのための「Sema」
ヴァイオリン独奏のための「インプレッション」/弦楽三重奏曲
アコーディオン独奏のための「アーテシュガーフ」
弦楽四重奏、ソプラノ、サズ、テープのための「火の国からの風景」
アンサンブル・ブリッジ・オヴ・サウンド

録音:2018年10月、ドイチュラントフンク室内楽ホール
アゼルバイジャン出身、現在ドイツを拠点に活動する作曲家、オルガニスト、音楽学者のハディージャ・ゼイナロヴァ博士(b.1975)による室内楽作品集。映画、舞台、オーケストラ、室内楽、声楽と多様なシーンで活躍し、アゼルバイジャンの伝統音楽と西洋の音楽や現代音楽を組み合わせ、まったく新しい音楽を生み出しています。「火の国からの風景(Pictures from Land of Fire)」では、自身もソプラノ歌手として演奏に参加。(火の国〔Land of Fire〕とはアゼルバイジャンのこと)

Etcetra
KTC-1657(1CD)
ルイ・アンドリーセン:室内楽作品集
エレジー(チェロ、ピアノ)/ラン・アンド・ジャンプ(フルート、オーボエ、クラリネット)/ダブル(クラリネット、ピアノ)/ディスコ(ヴァイオリン、ピアノ)/シルヴァー(フルート、ヴァイオリン、チェロ、ヴィブラフォン&グロッケン、マリンバ、ピアノ、指揮)/トゥ・ポリーン・オー(Ob)、ガーデン・オヴ・エロス(ヴァイオリン、ピアノ)/ハーグ・ハッキング・スクラップ(ピアノ・デュオ)/神よ、慈しみをもって(Org)
ミハイル・ネムツォフ(Vc)、エレーナ・ネムツォヴァ(P)、イングリット・ヘーリングス(Fl)、ジェームズ・オースティン・スミス(Ob)、アラン・R.ケイ(Cl)、クリスティーナ・アヴァネシアン(Vn)、ディアナ・アヴァネシアン(P)、ヘンク・グイタルト(指)、アンドレイ・ロシク(Vn)、ソフィア・レイチェンコ(P)、キャサリン・ダウリング(P)、クラーク・ショイフェレ(P)、他
1982年に設立されたオランダでもっとも歴史のある室内楽音楽祭、「オーランド音楽祭」の2018年メイン・コンポーザーとして特集されたオランダの作曲家、ルイ・アンドリーセン(b.1939)の室内楽作品集。シェーンベルク:の「私的演奏協会」を再現した「私的演奏協会の音楽」シリーズでも話題の音楽家、ヘンク・グイタルトがオーランド音楽祭の芸術監督を務めており、オーランド音楽祭に参加した様々なアーティストたちによる演奏を収録。

ANALEKTA
AN-29522(1CD)
イモータル&ビラヴド〜ベートーヴェン&ライト
ベートーヴェン:遥かなる恋人に Op.98
ジェームズ・ライト(b.1959):不滅の恋への手紙(2012)
ベートーヴェン
:ピアノ三重奏曲第7番 「大公」
グリフォン・トリオ、
デイヴィッド・ジョン・パイク(Br)

録音:2017年6月、2008年12月
75曲を超える委嘱新作の初演を手掛け、「カナダ版グラミー」と呼ばれるジュノー賞(Juno Awards)は、3度の受賞、13度のノミネーションを果たしているカナダの名アンサンブル、グリフォン・トリオ。「大公」の愛称で知られるベートーヴェンのピアノ三重奏曲第7番と、カナダのバリトン歌手デイヴィッド・ジョン・パイクが歌う歌曲集「遥かなる恋人に」を組み合わせ、その間を現代カナダの作曲家ジェームズ・ライトの「不滅の恋への手紙」(ベートーヴェンが1812年の夏に書いた情熱的なラヴレターに触発された作品)が繋ぎます。
ANALEKTA
AN-29162(1CD)
ガイデッド・バイ・ヴォイシズ〜バロック・チェロのための新しい音楽
エドワード・スコット・ゴーディン(b.1970):ガイデッド・バイ・ヴォイシズ〔5弦チェロ〕
リサ・ストレイク(b.1985):ミネルヴァ〔4弦チェロ〕
マキシム・マッキンリー(b.1979):ピラトの中庭(4弦チェロ&ハープシコード)*
イザイア・チェッカレッリ(c.1978):ウィズ・コンコード・オヴ・スウィート・サウンズ(5弦チェロ)
リンダ・カトリン・スミス(b.1956)
ケン・ウエノ(b.1970):キメラ〔5弦チェロ〕
エリナー・フレイ(Vc)、
メリザンド・マクナブネイ(ハープシコード)*

録音:2018年10月、ケベック(カナダ)
ロレンツォ・ギエルミと録音した「ベルリン・ソナタ集」がジュノー賞にノミネートしたカナダの有望チェリスト、エリナー・フレイ。新たなプロジェクトは、現代の若き作曲家たちによって、"バロック・チェロ"のために書かれた6つの委嘱作品。モダン楽器にもピリオド楽器にも精通し、現代音楽とバロック音楽の両面で才能を発揮しているエリナー・フレイならではのプログラムです。


H.M.F
HMM-902259(1CD)
バッハ:ヴィオラ[・ダ・ガンバ]とチェンバロのためのソナタ集
ソナタ ト短調 BWV 1029
アリア〜カンタータ第5番「われはいずこにか逃れゆくべきWo sol lich fliehen hin」より第3曲テノールのアリア「豊かに溢れ、流れ出してください Ergiese dich reichlich」
ソナタ ニ長調 BWV 1028
ソナタ ト長調 BWV 1027
アントワン・タメスティ(Va/ストラディヴァリウス1672年製‘マーラー’、弓はArthur Dubroca製(2010)のバロック・ボウを使用)
鈴木優人(Cemb/ヨアンネス・クシェ・モデル、ヴィレム・クレスベルゲン制作)

録音:2018年12月2-5日、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ヴィオラのタメスティは、世界トップクラスのヴィオラ奏者として活躍しているほか、今井信子氏とヴィオラ・スペースを共宰するなど、日本でもその名は広く しられるところです。鈴木優人はバッハ・コレギウム・ジャパンの首席指揮者としての活動のほか、器楽奏者・作曲者としても活躍、そして調布音楽祭のエグゼクティブ・プ ロデューサーを務めるなど、その才能に世界が注目する存在です。
タメスティと鈴木優人は日本でも既に共演を果たしています。世代も近く、ともに音楽祭のプロデュースも手がけるなど共通する部分も多く、二人は盟友と もいえる関係です。そんな二人による満を持してのバッハの登場、注目です!
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタは、ヴィオラ・ダ・ガンバのパートと、チェンバロの右手と左手の3声の繊細な絡み合いが大きな魅力。チェンバロもソロ・パー トもヴィルトゥオーゾ的要素も強い、魅力的作品がそろいます。二人はレコーディングにあたり、バッハのカンタータの楽曲でそれぞれの楽章に通じるものを 探りそのテキストを検討するなど、音符ひとつひとつの裏まで読み込んで準備をすすめました。タメスティの奏でる美しく、ヴィオラや弦楽器という概念を越え た普遍的美を備えた音色はここでも炸裂。鈴木の奏でるチェンバロも実に雄弁で、望みうる最高のバッハの登場といえるでしょう。
カップリングは1724年、ライプツィヒ時代に成立したカンタータBWV 5より第3曲のアリア。このテノール・アリアには美しくも技巧的な、溢れるばかりの 神の恵みを注ぐかのような流麗な器楽ソロのオブリガートが書かれています。このソロには楽器の指定はありません。アルト記号で書かれているため、ヴィオ ラ等で演奏されることも多いですが、実際のところヴァイオリンでも演奏可能な音域です。ここでは鈴木が声楽パートを含め演奏、タメスティはオブリガート・ パートを演奏。溢れる神の恵みを表現したソロ・パートによってまさに救われるような、素晴らしい演奏となっています。 (Ki)

TYXart
TXA-19123(1CD)
ロベール・グロスロ:ピアノと弦楽四重奏のための『Ce lac dur oublie que hante sous le givre...』
マラルメの4つの詩によるソプラノと弦楽四重奏のための『Le bel aujourd‘hui』
弦楽四重奏のための『Matrix in Persian Blue』
リー ス ベト・ドフォス(S)
ジャン・ミシェル(P)
アサセッロ・カルテット

録音:2018年9月
ピアニストとして、そして指揮者としてまずは名を上げたベルギー出身のロベール・グロスロ(1951-)。近年では作曲活動に精を出し広範な作品を生み出し ています。楽器の特性を知り尽くし効果的な書法で作曲された音楽で、シンプルな弦楽四重奏でも余計な意味づけをせずに音楽そのもので深く語ることが出来る 見事な内容となっています。 (Ki)

NoMadMusic
NMM-027(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲 第44-49番(op.50、Hob.III/ 44-49) ツァイーデSQ

録音:2015年
2009年結成のツァイーデSQ、ハイドンの弦楽四重奏曲op.50の6作品。2012年にヨーゼフ・ハイドン室内音楽コンクールで第1位を獲得しており、 ハイドンに対する思い入れと解釈は並々ならぬものがあります。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32717(1CD)
ジェルジ・コーシャ(1897-1984):ヴィオラを伴う室内楽作品集 Vol.1
(1)ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲
(2)6つの小品
(3)イン・メモリアム
(4)小品集【ヴィオラとハープ版】
(5)2つのヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲
ディルク・へーゲマン(Va)
(1)(5)マイケル・スー(Vn)
(2)(4)レニー・ヤマハタ(Hp)、
(5)シモーネ・リニカー・マイアー(Vn)

録音:2012年5月29日-6月1日/フンガロトン・スタジオ(ハンガリー)
19世紀後半から20世紀中ごろに活躍したハンガリーの作曲家といえばドホナーニ(1877-1960)、バルトーク、コダーイ(1882-1967) ですが、彼らから薫陶を受けた作曲家の一人にジェルジ・コーシャ(1897-1984)がいます。ブダペスト出身のコーシャは10歳でバルトーク門下となりピアノ を師事、さらにドホナーニのもとでも研鑽を積み、同郷の名手フバイやシゲティ、フーベルマンらの伴奏を務めたピアノの名手として活躍すると同時にコダーイに 作曲を師事しました。大戦間期の1920年代にピアニストとして、同時に作曲家としてヴェイネル(1885-1960)やライタ(1892-1963)とともに独創的な 才能を開花させ、自国ハンガリーではバッハ演奏の権威としても知られています。9つの交響曲、8つの弦楽四重奏曲、その他声楽作品などを作曲しましたが、 ここに収録されているヴィオラを伴う室内楽作品も多く残しました。
第1弾にはピツィカートで始まる印象的なヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲、ハープとヴィオラの掛け合いが魅力の6つの小品、朗々とした旋律が特 徴の無伴奏ヴィオラ作品の「イン・メモリアム」、各曲1分前後の全16曲からなる小品集(原曲はピアノ独奏)、そして独特な和声進行が印象的な2つのヴァ イオリンとヴィオラのための三重奏曲を収録。ディルク・へーゲマンの素晴らしい演奏とともにコーシャのヴィオラ作品を堪能することができます。同時発売の第 2弾(HCD 32718)と併せてお楽しみください。 (Ki)
HUNGAROTON
HCD-32718(1CD)
ジェルジ・コーシャ(1897-1984):ヴィオラを伴う室内楽作品集 Vol.2
(1)「聖ブライセへの祈祷」
(2)フルート、ヴィオラとチェロのための三重奏曲
(3)「聖歌」
ディルク・へーゲマン(Va)
(1)(3)ローラント・ナイバウアー(Br)、
(3)ダーニエル・パタキー(T)、
(1)(2)タチアナ・ルーラント(Fl)、
(1)マルク・エンゲルハルト(Fg)、
(2)フィオン・ボッケミュール(Vc)

録音:(1)2014年10月29日、(2)2012年5月10日、(3)2015年4月7-9日/フンガロトン・スタジオ(ハンガリー)
20世紀のハンガリーを代表する作曲家の一人にジェルジ・コーシャ(1897-1984)によるヴィオラを伴う室内楽作品集第2弾には、声楽を伴う「聖ブライ セへの祈祷」「聖歌」、そしてフルート、ヴィオラとチェロのための三重奏曲を収録しました。ブダペスト出身のコーシャは10歳でバルトーク門下となりピアノを師事、 さらにドホナーニのもとでも研鑽を積み、同郷の名手フバイやシゲティ、フーベルマンらの伴奏を務めたピアノの名手として活躍すると同時にコダーイに作曲を師 事しました。大戦間期の1920年代にピアニストとして、同時に作曲家としてヴェイネル(1885-1960)やライタ(1892-1963)とともに独創的な才能を開 花させ、自国ハンガリーではバッハ演奏の権威としても知られています。9つの交響曲、8つの弦楽四重奏曲、その他声楽作品などを作曲しましたが、ここに収 録されているヴィオラを伴う室内楽作品も多く残しました。名手ディルク・へーゲマンが熱意をこめて録音したコーシャの作品をご堪能ください。 (Ki)

ESTONIAN RECORD PRODUCTIONS
ERP-10819(1CD)
フランスのクラリネット作品集
サン=サーンス:クラリネット・ソナタ 変ホ長調 Op.167
ドビュッシー:クラリネットのための第1狂詩曲 変ロ長調
プーランク:クラリネットとピアノのためのソナタ 変ロ長調
ピエール・サンカン:クラリネットとピアノのためのソナティナ
セルヴァドーレ・レーニ(Cl)
トゥーリ・レー ニ(P)

録音:2017年
サン=サーンスとプーランクは、共に晩年に木管楽器のソナタを残したことで知られています。フランスのクラリネット作品を集めたこのアルバムで、エスプリ の効いた音楽の愉悦をお楽しみください。セルヴァドーレ・レーニはエストニアのクラリネット奏者。1997年から2005年までは京都市SOの首席奏者を 務めていました。 (Ki)

LIMEN Classic
CPLT133-C133(1CD)
限定盤
カサド:愛の言葉
グラナドス:『ゴィエスカス』からの間奏曲
グラナドス:スペイン舞曲 第5番
エンニオ・ポッリーノ:I canti della schiavitu - Il sogno dello schiavo
ジュゼッペ・レイチェル:No potho reposare
ホセ・ブラガート:Graciela Y Buenos Aires, Tango para cello y piano
ピアソラ:エスクアーロ
マルケス:ダンソン
ピアソラ:オブリヴィオン
ペドロ・イトゥラルデ:Pequena Czarda
ロ ベ ルト・ヴィト(Vc)
クロリンダ・ペルフェット(P)

録音:2016年
「デュオ・ペルフェット」の名で活動している二人組によるアルバムです。チェロのロベルト・ヴィトは1971年ドレスデン生まれで1986年にライプツィヒの バッハ・コンクールで優勝。過去にシュターツカペレ・ドレスデンに所属し、レヴァイン、ハイティンク、シノーポリらの指揮で演奏したこともあります。
限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186781
(1SACD)
フェリックス&ファニー・メンデルスゾーン
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.58
 協奏的変奏曲 Op.17
 無言歌 ニ長調 Op.109
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:幻想曲 ト短調
 カプリッチョ 変イ長調
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第1番 変ロ長調 Op.45
 アッサイ・トランクィロ ロ短調 MWVQ25
ヨハネス・モーザー(Vc)、
アラスデア・ビートソン(フォルテピアノ)

録音:2018年12月/ドレンテ・スタジオ(ファルテルモント、オランダ)
フェリックス・メンデルスゾーンの2歳年上の姉ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847)は宮廷画家のヴィルヘルム・ヘンゼ ルと結婚。ピアノ曲、室内楽曲、歌曲、管弦楽曲など生涯400曲も残した女性作曲家で弟フェリックスに多大な影響を与えました。
当アルバムにはフェリックス・メンデルスゾーンの有名なチェロ・ソナタ2篇と協奏的変奏曲(これらの作品は弟パウル・メンデルスゾーン(1812-1874)に 献呈)、チェロとピアノのための無言歌(女流チェリスト、リザ・バルビエ・クリスティアーニ(1827-1853)に献呈)、そしてアッサイ・トランクィロを収録。一方、 ファニー・メンデルスゾーンの作品は幻想曲とカプリッチョが収録されております。
当録音ではアラスデア・ビートソンが1837年製のエラールのフォルテピアノを演奏。メンデルスゾーンが作曲した当時の楽器を用いていることも注目といえ、 モーザーとともに息の合った演奏を聴かせてくれます。
モーザーはPENTATONEレーベルよりドヴォルザーク&ラロのチェロ協奏曲(KKC 5651 / PTC 5186488)、ロシアン・アルバム(KKC 5711 /PTC 5186594)、エルガーのチェロ協奏曲&チャイコフスキーのロココの主題による変奏曲(KKC 5765 / PTC 5186570)、ルトスワフスキ&デュティユーのチェ ロ協奏曲(PTC 5186689)をリリースしており、レコード芸術特選盤など各誌で高い評価を得ております。 (Ki)

EDTION ABSEITS
EDA-43(1CD)
アメリカで歿したユダヤ人作曲家の秘曲集
ワーグハルター:弦楽四重奏曲ニ長調
ストラスフォーゲル:弦楽四重奏曲第1番
ラトハウス:弦楽四重奏曲第5番Op.72
ベルリン・ポーランドSQ

録音:2017年7月16-18日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
生まれはポーランドながら、国外で活躍した作曲家の業績を見直すシリーズの最新盤。今回は1881年生まれのイグナツィ・ワーグハルター、1895年生ま れのカロル・ラトハウス、1909年生まれのイグナツィ・ストラスフォーゲルという3名のユダヤ系作曲家の弦楽四重奏曲を集めています。
ワーグハルターはベルリンで教育を受け、1912年には現在のベルリン・ドイツ・オペラであるシャルロッテンブルクに新設されたオペラ劇場の首席指揮者とな り、こけら落とし公演を行います。第二次世界大戦が勃発するとアメリカへ移り、黒人音楽家によるオーケストラを設立するなど人道的活動を行いました。
ストラスフォーゲルは13歳でレオニード・クロイツァーにピアノを、14歳でシュレーカーに作曲を学び、将来を嘱望されますがナチスの台頭でアメリカへ移 住します。ニューヨーク・フィルやメトロポリタン歌劇場でコレペテなどをしながら働き、1994年まで存命しました。作品には十二音技法なども用いていますが、 いつも旋律的であるのが特徴。
ラトハウスは以前「退廃音楽」で注目されました。彼も最終的にアメリカへ移住、ニューヨーク市立大学で作曲を教えました。弦楽四重奏曲第5番は最晩年 の作で、シンプルで透明な世界が独特の魅力を放っています。
ベルリン・ポーランドSQはベルリン・ドイツ・オペラOのポーランド人メンバーにより2002年に創設された団体。20世紀ポーランドの作 曲家による弦楽四重奏曲の開拓と普及を主眼に活動しています。 (Ki)
EDTION ABSEITS
EDA-44(1CD)
収容所で歿した天才バハリッヒの世界
エルンスト・バハリッヒ:ピアノ・ソナタOp.1 (1917)
3つの歌曲Op.3 (1917-25)
ヴァイオリン・ソナタOp.2 (1925)
詩篇Op.10の1 (1933/4)
イースターの花Op.10の2 (1933/5)
肖像画(3つのピアノ曲)Op.6 (1927)
太陽讃歌Op.11 (1933/4)
前奏曲 (1929)/天使 (1933-7)
初期詩集Op.15 (1915)
ローラ・ルビオ(Vn)、
アンナ・クリスティン・ザイン(S)、
アレクサンダー・ブライテンバッハ(P)

録音:2018年7月2-3日、8月13-16日 イエス・キリスト教会(ベルリン)
エルンスト・バハリッヒはオーストリアの作曲家兼指揮者。1892年に生まれ、最初はウィーン大学で法律を学ぶものの、1916年からシェーンベルク:に個人 的に作曲を師事。1920年から5年間ウィーン・フォルクスオーパーの指揮者を、1928年にはデュッセルドルフ、31年からはデュイスブルクの市立劇場の楽長 を務めるもののナチス政権により公職追放となり1942年7月にマイダネクの強制収容所で50年の生涯を終えました。
バハリッヒの作風は師シェーンベルク:の影響とベルクへの近親性を感じさせる興味深いもの。収録曲はすべて世界初録音。個人蔵の自筆譜などを集めて企画が 実現、バハリッヒの思いがついに日の目を見ました。 (Ki)


Profil
PH-19029(4CD)
フランチェスカッティ&カサドシュ
■Disc 1
ベートーヴェン
(1)ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op.12-1
(2)ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.12-2
(3)ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調Op.12-3
■Disc 2
ベートーヴェン
(1)ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調Op.23
(2)ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調Op.30-1
(3)ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調Op.30-2
(4)ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調Op.30-3
■Disc 3
ベートーヴェン
(1)ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24「春」
(2)ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47「クロイツェル」
(3)ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調Op.96
■Disc 4
(1)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(2)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調Op.108
(3)同:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調Op.13
(4)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
ジノ・フランチェスカッティ(Vn)、
ロベール・カサドシュ(P)

■Disc 1
録音:1958年(1)、1961年(2)(3)

■Disc 2
録音:1961年

■Disc 3
録音:1961年(1)、1958年(2)(3)

■Disc 4 60’ 50”
録音:1947年(1)、1952/56年(2)、1951年7月13日(3)(4)/エクサンプロヴァンス音楽祭(ライヴ)

STEREO&MONO
フランチェスカッティとカサドシュの超名盤がお買い得価格で登場。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集はSony原盤。端正で正確ながらフランス的な エスプリに満ちた名演として長く決定盤とされていたもの。全盛期のフランチェスカッティ独特な輝くような美音に聴き惚れさせられますが、カサドシュのニュア ンスに富むピアノの最高。
さらに嬉しいのが、両者の共演による1947-56年のエクサンプロヴァンス音楽祭のライヴが収められていること。それもフランク、フォーレ、ドビュッシーと フランス物で、古き良き時代を知る両巨匠ならではの良い香りに満ちた演奏を繰り広げています。 (Ki)
Profil
PH-19035(5CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲集
■Disc 1
(1)第14番ト長調K.387
(2)第15番ニ短調K.421
■Disc 2
(1)第17番変ロ長調K.458「狩」
(2)第16番変ホ長調K.428
■Disc 3
(1)第18番イ長調K.464
(2)第19番ハ長調K.465「不協和音」
■Disc 4
(1)第20番ニ長調K.499
(2)第21番ニ長調K.575
■Disc 5 
(1)第22番変ロ長調K.589
(2)第23番ヘ長調K.590
クレンケQ
■Disc 1
録音:2004年2, 4月/ハンス・ロスバウト・スタジオ
■Disc 2
録音:2005年1月31日-2月2日(1)、6月1日-3日/ハンス・ロスバウト・スタジオ
■Disc 3
録音:2004年9月8日-10日(1)、12月20日-22日/ハンス・ロスバウト・スタジオ
■Disc 4
録音:2006年12月4日-6日(1)、4月11日-13日/ハンス・ロスバウト・スタジオ
■Disc 5
録音:2007年2月21日-23日(1)、11月5日-7日/ハンス・ロスバウト・スタジオ
2019年結成29年を迎えるクレンケ四重奏団。メンバー全員が女性で、楷書的かつ辛口な演奏が特徴。彼女たちがモーツァルトの「ハイドンセット」と「プロシャ王セッ ト」を3年かけて録音したディスクは高評を得ていましたが、今回5枚組のBox発売。価格もお手頃で、モーツァルトの弦楽四重奏の魅力をたっぷり味わえます。

NEOS
NEOS-11901(1CD)
「子供の情景」〜杉山洋一(b.1969)作品集
(1)「鵠〜白鳥の歌」(2015)〜17 絃筝のための
(2)「杜甫二首」(2014)〜女声と器楽のための
(3)五重奏曲「アフリカからの最後のインタビュー」(2013)
(4)R.シューマンの「子供の情景」(2017)〜ヴィオラ四重奏のための
(1)沢井一恵(十七絃筝)
(2)ウォンジュン・キム(Voice)、リチャード・ストルツマン(Cl)
アー・リン・ノイ(Va)、ステファン・ゴスリング(P)
(3)東京現音計画【有馬純寿(エレクトロニクス)、大石将紀(Sax)、神田佳子(Perc)、黒田亜樹(P)、橋本晋哉(Tub)】
(4)今井ヴィオラQ【今井信子、ファイト・ヘルテンシュタイン、ウェンティン・カン、ニアン・リウ】

録音:(1)2017年7月、(2)2015年2月、(3)2013年9月、(4)2017年9月
杉山洋一は作曲を三善晃に師事した後、イタリアに留学しさらにフランコ・ドナトーニらに学んだ。指揮者としても活動し、 アンサンブル・モデルン、ウィーン・モデルン、ベルリン・フィルとも共演しています。このディスクは彼の最近の独奏曲、室内楽 曲を集めたもので、彼の作品のまとまったディスク自体が少ないため大変貴重。「R.シューマンの子供の情景」は有名な同 名のピアノ曲をヴィオラ四重奏のために編曲(?)だが、もはや編曲の粋を脱したリミックス、リコンポーズ作品。シューマンが ウェーベルン風にデフォルメ・再構成されており大変興味深い。ストルツマン、今井信子、沢井一恵、アンサンブル東京現音 計画ほか豪華アーティスト参加の一枚。
NEOS
NEOS-11804(1CD)
「シュヴェルプンクト(重心)」 〜金管五重奏のための現代音楽
(1)ヴァソス・ニコラウ(b.1971):「隠されたゲーム・チェンジャー」(2016)
(2)ベリオ:「呼び声/セントルイス・ファンファーレ」(1985)
(3)ベネディクト・メイソン(b.1954):金管五重奏曲(1989)
(4)パスカル・デュサパン(b.1955):「スタンザ/真鍮製の五重奏のためのダイアド」(1991)
(5)ヤルコ・ハルティカイネン(b.1981):「素数」(2013)
(6)グバイドゥーリナ:五重奏曲(1974)
アンサンブル・シュヴェルプンクト(金管五重奏)【マシュー・ブラウン(Tp)、マシュー・サドラー(Tp) 、セシレ・マリー・シュワゲルズ(Hrn)、ミカエル・ルドルフソン(Tb) 、ジャン・マティアス・ヤコブソン(Tub)】

録音:2017年11月
※(1)(3)(4)(5)(6)世界初録音:
アンサンブル・シュヴェルプンクトは 2009 年にドイツで結成された金管五重奏団。レパートリ ーは前衛音楽が主だがバロック、ルネサンスも得意としています。ハルディカイネンの「素数」はこ のアンサンブルの委嘱作品で呼吸の音や楽器を叩く奏法まで動員する意欲作。5 つの金管楽 器という限られた音の中でそれぞれの作曲家の個性が際立つ。世界初録音多数。

ALBANY
TROY-1753(1CD)
「歌と踊り」〜サン・マルコ室内楽協会&ローソン・アンサンブル
ピョートル・シェフチュク(Piotr Szewczyk):「朝の高揚」〜オーボエとヴィオラのための
エイミー・ビーチ(1867-1944):主題と変奏〜フルートと弦楽四重奏のための
ビル・ダグラス(b.1944):「歌と踊り」〜オーボエと弦楽四重奏のための
レス・レットゲス(Fl)
エリック・オルソン(Ob)
オーリカ・デュカ(Vn)
クリントン・デューイング(Vn)
エレン・カルーソー・オルソン(Va)
ニック・カリー(Vc)

録音:2018年6月フロリダ、42:45
サン・マルコ室内楽協会はジャクソンヴィルSOのエリック・オルソンとエレン・オルソンに よってフロリダのジャクソンヴィルに設立された協会で室内楽の無料コンサートなどを開催してい る。ローソン・アンサンブルは2015 年にフロリダで結成された室内アンサンブル。 シェフチュクは現役の作曲家兼ヴァイオリニストでここに収められた「朝の高揚」は軽快で爽やか な2 分足らずの小品。エイミー・ビーチは19 世紀後半から20 世紀にかけて活躍しアメリカで初 めて女性の作曲家として名をなした。「主題と変奏」はブラームス風の堅固な形式と印象派、後 期ロマン派の華麗な和声が融合した優美な音楽。カナダの作曲家ダグラスの「歌と踊り」はジャ ズの影響を受けた都会的で洒落た組曲。
ALBANY
TROY-1755(1CD)
金メッキ時代の音楽
サン=サーンス:アルバムの綴りOp.81
テオドール・デュボワ(1837-1924):木管八重奏のための第2 組曲
C.E.ルフェーヴル(1843-1917):木管六重奏のための第2 組曲
ポルドフスキ(1879-1932):木管五重奏のためのミニアチュア組曲
エドゥアルド・フラメント(1880-1958):フーガを伴う幻想曲Op.28
C.T.グリフス(1884-1920):夕暮れの湖
W.G.スティル(1895-1978):ミニアチュアズ
M.アウフダーハイデ(1888-1972):リッチモンド・ラグ
C.ブレイク(1885-1979):ポーカー・ラグ、砂利ラグ
シルヴァン・ウィンズ(木管五重奏)
+ゲスト多数
シルヴァン・ウィンズはニューヨークを拠点に活動する木管アンサンブル。19世紀半ばから20 世紀にかけて活躍した様々な国の作曲家による編曲物を含む木管アンサンブルのための作品 を収録。いずれもサロン的で肩肘を張らず楽しめる内容。
ALBANY
TROY-1758(1CD)
「ヴァイオレット」〜クラリネットとヴィオラのための作品集
ドミニク・ドゥーザ(b.1973):喜びで湧き出る
ベンジャミン・ファーマン(b.1982):北斎による習作
ジェニ・ブランドン(b.1977):紫の色合い
エレノア・トラウィック(b.1965):国境地帯
トーマス・ギリン(b.1968):静かな目覚め
ダニエル・スウィリー(b.1980):オーライ(Aurai)
ザック・ブラウニング(b.1953):二重星の運命
エリザベス・クロウフォード(Cl)
カトリン・メイデル(Va)

録音:2018年2-4月
※全作世界初録音
クラリネットとヴィオラのデュオというありそうでなかった組み合わせによる作品集。アメリカの中 堅から若手に委嘱した新作を収めた。北斎の版画からインピレーションを受けたというファーマ ンの「北斎による習作」、ギリシャ神話の 4 人の風の神を表現したスウィリーの「オーライ」の新ロ マン主義的なリリシズムが聴きどころ。
ALBANY
TROY-1760(1CD)
「ウィーンと西部」〜ガーノット・ウルフガング(b.1957):作品集「グルーヴ好みの室内楽VOL.4」
(1)「ロード・サイン」〜Fg,Pf
(2)「ウィーンへの道」〜Vn,Vc,Pf
(3)「ルート33」〜Pf
(4)「窓」〜Cl,Fg,Pf
(5)「印象」〜室内アンサンブルのための
(6)「ウィーンより愛をこめて」〜Vn,Va,Vc,Pf
(1)(4)(5)ジュディス・ファーマー(Fg)
(1)ニック・ゲルペ(P)
(2)(5)テレザ・スタニスラフ(Vn)
(2)ベン・ホン(Vc)
(2)ジョアン・ピアース・マーティン(P)
(3)グロリア・チェン(P)
(4)(5)エドガー・デヴィッド・ロペス(Cl)
(4)ナディア・シュパチェンコ(P)
(5)エイミー・ジョー・ライン(Hr)
(5)(6)ロバート・ブロフィ(Va)
(5)アンドルー・シュルマン(Vc)
(5)スティーヴ・ドレス(CB)
(6)マーク・ジャスパー・ホワイト(Vn)
(6)チャールズ・タイラー(Vc)
(6)ロバート・ティーズ(P)

録音:2018年5月
TROY854、TROY1248、TROY1624 に続くウルフガングの室内楽作品集第4 集。 ガーノット・ウルフガングはオーストリア出身だがアメリカに移住しボストンのバークリー音楽院で 学んだ。現代音楽とジャズの要素を折衷した作風が特徴でメシアン的な響きとモダン・ジャズが 融合したセンスのよい音楽。故郷オーストリアのウィーンへの思慕を込めたノスタルジックで物憂 い「ウィーンより愛をこめて」は聴きもの。趣味のよいBGM として楽しめる内容。
ALBANY
TROY-1761(1CD)
「トーン・スタディ」〜デイヴィッド・マスランカのサックスのための音楽
デイヴィッド・マスランカ(1943-2017):アルト・サクソフォン・ソナタ
トーン・スタディ
ニコラス・メイ(Sax)
エレン・ソマー(P)

録音:2018年5月14、15日、カンサス大学スウォースアウト・リサイタル・ホール
吹奏楽関係者の間でよく知られているデイヴィッド・マスランカのサックスとピアノのための作品 を収録。マスランカはマサチューセッツ州出身、オバーリン大学で音楽を学んだ。管楽器のため に書かれた作品に特に優れたものが多く、管楽アンサンブル、吹奏楽のための作品は関係者の 間で今でも人気が高い。「アルト・サクソフォンのためのソナタ」はナイケル・ナイマンかエンニオ・ モリコーネを思わせる美しいメロディと歯切れのよいリズムが心地よい秀作。トーン・スタディは 6 つの性格的な小品から構成された内省的な佳曲。

コウベレックス
KRS-5602(1CD)
税込定価
ピアノとヴァイオリンによるDuo
サン・サーンス:ヴァイオリン・ソナタ 第1 番ニ短調 作品75
フランク:ヴァイオリン・のソナタ イ長調
MOON STONES【宮本聖子(P)、馬渕清香(Vn)】

録音:2019 年2 月19-20 寝屋川市立地域交流センター アルカスホール
MOON STONES(宮本聖子&馬渕清香)の結成10 年を記念して、待望のファー ストアルバム。 毎年 6 月に定期演奏会を開催し「本格的ながら楽しいコンサート」をモットーにフ ァンを魅了してきたピアノの宮本聖子と ヴァイオリンの馬渕清香。今回はサン=サ ーンスとフランクの代表作を収録。多岐にわたる演奏活動で培ってきたそれぞれ の楽器への愛を超え、懐の深い穏やかな挑戦へと向かう。デュオ演奏のヴィルトゥ オーソとして聴く人を惹きつけてやまないフランスのロマン派アルバムとなった。 MOON STONES は2 人が同じ誕生日である6 月の誕生石からユニットを命名。

EDITION RZ
RZ-10024(1CD)
トゥルグート・エルチェティン(b.1983)作品集
(1)弦楽四重奏曲第2 番(2014)
(2)「地下室で」(2016)〜2 つの形態の似た声楽アンサンブルとライヴ・エレクトロニクスのための
(3)「パノプティコン・スペキュラリティーズ」(2017)〜4 つの形態の似た室内アンサンブルのための
(1)アルディッティ四重奏団
(2)ノイエ・ヴォーカル・ゾリステ
ン・シュトゥットガルト
(3)アンサンブル・モザイク
アンサンブル・アパラト
アンサンブル・アダプター
ソナー四重奏団

録音:(1)(2)2016年、(3)2017年
トゥルグート・エルチェティン(Turgut Ercetin) はイスタンブール出身。アメリカ・スタンフォ ード大学で学んだ後、ベルリンに留学、以後ドイツで活動しています。ラッヘンマンの静寂とフ ァーニホウの複雑性など西ヨーロッパ前衛音楽の影響を一身に受けた繊細で錯綜した作風 が特徴。2群の声楽アンサンブルのための「地下室で」と4群のアンサンブルのための「パノ プティコン・スペキュラリティーズ」はともに中央を挟んで両側に位置するグループが干渉し あい呼応するというシュトックハウゼンの「グルッペン」に似た発想で書かれている秀作。

HUNGAROTON
HCD-32777(1CD)
“The Great Book of Flute Sonatas”Vol.5〜「旧ソビエト&ハンガリーの音楽」
(1)ライタ・ラースロー(1892-1963):演奏会用ソナタ Op.64
(2)オタール・タクタキシヴィリ(1924-1989):フルート・ソナタ
(3)デニソフ(1929-1996):フルート・ソナタ
(4)プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 Op.94
ゲルゲイ・イッツェーシュ(Fl)、
(1)(4)ペーテル・ナジ(P)、
(2)(3)ヨーゼフ・ガーボル(P)

録音:(1)(4)2008年9月19日&2010年6月19日、(2)(3)2008年1月20-21日/ペーテル・ホール(ジェール)
ハンガリーを代表するフルート奏者、ゲルゲイ・イッツェーシュ(イッゼーシュ)による一大プロジェクト “The Great Book of Flute Sonatas”。当シリーズ はフルート・ソナタの必須レパートリーを網羅していく好企画で、年代を追いながらテーマ毎に全7集で構成されております。第5集は「旧ソビエトとハンガリー」 に焦点を当て、ラースロー、タクタキシヴィリ、デニソフ、プロコフィエフのフルート・ソナタを収録しました。 ブダペスト出身のライタ・ラースローはパリでダンディに師事した作曲家で9つの交響曲をはじめ様々な演奏形態の作品を残しました。バルトーク、コダーイと ともにハンガリー民謡の録音の写譜及び分析にあたったことでも知られます。 トビリシ出身の作曲家タクタキシヴィリは、トビリシ音楽院在学中にグルジア・ソビエト社会主義共和国の国歌を作曲したことでも知られます。フルート・ソナ タはタクタキシヴィリの代表作です。
モスクワ音楽院でシェバリーンに学び、12音階技法による前衛作曲家として知られるデニソフのフルート・ソナタは1960年の作品。ちょうど西ヨーロッパで その名が知られることとなった時期の意欲作です。プロコフィエフのフルート・ソナタはヴァイオリン・ソナタ第 2 番の原曲。フルート奏者の重要レパートリーの一つに数えられる名曲です。ゲルゲイ・イッツェー シュは圧倒的な技術で難曲を見事に演奏しております。 (Ki)
HUNGAROTON
HCD-32778(1CD)
“The Great Book of Flute Sonatas”Vol.6〜「チェコ&アメリカの音楽」
(1)シュルホフ(1894-1942):フルート・ソナタ
(2)マルティヌー:フルート・ソナタ H.306
(3)インドルジフ・フェルド(1925-2007):フルート・ソナタ
(4)ロバート・ムチンスキー(1929-2010):フルート・ソナタ Op.14
(5)リーバーマン(1961-):フルート・ソナタ Op.23
ゲルゲイ・イッツェーシュ(Fl)、
ヨーゼフ・ガーボル(P)

録音:(1)(4)(5)2008年1月28日-2月1日、(2)2008年9月20日、(3)2009年6月2日/ペーテル・ホール(ジェール)
ハンガリーを代表するフルート奏者、ゲルゲイ・イッツェーシュ(イッゼーシュ)による一大プロジェクト “The Great Book of Flute Sonatas”。当シリーズ はフルート・ソナタの必須レパートリーを網羅していく好企画で、年代を追いながらテーマ毎に全7集で構成されております。第6集は「チェコとアメリカ」に 焦点を当て、E.シュルホフ、マルティヌー、フェルド、ムチンスキー、リーバーマンのフルート・ソナタを収録しました。 チェコの作曲家エルヴィン・シュルホフは19世紀の大ピアニスト、ユリウス・シュルホフの甥っ子。第1次世界大戦後にドイツのダダイズム・グループに参加 し、新ウィーン楽派の音楽を紹介したことで知られます。 生涯200曲をこえる作品を残したものの、ナチス・ドイツにより廃退音楽の烙印を押され、1942年にヴュルツブルク収容所で命を落としました。シカゴに生 まれのムチンスキーは、チェレプニンの助言のもと作曲家としての道を選び、アリゾナ大学の作曲科の主任として長きに渡り教職を務めました。30代で発表した フルート・ソナタは彼の代表作に数えられます。 ニューヨーク生まれの現代作曲家リーバーマンは、16歳の時に自作のピアノ・ソナタ 作品1をカーネギーホールで演奏し注目を集め、その後ジュリアード音 楽院でD.ダイアモンド、V.パーシケッティに師事し研鑽を積みました。1987年作曲のフルート・ソナタは彼の代表作です。ゲルゲイ・イッツェーシュが卓越し た技術と高い音楽性で聴き手を魅了します。 (Ki)
HUNGAROTON
HCD-32779(1CD)
“The Great Book of Flute Sonatas”Vol.7〜「20世紀西ヨーロッパの音楽」
(1)ヨーク・ボーエン(1884-1961):フルート・ソナタ Op.120(1946)
(2)デュボワ(1930-1995):フルート・ソナタ(1960)
(3)アンドリーセン(1939-):フルート・ソナタ(1956)
(4)ジョリヴェ(1905-1974):フルート・ソナタ(1958)
(5)ヒンデミット:フルート・ソナタ(1936)
ゲルゲイ・イッツェーシュ(Fl)、
(1)(2)バラージュ・ヴィターリョス(P)、
(3)(4)ヨーゼフ・ガーボル(P)、
(5)ペーテル・ナジ

録音:(1)(2)2009年9月27日、(3)2009年6月2日、(4)2009年1月20日、(5)2010年6月19日/ペーテル・ホール(ジェール)
ンガリーを代表するフルート奏者、ゲルゲイ・イッツェーシュ(イッゼーシュ)による一大プロジェクト “The Great Book of Flute Sonatas”。当シリーズ はフルート・ソナタの必須レパートリーを網羅していく好企画で、年代を追いながらテーマ毎に全7集で構成されております。最終巻となる第7集は「20世紀西ヨー ロッパ」に焦点を当て、ボーエン、P.M.デュボワ、アンドリーセン、ジョリヴェ、ヒンデミットのフルート・ソナタを収録しました。
ロンドンのクラウチ・エンド出身のボーエンは、王立音楽アカデミーに学び、後に母校の教授となった作曲家。後期ロマン派のスタイルが特徴でピアノ曲、室 内楽曲を多く残しました。 20世紀フランスを代表する作曲家、ピエール・マックス・デュボワはパリ音楽院に学び、ミヨー、プロコフィエフらの音楽の影響を受けました。新古典主義 的な作風、傾向の強い作品が多く、フルート・ソナタは彼の代表作の一つです。 ユトレヒトの音楽一家に生まれたオランダを代表する現代作曲家ルイ・アンドリーセン。オランダでもっとも歴史のある室内楽音楽祭「オーランド音楽祭」(1982 年設立)の2018年メイン・コンポーザーとして特集されるなど、母国オランダを中心にヨーロッパで注目される作曲家です。 この他、ジョリヴェ、ヒンデミットのフルート・ソナタをゲルゲイ・イッツェーシュが作曲家ごとの個性を示した演奏を披露しております。 (Ki)

arcantus
ARC-16004(1CD)
「Just for Fun」
ヘンデル:快い茂みの中で〜9つのドイツ語のアリア HMW 209より
ダニエル・シュニーダー(1961-):コラールとインテルルディウム〜トロンボーン四重奏のための
ポッパー(1843-1913):レクイエム Op.66
シューマン:こどもの情景 Op.15より【不思議なお話/満足/重大な出来事/トロイメライ/こわがらせ】
ドビュッシー:月の光
スティーヴン・フェルヘルスト(1981-):トロンボーン四重奏曲第1番
アントーニオ・ロッティ(1667-1740):十字架にかけられ
チャールズ・スモール(1927-2017):対話
マーティン・フォンズ(1967):Aus Low And Hifi〜トロンボーン四重奏のための組曲

※(1)(2)(5)(6)=ワールド・トロンボーン・カルテットによる編曲
ワールド・トロンボーン・カルテット【ヨルゲン・ファン・ライエン、ジョゼフ・アレッシ、シュテファン・シュルツ、ミシェル・ベッケ】

録音:2014年9月7-10日ヨゼフ・ヨアヒム・コンツェルトザール(ベルリン)
各々がソリストとして、また世界最高峰のオーケストラのトロンボーン奏者として活躍する4人の最強メンバー、ヨルゲン・ファン・ライエン、ジョゼフ・ アレッシ、シュテファン・シュルツ、ミシェル・ベッケによるワールド・トロンボーン・カルテットによる注目のアルバムの登場です。長きに渡り共演を重 ねてきた 4 人 が 2 0 0 9 年 ロッテル ダムで 開 催され た スライド・ファクトリー・トロン ボーン・フェスティヴァル に てデ ビューし、 全 世 界 のトロン ボーン・ファ ンからの注目を集めました。
アルバムタイトル「Just for Fun」からもわかる通り、聴き手に楽しんでもらいたいという思いから生まれたこのディスクにはバロック時代から現代 まで幅広いレパートリーを披露し、阿吽の呼吸から生まれる圧巻の演奏を聴かせてくれます。 (Ki)

CLAVES
50-1804(1CD)
「フランス6人組」
(1)プーランク:ソナタ変ロ長調 FP184〜クラリネットとピアノのための(1962)
(2)プーランク:ソナタFP32a〜クラリネットとファゴットのための(1922)
(3)プーランク:ソナタFP7〜2つのクラリネットのための(1918)
(4)ミヨー:ソナティナOp.100〜クラリネットとピアノのための(1927)
(5)ミヨー:デュオ・コンチェルタントOp.351〜クラリネットとピアノのための(1956)
(6)ミヨー:カプリスOp.335a〜クラリネットとピアノのための(1954)
(7)オーリック:創造V〜クラリネットとピアノのための(1971)
(8)タイユフェール:アラベスク変ロ長調〜クラリネットとピアノのための(1973)
(9)タイユフェール:ソナタ〜クラリネット独奏のための(1957)
(10)オネゲル:ソナティナ イ長調〜クラリネットとピアノのための(1921-1922)
ダヴィデ・バンディエーリ(Cl)
(1)(4)-(8)(10)ギヨーム・ハースベルガー(P)、
(2)アクセル・ブノワ(Fg)、
(3)カロジェロ・プレスティ(Cl)

録音:(3)2018年9月4日、(1)(2)(4)-(10)2018年11月15-18日/スタジオ・エ・フォルテ(ペルージャ)
20世紀前半フランスで活躍した作曲家の集団「フランス6人組」(プーランク、ミヨー、オーリック、タイユフェール、オネゲル、デュレ)。当アルバムはデュレを除く5人がそれぞれ作曲したクラリネット作品集を収録しました。
サティ、ラヴェルらの影響をうけ、簡潔な古典様式とフランス風エスプリに富んだ作品を残したプーランク。クラリネットの作品でもプーランクの個性が現れており、ここに収録された3篇も軽妙なリズムと印象的な旋律が魅力です。
あらゆる分野にわたって作品を残した多作曲家ミヨー。小規模なクラリネットの室内楽作品でもミヨーらしい旋律美とまるでクラリネットとピアノが対話するような掛け合いが魅力です。★多くの劇場音楽、映画音楽を手掛けシャンソンなども作曲したオーリック。しかし、『創造V』はオーリックが目指した平易な音楽とは真逆の緊張感の高い音楽で晩年に近い1971年作曲の注目すべき作品です。
「フランス6人組」のなかのただ一人の女性メンバー、タイユフェール。ハープ・ソナタなどの代表曲があります。「アラベスク」は温かくももの悲しさを帯びた旋律が印象的です。
オネゲルの「ソナティナ」は1921-1922年の作品。オネゲル初期の即物主義的な傾向が強く、快活なクラリネットの旋律が魅力です。
ローザンヌ室内Oの首席ソロ・クラリネット奏者のダヴィデ・バンディエーリはそれぞれの作曲家の個性が光る演奏を聴かせてくれます。また、当時の雰囲気を想起させるジャケット写真なども魅力といえましょう。 (Ki)

la musica
LMU-017(1CD)
ハンガリー風に
ポッパー:小さなロシアの歌による幻想曲 op.48
コダーイ:アダージョ
 )無伴奏チェロ・ソナタ op.8
ドホナーニ(1877-1960):ハンガリー牧歌 op.32(チェロとピアノ版として世界初録音)
オーレリアン・パスカル(Vc)
パロマ・クイデール(P)

録音:2018年
オーレリアン・パスカルは、1994年生まれ、2005年に弱冠11歳でパリ市主催の第1回ロストロポーヴィチ・ジュニア・コンクール入賞し、2014年エマニュ エル・フォイアマン・グランプリで第1位となったフランスのチェリスト。チェロの重要作品コダーイの無伴奏チェロ・ソナタでのハリのある高音、そして深くさ さる低音は圧巻。美しい音色で聴かせます。ピアノのパロマ・クイデールはヴィルサラーゼらに師事したフランスのピアニストで、オーレリアン・パスカルのほか、 アレクサンドラ・スム(Vn)ら、弦楽器奏者たちとの共演も多い実力派ピアニストです。 (Ki)

Coviello
COV-91912(1CD)
9つの管楽器のための音楽
オルウィン:フルートと管楽のための協奏曲
モーツァルト:四手のためのピアノ・ソナタ ヘ長調 K.497(クエンティン・プールによる管楽編曲版)
アテア木管五重奏団
[クリス・ビーグルス(Hrn)、橋本杏奈(Cl)、フィリップ・ハワース(Ob)、アシュリー・マイヤル(Fg)、アレーナ・ヴァレンティン(Fl)]
ジョーダン・ブラック(Cl)
ポール・コット(Hrn)
ジェニファー・メルヴィル(Ob)
アンドリュー・ワトソン(Fg)

録音:2018年
弦楽器の室内楽に比べるといささか人気の劣る管楽器の室内楽。しかし美しく魅力あふれる素晴らしい楽曲もあり、マニアックな心をくすぐる分野でもありま す。イギリス後期ロマン派の秘曲、オルウィンの協奏曲は独奏フルートと8つの管楽器のために書かれた作品。軽妙にして彫りの深い書法で、伴奏楽器それぞれ の音色の使い分けも巧妙、ソロとバックの対比もしっかりあり、フル・オーケストラの協奏曲に負けない内容と面白さを持っています。モーツァルトの四手ソナタ の編曲も楽しく、管楽合奏の愉しみに満ちた好アルバムです。 (Ki)

arcantusARC-15001(1CD)
『起源』
モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 K.452
テオドール・ヴェルヘイ(1848-1929):ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 Op.20【世界初録音】
ワルター・ギーゼキング(1895-1956)ピアノと管楽のための五重奏曲 ロ長調(1919)
アンサンブル4.1【トーマス・ホッペ(P)、イェルク・シュナイダー(Ob)、アレクサンダー・グリュークスマン(Cl)、フリッツ・パルマン(Hrn)、クリストフ・ニット(Fg)】

録音:2014年10月5-8日/ゼンデザール(ブレーメン)
ピアノのトーマス・ホッペと4人の管楽器奏者によって構成されるアンサンブル 4.1。当アルバムではモーツァルト、ヴェルヘイ、ギーゼキングのピア ノと管楽のための五重奏曲を収録しております。19 世紀のオランダで活躍した作曲家テオドール・ヴェルヘイはハーグ音楽院にて作曲を学び、20 代 でピアノ曲、室内楽を発表。その後交響曲、協奏曲、宗教曲などを作曲しました。ここに収録された五重奏曲はこの度世界初録音となります。 ヴィルヘルム・ケンプと同年、1895年生まれの名ピアニスト、ワルター・ギーゼキングは作曲家としての顔ももち、ピアノ曲、室内楽曲、歌曲を残 しました。1919年に作曲された五重奏曲は色彩感に溢れた美しい旋律が印象的です。
2013年に設立のアンサンブル4.1は19世紀から20世紀に作曲されつつもめったに演奏されることのない作品を積極的に演奏。また現代音楽に も取り組み、イェルク・ヴィトマンの作品を演奏するなどヨーロッパを中心に評価を上げているアンサンブルです。

BIS
BISSA-2363
(1SACD)
シューベルト:ヴァイオリンのための作品集 Vol.1
ロンド イ長調 D.438〜ヴァイオリンと弦楽のための
協奏曲 ニ長調 D.345〜ヴァイオリンとオーケストラのための
ポロネーズ 変ロ長調 D.580〜ヴァイオリンとオーケストラのための
ソナタ ト短調 D.408〜ヴァイオリンとピアノのための
幻想曲 ハ長調 D.934〜ヴァイオリンとピアノのための
アリアドネ・ダスカラキス(Vn;グァダニーニ1754年製作)、
ケルン・アカデミー、
マイケル・アレクサンダー・ウィレンズ(指)
パオロ・ジャコメッティ(フォルテピアノ)

録音:2017年12月/ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール(ケルン)
2018年2月/ライデン音楽堂(ライデン)
ビーバーの『ロザリオのソナタ』全曲録音(BISSA-2096)でも名高いピリオド・ヴァイオリン奏者のアリアドネ・ダスカラキスがシュー ベルトのヴァイオリンのための作品集の録音を開始。もちろん、ピリオド楽器による演奏です。
共演メンバーも注目です。ヴァイオリンとピアノのための作品ではパオロ・ジャコメッティがフォルテピアノを、またヴァイオリンとオーケストラのための作品で はマイケル・アレクサンダー・ウィレンズ率いるケルン・アカデミーが演奏いう最良のメンバーで挑みます!
シモン・ゴールドベルクやトーマス・ブランディスらに師事したダスカラキス。ソリストとして活躍する傍ら、2002年よりケルンの音楽大学でも後進の育成に も力を入れております。また、2009年に自身が結成したアンサンブル・ヴィンテージ・ケルンとともにさまざまなレパートリーに取り組んでおります。名手ダス カラキスが銘器グァダニーニを用いてシューベルトの作品を美しく奏でます。 (Ki)

Alba
ABCD-441(1CD)
『タンゴ・ラデアード』
アルベニス(ゴドフスキ編)):タンゴ Op.165 no.2(「スペイン」 Op.165)から)
D・スカルラッティ:ソナタ ト短調「ブルレスカ」
テリー・ライリー(1935-):タンゴ・ラデアード
ルー・ハリソン(1917-2003):タンディのタンゴ
エドゥアルド・ペレイラ(1900-1973):エル・アフリカーノ
サティ:永遠のタンゴ
ジョン・ケージ:永遠のタンゴ(バージョン A)
ルイス・デ・パブロ(1930-):タンゴ(「肖像画とトランスクリプション」(1984)から)
ジョン・ケージ:永遠のタンゴ(バージョン B)
マルティヌー:タンゴ(「ミニチュアのフィルム」 H.148 から)
ストラヴィンスキー:タンゴ(1940)
マルティヌー:タンゴ(「調理場のレヴュー」 H.161 から)
ピアソラ(1921-1992):ル・グラン・タンゴ
ヤンネ・ラッテュア(アコーディオン)
パトリック・デメンガ(Vc)
クラシカル・アコーディオンの第一人者のひとり、ヤンネ・ラッテュアに誘われる「タンゴ」の旅。アルベニスのピアノ曲をゴドフスキが編曲した〈タンゴ〉とスカルラッ ティのバロック・スタイルのソナタに始まり、テリー・ライリー、ルー・ハリソン、ペレイラ、サティ、ジョン・ケージ、ルイス・デ・パブロ、マルティヌー、ストラヴィ ンスキーと、目まぐるしく世界を巡り、ピアソラのチェロとピアノのための「ル・グラン・タンゴ」に終わる。ライリーの「砂漠の歌(Cantos Desiertos)」の 第5曲〈タンゴ・ラデアード(Tango Ladeado)〉(傾いたタンゴ、偏ったタンゴ)がアルバム・タイトルにとられています。ラッテュアは、ヘルシンキのシベリ ウス・アカデミーと、ドイツ、エッセンのフォルクヴァング芸術大学で学びました。2003年からグラーツ国立音楽大学の教授を務め、ソリスト、室内楽奏者とし て活動。バッハの「ゴルトベルク変奏曲」やスカルラッティのソナタの編曲などのアルバムを録音しています。ラッテュアの「旅の仲間」は、パトリック・デメンガ。 ベルン音楽院で学び、ケルンのボリス・ペルガメンシコフとニューヨークのハーヴィ・シャピロに師事したドイツのチェリストです。 (Ki)
Alba
ABCD-443(1CD)
『ボストン・ソナタ』
パーヴォ・ヘイニネン(1938-):ボストン・ソナタOp.134(2016)(ヴァイオリンとピアノのための)
ソナタ第1番「ボストン・ソナタ」
ソナタ第2番「ボストン変奏曲」
ソナタ第3番「ボストン・バラード」
カイヤ・サーリケットゥ(Vn) 
ユハニ・ラーゲルシュペツ(P)
フィンランド・モダニズムの「大長老」パーヴォ・ヘイニネン(1938-)のフルート協奏曲「昔(Autrefois)」(ABCD350)に次ぐ新しいアルバム。ヴァイ オリニストのカイヤ・サーリケットゥとピアニストのユハニ・ラーゲルシュペツが共演、2016年の「ボストン・ソナタ」を演奏しています。この作品は、ヘイニ ネンの代表作のひとつ、サーリケットゥが録音した「ヴァイオリン・ソナタ」 Op.25(1970)を聴いたマサチューセッツ州ボストンのジャネット・パッカーの委嘱で 作られました。「絶対音楽の提唱者としての私の立場は今も変わらないが、われわれが目にするものや経験することは必ず、思考の過程を色づけし、より高いエ ネルギーレベルに引き上げる」(ヘイニネン)。ヘイニネンは作曲に先立ってボストンを訪れ、古都の佇まいと現代の姿の共存する、魅力と刺激にみちた街の空気 からインスピレーションを得て最初の「ボストン・ソナタ」を作曲。余った素材を使って第2番「ボストン変奏曲」と第3番「ボストン・バラード」を作りました。 「ボストン変奏曲」は〈Capriccio notturno〉〈Elegiaco〉〈Symmel〉〈Scherzo〉〈Agitato e pesante〉、「ボストン・バラード」は〈Guirlande〉〈Duetto〉〈” Pizzica, fuzzica…”〉〈Capriccio et Pentanomos〉〈Pezzo tematico〉〈Aubade〉〈Finale APPENDIX: Transform... Culmen…〉。楽想の関連する3作 は「ボストン・ソナタ」(Op.134)としてまとめられ、2018年5月、ヘイニネンの80歳の誕生日を祝うヘルシンキのコンサートでサーリケットゥとラーゲルシュ ペツの演奏で初演されました。 (Ki)

DIVINE ART
DDA-25189(1CD)
NX-B07
MDINA-ホルンのための音楽集
ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17
イェルク・ヴィトマン(1973-):ホルンのために
R・シュトラウス:アンダンテ Op.86a
ジェスモンド・グリシテ(1969-):Mdina
ハインツ・ホリガー(1939-):Cynddaredd - Brenddwyd
ブラームス:ホルン三重奏曲 変ホ長調 Op.40
エティエンヌ・クタヤール(Hrn)
カルミーネ・ラウリ(Vn)
ジョン・ライド(P)

録音:2017年6月2-4日
マルタ島出身のホルン奏者エティエンヌ・クタジャルは、現在マルタPOの首席奏者を務める傍ら、 ヨーロッパを中心に演奏活動を行っています。2007年にリリースされた、トレヴァー・ピノックが指揮したヨーロピアン・ブランデ ンバーグ・アンサンブルによる「ブランデンブルク協奏曲」のアルバムでは、素晴らしいホルン・ソロを聞かせ一躍注目を浴びた ことでも知られています。このアルバムのタイトル「Mdina」はマルタを代表する作曲家グリシテの作品から採られており、この 曲とともにホリガーとヴィトマン、3曲の現代作品をベートーヴェン、ブラームス、R・シュトラウスの作品に併せることで、 極めてユニークなプログラムを形成しています。クタジャルの見事なテクニックによる多彩な演奏をお楽しみください。

TOCCATA
TOCC-0453(1CD)
NX-B03
スティーブン・ドッジソン(1924-2013):室内楽作品集 第4集〜管楽のための作品集 第1集
管楽五重奏のためのソナタ(1977)
ジプシーの歌(1976)
アノのためのソナタ(1967)
オーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏曲(1973)
管楽五重奏のための5つのメヌエット
ケート・ホーデン(Ms)
マグナード・アンサンブル
スザンナ・クレメンツ(Fl)
シバタ・マナ(Ob)
ジョセフ・シャイナー(Cl)
キャトリオーナ・マクダーミド(Fg)
ジョナサン・ファーレイ(Hrn)
スリング・キング(P)

録音:2017年8月1-3.5-7日
※世界初録音
「アリスの不思議な国」の作者、ルイス・キャロル(本名チャールズ・ラトウィッジ・ドッジソン)の遠縁にあたる作曲家スティーブ ン・ドッジソン。彼の室内楽作品における4枚目の作品集となるこのアルバムでは木管楽器を中心としたアンサンブル(歌 曲も含む)を収録。大規模な管弦楽作品やオペラでは重厚な雰囲気の作品を書くドッジソンですが、室内楽ではプーラ ンクを思わせる軽妙な筆致を見せています。リズミカルな「管楽五重奏のソナタ」の第1楽章、神秘的な歌を伴う「ジプシー の歌」、ユーモラスな「5つのメヌエット」など、ドッジソンの魅力がたっぷり味わえる1枚です。

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-99129(1CD)
レニングラードの弦楽四重奏曲集
ベニアミン・バスネル(1925-1996):弦楽四重奏曲第1番(1948)*
ゲルマン・オークネフ(1931-1973):弦楽四重奏曲第2番(1962)+
セルゲイ・スロニムスキー(1932-):弦楽四重奏の為のアンティフォナ(1968)#
アレクサンドル・チェルノフ(1917-1971):弦楽四重奏曲第1番(1949)**
リュツィアン・プリゴジン(1926-1994):弦楽四重奏曲第1番(1970)++
タネーエフSQ【ヴラディーミル・オフチャレク、グリゴリー・ルツキー(Vn)、ヴィサリオン・ソロヴィヨフ(Va) ヨシフ・レヴィンゾン(Vc) 】

録音:1966年*、1969年+、1970年#、1972年**、1973年++、カペラ・コンサートホール、レニングラード(サンクトペテルブルク)、ロシア、ソヴィエト

Hyperion
CDA-68200(1CD)
特価
(2019年8月9日まで)


PCDA-68200(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78 「雨の歌」、
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100、
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
クララ・シューマン(1819−1896):アンダンテ・モルト Op.22-1(3つのロマンスより)
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)、
セドリック・ティベルギアン(P)

録音:2018年5月9日−11日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン、イギリス)
音楽の神ミューズに愛されたヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァと、フランスの清新なるピアニスト、セドリック・ティベルギアン。2018年度レコード・アカデミー賞において、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集全5巻が「特別部門 特別賞」を受賞し、前作「フランク&ヴィエルヌのヴァイオリン・ソナタ集(CDA 68204)」も大反響を巻き起こしている黄金コンビによるブラームス、3つのヴァイオリン・ソナタが登場。イブラギモヴァのしなやかなヴァイオリンとティベルギアンの明晰なピアノが呼応し、最上級のブラームスが醸成されます。
アルバムの最後には、クララ・シューマンの「3つのロマンス」からの1曲も収録。「3つのロマンス」は、ブラームスがシューマン夫妻に出会った1853年に作曲され、ヨアヒムに献呈された作品。第1曲「アンダンテ・モルト」は、ヴァイオリンの旋律が長く紡がれ、優しいピアノ伴奏に包まれる美しい曲です。

DACAPO
MAR-8.226083(1CD)
NX-B06
フリードリヒ・クーラウ(1786-1832):ヴァイオリン・ソナタ集 第2集
ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.33(1821)
3つの華麗な二重奏曲 Op.110(1830)
二重奏曲 第1番変ロ長調
二重奏曲 第2番ホ短調
デュオ・アストランド/サーロ【クリスティーナ・アストランド(Vn)、ペール・サーロ(P)】

録音:2017年6月デンマーク放送 コンセルトフゼット、第4スタジオ
ドイツで生まれ、コペンハーゲンに移住し活躍したことで、デンマークで大切にされている作曲家フリードリヒ・クーラウ。 幼い頃の事故で片目の視力を失うも音楽家として大成。作品の多くはフルートのために書かれていますが、ピアノ 初心者のための「ソナチネ」も有名で、現在でも学習用として重用されています。ヴァイオリン・ソナタは自由な楽想 の展開と、息の長い旋律が特徴的で、よく比較されるベートーヴェン作品に匹敵する出来栄えを誇ります。「3つの 二重奏曲」はウェーバーを思わせる華麗な曲。フルートでも演奏可能ですが、クーラウ自身はヴァイオリンで演奏する ことを想定した技巧的な作品です。
DACAPO
MAR-6.220591(1CD)
NX-B06
クーラウ/マリング:ピアノ四重奏曲集
フリードリヒ・クーラウ(1786-1832):ピアノ四重奏曲 第3番Op.108
オットー・マリング(1848-1915):ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.80
コペンハーゲン・ピアノ四重奏団【ベネディクテ・ダンゴー(Vn)
クリスティーナ・フィアロヴァ(Va)
アダム・スタドニキ(Vc)/ニール・ブラムスネス・タイルマン(P)】

録音:2015年2月16-19日、2016年9月27-29.30日 王立音楽大学コンサートホール・コペンハーゲン
ドイツに生まれ、若いころにコペンハーゲンに移住し目覚ましい活躍をした初期ロマン派の作曲家クーラウと、19世 紀後期に活躍したデンマークの作曲家マリング(デンマークで最初に管弦楽法の教則本を執筆したことでも知られ ています)。2人のピアノ四重奏曲を並べた1枚です。ベートーヴェンにも比較されるクーラウ、かたや「デンマークのサ ン=サーンス」と称されるマリング。書かれた時代も作風も違う2つの作品ですが、クーラウからJ.P.E.ハルトマン、ゲー ゼ、そしてマリングへと流れるデンマーク音楽の潮流を感じ取ることができます。
DACAPO
MAR-8.226151(1CD)
NX-B06
フィニ・ヘンリクス(1867-1940):ヴァイオリンとピアノのための作品集
ロマンス Op.43(1919)
ノルディック・ダンス(1920頃)
エロティコン Op.56(1921)
マズルカ Op.35(1911)
「晩夏」Op.50(1909)
魔女の踊り(作曲年不詳)
.レリジオーソ Op.34(1911)
子守歌(1915)
クライネ・ブンテ・ライエ Op.20(1899)
カンツォネッタ Op.27(1923)
悲しみ(1923)
バレリーナ Op.51(1921)
ノヴェレッテル Op.26(1905)
小さなワルツ(1920頃)
子守歌(1921)
ヨハンネス・ソー・ハンセン(Vn)
クリスティーナ・ビェルケ(P)

録音:2018年6月27-29日
コペンハーゲンで生まれ、スヴェンセンに師事したヘンリクス。やがてベルリンに渡りヨーゼフ・ヨアヒムとヴォルデマール・ バルギールの弟子となりヴァイオリニストとしてデビュー、作曲家としても数多くの作品を残しています。このアルバムは 彼が最も得意としたヴァイオリンのために書かれた小品集で、各々親しみやすいタイトルが付されたサロン風の作品 を楽しむことができます。なかでも「クライネ・ブンテ・ライエ(多彩な小品集)はストーリー性を持つロマンティックな小 品で構成されており、中でも「蚊の踊り」はヘンリクスの代表作として知られています。

Profil
PH-18089(1CD)
ピアソラ:作品集
アディオス・ノニーノ/オブリビオン
ブエノスアイレスの夏
コルドバへのオマージュ
リェージュへのオマージュ
愛/恐怖/バチンの少年
ウィリアム・サバティエ(バンドネオン)
、フリートマン・ヴュットケ(G)、
ヴィンフリート・ホルツェンカンプ(Cb)、
ティモ・ハンドシュー(指)南西ドイツプフォルツハイム室内O

録音:2018年6月/オーバーダーディンゲン、ラウレンティウス教会
フランスのバンドネオン奏者とドイツのギタリスト、ベーシストによるトリオ。2017年結成、ピアソラ作品に特別な思いを寄せ、今回のデビュー盤もオーケス トラを従えピアソラ・ワールドを繰り広げています。ヴィンフリート・ホルツェンカンプのベースがジャズ・スピリットに満ちていて、クラシック風解釈のピアソラ とはひと味異なる素敵な音世界にひたれます。

Gramola
GRAM-99190(1CD)
NX-B06
近現代の管楽トリオ集
トマジ(1901-1971):田園風コンセール
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):
木管三重奏のための小組曲
ジャン・フランセ(1912-1997):ディヴェルティスマン
トーマス・ハイニッシュ(1968-):ぼやけた軌跡
ヘルムート・ヘードゥル(1969-):ポリスィート
トリオ・ミニョン・ウィーン
【レーネ・ケニエリ(Ob)、ミリアム・イルゼビル・シーストル(Cl)、マリオン・ビーバー=ヤンダ(Fg)】

録音:2017年10月31日-11月2日、2018年2月17日、2018年4月30日
オーボエ、クラリネット、ファゴット、この3つの楽器のためのアンサンブルは、20世紀初頭にフランスで確立された室内楽 の形であり、フルートとオーボエ、クラリネットの組み合わせよりも低音が充実、魅力ある感動的な響きが生まれるため か、トマジやボザ、フランセなど多くの作曲家が作品を書いています。このアルバムでは前述の3人に加え、ハイニッシュ、 ヘードゥルの現代作品も収録、アンサンブルの更なる可能性を追求しています。2005年に結成された管楽アンサンブ ル「トリオ・ミニョン・ウィーン」は、各々の楽器の音を引き立てあいながら、目のくらむような技巧も披露、見事な演奏を 聴かせます。

CPO
CPO-555171(1CD)
NX-B02
ゲオルク・ドルシェツキー(1745-1819):オーボエ四重奏曲集 第1集
オーボエ四重奏曲 ハ長調
オーボエ四重奏曲 ト短調
オーボエ四重奏曲 ヘ長調
オーボエ四重奏曲 変ホ長調
オーボエ四重奏曲 変ロ長調
【アンコール】
ヤナーチェク:草かげの小径にて 第1集より「おやすみ」
グルントマンQ【エドアード・ウェスリー(Ob)、ウルリケ・ティッツェ(Vn)、ベッティーナ・イーリヒ(Va)、ウルリケ・ベッカー(Vc)】
録音
2013年9月8-12日,2014年9月2日
「6つのティンパニと管弦楽のための協奏曲」で知られるチェコ出身の作曲家ゲオルク・ドルシェツキー。彼はもともとドレスデン でカルロ・ベゾッティにオーボエを学んだオーボエ奏者でしたが、ヘプ(ドイツ名エゲル)の歩兵連隊に参加し、ウィーン、リン ツ、ブランナウに駐留、鼓手として名を上げ、自らの楽団を組織しました。前述の協奏曲も含めた彼の作品のほとんどは自ら の楽団のために書かれていますが、晩年の1807年から1808年に作曲された10曲の「オーボエ四重奏曲」はこれまでほと んど知られていません。どれも機知に富んだ作風による楽しい作品で、いずれ全曲がリリースされる予定です。

Resonus
RES-10109(1CD)
NX-B05
ジェラルド・フィンジ:作品集
歌曲集「小道と踏み段を通って」Op.2-バリトンと弦楽四重奏のための
前奏曲(C.アレクサンダーによる弦楽四重奏編)
.間奏曲 Op.21-オーボエと弦楽四重奏のための
エレジー Op.22(C.アレクサンダーによる弦楽四重奏編)
5つのバガテル Op.23(C.アレクサンダーによるクラリネットと弦楽四重奏編)
フィンジSQ【サラ・ウォルステンホルム(Vn1)、ナタリー・クロウダ(Vn2)、ルース・ギブソン(Va)、リディア・シェリー(Vc)ー】
マーカス・ファーンズワース(Br)
ロバート・プレーン(Cl)
ルース・ボリスター(Ob)

録音:2012年2月5-7日
日本でも根強いファンを持つジェラルド・フィンジ。美しく郷愁に溢れた旋律と、その中に潜む神秘的で仄暗い雰囲気が 彼の作品の特長です。このアルバムには、「小道と踏み段を通って」を中心に、いくつかの作品を弦楽四重奏に編曲し たものを収録。弦楽四重奏とバリトンのために作曲された「小道と踏み段を通って」は彼の代表的な作品の一つであ り、移ろいやすい自然の風景と若者の繊細な心が描かれたトマス・ハーディの詩にフィンジは美しい旋律を与えていま す。「5つのバガテル」は本来、クラリネットとピアノのための作品ですが、クリスティアン・アレクサンダーによって弦楽四重奏 版へと絶妙な編曲が施されています。前奏曲、エレジーも同じく弦楽四重奏版での演奏です。作曲家の名を冠した フィンジSQの演奏です。

STEINWAY&SONS
STNS-30109(1CD)
NX-B07
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114
ブライアン・ソーントン(Vc)
アフェンディ・ユスフ(Cl)
スペンサー・マイヤー(P)

録音:2018年8月27-29日、オバーリン音楽院クロニック・ホール・スタジオ
クリーヴランドOのチェロ奏者を25年務めているブライアン・ソーントンのSteinwayレーベル第2 弾。第1弾(STNS30081)ではブラームスのチェロ・ソナタ2曲を聴かせてくれた彼ですが、今回は同じク リーヴランドOに2017-2018シーズンから首席クラリネット奏者として加わったアフェンディ・ユスフ を迎え、ブラームスの三重奏曲を披露しています。クラリネットとチェロという、ブラームスが愛した2つの楽 器の取り合わせで前作以上に幅広くなった表現と、深みを増した歌心で作品の魅力を最大限に伝えて います。カップリングはドビュッシーのチェロ・ソナタ。近現代作品に大きな関心を寄せるソーントンとピアニス トのマイヤーですが、ここではドビュッシーにも思い切った表現を付けてダイナミックに聴かせています。

ALPHA
ALPHA-461(1CD)

NYCX-10056(1CD)
国内盤仕様
税込定価
シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D803
ベルワルド(1796〜1868):大七重奏曲 変ロ長調
アニマ・エテルナ・ブリュッヘ(古楽器使用)
リザ・シクリャヴェル(Cl)
リザ・ゴールトベルク(Fg)
ウルリヒ・ヒュープナー(Hrn)
ヤーコプ・レーマン(ヴァイオリン1)
ラースロー・パウリク(ヴァイオリン2)
ベルナデッテ・フェルハーヘン(Va)
ダヴィト・メルコニアン(Vc)
ベルターネ・ルイス・モリナ(Cb)

録音:アカデミー・ワン・スタジオ、ベルギー、シント=アマンツベルフ
【国内盤】
解説日本語訳・補筆:白沢達生
1987年の創設以来、古楽鍵盤奏者ジョス・ファン・インマゼールのもと古典派からロマン派へ、さらに20世紀へ…とピリオド奏 法でのレパートリーを広げてきたアニマ・エテルナ・ブリュッヘは、近年さらなる新境地へ!結成当初の小編成に立ち返るかのよう に室内楽にも取り組む機会が増えてきました。さきのアルバムでもメンデルスゾーンの八重奏曲が収録されていましたが、今回は 更なる試みとして、シューベルトが「大管弦楽による交響曲への第一歩」と自ら位置づけた八重奏曲と、スウェーデンの大家ベ ルワルドの大七重奏曲を。前者の壮大なスケール感と、後者のえもいわれぬ室内楽的機微とのあいだで、19世紀というオーケ ストラの時代を問い返すにも絶好な内容になっています。使用楽器はことごとくオリジナル! ベルワルドの大七重奏曲は競合 盤も少なくないところ、古楽器演奏で聴ける機会も貴重。国内仕様の日本語解説では作曲家についての情報など原文解説 にはない要素も追補されます。

TOCCATA
TOCC-0485(1CD)
NX-B03
イゴーリ・レイヘルソン(1961-):ピアノと室内楽作品集 第2集
1-3.ピアノ三重奏曲 第2番ロ短調(2004)
4-8.ピアノのための5つの短い小品(2005)
9.ヴァイオリンとピアノのためのメロディ(2008)
10-13.ピアノ四重奏曲 嬰ト短調(ロベルト・シューマンへのオマージュ)(2002)
コンスタンティン・リフシッツ(P)
エカテリーナ・アスタショーヴァ(Vn)…1-3.10-13
アレクサンドル・クニャーゼフ(Vc)…1-3.10-13
マルク・ブシュコフ(Vn)…9
アンドレイ・ウソフ(Va)…10-13

録音:2017年6月16-18日…1-3.10-13
2017年6月10日…4-8
2017年6月15日…9
世界初録音
1961年レニングラード生まれの作曲家レイヘルソン。一時期ニューヨークで活躍し、現在はモスクワを拠点に活動して います。ジャズ・ピアニストとしても名高い彼の作品は、ラフマニノフ風の華麗なテクニックとジャズのイディオムを融合させ たロマンティックなスタイルで、多くの演奏家たちが彼の作品を愛奏しています。このアルバムではレイヘルソンの友人であ るピアニスト、リフシッツを中心に、同じく親しいクニャーゼフ、アスタショーヴァら名手たちが集結。親密なアンサンブルを聴 かせます。古典的な佇まいを持つピアノ三重奏曲第2番とピアノ四重奏曲、メランコリックな旋律が印象的な「メロ ディ」、遊び心溢れる「ピアノのための5つの小品」と興味深い作品が並びます。 
TOCCATA
TOCC-0519(1CD)
NX-B03
ロベルト・フュルステンタール(1920-2016):室内楽作品集 第1集
2台のオーボエとピアノのためのソナタ ニ短調 Op.56
チェロ・ソナタ ヘ短調 Op.58
ヴィオラ・ソナタ ニ短調 Op.57
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ短調 Op.43
ピアノ三重奏曲 Op.65
ロセッティ・アンサンブル【マルコム・メッシター(Ob)、クリストファー・オニール(Ob)、サラ・トリッキー(Vn)、サラ=ジェーン・ブラッドリー(Va)、ティモシー・ロウ(Vc)、ジョン・レネハン(P)】

録音:2018年11月8-9日、2018年12月17-19日
※世界初録音
1920年、ウィーンのユダヤ人家庭に生まれたフュルステンタール。1938年にドイツがオーストリアに侵攻した際には、彼 も多くのユダヤ人たちと同じくアメリカへ亡命しました。幸福な家庭と愛する人を失った彼は音楽の道を捨て、アメリカで 会計士として生活の基盤を作り、一度はユダヤ人女性を妻に迎えましたが、すぐに破局してしまいます。しかし、亡命か ら35年を経て偶然、かつての恋人に再会した彼は忘れていた創作への意欲を取り戻し、2016年11月、96歳で生 涯を閉じるまで数多くの作品を書き上げました。彼が語った言葉、「作曲をするとき、私の心はウィーンに帰る」は亡命 音楽家たちを象徴する言葉として、2017年、日本で開催された展示会のスローガンにも使用されました。フュルステン タールの作品のほとんどは歌曲ですが、ここには珍しい室内楽作品が収録されており、1900年代前半の良きウィーンを 思い起こさせる美しい旋律を聴くことができます。
TOCCATA
TOCC-0522(1CD)
NX-B03
シューマン:子供のためのアルバム(A.カルットゥネンによる弦楽三重奏編) ゼブラ・トリオ【エルンスト・コヴァチッチ(Vn)、スティーヴン・ダン(Va)、アンシ・カルットゥネン(Vc)】

録音:2018年5月10-12日アマン・スタジオ ウィーン
世界初録音
1848年、シューマンが“長女マリーの7歳の誕生日の贈り物”として作曲した7つの小品をもとに、曲を付け加えたり、改 訂したりと数々の変遷を経て生まれたのがこの「子供のためのアルバム」。全2部、43曲で構成されており、技巧的には 平易ですが、自然と季節の移り変わりや、シューマンの心情が反映された珠玉の作品集です。チェリスト、アンシ・カルッ トゥネンはこの曲集を弦楽三重奏用に編曲。多彩な響きを駆使することで、曲の繊細さを存分に引き出し、見事な作 品へと生まれ変わらせることに成功しています。シンプルな旋律の一つ一つに豊かな抒情性が宿っていることを実感させ てくれます。

GENUIN
GEN-19652(1CD)
「オペラ」〜歌劇からの金管アンサンブル
ウェーバー(プフィースター編):「魔弾の射手」序曲
ドヴォルザーク(ドレクスター編):「ルサルカ」から(4 曲)
ボロディン(ローレンス編):「イーゴリ公」序曲
プロコフィエフ(ローレンス編):「三つのオレンジへの恋」から(4 曲)
フンパーディンク(ドレクスラー編):「ヘンゼルとグレーテル」から(2 曲)
ロッシーニ:「ギヨーム・テル(ウィリアム・テル)」序曲
10フォー・ブラス

録音:2018年7月20-23日 ドイツ,ヘルフォルト
GENUIN から発売された2 枚のCD、ポートレイト(GEN-13294)、オリジナル(GEN-15365)に続く、10 フォー・ブラスの久々の CD。題名の通りオペラの音楽を金管アン サンブルで演奏、序曲だけでなくアリアや舞曲なども演奏して楽しませてくれます。 10 フォー・ブラスは 2000 年に当時のドイツの若手奏者たちによって結成されたドイ ツの金管アンサンブル。ブラスというと輝かしいイメージになるけれど、彼らは柔らか いコクのある響きも素晴らしい。今回の録音には打楽器奏者も含めて15 人が参加し ています。

GENUIN
GEN-19640(1CD)
フルートとギターの二重奏
ハイドン:ソナタ ニ長調 Hob.XVI:37(原曲ピアノ・ソナタ)
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397((原曲ピアノ独奏曲)
ベートーヴェン:ソナタ第26番「告別」(原曲ピアノ・ソナタ)
ハイドン:ソナタ イ長調 Hob.XVI:30(原曲ピアノ・ソナタ)
ジュリアーニ:フルートとギターのための大協奏二重奏曲 Op.85
ノエミ・ジェーリ(Fl)
カタリン・コルタイ(G)

録音:2018年6月11-14日 ハンガリー,ソンバトヘイ
フルートとギターの二重奏。オリジナルのジュリアーニの大協奏二重奏曲の他はいずれも演 奏する二人の編曲。ハイドンのピアノ・ソナタの中でも特に有名なニ長調のピアノ・ソナタや、ベ ートーヴェンの告別、モーツァルトの幻想曲など、いずれもフルートとギターによって新たな雰 囲気に生まれ変わって聞くことができます。 演奏する二人は共にリスト音楽アカデミーの出身。フルートのノエミ・ジェーリはさらにウィーン 国立音楽大学やミュンヘン音楽大学で学び、広くヨーロッパで活躍しています。カタリン・コルタイ はブリュッセル王立音楽院などで学び、バロック・ギターやリュート、テオルボなども弾くギタリス ト。
GENUIN
GEN-19641(1CD)
シューベルト&シューマン:フルート作品集
シューベルト(ベーム編):「白鳥の歌」 D957〜漁師の娘,影法師,鳩の便り
シューベルト:「萎れた花」の主題による序奏と変奏曲 ホ短調 D802
シューマン(マティック編):3 つのロマンツェ Op.94
シューベルト(ラリュー編)):ソナティネ ニ長調 D384
シューマン(マティック編):おとぎの絵本 Op.113
デュオ・マティック・フート【クリスティアン・マティック(Fl)、マティアス・フート(P)】

録音:2017 年10月16-17 日,2018年11月20日 フランクフルト・アム・マイン
「ドビュッシーと彼の友人たち」(GEN-18600)に続くデュオ・マティック・フートの新録音は、シ ューベルトとシューマンの作品集。オリジナルのD802 の他は編曲。クリスティアン・マティックの 柔らかい美音のフルートが巣晴らしく、長年コンビを組むマティアス・フートとの相性も抜群で、 幸せな一時を過ごすことができます。
GENUIN
GEN-19642(1CD)
エネスコ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ヴァイオリン・ソナタ第3 番Op.25
子どもの頃の印象 Op.28
ヴァイオリン・ソナタ第2 番Op6
協奏即興曲
デュオ・ブリュッゲン=プランク:
【マリー・ラダウアー=プランク(Vn)
ヘンリケ・ブリュッゲン(P)】

録音:2018 年6 月18-21 日 ベルリン=ダーレム
ジョルジェ・エネスコ(ジョルジュ・エネスコ)のヴァイオリンとピアノのための作品を収録。演奏 するは若手女性デュオ、デュオ・ブリュッゲン=プランク。マリー・ラダウアー=プランクはオー ストリア、ザルツブルクの生まれ。2014 年、ライプツィヒのバッハ国際コンクールのヴァイオ リン部門で第 2 位(ちなみに第 1 位は日本の岡本誠司)など、数多くのコンクールで受賞して います。ヘンリケ・ブリュッゲンはドイツ、シュタットオルデエンドルフの生まれ。若い二人の奏でる エネスコはルーマニア民俗色を強調するよりはエネスコの国際的な洗練味を引き立てたもの で、新鮮です。

カメラータ
CMCD-28365(1CD)
2019年3月28日発売
J.L.クレプス:室内ソナタ集T〜V
室内ソナタ 第1番イ長調
室内ソナタ 第2番ト長調
室内ソナタ 第3番ハ長調
ヴォルフガング・シュルツ(Fl)
クラウディオ・ブリツィ(クラヴィオルガン)

録音:2008年10月/イタリア
 世界屈指の名フルート奏者として、ウィーン・フィル、国立歌劇場は もちろん、ソロ・室内楽でも活躍したヴォルフガング・シュルツ。2013 年3月28日に急逝して6年、シュルツの未発表音源が登場しました。亡く なる5年前にイタリアで録音したバッハの高弟クレプスの室内ソナタ集 にも、音色の暖かさと趣味の良い的確な表現で世界を魅了したシュルツ の芸術が収められています。滑舌良く語るアーティキュレーションと流 暢に流れる歌心の絶妙なバランスを、相性の良いクレプス作品で心行く までお楽しみください。(カメラータ)

Evil Penguin Records
EPRC-0030(2CD)
シューベルト&ブラームス:デュオ作品全集 vol.5
[CD1]
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 op.78、
 ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 op.108
[CD2]
シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821、
 ソナタ(ソナチネ) op.137-1/ D384
ブラームス:スケルツォ(F.A.E.ソナタより)
ピーター・ウィスペルウェイ(Vc/ガダニーニ1760年)
パオロ・ジャコメッティ(P/スタインウェイ)

録音:2018年5月23-25日&11月27-29日、ライデン
ウィスペルウェイ&ジャコメッティによる、シューベルトとブラームスのデュオ作品を録音するプロジェクト、ついに完結編の登場です!
ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番は原曲はト長調ですが、この作品をチェロで演奏する場合、パウル・クレンゲルによる編曲(ジムロック社 からブラームスの生前に出版)のニ長調に準拠することが多いです。原調のト長調による録音はきわめて珍しく、貴重。ウィスペルウェイ自身大好きだ という第 1 楽章の冒頭から、ウィスペルウェイの愛情のつまった音色に心をわしづかみにされるよう。ジャコメッティとのアンサンブルも素晴らしいも のがあります。アルペジオーネ・ソナタも、ウィスペルウェイの美しい音色とリズムに酔う名演となっています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902631(1CD)
イディッシュ・カバレット
コルンゴルト:弦楽四重奏曲第2番Op.26 (1933)
シュルホフ:弦楽四重奏のための5つの小品(1923)
デシャトニコフ:イディッシュ〜ヴォーカルと弦楽四重奏のための5つの歌
ヒラ・バッジオ(S)
エルサレムQ【アレクサンドル・パヴロフスキー(Vn1)、セルゲイ・ブレスレル(Vn2)、オリ・カム(Va)、キリル・ズロトニコフ(Vc)】

録音:2018年12月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
弦楽四重奏のスタンダード・レパートリーで高い評価を受けるエルサレム四重奏団が、ハルモニア・ムンディから「ちょっと変わっていながら、聴き手 の興味をひくものに挑戦してみては?」と勧められ実現したルーツ捜し音楽集。
戦前のポーランドは世界最大のユダヤ人口をかかえ、学問、芸術の分野で最先端であっただけでなく、1918 年頃から1933 年まで華開いたドイツ のワイマール文化を牽引したのもユダヤ系で、一世を風靡したカバレット(キャバレー)ソングなどは、ユダヤ文化爛熟例でした。第2次世界大戦のホ ロコーストで姿を消しましたが、ハリウッドやブロードウェイへ場所を変え、ボードビルやミュージカルへと発展する要素となりました。
当時のポーランド・ユダヤ人のストリート・ミュージックを現在の視点で見るため、現代ロシアの作曲家レオニード・デシャトニコフに流行歌をソプラ ノと弦楽四重奏用に再創造するよう委嘱、生まれたのが「イディッシュ」。弦のための革新的な書法がユダヤの歌に現代的な命を吹き込んでいます。
その縁取りを明瞭にするため、当時活躍したふたりのユダヤ系作曲家コルンゴルトとシュルホフの作品を収録。ナチスの台頭により前者はアメリカへ 渡り映画音楽の世界で成功、後者は強制収容所に送られ48歳の命を散らしました。ここに収められた2篇は、ワイマールのカバレットソングを彼ら のやり方でクラシック作品化したもので、独特の雰囲気に酔わされます。 エルサレム四重奏団もクレズマーさえ彷彿させるねちっこい音色で濃い世界を再現。ワールドミュージック好きにも超オススメです。 (Ki)

CAvi
4260085-534463(1CD)
「セクエンツァ」
ビーバー:ロザリオ・ソナタより パッサカリア ト短調
シャリーノ:6つのカプリースより 第2番アンダンテ
ベリオ:セクエンツァ VIII
シャリーノ:6つのカプリースより 第5番プレスト
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121*
フランツィスカ・ヘルシャー(Vn)
セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(P)*

録音:2018年5-6月/ケルン、ドイツ放送カンマームジークザール
バッハの無伴奏ヴァイオリン以前の作品のなかでは群を抜いて人気があり重要な作品であるビーバーのパッサカリアに、現代イタリアの技巧的な無伴奏を絡め、 最後はシューマンの重厚なソナタで締めくくる、生半可な覚悟では挑めないカップリングの1枚。シャリーノのカプリースはフラジオレットを駆使したもので、複 雑かつ幻想的な音が風となって吹き乱れます。また様々な楽器の特殊奏法を開拓するために書かれたベリオのセクエンツァ・シリーズからのヴァイオリン曲も微妙 な音程と音色を追求した先鋭的な作品です。

MIRARE
MIR-416(1CD)
ラヴェル:作品集
ヴァイオリン・ソナタ(1897)
5つのギリシア民謡(マリヤ・ミルシテイン編)
フォーレの名による子守歌
ヴァイオリン・ソナタ(1923-27)
「カディッシュ」(2 つのヘブライの歌より/ルシアン・ギャルバン編)
ツィガーヌ
ハバネラ形式の小品
マリヤ・ミルシテイン(Vn)
ナターリヤ・ミルシテイン(P)

録音:2018年11月24-28日
スペインはもとより、東欧、そして東洋の音楽に魅せられ、それらを取り入れたスタイルの作品を多く書いたラヴェル。ラヴェルが見た様々な世界を追体験で きるプログラムの1 枚の登場。マリヤ・ミルシテインとナターリヤ・ミルシテインは姉妹。ヴァイオリンのマリヤはグルベルトとデュメイに師事。ピアノのナターリ ヤは父とネルソン・ゲルネルに師事。共演CDは「ヴァントゥイユのソナタ」(MIR 384)がありますが、マリヤの力強い音色と、ナターリヤの強靭な技巧は相 性ぴったり。今後に要注目の姉妹です。 (Ki)

Hyperion
CDA-68234(1CD)
ジュピター・プロジェクト〜19世紀のドローイング・ルームにおけるモーツァルト
モーツァルト:「魔笛」序曲(フンメル編曲室内楽版)
ピアノ協奏曲第21番(クラーマー編曲室内楽版)
「フィガロの結婚」序曲(フンメル編曲室内楽版)
交響曲第41番 「ジュピター」(クレメンティ編曲室内楽版)
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(P)、
ケイティ・バーチャー(Fl)、
キャロライン・ボールディング(Vn)、
アンドルー・スキッドモア(Vc)

録音:2018年6月11日−13日、クーパー・ホール(サマセット、イギリス)
デイヴィッド・オーウェン・ノリスは、サンサンプトン大学の教授、王立音楽カレッジとロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックの客員教授、王立音楽アカデミーとオックスフォード大学キーブル・カレッジのフェローなどを務める英国楽壇の重鎮にして、ピアニストとしては様々な協奏曲、ピアノ独奏、室内楽、歌曲伴奏など多数の録音に参加、また作曲家としてもアルバムをリリースし、音楽TV番組やラジオでもお馴染みの名音楽家です。 オーウェン・ノリスによる「ジュピター・プロジェクト」は、19世紀ロンドンのドローイング・ルーム(客間)で流行した、モーツァルトのオーケストラ作品からの室内楽版アレンジを再現するという注目のプロジェクト。 モーツァルトの室内楽版といえば、ハルモニームジーク(管楽アンサンブル)編成も親しまれていますが、ここでは「ピアノ、フルート、ヴァイオリン、チェロ」のピリオド楽器による四重奏で、プロジェクト名ともなっている交響曲第41番「ジュピター」を中心に、ピアノ協奏曲第21番、そして「魔笛」と「フィガロの結婚」序曲の人気曲をお贈りします。ケイティー・バーチャーを始め、ブレコン・バロック、イングリッシュ・コンサート、フロリレジウム、OAE、ダニーデン・コンソート、コレギウム・ムジクム90、エイヴィソン・アンサンブルなどで活躍する古楽器の名手たちによる演奏。モーツァルトや小編成アレンジの愛好家必聴必携です!

NoMadMusic
NMM-058(1CD)
アルメニア音楽の魅惑の世界
コミタス:ミニアチュール
サヤト=ノヴァ:Yis qou ghimete chim gidi(あなたの価値がどんなにか)、Ari indz angaj kal(彼女はなんと優雅なことか)、Ashkharhums akh chim qashil(私はこの世界では痛みを感じない)
グサン・シェラム(1857-1938):ジャック・ガンダールの編曲
ルーベン・アルチュニアン(b.1939:Quochari、Berd par
ハチャトゥリアン(ヤシャ・パピアン編):バレエ「スパルタクス」より‘エギナとバッカナリアのヴァリアシオン’、バレエ「ガイーヌ」より‘ヌネのダンス’‘子守歌’‘アイシャの孤独(モノローグ)’‘ウズンダラ’、「仮面舞踏会」より‘ワルツ’
Toumanian Mek
〔ダヴィド・ハルチュニアン(Vn1)、クララ・ジャスシシン(Vn2)、エティエンウ・タヴィティアン(Va)、ジェニファー・ハーディ(Vc)〕
ダン・ガリビアン(声)

録音:2018年7&10月
NoMadMusic
NMM-062(1CD)
“B-Side”
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K136、変ロ長調 K137、ヘ長調 K138
ヘンデル:パッサカリア(組曲ト短調 HWV 432より)
カバレフスキー:「道化師」よりワルツ
モンティ:チャールダーシュ
カメラータ・アルマ・ヴィーヴァ
2019年に結成10周年を迎えたカメラータ・アルマ・ヴィーヴァ(アルマ・ヴィーヴァ=生きた魂)によるアルバム。ガボール・タカーチ=ナジの薫陶を受 けたメンバーたちによって結成されたアンサンブルです。指揮者を置かずに、立って演奏します。練習は演奏にとどまらず、演劇や即興、瞑想など多岐に渡ります。 ヘンデルからローリング・ストーンズまでそのレパートリーも多岐にわたるスリリングなアンサンブルの演奏をおたのしみください! (Ki)

REFERENCE
RR-147SACD(1SACD)
ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番ト短調
ピアノ三重奏曲第2番ニ短調Op.9「悲しみの三重奏曲」(1917年版)
ヴォカリーズOp.34の12(ユーリ・コニュス編ピアノ三重奏版)
エルミタージュ・トリオ【ミーシャ・カイリン(Vn)、セルゲイ・アントノフ(Vc)、イリヤ・カザンツェフ(P)】

録音:2017年9月3-7日/メカニクス・ホール(マサチューセッツ)
2011年に結成されたエルミタージュ・トリオ。2007年の第13回チャイコフスキー国際コンクール・チェロ部門優勝のセルゲイ・アントノフをはじめ、ロシ ア系の3名による超高性能ピアノ三重奏団。彼らがラフマニノフに挑戦しました。チャイコフスキー以来、ロシアの作曲家は特別な人の追悼にピアノ三重奏曲を 作ることが慣わしとなりました。1893年10月にチャイコフスキーが急逝すると、ラフマニノフは長大かつ感動的な作品をその霊に捧げました。長さ、構造など「偉 大な芸術家の思い出」を意図的に真似ていますが、ピアノが主役で非常に技巧的なのがラフマニノフならでは。意味深長な引用や慟哭などチャイコフスキーへの 思いにあふれる重い作品となっています。
単一楽章の習作的なピアノ三重奏ももちろん収録されていますが、注目なのはラフマニノフの親友だった作曲家ユーリ・コニュスがピアノ三重奏に編曲した「ヴォ カリーズ」が収録されていること。コニュスはもともとヴァイオリニストでもあり、弦の特性を知り尽くしていたうえ、後に息子がラフマニノフの次女と夫婦になる という因縁もあります。効果と美しさに満ちたアンコールとなっています。
トリオ・ワンダラーの演奏は辛口で緊張感に富むもので、凄みすら感じさせます。ピアノのヴァンサン・コックが、ラフマニノフのヴィルトオーゾ風パートで充 実の名手ぶりを示しているのも聴きものです。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1570(1CDR)
ダレイラク他:弦楽四重奏曲集
ニコラ=マリー・ダレイラク(1753-1809):弦楽四重奏曲第5番変ホ長調*
ジャン・リヴィエ(1896-1987):弦楽四重奏曲第2番ヘ長調#
ジョリヴェ(1905-1974):弦楽四重奏曲+
パスカルSQ [ジャック・デュモン(Vn1)、モーリス・クリュ(Vn2)、レオン・パスカル(Va)、ロベール・サル(Vc)]

録音:1939年*、1951年7月-8月#、1950年頃+ 、
※音源:L 'Anthologie Sonore, AS 127 *、Columbia LF 280-282 #、Contrepoint C. O. 7-9 +
Forgotten Records
fr-1582(1CDR)
エネスコ:八重奏曲 ハ長調 Op.7 *
弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.22 #
ルーマニア作曲家連合SQ 、
エネスコ国立PO団員*
ルーマニア放送SQ #

録音:1956年
※音源: Electrecord ECE 01 *、ECD 15 #
Forgotten Records
fr-1574(1CDR)
ラヴェル、ルーセル、フロラン・シュミット
ラヴェル序奏とアレグロ
ルーセル:セレナーデ Op.30
フロラン・シュミット:ロカイユ風組曲 Op.84
4部の組曲「従順なクラヴサン」Op.107 #
マリー=クレール・ジャメ五重奏団[マリー=クレール・ジャメ(Hp)、クリスティアン・ラルデ(Fl)、ギー・デュプリュ(Cl)、ペピト・サンチェス(Vn1)、ジャック・デュジャン(Vn2)、コレット・ルキアン(Va) ピエール・ドゥジェンヌ(Vc)]
マルセル・ド・ラクール(Cemb)#

録音:1960年10月15日-17日,19日、1957年7月11日ライヴ#
Forgotten Records
fr-1600(1CDR)
ジュリアス・ベイカー
モーツァルト:フルート四重奏曲集*
[ニ長調 K.285 /ハ長調 K.285b
イ長調 K.298 ]
ドビュッシー:フルート・ソナタ#
 シランクス
ルーセル:フルート三重奏曲+
ジュリアス・ベイカー(Fl)
ハリー・ザリーフ(Vn)*
デイヴィッド・マンコヴィッツ(Va)*
ラルフ・オックスマン(Vc)*)
リリアン・フックス (Va)#/+
ローラ・ニューウェル(Hp)#
ハリー・フックス(Vc)+

録音:1950年頃、1954年7月#、1955年、1954年+ 。
※音源: Periods Records SPL 728 *、Decca DL 9777

Dynamic
CDS-7839(1CD)
NX-B03
バッハ:6つのトリオ・ソナタ BWV525-530(チェンバロとギター編)
ソナタ 第5番ハ長調 BWV529
ソナタ 第4番ホ短調 BWV528
ソナタ 第6番ト長調 BWV530
ソナタ 第2番ハ短調 BWV536
ソナタ 第1番変ホ長調 BWV525
ソナタ 第3番ニ短調 BWV527
【エクストラヴァガンティア・デュオ】
フランチェスコ・モルメンティ(ギター…2001年ゲルノート・ヴァグナー製、フランクフルト、ドイツ )
ルイージ・アッカルド(チェンバロ…2015年フェデリコ・マシェローニ製、ミラノ/1769年パスカル・タ
スキン製の復元楽器)

録音:2018年6月 サン・ロレンツォ教会、イタリア
バッハの「6つのトリオ・ソナタ」はもともとオルガンのために書かれていますが、3つの声部を各々分けることで、様々な楽器で演奏 することが可能です。このアルバムではチェンバロとギターという斬新な組み合わせで作品を演奏。新たな可能性を見せてくれま す。11歳でギターを始めたモルメンティは作品の歴史的背景を深く研究した上で、各々の曲に納得のいく編曲を施し、自然な バッハを聴かせます。チェンバロのアッカルドはカリアリ出身。最初はピアノを学び、チェンバロに転向。バロック期の作品を得意とす る奏者です。新鮮なアプローチをお楽しみください。

FUGA LIBERA
FUG-749(1CD)
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ他
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis
仮面〜「ロミオとジュリエット」Op.64より ハイフェッツによるヴァイオリンとピアノのための編曲
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115
ヴァイオリン・ソナタ第1番へ短調 Op.80
行進曲〜「3つのオレンジへの恋」より(ハイフェッツ編)
エルサ・グレーテル(Vn)
ディヴィッド・ライヴリー(P)

録音:2018年6月22-25日
FUGA LIBERAレーベルからこれまでリリースした3枚のアルバムが、ディアパソンやグラモフォンで最高ランクの高評価を得ているフランスのヴァイオリニスト、エル サ・グレーテルによるプロコフィエフが登場。プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ2作と無伴奏ヴァイオリン・ソナタは、1944〜47年という第二次世界大戦終結の前 後に書かれており、深い嘆きからの沈鬱と内に秘めた情熱の高まりが印象的な第1番、やや軽やかな抒情性と諧謔性を併せ持つ第2番、ロシアの民族舞曲 の影響をうかがわせる無伴奏ソナタという、いずれもキャラクターの立った作品です。グレーテルはこれをプロコフィエフが作り出した音楽的な仮面と捉え、それぞれ の作品を性格的に描き出すことに成功しています。アルバム・タイトルの元となった「仮面」と、有名な「行進曲」をハイフェッツの編曲で収録。

Etcetra
KTC-1644(1CD)
ベルギー・ロマン派のチェロとピアノのための作品集
ヴュータン:エレジー Op.30
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調(チェロ版)
イザイ:子供の夢 Op.14
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(チェロ版)
ペーテル・ブノワ:Heeft het roosje milde geuren
ポール・ハイマン(Vc)、
イシル・ベンギ(P)

録音:2019年1月、ベルギー
1994年生まれのベルギーの若きチェリスト、ポール・ハイマンと、トルコ系ベルギーのピアニスト、イシル・ベンギによるデュオのデビュー・レコーディング。ヴュータン、フランク、イザイ、ルクー、ブノワといった偉大なベルギー・ロマン派の作曲家たちによるチェロとピアノのための作品集。ロマン派ソナタの人気曲であるフランクの「ヴァイオリン・ソナタ」のチェロ版から、ペーテル・ブノワの知られざる作品まで、ベルギー・ロマン派の技巧的で濃密なチェロ作品を鮮烈なチェロで描きます。
ライプツィヒ時代のバッハへの主要な楽器提供者であったヨハン・クリスティアン・ホフマンによる1740年頃製の貴重なチェロを使用。
Etcetra
KTC-1641(1CD)
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲全集 Vol.2
弦楽四重奏曲第3番変ホ短調 Op.30
弦楽六重奏曲ニ短調 Op.70 「フィレンツェの思い出」
ルスクヮルテット〔クセーニャ・ガマリス(Vn)、アンナ・ヤンチシナ(Vn)、クセニア・ズーレヴァ(Va)、ピョートル・カレトニコフ(Cb)〕
イリヤ・ホフマン(Va)、ミハイル・ネムツォフ(Vc)

録音:2018年8月20日−24日、ベルギー
スクヮルテット(RUSQUARTET)は、2001年にモスクワ音楽院付属中央音楽学校で結成されたロシアのSQ。メンバー全員がモスクワ音楽院へと進学し、ボロディン・クヮルテットの元メンバーとして知られる名ヴィオリスト、ドミトリー・シェバーリンの生徒となりました。2006年には、ショスタコーヴィチの生誕100周年を記念したドイツ(ラインスベルク)のコンクールで第1位を受賞した他、バンフ国際弦楽四重奏コンクール(カナダ)、ショスタコーヴィチ国際弦楽四重奏コンクール(ロシア)、トロンプ国際音楽コンクール(オランダ)などで入賞してきた実力派です。
高水準の技術、音楽性で評価された前作(KTC-1598)に続くチャイコフスキー第2弾。弦楽四重奏曲第3番と弦楽六重奏のために書かれた名曲「フィレンツェの思い出」で、シェバーリンが育てた豊かな才能が発揮されます。
Etcetra
KTC-1625(1CD)
マ・メール・ロワ〜ピッコロのためのフランス音楽
ドビュッシー:ピッコロとピアノのための 「ビリティスの歌」
ルイ・デュレ:ピッコロとピアノのためのソナティネ Op.25
プーランク:ピッコロとピアノのためのソナタ(原曲:オーボエ・ソナタ)
ケクラン:ピッコロとピアノのための14の小品 Op.157b
ラヴェル(アラン・クラーンス編):ピッコロとピアノのための 「マ・メール・ロワ」
ペーター・フェルホーエン(ピッコロ)、
ステファン・デ・シェパー(P)
Ma Mere L’Oye / Peter

録音:2018年1月、2月、9月、ベルギー
アントワープSO(元ロイヤル・フランダースO)の主席ピッコロ奏者を務めるベルギーの名手、ペーター・フェルホーエン。
「ピッコロの旋律(KTC-1296)」、「泥棒かささぎ(KTC-1570)」などのピッコロ名盤に続くEt'ceteraレコーディングは、「ピッコロとピアノ版」に編曲されたラヴェルの「マ・メール・ロワ」など、瀟洒で雅なフランス音楽を軽やかで美しいピッコロの音色で贈ります。
フルート、ピッコロ、管楽器関係者注目!

Cobra Records
COBRA-0065(1CD)
アフター・ザ・ダークネス
ハンス・クラーサ:パッサカリアとフーガ、タネック
ギデオン・クライン:弦楽三重奏曲
ラースロー・ヴァイネル:セレナーデ
ディック・カッテンブルグ:弦楽三重奏曲(世界初録音)
ヴァインベルク:弦楽三重奏曲 Op.48
ハーグ弦楽三重奏団

録音:2018年7月8日−11日、オランダ
ハーグ弦楽三重奏団は、3人の女流奏者によって2006年に設立され、オランダを中心にドイツ、イギリス、ロシア、メキシコ、ノルウェーなど国際的に活動しているオランダのアンサンブル。
アウシュヴィッツを生き残ったノーベル平和賞作家エリ・ヴィーゼルの「After The Darkness」から取られたこのアルバムは、迫害、虐殺、追放など第二次世界大戦の犠牲となった作曲家たちの知られざる弦楽三重奏のための作品集。1933年から1945年頃の「暗黒時代」に書かれ、近年ようやく研究・評価されはじめてきた室内楽作品です。

Tactus
TC-970601(1CD)
フォルリヴェジ:作品集
電子音楽〜Elements、Through the Looking-Glass
日本の伝統楽器のための作品 〜 Ugetsu、En La Soledat i el Silenci、Chinmoku no Tsuki
室内楽作品〜Two Ornaments、RosenlebenT、RosenlebenU、La Pointe a la Droite du Coeur
声楽作品 〜 Spem in Alium、Petite Priere、Audivi Vocem
編曲作品 〜 Ave Maris Stella、Stella Splendens、The Unanswered Question
サミュエル・ダンスコム(Cl)、
ルイーザ・エスピゴレ(P)、
カルロ・フォルリヴェジ(Org)、
シエラ・フランク(P)、
ジュディス・ハマン(Vc)、
稲垣聡(P)、入江要介(尺八)、
ベッティーナ・ライトナー(Org)、
京都室内O「ランサンブル・デュ・タン」、他
文部科学省給費生として来日し、東京音楽大学で湯浅譲二に作曲を師事した経歴を持つカルロ・フォルリヴェジ(1971−)は、武満徹作曲賞入選、アイヌの音楽の研究など日本と縁の深いイタリアの作曲家。
母国ではボローニャ音楽院、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院、サンタ・チェリーリア音楽院といった同国の名門で研鑽を積んだ後、IRCAM(フランス)、DIEM(デンマーク)でコンピューター音楽を学ぶなど、現在のイタリア楽壇で注目を集める現代音楽のスペシャリストです。
Tactus
TC-931901(1CD)
シモーニ:室内楽作品集
弦楽四重奏曲第2番 Op.23「オルトレ・ラ・ヴィタ」
弦楽四重奏曲第6番 Op.54
ヴァイオリン、チェロとピアノのためのピアノ三重奏曲「ポエメット・ロマンティコ」
弦楽四重奏曲第8番 Op.67
アンサンブル・レスピーギ

録音:2010年12月、ボローニャ(イタリア)
電気工学と作曲の両面で活躍したイタリアのエンジニアであり音楽家、ルチアーノ・シモーニ(1932−2010)。ヨハネ・パウロ2世の追悼のために作曲された「レクイエム」、ボローニャ大学の創設900周年記念の「ミサ・ソレムニス」が代表作として知られています。
この室内楽作品集には、全9曲の弦楽四重奏の中から、70年台の「第2番」、90年台の「第6番」、2000年台の「第8番」の3作品、1981年の「ピアノ三重奏曲」を収録。「第8番」はチェンバロのオブリガート付きというユニークなスタイルの作品です。

Quartz
QTZ-2132(1CD)
ヒンデミット:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ調 Op.11-1(1918)
ヴァイオリン・ソナタ ニ調 Op.11-2(1918)
ヴィオラ・ダモーレとピアノのためのソナタ 「小ソナタ」 Op.25-2(1922)
ヴァイオリン・ソナタ ホ調(1935)
葬送音楽(1936)
バレエ音楽「気高い幻想」より 瞑想曲(1938)
ヴァイオリン・ソナタ ハ調(1939)
ロマン・ミンツ(Vn、ヴィオラ・ダモーレ)、
アレクサンダー・コブリン(P)

録音:2017年、アカデミー・オヴ・コラール・アート(モスクワ)
モスクワ生まれ、現代ヴァイオリン作品の申し子として知られ、ジョン・タヴナー、ジェームズ・マクミラン、ジャチント・シェルシなど、数多くのロシア初演を任されるヴィルトゥオーゾ、ロマン・ミンツ。
Quartzレーベルのプロデューサーも務めるロマン・ミンツが、古い友人であるというロシアの名ピアニスト、アレクサンダー・コブリンとの共演で、パウル・ヒンデミットの4つヴァイオリン・ソナタ、そして稀少な録音となる「ヴィオラ・ダモーレとピアノのためのソナタ「小ソナタ/クライネ・ソナタ」」を含む、ヴァイオリンとピアノのための作品全集を録音。
ヒンデミットのソナタは、ロマン・ミンツがモスクワで学んでいた若き頃から触れ、以来30年以上にわたって特別な意味を持つ作品となってきたという重要レパートリーです。

Champs Hill Records
CHRCD-147(1CD)
イノヴェーターズ〜バルトーク、ベートーヴェン&ドビュッシー
バルトーク:弦楽四重奏第2番Sz.67
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95「セリオーソ」
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調 Op.10
ベンユーネスSQ〔ザラ・ベンユーネス(Vn)、エミリー・ホラント(Vn)、サラ・ロバーツ(Va)、キム・ヴォーン(Vc)〕

録音:2018年1月23日−25日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(イギリス)
2007年にマンチェスターのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックで結成されたアンサンブル、ベンユーネスSQのデビュー・アルバム!
スイスのジュネーヴ高等音楽院でタカーチSQの創設メンバーでもある名手、ガボール・タカーチ=ナジに学び、オーランド国際弦楽四重奏コンクール、シャーンドル・ヴェーグ弦楽四重奏コンクールで入賞を果たすなど、その前途を期待されている注目のアンサンブルです。
デビュー・アルバムのプログラムは、ベートーヴェンとドビュッシーの名作に、入賞を果たしたヴェーグ・コンクールの開催地繋がりとなるバルトークの四重奏曲第2番をカップリング。今後の飛躍が楽しみなクヮルテットの登場です。
Champs Hill Records
CHRCD-148(1CD)
真夜中の旅〜シャピラ:二重協奏曲集
ヴァイオリンとチェロのための協奏曲「セファルディの旅」
ヴァイオリンとクラリネットのための協奏曲「真夜中の子供」
2本のヴァイオリンのための協奏曲「マジャール」*
イッタイ・シャピラ(Vn)、
トーマス・キャロル(Vc)、
ロバート・プレーン(Cl)、
ハガイ・シャハム(Vn)、
ラモン・ガンバ(指)、
BBCウェールズ・ナショナルO、
ロバート・ボコール(指)*、
アルペッジョーネ室内O*

録音:2013年−2017年
イッタイ・シャピラは、イスラエルでイロナ・フェヘール、アメリカのジュリアード音楽院ではドロシー・ディレイ、ロバート・マンにヴァイオリンを学び、これまでに19曲の新作初演、20枚のCDレコーディングを行ってきたコンポーザー=ヴァイオリニスト。
この「真夜中の旅(Midnight Jouneys)」は、サルマン・ラシュディの同名の著書からインスピレーションを得て実現したまさにシャピラのコンポーザー=ヴァイオリニストの真骨頂となる自作自演集。ハガイ・シャハムやロバート・プレーンなど、共演者陣も豪華です!

Avie
AV-2409(1CD)

PAV-2409(1CD)
国内盤仕様
税込定価
パリンプセスト〜マリンバとクラリネットのための作品集
バッハ:半音階的幻想曲(クラリネット独奏版)とフーガ(クラリネット、マリンバ&打楽器版)、
 シャコンヌ(マリンバ独奏版)
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(クラリネット&マリンバ版)
ウィリアム・トーマス・マッキンリー(1938−2015):クラリネットとマリンバのための「モーストリー・ブルース」より 第2番、第8番&第12番
ジョン・ゾーン(b.1953):クラリネットとマリンバのための「パリンプセスト」
ピアソラ:タンゴ・エチュード第5番(クラリネット独奏版)、
 フーガと神秘(クラリネット、マリンバ、バンドネオン&ダブルベース版)
リチャード・ストルツマン(Cl)、
ミカ・ストルツマン(マリンバ)、
エクトル・デル・クルト(バンドネオン)、
ペドロ・ヒラウド(ダブルベース)

録音:2018年2月26日−3月1日、パフォーミング・アーツ・センター・リサイタル・ホール(ニューヨーク州立大学パーチェス校)
2度のグラミー賞を誇るクラリネットの伝説的奏者、リチャード・ストルツマンと、ヴィルトゥオーゾ・マリンビスト、ミカ・ストルツマンとの夫婦デュオによる新録音が、イギリスのAvieより登場!
クラシック、ジャズ、コンテンポラリーなど垣根を超えたクロスオーヴァー・プログラムで多彩に活動する二人のニュー・アルバムは、クラリネットとマリンバ、バンドネオンやダブル・ベースも含む新たなアレンジによるバッハ、ラヴェル、ピアソラの作品。そして、リチャード75歳のバースデー・コンサートのために書かれたジョン・ゾーンの「Palimpsest」、イェール大学時代からのリチャードの友人であったウィリアム・トーマス・マッキンリーの「Mostly Blues」といった委嘱作品を収録。多様な音楽的才能と比類なき技巧で世界を席巻するリチャード&ミカ・ストルツマンの新プロジェクトにご注目ください!

FARAO
B-108103(1CD)
プーランク:室内楽曲集
三重奏曲 FP43(ピアノ,オーボエ,ファゴット)
六重奏曲 FP100(ピアノ,フルート,オーボエ,クラリネット,ファゴット,ホルン)
フルート・ソナタ FP1634
クラリネット・ソナタ FP184
オーボエ・ソナタ FP185
アンサンブル・アラベスク

録音:2018年4月
20 世紀フランス音楽の美しい深まりは、木管楽器により一層の彩りと香りを纏わせました。その珠玉の美しさがはっきりと刻まれた、プーランクの室内楽曲集。 楽器それぞれの可能性を追求し、調性音楽でありながら一筋縄ではいかない和声の選択などもあいまって、特に晩年の作品などは魅力的な響きに謎めいた晦渋 さが絶妙に混ざった深みのある内容になっています。アンサンブル・アラベスクは世界初録音を含むホルストの室内楽作品集(B-108098)を過去にリリースし ている腕利き団体です。 (Ki)

NoMadMusic
NMM-054(1CD)
トゥリーナ:循環 op.91
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
トマス・グビッチ(b.1957):3つのモーメント
トリオ・タルヴェーグ〔セバスティアン・シュレル(Vn)、エリック=マナ・クトゥリエ(Vc)、ロマン・デシャルム(P)〕

録音:2017年12月
フランスでひっぱりだこのピアノ・トリオ、トリオ・タルヴェーグによる1枚。トゥリーナ(スペイン)、ラヴェル(フランス)、グビッチ(アルゼンチン)という 3名の作曲家の作品のプログラムです。グビッチの作品はタンゴ風なかっこいい楽曲。全体をとおして、名手デシャルムのピアノがアンサンブルを見事に引き締め ています。 (Ki)

オクタヴィア
OVCC-00155(1CD)
2019年5月22日発売
天の舞〜Celestial Dance
モラレス:天の舞
プレスティ:5本のトランペットのための組曲
モラレス:サイクロン
シンプソン:4本のトランペットのためのソナチネ
ジェズアルド:私は死ぬ、悲しみや苦しみゆえに
シャイト:カンツォン・コルネット
モラレス:シティスケープス
シュプリッチ:アコ・カルテット
タル:カノニカル・トリロジー
レイノルズ:5本のトランペットのための音楽
Bach Artists Japan 匠[安藤友樹 (Tp)、井上圭 (Tp)、佐藤友紀 (Tp)、長谷川智之 (Tp)、尹千浩 (Tp)]

録音:2018年10月10-12日埼玉・三芳町文化会館(コピスみよし)
日本を代表する5人のトランペット奏者が集結。バックトランペットを誕生させたヴィンセン ト・バックの名を冠に掲げたトランペット・アンサンブル「Bach Artists Japan 匠」によるCD がクリストン・レー ベルから生まれます。 収録曲には、トランペット奏者・作曲家として活躍するモラレスによって当団からの委嘱を 受け生まれた新作「天の舞」、都会の風景を描写したユーモア溢れる作品「シティスケー プス」をはじめ、レイノルズやタルによって書かれたアメリカ人作曲家による作品を中心に 収録しました。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCC-00149(1CD)
2019年5月22日発売
DREAM/安東京平
リンコラ:ユーフォニアム協奏曲
マスランカ:ユーフォニアム協奏曲「UFOドリームズ」
スパーク:ユーフォニアム協奏曲
安東京平(ユーフォニアム)
清水初海(P)

録音:2019年3月6-7日埼玉・三芳町文化会館 (コピスみよし)
国立音楽大学を卒業後、米国アラバマ州アラバマ大学にて研鑽を積み、国内外問わず精 力的な演奏活動と後進への指導を手掛ける安東京平。満を持してファン待望のデビュー アルバム「D r e a m 」がクリストン・レーベルより登場します。 当アルバムには3人の作曲家によるユーフォニアムのための協奏曲を収録。ピアノ・リダ クション[ピアノ伴奏版]で演奏することで作品に新しい風が吹き、趣の違った音楽を聴くこ とが出来ます。 清水初海のピアノによる冴えわたる華麗なテクニックとともに、安東京平によるユーフォニ アムの新しい魅力と世界がここに生まれました。類まれな才能を持つ2人の競演に、是非 ご注目ください。(オクタヴィア)

CORO
COR-16174(1CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集 Vol.2
弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
アイブラーSQ〔アイスリン・ノスキー(Vn)、ジュリア・ウェッドマン(Vn)、パトリック・ジョーダン(Va)、マーガレット・ゲイ(Vc)〕

録音:2016年10月10日−13日、グレン・グールド・スタジオ(トロント、カナダ)
ターフェルムジーク・バロックOや、ヘンデル&ハイドン・ ソサエティ(HHS)で活躍する名手たちによって2004年に結成され、 カナダ、トロントを拠点として活動しているアンサンブル、アイブラ ーSQがコーロ(CORO)第2弾! ハリー・クリストファーズとHHSのハイドン・シリーズでソリストを 務め、その妙技を存分に聴かせてくれているHHSのコンサートミスト レス、アイスリン・ノスキー、ターフェルムジーク・バロック管のメ ンバーとしても活躍するヴァイオリンのジュリア・ウェッドマン、ヴ ィオラのパトリック・ジョーダン、ナイアガラ・ギャラリー・プレー ヤーズの音楽監督でもあるチェロのマーガレット・ゲイの4人による アンサンブルは、北米でも有数のクヮルテットとして注目を集めてい ます。 これまで、アンサンブル名の元になったヨーゼフ・レオポルト・アイ ブラーを始め、ヨハン・バプティスト・ヴァンハル、モーツァルト、 ハイドンといった古典派作品の秀逸な録音を残してきたアイブラー弦 楽四重奏団による充実のベートーヴェン。第1番〜第3番を収録した第 1巻(COR-16164)は、英ストラッド誌や英グラモフォン誌、英BBCミ ュージック・マガジン等イギリスの主要メディアで、そのフレッシュ で洗練されたサウンドが評価されています。

Raumklang
RK-3702(1CD)
ヴァイオリン・ソナタ集
C.P.E.バッハ:チェンバロとヴァイオリンのためのシンフォニア ニ長調 Wq.74, H.507*
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.9*
ハイドン:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Hob.XV:32#
C.P.E.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ ロ長調 Wq.77, H.513#
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 K.306#
ウッラ・ブンディース(Vn)、
高田泰治(チェンバロ*、フォルテピアノ#)

録音:2016年4月26日−28日、三重県文化会館
ウッラ・ブンディースは、南アフリカ生まれ、ドイツ育ちのバロック・ヴァイオリニスト。参加したアルバムは、これまでカンヌ・クラシカル・アウォードやドイツ・レコード批評家賞などを受賞。2010年から日本テレマン協会のミュージック・アドヴァイザーを務め、2012年からはテレマン室内オーケストラの首席客演コンサートマスターを務めています。
高田泰治は、クリスティーネ・ショルンスハイムやアンドレアス・シュタイアーに学んだ古楽系鍵盤楽器奏者で、2009年以来ウッラ・ブンディースのデュオ・パートナーとして日本とドイツの両国で活躍しています。日本テレマン協会の中心メンバーでもある二人のデュオ・アルバムが、ドイツのラウムクラング(Raumklang)より登場。得意とするモーツァルト、ハイドン、C.P.E.バッハのヴァイオリン・ソナタ(ヴァイオリン伴奏を伴うフォルテピアノ〔チェンバロ〕のためのソナタ)集で、その高い音楽性を発揮しています。

Globe
GLO-5272(1CD)
撥弦楽器が好きな人もいるでしょ〜ハープシコードで奏でる20世紀とジャズ・スタイルの音楽
ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム
テンプルトン:バッハが街にやってくる
シュニトケ:古い様式による組曲+
ガーナー:言い出しかねて
サティ:グノシエンヌ第2番
シュールホフ:6つのジャズのスケッチ
ストラヴィンスキー:「兵士の物語」より 兵士の行進+
プーランク:即興曲第7番ハ長調
ショウ:サマー・リッジ・ドライヴ+
コープランド:感傷的なメロディ
ホロヴィッツ:ジャズ・ハープシコード協奏曲*
パトリック・アイルトン(ハープシコード)
トーマス・グールド(Vn)+、
レザンヴァジオン*

録音:2018年2月2日−5日、オランダ&8月8日−11日、フランス
※使用楽器:ジャーマン・ダブル・マニュアル・ハープシコード(ヨンテ・ニフ&アルノ・ペルト2004年製)、フランコ・フレミッシュ・ダブル・マニュアル・ハープシコード(ヴィレム・クルスベルヘン1997年製作)*
プログラムのラストを飾るのは、ジョゼフ・ホロヴィッツ(1926−)の「ジャズ・ハープシコード協奏曲」。バロック様式の構造を現代のスウィングのテクスチュアと融合させるという試みから誕生したこのコンチェルトは、ヴィヴァルディのソナタと協奏曲の形式、ガーシュウィンの和声が交錯する20世紀の傑作です。しかも現在、同作品の入手できる演奏は非常に限られているため、今回の新録音の登場は大きな注目を集めること間違い無し。

GEGA NEW
GD-390(1CD)
ブラームス周辺の人々
クララ・シューマン):3 つのロマンスOp.22
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第2 番Op.120-2
ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド(1821-1910):6 つの小品
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1 番Op.120-1
ルメン・クヴェトコフ(Va)
ルドミル・アンゲロフ(P)

録音:2018 年5 月
ブラームスの2 つのヴィオラ・ソナタを主軸にブラームスと縁の深かった二人の女性作曲家 による作品を収めた。クララ・シューマンの3 つのロマンスはもともとヴァイオリン作品で美しい 旋律に溢れた名品。ヴィオラで演奏されることにより更に深みが増しています。ガルシア=ヴィ アルドは当時の名アルト歌手でブラームスのアルト・ラプソディの世界初演者として知られます。 自ら作曲も行い、歌劇を含む多くの作品を残した。この6 つの小品も、もとはヴァイオリンのた めの作品。サロン的な性格的小品から構成され当時流行だったジプシー風の楽想を取り入 れた曲もある楽しい曲集。ヴィオラのクヴェトコフは故国ブルガリアで学んだ後、渡米。ハイテ ィンク、メータ、シャイーらと共演、現在はスペイン王立歌劇場専属ソロ・ヴィオラ奏者の地位 にある若手。ブラームスのソナタは彼の十八番で味わい深い演奏を聴かせる。

SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0235(1CD)
マリア・ユーディナ〜ヒンデミットのソナタを弾く
フルート・ソナタ(1936)*
ヴィオラ・ソナタ ヘ長調 Op.11-4(1919)+
コントラバス・ソナタ(1949)#
トロンボーン・ソナタ(1941)**
ホルン・ソナタ(1939)++
ナウム・ザルデル(Fl)*
フョードル・ドルジーニン(Va)+
ロドロン・アザルヒン(Cb)#
グリゴリー・ヘルソンスキー(Tb)**
ヴィタリー・ヴヤノフスキー(Hrn)++
マリア・ユーディナ(P)

録音:1959-1965年、スタジオ(モノラル)
SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0239(1CD)
オルガンとハープの二重奏
バッハ:主よ、人の望みの喜びよ BWV 147-10
マルセル・トゥルニエ(1879-1951):ハープの為の4つの小品
ヘスス・グリディ(1886-1961):善き羊飼いの三連画(オルガンの為の;1953)*
アルベニス:スペイン組曲 Op.47 から
グラナダ−セレナータ(No.1)/キューバ−奇想曲(No.8)
フランク:前奏曲、フーガと変奏曲 ロ短調 Op.18
アド・ワメス[ワムス](1953-):トワイライト(ハープとオルガンの為の;2016)
ジョン・トマス(1826-1913)&ジュリアス・ベネディクト(1804-1885):グノーの「ファウスト」の主題による二重奏曲
オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」から 舟歌
オレシア・クラフチェンコ(Org)
ナージャ・セルゲーエヴァ(ハープ(*以外))

録音:2018年1月26日、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール

Solo Musica
SM-295(1CD)
NX-B03
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ 第1番ト長調 Op.78
ヴァイオリン・ソナタ 第2番イ長調 Op.100
ヴァイオリン・ソナタ 第3番ニ短調 Op.108
スケルツォ ハ短調 WoO2(F.A.E.ソナタより)
エルミラ・ダルヴァロヴァ(Vn)
ツェン・チェン(P)

録音:2016年12月
ブラームスの3曲のヴァイオリン・ソナタは多くのヴァイオリン奏者たちが一度は演奏したいと願う記念碑的な存在です。 このアルバムでヴァイオリンを演奏しているのはエルミラ・ダルヴァロヴァ。4歳からヴァイオリンを始め、ジョーゼフ・ギンゴー ルド、ヘンリク・シェリングに教えを受け、メトロポリタン歌劇場Oのコンサート・ミストレスに就任。カルロス・クライ バーを始めとした大指揮者たちと共演を重ねた彼女は、グラミー賞にもノミネート経験があり、2011年に設立された 国際コンクール「グローバル・ミュージック・アワード」で2017年、2018年で金賞を獲得した名手です。これまでにゲー リー・カーとのボッテジーニや、フランコ・アルファーノの室内楽作品集、新しいところではブルネッティ:タンゴのアルバムな どで高い評価を受けており、現代音楽にも積極的に取り組んでいますが、今回はヴァイオリニストの原点に立ち返り、 ブラームスのソナタを真摯に演奏。豊かな経験と音楽性が反映された素晴らしい演奏を聴かせています。
Solo Musica
SM-307(1CD)
NX-B03
チェロ・ソナタ集
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第5番ニ長調 Op.102-2
ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 Op.38
R・シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6
エステレ・レバス(Vc)
フランソワ・キリアン(P)

録音:2018年11月27-29日
ベートーヴェンの5曲のチェロ・ソナタは楽器の発展にも重要な役割を果たしました。なかでも1815年に作曲された第 5番のソナタは、ドイツ・ロマン派の系譜に連なる作曲家たちに強い影響を与えることになりました。このアルバムは、 ベートーヴェンと、ブラームス、R・シュトラウスの3人の作品を作曲年代を追いながら(FUGATO)味わうという 1枚です。ブラームスの第1番は1865年、シュトラウスの作品は1883年に作曲されていますが、この3曲のおよそ70 年を隔てる作曲年代の中、ドイツ音楽にはどのような変化がもたらされたのかに改めて気が付くことでしょう。 現在、最も室内楽に情熱を注いでいると語るレバスの雄弁な演奏でお楽しみください。

B RECORDS
LBM-018(1CD)
サン=サーンス:室内楽作品集
弦楽四重奏曲 第1番ホ短調 Op.112
ピアノ五重奏曲 イ短調 Op.14
ジラールSQ【ユーグ・ジラール(Vn)/アガーテ・ジラール(Vn)/オドン・ジラール(Va)/ルーシェ・ジラール(Vc)】
ギョーム・ベロン(P)

録音:2018年3月22日
サン=サーンスの長い作曲活動の中で、最初期の「ピアノ五重奏曲」と中期の「弦楽四重奏曲第1番」を組み合わ せた1枚。どちらもブラームスを思わせる堅固な構成の中に、ふと見せる柔和な表情が魅力的な作品ですが、ピアノ 五重奏曲のほとばしるような感情表現の発露に比べ、弦楽四重奏曲では控え目な旋律の選び方が特徴です。演 奏しているジラールSQはパリの高等音楽院でイザイ四重奏団に教えを受け、2011年のジュネーブ国際 音楽コンクールで入賞するなど、数多くのコンクールで入賞、現在注目を浴びているアンサンブル。メンバーは、全て兄 弟姉妹によって構成されており、幼い頃から育んできた家族の絆を意識させる親密なアンサンブルが聴きものです。

フォンテック
FOCD-9812(1CD)
税込定価
2019年5月15日発売
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集3
弦楽四重奏曲 第3番二長調Op.18-3
弦楽四重奏曲 第9番ハ長調Op.59-3「ラズモフスキー 第3番」
ウエールズSQ[ア谷直人(Vn)、三原久遠(Vn)、横溝耕一(Va)、富岡廉太郎(Vc)]

録音:k2018年5月28・29日 富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ 、2019年1月18・19日 三芳町文化会館 コピスみよし
第16 番&第8 番を収録した第2 集(FOCD9787)は、「透徹した響きと円熟味さえ感じ させる精緻な演奏で、2 曲の異なる様式の対比を鮮やかに描く」と称されました。 第3集には、ベートーヴェンが完成した最初の弦楽四重奏曲である第3番、ラズモフスキー・セッ トのなかで最も明るく力強い第9番を収録。七度音程での開始という共通点を持つ、興味深い2作 品のカップリングです。 2008年ミュンヘンARD国際音楽コンクールにて第3位、日本人の団体として東京クヮルテッ ト以来38年ぶりの入賞を果たした実力派、ウェールズSQの作品に寄り添いながら、内奥へと歩 を進める真摯な姿勢は不変です。 (フォンテック)
フォンテック
FOCD-9808(1CD)
税込定価
2019年5月15日発売
丸山 奏/ベンジャミン ヴィオラ・ソナタ
ヨーク・ボーエン(1884-1961):ヴィオラとピアノのための狂詩曲
フランク・ブリッジ:ペンシェロ
アレグロ・アパッショナート
ブリテン:ラクリメ
アーサー・ベンジャミン(1893-1960):ヴィオラ・ソナタ
丸山奏(Va)、砂原悟(P)

録音:2018 年8 月16 日 豊中市立文化芸術センター小ホール ライヴ
2017 年にアントン・ルービンシュタイン国際コンクールで第2 位受賞。世界に向けて着実な 第一歩を踏み出したヴィオリスト 丸山 奏、日本人初録音の表題曲を含むオール・イギリス・プ ログラムで臨んだ渾身のライヴ・レコーディングの登場です。 ほとばしる情熱と繊細な心模様を映し出すボーエン 「ヴィオラとピアノのための狂詩曲」、 人 間の心の奥底を描写したような ブリッジ「ペンシェロ」、万華鏡のように音の表情を変える「ア レグロ・ アパッショナート」。静と動の中、神秘の世界へ誘う ブリテン「ラクリメ」、そして 内なる声に導かれ光へと向かっていくベンジャミン「ヴィオラ・ソナタ」(日本人初録音)。 始まりから終わりまで全く飽きさせない卓越した技術と表現力。全体を通じて一貫したその音 楽には、丸山の確固たる意志を感じさせます。 ヴィオラ・ソロの新たな道筋を示す一枚、お聴 きください。 (フォンテック)

COL LEGNO
COL-20444(1CD)
NX-B09
クリスティアン・ウィンザー・クリステンセン(1977-):作品集
Almost in G (2016)
5.Sextet 六重奏曲(2010/2014)
Chorale コラール(2006/2016?2017)
String Trio 弦楽三重奏曲(2008?2009)
Nachtmusik 夜の音楽(2010?2011)
Being Apu Sarkar (2009)
13-16.Four Hyper-Realistic Songs 4つの超現実的な歌(2014?2015)
SCENATET(アンサンブル)
【メンバー】
ハンナ・テルネル・ヴェッターマルク(Fl)
ヴィッキー・ライト(メロディカ、クラリネット、バス・クラリネット)
カール・フソム(Tp)
マティアス・セイベク(メロディカ、パーカッション)
フレデリク・ムンク・ラーセン(G)
ティーネ・レーリンク(Hp)
スヴェン・ミシャ・スロット(P)
クリステン・リース=イェンセン(Vn)
ミナ・フレッド(Va)
カロリーナ・エーマン(Vc)
マヌエル・ナウリ(指)
アンナ・ベリト・アスプ・クリステンセン(芸術監督)

録音:2017年8月デンマーク王立音楽院
独特の音楽語法、独自の音色・・・これらを融合したクリステンセンの音楽。このアルバムの作品では電子楽器は用い られておらず、全てが古典的な楽器によって奏でられていますが、弦のピツィカートとピアノへの優しいタッチなどにより紡 ぎ出される音はとてもユニークです。「SCENATET」は2008年に設立されたアンサンブル。実験的な演劇や映画など 数多くのプロジェクトに参加、革新的な音作りとジャンルを超えた活動が高く評価されています。

SOMM
SOMMCD-0194(1CD)
NX-B04
オルウィン/カーウィゼン:弦楽四重奏曲集
ウィリアム・オルウィン(1905-1985):3つの冬の詩
ドリーン・カーウィゼン(1922-2003):弦楽四重奏曲 第1番
 弦楽四重奏曲 第2番
オルウィン:弦楽四重奏曲 第3番
ティペットQ【ジョン・ミルズ(Vn)、ジェレミー・アイザック(Vn)、リディア・ローンデス=ノースコット(Va)、ボジザール・ヴコティチ(Vc)】

録音:2018年5月10-11日
近代イギリスの2人の作曲家による弦楽四重奏作品。オルウィンはもともとフルート奏者として活躍したのち、作曲家と して活動。交響曲や管弦楽作品の他、70作以上の映画音楽の作曲家として知られています。優れた教育者でも あったオルウィンの教え子の一人がドリーン・カーウィゼン。やがて彼女はオルウィンの秘書となり、1975年には妻となりま す。彼女はドリーンという名前が好きではなく、普段はミドルネームである「メアリー」を用いていました。華やかでストーリー 性のあるオルウィン作品に比べ、近代的なカーウィゼン。2人の作風の違いにもご注目ください。

Cypres
CYP-2624
(1CD+Bluray)
NX-D07
【CD】
カイヤ・サーリアホ(1952-):Ekstasis
ジャン=バティスト・バリエール(1958-):Crossing the Blind Forest-バス・フルート、ピッコロとエレクトロニクスのための
 Violance-ヴァイオリン、子供の声とエレクトロニクスのための
 Ekstasis-声とエレクトロニクスのための

【Blu-ray】
1.ジャン=バティスト・バリエール、CDのイメージへの6つの映像(76'58")
2.ジャン=バティスト・バリエールへのインタビュー(28'58")
3.カイヤ・サーリアホへのインタビュー(21'30")
アリサ・ネージュ・バリエール(Vn)
カミラ・ホイテンガ(Fl)
ラファエレ・ケネディ(声)

◆Bluray
HD 1080 25p 16/9 couleur / color
stereo PCM / 5.1 surround
使用言語:フランス語 / 英語字幕
現代最高の女性作曲家カイヤ・サーリアホ。このアルバムはCDと映像がセットとなった、聴覚と視覚それぞれを刺激する マルチメディア・プロジェクトです。視点の逆転、想像の置き換えなど、日常生活では味わうことのできない不可思議な 体験をすることにより、眠った感性を刺激します。アルバムには現代作曲家でマルチメディア・アーティスト、ジャン=バティ スト・バリエールの作品も添えられており、こちらは6つの映像を観ることで一層の効果が生まれます。Blu-rayにはバリ エールとサーリアホヘのインタビューが収録されており(フランス語)彼らの芸術がどのように生まれてくるかにも言及して います。

SUPRAPHON
SU-4267(1CD)
カレル・コヴァジョヴィツ(1862-1920):弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第2番イ短調(1887)
弦楽四重奏曲第1番ニ長調(1879)
弦楽四重奏曲第3番ト長調(1894未完)
シュターミッツQ【インドジフ・パズデラ(Vn1)、ヨゼフ・ケクラ(Vn2)、ヤン・ピエルシュカ(Va)、ペトル・ヘイニー(Vc)】

録音:2018年1月21日、3月10-11日/ヤコブの梯子福音派教会(プラハ)
バロックから現代まで幅広いレパートリーを披露するシュターミッツ四重奏団。スプラフォン・レーベルよりフェルステルの弦楽四重奏曲集(SU 4050)、グバ イドゥーリナの弦楽四重奏曲集(SU 4078)など意欲的な録音を続けております。当ディスクでは19世紀半ばから20世紀前半に活躍したチェコの作曲家、カ レル・コヴァジョヴィツ(1862-1920)の3つの弦楽四重奏曲を収録。世界初録音です!
コヴァジョヴィツはプラハ音楽院にて(指)作曲、クラリネット、ピアノを学び、さらにスデニェク・フィビフから声楽と作曲の個人指導を受けました。指揮者 として1896-98年までチェコ・POの初期のコンサートに出演し、1900年には国民劇場のオペラの監督に就任。国民劇場での仕事はチェ コの音楽界に最も貢献し、同劇場ではドヴォルザークの歌劇『ルサルカ』の初演を含む数多くの演奏を行いました。作曲家としては指揮者になる前から名声を得 ており、歌劇『花婿たち』やバレエ『ハシシュ』で成功を収めました。ここに収録された3つの弦楽四重奏曲は1870年代から90年代にかけて作曲されました。 このうち第 2 番はドヴォルザークに献呈されております。コヴァジョヴィツらしい瑞々しい旋律が魅力的です。 (Ki)

ATMA
ACD2-2784(1CD)
アンドレ・マテュー(1929-1968):室内楽作品集
ブラジル幻想曲
ねがい(世界初録音)
五重奏曲
バラード幻想曲
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
嘆き
ノクチュルヌ(世界初録音)
三重奏曲
マルク・ジョキッチ(Vn)
アンドレア・ティニエツ(Vn)
エルヴィラ・ミスバコヴァ(Va)
クロ エ・ドミンゲ ス( チェロ )
ジャン = フィリップ・シルヴェストル(P)
カナダのモーツァルトと呼ばれ、ラフマニノフも賞賛した作曲家、アンドレ・マテューの世界初録音を含む室内楽作品集です。1943年から1953年にかけて 作曲されたもので、非常に若い時の作品であるにも関わらずその高い完成度には驚かされます。特にマテューはヴァイオリンを特別なものとして扱ったようで、ヴァ イオリンから雄弁な音楽が紡がれていきます。カナダの一流奏者が一堂に会した演奏も申し分なし。ロマン派の美しい香りを受け継いだ、20世紀前半の知られ ざる音楽に酔いしれてください。

ALPHA
ALPHA-466
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲曲集
ピアノ三重奏曲 第1番、第2番
ピアノ三重奏曲 第1番変ロ長調 Op.21
ピアノ三重奏曲 第2番ト短調 Op.26
ブッシュ三重奏団【マティウ・ファン・ベレン(Vn)、オリ・エプスタイン(Vn)、オムリ・エプスタイン(P)】

録音:2018年8月 ワーテルロー(ベルギー)、エリザベート音楽院ホール
2012年にロンドンで結成されたブッシュ三重奏団。メンバーのマティウがアドルフ・ブッシュの所有していたグァダニーニのヴァイオリンを使用していることから、この 名ヴァイオリニストの名前を冠しています。これまでALPHAレーベルからいずれもドヴォルザークの室内楽を集めたCD3枚をリリースしていますが、4枚目のこの アルバムで彼が残したピアノを含む室内楽曲を全曲録音したことになります。ここにはデビュー盤に続くピアノ三重奏曲を収めており、演奏機会の多くない第1 番、第2番という通好みの選曲。1875年に作曲された第1番はドヴォルザークの作風が確立されていない時期のものですが、彼らしい美しいメロディラインと ボヘミアの要素がたいへん魅力的な作品。第2番は愛娘の死を乗り越えて書かれた哀しくも美しい作品。まだ30代のドヴォルザークが残した若々しい作品 を、ほぼ同世代のブッシュ三重奏団が共感を持って歌い上げます。

MUSO
MU-029(1CD)
NX-B09
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ集 Op.137
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ニ長調 D384
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ短調 D385
8.アンセルム・ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲 イ短調 D576
ステファニー・ポーレ(Vn/ダヴィッド・テクラー 1737年製、
弓/レオナルド・トゥールテ1800年頃製)
ダニエル・イゾワール(フォルテピアノ/ショット社 1835年製)

録音:2017年5月22-25日シテ・ド・ラ・ミュジーク・ソワソン(フランス北部ピカルディ地方)
ヴァイオリニスト、ステファニー・ポーレとピアニスト、ダニエル・イゾワール(大オルガニスト、アンドレの息子)。いずれもモダン、ピリオドどちらの演奏 スタイルでも活躍する2人によるシューベルト。弓から楽器まで全てシューベルトの時代に近いオリジナルを使用しているというのも嬉しいとこ ろ。長年室内楽での共演を重ね、特にピリオド楽器でのシューベルトの解釈では先駆者と呼べる二人が、19歳の頃のシューベルトがモーツァ ルトの影響を色濃く受けながらも、新時代の迸るようなロマンティシズムを込めた作品を瑞々しい表現で描きます。

CPO
CPO-555247(1CD)
NX-B02
ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス(1772-1847):ピアノ四重奏曲集
ピアノ四重奏曲 ヘ長調 Op.30
ピアノ四重奏曲 ハ長調 Op.22
ヴァレンティン・ピアノQ(ピラストロ社製の弦を使用)【イザベル・ローツキー(P)、インカ・フォン・プットカーマー(Vn)、ダヴィッド・オット(Va)、ハンノ・クーンズ(Vc)】

録音:2018年2月26日-3月1日イエス・キリスト教会、ベルリン、ダーレム
ベートーヴェンとほぼ同時代に活躍したオランダ出身のヴィルムス。古典派とロマン派を繋ぐ作曲家として位置づけられ ており、ハイドンを思わせる交響曲を書いているかと思えば、シューベルトやメンデルスゾーン風の室内楽作品を書くと いう、まさに「時代に即した」作品を残した作曲家です。このアルバムに収録された2曲のピアノ四重奏曲は、1810 年から1812年頃に作曲されたと考えられており、形式こそ古典的で、全体の雰囲気はあくまでも優雅でありながら も、独創的なピアノの扱いや自由な弦の旋律などはシューベルト作品を思わせる先進さを見せています。ヴァレンティ ン・ピアノ四重奏団はこの録音で、1798年に設立された老舗のヴァイオリン弦メーカー「ピラストロ社」の弦を用いてお り、その柔らかい音色もお楽しみいただけます。
CPO
CPO-777387(1CD)
NX-B02
フリードリヒ・ゲルンスハイム(1839-1916):弦楽四重奏曲集 第1集
弦楽四重奏曲 第3番ヘ長調 Op.51*
弦楽四重奏曲 第1番ハ短調 Op.25
ディオジェネスQ【シュテファン・キルパル(Vn1)、グンドゥラ・キルパル(Vn2)、アルバ・ゴンザレス・イ・ベケッラ(Va)、スティーヴン・リストー(Vc)】

録音:2017年2月10-11日、2017年6月6-7日*
一度はその作品が忘れ去られたものの、近年、再び注目され始めた作曲家の一人ゲルンスハイム。cpoレーベルから は交響曲をはじめ、これまで5枚のアルバムがリリースされています。彼の作品の中でも室内楽は大きなウェイトを占め ており、彼が尊敬していたブラームスの影響を受けた重厚な作品はどれも聴きごたえがあり、人気を博しています。新 しいシリーズは3集に渡る弦楽四重奏曲全曲。第1集には1886年に作曲された第3番と1871年に初演された第 1番が収録されており、とりわけ第1番はベートーヴェンを思わせる深遠さ(ブラームスも目標とした)が感じられる力作 です。シューベルトなどの初期ロマン派や古典派作品を得意とするディオジェネス四重奏団は、ゲルンスハイム作品の 持つ古典的な性格に注目し、がっちりとした音楽を聴かせています。

LAWO Classics
LWC-1167(1CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲
弦楽四重奏曲第15番ニ短調 K.421/417b、
弦楽四重奏曲第16番 変ホ長調 K.428/421b、
弦楽四重奏曲第19番ハ長調 K.465
エンゲゴールQ〔アルヴィド・エンゲゴール(Vn)、アレックス・ロブソン(Vn)、ジュリエット・ジョプリング(Va)、ヤン・クレメンス・カールセン(Vc)〕

録音:2017年12月8日、10日−13日 ソフィエンベルグ教会(オスロ)
シャーンドル・ヴェーグ率いるモーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ(現カメラータ・ザツツブルク)のコンサートマスターを務めていたノルウェーの名手、アルヴィド・エンゲゴールが率いるエンゲゴールSQ LAWO Classics 第2作。「プロイセン王四重奏曲」の3曲を演奏した最初のアルバム(LWC1123)に続き、モーツァルトが1762年から1785年にかけて作曲しハイドンに献呈した曲集、いわゆる「ハイドン・セット」の3曲。
LAWO Classics
LWC-1170(1CD)
エッセンス・トリオ
モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調 K.563(弦楽三重奏のための)、
前奏曲とフーガ K.404a(弦楽三重奏のための)
エッセンス・トリオ〔ソルヴェ・シーゲルラン(Vn)、ヘンニンゲ・ランドース(Va)、エレン・マルグレーテ・フレショー(Vc)〕

録音:2018年2月26日3月1日 ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
グリーグ三重奏団のソルヴェ・シーゲルランとエレン・マルグレーテ・フレショーが、オスロ・フィルハーモニックのヘンニンゲ・ランドース Henninge Landaas と発足させた弦楽三重奏団「SSENS Trio(エッセンス・トリオ)の LAWO Classics 第2作。彼らが最初のアルバム(LWC1122)で録音したベートーヴェンの弦楽三重奏曲変ホ長調の「モデル」になったモーツァルトの「ディヴェルティメント変ホ長調」。J・S・バッハの「フーガ」と「前奏曲」を組み合わせた、モーツァルトの作か不明の『6つの前奏曲とフーガ』(K.404a)から、「平均律クラヴィーア曲集」の「フーガ」(BWV.853/883/882)による最初の3曲。

Diapason
DIAP-027(1CD)
限定盤
シューベルト:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第13番イ短調 D.804「ロザムンデ」
弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810「死と乙女」*
ウィーン・コンツェルトハウスSQ
ハリウッドSQ*
録音:1951年、1953年*
当時のウィーン・フィルのメンバーによる名門アンサンブル、ウィーン・コンツェルトハウスSQの「ロザムンデ」と、フェリックス・スラットキンを中心として結成されたハリウッドSQの「死と乙女」をカップリング。 20世紀前半のヨーロッパとアメリカを代表するクヮルテットが遺した2つの名演を収めた充実のシューベルト・アルバムです。
※Diapason レーベルのタイトルは初回限定生産のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。また、ライセンスに起因する突然の廃盤が発生する場合がございます。予めご了承下さい。

Danacord
DACOCD-838(1CD)
ユオン、ブルッフ、フォークトの三重奏曲
パウル・ユオン:4つのトリオ・ミニアチュール 夢 Op.18 no.3、
 ユモレスク Op.18 no.7、
 エレジー Op.18 no.6、
 幻想的舞曲 Op.24 no.2
ブルッフ:8つの小品 Op.83
フリードリヒ・ヴィルヘルム・フォークト:夜想曲Op.75(1880)
セーアン・ビアケロン(Cl)
ウルレケ・フスト=マセン(Vc)
メレーテ・ヴェスタゴー(P)

録音:2017年4月、ガーニソン教会(要塞教会)(コペンハーゲン)
※使用楽器:Piano: Bosendorfer(1979)、Cello: Seb. Kluz(1749)
クラリネット、チェロとピアノの三重奏のためのロマンティックな音楽。「4つのトリオ・ミニアチュール」を書いたスイスの作曲家、パウル・ユオン Paul Juon(1872?1940)は、モスクワ生まれ。モスクワ音楽院でアレンスキーとタネーエフに作曲を学び、主にドイツで活動しました。交響曲、室内楽曲、ピアノ曲、歌曲などを作曲。2つの交響曲などの管弦楽作品が Sterling からリリースされています(CDS1103-2, CDS1104-2)。〈夢〉に始まる4曲の「トリオ・ミニアチュール」は、トリオ・クラリーノのアルバム『In Flanders’ Fields Vol.32 クラリネット、チェロ、ピアノのための音楽』(Phaedra 92032)にも収録されていました。ブルッフ Max Bruch(1838?1920)が、子息、クラリネット奏者のマックス・フェリックスのために作曲した「8つの小品」は、ロベルト・シューマンの「おとぎ話」(Op.132)に倣った楽器編成(クラリネット、ヴィオラ(またはチェロ)とピアノ)とスタイルで書かれた抒情の作品です。フリードリヒ・ヴィルヘルム・フォークト Friedrich Wilhelm Voigt(1833?1894)は、プロイセンの軍人で作曲家。軍楽隊のための作品のほか、室内楽曲を作曲しています。「夜想曲」は、穏やかな夜の情景に一陣の風が木の枝を揺らす姿も織りこんだチャーミングな小品です。
デンマークのベテラン音楽家たちのトリオ。セーアン・ビアケロン Soren Birkelund(1942?)は、王立Oのソロ・クラリネット奏者を務め、デンマーク木管五重奏団のメンバーとして活動。ウルレケ・フスト=マセン Ulrikke Host-Madsen は、『デンマーク黄金時代のピアノ三重奏曲』を録音した「トレ・ムジチ」など、主に室内楽の分野で活動しています。ピアニストのメレーテ・ヴェスタゴー Merete Westergaard(1938?)は、音楽教師、ソリスト、室内楽奏者として、エンドレ・ヴォルフをはじめとする音楽家たちと共演してきました。

Hyperion
CDA-68276(1CD)
パリー:ピアノ三重奏曲第2番ロ短調
ピアノ四重奏曲変イ長調*
レオノーレ・ピアノ三重奏団〔ティム・ホートン(P)*、ベンジャミン・ナバロ(Vn)*、ジェマ・ローズフィールド(Vc)〕、
レイチェル・ロバーツ(Va)*

録音:2018年6月7日−9日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
イギリスの若き精鋭たちによって結成された室内楽団「アンサンブル360」のメンバーによるトリオ、レオノーレ・ピアノ三重奏団。アレンスキー(CDA 68015)、ラロ(CDA-68113)、リムスキー=コルサコフ&タネーエフ(CDA 68159)、ヨハン・ペーター・ピクシス(CDA 68207)など、歴史に埋もれた優れたレパートリーに光を当てた活動で高い評価を得ています。
イギリスの国民的聖歌「エルサレム」で知られる19世紀の作曲家、チャールズ・ヒューバート・パリー(1848−1918)の室内楽作品集。前作「ピアノ三重奏曲第1番&第3番(CDA 68243)」に続き、残った「ピアノ三重奏曲第2番」と、「ピアノ四重奏曲」を収録。ピアノ四重奏曲では、フィルハーモニアOの首席奏者を10年間務め、室内楽奏者としてクリスティアン・テツラフ、イザベル・ファウスト、ジョシュア・ベル、スティーヴン・イッサーリスらと共演してきた名ヴィオリスト、レイチェル・ロバーツが参加しています。

RUBICON
RCD-1030(1CD)
シャコンヌ、ディヴェルティメント、ラプソディ集
バッハ:シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV.1004より/メンデルスゾーン編曲ピアノ伴奏版)
ヴィターリ:シャコンヌ ト短調(シャルリエ編)
ストラヴィンスキー(1882−1971):組曲 ディヴェルティメント(バレエ 「妖精の口づけ」より)
バルトーク:ヴァイオリンとピアノのためのラプソディ第1番 Sz86
ヴラディゲロフ(1899−1978):ブルガリア狂詩曲 「ヴァルダル」
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ロッシーニの「セビリアの理髪師」による演奏会用狂詩曲(ハイフェッツ編)
ジュヨン・シル(Vn)、
イリーナ・アンドリエフスキー(P)
韓国出身のイギリスの女流ヴァイオリニスト、ジュヨン・シルは、2006年に16歳でブルガリアのネデャルカ・シメオノワ国際ヴァイオリン・コンクールの第1位を獲得し、ロイヤル・フィルハーモニック協会のエミリー・アンダーソン賞など様々な賞を受賞。また作曲家としても活発な活動を展開しており、2005年にはBBC/ガーディアン・ヤング・コンポーザー・オヴ・ジ・イヤーを受賞しています。使用楽器はゲオルク・フォン・オペルから貸与されている銘器マッテオ・ゴフリラー。
「組曲」と「幻想曲(ファンタジー)」をテーマとしたデビュー・アルバムに続くジュヨン・シルのセカンド・アルバムは、18世紀から20世紀にかけて作曲家と名ヴァイオリニストたちの密接な関係から生まれていったシャコンヌ、ディヴェルティメント、ラプソディ集。
メンデルスゾーンが編曲した"ピアノ伴奏版”「バッハのシャコンヌ」を始め、シャルリエ版の「ヴィターリのシャコンヌ」、ストラヴィンスキーの「妖精の口づけ」からのディヴェルティメント、カステルヌオーヴォ=テデスコ(ハイフェッツ編)による「セビリアの理髪師によるラプソディ」など、華麗な技巧と優れた芸術的感性が発揮されるリサイタル・プログラムです。

Chandos
CHAN-10980(1CD)
エルガー:弦楽四重奏曲ホ短調 Op.83
ピアノ五重奏曲イ短調 Op.84
マーティン・ロスコー(P)、
ブロドスキーSQ〔ダニエル・ローランド(Vn)、イアン・ベルトン(Vn)、ポール・キャシディ(Va)、ジャクリーン・トーマス(Vc)〕

録音:2018年11月25日−27日、ポットン・ホール(サフォーク)
弦楽四重奏曲とピアノ五重奏曲、そしてヴァイオリン・ソナタの3つの偉大な室内楽作品は、1918年から1919年にかけてサセックス州ブリンクウェルズに滞在中のエルガーによって、第一次世界大戦の恐怖と、妻アリスの病気という2つの暗い影の下で集中的に作曲されたもの。また、エルガーの「弦楽四重奏曲」は、アドルフ・ブロツキーによって結成されたオリジナルのBrodsky Quartet(1895〜)に献呈された作品で、アドルフ・ブロツキーにあやかって名付けられた現代のブロドスキーSQでも、1984年のデビュー・アルバムに収録して以来、主要なレパートリーとして演奏し続けてきた重要作です。

WERGO
WER-6429(1CD)
ルーラ・ロメロ(1976-):作品集
(1)ins Offene(2012/13)〜10楽器とライヴ・エレクトロニクスのための
(2)die Wanderung(2016/17)〜ソロ楽器とライヴ・エレクトロニクスのための
(3)Entmundigung(2015/16)〜2人のソプラノ、アルトとライヴ・エレクトロニクスのための
ザフラーン・アンサンブル、
ヴェルティクス・ソノラ・アンサンブル
ルーラ・ロメロ(ライヴ・エレクトロニクス)
リュック・デーベライナー(ライヴ・エレクトロニクス)
橋本明希(S) 
シルク・エヴァース(S) 
ノア・フレンケル(A)
プレミル・ペトロヴィチ(指)他

録音:2018年
絶え間なく変化する音色、旋律、テクスチュア。器楽と声楽にライヴ・エレクトロニクスを組み合わせた多様なサウンドに打ちのめされる1枚です。電子機器 は作曲家自らが扱い、楽器の音を変調しながら作品をリアルタイムで組み立てていきます。

2L
2L-152SACD(1SACD)
ストーレ・クライベルグ(1958-):室内楽作品集
1-3.弦楽四重奏曲第3番(2018)
4-7.歌曲集「君はヒースを信じているか」(2018)
8-10.トリオ・ルナ(2016-17)(フルート、ヴィオラ、ハープのための)
11-15.歌曲集「光の鍛冶屋」(1984 rev.2017-18)
1-3.アトレ・スポンベルグ(第1ヴァイオリン)、アンデシュ・ラーシェン(第2ヴァイオリン)、オーレ・ヴットゥダール(Va)、オイヴィン・ギムセ(Vc)
4-7.マリアンネ・ベアーテ・シェラン(Ms)、オーレ・クリスチャン・ホーゲンルード(P)
8-10.トリオ・ルナ【アンニカ・ノールストロム(Fl)、ヤン・ペッテル・ヒルスタ(Va)、ルース・ポッター(Hp)】
11-15.マリアンネ・ベアーテ・シェラン(Ms)、イーダ・カテロース(Cl)、オーレ・クリスチャン・ホーゲンルード(P)
ピアノ:ベヒシュタイン・コンサートC234

録音:2018年8月 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
トロンハイム在住の作曲家ストーレ・クライベルグは、現代的な要素とロマンティックナ要素を独自のやり方で混ぜ合わせることから、しばしば「モダン・ロマンティッ ク」と呼ばれています。新しいアルバム『君はヒースを信じているか』では、詩人の目で生を見つめた室内楽作品が4曲、演奏されます。弦楽四重奏曲第3番は、「夏」 を語る、「生きる歓び」の吹き込まれた音楽として作られました。「そぞろ歩き」の第1楽章、「夢想する、夜の音楽」の第2楽章「熱狂と活気に満ちた」第3楽章。 フルート、ヴィオラ、ハープのための「トリオ・ルナ」(月の三重奏)は、一日の時によって外的、内的な景観の異なる月の雰囲気を捉えた〈宵の月(Luna serale)〉〈夜 の月(Luna not-turna)〉〈朝の月(Luna mattutina)〉の3楽章の作品。この曲を演奏する「トリオ・ルナ」は、トロンハイムSOのフルートとヴィオラの首 席奏者とハープ奏者のアンサンブルです。 2つの歌曲集は、クライベルグがコラボレーションを行ってきた抒情詩人、ヘルゲ・トルヴン Helge Tor-vund の「光、静けさ、愛、死、自然」をテーマとする詩 に作曲されました。「君はヒースを信じているか」は、自然の姿に人生の秋と冬を比喩的に重ねた〈Fruktbar stille(静寂が充ち満ち)〉〈Mor(母)〉〈Kjarleik og liding(愛と苦悩)〉〈Livnar til(生きつづける)〉の4曲。「光の鍛冶屋」は、あらゆるものが一気に息をし始める「春」の心を醸す音楽に作られました。〈Eg foddes pa ei slette(わたしは平地に生まれた)〉〈Me skal elska(私たちは愛し合う)〉〈Mitt ansvar(わたしの責任は)〉〈Kom ut(出ておいで)〉〈Om du ligg heilt stille(横になってじっとしていると)〉の5曲。メゾソプラノのマリアンネ・ベアーテ・シェランは、オラヴ・アントン・トンメセンの「霊感を与えられた娘ヴェ スレモイ」(2L078SABD)でグラミー賞にノミネート、スカンディナヴィアを代表する歌手のひとりとして国際的に活躍しています。イェンス・ハーラル・ブラトリと ホーヴァル・ギムセに学び、2014年ベルゲン国際フェスティヴァルでローベット・レヴィン賞を受けたオーレ・クリスチャン・ホーゲンルードのピアノ。「光の鍛冶屋」 に加わるクラリネットは、ノルウェー国立音楽大学の博士課程でビョルン・ニューマンとフレードリク・フォシュに学ぶイーダ・カテロースの演奏です。 (Ki)

Cybele
CYBELE-KIG011S
(4SACD)
尹伊桑(1917-1995):チェロとピアノのための作品集
Nore (1964; rev. 1968) / Interludium A (1982) / Intermezzo (1988) / Glissees (1970) / Escape I (1992) / Shao Yang Yin (1966) / Duo (1984) / Sieben Etuden (1993) / Funf Stucke (1958)
[音楽:113分45秒]

尹伊桑の語り(1993、1976)
ミリャム・ヴィーズマンとホルガー・グロショップの対話(2018)
[ドイツ語の語り:203分21秒]
ア デ ル・ビッタ ー(Vc)
ホルガ ー・グロショップ(P)
激動の人生を歩み後年は西ドイツに帰化した尹 伊桑(ユン・イサン)。ドイツでの評価も非常に高く、ベルリン芸大の教授として多くの作曲家を育てました。 若いころチェロを学んだこともあり、チェロに対する思い入れが強かったと言われています。ピアノ・ソロも交えつつチェロ作品を集めたアルバム。SACDハイブ リッド盤で、SACD層にはバイノーラル録音も。尹 伊桑の芸術が高音質で楽しめます。 ★尹 伊桑の語りを収録したトラックも貴重。他にピアニストのホルガー・グロショップと、キュベレ・レコーズ創始者の1人で女優でもあるミリャム・ヴィーズマ ンの対話も収録しています。 (Ki)

オクタヴィア
OVCC-00152(1CD)
税込定価
2019年4月17日発売
プロミス ―PROMISE―
スターク:プロミス
中村八大:上を向いて歩こう
ブロッホ:トロンボーンと管弦楽のための交響曲
ピアソラ:ナイトクラブ1960
ブラームス:インテルメッツォ イ長調 (6つの小品 作品118より)
スターク:2本のトロンボーンとピアノのための「組曲」
宮沢賢治:星めぐりの歌
小田桐 寛之 (Tb)
小田桐 恵子 (P)
小田桐 和寛 (パーカッション)
青木 昂 (Tb)

録音:2018年12月17-18日 東京・第一生命ホール
日本を代表するトロンボーン奏者、小田桐寛之によるCDがクリストン・レーベルより登場し ます。東京都SO首席奏者を務める傍ら、編曲活動から後進の指導も手掛けるなど 多岐に渡る活動を行っています。 夫唱婦随で活動を送る、ピアニスト小田桐恵子に加え、アメリカで活躍するドラマー小田 桐和寛を迎えた豪華セッション。当盤には、小田桐和寛と親交の深いアメリカの作曲家・ ジャズピアニストとして注目されるB.スターク、馴染み深いヒットソング「上を向いて歩こう」 から、著名な文豪宮沢賢治の作品、そしてタンゴの世界ピアソラまでジャンルを越えたあ らゆる収録曲が並び、聴き手を存分に楽しませてくれます。クラシックのみならず音楽を 愛するすべての人に聴いて欲しい豪華セッション、ぜひご注目下さい。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00686(1CD)
税込定価
2019年4月17日発売
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ 作品8 他
コダーイ:無伴奏 チェロ・ソナタOp.8
 アダージョ
宮川彬良:バラードール 〜チェロとピアノのための
町田育弥:手紙 〜無伴奏チェロのための
 じいちゃんのエンドロール
川上 徹 (Vc)
町田 育弥 (P)
宮川 彬良 (P)

録音:2019年2月1-3日 神奈川県立相模湖交流センター
新日本フィルの首席チェロ奏者として活躍する川上徹。ハンガリーで学んだ彼が、満を持 してコダーイの無伴奏チェロ・ソナタを収録しました。この難曲を、豊かな音色と音楽性で 見事に表現しています。 また、本作の注目は書き下ろし作品、宮川彬良「バラードール」と、町田育弥「手紙」です。 宮川彬良がライナーノートで「一度川上さんのチェロの為に曲を書いてみたかったので す」と語るように、共演者から大きな信頼を集める、音楽家・川上徹の魅力が詰まったソ ロ・アルバムを、どうぞお楽しみください。(オクタヴィア)

CPO
CPO-1555139(1CD)
NX-B02
ロベルト・カーン(1865-1951):チェロとピアノのための作品集
チェロ・ソナタ 第1番ヘ長調 Op.37
3つの小品 Op.25
チェロ・ソナタ 第2番ニ短調 Op.56
トルライフ・テデーン(Vc)
オリヴァー・トリンドル(P)

録音:2016年12月7-9日
ドイツ、マンハイム生まれの作曲家ロベルト・カーン。ユダヤ系であったため、晩年はナチス政権により作品の演奏を禁じられて しまい、忘れられた存在になってしまいましたが、最近、作品の演奏機会が増えてきました。ほぼR・シュトラウスと同世 代でありながら、その作風は穏健であり、彼が薫陶を受けたブラームスの影響が色濃く感じられます。とりわけチェロのための作 品はその傾向が顕著であり、このアルバムに収録された3つの作品は内省的な雰囲気を湛えるとともに、ブラームス作品に匹 敵する高い完成度を誇っています。また「3つの小品」はシューマン風であり、カーンがいかにこの時代の作風を愛していたかがう かがい知れます。テデーンとトリンドル、2人の名手が表現力豊かに演奏、作品の魅力を伝えます。

ALPHA
ALPHA-454(1CD)

NYCX-10059(1CD)
国内盤仕様
税込定価
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲 第1番、第2番
リゲティ:弦楽四重奏曲 第1番
ベルチャ四重奏団[コリーナ・ベルチャ(Vn1)、アクセル・シャシェル(Vn2)、クシシュトフ・ホジェルスキ(Va)、アントワーヌ・ルデルラン(Vc)]

録音:2018年5月&12月、フィルハーモニー音楽堂、ルクセンブルク
【国内盤】
解説日本語訳:白沢達生
来日公演でも話題を呼ぶ現代最高のSQのひとつ、ルーマニア出身のベルチャ(ベルチェア)四重奏団。Zig-Zag Territoiresレーベルから2013 年に突如リリースされた鮮烈なベートーヴェン弦楽四重奏曲全集は、もはや新時代のスタンダードといってよいでしょう。その後Alphaレーベルでは新ウィーン楽 派(Alpha209)やショスタコーヴィチ(ピョートル・アンデルシェフスキとの共演盤。Alpha360)でもすぐれた音源を制作。さらに今度は中東欧の20世紀へ―― ヤナーチェクの全2曲とリゲティで新境地を垣間見せてくれます。ロマン派作品に造詣の深い彼らが、作品に生々しい血脈を与える演奏解釈でこれら異色の 有名作をどう味あわせてくれるのか。とくに「夜の変容」はリゲティがまだバルトークの強い影響下にあった1950年代、近隣諸国の作曲家ではプロコフィエフやマ ルティヌーなどがまだ存命中だった頃の作。ヤナーチェク晩年の2傑作と並べてみることで、意外な伝統的書法とのつながりと先進性のせめぎあいが浮き彫りに なることでしょう。国内仕様ではプログラム解題につながる解説の日本語訳もついています。

KAIROS
0015028KAI(1CD)
NX-B09
フリードリヒ・チェルハ(1926-):Eine Art Chansons 一つの芸術的な歌 HK Gruber chansonnier(アンサンブル)
【メンバー】
ヨーゼフ・ピツェク(Cb)
クルト・プシホダ(パーカッション)
ライナー・コイシュニヒ(P)

録音:1988年4月26日ウィーン放送 大ホール
1950年代の初頭、作曲家チェルハは同年代のアバンギャルトのグループと親密になり、芸術家たちが集うクラブハウス 「Strohkoffer」に出入りするようになります。詩人たちがダダイズムの流れを汲んだ“実験的な言語”を用いて作った 詩(幼児の言葉や外国訛り、言葉遊び他、奇妙な言葉の数々)に衝撃を受けたチェルハは、これらを元に「芸術的 な歌曲」を創り上げる試みを行いました。1分にも満たない小さな「歌」は、風刺、引用などが散りばめられただけでな く、当時のチェルハが持つ作曲技法が惜しげもなく使用されています。ただ小さな歌が並べられているわけではなく第2 部には比較的重めの曲が置かれており、全体の構成も良く練られています。

DACAPO
MAR-8.226217(1CD)
NX-B06
グズモンセン=ホルムグレーン(1932-2016):弦楽四重奏曲全集 第1集
弦楽四重奏曲 第5番「Step by Step」(1982-1986/2003改訂)
弦楽四重奏曲 第1番-Andante(1959)
弦楽四重奏曲 第6番「Parting」(1983)
弦楽四重奏曲 第3番「Five Small Studies 5つの小練習曲」(1959)
弦楽四重奏曲 第4番(1967)
.弦楽四重奏曲 第2番「Quartetto Facile 易しい四重奏曲」(1959)
ノルディックSQ
【メンバー】
ハイドルン・ペーターゼン(Vn)
マッズ・ハウグステッド・ハンセン(Vn)
ダニエル・エクルンド(Va)
リー・エミリー・ブロンダル(Vc)

録音:2017年9月8-9日、2017年9月28-29日、2017年10月7日、2017年11月13日、2018年3月23-24日
世界初録音
2016年に83歳でこの世を去った作曲家グズモンセン=ホルムグレーン。彼は生涯に渡り弦楽四重奏曲を書き続け ていました。完成させたのは14曲でDACAPOレーベルではその全作品をリリースします。第1集では第1番から第6番 までを収録。彼の弦楽四重奏曲は、一つとして同じ形式に収まることはなく、常に気まぐれで楽章の数もまちまち。練 習曲の集合体である第3番、唐突に終わってしまう第1番もあれば4楽章形式の生真面目な第2番など、まさに作 曲家の独白のような作品群です。演奏しているノルディックSQは若い奏者たちによる熟練のアンサンブ ル。万華鏡のような味わいを持つ作品を堂々と演奏しています。

FUGA LIBERA
FUG-609(1CD)
ピアソラ−ピアフ〜弦楽四重奏とバンドネオンによるシャンソンとタンゴ
ウイリアム・サバティエ(1974-):ピアフへのオマージュ
ピアソラ:4人でタンゴ Four for Tango
 ファイヴ・タンゴ・センセーションズ
鮫 Escualo
ウイリアム・サバティエ(バンドネオン)
テルプシコルドQ

録音:2015年3月17-20日、2016年2月24日 ジュネーヴ、スイス・ロマンド放送スタジオ
西洋クラシックの究極的形態の一つといえる弦楽四重奏が、アルゼンチン音楽の結晶バンドネオンと新しい形で融合。クロノス・ カルテットの依頼でピアソラがまとめた弦楽四重奏とバンドネオンのための唯一の組曲「ファイヴ・タンゴ・センセーションズ」と、両大 戦間期を彩った名作群をパラフレーズした「ピアフへのオマージュ」を軸にしたスタイリッシュな仕上がりです。テルプシコルド四重奏 団はピリオド楽器によるハイドンやシューベルトの録音でも注目されたジュネーヴのグループ。フランスのバンドネオン奏者サバティ エは「海の上のピアニスト」の原作者バリッコや「悪童日記」のアゴタ・クリストフらと組んで舞台音楽を手がける一方、Alphaにも 録音があるアルゼンチン出身の古楽器系指揮者L.G.アラルコンともタンゴ越境系パフォーマンスを披露する才人。多角的な視 点あればこその上質の音の重なりが、ミックスとマスタリングを担当する敏腕技師フィリップ・テシエ・デュ・クロによって、本来の魅力 そのままに収められています。

TYXart
TXA-18120(2CD)
ホセ・ロロン(1876-1945)へのオマージュ
[CD1]
白い蝶*
ピアノのための5つの小品 Op.12*
マドリガル・タパティオ *
フベンティーノ・ローサスの『波涛を越えて』によるヴァルス・カプリース Op.14
3つのインディアン舞曲
メヌエットのテンポで(Op.3の手稿譜より)*
[CD2]
5つの小品 Op.3*
ピアノのための 2 つのエチュード *
親しみのワルツ
ピアノ四重奏曲
クラウディア・コロナ(P)
マイケル・ディンバー(Vn)
シルヴィ・アルテンブルガー(Va)
ウォルター=マイケル・ボルハルト(Vc)

*=世界初録音
20世紀メキシコにおいて最も重要な作曲家であるホセ・ロロンのピアノ作品を集めた、世界初録音を含む貴重な2枚組アルバムです。ホセ・ロロンはヨーロッ パに渡りシェーンベルク:やヴァレーズ、ファリャ、ロドリーゴ、ヴィラ=ロボスらと知り合い様々な音楽を吸収し、メキシコに帰ってからは音楽教育にも携わり、メ キシコ音楽界に多大な功績を残しました。 (Ki)

Alba
ABCD-439(1CD)
『モーメンタム− フルートとオルガンのための音楽』
プーランク(ニールス・ブルクマン編):フルートとピアノのためのソナタ(1956)(フルートとオルガンのための編)
ジャック・マトソン(1954-2007):カヴァティーナとヴィヴァーチェ
ニールス・ブルクマン(1975-):ディプティク(泣く時と笑う時)
ラーシュ・カールソン(1953-):レチタティーヴォとアリア
ジャン・アラン(1911-1940):アリア
ヴィドール(ハインツ=ペーター・コルトマン/ニールス・ブルクマン編):フルートとピアノのための組曲 Op.34(フルートとオルガンのための編)
エリカ・ニューゴールド(Fl)
ニールス・ブルクマン(Org)
フィンランド、ヴァーサ市Oの首席フルート奏者、エリカ・ニューゴールドと、ヘルシンキの聖マタイ教会の教会音楽家、ニールス・ブルクマン(1975-)。 室内楽の音楽家としてのキャリアも重ねてきたふたりの共演。フィンランド自治領、オーランド出身の作曲家でオルガニストのジャック・マトソンとラーシュ・カー ルソンの作品、ブルクマンの作曲したフルートとオルガンのためのオリジナル曲、プーランクとジャン・アランの作品の編曲によるプログラム。
Alba
ABCD-438(1CD)
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121(1851)
ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105(1851)
ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調 WoO.2(1853)
エリーカ・マーリスマー(Vn)
エミール・ホルムストロム(ピアノ:エラール1862年製)
シューマンの3つのヴァイオリン・ソナタは、1851年から1853年の間に作曲されました。さまざまな問題をかかえながらシューマンが、なお、「ソナタ」と いう形式に立ち向かい創り上げた作品をフィンランドの音楽家たちがピリオド楽器で演奏したアルバムです。エリーカ・マーリスマーは、シベリウス・アカデミー でカイヤ・サーリケットゥとヤーコ・イルヴェスに学び、エツベリ室内音楽学校でウルフ・ヴァリーンとマッツ・セッテルクヴィストの下で室内楽を修めました。 2008年から2016年までヘルシンキ・フィルハーモニックの第2コンサートマスターを務め、現在、フリーランスのヴァイオリニストとして活動しています。アヴァ ンティ!室内O、ヨウシア・アンサンブル、アヴァンティ!SQのメンバー。エミール・ホルムストロムは、シベリウス・アカデミーを卒業、パリ のマリー・フランソワーズ・ビュケにも学びました。ヘルシンキを本拠に活動。コンテンポラリーミュージックの「defunensemble」、ウーシンタ・アンサンブル、 トリステロ・ピアノ三重奏団のメンバー。19世紀のピリオド楽器で演奏する「Ristveto Collective」を主宰しています。ニスのかけられていないガット弦から生 まれる温かいニュアンスと1862年製エラール・ピアノの響きによりシューマンの時代を偲びます。 (Ki)
Alba
ABCD-431(1SACD)
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10 L.85(1893)
タイユフェール:弦楽四重奏曲(1917-19)
ラヴェル:弦楽四重奏曲 へ長調 M.35(1902-03)
ステーンハンマルQ[ペーテル・オーロフソン(Vn)、ペール・オーマン(Vn)、トニー・バウアー(Va)、マッツ・オーロフソン(Vc)]
ステーンハンマル四重奏団は、2002年に活動を開始。ヴィルヘルム・ステーンハンマルの作品を中心にバロックから現代の作品まで、幅広いプログラムのコ ンサート活動を行っています。スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム、ベント・サーアンセンといった北欧の作曲家に定期的に作品を委嘱する一方、アメリカや イギリスの作曲家から作品を献呈され、初演を行ってきました。サーアンセン夫人のカトリーネ・ギスリンゲと共演したモーツァルトのピアノ協奏曲(五重奏版) (ABCD418)に次ぐ Alba 録音。フランスの弦楽四重奏曲。同じアルバム収められることの多いドビュッシーとラヴェルの作品に加え、「レ・シス(6人組)」 のタイユフェールの曲が演奏されています。優雅な〈モデラート〉、ラヴェルのネオクラシカルな音楽を連想させる〈間奏曲〉、サルタレッロのリズム、創意と色 彩あふれる〈終曲〉の3楽章の作品です。 (Ki)

DOREMI
DHR-8074(3CD)
ジュリアン・オレフスキー 第6集
ヘンデル:15のヴァイオリン・ソナタ集 Op.1
ソナタ イ長調 Op.1-3 HWV361
ソナタ ホ短調 Op.1-1 HWV379
ソナタ ト長調 Op.1-5 HWV363
ソナタ ト短調 Op.1-2 HWV360
ソナタ イ短調 Op.1-4 HWV362
ソナタ ト短調 Op.1-6 HWV364
ソナタ ト短調 Op.1-10 HWV368
ソナタ ロ短調 Op.1-9 HWV367
ソナタ ハ長調 Op.1-7 HWV365
ソナタ ハ短調 Op.1-8 HWV366
ソナタ ヘ長調 Op.1-11 HWV369
ソナタ ヘ長調 Op.1-12 HWV370
ソナタ ホ長調 Op.1-15 HWV373
ソナタ ニ長調 Op.1-13 HWV371
ソナタ イ長調 Op.1-14 HWV372
D.スカルラッティ:8つのヴァイオリン・ソナタ集
ソナタ ハ短調 K.73, L.217
ソナタ ニ短調 K.77, L.168
ソナタ ト長調 K.91, L.176
ソナタ ホ短調 K.81, L.271
ソナタ ニ短調 K.90, L.106
ソナタ へ長調 K.78, L.75
ソナタ ト短調 K.88, L.36
ソナタ ニ短調 K.89, L.211
ジュリアン・オレフスキー(Vn)
フェルディナンド・ヴァレンティ(Cemb)
マーティン・オーマンディ(Vc)

録音:1955年頃
DOREMIの「レジェンダリー・トレジャーズ」シリーズから、ヴァイオリニスト、ジュリアン・オレフスキーの録音集第6集が登場。ドイツに生まれ、 アメリカで活躍した名手が奏でる古楽演奏。ヘンデルとスカルラッティが残した生き生きとした旋律美をお楽しみください。ヘンデルのソナタでチェロを弾 いているマーティン・オーマンディはニューヨーク・フィルの奏者で、指揮者ユージン・オーマンディの弟。

MSR
MS-1661(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲(古楽アンサンブル演奏) リパスト・バロックアンサンブル【アメリア・ローゼンヴェルト(ヴァイオリン,ヴィオラ) 、エミ・ファーガソン(フラウト・トラヴェルソ) 、ケイティー・リートマン(バロック・バスーン) 、ゲイブ・シャフォード(Cemb)】

録音:2017 年9 月5-7 日 ニューヨーク
バッハの大人気作、ゴルトベルク変奏曲の編曲演奏に新たな1枚が加わった。ピリ オド楽器を用いたバロックアンサンブルによる演奏なのだが、チェンバロ独奏でそのま ま演奏している曲もあれば、フルートが旋律を受け持ってトリオ・ソナタ風になることも あり、よりアンサンブル的になることもあり、変化が付けられており、こうした編曲ものに ありがちな、慣れると飽きてしまうという欠点を巧く避けています。これはゴルトベルク変 奏曲マニアが1枚加えるに足りる演奏でしょう。 リパストは 2004 年からニューヨークシティを拠点に活動している古楽アンサンブル。リ パスト Ripast とは食事のこと。

MSR
MS-1690 (1CD)
ポルトガルのオーボエ、ピアノと弦楽のための音楽
マトシノス(1982-):オーボエの物語 Op.73
ダルメイダ(1978-):オーボエとピアノのためのソナティーナ
フェレイラ(1959-):オーボエ独奏のための郷愁
カラパトソ(1962-):大西洋の3 つの小品
フラゴソ(1897-1918):ロマンティックな組曲
アゼヴェード(1968-):オーボエ五重奏曲
コートニー・ミラー(Ob)
ミンジ・クォン(P)
クリスティン・ラトリッジ(Va)
アンソニー・アーノン(Vc)

録音:22017 年5 月,2018 年5 月
一人を除いて20 世紀後半生まれのポルトガルの作曲家のオーボエ作品集。リカルド・マト シノス(1982- )、アンネ・ヴィクトリノ・ダルメイダ(1978- )、マヌエル・ペドロ・フェレイラ (1959-)、エウリコ・カラパトソ(1962-)、セルジオ・アゼヴェード(1968-)の作品。 唯一19 世紀生まれの作曲家、アントーニオ・フラゴソ(1897-1918)はたいへん優秀な若い作 曲家だったが、僅か 21 歳で病没してしまい、残された作品は僅か。ロマンティックな組曲は その貴重な一つで、いかにフラゴサが豊かな才能の持ち主だったか伝わってくる。本来はヴ ァイオリンとピアノのための作品だが、メランコリックな曲調はオーボエの方が引き立っている ように思われます。 コートニー・ミラーは、ニューヨークのヴィルトゥオーソ・ソリスツ(2014 年創立)というアンサンブ ルのオーボエ奏者を務めています。
MSR
MS-1692(1CD)
ホルン、歌、ピアノによる賛美歌集
(1)たくさんの冠であの方の頭を飾れ
(2)私と共にいなさい
(3)あらゆる恵みの泉であるあなたよ来なさい
(4)私が驚くべき十字架を見調べた時
(5)ヘヴレドル(陽気な)幻想曲
(6)私の魂は息災である
(7)あなたはそこにいるのか?
(8)あなたが私の先見であるように。
(9)平和が川のように
(10)深い河
(11)三位一体を讃えよ
(12)ああダニー・ボーイ
(13)イエスを信頼することはとても快く
(14)神の玉座の前で
(15)私の羊飼いが私の必要なものをすべて与えてくれる
リサ・ボントレイガー(Hrn)
ティモシー・シェーファー(P)
(1)(4)(7)(11)(14)サラ・シェーファー(S)
(3)(4)(9)(11)(14)グレイス・サルヤーズ(Hrn)

録音:2018年5月14−16日 ニューヨーク州トロイ
よく知られている賛美歌をホルン独奏とピアノ伴奏によって演奏しており、さらに曲によっ てソプラノ独唱が加わったり、ホルン 2 本とピアノの演奏だったりしています。賛美歌という親し みやすい素材が巧くリノヴェーションされたような感じです。リサ・ボントレイガーは米国のホ ルン奏者。 サラ・シェーファーはまだデビューして数年の本当に若いソプラノだが、2018 年にメトロポリタ ン歌劇場で上演されたロッシーニの「セミラーミデ」でアゼーマ役に大抜擢されたほどの逸 材。CD ではこれが彼女の透明な歌声が聞ける最初のもののようです。

NEOS
NEOS-11907 (1CD)
「クワイエット・ストーン」〜ローリー・アルトマン(b.1944)の音楽
(1)「冬の小路」(2016)〜チェロとピアノのための
(2)「吟遊詩人の音楽」(2016)〜クラリネット、13 弦ギター、チェロとメゾ・ソプラノのための
(3)3つのミニアチュアズ(2001)〜ピアノのための
(4)「スタンダード・ツィスト」(2016)〜ソプラノ、チェロとピアノのための
(5)「眼の光」(1979/2016)〜13 弦ギターのための
(6)-(9)「日本組曲」(2016)〜13 弦ギターとピアノのための(皇居/タカシ駅/クワイエット・ストーン/キョサンの小道)
(10)プレリュード第17 番(1985)〜ピアノのための
(11)「J’s Way」(2015)〜13 弦ギターとチェロ、ピアノのための
(12)「ペルソナ」(1978)〜13 弦ギターとピアノのための
(13)「50MM」(2016)〜クラリネット、13 弦ギター、チェロとピアノのための
ローリー・アルトマン(P)
アンドレアス・キューンリヒ(Vc)
アンデルス・ミオリン(13弦G)
(13)マティアス・ミューラー(Cl)
(2)ネドヤルコ・ペトコフ(Cl)
(2)イザベル・プフェファーコーン(M.S)

録音:2016/17年
ローリー・アルトマンはニューヨーク出身。ジャズ・ピアニストとして活動する傍ら多くの作品を発表。モード・ジャズを基本と しながら時に無調のスタイルを折衷した作品は安易なクロスオーバーとは一線を画しています。全体にキース・ジャレット、ビ ル・エヴァンスが持つ都会的な洗練さにアルヴォ・ペルトの静けさ、清らかさを加えたリリシズムが魅力的。なんと伊福部昭翁 の作品と同じタイトルの「日本組曲」は「皇居(!)/タカシ駅(いったいどこの駅だ?筆者)/クワイエット・ストーン/キョサンの小 道(いったいどこの小道だ?筆者)」の 4 つの小品からなります。最近の日本観光の音楽によるスナップ写真集といったらそれま でだが、パット・メセニーあたりを思わせる粋なテイストが聴かせる。ECM が好きな人にお薦め。
NEOS
NEOS-11816(1CD)
クラリネットとアコーディオンのための作品集
(1)ウロシュ・ロイコ(b.1954):「声」(2001)
(2)ルカ・ユーハルト(b.1982):「解放」(2015)
(3)イリス・テル・シプホルスト(b.1962):ミニアチュアズ(2008)
(4)ウロシュ・ロイコ:「感覚のサイン」(2007)
(5)ウロシュ・ロイコ:「クアジ・ネオ・リベラメンテ(ほとんど新自由主義的に)」(2016)
ウロシュ・ロイコ(Cl)
ルカ・ユーハルト(アコーディオン)

録音:2015/17年
クラリネットのロイコとアコーディオンのユーハルトの自作自演をメインとした二重奏曲集。ロイ コはクラウス・フーバーとリゲティに作曲を師事、作品はウィーン・モデルンなどで多く取り上げら れています。ユーハルトはグロボカール、フーバー、マーンコップらと度々共演、現代音楽のスペ シャリストとして作曲家から絶大な信頼を得ています。ロイコ、ユーハルトともに楽器の機能を知り 尽くした二人だけにどれも超絶技巧が繰り広げられる作品。

Stradivarius
STR-37119(1CD)
バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための作品集
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ニ長調 BWV1028
二重奏曲 ホ短調BWV802
二重奏曲 ヘ長調BWV803
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト長調 BWV1027
二重奏曲 イ短調BWV805
二重奏曲 ト長調BWV804
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト短調 BWV1029
アルベルト・ラージ(Gamb)
パトリツィア・マリサルディ(Cemb)

録音:2018年6月14-17日 ヴェローナ
バッハのヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ 3 曲と二重奏曲4曲を収 録。アルベルト・ラージはヴェネツィア生まれのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。バーゼルの スコラ・カントルムでジョルディ・サヴァールに学んでいます。演奏活動に加え、ヴェロー ナ音楽院でヴィオラ・ダ・ガンバとバロック・オーケストラを指導しています。パトリツィア・ マリサルディもヴェローナ生まれ、ヨーロッパの様々なバロック・オーケストラでチェン バロ奏者として活躍しています。ヴェローナ音楽院のチェンバロの教授でもある。
Stradivarius
STR-37098(1CD)
クラウディオ・アンブロジーニ(b.1948):フルート作品集
(1)「a guisa di un arcier presto soriano」(1981) 〜無伴奏フルートのための
(2)「拡張されたカデンツとコーダ」(1981) 〜フルートと電子音響のための
(3)「高山植物標本〜2 つの想像のハイブリッド」(2012) 〜フルートとピアノのための
(4)「世界で最も短い千の音を分類する」(2012) 〜無伴奏フルートのための
(5)「trompe-l’oreille」(1981) 〜ヴィブラフォンとフルートのための
(6)「もうひとつの耐え難い作品」(2016) 〜無伴奏フルートのための
(7)「nigli sguardi di eurialo e niso」(1980) 〜フルート、クラリネット、水生植物とエレクトロニクスのための
ダニエレ・ルッジェーリ(Fl)
ダヴィデ・テオドーロ(Cl)
ダリオ・サヴロン(Vib)
アルド・オルヴィエト(P)
ダニエレ・トレッサン(コンピュータ操作)
アルヴィーゼ・ヴィドリン(ライヴ・エレクトロニクス)

録音:2017年9月
アンブロジーニはヴェネツィア出身の作曲家。マデルナとノーノから多くの影響を受け、声 楽、室内楽、オペラ、バレエまで多岐に渡る作品を発表しています。このディスクはフルートを中 心とした内容で無伴奏、ピアノやヴィブラフォンとのデュオ、室内アンサンブル、電子音響との コラボなどヴァラエティに富んでいるが、いずれも静謐な音の中にその繊細な音色の変化を聴 きとる作品となっています。フルートのルジェーリの超絶的な技巧、特殊奏法も聴きごたえ充分。
Stradivarius
STR-37100(1CD)
アゴスティーノ・ディ・シピオ(b.1962):ピアノとライヴ・エレクトロニクスのための作品集
3 つの小品「表面から底まで」(2005-07)
6 つのスタディ「無言の拡がりから・・・」(1995-97)
研究第7 番「霧の中から・・・証」(2017-18)
「chpn3.2」〜ピアノによるフィードバック・システム(2012)
「下から」〜ピアノを含むサウンド・コンクレーション(2014-15)
チロ・ロンゴバルディ(P)
アゴスティーノ・ディ・シピオ(電子音響)ほか

録音:2007-2018年
ピアノと予め制作された電子音響によるサイケデリックで摩訶不思議な音響世界。内部奏法 を含むピアノは時に打楽器のようでもあり、これにコンピュータで制作された音響が絡み、アコ ースティックともデジタルとも言いかねる不可思議な世界が現出する。個々の作品を聴くという よりアルバム自体が瞑想的、幻惑的なひとつの長大な作品として楽しめる。アンビエント、サイ ケデリック、サウンド・インスタレーション、メディテーション・ミュージックが好きな人にお薦め。
Stradivarius
STR-37120(1CD)
ニコラ・サーニ(b.1961):作品集
「時間の軌跡」(1998)〜デジタル・サポートを伴うフルートのための
「蝶からの想像」(2007)〜ピッコロのための
「移民の対話」(2002)〜コントラルト・フルートのための
「最大の雲が到着する場所」(1996)〜コントラバス・フルートとライヴ・エレクトロニクスのための
「息がそれを起こす、時の砂丘」(2012)〜デジタル・サポートを伴うコントラルト・フルートのための
「もっと違う」(2014)〜ハイパー・バス・フルート、デジタル・サポート、モーション・キャプチャーとライヴ・エレクトロニクスのための
ロベルト・ファブリチアーニ(Fl)
アルヴィーゼ・ヴィドリン(電子音響)

録音:2017年
以前にも当STRADIVARIUS(STR37108)でバス・フルート、ハイパー・バス・フルートを駆使し て驚異的なパフォーマンスを披露したロベルト・ファブリチアーニの最新アルバム。今回はイタ リアの中堅作曲家ニコラ・サーニの作品を取り上げる。ライヴ・エレクトロニクスは前アルバムで も担当したアルヴィーゼ・ヴィドリン。名手ファブリツィアーニの演奏を前提とし、なおかつライ ヴ・エレクトロニクスを伴う作品であるだけに内容はすっかりファブリツィアーニの独壇場、世界 と化しています。むら息を増幅しコンピュータで加工変調した音はまさに幽玄、夢幻の空間。対し てピッコロのための「蝶からの想像」はデジタル・オルゴールとも言うべき、機械的だが可愛らし い作品。

GENUIN
GEN-19634(1CD)
「音の旅」
コヌソン(1970-):アガータの歌(3 曲)(2008)
プーランク:チェロ・ソナタ FP143(1940-48)
ドビュッシー:インテルメッツォとスケルツォ(1880-82)
ファリャ:スペイン民謡組曲,スペイン舞曲第1 番
グラナドス:「ゴイエスカス」〜インテルメッツォ
カサド:レクイエブロス(親愛の言葉)(1931)
マリア・クリーゲル(Vc)
オリヴァー・トリエンドル(P)

録音:2008年4月23−25日,6 月10 日 ケルン、
ドイツのベテラン・チェリスト、NAXOS への多数の録音でお馴染みマリア・クリーゲル の新録音。近年注目されているフランスの中堅作曲家、ギヨーム・コヌソン(1970-)の 2008 年の作「アガータの歌」が注目されます。マリア・クリーゲルはドイツ中西部のディレン ブルクの生まれ。インディアナ大学ブルーミントン校でヤーノシュ・シュタルケルに学ん でおり、明確な弾きっぷりは師匠譲りだ。
GENUIN
GEN-19635(1CD)
ウェーバー:協奏大二重奏曲 変ホ長調 Op.48
ベルク:5 つの小品 Op.5
ベートーヴェン:ソナタ ヘ長調(原曲 ヴァイオリン・ソナタ第5 番ヘ長調 Op.24 「春」)
シュナイダー(1989-):コンストルクト1
ドビュッシー:クラリネットとピアノのためのラプソディ第1 番
クリストフ・シュナイダー(Cl)
ユリヤ・バラビチェヴァ(P)

録音:2018 年6 月18-21 日 フランクフルト・アム・マイン
ドイツのクラリネット奏者、クリストフ・シュナイダーの演奏するクラリネット作品集。自作も含ま れています。クリストフ・シュナイダーは1989 年、フランクフルト・アム・マインの生まれ。2016 年から ライン・デュイスブルク・ドイツ歌劇場の第 1 ソロ・クラリネット奏者を務めています。しっとりと柔らか く穏やかな音色はウェーバーに打ってつけなのはもちろん、ベルクやドビュッシーでもたいへん 魅力的。またベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ 「春」をクラリネットで演奏したものも非常に面 白く聞ける。
GENUIN
GEN-19648(1CD)
「グランド・ツアー」
バリエール:3 声のソナタ第2 番ニ短調
ヘンデル:ソナタ第5 番ト長調
ムファット:パッサカリア ト短調
テレマン:ソロ 変ロ短調
ジェミニアーニ:ソナタ第3 番ハ長調
ロマン:ソナタ第6 番ロ短調
クヴァンツ:ソロ第231 番ロ短調
チチェローネ・アンサンブル【トマス・ヴァルミット(フラウト・トラヴェルソ) 、アドリアン・シガン(Vc) 、アンドレアス・ギルガー(Cemb)】

録音:2018年2月25-27日 ドイツ オーバープファルツ
バロック時代のフルート独奏のトリオ・ソナタなどを集めた CD。チチェローネ・アンサンブルは ドイツの古楽アンサンブル。チチェローネ Cicerone とは元々は古代ローマの政治家、学者のキ ケロのことだが、キケロが雄弁で知識を広めたことから、転じて「案内人」の意味で使われてい る。彼らの意気込みが伝わる命名だ。

Prima Facie
PFCD-091(1CD)
ワンダリング・パスウェイズ〜リコーダーと弦楽器のための変奏曲集
バーンスタイン:リコーダーとチェロのための8音音階による変奏曲
ホープ:リコーダーと弦楽四重奏のためのダウランドの「流れよ、我が涙」による変奏曲
クロフォード:リコーダーと弦楽四重奏のためのグラウンドによる変奏曲
ベック:リコーダーと弦楽四重奏のためのキャロル・ヴァリエーションズ
ホディノット:無伴奏リコーダーのための変奏曲「リザード」Op.166-2
ディッキンソン:リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコードのための「トランスレイションズ」
マッケイブ:リコーダーと弦楽四重奏のためのノーフォークのバラッドによる瞑想曲
アーネル:リコーダーと弦楽四重奏のための五重奏曲
フォーショウ:リコーダーと弦楽四重奏のためのブラックバードを探す13の方法
ジョン・ターナー(リコーダー)、
ジョナサン・プライス(Vc)、
リチャード・タニクリフ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ハーヴェイ・デイヴィス(ハープシコード)、
カメラータ・アンサンブル、
マンチェスター・チェンバー・アンサンブル、
ニュー・ワールド・アンサンブル
2018年のバーンスタイン生誕100周年を記念して企画された「8音音階による変奏曲」をメインとする様々な作曲家たちによる「リコーダー」と「弦楽器」のアンサンブルによる変奏曲集!
リコーダー・ソロは、イギリスのヴィルトゥオーゾ、ジョン・ターナー。デイヴィッド・マンロウのロンドン古楽コンソートの多くのレコーディングに参加し、ソリストとしてもハレOやRLPO、マンチェスター・カメラータ、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、イギリス室内Oなどと共演を果たしてきた名手です。
Prima Facie
PFCD-080(1CD)
ティピカリー・テッポ〜コントラバスのための作品集
ハウタ=アホ:ピッツ・ポエム・バッソ、2つの踊り
ヘイズ:フィンランドのスケッチ、テッポ・ハウタ=アホのオマージュ
ガルシア:ノーザン・ライツ
ハウタ=アホ:ダンとガスパロ、ダンズ・ガスパロ・バラード
サレス:ファイヴ・フォー・テッポ
ガルシア:ア・セカンド・ライフ
ハウタ=アホ:トリオ・ポエム・バッソ
ボス:ア・リトル・ソング・フォー・テッポ
ファンク:アリア
ハウタ=アホ:エレジー・ファンタジー 〜 デイヴィッド・ワルターの追憶に
ダン・ステュッフェ(Cb)、
デイヴィッド・ヘイズ(Cb)、
ケネス・ライランド(Cb)、
カロル・シェスルク(Cb)、
サラ・プール(S)

録音:2017年7月、オスロ(ノルウェー)
フィンランドの世界的コントラバス奏者、テッポ・ハウタ=アホ(1941−)の75歳を記念して2016年5月にイギリスで開催された「テッポ・フェスト」のための委嘱作品集。
6ヵ国の作曲家、4ヵ国の演奏家という国際色豊かなアーティストたちによるプロジェクトは、ハウタ=アホの多大な功績に相応しい規模となりました。コントラバスのソロ、アンサンブルの魅力に存分に触れることのできるプログラムです。

Eudora
EUDSACD-1701(2SACD)
ブラームス:ピアノ四重奏曲集
ピアノ四重奏曲第1番ト短調 Op.25
ピアノ四重奏曲第3番ハ短調 Op.60
ピアノ四重奏曲第2番イ長調 Op.26
ブラームス・プロジェクト〔エンリケ・バガリア(P)、ジュゼップ・コロメ(Vn)、ホアキン・リケルメ(Va)、ダビド・アペリャニス(Vc)〕

録音:2016年8月10日−13日、アウディトリオ・デ・サラゴサ(スペイン)
ブラームス・プロジェクトは、ベルリン・フィルのヴィオラ奏者ホアキン・リケルメ(1983年、ムルシア出身)をはじめとするスペインの若手世代の実力派アーティストたちが、ドイツ・ロマン派音楽の最高峰を探求するために結成したアンサンブル。
ゲルギエフやペトレンコとも共演しているピアニストのエンリケ・バガリア(1978年、バルセロナ出身)、フライブルク音楽大学でニコラス・チュマチェンコ(名教師アナ・チュマチェンコの弟)の高弟の1人であるヴァイオリンのジュゼップ・コロメ(1979年、サバデル出身)、トリオ・アリアーガのチェリスト、ダビド・アペリャニス(1975年、イルン出身)、そしてホアキン・リケルメの4人によるオール・スペインでのアンサンブルが、その経歴と評判に違わぬ見事なブラームスを奏でています。
Eudora
EUDSACD-1802(1SACD)
ブラームス&フランク:ヴァイオリン・ソナタ集
ブラームス:「F.A.E.ソナタ」より スケルツォ、
 ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
フランク
:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
アナ・マリア・バルデラマ(Vn)
ビクトル・デル・バジェ(P)

録音:2017年5月29日−31日、アウディトリオ・デ・サラゴサ(スペイン)
2008年、スペインの前王妃ソフィア・デ・グレシアの70歳記念コンサートにズービン・メータとの共演で出演しソロ・デビューを果たしたアナ・マリア・バルデラマ。名教師ザハール・ブロンの門下生でもあるアナ・マリア・バルデラマは、2011年の第11回パブロ・サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクールにスペイン人として初の第1位に輝き、スペインの若手ヴァイオリニストの中でもトップクラスの逸材として世界各地から大きな注目を集めています。
共演のピアニストは難関として知られるARDミュンヘン国際音楽コンクールのピアノ・デュオ部門(2005年)で第2位入賞の実績を持つスペインのビクトル・デル・バジェ。ホルンのヴラトコヴィチや指揮者のファンホ・メナなど世界的演奏家との共演を重ねており、ソリスト、室内楽奏者として目覚ましい活躍を見せるピアニストです。
ユードラ・レコーズの優秀録音で、才気に満ちたスペインの若き名手たちが奏でるフランクとブラームスの濃密なロマンティシズムをご堪能下さい。録音面も要注目です。
Eudora
EUDSACD-1603(1SACD)
ジプシー・インスピレーション
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20
クライスラー:ラ・ヒターナ(ジプシーの女)
ポップ:ロシアのジプシーの歌 Op.462/2
アンデルセン:国民的幻想曲 Op.59より ハンガリー
ペッサール:アンダルーズ
デュカス:アッラ・ギターナ(ロマーニャ地方の民族舞踊)
トローバ:捧げる言葉
バルトーク:ハンガリー農民組曲/カリエンド:小さなジプシー
ビセント・モレロ(Fl)、
ダニエル・デル・ピノ(P)

録音:2015年9月7日−10日、ヘタフェ高等音楽院(スペイン)
フルートとピアノのデュオが、クラシック音楽におけるロマ(ジプシー)の音楽の影響度の高さを探求するエキサイティングなプログラム!
ビセント・モレノはオランダのハーグ・レジデンティOを経て、2007年から母国の王立セビーリャOの首席奏者として活躍中のフルーティスト。
同じくスペインのピアニスト、ダニエル・デル・ピノとのコンビで、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」のセンチメンタルなヴィルトゥオージティから、民族色豊かなバルトークの「ハンガリー農民組曲」までの多彩な作品を熱く繰り広げています。

DREYER-GAIDO
CD-21113(2CD)
サンディープ・バグワティ:宮城俳句 ガブリエル・ダルモー(ヴォーカル)、ジウン・カン(ヘグム〔奚琴〕)、マティアス・バウアー(Cb)、ピーター・エヴァンス(Tp)、デイヴ・テイラー(Tb)、マーティン・ロゼルト(サクソフォン・ソロ)、フェリクス・ボレル(Vn)、スコット・ローラー(Vc)、ミヒャエル・キーダイシュ(パーカッション)、ユルゲン・クルーゼ(P)、ヴィンセント・ロイヤー(Va)
モントリオールのコンコルディア大学芸術学部で教授を務めるインド生まれドイツ育ちの音楽学者、サンディープ・バグワティが、東日本大震災の犠牲者への追悼に、モントリオールでのチャリティー・イベントのために作曲した作品。2018年の来日公演も話題となった超絶トランぺッター、ピーター・エヴァンスや、ジャズ・バストロンボーンの名手デイヴ・テイラーなどの参加もポイント。

Orchid Classics
ORC-100094(1CD)
NX-B03
CAPRICCIOS
ハイドン:弦楽四重奏曲ハ長調Op.20-2Hob.III:32
ロバート・フォッケンス(1975-):弦楽四重奏のための「カプリッチョ変奏曲」(ハリネズミの障害)(2017)
イザイ:パガニーニ変奏曲 第24番による弦楽四重奏のためのカプリース(J.イザイ編)
ヴァインベルク(1919-1996):弦楽四重奏のためのカプリッチョ Op.11
メンデルスゾーン:弦楽のための4つの小品 Op.81
R・シュトラウス:楽劇「カプリッチョ」より弦楽六重奏曲*
クァトゥール・カプリッチョ
【メンバー】
セシル・アガトール(Vn)
ヤオレ・タリバー(Vn)
フローレ=アンヌ・ブロッソー(Va)
サムエル・エティエンヌ(Vc)
ジェラール・コセ(Va)*
ヤン・ルヴィオノア(Vc)*

録音:2018年4月18-21日
2012年に設立されたSQ「クァトゥール・カプリッチョ」。創立の翌年、イルザック国際室内楽コンクールで第 1位を獲得するなど、その活躍に期待が寄せられています。 このアルバムでは、彼らのアンサンブル名にちなんだ様々な「CAPRICCIOS」が集められており、古典派から現代作 品まで、その優雅で多彩な世界を味わうことができます。ハイドン初期の名作「太陽四重奏曲」の中の1曲であるハ 長調は、第2楽章に「Capriccio」が置かれており、極めて劇的な表現と独創的な作風で知られる作品です。他、メ ンデルスゾーンやイザイ、ヴァインベルクのカプリッチョや、フォッケンスのユニークな曲などが並ぶなか、もともとの楽劇の名 前が「カプリッチョ」であることから選ばれたシュトラウスの作品では名ヴィオラ奏者コセと、チェロのルヴィオノアが加わり、 濃厚な響きによる美しいアンサンブルを聴かせます。

Orchid Classics
ORC-100095(1CD)
NX-B03
主題と変奏
ベートーヴェン:モーツァルト「魔笛」の主題による変奏曲 WoO46
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
フォーレ:ロマンス Op.69
メンデルスゾーン:協奏的変奏曲 ニ長調 Op.17
シューベルト:流れの上で D943*
ショパン:序奏と華麗なポロネーズ Op.3
ラフマニノフ:前奏曲 Op.2-1
マルティヌー:ロッシーニの主題による変奏曲 H290
マクミラン(1959-):Kiss on Wood
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
サン=サーンス:動物の謝肉祭より「白鳥」
ガイ・ジョンストン(Vc)
トム・ポスター(P)
ジェームズ・ギルクリスト(T)*
2000年の「BBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー・コンペティション」で初めて出会ったチェリスト、ジョンストンとピ アニスト、ポスター。以来、親しい友人として頻繁にコラボレーションを重ねるうちに、お互いを深く理解しあい、芸術性 を高め合ってきたといいます。今回の彼らのアルバムは「変奏曲」をテーマに、様々な作品を集めたもの。3曲の変奏 曲の他には、作曲家に関連した曲や、同じ時代の曲など、各々関係性の高い作品が選ばれています。シューベルト の「流れの上で」には名テノール、ギルクリストが参加。美しい歌唱でアルバムに華を添えています。

Dynamic
CDS-7837(1CD)
NX-B03
21世紀の女性作曲家たち10人の作品集
コレット・モーリー(フランス 1954-):La Maestria
テレサ・プロカチーニ(イタリア 1934-):クィンテット Op.130
マルリエーナ・ズラタノウ(ギリシャ 1950-):5つの素描
ローラ・ペティグリュー(カナダ 1954-):Soaring... on Eagles' Wings
アドリアーナ・イザベル・フィギュエロア・マニャス(アルゼンチン 1966-):Tangominiatures
ジントラ・クルメ=ゲドロイカ(ラトヴィア 1968-):ワルツ
ウェン・ツァン(中国 1994-):コンヴァース
アグネス・ゾヅソエーヴァ=バシール(ヨルダン 1944-):Ballet Simbad
リー・ハウエル(オーストラリア 1979-):Mind You Do
エデウェード・オリウォー(ナイジェリア 1981-):プレイ
アンサンブル・シャミナード
【メンバー】
モニク・シオラ(P)
エリザ・メトゥス(Ob)
ロベルタ・ゴッタルディ(Cl)
アレッサンドロ・ヴァロティ(Hrn)
オスカル・ロカテッリ(Fg)

録音:2018年4、5月
※全て世界初録音
21世紀に最も注目されている世界中の女性作曲家たちの作品を集めた1枚。彼女たちの出身国はヨーロッパ、アジ ア、南米、オーストラリア、中東など様々で、作品のスタイルもかなり違いますが、どの作品も独創的で興味深い要素 を持っています。アンサンブル・シャミナードは女性たちの作品を研究、録音、宣伝するために設立されたアンサンブル であり、高い技術に裏打ちされた緻密な演奏で、全て世界初録音の作品を見事に聴かせます。

EM Records
EMRCD-050(3CD)
さすらい人〜パリー:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
組曲第2番ヘ長調(世界初録音)
ヴァイオリンとピアノのための12の短い小品第1巻
ヴァイオリンとピアノのための3つの小品(世界初録音)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ニ短調
友情の歌(世界初録音)
ヴァイオリンとピアノのための12の短い小品第2巻
パルティータ ニ短調(世界初録音)
ヴァイオリンとピアノのための小品(世界初録音)
幻想ソナタ
ヴァイオリンとピアノのための組曲第1番ニ長調(世界初録音)
ヴァイオリンとピアノのための12の短い小品第3巻
2つの初期のピアノ小品(世界初録音)
ヴァイオリンとピアノのための小品(世界初録音)
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ニ長調
ルパート・マーシャル=ラック(Vn)
ダンカン・ハニーボーン(P)

録音:2016年4月28日−30日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
「エルサレム」や数々の合唱曲の名作を遺した近代イギリスの作曲家、チャールズ・ヒューバート・パリー(1848−1918)のヴァイオリンとピアノのための作品を網羅したEM Recordsならではの好企画。
ワーグナー夫妻と親交が深かったことからその音楽が「ワーグナー風」と例えられることが多いものの、収録されている数々のヴァイオリン作品はむしろブラームスやシューマンからの影響が色濃く、さらには後年のエルガーに繋がる作風が特徴的。
また、1863年の若書きの「2つの初期のピアノ小品」、1872年に作曲された未出版の「友情の歌」、1907年の「組曲第2番」など、多数の世界初録音も近代イギリス音楽ファンならば見逃せないポイントでしょう。
近代英国における「イギリス音楽ルネサンス」の始祖的存在とも評されるパリー。濃密なロマンティシズムに満ちた秀作の数々を網羅した全集の登場です。

ACCENTUS Music
ACC-80371CD(3CD)
コンサート・サントネールT〜V
■CD1
コンサート・サントネールT
ルディ・シュテファン(1887-1915):ヴァイオリンとピアノのための「グロテスク」(1911)
アルベリック・マニャール(1865-1914):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調Op.13(1901)
■CD2
コンサート・サントネールU
ヴィエルヌ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト短調Op.23
 ピアノ五重奏曲ハ短調Op.42
■CD3
コンサート・サントネールV
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調作品13、
 ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調作品108
全て、ユディト・インゴルフソン(Vn)
 ウラジーミル・ストウペル(P)

■CD1
録音:2014年、ベルリン

■CD2
レベッカ・リー(Vn) 
ステファン・フェーラント(Va) 
シュテファン・フォルク(Vc)
録音:2015年4月、ベルリン

■CD3
録音:2015年11月、ベルリン
アイスランド出身のヴァイオリニスト、ユディト・インゴルフソン。幼少期よりその才能を開花させ、15歳の時にカーティス音楽員に入学、ウジェーヌ・イ ザイ門下のヤッシャ・ブロズキーに師事、その後にクリーヴランド音楽学校で修士号とアーティスト・ディプロマを取得しています。ピアニストのウラジーミ ル・ストウペルとは数多く共演し、2006年からは珍しいレパートリーの開拓を積極的に行い、コンサート、録音と高い評価を得ています。本シリーズ「コ ンサート・サントネール」もそのような取り組みの一貫。第1次大戦中に生きた作曲家というテーマをもとに、ルディ・シュテファン、アルベリック・マニャー ル、ルイ・ヴィエルヌ、フォーレのヴァイオリン作品を3枚のCDで発売し、この度セット化されました。 「コンサート・サントネールT」に収録されているシュテファンとマニャールは、将来を嘱望されていたにもかかわらず第一次世界大戦で命を落とした作曲家。 ルディ・シュテファンのヴァイオリンとピアノのための「グロテスク」は24歳の時に書かれ、彼の唯一の室内楽作品となりました。後期ロマン派から表現 主義あたりに属し、色彩的で際立ったコントラストが特徴の挑戦的な音楽語法を使った作品。アルベリック・マニャールはマスネとダンディに学び、フラン クの後継として豊かな旋律と古典的な形式美が魅力で、あのセヴラックも作曲も師事したことがあるフランスの作曲家。マニャールのヴァイオリン・ソナタは、 1901年に作曲されイザイに献呈されています。フランクのヴァイオリン・ソナタを思わせる静謐さと構造美、そして感情を動かされる感傷的で甘美な音楽 が魅力的な作品です。 「コンサート・サントネールU」に収録されているのはフランスのオルガニスト、ルイ・ヴィエルヌの室内楽作品。ヴィエルヌは先天性の白内障のため生まれ つき盲目に近かったのですが、幼少の頃から音楽的才能を開花させ、10歳の頃からパリ音楽院教授の叔父に才能を見出され本格的に勉強をはじめます。 その後、セザール・フランクの演奏に感銘を受け、シャルル= マリー・ヴィドールなど、著名なオルガニストに師事。最後はパリ、ノートル・ダム大聖堂の 首席オルガニストを務めました。本職がオルガン奏者であったため創作のほとんどはオルガン作品に集中していますが、管弦楽曲から室内楽、ピアノ曲、歌 曲に至る幅広いジャンルで作品を残しています。ヴァイオリン・ソナタは、フランク同様イザイのために書いた作品で、超絶技巧を求められる曲でありピアノ・ パートもかなり出番の多く聴き応えがあります。そして亡き息子に捧げられたピアノ五重奏曲は、フランス近代を代表するフランク、フォーレの作品に劣らな い傑作で、抒情的旋律に心が動かされます。 そして最後「コンサート・サントネールV」にはフォーレが登場。フォーレは2つのヴァイオリン・ソナタを残しています。第1番はフォーレが1876年 31歳の時に書かれました。あのフランクのヴァイオリン・ソナタが1886年作曲で、当時はオペラが全盛の時代、まさにフランス室内楽作品の第一歩とも 言うべき作品です。4楽章構成で、独特の光と影の交錯、若々しくも滋味溢れる旋律が魅力。そして第1番から約40年ぶりに書かれた第2番。晩年、聴 覚と闘いながら作曲した室内楽作品の幕開けとなる1作。第1番より知名度は低く、評価も分かれる作品ですが、このシリーズ「コンサート・サントネー ルU」でも取り上げたフランスの作曲家ルイ・ヴィエルヌは以下のような言葉を残しています。「ある日私はフォーレに言ったんだ、このヴァイオリン・ソナ タ第2番を聞いて涙が出たと」。第1番とは対照的に、屈折した曲想や重厚な印象は晩年の達観した雰囲気を醸し出していますが、透明な旋律美、フォー レ特有のシンコペーションのリズムにのって、次第に高揚していくようなさまは健在。ユディト・インゴルフソンとウラジーミル・ストウペル2人の演奏は、 色彩は淡く、しっかりとした抒情を表現し、禁欲的な中にも甘美さをたたえた音楽を作り上げています。 (Ki)

H.M.F
HMM-902338(1CD)
ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲第1番ト短調
 ピアノ三重奏曲第2番ニ短調Op.9「悲しみの三重奏曲」(1917年版)
グリーグ:アンダンテ・コン・モト ハ短調
スーク:悲歌Op.23(ピアノ三重奏版)
トリオ・ワンダラー【ジャン=マルク・フィリップ=ヴァルジャブディアン(Vn)、ラファエル・ピドゥー(Vc)、ヴァンサン・コック(P)】

録音:2018年1月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
1987年結成、円熟著しいトリオ・ワンダラー。2013年リリースのチャイコフスキーは名演の誉れ高いものでしたが、今回ラフマニノフに挑戦。チャ イコフスキー以来、ロシアの作曲家は特別な人の追悼にピアノ三重奏曲を作ることが慣わしとなりました。1893年10月にチャイコフスキーが急逝すると、 ラフマニノフは長大かつ感動的な作品をその霊に捧げました。長さ、構造など意図的に真似ていますが、ピアノが主役で非常に技巧的なのがラフマニノフ ならでは。意味深長な引用や慟哭などチャイコフスキーへの思いにあふれる重い作品となっています。
ラフマニノフはその前年に習作的な断章を残していますが、規模の点でもナイーヴな感覚からも、近年こちらをとりあげる演奏団体が増えています。こ こにももちろん収録。フィル・アップとしてグリーグ唯一のピアノ三重奏作品である「アンダンテ・コン・モト」とスークの「悲歌」が選ばれているのも嬉 しい限り。
トリオ・ワンダラーの演奏は辛口で緊張感に富むもので、凄みすら感じさせます。ラフマニノフ作品は名ピアニストで録音することが多いですが、トリオ ワンダラーのピアノのヴァンサン・コックが、充実の名手ぶりを示しているのも聴きものです。 (Ki)

MIRARE
MIR-420(1CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ ト長調K.379
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調K.380
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調K.304
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調K.306
梁美沙(Vn)、
ジョナス・ヴィトー(P)

録音:2018年6月27-29日/ラベイ・エコール・ドゥ・ソレーズ
トリオ・レ・ゼスプリのヴァイオリニストで、フォルジュルネ音楽祭でもお馴染みの梁美沙(ヤン・ミサ)。大阪出身、パリ音楽院でカントロフとシャル リエに師事した若手。彼女がフランスの名手でやはりフォルジュルネでおなじみのジョナス・ヴィトーとモーツァルトのソナタに挑みました。これらのソナ タはピアノが主とも言えますが、ヴィトーのシックで色彩的な表現力が光ります。また梁美沙の独特な語り口も非常に魅力的です。 (Ki)

PREISER
PRCD-91390(1CD)
カール・ピルス:3つの小品
Anton Gmashl:ホルンとピアノのための音楽
クルト・シュヴェルトシク:ソナチネ Op.1
マルティン・ライナー:ホルンとピアノのための二重奏曲
シューベルト:流れの上で D.943
J・シュトラウス:Drausen in Sievering
ペーター・ドルフマイヤー(ウィンナHrn)
ヨハネス・ヴォルヘルム(P)
クリスティーナ・ガンシュ(S)
ウィーンの香り漂うホルン・アルバム。シューベルト、シュトラウスでは歌が加わります。

La Dolce Volta
LDV-61(1CD)
ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調Op.34
8つのピアノ小品 op.86
ジョフ ロ ワ・クトー(P)
エルメスSQ

録音:2018年2月26-28日、2015年7月〕
2016年、ブラームスのピアノ独奏曲全集(6CD/ LDV-170)をリリースしたフランスのジョフロワ・クトー。ブラームスへの愛を胸に、次なる冒険へ と繰り出しました。ブラームスのピアノを伴う室内楽全作品録音プロジェクトです。この旅路をクトーと共にするのは、エルメスSQ、そしてクラ リネットのニコラ・バルデイルー、ホルンのウラディミール・デュボワ。2018年からプロジェクトはスタートしており、2020年9月にかけて、8回のセッ ション録音で全曲を録音していきます。
今回リリースされるのはピアノ五重奏曲、そして全集にも収録されていましたが8つのピアノ小品というカップリング。ピアノ五重奏曲についてクトーは「こ の音楽は協奏的というよりも “交響的” といえるでしょう。幾つもの極小の動機やリズム型が、弦楽パートにもピアノ・パートにも共通して頻出します。さ らにそれらが “登場人物” として、楽曲全体を統一する指導的な構想に統合されている状態が、絶えず強調されます。」と述べています。緊密に関連して いるピアノ・パートと弦楽パートの火花の散るようなアンサンブルに注目の1 枚です。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10400(1CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ト長調 K.301/変ホ長調 K.302
ハ長調 K.303/イ長調 K.305
ハ長調 K.296
グナール・レツボール(Vn))
エーリヒ・トラクスラ ー(Cemb)

録音:2018年1月26-28日/オーストリア、聖フローリアン修道院
モーツァルトは幼少の頃から晩年にいたるまで継続してヴァイオリン・ソナタを書き続けました。といっても初期の作品は「ヴァイオリン・オブリガート 付きピアノ・ソナタ」で、あくまでもピアノが主体となっていました。転機となるのは1778年、マンハイムで書かれたソナタたち。ここでモーツァルトはヴァ イオリンに独立した美しい旋律を与え、ピアノと同等に対話をさせ、成熟した音楽を紡ぎ出す手法を取るようになります。これはマンハイム楽派のトレンド であった「疾風怒濤」の影響から、より自由で劇的な表現を求めたとも考えられますが、これを機にモーツァルトのソナタは更なる深まりを見せます。
古楽界の名ヴァイオリニスト、レツボールによる美しい語り口の演奏です。手兵のアルス・アンティクァ・オーストリアで共演している気心の知れたチェ ンバロ奏者、トラクスラーとの息もピッタリ。モーツァルトの真髄をじっくりと聴かせてくれるアルバムです。 (Ki)

WERGO
WER-7380(1CD)
アンドレアス・H・H・ズベルク(1958-):レオナルド・ツィクルス ダニエル・グローガー(C.T)
パウル・ヒュブナー(トランペット、アルプホルン)
オラフ・ツショッペ(打楽器)
アンドレアス・H・H・ズベルク(エレクトロニクス)

録音:2017年9月1-9日
エッセン生まれの作曲家アンドレアス・H・H・ズベルクによる、謎めいたレオナルド・ダ・ヴィンチの予言を核として構成した音楽です。ノイズと楽音、 生活音が入り乱れた電子音楽に、あやしげなカウンターテナーの歌が乗っかっています。生楽器はごく一部に取り入れられているにすぎず、そのため逆に 強い存在感を放っています。2019年に没後500年を迎えた超天才ダ・ヴィンチの常人離れした芸術的センスに思いをはせながら、ノイズの海におぼれ てください。 (Ki)

Challenge Classics
CC-72797(1CD)
ヘンデル:トリオ・ソナタ集 Op.2
第1番ロ短調 HWV386
第2番ト短調 HWV387
第3番変ロ長調 HWV388
第4番ヘ長調 HWV389
第5番ト短調 HWV390
第6番ト短調 HWV391
エドゥアルド・ロペス・バンソ(指,Cemb)
アル・アイレ・エスパニョール

録音:2018年11月6-9日/マドリード、聖セバスチャン教会
ヘンデルによるオーパス番号のついたトリオ・ソナタ集はOp.2とOp.5のふたつ。前者が緩-急-緩-急の伝統的な教会ソナタ様式で書かれているの に対し、後者は同じヘンデルの合奏協奏曲にも見られるような舞曲を伴う多楽章の組曲風形式をとり、聴き比べると作風の変遷が見て取れます。レオン ハルトに師事したスペインのチェンバロ奏者エドゥアルド・ロペス・バンソが1988年に創設した古楽器アンサンブル「アル・アイレ・エスパニョール」は 既にヘンデルのOp.5をリリースしており(CC-72663)、このたびその続編とも言えるOp.2全曲がリリースとなりました。演奏スタイルは前作同様くっ きりとした語り口で、軽やかにして力強さもある安定した好演。3声が対等に絡み合うフーガ楽章での充実したアンサンブルは、高い演奏効果を持つヘン デルの音楽書法の魅力を余すことなく伝えてくれます。 (Ki)

CONTINUO Classics
CC777-721(1CD)
ルカ・アンティニャーニ(1976-):作品集
夢とカモメの三重奏曲〜ヴァイオリン,チェロ,ピアノのための
練習曲「生命」〜ツィンバロン,フルート,クラリネット,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための
アズレージョ〜ハープのための
雪と夜〜フルート,クラリネット,ヴァイオリンとチェロのための
2つの間奏曲〜ツィンバロンのための
ジャンの壁〜フルート,クラリネット,ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロ,ハープとピアノのための
子供の歌〜ハープ,ツィンバロン,ヴィオラとクラリネットのための
アンサンブル・ル・タン・モデルン
1976 年生まれのイタリアの作曲家ルカ・アンティニャーニの作品集。アンティニャーニはサンタ・チェチーリア国立アカデミアにて作曲、ピアノ、指揮 を学んだ注目の作曲家。モリナーリ・コンクール(2006)にて第 3 位受賞などのコンクール受賞歴を誇り、以後イタリア、フランスなどのオーケストラが アンティニャーニの作品を取り上げるなど近年ヨーロッパで注目される作曲家の一人です。当アルバムには7 曲を収録。ツィンバロンを用いた練習曲「生命」 や 2 つの間奏曲など、神秘的な響きが魅力の作品を集めました。1993 年リヨンで創設されたアンサンブル・ル・タン・モデルンが魂をこめて演奏します。 (Ki)

CONTINUO Classics
CC777-720(1CD)
ヴァンハル(1739-1813):クラリネット・ソナタ第1番 変ロ長調
 クラリネット・ソナタ第3番変ロ長調
ベートーヴェン:五重奏曲 変ホ長調 Op.16*
ヘールト・バーケラント(Cl)、
ディディエ・カストル=ジャコマン(P)、
カタルパ木管四重奏団*

録音:2016年2月1&2日/フライトホフ広場劇場
クラリネット奏者バーケラントによるヴァンハルのクラリネット・ソナタ第1&3番とベートーヴェンの五重奏曲。ヴァンハルはハイドンやモーツァルトと ともに弦楽四重奏を演奏したとも伝えられているウィーン古典派の作曲家のひとりで、70をこえる交響曲、100を数える弦楽四重奏曲、そして膨大な数 の器楽曲、宗教曲、声楽曲をのこした多作曲家として知られます。バーケラントの快演が光ります。 (Ki)

CONTINUO Classics
CC777-707(1CD)
ピエルネ:ヴァイオリン作品集
ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.36
演奏会用組曲の3つの小品 Op.40より第2番「ワルツ形式の夜想曲」 Op.40-2*
ミュージック・ホールの印象 Op.47
スペインの踊り子
即興的幻想曲 Op.4
バスク幻想曲 Op.49*
*=ヴァイオリンとピアノ版
ガエターヌ・プルヴォスト(Vn)、
ローラン・カバッソ(P)

録音:2005年/マイエンヌ劇場
パリ音楽院にてマスネに作曲を、フランクにオルガンを学んだピエルネ(1863-1937)によるヴァイオリン作品集。印象主義作風を取り入れたエスプリ漂う近代フランス音楽として親しまれております。プルヴォストとカバッソがしっとりと奏でます。 (Ki)

LSO Live
CCR-0003(1CD)
コリン・カリー&スティーヴ・ライヒ〜ライブ・アット・フォンダシオン・ルイ・ヴィトン
クラッピング・ミュージック(1972)
Proverb(ヴィトゲンシュタインの‘警句’)(1995)
マレット四重奏曲(2009)
パルス(2015)
木片のための音楽(1973)
コリン・カリー、スティーヴ・ライヒ
コリン・カリー・グループ、
シナジー・ヴォーカルズ

録音:2017年12月、パリ(ライヴ)
コリン・カリーのレーベル第3弾は、パリにあるルイ・ヴィトン財団の美術館、フォンダシオン・ルイ・ヴィトンにて行われたライヒ作品の演奏会のライ ヴ録音です。2017年末、ルイ・ヴィトン財団が、スティーヴ・ライヒの展覧会を企画しました。ライヒはそのイベントにあたり、コリン・カリーと彼率いる アンサンブルが、ライヒ自身のオファーを受け、レジデンス・アーティストを務めました。演奏会で何を演奏するかについてはライヒとカリーの間で様々な話 し合いが行われ、2日間にわたる演奏会が催され、その中から5作がここに収められました。クラッピング・ミュージックではライヒ本人も演奏に参加して います。


Audite
AU-23442(2CD)
ロシアン・レジェンズ
プロコフィエフ(ロストロポーヴィチ編):アダージョ〜バレエ「シンデレラ」からの10の小品 Op.97bisより
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
グラズノフ:吟遊詩人の歌 Op.71
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
チャイコフスキー:カプリッチョ風小品 ロ短調 Op.62
アレンスキー:2つの小品〜チェロとピアノのための Op.12
スクリャービン:ロマンス〜チェロとピアノのための
ラフマニノフ:リート ヘ短調〜チェロとピアノための
 チェロ・ソナタ ト短調 Op.19〜チェロとピアノのための
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
チェン2・デュオ【ブライアン・チェン(Vc/1696年製ストラディヴァリウス)、シルビー・チェン(P/ベーゼンドルファー280VC)】

録音:2018年10月30日-11月3日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
中国系カナダ人の兄妹デュオ、チェン2・デュオ。チェンの2乗=Cheng2で表記する通り、デュオが2倍ではなく2乗で相乗的な効果で演奏するとい う二人の思いが込められております。「ドビュッシー、フォーレ、フランク、サン=サーンス」をおさめたフランス作品集(AU 97698)、「グラナドス、ファリャ、 アルベニス、トゥリーナ、カサド、サラサーテ」をおさめたスペイン作品集(AU 97736)につぐ第3弾はロシア作品集で「プロコフィエフ、グラズノフ、ショ スタコーヴィチ、チャイコフスキー、アレンスキー、スクリャービン、ラフマニノフ」の作品を収録しました。
デュオとして既に15年以上のキャリアをもつチェン兄妹は、2011年に急遽代役として出演したカーネギーでのリサイタルで大成功をおさめ、ニューヨー クで話題となりました。その後2015年には母国カナダのCBCが発表した「30歳以下のカナダ出身のクラシックの注目アーティスト」に選出されております。
それぞれがソリストとして活躍している実力派の二人の演奏は、阿吽の呼吸から生み出される一糸乱れぬ演奏が最大の魅力で、卓越した技術で聴き手を 虜にします。作品のキャラクターを理解し情熱的に奏でる兄妹デュオは驚くほどの集中力と表現力で奏でます。

LIMEN Classic
CPLT106-C106(1CD)
限定盤
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
第1番『雨の歌』 Op.78
第2番イ長調 Op.100
第3番ニ短調 Op.108
シルヴィア・マッツォン(Vn)
マルチェッロ・マッツォーニ(P)
2016年から共演を続けている「マッツォン・マッツォーニ・デュオ」によるデビュー盤。デュオとしてのみならず他の演奏家を交えてより大きな編成の 室内楽を演奏することも多いという彼らの息の合った演奏をお聴きください。
限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。 (Ki)


R-RESONANCE
RRSC-20007(1SACD)
ライナー・キュッヒル/プフィッツナー、他
R・シュトラウス:(プルジーホダ編):《ばらの騎士》よりワルツ
クライスラー:ジプシー奇想曲
 狩り- カルティエのスタイルによるカプリース
サン=サーンス(イザイ編):カプリース Op.52-6〜ワルツ形式の練習曲による
ドヴォルザーク:ロマンティックな小品 Op.75
プフィッツナー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.27
ライナー・キュッヒル(Vn)
加藤洋之(P)

録音:2018年6月19-21日/五反田文化センター音楽ホール
2017年、ライナー・キュッヒルが世界的ギタリスト・福田進一との共演で発表した「デュオ・コンチェルタンテ」(RRSC 20002)は、演奏、録音ともに高 い評価を獲得、ベストセラーとなりました。
2016年、ウィーン・フィルの第一コンサートマスター退任後、ソロ活動で世界を飛び回るライナー・キュッヒルですが、超多忙な合間をぬって2018年6月 に東京で録音されたのがこのアルバムです。
伴奏は本場ウィーンでも高い評価を得ている加藤洋之。キュッヒルとの共演歴も長く、今回も絶妙なアンサンブルを聴かせてくれます。
メインのプログラムはプフィッツナーの《ヴァイオリン・ソナタ》。たいへんな難曲で、録音も多くありませんが、かねてからプフィッツナーの功績を世界中に広 めているキュッヒルならではの名演を聴くことができます。深い楽譜の読みと難曲を弾きこなす超絶技巧、さらに豊かな歌心は、このあまり知られていない名曲 に強い光を当てています。
さらに、R.シュトラウス、クライスラー、サン=サーンス、ドヴォルザーク……、いずれもキュッヒルが得意とする曲目で、とりわけR.シュトラウスの《ワルツ =ばらの騎士より》は、名盤「キュッヒル=プレヴィン・イン・ザルツブルク」以来の録音となります(今回の編曲はヴァーシャ・プルジーホダ。「キュッヒル・ プレヴィン・イン・ザルツブルク」は近々再リリースの予定です)
録音スタッフは好評の前作「デュオ・コンチェルタンテ」と同じメンバー。数々の名録音を世に出している名匠・深田晃は今回も透明感あふれる、研ぎ澄まさ れた音空間を私たちに届けてくれます。
キュッヒルの繊細で優美、そして芯の太い豊かな音響を捉えた名録音を最大限に生かすべく、SACDハイブリッドでリリースしました。 (Ki)

フォンテック
FOCD-20116(1CD)
税込定価
2019年4月3日発売
シリンクス・フルート・アンサンブル/展覧会の絵
ドビュッシー:シリンクス
ケクラン:ディヴェルティスマン
ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》
ハイドン:ロンドントリオ第1番Hob.W:1
バッハ:羊は安らかに草をはみ

[バスフルート・アンサンブル]
ヘンデル:歌劇「ロドリーゴ」序曲
 歌劇「リナルド」より涙の流れるままに
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ

[ボーナストラック]
ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク
シリンクスフルートアンサンブル

録音:2018年1月27-28日神戸新聞松方ホール、11月27日ドルチェ・アーティスト・サロン大阪12月28日大阪いずみホール
マンハイム歌劇場管弦楽団、ハイデルベルク室内管弦楽団首席を務め、帰国後は大阪フィルの首 席に3年間就任、その後は幅広くソロ活躍を続ける、フルート奏者、持田洋。シリンクスフル ートアンサンブルは1992年に持田を中心に、関西中心に活動するフルート奏者12名で結成さ れたアンサンブルです。今作の収録曲はバロックから現代曲まで、大変幅広いレパートリーを誇 るシリンクスの面目躍如たるプログラムです。フルートを知り尽くしたメンバーによる編曲と、 磨き上げられたレパートリーは、同族楽器のみとは思えない、変幻自在で伸びやかな魅力に溢れ ています。後半のバスフルートのみの編成も聴きどころです!(フォンテック)
■シリンクスフルートアンサンブル
1992年、持田洋を中心に関西を拠点とするフルート奏者ばかり12人で結成された、ピッコロフルートからコント ラバスフルートまで〈フルート族〉だけによるアンサンブル。 バロックから現代の作曲家による書き下ろし作品まで、楽器の限界に挑戦するそのユニークな活動は、日本の音楽 界に常に注目されるべきグループである。 大阪いずみホールにおける定期演奏会の他、「シリンクスコンサート」シリーズとして大阪中之島中央公会堂、ザ・ フェニックスホール等での公演、またユネスコチャリティーコンサートへの出演など、意欲的に活動を展開してい る。2009年2月にカメラータ・トウキョウよりリリースされたCD「リリカル・ランドスケープ」は、「レコード 芸術」誌をはじめ各方面にて高い評価を得た。2013年、銀座ヤマハホールでの初の東京公演を開催し、アンサン ブルの力とそのレパートリーの充実ぶりで話題を呼んだ。
■主宰:持田洋 メンバー:青山優子、上垣典子、請川幸子、梶谷博三、谷口美香、松本ちひろ、守舎慶子、山田幸子、山本ありさ


MELODIYA
MEL-1002580(5CD)
★NX-F05
レオニード・コーガン(1924-1982)生誕95年 アニヴァーサリー・エディション
【DISC 1】 2つのヴァイオリンのための作品
テレマン:2つのヴァイオリンのためのカノン風ソナタ ト長調 TWV40:118
ルクレール:2つのヴァイオリンのためのソナタ ト長調 Op.3-1
 2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.3-3
イザイ:2つのヴァイオリンのためのソナタ イ短調
バッハ:2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ短調 BWV1043*
【DISC 2】 1963年4月7日リサイタル(全曲)
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
ファリャ:スペイン民謡による組曲 (コハンスキ編)
カステルヌーヴォ=テデスコ:ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」による演奏会用トランスクリプション
ブラームス:スケルツォ ハ短調 WoO.2 (F.A.E.ソナタ より)
ドヴォルザーク:ユーモレスク(ヤッシャ・ハイフェッツ編)
ベートーヴェン:トルコ行進曲 (アウアー編)
ベンジャミン:ジャマイカ・ルンバ (プリムローズ編)
【DISC 3】 ピアノ三重奏
モーツァルト:ピアノ三重奏曲 ト長調 K564
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番「大公」
【DISC 4】 協奏曲1
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲 第1番
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲 第5番*
【DISC 5】 協奏曲2
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 第1番イ短調 Op.99
ヴァインベルク(1919-1996):ヴァイオリン協奏曲 ト短調 Op.67
【DISC 1】
レオニード・コーガン(Vn)、
エリザヴェータ・ギレリス (Vn)
ルドルフ・バルシャイ(指)
モスクワ室内O
録音:1963年、1959年*

【DISC 2】
レオニード・コーガン(Vn)、
アンドレイ・ミトニク(P)
録音:1963年4月7日 モスクワ音楽院大ホール

【DISC 3】
レオニード・コーガン(Vn)、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
エミール・ギレリス(P)
録音:不明

【DISC 4】
ワシリー・ネボルシン(指)モスクワRSOキリル・コンドラシン(指)ソヴィエト国立SO*
録音:1950年、1952年*

【DISC 5】
レオニード・コーガン(Vn)
キリル・コンドラシン(指)、
モスクワPO
録音:1961年
ソヴィエト連邦時代を代表する大ヴァイオリニストの一人、レオニード・コーガンの生誕95周年を記念した5枚組。ピアニスト、エミール・ギレリス の妹で、傑出したヴァイオリニストであったエリザヴェータとの夫婦仲睦まじいデュエットに始まり、モスクワ音楽院でのリサイタル、ロストロポーヴィ チらとのアンサンブル、コンドラシン、ネボルシンとの共演による協奏曲と、当時のソヴィエトならではの豪華共演を楽しむことが出来ます。早熟 の天才として十代で颯爽とデビュー。若くしてエリザベート王妃国際音楽コンクールを制し、あのティボーをして「誰も彼のようには演奏できな い」と言わしめたコーガンですが、ここに収められた録音はいずれも二十代から三十代のもので、技術的にも音楽的にも充実した時期にある 天才の至芸を堪能することができます。

Goodies
33CDR-3755(1CDR)
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ジャンヌ・ゴーティエ(Vn)
イヴォンヌ・ルフェビュール(P)

仏 LE CHANT DU MONDE LDY-8115(17cmLP)
1950年4月11日パリ録音
ジャンヌ・ゴーティエ(1898-1974)はフランスの女流ヴァイオリン奏者。パリ郊外 のアニエール生まれ。パリ音楽院でジュール・ブーシュリ(1877-1962)のクラスで 学び1914年に一等賞を得た。1915年から第一線で演奏活動を始めた。第2次大戦中 はオーストラリアに居住し、1942年から1944年までメルボルン大学で教鞭を取っ た。大戦後フランスに戻り、1952年からチェロのアンドレ・レヴィ(1894-1982)、 ピアノのジュヌヴィエーヴ・ジョワ(1919-2009)とフランス三重奏団を結成。1962 年から1968年までパリ音楽院教授を務めた。イヴォンヌ・ルフェビュール(1898- 1986)はフランスの女流ピアニスト。パリ音楽院に学び12歳で一等賞を得た。1924 年エコール・ノルマルでアルフレッド・コルトー(1877-1962)の助手をつとめ、 後にパリ音楽院の教授に就任した。弟子にディヌ・リパッティ(1917-1950)がいます。 1965年サン・ジェルマン音楽祭を創設した。レコード録音は少ないが、フランス の大物ピアニスト。これは彼女の数少ないスタジオ録音。 復刻にはWESTREX 10Aカートリッジ(MONO接続)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3756(1CDR)
ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調 アンリ・メルケル(Vn)
マドレーヌ・マルセリ=エルソン(Vc)
エリアーヌ・ズルフル=タンロック(P)

米 VICTROLA 11243/5(仏 Disque Gramophone DB4803/5 と同一録音)
1931年3月12-13日パリ録音
ヴァイオリンのアンリ・メルケル(1897-1969)はパリ生まれ。パリ音楽院でギヨー ム・レミに師事し1914年に一等賞を得た。パリ・オペラ座O、コンセール ・ラムルーOのヴァイオリン奏者を務めた後、1929年からパリ音楽院管弦 楽団のコンサート・マスターを務め、後に音楽院の教授になった。ピアノのエリ アーヌ・ズルフル=タンロックは1900年生まれ。このシリーズでフォーレ:ピアノ 四重奏曲(78CDR-3441)が出ています。チェロのマドレーヌ・マルセリ=エルソンは SPレコード時代小品の録音がいくつか発売されていた。 復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型 カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3757(1CDR)
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調 レナーSQ[イェネ・レナー(Vn1)、ヨーゼフ・スミロヴィッツ(Vn2)、シャーンドル・ロート(Va)、イムレ・ハルトマン(Vc)]

英 COLUMBIA LX270/3
1933年2月27日& 3月2日録音
レナーSQは1918年にハンガリーのブダペストで結成された。メンバー 全員がブダペスト音楽院出身。リーダーのイェネ・レナー(1894-1948)、第2ヴァ イオリンのヨーゼフ・スミロヴィッツとヴィオラのシャーンドル・ロートがイェ ネ・フバイ(1858-1937)の弟子、チェロのイムレ・ハルトマンがダヴィド・ポッパ ー(1843-1913)に師事した。4人はブダペスト・オペラの楽員だったが、1918年の ハンガリー革命を機にSQを結成した。2年に渡って田舎の村にこもって 練習を積んだ後、1920年にウィーンでデビューした。そこに居合わせた作曲家の ラヴェルが演奏に感動し、彼らをパリに招いた。公演はセンセーショ ナルな成功を収めた。その後1922年にロンドン、1929年にアメリカにデビューし た。1927年のベートーヴェン没後100年を記念して16曲の弦楽四重奏曲中11曲 (SPレコード40枚)をイギリス・コロンビアに録音した。これは作曲者ラヴェル が存命中の録音。 復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型 カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。 (グッディーズ)

CPO
CPO-555256(1CD)
NX-B02
レーヴェ:室内楽作品集
大三重奏曲 Op.12
スコットランドの絵 Op.112-クラリネットとピアノのための
デュオ・エスパニョーラ-ヴィオラとピアノのための
ヘニング・ルシウス(P)
マリエッタ・クラーツ(Vn)
レナ・エッケルス(Va)
ヤコプ・クリストフ・クーヒェンブッフ(Vc)
クリスティアン・ザイボルト(Cl)

録音:2018年3月14-16日
400曲を超える歌曲や、ロマンティックなバラード(壮大な物語による歌曲)で知られるドイツ・ロマン派初期の作曲家 レーヴェ。このアルバムではあまり耳にすることのない室内楽作品を楽しむことができます。どの作品も入念に書かれてお り、歌曲のように劇的で美しい旋律が特徴です。とりわけ「スコットランドの絵」は、当時流行していたスコットランド民謡 (出版業を営むジョージ・トムソンがドイツの作曲家たちに編曲を依頼し、広く伝播された)が効果的に用いられた興味深い曲。アイルランドの風景が描写的に描かれています。

ARCANA
A-114(1CD)
NX-A11
J.S.バッハ:トリオ・ソナタ編曲による、3つのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタほか
1-3.トリオ・ソナタ ハ短調 BWV1029 〜2つのアルト・リコーダーと通奏低音(チェロとチェンバロ)
原曲:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第3番 ト短調 BWV1029
編曲:セルジオ・チオメイ、ヴァルター・ファン・ハウヴェ
4-7.トリオ・ソナタ ト長調 BWV1039 〜2つのヴォイス・フルート(テナー・リコーダー)と通奏低音(チェロとオルガン)
原曲:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第1番 ト長調 BWV1027
編曲:バッハ
8-10.パルティータ ニ短調 BWV997 〜アルト・リコーダーとチェンバロ
原曲:リュートのためのパルティータ ハ短調 BWV997
編曲:佐藤豊彦、ヴァルター・ファン・ハウヴェ
11-14.トリオ・ソナタ ヘ長調 BWV1028 〜2つのアルト・リコーダーと通奏低音(チェロとチェンバロ)
原曲:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第2番 イ長調 BWV1028
編曲:ケース・ブッケ、ヴァルター・ファン・ハウヴェ
15-17.トリオ・ソナタ ニ短調 BWV527 〜ソプラノ&アルト・リコーダーと通奏低音(バス・リコーダーとオルガン)
原曲:オルガン・ソナタ第3番ニ短調 BWV527
編曲:サワークリーム
ヴァルター・ファン・ハウヴェ(リコーダーI)
トリプラ・コンコルディア
ロレンツォ・カヴァサンティ(リコーダーII)…1-7、11-17
セルジオ・チオメイ(チェンバロ、オルガン)
カロリーネ・ブルスマ(Vc)
マヌエル・スタロポリ(バス・リコーダー)…15-17

録音:2015年7月8-10日モンテ・カルメロ・アル・コレット聖母マリア教会 トリノ
バッハは、ヴィヴァルディやマルチェロ作品の編曲のほか、自らの作品を様々な形で再利用したことでも知られます。その中でも注 目すべきものの一つに、ヴィオラ・ダ・ガンバと鍵盤のためのソナタ第1番を、2本のフルートと通奏低音のために編曲したものがあ りますが、これをヒントに企画されたのがこのアルバムです。ヴァルター・ファン・ハウヴェとトリプラ・コンコルディアは、残る2曲のヴィオ ラ・ダ・ガンバ・ソナタを、自分たちとリコーダーの名手ケース・ブッケの手で、バッハと同様の手法を用いて2本のフルート(リコー ダー)と通奏低音の形に編曲したものを中心としてアルバムを制作しました。併せてリュート奏者・佐藤豊彦とハウヴェの編曲に よるパルティータと、ハウヴェ、ブッケ、そして亡きフランス・ブリュッヘンによるリコーダー・トリオ、「サワークリーム」による編曲のオルガ ン・ソナタも収録しています。

NoMadMusic
NMM-060(1CD)
モーツァルト:歌劇「魔笛」からの抜粋(弦楽四重奏編曲版)
弦楽四重奏曲 ト長調 K.387
ツァイーデSQ〔シャルロッテ・マクレ(Vn)、レスリー・ブーラン・ラウレ(Vn)、サラ・シュナフ(Va)、ジュリエット・サルモナ(Vc)〕
2010年結成のフランスのツァイーデSQによる、モーツァルト作品集。2012年ハイドン国際コンクールで優勝およびすべての副賞を受賞す るなど、実力派です。奏者たちの内部から湧き上がってくるような律動が感じられる、生のエネルギーに満ちた演奏が魅力です。 (Ki)
NoMadMusic
NMM-056(1CD)
リゲティ:6 つのバガテル
ニールセン:木管五重奏曲 op.43 FS.100
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番op.96「アメリカ」(ダヴィッド・ワルターによる木管五重奏編曲版)
アンサンブル・ウラノス〔マティルド・カルデリーニ(Fl)、フィリベール・ペリン(Ob)、アモリ・ヴィドゥヴィエ(Cl)、ラファエル・アングスター(Fg)、ニコラ・ラメ(Hrn)〕

録音:2018年4月
2014年にクラリネットのアモリ・ヴィドゥヴィエが中心となって結成されたアンサンブル・ウラノス。パリ国立高等音楽院の卒業生で結成され、2017 年リヨン国際室内楽コンクールで第1位、聴衆賞などを受賞しています。管楽五重奏のレパートリーの探求に邁進しているだけでなく、アンゲリッシュ、シャ マユ、ルノー・カプソンらと共演もしており、幅広いレパートリーで聞き手をうならせています。
こちらは彼らの初CD。木管五重奏の重要レパートリーであるリゲティから、ニールセンの傑作、そしてドヴォルザークの「アメリカ」を木管五重奏版に 編曲したもの、という興味深いプログラムです。

Audite
AU-23443(2CD)
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956*
弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810 『死と乙女』
クレモナQ【クリスティアーノ・グァルコ(第1ヴァイオリン/1727年製ストラディヴァリウス「パガニーニ」)、パオロ・アンドレオーリ(第2ヴァイオリン/1680年製ストラディヴァリウス「パガニーニ」)、シモーネ・グラマリア(ヴィオラ/1731年製ストラディヴァリウス「パガニーニ」)、ジョヴァンニ・スカリオーネ(チェロ/1736年製ストラディヴァリウス「パガニーニ」)】
エッカート・ルンゲ(チェロ/1595年製ジローラモ・ヒエロニムス・アマティ&アントニオ・アマティ)*

録音:2018年9月18-22日/ライプニツ・ザール(ハノーファー・コングレス・セントラム)
現代イタリアを代表するSQのクレモナ四重奏団。auditeレーベルからリリースされているベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集(KKC 5900 / AU 21454)、サン=サーンスのピアノ五重奏曲と弦楽四重奏曲第1番(KKC 5940 / AU 97728)でもその高い技術と豊かな音楽性で高く評価され、 2018年7月の初来日公演も話題となりました。
2018年9月に録音した期待のアルバムはシューベルト。アルテミス・カルテットの創設メンバーとしても知られるエッカート・ルンゲをむかえての弦楽 五重奏曲、そして弦楽四重奏曲第14番『死と乙女』です。当録音では2017年9月より日本音楽財団に貸与されているストラディヴァリウスの銘器「パ ガニーニ・クヮルテット」を使用しての注目作。同セットはかつてハーゲン四重奏団や東京クヮルテットが使用した銘器です。四重奏のメンバー全員がクレ モナ産の楽器を用いての録音は20年ほどのキャリアで初めだけにさらなる期待が高まります。シューベルト最晩年の室内楽、弦楽五重奏曲。天国的な美 しさを呈するこの傑作をクレモナ四重奏団とルンゲは全身全霊を傾けて演奏しております。また『死と乙女』では緊張感が途切れることなく鬼気迫る演奏 を披露。長年のキャリアでしか築くことのできない阿吽の呼吸から生まれる演奏を聴かせてくれます。高水準の演奏に加えてauditeレーベルの社主にし てトーン・マイスターのルトガー・ベッケンホーフ氏による高品位の録音であることも注目です。 (Ki)

FUGA LIBERA
FUG-748(1CD)
ラヴェル:ピアノ三重奏曲、 ほか
バーンスタイン(ブルーノ・フォンテーヌ編):「キャンディード」序曲
バーンスタイン(ブルーノ・フォンテーヌ編):「ウエスト・サイド・ストーリー」ファンタジー
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 M67
トリオ・ザディーグ
[イアン・バーバー(P) アメリカ
ボリス・ボルゴロット(Vn) フランス
マルク・ジラール・ガルシア(Vc) フランス]

録音:2018年8月13-17日エリザベート音楽院ホール、ワーテルロー(ベルギー)
フランスの生まれでパリ音楽院とウィーン音楽大学で共に学んだボリス・ボルゴロットとマルク・ジラール・ガルシアが、帰国後に出 会ったアメリカのピアニスト、イアン・バーバーと共に組んだピアノ三重奏団、トリオ・ザディーグのデビュー・アルバム。ヴォルテールの 作品からグループ名を取った彼らによる、やはりヴォルテールを原作とするバーンスタインのミュージカル「キャンディード(カンディー ド)」序曲で幕を開けるこのアルバムは、名作「ウエスト・サイド・ストーリー」へと続き、弾けるようなリズムとメランコリックな歌いまわ しの美しさにどんどん惹きつけられます(Transartでフレンチ・ジャズ感覚漂うモーツァルトやバッハの名盤を連発してきたピアニス ト=アレンジャーのブリュノ・フォンテーヌによる編)。メインはラヴェルによる大作で、ここでの色彩豊かな表情も実に見事。20 世紀を生きたバーンスタインと19世紀生まれのラヴェルという2人の実り多い出会いを間で演出するのは、21世紀の作曲家バ ンジャマン・アタイール。トゥールーズの出身という、メンバー2人と同郷のアタイールがこのトリオのために書いた「Asfar」は、弦2 人とピアノが対話をするように開始されますが、この組み合わせが次々に変化し、3パート相互の掛け合いへと発展していく緊張 感あふれる刺激的な作品です。ハイドンからラフマニノフ、ショスタコーヴィチにヴァスクスと、すでに著名なピアノ三重奏曲のほとん どをレパートリーとしている彼ら。近現代によるプログラムのこのアルバムは、若い世代ならではの、ほんの名刺代わりと言えそうで す。

BIS
BISSA2369(1SACD)
ヴァイオリンとピアノための5つのソナタ第1集
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.120-1(原曲:クラリネット・ソナタ第1番)
スケルツォ〜F.A.E.ソナタ WoO 2より
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78「雨の歌」
「おお涼しき森よ」〜5つの歌Op.72より
「ナイチンゲールに寄す」〜4つの歌Op.46より
ウルフ・ヴァリーン(Vn/1746年製ドメニコ・モンタニャーナ)
ローランド・ペンティネン(ピアノ/スタインウェイD)

録音:2017年5月/スタジオ・アクースティクム(ピテオー/スウェーデン)
シューマンやヒンデミットのヴァイオリン・ソナタ全曲録音でも知られるウルフ・ヴァリーンとローランド・ペンティネンの最強 コンビが遂にブラームスの録音を開始しました。ヴァイオリンとピアノための “5つ” のソナタと題された当シリーズ。オリジナルのヴァイオリン・ソナタは 3篇とF.A.E.ソナタですが、ここではクラリネット・ソナタのピアノ・パートを改訂したヴァイオリン・ソナタの版も収録しております。ヴァリーンが奏でる イタリアの名器ドメニコ・モンタニャーナの艶やかな音色とペンティネンの細やかなピアノが絶妙にマッチした一際美しい演奏です。
スウェーデンを代表するヴァイオリニスト、ウルフ・ヴァリーンはストックホルム音楽大学にてスヴェン・カルペに、ウィーン国立音楽大学にてヴォルフガ ング・シュナイダーハンにそれぞれ師事。その後ソリストとしてパーヴォ・ヤルヴィ、エサ=ペッカ・サロネン、フランツ・ウェルザー=メストといった著名 な指揮者との共演を果たし国内外で幅広く活躍するヴァイオリニストです。 (Ki)

APARTE
AP-177(2CD)
グノー:弦楽四重奏曲全曲
弦楽四重奏曲 ト短調 CG.565
弦楽四重奏曲 ヘ長調 CG.563
弦楽四重奏曲 イ短調 CG.564
「小四重奏曲」ハ長調 CG.561
弦楽四重奏曲 イ長調 CG.562
カンビーニ=パリSQ[ジュリアン・ショヴァン (Vn)、カリーヌ・クロケノワ(Vn)、ピエール=エリック・ニミロヴィチ (Va)、酒井淳 (Vc)]

録音:2017年2&10月
グノーの弦楽四重奏曲全曲の登場。世界初録音となる、ピリオド楽器による全集です。演奏するのは、酒井淳も参加のカンビーニ=パリSQ。 18世紀フランスのジャダンや19世紀フランスのフェリシアン・ダヴィッドなどの作品、また、モーツァルトを手がけてきています。
「フランス近代歌曲の父」とも呼ばれるシャルル・グノーはなんといってもオペラ(声楽)で名を残していますが、少なくとも5曲の弦楽四重奏曲を完 成させたと考えられています。といっても、その楽譜資料の残され方は残念な状況で、多くの弦楽四重奏のスケッチ譜がオークションで出回ったり、また 生前に友人にプレゼントしたりと、楽譜資料は散逸していました。1993年、2作の完成した弦楽四重奏の楽譜がオークションにかけられました。その 譜面は、第2番(イ長調)、第3番(ヘ長調)と記されていましたが、作曲者の生前および死後に出版された楽譜には2種類の「第3番」があるなど、 まだまだ混乱がみられる状況です。フランス・ロマン派音楽センター(パラツェット・ブル・ザーネ’ Palazzetto Bru Zane’)のサポートも得て、このグノー の弦楽四重奏曲5作品が、ピリオド楽器で世界初録音されました。どの作品も美しい旋律に満ちており、どこかオペラの序曲や場面を思わせるような豊 かな情景感。メンバーたちの奏でる楽器の音色もたいへん豊かで雄弁な語り口。優秀録音。大注目の2枚組です! (Ki)

Tactus
TC-830002(1CD)
クラリネットとピアノのためのオペラティック・ファンタジー
ルイジ・バッシ:「リゴレット」による演奏会用幻想曲、
 「夢遊病の女」による大協奏的二重奏曲*、
 「イル・トロヴァトーレ」の主題によるディヴェルティメント
ドナート・ロヴレーリョ:「椿姫」による演奏会用幻想曲
ガエターノ・ラバンキ/ パオロ・サヴォイア:「仮面舞踏会」の動機による演奏会用作品
カルロ・デッラ・ジャコマ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」による幻想曲
ジョヴァンニ・プンツィ(Cl)、
アメデオ・サルヴァート(P)、
カロジェロ・プレスティ(小クラリネット)*

録音:2018年4月、デンマーク王立音楽アカデミー
コペンハーゲン・フィルの第一ソロ・クラリネット奏者を務めるイタリア出身の名手、ジョヴァンニ・プンツィが吹くオペラティック・ファンタジー。ヴェルディ、ベッリーニ、マスカーニらの名作オペラの旋律を、華麗な超絶技巧と美麗な音色のクラリネットでお届けします。
Tactus
TC-821890(2CD)
カルロ・ロッサーロ:室内楽作品集
ピアノとヴァイオリンのための幻想曲「ドラマ・アルティスティコ」
ピアノとコントラバスのための幻想曲
ピアノとチェロのためのソナタ
独唱とピアノのための15のロマンスと瞑想曲
アレッサンドロ・ミラーニ(Vn)、
セルジョ・パトリア(Vc)、
ダヴィデ・ボット(Cb)、
アンナ・キエリケッティ(S)、
リッカルド・ボッタ(T)、
エレナ・バッラーリオ(P)

録音:2016年1月−6月、イタリ
熱心なワーグナー信奉者もであったとされる19世紀トリノの作曲家&ピアニスト、カルロ・ロッサーロ(1827−1878)の弦楽と声楽のための室内楽作品集。トリノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院教師エレナ・バッラーリオによる、この素晴らしいピエモンテの作曲家の未出版作品を再評価するプロジェクト。

Chandos
CHAN-20124(2CD)
ブリテン:弦楽四重奏曲集&パーセル:4声のファンタジア集
ブリテン:弦楽四重奏曲第1番ニ長調 Op.25、
 3つのディヴェルティメント、
 弦楽四重奏曲第3番 Op.94
パーセル:4声のファンタジア集〔第6番ヘ長調 Z.737/第7番ハ短調 Z.738/第8番ニ短調 Z.739/第9番イ短調 Z.740/第10番ホ短調 Z.741〕
ブリテン:弦楽四重奏曲第2番ハ長調 Op.36
ドーリックSQ〔アレックス・レディントン(Vn1)、ジョナサン・ストーン(Vn2)、エレヌ・クレモン(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕

録音:2018年10月15日ー18日、コンサート・ホール、スネイプ・モルティングス(サフォーク)
1998年に結成、第6回大阪国際室内楽コンクール第1部門を制覇し、英グラモフォン誌では『最も優れた若手SQの1つ』と絶賛され、シャンドスが次世代のメイン・アーティストとして期待を寄せるイギリスのアンサンブル、ドーリックSQ。
2018年の結成20周年の節目としてレコーディングされたのは、ブリテンの弦楽四重奏曲全3曲と、弦楽四重奏のための「ディヴェルティメント」。そして、ブリテンが愛した作曲家、ヘンリー・パーセルのヴィオール・コンソートのための音楽も収録。注目は、エレヌ・クレモンが弾くヴィオラ。1843年フランチェスコ・ジュッザーニ制作、ブリテン=ピアーズ財団より貸与されているこの楽器は、以前はフランク・ブリッジ、そしてブリテン自身が使用していた楽器です。

Le Chant de Linos
CL-17134(1CD)
チェロとピアノのための音楽 〜シューマン、ブラームス、ドホナーニ、マチェク
ドホナーニ:チェロ・ソナタ
イーヴォ・マチェク:チェロ・ソナタ
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
ブラームス:チェロとピアノのための6つの歌
カヤナ・パッコ(Vc)、
ダニエル・デトーニ(P)

録音:2016年5月、ドイツ
■クロアチアの2人の若きミュージシャン、カヤナ・パッコとダニエル・デトーニのデュオ。シューマン、ブラームス、ドホナーニのチェロ作品に加え、母国クロアチアの作曲家、イーヴォ・マチェク(1914−2002)のチェロ・ソナタも収録。マチェクのチェロ・ソナタは、彼の初期の作風である後期ロマン主義と後期の作風である新古典主義が同居した、マチェクのもっとも有名な室内楽作品の1つ。
Le Chant de Linos
CL-18141(1CD)
エンリケ・ソロ(1884-1954):ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調(1903)
ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調(1914)
ジェローム・シモン(Vn)、
シャルル・ラヴォー(P)
チリ楽壇の歴史と発展、教育に功績を残したチリの作曲家、ピアニスト、教師、エンリケ・ソロ(1884−1954)が20世紀初頭に書いた2つのヴァイオリン・ソナタ。2曲とも世界初録音。

Etcetra
KTC-1637(1CD)
ギターとピアノのための音楽
ドビュッシー(デュオ・アデントロ編):小組曲
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ファンタジア Op.145
シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ D.821
ラヴェル(デュオ・アデントロ編):マ・メール・ロワ M.60
モンポウ(デュオ・アデントロ編):嘆き第1部(内なる印象 より)
デュオ・アデントロ〔サスキア・ファン・ヘルゼーレ(P)、マールテン・ファンデンベムデン(G)〕
ブリュッセル王立音楽院で結成されたギターとピアノの二重奏、デュオ・アデントロのファースト・レコーディング。カステルヌオーヴォ=テデスコのファンタジアを発見したことから始まったギターとピアノのための音楽の旅で、ギター版の「アルペッジョーネ・ソナタ」や、自ら編曲したドビュッシー、ラヴェルで新たな表現の可能性を広げています。

Avie
AV-2405(2CD)
シューマン:ピアノ三重奏曲全集
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.63
ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調 Op.80
ピアノ三重奏曲第3番ト短調 Op.110
幻想小曲集 Op.88
ホルショフスキ・トリオ〔ジェシー・ミルス(Vn)、ラーマン・ラマクリシュナン(Vc)、相沢吏江子(P)〕

録音:2017年12月6日ー9日、アメリカ芸術文学アカデミー(ニューヨーク)
20世紀ポーランドの偉大なピアニスト、ミェチスワフ・ホルショフスキの名を冠した気鋭のピアノ三重奏団、ホルショフスキ・トリオの新録音がAvieからリリース。
相沢吏江子は、10代半ばでカーネギー・ホール・デビューを飾り、カーティス音楽院でホルショフスキの最後の弟子となったピアニスト。トリオは、二度のグラミー賞ノミネートを誇るヴァイオリニスト、ジェシー・ミルス、ダデラスSQの創立メンバー、ラーマン・ラマクリシュナンとともに、ホルショフスキ夫人の賛同と支援を得て結成され、2011年にニューヨークのロックフェラー大学でデビュー。現在もニューヨークを拠点に、北米、アジア、インド各地で活動し、2018年11月にもハクジュ・ホールやザ・フェニックス・ホール等で来日公演を行っています。
Avieへのデビュー録音となるのは、2018年の来日公演でも披露された「第1番」を含む、シューマンのピアノ三重奏曲全集。個々の高い技量と深く結びついたトリオのメンバーシップを活かし、シューマンのロマンと情熱溢れるピアノ三重奏曲を表現しています。

Signum Classics
SIGCD-555(1CD)
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第5番ヘ長調 Op.92、
 弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 Op.96 「アメリカ」
スーク:古いチェコの讃歌「聖ヴァーツラフ」による瞑想曲 Op.35a
アルビオンSQ〔タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn)、エマ・パーカー(Vn)、ロザリンド・ヴェントリス(Va)、ナサニエル・ボイド(Vc)〕

録音:2018年5月15日ー17日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モルティングス、サフォーク)
1986年ロンドン生まれ、巨匠ルッジェーロ・リッチが「私がこれまで出会った中でもっとも才能のある若きヴァイオリニスト」と絶賛し、2016-2017シーズンのECHOライジング・スターズに選出された英国ヴァイオリン界の才女、タムシン・ウェーリー=コーエン。2019年2月には無伴奏リサイタルや読響との共演で来日公演も成功させたタムシン・ウェーリー=コーエンが2016年に結成したイギリスの若きアンサンブル、アルビオンSQがSignum Classicsから登場! ドヴォルザークの傑作「アメリカ」で、堂々のデビューを果たし、今後もドヴォルザーク続編、ウォルトンやブリテンのレコーディングを予定しているとのことです。
アルビオンSQは、英国王立ウェールズ音楽大学で定期的にマスタークラスと演奏を行うなど教育にも情熱を傾けながら、ヨーロッパ各地の音楽祭に出演、チェコ・フィルやバス歌手のマシュー・ローズ、シューベルト・アンサンブルのダグラス・パターソン、イザイ・クヮルテットのミゲル・ダ・シルヴァ、ピアニストのローランド・ペンティネンらと幅広いコラボレーションを行っています。

BIS
BISSA-2347
(1SACD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲(トリオ・ツィンマーマン編曲による弦楽トリオ版) トリオ・ツィンマーマン【フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn/1711年製ストラディヴァリウス、「レディ・インチクイン」)、アントワーヌ・タメスティ(Va/1672年製ストラディヴァリウス「マーラー」)、クリスチャン・ポルテラ(Vc/1711年製ストラディヴァリウス「マラ」)】

録音:2017年8月&9月、2018年6月/聖オスターグ教会(ノイシュタット、マンデルスロー)
トリオ・ツィンマーマンは2007年に結成。「トリオは自分にとってベストなアンサンブル」と語るツィンマーマンが、長年ベストなアンサンブルができる 演奏者を探し、若き天才ヴィオラ奏者のアントワーヌ・タメスティの演奏に感銘を受けたツィンマーマンが直々にトリオ結成を懇願。その後、タメスティが 信頼を寄せるチェリスト、ポルテラにオファーしたことによりトリオ・ツィンマーマンが結成しました。
BISレーベルからリリースされているベートーヴェンの弦楽三重奏曲第2〜4番(BIS SA 1857 / KKC 5222)、ベートーヴェンの弦楽三重奏曲第 1番&セレナード(BIS SA 2087)モーツァルトのディヴェルティメント 変ホ長調&シューベルトの弦楽三重奏曲第1 番(BIS SA 1817 /KKC 5202)、 ヒンデミットとシェーンベルク:の弦楽三重奏曲(BIS SA 2207 / KKC 5833)はそのどれもが絶賛されており、今回のゴルトベルクの録音も非常に期待 が高まります。
バッハの作品には並々ならぬ思いをもつツィンマーマン。念願のゴルトベルクの演奏ではメンバー全員によるアレンジを採用。立体的かつ重厚感に 満ちた演奏を聴かせてくれます。見事なまでに完成されたトリオ・ツィンマーマンのアンサンブルで聴く極上の演奏をお楽しみください。なお、トリオ・ツィ ンマーマンはすべて名器ストラディヴァリウスを使用しております。エレガントの極みともいえるこの上なく美しい音色をご堪能いただけます。 (Ki)


Audite
AU-21456(3CD)
イタリア四重奏団―RIAS録音全集
(1)ドニゼッティ:弦楽四重奏曲第7番 ヘ短調
(2)ケルビーニ:弦楽四重奏曲第5番 ヘ長調
(3)マリピエロ:弦楽四重奏曲第4番
(4)ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第7番 嬰ヘ短調 Op.108
(5)ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調
(6)シューベルト:弦楽四重奏曲第8番 変ロ長調 Op.168 D.112
(7)シューマン:弦楽四重奏曲第2番 ヘ長調 Op.41-2
(8)ハイドン:弦楽四重奏曲第66番 ト長調 「ロプコヴィッツ」 Op.77-1 Hob.III:81
(9)シューマン:弦楽四重奏曲第3番イ長調 Op.41-3
イタリアQ【パオロ・ボルチャーニ(第1Vn)、エリサ・ペグレッフィ(第2Vn)、ピエロ・ファルッリ(Va)、フランコ・ロッシ(Vc)】

録音:(1)(5)1959年10月18日/RIASフンクハウス、7スタジオ(ベルリン)(6)1951年2月25日、(7)(8)1951年2月26日、(2)(9)1958年10月13日、(3)(4)1963年10月13日、/ジーメンスヴィラ、ベルリン=ランクヴィッツ(ベルリン)
全てモノラル
高音質復刻で評判を呼ぶドイツauditeレーベルからリリースされているRIAS音源による初出音源集。当セットはRIASに残されたイタリア四重奏団 の音源全集です。1945年に結成されたイタリア四重奏団は、熱情、官能といったイタリア風の特質が発揮され、第1ヴァイオリンのパオロ・ボルチャー ニのとろけるように優美な音色が魅力です。一方で、緻密なアンサンブルと構成力を持ち合わせ、今もなお人気の20世紀を代表するSQといえ ます。 1951年から1963年収録のRIAS音源では得意のシューマン、ハイドン、シューベルトに加えて、ここに収録されたドニゼッティ、ケルビーニ、ショ スタコーヴィチの各作品はディスコグラフィにはなく、非常に貴重な録音が日の目を見ることとなります。力強さと艶やかさに満ちた驚きの演奏がよみがえ ります。演奏の素晴らしさもさることながら、auditeレーベルの見事な復刻にも注目で、非常に鮮明な音質で蘇りました。 (Ki)

Coviello
COV-91907(1CD)
レーガー&シューベルト
レーガー:ヴァイオリン・ソナタ第9番ハ短調 Op.139
 子守歌 Op.43/春の朝 Op.51-11
 やすらぎ Op.62-3
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番 ニ長調 D384
 ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第3番 ト短調 D408
アンナ・ゾフィー・ダウエンハウアー(Vn)
ルーカス・マリア・クーエン(P)
9曲のヴァイオリン・ソナタを作曲したレーガー。その最後にあたる第9番を収録しています。全4楽章の充実した作品で、終楽章はレーガー必殺の 変奏曲となっており聴き応えのある1曲です。デュオとして活動するダウエンハウアーとクーエンによる演奏は揃った呼吸と確かな技術が見事。2人が編 んだ歌曲からの美しい編曲版を挟み、清冽なシューベルトのソナチネ2曲へと流れるようにつながる構成も良い感じです。 (Ki)

ATMA
ACD2-2772(1CD)
女流作曲家によるヴィオラ作品集
クララ・シューマン:3つのロマンス
ブーランジェ:チェロとピアノのための3つの小品(ヴィオラとピアノ編)
ファニー・メンデルスゾーン:黄昏が空から降り
レベッカ・クラーク:ヴィオラとピアノのためのソナタ
リリアン・フックス:田園風ソナタ
アンナ・ピドゴルナ:その子、光をもたらす(ヴィオラ独奏のための)
マリーナ・ティボー(Va)
マリー=エヴァ・スカルフォン(P)

録音:2018年4月
女流作曲家によるヴィオラ作品を集めたディスクです。憂いのあるヴィオラの音色と美しいメロディが織りなす安らかな祈りのような音楽たち。味わい深 い佳品が並んでいます。 (Ki)
ATMA
ACD2-2762(1CD)
アナ・ソコロヴィッチ(1968-):作品集
(1)Sirenes (アカペラ6声)
(2)Tanzer Lieder (ソプラノ、フルート、ピッコロ、チェロ、ピアノ)
(3)Pesma (メゾソプラノ、フルート、ピッコロ、クラリネット2、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
(4)Evta (ヴァイオリン独奏とアンサンブルのための協奏曲)
クリスティーナ・スザボ(Ms) 
アンドレア・ティニエツ(Vn)
フローリー・バリクエッテ(S)
「プディングの女王」音楽劇場声楽アンサンブル、モントリオール現代アンサンブル
ヴェロニク・ラクロワ(指)

録音:(2)2018年1月29日、(3)(4)2018年3月3日、(1)2018年8月31日
カナダの作曲家、アナ・ソコロヴィッチ(1968-)による作品集です。(1)(2)(3)は声楽作品。ソコロヴィチは「人の声」を創作の中心に据えており、この 作曲家を理解するにはうってつけの作品と言えます。(4)はヴァイオリンとアンサンブルのための協奏的作品。どれもヴェールに包まれたような繊細な響き が印象的です。 (Ki)

オクタヴィア
OVCC-00148(1CD)
2019年3月20日発売
ブラス・ジャーニー
J.S.バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971より 第3楽章 プレスト
ヘンデル:サラバンド (ハープシコード組曲 第2巻 第4番 HWV437:第3曲)
 私を泣かせてください (歌劇「リナルド」HWV7aより)
マルコム・ベネット:5つの町
 ロンドンデリーの歌
ルイス・ミラー:金管五重奏曲
 アメイジング・グレイス
 ジャスト・ア・クローサー・ウォーク・ウィズ・ジー
チャップリン:スマイル
クルー(ゴーディオ編):君の瞳に恋してる
東京メトロポリタン・ブラス・クインテット[高橋 敦 (Tp)、中山 隆崇 (Tp)、西條 貴人(Hrn)、小田桐 寛之(Tb)、佐藤 潔(Tub)]

録音:2018年11月15、16日 神奈川県立相模湖交流センター
東京都交響楽団のトップ・プレイヤー5人で結成された「東京メトロポリタン・ブラス・クイン テット」がクリストン・レーベルより初登場です。 個々に驚異のテクニックと豊かな音色を兼ね備えたトップ・プレイヤーたちならではの金管 五重奏で奏でられるそのハーモニーと、ジャンルにとらわれないレパートリーは、クラシッ クファンのみならず様々な方面から絶賛されています。バロック音楽から民謡、ポップス、 ブルースまで、金管アンサンブルの魅力溢れるサウンドとともにジャンルを越えた名曲の 旅を「ブラス・ジャーニー」と題した当アルバムで、心ゆくまでお楽しみください。(オクタヴィア)

カメラータ
CMCD-28364
税込定価
2019年2月28日発売
西村朗:弦楽四重奏曲第5番「シェーシャ[聖蛇]」(2013)
弦楽四重奏のための七つの断片と影(2015)
弦楽四重奏曲第6番「朱雀」(2017)
アルディッティSQ[アーヴィン・アルディッティ(Vn1)、アショット・サルキシャン(Vn2)、ラルフ・エーラース(Va)、ルーカス・フェルス(Vc)]

録音:2017年6月/神奈川 ほか
 文化庁芸術祭レコード部門大賞に輝いたCDアルバム『エイヴィア ン[鳥]』、弦楽四重奏曲第4番を中心に収録した『ヌルシンハ[人獅 子]』に続く、アルディッティSQによる西村朗の弦楽四重奏 曲集第3弾。  西村が、世界的ヴァイオリニスト、アーヴィン・アルディッティの還 暦を祝って作曲し、ロンドンのウィグモア・ホールで初演された表題 曲「シェーシャ[聖蛇]」(弦楽四重奏曲第5番)から、2017年にアル ディッティ四重奏団に捧げた「朱雀」(同第6番)までの近作、全3作品 を、来日の機会をとらえセッション録音した必聴の音源。(カメラータ)

Resonus
RES-10233(1CD)
NX-B05
サロンでオペラ
パガニーニ:カンタービレ ニ長調 MS109 Op.17
シューベルト:歌曲集「冬の旅」-春の夢 D811 Op.89-118
(フラウグィッシモ・デュオ編)
シューベルト:夜うぐいすへ D497 Op.98-1(フラウグィッシモ・デュオ編)
シューベルト:野ばら D257 Op.3-3(フラウグィッシモ・デュオ編)
フランチェスコ・モリーノ(1768/75-1847):夜想曲 II OP.38
ソル:モーツァルトの主題による序奏と変奏曲 Op.9
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より「精霊の踊り」
メルツ(1806-1856):タランテッラ Op.13-6
ジュリアーニ(1781-1829):グランド・セレナーデ ニ長調 Op.82
フラウグィッシモ・デュオ
【メンバー】
フー・ユウウェイ(フルート・・・オリジナル:A.グレーザー:1790頃/2011年Marn Wenner製8キー・フルート)
ヨハン・レフヴィング(ギター・・・オリジナル:1850年French Triboutguitar/ジェームズ・ウェストブルーク復元)

録音:2017年9月11-13日
フルートとギターに特化した作品を演奏するユニークなアンサンブル「フラウグィッシモ・デュオ」。この「サロンでオペラ」と 題したアルバムでは、19世紀前半に流行した“オペラのモティーフを用いた室内楽作品”を演奏しています。録音など がなかったこの時代、演奏会を楽しむためには実際に劇場に出かける他なく、家庭で演奏できるこのような編曲作品 が重用されました。モリーノやソルの華麗な装飾が凝らされた技巧的な作品は、聴いているだけで当時の雰囲気を味 わうことができるでしょう。また、このアルバムでは「フラウグィッシモ・デュオ」自らがシューベルトの愛らしい歌曲をフルート とギターのために編曲、その魅力を伝えています。
Resonus
RES-10237(1CD)
NX-B05
マイケル・ゼブ・ゴードン(1963-):室内楽作品集
Fragments from a Diary 日記からの断片(2005)-クラリネット、ヴァイオリンとピアノのための
False Relations 偽りの関係(1994)-ヴァイオリンとピアノのための
Grace グレース(1999)-ヴァイオリンとピアノのための
Roseland ばらの園-チェロとピアノのための
クラリネットのための3つの短い曲(2016)
日々の小品 2015-ピアノのための
小さなフォリー(2002/2016改訂)-クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための
In the Middle of Things-物事の途中で(2014)-ヴァイオリン、チェロとピアノのための
ジュリアン・ブリス(Cl)
フィデリオ三重奏団
【メンバー】
ダラー・モーガン(Vn)
アディ・タル(Vc)
メアリー・デュリア(P)

録音:2016年7月17-18日、12月13日
古典派作品から現代まで幅広いレパートリーを持つフィデリオ三重奏団。このアルバムでは、名クラリネット奏者ジュリ アン・ブリスをメンバーに加え、英国の現代作曲家、マイケル・ゼブ・ゴードンの一連の室内楽曲を演奏しています。三 重奏団とジュリアンは15年の長い関係を築いており、このアルバムでも、ゴードンが求める様々な楽器の組み合わせ による魅力的な響きを存分に引き出しています。ユニークなタイトルが付いた一連の作品をお楽しみください。

SOMM
SOMMCD-0190(1CD)
NX-B04
ベートーヴェン、キュフナー、J・シュトラウス:室内楽作品集
1.ウェーバー(キュフナー編):序奏、主題と変奏曲
2-7.ベートーヴェン:七重奏曲 Op.20
8.J・シュトラウス:春の声(エマ・ジョンソン編)
9.J・シュトラウス:無窮動(エマ・ジョンソン編)
カルドゥッチSQ
【メンバー】
マシュー・デントン(Vn)…2-7
ミケーレ・フレミング(Vn)
エオイン・シュミット=マルティン(Va)…2-7/エマ・デントン(Vc)…2-7
エマ・ジョンソン(Cl)
クリス・ウェスト(Cb)…2-9
フィリップ・ギボン(Fg)…2-9
ピーター・フランコーム(Hrn)…2-9

録音:2017年10月7日
サザンプトン大学 ターナー・シムズ・ホール ライヴ
イギリスを代表する女性クラリネット奏者、エマ・ジョンソン。このアルバムは彼女が率いる仲間たちとカルドゥッチ弦楽四 重奏団による極めて親密なベートーヴェンを中心に、いくつかの楽しい作品が収録されています。ベートーヴェンの七重 奏曲は発表当時から大人気となりましたが、これまでにはなかった新鮮な楽器の組み合わせであり、奏者を集めるのも 困難であったため、のちにピアノ三重奏版など様々な形に編曲されました。貴族たちやアマチュア音楽家たちが仲間内 で楽しめるように、程よい難易度と明るい楽想を持っています。以前はウェーバーの作品と考えられていた「序奏、主題 と変奏曲」は現在キュフナーの作品と断定されていますが、その美しさは不変です。エマ自身が編曲した2曲のシュトラ ウス作品は、まさにアンコールにぴったりの遊び心が溢れています。
SOMM
SOMMCD-0144(1CD)
NX-B04
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全集 第4集
ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 Op.1-1
アレグレット 変ホ長調 Hess48
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調「大公」Op.97
グールド・ピアノ・トリオ
【メンバー】
ルーシー・グールド(Vn)/アリス・ニアリー(Vc)
ベンジャミン・フリス(P)

録音:2012年5月23日 ライヴ
2011年から2012年にかけて、4回に渡って開催されたグールド・ピアノ・トリオによるベートーヴェン:ピアノ三重奏曲の 全曲コンサート。最後を飾る5月のライヴで演奏されたのは、第1番と小さなアレグレット、そして最高傑作の一つ「大 公」の組み合わせ。優れたピアニストであったベートーヴェンのテクニックが垣間見える見事なピアノ・パートをフリスが見事 に演奏。美しい弦との組み合わせが魅力的な作品を、彼らは最高の形で聴かせています。

Gramola
GRAM-99182(1CD)
パノニアからの響き
ハイドン:弦楽四重奏曲 ハ長調 Hob.III:57 Op.54-2
バルトーク:弦楽四重奏曲 第2番 Op.17 Sz67
ブラームス:弦楽四重奏曲 イ短調 OP.51-2
パシフィック・カルテット・ウィーン
【メンバー】
高瀬 悠太(Vn1)
エスター・マヨール(Vn2)
チンティン・ファン(Va)
サラ・ヴァイレンマン(Vc)

録音:2018年3月8-10日
2006年、ウィーン国立音楽大学の学生たちによって創立されたパシフィック・カルテット・ウィーン。高瀬悠太を第1ヴァ イオリンに擁することもあり来日公演も多く、高い人気を誇るアンサンブルです。前作(GRAM-99107)ではハイドンと ウェーベルン、デルングス、黛敏郎を並べた個性的なプログラムで聴き手を魅了しましたが、今作ではハイドン、バルトー ク、ブラームスの3つの弦楽四重奏曲を披露。タイトルの「パノニア」とは、ドナウ川の北からハンガリー一帯の地名のこ と。古代ローマ時代には「パンノニア」と呼ばれていました。第一次世界大戦中にバルトークがこの地域の民謡を調査 し、自身の四重奏曲第2番に反映させたことから、このアルバム名が付けられたということです。
Gramola
GRAM-99188(1CD)
モーツァルト:レクイエム ニ短調 K626
ペーター・リヒテンタール(1778-1853)による弦楽四重奏版
パンドルフィス・コンソート(古楽器使用)
【メンバー】
マキシミリアン・ブラット(Vn1)
イングリット・ロールモーザー(Vn2)
エルズビエータ・サイカ=バハラー(Va)
ギュンター・シャーゲル(Vc)

録音:2018年2月4-7日
モーツァルト・ハウス ウィーン
モーツァルトの「レクイエム」の弦楽四重奏版は、20年ほど前にアグライア四重奏団のアルバムがリリースされて以来、ク イケンをはじめ、いくつかのアンサンブルが手掛けたヴァージョンです。 編曲者リヒテンタールは、オーストリアの医学博士でアマチュアの音楽家。モーツァルトの息子カールと親しかった彼によ る編曲は、モーツァルトの生涯最後の名作を、忠実でありながら簡素な形で弦楽四重奏へと移し替えることに成功し ています。「歌詞が大きな意味を持つ宗教曲」から、一切の言葉を失くしてしまったこの編曲版を、ピリオド楽器アンサ ンブル、「パンドルフィス・コンソート」は親密に演奏。涙や悲しみの感情や希望の心を感じさせる素晴らしい仕上がりを 見せています。
Gramola
GRAM-99157(1CD)
イヴァン・エレート(1936-):弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 第1番Op.18
弦楽四重奏曲 第2番OP.26
弦楽四重奏曲 第3番Op.78
アコードQ
【メンバー】
ペーテル・メゼ(Vn1)
チョンゴル・ヴェール(Vn2)
ペーテル・コンドル(Va)
マーチャーシュ・エルヴェーティ(Vc)

録音:2018年1月15-17日
モーツァルトハウス、ウィーン
ハンガリー出身、オーストリアで活躍するイヴァン・エレートの弦楽四重奏曲集。エレートは第二次世界大戦で苦難を 強いられたものの、戦後は教師、ピアニストとしてドイツの音楽界の発展に力を尽くした作曲家です。前衛的な作風を 用いることがなかったエレートの作品は、バルトークやブラームスからの影響が感じられる美しい旋律と、民謡風の雰囲 気を併せ持つ魅力的なもの。ハンガリーの若手奏者たちによるアコード四重奏団は、デビュー作となるこのアルバムで、 作品のすばらしさを丁寧に歌い上げています。
Gramola
GRAM-99183(1CD)
退廃音楽の祭典〜室内楽作品と歌曲集
ヘンリエッテ・ボスマンズ(1895-1952):Chanson シャンソン
 Complainte du petit cheval blanc
 小さな白い馬の嘆き
Le diable dans la nuit 夜の悪魔
ヴァリー・ヴァイグル(1894-1982):Toccatina トッカティーナ(ロベルト・シューマンの思い出に)(1982)
 Who is at my Window?
 私の窓辺にいるのはだれ?(1968)
 Living a Life 人生を生きる(1968)
 Hymn to Eros エロス讃歌(1968)
シャルロッテ・シュレジンガー(1909-1976):Es ziehen die Reihe lang(1931)
 Wie hell das Licht mir scheinet(1931)
 Was hor ich(1931)
ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァ(1915-1940):2つのリトルネッロ Op.25
 永遠に Op.12-1(1936/37)
 私の悲しみは Op.12-2(1936/37)
 手 Op.12-3(1936/37)
 クリスマス・キャロル-小さな愛の歌 Op.18-
7(1938)
マルティヌー:Koleda milostna-Liebesliedchen
 クリスマス・キャロル-小さな愛の歌 H259(1937)
ヴァイグル:All Day I Hear the Noise of Waters
 終日私は水の音を聞く(1951)
 Listen 聴く(1971)
ボスマンズ:チェロとピアノのためのソナタ
(1919)
ヘルミーネ・ハーゼルベック(Ms)
フランツ・バルトロメイ(Vc)
クレメンス・ツァイリンガー(P)

録音:2016年10月11-13日
2012年から2016年まで毎年開催されていた「EntArteOpera Festival=退廃音楽の祭典」からのレコーディン グ。2016年はテーマに『女性作曲家たち』を据えて、ボスマンズ、ヴァイグル、シュレジンガー、カプラーロヴァの4人の作 品を紹介しています。女性の作曲家の活動が難しかったことに加え、戦争での迫害など様々な逆境をはねのけ、素 晴らしい作品を残した彼女たちの偉業を讃えたアルバムは聴き手に大いなる感動をもたらします。また、1曲添えられ たマルティヌーの作品は、カプラーロヴァの「クリスマス・キャロル」と同じ詩が用いられています。
Gramola
GRAM-99184(1CD)
ヨーゼフ・マイセダー(1789-1863):作品集 第4集
弦楽四重奏曲 第2番ト短調 Op.6(1811)
弦楽五重奏曲 第2番イ短調 Op.51(1830)*
ウィーン・マイセダー・アンサンブル
【メンバー】
ライムンド・リシー(Vn1)
ハラルド・クルムペック(Vn2)
トビアス・リー(Va)
ペーター・ソモダリ(Vc)

ウィーン・マイセダー・アンサンブル*
【メンバー】
ハラルド・クルムペック(Vn1)
ライムンド・リシー(Vn2)
トビアス・リー(第1Va)
ロベルト・バウエルシュタッター(第2Va)
ペーター・ソモダリ(Vc)

録音:2016年1月4-5日、2018年3月20日*
ウィーン・フィルのメンバーであるライムント・リシーによるヨーゼフ・マイセダーの4枚目の作品集。今作ではマイセダーの弦 楽四重奏曲と弦楽五重奏曲の2曲を聴くことができます。イグナツ・シュパンツィヒに師事したマイセダーは、ウィーンの 伝統を受け継ぐ作曲家、教師であり、ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンストを始めとする数多くの弟子を育てながら、自 身も優れたヴァイオリニストとして活躍しました。残念ながら、彼の存命中に愛された作品の多くは忘れられてしまいま したが、幸いなことにリシーの手によって発掘され、現在少しずつ演奏会のプログラムに載せられるようになってきまし た。弦楽四重奏曲と五重奏曲は、マイセダーのヴァイオリニストとしての力量が存分に発揮された作品であり、リシーは 第1ヴァイオリン奏者としてアンサンブルを完全に掌握、納得の演奏を披露するとともに、マイセダーの魅力を力強く語っ ています。

ORFEO
C-946191(1CD)
NX-B08
ピアノ四重奏曲集
モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番ト短調 K478 (1785)
マーラー:ピアノ四重奏曲 断章 イ短調 (1876/78頃)
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調 Op.25 (1861)
スクリデ・ピアノQ[バイバ・スクリデ(Vn)、リーズ・ベルトー(Va)、ハリエット・クリーフ(Vc)、ラウマ・スクリデ(P)]

録音:2018年6月3-4日、ゼンデザール、ブレーメン
2001年のエリザベート王妃国際音楽コンクールでの優勝以来、アーティストとしての成長を着実に遂げてきたバイバ・スクリデ と、その妹ラウマ・スクリデという、来日公演でもお馴染みのラトヴィア出身の姉妹が中心となって結成された、スクリデ・ピアノ四 重奏団。ヴィオラは、ル・サージュが進めたフォーレの室内楽作品集への参加など、ALPHAレーベルへの録音でお馴染みのフラ ンス出身のリーズ・ベルトー。チェロのハリエット・クリーフはオランダの出身で、Capriccioレーベルよりソロ・アルバムを数点リリース しており、2018年の初来日時にはリサイタルのほか、読売日本SOとの共演でも話題となりました。2016年のシューベル ティアーデでデビューを飾ったこの国際色豊かなカルテット、アルバムは今回が初めてとなります。モーツァルトが劇的な展開を得 意としたト短調で書かれたK478終楽章での生き生きとした表現、同じくト短調を用いた先鋭的な作風がシェーンベルク:の心も 捉えたブラームスでの、情感豊かなアンサンブルなどが聴きどころ。このモーツァルトとブラームスの人気作品に、やや通好みのする マーラーの断章を組み合わせています。繊細な表情に力強さも兼ね備えた、奥深い歌を楽しむことができます。


HUNGAROTON
HCD-32817(3CD)
ザ・マスターズ・コレクション〜タートライSQ
CD 1(63’34”)
(1)ハイドン:弦楽四重奏曲第67番ニ長調Op.64-5「ひばり」
(2)ハイドン:弦楽四重奏曲38番変ホ長調 Op.33-2「冗談」
(3)モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
CD 2(66’58”)
(4)バルトーク:弦楽四重奏曲第4番Sz.91
(5)バルトーク:弦楽四重奏曲第6番Sz.114
(6)コダーイ:弦楽四重奏曲第2番Op.10
CD 3(67’32”)
(7)ボッケリーニ:ギター五重奏曲第4番ニ長調「ファンタンゴ」
(8)ドホナーニ:ピアノ五重奏曲第2番変ホ短調 Op.26
(9)ライタ・ラースロー:弦楽四重奏曲第10番 Op.58
タートライSQ
(3)ベーラ・コヴァーチ(Cl)、
(7)ラースロー・センドレイ=カルパー(G)
(8)エルネー・セゲディ(P)

録音:1957-1978年/ハンガリー
20世紀のハンガリーを代表するクァルテット、タートライSQ。現在入手困難となっているフンガロトンの名録音が当レーベルの「ザ・マスター ズ・コレクション」シリーズで復活しました。
ブダペストSO、ハンガリーRSO、ブダペスト・フィルハーモニーのコンサートマスターをつとめたヴィルモシュ・タートライにより1946 年に結成されたタートライSQは同年10月8日に初コンサートを開き大成功をおさめました。その後1948年にはブダペスト国際音楽コンクー ルで第1位を受賞、1952年および1972年にはリスト賞、1958年にはコシュート賞を受賞するなど極めて高い評価を得てきました。フンガロトン・レー ベルより多くの録音を手掛け、中でもハイドンの弦楽四重奏曲全集は誉れ高き録音として有名なほか、ハンガリーの作曲家の作品も積極的に演奏してきま した。ここに収録されたライタ・ラースロー(1892-1963)の作品もその一つです。ブダペスト出身のラースローはライプツィヒ、ジュネーヴ、パリで学び、 パリではダンディに師事しました。第一次世界大戦後にはブダペスト音楽院および国立アカデミーで教鞭をとり、バルトーク、コダーイと共同でハンガリー の民謡の録音の写譜と分析にあたりました。弦楽四重奏曲第10番は彼の最後の弦楽四重奏曲です。

Pentatone
PTC-5186718(1SACD)
ベートーヴェン&ヒルボリ
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
アンデシュ・ヒルボリ(1954-):コングスガード変奏曲
.ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 Op.131
カルダーQ【ベンジャミン・ジェイコブソン(Vn)、アンドリュー・バルブルック(Vn)、ジョナサン・モーシェル(Va)、エリック・バイヤーズ(Vc)】

録音:2018年5月22-25日/コルバーン音楽学校、ジッパー・ホール(ロサンゼルス)
高い技術と芸術性が評価されているアメリカの実力派クァルテット、カルダー四重奏団がPENTATONEレーベルと専属契約し ました!注目の第1弾はベートーヴェンの弦楽四重奏曲第3番と14番にはさみ、アンデシュ・ヒルボリのコングスガード変奏曲を収録しました。当団の これまでの録音では近現代が中心だっただけにベートーヴェンは新境地といえ期待が高まります。
1798年から1800年にかけて作曲されたベートーヴェンの弦楽四重奏曲第3番は7度の跳躍が印象的な第1楽章、平和な雰囲気の主題を軸にした 第2楽章、明るく生気に溢れた第3楽章、そして爽やかな緊張感に満ちながらも最後は静かに終わる全4楽章構成です。一方、1825年末から翌年夏 にかけて作曲された第14番は全7楽章という特異な構成をとる後期の傑作の一つです。
1954年ストックホルム生まれのヒルボリは、合唱と即興音楽を経験した後に1976年にストックホルムの王立音楽大学に入学。グンナル・ブクト、ラー シュ=エーリク・ロセル、アルネ・メルネス、ペール・リンドグレーンの下で対位法と作曲法と電子音楽を学び、ブライアン・ファーニホウのクラスにも参 加しました。合唱作品を中心に協奏曲や室内楽作品でも高い評価を集めています。コングスガード変奏曲は2006年の作品。ベートーヴェンとの相性も よくベートーヴェンの変奏曲を思わせる構成で、生き生きとしたこの上なく美しい響きが印象的です。 (Ki)

MIRARE
MIR-334(1CD)
トーマス・アデス(b.1971):「テンペスト」よりコート・スタディーズ(2005)
メシアン:世の終わりのための四重奏曲
ラヴァエル・セヴェール(Cl)
トリオ・メシアン【ダヴィッド・ペトルリック(Vn)、ヴォロディア・ファン・クーレン(Vc)、テオ・フシュネレ(P)】

録音:2017年12月20-22日、ベルギー
1994年生まれ、14歳でパリ音楽院に入学、2013年ニューヨークのヤング・コンサート・アーティスツ・インターナショナル・オーディションで第 1 位およ び8つの賞を受賞したフランスの気鋭クラリネット奏者、セヴェール。ブラームス作品集(MIR250)に続くMIRARE第2弾は、ピアノ・トリオと共演してのトー マス・アデスとメシアン。ヴァイオリン、チェロ、ピアノとクラリネットという編成の作品はヒンデミット、そしてこのメシアンの世の終わりのための四重奏曲が代 表的ですが、トーマス・アデスは自身の代表的なオペラ作品「テンペスト」(2004年初演)から、登場人物たちのキャラクターを凝縮させたようなこのコート・ スタディーズを作曲(2005年)しました。オペラの原曲を知らなくても、刺激的なリズムと透明感のあるハーモニーで非常に聞きごたえのある、エネルギーに 満ちた作品です。セヴェールのクラリネットのきわめて自然な音楽運びと、トリオ・メシアンとの抜群のアンサンブルが楽しい1枚です。

CLAVES
50-1819(1CD)
モーツァルトとその同時代人群像
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第26番 変ホ長調 K.302
(2)ヨーゼフ・ヴェルシュ(18世紀):主題と変奏曲〜無伴奏ヴァイオリンのための
(3)フリードリヒ・ヴィルヘルム・ルスト(1739-1796):ヴァイオリン・ソナタ
(4)ルスト:チェンバロとオブリガートのためのソナタ ヘ長調
(5)アントワーヌ・ラクロワ(1756-1806):主題と変奏曲〜無伴奏ヴァイオリンのための
(6)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40番 変ロ長調 K. 454
プラメナ・ニキタソヴァ(Vn)、
アリーン・ジルベライシュ(ハンマークラヴィーア)

録音:2018年5月22-26日/ゼーヴェン・カトリック教会(スイス)
ブルガリア出身のヴァイオリニスト、プラメナ・ニキタソヴァ。古楽を中心とした活躍が目覚ましく、これまでも数々のCDが高評価を受けています。当アルバ ムはモーツァルトとその同時代に活躍した作曲家に焦点を当て、ヨーゼフ・ヴェルシュ、フリードリヒ・ヴィルヘルム・ルスト、アントワーヌ・ラクロワといったな かなか演奏されることのない作曲家の作品を聴くことができます。ハンマークラヴィーアを演奏したアリーン・ジルベライシュとの相性もよく、一音一音が生き生 きと輝かしい音色で奏でられます。 (Ki)

フォンテック
FOCD-9806(1CD)
税込定価
2019年3月6日発売
西川豪/Fascinate ファシネイト
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番ト短調 BWV1001
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第7番ハ短調 作品30-2
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲 第2番 ニ短調
ファリャ(クライスラー編):スペイン舞曲
西川 豪(Vn)、佐野隆哉(P)

録音:2018年9月21日 東京文化会館 小ホール ライヴ
東京藝術大学音楽学部、および修士課程で学んだ若きヴァイオリニスト西川 豪。2018年9月21日に行わ れた東京文化会館でのリサイタルを収録、注目のライヴ・レコーディング・アルバムです。 本CDには、バッハ、ベートーヴェン、そしてルーツを系譜ドイツに持つフランクの大作ソナタ3曲とアン コールからの小品2曲を収録。ストラディバリウスの魅力ある音色にも注目ください。 正統派ソナタでの重厚感溢れる演奏、またヴァイオリニストならでは編曲に、西川の名妓が光ります。 (フォンテック)
フォンテック
FOCD-2584(1CD)
税込定価
2019年3月20日発売
現代日本の作曲家 第54集
星谷丈生: 四季〜ピアノのための〜 (2016)
72の断片によるシンフォニア (2017/2018改訂)
フルート,チェロ,ポルタティーフオルガン,キーボードのための音楽 (2014/2018改訂)
榑谷静香(P)
多久潤一朗(Fl)
多井智紀(Vc)
萩森英明 (ポルタティーフオルガン)
石川星太郎 (電子キーボード&指)
CD“現代日本の作曲家”シリーズは、創作活動の成果である、作品の記録を系統的・持続的に行う必要を満 たすべく、1992 年度上期より現在まで刊行を続けています。 その第 54 集は、学生時代より同世代の音楽家とともにアンサンブルを結成し、現在も自身の創作に加え、国 内外の様々な作品の紹介を行う<行動する>作曲家 星谷丈生の作品集成です。 星谷丈生は、多久潤一朗、多井智紀など、日本の現代音楽シーンを支える奏者を擁する演奏団体:アンサンブ ル・ボワの発起人であり、創作者としても、日本の中堅世代の充実を支える作曲家の一人として、木下正道、 渡辺俊哉、徳永崇らと手を携え、優れた活動を継続しています。星谷は「音楽は、言葉で説明できない何かを 表現し得る一つの手段である」という認識に立ちながらも、説明できない中にあっても「実際には(比較的) 説明しやすいことと、説明しづらいことが含まれている」と精査の必要を語ります。このことは、星谷がアン サンブルの演奏家たちと濃密な協働を繰り返す中で、音楽におけるコミュニケーションの在り方に拘ってきた 証左です。その協働は、チェリストである多井が星谷作品の演奏のために微分音ポジティフオルガンを自作す るほどに深く、コミュニケーションにおける探求は、星谷をして伝統的な五線譜でも図形楽譜でもない、新た な確定的な記譜の在り方を編み出させるほどのものです。収録作品は、そうした協働と探求の結果が余さず示 されるものとなりました。 (フォンテック)

ODRADEK RECORDS
PIAZZ-001(1CD)
「REVOLUCIONARIO」
ピアソラ:乾杯(チンチン)
革命家 /ラ・カモーラ1
五重奏のための協奏曲
ミロンガ・ロカ/悪魔のロマンス
やがて来るもの/フラカナーパ
ある街へのタンゴ
アルフレード・ゴッビへの肖像
3人のためのミロンガとフィナーレ
ミルトンの肖像
キンテート・アストル・ピアソラ(アストル・ピアソラ五重奏団):
【ラウタロ・グレコ(バンドネオン)
セバスティアン・プルザク(ヴァイオ
リン)
クリスティアン・サラテ(P)
セルジオ・リヴァス(ダブルベース)
ジェルマン・マルティネス(G)】
アストル・ピアソラ(1921-1992)は、タンゴにクラシックとジャズの要素を強く盛り込ん だ独自の作風のため、様々な演奏が可能だが、ピアソラの死後、アストル・ピアソラ財 団の総裁ラウラ・エスカラダ・ピアソラは、五重奏こそピアソラ演奏の理想と考え、クイン テト・アストル・ピアソラを立ち上げた。20 年以上活躍しているこの団体による演奏は、 今日最も正統なピアソラ演奏であり、ピアソラの真の魅力を伝えるものとなった。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-382(1CD)
アンドレア・カサルビオスの音楽
カサルビオス:「歩く人」〜チェロと合唱のための
「言葉もなく」〜チェロ、ヴィブラフォン、シンバルとマリンバのための
「クリソル」ハイドンの主題による即興曲〜ピアノのための
「マクトゥブ」〜3 つのチェロのための
「自由が泣きながら起き上がる」〜ヴァイオリン、チェロと事前録音された声による
ハイドン:ピアノ・ソナタ ニ長調 Hob.XVI24〜第 3楽章
アンドレア・カサルビオス(Vc,P)
リチャード・ジャルッソ(指)
ヴォーチェ・チェンバー・シンガーズ
エミリー・ダジェット・スミス(Vn)
トーマス・メーサ(Vc)
イスマー・ゴメス(Vc)
ギャレット・アーニー(打楽器)

録音: 2017 年10 月-2018 年8 月
ニューヨーク
スペインのチェリスト、アンドレア・カサルビオスの作品集。彼女はチェリストとして活躍し ながら、作曲活動にも熱心です。ここに収録されている作品はいずれもここ 5、6 年の新 作。チェロが活躍する作品が多いのは当然だが、ピアノ曲も彼女が演奏しています。

ALBANY
TROY-1748(1CD)
クルジウィキ:室内楽作品集
(1)「光を受ける」〜フルート,クラリネット,ヴァイオリン、チェロ,ピアノと打楽器のための
(2)二つの悲歌
(3)ピアノ四重奏曲
(4)リュート音楽
(1)アンサンブル・エシャッペ
(2)(4)ポール・ラーディン(指)
テンプル大学コンサートcho
(3)クラローザQ
(4)マリアンヌ・マイヤー(Hp)
(4)スーザン・ノヴィツキ(P,チェレスタ)
(4)ジャスパー四重奏団
米国の作曲家、ジャン・クルジウィキ(1948―)の室内楽作品集。室内楽作品といっても二つの 悲歌と「リュート音楽」は合唱曲。ジャン・クルジウィキはテンプル大学で音楽理論、作曲の教授を 務めています。作風は神秘的なものあり、やや前衛的なものあり。
ALBANY
TROY-1749(1CD)
アメリカのヴィオラ曲
ブランシュ・ブラッド(1882-1933):舟歌
ベンジャミン・カッター(1857-1910):愛の物語(5 曲)
ピストン(1894-1976):ヴィオラとピアノのための間奏曲
エドナ・フリーダ・ピーチュ(1894-1982):アンダンテ・カンタービレ
ジュリア・クランプキー(1870-1961):子守歌
C.E.ジョーンズ(1988-):ヴィオラ協奏曲「モノンガヘラ」(ピアノ伴奏)
アンドレア・ウド(Va)
イ・ソンジョン(P)

録音:2017 年12 月13 −15日 ウェスト・バージニア大学
近現代の米国の作曲家によるヴィオラ作品集。ブランシュ・ブラッド(1882-1933)、ベンジャミン・ カッター(1857-1910)、ウォルター・ピストン(1894-1976)、エドナ・フリーダ・ピーチュ(1894-1982)、 ジュリア・クランプキー(1870-1961)、C.E.ジョーンズ(1988-)の作品を収録。これらのうち、カッター の「愛の物語」、ピストンの間奏曲、ジョーンズの「モノンガヘラ」はこれが世界初録音とある。 アンドレア・ウドは、ウェスト・バージニア大学のヴィオラの助教を務めています。
ALBANY
TROY-1751(1CD)
破片を集めて
プリシェパ:破片を集めて
ラヴェル:ツィガーヌ
マンフォード:2 つの短い舞曲
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1 番
デュオ・メンディ(Duo MemDi):
【イゴール・カルディン(Vn) 、ロシェル・セーネット(P)】

録音:2018年 イリノイ大学
デュオ・メンディによる近現代のヴァイオリンとピアノのための作品集。メンディ MemDi とは 記憶と多様性 Memory and Diversity の略。アントン・プリシェパ(1983―)はロシア出身のクラリ ネット奏者、作曲家。「破片を集めて」は 2017 年の作。ジェフリー・マンフォード(1955―)は米国 で精力的に活躍する作曲家。2 つの短い舞曲も2017 年の作。

Naive
V-5452(3CD)
バルトーク:弦楽四重奏曲全集(全6曲) ディオティマSQ
[ユン=ペン・ツァオ(Vn)
コンスタンス・ロンザッティ(Vn)
フランク・シュヴァリエ(Va)
ピエール・モルレ(Vc)]

録音:2018年3月29〜4月1日、4月30〜5月2日、ケルン
ディオティマSQの最新盤は、バルトークの弦楽四重奏曲全集。弦楽四重奏曲の「エヴェレスト」であるこの全集を録音するのは彼らの長年の夢であっ たといいます。ディオティマSQはパリとリヨンの国立高等音楽院で一等賞を受賞したメンバーで構成され、1996年に創設以来世界的に活躍する弦楽 四重奏団です。『ディオティマ』というグループ名は、ルイジ・ノーノの弦楽四重奏曲「断章、静寂、ディオティマへ」からとられています。ディオティマとはプラト ンの「饗宴」、ドイツの詩人ヘルダーリンの「ヒューペリオン」に登場するヒロインの名。ラッヘンマン、ファーニホウ、細川俊夫ら現代の作曲家たちと密接なか かわりを持ちながら同時代作品を演奏するとともに、ベートーヴェン、シューベルトなどのレパートリーを演奏しています。2016、18年と来日もしており、その 高い技術と作品への鋭いまなざしが光る演奏は高く評価されています。 バルトークの弦楽四重奏曲は約30年という長い期間に生み出されたもので、バルトークの人生の大きな出来事が反映されていたり、ドビュッシーやシェーンベ ルク、ベルクらの影響、ハンガリーの民謡などの影響、さらにはアラブ音楽の要素がみられるものなど、バルトークのエッセンスが凝縮されたような作品群です。ディ オティマは、バルトークが音符に込めた様々な思いを深くえぐりだすかのような、深みのあるアプローチで聴かせます。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4265(1CD)
20世紀前半に活躍したチェコの作曲家の作品集
ヴィクトル・ウルマン(1898-1944):弦楽四重奏曲第3番 Op.46(1943)
ハンス・クラーサ(1894-1942):主題と変奏〜弦楽四重奏の為の(1935/36)
エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):5つの小品〜弦楽四重奏の為の(1923)
パヴェル・ハース(1899-1944):弦楽四重奏曲第2番 Op.7「猿山より」(打楽器つき版)(1925)
ベネヴィッツ・クァルテット【ヤクブ・フィッシャー(第 1 ヴァイオリン)、シュチェパン・イェジェク(第 2 ヴァイオリン)、イジー・ピンカス(Va)、シュチェパン・ドレジャール(Vc)】
(4)パヴェル・レーベルガー(パーカッション)

録音:2018年10月5、23、24日&11月1日/マルチーネク・スタジオ
当ディスクは20世紀前半から中期にあたる第2次世界大戦時に活躍したチェコ(チェコスロバキア)の作曲家に焦点を当てたアルバムで、ヴィクトル・ウルマン、 ハンス・クラーサ、エルヴィン・シュルホフ、パヴェル・ハースの作品を収録しました。ユダヤ系の両親に生まれたヴィクトル・ウルマン。生前カトリックに改宗 してはいたもののナチス・ドイツがプラハに侵入したことにより1942年テレジン収容所に送られました。弦楽四重奏曲第3番はその収容所で作曲された作品で す。パヴェル・ハース26歳の作「猿山より」は、チェコ=モラヴィア高地で過ごした夏の休日を回想して書かれたもの。師を思わせるメロディの魅力と、作品の 特徴としてジャズのアドリブ語法の指示が強調されるように、実体は完全にハースの音楽となっています。
演奏のベネヴィッツ・クァルテットは1998年にプラハ音楽院にて結成。ソフィア王妃音楽大学にてR.シュミットに師事。2004年にはチェコ・フィルハーモ ニーのチェコ室内楽協会賞を受賞。同年、ARDミュンヘン国際コンクールでは本選に進出、セオドア・ログラー財団奨学金とベーレンライター原典版賞を獲得。 2005年、第5回大阪国際室内楽コンクール&フェスタに優勝後、2008年にはイタリア、レッジョ・エミリアの第8回パオロ・ボルチアーニ国際クァルテットコ ンクールで優勝しております。 (Ki)

CAvi
4260085-532391(1CD)
ジョージ・アンタイル(1900-1959):ヴァイオリン作品全集 第1集
ヴァイオリン・ソナタ 第1番〜第4番
アレッサンドロ・ファジュオーリ(Vn)
アレッシア・トッファニン(P)
2019年に没後70年を迎えるジョージ・アンタイルは『バレエ・メカニック』『飛行機ソナタ』などのアヴァンギャルドな作風で有名ですが、後年は伝統的な 書法に回帰したり、映画音楽も多く手掛けていたりと様々な表情を持っています。ヴァイオリン・ソナタは4曲残されていて、調性をギリギリのところで保持しつ つも新しい表現に果敢に挑んでいく作風が何ともかっこよく刺激的。冷たい機械的な動きとそれを連続させる熱いエネルギー、変拍子でスリルにあふれたスピー ド感などアンタイルの面白さがぎっしりと詰まっています。打楽器的な第1番(1923年)、ダダイズム・キュビスムの表現を推し進めた第2番(1923年)、そ して新古典派に姿を変えた第3番(1924年)はストラヴィンスキーからの影響を思わせます。戦後に書かれた第4番(1948年)は前3曲と約25年の隔た りがあり、プロコフィエフやショスタコーヴィチに近い音楽となっています。それぞれに特色があり、他では聴けない感触を持ったユニークな作品たち。まとめて 聴けるのがありがたい、貴重な録音です。 (Ki)
CAvi
4260085-531615(1CD)
ピアノ四重奏によるラヴェル、フォーレ、シャンソン
ラヴェル:マ・メール・ロワ(サカベ・シンタロウ編曲、ピアノ四重奏版)
「シャンソン・プロジェクト」
ヨハネス・ショールホーン:plus blanche(クロード・ル・ジュヌの作品に基づく)
セバスティアン・コールホーフェン:Au Suivant(ジャック・ブレルの作品に基づく)
ゴードン・ウィリアムソン:Chanson Ruee
ジェラール・ペソン:Rentrez soupirs(M.A.シャルパンティエの作品に基づく)
コンスタンティノス・ラプティス:Fambee Montalbanaise(ギュス・ヴィズールの作品に基づく)
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番ハ短調 Op.15
フレックス・アンサンブル
[エンドリ・ニニ(P)、杉村香奈(Vn)、アンナ・スルツ=カパラ(Va)、マルタ・ビルスマ(Vc)]
ピアノ四重奏で奏でるフランス音楽。後期ロマン派の伝統を受け継ぎ書かれたフォーレのカルテットはそのまま演奏していますが、他はひとひねりふたひねりあ るプログラム。ピアノ連弾と管弦楽で残されているラヴェルの『マ・メール・ロワ』のピアノ四重奏編曲版に、フランスのシャンソンを集めて複数の作曲家が現代 的アレンジを施した『シャンソン・プロジェクト』。ラヴェルは原曲の魅力そのままに楽器を移し替えたアレンジですが、シャンソンはかなり前衛的書法によっていて、 完全な現代音楽として再創造されています。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186758(1SACD)
『Dido & Aeneazz』
(1)Overture(5’18”)/(2)Peace and I are strangers grown(6’44”)/(3)Fear no danger; Cupid has thrown the dart(1’ 30”)/(4)A splendid time together(5’53”)/(5)The triumphs of love(3’00”)/(6)Love dance(6’22”)/(7)The witches (3’57”)/(8)Ritornel(5’48”)/(9)The sailors(5’07”)/(10)Horizon(4’50”)/(11)Sailors & witches(9’13”)/(12)Triumphant witches(5’13”)/(13)Crazy witches(6’42”)/(14)Great minds against themselves conspire(0’54”)/(15)Dido’s lament(6’ 21”)/(16)With drooping wings(4’11”)
カレファックス・リード五重奏団【オリヴァー・ボエクホールン(Ob)、イヴァー・ベリックス(Cl)、ラーフ・ヘッケマ(Sax)、イェルテ・アルトゥイス(バス・Cl)、アルバン・ウェスリー(Fg)】、エリック・フロイマンス(Tp)

録音:2018年6月28-27日/ルター派教会(ハーレム)
カレファックス・リード五重奏団(カレファックス・リード・クインテット・アムステルダム)の PENTATONEレーベル第 2 弾 “Dido&Aeneazz” が登場。このアルバムはヘンリー・パーセル作曲の歌劇「ディドとエネアス」を当団のラーフ・ヘッケマが再編成し、さらにトランぺッ ト奏者エリック・フロイマンスがコンセプトに合ったアレンジをしている実に興味深い内容で、ディドとエネアス(Dido and Aeneas)にジャズ、カリプソ、 クレズマーの要素をふんだんに取り入れたという意味を込めた造語 Dido&Aeneazzというタイトルが付けられました。
カレファックス・リード五重奏団は「ポップスのメンタリティを備えたアンサンブル」と評され、圧倒的なテクニックから奏でられる見事なアンサンブル で結成時より高い評価を得ており、独 MDGレーベルなどから多くのディスクがリリースされています。リード五重奏は 18 世紀以降の作品が多いため、 当団はオリジナル作品以外も積極的に編曲また委嘱をし、レパートリーを広げてきました。また、ジャズ、ポップスも演奏し国際的な音楽シーンから熱烈 な支持を受けています。PENATATONEレーベル第 1 弾『隠された秘宝』(PTC 5186696)では、ジョスカン・デ・プレの「森のニンフ」、コレッリの「ラ・ フォリア」、オルガンのために書かれたフランクの前奏曲、フーガと変奏曲など、カレファックスの真の実力を示した名演を聴かせてくれました。
オランダを代表するトランぺット奏者エリック・フロイマンスは 2018 年の東京 JAZZ にも出演し多くの観客を魅了したことも記憶に新しいところです。 V-Flowレーベルより『Viento Zonda』(VF 03)、『Levanter』(VF 02)、『Act 2』(VF 01)をリリース。ジャズ、クラシック、ワールド ・ ミュージッ クの境界線を自由に行き来する変幻自在のトランペットの音色が魅力です。 (Ki)

Linn
CKD-602(1CD)
NX-B09
ハイドン:第1アポーニー四重奏曲 Op.71
ハイドン:弦楽四重奏曲第69番変ロ長調 Op.71-1 Hob.III:69
キャプテン・サイモン・フレイザー(1773-1852):The Beauty of the North 美しきスコットランドの北
ニール・ガウ(1727-1807):Miss Dumbreck ミス・ダンブリック(マクスウェル四重奏団編)
ハイドン:弦楽四重奏曲第70番ニ長調 Op.71-2 Hob.III:70
ジェームズ・スコット・スキナー(1843-1927):The Rosebud of Allenvale アレンヴェール墓地の薔薇の蕾
ジョージ・スミス(メンバー):Guardswell and Truly ガーズウェル農場での永遠の誓い
スキナー:The Hurricane ハリケーン(マクスウェル四重奏団編)
ハイドン:弦楽四重奏曲第71番変ホ長調 Op.71-3 Hob.III:71
マクレガー夫人:Griogal Cridhe ‘Gregor’s Lament’ 最愛のグレガー(グレガーの嘆き) (1570年前後)(マクスウェル四重奏団編)
マクスウェルSQ
[コリン・スコビー(Vn)、ジョージ・スミス(Vn)、エリオット・パークス(Va)、ダンカン・ストラチャン(Vc)]

録音:2018年4月11-14日、メニューイン・ホールストーク・ダバノン、サリー、UK
2010年にイギリスで結成され、2017年にトロンヘイム国際室内楽コンクールで聴衆賞を受賞しているマクスウェルSQのデビュー 録音(2016年にアコーディオン奏者のCDにゲスト録音があり)。ハイドンが最初のイギリス旅行からウィーンへ帰った直後に書き始められた「ア ポーニー四重奏曲」の前半3曲(Op.71)に、演奏する彼らはもちろん、作曲者もきっと影響を受けたであろう、故郷スコットランドの伝統音 楽を組み合わせるというオリジナリティ溢れる趣向。サイモン・フレイザー、ニール・ガウ、ジェームズ・スコット・スキナーはいずれもそれぞれの時代 に名を馳せた名フィドル奏者たちであり、最も古い「最愛のグレガー」は、戦争で亡くなった夫にケルトの言葉(ゲール語)で歌われたという美し い哀歌です。ハイドンの3つの四重奏曲では、歓喜が全体を包む第69番、抒情的でロマンティックな第70番、振幅の大きな表情を持つ第 71番という、それぞれの特徴を大きく意識させる快演を披露。若く輝かしい表現と音色を堪能できる一枚です。

MELODIYA
MEL-1002519(3CD)
NX-D05
ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):作品選集

【DISC 1】
ヴァイオリン・ソナチネ Op.46
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.95
無伴奏ヴィオラ・ソナタ 第1番Op.107
【DISC 2】
チェロ・ソナタ第1番ハ長調 Op.21
チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.63
チェロと管弦楽の為の幻想曲 嬰ヘ短調 Op.52
【DISC 3】
弦楽四重奏曲第7番ハ長調 Op.59
トランペット協奏曲 変ロ長調 Op.94
【DISC 1】
アレクセイ・ミフリン(Vn)、
エフゲニア・セイデル(P)
アレクサンドル・ブルシロフスキー(Vn)
フョードル・ドルジーニン(Va)
録音:1966年、1976年
【DISC 2】
アッラ・ヴァシリエヴァ(Vc)
ミェチスワフ・ヴァインベルク(P)
ルドルフ・ヴァルシャイ(指) モスクワ室内O
録音:1977年、1970年
【DISC 3】
ボロディンQ
ティモフェイ・ドクシツェル(Tp)
アリギス・ジュライティス(指)
モスクワPO
録音:1960年、1978年
2019年、生誕100年となるポーランド出身の作曲家ヴァインベルクの、室内楽を中心とした名曲・名演を集めた3枚 組。ナチスを避け1939年以降ソヴィエトで活躍したヴァインベルクは、一般にショスタコーヴィチの影響を強く受けているいといわ れ、交響曲など大規模な作品がよく知られていますが、この作品集を聴けばそれらが一面的であることがよく理解できることで しょう。ユダヤ、ポーランド、そのほかアルメニア音楽や東西の様々な作曲家などの影響も受けつつさらに発展させ、ショスタコー ヴィチが「彼は心臓の血で音楽を書く」と語ったように、明白な主体性で感情をストレートに盛り込みんだ、聴くものに直接語り 掛けてくる音楽を堪能することができます。ボロディン四重奏団などソヴィエト音楽史を彩る名手たちの名が連なるセット。最後 には、巨人ドクシツェルによるトランペット協奏曲も収められているのが嬉しいところです。

ALTO
ALC-1298(1CD)
ボロディン:弦楽四重奏曲第1番イ長調
弦楽四重奏曲第2番ニ長調
ボロディンQ[ロスチスラフ・ドゥビンスキー、ヤロスラフ・アレクサンドロフ(Vn)、ドミトリー・シェバーリン(Va)、ヴァレンチン・ベルリンスキー(Vc) ]

録音:1964年、モスクワ放送スタジオ1、モスクワ、ロシア、ソヴィエト ADD
原盤:Melodiya
ALTO
ALC-1373(1CD)
ラフマニノフ、プロコフィエフ:チェロ・ソナタ&アンコール
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19(a)
 ヴォカリーズ(ロストロポーヴィチ編)(b)
オリエンタル舞曲 Op.2-2(c)
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119(d)
 バレエ「シンデレラ」Op.97A から アダージョ(e)
ポッパー:エルフの踊り(f)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
スヴャトスラフ・リヒテル(P(d))
アレクサンドル・デデューヒン(P(b/c/e))
レフ・オボーリン(P(a))
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ(f))

録音:1950年(d)/1958年(b/e/f)/1959年(c)/1961年(a) ADD
原盤:Polskie Nagrania(a)/Melodiya(b/c/d)/Westminster(e/f)
ALTO
ALC-1391(1CD)
ガスパール・カサド:チェロ作品&編曲集
ガスパール・カサド:無伴奏チェロ組曲+
リスト(カサド編):愛の歌 第3番+
フレスコバルディ(カサド編):トッカータ
カサド:古いスペインの様式によるソナタ*
シューベルト(カサド編):アレグレット・グラツィオーソ*
クープラン(カサド編):パストラル*
カサド:緑の悪魔の踊り+
グラナドス(カサド編):間奏曲(歌劇「ゴイェスカス」より*
カサド:愛の言葉*
ゲオルク・ムッファト(カサド編):アリオーソ
ポッパー:エルフの踊り+
ショパン(カサド編):メヌエット=ワルツ+
マリーナ・タラソヴァ(Vc)
アルセニー・アリストフ(P)+
タチアナ・サドフスカヤ(P)*

録音:2012年/2018年
初出音源

Virtus Classics
VTS-007(1CD)
国内盤仕様
税込定価
R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
瀬ア 明日香 (Vn)
エマニュエル・シュトロッセ (P)

録音:2018年4月25〜27日三重県総合文化センター大ホール
フランクとシュトラウス、2つのソナタの魅力を追って艶やかな美音と深い音楽性で聴衆を魅了する ヴァイオリニスト瀬ア明日香。ヨーロッパで研鑽を積み、幾多のコンクール入賞歴を持つだけでなく、 すでにイザイやサン=サーンスのアルバムをリリース。その煌めく才能を存分に開花させています。今回 彼女が取り組んだのは、フランクとシュトラウスのヴァイオリン・ソナタ。ピアノとの対話が美しいフランク、 若々しい情熱が漲るシュトラウス。どちらの作品も高度な技巧が駆使された名曲であり、瀬アは真 摯、かつひたむきに曲に取り組み、その本質を丁寧に伝えています。

おんがくしつトリオ
ONGKST-2(1CD)
国内盤仕様
税込定価
「ごもくやきそば」
オー・シャンゼリゼ
デカリシモ
「くるみ割り人形」から<トレパック>
Your Song
「動物の謝肉祭」から<フィナーレ>
おんがくしつトリオ
[下中拓哉 (リコーダー)、菅谷詩織 (鍵盤ハーモニカ)、内藤晃 (P)]

録音:2018年3月12日、8月22日 Sala MASAKA
あの日の給食のように懐かしい… ピアニスト・指揮者・作編曲家の内藤晃が発案した「おんがくしつトリオ」。リコーダーに鍵盤ハーモニカという、誰もが音楽の時間 に接した楽器とピアノという組み合わせで、クラシックの音楽を身近に感じさせてくれる彼らのミニアルバム第2弾。現在のメンバー は内藤晃のほか、ブラジルのショーロをこよなく愛する陽気な笛吹き、リコーダー奏者・作編曲家の下中拓哉と、クラシック・ポップ ス・劇伴音楽など、幅広いフィールドで活動中のピアニスト・鍵盤ハーモニカ奏者・作編曲家、菅谷詩織の3人。クラシックの名 曲からエルトン・ジョンまでを収録した楽しい一枚です。
■「おんがくしつトリオ」とは
2015年1月に始動し、「音楽室で使ったあの楽器、実はこんなに面白い!」をコンセプトに、ピアノ・リコーダー・鍵盤ハーモニカ の編成で、上質なアンサンブルを本気で追求しています。楽しいアレンジと演奏がインターネットや口コミで話題を広げ、これまで に北海道から福岡県まで16都道府県で公演やワークショップを開催。札幌コンサートホールKitara、ミューザ川崎シンフォニー ホールなどの全国主要ホールに招かれ、小学校でのスクールコンサートも19校を数えます。


Onyx

ONYX-4196(2CD)
ONYXSET-4196(3LP)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集
チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1/チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2/ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17(チェロ版)/チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69/チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1/チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
レオナルト・エルシェンブロイヒ(Vc)、
アレクセイ・グリニュク(P)
使用楽器:1693年マッテオ・ゴフリラー製の銘器“Ex-Rose-Ex-Piatti”
レオナルト・エルシェンブロイヒは1985年ドイツのフランクフルト生まれ、メニューイン・スクールとケルン音楽アカデミーで学び、BBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティスト、ドイツ公共ラジオ放送局とブレーメン・フィルハーモニック協会のアーティスト・イン・レジデンスに選ばれてきたエリート・チェリスト。 イギリスのONYXレーベルからは、「ラフマニノフ&ショスタコーヴィチ(ONYX 4116)」、「カバレフスキー&プロコフィエフ(ONYX 4122)」、「シュニトケ(ONYX4180)」といったロシアン・アルバムで国際的な高い評価を得、前作「シエクル(ONYX 4173)はフランスをテーマにしたアルバムを発表。そして第5弾となる新録音は、楽聖ベートーヴェンの5つのチェロ・ソナタとチェロ版ホルン・ソナタという重厚なプログラム! これまでアレクセイ・グリニュクとともに、日本公演を含む世界中で演奏してきたベートーヴェンがついに音盤となってリリース。また、エルシェンブロイヒのベートーヴェンといえば、クリストフ・エッシェンバッハとの共演で一躍その名を世界に知らしめたという運命的なレパートリーでもあります。

Skani
SKANI-030(1CD)
琥珀色の真珠〜クラリネットとピアノのための音楽
イェーカブス・メディンシュ(1885−1971):ロマンス
シューマン):幻想小曲集 Op.73
サンタ・ラトニエチェ(1977−):トンボ*
ドビュッシー:第1ラプソディ
ルトスワフスキ(1913−1994):舞踏前奏曲
ヤーニス・メディンシュ(1890−1966):ダイナ(Daina)第6番 嬰ヘ長調
エギールス・シェーフェルス(Cl)、
トムス・オストロフスキス(P)、
エーリクス・キルシュフェルズ(Vc)*

録音:2009年&2011年、ラトビア
エギールス・シェーフェルスは、リガ生まれ、ユールマラ音楽学校と特別音楽学校のエミールス・ダールズィンシュに学び、ヤーゼプス・ヴィートリス・ラトビア音楽アカデミーのギルツ・パージェのクラリネット科を卒業しました。2001年、ユリアーヌ・アンドレヤ国際管楽器コンペティションで第1位。ラトビア国立SOやラトビア室内Oなどのオーケストラを経て、ソリスト、室内楽奏者として活動。デンマークの木管五重奏団「カリオン」のメンバー。

Channel Classics
CCS-41419(1CD)
バルトーク・バウンド Vol.1
バルトーク:弦楽四重奏曲第1番 Op.7(Sz.40)
弦楽四重奏曲第2番Op.17(Sz.67)
弦楽四重奏曲第4番 (Sz.91)
ラガッツェSQ〔ローザ・アルノルト(Vn)、ユアニタ・フリエンス(Vn)、アンネミン・ベルフコッテ(Va)、レベッカ・ヴィセ(Vc)〕
オランダの高音質レーベル、チャンネル・クラシックス(Channel Classics)から世界へ羽ばたいた注目クヮルテット、"ラガッツェSQ"。オランダの才気あふれる女流奏者たちによって結成され、クラシック音楽の境界を乗り越えて様々な分野のアーティストたちとコラボレーションも行い、そのエネルギッシュなパフォーマンス、幅広いレパートリー、魅力的で型にはまらないプログラム、趣向を凝らしたショーで人気を獲得しています。 Channel Classics第5弾となるアルバムは、これまで長い間彼女らを魅了し続けてきたというベーラ・バルトークの弦楽四重奏曲を深く掘り下げ、「バルトーク・バウンド(Bartok Bound)」と名付けたプロジェクトで、全6曲の録音計画がスタート。 神秘的な緊張、愛情溢れるリリシズム、あたたかい弦の響き、挑戦的なテクニック、そして民族舞曲に根ざした爽快なリズムのすべてが揃ったバルトークの弦楽四重奏曲を演奏する魅力的でスリリングな経験を、この「バルトーク・バウンド」を通して伝えます。 ディジパックの美麗なイラストは、ドイツの著名な美術家、オラフ・ハジェックによる作品です。

ABC Classics
ABC-4817164(1CD)
オージー・アルバム
グレインジャー:コロニアル・ソング
スタンホープ:3つのロルカの歌
マーフィー:こま
ヴァイン:ピアノ三重奏曲「ヴィレッジ」
グランデージ:リッチー 〜 イン・メモリアム
ヒンドソン:ラッシュ、1915
ベノー・トリオ〔アミール・ファリド(P)、ラクラン・ブランブル(Vn)、エヴェン・ブランブル(Vn)〕、グレタ・ブラッドマン(S)
2005年にメルボルンで創設されたオーストラリアの室内楽団ベノー・トリオの「オージー・アルバム」は、その名の通り印象的で美しいオーストラリアの近現代曲を集めた作品集。 グレインジャーの「コロニアル・ソング」で始まるこの「オージー・アルバム」は、ほとんどの作品が世界初録音。 スカルソープの「3つのロルカの歌」は、リチャード・ボニングとの共演でも注目を集めるオーストラリアのソプラノ、グレタ・ブラッドマンが参加も要注目のポイントです。

SUPRAPHON
SU-4261(1CD)
木管四重奏によるゴルトベルク変奏曲
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988(木管四重奏版)
組曲第1番 ハ長調 BWV1066(木管四重奏版)
アルンド四重奏団【ヤン・ソーチェク(オーボエ)、ヤン・マフ(Cl)、カレル・ドーナル(バセットホルン)、ヴァーツラフ・ヴォナーシェク(Fg)】

録音:2018年2月14-17日/マルチーネク・スタジオ(プラハ)
言わずと知れたバッハの名ゴルトベルク変奏曲。さまざまな楽器編成による編曲版がリリースされておりますが、当録音はベルリン・フィル、チェコ・フィ ルで活躍する名手が揃ったアルンド四重奏団(オーボエ、クラリネット、バセットホルン、ファゴット)による演奏です。まるでオルガンのさまざまなストッ プを組み合わせたような色彩感豊かな響きを楽しむことができます。また、組曲第1番も注目!快活なテンポと演奏し当作品の新たな魅力を引き出してお ります。
ファゴットのヴァーツラフ・ヴォナーシェク2004年のメルボルン国際ダブル・リード・ソサエティ国際コンクール、2005年のロッズの国際コンクール と相次いで優勝を飾ったことで一躍注目された屈指の実力派。現在ベルリン・フィルのファゴット奏者として活躍しております。  (Ki)

EM Records
EMRCD-042(1CD)
1920年代のチェロの声
エリック・フォッグ:ポエム
ジョン・アイアランド:チェロ・ソナタ
シリル・スコット:ジェントル・メイデン(アイルランド民謡)
フレデリック・オースティン:チェロ・ソナタ
グレヴィル・クック:シー=クルーン
ウィリアム・オルウィン:2つの民謡〔ノルウェー民謡による瞑想曲、フール・バイ・マイ・ビーザムス?)
ベンジャミン・バローズ:ソナティナ
ジョゼフ・スプーナー(Vc)、
レベッカ・オモーディア(P)、
モーリーン・ガレア(P)

録音:2016年12月19日−21日、ターナー・シムズ・コンサート・ホール(サウサンプトン、イギリス)
イギリスの見過ごされてきた作品を発掘するイングリッシュ・ミュージック・フェスティヴァル(English Music Festival)の自主レーベル「EM Records」。 ジョン・アイアランドとフレデリック・オースティンのチェロ・ソナタ他、民謡からの編曲作品含む1920年代イギリスの麗しきチェロ・レパートリー。イギリス・ロマン派、イギリス印象派的な繊細で美しいリリシズムが満載。

TOCCATA
TOCC-0379(1CD)
NX-B03
フェレンツ・ファルカシュ(1905-2000):室内楽作品集 第3集〜フルートを伴う作品集
フルートとピアノのためのソナチネ(1965)
フルートと2台のヴァイオリンのための「セレナード」(1940/1968改訂)
「ティビチニウム」-フルート伴奏による2つの歌曲(A.ケレティ詩)(1960)
フルート,クラリネットとファゴットのための「バガテル」(1992)
フルートのための「アンジェリカへの33のバットゥーレ」(1995)*
歌,フルート,ヴィオラとチェロのための「さすらい人たちへの3つの歌」(1956)
アルト・フルートとピアノのための「瞑想曲」(1990)
フルート,ヴァイオリンとチェロのための「6つのハンガリー民謡集」(1947)
.歌,フルート,チェロとギターのための「ロザリウム」(1933-1976/1982改訂)
フルート,ヴィオラとホルンのための「3つのダンス・パラフレーズ」(1972)
フルートとギターのための「エクローガ-ブラティナータ」(1976-1977)*
フルート,ファゴットとピアノのための「トリゴン」(1988)
アンドラーシュ・アドリアン(Fl)
テュンデ・シャボーキ(S)
ラヨシュ・ロスマン(Cl)
アンドレア・ホルバート(Fg)
ゲルゲリー・コヴァチュ(Hrn)
ギューラ・シュトルラー(Vn)
マルタ・アブラハム(Vn)
ペテル・バルソニー(Va)
ミクローシュ・ペレーニ(Vc)
アンドラーシュ・チャーキ(G)
バラーシュ・ソコライ(P)

録音:2016年4月23-28日
※*以外=世界初録音
TOCCATAレーベルにおけるファルカシュの作品集はこのアルバムが10枚目。今回はフルートを伴う室内楽曲ということで、 ハンガリーを中心とした名演奏家たちが集結(ミクローシュ・ペレーニやバラーシュ・ソコライの名前も含まれる)、ファルカシュ の色彩豊かな作品を盛り上げました。迫力あるリズムや、躍動的で耳当たりの良いメロディなど、ファルカシュの感性の赴くま まに生まれた音楽が息づいています。なかでも舞曲系の作品「6つのハンガリー民謡集」や「3つのダンス・パラフレーズ」など、 素朴なアンサンブルが聴きどころです。
TOCCATA
TOCC-0505(1CD)
NX-B03
アドルフ・トッド(1839-1872):オルガン作品集、他
ルードヴィヒ・トゥイレ(1861-1907):ソナタ イ短調 Op.2(1889)
ライネッケ(1824-1910):オルガン・ソナタ ト短調 Op.284
アドルフ・トッド(1839-1872):幻想曲「輝く暁の星、いと美しきかな」Op.4-クラリネットとオルガンのための「Benedicamus Domino  主を讃えよ」による序奏とフーガ
 ソナタ 変ロ長調 Op.3(1867)
 アンダンテ・レリジオーソ Op.10-ホルンとオルガンのための
アウグスト・ゴットフリート・リッター(1811-1885):オルガン・ソナタ 第3番イ短調 Op.23
ヤン・レートラ(Org=ヘルシンキ、聖ジョン教会)
トゥーリア・ユローネン(Cl)
ペトリ・コムライネン(Hrn)

録音:2011年9月19日、2015年3月6日、2017年6月2日
※世界初録音
このアルバムは4人の作曲家のオルガン作品を紹介しています。そのうちの一人、アドルフ・トッドは33年という短い生涯を送 る中で、最高のオルガニストとして讃えら、れほんの一握りの作品を残しました。彼の作品はこれまでに録音されたことがあり ませんが、リストも賞賛したという腕前の持ち主であり、その作品はドイツ・オルガンの伝統を継承する壮麗な味わいを有して います。他には室内楽作品で知られるトゥイレ、フルート曲で知られるライネッケ、モーツァルトとフンメルの伝統を継ぐリッター の3人の作品を聴くことができます。
TOCCATA
TOCC-0506(1CD)
NX-B03
スティーヴ・エルコック(1957-):室内楽作品集 第1集
クラリネット六重奏曲 Op.11b-クラリネットと弦楽五重奏のための(2001/2014)
弦楽三重奏曲 第1番Op.8b(1998/2016改訂)
The Shed Dances シェド・ダンス Op.26-クラリネットと弦楽三重奏のための(2016)
An Outstretched Hand 広げられた手 Op.24-フルート、クラリネットとピアノ四重奏のための(2015)
ヴェレス・アンサンブル
【メンバー】
ハルトムート・リヒター(Vn)
ラリチァ・ナイデノーヴァ(Va)
エヴァ・ミゼルスカ(Vc)
ダニエル・シャオ(Fl)
ペーター・チグレリス(Cl)
ユーリ・カルニッツ(Vn)
レオン・ボッシュ(Cb)
カタリーナ・アルデレアン(P)

録音:2018年5月21-22日、2018年5月24日
※世界初録音
イギリス生まれのエルコックは、若い頃から音楽を愛好し、アマチュアSOの指揮者として活躍していました。作曲に関 しては全くの独学だったそうですが、BBC放送のプロデューサーを友人に持っていたこともあり、2009年には短い管弦楽作 品を発表、すぐさま作曲家ロビン・ウォーカーの目に留まり、Toccata Classicsの主宰者アンダーソンに紹介されました。エ ルコックの管弦楽作品集はすでにリリースされていますが(TOCC-400)、この室内楽作品集は壮大な管弦楽作品とはまた 違う、ユーモラスな味わいを持つ作品集です。
TOCCATA
TOCC-0507(1CD)
NX-B03
ロナルド・コープ:ロニーからの手紙 サラ・プリング(Ms)
チリンギリアン四重奏団
【メンバー】
レヴォン・チリンギリアン(Vn)
ロナルド・バークス(Vn)
スージー・メシャロス(Va)
スティーヴン・オートン(Vc)
アンドリュー・ブロウネル(P)

録音:2018年5月15-16日
St Silas the Martyr, Kentish
Town, London
※世界初録音
このアルバムの主人公は1878年ベルリン生まれの女性レオニー(ロニー)・ラブル・フレンケル。第二次世界大戦時、アムステ ルダムで「カフェ・ド・パリ」を経営、オランダでのユダヤ人たちの憩いの場となっていましたが、やがてナチスの迫害を受けテレー ジエンシュタットからアウシュヴィッツに送られながらも奇跡的に一命をとりとめました。このアルバムにはイギリスに亡命した彼女 の娘たちへの手紙や、収容所での手紙などを散りばめ、現代作曲家ロナルド・コープが一連の歌曲集として仕上げた作品 が収録されています。現代作品を得意とするチリンギリアン四重奏団の精緻な伴奏が聴きどころです。

Audite
AU-97759(1CD)
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ Op.134
フランチスカ・ピーチ(Vnン/アントニオ・テストーレ制作(1751年製))
ホス・デ・ソラウン(P)

録音:2018年10月1-3日/イエス・キリスト教会(ベルリン・ダーレム)
R.シュトラウスのヴァイオリン・ソナタは1887年に作曲をはじめ翌1888年に完成しました。R.シュトラウスの若々しく溌剌とした無比の美しい作品 です。ヴァイオリン、ピアノともに高度な技術が求められますが、作品の随所で聴くことのできる情熱的な美しい旋律がとても印象的です。スペイン出身の ピアニスト、ホス・デ・ソラウン(第13回ジョルジェ・エネスコ国際ピアノ・コンクールで第1位を受賞)のきらめくピアノも冴えわたります。
ショスタコーヴィチ唯一のヴァイオリン・ソナタは、ダヴィド・オイストラフの60歳の誕生日に捧げられた作品。晩年の作風が簡潔化し、人生の深い 悲劇性と思考の哲学性が追及された時期の傑作です。献呈者オイストラフの芸術にみあう大規模かつ精神の深さにおいて充実したこの作品は、テクニック の面においても最高の難曲として知られます。ピーチは非常に魂のこもった熱演を聴かせてくれます。現在のピーチの充実ぶりを示した注目の録音です! 演奏の素晴らしさに加えて、auditeの社主にしてトーン・マイスターのルトガー・ベッケンホーフ氏による高品位の録音をお楽しみいただけます。 (Ki)

H.M.F
HMM-902403(3CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 vol.2「Revelations(啓示)」
弦楽四重奏曲第2番ト長調 op.18-2
弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 op.74「ハープ」
弦楽四重奏曲第8番ホ短調 op.59-2「ラズモフスキー第2番」
弦楽四重奏曲第9番ハ長調 op.59-3「ラズモフスキー第3番」
弦楽四重奏曲第15番イ短調 op.132
カザルスSQ〔ヴェラ・マルティネス・メーナー(Vn)、アベル・トマス・レアルプ(Vn)、ジョナサン・ブラウン(Va)、アルノー・トマス・レアルプ(Vc)〕

録音:2018年1,2,3&5月、テルデックス・スタジオ(ベルリン)
1997年に結成されたカザルスSQによるベートーヴェン第2弾の登場です。2018年6月には「サントリーホール・チェンバーミュージック・ ガーデン2018」に招かれ、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏会(全6回)を行い、絶賛を博しました。 カザルスSQはいつも一緒でなんでも話し合って決めるそう。作品に取り組む時も皆で同意をしながら進めるほか、ツアー中などでホテルからど こかへ食事に出るのも全員一緒、何を食べるかも皆で決めているということ。そうしたまるで家族のような彼らのあたたかみのあるアンサンブルが織りな すベートーヴェンは、きわめて親密な表情。すべてが自然に流れており、急速な楽章でも一切の乱れのない、きわめて流麗な演奏となっています。op.18 ではヴェラ・マルティネス・メーナーが第 2ヴァイオリン、アベル・トマス・レアルプが第 1ヴァイオリンを務めています。 (Ki)

Capriccio
C-5356(1CD)
NX-B07
ザーラ・レヴィーナ(1906-1976):作品集
ピアノ・ソナタ 第1番(1925)
ヴィオラとピアノのための「詩曲」(1928)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1952)
3つのピアノ小品(1940)
ヴァイオリンとピアノのための
「バシキールの主題による幻想曲」(1942)
チェロとピアノのための「カンツォネッタ」(1943)
ピアノ・ソナタ 第2番(1953)
ヘブライ狂詩曲(1930頃-1975)(K.チェンベルジイによる4手ピアノ編)
マリア・レットベリ(P)
ユーリ・レヴィチ(Vn)
ゲルノット・アドリオン(Va)
リンゲラ・リームケ(Vc)
カーティア・チェンベルジイ(P)

録音:2018年4月16-18日ベルリン
ザーラ・レヴィーナは1906年、ウクライナのアレクサンドロフスク(現ザポリージャ)に生まれた女性ピアニスト、作曲家。 RAPM(ロシア・プロレタリア音楽家同盟)による思想的な迫害を受けただけでなく、生涯に2度の世界大戦とロシア革 命を経験、祖国の崩壊と再建を目の当たりにするなど、波乱の人生を送った彼女ですが、生涯独自の作風を探求し、 多くの演奏家や作曲家たちから尊敬を集めました。2017年リリースの「ピアノ協奏曲集」(C5269)はグラミー賞にノ ミネートされるなど高く評価されていますが、今作は室内楽作品集。ロシアとドイツの伝統を受け継ぐ多彩なソナタや小 品を、レヴィーナの良き理解者であるピアニスト、レットベリを中心に親密なアンサンブルでお楽しみいただけます。

BONGIOVANNI
GB-5201(1CD)
ヴァイオリンとピアノによるタンゴ・アルバム
カルロス・ガルデル:El dia que me quieras
セバスティアン・イラディエル:La paloma
ヤコブ・ゲーゼ:Celos - Gelosia
ピアソラ:Chiquilin de Bachin
アンヘル・ビジョルド:El choclo
ピアソラ:Adios Nonino
ブルーノ・ツァンニ:Nostalgia
ヘラルド・マトス・ロドリゲス:La cumparsita
フアン・デ・ディオス・フィリベルト:Caminito
セバスティアン・ピアニャ:Milonga sentimental
カルロス・ガルデル:Por una cabeza
ピアソラ:Oblivion
ピアソラ:Libertango
アンジェラ・パルフラーダー(Vn)
ラファエッラ・ツァンニ(P)

録音:2018年4月
ヴァイオリンとピアノで奏でるタンゴ・アルバム。クラシックやジャズの要素も含むクロスオーバー的内容です。 (Ki)

REFERENCE
RR-143(1CD)
A OSF JOURNEY
Tango Eight(コーエン)
Fiesta! (リプスキー)
Tango Carnevale (コーエン)
Francini (コーエン)
Rhapsody in Bluegrass (ガーシュウィン/コーエン編)
La Heroina (コーエン)
How Sweet the Sound (コーエン)
Federico(ソッリマ)
Al Colon (コーエン)
Jasmine Flower / Beautiful Scenery of Wuxi (中国民謡/コーエン編)
Toroi-Bandi (Arr. J. Cohen for String Quartet) (モンゴル民謡/コーエン編)
Jambo (Arr. J. Cohen for String Quartet) (アフリカ民謡/コーエン編)
カルテット・サンフランシスコ
[ジェレミー・コーエン(Vn)
ジョセフ・クリスチャンソン(Vn)
チャド・カルティンガー(Va)
アンドレアス・ヴェラ(Vc)]

録音:2018年5月14-16日、カリフォルニア、スカイウォーカー・サウンド
ヴァイオリンのジェレミー・コーエン率いるカルテット・サンフランシスコの新譜が発売されます。カルテット・サンフランシスコは、グラミー賞に5 度ノミネー トされるなどアメリカで特に注目度が高く、クラシック音楽をベースとし、タンゴ、ロック、ジャズ、ブルース、ポップスまで幅広いジャンルを取り入れた演奏を 行うクロスオーバーのスペシャリストたちです。中でもタンゴに力をいれており、2004年にはニューヨーク・タンゴ・コンクールで優秀賞受賞しています。 このアルバムは、もうすぐ20周年を迎えるカルテットのこれまでの道のりをたどるように、タンゴをはじめ、中国、モンゴル、アフリカの民俗音楽など様々なス タイルの音楽を取り上げています。 (Ki)

PAN CLASSICS
PC-10399(1CD)
バルトーク:2つのヴァイオリンのための44の二重奏曲 Sz.98 BB104
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのためのソナタ ヘ長調 RV70
エンリコ・オノフリ(Vn)
リナ・トゥール・ボネ(Vn)

録音:2018年4月/イタリア
大御所オノフリと気鋭ボネ、大人気奏者ふたりのデュオ・アルバムが登場。古楽ヴァイオリン・ファンには狂喜の1枚と言えます。曲がまた一癖あり、なんとバルトー クを披露!使用楽器にもこだわり、挑戦的な1枚が完成しました。ぜひご注目ください。
1920、30年代はE線がスチール弦、A線とD線が生ガット弦、G線はガットの巻き弦という組み合わせが一般的でした。また、1932年に撮られたハンガリー のSQの写真では、E線がスチール弦、A線が生ガット弦、D線とG線はガットの巻き弦となっているヴァイオリンも見られます。スチールとガットの 組み合わせが生む音質がこの時代の特色。当盤のふたりのヴァイオリンもこの組み合わせによっていて、特にスチール弦のE線が効果的に響きます。
ドイツのヴァイオリン奏者、教育者であったエーリヒ・ドフライン氏にピアノ曲集『子供のために』の編曲を依頼されたバルトークは、代わりに新曲を作曲しま す。そして生まれたのが1931年に書かれた『44の二重奏曲』。東欧の民謡を素材としており、旋法によるシンプルな歌が音楽の核。教育目的ということもあり 概ね平易な技巧で書かれていますが、ふたつの旋律が同格に扱われパズルのようにリズムが絡み合い、勘所では打楽器的な効果や重音奏法も見られます。バルトー ク版「2声インヴェンション」を思わせる小宇宙、聴き込むほどに創意にあふれた刺激的な音楽です。
ヴィヴァルディのRV70はトリオ・ソナタですが、通奏低音を省いて2本のヴァイオリンのみでも演奏可能、という楽曲。急緩急の3楽章構成で、技巧的で 華やかな掛け合いが散りばめられた協奏的な作品です。バルトークのデュオと近似性もあり、セットで聴くと新鮮。

Goodies
78CDR-3753(1CDR)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番ヘ長調Op.59-1「ラズモフスキー第1番」 レナーSQ
[イェノ・レナー(Vn1)
ヨーゼフ・スミロヴィッツ(Vn2)
シャーンドル・ロート(Va)
イムレ・ハルトマン(Vc)]

英 COLUMBIA L1837/41
1926年10月29日&1927年3月2日録音
レナーSQは1918年にハンガリーのブダペストで結成された。メンバー 全員がブダペスト音楽院出身。リーダーのイェノ・レナー(1894-1948)、第2ヴァ イオリンのヨーゼフ・スミロヴィッツとヴィオラのシャーンドル・ロートがイェ ノ・フバイ(1858-1937)の弟子、チェロのイムレ・ハルトマンがダヴィド・ポッパ ー(1843-1913)に師事した。4人はブダペスト・オペラの楽員だったが、1918年の ハンガリー革命を機にSQを結成した。2年に渡って田舎の村にこもって 練習を積んだ後、1920年にウィーンでデビューした。そこに居合わせた作曲家の ラヴェルが演奏に感動し、彼らをパリに招いた。公演はセンセーショ ナルの成功を収めた。その後1922年にロンドン、1929年にアメリカにデビューし た。1927年のベートーヴェン没後100年を記念して16曲の弦楽四重奏曲中11曲 (SPレコード40枚)をイギリス・コロンビアに録音した。これはその中の一曲。 復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型 カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。(グッディーズ)
Goodies
78CDR-3754(1CDR)
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲イ長調 Op.81 オルガ・レーザー=レーベルト(P)
レナーSQ
[イェノ・レナー(Vn1)
ヨーゼフ・スミロヴィッツ(Vn2)
シャーンドル・ロート(Va)
イムレ・ハルトマン(Vc)]

英 COLUMBIA LX150/53
1930年10月1-2日ロンドン録音
ピアニストのオルガ・レーザー=レーベルト夫人とレナーSQはピアノ 五重奏曲の録音を4曲残しています。1番目は1923年11月8日にラッパ吹き込みでフラ ンク:ピアノ五重奏曲ヘ短調 - 第2楽章(英COLUMBIA L1620)、2番目が1927年3月4日 に録音されたブラームス:ピアノ五重奏曲ヘ短調作品34(英COLUMBIA L2040/4)、 3番目が1930年10月1-日録音のこのドヴォルザーク、4番目が1933年3月9&13日録 音のシューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調作品44(英COLUMBIA LX266/9)です。 このピアニストの経歴は不詳だが、この名四重奏団と完全に同化した演奏は見事。 また不思議なことにソロのレコーディングは残っていない。レナーSQ は1922年にロンドン・デビュー。すぐにイギリスCOLUMBIAの専属アーティストと なり、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の全曲録音を1938年に完成させた。また売 り上げは合計100万枚を記録した。 復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型 カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。(グッディーズ)

MSR
MS-1668(1CD)
アリッサ・モリス:オーボエのための室内楽作品集
子供たちはどこから来たのか?(4 曲)(2013)
海岸の万華鏡(3 曲)(2013)
衝突練習曲集(2017)(全6 曲)
動き(2010)(全4 曲)
アリッサ・モリス(Ob)
クリスティーナ・ハーン(P)
エリザベス・ダーリング(Fl)
アンドレア・ヴォス=ロシュフォール(Cl)
ジェシカ・フィンドリー・ヤング(Fg)

録音:2017年5月8-9,25-26日 シンシナティ
オーボエ奏者アリッサ・モリスの自作自演。アリッサ・モリスは現在、米国,カンザス州トピーカ のトピーカSOの首席オーボエ奏者を務めており、またソリストとして欧米各地で活躍して います。同時に作曲活動も盛んで、この CD に収録されているのはここ十年ほどの作品ばかり、 いずれも世界初録音です。
MSR
MS-1674(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第 6 番変ホ長調 Op.70-2
ウィリアム・ボルコム(1938-):ピアノ三重奏曲
ブラームス:ピアノ三重奏曲第 3 番ハ短調 Op.101
デルフィ・トリオ:
【リアナ・ベルベ(Vn)
ミシェル・クォン(Vc)
ジェフリー・ラデュー(P)】

録音:2017年12月19-21日 オレゴン州アシュランド
米国のピアノ三重奏団、デルフィ・トリオのおそらく初 CD。三人は出身校は別々だが、サンフ ランシスコ音楽院の室内楽過程で出会いデルフィ・トリオを結成した。いかにも若々しい果敢で 清清しい演奏を繰り広げています。ウィリアム・ボルコム(1938-)のピアノ三重奏曲は世界初録音。
MSR
MS-1682(1CD)
ヴァイオリンとハープのための作品集
ドニゼッティ:ヴァイオリンとハープのためのソナタ ト長調
シャポシニコフ :ヴァイオリンとハープのためのソナタ ニ短調
ホヴァネス:ヴァイオリンとハープのためのソナタ Op.406
ラサラ:羊飼いコヤの詩
ボレン:典礼舞踊からの章
サン=サーンス:ヴァイオリンとハープのための幻想曲 Op.124
オーロラ・デュオ:
【ドンナ・フェアバンクス(Vn)
リサ・リッティング(Hp)】

録音:1996年3月13,25日,6月15日,8月10日,11月26日,1997年1月3日
ヴァイオリンとハープのデュオ、オーロラ・デュオのMSR への2 枚目のCD。1 枚目は近代も のを中心とした「メロディ」(MS 1332)だった。この2 枚目のCD は20 年以上前、4-TAY という レーベルから発売された彼女たちのデビューCD の再発売。たいへん意欲的な選曲で、ホヴァ ネスとボレンの作品は世界初録音、またシャポシニコフの作品はヴァイオリンとハープによる初 録音だった。とにかく美しい音楽ばかりで、気持ちよく1 枚聞き通してしまう。

APARTE
AP-198(1CD)
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49
ピアノ三重奏曲第2番ハ短調Op.66
トリオ・メトラル【ジョゼフ・メトラル(Vn)、ジュスティーヌ・メトラル(Vc)、ヴィクトル・メトラル(P)】

録音:2018年4-5月/リトル・トリベカ(パリ)
トリオ・メトラルは、フランスの若い三兄弟によるピアノ三重奏団。長兄のジョゼフはパリ音楽院でオリヴィエ・シャルリエに師事。妹の同院でジュスティーヌはチェ ロをラファエル・ピドゥー、ラファエル・メルランに、弟のヴィクトルも同院でピアノをケフェレック、ダルベルトに学び、さらにチッコリーニ、プレスラー、ペヌティ エの教えも受けたサラブレッドたち。正確な技巧に加え、フレッシュな感性による清潔な演奏を聴かせてくれます。 (Ki)
APARTE
AP-188(1CD)
ベルク:叙情組曲
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調D810「死と乙女」
ノーブス・クァルテット【キム・ジョエン、キム・ヨンウク(Vn)、キム・キュユン(Va)、ムン・ウンフィ(Vc)】

録音:2017年9月/リトル・トリベカ(パリ)
2007年韓国芸術総合学校の学生たちにより結成されたノーブス・クァルテット。クリストフ・ポッペンに師事し、2014年に国際モーツァルト・コンクールで 優勝しました。韓流スターと見まごう4名から成りますが、演奏はいたって辛口で真摯。死の匂いのする2篇を驚くべき緊張感と集中力で聴かせてくれます。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4258(1CD)
ツェムリンスキー:ピアノ三重奏曲ニ短調Op.3
ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲第1番ト短調
アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.32
スメタナ・トリオ【イトカ・チェホヴァー(P)、ラディム・クレスタ(Vn)、ヤン・パーレニーチェク(Vc)】

録音:2018年10月23-25日、2018年12月8, 9, 13日/マルティーネク・スタジオ(プラハ)
ヨゼフ・スーク・ピアノ四重奏団のヴァイオリニスト、ラディム・クレスタを迎えた新生スメタナ・トリオの最新盤。1890年代に作られた3篇のピアノ三重奏 曲に挑戦しています。ツェムリンスキー25歳の若書き三重奏曲は、もともとクラリネット、チェロ、ピアノのために書かれましたが、需要を鑑みてクラリネット・ パートをヴァイオリンでも演奏可としています。ある作曲コンクールで入選し、審査員だったブラームスの推薦で出版されたとされますが、内容的にもブラームス の影響の濃い、美しい作品。アレンスキーの名作三重奏曲は悠然としたテンポによる大きな演奏で、たっぷり歌い込んでいるのが非常に魅力的。スメタナのピア ノ曲で名手ぶりを発揮したチェホヴァーの切れ味よさも注目。全体に若々しさにあふれるアルバムとなっています。

ATMA
ACD2-2774(1CD)
ジョン・ゾーン(1953-):弦楽四重奏曲集
Cat O’Nine Tails(1988)
The Dead Man(1990)
Memento Mori(1992)
Kol Nidre(1996)
モリナーリSQ

録音:2018年10月/ケベック
クラシックというよりジャズやアヴァンギャルドの音楽家として有名なジョン・ゾーンが書いた弦楽四重奏曲。かつてクロノス・カルテットの録音がありました。 音楽は超前衛ですのでご注意を。ギイイィイ…と軋み、不協和音を叩きつけ、ふわっと調性のあるコードを浮かばせたかと思えば、またガリガリと身を削るような 音を楽器から引き出す。この緊張感、今なお斬新で強烈な音楽!現代の奏者による渾身の演奏でお聴きください。 (Ki)

Harp&Company
CD-5050-41(1CD)
シーガル:ハープのための室内楽作品集
ハープ,クラリネットと弦楽五重奏のためのコンチェルティーノ
ハープとチェロのためのソナタ
ハープとクラリネットのための対話
ハープとヴァイオリンのための映像
子守歌/バラード
ハープ,オーボエと弦楽五重奏のための組曲
ラシェル・タリトマン(Hp)、
ジャン=マルク・フェサール(Cl)、
アドリアン・エブレ(Ob)、
アンサンブル・メンデルスゾーン
ウクライナ出身のイスラエルの女流作曲家、アンナ・シーガルのハープのための室内楽作品集。ウクライナのキエフ音楽院、イスラエルのエルサレム音楽アカデミーで作曲を学び、その作品はリオール・シャンバダール&ベルリンSOをはじめとする世界各地のオーケストラやソリストによって取り上げられています。全曲世界初録音となる収録7作品は、全てラシェル・タリトマンのために作曲されました。

Prima Facie
PFCD-051(1CD)
ヘスケス:明るい陸地、教訓、IMMH、根付
コーストン:悲歌、狩猟と流血の儀式、
 ノン・ミ・コンポルト・メイル、眠り、夜の小品
コンティヌーム・アンサンブル、
メアリー・ベヴァン(S)、
タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn)、ダグラス・フィンチ(P)、リサ・ネルセン(Fl)、ジョゼフ・スプーナー(Vc)、
フィリップ・ヘッドラム(指)

録音:2016年、イギリス
「マスク」をはじめとする吹奏楽作品の作曲家としても知られるケネス・ヘスケス(1968−)と、王立音楽大学のガムラン・プログラムの設立者でもあるリチャード・コーストン(1971−)の室内楽作品集。メアリー・ベヴァン、タムシン・ウェーリー=コーエンなど、豪華なゲストプレーヤーの面々に目を引かれます。

Signum Classics
SIGCD-559(1CD)
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲集 Vol.2
弦楽四重奏曲第2番イ長調 Op.68/弦楽四重奏曲第1番ハ長調 Op.49/弦楽四重奏曲第7番嬰ヘ短調 Op.108
カルドゥッチSQ
録音:2017年6月12日−14日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)
ブラームス(SIGCD-448)やモーツァルト(SIGCD-552)で天才クラリネット奏者ジュリア・ブリスと共演し話題を呼んだカルドゥッチSQ。
2015年には作曲家の没後40周年を記念して、ワシントンDC、ロンドン、オックスフォード、カーディフ、ボゴタ(スペイン)などでショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全曲演奏会を成功させてきた実力者たちによるショスタコーヴィチ・プロジェクト。第4番、第8番、第11番を収録したSIGCD-418に続く第2弾。

RUBICON
RCD-1039(1CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第32番ハ長調 Op.20-2, Hob.III-32
弦楽四重奏曲第58番ハ長調 Op.54-2, Hob.III-57
弦楽四重奏曲第66番ト長調 Op.64-4, Hob.III-66
ジュビリーSQ
Violin I Tereza Privratska
Violin II Julia Loucks
Viola Lorena Canto Wolteche
Cello Toby White

録音:2018年8月2日−6日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
次代を担う才能あふれる若きアーティストたちのための"クリエイティヴ・ホーム" 「Rubicon」。2006年にロンドンの王立音楽アカデミーで結成された気鋭のクァルテット、ジュビリーSQのデビュー・アルバムが登場。 グループ名はメンバーが住んでいたロンドンの地下鉄「ジュビリー線」から付けられており、ヴァル・ティドーネ(2010年第1位)、セント・マーティン(2013年第1位)、カロル・シマノフスキ(2014年第2位)、トロンハイム(2013年第3位)などの国際コンクールで入賞。シュカンパ、ウィハン、チリンギリアンなどの名アンサンブルのマスタークラスに参加し、2018-2019年はロイヤル・バーミンガム音楽院のアソシエイトSQとして、オリヴァー・ヴィレ(クスSQのヴァイオリニスト)とともに研鑽を積んでいる彼らが、革新、ドラマ、幅広い感情で溢れたハイドンの弦楽四重奏曲集で堂々たるデビューを果たします。

Sterling
CDA-1829-2(1CDR)
イェイエル&ランデル:弦楽四重奏集
エーリク・グスタフ・イェイエル:弦楽四重奏曲第2番 変ロ長調
アンドレーアス・ランデル:弦楽四重奏曲 へ短調
ノルショーピングQ〔ジョージ・レイモンド(Vn)、シーロルド・ランドストレム(Vn)、アロイス・シェンプニ(Va)、トゥーレ・シュンデル(Vc)〕

録音:1977年5月9日、スウェーデン放送局(ストックホルム)
ノルショーピング四重奏団は、1934年、ノルショーピングSOのメンバーにより結成され、途中メンバーが交替しながら1975年まで活動を続けました。トゥーレ・シュンデルが創設以来チェロを担当、1956年から解散まで、オーケストラの第1コンサートマスターのジョージ・レイモンドが第1ヴァイオリンを受け持ちました。スウェーデンの作品とコンテンポラリー作品を中心に演奏、リゲティの弦楽四重奏曲の一作をスウェーデン初演しています。1977年5月、スウェーデン放送のために彼らが録音したスウェーデン・ロマンティシズム時代の2つの作品。エーリク・グスタフ・イェイエル(1783−1847)は、国会議員、雑誌の編集者など多面的に活動。作曲家としては 「小さな炭焼き」 や 「夜空」といった歌曲(Musica Sveciae MSCD519)の作者として知られ、2曲の弦楽四重奏曲とヴァイオリン・ソナタ、ピアノ五重奏曲、ピアノ四重奏曲などの室内楽曲を残しました。アンドレーアス・ランデル(1806−1864)は、オスカル王子の助力を得てパリでヴァイオリンを学び、1828年からストックホルムの王立Oで演奏、1861年から1864年までコンサートマスターを務めました。劇のための音楽、フランス・ヴィルトゥオーゾ・スタイルのヴァイオリン協奏曲3曲、ハイドンの後期とベートーヴェンの初期のスタイルの室内楽曲、男声合唱曲、ロマンティックなスタイルの歌曲とロマンスを作曲。3曲の弦楽四重奏曲のうちへ短調の作品は、彼の代表作のひとつとみなされ、ウプサラ・チェンバー・ソロイスツによる録音(MSCD522)が「スウェーデン音楽アンソロジー」のシリーズに収められています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Nimbus
NI-5972(1CDR)
ブラームス:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
ソナタ断章(スケルツォ)
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)、
ジョン・ヨーク(P)

録音:2017年9月28日−29日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
ニンバス(Nimbus)が誇るいぶし銀の名コンビ、ラファエル・ウォルフィッシュとジョン・ヨークのブラームス・プロジェクトがスタート!2巻にわたり、チェロ・ソナタ、クラリネット・ソナタ(ヴィオラ・ソナタ)、ヴァイオリン・ソナタ第1番を取り上げる予定となっています。
第1弾は名作中の名作、2曲のチェロ・ソナタとソナタ断章(スケルツォ)のカップリング。絶妙のコンビネーションと安定感を感じさせる堂に入った演奏は、長年にわたってコンビを組んできた名手たちの熟練のなせる業と言えるでしょう。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Nimbus Alliance
NI-6378(1CDR)
ザクロの木(編曲:コスモス・アンサンブル)
ギリシャ民謡:アイズ・ライク・ユアーズ
アンステー:バーニング・ストーンズ
アル・モウソリ:ナツメヤシ
ロシア民謡:黒い瞳
ルーマニア民謡:ジャンパラレ・ア・ラ・コスモス
パガニーニ:コサニーニ
アル・マスリー:ランマ・バダ
ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
ベイ:ロンガ
ペテルスブルスキ:ポーランドのタンゴ
伝承曲:ウクライナ舞曲
ピアソラ:リベルクレツァンゴ
コスモス・アンサンブル〔ハリエット・マッケンジー(Vn)、メグ・ハミルトン(Va)、ミロシュ・ミリヴォイェヴィチ(アコーディオン)、シャーリー・スマート(Vc)、ヴァシリス・サリキス(打楽器)〕

録音:2011年1月&3月、ポットン・ホール(イギリス)
ニンバス(Nimbus)がプッシュしているイギリスの若手女流ヴァオリニスト、ハリエット・マッケンジーが率いるクロスオーヴァー系アンサンブル、コスモス・アンサンブルが繰り広げる越境系プログラム!
クラシック、ジャズ、ジプシー・ヴァイオリン、クレズマー音楽、アラブとトルコの即興、熱狂のタンゴ、ギリシャの旋律、さらにはパガニーニやヴォーン・ウィリアムズの作品のアレンジなど、様々な作風、音楽が時代やジャンルを超越して1つのプログラムに!越境系プログラムがお好きな方に特にオススメしたいタイトルです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Nimbus Alliance
NI-6376(1CDR)
スメタナ、ドヴォルザーク、ヤナーチェク:弦楽四重奏曲集
スメタナ:弦楽四重奏曲第2番ニ短調
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.51
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「内緒の手紙」
ウィハンSQ

録音:2018年4月&6月、プラハ
1985年に結成され、1991年のロンドン国際弦楽四重奏コンクールで第1位を受賞。幅広いレパートリーに定評があるチェコの実力派クヮルテット、ウィハンSQ。1995年の初来日以来、度々来日公演を重ね日本でも人気を誇るウィハンSQによる新たなチェコ・プログラム。ドヴォルザーク、スーク、ヤナーチェクを収録した前作(NI 6322)に引き続き、スメタナ、ドヴォルザーク、ヤナーチェクの濃密なるチェコ・サウンドを繰り広げます。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
Nimbus Alliance
NI-6379(1CDR)
ブラックフォード:弦楽四重奏のための「7つの北斎の小品」
メゾ・ソプラノ,クラリネットと弦楽四重奏のための「5つのナイドゥの歌」
グラニー・チャンの龍の歌
ソレム・クヮルテット、ロザンナ・クーパー(Ms)、
デイヴィッド・キャンベル(Cl)、
フィンチリー・チルドレン・ミュージック・グループ、
ロナルド・コープ(P)、
アレックス・ウェルズ(P)、
リチャード・ブラックフォード(指)

録音:1981年、2017年、2018年
「グレート・アニマル・オーケストラ」やサン=サーンスの「動物の謝肉祭」の新編曲などの意欲作を続々と世に送り出しているイギリスの作曲家、リチャード・ブラックフォードの最新作は「アジア」をテーマとした作品集。
「7つの北斎の小品」はその名の通り、ドビュッシーをも魅了した葛飾北斎の浮世絵からインスピレーションを得て書かれた7曲からなる弦楽四重奏のための作品です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Diapason
DIAP-111(1CD)
バッハ:トリオ・ソナタ集 BWV.525-530

(1)トリオ・ソナタ第5番ハ長調 BWV.529

(2)トリオ・ソナタ第4番ホ短調 BWV.528

(3)トリオ・ソナタ第1番変ホ長調 BWV.525

(4)トリオ・ソナタ第2番ハ短調 BWV.526

(4)トリオ・ソナタ第3番ニ短調 BWV.527

(6)トリオ・ソナタ第6番ト長調 BWV.530

(7)トリオ・ソナタ第5番ハ長調 BWV.529より ラルゴ
(1)ロレンツォ・ギエルミ(オルガン/アーレント1991年製)
録音:1993年、サン・シンプリチャーノ教会(ミラノ)
(2)ロンドン・バロック〔イングリッド・ザイフェルト(Vn)、リチャード・グウィルト(Va)、テレンス・チャールストン(Org)、チャールズ・メドラム(Vc)〕
録音:2001年
(3)アンドレ・イゾワール(オルガン/ヴェステンフェルダー1977年製)
録音:1979年、エシュ=シュル=アルゼット(ルクセンブルク)
(4)フロリレジウム〔アシュリー・ソロモン(Fl)、ロドルフォ・リヒター(Vn)、ジェームズ・ジョンストン(クラヴサン)、市瀬礼子(ヴィオール)、エリジオ・キンテイロ(Lute)〕
録音:2007年
(4)ベンジャミン・リゲッティ(オルガン/フェルベルク1997年製)
録音:2009年、サン=レジエ、ラ・シエサ(スイス)
(6)ル・プティ・コンセール・バロック、シャニ&ナージャ・ソルニエ(クラヴサン)
録音:2012年
(7)ソフィー・ゲント(Vn)、スキップ・センペ(クラヴサン)
1727年から1732年にかけて作曲されたバッハの「トリオ・ソナタ」6曲それぞれの名演奏をフランスのディアパゾン誌が選出!ギエルミやイゾワール、リゲッティといった名オルガニストたち、そして世界有数のピリオド・アンサンブルであるフロリレジウムやロンドン・バロック、ル・プティ・コンセール・バロックの演奏など、バラエティ豊かな組み合わせはこのレーベルならではの魅力です。

Diapason
DIAP-036(1CD)
ドビュッシー:弦楽四重奏曲、歌曲、ピアノ作品集

(1)弦楽四重奏曲ト短調 Op.10
(2)ビリティスの3つの歌
(3)ピアノのために
(4)華やかな宴第1集
(5)ベルガマスク組曲
(6)恋人たちの散歩道
(1)ブダペストSQ
録音:1957年
(2)シュザンヌ・ダンコ(S)、グイド・アゴスティ(P)
録音:1950年
(3)モニク・アース(P)
録音:1957年
(4)シュザンヌ・ダンコ(S)、グイド・アゴスティ(P)
録音:1954年
(5)フリードリヒ・グルダ(P)
録音:1957年
(6)シュザンヌ・ダンコ(S)、グイド・アゴスティ(P)
録音:1950年
ディアパゾン誌の「ドビュッシー作品集」は、ブダペストSQの弦楽四重奏曲、シュザンヌ・ダンコが歌う歌曲、モニク・アースとフリードリヒ・グルダが弾くピアノ作品を組み合わせたフランスのエスプリ漂うプログラム。フランスの音楽雑誌、レーベルならではの美しいアルバムです。

EM Records
EMRCD-043(1CD)
縦糸と横糸〜イギリスの2台ヴァイオリンのための作品集
レベッカ・クラーク:2台のヴァイオリンとピアノための組曲
ポール・パターソン:2台のヴァイオリンとピアノためのアリュージョンズ・トリオ(世界初録音)
ゴードン・ジェイコブ:2台のヴァイオリンのための4つのバガテル(世界初録音)
アーネスト・ジョン・モーラン:2台のヴァイオリンのためのソナタ
アラン・ロースソーン:2台のヴァイオリンのための主題と変奏
小町碧(Vn)、
ソフィー・ローザ(Vn)、
サイモン・キャラハン(P)

録音:2016年12月12日−13日、福音史家聖ヨハネ教会(イフリー・ロード、オックスフォード)
イギリスの見過ごされてきた作品を発掘するイングリッシュ・ミュージック・フェスティヴァル(English Music Festival)の自主レーベル「EM Records」から、ロンドン在住、イギリス音楽のスペシャリストとして活躍するヴァイオリニスト、小町碧のレコーディングが登場!
2011年のマンチェスター国際ヴァイオリン・コンクールで第2位&聴衆賞を受賞しChamps Hill Recordsからフランク&ラヴェルのヴァイオリン・ソナタ集(CHRCD 123)でデビューしたソフィー・ローザ、小町碧とコンサートやレコーディングで度々共演し、知られざるイギリス音楽の伝道者として活動するサイモン・キャラハンとの共演。20世紀と21世紀のイギリスで作曲された2台のヴァイオリンのための魅力的な作品を収録。まるで織物の縦糸と横糸(Warp and Weft)のように織り合うヴァイオリンの旋律。技巧的でありながら、イギリス民謡の要素や「歌」を最大限に表現したアルバムです。

Alba
ABCD-434(1CD)
メンデルスゾーン:チェロ作品集
チェロ・ソナタ第2番ニ長調 Op.58 no.2 MWV Q32(1843)
協奏的変奏曲 Op.17 MWV Q19(1829)
アルバムのページ ロ短調 MWV Q25(1835)
チェロ・ソナタ第1番変ロ長調 Op.58 no.1 MWV Q27(1838)
無言歌ニ長調 Op.109 MWV Q34(1845)
グアダルーペ・ロペス=イニゲス(Vc)
オルガ・アンドリュシュチェンコ(P)
[楽器 Cello: Claude Pieray(Paris 1725)、Piano: Erard(Paris 1862)]

録音:2018年8月16日-17日、9月1日-2日 ニュー・パヴィリオン(カウニアイネン、フィンランド)
ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーを拠点に活動するスペインのチェリスト、グアダルーペ・ロペス=イニゲス(1983-)は、バロック・チェロによる『ガ ブリエッリ、スカルラッティ チェロのための作品全集』(ABCD412)でアルバム・デビュー。作品の要素を深く掘り下げた演奏が高く評価されました。好評を 受けて制作された第2作アルバムでは、前作と同じクロード・ピエレーが1725年に製作したチェロでロマンティックな音楽、メンデルスゾーンの作品を演奏し ています。共演者のオルガ・アンドリュシュチェンコ(1978-)は、モスクワ生まれ。モスクワ音楽院を卒業後、ケルンの音楽大学でアルボ・ヴァルドマ、ハノーファー 音楽大学でヴラディーミル・クライネフに学び、ドイツを本拠に活動しています。豊かで温かい雰囲気を求め、バロック・チェロと調和する響きの1862年製作 のエラール・ピアノが録音に使われました。カウニアイネン市のホール「ニュー・パヴィリオン」 (Ki)

Challenge Classics
CC-72805(1CD)
ラダメス・ニャターリ:古風な組曲より アリア / Flor da noite / Poema / Canhoto* / Negaceando* / ヴァイオリン・ソナタ /Violino / Perfumosa* / Uma rosa para o Pixinguinha / Maneirando* / Pretenciosa*
ヴィラ=ロボス:Improviso No.7 / O canto do cisne negro
ルイス・ハベーロ(P)
フロール・ブラーム(Vn)
*=ピアノ独奏

録音:2018年5月22・23日/スキーダム
ラダメス・ニャターリはブラジルの音楽家。リオ・デ・ジャネイロの国立放送Oの指揮者として、作編曲家としてポピュラーとクラシック双方の分野で活 躍しました。このアルバムは彼のヴァイオリンとピアノのための作品を網羅した初のディスク。ブラジルのクラシック音楽を得意とする演奏家による秀演です。 (Ki)

KAIROS
0015031KAI(1CD)
NX-B09
エーファ・ライター(1976-):作品集
1.Noch sind wir ein Wort…(2016)
コントラバスリコーダー,コントラバス,奏者たちの合唱とエレクトロニクス
commissioned by the Klangforum Wien
(realized through the Erste Bank Kompositionspreis 2016)
2.Masque de Fer (2017)
声,フルート,ダン・バウ,ヴィオラとパーカッションのための
3.Allemande multiplee (2017)
ヴァイオリンとペダル・ボードのための
4.Irrlicht (2012)
フルート,トランペット,トロンボーン,パーカッション,ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロ,コントラバスとエレクトロニクスのための
5.In groben Zugen(2014)
弦楽四重奏とトランスデューサのための
6.Konter(2009)
コントラバスフルートとエレクトロニクスのための
クラングフォルム・ウィーン(アンサンブル)

録音:2016年11月 Mozartsaal, Wiener Konzerthaus, Austria
…1
2017年8月 Studio Multiple Me, Vienna, Austria…2
2017年6月 Ulrichskirchen…3
2012年12月 Studio Multiple Me, Vienna, Austria…4
2017年11月 Festival Rainy Days, Luxemburg…5
2017年11月 Studio Alex Fostier, Brussels, Belgium…6
2016年、ドイツの権威ある賞“Erste Bank Kompositionspreis”を受賞したエーファ・ライターのポートレート・アル バム。彼女はウィーンで生まれウィーン国立音楽大学で古楽演奏(リコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバ)を学んだ後、オランダ で更に研鑽を積み、さまざまなバロック・オーケストラでソリストとして活躍しています。その傍ら、現代音楽にも興味を抱 き、アンサンブルでパフォーマンスを行いながら独創的な作品も発表。作曲家としても注目を集めています。彼女は音楽 を形成する要素を徹底的に分析し、新しい音楽を創り上げることを得意としており、バッハの無伴奏パルティータを 素材に用いたトラック3「Allemande multiplee」はとりわけ高く評価されています。
KAIROS
0015036KAI(1CD)
NX-B09
ドミニク・シェーファー(1967-):作品集
1.Vers une presence reelle… (2014)
アンサンブルのための
2.Cendre (2008/2015改訂)
バス・フルートと8チャンネルのライヴ・エレクトロニクスのための(stereo mix)
3.Anima (2012)
クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノによる五重奏のための
4.Fluchtpunkte (2002)
フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、パーカッションとピアノによる六重奏のための
5.Ringwood (2018)
クラリネットとライヴ・エレクロニクスのための
6.INFR-A-KTION (2018)
ルポフォン、コントラフォルテと6楽器のための
アンサンブル・プロトン・ベルン
【メンバー】
ベッティーナ・ベルガー(バス・フルート)…2
ジュリー・ブルネット=ジャイリー(フルート、アルト・フルート、ピッコロ)…1.4.6
マルティン・ブリッゲンストルファー(オーボエ、ルポフォン)…1.6
リチャード・ヘインズ(クラリネット、バス・クラリネット)…1.3.4.5.6
エリーゼ・ヤコベルガー(コントラフォルテ)…6
アレシュ・クランチャール(Tp)…1
ヴェラ・シュニーダー(Hp)…1.6
サムエル・フリート(P)…1.3.4.6
バスティアン・プフェフェルリ(パーカッション)…4
マキシミリアン・ハフト(Vn)…1.3.4.6
ローラン・カマッテ(Va)…1.3
ジャン=フィリプ・トゥーパ(Vc)…1.3.4.6
マティアス・クーン(指)…1.3.4.6
レアンドロ・ジアニーニ(エレクトロニクス)…2
ドミニク・シェーファー(エレクトロニクス)…5

録音:2018年5月4日…1/2018年2月13日…2
2018年5月29日…3-4/2018年5月28日…5
2018年5月3日…6
SRF Radiostudio Zurich (Studio 1),
Zurich, Switzerland
スイス出身のドミニク・シェーファー。2004年にIRCAM(フランス国立音響音楽研究所)でエレクトロニック・ミュージック を学んだ彼はアコースティック楽器と電子楽器の双方から幅広い表現を生み出すことで知られる作曲家です。彼の作 品は主としてヨーロッパ、アメリカ、ラテン・アメリカ、アジアで著名な演奏家によって演奏され好評を博しています。このア ルバムでは、彼が探求する「音楽の定義」についての一つの結論を表現したという6つの作品を収録。さまざまな楽器に よる“音楽による対話”から紡ぎだされる物語を楽しむことができます。演奏しているのは2010年に設立された「アンサン ブル・プロトン・ベルン」。聴き手を新しい音楽に近づけることを目標に、動画配信などを積極的に行うアンサンブルです。 https://ensembleproton.ch/
KAIROS
0015052KAI(1CD)
NX-B09
マウリツィオ・ピサティ(1959-):Set7
1.ALP
2.EY DE NET
3.HABERGEISS
4.SAMBLANA
5.YEMELES
6.ODOLGHES
7.DERSCIALET
8-14.Sette Studi
ルーベン・マッティア・サントルサ(クラシカル・ギター)…1-14
マリー・デルプラート(ペッツォルト・リコーダー)…1
ジョアン・カルロス・パチェコ(パーカッション)…2
フーゴ・クエイロス(バスCl)…3
ケヴィン・ジュイエラ(テナーSax)…4
セリーヌ・ヴァスマー(声)…5
リーノ・メンドーサ(Cb)…6
アンネ=ラウレ・ドットレンス(Va)…7

録音:2017年1月30-31日
1-7…世界初録音
ギタリスト、ルーベン・マッティア・サントルサが初めてピサティの「Sette Studi 7つの練習曲」を聴いた19歳の時、この新 しいギター曲に完全に魅了され、現代音楽の演奏家になりたいと思ったといいます。楽器のあらゆる可能性を追求し、 豊富なアイデアが盛り込まれたこの作品は確かに若き演奏家の心を刺激するものであったことでしょう。以来、彼は何 度もこの曲を演奏することになりました。今回サントルサがこの曲を録音するにあたって、彼はピサティに新作を依頼、出 来上がったのは、様々な楽器とのコラボレーションから生まれる全く違う音楽でした。こちらではサントルサは各楽器との 音色を融合を図り、見事な演奏を繰り広げています。
KAIROS
0015055KAI(1CD)
NX-B09
ニルマリ・フェン(1979-):室内楽作品集
1.The Clash of Icicles Against the Stars〜フルート、アコーディオンと笙のための
2.A Highwire Act〜ヴァイオリン、チェロとピアノのための
3.Scratches of the Wind〜独奏アルト・フルートのための
4.Through a Glass Darkly=クラリネット,トランペットとアコーディオンのための
5.The Ground of Being〜フルートとアルト・フルートのための
6.A Reaction in Force〜独奏オーボエのための
香港ニュー・ミュージック・アンサンブル
【メンバー】
テェリル・リム(Fl)…1
ダニエル・ハヴェル(Fl)…3
ホー・クヮン・ケヴィン・チェン(笙)…1
マルゴルツァータ・フラウサ(アルトFl)…5
チュー・シン・レオン(Cl)…4
ジャン・ソウチェク(Ob)…6
カスパー・ビリングトン(Tp)…4
シュー・シャオナン(アコーディオン)…4
オンラッド・ハリス(Vn)…2
アレクサンドル・スターリー(P)…2
アンドレイ・ガル(Vc)…2

録音:2016年6月1日 Sonus Records, Czech Republic…1.3
2016年6月1日…4
2012年11月11日Mad Music Entertainment Studios,
ong Kong…5
2015年1月24日 Yale-NUS College, Singapore…2
トラック6は日時、場所不明
スリランカ=オーストラリアの女性作曲家、ニルマリ・フェンの作品集。家庭の事情で、幼児期に孤児院で生活していた という彼女、オーストラリア、シドニーの養父母のもとで新しい生活を始めるも、肌の色や生活習慣の違いなどからなか なか周囲に溶け込むことができず、その複雑な生い立ちは成長してからも彼女を悩ませるとともに、作品の形成に大き な影響を与えることになりました。彼女がいう「放浪者が聴いた音を具現化した」部分は様々な作品の端々に現れ、内 面的な深みを与えています。

CPO
CPO-555231(1CD)
NX-B02
フェルディナント・リース(1784-1838):室内楽作品全集(フルートと弦楽三重奏のための作品 第2集)
フルート,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための四重奏曲 ト短調
WoO35-2
ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための三重奏曲 WoO70-2*
フルート,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための四重奏曲 ホ短調
Op.145-2
アルディンゲロ・アンサンブル
【カール・カイザー(Fl)
アンネッテ・レーベルガー(Vn)
セバスティアン・ヴォールファルト(Va)
ウルスラ・カイザー(Vc)】

録音:2017年10月10-11日、2018年1月28日*
近年、演奏機会とアルバム・リリースが増えてきた作曲家フェルディナント・リース。かつては「ベートーヴェンの弟子、伝 記作家」の側面ばかりが強調されていましたが、最近では「古典派からロマン派への橋渡しとして数多くのユニークな作 品を書いた作曲家」として存在価値を高めています。cpoではリースの作品を総括的にリリースするプロジェクトを始め ており、このアルバムは室内楽作品全集の中の「フルートを用いた」作品の第2集となります。演奏は第1集 (555051)と同じくアルディンゲロ・アンサンブルが担当。フルート四重奏曲と弦楽三重奏曲全3曲が収録されていま す。ピアニストとして知られたリースですが、どの曲も弦楽器の扱いが革新的で、とりわけヴァイオリンには技巧的なパッ セージが与えられており、これらの楽器の扱いにも堪能であったことがわかります。

B RECORDS
LBM-015(2CD)
NX-D04
ブラームス:室内楽全集第3集
クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115
クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114
クラリネット・ソナタ 第1番ヘ短調 Op.120-1
クラリネット・ソナタ 第2番変ホ長調 Op.120-2
ホルン三重奏曲 変ホ長調 Op.40
ピエール・フシュヌレ(Vn)
デボラ・ネムタヌ(Vn)
リーズ・ベルトー(Va)
フランソワ・サルク(Vc)
フローラン・ピュジュイラ(Cl)
ジョエル・ラスリー(Hrn)
エリック・ル・サージュ(P)

録音:2017年10月2日
たった数か月の間に「ブラームスの室内楽曲全て」の演奏を行うという前人未到のプロジェクトに着手したエリック・ル・ サージュ、ピエール・フシュヌレを中心とするフランスの若手演奏家たち。この第3集ではクラリネットを含む4作品と、ホル ン三重奏曲が披露されています。ブラームスのクラリネット作品は、どれも晩年になってから書かれたもので、哀愁漂う美 しい旋律を持つ内省的な作風で知られますが、ここでの演奏は、アンサンブルの中心をなすクラリネット奏者ピュジュイラ の活気溢れる演奏も相俟った若々しく瑞々しい息吹と喜びに満ちており、ブラームスの秘めた情熱も存分にうかがい知 ることができます。
B RECORDS
LBM-016(1CD)
HYPOCRISIS
SWEET TOAD/HYPOCRISIS
I WILL/NE DIS PAS
FELURE/SOMBRE HEROS
VISCERUM/CHICAGO’S FROG
ピュジュイラ四重奏団
【フローラン・ピュジュイラ(クラリネット、サクソフォン)、ファブリス・マルティネス・トロムペット(ビューグル)、ブルーノ・シェヴァロン(Cb)、エリック・エシャムパー(ドラム)】

録音:2018年2月13日
ブラームスの室内楽プロジェクトで、活力に溢れたクラリネットを聴かせたピュジュイラ。彼はサクソフォン奏者としても抜群 の才能を有しており、ジャズ・シーンでも幅広く活躍しています。この「HYPOCRISIS」と題されたアルバムはB- Records初のジャズ・コレクション。ジャズ、ロック、現代音楽と一つのジャンルにとどまることのない新しい音の世界追求 するピュジュイラはここでも変幻自在の演奏を披露しています。

Cypres
CYP-0611(1CD)
旅人の魂
(1)ユーグ・マレシャル(1963-):l'ame du voyageur 旅人の魂
映画「ヴァヴラン侯爵-邸宅からジャングルまで」のオリジナル・サウンド・トラック
グレース・ウィンターとリュック・プランティエの映像
1.L'aventure 冒険
2.Erreur de Jeunesse 若き過ち
3.Exil 放浪
4.Miroir 鏡
5.Voyageur 旅行者
6.Indiennes インド人
7.Parexis パレクシス
8.Les oiseaux 鳥たち
9.Explorateur 探検家
10.Papillons 蝶
11.Machu Pichu マチュピチュ
12.Indios インディオ
13.Train de montagne 山の鉄道
14.L'ame du voyageur 旅人の魂
15.Adieux 別れ

(2)侯爵の道
ヴァヴラン侯爵:原作

(3)モーリス・ジョベール(1900-1940):「Au pays du scalp 頭皮を剥ぐ世界で」より2つの音楽
 Sur le fleuve 川に沿って
 Danse totem トーテム・ダンス

(4)レオン・ジョンゲン:「小さなヴェニス、ベネズエラ」より「バッカナール」
(1)セバスティアン・ヴァルニエ(Vc)/ロナルド・ヴァン・スペンドンク(Cl)
セルゲイ・ゴルレンコ(Cb)/フレデリック・ドゥルセル(Vn)
ユーグ・マレシャル(ピアノ、パーカッション、ギター、声)

(2)ローラン・ボネ(朗読)
ユーグ・マレシャル(P)
セバスティアン・ヴァルニエ(Vc)

(3)パリSO

(4)マックス・アレクシス・オーケストラ

録音:2017年1月1-3日 ワーテルロー、サン・スタジオ
2017年1月6-8日 スハールベーク(ブリュッセル近郊)
ダダ・スタジオ:ミキシング
ベルギー出身のヴァヴラン侯爵は1920年から1938年にかけてアマゾンでネイティブ・アメリカンの種族のひとつである 「シュア・インディアン」を初めて撮影した探検家として知られています。映画音楽の作曲家として知られるユーグ・マレ シャルは、グレース・ウィンターとリュック・プランティエが撮影した年代物の映画フィルムを見てヴァヴラン侯爵の奇妙な 旅を想像しながら自由な音楽を作曲しました。ここにはジャズ風の音楽から民族音楽風の音楽など様々な要素が 混在し、聴き手の想像力を刺激します。マレシャル自身もピアノやパーカッションで演奏に参加、自身が描く世界を 丁寧に見せています。

HAT HUT RECORDS
HATART-208(1CD)
ローランド・ダヒンデン(1962-):TALKING WITH CHARLIE
チャーリー・パーカーとのイマジナリー・トーク
1.PHONOLOGICAL EXTENSION
2.FREE MORPHENES
3.ALL - O - PHONES
4.MORPHOLOGICAL DRIFT
5.SEMANTIC CROSSINGS
ダリオ・カルデローン(Cb)
ガレス・デイヴィス(バスCl)
コーエン・カプタイン(Tb)
ペッペ・ガルシア(パーカッション)

録音:2018年6月
バス・クラリネット奏者ガレス・デイヴィスは、彼の仲間たちのために作曲家・トロンボーン奏者ダヒンデンに四重奏曲を依 頼、出来上がったのはダヒンデンが讃える偉大なるチャーリー・パーカーへのオマージュ作品でした。ダヒンデンとパーカーと の「IMAGINARY TALK 想像上の会話」と題されたこの曲の演奏からは、ミュージシャン同士の素晴らしい相互作用 が生まれています。

DORON
DRC-5051(1CD)
フランスのヴァイオリン・ソナタ集
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 FWV8
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1 番イ長調 Op.13
マリオ・ホッセン(Vn)
ミレナ・モロヴァ(P)

録音:2007年11月10−12日 ウィーン
フランク、ドビュッシー、フォーレのヴァイオリン・ソナタを 1 枚に収録。マリオ・ホセンは 8 歳 でオーケストラと共演したという早熟のヴァイオリニスト。その後ソフィア、ウィーン、パリで学び、 ソリストとして欧米で活躍しています。1749 年、ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ作のヴァ イオリンを使用。ミレナ・モロヴァは芸暦50 年を超えるブルガリアの名ピアニスト。 ※このCD には解説冊子が付属していません。

スロヴェニア放送
ZKP-115158(1CD)
(1)タルティーニ(クライスラー編):ヴァイオリン・ソナタ ト短調 「悪魔のトリル」
(2)バブニク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ヘ長調
(3)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2 番 イ長調 Op.100
(4)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集Op.27〜第6 番ホ長調
(5)マティヤ・ブラヴニチャル:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ
デヤン・ブラヴニチャル(Vn)

(1)モイツァ・プルチェリ(P)
1991 年3 月30 日 リュブリャナ
(2)アツィ・ベルトンチェルイ(P)
1979 年7 月11 日 リュブリャナ
(3)マリヤン・リポヴシェク(P)
1967 年6 月23 日 リュブリャナ
(4)2003 年6 月1 日 リュブリャナ
(5)1966 年11 月2 日 リュブリャナ
スロヴェニアのヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャル(1937―2018)の様々な録音を 集めた CD。ブラヴニチャルはローマで後にイ・ムジチのコンサートマスターを務めるピー ナ・カルミレッリに学んでおり、イタリアのバロック時代のヴァイオリン曲も得意としており、し かもジュゼッペ・タルティーニの生地ピラーノは現在はスロヴェニア領ピランという縁もあっ て、悪魔のトリルはブラヴニチャルの腕前が冴えた名演。マテイ・バブニク(1787―1868) はおそらくスロヴェニア系の作曲家。ウィーン生まれで十代の頃にリュブリャナに移住し活 躍、その後ブダペストで教育家として過ごした。しっかりとしたウィーン古典派の作風で、 これは知られざるヴァイオリン・ソナタの名作と言えるでしょう。30 歳目前のブラームスの 瑞々しい演奏も素晴らしい。マティヤ・ブラヴニチャルはデヤンの父。 なお、マティヤ・ブラヴニチャル:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ はZKP-115189 に収 録されているものと同じ録音。
スロヴェニア放送
ZKP-115189(1CD)
マティヤ・ブラヴニチャル:ヴァイオリン作品集
(1)古風な様式のソナタ
(2)若い演奏者/(3)幻想曲
(4)夜想悲歌/(5)タンゴ・ムーヴメンツ
(6)無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ
デヤン・ブラヴニチャル(Vn)

(1)アツィ・ベルトンチェルイ(P)
1979 年1 月12 日 リュブリャナ
(2)リディヤ・スタンコヴィッチ(P)
1984 年6 月4,11 日 リュブリャナ
(3)-(5)マリヤン・リポヴシェク(P)
(3)-(6)1966 年11 月2 日 リュブリャナ
スロヴェニアのヴァイオリニスト、デヤン・ブラヴニチャル(1937-2018)が、父である作曲 家、マティヤ・ブラヴニチャル(1897-1977)のヴァイオリン作品を弾いた CD。マティヤ・ブ ラヴニチャルはスロヴェニア最西部の都市トルミン(当時はオーストリア=ハンガリー帝国 に属していた)の生まれ。リュブリャナでヴァイオリンと作曲を学び、ヴァイオリニストとして 活躍する一方、ヴァイオリン作品を中心に多数の作品を残しています。作風はロマンティッ クなもの。 なお、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ はZKP-115158 に収録されているものと同じ録音。
スロヴェニア放送
ZKP-115066(1CD)
テオバルト・ベーム(1794-1881):フルート作品集
アルプスの思い出第5 番Op.31
タランテラ風のロンド Op.34
ラルゲット Op.35
シューベルトと他の作曲家のワルツによるポプリ Op.18
アンダンテ Op.33
大ポロネーズ ニ長調 Op.16
マルティン・ベリッチ(Fl)
イヴァン・フェルチッチ(P)
ベーム式フルートで知られる現代フルートの開発者、ドイツのフルート奏者、テオバルト・ベ ーム(1794-1881)のフルート曲集。ベームは作曲をペーター・フォン・ヴィンター(かのサリエリ の弟子の一人でミュンヘンの宮廷劇場の宮廷楽長を長く務めた)に学んでおり、作曲の腕前も 一流です。 マルティン・ベリッチはスロヴェニアのフルート奏者。マリボール音楽院、ザルツブルク・モーツ ァルテウムで学び、2007 年からミュンヘンPOのフルート奏者を務め ています。

MIRARE
MIR-436(1CD)
フランス風アコーディオン
(1)ティボー・ペリーヌ:ミュゼット組曲(全5曲)
(2)プロコフィエフ(ティボー・ペリーヌ編):ユダヤ主題による序曲
(3)ガーシュウィン(ティボー・ペリーヌ編):パリのアメリカ人
(4)ピアソラ(ティボー・ペリーヌ編):天使のミロンガ
(5)リシャール・ガリアーノ:小フランス組曲(全5曲)
(6)ギュス・ヴィズール(ティボー・ペリーヌ編):モントーバンの火
ル・パリ・デ・ブルッテル【フェリシアン・ブリュ(アコーディオン)、エルメスSQ、エドゥアール・マカレ(Cb)】

録音:2018年9月/四季劇場(グラディニャン)
2019年のフォルジュルネ音楽祭に出演が予定されているフランスのアコーディオン奏者フェリシアン・ブリュとエルメスSQ。彼らの共演アルバ ムの登場です。
1986年オーヴェルニュ生まれのブリュは、フランスのアコーディオン、ミュゼットの名手で、この楽器の機能と可能性を追求して新しい作品を世に出していま す。ここではフランスの若手作曲家ティボー・ペリーヌによるオリジナル曲に加え、プロコフィエフ、ガーシュウィン、ピアソラ作品のアコーディオンと弦楽五重奏 のための編曲が収められています。これはロシア、アメリカ、南米とそれぞれアコーディオンが形を変えて根付いた国の作品をとりあげているとのこと。
ブリュのミュゼットはパリらしいエスプリにあふれ、ガーシュウィンも多彩な表現力に驚かされます。エルメスSQの生気に満ちたバックアップも最高 のアンサンブルを聴かせてくれます。 (Ki)
MIRARE
MIR-414(1CD)
PORTRAITS- QUATUOR MODIGLIANI〜ポートレイツ/モディリアーニSQ
メンデルスゾーン:カプリッチョ(弦楽四重奏のための小品 op.81-3)
ラフマニノフ:スケルツォ(弦楽四重奏曲第1番より)
プッチーニ:菊
コルンゴルト:間奏曲(弦楽四重奏第2番 変ホ長調 op.26より)
クライスラー:スケルツォ(弦楽四重奏曲 イ短調より)
バーバー:アダージョ(弦楽四重奏曲 ロ短調 op.111より)
シューベルト:メヌエットとトリオ(弦楽四重奏曲 D.89-3より)
ボロディン:スペイン風セレナータ(ベリャーエフの名前による四重奏曲)
ショスタコーヴィチ:ポルカ(弦楽四重奏のための2つの小品より)
ウェーベルン:弦楽四重奏のための緩楽章
ホフシュテッター:アンダンテ・カンタービレ(セレナーデ)(弦楽四重奏曲 ヘ長調より)
モーツァルト:プレスト(ディヴェルティメント ヘ長調 K.138)
ルロイ・アンダーソン:プリンク・プランク・プランク!
アムリ・コエイトー(ヴァイオリン/グァダニーニ(1773))
ロイック・リョー(ヴァイオイン/グァダニーニ(1780))
ローラン・マルフェング(ヴィオラ/マリアーニ(1660))
フランソワ・キエフェル(チェロ/ゴフリラー“ex-Warburg”(1706))

録音:2018年4月、フラゲイ、スタジオ1(ベルギー)
フランスの人気クヮルテット、モディリアーニSQ、新メンバーでの録音第2弾の登場。「ポートレイツ」と題し、名曲から演奏機会の少ない美しい曲 をプログラム。作曲家の国も様々で、魅力ある小品による旅のようなアルバムとなっています。 (Ki)

NEOS
NEOS-11821(2CD)
チャールズ・ウゾー(b.1961)作品集
(1)「Nri/mimicri」(2015/16) 〜オンドマルトノと打楽器四重奏、テープのための
(2)「脾臓/mimicr」(2014/15) 〜ピアノとテープのための
(3)「母国語炎上/mimicri」(2018)〜テープのための
(4)「アヴェ・マリアII」(2015)〜混声合唱のための
(5)「ヴァレック」(2015)〜女声とピアノのための
(6)「甘い偏桃体」(2014) 〜ヴァイオリン、ピアノとテープのための
(7)「もっと好きな人・・・」(2006) 〜打楽器四重奏とテープのための
(8)「天安門に降る白い紙の花」(1989) 〜5つのチェロのための
(9)「アヴェ・マリアV」(2016)〜混声合唱のための
カロリーヌ・エーレ(オンド・マルトノ)
パーカッション・アート・アンサンブル・ベルン
ウテ・ガライス(P)
ルパート・フーバー(指)SWRヴォーカル・アンサンブル
イザベル・プフェファーコーン(S)、
アンサンブル・ラ・ノッテ
チャールズ・ウゾー((指)テープ制作) ほか

録音:1996、2009、2015-2018年
NEOS では二枚目となるウゾーの作品集。ウゾーはナイジェリア出身のアフリカ系作曲家。ナイジェリアでオーボエと作曲 を学んだ後、ロンドンの王立音楽院に留学、ハンス・ヴェルナー・ヘンツェらに学んだ。彼はアフリカ人としてのアイデンティ ティを現代音楽の語法と融合しようと試みており、しかもそれは安易なエキゾチシズム、ワールド・ミュージックとは無縁の極 めてオリジナリティに溢れたものです。「Nri/mimicri」はジャングルか平原に住む動物や鳥と思しき声のテープが変調され 打楽器とオンド・マルトノがそれに呼応する詩的でミステリアスな作品。テープ作品「母国語炎上」でもナイジェリア語が変調 解体されやがて抽象的な音の洪水となります。混声合唱のための2 つの「アヴェ・マリア」は大河か大樹を思わせる骨太のポリフ ォニーがアフリカ本来の自然崇拝とキリスト教の習合を音楽の上で実現する。

H.M.F
HMM-902340(1CD)
ロシアのチェロ作品集
ミャスコフスキー:チェロ・ソナタ第1番ニ長調Op.12
ラフマニノフ:2つの小品Op.2
 前奏曲嬰ハ短調Op.3の2(ピアノ独奏)
 チェロ・ソナタ ト短調Op.19
ブリュノ・フィリップ(Vc)、
ジェローム・デュクロ(P)

録音:2018 年 6月ラ・クロエ(アントレーグ=シュル=ラ=ソルグ)
1993年生まれの若手チェロ奏者ブリュノ・フィリップ3枚目のディスク登場。ミャスコフスキーのチェロ・ソナタ第1番は1911年の作で、20年後に改訂しましたが20世紀の作品とは思えぬロマンティックなメロディとロシア的な熱気 に満ちています。ラフマニノフのソナタとならび、深い歌心を必要としますが、その点ゲリンガスにも師事したフィリップはロストロポーヴィチ派のロシア・チェロ 流儀も身につけていて、たっぷりと歌い込まれるメロディの美しさに酔わされます。
どの曲もピアノが念入りに書かれていますが、ここではジェローム・デュクロが見事なサポートぶりを示しています。フィリップ・ジャルスキーやルノー・カピュ ソンらの名相方として注目されていますが、21世紀の名人伴奏者になること間違いなしのベテラン。なんとラフマニノフの「鐘」として名高い嬰ハ短調の前奏曲 の独奏も挟みこんでいて聴きものです。 (Ki)


Signum Classics
SIGCD-556(1CD)
ロマンティック・ホルン
ベートーヴェン:ホルン・ソナタ Op.17
フランツ・シュトラウス:夜想曲 Op.7
R・シュトラウス:アンダンテ Op.Posth
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
グラズノフ:夢 Op.24
スクリャービン:ロマンス
デュカス:ヴィラネル
プーランク
:エレジー 〜 デニス・ブレインの思い出に
ギルバート・ヴィンター:狩人の月
リチャード・ワトキンス(Hrn)、
ジュリアス・ドレイク(P)

録音:2018年3月22日−24日、ブリテン・スタジオ(イギリス)
フィルハーモニアOの首席ホルン奏者を12年間担い、現在は超人集団ナッシュ・アンサンブルのホルン奏者、ロンドン・ウィンズの創設メンバー、英国王立音楽アカデミーの講師(デニス・ブレイン・チェア・オヴ・ホルン)などを務める現代最高のホルン奏者の一人、リチャード・ワトキンス。 ベートーヴェンからシューマン、スクリャービン、シュトラウス(リヒャルトとフランツ)など、宝石のように輝くホルンのためのロマンティックなレパートリーをセレクション。ワトキンスの高貴な音色と卓越したテクニックで、歴史を超えて愛されるホルンの名曲をお届けします。
※ジャケットのイラストはイギリスの美術家レイチェル・ガズデンが書いたリチャード・ワトキンスの肖像画です。

Paladino Music
PMR-99(1CD)
NX-B07
モーツァルト:ディヴェルティメントとホルン五重奏曲
ディヴェルティメント 変ホ長調 K563
五重奏曲 変ホ長調 K407
クライスラー・トリオ・ウィーン
【メンバー】
ボジダーラ・クズマノーヴァ(Vn)
アクセル・キルヒャー(Va)
ルイス・ソリタ(Vc)
ヴォルフガンク・ヴラダー(Hrn)
ユリア・プルギナ(Va)

録音:2018年4月7-9日
2017年に結成10周年を迎えたクライスラー・トリオ・ウィーン。シューベルトやブラームスなど、オーストリアの室内楽作品 をレパートリーの中心とし、作品に強い共感を持って演奏する姿勢が高く評価されています。 彼らのデビュー・アルバムとなるこの1枚では、2曲のモーツァルト作品を取り上げており、晩年の傑作「ディヴェルティメント K563」での精緻で集中力溢れる演奏と、1993年からウィーン・POで活躍するホルン奏者ヴォ ルフガンク・ヴラダーと作曲家としても知られるヴィオラ奏者ユリア・プルギナをメンバーに加えた「五重奏曲」では親密でま ろやかな響きによる演奏がお楽しみいただけます。
Paladino Music
PMR-97(1CD)
NX-B07
ロマン派のヴァイオリンとピアノのための作品集
アルノルト・メンデルスゾーン(1855-1933):ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 Op.71
シューマン:オーボエとピアノのための3つのロマンス(ヴァイオリンもしくはクラリネット)Op.94
ゲルンスハイム(1839-1916):序奏とアレグロ・アパッショナート Op.38
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第3番ニ短調 Op.108
フリーデマン・アイヒホルン(Vn)
ホセ・ガリャルド(P)

録音:2008年10月6-10日
1971年ミュンスター生まれのヴァイオリニスト、フリーデマン・アイヒホルン。2002年よりワイマールの「フランツ・リスト音楽 院」の教授として後進を育てる傍ら、ソリスト、室内楽奏者として世界中で幅広く活躍しています。この2008年に録音 されたアルバムでは、当時ほとんど演奏、録音されることのなかった作曲家、アルノルト・メンデルスゾーン(フェリックス・メ ンデルスゾーンの従兄弟の息子)のヴァイオリン・ソナタの世界初演時の演奏を収録。作品の普及に一役買いました。 このコンサートで一緒に演奏されたシューマン、ブラームス、ゲルンスハイムの作品も同時収録、ロマン派における様々な ヴァイオリン作品を堪能できます。
Paladino Music
PMR-101(2CD)
NX-C10
ヨハンナ・ゼンフター(1879-1961):ヴァイオリン作品集
ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.32
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.26
2つのヴァイオリンのための組曲 第1番Op.91-1
2つのヴァイオリンのための組曲 第2番Op.91-2
フリードマン・アイヒホルン(Vn)
パウル・リヴィニウス(P)
アレクシア・アイヒホルン(Vn)

録音:2007年1月6-10日
1879年、ドイツ上流階級の家庭に生まれ、フランクフルトで音楽を学んだヨハンナ・ゼンフターの作品集。若い頃から作 曲に勤しんでいた彼女、初期の頃にはシューマンやショパンのような性格的小品を得意としていましたが、1908年から 1910年頃までマックス・レーガーに師事したことで、作風が変化。師の作風を受け継ぐ重厚な作品を次々と発表、生 涯で9曲の交響曲を含む130曲を越える作品を残しました。すぐれたヴァイオリニストであったゼンフターは、とりわけヴァ イオリン作品に力を入れており、彼女自身のコンサートでしばしば自作も披露していたようです。各々の作品の作曲年 代の正確なところはわかりませんが、ヴァイオリン・ソナタは1910年代に書かれ、組曲は1930年代から40年代に書か れたと考えられています。古典的な様式を用いながら、独創的な響きを取り入れたユニークな曲で構成された2つの組 曲からは、彼女の非凡な才能が感じられます。

COL LEGNO
COL-20441(1CD)
NX-B07
マーティン・プタック(1972-):River Tales
1.ソース/2.ストリーム
3.ウィング/4.マージング
5.ストーム/6.フラゥド(洪水)
7.シンキング/8.ダークストーン
9.サイクロ*/10.カノン
11.パンタ・レイ
マーティン・プタック(P)
アルビン・ヤノーシュカ(ローズ・ピアノ、ハルモニウム、ライヴ・サンプリング)
ユリア・マリー(Vn)…2.10
クラウス・リードル(Vn)
レーナ・ファンクハウザー(Va)
メリッサ・コールマン(Vc)
アロイス・エーベルル/マルティン・リーナー/ドミニク・シュテーガー(Tb)
ゲラルド・ペッティンガー(バス・トロンボーン&コントラバス・トロンボーン)
フランツ・ヴィンクラー(Tub)
マルティン・エーベルル(Tp)
アロイス・エーベルル(トロンボーン・ソロ)*

録音:2014/2017年
作曲家、ピアニスト、トロンボーン奏者、マルチな才能を持つマーティン・プタック。幼いころからドナウ川とクレムス川の合 流点に位置するクレムス・アン・ドナウで過ごし、水とワインが豊富なこの街の景観が彼の作品形成に大きな影響を与 えています。このアルバムに収録されている曲はどれも水のように流動的で即興的な作風を持ち、どの曲にも彼の子供 時代の思い出が織り込まれているとされています。重厚で美しいハーモニーに終始する冒頭の「ソース」や「カノン」、フィ リップ・グラスを思わせる「ストリーム」など多彩な楽器の持ち味を縦横無尽に駆使した聴き応えのある1枚です。
COL LEGNO
COL-20435(1CD)
NX-B09
Smaragd フェーデルシュピール
1.Avsked
2.Cadenzarium
3.Basszus Trombitas
4.15/8
5.Lovingli
6.Apfelbauern Dudler
7.Die melancholische Ballerina
8.Wien, ach Wien
9.Tuba Solo in D-Moll チューバ・
ソロ ニ短調
10.Volsume
11.Klarinett-Dudler
12.Bertltanze
13.Innviertler
フェーデルシュピール(アンサンブル)
【メンバー】
フレデリック・アルヴァラード=デュプイ(クラリネット,歌,作曲)
ジモン・ツェクバウアー(トランペット,フリューゲルホルン,ツィター,歌,作曲)
フィリップ・ハース(トランペット,フリューゲルホルン,歌)
アヤック・イウアン・ヒメネス・サルバドール(トランペット,フリューゲルホルン,歌)
マティアス・ヴェルナー(トロンボーン,歌,作曲)
トーマス・ヴィナレク(トロンボーン,バス・トランペット,歌)
ローラント・アイツニンガー(Tub)
2004年、ドナウ川とクレムス川の合流点の歴史ある街クレムス・アン・ドナウで結成された7人組の管楽アンサンブル 「Federspiel フェーデルシュピール」。ヨーロッパ各地の民族音楽を、エレクトロニクスを駆使したユニークなアレンジで演 奏し、夏の音楽祭やコンサートホールで人気を博しています。結成当時、最も若いメンバーは16歳でしたが、15年の 歳月を経て彼らの音楽も、街の名産であるワインのように熟成されてきました。この「Smaragd エメラルド」と題された アルバムは彼らの4枚目の作品であり、収録曲はどれも3人のメンバーによるオリジナルです。愛の告白や別れなど、彼ら の個人的な経験をオーストリア民謡に織り込んだという面白い曲が並びます。
COL LEGNO
COL-20436(1CD)
NX-B07
Wolperting フェーデルシュピール
フレデリック・アルヴァラード=デュプイ:Da wo’s beginnt
マティアス・ヴェルナー:Tau
 Eventyret om Fossegrimen Part I, Overnaturlig
Vesen
 Eventyret om Fossegrimen Part II, Huldefossen
ジモン・ツェクバウアー:Rosenhang
伝承曲:El Buscapies
ツェクバウアー:S. E. A. L.
 The Breath of Connections
伝承曲:Xochipitzahuatl
伝承曲:Die drei Briada
フェーデルシュピール(アンサンブル)
【メンバー】
フレデリック・アルヴァラード=デュプイ(クラリネット,作曲)
ジモン・ツェクバウアー(トランペット,フリューゲルホルン,ピッコロ・トランペット,歌,作
曲)
フィリップ・ハース(トランペット,フリューゲルホルン)
アヤック・イウアン・ヒメネス・サルバドール(トランペット,フリューゲルホルン,エレクトロ
ニクス,歌)
マティアス・ヴェルナー(トロンボーン,歌,作曲)
トーマス・ヴィナレク(トロンボーン,バス・トランペット)
ローラント・アイツニンガー(Tub)
ヨアヒム・ムルニング(マリンバ&ヴィブラフォン)

録音:2017年10月-2018年6月
民族音楽と現代音楽を融合させたユニークな音楽をレパートリーとする管楽アンサンブル「フェーデルシュピール」の最新 アルバム。アルバムタイトルの「Wolperting」とはドイツ・バイエルンのアルペン森周辺に生息すると伝わる伝説的動物 「ヴォルペティンガー」から採られたもの。ノルウェーの滝に棲むトロール、メキシコに伝わる踊り続ける悪魔、得体の知れ ない魔物が棲む山など、神秘と神話が一体となった世界が、キャラバンソングやアステカの旋律、ロマンティックな民謡な どを取り混ぜて描かれています。エレクトロニクスやミニマルなど現代的な要素も用いられており、素晴らしいサウンドワー ルドが楽しめます。
COL LEGNO
COL-20301(1CD)
シューベルトによる室内楽作品集(M.クラーラー、A.シェットによる室内アンサンブル編)
1.さすらい人 D489
2.水の上で歌う Op.72 D774
3.さすらい人が月に寄せてOp.80-1 D870
4.さすらい人の夜の歌 I Op.4-3 D224
5.夕星 D806
6.別れ D578
7.春に Op.101-1 D882
8.白鳥の歌より-第13番「影法師」
9.白鳥の歌より-第14番「鳩の使い」
10.月に寄せて D259
11.白鳥の歌より-第4番「セレナード」
12.君はわが憩い OP.59-3 D776
13.輪舞に寄す Op.17-3 D987b
14.夕映えのなかに D799
15.幸せ D433
16.別れ D475
17.マルクス・クラーラー/アンドレス・シェット:私は孤独な人(ダニューブにて)*

※M.クラーラー、A.シェットによる室内アンサンブル編…*以外
フラヌイ(アンサンブル)
スヴェン・エリック・ベヒトルフ(ヴォーカル)*

録音:2007年2月16-17日
『お前のいないところに幸福の国がある』という印象的な言葉で結ばれるシューベルトのよく知られる歌曲「さすらい人」。 この歌が象徴するような“出会い、別れ、夢、至福の時”をシューベルトのさまざまな歌曲を通じて味わうため、クラーラー とシェットは原曲に親密でありながらも斬新なアレンジを施しました。ヴァイオリン、サックス、トランペットからハープ、ツィ ター、ダルシマーなど多彩な楽器を駆使したアンサンブルによる素朴かつ新鮮なシューベルト体験が味わえます。
COL LEGNO
COL-20302(1CD)
ブラームスによる室内楽作品集(M.クラーラー、A.シェットによる室内アンサンブル編)
1.いつも欲しいのに、ダメだ
2.あの谷に菩提樹が
3.あの山のむこうに
4.お姉ちゃん、いつ僕たちは家に帰るの?
5.いとしい人、すぐに入ってらして
6.お嬢さん、お庭に入らせていただいても
7.海/8.谷底には
9.ああ、神よ
10.もう陽は輝かない
11.僕の彼女は大口だ
12.若くてやさしい女の子が
13.海 II/14.おまえ
15.ボレロ/16.静かに
17.静かな夜に
フラヌイ(アンサンブル)

録音:2008年8月1-3日
クラーラーとシェットによるロマン派作品アレンジ第2作。前作シューベルト・アルバムに続くのはブラームスの民謡集です。 ベートーヴェンを心から尊敬していたブラームスですが、かたや民族音楽からも大きな影響を受けており、よく知られる「ハ ンガリー舞曲集」をはじめ、ドイツ民謡をもとにした歌曲は144曲もあり、オリジナルの作品にも民謡風の主題がしばしば 登場するなど、彼は素朴な旋律をこよなく愛していました。クラーラーとシェットは、その「ドイツ民謡集」に楽しいアレンジ を加え、新しい表情を持たせています。管楽器を中心に、ヴァイオリン、ハープやダルシマーを加えた独特な音色を奏で るフラヌイならではの楽しい1枚です。
COL LEGNO
COL-20305(2CD)
NX-C09
農民の音楽
【CD1】Quadrat:sch
1.クリストフ・ディエンツ:Soodersooderso
2.バルバラ・ローメン&グンター・シュナイダー:Schwungradl
3.クリストフ・ディエンツ:Peaceful Piece
4.バルバラ・ローメン&グンター・シュナイダー:Amelie
5.バルバラ・ローメン&グンター・シュナイダー:Penguin
6.クリストフ・ディエンツ:Knochentanz
7.クリストフ・ディエンツ:Scene 3
8.バルバラ・ローメン&グンター・シュナイダー:332
9.クリストフ・ディエンツ:Der Dis- Tanz
10.バルバラ・ローメン&グンター・シュナイダー:234
11.クリストフ・ディエンツ:Dub Minor
12.クリストフ・ディエンツ:Uberflieger
【CD2】 Quadrat:sch Extended feat
クリストフ・ディエンツ:
1.Holzschussel
2.Stein-Holz
3.Flache in A
4.Wasser
5.Schnapper
6.Holz-Stein
7.Mischschale
8.Milchkanne
9.Glachter
バルバラ・ローメン(ツィター)
ハンメレッド・ドゥルシム(ツィター)
クリストフ・ディエンツ(ツィター)
グンター・シュナイダー(G)
アレクサンドラ・ディエンツ(Cb)
ツェーナ・パーキンス(Hp)
ヘルベルト・ピルカー(パーカッション)


録音:2010年9月,10月
2010年にチロルで開催されたコンサート「田舎の生活」・・・演奏されたのは素朴な家、食事、住民たちの強い絆から 生まれる祝祭、哀悼、楽しい音楽・・・これらを象徴する作品集です。2枚組の1枚目はツィターとコントラバスが奏でる さまざまなヴァージョンによる民謡を主体とした曲、2枚目はパーカッションとハープを加え更に美しいサウンドを追求した 曲がそれぞれ収録されており、親密な雰囲気を楽しめます。
COL LEGNO
COL-20434(1CD)
NX-B09
Oeo
1.Moderndorfer
Sommervalsen
2.Hep!/3.Oeo
4.Danske Valse
5.Kiahmelcher& Landler
6.Tracking Schmalnauer
7.Questa Mattina
8.Lima Lama/9.Ruhe
10.Bruckner Rewind
11.Tranquilla
12.Unknown Peace
ALMA(アンサンブル)
【メンバー】
ユリア・ラヒェルシュトルファー(ヴァイオリン,声)
エヴリン・メーア(ヴァイオリン,声,タンブレッロ)
マリー=テレーズ・シュティックラー(ダイアトニック・アコーディオン,声)
マッテオ・ハイツマン(ヴァイオリン,声)
マルレーン・ラヒェルシュトルファー(コントラバス,声,タンプレッロ)
「Oeo」という奇妙なタイトルを持つこのアルバムが意図するのは、さまざまな地域、時代、スタイルの音楽を遊び心を もって新しい世界にまとめること。このアルバムにはデンマークからリマまで多彩な地域の民謡と、聖書の言葉、ブルック ナーの音楽までがコラージュのように詰め込まれています。「ALMA=魂」のアンサンブル名そのままに、民族音楽の伝統 を踏まえながら、素朴で心がこもった演奏を繰り広げる彼らの自信作です。
COL LEGNO
COL-20432(1CD)
NX-B09
Tanz! (Franz)-アンサンブル作品集
1.しぼめる花-原曲:水車小屋の娘 Op.25より
2.Tanz!(フランツ)
3.Sowieso (Anyway) (pizz.)-原曲:バルトーク「ヴァイオリン二重奏曲」 BB104
4.Vorwarts ruckwarts seitwarts-原曲:シューベルト、バルトーク、リゲティ
5.Schneekugelwalzer-原曲:シューベルト「12のワルツ」Op.77より
6.Menuett mit Dirndl-原曲:モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」より
7.Husch Pfusch Tusch-原曲:シューベルト「楽興の時」第3番、バルトーク、リゲティ
8.2 Kerzen im Dreivierteltakt-原曲:シューベルト「メヌエット」D600
9.Alptraum eines osterr. Pianisten-原曲:シューベルト「19のドイツ舞曲」より
10.クーペルヴィーザー・ワルツ-原曲:シューベルト、ブルックナー
11.Ringelreigenwatschentanz-原曲:バルトーク「ヴァイオリン二重奏曲」 BB104
12.Tanzfolge der entfernten Verwandtschaft aus Wien-原曲:シューベルト
13.Wie der Bauer zur Kultur kam-原曲:シューベルト「即興曲 第2番」
14.Dreher aus dem Komitat Schluckauf-原曲:バルトーク「ヴァイオリン二重奏曲」 BB104
15.Totengraberlied-原曲:シューベルト「墓堀人の歌」、ドイツ舞曲D783
16.Canederli-手作りの団子
フラヌイ(アンサンブル)

録音:2015年4月1-3日
「Tanz!=舞曲」と題されたフラヌイのアルバム。フラヌイのポリシーは「ポルカなどの楽しい舞曲と、葬送のための音楽は 表裏一体でありどちらも生活に密着している」というものであり、このアルバムでもシューベルトを軸に、チロル地方からハ ンガリーのバルトークに至る“生きる喜びと追悼の悲しみ”をテーマに持つ舞曲や民謡が、木管楽器、金管楽器、弦楽 器、ダルシマー、ツィター、フォークハープなどを駆使したフラヌイ独自のアレンジのもと並べられています。

MELODIYA
MEL-1002566(1CD)
NX-B06
モーツァルト&シュニトケ:三重奏曲
モーツァルト:弦楽三重奏のためのディヴェルティメント 変ホ長調 K563
シュニトケ:弦楽三重奏曲(1985)
ルボツキー・トリオ
【メンバー】
マルク・ルボツキー(Vn)
カタリナ・アンドレアソン(Va)
オルガ・ドウブッシュ=ルボツキー(Vc)

録音:2017年
2003年結成、長年親密なアンサンブルを繰り広げてきた「ルボツキー・トリオ」が演奏するモーツァルトとシュニトケの三 重奏曲。活躍した時代におよそ200年の隔たりがある2人の作曲家ですが、大胆な作風と豊かな感性に裏打ちされた 各々の作品には、多くの共通性を見出すことができます。モーツァルトがフリーメイソンのために作曲したとされるディヴェル ティメントは、本来の意味である「娯楽性」を排した演奏至難な曲。晩年のモーツァルトらしく、精緻な作風によって書か れています。 1985年に作曲されたシュニトケの三重奏曲は後にピアノ三重奏曲に改編され、どちらのヴァージョンでも演奏される名 作。マルク・ルボツキーはシュニトケの親友であり、彼の作品を何度