湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


室内楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



CAvi
4260085-534081(1CD)
「鱒たち」
シューベルト:ピアノ五重奏曲『鱒』 D667
フェラント・クルイセント:サイバー変奏曲 〜シューベルトの『鱒』五重奏に基づく
ジェラルド・レッシュ:池、跳ねる
ヨハネス・X・シャハトナー:シューベルトの『鱒』五重奏への補遺
デヤン・ラツィック:鱒の池 〜シューベルトの『鱒』による変奏曲
オスモ・タピオ・ライハラ:ブライトウォーター
リナ・ニューダウアー(Vn)
ウェン=シャオ・ジェン(Va)
石坂団十郎(Vc)
リック・ストーテイン(Cb)
ジルケ・アヴェンハウス(P)
シューベルトの『鱒』五重奏に、現代作曲家による『鱒』を基にしたさらなる変奏曲をカップリング。ピアノストのジルケ・アヴェンハウスは『鱒』五重奏をずっ と録音したかったそうですが、それが珍しいアルバムとして結実しました。5人の作曲家がそれぞれ特定の楽器を主役として作曲しており、すべて『鱒』のテー マに基づくものの、まったく性格の異なる性格の作品となっています。ピアニストとして有名なデヤン・ラツィックの作品も収録。

Simax
PSC-1343(1CD)
ハルフダン・クレーヴェ(1879-1951):室内楽作品集
ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.9(1905-06)*
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.21(1918-19)
悲劇のバラードOp.22(1949)(ヴァイオリンとピアノのための)*
ロマンスOp.27(1949)(ヴァイオリンとピアノのための)*
メロディ(ヴァイオリンとピアノのための)*
無窮動Op.2 no.3(pub.1902 arr.c.1946)(ヴァイオリンとピアノのための)*
フラガリア・ヴェスカ
[トール・ヨハン・ボーエン(Vn)、アリソン・レイナー(Vn)、ベネディクト・ロワイエ(Va)、オレリエンヌ・ブローネ(Vc) 、吉田沙苗(P)]
[Piano: Steinway D.274, 1983 New York, restored in 2010, Steinway & Sons, Hamburg][* 初録音]

録音:2016年7月26-29日、2017年7月4-6日 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
アンサンブル「フラガリア・ヴェスカ」は、ヴァイオリニストのトール・ヨハン・ボーエンを中心に、2006年、オスロで結成されました。オーストラリア出 身のアリソン・レイナー、フランスのベネディクト・ロワイエとオレリエンヌ・ブローネ。イジー・フリンカとホーコン・アウストボーに学んだ吉田沙苗がピアノ を担当しています。1930年代ノルウェーの新しいロマンティックな流れに光を当てるシリーズ。ガイル・トヴァイト(ゲイル・トヴェイト)(PSC1222)、モン ラード・ヨハンセン(PSC1334)につづくアルバムは、作曲家でピアニスト、ハルフダン・クレーヴェの室内楽作品集です。 クレーヴェは、1879年、コングスベルグ生まれ。コングスベルグ教会のオルガニストだった父アンドレーアスからピアノ、オルガン、作曲と即興を教わりまし た。地元のコンサートや父の代役として教会でオルガンを弾き、その合間にひとりで釣り旅行に出かけ、山の散策に楽しみを見出すという時間を過ごしていま す。森で聞く鳥の歌、雨、嵐、冬場の雪。子供のころの自然との触れ合いは、心を慰め、さまざまなインスピレーションを与えてくれたといいます。1895年 秋、クレーヴェはクリスチャニア(現 オスロ)に移り、オトー・ヴィンテル=イェルムにピアノと作曲を学び、リンデマン音楽院の彼の音楽理論とオルガンのク ラスに加わりました。1899年からべルリン音楽大学とクリントヴォルト=シャルヴェンカ音楽院で学び、1902年、自作のピアノ協奏曲第1番と第3番をト ンキュンストラーOの共演で演奏。ブルーノ・シュラーダーが彼の才能を称賛した批評を寄せています。帰国後は作曲家、ピアニストとして活動。オス ロの音楽院(現 ノルウェー国立音楽大学)でピアノを教え、1951年に没しました。 フラガリア・ヴェスカのアルバム『悲劇のバラード』では、これまで顧みられることの少なかったクレーヴェの作品から6曲が演奏されます。クリスチャン・シ ンディングの系列の後期ロマンティシズム・スタイルの音楽。「ピアノ五重奏曲 変ホ長調」は、クレーヴェがベルリンのデビュー・コンサートで演奏したピアノ 協奏曲第3番の原曲。「春を謳う詩を想わせる」とゲルハルド・シェルレルプから評された「ヴァイオリン・ソナタ ホ短調」。ピアノ曲が原曲の「悲劇のバラード」。「4 つのピアノの小品」(Op.25)の第2曲〈春の気分〉と音楽的なつながりをもつ「ロマンス」。ピアノのための「7つの前奏曲」(Op.28)の第3曲を編曲した 「メロディ」。「3つのピアノの小品」(Op.2)の第3曲をヴァイオリンとピアノのために編曲した「無窮動」は、カミラ・ウィックスに献呈された作品です。出 版譜のあるヴァイオリン・ソナタと「ロマンス」以外の作品は、ボーエンが手稿譜を校訂した版により演奏されました。 (Ki)

TYXart
TXA-18103(1CD)
「ダイアログ」
カリウォダ(1801-1866):2本のヴァイオリンのための二重奏曲 Op.180-1
作曲者不詳(1646):2本のヴァイオリンのためのビチニウム
ラッスス:2本のヴァイオリンのためのビチニウム
オルフ:シュピール
マックス・ゼンガー(1837-1911):2本のヴァイオリンのためのソナタ
ロベルト・フックス(1847-1927):2本のヴァイオリンのための幻想的小品 Op.105
ヴォルフラム・ブッヘンベルク(1962-):2本のヴァイオリンのためのダンス*
ヴィルフリート・ヒラー(1941-):朗読と2本のヴァイオリンのための変容*
デュオ・ASAP
[ アルムート・シーゲル &アグネス・パスカー ]

録音:2017年10月、12月
*世界初録音
2人のイニシャルから名前をとった「デュオ・ASAP」による「ダイアログ・対話」と題されたアルバム。16世紀の作品から世界初録音の現代作品まで、 さまざまなヴァイオリン二重奏を収録しためずらしい内容です。国際的な評価を受けているデュオの演奏だけになかなかの好演です。
TYXart
TXA-18110(1CD)
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
ブルクハルト・マイス(Vn、Va)
ユー・ジヨン(P)

録音:2017年10月
★聴き手の心に訴えかけるシューマン、エネルギッシュで耽美的なブラームス。ヴァイオリニストでありヴィオリストであるブルクハルト・マイスはジャック・ ティボー・トリオの創設メンバーとして25年以上国際的な活動を続けている名手。ピアニストのユー・ジヨンは音楽的功績から故郷の韓国・麗水市で名 誉市民に選ばれています。 (Ki)

Altus
ALT-393(1CD)
ラブ・アンド・カオス
シューマン:ミルテの花Op.25より「献呈」
R.シュトラウス:4つの歌Op.27より「明日の朝」
クレストン:ファンタジーOp.42
フォーレ:3つの無言歌Op.17より第3番
ドヴォルザーク:愛の歌Op.83より「死が人の心を支配し」
ラフマニノフ:チェロ・ソナタOp.19より 第3楽章アンダンテ 
ギルマン:交響的断章Op.88
ガーシュウィン:歌劇ポーギーとベスより「サマータイム」
チャイコフスキー:6つの歌より「ただ憧れを知るものだけが」Op.6-6
カステレーデ:ソナチネ
玉木優(Tb)、城綾乃(P)

録音:2017年11月7-9日/相模湖交流センター
ヨーロッパと日本、アメリカを舞台にソロ、オーケストラ、室内楽、教育、執筆、プロデュースなど、ボーダーレスな活動を繰り広げるトロンボニスト 玉木優のデビュー・アルバムです。玉木優は兵庫県出身で、大卒後渡米。オーケストラ奏者としてはミシシッピSO、サイトウキネン、東京佼成ウイ ンドオーケストラ、南デンマークフィルなどで演奏、師匠のバウスフィールドと共にワークショップを行ったり、バンドジャーナル誌で連載を執筆するなど 幅広い活躍ぶりです。
同じく兵庫出身のピアニスト城綾乃は2013 年より東京藝術大学音楽学部非常勤講師・伴奏助手を務めており、毎年行われるラ・フォル・ジュルネ・オ・ ジャポンへ出演するかたわら、EXILE TOUR 2015 AMAZING WORLDにも出演するなど、ジャンルを問わず出演しています。 (Ki)

人の感情には多面性があって、一色では表すことができない。まさに混沌としています。でもそれが人間の魅力であり、音楽の魅力ではないかと思うのです。 そんな人間の多面性を封じ込めた、心のオムニバスのようなCDにしたいと思いました。トロンボーンから出てくる心の声に耳を傾けていただけますと、と ても嬉しいです。(玉木 優 ライナーノートより)

MSR
MS-1622(1CD)
「古典派の弦楽三重奏曲の発見 第2集」
J.C.バッハ:ソナタ ト長調 B.37
カンピオーニ:ソナタ ト短調 Op.4-2
ハイドン:ディヴェルティメント ニ長調 H.V:15
クラウセク:三重奏曲 変ロ短調
ゴセック:三重奏曲 ヘ長調 Op.9-3
ブレヴァル:協奏と対話の三重奏曲 変ロ長調Op.27-4
ヴィヴァルディ:3 声のソナタ・ダ・カメラ ホ短調Op.1-2
ザ・ヴィヴァルディ・プロジェクト(ピリオド楽器使用): 【エリザベス・フィールド(Vn)
アリソン・エドバーグ・ナイキスト(Vn,Va)
ステファニー・ヴィアル(Vc)】

録音:2017年9月5-7日 米国 ペンシルベニア州 イーストン、DDD
第1 集(MS1621)に続くザ・ヴィヴァルディ・プロジェクトによる弦楽三重奏曲集。今回も ピリオド楽器による爽やかな演奏が素敵だ。 今回も珍しい作曲家の作品が含まれています。カルロ・アントーニオ・カンピオーニ(1720-1788)は北フランスロレーヌ地方に生まれたイタリア系の作曲家。ヨハン・イグナツ(ヤン・ イグナーツ)・クラウセク(1720 頃-1775 頃)はボヘミア出身(現在のチェコのラコヴニーク の生まれ)の作曲家。ジャン=バプティスト・セバスチャン・ブレバル(1753-1823)はパリ 生まれのチェロ奏者、作曲家。
MSR
MS-1684(1CD)
ホルン独奏の為の音楽
メシアン:「恒星の呼び声」〜「峡谷より星たちへ」より
ジェイ・ヴォスク(b.1948):幻想的小品
エサ=ペッカ・サロネン(b.1958):コンサート・エチュード
バッハ:パルティータBWV1013
ダン・コールマン(b.1972):夜の嵐
ベルンハルト・クロル(1920-2013):ライウダティオ
ピーター・マクスウェル・デイヴィス(1934-2016):海鷲
パメラ・デッカー(b.1955):峡谷の歌〜ホルンと弦楽の為の*
ジョハンナ・ランディ(Hrn)
エレン・チェンバレン(Vn)*
サラ・トーイ(Va)
ロバート・チェンバレン(Vc)

録音:2017年8月-2018年1月 米国 アリゾナ州フレッド・フォックス音楽学校ジェフリー・ハスキル・レコーディング・スタジオ
バッハのパルティータ BWV1013 を除き現代のホルン作品でまとめた一枚。メシアンは 大作「峡谷より星たちへ」からのホルン吹きには有名は独奏曲。サロネン作品はコンクー ル課題曲で奏者の技術と音楽性が厳しく問われる難曲。ピーター・マクスウェル・デイヴィ スのシー・イーグルもホルン吹きの間では有名な独奏曲。デッカーの「峡谷の歌」は弦楽 アンサンブルとホルンの為の穏やかな佳曲。ジョアンナ・ランディはルツェルン音楽祭 でピエール・ブーレーズの指揮で首席を務めた経験があり、現代作品を得意としています。 現代音楽ファン、特にホルン関係者にお薦め。
MSR
MS-1676(1CD)
20世紀のホルン・ソナタ
シクステン・シルヴァン(1914-2001):ホルン・ソナタ(1963)
ジャン=ミシェル・ダマーズ(1928-2013):ホルン・ソナタ(1996)
レスリー・バセット(1923-2016):ホルン・ソナタ(1954)*
ヨーク・ボウエン(1884-1961):ホルン・ソナタ変ホ長調(1937)
イアン・ズーク(Hrn)
エリック・ルプル(P)

録音:2016年5月24-27日、米国 ヴァージニア州ジェームズ・マディソン大学
*=世界初録音
シルヴァンはスウェーデンの作曲家で近代イギリスの音楽に似た雰囲気を持つ佳品。ダマー ズは 20 世紀フランスの作曲界にあって前衛音楽に対抗し独自のロマンティシズムを貫いた。こ のホルン・ソナタもプーランクとデュティーユを融合したようなリリカルな作品。バセットはオネゲ ル、ブーランジェの弟子でここでもダマーズ同様、フランス的な感性と新古典主義に基づいたソ ナタを書いています。ボウエンは 20 世紀初頭のイギリスの作曲家。後期ロマン派と印象派を折衷 しつつアイルランド民謡的な素朴な旋律が控えめに奏されるメランコリーな傑作。北欧、イギリス 音楽ファン、ホルン奏者、ホルン学習者は必携のディスク。
MSR
MS-1597(1CD)
オーボエとファゴット、ピアノの為の音楽
マーガレット・グリーブリング=ヘイグ(b.1960):「トロカディロス(いたずら)」
マーク・ヴァロン(b1955):5 つのフランス民謡
ジェフリー・ブッシュ(1920-1998):三重奏曲
ダニエル・ボールドウィン(b.1978):アワトヴィ
エルンスト・マーレ(b.1929):三重奏曲
演奏者
ザ・アイオワ・アンサンブル:
【アンドリュー・パーカー(Ob)
ベンジャミン・コエリョ(Fg)
アラン・ハックルベリー(P)】

録音:2015年7月インディアナポリス大学
プーランク:管楽器とピアノの為の作品全集」(MS1540)に続くアイオワ・アンサンブルのア ルバム第2弾。 オーボエ、ファゴット、ピアノのトリオのために書かれた20〜21 世紀の作品を収録。グリーブリン グ=ヘイグの「いたずら」は近代フランス風の軽妙洒脱な奇想曲。比較的よく知られたイギリスの 作曲家ジェフリー・ブッシュの三重奏曲は新古典主義的な佳曲。ダニエル・ボールドウィンの「ア ワトヴィ」はアリゾナの先住民の遺跡にインスパイアされ作曲した民族性と神話的イメージが融合 した秀作。
MSR
MS-1653(1CD)
21世紀のファゴット作品
マイケル・ヴァン・バーバー(b.1976):3 つのミニアチュアズ
ジェニー・ブランドン(b.1977):二重螺旋
カイル・ホヴァター(b.1986):ダイアフォニック〜ファゴットとテープの為の
アドリエンヌ・アルバート(b.1944):甘い贈り物〜ファゴットとピアノ、打楽器の為の
ダミアン・モンターノ(b.1976):3つの夜の小品
ジェフリー・バーチ(b.1979):ヴィクトリア調の部屋〜即興ファゴットとテープの為の
ジョン・スタインメッツ(b.1951):さようなら古い絵の具
クリスティン・シリンガー(Fg)
ジェッド・モス(P)

録音:2017 年3 月
アメリカの若手から中堅世代の作曲家によるファゴットとピアノを中心とした作品を収録。ホヴ ァターの「ダイアフォニック」はファゴットとテープのために書かれ、コンピュータで制作されたピ ュル〜ピュル〜という電子音と低音の打撃音の中、ファゴットは呪文を唱えるようなメロディを歌 う。テープとファゴット即興の為のバーチの「ヴィクトリア調の部屋」もコンピュータで制作された 音響の中、様々な特殊奏法を駆使したインプロヴィゼーションを行う。

Skani
SKANI-057(1CD)
ラトビアの室内楽作品集
ブラヴィツキス:ヴォルテージ
ペレーツィス:タンポポの野原
ヴェツムニエクス:ヴァルス・アルティショック
レイマネ:Silhouettes. Behaviours
デュブラ:秋の情熱
ペテルソンス:Z.I.E.M.A.
リエピニシュ:チェリー・レイン
トリオ・アーティショック

録音:2017年8月1日、ラトビア放送スタジオ1(ラトビア)
チェロ、パーカッション、ピアノというユニークな編成で活動し、2016年には結成15周年を迎えたラトビアの室内楽団トリオ・アーティショック(ART-i-SHOCK)。
レパートリーの拡大のためラトビアの現代の作曲家たちに作曲を委嘱しており、ここには日本では合唱音楽の作曲家として高い人気を誇るリハルツ・デュブラの作品も収録されています。
Skani
SKANI-055(1CD)
リガ大聖堂のオルガンと室内楽のための作品集
デュブラ:オルガンのためのトッカータ
シュミドベルグス:ヴァイオリンとオルガンのための「連祷」
ブレージェ:打楽器とオルガンのための「鐘の音楽」
ラトニチ:ソプラノとオルガンのための「El mirollo de l'arbore」
ザルペ:ヴァイオリン、打楽器とオルガンのための「フォックスファイアー・アンダー・ベア・エノキ・ツリー」
デュブラ:ソプラノ、打楽器、オルガンとポジティブ・オルガンのための「アンナの歌」
レヴァ・エゼリエテ(S)、
エリナ・エンドゼレ(打楽器)、
ギドンス・グリンベルグス(Vn)、
アイガルス・レイニス(Org)

録音:2016年9月、リガ大聖堂(ラトビア)
世界遺産であるラトビアのリガ歴史地区にあるリガ大聖堂のパイプ・オルガン(1884年設置)によるオルガンを伴う室内楽作品集。リガ大聖堂の歴史あるオルガンとラトビアの作曲家たちの音楽のコラボーレションは、現代の人々の教会、寺院への道標を表現しており、新たな視野や発見をもたらしてくれるプログラムです。

ABC Classics
ABC-4817026(1CD)
牧歌的な寓話〜コールアングレとピアノのための作品集
ベートーヴェン:ソナタ ヘ長調 Op.17
シューマン:ラン・デ・ヴァッシュ、
 トロイメライ、ソナタ イ短調 Op.105、
 夕べの歌 Op.85-12
ブラームス:ソナタ変ホ長調 Op.120-2、
 子守歌 Op.49-4、5月の夜 Op.43-2
アレクサンドル・オゲイ(コールアングレ)、
ニール・ペレス・ダ・コスタ(ウィーン式アクションピアノ)

録音:2016年−2017年
1997年からシドニーSOの首席コールアングレ(イングリッシュホルン)奏者として活躍するスイス生まれのスペシャリスト、アレクサンドル・オゲイが奏でるダブルリードの妙技!
オゲイはチューリッヒ音楽大学でトーマス・インデアミューレに師事し、モーリス・ブルグやエマニュエル・アビュールの薫陶を受けた後、1990年から97年までルツェルンSOの副首席オーボエ奏者を務めた実力者です。
シドニー音楽院の古楽科教授を務めるニール・ペレス・ダ・コスタが奏でるウィーン式アクションのピアノ(ポール・マクナルティの製作によるシュトライシャー&サンズ1868年モデルのレプリカ)の音色も絶妙。
ソロ楽器としての「コールアングレ(イングリッシュホルン)」の魅力が存分に詰まった関係者要注目アルバムです!
ABC Classics
ABC-4816751(1CD)
冬のおとぎ話
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
シューベルト(ベネディクト編):歌曲集「冬の旅」より 8つの歌曲
シューマン(ベネディクト編):インテルメッツォ WoO.22、
ソナタ イ短調 Op.105
ロジャー・ベネディクト(Va)、
サイモン・テデスキ(P/ファツィオリF-278)

録音:2017年7月21日−25日、シドニー(オーストラリア)
1991年に若干20歳という若さでイギリスの名門フィルハーモニアOの首席ヴィオラ奏者に就任し、2003年からはオーストラリアのシドニーSOで首席ヴィオラ奏者として活躍するロジャー・ベネディクトのソロ・レコーディング。ソロ楽器としての「ヴィオラ」の魅力を余すことなく伝えるために、ベネディクトが選んだのは「アルペジョーネ・ソナタ」をメインとするシューベルトとシューマンの音楽。
シューベルトの「冬の旅」、シューマンの「インテルメッツォ」と「ソナタ Op.105」はベネディクト自身のアレンジによるものです。

Delphian
DCD-34217(1CD)
ルトスワフスキ&ペンデレツキ:ヴァイオリンとピアノのための音楽全集
ルトスワフスキ:スビト(1992)、レチタティーヴォとアリオーゾ(1951)
ペンデレツキ:ソナタ第1番(1953)、3つの小品(1959)
ルトスワフスキ:パルティータ(1984)
ペンデレツキ:ソナタ第2番(2000)
フォイル=シュトシュラ・デュオ〔マイケル・フォイル(Vn)、
マクシム・シュトシュラ(P)〕

録音:2018年2月12日−14日、セント・メアリー教会(ハーディントン、イギリス)
戦後ポーランド楽壇を主導したポーランド楽派を代表する二人の作曲家、ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913−1994)とクシシュトフ・ペンデレツキ(1933−)の、ヴァイオリンとピアノのための作品全集。
フォイル=シュトシュラ・デュオは、スコットランド出身のマイケル・フォイル、エストニア出身のマクシム・シュトシュラからなり、'Salieri-Zinetti'国際室内楽コンクール2015と、ベートーヴェン・ピアノ協会のヨーロッパ二重奏コンクールで優勝した期待のデュオ。これまで、スティーヴン・コヴァセヴィチやマキスム・ヴェンゲーロフのマスタークラスを受け、現在はシティ・ミュージック財団のアンバサダーも務めています。今シーズンには、BBCSOやハレOのゲスト・コンサートマスターも務めたマイケル・フォイルが、研ぎ澄まされた表現力で、戦後ポーランドの抑圧と自由を鋭く描きます。

AMBRONAY
AMY-310(1CD)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1番変ホ長調 Op.12
ハイドン:弦楽四重奏曲第81番ト長調 Op.77-1
メンデルスゾーン:弦楽四重奏のための4つの小品 Op.81
コンソーンSQ(古楽器使用)
アガタ・ダラスカイテ、
マグダレーナ・ロス=ヒル(Vn)
エリツァ・ボグダノヴァ(Va)
ジョージ・ロス(Vc)

録音:2018年3月31日-4月3日ジュジュリユ(フランス)
2012年、ロンドンの王立音楽院の在学生で結成されたコンソーン弦楽四重奏団は、最小限のヴィヴラート、チェロのピン無しなどのピリオド・ スタイルで、古典派からロマン派初期の作品に特化した活動を行っており、2015年以降様々な音楽祭で賞を受けている実力派です。高い 技術はもちろん、ガット弦の清楚で温かみのある響きと瑞々しい表現の共存が彼らの大きな魅力で、ここではメンデルスゾーンが20歳の頃仕 上げた四重奏曲と、その没後遺稿から集めて出版された小品、そしてハイドンの晩年に書かれロマン派の萌芽を感じさせる傑作を収録してい ます。いずれも彼らならではの若い感性で生き生きと歌い上げており、作品の美しさを存分に味わうことが出来るアルバムとなっています。ピリ オド解釈によるロマン派以降の作品録音も少なくはない昨今と思いきや、実は弦楽四重奏のピリオド録音は驚くほど少ないのが現状。彼らの さらなる活躍を通じて、作曲家たちが意識していた19世紀以前のサウンドに迫れる機会が増えるのも楽しみです。

MELODIYA
MEL-1002498(1CD)
NX-B06
バッハ:チェロ・ソナタ(ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ)集
ソナタ第1番ト長調 BWV1027
ソナタ第2番ニ長調 BWV1028
ソナタ第3番ト短調 BWV1029
エア〜管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068 より
いざ来れ、異教徒の救い主よ BWV659 (クニャーゼフ編)
シシリアーノ〜ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番 ハ短調 BWV1017 より (クニャーゼフ編)
アダージョ〜トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564 より
アレクサンドル・クニャーゼフ(Vvc/1732年カルロ・ベルゴンツィ製作)
ジャン・ギユー(Org/2008年マショーニ社製、デザイン:ジャン・ギユー)

録音:2013年ローマ、聖アンソニー教会
クニャーゼフのニュー・アルバムは、フランスのオルガンの巨匠ギユーとの共演。2人がパリで初共演して以来20年も温めてきた企 画として、バッハの「ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ」をチェロとオルガンで演奏しています。元々チェンバロが伴奏とい う枠にはまらず、2つのソロ楽器によるソナタという性格を持つ作品ですが、ギユーはここで決してチェロの邪魔はせずに特徴的な 音栓を選び、また原曲ではトリルで伸ばすところをオルガンならではの持続音で処理するなど、自ら製作に関わった楽器を自在 に操って、曲が潜在的に持つ側面を新たに際立たせています。クニャーゼフのチェロものびのびと歌いながらアンサンブルを大切に しており、フレーズにより押したり引いたりの表現を巧みに構成しています。余白には、バッハの有名作品を2人で奏でた嬉しいお まけ付き。

CPO
CPO-555095(2CD)
NX-D01
ヴォルデマール・バルギール(1828-1897):弦楽四重奏曲と弦楽八重奏曲全集
弦楽四重奏曲 第3番イ短調 Op.15b
弦楽四重奏曲 第4番ニ短調 Op.47
弦楽八重奏曲 ハ短調 Op.15a
弦楽四重奏曲 第1番
弦楽四重奏曲 第2番
オルフェウスSQ
【八重奏の客演】
佐藤 優芽(Vn)
堀江 普(Vn)
ユリア・レベッカ・アドラー(Va)
エヴァ・フライターク(Vc)

録音:2013年3月1-3日、2016年4月29-30日、5月4-5日
近年再評価が高まるベルリン生まれの作曲家バルギール。その名前はほとんど知られていませんが、実は彼の母親マ リアンネの前夫はフリードリヒ・ヴィークであり、この2人の間の娘がクララ・ヴィーク。従って、彼はクララの異父弟となりま す。彼は長年にわたり、ベルリン高等音楽学校作曲科の教授を務め、後進に作曲を教えるとともに、シューマンとショ パン作品の校訂を手がけました。蒐集家としても知られ、彼の遺品の中には1500点を超える書簡や、切り抜きや 論文、旅券など日常生活で集めたちらしなどがあり、これらは彼の生涯を研究するにあたり貴重な資料になっていま す。そんな几帳面な性格のバルギールの作品は、メロディよりも曲の構成が重要視されており、弦楽四重奏曲はベー トーヴェンにも似た厳格さを備えています。
CPO
CPO-555112(1CD)
NX-B02
マンドリンとフォルテピアノ
フンメル(1778-1837):大ソナタ ハ長調 Op.37
レオーネ(1725-1790):ソナタ 第2番イ長調 Op.2
フェリシアーノ(1793-1863):ソナタと変奏 ハ長調
ベートーヴェン:ロンド ニ長調(F.レールによる再構築)
 アンダンテと変奏 ニ長調
 ソナチネ ハ長調
 ソナチネ ハ短調
 アダージョ・マ・ノン・トロッポ 変ホ長調
アンナ・トルゲ(4コース・ヒストリカル・マンドリン)
ゲラルド・ハンビッツァー(フォルテピアノ)

録音:2014年12月11-15日
ケルン WDR放送、
クラウス・フォン・ビルマスクザール
「イタリアのマンドリンとヴァイオリン」(555050)に続くマンドリン奏者トルゲのアルバム。今作では古典派の4人の作曲 家の作品を選び、ガット弦を使用し、豪華な装飾が施された19世紀仕様の楽器を用いて、名手ハンビッツァーととも に魅力的な演奏を披露しています。古典派のマンドリン曲の中で最高傑作とされるフンメル、ギャラント様式(装飾 が少ない典雅な作風)で書かれたレオーネ、ポルトガルの知られざる作曲家フェリシアーノ、この3人のソナタと、20 代のベートーヴェンが伯爵夫人ジョセフィーヌのために書いたマンドリンのためのソナチネ、どれもマンドリンとフォルテピア ノの音が解け合った優美な作品です。
CPO
CPO-777305(1CD)
NX-B02
フェルディナント・リース(1784-1838):弦楽四重奏曲集 第3集
弦楽五重奏曲 第2番ニ短調 Op.68
弦楽四重奏曲 第1番ヘ長調 Op.70-1
弦楽四重奏曲 第5番ハ短調 Op.126-2
シュパンツィヒSQ
ラクェル・マサデス(Va)

録音:2016年3月5-8日ベルリン、アンドレア教会
ベートーヴェンやリースとも親交があり、ラズモフスキー伯爵の私設SQのリーダーを務めたイグナーツ・シュパ ンツィヒ。彼の名を冠した「シュパンツィヒSQ」は、ピリオド楽器を用いて古典派作品を演奏することで定評 のあるアンサンブルです。彼らは作曲家としてのリースの重要性に着目、弦楽四重奏曲を通して「ベートーヴェンの弟 子」としてではなく、「独創性豊かな作曲家」としてのリースを伝えることに力を注いでいます。これまでにリリースされた 2枚のアルバムも高く評価されていますが、第3作となるアルバムでは、ヴィオラ奏者マサデスを招いて弦楽五重奏曲 も演奏。充実した響きを持つ革新的な作品は、まさに作曲家リースの本領発揮と言えるでしょう。
CPO
CPO-5551621(2LP)
NX-D11
バッハ:フーガの技法 BWV1080
F.グレーフによる4本のサクソフォンのための編曲版
【LP1】
SideA
1.コントラプンクトゥス 1
2.コントラプンクトゥス 3
3.コントラプンクトゥス 2
4.コントラプンクトゥス 4
5.第15番(8度のカノン)
6.第16番(10度のカノン)
SideB
1.第17番(12度のカノン)
2.コントラプンクトゥス 8
3.コントラプンクトゥス 11
4.コントラプンクトゥス 10
5.コントラプンクトゥス 9
【LP2】
SideA
1.コントラプンクトゥス 5
2.コントラプンクトゥス 6
3.コントラプンクトゥス 7
4.第14番(拡大と縮小による4声反行カノン)
SideB
1.コントラプンクトゥス 12a
2.コントラプンクトゥス 12b
3.コントラプンクトゥス 13a
4.コントラプンクトゥス 13b
5.コントラプンクトゥス 18
ベルリン・サクソフォン四重奏団
【メンバー】
デトレフ・ベンスマン
(ソプラノ・サクソフォン)
クラウス・クレツマルスキ
(アルト・サクソフォン)
クリストフ・グリーゼ
(テノール・サクソフォン)
フリーデマン・グレーフ
(バリトン・サクソフォン)

録音:1990年9月
MDG. Holger Schlegel

180g 重量盤
ベルリン・サクソフォン四重奏団によるバッハの名作「フーガの技法」。バリトン・サクソフォンを担当するグレーフが編曲し たこの演奏は、CD(999058)発売時に「様々な解釈が存在するこの作品に、また新たな光を当てた」として話題と なりました。サクソフォンの音色に溶け合うバッハの幻想的な旋律は、聴き手を瞬時に魅了します。今回は180gの 重量盤ヴァイナルLPとして再登場、臨場感に溢れる音質をたっぷりお楽しみいただけます。

Chandos
CHAN-10999(1CD)
リヴァイヴ〜サクソフォン四重奏のためのバロック・アレンジメント
パーセル:ロンドー(劇付随音楽 「アブデラザール、またはムーア人の復讐」 Z.570より)*
バッハ:G線上のアリア(管弦楽組曲第3番 BWV.1068より 第2楽章)*、
 前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV.857(平均律クラヴィーア曲集第1巻より 第12番)**、
 前奏曲とフーガ ト短調 BWV.885(平均律クラヴィーア曲集第2巻より 第16番)**、
 バディネリ(管弦楽組曲第2番 BWV.1067より 最終楽章)*、羊は安らかに草を食み(カンタータ 「楽しき狩こそわが悦び」 BWV.208より)*、
 ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV.1048*
ヘンデル:サラバンド(クラヴサン組曲ニ短調 HWV.437より 第4楽章)*、
 「水上の音楽」より 3つの楽章〔アラ・ホーンパイプ(第2組曲ニ長調 HWV.349より)、ブーレ(第2組曲ニ長調 HWV.349より)、メヌエット2(第3組曲ト長調 HWV.350より)〕*
バード:パヴァンとジーグ*
バッハ
:フーガ ト短調 BWV.578*
コレッリ:アダージョ(合奏協奏曲 Op.6-8 「クリスマス協奏曲」より 第2楽章)*
バッハ:イタリア協奏曲 BWV.971#

編曲:イアン・ファリントン(世界初録音)*/ラインハルト・フック**/栃尾克樹&フェリオ・サクソフォン四重奏団#
フェリオ・サクソフォン四重奏団

録音:2018年2月19日−21日、殉教者聖シラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
ロイヤル・オーヴァー=シーズ・リーグのアンサンブル・コンクール2015、フィルハーモニアO&マーティン・ミュージカル・スカラーシップのアンサンブル賞2015、タンネル・トラスト賞2014/2015、パーク・レーン・グループ・アーティスト2015/2016など数々の賞を受賞し、セント・ジョンズ・スミス・スクエアのヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー2016/2017に見事選ばれたイギリスの新進気鋭のサクソフォン・クヮルテット、フェリオ・サクソフォン四重奏団。サクソフォン四重奏のためのオリジナル作品集(CHAN 10987)に続くChandos第2弾は、アレンジ作品集!
「G線上のアリア」や「バディネリ」、「水上の音楽」、「クリスマス協奏曲」など、バロック時代の名曲が満載。「平均律クラヴィーア曲集」と「イタリア協奏曲」を除く全作品をアレンジしたのは、ロンドンの王立音楽アカデミーとケンブリッジ大学で学んだイアン・ファリントン。ピアニスト、オルガニスト、作編曲家として多彩に活動しながら、特に大規模なオーケストラ作品の小編成版アレンジで人気を誇る名アレンジャーです。ファリントンの編曲版はすべて世界初録音。

Passacaille
PAS-1039(1CD)
「オペラのいたずら」
ロッシーニ:前奏曲、主題と変奏(ホルン、ピアノ)
ジョヴァンニ・プッツィ:Ah che forse in toi momenti(メゾソプラノ、ホルン、ピアノ)
アントニー・クラピッソン:ロッシーニ『オテロ』の主題による幻想曲(ホルン、ピアノ)
ドニゼッティ:Fuis, laisse-moi(メゾソプラノ、ホルン、ピアノ)
メルカダンテ:L’appel du chasseur(メゾソプラノ、ホルン、ピアノ)
フレデリック・デュベルノア:Mes Adieux(ホルン、ピアノ)
アゴスティーノ・ベッローリ:Pot-pourri sopra vari motivi dell'opera il Pirata(ホルン、ピアノ)
ドニゼッティ:L' Amor funesto(メゾソプラノ、ホルン、ピアノ)
ジヴァンニ・プッツィ:Fantaisie sur les airs de l'Agnese et de la Molinara(ホルン、ピアノ)
ドニゼッティ:Une larme furtive(メゾソプラノ、ホルン、ピアノ)
アレッサンドロ・デナビアン(ナチュラルHrn)
ルチア・チリッロ(Ms)
フランチェスカ・バッチェッタ(フォルテピアノ)

録音:2014 年 8月26-29日
オペラの大家ロッシーニは40代で一度音楽の道から身を引き隠居生活を送りますが、晩年に再び創作活動をはじめ『老年のいたずら』と題した小品 集を作曲します。これはピアノ曲や小さな編成の室内楽で、このなかに友人のホルン奏者のために書かれた「前奏曲、主題と変奏」も含まれます。この作 品から始まる当アルバムは、「オペラ」と「晩年ロッシーニのユーモラスな筆致」と「ホルン・声・ピアノ」をテーマとして広がっていくマニアックなアルバム。 ロッシーニの時代の作曲家で統一され、とてもハイレベルな古楽器演奏が繰り広げられます。ロッシーニは毎晩おいしい料理を食べながら、こんな音楽を 聴いて人生を楽しんでいたのでしょうか。 (Ki)

CONTINUO Classics
CC777-728(2CD)
ブラームス:ピアノ三重奏曲全集
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 Op.101
ピアノ三重奏曲第2番ハ長調 Op.87
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op40(原曲:ホルン三重奏曲)
グラフ・ムリャ(Vn)、フランソワ・グローベン(Vc)、ペーター・ラウル(P)

録音:2006 年/コルタンベール・プロテスタント寺院
グラフ・ムリャは2004年にハルモニアムンディ・フランスよりリリースされた「放浪のヴァイオリン」(HMA 1951785)でフランス・レコード賞を受 賞し話題となったヴァイオリニスト。情熱的な演奏で魅了します。フランソワ・グローベンは1997年から2003年までトマス・ツェートマイアーが第1ヴァ イオリンをつとめるツェートマイアー四重奏団のチェロ奏者として活躍。1695年製の名器ゴフリラーから奏でられる野太く雄弁に語りかける音色が魅力で す。ペーター・ラウルはマルク・コッペイとのベートーヴェンのチェロとピアノための作品全集(KKC 5889 / AU 23440)、イリア・グリンゴルツとのス トラヴィンスキーのヴァイオリン作品集(第1集 BIS SA 2245/ 第2集 BIS SA 2275)など、数々の名録音で知られる名手。卓越したテクニックと表 情豊かな演奏には定評があります。なお、グローベンは2011年5月28日に死去しており、当アルバムはブローベンへの追悼アルバムとしてリリースが 決定しました。セッションでありながらライヴを思わせる丁々発止の演奏をお楽しみください。 (Ki)

NEOS
NEOS-11815(1CD)
マルティン・ヘルヒェンレーダー(b.1961):チェロとピアノのための作品集
死に関する小品〜チェロとピアノのための
ピアノのための4つのエチュード「木々と石」
冬の夜の音楽 - メランコリア1514〜チェロのための
ピアノのためのエチュード第2 番「メテオ(流星)」
チェロのためのミニアチュアズ
ピアノのためのエチュード第3 番
パウル・クレー・ブラットIV「石塊」〜ピアノのための
コンタクテ〜チェロとピアノのための
フリードリヒ・ガウヴェルキー(Vc)
ゼフェリン・フォン・エッカルトシュタイン(P)

録音:2017年9月
マルティン・ヘルヒェンレーダーはオルガニスト、音楽学者でもありドイツ、アメリカ、中国、カナダでも教鞭を執っています。オルガン奏者としてはマーカス・シュトックハウゼン、アルディッティQ とも度々共演しています。既に当NEOS-よりオルガン作品のCD が出て好評を得ています。これはチェロ独奏、ピアノ独奏、チェロとピアノのために書かれた作品集。メテオ(流星)はそのものずばり、激しいクラスター音響で隕石の落下と思しき情景が描かれ、「冬の夜の音楽-メランコリア」はチェロの呻くようなメリスマティックで憂鬱な旋律が日本の東北民謡を想起させる。「コンタクテ」ではチェロとピアノが様々な形で接触(コンタクテ)する小品集。
NEOS
NEOS-11819(2CD)
「フルート・ニュース」〜現代のフルート二重奏曲

(1)-(7)「20 世紀のフルート二重奏」
(1)ヒンデミット:標準的なソナチネOp.31-3(1924)
(2)ジョン・ケージ:3 つの小品(1935)
(3)ゴッフレド・ペトラッシ(1904-2003):天使の対話(1948)
(4)武満徹:マスク(1959)
(5)ブルーノ・マデルナ(1920-1973):ディアロディア(1972)
(6)尹伊桑(1917-1995):インヴェンション(1983)
(7)ジャン・フランセ:2 種のインコのシンポジウム(1989)

(8)-(16)「ヴァインツィアールとヴェヒターに捧げられた作品」
(8)ドロシー・エベルハルト(b.1952):EOS(2015)
(9)エンヨット・シュナイダー(b.1950):“RA”-リチュエル(2017)〜10 人のフルート奏者のための
(10)ジャン=リュック・ダルブレー(b.1946):ウェイヴズ(2010)
(11)ベルント・レッドマン(b.1965):秘密の庭園(2017/18)
(12)エルヴィン・コッホ=ラファエル(b.1949):コンポジションNo.71(2012)〜フルート(ピッコロ持ち替え)、バス・フルート、ピアノのための
(13)ニコラウス・ブラス(b.1949):愛の対話(2014)
(14)ヨハネス・X・シャフトナー(b.1985):夜を走る II〜7 つのフルートのための(2010/11)
(15)フォルカー・ニッケル(b.1970):ソナチネ(2016)
(16)マックス・ベックシェーファー(b.1952):ハイドンのいる三重奏曲II(2009)〜2 つのフルートとチェロのための
エリザベト・ヴァインツィアール(Piccolo/Fl/アルトFl)
エドムント・ヴェヒター(Fl/アルトFl/バスFl/コントラバスFl)
(9)(14)ミュンヘン・フルート・アンサンブル
(12)エヴァ・シーファーシュタイン(P)
(16)フィリップ・フォン・モルゲン(Vc)

録音:(1)-(7)1998年、(2)-(16)2018年2月
現代のフルート二重奏およびフルート・アンサンブル、フルート二重奏を中心にした室外 楽曲を収録。ディスク1 は主に20 世紀に書かれたスタイルも様々な作曲家の作品、ディスク 2 はこのセットの演奏者であるエリザベト・ヴァインツィアール&エドムント・ヴェヒターに捧げら れた最近の作品を中心にまとまられています。ヒンデミットの可憐で軽やかな「標準的なソナチ ネ」に始まり、ケージの若書きで初期のリリシズムあふれる傑作「3 つの小品」、武満 20 代の 傑作「マスク」、マデルナ、尹伊桑、フランセと 20 世紀を代表するフルート作品が続く。ディス ク 2 では 21 世紀の新しい息吹を感じさせるシュナイダーの「”RA”リチュエル」、タッピングな どの特殊奏法を交えたダルビレーの「ウェイヴズ」、ベックシーファーの楽しい 21 世紀版ハイ ドンの主題による変奏曲「ハイドンのいる三重奏曲II」がそれぞれ聴きもの。現代音楽ファン、 フルート学習者必携。

Guild
GMCD-7812(1CD)
ジェームズ・クリーガー〜ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・チェロ・クリスマス
マーティン&ブレーン(ギンズバーグ編)ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
伝承曲(ギンズバーグ編):さやかに星はきらめき
伝承曲(ギンズバーグ編):飼い葉の桶で
伝承曲(ギンズバーグ編):われらはきたりぬ/御使いうたいて
伝承曲(ギンズバーグ編):山の上で告げよ
伝承曲(ギンズバーグ編):天なる神には
ロイド・ウェッバー&ライス(ギンズバーグ編):私はイエスが分らない
伝承曲(ギンズバーグ編):まきびとひつじを
ウェルズ&トーメ(ギンズバーグ編):クリスマス・ソング(暖炉では栗の実が焼け)
伝承曲(ギンズバーグ編):世の人忘るな
伝承曲(ギンズバーグ編):荒野の果てに
シメオネ、デーヴィス&オノラティ(ギンズバーグ編):リトル・ドラマー・ボーイ
伝承曲(ギンズバーグ編):きよしこの夜
ジェームズ・クリーガー(Vc)、
ビル・メイズ(P)、
アレックス・ライベック(P)、
パトリック・ミランド(Hrn)、
アンドルー・スターマン(クラリネット、フルート&リコーダー)、
ショーン・ハークネス(G)、
リネット・ワードル(Hp)、
ウィリアム・ギャリソン(ハーモニカ)、
ビル・ヘイズ(打楽器)、
ネッド・ポール・ギンズバーグ(シンセベース&シンセサイザー)
1974年の第5回チャイコフスキー国際コンクールで、同年のアメリカ人最高位となる第4位入賞を果たし、1982年よりメトロポリタン歌劇場Oのメンバーとして活躍しているアメリカのチェリスト、ジェームズ・クリーガーが想いを込めて企画、選曲したチェロによる本格的なクリスマス・アルバム! クリスマス・ソングへの深い愛情、そして「歌いたい!」というクリーガー自身の想いが込められたこのクリスマス・アルバムには、フィリップ・グラス・アンサンブルのフルーティスト、アンドルー・スターマンや、ナポリ・サン・カルロ劇場管などで活躍したホルン奏者パトリック・ミランド、アメリカの熟練のジャズ・ピアニスト、ビル・メイズなど、気心知れた実力派ミュージシャンたちが参加。 クラシック、ポップス、ジャズなど様々なスタイルにアレンジされたクリスマス・ソングの数々を、クリーガーを中心とするアンサンブルが愉しく、そして歌心豊かに奏でます。

RUBICON
RUBI-1027(1CD)
バルトーク&シューマン:ヴァイオリン・ソナタ集
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105、
 3つのロマンス Op.94
バルトーク:ハンガリー民謡集、
 ヴァイオリン・ソナタ第1番
スティーヴン・ヴァールツ(Vn)、
ガブリエーレ・カルカノ(P)
スティーヴン・ヴァールツは、1996年カリフォルニア生まれの若きオランダ系アメリカ人ヴァイオリニスト。サン・フランシスコ音楽院とカーティス音楽学校、パールマン・ミュージック・プログラムなどで学び、現在はクロンベルク・アカデミーに在籍中。2013年にはニューヨークのヤング・コンサート・アーティスト国際オーディションとモントリオール国際コンクールで受賞、2014年メニューイン・コンクール優勝など神童として活躍し、2015年のエリザベート王妃国際音楽コンクールでは第5位入賞を果たしています。2017年には優れた若手演奏家に贈られるエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラントを受賞し、既に30以上のスタンダード・レパートリー、そしてレアなコンチェルト・レパートリーを誇るスティーヴン・ヴァールツのデビュー・アルバムは、バルトークとシューマンのヴァイオリン・ソナタ集。

SONARE
SONARE-1041(1CD)
ヴォルフガング・ダヴィッド&梯 剛之 デュオ・リサイタル2017
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 Op.159 D.934
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.12-2
ヴォルフガング・ダヴィッド(Vn)、
梯剛之(P)

ライヴ録音:2017年12月7日/JTアートホール アフィニス
ピアニスト梯剛之とウィーンでともに学んだヴォルフガング・ダヴィッドによる奇跡のデュオによる第5弾は2017年のライヴからシューベルトのヴァイ オリンとピアノのための幻想曲、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第3番、そしてベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第2番を収録しました。難曲と しても知られるシューベルトの幻想曲。阿吽の呼吸から生まれる演奏からはウィーン情緒漂うシューベルトを堪能することができます。ブラームスは緊密 で深い演奏を展開。ことに丁寧に紡ぎだされる心温まる第2楽章が感動的です。そして、2013年12月のライヴからテーマの一つとしているベートーヴェ ンのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏。これまでに第9番「クロイツェル」(SONARE 1025)、第6番&第8番(SONARE 1030)、第3番&第7番(SONARE 1032)、第10番(SONARE 1036)がリリースされておりますが今回は第2番が演奏されました。当ライヴでも端正でみずみずしい演奏を披露してお ります。 (Ki)

WERGO
WER-7372(1CD)
マルコ・ストロッパ(1959-):作品集
(1)Hommage a Gy. K. (1997-2003/rev. 2008)
「ジェルジュ・クルターグへのオマージュ」〜クラリネット、ヴィオラとピアノのための
(2)Un segno nello spazio (1994)
「宇宙のサイン」〜弦楽四重奏のための
(3)Osja, Seven Strophes for a Literary Drone (2005/rev. 2013)
「文学的なドローンのための7つのストローフィ」〜ヴァイオリン、チェロとピアノのための
アンサンブル・KNM・ベルリン

録音:2015年10月20-24日/ケルン、WDR
イタリアの作曲家ストロッパによる室内楽作品集。彼はブーレーズのもとIRCAMで働いた経歴を持っており、生楽器でも繊細な音色を使いこなしてい ます。「Hommage a Gy. K.」は7つの小さな楽章からなり、演奏者が互いの位置を繰り返し変えながら演奏します。クルターグを思わせる静謐で繊細 な音のやり取りがさまざまなエフェクトとなり耳をくすぐります。「Un segno nello spazio」は弦楽四重奏ながら多層的な響きで、空間を削り出したかの ような複数の切り口を見せ、宇宙的なパルスも感じます。「Osja, Seven Strophes for a Literary Drone」はロシアの詩人ヨシフ・ブロツキーを題材と しており、「Osja」はブロツキーの愛称。弱音が支配的ですが動きは途切れず、集中が続く音楽です。 (Ki)

カメラータ
CMCD-15147(2CD)
税込定価
2018年10月15日発売
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲作品59
弦楽四重奏曲 第7番ヘ長調 作品59-1 「ラズモフスキー 第1番」
弦楽四重奏曲 第8番ホ短調 作品59-2 「ラズモフスキー 第2番」
弦楽四重奏曲 第9番ハ長調 作品59-3 「ラズモフスキー 第3番」
ウィーン・ニコライSQ
[ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク
(Vn1)
ベンジャミン・モリソン(Vn2)
ゲルハルト・マルシュナー(Va)
ベルンハルト・直樹・ヘーデンボルク(Vc)]

録音:2018年5月ウィーン
 室内楽演奏の輝かしい伝統をも持つウィーン・フィルの、創設者オッ トー・ニコライの名を冠したウィーン・ニコライSQは、2012 年の創設以来、その伝統を受け継ぎ、次代を担う使命感をもって演奏活 動を行い高い評価を受けています。ウィーン・フィルの同僚たち、ヴィ ルフリート・和樹(Vn)、ベルンハルト・直樹(Vc)の ヘーデンボルク兄弟と、ゲルハルト・マルシュナー(Va)、ベ ンジャミン・モリソン(Vn)による四重奏団が満を持してレ コーディングに選んだのは、ベートーヴェンの「ラズモフスキー」全曲。 若き正統派カルテットの鮮烈なるCDデビューです。(カメラータ)

アールアンフィニ
MECO-1050(1SACD)
税込定価
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D810「死と乙女」
ウェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章
ストリング・クヮルテット ARCO
[伊藤亮太郎(Vn1)
双紙正哉(Vn2)
柳瀬省太(Va)
古川展生(Vc) ]

録音:2018年4月23日&24日 横浜市栄区民文化センター リリス
ストリング・クヮルテットARCO の実に16年ぶりにニューアルバムは、弦楽四 重奏曲の金字塔、シューベルト「死と乙女」。N 響、読響、都響においてそれぞれ トップを務めるソリスト4人が織りなすその醸成された響きは、16年という濃 密な時の変遷を確信させます。カップリングはウェーベルン初期の「弦楽四重奏 のための緩徐楽章」。ロマン派への憧憬を感じるその美しい弦楽の響きは、ウェー ベルンをウェーベルンたらしめている12音無調音楽とは一線を画すもので、万 人が純粋に「美しい」と感じられる秀作です。ARCO ならではのベルベットな響 きが天国へと誘います。

Orchid Classics
ORC-100085(1CD)
NX-B03
ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(R.スナイダー編)
ハイドン:弦楽四重奏曲 ハ長調
Op.54-2(Hob.III:57)
ラヴェル:古風なメヌエット(R.スナイダー編)
ストラヴィンスキー:弦楽四重奏のためのコンチェルティーノ
ラヴェル:メヌエット 嬰ハ短調 Op.posth(R.スナイダー編)
テスラ四重奏団
【メンバー】
ロス・スナイダー(Vn)
ミッシェル・リー(Vn)
エドウィン・カプラン(Va)
セラフィム・スミゲルスキー(Vc)

録音:2017年4月29.30日,5月1日UK モンマス、ウィアストン・レイズ、コンサート・ホール
偉大な発明家ニコラ・テスラ(1856-1943)の名を冠した「テスラ四重奏団」。2008年にジュリアード音楽院の学生 たちにより結成されたこのアンサンブルは、詩、音楽、哲学にも精通し、これらを大切にしていたテスラの意志を尊重 し、“人々を結び付ける”役目としての音楽を追求しています。彼らは聴衆と演奏家の結びつきを強めるために10年 間試行錯誤を繰り返したといい、このデビュー・アルバムでは、ラヴェル、ハイドン、ストラヴィンスキーという選曲から演 奏に至るまで、聴き手をひきつけるために細心の注意が払われており、演奏も実にきめ細やか。現在のニューヨークで 最も有望なアンサンブルの一つとして注目を集めています。

Orchid Classics
ORC-100089(1CD)
NX-B03
20世紀と21世紀、トランペットとピアノのための作品集
ピーター・マクスウェル=デイヴィス(1934-2016):トランペットとピアノのためのソナタ Op.1
レイモン・ガロワ=モンブラン(1918-1994):サラバンドと終曲
アレックス・ウルフ(1995-):ダイレクト・メッセージ
エネスコ:伝説
デボラ・プリッチャード(1997-):7 Halts on the Somme ソムの七つの係留所
ジル・スウェイン(1946-):Sangre Viva 生きる血
ジャック・カステレード(1926-2014):トラネンペットのためのソナチネ
マティルダ・ロイド(Tp)
ジョン・リード(P)

録音:2017年12月6-7日,2018年2月26日,4月24日
注目の女性トランペット奏者マティルダ・ロイドのデビュー・アルバム。“エリック・オービエ国際トランペット・コンクール”に 入賞、BBC若手ミュージシャンに選定された彼女はBBCプロムスで鮮烈なソロ・デビューを果たし世界中の注目を集 めました。 このアルバムは「トランペットのレパートリーを広げたい」というロイドの願いが反映されており、スウェイン、プリッチャード、 ウルフの新作だけでなく、他の作曲家たちの忘れられてしまった作品も収録されており、彼女の技巧を楽しむとともに、 作品への興味も強くかきたてられる構成となっています。
Orchid Classics
ORC-100091(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 第2集
ピアノ三重奏曲 ト長調 Op.1-2
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op.70-2
トリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲン
【メンバー】
ホン・ソジン(Vn)
ホン・ソキュン(Vc)
イェンス・エルヴェキール(P)

録音:2018年3月13-17日
コペンハーゲン デンマーク放送、コンチェルトハウス 第2スタジオ
2017年にリリースされた第1集が高く評価されたトリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲンによるベートーヴェン。第2集に収録され ているのは23歳の作品であるOp.1-2と中期の作品Op.70の2曲です。彼らは北欧の音楽シーンの最前線に位置 するアンサンブルで、20年近くに渡り活躍し数多くの賞を受けているヴェテランです。このベートーヴェンでも親密で息 のあった演奏の中に、独自の解釈を施した素晴らしい音楽を聴かせています。

Resonus
RES-10223(1CD)
NX-B05
マイケル・バークリー(1948-):室内音楽集

1-3.Catch Me if You Can(1994)
4.クラリネット五重奏曲(1983)
Winter Fragments 冬の断片(1996)
5.Winter fragments the earth
6.Death lies on her
7.The reeling clouds stagger
8.Frozen still
9.A widow bird sate mourning
10.Silent and soft
11.Time that knows more
12.オルフェウスのソネット-リルケのソネットより(2010)
13.SEVEN(2007)
フルール・バロン(Ms)…5-12
ドミニク・グリアー(指)…5-11.13

バークリー・アンサンブル
【メンバー】
ソフィー・マザー(Vn)…4
フランチェスカ・バリット(Vn)・・4-11.13
ダン・シラディ(Va)…4-11.13
ジェンマ・ウェアハム(Vc)…4-13
ジョン・スラック(Cl&バスCl)…1-11.13
アンドリュー・ウェストン(Fg)…1-3
ポール・コット(Hrn)…1-3
ルーク・ラッセル(Fl&アルトFl&ピッコロ)…1-3.5-11.13
エミリー・コックビル(Ob&コールアングレ)…1-3.5-11.13
サラ・ハッチ(パーカッション)…13
ヘレン・シャープ(Hp)…5-11.13

録音:2018年3月6-8日The New Maltings, Alpheton, Suffolk
イギリスの作曲家バークリー親子の名を冠した「バークリー・アンサンブル」。2018年に創立10周年を迎え、次々と現 代作品を紹介している彼らは、2018年に生誕70周年を迎えた息子のマイケル・バークリーの音楽に注目していま す。1948年生まれのマイケルは、王立音楽院でピアノと歌を学ぶかたわら、ロック・バンド「Seeds of Discord」で 演奏、特異な才能を発揮したことでも知られています。作曲家としては数多くの作品を発表しており、バークリー・アン サンブルは創立当時からマイケルの室内楽作品の演奏、録音を積極的に行っています。このアルバムではしみじみと した味わいを持つ「クラリネット五重奏曲」をはじめ、声楽をともなう「冬の断片」、鋭い切り口が魅力的な「SEVEN セヴン」など、魅力的な作品が並びます。

Etcetra
KTC-1626(1CD)
シュニトケ:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ第1番
Klingende Buchstaben
オレグ・カガンの思い出によるマドリガル
無伴奏チェロのための即興曲
チェロ・ソナタ第2番
ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc)、
ヤン・ミキエルス(P)

録音:2017年冬、ブリュッセル王立音楽院コンサート・ホール(ベルギー)
ブリュッセル王立音楽院で教鞭を執り、堀米ゆず子との共演でも知られるベルギーの女流チェリスト、ヴィヴィアーヌ・スパノゲ。ベルギーの才人ピアニスト、ヤン・ミキエルスと弾く、アルフレート・シュニトケのチェロ・ソナタ集。痛切なまでの感情が緻密に表現された3つの無伴奏作品の緊張感も見事。
Etcetra
KTC-1624(1CD)
木管楽器とピアノのためのフランダースの音楽
ロベール・グロロー:Hibernaculum(フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット&ホルン)
エリク・デシンペライア:5つの「幻影のモテット」(フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット&ホルン)
ピート・スウェルツ:インタラクション(フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン&ピアノ)
ブラム・ファン・カンプ:隠された真実(フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット&ホルン)
ヤン・ホイレンブルック:ハイ・スピード・ラグ:(フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット&ホルン)
フォーカス木管五重奏団、
ステファン・ド・シェッパー(P)

録音:2017年5月、2018年1月&2月、ベルギー
Et'ceteraのコンテンポラリー・コンポーザーズ・シリーズ。フランドル地方の現代の作曲家たちによる木管五重奏作品集。映画的な作品から緻密な構造の現代作品、軽快なラグ・タイムなど様々なスタイルの音楽が収録されており、新たなアンサンブル・レパートリーの開拓にもオススメ。
Etcetra
KTC-1619(1CD)
オランダの弦楽三重奏曲集
ボブ・ツィンマーマン:5つまたは6つの輝かしきバガテル
ディーデリク・ワーナヘール:アスレホス
ウーネ・ファン・ヘール:Akhnaton
クラース・デ・フリース:All That We Love Is Bound For The Past*
オシリス三重奏団、
ヘリー・デ・フリース(Ms)*
1988年の結成以来数多くのオランダの音楽賞に輝き、メンバー全員がハーグ王立音楽院の教授を務めているオランダを代表するアンサンブルの1つ、オシリス三重奏団。Et'ceteraのダッチ・コンポーザー・シリーズより、現代オランダの作曲家たちの新作(いずれも2010年代に作曲されたもの)を録音。

フォンテック
FOCD-9791(1CD)
税込定価
2018年10月3日発売
VIOLINable〜ディスカバリー vol.4
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ 第4 番ニ長調 Op.1-13 HWV371
クライスラー:クープランの様式による才たけた貴婦人
サラサーテ:ミニョンのガヴォット Op.16
サン=サーンス:サラバンドとリゴードン ホ長調 Op.93
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第4 番イ短調 Op.23
フォーレ:初見視奏曲
 ヴァイオリン・ソナタ 第1 番イ長調 Op.13
バッハグノー:アヴェ・マリア
西本幸弘(Vn) 、大伏啓太(P)

録音:2017 年12 月8 日 仙台市宮城野区文化センターPaToNa ホール・ライヴ
仙台フィル・九響コンサートマスターを兼任する西本幸弘が「VIOLINable−ヴァイオリンの可能性と適合性 −」をテーマに臨むリサイタルシリーズ 第4 弾。 2014 年より、ベートーヴェンのソナタ全曲演奏と東日本大震災復興支援音楽プログラムをあわせた “VIOLINable ディスカバリー”シリーズを開始したヴァイオリニスト西本幸弘。待望のCD 第4 弾の登場 です。第2 弾でも共演のピアニスト、大伏啓太の十全なサポートを得て、非常に聴きごたえのあるプログラ ムを展開します。仙台フィル・コンサートマスターという重責に加え、本年からは九響・コンサートマスター も兼任している西本。その活動の充実ぶりがうかがえる1 枚です。 (フォンテック)
フォンテック
FOCD-9794(1CD)
税込定価
2018年10月3日発売
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲 第2 番ハ短調 作品66
ピアノ三重奏曲 第1 番ニ短調 作品49
ハンブルクトリオ
[塩貝みつる(Vn)
ヴィタウタス・ゾンデキス(Vc)
エバーハルト・ハーゼンフラッツ(P)]

録音:2018 年6 月2 日 サンクトペテルブルク・フィルハーモニアホール・ライヴ
ドイツハンブルクを拠点として2013 年から活動しているピアノトリオ。結成当初からメディ アで高い評価を受け、ZDF(ドイツ国営第二放送)、NDR(北ドイツ放送)に出演。日本では 2015 年の初来日時のブラームスの演奏がNHK FM「ベスト オブ クラシック」で放送されま した。毎年作曲家ごとのピアノ三重奏曲全曲を録音し、公演を行うことをコンセプトに活動し ています。メンデルスゾーンは同じハンブルク出身だけに彼らの演奏への期待は大変大きいも のでしたが、欧州各地で演奏し絶賛を博しました。当盤は2018 年6 月、サンクトペテルブ ルクのフィルハーモニアホール公演のライヴ録音を収録したものです。 (フォンテック)
フォンテック
FOCD-9790(1CD)
税込定価
2018年10月3日発売
ホルンとオルガンのためのフランス音楽
サン=サーンス:アダージョとアンダンテ
ボザ:遙かなる歌
シューマン:6つのカノン風小品 Op.56 より
フランク:前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18
ボエリー:コラール「たとえ主から離れても再び戻る」
フォーレ:エレジー Op.24
デュリュフレ:ソワソン大聖堂のカリヨンの主題によるフーガ Op.12
ラヴェル(坂戸真美 編):亡き王女のためのパヴァーヌ
ピュイグ=ロジェ:哀歌
プーランク:エレジー FP168
フォーレ:アヴェ・マリア
丸山勉(Hrn)
坂戸真美(Org)


録音:2018 年5 月20〜22 日 青山学院大学 ウェスレー・チャペル
オルガニスト、坂戸真美によるフランス作品集第3 弾。今作では日本フィルハーモニー交響楽 団客演首席奏ホルン奏者の丸山 勉との共演です。 エレジー(哀歌)をひとつのテーマとして選曲し、この編成のためのオリジナル曲、編曲作品な どを織り交ぜながら、なかなか聴く機会のないこの編成の妙味を充分に感じさせてくれます。 (フォンテック)

Solo Musica
SM-282(1CD)
NX-B03
アンリ・マルトー:作品集 第3集
クラリネット五重奏曲 ハ短調 Op.13
弦楽四重奏曲 第2番ニ長調 Op.9
アンドレアス・シャプラス(Cl)
プレトリウスSQ
マルトーSQ

録音:2016年7月15.16日 、2017年10月17.18日
フランス出身、スウェーデンに帰化したヴァイオリニスト、作曲家アンリ・マルトーの室内楽作品第3集。ア ルバムの中心となるのは1906年に作曲された彼の代表作「クラリネット五重奏曲」。流麗で豊かなメロ ディを湛えたこの曲は、冒頭のクラリネットの独白が極めて印象的であり、のどかな第3楽章はモーツァルト を思わせます。演奏しているプレトリウスSQはバイエルン州立Oの奏者たちによるア ンサンブル。また、同じ年に書かれた弦楽四重奏曲第2番はハイドンの伝統に則った作品で洒脱さとドイ ツ的な堅固さを備えています。

B RECORDS
LBM-011(2CD)
NX-D04
ブラームス:室内楽全集第1集
ピアノ四重奏曲 第1番ト短調 Op.25
ピアノ四重奏曲 第3番ハ短調 Op.60
ピアノ四重奏曲 第2番イ長調 Op.26
ピエール・フシュヌレ(Vn)
リーズ・ベルトー(Va)
フランソワ・サルク(Vc)
エリック・ル・サージュ(P)

録音:2017年3月5日 ライヴ
演奏するのは、日本でもおなじみのエリック・ル・サージュ、フランソワ・サルクと、フランス国内で絶大 な人気を誇る若手ヴァイオリニスト、ピエール・フシュヌレ、1982年生まれ、ジュネーヴ国際コンクールに入 賞した女性ヴィオラ奏者リーズ・ベルトー。ブラームスの厳格な精神と美しさを的確に表現しています。
B RECORDS
LBM-012(2CD)
NX-D04
ブラームス:室内楽全集第2集
弦楽五重奏曲 第1番ヘ長調 Op.88
弦楽五重奏曲 第2番ト長調 Op.111
弦楽六重奏曲 第1番変ロ長調 Op.18
弦楽六重奏曲 第2番ト長調 Op.36
ピエール・フシュヌレ(Vn)
岡田修一(Vn)
リーズ・ベルトー(Va)
アドリアン・ボワソー(Va)
フランソワ・サルク(Vc)
ヤン・ルヴィオノワ(Vc)

録音:2018年3月7日 ライヴ
こちらは弦楽のみの曲集ですが、パリ音楽院出身の若き日本の俊英 ヴァイオリニスト、岡田修一が奏者として参加しているのがポイント。ブラームスの厚みのある響きを奏者全 員で紡ぎ出しています。
B RECORDS
LBM-001(1CD)
ヤナーチェク:作品集
弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」 JWVII/13
おとぎ話 JW VII/5
コンチェルティーノ JW VII/11
エルメス四重奏団
【メンバー】
オメール・ブシェーズ(Vn1)
エリーゼ・リュウ(Vn2)
ユン=シン・ロウ・チャン(Va)
アンソニー・コンドウ(Vc)

ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール(Vc)
ギヨーム・ベロン(P)
ジョナス・ヴィトー(P)
オメール・ブシェーズ(Vn1)
エリーゼ・リュウ(Vn2)
ユン=シン・ロウ・チャン(Va)
アモリ・ヴィドゥヴィエ(Cl)
マキシム・トンバ(Hrn)
ラファエル・アングスター(Fg)

録音:2014年8月5日 ライヴ
1997年から開催されている「ドーヴィル・イースター音楽祭」はルノー・カピュソンやニコラ・アンゲリッシュら、 若い才能を紹介することを目的に始められました。2002年からは8月の「夏の音楽祭」も始まり、バロック 作品の研究結果を交えながら、数多くの世界初演が行われています。2014年に開催されたコンサートを 録音したこのアルバムで取り上げられているのはヤナーチェクの作品。2008年、リヨン国立音楽院の学生 たちによって結成された「エルメス四重奏団」を中心に、若手管楽器奏者たちが集い、洗練された演奏を 披露しています。
B RECORDS
LBM-003(1CD)
メンデルスゾーン:ピアノ四重奏曲/ピアノ六重奏曲
ピアノ四重奏曲 第3番ロ短調 Op.3
ピアノと弦楽のための六重奏曲 ニ長調 Op.110
イスマエル・マルゲン (P)
ピエール・フシュヌレ(Vn)
アドリアン・ボワソー(Va)
ヤン・ルヴィオノワ(Vc)
アモリ・コエイトー(Vn)
レア・エニノ(Vn)
アドリアン・ラ・マルカ(Va)
クリスティアン=ピエール・ラ・マルカ(Vc)…
ヤン・デュボスト(Cb)

録音:2014年5月3日、2014年7月26日
早熟の天才メンデルスゾーンが15歳の時に書いたピアノ四重奏曲第3番とピアノ六重奏曲。ベートーヴェ ンを思わせる四重奏曲、推進力に満ちた明るい旋律に溢れた六重奏曲と、メンデルスゾーンの後期の作 品と比べても全く遜色のない完成度を誇っています。これらを演奏するのは、現代フランスを代表する若い 奏者たち。素直な感性を生かした美しい音色が聴きどころです。
B RECORDS
LBM-004(1CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第15番/第16番
弦楽四重奏曲 第15番イ短調 Op.132
弦楽四重奏曲 第16番ヘ長調 Op.135
ストラーダQ
【メンバー】
ピエール・フシュヌレ(Vn1)
サラ・ネヌタヌ(Vn2)
リーズ・ベルトー(Va)
フランソワ・サルク(Vc)

録音:2015年5月1日 ライヴ
2015年の「ドーヴィル・イースター音楽祭」で開催された演奏会の中で、最も注目されたアンサンブルの一 つがこの“ストラーダ四重奏団”です。彼らが演奏したのは弦楽四重奏曲の中でも最高峰とされるベートー ヴェンの最後の2曲の四重奏曲であり、その深遠で、時間を超越したかのような大胆な解釈は聴衆の喝 采を浴びました。四重奏のメンバーは各々ソリストとしても活躍している名手たち。お互いの音色を聴きな がら自らの主張も忘れない丁々発止のやりとりが聴きどころです。
B RECORDS
LBM-010(1CD)
ピアノ・デュオ〜ベロン&マルゲン
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b(2台ピアノ版)
シューマン:アンダンテと変奏 Op.46(2台ピアノ、2台のチェロとホルンによるオリジナル版)
ラフマニノフ:組曲 第1番「幻想的絵画」Op.5
ショスタコーヴィチ:2台のピアノのためのコンチェルティーノ Op.94
ジュリアン・デプランケ(Hrn)
ヤン・ルヴィオノワ(Vc)
アンソニー・コンドウ(Vc)
ギヨーム・ベロン(P)
イスマエル・マルゲン(P)

録音:2017年8月2.4.5日 ライヴ
1992年生まれのベロンとマルゲンは、以前にもシューベルトの連弾ア ルバムをリリースするなど旧知の仲であり、今回も息がぴったり。憂鬱で内省的なシューマン、幻想的なラフ マニノフ、荘厳なブラームス、機知に富んだショスタコーヴィチと、作品の多彩な面をほとんどゲーム感覚で 的確に描きだしています。ブラームスでは管弦楽を思わせる響きを聴かせ、シューマンはホルンとチェロを伴 うオリジナル版を演奏しているところも聴きどころです。

NIFC
NIIFCCD-059(1CD)
アンジェイ・パヌフニク:ショパンへのオマージュ
フルートと弦楽五重奏のための 「ショパンへのオマージュ」*
弦楽四重奏曲第1番
弦楽四重奏曲第2番 「メッセージ」
弦楽四重奏曲第3番「切り絵」
アポロン・ミューザゲート・クァルテット、
ドーラ・オムボーディ(Fl)*、
スワヴォミル・ロズラフ(Cb)*

録音:2017年9月2日−5日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
2008年ミュンヘン国際音楽コンクールの優勝でその名を轟かせ、ECHOライジング・スター・ノミネート(2010)、BBCニュー・ジェネレーション・アーティスト(2012)、ボレッティ=ブイトーニ財団賞(2014)といった若手アーティスト向けの主要な賞を獲得してきたポーランドのSQ、アポロン・ミューザゲート・クァルテット(AMQ/ミューズを率いるアポロSQ)。
アンジェイ・パヌフニク(1914−1991)は、20世紀ポーランドの作曲家、指揮者、ピアニスト。近年では娘のロクサンナ・パヌフニク(b.1968)も作曲家として広く活躍しています。
パヌフニクが作曲した主要な室内楽作品、3つの弦楽四重奏曲全曲と「ショパンへのオマージュ」を収録。「ショパンへのオマージュ(Hommage a Chopin)」は、1949年、ショパンの没後100周年を記念してユネスコの委嘱により作曲された作品で、オリジナル・バージョンは「ソプラノとピアノ」のための編成。その後パヌフニク自身によって「フルートと弦楽オーケストラ」のためのバージョンにも編曲されていましたが、このアルバムでは「フルートと弦楽五重奏」のためのバージョンで演奏されています。

SUPRAPHON
SU-4257(1CD)
ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲第1番ニ長調 Op.23
ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調 Op.87*
ドヴォルザーク・ピアノ四重奏団【スラーヴカ・ヴェルネルロヴァー=ペホチョヴァー(P)、シュチェパーン・プラジャーク(Vn)、ペトル・ヴェルネル(Va)、ヤン・ジェダーンスキー(Vc)】

録音:2018年6月29&30日、2018年5月23&24日*/マルティヌー・ホール(プラハ)
ドヴォルザークは友人とともに室内楽を楽しみました。彼が残した室内楽作品にはそれぞれ故郷への思いを感じさせる旋律美と地方色と楽器法の巧みさ とをあわせもち、とりわけ有名なピアノ三重奏曲第4番「ドゥムキー」やピアノ五重奏曲は有名です。その陰にひそめる2つのピアノ四重奏曲もそうした 魅力あふれ、2篇ともに緻密に構成された力作です。ヨゼフ・ヴラフ、イヴァン・モラヴェッツ、ラン・シュカンパなどから薫陶をえたチェコ出身のメンバー で結成されたドヴォルザーク・ピアノ四重奏団は脈々と受け継ぐドヴォルザークの作品を美しく奏でます。 (Ki)

Naive
V-5418[NA](1CD)
ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調op.56
ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調op.11「街の歌」*
ギル・シャハム(Vn)
アンヌ・ガスティネル(Vc)
ニコラ・アンゲリッシュ(P)
パーヴォ・ヤルヴィ(指)
フランクフルトRSO
アンドレアス・オッテンザマー(Cl)*
アンヌ・ガスティネル(Vc)*
ニコラ・アンゲリッシュ(P)*

録音:2015年3月4-日、2017年10月20日*(ベルリン)
フランスの女性チェロ奏者アンヌ・ガスティネルの新譜は、なんとも豪華顔ぶれによるベートーヴェンとなりました。三重協奏曲は、一目ぼれならぬ一聴 ぼれをしたギル・シャハムと、長年の共演者であるアンゲリッシュ、管弦楽はパーヴォ率いるフランクフルト放送響という顔ぶれ。三重奏曲はこれまた一 聴ぼれをしたA.オッテンザマーを迎えて、という布陣です。 三重協奏曲の緩徐楽章でのガスティネルが奏でるチェロの崇高なまでの美しさ、そしてそのチェロとともに奏でるギル・シャハムの繊細なヴァイオリン、そ してアンゲリッシュのすべてを包みこむようなピアノ、そしてそんな三者をさらにあたたかく取り囲むオーケストラ。すべてが完璧で、息をのむような美しい 瞬間に満ちています。クラリネットを迎えての三重奏曲は三者とも実に活き活きと、すべての音符を三人が楽しんでいることが伝わってくる演奏。最高のベー トーヴェンの登場です! (Ki)

NEU RECORDS
NEU-003
(DVD+Blu-ray)
シューベルト:弦楽四重奏曲集〜ライヴ・イン・バルセロナ
弦楽四重奏曲第7番ニ長調 D.94
弦楽四重奏曲第5番変ロ長調 D.68
弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810 「死と乙女」
カザルスSQ

録音(ライヴ):2013年11月5日、バルセロナ(スペイン)

※HD動画のDLコード付き
※フォーマット
Sound format: LPCM 24 bit 96 kHz, Stereo(DVD, Blu-ray, HD MOV) + Surround 5.1(Blu-ray, HD MOV)
Picture format: Color, HD 1080 25p 16:9
Disc Region: DVD: 2. Blu-ray: B
2018年6月には「サントリーホール・チェンバーミュージック・ガーデン2018」に招かれたスペインのトップ・アンサンブル、カザルスSQのバルセロナ・ライヴ。「死と乙女」を含むシューベルトの弦楽四重奏曲集を、高画質、高音質、サラウンド・サウンドでお届けします。
NEU RECORDS
NEU-006(2CD)
フリッツ・ハウザー:ディファレント・ビート
セカンド・ソート(世界初録音)
アズ・ウィ・アー・スピーキング
ダブル・エクスポジション(世界初録音)
Schraffur(世界初録音)
ランダム(世界初録音)
ウィ・スポーク(パーカッション・アンサンブル)、
フリッツ・ハウザー(パーカッション)

録音:2014年12月、スイス
※HD音源のDLコード付き
※当タイトルは【初紹介旧譜】となります。旧譜のため急な廃盤、また十分な枚数を確保出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。
フリッツ・ハウザーは1953年スイス、バーゼル生まれのパーカッショニスト&作曲家。ロンドンとローザンヌを拠点とするグループ、ウィ・スポーク(We Spoke)による演奏。
NEU RECORDS
NEU-007(CD+BOOK)
ホセ・マヌエル・ロペス・ロペス:打楽器作品集
海の俳句(打楽器六重奏/世界初録音)
アフリカの風U(2人のマリンバとヴィブラフォン)
ヴィブラゾイド(ヴィブラフォンとエレクトロニクス)
メトリック・モジュレーションによる練習曲第2番(打楽器四重奏)
エクフラシス(マリンバ)
ミケル・ベルナト(ソロ・パーカッション)、
ドラミング(パーカッション・アンサンブル)

録音:2016年2月、スペイン
※HD音源のDLコード付き
1956年マドリード生まれ、サラゴサ音楽院で作曲を教えるホセ・マヌエル・ロペス・ロペスの打楽器作品集。「ドラミング」は、バレンシア生まれのパーカッショニスト、ミケル・ベルナトが創設したポルトガルを拠点とするパーカッション・アンサンブル。
NEU RECORDS
NEU-008(2CD)
ラモン・ウメット:マーサ・グレアムへのオマージュ(世界初録音) クラロン・マクファダン(S)、
アルベルト・ロサド(P)、
柿堺香(尺八)、
ネオペルクシオン(パーカッション四重奏団)

録音:2014年7月、スペイン
※HD音源のDLコード付き
マリオ・ルカルダの詩を元にしたラモン・ウメットの作品。タイトルの通り、アメリカの伝説的舞踏家、振付師であったマーサ・グレアム(1894−1991)へのトリビュートがテーマ。

ALPHA
ALPHA-411(1CD)
エドゥアール・フェルレ(1971-):作品集
BARTOK’N ROLL バルトークン・ロール(原曲:バルトーク 2挺のヴァイオリンのための44のデュオより)
LES CINQ SAUVAGES 5人の未開人(原曲:ラモー 優雅なインドの国々より)
ENTRE CIEL 天のはざまに(原曲:ブラスコ・デ・ネブラ セギディーリャより)
ENVOUTES 幻術(原曲:作者不詳 18世紀のイタリア舞曲)
DANSE DE PROFIL 横顔の踊り(原曲:サティ 冷たい小品より「ゆがんだ踊り 第2番」
LE BAL ETHYLIC 大気中の舞踏場(原曲:パーセル ホーンパイプ)
ブレリア・フラメンコ OMBRE D’OR 金の影
VALSE BLANCHE 白いワルツ
QUI-VIVE 誰かいるか?(かけ声)
REVERENCE めざましきこと(原曲:作者不詳 13世紀のトルコ舞曲)
OPPIDUM オッピドゥム(いにしえの要塞)(原曲:ムソルグスキー 展覧会の絵より「古い城」
ヴィオレーヌ・コシャール(Cemb)
エドゥアール・フェルレ(P)

録音:2018年1月フランス ラ・ガレンヌ・コロンブ スタジオ・オーディオラン
スペイン、トルコ、ロシア、イタリア、フランス、ハンガリー、イギリス… 様々な国の民族音楽や舞曲にインスパイアされたアルバム。ジャズ・トリオ「ジャン・フィリップ・ヴィレ・トリオ」でピアノを弾くエドゥアール・フェルレはこれまでにもチェ ンバロ奏者コシャールとのコラボでバッハ作品からインスパイアされたアルバム(ALPHA229)をリリース、バッハとミニマル的な音の動きを組み合わせた現代的な 感性と「チェンバロとモダンピアノ」から生まれる独特の響きで聴き手を魅了していますが、今作ではその方法と可能性を更に発展させた即興的な演奏が繰り広 げられています。響き、質感、音が描く世界、全てが個性的です。タイトルの「PLUCKED」には“弦をはじく=チェンバロ”の他“引き上げる”“かきならす”などの 意味があります。


WEITBLICK
SSS-0217 (1CD)
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
ヨアンナ・マルツィ(Vn)
イシュトヴァン・ハイジュ(P)

録音:1972 年 11 月 25 日チューリ
ヒ・放送スタジオ2、スタジオ録音:
(音源提供:スイス放送)
この1972 年の放送用スタジオ録音は、Coup d’Archet で初出となりベストセラーとな りましたが、廃盤になって久しく中古市場では法外な値段で取引されております。この 度、WEITBLICK では改めてスイス放送からライセンスを受けて、さらにマルツィ女史唯 一の権利継承者である令嬢からの許可を得ての正規発売に漕ぎつけました。音質も 改めてマスタリングがなされて、定評ある名演を聴く環境が初めて整った感がありま す。1972 年というと当然ステレオ録音がなされている筈と必死の探索を行いましたが、 やはり現存するのはモノラル・ヴァージョンのみということです。名コンビであるイシュト ヴァン・ハイジュとの対話のような見事なバッキングもお見事。ヴァイオリンを愛する方、 または室内楽を愛する人々には垂涎のリリースであります。

GENUIN
GEN-18617(1CD)
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第8 番ハ短調 Op.110
シューベルト:弦楽四重奏曲第14 番ニ短調 D810 「死と乙女」
アリス四重奏団:
【アンナ・カテリーナ・ヴィルダームート(Vn)、ノエミ・ツィッパーリング(Vn)、 カスパー・フィンツェンス(Va)、ルカス・ジーバー(Vc)】

録音:2018 年3 月16-17 日,4 月20-21 日 ケルン
アリス四重奏団のGENUIN への第2 弾は、ショスタコーヴィチが深い思いを込めたと弦楽四重奏曲第8 番と、シューベルトの死と乙女という短調の名曲2 曲。第1 弾は「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9、14 番」(GEN17478)。 アリス四重奏団は2009 年結成のまだ若いSQ。2016 年のARD 国際音楽コンクール(日本ではミュンヘン国際音楽コンクールの名で知られる)のSQ部門で第2 位と聴衆賞を受賞して一躍名を知られるようになった。現代的SQに求められる正確さ、緻密なアンサンブル、繊細な表現を実現しつつ、彼らの音楽には常に血が通っているような温もりがあるのが魅力だ。ショスタコーヴィチの第 8 番では随所で作曲者の強烈な痛みを抉りつつ、それが深い悲しみに向かって行くところが素晴らしい。シューベルトの死と乙女では疾風怒濤的な表現はもちろん、第 2 楽章の深く静かな情感が見事だ。
GENUIN
GEN-18615(1CD)
〜ドイツ音楽コンクール2017 年優勝者〜ティルマン・ヘフス(Hrn)
ヴィニェリ(1913-74):ホルン・ソナタ Op. 7
サロネン:ホルン独奏のための演奏会練習曲
R.シュトラウス:ホルンとピアノのためのアンダンテ
ヴィトマン:ホルン独奏のためのエア
F.シュトラウス:海辺の感覚 Op.12
ヒンデミット:ホルン・ソナタ ヘ長調
ティルマン・ヘフス(Hrn)
仁上亜希子(P)

録音:2018年2月8-11日 ベルリン
GENUIN恒例のドイツ音楽コンクール受賞記念のCD。2017年は二人が受賞、そのうちの一人、ホルンのティルマン・ヘフスの演奏。ティルマン・ヘフスは1996年、ハンブルクの生まれ。このコンクールでホルン奏者が受賞したのは初という。ハンブルクの音楽・劇場大学アカデミーで学んだ後、ベルリン芸術大学で学び、既にソリストとしても活躍しています。ほぼ19世紀に生きたフランツ・シュトラウス(リヒャルトの父)を除くと20世紀の作曲家ばかり。ことにあの指揮者サロネンの2000年の作品が含まれているのが目を引く。 伴奏の仁上亜希子は、東京藝術大学、同大学大学院を経てベルリン芸術大学で学び、2008年にはロベルト・シューマン国際コンクールで2位を受賞しています。アクースティカ・レーベルから「シューマン:ピアノ・ソナタ第1番、謝肉祭(品番:PPCA623)」が発売になっています。

Alba
ABCD-421(1SACD)
ノルドグレンの室内作品集
ペール・ヘンリク・ノルドグレン(1944-2008):弦楽四重奏曲第3番Op.27(1976)
Equivocations(あいまいな言葉) Op.55(1981)(カンテレと弦楽三重奏のための)*
無伴奏チェロ・ソナタ Op.83(1992)**
弦楽五重奏曲 Op.110(2000)***
コッコラ四重奏団
レイヨ・トゥンカリ(Vn) アンニカ・ブランカル(Vn)
ハンナ・パッカラ(Va) ラウリ・プラッカ(Vc)
エイヤ・カンカーンランタ(カンテレ)*
マルコ・ユロネン(Vc)**
ヤンネ・ヴィルッカラ(Vc)***

録音:2016年11月23日-25日、2017年5月10日-2日 スネルマン・ホール(コッコラ、フィンランド)
ィンランドのペール・ヘンリク・ノルドグレン(1944-2008)は、1967年の弦楽四重奏曲第1番から2008年の弦楽四重奏曲第11番まで、約 40の室内楽作品を作曲しました。このジャンルから、テンペラ四重奏団による第10番と第11番(ABCD308)に続き、4つの作品の録音がリリース されます。ノルドグレンの音楽が簡素で明確な調性に向かう兆しを見せはじめ、彼の「アイドル」だったというショスタコーヴィチとのつながりが明らかに なる1970年代後半に書かれた弦楽四重奏曲第3番。「Equivocations(あいまいな言葉)」は、民俗楽器カンテレ固有の「色」を使った瞑想的な音楽。 「無伴奏チェロ・ソナタ」は、詩的な〈喚起(Evocation)〉、ヴィルトゥオーゾ的な〈反抗(Defiance)〉、静謐な〈間奏曲:枕(Interlude: Oreiller)〉、「つ けぼくろ」も示唆する〈パッチ(Patch)〉の4楽章。初期の作品の「メロディック=ポリフォニック・クラスター技法」に似た語法を使った、苦悶の色の 濃い「弦楽五重奏曲」。「作曲は、私自身を表現したいという欲求のはけ口」(ノルドグレン)。 (Ki)

CAvi
4260085-534043(1CD)
(1)ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第2番ト短調 Op.26
(2)スーク:ピアノ四重奏曲 イ短調 Op.1
クリスティアン・テツラフ((1)Vn)
マキシミリアン・ホルヌング((1)(2)vc)
キヴェリ・デルケン((1)ピアノ)
マルティン・ヘルムヒェン((2)P)
アンティエ・ヴァイトハース((2)Vn)
ヴィッキ・パウエル((2)Va)

録音:2017 年 6 月/ハイムバッハ、シュパヌンゲン音楽祭(ライヴ)
名ピアニスト、ラルス・フォークトが1998年に創設した室内楽の音楽祭、「シュパヌンゲン音楽祭」での2017年ライヴ。音楽祭常連のテツラフら名 手達が参加したドヴォルザークとスークを収録しています。美しい旋律と力強いアンサンブルが混然一体となった名演。 (Ki)
CAvi
4260085-534012(1CD)
パウル・ユオン:詩曲
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調『偉大な芸術家の思い出に』Op.50
ブーランジェ・トリオ

録音:2017年10月/ケルン
2006年にハンブルクで結成された女性3人によるブーランジェ・トリオ。CAVI MUSICやPROFILから既にいくつもリリースがあります。今作は50 分近い大作で長大な変奏曲が印象的なチャイコフスキーの名作『偉大な芸術家の思い出に』を録音しました。堂々たる演奏が楽しめます。パウル・ユオン (1872-1940)はドイツで活躍したスイス系ロシア人の作曲家。 (Ki)
CAvi
4260085-534050(1CD)
(1)ガーシュウィン:サックスとピアノのための前奏曲集
(2)プーランク:ホルン、トランペットとトロンボーンのためのソナタ FP33a
(3)マルク・アイシェンヌ(1933-):ヴァイオリン、サックスとピアノのためのカンティレーネとダンス
(4)ルトスワフスキ:ヴァイオリンとピアノのためのパルティータ
(5)プーランク:ピアノ、オーボエとファゴットのための三重奏曲 FP43
アーシャ・ファチェーエヴァ((1)(3)Sax)
ラルス・フォークト((1)(4)P 
シビル・マーニ((2)Hrn)
ペーター・ドゥルピングハウス((2)Tp) 
エミリー・ホワイト((2)Tb) 
フロリアン・ドンダラー((3)Vn)
キヴェリ・デルケン((3)(5P) 
アンナ・レズニアク((4)Vn)
スティーブン・ハドソン((5)Ob) 
テオ・プラート((5)Fg)

録音:2017年6月20-25日(ライヴ)/ハイムバッハ、シュパヌンゲン音楽祭(ライヴ)
名ピアニスト、ラルス・フォークトが1998年に創設した室内楽の音楽祭、「シュパヌンゲン音楽祭」での2017年ライヴ。管楽器のための近現代作品 を主軸に構成したアルバムで、フォークト自身の演奏も収録されています。ルトスワフスキなどフォークトらしい選曲が魅力です。 (Ki)

ONDINE
ODE-1316(1CD)
NX-B04
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲 第3番ヘ短調 Op.65 B130
ピアノ三重奏曲 第4番ホ短調 Op.90「ドゥムキー」B166
クリスティアン・テツラフ(Vn)
ターニャ・テツラフ(Vc)
ラルス・フォークト(P)

録音:2018年4月ブレーメン ゼンデザール
テツラフ兄妹とピアニスト、ラルス・フォークト。これまでにも数々の共演があり、ONDINEレーベルからはブラームスのピアノ三重 奏曲と、ベートーヴェンの三重協奏曲がリリースされて、どちらもその親密な演奏が評判を呼んでいます。 今回彼らが取り組んだのはドヴォルザークの2曲のピアノ三重奏曲。1883年に作曲された第3番は、前年に大切な母を失っ たドヴォルザークの悲しみが反映された激しく暗い雰囲気を持つ曲ですが、敬愛するブラームスの影響も感じられる重厚さも見 られます。とりわけ第3楽章の美しいチェロの旋律は聴きどころ。第4楽章はチェコの民族舞曲のリズムが用いられれています。 第4番は「ドゥムキー(ウクライナを起源とする叙事詩ドゥムカの複数形)」を副題に持ち、ドヴォルザークがニューヨークに出発す る直前に書かれた曲。6楽章からなる自由な形式で書かれており、様々な民族音楽の要素が用いられた魅力的な作品で す。 憂愁に満ちた旋律を滔々と歌い上げる兄テツラフのヴァイオリン、深い音色で全体を支える妹ターニャのチェロ、そして全体を 流麗かつ丁寧にまとめ上げるフォークトのピアノは、ドヴォルザーク作品の持つ味わいを極限まで引き出しています。

DACAPO
MAR-8.226210(1CD)
NX-B06
バッハ:ゴルトベルク変奏曲
ペテル・ナヴァロ=アロンソによる再構成
アルファ(アンサンブル)
【メンバー】
ボレッテ・ロズ(リコーダー)
ペテル・ナヴァロ=アロンソ(Sax)
ダヴィッド・ヒルデブラント(パーカッション)

世界初録音
注目のリコーダー奏者ボレッテ・ロズが参加するアンサンブル「アルファ」の耽美的な美しさを備えた「ゴルトベルク変奏曲」。 デンマークの作曲家、サックス奏者ナヴァロ・アロンソ(アンサンブルにも参加し素晴らしいサックスを聴かせる)は、バッハのオリジ ナルに一切「音符」を追加することなく、独創的な編曲によって音色と響きを変化させるだけで、全く新しい「ゴルトベルク」を創 り出しています。リコーダー、サックス、パーカッションというユニークな編成から生まれる音は意外なほどに清冽であり、時折生ま れる静けさに思わず耳を傾けたくなるほど驚きに満ちています。変奏ごとに表情を変えていく“音の動き”を刻々と追っていく喜び をぜひ味わってください。

Capriccio
C-5342(1CD)
NX-B07
ヨハンナ・ドーデラー(1969-):室内楽作品選集
ピアノ・デュオのための「Like the Sun 太陽のように」(2016)
ピアノ・デュオのための「Traisental-Landler トライゼンタール・レントラー」(2017)
弦楽四重奏曲 第5番「マット湖」 DWV106(2016)
アコーディオンと弦楽四重奏のための「Wutmarsch」 DWV51(2012)
チェロとアコーディオンによるBreak on Through, DWV95(2015)
Die Farbe Rot 赤い色 DWV90(2013)
弦楽四重奏とアコーディオンによる「Heidekrautwalzer 荒野のワルツ」(2016)
ピアノ・デュオ、チェロ、アコーディオンと弦楽四重奏による「タンゴ」 DWV97(2015)
フェルハン&フェルツァン・エンダー(ピアノ・デュオ)
アウナー四重奏団
デュオ・アコード(チェロ&アコーディオン)

録音:2017年7月22日
Schloss Walpersdorf
Kultur Traisental祝祭音楽祭ライヴ
オーストリア生まれの女性作曲家、ヨハンナ・ドーデラーの作品集。建築家の祖父、作家の叔父などを輩出した文化 的な家系に生まれ、幼い頃から芸術全般に親しんできたドーデラーは、グラーツとウィーンで作曲を学び、オーケストラ 作品や歌劇など数多くの作品を書いています。Capriccioレーベルではこれまでにもドーデラーの作品をリリース、中で も美しい自然を破壊する戦争への怒りが込められたという「交響曲第2番」と“時間の呼吸”と題された「ヴァイオリン協 奏曲第2番」が収録されたアルバム(C5245)は、彼女の美質が端的に表現された1枚としてヨーロッパで高く評価さ れました。このアルバムには最近書かれた室内楽曲が収録されており、ピアノ・デュオや弦楽四重奏といったオーソドック スな編成だけでなく、要所要所にアコーディオンを加えるなど独創的な作品が並んでいます。21世紀の最先端を行く 女性作曲家ドーデラーから目が離せません。

Gramolaa
GRAM-99170(1CD)
ロシアの踊り
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲 第2組曲-第4曲 ワルツ第2番(室内アンサンブル編)
コズロフ:ヴァレンキ
伝承曲:黒い瞳
ヨーリスト:疲れた太陽*
ノヴィコフ:プリヴェット
チャイコフスキー:くるみ割り人形 Op.71-こんぺい糖の踊り(室内アンサンブル編)
ヨーリスト:ポートレート*
プロコフィエフ:ロメオとジュリエット Op.64(室内アンサンブル編)
ヨーリスト:ロシアの役人のタンゴ*
 もしあなたが私を好きだったら*
伝承曲:モスクワの夜
エステルライヒシェン・ザロニステン(アンサンブル)…1-3.5.6.8-12.15
【メンバー】
ペーター・ギルマイヤー(Vn1)
カトリーン・レンツェンヴェーガー(Vn2)
ユディト・ビック(Vc)
ローランド・ヴィージンガー(Cb)
ヨーゼフ・オルトナー(Cl、Sax)
ヴィーラント・ノルトマイヤー(P)

タンゴ・デ・サローン(アンサンブル)*
【メンバー】
ペーター・ギルマイヤー(Vn)
アンドレイ・セルコフ(バヤン)
グントラム・ツァウナー(G)
ローラント・ヴィージンガー(Cb)

録音:2017年9月22-24日
ヴァイオリニスト、ピーター・ギルマイヤーが参加する2つのアンサンブルが演奏するサロン音楽集。彼らの演奏はジャンルを 問わず観客にも批評家にも人気がありますが、このアルバムで取り上げられているのはロシアの音楽集。「黒い瞳」や「モ スクワの夜」など伝統的な旋律を中心に、ショスタコーヴィチやプロコフィエフの作品も交えた多彩な選曲が魅力的です。 ロシアでは珍しい「タンゴ」は、エフィム・ヨーリスト(1947-2007)の作品。彼はウクライナの作曲家でロシアの伝統楽器 バヤン(アコーディオンの仲間)の名手。この曲も伝統楽器バヤンがバンドネオンの役割を担い、普段聴くタンゴとは ちょっと違う楽しい仕上がりとなっています。

IBS CLASSICAL
IBS-112018(1CD)
NX-B07
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV998
(フランソワ・メイムンによる弦楽四重奏編)
アルデオ四重奏団
[梁 美沙(Vn)
キャロル・プティドゥマンジュ(Vn)
原 裕子(Va)
ジョエル・マルティネス(Vc)]

録音:2017年8月27-30日
スペイン モナチル,アグスティノス教会
■Quatuor Ardeo
「アルデオ」(ラテン語で私は燃える、の意)を名前に冠したSQ。2001年にパリ国立高等音楽院で結成されたアンサンブル。大阪生まれで、フラ ンスと日本を拠点に活躍するヴァイオリニスト梁美沙、日本人ヴィオラ奏者、原裕子を含む4人の女性メンバーは、文字通り燃えるように激しい情熱で音楽に 取り組み、成功を収めています。 このアルバムで彼女たちが演奏しているのは、バッハの名作「ゴルトベルク変奏曲」の弦楽四重奏版。編曲を行ったのはメンバーたちが10年程前に出会い、 作品を演奏してきたという作曲家フランソワ・メイムンで、彼は長い間「ゴルトベルク変奏曲」を弦楽四重奏曲に編曲したいと考えていたといいます。メンバーた ちは編曲のプロセスをつぶさに見ることで「メイムン版ゴルトベルク」を深く理解し、ここに共感溢れる見事な演奏が生まれました。
【アルデオ四重奏団より】
「今から十年程前、作曲家のフランソワ・メイムンに出会い、彼の弦楽四重奏作品を何曲かと、彼がアレンジしたバッハのトッカータ BWV913を演奏しまし た。彼から、いつかゴルドベルク変奏曲を編曲したいと思っていると聞いたその瞬間から、その経緯を間近に見ることとなり、彼のこの作品への情熱、音楽的理 解への並々ならぬ探究に心を打たれたものです。2015年、パリのブッフ・ド・ノール劇場で初演し、それ以来演奏の度に、この鍵盤楽器の名作を弦楽器奏 者として体験する歓びを味わってきました。弦楽四重奏というジャンルが確立される前の時代、バロック音楽の金字塔と言える作品だからこそ、声部間の調 和、もしくは立体感、モチーフの繊細なアーティキュレーション、また、フレーズと各ヴァリエーション、更に全体を俯瞰した構築感など・・・SQとしての 力量が試され、多くのことを学ぶ作品でもあります。この度、私たちの長年の念願が叶い、この新しく編み出されたゴルドベルク変奏曲を録音し、さらには日本 でも発表できる機会に恵まれ、感激しています。ただただ美しいアリアと、その三十の変奏曲に沿った素晴らしい音楽の旅路を、この録音によって多くの方に 発見・再発見していただけたら、と願ってやみません。」

BMC
BMC-CD262(2CD)
通常税込¥4752
ヴェーグ〜室内楽音楽家
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10 番ト長調Op.96
(2)シェーンベルク::月に憑かれたピエロOp.21
(3)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9 番「ラズモフスキー第3 番」
(4)シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調D956
シャーンドル・ヴェーグ(Vn)
(2)(4)ヴェーグQ:【シャーンドル・ヴェーグ(Vn)、シャーンドル・ゾルディ(Vn)、ジェルジ・ヤンツェル(Va)、パル・サボ(Vc)】
(1)パウル・バウムガルトナー(P)
(2)ジャンヌ・エリカール(Voice)、ハンス=ユンゲン・メーリング(Fl)
パウル・ブレッヒャー(Cl)、ピエトロ・スカルピーニ(P)
(4)エヴァ・チャコ(Vc)

録音:(1)1957年2月25日[28:46]、(2)1952年11月14日[37:49]、(3)1954年1月14
日[29:41]、(4)1948年7月13日[44:23] T.T.66:36/74:05
(1)(2)WDRケルン放送提供、(3)(4)SRFスイス放送提供(全曲モノラル録音)
BMC261「シャーンドル・ヴェーグと彼の四重奏団」に続くヴェーグの残した膨大な録音から選りすぐりの名演を集めたシリ ーズ。いずれもヴェーグ30〜40代の脂の乗り切った頃の演奏でベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第10番におけるジャ ズ・セッションと見紛うばかりの勢いある炎のようなデュオ、同時代音楽にひとかたならぬ情熱を注いだヴェーグの面目躍 如、精妙にして幻想的な雰囲気あふれるシェーンベルク:の「月に憑かれたピエロ」、ヴェーグ四重奏団得意のラズモフスキ ーとシューベルトの五重奏曲。ソリスト、室内楽奏者として最盛期のヴェーグが聴けるセット。
BMC
BMC-CD258(1CD)
「ダスト・ボールの歌とダンス」〜ベラ・ファラーゴ(b.1961)作品集
(1)ベラ・ファラーゴ:ダスト・ボールの歌とダンス
(全12曲)
(2)ベラ・ファラーゴ:アッティラ・ジョジェフの詩の
ための歌(全7曲)
(3)ベラ・ファラーゴ&ラースロー・ホルトバーギ:「寒くないのか?」(19’16)
(1)聖エフレム四重唱団
バラーズ・カントール(Vc、1、9曲目)
(2)カタリン・カロリ(MS)
イシュトヴァ・ケレック(Vn)
ベラ・ファラーゴ(P)
(3)ガヤン・ウテヤク・マンダイ・アンサンブル(S、ベル、シタール、ドローン、タブラ、ピアノ、チェロ、ベース・ギター)

録音:(1)2009 年3 月、(2)2017 年7 月、(3)1986年4月、[76:26]
ベラ・ファラーゴはハンガリーの作曲家。バルトーク音楽院で学んだ後、オランダ・ハーグの王立音楽院で研鑽を積んだ。パフォーマーとしても活動しており、オランダのルイ・アンドリーセン、アメリカのスティーヴ・ライヒ、テリー・ライリー、メレディス・モンクらの作品を好んで取り上げ、自らも影響を受けた。「ダスト・ボールの歌とダンス」は室内オペラからの抜粋でヴォーカル・アンサンブルとチェロのために書かれています。実験性が強く、声楽にヴォイス・パーカッションのようなことさせたかと思えば東方教会の聖歌のような古風な曲が登場したり、ジャズやメレディス・モンクの影響を感じさせる曲があったりと多種多様。「寒くないのか?」では最初はイージー・リスニング風なのに、途中からインドの楽器が入ってきてインド風イージー・リスニング風になります。

TOCCATA
TOCC-0327(1CD)
NX-B03
シェバリーン(1902-1963):ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ヴァイオリンとピアノのための4つの小品(1936.1946)
東洋風:ヴァイオリンとピアノのための組曲(1946)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ Op.51-1(1957-58)
独奏ヴァイオリンのための組曲(1933)
ヴァイオリンとピアノのための4つの小品(1946)
ヴァイオリンとピアノのための演奏会用小品(1952)
セルゲイ・コスティレフ(Vn)
オルガ・ソロフィエヴァ(P)

録音:2010年3月21日、2013年7月30日、2014年6月1日、2015年7月17日
初録音
ロシア、オムスクに生まれ、モスクワ音楽院でミャスコフスキーに作曲を学んだシェバリーン。機知に富んだ劇音楽や映画音楽で知られるだけでなく、ソ連当局か らの依頼で、チャイコフスキーの「1812年序曲」などに改編を加えた人としても知られています。作品には恩師ミャスコフスキーの影響が強いだけでなく、親交を 結んでいたショスタコーヴィチからの影響も感じられます。このアルバムには「ヴァイオリンとピアノのための作品」が全て収録されており、これは、どれもが初録音とな る貴重な記録です。初期の作品にはフランス風の味わいもありますが、後年になるつれ、少しずつロシア国民楽派の作風を確立していく様子がよく表れていま す。
TOCCATA
TOCC-0417(1CD)
NX-B03
アウグスト・アレクサンダー・クレンゲル(1783-1852):ピアノ曲と室内楽作品集
ディヴェルティメント Op.6(1811頃)
ロシアの主題による幻想曲 イ短調 Op.23(1821頃)
Te three Romances sentimentales de caractere melancolique, passione et calme,情熱的で落ち着いた描写的、感傷的な性格を持つ3つのロマンス Op.34(1823頃)
スイス民謡による変奏曲 変ロ長調 Op.32(1823頃)
6つの夜想曲 Op.23-第5番ヘ短調
グランド・トリオ・コンチェルタント Op.36(1824)
トリオ・クレンゲル
【メンバー】
山口慶子(Vn)
ステファニア・ヴェリタ(Vc)
アンナ・ペトロヴァ=フォルスター(P)

録音:2017年4月30日,5月1日.8-9日
初録音
ドレスデン生まれの作曲家クレンゲル。クレメンティに師事し、ペテルブルク、ロンドン、パリ、イタリアを演奏旅行し、ピア ニストとして高い名声を獲得しました。彼の作品中、最も良く知られているのは「48のカノンとフーガ」ですが、このアル バムに収録されたピアノ曲と室内楽曲は、同じ時期に活躍した作曲家たち、メンデルスゾーン、ショパン、フィールドの 作品に共通する抒情的な雰囲気を持っています。日本人ヴァイオリニスト山口慶子がメンバーに名を連ねる「トリオ・ クレンゲル」の演奏です。 11.第4楽章:Finale. Allegro con moto
TOCCATA
TOCC-0492(1CD)
NX-B03
リチャード・アーネル(1917-2009):ヴァイオリンとピアノのための作品全集
アーネル:ヴァイオリン・ソナタ 第2番Op.55(1949)
 アメリカの主題による変奏曲 Op.76(1953)
スタンリー・ベイト:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 Op.47(1946)
アーネル:独奏ヴァイオリンのためのパッサカリア Op.23
 ヴァイオリン・ソナタ 第1番(1940)
パトリック・ウェストネージ(Vn)
エリザベス・ダン(P)

録音:2017年7月25日,8月11.12日,9月7日
初録音
アメリカで評価された2人の英国作曲家のヴァイオリン作品集。 アルバムにソナタ1曲のみが収録されているベイトは、20歳で2曲の歌劇を作曲するほどの早熟な才能の持ち主でし た。パリに留学しナディア・ブーランジェに学び、ベルリンではヒンデミットに師事、劇音楽作曲家として、またアメリカでは ピアニストとしての才能が評価されましたが、残念なことに48歳の若さでこの世を去ってしまい、作品はほとんど忘れら れてしまいました。アーネルはアイアランドに師事した作曲家。ロンドンとアメリカの両方で、バレエ音楽や劇音楽が成功 を収めました。このアルバムで聴くことのできるヴァイオリン作品は、劇的でエネルギッシュ。「アメリカの主題による変奏 曲」の刻々と変貌する雰囲気がアーネルの特徴を物語っています。

Goodies
78CDR-3740(1CDR)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24「春」 ピエール・ネリーニ(Vn)
ジャニーヌ・ネリーニ(P)

仏 PACIFIC PIZ1518/20
1948年録音
ピエール・ネリーニ(1915-2006)はミラノ出身の音楽家の家族のもとパリに生まれた。父親のエマニュエル・ネリーニは「ネリーニ音楽コンクール」を始めた人物。息子のピエールはパリ音楽院のヴァイオリン科で一等賞を得て、コンセール・ラムルーO、パドルーOのメンバーを歴任後1945-1965年パリ・オペラ座管弦楽のコンサートマスターをつとめた。さらに1957-1967年にヴェルサイユ音楽院、1965-1985年にはパリ音楽院の教授の職にあった。ピアノのジャニーヌ・ネリーニはピエールの妹。ネリーニのヴァイオリンはデゾルミエール指揮の「シルヴィア」&「コッペリア」、アンセルメ指揮の「シェヘラザード」(いずれもデッカ録音)で聴ける。復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグ・Nutubeフォノ・イコライザーを使用した。(グッディーズ)

BGS
BGS-130(1CD)
バシアーナス〜ブラジル風に
メンデルスゾーン(カートレッジ編):前奏曲とフーガ第2番
ヴィラ=ロボス(エデン編):ブラジル風バッハ第4番より 前奏曲*
バッハ(エデン編):ブランデンブルク協奏曲第3番 BWV.1048
メンデルスゾーン(カートレッジ編):前奏曲とフーガ第4番
ヴィラ=ロボス(エデン編):ブラジル風バッハ第5番より アリア*
スノーデン:ライト・パーペチューム*
スケンプトン:バッハ・ヴァリエーション
ヴィーダ・ギター四重奏団、
エイミー・グリーン(ソプラノ・サクソフォン)*

録音:2017年6月10日−23日&9月15日、ホーリー・トリニティ教会(ハートフォードシャー、イギリス)
2007年の結成以降、ロンドンを中心としたイギリス国内でのコンサートを重ね、アメリカ、中国でのデビューを果たすなど活発な活動を繰り広げているイギリスのアンサンブル、ヴィーダ・ギター四重奏団。 BGSレーベルからの5枚目となるアルバム「バシアーナス」は、バッハへのオマージュ・アルバム。バッハからの影響を受けたメンデルスゾーンやヴィラ=ロボス、70歳を迎えたスケンプトン、才気あふれる若手作曲家スケンプトンなど、今回もバラエティに富んだプログラムを披露してくれています。ギター四重奏による「ブランデンブルク協奏曲第3番」が特に聴きどころです!
BGS
BGS-127(1CD)
イグナイト〜ギターのための新作集Vol.3
メレディス:スプーク
メトカーフ:フェアライト・ヒルズ、3つの小品
スケンプトン:ギターのための6つの歌
パーソンズ:アリアと変奏
クレーン:ギター・プレリュード
ジャクソン:アニヴァーサリー・コラールによる幻想曲
カトラー:ギター・ミュージック
リヒター:テイク・ジーズ・ブロウクン・ウィングズ
トム・カーステンス(G)、
Gプラス・アンサンブル

録音:2015年−2016年
ギターのための新作の初演、普及に情熱を注ぎ続ける名ギタリスト、トム・カーステンス。 カーステンスの委嘱によって作曲された新作を中心とした「イグナイト」には、ガブリエル・ジャクソンやマックス・リヒターなど、現代のリーディング・コンポーザーたちの作品を収録しています。

RUBICON
RCD-1012(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.3
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2/ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47 「クロイツェル」/ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
クロエ・ハンスリップ(Vn)、
ダニー・ドライヴァー(P)
第3巻では、1790年代後半の活気に満ちた「第2番」、謎めいた美しさを持つ「第10番」、そして傑作「第9番 「クロイツェル」」で、この偉大なソナタ集を締めくくります。
レコーディングではヴュータンやメトネル、ボーウェンなど、ロマン派以降の知られざるレパートリーを積極的に取り上げ、レパートリーを広げてきたハンスリップ。ヴァイオリンのレパートリーの王道中の王道、ベートーヴェンのソナタの全曲録音は、神童から若き名手へと成長し、さらなる高みを目指すハンスリップのキャリアにおける重要なマイルストーンとなることでしょう!

Tactus
TC-810202(1CD)
バッジーニ:弦楽四重奏曲第1番ハ長調(WoO)
弦楽四重奏曲第3番 Op.76
バッジーニSQ〔リーノ・メーニ(Vn)、ダニエラ・サンガッリ(Vn)、マルタ・ピツィオ(Va)、ファウスト・ソルチ(Vc)〕

録音:2016年4月、スタジオ・ベントゥリーニ(クレモナ、イタリア)
19世紀イタリアのコンポーザー=ヴァイオリニスト、アントニオ・バッジーニ(1818−1897)。 パガニーニの超絶技巧に大きな影響を受けたバッジーニはイタリア、ドイツ、フランス、スペイン、デンマーク、イングランド、ベルギーなどの様々な国々でコンサートを行い、その演奏に接したシューマンが絶賛したというエピソードが残っています。 作曲家としては難曲として知られる「妖精の踊り」や「弦楽四重奏曲」などを作曲し、ミラノ音楽院ではマスカーニやプッチーニを指導するなど教育者としても大きな役割を果たした音楽家です。

Chandos
CHAN-10992(2CD)
バルトーク:弦楽四重奏全集
弦楽四重奏曲第1番 Op.7, BB.52/弦楽重奏曲第3番BB.93/弦楽四重奏曲第5番 BB.110/弦楽四重奏曲第2番Op.17, BB.75/弦楽四重奏曲第4番 BB.95/弦楽四重奏曲第6番BB.119
アルカディアSQ〔アナ・トローク(Vn)、レスヴァン・ドゥミトル(Vn)、トライアン・ボアラ(Va)、ツォルト・トローク(Vc)〕

録音:2017年9月26日−29日&2018年4月4日−7日、ポットン・ホール(サフォーク)
ルーマニアのエキサイティングなクヮルテット、アルカディアSQがChandosに初登場! アルカディアSQは、2006年にルーマニアのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーの生徒たちによって結成。 2009年ハンブルク国際室内楽コンクール、2011年アルメレ国際室内楽コンクール、2012年ウィグモア・ホール・ロンドン国際弦楽四重奏コンクール、そして2014年の大阪国際室内楽コンクールで優勝し、同世代のもっともエキサイティングなSQのひとつとして活躍しています。前作ヤナーチェクの録音はサンデー・タイムズ、フィナンシャル・タイムズで称賛を浴びるなど東欧系音楽で才覚を発揮する彼らが、ルーマニアの隣国、ハンガリーの大作曲家ベーラ・バルトークの弦楽四重奏曲全6曲を録音。数々の国際コンクールを制した確かな技巧で、バルトークの豊かなリズムと表情、哀愁と民族色を描いてゆきます。

Diapason
DIAP-086(1CD)
チャイコフスキー:室内楽作品集

(1)・ピアノ三重奏曲イ短調 Op.50「ある偉大芸術家の思い出のために」

(2)弦楽四重奏曲第3番変ホ短調 Op.30
(1)レオニード・コーガン(Vn)、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)、エミール・ギレリス(P)
録音:1952年
(2)ボロディン・クヮルテット〔ロスティスラフ・ドゥビンスキー(Vn)、ヤロスラフ・アレクサンドロフ(Vn)、ディミトリ・シェバリーン(Va)、ワレンチン・ベルリンスキー(Vc)〕
録音:1952年
ディアパゾン・レーベルのチャイコフスキーの室内楽作品集には、コーガン、ロストロポーヴィチ、ギレリス、そしてボロディン・クヮルテットという旧ソ連/ロシアを代表する巨匠たちが遺した「ピアノ三重奏曲」と「弦楽四重奏曲第3番」を収録。ボロディン・クヮルテットのメンバーは、第2ヴァイオリンに三代目のアレクサンドロフ、ヴィオラに二代目のシェバリーンの名前がクレジットされています。
※Diapasonレーベルのタイトルは初回限定生産のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。また、ライセンスに起因する突然の廃盤が発生する場合がございます。予めご了承下さい。

ANALEKTA
輸入盤
AN-28794(1CD)

PAN-28794
国内盤・税込定価
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.1
ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
アンドルー・ワン(Vn/1744年製ミケランジェロ・ベルゴンツィ)、シャルル・リシャール=アムラン(P)

録音:2018年2月28日&3月1日−2日、サン=トーギュスタン教会(ケベック、カナダ)
アンドルー・ワンは、ジュリアード音楽院を卒業し、現在はマギル大学のシューリック音楽スクールでヴァイオリンの助教授を務めるとともに、OSMチェンバー・ソロイスツの芸術監督、プリンス・エドワード・カウンティ室内楽音楽祭の芸術監督も務めています。カナダの名門オーケストラ、モントリオールSOでは2008年よりコンサートマスターに任命され、世界的な指揮者、独奏者たちと共演してきました。Analektaレーベルからは、ケント・ナガノ指揮のモントリオールSOとの共演による、サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲全集(AN 28770)のライヴ・レコーディングをリリースしています。 アンドルー・ワンとシャルル・リシャール=アムラン、今をときめくカナダの超強力デュオが、楽聖ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲録音を始動。第1弾では、静かな側面を示しているソナタ第6番、激しい苦悩を露わにしたソナタ第7番、そしてユーモアと魅力に溢れたソナタ第8番といった、ベートーヴェンの様々な側面を映し出した作品30の3曲で、楽聖の豊かな個性を描きます。

BIS
BISSA-2268(1SACD)
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810『死と乙女』
弦楽四重奏曲第9番ト短調 D.173
キアロスクーロQ【アリーナ・イブラギモヴァ(Vn1)、パブロ・エルナン・ベネディ(Vn2)、エミリー・ヘルンルンド(Va)、クレア・ティリオン(Vc)】

録音:2017年3月/ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール(ケルン)
今をときめくヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団。BISレーベルからリリースしている ハイドンの弦楽四重奏曲第31-33番(BIS SA 2158 / KKC 5677)、第34-36番(BIS SA 2168 / KKC 5832)が高く評価される中、期待の新譜 はシューベルトの弦楽四重奏曲第14番『死と乙女』と第9番です。古典派と初期ロマン派のレパートリーに特化して当団の期待の高まる録音です。
1815年作曲の第9番ト短調。同年、歌曲、教会音楽、ピアノ・ソナタなど多数の作品を残した実りの年でした。ハイドン、モーツァルトの影響が見 受けられるものの、シューベルトの個性も明確になりつつある作品で、本格的な短調の作品はこれが最初となります。
そして、シューベルトの傑作の一つである第14番ニ短調『死と乙女』。第2楽章に歌曲『死と乙女』Op.7-3 D.531のピアノ伴奏部を借用したのでこ の通称を持ちます。全体を通じ、ロマン的な情趣に満ちており、ことに第1楽章の主題のもつインパクトと悲愁が印象的です。
2005年に当時英国王立音楽大学(RCM)で学んでいた友人を中心に結成し、近年アンサンブルが成熟してきたキアロスクーロ四重奏団。団体名の “Chiaroscuro(キアロスクーロ)” は美術用語で、コントラストを印象づける明暗法や陰影法を意味しますが、その名の通りシューベルトの溢れる魅力を 再発見させてくれているような見事な解釈を披露しております。 (Ki)

Stradivarius
STR-37101(1CD)
ゼノ・バルディ(b.1988)作品集
(1)ボンサイ(2017)
(2)カントール・ドゥスト(2013
(3)キンツギ(2015)
(4)イン・プンタ(2013)
(5)ミモ(2014)
(6)モレーネ(2016)
サンドロ・ゴルリ(指)
ディヴェルティメント・アンサンブル
(3)マウリツィオ・ロンゴーニ(Cl)
(4)マヌ・マイア(Cb)

録音:(1)(2)(5)2017年6月ミラノ、インディハブ
(3)(4)2017年3月21日ミラノ、ワールド・ミュージック・スタジオ
(6)2017年4月ウィーン
ゼノ・バルディはイタリア・ヴェローナ生まれの若手作曲家。グラーツ芸術大学とミラノ音 楽院を卒業。主にアコースティック楽器と色々な電気的なデバイスを掛け合わせた作品を 発表しています。 「ボンサイ」は電子音や楽器音を電気的に加工し幽玄な感じに始まりますが、やがてポップ なノイズ系電子音楽になって盛り上がっていく感じは日本人が感じる「盆栽」とはだいぶイメ ージが異なっていて面白い。「モレーネ」はサンプリングされたコントラバスの音が素朴なミ ニマル風音楽に変容していきます。他の作品も現実の楽器音とサンプリングや電子加工音 で不可思議な効果音的音楽が続いていきます。

GALLO
GALLO-1527(1CD)
オーボエとギターのための音楽
テレマン:パルティータ ト長調
バロン:オーボエ・ソナタ
ペルゴレージ:シチリアーナ
コステ:慰め Op.25
イベール:間奏曲
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番〜アリア
ドワーティ:6 つの民謡
ラファシャーノ:オスロの真夜中
 海の上のワルツ
 おそらく一日が
 ヴェネツィアの夕暮れ
マルケリーテ:アウロス
ピアソラ:カフェ
シルヴァーノ・スカンツィアーニ(Ob)
ドメニコ・ラファシャーノ(G)

録音:2018 年2 月
イタリアのオーボエ奏者、シルヴァーノ・スカンツィアーニによるギター伴奏によるオー ボエ作品集(編曲を含む)。スカンツィアーニはソリストとして幅広く活躍しているが、こと にクラウディオ・シモーネ率いるイ・ソリスティ・ヴェネティのオーボエ奏者として知られて います。明るい音色でよく歌うオーボエはどの時代の作品でも映えています。ドメニコ・ラファ シャーノは芸歴40 年のベテラン・ギター奏者。


オクタヴィア
OVCC-00143(1CD)
2018年9月26日発売
ロシア・チェロ作品集
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 作品19
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 作品40
グラズノフ:2つの小品 作品20
本堂誠(バリトンSax)
羽石道代(P)

録音:2018年6月25-26日 横浜・かながわアートホール
フランス・パリ国立高等音楽院で研鑽を積んだ実力派サクソフォン奏者の新星、サックス界のトップランナー「ブルーオーロラ サクソフォン・カルテット」のバリトン奏者としても活躍する本堂誠がバリトン・サクソフォンのさらなる可能性を追及し、自ら提唱する「BARITONISM ? バリトン主義? 」と題した注目のデビュー盤がここに完成しました。 本堂がそんな熱いメッセージを胸に選んだこだわりの収録曲は、ラフマニノフ、ショスタコーヴィチの傑作チェロ・ソナタを中心としたロシアン・チェロの名作。華麗なピアノのパッセージに支えられ、これほどまでに豊かに音楽を奏でるバリトンサックスがあっただろうかと思われるほど、世界でも類を見ない意欲あふれるアルバムとなりました。 (オクタヴィア)

CPO
CPO-555116(1CD)
NX-B02
R・シュトラウス:室内楽曲集
ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.13
ピアノ三重奏曲 ニ長調 Op.AV53
ダニエル・ブリュメンタール(P)
ドーレン・ディングリンガー(Vn)
トニー・ニス(Va)
アレクサンドル・ヴァイ(Vc)

録音:2016年7月4-7日バイエルン放送 第2スタジオ
オペラや大規模な管弦楽作品で知られるR・シュトラウスですが、10代から20代にかけての初期の時代には 何曲かの室内楽作品を書いていました。このアルバムに収録されたピアノ三重奏曲は1878年、シュトラウス14歳の 作品で、ピアノ三重奏曲としては2番目にあたります。彼の父が敬愛していたモーツァルトやベートーヴェンをモデルにし た素直な作品ですが、第1楽章第2部での唐突に断ち切られるメロディなど、野心的な部分もかなり見られます。 1884年のピアノ四重奏曲はすでにこなれた作風を持ち、管弦楽法に長けたシュトラウスの作品であることがはっきり わかるでしょう。メロディの美しさよりも、各々の楽器から生まれる響きが大切にされており、若い作曲家の作曲技法 が遺憾なく発揮された作品です。

CPO
CPO-555148(1CD)
NX-B02
トイヴォ・クーラ(1883-1918):ヴァイオリンとピアノのための作品集
ソナタ Op.1 ホ短調
小品集 Op.3a
Ut min vag i varlden gar 世界の中で私の道を行く
Ela itke impeni nuori 泣き叫ぶ若者
ソナタ ヘ長調
小品集 Op.22
Pohjalainen tanssi ポホヨラの舞曲
ニーナ・カーモン(Vn)
オリヴァー・トリンドル(P)

録音:2017年3月2-5日ケルン ドイツ放送 室内楽ホール
フィンランドの知られざる作曲家トイヴォ・クーラの作品集。作曲家、指揮者として名声を獲得し始めたさなか、酒宴 の席で口論となり34歳の若さでこの世を去ってしまった悲劇の作曲家です。彼はシベリウスに作曲を学びましたが、 自身は管弦楽作品はあまり好まず、ピアノ曲や合奏曲、室内楽作品などに関心を向けていました。とりわけ、ヴァイオ リニストを目指していたせいもあり、作品の中でヴァイオリン曲が大きな比重を占めています。アルバムの中で中心とな るヴァイオリン・ソナタは1907年、24歳の作品ですが、すでに確立された作風を備えています。ニーナ・カーモンは以 前にも他のレーベルでクーラのソナタを録音するほど、彼の作品に心酔しているヴァイオリニスト。フィンランドの風景が 映し出された表情豊かな小品も聴きどころです。

SKARBO
DSK-4181(1CD)
ジャン・クラ(1879-1932):ピアノ五重奏曲*
弦楽四重奏曲『私のブルターニュへ』
シネ・カ・ノン四重奏団【サラ・シュナル(Vn1)、ヴィルジニー・トゥルバン(Vn2)、
キャスリーン・ドゥモンシ(Va)、クレール=リーズ・デメットル(Vc)】、
ジャン=ピエール・フェレ(P)*

録音:2018年4月28-30日/セクエンツァ・スタジオ(モントルイユ)
仏スカルボ・レーベルの社主にしてピアニスト、ジャン=ピエール・フェレ。知られざる作曲家の作品の蘇演に積極的なフェレですが、ライフワークの 一つとしているのがジャン・クラの作品の演奏、録音です。
ジャン・クラは、ラヴェルやドビュッシーと同時代を生きた近代フランス音楽の作曲家のひとり。生前は海軍士官としても活躍し、職務の合間を縫って 果敢に作曲活動を続けたことでも知られる作曲家でもあります。アンリ・デュパルクに師事したクラの作風は、ラヴェルやドビュッシーら印象派の響きを持 ちつつ、ロマン派の情緒を併せ持ったもの。流麗な旋律の中にほんのり香るメランコリックな響きが絶品です。
没後、長らく作品が忘れられていましたがフェレを中心とした演奏家により蘇演され評価を上げてきました。フェレはピアノ作品集(DSK 1153)、マリ =アニク・ニコラと共演したヴァイオリンとピアノのための作品全集(DSK 4128)などをリリースしております。
弦楽四重奏曲『私のブルターニュへ』は1909年クラがブレストで造船技師をしていた時代の作品。一方、1922年に出版されたピアノ五重奏曲はア ミラル・セネの司令官をしていた時代の作品。いずれも溌剌とした瑞々しさに満ちており、ショーソンの室内楽を思わせるこの上なく美しい旋律が魅力です。
パリとリヨンで学んだ2006年創設のシネ・カ・ノン四重奏団は、バロックから現代音楽、さらにはシャンソン、ワールドミュージックと幅広いレパート リーを演奏するアンサンブルです。 (Ki)

Profil
PH-18034(1CD)
シューベルト:八重奏曲ヘ長調D.803 ドレスデン八重奏団

録音:2017年4月16日/モーツァルテウム大ホール(ザルツブルク)
ドレスデン・シュターツカペレの首席奏者8名で結成されたドレスデン八重奏団。2015年に同オーケストラの香港公演でデビュー。もともと1854年 創立の「ドレスデン音楽家協会」は、シュターツカペレが室内楽をしなければならない規約があり、その伝統を復活させました。名手なだけでなく、伝統 の重厚なドイツ的解釈を味わえます。 (Ki)
Profil
PH-18011(1CD)
(1)ピアソラ:ブエノスアイレスの四季(ヴァイオリン、クラリネット、ピアノ版)
(2)同:オブリヴィオン(ヴァイオリン、クラリネット、ピアノ版)
(3)ベニヤミン・ヌス:ヴァイオリン、クラリネット、ピアノのための2つの小品Op.13
(4)モーツァルト(サヤカ・シュムック編):フィガロの結婚〜恋とはどんなものかしら/ドン・ジョヴァンニ〜奥様お手をどうぞ(2本のクラリネットとバセットホルン)
(5)ドヴォルザーク(ヨアヒム・クレム編):スラヴ舞曲Op.46の1/Op.72の2
(6)シューマン:おとぎ話Op.132(全4曲)
アンサンブル・シュムック【サヤカ・シュムック(Cl)、ケン・シューマン(Vn)(1)(2)、ベヌヤミン・ヌス(P)(1)(2)(3)、マルヴィーナ・ソスノフスキ(ヴァイオリン(3)、ヴィオラ(6))、ティル・レンナー(Cl)(4)(5)、オリヴァー・クレンク( バセットホルン)(4) (5) 、カタリナ・ゼルハイム(P)(6) 】

録音:2018年2月13日、3月19日、20日/SWRスタジオ(カイザースラウテルン)
アンサンブル・シュムックは、日本風の名を持つクラリネット奏者サヤカ・シュムックにより 2009 年に結成されたトリオ・シュムックが拡大した団体。 ドイツを活動の中心とし、古典派からタンゴまで幅広いレパートリーを披露しています。高い技術を持つメンバーたちが楽しい曲をたくさん聴かせてく れます。 (Ki)

KLARTHE
KLA-063(1CD)
ボロディン:弦楽四重奏曲 第2番ニ長調(編曲:ギョーム・ベルソー)
ジャン=ドゥニ・ミシャ:ザ・ダーク・サイド(即興:ジャン=シャルル・リシャール)
アレクサンドロ・マルケアス:ヴォイス・オブ・ブラック・アース(4本のバリトン・サクソフォンのための)(ザイール四重奏団委嘱作品)
アレクシス・シエスラ:ラプソディッシュ(即興:サンドロ・コンパニョン)
クワチュオール・ザイール
ギョーム・ベルソー(ソプラノ・サクソフォン)
サンドロ・コンパニョン(アルト・サクソフォン)
フロラン・ルーマン(テノール・サクソフォン)
ヨアキム・シエスラ(バリトン・サクソフォン)

録音:2017年11月
2017年5月、第9回大阪国際室内楽コンクール第2部門(管楽アンサンブル部門)で優勝したクワチュオール・ザイールのデビューCD。当グルー プは2015年結成以来、フランスおよびフランス外の音楽祭に多数出演している実力派です。「Zahir(ザイール、ザーヒルとも)」はアラビア語で≪目に 見える、そこにある≫という意味を持ち、何か、あるいは誰か、ひとたび接触をもってしまうと、徐々に私達の思考を支配していくもののこと。まさに、こ のサックス四重奏団は、一度聴いたら虜になってしまう魅力に満ちています。
ボロディンの弦楽四重奏曲第2番は、結婚20年を記念して、彼の妻に捧げられた作品で、民族色が感じられる作品。単独でも演奏機会の多い第3 楽章の美しい旋律とそれを彩るアンサンブルは見事です。ミシャ作曲のザ・ダーク・サイドはユダヤ音楽、現代音楽、ロック、ジャズ等のエッセンスが盛 り込まれた、各奏者の能力が存分に発揮される聴きごたえある作品。マルケアスの「ヴォイス・オブ・ブラック・アース」は、楽器に息を通す(音を鳴ら さない)奏法で始まり、その後もサックスとは思えないような不思議な音色が多用された作品。シェスラの「ラプソディッシュ」は、ユニゾンの序奏で始 まり、メロベ(古代ギリシャ詩の朗吟)が現れ、その後もブルガリアやルーマニア、地中海調の音楽の旅へといざなわれます。多様なスタイルの音楽を巧 みに表現するテクニックをもつクワチュオール・ザイール、注目です! (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32808(1CD)
ブラームス・プロジェクト〜ヴィオラ・ソナタと歌曲
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
アルトのための2つの歌 Op.91
ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
ペーテル・バールショニ(Va)、
イルディコ・コムロージ(A)、
ペーテル・フランクル(P)

録音:2016年12月1-4日/フンガロトン・スタジオ
フンガロトン・レーベルの看板アーティストの一人、ヴィオラ奏者のペーテル・バールショニによるブラームス・プロジェクト。当アルバムはブラームス の晩年の傑作クラリネット・ソナタ(ブラームス自身によるヴィオラ版)とアルト、ヴィオラ、ピアノのための2つの歌を収録しました。 1891年に知り合ったクラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトの演奏を聴いたことに創作意欲がわき、クラリネットの作品を連続して書いた晩年 のブラームス。後期作品ならではの成熟の内容で聴き手の心に残る名作といえます。そしてアルトのための2つの歌。温かく安らぎに満ちた美しい旋律が 魅力の第1曲「秘めたるあこがれ」と深みあるヴィオラも印象的な第2曲「聖なる子守歌」は、ともにブラームスらしい旋律美で聴かせます。コムロー ジの歌唱にも注目です。 (Ki)

ALPHA
ALPHA-409(1CD)
ボッケリーニ:チェロ作品集2

チェロ・ソナタ ト長調 G.5
独奏チェロと通奏低音チェロによる演奏
チェロ・ソナタ ハ短調 G.2(第1稿)
チェロとフォルテピアノによる演奏
チェロ・ソナタ ヘ長調 G.1
チェロとチェンバロ、通奏低音チェロによる演奏
チェロ・ソナタ イ長調 G.13
独奏チェロと通奏低音チェロによる演奏
チェロ・ソナタ 変ロ長調 G.12
チェロとチェンバロ、通奏低音チェロによる演奏
レ・バッス・レユニ
【メンバー】
ブリュノ・コクセ(チェロ…「ボッケリーニ-ベル・カント:2004年シャルル・リシェ製」
エマニュエル・ジャック(通奏低音チェロ…1999年シャルル・リシェ製-オリジナル:ガスパーロ・ダ・サロ)
モード・グラットン(フォルテピアノ…2012年ヘラルト・タインマン製2種(木製ハンマー/皮革材巻ハンマー)-オリジナル:シュタイン
SONATA G.2, MECHANISM WITH
WOODEN HAMMERS,&
SONATA G.12, MECHANISM WITH
LEATHER-COVERED HAMMERS
ベルトラン・キュイエ(チェンバロ…2007年フィリップ・ウモー製:オリジナル:ヴェーター)

録音:2017年10月28日-11月2日
ヴァンヌ(フランス・ブルターニュ地方)
カルメル修道会礼拝堂
現代では、あの愛らしい「メヌエット」1曲のみが知られるボッケリーニ。しかし1805年5月28日に彼がこの世を去った直 後にはライプツィヒとパリのジャーナリストがそれぞれ「彼の楽器が奏でる比類なき音と表現力豊かなメロディで聴衆を魅 了することができる優れたチェリスト」「素晴らしいチェロ奏者であった彼は、並ぶ者のないほどの表現力豊かな歌心で 我々を魅了した」と賛辞を贈ったほどでした。ボッケリーニはもともとイタリアで生まれ、13歳でチェリストとしてデビュー。そ の後はウィーンの宮廷に勤めましたが、1769年、26歳の時にスペインに招かれドン・ルイス皇子付きの音楽家となり、 生涯を終えるまでマドリッドで過ごしています。寂しい晩年を送ったとされますが、前述の賛辞の通り、チェリストとしては 高い名声を保っていたことは間違いありません。数多く残された弦楽五重奏曲は、とりわけチェロが活躍することで知ら れますが、チェロ・ソナタも同様で、ヴァイオリンを思わせるほどの広い音域を駆使したチェロのメロディはボッケリーニでなけ れば書き得ないほどに美しく完成度の高いものです。コクセは、他の名手たちとともにミラノ音楽院が所蔵するノセダ・コ レクションの写本に基づいて5つのソナタを演奏しています。
ALPHA
ALPHA-417(1CD)
シューベルト:弦楽四重奏曲 第10番&第14番「死と乙女」 ヴァン・カイック四重奏団
【メンバー】
ニコラ・ヴァン・カイック(Vn1)
シルヴァン・ファーヴル=ビュル(Vn2)
エマニュエル・フランソワ(Va)
フランソワ・ロバン(Vc)

録音:2018年2月スイス、チューリヒ スイス放送協会
「作曲家にアプローチする時には、その作風の進化を理解するために、彼、または彼女の初期の作品に没頭するのが好 きです」と語るヴァン・カイック四重奏団のメンバーたち。そのアイデアは前作のモーツァルト・アルバムでも生かされていまし たが、今回はシューベルトをテーマに、一人の作曲家の成熟過程を探っています。収録されているのは、シューベルトが 16歳の時に書いたSQ第10番と、早すぎる晩年である27歳の作品「死と乙女」。親密な家のリビングで演 奏されたであろう幸せな第10番、苦難に満ちた暗さと悲痛さを持つ第14番。彼らの演奏は、全く違う雰囲気を持つ2 つの作品からシューベルトが辿った時間の経過を鮮やかに浮かび上がらせています。
ALPHA
ALPHA-424(1CD)
宇宙にインスパイアされた作品集
ァンサン・セガール:ベト・クラングBETH KLANG
キナン・アズメ:地に根ざした元素でIN THE ELEMENTS-GROUNDED
ケヴィン・セディッキ:瞑想/舞踏MEDITATION/DANSE
ガブリエル・シヴァク:カポエイラ組曲SUITE CAPOIERA
ヴァンサン・ペラニ:水田/美しき姫様SAWAH PADI/PUTRI CENING AYU
ハムザ・エル・ディン:水車ESCALAY
ヴォーチェ四重奏団
【メンバー】
セシル・ローバン(Vn)
サラ・ダヤン(Vn)
ギヨーム・ベッカー(Va)
リディア・シェリー(Vc)
ヴァンサン・セガール(芸術監督)
ヴァンサン・ペラニ(アコーディオン)
ケヴィン・セディキ(ザルブ=トンバク・・・足つきの太鼓)
キナン・アズメ(Cl)
クァトゥール・ヴォーチェは来日経験もあるSQで、古典派から近代作品を得意とするアンサンブル。この 「ITINERAIRE 旅程」と題されたアルバムでは、2006年にこの世を去ったハムザ・エル・ディンの「ESCALAY」を中心 にジャズ、ワールド・ミュージック、クラシック…ボーダーレスな音楽で描かれた「宇宙にインスパイアされた」作品を収録して います。時折聴こえるエスニックな楽器の響きにも心奪われます。 20世紀初頭、バルトークがハンガリーとルーマニアの村を巡って民謡を採取したように、あまり知られていない地域を探 検し、その地の作曲家たちに出会うことで新しい作品が生まれるという、クロノス・カルテットの活動にも似たアプローチ は、若きSQの可能性を限りなく広げることでしょう。

METIER
MSV-28531(1CD)
NX-B07
新しいオーボエのための新しい音楽集 第2集
エドワード・コーウィー(1943-):The Colours of Dark Light 暗い光の色(2013)
ポール・アーキボルト(1964-):Zechstein ゼヒシュタイン(2015)
サム・ハイドン(1968-):surface/tension(2012)
ドロシー・ケル(1965-):Clepsydra(2012)
クリストファー・フォックス(1955-):Unlocking the Grid(2015)
クリストファー・レドゲート(Ob、コールアングレ、ルポフォン)
コール四重奏団
スティーヴン・ロビングス(P)
ポール・アーキボルト(エレクトロニクス)

録音:2016年2月15.16日、2017年7月4日 、2012年8月2日 、2013年1月26日 、2017年7月14日
現代のオーボエ奏者の中で、最もアヴァンギャルドな活動をしているクリストファー・レドゲート。 このアルバムでは、彼が開発した「Howarth-Redgate Oboe」と「Lupophon(低音オーボエ)」を用い、より高度 なテクニックを駆使してイギリスの5人の作曲家たちの最新作を演奏しています。作曲家たちもレドゲートの要求に応 え、彼の新しい楽器のために、伝統的なオーボエでは演奏不可能とされるパッセージをふんだんに盛り込むだけでなく、 オーバーダビング、エレクトロニクスなど様々な技巧を凝らした実験的な作品を提供しています。


Sancho Panza Records
SPAN-001(1CD)
SPANLP-001(1LP)
12アンサンブル「復活」
ルトスワフスキ:葬送音楽
ジョン・ウールリッチ:目覚めるユリシーズ
ケイト・ウィットレイ:秋の歌
ブライス・デスナー:ルトスワフスキへの応答
12 アンサンブル
12アンサンブルは2012年創立の弦楽集団。ロンドンの若い12名の弦楽器奏者で構成され、急速に名声をあげています。彼らのほぼデビュー盤と なるこのディスクは、ルトスワフスキ初期の「葬送音楽」をメインに、現役3作曲家のこだわりの作品をフィルアップ。
イギリスのジョン・ウールリッチ(1954-)の「目覚めるユリシーズ」はヴィオラ独奏と弦楽のための作品で、モンテヴェルディの歌劇「ウリッセの帰郷」 のアリアに基づいています。女性作曲家ケイト・ウィットレイ(1989-)の「秋の歌」はヴェルレーヌの詩に霊感を受けたもので、舞い落ちる木の葉を弦楽 器が描写します。
興味深いのがアメリカのロックバンド「ザ・ナショナル」のリード・ギターを務めるブライス・デスナー(1976-)の「ルトスワフスキへの応答」。坂本 龍一とも共演したデスナーが、ルトスワフスキの「葬送音楽」へのオマージュを込めて2014年に作曲、12アンサンブルの貴重なレパートリーとなってい ます。

LIMEN Classic
CDVD069-C069(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調『クロイツェル』Op.47
ワーグナー:アルバムの綴りWWV94(ウィルへルミ編、ヴァイオリンとピアノ版)
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集より『夢』
ブラームス、ディートリヒ、シューマン:F.A.E.ソナタ(全4楽章)
ユリア・ベリンスカヤ(Vn)
ステファノ・リゴラッティ(P)

録音:2016 年/リメン・スタジオ
500セット限定生産、シリアルナンバー付き。商品には映像とオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています(使用できる環境が整うの は2018年末頃とのこと)。DVDは付属しません。
ウィルへルミ編の「アルバムの綴り」はヴァイオリンがかなり熱く歌います。ブラームス、ディートリヒ、シューマンの共作によるF.A.E.ソナタもしっか り全楽章収録。 (Ki)

BIS
BISSA-2375(1SACD)
シューベルト:ヴァイオリンとギターのためのソナタ集
アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 D.574
ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ ニ長調 D.384

編曲:(1)(2)ヤコブ・ケラーマン、(3)マッツ・バーリストレーム
※全てヴァイオリンとギターのための編曲版
デュオ・KeMi
[ダニエル・ミグダル(Vn)、ヤコブ・ケラーマン(G)]

録音:2016 年 10月/ロースンダ教会(スウェーデン)
ヴァイオリンのダニエル・ミグダル、ギターのヤコブ・ケラーマンの苗字の頭文字をとったスウェーデンで最も人気のデュオ・ KeMiがシューベルトの作品を収録しました。デュオ・KeMiは2006年結成。現在、母国を中心にドイツ、チェコ、フランス、オランダ、韓国、中国などの様々 な音楽祭にも出演の注目のアンサンブルです。ヴァイオリンとギターといえばパガニーニの作品が有名ですがここに聴くシューベルトもこの組み合わせなら ではの軽やかなアンサンブルを聴くことができます。シューベルトの室内楽作品の新たな魅力に気づかせられる見事な編曲版です! (Ki)



SUPRAPHON
SU-4038LP(2LP)
初回分封入特典付き
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第13番他
◆LP 1
(1)弦楽四重奏曲第13番ト長調 Op.106,B 192
[A面]第1楽章/第2楽章
[B面]第3楽章/第4楽章
■LP 2
(2)弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」
[A面]第1楽章/第2楽章
[B面]第3楽章/第4楽章

●初回出荷分封入特典(非売品サンプラーCD)
パヴェル・ハース四重奏団/レコーディングズ2006-2018(83’08”)
(1)ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第13番ト長調Op.106, B 192より第2楽章
(2)プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第1番ロ短調 Op.50より第2楽章
(3)ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」より第1楽章
(4)パヴェル・ハース:弦楽四重奏曲第2番Op.7「猿山より」より第4楽章(打楽器つき版)
(5)シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調Op.163より第2楽章
(6)スメタナ:弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」より第1楽章
(7)ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調Op.96, B 179「アメリカ」より第4楽章
(8)ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.81,B.155より第2楽章
(9)ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第3番変ホ長調 Op.97,B.180より第4楽章
パヴェル・ハースQ【ヴェロニカ・ヤルーシコヴァー(第1ヴァイオリン)、エヴァ・カロヴァー(第 2ヴァイオリン)、パヴェル・ニクル(Va)、ペテル・ヤルーシェク(Vc)】

録音:2010年6月3、6、29&30日/ルドルフィヌム(プラハ)
180g 重量盤
DMM cutting
ステレオ
プレス:独パラス社

●初回出荷分封入特典
パヴェル・ハースQ[ヴェロニカ・ヤルーシコヴァー(Vn1)、(3)(4)カテジナ・ゲムロトヴァー、(1)(2)(7)エヴァ・カロヴァー、(5)(6)(8)(9)マレク・ツヴィーベル(Vn2)、(1)-(7)(9)パヴェル・ニクル、(8)(9)ラディム・セドミドブスキー(Va)
ペテル・ヤルーシェク(Vc)]

(4)コリン・カリー(パーカッション)
(5)石坂団十郎(Vc)
(8)ボリス・ギルトブルク(P)
同団は2004年にフィレンツェでヴィットリオ・E・リムボッティ賞、翌年5月にはプラハの春の国際コンクールで優勝、さらにその翌月には世界三大弦 楽四重奏コンクールのひとつパオロ・ボルチアーニ・コンクールでも優勝と、圧倒的な実力で次代を担うアンサンブルとして当時大きな注目を集めました。 その後、スプラフォン・レーベルからリリースしてきたディスクは、そのどれもが演奏水準の高さに加えて豊かな表現力により数々の著名な賞を総なめにし てきました。その代表盤ともいえるのがこのアルバムです。
2010年6月にセッション収録された当録音は、かれらのルーツ、ドヴォルザークを取り上げています。「新世界交響曲」「チェロ協奏曲」と並ぶアメリ カ時代の最良の成果で、親しみ易いメロディから当ジャンル屈指の人気曲「アメリカ」と、ドヴォルザークのアメリカ帰還後に着手され、休養明けに完成 させた最高傑作の第13番が収録されています。いずれも敬愛するドヴォルザークへの深い共感を背景に熱い意気込みを強く感じさせる演奏で、同団が世 界的なSQとしての確固たる地位を築いた記念すべき名録音といえます。LPは各面20分以内の贅沢カッティング。プレスは独パラス社です。
初回出荷分には当録音の24 bit 192 kHzのHi-Resダウンロードができるバウチャー及びパヴェル・ハース四重奏団がスプラフォン・レーベルにこれ までに録音してきた7枚のアルバムから厳選9トラックを収録した非売品サンプラーCDを封入いたします。 (Ki)


SUPRAPHON
SU-4195LP(2LP)
初回分封入特典付き
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲、他
■LP 1
(1)ピアノ五重奏曲イ長調 Op.81,B.155
[A面]第1楽章/第2楽章
[B面]第3楽章/第4楽章
■LP 2 
(2)弦楽五重奏曲第3番変ホ長調 Op.97,B.180
[A面]第1楽章/第2楽章
[B面]第3楽章/第4楽章

●初回出荷分封入特典(非売品サンプラーCD)
パヴェル・ハース四重奏団/レコーディングズ2006-2018(83’08”)
(1)ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第13番ト長調Op.106, B 192より第2楽章
(2)プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第1番ロ短調 Op.50より第2楽章
(3)ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」より第1楽章
(4)パヴェル・ハース:弦楽四重奏曲第2番Op.7「猿山より」より第4楽章(打楽器つき版)
(5)シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調Op.163より第2楽章
(6)スメタナ:弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」より第1楽章
(7)ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」より第4楽章
(8)ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.81,B.155より第2楽章
(9)ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第3番変ホ長調 Op.97,B.180より第4楽章
パヴェル・ハース四重奏団【ヴェロニカ・ヤルーシコヴァー(Vn1)、マレク・ツヴィーベル(Vn2)、ラディム・セドミドブスキー(Va)、ペテル・ヤルーシェク(Vc)】
(1)ボリス・ギルトブルク(P)、
(2)パヴェル・ニクル(Va)

録音:(1)2017年6月26&27日、(2)2017年5月18&19日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
180g 重量盤
DMM cutting
ステレオ
プレス:独パラス社

●初回出荷分封入特典
パヴェル・ハースQ[ヴェロニカ・ヤルーシコヴァー(Vn1)、(3)(4)カテジナ・ゲムロトヴァー、(1)(2)(7)エヴァ・カロヴァー、(5)(6)(8)(9)マレク・ツヴィーベル(Vn2)、(1)-(7)(9)パヴェル・ニクル、(8)(9)ラディム・セドミドブスキー(Va)
ペテル・ヤルーシェク(Vc)]
(4)コリン・カリー(パーカッション)
(5)石坂団十郎(Vc)
(8)ボリス・ギルトブルク(P)
当団はドヴォルザークの「アメリカ」を収録したディスク(SU 4038LP / SU 4038 / KKC 5170)が英グラモフォン・アワード2011のレコード・オブ・ ザ・イヤーを受賞するなど、リリースの度に数々の著名な賞を総なめにしてきた世界が注目するSQです。当アルバムではドヴォルザークのピアノ 五重奏曲と弦楽五重奏曲第3番を収録しました。
ドヴォルザークの名作のひとつに数えられるピアノ五重奏曲は、旋律美と地方色と楽器法の巧みさとに円熟したドヴォルザークの長所が発揮されていま す。この名作を2013年にエリザベート王妃国際音楽コンクールで第1位を獲得したピアニスト、ボリス・ギルトブルクと息の合った演奏を聴かせてくれます。 またカップリングの弦楽五重奏曲第3番では創設メンバーのひとりパヴェル・ニクルと共演。同団ならではの密なアンサンブルでドヴォルザークの豊かな 世界を表現しております。当LP、プレスは独パラス社です。
初回出荷分には当録音の24 bit 192 kHzのHi-Resダウンロードができるバウチャー及びパヴェル・ハース四重奏団がスプラフォン・レーベルにこれ までに録音してきた7枚のアルバムから厳選9トラックを収録した非売品サンプラーCDを封入いたします。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1514A(1CDR)
ヨーク弦楽四重奏団
ヴィヴァルディ:「調和の霊感」〜協奏曲 イ短調 Op.3-8, RV.522 *
ボッケリーニ:弦楽四重奏曲 イ長調 Op.32-6, G.206 *
パガニーニ:弦楽四重奏曲第7番ホ長調 M.S.314 bis #
ヨークSQ
[マックス・ポリコフ、サムエル・ワイス(Vn)
ウィリアム・ラッセル(Va) 
L.アーサー・ターキッシャー(Vc)]

録音:1949年頃
音源: Regent  MG 5051 *、 MG 5004 #

ALBANY
TROY-1731(1CD)
ルー・ハリソン:打楽器、Vn、Pの為の作品集
(1)ジョン・ケージ&ハリソン:二重音楽
(2)ハリソン:カンティクル第3 番
(3)ハリソン:打楽器伴奏のヴァイオリン協奏曲
(4)ハリソン(スタインバーグ編):様々な三重奏曲
(1)-(3)パーカッションUVU(打楽器アンサンブル)
(3)(4)ドナ・フェアバンクス(Vn)
(4)ドゥグ・スミス(打楽器)
(4)ヒラリー・デムスク(P)
20 世紀米国の独創的な作曲家、ルー・ハリソン(1917-2003)の打楽器、ヴァイオリ ン、ピアノの為の音楽を4 曲収録。ジョン・ケージと共作の二重音楽(1941 年)は、4 人 の打楽器奏者の第1、第3 パートをケイジが、第2、第4 パートをハリソンが書いています。 バリのガムランの影響が色濃い。カンティクル第 3 番(1940 年)は舞踊曲。やたらとオカ リナが活躍する。打楽器伴奏のヴァイオリン協奏曲(1940-1959)は、文字通りの作品 で、普通のヴァイオリン協奏曲とはだいぶ趣が異なって楽しい。様々な三重奏曲はだい ぶ後の1987 年の作。ハリソンの世界観が完成しています。 ドゥグ・スミスはユタ・ヴァリー大学で打楽器部門の准教授を務めています。ドナ・フェアバ ンクスはユタ・ヴァリー大学でヴァイオリンの教授を務めている同僚。
ALBANY
TROY-1727(1CD)
「誘惑」
(1)デル・アギラ:誘惑
(2)ヒナステラ:サンバ,悲しみ,子守歌,朝
(3)グラナドス:スペイン舞曲集(3 曲),愛の歌曲集
(5 曲)
(4)ガスタヴィーノ:シエスタ,この教会にはない…,働く人と貧しい人,一番高い薔薇の蕾に…,
(5)ガスタヴィーノ:ロシータ・イグレシアス
(6)トゥーリナ:スペイン風ソナタ

※(2)-(6)=ジャット編
ステファニー・ジャット(Fl)
トマス・カスドルフ(P)
(1)オルランド・ピメンテル(Cl)
(5)エレナ・アベンド(P)

録音:2016年5月23−25日 米国,ウィスコンシン州,マディソン
20世紀のスペインおよび南米の作曲家のフルート曲を収録。ミゲル・デル・アギラ(1957‐)はウ ルグアイ出身で現在は米国で活動。「誘惑」はフルート、クラリネット、ピアノの為の作品。この曲 と、本来はヴァイオリンとピアノの為のトゥーリナのスペイン風ソナタの他は、いずれも歌曲をジャ ットがフルート独奏曲に編曲したもの。当然だがいずれもスペイン色の濃い作品ばかりです。 ステファニー・ジャットは1990年から2017年まで米国ウィスコンシン州のウィスコンシン大学マディ ソン校のフルートの教授を務めていた。ソリストとしても活発に活動しています。

RICERCAR
RIC-341
(1CD+BOOK)
NX-D11
【未案内旧譜】
レ・サックス・ド・サックス
ジャン=パティスト・サンジュレー (1812-1875):協奏的二重奏曲 Op. 55
 ファンタジー・パストラーレ Op. 56
ジュール・ドゥメルスマン(1833-1866):セレナード Op. 33
ジャン=パティスト・サンジュレー(1812-1875):テナー・サクソフォン協奏曲 Op. 57
 演奏会用独奏曲第7番 Op. 93
 サクソフォン四重奏曲第1番 Op. 53
マニング・シャーウィン/ エリック・マシュウィッツ:バークリー・スクエアで歌う夜鳴きうぐいす(サクソフォン編)
ジョニー・グリーン (1908-1989):アウト・オブ・ノーフェア(サクソフォン編)
ジュローム・カーン(1885-1945):5月にしては暖かい - 君は我がすべて(サクソフォン編)
アレック・ワイルダー(1907-1980):月と砂(サクソフォン編)
フランク・ロソリーノ(1926-1978):ブルー・ダニエル(サクソフォン編)
ジョニー・マンデル(1925-):ア・タイム・フォー・ラヴ(サクソフォン編
レイ・ノーブル(1903-1978):ザ・タッチ・オブ・ユア・リップス(サクソフォン編)
フランク・レッサー(1910-1969):ガイズ&ドールズ(野郎どもと女たち) - 初めての恋(サクソフォン編)
ジェリー・ボック/ ラリー・ホロフセナー / ジョージ・デイヴィッド・ウェイス:トゥー・クロース・フォー・コンフォート(サクソフォン編)
ジューリー・スタイン / リース・スティーヴンス/ ボブ・メリル:ピープル(サクソフォン編)
リチャード・ロジャース(1902-1979):ハイアー・アンド・ハイアー - イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド(サクソフォン編)
ミシェル・ルグラン(1932-):ロシュフォールの恋人たち - ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング(サクソフォン編)
ガーシュウィン :ガール・クレイジー - エンブレイサブル・ユー(室内アンサンブル編)
コール・ポーター:1940年のブロードウェイ・メロディ - あなたに夢中(室内アンサンブル編)
ハーマン・フップフェルド(1894-1951):エブリバディズ・ウェルカム - アズ・タイム・ゴーズ・バイ(室内アンサンブル編)
ハワード・ディーツ/アルトゥール・シュワルツ:リベンジ・ウィズ・ミュージック - あなたと夜と音楽と(室内アンサンブル編)
アーノルド・ジョンソン (1893-1975):マイ・オールド・フレイム(室内アンサンブル編)
ホーギー・カーマイケル(1899-1981):あなたのそばに(室内アンサンブル編)
ハロルド・アーレン (1905-1986):ホエン・ザサン・カムズ・アウト(室内アンサンブル編)
クリスチャン・ドブク(ソプラノSax)
スティーヴ・ホーベン(アルトSax)
グイ・ゴーサルズ(アルトSax)
グイ・ペンソン (P)、他

MSR
MS-1670(1CD)
トロンボーンとピアノのための音楽
カルロス・サルゼード(1885-1961):協奏的小品
ラフマニノフ:4 つの歌曲(メナード編)
ワーゲンザイル(1715-1777):トロンボーン協奏曲
ダニエラ・キャンディラリ(b.1979):バルカニカ
ピアソラ:(1921-1992):オブリビオン(忘却)
ブラームス:3 つの二重唱曲(レイノルズ編)
スティーヴン・メナード(Trb)
ヨーコ・ヤマダ(P)
(8)クリストファー・デイヴィス(バスTb)
(9)ブライアン・マグヌス(Vc)
(10)-(12)ティモシー・ヒギンズ(Tb)

録音:2017 年6 月シカゴ
スティーヴン・メナードはソリストとしてシカゴ響、ダラス響などと共演、アメリカのオーケス トラ、吹奏楽、管楽器界で指導的な立場にあるトロンボーン奏者。近年はアメリカの作曲家 の作品を中心に現代音楽の委嘱初演にも力を入れています。このディスクでは編曲物を含 め、時代も国籍も様々な作曲家の曲が集められ、トロンボーンの多様な側面を知ることがで きる。ピアソラ:の「オブリビオン」のメランコリックなカンタービレ、ブラームスの二重唱のため の歌曲集など、豊かなトロンボーンの朗々とした旋律を楽しめる一枚。トロンボーン学習 者、吹奏楽関係者にお薦め。

Diapason
DIAP-095(1CD)
ヤナーチェク:作品集

(1)シンフォニエッタ
(2)弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」
(3)ヴァイオリン・ソナタ
(4)草かげの小径にて(抜粋)
(1)カレル・アンチェル(指)、チェコ・PO
 録音:1961年
(2)スメタナSQ
 録音:1965年
(3)ヴヨゼフ・スーク(Vn)、ヤン・パネンカ(P)
 録音:1958年
(4)ヨゼフ・パレニチェク(P)
 録音:1943年
チェコ・フィル第2黄金期と称されるカレル・アンチェルの常任指揮者時代(1950〜1968年)を代表する名演の1つである「シンフォニエッタ」を収録。ディアパゾン誌の自主レーベルでお馴染みのフランスのマスタリング・スタジオ「Circe」のリマスタリングによる録音面にもご注目下さい。
※Diapasonレーベルのタイトルは初回限定生産のため、ご注文に対し十分な数量をご用意できない場合がございます。また、ライセンスに起因する突然の廃盤が発生する場合がございます。予めご了承下さい。
Diapason
DIAP-089(1CD)
スメタナ:作品集

(1)交響詩「モルダウ」
(2)ピアノ三重奏曲 Op.15
(3)チェコ舞曲第1集
(4)・弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」
(1)ヴァーツラフ・ターリヒ(指)チェコPO
 録音:1954年
(2ヨゼフ・スーク(Vn)、ヨゼフ・フッフロ(Vc)、ヤン・パネンカ(P)
 録音:1968年
(3)ルドルフ・フィルクスニー(P)
 録音:1957年
(4)ヴラフ四重奏団
 録音:1956年頃
ターリヒ&チェコ・フィル、スーク、フィルクスニーなど、20世紀を代表する チェコの音楽家たちによる演奏を集めた、オール・チェコ勢のスメタナ。「モル ダウ」から「弦楽四重奏曲第1番まで」をカバーしており、スメタナ入門として もお薦め。 ※Diapasonレーベルのタイトルは初回限定生産のため、ご注文に対し十分な数量 をご用意できない場合がございます。また、ライセンスに起因する突然の廃盤が 発生する場合がございます。予めご了承下さい。

LAWO Classics
LWC-1156(1CD)
シェティル・ヴォスレフ:室内楽作品集 Vol.5
ペルペトゥウム・トロンペトゥウム (2009)(トランペットとピアノのための)
オーボエ、ヴィオラと打楽器のための三重奏曲(1978)
トリオ V・C・P(Trio V.C.P. per Violino, Corno e Pianoforte)(ホルン三重奏曲)
室内劇(Kammerspill)(1995)(木管五重奏、弦楽五重奏、ピアノと打楽器のための)*
ヴォスレフ室内音楽プロジェクト〔ゲーリー・ピータソン(Tp)、アイナル・ロッティンゲン(P)、アイリーン・シャノン(Hrn)、スタイナル・ハンネヴォル(Ob)、リカルド・オドリオソーラ(ヴァイオリン、ヴィオラ)、ナタニエル・ヨンネヴォーグ(打楽器)〕
ヴォスレフ室内音楽プロジェクト*〔クローディア・コックス(Vn)、ドミートロー・コザル(Vn)、ヨハンネ・スコーンサル(Va)、ゲオルギー・イマノフ(Vc)、ペーテル・パロタイ(Cb)、オラヴ・エッゲ・ブランダール(P)、オーラ・ベルグ・リーセル(打楽器)、トーマス・ライヴェスタ(打楽器)、フリーダ・レーレング(Fl)、イサベル・ヴェラスコ(Ob)、エンドレ・リントネル・ヨルゲンセン(Cl、バスCl)、ホーヴァル・ロクティング・ラーシェン(Fg)、ローガン・アルント(Hrn)、リカルド・オドリオソーラ(指)



録音:2016年5月21日、6月18日−19日、6月26日、グンナル・セーヴィグ・ホール、グリーグ・アカデミー(ベルゲン、ノルウェー)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
グリーグ・アカデミーで教える音楽家とベルゲン・フィルのメンバーたちが、ベルゲンの作曲家シェティル・ヴォスレフ Ketil Hvoslef の室内楽作品38曲を9枚のアルバムに録音するプロジェクトのシリーズ第5集。ピアノが「永遠のトランペット」のスイッチを入れる「ペルペトゥウム・トロンペトゥウム」。エルレン・オーゴール=ニルセンの『ペルペトゥウム・トロンペトゥウム』(LWM008)でも演奏された作品です。神秘的なアイスランドの旋律によるヴィオラのドローン(持続低音)がどことなく古代の雰囲気が醸す「オーボエ、ヴィオラと打楽器のための三重奏曲」。ブラームスやリゲティの「ヴァイオリン、ホルン、ピアノのための三重奏曲」に「挑戦する」「トリオ V・C・P」。1990年代、ベルゲンの警察署を取り巻いていたという無秩序状態を「シンフォニエッタ」の音楽に書いた、ヴォスレフのもっとも反抗的、非妥協的な作品のひとつ「室内劇」。

Hyperion
CDA-68221(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.64
弦楽四重奏曲第63番ハ長調 Op.64-1, Hob.III-65
弦楽四重奏曲第64番ロ短調 Op.64-2, Hob.III-68
弦楽四重奏曲第65番変ロ長調 Op.64-3, Hob.III-67
弦楽四重奏曲第66番ト長調 Op.64-4, Hob.III-66
弦楽四重奏曲第67番ニ長調 Op.64-5, Hob.III-63 「ひばり」
弦楽四重奏曲第68番変ホ長調 Op.64-6, Hob.III-64
ロンドン・ハイドンSQ〔キャサリン・マンソン(Vn)、マイケル・グレヴィチ(Vn)、ジョン・クロカット(Va)、ジョナサン・マンソン(Vc)〕

録音:2017年12月5日−10日、ポットン・ホール(サフォーク)
クラシカル・ボウ&ガット弦というピリオド・スタイルでの高度なアンサンブル、演奏に使用する楽譜のエディションにも徹底的にこだわり、ハイドンのスペシャリストとして高評価を確立してきたロンドン・ハイドンSQ。リリースのたびに堅実な評価を積み重ねてきたこのハイドン・シリーズ。第7集では、傑作「ひばり」を含む、作品64の6曲を収録。前作(CDA68160)の作品54&作品55の三作品合わせて、エステルハージ楽団のヴァイオリニスト、ヨハン・トストにちなんだ「トスト弦楽四重奏曲集」が揃います。
2006年以降アムステルダム・バロック・オーケストラのリーダーを務めるスコットランドの名手キャサリン・マンソンが率い、幾度かのメンバー交代を経ながらも徹底したスタイルを貫いてきたロンドン・ハイドンSQ。今回は、ヴィオラ奏者にジョン・クロカット(アムステルダム・バロック・オーケストラやOAE、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ等で活動)が加わった、2017年来日公演時と同じメンバーでの録音です。


MELODIYA
MEL-1002555(5CD)
NX-F01
ダヴィッド・オイストラフ・アニヴァーサリー・エディション/生誕110年記念
■DISC 1
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲
「偉大な芸術家の思い出に」 イ短調Op.50 ※
 第1楽章 Pezzo elegiaco. Moderato assai
ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲#※
サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ*
■DISC 2
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ短調 BWV1018
シューベルト:グランド・デュオ イ長調 D.574*
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト長調Op.13
■DISC 3 <初出音源>
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40番 変ロ長調 K.454
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調Op.94bis
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 L.140
メシアン:ヴァイオリンとピアノのための主題と変奏
ドヴォルザーク:ヴァイオリンとピアノのためのマズルカ ホ短調Op.49
シベリウス:ノクターンOp.51-3(「ベルシャザール王の饗宴」より)
シューベルト(リスト&オイストラフによるヴァイオリンとピアノための編):「ウィーンの夜会」よりワルツ・カプリス
■DISC 4
ショスタコーヴィチ:アレクサンドル・ブロークの詩による7つの歌曲 Op.127
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調Op.134*
オイストラフのスピーチ (1969年1月8日 作曲家組合事務局でショスタコーヴィチのヴァイオリン・ソナタについて)…ブックレットに英訳入り
■DISC 5
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)


■DISC 1
コンスタンチン・イグムノフ(P)
スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(Vc)
アブラム・ディアコフ(P)
ベートーヴェンQ
レフ・シテインベルク(指)交響楽団
録音:1939年、1938年*、不明#
リマスタリング:M.Pilipov
※ チャイコフスキーの第2楽章と、ショーソンの第2楽章は、メロディア・レーベルのアーカイヴに現存しておりません。

■DISC 2
レフ・オボーリン(P)
録音:1960年、1959年*
リマスタリング:N.Radugina

■DISC 3
フリーダ・バウアー(P)
録音:1972年12月28日 モスクワ音楽院大ホール
サウンド・エンジニア:M.Pakhter
リマスタリング:N.Radugina

■DISC 4
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
モイセイ・ヴァインベルク(P)
ドミトリ・ショスタコーヴィチ(P)*
録音:1967年10月28日 モスクワ音楽院小ホール(1-7)
1968年12月 ショスタコーヴィチ自宅*
サウンド・エンジニア:I.Veprintsev
リマスタリング:M.Pilipov

■DISC 5
キリル・コンドラシン(指)モスクワPOO
録音:1963年2月8日 モスクワ音楽院大ホール
サウンド・エンジニア:I.Veprintsev
リマスタリング:E.Barykina
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
2018年9月30日に生誕110年を迎えるダヴィッド・オイストラフ。ロシアが誇る「ヴァイオリンの王」の記念すべき年 に、メロディアから5枚組のセットが登場です。心臓に深刻な疾患を抱えながらもステージに立った1972年12月28 日の公演は、今回が初めてのリリースとなっています。1935年の第1回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで 第2位、1937年のウジェーヌ・イザイ・コンクールで優勝の座を射止め、国際的なヴァイオリニストとして広く認められた 1930年代後半のSP録音。オイストラフ60歳を祝して書かれたショスタコーヴィチのヴァイオリン・ソナタの、公式の初 演(1969年5月3日)より半年ほども前に作曲者の自宅で行われた非公式初演を収めた貴重な録音。他にも、ロ ストロポーヴィチ&ヴィシネフスカヤ夫妻、ヴァインベルクと共演したショスタコーヴィチ「ブロークの詩による7つの歌曲」の 初演や、コンドラシンとの協奏曲づくしの公演など、様々な巨匠たちと幅広いレパートリーを演奏してきた彼の天才的 な多様性を物語る、たいへん豪華な内容となっています。 (録音のステレオあるいはモノラルについては記載がございません。)

Audite
AU-97696(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全集Vol.5
(1)ヴェンツェル・ミュラーの「プラハの姉妹」からリート〈私は仕立屋カカドゥ〉による変奏曲 ト長調 Op.121a
(2)ピアノ三重奏曲 変ホ長調 WoO 38[Hess 49]
(3)ピアノ三重奏曲 変ロ長調 WoO 39[Hess 50]
(4)ピアノ,ヴァイオリン,チェロのための三重奏曲 ハ長調 Op.56
スイス・ピアノ・トリオ【アンジェラ・ゴルベワ(Vn)、アレクサンドル・ネウストロエフ(Vc)、マルティン・ルーカス・ストウブ(P)】、
(4)チューリッヒ室内O

録音:(1)-(3)2018年1月20-22日アッペンツェル(スイス)
(4)2017年10月10-11日ZKOハウス(チューリッヒ)
〈私は仕立屋カカドゥ〉による変奏曲はヴェンツェル・ミュラー(1767-1835)が1794年に作曲したジングシュピール風オペラ「プラハの姉妹」の なかでうたわれる1曲を主題にベートーヴェンが変奏曲にしたピアノ三重奏曲(第11番)。ピアノ、ヴァイオリン、チェロと徐々に楽器を増やしながら音 型変奏が展開され、技巧的なパッセージが随所に散りばめられております。
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 WoO 38(第9番)は鍵盤と弦のための三重奏としては、ベートーヴェンではおそらく最初の作品に数えられます。小振りな 印象を与えるソナタながら若さあふれる作品です。ピアノ三重奏曲 変ロ長調 WoO 39(第8番)はソナタ形式による単一楽章の可愛らしい作品で、ボン のベートーヴェン・ハウスに所蔵されている自筆譜には「ウィーン1812年6月26日。私のちいさな友達、マクセ・ブレンターノに、ピアノを弾く励まし に」とベートーヴェン自らの手で記載されています。
そして、ついに録音したトリプル・コンチェルトでは丁々発止で繰り広げられる三人のソロが魅力的。指揮者を立てずにチューリッヒ室内Oと熱 い演奏を聴かせてくれます。名手スイス・ピアノ・トリオでベートーヴェンの作品を聴くことができるのは非常に喜ばしいことと言えましょう。
スイス・ピアノ・トリオはエドゥアルド・フランク(1817-1893)のピアノ三重奏曲集(AU 97690)、チャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出」(AU 92673)、クララ・シューマンのピアノ三重奏(AU 92549)、そしてベートーヴェンのピアノ三重奏曲全曲録音など、auditeレーベルの質の高い録音でリリー スを続けております。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-050(1CD)
ハープ・トリオ〜ロマンティック・ピース&トランスクリプションズ
シューベルト:バルカローレ(原曲:歌曲「水の上で歌う」D774)
 セレナーデ(原曲:セレナーデ(冬の旅)D957)
 ます(原曲:歌曲「ます」D550)
 Marguerite(原曲:糸をつむぐグレートヒェンD118)
メンデルスゾーン:プレリュード op.35*
無言歌集「アンダンテ・エスプレッシーヴォ」op.30-7*
ジョン・トマス:北の思い出(アリャビエフの「うぐいす」による)**
 2台のハープのためのグラン・デュオ**
ラフマニノフ:「ワルツ」(6手のための2つの小品)
 「ロマンス」(6手のための2つの小品)
アルベール・ザベル:・糸をつむぐグレートヒェン op.19(Marguerite au rouet)
グラズノフ:ワルツ op.43-7
マリエル・ノルドマン、アレクサンドラ・リュイソー、クララ・イザンベール(ハープ)
* マリエル・ノルドマンの独奏
** アレクサンドラ・リュイソー、クララ・イザンベールのデュオ

録音:2017年 9月
なんとも豪華なアルバムの登場です。ハープ3台によるアンサンブルです。世界的名手マリエル・ノルドマンを中心に、一番弟子のアレクサンドラ・リュ イソーとクララ・イザンベールという3名の名手による演奏で、シューベルトの有名歌曲のハープ3台用編曲から、ノルドマンのソロ、あるいはリュイソー とイザンベールのデュオも収録されています。 (Ki)

Hanssler
HC-18049(1CD)
ポーランド・ヴァイオリン小品集
スタトコフスキ:クラコヴィアクOp.7
 ドゥムカ/マズルカ ヘ長調Op.8の2
 オベレク/マズルカ イ短調Op.8の3
ムウィナルスキ:ポロネーズOp.4の1
 スラヴの子守歌/マズルカOp.7
パデレフスキ:メロディOp.16の2
ザジツキ:ロマンスOp.16
 マズルカOp.26
ザレンプスキ:子守歌Op.22
アンジェヨフスキ:ロマンス/ブルレスク
ピオトル・プラヴネル(Vn)、
ピオトル・サワイチク(P)

録音:2016年9月5 -6日/KMSドイツ放送(ケルン)
ポーランドのヴァイオリン小品といえば、ヴィエニャフスキやシマノフスキ作品が有名ですが、それ以外の美しく効果的な曲を集めたアルバム。ハリウッ ド映画音楽の大物ヴィクター・ヤングの作曲の師だったスタトコフスキ、大ピアニスト、アルトゥール・ルビンシュタインの義父で、ワルシャワ・フィル初 代首席指揮者のムウィナルスキ、ポーランド初代首相になった大ピアニストのパデレフスキなど多士済々。いずれもヴァイオリンの技巧を発揮した魅力的な ものばかりです。
ピオトル・プラヴネルは1974年生まれ、1991年の第10回ヴィエニャフスキ国際コンクール第1位の実力派。幅広いレパートリーを持ちますが、ポー ランドの知られざるヴァイオリン曲の発掘と普及に力を入れています。 (Ki)

APARTE
AP-187(1CD)
ヤーン・ラーツ(b.1932):カレイドスコーピック・エチュード(万華鏡的練習曲)op.97(世界初録音)
アルヴォ・ペルト(b.1935):モーツァルト-アダージョ(1992/ 2017年クラリネット用に編)
グレツキ(1933-2010):「ひばりの音楽」〜レチタティーヴォとアリオーゾop.53
パトリック・メッシーナ(Cl/ビュッフェ・クランポン‘ヴィンテージ’)
アンリ・ドマルケット(Vc1725年製ストラディヴァリウス‘le Vaslin’)
ファブリツィオ・キオヴェッタ(P/スタインウェイ)

録音:2017 年 12 月、イタリア
フランス国立Oの首席クラリネット奏者、メッシーナによる万華鏡のようなアルバムの登場。クラリネット、チェロ、ピアノという編成の3作品です。 ヤーン・ラーツの「カレイドスコーピック・エチュード」は世界初録音。ジャズ風な部分やライヒの初期のフェーズ・パターン的な部分、と思うと少しメロ ディックな部分ありと、様々な要素が次々と現れる作品です。ペルトの作品は、モーツァルトのピアノ・ソナタK.280のアダージョにインスパイアされて書 かれたもの。もとはピアノ三重奏曲の作品ですが、2017年、クラリネットとチェロ、ピアノ用に新たに編曲されました。モーツァルトのアダージョ楽章の 内的世界がこれでもかと拡大された、張り詰めた美しさ。この編成では世界初録音となります。グレツキの「ひばりの音楽」は終楽章でベートーヴェンの ピアノ協奏曲第4番冒頭の和音の動きを連想させる動きが様々に繰り返され、印象的です。
パトリック・メッシーナ(Cl)/フランス、ニース生まれ。ニューヨークのイースト&ウェスト国際アーティスト・コンテス、ヒューストン・イマ・ ホッグ・ナショナル・アーティスト・コンクールなど数々のコンクールで最優秀賞に輝き、1996年からはレヴァイン率いるメトロポリタン歌劇場O に定期的に出演。2003年からはフランス国立Oの首席クラリネット奏者を務めています。 (Ki)

Alba
ABCD-410(1CD)
『フィンランド・ヴァイオリン音楽』
ヘルヴィ・レイヴィスカ(1902-1982):ピアノ三重奏曲(1925)*
エルッキ・メラルティン(1875-1937):弦楽三重奏曲 Op.133 **
ヴァイノ・ライティオ(1891-1945):ヴァイオリンとピアノのための作品集 Op.18(1920/1923)
ミスミソウ(1943)(ヴァイオリンとピアノのための)
KAAAS トリオ *【アンネマリー・オーストレム(Vn)、ティーナ・カラコルピ(P)、ウッラ・ラムペラ(Vc)】
アッテ・キルペライネン(Va)**、
トマス・ヌニェス=ガルセス(Vc)**

録音:2017年1月14日-15日、28日-29日 セッポ・キマネン・ホール(カウニアイネン、フィンランド)
「1920年代のフィンランド、シベリウスの陰でどんなヴァイオリン音楽が作られていたか?」。シベリウス・アカデミーの博士課程で学んだヴァイオリニ スト、アンネマリー・オーストレム(1977-)のアルバム第2作では、当時主流だった音楽スタイルの作品が4曲、演奏されます。番号付き交響曲を3曲作った、 フィンランドで最初の女性交響曲作家ヘルヴィ・レイヴィスカ (1902-1982)のピアノ三重奏曲は、「アレグロ・コン・フォーコ」と「ラルゴ−アレグロ− ラルゴ」の2楽章で構成された、保守的な様式を基本にポリフォニーと半音階のスタイルも取り入れた後期ロマンティシズムの情熱的な音楽とみなされる 作品。シベリウス・アカデミーの図書館に保存されていた手稿譜を KAAAS トリオが発見し、第1稿と第2稿を組み合わせて演奏しています。彼女が作 曲を学んだエルッキ・メラルティン(1875-1937)は、交響曲6曲、管弦楽曲、ヴァイオリン協奏曲、室内楽曲、バレエ、オペラと多ジャンルの音楽を 後期ロマンティシズム、印象主義、表現主義と幅広いスタイルで作曲しました。弦楽三重奏曲は、ロマンティックなスタイルで書かれた4つの弦楽四重奏 曲の後、1920年代初期の作品と推測されています。「アンダンテ−アレグロ」「アンダンテ・フネーブル(葬送のアンダンテ)」「プレスト」「終曲−ヴィヴァー チェ」の4楽章で書かれ、明確な調性のあるスタイルからモダニストの要素まで取り入れた、めまぐるしく気分が変化する作品です。ヴァイノ・ライティオ (1891-1945)は、アーレ・メリカントとともに改革者として1920年代フィンランドの音楽シーンに登場しました。「ヴァイオリンとピアノのための作品 集」は、彼が表現主義的な管弦楽曲を主に手がけていた時期に作曲されたモダニズム的手法による多面的気分の音楽。「ミスミソウ」は、優しい雰囲気 を漂わせる小品です。 (Ki)
Alba
ABCD-415(1CD)
オウティ・タルキアイネン(1985-):室内楽のための音楽
3つの詩(2013)(弦楽四重奏のための)【幻/欲求/依存】
無言歌(2012)(クラリネットのための)
石が裂けるまで(2008)(ヴァイオリンのための)
ボードレールの歌(2009-13)(ソプラノとピアノのための)【アルバトロス/深淵/強迫観念】
汝の言葉、石に隠れ(2011)(チェロのための)
沈黙する森の中へ(2012)(ソプラノ、クラリネット、チェロとピアノのためのモノドラマ)
…そして彼らは歌い出す(2015)(アコーディオンのための)
カムス四重奏団【テルヒ・パルダニウス(Vn1)、ユッカ・ウンタマラ(Vn2)、ユッシ・トゥフカネン(Va)、ペトヤ・カイヌライネン(Vc)】
ラウリ・サッリネン(Cl)
マリア・プーサーリ(Vn)
トゥーリ・リンデベリ(S)
エミール・ホルムストレム(P)
マルクス・ホホティ(Vc)
ヴェリ・クヤラ(アコーディオン)

録音:2017年2月22日-24日 セッロサリ(エスポー)、5月9日 スネルマン・ホール(コッコラ、フィンランド)
オウティ・タルキアイネン(1985-)は、フィンランドのもっとも新しい世代の作曲家のひとり。インスピレーションを与えつづけているというラップラン ドのロヴァニエミに生まれ、作曲をシベリウス・アカデミーのハメーンニエミとプーマラ、マイアミ大学のロン・ミラー、ギルドホール音楽演劇学校のマル コム・シンガーに学びました。「モダニスト陣営に片足、もう一方の足をジャズ陣営に置いた」活動を行い、ノルボッテン・ビッグバンドのコンポーザー・ イン・レジデンスを務めています。3つのオーケストラの委嘱で作曲した、サーミの詩による歌曲集「大地、春の娘」が現在の代表作とされています。『詩 を超えたところに』は、コンテンポラリー・ミュージック作曲家としての最初のポートレート・アルバムです。弦楽四重奏のための「3つの詩」は、ボードレー ルの詩に基づく「束の間の時を色彩に浸し満たした、視覚イメージを喚起させる三部作」。「声」の表現性を追求して作った「ボードレールの歌」。「石が 裂けるまで」は、シルッカ・トゥルッカの詩によるヴァイオリン・ソロのための「ある種のモダン哀歌」。同世代のクラリネット奏者ラウリ・サッリネン(1982-) が、ポートレート・アルバム『孤独の歌』でも演奏した「無言歌」。チェロのソロによる「汝の言葉、石に隠れ」。「沈黙する森の中へ」は、エーヴァ=リー サ・マンネルとシルッカ・トゥルッカの詩による「ビッグバンドとメゾソプラノのためのモノドラマ」の室内楽バージョン。「…そして彼らは歌い出す」は、「大地、春の娘」のエピローグを基にアコーディオンのために書かれた作品です。 (Ki)
Alba
ABCD-416(1CD)
『北国』
マシュー・ホイットール(1975-):北国(ホルンと弦楽のためのアルバム)*
ad puram annihilationem meam(2008)(混声合唱と打楽器のための儀式)**
The return of light(2015)(混声合唱と管弦楽のための)**
トンミ・ヒュッティネン(Hrn)*
フィンランドRSO *
イラリ・アンゲルヴォ(Vn)*
ヘルシンキ室内cho **/***
ユリア・ヘエーゲル(ソプラノ・ソロ)**
クロエ・デュフレーヌ(朗読)**
ジェームズ・カハネ(朗読)**
アンティ・スオランタ(打楽器)**
タピオラ・シンフォニエッタ
ニルス・シュヴェケンディーク(指)

録音:2016年8月22日、23日 ミュージックセンター(ヘルシンキ)(*)、2月14日 セッロサリ(エスポー)(**)、2015年10月31日 タピオラホール(エスポー、フィンランド)(***)
カナダ系フィンランドの作曲家マシュー・ホイットールの作品集。「北国」は、彼の友人、フィンランドRSOのホルン奏者を務めるトンミ・ヒュッ ティネン(1977-)の委嘱を受け、コンチェルタンテ・スタイルによる「ホルンと弦楽のためのアルバム」として作曲されました。ホイットールは、カナダ のピアニスト、グレン・グールドがラジオ放送のために制作した「孤独三部作」の『The Idea of the North』と、2007年秋のアイスランド旅行から得 た「北国」の地理的、情景的、心理的イメージをふくらませ、対照的な雰囲気の2つの部分から成る作品としています。抒情と神秘の気分を漂わせて始 まる第2部の終わり近く、アイスランド伝承の「船乗りの賛歌」の「ナチュラルホルン」が引用されています。「ad puram annihilationem meam(この うえなく純粋な自己消滅に)」は、中世から現代までのフランス音楽による復活祭プログラムのためヘルシンキ室内合唱団のニルス・シュヴェケンディーク の依頼で作曲されました。フランスのイエズス会司祭、ピエール・テイヤール・ド・シャルダン(1881-1955)の『Le messe sur le monde(世界の ミサ)』から採ったフランス語とラテン語のテクスト、グレゴリオ聖歌などキリスト教の典礼歌と、雅楽に影響された儀式の雰囲気を並置した音楽。日本の 能を模したダンスの振付をダンサーでもあるニナ・ヒュヴァリネンが担当して初演が行われました。「The return of light(光の戻り)」もヘルシンキ室内 合唱団の委嘱作です。タピオラ・シンフォニエッタとのコラボレーション10周年記念のため「光明」をテーマにとり、「北極の長い冬の夜が終わり最初に 現れる日の光」をイメージして作曲。声とオーケストラの楽器を対等に扱った「サウンドワールド」を作り上げています。 (Ki)

Coviello
COV-91808(2CD)
シューベルト:ピアノ三重奏曲全集
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.99 D898
ソナタ楽章 変ロ長調 D28
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 Op.100 D929
ノットゥルノ 変ホ長調 Op.148 D897
トリオ・ラファール
[マキ・ヴィーダーケアー(P)、ダニエル・メラー(Vn)、フルリン・クオンツ(Vc)]
トリオ・ラファールはスイスの若手ピアノ三重奏団。2014年大阪国際室内楽コンクール優勝をはじめ、2011年メルボルン国際室内楽コンクール優勝、 同年リヨン国際室内楽コンクールで2位になるなど、数々の賞を受賞しています。
シューベルトの残したピアノ三重奏のための作品全4曲を収録。「ソナタ楽章」は作曲家15歳のときの作品です。その他の作品は30代で書かれたとされ、 ピアノ・ソナタの最後の3曲などと同時期のもの。シューベルト晩年の深みのある旋律と和声に魅了されます。特に緩徐楽章の天国的美しさがたまらなく 感動的です。 (Ki)

Passacaille
PAS-1050(6CD)
オクサリス25周年記念ボックス6枚組

■CD1〜プレリュード〜
(1)ドビュッシー(ベンノ・ザックス編):牧神の午後への前奏曲(フルート,オーボエ,クラリネット,弦楽四重奏,ハルモニウム,ハープ,打楽器)
(2)ドラージュ:インドの4つの歌(メゾソプラノ,2フルート,オーボエ,2クラリネット,弦楽四重奏,ハープ)
(3)ツェムリンスキー:弦楽五重奏のための2楽章
(4)ツェムリンスキー(レインベルト・ド・レーウ&エルヴィン・シュタイン編):マーテルランク歌曲集 Op.13(バリトン,弦楽五重奏,フルート,ハルモニウム,ピアノ)
(5)レーガー:セレナード ニ長調 Op.77a(フルート,ヴァイオリン,ヴィオラ)
■CD2〜木管楽器〜
(1)モーツァルト:フルート四重奏曲 ニ長調 K.285
(2)リース:フルート四重奏曲 ハ短調 Op.145-1
(3)レーガー:クラリネット五重奏曲 イ長調 Op.146
■CD3〜世紀末〜
(1)ラヴェル:序奏とアレグロ(ハープ,弦楽四重奏,フルート,クラリネット)
(2)ドビュッシー:フルート,ヴィオラとハープのためのソナタ
(3)ジョンゲン:ピアノと木管五重奏のためのラプソディ Op.70
(4)ピエルネ:愛の国への旅(フルート,弦楽三重奏,ハープ)
(5)カプレ:エドガー・アラン・ポーによる幻想的物語(ハープ,弦楽四重奏)
■CD4〜マーラー〜
(1)マーラー(エルヴィン・シュタイン編):交響曲第4番(ソプラノ,弦楽五重奏,フルート,オーボエ,クラリネット,ピアノ,ハルモニウム,打楽器)
(2)ブゾーニ(エルヴィン・シュタイン編):悲しき子守歌(フルート,クラリネット,弦楽五重奏,ハルモニウム,ピアノ)
■CD5〜メイド・イン・ベルギー〜
(1)ヴィクトール・キーシン:蝶(弦楽五重奏,フルート,クラリネット,ハープ)
(2)リュック・ブレウェイズ:それでも地球は動く(弦楽五重奏,フルート,クラリネット,ハープ)
(3)ジョンゲン:歌曲集 Op.25,54,57,135より(ソプラノ,弦楽四重奏,ピアノ)
(4)ディック・フォン・ホルスト&コーエン・デ・カウター:ヒド・ヘゼレの詩による音楽(ソプラノ,弦楽四重奏,フルート,クラリネット)
■CD6〜別れ〜
(1)R.シュトラウス(ルドルフ・レオポルド編):メタモルフォーゼン(2ヴァイオリン,2ヴィオラ,2チェロ,コントラバス)
(2)マーラー(シェーンベルク&リーン編):大地の歌より「告別」(メゾソプラノ,弦楽五重奏,木管五重奏,ピアノ,ハルモニウム,打楽器)
オクサリス
ベルギーの室内アンサンブル「オクサリス」はブリュッセル音楽院の音楽家たちにより1993年に結成されました。2018年に25周年を迎える記念と してこれまでのレコーディングから選りすぐった6枚組のアルバムが発売されます。パッサカイユ・レーベルの音源を中心にワーナー、フーガ・リベラなど の音源も含まれています。
オクサリスは弦楽五重奏、フルート、クラリネット、ハープからなる8名をメイン・メンバーとしていますが、しばしば編成は拡張され、様々な人数のア ンサンブル作品を演奏します。レパートリーは古典から近現代まで幅広く、絶妙な編曲によって打ち出される色彩的なアンサンブルも特徴。また歌曲との 相性も抜群で、その演奏レベルの高さから国内外で大変すばらしい評価を得ています。
モーツァルトの四重奏、室内楽版マーラー、現代ベルギー、どんな作品もオクサリスが奏でると美しい統一性が感じられます。どこか儚げな、やさしく 夢見るようなサウンド。個々の奏者のあたたかな息遣いを感じられる良好な録音もありがたいです。 (Ki)

ARCANA
A-453(1CD)
バッハ:フラウト・トラヴェルソとチェンバロによるソナタ集
フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030
ソナタ ト長調 BWV1019-フラウト・トラヴェルソとチェンバロによる演奏
(原曲:ヴァイオリン・ソナタ第6番ト長調)
ソナタ ホ短調 BWV526-フラウト・トラヴェルソとチェンバロによる演奏
(原曲:オルガン・ソナタ第2番ハ短調)
フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
ラウラ・ポンテコルヴォ(フラウト・トラヴェルソ)
リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb)

使用楽器:フラウト・トラヴェルソ...ビュッファルダン(1690頃〜1768)の息子(1720〜30年頃)モデルに基づくバーゼルのジョヴァンニ・タルディーノ2017年製作による再現楽器
チェンバロ...アントウェルペンのヨハン・ダニエル・デュルケン1745年製作モデルに基づくスホーンホーフェン(オランダ)のコルネリユス・ボム1984年製作による再現楽器
調律:a'=415 hz

録音:2017年11月17-20日
ローマ、ローマ教皇庁 宗教音楽研究
所会堂「サーラ・アカデミカ」
アレッサンドリーニが満を持して世に送り出す、バッハのフルート・ソナタ。パートナーは、アレッサンドリーニの楽団コンチェルト・イタリアーノの首席を20年務めるとい う、篤い信頼で結ばれたイタリア出身のフルート奏者ポンテコルヴォです。3曲あるフルートとチェンバロのためのソナタのうち、真作と見られている第1番と第3番 (不完全な第1楽章はアレッサンドリーニが補作)を中心に、編曲2作品をプラスしました。C.P.Eバッハにより「トリオ」と命名された「6つのオルガン・ソナタ」より第 2番は、調性をハ短調から長三度上げてホ短調とし、オルガンの右手をフルート、左手をチェンバロの右手、ペダルをチェンバロの左手へと置き換えて演奏されて います。またヴァイオリン・ソナタ第6番の編曲は、今回のアルバムのために彼ら自身で行われたものです。二人の深く丁重な歌いこみがたいへん印象的な演奏 で、低いチューニングもあいまって、作品の奥行きをじっくりと堪能できるアルバムに仕上がっています。使われているトラヴェルソ(バロック・フルート)は“ビュッファル ダンの子”として知られる18世紀の残存楽器のコピーで、これはバッハともゆかりが深いドレスデン宮廷楽団のフルート奏者P=G.ビュッファルダン(1690頃〜 1768)に由来する楽器と考えられているもの。その精巧な再現楽器によって、バッハ自身の生きた時代の響きに迫った企画となっています(原文解説では、 バッハとビュッファルダンの直接の知遇があった可能性も示唆されています)。

Paraty
PARATY-718232(2CD)
ショスタコーヴィチ:ピアノと弦楽器のための室内楽作品全集
ピアノ三重奏曲第1番ハ短調 op.8(1923)
ピアノ五重奏曲 op.57(1940)
ヴァイオリン・ソナタ op.134(1969)
チェロとピアノのための「モデラート」(出版:1986年)
チェロ・ソナタ op.40(1934)
ピアノ三重奏曲第2番op.67(1944)
ヴィオラ・ソナタ op.147(1975)
DSCH-ショスタコーヴィチ・アンサンブル
フィリペ・ピント=リベイロ(P)
コーリー・セロセック(ヴァイオリン/ 1728 年製ストラディヴァリウス「Milanollo」)
セリス・ジョーンズ(ヴァイオリン(メルヴィン・ゴルドスミス製)/op.57)
イザベル・カリシウス(ヴィオラ/ラウレンティウス・ストリオーニ(1780 年))
アドリアン・ブレンデル(Vc)

録音:2016 年12月
ショスタコーヴィチのピアノと弦のための室内楽作品全曲。作曲年代は1923年から、生涯最後の作品となった1975年のヴィオラ・ソナタまでと広い 範囲に渡ります。どの作品も、オイストラフに献呈されたり、ショスタコーヴィチの周りで起こった出来事(友人の死など)に影響を受けて書かれたりした もので、ショスタコーヴィチの人生が色濃く反映されており、彼の生涯を俯瞰することのできる企画といえます。
演奏するのはショスタコーヴィチ生誕100周年にあたる2006年にピアノのピント=リベイロ(スタインウェイ・アーティスト)によって結成された、リ スボンを本拠地とするアンサンブル。ショスタコーヴィチはもちろんのこと、バッハからグバイドゥーリナ、ポルトガルの作曲家によるものなどレパートリー は多岐に渡ります。ほかメンバーは、カナダ出身で数学と音楽で博士課程を修了、ベルリン・フィルとも共演しているコーリー・セロセック、ウェールズ出 身でヒースSQのメンバーでもあるセリス・ジョーンズ。アルバン・ベルクSQの最後のヴィオラ奏者を務め、指導者としても高く評価 されているイザベル・カリシウス。そしてアルフレート・ブレンデルの子息でもある世界的チェロ奏者、エイドリアン・ブレンデル。 (Ki)
Paraty
PARATY-517158(1CD)
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 op.120-1
ベルク:クラリネットとピアノのための4つの小品 op.5
ブラームス:クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 op.120-2
ジェローム・コント(Cl/ビュッフェ・クランポン、トスカ グリーンライン)
ドゥニ・パスカル(P)

録音:2016 年 5月
名クラリネット奏者、ジェローム・コントによるブラームスとベルクの登場。ジェローム・コントは、パルカル・モラゲスらに師事し、パリ、プラハ、ミュ ンヘン等数々の国際コンクールに入賞。25歳でアンサンブル・アンテルコンタンポランに加わり、ブーレーズの指揮でカーターのクラリネット協奏曲など を演奏。ウンスク・チンのクラリネット協奏曲の初演も手がけており、2018年5月にオペラシティで開催された「コンポージアム2018」では同曲日本 初演のために来日しています。ドゥニ・パスカルは1961年生まれのフランスのベテラン・ピアニスト。ピエール・サンカン、ジャック・ルヴィエ、レオン・ フライシャー門下で、2010年からはリヨン音楽院、2011年からはパリ音楽院で教鞭をとっています。清潔かつエスプリあふれる演奏が魅力。ベルクで の精巧な世界は見事です。
Paraty
PARATY-218168(1CD)
バッハ:『フーガのフルート』
チェンバロ協奏曲 ト長調 BWV 1058(ハ短調で演奏)
平均律クラヴィーア曲集第1巻よりプレリュード ロ短調 BWV 867(ニ短調で演奏)、フーガ 嬰ハ短調 BWV 849(ニ短調で演奏
オルガン協奏曲 イ短調 BWV 593(ニ短調で演奏)
2台のチェンバロのための協奏曲 ハ短調 BWV 1060(ヘ短調で演奏)
「これぞ聖なる十戒」BWV 678、「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV 659
オルガン協奏曲 ニ長調 BWV 972(ト長調で演奏)
コンソート・ブルイアミーニ(リコーダー・アンサンブル)(編曲もすべて)
〔ギョーム・ボーリウ、ヴィルギニ・ボッティ、エリス・フェリエール、フロリアン・ガザーニュ、アランザズ・ニエト・ヴィダウラザーガ〕

録音:2017年 7月
リコーダー・アンサンブルが繰り広げる驚異の世界!リコーダー5本で、バッハのチェンバロ協奏曲から平均律、2台のチェンバロのための協奏曲まで を演奏してしまうとは!編曲の妙に驚かされるとともに、バッハが「線」の作曲家である、ということにもあらためて気付かされる1枚です。コンソート・ ブルイアミーニは、リヨン音楽院出身の奏者たちによって結成されたアンサンブルです。

SILKROAD MUSIC
SRM-043SACD(1SACD)
「チェロのカントラル・ボイス」

(1)メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.58
(2)オッフェンバック:アンダンテ〜協奏的大二重奏曲 Op.34-1
(3)ポッパー:(1843-1913):レクイエム Op.66(3つのチェロとピアノ編)
(4)ポッパー:いつかの美しいあの日のように Op. 64-1
(5)ブルッフ:コル・ニドライ Op.47
(6)グランツ(1898-1964):無伴奏チェロのためのタル(ブローメンダール編)
(7)ブロッホ:祈り〜ユダヤ人の生活より
(8)ラヴェル:カディッシュ〜2つのヘブライの歌より第1番(チェロとピアノ編)
(9)ベン=ハイム(1897-1984):3つの無言歌集【@.アリオーソ/A.バラード/B.ユダヤのメロディ】
(10)グリック(1934-2002):祈りと踊り
コンラート・ブローメンダール(Vc)、
(1)(3)(4)(5)(7)(8)(9)(10)ヴァレリー・トライオン(P)、
(2)(3)アンドレス・ディアス(Vc)
、(3)アンドリュー・マルク(Vc)

録音:1994年5月/トロイ貯蓄銀行ホール(ニューヨーク)
かつて古楽、室内楽を中心に数々の名盤をリリースしたニューヨークのDorian Recordingsは2005年にバージニア州に 拠点を構えるSONO LUMINUSレーベルに買収されました。当ディスクはSONO LUMINUSレーベルからのライセンス盤で、香港のSILKROAD MUSICレーベルから発売したSACD Hybrid盤です。
1946年オランダ生まれのチェロ奏者コンラート・ブローメンダールはアムステルダム音楽院にてアンナー・ビルスマに師事。その後渡米し、ヤーノシュ・ シュタルケル、ウィリアム・プリムローズに室内楽を学びました。70年代よりカナダに拠点をうつしソリストとして活躍。80年代からは室内楽に傾倒し、 トロント・チェンバー・プレーヤーズ、トロント七重奏団、アマティSQらと共演。また、1986年にはヴァイオリンのジェラルド・カンタージアン、 ピアノのヴァレリー・トライオンとともにレンブラント・トリオを結成。カナダ、アメリカほかでツアーを大成功させ、Dorian Recordingsから5タイトル のアルバムをリリースしました。
「チェロのカントラル・ボイス」はメンデルスゾーンのチェロ・ソナタ第 2 番を主軸にブロッホ、グリック、グランツ、ポッパーなども収録しており、ブ ローメンダールが奏でるチェロの音色の美しさと雄弁な語り口が聴きものです。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、優秀録音として評価の高いDorian Recordingsの名盤がSACDハイブリッド盤で聴けるのは非常に喜ばしいことです。 (Ki)

CPO
CPO-555198(1CD)
NX-B02
ゲーゼ:室内楽作品集 第4集
ピアノ三重奏のためのノヴェレッテ集 Op.29
弦楽四重奏曲 ヘ短調(1851)
弦楽五重奏曲 ヘ短調(1837)
アンサンブル・ミッドヴェスト

録音:2015年5月28-19日,24日、2016年1月11-13日、2015年12月15-16日
メンデルスゾーンに私淑し、彼の死後ゲヴァントハウスOの指揮者となったゲーゼ。しばらくはライプツィヒで活躍 するも、戦争のため母国デンマークに戻りコペンハーゲン音楽学校を設立。以降は作曲家、教育者としてデンマーク 音楽の発展に尽くしました。彼の作品はドイツ・ロマン派の流れを汲み、とりわけ室内楽はシューマンの影響が強く感 じられます。また、ゲーゼは「ノヴェレッテ集」のように自作を何度も改訂しましたが、1851年の弦楽四重奏曲だけは 一度も手を加えた形跡がなく、なぜ彼がこの作品だけは原型のまま残したのかは今でもわかりません。このアルバムで は、改訂される前のノヴェレッテ集のフィナーレも収録されており、ゲーゼの作品に対する強い思いも感じ取ることがで きます。演奏は第1集から変わらずアンサンブル・ミッドウェストが担当しています。

STEINWAY&SONS
STNS-30081(1CD)
NX-B07
ブラームス:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ 第1番ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ 第2番ヘ長調 Op.99
ブライアン・ソーントン(Vc)
スペンサー・マイヤー(P)

録音:2016年9月10-11日
オハイオ オバーリン、クロニック・ホール
現在、クリーブランドOのチェリストとして活躍する傍ら、指揮者としても活動を続けるブライアン・ソーント ン。現代音楽に強い関心を持ち、ジョン・アダムスなどの作品を好んで演奏していますが、このアルバムではブラーム スの2曲のチェロ・ソナタを取り上げ、深い感情を込めて聴かせています。伴奏は、ボルコムのラグ・アルバム (STNS30041)で高く評価されたスペンサー・マイヤーが担当。諧謔的なボルコムとは全く違う抒情的な演奏を繰 り広げています。

Chandos
CHAN-20122(2CD)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲全集 Vol.1
弦楽四重奏曲第1番変ホ長調 Op.12
弦楽四重奏曲第6番ヘ短調 Op.80
弦楽四重奏曲第5番変ホ長調 Op.44-3
ドーリックSQ〔アレックス・
レディントン(第1ヴァイオリン)、ジョナサン・
ストーン(第2ヴァイオリン)、エレヌ・クレモン
(Va)、ジョン・マイヤーズコフ(Vc)〕

録音:2017年12月12日ー14日、ポットン・ホー
ル(サフォーク、イギリス)
チェコ出身、ドイツとフランスで活躍したアントワーヌ・ライシャ(1770ー1836)(チェコ語ではアントニーン・レイハ、ドイツ語ではアントン・ライヒャ)は、ベートーヴェンと同年の生まれであり生涯にわたっての友人でもあった作曲家。パリ音楽院では作曲科の教授としてリストやベルリオーズ、フランク、グノーらを教えています。
現代では木管五重奏のためのレパートリーの貢献で知られていますが、その作品の大部分は録音されていない多数のピアノ独奏作品であり、フランス国立図書館に所蔵されていたライシャの写本は近年になってようやく出版されはじめています。
第2巻では、若い作曲家や鍵盤楽器演奏家のために書かれた34の練習曲集のうち第1番〜第13番を収録。およそ100年前に完成したバッハの「平均律クラヴィーア曲集第1巻」と同じように、多種多様なスタイルが取られたライシャの重要作の1つです。

H.M.F
HMM-902303(1CD)
ドビュッシー:最後の3つのソナタ集

(1)ヴァイオリン・ソナタ ト短調(1917)

(2)英雄の子守歌−ベルギー国王アルベール1世陛下とその兵士たちをたたえて(1914)
アルバムのページ(負傷者の服のための小品)(1915)

(3)フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ ヘ長調(1915)

(4)エレジー(1915)

(5)チェロ・ソナタ ニ短調(1915)

(6)燃える炭火に照らされた夕べ」(1917)
(1)イザベル・ファウスト(Vn/ストラディヴァリウス“スリーピング・ビューティ”)
アレクサンドル・メルニコフ(P)
(2)タンギ・ド・ヴィリアンクール(P)
(3)マガリ・モニエ(フルート/1880年、ルイ・ロット、製造番号2862/調整:ベルナール・デュプラ)
アントワーヌ・タメスティ(Va/ストラディヴァリウス「マーラー」、1672年製)
グザヴィエ・ド・メストレ(ハープ/エラール社製、19世紀末のルイ16世のスタイル/調整:レ・シエクル)
(4)タンギ・ド・ヴィリアンクール(P)
(5)ジャン=ギアン・ケラス(Vc) 
 ハヴィエル・ペリアネス(P)
(6)タンギ・ド・ヴィリアンクール(P)

録音:1-5, 9-13:2016年12月、2017年12月、2018年1-2月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
6-8:2017年6月、シテ・ド・ラ・ミュジーク、パリ
ハルモニアムンディがお送りするドビュッシー没後100周年記念シリーズ、「最後のソナタ集」と題し、ファウスト、ケラス、メルニコフ、メストレ、タメスティ らが参加しているという注目盤の登場です! ドビュッシーは晩年様々な楽器のための6つのソナタを作曲しようと考えていましたが、実際にはここに収録された3作を書き上げた翌年に亡くなってし まいます。この計画の最後となったのは、ヴァイオリン・ソナタでしたが、これはドビュッシーの文字通り最後の作品となりました。冒頭でメルニコフが奏で る繊細きわまりない和音から一気に世界に引き込まれます。ファウストの演奏は、独特のミステリアスでかわいたような空気を漂わせつつも、非常にきめこ まやかな表情づけで、一音一音、休符までも聴きの逃してはならぬ、と思わせられる演奏です。
フルート、ヴィオラとハープのためのソナタについてドビュッシーは友人にあてた手紙の中で「これは私が作曲の仕方を今よりは多少知っていた頃の作品だ。 何年の前のドビュッシー、そう、‘夜想曲’ の頃のドビュッシーのようだ」と語っています。「ビリティスの歌」や「六つの古代墓碑銘」と、古のフランスのク ラヴサン音楽の典雅さが融合したようで、独特の魅力にあふれた本作を、最高のメンバーで聴けます。マガリ・モニエは2003年よりフランス放送フィルハー モニーOの首席フルート奏者を務め、2004年のミュンヘン国際音楽コンクールで優勝した名手。ハルモニア・ムンディでは初登場となります。彼女 が演奏しているルイ・ロット(ルイ・ロット/1855年に工房を立ち上げ1951年まで存在していたオールド・フルートの代表格)のフルートは、ジョゼフ・ ランパル(1895-1983)そしてその息子ジャン=ピエール・ランパル(1922-2002)らが演奏していたもの、また、ハープはレ・シエクルも用いている楽 器で、まさにドビュッシーの頃の音色で楽しむことができるという意味でも貴重な演奏となっております。
最後の3つのソナタの中では最初に完成したチェロ・ソナタ。ここではケラスと、スペインのペリアネスという顔合わせによる演奏でお聴き頂きます。作 品の世界に一歩踏み込んだ、繊細な色彩の描き分けが見事。より細やかな表情づけがなされており、絶妙な間合いの中にも「あそび」が感じられる演奏となっ ております。なお、ケラスは2008年にアレクサンドル・タローとドビュッシーのチェロ・ソナタを録音しておりますが、そちらはシャープさが際だった演奏で、 10年の時を経ての変化にも感じ入る演奏となっております。
ピアノ独奏作品もすべて晩年のもの。奏でるのはタンギ・ド・ヴィリアンクール。フランスでは若くして名手としてソロに室内楽にバリバリと活躍、リスト のような超絶技巧はもとより、古典から現代ものまで完璧に弾きこなすテクニックは圧巻です。 ドビュッシーの晩年の作品世界の多様性に、名手たちのきめこまかな演奏によってあらためて感じ入る1枚となっております。 (Ki)

Goodies
78CDR-3736(1CDR)
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ト長調 K.423
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番変ロ長調 K.424
シモン・ゴールドベルク(Vn)
フレデリック・リドル(Va)(K.423)
パウル・ヒンデミット(Va)(K.424)

英PARLOPHONE R20576/7(K.423)
英COLUMBIA LX291/2(K.424)
1949年6月2日録音(K.423)
1931年1月21日(K.424)録音
シモン・ゴールドベルグ(1909-1993)はポーランド生まれのヴァイオリニスト。 ベルリンで名教授カール・フレッシュ(1873-1944)に師事し、1929年フルトヴェ ングラーに招かれてベルリン・フィルのコンサート・マスターに就任した。 1934年ドイツがナチス政権になった時、ベルリンフィルを退団しロンドンに移 住した。1942年ハンガリー出身の女流ピアニスト、リリー・クラウスと共にア ジアを演奏旅行中、インドネシアのジャワ島で日本軍に捕らえられ1945年まで 抑留生活をを強いられた。晩年日本人ピアニスト山根美代子さんと結婚、富山 県立山で暮らしていた。フレデリック・リドル(1912-)は英国のヴィオラ奏者。 ロンドンの王立アカデミーで学び、1932年ロンドンSOに所属。1938年に ロンドン・フィルハーモニー、1953年ロイヤル・フィルハーモニーの首席奏者 を務めた。パウル・ヒンデミットは1915年から1923年までフランク フルト市立劇場オ-ケストラの首席奏者として活躍、後にアマール・ヒンデミッ トSQのヴィオラ奏者として活躍した。1935年ナチス政権から活動停 止処分をを受け、1937年スイス経由でアメリカに亡命した。1946年アメリカ市 民権を得て指揮者、作曲家として活動を続けた。
Goodies
78CDR-3737(1CDR)
シューベルト:アルペジヨーネ・ソナタ. イ短調 D.821 エンリコ・マイナルディ(Vc)
ギド・A・ボルチアーニ(P)

独 GRAMMOPHON LVM72041/2
1950年10月8-9日録音
エンリコ・マイナルディ(1897-1976)はイタリア生まれのチェロ奏者。ミラノ音 楽院でチェロを、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で作曲を学んだ。後にベルリ ン高等音楽院でフーゴー・ベッカーに師事し、1933年からベッカーの後を継い でチェロ科の教授になった。この頃ヴァイオリンのクーレンカンプ、ピアノの エトヴィン・フィッシャーとトリオを結成し名声をあげた。この録音はSPレ コード末期にドイツグラモフォンが開発した78回転長時間収録レコードVG盤に 残されたもの。マイナルディはこのシリーズでバッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番(33CDR-3318)が出ています。またアルペジョーネ・ソナタはこのシリーズ でフォイアマン(78CDR-3161)、ヘルシャー&ナイ(78CDR-3653)とカサド(オーケ ストラ伴奏版)(78CDR-3511)が出ています。復刻には "音のエジソン" http://www.otono-edison.com/モノラル専用MC型カートリジ(3mil針)と KorgNutubeフォノ・イコライザーを使用した。

Alba
ABCD-409(1SACD)
『ホムンクルス(Homunculus)』
エサ=ペッカ・サロネン(1958-):ホムンクルス(2007)(弦楽四重奏のための)
ジェルジュ・リゲティ(1923-2006):弦楽四重奏曲第1番「夜の変容」(1953-54 rev.1958)
ブリテン:弦楽四重奏曲第3番 Op.94(1975)
カムスSQ
【テルヒ・パルダニウス(Vn1)、ユッカ・ウンタマラ(Vn2)、ユッシ・トゥフカネン(Va)、ペトヤ・カイヌライネン(Vc)】

録音:2016年9月1日?4日、聖カタリナ教会(カルヤー、フィンランド)
シベリウス・アカデミーの学生たちが2002年に結成したSQ「カムス」のアルバム第3作。前作の『異なった声』(ABCD383)ではシベ リウスの「内なる声」とカイパイネンとティエンスーの四重奏曲を演奏、新作では、彼らが学んだブリテン=ピアーズ・プログラムで知った「海を強く志 向した」ブリテンの作品を中心に「海と人生」を考察したプログラムが組まれました。「遠い昔から、人生は海になぞらえられてきた。波浪、大嵐、潮の 流れが弱まって停止する憩流には、私たちに語りかけ説明する力がある。とりわけ、海に面した国々は常に畏怖の念を抱き、その身勝手な原理を愛し、魂 の伴侶とみなしてきた」。フィンランドのエサ=ペッカ・サロネン(1958?)は、近年作曲家としてより指揮者として名を挙げておりますが、作曲をラウタヴァー ラ、イタリアのドナテッリとカスティリョーニに学び、代表作のひとつに挙げられるアルト・サクソフォーン協奏曲(1980)や「L. A. Variations」(1996) など、40数曲の作品を発表してきました。この「ホムンクルス」は、ニューヨークのアイスリップ・アーツカウンシルなどの委嘱で作曲されました。錬金 術師が作り出す人造人間(ラテン語「小人」)の曲名が示唆するとおり「室内楽」という小さな型につめられた大きな音楽とみなされています。リゲティ の 弦楽四重奏曲第1番「夜の変容」は、彼がハンガリーから亡命する前、バルトークの第3番と第4番の四重奏曲からインスピレーションを得て作曲 されたという単一楽章の作品です。ブリテンの弦楽四重奏曲第3番は、海を眺めながら死んだ芸術家を主人公とするオペラ「ヴェニスに死す」の2年後 に書かれた、最後の作品群の一作。ブリテンの私的遺言とも考えられ、オペラからの引用のある最後の第5楽章〈レチタティーヴォとパッサカリア〉には、 ヴェネツィアのニックネーム「La Serenissima(こよなく晴朗なところ)」のタイトルがつけられています。 (Ki)

Champs Hill Records
CHRUBI-145(1CD)
アルビオン・リフレクテッド
ブリッジ:弦楽四重奏のための3つの牧歌
ブリテン:弦楽四重奏のための3つのディヴェルティメント
フィブス:弦楽四重奏曲第1番(世界初録音)
ターネジ:トゥイステッド・ブルース・ウィズ・トゥイステッド・バラッド(世界初録音)
ピアッティSQ〔ナサニエル・アンダーソン=フランク(Vn)、マイケル・トレイナー(Vn)、永田哲海(Va)、ジェシー・アン・リチャードソン(Vc)〕
19世紀イタリアのチェリスト、カルロ・アルフレッド・ピアッティの名前を冠するピアッティSQは、2015年のウィグモア・ホール国際弦楽四重奏コンクールで入賞を果たし、勢いに乗る要注目のアンサンブルです。
新作の初演にも積極的に取り組んでおり、委嘱作品であるジョゼフ・フィブス(1974−)と、マーク=アンソニー・ターネジ(2008)の世界初録音となる弦楽四重奏曲を収録。
第1楽章と第3楽章がレッド・ツェッペリンの「Dazed And Confused」や「Stairway To Heaven」のテーマに基づいて作曲されたターネジの「トゥイステッド・ブルース・ウィズ・トゥイステッド・バラッド」は、2008年の作曲後、2010年にベルチャSQによって初演が行われた作品です。
Champs Hill Records
CHRUBI-141(1CD)
イ・ジユン〜神話
ストラヴィンスキー:イタリア組曲
ヴィエニャフスキ:伝説 Op.17
バルトーク:ラプソディ第1番Sz.86
シマノフスキ:神話 Op.30
ラヴェル
:ツィガーヌ
イ・ジユン(Vn)、
ヘンリー・クレーマー(P)

録音:2017年7月25日−27日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(イギリス)
2015年のウィンザー祝祭国際弦楽コンクール、2016年のカール・ニールセン国際音楽コンクールで優勝を飾り、今年2018年にはバレンボイム率いるベルリン・シュターツカペレの第1コンサーマスターに選出されるなど、サクセスストーリーを歩み続ける韓国のヴァイオリニスト、イ・ジユンのソロ・デビュー・アルバム!
ウィンザー、カール・ニールセンの他にも、2013年のダヴィド・オイストラフ国際ヴァイオリン・コンクールでの優勝や、2014年のインディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクール、2014年のエリザベート王妃国際音楽コンクールでも入賞など、輝かしい実績を誇るイ・ジユンが選んだプログラムは、シマノフスキの「神話」をメインとした20世紀の作品集。
Champs Hill Records
CHRUBI-142(1CD)
ゲッツ:ピアノ五重奏曲ハ短調 Op.16
ピアノ四重奏曲ホ長調 Op.6
プロ・アルテ・クヮルテット〔ケネス・シリト(Vn)、ロバート・スミッセン(Va)、スティーヴン・オートン(Vc)、ヘイミッシュ・ミルン(P)〕、ポール・マリオン(Cb)

録音:2003年12月1日−3日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(イギリス)
※ASV/CDDCA1157(廃盤)からの新装移行再発売
ドイツ、ベルリンで学んだ後、スイスへと渡り、同地で活躍を続けたドイツ・ロマン派の作曲家、ヘルマン・ゲッツ(1840−1876)のピアノを伴う室内楽作品集。
名手ヘイミッシュ・ミルンは、Hyperionのロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第52集のゲッツの「ピアノ協奏曲変ロ長調 Op.18」でもソリストを務めており、メンデルスゾーンやシューマンの流れを汲む秀作を高いクォリティで聴かせてくれます。

Gramola
GRAM-99142(1CD)
バッハ:フーガの技法(室内楽版) オーストリアン・アート・ギャング
【メンバー】
クラウス・ディックバウアー(サクソフォン、クラリネット)
ダニエル・オーマン(G)
ヴォルフガンク・ハイラー(Fg)
トーマス・ウォール(Vc)
ヴォルフラム・デルシュミット(Cb)

録音:2017年6月10-14日Lengau Studio, Marienkirchen,
Austria
もともと演奏するための楽器が指定されておらず、作品自体も完璧に書かれていながら、自由なアレンジも可能だというバッ ハの最晩年の傑作「フーガの技法」。作品が作られてから270年以上を経た現代でも、次々と新しいアレンジによる演奏が 生まれています。このアルバムで演奏しているのは、ユニークなアンサンブル名を持つ“オーストリアン・アート・ギャング。サクソ フォン、ギター、クラリネット、ファゴット、チェロ、コントラバスによるアンサンブルで、メンバーの多様な音楽性から生まれた演奏 は、時にはジャズ風のアレンジも加えられた魅力的なもの。スコアの限界を超えて、自由に、スリリングに駆け抜けるバッハは 実に新鮮です。
Gramola
GRAM-99098(2SACD)
NX-C03
退廃音楽の祭典

【SACD1】
エセル・スマイス(1858-1944):ヴァイオリンとホルン、オーケストラのための協奏曲(1926)
ヴィーチェスラヴァ・カプラロヴァ(1915-1940):ヴァイオリン、クラリネットとオーケストラのためのコンチェルティーノ Op.21(1939)

【SACD2】
ハルトマン(1905-1963):ヴァイオリンと弦楽合奏のための「葬送協奏曲」(1939/1959改訂)アノとオーケストラのための協奏曲H342(1953)
【SACD1】
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ミレーナ・ヴィオッティ(Hrn)
ラインハルト・ヴィーザー(Cl)
ドロン・サロモン(指)
ウィーン・コンツェルトフェラインO
【SACD2】
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
ミヒャエル・コルスティック(P)
マルティン・ジークハルト(指)
イスラエル室内O
インゴルシュタット・グルジア室内O

録音;:2016年9月27-29日 Beethovensaal der Pfarre Hriligenstadt,Vienna…SACD1
2014年9月16日 Barocksaal,Schlossmuseum Linz,Upper Austria…SACD2:1-4
2015年9月28-29日 Kongresszentrum Bad Ischl,Upper Austria…SACD2:5-7
GRAM-olaレーベルが力を注ぐ「退廃音楽復興」のシリーズ。第二次世界大戦時、ナチス政権によって迫害され、忘れられ た作曲家たちの作品は、20世紀の終わりから続々と演奏機会が増えてきましたが、それはほんの一部であり、まだまだ埋も れている作品が数多くあります。このアルバムでは、ザルツブルクに拠点を置くヴァイオリニスト、イルンベルガーが独奏を務める ヴァイオリンを中心としたさまざまな合奏協奏曲作品を収録。アルバム1では、20世紀初めに活躍した2人の女性作曲家の 協奏曲、アルバム2ではハルトマン、マルティヌーの協奏曲と、時代に翻弄された4人の作品を聴くことができます。
Gramola
GRAM-99168(1CD)
ヴィオラとオルガン
ショルド(1899-1992):幻想曲 Op.12(1919)
ボーエン(1884-1961):幻想曲 ヘ長調
 詩曲 変ト長調 Op.27 (独奏ハープ、ヴィオラとオルガンのための)
エルンスト・ルートヴィヒ・ライトナー(1943-):教会ソナタ(2015)
フランク・マルタン(1890-1974):教会ソナタ(1938)
ベネディクト・ロワイエ(Va)
ベッティーナ・ライトナー(Org)
カタリーナ・トイフェル=リーリ(ハープ)

録音:2016年10月12-14日Bruckner Organ, Stiftsbasilika, St. Florian, Austria
20世紀から21世紀に書かれた「ヴィオラとオルガン」のための曲集。あまり耳にすることのない響きの組み合わせですが、どこと なくエキゾチックな音色が独得の魅力を醸し出しています。スウェーデンの作曲家ショルドの幻想曲は、重苦しいコラール風。 曲の最後でヴィオラが切ないメロディを歌い上げます。ロマンティックな作風によるイギリスのボーエンの2作、オーストリアの現 代作曲家ライトナーとスイスのマルタンの「教会ソナタ」はバロック期の様式に12音などの現代的な要素を加えた斬新な曲。 ザルツブルクのモーツァルテウム大学で学んだロワイエとライトナーは、どちらも現代音楽を得意とし、このアルバムでも優れた演 奏を披露しています。
Gramola
GRAM-99193(1CD)
ペーター・ニクラス・グルーバー(1956-):室内楽作品集
1.Mehr oder weniger:weniger 多い、少ない:少ない
2.Soapstone 石鹸の石
3.Into Enternity 永遠の内奥へ
4.Like E. R. E.R.のように
5.Mein Herz, mein Zimmer, mein Name わが心、わが部屋、わが名
6.Bambus 2 竹林2
7.Kleine Fische 小さな魚
8.Stiller Killer 静かに殺す者
9.Fiese Katzen いじわるなネコ
10.Flag Rag フラグ・ラグ
11.Ache 痛み
12.Stille Stellen 静かな場所
13.Rat Race ネズミのレース
14.Keine Taktik mehr 以降、1小節もなし
15.EWA EWA
ペーター・ニクラス・グルーバー(Cb)
アルフレート・ラング(Tp)
パトリック・ドゥンスト(サクソフォン&バス・クラリネット)
アンディ・マンドルフ(G)
ドノヴェール(キーボード)
ラインハルト・ヴィンクラー(ドラムス)

録音:2011-2015年
作曲家ペーター・ニクラス・グルーバーは熱心な蒐集家としても知られています。自身の蔵書は15,000冊を超え、自宅は本 で埋め尽くされているといいます。もともとはコントラバス奏者として活動を始め、グラーツSOで演奏する傍ら、ポップス グループ“Opus”でも活躍していましたが、活動を一旦中止し美術史と哲学を学びなおすという異色な経歴の持ち主でもあ ります。このアルバムは、彼が演劇やダンスのために書いた曲や、即興的なモティーフによる曲を集めた1枚。グルーバー自身 が弾くコントラバスのメロディーを他の奏者たちが発展させ、更にヴィンクラーのドラムが刺激的な色彩を加えています。

H.M.F
HMM-902278(1CD)
ヴィヴァルディ:チェロと通奏低音のための6つのソナタ
ソナタ第5番ホ短調 RV 40
ソナタ第1番変ロ長調 RV 47
ソナタ第3番イ短調 RV 43
ソナタ第4番変ロ長調 RV 45
ソナタ第2番ヘ長調 RV 41
ソナタ第6番変ロ長調 RV 46
ジャン=ギアン・ケラス(Vc/1690年、ミラノ(製作者不明))
ミヒャエル・ベーリンガー(Cemb、Org)
リー・サンタナ(テオルボ)
クリストフ・ダンゲル(Vc)

録音:2017年10月
音楽への真摯な姿勢に貫かれた活動を展開しているチェリスト、ジャン=ギアン・ケラス。今回は、ガット弦と、バロック・スタイル・ボウ(シャルル・リシェ) で、非常に艶っぽく、時に親密でソフトにヴィヴァルディのソナタを聴かせます。
ヴィヴァルディ、というと、まるでプルーストのマドレーヌのように、自身の幼い頃を思い出すというケラス。熱心なアマチュアピアニストだった母は、ケラ スが言葉を話し出す前から、ヴィヴァルディらの室内楽も演奏しており、ケラスがチェロをはじめた頃からこれらのヴィヴァルディ作品は自分と共にあったと いいます。「ヴィヴァルディは聴き手の手をとって、実際に味わったり、見たり、踊ったりすることのできるような世界にいざなってくれる」と語るケラス。通 奏低音も、曲や楽章によって編成を変えるなど、曲のキャラクターが際だつように演奏しています。すべての曲が完全に手の内に入っている余裕も感じられる、 らくらくとした演奏。明晰であいまいなところのない譜面の読み込みと、すべてを弾きこなす完璧なテクニックで、ヴィヴァルディ作品の光と影を描きます。
チェンバロのミヒャエル・ベーリンガーは、フライブルク・バロック・オーケストラでもチェンバロ奏者としてツアーに参加している名手。ヒレ・パールとバッ ハのソナタを録音しています。リー・サンタナはアメリカのリュート・テオルボ奏者で、フライブルク・バロック・オーケストラでも活躍したほか、ヒレ・パー ルの夫君でもあります。クリストフ・ダンゲルはコワンらに師事しており、ムローヴァ、ジョシュア・ベルらと共演もしている中堅です。 (Ki)

TRITON
TRIHORT-561(1CD)
「音楽の対話」〜ジョン・セルネー(b.1948):2017 年の新作集
「ひまわり」〜フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための
「8 つの詩」〜声、クリスタル・バスケット、チェロ (香り/夕べの調和/猫 2/海の調和/毒/アホウドリ/月の悲しみ/猫1)
「3 つの議論」〜ピアノとチェロのための
クリストフ・ボー(Vc)
ヴァレリー・ギヨリ(S)
セバスチャン・フルニエ(C.T)
ミシェル・ドゥヌーヴ(クリスタル・バシェ)
カリーヌ・ザリフィアン(P)
アンサンブル・エリオス
パリで活躍する作曲家、ジョン・セルネーの 2017 年の新作集、いずれも世界初録音。 ジョン・セルネーは1948 年生まれのオランダ人だが、長年パリを拠点にしています。演奏者 たちの多くはセルネーの長年の協力者たちです。 8 つの詩で用いられているクリスタル・バシェは、多数のガラス棒を濡れた指でなでること で幻想的な響きを得られる楽器。やはりガラスを使うグラスハープやグラスハーモニカと 比べ表現力が高く、近年人気が高まっています。

SOMM
SOMMCD-0175(1CD)
NX-B04
イギリスのチェロ作品集
モーラン(1894-1950):チェロとピアノのための前奏曲
ブリテン
:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.65
ブリッジ(1879-1941):エレジー
べネット(1936-2012):チェロ・ソナタ
カトラー(1968-):2016 Was a Sad Year for Pop Music 2016年はポップ・ミュージックにとって悲しい年だった
マクミラン(1959-):チェロ・ソナタ 第2番
レイトン(1929-1988):エレジー Op.5
アレクサンダー・ベイリー(Vc)
ジョン・スウェイツ(P)

録音:2016年12月17-20日 Birmingham Conservatoire, England, UK
イギリスの作曲家たちによるチェロとピアノのための作品集。抒情的なモーランや傑作として知られるブリテンのソナタなどの定番作品から、チェリストのベイリーのために作曲されたベネットやカトラーのユニークな作品(2016年に亡くなった3人の偉大な音楽家、デヴィッド・ボウイ、プリンス、レナード・コーエンの楽曲からインスパイアされている)など、最新の作品が網羅されています。
SOMM
SOMMCD-030(1CD)
NX-B04
ショスタコーヴィチ:ヴィオラとピアノのための作品集
チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40(V. クバツキーによるヴィオラとピアノ編)
組曲「馬あぶ」OP.97a(V.ボリソフスキによるヴィオラとピアノ編)
ヴィオラ・ソナタ Op.147
ラーシュ・アネルス・トムテル(Va)
ホーヴァル・ギムセ(P)

録音:2003年12月12-13日 Christ Church, Sutton, London, United Kingdom
元ボリショイ劇場の首席チェリストであったクバツキーの勧めによってショスタコーヴィチが作曲したチェロ・ソナタ。この曲を献呈されたクバツキーは作曲家の承認を得て、ヴィオラ版に改訂。このアルバムが世界初録音となります。ヴィオラ版の「馬あぶ」組曲も世界初録音です。
SOMM
SOMMCD-031(1CD)
NX-B04
イギリスのヴァイオリン・ソナタ集
グーセンス(1893-1962):ヴァイオリン・ソナタ 第1番ホ短調 Op.21
ハールストン(1876-1906):ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
ターンブル(1902-1976):ヴァイオリン・ソナタ ホ短調
マデリーン・ミッチェル(Vn)
アンドリュー・ボール(P)

録音:2002年8月5-7日 St. Paul's School, London, United Kingdom
イギリス近代における3人の作曲家によるヴァイオリン・ソナタ集。指揮者としても知られるグーセンスの作品は力強く色彩感に溢れており、揺れ動く感情が見事に捉えられています。ハールストンのソナタは抒情的でうっとりするような美しさに満ちており、ターンブルのソナタはドビュッシーやラヴェルを思わせる印象派風の装いを纏っています。どの曲も聴きごたえたっぷりです。
SOMM
SOMMCD-060(2CD)
3564NX-C09
ジュベール(1927-):室内&器楽作品集
弦楽四重奏曲 第2番Op.91
ランドスケープ
ピアノ三重奏曲 Op.113
「ジェーン・エア」の主題による抒情的幻想曲 Op.144
1楽章のピアノ・ソナタ第1番Op.24
ピアノ・ソナタ第2番 Op.71
ピアノ・ソナタ第3番Op.157
ブロドスキー四重奏団
パトリシア・ロザリオ(S)
ディヴィッド・チャロウィック(Vn)
アンナ・ジュベール(Vc)
マーク・ベッビントン(P)
ジョン・マッケイブ(P)


録音:2006年2月20日、2006年7月22-23日
イギリス国内で作曲家、大学講師として名声を高めたジュベール。SOMMレーベルではジュベールの作品のリリースに力を入れています。このアルバムは2007年3月の作曲家80歳の誕生日を祝して製作されたもの。ピアノ・ソロから弦楽四重奏曲、声楽曲まで幅広い作品を聴くことができます。彼の才能を高く評価したジョン・マッケイブや、現代作品を得意とするソプラノ、パトリシア・ロザリオ、SOMMレーベルでおなじみマーク・ベッビントンら、名手たちによる演奏です。
SOMM
SOMMCD-018(1CD)
NX-B04
20世紀の小品集 第2集
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ(遺作)
イザイ:冬の歌 Op.15
ストラヴィンスキー
:協奏的二重奏曲
シマノフスキ(1882-1938):歌劇「ロジェ王」-ロクサーナのアリア
シマノフスキ
:ポーランドの歌
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ FP119
デトレフ・ハーン(Vn)
サイモン・パーキン(P)

録音:1999年5月1-2日/Conway Hall, London, England, United Kingdom
ラヴェル、イザイ、シマノフスキなどの作品を含む「20世紀ヴァイオリンのための小品集 第2集」。第1集(SOMMCD-013)は管楽のための作品でしたが、今作はピアノとヴァイオリンの対話から生まれる清冽で親密な旋律を楽しめます。ロマン主義から印象派を経て、近現代へと変化する芸術を味わってください。
SOMM
SOMMCD-029(1CD)
NX-B04
チェロ・ソナタ集
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
カバレフスキー:チェロ・ソナタ 変ロ長調 Op.71
ミャスコフスキー:チェロ・ソナタ 第2番イ短調 Op.81
ジェイミー・ウォルトン(Vc)
ダニエル・グリムウッド (P)

録音:2002年12月17-18日/Netherhall House, London, England, United Kingdom
近代ロシアの3つのチェロ・ソナタ集。作品はどれも名チェリスト、ロストロポーヴィチにインスパイアされて書かれており、チェロ・パートとピアノ・パートは密接な関係性を有しています。晩年のプロコフィエフが残した唯一のチェロ・ソナタの抒情性、躍動的な終楽章が魅力的なカバレフスキー、後期ロマン派風の美しさを持つミャスコフスキー。それぞれをウォルトンとグリムウッドが見事に演奏しています。
SOMM
SOMMCD-237(1CD)
NX-B04
サルサ・ヌエバ(新しいサルサ)
1.ロレンス(1961-):サルサ集 - ウースターシャー
2.エステベス(1916-1988):子どもの小品集 - 第2番アンセストロ 1
3.パチェコ(1962-):エレーナのために
4.ペリン:片手をポケットに
5.トロ:コンガバイト/6.レオン:トゥンバオ
7.フィンチ:トッカータ・モントゥーナ
8.レオン(1918-1991):ベンバの歌
9.ルヘレス:サル=シタ
10.グリビン(1967-):セルティック・オ・サルサ
11.プリチャード(1968-):裏庭の歌
12.エステベス:子どもの小品集 - 第2番アンセストロ 2
13.リウ:リゲティ氏のサルサ
14.オルティス(1964-):スイ=ムイ=キー
15.シフォンテス:クラーベ
16.イサーラ:コンクラーベ
17.モンポウ(193-1987):歌と踊り 第6番(ピアノ版)
18.チック・コリア(1941-):ラ・フィエスタ(E. リュウ、W. シフォンテスによるピアノと打楽器編)
19.パレデス(1959-):レコルタンド・ア・セリア
20.ウォーレン(1958-):私はふつう言わない
21.アルバレス(1956-):トリプル・コンクラーベ
22.グイド・ロペス=ガビラン:パン・コン・ティンバ
エレナ・リウ(P)…1-14.16-22
ウィルメル・シフォンテス(パーカッション)…1.5.9.15.18.22

録音:2004年8月17-21日/St. Philips, Norbury, London, United Kingdom
ピアニスト、エレナ・リウが弾く南米のサルサにインスパイアされた曲集。作品はどれも彼女がベネズエラ、イギリス、キューバ、メキシコ、カナダなどで活躍する作曲家に作品を依頼したもので、極めて陽気な曲から、ドビュッシーを思わせる表現的な曲、リウの自作「リゲティ氏のサルサ」まで興味深い作品が並べられています。


Spectrum Sound
CDSMBA-024(4CD)
限定盤
オークレール、レヴィ、エルリー、ゴーティエ


■CD 1
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第41番 変ホ長調 K.481
シューベルト: ドイツ舞曲
ウェーベルン:4つの小品 Op.7
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」
■CD 2
(1)ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
(2)バルトーク:ラプソディ第1番BB.94
(3)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
■CD 3
(1)プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 Op.94a
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番二短調 Op.108
バルトーク:ラプソディ第1番BB94
(2)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op. 38より第1、2楽章
■CD 4
(1)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op. 38より第3楽章
(2)フォーレ:エレジー Op. 24、蝶々 Op.77
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調 L.135
(3)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第21番 ホ短調 K.304
(4)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第23番 ニ長調 K.306
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第26番 変ロ長調 K.378
■CD 1
ドゥヴィ・エルリー(Vn)、ブリジット・エンゲラー(P)
録音:1980年10月7日パリ、サル・ガヴォー(ステレオ、ライヴ)
■CD 2
ミシェル・オークレール(Vn)、ジャクリーヌ・ボノー(P)
録音:1958年11月25日RTF放送用録音(モノラル)
(2)ミシェル・オークレール(Vn)、ジャン・クロード・アンブロジーニ(P)
録音:1960年9月23日RTF放送用録音(モノラル)
(3)ミシェル・オークレール(Vn)、マニュエル・ロザンタル(指)フランス国立放送O
録音:1959年4月2日パリ(ステレオ、ライヴ)
■CD 3
(1)ミシェル・オークレール(Vn)、ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(P)
録音:1967年11月24日パリ
(2)アンドレ・レヴィ(Vc)、ポール・ロヨネ(P)
録音:1961年5月23日パリ
■CD 4
(1)アンドレ・レヴィ(Vc)、ポール・ロヨネ(P)
録音:1961年5月23日パリ
(2)アンドレ・レヴィ(Vc)、ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(P)
録音:1958年6月27日パリ(ライヴ)
(3)ジャンヌ・ゴーティエ(Vn)、ラザール・レヴィ(P)
録音:1956年2月5日パリ
(4)ジャンヌ・ゴーティエ(Vn)、レリア・グッソー(P)
録音:1953年10月29日パリ
スペクトラムサウンド・レーベルの好企画、国立視聴覚研究所提供による音源を使用したベルアームのシリーズ。再発売が熱望されていたミシェル・オー クレール、ドゥヴィ・エルリー、アンドレ・レヴィ、ジャンヌ・ゴーティエ(CDSMBA 008 & CDSMBA 009いずれも廃盤)のタイトルが4枚組お買い 得価格で再発売いたします。スペクトラムサウンドの丁寧な復刻で蘇ります。限定盤。 (Ki)

Nimbus Alliance
NI-6368(1CDR)
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45
チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出 Op.42
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 op.80
ハリエット・マッケンジー(Vn)、
クリスティーナ・ローリー(P)

録音:2014年5月22日−25日、ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス)
デイヴィッド・マシューズの作品などを収録した「21世紀のヴァイオリン協奏曲集」(NI 6295)に続く、イギリスの女流ヴァイオリニスト、ハリエット・マッケンジーのレコーディングは、名作3作品を集めたリサイタル・プログラム。ロンドンの王立音楽院を首席で卒業し、現在はソリストとして活躍中のマッケンジー。2016年にはデシャトニコフのアレンジによるピアソラの「ブエノスアイレスの四季」を弾き振りし指揮者デビュー。2019年にはジョン・マッケイブのヴァイオリン協奏曲のレコーディングが予定されるなど、大きな期待を集めています。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Saydisc
CDSDL 448(1CDR)
鐘の美しさ
メンデルスゾーン
:歌の翼に
クライ:大きな古時計
伝承曲:ダンスの王様
セント・メアリー・レッドクリフ教会の鐘(ブリストル)
ダカン:かっこうのロンド
ウェストミンスターとケンブリッジの鐘
イェッセル:おもちゃの兵隊の行進曲
セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会の鐘
ヴォーン・ウィリアムズ:リンデン・リー
伝承曲:カントリー・ガーデンズ/セント・レナード教会の鐘(グロスタシャー)
伝承曲:リトル・ボブ・トゥウェンティ・イン
ソル:練習曲第5番
マイルズ:口笛を吹くルーファス
ブラームス:子守歌
伝承曲:セント・メアリーの鐘
ウェストミンスター寺院の鐘
ラモー:タンブーラン
セント・クレメント・デーンズ教会の鐘(ロンドン)
セント・マーノックのカリヨン(キルマーノック)
セント・ジョンズ・バプティスト教会の鐘(オックスフォードシャー)
トマ:「ミニョン」より 間奏曲
セント・デイヴィッド教会の鐘(グロスタシャー)
セント・クレメント・デーンズ教会の鐘(ロンドン)
セント・ポール大聖堂の鐘(ロンドン)
グロスモント・ハンドベル・リンガーズ、
ラウントン・ハンドベル・リンガーズ、
サウンド・イン・ブラス・ハンドベルズ、他
セント・ポール大聖堂やウェストミンスター寺院などイングランド、スコットランド各地の名所の鐘の音色や、ハンドベル合奏による英国の伝承曲の演奏を集めたアルバム。美しい鐘の音色を存分に楽しむことのできるユニークな企画です。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

CEDILLE
CDR90000179(2CD)
NX-B04
Alla Zingarese ジプシー風
【CD1】キウィタス・アンサンブル&ジプシー・ウェイ・アンサンブル
1.ブラームス:ハンガリー舞曲 第1番(L.ソマー編)
2.ブーランジェ:セレナーデ・ツィガーヌ(L.ソマー編)
3.フバイ:チャールダッシュの情景 第5番「バラトン湖」(P.シュ
ポルツル&L.ソマー編)
4.サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン(L.ソマー編)
5.ルーカス・ソマー:ジプシー・オデッセイ…世界初録音
6.パヴェル・シュポルツル:ジプシー・ファイア
7.ブラームス:ジプシー風ロンド(L.ソマー編)
【CD2】キウィタス・アンサンブル
1.ボドロヴァ:独奏ヴァイオリンのための「D?a More」
2.リスト:ハンガリー狂詩曲 第12番嬰ハ短調
3.ソマー:Cigi-Civi …世界初録音
4.ヴァイナー:クラリネットとピアノのための「Peregi
Verbunk」
5.ポッパー:チェロとピアノのための「ハンガリー狂詩曲」
Op.68
6.エネスコ:ルーマニア狂詩曲 第1番(C.コルノ)
ジプシー・ウェイ・アンサンブル…CD1
キウィタス・アンサンブル…CD1&CD2

録音:2017年5月20-22日、2017年8月15-17日,9月25日
シカゴSOのメンバーたちによって結成されたグループ「キウィタス・アンサンブル」(アンサンブル名のキウィタスとは ラテン語で「都市、市民権」を意味する言葉)。このアルバムではチェコのヴァイオリニスト、パヴェル・シュポルツルが率 いる「ジプシー・ウェイ・アンサンブル」とコラボし、西洋音楽とロマ(ジプシー)音楽の接点を探ります。ブラームス、フバ イ、ポッパーなどの民族的要素を含んだ作品が、新しいアレンジを施され、一層情熱的な音楽に生まれ変わっていま す。もともとキウィタス・アンサンブルのヴァイオリニスト、ユー・ヤンキンとシュポルツルが学生時代からの親友であったこと から実現した企画は想像以上の素晴らしい結果を生み出しました。

Orlando Records
OR-0035(1CD)
NX-B09
アコーディオン・トリオのための作品集
細川俊夫(1955-):巫女-3台のアコーディオンのための(2012-2013)
ウーロシュ・ロイコ(1954-):ポペグリ三重奏曲(2006)
F.G.ハース(1953-): … wie ein Nachtstuck 夜の小品のように(1990)
マグナル・アーム(1952-):on the banks of the eternal second 永遠の第二の岸に(1995)
ユッカ・ティエンスー(1948-):Mutta しかし(1987)
クラウス・ラング(1971-):der weisbartige mann_der frosch am mond 白い髭の男-月のカエル(2015)
ランナウェイ・トリオ(アコーディオン・アンサン
ブル)
【メンバー】
マティアズ・バラズィク(アコーディオン)
ザン・トロバス(アコーディオン)
ボルト・モーリ(アコーディオン)

録音:2016年6月11-12日
若きアコーディオン・トリオ「ランナウェイ・トリオ」は現在最も注目されているアンサンブルの一つ。このアルバムでは、日 本の細川俊夫を含む6人の作曲家たちが、トリオのために書いた多彩な曲が演奏されています。それぞれ異なるテク ニックと音楽語法で書かれており、アンサンブルはスコアに基づいて極めて豊かな音を生み出すことが求められますが、 彼らは驚異的な能力でその要求に完璧に応えています。中でも断片的な音から浮かび上がる細川の独特な音世 界は聴きどころです。
Orlando Records
OR-0037(1CD)
NX-B09
Curio Box
ヒンデミット:室内音楽 第3番Op.36-2(1925)〜オブリガード・チェロと10の独奏楽器のための
ベリオ(1925-2003):フォークソング(1964)
アンダーヒル(1954-):チェロ協奏曲(2016)
アリエル・バーンズ(Vc)
フィデス・クラッカー(Ms)
ターニング・ポイント・アンサンブル

録音:2016年6月7日、2011年11月9-10日、2016年6月6日
「骨董箱」といった意味を持つタイトルの「Curio Box」ここでは中国の奇妙な箱を指しています。アルバムには新古 典音楽の代表とも言えるヒンデミットの室内音楽、民謡と現代音楽の融合を図ったベリオのフォーク・ソング、第1楽 章に「Curio Box」と名付けられたアンダーヒルのチェロ協奏曲の3曲が収録されており、神秘的な箱の中から次々と 現れる小さな芸術そのものを見るかのような驚きに包まれます。2002年に結成されたターニング・ポイント・アンサンブ ルはカナダのバンクーバーに拠点を置くグループで、オペラ、ダンス、ビジュアルアートなどと積極的にコラボレーションを行 い、新しいアートを生み出すことを目指しています。

TOCCATA
TOCC-0486(1CD)
NX-B03
マシュー・テイラー(1964-):室内楽作品集 第3集〜管楽器のための音楽
管楽八重奏のための「Serenata Trionfale 勝利のセレナータ」Op.34(2006)
管楽五重奏曲 Op.51(2014-2015)
フルート,ヴィオラ,チェロのための「VHの思い出へのトリオ Op.21」
管楽五重奏のための「Sk?l! 乾杯!」(2004)
管楽八重奏のための「序奏とカプリッチョ」Op.7(1990)
ウォルデグレーヴ・アンサンブル

録音:2017年7月20日 Trinity United Reformed Church,
Wimbledon, London SW19…5-11.15
2017年7月21日 Trinity United Reformed Church,
Wimbledon, London SW19…1-4.16
2018年3月5日 St Barnabas, Mitcham, Surrey…12-14.

初録音
マシュー・テイラーの音楽は「現代的な作曲語法と伝統的な形式を組み合わせた」聴き手に強く訴えかけるもので す。ベートーヴェンやハイドンから連なる古典派の伝統を踏まえ、そこにシベリウスやニールセンの風味を隠し味にし、 現代的な装いの音を描き出します。この管楽アンサンブルはニールセンとその次の世代の作曲家ホルンボー作品から インスピレーションを得ており、シンフォニックな響きの中に、騒々しさとユーモアを融合させたユニークな作品に仕上がっ ています。

H.M.F
HMM-902295
バイ・バイ・ベルリン
クルト・ワイル:ユーカリ
シュールホフ(1860-1942) :シャンソン(ジャズの5つのエチュードより)
ワイル: 「マック・ザ・ナイフ(マッキー・メッサーのモリタート)」(三文オペラより)
 バルバラ・ソング(三文オペラより)
シュールホフ:アンダンテ・モルト・ソステヌート(弦楽四重奏曲第1番より第4楽章)
ヒンデミット:「さまよえるオランダ人」への序曲(1925頃)
アルノ・ビリング(ミシャ・スポリャンスキー)(1898-1985) :ラヴェンダー・ソング
ヤン・マイエロヴィツ(1913-1998) :主よ私を救ってください
ハンス・アイスラー(1898-1962) :’Nein’ 室内カンタータ第6番
ワイル:遅く、そしてやさしく(弦楽四重奏曲 ロ短調、第2楽章)
 溺れる少女のバラード(ベルリン・レクイエムより)
アイスラー:孤独の歌(Solidaritatslied)
 私はたくさんの友人に会った
フリードリヒ・ホレンダー: ベルリンの廃墟
 ブラック・マーケット/また恋におちて
ベルク:ナイチンゲール(7つの初期の歌より)
マリオン・ランパル(ヴォーカル)
マンフレッドQ
ラファエル・アンベール(サックス、バスCl)

録音:2016 年11月
フランス出身の歌手、マリオン・ランパルが誘う、1920年代のベルリンの音楽。1920年代、ベルリンは世界中で最も注目された都市でした。集団的 エネルギーによって、あらゆる表現者(作家、画家、建築家、映画メーカー、そして作曲家)たちは、「新即物主義」を確立しました。ジャズが誕生した 場所でもあるニューヨークと同じような道のりをたどった、現代化(モダニズム)の縮図となりました。ベルリンで生きていくことは楽ではありませんでした。 スト、貧困、ナチズムの勃興・・・。このような社会では、キャバレーは道徳・社会的な解放を可能にする安全弁のようなものであり、人々はそこで熱狂・ 発散することができました。マリオン・ランパルとマンフレッド四重奏団は、サックスにラファエル・アンベールを迎え、こうした ‘偉大なるベルリン’ のあ やうい地下世界へと私たちを招きます。情熱に彩られた、自由と人間性の爆発がここにあります。 (Ki)
H.M.F
HMM-90230(1CD)
ドビュッシー・・・とジャズ〜弦楽四重奏のための「前奏曲」
≪C≫の影響〜「亜麻色の髪の乙女」(第1巻第8曲)と「奇人ラヴィーヌ将軍」(第2巻第6曲)による/弦楽四重奏とアコーディオン
交代する六度〜「交代する三度」(第2巻第11曲)による/弦楽四重奏
真昼、ハ長調〜「交代する三度」(第2巻第11曲)による/弦楽四重奏とヴィブラフォン
雪の上の足跡〜「雪の上の足跡」(第1巻第6曲)による/弦楽四重奏
寺の陰に〜「沈める寺」(第1巻第10曲)による/弦楽四重奏、ピアノとコントラバス
ミンストレル〜「ミンストレル」(第1巻第12曲)による/弦楽四重奏
ヴィーノのダンス〜「ヴィーノの門」(第2巻第3曲)による/弦楽四重奏とヴィブラフォン
ヒースの荒野〜「ヒースの荒野」(第2巻第5曲)による/弦楽四重奏
ビュスィのブルース〜「ヒースの荒野」(第2巻第5曲)による/弦楽四重奏とピアノ
亜麻色の髪の乙女〜「亜麻色の髪の乙女」(第1巻第8曲)/弦楽四重奏
ドビュッシーQ
ジャッキー・テラソン(P)
ヴァンサン・ペラニ(アコーディオン)
フランク・トルティレル(ヴィブラフォン7)
ジャン=フィリップ・コラール=ネヴン(P)
ジャン=ルイ・ラッサンフォス(Cb)

録音:2018 年 3,4月
ドビュッシー没後100年記念シリーズ。ドビュッシーの名を冠したSQ「ドビュッシー四重奏団」が、ゲストを招き、ドビュッシーのピアノ独 奏のために書いた、全2巻24曲から成る「前奏曲集」から楽曲を選択して、ジャズ風にアレンジして演奏しています。1トラック目は、「亜麻色の髪の乙 女」と「奇人ラヴィーヌ将軍」をあわせたアレンジ。あの有名なメロディはたしかに聴こえてきますが、どこか雅楽を思わせるような静謐な世界と、ケーク ウォークが融合した不思議な世界です。アコーディオンが入ることにより雅楽の笙のような音色が得られ、ドビュッシーのジャポニズムをも感じさせるよう で、引き込まれます。アコーディオンのヴァンサン・ペラニは、11歳でクラシックのアコーディオンを始め、16歳でジャズに出会い、現在は多ジャンルに 渡り活躍する奏者。ヴァイオリンのローラン・コルシアとも共演しています。ジャッキー・テラソンはアメリカ人の母、フランス人の父を持つドイツ生まれ のピアニスト・コンポーザー。ヨーロピアン・クラシカルから、カリビアン・リズムまで、ボーダーレスな才能で世界を魅了しています。 (Ki)

Nimbus
NI-5970(1CDR)
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第2番Op.68(1944)、
 エレジー(1931)、ポルカ(1931)
キーシン:弦楽四重奏曲(2016)
コペルマンQ〔ミハイル・コペルマン(Vn)、ボリス・クシュニール(Vn)、イゴール・スリガ(Va)、ミハイル・ミルマン(Vc)〕

録音:2017年6月6日−8日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
ボロディン・クヮルテットの2代目の第1ヴァイオリンを務めたレジェンドの1人、ミハイル・コペルマンがモスクワ音楽院で研鑽を積んだ仲間たちと共に2002年に結成したコペルマン四重奏団。 現在のロシアを代表するSQによるロシアン・プログラムは、ショスタコーヴィチの「弦楽四重奏曲第2番」と、なんとエフゲニー・キーシンが2016年に完成させた「弦楽四重奏曲」! キーシン立会いのもと収録が行われた2016年の「弦楽四重奏曲」は、そのモダンな作風の中にショスタコーヴィチの作品との音楽的言語の共通点を見つけることができる秀作です。 ロシアの音楽史にその名を刻む20世紀の大作曲家、現代屈指の名ピアニスト、そしてSQのコラボレーションは、大きな注目を集めることでしょう!
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


Signum Classics
SIGCD-551(1CD)

リジリエンス〜プロコフィエフ、ヤナーチェク、メンデルスゾーン
プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第2番Op.92
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番 「クロイツェル・ソナタ」
ゴリホフ:テネブレ
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第6番ヘ短調 Op.80
カリドルSQ

録音:2017年11月15日−17日、アルフトン・ニュー・モルティングス(サフォーク、イギリス)
ニューヨークで活動するカリドルSQは、2016年に10万ドルという超高額賞金(室内楽では世界最高額)で知られるM-Prize国際室内楽コンクールで優勝し、国際的なキャリアをスタート。ボレッティ・ブイトーニ財団賞を獲得した最初の北米のアンサンブルとなり、BBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティストにも選ばれるなど世界から注目を浴び、2018年には優れた若手演奏家に贈られるエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラントも受賞しています。
Signmu Classics第1弾となるカリドルSQの「リジリエンス(Resilience)」は、戦争や紛争に翻弄されたプロコフィエフ、ヤナーチェク、オスバルド・ゴリホフ、メンデルスゾーンの作品を組み合わせ、「暗闇の中でも美しさを生み出す人間の可能性を照らし出す希望のメッセージ」としてプログラム。2018年の夏にはBBCプロムス・デビュー(ピューリッツァー賞受賞作曲家、キャロライン・ショウの新作世界初演)を予定しているNYCの最注目クァルテット、カリドルSQの勇姿にご期待ください。
Signum Classics
SIGCD- 552(1CD)
クラリネット五重奏曲集
ウェーバー:クラリネット五重奏曲変ロ長調 J182, Op.34
モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調 K.581
ジュリアン・ブリス(Cl)、
カルドゥッチSQ

録音:2017年10月12日−14日、ワイアストン・コンサート・ホール(ワイアストン・レイズ、モンマス、イギリス)
13歳でアメリカの名門インディアナ大学のアーティスト・ディプロマを取得した神童から、世界的名手へと成長を遂げたイギリスの天才クラリネット奏者ジュリアン・ブリス。イギリスで多彩に活動するイギリス&アイルランドのクヮルテット、カルドゥッチSQとの共演第2弾!
前作(SIGCD 448)では、名作中の名作ブラームスの「クラリネット五重奏曲」と、南アフリカのガムブーツ・ダンスからインスピレーションを得て作曲されたデイヴィッド・ブルースの「ガムブーツ」を組み合わせるというアイディアで話題を呼びました。第2弾では、ブラームスと並ぶクラリネット五重奏曲の傑作、モーツァルトとウェーバーを収録。ジャンルを超えた幅広い芸術性と天才的なパフォーマンスで新世代のクラリネット界を席巻してきたジュリアン・ブリスが吹くモーツァルト&ウェーバー。

VIVAT
VIVAT-115(1CD)

ファンタジー〜アリッサ・フィルソヴァの音楽
フィルソヴァ:弦楽四重奏のための 「テニソン・ファンタジー」 Op.36(2016)
ピアノ・デュエットのための 「ブライド・オヴ・ザ・ウィンド」 Op.34(2016)
エクスプレッションズ Op.9(2003)&Op.10(2005)〔クラリネットとピアノのための 「エターニティ」 Op.9、クラリネットとピアノのための 「アウェイティング」 Op.9、クラリネット五重奏のための 「ロス」 Op.10〕
パラダイス・ポエムズ Op.22(2010)&Op.26(2013)〔ソプラノとピアノのための 「ヒア・イン・カニジー」 Op.22、バス・バリトンとピアノのための 「ユニティ」 Op.26〕
チェロとピアノのための 「ファンタジー」 Op.29(2014)
ティペットSQ、
サイモン・マリガン(P)、
マーク・ファン・デ・ヴィール(Cl)、
ティム・ヒュー(Vc)、
エリー・ローアーン(S)、
ニコラス・クロウリー(Bs-Br)、
アリッサ・フィルソヴァ(P)

録音:2017年7月19日−21日、アルフトン・ニュー・モルティングス
アリッサ・フィルソヴァは、共に作曲家であった両親エレーナ・フィルソヴァ、ディミトリー・スミルノフの下、1986年にモスクワで生まれ、1991年に両親とともにイギリスへ亡命、現在もイギリスで活動する作曲家、ピアニスト、指揮者。2001年にBBCプロムス/ガーディアン・ヤング・コンポーザーズ・コンペティションで優勝し、BBCプロムスでは2つの作品で世界初演を実現。彼女の作品は、イモジェン・クーパー、ダンテ四重奏団、オランダ管楽アンサンブル、シアトル・チェンバー・プレイヤーズ、RCOカメラータ、イギリス室内O、ブリテン・シンフォニアなど、世界の著名なアーティストたちによって演奏されています。
"ピアニスト"としてのデビュー・アルバム「ロシアの亡命者(VIVAT 109)」では、ラフマニノフ、両親の作品、そして自身の作品を組み合わせるという意欲的なプログラムで注目を浴びました。ついに登場する"作曲家"としてのデビュー・アルバム「ファンタジー」では、弦楽四重奏、ピアノ・デュオ、クラリネット、チェロ、歌曲などの色彩豊かな作品を収録。ティペットSQやフィルハーモニア管の首席奏者マーク・ファン・デ・ヴィール、ナッシュ・アンサンブルやドーマスのメンバーを務めたティム・ヒューなどの名手が参加しています。

Gramola
GRAM-99002(1CD)
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」 JW VII/8(1923)
弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」 JW VII/13(1928)
アツィエスSQ
【メンバー】
ベンヤミン・ツィーアフォーゲル(Vn)
ラファエル・カスプリアン(Vn)
ヨーゼフ・ビザク(Va)
トーマス・ヴィースフレッカー(Vc)

録音:2016年9月7-9日、2015年3月17-20日
第1次および第2次世界大戦の狭間に作曲された、ヤナーチェクの2曲の弦楽四重奏曲。「クロイツェル・ソナタ」と名付けら れた第1番は、ベートーヴェンではなくトルストイの同名小説から想起して書かれ、15分ほどの長さでありながら、小説のあら すじを丁寧にかつ執拗に音で追った優れた作品です。第2番はヤナーチェクのあこがれの人、カミラ・ストスロヴァーから霊感を 受け書かれた私小説的な作品。活躍するヴィオラが彼女を表現しているとされています。アツィエスSQは、ジュリ アード四重奏団に薫陶を受けた奏者たちによるアンサンブル。2006年から本格的な活動を行い、これまでにハイドンからショ スタコーヴィチまで4枚のアルバムをリリースしています。
Gramola
GRAM-99123(1CD)
クラリネット五重奏曲集
モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
ライトナー(1943-):クラリネット五重奏曲
レーガー:クラリネット五重奏曲 イ長調 Op.146
ジモン・ライトマイアー(Cl)
アウナー四重奏団
【メンバー】
ダニエル・アウナー(Vn1)
バルバラ・ド・マネゼス・ガランテ=アウナー(Vn2)
ナタリア・ビンコウスカ(Va)
コンスタンティン・ゼレニン(Vc)

録音:2016年11月30日.12月1日,2017年3月20日
異なる時代に作曲された3つのクラリネット五重奏曲。1789年、友人シュタードラーのために作曲されたモーツァルトの名曲 は、このジャンルにおける最初の作品であり、当時まだ「新しい楽器」であったクラリネットの持つ可能性を探求し、模範を示 すという後世に与えた影響の大きさでも知られています。1915年に作曲されたレーガーの五重奏曲は、彼の最後の完成作 品。半音階的な旋律を用いながらも、柔らかく美しい雰囲気を湛えた清明な音楽です。この2曲にインスパイアされたのが、 ライトナーのクラリネット五重奏曲。冒頭は悲痛な曲調ですが、ところどころにモーツァルト、レーガーの旋律が顔を出し、幻想 的な世界を作り上げています。第2楽章の幽玄な美しさも聴きどころの一つです。
Gramola
GRAM-99153(1SACD)
NX-B08
女性作曲家の作品集
ビーチ(1867-1944):ヴァイオリン・ソナタ Op.34
ル・ボー(1850-1927):ロマンス Op.35
ポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシア(1821-1910):ヴァイオリンのためのソナチネ イ短調
アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894):ヴァイオリンとピアノのための6つの小品
パラディス(1759-1824):シチリアーナ
ペヤチェヴィチ(1885-1923):エレジー 変ホ長調 Op.34
ペヤチェヴィチ:ロマンス ヘ長調 Op.22
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(Vn)
バルバラ・モーザー(P)

録音:2016年12月15-18日
20世紀後半までは、女性が職業音楽家になることは稀でした。クララ・シューマンなどの何人かを除いては、社会的、政治 的な抑圧のため、女性がどんなに音楽の才能を発揮したとしても、単なる手習いの域を出ることは許されず、たくさんの才能 が花開くことなく埋もれてしまったのです。 このアルバムに収録されているのは、何人かの「成功した」女性作曲家たちの作品集。アメリカのエイミー・ビーチ、フランスの ヴィアルド=ガルシア、最近注目を集めているペヤチェヴィチの他、ル・ボー、マイエル、パラディスの作品が収録されており、そ の溢れる才能に触れることができます。

NEOS
NEOS-11808(1CD)
ペーター・ルジツカ (b.1948):《クラウズ(雲)2》(2013)〜弦楽四重奏と管弦楽のための
弦楽四重奏曲第7番「変更可能な瞬間」
(2018) *
ミンゲQ
(1)ペーター・ルジツカ(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団

録音:2017年10月20-21日イエス・キリスト教会,ベルリン
2017年12月14-16日DLF室内楽ザール、ケルン*
※全作世界初録音
作曲のみならず指揮者としても活躍、過去にはザルツブルク音楽祭の音楽監督 (2001-2006)を務めたりしたドイツの重鎮ペーター・ルジツカの弦楽四重奏のために書か れた最新作を収めた。ルジツカはハンブルグでヘンツェとハンス・オッテに作曲を師事、 作品はゲルト・アルブレヒト、アシュケナージ、リッカルド・シャイーらクラシックを主なレパ ートリーとする音楽家によって好んで取り上げられている。作風はポスト・セリー以後の音 色、音群をいかに操作して新奇な音響を作り出すかという方向に関心が向けられており、 このディスクでも楽器の機能を最大限に生かしたドラマティックな音楽が展開する。《クラ ウズ(雲)2》は弦楽四重奏から発せられた一条の音の光が次第に管弦楽へと拡散し、多 彩な音像の形態、音色の変化がまさに音響の雲とも言うべき美しいカオスを作り出す。部 分的にワーグナー、ブルックナーを思わせる響きも登場する美しい作品。
NEOS
NEOS-11817(1CD)
マーリン・ボング(b.1974):作品集
(1)《溶融光の構造》(2011) 〜アルトfl, バスcl, Perc/Radio, pf/Radio, G, Vn, Vc
(2)《アーチング》(2013) 〜電気増幅されたチェロ、電気増幅された種々の道具(木の板、雁木やすり、のこぎり、ファイル、マーカー)
(3)《パルノーデ》(2013)〜電気増幅された楽器(バスfl, バスcl, Vc,)、3つのオブジェ(金属製の彫刻、花瓶、ブランコ)のアンサンブル
(4)《パーフリング》(2012)〜電気増幅されたヴァイオリンとエレクトロニクス
(5)《ジャスモネイト》(2017) 〜電気増幅された楽器(ピッコロ, バスcl, Perc/メモ帳, インサイドピアノ/タイプライター, テーブルトップG, Vn, Vc, 2つの砂時計)のアンサンブル
(1)(3)(5)キュリアス・チェンバー・プレイヤーズ(Ens)
(2)Umeデュオ(Vc&Perc)、
(4)カリン・ヘルクヴィスト(Vn)

録音:2017年夏エレメント・スタジオ,エーテボリ
※全作世界初録音
マーリン・ボングはスウェーデン出身の女流作曲家。作曲をブライアン・ファーニホー、チヤ・チェルノヴィンらに師事。ここ に収められた作品は全て生活雑貨や様々な道具、楽器の特殊奏法をさらに電気的に増幅加工して作られた、いわば生で 演奏するミュージック・コンクレート。全編いわゆるふつうの曲はなく、どれもノコギリをぎこぎこ挽いて音を出したりチェロの弦 を無理やりキューキューと鳴らしたり、チェーン・ソーのようなブルブルといったエンジンの音を出したり、ひそひそと男女の 会話が聴こえたりと、内容はさながら工場跡の廃墟で街のゴロツキたちが辺りに落ちているものを拾ってアンサンブルしてい るといった様相。しかし終わりなきノイズの渦の果てに不思議と古代儀式を思わせるシャーマンの神聖な密教的空間が拡が る。全作、不確定性という名のもと、テキトーな即興をやっているのかと思いきや、添付のブックレットに一部掲載された楽譜 を見る限りでは意外にもかなりきっちりと記譜されているのはさすが。作曲者はドナウエッシンゲン音楽祭を始めとする多く の音楽祭に招かれているという。ブックレットにはいかにもこういう曲を書きそうな、気負いまくった女流作曲家の自意識過剰 の素敵な写真も掲載。ケージ、カウエル、アンタイルのひ孫世代の継承者登場。一聴の価値あり。

Diapason
DIAP-104(1CD)
アマデウス弦楽四重奏団名演集
(1)シューベルト:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 D.87
(2)ハイドン:弦楽四重奏曲第35番ヘ短調 Op.20-5
(3)モーツァルト:弦楽五重奏曲第3番ハ長調 K.515
(4)メンデルスゾーン:カプリッチョとフーガ ホ短調 Op.81-3
アマデウスSQ

録音:(1)1952年11月19日
(2)1952年5月25日
(3)1953年9月14日
(4)1955年
1948年にイギリスで結成され、50〜70年代を代表する弦楽四重奏としてその名を歴史に残すレジェンダリー・アンサンブル、アマデウスSQの1950年代の名演集。
Diapason
DIAP-098(2CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集

(1)ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24「春」
(2)ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23]
(3)ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
(4)ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
録音:1936年
(5)ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
(6)ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47「クロイツェル」
(7)ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
(1)ナタン・ミルシテイン(Vn)、ルドルフ・フィルクスニー(P)
 録音:1958年
(2)ジノ・フランチェスカッティ(Vn)、ロベール・カサドシュ(P)
 録音:1950年
(3)アドルフ・ブッシュ(Vn)、ルドルフ・ゼルキン(P)
 録音:1931年
(4)シモン・ゴールドベルク(Vn)、リリー・クラウス(P)
 録音:1936年
(5)エリカ・モリーニ(Vn)、ルドルフ・フィルクスニー(P)
 録音:1961年
(6)ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)、ベンノ・モイセイヴィチ(P)
 録音:1951年
(7)ユーディ・メニューイン(Vn)、ヘプツィバ・メニューイン(P)
 録音:1938年
ディアパゾン誌が選ぶベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集には、1931年のアドルフ・ブッシュから1961年のエリカ・モリーニまで、7人の名ヴァイオリニストたちによる7つのソナタを収録。7人の世界的名匠たちのベートーヴェンの音楽に対するそれぞれのアプローチにもご注目下さい。
Diapason
DIAPCF-009(14CD)
シューベルト:室内楽作品集〜仏ディアパゾン誌のジャーナリストとフランスの世界的アーティストの選曲による名録音集


【CD1】
(1)幻想曲ハ長調 D.934
(2)二重奏曲イ長調 D.574
(3)ロンド・ブリランテ ロ短調 D.895
【CD2】
(1)ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番ニ長調 D.384
(2)ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番ニ長調 D.384
(3)ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第2番イ短調 D.385
(4)ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第3番ト短調 D.408
(5)「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲ホ短調 D.802
【CD3】
(1)アレグロ イ短調 D.947「人生の嵐」
 ロンド ニ長調 D.608
 性格的な行進曲ハ長調 D.886/1
 創作主題による変奏曲変イ長調 D.813
(2)ソナタ ハ長調「グランド・デュオ」
【CD4】
(1)幻想曲ヘ短調 D.940
(2)大行進曲第3番ロ短調 D.819-3
フランス風の自作主題によるディヴェルティメント ホ短調 D.823
 ロンド イ長調 D.951
 軍隊行進曲第1番ニ長調 D.733-1
 大行進曲第2番ト短調 D.819-2
(3)ハンガリー風ディヴェルティスマン ト短調 D.818
【CD5】
(1)ピアノ三重奏曲変ホ長調 D.897「ノットゥルノ」
 ピアノ三重奏曲変ロ長調 D.28「ソナタ楽章」
(2)アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
(3)華麗なるロンド ロ短調 D.895
(4)弦楽三重奏曲第1番変ロ長調 D.471
(5)弦楽三重奏曲第2番変ロ長調 D.581「ソナタ」
【CD6】
(1)ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 D.898
(2)ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 D.929
【CD7】
(1)序曲ハ短調 D.8A
 弦楽四重奏曲第1番ト短調 D.18
 弦楽四重奏曲第2番ハ長調 D.32
 弦楽四重奏曲第6番ニ長調 D.74
(2)弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 D.87
【CD8】
(1)弦楽四重奏曲第3番変ロ長調 D.36
 弦楽四重奏曲第4番ハ長調 D.46
 弦楽四重奏曲第5番変ロ長調 D.68
【CD9】
(1)八重奏曲ヘ長調 D.803
(2)弦楽四重奏曲第7番ニ長調 D.94
【CD10】
(1)弦楽四重奏曲第8番変ロ長調 D.112
 弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810「死と乙女」
(2)弦楽四重奏曲第9番ト短調 D.173
【CD11】
(1)弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810「死と乙女」
(2)弦楽四重奏曲第13番イ短調 D.804「ロザムンデ」
 弦楽四重奏曲第12番ハ短調 D.703「四重奏断章」
【CD12】
(1)弦楽四重奏曲第12番ハ短調 D.703「四重奏断章」
 弦楽四重奏曲第13番イ短調 D.804「ロザムンデ」
 弦楽四重奏曲第15番ト長調 D.887
【CD13】
(1)弦楽四重奏曲第15番ト長調 D.887
(2)弦楽四重奏曲第11番ホ長調 D.353
【CD14】
(1)ピアノ五重奏曲イ長調 D.667「ます」
(2)弦楽五重奏曲ハ長調 D.956
【CD1】
(1)ブロニスラフ・フーベルマン(Vn)、ボリス・ルバイキン(P)/録音:1944年
(2)フリッツ・クライスラー(Vn)、セルゲイ・ラフマニノフ(P)・録音:1928年
(3)オスカー・シュムスキー(Vn)、演奏者不明(P)/録音:1950年頃
【CD2】
(1)ヨーゼフ・シゲティ(Vn)、アンドール・フォルデス(P)・録音:1941年
(2)アルテュール・グリュミオー(Vn)、リッカルド・カスタニョーネ(P)/録音:1955年
(3)(4)ヴィリー・ボスコフスキー(Vn)、リリー・クラウス(P)/録音:1957年
(5)ギドン・クレーメル(Vn)、オレグ・マイセンベルク(P)/録音:1974年
【CD3】
(1)パウル・バドゥラ=スコダ&イェルク・デームス(P)/録音:1953年
(2)アルフレート・ブレンデル&エヴリーヌ・クロシェ(P)/録音:1962年
【CD4】
(1)ベンヤミン・ブリテン&スヴャトスラフ・リヒテル(P)/録音:1965年
(2)アルトゥール・シュナーベル&カール・ウルリッヒ・シュナーベル(P)/録音:1937年
(3)リリー・クラウス&ホメロ・デ・マガリャエス(P)/録音:1958年
【CD5】
(1)トリオ・ワンダラー/録音:2000年
(2)モーリス・ジャンドロン(Vc)、ジャン・フランセ(P)/録音:1952年
(3)ユーディ・メニューイン(Vn)、ヘプシバ・メニューイン(P)/録音:1938年
(4)ウィーン・コンツェルトハウスQ〔アントン・カンパー(Vn)、エーリッヒ・ヴァイス(Va)、フランツ・クヴァルダ(Vc)〕/録音:1953年
(5)ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)、ウィリアム・プリムローズ(Va)、グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)/録音:1960年
【CD6】
(1)ユージン・イストミン(P)、アレクサンダー・シュナイダー(Vn)、パブロ・カザルス(Vc)/録音:1951年
(2)ルドルフ・ゼルキン(P)、アドルフ・ブッシュ(Vn)、ヘルマン・ブッシュ(Vc)/録音:1935年
【CD7】
(1)アウリンSQ/録音:1995年&1997年
(2)ウィーン・フィルハーモニーSQ/録音:1962年
【CD8】
(1)ウィーン・コンツェルトハウスQ/録音:1952年
【CD9】
(1)レオポルト・ウラッハ(Cl)、カール・エールベルガー(Fg)、ゴットフリート・フォン・フライベルク(Hrn)、アントン・カンパー(Vn)、カール・マリア・ティッツェ(Vn)、エーリッヒ・ヴァイス(Va)、ギュンター・ヴァイス(Vc)、カール・フィアラ(Cb)/録音:1957年頃
(2)ウィーン・コンツェルトハウスQ
録音:1951年
【CD10】
(1)ブッシュQ/録音:1938年&1936年
(2)ウィーン・コンツェルトハウスQ/録音:1953年
【CD11】
(1)アマデウスSQ/録音:1956年&1951年
【CD12】
(1)コーリッシュQ/録音:1934年
【CD13】
(1)ケルビーニSQ/録音:1992年
(2)ウィーン・コンツェルトハウスQ/録音:1953年
【CD14】
(1)ウィーン八重奏団のメンバー:ワルター・パンホーファー(P)、ヴィリー・ボスコフスキー(Vn)、ギュンター・ブライテンバッハ(Va)、ニコラウス・ヒューブナー(Vc)、ヨハン・クルンプ(Cb)/録音:1950年
(2)ハリウッドSQ、クルト・レーア(Vc)/録音:1951年
シリーズ第9弾となるシューベルトの室内楽作品集には、ディアパゾン誌のジャーナリストたちや、ルノー・カプソン、フレデリック・ロデオン、アンヌ・ケフェレック、ジャン=ギアン・ケラス、ギヨーム・シュートル、エベーヌSQらの推薦によって選ばれた名演奏を約20時間分収録!リマスタリングは、引き続きフランスのマスタリング・スタジオ「Les Studios de Circe社」のイザベル・デイヴィが担当しています。

KAIROS
0015033KAI(1CD)
NX-B09
ロンバルディ:独奏フルートのための音楽
...(da Infra)(1997)
... (da Lucrezio)(1998)
Ro'(1999)
Bagattella ちょっとしたもの(1983)
Schattenspiel 影絵芝居(1984)
3 piccoli pezzi ピッコロのための3つの小品(1965)
4 piccoli pezzi ピッコロのための4つの小品(1977)
Einstein - Dialog アインシュタイン-対話(2005)*
Nel vento, con Ariel 風、アリエルと(2004)
Echo de Syrinx シランクスの影(2009)
O Haupt voll Blut und Wunden おお、血と涙にまみれた御頭よ!(2010)
ロベルト・ファブリチアーニ(Fl)
レオナルト・エルシェンブロイヒ(Vc)*

録音:2008,2010年
イタリア屈指の現代作曲家、ルカ・ロンバルディのフルート作品集。1980年代に初めてフルート奏者のファブリチアーニと出 会ったことで、ロンバルディのフルートに対する興味が飛躍的に広まり、それにより数多くの作品が生まれました。このアルバム にはシンプルなフルートの音色を生かした作品が中心に収録されていますが、トラック8の「アインシュタイン-対話」ではチェロと フルートの深淵な語り合いが繰り広げられています。この作品はベルリンで開催されたアインシュタイン展からの委嘱作品で す。

COL LEGNO
COL-20057(1CD)
NX-B06
日本の音楽/声、琴と三味線の音楽
吉沢検校(二代目)(1808-1872):千鳥の曲
八橋検校(1614-1685):八段の調べ
山田検校(1757-1817):那須野
細川俊夫(1955-):夜想曲(1982)
 挽歌(1989)/ 箏歌(1999)
谷珠美(筝・歌)
後藤真起子(筝)
草間路代(歌・三味線)

録音:1999年5月30日 ライヴ
ハノーヴァー現代音楽祭でのライヴ録音。日本ではおなじみの「八段の調べ」などの伝統作品と、細川俊夫の最新作(ライ ヴ当時)を並べて演奏した画期的なコンサート。日本伝統の音楽文化を世界に知らしめるユニークな1枚です。
COL LEGNO
COL-20211(1CD)
NX-B06
リーム(1952-):弦楽四重奏曲集 第1集
弦楽四重奏曲 第1番Op.2(1970)
弦楽四重奏曲 第2番Op.10(1970)
楽四重奏曲 第3番(1976)
弦楽四重奏曲 第4番(1979-1981)
ミンゲットQ
ミンゲットSQはリーム作品を得意としており、すでに弦楽四重奏曲全曲の録音も行っています。このアルバムでは 最初期の第1番、第2番が聴きもので、リームが追求した“楽器の対話”が繰り広げられています。

Glossa
GCD-924201(1CD)
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78 「雨の歌」
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
F.A.E.ソナタより アレグロ ハ短調
レイラ・シャイエ(Vn)、
ヤン・シュルツ(P)

録音:2017年10月18日−20日、ロマンド民衆劇場(ラ・ショー=ド=フォン、スイス)
※使用楽器:ダニエル・フリッシュ2017年製ロマンティック・モデルのヴァイオリン/作者不詳19世紀中期のフレンチ・ボウ/J.B.シュトライヒャー&ソン1879年ウィーン製のピアノ
スイスの古楽総本山「バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)」でキアラ・バンキーニに学び、2010年からは自身もSCBでバロック・ヴァイオリンの教授を務める古楽新世代のヴァイオリニスト、レイラ・シャイエ。キアラ・バンキーニの「アンサンブル415」のメンバーとして活躍し、ボニッツォーニの「ラ・リゾナンサ」では第1ヴァイオリンを務めるレイラ・シャイエのGlossa録音第4弾は、なんとブラームス。「FAEソナタからのアレグロ(スケルツォ)」を含む、ヴァイオリン・ソナタ全集!
バロックにとどまらず、古典派、ロマン派のピリオド演奏へとレパートリーを拡げているシャイエが、ロマンティック・モデル・ヴァイオリンのレプリカを、そしてドイツのピアニスト、ヤン・シュルツがオリジナルの1879年製シュトライヒャー・ピアノを弾いて、作曲家が思い描いた本来の色彩を目指します。

BRIDGE
BCD-9500(1CD)
ギターのための新しい音楽第11集
「オッカムの剃刀」〜ポール・ルーザース
(b.1949):ギターを伴う作品集
(1)「ページ」より(2008)〜ギター独奏のための
(2)「スリー・フォー・トゥー」より(2016)〜Vn&G
(3)「オッカムの剃刀」(2013)〜Ob&G
(4)「エア・ウィズ・チェンジズ」(2018)〜4つのギター
(5)「ニュー・ロシェル組曲」(2003/2006)〜G&Perc
(6)「シュレーディンガーの猫」(2012)〜Vn&G
デイヴィッド・スタロビン(G)
(2)(6)モヴセス・ポゴシアン(Vn)
(3)リアン・ワン(Ob)
(4)シャオボ・プ(G)、
 ユンシャン・ファン(G)、ハオ・ヤン(G)
(5)ダニエル・ドラックマン(Perc)

録音:2010-2017年、DDD、52:28
デンマーク出身の作曲家ルーザースのギターを中心とした室内楽作品集。ルーザースはギタリスト、デイヴィッド・スタロビンと長くコラボレーションしており、彼のためにギター協奏曲(BCD-9136)も作曲しています。このアルバムは40秒から2分強の小品が集まった組曲で構成されており、いずれも調性感のある親しみ易い、気の利いた作風。量子力学の確率に関する有名な仮説「シュレーディンガーの猫」をテーマにした同名曲は機知に富んだユーモラスな佳品。

ALPHA
ALPHA-405(1CD)
ベートーヴェン:三重奏曲集
三重奏曲 変ロ長調「街の歌」Op.11
三重奏曲 変ホ長調 Op.38(七重奏曲 Op.20からの編曲)
エリック・ル・サージュ(P)
ポール・メイエ(Cl)
クラウディオ・ボホルケス(Vc)

録音:2017年7月28-29日
エクサン=プロヴァンス・ミヨー音楽院カンプラ音楽堂/エクサン=プロヴァンス地方音楽院
フランス、南東部アヴィニョンの美しい街「サロン=ド=プロヴァンス」で毎年開催される室内楽の音楽祭。1993年にル・サー ジュ、メイエ、パユによって設立され、2018年には第26回目の開催が予定されており、最高峰の演奏家たちが素晴らしい 音楽の祭典を繰り広げます。この音楽祭から一連の録音を集め「サロンの音楽」と名付けた新しいシリーズが登場します。第 1作はクラリネットの名手、ポール・メイエと、長年共演を続けているエリック・ル・サージュ、1995年ジュネーブ国際コンクール で優勝したチェリストのクラウディオ・ボホルケスの3人が紡ぎ出すベートーヴェンの三重奏曲集です。ベートーヴェンが活躍して いた時代の室内楽の多くは、音楽的素養を持った貴族たちのために書かれており、一度評判を取ると、同じ曲を様々な編 成に編曲することが求められていました。「街の歌」は当時流行していたヴァイグルの歌劇のメロディが主題として用いられ、ま たクラリネットのパートは若干平易に書かれており、演奏者の利便が考慮されていますが、作品の完成度はとても高く、若く 野心的なベートーヴェンの姿が見えてくるような闊達さを持っています。七重奏曲も同じ理由で様々な形に編曲されました が、この三重奏版は簡素な美しさを放っています。
ALPHA
ALPHA-407(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ長調 Op.12-1
ヴァイオリン・ソナタ 第10番 ト長調 Op.96
ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 Op.24「春」
ロレンツォ・ガット(Vn…ストラディヴァリウス“ヨアヒム”1698年製)
ジュリアン・リベール(ピアノ…クリス・マーネによる平行弦ピアノconcert grand
piano (cm017003), 2017年製)

録音:2017年12月3-5日ヒルフェルスュム、ファン・デ・オンループ音楽会館第1スタジオ
ベルギー出身の2人の若手奏者、ヴァイオリンのロレンツォ・ガットとピアノのジュリアン・リベールのデュオによる初アルバムの登 場。クレバース、デュメイに学び、エリザベート王妃国際音楽コンクール入賞で注目を浴びたガットと、名ピアニスト、マリア・ ジョアン・ピリスの弟子リベール。彼らの今の関心はベートーヴェンにあるといい、2016年から何度もベートーヴェンのソナタを 演奏、作品を存分に練り上げてからこの録音に臨んでいます。ストラディヴァリの豊潤な音色を包み込む、平行弦ピアノ(バレ ンボイムも愛用していることで知られるクリス・マーネ社製造の弦がまっすぐに張られたピアノ)のクリアーな響きは、良く知られた ベートーヴェンのソナタに、新たな光を当てています。 平行弦ピアノ・・・19世紀末までに通常用いられていた、若干古めかしいスタイルのピアノであり、典雅な音色と美しい響きを 有しています。マネーはこの楽器を良く知る修復家として広く知られています。

SUPRAPHON
SU-4210(1CD)
ヴィクトル・カラビス:室内楽曲集
(1)チェロ・ソナタ Op.29(1968)
(2)クラリネット・ソナタ Op.30(1969)
(3)ヴァイオリン・ソナタ Op.58(1982)
(1)トマーシュ・ヤムニーク(Vc)
(2)アンナ・パウロヴァー(Cl)
(3)ヤン・フィシェル(Vn)、イヴォ・カハーネク(P)

録音:2018年4月15日、6月14日/マルティヌー・ホール
現代チェコを代表する作曲家の一人ヴィクトル・カラビスのソナタ3 篇、チェロ・ソナタ、クラリネット・ソナタ、ヴァイオリン・ソナタを収録したアル バムの登場です。カラビスは1945年から48年までプラハ音楽院でフロビルに、52年に音楽アカデミーでジートキー師事した作曲家で、新古典的様式 の管弦楽、室内楽曲を残しました。色彩と音響に対する輝くばかりの感性に満ちたカラビスの作品は、強烈な表現と無駄のない楽想が特徴です。なお、 カラビスの妻はチェンバロ奏者のズザナ・ルージチコヴァー(1927-2017)です。
チェロのトマーシュ・ヤムニークは1985年生まれ、2006年(第58回)プラハの春国際音楽コンクールでチェロ部門最高位に輝きました。スプラフォ ン・レーベルより、チェコの作曲家たちのソナタを集めたふたつのアルバム(SU 3928&SU 3947)、及びドヴォルザークによるオーケストラつきのチェ ロ作品全曲(SU 4034)をリリースしております。
ピアノのイヴォ・カハーネクは感情の豊かさと深さで評価されている演奏家で、サイモン・ラトルが2014年11月のベルリン・フィルハーモニー管弦楽 団のコンサートにてソリストに指名するなど、ヨーロッパを中心に活躍しています。 (Ki)

ODRADEK RECORDS
ODRCD-350(1CD)
「三面の鏡」
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番ホ短調Op.67
レーラ・アウエルバッハ(b.1973):ピアノ三重奏曲第1 番
 ピアノ三重奏曲第2 番「トリプティーク〜この鏡は三つの顔を持っている」
デルタ・ピアノ三重奏団

録音:2017年6月
デルタ・ピアノ三重奏団はヴァイオリンのジェラルド・スプロンク、チェロのイレーネ・エンズリ ン、ピアノのヴェラ・クーパー、いずれもオランダの若手音楽家によって 2013 年に結成され た。リトアニアのヴィリニュス国際コンペティション優勝後、ザルツブルク国際室内楽フェスティ バルに出演するなど、ヨーロッパ、アメリカで活動しています。既にNAXOS よりタネイエフとボロ ディンのトリオで CD デビューし好評を得ています。このディスクではショスタコーヴィチの傑作 である第 2 トリオとロシア出身で現在はアメリカ在住のレーラ・アウエルバッハ(アウアーバッ ク)の 2 つのトリオが収められています。アウエルバッハの作品はショスタコーヴィチ、シュニトケ の影響を感じさせる新ロマン主義的な音楽で大変興味深い。現在まだ 40 歳代の作曲家で 今後の活躍が楽しみ。

Hanssler
HC-18027(1CD)
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 Op.105
詩人の恋 Op.48より【1.美しい5月に/7.私は恨むまい/10.あの歌の響きを聞くと/11.若者は乙女を愛した/12.明るい夏の朝に】
12の詩 Op.35より【1.あらしの夜の楽しみ/3.旅の歌/5.森へのあこがれ/10.ひそかな涙】
ベルリン・チェンバー・デュオ【マテ・スーチュ(Vn)、ミシェル・グルダル(ピアノ;C. Bechstein Flugel D-282)】

録音:2015年9月21-23日/ブリッツ・スタジオ(ベルリン)
2011年よりベルリン・フィルの第1ソロ奏者を務めるハンガリー出身のヴィオラ奏者マテ・スーチュとピアニスト、ミシェル・グルダルによるベルリン・ チェンバー・デュオがシューマン&フランクのアルバムをリリースします。
スーチュは、ハンガリーとベルギーで学び、国際的な様々なコンクールに入賞。その後、バンベルクSO、ドレスデン・シュターツカペレで活躍し、 2011年にベルリン・フィルに第1ソロ・ヴィオラ奏者として入団した逸材です。美音が魅力のスーチュは音の立ち上がりが素晴らしく、一音一音、活気 にあふれたエネルギッシュな演奏を披露しております。シューマンとフランクのソナタではヴィオラらしい艶やかな音色と、高度なテクニックを駆使した圧 巻の演奏で魅了します。また、シューマンの歌曲では雄弁に歌い上げます。ピアノのミシェル・グルダルは9歳でハイドンの協奏曲でデビューした逸材で スクリャービンの練習曲集(CC 72640)もリリースしている若手注目の演奏者です。今後の活躍も期待のデュオ登場と言えましょう。 (Ki)

Etcetra
KTC-1618(1CD)
東欧のヴァイオリン・ソナタ集
ババジャニアン:ヴァイオリン・ソナタ
アクロン:ヘブライの旋律 Op.33
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
シマノフスキ:神話 Op.30より アレトゥーザの泉
バルトーク(セーケイ編):ルーマニア民俗舞曲集
バッハ:アリオーソ
デュオ・スロイス〔水本桂(P)、エリック・スロイス(Vn)〕

録音:2017年3月2日&4日、ベルギー
本とヨーロッパで広く活動し、ベルギーのブリュッセル王立音楽院でアシスタント・プロフェッサーを務めるピアニスト、水本桂(Katsura Mizumoto)と、フランダースSOで長年副コンサートマスターとミュージカル・アドヴァイザーを担い、ブリュッセル王立音楽院ではフィリップ・グラファンのアシスタントを務めるベルギーの名ヴァイオリニスト、エリック・スロイスとの夫婦デュオ。
アルメニアのアルノ・ババジャニアン、ポーランドのカロル・シマノフスキとジョゼフ・アクロン、チェコのレオシュ・ヤナーチェク、ハンガリーのベーラ・バルトークといった、東ヨーロッパ方面の作曲家によるヴァイオリンとピアノの為の作品集を濃密に描きます。

Etcetra
KTC-1629(1CD)
ヤナーチェク&シューベルト:弦楽四重奏曲集 Vol.2
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810 「死と乙女」
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番 「クロイツェル・ソナタ」
タウルスSQ

録音:2018年1月、ベルギー
2012年に結成されたベルギーのアンサンブル、タウルスSQのセカンド・アルバム。「Horizon funebre(葬送の地平線)」と名付けられたCDプロジェクトは、1828年に没したシューベルトと1928年に没したヤナーチェク、ちょうど1世紀の間を隔てた両作曲家の弦楽四重奏曲を収めており、第1弾(KTC 1604)では「ヤナーチェクの第2番 「内緒の手紙」」と「シューベルトの第15番」を、そしてこの第2弾では「ヤナーチェクの第1番 「クロイツェル・ソナタ」」と「シューベルトの第14番 「死と乙女」」という傑作をカップリ

MIRARE
MIR-376(1CD)
フォーレ:ピアノ三重奏曲 ニ短調 op.120
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
タイユフェール:ピアノ三重奏曲
トリオ・カレニーヌ
パロマ・クイデール(P)
ファニー・ロビヤール(Vn)
ルイ・ロッド(Vc)

録音:2017年 6月22-24日
フランスの作曲家によるピアノ三重奏曲3選。フォーレ、そしてその弟子でもあったラヴェル、さらにラヴェルに師事したタイユフェールの作品、という プログラムです。フォーレの作品は亡くなる晩年の1923年に完成、ラヴェルの作品は1914年頃に完成、タイユフェール作品は4楽章からなりますが、 最初の部分を1917年に書いてからずっと離れており、作品を完結させたのは1978年になってからのことでした。いずれも20世紀になってから作曲さ れた作品ですが、3作品それぞれ独自の世界があります。トリオ・カレニーヌの颯爽とさわやかな演奏で、3作品の味わいの違いを楽しむことができます。
トリオ・カレニーヌは、2009年に結成されたピアノ・トリオ。名はトルストイの小説「アンナ・カレーニナ」に由来します。パリ国立音楽院でイザイ弦 楽四重奏団に師事し、メネヘム・プレスラー、バイエルレらのマスタークラスを受講。第5 回ハイドン室内楽コンクールで特別賞/プロ・ムジチス協会賞 を受賞。2013年、ミュンヘン国際コンクールで最高位(第2位)に輝いています。 (Ki)

LSO Live
CCR-0002(1CD)
THE SCENE OF THE CRIME
アンドレ・ジョリヴェ:エプタード(1971)[パーカッション&トランペット]
ジョー・ダデル(b.1972):キャッチ[マリンバ&トランペット]
トビアス・ブロストレム(b.1978):ドリーム・ヴァリエーションズ[パーカッション(ゴング、ヴィブラフォン他)&トランペット]
ダニエル・ベルツ(b.1943):ディアロゴ4[パーカッション&トランペット]
ブレット・ディーン:シーン・オブ・ザ・クライム(2017)[トランペット、フリューゲルホルン&パーカッション]
コリン・カリー(パーカッション)
ホーカン・ハーデンベルガー(Tp)

録音:2018年6月9-11日、ポットン・ホール
ライヒからも認められる打楽器奏者コリン・カリー。カリーが今回共演しているのは、世界ナンバーワンの呼び声高き名トランペッター、ホーカン・ハー デンベルガー。彼らは15年以上にわたって共演し(「兵士の物語」が初共演)、常にあらたな境地を開拓してきた仲間です。二人とも稀有のカリスマ性と ヴィルトゥオーゾ性を持ち合わせた抜群のコンビといえるでしょう。そんな彼らがコリン・カリー・レコーズで取り上げたのは、超絶技巧、かつエキセントリッ クの極北でありながら聴きごたえのあるプログラムです。 エネルギーと叙情の核融合的作曲家ジョリヴェの『エプタード』は1971年の作で、当盤では最も古い年代(1971年)の作品となりますが、カリー曰く「も はや古典」の、「耳障りでありながら洗練されている」作品。威圧感たっぷりのトランペット・パートと、カリーが巧みに操る打楽器パートが圧巻です。 ジョー・ダデルは英国の作曲家で、様々な編成のための作品を書いているほか、バーバリーのファッションショーのための音楽(編曲)も手がけているな ど、幅広く活躍しています。 スウェーデンの作曲家ブロストレムの作品は、この二人のために書かれたもの。ブロストレム自身打楽器奏者であったこともあり、様々な楽器の効果的な 使用もみられる興味深い作品です。 ダイエル・ベルツは、『バッコスの巫女』(1991)、『マリー・アントワネット』(1998)、『ゴヤ』(2009)などのオペラやオラトリオなどの声楽作品でも知ら れていますが、交響曲をはじめとする管弦楽作品、室内楽作品、器楽のための作品と、幅広いジャンルに作曲している、スウェーデンの重要作曲家であり ます。ベルイマンと音楽劇でコラボレーションもしています。 オーストラリアの作曲家ブレット・ディーンの「シーン・オブ・ザ・クライム」は、2017年のマルメ室内音楽祭の委嘱作品で、ハーデルベルガーとカリー のために書かれ、二人が初演した作品です。ディーンが「ハムレット」のオペラ(2013-16)を手がけた後の作品で、マルメの地とハムレットの舞台ヘルシ ンゲルがほど近いところにあることから、他のプロジェクトに取り掛かる前に、自身のハムレット時代に区切りを付ける意味でもちょうどよい作品だったと 語っています。タイトルの「シーン・オブ・ザ・クライム」は、曲中のミステアリアスで「黒い」部分の展開のことを指しているといいますが、ハムレット の物語をどこか思わせるようでもあります。トランペットとフリューゲルホルン、そしてドラムという編成の、カリーいわく「鬼のような」作品で聴きごたえ 満点です。 プロデューサーはBISレーベルでも数々の録音を手がけているマリオン・シュヴェーベルです。 ≪コリン・カリー≫1976年エディンバラ生まれ。2000年ロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティ・ヤングアーティスト賞受賞。圧倒的なパーカッショ ニズムで世界を魅了しています。ソリストとしてコンセルトヘボウ管、フィラデルフィア管、ロサンゼルス・フィル、ロンドン響、フィルハーモニア管などと の共演多数のほか、リサイタルや室内楽でも活躍しています。さらに、ライヒ、カーター、アンドリーセン、マクミラン、ラウタヴァーラ、アホ、ターネイ ジらの作品の初演を手がけています。オリヴァー・ナッセン作品をエマールと共演したCDや、バルトークの2台のピアノと打楽器のためのソナタ(ギイ、ティ ベルギアンと共演)など、リリースも多数ですが、このたび自身のレーベルを発足させました。  ≪コリン・カリー・レコーズについて≫コリン・カリー・レコーズは、パーカッションのアンサンブル、そしてパーカッション・ソロの主要なレパートリーをリリー スしていく予定のレーベル。第1弾は、コリン・カリーが一躍世界に認められるところとなった「ドラミング」。第2弾は当盤となります。LSO Liveが世 界的にディストリビューションを行います。 (Ki)

PREISER
PRCD-91389(1CD)
ムソルグスキー:展覧会の絵(サックス四重奏版/編曲:Thomas Schon) アウレウム・サクソフォン・カルテット
数々の編曲版がある『展覧会の絵』、こちらはサックス四重奏によるCDです。演奏しているのは90年代生まれの若手たちによるカルテット。


H.M.F

HMM-905296(1CD)
モーツァルト:ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ホ長調 K.452
ベートーヴェン:ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ホ長調 op.16
アンサンブル・ディアーロギ
クリスティーナ・エスクラペス(フォルテピアノ)〔ポール・ポレッティ(2009年バルセロナ)/アントン・ヴァルター・ウント・ゾーン(ウィーン、1800年頃)モデル)〕
ロレンツォ・コッポラ(Cl)〔アニェス・ゲルー(2010年パリ)/テオドール・ロッツ(ウィーン、1780年頃)モデル〕
ピエール =アントワーヌ・トレンブレイ(ナチュラルHrn)〔リヒャルト・セラフィノフ(2012年ブルーミントン)/アントン・ケルナー(ウィーン、1780年頃)モデル〕
ジョセプ・ドメネク(Ob)〔ポー・オリオルス(2015年)/グルンドマン(ドレスデン、1795年頃)モデル〕
ハヴィエル・ザフラ(Fg)〔ウィレム・トリーベール製(パリ、1805年頃)〕

録音:2015年11月
世界の名だたるピリオドオーケストラで活躍するメンバーと、フォルテピアノのクリスティーナ・エスクラペスによるアンサンブル、アンサンブル・ディアー ロギのハルモニア・ムンディ・デビュー盤。とにかく全員がうまいので、ピリオド楽器であることを忘れさせるくらいにアグレッシヴな演奏が展開されています。 なお、既に来日も決まっており(2019年1月)、注目度ナンバー・ワンのアンサンブルの登場です! クラリネットのコッポラは、フライブルク・バロック・オーケストラで長年活躍する名手。モーツァルト:「最後の協奏曲」(HMC 901980[廃盤])では、 天上の響きのクラリネット協奏曲で世界を魅了しました。 ホルンのトレンブレイも、ソロ、アンサンブルのほか、フライブルク・バロック・オーケストラ、18 世紀オーケストラ、アニマ・エテルナなど世界的なピリ オド楽器オーケストラで活躍しています。シューベルトの八重奏曲でファウストと共演しています(HMM 902263)。 オーボエのジョセプ・ドメネクは、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、イル・ジャルディー ノ・アルモニコなどで活躍するほか、アムステルダム国立音楽院でバロック・オーボエの指導もしています。 バスーンのハヴィエル・ザフラも、フライブルク・バロック・オーケストラのメンバー。シューベルトの八重奏曲でファウストと共演しています(HMM 902263)。
フォルテピアノのエスクラペスは、ハイドンとバッハを中心としたソロ活動のほかアンサンブル・ピアニストとしても高い評価を受けています。バルセロナで 後進の指導にも情熱を注いでいます。 そんなメンバーがハルモニアムンディ・デビュー盤として取り上げたのが、モーツァルト28歳の作、そしてベートーヴェン26歳の作である、ピアノと管楽 器のための五重奏曲。 モーツァルトが28歳の時に書いた五重奏曲 K.452は、モーツァルト自身が‘ベスト’と評した作品。オペラ作曲家としてのモーツァルトの面目躍如といえる、 美しいメロディーの楽器間での受け渡し、そしてピアニスト・モーツァルトの才を窺わせる充実のピアノ・パート、そしてシンフォニー作曲家としての充実 の内容を誇る名曲です。ベートーヴェン作品は、彼が26才の時に書いたもので野心溢れる力作。変奏曲の名手でもあったベートーヴェンの才が炸裂して いる終楽章ロンドの怒涛の迫力は圧巻です。 (Ki)

TYXart
TXA-15065(1CD)
フローベルガー:トッカータ 第6番 イ短調 / 組曲第4番 イ短調 / ラメンテーション
ルイ・クープラン:前奏曲 ニ短調 - アルマンド - クーラント - クーラント - サラバンド - カナア - パストラーレ - シャコンヌ/ ブランクロシェのためのトンボー
ラモー:クラヴサン曲集より 組曲 イ短調
ティル マン・スコヴロネック(Cemb)

録音:2015 年
1959年ブレーメン生まれ、アスペレン、コープマンやレオンハルトに師事したチェンバロ奏者、ティルマン・スコヴロネックによるアルバムです。フロー ベルガーはドイツ生まれですがヨーロッパ中を回り、フランス趣味も身に付けた作曲家。親交のあった同時代のルイ・クープラン、次の世代のラモーと合 わせて聴くと音楽様式にひとつの流れを感じることと思います。 ルイ・クープランの『トンボー』はリュート奏者ブランクロシェの事故死を悼み書かれた作品。ブランクロシェは階段から転落し、フローベルガーの腕 の中で息を引き取ったとされていて、フローベルガー、ルイ・クープランそれぞれが彼のためにトンボーを書いています。また、フローベルガーの『ラメン テーション』は自らが仕えていたフェルディナント3世の死去を受けて書かれた作品です。 ティルマン・スコヴロネックの父、マルティン・スコヴロネックは高名なチェンバロ製作者であり、レオンハルトを始め多くの奏者が彼の手による楽器を使っ ていました。このアルバムで使用されたチェンバロもマルティンが1981年に製作したもの。18世紀のドイツ・モデルに基づく楽器で、ピッチは392となっ ています。 (Ki)

Solo Musica
SM-285(1CD)
NX-B03
チェロとギターのためのソナタ集
シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調(K.ラゴスニックによるチェロとギター編)
ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ イ短調 Op.14-3 RV43(W.ハバールによるチェロとギター編)
ニャターリ(1906-1988):チェロとギターのためのソナタ
グラナドス:スペイン舞曲集 Op.37-第5番 アンダルーサ(K.ラゴスニックによるチェロとギター編)
イザベル・ゲーヴァイラー(Vc)
アルヤス・チヴィルン(G)

録音:2017年7月
2016年からデュオ活動を始めたチェロのゲーヴァライラーとギターのチヴィルン。2人は数多くのコンクールを制覇した名 手で、「チェロとギター」という珍しいコラボレーションを広く伝えています。実際にはチェロとギターのために書かれた作品 はほとんどありませんが、このアルバムに収録されたシューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ」のように、ラゴスニックの編曲 版がデュオの定番作品となっているものもあり、多くの人がチェロとギターの組み合わせに魅せられていることに気づかさ れるでしょう。2つの楽器から生まれる親密で魅力的な響きをお楽しみください。

STEINWAY&SONS
STNS-30072(1CD)
NX-B03
ヴァインベルク(1919-1996):ピアノ五重奏曲 他
ピアノ五重奏曲 Op.18
ソナチネ Op.49
チェロ・ソナタ 第2番 Op.63
ジャンヌ・ゴラン(P)
アタッカQ
アンドリュー・イー(Vc)

録音:2017年6月13-15日
ショスタコーヴィチの友人であり、その作品から強い影響を受けたとされるポーランド出身の作曲家ヴァインベルク。前 衛的な手法を試みながらも、作風は過去に向かっているものが多く、その作品からは戦争への不安、哀しみ、平和へ の憧れが強く感じられます。 このアルバムには1940年代から50年代にかけての3作品を収録。なかでも、25歳のヴァインベルクによるロシアモダ ニズムの頂点を成す「ピアノ五重奏曲」が聴きもの。第3楽章の荒れ狂う疾走感が特異な雰囲気を出しています。 一転、1959年のチェロ・ソナタ 第2番は瞑想的な楽想が漲る美しい作品。アタッカ四重奏団の創設メンバーの一 人、ロンドン出身のチェリスト、アンドリュー・イーが耽美的な演奏を聴かせます。

Resonus
RES-10216(1CD)
NX-B05
モーツァルト:フルート四重奏曲集
フルート四重奏曲 第1番 ニ長調 K285
フルート四重奏曲 第2番 ト長調 K285a
フルート四重奏曲 第3番 ハ長調KAnh.171(K285b)
フルート四重奏曲 第4番 イ長調 K298
チェンバー・ドメーヌ
【メンバー】
サミ・ユンノネン(Fl)
トーマス・ケンプ(Vn)
ロバート・スミセン(Va)
リチャード・ハーウッド(Vc)

録音:2017年2月21日、2017年4月
28日St Mary’s Church, West Malling,
トーマス・ケンプが率いる‘チェンバー・ドメーヌ’は1999年に創設されたイギリスの室内楽アンサンブル。バロックからコン テンポラリー作品まで幅広いレパートリーを持ち、Resonusレーベルからはシベリウス作品集「Rakastava」や、ビンガ ム、ブリテン、タネジなどの世界初演を含むイギリス音楽集をリリース、大好評を博しています。 今作には、メンバーであるフィンランド、タンペレ生まれのフルーティスト、ユンノネンを中心にモーツァルトのフルート四重 奏曲を収録。魅力的な演奏を聴かせています。
Resonus
RES-10215(1CD)
NX-B05
Solitude-弦楽四重奏のための音楽
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 第6番 ヘ短調 Op.80
ジョスカン・デ・プレ(1450頃-1521):Mille regretz あなたと別れた千々の悲しみ(D.ファーバー編)
ヴァインベルク(1919-1996):弦楽四重奏曲 第3番 Op.14
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏のための2つの小品から「エレジー」
ジェズアルド(1566-1613):Moro Lasso私は死に行く、苦悩のために(D.ファーバー編)
アムステルダム・デュドック四重奏団
【メンバー】
ユディス・ファン・ドゥリール(Vn1)
マルレーン・ヴェスター(Vn2)
マリー=ルイーズ・デ・ヨン(Va)
ダヴィッド・ファーバー(Vc)

録音:2017年11月14-16日
「Solitude=孤独」というタイトルを持つ、Resonusレーベルにおけるアムステルダム・デュドック四重奏団3枚目のア ルバム。敬愛する姉ファニーを失ったメンデルスゾーンが、その喪失感をそのまま表現したとされる弦楽四重奏曲第6 番、恋人を失った悲しみを嘆くジョスカンの「Mille regretz」、戦争への怒りと悲しみ、虚無感を歌い上げるヴァイン ベルクの弦楽四重奏曲第3番、歌劇「ムツェンスクのマクベス夫人」でカテリーナが強い閉塞感を歌うアリアをもとにし たショスタコーヴィチの「エレジー」、そして最後には犯した罪の大きさのため、改悛と孤独の後半生を過ごしたジェズア ルドの作品が置かれています。言葉を使わずに音楽で描く“孤独”をじっくりかみしめることができる1枚です。

Sono Luminus
DSL-92222(1CD)
NX-B05
ジョージ・アンタイルの音楽集
ヴァイオリンのためのソナチネ(1945)
ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリンとピアノ版)(1946)
「ばらの精」からのワルツ(W.ゲバウアーによるヴィオリンとピアノ編)(1947)
デュオ・オデオン
【メンバー】
ハンナ・リーランド(Vn)
エイミー・フィンチャー(P)

録音:2017年7月31日-8月4日
「デュオ・オデオン」は、当時アリゾナ州立大学での博士課程に在籍していたヴァイオリニストのハンナ・レランドとピアニ ストのエイミー・フィンチャーによって2014年に結成されたアンサンブル。古典から現代まで幅広いレパートリーを持ちま すが、なかでもアメリカ近代音楽の研究と演奏に着目、ほとんど知られていない作品の発掘に力を注いでいます。 現在、彼らが魅了されているのはアンタイルのヴァイオリン作品です。このアルバムに収録された3作品は、彼の親友で 協力者だったヴァイオリニスト、ヴェルナー・ゲバウアーのために書かれたもので、どれも作曲当時のハリウッドを彷彿させ る濃厚なロマンティシズムを湛えており、アンタイルとゲバウアーの良きコラボレーションが伺われます。中でも、映画音 楽「ばらの精」からのワルツは、ゲバウアー自身がピアノとヴァイオリンのために編曲し、ゲバウアーの息子マルクが2016 年に遺品の中から発見したレアな作品です。

BION RECORDS
BR-291203(1CD)
チェロ×オペラ チェロ四重奏小品集
グルック:パントマイム 〜オペラ「アルセスト」より*
バッハ:賛美と誉れと栄光 BWV 231*
ラモー:シャコンヌ 〜オペラ「優雅なインドの国々」より*
ヴェルディ:花から花へ 〜オペラ「椿姫」より*
ビゼー:前奏曲/煙草女工の歌/ハバネラ/セギディーヤ 〜オペラ「カルメン」より*
ワーグナー(H.ヤコボフスキー編曲):オペラ「パルジファル」より抜粋
マスネ:タイスの瞑想曲*
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女*
ラヴェル:道化師の朝の歌*
フォーレ:夢のあとに*
ピュッツ:タンゴ
ピアソラ:オブリヴィオン*
ガーシュウィン (T. ミフネ編曲): フラグメント

*=オレリアン・サブレ編曲
クアチュオール・チェロペラ (チェロ四重奏団):
【クララ・ストロース/ジェレミー・ブーレ/
タチアナ・ウーデ/オレリアン・サブレ】

録音:2014 年6 月、ル・ブルジェ(フランス)
Cello(チェロ)×Opera(オペラ)=Cell’Opera(チェロペラ)の遊び心ある名前を冠し、2011 年、パリ・オペラ座管弦楽団首 席チェロ奏者オレリアン・サブレを中心として 4 人の主要メンバーによって結成されたチェロ四重奏団「クアチュオール・チェ ロペラ」。結成以来、器楽曲や声楽曲を独自に編曲し、多くの演奏会に出演している。初アルバムとなる当盤では、彼らの真 骨頂であるオペラ作品からフランス近代音楽を代表する珠玉の小品に加え、アンサンブルの魅力が最大限に引き出される タンゴやジャズのレパートリーも収録。躍動したライヴ感に満ちた演奏で、聴く者を音楽の旅へと誘う。 一部の収録曲はBION RECORDS のホームページより楽譜の購入可能。

Goodies
78CDR-3734(1CDR)
ベートーヴェン:「魔笛」の主題による7つの変奏曲変ホ長調 WoO.46 アルフレッド・コルトー(P)
パブロ・カザルス(Vc)

仏 DISQUE "GRAMOPHONE" DA915/6
1927年6月21日ロンドン、クイーンズ・ホール(大ホール)録音
ピアノのアルフレッド・コルトー(1877-1962)とヴァイオリンのジャック・ティ ボー(1880-1953)とチェロのパブロ・カザルス(1876-1973)のトリオによる録音 は1926年7月-1928年12月の2年間にイギリスのHMVによってなされた。録音順に 記すと、1.シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番 78CDR-3131(1926年7月5-6 日)、 2.ハイドン:ピアノ三重奏曲ト長調 78CDR-3199(1927年6月20日)、3.メンデルス ゾーン:ピアノ三重奏曲第1番 78CDR-3723(1927年6月20-21日)、4.シューマン: ピアノ三重奏曲ニ短調 78CDR-3728(1928年11月15 & 18日、12月3日)、5.ベート ーヴェン:ピアノ三重奏曲「大公」78CDR-3009 & 78CDR-3157(1928年11月19日& 12月3日)。このベートーヴェンはトリオ録音の2年目のハイドンとメンデルス ゾーンのセッション時にコルトーとカザルスの二人で行われた。 (グッディーズ)

Edition HST
HST-115(1CD)
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813);コロヴラート弦楽四重奏曲集第2巻
弦楽四重奏曲ニ短調Weinmann Va:d1=d2 ( ca.1780 )
弦楽四重奏曲ト短調Weinmann Va:g2 ( ca.1780 )
弦楽四重奏曲ハ長調Weinmann Va:C4( ca.1780 )
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ:
【松井利世子(Vn)、福本 牧((Vn)、 小澤 恵(Va)、小原 圭(Vc)】

録音:2018 年 2 月、東京・古石場文化センター・ホール・ライヴ
※全曲世界初録音
第二次世界大戦後、散逸していた「コロヴラト・コレクション」は、2014 年プラハ国立博物館な?の協力により再発見され、今回のライヴ収録を迎えた。「疾風怒濤四重奏曲」にふさわしいニ短調、ト短調を含む3 曲を収録。 ニ短調(d1)は、典型的なヴァンハル・カルテット;ヴァイオリン VS 伴奏3名;憂鬱なソロと大衆の対話がなされ、長大な展開部へと発展する。ヴァンハルのト短調は、計 3 曲とされるが、残念ながら(g1)1曲が行方不明のため、今回で2曲すべて出揃う事となる。

ALBANY
TROY-1724(1CD)
ロバート・クサヴァー・ロドリゲス(b.1946):室内楽作品集
「全ての女性に〜グスタフ・クリムトの4 つの印象」(2016)
ショチケツァル(2015)〜ヴァイオリンとピアノのための*
メタ4(1993)〜弦楽四重奏のための
アメルネット四重奏団(弦楽四重奏)
クロエ・トレバー(Vn) *、
ジェフ・ランコフ(P) *
ロドリゲスはナディア・ブーランジェ、ジェーコブ・ドラッグマン、エリオット・カーターらに作曲 を師事、アメリカ国内では高く評価されており、ネヴィル・マリナー、アンタル・ドラティ、レナー ド・スラットキンなどにより作品は演奏されている。彼の作風は近代フランス、後期ロマン派の 影響が濃く、特に弦楽四重奏のための《グスタフ・クリムトの 4 つの印象》では作品の題材から もわかるようにシェーンベルクの浄夜やドビュッシー、ラヴェルの様式が折衷されたような華麗 なスタイルで書かれている。アメリカ新ロマン主義の重要な作曲家を知る上で最適の一枚。

GEGA NEW
GD-394(1CD)
シメオン・ピロンコフ:アコーディン、四分音アコーディオンを含む作品集
「スキン・ダブル」(2010)〜Fl, Cl, アコーディオン, Perc, Vc
「絡み」(2009)〜四分音アコーディオン独奏 *
「落下」(2006)〜中国笙、四分音アコーディオン **
「Nach dem(vor)bild(ode vor?)」(2009) 〜Vc, Fl, 四分音アコーディオン #
ドラゴミル・ヨシフォフ(指)ムジカ・ノヴァ・ソフィア・アンサンブル
クラシミル・ステレフ(四分音アコーディオン) *,**
ウ・ウェイ(笙)**
トリオ・アモス#
シメオン・ピロンコフの生年は公表されていないが、ブックレットの記載からブルガリア の中堅以上の作曲家と思われる。ウィーン大学で作曲と指揮を学んだ後、指揮者として ヨーロッパ各地で野心的なプログラムのコンサートを行い、ウィーン・モデルン、ソフィア・ ミュージック・ウィークス、ザルツブルク音楽祭などに出演した。アンサンブル・ルシェルシ ェ、クラングフォルム・ウィーン、アンサンブル 2e2m などにも度々客演している。作曲家と しては四分音、リード系の持続音楽器に少なからず関心があり、このアルバムには四分 音アコーディオン、中国笙とのコラボレーション作品、様々な楽器との作品が収められて いる。どれも音色、音律の違いから生じるモアレ効果や独特の色彩のグラデーションの変 化が面白く、大いに聴きどころ。

GALLO
GALLO-1509(1CD)
「フルートと歌」〜トリオ・トレッロ
ドニゼッティ:私は海に家を建てたい
ベッリーニ:3つのアリエッタ
(熱い願い,私のフィッレの悲しげな姿よ、麗しい月よ)
サン=サーンス:見えない笛
フォーレ:幻想曲 Op.79
カプレ:来るのだ、見えない笛よ
ラヴェル:魔法の笛
フェル:恋にとらわれた羊飼い
バッハ:市制は神の賜物
マルタン:贈り物
アンドレーエ:4つの詩 Op.23
ピアフ:ミロール
ガーシュウィン:サマータイム
トリオ・トレッロ:
【ヴァレンティーナ・ロンディーノ(Ms)
トンマーゾ・マリア・マッジョリーニ(Fl)
ニコラス・モッティーニ(P)】
様々な作曲家の声楽作品を、メッゾソプラノ、フルート、ピアノの三重奏で演奏している。 トリオ・トレッロはスイス、ルガーノのスイス・イタリア語圏音楽院で学んでいた三人によって 結成され、2011年から活動している。メッゾソプラノのヴァレンティーナ・ロンディーノはル ガーノ生まれ。フルートのトンマーゾ・マリア・マッジョリーニはミラノ出身。ピアノのニコラ ス・モッティーニは、スイスのベッリンツォーナの出身。
GALLO
GALLO-1499(1CD)
クラリネット・オブリガート付きの知られざるアリア
メルカダンテ:ポプリ〜Fl、Ob、Cl、バセットHr、Pf
ロッシーニ:変奏曲 ハ長調〜Cl、Pf
 粉屋の娘が望むなら〜Cl、Pf
 「アルジェのイタリア女」―許してくれ、慈悲深い愛よ〜テノール、Cl、Pf
ドニゼッティ:神である主よ〜バス、Cl、Pf
メルカダンテ:正しく行う人〜バス、Cl、Pf
ドニゼッティ:軽い空の空気〜テノール、Cl、Pf
メルカダンテ:あなたに感謝する〜テノール、Cl、Pf
ロッシーニ:導入、主題と変奏〜Cl、Pf
アリア・アンサンブル:
【ルイージ・マジストレッリ(Cl,バセットHr)
マリーナ・デリンノチェンティ(P)
フィリッポ・ピーナ・カスティリョーニ(T)
リッカルド・リストーリ(Bs)
グイード・トスキ(Ob)
ディエゴ・コッリーノ(Fl)】

録音:2014 年3 月、4 月、6 月 イタリア,ガッララーテ
19世紀のイタリアのレパートリーにおけるテノールもしくはバスの声とオブリガート・クラリネ ットによる知られざるアリア集 と題されている。ジョアキーノ・ロッシーニ(1792‐1868)、サヴェ ーリオ・メルカダンテ(1795‐1870)、ガエターノ・ドニゼッティ(1797‐1848)の声楽曲と器楽 曲。ルイージ・マジストレッリはミラノ近郊サント・ステーファノ・ティチーノ生まれのクラリネット 奏者。ミラノ音楽院で学んだ後、オーケストラの奏者として、ソリストとして活躍している。フィリ ッポ・ピーナ・カスティリョーニは30年以上活躍しているイタリアのテノール。リッカルド・リスト ーリも30年以上活躍しているイタリアのバリトン。
GALLO
GALLO-1525(1CD)
クラリネットとギターのためのイタリアのセレナーデ集
グラニャーニ:クラリネットとギターのための二重奏曲
パガニーニ(アモーレ編):セレナーデ
クボーニ:主題と変奏
ナーヴァ:クラリネットとギターのための二重奏曲第3番
ジュリアーニ:セレナーデ Op.127
バルビ:5つの少夜想曲
カルッリ:3つのクラリネットとギターのための夜想曲
ロッシーニ(アモーレ編):タランテッラ
ルイージ・マジストレッリ(Cl)
ブルーノ・ジュッフレーディ(G)
ラウラ・マジストレッリ(Cl)
クリスティーナ・ロマノー(Cl)

録音:2017 年 8 月
19世紀のイタリアの作曲家によるギター伴奏によるクラリネット曲集。フィリッポ・グラニャー ニ(1768-1820)、ライモンド・クボーニ(1782-1842)、アントーニオ・ナーヴァ(1775-1826)、マ ウロ・ジュリアーニ(1781-1829)、マッテオ・バルビ(19世紀)、フェルディナンド・カルッリ (1770-1841)、そしてロッシーニの作品を収録。ギターの伴奏だと音楽の親しみやすさがグ ンと増すのが面白い。 ルイージ・マジストレッリはミラノ近郊サント・ステーファノ・ティチーノ生まれのクラリネット奏 者。ブルーノ・ジュッフレーディはミラノ生まれのギター奏者。

299 MUSIC
NIKU-9017(1CD)
税込定価
ヴェネツィアン・バロックの栄華
アルビノーニ:《室内での和声の楽しみ》作品6(c.1711)より
 ソナタ第5 番 ヘ長調
 ソナタ第6 番 イ短調
《教会ソナタ集》作品4 より(1704)
 ソナタ第4 番 ト短調
 ソナタ第6 番 ロ短調
ヴィヴァルディ: 《12 のヴァイオリン・ソナタ集》作品2(1709)より
 ソナタ第1 番 ト短調 RV 27
 トリオ・ソナタ ハ長調RV 82 (1730/31)
 トリオ・ソナタ ト短調RV 85 (1730/31)
アンサンブル LMC:
【丸山 韶(Vn、リーダー)
島根朋史(Vc)、金子 浩(Lute)、上尾直毅(チェンバロ&オルガン)】

録音:2018 年4 月17-19 日、三鷹市芸術文化センター 風のホール,
聖と俗が交差する街、ヴェネツィア。バロック時代、この地に大きな足跡を残した二人の作曲家、ヴィヴァルディとアルビノ ーニの生命力あふれる旋律に人々は心を震わせた。新世代のバロック・ヴァイオリニスト丸山韶が自身のアンサンブルととも に、創意に満ちた18 世紀のソナタの諸相を濃密に描き出す。

Hyperion
PCDA-68227
国内仕様盤
税込定価

CDA-68227(1CD)
ショパン:チェロ・ソナタ&シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ
ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3
オーギュスト・フランショーム:夜想曲ハ短調 Op.15-1
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op.65、
 あるべきものなく Op.74-13(イッサーリス編)
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D821、
 夜と夢 D827(イッサーリス編)
スティーヴン・イッサーリス(Vc)、
デーネシュ・ヴァーリョン(P/エラール1851)

録音:2017年12月3日−5日、コンサート・ホール、ワイアストン・エステイト(モンマス)
イギリスが誇る世界的名チェリスト、スティーヴン・イッサーリス。ショパンの「チェロ・ソナタ」、そしてシューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ」という至高の名曲アルバムが、2018年11月の来日公演を記念して国内仕様盤で登場! 伴奏は、「シューマンのチェロ作品集(CDA-67661)」の名盤で共演したハンガリーの名手、デーネシュ・ヴァーリョンが弾く、1851年製のエラール・ピアノ。ボーナス・トラックとして、イッサーリスが編曲したショパンとシューベルトの歌曲からのアレンジメントが収録されているところも嬉しいポイント。
英国王立音楽アカデミーより貸与されたストラデヴァリウス1726 "Marquis de Corberon"を華麗に操るイッサーリスの馥郁たるショパン&シューベルトにご期待あれ!

Prima Facie
PFCD-078(1CD)
クラリネット・ファンタジー
バックス:クラリネット・ソナタ ニ長調
ホロヴィッツ:クラリネットとピアノのためのソナチナ変ロ長調
バトラー:4つの性格的小品「バーロウ・デイル」
アイアランド:幻想的ソナタ
ナディア・ウィルソン(Cl)、
マーティン・バトラー(P)

録音:2014年−2015年
2009年の国際イスラエル音楽コンクールで第2位に輝いた実績を持ち、ロンドン・ミリアド・アンサンブルのクラリネット奏者として活躍するナディア・ウィルソンのソロ・デビュー・アルバム。クラリネットのための近代英国の秀作、バックス、ホロヴィッツ、アイアランドのソナタと肩を並べるマーティン・バトラー(1960−)の「4つの性格的小品」は世界初録音。コンサートピースとしてもオススメしたい華やかな作品です。
Prima Facie
PFCD-073(1CD)
デイヴィッド・ヘイズ〜コンポーザーズ・ポートレート
無人地帯/祈り/汚れなき薔薇
ホールド・オン/パッシェンデール
ホエン・アイム・ゴーン/遠くへ
サハラ/最後のポピー/星々の下に
イルマリネン/赤いポピーが咲いた
万里の長城
デイヴィッド・ヘイズ(Cb)、ジョー・プリンドル(Cb)、ジェマ・アシュクロフト(Cb)、ジョジー・ジョビンズ(Cb)、アレクサンダー・ヒーザー(Cb)、サラ・プール(S)、デレク・ハリス(P)

録音:2017年1月(イギリス)
これまでに500曲を超える作品を作曲してきたイギリスのコンポーザー=コントラバシスト、デイヴィッド・ヘイズの自作自演を含むポートレート・アルバム。第1次世界大戦の鎮魂歌「無人地帯」や、ビリー・ホリデイの生誕100周年を記念したトリビュート作品「ホエン・アイム・ゴーン」など13作品を収録。
※当タイトルはCD-R盤での入荷の可能性がございます。予めご了承下さい。

Avie
AV-2390(1CD)
ハンス・ガル&ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲集
ハンス・ガル:ピアノ三重奏曲ホ長調 Op.18、
 ウィーンの民謡による変奏曲 Op.9
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番ホ短調 Op.67
ブリッグス・ピアノ三重奏団
〔サラ・ベス・ブリッグス(P)、デイヴィッド・ジュリッツ(Vn)、ケネス・ウッズ(Vc)〕

録音:2018年3月11日−13日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
ピアノ独奏作品から室内楽、協奏曲、交響曲全集まで、Avie Recordsによる精力的なリリースにより、再評価が進んでいる20世紀オーストリア&スコットランドの作曲家ハンス・ガル(1890−1987)。モダニズムが流行するヨーロッパで、ブラームスの孫弟子として後期ロマン主義の伝統的な作曲技法と旋律美を貫いたハンス・ガルの音楽。息を呑むような美しさと抒情性を湛えたガルのピアノ三重奏曲に、20世紀室内楽の記念碑的作品であるショスタコーヴィチのピアノ三重奏曲第2番を収録。
この録音のための結成されたブリッグス・ピアノ三重奏団は、2013年にハンス・ガルの交響曲全集の録音を完成させるなど、ハンス・ガル・プロジェクトを牽引してきたケネス・ウッズに、ガルのピアノ協奏曲録音(AV 2358)でもウッズと共演したサラ・ベス・ブリッグス、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズのコンマスを務めたデイヴィッド・ジュリッツの3人の名手によるアンサンブルです。

ABC Classics
ABC-4816430(10CD)
特価・限定生産
エレーナ・カッツ=チェルニン・コレクション

【CD1】
カデンツァ、ディヴィエーションとスカルラッティ/紫の前奏曲/コンチェルティーノ/厳粛な黒ドレスでの変奏曲/時計/ロシアン・ラグ
【CD2】
演奏会用組曲「野の白鳥」/ピアノ協奏曲第2番/神話
【CD3】
バタフライング/その後*/対話*/ロシアン・ラグ イ短調*/リチャードのために*/オール・シングス・コンスパイア/エリザ・アリア*/雨のパズル/ヴォカリーズ/ニックのための子守歌*/ありし日のワルツ/映画/マルカート*/スリックド・バック・タンゴ*/青い涙/秋/ブラック・タイ
【CD4】
唐傘の踊り*/スケルツィーノ*/青の沈黙/ゼルノ*/プレイ・プロパリ/ロシアン・トッカータ*/アドリフト/ナイーヴなワルツ/コラール/シューベルトのブルース/雨のパズル(4手連弾版)*/サンシャイン・ジャーナル(抜粋)*
【CD5】
愛の印/送られなかったラブレター/ビハインド・ユアー・パールズ/黒猫/スレッズ・オヴ・グレイ・ヴェルヴェット/サラバンド/ガーデン・ゴシック/ベリー・シャイニー/アブサン・カクテル/体操選手/1つのテーブル、1つの椅子/卵の殻/架空のビル/ピアノの塔/フォノメトリシャン/モダン・ロマンティック/夕暮れのメイプル/火曜日のスーツ/ワンダー・アバウト・ユアセルフ/パチョリ/ノート/評論家へのポストカード/4/7拍子の踊り/ビキ/暗闇/誰がためにそれは鳴る
【CD6】
(1)唐傘の踊り*
(2)深い海の夢
(3)メモリアル・ラグ
(4)青の沈黙
(5)ロシアン・ラグ
(6)ヴィクターの心
(7)バタフライング
(8)プラヴノ・スロヴォ
(9)結婚組曲
(10)ページめくり
(11)青の沈黙
(12)銀の真珠
(13)食物連鎖
(14)ピタパタ
(15)青い空
【CD7】
(1)トルク
(2)シューベルトのブルース
(3)アンセムによる幻想曲
(4)リ=インヴェンション
(5)ロシアン・ラグ
(6)恐怖の部屋
(7)前奏曲とキューブ
【CD8】
(1)丑三つ時〜8本のコントラバスとオーケストラのための
(2)ビッグ・ラップ
(3)ゴールデン・キッチュ
【CD9】
(1)サンシャイン・ジャーナル
(2)3人のダンサーたち
(3)フリーティング・モーメント第2番&第4番
(4)スリックド・バック・タンゴ、フェイデッド・カーテンズ、ノンシャランス、アフターワーズ、ペギーズ・メヌエット・ラグ
(5)ディーヴァ
【CD10】
ズーム・アップ・ジップ/ディスプレイスド・ダンス/ヘヴン・イズ・クローズド
【CD1】
シドニー・アルファ・アンサンブル、デイヴィッド・スタンホープ(指)
【CD2】
ジェーン・シェルドン(S)、イアン・マンロー(P)、タスマニアSO、オラ・ルードナー(指)
【CD3】
タマーラ=アンナ・シスロフスカ(P)、タマーラ=アンナ・シスロフスカ&エレーナ・カッツ=チェルニン(ピアノ4手連弾)*
【CD4】
タマーラ=アンナ・シスロフスカ(P)、タマーラ=アンナ・シスロフスカ&エレーナ・カッツ=チェルニン(ピアノ4手連弾)*
【CD5】
タマーラ=アンナ・シスロフスカ(P)
【CD6】
(1)タスマニアSO、ベンジャミン・ノーシー(指)
(2)ゴンドワナ・ヴォイセズ、サリー・ウィットウェル(P)、リン・ウィリアムズ(指)
(3)ゴンドワナ・ヴォイセズ、アナ・マクドナルド(Vn)、アリス・エヴァンス(Vn)、ブレット・ディーン(Va)、ピーター・モリソン(Vc)、リン・ウィリアムズ(指)
(4)クレア・エドワーズ(マリンバ)、ジェイソン・ノーブル(バス・クラリネット)
(5)サリー・ウィットウェル(P)
(6)ヴァイニー=グリンベルク・ピアノ・デュオ
(7)ゴンドワナ・ヴォイセズ、サリー・ウィットウェル(P)、リン・ウィリアムズ(指)
(8)ビラリー・ブロックス(P)、ジャスティン・ファヴェル(P)、スティーヴン・フィリップス(Vn)、デイヴィッド・モンゴメリー(打楽器)
(9)ローラ・キスレット(Fl)、トーマス・ジョーンズ(Vn)〕
(10)ダニエル・デル・ピノ(P)
(11)ローラ・キスレット(Fl)
(12)アンサンブル「カリスマ」
(13)リオール、アイディア・オヴ・ノース、ニック・ベグビー(ボディ・パーカッション)
(14)エレーナ・カッツ=チェルニン(P)、ディアナ・ドハーティ(Ob)、ゴールドナーSQ
(15)アイディア・オヴ・ノース、エレーナ・カッツ=チェルニン(P)、アレクサンドレ・オゲイ(コールアングレ)、ゴールドナーSQ
【CD7】
(1)ジェームズ・クラブ(クラシカル・アコーディオン)、タマーラ=アンナ・シスロフスカ(P)、オーストラリア室内O、リチャード・トネッティ(指)
(2)ステファニー・マッカラム(P)
(3)タマーラ=アンナ・シスロフスカ(P)、アデレードSO、デイヴィッド・スタンホープ(指)
(4)ジェネヴィーヴ・レイシー(リコーダー)、フィンダース・クヮルテット
(5)ドンナ・コールマン(P)
(6)〔マーシャル・マクガイア(ハープ)
(7)ジェーン・シェルドン(S)、オーストラリア・ブランデンブルクO&cho、ポール・ダイアー(指)
【CD8】
(1)ケース・ボースマ、ティモシー・ダニン、アレックス・ヘネリー、マックス・マクブライド、カースティ・マッカホン、マシュー・マクドナルド、ロバート・ネアン、カロ・ビジランテ(Cb)、オーストラリア・ワールド・オーケストラ、アレクサンダー・ブリガー(指)
(2)メルボルンSO、ブラムウェル・トヴェイ(指)
(3〔クレア・エドワーズ(打楽器)、メルボルンSO、ベンジャミン・ノーシー(指)
【CD9】
(1)(2)オーストラリア・ワールド・オーケストラ
(3)ジェーン・シェルドン(S)、アイロンウッド
(4)ローレライ・ダウリング(Fg)、エレーナ・カッツ=チェルニン(P)
(5)ルミネセンス・チェンバー・シンガーズ、タマーラ=アンナ・シスロフスカ(P)
【CD10】
アデレードSO、デイヴィッド・スタンホープ(指)

録音:1996年頃−2017年
ウズベキスタンの首都タシケント出身で、その後オーストラリアへと渡り、現在の同国を代表する作曲家の1人として活躍するエレーナ・カッツ=チェルニン(1957−)の60歳を記念して製作されたボックス・セット。
タンゴやラグタイム、クレツマー、キャバレー・ミュージックなどの様々な音楽のスタイルを採り入れて確立した数多くの作品が収録されています。また、オーストラリア・ワールド・オーケストラやタスマニアSO、アデレードSOなどオーストラリアを代表するオーケストラの起用からも、カッツ=チェルニンの存在感の大きさを窺い知ることができます。

Dynamic
CDS-7808(2CD)
NX-D03
パガニーニの精神
パガニーニ:春 MS73(ヴァイオリンとピアノ版)
ペルペトゥーラ(ソナタの無窮動楽章) MS66(ヴァイオリンとピアノ版)
ナポレオン・ソナタ MS5(ヴァイオリンとギター版)
カンタービレ ニ長調 Op.17 MS109
『ロッシーニのタンクレディ』から序奏と変奏曲「イ・パルピティ」 イ長調
24の奇想曲 Op.1-第24番 イ短調(ヴァイオリンとピアノ版)
マエストーサ・ソナタ・センティメンターレ Op.27 MS 51(ヴァイオリンとピアノ編)
ヴァイオリン協奏曲 第3番 ホ長調 MS50
マリオ・ホッセン(Vn)
ナージャ・ヘーバルト(P)
リュドミル・ペトコフ(P)
アレクサンダー・スヴェーテ(G)
ナイデン・トロドフ(指)
カメラータ・オルフィカ(アンサンブル)
ブルガリア国立放送O

録音:2017年6月
パガニーニの作品を全て録音することを命題とするDYNAMICレーベルならではの希少作品を集めた1枚。パガニーニの 初稿を忠実に再現したピアノ伴奏による「春」や、ナポレオン・ソナタ、奇想曲第24番のピアノ伴奏版など珍しい作品ば かりが収録されています。アルバムのハイライトは「ヴァイオリン協奏曲第3番」のエキサイティングな演奏。1826年頃に 作曲されたものの楽譜が紛失、1971年にシェリングが復活蘇演した作品です。ヴァイオリンのマリオ・ホッセンは8歳でソ リストとしてデビュー、パリではジェラール・プーレに指導を受け才能を育みました。極めて知的な演奏を繰り広げていま す。

フォンテック
FOCD-9787(1CD)
2018年8月8日発売
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 Op.135
弦楽四重奏曲第8番 ホ短調 Op.59-2 「ラズモフスキー第2番」
ウェールズSQ
[ア谷直人(Vn)、三原久遠(Vn)、横溝耕一(Va)、富岡廉太郎(Vc)]

録音:2018年2月1、5・6日、5月1日
富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ
ウェールズ弦楽四重奏団による<ベートーヴェン全集2>。 第2 番&第12 番を収録し、「純度の高い響きによる思索的な演奏」という高い評価を得た第 1 集(FOCD9752)。 本作は、最後の作品番号を有し<精神の開放>へと向かう第16 番、そして色濃い情熱に満ちた 中期様式による第8 番を収録。 音楽の高みに畏敬の念を持ちながら、しかし臆することなく、作品の内面に迫ろうとするウェー ルズのアプローチ。精細な演奏からは、音楽そのものが立ち昇ります。 (フォンテック)

Capriccio
C-5302(1CD)
NX-B07
ドップラー:フルート作品全集 第8集
1.“アデリーナ・パッティ夫人の思い出に”ベッリーニの『歌劇「夢遊病の女」のモティーフによるパラフレーズ Op.42(F)
2.子守歌 Op.15(F)
3.幻想曲「ヴァラキア地方の歌」 Op.10(F)
4.牧歌「リジの思い出に」 Op.34(F)
5.フランツ・ドップラーのハンガリー歌劇「イリカ」によるポプリ(C)…世界初録音
6.ベッリーニの歌劇「ノルマ」によるお好みの小品(F)…世界初録音
7.ボワエルデューの歌劇「白衣の婦人」による二重奏(F)…世界初録音
8.ベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」Op.47-第2楽章の主題による幻想曲(F)…世界初録音
9.ハンガリーの主題による独奏用の3つの変奏曲 Op.4(C)…世界初録音
クラウディ・アリマニー(Fl)…1-9
工藤重典(Fl)…1
フィリップ・ベルノルド(Fl)…7
アラン・ブランチ(P)…1.2.3
アルトゥール・ノニェス(Hrn)…4
ジョン・スティール・リッター(P)…4
ミシェル・ワーヘマンス(P)…5.6
クリスティアン・ポラック(指)マラガPO…8
レオナルド・マルティネス(指)エルチェ市立SO…9

録音 2007年-2017年カタロニア
CD10枚のリリースを予定しているドップラー兄弟のフルート作品全集第8弾。生前はフルート奏者、指揮者として活 躍し、作曲家としてもオペラやバレエなど幅広い作品を残した彼ら。現在ではフルート作品がよく知られていますが、こ こに収められた知られざる曲にはフランツの手によるオペラを下地にしたものもあり、彼らの華やかな才能を存分にうか がい知ることができます。プロジェクトの中心は、師であるランパルの信頼篤いクラウディ・アリマニー。デュオ作品には盟 友工藤重典やフィリップ・ベルノルドなどの名手たちが参加しています。

Forgotten Records
fr-1492(1CDR)
スメタナSQ/初期録音集〜スメタナ&ドヴォルザーク
スメタナ:弦楽四重奏曲第1番 ホ短調「我が生涯より」*
 弦楽四重奏曲第2番 ニ短調# 〕
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第14番 変イ長調 Op.105 +
スメタナSQ

録音:1950年10月2日# 、5日# 、11日# 、1953年9月10日+ 、1953年11月10日-14日*
※音源: Supraphon, LPV 420 (*/#), LPM 227 +, DV 5496 (*/#), SUA 10329 (*/#), D-20102 *, DM 5271 +
Forgotten Records
fr-1501(2CDR)
モーツァルト:ピアノ三重奏曲全集
第1番 変ロ長調 K.254 /第2番 ト長調 K.496
第3番 変ロ長調 K.502 /第4番 ホ長調 K.542 #
第5番 ハ長調 K.548 # /第6番 ト長調 K.564
ヴィクトル・アイタイ(Vn)
ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)
アギ・ヤンボル(P)

録音:1951年-1952年
※音源: Period SPLP 521-23、SAGA XID 5235 #
Forgotten Records
fr-1471(1CDR)
カーティスSQのシューマン
弦楽四重奏曲第1番 イ短調 Op.41-1-3弦楽四重奏曲曲第3番 イ長調 Op.41-3
カーティスSQ
[ヤッシャ・ブロドスキー(Vn1)
 ルイス・バーマン(Vn2)
 マックス・アロノフ(Va)
 オーランド・コール(Vc)]

録音:1952年4月
※音源: Westminster WL 5166
Forgotten Records
fr-1474(1CDR)
マックス・カイザーSQ他〜ハイドン
チェンバロとヴァイオリンの為の二重協奏曲 ヘ長調 Hob.XVIII: 6 *
弦楽四重奏曲第67番 「ひばり」#
弦楽四重奏曲第77番 「皇帝」#
ラファエル・プヤーナ(Cemb)
ミシェル・ショーヴトン(Vn)*
ジャック・ミション(指)フランスCO*
マックス・カイザーSQ [マックス・カイザー(Vn1)、ミラダ・ブロシュ(Vn2)、リヒャルト・カイザー(Vn2)、ヘルベルト・ナウマン(Vc)]

録音:1960年頃*、1955年#
※音源: Lumen, LD 2444 *、 Imperial, ILP 112 #
Forgotten Records
fr-1486(1CDR)
ファイン・アーツSQ 、ケル、ドクトル、ライゼンバーグ
ブラームス
:クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115 *
2つのヴィオラ・ソナタ Op.120 #
レジナルド・ケル(Cl)
ファイン・アーツSQ *
パウル・ドクトル(Va)# 
ナディア・ライゼンバーグ(P)#

録音:1951年10月2日-5日* 、1955年6月、エソテリック・スタジオ、ニューヨーク#
※音源: 米Decca DL 9532 *、Westminster XWN 18114 #

CPO
CPO-555045(1CD)
NX-B10
アルベルト・ロルツィング:ハルモニームジーク集
アンドレアス・N・タルクマンによる管楽編曲

歌劇「レジーナ」序曲
歌劇「皇帝と船大工」序曲
歌劇「密猟者」ハルモニームジーク
シュトゥットガルト・ウィンズ
SWRSO団員による管楽アンサンブル
【メンバー】
ギャビー・パス=ヴァン・リエト(Fl)
アンネ・アンゲラー(Ob)
アネッテ・シュッツ(Ob)
ディルク・アルトマン(Cl)
ルドルフ・ケーニヒ(Cl)
ヴォルガンク・ヴィフラー(Hrn)
ヨーゼフ・ヴァイスタイナー(Hrn)
ハンノ・デンネヴェク(Fg)
エドゥアルド・カルツァーダ(Fg)
フェリックス・フォン・ティペルスキルヒ(Cb)

録音:2017年3月14-17日
‘ハルモニームジーク’とは管楽器の合奏全般を指す言葉で、1780年代、ドイツを中心とした貴族階級で流行した形 態です。貴族たちが食事や催事の時に客をもてなすため、音楽家を侍らせて当時最先端のオペラのメロディを編曲、 演奏したというもので、管楽アンサンブルのための数多くの編曲が世に出たことで知られています。 アンドレアス・N・タルクマンは1956年ハノーファー生まれの作曲家。アレンジャーとしても知られ、これまでにもワーグ ナーの「指環」や、ベルクのヴァイオリン協奏曲の室内アンサンブル版などでの巧みな編曲が話題になった人です。今 回はロルツィングのオペラの名旋律を管楽アンサンブルに編曲、最近ではあまり演奏されることのないロルツィング作品 の楽しさと素晴らしさを、もう一度洗い直して、新鮮な面持ちで聴かせてくれます。

TOCCATA
TOCC-0409(1CD)
NX-B03
ヴェンツェル・ハインリヒ・ファイト(1806-1864):弦楽四重奏曲集 第2集
弦楽四重奏曲 第3番 変ホ長調 Op.7(1838)
弦楽四重奏曲 第4番 ト短調 Op.16(1840)
ケルテスSQ(ピリオド楽器使用)
【メンバー】
カタリン・ケルテシュ(Vn)
ジーン・ペテルソン(Vn)
ニコラ・ブレーキー(Va)
クレッシダ・ナシュ(Vc)

録音:2016年5月11-13日
19世紀の始め、オーストリア=ハンガリー帝国(オーストリア帝国)によって支配されていたチェコの小さな村リトムニェジツェに 生まれたファイト。法律家を目指し、15歳の時にプラハへ行きますが、2年後に相次いで両親を失い、家からの支援を失って しまいます。そこで彼は得意とする音楽で生活の糧を得ることを決め、様々な楽器の演奏法を独学で習得し、プライヴェート・ レッスンに励みました。法律の勉強も続け、1831年にはプラハ市役所の職員になりましたが、音楽も続け、ピアノ教師の他、 弦楽四重奏団でも演奏、この演奏会のために作曲した弦楽四重奏曲が人気を獲得したことで、作曲家への道が開けたの です。チェコにおける初期ロマン派音楽の先駆者と言えるファイト、彼の作品にはベートーヴェンからドヴォルザークに至る音楽 の変遷が宿っています。

Orchid Classics
ORC-100084(1CD)
NX-B03
サクソフォンのための音楽集
マルチェッロ:協奏曲 ニ短調(ソプラノ・サクソフォンとピアノ編)
シューベルト:君はわが憩い D776
鱒 D550
グリーグ:ホルベルク組曲 Op.40-第4曲「エア」(レネハン編)
サン=サーンス:組曲「動物の謝肉祭」より「白鳥」
ドビュッシー:アラベスク 第1番
 亜麻色の髪の乙女
ファリャ:7つのスペイン民謡
ポール・モーリス(1910-1967):プロヴァンスの風景
ピアソラ:フガータ(レネハン編):オブリビオン(レネハン編)
リムスキー=コルサコフ:熊ん蜂の飛行
吉松隆:ファジー・バード・ソナタより第2楽章「Sing,Bird」
ヒュー・ウィギン(Sax)
ジョン・レネハン(P)
オリヴァー・ウォス(ハープ)

録音:2018年3月14-15日、2018年3月16日
「熟成された音色と完璧な呼吸制御」とThe Times誌で絶賛されたヒュー・ウィギン。現在、イギリスで最も人気のあるサクソ フォン奏者の一人です。ウィグモア・ホールや北京の紫禁城コンサート・ホールでの演奏を始め、イギリス国内外のマスタークラス にも参加、フェイリオ・サクソフォン・カルテットのメンバーでもあるウィギン。このアルバムでは様々な作曲家のオリジナル、編曲作 品を朗々と演奏しています。サックス奏者に人気の高いポール・モーリスの「プロヴァンスの風景」での完璧な演奏は聴きもので す。

ES-DUR
ES-2072(1CD)
NX-B09
Gran Sestetto-大六重奏
グリンカ:大六重奏曲 変ホ長調
チャイコフスキー:アレグロ ハ短調
リャプノフ:六重奏曲 変ロ短調 Op.63
ファベルジェ五重奏団
ウルリケ・パイヤー(P)

録音:2016年12月,2017年1月
ロシアの3つピアノ六重奏曲を組み合わせた1枚。3人の作曲家はそれぞれ優れたピアニストでもあり、この作品も全てピアノが 大活躍しています。なかでもグリンカの「大六重奏曲」はそのまま「小さなピアノ協奏曲」と言ってもよいほど、ピアノに重点が置 かれており、ピアニストには高度なテクニックが要求されています。チャイコフスキーが学生時代に書いた3分足らずのピアノ六重 奏曲「アレグロ」、第3楽章“夜想曲”が珠玉の美しさを誇るリャプノフの「六重奏曲」とどれも重厚な作品です。

DIVINE ART
DDA-25169(1CD)
NX-B07
ロースソーンと、希少な作品集
アラン・ロースソーン(1905-1971):室内カンタータ
ヘールジー・スティーヴンズ(1908-1989):
Sonatina Piacevole 楽しいソナチネ
ロースソーン:Practical Cats 実用的な猫(T.S.エリオット詩)[ピーター・ディキンソン(1934-)による編集、編曲]
ベイジル・ディーン/レイモンド・ウォーレン:ばらの木(W.B.イェーツ詩)
ヴォーン・ウィリアムズ:The Willow Whistle
カレル・ジャノヴィッキー(1930-):The Little Linden Pipe
ロースソーン:弦楽四重奏曲 ロ短調
ドナルド・ワックスマン(1925-):セレナードとカプリース
アーサー・ブリス(1832-1975):The Buckle
マルコルム・リプキン(1932-2017):The Journey
ディヴィッド・エリス(1933-):Mount Street Blues
クレア・ウィルキンソン(Ms)
マーク・ロウリンソン(語り)
ジョン・ターナー(リコーダー)
ハーヴェイ・ディヴィーズ(ハープシコード)
ピーター・ローソン(P)
ステファニー・トレス(Vc)
ソレム四重奏団

録音:2017年4月-9月25169
ランカシャー州ハズリンデン出身の作曲家アラン・ロースソーンと彼の友人たちの作品集。もともとは歯医者を目指してたという 彼、作曲家を志したのは20歳を過ぎてからでした。1925年にマンチェスター音楽大学に入学、チェロとピアノ、作曲を学び、 卒業後はポーランドのザコパネへ行き、エゴン・ペトリにピアノを学び、短期間ベルリンにも留学し音楽の経験を積んだロース ソーン、1932年にイギリスに帰国してから精力的に作曲を行い、1938年に開催されたロンドンの芸術音楽協会でのコン サートで「2台のヴァイオリンのための主題と変奏」が注目され、作曲家としての地位を確立しました。このアルバムではロース ソーンの作品だけでなく、他の珍しい作品も聴くことで、20世紀前半のイギリス音楽の潮流を知ることができます。


LAWO Classics
LWC-1150(1CD)
変容〜ノルウェーのチェロ作品集
カール・グスタフ・スパッレ・オールセン:変容 Op.80 no.2(チェロ独奏のための)
オイスタイン・ソンメルフェルト:チェロ独奏のための小組曲 Op.43
アルネ・ヌールハイム:呼ぶ(チェロ独奏のための)
ダーヴィド・モンラード・ヨハンセン:チェロとピアノのための組曲 「バラード組曲」 Op.24
グリーグ:チェロソナタ イ短調 Op.36
フリーダ・フレードリケ・ヴォーレル・ヴェールヴォーゲン(Vc)、
イングリ・アンスネス(P)

録音:2017年1月23日−26日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
アルバム『変容(Metamorfose)』では、ノルウェーのチェロ音楽の核となる作品が5曲演奏されます。1883年にドレスデンで初演され、「活気、印象的な美しいメロディ、陽気な踊りのリズム、劇的なクライマックス」の音楽が広く親しまれているグリーグの「チェロソナタ イ短調」。スパッレ・オールセン(1903−1984)の「変容」とソンメルフェルト(1919−1994)の「小組曲」、モンラード・ヨハンセン(1888−1974)の「バラード組曲」がグリーグのスタイルをしのばせる一方、アルネ・ヌールハイム(1931−2010)の「呼ぶ」は、強い表現性をもった音楽です。「たそがれゆく時代に慰めを求める人類の叫び」(ヌールハイム)。『旧約聖書』の詩編130番「深い淵の底から、主よ、あなたを呼びます」から曲名がとられました。フリーダ・フレードリケ・ヴォーレル・ヴェールヴォーゲン(1988−)は、オーゲ・クヴァルバイン、トルルス・モルク、フランス・ヘルメション、トルレイフ・テデーエンに学び、主に室内楽奏者、オーケストラのプレーヤーとして活躍しています。楽器は、ニコラ・リュポが1823年に製作したチェロ。ピアニストのイングリ・アンスネス(1978−)は、ソロ活動と、現代ノルウェーの作曲家やアンサンブルとのコラボレーションがよく知られています。

Fondamenta
FON-1802031(2CD)
ジュール・マットン:作品集 Vol.1
ピアノ三重奏曲
ミシェル・ウエルベックの詩による5つの歌
弦楽四重奏曲ハ短調
フィリップ・ジャコテの2つの詩による「Si je me couche contre la terre」
ジャンヌ・クルーソー(S)、
フルール・グリュナイセン(Fl)、
ピエール・ジェニソン(Cl)、
ヤン・ルヴィオノワ(Vc)、
レミー・ダヴィド・ユルザリ(Cb)、
ギョーム・ヴァンサン(P)、
ジュール・マットン(P)、
ドビュッシーSQ
1988年生まれ、2013年にジュリアード音楽院を卒業したフランスの若き作曲家、ジュール・マットンの作品集第1弾。師であるジョン・コリリアーノから「驚くべき才能」、「完璧なテクニック」と称されたマットンの室内楽と歌曲。フランスの名クヮルテット、"ドビュッシーSQ"のほか、パリ国立高等音楽院(CNSMD)で学んだ若き有望なミュージシャンたちによる演奏です。
録音:2017年12月、サル・コロンヌ(パリ)
※このアルバムは、ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「Fidelity CD」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「Mobility CD」(収録内容は同一)の2枚のディスクが封入されています。

Cala
CACD-77028(1CD)
天の道を下って

(1)リグニー:終点
 (2)哀歌〔ギディ・イフェルガン(G)、レベッカ・ルート
 (3)ホワイトサイプレスパインの歌
 (4)天の道を下って
 (5)夜想曲
(6)ゼハヴィ:ダイレクションズ・トゥ・ファインド
(7)グリゴリアン:多分おそらく
(8)ダスカル:クローヴァー
(9)トフ・レヴィ:ル・バット
(1)ギディ・イフェルガン(G)、ジョゼフィーヌ・ヴェインズ(Vc)〕
(2)ギディ・イフェルガン(G)、レベッカ・ルートン(Hrn)〕、ブルー・ヨンダー〔ギディ・イフェルガン(ギター&ゴング)、シドニー・ブラウンフィールド(Hrn)、サム・エヴァンス(タブラ)
(3)ギディ・イフェルガン(ギター&ゴング)、
(4)ギディ・イフェルガン(ギター&ゴング)、シドニー・ブラウンフィールド(Hrn)、ベン・ディクス(G)
(5)ギディ・イフェルガン(G)
(6)ギディ・イフェルガン(ギター&ゴング)、チェンバー・アンサンブル
(7)ギディ・イフェルガン(G)
(8)ギディ・イフェルガン(G)、イェホナタン・ギテルマン(タブラ)、ツヴィキ・モーラン(Hrn)、ダニエル・ジン(Vn)、マユ・シュヴィロ(Vc)
(9)ギディ・イフェルガン(G)、マタン・ダスカル(指)ダニエル・ジン(Vn)、イェディディア・シュウォーツ(Vn)、ミカエル・ベルコヴィチ(Va)、マユ・シュヴィロ(Vc)
セファルディをルーツとし、現在はメルボルンを拠点に活躍するギタリスト、ギディ・イフェルガンが、自身のギターと様々な共演者たちと音楽でたどるイスラエルからオーストラリアへの旅路。ギター・デュオ、ホルンや弦楽器との共演、さらにはゴングやタブラのサウンドが2つの国を繋ぎます。※使用ギター:Rominique Field 2006/Romanillos y Hijo 2008


BMC
BMCCD-261(2CD)
期間限定特価
2018年9月末まで
通常¥4752
シャーンドル・ヴェーグと彼の四重奏団
(1)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番ハ短調Op.18-4
(2)ブロッホ:弦楽四重奏曲第2 番
(3)バーバー:弦楽四重奏曲
(4)オネゲル:弦楽四重奏曲第2 番
(5)ハンス・イェリネク(1901-1969):弦楽四重奏曲第2番
(6)ベルク:抒情組曲
ヴェーグQ
【シャーンドル・ヴェーグ(Vn)、シャーンドル・ゾルディ(Vn) 、ジェルジ・ヤンツェル(Va)、パル・サボ(Vc)】

録音:(1)1956年2月4日、(2)1948年7月8日、(3)1956年2月4日、(4)1956年5月11日、(5)1952年11月3-4日、(6)1952年11月14日
音源提供:(1)-(3)SRFスイス放送、(4)-(6)WDRケルン放送提供・ モノラル
ハンガリー出身のヴァイオリニスト、シャーンドル・ヴェーグは後に指揮者、教育者としても活躍したが、ヴァイオリニストとし て最も精力的に活動していた1940年代後半から50年代にかけて自ら率いる四重奏団で録音した音源のディスク化。CD1の ベートーヴェン以外は当時の現代音楽で構成されており、ヴェーグの同時代音楽への並々ならぬ情熱が感じられる。「弦 楽のためのアダージョ」で知られるバーバーの弦楽四重奏曲における歌心あふれるカンタービレ、ロマン主義とモダニズム が拮抗するオネゲル作品での切れ味鋭いリズム、ベルクの抒情組曲におけるこの時点での彼らの能力を全て出し切ったと 思われる完全燃焼の凄演などファン聴きどころ満載。なお音源が古いため若干のノイズがあることを予めご了承下さい。

MSR
MS-1618(1CD)
悪魔のトリル
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第28 番ホ短調K.304
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1 番「雨の歌」Op.78
アロイス・ハーバ:無伴奏ヴァイオリンのための四分音の音楽(※世界初録音)
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」(クライスラー編)
アウアーバック=ピアース・デュオ:
【ダン・アウアーバック(Vn) 、ジョシュア・ピアース(P)】

録音:2017年4月
半音より狭い四分音を意図的、組織的に使った作曲の先駆者アロイス・ハーバの無伴奏ヴァイオリンのための音楽の世界初録音を収録。この作品は全4楽章からなる17分あまりの力作で資料音源としても貴重。ほかにクライスラー編によるタルティーニの他ブラームス、モーツァルトなどクラシックを収録。アウアーバック=ピアース・デュオはアメリカの中堅デュオ。
MSR
MS-1697(1CD)
ロシアのトランペット・ソナタ
ユーリ・チチコフ(1929-1990):ソナチネ
ニコライ・プラトノフ(1894-1967):トランペット・ソナタ
ユーリ・アレクサンドロフ(1914-2001):トランペット・ソナタ
マーク・ミルマン(1910-1995):トランペット・ソナタ
レオニード・リュボフスキー(b.1937):トランペット・ソナタ
ゲールマン・オクネフ(1931-1973):ソナチネ
アレクサンドル・バリシェフ(b.1940):ソナチネ
アイーダ・イサコワ(1940-2012):トランペット・ソナタ
イスカンダー・アフマドゥリン(Tp)
ナタリア・ボルシャコワ(P)

録音:2016年6、11月ミズーリ大学ウィットモア・ホール
※全曲世界発録音
20世紀ロシア、ソヴィエトの作曲家によるトランペット・ソナタを集めたディスク。いずれも珍しい曲ばかりでトランペット、吹奏楽関係者、ファンは必携の一枚。旧ソヴィエトの社会主義リアリズム政策を反映してか、作品はどれもプロコフィエフばりの明朗快活な作風が多く、トランペットの技巧が映えるように書かれている。トランペットのアフマドゥリンは長年ロシアで演奏していたが、現在はアメリカに在住し演奏活動の傍らミズーリ大学で准教授を務めている。プロ、アマを問わず新しいレパートリーを探しているトランペット奏者にお薦め。
MSR
MS-1696(1CD)
アイ・プレイ・フレンチ・ホルン〜ボブ・ワットと彼の仲間たち
永遠と愛、フォルラーヌ、ミッシング・マイルス、アメージング・グレース、ラフター、ブルー・ロンド・アラ・トゥルク、スティル・アウェイ、ほか全11 曲
ボブ・ワット(Hrn)
トッド・コックラン(P) ほか
ゲスト多数
ボブ・ワットは1970 年代にズービン・メータが常任指揮者を務めていたロス・アンジェルス・フィルの首席ホルン奏者にアフリカ系アメリカ人として初めて就任、以来 37 年間に渡りその任を勤めた。このディスクでは室内アンサンブルをバックにワットのソロを聴く。曲はクラシックの編曲ものからポップス調の曲まで多彩でほぼコックランの編曲か作品。イージー・リスニング風の気軽に楽しめる内容。ワットの艶のあるホルンの甘い音色を堪能できる。ホルン、吹奏楽ファンにお薦め。

GENUIN
GEN-18495(1CD)
アイルランドの休日
バックス:クラリネット・ソナタ ニ長調
スウィーニー:クラリネットとピアノのための二重奏曲
トリンブル:イグサの中の沼
バリー:トランペッター〜クラリネット独奏のための
ファーガソン:4つの短い小品 Op.6(b 管クラリネットとピアノのための)
バリー:ロウ
スタンフォード:クラリネット・ソナタ Op.129
ウィルソン:3 つの演奏曲 Op.97
モリアーティ:くすんだラプソディ
ジョン・ファヌーカン(Cl)
エリザヴェータ・ブルーミナ(P)

録音:2017年1月9-12日 ラ
イプツィヒ、DDD、76'44
アイルランドの休日 Irish Holidays と題されたクラリネット作品集。1911年から2016年ま で、概ねこの100年の曲を取り上げており、エリック・スウィーニー(1948-)、ジョウン・トリンブ ル(1915-2000)、ジェラルド・バリー(1952-)、チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード (1852-1924)、ジェイムズ・ウィルソン(1922-2005)などアイルランド出身の作曲家、北アイル ランド生まれのハワード・ファーガソン(1908-1999)ら、アイルランドの作曲家の作品ばかりと いうのが珍しい。バックスはロンドン生まれだがアイルランド文化に傾倒した。 ジョン・フィヌケインは1995年からアイルランドのRTE国立交響楽団の首席クラリネット奏者を 務めている。エリザヴェータ・ブルーミナとは既に「フランスの休日」と題されたCDを発売して いる(GEN-17451)。
GENUIN
GEN-18607(1CD)
「旅の楽しみ」
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5 番 ニ長調 Op.70-1 「幽霊」
シュポア:ピアノとヴァイオリンのための二重奏曲 Op.96 「旅のソナタ」
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第2 番 ハ短調 Op.66
エルデリング・アンサンブル:
【シモン・モンガー(Vn)、イェネッテ・ギエル(Vc)、サンドラ・ウルバ(P)】

録音:2017年8月28-30日 ライプツィヒ
注目を浴びているエルデリング・アンサンブルの新録音。ベートーヴェンとメンデルスゾー ンのピアノ三重奏曲と、シュポアの「旅のソナタ」を収録。「旅のソナタ」はヴァイオリンとピアノ が対等の二重奏曲で、シュポアらしい魅力に満ちた素敵な作品。 エルデリング・アンサンブルは、オーストラリア出身のヴァイオリニスト、シモン・モンガー、ドイ ツのチェリスト、イェネッテ・ギエル、リトアニアのピアニスト、サンドラ・ウルバによるピアノ三重 奏団。アンサンブルと名乗っているのは、ゲスト奏者を加えて規模を拡大することがしばしば あるから。今回は基本のピアノ三重奏で彼らの実力を存分に聞かせてくれる。
GENUIN
GEN-18611(1CD)
息吹が響きになる時
クーラウ:フルート四重奏曲 ホ短調 Op.103
ボザ:2 つのスケッチ
ジラード:川の春
トロヤーン:墓碑銘
モーツァルト:自動オルガンのためのアンダンテ ヘ長調 K.616
アンサンブル・テトラコード:
【梁凌嘉(リャン・リンジャ)(Fl)
アレナ・ヴィルスドルフ(Fl)
盧思默(ルー・シモー)(Fl)
※盧は実際には簡体字
フランツィスカ・フェルマー(Fl)】

録音:2017年3月20-23日 北京
フルートだけの四重奏曲を集めている。アンサンブル・テトラコードは、2013 年、デュッセル ドルフ・ロベルト・シューマン大学(音楽大学)の学生、中国人二人とドイツ人二人によって結 成されたフルート四重奏団。四人とも1990 年代前半生まれという若い奏者たちで、高い技量 を備えた若い才能が一致団結して音楽を作り上げる様はとても爽やかだ。フリードリヒ・クーラ ウのフルート四重奏曲 ホ短調 Op.103 は、フルート・アンサンブルでは人気の高い名曲。ウ ジェーヌ・ボザ(1905-1991)、アンソニー・ジラード(1959-)、マンフレート・トロヤーン(1949-) ら20 世紀の作曲家の作品も素晴らしい。

COL LEGNO
COL-16004(1CD)
NX-B05
ヤーコプ・グニグラー(1989-):Straight On, Downstairs, 2nd Door Left
1.eins/2.sechs/3.eing
4.Kunstgriff 13/5.drei/6.sieben
7.igen/8.funf/9.vier
10.Zufznac/11.zwei
グニグラー(アンサンブル)
【メンバー】
ヤコブ・グニグラー(作曲、テナー・サクソフォン)
フィリップ・ハルニシュ(アルト・サクソフォン)
アレクサンダー・クラナベッターTP)
サイモン・フリック(エレクトリックVn)
ユディト・フェルストゥル(Cb)
ニキ・ドルプ(ドラム)
オーストリア、ウィーン在住の若きサックス奏者、ヤーコプ・グニグラー。リンツのアントン・ブルックナー私立音楽大学でジャズと 即興を学び、ジャズ・バンドを組むだけでなく、現代音楽のアンサンブル「Pneuma」のために音楽を書いています。彼が 2013年に創立した六重奏団は、常に予期せぬ音を生み出す独自のアンサンブルです。これはフリージャズでもなくクラシック でもなく、形に縛られることのない柔軟な音楽です。

Hanssler
HC-18021(1CD)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第6番 ヘ短調 Op.80
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 D.810「死と乙女」
ミネッティSQマリア・エーマー(第1Vn)、アンナ・クノップ(第2Vn)、ミラン・ミロジチク(Va)、レオンハルト・ロチェック(Vc)】

録音:2017年6月12、13、20-22日/ウィーン王宮礼拝堂
実力派ミネッティ弦楽四重奏団が結成から15周年を記念してメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第6番とシューベルトの弦楽四重奏曲「死と乙女」をリ リースします。充実著しい当団が結成時より演奏し続けてきた同作品の満を持しての録音となりました。
ミネッティ弦楽四重奏団は2003年に結成された若手アンサンブル団体。ウィーン国立音楽演劇大学でアルバン・ベルク四重奏団のメンバーに師事し、 2006年にグラーツのフランツ・シューベルト国際弦楽四重奏コンクール最高位をはじめとする輝かしい受賞歴を持つ実力派です。2008/2009シーズン に行ったEcho Klassikの「ライジング・スター・シリーズ」で世界各国を回り好評を博しました。2017/2018シーズンに結成15周年を迎え、ヨーロッ パ各地を一周、さらにアメリカまでのツアーが決定しております。独ヘンスラー・レーベルからメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第1&2番(98 645)、ベー トーヴェンの弦楽四重奏曲第2、4、11番「セリオーソ」(98 029)、ハイドンの弦楽四重奏曲集(98 589)をリリースしております。今後ますますの 世界的活躍に期待必至です! (Ki)

ARCANA
A-448(1CD)
ヴァイオリン二重奏〜ヴィヴァルディからソッリマまで
ジョヴァンニ・ソッリマ(1962-):Wood-Moderato
テレマン:ソナタ 第3番 ニ長調 TWV40:120
バルトーク:Szol a duda バグパイプ Sz98:36
カルロ・テッサリーニ(1690-1766):二重奏曲 ト短調 Op.15-3
ルチアーノ・ベリオ:カルロ
ルクレール:ソナタ ホ短調 Op.3-5
ソッリマ:B275 Allegro assai
プレイエル(1757-1831):二重奏曲 第6番 ホ短調 B518
ベリオ:ベラ
ハイドン:二重奏曲 第3番 変ロ長調 Hob.VI:Anh.3
バルトーク:Forgatos ルーマニア舞曲 Sz98:36
ヴィヴァルディ:室内ソナタ 第1番 ヘ長調 RV70
ソッリマ:アレルヤ Allegro
キアラ・ザニーシ(Vnン…1761年 ナポリ、ヨーゼフ・ガリアーノ)
ステファーノ・バルネスキ(Vn…1830年 ヴィセンツァ、ヤシンタス・サンタジュリアーナ)

録音:2017年5月1-5日
「2台のヴァイオリンによる二重奏作品」は18世紀前半になって人気が上昇、多くの作曲家たちが作品を書き始めました。し かし、このジャンルを最初に手掛けたのがヴィヴァルディであることはほとんど知られていません(一説によれば、1729年から 1730年、ヴィヴァルディが中央ヨーロッパの演奏旅行中に父親と演奏するために作曲した4曲の室内ソナタが最初の作品に あたるとされています)。このアルバムには、ヴィヴァルディからテレマン、ルクレールを経て、バルトーク、ベリオに至るヴァイオリン 二重奏曲を収録、そして現代イタリアの作曲家ソッリマが作曲した「SUITE CASE:ケース組曲=スーツケースのもじり」が添 えられて、この“音による旅行プロジェクト”が完結する仕組みになっています。また、このアルバムが録音された教会はモーツァ ルトの名曲「エクスルターテ・ユビラーテ」の初演場所であるため、最後に置かれた「アレルヤ」にてアルバムとモーツァルトの双方 への敬意が表されています。 ザニーシとバルネスキは、イタリア最前線の古楽器集団で活躍する奏者たち。このアルバムでも先鋭的な感覚を生かし、作 品に躍動感を持たせています。

フォンテック
FOCD-9783(1CD)
税込定価
サクソフォンカルテットJG/genic 2 漆
滝澤俊輔:サクソフォーンアンサンブルの為の小組曲 -SKY walker- 〜I. Departure II. Venetian
菅野由弘:猫はしばしば箱にもぐる IV
水上浩介:The Celestial Hierarchy
佐藤信人:永久の花
サクソフォンカルテットJG

使用楽器:YANAGISAWA 特製 漆のサクソフォン
「秋の気配」(ソプラノ) 「寒椿」(テナー) 「夏暁」(アルト) 「花の春」(バリトン)

録音:2018年1月23-25日 東大和ハミングホール
卓越した4 人のサクソフォニストによって2011 年に結成されたサクソフォンカルテット “JG”。その音楽は豊潤さと繊細さを併せ持ち、クラシックに根ざしつつもサクソフォンとい う楽器の可能性を広げる、ジャンルを超えた意欲的な活動は高い評価を受けています。 待望の2nd アルバムは、サクソフォンの世界的メーカーYANAGISAWA によって制作され た、漆によってコーティングされた世界に1 本ずつしかない楽器を使用。人気作曲家・菅野由 弘への委嘱作品を含む収録曲は、全て同時代の作曲家による新しい作品です。 その暖かな音色は時に弦楽四重奏を、大胆かつ細やかなアンサンブルは時にオーケストラを想 起させます。フルカラーのブックレットでは日本の文化や伝統に基づいた、美しい漆の装飾や遊 び心を堪能できます。 サクソフォンカルテットの歴史を変える1 枚の登場です。

FIRST HAND RECORDS
FHR-57(1CD)
ソ連のヴァイオリン・ソナタ
ミャスコフスキー:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調Op.70 (1947)
シェバリーン:ヴァイオリン・ソナタ Op.51の1 (1958)
ネチャーエフ:ヴァイオリン・ソナタOp.12 (1928)
サーシャ・ロジェストヴェンスキー(Vn)
ヴィクトリア・ポストニコワ(P)

録音:2017年12月11-15日/モスクワ
指揮者ゲンナジ・ロジェストヴェンスキーとピアニストのポストニコワを両親とするサーシャ(アレクサンドル)・ロジェストヴェンスキー。これまでもショ スタコーヴィチの未完のヴァイオリン・ソナタなど父親譲りの凝ったレパートリーがさすがの奇才ヴァイオリニスト。今回はミャスコフスキー、シェバリーン、 ネチャーエフという20世紀前半のモスクワ音楽院作曲家教授3名の珍しいヴァイオリン・ソナタを世界初録音しています。
ミャスコフスキーのヴァイオリン・ソナタはいかにも録音がありそうながら、実はほとんど知られていない晩年1947年の作。親友プロコフィエフのヴァ イオリン・ソナタ第2番と同時期のもので、これも名手ダヴィド・オイストラフの助言を受けながら作曲されました。全2楽章20分ほどの作品ですが、 驚くほどシンプルでロシア的な歌に満ちています。これまで録音がなかったのが不思議なほど魅力的な宝と申せましょう。
ヴェッサリオン・シェバリーン(1902-1963)はミャスコフスキーの弟子で、サーシャの父ゲンナジが学生時代のモスクワ音楽院院長でもありました。 晩年の作であるこのソナタは彼のメロディ・メーカーぶりにたっぷりひたれます。
ワシーリー・ネチャーエフ(1895-1956)はあまり知られていませんが、ゴリデンヴェイゼル門下のピアニストとしても活躍しました。初期作品であるヴァ イオリン・ソナタは、バルトークとプロコフィエフの影響が感じられるエネルギッシュなもので、1920年代のソ連音楽らしい響きが新鮮です。
このアルバムの魅力を増しているのは、母ポストニコワのピアノ。ベテランならではの楷書風なサポートで、作品の光をさらに増しています。 (Ki)

WERGO
WER-7362(1CD)
グラシェラ・パラスケヴァイディス(1940-2017):作品集
(1)libres en el sonido presos en el sonido(1997)〜フルート,クラリネット,ピアノ,ヴァイオリン,チェロのための
(2)Y si fuera cierto(2003)〜アルトフルート,コーラングレ,ピアノのための*
(3)un lado, otro lado(1984)〜ピアノのための
(4)tris(2006)〜オーボエ,ファゴット,コントラバスのための*
(5)… il remoto silenzio(2002)〜チェロのための
(6)sin ir mas lejos(2013)〜アルトフルート,ピアノ,パーカッションのための
(7)sendas(1992)〜フルート,オーボエ,クラリネット,ファゴット,トランペット,ホルン,トロンボーン,ピアノのための*
アンサンブル・アヴァンテュール

録音: 2016年9月22-23日、2017年2月11-12日*
(2)(4)(5)(6)世界初録音
アルゼンチン生まれで、南アメリカの重要な作曲家の一人と目されるパラスケヴァイディスの作品集。素早く短いパッセージを延々ループさせる手法はミ ニマル的・コンピューター的でありながらラテンのリズム感も存分に感じます。作曲家と演奏家の身体的感覚が近いところで繋がっている音楽と言えます。 (Ki)

NEOS
NEOS-11707(1CD)
アンドレアス・プフリューガー(b.1941):ヴァイオリンとピアノのための作品集
2 つのヴァイオリンとピアノのための 5 つの小品(2012/13)*
「もうひとつの風」(1989)
インコントリ(出会い)(1998)
ヴァイオリン・ソナタ「1993」(1992/1993)
「…石…」(1992/1993)〜無伴奏ヴァイオリンのための
カタリーナ・シャムベック(Vn)
ガブリエレ・ルケリーニ(P)
ユン・ナヨン(Vn) *

録音:2017年10月
アンドレアス・プフリューガーはスイスの作曲家。ルドルフ・シュタイナー学校を経て数学と自 然科学を学んだ後、イゴール・マルケヴィッチに指揮、ルイス・デ・パブロに作曲を学んだ。さら にダルムシュタット夏季現代音楽講習会に度々出席しシュトックハウゼンほか当時の西側前 衛音楽のイディオムを吸収している。しかしヴァイオリンとピアノのための作品を集成したこの アルバムでは前人未踏の超前衛を目指すと言うより、ベルク、バルトークなど 20 世紀のクラシ ック音楽の伝統に立ちつつ、さらに新しい表現を探求するといった姿勢をとっている。
NEOS
NEOS-11813(1CD)
クラウス=シュテッフェン・マーンコップ(b.1962):オーボエ作品集
(1)ゴルゴネイオン(1990)〜オーボエ独奏のための
(2)霧のイルミネーションI(1992/93) 〜オーボエとピアノのための
(3)孤独-夜想曲(1992/93) 〜ピッコロ・オーボエのための
(4)霧のイルミネーションII(1992/93) 〜オーボエとピアノのための
(5)W.A.S.T.E2(2002)〜オーボエとテープのための
(6)霧のイルミネーションIII(1992) 〜オーボエとピアノのための
(7)オーボエへのオマージュ(2013)〜オーボエとアンサンブルのための
(1)(2)(4)-(7)ペーター・ヴィール(Ob)
(3)エルネスト・ロンボウト(ピッコロ Ob)
(2)(4)(6)スヴェン・トマス・キーブラー(P)
(7)ユージン・ウゲッティ(指)
 エリシオン(アンサンブル)

録音:1994/2014-2016年
(1)(5)(7)世界初録音
(2)(3)(4)(6)(7)ライヴ録音
NEOS におけるマーンコップ作品集シリーズ第 7 弾。マーンコップはブライアン・ファーニホ ウ、クラウス・フーバーらに学び、いわゆる「新しい複雑性」と呼ばれるアカデミックな前衛技法 を体現する作曲家のひとり。ここではオーボエのためのソロ、デュオ、アンサンブルあるいはテ ープを伴った作品が集められている。いずれも特殊奏法を活用しオーボエの機能の限界に 挑むかのようなアグレシヴな作品。ペーター・ヴィールはホリガー以来の現代音楽を得意とす る世界的なオーボエ奏者。彼の超絶技巧と特殊奏法によって作られるオーボエの様々な音 色の変化に注目。

NMC
NMC-D237(1CD)
金管五重奏のためのジャズ作品集
グウィリム・シムコック:ストンパー
ローレンス・コットル:神聖なる穀物
ケニー・ウィーラー:ワン・フォー・ファイヴ
トリッシュ・クロウズ:マイティ・ペンシル
マーク・ナイチンゲール:ロージーのために
ジェーソン・レベロ:必然的な結果
デヴィッド・パウエル:あなたのドアのシンボル
ライアン・ノブル:想像上のダンス
ガイ・バーカー:黒いオニキス
ミック・フォスター:ハムレット物語
コリン・スキナー:ファイヤー・ボックス
マイク・ウォーカー:彼女を手放せ
オニクス・ブラス(金管五重奏):
【ナイアル・キートリー(Tp)
アラン・トーマス(Tp)
アンドルー・サットン(Hrn)
エイモス・ミラー(Tb)
デイヴィッド・ゴードン・シュート(Tub)】

録音:2017年6月6-8日ロンドン
金管五重奏による Jazzy な新作ピースばかりを集めたブラス・ファン必携の粋な一枚。作曲者はいずれもイギリス国内で活動するジャズ・ミュージシャンか放送、映画や現代音楽に関わる作曲家。オニクス・ブラスは今年結成25 年となるアンサンブルでメンバーはそれぞれ BBC 響、ロンドン響、イギリス国立歌劇場Oなどで首席奏者を務めている。収録曲はいずれも 5 分前後で気楽に楽しめる内容。コンサートのオープニングやアンコール・ピースにふさわしいレパートリーを探しているアマチュアを含むブラス関係者にもお薦め。
NMC
NMC-D240(1CD)
「人々のための音楽」〜アンドリュー・ハミルトン(b.1977):作品集
(1)芸術好きな人々のための音楽
(2)人々のために
(3)ロジャー・ケースメントのための音楽
(1)アラン・ピアソン(指)
 クラッシュ・アンサンブル
 ミシェル・オルーク(Vo)
(2)ジュリエット・フレイザー(S)
 マキシヌ・エチャードー(Perc)
(3)アイヴズ・アンサンブル

録音:2016年9月
アンドリュー・ハミルトンはアイルランド出身の作曲家。作曲をケヴィン・ヴォランズ、ル イ・アンドリーセンに師事したことからもある程度、推察できるように、彼の音楽はポッ プ、民族音楽の影響を受けたミニマル・ミュージック。しかし耳あたりがよいにも関わら ず知的好奇心を刺激する様々な構造上の仕掛けがされている。《芸術が好きな人々の ための音楽》では一聴してヴォーカル入りの安っぽいパンク風の音楽だが CD に傷が ついて音飛びした時の状態を生演奏で再現するという酔狂なアイデアで書かれたミニ マル・ミュージック。ヴォーカルが時々「イエーイ」と叫んだり息を吸いながらの発声をし たりノイジーな音にあふれている。《人々のための音楽》は疑似民族音楽風のリリカル な組曲。《ロジャー・ケースメントのための音楽》も短いフレーズを約 20 分延々と繰り返 すアナーキーな音楽。マイケル・ナイマン、ルイ・アンドリーセン、M.アンソニー・タネジ らが好きな人にお薦め。ブリティッシュ・ロック、実験音楽系の現代音楽の伝統は明らか に次の世代に受け継がれている。

HCR
HCR-18(1CD)
モンティ・アドキンス(b.1972)&ポーリナ・サンディン:エレクトロニクス作品集
(1)「出現」(2015)〜サキソフォン四重奏とエレクトロニクスのための
(2)「スペクトル・シャード」(2017)〜2つのガラス製品(花瓶)とエレクトロニクスのための
(3)「割れたこだま」(2014)(共作:ジョニー・アクセルソン)〜打楽器とエレクトロニクスのための
(4)「円形」(2017)〜サキソフォン四重奏とエレクトロニクスのための
モンティ・アドキンス(エレクトロニクス)
ポーリナ・サンディン(エレクトロニクス)
(3)ジョニー・アクセルソン(エレクトロニクス
(1)(4)ストックホルム・サキソフォン四重奏団

録音:(1)(4)2017年11月ストックホルム
(2)2015年3月ポーリナ・サンディン・プライヴェート・スタジオ
(3)2015年3月ハダーズフィールド大学
モンティ・アドキンスはイギリスの電子音楽の作曲家でフランスのIRCAM にも招かれ、 電子音楽の研究と発表を行っている。この作品集に収録されている音楽はいずれもア コースティックな楽器とのライヴ・エレクトロニクス作品でその静謐な美しさはアンビエン ト・ミュージックとしても楽しめる。《出現》ではサキソフォン四重奏による豊かなハーモニ ーがコンピュータによってリヴァーヴされ、ギャヴィン・ブライヤーズのようなメランコリック な情感を作り出す。ブライヤーズ、ブライアン・イーノ、ハロルド・バッドが好きな人なら気 に入るはず。お店の試聴機に入れればユーザーによい反応あること間違いなし?!
HCR
HCR-17(1CD)
ファントム・イメージズ
(1)キャスリーン・ヤング:「ダフネとデリラのためにII」(2017) 〜バスーンとエレクトロニクスのための
(2)クリス・マーサー:「ファントム・イメージズ」(2017) 〜スタジオ・オーケストラのための
(3)チャーメイン・リー&サム・プルータ:クォークス(2017) 〜声とエレクトロニクスのための
(4)アーロン・キャシディ:「たとえば・・・」(2017) 〜エレクトロニクスのための
(1)キャスリーン・ヤング(Fg,エレクトロニクス, ミキシング) 、
 エリック・フェルナンデス(ミキシング)
 録音:2017年11月シカゴ大学CHIMEスタ
ジオ
(2)クリス・マーサー(全楽器、ミキシング)
 録音:ノース・ウェスタン大学ライアン・センター・スタジオ
(3)チャーメイン・リー(声)
 サム・プルータ(エレクトロニクス)
 録音:2017年9月30日ニューヨーク
(4)アーロン・キャシディ(エレクトロニクス)
ハダーズフィールド大学自主制作による新しい世代の作曲家を紹介するアンソロジ ー。このディスクではアコースティック楽器とライヴ・エレクトニクスもしくは完全な電子音 楽、ミュージック・コンクレートによる作品が収められている。ヤングの《ダフネとデリラの ために II》でバスーンはそれとわかる音では登場せず、エレクトロニクスによって完全に 解体されている。マーサーの《ファントム・イメージズ》はオーケストラの音響はコンピュー タによって解体された音響と生演奏が渾然一体となりカオスを生み出す。チャーメイン・ リーの《クォークス》は作曲者の声で構成されたミュージック・コンクレート。キャシディの 《たとえば・・・》は1960 年代の懐かしいピー・ポポ(笑)風の電子音楽。

PRAGA
PRD-250412(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97「大公」
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.1の3
ミェチスワフ・ホルショフスキ(P)
シャンドール・ヴェーグ(Vn)
パブロ・カザルス(Vc)

録音:1958 年 9月/ベートーヴェンハウス(ボン)ステレオ
ユニバーサル音源。三大名手による至高のベートーヴェン。当時カザルスはすでに高齢でしたが、淡々としたなかに滋味あふれる世界はまさに神業。名 盤がさらに鮮明な音質で蘇りました。 (Ki)

La Dolce Volta
LDV-36(2CD)
バッハ:6つのヴァイオリン・ソナタ集
[CD1]
カンタータ第115番「わが心よ、汝備えをなせ」BWV 115よりアリア(ドートリクール編)
ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 BWV 1014
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 BWV 1015
ヴァイオリン・ソナタ ホ長調 BWV 1016
[CD2]
ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 BWV 1017
ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 BWV 1018
ヴァイオリン・ソナタ ト長調 BWV 1019
管弦楽組曲第3番 BWV 1068よりアリア(アウグスト・ウィルヘルミ編)
ニコラ・ドートリクール(Vn/ 1713 年製ストラディヴァリウス「シャトー・フォンブロージュ」)
ユホ・ポホヨネン(P)
ベルトラン・レイノー(Vc/BWV 115、1068)

録音:2017年 4月10-16日、リエージュ・フィルハーモニー・ホール(ベルギー)
フランスの名手、ニコラ・ドートリクールのバッハ。「自分がバッハの音楽に抱いている無条件の愛を信じること」、そして「これまでに修得したモダン楽 器のテクニックを裁量の形で活かすこと」に集中し、フィンランドの若手注目株ユホ・ポホヨネンの好サポートを得て、密度の濃いバッハを展開しています。 カンタータのアリア、および管弦楽組曲のアリア(エア)も収録、非常にカンタービレな演奏となっており、心打たれます。 ニコラ・ドートリクールは、カントロフやムイエールに師事、プルミエ・プリを得てパリ音楽院を卒業。MIDEMにおいて「ADAMIクラッシック音楽界の新星」 と評され、またSACEM「ジョルジュ・エネスコ賞」受賞。リンカーン・センター室内楽協会のメンバーとして活躍、さらに日本でもマスタークラスやラ・フォ ル・ジュルネ音楽祭などで来日しています。共演のピアニストは、フィンランド出身のユホ・ポホヨネン。アンドラーシュ・シフの下で学んだ、最も有望な 若手器楽奏者の一人として世界で活躍しています。

Challenge Classics
CC-72778(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全集 第2集
ピアノ三重奏曲第2番ト長調 Op.1-2
交響曲第2番ニ長調 Op.36(ピアノ三重奏編曲版)
アレグレット 変ホ長調 Hess 48
ファン・ベーレ・トリオ
[ハンネス・ミンナール(P)、マリア・ミルシテイン(Vn)、ギデオン・デン・ヘルデール(Vc)]

録音:2017年7月1〜4、8、9日/オランダ、ヒルフェルスム
ファン・ベーレ・トリオによるベートーヴェンのピアノ三重奏全集録音プロジェクトの第2弾。このトリオを率いるミンナールは1984年生まれで、エリ ザベート王妃国際音楽コンクール第3位など数多くの国際コンクールの入賞歴を誇るオランダの俊英ピアニストで、同レーベルよりベートーヴェンのピア ノ協奏曲全集(CC-72763)もリリースしています。
交響曲第2番のピアノ三重奏曲版は一度は聴きたい面白い作品。弟子のリースが編曲したものにベートーヴェン自身が手を加え書き上げられたとされて います。当時一般家庭では交響曲の実演に接する機会があまり無かったため、このような編曲の需要が高くありました。シンプルで軽やかな響きがこの曲 のもうひとつの魅力を伝えています。 「アレグレット」は1790年代初めに書かれた作品とされており、作品1の三重奏曲(1795年出版)と近い時期のもの。短いもののユーモラスで軽 やかな曲想が楽しい 1 曲です。 (Ki)

BIS
BISSA-2361(1SACD)
シューマン:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番 イ短調 Op.41-1
弦楽四重奏曲第2番 ヘ長調 Op.41-2
弦楽四重奏曲第3番 イ長調 Op.41-3
エンゲゴールQ【アルヴィド・エンゲゴール(Vn)、アレックス・ロブソン(Vn)、ジュリエット・ジョプリング(Va)、ヤン・クレメンス・カールセン(Vc)】

ン録音:2016 年 12月/ブリン教会(ノルウェー)
2006年、白夜のノルウェー、ロフォーテンで結成されたエンゲゴール四重奏団。グリーグ&シベリウス・アルバム(BISSA-2101)に続くBISレーベル第2弾はシューマンを取り上げました。
シューマンが残した3つの弦楽四重奏曲は1842年6月から7月にかけて短期間に書き上げられました。ベートーヴェン後期の弦楽四重奏曲からの影 響を受けたシューマンの代表作のひとつで、第1番イ短調はロマン的かつ詩的な情緒に満ち溢れています。第2番ヘ長調は明るくなめらかな抒情性をもっ ています。そして第3番イ長調は3曲の中で最も演奏される機会が多く、明朗で美しい作品です。当演奏ではエンゲゴール四重奏団らしくきりっとしたス タイルながらじっくりと聴かせるアンサンブルを披露しております。
エンゲゴール四重奏団はBISレーベルのほかに高音質録音で知られる2Lレーベルより「弦楽四重奏曲集」第1集(ハイドンのニ長調、ライフ・ スールベルグ、グリーグ(2L 53SACD))、第2集(ベートーヴェンの「ハープ」、ヌールハイム、バルトーク第3番(2L 071SACD))、第3集(ハ イドンのト長調、バルトーク第5番(2L 091SACD))、第4集(シューベルトのロザムンデ、ラトシェの鉛と光の物語、ブリテンの第2番、他(2L 105SABD))もリリースしており、高い評価を得ております。 (Ki)

ALPHA
ALPHA-403(1CD)
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲/バガテル
ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.5
バガテル Op.47
ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.81
ブッシュ三重奏団
マリア・ミルシテイン(Vn)
ミゲル・ダ・シルヴァ(Va)

録音:2017年12月
すでにALPHA-レーベルからドヴォルザークの作品をリリースしているブッシュ三重奏団。今作では1984年創設のイザイ四重 奏団のメンバーであり、ピアノ四重奏曲でも共演したヴィオラ奏者ダ・シルヴァとロシア出身のヴァイオリニスト、マリア・ミルシテイ ンを迎え、ドヴォルザークのピアノ五重奏曲と「バガテル」を演奏しています。 同じ調性を持ちながら、作曲年代に15年の開きがある2曲のピアノ五重奏曲では、作風の特徴をしっかりと捉えることで、ド ヴォルザークの芸術の変遷と内面の熟成をはっきりと感じさせ、またバガテルでは作品の持つ親密な雰囲気を存分に味わわ せてくれます。

Dynamic
CDS-7817(1CD)
NX-B03
スメタナ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 第1番 ホ短調「わが生涯より」
歌劇「売られた花嫁」より「喜劇役者の踊り」
歌劇「売られた花嫁」より「ポルカ」
弦楽四重奏曲 第2番 ニ短調
エネルジエ・ノーヴェQ
【ハンス・リヴィアベッラ(Vn)
バルバラ・チアンナメア=モンテ・リッツィ(Vn)
イヴァン・ヴクセヴィツ(Va)
フェリックス・フォーゲルザンク(Vc)】

録音:2015年6月.9月
スイスのルガーノを本拠地とし、プロコフィエフ、ヤナーチェクの弦楽四重奏曲での優れた演奏で知られる「エネルジエ・ノーヴェ 四重奏団」。アンサンブル名の「エネルジエ・ノーヴェ」とは1918年にトリノで創刊された雑誌の名前で、当時のイタリアにおけ る政治や文化について鋭い批評が掲載されたことで知られており、彼らはその名前にふさわしいエネルギッシュな演奏を常に 繰り広げています。今作では取り上げたのはスメタナの作品。作曲者の自伝的作品ともいえる「わが生涯より」と、激しい感 情表現で知られる「弦楽四重奏曲第2番」を中心に「売られた花嫁」からの2曲の舞曲を合わせたプログラムを見事に演 奏、アンサンブルの力量を存分に示しています。

Tactus
TC-760601(1CD)
フェラーリ:ピアノ、ヴァイオリンとチェロのためのトリオ・ソナタ Op.25
ピアノ,ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 Op.11
コラード・ルッツァ(P)、
ミリアム・ダル・ドン(Vn)、
フェデリコ・マグリス(Vc)


録音:2013年9月、アルコ(イタリア)
絹織物商の家に生まれ、後にヨーロッパ各地を駆け巡る作曲家、音楽理論家となったジャコモ・ゴティフレド・フェラーリ(1763−1842)。
イタリア国外へと活躍の場を移したフェラーリは、作曲活動はもちろんのこと、主にフランスとイングランドで王侯貴族の音楽教師を務めたことでも知られています。
ハイドンやクレメンティ、そしてドゥシークと親交を深めたフェラーリでしたが、最も影響を受けたの作曲家は天才モーツァルト。その作品からはモーツァルトの音楽からの影響の大きさを感じ取ることができます。
Tactus
TC-970304(1CD)
カヴァローネ:ホロス〜室内楽&管弦楽作品集
ホロス/ダイモン/マーキュシオ/ポルテ/イン・クエスト・メトロ・クアドロ
ロベルト・ファブリチアーニ(Fl)、
ストローマ・アンサンブル、
マグヌス・アンデション(G)、
パスカル・ガロワ(Fg)
ロハン・デ・サラム(Vc)、
グァダニーニ四重奏団、他

録音:2010年−2017年
1975年生まれのイタリアのコンポーザー=ピアニストであり詩人、パオロ・カヴァローネのポートレート・アルバム。オットリーノ・ レスピーギ・ラティーナ音楽院の作曲家教授を務める傍ら、アメリカやカナダ、ニュージーランドでも教鞭を執るなど世界各地で活躍しているイタリアの作曲家です。ロベルト・ファブリチアーニやパスカル・ガロワの参加がポイント!

Pavane
ADW-7586(1CD)
ラロ&ラヴェル:小編成アレンジ集
ラロ:スペイン交響曲 Op.21(ニコラ・シモン編曲:ヴァイオリンと小編成オーケストラのための)
ラヴェル:ラ・ヴァルス(ルカ・アンリ編曲:アコーディオンと小編成オーケストラのための)
「ツィガーヌ」(ルカ・アンリ編曲:ヴァイオリンと小編成オーケストラのための)、
 ボレロ/ベンベーロ(ルカ・アンリ編曲:小編成オーケストラのための)
ラ・サンフォニー・ドゥ・ポシュ、
ニコラ・シモン(ディレクター)、
デボラ・ネムタヌ(Vn)、
ピエール・キュサック(アコーディオン)

録音:2016年11月、サル・コロンヌ(パリ)

※ラ・サンフォニー・ドゥ・ポシュの編成
ヴァイオリン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス(ツィガーヌを除く)、フルート&ピッコロ、クラリネット、クラリネット&バス・クラリネット、バリトン・サクソルン、アコーディオン、ハープ、パーカッション
ラ・サンフォニー・ドゥ・ポシュ(ポケット・シンフォニー)は、フランソワ=グザヴィエ・ロトのアシスタントとしてレ・シエクルのアソシエイト・コンダクターを務めたニコラ・シモンが設立したオーケストラ。様々な作品の小編成版アレンジを中心に活動していますが、単に規模を縮小するだけではない独創的なアレンジを特徴としています。
デビュー・レコーディングとなるラロ&ラヴェル・アルバムでは、サクソルン属の金管楽器「バリトン・サクソルン」やアコーディオンなどを加えた独自の編成で、「ヴァイオリンと小編成オーケストラのため」にアレンジされたラロの『スペイン交響曲』やラヴェルの『ツィガーヌ』、アコーディオン協奏曲として生まれ変わった『ラ・ヴァルス』、そしてアフロ・キューバンのリズム「ベンベ」を取り入れた不思議な『ボレロ』など、新鮮な響きが満載。ラヴェル愛好家、アレンジ作品愛好家必聴です!

Champs Hill Records
CHRCD-139(1CD)
レイナルド・アーン:室内楽&歌曲集 Vol.1
ピアノ四重奏曲第3番ト長調/クロリスに
ヴォカリーズ・エチュード
私の詩に翼があったなら
夜想曲変ホ長調
ピアノ五重奏曲嬰ヘ短調
ジェームズ・ベイリュー(P)、
ベンジャミン・ベイカー(Vn)、
ティム・ロウ(Vc)、
アダム・ニューマン(Va)、
バルトシュ・ヴォロフ(Vn)

録音:2015年10月27日−29日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)
南アフリカ出身のピアニスト、ジェームズ・ベイリューは、ウィグモア・ホール・ソング・コンクール、ダス・リート国際声楽コンクール、キャスリーン・フェリア&リチャード・タウバー・コンクールにおいて各賞を受賞。2010年にヤング・クラシカル・アーティスト・トラスト(YCAT)の代表として選ばれ、2012年にはボルレッティ=ブイトーニ財団フェローシップとジェフリー・パーソンズ・メモリアル・トラスト賞を受賞するなど輝かしい実績の持ち主。 2016年には、ロイヤル・フィルハーモニック協会の「アウトスタンディング・ヤング・アーティスト賞」に選出されています。
Champs Hill Records
CHRCD-140(1CD)
サン=サーンス:ピアノ三重奏曲第1番ヘ長調 Op.18
ピアノ三重奏曲第2番ホ短調 Op.92
ミューズと詩人たち Op.132
グールド・ピアノ・トリオ〔ルーシー・グールド(Vn)、アリス・ニアリー(Vc)、ベンジャミン・フリス(P)〕

録音:2016年11月23日−25日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)
オランダ・チャールズ・ヘンネン国際コンクール、メルボルン国際室内楽コンクールでの優勝経験を持つイギリスの室内楽団グールド・ピアノ・トリオ。メンバーにはヨーロッパ室内管のヴァイオリニスト、ルーシー・グールドを中心とした名手たちが名を連ねる。プログラムは「ピアノ三重奏曲」とピアノ伴奏版による「ミューズと詩人たち」をカップリングした、サン=サーンスの室内楽作品集。
Champs Hill Records
CHRCD-138(1CD)
ロシアン・セレナーデ
チャイコフスキー:セレナード Op.63-6、窓を開けたら Op.63-2、夜想曲ヘ長調 Op.10-1、少しショパン風に Op.72-15、信じるな, わが友よ Op.6-1、なぜ? Op.28-3、ただ憧れを知る者のみが Op.6-6、語れ, 枝のかげで起きたことを Op.57-1、魂は安らかに天の高みに昇った Op.47-2、 私の心を運んでおくれ TH 96、騒がしい舞踏会のさ中に Op.38-3、瞑想 Op.72-5、私たちは一緒に座っていた Op.73-1
ラフマニノフ:わが窓辺に Op.26-10、小島 Op.14-2、4月!、彼女たちは答えた Op.21-4、美しい人よ, 私のために歌わないで Op.4-4歌劇「アレコ」 より ジプシーの踊り
チャイコフスキー:嵐の中の子守歌 Op.54-10、ワルツ嬰ヘ短調 Op.40-9、早春のことだった Op.38-2、この月夜に Op.73-3、日は沈み Op.73-4、昼の輝きが満ち, 夜の静けさが広がっても Op.47-6
ガンマ・マジョリス・アンサンブル〔アナスタシア・プロコフィエワ(S)、ユリア・チャプリナ(P)、クセーニャ・ベレツィナ(Vn)、アリサ・ルバルスカヤ(Vc)〕

録音:2017年3月28日−30日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)
チャイコフスキー国際コンクール、第4回仙台国際音楽コンクールでの演奏で日本での知名度を高めたロシアの女流ピアニスト、ユリア・チャプリナを中心にロンドンを拠点に活動しているロシアの女性アンサンブル、ガンマ・マジョリス・アンサンブルのデビュー盤。母国の偉大なる作曲家である、チャイコフスキーとラフマニノフの音楽をピアノ・ソロからクァルテットまで4人のアンサンブルを十分に堪能できる好アレンジで聴かせてくれます。
Champs Hill Records
CHRCD-082(1CD)
レトロスペクティヴ〜フランスのソナタ集
ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ ロ長調 Op. Posth
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
イッタイ・シャピラ(Vn)、
ジェレミー・デンク(P)

録音:1999年10月、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)
イッタイ・シャピラは2003年にカーネギー・ホール・デビューを果たしたイスラエルのコンポーザー=ヴァイオリニスト。これまでにロシア・フィル、チェコ・ナショナル響などとの共演やユーリ・バシュメット&イギリス室内管のツアーに同行するなど、多くの指揮者やオーケストラから信頼を獲得しています。グァダニーニ1745年製のヴァイオリンを駆使して繰り広げられる3曲のソナタは、シャピラの実力を証明する卓越した演奏に仕上がっています。

Musica Ficta
MF-8028(1CD)
ザ・ドゥアルテ・サークル〜アントワープ1640
レオノーラ・ドゥアルテ、ジローラモ・フレスコバルディ、ジョン・ブル、チプリアーノ・デ・ローレ、コンスタンティン・ホイヘンス、サロモーネ・ロッシ、他の作品
トランスポーツ・パブリックス、
トーマス・バエテ(ディレクター)

録音:2017年7月25日−27日、AMUZ(アントワープ、ベルギー)
クイケンやサヴァールに師事し、グランドラヴォアやカピラ・フラメンカなどの中心メンバーとして活躍するベルギーの実力派ピリオド楽器奏者、トーマス・バエテが創設したアンサンブル "トランスポーツ・パブリックス"。英グラモフォン誌に好レビューが掲載された前作「アントニー・プール(MF 8023)」に続く新録音は、レオノーラ・ドゥアルテ(1610−1678)と、彼の家で音楽を楽しんだと考えられている作曲家たちの作品集。1640年頃アントワープのハウス・コンサートの模様を現代に再現します。

Chandos
CHAN-0822(2CD)
ベートーヴェン:3つのピアノ三重奏曲 Op.1
ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 Op.1-1
ピアノ三重奏曲第2番ト長調 Op.1-2
ピアノ三重奏曲第3番ト短調 Op.1-3
トリオ・ゴヤ〔カティ・デブレツェニ(Vn)、セバスチャン・コンベルティ(Vc)、マギー・コール(フォルテピアノ)〕

録音:2017年11月13日−16日、ブリテン=ピアーズ・オーディトリアム(スネイプ、サフォーク、イギリス)
ハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンなど、スペインの画家フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ(1746−1828)と同時代を生きた作曲家たちの作品をレパートリーとしているピリオド・アンサンブル、トリオ・ゴヤのシャンドス第2弾。カール・アロイス・フォン・リヒノフスキー侯爵に献呈されたベートーヴェンの初期のピアノ三重奏曲作品1の3曲を収録。トリオ・ゴヤのヴァイオリンは、イングリッシュ・バロック・ソロイスツやアルカンジェロ、フロリレジウムなどのピリオド・アンサンブルで活躍し、現在エイジ・オヴ・インライトゥメントOのリーダーを務める名女流、カティ・デブレツェニが務めています。

Avie
AV-2389(1CD)
ショパン、グリーグ、シューマン:チェロ作品集
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
シューマン:幻想小曲集 Op.73
グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調 Op.36
インバル・セゲフ(Vc)、
ユホ・ポホヨネン(P)

録音:2017年、アメリカ芸術文学アカデミー
イスラエル出身、ジュリアード音楽院やイェール大学音楽院で学び、17歳でズービン・メータ指揮の下イスラエル・フィルとベルリン・フィルにデビュー。これまでパブロ・カザルス、パウロ、ワシントンの各国際コンクールで第1位を獲得してきた名チェリスト、インバル・セゲフがAvie初登場。YouTubeのビデオ・マスタークラス・シリーズでも国際的に影響力を持つインバル・セゲフが、フィンランドの名手ユホ・ポホヨネンのピアノとともに、優美でロマンティックなショパンとグリーグのチェロ・ソナタ、そしてシューマンの幻想小曲集を披露します。

Psalmus
PSAL-027(1CD)
メシアン:世の終わりのための四重奏曲 ツォルト=ティハメール・ヴィゾンタイ(Vn)、
マーク・ファン・デ・ヴィール(Cl)、
マッツ・リードストレム(Vc)、
ミンジョン・キム(P)

録音:2016年6月、ノートルダム・ド・ボンスクール教会(パリ)
2007年よりフィルハーモニアOのコンサートマスターを務めるドイツ系ハンガリーの名ヴァイオリニスト、ツォルト=ティハメール・ヴィゾンタイを始め、同じくフィルハーモニア管で首席クラリネット奏者を担うオランダのマーク・ファン・デ・ヴィール、ヴィゾンタイとの共演も多い韓国出身のスタインウェイ・アーティスト、ミンジョン・キム、ノルショーピングSOやロイヤル・フィルなどの首席チェロ奏者を務めたスウェーデンのマッツ・リードストレムといった国際的な4人のソリストたちによる演奏です。

ZED Classics
ZED-18001(1CD)
Kツアー1860
ヘンデル:序曲(オルガン協奏曲変ロ長調より)、
 麗しき瞳よ(歌劇 「ジュリアス・シーザー」より)、
 アンダンテ(ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調より)、
 嫉妬深い暴君(歌劇 「アルチーナ」より)
バッハ:G線上のアリア(管弦楽組曲第3番より)
ヘンデル:パッサカリア(ハルヴォルセン編曲)
R.アーン:クロリスに
クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
ボッテジーニ:エレジア
レンメンス:幸せな鳥たち、
 ラインの歌、ノーマンの歌
フランク:オッフェルトワール ハ長調(オルガン作品集より)
クライスラー:愛の悲しみ
ベッリーニ:レチタティーヴォとロマンツァ(歌劇 「カプレーティ家とモンテッキ家」より)
アンサンブル "ザ・パーティ" 〔ヘンドリキエ・ファン・ケルコフ(S)、バート・ロディンス(ハーモニウム)、エリオット・ローソン(Vn)、ローデ・ライレ(Cb)〕

録音:2017年4月28日−30日、ベルギー
1860年代にアンリ・ヴュータン(Vn)、ジョヴァンニ・ボッテジーニ(Cb)、ジャック=ニコラ・レメンス(ハーモニウム)、ヘレン・シェリントン(S)という当時の有力音楽家たちによって編成されたアンサンブル「ザ・パーティ(The Party)」のコンサートを現代に再現。
ZED Classics
ZED-17002(1CD)
エマニュエル・デュルレ:G.G.ケニスからのヴァイオリンとピアノのためのソナタ集(世界初録音)
ソナタ第9番ト短調/ソナタ第6番ヘ長調
ソナタ第10番イ長調/ソナタ第2番イ長調
ソナタ第4番ニ長調/ソナタ第5番ニ長調
ソナタ第1番ホ長調/ソナタ第7番ニ長調
エリオット・ローソン(Vn)、
和泉清孝(P)

録音:2017年3月3日−5日、ベルギー
アントワープのフランドル王立音楽院で学び、後年は自身も同音楽院でピアノを教えていたベルギーのピアニスト、教師、作曲家エマニュエル・デュルレ(1893−1977)。デュルレが18世紀ベルギーの作曲家、ギヨーム・ゴメール・ケニス(1717−1789)の様々な編成のソナタを「ヴァイオリンとピアノ」のバージョンへとトランスクリプションしたアルバム。ベルギーで活動する日本人ピアニスト和泉清孝は、これまでもデュルレのピアノ作品集や室内楽作品集(エリオット・ローソンらと共演)を録音しているデュルレのスペシャリストです。

Profil
PH-18005(1CD)
ドイツ・ロマン派の美しいフルート曲集
カルク=エーラト:フルート・ソナタ変ロ長調Op.121
クロンケ:協奏的小品Op.177
 スペイン奇想曲Op.113の2
フリューリング:幻想曲Op.55
レーガー:アレグレット・グラツィオーソ
 ロマンス ト長調
ライネッケ:フルート・ソナタ「水の精」Op.167
クリスティーナ・ファスベンダー(Fl)
フローリアン・ヴィーク(P)

録音:2 017 年 2 月 11-13 日/ライトシュターデル(ノイマルクト)
クリスティーナ・ファスベンダーはシュトゥットガルトでジャン=クロード・ジェラールに師事した女流フルート奏者。1997年よりバイエルン放送響の第 2奏者、1999年よりベルリン・コーミッシュ・オーパーの首席奏者を務めています。このアルバムはドイツ・ロマン派のフルート作品を集めた嬉しい一枚。 学生も多く手掛けるライネッケのソナタやフリューリングの幻想曲が入っているのも万全。三響フルートの音色も冴えています。 (Ki)

POLYMNIE
POL-302135(1CD)
ベートーヴェン(ワルター編):三重奏曲変ロ長調
(原曲:ピアノ三重奏曲第4 番 Op.11)
ブルッフ(ワルター編):8つ小品 Op.83
ワルター三重奏団:
【ダヴィッド・ワルター(Ob,Obダモーレ,コールアングレ)
小山莉絵(Fg)
フレデリック・ラガルド(P)】

録音:2017年3月オールネー音楽院、フランス
モラゲス木管五重奏団のオーボエ奏者、ダヴィッド・ワルターたちによる、オーボ エ、ファゴット、ピアノの三重奏曲集だが、日本人にとってはファゴット奏者小山莉絵 が参加していることでも注目されるだろう。シュトゥットガルトの生まれでドイツを中心 にソリストとして活躍。既にGENUIN からCD2 枚が発売され(GEN 13288「ファゴット 協奏曲集」,GEN 15334「ベートーヴェン、モーツァルト:ソナタ、他」)、素晴らしく卓 越した技巧と音楽性は知られている。フレデリック・ラガルドは小山が2007 年に東京 で演奏会を催した際に伴奏を務めていた。 ここに収録されているベートーヴェンの三重奏曲はピアノ三重奏曲第 4 番 変ロ長 調 Op.11 をワルターが編曲したもの。ブルッフの 8 つ小品は本来はクラリネット、ヴ ィオラ、ピアノのための三重奏曲集だが、ここではオーボエ類、ファゴット、ピアノで 演奏されている。

TRITON
TRI-331210(1CD)
ギターの中の悪魔たち
ビゼー:「カルメン」〜アラゴネーズ,セギディ
ーリャ
ルクレール:ウヴェルチュール Op.13-3
ディアンス:オ・トリオ・マジコ
ドビュッシー:月の光,パスピエ
サン=サーンス:死の舞踊
ミヨー:ブラジレイラ
ベルナール・ピリス(1951-):リューン
トリオ・アルボラーダ:
【ジェローム・グルジベック(G)
マチュー・デュトリア(G)
エティエンヌ・カンデラ(G)】

録音:2016年9月
ギター三重奏によるバロックから近代までのフランス音楽。トリオ・アルボラーダは 2005 年結成のフランスのギター三重奏団(同名の団体が他にもあるので注意)。いずれの曲も ギター3 本による洗練された音楽になっている。ベルナール・ピリス(1951-)のリューン は、トールキンの「中つ国」に現れる架空の東方地域のこと。

SOMM
SOMMCD-026(1CD)
NX-B04
ショパン/ラフマニノフ:チェロ・ソナタ集
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op..65
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
ジェイミー・ウォルトン(Vc)
チャールズ・オーウェン(P)

2001年12月18-19日/Netherhall House, London, United Kingdom
イギリスを中心に活躍、ブリテンのチェロ作品全曲録音で知られるチェリスト、ジェイミー・ウォルトンが演奏するショパンとラフマニノフのチェロ・ソナタ。2曲ともゆったりとした楽章の美しさが格別で、ショパンの第3楽章「Largo」の憂鬱な旋律、ラフマニノフの第3楽章のため息のようなフレーズ、このどちらもが深くまろやかな音色で奏でられています。
SOMM
SOMMCD-0160(1CD)
NX-B04
スタンフォード/ヨアヒム:弦楽四重奏曲集
スタンフォード(1852-1924):弦楽四重奏曲 第5番 変ロ長調 Op.104
ヨアヒム(1831-1907):3つの小品 Op.2-1 ロマンス
スタンフォード:弦楽四重奏曲 第8番 ホ短調 Op.167
クリシア・オソストヴィツ(Vn)
マーク・ベッビントン(P)
ダンテ四重奏団

録音:2015年12月7-8日/St. Nichols Parish Church Thames Ditton, United Kingdom
スタンフォードの弦楽四重奏曲は、意外なほどに録音がありません。アルバムに収録されている2曲の四重奏曲もほとんど録音されたことがなく、このダンテ四重奏団の演奏は本当に貴重です。第5番変ロ長調は1907年にこの世を去った友人ヨアヒムのために作曲されており、収録されているヨアヒムの「ロマンス」と深い関係のある作品です。第8番はスタンフォード晩年の作品で内省的な雰囲気が漂う美しい曲です。
SOMM
SOMMCD-0169(1CD)
NX-B04
ヴァイオリン・ソナタ集
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ FP119
サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ短調 Op.75
ギヨーム・コンベ(Vn)
サンドラ・カーロック(P)

録音:2016年7月23-25日/Turner Sims, Southampton, UK
コメント ヴァイオリニスト、ギョーム・コンベとピアニスト、サンドラ・カーロックが演奏するフランス界隈の3つのヴァイオリン・ソナタ集。かっちりしたフランクと快活なプーランク、柔和なサン=サーンス、彼らはこの3曲の性格の違いをきっちりと弾き分けながら、ニュアンスある音楽を奏でています。
SOMM
SOMMCD-0181(2CD)
NX-C09
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集と他の作品集 第1集
.ジョナサン・ダヴ:ルートヴィヒ・ゲーム…初録音
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ長調 Op.12-1
ピーター・アッシュ:メジャー・チェイス…初録音
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.12-2
エルスペス・ブルック:スゥープ…初録音
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 変ホ長調 Op.12-3
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第4番 イ長調 Op.23
ユディト・ビンガム:The Neglected Child 見棄てられた子…初録音
.ヒュー・ワトキンス:春…初録音
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調「春」Op.24
ジェレミー・スロウ:Mehlschobert…初録音
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第8番 ト長調 Op.30-3
クリシア・オソストヴィツ(Vn)
ダニエル・トング(P)

録音:2017年2月23日.5月29日.9月30日.12月17日/Cedars Hall, Wells, Somerset
この「ベートーヴェン・プラス・シリーズ」は10曲のヴァイオリン・ソナタと、最新の作品を合わせることで「現代におけるベートーヴェンの影響」を探るという試みがなされています。第1集には第1番から第5番までのソナタと、現代作曲家たちの興味深い作品が並べられており、オソストヴィツとトングはこれらを巧みに演奏しています。
SOMM
SOMMCD-0182(1CD)
NX-B04
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 第6番 ヘ短調 Op.80
弦楽四重奏曲 第1番 変ホ長調 Op.12
弦楽四重奏曲 第2番 イ長調 Op.13
ティペットSQ
【ジョン・ミルズ(Vn)/ジェレミー・アイザック(Vn)/リディア・ラウンズ=ノースコット(Va)/ボジダール・ヴコティク(Vc)】

録音:2017年3月20.24日,5月15日/ St. Paul’s Church, Southgate
NAXOSレーベルにも多くの録音を持つイギリスの名アンサンブル「ティペット四重奏団」のメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲集。アルバムには後期と初期の作品が収録されており、早熟の天才が円熟するまでの過程を辿ることができます。とりわけ第6番は真摯で重厚な音楽であり、ティペット四重奏団はメンデルスゾーンが意図した世界を存分に表現しています。
SOMM
SOMMCD-251(2CD)
NX-C09
チェロとピアノのための20世紀ソナタ集
フランク・ブリッジ:チェロ・ソナタ
ディーリアス:チェロ・ソナタ
アイアランド(1879-1962):チェロ・ソナタ ト短調
レベッカ・クラーク(1886-1979):ヴィオラ・ソナタ(チェロ編)
アイヴァー・キーズ(1919-1995):チェロ・ソナタ
ラッブラ(1901-1986):チェロ・ソナタ ト短調 Op.60
アレクサンダー・ベイリー(Vc)
ジョン・スウェイツ(P)

録音:2012年12月16-22日/Sendesaal Bremen, Germany
近代イギリスの知られざるチェロ・ソナタを収録した2枚組。最近注目を浴びている女性作曲家レベッカ・クラークと、アイヴァー・キーズ、それぞれのソナタは世界初録音です。収録された6曲のソナタはどれも作曲家の個性を映し出しており、聴きごたえがあります。アンドレ・ナヴァラに師事したアレクサンダー・ベイリーの演奏で。

オクタヴィア
OVCL-00665(1SACD)
2018年6月27日発売
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲 Op.162 D574
 アルペッジオーネとピアノのためのソナタ D821*
シューマン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番 作品105
 アダージョとアレグロ Op.70*
オレグ・クリサ(Vn、Va*)
バリー・スナイダー(P)

録音:2017年5月16-18日、2018年1月9-11日 神奈川・相模湖交流センター
ヴァイオリンの名匠オレグ・クリサのエクストン第2弾CDは、シューベルトとシューマンの作品集です。ロマン派の名作を、ヴァイオリンとヴィオラで優美に奏でます。共演のバリー・スナイダーも、国際的に高い評価を受ける、名ピアニスト。彼らの間で生まれるアンサンブルは、奥ゆかしくも豊かな歌心で、古き良き伝統を感じさせます。テクニックを表に出すことなく、ロマンティックな音楽を紡ぐ、まさに巨匠による演奏。(オクタヴィア)

Pentatone
PTC-5186736(1SACD)
「Daydream(白昼夢)」
(1)サミュエル・ワード(1848-1903) / ジェフリー・カヘイン(1956-):素晴らしきアメリカ
(2)-(6)アーロン・ジェイ・カーニス(1960-): チェロとピアノのための「ファースト・クラブ・デート」
(7)バッハ:イギリス組曲第2番 イ短調 BWV 807より前奏曲
(8)ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):無伴奏フルートのための「映像」Op.38
(9)-(18)エネスコ:ヴァイオリンとピアノのための「幼時の印象」Op.28
(19)ショパン(スドビン編):「ア・ラ・ミニュット」~「子犬のワルツ」による変奏曲
(20)ジョン・ルーサー・アダムス(1953-):赤い弧 / 青いヴェール
(1)ジェフリー・カヘイン(P)
(2)-(6)マット・ハイモヴィッツ(Vc)
(2)-(6)アンドレア・ラム(P)
(7)アンネ = マリー・マクダーモット(P)
(8)ジェシカ・シンデル(Fl)
(9)-(18)キャロライン・グールディング(Vn)、
(9)-(18)デイビッド・フング(P)
(19) エフゲニー・スドビン(P)
(20)ダグ・パーキンス(打楽器)

録音:(1)(7)-(20)2017年7月7日-9月16日(ライヴ)、(2)-(6)2017年12月15-16日(セッション)/
ティペット・ライズ・アートセンター(モンタナ)
モンタナ州の中央、約41?の広大な草原に広がるティペット・ライズ・アートセンターは、大自然の中に巨大な屋外彫刻作 品が立ち並ぶ、自然とアートの融合した空間です。音楽演奏会場も併設するこのアートセンターでのマット・ハイモヴィッツをはじめ豪華演奏家たちが出 演した “ティペット・ライズ・オーパス2016音楽祭” ライヴ録音(PTC 5186660)に続き、この度 “ティペット・ライズ・オーパス2017音楽祭” の 録音が登場しました。
2016年にも同音楽祭で名演を聴かせたチェロのマット・ハイモヴィッツ、ピアノのアンネ=マリー・マクダーモットやエフゲニー・スドビンに加え、 2017年はフルートのジェシカ・シンデルや打楽器のダグ・パーキンスらを迎え、プログラムもさらに多彩さを増しています。
CDブックレットには、現代彫刻の第一人者パトリック・ドハティの委嘱彫刻作品「Daydream(白昼夢)」の写真が満載。スケールの大きな自然を舞台に、 彫刻と音楽、空間と時間、自然と芸術が触発し合う様を感じることができます。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン(指)シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録 音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、 さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"から積極的なリリースが続い ており好評を博しております。 (Ki)

ALPHA
ALPHA-280
NX-B08
シューマン:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 第2番 ヘ長調 Op.41-2
弦楽四重奏曲 第3番 イ長調 Op.41-3
エリアスSQ
【メンバー】
サラ・ビットロホ(Vn)
ドナルド・グラント(Vn)
マーティン・セイビング(Va)
マリー・ビットロホ(Vc)

録音:2016年5月 ライヴ
POTTON HALL,UNITED KINGDOM
エリアス弦楽四重奏団のアンサンブル名はメンデルスゾーンのオラトリオ「エリア」のドイツ語呼称からとられたもの。1998年、マ ンチェスターのノーザン音楽大学で結成され、クリストファー・ローランド博士に師事、そのほかアルバンベルク四重奏団やジョ ルジュ・クルターク、アンリ・デュティユーなどにも師事し、活動を始めるやいなや世界中で高く評価されています。彼らは既に、 ウィグモアホールでの「ベートーヴェン弦楽四重奏曲」全曲録音をリリースしていますが、今作は彼らが特別な感情を抱いてい るというシューマンの四重奏曲。「これらの曲には作曲家の個人的心情が反映されていて、作品の全てにニュアンスが溢れて いる」と語る彼らの演奏はとても魅力的です。
ALPHA
ALPHA-360
NX-B08
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲 第3番/ピアノ五重奏曲 ト短調
ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57
弦楽四重奏曲 第3番 ヘ長調 Op.73
ピョートル・アンデルシェフスキ(P)…1-5
ベルチャSQ【コリーナ・ベルチャ(Vn1)
アクセル・シャハー(Vn2)
クシシュトフ・ホジェルスキー(Va)
アントワーヌ・レデルラン(Vc)】

録音:2017年6月
BRITTEN STUDIO, SNAPE
「伝統に捉われず、メンバーたちが持つ様々な文化的背景に裏打ちされたダイナミックで自由な音楽解釈」で知られるベル チャ弦楽四重奏団は、1994年、英国王立音楽大学の学生たちによって結成されたアンサンブル。幅広いレパートリーを持 ち、古典派、ロマン派の作品の演奏、録音だけでなく、タネジやペンデレツキ作品の世界初演を手掛けるなど、活発な活動 を行っています。なかでも2011年から2012年にかけて録音されたベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集と、2014年から 2015年録音のシェーンベルク&ベルク&ヴェーベルン:室内楽曲集は“エコー・クラシック賞”、ブラームスの弦楽四重奏曲 全集は“ディアパソン・ドール賞”を受賞、世界中で高く評価されています。彼らの新しいアルバムはショスタコーヴィチの2つの 作品を収録。彼らの卓越したアンサンブルと洗練された演奏は、交響曲第9番がソ連当局に批判された直後に書かれ、初 演時に改訂されたとされる問題作「弦楽四重奏曲 第3番」の本質を探求します。また、最高傑作とされるピアノ五重奏曲 には、名手アンデルシェフスキが参加。最高レベルの音楽性の出会いが実現しました。

Coviello
COV-91804(1CD)
おもちゃ箱
トーマス・コッチェフ:Death, Hocket and Roll
リー・ウエストウッド:Florescence
モニカ・ピアース:Kandinsky
ジャック・シーン:Television continuity poses: I
Utku Asuroglu:Hayirli Olsun
渡辺裕紀子:In My Room
ヘザー・ステビンズ:Ursa Minor
ジャック・シーン: Television continuity poses: IIIa
アンナ・ソルヴァルドスドッティル:Shades of Silence
フランコ・ドナトーニ:Toy - Movt I
マイケル・クライン:Celia’s Toyshop
ザ・ライオット・アンサンブル

録音:2017年 2月17-19日/イギリス、リアル・ワールド・スタジオ
我が道をゆく合奏団「ザ・ライオット・アンサンブル」によるポップで刺激的な現代音楽!(1)はトイ・ピアノ2台。Dはトロンボーン、打楽器、チェンバロ、 ピアノ。Eは電子音楽。Hはヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、チェンバロ。編成の多彩さが面白いです。自由な感性が飛び交い、まさにおもちゃ箱をひっ くり返したような世界が広がります。 (Ki)

LIMEN Classic
CDVD096-C096
(CD+DVD)
500セット限定生産
シリアルナンバー付き
ホルへ・ボッソ:展覧会のタンゴ!
Promenade I
Autant en emporte le Tango
Promenade II
Alegoria de un Tango
Promenade III (double quartet)
Un Tango Onirico
Promenade IV
Gettin'through the Mood of Tango
Antiguo Vals (double quintet)
Milonga Transfigurada
Oximoron
Promenade V
ホルへ・ボッソ(Vc)
ボッソコンセプト
アルゼンチンのチェリスト、ホルヘ・ボッソが、ムソルグスキーよろしく『展覧会の〜』風に仕立て上げたタンゴ組曲。チェロ以外にはクラリネット、バ ンドネオン、コントラバス、ヴィブラフォンが登場します。 (Ki)
LIMEN Classic
CDVD102-C102
(CD+DVD)
500セット限定生産
シリアルナンバー付き
コンポーザーピアニスト、パドヴァ自作自演
アンドレア・パドヴァ:Perfect Moon
Prelude/Once Again
Breath of the Earth
Turning Point/In Motion
Prayer/Chanson Perdue
Kaddish/Memory Lane
Night Garden
Sunday Afternoon
ジェームス・ホーリク(Sax)
アンドレア・パドヴァ(P)
1995年J.S.バッハ国際ピアノコンクール優勝ピアニストであり作曲もこなすアンドレア・パドヴァが作曲したサックスとピアノのための12曲。世界最 高レベルのプレーヤーと目されるサックス奏者ジェームス・ホーリクの妙技にも注目。ジャジーなフレーズも登場。 (Ki)


WEITBLICK
SSS-0213(2CD)
エディト・パイネマン〜WDRリサイタル録音集
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調op.30-2
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第27番ト長調K.379
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調D..408*
ブラームス:FAEソナタよりスケルツォハ短調*
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調Op12-2#
シューベルト:幻想曲ハ長調D.934##
エディト・パイネマン(Vn)
ヘルムート・バース(P)
イェルク・デムス(P)*,#
ロバート・アレクサンダー・ボーンク(P)##

録音:1967年10月4日、1966年6月24日*、4月26日#、1957年6月23日##
音源提供:WDRケルン放送(モノラル)
空前のヒットとなった協奏曲ライヴ(SSS0204/05)に続いて、美貌の天才ヴァイオリニストとして高名なパイネマンの未発 表放送用スタジオ録音が一気にリリース。その高名に比して録音は極めて少なく、DGへのCD1枚分が全てでしょうか。マ ニアは、ハウシルトとのレーガーのヴァイオリン協奏曲の録音を知ることでしょう(AMATI)。ここに登場するレパートリーも全 曲初出レパートリーです。 1937年にドイツ・マインツに生れたパイネマンは、4歳で同地のオケのコンサートマスターであった父からヴァイオリンを学び ます。さらにハインツ・スタンシュケ、マックス・ロスタルに師事。19歳でドイツ放送局(ARD)主催のコンクールで第1位とな り,国際的な活動を開始します。アメリカでは、特に大指揮者ジョージ・セルがパイネマンを高く評価したために、1965年の クリーヴランド管のニューヨーク・カーネギーホール公演にもソリストとして起用されます。以降、共演した指揮者にはミュン シュ、ショルティ、カラヤン、カイルベルト、クリップス、バルビローリ、クーベリック、テンシュテット、マルティノン等が挙げられ ます。1972年にはミュンヘンフィル初来日公演にソリストとして参加。 1970年代以降は教育活動に重きを置いたために、演奏家として録音に恵まれなかったのかも知れません。それ故に協奏 曲の名曲、名演を集めた当企画は長年の渇きを癒すリリースと申せましょう。芸風は典雅にして高潔。無駄な効果を狙った 演奏とは無縁です。ベートーヴェンの高貴さには頭が下がるばかり。モーツァルトは深遠な思索に富んだ名演。ブラームス のFAEソナタの感受性の強さ。そしてシューベルトの「幻想曲」、この自由度の高い飛翔に心洗われる思いであります。 伴奏ピアノの神様ともいえるデムスのバッキングが多いことも朗報。全てモノラルですが、ケルン放送の技術の高さは多く の見識あるファンが知るところ。期待を裏切りません。

Etcetra
KTC-1610(1CD)
オスカー・ヴァン・ヘメル:室内楽作品集
クラリネット五重奏曲
ピアノ4手連弾のための舞曲
オーボエ,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための 「コンメディア・デッラルテについて」
ピアノ四重奏曲
アラン・R.ケイ(Cl)、
ルスクヮルテット(P)、
キャサリン・ダウリング(P)、
クラーク・ショイフェレ(P)、
ジェームス・オースティン・スミス(Vn)、
マレーヴィチ・ピアノ四重奏団、他

録音:2016年8月&2017年8月、オランダ
Et'ceteraのダッチ・コンポーザー・シリーズ。ベルギーのアントワープで生まれたオランダの作曲家、オスカー・ヴァン・ヘメル(1892−1981)の室内楽作品集。アウフスト・デ・ブックやローデヴェイク・モルテルマンスに作曲を学び、1940年〜1970年の間には、オランダでもっとも演奏されたオランダの作曲家の一人です。
Etcetra
KTC-1616
タンゴ・センセーションズ
ピアソラ:アディオス・ノニーノ、
 ファイヴ・タンゴ・センセーションズ
ジェラルド・ヘレス・レ・カム:フガーダ・インティマ、エスペハーダ
アレハンドロ・シュワルツ:アルキミア
ピアソラ:オブリビオン(忘却)、フガータ
コレクティフ・アルシス(サクソフォン・アンサンブル)、
ダニエル・グリュセル(バンドネオン)

録音:2017年9月9日−10日&11月4日−5日、ベルギー
ブリュッセルとモンスの王立音楽院で学んだクラシカル・アコーディオン&バンドネオン奏者、ダニエル・グリュセルの新たなタンゴ革命! 多彩なジャンルをレパートリーとし変幻自在の編成で活動するベルギーのサクソフォン・アンサンブル「コレクティフ・アルシス(Collectif Arsys)」とコラボレーション!
タンゴの革命児、アストル・ピアソラの名ナンバー「アディオス・ノニーノ」や「オブリビオン」に、クロノス・クァルテットのために作曲された晩年の五重奏「ファイヴ・タンゴ・センセーションズ」の"バンドネオンとサクソフォン版"。そして、現代のタンゴ作家ジェラルド・ヘレス・レ・カム(b.1963)とアレハンドロ・シュワルツ(b.1969)の作品を収録。卓越した技術のミュージシャンたちによるサクソフォンとバンドネオンの豊かな表現で、タンゴの新たな地平を切り開きます。

BRIDGE
BCD-9501(1CD)
メンデルスゾーン:チェロとピアノのための作品全集
協奏的変奏曲 ニ長調
チェロ・ソナタ第1番 変ロ長調 Op.45
チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.58
無言歌 ニ長調 Op.109
アッサイ・トランクィッロ
マーシー・ローゼン(Vc)
リディア・アーティミフ(P)

録音:2017年1月25−27日 米国,ニューヨーク州,フラッシング
メンデルスゾーンのチェロとピアノのための作品はこの5 曲だけ、それを1 枚のCD に収めている。マーシー・ローゼンは長年活躍している米国を代表するチェリストの一人。第一音で聞く者を捉えてしまうだけの風格豊かなチェロの音色が、メンデルスゾーンの魅力をさらに引き立てている。メンデルスゾーンのチェロ曲なんて聞いたことないという人にも文句なくお勧めできる1 枚である。
BRIDGE
BCD-9510(1CD)
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2 番 変ホ長調 D929
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 D897 「ノットゥルノ」
ヴィトルヴィ三重奏団:
【ニクラス・ヴァレンティン(Vn)
ヤコブ・ラ・クール(Vc)
アレグザンダー・マッケンジー(P)】

録音:2017年10月5-8日 コペンハーゲ
デンマークの若いピアノ三重奏団、ヴィトルヴィ三重奏団 Trio Vitruvi のデビューCD。2014 年にデンマーク国立放送の室内楽コンクールで優勝かつ聴衆賞を受賞して一躍名を馳せた彼らのデビューCD。彼らは 2018 年 4 月にカーネギーホールに初登場、ピアノ三重奏曲第 2 番はその時にも演奏されており、その自信はその半年前のこの録音からも十分聞いて取れる。

ミッテンヴァルト
MTWD-99065(1CD)
税込定価
菅原明朗:楽作品集
菅原明朗(明治30年〜昭和63年、1897-1988):「白鳳之歌」〜ピアノのための(昭和6〜8年)
「三つの断章」〜無伴奏ヴァイオリンのための(昭和51年、1976)
「バラード」〜ヴァイオリンとピアノのための〜(昭和52年、1977)
無伴奏セロ・ソナタ(昭和37年、1962)
「ブルゴーニュ」〜3つのピアノ小品〜より(昭和44年、1969)
(11)T.Vezelay[3:41]
澤田まゆみ(P)、
印田千裕(Vn)
印田陽介(Vc)

録音:2017 年10 月16 日豊洲シビックセンターホール
■菅原明朗(作曲家、教育家)
1897 年(明治30 年)3 月20 日兵庫県明石市生まれ、1988 年(昭和63 年)4 月2 日東京没。 京都第二中学校在学中、小畠賢八郎にソルフェージュとホルンを師事。1914 年上京し、川端画学校に入学して、藤島武二に 師事して洋画を学ぶ。このころ大田黒元雄、堀内敬三、大沼哲らと知り合う。1915 年に最初のピアノ作品が大田黒元雄のサロン で演奏される。1919 年奈良に移り住み、音楽の勉学に励む。1921 年同志社大学で音楽指導、神学部で音楽文化史を講義。 1926 年オルケストラ・シンフォニカ・タケヰの指揮者に就任。1930 年帝国音楽学校作曲科主任教授。新交響楽団(現NHK交響 楽団)を指揮するようになる。作曲分野では純音楽、映画音楽、さらには西洋音楽を日本音楽に取り込み、伝統音楽を再生させ る試みもおこない、戦後の洋楽の作曲家たちにも大きな影響を与えた。また永井荷風との共作、友情の物語は有名。加えて生涯 に 500 を超える執筆活動のほか、指揮活動をおこない、敗戦直後までプーランク、ミヨー、サティ、オネゲル、フローラン・シュミッ ト、日本の作曲家、自作などの作品の初演を旺盛におこなう。戦争直後は生活に苦労しながらも創作に励み、特に 1970 年代以 降、70 歳を超えてから 100 を超える作品を創作している。未だ演奏されていない、大作を含む数多くの作品が残っている。幅広 い知識と教養を持った人物であった。弟子に深井史郎、服部正、伊藤昇、吉田隆子、小倉朗、小関裕而、宅孝二らがいる。著作 に「楽器図説」(音楽之友社)、「楽器のはなし」(共同通信社)、「和声法要義(リムスキー=コルサコフ著の翻訳)(音楽の友社)な どがある。

NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-99130(1CD)
ロシア・ロマン派作曲家によるヴァイオリンとピアノの為の音楽
グリンカ:ヴィオラ・ソナタ ニ短調(ヴァイオリンとピアノの為の版)*
グリンカ(サフォノフ編):マズルカ ホ短調
グリエール:ロマンスロ短調 Op.3
キュイ:2つの楽曲 Op.24 から スペイン風に(No.1)+
グラズノフ:瞑想Op.32
ヴィクトル・コセンコ(1896-1938):為の2つの楽曲 Op.4#
ルビンシテイン:ヴィオラ・ソナタ ヘ短調 Op.49 からアンダンテ(第2楽章;ヴァイオリンとピアノの為の版)*
 サンクトペテルブルクの夜会(ピアノの為の6つの楽曲)Op.44 から
  ロマンス(No.1;ヴァイオリンとピアノの為の版)
ルビンシテイン(アウアー編):2つのメロディー Op.3 から
 へ調のメロディー(No.1;ヴァイオリンとピアノの為の編曲版)
グラズノフ(ロディオノフ編):ソナティナ(ヴァイオリンとピアノの為の版)+
 バレエ「ライモンダ」から グランデ・アダージョ(ヴァイオリンとピアノの為の版)
宇田川杰子(Vn)
アレクサンドル・パンフィロフ(P)

録音:2017年9月25-26日、セント・サイラス教会、ロンドン、イギリス

*作曲者自身の編曲版による世界初録音。+世界初録音。#世界初CD録音。
長らくロンドンを本拠に活躍している日本のヴァイオリニスト、宇田川杰子(うががわひでこ)とロシアのピアニスト、アレクサンドル・パンフィロフが歌い上げる濃密なロシアン・ロマンティシズム。
NORTHERN FLOWERS
NF/PMA-99124(1CD)
ユーリー・ファリク(1936-2009):弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第3番(1974)*
弦楽四重奏曲第4番(1976)+
弦楽四重奏曲第5番(1978)#
弦楽四重奏曲第6番(1984)**
タネーエフSQ
[ヴラディーミル・オフチャレク、グリゴリー・ルツキー(Vn)、ヴィサリオン・ソロヴィヨフ(Va)、シフ・レヴィンゾン ]

録音:1978年*、1981年+、1985年#、1986年**
原盤:Melodiya
「西側」で流通したことのない音源の初CD化。ユーリー・ファリクはオデッサ(ウクライナ)に生まれたロシアの作曲家・指揮者。レニングラード音楽院でボリス・アラポフ(1905-1992)に作曲を師事。サンクトペテルブルク音楽院教授を務めました。

MUSO
MU-024(1CD)
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト長調 op.13
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ長調 op.8
ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ短調 op.45
ヴィネタ・サレイカ(Vn/ストラディヴァリウス(1863 年製))
アマンディーヌ・サヴァリ(P)

録音:2017年8月14-17日、ブリュッセル
ラトヴィア出身のヴァイオリン奏者、ヴィネタ・サレイカによるグリーグのヴァイオリン・ソナタ集。アルテミス・カルテットで第1ヴァイオリンを務めて います。サレイカはパリ国立高等音楽院でジェラール・プーレに師事しているほか、デュメイらにも師事しています。2009年のエリザベート国際コンクー ルで入賞したのち、様々なオーケストラと共演。ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー(現アントワープ交響楽団)で首席コンサートミストレスを務め、 ほかにもトリオ・ダリで演奏活動を展開しています。2006年以降、フランスのピアニスト、アマンディーヌ・サヴァリと共演を重ねています。アマンディー ヌ・サヴァリもトリオ・ダリで室内楽奏者として活躍する傍ら、オーケストラとも共演、また、来日もしています。
グリーグのヴァイオリン・ソナタは彼の生涯を色濃く反映しています。第1番は1865年にデンマークで書かれており、旋律のピュアな美しさが魅力。 歌に溢れています。第2番は2年後、ちょうど彼がノルウェーに戻って結婚した時に書かれており、愛と踊りの気分に満ちた幸せな作品となっております。 第3番はそれから20年を経て書かれていますが、民族色よりも和声などに新たな可能性の模索が見られる作品となっており、2作とは一線を画すものと なっています。 (Ki)

Audite
AU-97737(1CD)
SEVEN
始まり(6’45”)/平静1(0’35”)/天と地(5’23”)/平静2(0’38”)/海の中道(12’57”)/平静3(0’31”)/陸、海、植物そして動物(10’45”)/平静4(0’41”)/太陽、月そして星(11’26”)/平静5(0’40”)/人(7’59”)/平静6(0’38”)/静けさ(5’03”)
ハンスイェルク・フィンク(Tb)
エルマー・レーネン(Org)

録音:2018年4月16-17日/聖マリエン教会(ケーヴェラー)
前作レクイエム(AU 92660)でも話題を集めたトロンボーン奏者ハンスイェルク・フィンクとオルガン奏者エルマー・レーネンによる共作第2弾は 「SEVEN」です。創造された神話をもとにした7つの断片では彼らが生み出した世界が広がり、トロンボーンとオルガンが生み出す奇跡のサウンドを聴 くことができます。ジャズ的要素もふんだんに取り入れた当作品は刺激的な響きも特徴です。 教会の響きを非常に効果的に用いた録音で、トロンボーンもオルガンのコンソール横で演奏し、その音はまるで天から舞い降りてくるような空気感に富 んでいます。このような素晴らしい録音ができるのも長年教会での録音に携わり、数々の優秀録音をリリースしてきたauditeの社主ベッケンホーフ氏がな せる妙技と言えましょう。 (Ki)

Audite
AU-21454(8SACD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 クレモナQ

録音:2012-2015 年/ポイリーノ(イタリア)
イタリア四重奏団のファルーリ、アルバン・ベルク四重奏団のバイエルレの両氏に師事した2000年結成のクレモナ四重奏団は、イタリアの伝統受け継 ぐ若手実力派で世界から注目を集めております。イタリアらしい明るく非常にクリアな発音が魅力の一つで、個々の音色が見事に溶け合った驚くべきアンサ ンブルを聴かせてくれます。作品によって表情を見事に変え、優美な音色に加えて抜群の音程感で現代最高の呼び声高い四重奏団といえます。このベートー ヴェンの録音では各集高い評価を集めましたが、中でも第7&8集は2018年ICMA賞(国際クラシック音楽賞)の室内楽部門を受賞するなど注目を 集めました。
当全集では作品に合わせて使用楽器を変えているところにも注目で、音色の違いを楽しむこともできます。第1ヴァイオリンのクリスティアーノ・グアル コが奏でるグァルネリ、アマティ、グァダニーニの名器の優美な音色は絶品の一言に尽きます。また大フーガの録音にて使用したヴィオラは1980年生ま れのピエトロ・ガルジーニ制作によるものです。ガルジーニは若い頃からマウロ・スカルタベッリの工房で弦楽器作りに親しむようになり、その後、ルイジ・ エルコレやガブリエーレ・ナターリに師事した若手職人です。2008年3月には『フォルムと音楽:ヴァイオリンのメカニズム』と題した論文により、フィ レンツェ大学建築学修士号を取得。その後は修復や専門技術の分野で活躍し、特に過去の巨匠たちの傑作の複製の製造と、修復を仕事の二つの柱として いるようです。名器と現代の新進気鋭の職人が制作した最新の優れた楽器も積極的に使用しています。現代の楽器も歴史的な楽器と同様に素晴らしいこ とを証明するかのような魂のこもった演奏を聴くことができます。auditeレーベルの社主にしてトーン・マイスターのルトガー・ベッケンホーフ氏による高 品位の録音をお楽しみいただけます。  (Ki)

CLAVES
50-1801
(1CD+1DVD[PAL])
バロック・スウィング Vol.3
ヴィヴァルディ:協奏曲集『和声と創意への試み』 Op.8-3から協奏曲集『四季』より「秋」 RV-293
チャール・ドゥ・プレシス(1977-):「Waltz Sum More」
プレシス:「Pay With Samba」
バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
バッハ&フレンズ・ジャズ組曲【@.「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」/A. Take the A Train(ビリー・ストレイホーン)/B.「御身がともにあるならば」/C.Billie’s Bounce(チャーリー・パーカー)/D.「メヌエット」〜アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集より/E.「ミュゼット」〜アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集より/F.Spain(チック・コリア )】
チャール・ドゥ・プレシス・トリオ【Charl du Plessis(P)、Werner Spies(ベース)、Hugo Radyn(ドラム)】

ライヴ録音:2016 年 7月 24 日/聖ジョルジュ教会(エルネン)
南アフリカ出身のチャール・ドゥ・プレシスにより2006年に結成されたチャール・ドゥ・プレシス・トリオ。Clavesレーベルからリリースされている『バ ロック・スウィング』の第3弾は2016年7月24日、スイスのエルネンで開かれた音楽祭のライヴ収録です。
このピアノ・トリオはクラシックからロック、レゲエ、サルサに至るまでいわゆるクロスオーバーの音楽を得意とする文字通り “ジャンルの垣根を越えた” アーティストとして年間130ものライヴを行っている実力派です。
コンセプトは『バロック・スウィング』の名の通り、バロック時代の作品とジャズの名作をあわせた充実の内容で、今回はヴィヴァルディの「秋」、プレ シスの自作2曲、バッハのドッペルコンチェルト、そしてバッハとジャズの名曲によって構成されたジャズ組曲が演奏されました。バロックの名曲とジャズ の名作がおしゃれにスウィングします。『バロック・スウィング Vol.2』(50 1609)も好評発売中です(『バロック・スウィング Vol.1』は配信限定のリリー ス で す )。
特典DVDには当ライヴについてチャール・ドゥ・プレシスが語るシーン、ドッペルコンチェルトおよびバッハ&フレンズ・ジャズ組曲のライヴ映像、そし てスイスのエルネン音楽祭の一部映像が収録されております。 ※特典DVDはPAL方式のため、日本市場向けのNTSC方式のDVDプレーヤーでは再生できません。PAL再生可能なプレーヤーまたPCなどでお楽 しみいただけます。

CPO
CPO-777931(1CD)
NX-B02
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲集 第2集
弦楽四重奏曲 第1番 Op.12
弦楽四重奏のための4つの小品 Op.81
弦楽四重奏曲 変ホ長調(1823)
ミンゲSQ
【ウルリヒ・イズフォルト(Vn1)、アンネッテ・ライジンガー(Vn2)、アロア・ゾリン(Va)、マティアス・ディーナー(Vc)】

録音:2013年5月16-18日、2016年7月7-8日
ミンゲ四重奏団によるメンデルスゾーン:弦楽四重奏曲シリーズの第2集。早熟の天才であったメンデルスゾーンですが、第1 番の弦楽四重奏曲が書かれたのは1829年。意外に遅い22歳の時でした。もちろん10代の時にも、このアルバムに収録さ れている"変ホ長調"と"イ短調"(のちに2番となる)の2曲の弦楽四重奏曲が作曲されましたが、こちらには作品番号が与 えられず、彼の自信作として発表されたのは第1番からとなります。彼が尊敬していたベートーヴェンの後期四重奏から大きな 影響を受けたとみられ、充実した書法が用いられています。Op.81の「4つの小品」は時に「弦楽四重奏曲第7番」と呼ばれ ることもあるメンデルスゾーンの晩年の作品。完成度の高いフーガや変奏曲などの別々に書かれた作品がまとめられていま す。

H.M.F
HMM-902400(3CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 vol.1≪インヴェンション(発明)≫
]弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 op.18-1、
第3番 ニ長調 op.18-3、
第4番 ハ短調 op.18-4
ピアノ・ソナタ第9番 ヘ長調 op.14-1(ベートーヴェン自身による弦楽四重奏編曲版)、
弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調 op.59-1「ラズモフスキー第1番」
]弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調 op.127、
第16番 ヘ長調 op.135
カザルスSQ〔ヴェラ・マルティネス・メーナー(Vn)、アベル・トマス・レアルプ(Vn)、ジョナサン・ブラウン(Vla)、アルノー・トマス・レアルプ(Vc)〕

録音:2015年9月7-10日、2016年2月1-2日、2017年10月13-14日/テルデックス・スタジオ・ベルリン
1997年に結成されたカザルス弦楽四重奏団による、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集の第1弾。2020年ベートーヴェン生誕250周年に向けて の全集シリーズが始動しました。第1弾となる当ボックスは「インヴェンション」と題し、第1番、そして最後の第16番が収録されているほか、ピアノ・ ソナタのベートーヴェン自身による弦楽四重奏編曲版も収録されているという興味深いプログラミングです。 作品18から次の四重奏曲第7番(ラズモフスキー)を作曲するまでには6年という歳月が流れておりますが、ベートーヴェンはその間にも充実の作品 を書いており、音楽語法はより豊かなものになっています。さらに、最後の弦楽四重奏曲もあわせて聴くことにより、ベートーヴェンの語法の変化を感じ ることができます。 メンバーのジョナサン・ブラウンは「弦楽四重奏は、家族のように、そのメンバーたちにはわかるボキャブラリーがある。他のメンバーがこのフレーズの後 にちょっと長めに息を入れたい、とか、他のメンバーが16小節先のところでニュアンスを変えたい、と思っていることが、いつもシグナルのように発信さ れていて、メンバーたちは常にそれをキャッチしながら音楽を進めている。弦楽四重奏で演奏するということは、自分の音楽ビジョンを明確に発信すると ともに、他の3人の考えももらさずキャッチしなければならない」と語っています。カザルス弦楽四重奏団のまるで家族のようなアンサンブルが展開する、 あたたかくも高貴なベートーヴェン、続編がたのしみです。 (Ki)
H.M.F
HMM-902304(1CD)
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 op.10
ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調 op.35
エルサレムSQ
〔アレクサンドル・パヴロフスキー(Vn)、セルゲイ・ブレスラー(Vn)、オリ・カム(Va)、キリル・ズロトニコフ(Vc)〕

録音:2017年4月18-22日、オーストリア
1993年に創立され、1996年にデビューしたエルサレム弦楽四重奏団。結成20余年を数える、もはやベテランの存在です。2015年6月には久々 の来日公演も行っています。彼らの最新盤は、ドビュッシー没後100年にちなみ、ドビュッシー唯一の弦楽四重奏曲、そしてラヴェルの弦楽四重奏という カップリング。ドビュッシーは冒頭から4人だけで演奏しているとは思えないような豊かな響き。ピッツィカートの楽章も、弦の魅力満喫。エルサレム弦楽 四重奏団のメンバー間に流れるあたたかな空気感までもがとらえられた優秀録音も注目です。 (Ki)

COL LEGNO
COL-40002(2SACD)
NX-D11
LES ESPACES ELECTROACIUSTIQUES
5.1サラウンドとステレオによる電子音楽名作集
【SACD1】
1.ヴァレーズ:Po?me ?lectronique(1958)
2.リゲティ:グリッサンディ(1957)
3.リゲティ:アルティクラティオン(1958)
4.マデルナ(1920-1973):Musica su due dimensioni(1958)
5.ベリオ:ディフェレンセス(1958-1959)
6.ベリオ:ヴィサージュ(1961)
【SACD2】
1.ラッヘンマン(1935-):スツェナリオ(1965)
2.ハーヴェイ(1939-2012):Mortuos Plango, Vivos Voco(1980)
3.ブーレーズ:Dialogue de l’ombre double(1985)
4.ファーニホウ(1943-):Mnemosyne(1986)
様々な演奏家
1950年代後半のアナログ・スタジオ初期段階から1980年代のデジタル技術への移行まで、ほぼ30年間に渡る「電子音 楽」の発展を辿る2枚組。電子だけではなく、アコースティックな楽器の音や、テープ再生音も含まれており、その多彩な響き を再現するために、全てはSACDフォーマットの高音質で収録されています。このプロジェクトはチューリヒ大学のサウンド技術 研究所(ICST)を始めとした数多くの教育機関の協力で実現しました。
COL LEGNO
COL-40410(1CD)
NX-B09
シモーネ・モヴィオ(1978-):作品集
Di fragili incanti (2006)
Incanto III (2012)
… come spirali … (2008)
サクソフォン四重奏のための「Zahir V 」(2011?2012)
アンドレアス・エベルレ(指)
クラングフォルム・ウィーン(アンサンブル)
シグマ・プロジェクト(サクソフォン四重奏団

録音:2014年
イタリアで学び、IRCAM(Institut de Recherche et Coordination Acoustique/Musique=フランス国立音響音 楽研究所)を始め、数々の機関で作品を認められた作曲家モヴィオの作品集。アルバムタイトルの「Tuniche」はイタリア語 で「シンプルな衣服=チュニック」を表す言葉ですが、モヴィオは言葉にたくさんの意味を持たせ、自身の思考を多層的に表 現しています。緻密なアンサンブルによる緊張感に満ちた音楽です。
COL LEGNO
COL-40411(1CD)
NX-B09
It may be all an illusion〜おそらく全てが幻
ブリギッタ・ムンテンドルフ(1982-):作品集
Sweetheart, Goodbye! 愛しい人よ さようなら (2012)
shivers on speed スピードを揺さぶる(2013)
reinhoren 聴いて(2010)
durchhoren 聴く(2011)
Missing T (2013)
ニコラ・グリュンデル(歌)
マリアーノ・キアッチアリーニ(指)
アンサンブル・モデルン
マヌエル・ナウリ(指)
アンサンブル・ムジクファブリック
アンサンブル・ガレージ
キャレファクス・リード五重奏団
ヴィンバリー・カツィボーニ(指)
IEMAアンサンブル

録音:2013-2014年
ドイツ、オーストリアの女性作曲家ムンテンドルフ。クシシュトフ・メイヤー、レベッカ・サンダース、ヨハネス・シェルホルンらに学 び、大学在学中に10人のメンバーで構成された「アンサンブル・ガレージ」を設立し、数々の現代音楽祭に出演しています。 彼女の作品はどれも古い慣習に倣うことなく、常に新しい形式を探求しており、彼女が愛する演劇との関連も強く、トラック1 では音と語りが見事に融合した世界が広がっています。音が蠢く不思議な世界を味わってください。
COL LEGNO
COL-40413(1CD)
NX-C01
マーク・バーデン(1980-):作品集
a tearing of vision (2012)
Chamber (2006/2007)
Alam [Schmerz] (2011)
flesh|veil (2012)
die Haut Anderer (2008)
Monoliths I ?V (2014)
コルネウス・マイスター(指)
アンサンブル・アンテルコンタンポラン
マーク・バーデン(声)
シュテファン・マイアー(声)
マックス・マレイ(声)
アンドレアス・エーベルレ(指)
クラングフォルム・ウィーン(アンサンブル)
ニコラス・ホッジス(ピアノ…オプション映像にて)
新ムジク・ベルリン室内アンサンブル

録音:2013-2015年
1980年、クリーヴランド生まれの作曲家マーク・バーデンの作品集。“演奏不能”なスコアを現代音楽を称することを嫌う バーデンは、音を物理的な現象として表現することを探求しており、「聴衆が体でサウンドを受け止め、筋肉と呼吸で空気の 振動を捉えることでミュージシャンと一体になる」ライヴ演奏を望んでいます。このアルバムでは数多くのミュージシャンが彼のス コアを実際に音にすることで、バーデンの望みを具体的に表現しています。
COL LEGNO
COL-40414(1CD)
NX-B09
ビルケ J.ベルテルスマイアー(1981-):作品集
GIROMANiACO (2013/2015)
弦楽四重奏とグラスのための「hineidunke」 (2012)
四重奏小品(2008)
folklich (2012)
フルート・ソロのための「WhirliGigue」(2012)
8手と2台ピアノのためのAmorette I und II (2014/2015)
Zimzum (2015)
ジョナサン・シュトックハマー(指)
アンサンブル・モデルン
ビルケ J.ベルテルスマイアー(グラス)
アルミーダSQ
イヴァンナ・テルネイ(Fl)
ビルケ J.ベルテルスマイアー(P)
ルーカス・マリア・クーン(P)
ユリアン・リーム(P)
パウル・リヴィニウス(P)
クリストフ・エッシェンバッハ(指)
バンベルクSO

録音:2015年
2015年のジーメンス音楽賞を受賞したドイツの女性作曲家ベルテルスマイアーの作品集。最近の「癒し系」現代音楽やミ ニマル・ミュージックに反抗するかのような、複雑で賑やかな響きを愛する彼女、その作品は意外性に富み、聴衆が大音量に 驚くことも稀ではありません。このアルバムではエッシェンバッハを始めとした錚々たる演奏家が集結、彼女自身もピアノ演奏で 参加しています。
COL LEGNO
COL-20013(2CD)
NX-C09
ローベルト M.ヘルムシュロット(1938-):教会ソナタ
教会ソナタ 第1番/教会ソナタ 第2番
教会ソナタ 第3番/教会ソナタ 第4番
教会ソナタ 第5番/教会ソナタ 第6番
教会ソナタ 第7番-1/教会ソナタ 第7番-2
教会ソナタ 第8番/教会ソナタ 第9番
教会ソナタ 第10番/教会ソナタ 第11番
教会ソナタ 第12番
アビー・コナント(Tb)
ミヒャエル・ヘルムラート(Ob)
クリスティアン・ヘーへルル(Fl)
クレメンス・シュノール(Org)
17〜18世紀、イタリア北部を中心に人気を博した「教会ソナタ」。当時の「室内ソナタ」と比べると、ポリフォニックな書法が 用いられており、精緻なアンサンブルが特徴となっています。ヘルムシュロットはこの形式をそっくり現代に持ち込み、興味深い ソナタに仕上げました。オルガンと管弦楽が自在に紡ぎ出す面白い作品群です。
COL LEGNO
COL-20040(1CD)
NX-B05
エルマー・ランプソン(1952-):symPHONIE
1.オラフ・エステソンの夢の歌-シンフォニー(1990/1992)
2.-schnell
3.ピアノ、打楽器と弦楽器のための音楽 第1部(1995/1996)
4.ピアノ、打楽器と弦楽器のための音楽 第2部.第3部(1995/1996)
ウルリケ・バウアー=ヴィルト(P)
ラドスワフ・シュルツ(Vn)
クリスティアーネ・パルメン(Fl)
M.キーダイシュ&M.ハウケ(パーカッション)
エルマー・ランプソン(指)
ラインラント=プファルツ州立PO
ハノーヴァーとヴュルツブルクで作曲、音楽理論、ヴァイオリンを学び、現在ハンブルク演劇・音楽大学の学長を務めているラン プソンの作品集。朧げなメロディが美しい自らの指揮による管弦楽作品「オラフ・エステソンの夢の歌」と精緻な響きを持つ室 内楽作品を収録。
COL LEGNO
COL-20056(1CD)
NX-B05
2000年ダルムシュタット夏季現代音楽講習会
1.カリツケ:Cruxification II-Kanon
2.カリツケ:Cruxification II-Spiegelreflex
3.カリツケ:Cruxification II-Schlachthaus
4.カリツケ:Cruxification II-Fadenkreuz
5.エーリンク:Philipp
6.望月京:Pas a pas
7.イザベル・マンドリー:Traces de moments
8.ピッチャード:Invisible Cities
9.ヴァルシェ:as mo cheann
様々な音楽家
ドイツのダルムシュタットで開催されている現代音楽の講習会。1947年に開始され「最先端の音楽」を研究することで知ら れています。1970年代から1980年代にかけては、当時の前衛のメッカとして情報発信の起点としての機能を担っていまし たが、最近では作曲家の世代交代もあって、かなり規模が縮小されてしまい、ファンを嘆かせています。 このアルバムはゾルフ・シェーファーがディレクターを務めていた時の2000年の記録で、日本の望月京(もちづきみさと)が注 目を集め始めた頃にも重なります。

EOS
EOS-2342002(1CD)
NX-B03
プホール(1957-):ブエノス・アイレス組曲より(フルートとギター編)
ボルヌ(1840-1920):ビゼーの「カルメン」による華麗な幻想曲(フルートとギター編)
ラヴィ・シャンカール(1920-2012):魅惑の夜明け(フルートとギター編)
ルイジ・レニャーニ(1790-1877):協奏的二重奏曲 Op.23
ベリナティ(1950-):Pulo do gato
 ジョンゴ
プホール:ブエノス・アイレス組曲より
 第3曲:サン・テルモ/第4曲:ミクロセント
シルヴィー・ダンブリーネ(Fl)
マルセル・エーゲ(G)
ナントで生まれたフルーティスト、シルヴィー・ダンブリーネ。パリ国立音楽院を経て、名手オーレル・ニコレに師事。以降、 チューリヒ・バロック・アンサンブルやチューリヒ歌劇場Oを始め、様々なアンサンブルで演奏活動を続けてきた人です。 一方、ギターのエーゲは「EOS-ギター四重奏団」のメンバー。ブリュッセルで生まれ、チューリヒで学びながら、フラメンコ・ギター の演奏にも活発に取り組んできました。その2人によるこのアルバムは、スペイン出身の名ギタリスト、プホールやレニャーニなど の多彩な作品を収録。とりわけラヴィ・シャンカールの「魅惑の夜明け」でのオリエンタルな響きは秀逸です。
EOS
EOS-2342003(1CD)
NX-B03
Imagine del cuor
1.作者不詳:Ricciulina
2.作者不詳:Li ffigliole
3.作者不詳:Si tu nenna
4.作者不詳:Vulumbrella
5.作者不詳:Vurria addeventare suricillo
6.作者不詳:In galera Ii panettieri
7.作者不詳:Le spingole frangese
8.D.スカルラッティ(1685-1757):ソナタ ホ短調 K292/L24/P223
9.作者不詳:Vuria ca fosse ciaola
10.D.スカルラッティ:ソナタ イ長調 K208
11.D.スカルラッティ:ソナタ イ長調 K209
12.ヴィンチ(1690-1730):So Ii ssorbe e le nespole amare
13.作者不詳:Mmare e nata na Scarola
14.作者不詳:Canto delle lavandaie
15.作者不詳:Palummella
イ・カンティムバンキ(アンサンブル)
【メンバー】
レティツィア・フィオレンツァ(歌)
ダヴィッド・ザウター(G)
16世紀から18世紀の「ナポリの歌」、中世の「ヴィラネッラ」、そしてドメニコ・スカルラッティのソナタを取り混ぜた即興的なアル バム。20年近くに渡り、イタリア南部の民族音楽を研究してきたという“イ・カンティムバンキ”の2人によると、これらの美しいメ ロディに彩られた数々の歌は、実は欲望と孤独に満ちた極めて人間的な歌詞を持っているといい、彼らは実に深い共感を 持って演奏しています。ダヴィッド・ザウターは「EOS-ギター四重奏団」のメンバーです。
EOS
EOS-2342004(1CD)
NX-B03
EOS-ギター四重奏団
ヴィヴァルディ:協奏曲 ト長調 RV532(D.ザウターによるギター編)
ボッケリーニ:ギター五重奏曲第4番 ニ長調 G.448 第3楽章 ファンダンゴ
(M.ピルクトルによるギター四重奏編)
ロッシーニ:歌劇「セヴィリアの理髪師」-序曲(D.ザウターによるギター編)
ストラヴィンスキー:組曲 第2番
ファルカシュ(1905-2000):ピコラ・ムジカ協奏曲(P.ライエルによるギター編)
エーゲ:カンパニジェロス
EOS-ギター四重奏団
1991年リリースのアルバム。「クラシック寄り」の作品が選ばれており、ヴィヴァルディでは折り目正しい演奏が繰り広げられて います。しかし、彼らの本領発揮は近代作品。ストラヴィンスキーやファルカシュなどでの自在な音の交錯が聴きものです。メ ンバーの一人、エーゲの作品「カンパニジェロス」(アンダルシアの聖歌によるフラメンコ)は力強く即興的。アンサンブルの魅 力が最大に引き出されています。
EOS
EOS-2342005(1CD)
NX-B03
Danza Ritual
ビゼー:カルメン組曲 第1番より(D.ザウター、M.ウィンクラーによるギター四重奏編) (抜粋)[第2曲:アラゴネーズ/第3曲:間奏曲/第4曲:セキディーリャ]
ビゼー:カルメン組曲 第2番-第6曲:ジプシーの踊り(M.エーゲによるギター四重奏編)
ファリャ:「恋は魔術師」(M.エーゲによるギター四重奏編)
サン=サーンス:死の舞踏 Op.40(D.ザウターによるギター四重奏編)
ピアソラ:4人でタンゴ(M.ピルクトルによるギター四重奏編)
EOS-ギター四重奏団
こちらはビゼー、ファリャのおなじみの作品が聴ける1枚。「カルメン」ほどギターで演奏するにふさわしい曲はないでしょう。熱いリ ズムがはじけます。ファリャは一層情熱的。こちらも素晴らしい出来です。サン=サーンスは少々肌合いが違いますが、こちら も熱狂的であることには負けていません。骸骨たちの不気味な踊りが克明に表現され、聴き手は思わず手に汗を握ることで しょう。最後のピアソラも聴きもの。ギター・カルテットの醍醐味を存分に楽しめます。
EOS
EOS-2342007(1CD)
NX-B03
La Santa Allegrezza
1.Canto alla Madonna di Montevergine (Campania)
2.La Santa Allegrezza (Campania)
3.ダウランド:Melancholy Galliard
4.ダウランド:アルマンド
5.Novena die Natale(Sicilia)
6.I cantastorie ciechi a Palermo (Sicilia)-A nascita di Gesu-I tri rre
7.Ninna nunarella (Sicilia)
8.Pizzica (Puglia)
9.Viaggio a Betlemme (Lombardia)
10.J.S.バッハ:ガヴォット 1&2 BWV995
11.O Sanctissima (Sicilia)
12.マンゴーレ(1885-1944):El ultimo tremolo - Una limosnita por el amor de Dios
13.Tammurriata (Campania)
14.Canto alla Madonna dell'Arco (Campania)
イ・カンティムバンキ(アンサンブル)
【メンバー】
レティツィア・フィオレンツァ(歌)
ダヴィッド・ザウター(G)
シンプルなイタリア民謡と、ダウランド、バッハなどのドイツ作品を組み合わせたクリスマスにまつわる1枚。聖母マリアと御子をめ ぐる人々の喜びが表現されており、レティツィア・フィオレンツァの心に染み入る素朴な歌声が物語を彩っています。

EOS
EOS-2342008(1CD)
NX-B03
20th Anniversary+
1.プホール(1957-):ナランハ・ウルバノス
2.カミロ(1954-):組曲−第2曲「10のタンゴ」(ギター四重奏編)
3.ブローウェル(1939-):Los caminos del viento
4.アサド(1952-):アルボラーダ・トロピカル
5.ジスモンチ(1947-):カラーテ(ギター四重奏編)
6.ムースピール(1965-):EOS-
7.フリス(1949-):Fair
8.タウナー(1940-):Dawn to Dusk
9.レノン(1950-):At the Sound of Light
10.マクローリン(1942-):ライトハウス
11.バウマン(1954-):ボレアの滞在
12.ドラン(1949-):Eos and Tithonos
13.ファーヴル(1937-):Notos
14.グルンツ(1932-):Eos-Long Johns-Color Red
15.トゥルクマニ(1964-):Eos-Ares
16.フォレンヴァイダー:愛の歌(M.ヴィンクラーによるギター四重奏編)
17.ディアンス(1955-)Seul a seuls
18.ロドリゲス(1964-):Danza del amanecer
19.パコ・デ・ルシア(1947-2014):Cositas Buenas(M.ウィンクラーによるギター四重奏
編)
20.スターン(1953-):チェック・ワン
21.ヴィニツキー:ロシア幻想曲
EOS-ギター四重奏団
「EOS-ギター四重奏団」結成20年の記念としてリリースされたアルバム。「20人の異なる作曲家による20の小品」を演奏す るというプロジェクトでしたが、最終的には21の作品が集まったため「+」が付いたのだそうです。どの曲も2〜3分を超えること なく、コンパクトにまとめられており、どれもが個性的で新しい響きに溢れています。
EOS
EOS-23420010(1CD)
NX-B03
Metamorfosi
1.作者不詳:Il Mattacino
2.作者不詳:Vurria ca fosse ciaola
3.作者不詳:Vurria addeventare
4.シモーネ(1933-):La Gatta Cenerentola: Canzone della zingara
5.作者不詳:Vurria addeventare pesce d'oro
6.作者不詳:La guerriera
7.ジュリアーニ(1791-1829):ヘンデルの主題による変奏曲 Op.107
8.作者不詳:La finta monachella
9.ジュリアーニ:「スペインのフォリア」による変奏曲 Op.45
10.作者不詳:Lu cardillo
11.作者不詳:Lu cardillo
12.作者不詳:タランテッラ・オ・レ・オ・レ
13.作者不詳:Vurria addeventare suricillo
14.マリオ(1884-1961):Tammurriata nera
全てD.ザウターによる声楽とギター編
イ・カンティムバンキ(アンサンブル)
【メンバー】
レティツィア・フィオレンツァ(歌)
ダヴィッド・ザウター(G)
日々変化する世界。この現実世界から少しだけ目を背けて、内なる世界へと足を踏み入れたい時に聴きたいイ・カンティム バンキのアルバム。フィオレンツァの歌は、男女間のもつれた関係や、怠惰で世俗的な事象を瞬時に鮮やかな世界へと塗り 替えます。また、時折挟まれるザウターが弾くジュリアーニの作品が、聴き手を現実世界へと引き戻します。揺れ動く感情に 身を任せる1枚です。
EOS
EOS-23420012(1CD)
NX-B03
EOS-ギター四重奏団/ヴィンタートゥール・ライヴ
ブローウェル(1939-)/ジスモンチ(1947-):ジスモンチアーナ
タウナー(1940-):コンフルーエンス
EOS-ギター四重奏団
レオ・ブローウェル(指)
ヴィンタートゥーア・ムジークコレギウム

録音:2014年3月27日 ライ
スイス、ヴィンタートゥールで開催された「EOS-ギター四重奏団」のコンサート・ライヴ。 長年に渡り、国交が途絶えていたアメリカとキューバ。永世中立国であるスイスのアーティストである「EOS-ギター四重奏団」 は、そのキューバのブローウェルと、アメリカのタウナーに作品を依頼し“音楽的な外交”を実現することに成功しました。作曲 家、演奏家、聴衆、全てが感謝の心を抱いた素晴らしいコンサートです。

Music&Arts
M&ACD-1295(1CD)
バッハ:フルート・ソナタ集
フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030
フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
フルートとチェンバロのためのソナタ 変ホ長調BWV1031(疑作)
フルートとチェンバロのためのソナタ ト短調 BWV1020(疑作)
スティーヴン・シュルツ(バロックFl)
ジョリ・ヴィニクール(Cemb)

録音 : 2016 年8 月10-13日 カリフォルニア州マリン郡
MUSIC & ARTS からバッハのピリオド楽器演奏の最新録音。フルートとチェンバロのためのソナタを4 曲収録。スティーヴン・シュルツは米国を代表するバロック・フルート奏者であるのみならず、1986年創設の古楽アンサンブル、アメリカン・バロックのリーダーでもある。ここでの演奏も素晴らしく完成度が高い。ジョリ・ヴィニクールはシカゴ生まれのチェンバロ奏者。パリに留学して、ヨーロッパの様々な古楽団体で通奏低音を受け持った。近年は指揮活動も盛んで、2016 年にはヘンデルの「アグリッピーナ」を指揮している。

Forgotten Records
fr-1457(1CDR)
ルーセル:弦楽四重奏曲 二長調 Op.45 *
プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第2番#
レーヴェングートSQ [アルフレッド・レーヴェングート(Vn1)、モーリス・フエリ(Vn2)、ロジェ・ロシュ(Va)、ピエール・バスー(Vc)]

録音:1950年10月2日* 、1953年6月23日#
音源:Deutsche Grammophon 18 249
Forgotten Records
fr-1459(1CDR)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集
第5番 ヘ長調 Op.24「春」
第9番 イ長調 Op.47 「クロイツェル」
ズザーネ・ラウテンバッハー(Vn)
ラインホルト・ランパルト(P)

録音:1955年
音源:Orpheus 6424他
Forgotten Records
fr-1465(1CDR)
ブルックナー:弦楽五重奏曲 ヘ長調 WAB.112 *
レーガー:クラリネット五重奏曲 イ長調 Op.146 #
フリッツ・アルベルト(Va2)*
ジョルジュ・クトラン(Cl)#
ヴィンタートゥールSQ[ペーター・リバール(Vn1)、クレメンス・ダーヒンデン(Vn2)、ハインツ・ヴィガント(Va)、アントニオ・トゥサ(Vc)]

録音:1949年8月21日ライヴ*、1953年頃#
音源:Concert Hall, H-7
Forgotten Records
fr-1466(1CDR)
ミヨー:弦楽四重奏曲第1番 Op.5 *
トゥーリナ:闘牛士の祈り Op.34 *
ミヨー:クラリネット・ソナチネ Op.100 #
バ−ンスタイン:クラリネット・ソナタ#
WQXR・SQ * [ハリー・グリックマン、ヒューゴ・フィオラート(Vn)、ジャック・ブランスタイン(Va)、ハーヴィー・シャピロ(Vc)]
ハーバート・ティッチマン(Cl)#
ルース・バドネヴィッチ(P)#

録音:1955年頃* 、1951年頃#
音源:Nixa QLP 4004 他

Hyperion
CDA-68196(1CD)
マクミラン:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番 「11月の春の幻影」
弦楽四重奏曲第2番 「なぜ今夜は違う?」
弦楽四重奏曲第3番
ロイヤルSQ

録音:2017年7月13日−15日、ポットン・ホール(サフォーク)
ロイヤルSQは1998年にワルシャワのショパン音楽大学で設立され、2006年にロイヤル・フィルハーモニック協会の室内楽賞にノミネート、2012年からクィーンズ大学ベルファストのクヮルテット・イン・レジデンスを務めるポーランドのSQ。ハイペリオン(Hyperion)から、シマノフスキ&ルジツキ(CDA-67684)、グレツキ(CDA-67812)、ペンデレツキ&ルトスワフスキ(CDA-67943)、シマンスキ&ムィキェティン(CDA-68085)と、近代ポーランドの弦楽四重奏を続けざまに録音し、知られざるポーランド音楽の普及に重要な役割を果たしてきたロイヤルSQが新たなレコーディング・レパートリーとして取り上げるのは、現代スコットランドのリーディング・コンポーザー、ジェームズ・マクミラン(b.1959)の3つの弦楽四重奏曲集。
2018年に創立20周年を迎えるロイヤルSQが、卓越したテクニックとダイナミックな音楽性で、ジェームズ・マクミランの新たな名盤を創り上げます。
Hyperion
CDA-68263(1CD)
王女と熊
R.シュトラウス:二重コンチェルティーノ TrV293*
ベートーヴェン:三重奏曲変ホ長調 Op.38#
グリンカ:悲愴三重奏曲ニ短調#
サラ・ワッツ(Cl)、ローレンス・パーキンス(ファゴット)、マーティン・ロスコー(P)#、シャーン・エドワーズ(指)*、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO*

録音:2014年7月7日−8日(ベートーヴェン&グリンカ)&2015年3月11日、ヘンリー・ウッド・ホール(グラスゴー)
リヒャルト・シュトラウスの最後の器楽作品である二重コンチェルティーノ(デュエット・コンチェルティーノ)は、ハープと弦楽オーケストラを伴うクラリネットとファゴットのための協奏的作品。ウィーン・フィルの首席ファゴット奏者を務めたフーゴー・ブルクハウザーに献呈されており、シュトラウスからブルクハウザーへの手紙には、クラリネットを王女(プリンセス)に、ファゴットを熊に例えた小話が書かれていたといいます。
1974年から2017年まで長きにわたりマンチェスター・カメラータの首席ファゴット奏者を務め、ソリストとしても多くの名演・名録音を残すローレンス・パーキンスが、この「王女と熊」のアイディアを元に、ベートーヴェンとグリンカの「クラリネット、ファゴットとピアノ」による三重奏曲をカップリングし1つのアルバムとして完成させました。王女役のクラリネットは、ロンドンの王立音楽アカデミー、オランダのロッテルダム音楽院で研鑽を積んだイギリスの女流奏者、サラ・ワッツが担当。ベートーヴェンとグリンカの三重奏曲では名手マーティン・ロスコーがピアノを担い、クラリネット(王女)とファゴット(熊)が織りなす不思議でユニークな空間を演出します。

Centaur
CRC-3580(1CD)
和響洋越〜デイヴィッド・ローブの音楽
地歌〔神戸愉樹美(ヴィオラ・ダ・ガンバ)〕/団扇絵〔中島一子(三味線&唄)〕/銅鐸反響〔酒井帥山(尺八)、神戸愉樹美(ヴィオラ・ダ・ガンバ)〕/冬ごもり〔中島一子(唄)、神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団〕/龕夜(がんや)〔宮田まゆみ(笙)、神戸愉樹美(ヴィオラ・ダ・ガンバ)〕/雲海〔尺八1979、神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団〕/春霞〔中島一子(唄)、デイヴィッド・ローブ(篠笛)、神戸愉樹美(ヴィオラ・ダ・ガンバ)〕/王子の狐〔神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団〕
神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団、
宮田まゆみ(笙)、酒井帥山(尺八)、中島一子(唄)、尺八1979、デイヴィッド・ローブ(篠笛)

録音:1997−2016年
神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団は、バーゼル・スコラ・カントルムなどで研鑽を積んだ日本を代表するヴィオール奏者の1人、神戸愉樹美が1983年に結成したガンバ・コンソート。
笙や三味線、尺八といった"日本の伝統楽器"にヴィオラ・ダ・ガンバが加わり、東洋と西洋の音楽文化の融合という壮大なテーマの実現を目指した意欲作です。作曲は日本の伝統楽器にも造詣の深いアメリカ人作曲家、デイヴィッド・ローブ(1939−)。日本の伝統楽器の中で高い親和性を発揮するヴィオラ・ダ・ガンバ、そしてクラシック音楽における和洋折衷をお楽しみください。

MN Records
MNRCD-145(2CD)
ナイマン:マックイーン〜ドキュメンタリー・サウンドトラック マイケル・ナイマン・バンド
イギリスを代表するミニマル・ミュージック、映画音楽の作曲家&ピアニスト、マイケル・ナイマンの自主レーベル、「MN Records(Michael Nyman Records)」の最新アルバムは、2010年に短い生涯を終えたイギリスの天才ファッション・デザイナー、アレキサンダー・マックイーンのドキュメンタリー映画(監督はイアン・ボンホート)のサウンドトラック。
多くの映画音楽でゴールデン・グローブ賞にノミネートしてきたマイケル・ナイマンが、斬新なアイディアでファッション界に衝撃を与え続けてきた鬼才の生涯を音楽で称えます。
最終トラックに収録された「Dealing for the Saraband」は、2006年のアレキサンダー・マックイーン委嘱作で、このアルバムが世界初録音。
MN Records
MNRCD-141(1CD)
ナイマン:弦楽四重奏曲第5番&第4番
弦楽四重奏曲第5番 「Let’s Not Make A Song And Dance Out Of This」(世界初録音)
弦楽四重奏曲第4番
スミス・クァルテット
2011年に作曲された第5番は、ナイマン初の副題を持つ弦楽四重奏曲で、既存の音楽素材に基づかない作品。スミス・クァルテットのために書かれており、このアルバムが世界初録音となります。

Goodies
78CDR-3728(1CDR)
税込定価
シューマン:ピアノ三重奏曲ニ短調Op.63 アルフレッド・コルトー(P)
ジャック・ティボー(Vn)
パブロ・カザルス(Vc)

英 HIS MASTER'S VOICE DB1209/12(U.K.)
1928年11月15&18日、12月3日ロンドン、小クイーンズ・ホール、Cスタジオ録音
この3人は1905年頃からトリオとして活動をはじめた。アルフレッド・コルトー(1877-1962)のもとにパブロ・カザルス(1876-1973)とジャック・ティボー(1880-1953)が集まって自然発生的に生まれた室内楽グループで史上最高の顔合わせ。このトリオのレコード録音が始まった時点まで約20年の歳月をかけて音楽を熟成させた。3人の奏でるすべての音、すべてのフレーズが聴き手に感動をあたえる。このグループのすべての録音がこのシリーズで聴くことができる。

ALBANY
TROY-1709(1CD)
ハーヴェイ・ソルバーガー(b.1938): 作品集
(1)フルートのためのグランド四重奏曲(1962)
(2)2 つのフルートのための2 つの小品(1958/1960)
(3)アルト・フルート独奏のための《ハラ》(1978)
(4)フルート・ソナタ《チャーリー・ヘブド》(2015)
(5)フルートとアルト・フルートのための《オーレリアン・エコーズ》(1989)
(6)16 本のフルートのためのグランド四重奏曲第 2 番《白い迷宮》(2015)
IWOフルート四重奏団:
【シドニー・カールソン(Fl,(1)(2)(6))
レナード・ガリソン(Fl,(1)(3)-(6))
ジェニファー・ライン(Fl,(1)(2)(6))
ポール・タウブ(Fl,(1)(5)(6))】
(4)ロジャー・マクヴェイ(P)

録音:2017年5月 [78:11]
ハーヴェイ・ソルバーガーは今年 80 歳になるフルーティスト、作曲家、指揮者。演奏家としては 150 点以上の録音を残し、全米フルート協会より表彰された。ここに収められた作品は無調、12 音技法に基づいた典型的な 20 世紀音楽の書法で書かれている。アルト・フルートのための「ハラ」は日本の音楽にインスパイアされたという曲で、尺八のムラ息の応用など、ある時期、日本の現代作曲家が多く書いたフルート曲の雰囲気を持っている。
ALBANY
TROY-1712(1CD)
アンセムズ・アフター・プロメテウス
デイヴィッド・オズボン:プロメテウス・ソナタ(2017)
5 つのオマージュ(1999)
太陽のなかへ(2016)〜無伴奏ヴァイオリンのための
革命のための待機(2000) *
アングロ・アメリカン・デュオ:
【ティモシー・シュワルツ(Vn)
ジェーン・ビーメント(P)】
ロレーン・ディーコン(Vc)*

録音:2017年10月
デイヴィッド・オズボンはイギリスの中堅作曲家、指揮者。ここにはヴァイオリンとピアノの作品が収められている。作風は 20、21 世紀の様々な技法が渾然一体となって折衷されており、調性もためらうことなく取り入れられている。5 つのオマージュはエルガー、ベートーヴェン、メシアン、クラム、ネイジェル・ケネディにそれぞれ捧げられた小品で様々なスタイルの万華鏡といった感のあるバラエティに富んだ音楽。
ALBANY
TROY-1716(1CD)
「過去に作られたプレゼント」〜ジェシカ・クラッシュの音楽
(1)若きビルナ
(2)サルピシアの歌(全7 曲)
(3)フレーズの繰り返し
(4)マリア写本のカンティガ・デ・アミーゴ(全7曲)
(5)デルフィ〜オラクルが言ったこと
(1)トーマス・コロハン(指)
 ワシントン・マスター・コラールの団員、
 イアン・スウェンセン(Vn)、
 ロバート・ディルティス(Cl)
(1)(5)ターニャ・アニシモワ(Vc)
(2)(4)エミリー・ノエル(S)
(2)(3)(4)ジェシカ・クラッシュ(P)
(3)ローラ・カウフマン(Fl)
ジェシカ・クラッシュはワシントン在住の作曲家、ピアニスト。ハーバード大学とジュリアードで作曲を学んだ。また室内楽をザンドール・ヴェーグに師事している。このアルバムには声楽曲、室内アンサンブル、独奏曲など様々な曲が収められている。マリア写本のカンティガ・デ・アミーゴは中世スペインの世俗宗教歌にインスピレーションを得た作品でエキゾチシズムと神秘的な雰囲気が魅力的。
ALBANY
TROY-1717(1CD)
ヴァイオリンとピアノのための新しい音楽
ケネス・フックス(b.1956):一楽章のデュオ(2015)
キャスリーン・フーヴァー(b.1937):ダンシング(2014)
ジョン・ホール(b.1959):アーメン・コーラス(2016)
ローラ・カミンスキー(b.1956):アンダーカレント(2015)
タマール・ムスカル(b.1965):われらはどこにいるのか(バッハとの対話)(2015)
ステファン・フロインド(b.1974):人生はまだ続く(2015)
ジュリー・ローゼンフェルド(Vn)
ピーター・ミヤモト(P)

録音:2017年4月
アメリカの新旧様々な世代の作曲家によるヴァイオリンとピアノのための近作を収録。調性をモダンな技法と折衷した新ロマン派的な傾向の作品が好んで取り上げられている。近代フランスやストラヴィンスキーの新古典主義時代の作品を思わせる親しみやすい内容。
ALBANY
TROY-1717(1CD)
2376★★
ヴァイオリンとピアノのための新しい音楽
ケネス・フックス(b.1956):一楽章のデュオ(2015)
キャスリーン・フーヴァー(b.1937):ダンシング(2014)
ジョン・ホール(b.1959):アーメン・コーラス(2016)
ローラ・カミンスキー(b.1956):アンダーカレント(2015)
タマール・ムスカル(b.1965):われらはどこにいるのか(バ
ッハとの対話)(2015)
ステファン・フロインド(b.1974):人生はまだ続く(2015)
ジュリー・ローゼンフェルド(Vn)
ピーター・ミヤモト(P)

録音:2017年4月
アメリカの新旧様々な世代の作曲家によるヴァイオリンとピアノのための近作を収録。調性をモダンな技法と折衷した新ロマン派的な傾向の作品が好んで取り上げられている。近代フランスやストラヴィンスキーの新古典主義時代の作品を思わせる親しみやすい内容。

UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-5705(1CD)
森の静けさ
シューベルト:アルペッジョーネとソナタ イ短調 D 821
ドヴォルザーク:ロンド ト短調 Op.94
森の静けさOp.68-5
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
マッティア・ザッパ(Vc)
マッシミリアーノ・マイノルフィ(P)
マッティア・ザッパは1973年スイスのロカルノに生まれたチェロ奏者。2000年以来2017年現在チューリヒ・トーンハレO員。マッシミリアーノ・マイノルフィは2003年以来マッティア・ザッパとデュオを組んでいるイタリアのピアニスト。
UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-6737(1CD)
スコットランド歌曲&ピアノ三重奏曲集
ハイドン:ピアノ三重奏曲 ホ長調 Hob.XV:28
スコットランド歌曲集Hob.XXXIa〜*While Hopeless(No.104) / The Widow (No.118)
Morag(ケルトの歌)(No.143bis) / Rattling Roaring Willy (No.227)
The Slave's Lament (No.137) / My Love She's But a Lassie Yet (No.194)
ベートーヴェン:「私は仕立て屋カカドゥ」の主題によるピアノ、ヴァイオリンとチェロの為の10の変奏曲 ト長調 Op.121
25のスコットランド歌曲Op.108〜*Music, Love And Wine (No.1) / The Lovely Lass of Inverness (No.8)
Bonnye Laddie, Highland Laddie (No.7) / Faithfu' Johnie (No.20)
Sympathy (No.10) / Sunset (No.2) / Come Fill, Fill My Good Fellow (No.13)
モニカ・バチェッリ(Ms)*
メタモルフォージ三重奏団

SOMM
SOMMCD-0122(1CD)
NX-B04
イベール:室内楽作品集
弦楽四重奏曲/遊戯
ギルラツァーナ/三重奏曲
アリア(ヴィオラとピアノ版)
カプリレーナ/間奏曲/スーヴェニア
ブリッジSQ 【コリン・トゥイッグ(Vn)/キャサリン・スコフィールド(Vn)/マイケル・スコフィールド(Va)/ルーシー・ワイルディング(Vc)】
マイケル・ドゥシェク(P)/ブリン・ルイス(ハープ)/リチャード・オールソップ(ハープ)
録音:録音:2011年9月6-7日/All Saints Church, Childs Hill, London, United Kingdom
「寄港地」や「ディヴェルティスマン」で知られるフランスの作曲家イベールは、初期の印象派風の作品から、新古典派風の軽妙な作品まで幅広い作風による曲を数多く残しました。このアルバムで聴くことができるのは、緻密な構成で書かれた弦楽四重奏曲と、エスプリ溢れる「ヴァイオリンとチェロ、ハープ三重奏曲」がメイン。他の小品もブリッジ四重奏団の味わい深い名演です。
SOMM
SOMMCD-013(1CD)
NX-B04
20世紀の管楽小品集
イベール:トリオのための5つの小品
ミヨー:パストラーレ Op. 147/
トマジ:田園のコンセール
プーランク:クラリネットとファゴットのためのソナタ FP 32
ミヨー:コレットによる組曲 Op.161
ヴィラ=ロボス:クラリネット,オーボエとファゴットのための三重奏曲
ロンドン・ウィンド・トリオ

録音:1991年
1970年に設立された“ロンドン・ウィンド・トリオ”が演奏する近代の管楽三重奏曲集。のどかな田園風景を思わせるイベールやトマジの組曲や、刺激的なヴィラ=ロボスの三重奏曲、プーランクの軽妙なソナタなど、どの作品も魅力的です。

DREYER-GAIDO
DRECD-21108(1CD)
ニュー・ゴルトベルク・ヴァリエーションズ
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988より アリア(ピアノ独奏)
ジョン・コリリアーノ:バッハのアリアによるファンシー(チェロ独奏)
リチャード・ダニエルプール:幻想的変奏曲 「アダージェット・ミステリオーゾ」(チェロとピアノ)
ピーター・リーバーソン:3つの変奏曲(チェロとピアノ)
ブゾーニ:バッハのゴルトベルク変奏曲より アリア(ピアノ独奏)
クリストファー・ラウズ:ゴルトベルク変奏曲U リコルダンツァ」(チェロ独奏)
ケネス・フラゼレ:ニュー・ゴルトベルク・ヴァリエーションズ(チェロとピアノ)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.9
88より 第16変奏(序曲)(チェロとピアノ)
ピーター・シッケル:ニュー・ゴルトベルク・ヴァリエーションズ(チェロとピアノ)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988より アリア(チェロとピアノ)、
 ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ ト長調 BWV.1027(チェロとピアノ)、
 管弦楽組曲第3番〜アリア(チェロとピアノ)
ダーヴィド・ゲリンガス(Vc)、
イアン・ファウンテン(P)

録音:2017年2月21日−23日&9月23日、エールベルク教会(ベルリン)
ロストロポーヴィチに学び、1970年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝、ドイツを拠点に国際的に活躍するリトアニア出身の名チェリスト、ダーヴィド・ゲリンガス。
バッハの偉大な傑作「ゴルトベルク変奏曲 BWV.988」のピアノ版、チェロとピアノ版、ブゾーニ編曲のピアノ版、そしてアメリカの様々な現代作曲家がゴルトベルク変奏曲をテーマに書いた作品をゲリンガスがまとめ上げ、新たな「ゴルトベルク変奏曲」組曲として完成。バッハのアレンジ・ファン要注目! 最後に挿入されたチェロ版「G線上のアリア」も格別の美しさです。

Centaur
CRC-3619(4CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ソナタ第25番ト長調 K.301(293a)/ソナタ第26番変ホ長調 K.302(293b)/ソナタ第27番ハ長調 K.303(293c)/ソナタ第28番ホ短調 K.304(300c)/ソナタ第29番イ長調 K.305(293d)/ソナタ第30番ニ長調 K.306(300l)/ソナタ第24番ハ長調 K.296/ソナタ第32番ヘ長調 K.376(374d)/ソナタ第33番ヘ長調 K.377(374e)/ソナタ第34番変ロ長調 K.378(317d)/ソナタ第35番ト長調 K.379(373a)/ソナタ第36番変ホ長調 K.380(374f)/ソナタ第40番変ロ長調 K.454/ソナタ第41番変ホ長調 K.481/ソナタ第42番イ長調 K.526/ソナタ第43番ヘ長調 K.547
トマス・コーティク(Vn)、
タオ・リン(P)

録音:2014年−2016年、オール・セインツ教会(フロリダ、アメリカ)
ニュー・ワールドSOのコンサートマスターを務め、マイケル・ティルソン・トーマスがその才能を激賞したアルゼンチン生まれのヴァイオリニスト、トマス・コーティックが、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ16曲をレコーディング。ティルソン・トーマスを筆頭に、ゲルギエフ、アバド、クライツベルク、オールソップ、ドゥネーヴやスパーノといった名だたる指揮者たちと共演を重ね、現在はアメリカのポートランド州立大学のヴァイオリン科准教授として活躍しています。
Centaur
CRC-3599(1CD)
フルートのためのアメリカの室内楽作品集
グリフィス(グラナタ編):詩曲
ハリス:4分20秒
フット:3つの小品 Op.31B、
 夜想曲とスケルツォ
ビーチ:主題と変奏 Op.80
ケリー・ウォーカー(Fl)、
プロメテウス・ピアノ四重奏団

録音:2013年−2015年
ハリスの「4分20秒」などアメリカの近現代作曲家たちによるフルート作品を奏でるケリー・ウォーカーは、元フィラデルフィア管の首席奏者、ウィリアム・キンケイド門下の女流フルーティスト。
母国の近現代作品を得意とするケリー・ウォーカーは、ウェスタン・コネチカット州立大学の教授を務める傍ら、室内楽奏者として、マンハッタンSQやプロメテウス・ピアノ四重奏団などと共演を重ねています。

Glossa
GCD-923410(1CD)
パガニーニ:ヴァイオリンとギターのためのソナタ集
ソナタ第6番イ長調(チェントーネ・ディ・ソナタより)
ソナタ第12番ニ長調(チェントーネ・ディ・ソナタより)
ソナタ・コンチェルタータ イ長調
ソナタ第14番ト長調(チェントーネ・ディ・ソナタより)
ソナタ第2番ニ長調(チェントーネ・ディ・ソナタより)
ソナタ第7番ヘ長調(チェントーネ・ディ・ソナタより)
ソナタ第4番イ短調(6つのソナタ Op.3より)
ファビオ・ビオンディ(Vn)、
ジャンジャコモ・ピナルディ(ロマンティック・ギター)

録音:2017年6月27日−29日、バレンシア(スペイン)
グロッサ(Glossa)に録音の場を移し、カルダーラ、ベッリーニ、ヘンデルなどの貴重なオペラ、オラトリオを現代に蘇らせ、同時にテレマンやルクレールなど素晴らしきヴァイオリン作品のレコーディングでも圧倒的評価を獲得してきたイタリア古楽界の巨匠ファビオ・ビオンディ。記念すべきグロッサ10枚目の録音となるのは、なんとニコロ・パガニーニ(1782−1840)の音楽!
19世紀のヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストとして名を馳せ、ヴァイオリン作品の他に、多くのギター作品も書いたパガニーニ。2楽章からなる「チェントーネ・ディ・ソナタ」からの作品を中心に、ヴァイオリンとギターが軽快に対話する人気曲「ソナタ・コンチェルタータ」など、1804年から1828年頃までに書かれたヴァイオリンとギターのための作品を収録。
1825年頃に作られたオリジナルのロマンティック・ギターを弾くのは、長年エウローパ・ガランテのメンバーを務める撥弦楽器のスペシャリスト、ジャンジャコモ・ピナルディ。
巨匠ファビオ・ビオンディが弾く、技巧的で愉悦に満ちたパガニーニ。ヴァイオリン・ファンもギター・ファンも大注目の新譜です!

Chandos
CHAN-10996(1CD)
フレンチ・モーメンツ
ルーセル:ピアノ三重奏曲変ホ長調 Op.2
ドビュッシー:ピアノ三重奏曲ト長調
フォーレ:ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.120
ニーヴ・トリオ〔アナ・ウィリアムズ(Vn)、ミハイル・ヴェセロフ(Vc)、エリ・ナカムラ(P)〕

■録音:2017年10月19日−21日、ポットン・ホール(サフォーク)
アメリカ、ロシア、日本の若き才能が集い、2010年に結成されたアメリカのピアノ三重奏団、"ニーヴ・トリオ(Neave Trio)"。ゲール語で「明るく」、「晴れやかな」といった意味の名前を持つ、フレッシュでアイディアに満ち溢れた若きトリオのセカンド・アルバムは、ルーセル、ドビュッシー、フォーレの作品からなるフレンチ・プログラム! ニーヴ・トリオは、2017年秋からは、ロンジー音楽院バード・カレッジのファカルティ・アンサンブル・イン・レジデンスに加わるなど、着実にステップアップを続けています。

ANALEKTA
AN-28787(1CD)
フルート・パッション〜シューベルト
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ(ラブリー編)
アヴェ・マリア(エレンの歌 第3番 Op.52-6, D.539/G.ガリボルディ編曲)
野ばら Op.3-3, D.257
白鳥の歌 D.957より(第4曲 セレナード)
美しき水車小屋の娘 D.795より(第11曲、第12曲、第2曲、第19曲、第6曲)
「しおれた花」の主題による序奏と変奏曲 D.802
ナディア・ラブリー(Fl)、
マテュー・グーデ(P)

録音:2017年10月23日−25日、カナダ
イギリスのクラシック・ギター・マガジンで「世界最高のフルートとギターのデュオ」と激賞された双子デュオ、"シミリア(Similia)"のメンバーであるナディア・ラブリーのソロ・レコーディングが、Analektaから登場!
「アルペジョーネ・ソナタ」、「シューベルトのアヴェ・マリア」、「野ばら」、「シューベルトのセレナード」、「美しき水車小屋の娘」。ナディア・ラブリーが自らフルート版へとトランスクリプションを行った作品を含め、フルートのためのオリジナル作品から、器楽作品や歌曲からのトランスクリプションまで、シューベルトの名曲の数々を柔らかく官能的なフルートの音色でお楽しみいただけます。
ANALEKTA
AN-28798(1CD)
ラヴェル&ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ集
ラヴェル:ツィガーヌ、
 ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 M.77
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ、
 美しき夕べ
ブレイク・プーリオ(Vn)、
シンイ・フアン(P)

録音:2017年9月、ケベック(カナダ)
ブレイク・プーリオは、2016年に行われたモントリオールSOのマニュライフ・コンクールでグランプリを受賞し、2017年にはコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲でワシリー・ペトレンコ指揮モントリオールSOと共演したカナダ期待の新星。
ラヴェルとドビュッシー、20世紀前半フランスの傑作ヴァイオリン・ソナタで、堂々のレコーディング・デビューを果たします。
ANALEKTA
AN-28786(1CD)
ルクレール:2本のヴァイオリンのための6つのソナタ Op.3
ソナタ第1番ト長調 Op.3-1/ソナタ第2番イ長調 Op.3-2/ソナタ第3番ハ長調 Op.3-3/ソナタ第4番ヘ長調 Op.3-4/ソナタ第5番ホ短調 Op.3-5/ソナタ第6番ニ長調 Op.3-6
グウェン・ホービグ(Vn)、
カール・シュトッベ(Vn)

録音:2017年、カナダ
カナダのウィニペグSOのコンサートマスターとアソシエイト・コンサートマスターの二人が弾く、ルクレールの「2本のヴァイオリンのためのソナタ集」。
グウェン・ホービグはケベック・ユース・オーケストラ(OJQ)のコンサートマスターを務め、モントリオールSOのメンバーを経たあと、1987年よりウィニペグSOのコンサートマスターの地位を保持しています。
ウィニペグSOのアソシエイト・コンサートマスターを務めるカール・シュトッベは、マニトバ室内Oやウィニペグ・チェンバー・ミュージック・ソサエティのメンバーとしても活躍するカナダを代表するヴァイオリニストの1人。Avieから発売されたイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集(AV 2310)は、2015年のJUNO賞「ベスト・クラシカル・アルバム(ソロorチェンバー・アンサンブル)にノミネート、ウェスタン・カナディアン・ミュージック・アウォードの「クラシカル・アルバム・オヴ・ジ・イヤー」を受賞しています。
18世紀フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ジャン=マリー・ルクレール(1697−764)の華麗な二重ソナタ。陽気な牧歌、優雅なサラバンド、劇的なジグ。「フランスのヴァイオリンの父」とも呼ばれたルクレールの偉大な音楽を、カナダの二人の名ヴァイオリニストが披露します。

Avie
AV-2387(1CD)
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ ト長調 HWV.358
ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 HWV.359a
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 HWV.361
ヴァイオリン・ソナタ ト短調 HWV.364a
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 HWV.372
ヴァイオリン・ソナタ ホ長調 HWV.373
ヴァイオリン・ソナタ ト短調 HWV.368
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 HWV.370
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 HWV.371
ブルック・ストリート・バンド〔レイチェル・ハリス(Vn)、タッティ・テオ(バロックVc)、キャロリン・ギブリー(Cemb)〕

録音:2018年1月23日−26日、オックスニード・ホール(グレート・バーン、イギリス)
ブルック・ストリート・バンドは、1996年にバロック・チェリストのタッティ・テオによって設立された女流ピリオド楽器アンサンブル。バンド名の「ブルック・ストリート」は、ヘンデルがロンドン時代に暮らし、そして多くの傑作を生み出した通りの名前からとられており、ヘンデルの未出版作品の校訂やチェロ作品の研究家としても活躍するタッティ・テオの下、世界一流のヘンデル・アンサンブルとして活動しています。
ヘンデルの"小編成版"「水上の音楽」(AV 0028)で衝撃的なレコーディング・デビューを果たし、その後もリコーダー・ソナタから編曲したチェロ・ソナタ集(AV 2118)や複数のトリオ・ソナタ集など、秀逸なヘンデル・アルバムの数々が高く評価されているブルック・ストリート・バンド。記念すべき10枚目のレコーディングとなるのは、ヘンデルの「ヴァイオリンと通奏低音のための9つのソナタ集」。ドイツ生まれのヘンデルが、イタリアを巡り、イギリスに帰化した後年まで、様々な年代に作曲してきた多様な作風のヴァイオリン・ソナタを、エイジ・オヴ・インライトゥメントOやフロリレジウム、セント・ジェームズ・バロックなどでヴァイオリンを弾いてきたレイチェル・ハリスが華麗に弾きこなします。

Tactus
TC-960003(1CD)
ハープ四重奏のための作品集
メッシエーリ:ホット・ストリングスU
テナン:青の戯れ
パゴット:エキ・ダッラ・ノッテ
パヴァン:島W/バローニ:目覚め
スカンナヴィーニ:ホシウ
メッシエーリ:大地
アドリア・ハープ四重奏団〔クリスティアーナ・パッセリーニ(ハープ)、クリスティーナ・センタ(ハープ)、アンジェリカ・フェッラーリ(ハープ)、ニコラ・ヴェンドラミン(ハープ&フルート)〕

録音:2016年、モドゥラブ・レコーディング・スタジオ(ボローニャ、イタリア)
現在も活躍中のイタリア人作曲家たちによって2014年から2016年にかけて作曲された「ハープ四重奏」のための作品集という、タクトゥス(Tactus)ならではのユニークなプログラム。
アドリア・ハープ四重奏団は、アドリア音楽院「アントニオ・ブッツォッラ」のハープ科教授を務めたクリスティアーナ・パッセリーニのプロジェクトとして2012年に結成されました。ハープ四重奏のための新作委嘱に積極的に取り組んでおり、多くの世界初演を行っています。

RUBICON
RUBICON-1028(1CD)
ライフ・フォース〜トロンボーンのための作品集
フォーレ:夢のあとに
シューマン:幻想小曲集 Op.73
ラフマニノフ:チェロ・ソナタより 第3楽章
グラーフェ:トロンボーン協奏曲
ブルッフ:コル・ニドライ
ブラームス:4つの厳粛な歌
プライヤー:愛の想い
ピーター・ムーア(Tb)
ジェームズ・ベイリュー(P)

録音:2017年10月、イギリス
2008年、12歳にして「BBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤー賞」に輝き、2014年には弱冠18歳でロンドンSOの副首席トロンボーン奏者に就任。2015年にはBBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト・スキーム」に、さらには2018/19シーズンの「ECHOライジング・スター」に選出されるなど、すでに世界有数のトロンボーン奏者としての風格を漂わせているピーター・ムーアのデビュー・アルバム「ライフ・フォース(生命力)」がルビコン(Rubicon)から登場!
この「ライフ・フォース」は、ピーター・ムーアの芸術性と並外れた才能の素晴らしいポートレートであり、ダヴィッドやザクセと並ぶ重要作であるグラーフェの「トロンボーン協奏曲」や、シューマンの「幻想小曲集」、プライヤーの「愛の想い」など、ムーア自身がアーティストとして成長する中で重要な役割を果たしてきた作品が並べられています。


WEITBLICK
SSS-0212(1CD)
初出!ヨアンナ・マルツィ /1976年のステレオ・スタジオ録音
バルトーク:ヴァイオリンとピアノのためのラプソディ第1 番
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第 24 番ヘ長調K.376(374d)
シューベルト:ヴァイオリンとピアノの二重奏曲D.574「デュオ・ソナタ」
ヨアンナ・マルツィ(Vn)
イシュトヴァン・ハイジュ(P)

録音:1976 年11 月30 日チューリヒ・放送スタジオ2、スタジオ(ステレオ) (音源提供:スイス放送)
もう何の言葉も必要ない!夢のような演奏が完全初出となります。イエネー・フバイ門 下の名女流ヨアンナ・マルツィはハンガリー出身ですが、ジュネーヴ国際音楽コンクール に入賞した 1947 年以降はスイスに居を定めました。そして、世界各地で活躍しました が、1970 年以降の録音は極めて少なく、1972 年のスイス録音のみです。ここに収録され る1976 年のリサイタルは、さらに後年で最も晩年の演奏ということになります。バルトーク とモーツァルトは初出レパートリーという衝撃!スイス放送の録音は極めて優秀で音質は 最高!演奏内容もバルトークにおける愉悦とアイディア。モーツァルトなど慈眼とも呼び たいぬくもり溢れる表現に心が洗われます。シューベルトの「デュオ・ソナタ」は、アントニ エッティとのスタジオ録音が高名ですが、長年コンビを組んだイシュトヴァン・ハイジュと の息があった、それでいて丁々発止の駆け引きも面白い名演です。ヴァイオリンを愛す る、または室内楽を愛する人々には垂涎のリリースであります。 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付

SOMM
SOMMCD-0101(1CD)
NX-B04
ヴェナブルス( 1955-) :室内楽作品集
ピアノ五重奏曲 Op.27
3つの小品 Op.11
エレジー Op.2/独白 Op.26
詩曲 Op.29
マーク・ベッビントン(P)
コウル四重奏団
ロジャー・クール(Vn)
フィリップ・ギャラウェイ(Vn)
グレアム・J・ロイド(P)…
ニコラス・ロバーツ(Vc)
グスタフ・クラークソン(Va)

録音 2009年5月23-24日/Abbotsholme School, Staffordshire, England, United Kingdom
イアン・ヴェナブルスは現代イギリスにおける“最高の歌曲作曲家”の一人として評価されています。そのため室内楽作品は軽視されがちですが、ここで聴ける「ピアノ五重奏曲」は憂愁に満ちた導入で始まる聴き応えのある曲です。彼の作品はどれも調性から逸脱することなく、美しいメロディを湛えています。

H.M.F
HMM-902321(1CD)
ハイドン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲 第27番 変イ長調 op.61 Hob.XV-14
ピアノ三重奏曲 第32番 イ長調 op.70 Hob.XV-18
ピアノ三重奏曲 第35番 ハ長調 op.71 Hob.XV-21
ピアノ三重奏曲 第40番 嬰ヘ短調 op.73 Hob.XV-26
ピアノ三重奏曲 第41番 変ホ短調 op.101 Hob.XV-31
トリオ・ヴァンダラー
〔ジャン=マルク・フィリップス・ヴァイジャベディアン(Vn)、ラファエル・ピドゥ(Vc)、ヴァンサン・コック(P)〕

録音:2017年1月19-22日、テルデックス・スタジオ(ベルリン)
トリオ・ヴァンダラーの演奏は、ヴァンサン・コックの真珠が転がるようなきらきらとしたタッチのピアノと、弦楽器の2名の時に熱く、時にクールな対話 がピタリとはまり、フレーズの変わり目のふとしたところや休符での絶妙な間合いも抜群。アンサンブルの醍醐味を満喫できると同時に、ハイドンの創意に あらためておどろかされる演奏となっています。 (Ki)

CLAVES
50-1810(1CD)
二十世紀のオーボエ音楽集
マルタン:小さな嘆き(1941)
メシアン:ヴォカリーズ・エチュード(1935)
 3つの歌(1930) 〜オーボエ・ダモーレ版
デュティユー:監獄〜オーボエ・ダモーレ版
エルサン:シェーナイ(2006)
マルタン:8つの前奏曲〜ピアノ独奏
デュティユー:オーボエ・ソナタ(1947)
サンカン:オーボエとピアノのためのソナチネ(1957)
ファブリス・フェレーズ(Ob)
マルク・パンティヨン(P)

録音:クヴェ礼拝堂(スイス)
ファブリス・フェレーズはリヨン音楽院で学んだ後、モーツァルテウム・アカデミーでモーリス・ブルグに師事、現在ブザンソン音楽院のオーボエ科教 授を務めています。指揮者としても活躍、日本にも2015年に来ています。このアルバムはスイスのマルタンと現代フランスのオーボエ曲を集められていま すが、いずれも恐るべき難曲ながら流麗かつ洒脱な演奏を繰り広げています。リパッティに捧げられたマルタンの「8つの前奏曲」も収録されていますが、 これのみピアノ独奏で、意外に録音が少ないため貴重です。 (Ki)

WERGO
WER-7361(1CD)
マイケル・ブレイク(1951-):チェロとピアノのための作品集
The Philosophy of Composition(2009)〜チェロとピアノ
The Richter Scale(2015)〜チェロ独奏
Sonata (2016)〜チェロとピアノ
A Fractured Landscape(2009)〜ピアノ独奏
Connectivity(2008)〜チェロとピアノ
Pentimenti(2012)〜チェロ独奏
Song Without Words(1975)〜チェロとピアノ
Seventh must Fall(2016)〜ピアノ独奏
フリードリッヒ・ガウヴェルキ(Vc)
ダーン・ファンドヴァール(P)

録音:2017年2月6-9日/ケルン
※全曲世界初録音
マイケル・ブレイクは1951年生まれの南アフリカの作曲家です。すっきりとしたサウンドを使いながらも、アイヴズやケージを思わせる自由な素材と独 創的な構造。20世紀後半のイギリスとアメリカを結びつける作風と言えるかも知れません。『Song Without Words』はポップスのような遊び心あふれ る音楽で、今にもヴォーカルが歌いだしそうな伴奏で始まります。しかしその「伴奏」が音楽本体であり、それが展開していくという肩すかし的な作品で、 どこか皮肉めいた感じも。属七和音の第7音は順次下降進行しなければならない、という機能和声のルールをテーマとした『Seventh must Fall』も独 自のセンスでニヤリとさせられます。
WERGO
WER-7364(1CD)
「歌と詩」
アンドレアス・ドーメン(1962-):versi rapportati(2012/13)〜アルト&バリトンサックス,ピアノと打楽器
ハンス・トマッラ(1975-):Lied(2007/08)〜テナーサックス,ピアノとヴィブラフォン
ヴァルター・ツィンマーマン(1949-):As I was walking I came upon chance(1998/2008)〜テナーサックス,ピアノと打楽器
ヴォルフガング・リーム(1952-):Gegenstuck(2006)〜コントラバスサックス,ピアノと打楽器
アルド・クレメンティ(1925-2011):Tre Ricercari(2000)〜アルトサックス,ピアノと鍵盤打楽器(チェレスタ,ヴィブラフォン,チューブラーベル)
トリオ・アッカント

録音:2017 年 4 月10-13 日/ケルン
※全曲世界初録音
現代音楽のスペシャリスト、トリオ・アッカントのために書かれた作品集。「歌と詩」と題された、完全な器楽作品のみのアルバムです。現代音楽サウ ンド全開、超絶技巧のアンサンブルも惜しみなく聴かれるその音楽は、同時にどれも歌への憧れ、声への憧れが強く感じられます。サックス、ピアノ、パーカッ ションという一見ジャズ・トリオの編成でありながらひたすら現代音楽を奏でる者たちによる、声の無い歌。切実な表現が生む緊張感あふれる演奏に舌を 巻きます。パーカッションの使用楽器の多彩さも面白いです。 (Ki)


NoMadMusic
NMM-047(1CD)
United Colors
フィリップ・ガイス(b.1961):サー・パトリック、ユナイテッド・カラーズ・オブ・サクソフォンズ
ウィル・グレゴリー(b.1959):ハイ・ライフ
トーマス・ドス(b.1966):スポットライト
ジャン=バティスト・ロビン(b.1976):パルス
グレアム・リンチ(b.1957):青白いダンサー
エリプソス四重奏団
ポール=ファティ・ラコンブ(ソプラノSax)、ジュリアン・ブレッヒエ(アルトSax)、
シルヴァン・ジャリ(テナーSax)、ニコラ・エルエ(バリトンSax)

フレデリック・オステル(指)
ナントPO

録音:2017年10月
ナントで生まれたサックス四重奏団、エリプソス四重奏団の15周年記念アルバム。エリック・ル・サージュやエマニュエル・パユらも彼らのアンサンブ ルを絶賛している人気グループです。ブラス、ジャズ、タンゴ、アイルランド音楽・・・様々な音楽のリズムが融合する彼らの音楽。ナント・フィルハーモ ニーとの豪華共演でお楽しみいただけます。 (Ki)

Dynamic
CDS-7814(1CD)
NX-B03
ジュリオ・ブリッチャルディ:フルートのための技巧的作品集
魔女 Op.138
「セヴィリャの理髪師」のベルタのアリア Op.86
3つのロマンス…初録音
ヴェルディの「椿姫」による自由なトランスクリプション
現代イタリアの感情 Op.103
ヴェニスの謝肉祭 Op.78
マリオ・カルボッタ(Fl)
カルロ・バルツァレッティ(P)

録音:2016年6月
ジュリオ・ブリッチャルディは19世紀イタリアで最も尊敬されたフルート奏者の一人です。父から最初にフルートの手 ほどきを受け、15歳でサンタ・チェチーリア音楽院を卒業。ローマとナポリでフルートのレッスンをしながら、演奏活動 を行い、フルートのための作品を書き上げました。 「フルートのパガニーニ」と呼ばれるほどの超絶技巧を誇っていたとも言われ、その作品には目もくらむほどの超絶技 巧が散りばめられており、その演奏効果は絶大です。代表作は「ヴェニスの謝肉祭」で、おなじみのメロディが繰り返 されるたびに自由な装飾を施されていく様子はまさに圧巻。他の作品も、基本的には良く知られた旋律に装飾を 加えていく変奏曲形式であり、19世紀作品を得意とするカルボッタの演奏は、フルートの煌めく音色を堪能できま す。
Dynamic
CDS-7795(1CD)
NX-B03
パガニーニ:作品集
ヴァイオリン,チェロとギターのための三重奏曲 M.S.69
独奏ヴァイオリンのための「うつろな心」M.S.44
ギター独奏のためのソナタ 第33番 M.S.84
ギターとヴァイオリンのための「ソナタ・コンチェルタータ」イ長調 M.S.2
ヴァイオリンとギターのための「カンタービレ」(オリジナル…ヴァイオリンとピアノ)M.S.109
ジュリオ・プロティノ(Vn…1742年、グァルネリ・デル・ジェス「イル・カノン」)
クレメンス・ハーゲン(チェロ…1736年 アントニオ・ストラディヴァリ)
マッテオ・メーラ(G…1797年 オリー)

録音:2017年4月7.8.9日
パガニーニの室内楽作品を、彼の時代の楽器で楽しむ1枚。ヴァイオリンの名手として知られたパガニーニですが、 実はギターもこよなく愛し、ヴァイオリンとギターのアンサンブル作品も数多く作曲しています。このアルバムでは冒頭 に「ヴァイオリンとチェロ、ギターのための三重奏曲」が演奏されていますが、使用されたのは全て18世紀に製作され た貴重な楽器です。ストラディヴァリのチェロは、日本財団が所有する銘器でクレメンス・ハーゲンに貸与されていま す。また、ヴァイオリンのプロティノが演奏するのは1742年のグァルネリ、メーラのギターは1797年のオリー製。これら の素晴らしい楽器が紡ぎだす美しい音色を、超絶技巧とともに存分に味わえる特別なアルバムです。

Orchid Classics
ORC-100081(1CD)
NX-B03
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集第1集
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op.1-1
ピアノ三重奏曲 ニ長調「幽霊」 Op.70-1
ピアノ三重奏曲 ト長調「私は仕立て屋カカドゥの主題による10の変奏曲」Op.121a
ピアノ三重奏曲 変ロ長調 WoO39-Allegretto
ホン・ソジン(Vn)
ホン・ソキュン(Vc)
イェンス・エルヴェキール(P)

録音:2017年2月27日-3月3日
1999年に設立され、北欧の音楽界で20年近くに渡り中心的な役割を果たしてきた「コペンハーゲン・トリオ・コン・ブリオ」。 現代音楽やロマン派の作品を得意としてきたアンサンブルですが、ついにベートーヴェンのピアノ三重奏曲の全曲録音に取り 組みました。この第1集には第1番となる変ホ長調と、第5番「幽霊」、第11番となる「私は仕立て屋カカドゥの主題による10 の変奏曲」1812年に作曲された変ロ長調(アレグレット楽章のみが残存)、この4曲が収録されています。3人の奏者が旋律 を対等に歌い上げる親密で息のあったアンサンブルです。

CPO
CPO-555035(1CD)
NX-B02
コジェルフ(1747-1818):3つのスコットランド風ピアノ三重奏曲
ピアノ三重奏曲 変ロ長調 P.IX:41
ピアノ三重奏曲 ト短調 P.IX:45
ピアノ三重奏曲 イ長調 P.IX:44
トリオ1790(ピリオド楽器使用)
【メンバー】
アンネッテ・ヴェーネルト(Vn)
イモラ・ゴンボス(Vc)
ハラルド・ヘーレン(フォルテピアノ)

録音:2015年10月15-18日
ボヘミアで生まれ作曲家デビューを果たしたあと、ウィーンに移りピアニストとしても活躍したコジェルフ。楽譜出版業を始めた り、モーツァルトの死を受けてオーストリア帝室宮廷楽長と宮廷作曲家の職を引き継ぐなど、大きな名声を手に入れました。 残された作品の数も多く、ピアノ三重奏曲は60曲以上が出版されています。このアルバムで聴けるのは1798/99年に出版 された40曲の中の3曲。この時期、エジンバラの出版者ジョージ・トムソンがウィーンで活躍する作曲家たちに「スコットランド 民謡に基づく作品」を依頼し、ベートーヴェンやハイドンがこれに応え数多くの歌曲を書きましたが、このコジェルフの三重奏曲 もそのプロジェクトに属するもの。親しみやすい旋律に満たされた美しい作品です。
CPO
CPO-555054(1CD)
NX-B02
フリードリヒ・ゲルンスハイム(1839-1916):チェロとピアノのための作品集
チェロ・ソナタ 第3番 ホ短調 Op.87
チェロとピアノのための「Elohenu-神々」(ヘブライ語聖書の歌)
チェロ・ソナタ 第2番 ホ短調 Op.79
チェロとピアノのための「アンダンテ」Op.64b
チェロ・ソナタ 第1番 ニ短調 Op.12
アンドレアス・ヒュルスホフ(Vc)
オリヴァー・トレンドル(P)

録音:2016年2月29日-3月2日
ユダヤ系ドイツ人の作曲家ゲルンスハイムが残したチェロのための作品全集。最初の作品である「チェロ・ソナタ第1番」から彼 の死の2年前に書かれた「チェロ・ソナタ第3番」に至るまでに、およそ50年の年月を経ており、それは彼の創作活動のほぼ全 般に渡っています。初期の作品には明らかにメンデルスゾーンの影響が見られますが、少しずつ独自の作風を獲得していく様 子も感じられます。チェロを演奏するヒュルスホフは、以前、ゲルンスハイムのチェロ協奏曲を初演するなど、ゲルンスハイム作 品に深い理解を抱いており、このソナタ集でも共感溢れる演奏を披露しています。

TOCCATA
TOCC-0315(1CD)
NX-B03
イゴール・レイヘルソン(1961-):ピアノ曲と室内楽作品集 第1集
ピアノ三重奏曲 第1番 ホ長調(2003)
ヴァイオリンとピアノのためのソネット(2001)
ピアノ・ソナタ ヘ短調(2005)
ヴァイオリン・ソナタ イ短調(2005)
弦楽四重奏曲 ヘ短調(2010)
エカテリーナ・アスタショーヴァ(Vn)
アレクサンドル・クニャーゼフ(Vc)
コンスタンティン・リフシッツ(P)
ボロディン四重奏団

録音:2017年6月15.17.20日、2011年12月28日
初録音
Toccataレーベルからジャズを含む異色のアルバムをリリースする作曲家レイヘルソン。彼の賛同者は数多く、中でもユーリ・ バシュメットの指揮による「ジャズ組曲」は発売当時、大きな話題となりました。このアルバムは小編成の作品が収録されてい ますが、リフシッツやクニャーゼフなど名だたる演奏家も参加しており、レイヘルソンの作品の人気度が伺えます。ピアノ三重奏 曲の冒頭は泣かせるメロディで始まりますが、少しずつ複雑な響きを纏い崩壊していくところがレイヘルソンの持ち味です。
TOCCATA
TOCC-487(1CD)
NX-B03
ジェレミー・デイル・ロバーツ(1934-2017):室内楽と器楽作品集
ヴァイオリンとピアノのための奇想曲(1965)
独奏ピアノのための「墓」(1966-1969)*
弦楽五重奏曲(2012/2014改訂)*
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(Vn)
ロデリック・チャドウィック(P)
ブリジット・マクレー(Vc)
クロイツェル四重奏団
【ピーター・シェパード・スケアヴェズ(Vn)
ミハイロ・トランダ・ロヴスキ(Vn)
モーガン・ゴフ(Va)
ニール・ヘイド(Vc)】

録音:2014年12月17-18日、2014年7月3日、2014年2月22日
*=初録音
英国の作曲家ジェレミー・デイル・ロバーツの作品集。幼い頃にヴォーン・ウィリアムズとフィンジの音楽に触れ音楽家の道を志 したというロバーツ。英国王立音楽院と、アイオワ大学で音楽を学び作曲家としてデビュー。その作品は世界中で演奏され 大きな評判を呼びました。2004年には生誕70周年を記念し、ロンドンのパーセル・ルームでアンサンブル・ロンターノによる演 奏会が行われるなど、英国の人々から高く尊敬されています。伝統的な調性とモダニズムの間で揺れ動く彼の作品は、牧歌 的な時もあれば、野性的なエネルギーに満ちている時もあり、その多彩な表現は全く予測がつかず、聴き手にエキサイティン グな感動を与えています。このアルバムに集結している演奏家たちは、ロバーツと長年に渡って共同作業を行っており、この録 音でもリハーサルから最終編集まで全ての面で関わっています。
TOCCATA
TOCC-479(1CD)
NX-B03
ソロモン・ロソウスキ(1878-1962):室内楽作品とユダヤの歌
チェロとピアノのためのラプソディ:生き生きとしたダンス(1934)
ヴァイオリンとピアノのための「ゆりかごで」(1924)
ヴァイオリン、チェロとピアノのための「幻想的舞曲」Op.6
チェロとピアノのための「3つのユダヤの歌」…初録音
3つの小品 Op.8
声とピアノのための「ヴィグリッド 第2番」('Ale-lule')(1917頃)
「ヤコブとラケル」から組曲(1927)…初録音
声、ピアノ連弾、フルートとパーカッションのための
サリ・グルーバー(S)
レイチェル・キャロウェイ(Ms)
ピッツバーグ・ユダヤ音楽祭の音楽家たち

録音:2011年6月5-12日、2011年5月12日,2012年3月15日,5月26.27日,2015年7月8日
Toccataが進めるシリーズ「ロシアのユダヤ音楽」シリーズ第4集は、ユダヤ民族音楽協会の創設メンバーとして活躍したソロ モン・ロソウスキの作品で構成されています。リガ生まれのソロモンはユダヤ教社会の指導者的役割を担うハッザーンであり、 作曲家としてだけでなく、モスクワ・ユダヤ劇場の音楽監督として、多くの恵まれないユダヤ人音楽家たちの活動の場を作るた めに尽力した人です。ソロモンの作品には聖書の言葉から近代音楽まで様々な要素が取り入れられており、郷愁に満ちた 旋律は聴き手の心に強い印象を残します。「ユダヤの歌」はシンプルかつ明快な音楽で書かれていますが、聖書から題材を 取った「ヤコブとラケル」組曲では哀しみに満ちた部分から賑やかな部分まで多彩な音楽を聴くことができます。

MELODIYA
MEL1002524(1CD)
NX-B06
プロコフィエフ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
5つのメロディ Op.35b
ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.80
ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ長調 Op.94b
エイレン・プリチン(Vn)
ユーリ・ファヴォリン(P)

録音:2017年7月
2011年「ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール」と「チャイコフスキー国際コンクール」で特別賞を受賞、2014年にはロ ン・ティボー(クレスパン)国際コンクールで優勝し、世界の檜舞台で活躍している1987年生まれのヴァイオリニスト、エイレ ン・プリチンが演奏するプロコフィエフのヴァイオリン作品集。ピアノは同じ年のモスクワ出身の俊英、ユーリ・ファヴォリンが担当、 20世紀のヴァイオリン・ソナタの中でも最高傑作である2曲のソナタで熱い共演を繰り広げています。 冒頭の「5つのメロディ」はもともとロシア出身のソプラノ歌手ニーナ・コシェツのために書かれたヴォカリーズ(歌詞のない歌) であり、その後に作曲家自身がヴァイオリンとピアノのために編曲した作品。伸びやかで透明な旋律が魅力的です。

CEDILLE
CDR-90000177(1CD)
NX-B04
J.S.バッハ:ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ集
ソナタ ロ短調 BWV1014
ソナタ イ長調 BWV1015
ソナタ ホ長調 BWV1016
ソナタ ハ短調 BWV1017
ソナタ ヘ短調 BWV1018
ソナタ ト長調 BWV1019
カンタービレ ト長調 BWV1019a
レイチェル・バートン・パイン(Vn)
ジョリー・ヴィニクール(ハープシコード)
アメリカを中心に人気を誇るヴァイオリニスト、レイチェル・バートン・パイン。幅広いレパートリーを持つ彼女ですが、最近はバ ロック・アンサンブル“トリオ・セッテチェント”を率いてフランスやイタリア、英国のバロック作品を演奏するなど、古楽演奏に高い 関心を寄せています。 最近はバッハ作品も積極的に録音、無伴奏ヴァイオリンのための曲は既にリリースされていますが、こ のアルバムでは鬼才ハープシコード奏者ヴィニクールと初共演を果たし、バッハの「ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ」 を全曲演奏しています。2人はこの作品を、ヴァイオリンと、ハープシコードの高音、低音の3声部で構成されるトリオ・ソナタ としてアプローチしており、各々のメロディが複雑、かつ自由に歌い交わす、とても面白い出来栄えを誇ります。 アルバムの最後に添えられた「カンタービレ BWV1019a」はもともと第6番ソナタの楽章として構想された作品で、詩的で 美しい旋律が印象的な曲です。

Capriccio
C-5301(1CD)
NX-B07
フランツ・ドップラー(1821-1883)&カール・ドップラー(1826-1900):フルート作品全集 第7集
1.2本のフルートとピアノのための『歌劇「リゴレット」のモティーフによる幻想曲』(F&C)
2.フルートとピアノのための「大幻想曲」(F)…世界初録音
3.独奏フルートとピアノ伴奏のための『モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」からのお好みの小品』(F)…世界初録音
4.ピアノとフルートのための『マイヤベーアの歌劇「アフリカの女」からポプリ』(F)…世界初録音
5.2本のフルートのための『エロールの歌劇「ザンパ」からの二重奏』(F)
6.フルートとピアノのための「牧歌」(C)…世界初録音
7.フルートとオーケストラのための「ハンガリー田園幻想曲」(F)(A.クラウチュによるオーケストラ伴奏編 1887年以前)
8.フルートとオーケストラのための幻想曲「ヴァラキア地方の歌」(F)(J.ヘルメスベルガーJr.によるオーケストラ伴奏編 1886
年以前)…世界初録音
9.フルート、ヴァイオリン、ホルンとオーケストラのための「夜想曲」(F)(R.ユンクニッケルによるオーケストラ編)…世界初録音
クラウディ・アリマニー(Fl)…1-9
工藤重典(Fl)…1
フィリップ・ピエルロ(Fl)…5
アラン・ブランチ(P)…1
ミシェル・ワーヘマンス(P)…2.3.4.6
クリスティアン・チーヴ(Vn)…9
ハビエル・ボネ(Hrn)…9
レオナルド・マルティネス(指)…7
ヴァージニア・マルティネス(指)…8
クィム・テルメンス(コンサート・マスター)…9
エルチェ市立SO…7
ムルシア地方SO…8
カンブラ・テラッサ48O…9

録音:2007年-2016年カタロニア
ドップラー兄弟の作品全集の第7集。クラウディ・アリマニーの長年のプロジェクトの研究成果によるこのシリーズ、今作でも世 界初録音が5曲含まれており、フルート愛好者にはたまらないアルバムです。 現在ではほとんど忘れられてしまったエロールの歌劇「ザンパ」の旋律を用いた作品をはじめ、有名な「ハンガリー田園幻想 曲」のオーケストラ伴奏版などの多彩な作品を、アリマニーをはじめ、工藤重典、ピエルロの3人が自在に演奏。「夜想曲」で はホルンとヴァイオリンを交えた美しい響きも堪能できます。

KLANGLOGO
KL-1523(1CD)
NX-B03
モーツァルト、ベートーヴェン作品集
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K481
 ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K376
ベートーヴェン:ロマンス ヘ長調 Op.50
 ロンド ト長調 WoO4
クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
サラサーテ:モーツァルトの「魔笛」による幻想曲
ソン・ジウォン(Vn)
ホセ・ガリャルド(P)

録音:2017年10月20-22日
韓国のヴァイオリニスト、ソン・ジウォンのリサイタル・アルバム。 5歳の時から韓国国立芸術大学でヴァイオリンを学び始め、12歳でニューヨークのケネディーセンターにてソロ・デビューを飾っ たという天才少女。クリーヴランド音楽院に入学し、現在はニューイングランド音楽院でドナルド・ワイラースタインに学んでいま す。数多くのコンクール入賞記録を持ち、2016年にアウグスブルクで開催された「第9回レオポルド・モーツァルト国際ヴァイオ リン・コンクール」でも「素晴らしいモーツァルト奏者」と絶賛されています。また昨年韓国で開催された「ユン・イサン国際コン クール」では第1位を獲得しました。 このアルバムでは、彼女が得意とするモーツァルトのヴァイオリン・ソナタを中心に、ベートーヴェンの作品と、この2人にインスパ イアされたクライスラーとサラサーテの小品を演奏。魅力的な音色でじっくりと聴かせます。

TYXart
TXA-18113(1CD)
ロバート・グロスロット:室内楽作品集
Poeme secret(ハープ、フルート、クラリネット、弦楽四重奏)
Confused Conversations(ピッコロ、ピアノ)
Hibernaculum(木管五重奏)
The Green Duck(ピッコロ独奏)
The Phoenician Sailor(ピッコロ、イングリッシュホルン、バストロンボーン、ピアノ)
Statement, Reflection and Conclusion(フルート独奏)
ペーター・フェルホーエン(Fl、ピッコロ)
ディミトリ・メストダグ(Obングリッシュホルン)他

録音:2016 年11-12月
ロバート・グロスロッドは1951年ベルギー生まれ。ピアニストとしてキャリアをスタートし、1974年にアレッサンドロ・カサグランデ国際ピアノコンクー ル、1978年にエリザベート王妃国際音楽コンクールで入賞。その後20ヵ国でコンサートツアーを開き、CD、ラジオ、テレビで多くのレコーディングを 行いました。現在は主に講師、指揮者及び作曲家として活動しており、自身が創設したオーケストラ「イル・ノベセント」の指揮者としても活躍しています。 (Ki)

Passacaille
PAS-1042(1CD)
モーツァルト:フルート四重奏曲、他
フルート四重奏曲第1番 ニ長調 K.285
フルート四重奏曲第2番 ト長調 K.285a
フルート四重奏曲第3番 ハ長調 K.285b
フルート四重奏曲第4番 イ長調 K.298
クラリネット五重奏曲イ長調 K.581
オクサリス

録音:2017年
フルート四重奏曲の第1番から第3番はモーツァルト22歳の時の作品で、音楽愛好家のフェルディナント・ドゥジャンによる注文で書かれました。軽 やかに輝かしい盛り上がりを見せる第1番が名品です。またギャラント様式の第2番と第3番はJ.C.バッハからの影響を思わせます。クラリネット五重 奏曲はモーツァルト33歳の時に、親交のあったクラリネット奏者アントン・シュタードラーのために書かれました。晩年の名作とされ、とても美しい歌に あふれています。
「オクサリス」は現代楽器の室内楽グループ。ブリュッセル音楽院で学んだメンバーにより1993年に創設されました。音色の美しさと小気味よいアン サンブルが特筆で、実に耳に楽しい演奏を繰り広げてくれます。 (Ki)

MSR
MS-1625(1CD)
バスーンとピアノのための音楽
ガブリエル・マリー・グロヴレーズ(1879-1944):シシリエンヌとアレグロ・ジョコーソ
ジョセフ・シュワントナー(b.1943):黒いアネモネ
ピエール・マックス・デュボワ(1930-1995):9 つの小品
イダ・ゴトコフスキー(b.1933):協奏的変奏曲
アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):組曲
シャルル・ケクラン(1867-1950):3 つの小品
ジョン・スタインメッツ(b.1951):練習曲第5 番
マーカス・カール・マロニー(b.1976):輝き
オレグ・ミロシュニコフ(b.1925):スケルツォ
アン・シューメイカー(Fg)
カエ・ホソダ=エアー(P)

録音:2016年7月
アン・シューメイカーはアメリカの若手バスーン奏者でアメリカ国内はもとよりヨーロッ パ、日本を含むアジアでソリストとして活躍している。このアルバムは彼女のファースト CD で彼女の趣味を反映してデュボワ、タンスマン、ケクランを中心に近代フランスの特 に新古典主義の影響を受けた作品が選ばれている。いずれもバスーンの音色と機能を 生かした軽妙洒脱な作品ばかりで楽しい内容。シューメイカーの鮮やかなテクニックと 瑞々しい音楽性が聴きどころ。
MSR
MS-1656(1CD)
コロラドの作曲家によるクラリネット作品集
エミリー・ラザーフォード(b.1993):3 つの詩曲(2012)
コナー・アボット・ブラウン(b.1988):初冬の頂き(2015)
デイヴィッド・ムリキン(b.1950):古風な組曲(2016)
アンドリュー・ハラデイ(b.1982):われらのアスペン・グローヴからの5 つの情景(2008)
グレッグ・サイモン(b.1985):5 つの蘭(らん)
ケラン・トゥーイ(Cl)
スヨン・キム(P)

録音:2016年3月
コロラドはアメリカ中西部に位置する州であり、南北をロッキー山脈が貫く山岳地帯として豊かな 自然でも知られる。作曲者はいずれもコロラド出身かコロラドで学び、現在この地を拠点に活動し ている。ここに収められた作品はいわゆるヨーロッパやアメリカ東海岸流の前衛楽派とは一線を画 し、ロッキーの雄大な自然の影響を受けたロマンティックな作風の曲が多いのが特徴。若輩 24 歳 のエミリー・ラザーフォードによる「3 つの詩曲」はややコープランドを思わせるもののコロラドの秋の 訪れを描いたメランコリックな佳品。
MSR
MS-1671(1CD)
ニコール・チェンバレン(b.1977):フルート作品集
「3-9 ライン」〜フルートとピアノのための
「ミンタカ」〜3 つのフルートのための
「リリプティアン」〜フルートとミュージック・ボックスのための
「共謀して」〜2 本のフルート
「窒息」〜無伴奏フルート
「おしゃべり」〜2 本のフルート
「スモーガスボード」〜フルートとピッコロのための
「濾過」〜3 本のフルート
メアリー・マシューズ(Fl)
ニコール・チェンバレン(Fl)
マシュー・アンジェロ(Fl)
ジェシカ・ナイルズ(P)

録音:2017年7-11月
ニコール・チェンバレンは作曲家、フルーティスト。作曲家としては2010 年にアトランタ歌劇場で 「スクラブ・ダブ・ロウ」が聴衆賞を受賞。その後、同劇場の委嘱による子供のためのオペラ「うさぎ の物語」が好評を得ている。このディスクは彼女のフルート・アンサンブルのための作品が収めら れており、いずれも民族音楽の影響を受けた詩的でロマンティックな音楽。
MSR
MS-1693(1CD)
ポール・リール(Paul Reale, b.1943): 作品集
(1)協奏曲「怒りの日」〜ピアノ・トリオとウィンド・アンサンブルのための
(2)ピアノ・ソナタ第7 番「来たれ創造の主たる精霊よ」
(3)ピアノ・ソナタ第8 番「狂気の勝利」
(1)ミレクール三重奏団
デイヴィッド・ウィトウェル(指)
カリフォルニア州立大学ウィンド・アンサンブル
(2)ポール・リール(P)
(3)ワルター・ポンセ(P)

録音:(1)1982年12月、(2)1997年3月、(3)2013年1月
ポール・リールはコロンビア大学で英文学と科学を学んだ後、作曲に転向。ペンシルベニア大 学でジョージ・ロックバーグとジョージ・クラムに師事し作風が異なる二人から多大な影響を受け た。協奏曲「ディーズ・イラエ」はピアノ三重奏(Vn,Vc,Pf)とウィンド・アンサンブルのための曲で調 性を基本に書かれた抒情的な音楽。ピアノ・ソナタは二曲ともラテン語の典礼文からインスパイア された曲で調性、モード、無調を折衷した語法で書かれている。


SAKURA
SAKURA-10(1CD)
HISAYA/魅惑のヴァイオリン〜モーツァルトソナタ集
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.301
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.378
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 K.304
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K.526
佐藤久成(Vn)
江崎萌子(P)

録音:2017年12月14-15日/鴻巣市文化センター、クレアこうのす(小ホール)
建前論のモーツァルトに振り回されるのはもうやめましょう!
 長年慣れ親しんできた作品において演奏スタイルに対する理想形が次第に固定化しがちですが、それを大きく逸脱した演奏に出会うと、理性を上回って拒否反応を示す人がいます。特に感知能力に欠ける批評家にその傾向が強いのは、今も昔も変わらないようです。 この佐藤久成氏のモーツァルトは、そんな良識派先生方の格好の餌食になることは必至で、同時に音楽評論家としての真価を計る格好の試金石だと思います。
 この演奏には「普通ではない何か」が孕んでいることは、誰でもわかることです 。肝心なのは、それを単に変な演奏として切り捨てるか、音楽表現の本質を見るか。そして、その峻別センサーを持たないまま書かれた論評によって迷惑を被るのは誰か?佐藤久成氏ではありません。音楽で魂を揺さぶられたいと純粋に思うリスナーです !感動する機会を奪われてしまうです!そんな音楽ファンに「この演奏はモーツァルトそのものだ!」と強く訴えずにはいられません。
 その根拠を挙げたらきりがありませんが、テンポや強弱対比の強烈さ、ヴィブラ ートの使い分け等の外見的な特徴が、作品を歪めるどころか楽想を一層輝かせ、 建前とは無縁のモーツァルトの再現に心を砕いていることがまず第一!
 例えばK.301の第2楽章中間部。こんな最弱音の連続は常識から外れているでしょう 。しかしそんなことは久成氏本人が百も承知のはずで、常識よりも大切にしたい魂があり、その思いが決して自己満足ではない嘘のない表現として結実としているという事実!これをぜひとも感じていただきたいのです。 K.378冒頭も無垢な語りしか存在せず、万人受けする表現などお呼びではありません。
 聴く前は正直なところ、ツィゴイネルワイゼン等の小品を超過激に弾きまくるあの流儀でモーツァルトを弾くのはヤバイのでは?という危惧はありましたが、作品の魂を表現し尽くすという点では通底するものは同じで、このモーツァルトで彼が表面的な過激さを目的としていないことが、はっきりと証明されたと言えましょう。
 久成氏がここまで全身全霊を傾けて音楽の本質に迫っているのですから、それ を受け止めるのも全力で当たらねばならず、良い意味で「ヤバイ」演奏です 。彼を見出した宇野功芳氏も天国で彼の快挙を讃えているに違いありません。【湧々堂】

Stradivarius
STR-37095(1CD)
バッハ:ソナタ・コンチェルタンテ
バッハ:フルート・ソナタ イ長調 BWV1032
フルート・ソナタ ロ短調 BWV1030
フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV1031
フルート・ソナタ ト短調 BWV1020(疑作)
ルイーザ・セッロ(Fl)
ブルーノ・カニーノ(P)

録音:2017年11月4,5日 イタリア
イタリアのフルート奏者、ルイーザ・セッロが、日本でもお馴染みのイタリアの大ベテラ ン・ピアニスト、ブルーノ・カニーノの伴奏でバッハのフルート・ソナタを演奏している。ルイ ーザ・セッロはイタリア最北東部、スロヴェニアに近いウーディネの生まれ。短期間ミラノの スカラ座のフルート奏者を務めたこともあるが、その後はソリストとして国際的に活躍して いる。
Stradivarius
STR-37093(1CD)
ファビオ・ニーダー(b.1957)作品集
《スロヴェニア人が指を刺す》/
2 枚の鏡/5 つの初期のピアノ小品/
《天から上がって天使があなたのところへ来る》/ 《あなたは私の息子ではないのか》/《絵》/ フンメル・ヴェルギスマイン歌曲/ 《2003 年-2013 年5 月27 日ルチアーノ・ベリオ》/ 《タタール人のペンタトニックな断片》/ 愛の歌のための5 つのスタンザ
アルド・オルヴィエト(P)
ダリオ・サヴロン(Perc)
ルカ・リッチェリ&アルヴィ
セ・ヴィドリン(electronics)

録音:2017年8月,74:39
ファビオ・ニーダーは作曲をルトスワフスキ、クラウス・フーバー、クセナキスらに師事。ピアニ ストとしても優れ、エリザベート・シュワルツコップ、アルフレッド・クラウスら往年の名歌手たちの 伴奏者としても活躍した。また 1990 年代の終わりにルチアーノ・ベリオと出会い大きな影響を 受けた。彼の作風は調性、無調、電子音楽など様々な技法を折衷するが、一貫して沈黙と音 の波紋を行き来する静かな佇まいを持っている。ウェーベルン、フェルドマン、サティ、ケージ、 メディテーション・ミュージックが好きな人にお薦め。

BMC
BMC-CD249(1CD)
ペーター・エトヴェシュ(b.1944):弦楽四重奏曲集
《セイレーン・サイクル》(2015/16)
《コレスポンデンス(対応)》(1992) 〜弦楽四重奏のための情景
カルダーQ
アウドレイ・ルナ(S)

録音:2016年10月10日IRCAMパリ、2016年9月26日BMCスタジオ、ブダペスト,
※クルタークと並ぶ現代ハンガリーを代表する作曲家エトヴェシュの最新作を含む弦 楽四重奏のための作品集。「セイレーン・サイクル」はソプラノ独唱と弦楽四重奏によ る10の小品から構成された作品。テキストにジェームズ・ジョイスの「ユリシーズ」とフラ ンツ・カフカが1917年に執筆した短編「セイレーンの沈黙」が使われ、ソプラノが語り歌 う言葉のイントネーション、リズム、発音、音色の変化に弦楽が機敏に反応しテキスト の世界を拡げ、弦楽が拡げた音響の上に更にまた声が乗る、という形で相乗的に詩 の世界が拡張し音の輪が拡がってゆく様子は大いに聴きもの。そしてバロックから現 代唱法までを操るソプラノのアンドレイ・ルナの見事な歌唱と器楽的ともいえる寸分違 わぬ正確な音程は弦楽四重奏と対等に渡り合って実にスリリング。ルナはリゲティの 歌劇「グラン・マカブル」やジョン・アダムズの「中国のニクソン」の準主役で高い評価を 得ている名歌手でエトヴェシュとはこれが初コラボレーション。同作品はヨーロッパ各 地の音楽祭で上演され評判となっている。

COL LEGNO
COL-16002(1CD)
NX-B05
Iris Electrum
ヴァコルビンガー:#4 (Going Back to Sleep)
ヴァコルビンガー/コヴァチュ/プレイス/ヴェデニヒ:You are
ガイグル/クラナベター/ヴァコルビンガー/ヴェデニヒ:S (When We Collide)
ヴァコルビンガー:II (The Grand Reverie)
ヴァコルビンガー:#9 (Stay with Me)
プレイス/ヴァコルビンガー:Of Tigers and Owls (No Future, No Past)
ヴァコルビンガー: #3 (We are August)
プレイス/ヴァコルビンガー:The Stars (A Month Goes By)
プレイス/ヴァコルビンガー:365 (The Nameless in Us)
ヴァコルビンガー:R (The Path)
ヴァコルビンガー:The Shadows and the Sun
アイリス・エレクトラム(アンサンブル)
シクトゥス・プレイス(ドラム)
マヌエラ・シェドラー(Fl)
ユディス・フェルストル(Cb)

録音:2015年2月/2016年1月
「アイリス・エレクトラム」は12人のメンバーで構成されたアンサンブル。作曲家でパーカッション奏者でもあるヨハネス・ヴァコルビ ンガーと歌手、ミラ・ルー・コヴァチスを中心にとしたメンバーたちが作り出すサウンドは、幻想的な響きを纏いつつ、さまざまな ジャンルを行き来し、聴き手の好奇心を存分に刺激します。
COL LEGNO
COL-20310(1CD)
NX-B05
Alma-Nativa
1.tschlin
2.Valse de Mals
3.Ummtschaga
4.Endholzner Feuerwhrtuschpolka
5.Almschroa
6.ur
7.Admonter Echojodler
8.Bourree
9.walpurgi
10.La sorciere de montmartre
11.Der Mond ist aufgegangen
12.Steirer
13.Schleuniger
14.luna
15.Fly Me to the Moon (In Other Words)
16.Das wackere Mondlied
17.Apfelmusette
18.origen
19.Lahnjodler & Schwommatanz
アルマ(アンサンブル)
ユリア・ラッヒェルシュトルファー(Vn)
エヴリン・メーアル(Vn)
マッテオ・ハイツマン(Vn)
マリー=テレーズ・スティラー(アコーディオン、ヴォーカル)
マレーネ・ラッシャー・ストーファー(Cb)
オーストリアを中心に活動する5人の若い演奏家たちによって結成されたアンサンブル「アルマ」。彼らが作り出す音楽は“伝 統的な民謡”にルーツを持ち、即興的なフレーズの中にも、どこか懐かしい風情を感じさせる要素が仕込まれています。時に はチロルのヨーデルであったり、身近な曲を編曲したものであったりと、どれも親しみやすく、耳にもやさしい音楽です。
COL LEGNO
COL-20421(1CD)
NX-B05
PANDORA'S BOX
レベッカ・サウンダーズ:Fletch(2012)
ベネディクト・マソン:弦楽四重奏曲 第2番(1993)
リューク・ベドフォード:Wouderful Four-Headed Nightingale(2013)…世界初録音
ジョン・ゾーンア:パンドラの箱(2013)…世界初録音
アルディッティSQ
サラ・マリア・サン(S)
2013年の“ウィーン・モデルン”。「夕べのコンサート」に2回出演したアルディッティ弦楽四重奏団の演奏曲から選ばれた4曲 を収録したアルバムです。1974年に設立、メンバーを変えながらも以降40年以上に渡って“20世紀音楽”の演奏、録音に 携わってきた彼らは、ここでもまさに「パンドラの箱」を開けるかのような魅惑的な演奏を繰り広げています。
COL LEGNO
COL-20428
NX-B09
Alma-Transalpin
1.Luce/2.Finska
3.Seckauer/4.Ransom
5.Im Regent´s Park um 12.00
6.Wurzhorner/7.Morocco
8.Tschum Tschum
9.Bachlein helle
10.Mai Maadele, mai Tschuurale
11.Bazzarah/12.Wolfsfrau
13.Zillertaler Walzer
14.Fluvius/15.Tam Tam
16.Bitola
アルマ(アンサンブル)
ユリア・ラッヒェルシュトルファー(Vn)
エヴリン・メーアル(Vn)
マッテオ・ハイツマン(Vn)

マリー=テレーズ・スティラー(アコーディオン、ヴォーカル)
マレーネ・ラッシャー・ストーファー(Cb)
5人の弦楽器とアコーディオンによるアンサンブル「アルマ」。民謡に根差した親しみやすい曲を素朴な演奏で聴かせることで 知られる彼らですが、このアルバムでは、タイトルの“Transalpin=アルプスを越えて”の通り、チロルからモロッコ、ロンドンなど の街の風景を音楽でつないでいきます。刻々と移り変わる音風景が体感できる興味深い1枚です。
COL LEGNO
COL-20431(1CD)
NX-B09
Sanh -トリオ・キャッチ
クリストフ・ベルトラン(1981-):サン…世界初録音
ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114
ベルンハルト・ラング(1957-):モナドロジー XXVII「ブラームス変奏曲」
トリオ・キャッチ
【メンバー】
ボグラルカ・ペシェ(Cl,バスCl)
エヴァ・ベシュ(Vc)
ナム・サンヨン(P)

録音:2015年3-4月
ブラームスのクラリネット三重奏曲を現代作品で挟んだ注目の1枚。世界初録音となるベルトランの「サン」。不朽の名作、ブ ラームスの三重奏曲、そして断片的なブラームスの旋律が成長していくかのようなラングの「モナドロジー」。この3曲を演奏す る「トリオ・キャッチ」は作品が書かれた時代を考慮しながらも、そこで音楽を“古い”“新しい“とカテゴリー分けすることなく、ひた すら美しい音として奏でることで、作品の本質に迫るとともに、ブラームス作品の持つ斬新さを訴えています。
COL LEGNO
COL-20437(1CD)
NX-B09
サクソフォン四重奏曲と編曲集
詩篇(G. アントンジローラミによるサクソフォン四重奏編)…世界初録音
マニフィカト(G. アントンジローラミによるサクソフォン四重奏編)…世界初録音
わが心はハイランドにあり(サクソフォン四重奏版)…世界初録音
断続する平行(サクソフォン四重奏版)
5.スンマ(サクソフォン四重奏版)
フラトレス(サクソフォン四重奏版)
主よ、我らが日々に平和を与えたまえ(サクソフォン四重奏版)
ソルフェッジョ(サクソフォン四重奏版)
アレア・サクソフォン四重奏団
【メンバー】
ジァンパオロ・アントンジローラミ(ソプラノSax)
ロベルト・ミカレッリ(アルトSax)
ルカ・モーラ(テナーSax)
ガブリエーレ・ジァンパオロッティ(バリトンSax)

録音:2016年7月.12月イタリア
世界中で高い人気を誇るアルヴォ・ペルトの作品をサクソフォン四重奏用に編曲した注目のアルバム。ペルトとサックスは意 外な取り合わせのようにも思いますが、19世紀中頃にアドルフ・サックスによって考案された楽器「サックス」の音色をきいたベ ルリオーズが「神秘的な鐘の振動にも似ている」と評したこともあり、実際に聴いてみると、実に雰囲気豊かで作品に沿うもの であることに気が付きます。タイトルの「ANIMA」とはラテン語の空気、魂、精神の意味を持つ言葉です。
COL LEGNO
COL-40416(1CD)
NX-B09
ゴルドン・カンペ(1976-):作品集
1-4.Arien /Zitronen(2016)
5-10.knapp(2016)
11-13.3つの小品(2015)
14.侏儒(2011)
15-17.Le coeur de la Grenouille(2014)
18.Moritaten und Sentimentales(2015)
サラ・マリア・スン(S)…1-4
クリスティアン・エッゲン(指)…1-4
アンサンブル・ムジークファブリーク…1-4.14
アンサンブル I.C.E.Q…5-10
ティトゥス・エンゲル(指)…11-13
シュトゥットガルトRSO…11-13
ヨハネス・フィッシャー(指)…14
マーカス・クリード(指)…15-17
シュトゥットガルト南西放送声楽アンサンブル…15-17
アンサンブル・アスコルタ…18

録音:2016年8月19-20日 DLF Kammermusiksaal, Koln, Germany…1-4
2018年10月17日 Studio Britz, Berlin, Germany…5-10
2015年7月17日 Theaterhaus, Stuttgart, Germany…11-13
2011年11月22-23日 DLF Kammermusiksaal, Koln, Germany…14
2015年5月23日 Christuskirche Gansheide, Stuttgart, Germany…15-17
2016年7月14日 Kammermusikstudio SWR, Stuttgart, Germany…18
1976年、ドイツのヘルネで生まれた作曲家カンペの作品集。断片的な素材を組み合わせて“思いがけない大作を創り出 す”ことを得意とするカンペは電気工学を学び、一旦は公務員として働いた後、作曲の勉強を始めたという人。ウィーンのモダ ニズムの研究に没頭したかと思えば、20世紀の「童話オペラ」の研究をしたり、ポピュラー音楽理論を極めたりとその興味の 対象は実に多彩です。このアルバムでは大編成のオーケストラを駆使した作品と声楽アンサンブルのための曲を中心に収 録。独創的な曲が並んでいます。
COL LEGNO
COL-40417(1CD)
NX-B09
ミリカ・ジョルジェヴィッチ:作品集
1.Rdja(2015)
2.Sky Limited(2014)
3.The Firefly in a Jar(2007)
4.The Death of the Star-Knower(2008/2009)
5.Quicksilver(2016)
アンサンブル・ルシェルシュ…1
クレメンス・シュルト(指)…2.3
ミュンヘン室内O…2.3
アルミーダ四重奏団…4
ペーター・ルンデル(指)…5
バイエルンRSO…5

録音:2016年7月3-4日 Ensemblehaus, Freiburg, Germany…1
2016年6月15日 Studio 1 des Bayerischen Rundfunks, Munich, Germany…2
2017年1月17日 Kupferhaus, Planegg, German…3
2016年12月19日 Studio Olbergkirche, Berlin, Germany…4
2016年12月16日 Herkulessaal der Residenz, Munchen, Germanyライヴ…5
野性的で制御不能な音に満たされた5つの作品。どの曲からも巨大なエネルギーが放出され、聴き手の神経を逆なでする かのようです。これらはどれも、1984年にセルビアのベオグラートで生まれた作曲家ジョルジェヴィッチの「内なる声」であり、彼 女が目指す音楽表現です。彼女が作り出す音楽はアルティッティ四重奏団を始め、世界の錚々たるオーケストラやアンサン ブルが演奏。作品のファンも着々と増えています。

VOX
MCD-10001(1CD)
NX-A13
アートオブ・トランペット
ムーレ(バーム編):交響的ファンファーレより「ロンド」
ヴァレンタイン:ソナタ第10番ハ長調
ウィルビー(ボールドウィン編):マドリガル「光が愛であるように」
ホワイト(ボールドウィン編):ファンタジア
ウィルビー(ボールドウィン編):マドリガル「私は何をすべきなのだろう」
ビーバー:七声のソナタ
マルティーニ:トッカータ
G.ガブリエリ:カンツォーナ第1番(1615)
フレスコバルディ:カンツォーナ第1番
A.ガブリエリ:第12旋法のリチェルカーレ
フレスコバルディ:カンツォーナ第2番
G.ガブリエリ:カンツォーナ第6番
ザ・ニューヨーク・トランペット・アンサンブル
エドワード・キャロル、アラン・ディーン、リー・ソパー (Tp)、
マーク・ゴールド、ニール・バーム、スティーヴン・アメトラーノ(Tp)
ウォーレン・デック、ジョン・テイラー(バスTp)
エドワード・ブリュワー(Org)
スティーヴン・ディブナー(Fg))
ゴードン・ゴットリープ(ティンパニ)

録音:1981年6月1日-2日マデイラ・フェスティバル(ポルトガル)
ニューヨーク・トランペット・アンサンブルは、1974年に当時トランペット奏者及び指揮者として活躍中のジェラード・シュワルツ により組織されました。1980年代には大西洋のリゾート地マデイラ島でのバッハ音楽祭(ポルトガル)、バーモント・モーツァル ト音楽祭(アメリカ)などで数多くの録音を残しています。ここではバス・トランペット2本を含む合計8本のトランペットにオルガ ン、バスーン、ティンパニが加わったアンサンブルが奏でる輝かしく壮麗な響きが見事です。アンサンブル全体を率いるのは、シ カゴ出身でジュリアード音楽院を出たトランペット奏者エドワード・キャロル。録音は伝説のチームと知られるエリート・レコーディ ングスのジョアナ・ニクレンツとマルク・オボールが手がけました。MMG(Moss Music Group)原盤。
VOX
MCD-10007(1CD)
NX-A13
オールスター・パーカッション・アンサンブル
ビゼー:カルメン・ファンタジー
ベートーヴェン:交響曲第9番〜スケルツォ
パッヘルベル:カノン ニ長調
ベルリオーズ:幻想交響曲〜断頭台への行進
ハロルド・ファーバーマン(編曲&指揮)
オールスター・パーカッション・アンサンブル
エヴェレット(ヴィック)・ファース(ボストンSO)
ローランド・コーロフ(ニューヨーク・フィルハーモニック)
ミッキー・ブックスパン(フィラデルフィアO)
ドナルド・ミラー(クリーヴランドO)
ウォルター・ローゼンバーガー(ニューヨーク・フィルハーモニック)
ジョン・シロカ(ピッツバーグSO)
モーリス・ラング(ニューヨーク・フィルハーモニック)
ベント・リロフ(デンマーク王立O)
エイブラハム・マーカス(メトロポリタン歌劇場O)
アーサー・プレス(ボストンSO)

録音:1982年3月8日&4月12日
ヴァンガード・レコーディング・スタジオ(ニューヨーク)
サイトウ・キネン・オーケストラでティンパニストとして活躍したボストンSOのエヴェレット(ヴィック)・ファースはじめ、アメリカ の主要オーケストラから選び抜かれた10人の凄腕打楽器奏者によるアルバム。制作を担当したのは、ブーレーズ及びメータ 時代のニューヨーク・フィルやグレン・グールドのアルバム制作で有名なアンドリュー・カズディンで、打楽器の難しいバランス調 整と複雑な音色の融合を見事に実現しています。 編曲と指揮はハロルド・ファーバーマンが担当。彼は20歳でボストンSOの歴代最年少打楽器奏者としてキャリアをス タート、ミュンシュとラインスドルフが率いた12年間在籍しました。その後、1963年には作曲と指揮に専念するためボストン交 響楽団を退団、ロイヤル・フィルやロンドンSOなどを指揮するようになったのはよく知られる通りです。 アンドリュー・カズディンはコロムビア・レコーズのプロデューサーになる前には打楽器奏者として活動していたこともあり、このアル バムはアーティスト、指揮者、編曲者、制作者すべてが打楽器を知り尽くしているのがポイントです。MMG(Moss Music Group)原盤。

DIVOX
CDX-61502(1SACD)
NX-B04
カザフスタン大草原のメロディ
アタ(9世紀頃):Konur(オリジナル)
 Konur(A.カザクバエフ編)
アビディモミン(1934-):エルケ・シルキム(オリジナル)
アビディモミン:エルケ・シルキム(G.ウゼンバイエヴァによる弦楽四重奏編)
トレゲン(1918-1997):サルタナト(オリジナル)
 サルタナト(K. シルデバイエフによる弦楽四重奏編)
カザンガプリ(1815-1862):コス・バザル(オリジナル)
 コス・バザル(A.ザイムによる弦楽四重奏編)
サギルバユリ(1823-1896):アダイ(オリジナル)
 アダイ(G.ウゼンバイエヴァによる弦楽四重奏編)
アロヌリ(1812-1898):Zhaksu men Zhaman Adamnyn Kasiety(オリジナル)
 Zhaksu men Zhaman Adamnyn Kasiety(G.ウゼンバイエヴァ編)
アルクヤット(1972-):Ablaikhan Zhorygy
カザフ国立SQ
イサ・エキルバイ(ヴォーカル&Dombra)
ユスプドツァノヴァ・アイザット(Dombra)
オマロヴァ・メディナ(Kyl Kobuz)
カザクバエフ・アルクヤット((Kyl Kobuz)
テミルベコフ・ヌラリー(パーカッション)
ズスポヴァ・ザナル(Kyl Kobuz) 他
既リリースの「カザフスタンの音楽集」(CDX21501)の続編。前作はカザフスタン音楽の歴史を作ってきた知られざる作曲家 たちの作品を弦楽四重奏版にアレンジした曲で構成されていましたが、今回のアルバムでは更に踏み込んで、作品のオリジ ナルの形とアレンジ版を並べ、その違いを楽しむという趣向が取られています。ヴィオラ・ダ・ガンバのように脚ではさんで演奏す る「Kobuz」や、2弦のリュートのような「Dombra」といった耳慣れない楽器も登場しており、この音色にも興味がそそられま す。

DACAPO
MAR-8.226135
NX-B06
ベント・セアンセン:作品集
ピアノと弦楽四重奏のための「Rosenbad-Papillons ローゼンバッド-蝶々」
(2013)
ピアノのための「Fantasia Appassionata ファンタジア・アパッショナータ」(2017)
ピアノとアンサンブルのための「Pantomime-Papillons パントマイム-蝶々」(2013-14)
カトリーネ・ギスリンジェ(P)
ステンハンマル四重奏団
エスビェア・アンサンブル

録音:2016年6月18-19日、2017年8月14-16日、録音:2005年9月1日,2006年1月28日
世界初録音
漠然として捉えどころのない音楽でありながら、確かな存在感を放つセアンセンの作品。このアルバムには、三部作「蝶々」の 中の2つの作品がメインに収録されています。ミニョン(8.226134に収録)、ローゼンバッド、パントマイム、この三つの作品で 構成された「蝶々」には恐怖、希望、郷愁を主題とした共通の音楽素材が用いられており、ピアノが重要な働きを担っていま す。ここでピアノを演奏しているのは、セアンセンの妻ギスリンジェ。北欧を代表するピアニストである彼女は、独奏曲「ファンタ ジア・アパッショナータ」でも夢幻的な演奏を聴かせます。

CORO
COR-16161(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.4
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
スザンナ・オガタ(Vn)、
イアン・ワトソン(フォルテピアノ)
使用楽器:ヴァイオリン:ヨーゼフ・クロッツ1772年製

録音:2017年3月17日−19日、メカニクス・ホール(ウースター、マサチューセッツ、アメリカ)
ハリー・クリストファーズが第13代音楽監督を務める米国古楽界の名門ヘンデル&ハイドン・ソサエティ(HHS)の中心メンバー、アシスタント・コンサートマスターのスザンナ・オガタと、アソシエイト・コンダクターのイアン・ワトソンのコンビによる「ベートーヴェン」のソナタ集がいよいよ完結を迎えます!
シリーズの掉尾を飾る第4巻には、20代後半のベートーヴェンが作曲し、サリエリに献呈されたヴァイオリン・ソナタ集「Op.12」の3曲を収録。モーツァルトを彷彿とさせる軽やかな音楽の中で光るベートーヴェンの才気を、HHSの名コンビがその優れたアンサンブルで奏でています。
スザンナ・オガタのヨーゼフ・クロッツのヴァイオリン(18世紀製作)、イアン・ワトソンのヴァルター・モデルのフォルテピアノ(ポール・マクナルティ製作)の音色も存分にお楽しみ下さい。

Channel Classics
CCS-37518(1CD)
ブラームス:弦楽五重奏曲第2番
ト長調 Op.111(弦楽合奏版)
バルトーク:弦楽オーケストラのためのディヴェルティメント
カンディダ・トンプソン(Vn&芸術監督)、
アムステルダム・シンフォニエッタ
1988年に設立されたアムステルダム・シンフォニエッタはオランダ唯一のプロ弦楽オーケストラとして、1995年からコンサートマスター、2003年から芸術監督を務めるカンディダ・トンプソンの下、国際的に特別な地位を占めています。
これまで、チャイコフスキーやベートーヴェン、ショスタコーヴィチなど、様々な室内楽作品の"弦楽合奏版"の演奏&録音で人気を博してきたアムステルダム・シンフォニエッタの新たな録音は、ブラームスの弦楽五重奏曲第2番 Op.111の"弦楽合奏版"と、バルトークの弦楽オーケストラ作品をカップリング。
雄大な楽想に民族音楽的要素が取り入れられたブラームスとバルトークの作品を、オランダを代表する弦楽オーケストラが繊細に奏でます。

Champs Hill Records
CHRCD-137(1CD)
シューベルト:弦楽四重奏曲第15番ト長調 D.887 アルテアSQ〔トーマス・グールド(Vn)、リース・ワトキンス(Vn)、ベンジャミン・ロスカムズ(Va)、アショク・クロウダ(Vc)〕

録音:2016年5月31日&6月2日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)
2001年にロンドンの王立音楽アカデミーで結成されたアルテアSQは、ブリテン・シンフォニアのリーダーを務めるトーマス・グールド、ロンドンSOの第1ヴァイオリン奏者リース・ワトキンス、ロンドン・コンコード・アンサンブルとBBCSOのヴィオラ奏者ベンジャミン・ロスカムズ、チェロフォニーのメンバー、アショク・クロウダの4人による実力派アンサンブル。
本格的なデビュー・アルバムのプログラムとして選んだのは、シューベルトの遺作であり大作「弦楽四重奏曲第15番」。また1つ、楽しみなクヮルテットがイギリスから世界へと舞台を移します!
Champs Hill Records
CHRCD-129(6CD)
ブラームス:ピアノ三重奏曲&ピアノ四重奏曲全集
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8(原典版)/ピアノ三重奏曲第2番ハ長調 Op.87/ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101/ピアノ三重奏曲イ長調 Op.Post/ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8(改訂版)
ホルン三重奏曲変ホ長調 Op.40
クラリネット三重奏曲イ短調 Op.114
ピアノ四重奏曲第1番ト短調 Op.25/ピアノ四重奏曲第2番イ長調 Op.26/ピアノ四重奏曲第3番ハ短調 Op.60
弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 Op.18(キルヒナー編曲、ピアノ三重奏版)/弦楽六重奏曲第2番ト長調 Op.36(キルヒナー編曲、ピアノ三重奏版)
デイヴィッド・パイアット(Hrn)、ロバート・プレーン(Cl)、デイヴィッド・アダムス(Va)、グールド・ピアノ・トリオ〔ルーシー・グールド(Vn)、アリス・ニアリー(Vc)、ベンジャミン・フリス(P)〕

録音:2004年−2016年、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)
ルービンシュタイン国際コンクール優勝、ブゾーニ国際コンクール第2位(1位無し)などの輝かしい実績を誇り、最近ではスタンフォードの「ピアノ協奏曲第2番」(CHRCD-042)での好演が印象深いイギリスの名ピアニスト、ベンジャミン・フリスが名を連ね、25年以上の歴史を持つグールド・ピアノ・トリオ。
以前、クォーツ(Quartz)から発売されていた6曲の「ピアノ三重奏曲」、ホルンのデイヴィッド・パイアットやクラリネットのロバート・プレーンが参加する「ホルン三重奏曲」や「クラリネット三重奏曲」と、2016年に新たに収録された「ピアノ四重奏曲」やキルヒナーの編曲によるピアノ三重奏版の「弦楽六重奏曲」をセットにしたブラームスのピアノを伴う室内楽作品BOXが完成!
長き歴史の中で培われたアンサンブルの一体感が、味わい深いブラームスを聴かせてくれています。「ピアノ三重奏曲第1番」は、20代の頃に作曲された「原典版」と、56歳の時の「改訂版」の2種類を収録しています。

H.M.F
HMM-902263(1CD)
シューベル:八重奏曲 ヘ長調 op.166, D803
5つのメヌエットと5つのドイツ舞曲 D89より〔原曲:弦楽四重奏曲/オスカー・ストランスノイによる八重奏編曲版〕
 第3番 メヌエット
 第5番 メヌエット
イザベル・ファウスト(Vn/ストラディヴァリウス‘スリーピング・ビューティ’(1704))
アンネ・カタリーナ・シュライバー(Vn/製作者不明、オランダ、1700年頃)
ダヌシャ・ヴァスキエヴィチ(Va/製作者不明、ボヘミア、1860年頃)
クリスティン・フォン・デア・ゴルツ(Vc/製作者不明、ウィーン、1800年頃)
ジェームス・マンロ(Cb/G.パノルモ、ロンドン、1827)
ロレンツォ・コッポラ(Cl/11キー、B管、ウィーン、1820年頃モデル/6キー、C管、J.B.メルクライン・モデル(1810年頃)/ともにアニエス・グエルーによるコピー(2010 ))
トゥーニス・ファン・デア・ズヴァールト(Hrn/Courtois neveu aine, Paris, 1802)
ハヴィエル・ザフラ(FgW. Triebert, Paris, 1805)

録音:2017年 7月5-7&9日、テルデックス・スタジオ・ベルリン
クラリネット、ホルン、バスーン、弦楽四重奏、そしてコントラバス、という編成のシューベルトの八重奏曲。シューベルトの室内楽でもっとも編成が大きな作 品で、これまでにも多くの巨匠たちが録音をしてきましたが、イザベル・ファウストが、豪華共演者陣と、ピリオド楽器で録音しました!シューベルトの、音楽に 生きる喜びが込められているともいわれる「八重奏曲」。心打つ旋律、そしてシューベルトの楽器の采配の妙に感動する瞬間の連続のような作品です。そしてき わめつけは絶美の第2楽章。各奏者の旋律の受け渡しなど、シューベルトの音楽の素晴らしさ、そして素晴らしい演奏者たちが「アンサンブル」することによっ て生じる化学反応にあらためて感じ入るばかりです。シューベルトの音楽世界の旅において、これ以上の仲間はなかった、とファウストが語るメンバーによる八重 奏曲。極上の70分となっています。
弦楽奏者はすべてフライブルク・バロック・オーケストラやオーストラリア室内管のメンバー、そして管楽器もフライブルク・バロック・オーケストラでもおなじ ものコッポラ(クラリネット)とズヴァールト(ホルン)、ザフラ(バスーン)といった、ピリオド楽器の最前線で活躍する奏者たち。彼らの奏でるピリオド楽器の、 親密な音色が、作品のもつ色彩感が鮮やかによみがえらせ、ひとつひとつのパッセージが活き活きと語り出しているようです。
シューベルトの八重奏曲は、1824年3月に作曲された、シューベルトの室内楽でもっとも編成の大きな作品。クラリネットを愛したフェルディナント伯のリク エストで作曲されました。伯爵は当時弁護士の家で行われていた音楽の夕べでしばしば演奏し、そこにシューベルトも出入りしていました。伯爵は、モーツァル トやベートーヴェンの弦楽四重奏の優れた演奏者としても知られたヴァイオリン奏者、シュパンツィヒとも共演していました。ベートーヴェンの七重奏曲が当時大 評判となっていたので、それと同様の作品を、とシューベルトに依頼したといいます。シューベルトの死後20年以上経過した1853年に第4,5楽章を除いた かたちで一度出版され、1875年に全曲出版されました。弦楽四重奏「ロザムンデ」や「死と乙女」と同じ時期に作曲され、直後には「美しき水車小屋の娘」 も完成するなど、非常に充実した時期の作品となっています。当時の交響曲や弦楽四重奏曲などのスタンダードであった4楽章構成でなく、ベートーヴェンの七 重奏曲と同じ6楽章の構成をとっており、これはディヴェルティメント、つまりはどちらかというと楽しみのためという色合いが強いものとなっています。天上の美 しさの旋律に満ちた作品です。
「5つのメヌエット」は演奏機会が少ない弦楽四重奏作品。この録音のために、2つのメヌエットを八重奏版に編曲して演奏しています。編曲をしたのはアル ゼンチン系フランス人のオスカー・ストランスノイ、ファウストの友人でもあり、室内オペラやカンタータ、歌曲などの分野でも知られています。シューベルトが 書いた宝石のようなパッセージのひとつひとつを見事に八重奏用に編みなおし、この作品の魅力を私たちに気づかせてくれます。 (Ki)

ANTARCTICA
ANTAR-006(1CD)
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 op.67(1944)
サム・ダヴィド・ワンパー:光のポートレイト(2015)
マティアス・コッペンス:トリオ作品2(2015)
モザ・トリオ
〔ブラム・デ・ブリー(P)、アレクサンドラ・ファン・ベヴェーレン(Vn)、パウル・スタヴリディ(Vc)〕

録音:2017年 7月3-5日、ベルギー
音を色彩、時間を空間に置き換えるなら、音楽作品を演奏する作曲家や演奏家は画家とえる・・・そんな考えをもつモザ・トリオ。2010年の結成以来、 オランダ、ベルギーを中心にその活動を続けています。グループ名のMosaとは、マーストリヒトのラテン語「Mosa Trajectum」に由来しています。 (Ki)

Evil Penguin Records
EPRC-0028(1CD)
シューベルト:ロンド ロ短調 op.70 D895(原曲:ヴァイオリンとピアノ)
ブラームス:ソナタ ニ長調 op.78(原曲:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 op.78)
ブラームス:ソナタ ヘ短調 op.120-1(原曲:クラリネット・ソナタ ヘ短調 op.120)
ピーター・ウィスペルウェイ(Vc)
パオロ・ジャコメッティ(P)

録音:2017年2月15-17日、ライデン
ウィスペルウェイとジャコメッティによる、シューベルトとブラームスのデュオ(ピアノとその他の楽器)の全曲録音プロジェクト、第4弾の登場です。
ウィスペルウェイとジャコメッティによるシューベルトは、どこか鬼気迫るような緊迫感。軽やかでリズミカルなはずの楽章もどこか狂気すら感じさせる 演奏です。終盤の超絶技巧も鮮やか。新しい「ロンド」の登場といえるでしょう。ブラームスのヴァイオリン・ソナタはチェロで演奏するにあたり移調して 演奏されていますが、この作品が持つ世界がまた一段と深くなって響いてくるようです。クラリネット・ソナタも息の長い歌い回しとウィスペルウェイの作 品の本質を突くような音色にはっとさせられる瞬間の連続。ウィスペルウェイの音楽がますます深まり、研ぎ澄まされていることを感じる1枚です。 (Ki)

BIS
BISSA-2176(1SACD)
カレヴィ・アホ(1949-):2つの木管五重奏曲
木管五重奏曲第1番(2006)
木管五重奏曲第2番(2014)*
ベルリン・フィルハーモニー木管五重奏団【ミヒャエル・ハーゼル(Fl)、アンドレーアス・ヴィトマン(Ob)、ヴァルター・ザイファル(Cl)、ファーガス・マクウィリアム(Hrn)、マリオン・ラインハルト(Fg)】

録音: 2014 年10月フィルハーモニー室内楽ホール(ベルリン)、2016 年 10 月トラウムトン・スタジオ(ベルリン=シュパンダウ、ドイツ)*
カレヴィ・アホは、1949年、南フィンランドのフォルッサ生まれ。シベリウス・アカデミーのヴァイオリンとラウタヴァーラの 作曲クラスで学び、卒業後、ベルリンの音楽舞台芸術大学でボリス・ブラッハーに師事しました。2017年までに5つのオペラ、17の交響曲、28の協 奏曲、3つの室内交響曲を作曲。現代フィンランドを代表する作曲家のひとりに挙げられます。木管五重奏曲第1番は、トゥルク・フィルハーモニックの 委嘱作。「Agitato ? Cantando(強い感情で激しく−歌うように)」「Vivace, leggiero ? Allegro marcato(活発に、軽く−速く、一つひとつの音をはっ きりと)」「Marziale, pesante ? Furioso(行進曲風に、重く−猛烈な勢いで)」「Andante con tristezza(歩く速度で、悲しみとともに)」の4楽章で 構成。最後の楽章の一部ではプレーヤーが交代でオフステージで演奏、空間の感覚と遠い「ピアニッシモ」の効果を生んでいます。
第2番は、ベルリン・フィルハーモニー木管五重奏団の依頼で作曲された作品です。「速く、短いフレーズで呼吸する」第1番に対し、この曲は、いく つかの長い線に沿って音楽が進み、「5人の管楽器奏者によるシンフォニー」ともいう感覚をもった作品です。「Ruhig beginnend ? Bewegte (静かに始 まる−)動く」「Schnell, wild(速く、荒々しく)」「Ruhig flisend(流れるように穏やかに)」「Lebhaft(活きいきと)」。ベルリン・フィルハーモニー木 管五重奏団は、オーケストラ内の室内楽活動の一環として1988年に創設されました。ダンツィの木管五重奏曲とピアノと木管の五重奏曲(BIS 1581) などのアルバムをBISレーベルに録音しています。 (Ki)

BIS
BISSA-2302(1SACD)
シュポーア:ヴァイオリンとハープのためのソナタ
ソナタ ニ長調Op.113
ソナタ ト長調Op.115
ソナタ ニ長調Op.114
チェチーリア・ベルナルディーニ(Vn;1743年カミッリ製作)、
長澤真澄(ハープ;1815年ナーデルマン製作)

録音:2016年10月/ヴォウト・プロテスタント教会。スヒップライデン(オランダ)
ルイ・シュポーア(1784-1859)は、ヴァイオリンの名手であったことから協奏曲をはじめとする多数のヴァイオリン作品があります。また愛妻がハープ 奏者だったため、彼女と共演するためにハープとヴァイオリンのための二重奏曲も作りました。それらのハープは伴奏でなく、しばしば主役として扱われて います。ここではそのなかでも特に重要な3篇を収録。どれも美しいですが、ソナタ ニ長調Op.114の第2楽章はモーツァルトの「魔笛」によるポプリとなっ ていて、良く知られたメロディが次々と現れます。
ヴァイオリンもハープのオリジナル・ピリオド楽器を使用。ハープを愛したマリー・アントワネットお抱えのナーデルマン製作による1815年のシングル・ アクション・ハープを用いています。演奏しているのは何と長澤真澄。かつて多くのアルバムを国内リリースしていましたが、BIS初登場となります。温か な人柄が表れるような癒しのひとときを味あわせてくれます。 (Ki)

SKARBO
DSK-4179(1CD)
ピッコロのパガニーニ
(1)チャルディ:狂女Op.64
(2)同:ドニゼッティの「マリア・パディッラ」による二重奏曲
(3)シルヴァ:初恋Op.4/マズルカ「マルガリーダ」Op.3
(4)アンデルセン:無窮動Op.8
(5)ドンジョン:演奏会用マズルカ
(6)ユグー:ヴェルディの「アイーダ」による幻想曲第1番Op.70
(7)ライヒェルト:パラの思い出Op.10/タランテラOp.3/センシティヴOp.8
(8)シルヴァ=カラードJr:特性的ルンドゥ
(9)ラッボーニ:リゴレットの思い
ジャン=ルイ・ボーマディエ(ピッコロ)
工藤重典(Fl)(2)(6)(9)
マリア=ホセ・カラスクエイラ(3)(7)(8)、
ラエティティア・ブニョル(1)(4)(5)、
アンヌ・ギディ(2)(6)(9)(P)

録音:2004、2007年/マルセイユ
ピッコロの第一人者ボーマディエ。2018年4月にも来日公演が予定されています。ここに収められた作品は19世紀末から20世紀初頭に作られたフ ルート曲で、いずれも名フルーティストの手によるものをピッコロで演奏しています。オペラの主題による幻想曲は2本のフルートのためのものを、大御所・ 工藤重典とデュオで聴かせてくれるのも注目。さらに面白いのが、シルヴァ=カラードJrのブラジル民族舞曲に基づく「特性的ルンドゥ」ラテンのノリの 良さにひき込まれます。もちろんボーマディエの演奏は冴えに冴えて神業です。kジ

EVIDENCE
EVCD-049(1CD)
ヘンデル:メロディーズ・イン・マインド〜組曲&ソナタ集
トリオ・ソナタ ニ短調 HWV 386 (op.2-1)
空想の組曲第1番〔コンチェルト HWV 487- ラルゲットHWV 580-アレグロ(ヴァイオリン・ソナタHWV 358第1楽章)- イ
ンパーティネンスHWV 494-メヌエットHWV434/4- アダージョ&アレグロ( ヴァイオリン・ソナタHWV358第2&3楽章)-〕
チェンバロ組曲 ヘ長調(1720)よりアダージョ&アレグロ
トリオ・ソナタ ヘ長調 HWV 389(op.2-4)
空想の組曲第2番〔アルマンド(組曲第3番より)-アレグロ&アダージョ(リコーダー・ソナタHWV 377より)-アレグロ(組
曲第7番 ト短調より)-デュオHWV 470- サラバンド(組曲HWV 440より)-ジーグ(リコーダー・ソナタHWV 377より)-アリ
ア(HWV 449)〕
アンサンブル・アマリリス
エロイーズ・ガイヤール(Fl(リコーダー))、
ヴィオレーヌ・コシャール(Cemb)
エロイーズ・ガイヤール率いるアンサンブル・アマリリスは、ヘンデル作品集。ヘンデルの、もっとも「イタリア的」な楽章を集めて、ヴァイオリン・ソ ナタはフルートで演奏するなどしながら、想像上の組曲にしたてました。アンサンブル・アマリリスの変幻自在な編成が活かされ、多様性に富んだプログ ラムとなっています。 (Ki)

Hanssler
HC-16084(4CD)
ブラームス:室内楽曲集
(1)弦楽四重奏曲第1番 ハ短調 Op.51-1
(2)弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.51-2
(3)弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 Op.18
(4)弦楽五重奏曲第2番 ト長調 Op.111
(5)弦楽五重奏曲第1番 ヘ長調 Op.88
(6)弦楽六重奏曲第2番 ト長調 Op.36
(7)クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115
(8)弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 Op.67
ヴェルディQ【ズザンネ・ラーベンシュラーク(第1Vn)、ペーター・シュタイン(第2Vn)、カリン・ヴォルフ(Va)、アンドレイ・メリク(Vc)】
(3)-(6)ヘルマン・フォス(Va)
(3)(6)ペーター・ブック(Vc)、
(7)フランソワ・ベンダ(Cl)

ッション録音:(1)(2)2003年5月、(3)2008年2月20-22日、(4)2007年11月14-16日、(5)2006年11月20-22日、
(6) 2007 年 9 月 28-30 日、(7)(8) 2002 年 4 & 5 月/ドイチュラントラジオ、室内楽ホール(ドイチュラントラジオとの共同制作)
瑞々しい音色と卓越したアンサンブルで人気を誇る名門アンサンブル、ヴェルディ四重奏団。ヘンスラー・レーベルからリリースしてきたブラームスの弦 楽四重奏曲、弦楽五重奏曲、弦楽六重奏曲、クラリネット五重奏曲がセットになって登場します。
ヴェルディ四重奏団の演奏は棘のない澄んだ音色と、柔和でおおらかなフレージングが最大の魅力で、美しく溶け合う響きは絶品です。当団の素晴らし いアンサンブルはもちろんのこと、ヘルマン・フォス、ペーター・ブック、フランソワ・ベンダといった名手との共演ということも当録音の魅力と言えましょう。
ヴェルディ四重奏団は、ソロ・ヴァイオリニストとしても活躍するズザンネ・ラーベンシュラークにより1985年に結成された弦楽四重奏団で、ドイツの マンハイムを拠点に活躍。古典派から現代作品まで幅広いレパートリーで演奏活動を展開、質の高いレコーディングもおこなってきました。このブラーム スでもドイチュラントフンクとの共同制作によるもので、音質も優秀でみずみずしい響きを余さず捉えています。好評発売中のシューベルトの弦楽四重奏 曲全集、弦楽五重奏曲 D956(HC 17069)とあわせてお楽しみください。 (Ki)
Hanssler
HC-17072(1CD)
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲集
第3番 ヘ短調 Op.65 B.130
第4番 ホ短調「ドゥムキー」 Op.90 B.166
森トリオ【ヴェルナー・フォン・シュニッツラー(Vn)、森・フォン・シュニッツラー・愛喜(Vc)、森朝(P)】

録音:2017年10月20-22日/インマヌエル教会(ヴッパータール)
ドイツを拠点に活躍する森トリオがついにデビュー盤をリリースします!収録作品はドヴォルザークのピアノ三重奏曲第3番と第4番「ドゥムキー」です。 ヴァイオリンのヴェルナー・フォン・シュニッツラーはユーディ・メニューインの75歳を祝う記念演奏会に招聘されるなど、早くから国際的な演奏活動を 展開きた実力派。ヨーロッパの主要なオーケストラとの共演歴を誇る注目のヴァイオリニストです。森姉妹の姉、朝は桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学 園大学にて学び、2002年に渡独。ドイツのラインラント・プファルツ州立音楽財団「ヴィラ ムジカ」並びに、ケルン・ユーディ・メニューイン協会より 唯一の日本人ピアニストとして選抜され、定期的に演奏会を行っております。妹の愛喜は15歳でドイツ国立ケルン音楽大学に入学を許可され、フランス・ ヘルマーソン氏に師事。2009年に同大学を卒業後、ロンドンにてカリーヌ・ジョルジュアン、パリにてローラン・ピドゥーの各氏のもとで更なる研鑽を 積んでおります。実力派の三人がドヴォルザークの名作を高貴なる情熱あふれる演奏で聴かせてくれます。

CLAVES
50-1816(1CD)
フリードリヒ・チェルハ(1926-):(1)ヘルダーリンの8つの断章〜弦楽六重奏のための(1995)
(2)オーボエ五重奏曲(2007)
(3)9つのバガテル〜弦楽三重奏のための(2008)
スイス・チェンバー・ソロイスツ【(2)ハインツ・ホリガー(Ob)、(1)エスター・ホッペ(Vn)、(1)ミーサン・ホン・コールマン(Vn)、(2)ダリア・ザッパ(Vn)、(2)コリン・チャペル(Vn)、(3)ハンナ・ヴァインマイスター(Vn)、(1)-(3)ユルク・デーラー(Va)、(1)ハンネス・ベルチ(Va)、(1)-(3)ダニエル・ヘフリガー(Vc)、(1)パトリック・デメンガ(Vc)】

録音:2015 年/チューリヒ・ブルンネンホーフ・ラジオスタジオ(スイス)
新ウィーン楽派をはじめとする前衛的現代音楽を推進するフリードリヒ・チェルハ(1926-)の室内楽作品3篇を収録したアルバムが登場しました。チェ ルハはウィーン音楽アカデミー、ウィーン大学に学び、1958年〈音列〉Die Reiheというアンサンブルを結成し指揮者として、また作曲家として活躍を 続けております。新ウィーン楽派への強い愛着から、未完成だったベルクの歌劇『ルル』を補完させ、1979年にピエール・ブーレーズの指揮で世界初演 され一躍有名になりました。当録音ではハインツ・ホリガーも参加したスイス・チェンバー・ソロイスツによる質の高い演奏をお楽しみいただけます。 (Ki)

Goodies
78CDR-3723(1CDR)
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調作品49 アルフレッド・コルトー(ピアノ)
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
英 HIS MASTER' VOICE DB1072/5
1927年6月20-21日ロンドン、クイーンズ・ホール(大ホール)録音
この3人の中の最年長者パブロ・カザルス(1876-1973)の名を冠したカザルス・トリオは1905年頃から活動をはじめた。アルフレッド・コルトー(1877-1962)のもとにカザルスとジャック・ティボー(1880-1953)が集まって自然発生的に生まれた室内楽グループでクラシック史上最高の顔合わせ。このトリオのレコード録音が始まった時点まで約20年の歳月をかけて音楽を熟成させた。3人の奏でるすべての音、すべてのフレーズが聴き手に感動をあたえる。(グッディーズ)

METIER
MSV-28564(1CD)
NX-B07
ジョシュア・ファインバーグ(1969-):作品集
L'abime-バス・クラリネット、ファゴット、チェロのための (2015-16)
just as much entangled with other matter-アコーディオンのための(2013)
La Quintina-弦楽四重奏とエレクトロニクスのための(2011-12)
Objets trouves-ピアノと室内アンサンブルのための(2008-09)
タレア・アンサンブル
パスカル・コンテット(アコーディオン)
アルディッティ四重奏団
アルジェント室内アンサンブル

録音:2017年2月21日 Oktaven Audio, Yonkers, New York, USA…1
2016年1月9日 La Muse en Circuit, Alfortville, France…2
2016年10月16日,2017年10月4-6日 SWR Experimentalstudio,
Freiburg, Germany…3
2016年5月20日 Systems Two Recording Studio, Brooklyn, New
York, USA…4
アメリカのスペクトル音楽(音響現象を音波として捉え、その倍音をスペクトル解析したり理論的に倍音を合成する)を長い 間牽引してきた作曲家ジョシュア・ファインバーグ。最近は少し方向を転換し、“抽象的な音楽とプログラム音楽の対比を追 求する”ソニック・フィクションと呼ばれる分野に目を向けているということです。このアルバムではアルディッティ四重奏団やアコー ディオン奏者パスカル・コンテットなど、国際的に高く評価された奏者たちによる演奏を聴くことができます。
METIER
MSV-28584(1CD)
NX-B07
ベイジル・アタナシアディス(1970-):作品集
笙とヴァイオリンのための「To the Touch」
女声と笙のための「Air Still」
ヴァイオリン、ソプラノとサクソフォンのための「For the Ice II」
アルト・フルートのための「Pale Views」
女声、ヴァイオリンとピアノのための「The Cat in Love」
ピアノのための「Dream of a Butterfly III」
女声、フルートとピアノのための「Soft Light」
Shonorities(アンサンブル)
「メンバー」
シエ・ショウジ(Ms)
ナオミ・サトウ(笙、ソプラノ・サクソフォン)
リン・リン(フルート、アルト・フルート)
ステリオス・チャツィオシフィディス(Vn)
ジャスミナ・サムッスリ(P)

録音:2017年2月17日 St John the Evangelist Church, Oxford…4-8.10
2017年9月13日 Colyer-Fergusson Hall, University of Canterbury…
1-3
2018年1月7日 Berlin…9
ギリシャの作曲家ベイジル・アタナシアディスは、一時期東京で生活し、文学、俳句、能楽など日本文化の研究に没頭しま した。その後イングランドに移住しユニークなアンサンブル「Shonorities-ショーノリティーズ」を設立、ギリシャと日本を中心に 様々な文化を融合させた作品を上演しています。このアルバムに収録された7つの作品は2003年から2017年までに書か れており、笙やフルートなどを駆使した美しく神秘的な音楽は極めて魅力的です。

TOCCATA
TOCC-0421(1CD)
NX-B03
フリードリヒ・ドッツァウアー(1783?1860):フルートとオーボエ四重奏曲集
フルート,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための四重奏曲 第3番 ホ長調 Op.57(1822)
オーボエ,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための四重奏曲 ヘ長調 Op.37(1815)
フルート,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための四重奏曲 イ短調 Op.38(1816)
アンサンブル・ピラミッド
「メンバー」
マルクス・ブレンニマン(Fl)
バーバラ・ティルマン(Ob)
ウルリケ・ヤコビ(Vn)
ムリエル・シュヴァイツァー(Va)
アニタ・イェーリ(Vc)

録音:2017年7月4日、2017年7月5日、2017年7月6日
現在、ドッツァウアーの名前はチェロのための「113の練習曲」で知られています。世界中のチェロを学ぶほとんどの人が用いる とされるこの教則本は、ドッツァウアーが並ぶもののないチェロの名手であったことを伝えています。しかしドッツァウアーはチェロの 技術のみに長けていたわけではなく、作曲家としても数多くの作品を残しました。このアルバムに収録された四重奏曲は、 モーツァルトを思わせる品の良さを持つとともに、独奏楽器には高い技術が求められた見事な作品です。
TOCCATA
TOCC-0433(1CD)
NX-B03
ハンス・ガル:室内楽作品集 第3集
ピアノ四重奏曲 変ロ長調 Op.13(1914)
ヴァイオリンとピアノのための3つのソナチネ Op.71(1956)
第1番 ト長調 Op.71-1
第2番 変ロ長調 Op.71-2
第3番 ヘ長調 Op.71-3
ソナチネ ヘ長調(1934)
カタリン・ケルテシュ(Vn)
ニコラ・ブレイキー(Va)
クレッシダ・ナッシュ(Vc)
サラ・ベス・ブリッグズ(P)

録音:2017年4月19-22日
初録音
ウィーン近郊に生まれ、ウィーン大学で音楽学を専攻したガル。ユダヤ系であったため、ナチスの迫害を逃れ、後半生はイング ランドに移住し教師、指揮者として活躍しました。、彼は同時代の作曲家シェーンベルクよりも、ブラームスを終生尊敬し続 け、その作風も伝統的であり、半音階的和声などもほとんど用いることはありませんでした。このアルバムには初期、中期、円 熟期の3つの時代の室内楽作品が収録されており、これらのどの曲にも、彼が追求し庇護していたロマン派の作風が漂って います。特有の旋律美と抒情的なアプローチがガルの持ち味です。
TOCCATA
TOCC-0464(1CD)
NX-B03
チャールズ・オブライエン(1882-1968):室内楽作品全集 第1集
ピアノ三重奏のためのソナタ 第1番 Op.27 変ロ長調(1940年初演)
ピアノ三重奏のためのソナタ 第2番 ハ短調(1940年初演)
ピアノ三重奏のための2つのワルツ(1928)
ユーリ・カルニッツ(Vn)
アレクサンドル・ヴォルポフ(Vc)
オレグ・ポリャンスキ(P)

録音:2017年7月7-9日
初録音
英国イーストボーンで生まれ、エディンバラに移住。スコットランドの旋律を縦横に駆使した美しい作品を残したオブライエンの 室内楽作品集。既にリリースされている管弦楽作品集とピアノ曲集に続く全集録音です。2曲のピアノ三重奏曲は、明朗 な管弦楽作品に比べると内省的で荘厳な雰囲気を宿しており、ブラームスとエルガーの影響も感じられます。それに比べ“2 つのワルツ”はリラックスした曲想の中に陰影ある響きを組み合わせた郷愁溢れる作品です。

SMC(モスクワ音楽院)
SMCCD-0204(1CD)
グリンカ:室内楽作品集
ヴィオラ・ソナタ ニ短調(未完;1825-1828)
子供のポルカ(1854)
マズルカ(1843?)
別れ(ヴィオラと夜想曲;1839)
舟歌(1847)
クラリネット,ファゴットと悲愴三重奏曲(1832)*
インナ・マノロヴァ(Va)
ナターリア・ヴィノグラードヴァ(P)
レフ・ミハイロフ(Cl)*
ヴァレリー・ポポフ(Fg)*
アルカディー・セヴィドフ(P)*

録音:2014年/1978年*
文字高さ=1.2に設定。文字高さ=1.2に設定。文字高さ=1.2に設定。文字高さ=1.2に設定。文字高さ=1.2に設定。文字高さ=1.2に設定。


APARTE
AP-162(2CD)
フランスの若手奏者によるフォーレ
ピアノ三重奏曲 ニ短調 op.120
アンダンテ 変ロ長調 op.75(ヴァイオリンとピアノ)
夜想曲第12番 ホ短調 op.107
蝶々 イ長調 op.77(チェロとピアノ)
・ァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 op.13
夜想曲 第11番 嬰ヘ短調 op.104-1
チェロ・ソナタ第2番 ト短調 op.117
歌曲集「幻想の水平線」op.118
ロマンス イ長調 op.69(チェロとピアノ)
子守歌 ニ長調 op.16(ヴァイオリンとピアノ)
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調 op.109
ロマンス 変ロ長調 op.28(ヴァイオリンとピアノ)
夜想曲 第13番 ロ短調 op.119
ヴァイオリン・ソナタ第2番 ホ短調 op.108
シモン・ザウイ(P)
ピエール・フシュヌレ(Vn)
ラファエル・メルラン(Vc)
ダヴィド・ルフォー(T)
フランスの若手奏者たちによる、フォーレの晩年の作品を中心に編まれた室内楽作品集。「幻想の水平線」はフォーレの最後の歌曲集で、第一次世界 大戦で戦死した若者ミルモンの遺作詩集によるもので、全4曲を通して潮騒など海のイメージが見事に表現されています。ヴァイオリン・ソナタでのみず みずしい表現、夜想曲の密度の濃い世界など、フォーレの魅力を存分に味わえる2枚組です。 (Ki)

Aurora
ACD-5094(1CD)
『Exhaust/Renew』
ユリアン・スカール(1981-):Exhaust/Renew I(ピアノ・ソロのための) 
Exhaust/Renew II(ピアノ三重奏のための)
Exhaust/Renew III(ピアノ七重奏のための) 
Exhaust/Renew IV(ピアノとシンフォニエッタのための)
イングリ・アンスネス(P)
アンサンブル・エルンスト
トマス・リームル(指)

録音:2017年1月9日-12日 レインボースタジオ(オスロ)
ユリアン・スカール(1981-)はノルウェーの音楽家。オスロのノルウェー音楽アカデミーでロルフ・ヴァリーンとアスビョルン・スコートゥン、ベルリン の芸術大学でダニエル・オットとヴォルフガング・ハイニガーに学びました。コンサート・ミュージック、エレクトロニック・ミュージック、オペラやミュー ジカルといった劇場の音楽を中心にポップとコンテンポラリー・アートミュージックのジャンルを平行させた作曲活動を行い、ニルス・ベックやスサンナ・ヴァ ルムロードといったアーティストともコラボレートしてきました。アルバム『Exhaust/Renew』は、ピアノ・ソロの曲から始まり、ピアノ三重奏、ピアノ七 重奏と進み、ピアノとシンフォニエッタのための「協奏曲」と、編成を大きくしていく劇作法の作品です。共通する楽想をもった4つの曲は、「破壊あるい は疲弊から再生へ」のタイトルの示す「サイクル」を形づくリ、再び破壊されます。スカールは、直感で得たアイデアを形式化する段階でコンピュータによ る作曲法を用いています。コンピュータは「即興と記譜」の分析者の役割を担い、「混沌と秩序の戦い」から、作曲者のイメージした清冽な抒情の流れを 作りだして行きます。ピアノのイングリ・アンスネス(1978-)は、ノルウェー音楽シーンのさまざまな舞台で活躍、ベートーヴェンの《ディアベッリ変奏曲》 にラーシュ・ペッテル・ハーゲンの《ディアベッリ・カデンツァ》を加えた『33+1』(Simax 1350)が注目され話題になりました。三重奏と七重奏の各 楽器は、アンサンブル・エルンストのメンバーが担当。七重奏と、ピアノとシンフォニエッタのための《Exhaust/Renew IV》は、アンサンブル・エルンス トの共同設立者、トマス・リームルの指揮で演奏されます。録音セッションは、2017年1月、オスロのレインボースタジオで行われました。スカールと共 同で Ensemble neoN を創設した作曲家でギタリストのヤン・マッティン・スモルダールが制作、ペール・エスペン・ウーシュフィヨルドがエンジニアリン グを担当。ライナーノート(英語、ノルウェー語)は、スカールが作曲を学んだスコートゥンが執筆しました。 (Ki)


SONARE
SONARE-1038(1CD)
税込定価
藤原浜雄/ヴァイオリン・リサイタル2017
ベートーヴェン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第7番 ハ短調 Op30-2
ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ロ短調
サン=サーンス:ハバネラ Op.83
チャイコフスキー:メロディ Op.42-3
ヴィエニャフスキ:スケルツォ=タランテラ Op.16
ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第1番
藤原浜雄(Vn)、三上桂子(P)

ライヴ録音:2017年11月/紀尾井ホール
日本を代表するヴァイオリニスト、藤原浜雄。期待の最新盤は2017年11月紀尾井ホールでのライヴ録音で、ベートーヴェン、ドビュッシー、レスピー ギのソナタを主軸にサン=サーンス、チャイコスフキー、ヴィエニャフスキ、ブラームスの小品を収録しました。ピアノはもちろん夫人の三上桂子です。阿 吽の呼吸から奏でられる二人の演奏は常に聴き手の心に届く唯一無二の世界が広がります。常に進化し続ける奇跡のデュオの演奏をお楽しみください。
「『音楽は人なり』。演奏技巧は冴えわたり、いつも完璧でみずみずしく、その躍動的な演奏は私たちをわくわくさせてくれた。奥様の三上桂子さんとお 二人でじっくりと育まれてきた二重奏の世界は、ご夫妻のお人柄をよく映し出している。」西原 稔 ライナーノーツより

Champs Hill Records
CHRCD-136(1CD)
1948〜チェロとピアノのためのロシア音楽集
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
シャポーリン:5つの小品 Op.25
ミャスコフスキー:チェロ・ソナタ第2番イ短調 Op.81
リャードフ:前奏曲ロ短調 Op.11-1
ラウラ・ファン・デル・ハイデン(Vc)、
ペトル・リモノフ(P)

録音:2017年1月12日−13日、16日−17日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)
2012年のBBCヤング・ミュージシャン・コンクールで見事優勝を果たした後、2014年9月にはラントグラーフ・フォン・ヘッセン賞を受賞。さらに2015年にはロンドン・モーツァルト・プレーヤーズの史上初となるヤング・アーティスト・イン・レジデンスに抜擢されるなど、イギリス内外で大きな注目を集めている若きチェリスト、ラウラ・ファン・デル・ハイデンのデビュー・アルバム!
1997年にイギリスでオランダ人の父親とスイス人の母親との間に誕生したファン・デル・ハイデンは、9歳でデビューを飾った後、レオニード・ゴロホフに師事。近年では、ファジル・サイとのデュオでチューリッヒ・トーンハレのステージに上がり、アンドルー・デイヴィスが指揮するメルボルンSOとの共演でBBCプロムス・オーストラリアのオープニング・コンサートに登場するなど、活躍の場を世界各地へと広げている要注目のチェリストです。

VMS
VMS-246(1CD)
ラインハルト・ズュース:交響曲、協奏曲、三重奏曲集
交響曲第2番
ヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲第1番
クラリネット,ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲
クリスティーナ・ポスカ(指)
ウィーン・コンツェルト・フェライン、
フランツ・ミヒャエル・フィッシャー(Vn)、
ターニャ・ズュース(Vc)、
テレサ・ハイニー(Cl)、
ラインハルト・ズュース(P)

録音:2017年5月&10月、ウィーン・コンツェルトハウス
1961年ウィーン生まれ、1990年より州立音楽学校でピアノと作曲を教えているラインハルト・ズュースの交響曲、協奏曲、室内楽の作品集。エストニア生まれ、ベルリン・コーミッシェ・オーパーのカペルマイスターを務める女流指揮者クリスティーナ・ポスカと、ウィーンSOのメンバーによって結成された室内オーケストラ、ウィーン・コンツェルト・フェラインによる演奏です。

COBRA-Records
COBRA-0069(1CD)
ヤナーチェク、パーレニーチェク、マルティヌー:チェロ作品集
ヤナーチェク:おとぎ話
パーレニーチェク:「血しおしたたる」の主題によるコラール変奏曲
マルティヌー:チェロ・ソナタ第2番
ヤナーチェク(ミロシュ・サードロ編曲):散りゆく木の葉(ピアノ曲集 「草かげの小径にて」より)
ルツィエ・シュチェパーノヴァー(Vc)、
クセニア・コウズメンコ(P)

録音:2017年7月10日−12日、オランダ
チェコ出身、ドイツやアメリカで学び、現在オランダを中心に国際的に活躍するチェリスト、ルツィエ・シュチェパーノヴァーと、10年以上共に活動を続けるクセニア・コウズメンコとのデュオによるチェコのチェロ作品集。チェコを代表する作曲家レオシュ・ヤナーチェクとボフスラフ・マルティヌー、そして知られざるチェコの作曲家、ヨゼフ・パーレニーチェク。シュチェパーノヴァーが育ったモラヴィア地方の民謡をルーツに持つ3人の作曲家の抒情豊かなチェコ音楽を披露します。

Nimbus Alliance
NI-6362(2CDR)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集&変奏曲集
チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1/モーツァルトの「魔笛」の「娘か女か」の主題による12の変奏曲ヘ長調 Op.66/チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2/ヘンデルの「ユダス・マカベウス〕の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲ト長調 WoO.45/チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69/モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲変ホ長調 WoO.46/チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1/チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
ヤープ・テル・リンデン(Vc)、
デイヴィッド・ブライトマン(フォルテピアノ)

録音:2013年7月、アメリカ
ムジカ・アンティクヮ・ケルン、イングリッシュ・コンサート、アムステルダム・バロック・オーケストラの首席チェリストを務めたオランダ古楽界の巨匠、ヤープ・テル・リンデンが弾くベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集が登場! 伴奏は、アメリカ・オハイオ州のオバーリン音楽院で歴史的演奏を教え、ヤープ・テル・リンデン、エリザベス・ウォルフィッシュとともに「オバーリン・フォルテピアノ・トリオ」として活動したデイヴィッド・ブライトマン。
オランダの名工ヨハネス・カイパース1799年製のチェロ、フィリップ・ベルト製作アントン・ワルター1800年頃製モデルのフォルテピアノ(レプリカ)、ポール・マクナルティ製作コンラート・グラーフ1819年製モデルのフォルテピアノ(レプリカ)といった、作曲と同年代の歴史的楽器(コピー)によって、当時の響きを再現します。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


APARTE
AP-171(1CD)
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 op.80
ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 op.94a
アレクサンドラ・コヌノヴァ(Vn、1735年サント=セラフィン製(ヴェネツィア))
ミヒャエル・リフィッツ(P)

録音:2017年3月15-18日、ブレーメン(ドイツ)
モルドバ出身の注目ヴァイオリン奏者、アレクサンドラ・コヌノヴァの登場。コヌノヴァは1988年生まれ、2012年、ヨーゼフ・ヨアヒム・ヴァイオリ ンコンクールで優勝、2015年のチャイコフスキー・コンクールで第3位となり、ヴィヴィッドな音色とドラマティックなヴィルトゥオジティで一躍世界の 注目を集めた彼女が、プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタでCDデビューです。6歳でヴァイオリンを始める。ローザンヌ音楽院でルノー・カプソンに 師事。ギトリス、I. オイストラフらの薫陶を受けています。これまでにクルレンツィス、ゲルギエフ、ラベック姉妹、C.テツラフ、メルニコフらと共演してい ます。2017年6月にシモノフ指揮、モスクワPOと来日し、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を演奏、熱き音色で聴衆を 魅了しました。2018年のラ・フォル・ジュルネ・TOKYOでも来日が予定されており、注目されること間違いなし!の逸材です。 プロコフィエフのソナタはいずれも難曲として知られていますが、コヌノヴァの集中と厚き音色、そしてヴィルトゥオーゾ性が遺憾なく発揮されたプログラム。 第1番の第2楽章の激しさは圧巻。第2番第1楽章冒頭の旋律の繊細な音色にくぎ付けです。繊細な表情から激しい重音まで、コヌノヴァの表現の幅 広さに驚かされる充実の内容となっています。ピアノのミハイル・リフィッツはウズベキスタン出身で既にデッカなどからリリース多数の名手。ヴィルデ・フ ラングとのデュオでも知られますが、ここでも見事な演奏です。 (Ki)

Profil
PH-17087(2CD)
メトネル:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調Op.21
同第2番ト長調Op.44
同第3番「エピカ」Op.57
舞曲を伴う2つのカンツォーナOp.43
3つの夜想曲Op.16
ニキータ・ボリソ=グレプスキー(Vn)
エカテリーナ・デルジャヴィナ(P)

録音:2017年 3月27-30日/ドイツ放送室内楽ザール
トネルの創作の大半はピアノ曲ですが、ここでは珍しい彼のヴァイオリン曲をすべて収めています。これまでもカガンとリヒテル、レーピンとベレゾフ スキーなどのCDがありましたが、2007年のチャイコフスキー国際コンクール第2位のヴァイオリニスト(1位は神尾真由子)ニキータ・ボリソ=グレ プスキーが最新録音。それも注目のエカテリーナ・デルジャヴィナがピアノを受け持っているのも魅力。メトネルはピアノの名手だったため、ヴァイオリン・ ソナタでもピアノ・パートが難しく、また重要な役割を演じていますが、デルジャヴィナが雄弁かつ表情豊かな快演を繰り広げています。ボリソ=グレプス キーは昨年来日してN響とチャイコフスキーの協奏曲を共演したことも記憶に新しい名手。美しいメロディにあふれる第3番など聴き惚れさせられます。 (Ki)
Profil
PH-17080(1CD)
メモリーズ
ドビュッシー:ピアノ三重奏曲ト長調〜アンダンテ・エスプレッシーヴォ
グーセンス:休暇の印象Op.7〜水車
エリフ・エブル・サカル:メモリーズ
エイミー・ビーチ:ロマンス
リリー・ブーランジェ:夜想曲
ゴーベール:セレナード
エイミー・ビーチ:ドリーミング
キルヒナー:セレナード
フォーレ:ドリー〜子守歌
シューマン:子守歌Op.124の16
ステファンス・グローヴェ:深夜の美しき歌声
ホセ・ブラガート:ミロンタン
パキート・ドリベラ:舞曲
カッツ=チェルニン:なめらかな黒きタンゴ
マイニンガー・トリオ【クリステイアーネ・マイニンガー(Fl)、ミロシュ・ムレイニク(Vc)、ライナー・ゲップ(P)】

録音:2016年11月1-4日/ザンクトブラジーン学校宴会場
フルート、チェロ、ピアノという編成によるマイニンガー・トリオ。フルートのリステイアーネ・マイニンガーをリーダーとし、これまで18年にわたりド イツを中心に人気を博しています。 アルバム・タイトルにもなっている「メモリーズ」の作曲者エリフ・エブル・サカルは1994年生まれのトルコ人女性作曲家。映画「カサブランカ」のラスト・ シーンのような別れの情景を描いたとされます。また南アフリカの作曲家ステファンス・グローヴェ(1902-2014)の「深夜の美しき歌声」はワールドミュー ジック風なアフリカン・サウンドが魅力的。そのほか、ピアソラの愛弟子ブラガート、南米色濃厚なキューバのトリベラ、ウズベキスタン出身のオーストラ リアの女性作曲家カッツ=チェルニンらのいずれも雰囲気たっぷりのタンゴに酔わされます。 (Ki)
Profil
PH-17071(1CD)
フランツ・クサヴァー・ゲーベル:複弦楽五重奏曲ニ短調Op.28
カール・シューベルト:弦楽八重奏曲ホ長調Op.23
ホフマイスターQ、
ヴロツワフ・バロック・オーケストラのメンバー

録音:2017年/アンドレアス教会(ベルリン)
ロシア音楽史に興味のある向きは見過ごせない世界初録音。フランツ・クサヴァー・ゲーベル(1787-1843)とカール・シューベルト(1811-1863) はともにドイツ人ながら、19世紀前半のロシア芸術音楽黎明期に道標を示した重要な作曲家。ゲーベルは1817年からずっとモスクワに住み、ドイツ古 典派の作曲技法を教えました。またシューベルトは1840年代にペテルブルグでチェロの名手として活躍しました。ともに大編成の室内楽曲を残しましたが、 それがロシアの伝統となり、ショスタコーヴィチにまでつながっています。 ホフマイスター四重奏団は2002年創立のドイツの団体。古典派から初期ロマン派作品を中心レパートリーにしています。 (Ki)

ODRADEK RECORDS
ODRCD-351(1CD)
シモン・ブルゾスカ作品集
パッサカリア、モトゥス、ラプラス、夜、アンティフォナT&U、ムーヴメントT&U、ヴェナトゥス、移行、ほか全18 曲
オリガ・ヴォイチェホフスカ(Vn)
エマヌエル・サルヴァドール(Vn)
エミリア・ゴッホ・サルヴァドール(Va)
トマス・スチェスニ(Vc)
バーバラ・ドゥラズコフスカ(P)

録音:2008-2014年
シモン・ブルゾスカはポーランドの若手作曲家(生年不詳)。地元の音楽院で学んだ後、ベ ルギーの王立音楽院に留学、主にダンスとのコラボレーションで才能を発揮する。ここに収め られた作品は弦楽四重奏とピアノのために書かれたものでいずれも明快な調性に基づいたロ マンティックな音楽。東欧系の民族音楽の影響にミニマルなどポップな要素を加える傾向があ り、アルヴォ・ペルト、ペーテリウス・ヴァスクス、ジョン・アダムズ、坂本龍一、久石譲を思わせる 聴きやすい内容。
ODRADEK RECORDS
HLSCD-001(1CD)
(HELLO STAGE シリーズ)
「ユナイテッド」〜アメリカ精神を持ったヨーロッパ魂
ドビュッシー:シランクス
ボザ:バッハ讃
トッド・グッドマン:トロンボーン協奏曲
プッチーニ(フェルロ編):星は光ぬ
アルベロ:夢の町
ピアソラ(ワイズ編):忘却
カステレド:ソナティネ
ピアソラ(サイフリード編):リベルタンゴ
ペーター・シュタイナー(Tb)
シャオ=リン・リン(P)
シルヴェル・アイノマエ(Vc)

録音:ジョージア州コロンバス
まだ 20 代半ばの若いトロンボーン奏者、ペーター・シュタイナーの初 CD。シュタイナーは イタリア最北部、オーストリア国境から遠くない南チロル、ボルツァーノ(ドイツ語表記ボーツェ ン)の出身。米国のジュリアード音楽学校で学び、2014 年からコロラド交響楽団の首席トロン ボーン奏者を務める一方、ウィーンやドレスデンなどヨーロッパでも活動している。そんなスタ イナーが初 CD に付けた題名が。ユナイテッド UNITED、副題として アメリカ精神を持ったヨ ーロッパ魂 とあり、その思いがこの CD に込められている。明るい音色と軽い風合い、そして 高度な技量の持ち主である。シャオ=リン・リンは台湾出身のピアニスト。シルヴェル・アイノマ エはエストニア生まれのチェロ奏者。

GALLO
GALLO-1512(1CD)
中央スイスからジュネーヴへ
アンリ・ガニュバン(1886-1977):フルート,ヴァイオリン,ピアノのための三重奏曲 ニ長調 Op.46
ヨーゼフ・ラウバー(1864-1952):ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.4-1
 フルート独奏のための3つのユーモレスク Op.52
フルート,ヴァイオリン,9ピアノのための三重奏曲
ペーター=ルーカス・グラーフ(Fl)
トマス・ウィッキー(Vn)
カルロス・ジル=ゴンザロ(P)

録音:2017 年9 月 バーゼル
フルートの巨匠ペーター=ルーカス・グラーフの新録音。中央スイスからジュネーヴ へと題されている。20世紀の二人のスイスの作曲家の作品を演奏している。アンリ・ガニ ュバン(1886-1977)はベルギー生まれで後半生をスイスで暮した作曲家。ヨーゼフ・ラ ウバー(1864-1952)はスイスのルスヴィル生まれでジュネーヴを拠点に活動した作曲 家。ペーター=ルーカス・グラーフは録音時88歳だが、とても信じられないほど技巧音 色共に立派。トマス・ウィッキーはベルン生まれのスイスのヴァイオリニスト。チューリヒの アマティ四重奏団の創設者であり第1ヴァイオリン奏者である。
GALLO
GALLO-1520(1CD)
1800年代
シャイドラー:ソナタ ニ長調 Op.21
ブルクミュラー:3つの夜想曲
ヴァーンハル:パイジェッロの私の心にはもう感じないによる6つの変奏曲 Op.42
キュフナー:セレナーデ ハ長調 Op.44
クレーマー:導入と変奏曲 Op.32
ディミトリ・アシュケナージ(Cl)
ジャン=ポール・グルブ(G)

録音:2007 年,2017 年、59'35
指揮者、ピアニストのウラディーミル・アシュケナージの息子のクラリネット奏者、ディミ トリ・アシュケナージによる19世紀のギター伴奏によるクラリネット曲を集めたCD。クリス ティアン・ゴットリープ・シャイドラー(1747―1829)、フリードリヒ・ブルクミュラー(1806― 1874)、ヨハン・バプティスト・ヴァーンハル(1739―1813)、ヨーゼフ・キュフナー(1776 ―1856)、エルネスト・クレーマー(1795―1837)の作品を収録。ギター伴奏だと、ピアノ 伴奏よりも親しい内輪の雰囲気が濃くなる。ディミトリ・アシュケナージは1969年、ニュー ヨークの生まれ。現在はスイスを拠点に欧米で活動している。

BRIDGE
BCD-9498(1CD)
モートン・フェルドマンVol.6」
モートン・フェルドマン(1926-1987): 「ジョン・ケージのために」(1982)
エリック・カールソン(Vn)
アレック・カリス(P)

録音:2017年3月23、24日、コンラッド・プレビズ・ホール、サン・ディエゴ
フェルドマン晩年期の代表作。初演はポール・ズーコフスキのヴァイオリン、高橋アキの ピアノで行われた。ディスクは1 トラックのみ、演奏時間71 分あまりを一貫して静謐な音空 間が持続する。ピアノの繊細な和音を引き伸ばすヴァイオリンの一筋の光。時にヴァイオリ ンとピアノは枝分かれしそれぞれ別の運動をしたかと思えば、いつしか互いに連動し、また 同じ和音のなかに溶け入ってしまう。ロマン的なドラマ性を一切排除しつつも、そこから香り 立つリリシズムは絶品。ヴァイオリンのカールソン、ピアノのカリスはフェルドマンの意図と詩 学をよく捉えて秀演
BRIDGE
BCD-9492(1CD)
「ルーベ(田舎の)ゴールドベルク変奏曲」 〜ドミトリ・ティモーチコ(b.1969)作品集
私は従うことができない
ルーベ・ゴールドベルク変奏曲*
S・センセーション・サムシング#
フレキシブル・ミュージック
アトランティス金管五重奏団*
ジョン・ブラックロウ(P) *
アマーネット四重奏団#
マシュー・ベンストン(P) #
ドミトリ・ティモーチコはマサチューセッツ州出身の中堅作曲家。アカデミックな教育課 程を経たものの、作品はジャズ、ロックの影響が濃厚でその辺りはイギリスのマーク・アン ソニー・タネジ、ギャヴィン・ブライヤーズを彷彿とさせる。エレキ・ギターを含む室内アンサ ンブルのために書かれた「私は従うことができない」は初期のブライヤーズの、「ルーベ・ ゴールドベルク」はマイケル・ナイマンと英国実験音楽をまぜこぜにした雰囲気。「S・セン セーション・サムシング」は最近のブライヤーズを思わせる癒し系ミュージック。

NMC
NMC-D238(1CD)
〜デビュー・ディスク・シリーズ〜
「ベルトの下に」〜フィリップ・ヴェナブルス(b.1979)作品集
(1)「ミゲル・コットの復讐」
(2)「ブリテンによる変容I/山」
(3)ピアノ三重奏曲「精神的に」
(4)「ブリテンによる変容II/固定」
(5)「ナンバー76-80/トリスタンとイゾルデ」
(6)「ブリテンによる変容III/花々」
(7)「ナンバー91-95」
(8)「ブリテンによる変容IV/泉」
(9)「幻」
(1)(5)(9)リチャード・ベイカー(指)
(2)(4)(6)(8)ミランダ・マクスウェル(Ob)
(3)フェニックス・ピアノ三重奏団
(5)リゲティ四重奏団
(9)ロンドン・シンフォニエッタ
他多数のアーティスト

録音:2013-17年
NMC-デビュー・ディスク・シリーズ。ヴェナブルスはイギリスの若手作曲家。ロンドンの王立 音楽院で学んだ後、ケンブリッジ大学で言論と暴力、音楽の関係についての論文で博士号を 取得、常に音楽と社会(問題)、政治との関係に関心を持ちつつ創作を続けている。オペラの 作曲にも情熱を注いでおり、ロイヤル・オペラで上演された「4.48 サイコシス」は現代オペラの 注目すべき作品として評判となった。彼の作風は一様ではなく、作品のテーマ、テキストの内 容によって様々なスタイルを使い分け、時に折衷する。オーボエ独奏のための「ブリテンによ る変容I-IV」は抽象度、完成度の高い作品で、静かなリリシズムと品格を備えている傑作。
NMC
NMC-D241(1CD)
「嫌悪感」〜コリン・ライリー作品集
(1)3 つの楽章〜Cl, Pf, Perc
(2)抒情小品集〜Vc, Hrp, アルトFl, Vn, Va
(3)嫌悪感〜Cl,Pf
(4)柔らかい夕暮れのように〜Pf
(1)(3)トム・レッセルス(Cl)
(1)(3)ケイト・ハルソール(Pf)
(1)ジュヌヴィエーヴ・ウィルキンス(Perc)
(2)レベッカ・ヘップルホワイト(Vc)
(2)セリーヌ・サウト(Hrp)
(2)ニコラ・サマースケールズ(アルトFl)
(2)サマンサ・ウィックラマシンゲ(Vn)
(2)ジェシカ・ビーストン(Va)
(4)マシュー・シェルホーン(P)

録音:2014-15年
コリン・ライリーの生年は公表されていないがイギリスの中堅世代の作曲家と思われる。イギ リスの作曲界は大雑把に言ってブライアン・ファーニホウ、オリヴァー・ナッセン、ジョージ・ベン ジャミンらに代表されるヨーロッパの伝統を受け継ぎながら前衛的な作品を書くアカデミックな 楽派、ナイマン、ブライヤーズ、フィットキン、タネジらに代表されるジャズ、ロック、民族音楽な ど様々な音楽に実験的要素を加えた楽派に分けられるが、ライリーは後者に近い作曲家。小 さいアンサンブルを有効に使った「3つの楽章」はストリート・ミュージックを思わせる軽快なリズ ムに乗せてロックともミニマルともいえる粋なメロディが歌われる。「抒情小品集」は一転して古 楽とフェルドマンが握手をしたような静謐な音楽。曲そのものにはそれほど不快感を感じない 「嫌悪感」はクラリネットとピアノが様々な対話を繰り拡げるポップな組曲。「柔らかい夕暮れの ように」はジャズを思わせるメランコリックなハーモニーが美しい佳品。ブックレットの作曲家の 写真から受ける印象と添付されたやや挑発的なコメントに反して意外に誠実な作曲家と思わ れる。

オクタヴィア
OVCC-00150(1CD)
2018年4月18日発売
THE BEST〜広田智之
バッハ:ソナタ BWV1030b〜第1楽章
 ソナタ BWV1034〜第2楽章
モーツァルト:オーボエ四重奏曲 K.370〜第1楽章
モーツァルト(編曲者不詳):歌劇《フィガロの結婚》より「恋とはどんなものかしら」
 歌劇《後宮からの誘拐》より「お前とここで会わねばならぬ」
 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より「みんな楽しくお酒を飲んで」
シューベルト:冬の旅〜1. おやすみ
シューマン:詩人の恋〜1. うるわしい5月に
R.シュトラウス:あした Op.27-4
プーランク:オーボエ・ソナタ〜第1楽章
ヒンデミット:オーボエ・ソナタ〜第1楽章
デュティユー:オーボエ・ソナタ〜第2楽章
北爪道夫:歌う葦
真島俊夫:白と黒
広田智之(Ob)
曽根麻矢子(Cemb)、菊地知也(Vc)、矢部達哉(ヴァイオリン)、鈴木学(Va)、古川展也(Vc)、神田寛明(Fl)、三輪郁(P)
オーボエ・アンサンブル「HAIM」(広田智之/荒絵理子/池田昭子/宮村和宏)
プロ生活30周年を過ぎ、益々活躍の場を広げる日本を代表するオーボエ奏者、広田智之の初となるベスト・アルバムです。これまでリリースしてきた10タイトルの中から珠玉の作品が並びます。デュオからオーボエ・アンサンブル、弦楽アンサンブルまで多種多様な形態でオーボエの全てをさらけ出すプログラム。広田の卓越した技術、音楽性。高く評価される「歌心」溢れる表現力と極上の美しい音色が満載。オーボエの魅力を発信し続ける広田智之ベストです!(オクタヴィア)

Alba
ABCD-422(1CD)
ヴァルテル・ヴォルフ ピアノ、チェロとヴァイオリンのための音楽
ヴァルテル・ヴォルフ(1981-):・チェロとピアノのためのソナタ
General Impression, Size and Shape(総合印象、寸法と形)(ヴァイオリンのための)− パートIII〜パート IV
トリオ #1(Trio #1)(ピアノ、チェロとヴァイオリンのための)
トリオ #2(Trio #2)(ピアノ、チェロとヴァイオリンのための)
ソロピアノのための5つの小品(Five Short Pieces for Solo Piano)
・ーガ(Fuga)(ピアノのための)
ガビ・スルタナ(P)
トマス・ヌニェス=ガルセス(Vc)
メレル・ユンゲ(Vn)

録音:2017年8月9日?10日 Valistoteles Studios(ヘルシンキ、フィンランド)
制作:ヴァルテル・ヴォルフ
録音:マルック・ヴェイヨンスオ
ヴァルテル・ヴォルフ(1981?)はヘルシンキ生まれ。オランダのハーグ王立音楽院で学んだ後、ジャズピアニストとして活動、2012年にフィンランド に戻りクラシカル音楽の作曲家としてスタートしました。作曲家として歩みはじめたヴォルフの「ポートレート」アルバム。《チェロとピアノのためのソナタ》 は、ヴォルフが室内楽のために書いた最初の作品です。葛藤と怒り、ファイティング・スピリットと「Sisu(断固として頑張る、フィンランド魂)」の気持 ちを表現した〈アンダンテ・モデラート〉、音楽への愛、存在や人生と言ったことを「甘辛く」宣言する抒情的な〈アダージョ・マ・ノン・トロッポ〉、ディ ミニッシュ・スケールのハーモニーを基本にポリリズムを試みた〈アレグロ!〉の3楽章。《総合印象、寸法と形》は、オランダのヴァイオリニスト、メレ ル・ユンゲのために書いた小品の組曲です。このアルバムでは〈パートIII〉と〈パート IV〉が演奏されます。チェロとヴァイオリンのハーモニクスとピッツィ カート、ピアノの単音のリズミカルなオスティナートによる《トリオ #1》。バルカン半島の民俗音楽、アフロ=キューバの音楽、ジャズピアニストのマッコ イ・タイナーのスタイルからインスピレーションを得た《トリオ #2》。《5つの小品》は、スウェーデン西海岸を一緒にコンサート・ツアーしたクット・ヴィー クランデルの委嘱で作曲されました。「子供っぽい」メロディを主題に展開される《フーガ》は、ジャズのハーモニーとリズムの要素をもった小品です。 (Ki)

Acte Prealable
AP-0413(1CD)
マイケル・キンバー(1945-):ヴィオラの為の音楽〜ベスト
ポーランド民謡「君は山を行く」によるヴィオラと管弦楽の為の変奏曲++
ギリシャのこだま
スペインの様式による2つの小品*
3つのアメリカの印象
冬の目覚め+
ジェンナのデュエット#
ラケイシャのデュエット**
旅##/夜の音楽++
[ボーナス・トラック]
12の奇想曲から ヘ長調
マルチン・ムラノスキ(Va(##以外))
アレクサンドラ・バザン、エディタ・ヘドジェルスカ、
ユスティナ・コヴァルチク(Va)*
ミハリナ・マティアス(Va)+
マルティナ・コヴザン(Va)#
アリチヤ・グシチョラ(Vn)**
コンチェルティーノ室内O++
マレク・シフカ(指)++
オーケストラ・オブ・ディプロメイツ##
エウゲニュシュ・ドンブロフスキ(指) ##

録音:2013-2017年、ポズナンおよびモリン、ポーランド
既発売音源編集盤。

TRPTK
TTK-0009(1CD)
プロコフィエフ:炎の天使(チェロとピアノのための編曲版) マヤ・フリードマン(Vc)、
アルテム・ベログロフ(P)
1989年にモスクワで生まれ、オランダで名教師ドミトリー・フェルシュトマンに師事した新進気鋭の女流チェリスト、マヤ・フリードマンによる、チェロとピアノのための秀逸なアレンジ版です。ピアノは、2016年の山梨国際古楽コンクール鍵盤楽器部門で第2位に輝いたアルテム・ベログロフ。1880年エラール製のヒストリカル・ピアノの使用もポイント。

Le Chant de Linos
CL-17129(1CD)
メル・ボニ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ヴァイオリン・ソナタ嬰ヘ短調 Op.112
アンダンテ・レリジョーソ Op.78
アレグレット・ノン・トロッポ Op.84
ラルゴ Op.83/セレナード ニ長調 Op.46
ヘンデルによるラルゴ Op.63
讃えよう愛しい君を Op.22*
組曲ハ長調 Op.114
フランシーヌ・トラシエ(Vn)、
フランソワーズ・ティラール(P)、
マリオン・ゴマル(Ms)*
パリ音楽院ではドビュッシーやピエルネらと同時期に学んだフランスの女流作曲家、メル・ボニ(1858−1937)のヴァイオリン作品集。当時の男性中心社会において、本名のメラニー・ボニではなく中性的なペンネーム「メル・ボニ」を使って多くの作品を残しており、ポスト・ロマン派風〜印象主義的なメル・ボニの作品は、近年様々な録音が発売されるなど、再評価が進んでいます。
演奏は、パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで入賞経験のあるフランシーヌ・トラシエと、ピアニスト兼歌手として室内楽の分野で活動するフランソワーズ・ティラール、二人のフランスの女流奏者によるものです。

Etcetra
KTC-1588(1CD)
ウェーバー:クラリネットのための作品集
クラリネット五重奏曲 変ロ長調 Op.34 「大五重奏曲」、
協奏的大二重奏曲 Op.48、
歌劇「シルヴァーナ」の主題による変奏曲 Op.33
ハインリヒ・ベールマン:アダージョ 変ニ長調
ルーラント・ヘンドリックス・アンサンブル〔ルーラント・ヘンドリックス(Cl)、アレクセイ・モシュコフ(Vn)、アン・シモアンス(Vn)、サンダー・ヘールツ(Va)、アントニー・グレーガー(Vc)、リーブレヒト・ファンベッケフォールト(P)〕


録音:2017年9月9日−10日&11月4日−5日、ベルギー
ルーラント・ヘンドリックスは、ベルギー国立Oの首席奏者や、ベルギーが世界に誇る木管アンサンブル"イ・ソリスティ・デル・ヴェント"のメンバーを務め、オランダのマーストリヒト音楽院ほか世界各地で教鞭を取り、日本でのマスタークラスも度々行われているクラリネットの名手。ヘンドリックスが2015年に設立したアンサンブルには、ベルギー国立Oのコンサートマスターであるアレクセイ・モシュコフや、ロイヤル・フランダース・フィルの首席ヴィオラ奏者サンダー・ヘールツなどの名手が参加しています。
高度な技術が要求されるウェーバーのクラリネット作品を、ベルギーの名手による華麗なる演奏でお届けします。ウェーバーがクラリネット五重奏曲や2つのクラリネット協奏曲を彼のために書いたという当時のヴィルトゥオーゾ、ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマンの人気小ピース、「アダージョ」の収録も嬉しいポイント。
Etcetra
KTC-1608(1CD)
カプリッチョ〜弦楽四重奏の宝石
トゥリーナ:闘牛士の祈り Op.34
A.スカルラッティ:4声のソナタ(合奏協奏曲第3番)
ルクー:モルト・アダージョ・センプレ・カンターテ・ドロローゾ
メンデルスゾーン:カプリッチョ第3番ホ短調 Op.81
プッチーニ:クリザンテーミ(菊)
シュルホフ:弦楽四重奏のための5つの小品
エンアコードSQ

録音:2016年7月11日−15日、オランダ
1998年に設立されたオランダの女流クヮルテット。「弦楽四重奏のレパートリーは、発見と探検の絶え間ない航海」と語る彼女らが、素晴らしい作品でありながらあまり演奏されていない、未知なる宝石のような弦楽四重奏のレパートリーを集めて披露するアルバム。シュルホフ、ルクー、プッチーニ、トゥリーナらによる多様で多彩な作品は、きっと新しい素敵な発見となることでしょう。

Hyperion
CDA-68215(1CD)
ドホナーニ:弦楽四重奏曲第3番、セレナーデ、六重奏曲
弦楽三重奏のためのセレナーデ ハ長調 Op.10
弦楽四重奏曲第3番 イ短調 Op.33
ピアノ,クラリネット,ホルンと弦楽三重奏のための六重奏曲 ハ長調 Op.37
ナッシュ・アンサンブル

録音:2017年6月24日−26日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
1964年創立、世界トップレベルの名手たちを擁し、様々な編成、様々なスタイルの音楽を録音・演奏してきたイギリスの超人集団、ナッシュ・アンサンブル。名指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニの祖父であり、ドイツ・ロマン派の作風を貫いたハンガリーの大作曲家、エルンスト・フォン・ドホナーニ(エルネー・ドホナーニ)の室内楽作品を録音。ステファニー・ゴンリー(vn)やローレンス・パワー(va)、エイドリアン・ブレンデル(vc)、イアン・ブラウン(p)、リチャード・ホスフォード(cl)、リチャード・ワトキンス(hr)といった、それぞれがソリストとしても多彩に活動する名手たちが、ブラームスやバルトークらに賞賛されたドホナーニの濃密で美しい様式を表現します。

CPO
CPO-555128((1CD)
NX-B10
アンリ・マルトー:弦楽四重奏曲全集 第1集
弦楽四重奏曲 第2番 Op.9
8つの歌曲集 Op.19b
ソプラノと弦楽四重奏のための
カリーヌ・デエ(S)
イサシSQ
[アンナ・ボイガス(Vn)
細田 千香子(Vn)
カーステン・ドーバーズ(Va)
ガイ・ダネル(Vc)]

録音:2017年6月19-20日
フランス出身、スウェーデンに帰化したヴァイオリニスト、アンリ・マルトーの弦楽四重奏曲全集がスタート。第1集には弦楽四 重奏曲第2番と、マルトーの代表作とも言える「8つの歌曲集」がされています。Op.19の歌曲は彼がドイツから追放され、ス ウェーデン国王の庇護のもと、スウェーデンで暮らしていた1915年から1917年にかけて作曲された曲集で原曲は弦楽合奏 の伴奏が付けられています。ヴラディグエロフによるピアノ版も存在しますが、こちらは弦楽四重奏の伴奏が施されており、弦 のふくよかな響きと、カリーヌ・デエの美しい声が見事な調和を見せています。 イサシ弦楽四重奏団は作曲家アンドレス・イサシの名を冠し、2009年に設立されたアンサンブル。19世紀フランス作品を 中心に、ロマン派から現代音楽をレパートリーの中心にしています。

Myrios Classics
MYR-020(1CD)
NX-B07
シューマンとヴィトマンのおとぎ話
シューマン:クラリネット、ヴィオラとピアノのための「おとぎ話」Op.132
 幻想小曲集 Op.73おとぎ話の挿絵 Op.113
イェルク・ヴィトマン(1973-):むかしむかし…世界初演録音
イェルク・ヴィトマン(Cl)
タベア・ツィマーマン(Va)
デーネシュ・ヴァーリョン(P)

録音:2015年12月
おとぎ話の冒頭で語られる“Es war einmal… むかしむかし”。この言葉にインスピレーションを得たシューマンが作曲した 三重奏曲はタイトルもそのまま「おとぎ話」です。同一の主題が発展する4つの楽章は、晩年のシューマンの作風そのままに、 内に秘めた優しさが感じられます。このシューマンの描いた世界を、現代最高のクラリネット奏者で作曲家でもあるヴィトマン が21世紀の新しいメルヘンとして再創造。いかにも現代的な不安や暗さを併せ持つ興味深い作品として表現しています。 他に収録されたシューマンの2作品も含め、名手タベア・ツィマーマンとデーネシュ・ヴァーリョン、ヴィトマン自身が心を込めて演 奏しています。

ONDINE
ODE-1315(1CD)
NX-B04
ブラームス:ピリオド楽器によるヴァイオリン・ソナタ集
墓地にて Op.105-4
ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.100
メロディーのように Op.105-1
ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 Op.108
雨の歌 Op.59-3
ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 Op.78
トゥイヤ・ハッキラ(P)
ベーゼンドルファー,ウィーン 1892年製
ジャン=バディスト・シュトライヒャー,ウィーン 1864年製

シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク(Vn)製作者不明
弓:ルイス・エミリオ・ロドリゲス製

録音:2016年2月23-26日
カジノ・バウムガルテン・ウィーン
ウィーン フィンランドを代表するバロック・ヴァイオリン奏者カーキネン=ピルク。以前J.S.バッハの無伴奏組曲(ODE-1241)やビー バーの「ロザリオのソナタ」(ODE-1243)で端正な演奏を披露していましたが、今作ではブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集 に取り組みました。今回はブラームス時代のピリオド楽器を用い、当時の響きを余すことなく再現しています。伴奏を担当して いるのは同じくフィンランドの奏者ハッキラ。2005年にシベリウス・アカデミーを卒業後、フォルテピアノの名手として活躍してい ます。 このアルバムでは3曲のソナタの他に、各々のソナタに関連する3つの歌曲を編曲した版も収録されており、こちらも心のこもっ た演奏を聴くことができます。

Beep Records
BEEP-42(1CD)
ウィリアム・ベネットの至芸
メンデルスゾーン:ソナタ.ヘ短調Op.4(W.ベネット編)
フォーレ:小品(ヴォカリーズ)
メル・ボニス:ソナタ
ドヴォルザーク:我が母の教えたまいし歌(W.ベネット編)
ブラームス:海
 ワルツOp.39より【第1,4,3,6,7,8,9,10,11,14,15】(W.ベネット編)*
ウィリアム・ベネット(Fl)
ジョン・レネハン(P)
ローナ・マギー(Fl)*、
エマ・ハルナン(Fl、アルトFl)*

録音:2014年1、3年、ワーゼンホール、ロンドン
現在82歳の世界的フルート奏者ウィリアム・ベネットが2014年に録音したアルバム。メンデルスゾーン14歳の時に作曲されたソナタ ヘ短調Op.4は、 原曲はヴァイオリンとピアノのための作品ですが、この録音ではベネット自身のフルートとピアノによる編曲版が収録されています。メンデルスゾーンの流麗 なメロディをしなやかに表現しています。フランス近代の女流作曲家メル・ボニスのソナタも収録。当時女性が作曲家として活動することは難しく、フラン クに才能を見いだされパリ音楽院で学びましたが、結婚を機に退学させられ作曲活動を一時中断。しかしその後復活しおよそ300曲多ジャンルの作品を 残しています。このフルート・ソナタは1904年に出版されました。冒頭のテーマが全体を通じて現れるとても美しい楽曲です。またドヴォルザークの名歌 「我が母の教えたまいし歌」も自身の編曲で演奏。歌詞の情景が目に浮かぶような、美しさに溢れた編曲が胸を打ちます。そして全16曲からなるブラー ムスのワルツ集Op.39。原曲は連弾用として書かれ、多彩な曲想と親しみやすい旋律で人気があり、なかでも有名なのは第15番。ブラームスはこの曲 を独奏用にも編曲しています。ここでは、ベネットの愛弟子ローナ・マギーや若手奏者エマ・ハルナンらとの二重奏で収録されています。ベネットの巨匠 としての貫禄が光る 1 枚です。 (Ki)
Beep Records
BEEP-41(1CD)
恍惚の時
メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソOp.14
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番 ハ長調BWV1005(L.マギー編)
アーン:クロリスに
ドホナーニ:アリアOp.48-1
カゼッラ:バルカローレ/スケルツォ
ヴィエニャフスキ:スケルツォ〜タランテラOp.16(L.マギー編)
ドビュッシー:美しき夕暮れ
 レントよりおそく
マルティヌー:アリエット(L.マギー編)/スケルツォ(ディヴェルティメント)
アーン:恍惚の時
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調(L.マギー編)
ラフマニノフ:ここは素晴らしい場所Op.21-7
ローナ・マギー(Fl)
ピアーズ・レイン(P)

録音:2014 年 1 月 3,4 日ワーゼンホール、ロンドン
ピッツバーグ交響楽団の首席フルート奏者のローナ・マギーによるソロ・アルバム。 ドビュッシー最後の作品であるヴァイオリン・ソナタは、1917年5月にドビュッシー自身のピアノ、ガストン・プーレ(ジェラール・プーレの父)により 初演されました。ドビュッシー晩年の洗練された音楽があますところなく盛り込まれた作品で、数々の名盤が生まれています。ローナ・マギーがフルート 版の編曲のきっかけとなったのは、20世紀前半を代表するフランス人ヴァイオリニスト、ジャック・ティボーとピアノの巨匠コルトーの輝かしい演奏に触 発されてとのこと。ティボーの美しく繊細な音色をフルートで表現できるように編曲。ローナ・マギーの卓越した技巧と優れた音楽感で見事な演奏を聴か せてくれています。またその他の選曲も、メンデルスゾーン、バッハ、アーン、ドホナーニ、ラフマニノフなど、ローナ・マギーの多彩な音色を堪能するに 相応しい選曲で聴かせてくれます。 (Ki)

ALBANY
TROY-1699(1CD)
ズヴォニミル・ナジ作品集
(1)《カレイドスコープ I》〜Pf,アコーディン,ライウ゛・エレクトロニクス
(2)《親和性のリチェルカーレ》〜Fl
(3)《天使のお告げ》〜Vc,Pf
(4)《エピグラム変奏曲》〜4Vc
(5)《リキソンス(液化状態)》〜アルトFl, イングリッ
シュ.Hr, バスCl
(6)《カレイドスコープII》〜2Pf
(1)エリザ・ヤルヴィ(P)、
アンドレア・キーファー(アコーディオン)、
ジェームズ・アンディーン(ライヴ・エレクトロニクス)
(2)トマソ・ビシアク(Fl)
(3)デヴィッド・ラッセル(Vc)、ジェフリー・バールソン(P)
(4)マイケル・リプマン&デヴィッド・プレモ&ブロンウィン・バナート&アダム・リュー(Vc×4)
(5)カムラトーン・アンサンブル
(6)スンユン・パク&シュ・ティン・チャン(ピアノ・デュオ)

録音:2012-2016年
ブックレットに生年が記載されていないが写真から比較的若い世代と思われるザボニミール・ナギーはクロアチア出身で現在はアメリカで活動している作曲家。故国ザグレブで学んだ後、スペクトル楽派の巨匠トリスタン・ミュライユに師事した。彼の作風は調性的音響とミュライユ譲りの倍音の美しい協和音程を基本とし、それにクロアチアの民族音楽と思しき要素が加わったリリカルな音楽。「カレイドスコープI」はピアノの控えめな音がぽつぽつと水滴のように続く中、次第にアコーディオンの音がまるで墨が紙に滲むように拡がってゆくメランコリックで美しい作品。「エピグラム変奏曲」はバッハの無伴奏チェロ組曲による一種のパラフレーズ。「カレイドスコープ II」も I と同様、雨だれのようなピアノの音が終始続くややアンビエントな佳品。アルヴォ・ペルト、フェルドマン、ハロルド・バッドなどモダンで静かなリリシズムを持った音楽の好きな人にお薦め。
ALBANY
TROY-1700(1CD)
ロベルト・シエラ(b.1953):チェロ作品集
歌と踊りの組曲
チェロ・ソナタ第2 番《悲歌風に》
《C 線上のサルサ》
チェロ・ソナタ第1 番
3 つのモントゥナス
ジョン・ハイネス・エイトゥゼン(Vc)
マシュー・ベングトン(P)
「サルサ交響曲(TROY-942)」でお馴染みロベルト・シエラはプエルトリコ出身。ドイツでリゲティに師事し BBC プロムスや多くの交響楽団から作品を委嘱されている人気作曲家。このディスクはチェロとピアノのための作品を集成したもので現代と中南米の音楽の要素が程よくブレンドされたいずれもエネルギッシュな作品が並んでいる。「C 線上のサルサ」はタイトルだけバッハの名曲のパロディだが内容はカリブの民族音楽サルサをバルトーク、リゲティの激辛スパイスで味付けした痛快な一曲。
ALBANY
TROY-1693(1CD)
スティーヴン・バーク作品集
(1)覚醒の時(2000)
(2)春の狂乱(2001)
(3)融合(2010)
(4)-(6)ドリーム・フォームズ(2011/16)/エピソードI、II、III
(2)-(6)カート・ブリッグス(Vn)、
(1)(2)(4)-(6)マット・ゴーク(Vc)、
(2)ドン・マクリンスキ(Cl)、
(1)- (6)レネ・コメタ・ブリッグス(P)

録音:2017年1月
ブックレットに生年が記載されていないが掲載の写真からバークは中堅世代の作曲家と思われる。イェール大学とコーネル大学でジェイコブ・ドラッグマン、ルーカス・フォスらに師事、ロスアンジェルス・フィルを始めとする数多くの交響楽団から作品を依頼されている。作風は新ロマン主義的といえるものでブラームスからストラヴィンスキーまで様々な要素が折衷されたドラマティックな音楽。デイヴィッド・デル・トレディチに高く評価されていることからも新調性主義の作曲家ということができよう。
ALBANY
TROY-1698(1CD)
ダニエル・カタン(1949-2011)の音楽
(1)エンカンラミエント(7:08)
(2)コンプレンド(4:16)
(3)何もうまくいかない(1:48)
(4)デュエット(5:22)
(5)愛について考えるあなた(4:31)
(6)日々があった(3:42)
(7)トラスト,アントニエッタ(2:52)
(8)ソング(3:47)
(9)黒曜石の蝶(24:20)
(10)「アマゾンのフロレシア」より「お聞きなさい」(7:58)
(1)サルピー・カーコニアン(Fl)、アンドレア・プエンテ=カタン(Hp)
(2)セシリア・ドゥアルテ(Ms)
(3)キャリー・ハレイ(S)
(4)-(6)(8)-(10)シンシア・クレイトン(S)
(4)(7)エクトル・バスケス(Br)
(2)‐(8)ジョエル・ラヴ(P)
(9)(10)フランツ・アントン・クレーガー(指)テキサス音楽祭O

録音:2016/2017年ヒューストン大学
ダニエル・カタンはメキシコの作曲家でスペイン語のオペラを多数作曲、その功績によりプラシド・ドミンゴ賞を受賞。オペラ以外にも室内楽、管弦楽曲などを作曲した。このディスクには彼のオペラからのアリア、室内楽曲が収められ、いずれも明快な調性で書かれた抒情的な内容。時にプッチーニを思わせるリリカルな音楽である。「黒曜石の蝶」は24 分の大作。
ALBANY
TROY-1704(1CD)
ローラ・シュウェンディンガー(b.1962):
(1)クリエイチャー四重奏曲《失われた創造物への聖歌》(2013)
(2)《突然の光》(2014)〜メゾソプラノと弦楽三重奏のための
(3)3 楽章の弦楽四重奏曲(2001)
(4)ピアノ四重奏曲《アンドリューのための歌》(2010)
JACK四重奏団(弦楽四重奏)
(2)ジャミー・ファン・エイク(Ms)
(4)クリストファー・テイラー(P)

録音:2015年2月 [65:29]
シュヴェンディンガーの弦楽四重奏曲集。経歴、師事歴は公表されていないが、作風からベルクを始めとする表現主義と印象派音楽の影響を受けていると思われる。また選び取る音のセンスにアメリカに多くいるコープランドの亜流とは違ったヨーロッパの洗練された響きを感じ取ることができる。実際、彼女の作品はアルディッティ Q、ベルリン・フィルによっても演奏されている。絶滅した動物たちを悼む「失われた創造物」、ジョイス、ディキンソンの詩による声楽入りの「突然の光」はいずれも緊張感あふれる音楽ながら美しいリリシズムを持っている。
ALBANY
TROY-1705(1CD)
フルートとホルンのための音楽集
(1)ポール・バスラー:パッセージズ
(2)アドリエンヌ・アルバート:戦争の物語
(3)クリス・ロゼ:チェンジング・ライト
(4)フランツ・ドップラー:夜想曲
(5)フランツ・ドップラー:リギの思い出
(6)フランツ・ドップラー:森の小鳥
ジュリー・ソーントン(Fl)、マイケル・ソーントン(Hrn)
(1)ポール・バスラー(P)
(2)-(5)スーザン・グレース(P)
(4)ユミ・ファン=ウィリアムズ(Vn)
(5)デボラ&ニコール・ルイス(ハンドベル)
(6)カロリン・クニツキ(Hrn)、コリオ・プラチコフ(Hrn)、オースティン・ラーソン(Hrn)

録音:2016年6-7月
ジュリー・ソーントンはコロラド響の首席奏者を務めつつソリストとして活動する若手フルーティスト。夫君のマイケル・トルントンもコロラド響で首席ホルン者を務める一方、ソリストとしてフィラデルフィア管、トロント響と共演している。ここにはフルート、ホルンを中心とした室内楽が収められており、いずれも落ち着いたロマンティックな作品が選ばれている。
ALBANY
TROY-1708(1CD)
女性作曲家によるクラリネットとピアノのための作品集
キャサリン・フーバー(b.1937):リチュエル(1989)
マルガ・リクター(b.1926):クラリネット・ソナタ(1948)
ローレン・ベルノフスキー(b.1967):ソリテュード(1992)
ルース・ショーンタル(1924-2006):協奏的ソナタ(1976)
バーバラ・コルブ(b.1939):関連づけられた性格的小品集(1980)
ジェシカ・リンゼイ(Cl)
クリスティアン・ボーネンステンゲル(P)

録音:2016年6月
アメリカの様々な世代の女性作曲家によるクラリネット作品を集めた。無調、旋法、拡大された調性など20 世紀の様々な様式で書かれたクラリネット作品を聴くことができる。クラリネットのジェシカ・リンゼイはしなやかな感性でこれらの作品を演奏している。

Sono Luminus
DSL-90908(8CD)
NX-F01
エイムズ・ピアノ四重奏団完全録音集
ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲 第1番 ニ長調 Op.23
ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 Op.87
フォーレ:ピアノ四重奏曲 第1番 ハ短調 Op.15
フォーレ:ピアノ四重奏曲 第2番 ト短調 Op.45
R・シュトラウス:ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.13
ヴィドール:ピアノ四重奏曲 イ短調 Op.66
シューマン:ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.47
ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 Op.25
ブラームス:ピアノ四重奏曲 第2番 イ長調 Op.26
ブラームス:ピアノ四重奏曲 第3番 ハ短調 Op.60
パウル・ユオン(1872-1940):ピアノ四重奏曲 第1番 ニ短調「狂詩曲」Op.37
タネーエフ:ピアノ四重奏曲 ホ長調 Op.20
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」- ポーロヴェツ人の娘たちの踊り(編曲:G.ウィルケン)
スーク:ピアノ四重奏曲 イ短調 Op.1
ノヴァーク(1870-1949):ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.7
マルティヌー:ピアノ四重奏曲 第1番
ショーソン:ピアノ四重奏曲 イ長調 Op.30
サン=サーンス:ピアノ四重奏曲 変ロ長調 Op.41
エイムズ・ピアノ四重奏団

録音:1989-2000年
1976年に結成された「エイムズ・ピアノ四重奏団」。創立メンバーは全てアイオワ州立大学の教員であり、ロマン派から近 現代の作品まで幅広いレパートリーを持ち、アメリカをはじめ全世界で演奏活動を行い、録音にも積極的に携わったことで 知られています。2012年の春、ピアニストのディヴィッドとヴァイオリニストのダーリントンの引退に伴い、30年以上に渡る四 重奏団の歴史に幕を下ろしました。このBOXは彼らのDORIANレーベル録音の集大成です。