湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



BMC(ブタペスト・ミュジック・センター)
(ハンガリー)


ハンガリーのブダペスト・ミュージック・センター(Budapest Music Center)の自主レーベル。 ハンガリーの演奏家たちを中心とするハイレベルの演奏、そしてレパートリーはハンガリー民謡からクラシック音楽、そして現代音楽までと多岐にわたります。また、シャーンドル・ヴェーグの秘蔵録音のリリースなども見逃せません。



※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
BMCCD-007
エトヴェシュ:作品集
1. アトランティス(1995)
2. サイココスモス(1993)
3. シャドウズ(1996)
ペーテル・エトヴェシュ((指)1,2)、
マールタ・ファービアーン(ツィンバロン、1,2)、ディートリッヒ・ヘンシェル(バリトン、1)、ケルンWDRSO(1)、BBC響(2)、ハンス・ツェンダー((指)3)、ダグマー・ベッカー(フルート、3)、ヴォルフガング・メイヤー(クラリネット、3)、南西ドイツRSO(3)

録音:1995年、1996年
ハンガリーを代表する現代作曲家のひとりであり、指揮者、そして教育者としてなど多方面で活躍しているペーテル・エトヴェシュ(1944-)の代表作、「アトランティス」を含む作品集です。非常にカラフルで表現力豊かなエトヴェシュの音楽を堪能できるアルバムで、エトヴェシュ入門にもおすすめの一枚です。
BMCCD-009[BM]
リスト:管弦楽作品集
「プロメテウス」、「マゼッパ」、「タッソー」、「前奏曲」
ツォルト・ハマル(指)ハンガリー国立PO
BMCCD-010[BM]
ラースロー・シャーリ:機関車交響曲
蒸気機関の練習曲、
ハンガリー蒸気機関車のオリジナル録音 
ラースロー・シャーリ(ミュージック・コンクレート)
*フンガロトン原盤
これは珍品。聴いてびっくり機関車交響曲!
BMCCD-011[BM](2CD)
バッハ:フーガの技法
(エーリッヒ・ベルゲル編、管弦楽編曲版) 
エーリッヒ・ベルゲル(指)クルジPO
1991年ライヴ
荘重でテーマが超人的な、この「フーガの技法」が大オーケストラによって聞き手に迫ります。ベルゲルはルーマニア出身。NHK交響楽団にも客演、渋いブルックナーを聴かせてくれましたが1998年に亡くなりました。ブルックナーの壮大な音楽に限りなく近づいた凄い編曲です。
BMCCD-012[BM]
R・シュトラウス:変容、
オネゲル:交響曲第2番
エーリッヒ・ベルゲル(指)
カメラータ・トランシルヴァニカ
厳しい練習が偲ばれる、筋肉質の見事な演奏。
BMCCD-013[BM]
ギュラ・チャポ(1955〜):作品集
狙撃後の握手、グリーグ賛、
クラップの最後のテープ(ベケットによる)、
バード・デイ・ケージ(ジョン・ケージ76歳の誕生日に)
チャポ(指、P、ノイズ、エレクトロニクス)、他多数
BMCCD-014[BM]
ラスロ・ヴィドフスキー(1944〜):MIDI PIANOのための練習曲 ヤマハ・ディスクラヴィーア使用
BMCCD-015[BM]
ジャズ、ブラス
トロンボーン・アンサンブルによるジャズ・スタンダード名曲集
ハンガリー・ジャズ・トロンボーン・カンパニー、
カール・フォンタナ(Trb)
ゲストにアメリカの名ジャズ・トロンボーン奏者カール・フォンタナを迎えています。
BMCCD-017[BM]
エミール・ペトロヴィチ(1930〜):弦楽四重奏曲第1,2番、無伴奏ヴァイオリンのためのラプソディー、無伴奏チェロのためのラプソディー バルトークSQ  
サライ(Vn)、メツォ(Vc)
BMCCD-018[BM](2CD)
レオ・ヴェイネル:管弦楽を伴なう作品集 
(1)「田園」幻想曲とフーガ、(2)ロマンス、
(3)ピアノ・コンチェルティーノ、(4)謝肉祭、
(5)ヴァイオリン協奏曲第2番
(1)〜(4)ティボール・ヴァルガ(指)
(5)ツォルト・ハマル(指)
(1)〜(5)ブダペスト室内SO
(2)ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)、
(2)メリンダ・フェレター(Hp)
(3)ジェルジ・セボック(P)、
(5)アンタル・サライ(Vn)
バルトークやコダーイに次ぐハンガリーの重要な作曲家ヴェイネルの作品集。珍しくヴァルガが指揮をしていたり、シュタルケルが参加しています。(3)はハンガリーの名ピアニスト、ジェルジ・セボックの最後の録音です。
BMCCD-019[BM]
ジョゼフ・シャーリ(1935〜):集中性
ダルシマー・デュオのためのエイトより5楽章、
ドン・ゲナロの変容、6つのファンファーレ 他
セヴェレニー(ダルシマー)
ヴェコニ(ダルシマー)
ブラス・イン・ザ・ファイヴ 他
BMCCD-021[BM]
ラースロー・デシュ:首吊り(ボーナス・マルチメディア・トラック付き) アマディンダ・パーカッション・グループ 
ケラー四重奏団 他
ボーナス・トラックでは、ジャケ写につかわれている首吊人形が大活躍の幻想的な映像付き。
BMCCD-023[BM]
ベラ・ファラーゴ(1961〜):353日のミサ、
エピタフ、グレゴル・サマンサの欲求
ティハーニ(指)
インターモデュレーションアンサンブル、
トムキンス・ヴォーカル・アンサンブル、
ファラーゴ(P)他
BMCCD-027[BM]
ラスロ・ティハーニ:シャドウプレイ(ピアノ、チェロ、クラリネットのための)、アッテ チャローグ(P)、デリ(Vc)
クレンヤン(Cl)、L・ティハーニ(指)
UMZE室内音楽グループ
BMCCD-035[BM]
ラースロ・メリス(1953〜):イーノックの黙示
ムロメヂチナ・チロニス
ヘーヤ(指)UMZE室内アンサンブル 
アマディンダ・パーカッション・グループ
BMCCD-038[BM]
ペーター・エトヴェシュ:声楽作品集
2つのモノローグ(1988)、
ハラキリ(1973)、尻尾(1968)、
インセッティ・ギャランティ(1970/89)、
クリケット・ミュージック)
トムキンス(指)SWR交響cho
BMCCD-039[BM]
ラースロー・ホルトバーギ(1950〜):Fata-organa〜オルガンを伴う作品 .
この曲は仮想のイスラムのオルガン・ミサだそうで、荘厳なオルガンに時折ラジオから聞こえてくるコーランのような声が混入される。それが何ともいえない新しさ。
BMCCD-041[BM]
ストラヴィンスキー:「兵士の物語」
※ハンガリー語版
ヤーノシュ・ヴィルハイム(指)
ハンガリーの主要オーケストラのソリスト達、
ヤノシュ・クルカ(語り)、
ヨージェフ・サルヴァス(兵士)他
BMCCD-043[BM]
バッハのコンピレーション・アルバム「バッハ再探訪」
バッハ:ソナタBWV1038、
パルティータBWV1004(ヴァイオリン版&ツィンバロン版、パルティータBMV1013(サックス版)フーガの技法より終結の四重フーガ(ベルゲル完成版)
ハダディ(Ob)、サライ(Vn)、
バロフ(ツィンバロン)、
ヴァソーニ(Sax)ベルゲル(指)クルジPO
BMCCD-045[BM]
アストル・ピアソラ作品集(全11曲) ザルツブルク・オコウン・アンサンブル
2002年来日して好評だったオコウン・アンサンブルのピアソラ作品集です。
BMC-CD047
バッハ:パルティータ ニ短調BWV.1004
クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース
イザイ
:ソナタOp.27-3〜バラード(エネスコのために)
エミール・ペトロヴィチ:狂詩曲第1番
アンタル・サライ(Vn)
サライは近年、将来を嘱望されるハンガリーの若手を代表するヴァイオリニストでブダペスト音楽院で学んだ後、ティボール・ヴァルガ、ジェルジ・パウクらに指導を受けました。彼の才能はメーニューイン、アイザック・スターンにも絶賛されている。艶やかで甘い音色が特徴。
BMCCD-048[BM]
(1)クルターク:ロベルト・シューマンへの頌歌
(2)バルトーク:コントラスト、
(3)ファラーゴ:グレゴル・サマンサの欲求、
(4)ストラヴィンスキー:3つの小品 
(5)ライヒ:ニューヨーク・カウンターポイント
ゲレール・ティハニ(cl、バスcl、Es-cl、大太鼓)
(1)マルタ・クルターク(P)、ガル(Va)、
(2)シェルメッツィ(Vn)、ローマン(P)
(5)ベラ・ファラーゴ(P)
BMCCD-049[BM]
バッハ:トリオ・ソナタ集
(BWV.525、1038、1037、1039、1079)
ゾルタン・ジェンジェシー(fl)、
ラスロ・ハダディ(ob)、
ジェルジ・ラカトシュ(fg),
ボルボラ・ドボジー(Cemb)
BMCCD-054[BM]
「Shades of Bach」〜サックスによるバッハ作品集
音楽の捧げもの〜ソナタ短調VWV1079、
ソナタト短調BWV1029、
パルティータイ短調BWV1013
ヤノシュ・ヴァソーニ(アルトSax)
ダニエル・ヴァッチ(ソプラノSax)
カタリン・チラフ(P)
BMCCD-058
バルトーク:中国の不思議な役人 Op.19(Sz 73/BB 82)
管弦楽の為の協奏曲(Sz 116/BB 123)
ペーテル・エトヴェシュ(指)
ユンゲ・ドイチェO、
マーラー・ユーゲントO

録音:1992年、1994年
ハンガリーを代表する現代作曲家であり指揮者でもあるペーテル・エトヴェシュが、ユース・オーケストラを指揮してバルトークを収録。90年代に入り、オーケストラの将来と若い世代の教育により関心を持つようになったというエトヴェシュ。その一環として行われたツアーで収録されたこのアルバムに関してエトヴェシュは、「これらのコンサートのパフォーマンスは非常に強力で本物であり、オーケストラの熱意、個性、ダイナミズムもこの録音から感じられます」と語っています。
BMCCD-059[BM]
修道僧の踊り(Dervish Dance)
〜現代ハンガリーのクラリネット作品集
(1)ゲルゲリー・ヴァイダ(Gergerly Vajda,1973〜):ライトシャドウ=トレンブリング〜アンドラーシュ・ペトゥツへのオマージュ、
(2)イシュトヴァン・ラング(1933〜):モノディア、
(3)ラースロー・シャーリ(1940〜):ヴァリアツィオーニ、
4)〜(7)ヨージェフ・シャーリ(1935〜):4つのテンポ、
(8)ペーテル・エトヴェシュ(1944〜):修道僧の踊り、
(9)〜(11)ジェルジ・オルバン(1947〜):ソナタ・コンチェルタンテ 
チャバ・クレニャン(バスCl、コントラバス・クラリネット)(3)ガボール・チャローグ(P)
(9)〜(11)イルディコ・Cs・ナジ(P)
ラリネットの演奏技術を極めた超ヴィルトゥオーゾ作品集。
BMCCD-060[BM]
リスト:後期作品集(管弦楽編曲による後期ピアノ作品集)
チェールダッシュ・オプスティネ、
4つの忘れられたワルツ
ハンガリーの歴史的肖像、
死のチャールダッシュ
ジェルジー・セルメッツィ(指)
カメラータ・トランシルヴェニア
BMCCD-063[BM]
ペーター・エトヴェシュ:ゼロ・ポインツ、
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 
エトヴェシュ(指)エーテボリO、
アンサンブル・モデルン
エトヴェシュ自作自演もさることながらアンサンブル・モデルンとの一風変わったメカニックな「運命」も大注目
BMCCD-067[BM](3CD)
ブラームス:交響曲全集  エーリッヒ・ベルゲル(指)
トランシルヴァニアPO
録音:1994年(デジタル)
ハンガリー文化遺産省とハンガリー国立文化基金の支援を受けたスタジオ録音
ベルゲルがかつてN響定期に登場した際のチャイコフスキー第4交響曲の筋肉質で容赦ないダイナミズムに圧倒された方も追いことでしょう。このブラームスはざっと聴いただけでは、よくある中庸のブラームスですが、時としてベルゲルが音楽の流れを完全に止めてしまうかのようなテンポを落します。これは意図的になされた強烈な問題提起!。ルーマニア北西部の文化の中心クルージュにあるトランシルヴァニア・フィルは、1955年創立でチェリビダッケ、ベルゲルが指揮してきたことで知られます。これは凄い演奏です。
BMCCD-068[BM]
シェーンベルク:清められた夜
ショスタコーヴィチ(バルシャイ編):室内交響曲Op.110a
エードリアン・サンシャイン(指)
カメラータ・トランシルヴァニア
BMCCD-069[BM]
ラースロー・シャーリ:ダンス・ミュージック
ハンガリー舞曲’95、ブルース1,2,3、
エコー・ラグ1,2,3、エステルハージのためのワルツの一種、
思い出、タンゴ、ブロードウェイ・ブギウギ、
祖母の踊り、遅く元気良く
G.チャログ(P)、C.クレニュアーン(Cl)、
V.ブザ(Cb)、N.ゲッツ(Sax)、L.シャーリ(P)、
G.デーリ(Vc)、G.エクハルト(P)、A.ホルン(Cl)他

録音:2002年12月20-21日、2003年2月2日
シャーリは当初、実験的で前衛的作品を書いており、後に、新音楽スタジオ設立に参画。実験音楽と電子音楽の経験を経たサーリの舞曲は、伝統的な舞曲とテクノロジー、ジャンルを横断したクール&ホットでブッ飛んだダンス・ミュージック。
BMCCD-072[BM]
ペーター・エトヴェシュ作品集 
(1)ミュージック・フォー・ニューヨーク(1971/2001)〜ツィターとハーディ・ガーディ、シンセサイザーによる即興のテープ(1971)にソプラノ・サックスと打楽器の即興を追加(2001)
(2)「ナウ・ミス!」(1972)〜S・ベケットの「残り火」による テープ作品(ヴァイオリン、電子オルガンのシンセサイザーによる変容)
(3)エレクトロクロニクル(1972/74)〜テープ作品(2台の電子オルガンのエトヴェシュによる変容)WDRによるライヴ・セッション、
(4)修道僧の踊り(1993/2001)〜クラリネット・ソロのための 
(1)〜(3)ペーター・エトヴェシュ(シンセサイザー、テープ作成、電子オルガン)
ラースロー・デシュ(Sax)
アンドラーシュ・デシュ(Perc)
ヤーノシュ・ネジェシ(Vn)
メシアス・マイグアシャ(電子オルガン)
(4)チャバ・クレニャン(cl)
BMCCD-073[BM]
アイ・ルック・アップ,ジャスト・ライト
ツォルト・シェライ(Zsolt Serei 1954〜)作品集
(1)20年のための7分間(1990〜91)、
(2)3つの中国の詩〜李太白による(1996〜98) 
(3)折られた構造の陰〜ブーレーズへのオマージュ
(4)アルバム小冊子(1983〜1996)、
(5)セレナーデ(1993) 
(3)(5)ツォルト・シェライ(指)
(1)(3)(5)コンポンアンサンブル
(2)マリア・ホルヴァート(Ms)
(2)(4)ガボール・チャローグ(P)
(3)バリント・サード(cl)、
(3)チャバ・クレニャン(cl)
(5)ラースロー・ラーコシュ(hr)
ハンガリー生まれの作曲家シェライの作品集。彼の立ち上げたコンポンアンサンブルの指揮者としても活躍しています。
BMCCD-074[BM]
現代ハンガリーのフルート音楽
(1)ツォルト・シェライ:パルティータ、
(2)クルターク:J.S.B.へのオマージュ 
(3)クルターク:ドロローソ、
(4)クルターク:上へ!勢い良く! 
(5)クルターク:ある2つの花、
(6)クルターク:ランボーを読んで 
(7)アンドラーシュ・セーレシー:フルートとピアノのための3つの小品 
(8)ラースロー・シャーリ:マニフィカト、
(9)ゾルタン・ジェンジェシー:デュオ、
(10)ヨージェフ・シャーリ:無限に出会う平行線 
ゾルタン・ジェンジェシー(fl)
(8)クリスツィナ・ヨーナシュ(Vo)
(7)アンドラーシュ・ケメネス(P)
(5)(9)ゲルゲリー・イッツェス(fl)
(1)(10)ツォルト・シェライ(指)ブダペスト室内SO
BMCCD-075
ラースロー・ヴィドフスキー(b.1944):弦楽のための作品集
12の弦楽四重奏曲/12のデュオ*
アウエルSQ、
アンドラーシュ・ケラー(Vn)*
、ゾルターン・ガール(Va)*

録音:1989年1月16日-18日*、2002年12月15日-18日(ハンガリー)
セゲド音楽院とブダペスト音楽院で学んだハンガリーの作曲家、ラースロー・ヴィドフスキー(b.1944)。1970年にペーテル・エトヴェシュ、ラースロー・シャーリらと共にブダペスト新音楽スタジオを設立して以来、作曲家や演奏家として様々な活動を展開しています。1980年代からは特にミニマル音楽に傾倒したスタイルの作曲を行っているほか、室内楽や管弦楽作品に加えてピアノやコンピューターのための作品も制作しています。
BMCCD-079[BM]
モーツァルト:弦楽四重奏曲集
19番「不協和音」K.465、
第17番「狩」K.458、第14番「春」K.387、 
バルトークSQ 
[ペーテル・コムローシュ(Vn1),ゲーザ・ハルギタイ(Vn2)、ゲーザ・ネーメト(Va)、ラースロー・メズー(Vc)]
フランツ・リスト音楽院の学生によって1957年に結成されて以来(結成時の名称はコムローシュSQ)、世界中の楽壇を席巻してきた名門カルテット、バルトークSQによるモーツァルトの弦楽四重奏曲集。所謂「ハイドン・セット」に含まれる3曲を収録しています。
BMCCD-080
アンドラーシュ・セールレーシ:管弦楽と室内管弦楽のための作品集
管弦楽のための音楽(1972)
 響き(1974)
ムジカ・コンチェルタンテ(1973)*
 悲歌(1993)*
ペーテル・エトヴェシュ(指)BBC響
アンドラーシュ・ヴィルヘイム(指)ブダペスト室内SO*、

録音:1998年10月26日(ロンドン)、2002年11月18日-19日(ブダペスト)*
バルトークの全作品と論文を整理し、セールレーシ番号(Sz.)を付与したことで知られるアンドラーシュ・セールレーシ。作曲家としては1968年の「弦楽のための協奏曲第3番」が1970年にユネスコ国際作曲展でその年の優秀作曲賞を受賞し、1985年にはハンガリーにおける文化人最高の栄誉であるコシュート賞を受賞しています。
BMCCD-081[BM]
ジェルジ・クルタークJr.プロデュース「ルクス・ノクス:S[M]S」
1.Getting started、2.Calls、3.Call memory、
4.languages、5.Icons,sounds,smileys6.Setup、
7.Alarms、8.FAQ、9.Off-peak hours、10.Warranty
ジェルジ・クルタークJr.(シンセサイザー)、
クリス・マルティノー(Va、声)、
イサベレ・シレア(バスcl、ソプラノsax)、
ローランド・オッサート(モジュラー・シンセサイザー)
電子音楽。シンセサイザーのノイズと効果音のようなものに即興的に声や楽器の音がそのままあるいは電気的に変容されたものが入ってくる。昔のゲームのBGMや宇宙の広がりや東洋の神秘を感じさせられるかも。
BMCCD-084[BM]
シューベルト:楽興の時、他
楽興の時Op.94,D.780、
即興曲Op.142,D.935、
ピアノ小品D.604
ガボール・チャローグ(P)

録音:ハンガリー放送第6スタジオ
シューベルトの代表作の一つ「楽興の時」と、大きなピアノ・ソナタのような優れた構造を持つ「4つの即興曲」、ピアノ・ソナタ第8番の第2楽章として扱われることもある小曲「アンダンテ」を収録。
1960年にブダペストに生まれたガーボル・チャログは、弱冠11歳で名門フランツ・リスト音楽院に入学。デジェー・ラーンキ、ゾルターン・コチシュ、ジェルジュ・クルターグ、そしてアンドラーシュ・シフなど錚々たる教師陣に師事しました。幅広いレパートリーを持ち、特にジェルジュ・クルターグ、ラースロー・シャーリなどハンガリーの現代作曲家による作品の演奏で高く評価されている他、作曲家としての顔も持つ音楽家です。
BMCCD-085[BM]
ペーター・エトヴェシュ:IMA
IMA(祈り)〜混声合唱と管弦楽のための、
宇宙(2台ピアノ版)、
手紙〜弦楽四重奏のための情景
シルヴァン・カンブルラン(指)
ケルン西ドイツRSO&cho、
アンドレアス・グラウ、
ゲッツ・シューマッハー(P)、ペレグリーニQ

2002年9-10月録音
「IMA」は1995年の彼の代表作「アトランティス」の続編で、突然海中に沈んだ文化を表しています。「宇宙」は、1961年ガガーリンの宇宙飛行によって世界が突然開け、無限大に見えたという衝撃から作曲されました。「手紙」は、ザルツブルクに住んでいたレオポルト・モーツァルトと、1778年にパリに住んでいた息子ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとの間の手紙の抜粋から、二人の劇的な関係を再現しています。
BMCCD-089[BM]
バッハ:オーボエ協奏曲全曲
協奏曲ヘ長調BWV1053
ト短調BWV1056/イ長調BWV1055
ハ短調BWV1060/ニ短調BWV1059
ラースロー・ハダディ(Ob)、
アンタル・サライ(Vn)、
バロバーラ・ドボジー(Cemb)、
ブダペスト室内SO

録音:2003年4月14-18日
バッハは別の楽器への編曲をしばしば行いました。ここに収録されている協奏曲は現在チェンバロ協奏曲として知られていますが、初めは旋律楽器の協奏曲として書かれたという想定でこの録音が行われました。ハダディは1956年ハンガリーで生まれ、1980年からパリに住んでアンサンブル・アンテルコンタンポランの独奏オーボエ奏者を務め、パリ・オペラ座管弦楽団やフランス放送交響楽団と共演しています。
BMCCD-090[BM]
リグヌム三重奏団〜オッフェルトリウム
マショー:わが終りはわが始まり
ランディーニ:amarsi gli alti
ラースロー・シャーリ:Chromatic game
ジョスカン・デ・プレ:Mensuration canon
アーダーム・コンドル:Gegen
バード:Alleluia. Quae Lucescit
ゾルターン・イェネイ:Quand J'tais Jeune, on Me Disait
コンドル:音楽の迷宮(バッハの主題による)、
コンドル:裁判官
オケゲム:わが愛しき人
ラースロー・ヴィドヴスキ:Bereuse Canonique
ジョン・ブル:In nomine W
アンドラーシュ・ショーシュ:Verba mea(Ps.5.)
シャーリ:Five repeated
マショー:わが終りはわが始まり
リグヌム三重奏団
【チャバ・クレニュアーン、
ラヨス・ロズマーン(Cl)、ジェルジ・ラカトシュ(Fg)】

2003年6月23-36日録音
1997年に結成されたリグヌム三重奏団は、ルネサンス期の声楽音楽の巨匠であるオケゲム、デュファイ、そしてマショーなどの作曲家たちの多様性に注目し、それらの音楽を現代の楽器を通してこの時代に蘇らせます。また現代音楽との関連性も重視しており、このアルバムではルネサンス期の作品と現代音楽の作品が共に収録されそのつながりを感じることができるプログラム構成となっています。
BMCCD-092[BM]
ペーター・エトヴェシュ:内部の音程
風の連続
ミヒャエル・シュヴォボダ(Tr)、
エトヴェシュ(指)ウムゼ室内合奏団、
クラングフォールム・ウィーン

2002年10月24日、2003年4月14-15日録音
この2曲は作曲者が自然の法則を音に変えることに関心を集中させていた1970年代の「探究の時代」に始まります。1972年から1974年の間に電子音を基礎とする素材で「内部の音程」を作曲しましたが、1975年から1981年の間に器楽部分の3つの版を追加しました。「風の連続」は、1970年、大阪万国博覧会のためにシュトックハウゼンの合奏団の一員として来日したエトヴェシュが日本の自然や禅の影響を受けて書いた作品で、1975年から2002年まで作曲を続けました。
BMCCD-095[BM]
リスト&リゲティ
リスト:超絶技巧練習曲第1番「前奏曲」 超絶技巧練習曲第2番
リゲティ:練習曲「無秩序」、練習曲「開放弦」
リスト:超絶技巧練習曲第3番「風景」、 パガニーニによる大練習曲第4番
リゲティ:練習曲「魔法使いの弟子」
リスト:「2つの演奏会用練習曲」より「森のざわめき」
リゲティ:練習曲「悲しい鳩」
リスト:超絶技巧練習曲第12番「雪あらし」
リゲティ:練習曲「ワルシャワの秋」、練習曲「虹」
リスト:超絶技巧練習曲第11番「夕べの調べ」
リゲティ:不安定なままに
リスト:怒りをこめて
リゲティ:練習曲「悪魔の階段」、練習曲「無限の円柱」
ガーボル・チャローグ(P)

録音:2003年9月24-30日
リゲティが練習曲を書いた第一の理由は、自分の不十分なピアノ技術をプロの手腕にまで向上させたかったことでした。この作品はアフリカ音楽でもジャズでもなく、前衛的・無調的でも調的でもなく、単なる数学的構造で、ショパン的とかドビュッシー的というレッテルを貼ろうとは思わないと述べています。
BMCCD-096[BM]
ショパン:ピアノ曲集
マズルカop.26/op.30/op.63、
幻想曲、ピアノ・ソナタ第2番
ゲルゲイ・ボガーニ(p)

録音:2003年4月1-4日
ボガーニはブダペスト音楽院、シベリウス音楽院で学んだ後インディアナ大学でジェルジュ・シェベックに師事し、1996年リスト国際音楽コンクールで優勝しました。ショパンを得意とし、2001年ハンガリーで行ったショパン全曲演奏リサイタル・シリーズはグラモフォン誌の年間ベスト・コンサート・シリーズ賞を受賞しました。
BMCCD-097[BM]
ペーター・エトヴェシュ:作品集
(1)「会話の断片」2つの朝顔を持つトランペット独奏,語り手と合奏のための、
(2)「ジェット気流」トランペット独奏と管弦楽のための、
(3)「パリ=ダカール」トロンボーン独奏とビッグ・バンドのための、
(4)歌劇「バルコニー」の主題によるジャズ即興演奏
(1)マルコ・ブラーウ(Tp)、
エトヴェシュ(指)ムジークファブリック、
(2)マルクス・シュトックハウゼン(Tp)、
エトヴェシュ(指)BBC響、
(3)ラースロー・ゲッツ(Tb)、
ゲルゲイ・バイダ(指)ブダペスト・ジャズO、
(4)ベーラ・サクチ(P)、ガーボル・ガドー(G)

録音:2001〜2003年
「会話の断片」はコーヒーハウスでの会話を即興風に自由に作曲した作品ですが、演奏者は即興を行いません。「ジェット気流」は大きなエネルギーを持つ風で、一方通行の道にいる日本の群集の流れの中でトランペット奏者だけが反対に行こうとしているのに似ています。トランペットの最初のカデンツァは自由な即興です。「パリ−ダカール」は文字通りの自動車レースで、トロンボーン奏者が重要な扱いを受けて自由に即興します。
BMCCD-099
スクリャービン:前奏曲集Op.11-2、11、
12、16、17、21、23、
Op.16-2、4、Op.17-2、4〜7、
Op.22-2、3、Op.31-3、4、
Op.33-2、3、Op.35-1〜3、
Op.37-4、Op.39-1、4、
Op.48-1、2、Op.51-2、Op.59-2、
詩曲.嬰ヘ長調 Op.32-1、ア
ルバムの綴り Op.45-1、
たよりなさ Op.51-1、
謎Op.52-2、ニュアンスOp.56-3、
不思議 Op.63-2、
おどけて Op.71-1、
空想して Op.71-2、
炎に向かって、前奏曲 ゆっくりした、
漠然と、あいまいな Op.74-4
ガボール・チャローグ(P)

録音:2004年10月21日-28日、フェニックス・スタジオ
シューベルト:楽興の時、即興曲(BMCCD-084)、リスト、リゲティ:練習曲集(BMCCD-095)に次ぐチャローグの新譜。ガボール・チャローグは、1960年、ブダペスト生まれのピアニスト。6歳でピアノを習い始め、11歳でリスト音楽院に入学、ゾルタン・コチシュやアンドラーシュ・シフらに学び、さらにインディアナ大学でも学んでいます。在学中からヨーロッパ各地で演奏活動をし、1990年からは録音活動も精力的。スクリャービンは彼の得意とする分野です。 

BMCCD-100
サティ、リスト:2台ピアノのための作品集
サティ(ケージ編):ソクラテス(2台ピアノ版)
リスト:十字架の道(P・デュオのための)
デジェー・ラーンキ(P/ファツィオリ)、
エディト・クルコン(P/ファツィオリ)

録音:2004年10月22日-23日、フェニックス・スタジオ
このアルバムの2つの作品を続けて聴いてみると、同じ作曲家の作品のように聴こえるかもしれません。晩年のサティとリストによって書かれたこれらの作品は、共通点を持っておりどちらも音楽表現の華美な手段を最小限に抑え、音楽の核心を伝えようとしているかのような作品です。中世の音楽に立ち戻ることにより、より進歩的な音楽を作り上げています。
BMCCD-101[BM]
ラフマニノフ:交響曲第1番
ドホナーニ:祝典序曲op. 31、
ドビュッシー(コチシュ編曲):無邪気な人たち
 操り人形/ロンドー/カプリス/牧神
 華やかな宴(バンヴィル作詞)
 家のない子のクリスマス
ユーリア・ハイノーツジ(Vo)、
ゾルターン・コチシュ(指)
ハンガリー国立PO

録音:2001年12月23日・2002年1月11日
ピアニストとしてだけでなく作曲家としても活動するコシチュが満を持して編曲したドビュッシー歌曲の管弦楽版編曲。ここにまた魅力的なオーケストラのレパートリーが増えたことを喜びましょう。若きラフマニノフが全精力を傾けて作曲した第1交響曲は指揮者とオーケストラが一丸となった熱演。むせ返る程の抒情と官能美!そして鮮烈、奔放、華麗なる音の奔流!
BMCCD-102[BM]
シェーンベルク:ペレアスとメリザンドOp.5
ヴァレーズ:アメリカ*
ゾルターン・コチシュ(指)ハンガリー国立POアマディンダ・パーカッション・グループ*

録音:2001年12月23日・2002年1月11日
現代音楽に深い関心を持つコシチュによる20世紀音楽の古典。後期ロマン派の香りが漂うシェーンベルクは、ドビュッシーの同名の歌劇が初演された翌年完成しました。ドビュッシーがこの作品によってワーグナーの影響から脱却したのに対し、こちらはワーグナーの影響が濃厚に残っています。フランスで生まれたヴァレーズは1915年アメリカに移住し、この作品は1918年から1921年の間にかけて作曲されました。作曲者は「アメリカは発見の象徴だ。地上、天上、人間の意識における新世界だ」と書いています。音の解放を目指すヴァレーズの奔放なイマジネーションが炸裂!
BMCCD-107
モーツァルト:交響曲第25番、第40番 ゾルタン・コチシュ(指)
ハンガリー国立PO

録音:2005年8月1日 ブダペスト
コチシュ指揮ハンガリー国立フィルのBMCレーベル第3弾録音。コチシュの指揮は実にキッパリした、真っ直ぐな意志の強いもの。いわゆる古楽系のアプローチとも異なっていますが、辛口でハートを掴む力の強いモーツァルト。
BMCCD-109
シューベルト:交響曲第9番「グレート」 アルベルト・ジモン(指)
フランツ・リスト音楽院O

録音:1979年3月4日ステレオ・ライヴ
アルベルト・ジモン(1926-2000)は、ハンガリーの優れた指揮者であり、また教育者でもありました。1969年からブダペストのリスト音楽院の教授として音楽院のオーケストラを指揮し始め、1978年にはカラヤン国際コンクールにおいて第2位を獲得しました。
これは、
1979年3月にハンガリー・ラジオが放送用のライヴとして録音したものですが音質も極めて優秀。第1楽章冒頭のホルンのソロは、たっぷり時間をかけて無骨なまでに余韻を持たせ、1:35の弦のユニゾンからは不気味なレガートが出現!他の箇所でも、指揮者のシモンの趣味なのか、レガートやテヌートを使えるところで徹底的に使っているのが特徴的です。音質良好。
BMCCD-116
NEW MUSIC STUDIO〜1970年代のハンガリーの現代作曲家による合作作品集
ゾルタン・イェネイ/ラースロー・シャーリ/ラースロー・ヴィドフスキー:アンディスターブド〜室内オーケストラのための(1974)、
バルナバス・デゥカイ:変わってゆく月へ*、
ペーター・エトヴェシュ/ゾルタン・イェネイ/ゾルタン・コチシュ/ラースロー・シャーリ/ラースロー・ヴィドフスキー:クルタークへのオマージュ(1975) #
アンサンブル・オブ・ニューミュージック・スタジオ、
アンドラーシュ・ウィルヘイム(指)
アウアーSQ&ショモギSQ

録音:1974年ハンガリー・ラジオ・ライヴ、2005年*、1986年フンガロトン原盤#
エトヴェシュを始め現代ハンガリーを代表する作曲家たちが70年代に共同制作した作品。「アンディスターブド」は雨だれのような点描的な音が、延々ただひたすら40分近く続き、「変わってゆく月へ」は二つの弦楽四重奏があたかも月の満ち欠けを表すかのような静かで調性的な7分半ほどの作品。「クルタークへのオマージュ」はエレキ・ギターやらピアノやら様々な楽器を音響的に変調して作り上げた、サウンド・オブジェともコラージュともいえる30分にわたる大作。 
BMCCD-117
シュトックハウゼン:グルッペン&プンクテ

(1)3群のオーケストラのための「グルッペン」(1955−57)

(2)オーケストラのための「プンクテ」(1952/62)
(1)ケルンRSO、アルトゥーロ・タマヨ(指)オーケストラ1)、ペーテル・エトヴェシュ(指)オーケストラ2)、ジャック・メルシエ(指)オーケストラ3)
録音:1997年5月28日&6月2日、WDR、メッセ・ラインラントザール(ドイツ)

(2)ケルンRSO、ペーテル・エトヴェシュ(指)
録音:2004年6月8&9日、ケルン・フィルハーモニー(ドイツ)
シュトゥックハウゼンの50年代を代表する超大作であると同時に3群のオーケストラと3名の指揮者を要する超難曲として有名な「グルッペン」! 席の位置によって聴こえてくる音楽が異なり、3群のオーケストラが強大なパワーとサウンド、そして独創的な世界を生み出すセリエリズムの傑作です。 「BMC Records」の名盤中の名盤であるこの「グルッペン」は、作品の委嘱者であるWDRのオーケストラ、ケルンRSOによる演奏。 クセナキスの一連の録音で名声を高めたタマヨ、ハンガリーの鬼才エトヴェシュ、フランスの近代作品のスペシャリストであるジャック・メルシエという豪華な顔触れが「グルッペン」でタクトを振るっています。
「プンクテ」は1952年の完成の後、1962年に大幅改定、さらにはその約30年後となる1994年にようやく出版されたというシュトックハウゼン渾身の大作。このエトヴェシュの録音は作曲者自身が太鼓判を押したまさに決定盤です。
BMCCD-118
ストラヴィンスキー:春の祭典、マヴラ* ペーテル・エトヴェシュ(指)、ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニー、ヨーテボリSO*、マリア・フォントシュ(S)*、リュドミラ・シェムチュク(Ms)*、リリ・パーシキヴィ(Ms)*、ヴァレリー・セルキン(T)*

録音:2004年9月11日-12日(ライプツィヒ)
2003年10月15日-17日(ヨーテボリ、スウェーデン)
ハンガリーが生んだ名指揮者・作曲家、ぺーテル・エトヴェシュが振る春の祭典。ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニーは1974年に設立されたドイツを代表するユース・オーケストラで、28歳までの若いメンバーで構成されていますがプロも顔負けの非常に高い実力を持つことで知られています。難曲としても有名なストラヴィンスキーの傑作を、ユース・オケとは思えない安定した技術とエネルギー漲る熱演で楽しめます。
BMCCD-125
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(原典版)、
2つのヴァイオリンのための44のデュオ*
バルナバシュ・ケレメン(Vn)、
カタリン・コカシュ(Vn)*

録音:2005年10月18日-21日(ハンガリー)
20世紀ヴァイオリン音楽の傑作を2題。バルナバシュ・ケレメンは1978年ハンガリー生まれで第7回国際モーツァルト・コンクールで優勝。カタリン・コカシュは1978年生まれ。彼女はクルターク、ティボール・ヴァルガ、レオン・フライシャーらのマスタークラスを受講。ヨーロッパで数々の賞を受賞し、2003年にはニューヨーク・カーネギー・ホールでのリサイタルを成功させました。
BMCCD-127
トリオ・リグヌム〜トリアログ
オケゲム:ミサ・シネ・ノミネ
ツォルト・シェライ(b.1954):ドリーム・ドローイングス
ヨージェフ・シャーリ(b.1935):トリアログ
タリス(アーダーム・コンドール編):御身はまことに幸いなる者
トリオ・リグヌム〔チャバ・クレニャーン(Cl)、ラヨシュ・ロズマーン(Cl)、ジェルジ・ラカトシュ(Fg)〕、イルディコー・ヴェーコニ(ツィンバロン)

録音:2006年10月6日-8日、2007年4月1日-5日(ブダペスト)
2本のクラリネットとファゴットで編成されるトリオと、ゲストにツィンバロンを迎えてのアルバム。ハンガリーの2人の現代作曲家の作品を15世紀と16世紀の巨匠の音楽で挟んでいます。この大胆な構成は、単に4つの音楽を好きな順番で聴くだけでなく、新しい価値観、新しい音楽の構成を発見しようと試みています。
BMCCD-128
聖ミカエルと聖マルティンの日の為の晩課
聖ミカエルの日の為の晩課
聖マルティンの日の為のミサ
聖マルティンの日の為の晩課
スコラ・フンガリカ、ヤンカ・センドレイ(指)、ラースロー・ドブサイ(指)

録音:2006年6月(ハンガリー)
1571年にアンナ・ハンセン・シューマンという未亡人が、貴重な写本をブラチスラヴァの聖マルティン礼拝堂に寄贈しました。その写本には239のポリフォニックな作品が収録されており、そのほとんどが晩課の為の音楽でした。今回の録音では教会の守護聖人である聖マルティンと、同じ時代の聖ミカエルの日の為の作品が取り上げられています。
BMCCD-129(2CD)
クルターク生誕80周年コンサート・ライヴ
クルターク:…コンチェルタンテ…Op.42(2002-03、2006改訂)(ヒロミとケンのために)、
(ジェルジ・クルタークJr共作):対話(1999-2006)、
ヒパルティータOp.43(2000-04)(ヒロミのために)、
「ヤテコク」からの抜粋と編曲集
菊池裕美(Vn)、波木井 賢(Va)、
ゾルタン・コチシュ(指)ハンガリー国立PO
ケラーQ、
ジェルジ・クルタークJr(シンセサイザー)
マルタ・クルターク(P)、
ジェルジ・クルターク(P)

録音:2006年2月15-19ブダペスト、ライヴ
リゲティ亡き後、現代音楽の重鎮ともいうべきクルタークの近作ばかりを集めた、老いても全く衰えることのないエネルギッシュな音のスペクタクル。昨今の作曲界の様々な潮流とは常に一線を画し、厳しく自己を凝視してきた最後の前衛の現在が聴けます。最後のクルターク近年の代表作「ヤテコク」抜粋も貴重。アンコールはクルターク夫妻の演奏するバッハで閉じられます。
BMCCD-134
ウィズ・マレット&ストリングス
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番ホ長調 BWV1006
ゾルターン・イェネイ:リゲティへの告別
C.P.E.バッハ:自由な幻想曲 嬰ヘ短調 W67
アーダーム・コンドル:ハンド・ボール・ペーパー
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番ト短調 BWV1001
イルディコー・ヴェーコニ(ツィンバロム)

録音:2006年
ハンガリーの伝統楽器ツィンバロム(ツィンバロン)によって演奏されたアルバムです。ツィンバロムは金属弦を叩いたり、弾いたりすることで音を出す楽器で、チェンバロや初期のピアノと同族の楽器とされていますが、より打楽器的な音色が特徴です。なじみのあるバッハもツィンバロムの演奏を聴くと、エキゾチックな雰囲気で楽しめます。
※当タイトルはとなります。旧譜のため急な廃盤、また十分な枚数を確保出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。
BMCCD-135
ラースロー・メリシュ:ソロ・ピアノのための組曲「ブラック&ホワイト」 ゾルターン・レンジェル(P)

録音:2007年5月&6月、ブタペスト(ハンガリー)
ラースロー・メリシュ(1953-2018)は、フランツ・リスト音楽大学で音楽を学びました。メリシュは最初、ヴァイオリニストでしたが、1978年に現代音楽グループ「Group 180」を結成し、ヨーロッパ各地で演奏会を開きました。このアルバムに収録されている「ブラック&ホワイト」には、クラシックの様式だけに拘らず、「チャールストン」や「ブルース」などブラック・ミュージックの要素も多く取り入れています。
BMCCD-138
ペーター・エトヴェシュ:《夢の橋を渡るように》(1999)〜「更級日記」によるサウンド・シアター(春、猫がいる夢、月、ミラー・ドリーム、闇夜、記憶、鐘)
※ボーナスDVDオーディオ…《夢の橋を渡るように》DTSドルビー5.1チャンネル版、
《話》(1968)オリジナル3チャンネル版
ゲルゲリー・ヴァイダ(指)UMZEアンサンブル、
エリザベス・ローレンス(語り)、
マイク・スヴォボダ(アルトTrb)、
ジェラール・ブーケ(コントラバスTrb、スーザフォン)

録音:2001-2008年
ボーナスDVDオーディオ付。「更級日記」は菅原孝標女が1060年に完成させた日本の日記文学の代表作だが、これをエトヴェシュがマルチ・オペラ風のサウンド・シアターに仕上げました。更級日記は主人公の夢と現実、挫折などの精神遍歴の末、やがて仏教への帰依に至る自伝文学で、エトヴェシュはこれを室内アンサンブル、コンピューター・ライヴ・エレクトロニクスを駆使した幻想的な作品に仕上げた。エコーが多用され夢とうつつの狭間をゆらゆらとたゆたう音響はサイケデリック!(古い言葉だが)。女性淡々とした独白(英語)は極めてエロティック。官能性と絶望感が同居した佳品です。
BMCCD-139
クルターク:「ヤテコク(ゲーム)」セレクション2 ガボール・チャローグ(P、全曲)、
アンドラーシュ・ケメネス(P)、
マルタ・クルターク(ピアニーノ)
ジェルジ・クルターク、(ピアニーノ)

録音:2003-05年
既に出ているクルターク:「ヤテコク」(BMCCD123)に続く第2集。「ヤテコク」はバルトークの「ミクロコスモス」ばりの大量の小品集。作曲家のスケッチ・ブックともアイデアの実験室とも言えるシリーズで、短い曲で15秒、長くて3分。「ストラヴィンスキーへのオマージュ」や「メシアンへの眼差し」など作曲家に捧げられた曲も多い。前回のアルバムで収録したものとの重複はない。このシリーズは、まだまだ続きそう。
BMCCD-140
デレクタメンタム〜グレゴリオ聖歌とデュファイ作品集
賛美歌:Jesu nostra refectio
Antiphon:Sapientia aedificavit
Responsory:Quicumque manducaverit
Responsory:主イエスはその夜
Melchisedec rex Salem
Antiphon:天使の糧
デュファイ:サンクトゥス、アヴェ・ヴェルム・コルプス
Reading from the Sermons of St. Thomas Aquinas I.
Responsory:Verbum vitae carni conjungitur
Sermon U.
Responsory:Panis oblatus caelitus
Sermon V.
テ・デウム
デュファイ:パンジェ・リングァ・グローリオシ
Introit:良い麦で養ってくださる
Epistle:Ego enim accepi
Gradual:Oculi omnium
Alleluia:Caro mea
デュファイ:ラウダ・シオン
Offertory:Sacerdotes incensum
Communion:Quotiescumque manducabitis
スコラ・フンガリカ、
ヤンカ・センドレイ(指)、
ラースロー・ドブサイ(指)

録音:2007年6月18日-22日
グレゴリオ聖歌とデュファイの作品を組み合わせることによって、デュファイの作品の特徴をより際立たせています。スコラ・フンガリカの澄み切った歌声が響き渡り、聞き手の心を揺さぶるような美しさです。
BMCCD-141
コダーイ:「ハーリ・ヤーノシュ」組曲
夏の夕べ/ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲
アダム・フィッシャー(指)ハンガリーRSO

録音:2007年5月、ハンガリー放送
ハンガリーの名指揮者アダム・フィッシャーがBMCレーベル初登場です。現在ハンガリー放送交響楽団、ハンガリー国立歌劇場、オーストリア・ハンガリー・ハイドン・フィルの音楽監督を務めている多忙な指揮者で、イヴァン・フィッシャーの兄としても知られています。アダムは大偉業であるハイドンの交響曲全集やバルトーク、コダーイの管弦楽曲集など誇大な録音をおこなっており、「ハーリ・ヤーノシュ」と「くじゃく変奏曲」はハンガリー国立交響楽団との1989年録音(NIMBUS)以来の18年ぶりの再録音となります。ハンガリー放送交響楽団は録音の際ブダペスト交響楽団を名乗っていましたが、今回は本名でのリリースとなります。ローカルな味わいと洗練が入り混じった魅力的な演奏です。
BMCCD-143
コダーイ:ピアノ作品集
9つの小品Op.3
ドビュッシーの主題による瞑想曲
小ワルツ/7つの小品Op.11
マロシュセーク舞曲
アドリエンネ・クラウス(P)

録音:2008年
民謡を素材にしたピアノ小品Op.3、Op.11はバルトークのミクロコスモスに似た作風だが、バルトークにはないユーモアと優しさに溢れている。「ドビュッシーの主題による瞑想」はドビュッシーと見紛うほどの作品、オーケストラ編曲で有名なマロシュセーク舞曲はヴィルトゥオーゾ的な華麗な作品。
BMCCD-144
コダーイ:合唱作品集
聖グレゴリオの日*
ラディスラウス王の男*/聖霊降臨祭*
フランツ・リスト頌
シャンドル・シクのテ・デウム
イエスと商人/老人たち
トランシルヴァニアの哀歌/マトラの風景
アダム・フィッシャー(指)
MR(ハンガリー放送)児童cho*、
MR(ハンガリー放送)cho*

録音:2008年
管弦楽作品集(BMCCD141「ハーリ・ヤーノシュ」組曲、他)に続くアダム・フィッシャーのコダーイ作品集第2弾。コダーイは多岐に渡る作品を書いているが、合唱曲は同時代の作曲家のなかでは群を抜いて多く、コダーイ・システムの創始者であり優れた教育者であったため児童合唱のための作品も多数あります。このディスクは大人の合唱と児童合唱のための曲をバランスよく選曲。
BMC-CD146
ラースロー・シャーリ(b.1940):フルート作品集
マニフィカト(1985)〜Sop,3Fl*
デュエット(2001)〜2Fl
ランドスケープ・イン・C(1982)〜3Fl,Synth
ルドゥス・クロマティクス(1987)〜6Fl
ムーンドッグ(1990)〜4Fl
祖母の踊り(1978)〜B.Fl,Cemb#
スタディーズ(1989)〜2Fl
カノン(1977)〜6Fl
ナイアガラ(1992)〜Fl,Perc
タンゴ(1989)〜4Fl
サンフラワーズ(1989)〜3Fl
フォー・オブ・アス(2003-07)〜4Fl
反復された5(1985)〜Fl,B.Fl,Glass
ポットのなかで遊ぶ小石(1980)〜4Fl
マヌエル・ズリア(Fl・多重録音、Perc、キーボード)
アルダ・カイエリョ(S)*
サルヴァトーレ・カルチオロ(Cemb) #

録音:2003-2006年ローマ
シャーリと言えば《機関車交響曲と蒸気機関の練習曲》(BMCCD010)の作曲者と聞けば思い出す方もいるかもしれません。「機関車交響曲」は機関車が走る轟音だけを様々なテープ処理で作品にしたぶっ飛んだ内容で、一部で大ウケした傑作でした。その後も「ダンス・ミュージック」(BMCCD069)という楽しい作品集を発表していますが、この人は限られたモティーフ、音素材を反復して作品を作る傾向があり、前述の「機関車交響曲」のような列車をモティーフにした曲を作るあたりからしてハンガリーのスティーヴ・ライヒと名づけてもよいでしょう。 さてこのフルート作品集の冒頭に置かれた「マニフィカト」は元気のよい3本フルートの反復音形にソプラノが絡む美しい佳曲でライヒの「バーモント・カウンター・ポイント」と「テヒリーム」を足して2で割ったような音楽。「ランドスケープ・イン・C」はアンビエント系の音楽でブライヤーズかイーノあたりを思わせる瞑想的な作品。「ムーンドッグ」はタイトルからしてあの伝説的ミニマリストを意識していると思われますが内容は終始非常に瞑想的で穏やかな小品。「祖母の踊り」ではバロックと東洋が融合したような不思議な世界が展開。ミニマル・ミュージックの好きな人は必ず気に入るであろう、絶対お奨めの一枚です。
BMCCD-147
ヴィジョンズ・ハード〜バルナバシュ・ドゥカイ(1950〜)の音楽
内なる光への前奏曲「冬の夜の見えざる炎」
光と愛の聴覚的ヴィジョン〜カノンとシンフォニー
夜、ひとり/ほか全11トラック
デジェ・ラーンキ&エディト・クルコン(2台ピアノ)

録音:2009年2月16日-18日、ファツィオリ・コンサート・ホール、サチレ(イタリア)
ラーンキ&クルコンのサティ:ソクラテス(BMCCD100)に続くBMCへの第2弾。作曲者のドゥカイはハンガリーの名門アマディンダ・パーカッション・アンサンブルのメンバーでフンガロトンから多数の録音(ライヒの六重奏曲、木片のための音楽を含む)があります。また最近はケージの作品集にもピアニストとして参加している。そんな経歴から彼の作曲家としての作風もうかがい知れます。そう、サティか初期のケージ、フェルマン、ハロルド・バッド、あるいはイーノを思わせる詩的なアンビエント系の作品で中にはウェーベルンを思わせる曲さえあります。
BMCCD-156
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Hob.VIIA:3
ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII:11
交響曲第60番 ハ長調 「うかつ者」 Hob.I:60
クリストーフ・バラーティ(Vn)
イムレ・ローマン(P、指)
ブダペスト室内SO

録音:2007年9月
ブダペスト生まれのピアニスト、指揮者のイムレ・ローマンの音楽は、軽く洒脱で、しかもハイドンの温かいユーモアの感覚にも長けています。ピアノもオーケストラも音楽が実に生き生きとしています。クリストーフ・バラーティは1979年、ブダペスト生まれのヴァイオリニスト。
BMCCD-157
ハイドン:十字架上のキリストの最後の七つの言葉 Hob.XX:1B(弦楽合奏版) ガボール・タカーチ=ナジ(指)
ブダペスト室内SO

録音:2008年5月
ガボール・タカーチ=ナジは、高名なタカーチ弦楽四重奏団の創立メンバーで、1975年から92年まで第1ヴァイオリンを務めた名手。さすがに弦楽合奏の音色が美しい。現在は指揮活動が盛んである。ブダペスト室内交響楽団は1992年創設の若い団体。
BMCCD-158
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲Op.120 マルタ・クルターク(P)

録音:1999年5月
作曲家ジェルジ・クルタークの妻、マルタ・クルタークは1954年にこのディアベリ変奏曲の練習を始め、約半世紀後に録音した。意外にも古典的な端正さで淡々と弾き進めながら、中盤からじわじわと終盤にむけてエネルギーを迸らせてゆく様は圧巻。
BMC-CD162
ペーター・エトヴェシュ・イン・カーネギー・ホール
リゲティ:メロディーエン(1971)
クルターク:亡きR.V.トルーソヴァのメッセー
ジOp.17*
リゲティ:チェロ協奏曲(1969)#
クルターク:アンナ・アフマトーヴァによる4つの詩Op.41
ペーター・エトヴェシュ(指)
UMZEアンサンブル、
ナターリア・ザゴリンスカヤ(S)*、
ミクローシュ・ペレーニ(Vc)#

録音:2009年1月31日ニューヨーク、
カーネギー・ホール、ライヴ
リゲティとクルターク、現代ハンガリーが生んだ2人の大作曲家の代表作をこれまたハンガリーの大作曲家で指揮者のエトヴェシュがニューヨークはカーネギー・ホールにまで乗り込んで熱演した話題盤。リゲティの代名詞となった「アトモスフェール」とその発展形である「ロンターノ」の少し後に書かれた「メロディーエン」とチェロ協奏曲は新しい旋律性への取り組みを示すリゲティ中期の傑作。またクルタークの「亡きR.V.トュローソヴァのメッセージ」はクルタークが一躍西側で知られるようになった彼の代表作。「アンナ・アフマトーヴァによる4つの詩」ではヴァレーズばりにパトカーのサイレンまで動員される。いずれも熱演でカーネギー・ホールの聴衆のブラボーの声からその熱気が伝わってきます。
BMCCD-165
神の降臨のためのアンブロジア聖歌集
(フランキノ・ガフリオ(1451-1522)作曲の作品を含む)
神の降臨のためのミサ
神の降臨のための晩祷
スコラ・フンガリカ(男声、女声、混声)

録音:2008年
キリスト教初期の聖歌と言われるアンブロジア聖歌を収録。このディスクでは一つのミサ曲として成立するよう、構成されています。一部、ルネサンスの作曲家フランキノ・ガフリオ(1451-1522)の作品を転用しています。時に単旋律、時に呼び交し(アンティフォナ)、豊かなハーモニーと様々なスタイルが楽しめます。初期ポリフォニーは古拙ながら素朴な木彫りの像を見るようで逆に聴き手を敬虔な気持ちにさせてくれます。
BMCCD-166
ボーナスDVD Audio付
リゲティ:レクイエム
【CD】
リゲティ:レクイエム#/アパリション/サンフランシスコ・ポリフォニー

【DVD】(オーディオ・オンリーDVD/DTS&ドルビー・デジタル 5.1ch)
リゲティ:レクイエム#/アパリションズ/サンフランシスコ・ポリフォニー
ペーター・エトヴェシュ(指)
WDR ケルンRSO
バーバラ・アンガン(S)
スーザン・パリー(S)
SWR シュトゥットガルト声楽アンサンブル

録音:2008 年11 月-12 月ケルン
(ボーナスDVD はCD と同内容のDTS/ドルビー5.1 サラウンド仕様)
ハンガリーを代表する現代作曲家リゲティの作品集。「レクイエム」は、2つの合唱団を用いる大規模なもので最初のスケッチは1953年に書かれましたが、完成までは期間を要し、世界初演は1965年に行われました。今回の録音ではソリストにバーバラ・ハンニガンが参加しており注目です。指揮は同じくハンガリーを代表する現代作曲家でもあるペーテル・エトヴェシュです。
※当DVDはPAL方式です。PAL方式対応のプレーヤーやパソコンでのみ再生が可能です。予めご了承下さい。
BMCCD-168
リスト:男声合唱作品集第1集
光を、もっと光を!
男声のための曲集(全12曲)
祝典歌/山々に憩いあり
タマーシュ・ブブノー(指)聖エフレム男声cho

録音:2009年
合唱大国ハンガリーの演奏家による、ハンガリーに縁のある、リストの珍しい男声合唱曲を収録したBMCらしい企画第1弾。リストと云えばピアノ曲と交響詩というイメージがありますが、彼は宗教曲、世俗曲を含む多数の合唱作品を作曲しています。このディスクでは無伴奏合唱曲のほか、曲により金管アンサンブル、オルガンの伴奏が入ります。
BMCCD-170S
エトヴェシュ:協奏曲集

(1)ヴァイオリンとオーケストラのための「セヴン〜 コロンビア宇宙飛行士への追悼」 (2006/ rev.2007)
(2)2つのクラリネット、弦楽とアコーディオンのための「空中浮遊」(2007)
(3)アコースティック・ピアノ及びキーボードと管弦楽のための協奏曲「CAP-KO 〜 ベラ・バルトークに捧げる」
(1)諏訪内晶子(Vn)、ヨーテボリSO、ペーテル・エトヴェシュ(指)
録音(ライヴ):2008年3月30日、(ブダペスト、ハンガリー)
(2)リチャード・ホスフォード(Cl)、ジョン・ブラッドバリー(Cl)、BBCSO、ペーテル・エトヴェシュ(指)
録音:2011年5月14日、バービカン・ホール(ロンドン、イギリス)
(3)ピエール=ロラン・エマール(P)、ヨーテボリSO、ペーテル・エトヴェシュ(指)
録音:2006年2月2−3日、ヨーテボリ・コンサート・ホール(スウェーデン)

解説書日本語訳付き
2015年度第53回レコード・アカデミー賞の現代曲部門賞を受賞した「BMC Records」最大のベストセラー・アルバムであるエトヴェシュの協奏曲集は、諏訪内晶子、ピエール・=ロラン・エマールという世界有数のソリストたちが参加した豪華布陣による2000年代の作品集!
諏訪内晶子がソリストを務めているのは、2003年に起きたスペースシャトル、コロンビア号の空中分解事故で亡くなった宇宙飛行士の追悼のために作曲され、レクイエムとしての意味合いも持つヴァイオリン協奏曲。
バルトークの「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」に着想を得て作曲された「CAP-KO」では、名手エマールが縦横無尽に大活躍!圧巻の演奏を繰り広げてくれています。
また、2007年の作品「空中浮遊」ではBBCSOの首席リチャード・ホスフォードと、BBCフィルハーモニックの首席ジョン・ブラッドバリーという、BBCの2大オーケストラのクラリネット・セクションを支える2人の豪華共演が展開されています。

BMCCD-171(14CD)
ハンガリーのリヒテル1954-1993

■CD1
シューマン:ピアノ協奏曲[初出]/ヤーノシュ・フェレンチーク(指)ハンガリー国立PO
ブラームス:間奏曲 イ短調 Op.118-1[初出]
 間奏曲 変ホ短調 Op.118-6[初出]
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻から[初出]( 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.847
 ヘ長調 BWV.856/ヘ短調 BWV.857
 イ長調 BWV.864/イ短調 BWV.865)
 フランス組曲 ハ短調 BWV.813[アルマンドのみ既出、他は初出]
■CD2
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番[初出]
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ[既出]
 夜のガスパール−絞首台[初出]
 高雅にして感傷的なワルツ[初出]
 水の戯れ[初出]/道化師の朝の歌[初出]
■CD3
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番[既出]
シューマン:トッカータ ハ長調 Op.7[日付違い録音のディスクあり]
シューベルト:楽興の時 D.780-1[初出]
リスト:小人の踊り
 愛の夢 第2番&第3番[以上3曲:日付違い録音のディスクあり]
 忘れられたワルツ第1番 嬰ヘ長調 [既出]
 忘れられたワルツ第2番 変イ長調 [初出]
 忘れられたワルツ第3番 [初出]
 ペトラルカの3つのソネット[おそらく初出]
ドビュッシー:「忘れられたアリエッタ」から [初出](やるせない夢心地,水彩画−グリーン)/ニーナ・ドルリアク(S)
■CD4
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第11番[初出]
シューベルト:ピアノ小品集 D.946 [既出]
 さすらい人幻想曲 ハ長調 D.760[初出]
■CD5
ヘンデル:組曲第5番 ホ長調 HWV.430[LPのみ既出、CD初出]
ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガOp87より[初出](第4番ホ短調/第12番 嬰ト短調/第23番 ヘ長調/第14番 変ホ長調/第17番 変イ長調/第15番 変ニ長調)
プロコフィエフ:束の間の幻影Op.22から[初出](第3,4,5,6,8,9,11,14,15,18番)
■CD6
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第2番 ヘ長調 K.280[一部既出]
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101[初出]
ショパン:スケルツォ集[初出](ロ短調 Op.20/変ロ短調 Op.31/嬰ハ短調 Op.39/ホ長調 Op.54)
■CD7
シューマン:ノヴェレッテ集[初出](第1番 ヘ長調 Op.21-1/第2番 ニ長調 Op.21-2)
ハイドン:ピアノ・ソナタ第35番 ハ長調 Hob.XVI:35[初出]
ショパン:マズルカ風ロンド ヘ長調[既出]/
ドビュッシー:前奏曲集第2巻(全12曲)[日付違い録音のディスクあり]
■CD8
シューベルト:アンセルム・ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲イ短調 D.576[初出]
シューマン:幻想小曲集 Op.12から[初出](夕べに,飛翔,なぜに,夜に,夢のもつれ,歌の終わり)
ラフマニノフ:前奏曲集[初出](嬰ヘ短調Op.23-1/イ長調Op.32-9/ロ短調Op.32-10/嬰ト短調Op.32-12/変イ長調Op.23-8/ホ長調Op.32-3/変ロ短調 Op.32-2/ヘ短調 Op.32-6/ヘ長調Op.32-7/変ロ長調Op.23-2/ニ長調Op.23-4/ト短調Op.23-5)
プロコフィエフ:ワルツ《戦争と平和》 Op.96-1[日付違い録音のディスクあり]
■CD9
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻から[初出]
(前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.870
 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.871
 前奏曲とフーガ 嬰ハ長調 BWV.872
 前奏曲とフーガ 嬰ハ短調 BWV.873
 前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV.876
 前奏曲とフーガ 嬰ニ短調 BWV.877)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻から[初出]*〜(前奏曲とフーガ ト長調 BWV.884
 前奏曲とフーガ 変イ長調 BWV.886
 前奏曲とフーガ イ長調 BWV.888
 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.889
 前奏曲とフーガ ロ長調 BWV.892
 前奏曲とフーガ 変ロ短調 BWV.891
 前奏曲 ロ長調 BWV.892
 前奏曲とフーガ ロ短調 BWV.893)
■CD10
メンデルスゾーン:無言歌集 Op.19から[既出]
(第1番 ホ長調Op.19-1「甘い思い出」/第2番 イ短調Op.19-2 「後悔」/第3番 イ長調Op.19-3 「狩りの歌」/第5番 嬰ヘ短調Op.19-5 「眠れぬままに」/第6番 ト短調Op.19-6 「ヴェネツィアの舟歌」)
ショパン:夜想曲 変ロ短調 Op.9-1[既出]
ドビュッシー:映像第1集(水の反映,ラモーを讃えて,運動)[既出]
ハイドンを讃えて[既出]
ショパン:ワルツ ヘ長調 Op.34-3[初出]
 ワルツ 変ト長調 Op.70-1[初出]
 マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3[初出]
 マズルカ ハ長調 Op.67-3[初出]
 マズルカ ヘ長調 Op.68-3[初出]
 マズルカ イ短調 「エミール・ガイヤールに」[初出]
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D.664[初出]
■CD11
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.2-1[初出]
 ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10-3[一部既出]
 ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 Op.14-1[初出]
 ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 Op.26 「葬送」[初出]
■CD12
リスト:詩的で宗教的な調べ−第9曲 アンダンテ・ラグリモーソ[日付違い録音のディスクあり]
フランク:前奏曲、コラールとフーガ[初出]
シマノフスキ:マズルカ集[初出](マズルカ Op.50-1
 マズルカ Op.50-17/マズルカ Op.50-19
 マズルカ Op.50-3)
ドビュッシー:前奏曲集第1巻から(デルフィの舞姫たち/帆/野を渡る風/音と香りは夕暮れの大気に漂う/アナカプリの丘/雪の上の足跡/西風の見たもの/とだえたセレナード/沈める寺/パックの踊り)[「デルフィの舞姫たち」はLPのみ既出、CD初出。他は初出]
■CD13
チャイコフスキー:「四季」から(5月「白夜」,6月「舟歌」,11月「トロイカに乗って」,1月「炉辺で」)[初出]
 夜想曲Op.10-1[初出]
 ワルツ=スケルツォ イ長調 Op.7[初出]
 ユモレスク ト長調 Op.10-2[初出]
 カプリッチョーソ Op.19-5[初出]
 ワルツ 変イ長調 Op.40-8[初出]
 ロマンス ヘ短調 Op.5[初出]
ラフマニノフ:練習曲「音の絵」から(嬰ハ短調 Op.33-9,ニ短調 Op.33-5,変ホ短調 Op.33-6,ハ短調 Op.39-1,イ短調 Op.39-2,嬰へ短調 Op.39-3,ロ短調 Op.39-4,ニ長調 Op.39-9)[Op.39-4のみ既出、他は初出]
■CD14
グリーグ:抒情小曲集から[Op.71-7のみ既出,他は初出]
(アリエッタOp.12-1/ワルツOp.12-2/夜警の歌Op.12-3/妖精の踊りOp.12-4/跳びはね踊りOp.38-5/カノンOp.38-8/蝶々Op.43-1/春に寄すOp.43-6/即興的なワルツOp.47-1/ガンガルOp.54-2/スケルツォOp.54-5/鐘の音Op.54-6/秘密Op.57-4/彼女は踊るOp.57-5/郷愁Op.57-6/まぼろしOp.62-5/トロルドハウゲンの婚礼の日Op.65-6/山の夕暮れOp.68-4/小さな妖精Op.71-3/森の静けさOp.71-4/過去Op.71-6/思い出Op.71-7)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

録音データ
■CD1
1954年3月8日ブダペスト・音楽アカデミー
1954年3月10日ブダペスト・音楽アカデミー(バッハ)

■CD2
1954年3月26日ブダペスト・音楽アカデミー

■CD3
1958年2月9日ブダペスト・音楽アカデミー(シューベルト&シューマン)、1958年2月11日ブダペスト音楽アカデミー

■CD4
1963年4月27日ブダペスト・音楽アカデミー

■CD5
1963年4月29日ブダペスト・エルケル劇場

■CD6
1965年7月17日ブダペスト・エルケル劇場

■CD7
1967年8月27日ブダペスト・エルケル劇場(シューマン)、1967年8月28日ブダペスト・エルケル劇場

■CD8
1969年11月18日ブダペスト・音楽アカデミー

■CD9
1973年3月16日ブダペスト音楽アカデミー、1973年3月18日ブダペスト音楽アカデミー*

■CD10
1972年2月16日セゲド(メンデルスゾーン、ショパンのOp.9-1、ドビュッシー)、1976年12月10日,ブダペスト・音楽アカデミー、1978年8月10日ブダペスト・音楽アカデミー(シューベルト)

■CD11
1976年12月9日ブダペスト・音楽アカデミー

■CD12
1982年9月11日ブダペスト・ペシュティ・ヴィガドー
1985年1月14日ブダペスト・歌劇場(ドビュッシー)

■CD13
1983年8月3日ブダペスト・音楽アカデミー

■CD14
1993年11月9日ブダペスト・コングレス・センター
※CD1〜8モノラル、CD9〜14ステレオ/全てライヴ
スヴャトスラフ・リヒテル(1915−1997)が度々訪問したブダペストでのリサイタルから、1954年から1993年までのライヴ録音が全14CDに。総収録時間は17時間半に迫るという膨大な分量で、しかもそのかなりの分量が初めて世に出る音源です。CD14枚を順に聞くことで、壮年期の豪腕ぶりから晩期の孤高の境地まで、リヒテルの変遷を追うことができる貴重な資料です。そしてもちろん、どの演奏をとってもリヒテルならではの求心力の強い、深い探求が結晶化した音楽には圧倒されるばかり。音質は総じて鑑賞に支障はない程度、全般にマイクが近接して置かれています。
BMCCD-172
ビザンチン・モザイク〜ギリシャ=ビザンチン聖歌と様々な無伴奏聖歌集
グリンカ:ヘルヴィムの賛美歌
チャイコフスキー:トリシャギオン
ムソルグスキー:The Angel cried to the Lady full of grace
ドーブリ・フリストフ:ポリエレオス
ヤーノシュ・ボクシャイ:主の祈り/他全18曲
タマーシュ・ブブノー(指)
聖エフレム男声cho

録音:2009年
ギリシャ正教に関わる新旧様々な宗教合唱曲を収録。聖エフレム男声合唱団は2002年結成のハンガリーの男声コーラス。リストの男声合唱曲集第1集(BMCCD168)が発売になり、好評を得ています。力強く分厚いハーモニーの一方、ファルセットを使用した繊細なアンサンブルを奏でます。
BMC-CD175
アンサンブル・リネア・プレイズ・エトヴェシュ
ペーター・エトヴェシュ(b.1944):6のためのソナタ(2006)〜2台のピアノ,サンプラー,3人の打楽器奏者のための
オクテット・プラス(2008)〜ソプラノ,フルート,2つのトランペット,2つのファゴット,2つのトロンボーンのための
ナターシャ(2006)〜ソプラノ,ヴァイオリン,クラリネット,ピアノ
「チェーホフを待っているタクシーがいるが、彼はむしろ歩いてゆくだろう」(2004)〜ピアノのための
地のピアノ-空のピアノ《ルチアーノ・ベリオの追憶に》
(2003年5月28日/2006年10月13日)〜ピアノのための
PSY(1996)〜フルート,チェロ,ツィンバロムのための
カデンツァ(2008)〜フルート独奏
ジャン=フィリップ・ウルツ(指)
アンサンブル・リネア
マリオ・カローリ(Fl)、
アリソン・ベル(S)、
ベンヤミン・コブラー(P)
ミクローシュ・ルカーチ(ツィンバロン)

録音:2009年10月
エトヴェシュが多忙な指揮活動の合間を縫って書いた室内楽近作集。「6のためのソナタ」はバルトークの2台のピアノと打楽器のためのソナタに似た雰囲気にサンプラーを加えてポップでどこかゲーム・ミュージックに似た遊び心を持った作品。「オクテット・プラス」、「ナターシャ」はともに器楽アンサンブルにソプラノのシアトリカルでどこか人を喰ったような語り歌いのある楽しい作品。他にベリオの追悼曲「地のピアノ-空のピアノ」、ツィンバロムのエキゾチックな響きにフルート、チェロが絶妙に絡む「PSY」などヴァラエティに富んだ作品が満載。
BMCCD-178
リスト:男声合唱曲集Vol.2
オルガンのための前奏曲「主の家に我らは進み行く」/モテット「平和は汝らに」/男声合唱のためのミサ曲/主をほめたたえよ/モテット「われらなお離れず」/モテット「キリストの魂はわれを清め」/オルガンのための前奏曲「より高く!」
聖エフレム男声cho、
タマーシュ・ブブノー(指)、
ラースロー・ファッサン(Org)

録音:2010年
2002年ハンガリーの教会音楽家兼指揮者であるタマーシュ・ブブノーによって設立された聖エフレム男声合唱団によるリストの男声合唱曲集の第2弾。リストによって数多く作曲された男声合唱曲は、現代あまり演奏機会もなく、また録音される機会にも恵まれていません。そのような作品も含めてリストの男声合唱作品を全曲録音する好企画です。
BMCCD-185
リスト:後期ピアノ作品集
悲しみのゴンドラ第1番/忘れられたロマンス/忘れられたワルツ第1番/忘れられたワルツ第4番/暗い雲/チャルダーシュ第1番/頑固なチャルダーシュ/凶星!不運/死のチャルダーシュ/無調のバガテル/悲しみのゴンドラ第2番/ハンガリー狂詩曲第16番/ハンガリー狂詩曲第17番/ハンガリー狂詩曲第18番/ハンガリー狂詩曲第19番/夢の中に
アドリエンネ・クラウス(P)

録音:2010年10月25日-29日
ハンガリーのピアニスト、アドリエンネ・クラウスはブダペストのリスト音楽院を卒業しました。また、ゲオルク・ショルティに認められチューリッヒ・トーンハレOのヨーロッパツアーに参加したことにより活躍の場を国際的に拡げていきました。その後も、ミヒャエル・ギーレン、ユーリ・バシュメット、ミクローシュ・ペレーニらと共演するなど、各地で高い評価を受けています。今作では1880年からリストが亡くなる1886年までの最晩年に書かれた作品を取り上げています。
BMCCD-186(2CD)
バルトーク:合唱曲全集

CD1) 「児童および女声合唱曲」
2 声または3 声の合唱曲(27 のハンガリー民謡)〜無伴奏児童合唱と女声合唱のための

CD2) 「男声および混声合唱曲」
夕べ/4 つの古いハンガリー民謡/スロヴァキアの民謡/4 つのスロヴァキア民謡*/ セーケイの民謡/過ぎ去った時より/4 つのハンガリー民謡/ 4 つの古いハンガリー民謡/スロヴァキアの民謡/4 つのスロヴァキア民謡
ラースロー・ドブサイ(指)
リスト音楽院Cho、
エトヴェシュ・ローラント大学Cho
ゾルタン・コシチュ(P)*

録音:2008 年
バルトークの残した無伴奏およびピアノ伴奏つきの合唱曲を集成。CD1 は児童および女声合唱曲、CD2 が男声および混声合唱曲である。なおCD2 の「4 つのスロヴァキア民謡」でゾルタン・コシチュがピアノ伴奏で参加しています。本場ハンガリーの若者たちによるみずみずしいバルトーク合唱曲全集の新しい決定盤。

BMCCD-188
マーラー:交響曲第1番「巨人」(花の章つき) ゾルタン・コチシュ(指)
ハンガリー国立PO

録音:2004年2月29日/3月30日(フランツ・リスト音楽院コンサート・ホール(ライヴ)
“病的ニュアンスを一掃!青春讃歌「巨人」の瑞々しさ!”
バルトークなどの録音でもコチシュ指揮者としての力量は既に実証済みですが、この「巨人」も、誰の亜流でもない自己表現に徹しており、最後まで聴き手を惹き付けて止みません。最大の特徴は、感情表現にも響きにも、一切濁りがないこと。病的に音楽を沈殿させることなく、常に健康的にまっすぐ感情をぶつける痛快さがたまりません。しかたって、全楽章が通常よりもかなりテンポは高速。もちろんテンポを最初から決めてかかったのではない、イメージした表現に不可欠なテンポとして迫るので、音楽の真の勢いが宿るのです。一方で、声部の見通しを徹底的に効かせ、精緻なバランスも崩さないのですから、その統制力の凄さに舌を巻くばかり。室内楽的とも言える透明なテクスチュアは、「花の章」で見事に開花。悲嘆のニュアンスを強調するあまり、リズム感をあえて緩めることが多い第3楽章では、正確なリズムを取り戻すことにより、過剰などん底に嵌ることをサラッと回避。そして圧巻の終楽章!録音の鮮明さもあって、まず冒頭打楽器の強固な打撃力に度肝を抜かれます。甘美ながら陶酔しないキリッとしたフレージングと、その妥協なき縦割りダイナミズムが交錯したまさに縦横無尽のニュアンスは他に類を見ません。緊張の糸が緩むことなく到達するクライマックスでは、オケのアンサンブルの精妙さを思い知るとともに、やみくもに大音量を放射するだけではないコチシュの音像凝縮力に鳥肌を禁じえません。終演後はもちろんお決まりの手拍子拍手。これ以上に瑞々しい「巨人」はちょっと考えられません。【湧々堂】
BMC-CD189
ラースロー・ライタ(1892-1963):弦楽オーケストラのための作品全集
弦楽とハープ,打楽器のための交響曲Op.33
シンフォニエッタ第1 番Op.43*
シンフォニエッタ第2 番Op.62#
ブダペスト室内SO
シモーネ・フォンタネッリ(指)
イムレ・ローマン(指)*
ペーテル・チャバ(指)#

録音:2012-13年
ライタ(1892-1963)はブダペスト出身。9つの交響曲や10の弦楽四重奏曲など旺盛な作曲活動を行っていたが、ハンガリー動乱を支持したことでやがて演奏が禁止され、近年になってようやく再評価されるようになった。 ライタはブダペスト音楽院で作曲をバルトークに師事した。その後パリで数年間を過ごし、ドビュッシー、ラヴェル、ストラヴィンスキーなど 20 世紀の新しい音楽に大きな影響を受け、自己の音楽を確立した。ここに収められた弦楽オーケストラのための作品は新古典主義の影響が感じられる洒脱な音楽でバルトーク、ストラヴィンスキー、マルティヌーに加え、ヴォーン=ウィリアムズなどイギリス音楽のエコーも聴きとれる。
BMC-CD190(2CD)
ペーテル・エトヴェシュ:歌劇「三人姉妹」(アントン・チェーホフの「三人姉妹」に基づく) ケント・ナガノ&ペーテル・エトヴェシュ(指揮)
リヨン歌劇場O
アラン・オーバン(C.T)
ヴャチェスラフ・カガン(スラヴァ)(C.T)
オレグ・リャーベツ(C.T)、
アルベルト・シャギドゥリン(Br)、
ゲーリー・ボイス(カウンターT)、
ニキタ・ストロジェフ(Bs)、
ヤン・アロフス(Bs)、
ヴォイテク・ドラボウィッツ(Br)、
ディートリヒ・ヘンシェル(Br)、
デニス・セドフ(Bs)、
ピーター・ホール(T)、
マーク・デュグァイ(T)、
イワン・マティアフ(Br)

録音:1998年3月リヨン歌劇場,ライヴ(ドイツ・グラモフォン459 694-2の再発売)
チェーホフの戯曲「三人姉妹」に基づくこの作品は三人姉妹を男性三人が演じるという、いささか 倒錯的な趣向とジェンダー・フリーの傾向を併せ持つ新時代のオペラとしてリヨン歌劇場でケント・ ナガノが初演し現代音楽としては破格のヒットを飛ばし、エトヴェシュの代表作となった名作。稀代の カウンター・テナー、スラヴァを主役級に抜擢した話題性もさることながら、現代音楽的な語法のみ ならず、時に叙情的な旋律や響き、演劇的な語りなど、様々な様式を駆使したオペラならではの多 様な表現が大きな話題となった。 当盤は、これまでなぜかドイツ・グラモフォンは再発売を行わなかったが、エトヴェシュの母国ハンガ リーのBMC レーベルがライセンスを受け、晴れてこのリイシューとなりました。

BMCCD-194(2CD)
ヴェーグ・イン・ハンガリー
ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」*
ハイドン:交響曲第103番「太鼓連打」
シューベルト:交響曲第9番「グレート」*
シャーンドル・ヴェーグ(指)
カメラータ・ザルツブルグ

録音:1993年3月23日ブダペスト・コングレス・センター*
1995年3月20日アカデミー・オブ・ミュージック,ブダペスト(全て「プダペスト春の音楽祭」ライヴ)
ハンガリー出身の名匠シャーンドル・ヴェーグが手兵カメラータ・ザルツブルグ(アカデミカ・モーツァルテウム)を率いて故郷ハンガリーでのライヴ録音集。得意とする古典とシューベルトの演奏が収められたファン垂涎の2 枚組です。 ヴェーグはまず名アンサンブル「ハンガリー弦楽四重奏団」のヴァイオリン奏者として知られ、その後ヴェーグ四重奏団を結成。しかし1946 年にはハンガリーを出国してヴェーグはフランス国籍を取得します。その後教鞭をとっていたザルツブルグ・モーツァルテウム所属のアンサンブルの指揮をするようになり、指揮者としても高い評価を得るようになります。1984 年以降ヴェーグは度々ハンガリーを訪れており、ここでもヨーロッパ中を魅了したカメラータ・ザルツブルグとの実力が遺憾なく発揮されています。

BMCCD-201(2CD)
シューベルト:交響曲集
交響曲第1番 ニ長調 D82#
交響曲第2番 変ロ長調 D125*
交響曲第3番 ニ長調 D200*
交響曲第4番 ハ短調「悲劇的」
シャーンドル・ヴェーグ(指)
カメラータ・アカデミカ

録音:1996年5月26日*,5月27日#,5月30日、ケルン、ライヴ
シャーンドル・ヴェーグ(1912-97)が最晩年の1996 年5 月にケルンで手兵カメラータ・アカデミカを指揮したシューベルトの交響曲第1 番から第4 番の録音がCD 化。ヴェーグとカメラータ・アカデミカによるシューベルトの交響曲は既に第 5 番、第 6 番、未完成、グレイトがCAPRICCIO から発売されているので、これでレーベルをまたいで全集が完結したことになる。ヴェーグ四重奏団のヴァイオリニストとして、教育者として高名なヴェーグのシューベルトは、オーケストラの自発性を引き出して一体感と充実感を大きく湧き上がらせるようなもので、しかもライヴ録音なのでさらに白熱している。ガチッとまとめたシンフォニックな演奏では決して出せない温かさと楽しさは、十代後半のシューベルトの音楽の魅力を万全に引き出している。
BMCCD-202
ゲルゲイ・ヴァイダ:一幕の歌劇「バービー・ブルー」*
ファレミドのガリバー#
子どもとの会話 +
ゲルゲイ・ヴァイダ(指)*#、
ハンガリー公共サーヴィス・メディアMRシンフォニック(旧ハンガリーRSO)*、
UMZEアンサンブル#、
ヴィットリオ・パリシ(指) +、
デダロ・アンサンブル +ほか

録音:2009年〜2010年
ペーテル・エトヴェシュに師事し、2011年からはアメリカ、アラバマ州のハンツビルSOの音楽監督、2014年からは国際アルメル・歌劇・コンクール&フェスティヴァルの芸術監督、さらに2017年からはポートランド祝祭SOの音楽監督を務めるなど、指揮者としても目覚ましい活躍を展開しているハンガリーのコンポーザー=コンダクター、ゲルゲイ・ヴァイダの作品集。「バービー・ブルー」はバルトークの生誕125周年を記念して企画された作品で、歌劇「青ひげ公の城」の前段階の「コミックバージョン」として書かれました。バルトーク唯一の歌劇である「青ひげ公の城」と同じ声部、同じ規模のオーケストラのために作曲されており、表面上は隠されているものの、構造上の重要なポイントや音楽の基本的なプロセスのレベルで「青ひげ公の城」を参照しています。
BMCCD-203
ビザンチン・モザイク II」〜伝統的なビザンチン典礼音楽と作曲家による聖歌 ニコラ・スルビン/ボルトニャンスキー/リムスキー=コルサコフ/チェスノコフ/ラフマニノフ/ストラヴィンスキー/ペータル・ディネフ/ラースロー・ブブノー/フィリップ/スルビン/ワドフスキ/タマーシュ・ブブノー/スミルノフ/シロ/ディチコ
タマーシュ・ブブノー(指)
聖エフレム男声Cho

録音:録音:2012 年5 月
好評の第1集(BMCCD-172)の続編。ギリシャ正教に関わる伝統的な宗教合唱曲とロシア・東欧の作曲家による無伴奏合唱曲を収録。聖エフレム男声合唱団は 2002 年結成のハンガリーの男声コーラス。力強く分厚いハーモニーとファルセットを使用した繊細精緻なアンサンブルに定評があります。
BMCCD-206
クルス・グロリオーザ(栄光の十字架)」
〜聖十字の単旋律と多声部典礼歌

聖金曜日における十字架の高揚のためのベネベントのアンティフォナ/ 聖十字の宴のためのレスポンソリウム(古代ローマの旋律)
ダンスタブル(?-ca1370):おお十字架よ
ゴンベール(ca.1495-1560):おお輝かしき十字架
パレストリーナ(ca.1525-94):我々はキリストあなたを崇拝する、ほか全19 曲
ラースロー・ドブサイ(指)
ヤンカ・センドナイ(指)
スコラ・フンガリカ

録音:2009年6月
古代ローマの単旋律聖歌からルネサンス期の代表的な作曲家ダンスタブル、ゴンベール、パレストリーナの多声宗教曲までをスコラ・フンガリカの絶妙なアンサンブルで聴かせます。
BMCCD-208
ギリシャ、ビザンチンの聖歌とモルダヴィアの宗教歌
パヴェル・チェスノコフ(1877-1944):夕べのいけにえ
ムソルグスキー:天使は聖処女のために泣く
タマーシュ・ブブノー(b.1957)編:キリストは復活する
ペーター・ゾンボラ(b.1983):主の祈り
ラフマニノフ:六段の聖詠/ ほか全16 曲
タマーシュ・ブブノー(指)
聖エフレム男声Cho

録音:2011-12年
BMC では既にフランツ・リストの男性合唱曲集やビザンチンの聖歌集で定評のあるタマーシュ・ブブノー指揮聖エフレム男声合唱団の最新録音。ギリシャ・ビザンチンの典礼音楽から19 世紀の作曲家による宗教曲まで東欧地域の様々な宗教音楽を紹介。ギリシャの典礼音楽はほとんどアラブ、中東的な響きで驚かされます。
BMCCD-211
ハンガリーの現代の晩課
ゾルト・シェレイ:日曜日の晩課
ペーテル・ゾムボラ:年ごとの晩課
スコラ・カントルム・ブダペスティエンシス、
タマーシュ・ブブノー(指)、
ヤーノシュ・メゼイ(指)、
ジェルジュ・フィリップ(指)ほか

録音:2007年1月(ハンガリー、ブタペスト)
キリスト教初期の時代から、司祭やその信徒にとって、晩課(ヴェスペレ)を一緒に歌うことは、祭日のお祝いの一部でした。この習慣は中世の終わりまで続き、中にはヨーロッパのトランシルヴァニアのように、最近にいたるまで続けられていた地域もあります。このジャンルの最盛期は、モーツァルトが書いたようなウィーン古典派の演奏会用晩課でした。その後、習慣は廃れてゆきましたが、現代の音楽言語によって、さらに豊かな音楽が生みだされる余地はまだ残っていました。ハンガリーの2人の現代作曲家、ゾルト・シェレイとペーテル・ゾムボラによる新たな晩課は、こうした伝統に立ち返って作曲されています。2つの作品はBMCによって録音・リリースされただけでなく、ハンガリー教会音楽協会から楽譜としても出版されました。
BMCCD-CD213
「主の到来(Adventus Domini)」〜中世ハンガリーのグレゴリオ聖歌集
グレゴリオ聖歌集[12 世紀初頭の昇階誦、グラーツの 807 の写本より]
スコラ・フンガリカ
ヤンカ・センドレイ(指)
ラースロー・ドブサイ(指)

録音:2010 年10 月24−28 日ハンガリー国立博物館
ハンガリーのグラーツの写本は 12 世紀初頭から徐々に発展し、何人かの学者がクロスターノイブルクの聖アウグスティヌス修道院で編纂。このアルバムでは待降節のミサのための聖歌などが歌われています。ハンガリーの合唱団スコラ・ハンガリカの演奏です。
BMCCD-218
運命のヒュペリオンの歌〜ラースロー・シャーリ(b.1940)作品集
(1)そこにあるものがある(2005)
(2)ストラヴィンスキーの追憶に(1980-2001)
(3)イクストランへの旅(1980)
(4)運命のヒュペリオンの歌(1985-86)
(5)最後の旅(1992)
(6)ルダス・コラリス(2013)
(7)ヘクサグラム(1988)
(1)-(7)ゲザ・ゲメシ(指)
(1)(3)-(7)BHKZアカデミー、
(2)MR交響楽団管楽器奏者
(1)(7)スコラ・カントルム・ブダペスト
(芸術監督:タマーシュ・ブブノー)
(3)(5)クララ・チョルダーシュ(MS)

録音:2009-2014年
ラースロー・シャーリはエトヴェシュと並ぶ現代ハンガリーを代表する作曲家の一人。当 BMCレーベルでは機関車交響曲(サンプリングした蒸気機関車の音のみで製作された現代音楽です。BMCCD010)はじめ既に4タイトルの作品集が発売になっている。 シャーリは 1972 年にダルムシュタットに赴きクリスティアン・ウルフの音楽に触れたことが大きな転機となり以後、野心的な音楽を数多く発表した。このディスクでは幅広い年代の作品が選ばれており、彼の音楽の多様性を知ることができる。作風はミニマルではないが反復もしくは不規則な反復を基本的な推進力として様々な音色、モティーフの変化が移り行く風景のように変わってゆくもの。アルバム・タイトルになっている「運命のハイペリオンの歌」は20 分に及ぶ大作で幾層にも重ねられた弦楽によるドローンが延々と大河のようにうねり続ける。アイヴズの「宵闇のセントラル・パーク」を思わせるメランコリックで美しい作品。
BMCCD-CD220
バルトーク:民族音楽にインスパイアされた男声合唱曲全集
4つの古いハンガリー民謡BB60(1910-12)
夕べ BB30(1903)
スロヴァキア民謡BB77(1917)
セーケイ民謡BB106(1932)
過ぎ去った時よりBB112(1935)
4 つの古いハンガリー民謡BB60(1910-12,改訂1926)
タマーシュ・ブブノー(指)
聖エフレム男声Cho
バラス・ソコライ・ドンゴー(フルート、バグパイプ、タロガトー)
マルク・ブブノ(ガードン[パーカッシヴ・チェロ])

録音:2014 年 12 月ベラ・バルトーク・ウニタリアン・パリッシュ教会,ブダペスト
バルトークのアカペラ男声合唱のための作品を全て収録。既発売の「バルトーク合唱曲全集」(BMC186)と比べてこのディスクが特筆に値するのはハンガリーの様々な民族楽器が合唱に花を添えていること。クラリネットの一種でサックスに似た音色のタロガトー、吹き歌いする奇妙なフルート、バグパイプなどバルトークが民謡を採集した時に実際に聴いたであろう、活き活きとした姿がよみがえります。
BMC-CD223
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番(1931 年版)
リスト:ピアノ・ソナタ.ロ短調
アドリエンネ・クラウス(P)

録音:2015年8月17-18日、ブダペスト
ハンガリーの名ピアニスト、アドリエンネ・クラウスのラフマニノフとリスト。アドリエンネ・クラウスは若くしてゲオルク・ショルティに認められたほどの実力の持ち主で、長年国際的に活躍しているピアニストなのだが、独奏の録音が非常に少なく、彼女の実力を知る人にとっては待望のCD だろう。ラフマニノフとリストの力作二作、どちらも唸らされる充実の演奏である。
BMC-CD224
チャローグ・プレイズ・ベートーヴェン、セーレーシ&チャポー
アンドラーシュ・セーレーシ(1921-2007):死のある風景#
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31 番 変イ長調 Op.110*
ジューラ・チャポー(1955-):真っ直ぐな迷宮
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32 番 ハ短調 Op.111
ガーボル・チャローグ(P)

録音:2013年11月10日#、2014年9月28日、2015年2月22日* ブダペスト
ガーボル・チャローグは 1960 年、ブダペスト生まれのピアニスト。11 歳でフランツ・リスト音楽院に入学を許可された神童だった。今日、チャログはことに現代ハンガリーの作曲家の作品を得意としていることで知られている。このCD にはベートーヴェンの後期のピアノ・ソナタ2曲と、ハンガリーの作曲家、アンドラーシュ・セーレーシ(バルトーク作品の Sz 番号を付けたことで有名)、ジューラ・チャポーの作品を収録している。チャログはどの曲でも丁寧に演奏している一方、たとえば第 31 番の終楽章の最後ではかなり気合の入った盛り上がりを見せるなど、とても聞き応えがある。
BMCCD-CD226
(2CD)
ペーター・エトヴェシュ(b.1944):「パラダイス・リローデッド(リリス)」 〜12 場からなる歌劇(台本:アルベルト・オステルマイアー) グレゴリー・ヴァイダ(指)
ハンガリーRSO
アンネッテ・シェーンミュラー(リリス)、
ホルガー・ファルク(ルシファー)、
エリック・ストクロッサ(アダム)、
レベッカ・ネルセン(エヴァ)、
ゲルノット・ハインリヒ(天使A)、
アンドレアス・ヤンコヴィッチ(天使B)、
ミヒャエル・ヴァーグナー(天使C)、ほか

録音:2014年1月ハンガリー放送スタジオ22
この《パラダイス・リローデッド》(副題リリス)は 2010 年にエトヴェシュがバイエルン国立歌劇場の委嘱で作曲した歌劇《悪魔の悲劇》のリバージョンである。台本はドイツ気鋭の若手作家アルベルト・オステルマイアー。内容は登場人物の名前からも察せられる通り、旧約聖書のアダムとイヴにまつわる失楽園の物語。アダムとイヴ、天使と悪魔が入り乱れ善と悪、光と影の対決が無調、現代音楽の諸技法と調性、伝統的なクラシカルな技法が渾然一体となって描かれる。現代音楽特有の緊張した響きが中心であるものの、オペラ・ファンの期待にも充分応えるべく美しい場面、歌唱も数多く用意されておりヒット作「三人姉妹」以来、いまや当代一のオペラ作曲家となったエトヴェシュの面目躍如の秀作。
BMCCD-233
ジェルジ&マリア・クルターク・プレイズ・クルターク(クルターク自作自演集)
ジェルジュ・クルターク(b.1926): 《遊び》(ヤテコーク)選集
4手のための組曲(1950-51)(全43 曲収録)
ジェルジ・クルターク(P)
マリア・クルターク(P)

録音:1955-2001年にハンガリー放送で録音された未発表音源およびライヴ・レコーディングによる
2016年 90 歳を迎えた現代ハンガリーを代表する作曲家クルタークの長年の業績を祝しハンガリー放送に秘蔵されていた自作自演の音源をまとめてリリース。ほとんどが未発表音源でピアニスト、現代音楽愛好家、クルターク・ファン、研究者には垂涎のディスクです。さて《遊び》(ヤテコーク)は1973 年に書き始められ現在第8 集まで楽譜が刊行されているピアノのための小品シリーズ。音楽上のアイデア実験、霊感、奇想、創意、寓意、ユーモア、ファンタジーなどありとあらゆるエッセンスが詰め込まれたクルターク版ミクロコスモスと言ってよいほどの名品です。日本でも楽譜が出版されているため最近ではコンサートで取り上げるピアニスト、ピアノ学習者も多く、今回のクルターク夫妻によるアット・ホームでイメージ豊かな自作自演盤は多くの人々に示唆を与えるでしょう。また「4 手のための組曲」はバロック、古典派を換骨奪胎したユーモアあふれる軽やかさが魅力です。
BMCCD-CD240
ゾルターン・イェネイ(1943-):WOHIN?(どこへ?)
(1)WOHIN?2013
(2)ヘラクレイトス in H
(3)ヘラクレイトスの涙
(4)Heraclitus Adverbial
(5)半分は決して同じではない
(6)慰め(サムシング・ロスト:エコー)
(7)ソング・オブ・イノセンス&エクスペリエンス
(8)パヴァーヌ
(1)(8)ゾルターン・コチュシュ(指)
MR(ハンガリー放送)SO
(1)MR(ハンガリー放送)cho
(2)-(4)(6)ガボール・チャローグ(P)
(5)クルーリックSQ
(6)ジョルジ・デリ(Vc)
(7)ピラ・コムシ(S)

録音:(4)(5)(7)2013 年5 月5日、
(2)(3)(6)2013年10 月2日、
(1)(8)2013 年10 月25日
ハンガリーの現代音楽作曲家ゾルターン・イェネイ。リスト音楽院でフェレンツ・ファルカシュに師事。イェネイの初期の作品には、バルトーク、ダラピッコラ、ウェーベルン、ベルクなどの影響が色濃く反映し、1960 年代後半にはブーレーズの理論、シュトックハウゼンの作曲法などの影響も受けつつ独自の作風を築きあげています。1986 年からリスト音楽院の教授を務め、現在は名誉教授でハンガリーを代表する作曲家として活躍しています。 ピアニスト、そして近年は指揮者としても活躍をしたゾルターン・コチシュが指揮した“WOHIN?2013”は、ベートーヴェンの“第九”の第4 楽章が引用。不協和音と共に奏され不穏な空気の中、さらに合唱の冒頭も再現。そして唐突に終わる。 1980 年から作曲が始まった「ヘラクレイトス・シリーズ」。ハンガリーの詩人デジェー・タンドリによる“ヘラクレイトスの詩”にインスパイアされたシリーズです。今作ではその中から3 曲が収録されています。
BMC-CD249
ペーター・エトヴェシュ(b.1944):弦楽四重奏曲集
《セイレーン・サイクル》(2015/16)
《コレスポンデンス(対応)》(1992) 〜弦楽四重奏のための情景
カルダーQ
アウドレイ・ルナ(S)

録音:2016年10月10日IRCAMパリ、2016年9月26日BMCスタジオ、ブダペスト,
※クルタークと並ぶ現代ハンガリーを代表する作曲家エトヴェシュの最新作を含む弦 楽四重奏のための作品集。「セイレーン・サイクル」はソプラノ独唱と弦楽四重奏によ る10の小品から構成された作品。テキストにジェームズ・ジョイスの「ユリシーズ」とフラ ンツ・カフカが1917年に執筆した短編「セイレーンの沈黙」が使われ、ソプラノが語り歌 う言葉のイントネーション、リズム、発音、音色の変化に弦楽が機敏に反応しテキスト の世界を拡げ、弦楽が拡げた音響の上に更にまた声が乗る、という形で相乗的に詩 の世界が拡張し音の輪が拡がってゆく様子は大いに聴きもの。そしてバロックから現 代唱法までを操るソプラノのアンドレイ・ルナの見事な歌唱と器楽的ともいえる寸分違 わぬ正確な音程は弦楽四重奏と対等に渡り合って実にスリリング。ルナはリゲティの 歌劇「グラン・マカブル」やジョン・アダムズの「中国のニクソン」の準主役で高い評価を 得ている名歌手でエトヴェシュとはこれが初コラボレーション。同作品はヨーロッパ各 地の音楽祭で上演され評判となっている。
BMCCD-CD250
フリッツ・クライスラーへのオマージュ
クライスラー(作曲・編曲):
1.中国の太鼓Op.3
2.クープランの様式によるルイ13 世の歌とパヴァーヌ
3.ボッケリーニの様式によるアレグレット
4.ドヴォルザーク(クライスラー編):スラヴ舞曲集 第2 集 Op. 72, 第2 番 ホ短
調
5.エルノ・バローグ(クライスラー編):北の哀歌
6.愛の悲しみ
7.愛の喜び
8.美しきロスマリン
9.シンコペーション
10.ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
11.ドヴォルザーク(クライスラー編):インド人の嘆き
12.ウィーン風小行進曲
13.ドヴォルザーク(クライスラー編):ユモレスク
14.ジプシーの女
15.ジプシー奇想曲
16.チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンデ・カンタービレ
17.おもちゃの兵隊の行進曲
18.レチタティーヴォとスケルツォ・カプリス Op.6
19.リヒャルト・ホイベルガー(クライスラー編):オペラ舞踏会
20.ウィーン奇想曲Op.2
21.プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
バルナバーシュ・ケレメン(Vn)
ゾルターン・コチシュ(P)

録音:2016 年8 月6-9,14 日、フェニックス・スタジオ、ディオーシュド、ハンガリー
コチシュのラスト・レコーディング! 2016 年11 月6 日、惜しくも亡くなったハンガリーの偉大な音楽家ゾルターン・コチシュ。 亡くなる約3 か月前に、何度も共演や録音を行っている1978 年生まれの“ハンガリーのクレーメル”という異名を持つヴァイオ リニスト、バルナバーシュ・ケレメンとクライスラーのヴァイオリン作品を録音。クライスラーのオリジナル曲を始め、クライスラー がヴァイオリン用に編曲した作品も収録しています。コチシュは音楽を慈しむかのようなピアノで、ケレメンのヴァイオリンを優 しく包み込みます。ケレメンもクライスラーの超絶技巧作品を圧倒的なテクニックで演奏。“エルノ・バローグ/クライスラー編: 北の哀歌”の持つ哀しみの美しさが染みわたります。“シンコペーション”、“ジプシーの女”や“ジプシー奇想曲”ではリズムが 躍動。美しく明快な素晴らしい演奏の登場です! ※コチシュは1952 年、ハンガリー、ブダペスト生まれ。18 歳でハンガリー放送主催ベートーヴェン・コンクールに優勝し、ピア ニストとして世界中で人気を博しました。1983 年には指揮者のイヴァン・フィッシャーと共にブダペスト祝祭管弦楽団を創設し ました。1997 年よりハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団の首席音楽監督に就任。ハンガリー音楽演奏の第一人者とし て、世界に広めることにも尽力。バルトークの音楽の解釈は現在でも最高峰の演奏として魅了しています。
BMCCD-251
オリエンタル・ルーメン〜東方の光Vol.3
グリンカ:ケルビム賛歌
伝承曲:聖ペテロの哀歌
即興曲:復活祭の鐘の祈り
伝承曲:キリストは蘇り
伝承曲:フォーク・フルートのための間奏曲
ブブノー:聖歌127番
ルヴォウスキー:主よ、憐れみたまえ
チェスノコフ:私たちはあなたに歌い
コール:後奏曲
スヴィリードフ:気高い愛
伝承曲:鐘の祈り
セミョーノフ:我らが主、おおイエスよ、あなたが生まれ
ルドケヴィッチ:すばらしい出来事
セミョーノフ編曲:天と地
フィリップ:クリスマスの鐘の祈り
チェスノコフ:永遠の前の集会
ブブノー:鐘のお告げ
クリコヴォ:東方三博士が来訪
ブブノー編曲:少女
フィリップ編曲:聞かれよ、鐘が
ジボロフ:キリストの降誕
聖エフレム男声cho
タマーシュ・ブブノー(指)

録音:2015年−2016年、ブダペスト(ハンガリー)
※初紹介旧譜
2002年にハンガリーの合唱指揮者、タマーシュ・ブブノーによって創設され、ギリシャやロシア、ハンガリーのビザンチン聖歌のスペシャリスト集団として高い評価を受けている聖エフレム男声合唱団の「東方の光」シリーズ第3巻。シリアやブルガリア、ロシア、ウクライナにおける伝統的なクリスマスのキャロルやグリンカ、スヴィリードフなどの作品を集めたプログラムを、男声合唱の純度の高いハーモニーが厳かに歌います。
BMCCD-253
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 ペーテル・セルヴァーンスキ(Vn)、
ヤーノシュ・フェレンチク(指)、
メトロポリタン・オーケストラ

録音:1944年1月5日、ヴィガドー・コンサート・ホール(ブダペスト、ハンガリー)
1939年3月23日、アムステルダムのコンセルトヘボウで行われた「世界初演」から数年後、1944年1月5日にブダペストのヴィガドー・コンサート・ホールで行われたバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番の「ハンガリー初演」の貴重な演奏がBMCレーベルから登場!
「世界初演」を担当したゾルターン・セーケイに対し、「ハンガリー初演」を担当したのは、同じくハンガリーのヴァイオリニスト、ペーテル・セルヴァーンスキ。1913年にハンガリーの音楽一家に生まれたセルヴァ―ンスキはリスト音楽院で19世紀後半〜20世紀前半の同国を代表する大ヴァイオリニスト、イェネー・フバイにヴァイオリンを師事。
ブダペスト・コンサートOのコンサートマスターを務め、ヴァルトバウエル・ケルペーイ四重奏団(後のハンガリーSQ)では第2ヴァイオリンとしてシャーンドル・ヴェーグやデネーシュ・コロムサイ、ヴィルモシュ・パロタイと共に活動した20世紀ハンガリーを代表する名ヴァイオリニストの1人です。
ハンガリーにおけるレコーディング・エンジニアのパイオニア的存在、イシュトヴァーン・マカイが、1936年以降にラジオ・ブダペストで放送された全てのバルトーク作品の演奏を集めたアーカイヴ「バビチ=マカイ・コレクション」からの復刻です。
※当録音にはマスターテープに起因するノイズがございます。予めご了承下さい。
BMCCD-258
「ダスト・ボールの歌とダンス」〜ベラ・ファラーゴ(b.1961)作品集
(1)ベラ・ファラーゴ:ダスト・ボールの歌とダンス
(全12曲)
(2)ベラ・ファラーゴ:アッティラ・ジョジェフの詩の
ための歌(全7曲)
(3)ベラ・ファラーゴ&ラースロー・ホルトバーギ:「寒くないのか?」(19’16)
(1)聖エフレム四重唱団
バラーズ・カントール(Vc、1、9曲目)
(2)カタリン・カロリ(MS)
イシュトヴァ・ケレック(Vn)
ベラ・ファラーゴ(P)
(3)ガヤン・ウテヤク・マンダイ・アンサンブル(S、ベル、シタール、ドローン、タブラ、ピアノ、チェロ、ベース・ギター)

録音:(1)2009 年3 月、(2)2017 年7 月、(3)1986年4月
ベラ・ファラーゴはハンガリーの作曲家。バルトーク音楽院で学んだ後、オランダ・ハーグの王立音楽院で研鑽を積んだ。パフォーマーとしても活動しており、オランダのルイ・アンドリーセン、アメリカのスティーヴ・ライヒ、テリー・ライリー、メレディス・モンクらの作品を好んで取り上げ、自らも影響を受けた。「ダスト・ボールの歌とダンス」は室内オペラからの抜粋でヴォーカル・アンサンブルとチェロのために書かれています。実験性が強く、声楽にヴォイス・パーカッションのようなことさせたかと思えば東方教会の聖歌のような古風な曲が登場したり、ジャズやメレディス・モンクの影響を感じさせる曲があったりと多種多様。「寒くないのか?」では最初はイージー・リスニング風なのに、途中からインドの楽器が入ってきてインド風イージー・リスニング風になります。
BMCCD-259(2CD)
ペーテル・ヴォルフ:ピアノのための24の小品「ヴォルフ=テンペリエルテス・クラヴィーア(Wolf-temperiertes Klavier)」 ヨージェフ・バログ(P)

録音:2018年7月9日−12日、BMCコンサート・ホール(ブダペスト、ハンガリー)
「ヴォルフ=テンペリエルテス・クラヴィーア(Wolf-temperiertes Klavier)」は、アイザック・スターンが録音した「クライスラー作品集」(SONY)のアレンジャー、ダブリン・ユーロヴィジョン・フェスティヴァル・オーケストラの指揮者としてもその名を知られてきたハンガリーの作曲家、ペーテル・ヴォルフがバッハの「平均律クラヴィーア曲集」をモデルとして作曲した"ポストモダン・スタイル"のピアノ曲集。
バッハの「平均律」とは異なりフーガが無く、自由に構成された前奏曲が印象的なヴォルフの作品の作風は、バロック時代よりもロマン派寄り。バッハと20世紀における前奏曲のスタイルを結び付けた興味深い作品です。

BMCCD-261(2CD)
シャーンドル・ヴェーグと彼の四重奏団
(1)ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番ハ短調Op.18-4
(2)ブロッホ:弦楽四重奏曲第2 番
(3)バーバー:弦楽四重奏曲
(4)オネゲル:弦楽四重奏曲第2 番
(5)ハンス・イェリネク(1901-1969):弦楽四重奏曲第2番
(6)ベルク:抒情組曲
ヴェーグQ
【シャーンドル・ヴェーグ(Vn)、シャーンドル・ゾルディ(Vn) 、ジェルジ・ヤンツェル(Va)、パル・サボ(Vc)】

録音:(1)1956年2月4日、(2)1948年7月8日、(3)1956年2月4日、(4)1956年5月11日、(5)1952年11月3-4日、(6)1952年11月14日
音源提供:(1)-(3)SRFスイス放送、(4)-(6)WDRケルン放送提供・ モノラル
ハンガリー出身のヴァイオリニスト、シャーンドル・ヴェーグは後に指揮者、教育者としても活躍したが、ヴァイオリニストとし て最も精力的に活動していた1940年代後半から50年代にかけて自ら率いる四重奏団で録音した音源のディスク化。CD1の ベートーヴェン以外は当時の現代音楽で構成されており、ヴェーグの同時代音楽への並々ならぬ情熱が感じられる。「弦 楽のためのアダージョ」で知られるバーバーの弦楽四重奏曲における歌心あふれるカンタービレ、ロマン主義とモダニズム が拮抗するオネゲル作品での切れ味鋭いリズム、ベルクの抒情組曲におけるこの時点での彼らの能力を全て出し切ったと 思われる完全燃焼の凄演などファン聴きどころ満載。なお音源が古いため若干のノイズがあることを予めご了承下さい。
BMCCD-262(2CD)
ヴェーグ〜室内音楽家
■CD 1
[1-4] ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
[5-25] シェーンベルク:月に憑かれたピエロ Op.21
■CD 2
[1-4] ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3 「ラズモフスキー」
[5-8] シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調 D.956
シャーンドル・ヴェーグ(Vn)、
ヴェーグQ〔CD1[5-25]、CD2[1-8]〕〔シャーンドル・ヴェーグ(Vn)、シャーンドル・ゾルディ(Vn)、ジェルジ・ヤンツェル(Va)、パール・サボー(Vc)〕、
パウル・バウムガルトナー(ピアノ〔CD1[1-4]〕)、
ジャンヌ・エリカール(ヴォイス〔CD1[5-25])、
ハンス=ユンゲン・メーリング(フルート〔CD1[5-25])、
パウル・ブレッヒャー(クラリネット〔CD1[5-25])、
ピエトロ・スカルピーニ(ピアノ〔CD1[5-25])、
エーヴァ・ツァコー(チェロ〔CD2[5-8])

録音:1957年2月25日(CD1[1-4])、1952年11月14日(CD1[5-25])、1954年1月14日(CD2[1-4])、1948年7月13日(CD2[5-8])
BMC261「シャーンドル・ヴェーグと彼の四重奏団」に続くヴェーグの残した膨大な録音から選りすぐりの名演を集めたシリ ーズ。いずれもヴェーグ30〜40代の脂の乗り切った頃の演奏でベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第10番におけるジャ ズ・セッションと見紛うばかりの勢いある炎のようなデュオ、同時代音楽にひとかたならぬ情熱を注いだヴェーグの面目躍 如、精妙にして幻想的な雰囲気あふれるシェーンベルク:の「月に憑かれたピエロ」、ヴェーグ四重奏団得意のラズモフスキ ーとシューベルトの五重奏曲。ソリスト、室内楽奏者として最盛期のヴェーグが聴けるセット。
BMCCD-263(2CD)
ヴェーグ・イン・ヒズ・マザー・タン
■CD 1
[1-2] コダーイ:弦楽四重奏曲第2番Op.10
[3-6] バルトーク:弦楽四重奏曲第6番
[7-9] シャーンドル・ヴェレシュ:弦楽四重奏と管弦楽のための協奏曲
■CD 2
[1-3] ヴェレシュ:ヴァイオリン協奏曲
[4-7] ヴェレシュ:4つのトランシルヴァニア舞曲
[8-11] ロベルト・フォルクマン:弦楽セレナード第2番ヘ長調 Op.63
[12] アンドル・ロションチ:パッサカリア
[13] イェヌー・タカーチュ:パッサカリア Op.73
シャーンドル・ヴェーグ(ヴァイオリン〔CD1&CD2[1-3]〕、指揮〔CD2[4-13]〕)、
ヴェーグQ〔CD1〕〔シャーンドル・ヴェーグ(Vn)、シャーンドル・ゾルディ(Vn)、ジェルジ・ヤンツェル(Va)、パール・サボー(Vc)〕、

パウル・ザッハー(指揮〔CD1[7-9]〕)、
バーゼル室内O〔CD1[7-9]〕、
リュック・バルマー(指揮〔CD2[1-3]〕)、
ベルン州立O〔CD2[1-3]〕、
カメラータ・ザルツブルク〔CD2[4-13]〕

録音:1954年1月14日(CD1[1-2])、1958年2月5日(CD1[3-6])、1962年1月26日(CD1[7-9])、1959年12月14−15日(CD2[1-3])、1993年8月7日(CD2[4-7]、1986年2月12日(CD2[8-11])、1983年3月12日(CD2[12])、1984年11月16日(CD2[13])
ハンガリー、ブダペスト・ミュージック・センターの自主レーベル「BMC(ビーエムシー)」レーベルによる、「BMCアーカイヴ」シリーズ。ハンガリーが誇る偉大なヴァイオリニスト&指揮者、シャーンドル・ヴェーグの貴重な録音集。第3巻は、コダーイ、バルトークから、シャーンドル・ヴァレス、アンドル・ロションチ、イェヌー・タカーチュなどハンガリーの現代作品で、ヴェーグの室内楽奏者、協奏曲のソリスト、指揮者としての優れた功績を収めています。
BMCCD-274
ヴァイダ:クラリネット・シンフォニー
クラリネット・シンフォニー*/アリス・エチュード+/パーシステントゥ・ドリームズ#
ガボール・ヴァルガ(Cl)*/+/#、
ハンガリーRSO*、
ゲルゲイ・ヴァイダ(指)*、
ヤーノシュ・ツェペジ(Cl)*、
ネイサン・ギエム(Vn)+、
ゲルゲイ・ポパ(Vn)+、
タマーシュ・ナジ(Va)+、
アールパード・アミラ(Vc)+

録音:2016年−2017年
2011年からはアメリカ、アラバマ州のハンツビルSOの音楽監督、2014年からは国際アルメル・オペラ・コンクール&フェスティヴァルの芸術監督、さらに2017年からはポートランド祝祭SOの音楽監督を務めるなど、指揮者としても目覚ましい活躍を展開しているハンガリーのコンポーザー=コンダクター、ゲルゲイ・ヴァイダの作品集。
中でもヴァイダ自らが指揮者を務めた「クラリネット・シンフォニー」では、ハンガリーRSOやシンガポールSOの首席奏者を務め、フランツ・リスト室内Oでも活躍するハンガリーを代表するクラリネット奏者の1人、ガボール・ヴァルガが大活躍!共演のソリスト、ヤーノシュ・ツェペジも同じくハンガリーRSOの首席クラリネット奏者を務める同国の名手です。
BMCCD-275(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV.846-869 ボルバーラ・ドボジ(ハープシコード)

録音:2018年6月、フェニックス・スタジオ(ディオスド、ハンガリー)
チェコのブラチスラヴァ音楽院とプラハ芸術アカデミーで同国を代表するチェンバリストであり名教師ズザナ・ルージチコヴァーに師事し、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院ではヨハン・ゾンライトナーやニコラウス・アーノンクールの薫陶を受けたハンガリーの名チェンバリスト、ボルバーラ・ドボジが奏でる味わい深いバッハの「平均律クラヴィーア曲集第1巻」。
1983年のブルージュ国際チェンバロ・コンクールでの入賞歴を誇るボルバーラ・ドボジ。フランソワ=エティエンヌ・ブランシェ1世がパリで1733年に製作したハープシコードのレプリカ・モデル(エックハルト・メルツドルフ1997年製作)で、バッハの「平均律」の深き世界を丁寧に奏でてくれています。近年の東欧古楽界の充実ぶりがうかがえるバッハ・アルバムです!
BMCC-D-278
ペーテル・エトヴェシュ:歌劇 「無血」 ペーテル・エトヴェシュ(指)
ハンガリー国立PO、
ヴィクトーリア・ヴィジン(Ms)、
ジョーダン・シャナハン(Br)

録音:2018年2月10日、ベーラ・バルトーク国立コンサート・ホール(ブダペスト芸術宮殿)
現代ハンガリーを代表する作曲家の1人、ペーテル・エトヴェシュ(1944−)の10番目のオペラ「無血(Senza Sangue/Without blood)は、アレッサンドロ・バロッコによる同名の小説を基に、エトヴェシュの作曲と、妻であり共同制作者マリ・メゼイの台本で製作された1幕のオペラ。バルトークのオペラ「青髭公の城」と共同で上演されることを目的として作られており、このアルバムでは、作曲者自身の指揮によって2018年に行われたブダペスト芸術宮殿(MUPA Budapest)での初演の模様を収録。
BMCCD-279
クルターグ:ペーテル・ボルネミッサの言葉 Op.7(クルターグ自身による朗読付き) トニー・アーノルド(S)、
ガーボル・チャログ(P)

録音:2019年2月、BMCスタジオ(ハンガリー、ブタペスト)
現代ハンガリーを代表する作曲家、ジェルジュ・クルターグ(1926-)の大作で、滅多に聴くことのできない「ペーテル・ボルネミッサの言葉」(ソプラノとピアノの為のコンチェルト)の貴重なレコーディング。しかもアルバム冒頭には90歳を超えた作曲家自身による朗読(約8分30秒)が収録されており、作品を体験するうえでの素晴らしいイントロダクションとなっています。ハンガリーの宗教改革の中心人物のひとりであったペーテル・ボルネミッサ(c.1535-1584)の古めかしいセリフをクルターグが読み、表現する様は、バルトークが「カンタータ・プロファーナ」のテキストを朗読した録音同様、それ自体が特別な解釈であり、どんな演奏指示よりもはるかに雄弁で、奏者はそこからインスピレーションを受けないわけにはいきません。20世紀ハンガリーの著名な音楽評論家ジェルジュ・クローはこのOp.7を「第二次世界大戦後のハンガリー音楽におけるもっとも偉大な作品」と評しています。
BMCCD-284
エトヴェシュ:シンフォニック・オーケストラのための4つの作品
鷲は音もなく大空を舞い(The Gliding of the Eagle in the Skies)
トランペット協奏曲「ジェット気流」(Jet Stream)*
名も無き犠牲者へ(Alle vittime senza nome)
モーツァルトとの対話(Dialog mit Mozart)
ペーター・エトヴェシュ(指)
フランクフルトRSO
ホーカン・ハーデンベルガー(Tp)*

録音:2017年−2019年、アルテ・オーパー(フランクフルト、ドイツ)
東欧ハンガリーのみならず現代を代表する作曲家の1人、ペーテル・エトヴェシュ(1944−)自らがタクトを執ったオーケストラのための自作自演集は、フランクフルトRSO、そして世界屈指のトランぺッター、ホーカン・ハーデンベルガーが参加する強力布陣!
ザルツブルク・モーツァルテウムOの創立175周年を祝し2016年に作曲された委嘱作品である「モーツァルトとの対話」、バスク国立Oの委嘱作品で2012年に世界初演が行われた「鷲は音もなく大空を舞い」、4つのイタリアのオーケストラからの共同委嘱作品で2016年に初演された「名も無き犠牲者へ」など4作品を収録。
カールハインツ・シュトックハウゼンの息子で高名なトランペット奏者、マルクス・シュトックハウゼンが初演時のソリストを務めたトランペット協奏曲「ジェット気流」では、ハーデンベルガーが繰り出すサウンドとテクニックが冴え渡っています!
エトヴェシュのオーケストラ作品集の"現在"を知らせてくれる意義深い自作自演集と言えるでしょう。
BMCCD-293(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻 BWV.870-893 ボルバーラ・ドボジ(ハープシコード)

録音:2018年9月、フェニックス・スタジオ(ディオスド、ハンガリー)
チェコのブラチスラヴァ音楽院とプラハ芸術アカデミーで同国を代表するチェンバリストであり名教師ズザナ・ルージチコヴァーに師事し、1983年のブルージュ国際チェンバロ・コンクールでの入賞。
ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院ではヨハン・ゾンライトナーやニコラウス・アーノンクールの薫陶を受けたハンガリーの名女流チェンバリスト、ボルバーラ・ドボジによる前作「第1巻」(BMCCD-275)に続く、「平均律クラヴィーア曲集第2巻」が登場!
今回の「第2巻」での使用楽器は、ドイツの名工ユルゲン・アンマーの急逝により未完成となってしまったものをチェコの3名の鍵盤楽器製作者たちが弾き継ぎ、2018年に完成した「ヨハン・ハインリッヒ・ハラス1706年頃製作」のレプリカ・モデルです。
東ヨーロッパにおける古楽演奏の飛躍、充実ぶりの一端を教えてくれる優れたバッハ・アルバムであると同時に、名工ユルゲン・アムナーへのオマージュ・アルバムともなっています。
BMCC-D-295
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.120-1(原曲:クラリネット・ソナタ)、
 ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.120-2(原曲:クラリネット・ソナタ)
ドホナーニ:ヴァイオリン・ソナタ 嬰ハ短調 Op.21
ジェンナ・シェリー(Vn)、
ダーニエル・レーヴェンベルグ(P)
※使用ピアノ:1898年製スタインウェイ・モデルB

録音:2018年1月30日−31日(ドホナーニ)&2020年1月3日−5日(ブラームス)、BMCスタジオ(ブダペスト)
アメリカの自由奔放な都市ニューオリンズ出身で、現在はロンドンを拠点に活動し、スティーヴン・イッサーリスや作曲家のウンスク・チン、ジュリアン・アンダーソンらとコラボレーションしているヴァイオリニスト、ジェンナ・シェリー。 フライブルクを拠点とするアンサンブル・エクスペリメンタルや、ガーディナーが指揮するオルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティックのメンバーでもあるジェンナ・シェリーが弾くブラームスのヴァイオリン・ソナタ集は、通常のOp.78、100、108のヴァイオリン・ソナタではなく、クラリネット・ソナタ Op.120の2曲から、作曲者自身がヴァイオリン版へとアレンジした作品。オリジナルのクラリネット版のほか、ヴィオラ版としても広く愛されている名曲ですが、ヴァイオリン版としての演奏は珍しく、当時はヨーゼフ・ヨアヒムによって頻繁に演奏されていたという記録があるにも関わらず、2016年にベーレンライター社より新しく出版されるまで、初版から1世紀以上絶版のままになっていたというレア・レパートリーです。 ジェンナ・シェリーとハンガリーのピアニスト、ダーニエル・レーヴェンベルグは、音域や調性等の面からヴァイオリンでは敬遠されがちであったこの2つのソナタのヴァイオリン版を、17年後に書かれたドホナーニのヴァイオリン・ソナタと組み合わせ、これらの作品の繊細で詩的な美しさを探求しています。

BMCCD-306
コスタンツォ・ポルタ:死者の為のミサ曲 イシュトヴァーンフィ室内cho
ルーリンツ・ムンタグ(指)

録音:2018年7月10日-12日(ハンガリー)
イタリア・クレモナに生まれ、ヴェネツィア楽派の中心人物の一人として活躍したものの、今日ではその名前や功績があまり知られていないルネサンス時代の作曲家、コスタンツォ・ポルタ(1528or1529-1601)によるミサ曲。ヴェネツィアのサン・マルコ寺院の楽長を務め、ヴェネツィア楽派の開祖として知られるヴィラールトのもとで学び、厳格な作風と高度な作曲技術で同世代の人々や弟子たち、教会に広く認められ、引く手あまたであったと言われています。晩年はパドヴァで過ごし、そこで生涯を終えました。
イシュトヴァーンフィ室内合唱団は若いメンバーからなる合唱団で、ハンガリーを代表する名門合唱団、スコラ・フンガリカの元メンバーも含まれています。指揮者のルーリンツ・ムンタグは少年時代にブダペストのシュテファン寺院の聖歌隊に所属しており、そこでは毎週行われる礼拝でポルタの詩篇や讃美歌なども歌われていたそうです。この1枚はポルタの作曲家としての偉大さを再認識できる待望のアルバムと言えるでしょう。

BMOP-1051(1SACD)
アンソニー・ポール・デ・リティス」(1968-):作品集
(1)アムステルダム(2004)
(2)リフレッシオーニ(2014)
(3)バレエ(1997/2013)
(4)-(7)「ポップ・コンチェルト」(ギターと管弦楽
のための)(2014)
(4)“ブリング・イット・オン”by Seal
(5)“ユー・オウタ・ノウ”by アラニス・モリセト
(6)“ビューティフル・デイ”by U2
(7)“ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール”by マイケル・ジャクソン
(1)ギル・ローズ(指)ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト
(4)-(7)エリオット・フィスク(G)
(2)パトリック・デ・リティス(Fg)
(3)デュオ I88:【ヴィッキー・チョウ&サスキア・ランクホーン(Pデュオ)】

録音:(1)2014年7月1日、
(2)2014年1月14日、
(3)2013年5月31日、
(4)-(7)2014年6月29日
アンソニー・ポール・デ・リティスは作曲家で、ボストンにあるノースイースタン大学音楽学部部長であり教授を務めています。 注目は洋楽をギター協奏曲にアレンジした「ポップ・コンチェルト」。Seal に、アラニス・モリセット、U2、マイケル・ジャクソンの楽曲を、クラシック・ギター界では知らぬものはいないヴィルトゥオーゾである巨匠エリオット・フィスクがオーケストラと共に軽やかに躍動しながら演奏しています。4 作品ともメロディを活かしながらテクニックも音楽性も多彩さを極めています。
BMOP-1052(1SACD)
The Ascent of the Equestrian in a Balloon〜スティーヴン・ハートキー(1952-):作品集
(1)気球で騎手は上昇する(1995)
(2)夜明け:弦楽オーケストラのための 3 つのマドリガル(1983)
(3)ブランデンブルクの秋(2006)
(4)ミズーリの女神(2012)
ギル・ローズ(指)
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト

録音:(1)2013 年7 月3 日、
(2)2010 年3 月7 日、
(3)2016 年1月24 日、
(4)2015 年6 月29 日
「Meanwhile(その間に)〜架空の人形劇への付随音楽」で第 55 回グラミー賞クラシック部門《最優秀クラシック現代作品賞》を受賞したアメリカの現代音楽作曲家スティーヴン・ハートキー。 ワシントン・ナショナル交響楽団と音楽監督だったレナード・スラットキンに委嘱された「気球で騎手は上昇するThe Ascent of the Equestrian in a Balloon」。オルフェウス室内管弦楽団とクーセヴィツキー・ミュージック・ファウンデーションにより委嘱された「ブランデンブルクの秋」は、J.S.バッハの“ブランデンブルク協奏曲”と同じ楽器を用いて作曲されたもので、ブランデンブルクにある湖を描写した第 1 楽章、ブランデンブルクの歴史ある美しい街並みを見ながらバッハの時代に郷愁を覚えながら作曲した第3 楽章など情感豊かな作品です。

BCD-9469
「影と光」〜ルーミー・エクスペリエンス
ジョヴァンニ・ソッリマ(1962-):ラメンタティオ
エヴァン・ジポリン(1959-):ハニー・フロム・アラスト
シリシュ・コルデ(1945):ジョイ
佐藤聰明(1947-):歪んだ時の鳥たちII
趙季平(チャオ・チーピン)(1945-):草原の夏
Ljova(レヴ・ズービン)(1978-):影と光
デュオ・ジャラル: 【キャサリン・ロックウッド(ヴィオラ)、ユーシフ・シェロニック(様々な打楽器)】
13世紀ペルシャ語文学史上最大の神秘主義詩人ジャラール・ウッディーン・ルーミーにインスパイアされた作品をヴィオラとカホン、バウロン、カシシ、ヴィブラフォン、ウドゥ、カンジーラ、ジャンベなどの打楽器による演奏。深く心に響く音色、デュオ・ジャラルが委嘱した 2 作品(ジポリン、Ljova)はルーミーの詩を基に作曲。時代も国も言語も超越した、聴くだけで癒されるパワーを感じさせる。
BCD-9470
バール・セノフスキー・イン・コンサート at ブリュッセル万国博覧会1958
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ.Op. 27〜第6番
クレストン:ヴァイオリンとピアノのための組曲Op.19
ヴィエニャフスキ:ポロネーズ大二重奏曲Op.8
バッハ:シャコンヌ
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番〜第3 楽章
ブラームス:ハンガリー舞曲第7 番
バール・セノフスキー(Vn)
マリー・ルイーズ・バスティンズ(P)

録音:1958 年10 月6 日ベルギー
まさに秘蔵音源!ファン垂涎!1926 年アメリカ生まれの偉大なヴァイオリニスト、バー ル・セノフスキー。1955 年のエリザベト王妃国際コンクールのヴァイオリン部門でアメリカ人 として初めて優勝。このアルバムはその3 年後の1958 年、第二次世界大戦後初めての大 きな国際博覧会となったベルギーで開催されたブリュッセル万国博覧会で行われたコン サートの貴重な録音です。
BCD-9471
トランスフォーメーション」〜現代テューバ作品
ガンサー・シュラー(1925-2015):バス・テューバ協奏曲第2 番
シュトックハウゼン:ハーモニーエン
ダナ・ウィルソン(b.1946):テューバと吹奏楽のための協奏曲*
デイヴィッド・ラング(b.1957):《君は経験した?》〜エレクトリック・テューバと語り、室内管弦楽のための#
アーロン・ティンダル(Tub)
ジェフリー・マイヤー(指)
イサカ・カレッジSO
イサカ・カレッジ室内O
スティーヴン・ピーターソン(指)
イサカ・カレッジ・ウィンド・サンサンブル*
スティーブン・スタッキー(語り) #

録音:2013-2015年
13世紀ペルシャ語文学史上最大の神秘主義詩人ジャラール・ウッディーン・ルーミーにインスパイアされた作品をヴィオラとカホン、バウロン、カシシ、ヴィブラフォン、ウドゥ、カンジーラ、ジャンベなどの打楽器による演奏。深く心に響く音色、デュオ・ジャラルが委嘱した 2 作品(ジポリン、Ljova)はルーミーの詩を基に作曲。時代も国も言語も超越した、聴くだけで癒されるパワーを感じさせる。
BCD-9474
チャールズ・ウォリネン(b.1938):交響曲第 8 番「神学上の見解」(2005-06)
ピアノ協奏曲第4番(2003)*
ジェームズ・レヴァイン(指)ボストンSO
ピーター・ゼルキン(P)

録音:2007年2月15-17日、 2005年3月24-26,28日* ボストン
小澤征爾の後を継いで 2004 年よりボストン響の音楽監督に就任したレヴァインはと りわけ現代音楽の演奏、普及に積極的に取り組み、2011 年にそのポストを退くまで実 に 12 作品の世界初演を行った。このディスクではアメリカ東海岸を代表するウォリネン の 10 年ほど前の大作を 2 曲収録している。ウォリネンはニューヨーク出身。アメリカで 独自の発展を遂げた12 音技法のひとつの考え方であるピッチクラスセット理論を基礎 とした作曲を行っている。交響曲第8 番は無調音楽特有の厳しい表情の中に時折り見 せるクリスタルのように澄み切った抒情が魅力的。ボストン響の見事なアンサンブル、 各奏者の妙技、名人芸が聴きどころ。武満徹とも親交の深かったピーター・ゼルキンを ソリストに配したピアノ協奏曲は円熟期を迎えたゼルキンの枯淡とは程遠い切れ味の 鋭いヴィルトゥオーゾぶりに驚嘆。いずれもボストン・シンフォニー・ホールで数日間、 念入りに行われたセッション録音。2016 年下半期の現代音楽部門要注目ディスク。


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