湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


室内楽曲・新譜速報1


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。



OEHMS
OC-1870(1CD)
NX-B03
チャイナ・ホルン・アンサンブル
R・シュトラウス:アルプス交響曲-狩猟のフ ァンファーレ
ベートーヴェン:エグモント序曲(カカ編)
バッハ:G線上のアリア(カカ編)
ブルックナー:アヴェ・マリア(H.ヨイリセン編)
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」(カカ編)
ワーグナー:ワグネリアーナ幻想曲(H.リヒター/H.ピ ツカ編)
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲(カカ編)
ピアソラ:リベルタンゴ(カカ編)
ガーシュウィン:サムワン・トゥー・ウォッチ・オー ヴァー・ミー(H.ヨイリセン編)
ジミー・ファン・ホイゼン(1913-1990): Darn That Dream(H.ヨイリセン編)
バラスケス(1916-2005):ベサメ・ムーチョ(A.パタレオン/G.ソト =メンデス編)
中国民謡:ジャスミンの花(A.ドン編)
チャイナ・ホルン・アンサンブル

録音:2016年8月1-6日
「チャイナ・ホルン・アン サンブル」は2015年、中国の中央音楽院の教授ハン・シャオメイが設立した 21名のホルン奏者からなるアン サンブル。世界中で活躍する中国のホルン奏者たちをメンバー として集め「ホルン音楽を中国国内に広める」ことを目的に活動して います。2015年に北京で最初のコンサートを行い、翌年には香 港とシンセンにツアーに出かけ、2016年の夏にはドイツとオーストリ アでコンサートを行い、すでに世界的な称賛を得ています。ク ラシックだけでなく、ジャズ、タンゴ、映画音楽と幅広いレパートリーを持 つ彼ら、ここでもユニークなパフォーマンスを披露しています 。
ONDINE
ODE-1296(1CD)
NX-B04
エリオット・カーター(1908-2012):後期作品集
1.ピアノとオ ーケストラのための「Interventions」(2007)…初録音
2.ピアノと室内オーケストラのための「Dialogues-対話」(2003)
3.ピアノと室内オーケストラのための「Dialogues II-対話 II」(2010)…初録音
4.管弦楽のための「Soundings」(2005)…初録音
ピアノ、パーカッションと室内オーケストラのための
「Two Controversies and a Conversation-2つの相違と1つの対話」 (2011)…初録音
5.Controversy I
6.Controversy II
7.Conversation
8.室内オーケストラのための「Instances-実証」(2012)
9-20.ピアノ三重奏のための「Epigrams-エピグラム」(2012)…初録音
ピエール=ロ ーラン・エマール(P)
…1-4.5-7.9-20
コリン・クーリエ(パーカッション)…5-7
イザベル・ファウスト(Vn)…9-20
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)…9-20
バーミンガム・コンテンポラリー・ミュージック・グループ
…2.3.5-7
オリヴァー・ナッセン(指)…1.4.8
BBCSO…1.4.8

録音:2015年12月13.14日 …2.3.5-7
2016年7月5.6日 …1.4.8
2016年12月20日…9-20
2012年に103年の天寿を全 うしてこの世を去ったアメリカの作曲家エリオット・カーターの晩年の作品 集。アイヴズに師事、ハー ヴァード大学でピストン、ホルストに学び、パリではナディア ・ブーランジェにも指導を受けたカーター。およそ80年間作曲活動を行い、 作風も新古典主義から十二音技法、他、様々な様式の変遷を経 て独自の理論を打ち出しました。90歳を超えてからも作曲へ の意欲は衰えることなく、亡くなるまでに60以上の作品を完成 させたことも驚くばかりです。 カーターの最後のオーケストラ作品である「Instances」と最 後の作品「Epigrams」はどちらも2013年に初演されましたが、カー ターはこれに立ち会うことはできませんでした。 この録音では、2003年から最後の年の2つの作品までの7曲を収 録。そのうち5曲は初録音です。 現代音楽のオーソリティ、エマールをはじめ、現代最高の演奏 家を揃えただけでなく、カーターとも仲の良かった指揮者、作曲家オリ ヴァー・ナッセンがBBCSOとともに参加しています。

Forgotten Records
fr-1350(1CDR)
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op. 49
ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調 Op. 66
ボルツァーノ・トリオ

録音:1955年
音源:Vox PL 9160

フォンテック
FOCD-9754(1CD)
税込定価
2017年8月9日発売
石田泰尚/ALL BRAHMS LIVE
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78「雨の歌」
スケルツォ(F.A.E.ソナタ第3楽章)
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
石田泰尚(Vn)、中島剛(P)

録音:2016年11月30日小金井宮地楽器ホール大ホール・ライヴ
驚天動地のカリスマティック・ヴァイオリニスト、石田泰尚のライヴ・シリーズCD。 待望の第2 弾が早くも登場です! 本作は2016 年11 月30 日にオール・ブラームス・プログラムで行われたリサイタルの、ア ンコールを除いた全ての演奏を収録。圧倒的な存在感の中に繊細さと懐の深さを併せ持つその音 楽は、ライヴの演奏でこそ一層際立ち、会場をあますところなく“ギャップ萌え”に包んだ当日 の熱気までもが収められた珠玉の一枚となりました。 自身が率いる硬派弦楽アンサンブル「石田組」でも共演するピアニスト・中島剛との息の合った やり取りも必聴です。 神奈川フィルハーモニー管弦楽団の“顔”コンサートマスターとしてはもちろん、石田組、トリ オ・リベルタ、YAMATO 弦楽四重奏団など、活躍の場を拡げ続けている石田泰尚の現在の姿 に注目です! (フォンテック)
フォンテック
FOCD-9755(1CD)
税込定価
2017年8月9日発売
豊田実加/Le Lien ル・リアン
ギヨーム・バレイ:シャンソン・ドゥ・フォレスティエ
ジョルジュ・バルボトゥ:セゾン
シャルル・ケクラン:ホルン・ソナタOp.70
ロベール・プラネル:カプリース
イベール(大橋晃一編):「物語」〜第2曲;小さな白いろば/4曲おてんば娘/第6曲;廃墟の宮殿/第7曲;机の下で/第8曲;水晶の籠/第10曲;バルキス女王の行列
豊田実加(Hrn)
大野真由子(P)

録音:2016年8月29-31日かながわアートホール
神奈川フィルの若き首席ホルン奏者、豊田実加(とよだみか)のファースト・ソロ・アルバム! 豊田は吹奏楽の名門・習志野市立習志野高等学校を経て、東京藝術大学を卒業。2013年より神奈川フ ィルハーモニー管弦楽団の首席ホルン奏者を務めています。オーケストラでの活動と並行して、女性ホ ルンアンサンブルVENUSや木管五重奏池田昭子クインテットなど、室内楽やソロ奏者としても活躍し ています。 豊田本人のこだわりにより、近代フランス音楽の“隠れた佳品”を集めた本作での演奏は、若さに似合 わぬ沈着さや強かさを忍ばせながらも、天真爛漫で一点の曇りのない彼女を鏡で映すような、キラキラ とした宝石のような輝きに溢れています。 ソリストとしても活躍するピアニスト・大野真由子とのアンサンブルも出色です。(フォンテック)

Coviello
COV-91712(1CD)
J.C.バッハ:6つの四重奏曲Op.8
第1番ハ長調W.B51、第2番ニ長調W.B52、
第3番ト長調W.B55、第4番変ロ長調W.B56
第5番ヘ長調W.B54、第6番変ホ長調W.B53
荒井豪(Ob)
ダニエル・ドイター(Vn)
トーマス・フリッチェ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
インカ・ドーリンク(Vc)

録音:2017年2月、ベルリン
あのテレマンの「ヴィオラ・ダ・ガンバのための12の幻想曲」(COV91601)の楽譜を発掘して録音したヴィオラ・ダ・ガンバ奏者のトーマス・フリッチェがまたも歴史的な作品を世界初録音しました。大バッハの末息子ヨハン・クリスティアン・バッハによる「6つの四重奏曲」です。この6つの四重奏曲は、オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロという編成。トーマス・フリッチェは、この曲の古い手稿譜を発見。第1版では、カール・フリードリヒ・アーベルがガンバのパートを担当していたことがわかっています。バッハ一族と交流があり、父親は大バッハの宮廷楽団のガンバ奏者だったアーベル。彼はロンドンに渡ってからは、ヨハン・クリスティアン・バッハと共に「バッハ・アーベル・コンサート」という公開演奏会を行うなど優れたガンバ奏者でありました。この録音では、トーマス・フリッチェを中心に、バッハ・コレギウム・ジャパンの公演などにも出演している日本人オーボエ奏者、荒井豪も参加しています。 (Ki)

APARTE
AP-154(1CD)
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 op.11、
弦楽六重奏曲 ニ短調 op.70「フィレンツェの想い出」
ノブースQ
【キム・ジェヨン、キム・ヨンウク(Vn)、イ・スンウォン(Va)、ムン・ウンフィ(Vc)】
オフェリー・ガイヤール(Vc)
リズ・ベルトー(Va)

録音:2015年6月
2016年に来日した俊英ノブース・クァルテット、第2弾の登場。今回とりあげたのはチャイコフスキー。第2楽章の「アンダンテ・カンタービレ」で も広く愛される弦楽四重奏曲第1番では、四人の間に漂う濃密な空気感がたまりません。弦楽六重奏曲「フィレンツェの想い出」ではリズ・ベルトーとオフェ リー・ガイヤールの女性2名が参加、高貴さが増したアンサンブルで、無限に広がる音の世界をお楽しみいただけます。
ノブース・クァルテットは、2007年に韓国芸術総合学校の学生たちで創設されました。クリストフ・ポッペン(イザベル・ファウストの師)に師事し、 2012年にミュンヘン国際室内楽コンクール、2014年国際モーツァルト・コンクールで優勝し、現在ヨーロッパを中心に活躍しています。日本にも「サ ントリーホール チェンバーミュージックガーデン2016 響感のアジア」シリーズでユン・イサンの弦楽四重奏曲を披露して話題となりました。K-pop のグループを思わせるイケメン揃いの注目クァルテットです。 (Ki)

AD VITAM
AV-170115(1CD)
オーボエとギターのためのオリジナル作品集
カール・ピルス:オーボエとギターのためのソナチネ
ナポレオン・コスト:ギター・ソロのための劇的ファンタジー「出発」op.31、
 「山男」(牧歌的な楽しみop.34)
フェルディナンド・レバイ:オーボエとギターのためのソナタ第2番
バルナ・コヴァーツ:オーボエとギターのためのソナチネ
ミカエラ・フラバンコヴァ(Ob)
ガブリエル・ビアンコ(G)

録音:2014年10月27-29日
※日本語解説つき
1984年プラハ生まれのオーボエ奏者ミカエラ・フラバンコヴァと、1988年パリ生まれのギター奏者ガブリエル・ビアンコによる、オーボエとギター のために書かれたオリジナルの作品を集めた1枚。 カール・ピルス(1902-1979)は管楽器作品で知られる作曲家。バルナ・コヴァーツ(1920-2005)はギター奏者として(アバド指揮LSOのセビ リアの理髪師にも登場)活躍した作曲家で、20世紀後半の最も重要なギター奏者にして教師といえる人物。フェルディナンド・レバイ(1880-1953)は、カー ル・ピルスの師にあたり、自身はギターを弾いたことがないものの、友人のギター科教授に勧められてギターを含む作品も多くのこしています。ナポレオン・ コスト(1805-1883)は、ナポレオン・ボナパルト皇帝軍の兵を父に持ち、フェルナンド・ソルに師事した人物で、高度なテクニックを要求する作品を 残しています。 (Ki)

AD VITAM
AV-170315(1CD)
チェロとギター
ハダメス・ジナタリ(1906-1988):組曲「肖像(Retratos)」より
 ギターとチェロのためのソナチネ
エルネスト・ナザレス(1863-1934):オデオン
 オアリオカ/フォン=フォン
ヴィラ=ロボス:クリスタルの歌
 ブラジル風バッハ第5番
 センチメンタリなメロディ
アルベルト・ネポムチェーノ(1864-1920):ノットゥルノop.33
ジュリエット・サルモナ(Vc)
ベンヤミン・ヴァレット(G)

録音:2016年6月
チェロとギター、幸せな出会いが織りなす1枚。それぞれの楽器の音域と音色の幅広さを実感する演奏です。19-20世紀のブラジルのレパートリーで 構成されています。1986年生まれのギターの神童ベンヤミン・ヴァレットは、パリ・オペラ座(ガルニエ)でもしばしば演奏に駆り出されるなど、ギター 界にとどまらない活躍をみせる逸材。2012年にはギター四重奏のアンサンブルも結成するなど、積極的な活動を展開しています。チェロのジュリエット・ サルモナも三歳の時からチェロを弾き、パリで学びを深めている逸材です。 (Ki)
AD VITAM
AV-160915(1CD)
聖ユベールのためのミサ曲集
マルキ・マルカントワーヌ・ド・ダンピエール:聖ユベール
ガストン・シャルメル:パリ・ノートル・ダム教会のエヴォカシオン
ユベール・オブリ:聖ユベールのためのミサ曲
エリック・コンラッド:聖ジュヌヴィエーヴ
ティンダル・グリュイアー:夕べの歌、聖ユベールのためのミサ曲
フランソワ・ジョベール:聖ジョルジュ
ギュスターヴ・ロシャール:聖ユベールのためのミサ曲
シューベルト:アヴェ・マリアほか
シャペル・ロワイヤル・ド・シャトー・ド・シャンボール

録音:2016年4月
聖ユベールは、狩の守護聖人。狩の成功を祈る「聖ユベールのためのミサ曲」ほか、様々な作品をバリバリのナチュラル・ホルンで演奏した1枚です。 フランス共和国親衛隊の騎兵連隊アンサンブルは、狩のホルンなどを含むフランスの音楽遺産、狩の音楽の保存に重要な役割を果たしています。シューベ ルトのアヴェ・マリアでのアンサンブルも聴きものです。 (Ki)

WERGO
WER-7353(1CD)
ヒンデミット:サクソフォン作品集
4つのホルンのためのソナタ(サクソフォン四重奏版)
ピアノ、ヴィオラとヘッケルフォンまたはテナーサックスのための三重奏曲Op.47
2つのアルトサクソフォンのためのコンチェルトシュトゥック
アルトホルンとピアノのためのソナタ 変ホ調(アルトサックス版)
小さなエレクトロミュージシャンのお気に入り(サクソフォン三重奏版)
フランケンシュタインの怪物のレパートリー(サクソフォン四重奏版)
詩人と農夫(サクソフォン四重奏版)
旧友(サクソフォン四重奏版)
クレール=オブスキュール・サクソフォン四重奏団
バ ー バ ラ・ブ ントロック(Va)
ロベルト・コリンスキー(P)
フローリアン・フォン・ラドヴィッツ(P)

録音:2016年5月9-12日、7月14日
19世紀に考案された比較的新しいクラシック楽器であり、豊かな音色と幅広い表現力を持つサクソフォン。このCDのテーマであるヒンデミットは 1920年代にサクソフォンに魅せられ、この楽器のために作品を残しました。編曲物も含めてヒンデミットの音楽とサクソフォンの関わりを探るアルバムです。 なかなかお目にかかれない作品ばかりで、『4つのホルンのためのソナタ』『旧友』は世界初録音。サクソフォンならではの語り口、色合いにご注目ください。 ★クレール=オブスキュール・サクソフォン四重奏団はサクソフォンのためのクラシック作品に力を注いでおり、そのレパートリーは膨大。オリジナル作品 の他、ピアノ曲や弦楽四重奏曲を意欲的にサクソフォンのために編曲し、楽器の可能性を見せつける活動をしています。 (Ki)
WERGO
WER-7348(1CD)
ヘルムート・ツァップ(1956-):弦楽四重奏曲第3番
『音』(弦楽四重奏曲第2番)
弦楽四重奏曲第1番
『Verschwommene Rander 〜9つのバガテル』(弦楽四重奏曲第4番)
ソナーSQ

録音:2015年11月21-24日
ハイドン以降、弦楽四重奏というジャンルは作曲技術の根幹にあたる部分が結晶化したかのような調和と均整を持つ、完全なる四声体として書かれてき ました。しかし現代に生きる作曲家ツァップは古典の在り方に真っ向から対立しつつ、かつ完成された弦楽四重奏の世界を作り上げることを試みます。そ こにはメロディもハーモニーもありません。ピッチカート、トレモロ、ハーモニクス、グリッサンド、スル・ポンティチェロなどあらゆる奏法を駆使し、か つ大体の場面において4人とも同じ奏法でアンサンブルを行うことにより、ひとつの音の固まりが波打ちながら形を変え、変容していくような世界が拓か れます。「シュッ」「クッ」と口で発音する場面もあり効果満点。尖った表現が耳に突き刺さります。 (Ki)

CAvi
4260085-533862(1CD)
チェコのオーボエ名曲集
クレメント・スラヴィツキー(1910-1999):オーボエとピアノのための組曲
ヤナーチェク:歌劇「イェヌーファ」よりサルヴェ・レジナ
ハンス・ガル(1890-1987):オーボエとピアノのためのソナタOp.85
マルティヌー:モルダヴィア民謡
パヴェル・ハース(1899-1944):オーボエとピアノのための組曲Op.17
ヴィオラ・ヴィルムゼン(Ob)
今仁 喜美子(P)

録音:2015年12月、ベルリン
ベルリン・ドイツ交響楽団の首席オーボエ奏者ヴィオラ・ヴィルムゼンと、ドイツと日本で活躍する日本人ピアニスト今仁 喜美子によるチェコの作曲家 によるオーボエとピアノのための作品集です。ヴィオラ・ヴィルムゼンは第9回国際オーボエコンクール・軽井沢で1位を獲得しており、さらに今仁 喜美 子は同コンクールで第8〜10回で公式伴奏ピアニストを務めていた経緯もあり、旧知の仲。さらに今仁 喜美子は、名オーボエ奏者モーリス・ブルグが 結成したトリオでもピアニストを務めており、現在オーボエと組んだら右に出るもののいないピアニストの一人であります。 ヤナーチェクの影響を大きく受けたクレメント・スラヴィツキーの民族色豊かな組曲からはじまり、ヴィルムゼンがオーボエ用に編曲したヤナーチェクの歌 劇「イェヌーファ」の美しいアリアが続きます。そしてウィーン近郊で生まれナチスから逃れてイギリスに渡ったハンス・ガルのソナタ。ドイツ・オーストリ アのロマン派音楽の伝統を継承する作風です。モルダヴィア地方の民謡がもとになっているマルティヌーの作品をヴィルムゼンと今仁の二人がアレンジして います。最後にはナチスの迫害にありテレジン強制収容所に送られたパヴェル・ハースの「オーボエとピアノのための組曲」。1939年、第ニ次大戦が勃 発した年の秋に書かれ、強烈なオーボエの響き、そして印象的なピアノ・パートで近年評価が高まっている楽曲です。 (Ki)

PRAGA
PRD-250381(1CD)
ベートーヴェン:室内楽曲集
(1)弦楽五奏曲ハ長調Op.29
(2)ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.16
(3)大フーガOp.133
ブダペストSQ
ワルター・トランプラー(Va)(1)、
ミェチスワフ・ホルショフスキ(P)(2)

録音:1965年12月6-7日(1)、1962年11月11日(2)、1961年5月21日(3)/ニューヨーク
アルバム・タイトルは「ベートーヴェンの最初と最後の室内楽」で、1796年の「ピアノと木管のための五重奏曲」を1801年にベートーヴェン自身が ピアノ四重奏に書き直した版と1826年の「大フーガ」の両方をブダペスト弦楽四重奏団の演奏で聴くことができるぜいたくなアルバム。前者はピアノを ホルショフスキが担当しているのも注目です。 (Ki)

Forgotten Records
fr-1137(1CDR)
トッシー・スピヴァコフスキー
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001
べートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 Op.30-3 #
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番*
 ルーマニア民俗舞曲 Sz.56, BB.68 *
トッシー・スピヴァコフスキー(Vn)
ロバート・コーンマン(P)#
アルトゥール・バルサム(P)*

録音:1950年、1947年+
音源:Columbia ML 2089、Concert-Hall CHC 39
Forgotten Records
fr-1141(2CDR)
シェーファーSQ〜ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集 Vol.2
第5番 イ長調 Op.18-5
第6番 変ロ長調 Op.18-6
第7番 ヘ長調 Op.59-1「ラズモフスキー1番」
シェーファーSQ

録音:1957年
音源: Le Club Francais du Disque 202、203
Forgotten Records
fr-1143A(1CDR)
クーレンカン〜ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集
第5番 ヘ長調 Op.24 「春」*
第9番 イ長調 Op.47 「クロイツェル」#
ゲオルク・クーレンカンプ(Vn)
ジークフリート・シュルツェ(P)

録音:1940年6月15日* 、1940年6月4日#
音源:Telefunken E 3124/26 、E 3108/11 - HT 15

GALLO
GALLO-1500(1CD)
ルネ・ゲルバー(1908-2006):弦楽四重奏曲第2 番、第4 番、第6 番
ブロッホ:弦楽四重奏曲第2番
テレプシコーデQ

録音:2017 年2 月RTS エルネスト・アンセルメ・スタジオ,ジュネーヴ
ルネ・ゲルバーはスイスの作曲家。デュカスとナディア・ブーランジェに師事したせいか、近代フランス音楽、特にラヴェルの影響が色濃い。第2、4 番、6 番いずれも全3 楽章が 10分前後の長さでまとめられた喜遊曲的性格の可愛らしい曲。ブロッホもスイス生まれながら後にアメリカに移住、ユダヤ的なアクの強い作風で知られた。第 2 弦楽四重奏曲は無調とモードの中間に位置するかのような語法で書かれた1945 年作曲の内省的な傑作。テレプシコーデ四重奏団は1997 年に結成されスイスのジュネーヴを中心に活動する弦楽四重奏団。
GALLO
GALLO-1496(1CD)
マーティン・マタロンのモノグラフィ
マーティン・マタロン(b.1958):《・・・色彩より素材へ・・・》(2010)〜6 人の打楽器奏者,2 台ピアノと電子機器のための
《ラ・マキナ》(2007) 〜2 人の打楽器奏者,2 台ピアノと電子機器のための
アンサンブル・バチーダ

録音:2016 年9 月7-29 日、2015 年10 月1-2 日
マーティン・マタロンはアルゼンチンの作曲家。ボストン音楽院とジュリアード音楽院で学んだ後、パリのIRCAM で研鑽を積んだ。収録された作品はいずれも2 台ピアノと打楽器群にエレクトロニクスを動員した大規模なもの。IRCAM での研鑽の成果もあってか、めくるめく多彩な音色の変化が聴きどころ。クセナキス、スペクトル楽派の影響を感じさせる美しい音楽。
GALLO
GALLO-1498(1CD)
デュオ・アンテルフェレンス/波長
フィリップ・ラシーヌ(b.1958):心から身体へ(2014)
エリック・ゴディベール(1936-2012):アルバムの綴り【歌、夕べの歌、終わりの無い歌】(2000)
ラフォエレ・ビストン(b.1975):サブール(2014)
アルトゥール・アクシリャン(b.b.1984):モザイク(2000)
ブレイス・ウバルディーニ(b.1979):パンカリ(2014)
ディエゴ・ルツリアーガ(b.1955):大地…大地
デュオ・アンテルフェレンス:
【エミリー・ブリスドゥー(Fl)
エロディ・ヴィロ(Fl)】

録音:2015 年10 月12-15 日
グループは女性二人によるフルート・デュオ・グループ。グループ名のアンテルフェレンス(interferences)とはフランス語で「干渉」を表す。二人は作品により通常のフルートの他、ピッコロ、アルト、バス・フルートを使い分けている。作曲家は若手から中堅、ベテラン世代まで、その国籍はフランス、アジア、英語圏と様々。それぞれの民族性を斬新な現代語法の中で消化しつつ新しい音色とテクスチュアの世界の表出を試みている。

MPMP
MPMP-12(1CD)
ルイ・コエーリョ(1889-1986):オルフェウスのヴァイオリン
ピアノとヴァイオリンの為のソナタ第1番 Op.1(1912)*
ピアノとヴァイオリンの為のソナタ第2番 Op.5(1916)*
ヴァイオリン、チェロとピアノの為の三重奏曲 Op.3(1916)+
2つのヴィオラ、2つのチェロとピアノの為のラルゴ(1912)#
アレグザンダー・スチュアート(Vn)*
フィリップ・マルケス(P)*
アンサンブルMPMP
 ダニエル・ボリート(ヴァイオリン+、ヴィオラ#)
 リタ・カルドーナ(Va)#
 ヌノ・M・カルドーゾ(チェロ(+/#))
 カタリーナ・タヴォラ(Vc)#
 フィリップ・マルケス(ピアノ(+/#))

録音:2015年8月10-14日、9月3-4日、コンサートホール、リスボン高等音楽学校、リスボン、ポルトガル
ポルトガルの作曲家・音楽教育家ルイ・コエーリョの室内楽作品集。コエーリョはリスボン音楽院で学んだ後、1910年から1913年までベルリンでシェーンベルク他に師事。最先端の作曲技法を身に付けましたが、帰国後はポルトガル民族主義を前面に出した作風を貫きました。当盤には彼のベルリン時代の作品と、帰国してからポルトガルで最初の民族主義的バレエ音楽とされる「鉄の靴をはいたお姫様」(1918)を発表するまでの間に書かれた作品が収められています。
MPMP
MPMPCD-0030(1CD)
フルート、オーボエとサクソフォンの為の現代ポルトガル音楽
セルジオ・アゼヴェード(1968-):フルート、オーボエとサクソフォンの為のディヴェルティメント [Divertimento em trio]
エリ・カマルゴ・Jr(1956-):Lubramix II, musica quase um doc(フルート、オーボエとサクソフォンの為の)
ルイ・ラヴォス(1979-):冗談、冗談 [A brincar a brincar] (フルート、オーボエとサクソフォンの為の)
エドワード・ルイス・アイレス・アブレウ(1989-):旅(古い手帳に基づいて) [Voyage (d'apres des vieux cahiers)] (フルート、オーボエとサクソフォンの為の)Op.0.26
クリストファー・ボックマン(1950-):悲歌 II 拡張された [Elegy II Expanded] (フルート、オーボエとサクソフォンの為の)
クロティルデ・ロザ(1930-):管楽三重奏曲 [Wind Trio] (フルート、オーボエとサクソフォンの為の)
アントレ・マデイラス・トリオ
[ミリアム・タレッテ・カルドーゾ(Fl)
フィリペ・ペレイラ・ブランコ(Ob)
ジョアン・アンドラーデ・ヌネス(Sax)]

録音:2015年3月30日、4月2日、10月28日、コンボニアーノ宣教会講堂、リスボン、ポルトガル
MPMP
MPMPCD-0032(1CD)
古い楽器の為の新しい音楽 Vol.1
ルドヴィーコ・ジュスティーニ(1685-1743):フォルテピアノ・ソナタ ト短調 Op.1 から バレット*
アントニオ・シャガス・ロザ(1960-):風景(リコーダーとフォルテピアノの為の;2015)
カール・ツェルニー(1791-1857):ピアノの為の前奏の技法 Op.300 から 前奏曲第100番
サラ・カルヴァーリョ(1970-):フォルテピアノの為の前奏曲とフーガ(2009)
バッハ:無伴奏フルートの為のパルティータ イ短調 BWV 1013 から サラバンド(リコーダーによる演奏)
ヴァスコ・ネグレイロス(1965-):リコーダーと弦楽合奏の為の組曲(リコーダーとピアノの為の版;2014)
ペドロ・ジュンケイラ・マイア(1971-):倍 マイ・スイート・オールド・エトセトラ [DUPLUM my sweet old etcetera] (リコーダーの為の;2006)
カール・ツェルニー:ピアノの為の前奏の技法 Op.300 から 前奏曲第99番
C.P.E.バッハ:無伴奏フルート・ソナタ イ短調 Wq.132 から ポーコ・アダージョ(リコーダーによる演奏)
サラ・カルヴァーリョ:ポップ=アップ(リコーダーとフォルテピアノの為の;2015)
ボレアリス・アンサンブル
[アントニオ・カヒーリョ(リコーダー)
エレナ・マリーニョ(フォルテピアノ) ]

録音:2015年2月、アヴェイロ大学コミュニケーション・芸術学部講堂、アヴェイロ、ポルトガル
リコーダーとフォルテピアノのためにポルトガルの現代作曲家が書いた作品と古典作品を組み合わせたユニークなプログラム。アントニオ・カヒーリョとエレナ・マリーニョは現代音楽に積極的に取り組み、新作の委嘱を行っています。*はダリオ・ラノッキャーリ(Dario Ranocchiari)によるイタリア語の朗読付き。

Forgotten Records
fr-1135(1CDR)
ニールセン、ホルンボー
ニールセン:組曲「堕天使」Op.45 *
 弦楽四重奏曲第2番 ヘ短調 Op.5#
ホルンボー:弦楽四重奏曲第2番 Op.47#
ペーター・ザウアーマン(P)*
ムジカ・ヴィタリスSQ

録音:1997年2月28日(放送音源)*、1954年5月#
音源: Decca LXT 5061#

Orchid Classics
ORC-100069(1CD)
NX-B03
LACHRYMAE REVISITED
ダウランド:もしも私の受けた苦しみが、情熱を動かすなら
(1597)
ブリテン:ラクリメ-ダウランド歌曲の投影 Op.48a(1948)
アダム・ポレンブスキ(1990-):リヴァース2(2013)
ロリー・ボイル(1951-):そんな甘い悲しみ(2009)
ギャヴィン・ヒギンズ(1983-):カテドラル(2013)
細川俊夫:時の深みへ(1996)
ダウランド:流れよ、わが涙(1600)
デュオ・ファン・ヴリート
【メンバー】
イアン・アンダーソン(Va)
ラファウ・ウーク(アコーディオン)
ポーランドのアコーディオン奏者ラハウ・ウーク。10歳からコンサートに出演し、15歳で協奏曲デビュー(ブロツワフ・フィルハーモニー O)、以降各地で多くのリサイタルを行っています。ヴィオラのアンダーソンはグラスゴー出身。作曲家としても才能を示し、 数多くの賞を獲得している期待の奏者。この2人によるアンサンブル「デュオ・ファン・ヴリート」は現代作曲家たちにも積極的に新作 を委嘱。ヴィオラとアコーディオンという希少な響きを広めるために結成されました。アンサンブルの名前はアメリカの偉大なミュージ シャン、キャプテン・ビーフハートの本名“ドン・ヴァン・ヴリート”から取られています。

Forgotten Records
fr-1118(1CDR)
シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」*
フランツ・シュミット:ピアノ五重奏曲 ト長調#
バリリSQ
[ヴァルター・バリリ(Vn)
オットー・シュトラッサー(Vn)#
ルドルフ・シュトレング(Va)
エマヌエル・ブラベッツ(Vc)*
リヒャルト・クロチャク(Vc)#]
オットー・リューム(Cb)*
パウル・バドゥラ=スコダ(P)*
イェルク・デムス(P)#

録音:1958年10月*、1952年#
音源: Westminster XVN -14 074 、 WL 5158


Altus
WEITLP-001(2LP)
完全限定生産
税込定価
ヨハンナ・マルツィ/未発表スタジオ録音集
[LP1-A] シューベルト:華麗なるロンド ロ短調D.895 Op.70
[LP1-B] ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調Op.30-3
[LP2-A] ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調『春』Op.24 第1・2楽章
[LP2-B] ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調『春』Op.24 第3・4楽章
ヨハンナ・マルツィ(Vn)
ジャン・アントニエッティ(P)

録音:1957年5月18日/ケルン放送協会第2ホール(スタジオ・セッション録音)モノラル
ヨアヒムの教えを受け、ヴュータンとも親交のあった大ヴァイオリニスト、フバイに見いだされて才能を開花させたヨハンナ・マルツィ。その流麗な技巧 と美しい容姿は何物にも代え難く、今もなお多くのヴァイオリン愛好家に格別な思いを抱かせる往年の名女流奏者です。2016年にWEITBLICKレーベ ルよりCDで発売されたこの音源は、今まで聴くことの出来なかったレパートリーである『スプリング・ソナタ』を収録していることによって大注目された もの。そして実際の演奏は期待の遥か上と言ってよい素晴らしさで、まさに爽やかな春風が小川のせせらぎをくすぐるような風情を見せながらも、かつ同 時にベートーヴェンのソナタたる揺るぎない力強さと風格を備えており、聴き応えのある美演になっています。アントニエッティとの完璧に息の合ったアン サンブルも耳に心地よく、スタジオ・セッションで音質も申し分ありません。
WEITBLICKレーベルLP化シリーズの第1弾として、このヨハンナ・マルツィの未発表スタジオ録音を選び、新規でアナログマスターテープを作り初 LP化しました。さらなる暖かみと感動的な風合いが加わり、マルツィの名演の魅力をより高めています。残された録音に込められた醍醐味を余すことなく 伝えてくれる、レコード制作者熟練の至芸をぜひお楽しみください。完全限定生産ゆえに、お求めはお早めに!
※WEITBLICK(ヴァイトブリック)からCDとしうて発売されている音源で、LPタイトルのみ、トーメイ電子 株式会社(ALTUS)が製作・発売元となります。

H.M.F
HMM-907672(1CD)
ジャネットに捧ぐ
モーツァルト:オーボエ四重奏 ヘ長調 K370
 イングリッシュ・ホルンのためのアダージョ K580a(ニコラス・ダニエルによる補完版)
ブリテン:ファンタジーop.2(1932)
オリヴァー・クヌッセン(b.1952):カンタータ op.15(1977)
ジャン・フランセ(1912-1997):コール・アングレ,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための四重奏
ブリテン・オーボエ四重奏団
〔ニコラス・ダニエル(Ob、イングリッシュ・ホルン)、ジャクリーヌ・シェイヴ(Vn)、クレール・フィンニモア(Va)、キャロリーヌ・ダンレイ(Vc)〕

録音:2016年1月
ブリテン・オーボエ四重奏団のCDデビュー盤。ブリテン・オーボエ・カルテットは、2005年にイギリスの名手ニコラス・ダニエルと、長年共演して いる仲間によって設立されました。全員がブリテンに深い思い入れがあり、ブリテン協会の承認を得てアンサンブルの名前にブリテンの名を冠しています。 演奏会、レコーディングのほか、新作委嘱・初演など、精力的に活動しています。ニコラス・ダニエルの師であるジャネット・クラクストン(1929-1981) に捧げられたアルバムとなっています。名手ニコラス・ダニエルの安定感抜群で明るいオーボエの音色が終始耳を悦ばせてくれるプログラム。クヌッセンの「カンタータ」は1977年、25歳 の時の作品で、オーボエと弦が異なるテンポで進行する部分や「カンタータ」だけにレチタティーヴォ風な部分があるなど、効果的な場面転換が興味深 い作品です。フランセの洒脱で明るく辛口なユーモアのある演奏も見事です。 (Ki)

APARTE
AP-140(1CD)
英国音楽散歩
ヨーク・ボウエン(1884-1961):アラベスク(1932)
ハウエルズ(1892-1983):ハープのための前奏曲(1915)
バントック(1868-1946):Hamabdil(チェロとハープ)(1917)
シリル・スコット(1879-1970):ハープのためのケルティック・ファンタジー(1926)
ユージン・グーセンス(1893-1962):バラード第1番&第2番 op.38(1924)
デイヴィッド・ワトキンズ:スカボロー・フェア(声とハープ版)
グレース・ウィリアムズ(1906-1977):Heraith(望郷)(1951)
レノックス・バークリー(1903-1989):テノールとハープのための5つのヘリックの詩op.89(1974)、ハープのためのノクターンop.67-2(1967)
エドムント・ルブラ(1901-1986):チェロとハープのための会話
ブリテン:ハープ組曲 op.83、カンティクル第5番「聖ナルキッソスの死」
サンドリーヌ・シャトロン(ハープ/ライオン&ヒリー)
オフェリー・ガイヤール(Vc)
マイケル・ベネット(T)

録音:2016年5月
20世紀半ば、イギリスで音楽教育を受けたイギリスの作曲家たちによる作品を集めたもの。グレース・ウィリアムズのHeraithはウェールズの風景を 思い起こさせます。ブリテンのハープ組曲は5楽章から成りますが、終曲の聖歌はウェールズのバラードが基になっています。

SUPRAPHON
SU-4230(1CD)
ヨゼフ・ボフスラフ・フェルステル(1859-1951):木管五重奏曲 ニ長調 Op.95(1909)
パヴェル・ハース:木管五重奏曲 Op.10(1929)
ヤナーチェク:木管六重奏曲(1924)
ベルフィアト五重奏団
【オト・レイプリハ(Fl)、ヤン・ソウチェク(Ob)、イルジー・ヤヴーレク(Cl))、オンドレイ・シンデラーシュ(Fg)、カテジナ・ヤヴールコヴァー(Hrn)】、
インジッヒ・パヴィリシュ(バスCl)

録音:2017年2月10-14日/チェコ・ブレザレン福音教会(プラハ)
現在チェコを拠点に活躍する新進気鋭の木管五重奏団、ベルフィアト五重奏団が母国チェコの作曲家、ヨゼフ・ボフスラフ・フェルステル、パヴェル・ハー ス、ヤナーチェクの作品を収録しました。 フェルステル(1859-1951)はハンブルク音楽院、ウィーン新音楽院、プラハ音楽院で教鞭をとり、20世紀チェコ作曲家を門下より輩出した作曲家 です。ハンブルクにてマーラーとその音楽を知り、その後マーラーの支持者となったことでも知られ、ロマン主義的な国民音楽をあらゆる分野で作曲しま した。この木管五重奏曲もフェルステルの代表作の一つに数えられます。 ベルフィアト五重奏団の知性的な解釈で母国の作品を敬愛をこめて奏でます。なお、当団は2017年11月に来日予定もあり、注目のアンサンブルの演 奏に期待が高まります。 (Ki)
SUPRAPHON
SU-4232(1CD)
ペトル・エベン(1929-2007):弦楽四重奏曲「地上の迷宮と魂の楽園」(1981)
ピアノ三重奏曲(1986)
ピアノ五重奏曲(1992)
マルティヌーQ
【ルボミール・ハヴラーク(第1Vn)、リボル・カニュカ(第2Vn)、ズビニェフ・パジョウレク(Va)、イトカ・ヴラシャーンコヴァー(Vc)】
カレル・コレシャーク(P)


録音:2016年10月13-14日ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)、2017年4月1-2日、2017年3月4-5日/マルティヌー・ホール(プラハ)
20世紀のチェコを代表する作曲家の一人ペトル・エベン(1929-2007)の室内楽曲に名手マルティヌー四重奏団が挑みました。エベンはボヘミア北 東部のジャンベルク生まれ。カトリックとして育てられたものの、父親がユダヤ人であったため、第二次世界大戦期は苦難の日々が続き、ナチによってブー ヘンヴァルト強制収容所に抑留されました。戦後になりようやくプラハ芸術アカデミーに入学を許されたエベンはボシュコヴェツから作曲を学び、シュレジ エン地方の民謡への関心と中世音楽への興味が結びついた新古典的な作風を作り出しました。 1990年にプラハ芸術アカデミーの作曲法の教授及びプラハの春音楽祭の会長となったエベン。当ディスクに収録された弦楽四重奏曲「地上の迷宮と 魂の楽園」(1981)、ピアノ三重奏曲(1986)、ピアノ五重奏曲(1992)はエベンの最も充実した後期の作品で、独特の美を呈した傑作がならびます。 (Ki)

Champs Hill Records
Champs Hill Records
CHRCD-115(2CD)
ウィーンより
モーツァルト:クラリネット三重奏曲変ホ長調 K.498「ケーゲルシュタット・トリオ」、
 ピアノと木管のための五重奏曲変ホ長調 K.452
ベートーヴェン:ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調 Op.16
シェーンベルク:室内交響曲第1番 Op.9
ツェムリンスキー:クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲ニ短調 Op.3
ベルク:室内協奏曲より アダージョ
J・シュトラウス(シェーンベルク編):皇帝円舞曲
ロンドン・コンコード・アンサンブル

録音:2012年−2015年、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(サセックス、イギリス)
スコットランド室内管の首席クラリネット奏者マキシミリアーノ・マルティンや、ロイヤル・オペラ・ハウス管の首席ファゴット奏者アンドレア・デ・フランミネイスなどの実力派奏者たちを擁するイギリスの室内楽団ロンドン・コンコード・アンサンブル。ベートーヴェンやモーツァルトなどの「楽都ウィーン」にまつわる7つの作品では、木管楽器、弦楽器、ピアノの絶妙なブレンドを存分に味わえます。ジュリアン・ミルフォードが奏でるピアノのクリアな音色も印象的です。
Champs Hill Records
CHRCD-110(1CD)
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 Op.96「アメリカ」
弦楽五重奏曲第3番変ホ長調 Op.97
シュカンパSQ、
クシシュトフ・ホジェルスキー(Va)

録音:2015年3月11日−13日&6月4日−5日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(サセックス、イギリス)
1989年にプラハ音楽院で結成され、25年以上の歴史を持つチェコを代表するSQの1つであるシュカンパSQが、母国の巨匠ドヴォルザークの2つの「アメリカ」、弦楽四重奏曲第12番と弦楽五重奏曲第3番をレコーディング。弦楽五重奏曲第3番は、ベルチャ四重奏団のヴィオリスト、クシシュトフ・ホジェルスキーがメンバーとして加わっており、シュカンパSQとのアンサンブルが楽しみなポイント。
Champs Hill Records
CHRCD-130(1CD)
ヴュータン:ヴィオラのための作品全集
ヴィオラ・ソナタ変ロ長調 Op.60(未完成)
エチュード
ヴィオラ・ソナタ変ロ長調 Op.36
奇想曲ハ短調(遺作)/エレジー Op.30
アメリカの思い出「ヤンキー・ドゥードゥル」(フォースター編)/ダヴィッド(ヴュータン編):夜
ティモシー・リダウト(ヴィオラ/ペレグリーノ・ディ・ザネット1565〜75年頃製作)、ケ・マ(P)

録音:2016年4月5日−7日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(サセックス、イギリス)
2016年のライオネル・ターティス国際ヴィオラ・コンクール優勝、2015年のウィンザー祝祭国際弦楽コンクール第2位、2014年のセシル・アルノヴィッツ国際ヴィオラ・コンクール優勝という輝かしい経歴を持ち、一躍注目の存在となったヴィオラ界のニュースター、ティモシー・リダウトのデビュー・レコーディング!すでにロンドンのウィグモア・ホールやミュンヘンのガスタイクへのデビューを済ませたリダウトは、バーデン=バーデン・フィルやヨーロッパ室内管との共演が予定されるなど、更なる飛躍が期待されているヴィオリストです。セシル・アルノヴィツ・コンクールの優勝を記念して製作されたこのヴュータンのヴィオラ作品全集では、ベルギーのロマンティシズムを奏でるリダウトの堂々たる演奏に要注目です。
Champs Hill Records
CHRCD-113(1CD)
フォーレ&サン=サーンス:チェロとピアノのための作品集
フォーレ:ロマンス Op.69、
 チェロ・ソナタ第1番ニ短調 Op.109、
 水のほとりで Op.8-1、
 チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.117、
 夢のあとで Op.7-1
サン=サーンス:ロマンス Op.36、
 チェロ・ソナタ第1番 Op.32、白鳥
ブライアン・オカーン(Vc)、
マイケル・マクヘイル(P)

録音:2015年7月23日−25日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(サセックス、イギリス)
ブライアン・オカーンは、2008年のウィンザー祝祭国際弦楽コンクールの優勝者であり、現在はナヴァッラSQ、カッパ・アンサンブルのメンバーとして活躍中のアイルランドのチェリスト。マイケル・コリンズと共演を重ねる同郷のピアニスト、マイケル・マクヘイルとのデュオで、フランスの師弟コンビ、サン=サーンスとフォーレのロマンティシズムを色濃く描いています。
Champs Hill Records
CHRCD-127(1CD)
ロシアン・マスターズ
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
チャイコフスキー:夜想曲ニ短調 Op.19-4、奇想的小品 Op.62
グラズノフ:吟遊詩人の歌 Op.71
ボロディン:だったん人の踊り
シチェドリン:アルベニス風に
ジャマル・アリエフ(Vc)、
アンナ・フェドロワ(P)

録音:2015年3月23日−25日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(サセックス、イギリス)
アゼルバイジャンの首都バクー出身のジャマル・アリエフは、トラキア国際コンクール、アントニオ・ヤニグロ国際コンクール、ブロムスグローヴ国際コンクールなど、数多くの国際コンクールでの優勝歴を持つ1993年生まれの若手チェリスト。イギリスに渡ったアリエフは、メニューイン・スクール、ロンドンの王立音楽大学でチェロを学び、現在はジョヴァンニ・バッティスタ・ガブリエリ1752年製のチェロを手に活躍中。

Hyperion
CDA-68142(1CD)
ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲集
弦楽五重奏曲第3番変ホ長調 Op.97
弦楽四重奏曲第14番変イ長調 Op.105
タカーチSQ〔エドワード・ドゥシンベル(Vn1)、カーロイ・シュランツ(Vn2)、ジェラルディン・ウォルサー(Va)、アンドラーシュ・フェイェール(Vc)〕、ローレンス・パワー(Va)

録音:2016年5月18日−21日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステート、モンマス)
新世界アメリカに滞在しはじめたドヴォルザークが書いた「弦楽五重奏曲第3番」は、有名な「弦楽四重奏曲第12番」と同様「アメリカ」の愛称も持つ作品。ナッシュ・アンサンブルやレオポルド弦楽三重奏団のメンバーとして活躍した現代最高峰のヴィオリスト、ローレンス・パワーが加わった五重奏で、ドヴォルザークの傑作を描きます。

Edition HST
HST-110(1CD)
税込定価
J.B.ヴァンハル(1739 -1813);ピアノ三重奏曲集Op.5
ハ長調Weinmann Xa:20 (1781)
ニ長調Weinmann Xa:21
へ長調Weinmann Xa:22
ハ長調Weinmann Xa:23
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
【鶴井 弥葉(P)
福本 牧(Vn)
小原 圭(Vc)】

録音: 2017 年 6 月1日、埼玉・三芳町公民館ホール ・ライヴ
※全曲世界初録音
待望のピアノ室内楽作品集、全曲世界初録音! 交響曲や四重奏曲の作曲期間はどちらも20年前後だったのに対し、ピアノ三重奏は 1770 年から1810 年くらいまでの40年をかけて作曲されたライフワークの一つと考えられのシリーズ。

GENUIN
GEN-17458(1CD)
「ショート・ストーリーズ」〜チェロ小品集
パガニーニ:カンタービレ ニ長調Op.17MS 109
ダヴィドフ:泉のほとりでOp.20-2
ハイドン:ディヴェルティメント ニ長調
クライスラー:シンコペーション
ルビンシテイン:ロマンスOp.44-1
メンデルスゾーン:協奏風変奏曲Op.17
ダヴィドフ:ロマンス
サラサーテ:「スペイン舞曲集」〜サパテアードOp.23-2
ポッパー:タランテラOp.33
メンデルスゾーン:無言歌ニ長調 Op.109
ショパン:夜想曲第2 番 変ホ長調
クライスラー:愛の悲しみ
フォーレ:蝶々Op.77
シューマン:「小さな子供と大きな子供のための12 の連弾小品Op.85」〜夕べの歌
マーク・シューマン(Vc)
マーティン・クレット(P)

録音:2016年2月15日-17日
1988年ドイツ生まれ。日本人ピアニストの母とドイツ人ヴァイオリニストの父、兄はヴァイオリニストのエリック・シューマン、ケン・シューマンという音楽ファミリーで育った注目のチェリスト、マーク・シューマン。これまでにアルウィン・バウアー、ハンス=クリスティアン・シュヴァイカー、エミール・クライン、ハインリヒ・シフ、フランス・ヘルマーソン各氏に師事。兄弟であるエリック・シューマン、ケン・シューマン、そしてヴィオラ奏者リザ・ランダルと「シューマン・クァルテット」のメンバーとして活躍しています。2013年にはボルドー国際弦楽四重奏コンクールで優勝を果たしました。日本はもちろん、ヨーロッパ各地で演奏活動を精力的に行っています。 チェロは、人間の声に最もよく似た楽器だと言われています。ふくよかな音色で奏でられる「ショート・ストーリーズ」は、ハイドンからシューマン、ダヴィドフからクライスラーまでの小品を演奏したアルバムです。マーク・シューマンのソロ・デビュー・アルバムであり、エレガントなショパンの“夜想曲”から、軽やかで楽し気なポッパーの“タランテラ”、情熱的なサラサーテの“サパテアード”など、しなやかなテクニックが冴えわたっています。チェロが奏でる気品のある音楽が楽しめる1枚です。
GENUIN
GEN-17472(1CD)
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調Op.80
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D934
サラ・クリスチャン(Vn)
リリット・グリゴリアン(P)

録音:2016年10月12日〜14日、ゼンデザール・ブレーメン、ドイツ
アウクスブルク生まれのヴァイオリニスト、サラ・クリスチャン。ザルツブルク・モーツァルテウム大学にてイゴール・オジムに、ハンス・アイスラー音楽大学でアンティエ・ヴァイトハースに師事。2013 年から2016 年まで、ヴァイトハースのアシスタントとしてハンス・アイスラー音楽大学で教鞭をとるなど、ヴァイトハースの信頼も厚いヴァイオリニストです。国際コンクールで多数の入賞歴があり、その中にはヨハネス・ブラームス国際コンクールで第1 位、第 2 回シモン・ゴールドベルク国際ヴァイオリンコンクールで第 1 位などが含まれています。2013 年からドイツ・カンマーフィルのコンサートマスターを務めており、ドイツで最も注目されているコンサートマスターの一人です。 このアルバムでは、プロコフィエフの最初のソナタと、シューベルト最晩年に作曲された“幻想曲”を収録。静寂のメロディを繊細に紡ぎ、一音一音入念に考え抜かれた緻密さで演奏しています。
GENUIN
GEN-17465(1CD)
「ジャズのように」〜クラリネット作品集
ガーシュウィン:3 つの前奏曲(クラリネットとピアノ編)
ジョセフ・ホロヴィッツ(1926-):クラリネット・ソナタ
エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):アルト・サクソフォンとピアノのためのホット・ソナタ(クラリネットとピアノ編)
レナード・バーンスタイン(1918-1990):クラリネット・ソナタ
ダニエル・シュナイダー(1961-):クラリネット・ソナタ
フランソワ・ベンダ(Cl)、
セバスティアン・ベンダ(P)

録音:2001年8月7日-9日
ブラジル出身の人気クラリネット奏者フランソワ・ベンダ。今作は1926 年〜1985 年に作曲された楽曲で、ピアノ独奏曲であるガーシュウィンの“3 つの前奏曲”はジャズの要素を多く持つ楽曲。シンコペーションを多用したジャズの影響を受けたバーンスタインの“クラリネット・ソナタ”などクラシックとジャズを融合した作品をセレクト。クラリネットのオリジナル作品と、編曲ものを収録。 フランソワ・ベンダの祖先は、ボヘミアの音楽一族、ベンダ家の一人で、プロイセン王フリードリヒ2世に仕えたフランツ・ベンダ。フランソワは1988年いチューリヒ・トーンハレ管弦楽団のクラリネット奏者を皮切りに、ソリストとして広く活躍している。ピアノのセバスティアン・ベンダはフランソワの父。
GENUIN
GEN-17449(1CD)
女流作曲家によるピアノ三重奏曲集
エイミー・ビーチ(1867-1944):ピアノ三重奏曲イ短調Op.150
ナタリー・クロウダ(1984-):ピアノ三重奏曲第1番「幻想的三部作」
クララ・シューマン:ピアノ三重奏曲ト短調Op.17
モンテ・ピアノ・トリオ:
【フランチェスコ・シカ(Vn)、
クロード・フロショー(Vc)、
イリアナ・ボタン(P)】

録音:2016年3月21-23日
19世紀、20 世紀、21 世紀と3 つの時代の、3 人の女流作曲家により作られたピアノ三重奏曲。 後期ロマン派の作風で描かれたエイミー・ビーチ、それぞれの楽器が絡み合い、ロマン的な情感を表情豊かに歌い上げるクララ・シューマン、イギリスでヴァイオリニスト、作曲家として活躍するナタリー・クロウダに委嘱した“幻想的三部作”。ロベルト&クララ・シューマン、ヨハネス・ブラームスからインスパイアされ、その名の通り、透明感のある幻想に満ちた作品です。

GENUIN
GEN-17460(1CD)
ボヘミア〜木管五重奏作品集
パヴェル・ハース(1899-1944):木管五重奏曲Op.10
ヤナーチェク:組曲「青春」(木管六重奏曲)*
フェルステル(1859-1951):五重奏曲 Op. 95
ツェムリンスキー:ユーモレスク(木管五重奏のための)
アセルガ五重奏団:
【ハンナ・マンゴールド(Fl)
アマンダ・クラインバート(Hrn)
セバスティアン・ポヤールト(Ob)
アントニア・ツィンマーマン(Fg)
ユリウス・キルヒャー(Cl)】
アンヌ・シェッフェル(バスCl)*

録音:2016年10月25日-28日、54’54
2012 年に結成された若き木管五重奏団のデビュー・アルバム。2013 年ミュンヘン国際音楽コンクールで第3 位になるなど、注目の若手アンサンブルです。このアルバムでは、ボヘミアの作曲家の木管五重奏(六重奏)作品をセレクト。フェルステルはチェコの作曲家、オルガニストで、チェコ音楽の近代化を押し進めた作曲家の一人。“五重奏曲”は、古典派時代以来の伝統的なボヘミアの管楽合奏のような作風で、後期ロマン派の書法で描かれています。ヤナーチェクの木管六重奏曲“青春”も人気曲。木管の柔らかな響きが一体感を持って聴く人に美しい音色を届けます。
GENUIN
GEN-17466(1CD)
サクソフォン四重奏作品集
バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV 971 (サクソフォン四重奏編)
ガーシュウィン:「ポーギーとベス」組曲 (サクソフォン四重奏編)
フランコ・ドナトーニ(1927-2000):ラッシュ II
アルシス・サクソフォン四重奏団

録音:2016年10月9-12日、ミュンヘン音楽・演劇大学 大ホール、ドイツ
2009 年ミュンヘン音楽・演劇大学の学生で結成されたアルシス・サクソフォン四重奏団。2013 年ガスタイク音楽賞コンクールで第 1 位、ピエトロ・アルジェント国際コンクール第 1 位など、数々のコンクールの入賞歴を持つ実力派。 J.S.バッハのチェンバロ曲である“イタリア協奏曲”は、チェンバロのような軽さを持ち、音色がより広がり、風通しの良い演奏となっています。 ガーシュウィンの“「ポーギーとベス」組曲”も表情豊かで、奔放なリズムも息の合ったアンサンブルで楽しませてくれます。
GENUIN
GEN-17468(1CD)
チェロ・イタリアーノ
ダッラバコ(1710-1805):11 のカプリッチョより第1 番、第3
番、第6 番、第8 番
ダッラピッコラ(1904-1975):シャコンヌ,間奏曲とアダージョ
ボッケリーニ:チェロ・ソナタ.ハ長調 G.17
ピアッティ(1822-1901):イタリアのセレナーデOp.17
 シチリアーナ Op.19/タランテラ Op.23
 カンツォネッタ
パオロ・ボノミーニ(Vc)
マグダレーナ・ボジャノヴィッツ(通奏低音)
薗田奈緒子(P)

録音:2017 年1 月29-31 日、Studioboerne 45、ベルリン、ドイツ
J.S.バッハ国際コンクール 2016 のチェロ部門優勝のパオロ・ボノミーニ。デビュー・アルバムは同郷のイタリアの作曲家の作品集。古典派から現代作品まで幅広く収録されています。マリオ・ブルネロ、アントニオ・メネセスなどに師事し、ソロの他に、ボッケリーニ・トリオのチェロ奏者としても活躍。 ジョゼフ・マリー・クレマン・ダッラバコの“11 のカプリッチョ”は、J.S.バッハの“無伴奏チェロ組曲”のような雰囲気で、チェロ独奏で、軽やかでありながら、しみじみとした旋律が美しい作品です。ボノミーニの瑞々しいチェロの音色が作品を更に輝かせてくれています。ダラピッコラの“シャコンヌ、間奏曲とアダージョ”では研ぎ澄まされた集中力に引き込まれる。魅力的なイタリアのチェロ作品集となっています。

TRITON
TRI-331204(1CD)
チェロ四重奏によるバッハ:オルゲルビュヒライン(オルガン小曲集)
バッハ:オルゲルビュヒラインから
「さあ来てください、異教徒の救い主よ」 BWV599
「神の子がやって来た」 BWV600
「主である神よ、私たちはあなたを讃えます」 BWV601
「全能なる神を讃えなさい」 BWV.602
「ベツレヘムに幼子が生まれた」 BWV603
「イエス・キリスト、あなたが讃えられるよう」 BWV604
「喜びに満ちたこの日」 BWV605
「天の高みから私はここに来た」 BWV606
「天から天使の軍勢が来た」 BWV607
「甘い喜びに」 BWV608
「イエスよ、私の喜びよ」 BWV610
「私たちキリストの仲間たちは」 BWV612
「古い年は過ぎ去った」 BWV614
「平安と喜びを携えて私はこの地を去る」 BWV616
「私たちを幸福にするキリストは」 BWV620
「イエスが十字架にかけられて」 BWV621
「ああ人間よ、お前の罪が大きいことを嘆きなさい」 BWV622
「私たちはあなたに感謝します、主イエス・キリストよ」 BWV623
「キリストは死の縄目に繋がれて」 BWV625
「イエス・キリスト、私たちの救い主よ」 BWV626
「キリストは蘇った」 BWV627
「聖なるキリストは蘇った」 BWV628
「栄光の日が現れた」 BWV629
「今日、神の子は勝利した」 BWV630
「来てください、創り主である神よ、聖霊よ」 BWV631
「主イエス・キリストよ、私たちを顧みてください」 BWV632
「これらが聖なる十戒」 BWV635
「天の国におられる私たちの父よ」 BWV636
「アダムの堕罪によってすべて台無しになり」 BWV637
「救いは私たちの元に来た」 BWV638
「私はあなたを呼びます、主イエス・キリストよ」 BWV639
「あなたに私は望みを願いました、主よ」 BWV640
「私たちが極めて大きな苦悩にある時」 BWV641
「愛する神にだけ自らを統べらせる者は」 BWV642
「すべての人間は死ぬ定め」 BWV643
「ああ、なんと取るに足らない、ああ、なんと束の間の」 BWV644
ポンティチェッリ四重奏団(チェロ四重奏):
【ヴィルジニー・コンスタン(Vc)、
クリスチャン・ウォルフ(Vc)、
セバスチャン・ポール(Vc)、
ソフィー・マニアン(Vc)】

録音:2016 年2 月,6 月 ヴェズレー
バッハのオルガン小品集、オルゲルビュヒラインをチェロ四重奏で演奏した、おそらくは初めての試みの CD。オルガン演奏 より温かみがあり、また音の立ち上がりの良さから声部の絡みが明瞭になるなど、オリジナルとはまた違った良さが味わえる。
TRITON
TRI-331201(1CD)
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.49
ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調 Op.66
トリオ・ピルグリム:
【ドルフィヌ・バルダン(P)
アルノ・マドーニ(Vn)
マリズ・カステロ(Vc)】

録音:2014年12月18-21日 イヴリー=シュル=セーヌ
メンデルスゾーンの室内楽作品の傑作として知られるピアノ三重奏曲2 曲を、フランスの若いピアノ三重奏団、トリオ・ピルグリム(巡礼者三重奏団の意)が演奏。メンデルスゾーンの作品の中でも短調の暗い美しさが映えるこの 2 曲を、あまりドイツ風のロマンティシムに濃く染めることなく、メンデルスゾーンの繊細な憂いを瑞々しく描いている。 ピアノのドルフィヌ・バルダンはトゥールの生まれ。パリ音楽院で学ぶ。ヴァイオリンのアルノ・マドーニはパリ音楽院、リヨン音楽院でさらに学び、2005 年以来フランス放送フィルハーモニー管弦楽団の団員。マリズ・カステロはストラスブール音楽院、ブリュッセル王立音楽院で学んだ後、トゥール交響楽団の首席チェロ奏者を務めている。

POLYMNIE
POL-210372(1CD)
「ヴィブラフォンとマリンバ」
シャブリエ:気まぐれなブーレ
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
バッハ:フランス組曲第1 番
メンデルスゾーン:フーガ第5 番
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
ペルキュ・デュオ:
【フィリップ・リモージュ(ヴィブラフォン)、
ダミアン・プティジャン(マリンバ)】

録音:2009年12月 フランス,オーブ県,トロワ
すべてヴィブラフォンとマリンバの二重奏による演奏。二つの楽器の個性の違いが融合して独自の世界を作っている。聞きものはガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルー。編曲も演奏も曲の性格にピッタリ合っていて面白い。フィリップ・リモージュとダミアン・プティジャンは共にパリ音楽院でジャック・ドゥレクリューズに学んだ打楽器奏者。

Pentatone
PTC-5186567(1SACD)
モーツァルト:フルート四重奏曲集(全4曲) ウルフ=ディーター・シャーフ(Fl)
フィリップ・ベッケルト(Vn)、
アンドレアス・ヴィルヴォール(Va)
ゲオルグ・ボーゲ(Vc))

録音:2016年5月/ブリッツ・スタジオ(ベルリン)
ベルリン放送交響楽団首席フルート奏者、ウルフ=ディーター・シャーフと同団のメンバーおよび元メンバーによるモーツァルト のフルート四重奏曲集がリリースされます!オーケストラのみならずソリストとして、またマスタークラスなど指導者としても多忙を極めるシャーフは来日演 奏会、公開レッスンを行うなど、日本にも多くのファンをもつフルート奏者です。色彩感豊かな音色と丁寧な音楽づくりが魅力のシャーフが気心の知れた 仲間たちと極上のモーツァルトを聴かせてくれます。 (Ki)

Spectrum Sound
CDSMLE-SIK008(1CD)
マルツィ、マイナルディ他
(1)ヘンデル:トリオ・ソナタ第7番 ト短調(2つのヴァイオリンとチェンバロのための)
(2)マルチェッロ:ソナタ.ヘ長調(チェロとチェンバロのための)
(3)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
(1)(3)ヨハンナ・マルツィ(Vn)、
(1)ユルゲン・シュミット=ヴォイクト(Vn)、
(2)エンリコ・マイナルディ(Vc)、
(1)(2)ルートヴィヒ・カウフマン(Cemb)

録音:1966年12月ドイツ・エプシュタイナー音楽祭(モノラル)
音源:German DGG Private 629 906 ED 1 LP (Only MONO Version pressing)
「ヴァイオリンの魅惑の女王」と形容されたヨハンナ・マルツィの超貴重な音源がスペクトラム・サウンドよりCD復刻!当盤はドイツグラモフォン社が プレスした非売品で、1966年12月のエプシュタイナー音楽祭の実況録音です。力強く艶やかなマルツィの美音を存分に堪能することができます。ことにバッ ハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番ではたっぷりとしたボーイングから奏でられるふくよかな音色に驚かされます。60年代半ばのマルツィの超貴重な ライヴ録音です。また、エンリコ・マイナルディの弾くマルチェッロも絶品。モノラルながらこれだけのクオリティの録音が残されていたことが感謝したくな るファン狂喜の復刻といえましょう。 (Ki)

Audite
AU-92688(1SACD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集Vol.8
弦楽四重奏第3番 ニ長調 Op.18-3
弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 Op.74『ハープ』
クレモナQ【クリスティアーノ・グアルコ(第1ヴァイオリン;ニコラ・アマティ(1640)、
パオロ・アンドレオーニ(第2ヴァイオリン;アントニオ・テストーレ(1750)、
シモーネ・グラマーリャ(ヴィオラ;ジョアキーノ・トラッツィ(1680-1720)、ジョヴァンニ・スカリオーネ(チェロ;ニコラ・アマティ(1712)】

録音:2015年11月27-30日/ポイリーノ(イタリア)
今やイタリアを代表するクァルテット、クレモナ四重奏団。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲録音の最終となる第8集には、 弦楽四重奏第3番、そして弦楽四重奏曲第10番『ハープ』が収録されました。イタリア四重奏団のファルーリ、アルバン・ベルク四重奏団のバイエルレの両氏に師事した2000年結成のクレモナ四重奏団は、イタリアの伝統受け継 ぐ若手実力派で世界が注目しています。イタリアらしい明るく非常にクリアな発音が魅力の一つで、個々の音色が見事に溶け合った驚くべきアンサンブルと して現代最高の呼び声高い四重奏団といえます。なお、当全集では曲に合わせて使用楽器を変えているところにも注目で、歴史的名器を使用し魂のこもっ た演奏を披露しております。auditeレーベルの社主にしてトーン・マイスターのルトガー・ベッケンホーフ氏による高品位の録音をお楽しみいただけます。 クレモナ四重奏団によるベートーヴェン全集は、これまでに第1集(第16番、第11番『セリオーソ』、第6番 / AU 92680)、第2集(第12番、 第8番『ラズモフスキー第2番』 / AU 92681)、第3集(「大フーガ」、第4番、第7番『ラズモフスキー第1番』 / AU 92682)、第4集(第1番、 第14番 / AU 92683)、第5集(弦楽五重奏曲 ハ長調、第15番 / AU 92684) / 第6集(第5番、第13番 / AU 92685)、/ 第7集(第2番、 第9番『ラズモフスキー第3番』 / AU 92689)がリリースされております。 (Ki)
Audite
AU-97695(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調 Op.11『俗歌』*
アレグレット 変ホ長調 Hess.48
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op.38
スイス・ピアノ・トリオ
【アンジェラ・ゴルベワ(Vn)、セバスチャン・ジンガー(Vc)、アレクサンドル・ネウストロエフ(Vc)、マルティン・ルーカス・ストウブ(P)】

録音:2015年12月1&2日*、2017年3月11-13日/アッペンツェル(スイス)
1998年に結成され、数々のコンクール受賞歴を誇る実力派のスイス・ピアノ・トリオによるベートーヴェンのピアノ三重奏曲の全曲録音。第4弾とな る当ディスクにはピアノ三重奏曲第4番『俗歌』、アレグレット、そしてピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op.38が収録されました。
第3楽章の主題が当時ウィーンで流行したJ.ワイグルの歌劇『海賊』Il corsaroの三重唱からとられために『俗歌』という通称のある第4番は、充実 した力強く華やかな旋律が印象的な作品です。また、全6楽章構成からなるピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op.38は七重奏曲 Op.20をベートーヴェン自身 による編曲版です。30代前半のベートーヴェンの溌溂とした明るく堂々たる作品です。名手スイス・ピアノ・トリオならではの緻密なベートーヴェンを聴 くことができます。なお、長年当団のチェリストをつとめたセバスチャン・ジンガーに変わり、2016年夏よりアレクサンドル・ネウストロエフが新メンバー となりました。 スイス・ピアノ・トリオは、ベートーヴェンの他にエドゥアルド・フランク(1817-1893)のピアノ三重奏曲集(AU 97690)、チャイコフスキーの「偉 大な芸術家の思い出」(AU 92673)、クララ・シューマンのピアノ三重奏(AU 92549)など、auditeレーベルの質の高い録音でリリースを続けております。 (Ki)

Onyx
ONYX-4171(1CD)
グラス、ヴァスクス、ペルト、ウチャルス:弦楽四重奏のための作品集
フィリップ・グラス:弦楽四重奏曲第2番 「カンパニー」
ペトリス・ヴァスクス:弦楽四重奏曲第4番
アルヴォ・ペルト:スンマ
ハサン・ウチャルス:弦楽四重奏曲第2番 「ジ・アントールド」
ボルサンSQ
1965年トルコ出身のハサン・ウチャルスは、米国ではジョージ・クラムらと学んだ作曲家。ウチャルスの弦楽四重奏曲第2番「ジ・アントールド(The Untold’)」は、トルコの初夏を祝う祭り"Hidrellez"を描いたもので、トルコの伝統的な旋律やリズムを盛り込んだ作品。トルコから世界に羽ばたく気鋭のSQにご注目ください!

Nimbus Alliance
NI-6344(1CD)
ラヴェルの時代
ラヴェル:ハバネラ形式のヴォカリーズ=エチュード
フォーレ:ファンタジー Op.79
ピエルネ:ソナタ Op.36
ルーセル:アンダンテとスケルツォ
ピエルネ:カンツォネッタ Op.19
ラヴェル:ソナタの楽章
ルーセル:フルートを吹く人たち Op.27
フォーレ:子守歌 Op.16
ランサム・ウィルソン(Fl)、
フランソワ・デュモン(P)

録音:2015年12月15日−17日、ワイアストン・レイズ(イギリス)
ノースカロライナ芸術大学、ジュリアード音楽院を経て、パリでジャン=ピエール・ランパルに師事した名フルーティスト、ランサム・ウィルソンのフレンチ・プログラム。2010年ショパン国際ピアノ・コンクール第5位入賞、2009年浜松国際ピアノ・コンクール第4位入賞の実績を持つフランスの名手フランソワ・デュモンの共演も楽しみなポイントです。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

BIS
BISSA-2267
(1SACD)
シェーンベルク:弦楽四重奏曲第2番 嬰ヘ短調 Op.10(1907-08)
弦楽四重奏曲第4番 Op.37
グリンゴルツ・クヮルテット【イリヤ・グリンゴルツ(Vn)、アナヒット・クルティキャン(Vn)、シルヴィア・シモネスクヴァ、クラウディウス・ヘルマン(Vc))】、
マリン・ハ ル テリウス(S)

録音:2016年6月/SRFスタジオ(チューリッヒ)
ロシアの俊英ヴァイオリニスト、イリヤ・グリンゴルツ。ソリストとしてだけでなく室内楽にも積極的に取り組んでおり自身のクヮ ルテットでも多くの録音があります。当ディスクではシェーンベルクの弦楽四重奏曲を収録しました。 12音音楽の創始者として20世紀音楽に最も大きな影響を残した作曲家の一人、シェーンベルク。1908年頃より無調を試みましたが、その最初の作 品として弦楽四重奏曲第2番はあげられます。この作品はソプラノを伴う特異な編成で全4楽章構成です。S.ゲオルゲの詩による歌が第3楽章「連?」、 第4楽章「亡我」に加わります。弦楽合奏のための編曲版(1929)も存在するシェーンベルク初期の傑作です。 シェーンベルクは1933年にナチスの台頭を避け、アメリカに亡命しました。弦楽四重奏曲第4番はアメリカ時代の作品で、鬼気迫るシェーンベルクの 鋭い音楽を聴くことができます。生涯12音音楽の旗手として重きをなす存在であったシェーンベルクの大きな功績を知る上でも重要なこの2篇をグリン ゴルツ・クヮルテットの卓越した技術と表現力で聴けるのは非常に喜ばしいことと言えましょう。 イリヤ・グリンゴルツは弱冠16歳のときにパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝して一躍世界的に有名になりました。その後、パガニーニの 協奏曲第1番でCDデビュー(BIS 999)し、イザイのバラード等をおさめた無伴奏ヴァイオリン曲集(BIS 1051)などで高い評価を得ました。BISレーベルからの最新盤としてストラヴィンスキーのヴァイオリン作品集第1集(BISSA-2245)をリリース。期待のシリーズ録音が開始ました。レパートリー はバロックから現代までと非常に幅広く、若手を代表するヴァイオリニストとして世界各地で演奏しております。近年は特に室内楽に力を入れ、グリンゴルツ・ クヮルテットとして積極的な演奏活動、録音を行っており、BISレーベルから、クリスチャン・ポルテラを迎え、グラズノフとタネーエフの弦楽五重奏曲(BISSA-2177)をリリースしております。 (Ki)
BIS
BISSA-2182
(1SACD)
ヴォーン・ウィリアムズ(エレン・ニスベト編):『旅の歌』から5つの歌
ヴォーン・ウィリアムズ:ロマンス〜ヴィオラとピアノのための(c.1914)
レベッカ・クラーク:ヴィオラ・ソナタ(1919)
ブリテン(エレン・ニスベト編):無伴奏チェロ組曲第3番 Op.87
ブリテン:ラクリメ Op.48−ダウランドの歌曲の投影
エレン・ニスベト(Va;Amati1714)、
ベンクト・フォシュベリ(`;Steinway D)

録音:2016年5月/ストックホルム・コンサートホール(小ホール)
ウェーデン出身の注目の女流ヴィオラ奏者、エレン・ニスベト。満を持しての録音はイギリスの作曲家に焦点を当て、ヴォーン・ ウィリアムズ、レベッカ・クラーク、ブリテンの作品を収録しました。ニスベトはスウェーデン放響、ベルゲン・フィルなどとソリストとして共演。また、室 内楽にも積極的に取り組み、マルティン・フレスト、レイフ・オヴェ・アンスネス、諏訪内晶子、ダニエル・ホープ、アレクサンドル・メルニコフなど、世 界の名だたる演奏家との共演を誇り、ヴェルビエ音楽祭にも出演するなど、ヨーロッパを中心に積極的な演奏活動を展開しております。 当ディスクではニスベト自身によるヴィオラ編曲作品が収録しています。雄弁な語り口でヴィオラを朗々と歌わせるニスベトならではの選曲で、ヴォーン・ ウィリアムズの『旅の歌』から5曲を編曲し、歌曲を丁寧かつ情熱的に奏でます。また、ブリテンの無伴奏チェロ組曲第3番では独特の世界観を研ぎ澄 まされたセンスで演奏しております。抜群のセンスの持ち主ニスベト。注目のヴィオラ奏者の登場です!
BIS
BISSA-2207
(1SACD)
ヒンデミット:弦楽三重奏曲第1番 Op.34
 弦楽三重奏曲第2番*
シェーンベルク:弦楽三重奏曲 Op.45#
トリオ・ツィンマーマン
【フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)、アントワーヌ・タメスティヴァ、クリスチャン・ポルテラ(Vc)】

ン録音:2016年1月、2016年8月SRFスタジオ(チューリッヒ)#
2015年8月ライトシュターデル(ノイマルクト)*
フランク・ペーター・ツィンマーマン、アントワーヌ・タメスティ、クリスチャン・ポルテラで結成された “トリオ・ツィンマーマン”。 BISレーベルからリリースされた、ベートーヴェン(BIS SA 1857 / KKC 5222)、モーツァルト、シューベルト(BIS SA 1817 / KKC 5202)はい ずれもレコード芸術特選盤となりました。期待の新アルバムでは20世紀を代表する作曲家、ヒンデミット、シェーンベルクの作品を取り上げました。な お、F.P.ツィンマーマンはヒンデミットの歿後50年にあたる2013年にヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン・ソナタを収録したアルバム(BIS SA 2024 / KKC 5320)をリリースし、各誌で絶賛されております。 ヒンデミット(1895-1963)は作曲者としてだけでなくヴァイオリニスト、ヴィオリストとして活動していた関係から弦楽器の作品を多く残しました。 1934年、ナチスにより無調的作風など、その現代的傾向の音楽が腐敗した芸術であるとされ圧迫をうけたために翌35年に休職、38年にスイスに移り、 大戦を避けて40-47年にはアメリカに移り住みました。弦楽三重奏曲第1番は1924年(初演、同年ザルツブルクにて)、第2番は1933年(初演同年、 アントウェルペンにて)の作品です。この年代の作品は新即物主義、新古典主義への移行とともに弦楽奏者ヒンデミットならではの各楽器の特性を熟知し た非常に豊かな響きが魅力的です。
12音音楽の創始者として20世紀音楽に最も大きな影響を残した作曲家の一人、シェーンベルク。1933年にナチスの台頭を避けアメリカに亡命しま した。単一楽章からなる弦楽三重奏曲は1946年の作品(初演、1947年ボストンにて)で、生涯12音音楽の旗手として重きをなす存在であったシェー ンベルク晩年の傑作です。F.P.ツィンマーマンが認めるタメスティ、ポルテラのアンサンブルは驚くほど緻密で、美しさ、鋭さなど豊かな表情を乱れぬ演 奏でお楽しみいただけます。 (Ki)

RUBICON
RUBICON-1017(1CD)
ジ・エールハウス・セッションズ
1. プレイフォード編:「英国式舞踏指南-イングリッシュ・ダンシング・マスター」よりWallom Green
2. パーセル:「アテネのタイモン」よりカーテン・チューン
3. パーセル:「ボンドゥカ」より「Oh! Lead me to some peaceful gloom」
4. ホール・アウェイ・ジョー(シーシャンティの歌)
5. 17世紀のスコットランド曲:Johnny Faa
6. パーセル:「アブデラザール」よりホーンパイプ
7. プレイフォード編:「英国式舞踏指南-イングリッシュ・ダンシング・マスター」よりVirgin Queen + Stingo + Bobbing Joe
8. Passaround the grog(シーシャンティの歌)
9. トラヴェル・セット(17世紀のスコットランド音楽)
10. I drew my ship (19世紀英国バラード)
11. オキャロラン:Carolan’s Cup
12. カナディアン・セット
13. Leave her Johnny(シーシャンティの歌)
ビャッテ・アイケ(指&Vn)
バロックソリステーネ〔フレドリク・ボック(ギター&チャランゴ)、ハンス・クヌット・スヴェーン(チェンバロ、ハルモニウム)、ヘルゲ・アンドレアス・ノルバッケン(打楽器)、ヨハネス・リンドベルイ(コントラバス)、ミロシュ・ヴァラン(ヴィオリン&ヴィオラ)、ペル・T・ビューレ(ヴィオラ)、スティヴン・プレイヤー(ギター)、トーマス・グスリー(声&ヴァイオリン)〕

録音:2016年1,5月
17世紀英国の酒場で船乗りたちが歌い踊ったシーンを再現するこころみのアルバム。トラックを眺めると一見典雅な古楽が聴こえてきそうな内容です が、聴いてびっくり、ノリのよい音楽に思わず踊りだしたくなるような演奏が展開されています。17世紀の酒場にタイムスリップしたような気分になれる、 愉快な1枚。ビャッテ・アイケ率いるバロックソリステーネは、2005年結成の古楽グループで、ノルウェーに拠点を置いて活動しています。 (Ki)


Spectrum Sound
LPSMBA-029(1LP)
完全限定プレス
レオニード・コーガン〜1959年11月パリでの放送用セッション
■Side A
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
■Side B
ショスタコーヴィチ(ツィガノフ編):24の前奏曲 Op.34より第10、15、16、24番
プロコフィエフ:ロメオとジュリエットより「モンタギュー家とキャピュレット家」 「アンティル諸島から来た娘たちの踊り」「仮面」
ラヴェル:ツィガーヌ
レオニード・コーガン(Vn)
アンドレイ・ミトニク(P)

録音:1959年11月26日/フランス放送協会(パリ) モノラル
180g重量盤
驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したベルアーム・シリーズ。 当LPは1959年11月にパリで放送用に収録されたR.シュトラウスのヴァイオリン・ソナタ、ショスタコーヴィチ(ツィガノフ編)の24の前奏曲、プロコフィ エフのロメオとジュリエットより3曲、そして、ラヴェルのツィガーヌです。このうちプロコフィエフは当レーベルからリリースしたCDにも収録されなかっ た完全初出音源です!
「R.シュトラウスは弾き始めてすぐに、高貴さとほのかな色香を漂わせた美しい音に魅了されてしまう。今回初登場するプロコフィエフだが、この曲のコー ガンの録音は複数残されているが、音質と安定感でも最も優れたものだろう。」(平林直哉〜ライナーノーツより)

CAvi
4260085-533800(1CD)
ヴァレンティン・ハウスマン(1560頃〜1614):第1フーガ、第2フーガ
A.スカルラッティ:四重奏ソナタ第4番
バッハ:フーガの技法BWV1080より(コントラプンクトゥス1、コントラプンクトゥス4、コントラプンクトゥス11)
ヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク:ソナタ.ハ短調*
モーツァルト:アダージョとフーガ.ハ短調K.546
ベートーヴェン:大フーガ変ロ長調Op.133
アルミーダ・カルテット
ラファエル・アルパ-マン(Cemb)*

録音:2016年11月
2006年共にアルテミス・カルテットの下で学んだ4人によって結成されたアルミーダ・カルテット。第61回ミュンヘン(ARD)国際音楽コンクール で優勝。2011年には第66回ジュネーブ国際コンクールでリゲティの弦楽四重奏曲第1番「夜の変容」を演奏し聴衆賞を獲得しています。カルテット名 は、弦楽四重奏の父ハイドンの最も成功したオペラの一つ「アルミーダ」から付けられました。若手の登竜門BBCのニュー・ジェネレーション・アーティ スト2014/16にも選ばれ、今後の活躍が一層期待されます。 今回のアルバムは、弦楽のためのフーガをテーマに選曲されました。ドイツ・ルネサンス期の作曲家ヴァレンティン・ハウスマンの2つのフーガに始まり、バッ ハが最晩年に取り組んだ人間業とは思えぬ作曲技法を取り入れた巨大な音楽「フーガの技法」、実力派チェンバンロ奏者ラファエル・アルパーマンが参加 したヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルクのソナタ。モーツァルトの「アダージョとフーガ」、そして最後にはベートーヴェンの「大フーガ」と、アルミーダ・ カルテットの優れた解釈を介して、知るフーガの深い世界に踏み入れる一枚となりました。 (Ki)

TYXart
TXA-16079(1CD)
サンドロ・ブルメンタール(1874-1919):ピアノ五重奏曲ニ長調op.2
4つの歌
ピアノ五重奏曲ト長調op.4
ゾフィー・クルスマン(S)
オリヴァー・トリンドル(P)
ダニエル・ギグルベルガー(ヴァイオリンT)
エレーヌ・マレショー(ヴァイオリンU)
コリー ナ・ゴ ロ モ ズ(Va)
ブ リジット・マックレイ(Vc)

録音:2016年7月
古典派とロマン派の忘れ去られた作曲家に光を当てるシリーズ「クラシック&ロマンティック・トレジャーズ」第7弾。今回は20世紀初頭にミュンヘン で活躍した作曲家サンドロ・ブルメンタール。彼はヴェネツィアの裕福な銀行家の家に生まれ、ヴェネツィアとミュンヘンで音楽教育を受けました。ここに 収録されているイタリア歌曲「4つの歌」と2つのピアノ五重奏曲は彼の初期の作品で、古典的な形式のなかに、抒情的かつ軽やかなサロン風の洗練さ れたメロディーもあらわれる作品です。 ブルメンタールがいた20世紀初頭のミュンヘンではアヴァンギャルド芸術の拠点となったカバレット(キャバレー)が賑わっていました。ブルメンタール は1901年に創設された「11人の執行人」というカバレットのメンバーとなり、1904年の解散後もカバレットの歌手&作曲家として人気を博していまし た。本アルバムに収録された室内楽作品や1907年ニュルンベルク歌劇場で初演されたオペラ「スラミス」などアカデミズムの音楽から娯楽音楽まで幅 広い作風を持つ作曲でありました。彼は1919年45歳の若さで亡くなっており、現在ではほとんど彼の作品が演奏されることはありません。音楽史の一 瞬を切り取るような本企画ならではのアルバムです。 (Ki)

APARTE
AP-152(1CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番 op.95 ヘ短調「セリオーソ」(マーラー編曲弦楽合奏版)
弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 op.131
ロベルト・フォレス=ヴェセス(指)
オーヴェルニュO

録音:2016年9月21-24日
ォレス=ヴェセス率いるオーヴェルニュ管の弦楽メンバーによるベートーヴェン。「セリオーソ」はマーラー編曲によるもので、コントラバスも加えられ、 音楽の力強さが増しています。ヴェセス率いるオーヴェルニュ管のメンバーが、心地よい緊張感の演奏を展開しています。 (Ki)

Nimbus
NI-5943(1CDR)
ブロッホ:チェロとピアノのための音楽
ピアノとチェロのためのソナタ
チェロとピアノのための組曲
ニーグン(即興)/ユダヤの生活より
ヘブライ瞑想曲
ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)、
ジョン・ヨーク(P)

録音:2015年4月23日−24日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
2017年で結成35周年を迎える名チェリスト、ラファエル・ウォルフィッシュとジョン・ヨークのデュオによるエルネスト・ブロッホのチェロ作品集は、ブリュッセルでの学生時代からアメリカでの最初の10年の間に作曲された5作品を収録。代表作である「シェロモ」以外のチェロ作品の魅力を伝えてくれる好選曲です。「組曲」はガボール・レイトとアドルフ・ベイラーによるヴィオラ&ピアノからの編曲。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Mons
MR-874587(1CD)
サクラ〜フルート、ヴィブラフォンとマリンバのためのヨーロッパの音楽
リュディガー・パヴァッサー:サクラ
リリ・ブーランジェ(パヴァッサー編):4つの小品
ドビュッシー(パヴァッサー編):月の光
バルトーク(パヴァッサー編):ハンガリー農民の歌
ハイケ・ベックマン(パヴァッサー編):YVY
トリオモーション〔コンスタンツェ・ベツル(フルート、ピッコロ)、ベルンハルト・ベツル(ヴィブラフォン)、リュディガー・パヴァッサー(マリンバ)〕

録音:2015年1月24日−26日、ドイツ
1994年に結成したフルート、ヴィブラフォン、マリンバによるアンサンブル、"トリオモーション"。メンバーのマリンバ奏者リュディガー・パヴァッサーが書いた日本民謡「さくらさくら」を題材とする作品に、パヴァッサーがこのユニークな編成のために編曲したブーランジェ、ドビュッシー、バルトーク、そしてジャズ・ピアニスト、ハイケ・ベックマンの作品を収録。日本民謡、ハンガリー民謡、フランス印象派、そしてジャズが不思議なサウンドと優しいハーモニーに包まれます。

Pavane
ADW-7584(1CD)
ブリティッシュ・レジェンズ〜弦楽五重奏のための作品集
フレデリック・セプティマス・ケリー:エレジー、
 ルパート・ブルックの思い出に
ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡組曲
エルガー:弦楽のためのエレジー Op.58
ブリス:弦楽のための音楽
レノン&マッカートニー:エリナー・リグビー、
 ミッシェル、愛こそはすべて
サン・ジョルジュ弦楽五重奏団

録音:2016年6月、ブルージュ・コンセルトヘボウ(ベルギー)
2013年にデビューし、2016年にはベルギーの若手アンサンブルのためのコンクール "スーパーノヴァ(Supernova)"で受賞したベルギーの若き弦楽五重奏団。デビュー・アルバムとなる「ブリティッシュ・レジェンズ」は、エルガーやヴォーン・ウィリアムズの名作から、アーサー・ブリス、そしてフレデリック・セプティマス・ケリーといったレア・レパートリーまで、第1次大戦期の4人のイギリスの作曲家たちの作品を取り上げています。
☆YouTubeにてプロモーション動画をご覧いただけます!

AR Re-Se
AR-2017-1(1CD)
フロランティーヌ・ミュルサン(1962−):室内楽作品集
(1)フルートとピアノのための変奏曲 Op.11
(2)ヴィオラのためのヴォカリーズ Op.53
(3)クラリネット,ヴァイオリン,チェロとピアノのための四重奏曲変ロ長調 Op.22
(4)無伴奏チェロ組曲 Op.41
(5)弦楽オーケストラのための「組曲」Op.42
(1)イザベル・デュヴァル(Fl)、吉田朝子(P)
(2)リーズ・ベルトー(Va)
(3)ステファニー・カルネ(Cl)、トリオ・チャイカ
(4)イングリッド・シェーンローブ(Vc)
(5)ヴァハン・マルディロシアン(指)
 アルメニア国立室内O

録音:2015年7月−2016年8月
2011年にフランス芸術アカデミーからナディア&リリ・ブーランジェ賞を授与されたフランスの女流作曲家フロランティーヌ・ミュルサン(1962−)の室内楽作品集。フランスのウェサン島とアルメニアの2ヵ所での演奏を収録。

LAWO Classics
LWC-1122(1CD)
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 変ホ長調 Op.3
弦楽三重奏のためのセレナード ニ長調 Op.8
Ssensトリオ
〔ソルヴェ・シーゲルラン(Vn)、ヘンニンゲ・ランドース(Va)、エレン・マルグレーテ・フレショー(Vc)〕

録音:2015年6月30日−7月2日&2016年2月8日−9日、グレーフセン教会(オスロ、ノルウェー)/Recorded in DXD 24BIT/352.8KHZ
Ssensトリオは、グリーグ三重奏団のソルヴェ・シーゲルランとエレン・マルグレーテ・フレショー、オスロ・フィルハーモニーOの副首席ヴィオラ奏者のヘンニンゲ・ランドースが2014年に発足させたアンサンブル。デビュー・アルバムでは、ベートーヴェンが、数年前に出版されたモーツァルトの「弦楽三重奏のためのディヴェルティメント 変ホ長調」(K.563)の旋律を引用、同じ調性と楽章数で作曲した「弦楽三重奏曲」と、〈行進曲〉に始まり〈メヌエット〉や〈主題と変奏〉などを経て〈行進曲〉で終わる7楽章の「セレナード」、ベートーヴェンの若い時代の作品が2曲演奏されます。

Stradivarius
STR-33807(1CD)
ジャチント・シェルシ(1905-1988):コレクションVol.7
組曲第6番「Ty のカプリッチョ」 [ピアノ独奏]
ディヴェルティメント第1番 [ヴァイオリン&ピアノ]
L'ame ailee / L'ame ouverte [ヴァイオリン独奏]
Xnoybis [ヴァイオリン独奏]
マルコ・フージ(Vn)
アンナ・デリコ(P)

録音:2015-16年
好評のシェルシ・コレクション第7弾は現代音楽のスペシャリスト、マルコ・フージらによるヴァイオリンとピアノのための作品集です。 シェルシのひとつの音を徹底的に聴き込み、その音の倍音や音色から音楽を構成しようという作曲姿勢はセリー音楽に行き詰まったヨーロッパ前衛音楽に衝撃を与え、スペクトル楽派に決定的な影響を与えた。第7 集ではヴァイオリンとピアノのための作品を収録。ミニマリズム形式のピアノ曲“組曲第6 番”は妻ドロシーに捧げた作品。
Stradivarius
STR-37030(1CD)
ロサルバ・クインディチ&ジュリア・ロルッソ作品集
(1)ロサルバ・クインディチ(1976-)&ジュリア・ロルッソ(1990-):十戒の形式による哲学の称賛(3 人の朗読者、ソプラノ、フルート、ヴィオラ、パーカッションのためのオペラ=リーディング)
(2)ロサルバ・クインディチ:インテルメッツォ(クラシック・ギターとパーカッションのための)
(3)ロサルバ・クインディチ:イン・コルティ・ヴァガンティ(アンサンブルのための)
(4)ロサルバ・クインディチ:コルピ・ディラマンティ(パーカッションのための)
(5)ジュリア・ロルッソ:表面上(弦楽四重奏のための)
(6)ジュリア・ロルッソ:動きをもって(アコーディオンとライヴ・エレクトロニクスのための)
(1)ジェミニアーノ・マンクージ(指)
 オペラ=リーディング・アンサンブル
(2)ルーベン・マッティア・サントローザ(G)
(2)(4)ルチオ・ミエーレ(パーカッション)
(3)アンサンブル・インターフェース
(3)モーリス・ドンネ=モネ(指)
(5)クァルテット・プロメテオ、
(6)ジャン=エチエンヌ・ソッティ(アコーディオン)
(7)ジュリア・ロルッソ(ライヴ・エレクトロニクス)
イタリアの若手女流作曲家2人による共作と、それぞれの作品を収録したアルバム。
Stradivarius
STR-37052(1CD)
マルコ・クアリアリーニ(1973-):Riflesso
(1)クプレ(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロのための)
(2)エミリー・ディキンソンの 5 つの詩(ソプラノとアンサンブルのための)
(3)リフレッソ(クラリネットと弦楽三重奏のための)
(4)3つのクプレ(フルート、クラリネット、ピアノ、パーカッション、ヴィオラ、チェロのための)
デダーロ・アンサンブル
リューバ・ベルガメッリ(S)
ヴィットリオ・パリジ(指)

録音:録音:2016年5月1日-3日
1973 年イタリア生まれのピアニスト兼作曲家、マルコ・クリアリーニ。2009 年、ローマのサンタ・チェチーリア国際作曲コンクールで3 人のファイナリストに選ばれ、様々な団体からの委嘱作品も多数発表している若手現代音楽作曲家です。今作は室内楽のための作品を収めたもの。
Stradivarius
STR-37068(1CD)
エリック・マエストリ(1980-):ル・コース
(1)アウトリトラット U(ピアノ独奏)
(2)アウトリトラット I(ピアノ&弦楽三重奏)
(3)ル・コース(ヴァイオリン独奏)
(4)アンコーラ・アンコーラ・ラ・ノッテ(弦楽三重
奏)
(5)トレ・カーゼ(クラリネット、弦楽三重奏、ピアノ)
(6)ナトゥーラ・デリ・アッフェッティ(ピアノ独奏)
ランスタン・ドネ(器楽アンサンブル):
【(5)マチュー・ステッファヌス(Cl)、
(1)(2)(5)(&カロリーヌ・クレン(P)、
(2)(3)(4)(5)古川沙織(Vn)、
(2)(4)(5)エルサ・バラス(Va)、
(2)(4)(5)ニコラス・カーペンティエ(Vc)】

録音:2016年6月17日、2015年12月18-19日
1980 年イタリア生まれ、フランス在住の作曲家、エリック・マエストリ。今作は初めてのモノグラフィック・アルバム。ブレシア、トリノ、ストラスブールなどで作曲さらには哲学も学び、ジルベルト・ボスコ、イヴァン・フェデーレ、ヤン・マレシュなどに師事。今作はピアノ、室内楽の作品を収録。

フォンテック
FOCD-9752(1CD)
2017年7月27日発売
ウェールズSQ/ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集1
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第2番ト長調Op.18-2
弦楽四重奏曲第12番変ホ長調Op.127
ウェールズSQ
[ア谷直人(Vn)、三原久遠(Vn)
横溝耕一(Va)、富岡廉太郎(Vn)]

録音:2017年1月20・21日3月31日相模湖交流センター
2015年リリースのデビューCD(モーツァルト:弦楽四重奏曲ハ長調K.465「不協和音」、FOCD9682) が「重層的なハーモニーと清廉な響きの幸福な邂逅」と高く評価されたウェールズ弦楽四重奏団。 2006年に結成され、先進的な活動を続ける彼らは、日本が世界に誇る存在です。 「弦楽四重奏曲の聖書」と言われるベートーヴェンの16作品。ウェールズのメンバーは“楽聖” が最初の作品群Op.18を制作した時期と同じ年代にあります。 結成10周年を迎えた彼らの新プロジェクトは〈ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲録音〉です。 すべての弦楽四重奏団が目指す「最高峰」へ、等身大の彼らは正面から対峙します。(フォンテク)

Global Culture Agency
GCAC-1008(2XRCD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 I
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調『春』 Op.24
ヨゼフ・シゲティ(Vn)
クラウディオ・アラウ(P)

録音:1944年/ワシントン国会図書館におけるライヴ録音(モノラル)
Global Culture Agency
GCAC-1010(2XRCD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 II
ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調『クロイツェル』 Op.47
ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
ヨゼフ・シゲティ(Vn)
クラウディオ・アラウ(P)

録音:1944年/ワシントン国会図書館におけるライヴ録音(モノラル)
ロングヒットを続けるバッハの無伴奏ヴァイオリン作品集(GCAC-1002/3)、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集(GCAC-1004/5、GCAC-1006/7)に続く、シゲティのXRCDシリーズ第3弾。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集を2枚組2セットに分けて発売します。Vanguard Classic提供の公式音源に名エンジニア杉本一家氏がリマスターを施し、通常CDプレーヤーで再生できる高音質フォーマットであるXRCDとして丁寧 に仕上げています。XRCD化によりぐっと生々しさを増し、シゲティの武骨なヴァイオリンが怖いくらいの圧倒的な存在感で迫ります。
1944年にワシントン国会図書館で3日間に分けて行われた、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会のライヴ録音。このときシゲティ51歳、 アラウは40歳でした。シゲティはこれらのソナタを全曲通して演奏することに強いこだわりを持っており、どの曲も隅々まで息を通わせた濃密な表現がお 聴き頂けます。 じっくりと音楽を積み上げるような重く滋味あふれたアラウのピアノに絡む、霊感に満ちたシゲティのヴァイオリン。時に激しく荒々しく斬りこみ、時に 移ろいやすく影をまとい、まず他ではお目にかかれないベートーヴェンの世界を創造しています。ライヴということで独特な語り口にも磨きがかかっており、 短調での悲愴感、おどろおどろしい『春』、強烈な『クロイツェル』など、シゲティの妙技が満載。終始気の抜けない緊張感に貫かれています。 ピアノに比重をかけた書法も目立つヴァイオリン・ソナタですが、ベートーヴェン弾きとして揺るぎない人気を誇るアラウによる録音はこれ以外では70 年代のグリュミオーとの抜粋(第1、2、4、5、7、8番)しかありません。アラウの全曲に対するアプローチを聴けるという点でも当録音は非常に貴重です。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32793(1CD)
ディッタ・ローマン〜父イムレと共演
(1)バルトーク:ラプソディ第1番 Sz.88, BB.94c
(2)ドビュッシー:チェロ・ソナタ
(3)ファリャ:7つのスペイン民謡
(4)ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
(5)バルトーク:ラプソディ第2番 Sz.89, BB.96a
(6)バルトーク:ルーマニア民族舞曲 Sz.56,BB.68

【(3)-(6)イムレ&ディッタ・ローマンによるチェロ&ピアノ編曲版】
ディッタ・ローマン((1)-(3)(5)(6)Vc/(4)5弦Vc)、
イムレ・ローマン(P)

録音:2016年5月25-28日/ブダペスト、フンガロトン・スタジオ
フンガロトン・レーベルの注目アーティストであるチェロ奏者のディッタ・ローマン。好評を博したバッハの無伴奏組曲(第1集HCD 32731、第2集 HCD 32732)に続く新譜は父イムレとの共演で、ドビュッシーのチェロ・ソナタを主軸にバルトーク、ファリャ、ラヴェルを収録。父娘ならではの阿吽の 呼吸から生み出される演奏は精緻にして迫力に満ちた輝かしさを呈します。注目はイムレ&ディッタ編曲によるラヴェルのヴァイオリン・ソナタ ト長調です。 この作品では5弦チェロを使用。終楽章の無窮動のパートも見事なまでの完成度で演奏しております。また、バルトークのルーマニア民族舞曲の編曲も 秀逸で、セーケイ編曲の有名なヴァイオリン版ともまた違う新たな魅力に満ちております。イヴァン・モニゲッティ、ミクローシュ・ペレーニなど世界的チェリストに師事したディッタ・ローマンはとりわけペレーニの秘蔵っ子として知られ、現在 はヨーロッパを中心に活躍しております。2012年にはライプツィヒで行われたバッハ国際コンクールのチェロ部門第2位受賞し、バッハ弾きとして確固た る地位を築きました。正当的なスタイルで優しく語りかけてくるような女性らしい可憐な演奏が魅力のチェリストです。 (Ki)

SONARE
SONARE-1033(1CD)
林徹也/ヴィオラ室内楽新シリーズVライブ
シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.114、D.667「鱒」
ヘンデル(林徹也編):シャコンヌ.ハ長調 HWV.435
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番 ト長調 K.423
梯剛之(P)
ヴォルフガング・ダヴィッド(Vn)
林徹也(Va)
ギヨルギー・ボグナー(Vc)
石川浩之(Cb)

ライヴ録音:2016年8月25日/ルーテル市谷ホール
シュトゥットガルト室内管弦楽団元首席ヴィオラ奏者、林徹也と実力派揃いの演奏家による2016年白熱ライヴ。共演のギヨルギー・ボグナーは現シュ トゥットガルト室内管弦楽団の首席チェロ奏者。さらに読売日本交響楽団のコントラバス奏者、石川浩之、ウィーンで学んだ梯剛之、ヴォルフガング・ダヴィッ ドという注目の演奏家が揃いました。当コンサートを企画した林徹也の思いが熱く伝わるプログラムで「鱒」を主軸に、林徹也ヴィオラ編曲のヘンデルの シャコンヌ、そしてモーツァルトのヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番が収録されております。 (Ki)

Nimbus Alliance
NI-6337(1CDR)
クレーン:ロスとピーターのためのトリオ
エアー/行列
レン・ヴァレー・アズ
ピアノ五重奏曲/ヒューゴ・パイン
ユルゲン・ヒップ/10000の緑のボトル
ピアノ小品Op.84または85「キース・ミラー・プロジェクト」
アイヴズ・アンサンブル
2009年には「八重奏曲」がロイヤル・フィルハーモニック協会音楽賞の室内楽曲部門にノミネートされた実績を持つイギリスの作曲家、ローレンス・クレーン(1961−)が1986年から2016年にかけて作曲した9曲の室内楽作品を収録。演奏は、1986年の結成以降、アイヴズやケージ、フェルドマンなどの作品を取り上げており、近現代作品を十八番としているアイヴズ・アンサンブルによるもの。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

CAvi
4260085-533824(1CD)
ヨニアン・イリアス・カデシャ
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
 ツィガーヌ
スカルコッタス:小組曲第1番、第2番
ヨニアン・イリアス・カデシャ(Vn)、
ノコラス・リムメル(P)
1992年アテネ生まれのヴァイオリニスト、ヨニアン・イリアス・カデシャのデビュー・アルバム。アッカルドの弟子で、師から激賞される将来有望な若手。 当アルバムは彼の母国ギリシャを代表する作曲家スカルコッタスの2篇と、バルカン色豊かなエネスコの3番というカデシャ得意の民族色豊かな作品が収 められています。カップリングはラヴェル。ヴァイオリン・ソナタは1927年5月にエネスコの独奏、ラヴェルのピアノで世界初演されており、こだわりの 絆を感じさせます。 (Ki)

CPO
CPO-777909(1CD)
NX-B02
ドニゼッティ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 第1番
弦楽四重奏曲 第2番
弦楽四重奏曲 第3番
プレイエルQ
2000年代初めに相次いでリリースされた、ピリオド楽器アンサンブル“レヴォルーショナリー・ドローイング・ルーム”による一連のドニ ゼッティの弦楽四重奏曲は、cpoレーベルにおける初期の録音であり、アメリカの「fanfare」誌で高く評価された記念碑的アルバ ムです。オペラ作曲家として名高いドニゼッティの知られざる傑作の再発見は、多くの聴き手を興奮させました。 しかし、こちらは第7番から第18番までのみの録音で、残念なことに全集としては完結しなかったシリーズ。20年以上を経てようやく 残りの作品のリリースが始まりました。今回の第1番から第3番を録音しているのはプレイエル弦楽四重奏団。新鮮な解釈とバラン スの良い響きが特徴です。

NAVONA
NV-5835(1CD)
NX-B02
現代の室内楽作品集
カスタノス(1978-):Angulos(2008)
オリーリー(1946-):Reflections II(2002)
ガードナー(1958-):Klezmeria(2008)
リング(1976-):… within an egg of space …(2009)
イ・シヒョン:The Magic Fiddle in the Desert(2008)
ハリー・スパーナイ(バスCl)…2-5.8
ポール・ロー(Cl)…6
エレーヌ・クラーク(Vn)…6
コンコルド(アンサンブル)…1-5.7.8
ジェーン・オリーリー(指)…1
デルモント・ダン(指)…2-5
リチャード・オドネル(指)…8
アイルランドの現代音楽アンサンブル「コンコルド」が演奏する現代作曲家の作品集。コンコルドは1976年にダブリンで創設され、ア イルランドの作品を中心に100以上の曲を初演、現代音楽の普及に努めています。このアルバムにはクレズマーの伝統音楽を用 いたガードナーの作品を始め、多彩な曲を収録。現代作品を得意とするクラリネット奏者スパーナイも参加しています。
NAVONA
NV-5832(1CD)
NX-B02
ハンス・バッカー(1945-):作品集
弦楽オーケストラのための「カントゥス」2009)
弦楽五重奏のための「前奏曲とフーガ」(2009)
弦楽オーケストラのための「エスト」(2008)
4台のチェロのための「コラールとマドリガル」(2009)
ピアノとチェロのための「6つの小品」(2001)
ヴァイオリンとピアノのための「エレジー」(1999)
フルートとピアノのための「マントラ 第1番:Um-mich-herum」(2000)
テナーサックスとピアノのための「マントラ 第2番:Feuer」(2001)
フルート,イングリッシュ・ホルンとピアノのための「マントラ 第3
番:Ich,verloren」(2002)
モラヴィアPO
ヴィト・ミッカ(指)
ヴィト・ムジク(Vn)
イーゴリ・コピト(Vn)
ドミニカ・モジコーヴァ(Va)
マリアン・パヴリーク(Vc)
ジム・ナヴラティル(Vc)
ヤロスワフェ・ペトロワ(Vc)
ルーシー・カウツカ(P)
ハンス・ヴァッカー(P)他

録音:2010年3月
Olomouoc, Czech Republic ユトレヒトでピアノ、教会音楽と合唱を学んだハンス・バッカー。合唱団を指導しながらサンスクリット語の研究にも携わり、その後カ リヨンのための作品で作曲家として名をあげました。東洋思想の影響を受けた独自の作風による作品は、一度聴いたら忘れられ なくなるほどの強い印象を残します。前衛的な雰囲気の中で、親しみやすい曲調を持つ「エレジー」の美しさが光ります。
NAVONA
NV-5846(1CD)
NX-B02
ラング・ザイモント(1945-):室内楽作品集
弦楽四重奏曲「フィギュア」
ピアノ三重奏曲 第2番「ゾーン」
ASTRAL… a mirror life on the astral plane…
ピアノ三重奏曲「セレナード」*
ハーレム四重奏団
イルマール・ギャヴィラン(Vn)
ポール・ヴィアンコ(Vc)
アワダジン・プラット(P)
ファン・ミゲル・ヘルナンデス(Va)
メリッサ・ホワイト(Vn)*
アメリカの女性作曲家ザイモントの室内楽作品集。NAXOSからリリースされているピアノ曲集(8.559665)を始め、20年間にわ たって10枚の作品集がリリースされており、その幽玄な音楽が熱狂的なファンの心をつかんでいます。このアルバムでは、もともとピア ノ独奏のために書かれた「セレナード」、古典的な形式に則って書かれた「ゾーン」を含む小編成のアンサンブルの作品が収録され ています。
NAVONA
NV-5850(1CD)
NX-B02
スティーヴン・バーバー:作品集
1.Chanson Rond Point (弦楽四重奏編)
2.Conversatio Morum:I
3.マーブル
4.エルヴィスとアナベル:I
5.Multiple Points of View of a Fanfare:I
6.Conversatio Morum:II
7.エルヴィスとアナベル:II
8.Multiple Points of View of a Fanfare:II
9.弦楽四重奏曲 第1番
10.Les mots
11.エルヴィスとアナベル:III
12.キリング
トスカSQ…1.9.10
アメリカン・レパートリー・アンサンブル…2.6.12
ルーシー・ショーファー(S)…3
スティーヴン・バーバー(P)…3
ダレン・ダイク(スティール・ドラム)…3
ボイラー・メーカーズ…4.7.11
メリディアン・アーツ・アンサンブル…5.8
アメリカで映画音楽、ジャズ、クラシック、ポピュラー音楽のアレンジなど幅広い作品に携わり、ジョン・コリリアーノのプロデューサーとし ても活躍するスティーヴン・バーバーの作品集。彼の音楽は多くの人にインスピレーションを与え、また数多くの賞も受賞するなど、 各方面で高く評価されています。ワールド・ミュージックのテイストを持つ「シャンソン・ロード・ポイント」や、ポッポス調の「エルヴィスとア ナベル」他、面白い作品が並びます。
NAVONA
NV-5854(1CD)
NX-B02
パトリシア・モアヘッド:作品集
1.Disquieted Souls(2009)
2-5.女中の物語(1998)
6.It's Dangerous to Read Newspapers(1999)
7.Ladders of Anxiety(2007)
8.Good News Falls Gently(1995)
キャロリン・ホーヴ (Hrn)…1
CUBEコンテンポラリー室内アンサンブル…1.8
アブラハム・ストックマン(P)…2-5
バーバラ・アン・マーティン(S)…6
キャロリン・ピットマン(Fl)…7
ジョニタ・ラッティモア(S)…8
フィリップ・モアヘッド(指…1.8)(P…2-5.6)
アメリカの女性作曲家、オーボエ奏者モアヘッド。彼女はCUBEコンテンポラリー室内アンサンブルの創始者であり、国際女性作曲 家連合会(IAWM)の会長も務めたこともあるなど、マルチな活躍をしています。 このアルバムには、室内アンサンブルから声楽曲まで魅惑的な作品が収録されており、ケルト伝説と超自然世界を描いた 「Disquieted Souls=不信心な魂」、現代社会の危険性を描いた「It's Dangerous to Read Newspapers=新聞を読 むことは危険だ」など、不気味かつ面白い音を聴くことができます。
NAVONA
NV-5855(1CD)
NX-B02
マッキンリー(1969-):弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 第4番
弦楽四重奏曲 第5番
弦楽四重奏曲 第6番
マルティヌーQ
リッチモンドを拠点に活動する作曲家マッキンリーの弦楽四重奏曲。時にはジャズのイディオムを用いた革新的な作曲技法から生 まれたモダンな作品を、プラハのアンサンブル“マルティヌー四重奏団”が演奏。古典的な第4番、様々な曲調が入り乱れた第5 番、同一音を長く伸ばすというユニークな序奏で始まる第6番など工夫の凝らされたアルバムです。
NAVONA
NV-5856(1CD)
NX-B02
Axiom〜現代の室内楽作品集
1.ボイド(1978-):Bit of nostalgia …
2.パク・ジョウン(1980-):Gainesville Soundscape
3.イスラエル・ノイマン(1966-):Turnarounds
4.リヴィウ・マリネスク(1970-):バッハ・ヴァリエーションズ
5.バッツナー(1974-):Blue Jaunte (whispers of Gouffre Martel)
6.ピーター・ヴァン・ザント・レーン:三部作
マイケル・スパロウ(電子楽器)…1
マイケル・ボイド(電子楽器)…1
パク・ジョウン(テープ)…2
ジェフリー・アグレル(Hrn)…3
イスラエル・ノイマン(テープ)…3
ラッセル・ペーターソン(アルトSax)…4
ジェイ C.バッツナー(電子楽器)…5
フィリップ・ストードリン(テナーSax)…6
ピーター・ヴァン・ザント・レーン(Fg)…6
「Mosaic」(NV-5825)の続編となる現代作曲家集団「The Society for Composers, Inc」の2枚目のアルバム。今作でも 思い思いの作風による多彩な作品を聴くことができます。テープ、管楽器、打楽器が斬新な響きを作り出しています。
NAVONA
NV-5857(1CD)
NX-B02
ウィリアム・ヴォリンガー(1945-):作品集
ラズベリー・マン
Emmanuel Changed
ブライアン・カルホーン(打楽器)
ジュリア・スコット・キャリー(P)
ユヴェンタス・ニュー・ミュージック・アンサンブル
ニューヨークの街で実際に騒音を出していた男からインスピレーションを得たという「ラズベリー・マン」と刺激的な音が飛び交う 「Emmanuel Changed」。刺激的で鮮やかな音体験です。 収録時間は13分足らずですが、面白いです。

Ayros
AYRA-02(1CD)
ヴィヴァルディ:新発見のソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 RV.10
ヴァイオリン、チェロと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト長調 RV.820
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 RV.816
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 RV.205/2(世界初録音)
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 RV.810
作曲者不詳:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
ハビエル・ルピアネス(バロックVn)、
アンサンブル・スカラムッチャ

録音:2015年
ドレスデン宮廷の名ヴァイオリニストとして名を馳せたピゼンデルが収集し、近年、ドイツのザクセン州立図書館兼ドレスデン工科大学図書館の「第2書庫」で発見されたヴィヴァルディのヴァイオリン・ソナタの数々を収録。イ長調のソナタ「RV. 205/2」は世界初録音!ヴィヴァルディの知られざるヴァイオリン・ソナタを発見、録音したハビエル・ルピアネスは、オランダのハーグ王立音楽院でエンリコ・ガッティに師事し、2013年には知られざるバロック・レパートリーの発掘のためにアンサンブル・スカラムッチャを結成したスペイン出身のヴァイオリニスト。ヴィヴァルディの「RV.820」と「RV.205/2」の世界初演を担当し、その見事な演奏と功績が絶賛された要注目のバロック・ヴァイオリニスト&ピリオド・アンサンブルです。

Hyperion
CDA-68164(2CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.4
ヴァイオリン・ソナタ第25番ヘ長調 K.377/ヴァイオリン・ソナタ第3番変ロ長調 K.8/「ああ、私は恋人を失った(泉のほとりで)」の主題による6つの変奏曲ト短調 K.360/ヴァイオリン・ソナタ第20番ハ長調 K.303/ヴァイオリン・ソナタ第30番ハ長調 K.403(マクシミリアン・シュタードラー補完)/ヴァイオリン・ソナタ第8番ヘ長調 K.13/ヴァイオリン・ソナタ第13番ハ長調 K.28/ヴァイオリン・ソナタ第11番変ホ長調 K.26/ヴァイオリン・ソナタ第26番変ロ長調 K.378
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)、
セドリック・ティベルギアン(P)

録音:2015年10月29日−31日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)
音楽の神ミューズに愛されたヴァイオリニスト、21世紀ロシアの名手アリーナ・イブラギモヴァ。2015年から2016年にかけての来日公演でも全曲演奏会が行われたモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集。よく知られた名作から若きモーツァルトが書いた初期のソナタまでをバランスよく組み合わせるというコンセプトで各巻が選曲されており、第4巻は2016年3月24日の王子ホール「全曲演奏会第4回」で演奏された8つのソナタと1つの変奏曲。
「ロンドン・ソナタ集」や「ハーグ・ソナタ集」といった神童時代の作品に、K.377やK.378など円熟期の傑作、そしてK.403の未完のソナタ(シュタードラー補完)を、アンセルモ・ベッロシオ1775年頃製作のヴァイオリンで優雅に麗しく奏でます。

Label-Herisson
LH-15(1CD)
デュティユー:室内楽作品集
ファゴットとピアノのための「サラバンドとコルテージュ」
フルートとピアノのための「ソナチネ」
オーボエとピアノのための「ソナチネ」
トロンボーンとピアノのための「コラール、カデンツァとフーガ」
無伴奏チェロのための「SACHERの名による3つのストロフ」
オーボエ、チェンバロ、コントラバスと打楽器のための「引用」
ノラ・シスモンディ(Ob)、
エマニュエル・クルト(打楽器)、
アレクシス・デシャルム(Vc)、
マチュー・デュピュイ(Cemb)、
ファニー・マセリ(Fg)、
マガリ・モニエ(Fl)、
ジョナサン・レス(Tb)、
アクセル・サレス(Cb)、
セバスティアン・ヴィシャール(P)

録音:2016年1月〜3月
フランスの近代音楽の特色を受け継ぎながら、同世代の作曲家たち、メシアンやブーレーズとは異なる独自の和声や旋律を確立した20世紀〜21世紀初頭のフランスを代表する大作曲家、アンリ・デュティユー(1916−2013)の室内楽作品集。
2004年の第53回ミュンヘン国際音楽コンクールのフルート部門の優勝者でフランス放送フィルのソロ・フルート奏者マガリ・モニエや、ミシェル・ベッケの門弟で2014年にパリ管の首席トロンボーン奏者に就任したジョナサン・レスなど、フランスを拠点に活躍する管弦打楽器の名手たちが繰り広げる秀演の数々が、デュティユーの卓越した作曲技法、旋律美、和声の魅力を存分に伝えてくれています。

BION RECORDS
BR-LP1601(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲
(D.シトコヴェツキーによる弦楽三重奏版)
セバスティアン・シュレル(Vn)
ポール・ラデ(Va)
オレリアン・サブレ(Vc)

録音 : 2015 年4 月、フランス・ブールジュ 79:00
パリ国立高等音楽院時代からの盟友であり、卒業後の1999 年以来フランス各地のコンサートやフェスティヴァルでトリオとして定期的に共演を重ねるセバスティアン・シュレル(ヴァイオリン)、ポール・ラデ(ヴィオラ)、オレリアン・サブレ(チェロ;)が流麗に歌い上げるシトコヴェツキー版「ゴルトベルク変奏曲」。パリ・オペラ座管弦楽団やフランス国立管弦楽団等でも活躍するメンバーの20年近くにわたるアンサンブルは、瑞々しくも円熟味を帯び、初アルバムとなる当盤では、繊細かつフランスならではの透明感ある歌心で弦楽三重奏版「ゴルトベルク変奏曲」に新たな風を吹き込んでいる。

MSR
MS-1526(1CD)
デュオ・ヴィルトゥオーゾU〜チェロとヴァイオリンのための二重奏曲集
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
オネゲル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタH.80
シュルホフ:ヴァイオリンとチェロのためのデュオ
エラリス・デュオ:
【ラリサ・エリシャ(Vn)
スティーヴン・エリシャ(Vc)】

録音:2016年6月
エラリス・デュオのアルバム第2弾(第1集はベートーヴェン、ボッケリーニ、ヘンデル(ハルヴォルセン編)、ハイドン、コダーイ、モーツァルトの作品。品番:MS1236) 20 世紀初頭になってから作品が多く作られるようになってきたチェロとヴァイオリンのデュオ。よく取り上げられる3 作品を収録しています。ラヴェルの独創性が冴えわたる“ヴァイオリンとチェロのためのソナタ”。交わらないハーモニー。チェコ生まれの作曲家シュルホフは前衛的な作風で、音色が溶け合うと非常に心地良く響き、対等に繰り広げられる掛け合いには引き込まれていきます。
MSR
MS-1550(1CD)
「旅立ち」〜ヴァイオリンとチェロのための作品集
コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
ポール・デセン:“旅立ち”〜ヴァイオリンとチェロのための三章
スヒョン・パク・アルティノ(Vn)
レオナルド・アルティノ(Vc)

録音:2016年6月2〜5日
夫婦デュオとして世界中で演奏活動している息のあったデュオ・アルバム。 ヴァイオリンとチェロの人気曲コダーイの“ヴァイオリンとチェロのためのデュオ”。ハンガリーを代表する作曲家であり、民族音楽学者。ハンガリーに根付く民謡の旋律やリズムを用いた色彩感溢れる難曲です。息の合ったデュオは力強い演奏を聴かせてくれます。ポール・デセンは 1959 年ヴェネズエラ生まれのチェリストであり作曲家。南米とヨーロッパの混ざり合った作風で、“旅立ち”はリズミカルに、時に抒情豊かに表現された作品です。
MSR
MS-1553(1CD)
アメリカン・ソナタ〜ヴァイオリンとピアノのための作品集
アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
ウィリアム・ボルコム:ヴァイオリン・ソナタ第2 番
ジョン・コリリアーノ:ヴァイオリン・ソナタ
チンイ・リン(Vn)
ザッカリー・ロペス(P)

録音:2016年5月
アメリカの作曲家によるヴァイオリン・ソナタを3 曲。アメリカの賛美歌やアメリカの民族音楽を取り入れた、独創的な響きを持つアメリカ現代音楽のパイオニアとして知られる作曲家、チャールズ・アイヴズが残した4 曲のヴァイオリン・ソナタから“第2 番”を収録。民謡のメロディやラグタイムなどの要素が聴こえてきます。アメリカのワシントン州出身のラグタイムを中心とする作曲家・ピアニスト、ウィリアム・ボルコムの“ヴァイオリン・ソナタ第 2 番”はインプロヴィゼーションを聴いているような、無調と調性が入り混じり、そしてラグタイムのリズムが取り入れられ…聴き入ってしまう魅力に溢れている作品です。
MSR
MS-1650(1CD)
ザ・クリスマス・アルバム
(1)メンデルスゾーン:「6 つの箴言」より“クリスマス”
(2)ハリー・ウィルソン:ソロ・ディジェリドゥー・インプロヴィゼーション
(3)-(5)ケリー・ターナー:シンフォニー・オブ・キャロル
(6)ヤーコプ・ハンドル:私は遠くから見ている
(7)ドイツの讃美歌:エサイの根より
(8)ヘンデル:「メサイア」より“我らの為にひとりの嬰
児が生まれた”
(9)ウィリアム・ジェームズ:3人の家畜商人
(10)メル・トーメ:ザ・クリスマス・ソング
(11)ルロイ・アンダーソン:そりすべり
(12)ワルター・パーキンス:クリスマス・フィエスタ
(13)アルバート・ハーグ:ユーアー・ア・ミーン・ワン、ミスター・グリンチ
(14)ケリー・ターナー:賛歌
アメリカン・ホルン四重奏団:
【ケリー・ターナー、
チャールズ・パットナム、
ジェフリー・ウィンター、
クリスティーナ・マッシャー=ターナー】

クイーンズランド響のホルン奏者たち:
【ピーター・ラフ、
マルコム・スチュワート、
イアン・オブライエン、
ローレン・マニュエル、
ヴィヴィアンヌ・コリアー=ヴィッカーズ】
(2)ハリー・ウィルソン(ディジェリドゥー)
(11)チャールズ・パットナム&ケリー・ターナー(Perc)
(12)ラクラン・ホーキンス(Perc&ドラムス)
(3)-(5)(8)(12)ピーター・ラフ((指)
(10)(13)(14)ケリー・ターナー(指)

録音:2015年11月1-3日
アメリカン・ホルン四重奏団は1982 年にヨーロッパのオーケストラで活動する4 人のアメリカ人 ホルン奏者、チャールズ・パットナム(ボン・ベートーヴェン管弦楽団員)、ジェフリー・ウィンター (ボン・ベートーヴェン管弦楽団首席)、クリスティーナ・マッシャー(前ブリュッセル・フィル首席)、 ケリー・ターナー(ソリスト、作曲家)によって結成されました。4 人はそれぞれのオーケストラの団 員としてソリストとして活動する傍ら、四重奏団の活動も世界各地で行っています。カルテットとし ても、1989 年にハンガリーのフィリップ・ジョーンズ国際金管室内楽コンクール、1991 年にベルギ ーのノタムス国際室内楽コンクール、1992 年には第7 回東京国際室内楽コンクールで、いずれも 第1 位を獲得しています。 今作ではオーストラリアのオーケストラ、クイーンズランド交響楽団のホルン奏者たちと共演。クリ スマスの名曲“そりすべり”、メル・トーメの“ザ・クリスマス・ソング”に、ノリノリのラテンのリズムで演 奏される“クリスマス・フィエスタ”、讃美歌まで、ホルンの多彩なテクニックと、ふくよかな音色のア ンサンブルと相まって、穏やかな雰囲気のクリスマスの音楽をお楽しみいただけます。

APARTE
AP-153(1CD)
シューマン:嘆きop.85-6(小さな子供と大きな子供のための12の連弾作品集より)
 3つのロマンス op.94
 幻想小曲集 op.73
 夕べの歌 op.85-12(小さな子供と大きな子供のための12の連弾作品集より)
 おとぎ話 op.132*
 夜に op.74-4*
クララ・シューマン:3つのロマンスop.22
パトリック・メッシーナ(Cl/ビュッフェ・クランポン
ファブリツィオ・チオヴェッタ(P)
ピエール・ルネール(Va)*

録音:2016年6月
2003年からフランス国立管弦楽団の首席クラリネット奏者を務めるパトリック・メッシーナ。メニューインから「The Magic Clarinet」と称された 存在です。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団やシカゴ響などからも首席客演指揮者として招かれている世界が認める実力者です。そんなメッシーナが Aparteレーベルから登場。収録されているローベルトの作品は、おとぎ話op.132(1853年)を除いてすべて1849年に作曲されたもの。シューマンが創作意欲に満ちていた 時期の作品で、いくつかはメッシーナ自身の編曲によるものです。そしてクララ・シューマンの作品(1853年作曲)のロマンスも収録。ローベルトの息 遣いを濃厚に感じるロマン的な美しい作品です。ローベルトとクララ、二人の作品を通して、詩的な宇宙を旅することができる1枚。ヴィオラのピエール・ ルネールも参加して、リリシズムの世界に彩りを添えています。 (Ki)
APARTE
AP-149(1CD)
モーツァルト/ウェーバー
モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 KV 581
ウェーバー:クラリネット五重奏曲 変ロ長調 op.34
ピエール・ジェニソン(Cl/ビュッフェ・クランポン)
カルテット212

録音:2016年11月(ニューヨーク)
クラリネットのピエール・ジェニソンは1986年生まれ。2014年に東京で行われたジャック・ランスロ国際クラリネットコンクールで優勝しています。 マルセイユ音楽院、国立パリ高等音楽院などで学んでいます。2007年にブルターニュ管弦楽団の首席奏者に任命、2010年からはネゼ=セガンの招きを 受けてロッテルダム・フィルともソリストとして演奏しています。室内楽、ソリストとしても多忙をきわめる売れっ子奏者です。デビューCD「メイド・イン・ フランス」(AP.096)に続く第2弾は、モーツァルトとウェーバーの名曲クラリネット五重奏曲を収録。共演するのはメトロポリタン歌劇場管弦楽団のメン バーたちによって結成されたカルテット212。モーツァルトもウェーバーも偉大なオペラ作曲家であり、まさにこのカルテットの演奏もそうした素地があっ てこその歌心に満ちたもの。ジェニソンの美しい音色が名歌手のアリアのように響き、オペラを聴いているような気分になる1枚です。 (Ki)

Fontenay Classics
FCI-011(1CD)
モシェレス:メロディックな対位法練習曲 Op.137a(J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集に基づく)[第1番ハ長調、第2番ニ長調、第3番ト長調、第4番変ホ長調、第5番ニ短調、第6番ロ短調(厳格な形式による)、第6番ロ短調(自由な形式による)、第7番変ロ長調、第8番ニ短調、第9番嬰ハ短調、第10番ハ短調]
J.C.F.バッハ:チェロとピアノのためのソナタ.ニ長調
ニクラス・シュミット(Vc)
ステパン・シモニアン(P)

録音:2016年5月27-29日フリードリヒ・エーベルト・ハレ、ハンブルク
日本語帯・解説付
ハンブルク国際メンデルスゾーン音楽祭の芸術監督も務めるチェロ奏者のニクラス・シュミットとハンブルクル音楽大学で教授を務め優れたバッハの解釈 で定評のあるピアニストのステパン・シモニアンによるデュオ・アルバム。 ピアノの練習曲でお馴染のモシェレス。ヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして1820年代にヨーロッパ各地を演奏旅行しベートーヴェンやメンデルスゾーン など多くの作曲家と交流する。また20年間に渡りロンドンで作曲家、ピアニスト、指揮者、企画者として活躍。1846年にメンデルスゾーンから声がか かりライプツィヒに移り、共にバッハの研究に取り組むことになります。モシェレスは「バッハの素晴らしい前奏曲を再び一般聴衆のものにする」という信 念をもち、平均律クラヴィーア曲集の10つの前奏曲にチェロのパートを加筆しこの「メロディックな対位法練習曲」を書き上げました。バッハの美しい 構成に極めてロマンティックなチェロの旋律を加えることで、時代を超えた魅力溢れる作品に仕上げています。「ビュッケブルクのバッハ」として知られる 大バッハの9番目の子どもヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ。彼のチェロとピアノのためのソナタは、初期古典派の兆しが見える作品です。 (Ki)

Ars Produktion
ARS-38230(1SACD)
バッハ:フーガの技法 BWV 1080 クインタ・エッセンティア(リコーダーの四重奏)

録音:2016年2、3月
クインタ・エッセンティアはブラジルのリコーダー・カルテット。
Ars Produktion
ARS-38539(1CD)
ギター二重奏の為の音楽
ファリャ(プジョル編):歌劇「はかなき人生」より スペイン舞曲第1番(ギター二重奏版)
アルベニス(デュオ・アミティス編):
マヨルカ(バルセロナ)(ギター二重奏版)
ファリャ(デュオ・アミティス編):バレエ「恋は魔術師」より 火祭りの踊り(ギター二重奏版)
ヨハネス・メラー(1981-):つぼみがほころぶとき [When Buds are Breaking] (ギター二重奏の為の)*
デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):ソナタ・ファンタジア(ギター二重奏の為の)
フィリップ・ホートン(1954-):Wave Radiance(ギター二重奏の為の)
グレインジャー(グレッグ・ネスター編):カントリー・ガーデン(ハンカチーフ・ダンス)(ギター二重奏版)
グレインジャー(デュオ・アミティス編):
デリー地方のアイルランド民謡(ダニー・ボーイ)(ギター二重奏版)
グレインジャー(グレッグ・ネスター編):羊飼いの呼び声(モリス・ダンス)(ギター二重奏版)
デュオ・アミティス
ヴェロニク・ヴァン・デュールリング、ハロルド・グレットン(G)

録音:時期の記載なし、ホーリー・トリニティ教会、ウェストン、イギリス
ベルギー出身のヴェロニク・ヴァン・デュールリングとオーストラリア出身のハロルド・グレットンが2008年に結成したギター・デュオ、アミティスのデビューCD。*は世界初録音。
Ars Produktion
ARS-38543(1CD)
フランスのフルート音楽
プーランク:フルートとソナタ Op.164(1956/1957)
ピエール・サンカン:フルートとソナティネ(1964)
ドビュッシー(タチアナ・スミルノヴァ編):3つの歌曲(フルートと版)
そぞろな悩める心 L.79-1/美しき夕暮れ L.6/半獣神 L.104-2
ジョリヴェ:リノスの歌(フルートと;1944)
ラヴェル(ルイ・フルーリー編):ハバネラ形式の小品(フルートと版)
ジュール・ムーケ(1867-1946):フルートとソナタ「パンの笛」Op.15(1906)
ソフィア・デ・サリス(Fl)
アリーナ・カチャロヴァ(P)

録音:2016年3月、合唱芸術アカデミー・ホール、モスクワ、ロシア
ソフィア・デ・サリスはロシア出身のフルーティスト。モスクワ音楽院、バーゼル音楽院(スイス)でフルートを、バーゼル・スコラ・カントールムでフラウト・トラヴェルソ(ピリオド楽器)を学びました。バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、ソリスト、アンサンブル・プレーヤーとして活躍の場を広げています。【プロモーション動画】
Ars Produktion
ARS-38207(1SACD)
サクソフォン・カルテットの為の音楽
ジョヴァンニ・ガブリエーリ(ミラノ・サクソフォン・カルテット編):4声のカンツォーナ第2番(サクソフォン・カルテット版)
ドメニコ・スカルラッティ(サルヴァトーレ・シャリーノ):スカルラッティのカンツォニエーレ [Canzoniere da Scarlatti] (サクソフォン・カルテット版、全7曲;1998)
ヴェルディ(アルベルト・デ・プリオーロ編):弦楽四重奏曲ホ短調(サクソフォン・カルテット版)
プッチーニ(ミラノ・サクソフォン・カルテット編):菊(サクソフォン・カルテット版)
ミラノ・サクソフォン・カルテット
ダミアーノ・グランデッソ(ソプラノサクソフォン)
ステファノ・パーパ(アルトサクソフォン)
マッシミリアーノ・ジラルディ(テナーサクソフォン)
アンドレア・モッチ(バリトンサクソフォン)

録音:2015年12月27-29日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
イタリアの作曲家の作品をサクソフォン4本で演奏。ミラノ・サクソフォン・カルテットは2011年結成。当録音の後にバリトンサクソフォン担当が交代しました。
Ars Produktion
ARS-38218(1SACD)
モーツァルトヴィチ〜バルカン風モーツァルト
モーツァルト(Uwaga!編):バルカン・ピアノ・ソナタ(原曲:ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331 から 第1楽章)
モーツァルト(モーリス・マウラー編):レゲエ・ヴァイオリン・コンチェルト
(原曲:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216 から 第2楽章)
ゾラン・パウノヴィチ(ミロスラフ・ニジツ編):ハオス・コロ [Haos Kolo]
クリストフ・ケーニヒ、モーツァルト:コンソレ/キリエ [Konsole/Kyrie] (原曲:大ミサ ハ短調 K.427から キリエ)
マックス・クラース:パーカッション・インターリュード
クリストフ・ケーニヒ:世界滅亡無し [Kein Weltuntergang]
ペタル・ラルチェフ(ミロスラフ・ニジツ編):コパニツァ・ペタル・ラルチェフ [Kopanica Petar Ralchev]
モーツァルト(クリストフ・ケーニヒ編):魔笛(原曲:歌劇「魔笛」K.620 から 序曲)
モーツァルト(モーリス・マウラー編):ラクリモーサ(原曲:レクイエム ニ短調 K.626 から ラクリモーサ)
アラ・トゥルカ(原曲:ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331 から 第3楽章)
マティアス・ハッカー:エフィミアス舞曲 [Efimias Tanz]
クリストフ・ケーニヒ:グロール [Grohl]
Uwaga!
クリストフ・ケーニヒ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
モーリス・マウラー(Vn)
ミロスラフ・ニジツ(アコーディオン)
マティアス・ハッカー(Cb)
ゲスト:マックス・クラース(打楽器)

録音:2016年3月、ファットリア・ムジカ、オスナブリュック、ドイツ
Uwaga!(ウヴァガ!;ポーランド語で「注意!」「警告!」の意)は2007年に結成されたドイツのバンド。クラシック、ジャズ、民族音楽等のジャンルを超えた活動を展開し、シンフォニー・オーケストラとも共演。2014年よりパーカッショニストのマックス・クラースを加えた形態での演奏も継続しています。
Ars Produktion
ARS-38220(1SACD)
スワン・フェイク
エルガー(モーリス・マウラー、クリスティアン・デラッハー(1985-)編):威風堂々 第1番(Op.39-1)
バッハクリストフ・ケーニヒ:異なる大きさの王たち [Konige verschiedener Grossen](原曲:バッハ:ヨハネ受難曲 BWV 245 から ああ、大いなる王[Ach grosser Konig] (コラール)、クリストフ・ケーニヒ:ああ、小さき王 [Ach kleiner Konig])
シベリウス、ミラ・ペトロヴィチ(モーリス・マウラー、クリスティアン・デラッハー編):シベリウス・ヴァイオリン・コンチェルト−愛しのアコーディオン[Sibelius Violinkonzert / Verliebtes Akkordeon](原曲:シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47 から 第1楽章、
ミラ・ペトロヴィチ:愛しのアコーディオン [Zaljubljena Harmonika])
マーラー(クリストフ・ケーニヒ編):アダージェット(原曲:交響曲第5番嬰ハ短調 から 第4楽章)
チャイコフスキー(クリストフ・ケーニヒ編):白鳥の湖(原曲:バレエ「白鳥の湖」Op.20 から 第2幕第14番「情景」)
クリストフ・ケーニヒ:ルイス島 [Isle of Lewis]
グリーグ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(クリストフ・ケーニヒ編):キリング・イン・ザ・ネーム・オブ・ザ・ベルクケーニヒ
[Killing in the Name of the Bergkonig]
(原曲:グリーグ:「ペール・ギュント」から 山の魔王の宮殿で、
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン:Killing in the Name)
Uwaga!
クリストフ・ケーニヒ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
モーリス・マウラー(Vn)
ミロスラフ・ニジツ(アコーディオン)
マティアス・ハッカー(Cb)
ドルントムントPO
フィリップ・アルムブルスター(指)

録音:2016年6月6日、「若者たちの為のコンサート」ライヴ、コンツェルトハウス、ドルトムント、ドイツ
Uwaga!とシンフォニー・オーケストラとの共演。アルバム・タイトルの「スワン・フェイク(Swan Fake)」はもちろん「スワン・レイク(Swan Lake;白鳥の湖)」をもじったもの。

UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-4913(1CD)
ヴィオラと歌集
シューマン:連作歌曲「女の愛と生涯」Op.42〜彼は誰よりもすばらしい人
シベリウス:北 Op.90-1
フォーレ:水のほとりで Op.8-1
ラヴェル:5つのギリシャ民謡〜乳香を集める女たちの歌
ブラームス:日曜日の朝に Op.49-1/すみれに Op.49-2
シューマン:献身の花 Op.83-2
ラヴェル:2つのヘブライの歌
カディッシュ/永遠の謎
ヴォルフ:イタリア歌曲集〜遠くへ旅立つそうですね
パオロ・マルツォッキ(1971-):Vaj si kenka ba dirnjaja(アラブ民謡)
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
ブラームス:憧れ Op.14-8/子守歌 Op.49-4
シューマン:ばらよ Op.89-6/手袋 Op.87
ヴォルフ:スペイン歌曲集〜眠っているのか、わが乙女よ
フォーレ:夢の後にOp7-1
シューマン:夕べの空は荒れて Op.89-1
ブラームス:たそがれ Op.49-5
パオロ・マルツォッキ:アンコール
ダヌーシャ・ヴァスキェヴィチ(Va)
アンドレア・レバウデンゴ(P)
ダヌーシャ・ヴァスキェヴィチは1973年ドイツのヴュルツブルクに生まれ、タベア・ツィマーマンに師事したヴィオラ奏者。25歳の若さでベルリンPOに入り2年後にはヴィオラ・セクションのリーダー資格を得ました。2004年クラウディオ・アバドに招かれボローニャ・モーツァルトO初代首席ヴィオラ奏者に就任。2010年以降ルツェルン祝祭Oにも参加。アンドレア・レバウデンゴは1972年イタリアのペーザロ生まれのピアノ奏者。二人は2011年からデュオを組んでいます。
UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-4984(1CD)
エスクアロギターとバンドネオンの為の音楽
ピアソラ:Escualo / Ave Maria / La muerte del angel / Milonga del angel
Suite troileana (Cadenza / Bandoneon / Escolaso / Whisky / Zita)
Chiquilin de Bachin
ロベルト・モリネッリ(1963-):Milonga para Astor
アストル・ピアソラ:Oblivion / Libertango
ルイス・バカロフ(1933-):Il postino
ジャンパオロ・バンディーニ(G)
チェーザレ・キャッキャレッタ(バンドネオン)
UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-5075(1CD)
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 Op.100 D 929
ピアノ,ヴァイオリンとチェロの為のソナタ楽章変ロ長調 D 28
トリオ・ディ・パルマ(パルマ三重奏団)
アルベルト・ミオディーニ(P)イヴァン・ラバーリア(Vn)
エンリコ・ブロンツィ(Vc)
トリオ・ディ・パルマは1990年、イタリアのパルマ音楽院で結成されたピアノ三重奏団。Amadeusレーベル、Concertoレーベルにも録音があります。

Acte Prealable
AP-0379(1CD)
ルネ・ド・ボワデッフル(1838-1906):フルートと作品集 Vol.1
フルートとソナタ Op.50
フルートとピアノ伴奏の為のセレナード Op.59
フルート、ヴァイオリンとセレナード Op.85*
フルートとピアノ伴奏の為のパストラーレ Op.90
フルートと3つの楽曲 Op.31(ポール・タファネルに献呈)
前奏曲/オリエンタル/エール・ド・バレ
甘い眠り(フルートと子守歌)Op.38-5
小川のほとり(田園風セレナード)Op.52
アンダルシア(フルートと)
フルートとカンツォネッタ Op.39-8
ロベルト・ナレヴァイカ(Fl)
ドブロスワヴァ・シュドマク(Vn)*
ヨアンナ・ワブリノヴィチ(P)
忘れられたフランス・ロマン派の作曲家ルネ・ド・ボワデッフル。作風は器楽曲ではサン=サーンスとラロ、声楽曲ではグノーとマスネに追随していたと言われています。ご好評いただいた「ヴァイオリンと作品集 Vol.1」(2017年1月ご案内)に続き、ボワデッフルの再評価を盛り上げそうな一枚です。ボワデッフルの作品の中では比較的よく知られている「小川のほとり(田園風セレナード)Op.52」はおそらくフルートとピアノによる演奏と思われますが、詳細は次回新譜ご案内時にお知らせいたします。

MELODIYA
MEL-1002474(1CD)
NX-B04
チャイコフスキー:四季(弦楽五重奏とクラリネット版) セルゲイ・マザエフ五重奏団(QUEENtet)
【メンバー】
アンナ・キム(第1Vn)
アンナ・パスコ(第2Vn)
アンナ・ジュラヴリョーワ(Va)
オルガ・デミーナ(Vc)
セルゲイ・ガイアー(Cl)
セルゲイ・マザエフ(Cl)
アンドレイ・デミン(指)

録音:2015年モスクワ
原曲はピアノ独奏曲であるチャイコフスキーの「四季」。精緻な情景描写による12の曲は、管弦楽や他の楽器のため に編曲され様々な形で愛されています。ここでは、クラリネットと弦楽五重奏のための編曲が用いられており、名手マザ エフのクラリネットを中心とした若手奏者たちはこのアルバムを録音する前に、何度もコンサートでこの曲集の抜粋版を 演奏し、リスナーだけでなく評論家たちからも高い評価を受けるなど、周到な準備を重ねた上でアルバムをリリース。新 鮮な響きは聴き手にも新たな喜びをもたらします。 (Ki)

CAvi
4260085-533855
(1CD)
シュパヌンゲン音楽祭ライヴ
(1)ニールセン:木管五重奏曲 Op.43
(2)プロコフィエフ:五重奏曲ト短調Op.39*
(1)ジュリエット・ボウザー(Fl)
スティーヴン・ハドソン(Ob)
ジェーン・ジョンソン(Cl)
テオ・プラー ス(Fg)
クリス ティアン・カッツェン ベ ル ガ ー(Hrn)

(2)スティーヴン・ハドソン(Ob)
シャロン・カム(Cl)
エリーザベト・クッフェラート(Vn)
マヤ・メロン(Va)
エディクソン・ルイス(Cb)

録音:2016年6月26日ライヴ、2016年6月25日ライヴ*
ニールセンとプロコフィエフの木管五重奏曲2曲を収録したアルバム。ニールセン晩年の作品木管五重奏曲は、コペンハーゲン木管五重奏団の委嘱で 作曲されました。同じ頃に書かれた交響曲第5番は、戦時下の影響を色濃く受けたシリアスな作風であるのに対し、木管五重奏曲は晩年の充実した技法 に牧歌的な明るさを有した楽曲です。ロンドン・フィルの首席フルート奏者であるジュリエット・ボウザーの伸びやかな音が印象的。プロコフィエフの五重 奏曲は、オーボエ、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバスという珍しい編成。プロコフェフは1924年振付師ボリス・ロマノフ率いる小さ なバレエ団のために作曲しました。バレエ「空中ブランコ」の場面を描いた音楽で、巡業サーカスさながら様々な場所や状況で演奏できるように考慮され ています。しかしプロコフィエフ自身の「いくつか難しいリズムがある」と言っているようにテクニック面でとても野心的に書かれています。この演奏では、 クラリネットにシャロン・カム、ヴァイオリンにはテツラフカルテットのエリーザベト・クッフェラート、そしてコントラバスにはベルリン・フィルのエディク ソン・ルイスと名手が揃い圧巻の演奏を聴かせてくれます。 (Ki)
CAvi
4260085-533848
(1CD)
シュパヌンゲン音楽祭ライヴ
(1)メンデルスゾーン:ピアノ六重奏曲ニ長調Op.110
(2)ペンデレツキ:六重奏曲*
(1)アーロン・ピルザン(P)
アンナ・レシニャク(Va)
エリーザベト・クッフェラート(Va)
マヤ・メロン(Va)
グ スタフ・リヴィニ ウス(Vc)
エ ディクソン・ルイス(Cb)

(2)ジェーン・ジョンソン(Cl)
マリー・ルイーゼ・ノイネッカー(Hrn)
ビョル・カン(Vn)
マ ヤ・メロン(Va)
ガブリエル・シュワーベ(Vc)
ダナエ・デルケン(P)

録音:2016年6月22日ライヴ、2016年6月20日ライヴ*
ンデルスゾーンが15歳の時に書いた作品ピアノ六重奏曲。作品番号が110となっているのは、メンデルスゾーンの死後に出版されたため。早熟の天 才メンデルスゾーンならではの高い完成度を示す内容です。ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラが2本、チェロ、コントラバスという変わった編成ですが、今 回はヴァイオリンのエリーザベト・クッフェラートがヴィオラに持ちかえて演奏に参加しています。またこの曲で終始活躍するピアノには、1994年生まれ のウィーンの若手アーロン・ピルザンが抜擢。ECHOから「ライジング・スター」に選出され、アムステルダム・コンセルトヘボウをはじめヨーロッパの 一流ホールでリサイタルを開催した実力派です。そしてクラリネット、ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノという編成によるペンデレツキの六 重奏曲。2000年にウィーンで初演された演奏時間35分という力作です。ホルンにはフランクフルト放響の首席を務めたこともある名手マリー・ルイーゼ・ ノイネッカー、ザルツブルク出身の韓国人ヴァイオリン奏者ビョル・カン、ソリストとして世界的オケと共演を重ねるベルリン出身チェロ奏者ガブリエル・シュ ワーベ、1991年ドイツ=ギリシャ系の両親の間にドイツのヴッパータールで生まれたピアニスト、ダナエ・デルケン、そして、ヨーロッパのオーケストラ の客演首席を務めるなど、イギリスを拠点に活躍中でピアニストのスティーヴン・オズボーンの妻であるクラリネット奏者のジェーン・ジョンソンと確かな 実力をもつ6人が、新鮮な響きを作り上げています。 (Ki)

WERGO
WER-6422(1CD)
ミリカ・ジョルジェヴィチ:The Death of the Star-Knower -petrified echoes of an epitaph in a kicked crystal of time I&II (弦楽四重奏)
Phosphorescence (ホルン、トランペット、バストロンボーン)
… wurde man denken: Sterne (アコーディオン)
How to evade- (オーボエ、ヴァイオリン)
Do you know how to bark non-communication ver. 2.1.1 (コントラバス)
Manje te u majke groze (ソプラノ、バスクラリネット、アコーディオン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
FAIL (チェロ、ライヴ・エレクトロニクス)
アルディッティSQ
クリスティン・チャップマン(Hrn)、
マルコ・ブラウ(Tp)、
ブルース・コーリングス(Tb)
、ピーター・ヴェール(Ob)
ハンナ・ワイリック(Vn)
フロランタン・ジノ(Cb)
トゥルイケ・ファン・デア・ペール(Ms)
テオドーロ・アンツェロッティ(アコーディオン)、
アンサンブル・ムジークファブリーク、
ヨハネス・ショールホーン(指)
、フランチェスコ・ディロン(チェロ、ライヴ・エレクトロニクス)

録音:2016年
1984年にセルビアのベオグラードで生まれた女流作曲家、ジョルジェヴィチ。彼女の音楽はその研ぎ澄まされた感性と高度な技術によって真に新たな 音響を世界に刻み付けるような、前衛的探求心に満ちたものです。音素材を厳しく見つめ、執拗なまでにあらゆる表現を網羅しながら音を繰り出す、たい へんな技巧を要する作品ばかり。軋むようなサウンドと、摩擦熱で火傷しそうなパッセージの応酬。演奏が難しければ難しいほど水を得た魚のごとく弾き まくる現代音楽のスペシャリスト、アルディッティ弦楽四重奏団も凄まじい熱演を披露しています。 (Ki)

H.M.F
HMX-2908748(1CD)
HMF2017カタログ付
シューベルト:ピアノ三重奏曲 変ホ長調 op.100 D929
ピアノ五重奏曲 イ長調 「鱒」op.114 D667
トリオ・ヴァンダラー
クリストフ・ゴーゲ(Va) 
ステファーヌ・ロジェロ(Cb)

録音:2000年7月(三重奏)、2002年6月(鱒)
トリオ・ヴァンダラーの、シューベルトの名演2作をカップリングしてのカタログCDの登場。ピアノ三重奏曲の繊細な表情、「鱒」の活き活きとした表 情はいつ聴いても見事です。2017年ハルモニアムンディのカタログ付き限定盤です。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32773(1CD)
The Great Book of Flute Sonatas Vol.1〜「18世紀」
バッハ:フルート・ソナタ ロ短調 BWV1030*
 フルート・ソナタ ホ短調 BWV1034
 フルート・ソナタ ホ長調 BWV1035
ヘンデル:フルート・ソナタ ホ短調 Op.1 HWV 359b
C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ ト長調 Wq.133 H.564
 フルート・ソナタ ホ短調 Wq.124 H.551
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第8番 ヘ長調 K.13(フルート版)*
ゲルゲイ・イッツェーシュ(Fl)、
アレックス・シラシ(P)、
アンソニー・ニューマン(Cemb)

録音:2011年3月12日ジェール・ヤーノシュ・ホール(ハンガリー)*、2006年8月15&16日ベッドフォード(イギリス)
ハンガリーを代表するフルート奏者、ゲルゲイ・イッツェーシュ(イッゼーシュ)による一大プロジェクト “The Great Book of Flute Sonatas” が始 動します!当シリーズはフルート・ソナタの必須レパートリーを網羅していく好企画で、年代を追いながらテーマ毎に全7集をリリース予定です。第1集 は18世紀に活躍した作曲家、J.S.バッハ、ヘンデル、C.P.E.バッハ、モーツァルトを収録。当演奏では現代のフルートを演奏しておりますが、古楽器の 演奏法を紹介しております(解説はハンガリー語、英語のみ)。バロックから現代まで幅広いレパートリーを誇るイッツェーシュだからこその見事な解釈で、 フルートの愛好家はもちろん、シリーズでお楽しみいただける充実の内容となっております。 (Ki)
HUNGAROTON
HCD-32774(1CD)
The Great Book of Flute Sonatas Vol.2〜「ロマン派のソナタ」
ドニゼッティ:フルート・ソナタ ハ短調
クーラウ:フルート・ソナタ イ短調 Op.85*
ライネッケ:フルート・ソナタ ホ短調「水の精」 Op.167*
カルク=エーレルト(1877-1933):フルー・ソナタ 変ロ長調 Op.121#
ゲルゲイ・イッツェーシュ(Fl)
ペーテル・ナジ(P)

録音:2008年9月20日、2008年6月19&20日*、2010年6月19日#/ジェール・ヤーノシュ・ホール(ハンガリー)
ハンガリーを代表するフルート奏者、ゲルゲイ・イッツェーシュ(イッゼーシュ)による一大プロジェクト “The Great Book of Flute Sonatas”。第2 集は「ロマン派のソナタ」です。19世紀は実に多彩な作品が生まれました。ドイツ生まれのデンマークの宮廷音楽家でロマン派初期の室内楽を多数作曲 したクーラウ、ピアニストとしてヨーロッパ各地で活躍したライネッケ、70曲にもおよぶオペラを作曲したドニゼッティ、オルガニストとしても活躍したカ ルク=エーレルトと、それぞれの作曲家の個性を示した作品が収められました。イッツェーシュによる実に力強くカラフルな演奏を聴くことができます。

2L
2L-138SABD
(Blu-ray disc Audio + SACD Hybrid[5.1 surround/stereo])
『北国の音色』
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ短調 Op.45
シベリウス:5つの田園舞曲Op.106(1925)(ヴァイオリンとピアノのための)
ニールセン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 FS20(Op.9)
ラグンヒル・ヘムシング(Vn)
トール・エスペン・アスポース(P)

録音:2016年5月 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
ルウェーのヴァイオリニスト、ラグンヒル・ヘムシング(1988-)は、民謡の故郷として知られるヴァルドレスの生まれ。オスロのバラット=ドゥーエ 音楽学校で学び、ウィーンのボリス・クシュニールに師事しました。2011年にリリースされた最初のソロアルバム『YR』(Simax PSC1315)では、グリー グのソナタ第1番、トゥーレセン、スパッレ・オールセン、ハルダンゲル地方の伝承曲をヴァイオリンとハリングフェレで弾きわけ、「スペルマン賞」にノミネー トされました。ピアニストのトール・エスペン・アスポース(1971-) は、オスロの国立音楽アカデミーでリヴ・グラーセルとイェンス・ハーラル・ブラト リに学び、ソロピアニスト、オスロのアカデミーの教授として活動。メディアから賞賛されたデュカスのピアノ作品全集(PSC1177)やベートーヴェン、シェー ンベルク、ヴェーベルン、ベルクの作品によるコンセプトアルバム『鏡のカノン(Mirror Canon)』(2L49SACD)でも知られています。ヘムシングとア スポースの共演は、アルバム『YR』の録音をきっかけに始まりました。2013年にボンで行われたベートーヴェン・フェスティヴァルでデュオとしてデビュー。 それぞれの主宰するフェスティヴァルやプロジェクトへの客演や共演を続けています。新しいデュオ・アルバムのタイトルは『北国の音色』。エドヴァルド・ グリーグ、ジャン・シベリウス、カール・ニルセン。たがいに敬愛し、それぞれの国と民族の要素をより広いヨーロッパの伝統を結びつけ「北欧の音」を 創りあげた作曲家たち。彼らの音楽から、「個人的に私たちが気に入っていて、どこにいようと『北の国の音』を感じることのできる」3つの作品を演奏し ています。
[5.1 DTS-HD MA, 9.1 Auro-3D, 9.1 Dolby Atmos と 2.0 LPCM の音声を収録した Pure Audio Blu-ray ディスクと、SACD ハイブリッドディス クをセットにしたアルバムです。Pure Audio Blu-ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。SACD ハイブリッドディスクは通常の CDプレーヤーでも再生できますが、Pure Audio Blu-ray ディスクは Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応のPCをお使いください。]

LAWO Classics
LWC-1123(1CD)
モーツァルト:弦楽四重奏曲集 「プロシャ王」
弦楽四重奏曲第21番ニ長調 K.575 「プロシャ王第1番」/弦楽四重奏曲第22番変ロ長調 K.589 「プロシャ王第2番」/弦楽四重奏曲第23番ヘ長調 K.590 「プロシャ王第3番」
エンゲゴールSQ〔アルヴィド・エンゲゴール(Vn1)、アレックス・ロブソン(Vn2)、ジュリエット・ジョプリング(Va)、ヤン・クレメンス・カールセン(Vc)〕

録音:2015年11月29日−12月3日、ソルシーデン教会(フレドリクスタ、ノルウェー)/Recorded in DXD 24BIT/352.8KHZ
シャーンドル・ヴェーグ率いるモーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ(現カメラータ・ザツツブルク)のコンサートマスターを務めていたノルウェーの名手、アルヴィド・エンゲゴールが率いるエンゲゴールSQは、2006年にノルウェー北極圏のロフォーテンに創設された、現在スカンジナビアでもっとも人気のあるアンサンブルの一つ。
現在はヴァイオリンと指揮の両面で活躍するエンゲゴールが、過去30年に渡ってヴァイオリニストとしても指揮者としても情熱を注ぎ続けてきたモーツァルトの音楽で、Lawo Classicsへレコーディングを開始。彼らが結成以来研究を重ねてきたというモーツァルトの弦楽四重奏曲から、プロシャ(プロイセン)王に捧げられた傑作集「プロシャ王四重奏曲」の3曲を収録。ヴェーグから大きな影響を受けたアルヴィド・エンゲゴールの素晴らしきモーツァルトにご期待ください!

Glossa
GCD-C80804(2CD)
バッハ:フルート作品集
■CD1(無伴奏フルート)
無伴奏フルート・パルティータ イ短調 BWV.1013/無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV.1007/無伴奏チェロ組曲第2番ロ短調 BWV.1008/無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009
■CD2(フルート&チェンバロ)
ソナタ ニ短調 BWV.527/トリオ ニ短調 BWV.583/ソナタ ト長調 BWV.525/ソナタ ト短調 BWV.528/アリア ヘ長調 BWV.587/ソナタ ホ短調 BWV.526 (BWV.1013を除く全編曲:ウィルベルト・ハーツェルツェット)
ウィルベルト・ハーツェルツェット(トラヴェルソ)、
ジャック・オッホ(チェンバロ/CD2)

録音:1998年10月(CD1)&1998年12月(CD2)、スペイン
オランダが誇るトラヴェルソの偉大な名手、ウィルベルト・ハーツェルツェット。「無伴奏フルート・パルティータ(ソナタ)」と自身で編曲した「無伴奏チェロ組曲」からのフルート版を収録した名盤「無伴奏フルート作品集」と、ジャック・オッホと共演した「トリオ・ソナタ集」(こちらもすべて自身の編曲によるオルガン作品からのフルート版)が、セットになってGlossa Cabinetシリーズより登場!

Chandos
CHAN-10987(1CD)
サクソフォン四重奏のための作品集
サンジュレー:協奏的大四重奏曲 Op.79/ピエルネ:民謡風ロンドによる序奏と変奏
ボザ:アンダンテとスケルツォ
ギジェルモ・ラゴ(ヴィレム・ファン・メルヴィク):シウダーデス(都市)
ヒューゴ・ラインハルト:サクソフォン四重奏曲 ヘ短調
ギジェルモ・ラゴ(ヴィレム・ファン・メルヴィク):ワーズワース・ポエム(世界初録音)
ウィル・グレゴリー:ホー・ダウン
フェリオ・サクソフォン四重奏団

録音:2017年2月23日−25日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
サンジュレーやピエルネ、ボザらの名作から、21世紀の新作まで、サクソフォン四重奏のためのオリジナル作品を収録。中でも、フェリオ・サクソフォン四重奏団によって委嘱されたギジェルモ・ラゴ(オーレリア・サクソフォン四重奏団やオランダ管楽アンサンブルのメンバーとしても活動したサクソフォン奏者、ヴィレム・ファン・メルヴィクの作曲家としての名義)の「ワーズワース・ポエム」は、2017年4月にセント・ジョンズ・スミス・スクエアで初演されたばかりの作品です。
ピエルネの「序奏と変奏」が、YouTubeにてご試聴いただけます!
Chandos
CHAN-10970(1CD)
レーガー:クラリネット・ソナタ集
クラリネット(Va)・ソナタ 変ロ長調 Op.107*
クラリネット・ソナタ 変イ長調 Op.49-1*
クラリネット・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.49-2#
マイケル・コリンズ(クラリネット in B♭*/クラリネット in A#)、
マイケル・マクヘイル(P)

録音:2017年2月26日−28、ポットン・ホール(サフォーク)
ロンドン・シンフォニエッタやフィルハーモニアOの首席奏者を歴任し、ナッシュ・アンサンブルのメンバーとしても活躍した現代最高のクラリネット奏者の一人、マイケル・コリンズ。デュオ・パートナーのマイケル・マクヘイルとともにクラリネットの新たなレパートリー探求に励み、楽器の可能性、表現の多様性を追究。ついにたどり着いたのが、ドイツの偉大な作曲家、マックス・レーガー(1873−1916)の3つのクラリネット・ソナタ。ブラームスからの影響を受けたこれらの叙情的なソナタは、荘厳なオルガン音楽とは対照的な、感情豊かで親しみやすい作品です。2017年3月の来日公演では、シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアの指揮&ソロ、シャーロット・ド・ロスチャイルドとの共演を披露してくれた名手、マイケル・コリンズの美音によるレーガー。

Etcetra
KTC-1596(2CD)
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集(全曲)
ソナタ第1番ロ短調 BWV.1014/ソナタ第2番イ長調 BWV.1015/ソナタ第3番ホ長調 BWV.1016/ソナタ第4番ハ短調 BWV.1017/ソナタ第5番ヘ短調 BWV.1018/ソナタ第6番ト長調 BWV.1019/カンタービレ、マ・ウン・ポコ・アダージョ(ソナタ第6番緩徐楽章の初稿版)
グイード・デ・ネーヴェ(バロックVn)
フランク・アグステリッベ(Cemb)

録音:2016年7月25日ー28日、アントワープ(ベルギー)
使用楽器:Baroque violin by Hendrik Willems, Ghent 1692, Baroque bow by Rudiger Pfau, 2009, Harpsichord after Grimaldi by Jan Boon, Mechelen 1995
ともにアントワープ王立音楽院の教授をつとめるベルギー古楽界の名手、グイード・デ・ネーヴェとフランク・アグステリッベによるバッハ。このバッハ演奏は、アントワープ音楽院からも協賛を受けるプロジェクトの一環でもあり、ネーヴェとアグステリッベがルソーやディドロ、マッテゾンといった18世紀の音楽理論家たちの記述を読み解き、ドイツ・バロックの本質へ近づこうと取り組んだもの。フランク・アグステリッベは、2017年4月には、ルクセンブルクの声楽アンサンブル "カントルクス"の指揮者として、たかまつ国際古楽祭にも出演しています。

Salamandre
SAL-001(2CD)
マルティヌー:プラハ、パリ、ニューヨーク〜室内楽作品集
ハープ,ピアノ,ヴァイオリン,ヴィオラと語り手のための「3つの叙情的なメロドラマ」 H82-H84(世界初録音)
クラリネットとピアノのためのソナチネ H356
三重奏曲 H300(フルート、ヴィオラとピアノ版)
トランペットとピアノのためのソナチネ H357
バレエ音楽 「調理場のレヴュー」(フランス語朗読付き/世界初録音)
バレエ音楽 「調理場のレヴュー」(チェコ語朗読付き/世界初録音)
アンサンブル・カリオペ、
カリーヌ・ルティエク(ヴィオラ、芸術監督)

録音:2013年12月−2014年7月、フランス
チェコ、フランス、アメリカで活躍したチェコの偉大な作曲家、ボフスラフ・マルティヌーの室内楽作品集。オリジナル・テキストの朗読を加えた「調理場のレヴュー」(フランス語版、チェコ版ともに世界初録音)や、「フルート、チェロとピアノ」のために作曲された三重奏曲 H300」の"ヴィオラ版"などを収録。

Goodies
78CDR-3682(1CDR)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調 K.454 アンリ・メルケル(Vn)
ジャン・ユボー(P)

仏アンソロジー・ソノール 111/3
録音:1942年2月23日パリ
ヴァイオリンのアンリ・メルケル(1897-1969)はパリ生まれ。パリ音楽院のギヨ ーム・レミー教授のクラスで1912年に一等賞を得た。パリ・オペラ座管弦楽団、 コンセール・ラムルー管弦楽団のヴァイオリン奏者をつとめた後、1929年から パリ音楽院管弦楽団のコンサートマスターになり、その後ソリスト、室内楽奏 者として活躍した。メルケルはこのシリーズで多数出ている。ピアノのジャン ・ユボー(1917-1992)はパリ音楽院でラザール・レヴィ(1882-1964)に師事し、 1930年13歳で一等賞を得た。このメルケルとのモーツァルト:ヴァイリン・ソ ナタ K.454の録音は発売当時非常に高く評価された。 (グッディーズ)

NEOS
NEOS-11614(2CD)
「ソニック・ミグレーション」〜ローリー・アルトマン(1944-)の音楽
(1)ラフマニノフの5 つの変奏曲
(2)スルー・ザ・クラックス
(3)忘れはしない[ソナタ]
(4)花糸
(5)ブラームス・テイクス
(6)セルフレス・ギフト
(7)ピアノ・ソナタ第7 番「タンザニア」
(8)ホームレスの女性の哀歌
(9)ソニック・ドリフト
(10)白川の歌
(11)ピアノのための10 の小品
(1)(2)(7)クリッパー・エリクソン(P)
(2)(5)(10)マティアス・ミューラー((2)(5)Cl、(10)センサー・アウグメンテッド(バスCl)
(3)(8)パトリス・ミカエルズ(S)
(3)カヴァティーナ・デュオ
(4)ランディー・バウアー&クアン=ハオ・フアン(ピアノ・デュオ)
(5)(8)マンハッタンSQ
(6)アンドリュー・ラスバン(Sax)
(8)ジョン・ブルース・イェー(Cl)
(8)(11)クアン=ハオ・フアン(P)

録音:2016 年(全て世界初録音)
ニューヨーク出身の現代音楽作曲家、ローリー・アルトマン。マネス音楽大学でジェイ・サイドマン、レスター・トリンブルに師事。作曲のほかに、ジャズ・ピアニストとしても活躍しています。この2 枚組は四半世紀に渡り作曲してきた中から選りすぐられた作品を収録。“ラフマニノフの5 つの変奏曲”は、ラフマニノフのピアノ・ソナタの第2 楽章を基に作曲されたもの。美しく印象的な旋律が優しく変化していきます。“花糸”は 2 台ピアノでラテン風味のジャジーな作風。“ブラームス・テイクス”はブラームスのヴァイオリン・ソナタ第 1 番ト長調『雨の歌』作品 78にインスピレーションを受け作曲。クラリネットと弦楽四重奏という編成であのメロディが見え隠れしています。
NEOS
NEOS-11705(1CD)
ルーベン・セロッシ(1959-):室内楽作品集
(1)Jazz…a propos de Matisse(ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための)
(2)‘…through the keyboard’(ピアノ独奏)
(3)Ce discret charme…Hommage a Luis Bunuel(ヴィオラ、クラリネット、ピアノのための)
(4)Oppositive is Positive(フルート、バス・クラリネット、ギター、ヴァイオリン、チェロのための)
(5)The Yearnings of the Duck, In Memoriam Dudu Geva (フルート、クラリネット、ファゴット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための)
マイター・アンサンブル:
【(1)(2)(4)(5)モシェ・アハラノフ(Vn、Va)
(1)(4)ヨニ・ゴトリボヴィチ(Vc)
(1)(3)(5)アミット・ドルベルグ(P)
(3)(4)ギラード・ハーレル(Cl、バスCl)
(4)ハガール・シャチャル(Fl)
(5)ロイ・アモツ(Fl)
(5)ジョナサン・ハダス(Cl)
(5)ナダフ・コーエン(Fg)
(5)アナット・エンゲルマイヤー(Vc)】
(2)ダニエル・セロッシ(P)
(4)ルーベン・セロッシ(G)
(4)ガイ・フェダー(指)
(5)ダニエル・コーエン(指)

録音:(1)(2)(3)2015 年、(4)2014 年、(5)2009 年、60’28(すべて世界初録音)
1959 年ウルグアイ生まれの作曲家兼ギタリストのルーベン・セロッシ。1974 年からイスラエルのテルアビブに住んでいます。テルアビブ大学の音楽アカデミーにてレオン・シドロフスキーに師事。現在はブヒマン-メータ音楽院の作曲家主任を務めています。世界初録音となるこのアルバムは、演奏しているマイター・アンサンブルの委嘱により作曲されたものです。
NEOS
NEOS-11710(1CD)
現代のギター四重奏曲集Vol.2
ニコラウス・フーバー(1939-):オルフェウスの逃走(2001)
アルベルト・ホルティグエラ(1969-):言葉は罰(2015)
イレーネ・ガリンド・ケロ(1985-):Ziffer h Hut(2011)
マティアス・シュパーリンガー(1944-):削除された補足(2012)(4 本[or 3 本or2 本)]のギターのための)
アレフ・ギター四重奏団:
【アンドレス・エルナンデス・アルバ
ティルマン・ラインベック
ヴォルフガング・ゼーリンガー
クリスティアン・ヴェルニッケ】

録音:2016 年 2 月 8〜11 日、(すべて世界初録音)
アレフ・ギター四重奏団は 1994 年に結成された珍しい現代音楽専門のギター四重奏団として「ワルシャワの秋」(ポーランド)、パン・ムジーク(韓国)、アルス・ノヴァ(スイス)など数多くの現代音楽祭に招かれています。20 世紀と21 世紀の新たな音楽的技法や演奏技法を生み出し、現代音楽作曲家に委嘱することで、ギター四重奏曲のレパートリーを拡大し続けている注目のギター四重奏団です。今作もすべて世界初録音。叩いたり、つま弾いたり、特殊奏法たっぷりの見事なアンサンブルを披露しています。まるで琴のような音色にも聴こえるシュパーリンガーの“:削除された補足Entfernte Erganzung”、繊細に切れ目なく音が鳴り響くホルティグエラの“言葉は罰”など聴きもの。

2L
2L-135SABD
(Blu-ray disc Audio + SACD Hybrid
[5.1 surround/stereo])
『minor major』
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 Op.95《セリオーソ》
シューベルト:弦楽四重奏曲第15番 ト長調 D.887 Op.161
オスロSQ
[ゲイル・インゲ・ロツベルグ(第1Vn)
リヴ・ヒルデ・クロック(第2Vn)
アーレ・サンバッケン(Va)
オイスタイン・ソンスタード(Vc)]

録音:2015年10月、12月 ヤール教会(ベールム、ノルウェー)
オスロ弦楽四重奏団は、1991年の創設以来、「今日」屈指の弦楽四重奏団のひとつとしてコンサートやフェスティヴァルへ出演と録音を重ねてきました。 グリーグ、スヴェンセン、ファッテイン・ヴァーレン、カール・ニルセン、シベリウスといった北欧の作曲家の曲、フーゴ・ヴォルフ、アルバン・ベルクの 作品を演奏。結成から15年の2006年には「ベートーヴェン・コード」フェスティヴァルを開催し、オスロ大学の図書館でベートーヴェンの弦楽四重奏 曲の全曲を演奏しました。2015年の秋から冬にかけて録音されたアルバム『minor major』では、「表現の強さ」を共通の特徴としながら、対照的な長 さのベートーヴェンとシューベルトの作品を取り上げています。ベートーヴェンの第11番ヘ短調《セリオーソ》は、好意を寄せていたテレーゼ・マルファッ ティが彼の友人と結婚してしまった時期、1810年から1811年にかけて作曲された作品です。彼の弦楽四重奏曲としてはもっと短く、極度に凝縮された「小 さい(minor)」作品は、「悲しみ」ではなく「攻撃的、深い苦痛」といった感情を呼び起こす「短調(minor)」で書かれています。シューベルトのト長調 (major)の第15番は、死の2年前、1826年6月に作曲された彼の最後の弦楽四重奏曲です。シューベルトの歌曲にしばしばみられる「長調と短調 の交錯」による楽想が全体を支配する楽章に始まり、管弦楽作品の作曲手法と色彩、交響曲を思わせる広がりをもった「大きな(major)」作品です。モッ テン・リンドベルグが制作を担当。2L が定期的に録音場所として使う、高い三角屋根のヤール教会でセッションが行われました。 (Ki)
※[5.1 DTS?HD MA, 9.1 Auro-3D, 9.1 Dolby Atmos と 2.0 LPCM の音声を収録した Pure Audio Blu-ray ディスクと、SACD ハイブリッドディス クをセットにしたアルバムです。Pure Audio Bluray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。SACD ハイブリッドディスクは通常の CDプレーヤーでも再生できますが、Pure Audio Blu-ray ディスクは Bluray プレーヤーもしくは Bluray 対応のPCをお使いください。]

Hanssler
HC-17001(1CD)
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.120-1
ヤナーチェク(シャーリー・ブリル編曲):クラリネット・ソナタ(原曲:ヴァイオリン・ソナタ)
ブラームス:クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調 Op.120-2
シャーリー・ブリル(Cl)
ヨナタン・アネル(P)

録音:2015年3月23-26日/ブレーメン
ザビーネ・マイヤーも認めるクラリネット奏者、シャーリー・ブリルがブラームスの名作、2つのクラリネット・ソナタと、ブリル編曲によるヤナーチェクのヴァ イオリン・ソナタを録音しました。ブリルは1982年イスラエル生まれ。リューベック音楽院でザビーネ・マイヤーに、ボストンのニューイングランド音楽 院でリチャード・ストルツマンにそれぞれ師事したのち、2007年に開かれたジュネーヴ国際コンクール最高位を受賞した実力派。 ソリストとしてイスラエル・フィル、ハンブルク響、ベルリン響などと共演。またピアニスト、ヨナタン・アネルと1999年に結成したデュオ・ブリラネル(ブ リルとアネルの名前を由来とする)としては、ベルリン、チューリヒ、ニューヨークなど世界各地で演奏。有名無名問わずクラリネットとピアノのための作 品を演奏してきました。また、クラリネットの可能性を探るべく自身の編曲により幅広いレパートリーを披露しております。 人間業とは思えないテクニックと豊かな音楽表現をあわせもつブリルによるブラームスは、30代半ばとは思えぬほどの円熟の演奏。美しい旋律を歌い ながら深みのある音色で奏でます。カップリングのヤナーチェクも注目です。冒頭のソロが強烈に印象的な第1楽章。極めて民俗色を示し、強烈な感情 表現が随所にあらわれるヤナーチェクの傑作です。転調や変拍子をものともせず、ブリルだからこそ表現のできる新たな魅力に気づかされます。長年の共 演からヨナタン・アネルのとの息もばっちりです。 (Ki)

Audite
AU-97727(1CD)
ミヨー:弦楽三重奏曲 Op.274
 三重奏のためのソナチネ Op.221b
マルティヌー:弦楽三重奏曲第1番 H 136
 弦楽三重奏曲第2番 H 238
ジャック・ティボー・トリオ【ブルクハルト・マイス(Vn)、ハンナ・ストライボス(Va)、ボグダン・ジアヌ(Vc)】

録音:2017年3月27-29日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
014年に結成20周年を迎え、さらなる活躍をみせるジャック・ティボー・トリオ。1994年の結成時より演奏機会が少ないながらも三重奏曲の重要 なレパートリーを演奏・録音してきました。当ディスクでは20世紀に活躍したミヨーとマルチヌー(マルティヌー)の作品に挑みました。
フランス6人組の中心人物ミヨーは、新古典派主義の作品の中にもロマンティックな傾向もみせる独特の香りをもつ多作曲家で、なかでも室内楽作品 を多数残しました。ここに収録された2篇はともに1940年代の作品で、第2次大戦を避け渡米したころに作曲されました。ミヨーらしいおしゃれな旋 律が印象的です。 一方、1890年チェコに生まれ、1920年代にパリにて現代音楽の新古典主義に傾倒し、1950年代にアメリカに移住した作曲家マルチヌー。ミヨー 同様あらゆる分野に多数の作品を残しましたが、ここに収録された2篇もマルチヌーの個性を示した秀作です。雄弁な語り口と実に見事なアンサンブルを 聴かせるジャック・ティボー・トリオ、渾身の新録音です!ジャン・クラ、レーガー、ドホナーニ、コダーイの弦楽三重奏曲集(AU 97534)、ベートーヴェ ンの弦楽三重奏曲全集(AU 23430)とあわせてお楽しみください。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-033(1CD)
マーク・メリッツ (1966-):弦楽四重奏曲第3番「タパス」
弦楽四重奏曲第4番「プロメテウス」(2011年)
弦楽四重奏曲第5番 「Waniyetu」(2015年)
ドビュッシーSQ
アメリカの作曲家マーク・メリッツ(b.1966)の世界初録音の弦楽四重奏作品集。ミニマル・ミュージックの作風で知られるメリッツですが、ここでも そうした作品が聴かれます。第5番の終楽章は、どこかライヒのディファレント・トレインズをほうふつとさせ、弦が刻む和声が刻々と変化していくさまがかっ こよい演奏です。名手ドビュッシー弦楽四重奏団がザクザクと気持ちよく弦でリズムを刻みます。 (Ki)
EVIDENCE
EVCD-004(1CD)
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番 op.15
メル・ボニ(1858-1937):ピアノ四重奏曲第1番 op.69
ジャルディーニQ
〔ダヴィド・ヴィオリ(P)、パスカル・モンロン(Vn)、カロリーヌ・ドナン(Va)、ポリーヌ・ブエ(Vc)〕

録音:2013年12月
フランスのジャルディーニ四重奏団による、フォーレと女性作曲家メル・ボニの代表作の一つであるピアノ四重奏曲第1番をおさめた1枚。勢いのある さわやかなアンサンブルです。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4227(1CD)
ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 Op.87 B.162(1889)
ヨゼフ・スーク(1874-1935):ピアノ四重奏曲 イ短調 Op.1(1891)
ヨゼフ・スーク・ピアノ四重奏団
【ラディム・クレスタ(Vn)、エヴァ・クレストヴァー(Va)、ヴァーツラフ・ペトル(Vc)、ヴァーツラフ・マーハ(P)】

録音:2016年11月26日、12月4&11日/プラハ音楽院
20世紀初期のチェコを代表するドヴォルザークとスークのピアノ四重奏曲集。1885年から1892年までプラハ音楽院でドヴォルザークに学んだスー クの記念すべき作品1であるピアノ四重奏曲は17歳の時の作品。国民主義の作風から出発したスークの原点を知ることのできる意欲作です。スークは 1898年に師であるドヴォルザークの娘オティーリエと結婚し、その後チェコ四重奏団(旧ボヘミア四重奏団)の第2ヴァイオリン奏者をつとめ、その後 1922年からはプラハ音楽院で教鞭を執りました。一方、ドヴォルザークのピアノ四重奏曲第2番は48歳の時の作品。国民主義的傾向がさらに深められ、 一連の傑作とともに充実した内容です。 両者ともに弦楽器奏者出身のため、とりわけ優美な主旋律が魅力的です。チェコの新進気鋭の演奏者により結成されたヨゼフ・スーク・ピアノ四重奏団 の演奏で、溌溂としたスークとドヴォルザークをお楽しみいただけます。 (Ki)

PRAGA
PRD-250372(2CD)
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5の1 チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5の2
モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」による7の変奏曲WoO46
モーツァルトの「魔笛」の「女か娘か」による12の変奏曲Op.66
チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69
チェロ・ソナタ第4番ハ長調Op.102の1
チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102の2
ヘンデルの「マカベアのユダ」の「見よ勇者は帰る」による12の変奏曲WoO.45
パブロ・カザルス(Vc)
ルドルフ・ゼルキン(P)

録音:1952-53/パラデス
ベートーヴェンのチェロ・ソナタの決定的名盤とされるカザルスとゼルキンによる録音の登場です。すべてフィリップス音源で、アレクサンドラ・エヴラー ルがリマスタリング。鮮明な音質に生まれ変わりました。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186659
(1SACD)
マット・ハイモヴィッツ&ウッチェロ
ジョン・マクラフリン(1942-)(マハヴィシュヌ・オーケストラ):Open Country Joy
マイルス・デイヴィス(1926-1991):Half Nelson
オーネット・コールマン(1930-2015):W. R. U
ジョン・ルイス(1920-2001)(モダン・ジャズ・カルテット):ブルース イ短調
ジョン・マクラフリン(マハヴィシュヌ・オーケストラ):Meeting of the Spirits
ビリー・ストレイホーン(1915-1967):Blood Count
デイヴィッド・サンフォード(1963-):Triptych
ガーシュウィン:Liza
チャールズ・ミンガス(1922-1979):Haitian Fight Song(7’57”)

編曲:デイヴィッド・サンフォード
マット・ハイモヴィッツ&ウッチェロ(Vc)
ジョン・マクラフリン(エレキG)、
マット・ウィルソン(ドラム)、
ヤン・ヤルチック(キーボード)

録音:2010年7月18日ニューヨーク、2010年7月24-26&28日マギル大学(モントリオール)
ENTATONEレーベルとカナダのOxingale Recordsレーベルとの共同企画"PENTATONE OXINGALE Series"。当ディス クはマット・ハイモヴィッツ率いるチェロ・アンサンブル “ウッチェロ” との共演で、名だたるジャズの巨匠の作品に挑戦。マイルス・デイヴィス、ジョン・ マクラフリン、デイヴィッド・サンフォードなどが残した名作をハイモヴィッツによる豊かな解釈で新たな扉を開きます。特に注目と言えるのがジャズ・ロッ クギタリスト、ジョン・マクラフリン作曲の「Open Country Joy」。なんとマクラフリン本人との共演を果たしております!ジャンルの垣根を越えた鬼才チェ リスト、マット・ハイモヴィッツだからこそ実現できた夢のようなアルバムです。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、 センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャ ンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series"より積極的なリリースが続く世界的チェ リストです。 (Ki)


R-RESONANCE
RRSC-20002
(1SACD)
デュオ・コンチェルタンテ
パガニーニ:協奏風ソナタ イ長調 M.S.2
ジュリアーニ:協奏風二重奏曲 ホ短調 Op.25
ジュリアーニ:協奏風大二重奏曲 イ長調 Op.85
パガニーニ:ヴァイオリンとギターのためのカンタービレ
ライナー・キュッヒル(Vn)
福田進一(G)

録音:2016年11月9-11日/プラザウエスト さくらホール
ライナーノート:グレアム・ウェイド(書き下ろし/訳・福田進一)
ライナー・キュッヒルと福田進一という2大巨匠が夢の饗宴を果たしました!2016年、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 の第1コンサートマスターを退任し、さらに活動の幅を広げたライナー・キュッヒル。2017年からはNHK交響楽団の客演コンサートマスターへの就任 も決定し、日本における演奏の機会もますます増え続ける状況にあります。一方の福田進一は、国内外を問わず演奏会や国際コンクールの審査などで八 面六臂の活躍をつづけ、自身のCDアルバムもすでに90枚近くに及ぶ文字どおり日本ギター界を代表する巨匠です。
ヴァイオリンとギター、二人のヴィルトゥオーゾが出会い、演奏曲目に選んだのは難曲として知られる作品ばかり。キュッヒルと福田、二人が発揮した 超絶技巧と緩徐楽章における詩情あふれる歌心の交歓は、圧倒的な名演を生み出しました。 
今回の録音で福田進一が演奏した楽器は19世紀にイタリアで製作されたGaetano GuadaniniU(1829/Itaria-Turin)、雅なサウンドながら足腰がしっ かりしたアクセントを持つ楽器です。一方のキュッヒルもGabriel Lembock(1857/Austria-Wien)を使用、まさに、ジュリアーニやパガニーニが活躍し た19世紀の空気感が蘇ります。
レコーディング・エンジニアは、数々の名録音で定評のある深田晃氏が担当、今回も瑞々しく透明感に溢れながら音の芯がしっかりしたサウンド作りを しています。音質の良さを充分堪能していただくために、SACDハイブリット盤でのリリースです!また、ライナーノートは、ジュリアン・ブリームの伝記 などで知られるイギリスの音楽評論家、グレアム・ウェイド氏の書き下ろし、読み物としても興味深い内容となっています。 (Ki)

WERGO
WER-6960(3CD)
ヒンデミット:弦楽四重奏曲全集
[CD1] 第1番ハ長調 Op.2、第4番 Op.22、第7番 変ホ調
[CD2] 第2番 Op.10、第6番 変ホ調
[CD3] 第3番 Op.16、第5番 Op.32
ジュリアードSQ
「ロバート・マン(第1Vn)、ジョエル・スミルノフ(第2Vn)、サミュエル・ローズ(Va)、ジョエル・クロスニック(Vc)]

録音:[CD1] 1997年3月8-10日(第1番・第7番)、1995年4月15・17・18日(第4番)
[CD2] 1996年6月14-16日
[CD3] 1995年4月15・17・18日
冴えわたる技巧と高い合奏能力を武器とするアメリカの名カルテット、ジュリアード弦楽四重奏団によるヒンデミットの弦楽四重奏曲録音がお求めやす い価格でセット化再発売。単発では廃盤になっているものもあり、嬉しいリリースです。バルトークなど近現代音楽も得意とするカルテットゆえに、演奏 は申し分ありません。
ハイドンやベートーヴェン、或いはバッハを思わせる彫琢された4声体でありながら、メカニックでカサカサした独特の語り口や和声感がいかにもヒンデ ミットな四重奏。またヴィオラ弾きでもあったヒンデミットだけあって、内声の対位法的な充実ぶりが目を引きます。ジュリアード弦楽四重奏団はこういう 音楽にもめっぽう強く、疾走感と力強さを兼ね備えた演奏を展開しています。未来的でドライなサウンドがクセになる、20世紀ドイツ音楽の面白さを世に 伝えるWERGOならではの名盤です! (Ki)
WERGO
WER-7354(1CD)
原田敬子:zero hour 〜アルト/バスフルートと箏のための(2005/08/10)
the 5th season 〜ギターとアコーディオンのための(2008-2012)
midstream+ 〜トロンボーンとアコーディオンのための(2004/2008)
in 〜バスフルートとピアノのための(2000)
third ear deaf II-b’ 〜フルートとアコーディオンのための(2003)
devil fire tarantella - devil fire tango 〜アコーディオンとピアノのための(2014-2016)
カリン・レヴァイン(各種フルート)
マイク・スヴォボダ(Tb)
ユルゲン・リュック(G)
シュテファン・フッソング(アコーディオン)菊地奈緒子(十三絃箏、十七絃箏)
廻由美子(P)

録音:2016年4月4-8日/ドイツ・ブレーメン放送局スタジオ
2014年に発売された作品集(WER-6786/KKC-5404)がレコード芸術特選盤に選ばれた原田敬子のWERGOレーベル第2弾アルバム。前作 に引き続きアコーディオンとピアノでフッソングと廻由美子が参加しているほか、フルート、トロンボーン、箏、ギターと多彩な楽器が登場。さまざまな組 み合わせの二重奏曲が並びます。切り詰めた緊張感を保ちながら、呼吸と身振りでもって間を読みあいじっくりと音楽を紡ぐような構成が特徴的。
アルバムタイトルにもなっている「midstream+」はトロンボーンとアコーディオンという、音量差の大きな楽器による普通ではありそうもない編成のデュ オ。しかし空気を通して音を出すという共通点もあり、両者の奏でる音が極めて近い感性で溶け込みあい、その中で互いの特徴も活かしつつ、興味の尽 きない音世界を作り上げます。何の楽器がいくつ鳴っているのか、ということもあまり気にならないような新しさです。 (Ki)
WERGOのホームページで作曲家自身による日本語の楽曲解説などを見ることが出来ます

2L
2L-137SABD
(Bluray disc Audio +
SACD hybrid
『相互作用』
ファッテイン・ヴァーレン(1887-1952):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ Op.3
ストラヴィンスキー:協奏的二重奏曲
ルトスワフスキ:パルティータ(1984)(
ボルド・モンセン(Vn)
グンナル・フラグスタ(P)

録音:2016年1月 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
オスロのバラット=ドゥーエ音楽学校で学び、ソロ・ヴァイオリニスト、アンサンブルのリーダー、教師として活動するボルド・モンセン(1978?)。ノルウェー 音楽アカデミーで学び、バラット=ドゥーエ音楽学校の伴奏ピアニストを務めながら母校で准教授として教えるグンナル・フラグスタ。1999年の秋からデュ オ活動を始めたふたりが、2L のモッテン・リンドベルグのプロデュースで録音したアルバム。ノルウェーの作曲家、ナショナル・ロマンティシズムの流れ に逆らい、わが道を進んだ後期ロマンディシズムと表現主義のファッテイン・ヴァーレンに始まり、「ネオクラシカル期」のストラヴィンスキーを通り、さら に「モダニスティック」な様式のルトスワフスキ至る。ヴァーレンはJ・S・バッハの「厳格な」対位法、ストラヴィンスキーはヴェルギリウスの古い詩作、 ルトスワフスキはバロック音楽と、三人の作曲家がインスピレーションを求めた「過去」と彼らの個性が出会い、その「相互作用」から生まれた作品によ るプログラムが組まれています。 (Ki)
5.1 DTS?HD MA, 9.1 Auro-3D, 11.1 Dolby Atoms と 2.0 LPCM の音声を収録した Pure Audio Blu-ray ディスクと、SACD ハイブリッドディス クをセットにしたアルバムです。Pure Audio Blu?ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。SACD ハイブリッドディスクは通常の CDプレーヤーでも再生できますが、Pure Audio Blu-ray ディスクは Blu?ray プレーヤーもしくは Blu?ray 対応のPCをお使いください。

TUDOR
TUD-7198(1CD)
ヘンツェ: 新しい民謡と羊飼いの旋律(1983/1996)〜ファゴット・ギター・弦楽三重奏のための
室内楽 1958(1958/1963)〜ヘルダーリンの「明るい青空に」によるテノール、ギター、8つの楽器のための
シャロウン・アンサンブル:
【ヴォルフラム・ブランドル(Vn)、クリストフ・ホラク(Vn)、 クリストフ・シュトロイリ(Vn)、ミヒャ・アフハム(Va)、 クラウディオ・ボホルケス(Vc)、リチャード・デュヴェン(Vc) 、ペーター・リーゲルバウアー(Cb)、アレクサンデル・バーダー(Cl) 、マルクス・ヴァイドマン(Fg)、シュテファン・ドゥ・ルヴァル・イェジエルスキー(Hrn)】
ユルゲン・ルック(G)
アンドルー・ステープルズ(T)
ダニエル・ハーディング(指)

録音:2016年2月、2013年9月、2014年7月、何れもカンマームジーク・ザール,ベルリン・フィルハーモニー
2012 年に86 歳で亡くなった、ドイツの巨匠作曲家ヘンツェ。同時代の前衛とは一線 を画した、二つの情感豊かな音楽を収録している。テノールとギターとアンサンブルの ために書かれた「室内楽 1958」は、ヘルダーリンの詩「明るい青空に」を用いた声楽 曲。ブリテンに献呈され、そのブリテンを思わせる沈みがちな抒情あふれる歌唱がい い。ハーディング指揮シャロウン・アンサンブルも中間色を巧みに生かした色彩感で聴 かせる。ファゴット、ギターと弦楽三重奏のための「新しい民謡と羊飼いの旋律」は新古 典主義風。オーストリア民謡の牧歌風の旋律に、深々としたメランコリーが入り交じる。

BRIDGE
BCD-9481(1CD)
ラフマニノフ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ロマンス イ短調 TN ii /31
ロマンス「4 月」 TN ii/50/1
セレナード 変ロ短調 Op.3-5
東洋風のロマンス Op.4-4
ロマンス ニ短調 Op.6-1
ハンガリー舞曲 Op.6-2
ピアノ協奏曲第2 番 ハ短調 Op.18 第2 楽章―祈り
ここはすばらしい場所 Op.21-7
調べ Op.21-9
前奏曲 ニ短調 Op.23-3/前奏曲 ニ長調 Op.23-4/前奏曲 変ホ短調 Op.23-9/イタリアのポルカ TN ii/21/前奏曲 ト長調 Op.32-5(第16 番)
練習曲「音の絵」Op.33―第3 曲 ハ短調,第7 曲 ハ短調
ヴォカリーズ Op.34-14
ひなぎく Op.38-3
東洋風の素描 TN ii/19/2
パガニーニの主題による狂詩曲〜第18変奏
アネル・カズミ・グレゴリー(Vn)
アレクサンドル・シンチュク(P)

録音:2016 年 6 月 カリフォルニア州,バーバンク、
ラフマニノフの様々な小曲をヴァイオリンで演奏している。編曲ものはハイフェッツやクラシルナーなどによるもの。アネル・カズミ・グレゴリーは、ここ 5 年ほど世界各地のコンクールで優勝、入賞を果たしている注目の若手ヴァイオリニスト。ミドルネームにカズミとあるように日本人の血を引いているとのこと。アレクサンドル・シンチュクは 1988 年、極東ロシア、日本海の対岸の町ナホトカの生まれ。2008 年、モスクワでのラフマニノフ・コンクールで第1 位を獲得、以来国際的に活躍している。
BRIDGE
BCD-9483(1CD)
マーティン・ボイカン(b.1931):室内楽作品集(1993-2012)
(1)ヴァイオリン独奏のための即興曲
(2)ピアノ三重奏曲第3 番 「通過儀礼」
(3)詩篇第121番
(4)ヴァイオリン・ソナタ第2 番
(5)ヴィオラ・ソナタ
(1)(2)(3)ヨハナン・ケンドラー(Vn)
(2)(3)ジョシュア・ゴードン(Vc)
(2)スティーヴン・ウェイト(P)
(3)パメラ・デラル(Ms)
(3)エミル・オルトシュラー(Vn)
(3)メアリー・ルース(Va)
(4)カーティス・メイコーマー(Vn)
(4)スティーヴン・ゴスリング(P)
(5)マーク・バーガー(Va)
(5)萩野陽子(P)

録音:(1)(2)(3)2011 年3 月3 日 マサチューセッツ州,ウォルサム、(4)2011 年9 月20 日 ニューヨーク、(5)2015 年5 月17 日 マサチューセッツ州,ウォルサム
マーティン・ボイカンの室内楽作品集。ボイカンは1931 年、ニューヨークの生まれ。ピアニストとしても有名で、室内楽演奏に参加したり、ラインスドルフ時代のボストン交響楽団のピアニストを務めたりしていた。このCD には1993 年から2012 年までの比較的近年の作品が収録されている。ケンドラーはイスラエル出身で米国に渡ったヴァイオリニスト。現在は日本でも活躍している。

GALLO
GALLO-1482(1CD)
親密なオーボエ作品集
ルカ・モスカ(1957-):5 つの小品
シャルル・ケクラン(1867-1950):オーボエとピアノのための14 の小品Op.179〜第4 番、第8 番、第10 番、第11 番
フランク・マルタン(1890-1974):小さな嘆き歌
ルトスワフスキ(1913-1994):墓碑銘
ブリテン:2 つの昆虫の小品
 時の変化
エドワルド・ボグスワフスキ(1940-2003):4 つのスケッチ
ヘンリー・カウエル(1897-1965):コラールによる3 つのオスティナート
ニールセン(1865-1931):幻想小品集Op.2
オマル・ゾボリ(Ob)
フリーデマン・リーガー(P)

録音:2013 年-2014 年(ライヴ録音)
イタリア出身のオーボエ奏者オマル・ゾボリ。セルジオ・ポッシドーニ、ハインツ・ホリガー、ポール・ドンブレヒトなどに師事。ルガーノ放送管弦楽団の首席オーボエ奏者などを務め、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスやイル・ジャルディーノ・アルモニコなどにも参加している。このアルバムではケクランやマルタンなどの情感豊かなオーボエの小品や、ルトスワフスキ、カウエルといった現代音楽作曲家の作品を収録。


Danacord
DACOCD-778(2CDR)
スウェーデン放送の音源によるエアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物
ハンス・ホーレヴァ(1905−1991):4つのカデンツァ(チェロと管弦楽のための)
カール=ビリエル・ブルムダール(1916−1968):三重奏曲(クラリネット,チェロとピアノのための)
リードホルム(1921−):4つの小品(チェロとピアノのための)
クット・アッテルベリ(1887−1974):チェロソナタ ロ短調 Op.27
ヘンリー・エクルズ(1670−1742):チェロソナタ ト短調
ブロッホ:無伴奏チェロ組曲第1番 イ短調
ダーグ・ヴィレーン(1905−1986):チェロとピアノのためのソナティナ第1番 Op.1
フリオ(フリ)・ガレータ(1875−1925):チェロソナタ ヘ長調
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)
スウェーデンRSO、
レイフ・セーゲルスタム(指)、
トゥーレ・ヤンソン(Vc)
シェル・ベッケルン(P)、
アンカー・ブリーメ(P)、
グレータ・エーリクソン(P)、
ホセ・リベラ(P)

録音:1957年−1980年/STEREO/ADD
デンマーク人のヴァイオリニストとアイスランド人のピアニストを両親にコペンハーゲンで生まれたチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(1932−2013)に捧げる「オマージュ」のシリーズ。アイスランド交響楽団とアイスランド国営放送の音源を使った2012年のアルバム(DACOCD724)につづき、スウェーデン放送のアーカイヴが所蔵する録音がリリース。多くの初演や初CD化など貴重な音源を収録し、デンマークを代表するチェリストの勇姿が蘇ります。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

BMC
BMCCD-CD240(1CD)
ゾルターン・イェネイ(1943-):WOHIN?(どこへ?)
(1)WOHIN?2013
(2)ヘラクレイトス in H
(3)ヘラクレイトスの涙
(4)Heraclitus Adverbial
(5)半分は決して同じではない
(6)慰め(サムシング・ロスト:エコー)
(7)ソング・オブ・イノセンス&エクスペリエンス
(8)パヴァーヌ
(1)(8)ゾルターン・コチュシュ(指)
MR(ハンガリー放送)SO
(1)MR(ハンガリー放送)cho
(2)-(4)(6)ガボール・チャローグ(P)
(5)クルーリックSQ
(6)ジョルジ・デリ(Vc)
(7)ピラ・コムシ(S)

録音:(4)(5)(7)2013 年5 月5日、
(2)(3)(6)2013年10 月2日、
(1)(8)2013 年10 月25日
ハンガリーの現代音楽作曲家ゾルターン・イェネイ。リスト音楽院でフェレンツ・ファルカシュに師事。イェネイの初期の作品には、バルトーク、ダラピッコラ、ウェーベルン、ベルクなどの影響が色濃く反映し、1960 年代後半にはブーレーズの理論、シュトックハウゼンの作曲法などの影響も受けつつ独自の作風を築きあげています。1986 年からリスト音楽院の教授を務め、現在は名誉教授でハンガリーを代表する作曲家として活躍しています。 ピアニスト、そして近年は指揮者としても活躍をしたゾルターン・コチシュが指揮した“WOHIN?2013”は、ベートーヴェンの“第九”の第4 楽章が引用。不協和音と共に奏され不穏な空気の中、さらに合唱の冒頭も再現。そして唐突に終わる。 1980 年から作曲が始まった「ヘラクレイトス・シリーズ」。ハンガリーの詩人デジェー・タンドリによる“ヘラクレイトスの詩”にインスパイアされたシリーズです。今作ではその中から3 曲が収録されています。

DUX
DUX-1339(1CD)
シェドルツェのヨアヒム・ヴァーグナー・オルガン Vol.3
バッハ:トリオ・ソナタ集(オルガン、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロの為の編曲版)
 第1番変ホ長調 BWV 525
 第2番ハ短調 BWV 526
 第3番ニ短調 BWV 527
 第4番ホ短調 BWV 528
 第5番ハ長調 BWV 529
 第6番ト長調 BWV 530
マレク・トポロフスキ(Org)
マーク・コードル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マレク・オボンスカ(Cemb)
DUX
DUX-1163(1CD)
ショパン:室内楽作品集
ヴァイオリン,チェロとピアノの為の三重奏曲ト短調 Op.8*
チェロとピアノの為の序奏と華麗なポロネーズ ハ長調 Op.3
マイアベーアの「悪魔ロベール」の主題によるチェロとピアノの為の
協奏的大二重奏曲
チェロとピアノの為のソナタ ト短調 Op.65
トマシュ・ストラール(Vc)
コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(Vn)*
アグニェシュカ・プシェミク・ブリワ(P)
DUX
DUX-1360(1CD)
国境のない対話
イェジ・コルノヴィチ(1959-):逸脱 [Ekstrema] (11人の演奏者の為の;2016)
ボフダン・セーヒン(1976-):タロス [Talos] (弦楽四重奏の為の;2014)
マクシム・コロミーエツ(1981-):至高 [Supremus] (11の楽器の為の;2015)
ダリュシュ・プシビルスキ(1984-):緑と栗色、マーク・ロスコへのオマージュ[Green and Maron. Hommage a Mark Rothko] Op.71b(弦楽四重奏の為の;2013)
シュムラク・オレクシー(1982-):私はエウリディーチェを失った [I have lost my Eurydice] (11の楽器の為の4つの失われた舞曲:2014)
ネオ・テンポーリス・グループ
ポーランド(コルノヴィチ、プシビルスキ)とウクライナ(セーヒン、コロミーエツ、シュムラク)の作曲家による器楽アンサンブル作品集。
DUX
DUX-1371(1CD)
アンジェイ・クフィエチンスキ(1984-):影
影 [Umbrae] (弦楽四重奏の為の)
夜の中の光 V [Luci nella notte V] (弦楽四重奏の為の)
Contregambilles(弦楽四重奏の為の)
壁画 [mural] (弦楽四重奏の為の)
ロイヤルSQ
[イザベッラ・シャワイ=ジマク、
エルヴィラ・プシビウォフスカ(Vn)
マレク・チェフ(Va) 
ミハウ・ペポル(Vc)]
トマシュ・ヤヌフタ(Cb)
DUX
DUX-1374(1CD)
サクソフォン・ヴァリエ Vol.2〜現代ポーランドのサクソフォン音楽
パヴェウ・ウーカシェフスキ(1968-):トリニティ・コンチェルティーノ*
ヴェロニカ・ラトゥシンスカ=ザムスコ(1977-):印象 I*
パヴェウ・ウーカシェフスキ:ソプラノサクソフォンとピアノの為のアリア(2016)*
マルチン・タデウシュ・ウーカシェフスキ(1972-):ちんぷんかんぷん [Gibberish & Babble] +
アンジェイ・カラウォフ(1991-):夜の幾何学#
ベネディクト・コノヴァルスキ(1928-):珊瑚礁++
クシシュトフ・ヘルジン(1970-):おとぎ話**
アンナ・マリア・フシュチャ(1987-):インターコスミック [Intercosmic]
パヴェウ・グスナル(ソプラノSax、アルトSax)
ヨアンナ・カヴァラ(Vn)++
アグニェシュカ・プシェミク=ブリワ(P)*
マルチン・タデウシュ・ウーカシェフスキ(P)+
アンジェイ・カラウォフ(P)#
クシシュトフ・ヘルジン(P)**
DUX
DUX-1380(1CD)
アンナ・マリア・フシュチャ(1987-):wydziwiAnka サクソフォンとエレクトロニクスの為の作品集
Sonosfera(サクソフォン・クアルテット、女声とエレクトロニクスの為の;2015)*
SaHarBAD(アルトサクソフォンとハープの為の)+
Kielmin(エレクトロニクスの為の;2014)
the wall(アルトサクソフォンとピアノの為の;2009)#
EtLuda(エレクトロニクスの為の;2011)
AbySsus(ソプラノサクソフォン、テナーサクソフォンとエレクトロニクスの為の)**
Nihanja(13のサクソフォンの為の;2016)++
レディーサクソフォン・クアルテット*
パブロ・サンチェス=エスカリチェ・ガスク(アルトSAx(+/#))
ズザンナ・エルステル(ハープ+)
アンジェイ・カラウォフ(P)#
パヴェウ・グスナル(ソプラノSax、テナーSAx**)
SOS・サクソフォン・オーケストラ++
DUX
DUX-1381(1CD)
ショパン:チェロとピアノの為のトランスクリプション集
ショパン(ミハリク、マチェイ・パデレフスキ編):前奏曲イ短調 Op.28-2
 前奏曲ホ短調 Op.28-4
 前奏曲ロ短調 Op.28-6
ショパン(フランショーム編):マズルカ ハ長調 Op.33-2
ショパン(クレイン編):マズルカ イ短調 Op.67-4
ショパン(ダヴィドフ編):ワルツ イ短調 Op.34-2
ショパン(グラズノフ編):練習曲嬰ハ短調 Op.25-7
ショパン(ストラール、オレイニチャク編):夜想曲嬰ハ短調 Op. posth.
 春 Op.74-2
 悲しみの川 Op.74-3
 私の見えない所へ Op.74-6
 リトアニアの歌 Op.74-16
トマシュ・ストラール(Vc)
ヤヌシュ・オレイニチャク(P)
DUX
DUX-1399(1CD)
バツェヴィチ、タンスマン、ペンデレツキ:ヴァイオリンとピアノの為の作品集
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):ヴァイオリンとピアノの為のソナタ第4番(1949)
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):ヴァイオリンとピアノの為の幻想曲(1963)
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):ヴァイオリンとピアノの為のソナタ第2番(1999)
カロリナ・ピョントコフスカ=ノヴィツカ(Vn)
ボグナ・チェルヴィンスカ=シムラ(P)
DUX
DUX-1286(1CD)
シモン・ラクス(1901-1983):弦楽四重奏曲第3番「ポーランド民謡の主題による」(1945)
弦楽四重奏曲第4番(1962)
弦楽四重奏曲第5番(1963)
メッセージズSQ

MEGADISC CLASSICS
MDC-7877(1CD)
スティーヴ・ライヒ(1936-):WTC 9/11(弦楽四重奏とあらかじめ録音されたテープのための;2010)
Different Trains(弦楽四重奏とあらかじめ録音されたテープのための;1988)
タナSQ
[アントワーヌ・メゾノート、
イヴァン・ルブリュン(Vn)
マクシム・ドゥゼール(Va) 
ジャンヌ・メゾノート(Vc) ]

録音:2016年6月、ステュディオ・アクースティク、パッサヴァン、フランス
アメリカ同時多発テロ事件(2001年9月11日)15周年記念制作盤。「WTC 9/11」は文字通りニューヨークのワールド・トレード・センター・テロ事件をテーマとした作品。タナ弦楽四重奏団は現代音楽の普及を目的として結成されたフランスのアンサンブル。

DIVINE ART
DDA-25145(1CD)
NX-B07
イギリスのピアノ独奏曲と室内楽曲
エルガー:エニグマ変奏曲(作曲家自身によるピアノ独奏版)
ケネス・レイトン(1929-1988):チェロとピアノのためのエレジー
ヨーク・ボウエン(1884-1961):フルート・ソナタ Op.120
ニコラス・サックマン(1950-):フォリオ I
ラッブラ(1901-1986):ウィリアム・アラバスターによる2つのソネット Op.87
エルペス・ワイリー(P)
クレール・オーヴァーバリー(Fl)
ヘッティ・プライス(Vc)
キャサリン・バックハウス(Ms)
アレクサ・ビーティー(Va)

録音:2016年7月26-28日
イギリスを中心に、ソリスト、室内楽奏者、伴奏者として活躍する女性ピアニスト、エルペス・ワイリー。このアルバムは彼女と仲間た ちによる20世紀イギリスで活躍した作曲家たちの作品集。エルガーの代表作「エニグマ」は通常オーケストラで奏されますが、エル ガー自身がピアノ・ロールにも録音した“ピアノ編曲版”も存在し、ここではそのヴァージョンが演奏されています。他の曲では、各々の 奏者たちとの親密なアンサンブルを楽しめます。

METIER
MSV-28569(1CD)
NX-B07
ケヴィン・ラフテリー(1951-):室内楽作品集
弦楽四重奏曲 第1番
First Companion
Pleasantries
五重奏曲「墓地」
ヒース四重奏団
バークレー・アンサンブル
アニマーレ・アンサンブル

録音:2016年2月16日、2013年5月11-12日、2011年5月8日
アメリカの作曲家ケヴィン・ラフテリーの作品集。1951年セントルイスに生まれ、カリフォルニア大学で作曲を学び、1989年からロン ドンで活動。現在はニュー・ロンドン室内合唱団で歌い、アンサンブルではファゴットを演奏、またリッチモンド・コンサート・ソサエティの 音楽監督も務めています。彼の作品はモダンでありながらもどこか抒情性を帯びた曲調が魅力的。このアルバムには4作品が収録 されています。
METIER
MSV-77206(1CD)
NX-B07
リズ・ジョンソン(1964-):作品集
【CD1】
1.弦楽四重奏曲 第3番「Intricate Web」
2.チェロ組曲 第1部
3.海を越えて
4.Jo Shapcott Settings:Cabbage Dreams
5-7.弦楽四重奏曲 第1番「Images of Trees」
8.Sleep Close
9.Tide purl
10.チェロ組曲 第2部
11.Jo Shapcott Settings:Watching Medusa
12.Fantasia Forty-something
【CD2】
1.クラリネット五重奏曲「Sea-change」
2-4.弦楽四重奏曲 第2番「For Elliott」
5.Jo Shapcott Settings:Elephant Woman
6.Jo Shapcott Settings:Pig
7.チェロ組曲 第3部
8.弦楽四重奏曲 第4番「Sky-burial」
ロレ・リクセンベルク(S)…CD1:8.11,CD2:5.6.8
ロナルド・ウッドリー(Cl)…CD1:3,CD2:1(P)…CD1:4.8
ヘザー・トゥアック(独奏Vc)

フィッツウィリアムSQ
【メンバー】
ルーシー・ラッセル(Vn)
マーカス・バーチャム=スティーヴンズ(Vn)
アラン・ジョージ(Va)
ヘザー・トゥアック(Vc)

録音:2014年11月3-5日 St.Martins Church, East Woodhay…CD2:8
2015年5月20-22日 St.Martins Church, East Woodhay…CD1:2.5-
7.9.10,CD2:7
2015年10月12-14日 St.Martins Church, East Woodhay…
CD1:1.12,CD2:2-4
2016年5月8日 Henry Wood Hall, London…CD1:4.8.11,CD2:5.6
2016年6月6-8日 St.Martins Church, East Woodhay…CD1:3,CD2:1
英国の作曲家リズ・ジョンソンの作品集。その作品は前衛的な響きを持っていますが、決して異端なものではなく、むしろ舞踊の世 界では積極的に使われていることで知られています。 合唱作品や独奏曲など、多彩な作品がありますが、この2枚組には室内楽作品が収録されており、複雑な楽想を持つ4つの弦 楽四重奏曲を含む15曲が楽しめます。

TOCCATA
TOCC-0387(1CD)
NX-B03
コリン・トゥイッグ(1960-):室内楽作品集
ハイドンの主題による幻想的変奏曲(2009)
弦楽三重奏曲(1996)
ピアノ三重奏曲(2004)
弦楽四重奏曲 第1番「フクヴァルディへのオマージュ」(1997)
ピアノ四重奏曲(2004)
ブリッジSQ
モンペリエ弦楽三重奏団
コリン・トゥイッグ(Vn)
マイケル・スコフィールド(Va)
ルーシー・ワイルディング(Vc)
竹ノ内博明(P)

録音:2016年6月2-3日
初録音
英国のヴァイオリニスト、作曲家コリン・トゥイッグの作品集。彼は1978年に開催された「BBC Young Musician of the Year competition」のファイナリストとして注目を集め、以降はオーケストラと室内楽奏者として活躍しています。 幼い頃、父がピアノで演奏するバッハとシューベルトの「未完成交響曲」を聴いて感銘を受けたというトゥイッグ。自身の作品も過去 の作曲家へのオマージュが多く、どれも親しみやすい雰囲気を持っています。ピアノ三重奏曲と四重奏曲では日本気鋭のピアニス ト、竹ノ内博明が参加しています。
TOCCATA
TOCC-0335(1CD)
NX-B03
ヴェンツェル・ハインリヒ・ファイト(1806-1864):弦楽四重奏曲全集 第1集
弦楽四重奏曲 第1番 ニ短調 Op.3(1834)
弦楽四重奏曲 第2番 ホ長調 Op.5(1835)
ケルテスQ

録音:2016年5月11-13日
初録音
オーストリア領、レプニッツで生まれチェコで活躍した作曲家ファイトの作品集。幼い頃から音楽を学びたかったファイトですが、中学 卒業時に両親を失い、音楽教師に支払うお金もなかったため、音楽は独学で勉強。プラハで哲学と法律を学び、22歳で卒業し た時に弁護士になるか音楽家になるか躊躇った彼は、結局プラハの市役所で働く決断をします。しかし音楽も続け、交響曲、ヴァ イオリン協奏曲、歌曲などを作曲。それらはすっかり忘れられてしまいましたが、4曲残された弦楽四重奏曲には、ベートーヴェンか らドヴォルザークに至るチェコにおける初期ロマン派音楽の変遷を聴くことができます。

NMC
NMC-D216(1CD)
ブレーシング・チェンジ〜現代弦楽四重奏作品集
サイモン・ホルト(1958-):サード・カルテット
ドナチャ・デネヒー(1970-):ザ・ウェザー・オブ・イット*
アンソニー・ギルバート(1934-):天上の神秘#
ジャックQ
ドーリックSQ*
カルドゥッチSQ#
ガイ・ジョンストン(Vc)#

録音:2015年1月19日、2016年7月15日*、2015年6月14日# ウィグモア・ホール(ライヴ)
「ブレーシング・チェンジ」シリーズは、ラドクリフ・トラストと、ウィグモア・ホール、NMC-レコーディングによる共同委嘱によるものです。ジャック四重奏団、ドーリックSQ、カルドゥッチSQという実力派アーティストにより、イギリスの名門ホール、ウィグモア・ホールで新しい弦楽四重奏曲を演奏し録音するという意欲作。イギリスとアイルランドの作曲家による作品は、新鮮で静かな情熱で満たされた音楽です。
NMC
NMC-D232(1CD)
Flux〜新しい音楽、新しいダンス
(1)ギャヴィン・ヒギンズ:アトミック・カフェ
(2)マーク・ボウデン:エアーズ・ノー・オーシャ
ンズ・キープ
(3)シェリル・フランシス=ホード:狂気産業
(4)ケイト・ウィットリー:ヴァイオリンとヴィオラのためのデュオ
(5)クィンタ:捕らえられたテミストクレス
(1)ポール・ホスキンス(指)
(1)ランベール・オーケストラ
(2)フィデリオ・トリオ
(3)オニクス・ブラス
(4)エロイザ=フルール・トム(Vn)
(4)アッシャー・ザッカルデッリ(Va)
(5)クィンタ(Vn、Magnetic Resonator Piano
[磁力共鳴ピアノ]、エレクトロニクス)

録音:2015年〜2016年
ランベール・ミュージック・フェローシップを受けた 5 人の作曲家による新しいダンスのための音楽集。オーケストラや、三重奏曲、ブラスにヴァイオリンとヴィオラのデュオ、そして、クィンタは、自作自演で電磁石で弦を響かせる新たな音色を手に入れたピアノ= Magnetic Resonator Piano とヴァイオリンとエレクトロニクスの演奏など多彩な編成で聴かせます。

HCR
HCR-13(1CD)
The wreck of former boundaries
(1)リザ・リン(1966-):ハウ・フォレス
ト・シンク(森林の考え方)
(2)アーロン・キャシディ(1976-):ザ・レック・オヴ・フォーマー・バウンダリーズ(以前の境界線の残骸)
エリソン・アンサンブル
(1)カール・ロスマン(指)
(1)ウー・ウェイ(笙)
(2)ピーター・エヴァンス(Tp、ピッコロTp)
(2)トリストラム・ウィリアムス(Tp、四本ピストンのフリューゲルホルン)

録音:2016年11月22日、ハダーズフィールド大学、セント・ポール・ホール
エリソン・アンサンブル創立30 年を記念して委嘱した2 曲の新作を録音。オーストラリアの作曲家リザ・リン(Liza Lim)は、アジアの伝統文化やアボリジニの芸術にインスパイアされた作品を多く残している。この作品は、中国の笙とアンサンブルによる演奏で、人と自然の共生、森林の生態を表現しています。アメリカの作曲家アーロン・キャシディの作品は 2本のトランペットのための協奏曲。エネルギッシュで超絶、新しい複雑性の作品。

フォンテック
FOCD-20112(1CD)
税込定価
2017年6月7日発売
蔭山晶子〜椿姫ファンタジー
ホロヴィッツ:クラリネットとピアノのためのソナチネ
ドビュッシー:クラリネットのための第1狂詩曲
ヴェルディ(D.ロヴレーリョ編):「椿姫」の旋律による演奏会用幻想曲
ブラームス:クラリネットとピアノのためのソナタ第2番変ホ長調Op.120
シューマン:幻想小曲集Op.73
ブラームス:5つの歌曲Op.105-1“歌の調べのように”
蔭山晶子(Cl)、河内仁志(P)

録音:2016年11月28-29日神戸新聞松方ホール
オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ(旧大阪市音楽団)クラリネット奏者蔭山晶子、 渾身のファースト・アルバムの登場です! 蔭山は大阪音楽大学音楽学部器楽学科の在学中に第10回KOBE国際学生音楽コンクール管楽 器部門にて最優秀賞及び神戸市長賞、タカハシパール賞を受賞。2011年に大阪市音楽団に入 団し、「市音」が「シオン」と名を替えた現在に至ります。普段はオーケストラの一員として活 動している蔭山ですが、今回の録音では「音楽家・蔭山晶子」としての才能を見事に開花させて います。その自由闊達な表現と瑞々しい音楽には誰しもが魅了されます。 伴奏には同郷で友人でもある河内仁志。リサイタルでの共演も数多く重ねた二人による息の合っ た演奏は、聴きごたえ満点です。(フォンテック)

GENUIN
GEN-17451(1CD)
「フランスの休日」〜クラリネットとピアノのための作品集
ジャン・フランセ:主題と8 つの変奏
ヴィドール:序奏とロンド Op. 72
プーランク:クラリネット・ソナタ FP 184
サン=サーンス:クラリネット・ソナタ 変ホ長調 Op. 167
ピエルネ:カンツォネッタ Op. 19
グロヴレーズ:サラバンドとアレグロ
ドビュッシー:クラリネットとピアノのための第1 狂詩曲
ジョン・ファヌーカン(Cl)、
エリザヴェータ・ブルーミナ(P)

録音:2016年3月24-26日メンデルスゾーン,ライプツィヒ・ゲヴァントハウス
アイルランド国立交響楽団の首席クラリネット奏者を1995年から務めている実力派クラリネット奏者ジョン・ファヌーカン。ソリスト、室内楽、指揮など、アイルランドを中心に世界各地で演奏活動を行っています。今作はフランスの作曲家によるクラリネットとピアノのための作品集。ベニー・グッドマンが初演した20世紀のクラリネットの名曲、プーランクの“クラリネット・ソナタ”やサン=サーンス晩年に作曲したしっとりと穏やかな“クラリネット・ソナタ”やピエルネの“カンツォネッタ”など収録。
GENUIN
GEN-17459(1CD)
シマノフスキ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op. 9
神話 Op. 30
農民の踊り〜バレエ・パントマイム「ハルナシェ」 Op. 55 より
アイタコ・エニアの子守歌Op.52
ロクサーヌの歌〜歌劇「ロジェ王」 Op. 46 より
夜想曲とタランテラOp.28
デュオ・ブリュッヘン=プランク:
【マリー・ラーダウアー=プランク(Vn)、
ヘンリケ・ブリュッヘン(P)】

録音:2016年6月&9月
ポーランドの近代音楽作曲家、カロル・シマノフスキ。ヴァイオリン作品を収録した今作は、初期の“ヴァイオリン・ソナタOp.9”から名曲“神話”、後期に作曲された“アイタコ・エニアの子守歌”やバレエ・パントマイム「ハルナシェ」より“農民の歌”などを取り上げており、シマノフスキ独特の神秘的な音楽性が堪能できるアルバムです。ヴァイオリンはザルツブルク・モーツァルテウム大学でベンヤミン・シュミット、ルーカス・ハーゲンに、ハノーバー音楽大学でウルフ・シュナイダーなどに師事したマリー・ラーダウアー=プランク。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-347(1CD)
スペイン映画音楽の父 ヘスス・ガルシア・レオス(1904-1953)作品集
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調/3 つの舞曲
アレグロ・ヴィヴァーチェ
ピアノのためのソナティーナ
アーヨのために/マラガのヴェルディアル
パソドブレ/テンポ・デ・ルンバ
リナルド・ゾック(P)
リリア・ドンコヴァ(Vn)

録音:2016 年4 月11-16 日
Studio Odradek 、ぺスカーラ,イタリア
このCD はスペイン音楽好きだけでなく、いわゆる遅れてきたロマンティストを愛好する人にもぜひお勧めした。ヘスス・ガルシア・レオス(1904-1953)はスペイン最北部、ナヴァラの歴史ある都市、オリテに生まれた作曲家。1940、50 年代のスペイン映画の音楽で有名な人だが、それ以外にも多数の作品を残しており、このCD にはヴァイオリン・ソナタとピアノのための作品が収録されている。レオスの音楽にはスペインの民俗色が色濃いけれど、音楽の風合いはまったくロマンティック。そしてそれが21 世紀の今とても心地よく聞ける。いずれの曲もフランス音楽(それもドビュッシーよりちょっと前の)からの影響とスペイン風味が見事に融合していて素晴らしい。いずれの曲も演奏会で取り上げれば間違いなく好評を博すような曲ばかり、なぜ埋もれていたのか不思議なほどだ。 リナルド・ゾックはトリエステ生まれのイタリアのピアニスト。ODRADEK からはリストのヴェルディによるパラフレーズ集(ODRCD-309)と、アルトゥール・ピサロと組んだドヴォルザークのピアノ連弾曲集(ODRCD-323)が出ている。リリア・ドンコヴァはブルガリア、ソフィア生まれのヴァイオリニスト。

Edition HST
HST-102(1CD)
税込定価
ヴァンハル(1739 -1813);弦楽四重奏曲「コロヴラート」集
弦楽四重奏曲ホ長調Weinmann Va:E7 ( ca.1780 )
弦楽四重奏曲ホ短調Weinmann Va:e1 ( ca.1780 )
弦楽四重奏曲ニ短調Weinmann Va:d3 ( ca.1780 )
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子(Vn)ほか

録音:2014 年 8 月1 日東京・三鷹市風のホール・ライヴ
20世紀第二次世界大戦以降、散逸していた18世紀写譜を2014年プラハ国立博物館、インジフーフ・フラデツ博物館の協力を得、スコア&パーツを復元し、世界初収録となった。(とくに本収録3曲はヴァインマン・カタログにも記述なし)

Stradivarius
STR-37072(1CD)
シュポア:ヴァイリンとハープのための作品集
ソナタ・コンチェルタンテ Op.113
ヘンデルとフォーグラーの主題による変奏曲Op.118
ソナタ WoO.23
ハープとヴァイオリンのための大ソナタ Op.16
アルパルラ:
【ダヴィデ・モンティ(Vn)
マリア・クリスティーナ・クリーリー(Hrp)】

録音:2016年10月17−20日 イン
グランド、グロスタシャー、トディントン
これは素敵なCD だ。ルイ・シュポア(1784-1859)のヴァイオリンとハープのための作品を4曲集めているのだが、ヴァイオリンはガダニーニを用いたピリオド奏法、ハープは1800 年頃、英国のジェイコブ・エラットが製作した、シングル・アクション・ペダルとリング・アクションを備えた 41 弦ハープを使用。今日一般的な楽器と比べると華やかさは控えめだが、その分親密さが強く、サロンでゆったりと演奏を聞いている気分を味わえる。アルパルラはピリオド楽器のヴァイオリンとハープという珍しいデュオ。ヴァイオリンのダヴィデ・モンティはイタリアのヴァイオリニスト。様々なピリオド演奏団体に参加している名手。マリア・クリスティーナ・クリーリーはアイルランドのハープ奏者。彼らは以前にもシュポアの CD を出しており(STR-33848)、他に2 種のCD を出している(STR-33881,STR-37023)。
Stradivarius
STR-37050(1CD)
イヴァン・フェデーレ(b.1953)作品集
位相(2013)〜2 台のピアノと打楽器のための
鼓動と光(2014)〜2 台のピアノとライヴ・エレクトロニクスのための
木の皮の跡(2016)〜2人の打楽器奏者とライヴ・エレクトロニクスのための
二つの月が二つ(2000/2016)〜2 台のピアノとライヴ・エレクトロニクスのための
マリア・グラツィア・ベッロッキオ(P)
アルド・オルヴィエート(P)
シモーネ・ベネヴェンティ(打楽器)
ダーリオ・サヴロン(打楽器)
アルヴィーゼ・ヴィドリン(音響指導)
ルカ・リケッリ(電子音響)

録音:2014年4月14、16日、2016年4月19、21日,5月30、31日 パドヴァ
イタリアの作曲家イヴァン・フェデーレ(1953―)のここ数年の新作ばかり、いずれも世界初録音。鋭く緻密な作風が魅力である。
Stradivarius
STR-37054(1CD)
「イン・ノミネ」〜ジャチント・シェルシを偲んで
ロンゴバルディ&ラッビア&ロッカート: イン・ノミネ/アアト/10 月/蜃気楼
シアン/エウフォニア/三つの形態
大きな腹/クローア/ミチコ/螺旋/魔力
チーロ・ロンゴバルディ(P,オルガン,サンプル)
ミケーレ・ラッビア(打楽器,電子楽器)
ダニエーレ・ロッカート(Cb)

録音:2015年4月
「ジャチント・シェルシを偲んで」と副題の付いた、いずれも実験的で即興的な作品ばかり。三人の共同作曲ということになっている。
Stradivarius
STR-37059(1CD)
「デュアル」〜打楽器作品集
フェデーレ:二重(2016)
オアナ:演奏の練習曲第12 番(1982)
アペルギス:4つの熱のある小品(1995)
シモーネ・ベネヴェンティ(打楽器)
アンドレア・レバウデンゴ(P)

録音:2015年6月24−26日 カストレッツァート
イヴァン・フェデーレ(1953-)、モーリス・オアナ(1913-1992)、ゲオルゲス(ジョルジュ)・アペルギス(1945-)の、打楽器とピアノのための作品。シモーネ・ベネヴェンティは 1982 年、レッジョ・エミーリア生まれの打楽器奏者。アンドレア・レバウデンゴは1972 年、ペーザロ生まれのピアニスト。
Stradivarius
STR-37063(1CD)
「幻想の回転木馬」〜現代サクソフォン作品集
ナソプル:瞬間(2009)*
ニーダー:螺旋状にぶら下がった柔軟な素材(2001)
マイヤーリング:アッパーカット(1989/2016)#
シェルシ:3 つの小品(1956)
メイソン:柳の木の灯火の光(2009)*
ナソプル:幻想の回転木馬(2015)
ロベルト・ジェノヴァ(Sax)
アントニス・プラチナキス(Vc) *
チャーリー・ボ・マイヤリング(P)#
ジャチント・シェルシ(1905-1988)の1956 年の作品である3 つの小品から、アムステルダムを拠点に人気の高いギリシャ系の女性作曲家、アスパシア・ナソプルの最新作である幻想の回転木馬(2015 年)まで、およそ60 年のサクソフォン作品を集めたCD。ロベルト・ジェノヴァはイタリアを代表するクラシカル・サクソフォン奏者。
Stradivarius
STR-37064(1CD)
カスティリョーニ(1932-1996)&デリラー・グートマン(b.1978)作品集
グートマン:'N アレフ・タンゴ
カスティリョーニ:未発表作品
グートマン:水の歌―スミレの鼓動,
 月のマントラ,太陽の鼓動,線,
 月の鼓動,愛のマントラ,青の鼓動
カスティリョーニ:バルダッサーレはこう語った
グートマン:鏡の中の歌―歌の愛徳,
 私の神殿で,帰還,砂丘の粗塗りの上に
 33の3倍,鏡に
カスティリョーニ:美しいヴェレナのための11 の舞曲
ラウラ・カトラーニ(S)
レファエル・ネグリ(Vn,Va)
デリラー・グートマン(P)
ミラノ生まれの作曲家ニッコロ・カスティリョーニ(1932―1996)と、その弟子でマドリード生まれのデリラー・グートマン(1978―)の作品を集めたCD。

NAVONA
NV-5811(2CD)
NX-C03
ドナルド・マルティーノ・メモリアル・トリビュート・コンサート
マルコム・ペイトン:悲歌
マルティーノ(1931-2005):幻想曲と即興曲
ピアノ三重奏曲
ピーター・ホーマンズ:クィンティーノ
マルティーノ:セレナータ・コンチェルタンテ
シャーリー・ブリル(Cl)
ランドル・ホジキンソン(P)
グラマシー・トリオ
ダイナソー・アネックス・ミュージック・アンサンブル
スコット・ウィーラー(指)
ジェシ・ロジンスキ(Fl)
エイミー・アドヴォキャット(Cl)
クリスティン・ディアマイラー(Hrn)
アンドリュー・ステットソン(コルネット)
バイロン・ヒッチコック(Vn)
大家和樹(打楽器)
ジェフリー・ミーンズ(指)
1931年ニュージャージー州で生まれた作曲家ドナルド・マルティーノ。この2枚組は2005年にカリブ海のクルーズ中の事故で亡く なった彼の追悼演奏会を収録したアルバムで、マルティーノの作品と、彼の友人たちの作品が収録されています。マルコム・ペイトン はプリンストン大学時代の同級生で、共に十二音技法を学んだ仲であり、独奏クラリネットで奏される「悲歌」はコンサートの開始 を告げるにふさわしい雰囲気を有しています。
NAVONA
NV-5814(1CD)
NX-B02
オーリヤン・サンドレッド(1964-):作品集
Cracks and Corrosion No.1
Amanzule voices
Det tredje perspektivet
.Cracks and Corrosion No.2
Whirl of Leaves
ダニエル・メラー(Vn)
ニクラス・アンデルソン(Cl)
エリック・ランニンガー(P)
ハンス・エク(指)
ユーリ・フーカー(Vc)
オーリヤン・サンドレッド(電子楽器)
カミラ・オイテンガ(Fl)
エロイーズ・ドトリー(ハープ)
アコースティックな響きとエレクトロニクスの対比を楽しむ1枚。トラック2の「Amanzule voices」は作曲家サンドレッドがガーナのア マンズール湖を訪れた際の印象を音にした曲。チェロの独奏に絡む電子音は、遠くから聞こえてくるカエルの声がモチーフになってい ます。「Cracks and Corrosion No.2」はギターにつながれたエレクトロニクスの演奏。ギタリストの演奏を記憶し、反復するとい うユニークな作品です。
NAVONA
NV-5817(1CD)
NX-B02
ジョン A.キャローロ:作品集
デジデリオ
サッジェーゼ・ギター組曲
弦楽五重奏曲 第1番
Fear of Angst
Transcendence in the Age of War
Let Thy Mind Be Still
クリスティアン・サッジェーゼ(G)
モラヴィアPOのメンバー
モラヴィアPO
ヴィト・ミッカ(指)
ハワイに拠点を置く作曲家キャローロの作品集。「Fear of Angst」はアメリカの作家チャールズ・ブコウスキーの詩にインスパイアさ れた作品で、その名の通り迫りくる恐怖を音で描いています。アルバムの中心となるのは「弦楽五重奏曲」。10弦ギターと弦楽四 重奏のために書かれたこの曲はイタリアのギタリスト、サッジェーゼのための作品。彼の名を冠した「ギター組曲」も繊細かつ複雑な 対位法が用いられた音楽です。
NAVONA
NV-5825(1CD)
NX-B02
Mosaic
キム・ヒユン(1971-):メモワール・オブ・ドン・ハク
チョ・スジン(1977-):2台のピアノのためのエクソダス
タソス・スティリアヌー(1969-):アネレシス
ジェイムズ・ロミグ(1971-):トランスパレンシーズ
マーガレット・フェアリー=ケネディ(1925-):アンダート
サリー・リード(1948-):Fiuggi Fanfare
スティーヴン・イップ(1971-):五輪塔 - パゴダの5つの輪
セシル・ダロー(Fl)
ジュリアン・エルヴェ(Cl)
サスキア・ルティエク(Vn)
ロマン・ガリウー(Vc)
フレデリック・ラガルド(P) 他
「The Society for Composers, Inc」は現代音楽の作曲家と、彼らを支える人々によって構成される独立した団体です。こ のアルバムは協会の創立25周年を記念し、これまで属していた才能ある作曲家たちの作品をコンパイルしたもの。長いキャリアを 持ちながらも、途中で活動を休止していた女性作曲家フェアリー=ケネディ、サクソフォン・アンサンブルによる「Fiuggi Fanfare」の 作曲者サリー・リードなど女性の活躍も目立っています。
NAVONA
NV-5826(1CD)
NX-B02
カート・カシオッポ(1951-):ITALIA
ヴェニスの印象
Sulla Via Dei Sette Ponti
Colomba Scarlatta Della Libia
ヴェネツィアSQ
マシュー・ベンクトソン(P)
ネットワーク・フォー・ニュー・ミュージック・アンサンブル
イタリア系アメリカ人作曲家、カート・カシオッポの作品集。彼の作品は基本的にネイティブアメリカ音楽の影響を受けているとされて いますが、このアルバムでは彼が訪れたイタリアの印象に基づいた作品を聴くことができます。きびきびしたリズムと無調風の和声を 駆使した新古典派風の作風で書かれていますが、時折甘い旋律が聞かれたりと、どことなくノスタルジックな雰囲気もある色彩的 な作品です。

NAVONA
NV-5831(1CD)
NX-B02
マーティ・リーガン:日本の楽器による作品選集 第1集
Song-Poem of the Eastern Clouds 東雲の歌=詩
Evanescent Yearning 束の間の憧れ
In Remembrance… 思い出に
fastpass! ファストパス
Forest Whispers 森のささやき
坂田誠山(尺八)、木村玲子(箏)
野澤徹也(三味線)、野澤佐保子(箏)
三木希生子(Vn)、久武麻子(Vc)
古瀬安子(P)、藤舎花帆(鼓)
日本の音楽に強い関心を抱き、40曲を超える和楽器のための作品を書いているマーティ・リーガン。彼は2年間日本に留学し、 2008年には三木稔の「日本楽器法」を英訳、ロチェスター大学から出版されています。リーガンは和楽器の特性を西洋の楽器に なぞらえ、楽器の持つ音色を最大に生かした作品を書くことで、日本の伝統音楽を世界に発信しています。
NAVONA
NV-5852(1CD)
NX-B02
管楽器のための作品集
バーバー:夏の音楽 Op.31
ジェイムズ・アドラー(1950-):Reverie, Interrupted
ラス・ロンバルディ(1945-):The Answer Is No
ヤン・ヴァンデルロースト(1956-):化学的な組曲
バリー・セーロフ(1978-):A Forum for Abandoned Euro Leaders
ブライアン・ジレット(1972-):ペリヘリオン
ロシャ・ラウ(1970-):Genealopaedie
リチャード・クロスビー(1957-):クラリネット・ソナタ Op.1
ソラリス五重奏団
ジョルダン P.スミス(テナーSax)
ジェイムズ・アドラー(P)
マイク・ファインゴールド(Fl)
ダグラス・ワ−ザン(Fl)
ヴァネッサ・マルヴィー(Fl)
ユディス・ブラウド(Fl)
ペギー・フリードランド(アルトFl)
リンダ・トゥルー(アルトFl)
ダニエル・スピール・トロンボーン四重奏団
ザカリー・ジェイ(Fl)
ブランディ・ブレイクリー(Fl)
ユウェンタス・ニュー・ミュージック・アンサンブル
ブラック・シー・ブラス・クィンテット
ブライアン・ジレット(指)
モラヴィア・フィルハーモニー・チェンバー・プレイヤーズ
ケン・ハディック(Tb)
リチャード・クロスビー(P)
フルートやトロンボーンなど、管楽器アンサンブルによる近現代の作品集。自然の風景を模した曲や、人間の声を模した曲など、 多様な曲が収録されています。トロンボーン四重奏によるヤン・ヴァンデルローストの「化学的な組曲」が聴きものです。

OEHMS
OC-1854(2CD)
NX-D03

OC-050(3LP)
限定盤
NX-L06
バッハ:フーガの技法 BWV1080 アンサンブル・ラルテ・デッラ・フーガ
【メンバー】
ハンス・エベルハルト・デントラー(Vc)
カルロ・パラッツォーリ(Vn)
ラファエレ・マッロッツィ(Va)
フランチェスコ・バッソーネ(Fg)
アントニオ・シアンカレポーレ(Cb)

録音:2016年7月19日、2016年10月1.2日 Schlosskirche

LP重量=180g
スイス、オーストリアの国境に面するボーデン湖に浮かぶ島リンダウで生まれたハンス・エベルハルト・デントラー。優れた医師としして 働きながらチェリストとしても活動し、ヨーロッパ各地で演奏会を開いています。1985年から2014年までの30年間はイタリアに居 住、かの地で“J.S.バッハ協会”を設立、「フーガの技法」の研究を続けています。そしてヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスと ファゴットで演奏するための楽譜をショット社から出版(作品はベネディクト16世に捧げられた)、実際にアンサンブルを創立して演 奏するという快挙も成し遂げました。バッハの「フーガの技法」は未完成の上、楽器の指定もされていない曲であり、各々のフーガの 並べ方にも様々な解釈がありますが、デントラーは長年の研究結果を凝縮し、独自の理論で曲を展開しています。

Paladino Music
PMR-0041(1CD)
NX-B05
グラハム・ウェッタム(1927-2007):チェロ作品全集
コンチェルト・ドラマティコ WW73(1999)
チェロのためのロマンス 第1番 WW63/3(1993)
チェロのためのロマンス 第2番 WW75/1(2000)
チェロ・ソナタ WW60(1990/1996)
ヘブライのバラード WW47/3(1999
マルティン・ルンメル (Vc)
シンフォニア・ダ・カメラ
イアン・ホブソン(指)
ウーラストン祝祭O
グラハム・ウェッタム(指)
イングランド、ウィルトシャーの北東に位置するスウィンドンに生まれたウェッタム。正式な音楽教育を受けたことはないにもかかわら ず、30歳になる前に「弦楽器のためのシンフォニエッタ」と「交響曲第1番」がチャールズ・グローヴズが指揮するボーンマス交響楽団 で演奏されたのを始め、数々の作品がイギリス国内のオーケストラで演奏され、一躍優れた作曲家として脚光を浴びました。とりわ けチャールズ・グローヴズはウェッタムの作品を擁護し、1959年の「クラリネット協奏曲」は彼の最も成熟した作品であると賛辞を 贈っています。このアルバムには、チェロのモノローグで始まる「コンチェルト・ドラマティコ」など、ウィーンに拠点を置くチェリスト、マルティ ン・ルンメルが演奏するウェッタム晩年のチェロ作品集が収録されています。

ALBANY
TROY-1658(1CD)
「パズル」〜現代サクソフォン作品集
ポール・クレストン(1906-1985):サクソフォン・ソナタOp.19
バルジンダー・シン・セホン(1980-):パズルのソナタ
ローソン・ランド(1935-):サクソフォン・ソナタOp.12
ジョン・レシチンスキ(1987-):オールモスト・アウト・オブ・ザ・スカイ
ジョン・アンソニー・レノン(1950-):ディスタンシス・ウィシン・ミー
アダム・エステス(Sax)
ステーシー・ロジャース(P)
今作では、サクソフォン・ソナタの名曲、ポール・クレストンの“サクソフォン・ソナタOp.19”に、レシチンスキの“オールモスト・アウト・オブ・ザ・スカイ”など収録。2015 年に作曲されたバルジンダー・シン・セホンの“パズルのソナタ”は「終わらないジグソー」「デッドエンド・ラビリンス」「クロスワード・オン・ファイア」の3 楽章形式で、ミニマルのような繰り返される音型、繊細な難技巧に引き込まれます。サクソフォン奏者のアダム・エステスはミシシッピ大学の助教授を務め、サクソフォンやファゴット、そして木管アンサンブルなどを指導。アッセンブリー・カルテットのメンバーであり、ソリストとしても活躍しています。

Coviello
COV-91714(1CD)
ポール・タファネル(1844-1908):木管五重奏曲 ト短調
ツェムリンスキー:ユモレクス
マイク・マウワー(1982-):ジャズ組曲
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):音楽の夜より3つの小品
ジャン・フランセ(1912-1997):五重奏曲第2番
アテア木管五重奏団
[アレーナ・ルゴヴキナ(Fl)
フィリップ・ハワース(Ob)
アンナ・ハシモト(Cl)
アシュリー・マイヤル(Fg)
クリストファー・ビーグルス(Hrn)]

録音:2016年
2015年カール・ニールセン国際室内楽コンクール(コペンハーゲン)で、3位入賞及びコンクール委嘱作品のベストパフォーマンス賞を受賞した期待 のアンサンブル、アテア木管五重奏団。2009年に英国王立音楽院にて結成。各メンバーの技術も高く、多くの賞を受賞したり、オーケストラで客演を務 めたりと、イギリスを中心に活躍しています。2017年9月には来日が予定されており、今後一層注目を集めるアンサンブルとなっています。彼らの特徴は、 各奏者の卓越した技術もさることながら、アンサンブルとしての音色を持ち、5人が1つとなる一体感は、聴く者を感動させます。 20世紀管楽器室内楽の発展大きく貢献したタファネル。この木管五重奏曲も後期ロマン派らいしい叙情的で美しい作品。そして同じく後期ロマン派の作 曲家でウィーンで活躍したツェムリンスキー。ユダヤ人であったため、ナチスの侵攻のためアメリカへの亡命。このユモレスクは、亡命の翌年に作曲されま した。各楽器の特徴をとらえたユーモアあふれる楽曲です。 (Ki)
Coviello
COV-91709(1CD)
クーラウ:三重奏曲ト長調Op.119
ツェルニー:ファンタジー・コンチェルタンテOp.256
ウェーバー:三重奏曲ト短調Op.63
トリオ・ラフラム
アニー・ラフラム(トラヴェルソ)
ドロテア・シェーンヴィーゼ(Vc)
カタルジーナ・ドロゴス(フォルテピアノ)

録音:2016年
19世紀初頭から様々な楽器が改良され、それに伴い演奏者はもちろんのこと作曲者らの表現力や技巧が格段に向上し発展を遂げました。ここに収録 されているクーラウ、ツェルニー、ウェーバーの作品もちょうどその時期にあたります。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管にも在籍していたフルート奏者 ゲオルク・トロムリッツをはじめ、優れた演奏者は楽器の製作者でもありました。トロムリッツは新しいキーのシステムを考案し、様々な調に対応すること が可能になりました。チェロやピアノについてもアンサンブルの平等なパートナーとなり、三重奏という形態が室内楽のジャンルに定着することになります。 フルート音楽では欠くことのできない作曲家クーラウ。この「三重奏曲 ト長調 Op.119」は、様々な演奏形態で出版されていますが、ここでは各楽器 がもっとも親密に聴こえるフルート、チェロ、ピアノで収録しています。またピアノ学習者のための練習曲で知られるツェルニーですが、実はピアノ以外のジャ ンルの音楽も多く残しています。この「ファンタジー・コンツェルタンテ」は、優雅な旋律に彩られた楽曲です。そしてウェーバーの「三重奏曲 ト短調  Op.63」。ウェーバーはフルート奏者の名手フュルステナウ父子と親交があり、この楽曲も彼らのために書かれたのではないかと言われています。ちなみ にクーラウもフュルステナウ父子と親しくしており、彼らのために楽曲を献呈しています。ウェーバーの三重奏は4楽章編成の大規模な作品で、ロマン派 初期のフルートを伴う作品の中では、抜きんでて充実した内容となっています。 (Ki)

WERGO
WER-7347(1CD)
イン・ワン(1976-):Tun・Tu 〜サクソフォンとエレクトロニクスのための(2012)
Wave in D 〜アコーディオンとエレクトロニクスのための(2008)
Glissadulation 〜アンサンブルのための(2014)
Focus Exchange 〜クラリネットとエレクトロニクスのための(2015)
Tip to Top 〜ドラム・ソロのための(2015)
Coffee & Tea 〜アンサンブルとエレクトロニクスのための(2013)
ニコラ・ルッツ(Sax)
テオドーロ・アンツェロッティ(アコーディオン)
ニ ー ナ・ヤンセン(Cl)
中村功(パーカッション)
イン・ワン( エレクトロニクス)
アンサンブル・フェニックス・バーゼル
MAM.現代音楽工場

録音:2015年4月17-21日、9月11日、11月12日
1976年、上海生まれの作曲家イン・ワンによる、エレクトロニクスと生楽器による音楽。素早く同音反復される、明滅するパルスのような素材が多用 され耳に残り、何とも緊張感の高まる暗喩的な効果を生んでいます。比較的大きな編成になる「Coffee & Tea」がこのアルバムにおける表現の集大成の ようで面白い。楽器によるノイズ、ブレストーン、または電子音を縦横に用い、細切れでメカニックな、フレーズともつかない素材を重ね構成した音楽。ミュー ジックコンクレートの語り口を生演奏も合わせて体現したような趣。風通し良くすっきりと音が配置されているのもセンスを感じます。 (Ki)
WERGO
WER-7350(1CD)
トム・ソラ(1956-):Gruppenzwange 〜弦楽三重奏のための(2011)
frei sein 〜2つのギターのための(2014)
Stahlbauten 〜ピアノのための(2016)
WER-sich nicht …, wird nicht … 〜ソプラノとパーカッションのための(2009)
弦楽三重奏曲第2番(2015)
Wechselspiel 〜ソプラノ、バリトン、手回しオルゴールのための(1994)
Heavy metal 〜エレキギターとパーカッションのための(2015)
サラ・マリア・ズン(S)
トム・ソラ(Br)
アンドレアス・スコウラス(P)
トーマス・ハストレイター(パーカッション)
デュオ・スチューバー・オリンガー(G)
トリオ・コリオリス(弦楽三重奏)

録音:2016年2月10-12日
1956年ブカレスト生まれの作曲家トム・ソラによる作品集。ちょっとしたアイデアを基に素朴な1曲として仕上げる作風です。「Gruppenzwange」 はほぼ同じ律動でジグザグと動き回る旋律からなり、しかも常に2人、3人と並行進行して奏でられます。塗り込めたような厚みのある不思議なサウンド。 「Heavy metal」はそのタイトルとエレキギターの登場が目を引きますが、音楽は単純無垢な佇まい。ハ音とト音を止まり木にしながら、至ってシンプル なフレーズに終始するギター。パーカッションがこれまたシンプルに、タカタカと16部音符でひねりなく合いの手を入れ、拍節も多少変化あれどまず4拍子。 自然すぎて逆に驚きます。 (Ki)

ACCENT
ACC-24329(1CD)
モーツァルト:フルート四重奏曲全集
フルート四重奏曲 第1番 ニ長調 KV285
フルート四重奏曲 第2番 ト長調 KV285a
フルート四重奏曲 第3番 ハ長調 KV285b
フルート四重奏曲 第4番 イ長調 KV298
バ ルトルド・クイケン( フラウト・トラヴェル ソ / アウグ スト・グレン サ ー 〜 ルド ル フ・トゥッツ に よるコピ ー )
シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン/ジョヴァンニ・グランシーノ[ミラノ、1700年])
ルシー・ファン・デール(ヴィオラ/サムエル・トンプソン[ロンドン、1771年])
ヴィーラント・クイケン(チェロ/アンドレア・アマティ[1570年])
録音:1982年3月、ベルギー、ボーフェ教会
ACCENTレーベルを代表するアルバム、クイケン兄弟によるモーツァルトのフルート四重奏曲集。このアルバムの1番の魅力は、クイケンたちの細や かなアンサンブル。その緻密な作品研究と鋭敏な感覚に溢れた演奏は、いまだにこの作品の全曲集として指折りの演奏に数えられています。 (Ki)

Simax
PSC-1354(1CD)
『夢に涙を流させる』
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.80
グーロ・クレーヴェン・ハーゲン(Vn)
マリアンナ・シリニャン(P)

録音:2016年5月1日-3日 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
ノルウェーのヴァイオリニスト、ブルッフの第1番とプロコフィエフの第2番の協奏曲をオスロ・フィルハーモニックの共演で録音した(Simax PSC1266)グーロ・クレーヴェン・ハーゲン(1994?)と、アルメニア生まれのデンマークのピアニスト、ノルウェー国立音楽アカデミーの教授を務め るマリアンナ・シリニャン(1978?)のデュオ・アルバム『夢に涙を流させる』。ふたりの大切なレパートリーから、第二次世界大戦という劇的な出来事 を背景に作曲されたプロコフィエフの第1番とプーランクのソナタに、ヨーロッパがまだ平和だった時代に22歳のラヴェルが作曲、クレーヴェン・ハー ゲンとシリニャンのふたりが「初めて聴いた途端に恋してしまった」と語る『遺作のソナタ』を組み合わせたプログラム。「戦争と平和」のアルバム・コン セプトを示すため、スペイン市民戦争の始まった1936年にナショナリストに殺された詩人で劇作家のフェデリコ・ガルシア・ロルカに献呈されたプーラ ンクのソナタの第2楽章「インテルメッツォ」の副題にも採られたロルカの詩の一節「ギターは夢に涙を流させる」を引用しアルバムのタイトルとしていま す。「戦争の恐怖のさなか、夢は涙になりかねない」(クレーヴェン・ハーゲン、シリニャン)。ヨルン・ペーデシェンのプロデュース。ベテランのエンジニア、 アルネ・アクセルベルグが、ハーゲンとシリニャンの創る音楽を存在感のある音に収録しています。 (Ki)

GENUIN
GEN-17451(1CD)
クラリネットとピアノのための作品集
ジャン・フランセ:主題と8 つの変奏
ヴィドール:序奏とロンド Op. 72
プーランク:クラリネット・ソナタ FP 184
サン・サーンス:クラリネット・ソナタ 変ホ長調 Op. 167
ピエルネ:カンツォネッタ Op. 19
グロヴレーズ:サラバンドとアレグロ
ドビュッシー:クラリネットとピアノのための第1 狂詩曲
ジョン・ファヌーカン(Cl)
エリザヴェータ・ブルーミナ(P)

録音:2016年3月24-26日メンデルスゾーン,ライプツィヒ・ゲヴァントハウス
アイルランド国立交響楽団の首席クラリネット奏者を1995年から務めている実力派クラリネット奏者ジョン・ファヌーカン。ソリスト、室内楽、指揮など、アイルランドを中心に世界各地で演奏活動を行っています。今作はフランスの作曲家によるクラリネットとピアノのための作品集。ベニー・グッドマンが初演した20世紀のクラリネットの名曲、プーランクの“クラリネット・ソナタ”やサン=サーンス晩年に作曲したしっとりと穏やかな“クラリネット・ソナタ”やピエルネの“カンツォネッタ”など収録。
GENUIN
GEN-17459(1CD)
シマノフスキ:ヴァイオリンとピアノのための品集
ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op. 9
神話 Op. 30
農民の踊り〜バレエ・パントマイム「ハルナシェ」Op. 55 より
アイタコ・エニアの子守歌Op.52
ロクサーヌの歌〜歌劇「ロジェ王」 Op. 46 より
夜想曲とタランテラOp.28
デュオ・ブリュッヘン=プランク
【マリー・ラーダウアー=プランク(Vn)、
ヘンリケ・ブリュッヘン(P)】

録音:2016年6月&9月
ポーランドの近代音楽作曲家、カロル・シマノフスキ。ヴァイオリン作品を収録した今作は、初期の“ヴァイオリン・ソナタOp.9”から名曲“神話”、後期に作曲された“アイタコ・エニアの子守歌”やバレエ・パントマイム「ハルナシェ」より“農民の歌”などを取り上げており、シマノフスキ独特の神秘的な音楽性が堪能できるアルバムです。ヴァイオリンはザルツブルク・モーツァルテウム大学でベンヤミン・シュミット、ルーカス・ハーゲンに、ハノーバー音楽大学でウルフ・シュナイダーなどに師事したマリー・ラーダウアー=プランク。

ODRADEK RECORDS
ODRCD-347(1CD)
スペイン映画音楽の父/ヘスス・ガルシア・レオス(1904-1953)作品集
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調
3 つの舞曲/アレグロ・ヴィヴァーチェ
ピアノのためのソナティーナ
アーヨのために/マラガのヴェルディアル
パソドブレ/テンポ・デ・ルンバ
リナルド・ゾック(P)
リリア・ドンコヴァ(Vn)

録音:2016 年4 月11-16 日
Studio Odradek 、ぺスカーラ,イタリア
※日本語解説つき
この CD はスペイン音楽好きだけでなく、いわゆる遅れてきたロマンティストを愛好する人にもぜひお勧めした。ヘスス・ガルシア・レオス(1904-1953)はスペイン最北部、ナヴァラの歴史ある都市、オリテに生まれた作曲家。1940、50 年代のスペイン映画の音楽で有名な人だが、それ以外にも多数の作品を残しており、このCD にはヴァイオリン・ソナタとピアノのための作品が収録されている。レオスの音楽にはスペインの民俗色が色濃いけれど、音楽の風合いはまったくロマンティック。そしてそれが21 世紀の今とても心地よく聞ける。いずれの曲もフランス音楽(それもドビュッシーよりちょっと前の)からの影響とスペイン風味が見事に融合していて素晴らしい。いずれの曲も演奏会で取り上げれば間違いなく好評を博すような曲ばかり、なぜ埋もれていたのか不思議なほどだ。 リナルド・ゾックはトリエステ生まれのイタリアのピアニスト。ODRADEK からはリストのヴェルディによるパラフレーズ集(ODRCD-309)と、アルトゥール・ピサロと組んだドヴォルザークのピアノ連弾曲集(ODRCD-323)が出ている。リリア・ドンコヴァはブルガリア、ソフィア生まれのヴァイオリニスト。

CD ACCORD
ACD-234(1CD)
NX-B05
20世紀〜21世紀の管楽五重奏曲
デイヴィッド・マスランカ(1943-):管楽のための五重奏曲 第2番(1986)
ダーン・ヤンセンズ(1983-):CANT(2014)
タデウシュ・シェリゴフスキ(1896−1963):管楽器のための五重奏曲(1953)
ファジル・サイ(1970-):Alevi Dedeler raki masasinda Op.35(2011)
ルトスエア五重奏団

録音:2016年6月19-21日
室内楽は、各奏者たちの才能と、同じ方向の音楽性、創造性、そして時には妥協も必要とする少人数の研ぎ澄まされたアンサ ンブルです。中でも木管五重奏曲は異なった音色と、多様な演奏技法、各々の楽器の特性の違いなど作曲家にとっても課題が 多いジャンルです。19世紀にはダンツィやレイハの作品などが知られますが、20世紀になってタファネルやニールセンなど何人かの 作曲家が五重奏の作曲を試みるようになり、これに触発された作曲家たちが次々と争うように数多くの作品を生み出し始めまし た。このアルバムでは20世紀と21世紀の作品を2曲ずつ収録。斬新で実験的な響きを存分にお楽しみいただけます。
CD ACCORD
ACD-235(1CD)
NX-B07
コルンゴルト:「から騒ぎ」からの4つの小品 Op.11
ニーノ・ロータ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調(1936-1937)
シュニトケ:古風な様式による組曲(1972)
フィリップ・グラス(1937-):ヴァイオリン・ソナタ(2008)*
マルシン・マルコヴィッツ(Vn)
グレゴルツ・スクロビンスキ(P)

録音:2016年4月18-20日、2016年7月4-6日*
4人の異なる芸術家。彼らは全く異なる背景を持ち、異なる条件で活動していました。作品の雰囲気も各々違いますが、一つだ け共通点があるとしたら、それはみな「映画音楽の分野」で大成功している人たちということでしょう。ハリウッド映画音楽の祖であ るコルンゴルト、イタリア映画に重要な役割を果たしたニーノ・ロータ、ロシア映画に芸術的な音楽をつけたシュニトケ、映画のサウ ンドトラックに野心的で実験的な作品を投入したフィリップ・グラス。このアルバムでは、彼らのヴァイオリンとピアノのための曲を聴き ながら、多彩な作品を思い浮かべることで「Different Things=違うもの」というアルバム・タイトルにも関連が付けられています。
CD ACCORD
ACD-237(1CD)
NX-B07
ポーリッシュ・チェロ四重奏団
プロスペル・ファン・エーシャウテ(1904-1964):チェロ四重奏のための「小品ソナタ」 Op.9(1939)
ルドルフ・マッツ(1901-1988):チェロ四重奏曲 ニ短調(1966)
カジミエージュ・ヴィウコミルスキ(1900-1995):チェロ四重奏のための「バラードとラプソディ」
アルフレード・ピアッティ(1822-1901):チェロ四重奏のための「休日に」
ポーリッシュ・チェロ四重奏団
【メンバー】
トーマシュ・ダロシュ(Vc)
ヴォイチェフ・フダラ(Vc)
クリシュトフ・カルペタ(Vc)
アダム・クシェショヴィエツ(Vc)

録音:2016年6月28-30日
ポーリッシュ・チェロ四重奏団はウッチとカトヴィツェの高等音楽院の卒業生たちをメンバーとし、2011年に創設されたアンサンブル です。この種のアンサンブルがこれまでになかったポーランドでは画期的なことで、活動初期からコンサートや音楽祭で大活躍をし ています。2014年からはブロツワフの「ナショナル・フォーラム・オブ・ミュージック」のアンサンブルに認定され、一層の活躍を続けてい ます。4人のメンバーは「チェロ四重奏曲を恒常的なステージ作品にすること」という高い目標を持っており、そのために常にチェロ四 重奏曲のレパートリーを探し、図書館や出版社のアーカイヴを求めて各地を訪問、忘れられた作品の発掘を続けています。また 現代の作曲家たちともコラボレーションし、時にはジャズ・プレイヤーと共演するなど、その活動は多岐に渡っています。この彼らの初 アルバムも、ポーランドの音楽市場において先駆けとなるものです。

Chandos
CHAN-10983(1CD)
ミュージック・イン・エグザイル〜亡命者たちの音楽Vol.3〜シモン・ラクス:室内楽作品集
弦楽四重奏曲第4番
ディヴェルティメント(ヴァイオリンとクラリネット、ファゴット、ピアノのための)
ソナチナ(ピアノのための)
コンチェルティーノ(オーボエとクラリネット、ファゴットのための)
パッサカイユ(クラリネットとピアノ版)
ポーランド民謡によるピアノ五重奏曲
(全曲世界初録音)
ARCアンサンブル

録音:2016年11月14日−16日、トロント王立音楽院(カナダ)
1930年代、ヨーロッパから離れなければならなかった作曲家たちの室内楽作品を復興へと導くシリーズ「ミュージック・イン・エグザイル〜亡命者たちの音楽」。第1巻「ベン=ハイム(CHAN-10769)」、第2巻「フィテルベルク(CHAN-10877)に続く好企画第3巻は、全曲世界初録音となる、シモン・ラクス(1901−1983)の室内楽作品集。
シモン・ラクスは、ポーランドのワルシャワに生まれ、パリで学び、ナチスによってアウシュヴィッツ強制収容所へ送られながらも、アウシュヴィッツのオーケストラの指揮者、作曲者として活動し生き延びた作曲家。カナダ、トロント王立音楽院のメンバーによる室内楽団 "ARCアンサンブル"が、シモン・ラクスの知られざる音楽遺産を復興する。

Signum Classics
SIGCD-487(1CD)
ダヴ:弦楽四重奏のための「アウト・オヴ・タイム」
ピアノ五重奏曲
テノールと弦楽四重奏のための「ダマスカスにて」
サッコーニSQ、
マーク・パドモア(T)、
チャールズ・オーウェン(P)

録音:2016年6月−7月
グラインドボーン音楽祭からの委嘱作品「フライト」(1998年)でブレイクを果たし、特に合唱、声楽、オペラの作曲家として引く手あまたの活躍を見せるイギリスの作曲家ジョナサン・ダヴ(1959−)。
サッコーニSQからの委嘱によって作曲された「ダマスカスにて」は、シリア内線をテーマとした作品でありテキストには、同国の詩人、ライターのアリ・サファルによる散文詩の英訳が用いられています。現代屈指のテノール、マーク・パドモアが渦巻く怒りや悲しみを歌い上げます。

Daphne
DAPHNE-1058(1CD)
バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ ト短調 BWV.1034(原曲:ホ短調)
フルートと通奏低音のためのソナタ ヘ長調 BWV.1034(原曲:ホ長調)
フルートとチェンバロのためのソナタ ト長調 BWV.1031(原曲:変ホ長調)
フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV.1032
フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV.1030
ヴェスト・ペッテション・ムーリーン〔クリスティーネ・ヴェスト(リコーダー)、スティーナ・ペッテション(バロックVc)、マルクス・ムーリーン(Cemb)〕

録音:2015年6月22日−26日
ヴェスト・ペッテション・ムーリーンは、ストックホルムの王立音楽大学で学んだ3人の音楽家たちによって結成されたアンサンブル。リコーダーのクリスティーネ・ヴェストは2016年にDaphneレーベルからデビュー・アルバム「リコーダー」(DAPHNE 1055)を発表し高い評価を得ています。

Pavane
ADW-7585(1CD)
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8
ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13
ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45
マヤ・レヴィ(Vn)、
マシュー・イドムタル(P)

録音:2016年10月12日−13日、ベルギー
マヤ・レヴィは、ノエ・乾の後任として新生「トリオ・カルロ・ファン・ネスト」のヴァイオリニストを務める1997年生まれの若きヴァイオリン奏者。2013年からデュオを組み、2017年にはベルギーの音楽祭でスーパーノヴァ賞(Supernova laureate 2017)を受賞したマヤ・レヴィとマシュー・イドムタルとのデュオによるファースト・レコーディングは、グリーグのヴァイオリン・ソナタ全集。使用楽器は、エンリコ・チェルティ1851年クレモナ製のヴァイオリンと、スタインウェイ B-211のピアノ。

Goodies
33CDR-3675(1CDR)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47「クロイツェル」
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24「春」
マヌーグ・パリキアン(Vn)
マグダ・タリアフェロ(P)

仏PRESTIGE DE LA MUSIQUE SR-9657(Stereo)
録音:1960年パリ
ヴァイオリンのマヌーグ・パリキアン(1920-1949)はトルコのメルシン生まれ。 ロンドンで学び1949年にフィルハーモニア管弦楽団のコンサートマスターにな り1957年までその席にあった。その後ソリストとして活躍する一方後進の指導 にあたった。フィルハーモニア管弦楽団コンサートマスター時代にクレンペラ ー、カラヤン、ジュリーニ等の指揮者に乞われたソロ録音がある。ピアノのマ グダ・タリアフェロ(1893-1986)はブラジルのリオ・デジャネイロ生まれ。父 親はラウル・ピュニョ(1852-1914)にピアノを学んだという。一家は1906年に フランスへ移住。彼女は13歳でパリ音楽院に入学、アントナン・マルモンテル のクラスに入り9カ月後に一等賞を得た。音楽院を卒業後、アルフレッド・コ ルトー(1877-1962)についてさらに研鑽を積んだ。彼女はこのシリーズでモー ツァルト:ピアノ協奏曲「戴冠式」(78CDR-3093)、ヴァイオリンのドニーズ・ ソリアノ(1916-2006)と共演したフォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番(78CDR -3135)、モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40番 K.454(78CDR-3027)他が 出ている。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3676(1CDR)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番ニ長調Op.70-1「幽霊」 ヘプツィバ・メニューイン(P)
ユーディ・メニューイン(Vn)
モーリス・アイゼンバーグ(Vc)

英 HMV DB2879/81
録音:1936年3月5日パリ、アルベール・スタジオ
ピアノのヘプツィバ・メニューイン(1920-1981)はサンフランシスコ生まれ。 4歳でジュディス・ブロックリーについてピアノを始め、後にレフ・アに学ん だ。8歳の時サンフランシスコで初リサイタルを開いた。その後バーゼルでル ドルフ・ゼルキン(1903-1991)に、パリでマルセル・シャンピ(1891-1980)に ついて研鑽を積んだ。兄でヴァイオリニストのユーディ・メニューイン(1916 -1999)と初共演したモーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ K.526(1933年録音) (78CDR-3025)がキャンディド賞を受賞しピアニストとして注目されるように なった。チェロのモーリス・アイゼンバーグ(1900-1972)はドイツ生まれ。 1902年に両親と共にアメリカに移住した。1921年にアメリカ公演中のパブロ ・カザルス(1876-1973)に出会い、ヨーロッパで学ぶことをすすめられ、ベル リンでユリウス・クレンゲル(1859-1933)やフーゴ・ベッカー(1864-1941)、 パリでナディア・ブーランジェ(1887-1979)に薫陶を得た。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3677(1CDR)
モーツァルト:ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ. ホ長調 K.261
レーガー:ヴァイオリンとピアノのための組曲イ短調Op.103aからアリア
タルティーニ(クライスラー編):ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調Op.1-1〜フーガ
シュテフィ・ゲイエル(Vn)
パウル・ザッハー(指)
コレギウム・ムジクム・チューリッヒ
ヴァルター・シュルテス(P)
スイス COLUMBIA LZX7

日ODEON U-10020(独 Odeon 6573と同一録音) 録音: 1938年(モーツァルト)&1927年4月11日(レーガー&タルティーニ)
シュテフィ・ゲイエル(1888-1956)はハンガリーの女流ヴァイオリン奏者。ブ ダペストのリスト音楽院でイェノ・フバイ(1858-1937)に師事した。ベラ・バ ルトーク(1881-1945)やオトマール・シェック(1886-1957)は共に彼女のために ヴァイオリン協奏曲を献呈した。初婚の相手が病死した後、1920年にスイスの 作曲家ヴァルター・シュルテスと再婚しチューリッヒに居を構え音楽院で教え た。その時の弟子の一人がアイダ・シュトゥツキ(1921-2011)。シュトゥツキ は後にアンネ=ゾフィ・ムターの師となった。シュトゥツキはこのシリーズで モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第7番 K.271a(33CDR-3645)が出ている。 パウル・ザッハー(1906-1999)はスイスの指揮者で作曲家。往年の名指揮者 フェリクス・ヴァインガルトナー(1863-1942)に学んだ後バーゼル室内管弦楽 団を設立した。世界的製薬会社エフ・ホフマン・ラ・ロッシュ社のオーナー 未亡人との結婚で巨大な富を得て、多くの作曲家へ作品委嘱をした。武満徹 の「ユーカリプス」もザッハーの委嘱による。 (グッディーズ)


TOKYO FM
TFMCLP-1049(2LP)
完全限定生産盤
税込価格
アンドレ・ナヴァラ・ライヴ・イン・東京
[LP1-A]
ボッケリーニ:チェロ・ソナタ.ト長調 G.5
[LP1-B]
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ .イ短調 D.821
[LP2-A]
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99
[LP2-B](アンコール)
ドヴォルザーク:ロンド Op.94
ポッパー:マズルカ Op.11-3
ラヴェル:フォーレの名による子守歌
アンドレ・ナヴァラ(Vc)
岩崎淑(P)

録音:1980年3月21日/日本都市センターホール(ステレオ)
国内プレス
初LP化となる貴重音源!フルニエ、ジャンドロン、トルトゥリエらと並び20世紀フランスを代表するチェリストの一人であるアンドレ?ナヴァラ (1911-1988)の、1980年来日ライヴ録音です。ロマンティックで詞的な表現力を持ちながらも、スケール大きなボウイングで豊かな音楽をたっぷり と聴かせるその演奏はまさに巨匠芸の極み。シュタルケル、トルトゥリエ、ギトリスといった世界の名手と共演している岩崎淑のピアノも格調高く、素晴ら しいアンサンブルがお聴き頂けます。『アルペジョーネ』やブラームスのソナタといったロマン派の大曲を中心とした、チェロの醍醐味満載のプログラムを お楽しみください。ライナーノートには碩学のチェリスト、懸田貴嗣(かけた・たかし)氏による「アンドレ? ナヴァラの生涯」、「楽曲について(曲目解説)」 を収録。 (Ki)

ANTARCTICA
ANTAR-004(1CD)
ジャン=リュック・ファフシャン(b.1960):よりよく見えるための3つの歌〜チェロ、プリペアード・ピアノのための
ドビュッシー:チェロ・ソナタ
ダーン・ヤンセンス(b.1983):(…nada.)〔チェロと電子楽器のための〕
ドビュッシー:エレジー(チェロとピアノ版)
ベンジャミン・グロリウー(Vc)
サラ・ピカヴェ(P)
3世紀にまたがる3人の作曲家それぞれが模索した色彩の世界を、チェロとピアノで追求した1枚。


Spectrum Sound
LPSMBA-017(1LP)
完全限定プレス
ボベスコ〜ブラームス&プロコフィエフ
Side A
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 Op.94a
Side B
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108*
ローラ・ボベスコ(Vn)
ジャック・ジャンティ(P)

録音:1960年1月23日パリ(モノラル)、1957年6月20日パリ(モノラル)*
180g重量盤
24bit/192kHz
Direct digital transfer from
the original Master tapes
ランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリー ズ「ベルアーム」。シリーズ最新盤はローラ・ボベスコの全盛期の演奏からプロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ第2番(1960年録音)、ブラームスのヴァ イオリン・ソナタ第3番(1957年録音)がLPでリリースされます。スペクトラム・サウンドの丁寧な復刻で見事によみがえりました。完全限定プレス盤です。 平林直哉氏による日本語解説付!


H.M.F

HMM-902254(1CD)
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ショーソン:コンセール〜ヴァイオリン,ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲 ニ長調 op.21
イザベル・ファウスト(Vn/1710年製ストラディヴァリウス「ヴュータン」)
アレクサンドル・メルニコフ(P/エラール、1885年頃製)
サラゴン・カルテット〔クリスティーヌ・ブッシュ(Vn)、リサ・インマー(Vn)、セバスティアン・ヴォルフファース(Va)、ジェシーヌ・ケラス(Vc)〕

録音:2016年6月、9月/テルデックス・スタジオ・ベルリン
ファウストは近年ヨーロッパでの活躍が目覚ましく、ソロに室内楽にオーケストラとの協奏曲、ピリオド楽器(古楽器)からモダンまで、あらゆるスタ イルと様々な時代のレパートリーを網羅する世界屈指の存在となっています。最近の録音でもモーツァルトの協奏曲全曲(KKC 5691/ HMC 902230)、 シューマンの協奏曲プロジェクト(KKC 5477、KKC 5617、KKC 5618)など充実の演奏を聴かせてくれていましたが、今回は楽器を「ヴュータン」 と愛称のついたストラディヴァリに持ち替えての演奏となります。メルニコフも、ファウスト、そしてケラスと共演したシューマンの協奏曲プロジェクトのほか、 プロコフィエフのソナタ集(KKC 5694/ HMC 902202)でも著しい充実ぶりを示しているだけに、ますます期待が高まる新譜の登場といえるでしょう。
フランクのソナタでは、メルニコフが紡ぎ出す前奏から、えもいわれぬ幻想的な雰囲気に思わず引き込まれます。ファウストの摩擦音が皆無のあの運弓 が繰り出す音色は、繊細にして幻想的。終楽章も颯爽としたフレーズ運びで、コーダの華やかな終始も晴れやかに終わります。
ショーソンは25歳のときに音楽の道を志し、パリ音楽院に入学、マスネのクラスに入りましたが、オルガン科の教授であったフランクに作曲を師事す るようになります。ワーグナーにも傾倒していました。同時期の作品には熱情的な「愛と海の詩」(1882~93年)や大作「アルテュス王」(1895年完成) やなど抒情性と色彩感豊かな代表作が並びます。この「コンセール」(1889〜91年)は、名旋律の玉手箱のような傑作。美しい転調に彩られた第1楽章、 懐かしさと切なさのシシリエンヌの旋律が美しく、ショーソンのリリシズムの粋に満ちた第2楽章、半音階が多用された荘重な第3楽章、そして八分の六 拍子で快速に展開する中、様々な旋律が回想され華やかに幕となる第4楽章。全体をとおして、ファウストの繊細極まりない表情は絶美。2004年結成、 18世紀のレパートリーを中心に活動を展開する中堅のアンサンブル、サラゴン・カルテットとのアンサンブルも完璧です。そしてメルニコフが陰になり日 向になり、音楽を引き締めています。

BIS
BISSA-2245(1SACD)
ストラヴィンスキー:ヴァイオリン作品集
パストラール
「火の鳥」〜王女たちのロンド/子守歌/スケルツォ
歌劇「マヴラ」〜ロシアの歌
「ペトルーシュカ」〜ロシア舞曲
プルチネッラ組曲(全5曲)
協奏的二重奏曲
「ナイチンゲール」〜ナイチンゲールの歌/中国行進曲
ルジェ・ド・リル作曲(ストラヴィンスキー編曲):ラ・マルセイエーズ
イリヤ・グリンゴルツ(Vn)
ペーテル・ラウル(P)

録音:2016年2月/ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
グリンゴルツによるストラヴィンスキーのヴァイオリン・アルバム。名ヴァイオリニストによる編曲ではなく、ストラヴィンスキー のオリジナルおよび彼自身の編曲を集めています。ストラヴィンスキーは弦楽器を「あまりに人声を連想させる」として好んでいませんでしたが、ヴァイオ リニストのコハンスキとドゥシュキンとの出会いで彼らのためにヴァイオリン曲が産みだされました。「火の鳥」では「王女たちのロンド」と「子守歌」を コハンスキのために、「スケルツォ」をドゥシュキンのためにそれぞれ編曲しています。興味深いのが「プルチネッラ組曲」。1933年にストラヴィンスキー がドゥシュキンと共作した「イタリア組曲」はしばしば演奏されますが、それではなく1925年にコハンスキのために編曲したいわば初版。全5曲から成 り、「イタリア組曲」より技巧的でまばゆい効果を発揮します。グリンゴルツの技巧とつややかな音色で、ストラヴィンスキーが最初に構想していた音世界 を再現してくれます。 (Ki)

DUX
DUX-1206(1CD)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
リュウ・ジェジュン(1970-):チェロ・ソナタ第1番
チェ・チュヨン(Vc)
マレク・シュレゼル(P)
リュウ・ジェジュンは韓国の作曲家。チェ・チュヨンは韓国のチェロ奏者。
DUX
DUX-1244(1CD)
ペンデレツキ:室内楽作品集 Vol.2〜チェロ独奏・合奏の為の作品集
ジークフリート・パルムの為の奇想曲
無伴奏チェロの為のカデンツァ(1983-1984、原曲:無伴奏ヴィオラの為の/ヤコプ・シュパーン(1983-)編曲)
スラヴァのために
無伴奏チェロ組曲(1994-2013)
3つのチェロの為のセレナード(2008)
ヴィオロンチェロ・トターレ
ポーランド・レクイエム から アニュス・デイ(8つのチェロの為の版;2008)
ヨハネ・パウロ2世を記念するシャコンヌ(6つのチェロの為の;2015)
ヤコプ・シュパーン、イザベラ・ブホフスカ、トマシュ・ダロフ、ヤン・カリノフスキ、
マルタ・コルビキェヴィチ、ラファウ・クフャトコフスキ、ミコワイ・パウォシュ、
ベアタ・ウルバネク=カリノフスカ(Vc)
各演奏者の担当楽曲については次回の当レーベル新譜案内にてお知らせいたします。
DUX
DUX-1298(1CD)
弦楽の為のポーランド音楽
ダヴィト・ルボヴィチ(1981-):ヤノシクの死に寄せるバラッド(即興する弦楽四重奏と弦楽合奏の為の;2012)*
シマノフスキ(トグネッティ編):弦楽四重奏曲第2番 Op.56(1927/弦楽合奏版)
シマノフスキ(コハンスキ、ダノヴィチ編):バレエ「ハルナシェ」Op.55(1931)より 高地の舞曲(弦楽合奏版;2016)
レンチョフスキ(1986-):イワヴァ [Ilawa] (即興する弦楽四重奏と弦楽合奏の為の;2009)*
バツェヴィチ(1909-1969):弦楽合奏の為の協奏曲(1948)
レンチョフスキ:ナミスウォヴャク [Namyslowiak]
(即興する弦楽四重奏と弦楽合奏の為の;2016)*
グレツキ(1978-):ヴァイオリンと弦楽合奏の為の協奏夜想曲 [Concerto-Notturno] (2000)+
アトムSQ*
レオポルディウム室内O
クリスティアン・ダノヴィチ(ヴァイオリン+、コンサートマスター)
DUX
DUX-1320(1CD)
アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.32(1894)
ピアノ三重奏曲第2番ヘ短調 Op.73(1905)
ヴィウコミルスキ三重奏団
[ツェリナ・コツ(Vn)、マチェイ・クワコフスキ(Vc)、ウーカシュ・トレプチンスキ(P) ]
DUX
DUX-1333(1CD)
フルート・リフレクションズ〜フルートと弦楽合奏の為の音楽
ヴィヴァルディ:2つのフルート,弦楽合奏と通奏低音の為の協奏曲ハ長調 RV.533
ベルリオーズ(シフィデルスキ編):「キリストの幼時」〜2つのフルートと弦楽合奏の為の三重奏曲(2つのフルートと弦楽合奏の為の版)
ヴィヴァルディ:フルート,弦楽合奏と通奏低音の為の協奏曲「ごしきひわ」Op.10-3 RV.428
ヤヌシュ・ビェレツキ:2つのフルートと弦楽合奏の為の協奏曲
ヴィヴァルディ:2つのフルート,弦楽合奏と通奏低音の為の協奏曲ト短調 RV.103
ウーカシュ・ドゥーゴシュ、
アガラ・キェラル=ドゥーゴシュ(Fl)
ウォムジャ・ヴィトルト・ルトスワフスキ室内フィルハーモニー
ヤン・ミウォシュ・ザジツキ(指)

DUX
DUX-1341(1CD)
アトム・アコーディオン・クインテット
ミコワイ・マイクシャク(1983-):up2U(アコーディオンと弦楽四重奏の為の)
ピョトル・ヴルベル(1977-):Suita 3-5-7(アコーディオンと弦楽四重奏の為の)
クシシュトフ・レンチョフスキ(1986-):アトム・アコーディオン・クインテット(アコーディオンと弦楽四重奏の為の)
ニコラ・コウォジェイチク(1986-):サブリミナル・フォーク組曲 [Subliminal Folk Suite] (アコーディオンと弦楽四重奏の為の)
ラファウ・グジョンカ(アコーディオン)
アトムSQ
DUX
DUX-1347(1CD)
カロル・ラートハウス(1895-1954):ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.14(1925)
ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.43(1937)
ヴァイオリン組曲 Op.27(1929)
カロリナ・ピョントコフスカ=ノヴィツカ(Vn)
ボグミワ・ヴェレトカ=バイドル(P)
カロル・ラートハウスはオーストリア=ハンガリー帝国のタルノーポル(現ウクライナのテルノーピリ)に生まれたユダヤ系の作曲家。フランツ・シュレーカー(1878-1934)に師事。ナチスの台頭を避け最終的にアメリカ合衆国に移住。数多くの管弦楽・室内楽・独奏器楽作品の他、映画音楽でも活躍しました。
DUX
DUX-1352(1CD)
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):ピアノ,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロの為の四重奏曲変ホ長調 Op.15
(1805頃)*
エマヌエル・カニア(1827-1887):ピアノ,ヴァイオリンとチェロの為の三重奏曲ト短調(1867)
ラファウ・ウーカシェフスキ(P)
エヴァ・アンドルシュキェヴィチ(Vn)
ダリュシュ・ヴォウチク(Va)*
ミロスワフ・マコフウスキ(Vc)
ポーランドの室内楽作品。エルスネルはショパンの師。カニアはポーランドにおけるショパンの音楽の紹介・批評の第一人者でもありました。

ARTALINNA
ATL-A013(1CD)
1943年フルート作品集
マリウス・フロトホイス(1914-2001):フルート・ソナタ Op.17(1943)
プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 Op.94(1943)
クロード・アリュー(1903-1990):フルートとソナティネ(1943)
レオ・スミット(1900-1943):フルート・ソナタ(1943)
デュティユー(1916-2013):フルート・ソナティネ(1943)
ジョスラン・オブリュン(Fl)
アリーヌ・ピブール(P)

録音:2014年10月27-30日、サン=マルセル教会、パリ、フランス
第二次大戦の最中、1943年に作曲されたフルートと作品で構成されたプログラム。クロード・アリューはフランス、マリウス・フロトホイスとレオ・スミットはオランダの作曲家。ユダヤ人であったスミットは「フルートとソナタ」を書き上げた二ヶ月半後にナチスに捕らえられ強制収容所で殺害されました。ジョスラン・オブリュンは2006年以来2017年現在リヨン国立O首席を務めるフランスのフルート奏者。2008年第8回ジャン=ピエール・ランパル国際フルート・コンクール第3位。

CD ACCORD
ACD-225(1CD)
NX-B05
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第1番 ヘ長調 Op.5-1
チェロ・ソナタ 第2番 ト短調 Op.5-2
ヘンデル「ユダ・マカベウス」の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO 45
ヤロスワフ・ティエル(Vc)
カタジナ・ドロゴス(P)

録音:2014年5月3-4日
ベートーヴェンの室内楽作品は、音楽史において最も重要な位置を占めているにもかかわらず、ポーランドのアーティストによる録 音はあまり多くありません。ピリオド楽器による演奏は更に少なく、このアルバムはポーランドにおけるこの分野の先駆的録音といえ るものです。バロック期の「通奏低音とチェロを伴うソナタ」ではなく、ピアノとチェロが対等に扱われたベートーヴェンの初期の傑作 を、ヴロツワフ・バロック・オーケストラの芸術監督を務めるポーランドの古楽演奏のパイオニア的存在であるヤロスワフ・ティエルが流 麗に演奏。彼の室内楽の録音はこのアルバムが初となります。
CD ACCORD
ACD-229(1CD)
NX-B05
Gems of Eastern Europe-東ヨーロッパの宝石
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ長調 Op.94Bis
バルトーク:狂詩曲 第1番 BB94a
シマノフスキ:夜想曲とタランテラ Op.28
レピアンカ(1869-1948):夢想
ピオトル・タルチョリク(Vn)
モニカ・ウィリンスカ=タルチョリク(P)

録音:2016年10.11月
ロシアから東欧の近代ヴァイオリン作品を収録したこのアルバム、1940年代に書かれたプロコフィエフ、1920年代のバルトーク、 1910年代のシマノフスキ、1900年代のレピアンカと、年代を遡っていく面白い曲順になっています。ポーランド国立放送交響楽 団のコンサートマスターを務めるピオトル・タルチョリクとその妻モニカの息のあった演奏です。
CD ACCORD
ACD-231(1CD)
NX-B05
Episodi
ペトリス・ヴァスクス(1946-):エピソードと終わりなき歌
ヘンリー・カウエル(1897-1965):9つの短い楽章による三重奏曲
シチェドリン(1932-):3つのメリーの小品
シェーンフィールド(1947-):カフェ・ミュージック
アダストラ・ピアノ三重奏団

録音:2016年6月
「Akademos弦楽四重奏団」の第1ヴァイオリン奏者アンナ・シェベルカ、ポーランド国立RSOの首席チェロ奏者ルーカ ス・フラント、カトヴィツェ音楽大学で教えるピアニスト、ジョアンナ・ガロン=フラント。この3人で結成されたアダストラ・ピアオン三重 奏団のデビュー・アルバム。20世紀アメリカとバルト海周辺という作風の違う作品を並べた異色のプログラムは、彼らの技術、音 楽性を問うと同時に、聴き手にとっても興味がそそられる楽しいものです。
CD ACCORD
ACD-239(1CD)
NX-B05
ヴァインベルク(1919-1996):室内楽作品集
弦楽四重奏曲 第7番 ハ長調 Op.59(1957)
ピアノ五重奏曲 Op.18(1944)
シレジアンSQ
ピオトル・サワイチク(P)
シレジアン弦楽四重奏団によるこのアルバムは、2019年のヴァインベルク生誕100年を記念して企画された「室内楽作品全 集」(7CD)の第1作となるもの。 ヴァインベルクはワルシャワで生まれましたが、第二次世界大戦勃発時にソビエトに亡命、ショスタコーヴィチの知遇を得て作曲家 として活躍する決意を固めました。その頃に書かれたのがピアノ五重奏曲 Op.18で、この作品には明らかに4年前に作曲された ショスタコーヴィチのピアノ五重奏曲の影響も感じられるものの、ヴァインベルクが広く評価されるきっかけになりました。それに比べ、 38歳の時に書かれた「弦楽四重奏曲第7番」はユダヤの旋律が用いられた、抒情的な作風を持つ、ショスタコーヴィチの影響か ら脱却したヴァインベルクの独創性が発揮された作品となっています。

TOCCATA
TOCC-357(1CD)
NX-B03
スティーヴン・ドジソン(1924-2013):室内楽作品集 第2集
ピアノ五重奏曲 第1番(1966)
弦楽五重奏曲(1986)
ピアノ五重奏曲 第2番(1999)
エマ・アッバーテ(P)
スーザン・モンクス(Vc)
ティペットQ

録音:2016年1月5-7日
ロンドン生まれの作曲家、スティーヴン・ドジソンの室内楽作品集第2集。第1集と同じく現代音楽を得意とするピアニス ト、エマ・アッバーテがピアノを担当、イギリスで人気を誇るティペット四重奏団との親密なアンサンブルが楽しめる1枚で す。ブリテンと並ぶほどの知名度を獲得するも、死後急速に忘れられてしまった作曲家であり、またギタリスト、ジョン・ウィ リアムズの師であったことでも知られています。彼の作品にはショスタコーヴィチの音楽にも似た同時代作品への風刺と、 時々はっとするような美しいメロディが聞こえてくるという、イギリス伝統の品の良さがバランス良く配合されています。

BR KLASSIK
BR-900319(1CD)
NX-B05
アルヴォ・ペルト:作品集
B-A-C-Hの主題のコラージュ-弦楽,オーボエ,チェンバロとピアノのための(1964)
7つのマニフィカト・アンティフォナ-無伴奏合唱のための(1988)
チェチーリア,ローマの乙女-合唱と管弦楽のための(2000)
ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌-弦楽オーケストラと鐘のための(1977)
リタニ-独唱,合唱と管弦楽のための(1994)
カク・ヨンヒ(Ob)
マックス・ハンフト(Cemb)
ヒリヤード・アンサンブル
デヴィッド・ジェームズ(C.T)
ロジャー・コヴェイ=クランプ(T)、
ジョン・ポッター(T)
ゴードン・ジョーンズ(Bs)
ロバート・キング(指)
ペーター・ダイクストラ(指)
ウルフ・シルマー(指)
マルチェロ・ヴィオッティ(指)
バイエルン放送cho
ミュンヘン放送O

録音:2005年2月18日 Jesuitenkirche St.-Michael, Munchen・・・1-3
2005年12月3日 Sankt-Josephs-Kirche, Munchen・・・4-10
2011年1月21日 Herz-Jesu-Kirche, Munchen・・・11
2011年10月28日 Herz-Jesu-Kirche, Munchen・・・12
2000年7月8日 St.-Gabriels-Kirche, Munchen・・・13
世界中で人気が高いエストニアの作曲家ペルトの作品集。創作の初期は「B-A-C-Hの主題のコラージュ」のような新 古典主義の様式に則って作品を書いていたペルトですが、「ブリテンへの追悼歌」が作曲された1970年代後半から次 第に様式を変化させ、宗教的モティーフを多く用い、また使う音もシンプルになり、自身で「ティンティナブリ(鈴声)の様 式」と呼ぶ独自のスタイルを創り上げました。このアルバムには、管弦楽のための作品とあまり耳にする機会のない曲も含 む一連の合唱作品を収録。ダイクストラ、シルマーは、どの作品も密度の高い演奏を聴かせています。また、声楽作品 を得意とするヴィオッティが慈しむかのように指揮する「リタニ」も聴きものです。

Sono Luminus
DSL-92212(1CD)
NX-B05
現代の弦楽四重奏曲集
キャロリン・ショウ:バレンシア(2012)
マッツォーリ:死の谷のジャンクション(2010)
ゴスフィールド:The Blue Horse Walks on the Horizon 地平線を歩く青い馬(2010)
グリーンステイン:床の上の4つ(2006)
デイヴィッド・ラング:Almost All the Time(2014)
デネヒー:プッシュプリング(2007)
テッド・ハーン:ロウ・オブ・モザイク-I.Excerpts from the Middle of Something(2013)
ジャスパーSQ

録音:2016年5月24-27日
2008年に創設されたジャスパー弦楽四重奏団はシューベルト、ベートーヴェンなど古典派の作品を得意とする一方、常に新しい レパートリーを模索、現代作品にも高い関心を寄せています。今回のアルバムで彼らが取り組んだ作品は、21世紀に書かれた7 曲。中でもゴスフィールドの「The Blue Horse Walks on the Horizon」は彼らのために作曲された新作であり、他の6曲も 瑞々しいイメージと多彩なサウンドを持った魅力的な作品です。

SOUPIR EDITIONS
S-240(1CD)
チェロとピアノの為のロシア音楽
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
チャイコフスキー:夜想曲 Op.19-4(1873;チェロとピアノの為の編曲版)
リムスキー=コルサコフ:くまばちの飛行
グラズノフ:吟遊詩人の歌 嬰ヘ短調
チャイコフスキー:感傷的ワルツ Op.51-6
プロコフィエフ:「三つのオレンジへの恋」〜行進曲
アレンスキー:悲しい歌
シチェドリン:歌劇「愛だけでなく」〜カドリーユ
イヴァン・カリズナ(Vc)
エリアーヌ・レイエ(P)

録音:2016年3月、オーディトリウム・フレデリク・ショパン、アンドル、フランス
イヴァン・カリズナは1992年ベラルーシに生まれたチェロ奏者。2011年第14回チャイコフスキー国際コンクール・チェロ部門第3位入賞。指揮者ゲルギエフに気に入られ、マリインスキー劇場Oの世界ツアーに同行しています。

AZUR CLASSICAL
ZC-146(1CD)
マルセル・コミノット(1956):二重奏の為の作品集
物語 [Storia] (2つのチェロの為の)*
アンナ=モルフォーズ [Anna-Morphoses] (ピアノ四手連弾の為の)+
冗談 [Faceties] (ピアノ四手連弾の為の)+
アポロ [Apollo] (ヴァイオリンとピアノの為の)#
2つのギターの為の6つの前奏曲**
ジャン=ポル・ザニュテル、
セバスチャン・ヴァルニエ(Vc)*
ドミニク・スヴィネン、ジャン・シルス(P)+
デュオ・ジェミニ#[ジャン=フレデリク・モラール(Vn)、ジャン=ノエル・レミシュ(P)]
ユーグ・コルプ、アドリアン・ブローニャ(G**)
全収録曲が世界初録音。マルセル・コミノットはリエージュ音楽院で学んだベルギーの作曲家・ピアニスト。当レーベルからは「独奏楽器の為の作品集」(AZC 129)が発売済みで、ピアニストとしても2枚の録音があります(AZC 104, 132)。

DREYER-GAIDO
CD-21102(1CD)
シェンデロヴァス:弦楽器のための作品集
チェロのための 「ハイフェッツのオマージュ」
ヴァイオリンとヴィオラのための 「ダイアローグ」
ヴァイオリンとピアノのための 「映画「ヒトラーの旋律」のためのメロディ」
ピアノ三重奏のための「歌と踊り」
弦楽四重奏曲第3番
アート・ヴィオ(SQ)、
フォート・ヴィオ(ピアノ三重奏団)
これまでダーヴィド・ゲリンガスを中心にDreyer Gaidoで度々取り上げてきたリトアニアの巨匠、アナトリュス・シェンデロヴァスの作品集。弦楽四重奏曲の他、ゲリンガスへ捧げられた「ダイアローグ」や「歌と踊り」、第1回ハイフェッツ国際ヴァイオリン・コンクールのために作曲された「ハイフェッツのオマージュ」のニュー・ヴァージョン、映画「ヒトラーの旋律(原題:Ghetto)」のために作曲された(しかし映画では使用されなかった)曲などを収録。
SQの"Art Vio"、ピアノ三重奏団の"FortVio"(ヴァイオリンとチェロは同じメンバー)は、リトアニア音楽演劇アカデミー(LMTA)で学んだリトアニアのエリート音楽家たちによるアンサンブル。FortVioはリトアニアの文化芸術賞も受勲しています。

Le Chant de Linos
CL-16126(1CD)
第3回マクサンス・ラリュー国際フルート・コンクール優勝記念アルバム
ウィドール:フルート組曲 Op.34
カルク=エーレルト:シンフォニッシェ・カンツォーネ
シュルホフ:フルート・ソナタ
パヴロス・セラッシス:Une derniere promenade(世界初録音)
アダム・スコウマル:Abduction of Sheherezad(世界初録音)
クーラウ:フルート三重奏曲第2番ト短調 Op.13-2
デニズカン・エレン(Fl)、
ジュリアン・マルティノー(P)、
マクサンス・ラリュー(Fl)、
シベル・ペンセル(Fl)
デニズカン・エレンは、フランスの名フルート奏者マクサンス・ラリューが主宰し審査委員長も務めるマクサンス・ラリュー国際フルート・コンクール2015で見事第1位と特別賞(J-A. De Zeegantの協奏曲のベスト・パフォーマンス賞)に輝いたトルコの新星。コンクール優勝の副賞として、この記念アルバムが録音されました。楽器も、コンクール優勝の副賞として贈られたアメリカWm. S. Haynes社のシルヴァー・ハンドメイド・フルートを使用。クーラウの名曲では、マクサンス・ラリューとも共演しています。
Le Chant de Linos
CL-16123(1CD)
チェロ・ソナタ集
ロード・パスカル:チェロ・ソナタ
ピエルネ:チェロ・ソナタ
ピエール・サンカン:チェロ・ソナタ
プーランク:チェロ・ソナタ
ミーシャ・ハラン(Vc)、
イスラエル・カストリアーノ(P)

録音:2016年1月5日ー9日、イスラエル
1976年から2011年までイスラエル・フィルの首席チェリストを務めたイスラエルの名手、ミーシャ・ハランが弾くチェロ・ソナタ集。同じくイスラエル・フィルでピアニスト、鍵盤楽器奏者として活動したトルコ出身のイスラエル・カストリアーノとともに、ピエルネからプーランク、そしてピエール・サンカン、クロード・パスカルまで19世紀後半〜20世紀のフランスの知られざるチェロ・ソナタを披露。

TRPTK
TTK-0001(1CD)
インヴィシブル・リンク〜シュニトケ、ヴァスクス、ペルト
シュニトケ:チェロ・ソナタ第1番 Op.129
ヴァスクス:本〜無伴奏チェロのための
ペルト:フラトレス
マヤ・フリードマン(Vc)、
ダニエル・コール(P)
1989年にモスクワで生まれ、オランダで名教師ドミトリー・フェルシュトマンに師事した新進気鋭の女流チェリスト、マヤ・フリードマンがシュニトケ、ヴァスクス、ペルトの見えざる繋がりを探究。1970年代後半に旧ソ連で作曲されたという共通点を持つ3つの作品。自らもロシアをルーツとするマヤ・フリードマンのチェロがそれぞれの音楽の真髄に迫ります。

CORO
(CORO Connections)
COR-16154(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.3
ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 Op.30-2
ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
スザンナ・オガタ(Vn)、
イアン・ワトソン(フォルテピアノ)

使用用楽器=ヴァイオリン:ヨーゼフ・クロッツ1772年製、フォルテピアノ:ポール・マクナルティ2000年製作(アントン・ヴァルター・モデル)

録音:2016年6月5日−8日、メカニクス・ホール(ウースター、アメリカ)
ハリー・クリストファーズが第13代音楽監督を務める米国古楽界の名門ヘンデル&ハイドン・ソサエティ(HHS)の中心メンバー、アシスタント・コンサートマスターのスザンナ・オガタと、アソシエイト・コンダクターのイアン・ワトソンのコンビによるベートーヴェンの第3集!
18世紀に製作されたヨーゼフ・クロッツのヴァイオリンと、現代の名工ポール・マクナルティによるヴァルター・モデルのフォルテピアノの音色が織り成すベートーヴェンは、ピリオド楽器による新たな秀演として第1集(COR-16138)、第2集(COR-16143)ともに高く評価されており、第3集の「Op.30」への期待も高まります。

オクタヴィア
OVCA-00025(1SACD)
税込価格
2017年5月24日発売
Tango 〜魅惑のタンゴ
C.ガルデル:想いのとどく日(エル・ディア・ケ・メ・キエラス)
J.ゲーゼ:ジェラシー
京谷弘司:シエンプレ・ア・ブエノスアイレス
 アルシーナ
瀧廉太郎:荒城の月
G.H.マトス・ロドリゲス:ラ・クンパルシータ
M.モーレス:ウノ
A.ピアソラ:チキリン・デ・バチン
 ブエノスアイレスの夏(ベラーノ・ポルテーニョ)
 アディオス・ノニーノ
徳永二男(Vn)、京谷弘司(バンドネオン)
淡路七穂子(P)、田辺和弘(ベース)

録音:2017年2月10日 かめありリリオホール
ヴァイオリン界の重鎮である徳永二男は、近年タンゴの演奏にも力を注いてきており、タンゴ界の名手と多くの演奏会を共にしてきました。当盤は、日本を代表するバンドネオン奏者・京谷弘司をはじめとする共演者との活動の集大成ともいえるアルバムです。収録プログラムは、これまでの演奏会で取り上げてきた楽曲を中心に組まれており、アルゼンチン・タンゴや、コンチネンタル・タンゴの名曲をはじめ、モダン・タンゴを代表するピアソラ、また京谷弘司のオリジナルの名作など、幅広いレパートリーでタンゴの魅力を堪能いただけるでしょう。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCL-00625(1CD)
税込価格
2017年5月24日発売
虹の記憶 ・・そして、時は風になった
宮川彬良:随想曲第5番(風のオリヴァストロ)
レノン&マッカートニー:ペニー・レイン
ヤンコフスキー:森を歩こう
ワーク:大きな古時計
宮川彬良:随想曲第1番
 随想曲第4番
シューマン:流浪の民
J・シュトラウス:皇帝円舞曲
ジーツィンスキー:ウィーン、わが夢の街
レノン&マッカートニー:ガール
宮川彬良:随想曲第2番
 随想曲第3番
フランク・チャーチル:組曲「白雪姫」(全4楽章)
宮川彬良(音楽監督、作編曲、ピアノ)
アンサンブル・ベガ
[辻井淳 (第1Vn)、日比浩一 (第2Vn)、馬渕昌子 (Va)、近藤浩志(Vc)、新眞ニ(Cb)、鈴木豊人(Cl)、星野則雄(Fg)、池田重一(Hrn))]

録音:2016年12月20−21日栗東市芸術文化会館さきら大ホール
1997年、阪神淡路大震災で心沈んだ人々が、明るい笑顔を取り戻すことを願い結成された「宮川彬良&アンサンブル・ベガ」。 これは、約8年ぶりとなる待望のニュー・アルバムで、優しさや楽しさやぬくもりが、このあでやかな宝石箱のなかにふんだんに詰めこまれています。 9人の楽士たちによって、踊るように、歌うように、跳ねるように奏でられる音符たちは、「風のセレナード」のようにあなたの中に柔らかい安らぎとひとときの幸せをもたらせてくれるでしょう。(オクタヴィア)
オクタヴィア
OVCT-00132(1CD)
税込価格
2017年5月24日発売
OBSESSION
シチェドリン:バッソ・オスティナート(2つのポリフォニックな小品 より)
ボロディン:ダッタン人の踊り
アルベニス:アストゥリアス(スペインの歌 より)
サティ:ジムノペディ 第1番
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集
ラフマニノフ:前奏曲「鐘」〜パガニーニの主題による狂詩曲 第17/18変奏
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
三舩優子(P)、堀越彰(ドラム)

録音:2017年2月28日-3月1日 横浜・かながわアートホール
“OBSESSION” はその名の通り「取り憑かれる」魅力に溢れている。シチェドリンの暴走、ボロディンの絢爛、ヒナステラの躍動、ガーシュウィンの夢・・・。数百年のときを駆け抜け「今」という時代と交差する音がここにある。偉大なる作曲家たちの名曲をクラシックピアノとドラムでダイナミックに再構築する、最小にして最大のオーケストラ “OBSESSION”。いまクラシックが疾走する。(オクタヴィア)

CAvi
4260085-533725(1CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第30番ニ長調K306
ヴァイオリン・ソナタ第37番イ長調K402
ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調K376
6つの変奏曲「ああ、私は恋人をなくした」(泉のほとりで)K360
ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調K378
ウルフ・シュナイダー(Vn)
シュテファン・イモルデ(P)
トリオ・ジャン・ポールのヴァイオリン奏者(1991-92)として数々の室内楽コンクールで賞を獲得し、現在はハノーファー音楽大学の教授であり、ソ ロのコンサート活動も積極的に行っているウルフ・シュナイダーによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集。ピアノはシュナイダーとデュオを組んでいる ドイツの室内楽ピアニスト、シュテファン・イモルデ。彼はデトモルト音楽大学で学んだ後、ノヴァリス・ピアノ三重奏団を結成し活発な演奏活動を展開、 現在はロストック音楽大学教授を務めています。 「マンハイム・ソナタ」の第6番として親しまれている第30番ニ長調K306のソナタ。「マンハイム・ソナタ」の中で唯一の3楽章構成となっており、しっ かりとした構造にモーツァルト特有の愛らしい旋律が散りばめられた楽曲。未完成のまま弟子のマクシミリアン・シュタットラーが補筆完成した第37番イ 長調K402のソナタ。モーツァルトがウィーンに移住した1781年の夏頃の作品第32番ヘ長調K376のソナタ。第3楽章のウィーン風行進曲は軽快で 陽気な主題でとても魅力的。フォン・アウエルハンマーに捧げられた6曲のソナタの内の第3番である第34番変ロ長調K378のソナタ。そしてモーツァ ルトが故郷のザルツブルクを捨て、ウィーンに赴いた直後に書かれた6つの変奏曲「ああ、私は恋人をなくした」(泉のほとりで)K360。2曲の変奏曲がセッ トになっていて、もう1曲は、ト長調K359。当時の変奏曲の多くが、聴衆にとってなじみのある流行の旋律を基にしており、親しみやすい旋律にモーツァ ルトの軽妙さが合わさり非常に聴きやすく聴きあきない楽曲となっています。 シュナイダーの多彩で豊富な音色の魅力が存分に楽しめる1枚となっています。 (Ki)
CAvi
4260085-533176(1CD)
ドビュッシー:ピアノ三重奏曲ト長調
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
ドビュッシー:小組曲(三重奏用編曲)
ファイニンガ ー・トリオ
【アドリアン・オーティカー(P)
クリストフ・シュトロイリ(Vn)
ダヴィッド・リニカー(Vc)】
演奏はドイツの造形学校「バウハウス」の設立者の一人現代画家ライオネル・ファイニンガーから名前を取ったファイニンガー・トリオ。メンバーは、 ベルリン・フィルの現役ヴァイオリン奏者クリストフ・シュトロイリ、ベルリン・フィル 12 人のチェリストにも入っているダヴィッド・リニカー、スイス人ピ アニストで室内楽の経験も豊富で、ベルリン・フィルのメンバーとも度々共演しているアドリアン・オーティカーです。 前回のアルバムでは、ドヴォルザーク、スメタナ、スークのチェコの作曲家によるピアノ・トリオを収録していましたが(4260085532933)、今回はドビュッ シー、ラヴェルのフランスもの。ドビュッシーのピアノ・トリオは、本格的に作曲に取り組む前の作品。ドビュッシーは10歳でパリ音楽院に入学し、名教 師マルモンテルにつきピアニストを志していましたが、学内コンクールで一位を獲得することができず、ピアノ伴奏法のクラスをとりピアニストの道は諦め るようになりました。ちょうどその頃にチャイコフスキーのパトロンであったフォン・メック夫人に帯同することになり、このピアノ・トリオはその時期に書 かれたもの。若き日の瑞々しさとロマンティックな旋律が魅力の作品です。一方ラヴェルのピアノ・トリオは、第一次大戦が勃発した1914年の夏に作曲 されました。知人らが次々と戦地に向かう中、自身も戦地へ赴くつもりで、全身全霊を込めてわずか5週間で書き上げた作品。3人の奏者に高い技術が 求められる内容で、ファイニンガー・トリオの面々も躍動感溢れる力強い演奏を聴かせてくれます (Ki)
CAvi
4260085-533701(1CD)
シェイベル・マーチャーシ(1905-1960):クラリネット室内楽曲集とナンセンスソング集
クラリネットと弦楽四重奏によるディヴェルティメント
アンダンテ・パストラーレ
3つのモルゲンシュテルンの歌
クラリネット、チェロ、ピアノのためのイントロダクションとアレグロ
ソプラノと管楽器のためのモア・ナンセンス
管楽七重奏のためのセレナーデ
キリアン・ヘロルド(Cl)
サ ラ・マリア・ズン(S)
アンサンブル
ンガリー出身でコダーイに作曲を学び、後にイギリスに移住した作曲家シェイベル・マーチャーシ。フランクフルトのホーホ音楽院のジャズ科の教授 を務めていたこともあり、ジャズの要素も取り入れた作品を残しています。このアルバムでは彼のクラリネットのための室内楽作品とナンセンスソングを収 録しています。演奏するのは、バーデンバーデン&フライブルクSWR交響楽団の首席クラリネット奏者を務めるドイツの中堅、キリアン・へロルドとベ ルリン・フィル、ゲヴァントハウス管やアルディッティ・カルテットなど一流の演奏者らと共演を重ねている現代ものを得意とするソプラノ、サラ・マリア・ ズンの二人。1905年に出版されたドイツの詩人クリスティアン・モルゲンシュテルンの「Gallows Songs」の詩からとられた3つのナンセンスソングなど。 幅広い作風をもつシェイベル・マーチャーシの音楽性を知ることのできるアルバムです。 (Ki)

BIS
BISSA-2168(1SACD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第34番 ニ長調 Op.20-4 Hob.V34
弦楽四重奏曲第35番 ヘ短調「レチタティーヴォ」 Op.20-5 Hob.V35
弦楽四重奏曲第36番 イ長調 Op.20-6 Hob.V36
キアロスクーロQ【アリーナ・イブラギモヴァ(1Vn)、パブロ・エルナン・ベネディ(2Vn)、エミリー・ヘルンルンド(Va)、クレア・ティリオン(Vc)】

録音:2015年12月/センデザール(ブレーメン)
今をときめくヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団。2016年4月、団としての初来日 は大成功をおさめました。BIS初登場となった前作(BISSA-2158 / KKC 5677)に続くハイドン第2弾です。古典派と初期ロマン派のレパートリーを 演奏する当団は仏Aparteレーベルよりベートーヴェン、モーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーンのディスクをリリースし、いずれも好評をしており ます。 前作に続くハイドンの6つの弦楽四重奏曲 Op.20。当ディスクには第4〜6曲(弦楽四重奏曲第34〜36番)が収録されました。第34番の第1 楽章は三拍子楽想による入念なソナタ形式、第2楽章は素朴な変奏曲、第3楽章はジプシー風のシンコペーションでいろどられたメヌエット、第4楽章 はハンガリー風のリズム的活気に満ちたソナタ形式の作品です。第35番はロマンティックな情調のために同曲集の中でも最も名高い作品。特に第1楽章 の第1主題は〈ハイドンのシュトゥルム・ウント・ドランク期〉の代表的な例と言えます。第3楽章はシチリア舞曲の曲想をもち、第4楽章はフーガによ るフィナーレの第1曲で、二主題フーガを展開します。最後の第36番、第2楽章はニ主題による自由な変奏で、幻想的な性格が強い作品です。キアロ スクーロ四重奏団のキリっとしまった演奏はハイドン向き。美術用語で、コントラストを印象づける明暗法そして陰影法を意味する"Chiaroscuro(キア ロスクーロ)"らしい陰影に富んだ演奏と言えましょう。 (Ki)

TYXart
TXA-16078(1CD)
フックス(1847-1927):チェロとピアノのための作品全集
チェロとピアノのためのソナタ変ホ長調Op.83
チェロとピラノのための7つの幻想曲Op.78
チェロとピアノのためのソナタ.ニ短調Op.29
マルティン・オステルターク(Vc)
オリヴァー・トリンド ル(P)

録音:2004年12月バーデン=バーデン・スタジオ
19世紀後半のオーストリアで活躍した作曲家ロベルト・フックスは、弦楽合奏団、室内合奏団のための5つのセレナーデで歴史に名を残しました。フッ クスの作品、とくに室内楽の逸品が掘り出されるようになったのは最近のことです。ブラームスはフックスのことを「彼は素晴らしい音楽家です。繊細な 作品はとても魅力的であり、喜びを感じる音楽です。」と語っています。 今回収録されているチェロとピアノのための作品は、フックスの円熟期に書かれたもの。優雅で繊細な旋律は、深く豊潤な響きをもつチェロの醍醐味をよ り一層味わうことができます。 (Ki)
TYXart
TXA-16081(1CD)
現代ファゴット作品集
エレーナ・カッツ=チェルニン(b.1957):スリック・バック・タンゴ/ フェード・カーテン/無頓着/その後/ペギーのラグ
ヨハネス・マリア・シュタウト(b.1974):ファゴット・ソロのための“セルロイド”
ピエルルイジ・ビローネ(b.1960):ファゴット・ソロのための“青の断片”
ヤコブ・TV (b.1951):I WAS LIKE WOW
グバイドゥーリナ :ファゴットと低弦のための協奏曲
ローレライ・ダウリング(Fg)
クラングフォーラム・ウィーン
ヨハネス・カリツケ(指)

録音:2013年8月、スタジオ227シドニー、オーストラリア/1998年2月モーツァルトザール・コンツェルトハウス・ウィーン、オーストリア(グバイドゥーリナ)
オーストラリア出身のファゴット奏者ローレライ・ダウリングによるアルバム。ローレライ・ダウリングは、24歳でシドニー交響楽団に入団し、その後数々 のオーケストラでの演奏経験を経て、1994年からクラングフォーラム・ウィーンのソロ・ファゴット奏者として活躍。現在はグラーツ国立音楽院やマドリー ド・カタリーナグルスカ音楽大学で後進の指導にもあたっています。 ウズベキスタン出身でオーストラリアに移住した作曲家カッツ=チェルニン。2000年のシドニー・オリンピックの開会式の音楽を担当するなど活躍してい ます。ここに収録されているのは、元々ピアノや他の楽器に書かれた作品をファゴット版として編曲したもの。カッツ=チェルニンらしい粋な旋律が散りば められた楽曲となっています。またアルバムの最後に収録されたグバイドゥーリナのファゴットと低弦のための協奏曲は、ロシアの伝説的なファゴット奏者 ワレリー・ポポフのために書かれた作品。 (Ki)

Acte Prealable
AP-0376(1CD)
ヴィトルト・マリシェフスキ(1873-1939):室内楽作品集 Vol.2
弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.2*
弦楽四重奏曲第3番変ホ長調 Op.15+
ピアノの為のメロディー#
フォー・ストリングス四重奏団
[ルツィナ・フィエドゥキェヴィチ(第1ヴァイオリン(*/+))
グジェゴシュ・ヴィテク(第2ヴァイオリン(*/+))
ベアタ・ラシェフスカ(Va)*
エルジビェタ・ムロジェク=ロスカ(Va)+
ウーカシュ・トゥジェルシュ(チェロ(*/+))]

アルトゥール・シミホ(P)#

録音:2015年12月13日、ホジュフ音楽学校、ホジュフ、ポーランド*
2016年10月7日、ポーランド国立RSO室内楽ホール、カトヴィツェ、ポーランド+
2017年1月3日、オプス・ディソヌス・スタジオ、ブラジル#
ヴィトルト・マリシェフスキはペテルブルク音楽院でリムスキー=コルサコフに師事したポーランド人作曲家。1913年オデッサ音楽院の創立者となり初代院長に就任、ダヴィド・オイストラフ、エミール・ギレリスらを輩出しました。1921年、ソヴィエト政権の迫害によりポーランドに出国。ロシアにおける彼の名誉・功績はすべて消し去られ、オデッサ音楽院創立者も他人にすり替えられてしまいました。ポーランドではワルシャワ音楽協会総裁、第1回ショパン国際ピアノ・コンクール委員長、ワルシャワ音楽院教授等の要職を歴任。作風は「古典的ネオ・ロマンティシズム」と称され、門下生である作曲家ヴィトルト・ルトスワフスキは後年、彼の講義を絶賛していました。
フォー・ストリングス四重奏団は2004年にルツィナ・フィエドゥキェヴィチによりカトヴィツェのポーランドRSOのメンバーを中心に創設されたアンサンブル。
Acte Prealable
AP-0381(1CD)
コンラド・エールン(1950-):フルート作品集
ダンス組曲 [Dances - a suite] (フルート・アンサンブルの為の)
スケルツォ=ポルカ [Scherzo-Polka] (フルート・アンサンブルの為の)
フルート・アンサンブルの為の10の小品 [10 Miniatures] からNos.1, 3, 5, 9
2つのフルートと弦楽の為の協奏曲*
ユーロピアン・フルート・アンサンブル(*以外)
トーラ・レストヴィーク、カタジナ・カミンスカ(フルート*)
コーペレイトO*
アダム・ドムラト(指)*

録音:2014年5月15-16日、イグナツィ・ヤン・パデレフスキ音楽アカデミー、ポズナン、ポーランド*
2016年10月5-6日、ミチェスワフ・カルウォヴィチ中等音楽学校コンサートホール、ポズナン、ポーランド(*以外)
コンラド・エールンはノルウェーの作曲家。ユーロピアン・フルート・アンサンブルはノルウェー、ポーランド、ドイツのフルーティスト10名で構成されています。
Acte Prealable
AP-0383(1CD)
ラウル・コチャルスキ(1885-1948):室内楽作品集Vol.1
ポーランドの印象(ヴァイオリンとピアノの為の)Op.86
ヴァイオリンとピアノの為のロマンス Op.142
ヴァイオリンとピアノの為のバラード ト短調 Op.87
ヴァイオリン・ソナタ第1番ホ短調 Op.74
モニカ・ドンダルスカ(Vn)
クシシュトフ・フィギェル(P)

録音:2016年12月27-30日、創造的産業センター録音技術研究所、芸術アカデミー、シュチェチン、ポーランド
ラウル・コチャルスキは幼少よりショパンの直弟子カロル・ミクリ(1819-1897)に師事した20世紀前半のポーランドを代表するピアニストの一人。作曲家でもあり、交響曲や歌劇を含む200近い作品を残しています。モニカ・ドンダルスカ(1985年生まれ)はビドゴシュチ音楽アカデミーでヴァディム・ブロドスキーに師事したポーランドのヴァイオリニスト。クシシュトフ・フィギェルはシュチェチン芸術アカデミーおよびポズナンのI・J・パデレフスキ音楽アカデミーで学んだポーランドのピアニスト。

DISKANT
DK-0166-2(1CD)
コントラバスとピアノの為のソナタ集
ヘンデル:コントラバスとピアノの為のソナタ イ短調
シュペルガー(1750-1812):コントラバスとピアノの為のソナタ ニ長調 T.39
アドルフ・ミシェク(1875-1955):コントラバスとピアノの為のソナタ ホ短調 Op.6
リュドヴィート・ライテル(1906-2000):コントラバスとピアノの為のソナティナ
 コントラバスとピアノの為のソナタ
シュペルガー・デュオ
[フィリプ・ヤロ(Cb)
クセーニア・ヤロヴァー(P) ]

録音:2014年8月24日、ドヴォラナ・コンサートホール、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
シュペルガー・デュオはスロヴァキアの夫婦デュオ。フィリプ・ヤロ(1986年生まれ)はブラチスラヴァに生まれ、ブラチスラヴァ音楽院、バンスカー・ビストリツァ音楽アカデミーで学んだコントラバス奏者。2005年スロヴァキア音楽院生コンクール優勝。2007年ブルノ国際コントラバス・コンクール優勝および聴衆賞獲得。アドルフ・ミシェクはチェコの作曲家。リュドヴィート・ライテルはスロヴァキアの作曲家・指揮者。
DISKANT
DK-0167-2(1CD)
ラディスラフ・クプコヴィチ(1936-2016):ヴァイオリンとピアノの為の作品集
ヴァイオリンとピアノの為のソナティナ第3番ニ長調
ヴァイオリンとピアノの為の主題と13の変奏曲
ヴァイオリンとピアノの為のソナタ第5番ヘ短調
ギャリンからのアメリカの歌
ヴァイオリンとピアノの為の行進曲ヘ長調
ヴァイオリンとピアノの為の二重行進曲ト長調
賛辞 [Compliment]
護符 [Talisman]
思い出(スーヴェニア) [Souvenir]
チェコスロヴァーク・チェンバー・デュオ
[パヴェル・ブルディフ(Vn)
ズザナ・ベレショヴァー(P) ]

録音:2016年10月、ドヴォラナ・コンサートホール、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
ラディスラフ・クプコヴィチはスロヴァキアの作曲家・指揮者。ヴァイオリン奏者でもあった彼はこの楽器の為の作品を多く書いており、「思い出」(スーヴェニア)にはギドン・クレーメルによっても知られています。
DISKANT
DK-0168-2(1CD)
ブラームス:ピアノ三重奏曲イ短調 Op.114
ブルッフ:ヴィオラ,チェロとピアノの為の8つの楽曲 Op.83
ズザナ・ボウジョヴァー(Va)
ヨゼフ・ポドホランスキー(Vc)
エヴァ・ツァーホヴァー(P)

録音:2016年8月、ドヴォラナ・コンサートホール、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
ズザナ・ボウジョヴァーはチェコ、ヨゼフ・ポドホランスキーとエヴァ・ツァーホヴァーはスロヴァキアの演奏家。

ARTALINNA
ATL-A013(1CD)
1943年〜フルートとピアノの為の作品集
マリウス・フロトホイス(1914-2001):フルートとピアノの為の室内ソナタ Op.17(1943)
プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 Op.94
クロード・アリュー(1903-1990):フルート・ソナティネ(1943)
レオ・スミット(1900-1943):フルート・ソナタ(1943)
デュティユー:フルート・ソナティネ(1943)
ジョスラン・オブリュン(Fl)
アリーヌ・ピブール(P)

録音:2014年10月27-30日、サン=マルセル教会、パリ、フランス
第二次大戦の最中、1943年に作曲されたフルートとピアノの為の作品で構成されたプログラム。クロード・アリューはフランス、マリウス・フロトホイスとレオ・スミットはオランダの作曲家。ユダヤ人であったスミットは「フルートとピアノの為のソナタ」を書き上げた二ヶ月半後にナチスに捕らえられ強制収容所で殺害されました。ジョスラン・オブリュンは2006年以来2017年現在リヨン国立O首席を務めるフランスのフルート奏者。2008年第8回ジャン=ピエール・ランパル国際フルート・コンクール第3位。

Etcetra
KTC-1581(1CD)
ロレンツォ・ヴェクバッヒャー:チェンバロ四重奏曲集
四重奏曲第6番ニ長調/四重奏曲第7番ト長調/四重奏曲第3番ハ長調/四重奏曲第1番ヘ長調/四重奏曲第2番イ長調/四重奏曲第4番変ロ長調/四重奏曲第5番変ホ長調
コルネール・ベルノレ(Cemb)、
アポセオシス

録音:2016年9月3日ー6日ベルギー
ベルギー・ヤング・ミュージシャン・オヴ・ジ・イヤー2014に選ばれた若きチェンバリスト、コルネール・ベルノレと、ベルノレ率いるピリオド・アンサンブル"アポセオシス"のセカンド・アルバムは、ベルギーの図書館に眠っていた知られざるチェンバロ四重奏曲集。
ロレンツォ・ヴェクバッヒャー(18世紀後半)は、アントワープ王立音楽院の図書館に370ページ以上にわたる手稿譜が保存されているものの、経歴の殆どが謎に包まれている作曲家(プロイセン宮廷の楽長とされる資料もあるが、他の歴史的な資料からは確認できていない。また、一部のパート譜を除いて他の場所から作品が発見されていない)。研究者でもあるコルネール・ベルノレがこの手稿譜を研究・解析し、このアルバムを録音。アントワープ王立音楽院の研究プロジェクトとして、CDと楽譜(Musikproduktion Hoflich)が発売されます。

Signum Classics
SIGCD-453(2CD)
ゴフ:ワールド・エンコンパスド フレットワーク、
サイモン・カロウ(ナレーター)

録音:2016年7月12日−25日
世界最高峰のヴィオール・コンソートとしての地位を揺るぎないものとしているフレットワーク。
イギリスの作曲家オーランド・ゴフ(1953−)に委嘱した新作は、1577年から80年にかけて英国人として初めて世界一周を達成したサー・フランシス・ドレークの偉業を題材とした作品。名俳優サイモン・カロウのナレーションも加わり、フレットワークが壮大な物語を奏でてゆきます。
Signum Classics
SIGCD-486(1CD)
スビト〜ヴァイオリンとピアノのための作品集
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45
ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
ルトスワフスキ:スビト
ヴィエニャフスキ:グノーの「ファウスト」による華麗なる幻想曲
ジュリア・ファン(Vn)、
チャールズ・マシューズ(P)

録音:2016年9月26日−28日
「ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ」シリーズの最新作は、合唱団ではなく、セント・ジョンズ・カレッジで学ぶ女流ヴァイオリニストのデビュー・アルバム!ジュリア・ファンは、イングリッシュ・ナショナル・バロック室内管との共演により9歳でプロデビューを飾った若き才女。1698年頃に製作されたピエトロ・グァルネリのヴァイオリンを貸与されるなど、その才能への期待は大。
Signum Classics
SIGCD-498(1CD)
ナジ・ハキム:ソプラノとピアノのためのカンタータ「フェードラ」
フルートとピアノのための「ロンドー・カプリース」
フルートとピアノのための「ディプティック」
ピアノ協奏曲(弦楽四重奏伴奏版)
マガリ・モニエ(Fl)、クレア・フォアゾン(P)、
リマ・タウィル(S)、ナジ・ハキム(P)、
シャペル・ロワイヤルSQ、
ルノー・ベリー(Cb)

録音:2016年10月24日−26日
レバノンのベイルートで生まれ、オルガンをジャン・ラングレーに師事し、パリでは工学を専攻した経歴も持つコンポーザー=オルガニスト、ナジ・ハキムの作品集。2004年の第53回ミュンヘン国際音楽コンクールのフルート部門で優勝した名女流フルーティスト、マガリ・モニエの参加は見逃せません!

Glossa
GCD-920609(1CD)
クルーセル:3つのクラリネット四重奏曲
クラリネット四重奏曲ニ長調 Op.7
クラリネット四重奏曲ハ短調 Op.4
クラリネット四重奏曲変ホ長調 Op.2
エリック・ホープリッチ(Cl)、
ロンドン・ハイドンSQのメンバー〔キャサリン・マンソン(Vn)、ジョン・クロカット(Va)、ジョナサン・マンソン(Vc)〕

録音:2016年11月、セント・マーティンズ教会(イーストウッドヘイ、イギリス)
18世紀オーケストラの首席クラリネット奏者であり、ヒストリカル・クラリネットの楽器製作・研究の世界的権威でもあるエリック・ホープリッチ。ホープリッチが、不朽の名盤「モーツァルト&ブラームス:クラリネット五重奏曲集(GCD 920607)」で共演したピリオド楽器によるイギリスの名クヮルテット、"ロンドン・ハイドンSQ"との新録音がついに登場!
ホープリッチとロンドン・ハイドンSQとの嬉しい新録音は、クラリネットの優れた奏者としても活躍したフィンランド古典派の作曲家、ベルンハルト・クルーセル(1775−1838)の「クラリネットと弦楽のための四重奏曲」全3曲。古典派クラリネットの重要作品であるクルーセルのクラリネット四重奏曲を、世界有数のヒストリカル・クラリネット奏者とピリオド楽器の名手たちが奏でます。ホープリッチの柔和なクラリネットの音色、名エンジニア、フィリップ・ホッブスによる高音質録音もポイント!

Encelade
ECL-1502(1CD)
イン・ノミネ〜1600年頃ヨーロッパ音楽の地獄と天国
ブル:イン・ノミネ
エアバッハ:第9旋法によるリチェルカーレ
パレストリーナ&ボヴィチェッリ:私はこんなに傷ついて
パレストリーナ:丘や野原に
アテニャン&ジェルヴェーズ:ブランル組曲
レ・アルピー〔オディール・エドゥアール(Vn)、ミカエル・コジアン(バグパイプ)、ピエール・ガロン(スピネッティーノ、コラション)、フレディ・アイヒェルベルガー(オルガン、シターン、ディレクター)〕、ユグノーcho

録音:2015年9月14日ー17日、フランス
フレディ・アイヒェルベルガーが率いるアンサンブル、レ・アルピー(Les Harpies)による、ルネサンス・ヨーロッパの音楽の旅。サン=サヴァン教会のルネサンス・オルガンを中心に様々な楽器を使い、宗教音楽から世俗音楽まで、ヨーロッパ各地で描かれた「地獄と天国」を、趣のあるピリオド楽器によって表現します。

RUBICON
RUBICON-1003(1CD)
ジュ・ヨン・シル
ブリテン:ヴァイオリンとピアノのための組曲 op.6
ファリャ: スペイン民謡組曲
フロロフ:ガーシュウィン「ポーギーとベス」からの主題に基づくファンタジー
ミヨー:ヴァイオリンとピアノのためのシネマ・ファンタジー Op58b “ 屋根の上の牛 ” より(1919 年)
シュニトケ:古い様式による組曲
ジュ・ヨン・シル(Vn)
イリナ・アンドリエフスキ(P)
韓国に生まれ、英国で育ったヴァイオリン奏者ジュ・ヨン・シル。2006年16歳で、ネデャルカ・シメオノヴァ記念音楽祭国際ヴァイオリンコンクール(ブ ルガリア)で優勝し、受賞記念コンサートはブルガリアのラジオで放送されました。その後もベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタを全曲、それぞれ違 うピアニストと共演するプロジェクトなどで話題をよびました。また、作曲家としての才能も発揮、ギター奏者ラウラ・スノーデンとのデュオのために作品 を書き下ろしたりもしています。また、2017年は10月から12月にかけて、カール・ジェンキンスとのツアーにも参加予定など、ジャンルを越えて活躍 しています。 (Ki)

ALIA VOX
AV-9921(1CD)
「恋は魔術師」〜ファリャの音楽のエッセンス
伝統音楽(オルメダの歌):シエガのタランタ
ファリャ:『恋は魔術師』より「悩ましい愛の歌」「火祭りの踊り」「魔法の輪」「パントマイム」 「きつね火の歌」「愛の戯れの踊り」「夜明けの鐘」
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲よりアレグロ、アンダンテ
D.スカルラッティ:ソナタ K32、K141
ディミトリエ・カンテミール(1673-1723):Escena Bestenigar
タレガ:アラブ奇想曲
エンリケ・ソリニ ス(G 、歌 )
エウスカル・バロックアンサンブル
ALIA VOXがお届けする、サヴァール以外のアーティストの演奏をお届けするDIVERSAコレクション第2弾は、第1弾「古のバスク」(AV 9910)に引き続き、エンリケ・ソリニスとエウスカル・バロックアンサンブルの登場です。今回彼らが取り上げるのはスペインの作曲家、マヌエル・デ・ファリャの代表作「恋は魔術師」。「恋は魔術師」と、ロドリーゴやカンテミールらの作品を通じてスペインの伝統音楽にも光を当てるというプログラムです。バロックアンサンブルによる「恋は魔術師」もアランフェス協奏曲も、目からうろこの新しい魅力満載。スペイン音楽愛好家にも、ギター愛好家にも、広くお楽しみ頂ける内容となっています。
■エンリケ・ソリニス
セゴビア国際コンクールなど、国際的なギターコンクールでも入賞多数で、エスペリオンXXIなどでもソリストを務めるスペイン・ビルバオ生まれのギター・リュート奏者。 (Ki)

MSR
MS-1578(1CD)
スーザン・カンダー:ヘルメスのワルツ、ソロ・ソナタ、庭時計
ヘルメスのワルツ(ヴァイオリンとピアノ)
ソロ・ソナタ(ヴァイオリン、ヴィオラ、ヴァイオリン)
庭時計(ソプラノとヴァイオリン)
ジェイコブ・アシュワース(Vn、Va)
リー・ディオンヌ(P)
ジェシカ・ペトルス(S)
スーザン・カンダーはアメリカを中心に活躍している作曲家で、歌劇場や合唱団などからの委嘱作品を数多く残しています。2013 年に作曲された“ヘルメスのワルツ”は14 曲からなる連作ヴァイオリン作品。“ソロ・ソナタ”はヴァイオリニスト、ユヴァル・ワルドマンからの委嘱作品で、第1楽章と第3楽章をヴァイオリンで、第2楽章をヴィオラで演奏するスタイルです。

NEOS
NEOS-10915(1CD)
カレヴィ・アホ(1949-):ピアノ作品集
ソナタ/ソロU
Halla(ヴァイオリンとピアノのための)[世界初録音]
ソナチネ/3 つの小さなピアノ小品*
子供のための2 つのやさしいピアノ小品
19の前奏曲より(第1,2,5,9〜11,14,16〜19 番)
アンドレアス・スコウラス(P)
アナ・カランダリシヴィリ(Vn)*

録音:2009 年4 月16,17 日
フィンランドを代表する現代音楽作曲家カレヴィ・アホのピアノ作品集。1965 年〜68 年という若き日に作曲した“19 の前奏曲”はまだ調性があり、聴きやすいメロディに溢れています。1993 年に作曲された“ソナチネ”までピアノ独奏曲 6 作品と、世界初録音となるヴァイオリンとピアノのための“Halla”を収録。
NEOS
NEOS-11512
(1SACD)
ニコラウス・ブラス(1949-):弦楽三重奏曲集
(1)Morgenlob(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための)
(2)弦楽三重奏曲第2 番「グランツ」
(3)弦楽三重奏曲第3 番「素描」
トリオ・コリオリス

録音:2009年 8 ・3 日-6 日、2015 年6 ・6日-17 日
ブラスはドイツの作曲家で、当初は医学を学んだ後、個人的にラッヘンマンに作曲を師磨B1986 年にダルムシュタットでモートン・フェルドマンと出会い影響を受けています。この弦楽三重奏曲集も、ブラスの幽玄なタッチは日本の水墨画のようなモノトーンの幻想的な風景が広がります。
NEOS
NEOS-11608(1CD)
ラジスラフ・クビーク(1946-)〜閃光
(1)ソナタ=ポートレイト(ピアノのための)
(2)夜明け(メゾ・ソプラノ、ヴァイオリン、ピアノのための)
(3)デュオ・コンチェルタンテ(ヴァイオリンとピアノのための)
(4)閃光(2 本のトランペット、4 台のピアノ、トランペット・アンサンブル、パーカッションのための協奏曲)
(1)(2)(3)ヤン・フェイティン(P)
(2)フィリス・パンチェッラ(MS)
(2)(3)カレン・ベントレー・ポリック(Vn)
(4)バーバラ・バトラー(Tp ソロ)、
クリストファー・ムーア(rp ソロ)、
リード・ゲインスフォード(P)、
ジョエル・ヘイスティングス(P)、
デヴィッド・カルホウス(P)、
ハイジ・ルイーズ・ウィリアムス(P)、
ハヴィアン・ブラブハム(rp)、
ジュディ・ガウン(Tp)、
セス・ジョンソン(Tp)、
ジョン・キルゴア(Tp)、
ジョン・マクゴヴァーン(Perc)、
ミッチェル・グリッブローエク(Perc)、
ピーター・ソロカ(Perc)、
ベン・トムリンソン(Perc)、
アレクサンダー・ヒメネス(指)

録音:2015 年9 月14 日-20 日 49’59
プラハ生まれのチェコの作曲家ラジスラフ・クビーク。作曲と音楽理論をプラハ芸術アカデミーで学ぶ。1993 年プラハ国際フランツ・カフカ作曲コンクールで第1 位を獲得。クビークの音楽スタイルは、ペンデレツキやルトスワフスキのような戦後同時代を生きた東ヨーロッパの作曲家たちと関連しています。 「閃光」はオーケストラではなく、トランペット・アンサンブルとパーカッションをバックに、2 本のトランペットと4 台のピアノが共演する珍しい編成の協奏曲。
NEOS
NEOS-11616(1CD)
マーンコップ・エディション6
クラウス・シュテファン・マーンコップ(1962-):ダニエル・リベスキンドへのオマージュ
ダニエル・リベスキンドへのオマージュVol.1(2002)
ダニエル・リベスキンドへのオマージュVol.2(2010/11)
ダニエル・リベスキンドへのオマージュVol.3(2010-12)
アンサンブル・サープラス
(Fl, Ob, Cl, Vn, Va, Vc)

録音:2016 年2 月1 日-3 日
1962 年ドイツ、マンハイムに生まれたマーンコップ。音楽学と社会学と哲学の分野で研究を続けていたが、それと平行してフライブルク音楽大学でブライアン・ファーニホウ、エマヌエル・ヌネス、クラウス・フーバーに師事。カミロ・トンニ国際作曲コンクール、ガウデアムス大賞、ICOMS 国際作曲コンクールソロ部門第一位、シュトゥットガルト国際作曲賞など、多くの国際コンクールで入賞を果たしている注目の作曲家。この作品ではポーランド系アメリカ人の名建築家ダニエル・リベスキンドへのオマージュとして作曲されたもの。マーンコップが多大な影響、感銘を受けたというベルリンのユダヤ博物館や、フェリックス・ヌスバウム美術館などが有名で、最近ではニューヨークのグラウンド・ゼロの跡地コンペで優勝したことで一躍有名になりました。
NEOS
NEOS-11618
(1SACD)
エルンスト・ヘルムート・フランマー(1949-):弦楽l重奏曲第4 番&第5 番
(1)火の鳥の旅(弦楽l重奏曲第4 番)
(2)別れ(弦楽l重奏曲第5 番)
ジェード・カルテット

録音:2016 年5 ・3 日-25 日
エルンスト・ヘルムート・フランマーはドイツの作曲家。当初、数学、哲学、歴史、音楽学を学び、後に作曲をクラウス・フーバー、ファーニホウらに師魔オました。「別れ」というタイトルを持つ弦楽l重奏曲第5 番は、7 つのセクションで構成され、静かに、そして激しく、様々な感情の「別れ」を表現しています。ジェード・カルテットは2001 年にドイツで結成された弦楽l重奏団。メロス弦楽l重奏団のチェロ奏メピーター・ブックなどに師磨B2005 年大阪国際室内楽コンクール第3 位、2004 年ドイツ・ミュージック・アカデミー・コンテストで優勝するなど、長きに渡って活躍しています。

Glossa
GCD-923105(2CD)
ボッケリーニ:弦楽三重奏曲集 Op.34
弦楽三重奏曲ハ長調 Op.34-5(G.105)
弦楽三重奏曲ト長調 Op.34-2(G.102)
弦楽三重奏曲ニ長調 Op.34-4(G.104)
弦楽三重奏曲変ホ長調 Op.34-3(G.103)
弦楽三重奏曲ヘ長調 Op.34-1(G.101)
弦楽三重奏曲ホ長調 Op.34-6(G.106)
ラ・リティラータ〔ヒロ・クロサキ(Vn)、リナ・トゥール・ボネート(Vn)、ホセチュ・オブレゴン(Vc)〕


録音:2010年3月&2011年5月、マドリード音楽院/リマスター:2017年
古楽大国「Glossa」が誇るスペイン古楽新時代の象徴、チェリストのホセチュ・オブレゴンと、オブレゴン率いるピリオド・アンサンブル、ラ・リティラータ。ハイ・クオリティなスペイン・バロックを次々に送り出してきたラ・リティラータのGlossa第5弾は、イタリア古典派を代表する作曲家ルイジ・ボッケリーニ(1743−1805)が、スペイン宮廷の音楽家として活動した"スペイン時代"の1781年頃に、マドリードの喧騒から離れアレーナス・デ・サン・ペドロの地で作曲した「6つの弦楽三重奏曲集 Op.34」の名録音が復刻。
自身もチェロのヴィルトゥオーゾであったボッケリーニの弦楽三重奏曲は、四重奏編成であればヴィオラが担うような部分などチェロ・パートに高い技術が要求されるだけに、それを華麗に弾きこなすホセチュ・オブレゴンの演奏は見事。日本が誇るバロック・ヴァイオリニスト、ヒロ・クロサキ(黒崎広嗣)や、ムジカ・アルケミカを主宰するスペインのヴァイオリニスト、リナ・トゥール・ボネートとの共演にも注目です。

Channel Classics
CCS-39817(1CD)
カルーセル〜オランダ・バロック・ミーツ・エリック・フルイマンス
フルイマンス:Nana、Armin、Fatima intro、Fatima
フルイマンス&メンデルスゾーン:Chorizo
パーセル:Purcellian Tune
フルイマンス:Monseigneur Charles、Mumu*
ブクステフーデ:Passacaglia
フルイマンス:Ocean of Petals
バッハ:Carrousel
エリック・フルイマンス(Tp)
オランダ・バロック、
オランダ・ヴォーカル・アンサンブル*

録音:2017年1月、スタッヘホールザール(ライデン、オランダ)
2013年には「東京JAZZ」にも出演し話題を呼んだエリック・フルイマンス。ラウンジ・ミュージックからジャズ、ポップス、クラシックまで、あらゆる音楽を縦断してきたフルイマンスと若き古楽アンサンブルのエキサイティングな共演で、自身のオリジナル曲からバッハ、パーセル、ブクステフーデらの音楽と華麗な即興を繰り広げます。アレンジは、エリック・フルイマンスとオランダ・バロックのチェンバロ奏者、ティネケ・ステーンブリンクが担当。

Lyrita
SRCD.360(1CDR)
20世紀イギリスのヴァイオリン・ソナタ集
ライゼンシュタイン:ヴァイオリン・ソナタ嬰ト長調 Op.20
ブッシュ:ヴァイオリン・ソナタ(世界初録音)
アイアランド:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調
スタインバーグ・デュオ
〔ルイーザ・ストーンヒル(Vn)、ニコラス・バーンズ(P)〕

録音:2016年1月4日−6日
混迷を極めた戦争の時代に作曲された20世紀イギリスの3つのヴァイオリン・ソナタ。1945年に作曲されたジェフリー・ブッシュ(1911−1968)の知られざる「ヴァイオリン・ソナタ」はこれが世界初録音であり英国音楽ファン要注目。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Naive
V-5427(1CD)
ラテンの楽園
モンティ:チャールダーシュ
バルトーク:6つのルーマニア民俗舞曲
カラーチェ(1863-1934):マズルカ op.141、
 タランテラ op.18、ボレロ op.26、ナポリ風ラプソディー
ピアソラ:「タンゴの歴史」〜酒場1900、カフェ1930、
 ナイトクラブ1960、今日のコンサート
カルロ・ムニエル(1859-1911):スペイン風奇想曲
エンリコ・マルチェッリ(1877-1907):幻想的ワルツ
ニーノ・ロータ:「ゴッドファーザー」組曲
ジャン=フランソワ・ジジェル(b.1960):月の鷹(Lune faucon)
ジュリアン・マルティノー(マンドリン)
エ リック・フラン スリ ー(G)
ヤン・ドゥボスト(Cb)
マリー・ランドル(Vn/ロータ作品)
ドミンゴ・ムジカ(Va/ロータ作品)

録音:2015年9月、2016年2月
マンドリン奏者としてヨーロッパで大活躍のジュリアン・マルティノーがnaiveから登場。フランスの人気音楽TV番組「ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジーク」 でチャールダーシュを演奏、超絶技巧と豊かな音楽で話題沸騰、一躍人気者となりました。チャールダーシュや、カラーチェの作品をはじめとするマンド リンのオリジナル作品、および編曲作品で構成されたプログラムの本盤。チャールダーシュでの演奏が完璧なのはもちろん、マンドリン界のパガニーニと もいわれるカラーチェの作品でのテクニックは圧巻です。マルティノー自身がぜひとも収録したかったというお気に入り曲のゴッドファーザー組曲も、切々 と聴かせます。2017年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン音楽祭でも「ラテンの楽園」と題した演奏会で当CD収録作品を演奏予定。話題になるこ とまちがいなしと思われます。 (Ki)

Coviello
COV-91707(1CD)
ドイツ・ロマン派の知られざるホルンの魅力
ラニュルフ・マリー・ユスターシュ・マルキ・ドスモン(1828-1891):森への挨拶〜4本のホルンのための
カール・アウグスト・ヘンゼル(1799ca-1885):ホルン四重奏曲ヘ長調Op.75
オリバー・ケルスケン(1967-):ゼーゲベルガー・ミサ〜パーフォースホルンのための
ロベルト・スターク(1847-1922):セレナーデ Op.42〜4本のホルンのための
フランツ・アプト(1819-1885):4本のホルンのための歌曲編曲
 おやすみ、私の愛する子(ソプラノとアルトのための3つの歌Op.137)
 安息日(男声4部のための歌Op.331-1)
 燕が我が家に帰る時(ソプラノとテノールのための7つの歌Op.39-1)
 森の挨拶(男声4部のための”歌手の朝のドライブ” Op.147)
ドイツ・ホルン・アンサンブル
1850年頃のあまり知られていないホルンの楽曲をドイツ・ホルン・アンサンブルが研究し録音しました。冒頭にはラニュルフ・マリー・ユスターシュ・ マルキ・ドスモンの作品。1826〜91年頃フランスで活動していたということ以外ほとんど知られていない作曲家。1855年に作曲された4本のホルン のための「森への挨拶」は、サン=サーンスに捧げられたと言われています。カール・アウグスト・ヘンゼルはザクセン宮廷楽団のチェリストとしてドレス デンで活躍。1859年にドレスデンの音楽出版社からホルン四重奏曲版が出版され、1860年には2本のホルンとピアノのためのコンチェルティーノとし て同じ出版社から出されており、人気の高い楽曲だったことがうかがえます。またドイツ・ホルン・アンサンブルのメンバーでもあるオリバー・ケルスケン。 猟に使われていた歴史を持つ パーフォースホルンによる「ゼーゲベルガー・ミサ」を収録しています。また歌曲の分野で多くの作品を残したフランツ・アプト。 彼の歌曲をホルン四重奏に編曲した4つの楽曲を録音。知られざるドイツ・ロマン派のホルン音楽の魅力が詰まったアルバムです。 (Ki)

Simax
PSC-1335(1CD)
ノルウェーのヴァイオリン作品集
ルードヴィーグ・イルゲンス=イェンセン(1894-1969):ヴァイオリンソナタ変ロ長調
ヨハン・ハルヴォシェン(1864-1935):演奏会用アレグロ《カプリッチョ》Op.9
クリスチャン・シンディング(1856-1941):ヴァイオリン・ソロのための組曲Op.123
ヨーナス・ボートストラン(Vn)
ヘルゲ・ヒェクスフース(P)

録音:016年1月3日-5日、3月1日-2日 ヤール教会(ベールム、ノルウェー)
制作・録音 :ルン・ペーデシェン
見過ごされ、あるいは過小評価されたノルウェーのヴァイオリン音楽のレパートリーを集めた1枚。20世紀ノルウェーを代表する作曲家のひとり、「ロ マンティックな新古典主義者」あるいは「新古典主義のロマンティスト」と呼ばれるイルゲンス=イェンセンの《ヴァイオリンソナタ》は、若い時代、 1913年ごろ作曲が始められたと考えられている作品です。イルゲンス=イェンセンの評価を高めた管弦楽のための《パッサカリア》や劇的交響曲《帰郷》 といった近代的な響きの作品とは異なり、ヴァイオリニストのフィン・グリューネル=ヘッゲとの共演を彼が楽しんだというグリーグ、ブラームス、サン= サーンス、とりわけレーガーの作品をモデルにしたことがうかがえる音楽です。ハルヴォシェン(ハルヴォルセン)の《カプリッチョ》は、ノルウェーの舞曲 「ハリング」の性格をそなえたヴィルトゥオーゾ的なセクションが特徴的な「幻想曲」。ヴァイオリンと管弦楽のためのオリジナルは楽譜が紛失、1897年 にコペンハーゲンで出版されたピアノ共演版が友人のアンリ・マルトーに献呈されました。後期ロマンティシズムの作風によるピアノ曲で知られるシンディ ングのヴァイオリン・ソロのための組曲は、J・S・バッハの無伴奏ヴァイオリンの作品を「外形」のモデルにとり1918年ごろ作曲されたと推測される作 品です。聖トマス教会のカントル、カール・シュタウベに献呈されました。ヤルマル・ボルグストレムのヴァイオリンとピアノのための作品全集(PSC1237) を録音したヨーナス・ボートストラン(1973?)とヘルゲ・ヒェクスフース(1968?)の演奏です。

Goodies
78CDR-3671(1CDR)
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調Op.100 ブッシュ・ゼルキン三重奏団
アドルフ・ブッシュ(Vn)
ヘルマン・ブッシュ(Vc)
ルドルフ・ゼルキン(P)

英 HMV DB2676/80
録音:1935年10月23日ロンドン、アビー・ロードEMI 第3スタジオ
アドルフ・ブッシュ(1891-1952)はドイツの大ヴァイオリニスト。1922年から ピアノのルドルフ・ゼルキン(1903-1991)とデュオを組んで活躍した。1936年 ゼルキンはブッシュの娘イレーネと結婚したが、ゼルキンはナチスのユダヤ人 迫害を避けてアメリカに逃れた。その後ブッシュもドイツを去ってスイスに移 住。1939年に実弟でチェリストのヘルマン・ブッシュと共にアメリカに移住し た。この録音はヨーロッパ時代のもの。このシリーズでブッシュとゼルキンに ホルンのオーブリー・ブレイン(1893-1955)を加えたブラームス:ホルン三重奏 曲(78CDR-3018)とブッシュ兄弟がアメリカに移住後の録音であるベートーヴェ ン:ピアノ三重奏曲「幽霊」(78CDR-3253)が出ている。
Goodies
78CDR-3672(1CDR)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調Op.11「街の歌」
バッハ:アダージョ. ト長調
デニス・マシューズ(P)
レジナルド・ケル(Cl)
アンソニー・ピーニ(Vc)

英 COLUMBIA DX8200/2
録音:1944年7月2日(ベートーヴェン)&1944年7月31日(J.S.バッハ)ロンドン、アビー・ロード EMI第3スタジオ
デニス・マシューズ(1919-1988)は英国のピアニスト。ロンドンの王立音楽ア カデミーでハロルド・クラックストン(1885-1971)に師事し1939年にデビュー した。その後1946年まで兵役につき、大戦後コンサート・ピアニストとして活 躍しレコード録音も多く残した。晩年はバーミングハム音楽院で教鞭をとった。 レジナルド・ケル(1906-1981)は英国のクラリネット奏者。王立音楽アカデミ ーでハイドン・ドレイパーに師事し、在学中からロイヤル・フィルハーモニー 協会オーケストラの首席奏者をつとめ、卒業後ロンドン・フィルハーモニー管 弦楽団に移籍した。戦後の1948年にアメリカに渡り、コンサートやレコーディ ングのほか、ベニー・グッドマン(1909-1986)やピーナッツ・ハッコー(1918- 2003)らにクラシック音楽奏法を指導した。1958年に母国に帰り晩年は画家と して余生を送った。アンソニー・ピーニ(1902-1989)は英国の五大オーケスト ラの首席チェロ奏者やソリスト、室内楽奏者として活躍、また王立音楽カレッ ジやギルドホール音楽演劇学校で教鞭をとった。この録音は第2次世界大戦末 期のもの。SPレコードとしては日本では発売されなかった。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3673(1CDR)
ハイドン:弦楽四重奏曲第67番ニ長調Op.64-5, Hob.III-63「ひばり」 クェリングSQ

英 HMV EH 1248/9
録音:1939年1月ベルリン
クェリング弦楽四重奏団は全員女性奏者のユニークな団体。リーダーのリーレ ・クェリング(1903-没年不詳)はドイツのクレグフェルド生まれでブラム・エル デリンクに師事した。エルデリンクはアドルフ・ブッシュにドイツ・ヴァイオ リン奏法の基礎を教えた人物で、ヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1907)の奏法を後 世に伝えることに心血をそそいだ。クェリングは1935年に結婚し、オランダの ユトレヒトに在住したと伝えられている。この「ひばり」はSP時代にビクタ ーの「洋楽愛好家協会」盤として発売されたこがあるが、レコード材料の欠乏 していた時代であったため、雑音が多く真の演奏が理解されなかった。この復 刻には英HMV盤を使用した。 (グッディーズ)

NAVONA
NV-5818(1CD)
NX-B02
ジョン・G・ビロッタ(1948-):ペトルーシュカの夢
絹の花
コープランド:ピアノ四重奏曲
リー・アクター(1952-):弦楽四重奏曲 第1番
ドナルド・ベッツ:Soundings XII:パラブル
リチャード・ストルツマン(Cl)
ドナルド・ベッツ(P)
ティモシー・ベッツ(Va)
ヤスミン・ヴァレズエラ(Cl)
ミカル・シャイン(Vc)
エルズビエータ・ブランディス(Fl)
クリストファー・ヴューク(Vn)
マリン・アーノルド(Vn)
チェン・リン(Va)
ボストンSQ
アメリカの現代作曲家による室内楽作品集。コープランド以外名前に馴染みはないものの、どこか親しみ易い旋律とユー モアを備えた曲や、辛辣な曲まで多彩な作品が楽しめます。トラック11にはストルツマンが参加、緊迫感のあるアンサンブ ルを繰り広げています。
NAVONA
NV-5813(1CD)
NX-B02
マイケル J.エヴァンス(1964-):作品集
「ジョニーは戦場に行った」によるピアノのための5つの変奏曲
ピアノ・ソナタ 変ニ長調
ピアノ・ソナタ.ハ長調
フルート三重奏曲
創作主題によるピアノのための変奏曲
Flying Away/Sunshower
Merci Sophie
ピアノ・ソナタ.変ホ長調
リサ・ヘネシー(Fl)
エマニュエル・フェルドマン(Vc)
カロリーナ・ロヤーン(P)

録音:2008年-2009年
アイルランド民謡「ジョニーは戦場に行った」の旋律をテーマにした変奏曲で始まるこのアルバムは、どの曲もポスト・クラシカ ル風な雰囲気を湛えており、流麗なピアノの調べは時にミニマル調なリズムを刻みながら聴き手に癒しをもたらします。
NAVONA
NV-5815(1CD)
NX-B02
パトリック・ベックマン:クラリネット組曲「ビッグ・マディ」 リチャード・ストルツマン(Cl)
パトリック・ベックマン(P)

録音:2008年11月11日
ヨーロッパの伝統とジャズ、ブルースなどジャンルを超えたアメリカ現代音楽を融合させた作風が特徴的なパトリック・ベック マンの音楽。この「ビッグ・マディ(ミシシッピ川を表す)」と題されたクラリネット組曲は5つの楽章で構成され、約40分の長 さを持つ堂々とした作品です。この中には正確に記譜された部分と、インプロヴィゼーションの部分が組み合わされており、 ストルツマンの流麗な音色と、ベックマンの味わいのあるピアノが、この作品を最良の形で表現しています。

Capriccio
C-5297(1CD)
NX-B07
フランツ・ドップラー(1821-1883)&カール・ドップラー(1826-1900):フルート作品全集 第3集
1.ハンガリーの主題による小二重奏曲 Op.36(フランツ)
2本のフルートとピアノのための
2.モーツァルトの歌劇「フィガロ」からのお気に入りの小品(フランツ)・・・世界初録音
フルートとピアノのための
3.「最も有名なチャールダッシュ」第3集より“最新のハンガリー音楽の真珠”(カール)・・・世界初録音
フルートとピアノのための
4.歌劇「カジルダ」から幻想曲(F.ドップラー&ザマラ)
フルートとハープのための
5.フロトーの歌劇「マルタ」によるポプリ(フランツ)・・・世界初録音
ピアノとフルートのための
6.ドニゼッティの歌劇「連隊の娘」による二重奏曲(フランツ)・・・世界初録音
2本のフルートのための
7.バッハによる瞑想曲(バッハ=グノー=ドップラー)(フランツ)・・・世界初録音
2本のフルート、チェロ、ピアノのための
8.乙女の祈り(バダジェフスカ=ドップラー)(フランツ)・・・世界初録音
フルートとピアノのための
9.「愛の歌」エール・ヴァリエ(フランツ)・・・世界初録音
クラウディ・アリマニー(Fl)…1-9
工藤重典(Fl)…1.6.7
アラン・ブランチ(P)…1
ミシェル・ワーヘマンス(P)…2.7
マルタ・グヤーシュ(P)…3
ジョン・スティール・リッター(P)…5
クリスティーネ・ルカルト(Hp)・・・4
ナビ・カベスタニー(Vc)・・・7
ペドロ・ホセ・ロドリゲス(P)・・・8
エルチェ市立SO…8
レオナルド・マルティネス(指)…8

録音:2007-2016年
全10巻からなる「ドップラー兄弟のフルート作品全集」の第3集。長年に渡ってドップラー作品の研究を続け、このプロ ジェクトの完成を目指すフルート奏者クラウディ・アリマニー自身の演奏を中心に、デュオ作品では日本の名手、工藤重 典が共演、華麗なデュオを繰り広げています。フランツとカールの2人で演奏するために書かれたデュオ作品はどれもフ ルートの超絶技巧が用いられており、演奏家にとってもまさに腕の見せどころが満載です。 この第3集の収録曲は、ほとんどが世界初録音。当時の聴衆の好みに合わせ、流行の歌劇から取られたメロディを展開 していく作品は、現代の聴き手の耳にも心地よい感触を残します。
Capriccio
C-5296(1CD)
NX-B07
フランツ・ドップラー(1821-1883)&カール・ドップラー(1826-1900):
フルート作品全集 第2集

「アンダンテとロンド」 Op.25(フランツ)
羊飼いの調べ(カール)
ボアエルデューの「白き貴婦人」よりお気に入りの曲(フランツ)
「最も有名なチャールダッシュ」第2集より“最新のハンガリー音楽の真珠”(カール)
モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」からの二重奏曲(フランツ)
グノーの「ファウスト」からのポプリ(フランツ)
レ・デジレ(クラーマー=ドップラー)(フランツ)
デュオ・コンチェルタント「プラハの思い出」(フランツ&カール)
2本のフルートと管弦楽のための
クラウディ・アリマニー(Fl)…1-8
工藤重典(Fl)…1
ヤーノシュ・バーリント(Fl)…2
カール=ハインツ・シュッツ(Fl)…5
イングリッド・ケルテシ(S)…2
クララ・ノヴァコーヴァ(Fl)…8
アラン・ブランチ(P)…1
ミシェル・ワーヘマンス(P)…2.3.
マルタ・グヤーシュ(P)…4
ジョン・スティール・リッター(P)…6
ロベルト・レールバウマー(P)…7
エルチェ市立SO…8
レオナルド・マルティネス(指)…8

録音:2007-2016年
全10巻からなる「ドップラー兄弟のフルート作品全集」の第2集。兄フランツと弟カールは、二人とも優れたフルート奏者であり、また作 曲家でもありました。とりわけ兄は舞台音楽の作曲家として高名で、フランツ・リストと親交があり、彼の「ハンガリー狂詩曲」にオーケスト レーションを施したことでも知られています。最も有名な作品は「ハンガリー田園幻想曲」ですが、実は兄弟で、フルートのための数多く の超絶技巧を駆使した作品を書き、自身らで演奏し人気を博していました。この第2集に収録されている曲の半分は「2本のフルー ト」で演奏されるもので、二人の音色が絡み合って極上の響きが生まれる瞬間を楽しむことができます。フルート奏者クラウディ・アリマ ニーは長年に渡ってドップラー作品の研究を続け、このプロジェクトの完成を目指しています。

OEHMS
OC-1868(2CD)
NX-C05
ブラームス:2台ピアノのためのソナタ.Op.34b
ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34*
デュオ・ダコール
【ルチア・ファン(P)
ゼバスティアン・オイラー(P)】

ハーバSQ*
【シャ・カツオウリス(第1Vn)、ホヴァネス・モカツィアン(第2Vn)、ペーター・ツェリエンカ(Va)、アーノルド・イルグ(Vc)】
ルチア・ファン(P)
1864年、ブラームスは1曲の弦楽五重奏曲を作曲しました。しかし試演しても全く評価されずに終わり、彼はこの曲を破 棄、出版もしませんでした。しかしブラームスはこの曲を「2台ピアノのためのソナタ」として作り変え好評を得ます。そして周 囲の人々の勧めもあり、もう一度「ピアノ五重奏」として編曲。この版を1865年に出版し(前述の「2台ピアノのためのソ ナタ」も1871年に出版)親交のあったヘッセン方伯家の公子妃マリア・アンナに献呈しています。このアルバムでは、マリ ア・アンナの曾孫にあたるライナー・フォン・ヘッセンがライナー・ノートを執筆。同じ素材で書かれた2曲が同じ日に演奏さ れ、録音、リリースされる歓びについて語っています。既にOEHMSレーベルから多数のアルバムをリリースしているデュオ・ダ コールとプラハ生まれの作曲家ハーバの名前を冠したハーバ弦楽四重奏団による密度の濃い演奏です。

CPO
CPO-555029(1CD)
NX-B02
エミリー・マイヤー(1812-1883):ピアノ三重奏曲 ロ短調 Op.16
ヴァイオリンとピアノのための「ノットゥルノ」 ニ短調 Op.48
ピアノ三重奏曲 ニ長調 Op.13
トリオ・ヴィヴェンテ
ドイツ初期ロマン派時代にひっそりと存在した女性作曲家エミリー・マイヤー。薬剤師の父を持つ裕福な家庭に生まれ、 幼い頃から音楽教育を受けましたが、当時はまだ作曲家としての才能が花開くことはありませんでした。しかし28歳の時 に最愛の父を失い、深い悲しみに駆られたマイヤーは高名な作曲家レーヴェに教えを請い、自身を奮い立たせるかのよう に作曲に励み、8曲の交響曲を含む多くの作品を生み出したのです。1850年にはベルリンで自身の作品をメインにした コンサートを開き、この時代には珍しい「女性作曲家」としての地位を確立、その評価は生涯変わることなく、幸せな作曲 家人生を送りました。このアルバムには代表作である2曲のピアノ三重奏曲と、美しい「ノットゥルノ」が収録されており、 レーヴェが絶賛した“稀有な才能”から生まれた音楽を聴くことができます。
CPO
CPO-555067(1CD)
NX-B02
コンラディン・クロイツァー(1780-1849):室内楽作品集
七重奏曲 変ホ長調 Op.67
三重奏曲 変ホ長調 Op.43
ヒンメルプフォルトグルント
(アンサンブル)
トビアス・コッホ(フォルテピアノ)
ベートーヴェンとほぼ同時代に活躍しながらも、運命に抗って劇的に生きていくのではなく「身の回りの中に楽しみを見つけ ていく」ビーダーマイヤー様式に則った作品を書き続けたコンラディン・クロイツァーの作品集。若い頃は法律を学びながら、 学生仲間の間で自作のジングシュピールを上演していたというクロイツァー、父の死をきっかけに音楽の道を志し、指揮者 としても活躍、ヨーロッパ各地で自作のオペラを上演するかたわら、趣味の良い作品を数多く書きました。そのどれもが覚 えやすいメロディと調和の取れたハーモニーに彩られています。時折、予想を覆す半音階的な響きが出現しますが、あくま でもそれは一時的なもの。どれも品の良い「上流家庭で演奏されるための」典型的な音楽であり、聴き手の心を穏やか にしてくれます。

MELODIYA
MEL-1002476(1CD)
NX-B04
メロディア・アプリオリ・リサイタル・シリーズ 第1集
ベルンハルト・ロンベルク(1767-1841):ヴィオラと2台のチェロのための三重奏曲 ホ短調 Op.38-1(1798)
シュニトケ(1934-1998):チェロとコントラバスのための「讃歌 II」(1974)
エフレイン・オッシャー:ヴィオラとコントラバスのための「南の情景」(2008)
ベートーヴェン:2つのオブリガート眼鏡付きの二重奏曲 Woo32(1796)
リャードフ:組曲「ヨーロッパの大聖堂」からヴィオラ、チェロ、コントラバスのための“ケルンの大聖堂のためのモテット”Op.77(1998)
マシュー・ロック:組曲第1番-ファンタジア 第3番
ウィリアム R.シューマン:チェロとテープのための「バッハ風の絵画」
ペーター・ヴェーゼンナウアー:ヴィオラ、チェロ、コントラバスのための「Lasterhaftes」WWV141(2005)
セルジュ・ポルタフスキ(Va)
エフゲニー・ルムヤンチェフ(Vc)
グリゴリー・クロテンコ(Cb)

録音:2016年9月29日 ライヴ
シリーズ名に「APRIORI=先験的」の文字が付されていることからわかる通り、新しくMelodiyaレーベルが発足して25 年、今回のアルバムほど慎重を期した録音はこれまでにありませんでした。ユニークな楽器編成、バロック期から現代作品 (めったに演奏されないベートーヴェンの二重奏も含む)といった曲のスタイルの違い、時にはエレクトロニクスと、従来の Melodiyaでは考えられないほどの多様性を持ったプログラムは、全てが3人の演奏者たちの芸術的意思を反映したもの であり、これを最上な形で録音し、リリースすることはレーベルにとっても画期的なプロジェクトとなりました。演奏は全て 2016年に完成したばかりのモスクワ音楽院小ホールで行われ、その素晴らしい響きを存分に取り入れた録音も聴き所 です。

SWR music
SWR-19034CD(1CD)
NX-B05
ミトロファン・ベリャーエフ(ベライエフ)の金曜日コンサートから弦楽四重奏のための作品集(1989年出版)
グラズノフ:前奏曲,アダージョとフーガ
ニコライ・アルチボウチェフ(1858-1937):セレナード イ長調
ニコライ・ソコロフ/グラズノフ/リャードフ:ポルカ ニ長調
ヤーセプス・ヴィートリス(1863-1948):メヌエット ロ長調
ソコロフ:カノン ニ長調
マクシミリアン・ドステン=ザッケン(1876-1900):子守歌 ロ短調
リャードフ:マズルカ ニ長調
ブルーメンフェルト(1863-1931):サラバンド ト長調
ソコロフ:スケルツォ ニ長調
リムスキー=コルサコフ:アレグロ ロ長調
リャードフ:サラバンド ト短調
ボロディン:スケルツォ ニ長調
リャードフ:フーガ ニ短調
ソコロフ:マズルカ イ短調
グラズノフ:クーラント ト長調
コピロフ(1854-1911):ポルカ ハ長調
シマノフスキSQ
【メンバー】
グジェゴシュ・コトフ(Vn)
アガタ・シムチェフスカ(Vn)
ウラディーミル・ミキャトゥカ(Va)
マルチン・シェニヤフスキ(Vc)

録音:2015年12月7-9日
19世紀ロシア帝国で、芸術家たちのパトロンとして活躍した豪商ミトロファン・ベリャーエフ。材木商の父親の会社を引き 継ぐも、結局は音楽家たちを庇護する道を選び、1885年には楽譜出版社「ベリャーエフ社」を創業するなどグラズノフを はじめとしたロシアの音楽家たちの作品普及に貢献した人です。1891年からは毎週金曜日に、自宅サロンで「Les Vendredis-金曜日の四重奏」コンサートを開催、このコンサートでは彼に支援された音楽家たちが挙って作品を演奏。 ヴァイオリン演奏にも優れていたベリャーエフも演奏に参加するなど、和やかでありながら濃密な時間が持たれました。 このアルバムには、Les Vendredisで演奏された作品を収録。現在では忘れられてしまった作曲家の作品も含まれてい ますが、どれも一度聞いたら忘れられないほど、強い印象を残す秘曲揃いです。

Grand Piano
GP-720(1CD)
NX-B03
コミタス(1869-1935):ピアノと室内楽のための作品集
7つの民族舞曲(1916)
ピアノのための7つの歌(1911)*
民謡の主題による12の子供のための小品(1910)
ヴァイオリンとピアノのための7つの小品(1899-1911)
ミカエル・アユラペトヤン(P)
ウラディーミル・セルゲーフ(Vn)

録音:2013年12月15日
*=世界初録音
アルメニアの司祭、音楽学者、作曲家、歌手、聖歌隊指揮者として知られるコミタス(本名:Soghomon Gevorgi Soghomonian) は、アルメニア近代音楽の擁護者として知られています。靴屋であった父は素晴らしい声を持ち、しばしばその美声を披露していました。彼 の母は絨毯の織手でしたが、作曲の才能があり、コミタスの音楽的才能はその両親から受け継いだものです。しかし、幼い頃に両親を失 い、孤児となった彼はアルメニアの宗教的中心地であるエチミアジンに送られ、神学校で教育を受けます。その後司祭となった彼は、ベルリン に行き西洋音楽を学んだことで、失われかけていた多数のアルメニアの民族音楽を復興させ、1904年に初の「クルド民謡集」を出版しま す。しかし、悪名高き「アルメニア人ジェノサイド(大虐殺)」の騒動に巻き込まれ、1915年4月に収容所送りとなり、ここで精神的ダメージを 受け、失意のまま晩年を過ごし、1935年に苦しみの末この世を去りました。彼の悲劇的な生涯は大量虐殺の殉教者として、アルメニア国 家における重要なシンボルになっています。このアルバムに収録された作品は、彼の悲劇的な生涯が信じられないほどに純粋で、かすかな 異国の香りも感じさせる美しさを湛えています。

ONDINE
ODE-1293(1CD)
NX-B04
シューベルト&ハイドン:弦楽四重奏曲集
シューベルト:弦楽四重奏曲 第15番 ト長調 D887
ハイドン:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.20-3 Hob.III:33
テツラフ・カルテット
【メンバー】
クリスティアン・テツラフ(Vn)
エリザベト・クッフェラート(Vn)
ハンナ・ヴァインマイスター(Va)
ターニャ・テツラフ(Vc)

録音:2015年9月19-21日
世界中で絶賛される弦楽四重奏団、テツラフ・カルテット。 ヴァイオリニストのクリスティアン・テツラフとその妹ターニャを中心に1994年に結成、ヨーロッパの音楽祭の常連であり、その演奏 は「ドラマティックでエネルギッシュ」と評され、2014年には来日公演も行い、日本でも着実に人気を獲得しています。これまで のアルバムは「シェーンベルクとシベリウス」、「メンデルスゾーンとベルク」という意外性たっぷりの組み合わせでしたが、ONDINEへ の初レコーディングとなる今作は、シューベルトとハイドンというウィーンの伝統に則ったオーソドックスな組み合わせ。シューベルト の最後の弦楽四重奏曲である第15番は、10日間という短い期間で書き上げられたにも拘らず極めて優れた内容を持つ作 品です。ト長調とありますが、シューベルトらしく短調と長調が目まぐるしく交替し、全曲に緊張感が漲っています。ハイドンの四 重奏は「太陽弦楽四重奏曲」と呼ばれるシリーズの1曲。四重奏の可能性を探るハイドンが創り上げた実験的で創造的な作 品です。

Paladino Music
PMR-0067(1CD)
NX-B03
ハネス・ラファゼーダー:室内楽作品集
出発:転換点より-独奏チェロのための(1996)
フィナーレ-フルート、チェロとピアノのための(1998)
ショート・ストーリー-独奏ヴァイオリンのための(1996/1998)
ああ、鳥たちとともに地獄へ-フルートとピアノのための(2011)
コラール:転換点より-独奏チェロのための(1996)
疑問符-フルートとチェロ、ピアノのための(2000/2016)
.幻想曲-独奏フルートのための(1996)
触れる、動く、繋がる-ヴァイオリン、チェロとピアノのための(2005)
結論:転換点より-独奏チェロのための(1996)
エリック・ラム(Fl)
ジュリア・マリー(Vn)
マルティン・ルンメル(Vc)
シュテファン・シュロイッシング(P)

録音:2016年5月8日.23日
1970年オーストリア生まれの作曲家ラファゼーダーは、ウィーンで電気音響音楽とテレコミュニケーション工学を学び、作曲家& マルチメディアのアーティストとして国際的に活動しています。このアルバムでは、20年に渡る彼の室内楽作品を収録。初期の 作品でアルバムタイトルにもなっている「Turning Points=転換点」の3つの楽章を中心に多彩な音楽が収録されています。 チェロを演奏するのはpaladinoレーベルを代表するルンメル。他、ウィーンの名手たちが参加しています。
Paladino Music
PMR-0081(1CD)
NX-B03
トニウムの音楽
トラウトニウム協奏曲 第2番 GeWV168(1952)
電子楽器のための舞踏組曲 GeWV435(1958/1959)
トラウトニウム・ソナタ.GeWV433(1949)
トラウトニウム・ソナタ.GeWV432(1949)
17.バス・ソロ へ長調(ピヒラー編)(1938)
カプリッチョ・トラウトニコ(ピヒラー編)(1935)
ペーター・ピヒラー(ミクスチュア・トラウトニウム)
マンフレート・マンハルト(P)
ヤン・カーレルト(フォルクストラウトニウム)
チュヒンゲ・クレン(ヴォルクストラウトニウム)
【オーケストラのメンバー】
ミリアム・ブリュールマン(Vn)
シャルロッテ・ゼスラー(Va)
ヘルムート・フィーヘルマン(Vc)
シュテファン・バウアー(Cb)
チュヒンゲ・クレン(Cb)
マルクス・バウアー(テノール・ホルン)
ペーター・ピヒラー(Tp&Tb)
ヤン・カーレルト(パーカッション)
マンフレート・マンハルト(指)
1929年にベルリンで発明された電子楽器「トラウトニウム」。フリードリヒ・トラウトヴァインによって開発されたシンセサイザーの祖 先とも言える楽器で、フィルターを調節するつまみと音を出す部分で構成されており、微妙な音程が出せる楽器です。ヒッチコッ クがこの音色を気に入り、映画「鳥」における効果音(鳥の鳴き声も含む)全てを、この楽器に担わせたことで知られていま す。この時に楽器を操作したオスカー・サラが2002年に死去したため、演奏できる人がいなくなってしまったのですが、ドイツの音 楽家ピヒラーがこの楽器に注目、衝撃的な音色が蘇りました。

DIVOX
CDX-21501(1SACD)
NX-B04
カザフスタンの音楽集
クルマンガズィ・サギルバユリ(1823-1896):「アダイ」(弦楽四重奏編)
ジュバノヴァ・ハジザ(1927-1993):弦楽四重奏曲 第1番
モンベコフ・トレゲン(1918-1997):「サルタナット」(弦楽四重奏編)
シャイユム・アルマン(1983-):弦楽四重奏曲 第1番
タッティムベト・クァザンガプリー(1815-1862):「コス・バザール」(弦楽四重奏編)
ハジザ:弦楽四重奏曲 第2番
ゼルディバイェフ・アブディモミン(1934-)「イェルケ・シルキム」(弦楽四重奏編)
カザフ・ステートSQ

録音:2015年10月20-25日
カザフスタン独立25周年の記念日である2016年12月26日にあわせてリリースされたこのアルバム。収録されているのは、カザフスタン 初の「女性作曲家」として認められたジュバノヴァ・ハジザの2曲の弦楽四重奏曲を中心に、19世紀からカザフスタンの音楽の歴史を 作ってきた作曲家たちの作品(弦楽四重奏用にアレンジ)を配し、将来を嘱望されている若き作曲家、シャイユム・アルマンの弦楽 四重奏曲まで。あまり耳にすることのないこの地の音楽を素晴らしい演奏と音で堪能することができます。演奏しているのは、1988年 に設立された「カザフ・ステート弦楽四重奏団」。国際コンクールで多くの賞を獲得している四重奏団です。最新のシステムで収録され た元々の音を、今回のSACD化にあたっては6チャンネル(マルチ)に収録、高音質です。
DIVOX
CDX-21001(1SACD)
NX-B04
チェロ作品集
ボリス・チャイコフスキー(1925-1996):チェロとピアノのためのソナタ.ホ短調
ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):4-27.独奏チェロのための24の前奏曲 op.100
エミール・ロフナー(Vc)
アッラ・イヴァンジーナ(P)
「Musical Neighbours」と題された興味深い1枚。ポーランドで生まれ、ロシアで活躍した作曲家ヴァインベルクの作風は、しばしば 親友であったショスタコーヴィチと比較されますが、同時期に活躍したボリス・チャイコフスキーにも相通じるものがあり、実は一時期、モス クワでボリス・チャイコフスキーと同じアパートの隣の部屋に住んでいたともいう、文字通りの「Neighbours=隣人」だったのです。年齢 はヴァインベルクの方が6歳上ですが、お互いに影響しあいながら、素晴らしい作品を創り上げています。ボリスの作品は1957年頃に 作曲された、古典的な形式を持つ耳馴染みのよい曲。そのほぼ10年後に作曲されたヴァインベルクの前奏曲は楽器の性能を追求し た作品。どちらも名手ロストロポーヴィチに捧げられています。

DIVINE ART
DDA-25149(1CD)
NX-B07
リディア・カカバーゼ(1955-):CONCERTATO
御者の恐怖
ダンス・スケッチ
コンチェルタート
2つの室内歌曲
カントゥス・プラヌス
レチタティーボ・アリオーソと変奏
サウンド・コレクティヴ(アンサンブル)
【メンバー】
ジェス・ダンティ(Ms)
サラ・トリッキー(Vn)
サラ=ジェーン・ブラドリー(Va)
ティム・ローウェ(Vc)
ベン・グリフィス(Cb)

録音:2016年6月27-29日
14.エルドラド 英国の女性作曲家、リディア・カカバーゼ。ギリシャ、オーストリア、ロシア、グルジアと多数の国にルーツを持つ彼女、とりわけアジア系の 音楽に親近感を抱いており、その音楽もどこかオリエンタルな雰囲気を有しています。合唱作品にはとりわけその傾向が強いのですが、 このアルバムに収録されている室内楽作品でも神秘的な作風が見られます。歌を伴う曲や、リアルな恐怖を誘う曲と、様々な作品が 収録されたこの1枚、アルバム・タイトルでもある「CONCERTATO」はバロック期の音楽に由来する言葉であり、彼女は独自の旋律を 用いながら、チェロとコントラバスの対話=CONCERTを創り上げています。どれもユニークな作品です。

METIER
MSV-28561(1CD)
NX-B07
ローナ・クラーク(1958-):作品集
ピアノ三重奏曲 第3番(2002/2005改編)
Gleann Da Loch(1995/1996改編)
ピアノ三重奏曲 第2番(2001/2015改編)
コン・コーロ(2011)
ピアノ三重奏曲 第4番「A DIFFERENT GAME」
フィデリオ三重奏団
【メンバー】
ダラー・モーガン(Vn)
アディ・タール(Vc)
マリー・ドゥレア(P)

録音:2016年8月22-24日
アイルランドの音楽というと、民謡もしくは舞踊曲ばかりが知られており、この国の多くの作曲家たちはこれらをうまく用いた耳馴染みのよ い音楽を書いている印象があります。そのため、先進的な作品を書く作曲家はどうしても陰に隠れてしまう傾向があり、残念なことに、 女性作曲家ローナ・クラークも「あまり知られていない人」の一人です。彼女は決して伝統におもねることはなく、常に新しい作品を創 造しており、これらの中には合唱、室内楽、管弦楽、電子作品など多岐に渡るジャンルの曲が含まれています。電子を用いた作品の 特徴は、厳密なピッチの中に忍ばせた不協和音であったり、躍動的なリズムを持っていたり、時にはジャズ風であったりと、その作風は 常に革新的で流動的です。「ピアノ三重奏曲第2番」は、同じフィデリオ三重奏団の「Dancing in Daylight」にも収録されています が、このアルバム(MSV28556)がリリースされた時に“彼女の作品をもっと聞きたい”という要望に応え、彼女の作品のみのアルバムを 企画し、この曲を改めて演奏したという、フィデリオ三重奏団の力の入れ方にも注目です。
METIER
MSVCD-92105(1CD)
NX-A14
QUARTET CHOREOGRAPHY
ストラヴィンスキー:弦楽四重奏のための3つの小品
ルトスワフスキ:弦楽四重奏曲
リゲティ:弦楽四重奏曲 第2番*
フィニッシー(1946-):弦楽四重奏曲 第2番*
クロイツェルSQ
【メンバー】
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(Vn)
ミハイロ・トランダフィロフスキ(Vn)
モルガン・ゴフ(Va)
ニール・ヘイド(Vc)

録音:2007年10月8日、2008年10月26日*
2012年にリリースされたDVD(MSVDX 101)と同じ収録内容を持つこのアルバム。最初はデジタル・ダウンロードのみの 発売でしたが、CDとしての発売を待ち望んでいた人が多く、今回の発売となりました。近現代を代表する3人の作曲家の 弦楽四重奏曲に、イギリスの現代作曲家フィニッシーの作品を加えたこの1枚は、現代英国作品のリリースに力を入れて いるMetierレーベルを象徴するにふさわしいアルバムです。スケアヴェズを筆頭に名手4人で構成されるクロイツェル弦楽 四重奏団は、現代作品を得意とするアンサンブル。Metierレーベルの他、NAXOS、Toccataレーベルにおいて多彩な 曲を録音しています。

KAIROS
0012422KAI(2CD)
NX-C09
ジェラール・グリゼー(1946-1998):音響の空間
CD1.
1.音響の空間-プロローグ(1976)
2.音響の空間-ペリオド(1974)
3.音響の空間-パルシエル(1975)
CD2.
1.音響の空間-モデュラシオン(1976-1977)
2.音響の空間-トランジトワール(1980-1981)
3.音響の空間-エピローグ(1985)
ガース・ノックス(Va)・・・CD1:1
ASKOアンサンブル・・・CD1:2.3
アンドリュー・ジョイ(Hrn)・・・CD2:3
ヨアヒム・ペルトル・・・CD2:3
カトレーン・プトナム(Hrn)・・・CD2:3
フーベルト・シュターレ(Hrn)・・・CD2:3
ケルン放送SO・・・CD2
ステファン・アスバリー(指)・・・CD2

録音:2002年2月14-15日・・・CD1
2001年9月27-28日、10月5-6日・・・CD2
ジェラール・グリゼーは「音楽を音波として捉え、倍音のスペクトルに注目する」というスペクトル楽派に属するフランスの現 代作曲家。彼の仲間とともに「アンサンブル・イティネレール」を組織し、独自の作品を広く紹介したことでも知られていま す。この1974年から1985年にかけて作曲された「音響の空間」はグリゼーの代表作の一つであり「プロローグ」から「エピ ローグ」まで、全て“ミ”の倍音を基調とし、曲ごとに編成が大きくなるように書かれています。各々の部分は、純粋倍音か らノイズまで、グリゼーが探求した様々な響きが含まれた興味深い作品です。

DACAPO
MAR-8.226571(1CD)
NX-A14
ペーター・ブルーン(1968-):グリーン・グローヴス 他
真珠の涙(2004)
グリーン・グローヴズ(2013)
Green Groves グリーン・グローヴズ
The Dream 夢
A Daunting Pledge 大胆な誓約
The Fatal Wish 死に至る希望
Awakening 目覚め
黒い水(2012)
大きな鳥と彼の友人(2009)
アンサンブル・ミッドヴェスト
デンマークの作曲家としては珍しく、アメリカのミニマリズムの影響を強く受けていると言われるブルーンの3つの室内楽作品 集。柔軟なリズム、攻撃的な響き、美しくも断片的なメロディ。これらが次々と現れては消えていくのがブルーン作品であ り、このアルバムの収録曲も全てその特徴を備えています。収録曲は、ペルシャ湾に生息する真珠からインスパイアされた 「真珠の涙」、アンサンブル・ミッドヴェストのために作曲された「グリーン・グローヴズ」、ブルーンが敬愛している作曲家ロウ シング・オルセンのために作曲された「黒い水」、アンサンブル・ミッドヴェストのチェリスト、ジョナサン・スラットの依頼で書かれ た「大きな鳥と彼の友人」の4作品です。

PRAGA
PRDDSD−350132
(1SACD)
限定盤
編曲の技法
(1)バッハ:平均律クラヴィア曲集第1巻〜第8曲変ホ短調BWV853
(2)モーツァルト:前奏曲とフーガK.404a〜第3番ニ短調
(3)ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25〜第2楽章間奏曲
(4)ブラームス(シェーンベルク編):ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25〜第2楽章間奏曲
(5)ストラヴィンスキー:弦楽四重奏のための3つの小品
(6)ストラヴィンスキー:管弦楽のための4つの練習曲
(7)ヤナーチェク:管楽六重奏曲「青春」
(8)ヤナーチェク(マジャトカ編):青春(弦楽四重奏版)
ヴィルヘルム・ケンプ(P)(1)、
グリュミオー・トリオ(2)、
アルトゥール・ルビンシュタイン(P)、
グァルネリQ(3)、
ロバート・クラフト(指)CSO(4)、
東京Q(5)、
アンタル・ドラティ(指)LSO(6)、
プラハ木管五重奏団、
ズビンェク・ツィハ(バスCl)(7)
ツェムリンスキーQ(8)

録音:1961年ウーファ・トーンスタジオ(ベルリン)(1)、
1967年1月スイス(2)、
1967年12月30日ニューヨーク(3)、
1962年9月シカゴ(4)、
1987年2月2日プラハ(ライヴ)(5)、
1964年7月ロンドン(6)、
1999年7月ドモヴィナ・スタジオ(7)、
2016年9月マルティネク・スタジオ(プラハ)(8)
Bi-Channel Stereo
よく知られた名作を全く別の演奏形態に編曲したものを原曲と比較しながら楽しめるユニークな企画。バッハの平均律クラヴィア曲集第1巻の第8曲のフーガをモーツァルトが弦楽三重奏に編曲したものから、近年演奏機会の多いシェーンベルク編によるブラームスのピアノ四重奏曲第1番、ストラヴィンスキーの珍妙な弦楽四重奏曲を大オーケストラ用に自編したものまで、超一級の演奏者で聴くことができるのもぜいたくの極み。さらにヤナーチェクの管楽六重奏曲「青春」を、1972年生まれのチェコの作曲家クリシュトフ・マジャトカが弦楽四重奏用に編曲した最新作も聴きもの。名作弦楽四重奏曲に続く第3番として今後のレパートリーになりうる素晴らしい編曲となっています。 (Ki)
PRAGA
PRD-250370(2CD)
モーツァルト:弦楽五重奏全集
(1)第2番ハ長調K.515
(2)第5番ニ長調K.593
(3)第1番変ロ長調K.174
(4)第3番ト短調K.516
(5)第4番ハ短調K.406
(6)第6番変ホ長調K.614
ブダペストSQ
【ヨーゼフ・ロイスマン、アレクサンダー・シュナイダー(Vn)、ボリス・クロイト(Va)、ミッシャ・シュナイダー(Vc)】、
ワルター・トランプラー(Va)

録音:1965年12月11-12日(5)、1966年2月21-25日(3)(6)、12月14-17日(1)(4)、18-19日(2)/ニューヨーク
全てステレオ
ブダペストSQによるモーツァルトの弦楽五重奏曲全集は、非の打ちどころのない完璧すぎる世界。この至宝はこれまで3枚組でしたが、 2 枚となりさらにお求めやすくなりました。モーツァルトの哀しみをここまで表現できた演奏はないといわれてきました。 (Ki)

XRCDで蘇る、シゲティのモーツァルト!
Vanguard Classic提供の公式音源に名エンジニア杉本一家氏がリマスターを施し、通常CDプレーヤーで再生できる高音質フォーマットであるXRCDとして丁寧に仕上げました。もともと特徴的なオンマイク録音で有名でしたが、XRCD化によりぐっと生々しさを増し、シゲティの武骨なヴァイオリンが怖いくらいの圧倒的な存在感で迫る、かつてない音像を実現しています。ライナーノートには安田和信氏による18ページに及ぶ読み応えある曲目解説(I、II共通)を収録しており、モーツァルトの人生の流れと共にヴァイオリン・ソナタの全貌が掴めます。

Global Culture Agency
GCAC-1004
(2XRCD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集I
ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.301(第25番)
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K.303(第27番)
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K.305(第29番)
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K.302(第26番)
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K.296(第24番)
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 K.304(第28番)
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 K.306(第30番)
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K.376(第32番)
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K.377(第33番)
ヨゼフ・シゲティ(Vn)
ミエチスラフ・ホルショフスキー(P)

録音:1955年/ニューヨーク
モノラル、xrcd24RD
K.302の何の変哲もないロンドから、まるで霊魂が飛び出すような奇演を生み出すあたり、まさにシゲティの独壇場。特に短調に転調した場面のまが まがしさは誰にも真似できないもので、モーツァルトの音楽に潜む恐ろしさを真正面から体現しています。ホルショフスキーのピアノも甘くならず硬派で、 シゲティと相性抜群です。 有名なホ短調ソナタではふたりのユニゾンの微妙なずれと震える弱音が聴く者の心を乱します。美しいメヌエットも感傷に流される気配は皆無で、ヴァ イオリンが強靭な重さをまとい、ピアノに伸し掛かってきます。時折、ごう、と燃えるように膨らむシゲティ特有の節回しにもゾクゾク。何度聴いても予断 の許されぬ演奏です。 (Ki)

Global Culture Agency
GCAC-1006
(2XRCD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集II
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.378(第34番)
ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.379(第35番)
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K.380(第36番)
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.454(第40番)*
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K.481(第41番)*
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K.526(第42番)
ヨゼフ・シゲティ(Vn)
ミエチスラフ・ホルショフスキー(P)*
ジョージ・セル(P)

録音:1955年/ニューヨーク
モノラル、xrcd24RD
K.379が凄まじい演奏です。重厚なアダージョでの、愚直なまでに切々とした歌。そしてアレグロ突入後の激情のト短調!力が入るとシゲティの求める 音楽がひとつの音には収まりきらず、周りの音に滲んで生々しい爪痕を残します。続く変奏曲も本来平明な長調の世界のはずが、ただごとではない雰囲気。 闇の中ぼんやりと青白く光るヴァイオリンの音。引っ掻くようなピッチカートも強烈です。 セルがピアノを弾いた2曲を収録。細かいパッセージやトリルを玉のように美しく奏で、実にモーツァルトらしいピアノを聴かせています。これを聴くと 彼が記憶に留めるべき素晴らしいモーツァルト弾きであったことが分かるでしょう。 (Ki)

Paraty
PARATY-185144(1CD)
いかにしてジークフリートは大蛇を殺したかその他もろもろ〜6人の演奏家と1人のナレーターによるワーグナー・ニーベルングの指環
川の精の宝/指環の誕生
神々の城/ヴォータン
策士ローゲ/ヴァルハラでの殺人
大蛇と黄金
いかにしてジークフリートは大蛇を殺したか
小鳥の言葉/愛
ジークフリートの新しい旅
グンター王の宮殿で
ハーゲンの裏切り
ワルキューレの騎行
罠が閉じ/ジークフリートの死
世の終り
アンサンブル・ル・ピアノ・アンビュラン
ジェシカ・ポニャン(語り手)、シルヴィ・ダウテル(ピアノ、インドのオルガン、ハルモニウム、シンセサイザー、鍵盤ハーモニカ、鳥笛)、クリスチーヌ・コムテ(フルート、ピッコロ、シンセサイザー、鍵盤ハーモニカ、鳥笛、鉄床、大太鼓、ローゲとブリュンヒルデの声)、
フランソワ・サレ(オーボエ、イングリッシュホルン、鍵盤ハーモニカ、鳥笛、蛙、鉄床、巨人とジークフリートの声)、アントワネット・ルカムピオン(ヴァイオリン、ヴィオラ、インドのオルガン、鳥笛、鉄床)、ジョエル・シャツマン(チェロ、鳥笛、アルベリヒの声)、チャーリー・アダモプーロス(エレキベース、ヴォータンとハーゲンの声)

録音:2015年10月/ウィーン・トラント会議場(フランス)
これはすごい。全曲上演に4夜を要するワーグナーの超大作「ニーベルングの指環」。オーケストラも大編成で出演者の多さも有名ですが、これをなん と6人の演奏者と1人の語り手だけで、それも51分で味わってしまうという冗談みたいな前代未聞のディスクが登場します。
演奏団体はアンサンブル・ル・ピアノ・アンビュラン。2001年にリヨンの音楽家たちにより結成されたキテレツなバンドで、有名なクラシック曲を「違 うように、異なる文脈」で披露して注目されています。これまでもストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」やショスタコーヴィチの交響曲第5番で聴衆の 度肝を抜いて来ましたが、今回は禁断のワーグナーの「指環」へ足を踏み入れてしまいました。
ワーグナーの「指環」全体からカギとなる17のシーンを選び、フランス語の語りとワーグナーの音楽で進められます。それがピアノやヴァイオリン、チェ ロはともかく、鍵盤ハーモニカやおもちゃの笛、インドのオルガン型民俗楽器などで奏されます。さらにシンセサイザーが補いますが、これがまるでゲーム 音楽の音世界。「ニーベルングの指環」がRPGゲームそのもののつくりであることを納得され目から鱗が落ちます。有名なモチーフはもちろん、あの「ワ ルキューレの騎行」も推進力に満ちていて面白さの極み。演奏者たちが登場人物の声も担当します。
オリジナルを知る方々は抱腹絶倒、これから「指環」を聴いてみようかという方々もわかりやすく最適なアルバムとなっています。15時間聴きますか、 それとも51分にしますか? (Ki)
Paraty
PARATY-716150(1CD)
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.8
 ピアノ三重奏曲第2番ホ短調Op.67
プロコフィエフ:チェロとピアノのためのバラードOp.15
 5つのメロディOp.35
ハルデイ・トリオ【バルバラ・バルトゥッセン(P)、ピエテル・ヤンセン(Vn)、フランシス・ムレイ(Vc)】

録音:2016年7月/ブラウェ・ザール(アントワープ)
ハルデイ・トリオは2011年に結成されたベルギーの若きピアノ三重奏団。ソ連時代にスターリンお気にいりの写真家エフゲニー・ハルデイの名を冠し ています。20世紀前半に書かれたソ連作品への偏愛を示し、見事な演奏に定評があります。当ディスクではショスタコーヴィチ初期のピアノ三重奏曲第 1番が貴重。13分ほどの単一楽章の作品ですが、若きショスタコーヴィチの先進性に驚かされます。トリオだけでなくプロコフィエフのバラードではチェ ロのフランシス・ムレイ、5つのメロディではピエテル・ヤンセンの妙技も楽しめます。 (Ki)

オクタヴィア
OVCC-00136(1CD)
税込価格
2017年4月19日発売
PRAYER -トランペット&オルガン作品集
テレマン:英雄的行進曲
アルビノーニ:トランペット協奏曲 ロ短調 作品7-3
マルティーニ:トッカータ
バルダッサーレ:トランペット・ソナタ 第 1番 ヘ長調
フォーレ:ピエ・イエズ (「レクイエム」 より)
ヘンデル:涙の流れるままに (歌劇「リナルド」HWV7より)
シューベルト:アヴェ・マリア
ヘンデル:オンブラ・マイ・フ (歌劇「セルセ」HWV40より)
ホヴァネス:聖グレゴリーの祈り 作品62
ダマーズ:3つの無言の祈り
佐藤友紀(Tp)、高橋博子(Org)

録音:2016年10月31-11月2日 那須野ヶ原ハーモニーホール
東京交響楽団の首席奏者として、またシエナ・ウインドやブラス・アンサンブルなど広く活躍する日 本を代表するトランペット奏者、佐藤友紀の初となるソロ・アルバムです。佐藤の美しく輝くサウン ドが重厚なパイプ・オルガンと調和され、聴くものを天上の世界へと導きます。彼の完璧なテクニッ クと心地よいフレージング、肌理の細かいビロードのような美しいサウンドが堪能出来ます。また 「祈り」をテーマにアルバムが構成され、力強さだけでないトランペットのもつ「癒し」の側面を再認 識されることでしょう。有名な「アヴェ・マリア」や「オンブラ・マイ・フ」など音楽性豊かに歌い上げて いきます。トランペットとオルガンの無限に広がる倍音の美しさをお楽しみ下さい。(オクタヴィア)

BIS
BISSA-2220(1SACD)
フォーレ:チェロ作品集
ロマンス.イ長調 Op.69
蝶々 イ長調 Op.77
セレナード ロ短調 Op.98
子守歌 ニ長調 Op.16
チェロ・ソナタ第1番 ニ短調 Op.109初見視奏曲(1897)〜2つのチェロのための*
ドリーの子守歌 Op.56-1
シチリアーナ ト短調 Op.78
悲歌 ハ短調 Op.24
チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.117
アンダンテ〜チェロとハルモニウムのための(ロマンス Op.69のオリジナル版)
アンドレアス・ブランテリド(Vc;ストラディヴァリウス1707年製「ボニ・へーガル」)、
ベンクト・フォシュベリ(P;Steinway&Sons D)、
フィリップ・グラデン(Vc)*

録音:2015年11月/スウェーデン放送第2スタジオ(スウェーデン)
チェロの貴公子ブランテリド。2015年の初来日公演ではバッハの無伴奏チェロ組曲を披露。大器を予感させるスケールの大 きな演奏で好評を博しました。グリーグ、グレインジャー、ニールセンのアルバム(BIS SA 2120)に続くBISレーベル第2弾はフォーレの作品集です。 2つのチェロ・ソナタを主軸に輝かしく艶やかな美音で演奏をしております。ブランテリドは1987年スウェーデン人とデンマーク人の両親のもとに生まれ ました。父より手ほどきを受け、14歳のときコペンハーゲンでエルガーのチェロ協奏曲を王立デンマーク管弦楽団と演奏し協奏曲デビューし、この演奏 会を機に演奏家としてのキャリアが始まりました。室内楽にも力を入れ、若手ヴァイオリニストのヴィルデ・フラングとも度々共演し、アルバムもリリース しています。新時代を担う、ブランテリドの演奏に注目です! (Ki)


SUPRAPHON
SU-4221(4CD)
ベートーヴェン&モーツァルト:弦楽四重奏曲集
(1)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op.18-3
(2)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 Op.18-1
(3)モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K.421
(4)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第2番 ト長調「挨拶する」 Op.18-3
(5)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第5番 イ長調 Op.18-5
(6)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 Op.18-4
(7)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調 Op.18-6
(8)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調「ラズモフスキー第1番」 Op.59-1
(9)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 Op.131
ヴラフQ
【ヨゼフ・ヴラフ(第Vn)、ヴァーツラフ・スニーティル(第2Vn)、ヨゼフ・コジョウセク(Va)、ヴィクトル・モウチュカ(Vc)】

録音:(1)1969年1月15日、(2)1970年11月6日、(3)1956年5月11日、(4)1969年4月28日、(5)1967年11月13-17日、(6)1967年11月8-10日、(7)1970年11月6日、(8)1962年10月9-12日、(9)1960年11月29-12月10日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)

※2017年最新リマスタリング
20世紀を代表するチェコのヴラフ四重奏団が、プラハのドモヴィナ・スタジオにて放送用に収録したベートーヴェンとモーツァルトの弦楽四重奏曲集 がリリースされます!タリフ指揮下のチェコ室内管弦楽団のメンバーであった彼らは、ヨゼフ・ヴラフを中心に結成。1951年4月28日にヴラフ四重奏 団としてデビュー演奏会を開きました。1955年のリエージュ国際四重奏コンクールでの優勝を皮切りに世界で活躍する当四重奏団は、プラハ国民劇場 管弦楽団のメンバーとなるも、ここでは四重奏団としての演奏会を数多く与えられました。その後、57年に当オーケストラを離れ、以後71年までプラハ 放送専属の室内楽団となりました。なお、当団のヴィオラ奏者は2度代わっており、初代ソビェスラフ・ソウクプ、次いでヤロスラフ・モトリーク、そして 1954年からはヨゼフ・コジョウセクが担当しており、ここに収録された録音はすべてコジョウセクが演奏しております。
確かな技術で見事なアンサンブルを聴かせる当団はヴラフの圧倒的な統率力と音楽性により確立されております。レパートリーは古典からロマン派、そ して自国の作曲家の作品も力を入れておりましたが、なかでも当ディスクにおさめられたベートーヴェンを最も得意とし、模範的にとも言える明晰な構成 によるダイナミックな演奏が称賛されております。2017年、スプラフォンによる最新リマスタリングで見事な演奏が蘇りました。 (Ki)

Quartz
QTZ-2119(1CD)
プロコフィエフ:ヴァイオリン作品集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80
5つのメロディ Op.35bis
「シンデレラ」からの5つの小品(フィッツェンホルフ編)
「ロメオとジュリエット」からの組曲(バイチ&フレッツベルガー編)
大島莉紗(Vn)、
シュテファン・シュトロイッスニク(P)

録音:2015年9月25日−27日、ベートーヴェンホール(ハイリゲンシュタット、ウィーン)
ドイツのラインラント=プファルツ州立フィルハーモニーOを経て、現在はパリ・オペラ座O(パリ国立歌劇場O)で活躍中の日本人ヴァイオリニスト、大島莉紗のソロ、デビュー・レコーディングとなる「プロコフィエフのヴァイオリン作品集」が登場!ロンドン・フィルの客演首席奏者、ハレ管、スコットランド室内管の客演コンサートマスターとしても活躍し、英国王立音楽大学大学院在学中には、女性初となるユーディ・メニューイン賞の受賞者となるなど、ヨーロッパを拠点に目覚ましい活動を展開している大島莉紗。ウィーンのピアニスト、シュテファン・シュトロイッスニクとデュオを組んだ大島莉紗は、名教師フェリックス・アンドリエフスキーにその真髄を学んだ「ソナタ第1番」、そして音楽史に輝く傑作バレエ音楽「シンデレラ」と「ロメオとジュリエット」からのアレンジや「5つのメロディ」を通して、プロコフィエフの多面性を見事に表現しています。英グラモフォン、米ファンファーレの各誌で激賞されたプロコフィエフの鮮烈な快演にご期待ください!

Glossa
Platinum
GCD-P30416(1CD)
カインド・オヴ・サティ〜ニュー・ミュージック・アラウンド・エリック・サティ アンドレア・パンドルフォ(トランペット、フリューゲルホルン、ヴォイス)、
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴォイス)、
ミケランジェロ・リナルディ(ピアノ、アコーディオン、トイ・ピアノ)

録音:2016年6月1日−4日、アルテスオーノ・レコーディング・スタジオ(イタリア)
マラン・マレやクープラン、バッハなど、バロック期の主要なヴィオラ・ダ・ガンバ作品で高い評価を得る一方、「トラベル・ノーツ(GCD P30407)」や「インプロヴィザンド(GCD P30409)」などの即興をテーマとするアルバムでもその才覚を発揮してきたヴィオラ・ダ・ガンバの鬼才、パオロ・パンドルフォ。即興アルバムの最新作は、「トラベル・ノーツ」でも共演した兄弟のアンドレア・パンドルフォと共に贈る、エリック・サティの音楽をテーマとした作品集。元々はジャズ・ミュージシャンとして演奏家のキャリアをスタートさせたパオロ・パンドルフォが、即興のアイディアとテクニックを存分に発揮させて表現するサティの新たな姿。ガンバ愛好家も、ニューエイジ音楽ファンも要注目!


H.M.F

HMM-902210(1CD)
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番*
チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 op.123
チェロ・ソナタ第3番 ニ長調 遺作(未完)#
エマニュエル・ベルトラン(Vc)
パスカル・アモワイヤル(P)
ルツェルンSO
ジェームズ・ガフィガン(指)

録音:2014年11月*、2016年6月
#=世界初録音
サン=サーンス晩年のチェロ・ソナタ第3番(未完)の世界初録音盤の登場。 サン=サーンスは、同時代の作曲家たちの中で、チェロのための作品を最も多く書いた一人といえるでしょう。2曲の協奏曲、アレグロ・アッパッショナー トop.43、組曲op.16、そして3曲のソナタ(うち1曲は未完)、そしていくつかの小品を残しています。
第3番のソナタは4楽章で構想されていたようですが、残されているのは2楽章まで。第3番のソナタが私的な演奏会で演奏された時のことが書かれ た、1919年6月26日に友人の作家に宛てた手紙が残っています。その手紙には、演奏会前夜の夕食時、友人のホルマンが、サン=サーンスから預かっ ていた楽譜を荷物に忘れてきた、と死人のように青ざめた顔で言ってきたこと、そしてサン=サーンスはその夜と翌日もう一度楽譜を作り直し、夜の演奏 会には間に合ったこと、さらにその新しく書いた稿は元の稿よりも良い出来になったこと、がつづられています。第3番のソナタは、4楽章で構成だった と考えられていますが、残されているのは第2楽章まで。第2番のソナタ以上に、リズムやハーモニーのコントラストの妙、そして入念に扱われた主題と、 凝った作りになっています。ベルトランの繊細なチェロの音色、アモワイヤルの芯のある音色が描く、作曲家晩年の作品の貴重な世界初録音の登場です。 (Ki)
H.M.F
HMM-902248(1CD)
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲 ホ短調 op.90 B166「ドゥムキー」
ピアノ三重奏曲 ヘ短調 op.65 B130
トリオ・ヴァンダラー
〔ジャン=マルク・ヴァイジャベディアン(Vn)、ラファエル・ピドゥ(Vc)、ヴァンサン・コック(P)〕

録音:2016年1月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
987年に活動を開始したトリオ・ヴァンダラー。結成30周年を記念してのリリースは、名曲ドゥムキーと、同じくドヴォルザークのヘ短調というカッ プリングです。もともと学生時代に教師の薦めでアンサンブルを組んだ3人は、活動を始めた翌1988年には難関で知られるミュンヘン国際コンクールで 優勝。以降の活躍は世界が知るところです。ピアノ三重奏の「王道」レパートリーともいえる「ドゥムキー」は22年ぶりの録音。弦楽器の二人の息がぴっ たりなのは言うまでもなく、ピアノのヴァンサン・コックがすべてを見事にまとめあげています。ドヴォルザークのヘ短調は、慟哭の冒頭から、一気に作品 世界に引き込まれます。ピアノ三重奏の醍醐味を存分に味わわせてくれるトリオ・ヴァンダラー。活動開始30年を経た彼らの至高の芸術を堪能するとと もに、さらにみずみずしさを増す彼らの音楽づくりに、今後がますます楽しみな1枚です。
H.M.F
HMM-902277(1CD)
ベル・カント〜ヴィオラの声
ヴュータン(1820-1881):ヴィオラ・ソナタ 変ロ長調 op.36
ドニゼッティ:歌劇『連隊の娘』よりマリーのアリア「さようなら」
ヴュータン:ヴィオラとピアノ伴奏のためのエレジー へ短調 op.30
ドニゼッティ:歌劇『ラ・ファヴォリータ』よりレオノーレのアリア「私のフェルナンド」
ジャック=フェロル・マザ(1782-1849):夢〜ドニゼッティのラ・ファヴォリータに基づくエレジー op.92
カシミール・ネイ(1801-1877):無伴奏ヴィオラのためのプレリュード第15番
ベッリーニ:歌劇『ノルマ』よりアリア「清らかな女神よ」
ヴュータン:無伴奏ヴィオラのためのカプリッチョ ハ短調op.55
アントワーヌ・タメスティ(Va/ストラディヴァリウス「マーラー」1672年製)
セドリック・ティベルギアン(P/スタインウェイ)

録音:2016年10月/テルデックス・スタジオ・ベルリン
1979年生まれのヴィオラの名手、アントワーヌ・タメスティ最新盤が、HMFから初登場。「ヴィオラ=深くあたたかみのある、いぶし銀のような」といっ たイメージを越えた次元で鳴り響く美しい音色、そして心地よく効いたドライヴ、あらゆる表現を可能にする完璧なテクニックに圧倒される1枚です。ピア ノはHMF久々の登場となるティベルギアン。タメスティが描くエレガントな世界を、ほどよく引き締まった、時に甘さも薫る音色で彩ります。 本CDのプログラムは19世紀パリのコンサートホールやサロンで聴衆を魅了し続けた作品で構成されています。ヴュータンはヴァイオリンで有名ですが、 ヴィオラにも名曲を残しています。歓迎すべき新録音の登場といえるでしょう。カシミール・ネイ(本名ルイ=カシミール・エスコフィエ)はサン=サーンス、 ヨーゼフ・ヨアヒムらとも音楽的交流があった当時のヴィオラの名手。1849年頃にヴィオラのための24の前奏曲を出版。これは、ヴィオラ奏者にとって、 ヴァイオリニストにとってのパガニーニの24のカプリースのような存在の曲集。タメスティは超絶技巧のフレーズの数々を難なく、エレガントに弾きこなし ています。他にもオペラの名アリアの旋律に酔いしれ、弦楽器の美しい音色に魅了され続ける65分です。

CPO
CPO-555077(1CD)
NX-B02
ゲーゼ:室内楽作品集 第3集
弦楽八重奏曲 Op.17 ヘ長調(1848)
弦楽四重奏曲 ヘ長調(未完成)(1840)
弦楽四重奏の楽章 イ短調(1836)
アンサンブル・ミッドヴェスト
デンマークSQ
コペンハーゲンの楽器職人の家庭に生まれ育ったゲーゼは、最初ヴァイオリン奏者として活躍しますが、やがて作曲家を 志します。しかし自作は国内で認められることなく、ゲーゼは自信作「交響曲第1番」をメンデルスゾーンに送り、ようやく ライプツィヒで初演してもらうことができました。ゲーゼは生涯メンデルスゾーンに感謝していたといいます。1848年に完成 されたゲーゼの八重奏曲は、その前年に亡くなった恩人メンデルスゾーンの八重奏へのオマージュであろうと推測される 曲。楽器編成やスタイルなどいくつかの要素が共有されています。2つの弦楽四重奏曲はどちらも習作で、完成には至っ ていませんが、ロマンティックな旋律に満たされた美しい曲です。

TOCCATA
TOCC-0402
NX-B03
イーヴェン・スタンコヴィチ(1942-):ヴァイオリンとピアノのための作品集
ヴェルホーヴナ高原にて-三部作(1972)
ソナタ・ピッコラ(1977)
ウクライナの詩曲(1977)
天使のタッチ(2013)*
詩曲-献呈(2008)
朝の音楽(2006/2016)
ロマンス(A.ヴィノクロフ編)(1970年代)
マイダン・フレスコ(2014)
ソロミア・ソロカ(Vn)
アーサー・グリーン(P)

録音:2016年5月27.29日、6月10日
*以外=全て初録音
ウクライナ生まれのイーヴェン・スタンコヴィチは、現代ウクライナにおける最も重要な作曲家として多くの賛辞を得ていま す。彼はキエフ音楽院でボリス・リャトシンスキーとミロスワフ・スコリクから作曲を学び、10曲以上の交響曲(室内交響 曲含む)、6つのバレエ、3つのヴァイオリン協奏曲、室内楽曲、そして映画音楽などを作曲しました。また1998年から はキエフ音楽院の作曲家の教授も務め、後進の指導にあたっています。彼の作品には「ロシア・アヴァンギャルト」のよう な前衛性も、強制された「国家への忠誠心」もあまり感じられません。このヴァイオリン作品集も、大半の曲がシマノフス キのような叙情性を帯びています。しかし、2014年に作曲された「マイダン・フレスコ」だけは、その前年、キエフの広場で 市民たちが抗議運動を行った際の情景を描いた特異な作品。悲しみ、怒号飛び交う衝撃的な音は、ウクライナの人々 に強い共感と涙をもたらしました。 11.一日の始まり

BRIDGE
BCD9482(1CD)
パリの創造性
デュティユー:フルートとピアノのためのソナティーヌ
タファネル:アンダンテ・パストラルとスケルツェッティーノ
ゴーベール:ノクチュルヌとアレグロ・スケルツァンド
ボザ:フルート独奏のための映像
ルーセル:笛吹きたちOp.27
フェル:フルート独奏のための3つの小品
ドビュッシー:シランクス
プーランク:フルートとピアノのためのソナタ
ディオンヌ・ジャクソン(Fl)
マリヤ・ストローク(P)

録音:2015年12月26−27日マジソン
「パリの創造性」と題されたフランス近代のフルート作品集。ドビュッシーのシランクスやプーランクのフルート・ソナタのような有名曲から、ポール・タファネル(1844-1908)やピエール=オクタヴ・フェル(1900-1936)、ウジェーヌ・ボザ(1905-1991)などの作品も収録。ディオンヌ・ジャクソンはシカゴ生まれのフルーティスト。パリ音楽院で首席を取ったほどの腕前で、安定した技術と品の良い芳香の音色が素晴らしい。近年はシカゴ・リリック・オペラのオーケストラやシカゴ交響楽団で活躍している。マリヤ・ストロークの繊細で抑えた味わいの伴奏も良い。

METIER
MSV-28562(1CD)
NX-B07
ナタリー・シュヴァーベ〜ピッコロ・リサイタル
レヴェンテ・ジェンジェシ:ピッコロ・ソナタ
ゲルト・ヴィルデン・ヴィルデン(1923-):2つと半分の小品
フランコ・ドナトーニ(1927-2000):ニディ
マイク・モウワー(1958-):ピッコロ・ソナタ
フランツ・カネフスキ:ハーメルンの笛吹き男
ヤン・エリク・ミカルセン(1979-):Huit ilium
デレク・チャーク(1974-):ラクリモース
ナタリー・シュヴァーベ(ピッコロ&Fl)
ヤン・フィリップ・シュルツェ(P)

録音:2014年3月31日、2015年7月23日、2015年8月4日
東京で生まれ、香港で育ち、現在はロンドンに拠点を置くフルート奏者シュヴァーベのリサイタル・アルバム。 彼女は香港ジュニア・アカデミーで音楽と舞台芸術を学び、ロンドンのパーセル音楽院を卒業後、ミュンヘンでパウル・マイ ゼン教授に師事しました。21歳でミュンヘンSOの首席奏者になり、数年後にはミュンヘン放送SOに入団、 1996年にはバイエルン放送SOのフルート奏者になり現在に至っています。またソリスト、室内楽奏者としても活 発な活動を続けています。 このアルバムに収録された7人の作曲家による新しい作品は、ジェンジェシの明るいソナタをはじめ、ジャズ調のモウワーの ソナタなど、どれも様々な曲調を持っており、ピッコロの音色の特徴が存分に生かされています。 バイエルン放送局との共同制作です。
METIER
MSV-28565(1CD)
NX-B07
ニコラ・レファニュ(1947-):Invisible Places 目にみえぬ場所
デイヴィッド・ラムズデーヌ(1931-):Fire in Leaf and Grass 葉と草の中の炎
レファニュ:トリオ II-ペーターのための歌
ラムズデーヌ:マンダラ III
ジェミニ(アンサンブル)
イアン・ミッチェル(指)
サラ・レナード(S)
イアン・ミッチェル(Cl)
ソフィー・ハリス(Vc)
アレクサンダー・スラム(P)

録音:1995年9月20日、2015年10月17日、2015年8月1日
このアルバムで紹介されている2人の作曲家は、イングランドとオーストラリアで40年以上に渡って創作活動を続けている 夫婦。このアルバムはニコラの70歳を記念してのリリースです。彼らの作品の特徴は、どの作品も大自然への敬意が払わ れており、難解な音の中にも、どこか優しい響きが聞こえてくるものばかりです。アンサンブル「ジェミニ」は彼らの作品を積 極的に演奏、紹介しています。

TOCCATA
TOCC-0366(1CD)
NX-B03
ジョージ・フレデリック・ピント(1785-1806):ピアノとヴァイオリンのためのソナタ全集
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第1番 ト短調(1806頃)
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第2番 イ長調(1806頃)
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第3番 変ロ長調(1806頃)
藤村健史(P)
エリザベス・セラーズ(Vn)

録音:2015年7月2.3日、2016年2月16日
21歳というあまりにも短い生涯の終わりは、才能ある青年ピントから高名な作曲家になる機会を奪ってしまいました。もし、彼がも う少し長生きしていれば音楽史は変わっていたかもしれません。それほどまでに、この3曲のソナタは素晴らしい出来栄えです。祖先 にイタリアの血筋を持つピントはイングランドで生まれ、幼い頃からヴァイオリンとピアノの名手として名を馳せました。8歳で最初のコ ンサートを開催、ハイドンをロンドンに招聘したペーター・ザロモンも、彼の才能に目をつけましたが、残念ながら世に広める前にピン トはこの世を去ってしまいました。シューベルトにも匹敵するほどの優雅で端正な曲には一聴の価値があります。イギリスで活躍する 藤村健史がピアノを演奏しています。
TOCCATA
TOCC-0369(1CD)
NX-B03
デイヴィッド・マシューズ(1943-):ピアノ三重奏曲全集
ピアノ三重奏曲 第1番 Op.34(1983)
ピアノ三重奏曲 第2番 Op.61(1993)
ピアノ三重奏曲 第3番 Op.97(2005)
旅する歌 Op.95(2004-2008)
レオノーレ・ピアノ三重奏団
ジェンマ・ローズフィールド(Vc)

録音:2016年2月25.26日
ロンドン生まれの作曲家マシューズの作品集。音楽的な家庭に生まれたものの、彼自身は正式な訓練を受けたわけでもなく、16 歳になるまで全く作曲する意欲もなかったのですが、1960年代に巻き起こった“マーラー・ブーム”の影響を受けて、彼の弟コリン・マ シューズと共に音楽にのめりこみ、1970年代にはコリンを中心にマーラーの「交響曲第10番」の実用版を完成させるなど、目覚し い活躍を始めます。そして熱心に勉強を始め、25歳の時に最初の作品を作曲、以降は映画音楽に至る幅広い分野の作品を書 いています。このピアノ三重奏曲集は、ショスタコーヴィチの深遠さとヴォーン・ウィリアムズの叙情的な面を併せ持つ、完成度の高い 作品です。

DACAPO
MAR-8.226539(1CD)
NX-A14
Recycled
ロレンセン(1935-):チャールダッシュ
マルティンセン(1963-):常動曲
メッセルシュミット(1960-):シチリアーノ-小さなタンゴ
ハドキンソン(1971-):Befall
オーレ・ブク(1945-):くまんばちの飛行
ヴェルナー(1937-):Vilja-Parafrase
ローゼ(1971-):愛の夢
ヘゴー(1950-):霧の中のスカルラッティ
ペイプ(1955-):前奏曲 変ホ短調
ノアゴー(1932-)夜と夢
アンサンブル・ノアリス

2006年6月26-28日
編曲マニアにうってつけの1枚。デンマークの現代作曲家たちが過去の名作をアレンジ。どれも原作の持ち味を損なうことなく、興味 深い曲へと移し変えられています。ヴァイオリンの難曲「チャールダッシュ」、名手ボスコフスキーへのオマージュである「常動曲」、タンゴ に生まれ変わったバッハの「シチリアーノ」他、2000年代初頭のデンマーク現代音楽を象徴する1枚です。

PRAGA
PRD-250362(1CD)
リムスキー=コルサコフ:作品集
弦楽六重奏曲イ長調
(2)ピアノと木管のための五重奏曲〜第2楽章
(3)交響組曲「シェエラザード」
(1)パヴェル・フーラ、ミロシュ・チェルニー(Vn)、ズビニェク・パドウレク、ヨセフ・クルソニュ(Va)、ヴァーツラフ・ベルナーシェク、ミハル・カニュカ(Vc)、
(2)プラハ木管五重奏団員
 イヴァン・クラーンスキー(P)
(3)ピエール・モントゥー(指)LSO

録音:2003年1月31日(1)、1月22日(2)、1957年9月(3)
全てステレオ
ントゥーの「シェエラザード」はステレオ最初期のデッカの名盤。早めのテンポで颯爽とした演奏。新マスタリングでの登場となります。弦楽六重奏曲はリムスキー=コルサコフの初期作品で、第2楽章はBACH(シ♭・ラ・ド・シ)の音による三声の二重フーガだったり、ロシア的な美しい歌に満ちた第4楽章など聴きどころも多い曲。ピアノと木管の五重奏曲の第2楽章は「シェエラザード」の萌芽を感じさせるオリエンタルな雰囲気が興味津々です。 (Ki)
PRAGA
PRD-250331(1CD)
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第4番ニ長調Op.83
弦楽四重奏曲第6番ト長調Op.101
弦楽四重奏曲第9番変ホ長調Op.117
ボロディンSQ
【ロスチスラフ・ドゥビンスキー、ヤロスラフ・アレクサンドロフ(Vn)、ドミートリー・シェバリーン(Va)、ワレンチン・ベルリンスキー(Vc)】

録音:1966年1月、11月/モスクワ(ラジオ放送)ステレオ
オリジナル・ブックレットのトラック表示によれば、モスクワ放送でオンエアされた1966年録音の音源と受け取れますが、同解説書中には別の記述もありはっきりしません。いずれにしてもボロディンSQによる1960年代のショスタコーヴィチ録音は今日入手困難で、ファンには朗報と申せましょう。ドゥビンスキーならではの歌ごころが独特の魅力を放っています。 (Ki)
PRAGA
PRD-250371(1CD)
ドヴォルザーク:作品集
(1)セレナードホ長調B36(初稿の八重奏版)
(2)弦楽セレナードホ長調Op.22(B52)
(3)管楽セレナードニ短調Op.44(B77)
チェコ九重奏団(1)(3)
ネヴィル・マリナー(指)アカデミーCO(2)

録音:1998年9月(1)、10月(3)/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)、
1965年11月/セント・マーチン教会(2)
ドヴォルザークの作品のなかでもとりわけ美しく人気の高い「弦楽セレナード」。わずか12日間で書きあげたとされますが、実は原作があったとされます。それはクラリネット、ホルン、ファゴット、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス、ピアノの八重奏で、ニコラス・イングマンが復元しました。現行版のこころにしみいるようなつややかな音色と異なる、素朴で軽い感覚が魅力。もちろんオリジナル版も収録。マリナー指揮アカデミー室内管の美演を楽しめます。 (Ki)
PRAGA
PRD-250358(2CD)
バルトーク・弦楽四重奏曲全集 ヴェーグQ

録音:1954年9-10月/ロンドン
ヴェーグ四重奏団はバルトークの弦楽四重奏曲全集を2回録音していますが、これは最初の方。リーダーで第1ヴァイオリンのシャーンドル・ヴェーグはハンガリー人で、作品の民族色と激しい感情を見事に表現。Praga社のインフォメーションによると、1954年コロムビア初期盤から板起こし復刻したとのことで、60年以上経ながら物凄いエネルギーが伝わってきます。 (Ki)

ANIMAL MUSIC
ANI-057(1CD)
ヴァインベルク:ピアノ五重奏曲Op.18
ブロッホ:ピアノ五重奏曲第2番*
アネタ・マイェロヴァー(P)、
シュターミッツQ

録音:2013年12月16-17日チェコ放送スタジオ1
2016年9月ハム・サウンド・スタジオ(プラハ)*
20世紀を代表するふたりのユダヤ人大作曲家のピアノ五重奏を新録音。スイスに生まれてアメリカへ逃れた弦楽器奏者出身ブロッホと、ポーランドに生まれてソ連へ逃れたピアニスト出身のヴァインベルク、ともにユダヤの民俗音楽の語法を用いながら、対照的な作風を示しているのが興味津々です。このアルバムはプラハ市、ギデオン・クライン財団とユダヤ博物館の後援で制作が実現しまいた。アネタ・マイェロヴァーは1979年生まれのスロヴァキアのピアニスト。ギデオン・クラインのスペシャリストとして知られ、2009年からはプラハ音楽院で教鞭も執っています。シュターミッツ四重奏団は1985年創立のチェコを代表する団体。ドヴォルザークやマルティヌーはもとより、四分音作曲家アロイス・ハーバの弦楽四重奏曲の演奏で高い評価を受けています。両者ともにここでも心打つ演奏を繰り広げています。 (Ki)


Chandos
CHAN-10940(1CD)
フランク、シマノフスキ、フォーレ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
フランク:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調 M.8
フォーレ:ロマンス 変ロ長調 Op.28
シマノフスキ:ヴァイオリン・ソナタ.ニ短調 Op.9、
 ロマンス.ニ長調 Op.23、
 夜想曲とタランテラ Op.28
タスミン・リトル(Vn)、
ピアーズ・レーン(P)

録音:2016年4月25日−27日、ポットン・ホール(サフォーク)
知られざる作品の探求、そしてイギリス音楽の伝導者として長いキャリアを歩む英国の名女流ヴァイオリニスト、タスミン・リトル。前作では、ヴィヴァルディとロクサンナ・パヌフニクの「四季」を組み合わせるという衝撃的なアルバム(CHSA-5175)でも話題を呼んだタスミン・リトルが、これまでも共に数々の名録音を生み出してきたオーストラリアの知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンと贈るヴァイオリン作品集。最新作は、屈指の名曲であるセザール・フランクのヴァイオリン・ソナタ、そして2017年が没後80周年となるカロル・シマノフスキのヴァイオリン・ソナタを中心としたアルバムです。

IDIS
VERMEER-40014(4CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ.ト長調.K.301
ヴァイオリン・ソナタ.変ホ長調.K.302
ヴァイオリン・ソナタ.ハ長調.K.303
ヴァイオリン・ソナタ.ホ短調.K.304
ヴァイオリン・ソナタ.イ長調.K.305
ヴァイオリン・ソナタ.ニ長調.K.306
ヴァイオリン・ソナタ.ハ長調.K.296
ヴァイオリン・ソナタ.ヘ長調.K.376
ヴァイオリン・ソナタ.ヘ長調K.377
ヴァイオリン・ソナタ.変ロ長調.K.378
ヴァイオリン・ソナタ.ト長調.K.379
ヴァイオリン・ソナタ.変ホ長調.K.380
ヴァイオリン・ソナタ.変ロ長調.K.454
ヴァイオリン・ソナタ.変ホ長調.K.481
ヴァイオリン・ソナタ.イ長調.K.526
ヴァイオリン・ソナタ.ヘ長調.K.547
ビン・ファン(Vn)、イン・ツェン(P)

録音:2013年7月2-10日/ザルツブルク・モーツァルテウム
中国の若き名手、ビン・ファンとイン・ツェンによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集です。ヴァイオリンのビン・ファンはチェコ・フィル、フラ ンス国立管、バイエルン放送響などと共演しており、またマールボロ音楽祭でボザール・トリオやジュリアード四重奏団のメンバーと室内楽を演奏するなど、 世界的に活躍する名手。ザルツブルク・モーツァルテウムで全曲を録音、というのも強い意気込みを感じさせます。確かな技術に裏打ちされたハイレベル な演奏です。 (Ki)

Profil
PH-16069(1CD)
ショパン:ピアノ三重奏曲ト短調Op.8
エルスネル:ピアノ三重奏曲変ロ長調
トリオ・マルゴー【荒木紅(フォルテピアノ)、クリストフ・ハイデマン(Vn)、マルティン・ゼーマン(Vc)】

録音:2015年/アンドレアス教会(ベルリン・ヴァンゼー)
ショパン初期のピアノ三重奏曲はあまり聴く機会がありませんが、若々しい感性が捨てがたい作品。これを何と古楽器で演奏したCDが登場します。イ ンマゼールの愛弟子の日本人チェンバロ・フォルテピアノ奏者、荒木紅を中心とするトリオ・マルゴーの演奏で、思いがけない魅力を再発見できます。さ らなる魅力は、カップリングがユゼフ・エルスネル(1769-1854)のピアノ三重奏曲。これまでショパンの師としてのみ語られ、作品を聴く機会がほとんど なかったのでショパン好きは見逃せません。ウィーン古典派風の曲ながら、終楽章にポーランドの民族舞曲の要素が現れるなどショパンの先駆性を感じま す。古楽器の響きがどこか民族楽器を思わせ、目から鱗が落ちます。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186560(1SACD)
世の終わりのための四重奏曲
デヴィッド・クラカウアー(1956-):アコカ
メシアン:世の終わりのための四重奏曲
ソーコールド(ジョッシュ・ドルジン)(1976-):Meanwhile. . .
デヴィッド・クラカウアー((Cl)
マット・ハイモヴィッツ(Vc)
ジョナサン・クロウ(Vn)
ジェフリー・バールソン(P)
ソーコールド(電子楽器)

ライヴ録音:2008年9月8&9日/マギル大学(モントリオール)
「世の終わりのための四重奏曲」は、キリスト教信仰の直接の顕れと、当作品以前までの彼の技法を集成する複雑精緻なリズム、旋法、和声語法の 総合とが相まった代表作の一つ。第2次世界大戦中、メシアンはゲルリッツの捕虜収容所にて「ヨハネの黙示録」第10章から啓示を受け、飢えと労働 と極寒の極限状態のなか作曲しました。楽器編成はヴァイオリン、クラリネット、チェロ、ピアノという特異なもので、初演は同収容所に居合わせたジャン・ ル・ブーレール(Vn)、アンリ・アコカ(クラリネット)、エティエンヌ・パスキエ(チェロ)そして作曲したオリヴィエ・メシアン(P)によっ て行われました。 クラカウアー作曲の「アコカ」は、世の終わりのための四重奏曲の初演を担当したアコカへのオマージュ作品。当ブックレットには自筆譜の一部も掲載 しております。最後に収録されたMeanwhile…を作曲したソーコールドことジョッシュ・ドルジンは、カナダのラッパーにしてピアノ・アコーディオン奏者。 クレズマー音楽とヒップホップ、R&BそしてDrum&Bassを出会わせたことでも知られるカナダの逸材です。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、 センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャ ンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦しています。 (Ki)

Audite
AU-97715(1CD)
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 Op.18
弦楽六重奏曲第2番 ト長調 Op.36
マンデルリングQ
【ゼバスティアン・シュミット(第1Vn)、ナネッテ・シュミット(第2Vn)、アンドレアス・ヴィルヴォール(第1Va)、ベルンハルト・シュミット(第1Vc】
ローラント・グラッスル(第2Va)、
ヴォルフガング・エマヌエル・シュミット(第2Vc)

録音:2016年12月19-21日/ライプニッツ・ザール、ハノーファー会議センター(ドイツ)
マンデルリング四重奏団のアンサンブルは今回も安定感抜群です。激情の中にも決して冷静さを欠かない演奏で、名門の名にふさわしい堂々たる演奏を 聴かせてくれます。なお、1999年から当団のヴィオラ奏者として活躍したローラント・グラッスルは2015年に退団しましたが、当録音では第2ヴィオ ラとして共演しております。
新メンバーに迎えられたアンドレアス・ヴィルヴォールはドイツのエアフルト生まれ。ワイマールの音楽学校を卒業後ヴィオラに転向し、ベルリン・ハンス・ アイスラー高等音楽院にてアルフレート・リプカに師事。また、キム・カシュカシアン、クリストフ・ポッペンなど著名な演奏家から薫陶を得ました。その後、 国際的な音楽祭に出演するほかファウスト・クァルテットのメンバーとして、また2001年よりベルリン放送交響楽団首席奏者として活躍しております。今 後、マンデルリング四重奏団のメンバーとしての演奏も大注目のヴィオラ奏者です。また、今回の第2チェロに抜擢されたのは若手屈指のチェリスト、ヴォ ルフガング・エマヌエル・シュミットです。シュミットはアルド・パリソットやダーヴィド・ゲリンガスに師事。1994年ロストロポーヴィチ・チェロ・コンクー ルにて第2位を受賞し注目されました。ディスクのリリースも多い注目のチェリストです。 (Ki)


Audite
AU-97726(1CD)
フランク&シマノフスキ
シマノフスキ:神話-3つの詩 Op.30
 ロマンス Op.23(6’42”)
フランク:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調
フランチスカ・ピーチ(Vn;1751年製テストーレ)
デトレフ・アイシンガー(P;ベーゼンドルファー)

録音:2016年11月22-24日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
今やauditeレーベルの看板アーティストの一人、美しきヴァイオリニスト、フランチスカ・ピーチ。プロコフィエフ・アルバム(AU 97722)、グリーグ・ アルバム(AU 97707)に続く期待の新録音はフランクとシマノフスキです!前作に続き今回もベルリンのイエス・キリスト教会で収録されました。
ポーランドを代表する作曲家シマノフスキ。ギリシャ神話を題材にとった「神話」はシマノフスキの代表作です。水の精、アレトゥーザの可憐な美しさ に恋してしまう川の神、アルペイオスの官能と小川の流れが見事に表現されており、繊細にして狂気を秘めたシマノフスキの感性が表現した独特な世界が 広がります!ピーチの魅力である色彩感豊かな音色で奏でます。一方のフランクも絶品です。濃厚なフレージングと情熱的な歌い回しでの表現も得意とす るピーチと、端正な演奏が魅力のアイシンガーとの渾身の演奏を聴かせてくれます。
東ドイツ生まれのフランチスカ・ピーチは5歳から父よりヴァイオリンの手ほどきを受け11 歳の時にはベルリンでデビューした逸材。その後ニューヨー クのジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイに師事。またヴァイオリニストとしての個性を磨くためルッジェーロ・リッチからも薫陶を受けました。ソロ 活動の一方、1998年から2002年までヴッパータール交響楽団の第1コンサート・マスターをつとめ多方面で活躍するピーチは、トリオ・テストーレ の創設メンバーとして主要なピアノ・トリオ作品に取り組み、auditeレーベルからリリースされたブラームスのピアノ三重奏曲全集(AU 91668)をきっ かけに注目されはじめました。また近年ではピアノのアイシンガーとともに積極的な演奏活動を展開しております。

PIEERE VERANY
PV-716041(1CD)
金管作品集 〜フランス風に
プーランク:ホルン,トランペット,トロンボーンのためのソナタ
サン=サーンス:テノール・トロンボーンとピアノのためのカヴァティーヌ
デュカス:ホルンとピアノのためのヴィラネル
イベール:トランペットとピアノのための即興曲
デュティユー:トロンボーンとピアノのためのコラール,カデンスとフガート
フランセ:ホルンとピアノのためのディヴェルティメント
ユボー:クロマティック・トランペットとピアノのためのソナタ
ガベーユ:トランペット,ホルン,トロンボーンとピアノのためのレクレアション
ティエリ・カーンス(Tp)
アンドレ・カザレ(Hrn)
ミシェル・ベッケ(Tb)
イヴ・アンリ(P)

録音:1992年11月11-13日 ディジョン
旧PV 793041 の再発。近代フランスの作曲家の金管小編成曲ばかりを集めた面白い企画。 ティエリ・カーンスは 1958 年、フランス中部のディジョン生まれのトランペット奏者。オーケストラ に在籍したこともあるものの、もっぱらソリストとして活動し、またアンサンブルや教職で活躍して いる。いかにもフランスらしい音色はたいへん魅力的で、2009 年録音の「トランペットの印象派」 (PV 710101)も話題になった。

Channel Classics
CCS-39417(1CD)
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810 「死と乙女」
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調 「アメリカ」 Op.96
ドラゴン・クヮルテット
〔ニン・フェン(Vn)、ワン・シャオマオ(Vn)、ツェン・ウェンシャオ(Va)、チン・リーウェイ(Vc)〕
中国出身で現在はベルリンを拠点に国際的に活動するニン・フェンは、ハノーファー国際ヴァイオリン・コンクール、ユーディ・メニューイン国際コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクールなどの権威あるコンクールで入賞し、2005年にマイケル・ヒル国際ヴァイオリン・コンクールで第1位、2006年にはパガニーニ国際コンクールで第1位を受賞した、中国最高峰と評される天才ヴァイオリニスト。Channel Classicsから「ハロー・ミスター・パガニーニ(CCSSA 80807)」でデビューし、ピアノ伴奏付きのソロから、ヴァイオリン・デュオ、無伴奏作品、コンチェルトなど様々なアルバムを送り出してきたニン・フェンが、ついに室内楽のアルバムも録音! ニン・フェンを筆頭に、チャイコフスキー国際コンクールで銀メダルを受賞したチン・リーウェイ(キン・リウェイ)、中国中央バレエ団オーケストラのコンサートマスター、ワン・シャオマオ、バイエルンRSOの首席ヴィオラ奏者、ツェン・ウェンシャオといった中国の若きスター・アーティストたちによって2012年に結成されたドラゴン・クヮルテット(ドラゴンSQ)が、シューベルトとドヴォルザークの名曲で衝撃のデビューを果たします。
Channel Classics
CCS-39117(1CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調 Op.70-1 「幽霊」
ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調 Op.70-2
ピアノ三重奏曲第11番 「私は仕立て屋カカドゥ」の主題による変奏曲ト長調 Op.121a
ハムレット・ピアノ・トリオ
〔パオロ・ジャコメッティ(フォルテピアノ)、カンディダ・トンプソン(Vn)、クセニア・ヤンコヴィチ(Vc)〕
モダン楽器とピリオド楽器の両方を弾きこなすイタリア生まれの名ピアニスト、パオロ・ジャコメッティ。アムステルダム・シンフォニエッタの音楽監督を務めるイギリスのヴァイオリニスト、カンディダ・トンプソン。ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールで優勝したセルビア系ロシア人チェリスト、クセニア・ヤンコヴィチ。3人のピリオド楽器の名手によって2011年に結成された新アンサンブル、ハムレット・ピアノ・トリオのセカンド・アルバムは、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲集!使用ピアノ:サルヴァトーレ・ラグラッサ1815年製。
Channel Classics
CCS-38717(1CD)
ピッチ・ブラック
バロック音楽(S.フェルヘルスト編):プルチネラ組曲 2.0(モンツァ、ペルゴレージ、ガロ、ヴァッセナール、パリゾッティ)*
ベリオ:コール(セント・ルイス・ファンファーレ)
アルベニス(S.ラベリ編):スペイン組曲より(アストゥリアス、カタルーニャ、セヴィーリャ)#
マクミラン:ア・ニュー・ソング+
ヤコブTV(S.フェルヘルスト編):ゲット・ブラスターと金管五重奏のための 「ピッチ・ブラック」
バルトーク(S.ラベリ編):ルーマニア民俗舞曲
ブラス・ユナイテッド〔ヴィム・ファン・ハッセルト(Tp)、アレクサンドル・バティ(Tp)、ヤスパー・デ・ワール(Hrn)、ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン)、ステファン・ラベリ(Tub)〕、シーベ・ヘンストラ(Cemb)*、コーエン・プレティンク&ヤスパー・メルテンス(パーカッション)#、ヤン・ヤンセン(Org)+
ヨーロッパの一流オケ等で活躍する金管楽器のトップ・プレイヤーが集い、2015年に結成したばかりの金管五重奏団、"ブラス・ユナイテッド"のファースト・アルバムが登場! メンバーは、ロイヤル・コンセルトヘボウ管のヨルゲン・ファン・ライエンをはじめ、フランス国立放送フィルのアレクサンドル・バティ、元ロイヤル・コンセルトヘボウ管のヴィム・ファン・ハッセルト、ヨーロッパ室内管のヤスパー・デ・ワール、そしてパリ管のステファン・ラベリといった超豪華メンバー。
2017年の初来日にも合わせてリリースされる「ピッチ・ブラック」は、様々なバロック音楽を素材とした「プルチネラ組曲」から、アルベニスやバルトークのトランスクリプション、チェット・ベイカーの声や演奏のテープに合わせて金管五重奏が演奏する、ヤコブTVの「ピッチ・ブラック」など、ブラス・ユナイテッドのために作曲・編曲された色とりどりの金管五重奏のための作品集。ブラス関係者必聴・必携!

CORO
COR-16152(1CD)
ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉Hob.XX-1b カリーノSQ
〔サラ・セクストン(Vn)、トム・ハンキー(Vn)、レベッカ・ジョーンズ(Va)、サラ・マクマホン(Vc)〕
ザ・シックスティーン・オーケストラのコンサート・ミストレスであり、キングズ・コンソートやクラシカル・オペラ、アイルランド・バロック・オーケストラなど、英国のピリオド・オーケストラで活躍する女流ヴァイオリニスト、サラ・セクストンが第1ヴァイオリンを務めるカリーノSQの「コーロ(CORO)」第1弾!
1999年のアイルランドのウェスト・コーク室内楽音楽祭でその活動をスタートさせたカリーノSQは、ウィグモア・ホール、カーネギー・ホールへのデビューを果たし、順調にキャリアを積み重ねてきた実力派アンサンブル。サラ・セクストンだけでなく、エンシェント室内Oなどで活躍するチェロのサラ・マクマホンなど、ピリオド奏法に長けた名手たちが、作品全体のほとんどが緩徐楽章から成るハイドン円熟期の大作を奏でます。

Etcetra
KTC-1583(1CD)
900マイル〜フルートとピアノのための作品集
ウィドール:組曲 Op.34
ロバート・ムチンスキー:ソナタ Op.14
テオバルト・ベーム:大ポロネーズ Op.16
ピート・スウェルツ:エチュード・レスポワール(ピアノ・ソロ)
ローランド・コリン:無伴奏フルートのための5つのバガテル
ヤン・ハイルブルック:フルートとエレクトロニクスのための 「O Ouro e um Metal」
ショパン:ロッシーニの主題による変奏曲
ナタリア・ヤルゾンベク(Fl)、
ピーター=ヤン・フェルハイエン(P)
ポーランドのフルート奏者ナタリア・ヤルゾンベクとベルギーのピアニスト、ピーター=ヤン・フェルハイエンによるフルート・アルバムは、ショパンから現代ベルギーの作曲家まで、ポーランドとフランドルの約900マイルをつなぐ音楽の旅。

Quintone
Q-16002(1CD)
シェーンベルク:木管五重奏曲 Op.26 ファルカス・ウィンド・クインテット・アムステルダム
〔ヘルマン・ヴァン・コゲレンベルグ(Fl)、ハンス・ウォルターズ(Ob)、マルセル・ジェラエズ(Cl)、フォンス・フェルスパーンドンク(Hrn)、レムコ・エデラール(Fg)〕

録音:2008年2月23日、オランダ
ファルカス・ウィンド・クインテット・アムステルダムは、ミュンヘン・フィルの首席フルート奏者ヘルマン・ヴァン・コゲレンベルグを始めとして、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、オランダ・フィル、オランダ放送フィル、ハーグ・レジデンティ管など、一流のオケで活躍する5人の管楽器奏者によって1997年に結成されたアンサンブル。前作では、ハイドンの名曲「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」の新しい編曲版(Q 15001)を聴かせてくれたファルカス・ウィンド・クインテットが木管五重奏のための大作を演奏したライヴ録音。

Etcetra
KTC-1549(1CD)
ルイス・デ・メーステル:ピアノ作品集
ピアノのためのソナチネ
サクソフォンとピアノのための 「イル・プルー」
3つの夜想曲/小変奏曲
サクソフォンとピアノのための 「ディス・イズ・ラヴ」
MIMES
ティナ・フックス(P)、
クリストフ・デッカース(Sax)

録音:2016年7月7日−8日、ベルギー
現代ベルギーの作曲家、ルイス・デ・メーステル(1904−1987)の作品集。ティナ・フックスはヘントの王立音楽院でディプロマを取得し、アントワープやイギリス、ドイツで現代音楽を学び、現在はルイス・デ・メーステルやモートン・フェルドマン、クルト・シュヴァーエンなどの忘れられた現代の作曲家を専門に研究・演奏しているピアニスト。

ANALEKTA
AN-28791(1CD)
ダンス〜スパニッシュ・ギター
アル・ディ・メオラ/パコ・デ・ルシア:地中海の舞踏 ― 広い河
アグスティン・バリオス・マンゴレ:大聖堂
パコ・デ・ルシア:愛の歌
ファリャ:バレエ音楽 「三角帽子」 より 粉屋の踊り、
 歌劇 「はかなき人生」 より スペイン舞曲第1番、
 バレエ音楽 「恋は魔術師」 より 火祭りの踊り、
 7つのスペイン民謡より(ナナ、ポロ、アストゥリアーナ)
チャーリー・ヘイデン:アワ・スパニッシュ・ラヴ・ソング
モントリオール・ギター・トリオ
〔グレン・レヴェスク(G)、セバスチャン・デュフォー(G)、マルク・モラン(ベース、ギター)〕

録音:2016年10月、ケベック
CBCで「最も熱いカナダのギター・アンサンブル」と激賞されたモントリオール・ギター・トリオ(MG3)。7枚目のアルバムは、彼らの原点でもある情熱的なスペインの音楽に回帰。マヌエル・デ・ファリャの歌劇、バレエ、歌曲からの華麗なギター・アレンジ(編曲はすべてMG3とメンバーによるもの)を収録。更には、伝説的なギタリスト、アル・ディ・メオラとパコ・デ・ルシアの壮絶なギター・バトルで知られる「地中海の舞踏」や、ジャズ・ベーシストのチャーリー・ヘイデンがパット・メセニーと共演したグラミー賞受賞アルバム「ミズーリの空高く」に収録されている「アワ・スパニッシュ・ラヴ・ソング」など、クラシック・ギターをベースに、様々なジャンルやスタイルを融合させてきたMG3ならではの充実のプログラミングにも注目。

Delphian
DCD-34172(1CD)
ボイル:クラリネット作品集
ソナチナ/バブル/4つのバガテル
タッティーズ・ダンス/登場人物
ディ・トレ・レ・エ・イオ(「バブル」を除き世界初録音)
フレイザー・ラングトン(Cl)、
ジェームズ・ウィルシャー(P)、
トリオ・ドラマティス、
ロサリンド・ヴェントリス(Va)

録音:2016年9月4日−6日、スコットランド王立音楽院(グラスゴー)
スコットランド、エア出身のロリー・ボイル(1951−)は、ウィンザー城セント・ジョージ・チャペルの少年聖歌隊員として本格的なキャリアをスタートした後、レノックス・バークリーに作曲を師事し、現在はスコットランド王立音楽院の作曲家教授として教鞭を執る作曲家。クラリネットのメロディアス、テクニカルな特色を活かしたボイルの作品は、演奏家たちの新しいレパートリーとして急浮上しそうな秀作ばかり。フレイザー・ラングドンは、BBCフィルハーモニックの首席E♭クラリネット奏者兼副首席クラリネット奏者を務めている実力者。近現代作品の名手としても知られており、「バブル」以外の全ての作品が世界初録音となるこのボイルの作品集に最適な起用と言えるでしょう。

Centaur
CRC-3505(1CD)
ジャン=バプティスト・サンジュレー:ヴァイオリンとピアノのためのオペラ・ファンタジーVol.1
アレヴィの歌劇 「ユダヤの女」 Op.138による幻想曲
フロトウの歌劇 「マルタ」 Op.67による幻想曲
オベールの歌劇 「青銅の馬」 Op.129による幻想曲
ロッシーニの歌劇 「セビリアの理髪師」 Op.26 協奏的二重奏曲
ワーグナーの歌劇 「さまよえるオランダ人」 Op.128による幻想曲
ドニゼッティの歌劇 「ファヴォリータ」 Op.27による幻想曲
トーマス・ウッド(Vn)、
ブライアン・ダイクストラ(P)

録音:2014年5月28日、7月17日、10月7日
ウースター大学の教授、トーマス・ウッドとコンポーザー=ピアニストであるブライアン・ダイクストラによるオペラ・ファンタジー第1弾は、サクソフォーン四重奏曲第1番など、サクソフォンのための作品で有名なベルギーロマン派の作曲家、ジャン=バプティスト・サンジュレーが遺した有名なオペラを題材としたヴァイオリンのための作品集。
Centaur
CRC-3533(1CD)
ベートーヴェン&メンデルスゾーン弦楽四重奏のための音楽
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13
ダ・ポンテSQ

録音:2014年5月29日−31日、9月19日ー20日
メイン州を拠点に活動するダ・ポンテSQは、古楽器のための作品から現代ものまで幅広いレパートリーを持つ。4枚目のアルバムとなる今作は治癒をテーマとしたアルバム。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は、ベートーヴェンが深刻な病気から回復した後に書かれた作品。ベートーヴェンの死後書かれたメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲は、ベートーヴェンの後期作品から影響を受けた作品となっています。
Centaur
CRC-3524(1CD)
ホエン・ザ・スピリット・シングズ〜ウォーカー:室内楽作品集
レターズ・トゥ・ザ・ワールド/ピースメーカーズ/丘の風景/ア・カップ・オヴ・レジョイシング
ムジカ・ハルモニア

録音:2014年6月
アメリカ出身の作曲家、グウィネス・ウォーカーの室内楽作品集。ウォーカーは管弦楽、室内楽、声楽のための300以上の委嘱作品を手懸けています。
Centaur
CRC-3528(1CD)
隠された宝石
ローズマン:ルネサンス組曲
マーラー(クレーマー編):「子供の魔法の角笛」より 3つの歌
セルヴァーンスキー:木管五重奏曲
クリスティアン・ダヴィッド:木管五重奏曲第2番
バディングス:五重奏曲第4番(木管五重奏曲第2番)
パワーズ木管五重奏曲〔ジョアンナ・コワン・ホワイト(Fl)、リンダベス・ビンクリー(Ob)、ケネン・ホワイト(Cl)、メアリーベス・ミニス(Fg)、ブルース・ボーネル(Hrn)〕

録音:2015年5月20日−27日
マレーシア・フィルや香港フィルで活躍し、現在はセントラル・ミシガン大学で教授を務めるホルニスト、ブルース・ボーネルなど、アメリカの実力派奏者たちが参加するパワーズ木管五重奏団は、アメリカ、ミシガンで1963年に結成された木管アンサンブル。ロナルド・ローズマンの「ルネサンス組曲」は、ルネサンス時代の大作曲家たち、イザークやパスロー、カヴァッツォーニの音楽を題材とした木管五重奏のための作品。
Centaur
CRC-3523(1CD)
エレジー&ブルース
アレンスキー:三重奏曲第1番ニ短調 Op.32
ムスト:ピアノ三重奏曲
フォーレ:ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.120
ボストン・トリオ
〔イリーナ・ムレサヌ(Vn)、アストリッド・シュウィーン(Vc)、パク・ヒョンジン(P)

録音:2015年6月
タングルウッドのセイジ・オザワ・ホールをはじめアメリカ各地で活躍するアンサンブル、ボストン・トリオが奏でる、ロシア、フランス、アメリカの「ピアノ三重奏曲」の旅。ジュリアードSQに新メンバーとして加わったチェロの名手、アストリッド・シュウィーンの参加も大きなポイントです!

Hyperion
CDA-68168(1CD)
ブルッフ:弦楽五重奏曲集&八重奏曲
弦楽五重奏曲変ホ長調 Op posth.(1918)
弦楽五重奏曲イ短調 Op posth.(1918)
弦楽八重奏曲変ロ長調 Op posth.(1920)
ナッシュ・アンサンブル

録音:2016年4月18日−20日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
世界トップレベルの名手たちを擁し、様々な編成、様々なスタイルの音楽を録音・演奏してきたイギリスの超人集団、ナッシュ・アンサンブル。50年超にわたる活動のなかで、300曲以上の世界初演を果たしてきたナッシュ・アンサンブルの新録音は、マックス・ブルッフが晩年に書き上げた2つの弦楽五重奏曲と弦楽八重奏曲。今作では、スコットランド室内管やイギリス室内管のコンサートマスターを務める名手、ステファニー・ゴンリーを第1ヴァイオリンに迎え、第一次世界大戦の直後に書かれたブルッフの暖かく豊かな室内楽作品を披露します。
☆YouTubeのHyperion公式チャンネルにてご試聴いただけます!
Hyperion
CDA-68143(2CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.3
ヴァイオリン・ソナタ第32番変ロ長調 K.454
ヴァイオリン・ソナタ第12番ト長調 K.27
ヴァイオリン・ソナタ第17番ハ長調 K.296
ヴァイオリン・ソナタ第36番ヘ長調 K.547
ヴァイオリン・ソナタ第16番変ロ長調 K.31
ヴァイオリン・ソナタ第23番ニ長調 K.306
アリーナ・イヴラギモヴァ(Vn)、
セドリック・ティベルギアン(P)

録音:2015年5月26日−28日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)
楽の神ミューズに愛されたヴァオリニスト、21世紀ロシアの名手、アリーナ・イブラギモヴァ。2015年から2016年にかけての来日公演でも全曲演奏会が行われたモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集。よく知られた名作から若きモーツァルトが書いた初期のソナタまでをバランスよく組み合わせるというコンセプトで各巻が選曲されており、第3巻は2015年10月3日の王子ホール「全曲演奏会第3回」で演奏されたプログラム。愛器アンセルモ・ベッロシオ1775年頃製作のヴァイオリンを携えたアリーナ・イブラギモヴァが、朋友セドリック・ティベルギアンと奏でる麗しく清新なるモーツァルト。2017年にも、コンチェルトやティベルギアンとのデュオで複数来日公演を予定しているアリーナ・イブラギモヴァの大活躍は止まりません!
☆YouTubeのHyperion公式チャンネルにてご試聴いただけます!

Goodies
33CDR-3664(1CDR)
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調Op.8
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調Op.94a
ヨーゼフ・シゲティ(Vn)
アルトゥール・バルサム(P)

米 MERCURY MG50319(Mono)
録音: 1959年12月7日(第1番)、12月8&10日(第2番)
ヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)はハンガリー生まれのヴァイオリン奏者。名教 師イエノ・フバイ(1858-1937)に師事し13歳でデビューした。20世紀に活躍した 最も偉大な音楽家の一人。この録音はシゲティが67歳の時のもの。同世代の作 曲家プロコフィエフに強い共感を抱いた鬼気迫る演奏が聴ける。ピアノのアル トゥール・バルサム(1906-1994)はポーランド生まれ。ベルリン高等音楽院で アルトゥール・シュナーベル(1882-1951)に師事した。ナチスの台頭でアメリ カに移住し、名伴奏者であると共にソリストとして活躍した。このシリーズで ジョセフ・フックスのヴァイオリンによるベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナ タ全曲(33CDR-3489/3490/3491 単売)が出ている。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3666(1CDR)
バルトーク:コントラスト(ヴァイオリン,クラリネット&ピアノのための) ベラ・バルトーク(P)
ヨーゼフ・シゲティ(Vn)
ベニー・グッドマン(Cl)

米 COLUMBIA 70362/3D(Set X-178)
作曲者バルトークとヴァイオリニトのヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)はハン ガリー生まれの同胞。ジャズ・クラリネットのベニー・グッドマン(1909-1986) がシゲティに会った時(1938年)二人にバルトークのピアノを加えた三人で共演 できる曲が書けないだろうかと、シゲティを通してバルトークに作曲の打診し て出来上がったのがこの曲。作品にはハンガリーとルーマニアのさまざまな民 俗舞曲の要素が組み込まれ、さらにジャズの香りも盛り込まれている。3人の 巨匠が繰り広げるスリリングが演奏が聞きどころ。グッドマンはこのシリーズ でモーツァルト:クラリネット五重奏曲(78CDR-3661)、ベニー・グッドマンと ペギー・リー(78CDR-35389),ベニー・グッドマン・ウィズ・チャーリー・クリ スチャン(78CDR-3579)が出ている。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3667(1CDR)
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番ハ短調Op.15 ロベール・カザドシュ(P)
ジョゼフ・カルヴェ(Vn)
レオン・パスカル(Va)
ポール・マ(Vc)

米 COLUMBIA 68524/7-D (仏 COLUMBIA LFX 637/40と同一録音)
録音: 1941年10月23日&1942年4月24日パリ、アルベール・スタジオ
ピアノのロベール・カザドシュ(1889-1972)はパリの音楽一族の生まれ。パリ 音楽院でルイ・ディエメール(1843-1919)に師事し、1913年に一等賞を1920年 にディエメール賞を得た。1921年にピアニストのガブリエル・ロートと結婚、 二人は四手、2台ピアノでしばしば共演した。1935年からフォンテーヌ・ブロ ーのアメリカ音楽院で教鞭をとった。その後アメリカに移住したが戦後フラン スに戻った。ヴァイオリンのジョゼフ・カルヴェ(1897-1984)は1919年に弦楽 四重奏団を組織し、ヴィオラのレオン・パスカルとチェロのポール・マはカル ヴェ四重奏団のメンバー。フォーレのピアノ四重奏曲第1番はこのシリーズで シャイエ=リシェ四重奏団(78CDR-3167)とアンリ・メルケル夫妻にタンロック のピアノによる(78CDR-3441)が出ている。 (グッディーズ)

299 MUSIC
NIKU-9008(1CD)
税込定価
サクバットの祈り
バッハ:コラール「シオンは物見らの歌うを聞けり」〜カンタータ第140 番《目覚めよとわれらに呼ばわる物見らの声》BWV140 より
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第3 番 ト短調 BWV1029
Iコラール「主よ、人の望みの喜びよ」
〜カンタータ第147 番《心と口と行いと命もて》BWV147 より
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1 番 ト長調 BWV1027
マニフィカトによるフーガ「わが魂は主をあがめ」BWV733
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2 番 ニ長調 BWV1028
「われら涙してひざまずき」〜《マタイ受難曲》BWV244 より
宮下宣子(サクバット)
三浦はつみ(Org)
■宮下宣子(サクバット)
東京藝術大学音楽学部及び同大学院修士課程修了。在学中に安宅賞受賞。文化庁海外派遣研修員としてケルン音楽 大学に留学、最優秀で卒業。第1回モーリス・アンドレ国際コンクール・アンサンブル部門入選。第49回毎日音楽コンクール 金管楽器部門第3位。大学在学中より日本オーケストラ界初の女性金管奏者として新日本フィルハーモニー交響楽団に入 団、現在に至る。フェリス女学院大学非常勤講師。日本トロンボーン協会(JAT)理事。日本イタリア古楽協会(AMAIG)会 員。トロンボーンを伊藤清、ブラニミール・スローカー、サクバットをフランク・ポイトゥリノ、シャルル・トゥート、古楽を濱田芳通、 各氏に師事。2010年日本人初のサクバット・リサイタルを開催。同年ソロアルバムCD第1弾「サクバットの決意」(A SACKBUT’S RESOLUTION)をリリース。レコード芸術誌上で高く評価される。2015年第2弾「歌うサクバット」(LOVE from SACKBUT)をリリース。レコード芸術誌にて「準特選盤」。また作品のオリジナリティを追求するため、サクバットのみならず、 クラシカル・トロンボーン、スライド・トランペット、ナチュラル・トランペットなどを駆使した活動も積極的に行っている。古楽金 管アンサンブル「ANGELICO」アンジェリコ主宰。「神に祝福された天使の楽器」サクバットの日本での普及に尽力中。
■三浦はつみ(オルガン)
東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻卒業。ボストン・ニューイングランド音楽院にてアーティストディプロマ取得。オ ルガンを秋元道雄、廣野嗣雄、島田麗子、菊池みち子、G.ボヴェ、林佑子の各氏に師事。現在、フェリス女学院大学非常 勤講師、日本聖公会横浜聖アンデレ教会オルガニスト。横浜みなとみらいホールでは、1998 年開館以来、ホール・オルガ ニストを務め、オルガン・1 ドルコンサート、こどものためのワークショップなどの企画、ホール・オルガニスト・インターンシップ など育成プログラムにも力を入れている。平成19 年度横浜文化賞文化・芸術奨励賞受賞。

CEDILLE
CDR90000170(1CD)
NX-B04
ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34*
シューマン:弦楽四重奏曲 第1番 イ短調 Op.41-1
メナヘム・プレスラー(P)
パシフィカSQ

録音:2014年11月19-21日*
2016年5月2-3日
2009年「エリオット・カーター:弦楽四重奏曲集」でグラミー賞“ Best Chamber Music Performance賞”を獲得したパシフィカ弦 楽四重奏団によるブラームスとシューマンの2曲の室内楽曲集。 前述のカーターや、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集(BOX-1003)など、近現代のレパートリーが注目されがちなアンサンブルで すが、以前リリースされたメンデルスゾーンでの求心力の高い演奏は、他のアンサンブルの演奏を圧する完成度の高さを誇っており、他 のロマン派作品の録音も長らく期待されていました。今回、ブラームスで共演したのは、長い経歴を持つベテランピアニスト、メナヘム・プ レスラー。ボザール・トリオの創立メンバーとしても知られ、室内楽作品にも慧眼を持つ人ですが、意外なことにこの曲を録音するのは初 めて。何とも素晴らしい世代を超えた共演となりました。 シューマンの弦楽四重奏曲も、パシフィカ弦楽四重奏団にとって初の録音であり、全てを通じて瑞々しい雰囲気が漂っています。
CEDILLE
CDR90000169(1CD)
NX-B04
ガウデーテ・ブラス
デヴィッド・サンプソン(1985-):エントランス
ジョン・コリリアーノ:「ガゼボ・ダンス」-序曲(C.コルノット編)
ジョナサン・ニューマン(1972-):プレイヤーズ・オブ・スティール
スティーブン・ブライアント(1972-):セヴンファイヴ
コリリアーノ:アンティフォン(管楽五重奏版)
ジェレミー・ハワード・ベック(1985-):ロアール
サンプソン:スティル
コンラッド・ウィンスロウ(1985-):失われた部族の記録
コリリアーノ:音楽へのファンファーレ
ガウデーテ・ブラス

録音:2014年12月1-3日、2016年5月8-9日
Gaudeteとはラテン語で“喜び”を意味する言葉。この名の通り「ガウデーテ・ブラス」は2004年に創設された5人組の金 管アンサンブルです。魅力的なコンサートを開催し、最新の作品を紹介するとともに、常に冒険的な録音を行い、聴衆を 楽しませていますが、今回彼らが取り組んだのは、ジョン・コリリアーノの作品を中心としたアメリカにおける最新のブラス・ ミュージック集。3曲のコリリアーノ作品を含め、彼の弟子たちによる独創的な作品が収録されています。「グラミー賞受賞者 としてのコリリアーノの影響力の強さが感じられる各々の作品はどれもクールで興味深いものばかりです。 スティーヴン・ブライアントの「セヴンファイヴ」は75歳の誕生日を迎えるコリリアーノのために書かれた作品で、アルバムの中で も特別な位置を示しています。

Auris Subtilis
ASC-5078(1CD)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲(シトコヴェツキー編) ハルトムート・シル(Vn)
マティアス・ヴォルムヴァ
ティルマン・トゥルディンガー(Vc)
ドミトリ・シトコヴェツキーがグレン・グールド追悼のために手掛けたゴルトベルク変奏曲の弦楽三重奏版。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの3つの楽 器で演奏することで各声部が浮き彫りになり明確化されます。その上で高い技巧が必要とされ、各人のアンサンブル能力も求められます。ここでは寸分の 隙も見せないような密度の高い演奏を聴かせています。 ヴァイオリンのシルは1971年ライプツィヒで生まれ、1995年国際モーツァルト・コンクールに入賞し、1997年からローベルト・シューマン・フィルハー モニー管弦楽団の第1コンサートマスターとローベルト・シューマン四重奏団の第1ヴァイオリン奏者、また1999年から15年間バイロイト祝祭管弦楽 団の副コンサートマスターとして活躍、現在はケムニッツ歌劇場のコンサートマスターを務める実力派です。 録音はドイツのケムニッツにあるグンツェンハウザー美術館で行われました。 (Ki)

Pentatone
PTC-5186663(1SACD)
ブラームス:弦楽五重奏曲集
弦楽五重奏曲第1番 ヘ長調 Op.88
弦楽五重奏曲第2番ト長調 Op.111*
ケルンWDR響チェンバー・プレーヤーズ【イェ・ウー(第1Vn)、アンドレア・フロレスク(第2Vn)、ミーシャ・ファイファー(第1Va)、トマシュ・ノイゲバウアー(第2Va)、スザンネ・エイミュラー(Vc)】

ケルンWDR響チェンバー・プレーヤーズ【イェ・ウー(第1Vn)、アンドレア・フロレスク(第2Vn)、トマシュ・ノイゲバウアー(第1Va)、ミーシャ・ファイファー(第2Va)、スザンネ・エイミュラー(Vc)】*

録音:2016年12月/ケルン
ドイツのケルンに本拠を置く放送局所属のオーケストラ、ケルンWDR交響楽団。同団のメンバーで構成されたケルンWDR交 響楽団チェンバー・プレーヤーズによるPENTATONEレーベル初のディスクはブラームスの弦楽五重奏曲集です。名門オケのメンバーが実に正統的なブ ラームスを披露しております。
1882 年に作曲、同年フランクフルトで初演された弦楽五重奏曲第1番は全体が民謡風でありながら構成が堅実で形式が緻密な作品。明るい美しさ を呈します。一方、1890 年に作曲、同年ウィーンで初演された第2番は、もともと交響曲第5番で発想された作品。晩年の作品とは思えないほど男性 的な強さ、元気旺盛な情熱、そして新鮮な創意にあふれています。 (Ki)

スロヴァキア音楽財団
SF-0098-2(2CD)
スロヴァキアの室内楽作品集
ユライ・ポスピーシル(1931-2007):チェンバロとフルート,オーボエ,クラリネット,ファゴット,ホルンの為の小協奏曲-Op.42*
イヴァン・パリーク(1936-2005):スターバト・マーテルの断章によるソプラノとピアノの為の2つのアリア
イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):ヴァイオリン,チェロとピアノの為の三重奏曲**
ユライ・ベネシュ(1940-2004):例えば黒いポニー(バセットホルンの為の)
タデアーシュ・サルヴァ(1937-1995):クラリネット,チェロとピアノの為の前奏曲とフーガ#
イリヤ・ゼリェンカ:ピアノ・ソナタ第4番「1989-11月17日に捧げる」
イヴァン・パリーク:出発時刻(ミラン・ルーフスの詩による,高声とピアノの為の)
ユライ・ベネシュ:グロックの為の音楽第3番(ヴァイオリン,ヴィオラとチェロの為の)++
イヴァン・パリーク:葉(ピアノの為の5つの小品)
タデアーシュ・サルヴァ:スロヴァキアの合奏協奏曲第4番(Fl,Cl,Vn,Vcとピアノの為の)+
アンサンブル・リチェルカータ
[ヘルガ・ヴァルガ・バフ(S)
ダニエル・ハヴェル(Fl*)
イヴィツァ・ガブリショヴァー(Fl+)
ヤン・ソウチェク(Ob)
ロナルト・シェベスタ(Cl、バセットホルン)
ヤン・フデチェク(Fg)
ヤン・ムシル(Hrn)
ダヴィト・ダネル(Vn)**
ミラン・パリャ(Vn(+/++))
ペテル・ドヴォルスキー(Va)
バラーズ・アドルヤーン(Vc**)
アンドレイ・ガール(Vc(+/#))
イヴァン・シレル(P、Cemb]

録音:2014、2015年スロヴァキア放送、ブラチスラヴァ、スロヴァキア、2016年、ニトラ・ギャラリー、ニトラ、スロヴァキア
20世紀スロヴァキアの5人の作曲家の作品を収録。「1989-11月17日」はチェコスロヴァ キアのビロード革命が始まった日。アンサンブル・リチェルカータはスロヴァキアのラジ オ・デヴィーンに所属する合奏団。


オクタヴィア
OVCC-00134(1SACD)
2017年3月22日発売
レジェンド〜スローカー・トロンボーン四重奏団
モーツァルト(ハモン編):「魔笛」序曲*
ギュネス:ボスポラス海峡にて
バルトーク(シモン編):ルーマニア民族舞曲
ミシェル:祝典序曲
バログ:ダヴィットの旅
クランチャン:ラテン組曲*
モーティマー:ザ・ベスト・オブ?ロータ*
スローカー・トロンボーン四重奏団
[ブラニミール・スローカー(Tb)
清水真弓(Tb)
ジョルジュ・ジヴィチャーン(Tb)
エドガー・マニャク(バスTb)]
レオンハルト・シュミーディンガー (ティンパニ、パーカッション)*

録音:2016年11月16-18日プラハ、ストシェショーヴィツェ・チェコ兄弟団福音教会
トロンボーン界の重鎮であり、世界のトッププレーヤーとして名高いブラニミール・スローカー率いる伝説のトロンボーン・カルテットが、日本人初のメンバーとなる清水真弓を新たに迎え、さらに華やかでエネルギッシュに再始動しました。 これまでもコンサートで演奏してきた「定番曲」だけでなく、新しく作曲されたギュネスの「ボスポラス海峡にて」やクランチャンの「ラテン組曲」、そして新アレンジの「ルーマニア民族舞曲」など、盛りだくさんのプログラム。また、今回はパーカッションも加わり、よりいっそう楽しい演奏をお届けします。(オクタヴィア)

FARAO
B-108098(1CD)
ホルスト:室内楽曲集
ピアノと管楽のための五重奏曲イ短調Op.3
オーボエと弦楽四重奏のための3つの小品
テルツェット(フルート、オーボエ、クラリネット)
木管五重奏曲変イ長調Op.14
六重奏曲ホ短調(世界初録音)
アンサンブル・アラベスク

録音:2016年9月、フリードリヒ・エーベルト・ハレ、ハンブルク
イギリスの20世紀音楽史を代表する作曲家グスターヴ・ホルストといえば、組曲「惑星」。1920年に同曲が初演され成功を収めたことは、ホルスト の作曲家人生において重要だったというのは事実でしょう。しかし、「惑星」はホルストの作曲家としての顔の一部でしかなく、他にも多くの魅力的な作品 を残しています。今回録音されたのは、ホルストの室内楽作品5曲。その中でも六重奏曲は2000年初頭にファゴット奏者のヘルゲ・バルトロメウスが 大英図書館で発見するまで知られていませんでした。この作品は、ホルストがロンドンの王立音楽院に通っていた時代の作品。この学生時代にホルストは ヴォーン=ウィリアムズをはじめとする良き仲間と出会い公私ともに充実していた時期。オーボエ、A管クラリネット、ファゴット、ヴァイオリン、ヴィオラ、 チェロのために書かれた六重奏は、4楽章構成で、非常に明るく、シンプルで親しみやすい音楽。管楽器パートと弦楽器パートの大きなデュオのような響 きを楽しむことができます。世界初録音に挑戦したのは、ドイツとフランスの若手音楽家によるアンサンブル・アラベスク。ハンブルクを拠点に様々な音楽 祭などに出演しています。 (Ki)

コウベレックス
KRS-5226(2CD)
税込定価
大西功造〜マンドリンリサイタル
萩原朔太郎:機織る乙女
R.カラーチェ:前奏曲 第2 番
 前奏曲 第5 番
 前奏曲 第10 番
A.サルコリ:月のセレナータ
S.ラニエリ:ハイドンの主題による変奏曲
プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 二長調
J.S.バッハ:シャコンヌ
シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
大西功造(マンドリン)
西村友里(P)

録音:2016年10月11日-12日12月7日サンシャインホール(淡路市),セッション録音
国内外で精力的に活躍するマンドリニスト大西功造が2006 年から兵庫県立芸術文 化センターで毎年続けているリサイタルが 10 年を迎え、本格的に演奏活動を始めて 20 年となる節目として5 枚目のアルバムをリリース。 2016 年のリサイタルでは、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲と、シューベルトの 「アルペジオーネ」の卓越した豊かな音楽が好評を得た。また、プロコフィエフの「無 伴奏ヴァイオリン・ソナタ」は大西の溌剌とした楽器の音色で、マンドリンならではの技 を巧みに駆使し、独特の輝きと飛躍感が聞き所となっている。今回、リサイタルの 3 曲 に加え、無伴奏のカラーチェの小品などを集めた2 枚組みアルバム。


Profil
PH-16070(1CD)
ブラームスとチャイコフスキーをガット弦で
ブラームス:弦楽四重奏曲第1番 ハ短調 Op.51-1
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 Op.11
アトリウムSQ
【セルゲイ・マーロフ(第1Vn)、アントン・イリューニン(第2Vn)、ドミトリー・ピツルコ(Va)、アンナ・ゴレロヴァ(Vc)】(ガット弦;A=430Hz)

録音:2015年12月15、17、19&21日/福音ルーテル聖カタリナ教会(サンクトペテルブルク)
現在ベルリンを拠点に活躍するアトリウム弦楽四重奏団が、同時代を生きたブラームスとチャイコフスキーの弦楽四重奏曲第1番をサンクトペテル ブルクの福音ルーテル聖カタリナ教会で収録。しかも、今回はじめてメンバー全員がガット弦を張り、ピッチはA=430Hzでの調弦で演奏されました!2000年にジョセフ・レヴィンソン氏のもとで学んでいたサンクトペテルブルク音楽院の学生4人により結成された当団は、2003年に開かれたロ ンドン国際弦楽四重奏コンクール第1位、2007年第5回ボルドー国際弦楽四重奏コンクール優勝など、輝かしいコンクール歴を誇り、以後、世界で 活躍する若手四重奏団として注目されております。2009年初来日を機に定期的に来日し、その高度な技術と高い音楽性、そして安定したアンサンブ ルで絶賛されております。
陰鬱かつ情熱的なブラームスの弦楽四重奏曲第1番。壮年の円熟した境地に達しているともいえるこの作品を密度の濃い演奏を聴かせてくれます。 一方、第2楽章の「アンダンテ・カンタービレ」が有名なチャイコフスキーの弦楽四重奏曲第1番は、2013年の来日公演の際にも披露され話題とな りました。ロシアで学んだ当団が最も得意とするチャイコフスキーだけに非常に喜ばしいリリースと言えましょう! (Ki)


SUPRAPHON
SU-4212(1CD)
インプレッションズ
ラヴェル:クープランの墓*
ルボシュ・スルカ(1928-):Gabbione per due ussignuoli*
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
ドビュッシー:夢
 アラベスク第2番
 メヌエット〜ベルガマスク組曲より
 前奏曲〜ベルガマスク組曲より
スルカ:プリマヴェーラ*
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ヴィレム・ヴェヴェルカ(Ob)
カテジナ・エングリホヴァー(Hp)

録音:2016年6月17&18日、9月2&3日/チェコ・ブレザレン福音教会(ヴィノフラディ、プラハ)
*=世界初録音
スプラフォン・レーベルの看板アーティストであるオーボエ奏者ヴィレム・ヴェヴェルカとハープ奏者カテジナ・エングリホヴァー。待望のデュオ・アル バムはラヴェル、ドビュッシー、ルボシュ・スルカの作品集です。クープランの様式を借りた擬古典主義の作品である「クープランの墓」やラヴェルの最 高傑作「亡き王女のためのパヴァーヌ」は、オーボエが美しく旋律を奏で、ハープはラヴェル独特の幻想的な雰囲気を表現しています。ドビュッシーも絶品。 もともとハープを思わせるアルペッジョがより一層の魅力をあらわします。そして、チェコを代表する現代作曲家ルボシュ・スルカの作品。当ディスクに収 録された「プリマヴェーラ」はヴェヴェルカとエングリホヴァーへの献呈作品で世界初録音となります!
1978年プラハ生まれのオーボエ奏者、ヴィレム・ヴェヴェルカ。プラハ音楽院で学び、ジャン=ルイ・カペツァリ氏に師事したヴェヴェルカは2003 年日本で開催された第7回国際オーボエ・コンクール・軽井沢で1位を獲得。その後世界有数のオーケストラと共演しキャリアを積んできました。また 故クラウディオ・アバドにより設立された、優秀な若手音楽家で構成されたグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団の一員として活躍し、アバドからの 厚い信頼を得ておりました。スプラフォン・レーベルからテレマン、ブリテンの無伴奏オーボエ作品集(SU 4121)や、ヴィヴァルディ、テレマン、バッ ハのオーボエ協奏曲集(SU 4188)などをリリースしております。
チェコ出身のハープ奏者カテジナ・エングリホヴァーは数々の国際コンクールで受賞経験を持ち、世界的に注目される実力派ハープ奏者。ロストロポーヴィ チやヨゼフ・スークら往年の名手達と数多くの共演歴を誇り、現代音楽にも果敢に取り組む意欲的な演奏家です。スプラフォン・レーベルからヴィオラ奏 者ホスプロヴァーとのデュオ盤(SU 4089)やブリテンのハープのための組曲(SU 4185)など、いずれも評価を受けているディスクをリリースしており ます。

カメラータ
CMCD-28344(1CD)
税込定価
2017年2月25日発売
近代フルートの父ポール・タファネルの芸術
タファネル:トマの「ミニョン」による大幻想曲
アンデルセン(ヨアキム・アナセン):コンツェルトシュトゥック 作品3
タファネル:トマの「フランチェスカ・ダ・リミニ」による幻想曲
ボルン:バラードと小鬼たちの踊り
タファネル:ウェーバーの「魔弾の射手」による幻想曲
フォーレ:小品(ヴォカリーズ=エチュード)
タファネル:アンダンテ・パストラールとスケルツェッティーノ
グルック:精霊の踊り〜「オルフェオとエウリディーチェ」より
ザビエル・ラック(Fl)、岡田将(P)

録音:2016年12月/埼玉
 偉大なフルート奏者・教育者、作曲家、指揮者のポール・タファネ ルは、今日のフルートの興隆に大きく寄与した巨匠。その優れた音楽 性、卓越した演奏と知性を発揮して、演奏上・作曲上の選択肢の幅広 げ、フルートの特質、絶対的本質を引き出しました。そんなタファネル 芸術の真髄を、世界的オーケストラで活躍し、神戸女学院大学で後進 の指導にもあたるザビエル・ラックが余すところなく伝えます。タファ ネルの作品を中心に、彼が愛奏・重視した作品も収録。ラックによる解 説も掲載した充実の1枚です。(カメラータ)

MIRARE
MIR-327(1CD)
鳥のシンフォニー
ドヴォルザーク:ボヘミアの森より「森の静けさ」Op.68-5
シューマン:森の情景より「予言の鳥」Op.82-7
サン=サーンス:動物の謝肉祭より「白鳥」
グラナドス:ゴイェスカスより「嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす」
モーツァルト:魔笛より「私は鳥刺し」
セリン(カナリア属)の鳴き声
ヴォーン=ウィリアムズ:揚げひばり
グリーグ:抒情小品集より「小鳥」Op.43-4
鶏小屋
ラモー:新クラヴサン組曲集より「めんどり」
ジョージ・パールマン:小鳥は歌う
チャイコフスキー:白鳥の湖より「小さな白鳥たちのおどり」
ストラヴィンスキー:火の鳥より「子守歌」
リスト:伝説より「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」
カザルス:鳥の歌
クロウタドリの鳴き声
オリヴィエ・メシアンと「救世主の鳥」
シャニ・ディリュカ(P)
ジュヌヴィエーヴ・ロランソー(Vn)
ジョニー・ラス&ジャン・ブコー(鳥のさえずり)

録音:2016年10月、カルクフー、ナント、フランス
2016年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンのテーマは「ナチュール」。自然にまつわる楽曲などが演奏され、特に注目を集めたのが鳥のさえずり を真似して、様々なアーティストとコラボレーションしているジョニー・ラス&ジャン・ブコーでした。彼らはヨーロッパ随一の野生の宝庫である、フラン ス北部のソム湾に近い村で育った幼なじみ。子どものころから2人は鳥の鳴き声の真似をしており、特別な才能を開花させます。近年は、クラシック、ジャ ズ、伝統音楽などの音楽家と共演し、魅力的なパフォーマンスを繰り広げてきました。ここでは、ピアニストのシャニ・ディリュカとヴァイオリニストのジュ ヌヴィエーヴ・ロランソーとともに、鳥をモチーフとした楽曲に、彼らの鳴き真似を重ねて、まるで森の中で鳥のさえずりを聞いているかのよう。実際に 2016年の音楽祭での4人でコンサートに登場し、幻想的なひと時を提供し聴衆を魅了しました。全曲が鳥からインスピレーションを得た作品。夢の中 の鳥、少女を慰める小鳥、ちょっと滑稽味のある鳥、友達みたいに、内緒話を話してくれる鳥など、様々な鳥に出会うプログラムになっています。 (Ki)

BIS
BISSA-2228(1SACD)
19世紀のホルンとピアノのための作品集
ベートーヴェン:ホルン・ソナタ.ヘ長調 Op.17
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
フランツ・シュトラウス:夜想曲 Op.7
ロッシーニ:前奏曲、主題と変奏曲
サン=サーンス:ロマンス ホ長調 Op.67
グラズノフ:夢 Op.24
デュカス:ヴィラネッラ
ギルバート・ヴィンター(1909-1969):ハンターズ・ムーン
アレック・フランク=ゲミル(Hrn)
アラスデア・ビートソン(P)

録音:2016年1月/ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール(ケルン)
「ノーブルでメランコリーな楽器」と題された当ディスクは19世紀に生きた作曲家によるホルンとピアノのための作品集です(ギルバート・ヴィンターのみ20世紀生まれ)。ベートーヴェンにはじまり、シューマン、フランツ・シュトラウス(リヒャルト・シュトラウスの父で、ホルンを中心に数多くの作品を残した作曲家)、ロッシーニ、サン=サーンス、グラズノフ、デュカスと、19世紀に活躍した作曲家は実に多彩で、それぞれの作曲家の個性をホルンという楽器を通して堪能することができる充実の選曲・内容と言えます。アレック・フランク=ゲミルは現在スコットランド室内管弦楽団の首席ホルン奏者をつとめる俊英。高度な技術を要するホルンですが、フランク=ゲミルは非常に完璧ともいえる技術を武器に実に雄弁に歌い上げ、聞き手を魅了します。 (Ki)
BIS
BISSA-2270(1SACD)
4xアンデシュ・エリーアソン
アンデシュ・エリーアソン(1947-2013):ノットゥルノ(1981)(バスクラリネット,チェロとピアノのための)
センツァ・リスポステ(1983)(フルート,ヴァイオリン,チェロとピアノのための)
フォリアーメ(1990)(ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロとピアノのための)
トリオ(2010)(ヴァイオリン,ヴィブラフォーンとピアノのための)
ノルボッテンNEO
【サラ・ハンマルストレム(Fl)、ローベット・エーク(Cl)、ダニエル・サウル(ヴィブラフォーン)、モッテン・ランドストレム(P)、ブルスク・ザンギャネ(Vn)、キム・ヘルグレーン(Va)、エレメール・ラヴォタ(Vc)】

録音:2016年5月/大ホール、スタジオ・アクースティクム(ピテオー、スウェーデン)
アンデシュ・エリーアソン(1947-2013)は、ダーラナ地方のボーレンゲ生まれ。スウェーデンの音楽シーンでもっとも個性的な音楽スタイルをもつ作曲家の一人です。ストックホルムのヴァルデマル・セーデルホルムに対位法と和声学を教わり、ストックホルムの王立音楽大学でイングヴァル・リードホルムの下で作曲法を学びました。1972年から1973年にかけてストックホルムのEMS(国立電子音楽研究所)の芸術委員を務め、1979年の《放浪者の歌》で大きな成功を収めました。交響曲第1番(1989)が、1991年の北欧音楽委員会(NOMUS)賞を受賞しています。主にオラトリオ、交響曲、協奏曲、弦楽オーケストラと室内楽のための作品を手がけ、リディア旋法とドリア旋法を自身の「音楽のアルファベット」に「表現性、焦燥感、憂愁、優美」といった性格に特徴付けられる作品を100曲程度残しました。1981年から2010年までの作品を4曲集めた『4xアンデシュ・エリーアソン』。「流れに抗うかのような動き」の際立った《ノットゥルノ(夜想曲)》、内省的な性格の《センツァ・リスポステ(答えのない)》、友人ベンクト・エミール・ヨンソンの「エコ=ポエトリー」の詩作からインスピレーションを得たと推測されている《フォリアーメ(群葉)》、「瞑想」ないし「自由な空想」の性格をもつ、ヴァイオリン、ヴィブラフォーンとピアノのための《トリオ》。スウェーデンの最北部で活動するオーケストラのひとつ、ノルボッテン室内管弦楽団の首席奏者7人が、2007年、現代の室内楽作品の普及に努めるため結成した「ノルボッテンNEO」による新録音です。

GENUIN
GEN-17448(1CD)
コントラバスとピアノのための作品集
グリエール:コントラバスとピアノのための2 つの小品Op.32
 コントラバスとピアノのための2 つの小品Op.9
クーセヴィツキー:悲しい唄Op.2、
 小さなワルツOp.1-2
ブルッフ:コル・ニドライOp.47 (コントラバス編)
ブラームス:チェロ・ソナタ第1 番Op.38 (コントラバス編曲)
ナビル・シェハタ(Cb)
カリム・シェハタ(P)

録音:2015年9月
2003年にミュンヘン国際コンクールで優勝し、ベルリン国立歌劇場管弦楽団に首席コントラバス奏者として、2004年にはベルリン・フィルに首席コントラバス奏者として入団。現在はソリスト、そして指揮者としても活躍を続けているナビル・シェハタによるコントラバス作品集。コントラバスのレパートリーとして人気のグリエールのロマンティックな楽曲や、もとはコントラバス奏者として活躍していた名指揮者クーセヴィツキーが作曲したコントラバス作品、そして編曲ものとしてブラームスの“チェロ・ソナタ第1番”などを収録。
GENUIN
GEN-17454(1CD)
「ダイアローグ」〜イングリッシュホルンとピアノのための作品集
ピアソラ:カフェ1930/タンティ・アニマ・プリマ(アヴェ・マリア)/忘却
メシアン:ヴォカリーズ
パスクッリ:アメーリア〜ヴェルディの歌劇「仮面舞踏会」による幻想曲
シュタインメッツ:牧神の愛の呼びかけ
シューマン:夕べの歌Op.85-12
 アダージョとアレグロOp.70
フォーレ:夢のあとに
シュルホフ:ホット・ソナタ第3 楽章、第2 楽章
ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34 Nr.14
ミヒャエル・ジーク(イングリッシュホルン)、
アンゲリカ・メルクレ(P)

録音:2016年2月
珍しいイングリッシュホルン(コール・アングレ)のための作品集。柔らかく牧歌的な響き が作品の持つ情感に厚みを持たせ、味わい深いアルバムになっています。メシアンの神 秘的な“ヴォカリーズ”も、フォーレの“夢のあとに”も、ピアソラの楽曲も美しい哀愁が漂っ ている。 ドイツ出身のオーボエ/イングリッシュホルン奏者のミヒャエル・ジークはフライブルク音楽 大学でハンス・エルホースト、ハインツ・ホリガーに師事。ベルゲン交響楽団、hr交響楽団 (フランクフルトRSO)などに在籍し、活躍しています。

LYRINX
LYR-2290(1SACD)
ロシアのピアノ三重奏曲集
(1)ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲第1番
(2)チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲Op.50「ある偉大な芸術家の想い出のために」
カロリーヌ・サジュマン(P)
ダヴィド・ガルストフ(Vn)
マヤ・ボグダノヴィッチ(Vc)

録音:2014 年2 月3 日(国立マルセイユ劇場“ラ・クリエ”ライヴ
チャイコフスキーが師であり親友であったモスクワ音楽院の初代院長でピアニストのニコラ イ・ルビンシテインの死を悼んで作曲した傑作「ある偉大な芸術家の想い出のために」と、ラフ マニノフがモスクワ音楽院の学生だった19歳の時に作曲した「悲しみの三重奏曲第1番」を収 録。1990年第12回ショパン国際ピアノ・コンクールで史上最年少の17歳で6位入賞を果たした カロリーヌ・サジュマンのピアノがクリアなタッチで音楽を引っ張っている。

ALBANY
TROY-1651(1CD)
パウル・サレルニ(1951-):室内楽作品&ダナ・ジョイアの詩による歌曲集
(1)愛もしくはお金のため
(2)家族の手紙
(3)愛の語らい
(4)四重奏曲1.5
(1)(2)(3)ソフィア・ブルゴス(S)
(1)(2)ドメニク・サレルニ(Vn)
(1)(3)パウル・サレルニ(P)
(1)ピーター・ポールセン(Cb)
(1)(3)マイルス・サレルニ(パーカッション)
(2)ロビン・カニ(Fl)
(2)デボラ・アンドルス(Cl)
(2)マルコ・ビアッジョ(Vc)
(3)アドリアナ・リナレス(Va)
ツェムリンスキーQ
アメリカの作曲家ポール・サレルニは、アメリカを中心に活躍、様々なオーケストラや団体への 委嘱作も多数、リーハイ大学で後進の指導にも力をいれています。オペラ『トニー・カルーソーの ファイナル・ブロードキャスト』は、2007 年、ナショナル・オペラ協会の室内オペラ・コンクールで優 勝し、2008 年に初演されました。このアルバムではオペラ「トニー・カルーソーのファイナル・ブロ ードキャスト」で台本を手掛けた詩人で作家のダナ・ジョイアの詩にメロディを付けた歌曲集と弦 楽四重奏曲を収録。
ALBANY
TROY-1652(1CD)
「キメラ」
(1)ジョン・デヴィッド・アーネスト(1940-):キメラ・ワルツ
(2)マレイ・グロス(1955-):ブエノスアイレスの街
(3)ハーベイ・ソルバーガー(1938-):慰めの精神とハヤブサ
(4)デレク・ベルメル(1967-):ツイン・トリオ
(5)ダニエル・ドルフ(1956-):ゾーイ&ジーナ:公園をはしゃぎまわる
(6)ポール・ショーンフェルド(1947-):ソナチネ
(7)ジョン・デヴィッド・アーネスト:セレナーデ&ダンス
ザ・スコット/ギャリソン・デュオ:
【シャノン・スコット(Cl)、
レナード・ギャリソン(Fl)】
(1)(7)メリッサ・レーニヒ・シモンズ(P)
(2)(4)(6)レジュン・ヤン(P)

録音:2016年5月
1988 年に結成されたクラリネットとフルートのデュオ「ザ・スコット/ギャリソン・デュオ」。アメリカの 現代音楽作曲家に作品を委嘱し紹介を続けています。今作も 20 世紀以降に作られたクラリネッ トとフルートのための室内楽作品を収録しています。

MSR
MS-1445(1CD)
カール・ヘラー(1907-1987):ヴァイオリン、チェロ、オルガンのための作品集
(1)ヴァイオリンとオルガンのための「幻想曲」Op.49
(2)オルガンのための「トリプティコン」Op.64〜復活の主日のミサ『復活のいけにえに』
(3)チェロとオルガンのための「即興」Op.55〜スピリチュアル・フォークソング『イエス、君はいとうるわし』
(1)-(3)バーバラ・ハーバック(Org)
(1)ウィリアム・プリュシル(Vn)
(3)ロイ・クリステンセン(Vc)

録音:1989年
ドイツの作曲家カール・ヘラーはバイエルンのバンベルク出身。父のヴァレンティン・ヘラーは 40 年にわたってバンベルク大聖堂のオルガン奏者を務め、祖父と曾祖父はヴュルツブルク大聖 堂のオルガニストでした。カール・ヘラーはヴュルツブルク音楽大学でヘルマン・ツィルヒャーに 作曲を学び、その後ミュンヘン音楽アカデミーで作曲をヨーゼフ・ハースに、指揮をジークムント・ フォン・ハウゼッガーに師事。優れたオルガン奏者として、指揮者、そして指導者としても素晴らし い業績を残しました。1954 年から1972 年までミュンヘン音楽大学学長を務めています。このアル バムでは彼のルーツでもあるオルガンをメインにヴァイオリンとチェロとのデュオ作品を収録。後 期ロマン派のような作風で、濃厚な情感が浮かびあがります。
MSR
MS-1447(1CD)
モーツァルト:弦楽、オーボエ、ピアノのための室内楽作品集
(1)ピアノ四重奏曲変ホ長調K.493
(2)オーボエ四重奏団ヘ長調K.370/368b
(3)ケーゲルシュタット・トリオ変ホ長調 K.498(オーボエ、ヴィオラ、ピアノ版)
(1)(2)アダスキン弦楽三重奏団:
【エミリン・ガイ(Vn)、
スティーヴ・ラーソン(Va)、
マーク・フレイザー(Vc)】
(1)サリー・ピンカス(Pf)
(2)トーマス・ギャラント(Ob)
(3)アンサンブル・シューマン:
【トーマス・ギャラント(Ob)、スティーヴ・ラーソン(Va)、サリー・ピンカス(P)】

録音:(1)(3)2012年6月ボストン、(2)2004年11月ニューヨーク、
モーツァルトの名作、ピアノ四重奏曲とオーボエ四重奏曲に加え、通常クラリネットとヴィ オラ、ピアノで演奏されるケーゲルシュタット・トリオのクラリネットをオーボエに置き換えて演 奏しています。この版による世界初録音になります。四重奏曲ではアダスキン弦楽三重奏 団にアンサンブル・シューマンのメンバーが加わって演奏しています。アダスキン弦楽三重 奏団とサリー・ピンカスはフォーレのピアノ四重奏曲集(MS1293)をリリースしている。
MSR
MS-1541(1CD)
クラリネット、ヴィオラ、ピアノのための作品集
ケンジ・バンチ(1973-):4 つのフラッシュバック
アンソニー・コンスタンティーノ(1995-):儀式のうた
ダナ・ウィルソン(1946-):幾千の渦巻く夢
マイケル・キンバー(1945-):消える森
リビー・ラーセン(1950-):ファーリングヘッティ
ヴァルトラント・アンサンブル:【ジェレミー・レイノルズ(Cl)、
ヒラリー・ハーンドン(Va)、
ウェイ=チュン・ベルナデット・ロー(P)]

録音:2015年5月
すべて世界初録音。アメリカの現代音楽作曲家によるクラリネット、ヴィオラ、ピアノという編成 の作品集。作品の録音も多数ある人気作曲家ケンジ・バンチをはじめ、アメリカの気鋭の作曲家 たちに委嘱。珍しい編成の興味深いアルバムです。
MSR
MS-1589(1CD)
女性作曲家によるトランペット作品集
(1)イダ・ゴトコフスキー(1933-):コンチェルティーノ(1969)
(2)エレーヌ・ファイン(1959-):トランペット・ソナタ(2002)
(3)アン・グッツォ(1968-):トランペット/フリューゲルホルン独奏
のための「ジャズ・プロフェッサー・グラス」(2008)
(4)セシリア・マクダウォール(1951-):フレームド(2009)
(5)ヒラリー・タン(1947-):ルック・リトル・ロウ・ヘヴンズ(1992)
(6)フェイ=エレン・シルバーマン(1947-):ストーリーズ・フォー・アワー・タイム(2007)
トーマス・フォテナウアー(Tp、フリューゲルHr)
ヴィンセント・フー(P)

録音:2014年2月
カンザス・ブラス・クインテットのメンバー、現在はソリストそして指導者として活躍しているトラン ペット奏者トーマス・フォテナウアーによる女性現代音楽作曲家のトランペット作品集。
MSR
MS-1630(1CD)
トランペットのための新しい音楽
リチャード・ピースリー(1930-2016):カタロニア
ダニエル・シュナイダー(1961-):トランペット・ソナタ
マイケル・ドハティ(1954-):稲妻の平原
ケヴィン・マッキー(1980-):友達の歌
アンソニー・プログ(1947-):トランペット・ソナタ
ケヴィン・マッキー:ジ・アドヴェンチャーズ・オブ...(無伴奏トランペットのための)
ジェイソン・バーグマン(Tp&フリューゲルHr)
スティーヴン・ハーロス(P&チェレスタ)

録音:2016年7月
2000年代に書かれたトランペットとピアノのための作品集。いずれも新古典主義、新ロマン主 義、というより時にジャズ、ロックの要素を兼ね備えた、現代音楽とは無縁のフュージョンを思わせ る楽しい作品ばかり。トランペットのジェーソン・バーグマンはモバイル響、モバイル歌劇場管弦 楽団の首席奏者でソリストとしてはカナディアン・ブラスと共演したこともある。ピースリー、シュナイ ダー、ドハティそしてマッキーの“ジ・アドヴェンチャーズ・オブ…”は世界初録音。

ODRADEK RECORDS
ORDCD-334(1CD)
「レジェンド」〜サクソフォン&ピアノのための作品集
フローラン・シュミット:伝説Op.66
ジョリヴェ:幻想的即興曲
ミヨー:スカラムーシュOp.165c
ジャン・フランセ:5 つ異国風舞曲
ヒンデミット:アルト・ホルン・ソナタ
ポール・クレストン:アルト・サクソフォン・ソナタOp.19
デュオ・ヴァーグ:
【アンドレア・モッチ(Sax)、
中ノ森めぐみ(P)】

録音:2015年6月22日-25日、
フローラン・シュミットの「伝説」は叙情性と激しさ、深い静寂から情熱的に溢れる作品、ジョリヴ ェは無調とジャズの 2 つを融合。サクソフォンの柔らかな音色が作品を親しみやすくさせていま す。ミヨーの「スカラムーシュ」はユーモアに富んだ名曲など、サクソフォンの名作を収録していま す。ユージン・ルソーに師事したイタリアのサクソフォン奏者モッチのテクニックが光ります。
ODRADEK RECORDS
ORDCD-336(1CD)
現代ポルトガル室内楽作品集
エウリコ・カラパトゾ(1962-):魂の鏡
セルジオ・アゼヴェード(1968-):霧の中で…1912
ヌーノ・コルテ=レアル(1971-):「覚えていてください、私の愛、秋の午後」
ダニエル・デイヴィス(1990-):旅行
アンサンブル・ダルコス:
【ガエル・ラサエール(Vn)
レイエス・ガラルド(Va)
フィリップ・クアレスマ(Vc)
ヘルダー・マルケス(P)
ヌーノ・コルテ=レアル(芸術監督)】
ポルトガルの現代音楽作曲家の室内楽作品集。難しいと思われがちな「現代音楽」をもっと 親しみやすく聴いてもらおうというコンセプトのもと、ポルトガルの伝承曲や詩にインスパイアさ れて作曲された4 作品を収録。アンサンブル・ダルコスは作曲家ヌーノ・コルテ=レアルが2002 年に結成したポルトガルの室内楽アンサンブル。
ODRADEK RECORDS
ODRCD-348(1CD)
木管五重奏のための編曲集(編曲:ダヴィド・M.A.P.パルムクヴィスト)
リスト:パガニーニ大練習曲第6 番「主題と変奏」
モーツァルト:セレナード第 12 番 ハ短調「ナハトムジーク」K388
ショスタコーヴィチ:木管五重奏のための組曲
 “ギャロップ”〜バレエ組曲「明るい小川」より
 “ロマンス”〜組曲「馬あぶ」より
 “官僚の踊り”〜バレエ音楽「ボルト」より
 “タヒチ・トロット”〜「二人でお茶を」より
 “ワルツU”〜映画音楽「第1 軍用列車」より
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
リスト:メフィスト・ワルツ第1 番
カリオン(木管五重奏):
【ドーラ・シェレシュ(Fl、ピッコロ)
エギルス・ウパトニエクス(Ob)
エギルス・シェーフェルス(Cl)
ダヴィド・M.A.P.パルムクヴィスト(Hrn)
ニルス・アンデルス・ヴェドステン・ラーセン(Fg)】

録音:2016年7月6日〜8日 救世
主教会,コペンハーゲン
2002 年に結成されたデンマークの木管五重奏団「カリオン」の「ニールセンの足跡」 ODRCD321)に続くアルバム第2弾。「カリオン」は2004 年デンマーク・ナショナル・ラジオ室内 コンクールなど数多くの室内楽コンクールで入賞しており、2006 年マルコ・フィオリノ国際コン ールで優勝、2011 年の大阪国際室内楽フェスタで銅メダル、2014 年には銀賞を獲得。実力 高さはもちろんのこと、木管アンサンブルのレパートリーを意欲的に広げており、多くの曲を 演している。今作も名曲を木管五重奏にアレンジした作品。ショスタコーヴィチの様々な楽曲 まとめた組曲はこれからのレパートリーとして人気が出そうです。

CPO
CPO-555122(1CD)
NX-B02
ルービン・ゴルトマルク/フェリックス・ヴォイルシュ:作品集
ルービン・ゴルトマルク(1872-1936):ピアノ,ヴァイオリン,チェロのための三重奏曲 Op.1
フェリックス・ヴォイルシュ(1860-1944):4つの歌曲集 Op.2
ピアノ,ヴァイオリン,チェロのための三重奏曲 Op.65
ハイペリオン三重奏団
カロリーナ・ウルリヒ(S)
19世紀末に活躍したユダヤ人音楽家カール・ゴルトマルクの甥であり、米国で活躍したルービン・ゴルトマルク(アメリカ読みはゴール ドマーク)。ウィーンでローベルト・フックスに学び、アメリカのナショナル音楽院では渡米中のドヴォルザークに師事したという人物で、 21歳で卒業した際は、ドヴォルザークの薦めで母校で教鞭を執り、最終的にはジュリアード音楽学校の作曲家主任教授になるな ど、教育者として名を馳せました。このピアノ三重奏曲は、初期の作品であり、ブラームスやシューマンといったドイツ・ロマン派の影 響をそのまま反映しています。ゴルトマルクより12年先輩のヴォイルシュは、チェコ出身の作曲家で、ドレスデンとハンブルクで学び、 オルガン奏者として活躍、7曲の交響曲をはじめ数多くの作品を残しました。初期の歌曲はもちろんのこと、この三重奏曲は前衛 的な音を含みながらも、ロマン派特有の重厚な響きが持ち味です。
CPO
CPO-555107(1CD)
NX-B02
フェリックス・ドレーゼケ(1835-1913):室内楽作品集
弦楽五重奏曲 Op.77
ヴァイオリンとピアノのための「情景」Op.69
ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロ,ホルンとピアノのための五重奏曲 Op.48
ゾリステンアンサンブル・ベルリン
[マティアス・ヴォロング(Vn)
ゲオルグ・ポーレ(Hrn)、
ビルギッタ・ヴォーレンヴェーバー(P)]

ブロイニンガーSQ
[セバスティアン・ブロイニンガー(Vn)
スタンレイ・ドッド(Vn)
アンネマリー・ムールクロフト(Va)
デイヴィッド・リニカー(Vc)
フェリックス・シュヴァルツ(Va)
アンドレアス・グリュンコルン(Vc)]
ドイツに生まれ8歳で作曲を始めたという早熟な少年ドレーゼケは、この時代の作曲家たちと同じく、ワーグナーを聴いてその魅力に 取り付かれてしまいます。そしてワーグナー風の8曲のオペラを作曲しましたが、残念なことにほとんど演奏される機会はありません。 現在では交響曲、宗教曲の作曲家として名を知られるドレーゼケですが、室内楽曲も、革新的な楽器の使用が特徴的で、聴き 応えたっぷりの作品ばかりです。 彼の作風はまさにロマン派の様式そのものに終始し、どの作品も聴きやすく美しい旋律を備えており、とりわけ1888年に作曲され たホルン五重奏曲は、各々の楽器の音色が溶け合う密度の高い曲です。また、1900年代に書かれた弦楽五重奏曲は、厳格な 対位法を駆使した重厚な音楽です。ドイツを中心に活動する名手たちが一同に集結し、見事なアンサンブルを聴かせています。

Coviello
COV-91703(1CD)
若者の情熱
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.8
ヘンツェ:室内ソナタ
ヤニック・ギーガー(1985-):ピアノ・トリオのためのカプリース
ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲第1番ト短調
ドビュッシー:ピアノ三重奏曲ト長調
トリオ・ラファール
[マキ・ヴィーダーケアー(P)
ダニエル・メラー(Vn)
フルリン・クオンツ(Vc)]
スイスの若手ピアノ三重奏団トリオ・ラファール。2014年大阪国際室内楽コンクール優勝をはじめ、2011年メルボルン国際室内楽コンクール優勝、 同年リヨン国際室内楽コンクールで2位になるなど、数々の賞を受賞しています。そんな実力派のトリオが今回挑んだのは、5人の作曲家たちの若書きの ピアノ三重奏を収録。ショスタコーヴィチ17歳の時の「ピアノ・トリオ第1番」。ドイツの20世紀を代表する作曲家ヘンツェ22歳の作品「室内ソナタ」。 ヘンツェは「室内ソナタ」の一年前に「交響曲第1番」で頭角を現し、その後「交響曲第2番」、カンタータ「アポロとヒュアキントス」など次々と発表 し脚光を浴びました。そして1985年スイス生まれのヤニック・ギーガーのピアノ・トリオ「カプリース」。ギーガーは、作曲家でもあり映像クリエイター としても活動しています。ラフマニノフが、まだモスクワ音楽院の学生だった19歳の時に作曲をした単一楽章による作品「悲しみの三重奏曲第1番」。 最後にドビュッシーのピアノ・トリオ。ドビュッシーがチャイコフスキーのパトロンであったメック夫人のもとで働いていた頃の作品。 作曲家たちの若き情熱がほとばしる作品群を、生き生きと奏しています。 (Ki)
Coviello
COV-91619(1CD)
クレネクとシューマン作品集
クレネク:声とピアノのためのヴォカリーズWoO.83
シューマン:アダージョとアレグロOp.70
クレネク:ヴィオラとピアノのためのソナタOp.117
シューマン:女の愛と生涯〜「彼は誰よりも素晴らしい人」「わたしの指の指輪よ」
クレネク:無伴奏ヴィオラのためのソナタOp.92-3
シューマン:ヴィオラとピアノのための4つの作品「おとぎの絵本」Op.113
クレネク:フランツ・カフカの詩による5つの歌〜第1,3,5曲
シューマン:リーダークライス〜「ミルテとバラを持って」、
 12の詩Op.35〜「ひそかな涙」、
 ミルテの花Op.25〜「献詞」
タチ アナ・マ スレンコ(Va)
ギラッド・カッツネルソン(P)(シューマン)
イェンス・エルヴェキール(P)(クレネク)

録音:2015,2016年
ロシア出身でドイツを拠点に活躍する世界的ヴィオラ奏者、タチアナ・マスレンコによるシューマンとクレネク(クルシェネク)のアルバム。ナチスの台 頭によってオーストラリアで弾圧を受け、アメリカへと逃れたクレネク。本盤に収録されている「ヴィオラ・ソナタ」と「無伴奏ヴィオラのためのソナタ」 は渡米後に書かれたもの。タチアナ・マスレンコは数年前からこの企画を考えており、2012年から数年間に渡りクレネクの未亡人グラディス・クレネク とCDの企画についてと案を練ったといいます。残念ながらグラディス・クレネクは2016年7月に92歳で亡くなりましたが、マスレンコのプロジェクト を全面的にサポートしていたということ。シューマンが文学を音楽的に融合したのと同様に、クレネクも文学を愛好し音楽表現に大きな影響を与えた作品 を残したことに両者の共通点を見出し、録音に挑んでいます。 (Ki)

ATMA
ACD2-2745(1CD)
BACH’N’JAZZ
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調BWV565
バート・ハワード(1915-2004):フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン
バッハ:フーガ ハ長調BWV545
バッハ:協奏曲ハ長調BWV595
ジョゼフ・コズマ(1905-1969):枯葉
ディジー・ガレスピー(1917-1993):チュニジアの夜
バッハ:パッサカリアとフーガ ト短調BWV582
ディック・コーマンス(1957-):ジョガー
バッハ:協奏曲 ニ短調BWV596
 われらの救い主なるイエス・キリストBWV666
バッハ(ニコラス・G・ゴドブー編):Bach to the Future
フルート・アロー !
ヴァンサン・ロジェ(リコーダー)
マリー=ローレンス・プリモー(リコーダー)
アレクサ・レイン=ライト(リコーダー)
キャロライン・トレンブレイ(リコーダー)

録音:2016年4月
モントリオールを拠点にするリコーダー・アンサンブル、フルート・アロー!(Flute Alors!)によるアルバム。カナダ唯一のプロ・リコーダー・アンサンブルとして、 様々なジャンルのアーティストと共演し、独自のレパートリーを広げています。このアルバムではバッハとジャズのスタンダード・ナンバーをリコーダー・カルテッ ト用にアレンジしています。バッハのオルガン曲のなかで最も有名な曲《トッカータとフーガ ニ短調BWV565》は、様々な楽器に編曲されており、リコーダー4 本を駆使してバッハの世界を表現しています。またフランク・シナトラが歌って有名になった「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン(私を月に連れてって)」やコズ マの「枯葉」、トランペット奏者のディジー・ガレスピーの十八番、「チュニジアの夜」などジャズ・スタンダードの名曲も多彩な編曲と卓越した4人のテクニック で聴かせてくれます。 (Ki)

Goodies
33CDR-3659(1CDR)
ミッシャ・エルマン・リサイタル
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調作品1-23
バッハ:G線上のアリア
サンマルティーニ(ナチェス編):パッサカリア
ヴィターリ(シャイエ編):シャコンヌ
ミッシャ・エルマン(Vn)
ジョゼフ・セイガー(P)

米 LONDON LL 1631(Mono)(英 DECCA LXT 5303 と同一録音)
(1956年10月15-18日ロンドン NW6デッカ・スタジオ録音)
ヴァイオリンを始め、オデッサの王立音楽学校に入学。その後ペテルブルグ音 楽院で名教授レオポルド・アウアー(1845-1930)に師事した。1904年にベルリ ンでデビュー。1905年にはロンドン、1908年にニューヨークのカーネギー・ホ ールでデビュー、聴衆を沸かせた。1911年に単身アメリカに移住、その後家族 を呼び寄せ1923年に市民権を得た。1921年に初来日、その後1937年、1955年に 来日した。エルマンは機械式録音時代からSPレコード時代にかけて米VICTOR の看板アーティストとして君臨した。これはエルマン65歳のモノLP録音であ る。往年の名ヴァイオリニストをハイファイ録音で捉えた貴重なもの。聴き手 を引きつける名手のヴァイオリンの魅力は十分に残っている。なおここに収録 のヴィタリの「シャコンヌ」はエルマンの初録音。 (グッディーズ)
Goodies
78CDR-3661(1CDR)
モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調 K.581 ベニー・グッドマン(Cl)
ブダペストSQ
ヨーゼフ・ロイスマン(第1Va)
アレクサンダー・シュナイダー(第2Vn)
ボリス・クロイト(Va)
ミッシャ・シュナイダー(Vc)]

米 VICTOR 1884/6, 1492(Set M-452)
(1938年4月25日ニューヨーク、Victor Records第2スタジオ録音)
ジャズ・クラリネットの王者ベニー・グッドマン(1909-1986)が初めてクラシッ ク音楽の録音した記念すべきレコード。ベニー・グッドマンはシカゴ生まれ。 クラリネットを習得し11歳でデビュー。1923年にコルネット奏者のビックス・ バイダーベックと共演、1925年にベン・ポラック楽団に入った。1928年にニュ ーヨークに移り、1932年に自身の楽団を結成し、NBC放送にレギュラー出演し 一躍スターになった。1938年1月にニューヨークのカーネギーホールで初のジャ ズ・コンサートを開き全米を沸かせた。この録音はその3カ月後に行われたも の。ブダペスト弦楽四重奏団との共演である。ブダペスト弦楽四重奏団は1917 年ブダペスト歌劇場のメンバーだった4人によって結成され、1967年に解散し た。1932年にリーダーがヨーゼフ・ロイスマン(1900-1974)になりアメリカを ベースに活躍し20世紀中期最高の四重奏団として君臨した。グッドマンは1956 年7月にモーツァルトのクラリネット協奏曲をシャルル・ミュンシュ指揮ボス トン交響楽団(RCA VICTOR LPM2073)と録音していた。
Goodies
78CDR-3662(1CDR)
モーツァルト:弦楽五重奏曲第5番ニ長調 K.593 ブダペストSQ
[ヨーゼフ・ロイスマン(第(Vn)
エドガー・オルテンベルク(第2Vn)
ボリス・クロイト(Va)
ミッシャ・シュナイダー(Vc)
ミルトン・カティムズ(第2Va]

英 COLUMBIA LX-1046/8(Mono)(米 COLUMBIA 72346/8Dと同一録音)
(1946年12月12日&1948年1月30日ニューヨーク、リーダークランツ・ホール録音)
ブダペスト弦楽四重奏団は1917年ブダペスト歌劇場のメンバーだった4人によっ て結成され、1967年に解散した。1932年にリーダーがヨーゼフ・ロイスマン (1900-1974)になりアメリカをベースに活躍し20世紀中期最高の四重奏団として 君臨した。第2ヴァイオリンのエドガー・オルテンベルク(在籍1944-1949)はア レクサンダー・シュナイダーが抜けた時期にメンバーを務めた。第2ヴィオラの ミルトン・カティムズ(1909-2006)はロシアとオーストリア=ハンガリー帝国出 身の両親の元にブルックリンに生まれ、コロンビア大学で教育を受けた。ヴィ オラはベルギー生まれのレオン・バージン(1900-1999)の指導をうけ、1943年 ウィリアム・プリムローズ(1903-1962)の後任としてNBC交響楽団の首席奏者と して入団し、またニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管弦楽団、ボスト ン交響楽団、ロンドン・フィル、クリーヴランド管弦楽団を指揮した。ブダペ スト弦楽四重奏団とは15年以上に渡って共演した。(グッディーズ)

Globe
GLO-5266(1CD)
エレガント・バスーン
テレマン:フルート,ヴァイオリン,ファゴットとチェンバロのためのソナタ ハ短調 TWV43:d3、ソナチネ第5番イ短調 TWV 41:a4
シュヴァルツコップ:3声のソナタ*
ティール:ソナタ第12番*
ファッシュ:4声のソナタ ニ長調 FaWV N:D1*
ティール:ソナタ第3番*
C.P.E.バッハ:3つのソナタ Wq 92
テレマン:食卓の音楽より4声のソナタ, TWV 43:d1
ティール:ソナタ第6番*
ドヴィエンヌ:フルートとファゴット・オブリガートを伴うチェンバロのためのソナタ*
コンチェルト・デラボルデ
ワウター・フェルスフーレン(バロック・Fg)
キャスリーン・クック(Cemb)、
ウィルベルト・ハーツェルツェット(トラヴェルソ)、
ケイト・クラーク(トラヴェルソ)、
アントワネット・ローマン(バロックVnン)、
ロバート・スミス(Vc、ヴィオラ・ダ・ガンバ

録音:2016年4月21日−23日、デルフト(オランダ)
*世界初録音
トン・コープマンが指揮する古楽器オーケストラ、アムステルダム・バロックOの首席ファゴット奏者ワウター・フェルスフーレンが奏でるバロック・バスーンのための世界初録音を含む作品集。アンサンブルのメンバーには、古楽大国オランダが誇る名手、ハーツェルツェットを中心としたアムステルダム・バロックOの名手達が参加しています。

Harp&Company
CD-5050-39(1CD)
イン・ザ・ライト・オヴ・ラヴェル
ラヴェル:序奏とアレグロ
グロロ:ポエム・シークレット(世界初録音)
メトカルフ:七重奏
ナトラ:Pour Nicanor(世界初録音)
ライサイト:フィリップ K.ディックへのトリビュート(世界初録音)
ラシェル・タリトマン(ハープ)
マルコス・フレニャーニ=マルティンス(Fl)、
ジャン=マルク・フェッサール(Cl)、
ダニエル・ルーベンシュタイン(Vn)、
ルホン・ウーク(Vn)、
ラファエル・オブリー(Va)、他
ハープのための貴重な室内楽曲集。フランスを代表する作曲家、モーリス・ラヴェルによる 「序奏とアレグロ」 はハープのための主要なレパートリーのひとつ。名女流ラシェル・タリトマンを中心としたメンバー等によるアンサンブルで贈ります。

Phaedra
PH-292034(1CD)
ピアノ三重奏のための無言歌集
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49
クララ・シューマン:ピアノ三重奏曲ト短調 Op.17
ロベルト・シューマン:幻想小曲集 Op.88
イ・ジョカトーリ・ピアノ三重奏団

録音:2016年3月6日−7日、ロシア
イン・フランダース・フィールズの第80集では、知られざるフランドルのピアノ三重奏曲を聴かせてくれたイ・ジョカトーリ・ピアノ三重奏団。無言歌集(言葉のない歌)と題された新たなアルバムでは、ロマン派のピアノ三重奏のための名曲、メンデルスゾーンとシューマン夫妻の作品を披露。

Cala
CACD-77021(1CD)
メキシカン・コネクション
オルティス:マンボ・ニノン
サーチッヒ:オール・アット・セヴンス・アンド・エイツ
クンツェ:センデロ・ナシエンテ
リフタ:水の秘密
チャペラ:スペクトラクス
マルケス(ハウィー編):ダンソン第6番 プエルト・カルバリオ
ヤング:ディス・アースリー・ラウンド
マルドナド:トレマー
ナイメ:ブレイン・フリーズ
カスターニョ:アンコール
HDデュオ〔マイケル・デューク(Sax)、
デイヴィッド・ハウィー(P)〕

録音:2015年12月10日、2016年2月18日−19日、シドニー音楽院
クラシックからジャズ、現代音楽まで精通するサクソフォン奏者のマイケル・デュークとピアニストのデイヴィッド・ハウィー。ともにシドニー音楽院で教鞭を執るオーストラリアのコンビ、HDデュオ。多くの新作委嘱も行っており、オーストラリア政府の協賛も得て製作されたこの「メキシカン・コネクション」では、メキシコとオーストラリアの作曲家たちがHDデュオのために書いた作品を収録。サクソフォンの新たなレパートリー開拓にもどうぞ。

CAvi
4260085-533718(1CD)
シューベルト:白鳥の歌D957(ヴィオラ編曲版)[第1曲愛の使い、第2曲兵士の予感、第3曲春の憧れ、第4曲セレナーデ、第7曲別れ、第8曲アトラス、第9曲君の肖像、第10曲漁師の娘、第11曲街、 第12曲海辺にて、第13曲影法師、第14曲鳩の便(D957a)]
ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタOp.147
パウリーネ・ザクセ(Va)
ラウマ・スクリデ(P)

録音:2016年6月、ベルリン
シューベルト最後の歌曲集「白鳥の歌」。この歌曲集はシューベルトが最晩年に書いたルートヴィヒ・レルシュタープとハインリッヒ・ハイネの詩による 13の歌曲集に、絶筆であった「鳩の便り」を加えて出版されたもの。“白鳥が死の間際に美しい歌を歌う”というヨーロッパの言い伝えから、最後の作品を「白 鳥の歌」ということがあります。このシューベルトの「白鳥の歌」は、比類なき美しさゆえ、さまざまな楽器に編曲されています。今回はベルリン放送交 響楽団首席ヴィオラ奏者パウリーネ・ザクセとラトヴィア出身のヴァイオリニスト、バイバ・スクリデの妹であるピアニストのラウマ・スクリデによるアルバ ム。音域的にも音色的にも、ヴィオラは人間の声に近いと言われており、包み込むような温かみのある音色は、歌詞はなくとも詩のメッセージを音楽と共 に語りかけているような、ザクセの演奏は、深く心に訴えかけます。またカップリングには、ショスタコーヴィッチの遺作(=白鳥の歌)となったヴィオラ・ ソナタが収録されています。 (Ki)

TYXart
TXA-16077(1CD)
ドレーゼケ:室内楽作品集
フェリックス・ドレーゼケ(1835-1913):ホルン,ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロとピアノのための五重奏曲 変ロ長調Op.48
ホルンとピアノのためのロマンス.ヘ長調Op.32
ホルンとピアノのためのアダージョ.イ短調Op.31
クラリネットとピアノのためのソナタ 変ロ長調Op.38
パスカル・モラゲス(Cl)
エルヴェ・ジュラン(Hrn)
リサ・シャッツマン(Vn)
マリー・シレム(Va)
ダヴィット・ピア(Vc)
オリヴァー・トレンドゥル(P)

録音:2015年6月レーゲンスブルク
ブラームスと同時代に生まれたフェリックス・ドレーゼケ。ワイマールで<ローエングリン>を聴き、その音楽に魅了され、オペラ作曲家への道を志しま した。リストにもその才能を認められ、新ドイツ楽派の熱心な支持者となります。しかし、これらの時期の作品で成功を収めることはできず、1862年に 新天地を求めてスイスに移住します。教師として生計を立てるかたわら、交響曲や宗教曲などの作品を生み出しました。しかし、スイスでの生活も苦しくなり、 1876年にドイツに戻り、若いころから徐々に低下していた聴力も失いかけていましたが、ドレスデン音楽院で教授の職を得て、晩年はドレスデンで過ごし ました。スイス時代に変化した作曲技法は、習熟した対位法が反映され、室内楽作品は古典的形式で描かれています。本アルバムに収録されているホル ン五重奏曲Op.48は、1888年に作曲。独特の複雑な構造をもつかたわら、華やかなさも併せ持つ、交響曲的な響きが魅力。この時期、室内楽作品に おいて豊かな才能を発揮したドレーゼケは、難易度の高い管楽器ソロを含んだ洗練された数々の作品を残しています。 (Ki)

Alba
ABCD-401(1CD)
『川を渡る』
ユハニ・ヌオルヴァラ(1961-):ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソロ(2008)
メシアン(1908-1992):キリストの昇天(1934)(オルガンのための)
オッリ・コルテカンガス(1955-):奉献唱(2012)(ヴィオラ・ダ・ガンバのための)
コルテカンガス:5つの川を渡る(2008)(オルガンとヴィオラ・ダ・ガンバのための)【アケローン/コキュートス/プレゲトーン/レーテー/ステュクス】
ヴァルプ・ハーヴィスト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
カリ・ヴオラ(Org)[中央ポリ教会(フィンランド)のパッシェン・キール・オルガン(2007年)]

録音:2013年10月7日?8日 中央ポリ教会(ポリ、フィンランド)
ブラームス(ABCD121)、レーガー(ABCD175)、J・S・バッハ(ABCD209)の作品を録音したフィンランドのオルガニスト、カリ・ヴオラの新作。 フィンランドのヴィオールとチェロの奏者、ヴァルプ・ハーヴィストと共演、ヴィオラ・ダ・ガンバとオルガンのソロとデュオの作品を演奏しています。メシ アンの《キリストの昇天》とともにメイン・プログラムに組まれた《5つの川を渡る》は、フィンランドのコルテカンガスが、パライネン・オルガンフェスティ ヴァルの委嘱により作曲した作品。《オリヴィエ・メシアンへのオマージュ》の副題をもち、オルガンとヴィオラ・ダ・ガンバのためのデュオ曲として書かれ ています。ギリシャ神話の冥界ハーデースを囲む5つの川 −−「悲嘆の川」アケローンとコキュートス、「火の川」プレゲトーン、「忘却の川」レーテー、 死者の魂を冥界へ渡すステュクス−−の名をもつ5つの楽章で構成。具体的なプログラムではなく「川とその川を渡る印象」を表現したという音楽です。 コルテカンガスのヴィオラ・ダ・ガンバのソロ曲《奉献唱》は、ラップランドのヘタ音楽祭の委嘱作。ラエスタジアス派の復活祭の賛美歌に基づいて作曲 されています。ユハニ・ヌオルヴァラの《ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソロ》は、純正律の楽器のための独奏曲。瞑想に始まり、勢いのついたあと、静 穏に終わる。ヴィオール奏者、ルオラヤン=ミッコラの委嘱で作曲されました。録音セッションは、前作『喜びと悲しみの賛美歌』(ABCD362)と同じ、 ポリの中央ポリ教会で行われました。クルト・ルーダースがフランスのロマンティック・オルガンの伝統に基づき設計、キールのパッシェン・キール・オル ガン工房が制作した楽器の設置された教会です。 (Ki)

2L
2L-130SABD
(Bluray Disc Audio
+ SACD Hybrid)

盗み
グリーグ:組曲《ホルベアの時代から》 Op.40  
山田耕筰:琴〜レント・モルト・アファット・センプリーチェ、赤とんぼ、野薔薇
ショスタコーヴィチ:3つの幻想的舞曲 Op.5
『ハルダンゲルの旋律』名誉ある出迎え〜序奏(アントンセン/プラッゲ)、名誉ある出迎え(トヴァイト)、花嫁の飲み物(アントンセン/プラッゲ)、スターヴ教会の歌(トヴァイト)、神の善行と神の偉大さ(アントンセン/プラッゲ)
カール・ニールセン:6つのユモレスク=バガテルFS22(Op.11)
オ ーレ・エドヴァルド・アントンセン(Tp、コルネット、ピッコロ・トラン ペット)
ヴォルフガング・プラッゲ(P)

録音:2012年1月、8月 ソフィエンベルグ教会(オスロ)(グリーグ、山田耕筰、ショスタコーヴィチ)、2013年9月 ヤール教会(ベールム、アーケシュフース)(トヴァイト、ニルセン)
アントンセン(1962-)のトランペットと、作曲家でもあるヴォルフガング・プラッゲ(1960-)のピアノによるデュオ・アルバム。タイトルの“Furatus”はラテン語で「盗み」。ヴィヴァルディの曲を「借用」して協奏曲に作ったJ・S・バッハに倣い、「先達の作曲家たち」の作品をトランペットとピアノという「自分たちの楽器」のために編曲、あるいは作り替え、新たな角度から楽しんでもらおうという企画です。エドヴァルド・グリーグの組曲《ホルベアの時代から》(ホルベルグ組曲)は、ノルウェーの劇作家、デンマークで活躍したホルベアの生きた「バロック期」の音楽に「グリーグの今」を重ね、ピアノのために作曲、弦楽オーケストラの版でも親しまれている作品です。〈前奏曲〉〈サラバンド〉〈ガヴォット〉〈アリア〉〈リゴドン〉の5曲。山田耕筰の3つの「歌」は、アントンセンとプラッゲがかつて、作曲者の娘さんの招待で日本を訪れ、演奏した作品です。ショスタコーヴィチが「政治的な意味なし」に作曲したピアノ曲《3つの幻想的舞曲》−−〈マーチ〉〈ワルツ〉〈ポルカ〉。カール・ニルセンが「ほとんどモーツァルト風の軽さ」で書いた《6つのユモレスク=バガテル》−−〈やあ!やあ!〉〈うなりごま)〉〈小さなスローワルツ〉〈踊り人形〉〈人形のマーチ〉〈オルゴール〉。グリーグを継ぐ世代のひとり、ガイル・トヴァイトGeirrTveitt(1908-1981)は、ハルダンゲル高原の農場に住み、作曲家、ピアニスト、民謡の研究家として活躍しました。『ハルダンゲルの旋律』は、トヴァイトが民謡を素材に作曲した《ハルダンゲルの100の旋律》から、「自由な」編曲による〈名誉ある出迎え−序奏〉〈花嫁の飲み物〉〈神の善行と神の偉大さ〉とオリジナルに沿って編曲した〈名誉ある出迎え〉〈スターヴ教会の歌〉を組み合わせた作品です。
5.1 DTS-HD MA, 9.1 Auro-3D, Dolby Atoms と 2.0 LPCM の音声を収録した Pure Audio Blu-ray ディスクと、SACD ハイブリッドディスクをセッ トにしたアルバムです。Pure Audio Blu-ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。SACD ハイブリッドディスクは通常のCDプレー ヤーでも再生できますが、Pure Au-dio Blu-ray ディスクは Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応のPCをお使いください。
2L
2L-132SABD
(Bluray Disc Audio
+ SACD Hybrid)

『光に向かって』
アントニオ・ビバロ(1922-2008):ピアノソナタ第2番《夜》
ダーヴィド・ブラトリ(1972-):光に向かって I
リスト:オーベルマンの谷
ダーヴィド・ブラトリ(1972-):光に向かって II
メシアン:幼子イエスにそそぐ20のまなざし − 第10曲〈喜びの精霊のまなざし〉
ダーヴィド・ブラトリ(1972-):光に向かって III
メシアン:幼子イエスにそそぐ20のまなざし − 第1曲〈父なる神のまなざし〉
イェンス・ハーラル・ブラトリ(P)
ダーヴィド・ブラトリ(エレクトロアクースティックス)

録音:2016年1月 ソフィエンベルグ教会(オスロ)
ソリストとして、オスロ三重奏団のピアニストとして、オスロの国立音楽アカデミーの教授として、ノルウェー音楽の中心で活躍してきたピアニスト、イェ ンス・ハーラル・ブラトリ(1948-)の新しいアルバム『光に向かって』。「光と闇」がテーマ。「人生にはすばらしく多様なひろがりがあり、光とともに闇 をもたらす……闇のあとに戻る光は、いっそう眩い…」。テーマに沿って選ばれた作品は、イタリア生まれ、イプセンの戯曲によるオペラ《幽霊》などの作 品で知られるノルウェーの作曲家アントニオ・ビバロが内面の苦悩を探ったとされるピアノソナタ《夜》。リストの《巡礼の年 第1年 スイス》の一曲、エティ エンヌ・ド・セナンクールの「苦悩と彷徨」の小説からインスピレーションを得たという〈オーベルマンの谷〉。メシアンの《幼子イエスにそそぐ20のま なざし》から彼の「眩しいほどの多彩の音楽」を代表する〈喜びの精霊のまなざし〉と〈父なる神のまなざし〉。この4つの作品を、イェンス・ハーラル の子、表現的で詩的な作風の音楽を発表する作曲家ダーヴィド・ブラトリ(1972-)のエレクトロニクス作品《光に向かって》でつなぐ構成がとられてい ます。2016年1月、オスロのソフィエンベルグ教会で、照明を抑え、録音セッションが行われました。
5.1 DTS-HD MA, 9.1 Auro-3D, Dolby Atoms と 2.0 LPCM の音声を収録した Pure Audio Blu-ray ディスクと、SACD ハイブリッドディスクをセッ トにしたアルバムです。Pure Audio Blu-ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。SACD ハイブリッドディスクは通常のCDプレー ヤーでも再生できますが、Pure Au-dio Blu-ray ディスクは Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応のPCをお使いください。

Acte Prealable
AP-0360(1CD)
アウグスト・ドゥラノフスキ(1770-1834):ヴァイオリンと第2ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロの為の幻想曲 Op.11*
ピアノの為の幻想曲 Op.9**
ヴァイオリン協奏曲 Op.8+
3つの主題によるヴァイオリンとチェロの為の変奏曲 Op.4#
パヴェウ・ヴァイラク(Vn(*/#))
アンゲリナ・キェロンスカ(Vn)*
カロリナ・スタショフスカ(Va)*
アンナ・ポトコシチェルナ=チシ(Vc(*/#))
エヴェリナ・パノハ(P)**
タルヌフ室内O+
ピョトル・ヴァイラク(指)

録音:2016年4月26日(*/**)、2015年6月25日+、2015年10月3日#、 クシュシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター、ザクリチン、ポーランド
アウグスト・ドゥラノフスキはフランスで活躍したポーランドのヴァイオリニスト・作曲家。パリでヴィオッティにヴァイオリンを師事。当代随一のヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストとして一世を風靡し、あのパガニーニも彼の秘技を取り入れたと言われています。
Acte Prealable
AP-0362(1CD)
ルネ・ド・ボワデッフル(1838-1906):ヴァイオリンとピアノの為の作品集 Vol.1
ピアノとヴァイオリンの為のソナタ第2番 Op.50
オリエンタル組曲(Vnとピアノの為の)Op.42
詩的組曲(Vnとピアノの為の)Op.19
ヴァイオリンとピアノの為の2つの牧歌 Op.75
デヤン・ボグダノヴィチ(Vn)
ヤクプ・トホジェフスキ(P)

録音:2016年2月17日、ブローアウトスタジオ、トレヴィーゾ、イタリア
忘れられたフランス・ロマン派の作曲家ルネ・ド・ボワデッフル。作風は器楽曲ではサン=サーンスとラロ、声楽曲ではグノーとマスネに追随していたと言われています。セルビアのヴァイオリニストとポーランドのピアニストによる演奏。ボワデッフルの再評価につながる一枚になることでしょう。
Acte Prealable
AP-0366(1CD)
エミル・ピエール・ラテーズ(1851-1934):フルート、ヴィオラ、ピアノの為の作品集
ピアノとヴィオラの為のソナタ Op.18+
奇想ワルツ(フルート,ヴィオラとピアノの為の二重奏曲)Op.13(*/+)
フルートとピアノの為の2つの楽曲 Op.42*
フルートとピアノの為の間奏曲 Op.50*
フルートとピアノの為のソナティネ Op.61*
アイギパン(ピアノの為の)Op.72
イベリア幻想曲(ヴィオラとピアノの為の)Op.51+
日本趣味(ヴィオラとピアノの為の)Op.57+
ヴィオラとピアノの為のロマン的楽曲 Op.70+
エヴァ・ムラフスカ(Fl)*
マルチン・ムラフスキ(Va)+
ハンナ・ホレスカ(P)

録音:2016年6月14、18-19日、I・J・パデレフスキ音楽アカデミー、ポズナン、ポーランド
エミル・ピエール・ラテーズはフランスのブザンソンに生まれパリ音楽院でマスネ他に師事した作曲家。1891年パリ音楽院リール分院長に就任。室内楽作品を数多く書きました。
Acte Prealable
AP-0375(1CD)
パッサカリアスヴィオラの為のパッサカリア集
フランツ・ビーバー(1644-1704):ヴィオラの為のパッサカリア(1674)*
ヨハン・ハルヴォルセン(1864-1935):ヴァイオリンとヴィオラの為のパッサカリア(1893)(#/+)
ヒンデミット:パッサカリアの形式とテンポで(ヴィオラの為の;1919)+
レベッカ・クラーク(1886-1979):古いイングランドの旋律によるパッサカリア(ヴィオラとピアノの為の;1941)(*/**)
アルフレッド・ポション(1878-1959):ヴィオラの為のパッサカリア(1942)*
ゴードン・ジェイコブ(1895-1984):ヴァイオリンとヴィオラの為の前奏曲、パッサカリアとフーガ
(1948)(#/+)
パヴェウ・ミハウォフスキ(1990-):ヴィオラの為のパッサカリア子守歌(2016)*
サミュエル・ビッソン(1984-):ヴィオラとループの為のパッサカリア(2007/2015)*
マルチン・ムラフスキ(Va)*
カミル・バプカ(Va)+
ヤクブ・グトフスキ(Vn#)
ハンナ・ホレスカ(P)**

録音:2015年12月18、20日、2016年4月30-31日、I・J・パデレフスキ音楽アカデミー、ポズナ
ン、ポーランド
パッサカリア形式で書かれたヴィオラの為の作品をほぼ年代順に収めたアルバム。ゴードン・ジェイコブはイギリス、パヴェウ・ミハウォフスキはポーランドの作曲家。アルフレッド・ポションはスイスのヴァイオリン奏者・作曲家。サミュエル・ビッソンはカナダのチェロ奏者・作曲家。

Audite
AU-97725(1CD)
サラプティア・ブラス
モンテヴェルディ:歌劇『オルフェオ』より「トッカータ」
ガブリエリ:『サクレ・シンフォニエ』より「Sonata Pian e Forte」 C175
ガーシュウィン(Boris Netsvetaev編):歌劇『ポーギーとベス』より「サマータイム」
ガブリエリ:『サクレ・シンフォニエ』より「Canzon primi toni」 C170
黒人霊歌(Boris Netsvetaev編):「Sometimes I feel like a motherless child」
武満徹:「シグナルズ・フロム・ヘヴン」
ガブリエリ:『サクレ・シンフォニエ』より「Canzon noni toni」 C173
黒人霊歌(Boris Netsvetaev編):「Nobody Knows the Trouble I’ve Seen」
ガブリエリ:『サクレ・シンフォニエ』より「Canzon septimi toni」 C172
デューク・エリントン(Boris Netsvetaev編):『Sacred Concerto No.1』より「Come Sunday」
ガブリエリ:『カンツォーナ集』より「La Spiritata」 C186
黒人霊歌(Peter Dorpinghaus編):「Swing Low」*
サラプティア・ブラス
イェルン・ベルヴァルツ(Tp、ヴォーカル)
ジュリアン・ワッサーファー(フリューゲルホルン)*

録音:2016年6月26-28日
ドイツ国立ユースオーケストラの仲間たちで結成された、若きブラス・アンサンブル「サラプティア・ブラス」によるアルバムです。金管合奏の原点とも 言うべきガブリエリの楽曲を点々と配置し、武満、ガーシュウィン、黒人霊歌などとエコーさせる不思議な構成。楽器の音色が十二分に生かされた、様々な 曲調の音楽を楽しめます。 メルニコフと共にショスタコーヴィチのピアノ協奏曲を録音している名手イェルン・ベルヴァルツも参加しており、トランペットとヴォーカルの二役をこな すという離れ業を見せます。また黒人霊歌ではジャズ畑のトランペッター、ジュリアン・ワッサーファーのたまらないソロが登場します。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4211(1CD)
ヴィオラ・ソナタ集
マルティヌー:ヴィオラ・ソナタ H355(1955)
フサ:ヴィオラ・ソナタ Op.5(1945)
カラビス:ヴィオラ・ソナタ Op.84(1997)*
フェルド:ヴィオラ・ソナタ(1955)*
クリスティーナ・フィアロヴァ(Va)
イゴール・アルダシェフ(P)

録音:2016年4月9-10日、5月1日/プラハ
*=世界初録音
女流ヴィオラ奏者クリスティーナ・フィアロヴァのスプラフォン・デビュー盤。ほのかに暗くかつ美しいヴィオラの音色を生かした、淡く微妙な表現力が 問われる20世紀チェコのソナタ集です。晩年のマルティヌーが書いたソナタは朗々とした低音の響きで始まりますが、曲調としては物憂げな表情で郷愁 を誘う音楽。またほぼ知られていない残りの3作のソナタからも同様の香りが感じられます。いずれも独特な和声感を持ち、先の読めない美しさ。楽器 の個性にも改めて気付かされる1枚です。

GALLO
GALLO-1487(1CD)
ピッコロ・クラリネットのための室内楽作品集
(1)ルイジ・バッシ(1833-71):ベッリーニの歌劇「夢遊病の女」の主題による協奏的大二重奏曲
(2)ルイジ=マリア・ヴィヴィアーニ:(?-1856):バレエ「イル・ファウスト」より“ソロ”
(3)ジャコモ・パニッツァ(1803-1860):若い恋人たち
(4)ジュゼッペ・ペッシーナ(1836-1904):ナイチンゲール
(5)ジュゼッペ・カペッリ(19 世紀):ヴェルディの歌劇「デュオ・フォスカリ」幻想曲
(6)アミルカレ・ポンキエッリ(1834-1886):四重奏曲
Op.110
(7)ジュール・ピレヴェストレ(1837-1903):反逆の天使たち
ルイジ・マジストレッリ(Cl)
(7)ラウラ・マギストレッリ(Cl、B 管)
(6)セルジオ・デル・マストロ(Cl、B管)
(4)エレナ・チェッコーニ(ピッコロFl)
(3)フラヴィオ・アルツィアーティ(ピッコロFl)、
(6)マルコ・ゾーニ(Fl)、
(5)クラウディア・ブラッコ(P)、
(4)(7)マリーナ・デグルノチェンティ(P)
(2)セルジオ・デル・マストロ(P)
(6)リッカルド・カラメッラ(P)
(1)フセボロド・ドヴォルキン(P)
(6)ジャンフランコ・ボルトラート(Ob)

録音:1996年〜2015年
変ホ調(Es 管)とニ調(D 管)のピッコロ・クラリネットのための室内楽作品集。19 世紀の珍し い作品が集められており、バッシとポンキエッリ以外の作品は世界初録音。
GALLO
GALLO-1488(1CD)
モーツァルト:オルガンとクラリネット五重奏のための編曲集
モーツァルト(ファジアーニ編):アンダンテ K.467〜オルガンと5 本のクラリネット
モーツァルト(ファジアーニ編):アダージョとアレグロK.594〜オルガンと5 本のクラリネット
モーツァルト(ファジアーニ編):アンダンテ K.616〜5 本のクラリネット
モーツァルト(ファジアーニ編):アンダンテ K.421〜オルガン
モーツァルト:フーガK.454〜オルガン
 グラスハーモニカのためのアダージョK.356/617a〜オルガン
モーツァルト(スターク編):アンダンテ K.515〜5 本のクラリネット
モーツァルト(スターク編):アダージョ・ノン・トロッポK.516〜5 本のクラリネット
モーツァルト(ファジアーニ編):“グラン・パルティータ”からロンドK.361〜5 本のクラリネット
スターク・アンサンブル:
【ルイジ・マジストレッリ(Cl)、
ラウラ・マジストレッリ(Cl)、
カルロ・デラックア(バセット・ホルン)、
レモ・ピエリ(バセット・ホルン)、
ファウスト・サレディ(バスCl)】
エウジェニオ・マリア・ファジアーニ(Org)

録音:2016年6月ギサルバ・パリッシュ教会,イタリア
オルガンとクラリネット・アンサンブルによるモーツァルト編曲集という珍しいアルバム。クラリ ネットの浮遊感のある音色とオルガンの音色が重なり合うと、ミュゼットのような可愛らしい雰囲 気満載の一味違うモーツァルトの名曲が味わえます。
GALLO
GALLO-1463(1CD)
ジュネーヴに縁のある作曲家の作品集
ジャン・ヴィネ(1893-1960):四重奏曲
ピエール・ヴィスメール(1915-92):弦楽四重奏曲第2 番
アンリ・ガニュバン(1886-1977):四重奏曲変ホ長調「ディヴェルティメント」
ベルナール・シューレ(1909-96):弦楽四重奏曲「ロマンティックな祝祭」Op.149
ベルナール・レイシェル(1901-92):3 つの前奏曲とリチェルカーレ
ジュネーヴQ
【フランソワ・パイエ=ラボンヌ(Vn)
シドニー・ボウガモン(Vn)、
エマニュエル・モレル(Va)、
アンドレ・ワンダース(Vc)】

録音:2015年10月エルネスト・ア
ンセルメ・スタジオ,ジュネーヴ
スイス・ロマンド管のメンバーで結成されたジュネーヴ四重奏団による、スイスのジュネーヴに縁 のある作曲家の弦楽四重奏曲作品を集めたアルバム。スイスが誇る素晴らしい音楽の遺産をよみ がえらせています。

LAWO Classics
LWC-1118(1CD)
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリンソナタ第2番ニ長調 Op.94
5つのメロディ Op.35
ヴァイオリンソナタ第1番ヘ短調 Op.80
エリセ・ボートネス(Vn)、
ホーヴァル・ギムセ(P)

録音:2014年12月18日−20日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)
オスロ・フィルの第1コンサートマスターを務めるノルウェーの女流ヴァイオリニスト、エリセ・ボートネス。ノルウェーの伝統的スタイルのピアニストとして第一に名前が挙げられ、ソロと室内楽のコンサートやフェスティヴァルへの出演で忙しいホーヴァル・ギムセとの共演によるプロコフィエフのソナタ集が登場。
LAWO Classics
LWC-1117(1CD)
シェティル・ヴォスレフ:室内楽作品集 Vol.3
インヴェンション I〜III(ヴァイオリンとピアノのための)
Kvartoni(ソプラノ、リコーダー、ギターとピアノのための)
ベル・カント(ヴァイオリンとピアノのための)
教会デュオ(ギターとオルガンのための)
六重奏曲 「ポスト」(フルート、クラリネット、ホルン、ヴァイオリン、ピアノとギターのための)
リカルド・オドリオソーラ(Vn)、
アイナル・ロッティンゲン(P)、
ヒルデ・ハーラルセン・スヴェーン(S)、
フローデ・トゥーシェン(リコーダー)、
スタイン=エーリク・オールセン(G)、
エギル・ハウグラン(G)、
カシュタイン・アスケラン(Org)、
グロー・サンヴィーク(Fl)、
ディエゴ・ルッケージ(Cl)、
アイリーン・シャノン(Hrn)

録音:2014年6月18日−21日、グリーグ・アカデミー、グンナル・セーヴィグ・ホール(ベルゲン)&2014年1月11日−12日、聖ヨハネ教会(ベルゲン)(教会デュオ)
ベルゲン在住の作曲家シェティル・ヴォスレフは、父ハーラル・セーヴェルーの家「シーリューストル」を本拠に、多才で多作、「教義」にとらわれることなく作曲活動をつづけています。彼の室内楽作品38曲をリカルド・オドリオソーラとアイナル・ロッティンゲンを中心とするベルゲンの音楽家たちが演奏するシリーズ。ヴァイオリンとピアノのための作品が2曲。「モーツァルトの亡霊」と「ガラス瓶がバスの床を転がり、ついにはステップを落ちていく」3つの「インヴェンション」と、調子のいいメロディの「ベルカント」。1647年に「郵便システム」として創設されたノルウェー・ポストの委嘱による六重奏曲。「ギターとオルガン」に「ダビデとゴリアト」がイメージされた「教会デュオ」。「四重奏」「四度の音程」「(リコーダーの)四分音」の「4」に関係する曲名の「Kvartoni」は、ベルゲン音楽院の「個性的な」学生たちが演奏することを念頭に書かれた作品です。

LAWO Classics
LWC-1115(1CD)
アクシオム〜スカンジナヴィアの若い作曲家による新しい音楽
ユーハン・スヴェンソン(b.1983):Shiver
リサ・ストレイク(b.1985):Papirosn
オイヴィン・メラン(b.1985):tude ralentissante
マッティン・ラーネ・バウク(b.1988):Misantropi IIIb
アクシオム〔リネッタ・テイラー・ハンセン(Fl)、フレードリク・ブランストルプ・オールセン(サクソフォーン)、ヘンリク・ムンケビュー・ノシュテボー(トロンボーン)、アンデシュ・クレーグネス・ハンセン(打楽器)、ヨーナス・カムビエン(P)、オーレ・マッティン・フーセル=オールセン(ギター、バロックギター)、ヴィルデ・サンヴェ・アルネス(Vn)、イーヴァン・ヴァレンティン・ホルルプ・ロアール(Vc)、クリスチャン・メオース・スヴェンセン(Cb)、カイ・グリンデ・ミュラン(指)〕

録音:2015年8月11日−14日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)
「アクシオム(Aksiom)」(公理、自明の理)は、作曲家で指揮者のカイ・グリンデ・ミュラン(b.1987)が2010年に創設した「若い音楽家」のアンサンブル。現代音楽、とりわけ北欧の新しい作品と即興音楽を中心に演奏活動を行っています。デビューアルバム「アクシオム」では、スウェーデンとノルウェーの若き作曲家の作品を2曲ずつ演奏しています。


TOKYO FM
TFMC-0047(2CD)
アンドレ・ナヴァラ〜ライヴ・イン・東京
ボッケリーニ:チェロ・ソナタ ト長調 G.5
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99
ドヴォルザーク:チェロとピアノのためのロンド Op.94
ポッパー:マズルカ Op.11-3
ラヴェル:ガブリエル・フォーレの名による子守歌
アンドレ・ナヴァラ(Vc)
岩崎 淑(P)

録音:1980年3月21日/日本都市センターホール(ステレオ)
日本語帯・解説付
初CD化となる貴重音源!フルニエ、ジャンドロン、トルトゥリエらと並び20世紀フランスを代表するチェリストの一人であるアンドレ?ナヴァラ (1911-1988)の、1980年来日ライヴ録音です。ロマンティックで詞的な表現力を持ちながらも、スケール大きなボウイングで豊かな音楽をたっぷり と聴かせるその演奏はまさに巨匠芸の極み。シュタルケル、トルトゥリエ、ギトリスといった世界の名手と共演している岩崎淑のピアノも格調高く、素晴ら しいアンサンブルがお聴き頂けます。『アルペジョーネ』やブラームスのソナタなどのロマン派の大曲を中心とした、チェロの醍醐味満載のプログラムをお 楽しみください。また解説書も読みごたえあり。碩学のチェリスト、懸田貴嗣(かけた・たかし)氏による「アンドレ? ナヴァラの生涯」「アンドレ? ナヴァ ラ ディスコグラフィー」「楽曲について(曲目解説)」を収録しています。 (Ki)


H.M.F
HMSA-0029(2SACD)
シングルレイヤー
日本独自企画
税込定価
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
モーツァルトの『魔笛』の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 op.66
チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調op.5-1
チェロ・ソナタ第2番 ト短調 op.5-2
ヘンデルの『ユダ・マカベア』の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調WoO.45
チェロ・ソナタ第3番 イ長調 op.69
モーツァルトの『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO.46
チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 op.102-1
チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 op.102-2
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)
アレクサンドル・メルニ コフ(P)

録音:2013年10&12月
日本語帯・解説付
第52回「レコード・アカデミー賞」大賞銅賞受賞盤。人気、実力とも当代ナンバーワンのジャン=ギアン・ケラスが、チェリストにとって「最も重要な作曲家」と位置づける、楽聖ベートーヴェンのソナタ5曲と人気オペラの主題の変奏曲3曲を相性抜群のピアニスト、アレクサンドル・メルニコフと録音。ケラスとメルニコフ両者の、透明感と密度の高さ、精確性を兼ね備えた音質が非常に美しく、1ミリの狂いもないアンサンブルで、ベートーヴェンの世界を自在に駆け巡る快心の出来栄え。今回のSACD化にあたって、ハルモニア・ムンディ・フランス提供のオリジナル・マスター(96kHz/24bit)を使用。チェロとピアノの距離感が密接で、ケラスの流れるように美しい音色、そしてピアノの明瞭な響きを余すことなく収録。ふたつの楽器の絶妙な掛け合いをより一層鮮明に聴くことができます。またキング関口台スタジオで行ったDSDマスタリングの際には、オーディオ評論家の角田郁雄氏が技術監修にあたり、高音質化を図りました。 (Ki)
<SACD化にあたって使用した主な機材>
D/Aコンバーター : dCS954
A/Dコンバーター : MERGING Horus
録音システム : MERGING Pyramix
DSDマスタリング/編集・システム : SADiE DSD8
クロックジェネレーター : Antelope Audio Trinity
高精度・超低近傍位相ノイズ 10MHzクロックジェネレーター :スフォルツァート PMC-01
インターコネクトケーブル : NORDOST Valhalla 2

HUNGAROTON
HCD-32766(1CD)
ヨーゼフ・ランナーとシューベルト
ヨーゼフ・ランナー(1801-1843):饗宴ポロネーズ Op.135(アレクサンダー・ヴァイマン編曲による弦楽四重奏版)
シュタイアー風舞曲 Op.165(アレクサンダー・ヴァイマン編曲による弦楽四重奏版)
求婚者たち Op.103(アレクサンダー・ヴァイマン編曲による弦楽四重奏版)
2つの楽章
シューベルト:イタリア風序曲 ニ長調 D.591(弦楽四重奏版)
36のオリジナル舞曲 Op.9 D.365より抜粋(ガボール・シェルメツイによる弦楽四重奏版)
楽興の時 Op.94 D.780より第3番 ヘ短調(アルフレート・プフォルトナーによる弦楽四重奏版)
音楽に寄せて Op.88 No.4 D.547(シェルメツイによる弦楽四重奏版)*
ランナーQ
エリカ・ミクローシャ(S)

録音:2015年4月20-22日ウィーン・コンツェルトハウス・スタジオ(オーストリア)
このディスクはウィンナ・ワルツの初期の作曲家の一人、ヨーゼフ・ランナーとシューベルトの作品がおさめられました。ランナーはM.パーマーの楽団 で J.シュトラウス1 世とともにヴァイオリンを弾いていましたが、やがて自身の楽団を作りました。その楽団のヴァイオリニストであったJ.シュトラウス1 世もまもなく独立の楽団を作り、ランナーに対抗して “ワルツ合戦” をくりひろげました。当ディスクに収録された作品はランナーの代表作で、当時の華 麗な舞踏会を思わせる作品が並びます。 (Ki)
HUNGAROTON
HCD-32767(1CD)
シューベルト(ゴールウェイ編曲):アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821(フルート版)
ライネッケ:フルート・ソナタ ホ短調 Op.167水の精」*
フランク(グラーフ編曲):ヴァイオリン・ソナタ イ長調(フルート版)*
ノエーミ・ジェーリ(Fl)
カタリン・シーラグ(P)

録音:2014年4月15日、2015年9月7-10日*
故ゾルターン・コチシュも認めた逸材、フルート奏者のノエーミ・ジェーリが、ジェームズ・ゴールウェイが編曲したアルペジョーネ・ソナタを録音しました! 威厳に満ちたチェロの音色とは異なる、軽やかで透き通るようなフルートの音色が意外にもマッチしており、アルペジョーネの新たな魅力に気付かされます。 次に収録のライネッケのフルート・ソナタ「水の精」は、フリードリヒ・フーケの同名の戯曲に着想を得て作曲した4楽章構成の作品です。最後に収 録されたフランクのソナタは言わずと知れたフランクの代表作。ジャーリの温かい音色でフランクの傑作に挑みます。 (Ki)

OEHMS
OC-1867(1CD)
NX-B03
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78
(使用楽器・・・1808年ニコラス・リュポー製)
 ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100(1886)
(使用楽器・・・1721年ストラディヴァリ製)
 ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
(使用楽器・・・2009年マルティン・シュレスケ製)
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調Op.105〜第2楽章
インゴルフ・トゥルバン(Vn)
ガブリエレ・ザイデル=ヘル(P)

録音:2016年4月13日
1964年ミュンヘンに生まれ、チェリビダッケに見い出され20歳台の若さでミュンヘン・フィルのコンサートマスターに就任。1988年までその地位にあった名手インゴルフ・トゥルバン。このブラームスのソナタ集は、彼の演奏活動30周年を記念して録音されたアルバムで、これまでパガニーニやタルティーニなどのイタリア物や、シュポア、ヤルナッハなどの秘曲を中心に録音してきたトゥルバンにとっては、新たな挑戦であり、独自の個性と真価が発揮するまたとない機会になっています。このライヴでトゥルバンは、曲の個性にふさわしい三挺の楽器を用意。第1番では「内省的で落ち着いた音色」、第2番では「女性的で軽い響き」、第3番では「劇的で現実的な音」と、トゥルバンが要求する音色を紡ぎ出す楽器の音色にも注目してください。

Edition Taschen phil.
ETP-001(1CD)
NX-B03
ペーター・シュタンゲル(1964-):作品集2006-2015
リリス協奏曲
ドリブル協奏曲
下界の建物からの死せるキリストの話「神は存在しない」
喜歌劇「キャバレー・ヴォルテール」より組曲
チェンバロ協奏曲「春の辻馬車」
マイク・ティクナー(Vn)
ヘンリー・ローダレス(Vn)
ドミニク・ウィルゲンブス(ナレーター)
ヤコポ・サルヴァトーリ(ハープシコード)
タッシェン・フィルハーモニー
ペーター・シュタンゲル(指)

録音:2008-2015年
難解な響きの中に、ユーモラスな音の遊びが感じられる作品集。中でも、現代に甦った強力な音を発するハープシコードを独奏に据えた「春の辻馬車」は必聴です。シュタンゲルの求める音が集約された作品です。

Solo Musica
SM-241(1CD)
NX-B03
RUSSIAN TREASURES
アントン・フェルディナンド・ティッツ(1742-1810):弦楽四重奏曲第3番イ短調(1800頃)
グラズノフ:5つのノヴェレッテOp.15(1881)
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番ニ長調Op.11(1871)
カザルSQ
[フェリックス・フロシュハンマー(第1Vn)
レイチェル・シュペート(第2Vn)
マルクス・フレック(Va)
アンドレアス・フレック(Vc)]

録音:2015年12月7-10日
ドイツに生まれ、1771年にサンクトペテルブルクに赴きエカテリーナ大帝の宮廷に使えた作曲家ティッツ。彼は当時のウィーンで流行していた弦楽四重奏曲の形式をロシアに紹介し、この国での伝統の礎を作った功績でも知られています。そのティッツの作品を冒頭に置き、グラズノフの「ノヴェレッテ」と、第2楽章に美しい「アンダンテ・カンタービレ」が含まれたチャイコフスキーの名曲「弦楽四重奏曲第1番」を組み合わせたこの1枚は、まさに“ロシア音楽の宝探し”。古典派の珍しい作品の紹介に力を注ぐカザル弦楽四重奏団ならではの興味深い選曲です。
Solo Musica
SM-251(1CD)
NX-B03
トゥイレ/プーランク/フランセ:六重奏曲集
トゥイレ:六重奏曲変ロ長調Op.6
プーランク:六重奏曲FP100
フランセ:恋人たちのたそがれ
マルガリータ・ヘーエンリーダー(P)
シュターツカペレ・ドレスデンの管楽器奏者たち
[アンドレアス・キッスリング(Fl)
ベルント・ショーバー(Ob)
ヴォルフラム・グローセ(Cl)
ヨアヒム・ハンス(Fg)
ロベルト・ランクバイン(Hrn)]
アバド、マゼール、レヴァインなど錚々たる顔ぶれの指揮者たちをはじめ、最近ではキリル・ペトレンコとも共演し、ドイツを中心に目覚しい活躍をしている女性ピアニスト、マルガリータ・ヘーエンリーダー。彼女はシュターツカペレ・ドレスデンと定期的に共演をしており、このアルバムでも、シュターツカペレ・ドレスデンが誇る管楽器の名プレイヤーとともに演奏した3曲の近現代のピアノ六重奏が収録されています。珍しいレパートリーであるトゥイレをはじめ、軽妙洒脱なプーランク、フランセも良い味が出ています。

MELODIYA
MEL-1002452(1CD)
NX-B04
オレグ・ヴェデルニコフの思い出に捧げる〜ロシアの20世紀チェロ作品集
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタニ短調Op.40
シュニトケ:チェロ・ソナタ(1978)
デシャトニコフ(1955-):「住居を取得する」の主題による変奏曲
シチェドリン(1932-):歌劇「愛だけではなく」よりカドリーユ
フォーレ:エレジーOp.24
オレグ・ヴェデルニコフ(Vc)
アレクセイ・ゴリボル(P)

録音:1993年
2015年に48歳の若さで生涯を閉じたロシアのチェリスト、オレグ・ヴェデルニコフ。才能に恵まれた奏者でありながらも、存分に名声を勝ち得たとは言えない不遇の演奏家の一人です。スヴェドロフスクでエンジニアの家庭に生まれたヴェデルニコフは、ウラルで学んだ後、1989年にモスクワ音楽院の大学院に入学、ナタリア・シャコフスカヤに師事、ソロ活動を始めてすぐにピアニストのアレクセイ・ゴリボルとデュオを結成して活動を始めます。1991年にイタリアのトラーパニで開催された室内楽コンクールで1位を獲得、ロシア同時代の作曲家たちの作品の初演を数多く行う演奏家として知名度を上げました。2001年には北京SOの首席チェロ奏者となり、10年以上中国で活躍、帰国後はモスクワ現代音楽アンサンブルのソリストを務めていましたが、病を得て、2015年6月11日に惜しまれつつこの世を去りました。この1993年に録音されたアルバムは、当時デュオを組んでいたゴリボルとの共演で「20世紀のロシア作品」が収録されていますが、この録音はこれまでリリースされることがなく、ヴェデルニコフの死後1年以上を経て、彼の思い出のためにリリースが決定したということです。

ANALEKTA
AN-29883(1CD)
オールド・フレンズ〜サイモン&ガーファンクル〜クラシカル・トリビュート〜オマージュ
夢の中の世界/サウンド・オブ・サイレンス/明日に架ける橋/旧友(ブックエンド)/4月になれば彼女は/ペギー・オウ/ベネディクトゥス/スカボロー・フェア/アメリカ/エミリー、エミリー/ミセス・ロビンソン
ヴァレリー・ミロ(ハープ)、
アントワーヌ・バライル(Vn)、
クリスチャン・プレヴォー(Vn)、
ドミニク・ジラール(Cb)、
マルジョレーヌ・グーレ(Hrn)

録音:2011年6月
カナダ、ケベックの華麗なるハーピスト、ヴァレリー・ミロが、収録曲のアレンジを担当したザルツブルク・チェンバー・ソロイスツのヴァイオリニスト、アントワーヌ・バライルや、ケベック響のマルジョレーヌ・グーレたちと共に奏でるサイモン&ガーファンクルの名旋律。ハープを中心とした器楽合奏と優れたアレンジで聴くサイモン&ガーファンクルの世界も格別です。

Nimbus
NI-5962(2CDR)
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810 「死と乙女」
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第3番変ホ短調 Op.30
コペルマンQ

録音:2003年8月25日、クイーンズ・ホール(エジンバラ)
ボロディン・クヮルテット、東京クヮルテットのメンバーとしてその名声を轟かせたロシアの名ヴァイオリニスト、ミハイル・コペルマンが2002年に結成したコペルマン四重奏団。2003年のエジンバラ音楽祭で披露された、シューベルト「死と乙女」とチャイコフスキーのライヴ・レコーディング。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Lyrita
SRCD.359(1CDR)
カーウィゼン&ピットフィールド:ヴァイオリン・ソナタ集
カーウィゼン:ヴァイオリン・ソナタ
オール:セレナード*、ミニュエット*
L.バークリー:エレジー&トッカータ
スコット:2つのソネット*
ディーリアス:伝説 変ホ長調
ピットフィールド:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調*
パーシー.M.ヤング:パッサカリア*
アイアランド:子守歌、バガテル
フェネラ・ハンフリーズ(Vn)、
ネイサン・ウィリアムソン(P)

録音:2016年1月21日−23日、ワイアストン・レイズ(イギリス)
(*=世界初録音)
ドイツ・カンマーアカデミーのコンサートマスターとしても活躍する女流ヴァイオリニスト、フェネラ・ハンフリーズ。無伴奏プロジェクト「バッハ・トゥ・ザ・フューチャー(CHRCD 102、CHRCD 118)」などの独創的なアルバムでも人気を博すハンフリーズがLyritaへ行った新録音は、ドリーン・カーウィゼンとトマス・ピットフィールドのソナタを中心とした、20世紀のヴァイオリンとピアノのための希少作品集。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Sterling
CDA-1817-2(1CDR)
ノーヴォサックス〜ミンモのための偉大なる作曲家たち
レンディーネ:カントゥス
バカロフ:Tanghitudes 4
フェッレーロ:カントリー・ライフ
シャイー:私の湖
トゥティーノ:ザ・ゲーム・イズ・ソフト
ダークイラ:Zona 167
ベッタ:カントゥ・デル・アルバ
モリコーネ:ノットゥルノとパッサカリア
ピオヴァーニ:ラ・メロディア・ソスペーザ
ソッリマ:スパシーモ・フラグメンツ
ミンモ・マランドラ(ソプラノSax)、
マルコ・チッコーネ(P)、他

録音:2016年6月
現代イタリアを代表する作曲家たちが、ミンモ・マランドラのために手懸けたソプラノ・サクソフォンのための作品集。映画音楽の権威、エンニオ・モリコーネやジョヴァンニ・バッティスタ・コスタンツィのチェロ・ソナタ集(GCD 923801)で話題となった、コンポーザー・チェリスト、ジョヴァンニ・ソッリマなど幅広いジャンルの作品を網羅。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

Delphian
DCD-34179(2CD)
サラエボのチェリスト〜デイヴィッド・ワイルドの室内楽作品集
ワイルド:組曲 「クライ, ボスニア・ヘルツェゴビナ」
弦楽四重奏曲第1番
ピアノ三重奏曲
ヴァイオリンとピアノのための 「ボスニアへの祈り」
ロバート・アーヴィン(Vc)、
レッド・ノート・アンサンブル

録音:2015年12月14日−16日、イギリス
ソロモンとライゼンシュタイン、ナディア・ブーランジェからピアノを学んだベテラン・ピアニスト、デイヴィッド・ワイルド(1935−)。作曲家としては、ヒンデミットやヴォーン・ウィリアムズに作曲を学んだワイルドの室内楽作品集。アルバム・タイトルにもなっている「サラエボのチェリスト」は、1992年ボスニア紛争において戦火の中チェロを引き続けた一人のチェリストに捧げられた無伴奏作品で、ヨーヨー・マによる演奏でも有名となった曲。
(当アルバムでは、組曲「クライ, ボスニア・ヘルツェゴビナ」内に収録。)

Hyperion
CDA-68166(1CD)
ボロディン:ピアノ五重奏曲&弦楽四重奏曲第2番
ピアノ五重奏曲ハ短調
チェロ・ソナタ ロ短調(ミハイル・ゴルトシュタイン再構築)
弦楽四重奏曲第2番ニ長調
ピアーズ・レーン(P)、
ゴールドナーSQ〔ディーン・オールディング(Vn)、ディミティ・ホール(Vn)、イリーナ・モロゾヴァ(Va)、ジュリアン・スマイルズ(Vc)〕

録音:2016年4月21日、23日−24日、ポットン・ホール(サフォーク)
イギリスで活躍するオーストラリアの知性派ピニアスト、ピアーズ・レーンと、ムジカ・ヴィヴァ・オーストラリアの創設者リチャード・ゴールドナーの名を冠して結成されたゴールドナーSQ。エルガーやブリッジなどのイギリスものから、タネーエフ&アレンスキー、ピエルネ、ドヴォルザーク、ブルッフ、ブロッホなど様々なピアノ五重奏曲を録音してきたオーストラリアの名コンビの新録音。INTERNATIONAL RECORD REVIEW 'OUTSTANDING' AWARDを受賞した「タネーエフ&アレンスキー(CDA-67965)」以来となるロシア作品、アレクサンドル・ボロディンのピアノ五重奏曲が登場。ユダヤ系ウクライナの作曲家、音楽学者のミハイル・ゴルトシュタインが未完となっていた第3楽章をスケッチから再構築し補完した「チェロ・ソナタ」も、ジュリアン・スマイルズのチェロで収録。
Hyperion
CDA-68153(1CD)
バルトーク:2台ピアノと打楽器のためのソナタ
ピアノ・ソナタ Sz.80
シク地方の3つのハンガリー民謡 Sz.35a
ソナチネ Sz.55
スロヴァキア民謡による3つのロンド Sz.84
3つの練習曲 Sz.72(Op.18, BB.81)
2台ピアノと打楽器のためのソナタ Sz.110(BB.115)*
セドリック・ディベルギアン(P)、
フランソワ=フレデリック・ギィ(P)*、
コリン・カリー(打楽器)*、
サム・ウォルトン(打楽器)*

録音:2014年11月13日、15日−16日、2015年3月1日ー3日&6月28日ー29日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
1998年にロン=ティボー国際コンクールで優勝し、国際的なキャリアを歩むフランスの天才セドリック・ティベルギアン。Hyperionには、アリーナ・イブラギモヴァとのデュオで幾つもの名録音を生み出し、「デュボワ(CDA-67931)」で協奏曲デビュー、「シマノフスキ(CDA-67886)」で独奏作品デビュー。繊細な表現で高い評価を受けてきたベーラ・バルトークのピアノ作品集。第3弾では、フランスの名ピアニスト、フランソワ=フレデリック・ギィや、イギリスの超絶のパーカッショニスト、コリン・カリーとサム・ウォルトンと共演し2台ピアノのための名作、「2台ピアノと打楽器のためのソナタ」を収録!

Onyx
ONYX-4170(1CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47 「クロイツェル」
ジェームズ・エーネス(Vn)、
アンドルー・アームストロング(P)
地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受けているカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。エーネスが長年コンビを組むアンドルー・アームストロングとのデュオによるヴァイオリン・ソナタ集第3弾は、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集が登場!美しく内観的な第6番と、勇ましく劇的な第9番「クロイツェル」。元々第6番の終楽章であったものが第9番のフィナーレに転用されるなど関連性を持ち、ともにイ長調でありながら異なったムードを持つ2つの作品の姿を、天才エーネスが鮮やかに描いてくれることでしょう。


Audite
AU-21426(5CD)
ハイドン:弦楽四重曲集
(1)弦楽四重奏曲第21番 ト長調 Op.9/3,Hob.V:21
(2)弦楽四重奏曲第35番 ヘ短調 Op.20/5,Hob.V:35
(3)弦楽四重奏曲第38番 変ホ長調 Op.33/2,Hob.V:38「ジョーク」
(4)弦楽四重奏曲第57番 ハ長調 Op.54/2,Hob.V:57
(5)弦楽四重奏曲第57番 ハ長調 Op.54/2,Hob.V:57より第2楽章 アダージョ ((4)と別録音)
(6)弦楽四重奏曲第67番 変ロ長調 Op.64/3,Hob.V:67
(7)弦楽四重奏曲第66番 ト長調 Op.64/4,Hob.V:66
(8)弦楽四重奏曲第72番 ハ長調 Op.74/1,Hob.V:72
(9)弦楽四重奏曲第74番 ト短調 Op.74/3,Hob.V:74「騎手」
CD 3(59’54”)
(10)弦楽四重奏曲第75番 ト長調 Op.76/1,Hob.V:75
(11)弦楽四重奏曲第77番 ハ長調 Op.76/3,Hob.V:77「皇帝」
(12)弦楽四重奏曲第78番 変ロ長調 Op.76/4,Hob.V:78「日の出」
CD 4(56’38”)
(13)弦楽四重奏曲第81番 ト長調 Op.77/1,Hob.V:81
(14)弦楽四重奏曲第82番 ヘ長調 Op.77/2,Hob.V:82
(15)弦楽四重奏曲第83番 変ロ長調/ニ短調 Op.103,Hob.V:83
CD 5(51’04”)
(16)弦楽四重奏曲第50-56番「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」Op.51,Hob.V:50-56
アマデウスQ
【ノーバート・ブレイニン(第1Vn)
ジークムント・ニッセル(第2Vn)、
ピーター・シドロフ(Va)
マーティン・ロヴェット(Vc)】

録音:(1)(16)1952年12月15日、(2)(12)(15)1952年5月25日、(3)1951年11月20日、(4)1969年11月18日、(5)1950年6月10日、(6)1956年2月8日、(8)1951年11月19日、(9)1957年11月29日、(10)1960年12月8日、(11)1951年4月24日、(13)1969年2月2日ジーメンスヴィラ、ランクヴィッツ(ベルリン)
(7)1959年12月10日イエス・キリスト教会(ベルリン)
(14)1950年10月30日RIASフンクハウス、7スタジオ(ベルリン)
全てモノラル
高音質復刻で評判を呼ぶドイツauditeレーベルからリリースされているRIAS音源によるアマデウス四重奏団の初出音源集。シリーズ最終となる第6 弾はハイドンの弦楽四重奏曲集の5枚組です。アマデウス四重奏団によるハイドンといえば1970年代に収録した後期作品集が誉れ高き名盤として知ら れていますが、第21番、35番、38番の初期作品の収録はないだけに当録音集は非常に貴重と言えます。
RIAS音源による当録音は1950年から1969年にかけて収録されたもので、アマデウス四重奏団の意欲と新鮮な解釈に満ちており、とりわけ第1ヴァ イオリンのノーバート・ブレイニンの音色は非常に優美でアンサンブルに華やかさを添えます。また、当団の魅力である優美な演奏は結成初期からのもの だということがわかります。
演奏の素晴らしさもさることながら、auditeレーベルの見事な復刻にも注目で、非常に鮮明な音質で蘇りました。なお、これらRIAS盤は録音の際に 各楽章編集なしのワンテイクで収録したとのことですので、セッション録音でありながらライヴさながらの気迫に満ちた演奏となっております。 (Ki)

WERGO
WER-7358(1CD)
トリオ作品集
ジョルジュ・アペルギス:綱渡り三重奏
ロルフ・リーム:アレッポ・バザール、あるいはティルスの通り
ヨハンネス・シェールホルン:シナイ1916
ステファン・プリンス:ミラー・ボックス
トリオ・アッカント
【マルクス・ヴァイス(Sax)、
ニコラス・ホッジズ(P)、
クリスティアン・ディエルシュタイン(打楽器)】

録音:2016年
サックス、ピアノ、打楽器という珍しい組み合わせのトリオ・アッカント。なんと、25年の歴史をもちます。これらの作品は、すべて彼らのために作曲 されました。このCDは、すべて作曲者立ち会いのもと、収録が行われています。アペルギスの作品はまさに綱渡り的な絶妙なバランス感がスリリングな曲。 リームの作品は、バザールの喧騒を思わせる部分など、様々な描写が楽しい曲。シェールホルンの作品は、ルーマニアのシナイア修道院に伝わる聖歌を 題材とした作品。ミラー・ボックスは、様々な道具で打楽器を鳴らす不思議な音や、プリペアード・ピアノの特殊な音色などが、きわめて小さな音で絶え ず聴こえてくるので、思わず息をひそめて聞いてしまう不思議な世界です。 (Ki)

BIS
BIS-2269(1CD)
弦楽三重奏と二重奏のための作品集
ベント・サーアンセン(1958-):ゴンドラ(2010)〜ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための/ワルツを踊るゴンドラ/夢見るゴンドラ/花のドレスを着たゴンドラ/愛のゴンドラ/不吉なゴンドラ
ペア・ヌアゴー(1932-):ストリングズ(2010)〜ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための
カイヤ・サーリアホ(1952-):雲のトリオ(2009)〜ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための
ペア・ヌアゴー(1932-):チャンプアン − 川の出会うところ(1992)〜ヴァイオリンとチェロのための6つの楽章
ヘンリク・ヘルステニウス(1963-):裂け目(2014)〜ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための
ペア・ヌアゴー(1932-):田園詩(『バベットの晩餐会』から)(1988)〜ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための
トリオ・アリストス【シモン・クジェソヴィエツ(Vn)、アレクサンダー・ウレゴー(Va)、ヤコブ・クルベア(Vc)】

録音:2009年12月(ストリングズ)、2010年3月(田園詩)、2012年6月(チャンプアン)、2013年1月(ゴンドラ)、2013年6月(雲のトリオ)、2014年3月(裂け目)/カロル・シマノフスキ・コンサートホール(カトヴィツェ、ポーランド)
「中世の後期から近世のノルウェー南部の人々は、北極圏から送られてくる呪術攻撃に『ノルドセンディング』の名を与えた。『北からの送信』」。トリオ・アリストスのアルバム『ノルドセンディング』は、「音楽そのものの魔術性」を「送信」することをイメージして制作され、トリオのメンバーと縁の深い北欧の作曲家4人の作曲した6つの作品によるプログラムが組まれました。デンマークの作曲家、独創的な音風景で知られるサーアンセンの《ゴンドラ》。ペア・ヌアゴーは3曲。《ストリングズ》、インドネシア、バリ島の渓谷と曲名に採った《チャンプアン−川の出会うところ》、ゲーブリエル・アクセル(ガブリエル・アクセル)監督の映画『バベットの晩餐会』の音楽のために彼が書いたフィルムスコアから短く抒情的な〈田園詩〉。フィンランドのサーリアホの《雲のトリオ》は、彼女がフランス・アルプスの高地で作曲したという音楽です。ノルウェーのヘルステニウスの《裂け目》は、彼が1990年代に手がけ『時の跡』の総合タイトルを与えた一連の作品のひとつに「即興」の性格を与え、改作した作品。トリオ・アリストスは、2005年、ペア・ヌアゴー作品の録音をきっかけに創設されました。ポーランドのヴァイオリニスト、シモン・クジェソヴィエツ(1974-)、王立デンマーク管弦楽団のヴィオラ奏者アレクサンダー・ウレゴー、デンマークのチェリストでOpenStringsAcademyの芸術監督を務めるヤコブ・クルベア(1976-)。デンマーク放送をはじめとするコペンハーゲンの主要な施設のアンサンブル・イン・レジデンスを務め、ヨーロッパ各地のフェスティヴァルに参加しています。 (Ki)

HUNGAROTON
HCD-32783(1CD)
プレイエル:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.41-1Ben.334
弦楽四重奏曲 ヘ長調 Op.41-2 Ben.338
弦楽四重奏曲 ト長調 Op.42-1 Ben.332
弦楽四重奏曲 変ロ長調 Op.42-2 Ben.331
オーセンティックQ(オリジナル楽器使用)

録音:2015年8月24&25日/ペーツェル・カトリック教会(ハンガリー)
あのショパンも愛した “プレイエル・ピアノ” の名を世界に広めた作曲家プレイエルの弦楽四重奏曲集。ヴァニュハルにピアノを学び、さらにJ.ハイド ンに師事したプレイエルはピアニストとして活躍しましたが、ハイドンと同じく、器楽曲を多数作曲したことでも知られます。ここに聴く弦楽四重奏曲はプ レイエルの特徴である美しい旋律が魅力の作品です。演奏のオーセンティック四重奏団が奏でる時代楽器の演奏でお楽しみください。 (Ki)

NMC
NMC-D212(1CD)
マーティン・バトラー(b.1960)作品集
(1)汚い野獣〜ナレーターとアンサンブルのための
(2)中空の風〜アンサンブルのための
(3)ラヴ・ソングズ・ワルツ〜クラリネットとピアノのための
(4)ルンバ・マシーン〜ピアノのための
(5)秋〜フルートとピアノのための
(6)でこぼこした前奏曲〜ピアノのための
(7)秋のロンド〜アンサンブルのための
(1)(2)(7)ニュー・ロンドン室内アンサンブル
(1)(3)(4)(5)(6)マーティン・バトラー(P)
(1)サイモン・カロウ(ナレーター)
(3)ネイア・アッシュワース(Cl)
(5)ロバート・マナッセ(Fl)
(7)ナヴァーラSQ団員
(7)レオン・ボッシュ(Cb)

録音:2015年2月
マーティン・バトラーはイギリスのベテラン作曲家。王立ノーザン・カレッジで学んだ後、イタリアのルチアーノ・ベリオのもとで研鑽を積み、現在プリンストン大学レジデント・コンポーザー。作品はオペラ、管弦楽曲、室内楽と多岐に渡る。作風は無調、調性、モードなどの諸語法を作品のテーマによって自由に混ぜ合わせた新ロマン主義的傾向のあるものだがストラヴィンスキー、ジャズ、ポップス、ミニマル・ミュージックからの影響も大きい。ジョン・アダムズやグラハム・フィットキンなど、ポスト・ミニマル世代の作曲家たちと共通点の多い楽しい世界。
NMC
NMC-D225(1CD)
〜デビュー・ディスク・シリーズ〜
マーク・シンプソン(b.1988)作品集

(1)《夜の音楽》〜チェロとピアノのための
(2)《アリエル》〜弦楽四重奏のための
(3)《バーカム幻想曲》〜ピアノのための
(4)《反響と燃えさし》〜クラリネットとピアノのための
(5)《ラヴ・エスケープ》〜クラリネットとピアノのための
(6)《ウン・レガロ(遺産)》〜チェロのための
(7)《風の花》〜オーボエのための
(8)《ただ音楽のみ》〜オーボエとアンサンブルのための
(1)レオナルド・エルシェンブロイヒ(Vc)
(1)アレクセイ・グリニュク(P)
(2)マーキュリーQ
(3)リチャード・アットレイ(P)
(4)(5)マーク・シンプソン(Cl)
(4)ヴィキヌグル・オラフソン(P)
(5)イアン・バックル(P)
(6)ガイ・ジョンストン(Vc)
(7)ニコラス・ダニエル(Ob)
(8)クラーク・ランデル(指)アンサンブル10/10、
ジョナサン・スモール(Cl)

録音:2010-15年
(1)レオナルド・エルシェンブロイヒ(Vc)(1)アレクセイ・グリニュク(P)(2)マーキュリー四重奏団(3)リチャード・アットレイ(Pf)(4)(5)マーク・シンプソン(Cl)(4)ヴィキヌグル・オラフソン(P)(5)イアン・バックル(P)(6)ガイ・ジョンストン(Vc)(7)ニコラス・ダニエル(Ob)(8)クラーク・ランデル(指)アンサンブル10/10、ジョナサン・スモール(Cl)録音:2010-15年、75:17

Hanssler
HC-16016(1CD)
C.P.E.バッハ:四重奏曲
クラヴィーア,フルート,ヴィオラのための四重奏曲 ト長調 Wq.95(H 539)
クラヴィーア,フルート,ヴィオラのための四重奏曲 ニ長調 Wq.94(H 538)
クラヴィーア,フルート,ヴィオラのための四重奏曲 イ短調 Wq.93(H 537)
フルート,ヴィオラと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ホ長調 Wq.163(H 588)
リンデ・ブルンマイア=トゥッツ(Fl)
イリア・コロル(Va)
ヴォルフガング・ブルンナー(フォルテピアノ)

録音:2013年12月/クレムスエック城、楽器美術館(オーストリア)
ヨハン・セバスティアンの次男として誕生したカール・フィリップ・エマニュエルは1740年よりプロイセンのフリードリヒ大王の宮廷音楽家兼チェンバ リスト奏者として活躍しました。その後も作曲、演奏を勢力的に行い、多くの室内楽作品を残しました。ここに収録されたクラヴィーア、フルート、ヴィオ ラのための四重奏曲(ト長調 Wq.95(H 539)、ニ長調 Wq.94(H 538)、イ短調 Wq.93(H 537)は1788年に作曲されたC.P.E.バッハの傑作 の一つです。 (Ki)

EVIDENCE
EVCD-028(1CD)
東洋と西洋の間に
コミタス(1869-1935):鶴
ショーソン:詩曲
ヤナーチェク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 変イ長調
アンドレ・ホセイン(1905-1983):キャラヴァン(タラ・カマンガル編)
フィリップ・エルサン(b.1948):南の歌、無伴奏ヴァイオリンのための6つの小品
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
ヴィルジル・ブテリ=タフト(Vn/モンタニアーナ「ex Regis Pasquier」ヴェニス、1742年製)
ギョーム・ヴァンサン(P)

録音:2016年6月
繊細かつ熱い音色のヴァイオリン奏者、ヴィルジル・ブテリ=タフトのデビューCD。パリに学んだ後、ハンガリー、そしてイギリスで研鑽を積んだ彼は、 2015年から、イレーヌ・デュヴァルとデュオ「La Rose and Reseda」を組んで活動しています。今後、カーネギー・ホールやウィグモア・ホールでの 演奏会も予定されている注目株。「熱い感情」と評された彼の音色は熱さをたたえながらも端正なもの。このディスクでは、「東洋と西洋の間に」と題し、様々 な地域の音楽に影響を受けた作品をミステリアスに奏でています。 (Ki)

Syrius
SYR-141478(1CD)
ドニゼッティとヴェルディの歌劇・アリアによるオーボエとピアノの為の音楽
マイケル・ウィリアム・バルフェ(L・クレムケ編):マリブランのお気に入りのアリア(オーボエとピアノの為の)
ジュール・エルマン(1830-1911):ヴェルディの「トロヴァトーレ」によるオーボエとピアノの為の華麗な幻想曲 Op.87
スタニスラス・ヴェルースト(1814-1863):ドニゼッティの「ルクレツィア・ボルジア」によるオーボエと
ピアノの為の幻想曲 Op.27
ジュール・エルマン:ヴェルディの「リゴレット」の回想 Op.79(オーボエとピアノの為の)
スタニスラス・ヴェルースト:ヴェルディの「海賊」によるオーボエとピアノの為の幻想曲と変奏曲 Op.54
アンリ・ブロド(1799-1839):ドニゼッティの「ランメルモールのルチア」によるオーボエとピアノの為の幻想曲 Op.57
スタニスラス・ヴェルースト:ドニゼッティの「シャモニーのリンダ」によるオーボエとピアノの為のディヴェルティメント Op.60
ジャック・ヴァンドヴィル(Ob)
ジャン=ミシェル・ルシャール(Org)

UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-2772(1CD)
コンテンポラリー・クラリネット
シュトックハウゼン(1928-2007):「光の水曜日」から Klarinette aus Orchester Finalisten(1995)
ピエール・ブーレーズ(1925-2016):Dialogue de l'ombre double(1985)
ジェルジェ・クルターグ(1926-):In nomine all'ongherese(2013)
シュトックハウゼン:「光の木曜日」から Tanze Luzefa!(1978)
イヴァン・フェデーレ(1953-):High(2014)
マルコ・ストロッパ(1959-):Il peso di un respiro(2015)+
ブライアン・ファーニホウ(1943-):La chute d'Icare(1988)*
ジャチント・シェルシ(1905-1988):Kya(1959)*
ミケーレ・マレッリ(Cl)
バセットホルン+)
ニュー・ミュージックO*
シモン・ビヴァレツ(指)*
ミケーレ・マレッリ(1978年生まれ)はアレッサンドリア音楽院で学んだ後アラン・ハッカー、スザンヌ・スティーヴンズ、アラン・ダミアンに師事したイタリアのクラリネットおよびバセットホルン奏者。シュトックハウゼンの卒業論文によりトリノ大学で現代文学の学位を取得。
UNIVERSAL MUSIC ITALY
481-4643(1CD)
シューマン:幻想小曲集 Op.88
幻想小曲集 Op.88〜フィナーレ(オリジナル版;1842)*
ピアノ三重奏曲第3番ト短調 Op.110
メタモルフォージ三重奏団
[マリオ・ログエルチョ(Vn)
フランチェスコ・ペピチェッリ(Vc)
アンジェロ・ペピチェッリ(P)]

*=世界初録音
メタモルフォージ三重奏団は2005年にモディリアーニ三重奏団として結成されたイタリアのピアノ・トリオ。2015年に改称しました。

Ligia Digital
LIDI-0302270(1CD)
アレクシス・ド・カスティヨン(1838-1873):ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 Op.4(1865)
ピアノ三重奏曲第2番ニ短調 Op.17(1879)
ヌオリ三重奏団
[ヴァンサン・ブリュネル(Vn)
オード・ピヴォ(Vc)
フロール・メルリン(P)]
アレクシス・ド・カスティヨンはフランスのシャルトルに生まれ、軍人から音楽家に転向しパリ音楽院でフランクに師事した作曲家。1871年サン=サーンスらが発起した国民音楽協会の創設に参画しましたが同年病を得、二年後に34歳の若さで亡くなりました。
Ligia Digital
LIDI-0101263(1CD)
ソクラテス、ハムレット、コラン、コレット・・・
C.P.E.バッハ:幻想曲 Wq.202「ハムレットの独白」(1767;ゲルステンベルクによるアダプテーション、バリトンと鍵盤楽器の為の)+
鍵盤楽器の為のソナタ ヘ短調 Wq.63-6 H.75(1753)
フルートとチェンバロの助奏の為のソナタ Wq.83 H.505(1745)#
幻想曲 Wq.202「ソクラテスの独白」(1767;ゲルステンベルクによるアダプテーション、バリトンと鍵盤楽器の為の)+
クラヴィコードとヴァイオリンの為の幻想曲嬰ヘ短調 Wq.80 H.536(1787)**
12の変奏曲を伴うロマンス「コランとコレット」Wq.118-6 H.226(ソプラノと鍵盤楽器の為の;1766)*
ジョスリーヌ・キュイエ(クラヴィコード)
アンヌ・マグエ(S)*
アラン・ビュエ(Br)+
ジャック=アントワーヌ・ブレッシュ(Fl)
ダニエル・キュイエ(Vn)

録音:2013年4月、サントル・デ・ノディエール、ルゼ、ナント、フランス

Chandos
CHAN-10932(1CD)
モーツァルト:フルート四重奏曲集
フルート四重奏曲第1番ニ長調 K.285
フルート四重奏曲第2番ト長調 K.285a
フルート四重奏曲第4番イ長調 K.298
フルート四重奏曲第3番ハ長調 K.Anh.171(285b)
アンダンテ ハ長調 K.315(モルデカイ・レヒトマン編)
リサ・フレンド(Fl)、
ブロドスキーSQのメンバー〔ダニエル・ローランド(Vn)、ポール・キャシディ(Va)、ジャクリーン・トーマス(Vc)〕

録音:2016年3月30日−31日、ポットン・ホール(サフォーク)
フレンドは、16歳からニューヨーク・フィルのフルート奏者ルネ・シーバートに師事し、英国王立音楽大学ではスーザン・ミランの下で学び、現在はソリストとして活躍中。イギリスのSignum ClassicsやChamps Hill Recordsなどからソロ録音を発売し人気を集めてきたリサ・フレンドが、ついにChandosデビュー!リサ・フレンドのChandos第1弾は、ブロドスキー・クヮルテットのメンバーと贈るモーツァルトのフルート四重奏曲集という重要レパートリー。高貴な音色と確かな技巧で、モーツァルトのウィットさ、美しさ、優雅さを見事に引き出します。 「フルートと管弦楽のためのアンダンテ K.315」から「フルートと弦楽三重奏のための作品」へとアレンジしたモルデカイ・レヒトマン(b.1926)は、元イスラエル・フィルの首席ファゴット奏者を務め、指揮者、編曲者として活躍しているイスラエルの音楽家。特に木管アンサンブルや吹奏楽、室内オーケストラ編成へのトランスクリプションやリダクションの作品で知られています。

BRIDGE
BCD-9472(1CD)
ハット・トリック〜喜びの庭
ミゲル・デル・アギラ(b.1957):水面下(2013)
ドビュッシー:フルート,ヴィオラとハープのためのソナタ(1915)
武満徹:そしてそれが風であることを知った(1992)
テオドール・デュボア(1837-1924):三重奏曲(1905)
グバイドゥーリナ:喜びと悲しみの庭(1980)
ハット・トリック:【エイプリル・クレイトン(Fl)
デイヴィッド・ワラス(Va)
クリスティ・シェイド(Hp)】

録音:2014年12月
ヴィオラ、フルート、ハープという編成は決してドビュッシーが史上初めてというわけではないが、 ドビュッシーの作品があまりにも名曲であるため、これに触発されて多くの作品が書かれている。そ れぞれの作曲家が個性や自らの美学を発揮しており、聴きごたえ充分。作曲家アギラはウルグア イ出身。「水面下」は南米先住民の音楽の要素を反映させたトロピカルで鳥の鳴き声も聴こえる楽 しい佳品である。武満作品は晩年に書かれた名高い傑作。晩秋を思わせる静寂の中で澄み切っ た旋律が歌われる。グバイドゥーリナはフランシスコ・タンツェの同名の詩に霊感を得て作曲された シュールレアリスティックな美しい作品。音色への非凡なこだわりが感じられ、最後に詩が朗読され る。ハット・トリックはアメリカの若手によるアンサンブル。それぞれソリスト、オーケストラの首席奏者 としても活動しながらアンサンブル活動を続けている。極めて質の高いアンサンブル。
BRIDGE
BCD-9473(1CD)
「4つの語り歌」
エベールト・ヴァスケス(b.1963):「白ユリ」
アーリーン・シエラ(b.1970):「ダリア」
レイ・リャン(b.1972):「バラ」
イルダ・パレデス(b.1957):「蜜の地(スミレ)」
スーザン・ナルッキ(歌)
パブロ・ゴメス(G)
アレック・カリス(P)
片岡綾乃(打楽器)

録音:2015年3月29-31日 カリフォルニア州サン・ディエゴ
メキシコの小説家、ホルヘ・ヴォルピ(1968-)の書いた4 つの台本に、メキシコ人のエベールト・ ヴァスケス(1963-)、ロンドン在住の米国人、アーリーン・シエラ(1970-)、中国生まれで米国で活 動するレイ・リャン(1972-)、メキシコ生まれでロンドンで長く活動しているイルダ・パレデス (1957-)の 4 人の作曲家が音楽をつけたもの。CD では室内オペラと紹介しているが、クラシック のジャンルで言えば歌曲のバラード(物語歌)に近い。歌詞英語訳あり。 このCD は打楽器奏者に片岡綾乃が参加しているでも注目される。片岡は東京芸術大学やエー ル大学音楽院を修了後、ニューヨークを中心に世界で活躍している。また現在はマサチューセッ ツ大学アマースト校の人類学美術学部の音楽舞踊分門の講師も務めている。歌が主役のCD だ が、片岡の鮮やかな打楽器捌きはいたるところで楽しめる。
BRIDGE
BCD-9480(1CD)
リチャード・ワーニック(b.1934): 作品集第3集
(1)六重奏曲(2003)
(2)チェロと10 奏者のための協奏曲(1980)
(3)ピアノ三重奏曲(1994)
(1)ロバート・ハンフォード(Vn)、シェイラ・ハンフォード(Vn)、キース・コナント(Va)、バーバラ・ハフナー(Vc)、 コリンズ・トライアー(Cb)、アラン・チョウ(P)
(2)バーバラ・ハフナー(Vc)
ロバート・トレヴィーノ(指)
アンサンブル(Cb、Vn、バスCl、Ob、Hr、コントラFg、Trb、Trp、Perc、Hrp)
(3)グレゴリー・フルカーソン(Vn)、 バーバラ・ハフナー(Vc)、
ランバート・オーキス(P)

録音:2009-2013年
リチャード・ワーニックはボストン出身で1977 年にピュリッツァー賞を受賞、作品は北米、ヨーロ ッパで盛んに取り上げられている。作風はアメリカ東海岸の出身作曲家らしく、12 音技法を中心 とした厳しい無調音楽で巨匠エリオット・カーターとの親密性を感じさせる。ギリシャ彫刻のように くっきりと刻まれた美しい造型とひとつの作品にぎっしりと詰め込まれた多くの身振りと感情、ドラ マが密度の高い時間を作り上げる。

ROMEO RECORDS
RON-7318(2CD)
「ナディア・ライゼンバーグ、室内楽のライヴと独奏私的録音集
(1)ウェーバー:協奏大二重奏曲 変ホ長調Op.48
(2)モーツァルト:ピアノ三重奏曲 変ホ長調 K.498 「ケーゲルシュタット」
(3)ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 変ロ長調Op.11「街の歌」
(4)伝モーツァルト:パストラル組曲
(5)リスト:スペイン狂詩曲
(6)ベートーヴェン:ピアノ四重奏曲 変ホ長調Op.16(五重奏曲の作曲家自身による編曲)
(7)ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲第2番 イ長調 Op.81
(8)グラズノフ:ワルツ・アレグレット ニ長調Op.42-3
(9)ショパン:ワルツ変イ長調Op.42
 夜想曲嬰ハ短調
ナディア・ライゼンバーグ(P)

(1)(2)(3)デイヴィッド・グレイザー(Cl)
(2)(3)デイヴィッド・ソイヤー(Vc)
(6)ブダペスト四重奏団員:【ジャック・ゴロデツキー(Vn)、ボリス・クロイト(Va)、ミッシャ・シュナイダー(Vc)】
(7)ガリミールQ:【フェリックス・ガリミール(Vn)、矢島廣子(Vn)、ジョン・グレアム(Va)、ティモシー・エディ(Vc)】

録音:(1)(2)1963年3月8日 ニューヨーク
(3)1963年12月8日 ニューヨーク
(4)(5)1951年頃 私的録音
(6)1952年11月16日 ニューヨーク
(7)1980年11月21日 ニューヨーク
(8)(9)1951年頃 私的録音
Romeo Records で好評のナディア・ライゼンバーグ(1904-1983)の秘蔵音源シリーズ。新刊は室内楽曲が中心で、室内楽 好き、ヴァイオリン・マニアも要注目の内容。 目玉はブダペスト四重奏団員と共演のベートーヴェンのピアノ四重奏曲 作品16 だろう。録音はあまり良くないが、演奏は極 めて充実したもの。この作品16 のベートーヴェン自身によるピアノ四重奏曲版はあまり知られていないが、これだけの大物た ちの手にかかると隠れた名曲であることを実感させられる。 フェリックス・ガリミール(1910-1999)と共演したドヴォルザークも素晴らしい。ウィーン生まれで後に米国に移住、ジュリアード 音楽院とカーティス音楽院の名教師として高名なガリミールは、しかし録音があまり多くなく、この晩年の録音は貴重。ライゼ ンバーグ、ガリミール共に高齢ではあるものの、時に激しい熱をはらみ、時にベテランの味でじっくり歌い、感動的な名演にな っている。ガラミアン門下生の矢島廣子が参加している。 1951 年頃の家庭での私的録音での小品は、リラックスした雰囲気が楽しめる。 なお1980 年録音のドヴォルザークはおそらくステレオ録音、但し左右の広がりには乏しい。

Goodies
78CDR-3657(1CDR)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番ハ長調Op.59-3「ラズモフスキー第3番」 ブッシュSQ
[アドルフ・ブッシュ(第1Vn)
ゲスタ・アンドレアソン(第2Vnj)
カール・ドクトル(Va)
ヘルマン・ブッシュ(Vc)]

英 HMV DB2109/12
(1933年11月10日&16日ロンドン、アビー・ロード EMI第3スタジオ録音)
ブッシュ弦楽四重奏団は1919年にアドルフ・ブッシュ(1891-1952)によって組織 され、1930年代に英HMVに多くの録音をしていた。ブッシュはピアニストのルド ルフ・ゼルキン(1903-1991)とのデュオでも活躍した。ブッシュは1939年に実弟 でチェリストのヘルマン・ブッシュと共にアメリカに移住、その後四重奏団の 二人のメンバーもアメリカに渡り、1941年からアメリカCOLUMBIAで録音を再開 した。このシリーズでベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番(78CDR-3638) 、 第7番「ラズモフスキー第1番」(78CDR-3287)、第12番(78CDR-3482) 、第14番 (78CDR-3633) 、第15番(78CDR-3362) 、第16番(78CDR-3195) が出ている。 (グッディーズ)

fra bernardo
FB-1611782(1CD)
多感様式〜C.P.E.バッハ、クヴァンツ、キルンベルガー、ベンダ:フルート・ソナタ集
キルンベルガー:フルート・ソナタ ト長調
クヴァンツ:フルート・ソナタ ト長調 Nr.273, QV I:109
C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ イ短調 Wq 128
フランツ・ベンダ:フルート・ソナタ イ短調
クヴァンツ:アダージョ ハ長調(「フラウト・トラヴェルソの演奏試論〔1752〕」より)
C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ ニ長調 Wq 131
リンデ・ブルンマイア=トゥッツ(フラウト・トラヴェルソ)、
ラース・ウルリク・モーテンセン(Cemb)

録音:2015年10月27日−29日、オーストリア
これまでBCJや18世紀オーケストラ、フライブルク・バロック・オーケストラなどと共演してきたオーストリア出身のフラウト・トラヴェルソ奏者、リンデ・ブルンマイア=トゥッツ。コンチェルト・コペンハーゲンの指揮も務めるデンマークを代表するチェンバリスト、ラース・ウルリク・モーテンセン。バッハのフルート・ソナタ集でも共演したこのデュオによる新録音は、C.P.E.バッハを始めとする18世紀ドイツの「多感様式」の作曲家たちによるソナタ集。

Centaur
CRC-3442(1CD)
ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.7
ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調 Hob.XV-2
ピアノ三重奏曲第16番ニ長調 Hob.XV-16
ピアノ三重奏曲第5番ト長調 Hob.XV-5
ピアノ三重奏曲第31番変ホ短調 Hob.XV-31
メンデルスゾーン・ピアノ・トリオ

録音:2014年5月25日−27日
ワシントン・ポストやファンファーレ・マガジンなどで、高評価を獲得しているハイドンのピアノ三重奏曲集の第7弾。 メンデルスゾーン・ピアノ・トリオは、1997年に結成されたイギリス、ウクライナ、台湾の音楽家たちによる多国籍アンサンブルです。


Pentatone
PTC-5186609(1SACD)
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.49
ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調 Op.66
ユリア・フィッシャー(Vn)
ジョナサン・ギラード(P)
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)

録音:2006年2月14-16日ケルン西部ドイツ放送スタジオ
※PTC5186085の新装再発売
016年10月に12年ぶりの来日公演を果たし大きな話題となったユリア・フィッシャー。PENTATONEレーベルに2006年 に録音したメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲のアルバムがこのたび、ジャケット一新で再登場致します。 ミュンヘン生まれのユリア・フィッシャーは、3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能を開花させ、ヴァイオリン、ピアノそれぞ れで国際的なコンクールに複数回優勝しているという逸材です。その後順調にキャリアを重ね、PENTATONEレーベルからのデビュー盤となったロシアン・ アルバム(PTC 5186591)で、一躍世界のひのき舞台に躍り出ました。このメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲でもフィッシャーは情熱的な演奏を披露し ており、共演のギラード、ミュラー=ショットとともに熱い音楽を聴かせてくれます。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレーベルが誇る技 術チームによる録音で、DSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応の極上の高音質録音を楽しむことができます。 (Ki)

Hyperion
CDA-68160(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.54&55
弦楽四重奏曲第57番ト長調 Op.54-1, Hob.III-58
弦楽四重奏曲第58番ハ長調 Op.54-2, Hob.III-57
弦楽四重奏曲第59番ホ長調 Op.54-3, Hob.III-59
弦楽四重奏曲第60番イ長調 Op.55-1, Hob.III-60
弦楽四重奏曲第61番ヘ短調 Op.55-2, Hob.III-61 「剃刀」
弦楽四重奏曲第62番変ロ長調 Op.55-3, Hob.III-62
ロンドン・ハイドンSQ〔キャサリン・マンソン(Vn)、マイケル・グレヴィチ(Vn)、ジェームズ・ボイド(Va)、ジョナサン・マンソン(Vc)〕

録音:2015年11月5日−10日、ポットン・ホール(サフォーク)
クラシカル・ボウ&ガット弦というピリオド・スタイルでの高度なアン サンブル、演奏に使用する楽譜のエディションにも徹底的にこだわり、ハ イドンのスペシャリストとして高評価を確立したロンドン・ハイドンSQ。 新たなハイドン・アルバムは、1788年に出版された作品番号54と55の偉大 なる6つの弦楽四重奏曲。ここでは、1789年7月にロンドンで出版されたロ ングマン&ブロデリップ・エディションを使用し、ピリオド演奏による至 高のハイドンを聴かせてくれます。
☆YouTubeにてご視聴いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=ZkSwBL23dso
Hyperion
CDA-68159(1CD)
タネーエフ&リムスキー=コルサコフ:ピアノ三重奏曲集
タネーエフ:ピアノ三重奏曲ニ長調 Op.22
リムスキー=コルサコフ(シテインベルク補完):ピアノ三重奏曲ハ短調
レオノーレ・ピアノ三重奏団
〔ティム・ホートン(P)、
ベンジャミン・ナバロ(Vn)、
ジェマ・ローズフィールド(Vc)〕

録音:2016年1月24日ー26日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー)
イギリスの若き精鋭たちによって結成された室内楽団「アンサンブル360 」のメンバーによるトリオ、レオノーレ・ピアノ三重奏団。アレンスキー (CDA-68015)、ラロ(CDA-68113)に続くサード・アルバムは、リムスキ ー=コルサコフのピアノ三重奏曲(弟子であり義理の息子でもあるマクシ ミリアン・シテインベルク補完)と、リムスキー=コルサコフに師事した アレクサンドル・タネーエフのピアノ三重奏曲を収録。 スタンフォードのチェロ協奏曲で華々しいHyperionデビューを飾ったジェ マ・ローズフィールド、ナッシュ・アンサンブルやスコットランド室内Oの ゲスト・メンバーとしても活躍してきたベンジャミン・ナバロらによる、 豊かな表現力によるタネーエフ&R=コルサコフをどうぞ。
☆YouTubeにてご視聴いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=aaQvVMoj5uE

NEOS
NEOS-11617(1CD)
「トリオ・トランスミッター/カメラ・オブスキュラ」
(1)フローリアン・ベルグマン(Florian Bergmann, b.1984):《ノッツ》(2014)〜バス・クラリネット,ヴァイオリン,ピアノ、サンプラーのための
(2)マルクス・ヴェットシュタイン(Markus Wettstein, b.1963):《フェンスター》(2014)
〜バス・クラリネット,ヴィオラ,ピアノのための
(3)ヌリア・ヌニェス・イエロ(Maria nunez Hierro, b.1980):《トレフプンクト》(2013)〜バス・クラリネット,ヴィオラ,ピアノ,2 つのレコード・プレーヤーのための
(4)ハンナ・ハルトマン(Hanna Hartmann, b.1961):《アプリコット》(2015)〜バス・クラリネット,ヴァイオリン,ピアノのための
(5)ベネディクト・ビンデヴァルト(Benedikt Bindewald, b.1981):《起動中のCCTV》(2014)〜バス・クラリネット,ヴァイオリン,ピアノ,双眼鏡のための
トリオ・トランスミッター:【フローリアン・ベルグマン(バスCl) 、ベネディクト・ビンデヴァルト(Vn, Va)、アルバ・ゲンティリ=テデシ(P)】
(1)ジョナサン・シェラッテ&リリ・ウィロウ(声)、サラ・サヴィエト&ブノワ・ピトル(声)、ゲオルグ・ボチョフ(C-T)

録音:2015 年
トリオ・トランスミッターは作曲家フローリアン・ベルグマン、ベネディクト・ビンデヴァルト、アル バ・ゲンティリ=テデスチの 3 人によって結成された実験音楽のアンサンブル。このディスクでは 若手から中堅世代の作曲家に作品を委嘱し演奏している。作曲家の国籍はドイツのみならずス ペイン、スウェーデン、スイス、イタリアと様々。また音楽キャリアもジャズ出身者ありとアカデミック な現代音楽とは違った自由でユニークな作品が並んでいる。なかでもひたすらピアノの内部をカ リカリと鳴らし続ける(おそらくは小さな扇風機をピアノ線に触れさせて鳴らしていると思われる)ハ ルトマンの《アプリコット》、五線紙に音符で絵を描いて(こういうアイディアは他にも例はあるが)そ れを演奏するナンセンスなビンデヴァルトの《起動中のCCTV》が聴きもの。
NEOS
NEOS-11521(1SACD)
ペーター・ルジツカ(b.1948):作品集
(1)「・・・私はより多くの事を外から得る以上に、自分でアイディアを見つけることは出来ません・・・」(2012) (...je weiter ich komme um so mehr finde ich mich unfahig, die idee wiederzugeben...)
(2)「・・・歌を強打する」(1985)〜パウル・ツェランの詩「時の屋敷」によるバリトンと室内アンサンブルのための
(3)「・・・限度を越えて」(2010)〜チェロと室内アンサンブルのための協奏曲
(4)弦楽四重奏曲第5 番《秋》(2004)
(1)- (3)ヨハネス・カリツケ(指)
オーストリア現代音楽アンサンブル
(2)ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
(3)ペーター・ジーグル(Vc)
(4)oenm弦楽四重奏団

録音:2015-16 年
ドイツの重鎮ペーター・ルジツカのアンサンブルのために書かれた近作を集成。ルジツカはハ ンブルグでヘンツェとハンス・オッテに作曲を師事した。作品はゲルト・アルブレヒト、アシュケナ ージ、リッカルド・シャイーらクラシックを主なレパートリーとする音楽家によって好んで取り上げら れている。作風はポスト・セリー以後の音色、音群をいかに操作して新奇な音響を作り出すかとい う方向に関心が向けられており、ツェランの詩による《歌を強打する》では言葉の韻や音色が楽器 と等しく扱われ緊密な密度の高い空間が展開する。

GENUIN
GEN-16550(1CD)
「音楽の鱒料理」
(1)フランツ・シェッグル(1930-1982):ゆかいな鱒
(2)シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」〜第4楽章
(3)シューベルト:歌曲「鱒」D550
(4)シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」D667より第4楽章(ユーゴ・ウルリヒによるピアノ連弾編曲)
(5)ウォルフラム・ラングナー(1956-):新しいゆかいな鱒
(1)(5)ミヒャエル・グレイザー(指)コンソルティウム・ヴォカーレ・ライプツィヒ
(2)アンドレア・ハルトマン(Vn)、リヴ・バルテルス(Va)、アンナ・ニーブア(Vc)、クリストファー・ボイヒェルト(Cb)、ロルフ=ディーター・アレンス(P)
(3)ウルリケ・フルデ(S)
(3)(4)ハイコ・ラインチュ(P)
(4)ハイドルン・クレメン(P)

録音:2008 年〜2016 年
「鱒」をテーマにした作品を集めたユニークなアルバム!シェッグルとラングナーによる合唱作品は世界初録音。この2人の作品はシューベルトの人気の高い歌曲「鱒」が、作曲家や国が変わったらどんな音楽になるのか!? 人気の珍しいパロディ合唱曲です。そしてシューベルトのピアノ五重奏「ます」のオリジナル版とピアノ連弾版が収録されています。料理方法で様々な魅力が味わえます。
GENUIN
GEN-16443(1CD)
「LUXUS(贅沢)」
ポール・フリック(1979-):メタル・ゾーン
ゴードン・カンプ(1976-):キツネ/ナイフ(黒澤明監督の映画「夢」へのオマージュ)
ステイングリームル・ローロフ(1971-):近い親戚
マクシミリアン・マルコル(1981-):ドリル&サンダー
サラ・ネムツォフ(1980-):ジャーナル
アンサンブルLUXUS:NM
【ルース・フェルテン(Sax)、
フローリアン・ユンケル(Trb)、
シルケ・ラング(アコーディオン)、
マトゴルザタ・ヴァレンティノヴィチ(P、キーボード)、
ベアテ・アルテンブルク(Vc)、
ヴォルフガング・ザマスティル(Vc)】

録音:2016年9月ケルン
アヴァンギャルドな音楽がてんこもり!若手の演奏家が集結したアンサンブルで、若手作曲家の室内楽作品を演奏。ブラスの豪華なサウンド、風変わりな音響、エレクトロニクスの新しい音楽を体感させてくれます。既存の概念を覆すような刺激的で鮮烈な音楽を体験できます。

ALBANY
TROY-1644(1CD)
ピース・オブ・ジーニアス〜ルーカス・フォス(1922-2009)作品集
(1)「タッシ」〜クラリネット,ピアノ,弦楽四重奏団のための
(2)「ソロ・オブザーヴド」
(3)「エコイ」〜クラリネット,チェロ,ピアノ,パーカッション、テープレコーダーのための
ニューヨーク・ニュー・ミュージック・アン
サンブル:【(1)(3)ジーン・コッパールッド(Cl)、
(1)(2)(3)スティーヴン・ゴスリング(P)、
(1)リンダ・クアン(Vn)、
(1)ロイス・マルティン(Va)、
(1)(2)(3)クリストファー・フィンケル(Vc)】
(1)デボラ・ウォン(Vn) 、
(2)デヴィッド・ブルーム(エレクトリックOrg)、
(3)ダニエル・ドラックマン(Perc)

録音:2015年
アメリカの現代音楽に影響を与えたルーカス・フォスの室内楽作品集。ドイツ・ベルリン出身で、ナチスを逃れてアメリカに移住したピアニスト、作曲家。86 年に作曲されたピーター・ゼルキン率いる伝説のアンサンブル「タッシ」のための作品「タッシ」から始まり、82 年作「ソロ・オブザーヴド」、61 年〜63 年にかけて作曲された「エコイ」という順に収録。この3 つの作品はフォスの幅広い音楽性とスタイルの変化が体感できる。
ALBANY
TROY-1629(1CD)
ゲイリー・ショッカー(1959-):ハープ作品集
(1)霧を越えて/(2)夏の朝:夏の午後
(3)ハープの庭/(4)桜/(5)幻想
(6)ラブレター/(7)9 月の朝/(8)キメラ
エミリー・ミッチェル(Hrp)
(1)(2)(4)(5)(7)(8)ゲイリー・ショッカー(Fl)、
(2)キルステン・ドクター(Va)、
(4)ダニエル・ギルバート(Cl)、
(4)カヴァーニSQ
(6)ジェームス・プウ(Trb)、
(7)フランク・ローゼンヴァイン(Ob)

録音:2011年
アメリカ出身のフルート奏者兼作曲家として活躍するゲイリー・ショッカー。フルート作品も多数残しています。今作はハープ奏者エミリー・ミッチェルを迎えてハープ作品を録音。ショッカー自身がフルートで参加した作品も多く、ハープとフルートの優しくも爽やかな音色が融合し、美しい作品ばかり。しなやかに紡がれるハープの新しいレパートリーとして注目のアルバムです。
ALBANY
TROY-1639(2CD)
チャールズ・ベスター(1924-2016):後期室内楽作品集
(1)アルト・サキソフォンと打楽器のための組曲
(2)13 のブラックバードの見方
(3)管楽六重奏のための“JB”組曲
(4)チェロ・ソナタ
(5)時間とその場所
(6)秋のアン
(7)様々な愛の歌
(8)成長のための童謡
(1)リン・クロック(アルトSax)、
(1)エドゥアルド・レアンドロ(Perc)、
(2)(4)(5)(6)(8)エステラ・オレフスキー(P)、
(2)(5)パウリーナ・スターク(語り、S)、
(3)ストニー・ブルック・コンテンポラリー・プレイヤーズ、
(4)アストリッド・シュヴィーン(Vc)、
(6)ジョン・ハンフリー(T)、
(7)ナイジェル・コックス(P)、
(8)ダナ・ヴァルガ(S)

録音:2015年
2016 年に惜しくも亡くなったアメリカの現代音楽作曲家チャールズ・ベスター。イエール大学でパウル・ヒンデミットに学び、ジュリアード音楽院でヴィンセント・パーシケッティとピーター・メニンに師事。12 音技法を用いた作風が特徴です。90 歳を記念して、後期に作られた室内楽作品を 2 枚組に収めたアルバム。
ALBANY
TROY-1641(1CD)
ゲイリー・スマート(1943-):室内作品集
(1)プレイヤー(祈る人)
(2)生き生きとした空想
(3)子供の遊び
(4)マンデラ
(5)空想ソナタ
(1)(3)(4)ガイ・イエフダ(Cl)、
(2)サイモン・シャオ(Vn)、
(2)ニック・カリー(Vc)、
(2)(4)(5)ゲイリー・スマート(P)、
(3)マイケル・ボヴェンツィ(Sax)、
(5)マイケル・テイラー(ヴィブラフォン)
アメリカの現代音楽作曲家ゲイリー・スマート。アメリカーナを意識した作風で、即興ジャズやリズムなど様々な音楽から影響を受けた多様性を感じさせる作品です。今作ではクラリネット作品やピアノ三重奏、ヴィブラフォン作品などの室内楽作品を集めたものです。
ALBANY
TROY-1648(1CD)
レーガー:クラリネットとピアノのための作品全集
クラリネット・ソナタ 変ロ長調 Op.107
クラリネット・ソナタ 変イ長調 Op.49-1
クラリネット・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.49-2
アルバムの1ページ WoO II/13
アルバムの1ページ WoO II/12
デイヴィッド・オドム(Cl)
ジェレミー・サモレスキー(P)

録音:2016年6月12−14日 ジョージア州クレイトン郡モロー
マックス・レーガー(1873―1916)のクラリネット・ソナタは深いロマンティシズムが映える作品で、ここ20 年ほどで大きく人気が高まりCD も多数発売されるようになった。このCD では、米国南部で活躍する若いクラリネット奏者、デイヴィッド・オドムが滑らかな美音で演奏、レーガー独特の渋さを押さえ滑らかな美しさを引き立てている。

Stradivarius
STR-37044(1CD)
モーツァルト:J.S.バッハによる6つの前奏曲とフーガ KV 404a リアーナ・モスカ(Vn)
ジャンニ・デ・ローサ(Va)
マルチェッロ・スカンデッリ(Vc)

録音:2014年、2015年
モーツァルト自作のアダージョ(プレリュード)と編曲した J.S.バッハと W.F.バッハのフーガを組み合わせた作品“バッハによる6 つの前奏曲とフーガ”。近年は偽作とされる説が強い。とはいえ偉大な作曲家の美しい響きと、落ち着いた音楽に癒される 1 枚。ヴァイオリンは、イル・ジャルディーノ・アルモニコのメンバーとしても知られるリアーナ・モスカ。
Stradivarius
STR-37039(1CD)
クラウス・フーバー(1924-):フルート作品集
(1)生と死は裏表ではなく
(2)インタルシミレ
(3)禁欲/(4)フルーティストに尋ねよ
(5)私は空の中で迷う
(6)悲歌〜私の心は引き裂かれ
(7)私たちの影の時代/(8)無限の気T
(9)悲歌〜私の心は引き裂かれ
ジャン=リュック・ムネ(Fl)
(3)(5)クラウス・フーバー(語り)、
(1)(9)キャロライン・デルメ(テオルボ)、
(1)マジッド・エル=ブシュラ(C-T)、
(7)ヴェロニク・ゲスキエール(Hrp)、
(7)ピエール=アンリ・シュエレブ(Vaダモーレ)

録音:2001年&2014年
2009 年、エルンスト・フォン・ジーメンス賞とザルツブルク音楽賞受賞したスイスの現代音楽作曲家の巨匠クラウス・フーバー。このアルバムは彼のフルート作品を集めたアルバムで、フーバー自身も「語り」として参加している。無調の旋律が展開されフルートの音色を多彩に活かしながら独創性溢れる作品を作り上げています。

APARTE
AP-129(3CD)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲
第4番 イ短調 op.23、第5番「春」ヘ長調 op.24、第2番 イ長調 op.12-2、第3番 変ホ長調 op.12-3、第1番 ニ長調 op.12-1、第6番 イ長調 op.30-1、第7番 ハ短調 op.30-2、第8番 ト長調 op.30-3、第9番「クロイツェル」op.47、第10番 ト長調 op.96
ピエール・フシュヌレ(Vn)
ロマン・デシャルム(P)

録音:2015年3月5-9日(ライヴ)、ル・トリデン
ピエール・フシュヌレは1985年生まれ、ニースの音楽院出身、オリヴィエ・シャルリエに師事した若手。共演のピアノ、デシャルムは、パリ国立地方 音楽院では、教授として後進の指導にあたる一方、ソリスト、そして室内楽奏者としてもエベーヌ弦楽四重奏団などと共演するなど、活躍しています。デシャ ルムの素晴らしいピアノに乗って、フシュヌレのヴァイオリンがのびやかに歌い上げる、非常にさわやかなベートーヴェンの全集の登場です。 (Ki)

CLAVES
50-1701(1CD)
モーツァルトとプーランク
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第25(18)番 ト長調 K.301(293a)
 ヴァイオリン・ソナタ第28(21)番 ホ短調 K.304
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第34(26)番 変ロ長調 K.378(317b)
エスター・ホッペ((Vn)
アリスター・ビートソン(P)

録音:2016年4月16&17日/バイエルン放送(ミュンヘン)
麗しきヴァイオリニスト、エスター・ホッペによるモーツァルト第2弾、カップリングはプーランクです!エスター・ホッペは1978年生まれのスイスの ヴァイオリン奏者。バーゼル音楽アカデミー、フィラデルフィアのカーチス音楽学校、ロンドンのギルドホール音楽学校に学び、2002年にザルツブルクで 行われた第8回モーツァルト国際コンクールで優勝。2009年から2013年までミュンヘン室内Oのコンサートミストレスを務めました。Clavesレー ベルからリリースした前作、ストラヴィンスキーを組み合わせたモーツァルト第1弾(50 1403)は話題となりました。 今回のカップリングはプーランクのヴァイオリン・ソナタです。プーランクの唯一のヴァイオリン・ソナタは、スペインの作家であるフェデリコ・ガルシア・ ロルカに献呈されました(1936年に銃殺)。変幻自在に目まぐるしく雰囲気の変わるこの作品の初演は、1943年6月21日にジネット・ヌヴーとプー ランク自身の演奏によりパリのサル・ガヴォー行われました。なお、当ディスクを含む今日親しまれて演奏されているのは1949年に改訂版です。美しく も儚いプーランクの傑作をホッペの表現力豊かな演奏でお楽しみいただけます。 (Ki)

Cantaloupe
CA-21124(1CD)
NX-B05
ケン・トムソン:室内楽作品集
Restless/ME Vs.
アシュリー・バスゲート(Vc)
カール・ラーソン(P)

録音 2015年10月
このアルバムは、アーティストのインディ・レーベルである「UFFDA Records」とCantaloupeの共同リリースで、2013年にリリースされた「Thaw」のフォローアップ・アルバムで す。ジャズ、パンクの影響も見えるトムソンの音楽はとても難解で、演奏家には熟達した技術が求められますが、チェリスト、アシュリー・バスゲイトとピアニスト、カール・ラーソン は、それを難なくクリアし、テンションを保ちながら、劇的なクライマックスを作り上げています。 ここには2曲の「室内楽作品」が収録されており、どちらも彼の代表的な作品です。

Champs Hill Records
CHRCD-120(1CD)
エネスコ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調 Op.25「ルーマニアの民族様式で」
ヴァイオリン・ソナタ第2番ヘ短調 Op.6
幼き日の印象 Op.28
ダニエル・ローランド(Vn)、
ナターシャ・クドリツカヤ(P)

録音:2015年7月29日−30日
メニューイン、フェラス、ギトリス、グリュミオーの師でもあるルーマニアの巨匠エネスコのヴァイオリン・ソナタ集を、ブロドスキーSQの第1ヴァイオリン奏者、ダニエル・ローランドがレコーディング!2007年にブロドスキーSQの第1ヴァイオリンに招かれ、アンサンブルを牽引し続けてきたダニエル・ローランド。ロレンツォ・ストリオーニの1776年製のヴァイオリンを手に、BBCスコティッシュ響、スコットランド室内管、マーラー室内管のゲスト・コンサートマスター、ロンドンの王立音楽大学の教授としても活躍する実力派です。ブラームスのピアノ五重奏曲(CHAN-10892)の好演が記憶に新しい才女、ナターシャ・クドリツカヤとの磨きがかかったアンサンブルも楽しみなところ。
Champs Hill Records
CHRCD-099(1CD)
エアー、ブルースとダンス〜オーボエのための作品集
ティペット(メイリオン・ボーウェン編):前奏曲「秋」
R・R・ベネット:4つのカントリー・ダンス
ダヴ:恋に悩むレナンシーのための音楽
ウィアー:山の空気
パワーズ:暗がりで/ブレイ:遅い雪
デイヴィッド・マシューズ:モンタナ・テイラーのブルース
グライム:3つの小品
R・R・ベネット:アラベスク
タヴナー:リトル・ミスンデン・カーム
フィブス:ヴォカリーズ
ジェームズ・ターンブル(Ob)
リビー・バージェス(P)、
アンサンブル・ペルペトゥオ

録音:2014年10月22日−23日
近現代作品のスペシャリストとして高い評価を受けているイギリスのオーボイスト、ジェームズ・ターンブルのリサイタル・プログラム。デイヴィッド・マシューズや、女王陛下の音楽師範ウィアー、UKでも指折りのオペラ&映画音楽の作曲家ダヴなど、現代のイギリスを代表する錚々たる作曲家たちの名前と作品が並ぶ。使用楽器は仏ロレー社のロイヤル。

Delphian
DCD-34034(1CD)
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ.ト短調 Op.19
 ヴォカリーズ Op.34-147
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ.ニ短調 Op.40
ロバート・アーヴィン(Vc)、
グレアム・マクナウト(P)

録音:2007年9月7日−9日
※初紹介旧譜
ウィリアム・プリース、ピエール・フルニエに師事し、フィルハーモニア管、ASMF、スコティッシュ・オペラの首席奏者を歴任した実力派チェリスト、ロバート・アーヴァイン。20世紀ロシアを代表するラフマニノフとショスタコーヴィチのチェロ・ソナタをマッテオ・ゴフリラー1720年製のチェロで披露しています。
Delphian
DCD-34029(1CD)
マクガイル:フルート、ギターとピアノのための作品集
ハーバー・オブ・ハーモニーズ
涙の泉/前奏曲第13番
ダーク・クラウド/カプリース
ケルティック・ノートワーク
レジスタンス・ムーヴメント
アマゾニア/ダンシング・メモリーズ
トゥウェルヴ・ホワイト=ノート・ピース
ナンシー・ルッファー(Fl、ピッコロ)、
アビゲイル・ジェームス(G)、
ドミニク・サンダース(P)

録音:2005年6月19日ー20日
1948年グラスゴー生まれのスコットランドの作曲家、エディー(エドワード)・マクガイル。2003年にはブリティッシュ・コンポーザーズ・アウォードを受賞するなど、英国内外で高く評価されています。当タイトルでは、フルート、ギター、ピアノのソロからデュオ、三重奏、各楽器のアンサンブルまでを収録しています。

Champs Hill Records
CHRCD-122(1CD)
レントヘン:弦楽三重奏曲全集 Vol.4
弦楽三重奏曲第13番イ長調/弦楽三重奏曲第14番ハ短調/弦楽三重奏曲第15番ハ短調/弦楽三重奏曲第16番嬰ハ長調
レンドヴァイ弦楽三重奏団〔ナディア・ヴィーゼンベーク(Vn)、イルヴァリ・シリアクス(Va)、 マリー・マクラウド(Vc)〕

録音:2015年6月17日−19日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)
19世紀から20世紀にかけて隆盛を誇ったオランダの音楽一族、レントヘン家を代表する大音楽家ユリウス・レントヘン(1855−1932)。 イギリスの女流弦楽器奏者たちによって結成されたアンサンブル、レンドヴァイ弦楽三重奏団が進めてきた「レントヘン:弦楽三重奏曲全集」の録音は、ハーグのオランダ音楽研究所に保管されていた手書きの未出版譜を発見したことによりスタートした歴史的プロジェクト。オランダの伝統的な舞曲や旋律が多用されているといった特徴を持つこの曲集も、第13番〜第16番を収録した第4集でついに全集完結!
Champs Hill Records
CHRCD-105(1CD)
メンデルスゾーン、ヘンゼル、スタンデイル・ベネット:チェロ・ソナタ集
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第1番変ロ長調 Op.45
ファニー・ヘンゼル:ファンタジア.ト短調、
 カプリッチョ 変イ長調
スタンデイル・ベネット:チェロとピアノのための二重奏ソナタ.イ長調Op.32
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番ニ長調 Op.58
アリス・ニアリー(Vc)、
ベンジャミン・フリース(P)

録音:2014年11月3日−5日、&10月、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)
グールド・ピアノ・トリオのメンバー、アリス・ニアリーとベンジャミン・フリースによるチェロ・ソナタ集。フェリックス・メンデルスゾーンとその姉、ファニー・ヘンゼル(ファニー・メンデルスゾーン)の作品、そしてイギリス・ロマン派、ウィリアム・スタンデイル・ベネットの二重奏曲(二重奏ソナタ)を組み合わせた意欲的なプログラム。

PRAGA
PRD-250348(2CD)
ブダペスト四重奏団のブラームス
弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.51の2
弦楽四重奏曲第3番変ロ長調Op.67
弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.51の1
弦楽五重奏曲第1番ヘ長調Op.88
弦楽五重奏曲第2番ト長調Op.111
ブダペストQ
ワルター・トランプラー(Va)

録音:1963年11、12月(四重奏)、1958年1月(五重奏)/ニューヨーク
こちらも名盤中の名盤、ブダペスト四重奏団によるブラームス作品集から弦楽四重奏曲と弦楽五重奏曲全曲。いぶし銀の芸風を聴かせてくれます。 (Ki)

IDIS
VERMEER-40012
(2CD)
J.S.バッハ:フルート曲全集
ソナタ ロ短調BWV1030
ソナタ イ長調BWV1032
ソナタ ト短調BWV1034
ソナタ ホ長調BWV1035
ソナタ ハ長調BWV1033
ソナタ 変ホ長調BWV1031
ソナタ ト長調BWV1020
無伴奏フルート・ソナタ イ短調BWV1013
フランチェスカ・パニーニ(Fl)
アムミンバーレ・レバウデーゴ(P)

録音:2016年6月/カストレッツァート・カヴァッリ・スタジオ(ブレシア)
バッハのフルート曲を、偽作といわれているものまですべて含めた好企画。イタリアのフルート奏者パニーニは、古典派の知られざる作品発掘に熱心な女流。王道のバッハでも澄んだ美しい音色を聴かせてくれます。ピアノ伴奏という点もかえって新鮮です。 (Ki)


Wigmore Hall Live
WHLIVE-0086(2CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集Vol.3
弦楽四重奏曲第3番ニ長調Op.18-3
弦楽四重奏曲第11番ヘ短調「セリオーソ」Op.95
弦楽四重奏曲第13番変ロ長調Op.130
エリアスSQ
【サラ・ビトルロック(Vn)、ドナルド・グラント(Vn)、マーティン・セイヴィング(Va)、マリー・ビトルロック(Vc)】

録音:2014年10月9日ウィグモア・ホール、ロンドン(ライヴ)
1998年に結成された若手カルテット、エリアス弦楽四重奏団。メンデルスゾーンのオラトリオ「エリア」のドイツ語の呼び名から取られたカルテット名。 マンチェスターにあるノーザン国立音楽大学に在籍中に結成され、クリストファー・ローランド博士に師事、ケルンの音楽学校ではアルバンベルク四重奏団 にも師事しています。BBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティストにも選ばれ、2010年にはボレッティ・ブイトーニ・トラスト賞を受賞する など、新時代のアーティストとして注目を集めています。2010年9月にウィグモア・ホールで行われたリサイタルを収録したアルバム(シューマン/ハイドン: WHLIVE0051)は、BBCミュージックマガジンの新人賞に選ばれました。このアルバムは、エリアス弦楽四重奏団が2012年以来イギリス全土で行っている、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏会を受けて企画されたウィ グモア・ホールでのチクルス第3弾。聴き慣れた楽曲を新鮮に、かつ正統的なアプローチの中にもドラマティックな解釈を取り入れ、ベートーヴェンの音 楽性に正面から挑んでいます。 (Ki)

オクタヴィア
OVCL-00612(1CD)
2017年1月25日発売
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第2番作品108
フランク:ヴァイオリン・ソナタイ長調
ショーソン(イザイ編):詩曲
千々岩英一(Vn)、上田晴子(P)

録音:2016年7月27日-29日神奈川・相模湖交流センター
千々岩英一はパリ音楽院に学び、1998年から、名門パリ管弦楽団の副コンサートマスターの地位と重責を20年近くも担っている名ヴァイオリニストです。 このアルバムには、長いフランス生活で育まれた独自の感性が横溢し、名レパートリーが香気ある輝きに彩られています。内側からパッションを呼び込んでいくようなフランク。ブリュッセル図書館秘蔵のイザイ自筆譜を用い、伴奏部ではピアニスト上田晴子がオーケストラからの要素を盛り込み、オリジナル・ヴァージョンで弾くショーソンも大いなる聴きどころです。 使用楽器は1740年製オモボノ・ストラディヴァリ「フライッシュ」、これが事実上わが国でのデビュー盤となります。(オクタヴィア)

CEDILLE
CDR-90000167(1CD)
NX-B04
ドーヴァー弦楽四重奏団/モーツァルト作品集
弦楽四重奏曲 第22番 変ロ長調「プロシャ王 第2番」K589
弦楽四重奏曲 第23番 ヘ長調「プロシャ王 第3番」K590
弦楽五重奏曲 第2番 ハ短調 K406(516b)
ドーヴァーSQ
マイケル・トゥリー(Va)

録音:2015年12月8-10日
カーティス音楽院の学生たちによって2008年に結成されたドーヴァー弦楽四重奏団は、2013年の「バンフ国際弦楽四重奏コンクール」、2015年の「ク リーヴランド・クァルテット・アワード」など数多くの賞を獲得し、北米を中心に世界的な活動を行っています。先頃は長い歴史を持つノースウェスタン大学所 属のビーネン音楽院のアンサンブル・イン・レジデンス”にも任命され、ますますその活躍が期待されています。 このアルバムは彼らによるモーツァルトの最後の2曲の弦楽四重奏曲と、長年グァルネリ弦楽四重奏団のメンバーとして活躍、カーティス音楽院で彼らを指 導した名手マイケル・トゥリーを迎えた弦楽五重奏曲を収録。しなやかで流麗な演奏からは、次代を担うカルテットとしての飛躍が期待されます。
CEDILLE
CDR-90000168(1CD)
NX-B04
ミーシャ・ズプコ:室内楽作品集
Rising/Fallen
From Twilight/Eclipse
Nebula/灰色の影
ラヴ・オブセッション
リー・サンミー(Vn)
ウェンデイ・ワーナー(Vc)
ミーシャ・ズプコ(P)

世界初録音
アメリカ在住のピアニスト、作曲家ミーシャ・ズプコの独創的で幻想的な作品集。このアルバムのタイトルにもなったトラック4の「Eclipse-日食」は、宇宙空 間に浮かぶ2つの天体をヴァイオリンとチェロで表現した曲で、2つのメロディが融合し、軌道を描きながら不思議な輝きを発していきます。ルカ福音書に記さ れた“イエスの昇天”を描いた「Rising-上昇」、それとは対照的な性格を持つガルシア・ロルカの詩に基づく「Fallen-下降」、あらかじめ録音してあるエレク トリック・チェロの音色が交錯する「ラヴ・オブセッション」と、どの作品も興味深いものです。

CD ACCORD
ACD-223(1CD)
NX-B05
アガタ・シムチェフスカ〜ヴァイオリン・リサイタル
ザレフスキ(1990-):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(2013)
マイクシャク(1983-):ヴァイオリンとアコーディオンのためのソナタ(2015)
マルコヴィチ(1979-):ヴァイオリン・ソナタ(2015)
アレクサンダー・ノヴァーク(1979-):3つのムードによるソナタ(2015)
アガタ・シムチェフスカ(Vn)
マレク・ブラハ(P)
マチェイ・フラキエヴィチ(アコーディオン)
グレゴルシュ・スクロビンスキ(P)
ウーカシュ・クロパチェフスキ(G)

録音:2016年1月5-8日
ポーランド出身の女性ヴァイオリニスト、アガタ・シムチェフスカのデビュー・アルバム。タイトル「Modern Soul」が示す通り、これらの作品はどれも2013年か ら2015年に作曲された、ポーランドの最先端をいく曲です。シムチェフスカをはじめとした演奏家たちと、ルトスワフ弦楽四重奏団のメンバーで、優れた作 曲家でもあるマルシン・マルコヴィチら、若き作曲家たちとのコラボレーション・プロジェクトとなるこのアルバム、どの作品にも「ソナタ」というタイトルが付されてお り、これは新古典派の様式を用いつつ、音楽の持つ優雅さや芸術的手腕を追求したということで、プロコフィエフを思わせるザレフスキ、「ludic tone=遊 び心のある音」にミニマル要素を加えたマイクシャク、「熟考」と「衝動」この2つの要素を当てはめたマルコヴィチ、単一楽章の中で刻々と表情を変えていくノ ヴァーク、と各作曲家の創意工夫が存分に表現されています。
CD ACCORD
ACD-228(1CD)
NX-B05
ユゼフ・シュヴィデル(1930-2014):管楽のための作品集
抒情小品集(1975) 〜フルート,オーボエ,クラリネット,ホルン,ファゴットのための
アレグレット(1952) フルートとピアノのための
スケルツォ(2007) フルートとギターのための
アンダンテ(1951) オーボエとピアノのための
ンプロヴィゼーション(1991) クラリネットとピアノのための
ソナタ(1954) ファゴットとピアノのための

小五重奏曲(1993/2005)〜フルート,オーボエ,クラリネット,ホルン,ファゴットのための
マリア・グロホフスカ(Fl)
ピョトル・ピツ(Ob)
ロマン・ヴィダシェク(Cl)
マレク・バランスキ(Fg)
マリウス・ツィエテク(Hrn)
エウゲニウシュ・クナピク(P)
ワンダ・パラツ(G)

録音:2016年9月5-6日、25-27日
ポーランドを代表する合唱音楽の作曲家として知られるシュヴィデル。彼は3曲の歌劇をはじめ、オラトリオ、多数のカンタータ、9曲のミサを書き、親しみ易 い作風を持つ合唱曲は世界中の合唱団で愛唱されています。とはいえ、シュヴィデルは全く器楽のための作品を書かなかったわけではなく、このアルバムに 収録されているような管楽器のアンサンブル曲も、いくつか手掛けていました。前衛音楽について否定的な考えを持っていたシュビデル、この作品でも、調 性は放棄しているにも拘わらず、決して難解になることはなく、ユーモラスな雰囲気の中に、時には思い切りロマンティックな表情が込められた美しい音を聴 くことができます。

CPO
CPO-777996(1CD)
NX-B02
ロベルト・ラデッケ(1830-1911):ピアノ三重奏曲集
ヴァイオリン,チェロとピアノのための三重奏曲 変イ長調 Op.30
3つの幻想小品集 Op.7
ヴァイオリン,チェロとピアノのための三重奏曲 ロ短調 Op.33
フォンテーヌ三重奏団
ドイツの指揮者、ヴァイオリニスト、作曲家ロベルト・ラデッケ。交響的作品集(777995)に続く室内楽作品集は、どれも世界初録音となり ます。ポーランドとドイツの国境近くにあるジェチュモロヴィチェに生まれ、1853年にベルリンに移住。指揮者、教育者として19世紀末のドイ ツ音楽界に強い影響を与えたラデッケは、ヴァイオリニストとして四重奏団に属し、またピアニストとしてはベートーヴェンのソナタで極めてセン セーショナルな解釈を施すなど、演奏家としても傑出した才能を示していました。そんなラデッケの室内楽曲は、充実したピアノ・パートと、ロ マンティックな感情表現に溢れたメロディが特徴的。演奏しているフォンテーヌ三重奏団はドイツの若手奏者たちによるアンサンブル。古典派 から現代音楽まで幅広いレパートリーを有しています。
CPO
CPO-555051(1CD)
NX-B02
リース:フルートと弦楽三重奏のための作品全集第1集
フルート四重奏曲 ニ短調 WoO 35-1
弦楽三重奏曲 変ホ長調 WoO 70-1
フルート四重奏曲 ハ長調 Op.145-1
アルディンゲロ・アンサンブル
ベートーヴェンの弟子であり、また傑出した才能を持つピアニストとしてヨーロッパ中で演奏活動を行ったフェルディナント・リース。300曲ほどの 作品については、以前は「単なるベートーヴェンの模倣」と見做されていましたが、最近になって様々な研究が進み、その評価も高まってきて います。リースは生涯に渡って室内楽作品を書いていますが、その中でもフルートの扱いは別格で、6つの四重奏曲をはじめ、三重奏曲、ソ ナタ、ディヴェルティメント、幻想曲と、他の管楽器に比べて数多くの作品が残されています。中でもハ長調のフルート四重奏曲は、ベートー ヴェン風のモティーフを用いながらも、既に独自の作風が確立されています。最終楽章のスペイン風の高揚したリズムにもご注目ください。
CPO
CPO-777979(1CD)
NX-B02
ユゼフ・コフレル(1896-1944):ピアノ曲、室内楽作品集
弦楽三重奏曲 Op.10
ピアノのための「音楽、ソナタのような」Op.8
ピアノのためのソナチネ Op.12
ピアノのための「ポーランド民謡」Op.6
ヨハン・シュトラウスのワルツによる変奏曲 Op.23
ハネス・シェルホルン(1962-):アンサンブルのための“Spur”
ゼブラ三重奏団
マルタン・フォン・デア・ハイト(P)
オーストリア新音楽アンサンブル
ヨハネス・カリツケ(指)
“ポーランドで初めて十二音技法を取り入れた”とされる作曲家ユゼフ・コフレルのピアノ作品集。彼は当時オーストリア=ハンガリー二重帝 国領で現在はウクライナ領であるストルィーに生まれ、1918年から1924年にウィーンで音楽を学びました。その後はまたウクライナのリヴォフ に戻り音楽教師として活躍しましたが、ドイツ軍が侵攻した際、家族とともに囚われの身となり、恐らくホロコーストによって命を落としたと推 測されています。そのため彼の作品も散逸してしまい、現在は戦前に出版された僅かな作品のみで、彼の業績を確認する以外ありません。 十二音の技法を自由に用い、また独自に発展させた挑発的な作品です。アルバムの最後に収録されているシェルホルンの「Spur」(奨励 という意味を持つ)はコフレルの作品の独創性にインスパイアされた作品で、そのままコフレルに捧げられています。

Challenge Classics
CC-72745(1SACD)
ブラームス:ホルン三重奏曲 Op.40
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
シューベルト:流れの上で D.943
ピルス:ソナタ形式による3つの小品
ロブ・ファン・デ・ラール(Hrn)
トーマス・ベイヤー(P)
マシュー・ファン・ベーレン(Vn)
カリン・ストローボス(Ms)

録音:2016年6月4、5、11、12日/ベルギー、モル、ギャラクシー・スタジオ
ロブ・ファン・デ・ラールはヘルマン・ユーリセンやヴォルフガング・ヴラダーに学んだ1987年オランダ生まれのホルン奏者。アーネム・フィル首席、 ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団首席の他、ロイヤル・コンセルトヘボウやロッテルダム・フィル、ヨーロッパ室内管、ソウル・フィルなど多くのオー ケストラで客演首席として演奏、ハイティンク、ヤンソンス、アーノンクールらとの共演経験を持ち、ソリストとしても活躍しています。その若き才能が鮮 やかに刻まれた、ホルンの魅力たっぷりのソロ・デビュー・アルバムが登場しました。 シューベルトの『流れの上で』は珍しいホルンのオブリガート付き歌曲。歌とは別のメロディをホルンが終始吹き続け、大変美しい効果を上げます。歌 曲ながら10分近い大曲で、ホルン奏者にとっても腕の見せ所と言える1曲です。 カール・ピルス(1902-1979)はブラス奏者には有名な作曲家で、各管楽器のコンチェルトやブラス・アンサンブルの作品を書いています。作風は師 であるフランツ・シュミットを思わせるもの。R.シュトラウスにも近いロマン派音楽です。 (Ki)

Hanssler
HC-16087(2CD)
ロマン派のフルート名曲集
ライネッケ:フルート・ソナタ『ウンディーネ』 Op.167
ベーム:シューベルトのワルツによる変奏曲 Op.21
R.シュトラウス:序奏、主題と変奏曲
ラインベルガー:フルートとピアノのためのラプソディ Op.27
ドップラー:ハンガリー田園幻想曲 Op.26
ドロテア・ゼール(Fl)
クリストフ・ハンマー(フォルテピアノ)

録音:2007年6月26〜28日
ドロテア・ゼールは古楽奏者として、イングリッシュ・コンサート、エイジ・オブ・インライトゥメント、ハノーヴァー・バンド、ロンドン・バロック、ム ジカ・アンティクヮ・ケルンといった名だたる古楽オーケストラで演奏、現在ミュンヘン・バロックゾリステンのリーダーを務めている名手です。今作では ロマン派の作品を収録しており、トラヴェルソではなくベーム式の近代フルート(1890年頃製)を使用。伴奏は1870年頃製のフォルテピアノ。ドップラー の有名曲『ハンガリー田園幻想曲』などを当時の楽器の音色でお聴き頂けます。 (Ki)

SUPRAPHON
SU-4214(1CD)
ベートーヴェン:八重奏曲 変ホ長調 Op.103(1792)
ギデオン・クライン(1919-1945):ディヴェルティメント(1939-40)
モーツァルト:セレナード.ハ短調 K.388/384a(1782)
フィルハーモニア・オクテッ
ト【ヴィレム・ヴェヴェルカ(Ob)、モニカ・ボウシュコヴァー(Ob)、ヴァーツラフ・ヴォナーシェク(Fg)、マルチン・ペトラーク(Fg)、イルヴィン・ヴェニシュ(Cl)、カレル・ドーナル(Cl)、オンドジェイ・ブラヴェッツ(Hrn)、プジェミスル・ヴォイタ(Hrn)】

録音:2016年1月20-22日/チェコ・ブレザレン福音教会(プラハ)
オーボエのヴィレム・ヴェヴェルカ、ファゴットのヴァーツラフ・ヴォナーシェク、ホルンのプジェミスル・ヴォイタなど、実力派がメンバーに連ねるフィル ハーモニア・オクテットが結成10周年を記念としたディスクをリリースします。作品は管楽八重奏曲の必須レパートリーであるベートーヴェン、モーツァル トに加え、チェコの作曲家、ギデオン・クラインのディヴェルティメントも収録しました。 1919年モラヴィア地方のプシェロフに生まれたユダヤ系の作曲家、ピアニストだったクラインは、10歳にして作曲を開始。1938年にはプラハに出て ピアニストとして演奏家デビューを果たすなど、若くして才を発揮しました。しかし、当時のチェコではユダヤ人は厳しい制約下に置かれることとなり、自身 の作品の演奏機会も奪われてしまいます。その後強制収容所へ送致され、1945年1月27日、20代半ばで歿した悲劇の作曲家です。1938-39年に作 曲されたディヴェルティメントはクラインが20歳に書きあげた作品。苦悩と悲哀に満ちたクラインの代表作の一つです。
オーボエのヴィレム・ヴェヴェルカは1978年プラハ生まれ。プラハ音楽院で学びフランス人オーボエ奏者ジャン=ルイ・カペツァリ氏に師事し、2003 年日本で開催された国際オーボエ・コンクールで1位を獲得した逸材です。ファゴットのヴァーツラフ・ヴォナーシェクは、2004年のメルボルン国際ダ