湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Hyperion
(CDA品番を中心に)
(イギリス)


CDA品番(1) CDA品番(2) HELIOS BOXセット dyadシリーズ
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ
クラシカル・ピアノ・コンチェルト・シリーズ
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズ
ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ



※「単価=¥0」と表示されるアイテムは廃盤です。

※品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
CDA-66039
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:セクエンツィアとヒムヌス集
鳩はじっと見つめていた/アヴェ、高潔なお方/おお、聖霊の火よ/おお、エルサレム/
おお、聖エウカリウス/おお、青々とした枝よ/おお、忠実な町の舞いの長/おお、教会よ
エマ・カークビー(S) 
クリストファー・ペイジ(ディレクター)
ゴシック・ヴォイセズ
[エミリー・ヴァン・イーヴラ、ポピー・ホールデン、ジュディス・スティル(S)
マーガレット・フィルボット(A) アンドルー・パロット、ハワード・ミルナー(T)
ドリーン・マスケット(シンフォニア)、ロバート・ホワイト(リード・ドローン)]

録音:1981年9月14日、ハムステッド聖ユダ教会、ロンドン
CDA-66047
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ全集
ピアノ・ソナタ第1番ニ短調Op.28
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36(改訂版)
ハワード・シェリー(P)

録音:1982年1月24日-25日
CDA-66107
ブラームス:クラリネット五重奏&三重奏曲
クラリネット五重奏曲 ロ短調Op.115*
クラリネット三重奏曲 イ短調Op.114#
シア・キング(Cl)
ガブリエリSQ*
[ケネス・シリトー、
ブレンダン・オライリー(Vn)
イアン・ジュウェル(Va)
キース・ハーヴィー(Vc)]
カリーネ・ゲオルギアン(Vc;#)
クリフォード・ベンソン(P;#)

録音:1983年1月24日-25日聖バーナバス教会
CDA-66114
ビクトリア:モテット「なんと栄光に満ちた」
ミサ「なんと栄光に満ちた」
ミサ「めでたし海の星よ」
デイヴィッド・ヒル(指)
ウェストミンスター
大聖堂聖歌隊

録音:1983年11月2-4日、ウェストミンスター大聖堂
CDA-66117
シンプソン:弦楽四重奏曲全集Vol.1
弦楽四重奏曲第7番(1977)
弦楽四重奏曲第8番(1979)
デルメSQ

録音:1983年11月9日-10日
CDA-66127
シンプソン:弦楽四重奏曲全集Vol.2
弦楽四重奏曲第9番
「ハイドンの主題による32の変奏曲とフーガ」(1982)
デルメSQ

録音:1984年3月15日-16日
CDA-66160
ヴィヴァルディ:リュート&マンドリン協奏曲集
2つのマンドリンの為の協奏曲 ト長調 RV.532
リュートとヴァイオリンの為のトリオ・ソナタ ト長調 RV.85
マンドリン協奏曲 ハ長調 RV.425
リュート協奏曲 ニ長調 RV.93
リュートとヴァイオリンの為のトリオ・ソナタ ハ長調 RV.82
ヴィオラ・ダモーレとリュートの為の協奏曲 ニ短調 RV.540
ポール・オデット(リュート/ソプラノ・リュート/マンドリン)
ロビン・ジェフリー(マンドリン) ロイ・グッドマン(Vn/Vaダモーレ)(指)
ピーター・ホルマン(室内Org)(指)パーリー・オヴ・インストゥルメンツ

録音:1984年12月1日-2日
CDA-66166
フォーレ:ピアノ四重奏曲集
第1番ハ短調Op.15/第2番ト短調Op.45
ドーマス[スーザン・トムズ(P) クリシア・オソストヴィッチ(Vn)
ロビン・アイルランド(Va) ティモシー・ヒュー(Vc)]

録音:1985年2月25日-26日、ロズリン・ヒル・チャペル、ハムステッド
CDA-66191
デュリュフレ:レクイエム*
グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット
アン・マリー(Ms;*)
トマス・アレン(Br;*)
マシュー・ベスト(指)
コリドン・シンガーズ、イギリスCO*
CDA-66199
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K622*
クラリネット五重奏曲イ長調 K581#
シア・キング(バセットCl)
ジェフリー・テイト(指)*
イギリス室内O*、ガブリエリSQ#

録音:1985年3月25日-26日、7月10日-11日、以上 セント・バーナバス教会
CDA-66225
シンプソン:弦楽四重奏曲全集Vol.3
弦楽四重奏曲第10番「平和のために」(1983)
弦楽四重奏曲第11番(1984)
カウルSQ

録音:1986年6月9日-10日、聖オーガスティン教会、カーディフ
CDA-66227
エマ・カークビー・コレクション
モンテヴェルディ:主よ汝に告白せん
キャンピオン:今花を持ち
パーセル:あの草原を奪え
モンテヴェルディ:あの軽蔑した目つき
 面影よのろわれよ/生きる望み
ディンディア:あの涙私の涙/ディアナ
ダウランド:泉よ、そう湧きいそぐな
 時間は静止して
マショー:フォワ・ポルテル
ビンゲンのヒルデガルト:鳩を見よ
バッハ:羊は安らかに草を食み
ローズ:ひばり
キャンピオン:拍子をそろえて歩こう
ヘンデル:軽蔑の針をみがけ
イースト:夜のみすぼらしい美人たちよ
エマ・カークビー(S)
さまざまな
アーティストたち
CDA-66276
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調Op.18
弦楽六重奏曲第2番ト長調Op.36
ラファエル・アンサンブル
CDA-66280
シンプソン:交響曲全集Vol.1
交響曲第6番(1977)
交響曲第7番(1977)
ヴァーノン・ハンドリー(指)
ロイヤル・リヴァプールPO

録音:1987年9月3日-4日、フィルハーモニック・ホール、リヴァプール
CDA-66286
フランチェスカに捧げる歌〜1330年から1430年のイタリア音楽 アンドルー・ローレンス=キング
(中世Hp)
クリストファー・ペイジ
(ディレクター)
ゴシック・ヴォイセズ

録音:1987年9月28-29日、聖ユダ教会、ロンドン
CDA-66292
フォーレ:レクイエムOp.48(1893年版)
ラシーヌ讃歌Op.11/小ミサ曲
タントゥム・エルゴOp.65-2
アヴェ・ヴェルム・コルプスOp.65-1
メアリー・シアーズ、イザベル・プルナール(S) マイケル・ジョージ(Br)
マシュー・ベスト(指)イギリス室内O、コリドン・シンガーズ ジョン・スコット(Org)

録音:1987年11月20日-21日、1988年1月25日、1989年2月10日、以上 セント・ジュード=オン=ザ=ヒル教会
CDA-66294
ペルゴレージ:スタバト・マーテル
サルヴェ・レジナ イ短調/
アンティフォン「天国にて」
ジリアン・フィッシャー(S)
マイケル・チャンス(CT)
ロバート・キング(指)
キングス・コンソート
CDA-66299
シンプソン:交響曲全集Vol.2
交響曲第9番(1987)
シンプソンによる当作品の解説(約18分)
ヴァーノン・ハンドリー(指)ボーンマスSO

録音:1988年2月7日-8日、プール芸術センター・ウェセックス・ホール、ドーセット
CDA-66350
ヘンデル:4つの戴冠アンセム
[司祭ザドク/わが心は満たされ
汝の手は強くあれ/王は喜びを与えられ]
王宮の花火の音楽
ロバート・キング(指)
キングス・コンソート、
オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊
CDA-6637
シンプソン:弦楽四重奏曲全集Vol.4
弦楽四重奏曲第3番(1954)
弦楽三重奏曲「前奏曲、アダージョとフーガ」(1987)
弦楽四重奏曲第6番(1975)
デルメSQ

録音:1989年7月19日-21日
CDA-66385
詩人A.E.ハウスマンの詩による3つの歌曲集
ヴォーン・ウィリアムズ:歌曲集「ウェンロック・エッジで」
アイヴァー・ガーニー(1890-1937):歌曲集「西の遊園地」
歌曲集「ルドローとテーメ」
エイドリアン・トンプソン(T)
スティーヴン・ヴァーコー(Br)
デルメSQ
アイアン・バーンサイド(P)
CDA-66386
シンプソン:弦楽四重奏曲全集Vol.5
弦楽四重奏曲第2番(1953)
弦楽四重奏曲第5番(1974)
デルメSQ

録音:1989年10月25日-27日
CDA-66400
トマス・タリス:合唱作品集
おお、救い主なるいけにえよ/断食し、嘆きつつ/世の救い主よI/主よ、御身が手に/
世の救い主よ II/エレミアの哀歌I/おお、聖なる宴/おお、光より生まれし光/
光の消ゆる前に/エレミアの哀歌II/御身よりほかにわれは(40声のモテット)
デイヴィッド・ヒル(指)ウィンチェスター大聖堂聖歌隊

録音:1989年7月5日-7日、ウィンチェスター大聖堂
CDA-66419
シンプソン:弦楽四重奏曲全集Vol.6
弦楽四重奏曲第1番(1951)
弦楽四重奏曲第4番(1973)
デルメSQ

録音:1990年2月22日-24日
CDA-66420
ヴォーン・ウィリアムズ:音楽へのセレナード
5つの神秘的な歌/
クリスマス・キャロルによる幻想曲
組曲「野の花」
マシュー・ベスト(指)
コリドン・シンガーズ、イギリス室内O

録音:1990年2月18日-19日、6月4日
CDA-66434
バッハ:オルガン作品集(Vol.2)
トッカータとフーガ ニ短調BWV.565
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV.564
トッカータとフーガ ヘ長調BWV.540
トッカータとフーガ ニ短調「ドリア調」BWV.538
パッサカリア ハ短調BWV.582
クリストファー・ヘリック(Org)

録音:1990年5月6日-8日、ゾーフィンゲン市教会(スイス)/使用オルガン:メッツラー社、1983年製作
CDA-66441(3CD)
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ op.87 タチアーナ・ニコラーエワ(P)

録音:1990年12月
初演者ニコラーエワによる、同曲3回目の録音。
CDA-66449
シンプソン:ブラス作品集
ブラスバンドの為の交響的習作「エナジー」(1971)
4つの気質(1983)/ヴォルテックス(1989)
ブラスバンドの為の交響的習作「ヴォルカノ」(1979)
マックス・レーガーの低音部による序奏とアレグロ(1987)
ジェイムズ・ワトソン(指)
デスフォード・カリアリー・キャタピラー・バンド

録音:1990年8月3日-5日、ラターワース中等学校(グラマー・スクール)、レスターシャー
CDA-66450
バントック管弦楽作品集Vol.1
ケルティック交響曲
アトラスの魔女/海の略奪者
ヘブリディーズ交響曲
ヴァーノン・ハンドリー(指)RPO

録音:1990年8月
CDA-66460
ラフマニノフ:晩祷Op.37 マシュー・ベスト(指)コリドン・シンガーズ

録音:1990年9月21日-23日、セント・オールバンズ教会、ホルボーン、ロンドン
CDA-66503
シンプソン:弦楽四重奏曲全集Vol.7
弦楽四重奏曲第12番(1987)/
1楽章の弦楽五重奏曲(第1番)(1987)*
カウルSQ
ロジャー・ビグリー(Va;*)

録音:1991年5月22日-24日
CDA-66505
シンプソン:交響曲全集Vol.3
交響曲第2番(1955/56)
交響曲第4番(1970/72)
ヴァーノン・ハンドリー(指)
ボーンマスSO

録音:1991年11月8日-9日&1992年7月29日
CDA-66510
シンプソン:交響曲全集Vol.4
交響曲第10番(1988)
ヴァーノン・ハンドリー(指)
ロイヤル・リヴァプールPO

録音:1991年2月4日-5日、フィルハーモニック・ホール、リヴァプール
CDA-66558
ウィリアム・バード:鍵盤楽器の為の作品集
わが窓より立ち去れ BK79
おお、何と誉れある王国 EKM48
鐘 BK38/ミゼレーレ(T)BK66
ミゼレーレ(U) BK67
御者の笛(変奏曲) BK36
パヴァンとガリアード変ロ長調 BK23
プレリュード BK12
ファンタジア イ短調 BK13
戦い BK94〜トランペット
勝利によせるガリアード BK95
パヴァンとガリアード「喜び] BK5b
ウォルシンガム(変奏曲) BK8
パヴァーン ト長調 第6番(2声の単純カノン) BK74
ネヴェル夫人のグラウンド BK57
光なり日なるキリスト BK121(2版)
ショート・グラウンド ハ長調 BK43
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ ヘ長調 BK58
デイヴィット・モロニー(Cemb/Org/室内Org/クラヴィコード/ミュゼラー・ヴァージナル)
CDA-66566
バッハ=ブゾーニVol.1
バッハ(ブゾーニ編):トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
コラール「われらは汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV.639
カプリッチョ 変ロ長調「最愛の兄の旅立ちに寄せて」 BWV.992
コラール「いざ来たれ異教徒の救い主よ」 BWV.659
オルガン前奏曲とフーガ 変ホ長調「聖アン」 BWV.522
コラール「いざ喜べ愛するキリストのともがらよ、もろともに」 BWV.734
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564
ニコライ・デミジェンコ(P)

録音:1991年8月

CDA-66626
シンプソン:弦楽四重奏曲全集Vol.8
弦楽四重奏曲第14番(1990)
クラリネット,バス・クラリネットと弦楽三重奏の為の五重奏曲(1983)*
弦楽四重奏曲第15番(1991)
ヴァンブルーSQ
ジョイ・ファーラル(Cl)*
フィオナ・クロス(バスCl)*

録音:1992年8月17日-19日
CDA-66630
バントック:管弦楽作品集Vol.2
異教徒の交響曲
緑日広場のフィフィネ/2つの英雄的なバラード
ヴァーノン・ハンドリー(指)
RPO
CDA-66631(2CD)
バッハ:音楽の捧げ物 BWV.1079より
3声のリチェルカーレ/6声のリチェルカーレ
4つのデュエット BWV.802-805
フーガの技法 BWV.1080
タチアナ・ニコラーエワ(P)

録音:1992年
CDA-66695
シンプソン:ホルンとヴァイオリンとピアノの為の三重奏曲(1984)
ホルン,ヴァイオリン,チェロとピアノの為の四重奏曲(1975)
リチャード・ワトキンズ(Hrn)
ポーリーン・ロウバリー(Vn)
クリストファー・グリーン=アーミテージ(P)
キャロライン・ディーンリー(Vc)

録音:1993年10月4日-6日、12月20日&21日
CDA-66728
シンプソン:交響曲全集Vol.5
交響曲第3番(1962)*
交響曲第5番(1972)#
ヴァーノン・ハンドリー(指)RPO

録音:1994年2月14日#&1994年5月24日*
CDA-66737
シンプソン:ヴァイオリンとピアノの為のソナタ(1984)*
ヴァイオリン,チェロとピアノの為の三重奏曲(1988/9)#
ロウバリー・ピアノ・トリオ#
[ポーリーン・ロウバリー(Vn;*)
ウルスラ・スミス(Vc)
エリザベス・バーリー(P)]
クリストファー・グリーン=アーミテージ(P;*)

録音:1993年10月4日-6日、12月20日-21日
CDA-66746
バッハ:2声のインヴェンションBWV.772-786
3声のシンフォニア BWV.787-801
幻想曲 BWV.906
半音階的幻想曲とフーガ BWV.903
アンジェラ・ヒューイット(P)

録音:1994年1月、ベートーヴェンザール、ハノーヴァー
CDA-66766
フォーレ:ピアノ五重奏曲第1番ニ短調Op.89
ピアノ五重奏曲第2番ハ短調Op.115
アントニー・マーウッド(Vn)
ドーマス

録音:1994年7月9-11日
CDA-66769
ヴィヴァルディ:マニフィカト RV610a
エルサレムよ/主をほめたたえよ RV609
キリエ RV587/クレド RV591
ディクシト・ドミノス RV594
ロバート・キング(指)
キングス・コンソート 、他
CDA-66774
トマス・ムーア(1779-1852):アイルランドのメロディ
庭の千草(夏の最後の薔薇)、他](全31曲)
インヴォケイション
[ジュリア・グッディング(S)
アナ=マリア・リンコン(S)
ルーファス・ミュラー(T)
クリストファー・パーヴェス(Bs)
フランセス・ケリー(Hp)
ギレス・レヴィン(フィドル)
ティモシー・ロバーツ(キーボード)]

録音:1995年1月17日-19日
CDA-66794
アルカン:大ソナタ「4つの時代」Op.33
ソナチネOp.61
舟歌Op.65-6/イソップの饗宴Op.39-12
マルク=アンドレ・アムラン(P)
CDA-66799
ヴィヴァルディ:宗教曲集Vol.5
渦巻く海で RV.627/草原ではなく RV.641
スターバト・マーテルRV.621
おお、天にても地にても清きものRV.631
神よ、あなたの勇士たちのRV.612
主よ、わたしはあなたに感謝しますRV.596
スーザン・グリットン(S)
ジーン・リグヴィ(A)
ロビン・プレイズ(CT)
チャールズ・ダニェルズ(T)
二一ル・デイヴィス(Bs)
ロバート・キング(指)
キングス・コンソート

CDA-66809
ヴィヴァルディ:教会音楽集Vol.6
主を恐れるものは幸いなり RV795
サルヴェ・レジナ RV617
ラウダーテ・ドミヌム BWV606
イスラエルの民はエジプトを出て RV604
主が家を建てるのでなければ RV608
スーザン・グリットン(S)
ナタリー・ストゥッツマン(A)
ヒラリー・サマーズ
アレクサンドラ・ギブソン
ロバート・キング(指)
キングズ・コンソート&cho
CDA-66810
バントック:管弦楽作品集Vol.3
交響曲第3番「キプロスの女神」
ヘレナ(HFBの主題による管弦楽の為の変奏曲)
交響詩「ダンテとベアトリス」
ヴァーノン・ハンドリー(指)RPO
CDA-66819
ヴィヴァルディ:教会音楽集Vol.7
われ、喜べり RV607
子らよ主をたたえよ RV601
汝らが神の王子 RV633
愛すべき人々よ、喜びの叫び声をあげよ RV639
グローリア RV588
スーザン・グリットン、
キャロリン・サンプソン(S)
ナタリー・ストゥッツマン(A)
チャールズ・ダニエルズ(T)
ロバート・キング(指)キングズ・コンソート
CDA-66827
シンプソン:ピアノ独奏作品全集
ピアノ・ソナタ(1946)
ハイドンの主題による変奏曲とフィナーレ(1948)*
マイケル・ティペット、彼のミステリー(1984)
ベートーヴェンの主題による変奏曲とフィナーレ(1990)#
レイモンド・クラーク(P)

録音:1995年5月14日&15日
CDA-66829
ヴィヴァルディ:宗教音楽集Vol.8
モテット「私は嵐の真っただ中にいる」ヘ長調 RV.632
詩篇第112篇「主の僕たちよ、主をほめたたえよ」ハ短調 RV.600
「グローリア」の導入歌「なぜ矢を」変ロ長調 RV.637
讃歌「神聖な功績」ハ長調 RV.620
アンティフォナ「サルヴェ・レジーナ」 RV.616
スーザン・グリットン(S)
トゥーバ・セミングセン(Ms)
ナタリー・シュトゥッツマン(A)
ロバート・キング(指)
キングズ・コンソート
CDA-66838
ヨーク・ボウエン(1884-1961):ピアノ作品集
すべての長調と短調による24の前奏曲集 Op 102 より
[第1番ハ長調/第2番ハ短調/第10番ホ短調/
第7番変ホ長調/第8番変ホ短調/第22番変ロ短調/
第21番変ロ長調/第15番ト長調/第16番ト長調/第6番ニ短調/
第19番イ長調/第20番イ短調/第18番変ト短調]/
バラード第2番Op.87 /
ピアノ・ソナタ第5番ヘ短調Op.72 /子守歌Op.83 /
小組曲Op.39 〜第3楽章「無窮動」/
トッカータ イ短調Op.155 /
2つのロマンス[第1番変ト長調Op.35-2 /
第2番ヘ長調Op.45 ]
スティーヴン・ハフ(P)

録音:1995年9月、セント・ジョージズ、ブランドン・ヒル、イギリス
CDA-66839
ヴィヴァルディ:宗教音楽集Vol.9
主の僕たちよ、主をほめたたえよ イ長調
RV.602(詩篇112[113])
サルヴェ・レジナ(めでたし元后)RV.618(アンティフォナ)
喜ばしき聖母よ、昇天したまえ イ長調 RV.635(ディクシット・ドミヌスへの導入歌)
ガウデ・マーテル・エクレシア(喜べ、母なる教会よ)RV.613(讃歌)
あなたがたの光輝は山々を越えて イ長調 RV.634(モテット)
主の僕たちよ、主をほめたたえよ イ長調〜グローリア・ピュエリ(栄光あれ、僕たち)RV.602a
キャロライン・サンプソン、
スーザン・グリットン、ジョアン・ラン(S)
ジョイス・ディドナト(Ms)
ナタリー・シュトゥッツマン(A)
ロバート・キング(指)
キングズ・コンソート&cho
CDA-66849
ヴィヴァルディ:宗音楽全集Vol.10
グローリア RV.589/
ニシ・ドミヌス(主ご自身が建ててくださるのでなければ)RV.803
グローリアへの導入歌
「深紅色で描かれた女」RV.642
ジョヴァンニ・マリア・ルッジェーリ(1690-1720頃活動):グローリア RV.Anh.23
キャロリン・サンプソン、
ジョアンヌ・ラン(S)
ジョイス・ディドナト、
ヒラリー・サマーズ、
トゥヴァ・セミンゼン(Ms)
ロビン・ブレイズ(CT)
ロバート・キング(指)
キングズ・コンソート&cho
CDA-66858
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲全集Vol.1
第2番ハ短調Op.16/第3番ハ長調Op.26
ニコライ・デミジェンコ(P)
アレクサンデル・ラザレフ(指)
LPO
CDA-66868
ブリティッシュ・ライト・ミュージック・クラシックスVol.1
エリック・コーツ:コーリング・オール・ワーカーズ
ジェフリー・トイ:幽霊舞踏場
アントニー・コリンズ:ヴァニティ・フェア
ロバート・ファーノン:ジャンピング・ビーン
シドニー・ベインズ:運命
フレデリック・カーゾン:ブルヴァールの散歩者
ウィルヘルム・マイヤー・ルッツ:パ・ド・キャトル
ロナルド・ビンジ:水車
チャールズ・ウィリアムズ:悪魔のギャロップ
アームストロング・ギブズ:たそがれ
エドワード・ホワイト:パッフィン・ビリー
ケテルビー:牧場をわたる鐘
チャールズ・ウィリアムズ:オールド・クロックメイカー
アーチバルド・ジョイス:ドリーミング
ロナルド・ビンジ:エリザベス朝のセレナード
ヴィヴィアン・エリス:コロネーション・スコット
チャールズ・アンクリフ:喜びの夜
ロナルド・コープ(指)
ニュー・ロンドンO
CDA-66890
シンプソン:交響曲全集Vol.6
交響曲第1番(1951)*/交響曲第8番(1981)#
ヴァーノン・ハンドリー(指)RPO

録音:1996年7月16日-17日
CDA-66899
バントック:管弦楽作品集Vol.4
前奏曲と9つのフラグメント「サッフォ」(ソプラノと管弦楽の為の)*
サピックの詩(チェロと管弦楽の為の)#
スーザン・ビックリー(S)*
ジュリアン・ロイド・ウェッバー(Vc;#)
ヴァーノン・ハンドリー(指)
RPO

CDA-66905
シンプソン:弦楽四重奏曲全集Vol.9
クラリネットと弦楽四重奏の為の五重奏曲(1968)*
弦楽四重奏曲第13番(1989)/
弦楽五重奏曲第2番(1991-1994)#
シア・キング(Cl;*)
クリストファー・ヴァン・カンペン(Vc;#)
デルメSQ

録音:1997年2月16日-19日
CDA-66947
ジョン・ラッターレクイエム
光の創造主への讃歌
わが心の中の神/ゲール人の祝福
カンターテ・ドミノ
わたしの目を覚まさせよ
セント・パトリックの祈祷
コラール・ファンファーレ
甘い夜の誘い
わが真の愛はわが心に/神は汝を賛美せし
ローザ・マニオン(S) スティーヴン・レイトン(指)
ポリフォニー(cho)、ボーンマス・シンフォニエッタ

録音:1997年1月7日-9日、ラムジー修道院、ハンプシャー
CDA-66960
アルヴォ・ペルト:ベルリン・ミサ曲 (1990)
八福 (The Beatitudes) (1990 rev.1991)
Annum per Annum
マニフィカト (Magnificat) (1988)
7つのマニフィカト交唱 (Seven Magnificat Antiphons)
深き淵より (De profundis) (1977-80)
ポリフォニー
スティーヴン・レイトン(指)
アンドリュー・ルーカス(Org)
CDA-66963
モンポウ:ピアノ作品集 スティーヴン・ハフ(P)

録音:1996年7月22-23日、聖ヨハネ教会、イギリス・ブリストル
CDA-66983
セヴラック:歌曲集
リトゥルネル/復活/山羊飼い
沈み行く太陽/ミュゼット
梟/ Ne derangez pas le monde
空は屋根のかなたで
王は太鼓を打たせた/夢/角笛
雪の時/王たちの一日のために
子馬の為の歌/不実/フィリス
永遠の夜の歌/薔薇色のコティヨン
ブレジーヌの歌/
過ぎ越しの目覚め/バ・ベ・ビ・ボ・ブ!
ジャックの歌/献呈/かわいい人形
クリスマスの歌
オバド/山の夜明け
フランソワ・ル・ルー(Br)
パトリシア・ロザリオ(S)
グレアム・ジョンソン(P)

録音:1997年5月19日-21日
CDA-66996
レーガー:バッハの主題による変奏曲とフーガ/
5つのユモレスク/
テレマンの主題による変奏曲とフーガ
マルク=アンドレ・アムラン(P)

CDA-67016
シンプソン:合唱作品&オルガン作品全集
ブラスの為のカンツォーナ(1958)
In media morte vita sumus (1975)
Tempi (1988)
オルガンの為の「けれどもそれは動く」(1985)*
[リチェルカール/パッサカリア]
イアン・クイン(Org)
マシュー・ベスト(指)
クロイドン・シンガーズ、
クロイドン・ブラス・アンサンブル

録音:1997年10月4日-6日、聖ジュード・ハムステッド・ガーデン、ロンドン郊外/1998年1月13日&14日、ウィンチェスター大聖堂*
CDA-67017
マルタン:2つの合唱の為の無伴奏ミサ曲
オルガンの為のパッサカリア
ピッツェッティ:レクイエム/深き淵より
ジェイムズ・オドンネル(Org)(指)
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊

録音:1997年7月7-11日、ウェストミンスター大聖堂、ロンドン
CDA-67019
エルガー:合唱作品集
[2つの合唱歌Op.71(驟雨/噴水)/愛する人は北の地にありてOp.18-3/
ギリシャの詩集による5つのパート・ソングOp.45/
丘陵地の死Op.72/行け、わが歌/さすらい人/Zut, zut, zut/
2つの合唱歌Op.73(愛の嵐/セレナーデ)/
4つの合唱歌Op.53(快い音楽がある/精神への没頭/
強い西風よ/Owls(an Epitaph))
The ReveilleOp.54/The Herald/Weary Wind of the West/
Evening Scene/The Prince of Sleep]
ヴァーノン・ハンドリー(指)
ロンドン・シンフォニーcho
CDA-67024
スタンフォード:ヴァイオリン・ソナタ第1番
ヴァイオリン・ソナタ第2番/哀歌/
5つの性格的小品
ポール・バリット(Vn)
キャスリン・エドワーズ(P)
CDA-67025
パリー:オラトリオ「ヨブ」 ピーター・コールマン=ライト(B;ヨブ)
トビー・スペンス(T;サタン)
ニール・デイヴィス(Br;ナレーター)
ジェイム・モーゲン・ヒッチコック(トレブル;羊飼いの少年)
ヒラリー・デイヴァン・ウェットン(指)RPO、同cho
CDA-67027
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
第14番/第21番/第10番(未完)
スティーヴン・ハフ(P)
CDA-67029
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲全集Vol.2
第1番変ニ長調Op.10
第4番変ロ長調Op.53/第5番ト長調Op.55
ニコライ・デミジェンコ(P)
アレクサンデル・ラザレフ(指)
LPO
CDA-67033
ルクレール:ソナタ集Vol.1
ヴァイオリン・ソナタ集第3巻Op.5〜第3、4、6、10、11番
コンヴィヴィウム
CDA-67037
サン=サーンス:練習曲(全曲)
6つの練習曲Op.52
6つの練習曲Op.111
左手の為の6つの練習曲Op.135
主題と変奏Op.97]
ピアーズ・レーン(P)
CDA-67039
エルサレム〜ヴィジョン・オヴ・ピース
12〜13世紀の歌曲と聖歌集、
十字軍王国の聖なる墓地の
教会での復活祭のミサからの音楽
クリストファー・ペイジ(指)
ゴシック・ヴォイシス
CDA-67043
ニュー・ピアノ・アルバム
シューベルト:音楽の夜会(リスト編)
楽興の時 ヘ短調/
朝の挨拶(ゴドフスキ編曲)
ゴドフスキ:古きウィーン
モシュコフスキ:火花
パデレフスキ:メロディ
シャミナード:「6つのバレエの調べ」〜昔
カールマン:くちづけせぬバラの唇は(ハフ編)
ハフ:音楽の宝石箱/演奏会用練習曲
ロジャース:ハロー・ヤング・ラヴァーズ
カルーセル・ワルツ(ハフ編)
民謡:ロンドンデリーの音楽(ハフ編)
ラフマニノフ:ユモレスク/メロディー
チャイコフスキー:ユモレスク/ドゥムカ
4羽の白鳥の踊り(ワイルド編)
「眠りの森の美女」パラフレーズ(パブスト&ハフ編)
スティーヴン・ハフ(P)
CDA-67044
パリー:「イギリス叙情歌集」抜粋(30曲) スティーヴン・ヴァーコー(Br)
クリフォード・ベンソン(P)
CDA-67049
ランバート:ボモナ(1幕のパレエ)
ティレジアス(3場のパレエ)
デヴィッド・ロイド・ジョーンズ(指)
イングリッシュ・ノーザンPO
CDA-67053
ハンブルクのヘンデル
ヘンデル:歌劇「アルミーラ」組曲(P.ホルマン編)
組曲 ト短調HWV453
オーボエ協奏曲 ト短調HWV287
歌劇「フロリンダとダフネ」組曲
(HWV336/352/353/354)/
歌劇「ロドリーゴ」序曲HWV5
フランク・デ・ブルーイン(Ob)
エリザベス・ウォルフィッシュ(Vn)
ピーター・ホルマン(指)
パリー・オヴ・インストゥルメンツ
CDA-67055
ベートーヴェン:歌曲集
歌曲集「遥かなる恋人に寄す」Op.98、他
シュテファン・ゲンツ(Br)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)

録音:1998年3月13-14日、9月7-9日、テイエ・ヴァン・ゲースト録音スタジオ、ドイツ・サンドハウス
CDA-67057(2CD)
スクリャービン:前奏曲全集
前奏曲ロ短調Op.2
左手の為の前奏曲Op.9-1
24の前奏曲Op.11
6つの前奏曲Op.13
5つの前奏曲Op.15
5つの前奏曲Op.16
7つの前奏曲Op.17
4つの前奏曲Op.22
4つの前奏曲Op.31
4つの前奏曲Op.33
3つの前奏曲Op.35
4つの前奏曲Op.37
4つの前奏曲Op.39
前奏曲変ホ長調Op.45-3
4つの前奏曲Op.48
前奏曲ヘ長調Op.49-2
前奏曲イ短調Op.51-2
前奏曲変ホ長調Op.56-1
前奏曲Op.59-2
2つの前奏曲Op.6
5つの前奏曲Op.74
ピアーズ・レーン(P)

録音:2000年1月26-28日、6月14-16日、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホー
CDA-67063
シューマン:ピアノ三重奏曲集
第1番ニ短調Op.63/第2番ヘ長調Op.80
フロレスタン・トリオ
[アントニー・マーウッド(Vn)
リチャード・レスター(Vc)
スーザン・トムズ(P)]

録音:1998年5月2日-4日、セント・ジョージ教会、ブランドン・ヒル、ブリストル、イギリス
CDA-67064
フォーレ:ピアノ作品集
3つの無言歌〜第3番
即興曲第2番/即興曲第3番
舟歌第1番/舟歌第5番
「夜想曲集」〜第1、3、4、6、13番
8つの小品
キャスリン・ストット(P)
CDA-67065
イギリスのオーケストラ伴奏歌曲集
パリー、スタンフォード、ガーニー、
フィンジの作品
クリストファー・マルトマン(Br)
マーティン・ブラビンズ(指)
BBC スコティッシュSO
CDA-67068
ルクレール:ヴァイオリン・ソナタ集Vol.2
[第2番/第3番/第6番/第7番]
コンヴィヴィウム
CDA-67073
ヴィヴァルディ:様々な楽器の為の協奏曲集
ヴァイオリン,2つのオーボエ,ファゴット,2つのホルンと弦楽の為の協奏曲 ヘ長調RV574
オーボエ,シャリュモー,ヴァイオリン,3つのヴィオールの為の葬送協奏曲 変ロ長調RV579
2つのオーボエ,2つのホルンと弦楽の為の協奏曲 ニ長調RV562
ヴィオラ・ダ・モーレ,2つのホルン,2つのオーボエとファゴットの為の協奏曲 ヘ長調RV97
2つのトランペットと弦楽の為の協奏曲 ニ長調RV781
2つのリコーダー,オーボエ,シャリュモー,2台のチェンバロと弦楽の為の協奏曲 ハ長調RV555
2つのリコーダー,2つのオーボエ,ファゴット,2つのヴァイオリンと弦楽の為の協奏曲 ニ短調RV566
ロバート・キング(指)
キングス・コンソート
CDA-67076
4月の夕べのすべてのもの〜イギリス合唱曲集
ロバートン、ヴォーン・ウィリアムズ、
バントック、パーセル、モーリー、
ベネット、バード、グラント、パリー、
エルガー、ワーロック、スタンフォード、
サリヴァンの作品(全24曲)
マイケル・ブリューワー(指)
ラウディバス
CDA-67077
ジェフスキ:「不屈の民」変奏曲

北米のバラード
マルク=アンドレ・アムラン(P)
CDA-67078
ジョン・マッケイブ:弦楽四重奏曲集
[第3番/第4番〜第1楽章/第5番]
ヴァンブルグSQ
CDA-67085
リスト:ソナタ、バラードとポロネーズ集
2つのポロネーズ S.223
[憂鬱なポロネーズ ハ短調
ポロネーズ ホ長調]
バラード第1番変ニ長調 S.170
第2番ロ短調 S.171
子守歌 S.174(第1版)
ソナタ ロ短調 S.178
スティーヴン・ハフ(P)
CDA-67087
イングリッシュ・アンセムVol.7
スタンフォード、ゴース、サムション、
ラッター、ベアストー、ウォルトン、
パリー、アトウッド、レイトン、
ハウエルズ、ブリテン、ルイス、ウッド、
ムーアの作品
ジョン・スコット(指)
セント・ポール大聖堂聖歌隊
CDA-67088
宮廷のバス・ヴァイオール
パーセル:シャコンヌ
ヒーリー:ソナタ第1番
ゴートン:組曲
フィンガー:ソナタ第2番
 組曲/「パストラーレ」
コレッリ:ソナタ ト長調
ヘンデル:ソナタ[ニ短調/ト短調]
ドラーギ:イタリアのグラウンド
コンティ:恩知らずの残酷な女中
ボッキ:ソナタ ニ短調
パリー・オヴ・インストゥルメンツ
CDA-67089
ジョン・マッケイブ(1939-):交響曲第4番「時と川」/
フルート協奏曲
エミリー・バイノン(Fl)
ヴァーノン・ハンドリー(指)
BSO
CDA-67090
カトワール:ピアノ作品集 マルク=アンドレ・アムラン(P)
CDA-67093
アームストロング・ギブス:前奏曲とアンダンテとフィナーレ
ダールとフェル
ワルター・デ・ラ・メアの為の哀歌
春の花飾り/アルマイン/弦楽の為の組曲
ロバート・ソルター(指)
ギルドフォール・ストリングス
CDA-67096
イギリスのクライスラー〜サモンズ・ヴァイオリン作品集
アルバート・サモンズ(1886-1957):ダンス・カプリスOp.15
子供の夢Op.10/ブーレOp.12
小さな歌/バガテルOp.3
農園の踊りOp.24/子守歌
ユモレスクOp.13-2
悲しみのメヌエットOp.17-1
子守歌Op.6
ルーマニアの歌とジプシーの踊りOp.23
無言歌Op.13-2/間奏曲Op.21
ゆりかごの歌/カンツォネッタOp.20
気まぐれな思いOp.9/朝の歌Op.4
春のセレナードOp.5
バレエの歌Op.17-2/忠実な鳥
ポール・バーリット(Vn)
キャスリン・エドワーズ(P)
CDA-67097
ショーソン:弦楽四重奏曲(ダンディ補筆完成)
ダンディ:弦楽四重奏曲第1番
チリンギリアンSQ
CDA-67098
マスターズ・オヴ・ザ・ロール〜13世紀-14世紀イギリスの様々な作曲家たち(全22曲) クリストファ−・ペイジ(指)
ゴシック・ヴォイセズ
CDA-67099
パレストリーナ:ミサ曲集
ああ、わたしはヨハネを、他(全7曲)
ジェイムズ・オドンネル(指)
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊

CDA-67100
サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番&第2番
三部作/エレジーOps.143 & 160
子守歌
フィリップ・グラファン(Vn)
パスカル・ドヴァイヨン(P)
CDA-67103
スヴェーリンク:カンツィオ・サクラ集Vol.1
[第1番−第21番]
リチャード・マーロウ(指)
トリニティ・カレッジ礼拝堂聖歌隊
CDA-67104
スヴェーリンク:カンツィオ・サクラ集Vol.2
[第22番−第37番]
リチャード・マーロウ(指)
トリニティ・カレッジ礼拝堂聖歌隊
CDA-67105
ロシア歌曲集(全22曲) ワシーリー・サヴェンコ(Bs)
アレクサンドル・ブロク(P)
CDA-67108
ボッケリーニ:スターバト・マーテル
ダストルガ:スターバト・マーテル
スーザン・グリットン(S)
ピーター・ハーヴェイ(Bs)
ロバート・キング(指)
キングス・コンソート&cho
CDA-67109
アダルベルト・ギロヴェツ(1763-1850):3つの弦楽四重奏曲Op.44
ト長調Op.44-1/変ロ長調Op.44-2/変イ長調Op.44-3
ザロモンSQ
サイモン・スタンデイジ、
ミカエラ・コンバーティ(Vn)
サイモン・ジョーンズ(Va)
ジェニファー・ウォード・クラーク(Vc)
CDA-67110
ファニー・メンデルスゾーン:歌曲集
メンデルスゾーン:イタリア
ファニー・メンデルスゾーン:熱望/遠い過去/バラの花輪/古い墓
5月の夕べ/5月の夜/、他(全28曲
スーザン・グリットン(S)
ユージン・アスティ(P)
CDA-67114
フランスのピアノ三重奏曲集
フォーレ:ピアノ三重奏曲 ニ短調Op.120
ドビュッシー:ピアノ三重奏曲 ト短調
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
フロレスタン・トリオ
[アントニー・マーウッド(Vn)
リチャード・レスター(Vc)
スーザン・トムズ(P)]

録音:1999年3月10日-12日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
CDA-67117
グリーグ:弦楽四重奏曲第1番&第2番 チリンギリアンSQ
CDA-67118
ゴッツチョーク(ゴットシャルク):ピアノ作品集Vol.4(全15曲)
鳩/刈り取る女/夏の夜の夢
詩的な思い/火花
キューバの想い出/ジプシー娘
死!!/幸運な幽霊
記憶、夜想曲、瞑想、ロマンス
過去の反映、他
フィリップ・マーティン(P)
CDA-67119
アンティーク・ブラス
アントニオ・サリエリ:4つのトランペットの為の「衛兵交替」
ジギスムント・ノイコム(1778-1858):四重奏曲
ベルンハルト・クルーセル(1775-1838):ヴァルトホルン協奏曲 ヘ長調〜第1楽章
ジョアキーノ・ロッシーニ:3つのホルン二重奏曲
カール・ブラウン(1788-1835)
(ベルンハルト・クルーセル編):アダージョとポロネーズ
フランツ・ラハナー(1803-1890):七重奏曲 ト長調
ジギスムント・ノイコム:スライド・トランペット、ホルンと
トロンボーンの為の3つの小品
オットー・ニコライ:2つのホルンの為のソナタ第1番ヘ長調
ベートーヴェン:七重奏曲Op.20〜アダージョ・カンタービレ
カール・フリードリヒ(1783-1849):ヴェルトハイム・ハルモニームジークの為の音楽/
主題と変奏 変ホ長調
ベルンハルト・クルーセル:スウェーデン第一近衛騎兵隊バンドの為の4つの小品/
行進曲 ヘ長調/
ワルツ ヘ長調[キー付きビューグル、3つのホルン、
2つのトランペット、バス・トロンボーンの為の]/
アンダンテ ト短調[2つのキー付きビューグル、
2つのホルン、狩猟ホルン、バス・トロンボーンの為の]/
狩猟のために ヘ長調[キー付きビューグル、3つのホルン、
2つのトランペット、バス・トロンボーンの為の]
クリストファー・ラーキン(指)
ロンドン・ガブリエリ・ブラス・アンサンブル
CDA-67120
アムランのシューマン第2集
シューマン:蝶々Op.2*
幻想小曲集Op.12*/謝肉祭Op.9#
マルク=アンドレ・アムラン(P)
アムラン自身2度目の録音となるシューマン。ピアノ・ソナタ第2番などを取り上げた1度目のシューマンの作品集(CDA-67166/MCDA-67166)はグラモフォン誌、ガーディアン誌、ファンファーレ誌などで大絶賛を受けた名盤。ほとんど知られていないレパートリーの達人というイメージの強いアムランですが、王道レパートリーのパフォーマンスも抜群。ちなみに「幻想小曲集Op.12」では1935年に出版された9曲目(OP.12-9)は収録されておらず、あくまで1838年に出版された全8曲に拘って録音が行われています。
CDA-67121(2CD)
バッハ:フランス組曲
[第1番−第6番BWV.806-811]/
小前奏曲集 BWV.924-928, 930, 933-943
アンジェラ・ヒューイット(P)

録音:1995年8月、ベートーヴェンザール、ハノーヴァー
CDA-67123
スタンフォード:歌曲集Vol.1
無慈悲な美女/歌曲集「スペインのジプシー」より(8曲)/
歌曲集 Ops.4 & 7 より「ハイネの詩による8つの歌」/
歌曲集「アイルランドの古い50の歌」より(2曲)/
歌曲集「エリンの歌」より(2曲)/
7 歌曲集「アントリムの峡谷」より(6曲)/
歌曲集「レインスターの歌の束」より(3曲)/
ヘラクリトゥス
スティーヴン・ヴァーコー(Br)
クリフォード・ベンソン(P)
CDA-67124
スタンフォード:歌曲集Vol.2
悲劇Op.14-5
十二夜Op.65〜3つの道化師の歌
ピーブロックOp.157-1
ポイベOp.125-3
海の歌集Op.91(全6曲)
永遠にわたしのもの
風の強い夜Op.30-4
子守歌Op.19-2/バラにOp.19-3
忠誠の歌集 第2集Op.97〜より第4曲&第6曲
妖精の入り江Op.77-2
トム・レミン/芝火事Op.39(全7曲)
スティーヴン・ヴァーコー(Br)
クリフォード・ベンソン(P)
CDA-67128
ヘンデル:歌劇「ロタリオ」より[序曲/ Scherza in Mar ]
歌劇「パルテノペ」〜Io ti levo
歌劇「エツィオ」〜Caro padre
歌劇「メディア王ソザルメ」〜[ Dite pace / Vorrei ne pur saprei ]
歌劇「アタランタ」序曲
歌劇「クレタ島のアリアンナ」〜 Sol qual stanco
歌劇「アルチーナ」〜 Ah! Ruggiero
歌劇「エジプト王妃ベレニーチェ」〜 Chi t'intende?
歌劇「デイダミア」〜序曲/ M'hai resa infelice
エマ・カークビー(S)
ロイ・グッドマン(指)
ブランデンブルク・コンソート
CDA-67129
イングランドとブルゴーニュの婚礼
作曲者不詳(ウォルター・フライ?):ミサ・シネ・ノミネ
アントワーヌ・ビュノワ(1430頃-1492):レジナ・チェリT/レジナ・チェリU
ウォルター・フライ(?-1474):ミサ・スンメ・トリニターティ
作曲者不詳(アントワーヌ・ビュノワ?): O pulcherrima mulierum
Girum coeli circuivi
Incomprehensibilia firme
Praeter rerum ordinem
アンドルー・カークマン(指)
バンショワ・コンソート
ファーガス・マクラスキー、
ロビン・タイソン(CT)
ジェイムズ・ギルクリスト、
クリストファー・ウォトソン(T)
ダミアン・オキーフィー(Br)
ロブ・マクドナルド(Bs)

録音:1999年8月10-12日、2000年1月12日、グロスターシャー、トディントン、聖アンドルー教会
CDA-67130
ヴォルフ:ゲーテ歌曲集
ガニュメート/めぐり来る春/羊飼い
花の挨拶/似たもの同士
とりすました娘/心とけた娘
アナクレオンの墓/聖ネポムク祭前夜
ミニョンT「語れとは言わないで」
ミニョンII「ただ憧れを知る者だけが」
ミニョンIII「この姿のままで」/フィリーネ
ミニョン「あの国をご存じですか」
善人夫婦/主顕祭/パリアへの感謝
悲しみの聖母の祈りの像に進むグレートヒェン
わたしがユーフラテス川を舟で渡った時
しらふでいる限り
もうおまえを逃がさない/現象
あなたの恋が幸せであるように
さすらい人の夜の歌
ジェラルディン・マクグリーヴィー(S)
グレアム・ジョンソン(P)
CDA-67131(2CD)
スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集 マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:1995年6月25日-29日
CDA-67133(2CD)
シャブリエ:歌曲集
子供*/リート+/セレナード#/スゾンの別れ+
鳥の歌*/暗い小道+/ガリア人のロンド#
マリエットの歌*/おお、小さい悪魔+
ジャン王の軍隊の足跡#/陶酔*
旅への誘い(*/##)
ルイ・ブラスのセレナード*/無礼な警告#
愛のクレド+/スペイン*/お前の青い瞳*/リート#
ジャンヌに寄せる歌#/
Duo de l'ouvreuse de l'Opera
Comique et de l'employe du Bon Marche(**/++)
Les plus jolies Chansons du pays de France
[メタモルフォーセス*/
Entrez、la belle、en vigne+/
Nique nac no muse!#/La mie du voleur*/
Les filles de trente ans*/脱走者+/
ボルドーの若者#/Sur le bord de l'ile*/
Que les amants ont de la peine!#/
ブルネの死+/金色の花#/消えた松明*/
愛されて+/羊飼いと猟師*/かわいい竜+/
Marion s'en va-t-a l'ou*/
太った七面鳥のバラード#/
小さなあひるのヴィラネル*/赤い豚の牧歌*/
蝉*/すべての花+/幸福な島*/
音楽のオード(**/***)]
フェリシティ・ロット(S)*
ウィリアム・バーデン(T)+
スティーヴン・ヴァーコー(Br)#
グレアム・ジョンソン(P)
ジェラルディン・マクグリーヴィー(S)**
トビー・スペンス(T)++
ウルスラ・ルヴォー(Fg)##
スティーヴン・レイトン(指)ポリフォニー***
CDA-67135(2CD)
ジョン・マッケイブ(1939-):バレエ「エドワード2世」(1993-1994) バリー・ワーズワース(指)
ロイヤル・バレエ・シンフォニア
CDA-67137
メンデルスゾーン:歌曲とニ重唱曲集Vol.2
恋する女の手紙Op.86-3
歌の翼にOp.34-2/夜ごとの夢にOp.86-4
小舟にて/3つの民謡〜第3曲「舟旅」
女友達の歌/ズライカOp.34-4/
朝の挨拶Op.47-2
おお青春よOp.57-4
3つの民謡〜第2曲「夕べの歌」
2つの歌〜第2曲「私は鳥の声を聞く」
遠く離れた人にOp.71-3
小舟Op.99-4/花束Op.47-5
木の葉が聞き耳を立てていたOp.86-1
穀物の実った畑Op.77-2
収穫の歌Op.8-4/シンチェレンが鳴り響く
秋の歌Op.84-2/日曜の朝Op.77-1
冬の歌Op.19a-3
新しい愛Op.19a-4/捨て去られし者
羊飼いの歌Op.57-2
「ルイ・ブラス」からの歌Op.77-3(未完の歌劇より)
春の歌Op.100-3
待って(ロマンス)Op.9-3
ラインへの警告
船乗りの別れの歌
ソフィー・デーネマン(S)
スティーヴン・ロジス(Br)
ウェジェーヌ・アスティ(P)
CDA-67138
シンプソン:フーガの技法 デルメSQ
CDA-67140
ブリテン:無伴奏合唱曲集
5つの花の歌Op.47/A.M.D.G.(G.M.ホプキンズ 詩)
聖処女讃歌/「グロリアーナ」からの合唱舞曲集
フランスの古いキャロルによるコラール(W.H.オーデン 詩)
聖と俗Op.91
スティーヴン・レイトン(指)
ポリフォニー(cho)

録音:1999年10月6日、2000年4月26-27日、ロンドン、テンプル教会
CDA-67143
ブゾーニ:ピアノ協奏曲 マルク=アンドレ・アムラン(P)
マーク・エルダー(指)バーミンガム市SO
CDA-67146
オルガンの夢Vol.2
テオドール・デュボワ:イン・パラディズム(新しい10の小品NO9)
ブリッジ:3つの小品〜アダージョ ホ長調
ギルマン:オルガン・ソナタ第7番〜夢
エルガー:晩課の為のヴォランタリー集Op.14
ハウエルズ:荘厳な儀式の為のシチリアーノ
シューマン:練習曲変イ長調Op.56-4
バーバー(スティックランド編):アダージョ
リスト:システィーナ礼拝堂へのエヴォカシオンS.658
ウェスリー:12の小品とヴォランタリー〜Nos.5/8/9/11
クリストファー・ヘリック(Org)
CDA-67147
ヤナーチェク:ミサ曲 変ホ長調
コダーイ:ミサ・ブレヴィス
ラウデス・オルガニ(オルガン讃歌)
ジェイムズ・オドンネル(指)
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
CDA-67148
ブリティッシュ・ライト・ミュージック・クラシックスVol.3(全20曲)
ヘイドン・ウッド:モンマルトル
リチャードソン:メロディ・オン・ザ・ムーヴ
ストレイチー:イン・パーティー・ムード
ダンカン:コルシカから来た少女
モンクトン:公園の兵士たち
ゴディン:9月のワルツ
ビンジ:ミス・メラニー
ケテルビー:ペルシャの市場にて
E.コーツ:どこでも音楽、他
ロナルド・コープ(指)
ニュー・ロンドンO
CDA-67150
ハイドンと彼のイギリスの友人たち
ヨーゼフ・F.J.ハイドン(1732-1809):芸術が表現するもの
6つのイギリス詩篇 ―ヤコブの神の御名をたたえよ
万物の創り主、わが砦たれ
おお、われに名誉を行わせよ
ジョン・スタフォード・スミス:不正なる一族の末期は恐ろしい
チャールズ・バーニー:われら教えておくれ、おお女よ
ハイドン:皇帝の賛歌
ハイドン(レイチェスターのウィリアム・ガーディナー編曲):神にわれらの感謝の歌を捧げん
サミュエル・ウェッブ・シニア:主よ、わが逃げ所はいずこに見つかるや
ウィリアム・シールド:わが神、喜ばしきわが王
ヨハン・アーノルド・ダーメン:わが祈りを聞きたまえ、おお神よ
おお、汝等は天国の一番高きところに住み
Ye winged inhabitants of the grove
ハイドン:6つのイギリス詩篇 ―
長い生命がイスラエル王に与えられるであろう
いかに神の慈悲に満ちて
全能の王なる神が言われた
ジョン・フォスター:主と呼ばれる神の神
ピーター・ホルマン(指)
サーモディ(声楽Ens.)
パーリー・オブ・インストゥルメンツ
CDA-67153
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集1
第2番/第3番
サンクトペテルブルクSQ
CDA-67154
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集2
第4番/第6番/第8番
サンクトペテルブルクSQ
CDA-67155
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集3
弦楽四重奏曲第5番変ロ長調Op.92
第7番嬰ヘ長調Op.108/第9番変ホ長調Op.117
サンクト・ペテルブルグQ
CDA-67156
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集4
第10番変イ長調Op.118/第12番変ニ長調Op.133
第14番嬰ヘ長調Op.142
サンクト・ペテルブルクSQ
CDA-67157
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集5
弦楽四重奏曲第11番ヘ短調Op.122
弦楽四重奏曲第13番変ロ短調Op.138
弦楽四重奏曲第15番変ホ短調Op.144
サンクト・ペテルブルクSQ
CDA-67158
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集6
ピアノ三重奏曲第2番ホ短調Op.67
弦楽四重奏曲第1番ハ長調Op.49/
ピアノ五重奏曲 ト短調Op.57
サンクト・ペテルブルクSQ
イーゴリ・ウリャーシュ(P)
CDA-67159
カプースチン:ピアノ・ソナタ第1番Op.39「ソナタ幻想曲」
ジャズ・スタイルによる24の前奏曲Op.53より
[Nos.3/7/15/13/19/5/18/17/23/11/12/10/9]
ピアノ・ソナタ第2番Op.54
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:1999年9月10日-12日、ヘンリー・ウッド・ホール
CDA-67160
ゼバスティアン・クニュプファー(1633-1676):高き天よりわれ来たれり
わが神の望むことはつねに成される
少しでも時間のあるときは
ああ主よ御身の怒りでわれを責めることなかれ
鹿が谷川の水を求めあえぐように
バビロン川のほとりで
イエス・キリストわれらの救い主
キジバトよ鳴け
ジェイムズ・ボウマン(C−T)
チャールズ・ダニエルズ(T)、他
ロバート・キング(指)
キングズ・コンソート
CDA-67163
ジョゼ・ヴィアンナ・ダ・モッタ(1868-1948):ピアノ協奏曲イ長調(1887)
ピアノ独奏の為のバラードOp.16(1905)
ピアノと管弦楽の為の劇的幻想曲(1893)
アルトゥール・ピザロ
マーティン・ブラビンズ(指)
グルベンキアンO

録音:1999年7月12、13日、リスボン、カルーステ・グルベンキアン博物館、大オーディトリアム
CDA-67164
マルク・ロジェ・ノルマン・クープラン:クラヴサン曲集(全57曲) デヴィッド・モロニー(Cemb/イタリアン・ヴァージナル)
CDA-67166
シューマン:ピアノ作品集
幻想曲ハ短調Op.17*
ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22+
交響的練習曲Op.13+
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:1999年8月25日*、12月20-21日+、ロンドン・ヘンリー・ウッド・ホール
CDA-67167
ガブリエリ:ミサ・パーテル・ペッカーヴィ
(ミサ「父よ、われは罪を犯せり」)/
深き淵より、おお聖なる宴、小さなジャケ/
たとえ立ち去っても/
第1旋法による4声のリチェルカーレ/
第6旋法による4声のリチェルカーレ/
第12旋法による4声のルチェルカーレ/
第7旋法によるリチェルカーレ/
8声の合奏の為のリチェルカーレ
ティモシー・ロバーツ(指)
ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ・アンド・コルネッツ、
ヒズ・マジェスティーズ・コンソート・オヴ・ヴォイシズ
CDA-67168
ヴォーン・ウィリアムズ:歌曲集
無情な美女/3つのロンデル(テナーまたはソプラノ、2つのヴァイオリンとチェロの為の)
2つのイギリス民謡(仔羊を探して/弁護士)
ブレイクの詩による10の歌
(子供の喜び/毒の木/笛吹き/ロンドン/
仔羊/羊飼い/ああ,ひまわりよ/
残酷には人の心がある/神の似姿/永遠)
野を渡って(声とヴァイオリンの為の)
ウェンロック・エッジにて(テナー、ピアノ、弦楽四重奏の為の)
ジョン・マーク・エインズリー(T)
ナッシュ・アンサンブル
CDA-67169
シュトラウス父子:ワルツ、ポルカ、ギャロップ集
J・シュトラウスI:カチューシャ(ギャロップ)Op.99/サロン・ポルカOp.161
中国人(ギャロップ)Op.20/
ティヴォリ小旅行(ワルツ)Op.39
若者の情熱(ギャロップ)Op.90
アイゼレとバイゼレ、飛躍(ポルカ)Op.202
ローレライ、ラインの響きOp.154/
アンネン・ポルカOp.137
ウィーン情緒(ワルツ)Op.116/
ジプシー(ギャロップ)Op.108
エクゼター(ポルカ)Op.249/
ため息(ギャロップ)Op.9
J・シュトラウス:温泉(ワルツ)Op.245/
愛の歌(ワルツ)Op.114
冗談(ポルカ)Op.72/レモンの花咲くところOp.364
ゴーディア・アンサンブル
CDA-67170
バーンスタイン:交響曲第2番「不安の時代」
ウィリアム・ボルコム(1938-):ピアノと大オーケストラの為の協奏曲
マルク=アンドレ・アムラン(P)
ドミトリー・シトコヴェツキー(指)
アルスターO
CDA-67174
ハイドン:歌曲集
ナクソスのアリアンナ+/人生は夢+
美女の中の美女さえ+/船乗りの歌#
思い出*/さすらい人#/羊飼いの歌*
するどい目つき#/絶望*/同情#
楽しい苦痛*
彼女は決して恋について話さない#
人魚の歌*/満足#/誠実*/精霊の歌+
おお心地よい声*
リサ・ミルン(S)*
ベルナルダ・フィンク(Ms)+
ジョン・マーク・エインズリー(T)#
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
CDA-67175
シューマン:ピアノ三重奏曲第3番ト短調Op.110/
幻想小曲集Op.88
ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.47
フロレスタン・トリオ
トマス・リーブル(Va)
CDA-67176
ヴィラ=ロボス:3人のマリア
『赤ちゃんの一族』〜組曲第1番「赤ちゃんの家族」
『赤ちゃんの一族』〜組曲第2番「小さな動物たち」
野性の詩
マルク=アンドレ・アムラン(P)
CDA-67177
イングランド最古の歌集
作曲者不詳: Verbum patris umantur
In hoc ortus occidente
Regis cuius potentia
Ecce torpet probitas
Magno gaudens gaudio
Rerum deus conditor
Cantu miro / Vacillantis trutine
n natali novi regis
Diastematica / Divino maduit
Virgo mater salvatoris
Tronus regis instauratur
Benedicamus domino
Spiritus almi / Adulari nesciens
Agnus dei /Qui pius est factus
Resonet intonet
Ad honorem salvatoris
Ad honorem salvatoris
Argumenta faluntur fisice
Flos floriger
Licet eger cum egrotis
Ad cantus leticie
クリストファー・ペイジ(指)
ゴシック・ヴォイシズ
CDA-67178
ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲 第1番ト短調
チェロとピアノの為の2つの小品Op.2(前奏曲/東洋的舞曲)
ヴァイオリンとピアノの為の
2つの小品Op.6(ロマンス/ハンガリー舞曲)
悲しみの三重奏曲 第2番ニ短調Op.9
モスクワ・ラフマニノフ・トリオ
[ヴィクトル・ヤンポルスキー(P)
ミハイル・ツィンマン(Vn)
ナターリャ・サヴィノワ(Vc)]

録音:2000年1月10、12日、2月8、9日、3月22、24日、モスクワ、国営放送局スタジオ1
CDA-67179
ヴァンハル(1739-1813):コントラバス協奏曲ニ長調
(カデンツァ;伝ヨハン・マティアス・シュペルガー作)
カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ(1739-1799):コントラバス協奏曲第1番ニ長調(Krebs171)(カデンツァ;ヨハン・マティアス・シュペルガー作)
コントラバス協奏曲第2番ニ長調(Krebs172)
(カデンツァ;ヨハン・マティアス・シュペルガー作)
コントラバス協奏曲第2番ニ長調(Krebs172)
〜第1楽章 アレグロ・モデラート(カデンツァ;チ=チ・ンワノク作)
チ=チ・ンワノク(Cb)
ポール・グドウィン(指)スウェーデンCO

録音:2000年3月6-10日、スウェーデン、オレブルー、コンサート・ホール
CDA-67180
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番/第2番
3つのロマンス
アントニー・マーウッド(Vn)
スーザン・トムズ(P)
CDA-67183
ジョスカン・デ・プレと同時代の音楽
ジョスカン・デ・プレ?:女より生まれし者のうちにて
ジョスカン・デ・プレ:ダビデは嘆き*
ニコラウス・クラーン(?-1507):トタ・プルクラ・エス
アドリアン・ヴィラールト(c1490-1562):善き言葉よ
ジョスカン・デ・プレ/マトゥリン・フォレスター:来たりたまえ、精霊よ
ジョスカン・デ・プレ/ニコラス・キャンピオン:深き淵より
ジョスカン・デ・プレ/ニエル・ボドウェイン:めでたし、生け贄となりたまいしキリストよ
ジョスカン・デ・プレ?:聖母よ思い起こしたまえ
ジョスカン・デ・プレ/ペテル・ノステル:アヴェ・マリア
アンドルー・カークマン(指)
バンショワ・コンソート
CDA-67184
オードブル
コルンゴルト:「から騒ぎ」Op.11〜ホーンパイプ/ロマンス・アンプロンテュ 変ホ長調
グレインジャー:サセックスの役者たちのクリスマス・キャロル
シベリウス:「5つの小品」Op.11〜ロンディーノ/
「6つの小品」Op.79〜子守歌
ゴトフスキー:「12の即興曲」〜ラルゲット・ラメントーソ
ヨゼフ・ヨンゲン(1873-1938):ワルツ/ハバネラOp.86
クサヴァー・モンテサルヴァージ(1912-)(リドストレム編):カント・ネグロ
エルネスト・ハルフテル(1905-1989)(モーリス・ジャンドリン編):ハバネラ
モーラン(1894-1950):前奏曲
クライスラー(ラフマニノフ&リドストレム編):愛の喜び
スクリャービン(リドストレム編):詩曲 嬰ヘ長調Op.32-1/ロマンス イ短調
マルティヌー:アラベスク第1番
ポール・トルトゥリエ(1914-1990):演奏会用練習曲第5番「ピシュネット」
ヤコブ・アドルフ・ヘーグ(1850-1928):アンダンテ/アルバムブラット
レノックス・バークレー(1903-1989):アンダンティーノOp.21-2a
マッツ・リドストレム(1959-):チェロ独奏の為のエレジー「花の海は高みに」
ラモー(リドストレム編):「レ・ボレアデス」〜Torture d'Alphise
フランシス・ルーカス・ティーレ(1712-1772):「ラモーのトンボー」〜クーラント
オッフェンバック:スーヴェニール・デュ・ヴァル(ロマンス)Op.29-1
フォーレ:チェロの為の小品Op.29-1
ウィルヘルム・ステンハンマー(リドストレム編):「5つの歌」Op.20〜アダージョOp.20-5
マッツ・リドストレム(Vc)
ベンクト・フォシュベリ(P)
CDA-67185
ラトランド・バウトン(1878-1960):3つの民俗舞曲
アイルスベリー・ゲイムズ
フルートと弦楽の為の協奏曲ニ長調
弦楽の為の協奏曲
エミリー・ベントン(Fl)
ロナルド・コープ(指)ニュー・ロンドンO

録音:2000年3月22、23日
CDA-67186
愛の歌曲集
グラナドス:愛の歌曲集
 ドロローサのマハ
ロドリーゴ:聖なる羊飼い
 ベレンの小歌/5月に
 アデーラ/決闘の歌
ホアキン・ニン(1879-1949):20のスペイン歌曲〜アストゥリアーナ/ムルシアの布/エル・ヴィート
カルロス・グァスタビーノ(1912-2000):ばらと柳
 会う約束/ラ・パロミタ
ヒナステラ:もの忘れの木の歌Op.3-2
 5つのアルゼンチン民謡
ベルナルダ・フィンク(Ms)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
CDA-67188(2CD)
ブリス:歌曲集(全24曲)
謎の結び目/心の天使たち/4つの歌曲
放浪者たち/悲しきソネット、他
ジェラルディン・マクグリーヴィ(S)
トビー・スペンス(T)
ヘンリー・ハーフォード(Br)
カストン・ストゥロック(P)
マーティン・ブラビンズ(指)
ナッシュ・アンサンブル
CDA-67191(2CD)
バッハ:6つのパルティータ
[第1番−第6番BWV.825-830]
アンジェラ・ヒューイット(P)

録音:1996年6月、1997年1月、以上 ベートーヴェンザール、ハノーヴァー
CDA-67194
ペトル・エベン(1929-):オルガン作品集1
ラウデス/ヨブ/ブクステフーデへのオマージュ
ハルゲイル・シアゲル(Org)
CDA-67195
ペトル・エベン:ファウスト(1976)
4つの聖書の踊り
ハルゲイル・シアゲル(Org)
CDA-67196
ペトル・エベン:オルガン曲集Vol.3
ヘンリー・パーセルへのオマージュ
10のコラール前奏曲/
オルガンの為のモーメント/
「受けたる賜物 献げまつる」に基づく
小コラール・パルティータ/
ヴァーセット/2つの祝祭前奏曲/交換所
ハルゲイル・シアゲル(Org)
CDA-67197
ペトル・エベン:オルガン作品集Vol.4
祝典のヴォランタリー/コラール幻想曲
2つのコラール幻想曲(1972)
プロテスタントのコラール/日曜の音楽
ハイゲイア・シアゲル(Org)
現代チェコを代表する作曲家、オルガン奏者の1人であるエベンのオルガン作品集の第4集。エベンのオルガン作品は彼の作品の中でも最もよく知られている作品であり伝統的な教会音楽の旋律や現代の手法などを取り入れています。シアガーは1955年ノルウェー生まれのオルガン奏者。現在はオスロにあるグレフセン教会のオルガン奏者をつとめている。
CDA-67198
ペトル・エベン:オルガン作品集Vol.5
オルガンと打楽器の為の「パトモスの風景」
プレリュード I/
グローリア(プレリュード II)/三部作
Campanae gloriosae/
トランペットとオルガンの為の「窓」
ハルゲイル・シアゲル(Org)
エイリック・ラウデ(打楽器)
ヤン・フレデリク・クリスチャンセン(Tp)
現代チェコを代表する作曲家、オルガン奏者の1人であるエベンのオルガン作品集の第5集。シアガーは現在はオスロにあるグレフセン教会のオルガン奏者をつとめている1955年ノルウェー生まれのオルガン奏者。
CDA-67199
リスト:ミサ・コラーリス S.10
十字架の道行き
受難の14の段階
マシュー・ベスト(指)
コリドーン・シンガーズ
トマス・トロッター(Org)

録音:2000年3月24-26日、ロンドン、ホルボーン、聖アルバン教会

CDA-67200
ブルックナー:交響曲第3番(ノヴァーク校訂/1877年版+1876年版のアダージョ) オスモ・ヴァンスカ(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2000年6月8-10日、スコットランド
CDA-67204
フランス「6人組」のアルバム〜フルートとピアノの為の作品全集
プーランク:フルート・ソナタ(1957)
オーリック:アリア(1976)/想像I(1968)
タイユフェール:パストラール(1942)
「6人組のアルバム」(ピアノ小品集;1920)*;
オーリック:前奏曲/デュレイ:無言のロマンスOp.21
オネゲル:サラバンド/ミヨー:マズルカ(1914)
プーランク:ワルツ/タイユフェール:パストラール
デュレイ:ソナチネOp.25/2つのディアローグOp.114+
オネゲル:牝山羊の踊り+/ロマンス(1953)
タイユフェール:フォルラーヌ
ミヨー:ソナチネOp.76
エミリー・ベイノン(Fl)
アンドルー・ウェスト(P)

録音:2000年4月20-22日、ロンドン・ヘンリー・ウッド・ホール
CDA-67205
ロシアの印象Vol.2
グリンカ:旅の歌/スタンザ/疑い
チャイコフスキー:涙は震えるOp.6-4
狂おしい夜Op.60-6/
わたしの守り神、わたしの天使わたしの友
アレンスキー:夢Op.17-3
 わたしは死を見たOp.27-6
 魅惑の歌は遠い昔のことOp.49-5
タネーエフ:うっそうとした森Op.26-5
そして敵たちは震えながら立っていたOp.26-8
 冬の旅
メトネル:たそがれOp.24-4
予期せぬ雨Op.28-1/祈りOp.29-7
ラフマニノフ:美しい人よわたしのために歌わないでOp.4-4/
 ミューズOp.34-1/アリオンOp.34-4
モソロフ:3つのロマンス
ワシーリー・サヴェンコ(BーBr)
アレクサンドル・ブローク(P)
CDA-67206
ペーター・コルネリウス(1824-1874):合唱曲集
レクイエム/祖先の墓Op.19
3つの合唱曲Op.11
聖三博士Op.8-3/愛
3つの連作合唱曲Op.18
老兵Op.12-1/3つの詩篇歌Op.13
これほど柔らかく、暖かく
葬送歌Op.9/望みなく涙にくれOp.14
スティーヴン・レイトン(指)
ポリフォニー(cho)
CDA-67207
トマス・タリス:ミサ・サルヴェ・インテメラータ デイヴィッド・ヒル(指)
ウィンチェスター大聖堂cho
フィリップ・スクリヴン(Org)

録音:2000年5月22-25日、ウィンチェスター大聖堂
CDA-67209
ヴィクトル・デ・サバタ(1892-1967):管弦楽作品集
交響詩「プラトンの夜」(1923)
交響詩「ゲッセマネ」(1925)
交響詩「ユヴェントゥス」
アルド・チェッカート(指)
LPO
CDA-67213(2CD)
バッハ:オルガン作品集Vol.9
クラヴィーア練習曲集より
教理問答書コラール/27のコラール、他
クリストファー・ヘリック(Org)
CDA-67215
バッハ:ノイマイスター・コラール集(全36曲) クリストファー・ヘリック(Org)
CDA-67217
ジョン・タヴナー:ザ・ワールド(弦楽四重奏とソプラノの為の;1997)
ディオディア(弦楽四重奏曲第3番)
メニー・イヤーズ(チャールズ皇太子生誕50周年のために;ソプラノと弦楽四重奏の為の;1998)
アフマトーヴァの詩による歌曲集(ソプラノと弦楽四重奏の為の)
パトリシア・ロザリオ(S)
ヴァンブラQ
CDA-67218
アルカン:ピアノ独奏の為の「シンフォニー」Op.39-4-7
悲劇的な3つの小品Op.15
アレルヤOp.25
ピアノの為のパラフレーズ「貧しき者の亡骸に幸いあれ!」Op.45
ピアノの為のパラフレーズ「バビロンの川のほとり」Op.52
マルク=アンドレ・アムラン(P)
CDA-67219
ジェームズ・マクミラン(1959-)ミサ、宗教作品集
新しい歌/ミサ/キリストの勝利
すべての者よ、主に向かいて喜べ(オルガン・ソロ)
聖母マリア/子供の祈祷/変革
マーティン・ベイカー(指)
ウェストミンスター大聖堂cho
アンドルー・レイド(Org)
CDA-67220
ヴァイオリンとピアノの為の作品集
ブルーノ・ワルター(1876-1962):ヴァイオリンとピアノの為のソナタ
ゴルトマルク(1830-1915):ヴァイオリンとピアノの為の組曲ニ長調Op.11
フィリップ・グラファン(Vn)
パスカル・デヴォヨン(P)
CDA-67221(4CD)
メットネル:ピアノ・ソナタ全集
ソナタ ヘ短調Op.5/2つのお伽話Op.8
ソナタ三部作Op.11
ソナタ ト短調Op.22
お伽話ソナタ ハ短調Op.25-2
ソナタ ホ短調Op.25-2「夜の風」
/ソナタ=バラーダ 嬰へ長調Op.27
ソナタ イ短調Op.30
忘れられた調べ第1集Op.38(全8曲)
忘れられた調べ第2集Op.39(全5曲)
ソナタ 変ロ長調Op.53-1「ロマンティックなソナタ」
ソナタ ヘ短調Op.53-2「風のソナタ」
牧歌風のソナタ ト長調Op.56
マルク=アンドレ・アムラン(P)
CDA-67225
モンテヴェルディとヴェネツィアの同僚たちの教会音楽
ジョヴァンニ・ロヴェッタ(1595頃-1668):サルヴェ・レジナ
アレッサンドロ・グランディ(?-1630頃):アモ・クリストゥム
アヴェ・マリス・ステラ
ビアージョ・マリーニ(1587頃-1665):2つの弦楽器の為のソナタ(Op.8;1626 から)
フランチェスコ・マリア・マリーニ(17世紀前半):優しきイエスよ
ダリオ・カステッロ(17世紀前半):エクスルターテ・デオ
モンテヴェルディ:聖母の嘆き
ジョヴァンニ・アントニオ・リガッティ(1615-1649):クム・インヴォカーレム
 ヌンク・ディミティス
ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1680):ソナタ ト長調「ラ・ぺッツォーリ」(Op.4;1656 から)
オー・ミランドゥム・ミステリウム(Op.17;1692 から)
ヨハン・ローゼンミュラー(1619頃-1682):アシェンデンス・クリストゥス・イン・アルトゥム
ロビン・ブレイズ(CT)
ピーター・ホルマン(指)
パーリー・オヴ・インストルメンツ

録音:2000年6月27-29日、ロンドン、ハムステッド、セント・ジュード=オン=ザ=ヒル教会
CDA-67226
C.P.E.バッハ:フルート協奏曲イ長調 H.438(Wq168)
フルート協奏曲ニ短調 H.425(Wq22)
フルート協奏曲ト長調 H.445(Wq169)
レイチェル・ブラウン(Ft)
ロイ・グッドマン(指)
ブランデンブルク・コンソート
CDA-67227
この島国で〜イギリス歌曲集
パリー:アルミーダの庭
 わたしの心は歌う小鳥のよう
スタンフォード:サン・マルシェの貴婦人
ウォーロック:歌曲集「リリーゲイ」
クィルター:喜びに満ちた美しい家Op.12-7
 わたしの人生の喜びOp.12-2
フィンジ:わたしたちの愛していたので
 わたしの人生の喜び/日の出のなかで横たわる
イヴォール・ガーニー(1890-1937):眠り
ハウエルズ:ダヴィデ王
ヴォーン・ウィリアムズ:静かな午後/澄んだ大 気の中のひばり/潅木とイバラ
カレル・ドロフナトスキ:歌曲
ブリテン:歌曲集「この島国で」Op.11
リン・ドーソン(S)
マルコム・マルティヌ(P)
CDA-67228
オルガン・ファイヤーワークスVol.9
パトリック・ゴーウェルズ:アン・オケイジョナル・トランペット・ヴォランタリー
バルトーク(ヘリック編):6つのルーマニア民謡 Sz56
バッハ(レーガー編):半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
スヴェレ・エフテスタル:ノルウェー民話「鐘の音」をもとにした7つの寓話的絵画
ジャン・ラングレ:グレゴリオ聖歌による3つのパラフレーズOp.5
ウィリアム・ヴォルステンホルメ:ボヘメスク
ノエル・ロースソーン:舞踏組曲〜ラインの踊り
ヴィドール:オルガン交響曲第5番〜トッカータ
クリストファー・ヘリック(Org)
CDA-67229
シューベルト:オペラ・アリア集
歌劇「双子の兄弟」〜嵐、雷、稲妻になれ!
最愛の、母なる大地
歌劇「悪魔の悦楽城」〜私は湿原の国をどうすれば?
歌劇「アルフォンソとエストレッラ」〜ごきげんいかが、おお太陽よ/狩人の休息
歌劇「サラマンカの友人たち」〜男はとても幸せ、そしてとても自由
歌劇「グライヒェン伯爵」〜おお天国よ、わたしにほほえんでもらえるか?
城は私の祖先、家族の礎*
歌劇「アドラスト」〜もし伯爵自身が祈りを捧げるなら*
歌劇「人質」より*
オリヴァー・ヴィドマー(Br)
ヤン・シュルツ(指)ハンガリー国立PO
CDA-67230
ペルゴレージ、デュランテ、レーオの音楽
ペルゴレージ:コンチェルト 変ロ長調
フランチェスコ・デュランテ(1684-1741):コンチェルト第2番ト短調
ペルゴレージ:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
レオナルド・レーオ(1694-1744):コンチェルト ニ長調
デュランテ:コンチェルト第8番イ長調「狂気」
ペルゴレージ:シンフォニアヘ長調/コンチェルト第5番イ長調
エリザベス・ウォルフィッシュ(Vn)
ニコラス・クレーマー(指)
ラグラン・バロック・プレイヤーズ
CDA-67235
リスト:ピアノ独奏曲全集Vol.52
ハンガリーのロマンツェ詩集S.241a(1853)(全18曲)、
2つのハンガリー風行進曲S.693(c.l840?)
レスリー・ハワード(P)
CDA-67236
ブクステフーデ:7つのソナタOp.1 BuxWV.252-258 コンヴィヴィウム
[エリザベス・ウォルフィシュ(Vn)
ポール・ニコルソン(Cemb)
リチャード・タニクリフ(Vc)]
CDA-67237
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.5
4つのバラードOp.10
スティーヴン・ハフ(P)
CDA-67238
17世紀のヴァイオリンの巨匠たち
ビーバー):パッサカリア ト短調
シュメルツァー(1620/23頃-1680):ソナタ第4番ニ長調(ウォルフィッシュ編曲)
ヨハン・パウル・フォン・ヴェストホフ(1656-1705):6つの無伴奏ヴァイオリン組曲〜[第1番/第2番/第4番/第5番/第6番]
ニコラ・マッテイス(?-1695頃):音楽の墓(ウォルフィッシュ編曲)/
アンダメント・マリンコニコ(ウォルフィッシュ編曲)/
ファンタジア 変ロ長調/
アルマンダ・ファシル(ウォルフィッシュ編曲)
スカラムチア(ウォルフィッシュ編曲)
エリザベス・ウォルフィッシュ(Vn)
CDA-67239
ウォルトン:「ファサード」(追加曲含む)
ランバート:劇付随音楽「サロメ」〜組曲
エリナー・ブロン、
リチャード・スティルゴー
(ナレーター)
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ
(指)ナッシュ・アンサンブル
CDA-67240
プレトリウス編纂:「テルプシコーレ」(1612)の音楽
フランシス・カルベル:パッサメッツォ−ガイヤルド−ガイヤルド/ブランル/単純なブランル
ニコラス・ヴェレ:戦いの神マルス
ミヒャエル・プレトリウス:スパニョレッタ/国王ルイ13世のバレット/村のブランル
クーラント「愛の光」/クーラント「グリムシュトック」
クーラント「パッキントンのパウンド」/料理人のバレット
ジョン・バティスタ・ブザール:大公の舞踏会−幼い少女−村のブランル
ジョン・ダウランド(ミヒャエル・プレトリウス編):クーラント「Mistris Winter's Jump」
トマス・キャンピオン(プレトリウス編):クーラント「I care not for these ladies」
ピーター・ホルマン(指)
パーリー・オブ・インストゥルメンツ・ルネサンス・ヴァイオリン・バンド
CDA-67243
ガーニー:歌曲集
アイヴァー・ガーニー(1890-1937):古い様式の墓碑/あなたは私の空/
すべての月夜/慰められる愚行
棺桶台のそば/セヴァーン川の牧草地/
フランダースにて
そんな時間に/ハナッカーの水車/
パンとさくらんぼ/聖なる夜
春の願い/9つの時計/ゆりかごの歌
歌曲集「5つのエリザベス朝の歌」
[オルフェウス/涙/緑の森の木の下で/眠り/春]
エピタフ/広々とした野原/
サリー・ガーデンを下って
天国の布/歌手たち
父と一緒に耕しに行く
ポール・アグニュー(T)
ジュリアス・ドレイク(P)
CDA-67244
フランスのチェロ音楽
マニャール:チェロ・ソナタ イ長調Op.20
シャルル・ケクラン:ブルターニュの歌Op.155-13-21
ヴィドール:チェロ・ソナタ イ長調Op.80
マッツ・リンドストレーム(Vc)
ベンクト・フォシュベリ(P)
CDA-67245
ジョン・ラッター:クリスマスの為の音楽
Shepherd's Pipe Carol
Nativity Carol / There is a Flower
Sans Day Carol
What Sweeter Music / I wonder as I wander
Jesus Child / Wild Wood Carol
The very best time of year
Away in a Manger / Angel Tidings
Christmas Lullaby
Dormi Jesu
Love came down at Christmas
Star Carol
Carol of the Children
Mary's Lullaby / Silent Night
Angels' Carol / Candlelight Carol
Second Amen / Donkey Carol
スティーヴン・レイトン(指)
ポリフォニー(cho)
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
CDA-67246
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラとチェロの為の
ディヴェルティメント 変ホ長調K.563
ヴァイオリンとヴィオラの為のニ重奏K.424
レオポルド弦楽三重奏団
[マリアンヌ・トルセン(Vn)
スコット・ディッキンソン(Va)
ケイト・グールド(Vc)]
CDA-67247
バッハ・アルバム
バッハ(ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ編):シンフォニア BWV.29-1より/
「深き悩みの淵より、われ汝に向かいて呼ばわる」 BWV.686より/
同 BWV.38-1より/BWV.687/BWV.38-6より/BWV.715a/
14のカノン BWV.1087/「わが魂は主をあがめ」 BWV.648より/
「おお、イエス・キリスト、わが生命の光」 BWV.118/
「われら悩みの極みにありて」 BWV.432/BWV.641より/
われいまや汝の御座の前に進みい出」 BWV.668より/
「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」(第1節)BWV.659より/
同 BWV.36-8より/BWV.660より/BWV.62-6より/BWV.661より/
「讃美と誉れと栄光」BWV.29-7より
ヒズ・マジェスティーズ・コンソート・オヴ・ヴォイセス
ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ
CDA-67248
ゴットシャルク:ピアノ作品集Vol.5
ため息(詩的なワルツ)/マルガリータ(華麗なる大ワルツ)
演奏会用練習曲「バタイーレ」
私にこたえて(キューバ風ダンス、カプリース・ブリランテ)
ソリチュード/9階のバラード/演奏会用大練習曲「トレモロ」
グランド・ポルカ「オルファ」
エル・ココヤ(グランド・カプリース、キューバのブラヴーラ)
ポルカ・デ・サロン/レーヨン・ダジュール(ポルカ・デ・サロン)
ジュネ・アンリの狩り(演奏会用小品)
フィリップ・マーティン(P)
CDA-67250
バントック:管弦楽作品集Vol.5
「雅歌」への前奏曲
「オマル・ハイヤーム」への前奏曲
「オマル・ハイヤーム」〜らくだのキャラバン隊
「2つのヘブライの海の詩」〜第1番「キャリスティオーナ」
「管弦楽の為の2つの情景」〜第1番「行列」
破壊者サラバ
ヴァーノン・ハンドリー(指)RPO
CDA-67257
ルイ・デュレ:歌曲集
エリック・サティへのオマージュ/バスク地方の歌Op.23
動物の彫刻Op.17a/ロマンティックな2つの歌Op.20
ペトロンの3つの詩Op.15/神政政治のエピグラムOp.13
オーランジェの墓碑路Op.16/クルーゾーの印象Op.11
フランソワ・ル・ルー(Br)
グレアム・ジョンソン(P)
CDA-67258
レイナルド・アーン:ピアノ五重奏曲
ヴィエルヌ:ピアノ五重奏曲Op.42
スティーヴン・クームズ(P)
チリンギリアンQ
CDA-67259
ジョン・ラッター:宗教音楽集
グローリア/おお愛する神よ、降りて来たもう*
主よ、われをあなたの平和の道具となされよ
何事にも時期がある*
わたしはわたしを最も愛する*
主をたたえよ/われは眼差しを上げ
選ばれた花婿/クレアの祝祷*
主はわが光にしてわが救済者
世界に向かって旅立つ
汝の完璧なる愛/テ・デウム
スティーヴン・レイトン(指)
ポリフォニー(cho)
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア
ウォーレス・コレクション
CDA-67260
バッハの同時代者たちVol.3〜ヨハン・シェレ(1648-1701):宗教音楽集
主をたたえよ/幸いなり、主を誉め称えり
深き淵より
主よ、我らに知ることを教えたまえ
大天使ミカエルの祝日
来たれ、イエスよ、来たれ
キリストこそわが命
キリストの戒律の終焉
天より天使の群れ来たれり
キャロリン・サンプソン、
レベッカ・アウトラム、
ジュリー・クーパー(S)
ジェイムズ・ボウマン、
ロビン・ブレイズ(CT)
チャールズ・ダニエルズ、
ジェイムズ・ギルクリスト、
アンガス・スミス、
マシュー・ヴァイン(T)
チャールズ・ポット(Bs) 、他
ロバート・キング(指)
キングズ・コンソート
CDA-67261(2CD)
アイアランド:宗教的歌曲と世俗的歌曲(全32曲)/
放浪者の歌(全37曲)
リサ・ミルン(S)
ジョン・マーク・エインズリー(T)
クリストファー・モルトマン(Br)
グレアム・ジョンソン(P)
CDA-67264(2CD)
バッハ:フルート・ソナタ全集
ソナタ ホ短調 BWV.1034
イ長調 BWV.1032
パルティータ イ短調 BWV.1013
トリオ・ソナタ ト長調 BWV.1039
ソナタ ロ短調 BWV.1030
ホ長調 BWV.1035
ソナタ ト短調 BWV.1020
ソナタ ハ長調 BWV.1033
ソナタ 変ホ長調 BWV.1031
リサ・ベズノシュク(Fl)
リチャード・タニクリフ(Vc)
ポール・ニコルソン(Cemb)
CDA-67266
古典派トランペット協奏曲集
ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調
M・ハイドン:トランペット協奏曲 ハ長調
L・モーツァルト:トランペット協奏曲 ニ長調
ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル(1727-1789):トランペット協奏曲第1番変ホ長調
フンメル:トランペット協奏曲 ホ長調
クリスピアン・スティール・パーキンス(Tp)
ロバート・キング(指)キングズ・コンソート
CDA-67267
スティーヴン・ハフ〜英国アルバム
ロースソーン:バガテル
スティーヴン・レイノルズ:ディーリアスの思い出に捧げる2つの詩
スティーヴン・ハフ:エニグマ(謎)のワルツ第1番
 エニグマ(謎)のワルツ第2番
エルガー:スミルナにて
スティーヴン・レイノルズ:フォーレの思い出に捧げる2つの詩
バントック(スティーヴン・ハフ編):封印された歌
ヨーク・ボーウェン:愛の夢Op.20-2/シリアスな踊りOp.51-2/
ポルデンへの道Op.76
ブリッジ:しずくの妖精/気楽な心
ケネス・レイトン:6つの練習曲(練習用変奏曲)より(5曲)
スティーヴン・ハフ(P)
CDA-67268
トマス・キャンピオン歌曲集
トマス・キャンピオン(1567-1620):ある夏の日に/こういうご婦人は嫌い
かわいいイザベラ
汝の苦しみは長く続き
火よ!火よ!火よ!火よ!
非の打ちどころのないご婦人
今やフローラは憩いの場を離れ
コンフェス氏のコラント
さあ行こう、慎重に/ロード・ヘイの仮面
夜の暗いとばりが下りて/幻想
すべてが見た塀
そしてあなたは分かれて
休まれ私の心、そして死
彼女に求婚し、彼女を手に入れよ
むしろ私は結婚したい
美しい人よ、あなたがほしい
第2のロードの仮面劇の踊り/
生意気な態度を恨む
あなたの音楽はあなたの心に戻り
明かりを作った人/暴風雨に打たれる帆
ロビン・ブレイズ(C−T)
エリザベス・ケニー(Lute)
ディヴィッド・ミラー(Lute)
ジョアンナ・レヴァイン(Gamb)
マーク・レヴィ(Gamb)
CDA-67269
セント・ポールのエピファニー(顕現日)
作者不詳:コヴェントリー・キャロル
ビンガム:エピファニー
バード:おお聖人らよ、われらが主をたたえよ
コルネリウス:3人の王、他
ジョン・スコット(指)
セント・ポール大聖堂cho
ヒュー・ウィリアムズ(Org)
CDA-67270(CD)
SACDA-67270(1SACD)
ホルスト:組曲「惑星」*
ヴィオラと小オーケストラの為の抒情的断章+
コリン・マシューズ(1946-):冥王星−再生をもたらす神
ティモシー・ポーリー(Va)+
マーク・エルダー(指)ハレO
ハレO女声cho+
CDA-67273
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898
夜想曲 変ホ長調D.897
ピアノ三重奏曲断章 変ロ長調D.28
フロレスタン・トリオ
CDA-67274
英国の詩、露西亜のロマンス
アレンスキー:リコレクション〜ナウ・ザ・ラスト・デイ・オブ・メニー・デイズ
 私たちは松林を放浪する
 アルバムにて、他
リムスキー=コルサコフ:眠らない太陽
 ズレイカの歌、他
グリンカ:イネジラ/私はここに、他
バラキレフ:ヘブライのメロディ
ムソルグスキー:「皇帝サウル」〜戦いの前のサウルの歌
タネーエフ:小鳥
 私が考える始まりと終わり、他
ラフマニノフ:小鳥
リャトシンスキー:時が長く過ぎて
ショスタコーヴィチ:王の作戦
 ソネット
カバレフスキー:ソネット第27番
 ソネット第153番/ソネット第8番
ヴァシーリー・サヴェンコ(B−Br)
アレクサンダー・ブロック(P)
MCDA-67275
カレイドスコープ/マルク=アンドレ・アムラン
エドナ・ベンツ・ウッズ:幻想的ワルツ
ラフマニノフ:V.R.のポルカ
ヨーゼフ・ホフマン:夜想曲
 カレイドスコープ
マルク=アンドレ・アムラン:練習曲第3番(パガニーニ/リスト「ラ・カンパネラ」に基づく)
フェリクス・ブルーメンフェルド:左手独奏の為の練習曲
ヤコブ・ギンペル:「海兵隊賛歌」による演奏会用パラフレーズ
マルク=アンドレ・アムラン:短調による練習曲第6番(ドメニコ・スカルラッティを讃えて)
ジュール・マスネ:狂ったワルツ
モシュコフスキ:練習曲変イ短調
プーランク:間奏曲変イ長調
L・ゴドフスキー:アルト・ウィーン
アレクサンドル・ミシャロフスキ:ショパンの「即興曲第1番」変イ長調に基づく練習曲
アーサー・ルリエ:ジーグ
エミール・ブランシェ:古い後宮の庭で
カゼッラ:2つのコントラスト
[グラツィオーソ(ショパンを讃えて)/反グラツィオーソ]
ジョン・ヴァリアー:トッカティーナ
グラズノフ:小アダージョ(バレエ「四季」から)
カプースチン:トッカティーナ
マルク=アンドレ・アムラン(P)

原盤:HYPERION
録音:2001年2月2日-4日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。解説:ジェレミー・ニコラス(国内仕様盤のみ、高久暁 訳)
CDA-67277
モーツァルト:管楽器+弦楽器の為の室内楽曲集
クラリネット、バセット・ホルンと
弦楽トリオの為の五重奏曲断章K.580b
ホルン五重奏曲K.407
オーボエ四重奏曲K.370
ピアノと木管楽器の為の五重奏曲K.452
ゴーディアー・アンサンブル
CDA-67278
ヘンデル:フルート・ソナタ全集
フルート・ソナタ ロ短調 HWV.376 (ハレ・ソナタ第3番)
フルート・ソナタ ホ短調 HWV.375 (ハレ・ソナタ第2番)
フルート・ソナタ イ短調 HWV.374 (ハレ・ソナタ第1番)
ソナタ ホ短調Op.1-1a HWV.379
ソナタ ト長調Op.1-5 HWV.363b
ソナタ ホ短調Op.1-1b HWV.359b
ソナタ ロ短調Op.1-9 HWV.367b
ソナタ ニ長調 HWV.378
リザ・ベズノシュク(Fl)
リチャード・タニクリフ(Vc)
ポール・ニコルソン(Cemb)
CDA-67279
ランブルズとリフレクションズ
グレインジャー(ウィリアム・バード原曲):エアーと変奏曲
ダウランド:今こそ私は別れよう
ヘンデル:ホーンパイプ(「水上の音楽」より)
シリル・スコット:ヘンデリアン・ラプソディ*
ディーリアス:エアーと舞曲
スタンフォード:マーチ・ジグ
 スロウ・ダンス
レプレコンの踊り/リール
中国歌曲:美しく鮮やかな花
R.シュトラウス:ランブル・オン・ラヴ(「ばらの騎士」より)
ブラームス:子守歌
フォーレ:夢の後に/ネル
チャイコフスキー:「花のワルツ」によるパラフレーズ
ガーシュウィン:私の愛する人/しのびよる恋
グレインジャー:子守歌(フォスターへの賛辞より)
ピアーズ・レーン(P)
CDA-67280(2CD)

サリヴァン:カンタータ「黄金伝説」 ジャニス・ワトソン(S)
ジーン・リグビー(Ms)
マーク・ワイルド(T)
ジェフリー・ブラック(Br)
ローランド・コープ(指)ニュー・ロンドンO
ロンドン・コーラス
CDA-67283(2CD)
ヘンデル:合唱曲「快活の人、沈思の人、温和の人」 スーザン・グリットン(S)
ロバート・キング(指)
キングス・コンソート&cho
CDA-67285
ヴァイオリンとピアノの為の珍しい編曲集
サン=サーンス:華麗なるカプリス
ショパン/サン=サーンス:編曲:夜想曲第18番ホ長調Op.62-2
サン=サーンス:ワルツ形式の練習曲によるカプリス
ショパン(サン=サーンス編):夜想曲第16番変ホ長調Op.55-2
ショパン(ウジェーヌ・イザイ編):ワルツ ホ短調Op.posth
 バラード第1番ト短調Op.23
サン=サーンス:ウェーバーの「オベロン」によるヴァイオリンとピアノの為の幻想曲
 振り子時計のアリア
 ヴァイオリンとハープの為の幻想曲Op.124
フィリップ・グラファン(Vn)
パスカル・ドヴォヨン(P)
CDA-67286(2CD)
国王ジョージ2世の戴冠式
ウェストミンスター寺院の鐘の音<準備>
トランペット・ファンファーレ/太鼓の行進/ヴィヴァント
トランペット・ファンファーレウィリアム・チャイルド(1606-1697):おお主よ、偉大なる王が長くあらんことを
<行列>
ヘンデル:器楽合奏による堂々とした行列
<入場>
ヘンリー・パーセル(1659-1695):アンセム「彼らの言いたる時、われ喜ぶ」 Z.19
<承認>
ゴッド・セイヴ・ザ・キング・ジョージ/トランペット・ファンファーレ
ヘンデル:戴冠式アンセム「汝の御手は強くあれ」HWV.259
<連祷>
トマス・タリス(1505頃-1585):おお神よ、天国の父よ
<聖別>
ジョン・ファーマー(1591-1601頃活動):来たれ聖霊よ
ヘンデル:戴冠式アンセム「祭司ザドク」 HWV.258
<叙任>
トランペット・ファンファーレ
ジョン・ブロウ(1649-1708):アンセム「神よ、私たちが盾とする人を御覧になり」
<即位>
トランペット・ファンファーレ/ゴッド・セイヴ・ザ・キング
ヘンデル:戴冠式アンセム「主よ、王はあなたの力によって喜び」 HWV.260
<テ・デウム>
オルランド・ギボンズ:テ・デウム(第2サーヴィスより)
<インスロニセーション>
トランペット・ファンファーレ
<忠誠の誓い>
ジョン・ブロウ:アンセム「神は幻によって語る」
太鼓/トランペット・ファンファーレ
ゴッド・セイヴ・ザ・キング・ジョージ
<女王の戴冠>
ヘンデル:戴冠式アンセム「わが心はうるわしい言葉にあふれ」 HWV.261
<退場>
トランペット・ファンファーレ
ヘンデル:行進曲
トランペット・ファンファーレ/太鼓の行進/ロンドンの鐘の音
ロバート・キング(指)
キングズ・コンソート
キングズ・コンソートcho
CDA-67287
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲 ホ長調G.275
弦楽五重奏曲 ヘ短調G.348
弦楽五重奏曲 ト長調G.351
リチャード・レスター(Vc)
ヴァンブラ・クヮルテット
CDA-67288
モーツァルト:ファゴット協奏曲 変ロ長調K.191(K.186e)
ミヒャエル・ハイドン:コンチェルティーノ 変ロ長調
カール・シュターミツ:ファゴット協奏曲 ヘ長調
ウェーバー:ハンガリー風アンダンテとロンド/
ファゴット協奏曲 ヘ長調
ローレンス・パーキンス(Fg)
ダグラス・ボイド(指)
マンチェスター・カメラータ
CDA-67290
トマス・アレン(Br)愛唱歌集
エドワード・パーセル:通り過ぎて
民謡(ィリス・テイト編):雲雀は揚がる
アーサー・サリヴァン:私の切ない気持ち
ウィルフリッド・サンダーソン:やがて
ハイドン・ウッズ:愛しい薔薇の園
民謡(ロジャー・クィルター編):私に乾杯
ハイドン・ウッズ:とても小さな庭
J.M.カペル:汝にのみ語る愛
アリソン・トレヴァーズ:気分
アーサー・A.ペン:スミリンのために
アーサー・サリヴァン:失われた心
スティーヴン・アダムス:聖なる街
ジャック・ロブソン:チェビオット丘陵
ポール・ドレッシャー:ウォバシュ川のはるかに
ハイドン・ウッズ:茶色い小鳥は歌う
フランク・ランバート:彼女は遙かな国に
グレアム・ペール:ブレドンのサマータイム
J.エアリー・ディックス:トランペット吹き
ハイドン・ウッズ:鳥の聖なる愛
フランク・ランバート:神の庭
アイヴォール・ノヴェッロ:少年が帰ってくるまで
オスカー・ラスバック:樹木
フレデリック・オコーナー:古い家
エリック・コーツ:夕まぐれの鳥の歌
アラン・マレー:私はあなたの横についていく
トマス・アレン(Br)
マルコム・マルティノー(P)
CDA-67293
セシル・コールス(1888-1918):序曲「コメディー・オブ・エラーズ」
フラ・ジャコモ(バリトンと大管弦楽の為の)
スケルツォ イ短調
4つのヴェルレーヌの歌(ソプラノと管弦楽の為の)
スコットランドの高地より
ビハインド・ザ・ラインズ(小管弦楽の為の組曲;現存する楽章のみ)
サラ・フォックス(S)
ポール・ウェラン(Br)
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCスコッティシュSO
CDA-67294
ヴァイオリンと管弦楽の為のフランスの珍しい作品集
フォーレ:ヴァイオリン協奏曲Op.14
サン=サーンス:演奏会用小品ト短調Op.62
ラロ:ノルウェー幻想曲/ギターOp.28
エルンスト・ギロー:カプリース
カントルーブ:詩曲
フィリップ・グラファン(Vn)
ティエリー・フィッシャー(指)アルスターO
CDA-67295
グレチャニノフ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.38
チェロ・ソナタ ホ短調Op.113
ピアノ三重奏曲第2番ト長調Op.128
モスクワ・ラフマニノフ三重奏団
[ヴィクトール・ヤンポルスキー(P)
ミハイル・シンマン(Vn)
ナターリャ・サヴィノワ(Vc)]
CDA-67297
シュニトケ合唱協奏曲/自然の声
ミンネザンク
スティーヴン・レイトン(指)
ホルスト・シンガーズ
CDA-67298
ヘンデル:「ヘラクレスの選択」*
モーリス・グリーン(1696-1755):われに耳を傾けたまえ、聖なる子らよ#
スーザン・グリットン(S)*
アリス・クート(Ms)*
ピーター・ハーヴェイ(Bs)#
ロビン・ブレイズ(C−T)
チャールズ・ダニエルズ(T)
ロバート・キング(指)
キングズ・コンソート&cho
CDA-67299
中世セント・アンドルースの聖歌
作曲者不詳:キリエ、グローリア、
アレルヤ、
アニュス・デイ、サンクトゥスなど全15曲
レッド・バード
最近になって発見されたという中世スコットランド、セント・アンドリュースで演奏されていた作曲者不詳の聖歌《スコットランドの聖母ミサ》をHyperionが録音を行った貴重なタイトル。レッド・バードは新たに発見された作品やパレストリーナ、バード、モンテヴェルディ、パーセルなどを主に取り上げている声楽グループ。 

CDA-67300
レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938):ピアノ・ソナタ ホ短調
パッサカリア(シューベルトの「未完成」冒頭主題による44の変奏曲、カデンツァとフーガ)
マルク=アンドレ・アムラン(P)
CDA-67301(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 アンジェラ・ヒューイット(P)
CDA-67303(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻 アンジェラ・ヒューイット(P)
CDA-67305
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 アンジェラ・ヒューイット(P)

録音:1999年8月28日-9月1日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
使用ピアノ:スタインウェイ
CDA-67306
バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
カプリッチョ 変ロ長調
「最愛の兄の旅立ちにあたって」 BWV.992
カプリッチョ ホ長調
「ヨハン・クリストフ・バッハをたたえて」BWV.993
4つのデュエットBWV.802-805
フランス風序曲 ロ短調BWV831
アンジェラ・ヒューイット(P)

録音:2000年10月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
CDA-67307

SACDA-67307(1SACD)
バッハ:鍵盤楽器の為の協奏曲集 I
チェンバロ(ピアノ)協奏曲
〔第1番ニ短調 BWV.1052/第7番ト短調 BWV.1058〕
ブランデンブルク協奏曲第5番*
三重協奏曲 イ短調 BWV.1044*
アンジェラ・ヒューイット(P)
アリソン・ミッチェル(Fl)*
リチャード・トネッティ(Vn*,指)
オーストラリアCO
CDA-67308
SACDA-67308(1SACD)
バッハ:鍵盤楽器の為の協奏曲集 II
チェンバロ(ピアノ)協奏曲
〔第4番イ長調 BWV.1055/第3番ニ長調 BWV.1054
第2番ホ長調 BWV.1053/第5番へ短調 BWV.1056
第6番へ長調 BWV.1057*
アンジェラ・ヒューイット(P)
アリソン・ミッチェル、
エマ・ショル(Fl)*
リチャード・トネッティ(指)
オーストラリアCO

録音:2005年2月、シドニー音楽院フェアブリュッヘン・ホール、オーストラリア
使用ピアノ:ファツィオーリ
CDA-67309
バッハ・アレンジメンツ
ケンプ編:シンフォニア ニ長調(カンタータ第29番「神よ、われら汝に感謝す」BWV29より)
シシリアーノ ト短調(フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV1031より)
いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV659(さまざまな手法による18のライプツィヒ・コラール集 より)
目覚めよと呼ぶ声あり BWV645(シューブラー・コラール集 より)
主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ BWV639(オルゲルビュヒライン より)
メアリー・ハウ編曲:羊は安らかに草をはむ
(世俗カンタータ「楽しき狩りこそわが喜び」BWV208 より)
マイラ・ヘス編:主よ人の望みの喜びよ(カンタータ第147番「心と口と行いと命もて」BWV147 より)
アンジェラ・ヒューイット編:われら悩みの極みにありて BWV641(オルゲルビュヒライン より)
古き年は過ぎ去り BWV614(オルゲルビュヒライン より)
ロード・バーナーズ編曲:甘き喜びのうちに BWV729(27のコラール より)
ウィリアム・ウォルトン編:わが心の切なる願い BWV727(27のコラール より)
ジョン・アイアンド編曲:わが魂は主をあがめ BWV648(シューブラー・コラール より)
ハーバート・ハウエルズ編:おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け BWV622
(オルゲルビュヒライン より)
ハリエット・コーエン編:汝の慈愛によりて、われを死なしめたまえ
(カンタータ第22番「イエスは12使徒を引き寄せたまえり」BWV22 より)
ハロルド・バウアー編:イエスの手に抱かれて魂は安らぐ
(カンタータ第127番「まことの人にして神なる主イエス・キリスト」
BWV127 より)
オイゲン・ダルベール編:パッサカリア ハ短調 BWV582
アンジェラ・ヒューイット編:人みな死すべきもの BWV643(オルゲルビュヒライン より)
アンジェラ・ヒューイット(P)
CDA-67310
バッハ:トッカータ集
トッカータ ハ短調 BWV.911
トッカータ、アダージョとフーガ ト長調 BWV.916
トッカータ 嬰ヘ短調 BWV.910
トッカータ ホ短調 BWV.914
トッカータ ニ短調 BWV.913
トッカータ ト短調 BWV.915/
トッカータ ニ長調 BWV.912
アンジェラ・ヒューイット(P)
CDA-67311(2CD)
ヴォルフ:メーリケ歌曲集
[苦悩から癒えて希望に寄せる
子供と蜜蜂/夜明け前の楽しいひと時
狩人の歌/鼓手/時は春/捨てられた娘
めぐりあい/飽くことを知らぬ恋
散歩/エオルスの竪琴に/隠棲/春に
アグネス/旅先にて/妖精の歌/庭師
4月の黄色い蝶/真夜中に
クリスマス・ローズにI/同II/ため息
古い絵に寄せて/明け方に
眠る幼な児イエス/聖週間
新しい年に/祈り
眠りに寄せて/新しい愛
どこに慰めを求めよう/愛する人に
ペレグリーナI/同II/問いと答え
さようなら/郷愁/風に寄せる歌
思いみよ、おお心よ/狩人
乙女の初めての恋の歌/恋する男の歌
火の騎士/葦の根の精/ヴァイラの歌
ムンメル湖畔の精霊
こうのとりの使い/いましめに
ことづて/ある婚礼にのぞんで
打ち明け話/別れ
ジョーン・ロジャーズ(S)
シュテファン・ゲンツ(Br)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
CDA-67313
ヴォーン・ウィリアムズ:室内楽作品集
山脈の中の湖
イギリス民謡による6つの練習曲
幻想的五重奏曲
ヴァイオリン・ソナタ イ短調(1952)
弦楽四重奏曲第2番イ短調「ジーンの誕生日に寄せて」
ナッシュ・アンサンブル
CDA-67315
オヴ・レディース・アンド・ラヴ〜歌曲集
ベートーヴェン:アデライーデOp.46
 憂いの歓びOp.83-1
 アリエッタ「くちづけ」Op.128
シューベルト:慰め−エリーザへ D.97
 ピアノを弾くラウラ D.388
 シルヴィアに寄す D.891
 泉のほとりの若者 D.300
リスト:ペトラルカの3つのソネット
ラヴェル:5つのギリシャ民謡
フォーレ:ネルOp.18-1/別れOp.21-3
シルヴィOp.6-3/捨てられた花Op.39-2
リディアOp.4-2
R.シュトラウス:ツェツィーリエOp.27-2
 献呈Op.10-1
 ひそかなる誘いOp.27-3
 何も知らないOp.10-2
ミヒャエル・シャーデ(T)
マルコム・マルティヌー(P)
CDA-67316
イギリスのピアノ小協奏曲集
ゴードン・ジェイコブ(1895-1984):ピアノと弦楽合奏の為のコンチェルティーノ
アームストロング・ギブス(1889-1960):ピアノと弦楽合奏の為のコンチェルティーノOp.103
シリル・ルーサム(1875-1938):弦楽合奏とピアノの為の小組曲
ロビン・ミルフォード(1903-1959):ピアノと弦楽合奏の為のコンチェルティーノ ホ長調
アームストロング・ギブス:くじゃくのパイ(弦楽合奏とピアノの為の組曲)
マデレーヌ・ドリング(1923-1977):ピアノと弦楽の為の祝典的スケルツォ
マーティン・ロスコー(P)
ギルドホール・ストリングス
CDA-67317
オルガン・ドリームズVol.3
エドウィン・ルメア:アンダンティーノ 変ニ長調Op.83-2
ケテルビー:修道院の庭で
スヴェーレ・エフテストール:君の父親への舞曲
オスカル・リンドベリ:Gammal Fabodsalm fran Dalarna
ニールセン:前奏曲第3番ホ長調
 第11番ト長調/
 第15番イ長調/第27番嬰ヘ短調
 第28番
ギルマン:教会の2つの歌の為の行進曲Op.44-3
ハウエルズ:ラプソディ 変ニ長調Op.17-1
パーシー・ホワイトロック:民謡(5つの短い小品より)
ブラームス:11のコラール前奏曲Op.122
クリストファー・ヘーリック(Org)
CDA-67318
シベリウス:歌曲集
夕べOp.17-6
ユダヤの少女たちの歌Op.51
6つの歌Op.36/私は一本の木Op.57-5
水の精Op.57-8/5つの歌Op.37
だれがお前をここへ連れてきたOp.90-6
北方Op.90-1/6つの歌Op.50
春はいそぎすぎゆくOp.13-4
岸辺のもみの木の下でOp.13-1
カタリナ・カルネウス(S)
ジュリアス・ドレイク(P)
CDA-67320
レオ・オーンスタイン(1892/3-2002):ピアノ作品集
飛行機に乗って自殺
ア・ラ・シノワ(中国風に)Op.39
未開人の踊りOp.13-2
1917年の詩Op.41/アラベスクOp.42
テムズ川の印象Op.13-1
ピアノ・ソナタ第8番
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2001年8月、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
CDA-67321(2CD)
ショーソン:歌曲集
蝶々Op.2-3/最後の一葉Op.2-4
魅惑Op.2-2/イタリアのセレナードOp.2-5
エべOp.2-6/隣の女の窓掛け sn7
あほうどりsn10/夜Op.11-1(二重唱)
セレナードOp.13-2
目覚めOp.11-2(二重唱)
愛し合いましょうsn19/歌sn2/木霊sn3
リラの花咲く頃/悲しい春Op.8-3
ノクターンOp.8-1
わたしたちの思い出Op.8-4
昔の愛Op.8-2/せみOp.13-4
ナニーOp.2-1
はちどりOp.2-7/キャラヴァンOp.14
告白Op.13-3/亡き人々Op.17-1
雨Op.17-2/和らぎOp.13-1
温室Op.24[温室/倦怠の温室
疲労/疲れた野獣/祈り]
カミーユ・モクレールの3つの歌Op.27
[時間/バラード/冠]
聖母信仰あつい船乗りたち sn27
魅惑と魔法の森でOp.36-2
ヴェルレーヌの2つの詩Op.34
[いとも甘い歌/不運な騎士]
シェイクスピアの3つの歌Op.28
[道化役者の歌/愛の歌/オフェ-リアの歌]
妻への讃歌Op.36-1/果てしなき歌Op.37
フェリシティ・ロット(S)
アン・マレー(Ms)
クリス・ぺドロ・トラカス(Br)
グレアム・ジョンソン(P)
ジェラルディン・マクグリーヴィー(S)
チリンギリアンSQ

録音:1999年6月30日、7月1-2日、11月9-11日
CDA-67323
ジャン・フランセ(1912-1997):管弦楽作品集
交響曲 ト長調/セレナード/序曲「アナクレオン」/
生ける天才の為のパヴァーヌ/バレエ「バレエ学校」
ティエリー・フィッシャー(指)
アルスターO
CDA-67324
バッハ=ブゾーニVol.2
バッハ(ブゾーニ編):幻想曲,アダージョとフーガ BWV.906、BWV.968、BWV.906
(ブゾーニ補筆完成版)
コラール「来たれ、神にして創造主なる御霊よ」 BWV.667
コラール「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」 BWV.645
前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.533/ニ長調 BWV.532
コラール「主なる神、いざ天の御門を開かせ給え」 BWV.617
コラール「アダムの堕落によってみな朽ちぬ」 BWV.637
同 BWV.705/コラール「あなたのうちに喜びがある」 BWV.615
コラール「われらが救い主、イエス・キリスト」 BWV.665
シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータ第2番から)
ニコライ・デミジェンコ(P)
CDA-67325
太陽王の為の音楽
ミシェル・リシャール・ドラランド(1657-1726):テ・デウム・ラウダームス S.32(1684)
パニス・アンジェリクス(天使の糧)S.74
王宮の大曲 S.161
キャロリン・サンプソン
ナタリー・クリフトン=グリフィス
ジェームズ・ギルクリスト
ポール・アグニュー
ジョナサン・ガンソープ
ジェイムズ・マスタード
ジェフリー・スキッドモア(指)
エクス・カシドラ・バロックO
エクス・カシドラcho
CDA-67326
リャプノフ:ピアノ協奏曲第1番変ホ短調Op.4*
ウクライナの主題による狂詩曲Op.28
ピアノ協奏曲第2番ホ長調Op.38
ヘイミッシュ・ミルン(P)
マーティン・ブラビンズ(指)
BBC スコティッシュSO
CDA-67327
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集Vol.1
[第5番ニ長調 Op.70-1「幽霊」/
第6番変ホ長調 Op.70-2/
第8番変ロ長調 WoO.39]
フロレスタン・トリオ
[アンソニー・マーウッド(Vn)
リチャード・ラスタ(Vc)
スーザン・トムズ(P)]
CDA-67328
アナトリー・アレクサンドロフ:ピアノ作品集
6つの前奏曲Op.1/ソナタ第4番Op.19
長く忘れられた狂気Op.6
3つの練習曲Op.31
ロマンティック・エピソードOp.88-6/10
ソナタ第3番Op.18/光景Op.111
悲歌と円舞曲Op.89
ハーミッシュ・ミルン(P)
CDA-67329
魂と風景
ラングストレム(1884-1947):メロディー
夏の夜/最後の時/風と木
新しい月の下の少女/パン
ステンハンマル(1871-1927):アダージョOp.20-5/
 メロディー(1917)/森にて(1885)/
 月光Op.20-4/真夏の夕暮れOp.4-2
 娘は尋ねたOp.8-2
 少女は恋人と会ってやってきたOp.4-1
エミル・シェーグレン(1853-1918):ユリウス・ヴォルフの「タンホイザー」による6つの歌曲Op.12
ニューストレム(1890-1966):歌曲集「魂と風景」(1950)
 歌曲集「岩礁にて」(1949)
 「海の交響曲」(1948)〜それがすべて
ミア・ペアション(S)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
CDA-67330
ウォルトン:戴冠式テ・デウムと合唱曲集
女王のファンファーレ/戴冠式テ・デウム
リタニー(第1版)
12(キリストの12使徒)
私を刻みつけてください
マニフィカト/ヌンク・ディミティス
音楽は生まれてどこへ行くのか?
ユビラーテ・デオ
ミサ・ブレヴィス/太陽の頌歌
リタニー(第2版)
われらこの祝祭を喜び/ヘロデド王とコック
オール・ディス・タイム/ホワット・チアー
リタニー(第3版)/アンティフォン
スティーヴン・レイトン(指)
ポリフォニー(cho)
ウォーレス・コレクション
CDA-67333
フォーレ:歌曲全集Vol.1
水夫たちOp.2-2/ただひとり!Op.3-1
漁師の歌Op.4-1/舟歌Op.7-3/
タランテラOp.10-2/河のほとりでOp.8-1
ゆりかごOp.23-1/墓地でOp.51-2
涙Op.51-1/歌曲集「ヴェネツィア」Op.58
黄金の涙Op.72/伴奏Op.85-3
波にただよう花Op.85-2
歌曲集「幻影」Op.113
それこそ平和Op.114
歌曲集「幻想の水平線」Op.118
フェリシティ・ロット、
ジェニファー・スミス、
ジェラルディン・マクグリーヴィー、
ステッラ・ドゥフェクシス(S)
ジョン・マーク・エインズリー(T)
クリストファー・モルトマン、
スティーヴン・ヴァーコー(Br)
グレアム・ジョンソン(P)
CDA-67334
フォーレ:歌曲全集Vol.2
5月Op.1-2
この世のすべての魂Op.10-1
ある僧院の廃墟でOp.2-1
リディアOp.4-2
君なくてOp.5-3/秋の歌Op.5-1
悲しみOp.6-2
夢のあとでOp.7-1/旅人Op.18-2
ただひとり!Op.3-2
秋Op.18-3/歌を教える妖精Op.27-2
降誕祭Op.43-1
月の光Op.46-2/憂鬱Op.51-3
生まれ給うた聖なる御子が
祈りに/牢獄Op.83-1
9月の森でOp.85-1
歌Op.94/歌曲集「閉じられた庭」Op.106
ジェニファー・スミス(S)
ジェラルディン・マクグリーヴィー(S)
フェリシティ・ロット(S)
ステッラ・ドゥーフェクシス(S)
ジョン・マーク・エインズリー(T)
ジャン=ポール・フシェクール(T)
クリストファー・モルトマン(Br)
スティーヴン・ヴァーコー(Br)
グレアム・ジョンソン(P)
CDA-67335
フォーレ:歌曲全集Vol.3
私は口づけをしたから
オリンピオの悲しみ
讃歌Op.7-2/シルヴィOp.6-3
歌曲集「ある1日の詩」Op.21
ネルOp.18-1/二人の愛Op.23-2
秘めごとOp.23-3
愛の歌Op.27-1/捨てられた花Op.39-2
贈り物Op.46-1/「シャイロック」組曲Op.57
町人貴族のセレナード
歌曲集「優しい歌」Op.61
山鳩Op.87-2/沈黙の贈り物Op.92
フェリシティ・ロット、
ジェニファー・スミス(S)
ジョン・マーク・エインズリー、
ジャン=ポール・フシェクール(T)
クリストファー・モルトマン、
スティーヴン・ヴァーコー(Br)
ロナン・オホーラ、
グレアム・ジョンソン(P)
CDA-67336
フォーレ:歌曲全集Vol.4
蝶々と花Op.1-1/愛の夢Op.5-2
ある僧院の廃墟でOp.2-1
あけぼの/罪の償いOp.8-2
朝の歌Op.6-1/この世でOp.8-3
夜明けOp.39-1/夢の国Op.39-3
イスファハーンのばらOp.39-4
夜想曲Op.43-2/ばらOp.51-4
夕暮れOp.83-2/消えない薫りOp.76-1
アルペッジョOp.76-2
劇音楽「ペレアスとメリザンド」Op.80〜メリザンドの歌/もっとも心地好い道Op.87-1
ヴォカリーズ=エチュード
歌曲集「イヴの歌」Op.95
フェリシティ・ロット、
ジェニファー・スミス、
ジェラルディン・マクグリーヴィー(S)
ジャン=ポール・フシェクール(T)
スティーヴン・ヴァーコー(Br)
グレアム・ジョンソン(P)
CDA-67337
アームストロング・ギブズ(1889-1960):歌曲集
鐘 The BellsOp.14-2/
夜じゅう口笛を吹いて過ごす人へ/夏の夜
野原にいっぱい/気をつけて、未熟な心
私が21だったとき/樺の木/子守歌
眠れる森の美女/夏の水のバラード
トム・オベドラム/狂った王子/鬱病患者
怠惰な月!/拒まれた恋人
威張ったパピー/航海の帰路
オニユリ/みごとな滝
タイターニア/デーンジャー島
暗闇がやってくる/シルバー/ヤドリギ
雄牛たち/高地にて/ビアサイドにより
アラビア/アンのゆりかごの歌/5つの眼
さまよう人/氾濫した小川
狂った船長の4つの歌
ジェラルディン・マクグリーヴィー(S)
スティーヴン・ヴァーコー(Br)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
CDA-67338
ボルトキエヴィチ:交響曲第1番Op.52
交響曲第2番Op.55
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCスコットランドSO
CDA-67339
シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D.803 ゴーディエ・アンサンブル
CDA-67340
ウォルトン:ピアノ四重奏曲
無名作家の愛(テノールとギターの為の)
「ファサード」〜ワルツ(ピアノ独奏の為の)
パッサカリア(チェロ独奏の為の)
ヴァイオリンとピアノの為のソナタ
ナッシュ・アンサンブル
CDA-67341(2CD)
ラヴェル:ピアノ独奏作品全集
古風なメヌエット
亡き王女の為のパヴァーヌ
ソナチネ/高雅にして感傷的なワルツ
クープランの墓
グロテスクなセレナード/水の戯れ
夜のガスパール
ハイドンの名によるメヌエット/前奏曲
ボロディン風に/シャブリエ風に
アンジェラ・ヒューイット(P)

録音:2000年3月20日-23日、ライトシュタッデル、ノイマルクト、ドイツ/2001年8月11日-14日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
CDA-67343
ヴォルフ:ハイネ&レーナウの詩による歌曲集
ハイネの詩による歌曲
彼らは今日、夕べにつどう
私は暗い夢の中で
吹きすさぶ風/私の大きな悩みから
私は王の子を夢みた
私の恋人よ、共に座して
青色の驃騎兵の吹奏/君は花のよう
君の瞳をのぞきこむと/赤い唇の乙女
暗闇に囲まれ/かつて老いた王がいた
黒い帆かけて/晩秋の霧/春はたけなわ
月の影がゆれる時/金色の足の星
旅に疲れたものがたどり着く
ニコラス・レーナウの詩による歌曲
・・・・・・に/寂しい道/夜ごとのさすらい
秋/訊かないで/秋の決意/
夕暮れの情景
シュテファン・ゲンツ(Br)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
CDA-67344
バッハ・トランスクリプションズ3
グレインジャー編:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
イグナツ・フリードマン編:コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV.599
ウィリアム・マードック編:協奏曲ニ短調(ヴィヴァルディ原曲)
イグナツ・フリードマン編:カンタータ第66番BWV.66〜喜べ、汝らもろびとの心よ
ブランデンブルク協奏曲第3番/朝の歌/
ヴァイオリンの為のパルティータ第2番〜ブーレ/
世俗カンタータ「狩りこそがわが喜び」BWV.208 〜アリア「羊は安らかに草をはみ」
ヴァイオリンとチェンバロの為の6つのソナタ〜ガヴォット(ロンドー)
パーシー・グレインジャー編曲:平均律クラヴィーア曲集第1巻〜第20曲 フーガ イ短調
平均律クラヴィーア曲集第2巻〜第6曲 フーガ ホ長調
イグナツ・フリードマン編曲:フルート・ソナタ第2番
パーシー・グレインジャー編曲:楽しい鐘の音(世俗カンタータ「狩りこそがわが喜び」BWV.208 のアリア「羊は安らかに草をはみ」に基づくフリー・ランブル)
イグナツ・フリードマン編曲:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
ピアーズ・レーン(P)
CDA-67346
新発見のリストVol.1
リスト:「マリー・ツー・ザイン・ウィットゲンシュタイン王女のアルバム」より(1847)
[アルバムの綴り S.166n/
リリー S.166m-1/
ハルヤ Hrya S.166m-2/
マツレク Mazurek S.166m-3/
クラコヴィアク Krakowiak S.166m-4]/
ツィゴイネル叙事詩 S.695b(ca.1848)
[第1番ハ短調/第2番ハ長調/
第3番変ニ長調/
第4番嬰ハ長調/第5番変ニ長調/
第6番ト短調/
第7番イ短調「ラコッツィ行進曲」/
第8番ニ長調/第9番変ホ長調/
第10番ヘ長調/第11番イ短調]/
ハンガリーの有名な旋律 S.243a(1866以降)/
「巡礼の年第3年」〜3つの初期の草稿/
アンジェラス、守護天使への祈り
S.162a/1bis(第1版の第2草稿)/
ものみな涙あり S.162d(中間版)/
後奏曲「スルスム・コルダ
(心を高めよ)」(第1草稿)/
悲しみのゴンドラ S.199a(ヴェネチアでの初稿)/
3つのアルバムの綴り
[変ヘ短調 S.163/イ長調「フリスカ」S.166k/
ト長調(ダンテ交響曲の発展形)]/
おお、愛しうる限り愛せ! S.540b
レスリー・ハワード(P)
CDA-67347
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 D.929
ピアノ三重奏曲第2番
〜フィナーレ;アレグロ・モデラート(初版)
フロレスタン・トリオ
[スーザン・トムズ(P)
アンソニー・マーウッド(Vn)
リチャード・レスター(Vc)]
CDA-67349
ゴットシャルク:ピアノ作品集Vol.6
ヴェニスの謝肉祭Op.89
葬送行進曲Op.64
ヴィジョン・エチュード(遺作)
悲しみのカプリスOp.56
春の愛のマズルカOp.40
2つのマズルカOp.6〜金の首飾り
オシアン舞曲Op.12
空気の精のダンスOp.86
Le Sourire d'une jeune fille
ジュネス(青春時代)Op.70
ドニゼッティの「ファヴォリータ」による大幻想曲
フィリップ・マーティン(P)
CDA-67350
ゼレンカ:宗教音楽集
リタニア:キリエ1/キリエ2
天にまします父よ
気高き/言葉の力によって/霊歌
終わりなき死より
憤激より/罪人/神の御子
神の子羊(アニュス・デイ)
天の女王(レジナ・チェッリ)
めでたし天の女王(サルヴェ・レジナ)
御身に向ってわれらは叫ぶ
アイス・エルゴ
そしてイエス/オステンド/第1課
第2課/第3課/
神への讃歌(インヴィタトリウム)
キャロリン・サンプソン(S)
レベッカ・アウトラム(S)
ロビン・ブレイズ(CT)
ジェームズ・ギルクリスト(T) マイケル・ジョージ(Bs)
ピーター・ハーヴェイ(Bs)
ロバート・キング(指)
キングズ・コンソート
CDA-67351(2CD)
メシアン:幼な児イエスに注がれる20の眼差し スティーヴン・オズボーン(P)
CDA-67353
パレストリーナ(1525-1594):来たれ、聖霊よ/
聖霊降臨祭の夕食礼拝(モテット集第1巻より)/
聖霊降臨祭の夕食礼拝のミサ
[グローリア/クレド/サンクトゥス/
ベネディクトゥス/アニュス・ベイ]/
アレルヤ/来たれ、聖霊よ/
来たれ、創造主たる聖霊よ/
来たれ、聖霊よ/
聖霊は家全体を満たした/6声のマニフィカト
マーティン・ベイカー(指)
ウェストミンスター
大聖堂cho
CDA-67355
ロシア歌曲集
ムソルグスキー:歌曲集「子供部屋」
プロコフィエフ:5つの詩Op.27
ショスタコーヴィチ:S.チョールヌイの詩による5つの風刺Op.109
ブリテン:歌曲集「詩人のこだま」Op.27(プーシキンの詩による)
ジョーン・ロジャーズ(S)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
CDA-67356
〜ビクトリア朝時代のヴォランタリーと賛美歌、コラール、讃歌を基にした
オルガンの為の演奏会用小品

メンデルスゾーン(W.T.ベスト(1826-1897)編):オラトリオ「聖パウロ」の序曲
エドワード・シラス(1827-1909):聖アンの賛美歌によるファンタジアOp.93
ジョージ・アレクサンダー・マクファーリン(1813-1887):「ウィンザー」の讃歌旋律によ変奏曲
オリヴァー・キング(1855-1923):レントの為のプレリュードOp.10-2
ウィリアム・スパーク(1826-1897):古い夕べの讃歌(主題、変奏とフーガ)
チャールズ・ステッガール(1826-1905):ポストリュード(天のエルサレム)
チャールズ・ウィリアム・ピース(1858-1928):シンフォニック・ポエムOp.27より
グレアム・バーバー(Org)
CDA-67357
ドビュッシー:歌曲集
星月夜/麦の花/春が来た/マンドリン/
ボードレールの5つの詩
[バルコニー/夕べの調べ/
噴水/黙想/恋人たちの死]/
夕べの鐘/ロマンス/鐘/
3つの歌曲(ヴェルレーヌの詩による)
[海はさらに美しく/角笛の音は悲しく/
垣根のつらなり]/
艶なる宴 第2集
[無邪気な人たち/牧神/感傷的な会話]/
フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード
[恋人に捧げたヴィヨンのバラード/
母の願いにより聖母に祈るために
ヴィヨンが作ったバラード/
パリの女のバラード]
クリストファー・マルトマン(Br)
マルコム・マルティノー(P)
CDA-67359
2本のトランペット、弦楽と通奏低音の為の音楽
アレッサンドロ・メラーニ(1693-1703):5声のソナタ ハ長調
カッツァーティ(c1620-1677):4声のソナタ ト短調「ラ・センピエーラ」
ストラデッラ(1639-1682):セレナータ「船遊び」〜シンフォニア ニ長調
ジャッキーニ(c1663-1727):5声のソナタ ニ長調
ヴィターリ(1644-1692):ソナタ イ短調「サッサテッリ」Op.5-10
フェルディナンド・アントニオ・ラッツァーリ(1678-1754):6声のソナタ ニ長調
レグンツィ(1626-1690):ソナタ ホ短調Op.10-17
アンドレア・グロッシ(17世紀後半):5声のソナタ ニ長調Op.3-10
トレッリ(1658-1709):ソナタ ニ長調G7
A・スカルラッティ:4声のソナタ第1番ヘ短調
ヴィヴァルディ:2つのトランペットの為の協奏曲 ハ長調RV.537
アリソン・バルサム(Tp)
クリスピアン・スティール・パーキンス(Tp)
ピーター・ホルマン(Org/ディレクター)
パーリー・オヴ・インストゥルメンツ
CDA-67360(2CD)
ロビン・ホロウェイ(1943-):金色のゴルトベルク ミカレフ=イナンガ・ピアノ・デュオ
CDA-67361(2CD)
ヴィヴァルディ:セレナータ「セーヌ川に祝う」RV.693*/
セレナータ「グロリアとヒメネオ」
(別名:我が素晴らしき王宮にて)RV.687
キャロライン・サンプソン(S)
ヒラリー・サマーズ(A)
アンドルー・フォスター=ウィリアムス(Bs)
チャールズ・ダニエルズ(T)
ロバート・キング(ディレクター)
キングズ・コンソート&cho
CDA-67363
エルガー:オルガン・ソナタ第1番ト長調Op.28
エニグマ変奏曲Op.36(キース・ジョン編)
キース・ジョン(Org)
CDA-67364
C.P.E.バッハ:オラトリオ「イエスの復活と昇天」 ウタ・シュワベ(S)
クリストフ・ゲンツ(T)
ステファン・ゲンツ(Bs)
シギスヴァルト・クイケン(指)
ラ・プティット・バンド
エクス・テンポレ
CDA-67366
メシアン:アーメンの幻影(1943)*
ポール・デュカスのトンボー(墓)の為の小品(1935)
ロンドー(1943)
ファンタジー・ブルレスク(滑稽な幻想曲)(1932)
スティーヴン・オズボーン(P)
マーティン・ロスコー(P)*
CDA-67368
デュファイ:ミサ「わたしは見たので」
デュファイ:ミサ「わたしは見たので」
ロワゼ・コンペール(1445頃-1518):オムニウム・ボノルム・プレナ
作曲者不詳:コンセデ・ノビス・ドミネ
サルヴェ・マリス・ステラ
デュファイ:アヴェ・レジナ・チェロールム
アンドルー・カークマン(指)
バンショワ・コンソート
CDA-67369
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97「大公」
アレグレット 変ホ長調 Hess.48
ヴェンツェル・ミュラーの歌劇より「私は仕立屋カカドゥ」の主題による変奏曲(カカドゥ変奏曲)Op.121a
フロレスタン・トリオ
CDA-67370
リスト:パガニーニによる大練習曲 S.141(1851)
[ト短調「トレモロ」/変ホ長調「オクターヴ」/
嬰ト短調「ラ・カンパネッラ」/ホ長調「アルペッジョ」/
ホ長調「狩り」/イ短調「主題と変奏」]
シューベルトによる3つの行進曲
[葬送行進曲/アレグレット・フオコーソ/騎兵隊行進曲]
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2002年2月
CDA-67371(2CD)

SACDA-67371(2SACD)
ショパン:夜想曲&即興曲全集
夜想曲
嬰ハ短調Op.posth/ハ短調Op.posth/
変ロ短調Op.9-1/変ホ長調Op.9-2/
ロ長調Op.9-3/ヘ長調Op.15-1/
嬰ヘ長調Op.15-2/ト短調Op.15-3/
嬰ハ短調Op.27-1/変ニ長調Op.27-2/
ロ長調Op.32-1/変イ長調Op.32-2/
ト短調Op.37-1/ハ短調Op.48-1/
嬰ヘ短調Op.48-2/ヘ短調Op.55-1/
変ホ長調Op.55-2/ロ長調Op.62-1/
ホ長調Op.62-2/ホ短調Op.72-1/
即興曲(全4曲)
アンジェラ・ヒューイット(P)

録音:2003年11月16日-20日
CDA-67373
モーツァルト:ピアノ四重奏曲集
第1番ト短調 K.478/第2番変ホ長調 K.493
ポール・ルイス(P)
レオポルド弦楽三重奏団

録音:2002年12月6日-8日、ポットン・ホール、サフォーク
CDA-67374
わが父が教えたまいしさらなる歌
タイン川の水(伝統曲)/
私はあなたの歌うのを聴いた
(エリック・コーツ/ロイデン・バリー)
私と一緒に行く?(アラン・マーレー/
H.J.ブランドン&P.パーク)
子守歌(メリー・シェルドン/パドライク・コルン)
眠りの為の歌(ロード・ヘンリー・サマセット)
ソマーセットの緑の丘
(コーツ/フレッド・E・ウェザリー)
山岳愛好家(W.H.スクエア/ウェザリー)
アラビアの歌を歌ってあげよう
(フレデリック・クレイ)
マザー・マクリー(C.オルコット&
E.R.ボール/A.ジョンソン・ヤング)
ピアカデリーのバラ
(ハイドン・ウッド/ウェザリー)
There's a long, long trail a winding
(ゾー・エリオット/ストダード・キング)
古き軍隊(オドアルド・バリー/ウェザリー)
Yes! Let me like a soldier fall
(W.ヴィンセント・ウォーレス)
ビコーズ(ガイ・ハーデロット/
エドワード・テシェマハー)
ラヴズ・オールド・スウィート・ソング
(J.L.モロイ/G.クリフトン・ビンガム)
神の星(コーツ/ウェザーリー)
わが友(ウィルフォード・サンダーソン/
ウェザーリー)
サイモン・ザ・セラーラー
(J.L.ハットン/W.H.ベラミー)
タイム・トゥ・ゴー
(W.サンダーソン/ウェザリー)
エコー(ロード・H・サマセット/
クリスティーナ・ロゼッティ)
今日の歌(スターンダール・ベネット/
ベレスフォード・ロード)
Just a‘wearyin’for you
(カリー・ジェイコブス・ボンド/
フランク・スタントン)
サリー・ガーデンへ下りて
(ハーバート・ヒューズ/W.B.イェーツ)
オルフェウスと彼のリュート
(アーサー・サリヴァン/シェイクスピア)
カシミリの歌
(エミー・ウッドフォード・フィンデン/
ローレンス・ホープ)
夕暮れに
(アニー・フォーテスキュー・ハリソン/
メタ・オレッド)
ダウン州の星(伝統曲)
完璧な日(カリー・ジェイコブス・ボンド)
シー・ムーヴド・スロー・ザ・フェア(伝統曲)
トマス・アレン(Br)
マルコム・マルティノ(P)
CDA-67375

SACDA-67375(1SACD)
トリオディオン
アルヴォ・ペルト:勝利の後*
シメオンの頌歌*/息子はどこへ...
我は真なる葦/ルトルモア・トラクトゥス
トリオディオン/高地にある私の心
サルヴェ・レジナ(聖母マリア讃)*
デイヴィッド・ジェームズ(CT)
クリストファー・バワーズ・ブロードベント(Org)
スティーヴン・レイトン(指)
ポリフォニー

録音:2003年1月2日-5日、テンプル教会、ロンドン
CDA-67376
ラフマニノフ:前奏曲Op.2-1
 東洋風舞曲Op.2-2/
 チェロ・ソナタ ト短調Op.19
フランク:シルフOp.73*/天使のパン*
 チェロ・ソナタ イ長調Op.8(ヴァイオリン・ソナタより編曲)
スティーヴン・イッサーリス(Vc)
スティーヴン・ハフ(P)
レベッカ・エヴァンス(S)*

録音:2002年8月23日-25日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
CDA-67377
アルカン:エスキース(スケッチ集)
(4つの組曲による48のモチーフ)Op.63/
神を讃えん
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2002年7月28日-30日、ヘンリー・ウッド・ホール
CDA-67378
旅の歌
アーサー・ソマーヴィル(1863-1937): A BROKEN ARC (Robert Browning)
ウィリアム・デニス・ブラウン(1888-1915): To Gratiana Dancing and Singing/
Diaphenia/Epitaph on Salathiel Pavy
ヴォーン・ウィリアムズ:旅の歌
バターワース(1885-1916): Bredon Hill、他
クリストファー・モルトマン(Br)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
CDA-67379
古きピアノ・ストゥール(腰掛け椅子)の宝石
パデレフスキ:メヌエット ト長調
モシュコフスキ:セレナード
ヘンデル:調子の良い鍛冶屋
グリーグ:ノットゥルノ
ドヴォルザーク:ユモレスク 変ト長調
ベートーヴェン:メヌエット ト長調
マクダウェル:野ばらに
パラディエス(1707-1791):トッカータ
フィビヒ:詩曲
バダジェフスカ:乙女の祈り
ネヴィン(1862-1901):ナルシソス
ルビンシテイン:メロディー ヘ長調
チャイコフスキー:悲歌
ハーバート(1859-1924):コケット
メイソン:銀の春
パルムグレン:五月の夜
ポルディーニ:ワルツを踊る人形
シンディング:春のささやき
グリュンフェルト:ロマンス
メンデルスゾーン:春の歌
ラフ:糸を紡ぐ女
ピーションカ:タランテラ イ短調
シベリウス:スプルース
デュランド:ワルツ第1番
フィリップ・マーティン(P)
CDA-67380
ラテン・アメリカのバロック合唱音楽
作曲者不詳:Hanacpachap kusikuynin (Ritual,1631)
ジュアン・グティエレス・デ・パディリャ(1590-1664):ミサ「われはシャロンの花」より〔キリエ/グロリア〕
ガスパル・フェルナンデス(1570-1629): Xicochi conetzintle
ジュアン・グティエレス・デ・パディリャ:ミサ「われはシャロンの花」〜クレド
ジュアン・デ・アラウホ(1648-1712):星の仲間の兄弟は
ジュアン・グティエレス・デ・パディリャ:ミサ「われはシャロンの花」より〔サンクトゥス/ベネディクトゥス〕
アロンソ・ロボ(1555頃-1617):モテット「わが竪琴は悲しみに」
ジュアン・グティエレス・デ・パディリャ:ミサ「われはシャロンの花」〜アニュス・デイ
エルナンド・フランコ(1532-1585):サルヴェ・レジナ
作曲者不詳: Qhapaq eterno Dios (Symbolo Catholico Indiano, 1598)
ジュアン・デ・アラウホ: Ut queant laxis
ドメニコ・ツィポリ(1668-1726):ミサ・サン・イグナシオ〜キリエ/グロリア
セスピデス(1619-1678): Convidando esta la noche
ジェフリー・スキッドモア(指)エクス・カシドラ

録音:2002年10月10日-12日、オール・セインツ教会、ロンドン
CDA-67381(2CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:初期室内楽作品集
ピアノ五重奏曲 ハ短調(1903)*
弦楽四重奏の為のノクターンとスケルツォ(1906)*
フルートとピアノの為のバレエ組曲(1913 1924?)
ヴァイオリンとピアノの為のロマンスとパストラル(ca.1914)
ヴィオラとピアノの為のロマンス(ca.1914)
弦楽四重奏曲 ハ短調(1898)*
クラリネット,ホルン,ヴァイオリン,チェロとピアノの為の五重奏曲 ニ長調(1898)*
弦楽四重奏の為のスケルツォ*
ウェールズの賛美歌による3つのプレリュード(ハウスホールドの音楽)(弦楽四重奏の為の)#
ナッシュ・アンサンブル
CDA-67383
ボッケリーニ:チェロ五重奏曲集Vol.2
第46番ハ長調 G.310(Op.28-4)
第85番ハ長調 G.349(Op.42-2)
第86番変ロ短調 G.350(Op.42-3)
第89番ニ長調 G.353(Op.43-2)
リチャード・レスター(Vc)
ヴァンブーラSQ
CDA-67386
モーツァルト:ディヴェルティメント第10番ヘ長調 K.247
ディヴェルティメント第17番ニ長調 K.334
ゴーディエ・アンサンブル
CDA-67387
ダルベール:復活祭への序曲Op.8
フレデリック・ラモンド(1868-1948):交響曲 イ長調Op.3
 スコットランド高地からの序曲
 剣の踊り(「スコットランド高地での生活」から)
マーティン・ブラビンズ(指)
BBC スコティッシュSO
CDA-67388
メンデルスゾーン:歌曲と二重唱曲集Vol.3
メンデルスゾーン:挨拶Op.19a-5/日曜日の歌Op.34-5/
あきらめOp.9-11/星が見ているOp.99-2/
古いドイツの歌Op.57-1/
ズライカOp.57-3/月Op.86-5/
夕べの歌Op.8-9/朝の歌Op.86-2/
春にOp.9-4/ロマンスOp.8-10
ファニー・メンデルスゾーン:尼僧Op.9-12(フェリクスの曲集に収録)
春の歌Op.34-3/憧憬Op.9-7
葦の歌Op.71-4/夜の歌Op.71-6
、他(全26曲)
ソフィー・デインマン(S)
サラ・コノリー(Ms)
マーク・パドモア(T)
シュテファン・ロージス(Br)
ユージン・アスティ(P)
CDA-67390
フンメル:ピアノ・ソナタ集
嬰ヘ短調Op.81/ニ長調Op.106/ヘ短調Op.20
スティーヴン・ハフ(P)
CDA-67391
レイナルド・アーン:室内楽作品集
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調
ヴィオラとピアノの為の独白とフォルラーヌ
ヴァイオリンとピアノの為の夜想曲(1901)
ヴァイオリンとピアノの為のロマンス イ長調
ピアノ四重奏曲第3番ト長調
私に歌の翼があったなら(チェロ&ピアノ版;1888)
ルーム・ミュージック
[スティーヴン・クームズ(P)
チャールズ・セワート(Vn)
井上祐子(Va)
フィリップ・デ・グロート(Vc)]
CDA-67392
マーラー:歌曲集
「若き日の歌」から/「さすらう若人の歌」
リュッケルト歌曲集/「亡き子をしのぶ歌」
シュテファン・ゲンツ(Br)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
CDA-67393
ベートーヴェン:ピアノ三重奏作品全集Vol.3
第1番変ホ長調Op.1-1
第2番ト長調Op.1-2
変ホ長調 WoO.38(第9番)
フロレスタン・トリオ
[アントニー・マーウッド(Vn)
リチャード・レスター(Vc)
スーザン・トムズ(P)]
CDA-67394
モシェレス:演奏会用練習曲全集
性格的練習曲集Op.95
2つの練習曲Op.98
2つの練習曲Op.105
4つの演奏会用練習曲Op.111
演奏会用練習曲Op.126
ピアーズ・レーン(P)
CDA-67395
バントック:ギリシャ悲劇への序曲
オラトリオ「荒野のキリスト」〜荒野と孤独な場所
ピエロ・オヴ・ザ・ミニット
雅歌〜3つの情景
エリザベス・コンネル(S)
キム・ベッグレイ(T)
ウィリアム・ブリドー(Br)
ヴァーノン・ハンドリー(指RPO
CDA-67396
降臨祭とクリスマスの為の音楽
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525/26-1594):今日キリストは生まれたまいぬ
ミサ曲「今日キリストは生まれたまいぬ」
おお、大いなる神秘
オッフェルトリウム「天と地は御身にあり」
オッフェルトリウム
「御身、神よ、われらをかえりみ」
おお、驚くべき所産/トランペットを吹き鳴らせ
恵み深き救い主の御母
すべての者の救い主なるキリストよ、御父より
第1旋法のミサ曲
マーティン・ベイカー(ディレクター)
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
CDA-67397
ウィリアム・バード:コンソート歌曲集
主に喜べ/ああ、おろかな魂よ
年老いたご婦人が
ああ、いとしい命のひとよ
悲しみよ永遠にわれに来たれ
恋をしたいと思っている誰が
おお、希有で率直なそれを通じて
世界はすべて海のよう
聖なるミューズたちよ(トマス・タリスの死を悼むエレジー)
貞淑なペネローペ
ああ神よ、汝は輝ける太陽を導き
おやすみ、かわいい子
死ぬべき人間がする苦労というのは何とむなしい
ロビン・ブレイズ(CT)
コンコルディア
CDA-67398
メンバランス
グレゴリオ聖歌:主よ、永遠の憩いを
ジェフリー・バーゴン(1941-):シメオンの頌歌
トマス・タリス:の救い主よ
アイアランド:至上の愛
ユベール・パリー(1848-1918):日没と宵の明星
スタンフォード:永遠の父Op.135-2
賛美歌:主よ、わが助けよ
ヤコブ・ハンドル(1550-1591):見よ、正しきものの死を
パーセル:わが祈りを聞きたまえ
ヨゼフ・ジェリノー(1920-):詩篇23
キエフ民謡:おお、キリストよ休息を与えください
フォーレ:慈悲深き主イエスよ
デュリュフレ:愛と慈しみのあるところOp.10-1
賛美歌:日暮れて四方は暗く
シューベルト:サンクトゥス
マーク・ブラッチリー(1960-):フォー・ザ・フォーレン
ウィリアム・ハリス(1883-1973):ホーリー・イズ・ザ・トゥルー・ライト
イアン・ケラム(不明):神の子羊
デュリュフレ:楽園にて
ジョン・スコット(指)セントポール大聖堂cho
ヒュー・ウィリアムズ(Org)
CDA-67399
シマノフスキ:マズルカ全集
5つのマズルカOp.50
ロマンティックなワルツ
4つのポーランド舞曲
2つのマズルカOp.62
マルク=アンドレ・アムラン(P)

CDA-67400
ブリティッシュ・ライト・ミュージック・クラシックスVol.4
マーシャル・ロス:マーチング・ストリングス
ピーター・ホープ:二輪馬車
トレヴァー・ダンカン:ハイ・ヒール
フレデリック・カーゾン:仲間はずれの腕白小僧の踊り
ジョン・フォールズ:ケルトの哀歌
チャールズ・ウィリアムズ:レールの上のリズム
エリック・コーツ:羊飼いラグーンの踊り
ベンジャミン:ジャマイカのルンバ
ケテルビー:修道院の庭園にて
チャールズ・ウィリアムズ:静かな散歩
パーシー・フレッチャー:乙女の人名
ジャック・ビーヴァー:若い行列
フレドリック・バイコー:エリザベス朝の仮面
ガーディナー:羊飼いフェネルの踊り
チャールズ・アンクリフ:スリル
フレデリック・ロッセ:総督行進曲
サミュエル・コールリッジ=テイラー:演奏会用小組曲
ロナルド・コープ(指)ニュー・ロンドンO
CDA-67401(2CD)
リスト:ピアノ独奏曲全集Vol.53a〜ピアノとオーケストラの為の作品Vol.1
ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124
ベートーヴェンの「アテネの廃墟」による幻想曲S.122
死の舞踏(最終版)S.126ii
ベルリオーズの「レリオ」の主題による交響的大幻想曲S.120
呪い ホ短調S.121/
ピアノ協奏曲 変ホ調S.125a(c1836-39)
演奏会用大独奏曲S.365
ヘクサメロンS.365b
華麗なポロネーズS.367
レスリー・ハワード(P)
カール・アントン・リッケンバッハー(指)
ブダペストSO
CDA-67403(3CD)
リスト:ピアノ独奏曲全集Vol.53b〜ピアノとオーケストラの為の作品Vol.2
ピアノ協奏曲第2番イ長調S.125
深き淵より(オーケストラとピアノによる器楽詩篇)S.691
さすらい人幻想曲 S.366/悲愴協奏曲 ホ短調S.365a
ウェーバーのコンツェルトシュトゥック(リストによるソロ・パート)S.367
死の舞踏S126i(1849)/
ハンガリー幻想曲S.123
ハンガリーのジプシー旋律S.714(弟子の
ゾフィー・メンテル(1846-1918)との合作?)]
レスリー・ハワード(P)
カール・アントン・リッケンバッハー(指)
ブダペストSO
CDA-67406(2CD)
リスト:ピアノ独奏曲全集Vol.54
〜リスト・アット・ジ・オペラ VI

オベール「許婚」のティロリェンヌによる大幻想曲(第1版)S.385i
ヴェルディ「エルナー二」の主題に基づく
漬奏会用パラフレーズS.431a(ハワード補筆)
マイヤーベーア「ユグノー教徒」による
追想(第2版)S.412ii
ベッリー二「夢遊病の女」の愛好され動機による幻想曲(第1版)S.393i
グリンカ「ルスランとリュドミラ」〜チェルケッスク行進曲(第1版)S.406i
「ルチア」と「パリジーナ」の2つの動機によるカプリッチョ風ワルツ(第1版)S.401
ワーグナー「タンホイザー」序曲S.442
ベッリー二「清教徒」による迫想(第2版)S.390ii
ウェーパー「魔弾の射手」の主題による幻想曲S.451(ハワード補筆)
ラ・スカラの迫想(主にメルカダンテによるイタリア・オペラより)S.458(ハワード補筆)
レスリー・ハワード(P)
CDA-67408(3CD)
リスト:ピアノ独奏曲全集Vol.55
パガニーニ「鐘」による華麗な大幻想曲&
第1草稿と第2草稿の作品集、他(全26曲)
レスリー・ハワード(P)
CDA-67411(2CD)
ゴドフスキー:ショパンのエチュードに基づく練習曲「全曲」 マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:1998年8月-1999年10月
CDA-67413
ボリス・チャイコフスキー:室内オーケストラの為の音楽
弦楽の為のシンフォニエッタ/室内交響曲
オルガンと弦楽オーケストラの為のエチュード
前奏曲「鐘」(オーケストレーション:ピョートル・クリモフ)
リュドミラ・ゴルブ(Org)
アレクサンドル・ルジン(指)
ムジカ・ヴィーヴァ室内O
CDA-67414(4CD)
リスト:ピアノ独奏曲全集Vol.56
レアリティーズ、キュリオシティーズ、
アルバム・リーヴズ、&フラグメンツ
(全81曲)
レスリー・ハワード(P)
CDA-67418(2CD)
リスト:ピアノ独奏曲全集Vol.57
ハンガリー狂詩曲(全曲)
レスリー・ハワード(P)
CDA-67421(2CD)
スウェーリンク:オルガン作品集
半音階的ファンタジア
緑なす菩提樹のもとで/
みどりごがわれらのために生まれ
パラティーノのやりかたで
天にましますわれらの父よ/大公のバッロ
おお、主なる神よ、私を憐れんでください
それはマルスの神
キリストよ、光にして、日なるかた
ライン川に濯ぎいでて/愚かなシモン
詩篇第116番「われは神を愛す」
ポーランド舞曲の踊り
BACHの名によるファンタジア
イギリスの定め
わが青春は終わりぬ
フィリプスのパヴァーヌ
トッカータ/涙のパヴァーヌ
高きところの神にのみ栄光あれ
主イエス・キリストよ、われは汝を呼ぶ
スペインのパヴァーヌ
今ぞ喜べ汝ら愛するキリストのともがらよ
エコー・ファンタジア/リチェルカーレ
クリストファー・ヘーリック(Org)
CDA-67423
サリヴァン:オラトリオ「放蕩息子」(1869)
ボーア戦争のテ・デウム(1900)
クレア・ラッター(S)
キャサリン・デンリー(Ms)
マーク・ワイルド(T)
ゲイリー・マギー(Br)
ロナルド・コープ(指)ニュー・ロンドンO
ロンドンcho
CDA-67424
リスト:巡礼の年 第1年 スイス S.160
グノー(リスト編):別れ S.409
 ファウストのワルツ S.407/
 Les sabeennes S.408(歌劇「シバの女王」より)
スティーヴン・ハフ(P)
CDA-67425

SACDA-67425(1SACD)
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
ピアノ協奏曲第2番
ロディオン・シチェドリン:ピアノ協奏曲第2番
マルク=アンドレ・アムラン(P)
アンドルー・リットン(指)
BBC スコットランドSO

録音:2003年3月31日-4月1日、ケアード・ホール、ダンディー、イギリス
CDA-67426
ブリッジ:初期室内楽作品集
弦楽六重奏曲 変ホ長調(1906/1912)
2つのヴィオラの為のラメント
弦楽五重奏曲
ラファエル・アンサンブル
[ジェイムズ・クラーク、
デイヴィッド・アダムズ(Vn)
ルイーズ・ウィリアムズ、
アスディス・ヴァルディマルスドッティル(Va)
アンドレア・ヘス、ティム・ギル(Vc)]
CDA-67427
ピエール・ド・ブレヴィル(1861-1949):ヴァイオリン・ソナタ第1番嬰ハ短調
ジョゼフ・カントルーブ(1879-1957):組曲「モンターニュ風の踊り」
フィリップ・グラフィン(Vn)
パスカル・ドヴォヨン(P)
CDA-67428

SACDA-67428(1SACD)
モンテヴェルディ:宗教作品全集Vol.1
詩篇109「主は言われた」
詩篇110「われ、主に感謝せん」
詩篇111「主を恐るる者は幸いなり」
詩篇112「しもべらよ、主をたたえよ」
詩篇116「すべての国々よ、主をたたえよ」
すべてのものの贖い主なるキリストよ
4声の無伴奏ミサ曲
キャロライン・サンプソン、
レベッカ・アウトラム(S)
ロジャーズ・カーヴィー=クランプ、
ニコラス・マルロイ(ハイT)
チャールズ・ダニエルズ、
ジェイムズ・ギルクリスト(T)
ピーター・ハーヴィー、
ロバート・エヴァンズ(Bs)
ロバート・キング(指)
キングズ・コンソート&cho
CDA-67429
ドホナーニ:弦楽三重奏の為の「セレナーデ」 ハ長調Op.10
シェーンベルク:弦楽三重奏曲Op.45
マルティヌー:弦楽三重奏曲第2番
レオポルド弦楽三重奏団
CDA-67431(2CD)
サン=サーンス:室内楽作品集
七重奏曲 変ホ長調Op.65
フルート,クラリネットとピアノの為のタランテラ イ短調Op.6
ファゴット・ソナタ ト長調Op.168
ピアノ四重奏曲 変ロ長調Op.41
ピアノ五重奏曲 イ短調Op.14
オーボエ・ソナタ ニ長調Op.166
クラリネット・ソナタ 変ホ長調Op.167
ピアノ,フルート,オーボエとクラリネットの為のデンマークとロシアの歌による奇想曲Op.79
ナッシュ・アンサンブル
CDA-67433
カプースチン:ピアノ音楽集
変奏曲Op.41
8つの演奏会用エチュードOp.40
バガテルOp.59-9
古い形式による組曲Op.28
ソナタ第6番Op.62/ソナティナOp.100
異なるインターヴァルによる5つのエチュード
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2003年6月23、24、26日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
CDA-67434
スタンフォード:弦楽四重奏曲第1番Op.44/同第2番Op.45
ホルン五重奏の為の幻想曲 イ短調*
スティーヴン・スターリング(Hrn)*
ヴァンブラSQ
ヴァンブラ・クヮルテットは1998年ロンドンで開かれた弦楽四重奏国際コンクールで優勝を果たしたヨーロッパでも有数の弦楽四重奏団。ホルンのスターリングはシティ・オブ・ロンドン・シンフォニアで首席奏者。
CDA-67435
シャルパンティエ:サルヴェ・レジナ/4つの合唱の為のミサ
待降節の聖歌集/聖ペテロの否認
ニヴェール(1632頃-1714):聖母マリアの昇天+/めでたし海の星+
ジェフリー・スキッドモア(指)
エクス・カシドラO&cho
CDA-67436
オルガン・ドリームスVol.4
フランク:前奏曲,フーガと変奏曲Op.18
デュリュフレ:シシリエンヌ
アルカン:祈り
リスト:前奏曲「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」
、他(全9曲)
クリストファー・へリック(Org)
CDA-67437
シジスムンド・ストヨフスキ(1870-1946):ピアノの為の音楽
2つの心の音楽Op.1/2つの東洋風Op.10
ピアノの為の4つの即興曲Op.26より(2曲)
幻想曲Op.38/「憧れ」Op.39より(4曲)
オリジナル主題による変奏曲とフーガOp.42
ジョナサン・プロウライト(P)
CDA-67438

SACDA-67438(1SACD)
モンテヴェルディ:宗教音楽全集Vol.2
天はわきかえり天使は喜ばん(1629)
来たれ、汝ら渇ける者よ
人々よ、馳せ来たれ
われは眠りたれども
4声の合唱とオルガンの為のミサ(1650)/
カンターテ・ドミノ(主に向かいて新しき歌を歌え)
おお、めでたき道/主をたたえよ
祝福されし聖母の為のリタニア
キャロライン・サンプソン、
レベッカ・アウトラム(S)
ロジャーズ・カーヴィー=クランプ、
ニコラス・マルロー、
ダニエル・オーチンクロス(ハイT)
チャールズ・ダニエルズ、
ジェイムズ・ギルクリスト(T)
ピーター・ハーヴィー、
ロバート・エヴァンズ(Bs)
ロバート・キング(指)
キングズ・コンソート&cho
CDA-67439
ブロッホ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
同第2番「神秘の詩」
メロディー/エキゾチックな夜/アボダー
ハガイ・シャハム(Vn)
アーノン・エレツ(P)
CDA-67440
F・クープラン:鍵盤音楽集Vol.1
クラヴサン曲集第1巻 より
第6組曲[収穫をする人々/心地よい恋やつれ/さえずり/ベルサン/神秘的なバリケード/牧歌(ロンドー)/おしゃべり女/羽虫
第18組曲[ヴェルヌイユの女(アルマンド)/ヴェルヌイユの娘/修道女モニク/騒がしさ/感動/ティク・トク・ショック、またはオリーヴしぼり機/片足の不自由な元気者]
第8組曲[女流画家/女流詩人(アルマンド)/クラント1/クラント2/風変わり(サラバンド)/ガヴォット/ロンドー/ジグ/パッサカリア/ラモン嬢]
アンジェラ・ヒューイット(P)

録音:2002年12月16-19日、ロンドン、へンリー・ウッド・ホール
CDA-67441(2CD)
フバイ:チャールダーシュの情景 第1番−第14番
6つのハンガリーの詩
新・6つのハンガリーの詩
ハガイ・シャハム(Vn)
アーロン・エルツ(P)
CDA-67443
イングランドのオルフェウスVol.49〜
キリスト降誕(イングランドのグレゴリオ聖歌からクリスマスの歌)
ピーター・ホルマン(指)
パーリー・オヴ・インストゥルメンツ
サーマディー(cho)
CDA-67444
ロビン・ミルフォード(1903-1959):月明かりで釣りOp.96(ピアノと管弦楽)
ミニチュア・コンチェルト ト長調Op.35
(弦楽オーケストラ)
哀愁の瞑想Op.83(ヴィオラと弦楽)
2つの管弦楽の為のインターリュード(フルート、弦楽、ピアノ)
組曲「ゴー・リトル・ブック」Op.18
(フルート、ソプラノ、弦楽)
ジェームズ・スコットの為のエレジー(弦楽オーケストラ)
インターリュード(フルート、弦楽)
ジュリアン・スペリー(Fl)
ジュリアン・ミルフォード(P)
クララ・フィニモア(Va)
カリース・レーン(S)
ロバート・ソルター(ディレクター)
ギルドホール・ストリングス
CDA-67445(2CD)
リスト:詩的で宗教的な調べ S.173
[祈り/アヴェ・マリア
孤独な中の神の祝福
死者の追憶/主の祈り
眠りから覚めた御子への讃歌/葬送曲
パレストリーナによるミゼレーレ
アンダンテ・ラグリモーソ/愛の讃歌
スティーヴン・オズボーン(P)
CDA-67446(2CD)
カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759):受難カンタータ「イエスの死」 ウタ・シュワベ、
インヘファン・デ・ケルクホーフェ(S)
クリストフ・ゲンツ(T)
シュテファン・ゲンツ(Br)
シギスヴァルト・クイケン(指)
ラ・プティット・バンド
エクス・テンポレ
CDA-67447
ラモー:オペラの愛の歌
歌劇「優雅なインドの国々」〜Fra le pupille, Rigaudon I/
 Rigaudon II/
 Fuyez, Tambourin I/Tambourin II
 Partez, Regnez, Amour, Tempete
 : La nuit couvre les cieux !
歌劇「遍歴の騎士」〜C'est trop soupirer
歌劇「プラテー」〜 Soleil, fuis de ces lieux !
歌劇「ゾロアストル」〜 愛の支配 ( Regne Amour )
歌劇「ダルダニュス」〜Marche pour les differents nations
Par tes bienfaits, Air gracieux/
L'Amour, le seul Amour,
Si l'Amour coute des soupirs, T
ambourin I/
Tambourin II]
歌劇「ピグマリオン」〜 Du pouvoir de l'Amour
歌劇「イッポリートとアリシー」〜 Rossignols amoureux
歌劇「優雅なインドの国々」〜 Musettes, resonnez
歌劇「プラテー」〜 Honneur a la Folie - Je veux finir - Hymen
カロリン・サンプソン(S)
ジェフリー・スキッドモア(指)
エクス・カシードラ
CDA-67448
ヨゼフ・スーク:室内楽作品集
ピアノ四重奏曲 イ短調Op.1
ピアノとヴァイオリンの為の4つの小品Op.17
ピアノ五重奏曲Op.8
ナッシュ・アンサンブル
CDA-67449
SACDA-67449(1SACD)
モーテン・ラウリセン(1943-):合唱作品集
永遠の光
イタリア・ルネサンス時代の詩による「6つの炎の歌」〜マドリガル
アヴェ・マリア/慈しみと愛のあるところ
おお、大いなる神秘
スティーヴン・レイトン(指)
ポリフォニー、
ブリテン・シンフォニア
イギリス合唱界の誇る黄金コンビ、レイトン&ポリフォニーの新作はアメリカの作曲家、ラゥリッドソンの合唱作品集!ラゥリッドソンはワシントン生まれの現代アメリカの作曲家。1994年から2001年までアメリカの名合唱団であるロサンゼルス・マスター・コーラルのコンポーザー・イン・レジデンスを務めるなど20世紀の新しい合唱レパートリーの作曲、普及を活発に行っています。《慈しみと愛のあるところ(Ubi caritas et amor)》は、リリカルで優美な旋律を持ち、日本でもアマチュアからプロの合唱団と幅広い団体により演奏されています。ポリフォニーは、1986年にレイトンの呼びかけで結成されて以来、瞬く間にイギリスのトップ・クラスの合唱団の地位を獲得。そのレパートリーはイギリスの作品を中心に中世ルネサンス時代から近・現代作品と多岐に渡っており、その実力はグラモフォン・アウォーズでの合唱部門年間最優秀賞の獲得(2004年、CDA-67375:ペルト合唱作品集/2001年、CDA-67140:ブリテン無伴奏合唱作品集)や数々のレコーディング、コンサートなどで実証されています。
CDA-67450
シェイクスピアの為の音楽(パーセルからアーンまで)
クラーク(1674頃-1707): Overture to Titus Andronicus "Overture" "Minuet"
ジョン・ウェルドン(1676-1736):Take, O take those lips away
ジョン・エクルズ(1668-1735): Can life be a blessing
トマス・チルコット(1700頃-1766): Pardon, goddess of the night
モーリス・グリ−ン(1696-1755): Orpheus with his lute
トマス・チルコット: Orpheus with his lute/ Hark, hark the lark
トマス・アーン(1710-1778): To fair Fidele's grassy tomb
ロバート・ウッドコック(1690-1728): Concerto No 9 in E minor "Vivace" "Largo" "Allegro"
リチャード・レヴェリッジ(1670/1-1758): When daisies pied, and violets blue
トマス・アーン: When daisies pied and violets blue/
When icicles hang by the wall
ジョン・クリストファー・スミス(1712-1795): You spotted snakes/Full fathom five
ウィレム・デ・フェッシュ(1687?-1757): All fancy sick
ジョン・ウェルドン: Dry those eyes which are o'erflowing
ヘンリー・パーセル(1659-1695):Dear pretty youth
トマス・アーン: Honour, riches, marriage, blessing/
Where the bee sucks there lurk I
キャスリーン・ボット(S)
レイチェル・ブラウン(Fl-tr)
ピーター・ホルマン(指)
パーリー・オヴ・インストゥルメンツ
CDA-67451(2CD)
バッハ:イギリス組曲第1番−第6番BWV.806-811 アンジェラ・ヒューイット(P)
CDA-67453
ファゴットと管弦楽の為のミニチュア集
ガングルベルガー(1876-1938):ポルカ「私のテディ・ベア」
エルガー:「ロマンス」Op.62
ジャン・バティスト・スナイエ(1688頃-1730):アレグロ・スピリトーソ
フォーレ:小品
グノー:あやつり人形の葬送行進曲
ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡からの4つの練習曲 、他
ローレンス・パーキンス(Fg)
ニュー・ロンドンO
CDA-67454
ピーター・マクスウェル・デイヴィス:ミサ・パルウラ/ミサ/
来たれ、創り主なる聖霊よ(オルガン独奏)/
聖霊降臨祭の夕食礼拝(無伴奏合唱)/
Reliqui domum meum(オルガン独奏)/
来たりたまえ、聖霊よ(無伴奏合唱)
ロバート・クィニー(Org)
マーティン・ベイカー(指)
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
CDA-67455
新発見のリストVol.2
リスト:「詩的で宗教的な調べ」へのプレリュードS.171d
管弦楽をともなわない協奏曲S.524a
アルバムの綴り変ロ短調S.164e;2
ハンガリー行進曲変ロ長調S.229a
「夜想曲」追憶S.168b
4つのアルバムの綴り
[ニ長調S.164h?/前奏曲S.164j/変イ長調S.166l/S.167h]
おお、愛しうる限り愛せS.540
レスリー・ハワード(P)
CDA-67456
ショパン:バラード&スケルツォ集
バラード第1番ト短調Op.23
スケルツォ第1番ロ短調Op.20
バラード第2番ヘ長調Op.38
スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
バラード第3番変イ長調Op.47
スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39
バラード第4番ヘ短調Op.52
スケルツォ第4番ホ長調Op.54
スティーヴン・ハフ(P)
CDA-67457
歌でつづるロンドン祝賀
モンクトン:チョーク・ファームからカマーベル・グリーンへ
ドリング:ビジネス・ガール
ガーシュウィン:霧の日
ウォルトン:ライム
ノリス:ビッグ・ベンのブルース
シャーウィン:バークリー・スクエアのうぐいすの歌
スワン:楽しい騒音
カワード:ロンドンの誇り 、他
キャスリーン・ボット(S)
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(P)
CDA-67458
オルガン・ファイアーワークスVol.10
モンス・レイドヴィン・タックル(1942-):ブルース・トッカータ
ジョン・ラッター(1945-):復活祭の歌「O Filii et Filii」の
主題による変奏曲
デイヴィッド・N・ジョンソン(1922-1988):トランペットの調べ ト長調
デュリュフレ:組曲〜トッカータOp.5
ジャコモ・マイアベーア(1791-1864):再洗礼派のコラール
リスト:コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ S.259
、他(全11曲)
クリストファー・ヘリック、
ジェレミー・スパージョン(Org)
CDA-67459
ティペット:少年時代の終わり
フィンジ:若人の訓戒Op.14
ブリテン:この子らはだれか?Op.84
ヘルダーリンの6つの断章/真夜中に
マーク・パドモア(T)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
少年を題材にした歌曲を集めたタイトル。テノールのマーク・パドモアはHyperionのシューマン歌曲集第8巻(CDJ33108)やCHANDOSのベートーヴェン:ミサ曲 ハ長調(CHAN0703)をはじめ多数の録音、コンサートに参加。
CDA-67460

SACDA-67460(1SACD)
ジェイムズ・マクミラン(1959-):十字架上のキリストの最後の七つの言葉
聖母マリアのお告げ/テ・デウム
スティーヴン・レイトン(指)
ポリフォニー(cho)
ブリテン・シンフォニア
黄金コンビ、レイトン&ポリフォニーが歌うマクミラン!イギリスの誇る合唱団、レイトン&ポリフォニーの新作は現代スコットランド音楽界をリードする作曲家ジェームズ・マクミランの宗教的な内容を持つ合唱作品集。《十字架上のキリストの最後の七つの言葉》はタイトルの通り、キリストが十字架上で語ったとされている最後の言葉を題材とした合唱と弦楽合奏のための作品。日本でも1998年の日本初演以降、度々取り上げられている大作である。カップリングの《聖母マリアのお告げ》、《テ・デウム》の2曲も貴重な録音!1986年に指揮者であるスティーヴン・レイトンの呼びかけによって結成されたポリフォニー。2度のグラモフォン・アウォーズでの合唱部門年間最優秀賞の獲得(2004年、CDA-67375:ペルト合唱作品集/2001年、CDA-67140:ブリテン無伴奏合唱作品集)するなど合唱王国イギリスでもその存在は際立っており、これまでにリリースされたディスクはいずれも絶賛されています。
CDA-67461(2CD)
ティペット:ピアノのための作品全集
ピアノ協奏曲
ヘンデルの主題による幻想曲
ピアノ・ソナタ第1番/同第2番
同第3番/同第4番
スティーヴン・オズボーン(P)、
マーティン・ブラビンズ(指)BBCスコティッシュSO
1991年にクララ・ハスキル国際コンクールで優勝を果たしたスコットランド生まれの俊英スティーヴン・オズボーン。アムランやヒューイット、ハフといった超一流ピアニストを擁するピアノ大国ハイペリオンの中でも一際輝く存在感を発揮しているオズボーンは、ティペットの権威という知られざる一面を兼ね備えていました。ティペットのピアノ作品全6曲を収録した今回の新録音はスペシャリストの名に相応しい一大事業。
CDA-67463
SACDA-67463(1SACD)
ヘンデル:聖セシリアの祝日の為の頌歌 HWV.76
カンタータ「チェチーリアよ、まなざしを向けたまえ」HWV.89
キャロライン・サンプソン(S)
ジェイムズ・ギルグリスト(T)
ロバート・キング(指)
キングズ・コンソート
CDA-67464
ウェーバー:クラリネット五重奏曲 変ロ長調 J.182
フルート,チェロとピアノの為の三重奏曲 ト短調 J.259
ピアノ四重奏曲 変ロ長調 J.76
ゴーディエ・アンサンブル
CDA-67466
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全集Vol.4
第3番ハ短調Op.1-3/
創作主題による14の変奏曲 変ホ長調Op.44/
第4番変ロ長調Op.11「街の歌」
フロレスタン・トリオ
CDA-67467
ヴィヴァルディ:6つのヴァイオリン・ソナタOp.2
[第1番ト短調/第2番イ長調/第3番ニ長調/
第4番ヘ長調/第5番ロ短調/第6番ハ長調]
エリザベト・ウォルフィッシュ(Vn)
リチャード・タンニクリフ(Vc)
マルコム・プラウド(Cemb)
CDA-67468(2CD)
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズVol.4
フェインベルク編:前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.548/
トリオ・ソナタ第5番ハ長調 BWV.529〜ラルゴ/
13のコラール前奏曲
[いと高きところ神にのみ栄光あれ BWV.663/
同 BWV.711/同 BWV.662/
バビロンの流れのほとりで BWV.653/
われらが神は堅き砦 BWV.720/
われ神より離れじ BWV.658/
ただ神の摂理に任す者 BWV.647/
イエスよ、いまぞ汝御空より降り来たりて BWV.650/
イエス・キリストよ、われを顧みたまえ BWV.655/
われらが救い主、イエス・キリスト BWV.665/
いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV.659/
ああ、わがもとに留まれ、
主イエス・キリストよ BWV.649/
さらば別れを告げん BWV.735]/
オルガン協奏曲第2番イ短調 BWV.593
(原曲:ヴィヴァルディのOp.3-8)
マーティン・ロスコー(P)
CDA-67469
アイヴズ:ピアノ・ソナタ第2番
「マサチューセッツ州コンコード 1840-1860」(コンコード・ソナタ)Op.19*
バーバー:ピアノ・ソナタOp.26
マルク=アンドレ・アムラン(P)
ジェイミー・マーティン(Fl)*

録音:2004年4月5日-6日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
CDA-67470
パーシー・ホワイトロック(1903-1946):オルガン作品集
ソナタ ハ短調/5つの小品/
ファンタジー・コラール第1番変ニ長調
ジョン・スコット(Org)
CDA-67471(2CD)
ブラームス:ピアノ四重奏曲集
ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25
ピアノ四重奏曲第3番ハ短調Op.60
ピアノ四重奏曲第2番イ長調Op.26
3つの間奏曲Op.117
マルク=アンドレ・アムラン(P)
レオポルド弦楽三重奏団
CDA-67474
デュファイ:聖アンソニー・アボットの為のミサ
ジル・バンショワ(c.1400-1460):へクトルに打ち勝った者はパリスによって
 キリエ「単誦祝日に」/サンクトゥス
 アニュス・デイ/新しい旋律の歌を
アンドルー・カークマン(指)
バンショワ・コンソート
ギョ―ム・デュファイの2番目の“アンソニー・ミサ”である《聖アンソニー・アボットのためのミサ》、ジル・バンショワの合唱曲といったバンショワ・コンソートのならではのレパートリーを収録。バンショワ・コンソートはアンドルー・カークマンによって1995年に結成された男声合唱グループ。同じデュファイの《聖ヤコブのための音楽》で1999年グラモフォン・アウォーズ、アーリー・ミュージック部門年間最優秀賞を獲得し、14世紀〜15世紀の声楽作品の演奏では世界中から高い評価を受けています.
CDA-67475
SACDA-67475(1SACD)
ジョン・タヴナー(1944-):合唱新作集
Birthday Sleep / Butterfly Dreams
The Second Coming
Schuon Hymnen
As one who has slept
The Bridal Chamber
Exhortation and Kohima / Shunya
スティーヴン・レイトン(指)
ポリフォニー
CDA-67476(2CD)
アルベニス:イベリアと後期ピアノ作品集
組曲「イベリア」(全曲) B.47
ラ・ベーガ(草原) B.46(組曲「アルハンブラ宮殿」〔未完〕の第1曲として作曲)
イヴォンヌの訪問 B.48
スペイン(想い出草) B.45
ナバーラ B.49(ウィリアム・ボルコムによる補筆完成版)
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2004年4月7日-8日、8月25日-26日
未完であった《ナバーラ》B.49は通常245小節目以降をデオダ・ド・セラヴィックが補筆完成させた版が用いられることがほとんどですが、ここではウィリアム・ボルコムによる補筆完成版を収録しているのがポイント! 
CDA-67478
ゴットシャルク:ピアノ作品集Vol.7
水の魂/私を忘れないで
バンジョー 第2番
アンデネス・マズルカ
自由への戦いの叫び/妖精の地
万歳ギャロップ/兵士の歌/騎士道の愛
ラ・ブリゼ/マドレーヌ/第7のバラッ
ガリーナ(キューバ舞曲)
瀕死の白鳥/ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン
フィリップ・マーティン(P)
CDA-67479
SACDA-67479(1SACD)
ビクトリア:アヴェ・レジナ・チェロールム(8声)
ミサ「アヴェ・レジナ・チェロールム」(8声)
アヴェ・マリア(4声)/主、わが主にのたもう(8声)
僕らよ、主を讃めたたえよ(8声)
主を讃めたたえよ(8声)/われは喜びに満ちたり(4声)
主が家を建てるのでなければ(4声)
第7旋法のマニフィカト(4声)/アヴェ・マリア(8声)
マーティン・ベイカー(指)
ウェストミンスター大聖堂cho
CDA-67480
SACDA-67480(1SACD)
F・クープラン:鍵盤音楽集 II
クラヴサン曲集第4巻〜
第25組曲[空想にふける女/神秘的な女/
モンフランベール夫人/勝利したミューズ/
さまよう亡霊たち〕/
第21組曲[慕わしき王妃/跳躍/クープラン/
ハープ型/小さな皮肉屋]/
第24組曲〜
[毒槍/二重生活者(パッサカリアの動き)]
第26組曲[病み上がりの女/ガヴォット/ソフィ/
とげのある女/パントマイム]/
第27組曲[上品な女/けしの実/中国風/頓知]
アンジェラ・ヒューイット(P)
CDA-67481(2CD)
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズVol.6
ワルター・ルンメル編: Ertodt' uns durch dein' Gute(カンタータ第22番より)/
ああ、いかにはかなき、ああ、いかに空しき
(カンタータ第26番より)/
最愛のイエス、われらここにあり BWV.731/
天にましますわれらの父よ BWV.760/
神なしたもう御業こそいと善けれ(カンタータ第99番より)/
古き年は過ぎ去りぬ BWV.614/
イエス・キリスト、神の御子は(カンタータ第4番より)/
わたしたちは急ぎます、弱くとも、たゆまぬ足取りで
(カンタータ第78番より)/
泣き、嘆き、憂い、おそれ(カンタータ第12番より)/
私の信仰厚い心(カンタータ第68番より)
O Menschen, die ihr taglich sundigt
(カンタータ第122番より)/
激しい風が荒れ狂い(カンタータ第92番より)/
世は煙や影のようなものであり(カンタータ第94番より)/
Zu Tanze, Zu Sprunge(カンタータ201番より)/
われらあまたの苦難を経て(カンタータ146番より)/
Dein Name gleich der Sonnen geh(カンタータ第173番より)/
Lass dich nimmer von der Liebe berucken
(カンタータ第203番より)/
Sturze Zu Boden(カンタータ第126番より)/
Dich hab' ich je und je geliebt(カンタータ第49番より)/
おお神、汝善なる神よ(カンタータ第94番より)/
飢えた人々を良い物で満たし(マニフィカト BWV.243より)/
わが神なる主は讃えられん(カンタータ第129番より)/
Die Seele ruht in Jesu Handen(カンタータ第127番より)/
主なる神よ、われらこぞりて汝を頌め
(カンタータ第130番より)/
高き御空よりわれは来れり
(クリスマス・オラトリオ BWV.248より)
ジョナサン・プロウライト(P)
デミジェンコの演奏によるバッハ=ブゾーニ編曲集から始まった“バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ”シリーズも第6集に到達!編曲者であるワルター・ルンメル(1887−1953)はゴドフスキーの弟子で、ドビュッシーの友人でもあり、卓越したピアニストとして知られていた音楽家。収録されている25作品全てがバッハのオルガン作品や器楽曲などからの編曲ではなく、カンタータやマニフィカトなどからの編曲であるという点が今回の第6集最大のポイント。演奏を務めるジョナサン・プロウライトは、ハイペリオンに録音を行ったストヨフスキのピアノ協奏曲集などでのパフォーマンスが絶賛されたイギリス期待のピアノ奏者。
CDA-67483
イギリスのアンセム集Vol.8
サミュエル・セバスチャン・ウェスリー(1810-1876): Praise the Lord, my soul
スタンリー・ヴァン(1910-): Behold, how good and joyful a thing it is
パーシー・ホワイトロック(1903-1946): Glorious in heaven
クリストファー・ディーンリー(1930-2000):Jubilate
ジョン・シェパード(1515頃-1558):Libera nos
オーランド・ギボンズ(1583-1625): Great Lord of Lords
ジョン・ゴス(1800-1880): O pray for the peace of Jerusalem
ジョン・スタイナー(1840-1901): They that wait upon the Lord
エドワード・ベアストー(1874-1946): Lord, I call upon thee
ウィリアム・マッキー(1901-1984): We wait for thy loving kindness O God
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード
:Ye choirs of new Jerusalem
ヒューバート・パリー(1848-1918): Lord, let me know mine end
ヒューバート・ミドルトン(1890-1959): Let my prayer be set forth
ドブリンカ・タバコヴァ(1980-):Praise
ジョン・スコット(1956-): Behold, O God our defender
ジョン・ラター(1945-):A crown of glory
ジョン・スコット(指)
セント・ポール大聖堂聖歌隊
ヒュー・ウィリアムズ(Org)
CDA-67484
ロースラヴェツ室内交響曲*
In the hours of the New moon
イラン・ヴォルコフ(指)
BBCスコティッシュSO
ヤナーチェクの管弦楽作品集に続くヴォルコフ&BBCスコティッシュ響のハイペリオンへのレコーディング・プロジェクト第2弾。ロシアにおける無調音楽の創始者であり「ロシアのシェーンベルク」の異名を持っていたロースラヴェツの管弦楽のための作品を、イスラエルの若きマエストロであるヴォルコフが手兵BBCスコティシュ響とのコンビで解き放ちます。室内交響曲は今回のリリースが世界初録音。
CDA-67485
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49
ピアノ三重奏曲第2番ハ短調Op.66
フロレスタン・トリオ
[アントニー・マーウッド(Vn)
リチャード・レスター(Vc)
スーザン・トムズ(P)]
サン=サーンス、モシェレス、スクリャービンなど珍しい練習曲集を次々レコーディングしているピアーズ・レーン。今回は、ワイマールでフンメルにピアノを学んだ後ロシアに渡り、今日まで隆盛を誇るロシアン・ピアニズムの礎を築いたヘンゼルトに挑戦。古典派とロマン派との架け橋となったピアニズムを堪能。
CDA-67486
サリヴァン:喜歌劇「密輸入者」
喜歌劇「森の住人」
独唱者たち
ロナルド・コープ(指)ニュー・ロンドンO
ロンドン・コーラス
CDA-67487
SACDA-67487(1SACD)
モンテヴェルディ:教会音楽集Vol.3
主、わが主にのたもう II/
聖なるマリアよ/
イェルサレムよ、主をたたえよ I/
思いだしたまえ/
われ主に感謝せん III/
われらはあなたをあがめ/
サルヴェ・レジナ II/
主が建てられるのでなければ I/
主に向かいて新しき歌を歌え/
神がととのえたもう宴を見よ/グローリア
キャロライン・サンプソン、
レベッカ・アウトラム(S)
ダニエル・オーチンクローズ、
ロジャーズ・カーヴィー=クランプ(ハイT)
チャールズ・ダニエルズ、
ジェイムズ・ギルグリスト(T)
ピーター・ハーヴィー、
ロバート・エヴァンズ(Bs)
ロバート・キング(指)
キングズ・コンソート&cho
CDA-67488
R.シュトラウス:歌曲全集Vol.1
献呈Op.10-1/ゲオルギーネOp.10-4/
ぼくの頭に君の黒髪をOp.19-2/
二人の秘密をなぜ隠すのかOp.19-4/
幸せに満ち足りてOp.37-1/君を愛すOp.37-2/
婚礼の歌Op.37-6/ひそやかな歌Op.39-1/
解き放たれた心Op.39-4/子守歌Op.41-1/
カンパーニャにてOp.41-2/春の饗宴Op.56-5/
東の国から来た聖なる3人の王たちOp.56-6/
歌曲集「オリエントの歌」Op.77/万霊節Op.10-8
クリスティーン・ブリュワー(S)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
シューベルト、シューマン、フォーレなどの歌曲集が好評を得ているHyperionから新シリーズはリヒャルト・シュトラウス歌曲集!今後8枚〜9枚のリリースで完結予定。ブリュワーはアメリカ出身のソプラノ。ゲルギエフ/ロッテルダム・フィルとマーラーの交響曲第8番にソロで参加。 
CDA-67489
ジャン・フランセ:バレエ音楽「裸の王様」
バレエ音楽「夜の娘たち」
ティエリー・フィッシャー(指)
アルスターO
CDA-67490
マーティン・ピアソン(1572頃-1651):ラテン語モテット集
Deus omnipotens/
Redemptor mundi/
Pater fili paraclete/
Levavi oculos meos/
Ecce non dormitabit/
Mulieres sedentes/
Christus factus est/
Hora nona/ Latus eius/
O rex gloriae/
Quid vobis videtur/
O domine Jesus Christe/
Laboravi in gemitu meo/
Nolite fieri sicut equus/
Multa flagella peccatoris
ジェフリー・スキッドモア(指)
エクス・カシードラ・コンソート
ピアソンはウィリアム・バードより少し後の世代に属するイギリスの作曲家。セント・ポール大聖堂の楽長をつとめるなどして活躍したが、宗教曲よりも作品はヴァージナル曲で知られることが多かった。これはめったに取り上げられない宗教曲にスポットをあてたディスク。
CDA-67491(2CD)
メトネル:おとぎ話(全曲)
若い人のためのロマンティックなスケッチOp.54
ヘイミッシュ・ミルン(P)
メトネルがその生涯に渡って作曲を行い続け、数ある作品の中でも特に演奏機会に恵まれているといっても過言ではない「おとぎ話」。1曲単位や数曲の収録による録音は数多く存在していますが、全曲の収録盤は今回のリリースが初の快挙(作品番号の付いていない1915年作曲の「おとぎ話」も収録!)。演奏はもちろんメトネルの世界的権威として名高いヘイミッシュ・ミルン。1970年代よりメトネルの作品を自身の最重要レパートリーと位置づけており、その演奏と解釈は世界中から絶賛を博しています。
CDA-67493
ジョセフ・シュワントナー(1943-):天使の炎
突然の虹/ヴァイオリンと管弦楽の為の「天使の炎」/
ホルンと管弦楽の為の「秋を越えて」/
オルガン、金管、打楽器、
ピアノと弦楽の為の幻想曲「九月の頌歌」
アン・アキコ・マイヤーズ(Vn)
グレゴリー・フスティス(Hrn)
ジェイムズ・ディアズ(Org)
アンドリュー・リットン(指)ダラスSO
アン・アキコ・マイヤーズ、シュワントナーでHyperionに見参!日本では吹奏楽作品や合唱作品の作曲家として近年急速に評価を高めているシュワントナーの管弦楽作品集がHyperionから登場。1943年アメリカ出身のシュワントナーは神秘的な作風で人気を獲得し、その作品はグラミー賞にノミネートされるなど絶賛を受けている注目の作曲家。
CDA-67494
ハウエルズ:合唱作品集
聖ミカエルへのシークエンス/
聖チェチーリアの為の讃歌/
4つの讃歌〜エルサレムの平和を祈れ/テ・デウム/
ベネディクトゥス/私は麗しき全てを愛す/
サルヴェ・レジナ/
マニフィカトとヌンク・ディミッティス(1949)/
ア・スポットレス・ローズ/子守歌を歌って/
ここにある小さなドア/
マニフィカトとヌンクディミッティス(1945)
マルコム・アーチャー(指)
ウェルズ大聖堂聖歌隊
ルパート・ガフ(Org)
CDA-67495
アドルフ・フォン・ヘンゼルト(1814-1889):ピアノの為の練習曲集
12の性格的な演奏会用練習曲集Op.2
愛の詩Op.5
サロンの為の12の練習曲Op.5
ピアーズ・レーン(P)
サン=サーンス、モシェレス、スクリャービンなど珍しい練習曲集を次々レコーディングしているピアーズ・レーン。今回は、ワイマールでフンメルにピアノを学んだ後ロシアに渡り、今日まで隆盛を誇るロシアン・ピアニズムの礎を築いたヘンゼルトに挑戦。古典派とロマン派との架け橋となったピアニズムを堪能。
CDA-67496
クルト・ヴァイル:ヴァイオリンと管楽合奏ための協奏曲Op.12
ペトリス・ヴァスクス(1946-):ヴァイオリンと弦楽合奏の為の協奏曲
アントニー・マーウッド(Vn)(指)
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
マーウッドはソロ奏者としてはもちろんのこと、フロレスタン・トリオのメンバーとしてコンサート、Hyperionへのレコーディングで大活躍中のイギリスのトップ・ヴァイオリニスト。
CDA-67497
エドワード・ベアストー(1874−1946):合唱作品集
Jesu, the very thought of thee
Blessed city, heavenly Salem
夕べの礼拝ニ長調
主よ、あなたはわれらの避難所である
If the Lord had not helped me
Let all mortal flesh keep silence
夕べの礼拝ト長調/5つの心の詩
Save us, O Lord
デイヴィッド・ヒル(指)
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho、
ポール・プロヴォスト(Org)、
ロデリック・ウィリアムス(Br)、
ブリテン、シンフォニア
スタンフォードから続く伝統的な形式による教会音楽を残したベアストーは、ウィガン教区教会やリーズ教区教会、ヨーク・ミンスターのオルガン奏者としても活躍したイギリスの作曲家、オルガン奏者、そして指揮者である。長い伝統を誇るイギリスの名門合唱団がデイヴィッド・ヒルの見事な統率によって荘厳な歌声を響かせています。
CDA-67499
バッハ:幻想曲とフーガ イ短調BWV.904/
イタリア風アリアと変奏 イ短調BWV.989/
ソナタ ニ長調BWV.963/パルティータ イ長調BWV.832/
組曲 ヘ短調BWV.823/アダージョ ト長調BWV.968/
フーガ ハ長調BWV.953/
コラール「イエス、わが頼り」BWV.728/
コラール「ただ神の御旨に従う者は」BWV.691/
幻想曲とフーガ イ短調BWV.944
アンジェラ・ヒューイット(P)

録音:2004年2月3日-5日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン

CDA-67500
ロバート・シンプソン(1921-1997):交響曲第11番
ニルセンの主題による変奏曲
マシュー・テイラー(指)
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア

CDA-67501(2CD)
SACDA-67501(2SACD)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集
第1番嬰ヘ長調Op.1/第4番ト短調Op.40
パガニーニの主題による狂詩曲Op.43*
第2番ハ短調Op.18/第3番ニ短調Op.30
スティーヴン・ハフ(P)
アンドルー・リットン(指)ダラスSO

録音:2004年4月-5月、2003年6月29日*
切れ味抜群の技巧とクリスタルを思わせる硬質タッチの魅力を持つハフのピアニズムのすべてを凝縮した逸品!
「第2番」は出だしからして衝撃的。冒頭は通常の倍のテンポで淡々と進行させ、過剰な感傷を排して洗練されたフレージングを目指すハフの特徴が早速現れます。アゴーギクは実に入念ですが、それに耽溺することは決してありません。タッチの煌めきはとどまるところを知らず、表面的にはクールでも、不思議と温かな余韻を残すので、感覚的な魅力が音楽的な感銘に直接つながるのです。終楽章の7:25からの優しい語りかけも魅惑的。長い音価においても呼吸が途絶えず、洒落た気品と漂わせます。それがコーダでは遂にパワー全開!凛とした風格を保持しながら熱気を放射するセンスの高さに感動もひとしおです。オケのコンビネーションの見事さも含め、技術的な綻びが皆無なので、ライヴ録音であることを最後に拍手が沸き起こるまで気づかないほどです。
「第1番」は、タッチの気品はそのままに、ロシア的な濃密なロマンとダイナミズムをを徹底して全面に出しているのが特徴的。リットンも思い切ったポルタメントを用いるなど、ハフと歩調をあわせてヴィヴィッドな音彩を繰り広げます。

収録曲の全てが破格の名演なのですが、中でも強調したいのは「第3番」の圧倒的な素晴らしさ!都会的な洗練を感じさせ、音楽のフォルムは一貫してスマート。どんな細かい音型も粒立ち明瞭。それでも技巧的な側面のみが浮き立つことなく、常に慈しみにあふれた音楽を引き出します。テンポを落として纏綿と歌うことだけが共感の証しとは言い切れないことを思い知らされます。第1楽章の展開部は超高速で疾走して高揚感を煽りますが、品格溢れるタッチの質感はあくまでも堅持。第2楽章は甘美さに溺れる素振りを見せずに、濡れるような詩情を余すところなく再現。終楽章は、高速テンポを採用すると、指の動きがインテンポに追いつかない場合もありますが、ハフに限ってはそんな心配はご無用。一瞬のグリッサンド(0:32)の美しさの比類ない上に、痛快この上なし!第2主題でわずかにテンポを落としますが、それによってレガートによるフレージングが徹底的に際立つのには惚れ惚れするばかり。2:11からの音型もお聴き逃しなく!ほとんどのピアニストが「タン・タ・タ・タン・タン」と弾く所を、「ター・ター・ター・タン・タン」ときちんと3連音を奏でて吸いつくような愛情を通わせているのです。プレスト以降も慣例的なテンポの伸縮を極力排しながら、呼吸自体はとてつもなく深いので求心力が抜群!最後の追い込みも非の打ち所のない潔癖さ!
「第2番」に比べ、「第3番」は全楽章を通じて一貫したクオリティを保った演奏が少ない気がしてならないのですが、この演奏は、ピアノ・ソロの魅力も、オケとの連帯感も、これ以上何を望めましょう。恐るべき名演です!【湧々堂】
※ピアノ協奏曲第2番&第3番のみ分売されています(CDA-67694)
CDA-67503
ヴォーン・ウィリアムズ:テ・デウム ト長調/ミサ ト短調/すべての国人よ/
真理への雄々しさ/飛行機からのビジョン
ジュディス・ビンガム(1952-):ミサ
マーティン・ベイカー(指)
ウェストミンスター大聖堂cho
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊は中世ルネサンス時代からストラヴィンスキー以降に至る幅広い時代の宗教音楽をレパートリーとしており、新作の委嘱も積極的に手がけるなどまさに宗教音楽のスペシャリスト。 
CDA-67504
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ集
第1番へ長調Op.8/第2番ト長調Op.13/第3番ハ短調Op.45
グリーグ(アクロン編):故郷でOp.43-3/小さな妖精Op.71-3/
孤独なさすらいびとOp.43-2/即興的スケルツォOp.73-2/
おばあさんのメヌエットOp.68-2/
イェールステルの踊りOp.17-5
ハガイ・シャハム(Vn)
アーノン・エレツ(P)
カップリングされている6曲のピアノのための小品からの編曲は、バルト三国の小国リトアニア出身のヴァイオリン奏者であるジョーゼフ・アクロンによるもの。美しい旋律の数々は心に響くことでしょう。フバイのヴァイオリン協奏曲集(CDA-67498)でも冴え渡る演奏を聴かせてくれたハガイ・シャハムと、イスラエルの名手アーノン・エレツはブロッホのヴァイオリン・ソナタ集(CDA-67439)に引き続いてのコンビ。 
CDA-67505
スタンフォード:ピアノ五重奏曲 ニ短調Op.25
弦楽五重奏曲第1番へ長調Op.85
ピアーズ・レーン(P)
ガース・ノックス(Va)
ヴァンブラSQ
CDA-67506
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズVol.5
バッハ:前奏曲とフーガ ト長調 BWV.541+/
前奏曲 ロ短調 BWV.855a**/
カンタータ第35番〜前奏曲**/
前奏曲とフーガ ニ短調BWV539+/
管弦楽組曲第3番ニ長調〜アリア**/
ヴァイオリンとチェンバロの為のソナタ第5番
ヘ短調 BWV.1018〜アダージョ**/
フーガ ハ短調 BWV.575+/
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調
BWV.1003〜アンダンテ**/
パッサカリア ハ短調 BWV.582*/
フルートとチェンバロの為のソナタ 変ホ長調
BWV.1031〜シチリアーノ**/
トッカータとフーガ ニ短調 BWV.538#

ゲオルギー・カトワール編曲*
アレクサンドル・ゲディケ編曲+
ドミトリー・カバレフスキー編曲#
アレクサンドル・ジローティ編曲**

ヘイミッシュ・ミルン(P)
これまでにリリースされている2枚の「ブゾーニ編」、グレインジャーを中心とした「オーストラリア編」、そして前作「フェインベルク編」に続く第5弾はロシアの作曲家4人の編曲を集めた「ロシア編」!当時の東欧で一流ピアニストとして評価を受け指揮者としても活躍していたジローティ。作曲家、オルガニストとして活躍しモスクワ音楽院で教鞭をとっていたゲディケ。言わずと知れたロシアの大作曲家カバレフスキー。そのカバレフスキーの師であり、あのアムランも作品を取り上げたカトワール。ヘイミッシュ・ミルンはメトネル演奏のスペシャリストとしても高名。 
CDA-67507
アントニー・ピッツ(1969-):宗教的合唱小曲集
アドロ・テ/主の祈り/始まりと終わり/7つの手紙/
愛/神の知恵/聖域/アーメン
アントニー・ピッツ(指)
トヌス・ペレグリヌス
2004年のカンヌ・クラシカル・アウォードを獲得するなど、そのパフォーマンスが世界中から注目を浴びているアントニー・ピッツ&トマス・ペレグリヌスのコンビがHyperionに登場!今回取り上げる作品はアントニー・ピッツ自身が作曲を行った聖歌集。収録曲は1997年から2000年に作曲された新しい作品ばかり。レイトン&ポリフォニーのコンビをはじめ世界に名高い合唱団体を多数擁するHyperionにまた1つハイレベルの合唱団が加わった!
CDA-67509
シュポア:クラリネット協奏曲第1番ハ短調Op.26/
ポプリ ヘ長調Op.80/
クラリネット協奏曲第2番変ホ長調Op.57/
変奏曲 変ロ長調 WoO.15
マイケル・コリンズ(Cl)
ロビン・オニール(指)
スウェーデン室内O
マイケル・コリンズは、今回のシュポア作品集がHyperionへの初めてのソロ・レコーディング。 
CDA-67510(2CD)

M・ハイドン:大司教ジギスムント追悼の為の「レクイエム」
聖ウルスラのミサ
キャロリン・サンプソン(S)
ヒラリー・サマーズ(A)
ジェームズ・ギルクリスト(T)
ピーター・ハーヴェイ(Bs)
ロバート・キング(指)
キングス・コンソート&cho
《レクイエム》はパトロンであり当時の大司教でもあったジーギスムントの追悼のために作曲され、兄であるヨーゼフ・ハイドンの葬儀でも演奏されたました。また、20年後に作曲されたモーツァルトの《レクイエム》には、ミヒャエル・ハイドンの《レクイエム》との数多くの類似点が見受けられ、モーツァルトがミヒャエル・ハイドンの《レクイエム》を参考にして《レクイエム》の作曲に取り組んだという有名な説もあります。
CDA-67512
ゲオルギー・リヴォヴィッチ・カトワール(1861-1926):ピアノ三重奏曲へ長調Op.14/
ヴァイオリンとピアノの為の「悲歌」Op.26/
ピアノ四重奏曲イ長調Op.31
ルーム・ミュージック
[スティーヴン・クームズ(P)
チャールズ・セワート(Vn)
井上祐子(Va)
フィリップ・デ・グロート(Vc)]
CDA-67513
アムラン〜デュカス&ドゥコー
デュカス:ピアノ・ソナタ 変ホ短調*
アベル・ドゥコー(1869-1943):月の光#
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2004年8月26日-27日*、2005年12月15日#、以上ヘンリー・ウッド・ホール
「魔法使いの弟子」、「ラ・ペリ」などの代表作で知られるデュカス。パリ音楽院で作曲法、編曲法の教授として後進の育成にあたるなど教育者としての一面も持ち、弟子にはデュリュフレ、メシアンといった大作曲家が名を連ねています。完璧志向の強かったデュカスは大半の作品を破棄してしまい、出版された作品は僅か13曲とごくわずか。デュカスのピアノ・ソナタは高い技巧を必要とする難曲であるもののロマンティックな作風を持っており、アムランの最も得意とするスタイルの作品であると言えます。カップリングはこれまた貴重なレパートリーであるドゥコーの「月の光」。ドゥコーはマスネ、ギルマン、ウィドールらに師事し、アメリカでは「フランスのシェンーンベルク」と呼ばれるなど無調音楽の作曲に取り組んだ作曲家。その作品はほとんど知られておらず、「月の光」が現在演奏される唯一の作品と言っても過言ではありません。 

CDA-67514
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80
ヴァイオリンとピアノのための5つのメロディ Op.35bis
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis
アリーナ・イヴラギモヴァ(Vn)、
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2013年7月11日−13日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
ダヴィッド・オイストラフが初演した、「ヴァイオリン・ソナタ第1番」。オイストラフの助言と協力によって、フルート・ソナタからヴァイオリン・ソナタへと生まれ変わった「ヴァイオリン・ソナタ第2番」。歌曲からヴァイオリンとピアノ版へと編曲された「5つのメロディー」。20世紀ロシアの偉大なヴァイオリニストのために作られた2つのソナタを、21世紀ロシアの新星が解き明かす。イブラギモヴァの使用楽器は、イタリアの名工アンセルモ・ベローシィオ(Anselmo Bellosio)による1775年頃製作のヴァイオリン。Hyperionのトップ・アーティスト2人が鮮烈に描く近現代ロシアの大家プロコフィエフの傑作たちが、この初夏の特大新譜に加わります!
CDA-67515
SACDA-67515
(1SACD)
シャブリエ:ピアノ作品集
即興曲/田園風のロンド
絵画的な10の小品/朝の歌/踊るように
奇想曲/アルバムの綴り/ハバネラ
気まぐれなブーレ
アンジェラ・ヒューイット(P)

録音:2004年6月19日-22日、クルトゥアツェントルム・グランド・ホテル、ドッビアーコ、イタリア
53年の生涯を送ったシャブリエは、39歳まではフランス内務省で公務員として働いていたサラリーマンであり、脱サラ後にデビューしたプロの作曲家としては14年間と短い期間の活躍であったという経歴を持っています。短い作曲家生活の中で様々なジャンルの作曲を行ったシャブリエの力が最も発揮されているのはピアノ作品であると言われています。今回の作品集ではシャブリエのピアノ作品の代表作である「絵画的な10の小品」などを収録。
CDA-67516
アイヴズ:歌曲集
野の寂しさ
われらの先祖が愛したもの/思い出
ストックブリッジのフートニック河
水泳をする人々/かご
最も偉大な人/ブース将軍天国へ行く
リメンブランス/子守歌
ウェスト・ロンドン/トムが船出する
When stars are in the quiet skies
私の上にとどまれ
私は恨まない/Du alte Mutter
鷲が見ることのできない所/散歩
黄色い葉/余興/エレジー
ニュー・リヴァー/病みたる鷲のように
アン・ストリート
スラッギング・ア・ヴァンパイア/ソロー
静けさ/Tolerance
チャーリー・ラトレッジ/1,2,3
A Song for Anything
ジェラルド・フィンリー(Br)
ジュリアス・ドレイク(P)
CDA-67517
SACDA-67517(1SACD)
ヤナーチェク:管弦楽作品集
永遠の福音(ソプラノ、テノール、合唱と管弦楽の為の)*/
交響詩「ブラニーク山のバラード/
ヴァイオリン独奏と管弦楽の為のバラード
「ヴァイオリン弾きの子供たち」/
管弦楽の為の組曲「ブロウチェク氏の旅行」
グウィニス=アン・ジェファーズ(S)*
エイドリアン・トンプソン(T)*
イラン・ヴォルコフ(指)
BBC スコティッシュSO
エジンバラ祝祭cho*
ヤナーチェクは『シンフォニエッタ』、『グラゴル・ミサ』、『ダラス・ブーリバ』、『イェヌーファ』などが代表作としてよく知られています、今回リリースとなるタイトルに収録されている作品はどれも滅多に聴く事の出来ない貴重な作品ばかり。タクトを執るのはイスラエル出身の現首席指揮者イラン・ヴォルコフ。SACD Hybrid盤も同時リリース。  
CDA-67518
SACDA-67518(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集Vol.1
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調Op.7
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」*
アンジェラ・ヒューイット(P)

録音:2005年9月7日-10日、クルトウア・ツェントルム・グランド・ホテル
※使用ピアノ:ファツィオーリ
現在を時めく鍵盤の女神ヒューイットが贈る最新作は、遂に着手した渾身のベートーヴェン!ヒューイットの代名詞でもあるバッハだけでなく、既にリリースされているショパンやラヴェル、シャブリエ、クープラン、メシアンなど幅広いレパートリーを誇るのと同時に、深く掘り下げられた解釈と聴き手の心に響き渡る表現力に支えられた演奏が常に大きな感動を呼んでいることは周知の通り。
CDA-67519
SACDA-67519(1SACD)
モンテヴェルディ:宗教音楽集Vol.4
われ喜びに満てり I/めでたし天の女王/
主よ、われらを懲らしめたもうなかれ/
サルヴェ・レジナ I(めでたし天の女王)/
主、わが主にのたもう II/いざ殉教者らを讃め歌え II/
われらはあなたをあがめ/主を畏るる者は幸いなり/
喜び踊れ、シオンの娘よ/マニフィカト II/めでたし元后/
よろずの国よ、主をほめたたえよ II
キャロリン・サンプソン、
レベッカ・アウトラム、
チェチーリア・オズモンド(S)
ダニエル・オーチンクローズ、
ロジャーズ・カーヴィー=クランプ(ハイT)
チャールズ・ダニエルズ、
ジェイムズ・ギルグリスト(T)
ピーター・ハーヴェイ、
ロバート・エヴァンズ(Bs)
ロバート・キング(指)
キングズ・コンソート&cho
CDA-67520
F・クープラン:鍵盤音楽集 III
クラヴサン曲集第3巻;
第13組曲〜[花開くゆり/葦/胸飾りのリボン/
フランスのフォリア、またはドミノ/煉獄の魂]/
第14組曲〜[恋するうぐいす/おじけた紅ひわ/
嘆きのほおじろ/ささいなこと]/
クラヴサン曲集第1巻;第2組曲〜幸せな想い/
クラヴサン曲集第3巻;
第15組曲〜子守歌、またはゆりかごの中の愛/
クラヴサン曲集第2巻;第10組曲〜ラ・メザンジェール/
クラヴサン曲集第3巻;第19組曲〜ミューズ=プランタン/
クラヴサン組曲第1巻;第4組曲〜目覚まし時計/
同;第3組曲〜[お気に入り/茶目っ気な女]/
クラヴサン曲集第3巻;第16組曲〜[軽率な女/結婚−愛]/
クラヴサン曲集第2巻;第7組曲〜メヌトゥ嬢
アンジェラ・ヒューイット(P)

録音:2004年9月8日-12日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
ヒューイットのピアノによる“大”クープランの鍵盤音楽集完結盤!!夢見るような雰囲気満点の録音も含め、ピアノで弾くことの意味を痛感させる感動的なクープランです!
CDA-67521
モシェレス:チェロ・ソナタ ホ長調Op.121
旋律・対位法練習曲集Op.137 から Nos.4,8,9
ヨハン・ネーポムク・フンメル(1778-1837):チェロ・ソナタ イ長調 Op.104
イジー・バールタ(Vc)
ヘイミシュ・ミルン(P)
モシュレスの「Melodisch-contrapunktische Studien Op.137」は、バッハの平均律クラヴィーア曲集をモシュレスが10の前奏曲として編曲した作品であり、ここでは第4番、第8番、第9番の3曲が収録されています。演奏には次代のチェコを担う若手随一のチェリストと称される名手、イルジー・バールタがハイペリオン初登場!チェコ出身のバールタがヘイミッシュ・ミルンのサポートを得ています。
CDA-67522
ウェストミンスター大聖堂のクリスマスの祈り(全36トラック)
スヴェーリンク:Gaude et laetare
タリス:5声のマニフィカト
ビクトリア:うるわしき救い主の御母よ
シュッツ:この日キリスト生まれしぬ
J.ラングレ:フェテ
、他、交唱や詩篇など
マシュー・マーティン(Org)
マーティン・ベイカー(指)
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
ハイペリオンのクリスマス・アルバム第1弾は、ロンドンのウェストミンスター大聖堂でクリスマスに歌われる音楽を集めたタイトル。ウェストミンスター大聖堂聖歌隊の荘厳なる歌声が響き渡る美しきクリスマス・アルバム。
CDA-67523
美しき時代のメロディー
ジュール・クレソノー(1823-1883):旅へのいざない
レオ・ドリーブ(1836-1891):デパール/こんにちはシュゾン/リグレッツ
シャルル・ルコック(1832-191):セミとアリ/La Chauve-souris et les deux Belettes
エミール・パッサール(1843-1918):薔薇の精/おお私が眠るとき
ベンジャミン・ゴダール(1849-1895):羊飼いの歌/ギター/旅へのいざない/ヴィアン!
ポール・ピュージェ(1848-1917):マドリッド/どうやってと彼らは言った
ポール・イルマシェ(1852-1933)&
ルシアン・イルマシェ(1860-1909):ため息/
私の詩に翼があったなら/旅へのいざない/この世/セレナード
エミール・パラディーレ(1844-1926):プシケ/蝶々/ブロンドの歌/インディアンの踊り
アンリ・デュパルク(1848-1933):旅へのいざない
ジョン・マーク・エインズリー(T)
グレアム・ジョンソン(P)
デュパルクやゴダール、イルマシェといった作曲家たちが、19世紀フランスの詩人であるシャルル・ボードレールの詩を題材とした作曲を行った歌曲「旅へのいざない」を中心に全24作品を収録。
CDA-67524
SACDA-67524(1SACD)
ラテンアメリカのバロック音楽Vol.2
作曲者不詳:Hanacpachap Cussicuinin/ Dulce Jesus mio
フアン・グチエレス・デ・パディーラ(1590-1664):主よ、早く私を助けに
フアン・デ・アラウージョ(1648-1712):主は言われた/Aqui,Valentones!/Ay,andar!
ディエゴ・ホセ・デ・サラサール(1660頃-1709): Salga el torillo hosquillo
ドメニコ・ツィポリ(1688-1726):幸いなるかな/アヴェ・マリス・ステラ
ガスパール・フェルナンデス(1570-1629):ビバ!イグナシオ!ビバ!
フランチェスコ・ロペス・カピージャス(1605頃-1674):主をほめ讃えよ/マニフィカト/Cui luna,sol et omnia
エルナンド・フランコ(1532-1585):Dios itlazonantzine
マヌエル・デ・スマヤ(1678頃-1755):Albricias mortales
フランチェスコ・エルナンデス(1517-1587):聖マリアよ!
ジェフリー・スキッドモア(指)
エクス・カシドラ(cho)
2003年にリリースされた第1集《ニュー・ワールド・シンフォニー〜 ラテン・アメリカのバロック合唱音楽(CDA-67380)》が“Classic fM Magazine”や“Gramophone”で絶賛されるなど高い評価を獲得したシリーズの第2集。収録曲はスキッドモア自らがアメリカ、メキシコ、ボリビアなどを訪れて調査を行い、発見した作品とのこと。演奏は第1集と同じくスキッドモアとエクス・カシドラのコンビが担当。SACD Hybrid盤も同時リリースとなります。
CDA-67525
SACDA-67525(1SACD)
アイヴズ:交響曲全集Vol.1
交響曲第2番
交響曲第3番「キャンプの集い」
ブース将軍天国へ行く(ジョン・J.ベッカー編曲)
ドニー・レイ・アルバート(Br)
アンドルー・リットン(指)
ダラスSO&cho
CDA-67526
ベートーヴェン:クラリネットとチェロとピアノの為の三重奏曲 変ロ長調Op.11/
ピアノと管楽の為の五重奏曲 変ホ長調Op.16
セレナード ニ長調Op.25
ゴーディエ・アンサンブル
ウェーバーやモーツァルト、ベートーヴェン、ベルワルドなど様々な室内楽作品の録音をハイペリオンに行っているゴーディエ・アンサンブルの新録音。
CDA-67527
シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 D.667「ます」
弦楽三重奏曲第1番変ロ長調 D.471(未完)
弦楽三重奏曲第2番変ロ長調 D.581「ソナタ」
ポール・ルイス(P)
レオポルド弦楽三重奏団
グレアム・ミッチェル(Cb)
各メディアから高く評価されたモーツァルト:ディヴェルティメント集(CDA-67246)など計5タイトルを既にハイペリオンからリリースしているレオポルド弦楽三重奏団のニュー・アルバムはフレッシュで、そして情熱的なシューベルト・プログラム。メイン・プログラムである「ます」では1994年の世界ピアノ・コンクールでの演奏がBBCから賞賛され、更には熱烈なシューベルティアンであるというイギリスのピアニスト、ポール・ルイスとモーツァルトのピアノ四重奏曲集(CDA-67373)に続いての共演。
CDA-67528
バーバー:歌曲集
そんなひばりはいない/物乞いの歌
小暗き松林に/世捨て人の歌Op.29
雨は降り続くOp.10-1/さあ眠れOp.10-2
軍勢がこの国にOp.10-3
メロディ・パサジェールOp.27/
ひなぎくOp.2-1
わが心は後悔に苦しむOp.2-2
夜想曲Op.13-4/この輝ける夜にOp.13-3
ドーヴァー・ビーチOp.3
ジェラルド・フィンリー(Br)、
ジュリアス・ドレイク(P)、
アロノヴィツ・アンサンブル
多彩なレパートリーで好評を博しているハイペリオンの歌曲シリーズに加わるのは、20世紀アメリカの大作曲家バーバー。このバーバーの歌曲集に起用されたのは世界中から引く手あまたのバリトン奏者ジェラルド・フィンリー。作曲者自身も録音を残した「ドーヴァー・ビーチ」などの演奏も楽しみなところです。
CDA-67529
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38/第2番へ長調Op.99
ドヴォルザーク:森の静けさOp.68-5
 ロンド ト短調Op.94
スーク:バラード ニ短調Op.3-1
 セレナード イ長調Op.3-2
スティーヴン・イッサーリス(Vc)
スティーヴン・ハフ(P)

録音:2005年5月2日-4日、セント・ジョージ教会、ブランドン・ヒル、ブリストル(イギリス)
21歳という若き日のイッサーリスがデビュー・レコーディングとして録音を行い、Hyperion初期のベストセラーとなったブラームスのチェロ・ソナタ集(CDA-66159/廃盤)。復活が強く望まれていたイッサーリスのブラームス。そのブラームスが長き沈黙を破り、なんと新録音での登場!今回はブラームスに加えてドヴォルザーク、スークの小品もカップリング。絶賛を受けた旧録音の存在があるだけに、イッサーリス自身が並々ならぬ決意と意欲が窺われます。
CDA-67530
ドビュッシー:前奏曲集 全曲 スティーヴン・オズボーン(P)
1971年スコットランドに生まれ、91年にクララ・ハスキル国際コンクールで優勝を果たし一躍世界にその名を轟かせたスティーヴン・オズボーン。アムラン、ヒューイット、ハフやシェリー、ハワード、デミジェンコなど世界に名高い超一流ピアニストを擁するピアノ王国ハイペリオンがレーベルを挙げて強力にプッシュしている逸材でもあります。これまでにオズボーンはリストを除くとカプースチン、アルカン、メシアンといった比較的珍しいレパートリーのリリースを行ってきたが今回は王道ドビュッシーに着手!演奏時間約78分で1枚のCDに収録されている点も嬉しいポイント。
CDA-67531(2CD)
SACDA-67531(2SACD)
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り/マニフィカト(6声)/
ミサ曲「その時イエス入りたまえり」
キャロリン・サンプソン(S)
レベッカ・オートラム(S)
ダニエル・オーキンクロス(ハイ・テノール)
ニコラス・マルロイ(ハイ・テノール)
チャールズ・ダニエルズ(T)
ジェイムズ・ギルクリスト(T)
ピーター・ハーヴェイ(Bs)
ロバート・エヴァンス(Bs)
ロバート・マクドナルド(Bs)
ロバート・キング(指)
キングズ・コンソート&cho
モンテヴェルデイは「聖母マリアの夕べの祈り」において宗教音楽に当時としては最新の世俗音楽の手法を取り入れ、ゴンベールのモテットによるパロディ・ミサを加えるなど斬新な作曲法を披露しています。また「聖母マリアの夕べの祈り」は作曲が行われた経緯や初演、1610年に出版された理由、通常ならば晩歌の典礼に用いられないソナタやモテットが含まれているなど不明な点も多く、現在までに多くの議論が行われてきた作品でもあります。今回のレコーディングは、キャロリン・サンプソンやジェイムズ・ギルクリスト、ピーター・ハーヴェイといった大物ソリストからハイペリオンが発掘した実力派歌手を余すことなく起用し、キングズ・コンソートの25周年コンサート・シリーズの一環として万全の体制で行われました。 
CDA-67533
ウィリアム・バード:大典礼曲(グレート・サーヴィス)
[いざ来たりて/テ・デウム/ベネディクトゥス/キリエ/信条/
マニフィカト/今こそ汝は行かしめたもう]/
おお主よ、御身のしもべエリザベスが/導きたまえおお主よ/
ヴォランタリー、ネヴェル夫人のために/深き淵より/
ファンシー、ネヴェル夫人のために/キリストは死より蘇り/
神に向かいて喜びもて歌え
ジェイムズ・オドンネル(指)
ウェストミンスター寺院聖歌隊
ロバート・クウィニー(Org)
16世紀イギリスを代表するルネサンス音楽の大家であったウィリアム・バードが作曲を行った『大典礼曲(グレート・サーヴィス)』は、カトリックであったバードがイギリス国教会のために残した7曲で構成される作品。
CDA-67534
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調Op.40
チェロとピアノの為の8つの小品
シュニトケ:マドリガル(オレグ・カガンの追憶に)/
チェロ独奏の為の「Klingende Buchstaben」
チェロ・ソナタ第1番
アルバン・ゲルハルト(Vc)
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2005年8月26日-28日、ウィグモア・ホール、ロンドン
1966年よりベルリン・フィルで活躍するヴァイオリン奏者の父と声楽家の母を両親に持つという絵に描いたようなベルリンの音楽一家に生まれたアルバン・ゲルハルト。16歳でビシュコフ指揮のベルリン・フィルとの共演でデビューを果たしたゲルハルトは、フィラデルフィア管(コンロン指揮)、ボストン響(ドホナーニ指揮)、サンフランシスコ響(ティルソン=トーマス指揮)といった世界トップクラスの実力を誇る名門へのデビューも果たし、約150にも及ぶオーケストラとの共演を重ねるなど驚異的な活躍を続けています。しかも来る2007年4月には、ティーレマンのタクトによるベルリン・フィル定期演奏会に団員以外のドイツ人チェリストとしては戦後初のソリストとしてシューマンのチェロ協奏曲で登壇予定となっています。芸術監督サイモン・ラトルの強い要請で実現するベルリン・フィルとの共演は、ゲルハルトへの尋常ならざる期待と評価の証明であると同時に、その素晴らしき実力と才能が認められた証拠でもあります。
CDA-67536
ゴットシャルク:ピアノ作品集Vol.8
Home,Sweet Home RO.117(Op.51)/軍歌 RO.48(Op.78)/
ペンシヴ RO.196(Op.68)/
Le Chant du martyr Grand caprice religieux RO.49/
演奏会用ポルカ「彼女の眼」RO.235(Op.66)/
カヴェリエのパストレッラ RO.190(Op.32)/
演奏会用大ワルツ「光り輝く」RO.218(Op.72)/
演奏会用練習曲「最後の恋」RO.73(Op.63)/
ポルトガルの讃歌による演奏会用変奏曲 RO.290(Op.91)
La melancolie etude caracteristique
d'apres F Godefroid RO.167/
勝利の大幻想曲「エルサレム」RO.126(Op.13)
フィリップ・マーティン(P)
Hyperionは当初第8集でのシリーズ完結を予定していたようですが、十分ではないとのことで第9集のリリースを予定している模様。フィリップ・マーティンはゴットシャルクのピアノ作品集すべての演奏を担当しているダブリン出身のピアニスト。
CDA-67538
サン=サーンス:ピアノ三重奏曲第1番ヘ長調Op.18/同第2番ホ短調Op.92 フロレスタン・トリオ
イギリスの常設ピアノ・トリオの代表格として内外に広く認知されているフロレスタン・トリオ。既にハイペリオンからはベートーヴェンのピアノ三重奏曲全集、ブラームス、シューマン、シューベルト、メンデルスゾーン、そしてフランス作品集と数多くのリリースを行っており、ハイペリオンを代表するピアノ・トリオとして高い評価と名声を誇っています。
CDA-67539
ピエール・ヴィレット(1926-1998):合唱作品集
おお、聖なる饗宴よOp.27/聖母の賛歌Op.24/
聞きたまえ主よOp.45/Notre Pere d'Aix Op.75/
穢れなく、罪なくOp.66/汝はペテロOp.29*/
ああ、何と甘美なOp.76/Salutation AngeliqueOp.20*/
Strophes Polyphoniques Pour Le Veni CreatorOp.28/
天使の糧Op.80/おお、救いのいけにえよOp.21/
アヴェ・ヴェルムOp.3/めでたし元后Op.5/
おお、なんと御身の愛すべきことよOp.71/イエスの面影Op.78/
アドロ・テOp.31/大いなる神秘Op.53
スティーヴン・レイトン(指)
ホルスト・シンガーズ
ジェームズ・ヴィヴィアン(Org)*
ハイペリオンの好評合唱タイトル最新作は、20世紀フランスの作曲家ピエール・ヴィレットによる15曲の無伴奏合唱曲と2曲のオルガン伴奏付き合唱曲を収録した合唱作品集。グレゴリオ聖歌や宗教的内容を題材としたヴィレットの作品は、日本の合唱団にもコンサートやコンクールなどで演奏され親しまれています。今回のヴィレットの作品集を歌うのは、ポリフォニーの指揮者としてお馴染みスティーブン・レイトンとイギリスのヴィルトゥオーソ・タレント集団ホルスト・シンガーズ。その歌声の素晴らしさはハイペリオンやヘリオスからリリースとなっているタイトルで実証済みです。
CDA-67540
SACDA-67540(1SACD)
アイヴズ:交響曲全集Vol.2
交響曲第1番/交響曲第4番/宵闇のセントラル・パーク
アンドルー・リットン(指)ダラスSO&cho
ブラームスやドヴォルザーク、チャイコフスキーなど19世紀後半の作曲家たちの作品を思わせる「交響曲第1番&第2番」。マーラーからも注目され室内交響曲的な特色を持つ「交響曲第3番」。そしてストコフスキによって取り上げられた「交響曲第4番」をリットン&ダラス響が熱演!ちなみに同一の指揮者&オーケストラによる交響曲全集の存在は僅かなだけに、一貫した演奏でアイヴズの作風の移り変わりを聴くことの出来る貴重なリリースと言えましょう。中でも「交響曲第2番」でリットン&ダラス響が繰り広げる白熱のライヴは圧倒的演奏であり、最後に待ち受ける圧巻のサウンドに度肝を抜かれること必至!
CDA-67541(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲BWV.1007〜1012(全曲)、
無伴奏チェロ組曲第1番〜プレリュード(アンナ・マグダレーナの筆写譜による)、
同(ヨハン・ペーター・ケルナーの筆写譜による)、
同(ヨハン・クリストフ・ヴェストファル・コレクションの筆写譜による)
カタルーニャ民謡(ビーミッシュ編):鳥の歌
スティーヴン・イッサーリス(Vc)
響きや音色を重視してスチール弦ではなくガット弦を用い続けているため「ミスター・ガット弦」との異名を持つイッサーリス。単純なモダン楽器の演奏でもなく、ピリオド楽器の演奏でもない新たなバッハの無伴奏チェロ組曲がここに姿を現すこととなります。
CDA-67543
エリック・ウィテカー(1970-):合唱作品集
神よ、私はこの素晴らしい日に感謝します/我は花の中に自らを潜ませ/眠り/
I will wade out/行け、美しいバラよ/ダヴィデが聞いたとき/希望、信仰、命、愛/
クラウドバースト/君の手のユリとともに/この結婚 [This Marriage] /水の夜/
少年と少女/彼女の聖なる魂が舞い上がる/ルクス・アルムクェ(黄金の光)
スティーヴン・レイトン(指)ポリフォニー(cho)
ロバート・ミレット(打楽器)
スティーヴン・ベターリッジ(P)

録音:2005年1月3日-5日、テンプル教会、ロンドン
エリック・ウィテカーは「ラスベガスを食い尽くすゴジラ」、「ゴースト・トレイン」といった斬新な吹奏楽作品などで日本での知名度も非常に高い現在35才のアメリカ人作曲家。吹奏楽の作曲家としてだけでなく、「クラウドバースト」や「Water Night(水の夜)」を筆頭に合唱作品の作曲家としてもその地位は急上昇中で、ウィテカーの作品は全世界で35万部以上のセールスを記録しているそうです。
CDA-67545
コンスタント・ランバート:バレ楽「ロメオとジュリエット」
エレジー風のブルース−フローレンス・ミルズの追憶に
ピアノ協奏曲(ピアノ独奏、2つのトランペット、弦楽とティンパニによる;1924)
序曲「バード・アクターズ」/懸賞試合
ジョナサン・プロウライト(P)
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指)
イングリッシュ・ノーザン・フィルハーモニア
かのディアギレフとロシア・バレエ団によって初めて作品が上演されたイギリス人作曲家であるランバートの作品集。バレエ音楽の作曲家として人気の高かったランバート。中でも《ロメオとジュリエット》は代表作として名高い作品。収録曲には他にも特殊な編成で演奏される1924年作曲の《ピアノ協奏曲》(1931年作曲のピアノ協奏曲はCDA-66754に収録)など魅力あるカップリングが並びます。
CDA-67546
ヨーク・ボーウェン:ヴィオラ協奏曲 ハ短調Op.25*
セシル・フォーサイス(1870-1941):ヴィオラ協奏曲 ト短調
ローレンス・パワー(Va)
マーティン・ブラビンズ(指)
BBC スコティッシュSO
ヨーク・ボーウェンとセシル・フォーサイスは共に19世紀後半〜20世紀にかけて活躍したイギリス出身の作曲家。なかなか取り上げられることの少ないヴィオラ協奏曲の貴重なレパートリーを収録したタイトル。ローレンス・パワーはナッシュ・アンサンブル、レオポルド弦楽三重奏団のメンバー。 
CDA-67547
ハルトマン(1905−1963):ヴァイオリンと管弦楽のための《葬送協奏曲》(1959年版)
無伴奏ヴァイオリンのための組曲第1番
同第2番
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番
同第2番
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)、
ブリテン・シンフォニア
芸術家の一家に生まれたハルトマンは、ナチス・ドイツの政権下で国内亡命を余儀なくされながらも作曲活動を続けた20世紀ドイツの作曲家。ナチスの台頭に激しい怒りと深い悲しみを覚えたハルトマンは、第2次世界大戦が勃発した1939年に「葬送協奏曲」の作曲を行っています。ハイペリオンにとっても新たなレパートリーへの第1歩となるこのディスクにソリストとして起用されたのは、1985年ロシア生まれの若きヴァイオリン奏者アリーナ・イブラギモヴァ。才色兼備のアリーナ・イブラギモヴァはヨーロッパを中心に、ここ日本でも注目度が急上昇中。 
CDA-67548
タリス生誕500年記念アルバム
トマス・タリス(1505-1585頃):世の救い主なるイエスよ/誉れある神の御母よ/
天使は優しい言葉で/マニフィカト/
ヌンク・ディミティス/私にとっていかに/
ぬぐいさって下さい、主よ/捨て去れ、不信心な者よ/
さまざまな国の言葉で話した/
聞いてください、お願いです/おお、光から生まれた光よ
アンドリュー・カーウッド(指)
カージナルズ・ミュージック
カトリックとプロテスタントとの間で揺れ動いたイギリスで長きに渡って宮廷音楽家として活躍したイギリス最初の大作曲家トマス・タリス。今年2005年がそのタリスの生誕500年に当るのを記念してHyperionによって製作された合唱作品集!演奏のカーウッド&カージナルズ・ミュージックは15年の歴史を持つ合唱グループ。これまでにASV、Gaudeamusから約20枚の録音のリリースを行うなど実力派団体のひしめく合唱王国イギリスにおいてもその演奏は高く評価されています。カーウッド&カージナルズ・ミュージックは今後Hyperionへウィリアム・バードのラテン語による教会音楽作品集などの録音が予定されています。
CDA-67549
喜びの天使たち〜愛、憧れと嘆きの音楽
不詳(13世紀イングランド):捕虜たちの歌/イングランドの踊り
ジョン・ベディンガム(?-1459/60頃):おお美しきバラよ
ベルナルト・デ・ヴェンタドルン(1147頃-1470頃活躍):ひばりが羽ばたき
ジャン・ヴァイヤン(1360頃-1390頃活躍):Par Maintes Foys
ティエンヌ・ド・モー(13世紀活躍):Trop Est Mes Maris Jalos
フランチェスコ・ランディーニ(1325頃-1397):麗しき美しさに
ヨハネス・チコーニア(1335頃-1411):ペル・クゥエッラ・ストラーダ/ウナ・パンテラ
ギヨーム・デュファイ(1400頃-1474):気高く美しいお前/ああ死なんばかりの悲しみ/
陽の輝きを装われた美しい処女マリアよ
マッテオ・ダ・ペルージャ(?-1418頃):Le greignour bien
不詳(スペイン、1300頃):4つのプランクトゥス
キャサリン・ボット(S)
パヴロ・ベズノシュク、マーク・レヴィ(フィドル)
デュファイなど中世に活躍していた作曲家たちによる、ソプラノとフィドルを用いて演奏を行う作品を集めたプロジェクト。今回のレコーディング・プロジェクトは、ベズノシウクの家での昼食中に始まったそうです。キャサリン・ボットは中世、ルネサンス、バロック時代の作品にも精通したスペシャリストとして活躍中のイギリスのソプラノ奏者。フィドルの演奏を担当するベズノシウク、レヴィともバロック・ヴィオール&バロック・ヴァイオリンの世界的奏者として高い評価を獲得しています。
CDA-67550
SACDA-67550(1SACD)
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83*
4つのピアノ小品Op.119#
マルク=アンドレ・アムラン(P)
アンドルー・リットン(指)ダラスSO*

録音:2006年1月12日-15日ユージン・マクダーモット・コンサート・ホール(ライヴ)*、2006年2月11日ポットン・ホール・サフォーク#
協奏曲は、古色蒼然としたブラームスとはきっぱりと決別した爽快な印象を残す演奏で、どこかアラウの南欧的な感触の演奏を思い起こさせます。開き直った「現代風」を装うのではなく、全ての音が真心から出た共感に満ちているので、独特の味わいとともに全曲を一気に聴かせます。細かいパッセージを鮮やかに弾き上げるのは、ヴィルトゥオーゾの面目躍如ですが、軽薄さに陥らない点も流石。なお、この協奏曲はライヴ録音ですが、ほとんどの維持は気にならず、最後の拍手もありません。
一方の「4つの小品」はガラッっと趣を変え、間合いの余音を大切にしたしっとりとした演奏が心を打ちます。アムラン持ち前の磨きぬかれたタッチの美しさも際立ちます。【湧々堂】
CDA-67551
ブラームス:ピアノ五重奏曲へ短調Op.34
弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.51-2
スティーヴン・ハフ(P)、タカーチSQ
大成功を収めたハイペリオンでのリリース第1弾「シューベルトの弦楽四重奏曲集」(CDA 67585)から約1年。さらに進化したタカーチ弦楽四重奏団の最新盤は、4度のグラモフォン・アウォードを筆頭に世界中のレコード賞を獲得しているイギリスの名手スティーヴン・ハフを迎えてのブラームス!
CDA-67552
ブラームス:弦楽四重奏曲第3番変ロ長調Op.67/弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.51-1 タカーチSQ〔エドワード・ドゥシンベル(第1Vn)、カーロイ・シュランツ(第2Vn)、ジェラルディン・ウォルサー(Va)、アンドラーシュ・フェエール(Vc)〕
2006年にリリースされ大成功を収めたハイペリオン移籍第1弾「シューベルトの弦楽四重奏曲集」(CDA 67585)、グラモフォン・ゴールド・ディスク賞受賞で話題のスティーヴン・ハフとの共演が実現した2007年リリースの「ブラームスのピアノ五重奏曲&弦楽四重奏曲第2番」、そして今回ハイペリオンからのリリース第3弾として登場するタカーチ弦楽四重奏団の最新作は、前作に引き続きブラームスの「弦楽四重奏曲集」。タカーチ弦楽四重奏団はブラームスのピアノ五重奏曲、3曲の弦楽四重奏曲をデッカ時代にも録音しており、今回のリリースで4作品の新録音が揃うことになります。
CDA-67553
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集
[ト短調RV.416/イ短調RV.420/ハ短調RV.401
ト短調RV.417/イ短調RV.418/ト長調RV.415]
2つのチェロの為の協奏曲 ト短調RV.531*
ジョナサン・コーエン(Vc)
サラ・マクマーン(Vc)*
ロバート・キング(指)キングズ・コンソート
ジョナサン・コーエンは2001年よりフィルハーモニア管、エイジ・オブ・エンライトメント管、ガブリエリ・コンソート、レスリー・ハワード、ヒュー・ワトキンスらと共演を重ねるなど、第一線で活躍中。ロンドン・ハイドン・クヮルテットのメンバーとしても活発な活動を展開している将来を渇望されるアーティストです。
CDA-67554(2CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第50番ハ長調Hob.XVI-50
/第40番ト長調Hob.XVI-40
第46番変イ長調Hob.XVI-46
第41番変ロ長調Hob.XVI-41
第52番変ホ長調Hob.XVI-52
第23番ヘ長調Hob.XVI-23
第43番変イ長調Hob.XVI-43
第24番ニ長調Hob.XVI-24
第32番ロ短調Hob.XVI-32
第37番ニ長調Hob.XVI-37
マルク=アンドレ・アムラン(P)
アムランは62曲のピアノ・ソナタの中から中期〜後期にかけて作曲された10曲を厳選。作品の本質を徹底的に研究してレコーディングに臨むなど、今回のハイドン・アルバムへの並々ならぬ意気込みが窺い知れます。キャリアの初期から驚異的な技巧を必要とする作品を数多くリリースしてきたアムランですが、古典派から現代曲までを弾きこなすレパートリーの広さと演奏の素晴らしさは絶賛を博したブラームスやコンサートでのパフォーマンスで既に証明済。
CDA-67556
モーツァルト:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第3番変ロ長調K.502/
ピアノ三重奏曲第4番ホ長調K.542/
ピアノ三重奏曲第6番ト長調K.564
フロレスタン・トリオ
[アントニー・マーウッド(Vn)
リチャード・レスター(Vc)
スーザン・トムズ(P)]
今回のモーツァルト・アルバムに収録されている3曲は、1786年と1788年という死の数年前に書かれた作品。ヴァイオリンのアンソニー・マーウッド、チェロのリチャード・レスター、ピアノのスーザン・トムズは3人とも世界的名手として活躍を続ける名手たちであり、その類稀なアンサンブル能力はこれまでのパフォーマンスで証明済みです。
CDA-67557
ウェストミンスター寺院の三位一体の主日
[朝の祈り]
ウェストミンスター寺院の鐘
トマス・トムキンズ:祈り
ジョージ・エルヴェイ:詩篇115
ブリテン:テ・デウム ハ長調
ウォルトン:ユビラーテ
トマス・トムキンズ&ジョン・ファーマー:応答歌
[聖餐式]
フランシス・グリアー:三位一体のミサ
[夕べの祈り]
エドワード・ベアストー:詩篇107
ハーバート・ハウエルズ:ウェストミンスター・サーヴィス〜
[マニフィカト/ヌンク・ディミティス]
ジョン・スタイナー:われは主を見たり
チャールズ・スタンフォード:幻想曲とトッカータ ニ短調Op.57
ロバート・クウィニー(Org)
ジェイムズ・オドンネル(指)
ウェストミンスター寺院聖歌隊
Hyperionとウェストミンスター寺院聖歌隊とのコラボレーションがスタート!エリザベス1世、シェイクスピア、ダーウィンなど王室や歴史上の有名人が眠る場所であり、ゴシック建築の代表作といわれるウェストミンスター寺院。そのウェストミンスター寺院が誇る聖歌隊がHyperionデビューを果たしました(これまでHyperionに様々な名演を残しているウェストミンスター大聖堂聖歌隊とは別団体)。今回のディスクに収録されているウォルトン、スタイナー、グリアーの作品は1991年にウェストミンスター寺院聖歌隊のために作曲された作品。 
CDA-67558
メンデルスゾーン:宗教合唱作品集
3つのモテットOp.23
[深き苦しみの淵よりわれ汝を呼ぶOp.23-1/
アヴェ・マリアOp.23-2/
われら人生の半ばにありてOp.23-3]/
主よわが祈りを聞きたまえ/
3つの詩篇Op.78 より
[いかなれば諸々の民の立ち騒ぎOp.78-1/
神よ、われを審きOp.78-2]/
夕べの祝福/キリエ・エレイソン/聖なるかな/
いと高きところ神に栄光あれ/
われらに平安を与えたまえ/
O for the wings of a dove
デイヴィッド・ヒル(指)
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho
教会音楽(3つのモテット)Op.23」と「3つの詩篇Op.78」を中心としたメンデルスゾーンの宗教的題材を持った合唱アルバム。今回のリリースは、これまでにウェストミンスター大聖堂聖歌隊と数多くの名演奏を残してきたデイヴィッド・ヒルとケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団のコンビによるハイペリオンの新たなリリースの第1弾となります。
CDA-67559
ブラームス:カノン・ミサ ハ長調/救いはわれらより来るOp.29-1/
ああ、神よわが内に清き心をOp.29-2/
宗教的歌曲「惜しみなく与えよ」Op.30/アヴェ・マリアOp.12/
おお救世主よ天を開けOp.74-2/
いかなれば艱難にある者に光を賜いOp.74-1
ヨゼフ・ラインベルガー(1839-1901):ミサ曲 変ホ長調Op.109
マーティン・ベイカー(指)
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
巨匠ブラームスと、オルガン作品の大家として知られるラインベルガーのミサ曲とモテットを集めた宗教作品集。ハイペリオンへ多くの録音を行っているウェストミンスター大聖堂聖歌隊は、中世ルネサンス時代からストラヴィンスキー以降に至るの宗教音楽を主なレパートリーとして幅広い活動を継続中。さらには新作の委嘱にも積極的に取り組むなど、イギリスの教会合唱の最高峰に君臨する名合唱団です。
CDA-67560
モーツァルト:ソプラノの為のアリア集
喜ばしき天の女王 K.108/証聖者の盛儀晩課 ハ長調 K.339〜主をほめたためよ/
主の保護のもとに K.198/グラドゥアーレ「神の母、聖なるマリア」ヘ長調 K.273/
モテット「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」K.165/戴冠式ミサ ハ長調 K.317〜神の子羊/
主日の為の晩課 ハ長調 K.321〜主をほめたたえよ/喜ばしき天の女王 K.127
キャロリン・サンプソン(S)
ロバート・キング(指)キングズ・コンソート&cho

録音:2005年10月29日-31日、カドガン・ホール、ロンドン
CDA-67561
シュポア:クラリネット協奏曲集Vol.2
クラリネット協奏曲第3番へ短調WoO.19
同第4番ホ短調WoO.20
マイケル・コリンズ(Cl)、
ロビン・オニール(指)スウェーデンCO
当時の名奏者ヨハン・サイモン・ヘルムシュタットのために作曲された4つの協奏曲。今回の第2集には、ヴィルトゥオージティが全ての局面で要求される第3番、シュポアの作品の中でも傑作と評される第4番の2作品を収録。
CDA-67562
パデレフスキ:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ 変ホ短調Op.21 (1903)/
創作主題による変奏曲とフーガ
[イ短調Op.11/変ホ短調Op.23]
ジョナサン・プロウライト(P)
CDA-67563
女性たちの人生と恋(全46曲)
シューマン:いまあなたは最初の苦しみを私に与えたOp.42-8/
最初の出会い/あの人を見た時から/
すべての人にまさってOp.42-2/私の指に光る指環/
私の胸に/いまあなたは最初の苦しみを私に与えた
ブラームス:ああ、この眼差しをそむけておくれ
レーヴェ:あの人を見た時から/私の指に光る指環/私の胸に/
いまあなたは最初の苦しみを私に与えた/、他
フェリシティ・ロット(S)
アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms)
グレアム・ジョンソン(P)
ロベルト・シューマンとカール・レーヴェの歌曲を中心として、女性の人生と恋を1つの物語として構成した歌曲集。アーティスト陣は押しも押されぬ世界的ソプラノ奏者としての地位を確立しているフェリシティ・ロット、1993年よりウィーン国立歌劇場のメンバーとして活躍中のザルツブルク出身のメゾ・ソプラノであるキルヒシュラーガー、そしてハイペリオンが誇るピアノ伴奏の世界的権威グレアム・ジョンソンという強力トリオ。 
CDA-67564
ジョージ・ツォンタキス(1951−):ピアノと管弦楽のための《悲しみの人》、
サラベスク
シェーンベルク:ピアノのための《6つの小品》Op.19
ベルク
:ピアノ・ソナタOp.1
ウェーベルン:ピアノのための変奏曲Op.27
スティーヴン・ハフ(P)、
アンドルー・リットン(指)ダラスSO
2007年3月に行われたロイヤル・リヴァプール・フィルのコンサートで自作のチェロ協奏曲(ソリストはイッサーリス!)の世界初演を行い、指揮者デビューを果たすなど新たな境地を開拓しているスティーヴン・ハフの新たなる協奏曲録音!権威あるグロマイヤー賞、チャールズ・アイヴズ・リヴィング賞を勝ち取っているアメリカ人作曲家ツォンタキスのピアノ協奏曲は、ハフのために作曲されハフ自身の演奏によって2005年に初演が行われています。この「ピアノ協奏曲《悲しみの人》」はキリストが描かれた中世ビザンチンの絵画から受けたインスピレーションと、ベートーヴェン&メシアンからの影響によって誕生した「キリストの受難」を描く作品。
CDA-67565
スティーヴン・ハフ〜スパニッシュ・アルバム
ソレール:ソナタ 嬰へ長調
グラナドス:詩的な情景
アルベニス:エヴォカシオン/トゥリアーナ
モンポウ:「内なる印象」より
[悲しい鳥/小舟/秘めごと/ジプシー]
フェデリコ・ロンガス(1895-1968):アラゴン
ドビュッシー:グラナダの夕べ/途絶えたセレナード/ヴィーニョの門
ラヴェル(モーリス・デュメニル編曲):ハバネラ形式による小品
アルベニス/ゴドフスキー編曲:タンゴ
F.X.シャルヴェンカ:スペインのセレナードOp.63-1
W.ニーマン:セビーリャの夕暮れ
スティーヴン・ハフ:オン・ファリャ
スティーヴン・ハフ(P)
ハフはモンポウのピアノ作品集(CDA-66963/MCDA-66963)で1998年度のグラモフォン・アウォードを獲得するなど、スペイン音楽への造詣も非常に深く実績も満点。
CDA-67567
ジェフリー・バーゴン(1941-):合唱作品集
At the round earth's imagined corners
アサンプション*/短いミサ曲
Of flowers and emeralds sheen *
マニフィカト/ヌンク・ディミッティス(1979年版)
As the angels stood */林檎の花*
聖体祝日のキャロル *
The song of the creatures */死よ驕るなかれ*
Come let us pity not the dead *
テ・デウム*
ヌンク・ディミッティス(1997年版)*
マシュー・オーウェンス(指)
ウェルズ大聖堂聖歌隊
ジェフリー・バーゴンは、クラシックの作品のみにとどまらず映画音楽やテレビ、舞台音楽など多数作曲し、その作品はイギリス各地で数多く取り上げられているベテラン作曲家。ハウエルズの合唱作品集(CDA-67494)に続いて2度目の登場となるウェルズ大聖堂聖歌隊は、バーゴンの作品の初演を担当するなど演奏、解釈ともに定評があります。*印=世界初録音。
CDA-67568
ウィリアム・バード:宗教音楽集Vol.10
人生に望みを持つ人は誰か
苦難が近づき
彼は終わりの時に現われん
めでたし、聖なるみ母よ
アレルヤ、めでたし、めぐみに満てるマリア
祝福されし乙女/
幸いなるかな、乙女マリアのみ体
天の女王、喜びませ
めでたし、女王、憐れみ深きみ母
御身のしもべに御身の慈悲もてはからいたまえ
見よ、何という幸せ、何という喜び
主よ、御身が手に/
われは主にひとつの事を望みぬ
主よ、訪れたまえ、とわれらは願う
主よ、わが祈りを聞きたまえ、御耳を/聖なる讃美のうちに
アンドルー・カーウッド(指)
カージナルズ・ミュージック
タリス・スコラーズのメンバーにも名を連ねると同時に、自らが10年に渡って音楽監督を務めるカージナルズ・ミュージックを率いて精力的な演奏活動を行っているアンドリュー・カーウッド。今回のリリースは、同じくイギリスのレーベル「Gaudeamus」で第9巻まで進行していたバードの宗教作品集の第10巻となるもので、今後はハイペリオンへ活躍の場を移して完結までに更に3枚のリリースが予定されています(全13巻予定)。実力派合唱団による演奏のリリースが数多く行われているハイペリオンが期待を寄せるカージナルズ・ミュージック。合唱ファンは今後の動向に要注目!

CDA-67569
アルカン:独奏ピアノのための協奏曲Op.39,No.8-10(短調による12 の練習曲集Op.39 より)
歌曲集第3集Op.65
マルク=アンドレ・アムラン(P)
このアルバムのメインである「独奏ピアノのた めの協奏曲」は「短調による12 の練習曲集」の 8曲目から10曲目までの3曲で構成されており、 第1楽章だけで約30分。全曲でなんと約50分 の演奏時間と超絶技巧を要する規格外のスケー ルを持った作品として知られています。アムランはキャリアの初期から現在に至るま で多くの重要な場面でアルカンの作品を取り上 げており、この知られざる巨匠への情熱はとてつもなく深く燃え上がるほど熱いもの。 演奏には桁外れの技巧を必要とするため、取り上げられる機会を失い忘れられていたアルカン の作品を表舞台へと引き上げたのは、紛れもな くこの世界最強の“ スーパー・ヴィルトゥオー ソ・ピアニスト” マルク=アンドレ・アムラン なのです。 アムランは過去にこの「独奏ピアノの ための協奏曲」をMusic & Arts へ録音しており、 今回のハイペリオンからのリリースは十数年の時を経て実現した再録音。 前回の録音から全ての面でスケールアップを遂 げたアムランが、ピアノの持つ表現力の限界に立ち向かいます!
CDA-67570
ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス(1863;原典版) キャロリン・サンプソン(S)
ヒラリー・サマーズ(A)
アンドルー・トルティス(T)
アンドルー・フォスター=ウィリアムス(Bs)
ロバート・キング(指)
キングズ・コンソートcho
ゲイリー・クーパー(P)
マシュー・ホール(P)
マーク・ウィリアムズ(ハルモニウム)
ロッシーニが晩年となる1863年に作曲を行った「小ミサ・ソレムニス」は、4声の独唱と合唱、2台のピアノとハーモニウムの伴奏という編成で書かれた傑作。1864年に初演が行われた「小ミサ・ソレムニス」は1867年に管弦楽伴奏への改訂が行われますが、今回収録されているのは1863年に作曲された原典版。演奏者はロバート・キング率いるキングズ・コンソート合唱団に加えて、絶妙の関係を築いているソプラノのキャロリン・サンプソン、チャンネル・クラシックスで活躍中のピアニストであるゲイリー・クーパーなど錚々たる陣容。演奏時間約79分。
CDA-67571
ブロッホ:《バール・シェム》組曲、
 ヘブライ組曲、
 無伴奏ヴァイオリン組曲第1番/第2番
パウル・ベン=ハイム(1897−1984):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.44、
 Berceuse Sfaradite、
 即興と舞曲Op.30
ハガイ・シャハム(Vn)、
アーノン・エレツ(P)
フバイのヴァイオリン協奏曲集のリリースによって、さらにその株を上げたハガイ・シャハムによるブロッホのヴァイオリン作品集第2弾。第1弾となった前作(CDA 67439)では、ヴァイオリン・ソナタをメインとしたプログラミングを聴かせてくれたシャハム。力強さと情熱、そして民族性を併せ持ったブロッホ&ベン=ハイムの作品でシャハムのスリリングな妙技と輝かしい音色が冴え渡ります。
CDA-67572
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調Op.21
J・スーク:エレジー 変ニ長調Op.23
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第2番ト短調Op.26
フロレスタン・トリオ
2000年にはこれまでの功績が認められロイヤル・フィルハーモニック協会室内楽部門賞を授与されるなど、長きにわたってハイペリオンの室内楽シーンを牽引してきた世界屈指のピアノ三重奏団フロレスタン・トリオ。スラヴの熱き情感にあふれた2つピアノ三重奏曲。既にリリースされている「第3番Op.65&第4番Op.95《ドゥムキー》」(CDA 66895)とあわせてここにフロレスタン・トリオのドヴォルザーク全集が完成となります。また2曲のピアノ三重奏曲に挟まれるようにカップリングされた「エレジー」は、ユリウス・ゼイエルの追悼のためにスークによって1902年に書かれた美しき珠玉の小品です。
CDA-67573
タネーエフ:弦楽三重奏曲集
弦楽三重奏曲変ホ長調Op.31
同ロ短調/同ニ長調
レオポルド弦楽三重奏団〔イザベル・ファン・クーレン(Vn)、ローレンス・パワーヴァ、ケイト・グールド(Vc)〕
当時のロシアでは珍しい編成でもあった「弦楽三重奏」のために書かれた作品は洗練されたフォルムの音楽内容だけでなく、師であるチャイコフスキーからも絶賛された対位法の大家としてのタネーエフの実力を示すという重要な役割も備えています。
このタネーエフの弦楽三重奏曲集を演奏するのは、英国の有望株ローレンス・パワーを擁するレオポルド弦楽三重奏団。2005年のロイヤル・フィルハーモニック協会賞受賞に代表されるように、その成熟されたスタイルと演奏は国際的にも高い評価を得ています。ロシア音楽ファン要チェック。
CDA-67574
R・シュトラウス:メタモルフォーゼン、
ピアノ四重奏曲ハ短調Op.13、
カプリッチョOp.85〜前奏曲
ナッシュ・アンサンブル
23の弦楽器のために書かれた「メタフォーゼン」は、初稿版とも言える弦楽七重奏版による演奏。そして「メタモルフォーゼン」より約60年前に作曲された「ピアノ四重奏曲」のカップリングも、シュトラウスの作風の変遷を知ることの出来る興味深い選曲。
CDA-67575
われらの時代の子供たち
アントニー・ピッツ(1969):Thou knowest my lying down
マイケル・ティペット(1905-1998):われらの時代の子供たち〜5つの黒人霊歌
ニコラス・オニール(1970-):アヴェ・ヴェルム・コルプス
ルース・バークモア(1966-):夜の静けさ
マーク・エッグレイ・スミス(1955-):E.E.カミングスの詩による5つのマドリガル
エウヘニオ・マヌエル・ロドリゲス(1961-):Eres...
フランシス・ポット(1957-):Amore langueo
ジェレミー・サマーリー(指)
スコラ・カントルム・オブ・オックスフォード
マイケル・ティペットが編曲を行った「《我らの時代の子供たち》より 5つの黒人霊歌」を中核として6人の作曲家たちによる新しい作品を集めた合唱作品集。「《我らの時代の子供たち》より 5つの黒人霊歌」がまとまった形で収録されている録音は貴重。スコラ・カントルム・オブ・オックスフォードは若手声楽家たちによる新進気鋭の合唱団。ティペットの5つの黒人霊歌や新作を録音してくるという意欲的な選曲とあわせてその歌声にも要注目!
CDA-67576
セント・ジョンズのクリスマス(全22曲)
O.ゴールドシュミット:A Tender Shoot
H.ハウエルズ:A Spotless Rose
E.ネイラー:Vox dicentis:Clama
J.ビンガム:The Clouded Heaven
J.ラッター:There is a Flower
ホルスト:This have I done for my true love
F.ポット:Lullay me liking
P.ウォーロック:Bethlehem Down
M.ラウリッドソン:大いなる神秘/、他
デイヴィッド・ヒル(指)
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho
(CDA-67558)でも美しい歌声を聴かせてくれたヒル&ケンブリッジ・セント・ジョーンズ・カレッジ合唱団によるイギリスの作曲家を中心としたクリスマス・アルバム。 
CDA-67577
オルガン・ファイヤーワークスVol.11
アーロン・コープランド(1900-1990):パラブル
エドウィン・ルメア(1865-1934):モダンなマーチOp.2
ヤナーチェク:オルガン・ソロ
ジャン・ラングレー(1907-1991):リパブリック賛歌(1985)
ジョン・ベーンケ(1953-):Go tell it on the mountain
デイヴィッド・ジャーマン(1954-):フェスティヴ・トランペット・チューン
マティアス・ナーゲル(1958-):Danke-Swingfuglein
ウジェーヌ・ジグー(1844-1925):大合唱の応答
アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):コラールとフーガ
モンス・レイドヴィン・タクレ(1942-):祝祭音楽
シャルル=マリー・ウィドール(1844-1937):アメリカ行進曲Op.31
イアン・ファリントン(1977-):ファスト・ダンス
ハンス=マルティン・キーファー(1956-):ブルース・コラール
ヨゼフ・ヨンゲン(1873-1953):英雄的ソナタOp.94
クリストファー・ヘリック(Org)
カナダのユージン・マクダァモット・ コンサートホールに設置されている巨大なオルガンを使用して行われたレコーディング。
CDA-67578
メトネル:忘れられた調べ第1集Op.38/同第2集Op.39/
2つのおとぎ話Op.8
マルク=アンドレ・アムラン(P)
既発売のメトネルのピアノ・ソナタ全集(CDA-67221/4)の中から「忘れられた調べ」と「2つのおとぎ話」をピック・アップし編集を行い、1枚モノのタイトルとしてお求め易い形での再発売盤。 
CDA-67579
マクシミリアンU世時代の宮廷音楽
ヤコブス・ファート(c.1529−1567):イエスは彼女が泣き、
 星の創り主、おお王国は栄光に満ちて、
 Ascendetis post filium、
 コンティヌオ・ラクリマス
アントニウス・ガリ(?−1565):ミサ曲《Ascendetis post filium》
ピーター・マーセンス(c.1505−1562):Discessu
ラッスス:平和を愛する者
チンクエチェント
神聖ローマ皇帝マクシミリアンU世から絶大な信頼を受けていた臣下ヤコブス・ファートや貴族として認められたラッススなど、同皇帝に仕えた音楽家たちによる宮廷音楽を存分に堪能出来るハイペリオンの意欲があふれる好企画。5人音楽家によって2004年10月にウィーンで結成された「チンクエチェント」は、16世紀の合唱作品を主なレパートリーする新進気鋭の男声ヴォーカル・アンサンブル。これがデビュー盤となります。
CDA-67580
モートン・ラゥリッドソン(1943−): 合唱作品集Vol.2
真冬の歌(管弦楽伴奏版)
薔薇の歌/I will lift up mine eyes
O come let us sing unto the Lord
めでたし、いと優しきマリア/夜想曲
スティーヴン・レイトン(指)
ポリフォニー、ブリテン・シンフォニア、
アンドリュー・ラムスデン(Org)、
モートン・ラウリッドソン(P&フィンガーシンバル)
現代アメリカを代表する合唱作曲家るラゥリッドソンは、1994年から2001年までアメリカの名門合唱団ロサンゼルス・マスター・コーラルのコンポーザー・イン・レジデンスを務めるなど20世紀の新しい合唱レパートリーの作曲、普及を活発に行っています。またその作品の数々は、代表作「おお、大いなる神秘」を筆頭に日本でも大きな人気を獲得するなど国、ジャンルを越えて幅広く親しまれています。指揮者のレイトンの呼びかけで1986年に結成されて以来、瞬く間にイギリスのトップ・クラスの合唱団の地位を獲得したポリフォニー。その実力は2度のグラモフォン・アウォード合唱部門年間最優秀賞の獲得などで実証済みる。前作(CDA 67449)の続編となる第2集では日本でも歌われる機会の多い「真冬の歌」や「薔薇の歌」を収録しており、前述の2作品以外は世界初録音!
CDA-67581(2CD)
レーガー:チェロ・ソナタ&無伴奏チェロ組曲集
チェロ・ソナタ第1番へ短調Op.5
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調Op.131c-1
チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.28
無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調Op.131c-2
チェロ・ソナタ第3番ヘ長調Op.78
無伴奏チェロ組曲第3番イ短調Op.131c-3
チェロ・ソナタ第4番イ短調Op.116
アルバン・ゲルハルト(Vc)、
マルクス・ベッカー(P)
ティーレマン&ベルリン・フィルとの共演(シューマンのチェロ協奏曲)で大喝采を浴びたゲルハルト。共演のピアニストにはこれまでに12枚に及ぶレーガーの作品集をリリースしているレーガーのスペシャリスト、マルクス・ベッカーを迎えるなど布陣は万全。生命力に満ちあふれる生きた音楽を奏でる希代のチェリストがドイツの音楽家レーガーの真髄に迫ります。
CDA-67584
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1番/第2番、
三重奏曲イ短調Op.114
ローレンス・パワー(Va)、
ティム・ヒュー(Vc)、
サイモン・クロフォード=フィリップス(P)
クラリネット奏者にとって避けては通れない重要レパートリー3作品のヴィオラ独奏盤が登場!味わい深いヴィオラの音色がクラリネットとは一味違う魅力を運んでくれます。ローレンス・パワーはナッシュ・アンサンブル、レオポルド弦楽三重奏団のメンバーとして活動を行いながらソリストとしても世界中のオーケストラと共演を行うなど、新世代のヴィオラ奏者として既にその名声を確立。ソロ・デビュー盤となったボーウェン&フォーサイスのヴィオラ協奏曲集(CDA 67584)が好セールスを記録するなど、その活躍に大きな期待が寄せられています。 
CDA-67585
シューベルト:弦楽四重奏曲集
〔第14番ニ短調D.810「死と乙女」/
第13番イ短調D.804,Op.29「ロザムンデ」〕
タカーチSQ

録音:2006年5月22日-25日、セント・ジョージ教会、ブリストル
1975年にハンガリーのリスト音楽院に在学していた学生たちによって結成されたタカーチ弦楽四重奏団。数度のメンバー交代を経ながらも、長年にわたって世界最高の弦楽四重奏団の一つとしての地位を確立。ハンガリーより騎士十字勲章を授けられるなど、その実力と名声は周知の通り。この世界に名高い名門弦楽四重奏団がこの度1988年から17年間に渡って専属契約を結んでいたデッカを離れ、活動とレパートリーの自由を求めてハイペリオンへと移籍!2005年8月からはヴィオラがロジャー・タッピングからサンフランシスコ響の首席奏者ジェラルディン・ウォルサーへと交代になっており、新生タカーチ弦楽四重奏団のサウンドを堪能できることも見逃せない重要ポイント。
CDA-67586
ウェストミンスター寺院における聖エドワード証聖王の為の祝祭
・朝の祈り・グレゴリオ聖歌: Laudes Regiae
W.スミス:祈り
W.クラッチ:詩篇132番
スタンフォード:テ・デウム/ベネデイクトゥス
W.スミス&R.ストーン: The Responses
パーセル:アンセム「おお神よ、あなたはわが神」
・聖餐式・ジョナサン・ハーヴィー(1939-):ミサ・ブレヴィス
ブルックナー:グラドゥアーレ「正しい者の口は知恵を語る」
W.モーリー:詩篇99番
パーセル:マニフィカト/ヌンク・ディミッティス
P.ムーア:キングとロビン
ジャンヌ・ドゥメッシュー(1921-1968):テ・デウムOp.11
ロバート・クィニー(Org)
ジェイムズ・オドンネル(指)
ウェストミンスター寺院cho
ウェストミンスター寺院聖歌隊とハイペリオンのコラボレーション・アルバム第3弾。アルバムのタイトルにもなっている“聖エドワード証聖王”とは、キリスト教への深い信仰心を持ち、ウェストミンスター寺院を再建した人物として歴史に名を残した11世紀初期のイギリスの王。
CDA-67587
ウォルトン:ヴィオラ協奏曲(原典版)
ラッブラ:無伴奏ヴィオラのための《ビザンチンの賛歌による瞑想曲》(世界初録音)、
ヴィオラ協奏曲イ長調Op.75
ローレンス・パワー(Va)、
イラン・ヴォルコフ(指)BBCスコティッシュSO
ウォルトンのヴィオラ協奏曲は、1928年に作曲された原典版を使用しており音源は非常に貴重。対するラッブラのヴィオラ協奏曲は、自身の6つの交響曲やチャイコフスキーとシベリウスからの影響を見せておりラッブラの代表作1つに数えられています。ローレンス・パワーはナッシュ・アンサンブル、レオポルド弦楽三重奏団のメンバーとして活動を行いながらソリストとしても世界中のオーケストラと共演を行うなど、新世代のヴィオラ奏者として既にその名声を確立。
CDA-67588
R・シュトラウス:歌曲全集Vol.2
夜Op.10-3/待ちわびてOp.10-5
私の心は沈黙し冷えるOp.19-6
ぼくのすべての想いOp.21-1
あなたこそ心の冠Op.21-2
ああ、恋人よ、私は別れねばならないOp.21-3
ああ、あなたが私のものならOp.26-2/
わが魂よ、憩えOp.27-1
たそがれの愛Op.29-1
ときめく胸Op.29-2/夜の散歩Op.29-3
青い夏Op.31-1/白いジャスミンOp.31-3
ばらの花環Op.36-1/森の幸せOp.49-1
金色の光あふれる中Op.49-2
子守歌Op.49-3/愛そうと思う者はOp.49-7
ああ、何という悲しみOp.49-8
盲目の嘆きOp.56-2
オフェーリアの3つの歌Op.67
アンネ・シュヴァネヴィルムス(S)、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
シューベルト、シューマンに代表されるように抜群の評価を獲得し、ベストセラーとして好評を得ているハイペリオンの歌曲シリーズ。クリスティーネ・ブリューワーが好演を聴かせてくれたリヒャルト・シュトラウスの歌曲集の続編となる今回の第2弾では、アンネ・シュヴァネヴィルムスがハイペリオンに初登場。ラトル、コリン・デイヴィス、アンドリュー・デイヴィス、ビシュコフ、エルダーなどの巨匠たちとの共演経験も豊富なシュヴァネヴィルムス。世界中の歌劇場で感動を与えている歌声の持ち主がまた1人、ハイペリオンに加わりました。
CDA-67589
ローズ兄弟の歌曲集
ウィリアム・ローズ(1602−1645):まだ間に合ううちに薔薇のつぼみを摘みなさい、
 おお我がクラリサ我が恋人よ、
 おのが罪に人があなたの裁きを感じるとき、
 「ロイヤル」コンソート〜クーラント、
 カントリー・ダンス、アルマン、コラント
ヘンリー・ローズ(1596−1662):A Tale out of Anacreon、
 Oh that joy so soon should waste、
 春のアマリリス、
 The Angler's Song、
A Pastoral Elegie他 全27曲
ロビン・ブレイズ(C-T)、
エリザベス・ケニー(リュート&テオルボ)、
レベッカ・アウトラム(S)、
ロバート・マクドナルド(Bs)、
ウィリアム・カーター(リュート&ギター&テオルボ)、
フランシス・ケリー(ダブルハープ)
BCJへの客演などで日本でもお馴染みの世界的カウンターテナー奏者ロビン・ブレイズ。キャンピオンの歌曲集(CDA 67268)、バードの歌曲集(CDA 67397)に続くハイペリオン第3弾が登場!ヘンリーとウィリアムのローズ兄弟は、共に17世紀イギリスを舞台として活躍した作曲家。兄のヘンリーは作曲範囲を声楽曲に絞っていたのに対し、弟のウィリアムは声楽曲のみならず器楽曲、劇音楽も手がけるなど対照的な1面を持っていたことも知られています。
CDA-67590
コールリッジ=テイラー(1875−1912):ピアノ五重奏曲ト短調Op.1
ヴァイオリンとピアノのための《バラード》Op.73
クラリネット五重奏曲嬰ヘ短調Op.10
ナッシュ・アンサンブル
驚異的な活動を展開しているイギリスのヴィルトゥオーソ集団ナッシュ・アンサンブルの新録音は、コールリッジ=テイラーの室内楽作品集。シエラレオネ人の父親とイギリス人の母親の間に生まれ、スタンフォードに作曲を支持したコールリッジ=テイラーの初期と晩年の3作品を収録しており作風の変化の聴き比べも一興。ちなみにハイペリオンからは既に「ヴァイオリン協奏曲」(CDA 67420)がリリースされています。
CDA-67591(2CD)
ニールセン:ピアノ作品全集
交響的組曲Op.8
《楽しいクリスマス》の夢FS.34
祝典前奏曲FS.24
若い人と年寄りのためのピアノ音楽第1巻Op.53
ピアノ小品ハ長調FS.159
シャコンヌOp.32
若い人と年寄りのためのピアノ音楽第2巻Op.53
5つの小品Op.3/組曲《堕天使》Op.45
主題と変奏Op.40/3つの小品Op.59
マーティン・ロスコー(P)
アルナス&シンディングのピアノ協奏曲集(CDA 67555)やトルミスの合唱作品集(CDA 67601)など、北欧音楽の発掘にも力を注ぐハイペリオンから新たに登場するのはニールセン。ニールセンのピアノ作品の録音のためにハイペリオンがオファーを出したのは、ベテランの域に入りつつあるイギリスのヴィルトゥオーソ・ピアニスト、マーティン・ロスコーは、ソリストとしてのエネルギッシュな活動はもちろんのこと、イギリスのレーベルを中心にレコーディングも数多く行っており、ハイペリオンからもドホナーニ、ブリュル、フックス&キールのピアノ協奏曲やメシアン、フォーレ、バッハ・トランスクリプションWなどの話題作を発表しています。
CDA-67593
エルガー:教会音楽集
大いなる主Op.67/They are at rest
Queen Alexandra Memorial Ode
アヴェ・マリアOp.2-2
《使徒たち》Op.49〜The Spirit of the Lord
テ・デウムとベネディクトゥスOp.34
おお救い主なるいけにえよ
アヴェ・ヴェルムOp.2-1
見よ大いなる司祭
主よ聞かせ給えOp.64
Give unto the Lord Op.74
ロバート・クウィニー(Org)、
ジェームズ・オドンネル(指)
ウェストミンスター寺院聖歌隊
ウェストミンスター寺院聖歌隊とハイペリオンのコラボレーション・アルバム第4弾。1912年に「大いなる主Op.67」がウェストミンスター寺院で初演されるなど、縁の深い音楽家であったエルガーの合唱作品を集めたもの。
CDA-67594
ディーリアス:歌曲集
ノルウェーの7つの歌/後宮の庭にて
イルメリンのばら
巷に雨の降るごとく、わが心にも涙の雨が降る
空は屋根の上に/月白く/秋の歌/
夏の晩/あこがれ/日没/
夜鳴きうぐいすは金の竪琴を持っている
イ=ブラジル/夏の景色/急げ、我が馬
Aus deinen Augen fliessen meine Lieder
彼女はとても色白で柔らかく優しい
らっぱ水仙に/愛の哲学/夏の夜
イヴォンヌ・ケニー(S)、ピアーズ・レーン(P)
ディーリアスはその生涯に62曲の歌曲を作曲していますが、その約半数の作品からは、北欧の音楽からの影響が見られると同時に美しい香りと哀愁が漂っています。様々な文化をその身で体感してきた英国系オーストラリア人のソプラノ奏者イヴォンヌ・ケニーと、名手ピアーズ・レーンのデュオが美しきディーリアスの世界を作り上げています。
CDA-67596
トマ・クレキヨン(1505頃-1557):シャンソンとモテット集
Oeil esgare/ミサ曲「Mort m'a prive」/Mort m'a prive a 5/
Caesaris auspiciis/Mort m'a prive a 4/Cur Fernande pater/
Le monde est tel/Premia pro validis/Congratulamini mihi
スティーヴン・ライス(指)
ブラバント・アンサンブル
トマ・クレキヨンは、16世紀のフランドル楽派の作曲家であったということと、作品以外の詳しいことは明らかにされていない音楽家。クレキヨンは数百曲に及ぶ膨大な数のモテットとシャンソンを残していますが、これだけまとまった形での録音は貴重なもの。シグナム・クラシックスにクレメンス・ノン・パパの録音(SIGCD 045)を残しているブラバント・アンサンブルは、1998年に結成された15人の声楽家によるヴォーカル・アンサンブル。音楽学者でもあるスティーヴン・ライスの解釈に基づいた演奏は高く評価されており、今回の録音がハイペリオン・デビュー盤となります。
CDA-67597
SACDA-67597(1SACD)
ラモー:クラヴサン曲集(1724)〜第2組曲 ホ短調/
新クラヴサン曲集
[第4組曲 イ短調/第5組曲 ト短調]
アンジェラ・ヒューイット(P)
10年という歳月をかけて録音が行われたバッハの鍵盤作品集に続き、クープラン、シャブリエ、そして遂にスタートとなったベートーヴェンのピアノ・ソナタ集が絶賛を博しているヒューイットが、待望のラモー!
CDA-67598
スティーヴン・ハフ〜モーツァルト・アルバム
モーツァルト:幻想曲ハ短調K.475、
 ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333、
 幻想曲ハ短調K.396(シュタードラー補完)
ヨハン・バプティスト・クラマー(1771−1858):練習曲《モーツァルトへのオマージュ》Op.103-6
イグナツ・フリードマン(1882−1948):メヌエット ニ長調(モーツァルトのディヴェルティメント第17番ニ長調K.334より)
スティーヴン・ハフ:モーツァルトの3つの変容
リスト(ブゾーニ編曲):モーツァルトの《フィガロの結婚》の2つの主題による幻想曲
スティーヴン・ハフ(P)
名作「幻想曲ハ短調K.475」でスタートするハフのモーツァルト・アルバムは、モーツァルト自身の作品はもちろんのこと、モーツァルトの作品を題材としたアレンジ、モーツァルトに対するオマージュを表現した作品、そしてハフの自作などバラエティに富んだプログラミングが特徴的。
CDA-67599
フローラン・シュミット:詩篇第47番Op.38
組曲《sans esprit de suite》Op.89
バレエ音楽《サロメの悲劇》Op.50
チャールズ・ハンフリーズ(Org)、
ジェニファー・ウォーカー(S)、
ティエリー・フィッシャー(指)、
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ&コーラス
ディアギレフ&ロシア・バレエ団によって初演が行われ、ストラヴィンスキーに衝撃と影響を与えたバレエ音楽「サロメの悲劇」。異国情緒、特に東洋への感情が込められた作品でもあり、最終場面の「戦慄の舞」では「春の祭典」に通じる作風が見られます。指揮はフランス音楽へ絶対の自信を持つティエリー・フィッシャーが担当。

CDA-67600
SACDA-67600(1SACD)
雪の中で燃える炎
作曲者不詳:Hanacpachap Cussicuininフアン・ダ・アラウホ(1646−1712):Dixit Dominus、Silencio、
Dime, amor、!A, de la region de luces!、
!A, del cielo!、
!Fuego de amor!、
En el muy gran Padre Ignacio
ディエゴ・ホセ・ダ・サラザール(c.1660−1709):!Salga el torillo hosquillo!
フアン・ダ・アラウホ:Dios de amor、!A, del tiempo!
ジェフリー・スキッドモア(指)
エクス・カシドラ・コンソート&バロック・アンサンブル
2003年にリリースされた「ニュー・ワールド・シンフォニー〜ラテンアメリカのバロック音楽」(CDA 67380)、続いて2005年にリリースされた「月、太陽と全てのもの〜ラテンアメリカのバロック音楽第2集」(CDA 67524)の2タイトルがBBCミュージック・マガジン、グラモフォン、デイリー・テレグラフ、サンデー・タイムズなどの各メディアから絶賛されたスキッドモア&エクス・カシドラの新作が登場!
前2作と同じくラテン・アメリカの音楽を取り上げた「雪の中で燃える炎」で中心となっているのは、18世紀ラテンアメリカ最大の作曲家と名高いフアン・ダ・アラウホの作品。アラウホは、幼い頃にスペインから渡ったペルーを追放されパナマへと逃れ、その後ペルーのリマに戻りボリビアのラプラタでその生涯を閉じたとされています。18世紀ラテンアメリカ最大の作曲家という名声とは反比例するように演奏の機会に恵まれないアラウホの作品ですが、その桁外れの創造力と音楽的才能を確かめることの出来る重要な記録がこの「雪の中で燃える炎」なのです。
CDA-67601
ヴェルヨ・トルミス(1930−):合唱作品集
エルンスト・エンノの詩による2つの歌
3つのエストニアの遊び歌
叙事詩《カレヴィポエグ》による3つの歌
リーブ語の遺産/船上に歌う
秋の風景/4つのエストニアの子守歌
幼き日の想い出
スティーヴン・レイトン(指)
ホルスト・シンガーズ
合唱作品で知られるヴェルヨ・トルミスは、アルヴォ・ペルトと並び、北欧の合唱王国エストニアを代表する巨匠の1人。エストニアの民族音楽の専門家としての一面も持つトルミスは母国に伝わる伝統音楽を作品の礎とするなど卓越した合唱作品を数多く生み出しており、音楽と言葉が密接に結びついたその作品は世界中で親しまれています。ヴィレッテの合唱作品集(CDA 67539)に続いて2度目のタッグとなるレイトン&ホルスト・シンガーズ。レイトンは手兵ポリフォニーとのコンビによるペルトの合唱作品集「トリオディオン」でも、エストニアの合唱作品に対する造詣の深さを実証しています。
CDA-67602
R・シュトラウス:歌曲全集Vol.3
なにも!Op.10-2/サフランOp.10-7/もの言わぬ花Op.10-6/あなたの眼差しが私を見た時からOp.17-1/セレナードOp.17-2/秘めごとOp.17-3/暗いヴェールに覆われてOp.17-4/さあ、勇気を!Op.17-5/舟歌Op.17-6/それがなんの役に立つのOp.19-1/星影は美しく、しかし冷たくOp.19-3/希望と失望Op.19-5/ああ、何と不幸な私Op.21-4/女たちも時にはつつましくOp.21-5/ひそかなる誘いOp.27-3/愛を抱いてOp.32-1/憧れOp.32-2/愛の讃歌Op.32-3/ああ、うるわしい5月よ!Op.32-4/天の使者Op.32-5/15ペニヒでOp.36-2/愛慕Op.36-4/冬の捧げものOp.48-4/冬の愛Op.48-5/したしき幻影op.48-1
アンドルー・ケネディ(T)、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
経験豊富な世界的ソプラノ歌手であるクリスティーネ・ブリューワー(CDA 67488)、アンネ・シュヴァネヴィルムス(CDA 67588)に続いてハイペリオンの「リヒャルト・シュトラウス歌曲集」に登場するのは、各方面から引く手あまたのイギリスの俊英アンドルー・ケネディ! アンドルー・ケネディは欧州の歌劇場を中心としたオペラへの出演やオーケストラとの共演を重ね、2006年には権威あるロイヤル・フィルハーモニック協会のヤング・アーティスト賞を受賞するなど実力だけでなく既に実績も十分のテノール歌手です。 テノールが歌うリヒャルト・シュトラウスの歌曲集は非常に珍しく、有名な交響詩が書かれた期間とほぼ同時期(1882年〜1900年)の歌曲を収録しているこの第3集ではこれまでのイメージとは一味違った作品の“色”を感じ取ることができるでしょう。
CDA-67603
ヨンゲン:聖体秘蹟のためのミサ曲Op.130、
 アブラハムの神W.150、
 慈悲深き主イエスよW.71、
 憐れなる我W.99
フロール・ペーテルス(1903−1986):祝祭ミサOp.62
デイヴィッド・ヒル(指)
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho、
ポール・プロヴォー(Org)、
ロンドン・シティ・ブラス
「メンデルスゾーン」、「クリスマス」に続くヒル&ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団のハイペリオン第3弾は、20世紀ベルギーの宗教作品集。特に20世紀ベルギーを代表する作曲家ヨンゲンのミサ曲は、合唱とオルガンに金管アンサンブルが加わるという壮大壮麗な大作であり、ベルギー音楽ファン注目の作品であす。
CDA-67604
ピエール・ド・マンシクール(c.1510−1564):天の女王、
 日々罪を犯したるわれを、
 ミサ《Cuidez vous que Dieu nous faille》、
 その口でわれに口づけを、
 主よ思い出したもうことなかれ、
 第2旋法によるマニフィカト
ジャン・リシャフォール(c.1480−a.1547):Cuidez vous que Dieu nous faille
スティーヴン・ライス(指)
ブラバント・アンサンブル
ベールに包まれた16世紀フランドル楽派の作曲家クレキヨンの作品集(CDA 67596)でハイペリオン・デビューを飾ったブラバント・アンサンブル。続く第2弾は同じく16世紀の音楽家マンシクールは、スペインで国王フェリペU世の下でルネサンス音楽の発展に尽力した作曲家として知られています。
CDA-67605
SACDA-67605(1SACD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集Vol.2
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28《田園》
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13《悲愴》
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3
アンジェラ・ヒューイット(P)
当代最高のバッハ弾きとしての評価をさらに凌駕する活躍を続ける鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットによるベートーヴェンのソナタ集「熱情」を収録した第1集は、ヒューイットの類稀なる音楽性とイタリアの銘器ファツィオーリの豊かな響きが余すことなく発揮された名演として日本のみならず世界各国から絶大な評価を受けています。言葉では言い表せない素晴らしき魅力に満ちあふれ、たヒューイットのベートーヴェン。
CDA-67606
アンリ・エルツ(1803−1888):ピアノ作品集
創作主題第2番による主題と変奏Op.81
ロッシーニの歌劇《シンデレラ》の「悲しみは消えて」による変奏曲Op.60
3つの性格的な小品Op.45
バラード第1番Op.117-1
無窮動Op.91-3/劇的幻想曲Op.89
バラード第2番Op.117-2
幻想曲と変奏曲Op.158
フィリップ・マーティン(P)
ハイペリオンの超人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト」シリーズからも2枚の録音がリリースされているアンリ・エルツの独奏ピアノ作品集。19世紀フランスの作曲家であるアンリ・エルツは著名で人気のあったヴィルトゥオーソだったとされており、パリ音楽院でピアノ科の教授をつとめるかたわら、ピアノ製作にも興味を示し自分で工場を建設、経営までしてしまったという異色の経歴の持ち主です。演奏は8枚に及ぶゴットシャルクのピアノ作品集でリスナーを沸かせたダブリン生まれのピアノ奏者フィリップ・マーティン。
CDA-67607(2CD)
バッハ:鍵盤楽器の為の協奏曲集
協奏曲第1番−第7番ト短調 BWV.1052-1058/
ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.1050/
三重協奏曲 イ短調 BWV.1044
アンジェラ・ヒューイット(P)
リチャード・トネッティ(指)オーストラリアCO
ヒューイット初の協奏曲、室内楽曲録音として日本でも大きな絶賛を受けたJ・S・バッハの協奏曲集。その第1巻(CDA-67307)と第2巻(CDA-67308)を1つにまとめたセットがスリム・ケース仕様で登場!グラモフォンではエディターズ・チョイス&CDオブ・ザ・マンス、サンデー・タイムズではクラシカル・CD・オブ・ザ・ウィークに選出されるなど、世界中で高い評価を獲得してきたヒューイットによるバッハの協奏曲集です。
CDA-67609
モーツァルト:ピアノ三重奏曲第2番ト長調K.496
第5番ハ長調K.548/第1番変ロ長調K.254
フロレスタン・トリオ
ハイペリオンの室内楽を牽引するフロレスタン・トリオによるモーツァルトの第2集。前作でも素晴らしい解釈と技術を堪能させてくれたフロレスタン・トリオの演奏は今回も深い抒情性と完璧な完成度を誇っています。ヴァイオリンのアンソニー・マーウッド、チェロのリチャード・レスター、そしてピアノのスーザン・トムズによるトリオの底力は計り知れません。
CDA-67610
パレストリーナ:エレミアの哀歌第3巻 マーティン・ベイカー(指)
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
デイヴィッド・ヒル、ジェームズ・オドンネル、マーティン・ベイカーの指揮の下で様々な名演奏を残してきたウェストミンスター大聖堂聖歌隊の最新録音。現在でもベストセラーとして高い評価を受けている「教皇マルチェルスのミサ」(CDA 66266)に代表されるパレストリーナの演奏は、同団体の根幹をなす重要なレパートリーである。更に透明感の増した純粋無垢なハーモニーは、多くの人々に感銘を与えてくれる天使の語らいです。
CDA-67611(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.9 ロンドン・ハイドンSQ
CDA-67612
オルガン・ファイヤーワークス]U
D・ブクステフーデ:前奏曲、フーガとシャコンヌ ハ長調、
 前奏曲とフーガ ト短調
ペトル・エベン(1929−2007):ブクステフーデへのオマージュ
N・ガーデ
:交響的小品ヘ長調
J・ラインベルガー:トヌス・ペレグリヌスの幻想曲
ヴィエルヌ
:ウェストミンスターの鐘
M・デュプレ:前奏曲とフーガ ト短調
ブラームス
(E・ルメア編):大学祝典序曲Op.80
S・カルク=エラート:B-A-C-Hによるパッサカリアとフーガ Op.150
クリストファー・ヘリック(Org)
ハイペリオン専属のオルガン奏者クリストファー・ヘリックの演奏による人気シリーズ「オルガン・ファイアーワークス」も今回のリリースが第12集。これまでの第1巻から第11巻でもヨーロッパを中心とした世界各国のオルガンを弾いてきたヘリックが、第12巻ではデンマークのハーザースレウ大聖堂のオルガンを演奏。バラエティに富んだプログラムは健在!
CDA-67613
スカルラッティ:ソナタ集
ソナタ ニ短調 K.9/ソナタ ハ長調 K.159/ソナタ ロ短調 K.87/ソナタ ニ長調 K.29/ソナタ イ長調 K.113/ソナタ ニ長調 K.430/ソナタ ト短調 K.8/ソナタ ト長調 K.13/ソナタ ロ短調 K.27/ソナタ ニ長調 K.140/ソナタ ニ短調 K.141/ソナタ ヘ短調 K.69/ソナタ ト長調 K.427/ソナタ イ短調 K.109/ソナタ ニ長調 K.96/ソナタ ホ長調 K.380
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオーリ)

録音:2015年2月25日−27日、ベートーヴェンザール(ハノーファー)
"鍵盤の女神"アンジェラ・ヒューイットの新録音は、2015年4月の来日公演でも披露されたドメニコ・スカルラッティのソナタ集! これまで、第52回レコード・アカデミー賞を受賞した「フーガの技法(PCDA-67980)」を始めとするバッハの作品集やラモーのクラヴサン曲集など、モダン・ピアノで弾くバロックの鍵盤作品集によって多大なる評価を獲得してきたアンジェラ・ヒューイット。555曲に及ぶソナタの中から選ばれた16のソナタが、ファツィオーリの優しく気高い音色に包まれて輝きます。トラック1からトラック8までが来日公演で演奏された曲順通りに収録され、アンコールで弾いたK.380のソナタでアルバムも締めくくります。
CDA-67614
ニコラ・ゴンベール(c.1495−c.1560):苦難と不安/Hortus conclusus es/主よ、顧みたまえ/Virgo sancta Katherina/けがれなく(モノフォニー)/けがれなく、罪なく、貞節なり、マリア/主よ、思い出したもうことなかれ/我らが父よ/アヴェ・マリア/Ergone vitae/めでたし、いとも聖なるマリア スティーヴン・ライス(指)ブラバント・アンサンブル
クレキヨン(CDA 67596)、マンシクール(CDA 67604)などフランドルの作曲家たちの作品を次々と手懸けてきた好調ブラバント・アンサンブル3枚目のリリース。ここにはルネサンス時代のフランドル楽派において、ジョスカンとパレストリーナの橋渡しとして重要な役割を果たしたとされるゴンベールの4声&5声のモテットを収録しています。著名な音楽学者でもあるスティーヴン・ライスが率いるヴォーカル・アンサンブルが、知られざる16世紀合唱作品の宝石を掘り起こします。
CDA-67615
ニコラス・モー(1935−):合唱作品集
3つの賛歌/5つのエピグラム
天使ガブリエル/Our Lady's song
子守歌/聖体祝日のキャロル
Swete Jesu/5つのアイルランド歌曲集
One foot in Eden still I stand
マーク・シェパード(指)
スコラ・カントルム・オブ・オックスフォード
ニコラス・モーは、ジョシュア・ベルによって演奏が行われたヴァイオリン協奏曲が話題を集めるなど注目を浴びる現代イギリスの作曲家。スコラ・カントルム・オブ・オックスフォードは、新進気鋭の若手演奏家が集結して結成された室内合唱団。「子守歌」と「One foot in Eden still I stand」以外の収録曲は、今回が世界初録音となります。
CDA-67616
シュポア:交響曲第1番変ホ長調
同第2番ニ短調Op.49
演奏会用大序曲ヘ長調WoO.1(世界初録音)
ハワード・シェリー(指)スイス・イタリア語放送O
ブラウンシュバイクで生を受けたシュポアは、19世紀ドイツのみならず初期ロマン派の器楽曲作曲家として優れた作品を残しています。ヴァイオリン協奏曲やクラリネット協奏曲など、現代でも頻繁に演奏されるレパートリーがクローズアップされがちなシュポアですが、実は交響曲の作曲家としても名を馳せていたことは意外と知られていません。同世代のベートーヴェンと同じく9曲の交響曲(第10番も同じく未完)を書き上げており、今回は初期の2作品がハワード・シェリーのタクトによって収録されています。カップリングの「演奏会用大序曲」は世界初録音。 
CDA-67617
ストラデッラ:オラトリオ《洗礼者聖ヨハネ》 アンケ・ヘルマン(S)、
マルティン・オロ(C.T)、
アントニオ・アベテ(Bs)、
フレドリク・アクセルベルク(T)、
エレーナ・チェッチィ・フェディ(S)、
アレッサンドロ・デ・マルキ(指)
アカデミア・モンティス・レガリス
名匠デ・マルキ、ストラデッラでハイペリオン初登場!「洗礼者聖ヨハネ」や「スザンナ」といった優れたオラトリオによって当時の音楽に大きな功績を残したストラデッラですが、私生活は波乱に満ちており枢機卿の怒りを買いローマから追放されます。その後は貴族の愛人に手を出すなど以前からの女性関係で相変わらず周囲を騒がせ、最期は刺客に暗殺されてしまうという波乱万丈の生涯を送ったことでも有名な人物。現代有数のイタリア・バロック音楽、特にヴィヴァルディの権威としての名声を確立したアレッサンドロ・デ・マルキがハイペリオンに初登場!オーケストラはもちろんこれまでにデ・マルキとのコンビで多くの成功を収めてきた若手古楽器奏者の精鋭集団アカデミア・モンティス・レガリス。
CDA-67618
SACDA-67618(1SACD)
シューマン:ピアノ・ソナタ第1番
フモレスケ変ロ長調Op.20
アンジェラ・ヒューイット(P)
のちに妻となる最愛のクララに対する「君への私の心の叫びだ」というシューマンのあふれんばかりの愛情と切ない思いが込められた大作ピアノ・ソナタ第1番。 そしてシューマンがクララを追って向かったウィーンで1839年2月に作曲された「フモレスケ」の2作品をカップリング。 クララに対する熱き想いと葛藤、結婚が認められない状況への苦悩といった複雑に入り混じるシューマンの感情をヒューイットがピアノ通じて伝えてくれます。 バッハやショパン、ベートーヴェンとはまた違ったヒューイットの魅力を感じさせてくれるアルバムの登場えす。
CDA-67619
エルンスト:ヴァイオリン作品集
ロッシーニの《オテロ》のアリアによる幻想曲Op.11
6つの多声的練習曲/エレジーOp.10
シューベルトの《魔王》による大奇想曲Op.26
イリヤ・グリンゴルツ(Vn)、
アシュリー・ウェイス(P)
演奏に超人的な技巧を要するエルンストの難曲に正面から挑んだのは、これがハイペリオンからのリリース第1弾となるロシアの若き天才イリヤ・グリンゴルツ!1998年に弱冠16歳でパガニーニ国際コンクールを制覇した恐るべき才能は、エルンストの目もくらむような難曲の理想的な演奏者と言えます。パガニーニを驚かせたモラヴィアの天才の作品と、ロシアが生んだ天才奏者のコラボレーションに胸が高鳴ります。
CDA-67621
ニコラ・ポルポラ(1686−1768):ソプラノのためのカンタータ集
Or si m'avveggio, oh Amore
Credimi pur che t'amo
Gia la notte s'avvicina
Or che d'orrido Verno
エレーナ・チェッチィ・フェディ(S)、
カルロ・イパータ(指)アウセル・ムジチ
アウセル・ムジチの第3弾はポルポラ。ハイペリオンからリリースされているボッケリーニのフルート五重奏曲(CDA-67646)、リダルティのヴァイオリン協奏曲集(CDA-67685)の2タイトルが古楽&バロック・ファンの間で話題を呼んでいるイタリアの古楽演奏団体アウセル・ムジチ。ハイペリオン移籍第3弾となる新譜は、ボッケリーニ、リダルティと同じ18世紀イタリアの作曲家ニコラ・ポルポラのカンタータ集!18世紀イタリアにおけるオペラ、声楽の大家、声楽の教師として国際的な名声を得ていたポルポラ。イギリスの「貴族オペラ」から招聘を受けて渡ったロンドンでのヘンデルとの覇権争いや、若きハイドンを育てた教育者としての優れた手腕は、ポルポラの有名なエピソードです。名声楽教師として教育に携わり声楽を追求し続けたことにより生まれた美しい旋律や華麗な装飾を持つポルポラのカンタータを歌うのは、イタリアのソプラノ歌手エレーナ・チェッチィ・フェディ。アカデミア・モンティス・レガリスとの共演に代表されるように、特にバロックの分野で華々しい活躍ぶりを見せる今注目のソプラノです。 
CDA-67622
シュポア:カンタータ《解放ドイツ》序曲(世界初録音)
交響曲第4番へ長調《音の奉献》Op.86
同第5番ハ短調Op.102
ハワード・シェリー(指)
スイス・イタリア語放送O
クラリネット協奏曲やヴァイオリン協奏曲、宗教作品に比べるとあまり演奏機会に恵まれていないシュポアの交響曲ですが、9曲の交響曲(第10番は未完)には伝統的なスタイルと独創的なスタイルの作品が連なるどドイツ・ロマン派音楽の傑作集として評価されています。また交響曲第4番で見られる終楽章を「Larghetto-Allegretto」とした手法は当時では非常に画期的であり、後のチャイコフスキーやマーラーに影響を与えたとされます。1814年に書かれた「解放ドイツ」序曲は世界初録音。
CDA-67623
プーランク:合唱曲集
グローリア/サルヴェ・レジナ
悔悟節のための4つのモテット
クリスマスのための4つのモテット
エクスルターテ・デオ
スーザン・グリットン(S)、
スティーヴン・レイトン(指)ポリフォニー、
ブリテン・シンフォニア、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho
ベルトの合唱作品集(CDA 67375)がハイペリオンの2003年度ワールド・セールスのトップに輝くなど、ハーモニー、レパートリーの両面が合唱ファンを含む幅広い層から支持されているレイトン&ポリフォニーの最新盤。
CDA-67625
ブリテン:ピアノと管弦楽のための作品全集
ピアノ協奏曲ニ長調Op.13(1945年版)
ピアノ協奏曲ニ長調Op.13(原典版)〜第3楽章「レチタティーヴォとアリア」
若きアポロOp.16
左手のピアノと管弦楽のための《ディヴァージョンズ》Op.21
スティーヴン・オズボーン(P)、
イラン・ヴォルコフ((指)BBCスコティッシュSO
カプースチン、アルカン、リスト、ドビュッシー、メシアン、そしてティペットなど、圧倒的なレパートリーを駆使した録音を発表してきたスコットランドの風雲児スティーヴン・オズボーン。2007年のプロムスでは、イラン・ヴォルコフ&BBCスコティッシュ響とのコンビと共にブリテンのピアノ協奏曲を携えて出演。このプロムスの公演でオズボーンは驚異的なパフォーマンスで聴衆を熱狂の渦に巻き込み、「ブリテンのピアノ協奏曲」の存在と魅力を改めて示すことに成功したのでした。プロムスの直後となる2007年9月に行われたレコーディングでは、「ピアノ協奏曲」はもちろんのこと、「若きアポロ」、「ディヴァージョンズ」といったブリテンのピアノと管弦楽のための作品を収録。左手のために書かれた「ディヴァージョンズ」(主題、10の変奏と終曲)はこれまでにほとんど録音が行われなかっただけに、名手オズボーンの演奏による新録音はイギリス音楽ファン要チェック。また、1945年の改定の際に破棄されてしまったピアノ協奏曲(原典版/1938年)の第3楽章も併せて収録するなど、文字通りオズボーンの手によってブリテンの「ピアノと管弦楽のための作品全集」が完成!
CDA-67626
レオポルド・ゴドフスキー:J・シュトラウス:トランスクリプションズ
J・シュトラウス(ゴドフスキー編):芸術家の生涯による交響的変容
ゴドフスキー:24の性格的小品《仮面舞踏会》〜第2番「パステル」、第14番「フランス」、第22番「ウィーン風」、第24番「ポートレート」
J・シュトラウス(ゴドフスキー編)
:こうもりの主題による交響的変容/ゴドフスキー:30の雰囲気と光景《トリアコンタメロン》〜第4番「ランデヴー」、第11番「懐かしきウィーン」、第13番「テルプシコーリアン・ヴィンドボナ」、第21番「サロン」、第25番、「思い出」
J・シュトラウス(ゴドフスキー編)
:「酒・女・歌」による交響的変容
オスカー・シュトラウス(ゴドフスキー編)
:最後のワルツ
マルク=アンドレ・アムラン(P)
「ピアノ・ソナタ&パッサカリア」(CDA67300)、「ショパンのエチュードに基づく練習曲集」(CDA67411)に続くアムランのゴドフスキー第3弾は、“ワルツ王”ヨハン・シュトラウスU世の音楽に“ピアノの魔王”ゴドフスキーが超絶アレンジを施した「交響的変容」三部作がメイン・プログラム。複数の旋律の同時進行によって次々と姿を見せるシュトラウスのメロディーや、ゴドフスキーの特徴でもある綿密で複雑な対位法、そして凄まじいまでの超絶的な技巧が求められるゴドフスキー・アレンジの傑作3作品は、数々の超難曲を制覇してきたアムランに相応しいレパートリーと言えるでしょう。1920年の初演後にゴドフスキーがアレンジを施し、1925年にはゴドフスキーの演奏でピアノ・ロールに録音が行われたものの出版はされなかった「最後のワルツ」。1970年代前半にアムランの父ジル・アムラン(息子以上の秘曲マニア!)がゴドフスキーのピアノ・ロール録音から採譜を行い編集を手懸けたことによって、1975年に出版が実現したという作品なのです。
CDA-67627
ヘンデル〜9つのドイツ・アリアとオーボエ・ソナタ集
暗い穴の中からHWV.208
快い茂みの中にHWV.209
オーボエ・ソナタ ヘ長調HWV.363a
はかなく悲しき未来もHWV.202
快い静けさ、安らぎの泉HWV.205
オーボエ・ソナタ変ロ長調HWV.357
魂よ、神をほめたたえて歌えHWV.206
かわいい矢車草の花HWV.204
たわむれる波のきらめきがHWV.203
オーボエ・ソナタ ハ短調HWV.366
燃えたつばらHWV.210
わが魂は見ながらにして聴くHWV.207
キャロリン・サンプソン(S)、
アレクサンドラ・ベラミー(Ob)、
キングズ・コンソート
ハイペリオンのモーツァルト・イヤー・アルバムとなった前作(CDA 67560)で聴かせてくれた美声が記憶に新しいキャロリン・サンプソン。世界規模での活動を展開しているサンプソン待望のソロ・アルバム最新作はヘンデルのドイツ・アリア集!サンプソンは既にハイペリオンへ「聖チェチーリアの祝日のための頌歌」(CDA 67463)の録音を行うなど、ヘンデルの作品への積極的な取り組みを見せてくれています。今回のアルバムでは、アリア2曲(1部3曲)ごとにオーボエ・ソナタが挿入されるなど、プログラミングも非常に独創的で興味深く、1枚のアリア集で終わらないところはさすが。共演はもちろんサンプソンと阿吽の呼吸を生み出しているキングズ・コンソート。
CDA-67628
C・F・アーベル:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための音楽
アダージョ/ヴィヴァーチェ/アレグロ
メヌエットのテンポで/アダージョ
アルペジオ/メヌエットと変奏曲
モデラート/アダージョ/フーガ
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト長調
アレグロ/メヌエットのテンポで
アンダンテ/アルペジオ/アレグロ
メヌエットのテンポで/アンダンテ
アレグロ/アレグレット/アレグロ
スザンヌ・ハインリッヒ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヴィオラ・ダ・ガンバを語るうえで外せないのがドイツに生まれイギリスを主な活躍の場とした音楽家アーベル。ここには自らが名奏者としてヴィオラ・ダ・ガンバの復権に力を尽くしたアーベルが残した数多くの無伴奏作品とソナタをカップリングしています。 スザンヌ・ハインリッヒは、キングズ・コンソートやパラディアン・アンサンブルなど著名なアンサンブルで活躍する女流奏者。ギルドホール音楽院で後進の育成にも力を注いでいます。
CDA-67629
ブルックナー:アヴェ・マリア
この所は神が作り給いぬ/
ミサ曲第2番ホ短調/キリストはおのれを低くして/王の御旗は翻る/正しい者の口は/エサイの杖は芽を出し/パンジェ・リングヮ
スティーヴン・レイトン(指)
ポリフォニー、ブリテン・シンフォニア
ラッター、ペルト、ウィテカー、マクミラン、ラウリッドソン(ローリゼン)など独自のプログラミングと高いクォリティを兼ね備えたアルバムを続々と打ち出しているレイトン&ポリフォニー。特にペルトの作品集「トリオディオン」(CDA 67375)は2003年度のハイペリオン・ワールド・セールスのトップに輝くなど、歌声とレパートリーの両面が世界中から絶賛されています。合唱王国イギリスの中でも特筆した実力を誇る黄金コンビの最新作はブルックナーの宗教作品集。ブルックナーのシンフォニーを連想させてくれる大作「ミサ曲第2番」や美しきモテットで、レイトン&ポリフォニーの魂を揺さぶる神秘なるハーモニーが響きます。
CDA-67631
シューマン:弦楽四重奏曲第3番イ長調Op.41-3
ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44
マルク=アンドレ・アムラン(P)
タカーチSQ〔エドワード・ドゥシンベル(第1Vn)、カーロイ・シュランツ(第2Vn)、ジェラルディン・ウォルサー(Va)、アンドラーシュ・フェイェール(Vc)〕

録音:2009年5月14日−17日、ブランドン・ヒル、セント・ジョージ教会(ブリストル)
アムランのシューマンと言えば、知的なセンスと確かな技巧が存分に発揮された2つの録音(CDA67120&CDA67166)が名演として大きく評価されているだけに、タカーチ弦楽四重奏団との共演による「ピアノ五重奏曲」への期待度はMAX!
また、ベートーヴェンやシューベルトで名声を獲得してきた"タカーチ弦楽四重奏団"と"シューマン"という組み合わせにも要注目。ハイペリオンの新たな黄金コンビ、ここに誕生!
CDA-67632
クレメンティ:ピアノ・ソナタ全集Vol.1
ソナタ変ホ長調Op.1-1/同ト長調Op.1-2/同変ホ長調Op.1-3/同へ長調Op.1-4/同イ長調Op.1-5/同ホ長調Op.1-6/同ハ長調Op.2-2/同イ長調Op.2-4/同変ロ長調Op.2-6/同ト長調WO.14(Op.1-2の第1楽章の異版)/同変ホ長調Op.7-1/同ハ長調Op.7-2/同ト短調Op.7-3/同ト短調Op.8-1/同変ホ長調Op.8-2/同変ロ長調Op.8-3/同ソナタ変イ長調WO.13
ハワード・シェリー(P)
今後3年間という歳月をかけてリリースが行われるハイペリオンの新シリーズ「クレメンティのピアノ・ソナタ集」が始動!クレメンティのピアノ・ソナタはまとまった形での録音が極僅かしか存在しておらず、「6つのピアノ・ソナタOp.1」の全曲収録もおそらく初めてとなるだけにこの全曲を網羅するシリーズは意義深いものです。18世紀後半から19世紀前半にかけてピアニスト、作曲家、教師そして楽器製作者など広い分野で活躍したクレメンティ、1781年には同世代で当時25歳のモーツァルトとピアノの競演を行ったという有名な逸話も残っています。約100曲というクレメンティのピアノ・ソナタに取り組むのは、ピアノ王国ハイペリオンでも一際存在感を発揮してきたハワード・シェリー。ちなみにピアニスト、指揮者として驚異的な活動を続けるハワード・シェリーにとって今回のリリースが自身通算100枚目のアルバム。
CDA-67634
愛の言葉〜トルバドゥールとトルヴェールの歌
作曲者不詳(13世紀):Por coi me bait mes maris?
作曲者不詳:Dansse Real
ガウセルム・ファイディット(c.1150−c.1220):Lo rossinholet salvatge
作曲者不詳:La Tierche Estampie Roial
作曲者不詳(13世紀):En un vergier
作曲者不詳:En ma forest
ベルナルト・デ・ヴェンタドルン(c.1130−c.1190):Can l'erba fresch'
コリン・ミュゼ(fl.c.1200−1250):Volez oir la muse Muset?
作曲者不詳(13世紀):Bele Doette
作曲者不詳:La Prime Estampie Royalギラウト・デ・ボルネーユ(c.1140−c.1200):Reis glorios
デュオ・トロバイリッツ
フランスで騎士道や宮廷での恋愛を歌った吟遊詩人トルバドゥールとトルヴェール。ここに収録された12曲は、12世紀から13世紀にかけて実際に吟遊詩人たちによって歌ったとされている作品であり歌と詩によって“愛”がストレートに表現されています。デュオ・トロバイリッツは、ソプラノのフェイ・ニュートンとヴィエールのヘイゼル・ブルックスによるデュエット。今回のCDがデビュー・アルバムとなります。
CDA-67637
ロースラヴェツ:ヴァイオリン協奏曲第1番(1925)
同第2番(1936/世界初録音)
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)、
イラン・ヴォルコフ(指)BBCスコティッシュSO
ハルトマンのヴァイオリン作品集(CDA 67547)で彗星の如くハイペリオンに現れたロシアの新星アリーナ・イブラギモヴァ(イブラギモワ)の第2弾は、ロシアン・アヴァンギャルドの鬼才ロースラヴェツのヴァイオリン協奏曲集!ロシアにおける無調音楽の始祖であり、"ロシアのシェーンベルク"とも呼ばれるロシアン・アヴァンギャルドの代表的存在ロースラヴェツ。1929年に受けた政治的弾圧を挟むようにして作曲された2つのヴァイオリン協奏曲が持つ作風の対比も非常に興味深々。NHK-BSでの放映や録音のリリースにより、ここ日本での人気と知名度が一挙に高まった1985年ロシア生まれの華麗なる若きヴァイオリン奏者アリーナ・イブラギモヴァは、クレーメル率いるクレメラータ・バルティカでの活躍、ノセダ&BBCフィルハーモニック、マッケラス&フィルハーモニア、ヴァンスカ&BBCスコティッシュ響との共演などの成功により世界規模で大きな注目を集めています。
CDA-67638
ブロッホ:ピアノ五重奏曲第1番
夜/2つの小品
ピアノ五重奏曲第2番
ピアーズ・レーン(P)、ゴールドナーSQ
スイスに生まれ、アメリカに渡ってバルトークの教えを受けたユダヤ人ブロッホの中期から晩年にかけて作曲された室内楽作品集。ブロッホはユダヤの題材を用いた作品から新古典主義、十二音技法、無調音楽などその生涯で大きな作風の変化を見せています。ゴールドナー弦楽四重奏団は、1995年から活動を開始したオーストラリア屈指の弦楽四重奏団。ハイペリオンの看板アーティストの1人である知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンの参戦も魅力的なポイントです。
CDA-67639
パヴェウ・ウカシェフスキ(1968−):合唱作品集
幸いなり、聖パウロ
幸いなり、聖アントニウス
幸いなり、聖マルティヌス
四旬節の2つのモテット
アヴェ・マリア
交唱聖歌集/詩篇102番
ヌンク・ディミティス
スティーヴン・レイトン(指
)ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho
ヘンデルの「デッティンゲン・テ・デウム」(CDA-67678)でベールを脱いだ新音楽監督スティーヴン・レイトンが率いる新体制のケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。ヘンデルに続いてハイペリオンからリリースとなるのは、合唱界を中心として急激に注目を集めているポーランドの作曲家パヴェウ・ウカシェフスキの合唱作品集。ウカシェフスキは1994年のショパン音楽アカデミー・コンクール優勝を皮切りにポーランド内外で実績を重ねており、1996年からはワルシャワのショパン音楽アカデミーで作曲の指導を行っています。 
CDA-67624
アルカン:チェロ・ソナタ ホ長調Op.47
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調Op.65
アルバン・ゲルハルト(Vc)、
スティーヴン・オズボーン(P)
歴史に輝く名作だけでなく、19世紀の知られざるチェロ作品の発掘に並々ならぬ情熱を注ぎ続けているゲルハルト。その飽くなき探究心の成果は、2つの「ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ」や「レーガー:チェロ作品全集」などで確実に証明されています。
"ショパン"と"アルカン"。この2人には19世紀の同世代の作曲家という部分だけでなく、共にチェロ・ソナタを当時の大チェリストであるオーギュスト・フランショームのために作曲したという共通点を持っています。アルカンのチェロ・ソナタもピアノ作品と同じく非常に高度なテクニックを要求される難曲であるがため演奏機会に恵まれずあまり知られてこなかったが、その完成度と作品の持つ煌びやかで濃厚な魅力は間違いなく19世紀を代表するチェロ作品。ショパンのチェロ・ソナタもアルカンと同様にチェロとピアノの両方に高度なテクニックが求められる作品であり、その大半がピアノ作品だったショパンの作品の中でも一味違った輝きを放っています。チェロ以上にピアノが重要な役割を担う部分が少なくないだけにオズボーンの存在も頼もしい限り。
CDA-67633
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ集Vol.1
チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5-1
第2番ト短調Op.5-2/第3番イ長調Op.69
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)、
アンジェラ・ヒューイット(P)

録音:2008年1月2日−5日、ベルリン・イエス・キリスト教会
ヒューイットが"バッハ・ワールド・ツアー"と並行して完成させた最新録音は、ドイツの若き天才チェリスト、ダニエル=ミュラー・ショットとのタッグによるベートーヴェンのチェロ・ソナタ集の第1巻!!ミュラー=ショット愛器1727年製マッテオ・ゴッフリラーとヒューイットが愛用する銘器ファツィオーリが奏でるサウンドのブレンドもこのデュオだからこそ聴ける大きな魅力と言えるでしょう。
「ダニエル・ミュラー=ショット特集」はこちら
CDA-67640
ヤコブ・ルニャール(c.1540-1599): Quod mitis sapiens nulli virtute secundus
ミサ曲「 Super Oeniades Nymphae 」
Exsultent iusti /
わが魂よ、何ゆえに悲しみたるか?
Stetit Jesus /けがれなく、罪なく
ヤコブは嘆きぬ
東方の三博士の見た星
Ut vigilum densa silvam cingente corona
チンクェチェント
CDA-67641
ケネス・レイトン(1929−1988):オール・セインツのシークエンスOp.75
ロッキンガムのコラール前奏曲
おお神よ、日なたで我を包みたまえ(世界初録音)
朝のカンティクル(世界初録音)
ワールド・デザイアOp.91(世界初録音)
デイヴィッド・ベドナル(Org)、
マシュー・オーウェンス(指)
ウェルズ大聖堂聖歌隊
20世紀イギリスの作曲家ケネス・レイトンがキャリアの後期に作曲を行った世界初録音を含む教会音楽集。特にメイン・プログラムの「ワールド・デザイア(TheWorld'sDesire)」は、主顕節を祝う祭りのために東方教会、西方教会それぞれの典礼を反映させた作品の作曲依頼を受けて書かれた約30分の演奏時間を要する大作です。西暦700年に初めてウェルズに教会が建てられ、西暦1180年に大聖堂となり今日まで800年という長大な歴史を持つ由緒あるウェルズ大聖堂。ハイペリオンでのマシュー・オーウェンスとのコンビの録音は、バーゴンの合唱作品集(CDA67567)に続いて2枚目となります。
CDA-67643
ウェストミンスター寺院の聖ミカエルおよび諸天使の日
R・デリング:Factum est silentium/
K・レイトン:祈り、応答/
スタンフォード
:詩篇148番/
ヴォーン=ウィリアムズ
:テ・デウム ト長調/
ブリテン
:神をたたえよ ハ長調/
J・ラングレー:荘厳ミサ/
ティペット:天使祝詞、
 Collegium Sancti Johannis Cantabrigiense
W・G・アルコック:詩篇91番
ハウエルズ:聖ミカエルへの続唱
J・ハーヴェイ:神を讃えよ
ロバート・クウィニー(Org)、
ジェームズ・オドンネル(指)
ウェストミンスター寺院聖歌隊
前作エルガーの作品集(CDA 67593)に続くハイペリオンとウェストミンスター寺院のコラボレーション・アルバム第5弾。「聖ミカエルおよび諸天使の日」とは教会歴の9月29日(祝日)のことを指しています。スタンフォード、ヴォーン・ウィリアムズ、ハウエルズ、ラングレー・・・ウェストミンスター寺院聖歌隊の典礼で歌われるラインナップの豊富さに驚かされます。 
CDA-67644
アイヴズ:歌曲集〜セントラル・パークのロマンス
オン・ザ・カウンター/サーカス・バンド/2つの小さな花(その花に捧げる)/イルメナウ/ナイト・ソング/ダウン・イースト/プレモニション/予言者/母が教えてくれた歌/裏通りで/霞/ゼイ・アー・ゼアー!/フランダースの野で/南風/わが祖国/ウォッチマン/子供たちの時間/エヴィデンス/ワールド・ワンダラー/ゆっくりしたマーチ/オーメンとオラクル/夕暮れの鐘/アレグロ/夕暮れ/ラスト・リーダー/エディスへ/川のほとり/クリスマス・キャロル/ライト・ザット・イズ・フェルト/セントラル・パークのロマンス
ジェラルド・フィンリー(Br)、
ジュリアス・ドレイク(P)、
マグヌス・ジョンストン(Vn)
シューベルト、シューマン、フォーレなど世界中のリスナーやメディアから称賛を浴びるハイペリオン歌曲集シリーズで一味違ったカラーを打ち出したアイヴズの歌曲集の第2弾。第1巻(CDA 67516)と同じく、若き期待のバリトン歌手ジェラルド・フィンリーと、一流の歌い手たちから厚い信頼を受けるジュリアス・ドレイクのコンビはここでも健在。
CDA-67645
マーラー:歌曲集《子供の不思議な角笛》〜死んだ少年鼓手
高き知性への讃歌/ラインの伝説
塔に囚われ迫害を受けるものの歌
トランペットが美しく鳴り響くところ
番兵の夜の歌/この世の生活
魚に説教するパドゥアの聖アントニウス
この歌をこしらえたのは誰だろう
不幸な時の慰め/むだな骨折り
少年の鼓手/原光
シュテファン・ゲンツ(Br)、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
旧東ドイツで生まれた世界的な歌手兄弟であるゲンツ兄弟の弟、シュテファン・ゲンツのマーラー歌曲集第2集。ゲンツは聖トーマス教会聖歌隊のメンバーとしても活躍した経歴を持ち、フィッシャー=ディースカウやシュヴァルツコップから伝えられた歌唱力で世界を舞台に活躍しているバリトン奏者として高い人気を誇っています。伴奏のピアノは第1集に引き続いてゲンツが全幅の信頼を寄せるロジャー・ヴィニョールズが務めており、管弦楽伴奏を凌駕するスケールの大きさと繊細な表現でゲンツの歌声を支えています。
CDA-67646
ボッケリーニ:6つのフルート五重奏曲Op.19
フルート小五重奏曲第1番変ホ長調G.425
同第2番ト短調G.426/同第3番ハ長調G.427
同第4番ニ長調G.428
同第5番変ロ長調G.429/同第6番ニ長調G.430
アウセル・ムジチ
これまでイタリアのタクトゥス(Tactus)に録音を行っていたイタリアの声楽&器楽アンサンブル、「アウセル・ムジチ」のハイペリオン・デビュー・ディスクにとって、18世紀イタリア音楽の研究を進めるアウセル・ムジチにとって格好のレパートリー。
CDA-67647
ロッシーニ:音楽の夕べ(第1番〜第11番)
亡命者
何も言わずにやつれはてるでしょう
赤ちゃんの歌/チロルのみなしご
さらば人生よ/セビリャの恋人たち
3つのカンツォネッタ《ヴェネツィアの競艇》
ア・ペアション(S)、
ステラ・ドゥフェクシス(S)、
ブルース・フォード(T)、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
世界的に定評のあるハイペリオンの歌曲シリーズに新たに加わるのはイタリア・オペラの大作曲家ロッシーニの歌曲&二重唱曲集。19歳から37歳の間に、39作ものオペラを作曲したロッシーニ。37歳で「ウィリアム・テル」を完成させたロッシーニはオペラの作曲からは引退するものの、ここに収録されている「音楽の夕べ(ソワレ・ミュージカル)」など優れた歌曲を生み出したことでも知られています。シューベルト、シューマンの歌曲全集にも登場しているソプラノのドゥフェクシス、熱い視線を浴びるスウェーデン期待のソプラノ歌手ペアション、そしてテノールにはロッシーニのスペシャリスト、フォードが起用されるなど、3人のトップクラスの歌い手たちによる「音楽の夕べ」が幕を開けます。
CDA-67648
ダウランドのリュート歌曲集とブリテンのノクターナル
ダウランド:騒ぎ立つ思いよ、愛の神よ,かつて出会ったことがあるか、悲しみよとどまれ、去れ自己愛の若者たちよ、ファンタジア第7番(リュート独奏)、来たれ甘い愛よ、眠れ定まらぬ思いよ、
ブリテン:ノクターナル
ダウランド:来たれ深き眠り、流れよわが涙、わが嘆き、私の嘆きに心が動くなら、ディゴリー・パイパー大佐のガリアード(リュート独奏)、この思い遂げられぬとしたらどうしよう、君たち愛と運命に、今こそ別れねばならぬ、暗闇に住まわしておくれ
マーク・パドモア(T)、
エリザベス・ケニー(Lute)、
クレイグ・オグデン(G)
バロック音楽界で綺羅星の如き輝きを放つ世界有数のテノール歌手マーク・パドモア。20世紀イギリスの歌曲集「この子らはだれか?」(CDA 67459)以来となるハイペリオンからの久々のリリースはダウランド。定評あるパドモアの豊かな歌声と表現力、エリザベス・ケニーのリュートがダウランドの世界を物悲しく、そして美しく描いている。またパドモアとケニーはダウランドの手稿譜による異版も取り入れており、さらに魅力的な演奏を実現させています。またジュリアン・ブリームのために1963年に作曲されたブリテンのノクターナルを演奏するのは、世界を駆けるイギリス人ギタリスト、クレイグ・オグデン。
CDA-67649
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
ピアノ協奏曲第3番
スティーヴン・ハフ(P)、
アンドルー・リットン(指)ダラスSO
スコアの原点に立ち帰ったライヴ・パフォーマンスが大きな話題呼ぶなどベストセラーとして絶賛を博している名手ハフのラフマニノフ。 今回のリリースでは、全集(CDA 67501/2)の中から特に人気の高い第2番と第3番を抜粋。
CDA-67650
チルコット:レクイエム
ソールズベリー・モテット集
ダウニング・サーヴィス
預言者イエス/9つの贈り物
ジーザス・スプリンギング(全曲世界初録音)
マシュー・オーウェンス(指)
ローリー・アシュワース(S)、
アンドルー・ステイプルズ(T)、
ジョナサン・ヴォ―ン(Org)
ウェルズ大聖堂聖歌隊、
ナッシュ・アンサンブル、

※録音:2011年5月25日−26日&6月21日−22日、ウェルズ大聖堂聖アンドリュー教会(イギリス)
「リトル・ジャズ・ミサ」などの合唱作品が日本でも絶大な人気を誇り、ラッターなどが築いてきたイギリス合唱音楽の伝統を受け継ぐコンポーザー=コンダクター、ボブ・チルコット(1955−)が2010年に作曲した大作「レクイエム」の世界初録音!
1985年から1997年までキングズ・シンガーズのテノールとして活躍し、常にイギリス合唱界の中心に身を置いてきたチルコットの「レクイエム」は、難産の末に生まれた紛れもない傑作。
ラテン語の典礼文に英語の「Thou knowest, Lord(我らの心の秘密を知りたもう主よ)」を加えるなど、従来の形式にとらわれないチルコットの自由な発想が「レクイエム」をさらなる高みへと導いています。難解な現代音楽とは対極に位置するチルコットの「レクイエム」、それは暗闇に差し込む一筋の光明の如き清廉で崇高なる祈りの音楽です。
CDA-67651(2CD)
ヨーク・ボーウェン(1884−1961):ヴィオラとピアノのための作品全集
ヴィオラ・ソナタ第1番ハ短調Op.18
ロマンス 変ニ長調
4つのヴィオラのための幻想曲
ベートーヴェン(ボーウェン&パワー編):アダージョ・ソステヌート
幻想曲へ長調Op.54
ヴィオラ・ソナタ第2番ヘ長調Op.22
ロマンス イ長調/演奏会用アレグロ
G線上のメロディOp.47/
C線上のメロディOp.51-2
狂詩曲ト短調
ローレンス・パワー(Va)、
サイモン・クロフォード=フィリップス(P)
「イギリスのラフマニノフ」と呼ばれ再評価が進む作曲家ヨーク・ボーウェンが書いたヴィオラ作品のほとんどは、ロンドンの王立音楽院で出会った名匠ライオネル・ターティスのために作曲されたもの。ヴィオラを独奏楽器として確立させたターティスの才能に出会わなければ、ボーウェンのヴィオラ作品は存在しなかったかもしれないというほどボーウェンはターティスから大きな影響を受けたといいます。既にボーウェンのヴィオラ協奏曲(CDA 67546)を録音しているローレンス・パワーが、一時代を築いたヴィオラの名匠のために書かれた作品に挑むというめぐり合わせもどこか運命的な部分があるのかもしれません。
CDA-67653
バード:宗教音楽集第11巻
天より主が降りたまいぬ
あなたは羊飼い
主よわれを憐れみたまえ
死の悲しみがわれをとりまく
汝が地にてつなぐものはみな
主よ、御身の契約を思い起こしたまえ
主よ立ち上がりたまえ、何ゆえ眠りたもうや
リタニア/今こそわれは真に知る
御身は彼らを長となしたもう
汝はペテロなり
われらは天の主に手とともに心を上げん
きょうシモン・ペテロは
ペテロよ神の命によりこの世の鎖を解け
主はかく言いたもう
アンドルー・カーウッド(指)
カージナルズ・ミュージック
前作の第10巻(CDA-67568)が2007年英グラモフォン賞の古楽部門賞を獲得するなど、ハイペリオン移籍後も絶好調を維持し続けているバードの代弁者たちが歌うのは、1585年に国教会忌避者とされた後のバードの宗教作品。ロンドンからエセックスに移住したバードが生んだ1591年の「聖歌集第2巻(カンティオネス・サクレU)、1607年の「グラドゥアリアまたは宗教声楽曲集第2巻」からカージナルズ・ミュージックが選りすぐった15の宗教曲。イギリス国教会とカトリックを巡る騒乱の中を生き抜いたバードの音楽に、カーウッド&カージナルズ・ミュージックの歌声が新たな息吹きを吹き込みます。
CDA-67654
ライオネル・モンクトン(1861-1924):ショーからの歌曲
Charming weather
All down Piccadilly
Under the deodar
Yo ho, little girls, yo ho!
Try again, Johnnie/The sly cigarette
The boy guessed right
When I marry Amelia
Keep off the grass/Maisie/Liza Ann
My cinnamon tree/Pearl of sweet Ceylon
A simple little string
Beautiful bountiful Bertie
The Temple Bell
A bad boy and a good girl
The little grey bonnet
Tony, from America
Two little sausages/Mary/Moonstruck
キャサリン・ボット(S)
リチャード・スアート(Br)
ロナルド・コープ(指)
ニュー・ロンドンO
ニュー・ロンドン・ライト・オペラcho
CDA-67656
イン・ア・ステイト・オヴ・ジャズ
フリードリヒ・グルダ(1930−2000):エクササイズ第1番〜「プレイ・ピアノ・プレイ」より
カプースチン(1937−):ピアノ・ソナタ第2番Op.54
フリードリヒ・グルダ
:エクササイズ第4番〜「プレイ・ピアノ・プレイ」より
アレクシス・ワイセンベルク(1929−):ジャズ・ソナタ
フリードリヒ・グルダ
:エクササイズ第5番〜「プレイ・ピアノ・プレイ」より、前奏曲とフーガ
アレクシス・ワイセンベルク
:シャルル・トレネによって歌われた6つの歌曲のアレンジ
ジョージ・アンタイル
(1900−1959):ジャズ・ソナタ
マルク=アンドレ・アムラン(P)
東京オペラシティで開催された2000年のリサイタルでアムランが圧倒的名演を残し、のちのカプースチン・ブームの火付け役となったカプースチンの「ピアノ・ソナタ第2番」。2005年の来日公演でアンコールとして演奏され、聴衆の度肝を抜いたアンタイルの「ジャズ・ソナタ」など、熱望されていたアムランの演奏によるレコーディングが遂に実現!また「ジャズ・スタイル」の作品を語る上で外せないワイセンベルクの「ジャズ・ソナタ」や、フランスを代表する往年のシャンソン歌手シャルル・トレネのヒット・ナンバーのアレンジ集、奇才グルダが遺した傑作「ピアノ・プレイ・ピアノ」や「前奏曲とフーガ」など、アムランの演奏を想像しただけで身震いをしてしまいそうな凄まじいプログラミングには驚嘆の一言。
CDA-67657
シューベルト:歌曲集《白鳥の歌》D.957
鳩の便りD.965a/秋D.945/冬の夕べD.938
ロベルト・ホル(Bs-Br)、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
オランダ生まれの現代を代表するリート歌手、ロベルト・ホルがハイペリオンに初登場!偉大なるリートの巨星が歌曲王国ハイペリオンでの最初のプログラムとして選んだのは、シューベルト最後の歌曲集「白鳥の歌」。シューベルトの死後ウィーンの楽譜出版者ハスリンガーによって、ハイネとレルシュタープの詩による歌曲13曲とザイドルの詩による「鳩の便り」が1つにまとめられ出版が行われた「白鳥の歌」だが、ロベルト・ホルはここに2つの歌曲を加えた形で1つの"歌曲集"を形成。1890年代まで手稿譜が発見されず、レルシュターブの詩を題材とした歌曲でありながらも「白鳥の歌」には加えられなかった「秋」。そしてシューベルトの死の年である1828年に作曲された「冬の夕べ」を一連の歌曲の最後に据えるというアイディアはリートの巨匠と呼ばれるロベルト・ホルならでは!
CDA-67658
フィリップ・デ・モンテ(1521−1603):神よ我を憐れみたまえ(ミゼレーレ)、
 ミサ・ウルティミ・ミエイ・ソスピリ、
 第6旋法によるマニフィカト、
 あなたに向けてわが魂を、
 兄弟らよわれは主に対し、
 我に注ぎたまえ、御空には喜びあり、
 おそれるなマリアよ
フィリップ・ヴェルドロ(1470/80−b.1552):わたしの最後のため息
チンクエチェント
イタリア語で「500」を意味する名前を持つチンクエチェントのサード・アルバムは、フィリップ・デ・モンテの宗教作品集。皇帝マクシミリアンU世の宮廷楽長を務めたフィリップ・デ・モンテは16世紀のフランドルを代表する作曲家の1人であり、世俗歌曲を中心に膨大な作品数を遺した多作家でもあります。チンクエチェントは、2004年10月に結成され「マクシミリアンII世時代の宮廷音楽」(CDA 67579)でデビューを飾った男声のルネサンス・ヴォーカル・アンサンブル。繊細な表現と豊かなハーモニーで急激に株を上げている注目のアンサンブルです。
CDA-67660
ルビンシテイン:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ第1番ニ長調Op.18
同第2番ト長調Op.39
イルジー・バールタ(Vc)、
ヘイミッシュ・ミルン(P)
当時の主流であった"ロシア民族主義"とは一線を画すかのように、"ドイツ・ロマン主義"を自らの作品の柱に据えたルビンシテイン。後の1870年代には"ロシア民族主義"を取り入れることにはなるものの、若かりし20代のルビンシテインが作曲した1852年の「第1番」、1857年の「第2番」は、メンデルスゾーンを彷彿とさせる"ドイツ・ロマン主義"的な作風が特徴的です。次代を担うチェコの天才イルジー・バールタとロシア音楽の鬼才ヘイミッシュ・ミルンのコンビが、19世紀ロシアの眠れる傑作の魂を呼び覚まします!
CDA-67661
シューマン:チェロ作品集
幻想小曲集Op.73
アダージョとアレグロ変イ長調Op.70
ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調WoO.27(イッサーリス編)
夕べの歌Op.85-12(ヨアヒム編)
3つのロマンスOp.94
民謡風の5つの小品Op.102
スティーヴン・イッサーリス(Vc)、
デーネシュ・ヴァーリョン(P)

録音:2008年6月28日〜30日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
「子供の頃からシューマンは最愛の友人であり、シューマン以上に身近な作曲家はいない」とまで語るイッサーリス。これまでのシューマンの音楽に対する功績の大きさが讃えられ、シューマンの生地ツヴィッカウ市から"シューマン賞"を授与されるなど、イッサーリスとシューマンの関係は切っても切れないほど強固で深いものなのです。このシューマンでイッサーリスが弾いているチェロは、日本音楽財団より貸与されている1730年製のストラディヴァリウス"フォイアマン"、ロンドンの王立音楽院から使用許可を得た1726年製のストラディヴァリウス。2台の銘器を操る"ミスターガット弦"イッサーリスのシューマンが聴き手の心を魅了します。
CDA-67662
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第14番「月光」
ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
ピアノ・ソナタ第25番ト長調Op.79
ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2008年9月13日−15日、ヘンリー・ウッド・ホール
ハイリオンが威信をかけて送り出すオズボーンのベートーヴェン。ギリスでのオズボーンの人気、評価はハイペリオンの三本柱、ヒューイットやアムラン、ハフを凌ぐとさえ言われており、このベートーヴェンのピアノ・ソナタ集の存在自体が、ハイペリオン、メディア、リスナーがオズボーンを新世代のベートーヴェン弾きとして認めたという証しです。また、NHKSOや東京都SOとの共演、レコーディングの高評価によって日本でのオズボーンの知名度も急上昇中。
CDA-67663
ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲集WoO.1
ヨアヒム:変奏曲ホ短調
ハガイ・シャハム(Vn)、アーノン・エレツ(P)
フバイやブロッホ、ベン=ハイムなどの作品を録音してきたヴァイオリニスト、ハガイ・シャハムが魅せるエキサイティングなハンガリー舞曲に要注目!
CDA-67664
フランク:弦楽四重奏曲ニ長調
フォーレ:弦楽四重奏曲ホ短調Op.121
ダンテSQ
この録音がハイペリオン・デビューとなるダンテ弦楽四重奏団は、ヴァイオリンのクリシア・オソストヴィッツ、ジル・フランシス、ヴィオラのジュディス・バスブリッジ、チェロのバーナード・グレゴール=スミスの4人で構成される1995年創設の弦楽四重奏団。2007年にはロイヤル・フィルハーモニック協会賞の室内楽部門賞に輝くなど、その活躍は目覚しいものがあります。
CDA-67665
シューベルト:ピアノ・デュエット集
アレグロ イ短調D.947「人生の嵐」
アンダンティーノと変奏曲ロ短調D.823-2
フーガ ホ短調D.952/ロンド イ長調D.951
創作主題による変奏曲変イ長調D.813
幻想曲ヘ短調D.940
スティーヴン・オズボーン(P)、
ポール・ルイス(P)

録音:2010年2月12日−14日、ポットン・ホール(サフォーク)
オズボーンとスイスが今回のデュオのために選んだのは、心を打つ旋律と劇的な二重フーガを持つ19世紀前半の傑作「幻想曲へ短調」など、シューベルト晩年(1824年〜1828年)の6作品。お互いの実力を尊重し合いながらデュオを楽しむオズボーンとルイスの演奏は、シューベルトの音楽への愛情、両者の長年の友情に満ちたまさに"好演"。人工的ではなく、作品が持つ流れを大切にした自然体のシューベルトがここにあります。ジャケット・デザインに用いられたカスパー・ダーヴィト・フリードリヒ(1774−1840)の絵画「Two Men by the Sea」も、オズボーンとルイスのシューベルトを完成させる大事な一部分。音楽と絵画のリンクにも是非ともご注目下さい。
CDA-67666
ブクステフーデ:オルガン作品全集Vol.1
前奏曲ニ長調BuxWV.139
コラール《いまぞ喜べ愛するキリスト者の仲間よ》BuxWV.210
フーガ ハ長調BuxWV.174
コラール《ああ主よ、哀れな罪人なるわれを》BuxWV.178
コラール《われ神より去らじ》BuxWV.221
コラール《汝の御子によりてのみわれ汝に感謝す》BuxWV.195
カンツォーナ ニ短調BuxWV.168
コラール《いざ我ら聖霊に願わん》BuxWV.208
前奏曲ト短調BuxWV.150
シャコンヌ ハ短調BuxWV.159
トッカータ ヘ長調BuxWV.157
第9旋法によるマニフィカトBuxWV.205
前奏曲ト長調BuxWV.162
コラール《わがいとしの神に》BuxWV.179
コラール《われらが神はかたき砦》BuxWV.184
前奏曲イ長調BuxWV.151
クリストファー・ヘリック(Org)
「オルガン・ファイヤーワークス」シリーズやJ・S・バッハの「オルガン作品集」など数多くのレコーディングを行ってきた名オルガニスト、クリストファー・ヘリックの演奏による新シリーズはブクステフーデのオルガン作品全集。収録曲は序曲、フーガ、トッカータなどの「オスティナート形式」による作品、コーラルと単旋律聖歌に基づく作品という2つのカテゴリーに区分されている。シリーズのスタートとなるこの第1集ではデンマークのヘルシンゲル大聖堂のオルガンが使用されています。
CDA-67667
R・シュトラウス:歌曲全集Vol.4
マドリガルOp.15-1/冬の夜Op.15-2/苦悩の讃歌Op.15-3/悲しみの歌からOp.15-4/帰郷Op.15-5/静かな散歩Op.31-4/労働者Op.39-3/わが子への歌Op.39-5/岸辺にてOp.41-3/ひそやかな歌Op.41-5/詩人の夕べの散歩Op.47-2/石切り人の歌Op.49-4/見つけた花Op.56-1/あなたの青い瞳でOp.56-4/夜ふけの船でOp.56-3/近づく老年Op.87-1/創造と生命を与えることOp.87-2/もはやそれ以上はOp.87-3/陽の光の中にOp.87-4
クリストファー・マルトマン(Br)、
アラステア・マイルズ(Bs)、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
クリスティーネ・ブリューワー(Vol.1)、アンネ・シュヴァネヴィルムス(Vol.2)、アンドルー・ケネディ(Vol.3)といった実力者たちに続き第4集を歌うのは、イギリス期待のバリトン歌手クリストファー・マルトマン!コヴェント・ガーデン王立歌劇場、メトロポリタン・オペラ、バイエルン州立歌劇場などでのオペラ出演や世界各地でのリサイタルが称賛を受けており、そのスタイリッシュな歌声への注目度は日増しに高まりを見せています
ハイペリオンからのリリースでは、シューベルト歌曲集、フォーレ歌曲集、ドビュッシー歌曲集などに参加しており、録音面での実績も抜群!
CDA-67668
アントニー・ピッツ(1969-):合唱作品集
エルサレムの平和/サンクトゥスとベネディクトゥス/
1000年/鳩/イエスが言われた“我は "
(The 'I AM' Sayings of Jesus)
アントニー・ピッツ(指)
トヌス・ペレグリヌス
CDA-67669
ヒエロニムス・プレトリウス(1560−1629):マニフィカトとモテット集
第4旋法のマニフィカト
おお善きイエスよ/太陽の昇る地平から
ベネディクティオ・メンサ
ガウデーテ・オムネス
第2旋法のマニフィカト/おお、汝らみな
ラウダーテ・ドミヌム/イエスは彼女が泣き
主の祈り/第5旋法のマニフィカト
アンドルー・カーウッド(指)
カージナルズ・ミュージック
タリスの宗教作品集(CDA-67568)が2007年グラモフォン賞の古楽部門賞に輝いた実績を持つアンドルー・カーウッド率いるカージナルズ・ミュージックにとって約1年振りとなる新録音は、プレトリウスの宗教合唱作品集。ルネサンス時代の音楽家でハンブルクの聖ヤコビ教会でオルガン奏者を務めたヒエロニムス・プレトリウス(テレプシコーレ舞曲集の作曲者ミヒャエル・プレトリウスとは別人)。その宗教合唱作品は、当時の北ドイツにヴェネツィア楽派の手法を取り入れた画期的な作品としても知られています。カージナル・ミュージックの極上のハーモニーが、傑作"第5旋法のマニフィカト"や初めて録音されるプレトリウスの作品が持つ魅力と価値を知らせてくれます。
CDA-67670
グリーグ:歌曲集
5つの歌曲Op.25/6つの歌曲Op.48
連作《山の乙女》Op.67
心のメロディOp.5/王女EG.133
カタリナ・カルネウス(Ms)、
ジュリアス・ドレイク(P)
特に歌曲やピアノ小品に際立った才能を示したグリーグの才能は周知の通り。“詩”と“旋律”の融合という奇跡を幾度となく実現させたグリーグの歌曲作家としての1面に改めて接することのできる意義深い歌曲集です。またグリーグの最高傑作との呼び声も高く、数ある女声のための歌曲集の中でも屈指の作品と言われる「連作《山の乙女》」も、もちろん収録。
CDA-67671
マルティヌー:ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集Vol.1
フルート,ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲H.252
2本のヴァイオリンと管弦楽のためのデュオ・コンチェルタンテH.264
2本のヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲ニ長調H.329
ボフスラフ・マトウシェク(Vn)、
ヤンネ・トムセン(Fl)、
レジス・パスキエ(Vn)、
ジェニファー・コー(Vn)、
クリストファー・ホグウッド(指)チェコPO
20世紀ボヘミアの大作曲家マルティヌーのプロジェクトがスタート!全4巻のリリースとなる「ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集」には、世界初録音となる作品や祖国チェコでは演奏が行われているものの国際的な知名度はこれからといった作品など豊富なレパートリーによって構成されています。ヴァイオリンにはミルシテイン門下で読売日本交響楽団の元コンサートマスターとして活躍したマトウシェク。指揮者にはホグウッド、オーケストラはマルティヌーにも縁の深いチェコ・フィルが起用されるなど豪華な陣容が実現!
CDA-67672
マルティヌー:ヴァイオリンと管弦楽の為の作品全集Vol.2
ヴァイオリンとピアノ、打楽器を伴う
弦楽オーケストラの為の室内協奏曲H.285/
ヴァイオリン、ピアノと管弦楽の為の協奏曲H.342/
チェコ狂詩曲H.307a
(イジー・テムル編曲による管弦楽伴奏版)
ボフスラフ・マトウシェク(Vn)
カレル・コシャーレク(P)
クリストファー・ホグウッド(指)
チェコPO
CDA-67673
マルティヌー:ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集Vol.3
ヴァイオリンと管弦楽のための《協奏的組曲》H.276(初稿版/世界初録音)
ヴァイオリンと管弦楽のための《協奏的組曲》H.276a(第2稿版)
ヴィオラと管弦楽のための《ラプソディ・コンチェルト》
ボフスラフ・マトウシェク(Vn&Va)、
クリストファー・ホグウッド(指)チェコPO
第3巻には、ヴァイオリンのための「協奏的組曲」の世界初録音となる「初稿版」と改定が加えられた「第2稿版」が収録されており、1つの作品の2つの異なる版が持つそれぞれの魅力を聴き比べることが出来ます。数少ないヴィオラ協奏曲の重要レパートリーである「ラプソディ・コンチェルト」の登場もポイント。
CDA-67674
マルティヌー:ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集Vol.4
ヴァイオリン協奏曲第1番H.226/同第2番H.293
ボフスラフ・マトウシェク(Vn)、
クリストファー・ホグウッド(指)チェコPO
世界初録音となる作品や祖国チェコ以外では演奏機会に恵まれていない傑作など豊富なレパートリーを取り上げてきたマルティヌーの「ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集」が完結!ポーランド生まれのアメリカ人ヴァイオリニスト、サミュエル・ダシュキンのために作曲されたマルティヌーのヴァイオリン協奏曲第1番。作品自体は1933年に完成したものの第2次世界大戦の動乱に巻き込まれスコアを紛失。作曲者の死後1968年にスコアが発見され、完成から40年後の1973年にようやく初演が行われている。委嘱者サミュエル・ダシュキンの演奏を想定して書かれた協奏曲第1番は、まばゆいばかりのエネルギーと技巧的な作風を持ちます。
続く第2番は、ウクライナ出身のヴァイオリニスト、ミッシャ・エルマンのために作曲が行われれ1943年に初演が行われた作品。民族的なカラーを持ち技巧的な第1番とは対照的に、穏やかで美しいフレーズが印象に残り、どことなくロマン派の音楽を彷彿とさせるマルティヌーの秀作です。もちろん第4集の演奏も、これまでの第1集から第3集で見事な演奏を聴かせてくれたマトウシェクとホグウッド&チェコ・フィルのコンビ。ミルシテインの門弟であり1970年代には読売日本交響楽団のコンサートマスターとしても活躍したマトウシェクが、2つのヴァイオリン協奏曲でシリーズを劇的に締め括ります。
CDA-67675
バード:宗教音楽集第12巻
めでたし聖なるみ母よ
祝されたまいし者尊ぶべき者尊ぶべき者
聖なる乙女マリアよ、御身は幸いなり
乙女マリアよ、御身は祝福されたもう
幸いなるかな乙女マリアのみ体
地と大海と天とを育みたもう/めでたし女王
おお誉れある女性
民のうちの富める者はみな御身が御顔を
御身が唇には慈しみが置かれぬ
アヴェ・マリア/見よ乙女がみごもりて
思い出したまい救いの創造主よ
めでたし神の唯一なるみ母
めでたし海の星
いざ我ら主によりて喜べ/真理のため
マリアは天に昇らせたもう
マリアは最良の部分を自ら選びたまいぬ
アンドルー・カーウッド(指)カージナルズ・ミュージック
1585年には国教会忌避者のリストに加えられ、カトリックと英国国教会の板挟みにあいながらもカトリック教徒としての信念を貫き通し通したバード。この"バード・エディション"第12巻には、カトリック的様相がはっきりと表現されている1605年出版の「グラドゥアーレ集第1巻」から19曲を収録。火薬陰謀事件の発生と同年に出版された曲集に込められたバードのメッセージを、カーウッド&カージナルズ・ミュージックのハーモニーが描きます。
CDA-67676
シューマン:詩人の恋とハイネの詩による歌曲
悲劇Op.64-3/2人の擲弾兵Op.49-1
尼僧Op.49-3/憎しみ合う兄弟Op.49-2
哀れなペーターOp.53-3
ベルサツァールOp.57/蓮の花Op.25-7
孤独な涙は何を望むOp.25-21
君は花のごとくOp.25-24
君の頬を寄せたまえOp.142-2
私の愛は輝くOp.127-3
君の顔Op.127-2
ぼくの馬車はゆるやかにOp.142-4
歌曲集《詩人の恋》Op.48
ジェラルド・フィンリー(Br)、
ジュリアス・ドレイク(P)
世界中から引く手あまたのカナダ人バリトン歌手、ジェラルド・フィンリーと名手ジュリアス・ドレイクのコンビによる4枚目のリリースはこれまでのアイヴズ、バーバーから一転、シューマンの「詩人の恋」。フィンリーのシューマン歌曲集は収録作品が非常にユニーク。名曲「詩人の恋」とカップリングされているのは同じく「ハイネの詩」による歌曲であり、「詩人の恋」に含まれるはずだった4つの歌曲(Op.142-2、127-3、127-2、142-4)を「詩人の恋」の直前に配置しているというプログラミングからもフィンリーの強いこだわりが窺えます。 
CDA-67677
ブゾーニ:ピアノ作品集
リスト(ブゾーニ編):コラール《アド・ノス、
 アド・サルタレム・ウンダム》による幻想曲とフーガ、
モーツァルト(ブゾーニ編):アンダンティーノ(ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271の第2楽章)、
ブゾーニ:対位法的幻想曲
ヘイミッシュ・ミルン(P)
ピアニスト、作曲家、理論家としても優れた実力を持っていたブゾーニですが、最も有名なのはやはり"トランスクリプション"でしょう。ミルンは今回の作品集を録音するにあたって、ブゾーニが特別な存在として意識し敬意を表していたJ・S・バッハ、モーツァルト、リストの3人に着目。そしてリストとモーツァルトそれぞれの作品からのトランスクリプション、バッハの「フーガの技法」の未完成フーガに基づいた難曲「対位法的幻想曲」の3作品を収めたヘイミッシュ・ミルン流のブゾーニ・アルバムが完成となったのです。ブゾーニの弟子であるグィド・アゴスティを師に持ち、ブゾーニの孫弟子としてその系譜を受け継ぐミルンの新たな録音。"メトネル"に続き"ブゾーニ"の権威としての称号が加わることになるでしょう。
CDA-67678
ヘンデル:デッティンゲン・テ・デウムHWV.283
オルガン協奏曲第14番イ長調HWV.296a
戴冠式アンセム《祭司ザドク》HWV.258
リチャード・マーロウ(Org)、
スティーヴン・レイトン(指)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho、
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
ハイペリオンの看板合唱団の1つ「ポリフォニー」と共にイギリス合唱界最強コンビを組んできた合唱指揮者スティーヴン・レイトンが、同じくイギリスの名門混声合唱団ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団の音楽監督に就任!シャンドスからリリースされているデュリュフレ(CHAN 10357)、メンデルスゾーン(CHAN 10363)でのハーモニーが称賛を集めているケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団のスティーヴン・レイトン新体制での初録音はヘンデルの「デッティンゲン・テ・デウム」。1740年から始まったオーストリア継承戦争で、イギリス国王ジョージU世自らが率いるオーストリア連合軍が1743年に「ディッティンゲンの戦い」でフランス軍を撃破。この勝利と国王の凱旋帰国を祝うためにヘンデルに作曲が依頼され完成したのが、壮麗で壮大な大作「デッティンゲン・テ・デウム」です。戦勝記念として書かれた華々しくまばゆいヘンデルの宗教作品は、レイトン&ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団の門出に相応しいもの。アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックの共演はもちろんのこと、「オルガン協奏曲第14番」では前音楽監督リチャード・マーロウがオルガン独奏を担当するなど、聴きどころ満載のヘンデル・アルバムに要注目!
CDA-67679
ランドル・トンプソン(1899−1984):平和な王国
アレルヤ/最後の祈り/精霊のミサ
フェア・ウェル
ジェームズ・バートン(指)
オックスフォード・スコラ・カントルム
合唱作品でその名を知られる20世紀アメリカの作曲家ランドル・トンプソン。あのエマ・カークビーを輩出した1960年創設のイギリスの混声合唱団オックスフォード・スコラ・カントルムによる新録音は、旧約聖書の1つイザヤ書のテキストを題材として作曲された「平和な王国」がメイン・プログラム。またクーセヴィツキーからの依頼によって作曲され1940年7月に初演が行われた「アレルヤ」は、ここ日本でもランドル・トンプソンの代表作品としてアマチュアからプロの合唱団で広く歌われている。ちなみに解説(英文)は、アメリカの人気作曲家モートン・ラウリッドソン(ローリゼン)によるもの。
CDA-67680
ウェストミンスター寺院の昇天祭
スタンフォード:Caelos ascendit hodie
B・ローズ:プリーシーズ
J・バーンビー
:詩篇第24番
ブリテン
:祝祭テ・デウム
シュッツ:詩篇第100番
B・ローズ:応唱
ヴォーン=ウィリアムズ
:O clap your hands
ウォルトン:ミサ・ブレヴィス
フィンジ
:神は上れり
P・フィリップス
:神は歓呼のうちに
G・マクファーレン:詩篇第93番
ウォルトン:チチェスター・サーヴィス
P・ゴワーズ:ガリラヤ人たちよ
B・ローズ:The Dismissal
F・ポット:トッカータ
ロバート・クウィニー(Org)、
ジェームズ・オドンネル(指
)ウェストミンスター寺院聖歌隊
ハイペリオンがウェストミンスター寺院とのコラボレーションで進めているレコーディング・プロジェクトの第6弾。教会歴の9月29日(祝日)である「聖ミカエルおよび諸天使の日」をテーマとした前作(CDA 67643)に続く最新録音のテーマは「キリストの昇天祭」。ウェストミンスター寺院聖歌隊が歌う16世紀のフィリップス、17世紀のシュッツだけでなく、20世紀のウォルトンやブリテン、フィンジ、スタンフォードなど自国の多才なレパートリーが、現在のイギリス教会音楽の充実度を示しています。
CDA-67681(2CD)
ヘンデル:オラトリオ《時の悟りと勝利》HWV.46a ロベルタ・インヴェルニッツィ(S)、
ケイト・オールドリッチ(Ms)、
マルティン・オロ(C.T)、
イェルク・ダルミュラー(T)、
アレッサンドロ・デ・マルキ(指)
アカデミア・モンティス・レガリス
新たな活躍の場を得た同コンビがストラデッラに続く第2弾として選んできたのは、イタリア時代の若きヘンデルが枢機卿ベネデット・パンフィーリの歌詞を用いて1707年にローマで作曲したとされる最初のオラトリオ「時の悟りと勝利」。20代前半のヘンデルがイタリアで開花させたあふれんばかりの才能が凝縮された「時の悟りと勝利」は、初期の作品らしく若々しくみなぎる力を存分に感じさせてくれる傑作です。イタリア・バロックの権威としての絶対の自信を見事に作品へと昇華させるデ・マルキと古楽器の若き精鋭アカデミア・モンティス・レガリスに加えてソリストも見事。ベレッツァ役を歌うソプラノのロベルタ・インヴェルニッツィは、グロッサ(Glossa)からリリース中のヘンデル・イタリアン・カンタータ集でもソリストを務めるまさにヘンデルのスペシャリスト。ヘンデルを演奏するに相応しいソリスト陣が加わったデ・マルキ&アカデミア・モンティス・レガリスの快進撃は止まりません。
CDA-67683(2CD)
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズVol.7〜レーガー・トランスクリプション全集
バッハ(レーガー編):前奏曲とフーガ ニ長調BWV.532/コラール《ああ人よ、汝の大きな罪を嘆け》BWV.622/コラール《アダムの堕落によってみな朽ちぬ》BWV.637/コラール《ああ、いかにはかなき、いかに空しき》BWV.644/コラール《いざもろびと、神に感謝せよ》BWV.657/コラール《われ心から待ち望む(Herzlich tut mich verlangen》BWV.727/コラール《われ汝の御座の前に進みいで》BWV.668/コラール《われ汝に別れを告げん》BWV.736/コラール《いまぞわれらに救いは来れり》BWV.638/コラール《愛しきイエスよ、われらはここに》BWV.730/コラール《高き御空よりわれは来れり》BWV.606/前奏曲とフーガ変ホ長調《聖アン》BWV.552/前奏曲とフーガ ホ短調《楔》BWV.548/パッヘルベル(レーガー編):キリストは死の絆につきたまえり/コラール《われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ》BWV.639/コラール《バビロンの流れのほとりに》BWV.653b/コラール《来ませ、聖霊、主なる神よ》BWV.651/コラール《おお愛する魂よ、装いせよ》BWV.654/コラール《古き年は過ぎ去りぬ》BWV.614/トッカータとフーガ ニ短調BWV.565
マルクス・ベッカー(P)
デミジェンコ、レーン、プロウライト、ロスコーなど、ピアノ王国ハイペリオンが誇る錚々たるピアニストたち続くのは、レーガーのピアノ作品全曲を制覇した"マックス・レーガーの化身"マルクス・ベッカーという最上のキャスティング。
CDA-67684
シマノフスキ:弦楽四重奏曲第1番ハ長調Op.37
ルジツキ:弦楽四重奏曲ニ短調Op.49
シマノフスキ:弦楽四重奏曲第2番Op.56
ロイヤルSQ
2004年のBBCニュー・ジェネレーション・アーティストへの選出、2007年のイギリスのロイヤル・フィルハーモニック協会の室内楽部門賞にノミネート、そして祖国の音楽文化への貢献が認められポーランド文化省から特別賞を授与されるなど、急速に注目を集めているポーランドの弦楽四重奏、ロイヤル弦楽四重奏団のハイペリオン・デビュー・アルバム!
CDA-67685
クリスティアン・ヨーゼフ・リダルティ(1730−a.1793):ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調
同第3番イ長調
四重奏曲(シンフォニア)ト長調
ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調
フランチェスコ・ドラツィーオ(Vn)、
アウセル・ムジチ
フランチェスコ・ドラツィーオをソリストに迎えたアウセル・ムジチが2枚目の録音で取り上げたのは18世紀イタリアのオーストリア系作曲家リダルティ。高度な技巧を要する3曲のヴァイオリン協奏曲はこの録音が世界初録音であり、イタリアのバロックから古典派への橋渡しとしての役割を担った作品でもあります。
CDA-67686
スティーヴン・ハフ・イン・リサイタル
メンデルスゾーン:厳格な変奏曲ニ短調Op.54
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
ウェーバー
:舞踏への勧誘
ショパン:ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2、ワルツ第2番変イ長調Op.34-1
サン=サーンス:のんきなワルツOp.10
シャブリエ
:アルバムの綴り
ドビュッシー:レントよりおそく
リスト:忘れられたワルツ第1番嬰ヘ長調S.215-1、
メフィスト・ワルツ第1番《村の居酒屋での踊り》
伝承曲(ハフ編):ウォルスィング・マティルダ
スティーヴン・ハフ(P)
このリサイタル・プログラムは、実際にハフが2007〜2008シーズンに世界中で弾いたコンサートの公演曲目が収録曲に反映されているのが大きな特徴。ベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ第32番」までが前半となり、プログラムの後半ではリスナーをワルツの旅にご招待。そしてハフ自身のアレンジによるオーストラリア第2の国歌「ウォルスィング・マティルダ」でコンサートを締め括っており、ハフのリサイタルの醍醐味を録音で味わえてしまうというピアノ・ファンに大推薦の1枚です。
CDA-67687
ローザ:ヴィオラ協奏曲Op.37
バルトーク:ヴィオラ協奏曲(シェルイ・ティボール補完)
シェルイ・ティボール:ヴィオラと管弦楽のための狂詩曲
ローレンス・パワー(Va)、
アンドルー・リットン(指)ベルゲンPO

録音:2009年8月17日−20日、ベルゲン・グリーグホール(ノルウェー)
ナッシュ・アンサンブルのメンバーとしても活躍する英国ヴィオラ界のホープ、ローレンス・パワーのハンガリー・プログラム!弟子で助手のシェルイ・ティボールによって補筆完成されたバルトーク唯一の「ヴィオラ協奏曲」。師バルトークのカラーを漂わせるシェルイ・ティボールの「狂詩曲」。
CDA-67688
オネゲル:作品集
交響詩「勝利のオラス」H.38
チェロ協奏曲 ハ長調H.72
前奏曲、フーガとポストリュードH.71a
クリスマス・カンタータH.212
アルバン・ゲルハルト(Vc)
ジェイムズ・ラザフォード(Br)
ティエリー・フィッシャー(指)
Bウェールズ・ナショナルO&cho
フランセの"交響曲"やフローラン・シュミットの"詩篇第47番"&"サロメの悲劇"など、近代フランスの管弦楽作品集のヒット作を送り出してきたティエリー・フィッシャー&BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズのフランス路線を継続した最新作はなんとオネゲル。バリトン独唱、大編成オーケストラ、混声合唱、オルガンという巨大編成を要し、フランス語、ドイツ語、ラテン語という3つの言葉の歌詞を持つ"クリスマス・カンタータ"は、ザッヒャー率いるバーゼル室内管によって初演されたオネゲル最後の作品であり、近代フランスで生まれた知る人ぞ知るクリスマスのための傑作です。アルカン&ショパンのチェロ・ソナタ集(CDA 67624)をリリースしたばかりのドイツ系チェリスト最大の大器、アルバン・ゲルハルトがソリストを務める"チェロ協奏曲"も期待度抜群!"勝利のオラス"、"前奏曲、フーガとポストリュード"を含めて、4つの交響曲やパシフィック231以外の傑作の存在、オネゲルの優れた作曲技法を伝えてくれるハイペリオンの意欲作です。
CDA-67689
ステーンハンマル:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ ト短調
晩夏の夜Op.33/3つの幻想曲Op.11
ピアノ・ソナタ変イ長調Op.12
マルティン・ストゥルフェルト(P)
ここではステーンハンマルの創作活動の原点でもあるピアノ作品の中から、最後のピアノ曲"晩夏の夜"を含む番号付きの作品を3曲、ストックホルムで音楽を学んでいる最中の若かりし時代(1890年)に書かれた"ピアノ・ソナタ ト短調"の計4作品を収録。アルヴェーンと並び、近代スウェーデンの音楽の発展に絶大な影響を与えたステーンハンマルのピアノ作品集が"ピアノ王国ハイペリオン"から全世界に向けて発信されます。1979年ストックホルム生まれの若手ピアニスト、マルティン・ストゥルフェルトはこのステーンハンマルがハイペリオン・デビュー盤。
CDA-67690
ダンディ:管弦楽作品集
交響詩《ヴァレンシュタイン》Op.12、
ヴィオラと管弦楽のための《コラール・ヴァリエ》Op.55、
交響詩《花咲くサルビア》Op.21、
ヴィオラと管弦楽のための《歌》Op.19
ローレンス・パワー(Va)、
ティエリー・フィッシャー(指)
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ
急速なスピードで再評価が進み、いままさに旬の作曲家として注目を集めているダンディの管弦楽作品集がハイペリオンからも登場!"三十年戦争"の英雄ヴァレンシュタインを主人公としたシラーの戯曲に基づく"交響詩「ヴァレンシュタイン」"は、ダンディのドイツとその文化に対する敬意と親近感を反映した大作であり、この作品集のメイン・プログラム。またワーグナーの影響とフランスの作曲技法が同居する「花咲くサルビア」の巧みなオーケストレーションも魅力的。そして「コラール・ヴァリエ」と「歌」の2作品では、ソリスト、ナッシュ・アンサンブルのメンバーとして大活躍する次代の巨匠候補ローレンス・パワーがヴィオラ・ソロで参戦。
CDA-67691(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲) アリーナ・イブラギモワ(Vn)

録音:2009年2月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
※使用楽器:1738年ピエトロ・グァルネリ製
1985年、ロシアのポレフスコイで音楽一家に生まれた可憐なる妖精アリーナ・イブラギモヴァは、2005年10月の来日公演でバッハの無伴奏作品(パルティータ第3番など)を演奏しており、その模様がNHK-BSやNHK-FMで放送され大きな反響を巻き起こした実績を持ち、大ヒットへと繋がる土台は既に完成済!祖国ロシアの大地のように雄大でありながらも繊細さを持ち合わせたイブラギモヴァのバッハ。1738年ピエトロ・グァルネリ製のヴァイオリンを手にしたロシアの妖精が奏でる純真無垢の演奏が、聴き手の魂を揺さぶります。
CDA-67693
ベートーヴェン:弦楽五重奏曲変ホ長調Op.4
同ハ長調Op.29
ナッシュ・アンサンブル
〔マリアンネ・トールセン(Vn)、マリン・ブロマン(Vn)、ローレンス・パワー(Va)、フィリップ・デュークス(Va)、ポール・ワトキンス(Vc)〕
時代や国を問わない無尽蔵のレパートリー、作品の特徴に合わせて自由自在に編成を組むことが出来る柔軟なスタイルを持ち、英タイムズ誌からは「イギリス最高の室内楽団」と称賛されたイギリスのヴィルトゥオーソ集団ナッシュ・アンサンブル。記憶に新しいオニックスからのブラームス(ONYX 4029)に続き、ハイペリオンからの新譜のプログラムに選んできたのはベートーヴェンの弦楽五重奏曲2作品。今作でも、ヴァイオリンのマリアンネ・トールセン、若きヴィオラの天才ローレンス・パワー、チェロ&指揮者として活躍中のポール・ワトキンスなど注目のアーティストたちがアンサンブルに参加。弦楽三重奏や四重奏の陰に隠れがちなベートーヴェンの弦楽五重奏曲の真価をナッシュ・アンサンブルがその演奏で証明してくれます。
CDA-67694
モラレス:マニフィカト、モテットと哀歌
哀歌〜Coph.Vocavi、Zai.Candidiores、
Nun.Vigilavit
モテット〜Gaude et Laetare Ferrariensis Civitas、
Sancta Maria, succurre miseris、
幸いなるかな女王、天の女王、
スペム・イン・アリウム、
すべての者は幸いなり
マニフィカト〜第1旋法によるマニフィカト(全曲版世界初録音)
スティーヴン・ライス(指)、
ブラバント・アンサンブル
これまでクレキヨン、マンシクール、ゴンベールの作品集をリリースしたきたブラバント・アンサンブルのハイペリオン第4弾は、スペインのレーベル「グロッサ(Glossa)」から歴史に埋もれたままとなっていた作品などが続々と発表されている16世紀スペインの作曲家モラレス。国際的な名声を得た最初のスペイン人作曲家とも言えるモラレスは、同時代の人々から「音楽におけるスペインの光」と称されるなどビクトリアが登場する以前のスペイン音楽を発展させた人物です。音楽学者としても高名なライスが率いるブラバント・アンサンブルの解釈も聴きどころ。第1旋法によるマニフィカトの全曲録音は当盤が世界初録音となります。
CDA-67695
チャーク・キャッスルの写本からの音楽
マンディ:テ・デウム、ベネディクトゥス
バード
:O God give ear and do apply
パーソンズ:Deliver me from mine enemies
タリス:Christ rising again
フーパー:Behold it is Christ
タイ
:Blessed Are They That Fear the Lord
パーソンズ(?):ベリアル・サーヴィス
ディーン:O Lord, thou hast dealt graciously
タリス:With all our hearts and mouths
コーストゥン:Yield unto God the mighty Lord
タリス:Not every one that saith unto me
シェパード:Submit yourselves one to another
パーソンズ(?):The Litany"for trebles"
シェパード:O God be merciful unto us, and bless us
ディーン:The grace of our Lord Jesus Christ
スティーヴン・ライス(指)
ブラバント・アンサンブル
14世紀に建築されたウェールズ北部の古城チャーク・キャッスルの書庫で300年以上という月日を過ごしてきたチューダー朝時代の写本からの音楽を、スティーヴン・ライス率いるヴォーカル・アンサンブル、ブラバント・アンサンブルが歌います。
CDA-67696
フィノ:宗教作品集
父よわれは天に対し
ミサ・シ・ボナ・スシェピムス(われらは幸を受けたるゆえ)
タント・テンポレ
もはやあなたがたをしもべとは呼ばず
おお、聖なる宴よ/預言者エレミヤの祈り
第8旋法のマニフィカト/われ主に感謝せん
セルミジ:シ・ボナ・スシェピムス(われらは幸を受けたるゆえ)
スティーヴン・ライス(ディレクター)、
ブラバント・アンサンブル
ハイペリオンの宗教音楽の分野を担う存在として、国内外から大きな期待を寄せられているスティーヴン・ライス率いるヴォーカル・アンサンブル、"ブラバント・アンサンブル"は、これまでにゴンベールやモラレス、クレキヨン、マンシクールなどで称賛を浴びてきたブラバント・アンサンブルが、歴史に埋もれた16世紀フランス・フランドルの作曲家、ドミニク・フィノ(c.1510−b.1561)の音楽を取り上げてきました。悲劇的な最期を遂げたとも伝わるフィノだが、生前はゴンベールたちと並び称され8声の二重合唱を劇的に発展させるなど、その功績は非常に大です。
CDA-67697
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「妖精の口づけ」
バレエ音楽「バレエの情景」
イラン・ヴォルコフ(指)BBCスコティッシュSO
ロシアの名バレリーナ、イダ・ルビンシテインからの依頼で作曲された「妖精の口づけ」。このバレエ、ストラヴィンスキーの完全なオリジナルではなく、チャイコフスキーの歌曲やピアノ曲をベースとして作曲されており、両者のカラーが顔を出すユニークな作品として知られています。対する「バレエの情景」は、1944年にハリウッドで作曲されたオリジナル作品。約16分という短い演奏時間、新古典主義的な作風が特徴。「火の鳥」、「ペトルーシュカ」、そして「春の祭典」以外を取り上げ続けるヴォルコフとBBC SSOの熱意と気迫を全身でを受け止めて下さい!
CDA-67698
ストラヴィンスキー:バレエ音楽集
バレエ音楽「カルタ遊び」
バレエ音楽「アゴン」
バレエ音楽「オルフェウス」
イラン・ヴォルコフ(指)BBCスコティッシュSO
原始主義時代に書かれた「火の鳥」、「ペトルーシュカ」、「春の祭典」のいわゆる"3大バレエ"ではなく、新古典主義時代に突入してからの「カルタ遊び」、「アゴン」、「オルフェウス」の3作品を選ぶなど、ヴォルコフ&BBCスコティッシュ響の燃え上がらんばかりの意欲と並々ならぬ自信が演奏とプログラムからビシビシと伝わります。
CDA-67699
ドホナーニ:ヴァイオリン・ソナタ嬰ハ短調Op.21、
 ハンガリー牧歌Op.32c、
 ロマンツァ(ハイフェッツ編)
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ、ドゥムカ
 ロマンス、アレグロ、
 散り行く木の葉(ステドロン編)
ハガイ・シャハム(Vn)、アーノン・エレツ(P)
ドホナーニ、ヤナーチェクそれぞれの「ヴァイオリン・ソナタ」から小品、そしてハイフェッツがアレンジを施したドホナーニの「ロマンツァ」など、じっくりと練りこまれたプログラミングも東欧音楽ファンにはたまらない魅力。

CDA-67700
ラフマニノフ:24の前奏曲
前奏曲嬰ハ短調Op.3-2
10の前奏曲Op.23/13の前奏曲Op.32
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2008年ヘンリー・ウッド・ホール
内省的な美しさとダイナミズムを兼ね備えた素晴らしい演奏。万全のテクニックを惜しげもなく注入しながらも、タッチにも表出されるニュアンスにもいささかも冷たさはありません。p.23-3やOp.23-5に象徴されるように、ロシア的な土臭いリズム感覚にも敏感に対応。Op.23-7のすだれ状の速い走句のエレガンスも必聴。そんなオズボーンの魅力を凝縮したOp.32-3は特にお聴き逃しなく!【湧々堂】
CDA-67701
ヘンデル:セレナータ《パルナス山の祭典》HWV.73 キャロリン・サンプソン(S)、
ルーシー・クロウ(S)、
レベッカ・アウトラム(S)、
ダイアナ・ムーア(Ms)、
ルース・クレッグ(A)、
ピーター・ハーヴェイ(Bs)、
マシュー・ホールズ(指)キングズ・コンソート
1980年の創設から音楽監督ロバート・キングとのコンビで数多くの名演、名盤を生み出してきたヨーロッパ屈指のピリオド・オーケストラ、キングズ・コンソート。今回、2005年からキングズ・コンソートに副音楽監督として加わっていたマシュー・ホールズがロバート・キングに代わって音楽監督に就任!新音楽監督マシュー・ホールズによるキングズ・コンソート新体制での最初のリリースは、ヘンデルのセレナータ「パルナス山の祭典」の全曲録音。「アレグザンダーの饗宴」や「聖チェチーリアの頌歌」と同時期の作品であるこのセレナータ「パルナス山の祭典」とは、自らの弟子でもあった第1王女アンとオラニエ公との結婚の祝賀のために作曲されたヘンデルの知られざる傑作です。ソリストにはソプラノのキャロリン・サンプソン、ルーシー・クロウ、バスのピーター・ハーヴェイといった豪華メンバーが集結。祝賀のために作曲された「パルナス山の祭典」は、キングズ・コンソートの新たな船出を祝うという意味でも相応しい選曲。
CDA-67703
シマノフスキ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ヴァイオリン・ソナタ ニ短調Op.9
夜想曲とタランテラOp.28
神話Op.30/ロマンス ニ長調Op.23
3つのパガニーニのカプリースOp.40
アイタコ・エニアの子守歌Op.52
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)、
セドリク・ティベルギアン(P)

録音:2008年7月
ハイペリオンからリリースされた"ハルトマン"(CDA 67547)、"ロースラヴェツ"(CDA 67637)の作品集での素晴らしい演奏と個性豊かなプログラミング、またNHK-BSで放送された2005年来日公演の演奏で多くの聴衆を魅了した1985年(!)ロシア生まれの女流ヴァイオリン奏者アリーナ・イブラギモヴァ。大きな話題を呼んだ"ハルトマン"と"ロースラヴェツ"に続くハイペリオンからのリリース第3弾。イブラギモヴァは、初期のヴァイオリン・ソナタOp.9(1904年)から後期の「アイタコ・エニアの子守歌Op.52」(1925年)までを取り上げており、"官能的"、"神秘的"、"エキゾチック"など様々なシマノフスキの世界を見事なまでに表現しています。1738年製ピエトロ・グァルネリのヴァイオリンを手に舞い降りたロシアの可憐な妖精が奏でる魅力的で衝撃的なシマノフスキ。これは凄いです。
CDA-67704
ウェストミンスター寺院のメアリー女王とエリザベス女王
タイ:全ての者よ、手を叩き
マンディー
:天なる父の声
タリス:ヴィデーテ・ミラクルム
シェパード
:リベラ・ノス・サルヴァ、
 セカンド・サーヴィス
バード:おお神よ我に教え給え、
 主よ怒りたもうなおお主よ御身のしもべエリザベスが
ホワイト
: 主は汝の声を聞き
ジェームズ・オドンネル(指)
ウェストミンスター寺院聖歌隊
クリスマス・アルバムと同時リリースとなるもう1枚のウェストミンスター寺院聖歌隊の最新盤は、メアリー1世とエリザベス1世の時代における宗教や政治の混乱の中で生まれた音楽がテーマ。カトリックを擁護しプロテスタントを弾圧したメアリー1世の統治下で生み出された音楽と、その跡を継ぎ中道政策を打ち出したエリザベス1世の時代での音楽を英国屈指の聖歌隊の歌声で聴き比べることが出来ます。
CDA-67705
プロコフィエフ:チェロ協奏曲ホ短調Op.58
交響協奏曲ホ短調Op.125
アルバン・ゲルハルト(Vc)、
アンドルー・リットン(指)ベルゲンPO

録音:2008年9月1日−5日、グリーグ・ホール(ベルゲン)
ピアティゴルスキーからの依頼を受けて1934年から1938年にかけて作曲されたものの、ミャスコフスキーや聴衆から厳しい評価を受けた「チェロ協奏曲第1番」。1947年、若きロストロポーヴィチが演奏する「チェロ協奏曲第1番」に感銘を受けたプロコフィエフは作品の大幅な改訂を決断。「チェロ協奏曲第1番」は、1952年に発表された「チェロ協奏曲第2番」を経て最終稿「交響協奏曲」へと進化を遂げることになるのです。ゲルハルトは2008年のBBCプロムスでヴォルコフ&BBCSSOと「交響協奏曲」を取り上げ、その壮絶な演奏が各方面から絶賛された実績を持っています。
CDA-67706
ショパン:子守歌変ニ長調Op.57
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」
2つの夜想曲Op.27
舟歌嬰ヘ長調Op.60
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2008年3月、ヘンリー・ウッド・ホール
超絶技巧やレア・レアレパートリーがクローズアップされがちなため、一見意外とも思える"アムラン"と"ショパン"の組み合わせ。無類の輝きと完璧な技巧を聴かせてくれるアムランのショパンは、圧倒的な技術という揺るぎない基盤があるからこそ。"ピアノの超人"と"ピアノの詩人"の劇的な出会いが、ショパンの演奏史に新たな1ページを刻みます。
CDA-67707
ウェストミンスター大聖堂の地下墓地より
ビクトリア:天使たちは降り来たる
バード:天より露をしたたらせよ、支配者らよ門を上げよ、見よ乙女がみごもりて
マーティン:アダムは縛られて
マルコム:キリエ・、グローリア、アニュス・デイ
モンテヴェルディ:グローリア、
サンクトゥス&ベネディクトゥス
ラッスス:すべての者は皆サバより来たらん
モンテヴェルディ:アニュス・デイ
ベヴァン:マニフィカト
ウッド:ヌンク・ディミッティス他
マーティン・ベイカー(指&Org)、
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、
マシュー・マーティン(Org)
ハイペリオン初期から美しいハーモニーを響かせ続けるイギリスの名門、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊。ビクトリアやバード、グレゴリオ聖歌による待降節や主顕節のための音楽は、ロンドンのローマ・カトリック教会の音楽に新たな道標を示したウェストミンスター大聖堂聖歌隊の初代音楽監督リチャード・ランシマン・テリー(1865−1938)に捧げられています。
CDA-67708
ジャクソン:合唱作品集
朝まで/ソング/チェチーリア・ヴァーゴ
オルビス・パトラトル・オプティム
アヴェ・マリア/三位一体の賛歌
ノット・ノー・フェイスレス・エンジェル
おお、聖なる宴よ
ルクス・モルトゥオールム
サルヴェ・レジナ/サルヴェ・レジナU
スティーヴン・レイトン(指)ポリフォニー
ガブリエル・ジャクソン(1962−)は、北大西洋の英国領バミューダ諸島生まれのイギリス人作曲家。ジャクソンの合唱作品は、イギリスの大聖堂聖歌隊や大学の合唱団によって続々と歌われており、ここ日本でもチルコットやローリゼン(ラウリッドソン)などに続く作曲家として注目を集めています。中世の作曲技法やアイディアをリスペクトし、チューダー朝時代の音楽に通ずる部分を持つジャクソンの合唱作品を、レイトン&ポリフォニーの英国黄金コンビが歌った決定盤!
CDA-67709
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズVol.8〜ダルベール・トランスクリプション全集
バッハ(ダルベール編):パッサカリア ハ短調BWV.582
前奏曲(幻想曲)とフーガ ハ短調BWV.537
前奏曲とフーガ ト長調BWV.541
トッカータ(前奏曲)とフーガ ヘ長調BWV.540
前奏曲とフーガ イ長調BWV.536
前奏曲とフーガ ヘ短調BWV.534
前奏曲(トッカータ)とフーガ ニ短調BWV.538「ドリア調」
前奏曲とフーガ ニ長調BWV.532
ピアーズ・レーン(P)

録音:2009年6月18日−21日、ヘンリー・ウッド・ホール
デミジェンコが弾くブゾーニ編曲の「トッカータとフーガ ニ短調BWV.565」でスタートしたハイペリオンの名物シリーズ"バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ"。前作でレーガーの編曲によるバッハ(CDA-67683)を弾いたレーガーの化身マルクス・ベッカーからバトンを受けたのは、第3集に続きシリーズ2度目の登場となるオーストラリアの名ピアニスト、ピアーズ・レーン!正真正銘のイギリス人でありながらパリでは"ちょっとしたドイツ人"と呼ばれるなど次第にドイツへと引き寄せられ、最終的には帰化してドイツ人となってしまったダルベール。
幼少の頃から凄まじい才能を発揮し、ルビンシテインやリストを唸らせ、後にはバックハウスを育成した"ピアニスト"ダルベールにとってもやはり大バッハという存在は特別でした。存命当時には、"イギリス"と"ドイツ"のカラーを併せ持ち、正確に様式を表現した編曲として高い評価を受けていたダルベールのトランスクリプションによるバッハ。スクリャービンや、ピアーズ・レーンが歴史に埋もれてしまった"ダルベール版"バッハを現代に呼び戻します。
CDA-67710(2CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.2
ソナタ第31番ホ長調Hob.XVI-31
第42番ニ長調Hob.XVI-42
第35番ハ長調Hob.XVI-35
第34番ホ短調Hob.XVI-34
第26番イ長調Hob.XVI-26
第49番変ホ長調Hob.XVI-49
第33番ニ長調Hob.XVI-33
第39番ト長調Hob.XVI-39
第48番ハ長調Hob.XVI-48]
幻想曲(カプリッチョ) ハ長調Hob.XVII-4
ソナタ「小さなディヴェルティメント」
(アンダンテと変奏曲) ヘ短調Hob.XVII-6
マルク=アンドレ・アムラン(P)


録音:2008年8月27日-30日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
※使用楽器:スタインウェイ
ウィーンの貴族夫人マリアンネ・フォン・ゲンツィンガーのために作曲された「第49番」、そのマリアンネの早すぎる死が作曲のきっかけとなった「小さなディヴェルティメント」、ソナチネ・アルバムの1曲として幅広く知られる名作「第35番」など、この第2集でも前作に勝るとも劣らぬ魅力を持った11作品が選りすぐられています。
CDA-67713
サン=サーンス:オルガン作品集
前奏曲とフーガ第3番変ホ長調Op.99-3
幻想曲第2番変ニ長調Op.101
前奏曲とフーガ第1番ロ長調Op.99-1
糸杉と月桂樹Op.156
幻想曲第3番ハ長調Op.157
宗教的行進曲ヘ長調Op.107
前奏曲とフーガ第2番ホ長調Op.99-2
祝婚曲ヘ長調Op.9
幻想曲変ホ長調
アンドルー=ジョン・スミス(Org)
交響曲第3番「オルガン付き」の絶大な知名度に比べて、純粋な「オルガン作品」についてはあまり知られていないサン=サーンス。そこで、選ばれし者しかその地位に就けなかったマドレーヌ寺院のオルガニストを務めるほどの実力を持っていたサン=サーンスのオルガン作品をハイペリオンがレコーディング!ハイペリオン・デビューとなるアンドルー=ジョン・スミスは、シャルトル・グランプリやセントオールバンズ国際オルガン・フェスティヴァルでの入賞実績を持つ王立音楽院のオルガニスト。パリのマドレーヌ寺院のオルガンを舞台としたサン=サーンスの世界が広がります。
CDA-67714
A・スカルラッティ:オラトリオ「ダビデの戦いと勝利」 ロベルタ・インヴェルニッツィ(S)、
アントニオ・アベーテ(Bs)、
ロビン・ヨハンセン(S)、
マルティン・オロ(C.T)
フレドリク・アクセルベルク(T)、
アレッサドロ・デ・マルキ(指)
アカデミア・モンティス・レガリス
四旬節の期間中はオペラなど世俗作品の上演が禁止されていた17世紀〜18世紀。そこで旧約聖書のダビデとゴリアテの戦いを題材としてスカルラッティが作曲を行ったオラトリオは、5人のソリストと二重合唱、弦楽と通奏低音という編成で描かれ、ラテン語の歌詞と音楽が見事なまでに融合した傑作です。イタリア・バロックの権威デ・マルキと古楽演奏の若き精鋭アカデミア・モンティス・レガリスのコンビに加えて、ロベルタ・インヴェルニッツィやアントニオ・アベーテなどソリスト陣の充実振りも見逃せません。
CDA-67715
デュファイとサヴォイ宮殿
デュファイ:ミサ曲《ス・ラ・ファス・エ・パル(私の顔が青ざめているのは)》
モテット《おお、いとも憐れみ深い》
シャンソン(バラード)《この顔が青ざめているのは》
モテット《度量ある人々の称賛を》
アンドルー・カークマン(指)
バンショワ・コンソート
デュファイの「聖ヤコブのための音楽」(CDH 55272)が1999年の英グラモフォン賞でバロック声楽部門賞に選出されるなど、デュファイの音楽のスペシャリストとして他の追随を許さないアンドルー・カークマン&バンショワ・コンソート。「聖アンソニー・アボットのためのミサ」(CDA 67474)以来となる久しぶりの新録音は、デュファイのミサ曲の代表作に位置づけられている「ス・ラ・ファス・エ・パル」。自作の世俗曲であるシャンソン「私の顔が青ざめているのは」を定旋律としてミサ曲に組み込んだデュファイの名作が、男声クワイア・グループの高貴にして荘厳なハーモニーで歌われます。
CDA-67716
ウェストミンスター寺院のクリスマス・キャロル
伝承曲(ピアソール編):甘き喜びに
プーランク:クリスマスの4つのモテット
レイトン:クリスマス・キャロル
ウォルトン:今の時期にはいつも
ラヴィーノ
:イエスの降誕
ラッター
:おやすみなさい、イエスよ
チルコット
:羊飼いのキャロル
ドーヴ
:3人の王
伝承曲
(クレオバリー編):7つの喜び
グルーバー(ボーワーズ=ブロードベント編):きよしこの夜
伝承曲
(オドンネル編):3隻の船
ヘッド:ベツレヘムへの小径
マサイアス
:アヴェ・レクス
ロバート・クウィニー(Org)、
ジェームズ・オドンネル(指)
ウェストミンスター寺院聖歌隊
カトリックの聖堂である「ウェストミンスター大聖堂」の聖歌隊による素晴らしい演奏を発表してきたハイペリオン。現在ハイペリオンが継続的にリリースを行っているイギリス国教会の「ウェストミンスター寺院」聖歌隊による7枚目と8枚目の録音が同時リリース。ウェストミンスター寺院聖歌隊のクリスマス・アルバムには、「甘き喜びに」や「きよしこの夜」といった長く親しまれる定番作品から、大御所ラッター、チルコットやレイトン、ドーヴといったイギリスの人気作曲家たちによるクリスマス・キャロルを収録。楽しく、ユニーク、そして厳かなクリスマス・アルバムに仕上がっています。今年のクリスマスにオススメ!
CDA-67717(2CD)
クレメンティ:ピアノ・ソナタ全集Vol.2
ソナタ変ロ長調Op.9-1/同ハ長調Op.9-2
同変ホ長調Op.9-3/同イ長調Op.10-1
同ニ長調Op.10-2/同変ロ長調Op.10-3
同変ホ長調Op.11-1
トッカータ変ロ長調Op.11-2
ソナタ変ロ長調Op.12-1
同変ホ長調Op.12-2/同へ長調Op.12-3
同変ホ長調Op.12-4
ハワード・シェリー(P)
シェリーのクレメンティ・チクルス第2集。シェリーの新しいプロジェクトである「クレメンティのピアノ・ソナタ全集」は3年間の月日をかけて全6巻での完結が予定されており、年代順に沿って収録&リリースが進められています。幾分か明るく軽やかな作品が主となっていた第1集と比べ、第2集はシリアスで重みを持った作品が1つの特徴。中でも「Op.12」のソナタは、傑作と言われる「Op.13」へと続く優れた手法が発揮された隠れた傑作です。
CDA-67719
ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.1
ピアノ三重奏曲第24番ニ長調Op.73-1,Hob.XV-24/同第25番ト長調Op.73-2,Hob.XV-25《ハンガリー風》
同第26番嬰ヘ短調Op.73-3,Hob.XV-26
同第27番ハ長調Op.75-1,Hob.XV-27
フレスタン・トリオ〔スーザン・トムズ(P)、アンソニー・マーウッド(Vn)、リチャード・レスター(Vc)〕
ロンドンのギルドホール音楽院の卒業生によって結成され、2000年のロイヤル・フィルハーモニック協会室内楽部門賞に輝くなど、ハイペリオンの歴史を語る上で欠かすことのできない世界有数のピアノ三重奏団、フロレスタン・トリオ。モーツァルトのピアノ三重奏曲集の録音を完成させたフロレスタン・トリオが新たにスタートさせるシリーズは、没後200周年記念となるハイドンのピアノ三重奏曲集。このフロレスタン・トリオによるハイドンの第1集には、イギリス滞在時代に書かれた傑作「ピアノ三重奏曲第25番《ハンガリー風(ジプシー・ロンド)》」が収録されており、アニヴァーサリーの"ハイドン"とハイペリオンの本拠地"ロンドン"を収録曲でリンクさせているところもユニーク。
CDA-67721
ヒンデミット:ヴィオラのための作品全集Vol.
ヴィオラ・ソナタ(1939)
ヴィオラ・ソナタ ヘ長調Op.11-4
ヴィオラ・ソナタOp.25-4/瞑想曲
ローレンス・パワー(P)、
サイモン・クロフォード=フィリップス(P)
この器楽のための"ソナタ"の中でも、自身がヴィオラ奏者でもあったヒンデミットの"ヴィオラ・ソナタ"の完成度は突出しており、大規模な作品とはまた違った魅力がヒンデミットに対するイメージを劇的に広げてくれます。
CDA-67722(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.17
弦楽四重奏曲第28番ハ短調Op.17-4
同第27番変ホ長調Op.17-3
同第26番ヘ長調Op.17-2
同第25番ホ長調Op.17-1
同第29番ト長調Op.17-5
同第30番ニ長調Op.17-6
ロンドン・ハイドンSQ
ガット弦とバロック弓の使用を特徴としているロンドン・ハイドン弦楽四重奏団は、18世紀オーケストラの名奏者ホープリッチとのモーツァルト&ブラームス(GCD 920607)、ハイペリオンからのリリース第1弾「弦楽四重奏曲集Op.9」(CDA-67611)での新鮮な演奏が好評価を受けたイギリスの若手奏者たちによるアンサンブル。ハイドンの「弦楽四重奏曲集Op.17」は、エステルハージ家の楽長時代(1771年)に作曲された6曲で構成される作品集。ロンドン・ハイドン弦楽四重奏団は作曲当時のスタイルによる演奏を追求しており、ダイナミクスやアーティキュレーションの指示が異なる1774年頃出版のロンドン・エディションを使用しているところもポイント。
CDA-67723(2CD)
ストラヴィンスキー:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ペルゴレージによる組曲/パストラール
"夜鳴きうぐいすの歌"と"中国の行進曲"
協奏的二重奏曲/子守歌/序奏と王女たちのロンド
スケルツォ/ロシアの歌/ディヴェルティメント
ロシアの踊り/タンゴ/バラード/スケルツィーノ
ド・リール(ストラヴィンスキー編):ラ・マルセイエーズ
アントニー・マーウッド(Vn)、トーマス・アデス(P)
ストラヴィンスキーとドゥシュキンという才能と才能のぶつかり合いによって誕生した音楽と真正面から向き合うのは、フロレスタン・トリオのヴァイオリン奏者アントニー・マーウッドとラトルからの信頼も厚い英国の俊英トーマス・アデス。マーウッドとアデスという才気あふれるタッグによるストラヴィンスキーの音楽の創造と再創造に要注目!
CDA-67724
ウカシェフスキ:十字架への道 スティーヴン・レイトン(指)
ポリフォニー、ブリテン・シンフォニア
ポーランドの作曲家パヴェウ・ウカシェフスキ(1968−)の作品が持つ崇高な精神性、神秘的な美しさに惚れ込み、ウカシェフスキの音楽の代弁者としてその魅力を伝え続けているイギリス合唱界の名匠スティーヴン・レイトン。この「十字架への道」は、ウカシェフスキからレイトンに献呈された「ヌンク・ディミティス」を収録した宗教作品集(CDA-67639)に続くリリース第2弾。十字架を背負いゴルコタの丘へと向うキリストの姿を描いた大作「十字架への道」は、ポリフォニーの訴えかけるような鬼気迫る歌声とブリテン・シンフォニアの劇的な展開が全編を支配する55分の物語です。
CDA-67725
ロマンティック・レジデュース
アレック・ロス(1948−):カリフォルニア〜ロマンティック・レジデュース(ロマン派の残存)
ブリテン:民謡編曲集より
ハワード・スケンプトン(1947−):ジェニーのための3つ歌
フォーレ
:コンクール用小品
ラヴェル
:5つのギリシャ民謡
アンドレ・カプレ
(1878−1925):2つのソネット
サン=サーンス
:見えざる笛
マルセル・トゥルニエ
(1879−1951):庭師の手紙
ジェイムス・ギルクリスト(T)、
アリソン・ニコルス(Hp)、
ジェイミー・マーティン(Fl)
同じイギリスのリン(Linn)レーベルからフィンジ(CKD 253)、ヴォーン=ウィリアムズ(CKD 296)の作品集をリリースしてきたイギリスのテノール歌手、ジェイムス・ギルクリストのハイペリオン第1弾となるテノールとハープのための歌曲集。ハイペリオンでの1枚目の録音にギルクリストが取り上げたのは、イギリス、フランス、そしてアメリカの歌曲。アルバム・タイトルにもなっている「ロマンティック・レジデュース」は、現代インドの詩人ヴィクラム・セトの詩を題材としたイギリス生まれの作曲家アレック・ロスの歌曲集です。キングズ・コンソート、バッハ・コレギウム・ジャパン、イギリスの名門オーケストラとの共演で株を上げたギルクリストの歌声がハープの調べに乗って美しく、抒情的に響きます。アイヴズのコンコード・ソナタ(CDA 67469)でアムランと共演したフルートのジェイミー・マーティンの参加も新たなレパートリーの発掘に繋がるでしょう。
CDA-67726
ブリッジ:ピアノ五重奏曲H.49a
3つの牧歌H.67
弦楽四重奏曲第4番H.188
ピアーズ・レーン(P)、ゴールドナーSQ

録音:2008年7月
エレガントな初期の"牧歌"、野心的な"ピアノ五重奏曲"、晩年の急進的な"弦楽四重奏曲第4番"など、フランス音楽からの影響も感じさせる3作品は歴史に埋もれた20世紀イギリスの"作曲家"ブリッジの大切な記録。当代随一の知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンとゴールドナー弦楽四重奏団のコンビは、ブロッホ(CDA 67638)に続いて2度目。ブリッジの世界を濃厚に描いています。
CDA-67728
ラヴェル:歌曲集
歌曲集《博物誌》
ロンサールここに眠る
ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ
暗く果てしない眠り
激しい風が海のかなたから
草の上で/民謡集
おもちゃのクリスマス
クレマン・マロの2つの碑銘
5つのギリシャ民謡
2つのヘブライの歌
ジェラルド・フィンリー(Br)
ジュリアス・ドレイク(P)

録音:2008年7月、オール・セインツ、ロンドン
巨匠ハイティンクからは厚い信頼を受け、レコーディングではバーバーやアイヴズ、シューマンなどの様々な歌曲を録音してきたフィンリーの歌声によって、一味違うラヴェルの音楽が空間いっぱいに広がります。
CDA-67729(2CD)
クレメンティ:ピアノ・ソナタ全集Vol.3
ピアノ・ソナタ変ロ長調Op.13-4/同ヘ長調Op.13-5/同へ短調Op.13-6/同ハ長調Op.20/同ヘ長調WoO.3/同変ホ長調Op.23-1/同へ長調p.23-2/同変ホ長調Op.23-3/同へ長調Op.24-1/同変ロ長調Op.24-2
ハワード・シェリー(P)
この第3集には、1781年12月24日皇帝ヨーゼフU世の御前で行われた不運であまりにも有名なモーツァルトとの競演、リヨンでの騒動の直後からロンドン帰還後にかけて作曲された「ピアノ・ソナタ」を収録。ロンドンに戻ったクレメンティは、ピアニスト、作曲家、教育者、楽器製造会社の経営者として名声を確立しており、充実した音楽活動を反映するかのような優れた作品が数多く生み出された時期でもあります。
CDA-67730
チェコのピアノ三重奏曲集
スメタナ:ピアノ三重奏曲ト長調Op.15
マルティヌー:ピアノ三重奏曲第1番「5つの小品」
エベン:ピアノ三重奏曲
フロレスタン・トリオ
2000年には栄誉あるロイヤル・フィルハーモニック協会室内楽部門賞に輝くなど、結成以来イギリスを代表する常設のピアノ・トリオとして絶大な支持を得てきたフロレスタン・トリオが、チェコ国民楽派の始祖スメタナ、その流れを現代に引き継いだペトル・エベン(1929−2007)、そしてマルティヌーといったこれまでのレパートリーとは一味違った"チェコ"一色のプログラムを披露。
CDA-67731(2CD)
ラヴェル:ピアノ独奏作品全集
夜のガスパール/ソナチネ/鏡
ラ・ヴァルス/クープランの墓
メヌエット嬰ハ短調/古風なメヌエット
グロテスクなセレナード/水の戯れ
前奏曲/ハイドンの名によるメヌエット
ボロディン風に/シャブリエ風に
亡き王女のためのパヴァーヌ
高貴で感傷的なワルツ
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2010年7月12日−14日&9月12日−14日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
ベートーヴェン、シューベルト、リスト、ドビュッシー、ラフマニノフから、アルカン、メシアン、ティペット、そしてカプースチンを弾きこなすなど、驚異的なレパートリーの広さを誇るオズボーンが特別と位置づけているラヴェル。
硬質な響きと、IQの高さを漂わせる知的で独創的な解釈。全く新しいラヴェルの世界をスコットランドの風雲児オズボーンが創り上げます!
CDA-67733
ファート:アンテヴェニス・ヴィリデス
 ミサ曲《私は野の花》
 主は来たりぬ
 第8旋法によるマニフィカト
 ミゼレーレ
 エルサレムの娘たちよ
 主の精霊は地上に満つ
 音楽は神からの贈り物
 めでたし元后
クレメンス・ノン・パパ
:私は野の花
ベルント・オリヴェル・フレーリヒ(T)
サイモン・ウィテリー(Bs)
チンクェチェント

録音:2008年5月25日-28日
2008年英グラモフォン賞にノミネートされるなど、前作フィリップ・デ・モンテの宗教作品集(CDA-67658)での素晴らしいハーモニーが改めて絶賛された男声のルネサンス・ヴォーカル・アンサンブル"チンクエチェント"。今回チンクエチェントが歌うのは、前作で取り上げたフィリップ・デ・モンテと同じく神聖ローマ皇帝マクシミリアン2世から絶大な信頼を受けながらもおよそ37歳という若さでこの世を去った夭折の天才ヤコブス・ファート(c.1529−1567)。ルネサンス期のフランドル楽派を代表する音楽家でもあったファートの綿密に組み立てられたミサ曲とモテットが、チンクエチェントのハーモニーに乗って宝石の如く輝きを放ちます。
CDA-67734
オルガン・ファイアーワークスVol.13
ウェイツ:グラン・クール《ベネディカムス・ドミノ》
ブージョワ
:前奏曲とフーガ
ルフト
:変奏曲と終曲
オルソン
:前奏曲とアレグロ
ウィリアム・ロイド・ウェッバー:献身行進曲
ルメア
:トッカータとフーガ ニ短調Op.98
グレインジャー
:ストランド街のヘンデル
ヴォーン=ウィリアムズ
:前奏曲とフーガ ハ短調
デュリュフレ
:コラール・ヴァリエ
マサイアス:退出賛美歌
クリストファー・ヘリック(Org)

録音:2008年6月
スウェーデンのベステロス大聖堂で収録された"Vol.13"も、吹奏楽や金管アンサンブルで知られる英国のブージョワ、スウェーデンのオルソン、グレインジャーの「ストランド街のヘンデル」のオルガン版などこれまでの録音に負けず劣らず秘曲珍曲が満載!
CDA-67735
ヴェイネル:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op.9
同第2番嬰へ短調Op.11
ペレグの徴兵の踊りp.40
結婚の踊りOp.21b
3つのハンガリー民族舞曲(ネイ編)
12のやさしい小品(フェレプ編)
ハガイ・シャハム(Vn)、
アーノン・エレツ(P)
イスラエルの名手ハガイ・ シャハムのレパートリーに新しく加わるのは、バルトークやコダーイ、ドホナーニなど当時のハンガリーを代表する大作曲家と同じくハンス・ケスラーに作曲を師事したレオ・ヴェイネル(1885−1960)。ヴェイネルは、バルトークやコダーイと同じく母国ハンガリーの民族音楽を大切すると同時に、ベートーヴェンやブラームス、メンデルスゾーンなどからの影響を感じさせるなど、ハンガリーにおける当時の主流とは一線を画した独自の路線を貫いたことでも知られています。当時のメディアからはハンガリー最大のシンフォニスト候補と絶賛されながらも、敢えて"室内楽"に活躍の場を求めたヴェイネル。時には民族的に、また時にはロマンティックに。東欧音楽の達人ハガイ・シャハムのヴァイオリンによる濃厚で濃密なヴェイネルの登場です!
CDA-67736
ヒューイット・プレイズ・ヘンデル&ハイドン
ヘンデル:シャコンヌ ト長調HWV.435、
 組曲第2番ヘ長調HWV.427、
 組曲第8番ヘ短調HWV.433
ハイドン:変奏曲Hob.XVII-6、
 ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調Hob.XVI-52
アンジェラ・ヒューイット(P)
※ピアノ=ファツィオーリ

録音:2008年9月17日−18日&2009年3月17日−18日、ベルリン・イエス・キリスト教会
明快で優雅、また時には愛らしいヒューイットのヘンデルとハイドン。ヒューイットの奏法や、ヘンデル&ハイドンの音楽と銘器ファツィオーリの相性など、楽しみの尽きない"アニヴァーサリー・アルバム"。
CDA-67737
ヘンデル:シャンドス・アンセム集
シャンドス・アンセム第9番《おお、こぞりて主をほめ讃えよ》HWV.254
シャンドス・アンセム第11番《神よ立ちて》HWV.256a
シャンドス・アンセム第7番《とこしえにあなたのいつくしみの歌を歌い》HWV.252
エマ・カークビー(S)、
イエスティン・デイヴィス(C.T)、
ジェイムス・ギルクリスト(T)、
ニール・デイヴィス(Bs)、
スティーヴン・レイトン(指)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho、
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック

録音:2008年6月〜7月
ヘンデルの「デッティンゲン・テデウム」(CDA 67678)で実現したイギリス合唱シーンの寵児スティーヴン・レイトンとケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(第1ヴァイオリンにはパヴロ・ベズノシウクの名前が!)のトリオを中心として、ソリストには大ソプラノ歌手エマ・カークビー、BCJとの共演でもお馴染みのジェイムス・ギリクリストなど、世界有数の実力者たちが集結。牧歌劇「エイシスとガラテア」などが作曲されたいわゆる"キャノンズ時代"のヘンデルにより、カーナーヴォン伯爵(シャンドス公爵)の私的礼拝のための作曲された格調高きアンセム集。
CDA-67738(2CD)
クレメンティ:ピアノ・ソナタ全集Vol.4
ソナタ ハ長調Op.25-1/ト長調Op.25-2
変ロ長調Op.25-3/イ長調Op.25-4
嬰へ短調Op.25-5/ニ長調Op.25-6
ヘ長調Op.26/イ長調Op.33-1
ヘ長調Op.33-2/ハ長調Op.33-3
変ホ長調Op.41
ハワード・シェリー(P)

録音:2009年2月、聖シラス教会、ケンティッシュ・タウン
第4集にはロンドン時代に作曲された"Op.25"、"Op.26"、"Op.33"と、ヨーロッパ旅行中のウィーンで作曲された"Op.41"をカップリング。この時期の作品では"Op.25-5(嬰へ短調)"や"Op.33-1(イ長調)"など、クレメンティのピアノ・ソナタの中でも突出した完成度を誇る作品が多く見られています。かのホロヴィッツも好んで弾いたクレメンティのピアノ・ソナタ。第4集では前3作以上にハワード・シェリーの好演が光ります。
CDA-67739
メンデルスゾーン:歌曲&デュエット集Vol.4
春の憩いOp.9-8/捨て去られし者
Seltsam, Mutter, geht es mir/滝
グロッソ/4つの歌曲
やわらかな月明かりの夜の湖岸で
Durch Fichten am Hugel/僕は君を想う
Tanzt dem schonen Mai entgegen
ファウヌスの悲歌/緑の中でOp.8-11
旅の歌/別れ/気をつけなさい
夜鳴きうぐいす/挨拶
なぜバラは色あせているの?
Rausche leise, grunes Dach/追憶
5月の歌Op.8-7
別の5月の歌(魔女の歌)Op.8-8
キャスリーン・ブロデリック(S)、
ハンナ・モリソン(S)、
アンナ・グレヴェリウス(Ms)、
フィンヌール・ビャルナソン(T)、
シュテファン・ローゲス(Br)、
ユージン・アスティ(P)
この第4集では1820年代から1830年代前半にかけて作曲されながらも、未出版となっていた珍しい歌曲を数多く収録しているところがポイント。
CDA-67740
マサイアス:宗教合唱作品集
おお神よ人々に汝を讃えさせよOp.87/マニフィカトとヌンク・ディミティスOp.53/御子が生まれたOp.55/荒野の果てに/入場(オルガン独奏)/ミサ・ブレヴィスOp.64/アヴェ・ヴェルム・コルプス/カリヨン(オルガン独奏)/オール・ウィスダムOp.88-3/頭を上げよOp.44-2/おお光より生まれし光/祝祭テ・デウムOp.28/主にありて喜べOp.90-2
マシュー・オーウェンス(指)
ウェルズ大聖堂聖歌隊、ジョナサン・ヴォーン(Org)

録音:2008年6月
レッド・ドラゴンの国旗の国ウェールズ。同国史上、最も重要な作曲家の1人とされるウィリアム・マサイアス(1934−1992)の宗教合唱作品集もハイペリオンならではのハイクォリティな出来栄え。ケルトの伝統文化や神秘主義、深い精神性が反映されたマサイアスの作品は、ドラマティックで親しみやすい作風。ウェルズ大聖堂聖歌隊の歌唱力、適応力の高さが、マサイアスの音楽を隅々までカバー。近現代英国の宗教作品入門としてもオススメです。
CDA-67741(4CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集(全2巻) アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオーリ)

録音:2008年9月、ベルリン・イエス・キリスト教会
11年という歳月をかけてバッハの主要鍵盤作品の全てを録音したレコーディング・プロジェクトが"現代のレコード界における栄光のひとつ"と評されるなど、さらなる高みへと昇り続ける現代最高のバッハ弾きヒューイットが満を持して贈る新録音は絶対に聴き逃せません!
CDA-67745
ベートーヴェン:弦楽五重奏曲ハ短調Op.104
二重奏曲変ホ長調〜2つのオブリガート眼鏡を持つWoO.32
ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.16
ナッシュ・アンサンブル
〔マリアンネ・トールセン(Vn)、
マリン・ブロマン(Vn)、
ローレンス・パワー(Va)、
フィリップ・デュークス(Va)、
ポール・ワトキンス(Vc)、イアン・ブラウン(P)〕
どんな時代のどんな編成の作品にも対応できる脅威のレパートリーと柔軟なスタイルを持ち、これまでに240曲を超える新作初演を行ってきたイギリスの超絶室内楽団ナッシュ・アンサンブル。楽聖の名作を取り上げてきたと思いきや、他人が編曲した「ピアノ三重奏曲Op.1-3」にベートーヴェン自身がさらに手を加えて完成、出版したといういわく付きの「弦楽五重奏曲ハ短調Op.104」、モーツァルトの作品から影響を受けて作曲した「五重奏曲」を自ら四重奏に書き換えた「ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.16」というユニークな組み合わせで勝負をかけます。
CDA-67746
R・シュトラウス:歌曲全集Vol.5
乙女の花Op.22/春のにぎわいOp.26-1
明日は!Op.27-4
言われたら、何でも言う通りOp.36-3
わが子にOp.37-3/私のまなざしOp.37-4
春よOp.37-5/若い魔女の歌Op.39-2
母親の自慢話Op.43-2/宿屋Op.47-4
私は空中をただようOp.48-2
響け!Op.48-3
クレメンス・ブレンターノの詩による6つの歌曲Op.68
キーラ・ダフィー(S)、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)

録音:2010年11月24日−25日&27日、オール・セインツ教会(ロンドン)
ブリューワー(Vol.1)、シュヴァネヴィルムス(Vol.2)、A・ケネディ(Vol.3)、マルトマン(Vol.4)など、"歌曲王国ハイペリオン"ならではの世界的歌手たちが歌ってきたリヒャルト・シュトラウスの歌曲全集。最新巻の第5集を歌うのは、METをはじめとするアメリカのオペラハウスやコンサートホールで大活躍中の美しきアメリカ人ソプラノ、キーラ・ダフィー!ダフィーの完璧なイントネーションと豊かなスタミナが支える申し分のないパフォーマンス、ヴィニョールズの優れたプログラミングが、他では得難いR・シュトラウスの世界を創り上げています。
CDA-67747
バルティック・エクスチェンジ〜バルト三国の合唱作品集
プラウリンシュ:ミサ・リゲンシス
アインフェルデ:フリツィス・バルダの詩によるサイクル
シサスク:ベネディクティオ
ミシュキニス:神はあなたのために天使たちに命じられた(世界初録音)
プラウリンシュ:聖所にて至高なる主を讃美もて祝え(世界初録音)
ミシュキニス:主の祈り
スティーヴン・レイトン(指)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho
ラトヴィアのウギス・プラウリンシュ(1957−)、マイヤ・アインフェルデ(1939−)、リトアニアのヴィータウタス・ミシュキニス(1954−)、エストニアのウルマス・シサスク(1960)を輩出するなど、合唱大国としても非常に名高いバルト三国の合唱作品を歌うのは、英国合唱界の旗手スティーヴン・レイトンとケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。シサスク1991年の作品「ベネディクティオ」から、2008年に作曲されたプラウリンシュの「聖所にて至高なる主を讃美もて祝え」まで。ソ連からの独立、そして現在へと至るバルト三国の合唱の歴史を英国の強力コンビが文字通りその歌声で描きます。
CDA-67748
ビクトリア:ミサ曲《いざ喜ばん》、
 われは鳩のごとき美しものを見たり
フレスコバルディ:前奏のトッカータ、
 書簡の朗読の後のカンツォーナ、
 クレドの後のリチェルカーレ、
 リチェルカーレ〜聖なるマリア
マシュー・マーティン(指)
ウェストミンスター大聖堂レイ・クラークス、
トーマス・ウィルソン(Org)
長年にわたってハイペリオンの合唱を支え続けてきたウェストミンスター大聖堂聖歌隊の新録音は、教区書記たちの男声合唱によるビクトリアのミサ曲。録音場所となったウェストミンスター大聖堂に響く男声のハーモニーが、名盤の誉れ高いビクトリアの「レクイエム」(CDA-66250)や 「テネブレ」(CDA-66304)などとはまた違う荘厳な響きと崇高な祈りを生み出しています。ビクトリアのミサ曲の楽章間にフレスコバルディのオルガン作品を組み合わせるなど、演奏効果を劇的に高めるプログラミングも秀逸。
CDA-67749
ヴィラールト:ミサ曲「心を尽くして」、
 あなたに賛美がありますように、
 すべてのものの創り主なる神、
 おお光りよ, 私たちの救いの証しよ、
 善き甘き御言葉、酔ったのではない
ジョスカン・デ・プレ:心を尽くして
デ・ローレ:Concordes adhibete animos
チンクエチェント
アドリアン・ヴィラールト(c.1490−1562)は、フランドル地方のブルッヘ、もしくはルーヘラーレで生を受け、フランドルのポリフォニー様式をイタリアへと持ち込みヴェネツィア楽派の始祖となったルネサンス時代の重要作曲家の1人。ジョスカンのモテット「心を尽くして」に基づくヴィラールトとミサ曲「心を尽くして」とモテットを歌うのは男声ヴォーカル・アンサンブル、チンクエチェント。ファートやルニャール、モンテのミサ曲で聴かせてくれた高貴なハーモニーはここでも健在です。
CDA-67751(2CD)
ボーウェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1番ロ短調Op.6(世界初録音)
同第2番嬰ハ短調Op.9(世界初録音)
同第3番ニ短調Op.12(世界初録音)
短いソナタ嬰ハ短調Op.35-1
ピアノ・ソナタ第5番ヘ短調Op.72
同第6番変ロ短調Op.160
ダニー・ドライヴァー(P)
"イギリスのラフマニノフ"と称され、「ピアノ協奏曲第4番」が奇才ソラブジから「イギリス人によってこれまでに書かれたピアノ協奏曲の中で最も優れた作品だ」と激賞されたヨーク・ボーウェン(1884−1961)のピアノ・ソナタ集。生前は"作曲家 < ピアニスト"という評価が定着していたボーウェンだが、21世紀に入り"作曲家ボーウェン"への注目度が急上昇。後期ロマン派の流れを汲み、"イギリスのラフマニノフ"という異名にも劣らぬボーウェンの作品の魅力は、全世界へと確実に広がっています。手稿譜を用いた世界初録音3作品を含むボーウェンのピアノ・ソナタ集を弾くのは、同じくボーウェンのピアノ協奏曲集(CDA-67659/RPCシリーズVol.46)で衝撃的なデビューを飾った英国の新鋭ダニー・ドライヴァー!
CDA-67753(2CD)
メンデルスゾーン:歌曲&デュエット集Vol.5
私の父親の誕生日を祝う歌
貧しいジャネット/最初の喪失Op.99-1
少女の歎き/穏やかな夕方の風の中で
さすらいの歌Op.57-6/森の城
誰も知らないOp.99-6
シャルロットはウェルテルに
6つのスコットランド民謡の編曲
アヴェ・マリア/憩いなさい、兵士よ
民謡/愛の歌Op.47-1
Es rauscht der Wald, es springt der Quell
問いOp.9-1/告白Op.9-2/進め、休みなく
クリスマスの歌
Von allen deinen zarten Gaben
子守歌
Vier trube Monden sind entflohn
Lieben und Schweigen/ズライカ
So schlaf in Ruh/領主の死の歌/期待
Und uber dich wohl streut der Wind
Weinend seh' ich in die Nacht
Ch'io t'abbandono in periglio/民謡Op.47-4
キャスリーン・ブロデリック(S)、
ハンナ・モリソン(S)、
アンナ・グレヴェリウス(Ms)、
フィンヌール・ビャルナソン(T)、
シュテファン・ローゲス(Br)、
ジェームス・ルーサーフォード(Br)、
ユージン・アスティ(P)

録音:2008年11月8日−12日、ワイアストン・コンサート・ホール
ギルドホール音楽院の教授を務めるメンデルスゾーンの歌曲の開拓者ユージン・アスティが10年以上の歳月を費やしてきた「歌曲&デュエット集」の完結編第5集では、10歳のメンデルスゾーンが父親に贈ったバースデー・ソングや、6つのスコットランド民謡からの編曲など、珍しいメンデルスゾーンの歌曲とデュエットが数多く取り上げられるなど、アスティの研究成果がストレートに反映されたこれまで以上に濃密なプログラムとなっています。
CDA-67754
イギリスの舞台のジグ
作曲者不詳(b.1633):黒い男
作曲者不詳(b.1656):ロビンとジョアンの陽気な求婚
ケンプ(1595):シンギング・シンプキン
作曲者不詳
(c.1665):ビリングスゲートの血戦
ジョーダン:いかさま師のいかさま
ルーシー・スキーピング(ディレクター)、
シティ・ウェイツ
1970年代から16世紀〜17世紀のイギリスで演奏された音楽の研究を進めてきた古楽演奏団体シティ・ウェイツ。1980年10月に録音された「17世紀イギリス人の社交音楽」(CDH-55013)以来となるハイペリオンからの録音では、17世紀イギリスの娯楽的な舞台作品だった「ジグ」を取り上げます。当時の大衆音楽文化を掘り起こす画期的な試みです。
CDA-67755
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ集Vol.2
ヘンデルのオラトリオ《ユダス・マカウベス》の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲ト長調WoO.45/
チェロ・ソナタ第4番ハ長調Op.102-1/
モーツァルトの歌劇《魔笛》の「恋人か女房か」の主題による12の変奏曲ヘ長調Op.66/
モーツァルトの歌劇《魔笛》の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲変ホ長調WoO.46/
チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102-2
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc/ゴフリラー)、
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオーリ)

録音:2009年3月20日−23日、イエス・キリスト教会(ベルリン)
ワールド・ツアーや、レコーディングで共演を重ねてきた2人の世界的名手によるベートーヴェンの第2集は、ベートーヴェン、そしてヘンデルとモーツァルトへ捧げるオマージュ ――。1727年製マッテオ・ゴリフラーの銘器と一心同体になったミュラー=ショットの純真な歌心と気品のある音色、卓越した表現の源泉となるイマジネーションは全てが一級品!
CDA-67756
19世紀ロシアの合唱音楽
ゴロワノフ:我らの父
チェスノコフ:神よ爾は救を地の中になせり
グレチャニノフ:神秘の晩餐
チェスノコフ:我が祈りは香炉の香りの如く、汝のよき魂に、わが魂よ,主をほめたたえよ
シェヴェドフ:ケルビム賛歌
チャイコフスキー:来たれ我らの王神に
カリンニコフ:来たれ我らの王,神に、
 神への讃歌、生神童貞女や喜べよ
トルスティアコフ:わが魂よ,主をほめたたえよ
リムスキー=コルサコフ:我らの父
ラフマニノフ:生神童貞女や喜べよ
カリンニコフ:神への讃歌
チェスノコフ:いつも主にあって喜びたまえ
バラキレフ:生けるもの全て
チェスノコフ:ウィー・ハヴ・ノー・アザー・ヘルプ、全ての創造は汝が喜び
シェヴェドフ:聖三祝文
カスタルスキー:聖にして福たる常生なる天の父
キュイ:マニフィカト《生神女のための歌》
スティーヴン・レイトン(指)
ホルスト・シンガーズ

録音:2010年1月8日−11日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク/ロンドン)
ロシア正教の重要作曲家チェスノコフ、名指揮者ニコライ・ゴロワノフ、そしてグレチャニノフ、カリンニコフ、チャイコフスキー、リムスキー=コルサコフ、ラフマニノフ、バラキレフ、キュイ。ロシアを代表する偉大なる音楽家たちが"ロシア正教"のために作曲しながらも、ロシア革命の勃発、ソヴィエト共産党の正教弾圧によって歴史の闇に葬り去られてしまった神聖なる聖歌が、英国合唱界の旗手スティーヴン・レイトンとホルスト・シンガーズの崇高な歌声で現代に蘇ります。
CDA-67757
ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.2
[第28番ホ長調Op.75-2 Hob.XV-28/
第29番変ホ長調Op.75-3 Hob.XV-29/
第30番変ホ長調Op.88 Hob.XV-30/
第31番変ホ短調Op.101 Hob.XV-31]
フロレスタン・トリオ
[スーザン・トムズ(P)
アントニー・マーウッド(Vn)
リチャード・レスター(Vc)]

録音:2009年2月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
フロレスタン・トリオは、ロンドンのギルドホール音楽院の卒業生によって結成され、2000年のロイヤル・フィルハーモニック協会室内楽部門賞に輝くなど、ハイペリオンの歴史を語る上で欠かすことのできない世界有数のピアノ三重奏団。
CDA-67758
オルガン・ファイアーワークスVol.14
ヴェルディ(ルメア&ヘリック編):「アイーダ」〜凱旋行進曲
スパイサー:ファンファーレと舞曲
フランク:英雄的小品
ファーリントン:「アニマル・パレード」〜ペンギン、キリン、バレル・オルガン・モンキー
ランケトゥイ:トッカータ ニ長調
ホリンズ:凱旋行進曲
ウェズリー:コラールとフーガ
バック:「故郷の人々」による変奏曲
ギルマン:オルガン・ソナタ第1番ニ短調Op.42
クリストファー・ヘリック(Org)

録音:2009年7月7日−9日、メルボルン・タウン・ホール(メルボルン)
ハイペリオン初期から続く隠れたロングセラー・シリーズ、クリストファー・ヘリックのオルガン・ファイアーワークスの第14集。アイーダの"オルガン版"凱旋行進曲で華々しくスタートするプログラムは、ハイペリオンのアニヴァーサリー・イヤーにピッタリ。ここまで楽しくオルガンを楽しませてくれるシリーズにはなかなか出会えません!
CDA-67759
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調Op.10
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調、
 弦楽四重奏曲へ長調
ダンテSQ〔クリシア・オソストヴィッツ(Vn)、ジル・フランシス(Vn)、ジュディス・バスブリッジ(Va)、バーナード・グレゴール=スミス(Vc)〕、
サイモン・クロフォード=フィリップス(P)
メニューイン門下の名女流ヴァイオリニスト、クリシア・オソストヴィッツが率いるダンテSQのハイペリオン第2弾は、フランス印象派の2大巨頭ドビュッシーとラヴェルの弦楽四重奏曲集!ルーアン大聖堂のファサードを描いたモネの連作を想像させるドビュッシーの「弦楽四重奏曲」、ドビュッシーから刺激を受けながらも独創性を打ち出したラヴェル唯一の「弦楽四重奏曲」、そしてジャジーな雰囲気を漂わせる「ヴァイオリン・ソナタ第2弾」の演奏はハイペリオンも大推薦。
CDA-67760
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調S.178
B-A-C-Hの主題による幻想曲とフーガS.529A
孤独な中の神の祝福S.173/3
巡礼の年第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2010年8月25日−27日、
ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
全世界のアムラン・ファンが渇望し続けてきたレコーディングが遂に実現!スーパー・ヴィルトゥオーゾ、マルク=アンドレ・アムランが弾くリストの「ピアノ・ソナタ ロ短調」!2002年にレコーディングされた大名演「パガニーニ大練習曲S.141」から約10年。難曲中の難曲「パガニーニ大練習曲」を易々と弾いてしまったアムランの"超人技"が、さらなる進化を遂げてアムランだけのリストの「ピアノ・ソナタ」を繰り広げます!
CDA-67761
ムリュ:御母は栄え、ミサ曲「天使ガブリエルが遣わされ」、
平安に、
ミサ曲「アルマ・レデンプトリス・マテル」
ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲「天使ガブリエルが遣わされ」
スティーヴン・ライス(指)ブラバント・アンサンブル
クレキヨン、ゴンベール、フィノなどの知られざる音楽を紹介してきたブラバント・アンサンブルがベールに包まれたフランドルの作曲家ピエール・ムリュにスポットライトをあてます。ジョスカンの同名のモテットを題材としたパロディ・ミサ「天使ガブリエルが遣わされ」など、フランス王室礼拝堂に奉職していたとされるフィノの作品にはジョスカンからの影響が見られ、師弟関係にあったという説も残されています。
CDA-67762
レーガー:合唱作品集
隠者Op.144a/3つの6声の合唱曲Op.39
3つの合唱曲Op.6/3つの歌Op.111b
枝の主日の朝/レクイエムOp.144b
アンドルー=ジョン・スミス(指)
コンソルティウム、
クリストファー・グリン(P)

録音:2009年9月15日−17日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
ブラームスの合唱作品(CDA-67775)でハイペリオン・アーティストの仲間に加わったロンドンの新しい室内合唱団コンソルティウム(コンソーシアム)の2枚目のレコーディングは、マックス・レーガーの合唱作品集。オルガン作品以外は復権途上にあるレーガーの音楽だが、同世代のマーラーやR・シュトラウス、ヴォルフ、ツェムリンスキーと同じくドイツ・ロマン派の"詩"を積極的に取り入れた合唱作品は、演奏機会に恵まれても全く不思議ではない秀作が揃います。
2006年の結成からわずか数年で合唱王国イギリスのトップ・アンサンブルと称されるまでに躍進したコンソルティウムの純度の高いハーモニーが、レーガーの合唱作品の真価を知らせてくれます。
CDA-67763
パガニーニ:24のカプリースOp.1 ターニャ・ベッカー=ベンダー(Vn) 

※使用楽器:ジュゼッペ・グァルネリ1728年
1996年の第16回ロドルフォ・リピツァー賞ヴァイオリン・コンクール第1位、2001年の第48回パガニーニ国際コンクール第3位という輝かしい実績を持つドイツの女流ヴァイオリニスト、ターニャ・ベッカー=ベンダーがハイペリオン初登場!1978年シュトゥットガルト出身のターニャ・ベッカー=ベンダーの勢いは凄まじく、前述のコンクール以外にも2000年のBunkamuraオーチャードホール・アウォード、ジュネーヴ国際音楽コンクールなどで優秀な成績を収め、ヨーロッパ、アメリカ、そしてアジアへと活躍の場を拡大。また2006年からはヴェンゲーロフの後任としてザールブリュッケンのザールラント州立音楽大学の教授に就任するなど、新たにスターダムに踊り出たドイツ系ヴァイオリニストの大器として注目を集めています。ベッカー=ベンダーのハイペリオンでのデビュー録音は、なんとパガニーニの「24のカプリース」。無伴奏、しかも超難曲という全く誤魔化しのきかないレパートリーを正々堂々と選んでしまうところからして只者ではありません。

CDA-67764
ショパン:後期ピアノ作品集
舟歌嬰ヘ長調Op.60/マズルカ ヘ短調Op.63-2
マズルカ ト短調Op.67-2
マズルカ 嬰ハ短調Op.63-3
マズルカ ヘ短調Op.68-4
幻想ポロネーズ変イ長調Op.61
夜想曲ロ長調Op.62-1/夜想曲ホ長調Op.62-2
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
子守歌変ニ長調Op.57
スティーヴン・ハフ(P)

録音:2009年5月4日ー6日セントイ・ジョージ教会
予想を上回るハフの進化!ショパンの懐で優しく育まれた絶世のタッチ!まず選曲のセンスが抜群!「英雄ポロネーズ」のような派手な作品は避けて、後期の内面性重視の作品がバランスよく配列されています。切れのよいテクニッシャンのしてのハフのピアニズムが、ここへ来てかくも深々と語りかける技を練り上がっていたとは!その衝撃は1曲目の「舟歌」で既に明らか。この作品の標題性、絵画的描写を如何に行なうかが問われることが多いですが、そんな斟酌はここでは一切無用。音の連鎖そのものが聴き手を惹きつけ、メランコリックな心情を連綿と紡ぎだすのです。しかもなんという美しいタッチ!冒頭の音の跳躍に宿る深み、舟が揺れだすリズムとアゴーギクの洗練味はこれ以上ありえないとさえ思えるほど絶妙。第2部の主題(2:55)の滑り出しがこれまた信じ難い霊妙な弱音で、密やかな語り口は決して暗く沈まずにかすかな光を湛えているのも印象的。中間の経過句の間合いの素晴らしさと、休符の意味深さも、かつてのハフからは想像できないもの。とにかく終始一貫して内省の美学の結晶であり、心地良い緊張の糸が最後まで途切れることない、近年稀に見る名演奏と言っても過言ではありません。「幻想ポロネーズ」、「第3ソナタ」に至ってはあまりにも魅力が多すぎて、その悦から脱してコメントするのは至難の業ですが…まずは「幻想ポロネーズ」。冒頭の2分音符の直前で一旦音を切り上げてから長い装飾音型につなげ、そのハーモニーの綾の美しさにうっとり。洗練を極めたフレージングを続けながら訪れる主題Cの美しすぎて怖いほどのタッチの、その後の息の長いトリル(9:40〜)に込められた呼吸の振幅の妙も聴きもの。一音ごとのタッチの吟味の深さがこれほど尋常ならざる演奏はちょっと類を見ないのではないでしょうか。
その内省のピアニズムは短調の4つのマズルカにも如実に投影。マズルカ特有の民族的なリズムのアクセントを踏まえながらも、後味は決してべとつかず、清潔そのもの。Op.63-2の最後、1:16からの最弱音の美しさにも唖然。
夜想曲Op.62-2
は前後の主題の美しさはもちろんですが、中間の速いパッセージの描き方にご注目!いらだつような焦燥感を炙り出しつつも、タッチのまろやかな質感はあくまでも均質に保ち続けているのです。
そしてピアノ・ソナタ。第1楽章冒頭の4小節、このあまりにもシンプルなフレーズを音楽性の希薄なピアニストが弾くと何も響いてこないこともありますが、ハフは強烈な打鍵を誇示しているわけでもないのに訴求力が抜群。第2主題のエレガンスも感覚美に止まらず、提示部後半の左右のフレーズの連鎖の流麗さも忘れられません。スタインウェイを用いながら、展開部においてもソリッドに音を立てすぎることなく厳格に音色を制御。しかもそれによって音楽が萎縮するどころか、ショパンに相応しい音楽の羽ばたきを実現させているのです。第2楽章は細かい8分音符の粒立ちの良さと一筆で流れるようフレーズの流動が見事に共存。第3楽章は冗長さを感じさせない煌く詩情が満点。雰囲気の呑まれてタッチを寝かせるのではなく、ここでも立ち過ぎない程度にタッチの隈取を明確に表出することによって凛とした美しさが際立たせています。1:39のアルペジォは、ハフの熟練のピアニズムを象徴するシーン。十分にドラマティックな展開を見せながらも、一切力みを感じさせない終楽章も非の打ち所がありません。ショパンが身の丈を超えた大きな構築を構築を目指したような居心地の悪さをこの楽章に感じている方は、これこそがショパン独自のダイナミズムと大きく納得していただけることでしょう。  【湧々堂】
CDA-67765
バード:宗教音楽集第12巻
めでたし、聖なるみ母よ
祝されたまいし者、尊ぶべき者、尊ぶべき者
聖なる乙女マリアよ、御身は幸いなり
乙女マリアよ、御身は祝福されたもう
幸いなるかな、乙女マリアのみ体
地と大海と天とを育みたもう
めでたし女王/おお、誉れある女性
民のうちの富める者はみな御身が御顔を
御身が唇には慈しみが置かれぬ
アヴェ・マリア/見よ、乙女がみごもりて
思い出したまい、救いの創造主よ
めでたし、神の唯一なるみ母
めでたし、海の星
いざ我ら主によりて喜べ/真理のため
マリアは天に昇らせたもう
マリアは最良の部分を自ら選びたまいぬ
カージナルズ・ミュージック、
アンドルー・カーウッド(指)
いよいよ大詰めとなったバード。第12巻は、グラドゥアーレ集第1巻からの音楽。
CDA-67766
モルテルマンス:ホメロス交響曲
 朝/春の神話
マーティン・ブラビンズ(指)
ロイヤル・フランダースPO
ルネサンス時代のフランドル楽派のポリフォニーに代表されるように、教会音楽などの声楽作品が目覚しい発達を遂げたフランドル地方。声楽が発展を続けたフランドル地方でオーケストラ・ルネサンスを起こした作曲家こそが、今回取り上げられたローデヴェイク・モルテルマンス(1868−1952)です。古代ギリシャの詩人ホメロスをテーマとした交響曲などは、まさにフランドルのロマン。モルテルマンスの管弦楽作品を振るのは、イギリス音楽の達人マーティン・ブラビンズ。ヘレヴェッヘとのコンビで名を上げたロイヤル・フランダース・フィルはハイペリオン初登場!
CDA-67767
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズVol.9〜ハリエット・コーエンのためのバッハ・ブックとブリティッシュ・トランスクリプションズ
レナード・ボーウィック編:小フーガ ト短調BWV.578
ハリエット・コーエン編:カンタータ第155番「わが神よ、いかに久しく」BWV.155より 満ち足りている、我が魂
マイラ・ヘス編:トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV.564より アダージョ、カンタータ第147番「心と口と行いと生きざまは」BWV.147より 主よ、人の望みの喜びよ
グランヴィル・バントック編:コラール「目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ」BWV.645
アーノルド・バックス編:幻想曲ト長調BWV.572
ジェラルド・ヒュー・ティリット=ウィルソン(ロード・バーナーズ)編:コラール「甘き喜びのうちに」BWV.729
アーサー・ブリス編:コラール「古き年は過ぎ去りぬ」BWV.614
フランク・ブリッジ編:甘き死よ来たれBWV.478
ユージン・グーセンス編:ブランデンブルク協奏曲第2番BWV.1047より アンダンテ
ハーバート・ハウエルズ編:コラール「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」BWV.622
ジョン・アイアランド編:コラール「わが魂は主をあがめ」BWV.648
コンスタント・ランバート編:コラール「かくも喜びに満てるこの日」BWV.605
ヴォーン・ウィリアムズ編:コラール「ああ、わがもとに留まれ、主イエス・キリストよ」BWV.649
ウィリアム・ウォルトン編:コラール「わが心からの望み」BWV.727
ウィリアム・ギリス・ウィタカー編:コラール「われらはみな唯一の神を信ず」BWV.740
レナード・ボーウィック編:コラール「おお汚れなき神の小羊」BWV.656
ヒューバート・フォス編:カンタータ第85番「われはよき牧人なり」BWV.85より 見よ、愛はいかなることをなすかを
ハーバート・フライヤー編:無伴奏チェロ組曲第6番BWV.1012より サラバンド
ロナルド・スティーヴンソン編:甘き死よ来たれBWV.478
ジョナサン・プロウライト(P)

録音:008年9月18日−20日、ポットン・ホール(サフォーク)
「バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ」の第9集は、20世紀のイギリスがテーマ!イギリスのピアノ音楽を愛し、エルガーやヴォーン・ウィリアムズ、バックスたちから世界初演を任されたイギリスの女流ピアニスト、ハリエット・コーエン(1895−1967)。近代イギリスのピアノ音楽の発展に大きな役割を果たすと同時にバッハ演奏の名手でもあったコーエンのために、12人の作曲家たちがピアノのために編曲を行ったトランスクリプション集こそが、1932年にオックスフォード・ユニバーシティ・プレスから出版された「ハリエット・コーエンのためのバッハ・ブック」です。編曲者に並ぶバントック、バックス、ブリス、ヴォーン・ウィリアムズ、ウォルトンといった近代英国の巨匠たちの名が、ハリエット・コーエンのピアニストとして、また女性としての魅力の大きさを物語っています。シリーズ第9集のピアニストは、第6集(CDA-67481/2)以来2度目の登場となる"東欧ピアノ音楽の申し子"ジョナサン・プロウライト!プロウライトと言えば、大ヒットとなった「ショパンへのオマージュ」やストヨフスキ、メルツェル、パデレフスキなど東欧作品の演奏が注目されがちだが、バッハ弾きとしての実力もかなりのもの。
CDA-67768
ダヴ:合唱作品集
我が魂よ、主をたたえよ
ミサ・ブレヴィス/生まれくる日
ウェルカム、オール・ワンダーズ・イン・ワン・サイト!
星の歌/3人の王
走れ、羊飼いよ、走れ
見よ、祝福されたる光が
イン・ビューティ・メイ・アイ・ウォーク
七つの星を作る者を求めよ
あなたの御手に
マシュー・オーウェンス(指)
ウェルズ大聖堂聖歌隊、
ジョナサン・ヴォーン(Org)
ウィテカー、ローリゼン、ヴィレット、デュブラなど、合唱界を牽引する作曲家たちの作品集が揃うハイペリオンから、現代イギリスの作曲家ジョナサン・ダヴ(ドーヴ)の合唱作品集が登場!「フライト」や「ピノキオの冒険」、新作「トビアスと天使」など、これまではどちらかというとオペラ作曲家として知られていたダヴだが、合唱作品は英国国内でプロ、アマチュアを問わず支持率急上昇中だそうです。親しみやすい旋律とハーモニー、ドラマティックな作風を持つダヴの合唱作品が、ここ日本のコンサートやコンクールで広く取り上げられる日もそう遠くはないかも!?
CDA-67769
ヒンデミット:ヴィオラのための作品全集Vol.2
無伴奏ヴィオラ・ソナタOp.11-5
無伴奏ヴィオラ・ソナタOp.25-1
無伴奏ヴィオラ・ソナタOp.31-4
無伴奏ヴィオラ・ソナタ(1937)
ローレンス・パワー(Va)
「ウェーバーの主題による交響的変容」や「画家マティス」と並びヒンデミットの代表作と評される様々な楽器のために書かれた数々の「ソナタ」。その中でも"ヴィオラ"のために作曲された"ソナタ"は、ヒンデミット自身が優れたヴィオラ奏者だったいうこともあり、完成度は群を抜いています。バッハの無伴奏ソナタからの影響が見受けられる「Op.11-5」など、ヒンデミットの4つの無伴奏ソナタに英国の天才ヴィオラ奏者が堂々と挑みます。
CDA-67770
ウェストミンスター寺院の使徒聖ペテロの祝日
デュリュフレ:汝はペテロなりOp.1-2
ラドクリフ:祈り/レイ:詩篇第138番
スタンフォード:テ・デウム、ユビラーテ
ラドクリフ:応唱/バード:5声のミサ曲
パレストリーナ:汝はペテロなり
クロッチ:詩篇第124番
スタンフォード:マニフィカト、ヌンク・ディミティス
ウォルトン:12使徒
バッハ(デュプレ編):シンフォニア(カンタータ第29番より)
ウェストミンスター寺院聖歌隊、
ジェイムズ・オドンネル(指)、
ロバート・クィニー(Org)

録音:2009年2月12、13、23&24日、ウェストミンスター寺院(イギリス)
「聖ペテロ」を奉るために建立されたイギリス国教会の教会で世界遺産、ウェストミンスター寺院。ウェストミンスター寺院聖歌隊が歌う「聖ペテロの祝日のための音楽」では、バードやパレストリーナから、デュリュフレ、スタンフォード、ウォルトン、フィリップ・ラドクリフ(1905−1986)の音楽が、朝課、聖餐、晩課での神聖な祈りの空間を創りだしています。
CDA-67771(2CD)
チェスティ:歌劇「愛の不幸」 カルロ・イパタ(指)アウセル・ムジチ、
クリスティアーナ・アルカリ(S)、
マリア・グラツィア・スキアーヴォ(S)、
フリオ・ザナージ(T)、パオロ・ロペス(ソプラニスタ)、
エネア・ソリーニ(Bs)、アントニオ・アベーテ(Bs)、
ルイージ・デ・ドナート(Bs)、カルロス・ナターレ(T)、
ガブリエラ・マルテラッチ(A)、マルティン・オーロ(C.T)、
エレーナ・チェッチ・フェディ(S)、
フランチェスコ・ゲラルディーニ(C.T)、
アニーチョ・ゾルジ・ジュスティニアーノ(T)
アントニオ・チェスティ(1623−1669)は、フランチェスコ・カヴァッリと同時代を生き、カリッシミとアッバティーニから作曲を学んだと伝わる17世紀イタリアの音楽家。1652年からインスブルックの宮廷に使えた後にイタリアへ戻り、ローマ教皇庁聖歌隊に所属しながらも脱出するかのように再びインスブルックへと飛び出したチェスティ。ここでも十分な待遇が得られないとなると、その後はウィーンの宮廷劇場音楽監督、礼拝堂名誉司祭に就任するなど目まぐるしい音楽活動を展開したが、ストラデッラのように暗殺により生涯を閉じたとされています。
「黄金のりんご」と並ぶチェスティの最高傑作「愛の不幸」とは、台本作家フランチェスコ・ズバッラと組んで1667年に完成させた3幕からなる「コミック・モラル・オペラ」。ギリシャ神話の神々の"愛"めぐる物語は、イタリア・バロックの空白部分を埋めるという意味でも非常に貴重な録音となることでしょう。ポルポラやリダルディ、ボッケリーニの演奏で古楽界に新風を吹き込んだアウセル・ムジチ、一流のソリスト陣の演奏にも期待大。
CDA-67773
プーシキンのロマンス
グリンカ:告白、アデーリ、
 美しい人 私の前で歌わないで、
 わたしは素晴らしい瞬間を覚えている、
 イェズィリヤ, わたしはここにいる
R=コルサコフ:流れたなびく雲が切れ切れになってOp.42-3、
 美しい人よ, 私のために歌わないでOp.51-2、
 あなたにとって私は何でしょうOp.4-1、
 グルジアの丘でOp.3-4、
 あなたに語る私の甘く悩ましげな声Op.7-1、
 こだまOp.45-1、お前とあなたOp.27-3
メトネル:ミューズOp.29-1、ばらOp.29-6、
 バラはもうしおれOp.36-3、ワルツOp.32-5
ルビンシテイン:歌手Op.36-7、夜Op.44-1
チャイコフスキー:ゼムフィーラの歌、
 夜鳴きうぐいすOp.60-4
ムソルグスキー:夜、おしゃべりのかささぎ
ダルゴムイシスキー:彼の友人へ、少女と少年
ショスタコーヴィチ:ある若者にOp.46-2
ラフマニノフ:ミューズOp.34-1、
 歌うな美しい女よ私の前でOp.4-4
キュイ:ツァースコエ・セロの銅像Op.57-17、
 あなたと貴方Op.57-11、願いOp.57-25
ヴラソフ:バフチサライの中庭の噴水
ジョーン・ロジャーズ(S)、
マルコム・マルティヌー(P)
数々の名演を生み出してきた歌曲王国ハイペリオンに加わるのは、19世紀ロシアの詩人アレクサンドル・プーシキンの"詩"を題材としたロシアの作曲家たちによる歌曲のコレクション。プーシキンの"詩"の偉大な存在感を歌声で表現するのは、ロシア歌曲のスペシャリスト、ジョーン・ロジャーズ。名伴奏者マルコム・マルティヌーのサポートも心強いです。
CDA-67774
ヒンデミット:ヴィオラ作品全集Vol.3
ヴィオラと大室内管弦楽のための演奏会用音楽Op.48
デア・シュヴァーネンドレーア
葬送音楽
ヴィオラと大室内管弦楽のための室内音楽第5番Op.36-4
ローレンス・パワー(Va)、
デイヴィッド・アサートン(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2010年3月30日−31日&4月1日、シティ・ホール(グラスゴー)
数多くの楽器のためのソナタを作曲するなど、20世紀ドイツを代表する作曲家であると同時に、腕利きのヴィオラ奏者でもあったヒンデミット。現代の天才と20世紀の天才の"演奏"と"作品"の共演が、ヒンデミットのヴィオラ作品の価値を高めると同時に、ローレンス・パワーをさらに上のステージへと導くことでしょう。ローレンス・パワー、ハイペリオンが大プッシュする逸材です。
CDA-67775
ブラームス:世俗合唱作品集
6つの歌曲とロマンスOp.93a
3つの四重唱曲Op.64/5つの歌Op.104
ジプシーの歌Op.103
アンドルー=ジョン・スミス(指)
コンソーシアム、クリストファー・グリン(P)

録音:2007年10月
このブラームスの歌い手は、サン=サーンスのオルガン作品集(CDA 67713)の演奏者アンドルー=ジョン・スミスによって2006年に結成されたプロの室内choコンソーシアム。個々の能力の高さ生み出す抜群のハーモニー、幅のある豊かな表現力、ピアノとの絶妙なコンビネーションによるブラームスの合唱は絶品。
CDA-67776
MLリュート・ブックからの音楽
ダウランド:戦いのガリアード
ホルボーン:ホルボーン氏の遺言
作曲者不詳:ベドラムのトム
作曲者不詳:ジョン来てすぐにキスして
ジョンソン:パヴァン/作曲者不詳:コラント
ペリション:コラント/作曲者不詳:戦い
ジョンソン:パヴァン/
バチェラー:バチェラー氏のガリアード
ダウランド:ガリアード/作曲者不詳:コラント
作曲者不詳:コラント
バラール:ラ・クーラント・サラバンド
作曲者不詳:コラント/ドレルアン:ヴォルト
ストゥルト:ヴォルト
ジョンソン:パヴァン、アルメイン、ノーブル・マン、アルメイン
作曲者不詳:アルメインとコラント
作曲者不詳:グレイ・イン・マスク
作曲者不詳:天駆ける馬
エリザベス・ケニー(Lute)
1912年に発見され大英図書館に所蔵されているリュートのための曲集"MLリュート・ブック"。イニシャル"ML"、走り書きされた"マーガレット"の文字、作曲者不詳の作品の数々など、謎の多い17世紀のリュート曲集の不思議な魅力に惹かれたエリザベス・ケニーが奏でるリュートのシンプルなメロディはただただ美しい。ロビン・ブレイズやマーク・パドモアと共演を重ねてきた英国屈指の女流リュート奏者エリザベス・ケニーによって"MLリュート・ブック"のページがめくられます。
CDA-67777(2CD)
ブラームス:変奏曲全集
主題と変奏曲ニ短調
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ変ロ長調Op.24
創作主題による変奏曲ニ長調Op.21-1
ハンガリーの歌による変奏曲ニ長調Op.21-2
シューマンの主題による変奏曲嬰ヘ短調Op.9
パガニーニの主題による変奏曲イ短調Op.35
ギャリック・オールソン(P)

録音:2009年12月5日−8日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール(モンマス)
アラベスク時代にショパンのピアノ作品全集(CDS 44351/66)という金字塔を打ち立てたオールソンが、ハイペリオンにステージを移して送り出す新録音は後期ロマン派、ブラームスの「変奏曲全集」!ヘンデルやシューマン、パガニーニ、そして自身のテーマ(主題)などが次々と姿を変えながら音楽を創り上げ、高度な技術と音楽性を要求されるブラームスの変奏曲は、ワールドクラスのテクニック、深く豊かな抒情性を兼ね備えたオールソンの持ち味が活きる選曲といえましょう。
CDA-67778
ブリテン:歌曲集
素敵な娘レマディ/つばめのような娘
アイ・ワンダー・アズ・アイ・ワンダー
トム・ボウリング
ウィリアム・ブレイクの歌と格言Op.74
ティト・フォー・タト/真夜中に/毒の木
夕べ/朝/夜/白い岩場のダヴィズ
グリーンスリーヴス/クロコダイル
デフ・ウーマンズ・コートシップ/鳥刺しの歌
ジェラルド・フィンリー(Br)、
ジュリアス・ドレイク(P)
2008年のバーバー歌曲集(CDA67528)と2009年のシューマン歌曲集(CDA67676)で英グラモフォン賞歌曲部門賞の2年連続受賞を達成し、ラヴェル歌曲集(CDA-67728)もグラモフォン誌やサンデー・タイムズ誌で絶賛されるなど、絶好調継続中のカナダ人バリトン歌手ジェラルド・フィンリーが選んだ新たなレパートリー
CDA-67779
バード:宗教音楽集第13巻
われら来たりて、主に喜びの声を上げん
主よ、われは価せず
主よ、訪れたまえとわれらは願う
主よ、われを助けたまえ/この日こそ
われは今、戦いに明け暮れたる毎日ゆえ
いざ我ら主によりて喜べ
主のすべての聖人らは主を畏れよ
正しき者の魂/幸いなるかな、心清き者
神に感謝を/日々自らの罪に悩まされるわれらは
主に向かいて新しき歌を歌え
すべての国々よ、主をたたえよ
われは不幸なり
アンドルー・カーウッド(指)
カージナルズ・ミュージック
第10巻(CDA-67658)が2007年の英グラモフォン賞古楽部門賞に輝き、続く第11巻(CDA-67653)も2008年度の同賞にノミネートされるなどイギリスのみならず欧米、そして日本など世界規模で高い評価を得てきたカージナルズ・ミュージックのバード。
完結巻となる第13巻には1591年にロンドンで出版された「カンツィオ・サクラ集(聖歌集)第2巻」からの15作品を収録。カトリック教徒への弾圧により国教会忌避者のリストに加えられてしまい、厳しい立場に追い込まれたバードが書き上げたモテットの数々。
信ずるカトリックと強制された英国国教会。複雑な環境下で自身の葛藤とも戦い続けたバードの素晴らしき音楽をカーウッドとカージナルズ・ミュージックが最高のハーモニーで贈ります。
CDA-67780
シューマン:子供の情景Op.15
ダヴィット同盟舞曲集Op.6
ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオーリ)

録音:2009年11月6日−9日、クルトウアツェントルム・グランドホテル(ドビアコ/イタリア)
心に安らぎを与えてくれる「トロイメライ」での清澄な音色、柔らかなタッチ。ヒューイットがファツィオーリで弾く「子供の情景」には、まるで母親が語りかけているかのような優しい響きと豊かな表情があふれている。シューマンが考案した空想の団体"ダヴィット同盟"。"動のフロレスタン"、"静のオイゼビウス"として表現されたシューマンの内面が、ヒューイットの両手とファツィオーリの響きを通じて鮮明に浮かび上がります。
CDA-67781
ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.74《アポニー四重奏曲集》
弦楽四重奏曲第72番ハ長調Op.74-1/弦楽四重奏曲第73番ヘ長調Op.74-2/弦楽四重奏曲第74番ト短調Op.74-3《騎士》
タカーチSQ
〔エドワード・ドゥシンベル(第1Vn)、カーロイ・シュランツ(第2Vn)、ジェラルディン・ウォルサー(Va)、アンドラーシュ・フェエール(Vc)〕

録音:2010年11月15日−17日&2011年1月30日−2月2日、ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス)
1793年、訪問先のロンドンで大成功を収め、ウィーンへと戻ったハイドンが作曲した6つの弦楽四重奏曲。アントン・アポニー伯爵に献呈され「アポニー弦楽四重奏曲集」と呼ばれる「Op.71」&「Op.74」は、ロンドン交響曲の第2期などと同時期に創作され、驚くべき優雅さと抒情性を兼ね備えています。タカーチ弦楽四重奏団はデッカ時代にハイドンの「Op.76」、「Op.77」、「Op.103」を取り上げていますが、「Op.71」&「Op.74」(アポニー四重奏曲集)のレコーディングは初となります。
CDA-67782
リスト:歌曲全集Vol.1
やさしく響け、わが歌S.301(第1稿)
愛の喜びの中S.318
なぜかくも美しくひばりは歌うS.312(第2稿)
静かな睡蓮S.321
シラーの「ヴィルヘルム・テル」からの3つの歌S.292(第1稿)
幸福な男S.334/金髪の天使S.269(第3稿)
ペトラルカの3つのソネットS.270(第1稿)
あなたはS.277(第2稿)
風がざわめくS.294(第1稿)
ゆれよ、青い眼S.305(第2稿)
ラインの美しい流れのS.272(第1稿)
マシュー・ポレンザーニ(T)、
ジュリアス・ドレイク(P)


※録音:2010年2月24日−26日、オール・セインツ教会(ロンドン)
フランツ・リスト生誕200周年となる2011年。この"フランツ・リスト"を2011年のキーワードに掲げるハイペリオンから、アニヴァーサリー・リリースとしてリストの歌曲全集がスタート!フランスの大テノール歌手アドルフ・ヌリや、フェオドールとローザのミルデ夫妻といった当時の大歌手たちから支持された"歌曲"も、リストの音楽を知るためには欠かすことの出来ない重要なジャンル。記念すべき第1巻のソリストに招かれたのは、METやコヴェントガーデンなど世界中のオペラハウスを飛び回るアメリカのテノール、マシュー・ポレンザーニ!
METの看板アーティストにまで上り詰めたポレンザーニの輝かしい歌声によって、ハイペリオンの「リスト歌曲集」の幕が上がります!
CDA-67783
バツェヴィチ:弦楽オーケストラのための作品集
弦楽オーケストラのための《協奏曲》
弦楽オーケストラのための《シンフォニエッタ》
弦楽オーケストラのための《交響曲》
弦楽,トランペットと打楽器のための音楽
ロナルド・コープ(指)ニュー・ロンドン・オーケストラ
生誕200年と没後40年を同時に向かえ、シャンドスからリリースされたヴァイオリン協奏曲集(CHAN 10533)、ヴァイオリンとピアノのための作品集(CHAN 10250)、同郷の名ピアニスト、ツィマーマンの演奏などにより急速に再評価が進む20世紀ポーランドの女流音楽家グラジナ・バツェヴィチ(1909−1969)。ハイペリオンから登場するバツェヴィチの作品集は「弦楽オーケストラ」がテーマ。中でも弦楽セクションとトランペット、パーカッションが絡み合う「弦楽、トランペットと打楽器のための音楽」では、新古典主義、ネオ・バロックと言われるバツェヴィチの作風の特徴を捉えた刺激的な演奏を聴けます。
CDA-67784
ナポリのフルート協奏曲集
デ・マーヨ:フルート協奏曲ト長調
ナヴァ:フルート協奏曲ロ短調
プロタ:フルート協奏曲ハ長調
ヨンメッリ:フルート協奏曲ニ長調
パレッラ:フルート協奏曲第2番ト長調
カルロ・イパタ(バロックFl)、
アウセル・ムジチ
ハイペリオンからのリリース第5弾では、バロック・フルートの世界的ヴィルトゥオーゾでもあるリーダーのカルロ・イパタ自身がソリストを務め、ナポリの"フルート協奏曲"を探求!イタリア後期バロックの大家ポルポラと同じ時代を生き、18世紀イタリアの音楽発信地"ナポリ"で活躍した5人の作曲家たちのフルート協奏曲は、当時の"ナポリ"がどれだけ豊かな音楽的土壌であったかを音楽で物語っています。カルロ・イパタのソロ、アウセル・ムジチのアンサンブルに要注目。
CDA-67785
パレストリーナ:ミサ曲「テ・デウム」、
 6声の「汝はペテロなり」、
 ミサ曲「汝はペテロなり」
ビクトリア:ミサ曲「テ・デウム」
マーティン・ベイカー(指)
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
デイヴィッド・ヒル、ジェイムズ・オドンネル時代から数々の名唱をハイペリオンに録音してきた英国の名門合唱団ウェストミンスター大聖堂聖歌隊がそのルーツでもあるルネサンス時代のポリフォニー音楽、パレストリーナの「ミサ曲」を歌う!デイヴィッド・ヒルの指揮で録音された「教皇マルチェルスのミサ」(CDA-66266)が20年以上経過した現在でも名盤として輝き続けるなど、"ウェストミンスター大聖堂聖歌隊"にとっての"パレストリーナ"は"タリス・スコラーズ"にとっての"アレグリのミゼレーレ"と同じくらい大切で重要な存在です。
CDA-67786
C・P・E・バッハ:鍵盤楽器のためのソナタ集
ソナタ ト短調H.47 Wq.65/17
ソナタ イ長調H.29 Wq.48/6
ソナタ変ロ長調H.25 Wq.48/2
ソナタ ハ短調H.27 Wq.48/4
ソナタ変ホ長調H.50 Wq.52/1
ダニー・ドライヴァー(P)
自身の舞台を20世紀から18世紀へと一気にタイムスリップさせたドライヴァー。ギャラント様式や多感様式を発展させるなど独創的で大胆なスタイルを築いたC・P・E・バッハの音楽と、ドライヴァーのテクニック、音楽性がシンクロした演奏は魅力たっぷり。
CDA-67787
ラウタヴァーラ:合唱作品集
ガルシア・ロルカの詩による組曲/我が時代の歌
聖処女マリアの雅歌/マニフィカト
われらがいと楽しき祭の日/柳の木陰で/最初の悲歌
ジェームズ・バートン(指)
オックスフォード・スコラ・カントルム
新ロマン主義や新古典主義、神秘主義、セリー主義といった様々な形式を使い分けるなど独特の作風を持つラウタヴァーラの合唱作品集には代表作「ガルシア・ロルカの詩による組曲」など日本でも演奏機械の多い作品を収録。エマ・カークビーを育てた英国の精鋭集団オックスフォード・スコラ・カントルムの演奏もハイレベル。
CDA-67788
シュポア:オラトリオ「バビロンの陥落」序曲(世界初録音)
交響曲第3番ハ短調Op.78
交響曲第6番ト長調Op.116「4つの異なる時代の様式と趣味による歴史的交響曲」
ハワード・シェリー(指)スイス・イタリア語放送O
古典派音楽の流れを汲む前半5作品の中で最高傑作とされる「交響曲第3番」。チャイコフスキーの「モーツァルティアーナ」、グリーグの「ホルベルク組曲」、ストラヴィンスキーの「プルチネラ」、R・シュトラウスの「クープランによる舞踏幻想」など、次世代の作曲家たちの作風を先取りしたかのような新しいスタイルを用いて、古典派音楽に馴染んだ当時の聴衆を驚かせた「交響曲第6番」。今回の第3巻に収録された第3番&第6番の2作品は、どちらもシュポアの交響曲の知る上でのポイントとなる重要作品です。
CDA-67789
アムラン:短調による12の練習曲
第1番イ短調「トリプル・エチュード」(ショパンの練習曲による)、第2番ホ短調「昏睡したベレニケ」 、第3番ロ短調「パガニーニ〜リストによる」、第4番ハ短調「無窮動風練習曲」(アルカンによる)、第5番ト短調「グロテスクなトッカータ」、第6番ニ短調「スカルラッティを讃えて」 、第7番変ホ短調「チャイコフスキーの左手のための練習曲による」、第8番変ロ短調「ゲーテの魔王による」、第9番ヘ短調「ロッシーニによる」、第10番嬰ヘ短調「ショパンによる」、第11番嬰ハ短調「メヌエット」、第12番変イ短調「前奏曲とフーガ」
小さなノクターン
《コン・インティミッシモ・センティメント 〜 最も親密な思いをこめて》〜第1番:レントラーT、第4番:アルバム・リーフ、第5番:オルゴール、第6番:ペルゴレージにちなんで、第7番:子守歌
主題と変奏(キャシーズ・ヴァリエーションズ)
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音 〜 12の練習曲第1番〜第8番&第11番〜第12番、主題と変奏:2009年11月8日−10日ワイアストン・エステート・コンサート・ホール
12の練習曲第9番&第10番:1998年1月25日−26日EMIアビー・ロード・スタジオT
小さなノクターン:2009年5月15日ブリストル、ブランドン・ヒル、セント・ジョージ教会
最も親密な思いをこめて:2008年8月30日
構想、作曲に約25年という歳月を費やし2009年に完成したアムランの「短調による12の練習曲」は、あの「独奏ピアノのためのシンフォニー」や「独奏ピアノのための協奏曲」を含むアルカンの難曲「短調による12の練習曲Op.39」をモチーフとして作曲された作品であり、その難易度はもはや異次元のレベル。「12の練習曲」だけでなく、フィアンセのキャシー・フラーに贈るメッセージでもある「主題と変奏」など、アムランによるアムランの音楽を存分に楽しめるところも、この自作自演集の大きな魅力です。
CDA-67792
われらが主をたたえよ
チャイルド:われらが主をたたえよ
ブロウ:ヴォランタリー、
 神はわれらの希望、来たれ
ターナー:詩篇第113番
ブロウ:ヴォランタリー ニ短調
パーセル:サーヴィス変ロ長調Z.230、
 おお主よ万軍の神よ
ブロウ:ヴォランタリー ニ短調、
 この世の救い主よ
パーセル:主よなぜにすべての民はさからうや、
 ヴォランタリー ニ短調、
 主よ願わくばわが祈りを聞きたまえ
ターナー:詩篇第54番
パーセル:ヴォランタリー ハ長調、
 主よいかに永く怒りたもうや、
 ヴォランタリー ト長調
ジェイムズ・オドンネル(指)
ウェストミンスター寺院聖歌隊、
ロバート・クウィニー(Org)
パーセルやブロウ、チャイルド、ターナーといった王政復古の時代を生きた4人の作曲家たちの崇高な聖歌を、長き伝統を持つウェストミンスター寺院の聖歌隊が歌います。2000年に音楽監督として着任した元ウェストミンスター"大聖堂"聖歌隊の指揮者オドンネルの手腕も見事。

CDA-67793
ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.71《アポニー四重奏曲集》
弦楽四重奏曲第69番変ロ長調Op.71-1/弦楽四重奏曲第70番ニ長調Op.71-2/弦楽四重奏曲第71番変ホ長調Op.71-3
タカーチSQ
〔エドワード・ドゥシンベル(第1Vn)、カーロイ・シュランツ(第2Vn)、ジェラルディン・ウォルサー(Va)、アンドラーシュ・フェエール(Vc)〕

録音:2010年11月15日−17日&2011年1月30日−2月2日、ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス)
CDA-67794
ウォルトン:交響曲集
交響曲第1番変ロ長調
シエスタ/交響曲第2番
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2010年11月20日−21日&12月4日−5日、シティ・ホール(グラスゴー)
イリヤ・ムーシンの門弟マーティン・ブラビンズとスコットランドの雄、BBCスコティッシュSOのコンビによるウォルトン(1902−1983)!

CDA-67795
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
序曲「フィンガルの洞窟」Op.26
ヴァイオリン協奏曲ニ短調
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)、
ウラディミール・ユロフスキ(指)
エイジ・オヴ・インライトゥメントO

録音:2011年9月2日−4日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
日本語の帯には「可憐妖精のピリオド・アプローチ…」という文言がありますが、実際の演奏は、ヴィブラートの抑制もなく全くのモダン・アプローチ。ピッチは437Hzと明記されていますが、これも現代ピッチとほぼ同じ。オケはもちろんピリオド系ですが、少なくとも指揮者のユロフスキは歴史的な裏付けに拘泥することなく自身の音楽性を発揮しており、イブラギモヴァ共々瑞々しい演奏を展開しており、純粋にメンデルスゾーンの音楽を堪能させてくれている点がポイントです。イブラギモヴァのソロは情熱的でありながら凛とした美しさを湛えて、特にホ短調協奏曲の第2楽章は、ユロフスキが築く豊かな背景との調和が心を捉えて離しません。
しかし、秀作のニ短調はホ短調以上に説得力絶大!終楽章の表現意欲の旺盛さに接すれば、ご納得いただけることでしょう。【湧々堂】
CDA-67796
エセンヴァルズ:合唱作品集
受難と復活*/夕べ/夜の祈り
大海の一滴/幽閉された女の伝説
長い道
キャロリン・サンプソン(S)*、
スティーヴン・レイトン(指)
ポリフォニー、ブリテン・シンフォニア

録音:2010年4月10日、12日−13日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク/ロンドン)
2010年に行われたコンサートで、その音楽に接した聴衆と評論家に大きな衝撃を与え、新たな才能の登場を確信させたバルト三国ラトビア出身の作曲家エリクス・エセンヴァルズ(1977−)。キリストの受難と復活を題材としたエセンヴァルズの「受難と復活」は、早くもペルトの「ヨハネ受難曲」と並ぶバルト三国の宗教音楽の重要レパートリーと称される2005年作曲の大作。ポリフォニーのハーモニーの奥から響く世界最高峰の古楽系ソプラノ、キャロリン・サンプソンの神聖なる歌声は、受難の嘆きか、またはその先に待つ光か ――。その歌声の存在感、あまりの美しさに息を呑みます。
CDA-67797
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集Vol.3
ピアノ・ソナタ第12番「葬送」
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10-2
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90
ピアノ・ソナタ第14番「月光」
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオーリ)

2009年8月30日−31日&9月1日−2日、クルトウアツェントルム・グランド・ホテル(ドビアコ/イタリア)
第1集と第2集では作品番号順や年代順ではなく、「熱情」や「悲愴」などの名作と初期の秀作をバランスよく組み合わせるなど、プログラミングにも深いこだわりを見せてきたヒューイット。
ヒューイットが熟考を重ねて創り上げた第3集のプログラムでも、4曲それぞれの持つ特徴のコントラストが楽聖のピアノ・ソナタの神髄を伝えてくれます。
CDA-67799
デュブラ:合唱作品集
目いまだ見ず、耳いまだ聞かず/アヴェ・マリアV
ミゼレーレ/あかつきの星よ/二人のセラフィム
御身はまことに幸いなる者/天使が祭壇のそばに
グローリア・パトリ/ミサ・デ・スピリトゥ・サンクト
今日キリストは生まれたもう
愛と慈しみのあるところ/アヴェ・マリアT
ルパート・ゴフ(指)
ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイcho
ペルトやローリゼン、ウィテカー、最近ではウカシェフスキやジャクソンなど個性豊かなラインナップを揃えるハイペリオンの合唱作品集に新しく加わるのは、ラトヴィアの首都リガ出身の作曲家リハルト・デュブラ(1964−)。宗教音楽を自由に作曲することができなかった旧ソ連で青年期を過ごしたデュブラ。旧ソ連の崩壊後に続々と発表された宗教的要素を持った合唱作品は、グレゴリオ聖歌や中世&ルネサンス音楽のフィロソフィー、新ロマン主義の旋律やミニマリズムの調和を目指しており、世界の合唱関係者から熱い視線を集めています。
CDA-67800(2CD)
ヘンデル:オラトリオ《メサイア》 ジュリア・ドイル(S)、
イェスティン・デイヴィス(C.T)
アラン・クレイトン(T)、
アンドルー・フォスター=ウィリアムス(Bs)、
スティーヴン・レイトン(指)ポリフォニー、
ブリテン・シンフォニア
ポリフォニーの創設者兼ディレクター、オランダ室内合唱団の首席指揮者、デンマーク放送合唱団の首席客演指揮者、ホルスト・シンガーズの音楽監督などのポストを兼務するなど、世界トップクラスの合唱指揮者との呼び声が高いスティーヴン・レイトンと、合唱王国イギリス随一の実力を誇る合唱団ポリフォニーのコンビが贈る「メサイア」。ポリフォニーの洗練されたハーモニーはもちろんのこと、新世代のヘンデル歌手たち、そしてポリフォニーとの共演も数多いブリテン・シンフォニアが一つとなって創り上げた「メサイア」には、神々しいほどの美しさや気品、力強さが具わっている。ハイペリオンの「メサイア」と言えば既にクリストファーズ&ザ・シックスティーンの名盤(CDD 22019)が存在しており、ポリフォニーの新録音に敢えて「メサイア」を選んできたハイペリオンの意気込みは凄まじいものがあります。
CDA-67801
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲Op.15
ヴァイオリンとヴィオラのための「二重協奏曲」
ラクリメOp.48a(ダウランドの歌曲の投影)
アンソニー・マーウッド(Vn)、
ローレンス・パワー(Va)、
イラン・ヴォルコフ(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2011年1月12日−13日、シティ・ホール(グラスゴー)
長きに渡りフロレスタン・トリオのヴァイオリニストを務めてきたアンソニー・マーウッドと、ナッシュ・アンサンブル、レオポルド弦楽三重奏団などで活躍するヴィオラ界の逸材ローレンス・パワーをソリストに迎えたベンジャミン・ブリテンのコンチェルト集!
ベルクとブリテンの作風を彷彿とさせる若き日の傑作「ヴァイオリン協奏曲」、王立音楽大学在学中の18歳の時に作曲され、コリン・マシューズの補筆を経て1997年の第50回オールドバラ音楽祭で初演された「二重協奏曲」、オーケストラ伴奏版の「ラクリメ」では、マーウッドとパワーが繰り出す強靭な説得力を持った演奏に惹き込まれること必至。
CDA-67802
シュポア:交響曲第8番ト長調Op.137
交響曲第10番変ホ長調WoO.8
《恋人との一騎打ち》序曲
ハワード・シェリー(指)
スイス・イタリア語放送O

録音:2010年4月12日−16日、アウディトリオ・ステリオ・モロ(ルガーノ)
未完に終わり未出版となっていた「交響曲第10番」は、アメリカ人指揮者ユージン・マイナーが補筆を行い、ニュージャージーのバーゲン・ユース・オーケストラが1998年に初演を実現させたシュポア最後の交響曲。「交響曲第10番」だけでなく、円熟期の「交響曲第8番」、世界初録音となる若き日の秀作「恋人との一騎打ち」の序曲など、演奏、選曲の充実度は前3作を上回る。"指揮者"ハワード・シェリーの代名詞となるであろう、シュポアの交響曲全集も完結まであと一歩!
CDA-67803
ショパンへのオマージュ
バラキレフ:ショパンの2つの前奏曲の主題による即興曲
ベンデル:ショパンへのオマージュOp.111-1
グリーグ:練習曲(ショパンへのオマージュ)Op.73-5
ブゾーニ:ショパンの前奏曲ハ短調による10の変奏曲
ナプラヴニク:夜想曲(ショパンの追憶)Op.48-1
チャイコフスキー:ショパン風にOp.72-15
オネゲル:ショパンの思い出
L・バークリー:3つのマズルカ
ヴィラ=ロボス:ショパンへのオマージュ
モンポウ:ショパンの主題による変奏曲
ゴダール:ショパンへのオマージュOp.66-2
ゴドフスキー:「仮面舞踏会」〜第7番「プロフィール(ショパン)」
レシェティツキ:ショパンへのオマージュOp.46-9
ジョナサン・プロウライト(P)
バラキレフ、ベンデル、グリーグ、ブゾーニ、ナプラヴニク、チャイコフスキー、オネゲル、バークリー、ヴィラ=ロボス、モンポウ、ゴダール、レシェティツキ、そしてゴドフスキー。この作風も違う個性豊かな13人の作曲家たちそれぞれの作品から聴こえてくるショパンの音楽は、その桁外れの後世への影響力、"ショパン"という音楽的遺産の計り知れない大きさを音楽そのもので表現しています。この「ショパンへのオマージュ」のピアニストに選ばれたのは、ヨークシャー生まれの実力者ジョナサン・プロウライト。パデレフスキ、ストヨフスキ、メルツェルなどポーランドの作曲家たちのピアノ作品を次々と取り上げ、アムラン、ヒューイット、ハフを擁するピアノ王国ハイペリオンの中でも東欧の作品を弾かせたら右に出るものはいないと絶賛されるまさに東欧ピアノ音楽の申し子です。
CDA-67805
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲第1番イ長調Op.5
 ピアノ五重奏曲第2番イ長調Op.81
ピアーズ・レーン(P)、ゴールドナーSQ
ブロッホの「ピアノ五重奏曲集」(CDA-67638)に引き続き、ピアーズ・レーンがオーストラリアのアンサンブル、ゴールドナーSQと再びコンビを結成!教師としての収入で生計を立てていた下積み時代の1872年に作曲された「ピアノ五重奏曲第1番」。交響曲第7番と第8番の間、円熟期の1887年に作曲された傑作「ピアノ五重奏曲第2番」。全く異なるバックグランドを持つ2作品の組み合わせが、ドヴォルザークの作曲家人生そのものを描いています。シドニー響やオーストラリア室内管の首席奏者たちで構成されるオーストラリアのトップ・アンサンブルのドヴォルザークが宝石のように眩く輝きます。
CDA-67806
バラキレフ:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ変ロ短調Op.5
夜想曲第2番ロ短調
マズルカ第1番変イ長調
マズルカ第2番嬰ハ短調
ワルツ第4番変ロ長調
スケルツォ第1番ロ短調
ポルカ嬰ヘ短調
タネーエフ(バラキレフ編):ヴァルス・カプリス第2番変ニ長調
グリンカ(バラキレフ編):ひばり
ダニー・ドライヴァー(P)

録音:2010年3月2日−4日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
ロシア五人組のリーダーというイメージが強く、2つの交響曲、2つのピアノ協奏曲、イスラメイ以外の作品に接する機会は限られていたバラキレフの音楽。その中でも情感豊かな旋律と華麗なパッセージ、劇的な楽曲構成を持つバラキレフのピアノ作品は、出版楽譜の存在もあり近年急速に再評価が進んでいます。ピアノ王国ハイペリオンの次代を担う逸材、ダニー・ドライヴァーの両手が、バラキレフのピアノ作品の神髄に迫ります。
CDA-67807
ロジエ:ミサ曲「我は在りて在るところの者なり」
博士らは星を見て/オルガンが奏でられるとき
私の眼は曇った/われは舌にて語りぬ
わたしは嘆き疲れ/言葉は肉となり
デイヴィッド・トレンデル(指)
キングス・カレッジ・ロンドンcho
時のスペイン国王フェリペ2世に認められ、スペインを活躍の場としたフランドルの作曲家フィリップ・ロジエ(c.1561−1596)。没したド・ラ・エールの後任としてフェリペ2世の宮廷楽長にまで上り詰め、ポスト・ジョスカンの筆頭とまで称されながらも過小評価され続けてきたロジエの音楽に再評価の機会が訪れました。ロジエのミサとモテットを歌うのは、ハイペリオン初登場となるトレンデル率いるロンドン・キングス・カレッジ合唱団。スペイン帝国の名君からも一目置かれたロジエの合唱芸術が今、再び輝きます。
CDA-67808
ブリッグス:ノートル・ダム・ミサ
われは見上げて
トリニティ・カレッジ・サーヴィス
テ・デウム・ラウダムス
トッカータ・オン・テ・デウム・ラウダムス
おお神よ、我らを助けよ
スティーヴン・レイトン(指)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho、
デイヴィッド・ブリッグス(Org)
デイヴィッド・ブリッグス(1962−)は、フランスの名オルガニスト、ジャン・ラングレの門下生であり、セント・アルバンズ国際オルガン音楽祭のコンクールで英国人として初のトゥルヌミール賞(最優秀即興演奏賞)に輝いたオルガニスト、作曲家。グローチェスター大聖堂の名誉オルガニストであると同時に多作家としても有名なブリッグスの合唱作品は英国で注目度急上昇中といいます。ブリッグスが弾くオルガンとレイトン&ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団のコラボレーションが劇的なサウンドを創造しています。
CDA-67809
ブクステフーデ:合唱作品全集Vol.2
前奏曲ト短調BuxWV.149
カンツォーナ ハ長調BuxWV.166
テ・デウムBuxWV.218
コラール「人は幸せに生きんとするや」BuxWV.206
前奏曲イ短調BuxWV.153
コラール「来たれ聖霊よ、主なる神よ」BuxWV.199
コラール「天にいますわれらの父よ」BuxWV.207
トッカータ ト長調BuxWV.165
チャコーナ ホ短調BuxWV.160
コラール「神われらと共になかりせば」BuxWV.222
コラール「われ汝に感謝す主イエス・キリスト」BuxWV.224
トッカータ ニ短調BuxWV.155
コラール「今ぞわが魂よ、主をたたえよ」BuxWV.213
前奏曲ハ長調BuxWV.138
クリストファー・へリック(Org)
J・S・バッハの「オルガン作品全集」や「オルガン・ファイヤーワークス」など40枚以上のレコーディングを発表してきた英国のオルガニスト、クリストファー・へリックが取り組んでいるシリーズ、巨匠ブクステフーデのオルガン作品全集の第2巻には、「テ・デウム」や「前奏曲ト短調」など輝かしい作品を収録。この第2巻ではノルウェー、トロンハイムのニダロス大聖堂に設置されている名工ヨアヒム・ワーグナー(1690−1749)建築のオルガンが使用されています。
CDA-67810(2CD)
新発見のリストVol.3
リスト:スペイン歌曲集S.695c
オラトリオ「キリスト」からの2つの小品S.498c
マニフィカトS.182a
3つのシャンソンS.510a
アルバムリーフ「アンダンティーノ変イ長調」S.166p
アリバムリーフ ト長調S.166q
ティサ川の向こうの美しい乙女による変奏曲S.384a
ウィルホルスキーの「君を愛す」〜ロマンスS.577i/bis
子守歌S.186/7a/即興ワルツS.213bis
ウィルホルスキーの「君を愛す」〜ロマンスS.577i/ter
ベルリオーズ:「イタリアのハロルド」より 巡礼の行進S.473i
ワーグナー:「タンホイザー」より 来賓のヴァルトブルク入城S.445/1a
アダージョ・ノン・トロッポS.151a
アルバムリーフ「アンダンティーノ変ホ長調」S.163a/2
アルバムリーフ「アンダンテ変ホ長調」S.167r
アルバムリーフ ハ長調「リヨン」S.167s
アルバムリーフ「マズルカのように ハ長調」S.163e
アルバムリーフ「アダージョ−レリジオーソ ハ長調」S.164l
アルバムリーフ「アジタート ト長調」S.167l
アルバムリーフ「アンダンテ・レリジョサメンテ ト長調」S.166j
アルバムリーフ「行進曲の速さで 変ホ長調」S.167o
アルバムリーフ「半音階的フーガ」−アレグロ ト短調S.167j
アルバムリーフ変ホ長調S.167k
アルバムリーフ ト短調S.166l/2
アルバムリーフ「ラングザム嬰ハ短調」S.166o
アルバムリーフ「モデラート変ニ長調」S.164k
アルバムリーフ「ヴィヴァーチェ・マ・ノン・トロッポ変ニ長調」S.167g
アルバムリーフ「ラルゲット変ニ長調」S.167p
アルバムリーフ「解き放たれたプロメテウスのための合唱」−アンダンテ・ソレンネ変ニ長調S.167q
アルバムリーフ「ハンガリー変ニ長調」S.164e/3
ピアノのためのプロジンスキー・フラグメントS.701v
アルバムリーフ「アレグレット イ長調」S.167n
アルバムリーフ イ長調S.166a
アルバムリーフ ホ長調S.167t
アルバムリーフ「アンダンティーノ ホ長調」S.163d/A
アルバムリーフ「煉獄」−アンダンテ ロ短調S.166r/1
アルバムリーフ「ダンテ交響曲の煉獄」−ラメントーソ ロ短調S.166r/2
アルバムリーフ「パガニーニによる大練習曲第6番への前奏曲」S.141/6bis
カデンツァS.695f
アルバムリーフ「メフィスト・ワルツ、ファウストからのエピソード」−村の居酒屋での踊りS.167m
狩り−スケルツォS.176a
レスリー・ハワード(P)

録音:2009年4月20日−22日、オール・セインツ教会(ロンドン)
未収録の作品が残されていたということも驚きですが、これだけの数の作品を集め、校訂を行い、レコーディングを実現させてしまったレスリー・ハワードの熱意とプライドにただただ感服するしかありません。収録作品はもちろん全曲が世界初録音。イギリス・リスト協会の会長を務めるなど、リストのピアノ音楽の演奏、研究の先頭に立ってきた名ピアニストが、その両手でアニヴァーサリー・イヤーを祝います!
CDA-67811
パッションとディヴィジョン〜ヒューム:エア集第1巻より
愛の気晴らし/ジーグ/聞け聞け
Now I come/ロザモンド/やさしく触れて
ホルストーン公爵のアルメイン/兵士の決意
私は憂鬱/Tickell, tickell/フランスのエアー
死/生/ガンバの魂/Tinckeldum, twinckeldum
ヒューム大尉のパヴァン/兵士のガリアルド/愛よ去らば
スザンヌ・ハインリヒ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ハイペリオンからリリースされた最初のソロ録音、アーベルの無伴奏作品集(CDA-67628)が英グラモンフォン賞のエディターズ賞、仏ディアパゾン賞に選出されるなど、瞬く間にソリストとしての地位を確立した女流ガンビスト、スザンヌ・ハインリヒ。パラディアン・アンサンブル、シャリヴァリ・アグレアブルのメンバーでもあるハインリヒのヴィオール世界の探求第2弾は、ロシアやスウェーデンの軍隊の所属した職業軍人だったトバイアス・ヒュームの音楽。軍人としての活動を本業としながらもディレッタントの音楽家としてヴィオール演奏、作曲に底知れる才能を発揮した奇才ヒュームの大作「エア集第1巻(音楽の諧謔)」からの18作品でハインリヒがリスナーを、どこか憂鬱で悲しい暗い魅力の世界に誘います。
CDA-67812(2CD)
グレツキ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番Op.62「すでに日は暮れて」
弦楽四重奏曲第2番Op.64「幻想曲風に」
弦楽四重奏曲第3番Op.67「...ソングス・アー・サング」
ロイヤルSQ

録音:2010年2月8日−11日、ポットン・ホール(サフォーク)
2010年11月に他界した現代ポーランドの巨匠ヘンリク・グレツキ(1933−2010)の追悼盤は室内楽の代表作「3つの弦楽四重奏曲」。第3番は補筆完成までに10年という歳月を費やすなど、"ホーリー・ミニマリズム"を掲げたグレツキの弦楽四重奏曲は、クロノス・クァルテットとの深い信頼関係から誕生した現代ポーランドの宝です。
CDA-67813
夜鳴きうぐいすのこだま
ホーマー:シング・トゥ・ミー、シング
マッカーサー:夜
クレーマー:ナウ・ライク・ア・ランタ
タイソン:シー・ムーズ
ロナルド:おお、愛しい夜よ!
ロジャース:別れに臨んで
カーペンター:赤ん坊の目を軽やかに過ぎていく眠り
サージェント:ヒッコリー・ヒル
ユーマンス:スルー・ザ・イヤーズ
ノードフ:ゼアー・シャル・ビー・モアー・ジョイ
ラ・フォージ:ヒルズ
ブリッジ:愛はペガサスに乗って
ファイアストン:私の庭で
ロンバーグ:覚えていますか?
ファイアストン:もし私があなたに伝えることができるのなら
フロート:庭の千草/ヴァイカーズ:雅歌
ラ・モンテーヌ:雪の夕べ森のそばにたたずんで
アーレン:ハッピネス・イズ・ア・シング・コールド・ジョー
バーンスタイン:サム・アザー・タイム
チャールズ:ホエン・アイ・ハヴ・サング・マイ・ソングス
ドハティ:レヴュー
クリスティーネ・ブリューワー(S)、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)

録音:2009年12月14日−16日、オール・セインツ教会(ロンドン)
R・シュトラウス&ワーグナー歌いとして絶賛されているアメリカのソプラノ、クリスティーネ・ブリューワー。R・シュトラウスの歌曲全集Vol.1(CDA-67488)からガラリと変わるプログラムは、偉大なる4人の先人たちが歌ったアンコール・ピース集!キルステン・フラグスタート、アイリーン・ファレル、ヘレン・トローベル、エリナー・スティーバーが愛した逸品をブリューワーの歌声で。
CDA-67814
クレメンティ:ピアノ・ソナタ全集Vol.5
ピアノ・ソナタ ハ長調Op.34-1
ピアノ・ソナタ ト短調Op.34-2
段階的な6つのソナチネOp.36〔ソナチネ ハ長調Op.36-1
ソナチネ ト長調Op.36-2
ソナチネ ハ長調Op.36-3
ナチネ ヘ長調Op.36-4
ナチネ ト長調Op.36-5
ソナチネ ニ長調Op.36-6〕
ピアノ・ソナタ ハ長調Op.37-1
ピアノ・ソナタ ト長調Op.37-2
ピアノ・ソナタ ニ長調Op.37-3
ピアノ・ソナタ変ロ長調Op.46
ハワード・シェリー(P)
ピアノ・ソナタ全集の中に忽然と登場した「段階的な6つのソナチナOp.36」の音楽的内容、学習者のためのエチュードとしての完成度の高さは言うに及ばず。この不朽の傑作「Op.36」と、その同時期に書かれたソナタ「Op.34」&「Op.37」、そして晩年の「Op.46」との対比こそが、クレメンティの「ピアノ・ソナタ」を再評価へと導く貴重な機会となるでしょう。
CDA-67815
サン=サーンス:オルガン作品集Vol.2
前奏曲とフーガ第3番ハ長調Op.109-3
7つの即興曲Op.15〜第4番イ長調Op.150-4/第2番ロ短調Op.150-2
前奏曲とフーガ第2番ト長調Op.109-2
唱句ホ短調
7つの即興曲Op.150〜第6番ロ短調Op.150-6/第3番変ロ長調Op.150-3
前奏曲ヘ長調/唱句ヘ長調
前奏曲とフーガ第1番ニ短調Op.109-1
7つの即興曲Op.150〜第5番ト短調Op.150-5/第1番ホ長調Op.150-1/第7番イ短調Op.150-7
アンドルー=ジョン・スミス(Org)

録音:2009年5月26日−28日、マドレーヌ寺院(パリ)
アンドルー=ジョン・スミスは、ハイペリオンからブラームスやレーガーの合唱作品集をリリースしてきたロンドンの室内合唱団コンソルティウムの指揮者としても活躍するイギリス新世代のオルガニスト。「前奏曲とフーガ」、「7つの即興曲」を組み合わせたサン=サーンスの第2集は、かつて作曲者自身がオルガニストを務めていたパリ・マドレーヌ寺院、アリスティド・カヴァイエ=コル1846年製のオルガンによる演奏。

CDA-67816
メシアン:トゥーランガリラ交響曲
スティーヴン・オズボーン(P)、
シンシア・ミラー(オンド・マルトノ)、
ファンホ・メナ(指)ベルゲンPO

録音:2011年6月20日−24日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
没後20周年を迎えたオリヴィエ・メシアン(1908−1992)。2002年にリリースされベストセラーを記録した「幼な子イエスにそそぐ20の眼差し」(CDA-67351/1)から「アーメンの幻影」(CDA-67366)を経て、スコットランドの風雲児、新時代の天才スティーヴン・オズボーンがメシアンの音楽に回帰!メシアン最大の大作「トゥーランガリラ交響曲」を遂にレコーディング!
CDA-67818
ミシュキニス:合唱作品集
すべてのものが静寂の中にあった時
おお、聖なる饗宴/我らの父
地上は暗闇となった
私のもとを去らないで下さい、太陽よ
7つのアンティフォン/おお、寒くなってきた
おお、大いなる神秘/アヴェ・マリアU
サルヴェ・レジナ/アヴェ・マリアV
タイム・イズ・エンドレス
ルパート・ゴフ(指)
ロイヤル・ホロウェイcho

録音:2010年1月7日−9日、セント・オールバンズ教会(ロンドン)
近年バルト三国の合唱作品の紹介にも情熱を注いでいるハイペリオン。バルティック・エクスチェンジ(CDA-67747)、ラトヴィアの作曲家リハルト・デュブラ(CDA-67799)に続くのは、リトアニア合唱界の第一人者的存在ヴィタウタス・ミシュキニス(1954−)。ミシュキニスの神秘性と独特の和声法を兼ね備えた作品は日本でも人気が高く、その知名度はワールドクラス。リトアニア合唱協会会長、米国合唱団長連盟名誉会員などの重要なポストを務めるなど、現代合唱界有数の重要作曲家の1人です。
CDA-67819(2CD)
クレメンティ:ピアノ・ソナタ全集Vol.6
ピアノ・ソナタ ト長調Op.40-1
ピアノ・ソナタ ロ短調Op.40-2
ピアノ・ソナタ Op.40-3
ピアノ・ソナタ イ長調Op.50-1
ピアノ・ソナタ ニ短調Op.50-2
ピアノ・ソナタ ト短調Op.50-3「捨てられたディドーネ」
ハワード・シェリー(P)

録音:2009年12月1日−4日、セント・シラス・ザ・マーター(ロンドン)
"ソナチネ"や"学習用作品"の作曲者というイメージからの脱却を目指したハワード・シェリーが弾くクレメンティのピアノ・ソナタ全集もいよいよ完結!シリーズのフィナーレに相応しく、第6巻にはクレメンティのソナタの中でもヴィルトゥオージックで大規模な作品を収録。
CDA-67820
ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調、
 ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調、
 ツィガーヌ、
 ガブリエル・フォーレの名による子守歌
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn/ピエトロ・グァルネリ1738)、
セドリク・ティベルギアン(P)

録音:2010年11月26日−28日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
1738年に製作されたピエトロ・グァルネリのヴァイオリンを持つ可憐なるロシアの妖精アリーナ・イブラギモヴァ。
ハルトマン、ロースラヴェツ、シマノフスキ、バッハと続いてきたイブラギモヴァのハイペリオンでのレコーディングに、フランスの巨匠"ラヴェル"と夭折の天才"ルクー"が加わります。
CDA-67821(3CD)
マルタン:歌劇「嵐」 ティエリー・フィッシャー(指)
オランダ放送フィルハーモニーO&cho、
ロベルト・ホル(Br)、
クリスティーン・ブッフル(S)、
エーサン・ヘルシェンフェルド(Bs)、
ヨーゼフ・ワーグナー(Br)、
ジェイムス・ギルクリスト(T)、
アンドレアス・マッコ(Bs)、
サイモン・オニール(T)、
マルセル・ビークマン(T)、
デニス・ヴィルゲンホフ(Bs)、
ロマン・サドニク(T)、アンドレ・モルシュ(Br)、
トマス・オリーマンス(Br)

録音:2008年10月、コンセルトヘボウ(アムステルダム)
20世紀スイスの偉才フランク・マルタンが遺した20世紀の知られざる傑作、歌劇「嵐」の全曲録音!マルタンの「嵐」は、シェイクスピアのロマンス劇「テンペスト」を、アウグスト・ヴィルヘルム・シュレーゲルが翻訳を行い台本を仕上げた3幕のオペラ。ソリストには、主人公の元ミラノ大公プロスペローを歌うロベルト・ホルや、ジェラール・スゼイの後継者トマス・オリーマンス、ジェイムス・ギルクリスト、マルセル・ビークマンなど、世界トップクラスの歌手たちを起用!名古屋フィルの第7代常任指揮者として一気に株を上げたティエリー・フィッシャーのタクト捌き、存続が危ぶまれているオランダの名門オランダ放送フィルの底力にも要注目。

CDA-67824
リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124、
 ピアノ協奏曲第2番イ長調S.125
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16
スティーヴン・ハフ(P)
アンドルー・リットン(指)ベルゲンPO

録音:2011年6月14日−16日&18日、グリーグホール(ベルゲン/ノルウェー)
近年の成熟著しいハフの快演!明晰でありながら人間的な温かみも併せ持つピアニズムの魅力をたっぷり堪能できます。
リストの1番は、冒頭から決して割れない強打鍵の風格美で圧倒!第2楽章は弱音の美しさが際立ち、詩情豊か。第3楽章は音の着地が確実で、ペダリングも巧妙。終楽章の速いパッセージもハーモニーが混濁せず、高音域では持ち前の結晶化されたタッチを放射。しかも技巧の誇示に終わらず内面からの歌に溢れています。
第2番も音そのものの質感の素晴らしさで魅了し続け、第1楽章でアルペジョ風の音型でオケの裏方に回っているシーンでも美しい余韻を漂わせているのが印象的。終楽章山場のグリッサンドがこれまた驚愕!こんな閃光のような痛快なグリッサンドは類例がなく、しかも響きはあくまでも洗練された美しさを保持しているのですから唖然とするばかりです。
グリーグも名演奏。特に終楽章の意味深さは過去の名盤を忘れさせるほど。強弱対比を綿密に織り込んでいるのが印象的で、それがそのまま微妙な感情の揺らぎに直結し、説得力が半端ではありません。第2主題も実にリリカル!9:05からの終盤に至っては感動の連続で、絶妙なテンポの伸縮を交えてオケとピアノがまさに渾然一体となり、まるで大自然の全てを包み込むようなスケール感!そんな包容力を感じる演奏が他にいくつあるでしょうか?
忘れてならないのがリットンの意欲満点の指揮。いつの間にこんな巨匠級の大きな演奏をスタイルを確立したのでしょう。ハフのピアノにピッタリと寄り添いながらも自己主張を欠かさず、スケールの大きな伴奏を繰り広げています。。
3曲も協奏曲を1枚で味わえるだけでもお得ですが、全てが並の名演ではないのですから、本当にありがたい事です。【湧々堂】
CDA-67825
ペーテルス:オルガン作品集
演奏会小品Op.52a/アリアOp.51
モーダル組曲Op.43
フランドル地方の古い歌による変奏曲とフィナーレOp.20
オルガン・コラールOp.39より
エレジーOp.38
トッカータ,フーガとアヴェ・マリス・ステラOp.28
花の歌Op.66-3/太陽の歌Op.66-5
ダルシー・トリンクウォン(Org)

録音:2009年10月29日−30日
フロール・ペーテルス(1903−1986)は、メヘレンのサント・ロンボウツ大聖堂のオルガニストを務め、教会音楽、グレゴリオ聖歌、中世の音楽に精通するコンポーザー・オルガニストとして活躍した20世紀ベルギーの作曲家。20世紀ベルギーのオルガン音楽のシンボル的存在であると同時に、日本では「トロンボーン四重奏のための組曲」の作曲者としても知られています。ケントのトンブリッジ・スクール・チャペルのオルガンを使用。
CDA-67826
バッハ(シトコヴェツキー編):ゴルトベルク変奏曲BWV.988(弦楽三重奏版) レオポルド弦楽三重奏団
〔イザベル・ファン・クーレン(Vn)、ローレンス・パワー(Va)、ケイト・グールド(Vc)〕

録音:2010年1月5日&10月11日−12日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール(モンマス)
ライベルガー編曲の2台ピアノ版、エシュパイ編曲の木管四重奏版、ギロー編曲のオルガン版、エトヴェシュ編曲のギター版など、様々なヴァージョンにアレンジされてきたバッハの「ゴルトベルク変奏曲」。イザベル・ファン・クーレン、ローレンス・パワー、ケイト・グールドという次世代を担う世界的名手たちのアンサンブル、レオポルド弦楽三重奏団の新録音が、数ある編曲版の中でも最も親しまれ、近年ブームになりつつあるシトコヴェツキー版「ゴルトベルク変奏曲」の代表盤に名乗りを上げます。
CDA-67827
デイル:ピアノ・ソナタ ニ短調、
 プルネラ、夜の空想
ボーウェン:小組曲ハ長調Op.14(世界初録音)
ダニー・ドライヴァー(P)

録音:2010年7月15日−17日&12月18日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
ボーウェン、C.P.E.バッハ、バラキレフに続くイギリスの俊英ダニー・ドライヴァーの新たなレパートリーは、ボーウェンとバックスの同世代、ベンジャミン・デイル(1885−1943)!
天才的な才能と将来性を持ちながらも、その全てを発揮できずに生涯を終えたデイルの代表作「ピアノ・ソナタ ニ短調」。王立音楽アカデミー在学中に作曲され、友人のヨーク・ボーウェンに献呈された「ピアノ・ソナタ」は、独創性と成熟した主題、テクニカルなパッセージ、意外性のある展開力の全てを備えた近代イギリスの知られざる傑作。ピアノ王国ハイペリオンが太鼓判を押すダニー・ドライヴァー。そのポテンシャルの高さはホンモノです。ピアノ・ファン必聴!
CDA-67882(2CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.3
ピアノ・ソナタ第6番ト長調Hob.XVI-6
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調Hob.XVI-1
ピアノ・ソナタ第2番変ロ長調Hob.XVI-2
ピアノ・ソナタ第47番ホ短調Hob.XVI-47bis
ピアノ・ソナタ第44番ト長調Hob.XVI-44
ピアノ・ソナタ第25番変ホ長調Hob.XVI-25
ピアノ・ソナタ第20番ハ短調Hob.XVI-20
ピアノ・ソナタ第36番嬰ハ短調Hob.XVI-36
ピアノ・ソナタ第22番ホ長調Hob.XVI-22
ピアノ・ソナタ第29番ヘ長調Hob.XVI-29
ピアノ・ソナタ第51番ニ長調Hob.XVI-51
マルク=アンドレ・アムラン(P/スタインウェイ)

録音:2011年8月27日−29日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
アムランが"ハイドンVol.3"のために約60曲のソナタの中から選んだのは、1770年代、シュトゥルム・ウント・ドラングの時代(疾風怒濤期)に作曲された「ハ短調Hob.XVI-20」、1750年代の若き日の秀作「ハ長調Hob.XVI-1」や「変ロ長調Hob.XVI-2」、1794年にロンドンで作曲された円熟の「ニ長調Hob.XVI-51」など、初期から晩年までの11作品。また「ヘ長調Hob.XVI-47」ではなく初期稿であるとされる「ホ短調Hob.XVI-47bis」を取り上げるなど、アムランのハイドン、古典派音楽への情熱は高まるばかり!
CDA-67829
コダーイ:チェロのための作品集
無伴奏チェロ・ソナタOp.8
ソナチナ(ギンスブルク編)
9つのエピグラム/叙情的なロマンス
アダージョ
ナタリー・クライン(Vc/グァダニーニ1777)、
ジュリアス・ドレイク(P)
"ナタリー・クライン"と"コダーイ"。大胆な方向転換、もしくはコントラストのようにも思える組み合わせだが、難曲中の難曲として有名なコダーイの「無伴奏チェロ・ソナタ」でハンガリー民謡の旋律と超絶技巧を全身全霊で描くナタリー・クラインの圧倒的なチェロに衝撃を覚えずにはいられません。また「9つのエピグラム」や「叙情的なロマンス」、「アダージョ」から聴こえてくる"歌"の美しさも特筆もの。新境地に到達した新しいナタリー・クラインのチェロがここにあります。
CDA-67830
バラッドの歌い手
ベートーヴェン:ゲーテのファウストからOp.75-3
レーヴェ:エドワードOp.1-1、
 歩きまわる鐘 Op.20-3
シューベルト:魔王D.328
シューマン:ライオンの花嫁Op.31-1、
 宝探しの男Op.45-1
ブラームス:ライン川の向こうに辺境伯がいたWoO.33-29
ヴォルフ:火の騎士
マーラー:トランペットが美しく鳴り響ところ
スタンフォード:つれなき乙女
スコット:ロード・ランダル
サリヴァン:失われた和音
エマニュエル:砂漠
ポーター:テイル・オヴ・ザ・オイスター
ジェラルド・フィンリー(Br)、
ジュリアス・ドレイク(P)

録音:2010年2月1日−3日、オール・セインツ教会(ロンドン)
権威あるイギリスのグラモフォン賞で歌曲部門賞の2年連続受賞という快挙を成し遂げたカナダのバリトン、ジェラルド・フィンリー。詩と音楽が結びつき、民謡や吟遊詩人の語りを思わせるドイツ・ロマン派と伝統的なイギリスの"バラッド"がフィンリーの深く豊かな歌声、圧倒的に劇的な表現力で1つのストーリーとして描かれます。フィンリーの歌声がいつの間にか心を惹きつける。魅力あふれる歌曲集です。
CDA-67831
カザルス・アンコールズ
ポッパー:村の歌Op.62-2
ドビュッシー:メヌエット
ゴダール:ジョスランの子守歌
ズガンバーティ:ナポリのセレナーデOp.24-2
ラッセン:君の青い瞳で
ショパン:夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2
フォーレ:夢のあとにOp.7-1
ポッパー:マズルカ ト短調Op.11-3
ワーグナー:夕星の歌
ポッパー:ヴィトーOp.54-5
エルガー:愛の挨拶Op.12
ボッケリーニ:アレグロ・モデラート
ファリャ:子守歌
マクダウェル:ロマンスOp.35
グラナドス:アンダルーサOp.37-5
クライスラー:ルイ13世のシャンソンとパヴァーヌ
ショパン:前奏曲第15番変ニ長調Op.28-15「雨だれ」
サン=サーンス:白鳥、
 アレグロ・アパッショナート ロ短調Op.43
カザルス:鳥の歌
アルバン・ゲルハルト(Vc)、
セシル・リカド(P)

録音:2010年6月25日−27日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール(モンマス)
「B級C級の演奏で珍品を録音することは、レパートリー的になんの貢献も残さない」という強い信念と、作品を理解するために全て暗譜で演奏するというこだわりを持つゲルハルト。21世紀の名チェリスト、アルバン・ゲルハルトの快活で才気みなぎるチェロによって新たな息吹を吹き込まれるカザルスの愛した小品たち。時には優美に、また時には熱く激しく。豊かな感情がストレートに表現された"カザルス・アンコールズ"には、音楽を愛するゲルハルトの情熱が宿ります。
CDA-67832
アメリカのア・カペラ合唱作品集
クラウセン:トゥナイト・エタニティ・アローン
スタッキー:3つの新しいモテット「トマス・タリスの追憶に」
イェイロ:サンクトゥス
フェルコ:ヒルデガルド・トリプティク
フィッシンガー:ルクス・エテルナ
ウィラン:フェアー・イン・フェイス、
 私の目に映る彼女は鳩のごとく麗しい、
 さあ立っておいで, 愛する人よ, 美しい人よ、
 ハウ・ゼイ・ソー・ソフトリー・レスト
ポーラス:ザ・デイ・イズ・ドーン、
 御詠歌、永遠の炎の賛歌
ハーレイ:2つのモテット
イェイロ:フェニックス
スティーヴン・レイトン(指)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho

録音:2010年7月2日−5日、トリニティ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ)
英グラモフォン誌で「世界で5番目に素晴らしいcho」(上位はポリフォニーやカージナルズ・ミュージック、ザ・シックスティーン)と大絶賛されたイギリスの名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho。知られざるアメリカのア・アカペラ合唱音楽のショーケースは、合唱王国イギリス最高峰の指揮者スティーヴン・レイトンが見出した逸品ばかり。ケンブリッジ・トリニティ・カレッジchoの透明感にみちた歌声、完璧なイントネーションは、名匠レイトンの指導の賜物だろう。合唱ファン&関係者必携のディスクです!
CDA-67833
シュールホフ:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリンとピアノのための組曲
ヴァイオリン・ソナタ第1番WV.24
無伴奏ヴァイオリン・ソナタWV.83
ヴァイオリン・ソナタ第2番WV.91
ターニャ・ベッカー=ベンダー(Vn)、
マルクス・ベッカー(P)

録音:2010年4月3日−5日、ベートーヴェンザール(ハノーファー)
熱く、そしてゾクゾクするようなパガニーニの「24のカプリース」(CDA-67763)で鮮烈なデビューを果たしたドイツの女流ヴァイオリン奏者ターニャ・ベッカー=ベンダー。パガニーニに続くベッカー=ベンダーのセカンド・レコーディングは、これまた大胆不敵なシュールホフのソナタ集!マックス・レーガーとフリッツ・シュタインバッハに師事した神童時代。その後、ジャズとダダイズム、共産主義に傾倒し、作風を変化させていくシュールホフの音楽を、彗星のごとく現れたドイツ系ヴァイオリニストの大器、ベッカー=ベンダーのヴァイオリンが鮮烈に繰り広げます!
CDA-67834
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.8「詩曲」
アレクサンドル・ブロークの詩による7つのロマンスOp.127*
ピアノ協奏曲第2番ヘ長調Op.102
フロレスタン・トリオ
〔アンソニー・マーウッド(Vn)、リチャード・レスター(Vc)、スーザン・トムズ(P)〕、スーザン・グリットン(S)*

録音:2010年1月11日−13日&10月30日(ピアノ三重奏曲第1番)、
ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
ドーマス四重奏団の発展的解散から1996年に誕生した英国が世界に誇る常設のピアノ三重奏団"フロレスタン・トリオ"。16年にわたり、世界規模での活躍を展開してきたフロレスタン・トリオですが、2012年1月にウィグモア・ホールでコンサートを最後に今シーズン限りでの解散を発表。フロレスタン・トリオのラスト・レコーディングであると同時にラスト・チャレンジでもある"ショスタコーヴィチ"。英国の名ピアノ・トリオが贈る"最後"の名演をしっかりと心に刻みたいところです。ジャケット・デザインは、ロシアの画家ヴィクトル・ヴァスネツォフ(1848−1826)の絵画「ガマユン〜予言の鳥」。
CDA-67835
ハーヴェイ:合唱作品集
天使たち*/アシーズ・ダンス・バック
マライ/サマー・クラウズ・アウェイクニング
カスパルス・プトニンシュ(指)*、
ジェームズ・ウッド(指)ラトビア放送cho

録音:2005年4月19日&2008年11月1日、リガ(ラトビア)
ジョナサン・ハーヴェイ(1939−)は、ブーレーズからの招きでIRCAM(フランス国立音響音楽研究所)で活動した経歴を持つ現代イギリスのリーディング・コンポーザーの1人。得意とするエレクトロニクスと人間の声をコラボレートさせた合唱作品には、"コンテンポラリー"という単語では表現できない神秘性が存在します。1940年に創設されたバルト三国ラトビアの名門、ラトビア放送合唱団のハイペリオン・デビューとなるハーヴェイ。合唱関係者要チェック!
CDA-67836
ゲレーロ:ミサ曲《われを祝賀せよ》、
王が宴におられる間、
 マリア・マグダレーナ・エ・アルテラ・マリア、
 ポスト・ディエス・オクト、
 天の女王(4声)、アヴェ・マリア、
 天の女王(8声)
クレキヨン:われを祝賀せよ
アンドルー・カーウッド(指)
カージナルズ・ミュージック、

録音:2009年11月9日−11日、アランデル城フィッツアラン教会(イギリス)
タリス・スコラーズのメンバーとしても活躍したアンドルー・カーウッドをリーダーとして1989年に結成された英国の古楽系ア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージック。結成以来、長年に渡りライフワークとして取り組んできた全13巻に及ぶウィリアム・バードの宗教音楽集を完結させたカージナルズ・ミュージックの舞台は、16世紀イギリスから同じく16世紀のスペインへ ――!他の同世代の作曲家たちのようにイタリアへ渡らず、母国スペインで音楽の発展に寄与し続けたビクトリア、モラレスと並ぶスペイン黄金世紀を代表する音楽家フランシスコ・ゲレーロ(1528−1599)。カージナルズ・ミュージックのハーモニーと、旋律美と優れた和声を持つゲレーロのミサとモテットとの相性も素晴らしく、中でも伸びやかで洗練されたソプラノ、分厚い響きで上声部を支えるバス、バリトンの歌声は特筆もの。英国の古楽系ア・カペラ・グループの次代を背負うであろうカージナルズ・ミュージックのディスコグラフィーにまた1つ名唱が加わります。
CDA-67839
ヴォーン・ウィリアムズ:ヴィオラのための組曲
マキューアン:ヴィオラ協奏曲
ヴォーン=ウィリアムズ:組曲「野の花」*
ローレンス・パワー(Va)、
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCウェールズ・ナショナルO
BBCウェールズ・ナショナルcho*

録音:2011年1月17日−19日、BBCホディノット・ホール(カーディフ)
あふれるロマンティシズム、優雅な田園風景を連想させるヴォーン=ウィリアムズの「組曲」と「野の花」、1901年に作曲されたジョン・マキューアンの「ヴィオラ協奏曲」は、3曲全てがヴィオラのための重要なレパートリー。中でもヴォーン=ウィリムズの傑作、「野の花」でヴィオラ、オーケストラ、そして合唱が創り出す近代イギリス音楽の"美"が心に響きます。英国音楽ファン必聴!
CDA-67840
モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.1
ピアノ協奏曲第6番変ロ長調K.238
ピアノ協奏曲第8番ハ長調K.246「リュッツォウ」
ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271「ジュノム」
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオーリ)、
マントヴァ室内O

録音:2010年11月30日&12月1日−2日、ドビアコ(イタリア)
"現代最高のバッハ弾き"と称される鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットのハイペリオンでの新たな旅、"モーツァルトのピアノ協奏曲集"がスタート!
CDA-67841(2CD)
アクロン:ヴァイオリンとピアノのための組曲全集
ヘブライの旋律Op.33
2つのヘブライの小品Op.35
エリ・シオン/前奏曲Op.13
ヴァルソヴィの思い出Op.14
コケットリーOp.15/セレナーデOp.17
レ・シルフィードOp.18/子守歌Op.20
即興的な踊りOp.37/シェールOp.42
おとぎ話Op.46/愛の献呈Op.51
カンツォネッタOp.52-2/2つの印象Op.32
2つの印象Op.36/2つのパステル画Op.44
組曲「ステンペーニュ」
組曲第1番「古風な形式による」Op.21
組曲第2番Op.22
4つの幻想的小品「組曲第3番」Op.23
風変わりな組曲「リズムの連作、組曲第4番」Op.41
子供のための組曲(ハイフェッツ編)
レオポルド・アウアーへの思い
ラ・ロマネスカ
ハガイ・シャハム(Vn)、
アーノン・エレツ(P)

録音:1996年2月26日−28日&2009年3月8日−10日、エルサレム音楽センター(イスラエル)
ジョゼフ・アクロン(1886−1943)は、シェーンベルクから「現代の作曲家たちの中で最も過小評価された1人」とその才能を称賛されたユダヤ系ポーランド人のヴァイオリニスト=コンポーザー。ポーランド、ロシア、ドイツを経てアメリカへと渡り、ユダヤ民俗音楽協会に加わったアクロンは、代表作「ヘブライの旋律」など、ユダヤの民族音楽を題材とした小品を数多く残しています。東欧のヴァイオリン作品の伝承者たち、ハガイ・シャハムとアーノン・エレツのデュオがここでも冴えまくる!
CDA-67842
ヘンデル:バスのためのアリア集
歌劇「リナルド」HWV.7a〜Sibilar gli angui d’Aletto
牧歌劇「エイシスとガラテア」HWV.49a〜俺は怒り狂う, 溶ける, 燃え尽きる、さくらんぼよりなお赤い
カンタータ「アチ、ガラテアとポリフェーモ」HWV.72〜Fra l'ombre e gl'orrori
オラトリオ「快活の人、沈思の人、中庸の人」HWV.55〜If I give thee honour due、Mirth, admit me of thy crew
オラトリオ「復活」HWV.47〜Qual'insolita luce、Caddi, e ver
オラトリオ「デボラ」HWV.51〜Tears, such as tender fathers shed
オラトリオ「ベルシャザール」HWV.61〜To pow'r immortal my first thanks are due
歌劇「オルランド」HWV.31〜Impari ognun da Orlando、Sorge infausta una procella
オラトリオ「テオドーラ」HWV.68〜Racks, gibbets, sword and fire
歌劇「ムツィオ・シェーヴォラ」HWV.13〜Volate piu dei venti
歌劇「アグリッピーナ」HWV.6〜こちらへ、愛する人よ
歌劇「イングランド王リッカルド」HWV.23〜Nel mondo e nell'abisso
カンタータ「アポロとダフネ」HWV.122〜足よ急げ!、Cara pianta
オラトリオ「アレグザンダーの饗宴」HWV.75〜Revenge, Timotheus cries
オラトリオ「セメレ」HWV.58〜Leave me, loathsome light
クリストファー・パーヴェス(Bs)、
ジョナサン・コーエン(指)アルカンジェロ

録音:2012年1月、オール・ハロウズ教会(ゴスペルオーク/ロンドン)
ザ・シックスティーンのヘンデル「サウル」(COR 16103)でサウルを歌ったイギリスのバス、クリストファー・パーヴェスが歌うヘンデルのアリア集。パーヴェスが歌うアリア集は、イタリア語と英語のオペラ、英語による古典劇、聖書に基づくオラトリオ、頌歌、仮面劇などからセレクトされており、多彩なプログラム、豊かな歌声、アルカンジェロの洗練された響きはどれも魅力的。
CDA-67844
R・シュトラウス:歌曲全集Vol.6
変わらぬものOp.69-3/星Op.69-1/
森を行くOp.69-4/ひどい天気Op.69-5/赤いばらTrV.119/目覚めたばらTrV.90/めぐり合いTrV.98/僕らは踊りだしたい気持ちだTrV.175/小川Op.88-1/ベルヴェデーレ上宮からの眺めOp.88-2/歌曲集「商人の鑑」Op.66/誰がしたのか?TrV.142/あおいTrV.297
エリザベス・ワッツ(S)、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)

録音:2012年1月16日−18日、オール・セインツ教会(ロンドン)
リヒャルト・シュトラウス(1864−1949)の歌曲全集第6巻では、ヨーロッパで急速に評価を高めているイギリスの若きソプラノ、エリザベス・ワッツがハイペリオン初登場!第6巻には、1921年に出版された歌曲集「商人の鑑」や、シュトラウスの生前には出版されず、1985年にキリ・テ・カナワが初演を行った「あおい」などを収録。優れたプログラム構成、ヴィニョールズのピアノ伴奏、そしてエリザベス・ワッツの歌声。充実の内容に改めて感服。
CDA-67845
シベリウス:弦楽四重奏曲ニ短調Op.56「親愛なる声」
スメタナ:弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」、
 弦楽四重奏曲第2番ニ短調
ダンテQ

録音:2010年7月、ポットン・ホール(サフォーク)
フォーレ&フランクの弦楽四重奏曲集(CDA-67664)が、2009年の英BBCミュージック・マガジン賞、仏ディアパゾン賞に輝くなど大絶賛を博したダンテ四重奏団。"フォーレ&フランク"、"ラヴェル&ドビュッシー"に続く3枚目のリリースは、フランスから北欧とチェコへ、シベリウスとスメタナの弦楽四重奏曲集!
CDA-67846
グラナドス:組曲「ゴイェスカス」
わら人形〜ゴヤ風の情景
演奏会用アレグロ
ギャリック・オールソン(P)
※スタインウェイ

録音:2011年5月31日−6月2日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
スペインを代表する画家フランシス・デ・ゴヤの絵画からインスピレーションを得て作曲された「ゴイェスカス」。オールソンのフォルムの整った硬質のサウンドで響く「ゴイェスカス」は、全ての音符にスペイン国民楽派の詩情と哀愁が満ちている。「ギャリック・オールソン」と「エンリケ・グラナドス」。円熟期を迎えたアメリカの名ピアニスト、オールソンの知られざる魅力がここにあります。
CDA-67848
クレメンス・ノン・パパ:死者のためのミサ曲(レクイエム)
悲しみと不安が/バビロンとシリア
羊のごとくさまよい(5声)/深き淵より
ラーマの声/日々罪を犯し
主よ、いざわれらに
スティーヴン・ライス(指)
ブラバント・アンサンブル

録音:2010年3月16日−18日、マートン・カレッジ・チャペル(オックスフォード)
生没年やその生涯は謎に包まれたままとなっている部分が多いものの、神聖ローマ皇帝カール5世の宮廷楽長を務めていたと伝わるなど、隆盛を誇ったフランドル楽派の中でも特別な存在だったクレメンス・ノン・パパ。イタリアなど他国からの影響を採り入れず、フランドル一筋を貫いたクレメンス・ノン・パパの音楽は、当時のフランドル楽派の主流を知るためには欠かせません。ブラバント・アンサンブルという最良の伝承者を得て、クレメンス・ノン・パパの音楽が理想的な姿で蘇ります。

CDA-67849
ショパン:ワルツ全集
ワルツ第1番変ホ長調Op.18「華麗なる大円舞曲」
ワルツ第2番変イ長調Op.34-1「華麗なる円舞曲」
ワルツ第3番イ短調Op.34-2「華麗なる円舞曲」
ワルツ第4番ヘ長調Op.34-3「華麗なる円舞曲」
ワルツ第5番変イ長調「大円舞曲」
ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1「小犬」
ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2
ワルツ第8番変イ長調Op.64-3
ワルツ第13番変ニ長調Op.70-3
ワルツ第10番ロ短調Op.69-2
ワルツ第15番ホ長調KK.IVa-12
ワルツ第16番変イ長調KK.IVa-13
ワルツ第14番ホ短調KK.IVa-15
ワルツ第11番変ト長調Op.70-1
ワルツ第9番変イ長調Op.69-1「別れ」
ワルツ第12番ヘ短調Op.70-2
ワルツ第19番イ短調KK.IVb-11
ソステヌート変ホ長調KK.IVb-10「ワルツ」(ワルツ第17番)
ワルツ第18番変ホ長調KK.IVa-14
憂鬱なワルツ嬰ヘ短調KK.Ib-7
夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2
スティーヴン・ハフ(P)

録音:2010年10月17日−20日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール(モンマス)
ハフの優雅なピアニズム、完璧な技巧、計り知れない音楽的才能を源泉として湧き上がる魅惑的な「ワルツ集」。軽やかで絶妙なスピード感、ウィットに富み、お洒落な「ワルツ集」を完成させるラストピースとなるのは、最高にリリカルな「夜想曲第2番Op.9-2」。リリースから現在まで全世界で絶賛を博し続ける名盤、「ラフマニノフのピアノ協奏曲全集」(CDA-67501/2)に勝るとも劣らぬスティーヴン・ハフの名演が誕生です!
CDA-67850(2CD)
クレメンティ:奇想曲&変奏曲集
奇想曲変ロ長調Op.17
奇想曲イ長調Op.34-3
奇想曲ヘ長調Op.34-4
奇想曲ホ短調Op.47-1
奇想曲ハ長調Op.47-2
21の変奏曲つきブラック・ジョーク ト長調WO.2
狩りOp.16
12のモンフェリーナOp.49
月の光による変奏曲Op.48
モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の「打て、打て」による変奏曲WO.10
コリック氏によるメヌエットによる変奏曲WO.5
ロンド変ロ長調WO.8
音楽的性格描写Op.19
ハワード・シェリー(P)

録音:2010年10月25日−28日、殉教者聖サイラス教会(ロンドン)
ムツィオ・クレメンティ(1752−1832)の「ピアノ・ソナタ全集」を完成させた名手ハワード・シェリー。"ソナチネの作曲家"というイメージの払拭、そして自らが数年の歳月を費やして完成させたクレメンティのピアノ作品集をより優れたものとするために「奇想曲&変奏曲集」のレコーディングを決断!ピアノ・ソナタを通してクレメンティの音楽への理解を深め、現代有数のクレメンティ弾きへと進化したハワード・シェリーのこだわりが光ります。
CDA-67851(2CD)
メトネル:ピアノ小品集
8つの情景画Op.1/3つの即興曲Op.2
4つの小品Op.4/3つのアラベスクOp.7
3つのディデュランボスOp.10
3つのお話Op.17/4つの抒情的断片Op.23
練習曲ハ短調/3つの小品Op.31
3つの労働の賛歌Op.49
主題と変奏嬰ハ短調Op.55
2つのエレジーOp.59
ヘイミッシュ・ミルン(P)

録音:2010年9月20日−22日&2011年3月10日−12日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
ロンドン王立音楽アカデミーの教授であり、ロシア音楽とメトネルの音楽の世界的権威ヘイミッシュ・ミルンが、長年のメトネルの研究成果を自らの手で世に問う!再評価著しい「ピアノ・ソナタ」や「ピアノ協奏曲」、「忘れられた調べ」、「おとぎ話」などの陰に隠れてきたメトネルのピアノ小品たち。メランコリックでロマンに満ちたメトネルの「小品」の魅力は、「ピアノ・ソナタ」などの代表作に匹敵する素晴らしさを誇ります。
CDA-67853
ハウエルズ:ウィンチェスター・サーヴィス&後期作品集
ユビラーテ・デオ「セント・ピーター・アド・ヴィンキュラ」
神の力を/ウィンチェスター・サーヴィス
ラプソディ第4番/来たれ、我が魂よ
テ・デウム「セント・メアリー・レッドクリフ」
コヴェントリー・アンティフォン
フローリッシュ・フォー・ア・ビディング
アンティフォン/神を畏れる/主を讃えよ
アンドルー・ラムスデン(指)
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊、
サイモン・ベル(Org)

録音:2010年3月、ウィンチェスター大聖堂(イギリス)
近年再評価が著しい20世紀イギリスの"伝統"合唱音楽、ハーバート・ハウエルズ(1892−1983)の合唱作品集。単旋律聖歌をルーツとして1969年に作曲された「ウィンチェスター・サーヴィス」は、ハウエルズの後期を代表する作品の1つ。
CDA-67854
シェーンドルフ:作品全集
 ミサ曲「主よ、いつまでもわれを」、
 第6旋法によるマニフィカト、
 賛歌が捧げられ、聖霊来たりたまえ、
 ミサ・スーペル・ラ・ドルチェ・ヴィスタ(ミサ曲「やさしい眼差し」)
デ・モンテ:主よ, いつまでもわれを、
 第4旋法によるマニフィカト、やさしい眼差し
チンクエチェント

録音:2010年4月、クロスター・ペルネッグ(オーストリア)
チンクエチェントは、5ヶ国から集まった6人のプロフェッショナルたちで2004年10月に結成されて以来、瞬く間に頭角を表し"ルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブル"の最高峰へと上り詰めたエリートたち。フィリップ・シェーンドルフ(1565/70−a.1617)は、当時隆盛を誇ったハプスブルク家の神聖ローマ皇帝ルドルフ2世に仕え、プラハ宮廷では聖歌隊指揮者を務めた音楽家。師であるフィリップ・デ・モンテから受け継いだ手法が発揮された作品は現存数が少ないだけに、チンクエチェントの演奏は、ハプスブルク王朝の音楽史を知るための音楽史的資料としての価値も高い。
CDA-67855
ブクステフーデ:オルガン作品全集Vol.3
前奏曲ニ短調BuxWV.140
主に感謝せよ彼は恵み深きがゆえにBuxWV.181
カンツォネッタ ト長調BuxWV.172
主よ、われらを御言葉のもとに留めたまえBuxWV.185
今ぞわが魂よ主をたたえよBuxWV.212
前奏曲ヘ長調BuxWV.145
主イエス・キリストよ我は知れりBuxWV.193
第1旋法によるマニフィカトBuxWV.203
イエス・キリスト汝はたたえられよBuxWV.189
救い我らに来たれりBuxWV.186
御子はベツレヘムに生まれたまうBuxWV.217
前奏曲ハ長調BuxWV.136
来たれ聖霊主なる神BuxWV.200
カンツォーナ ト長調BuxWV.170
神のひとり子なる主キリストBuxWV.191
前奏曲嬰へ短調BuxWV.146
クリストファー・へリック(Org)

録音:2010年4月20日−22日、サン・ルイ・アン・リル教会(パリ)
パリ、セーヌ川のサン=ルイ島にある唯一の教会、サン・ルイ・アン・リル教会のオーベルタン・オルガンが、第3集の録音の舞台。「前奏曲」と「オルガン・コラール」から生まれる荘厳な空間は、作曲当時から現在まで続くオルガンと人々の生活との結びつきを感じさせてくれます。
CDA-67856
リスト:葬送頌歌
交響詩「ゆりかごから墓場まで」S.107
3つの葬送頌歌S.112*
レーナウの「ファウスト」からの2つのエピソードS.110
イラン・ヴォルコフ(指)
BBCスコティッシュSO、
グラスゴー・シンガーズ*

録音:2010年6月2日−4日、シティ・ホール(グラスゴー)
ハイペリオンが2011年のリスト・イヤーに掲げた"ピアノ"、"歌曲"、"オーケストラ"の3つのキーワード。この"オーケストラ"の部分を担うのが、イスラエルの注目株ヴォルコフとBBCスコティッシュ響(BBC SSO)による「3つの葬送頌歌」!1860年から1866年にかけて作曲され、オーケストラ、ピアノ・ソロ、ピアノ・デュオなど様々な形で演奏されてきた「3つの葬送頌歌」。第1曲の「死者」に合唱が加わり、「夜」、「タッソーの葬送的凱旋」の"3曲が揃った"管弦楽版「3つの葬送頌歌」は、このヴォルコフ&BBC SSOの演奏が世界初録音となります。また、ドイツ・ロマン派の画家、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ(1774−1840)の「樫の森の中の修道院」をジャケット・デザインに用いるなど、絵画と音楽の組み合わせも実に見事!
CDA-67857
エルガー:ピアノ五重奏曲
弦楽四重奏曲ホ短調Op.83/ミーナ
ラウラ・ワルツ/行進曲ニ長調
即興曲/ピアノ五重奏曲イ短調Op.84
ピアーズ・レーン(P)、ゴールドナーSQ

録音:2010年7月3日−5日、ポットン・ホール(サフォーク)
夫人の死により創作意欲を失う前のエルガーが、ウェスト・サセックスのブリンクウェルズ滞在時に作曲した2つの代表的室内楽作品「ピアノ五重奏曲」と「弦楽四重奏曲」。知性派ピアーズ・レーンのピアノ、オーストラリアの俊英ゴールドナーSQの演奏からは、エルガーがリングウェルズで見ていた風景が浮かび上がるかのよう。
ピアーズ・レーンが弾くエルガー最後の小品「ミーナ」のピアノ版も限りなく美しい。
ジャケットに用いられたエドワード・フランプトン(1872−1923)の「The South Downs near Eastbourne」とエルガーの音楽の組み合わせも芸術的。
CDA-67858
ジェームズ1世時代の音楽
トムキンズ:強くあれ、雄々しくあれ
ギボンズ:神々の中の偉大なる神よ、
おお, まことに忠実なるすべての心よ、
ファンシー(フーパー編):大礼拝曲(グレート・サーヴィス)
トムキンズ:主に向かって新しき歌を歌え
ギボンズ:ファンシー
トムキンズ:ダヴィデが聞きしとき、
 ダヴィデの嘆き
ラムゼイ:勇士たちは戦いのさなかに倒れた
ギボンズ:見よ, 御言葉は肉体となりぬ、
 4声のファンタジア、
 ダヴィデの子に栄あれ、
 おお主よ, 御身の怒りにてわれを責めたもうな、
 全能にして永遠なる神、
 前奏曲、おお, ともに手を打ち鳴らせ
ジェイムズ・オドンネル(指)
ウェストミンスター寺院聖歌隊、
ロバート・クィンニー(Org)

録音:2010年3月16日−17日、オール・ハロウズ教会(ロンドン)
西暦960年に建設され、現在も英国王室と縁の深いウェストミンスター寺院の聖歌隊が歌うイングランド王ジェームズ1世時代の典礼音楽集。当時の音楽文化の中心にいたトムキンズやギボンズの音楽が、数百年の時を越えて美しく響きます。指揮を振るのは、かつて"カトリック"のウェストミンスター大聖堂聖歌隊を率いた名合唱指揮者ジェイムズ・オドンネル。歴史と音楽の交わり、オドンネルの指揮と聖歌隊の歌声など聴きどころが満載。
CDA-67860
アレグリのミゼレーレとローマの音楽
アネリオ:めでたし元后
7人の作曲家による12声のミサ曲:ミサ・カンタンティブス・オルガニス(ミサ曲《チェチーリアは楽器を奏で》
スタビレ:キリエ、ソリアーノ:キリストよ, 憐れみたまえ、
ドラゴーニ:キリエ、
パレストリーナ:グローリア、
作曲者不詳:主なる神よ, 神の小羊
ドラゴーニ:世の罪を除きたもう、
スタビレ:クレド、十字架に磔られ、
ソリアーノ:天に昇りて、
ジョヴァンネッリ:我は信ず, 主なる聖霊を、
サンティーニ:サンクトゥス、
マンシーニ:アニュス・デイ
アレグリ:エレミアの哀歌、ミゼレーレ、
 預言者エレミヤの哀歌が始まる
パレストリーナ:チェチーリアは楽器を奏で
アレグリ:味わいて見よ
アンドルー・カーウッド(指)
カージナルズ・ミュージック

録音:2010年4月19日−21日、セント・オールバンズ教会(ロンドン)
バチカンのシスティーナ礼拝堂で歌われた門外不出の聖歌であり、モーツァルトのエピソードがあまりにも有名なアレグリの「ミゼレーレ」。聖チェチーリア(セシリア)、そしてパレストリーナに捧げられ、そのパレストリーナを含む7人の巨匠たちの音楽によって構成された12声のミサ曲「チェチーリアは楽器を奏で」。"アレグリ"と"パレストリーナ"というイタリア・ルネサンス音楽を代表する崇高で壮大なテーマが、カーウッドとカージナルズ・ミュージックの新たな出発点となる。機は熟した。タリス・スコラーズと並ぶア・カペラ・グループの頂点へ ――。
CDA-67861(3CD)
モーツァルト:弦楽五重奏曲集
弦楽五重奏曲第1番変ロ長調K.174/弦楽五重奏曲第2番ハ短調K.406/弦楽五重奏曲第3番ハ長調K.515/弦楽五重奏曲第4番ト短調K.516/弦楽五重奏曲第5番ニ長調K.593/弦楽五重奏曲第6番変ホ長調K.614
ナッシュ・アンサンブル〔マリアンネ・トールセン(Vn)、マリン・ブロマン(Vn)、ローレンス・パワー(Va)、ポール・ワトキンス(Vc)、フィリップ・デュークス(Va)〕
同じイギリスのレーベル、オニックス(Onyx)では精力的にブラームスの室内楽作品に取り組んでいるナッシュ・アンサンブルが、創立30周年を迎えたハイペリオンからモーツァルトの弦楽五重奏曲集をリリース!ミヒャエル・ハイドンから影響を受けたモーツァルトの「弦楽五重奏曲」は、低音の増強よりも内声部の充実を目指した「弦楽四重奏+ヴィオラ」という編成が大きな特徴。
CDA-67864
シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調D.956*
弦楽四重奏曲第12番ハ短調D.703「四重奏断章」
タカーチSQ
〔エドワード・ドゥシンベル(Vn1)、
カーロイ・シュランツ(Vn2)、
ジェラルディン・ウォルサー(Va)、
アンドラーシュ・フェエール(Vc)〕、
ラルフ・カーシュバウム(Vc)*

録音:2012年5月18日−21日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール(モンマス)
ハイペリオン(Hyperion)への移籍第1弾となった「死と乙女&ロザムンデ」(CDA-67585)以来となるタカーチSQの"シューベルト"。アメリカの名チェリスト、ラルフ・カーシュバウムとの共演による「弦楽五重奏曲D.956」の新録音!
タカーチSQにとって、デッカ時代から約20年振りのレコーディングとなる「弦楽五重奏曲」と「四重奏断章」。これは話題必至!
CDA-67865
ショスタコーヴィチ:ヴィオラとピアノのための音楽
24の前奏曲Op.34〜7つの前奏曲(エフゲニー・ストラーホフ編)
ヴィオラ・ソナタOp.147
「馬あぶ」Op.97〜5つの小品(ワディム・ボリソフスキー編)
ローレンス・パワー(Va)、
サイモン・クロフォード=フィリップス(P)

録音:2010年10月24日−26日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール(モンマス)
ショスタコーヴィチ最後作品となった「ヴィオラ・ソナタOp.147」では、ローレンス・パワーのヴィオラが1つ1つ謎を解いて行くかのような深い演奏を聴かせてくれます。「7つの前奏曲」、「「馬あぶ」からの5つの小品」でのパワーとクロフォード=フィリップスのコンビネーションも絶妙!
CDA-67866
レーヴェ:歌曲&バラード集
エドワードOp.1-1/詩人トムOp.135a
魔王Op.1-3/オルフ殿Op.2-2
山々に憩いありOp.9 BookT-3a
天上から来たあなたOp.9 BookT-3b
エーベルシュタイン伯爵Op.9 BookY-5
塔守リュンコイスがファウストの見張り台で歌うOp.9 Book[-3
甘美な埋葬Op.62 BookT-4
足の揃わぬ短長格Op.62 BookT-5
歩きまわる鐘Op.20-3
通り過ぎる時にOp.81-1/巡礼者Op.99-3
海を行くオーディンOp.118/時計Op.123-3
宿屋の若い娘Op.1-2/ほの光る海Op.145-1
嵐に遭ってOp.145-3/秘め事Op.145-4
騎兵の歌Op.145-5
フローリア・ベッシュ(Br)、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)

録音:2010年5月、オール・セインツ教会(ロンドン)
ロベルト・ホルの愛弟子フローリアン・ベッシュは、次代のリート界を担う逸材であり、オペラから古楽までを高いレベルで歌うことのできるオーストリアのバリトン歌手。ベッシュが歌うレーヴェの「魔王」や「バラード」が、リート界に新風を吹き込む ――。歌曲ファン要チェック!
CDA-67867
マクミラン:合唱作品集
ユビラーテ・デオ*/セレニティ*
マニフィカト&ヌンク・ディミッティス
トレムント・ヴィデンテス・アンジェリ
オン・ラヴ*/...ここに身を隠し...
我に正義を
ダヴィデの家から小羊が来たり
ジョルジュ・ルオーのトンボー*
マシュー・オーウェンス(指)
ウェルズ大聖堂聖歌隊、
ジョナサン・ヴォーン(Org)

録音:2010年6月、ウェルズ大聖堂(イギリス)
*=世界初録音
ローマ・カトリックの敬虔な信者でもあるマクミランの信仰心と近代的な手法が融合した合唱作品は、難解な現代音楽ではなく、21世紀に生まれた純粋な祈りの音楽です。
CDA-67868
ヘンリー5世とランカスター家の音楽
ヘンリー5世:グローリア
聖歌(交唱&応唱):ブリドリントンのセント・ジョンのための日課、
 キリエ、グローリア、クレド、
 アニュス・デイ
パワー:めでたし天の女王、
 栄光の聖母
ダメット:創造主の母よ
クック:アルマ・プロールス
スタージョン:めでたし女王
フライ:4声の「めでたし天の女王」
アンドルー・カークマン(指)
バンショワ・コンソート

録音:2010年5月11日−13日、殉教者聖サイラス教会(ロンドン)
15世紀イングランドの広大なチャペルで歌われた"ヘンリー5世とランカスター家"美しく崇高な音楽を、アンドルー・カークマン率いるイギリスの男声ヴォーカル・アンサンブル、バンショワ・コンソートが歌う。イングランド王ヘンリー5世(1386−1422)自身が作曲した「グローリア」や、同時代を生きた作曲家たちの教会音楽が、全盛期を迎えていたランカスター朝の礼拝の姿を再現します。
CDA-67869
ピツェッティ&カステルヌオーヴォ=テデスコ:ヴァイオリン・ソナタ集
ピツェッティ:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調 3つの歌
カステルヌオーヴォ=テデスコ:幻想曲風ソナタ、
 3つのヴォカリーズ
ハガイ・シャハム(Vn)、
アーノン・エレツ(P)

録音:2010年6月20日−23日、エルサレム音楽センター(イスラエル)
フバイ、ブロッホ、ヴェイネル、アクロンなど東欧作品を続々と取り上げてきたハガイ・シャハムとアーノン・エレツの最新作は、20世紀初期イタリアのレパートリー探求へと突入! 日本では交響曲イ長調が「皇紀2600年奉祝曲」として知られる、イルデブランド・ピツェッティ(1880−1968)に、ピツェッティに師事したイタリア系ユダヤユダヤ人作曲家マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895−1968)のヴァイオリン・ソナタ。
 単なるイタリアン・プログラムと侮ることなかれ。メニューインの愛したピツェッティのソナタと、ハンガリーの女流ヴァイオリニスト、アディラ・ファキーリに献呈されたテデスコのソナタは、東欧ヴァイオリン音楽の求道者ハガイ・シャハムにとっても得意のレパートリーでしょう。チェロとピアノ用に書かれ、作曲者自身によってヴァイオリン用へと編曲された「3つの歌」、マリオ・コルティによってヴァイオリン版が書かれた「3つのヴォカリーズ」も、情緒たっぷりに歌います。

CDA-67870
ストラヴィンスキー:ピアノと管弦楽のための作品全集
ヴォルガの舟歌(管楽器と打楽器のための)
ピアノと管楽器のための協奏曲
ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ
ピアノと管弦楽のための楽章(ムーヴメンツ)
弦楽のための協奏曲ニ長調
ロシア民謡によるカノン
スティーヴン・オズボーン(P)、
イラン・ヴォルコフ(指)BBCスコティッシュSO

録音:2012年5月19日−20日、シティ・ホール(グラスゴー)
オズボーンはこのストラヴィンスキーで、2009年の英グラモフォン賞協奏曲部門賞に輝いたブリテンの「ピアノ協奏曲」(CDA-67625)でコンビを組んだイラン・ヴォルコフ&BBCスコティッシュSOと再共演!ストラヴィンスキーの新古典主義時代の代表作である「ピアノと管楽器のための協奏曲」、「ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ」は、オズボーンの独創的なセンス、高度なテクニック、ベートーヴェンからラヴェル、メシアン、ティペット、カプースチンなど膨大なレパートリーに取り組むことにより培われた柔軟性と色彩感が、最も発揮されるフィールドであると言っても過言ではないだろう!イラン・ヴォルコフ&BBCスコティッシュSOは、ハイペリオンからリリースされているストラヴィンスキーの5つのバレエ音楽集(CDA-67697&CDA-67698)で高評価を獲得した実績があり、まさにオズボーンが弾く「ピアノと管弦楽のための作品全集」の理想的なパートナー。
CDA-67871
ドホナーニ:ピアノ独奏作品全集Vol.1
4つのラプソディ Op.11
冬の輪舞〜10のバガテル Op.13
パストラーレ〜ハンガリーのクリスマスの歌
3つの風変わりな小品 Op.44
ワルツ〜ドリーブの「コッペリア」より
マーティン・ロスコー(P)

録音:2011年2月20日−22日、ポットン・ホール(サフォーク)
フランツ・リスト音楽院の院長、ブダペスト・フィルの指揮者、ハンガリー放送の音楽監督を務め、ショルティやフリッチャイを育成したハンガリーの大音楽家エルネー・ドホナーニ(1877−1960)のピアノ独奏作品全集がスタート!母国ハンガリーの民謡を取り込むだけでなく、19世紀のロマン派音楽やブラームスからの影響が色濃いドホナーニの音楽は、同世代のバルトークやコダーイの音楽とは一線を画すスタイルを持ちます。イギリスの名ピアニスト、マーティン・ロスコーは、"ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.6"(CDA-66684)のドホナーニでもソリストを務めており、まさに適役!
CDA-67872
フォーレ:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ第1番ニ短調 Op.109
チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.117
エレジー Op.24/ロマンス Op.69
蝶々 Op.77/セレナード Op.98
シシリエンヌ Op.78
アレグロ・コモド(チェロ・ソナタ第1番Op.109の第3楽章)
アルバン・ゲルハルト(Vc)、セシル・リカド(P)

録音:2010年10月21日−23日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール(モンマス)
数々の世界初録音で知られるように常に新しい作品、解釈を求め続けるゲルハルトは、「チェロ・ソナタ第1番」の第3楽章(Allegro commodo)を2ヴァージョン収録!解釈が分かれる第3楽章の「四分音符=80」というテンポ設定に注目したゲルハルトは、"遅いテンポ(7'28)"と"速いテンポ(5'54)"の2つの演奏を提示するという仕掛けを用意。ゲルハルトの情熱、好奇心から生まれたユニークで素晴らしいフォーレのチェロ作品集の登場です。
CDA-67873
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズVol.10〜サン=サーンス
■サン=サーンス:バッハからの6つのトランスクリプション第1集
序曲〜カンタータ第29番より、
アダージョ〜カンタータ第3番より、
アンダンティーノ〜カンタータ第8番より、
ブーレ〜パルティータ第1番ロ短調BWV.1002より、
アンダンテ〜ソナタ第2番イ短調BWV.1003、
プレスト〜カンタータ第35番より
バッハ/ヴィヴァルディ(フィリップ編):協奏曲イ短調BWV.593/RV.522
■サン=サーンス:バッハからの6つのトランスクリプション第2集
序奏とアリア〜カンタータ第15番より、
フーガ〜ソナタ第3番ハ長調BWV.1005より、
ラルゴ〜ソナタ第3番ハ長調BWV.1005より、
レシタティーフとエア〜カンタータ第30番より、
ガヴォット〜パルティータ第3番ホ長調BWV.1006、
アリア〜カンタータ第36番より、合唱〜カンタータ第30番より
バッハ/ヴィヴァルディ(フィリップ編):協奏曲ニ短調BWV.596/RV.565
録音:2001年2月7日−8日&12日−13日
※CDA-67269からの新装移行再発売
仏デュラン社から1862年と1873年に2巻に分けて出版されたサン=サーンスのバッハ・トランスクリプション。原曲は「カンタータ」と「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ」に限定されているというところもサン=サーンス版バッハの大きな特徴です。カップリングされているサン=サーンスの弟子、イシドール・フィリップ(1863−1958)のトランスクリプションとの聴き比べも一興。ハイペリオン・ピアニストに新しく加わるナデジダ・ブラエワは、ブルガリア、ソフィア生まれの女流ピアニスト。あのラザール・ベルマンに「彼女の才能は神から与えられたものだ」と称賛されました。
CDA-67874
パーソンズ:宗教音楽集
主よ御身の神殿に住まんとするは誰か
日々罪を犯したるわれを
聖なる主,全能の神
どうか我を我が敵から助け出し
汝の僕に報いたまえ
キリストは天に昇りたまいぬ
マニフィカト/主よ我を救いたまえ
われはわが救い主が生きたまえるものと信ず
おお慈悲深きイエス/アヴェ・マリア
アンドルー・カーウッド(指)
カージナルズ・ミュージック

録音:2010年11月15日−17日、アランデル城フィッツアラン教会(イギリス)
バードの宗教音楽集Vol.13(CDA-67779)が2010年の英グラモフォン賞年間最優秀賞に輝き、タリス・スコラーズ以来となる快挙を達成したイギリスのア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージック。カージナルズ・ミュージックが取り上げるロバート・パーソンズ(c.1535−1572)は、バードの前任としてリンカン主教座聖堂のオルガニスト、聖歌隊長を務めていたとされるイギリス・ルネサンスの巨星。パーソンズの生涯は現在も知られていない部分が多いですが、洗練された「マニフィカト」、劇的な「おお、慈悲深きイエス」、バード以上と称される「アヴェ・マリア」など、荘厳で壮麗な宗教合唱音楽は、間違いなくイギリス・ルネサンス音楽の宝です。

CDA-67875
フォーレ:ピアノ作品集
主題と変奏.嬰ハ短調 Op.73
ヴァルス・カプリス第1番イ長調 Op.30
ヴァルス・カプリス第2番変ニ長調 Op.38
夜想曲第5番変ロ長調 Op.37
夜想曲第6番変ニ長調 Op.63
夜想曲第13番ロ短調 Op.119
バラード嬰ヘ長調 Op.19
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオーリ)

録音:2012年8月11日−14日、ベルリン・イエス・キリスト教会(ベルリン)
ヒューイット初のフォーレ・アルバム。実にヒューイットらしい、フランス的な香りを撒き散らすことよりも、作品の構成を見据えて厳格なニュアンス表出に徹した演奏です。「主題と変奏」のテーマをペダルを抑制してストイックに足場を固める打鍵からしてそうで、旋律線の流麗さ以上にブロクを積み重ねるような構築性に思わず背筋が伸びる思い。しかし変奏に入るとリリカルなフレージングに変貌。第6変奏の低音部の重みと上声部の可憐さのコントラストから気品が香り、ファツィオーリの音色を生かし切った第9変奏の叙情も印象的。「ヴァルス・カプリス」も陽気に浮かれるそぶりは皆無。続く夜想曲も作品への対峙の仕方は常にストイックで雰囲気に流されることがないので、作品の構成が克明に表出されます。【湧々堂】
CDA-67876
ブクステフーデ:オルガン作品全集Vol.4
前奏曲とフーガ イ短調BuxWV.158
コラール「われ汝を呼びまつる」BuxWV.196
前奏曲とフーガ ト短調BuxWV.148
カンツォネッタ ハ長調BuxWV.167
トッカータ ヘ長調BuxWV.156
コラール「われらの主キリスト、ヨルダン川に来れり」BuxWV.180
フーガ変ロ長調BuxWV.176
コラール「今ぞわが魂よ主をたたえよ」BuxWV.214
カンツォネッタ ト短調BuxWV.173
トッカータ ト長調BuxWV.164
コラール「父なる神、我らがもとに住み給え」BuxWV.190
カンツォネッタ イ短調BuxWV.225
パッサカリア ニ短調BuxWV.161
コラール「暁の星のいと美しきかな」BuxWV.223
コラール「われ神より離れじ」BuxWV.211
コラール「かくも喜びに満てるこの日」BuxWV.182
コラール「甘き喜びのうちに」BuxWV.197
前奏曲ホ短調BuxWV.142
クリストファー・へリック(Org)

録音:2011年1月9日−11日、トリニティ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ)
イギリス・オルガン界の名手にしてジェントルマン、クリストファー・へリックによる北ドイツ・オルガン楽派最大の巨匠ブクステフーデのオルガン全集第4巻!前3作では北欧やフランスの教会のオルガンを演奏してきたへリックが第4巻で弾くのは、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ・チャペルのグランド・オルガン。イギリスの教会に響くブクステフーデの音楽をじっくりと・・・。
CDA-67877(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.20「太陽四重奏曲集」
弦楽四重奏曲第31番変ホ長調Op.20-1
弦楽四重奏曲第32番ハ長調Op.20-2
弦楽四重奏曲第33番ト短調Op.20-3
弦楽四重奏曲第34番ニ長調Op.20-4
弦楽四重奏曲第35番ヘ短調Op.20-5
弦楽四重奏曲第36番イ長調Op.20-6
ロンドン・ハイドンQ
〔キャサリン・マンソン(Vn)、マイケル・グレヴィチ(Vn)、ジェームズ・ボイド(Va)、リチャード・レスター(Vc)〕

録音:2010年9月6日−10日、オール・セインツ教会(ロンドン)
ロンドン・ハイドン四重奏団はガット弦&バロック弓を組み合わせて、ハイドンの弦楽四重奏曲の演奏に情熱を注ぐイギリスの古楽系アンサンブル。ホープリッチをソリストに迎えたのモーツァルト&ブラームス(Glossa/GCD 920607)でデビューを果たし、ハイペリオンから3枚目のリリースとなるハイドンの弦楽四重奏曲集は、「Op.20」の太陽四重奏曲集全曲!ガット弦とバロック弓、そして1801年に出版されたアルタリア版の楽譜という組み合わせは、古楽ファン要チェック!
CDA-67879
ベートーヴェン:バガテル集
7つのバガテルOp.33/11のバガテルOp.119
6つのバガテルOp.126
アレグレット・クワジ・アンダンテ.ト短調WoO.61a
バガテル.ハ長調WoO.56
バガテル.ハ短調WoO.52
バガテル変ロ長調WoO.60
アレグレット.ロ短調WoO.61
バガテル.イ短調「エリーゼのために」WoO.59
スティーヴン・オズボーン(P/スタインウェイ)

録音:2011年7月26日−28日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
「ピアノ・ソナタ集」に続くオズボーンのベートーヴェン第2弾。オズボーンが弾いたベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ集(CDA-67662)」は、レコード芸術特選盤、英インターナショナル・レコード・レビューの"アウトスタンディング"アウォードなどに選出されるなど、世界的に高い評価を受けています。
CDA-67880
チザム:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1番「ピーブロック」
ピアノ協奏曲第2番「ヒンドゥスタニ」(世界初録音)
ダニー・ドライヴァー(P)、
ロリー・マクドナルド(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2011年6月8日−9日、シティ・ホール(グラスゴー)
1904年グラスゴー出身のエリック・チザムは、エジンバラ大学でドナルド・フランシス・トーヴィーの作曲を師事。南アフリカへと渡り同地の音楽の発展に尽力した教育者として、またラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」とバルトークの「ピアノ協奏曲第1番」のスコットランド初演者、バルトークの「青ひげ公の城」のイギリス初演者として歴史にその名を残しています。
ハイランド・バグパイプのための音楽"ピーブロック(Piobaireachd)"をベースとした「ピアノ協奏曲第1番」と、連合軍東南アジア司令部の一員として参加した第2次世界大戦でのアジアの音楽、ラーガとの出会い、ソラブジとの友好から誕生した「ピアノ協奏曲第2番」は、それぞれが「スコットランド」、「アジア」というキーワードを持ち、作曲家チゾルムの作風の変遷を証明する20世紀スコットランドの大作です。
CDA-67881
ブー・ハンソン:合唱作品集
Som nar handen(アズ・ホエン・デイ・ダウンズ)
めでたし女王
ゼン・アイ・ヒアード・ザ・シンギング
フォー・アズ・ザ・レイン
ザ・プレイス・アモンスト・ザ・トゥリーズ
ミサ・ブレヴィス/わたしの目を明らかに
終わりなき境界線(エンドレス・ボーダー)
ルパート・ゴフ(指)ロイヤル・ホロウェイcho

録音:2011年1月6日−8日、ドゥエ・アビー(バークシャー)
ブー・ハンソン(1950−)は、ギタリスト、フォーク&ジャズのコンポーザーとして活動をスタートさせ、1990年代からは合唱音楽の作曲家として一気に頭角を現した北欧スウェーデンの音楽家。幼少期のトレブル(ボーイ・ソプラノ)時代の体験を自らの合唱作品のルーツとしているハンソン。その神秘的な音楽空間は、北欧発の合唱の新しいレパートリーとして期待されています。
CDA-67883
ドビュッシー:歌曲集Vol.2
艶なる宴第1集/抒情的散文/ビリティスの歌/忘れられたアリエッタ/3つのフランスの歌/ステファヌ・マラルメの3つの詩
ロルナ・アンダーソン(S)、リサ・ミルン(S)、
マルコム・マルティヌー(P)

録音:2011年5月4日−5日&7月14日、オール・セインツ教会(ロンドン)
2012年で生誕150周年を迎えたフランス印象派の大家クロード・ドビュッシー(1862−1918)の歌曲集。クリストファー・マルトマンが歌った「Vol.1」(CDA-67357)に続き、イギリスにおけるフランス歌曲の名歌手たち、ロルナ・アンダーソンとリサ・ミルンの2人のソプラノが歌う「Vol.2」が登場!マルコム・マルティヌーのピアノに導かれ、死の5年前に作曲された「ステファヌ・マラルメの3つの詩」など、ドビュッシーの"歌"が移り気で官能的な響きを漂わせます。
CDA-67884
ナポリのフルート協奏曲集Vol.2
ジェラーソ:フルート協奏曲ト長調
ペレス:フルート協奏曲ト長調
チェチェーレ:フルート協奏曲ト長調
パパ:フルート協奏曲ニ長調
パレッラ:フルート協奏曲ト長調
カルロ・イパタ(バロックFl)、
アウセル・ムジチ

録音:2011年3月&5月、モンテマーニョ(ピサ、イタリア)
イタリア・バロックのスペシャリストたち、バロック・フルート奏者のカルロ・イパタが率いるアウセル・ムジチの「ナポリのフルート協奏曲集」第2弾!第2巻には、修道院の聴衆を楽しませるために、風刺的な喜歌劇の音楽を作曲し、国王や教会を激怒させたカルロ・チェチェーレ(1706−1761)や、オペラ・ブッファの優れた作曲者だったアントニオ・パレッラ(1672−1761)など、歌劇や声楽作品で知られるナポリの作曲家たちの「フルート協奏曲」を収録。奥深きイタリア・バロック、フルート協奏曲を、カルロ・イパタの妙技とアウセル・ムジチの溌剌とした演奏でたっぷりと。

CDA-67885
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
序奏とアレグロ・アパッショナート ト長調Op.92
序奏と協奏的アレグロ ニ短調Op.134
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオーリ)、
ハンヌ・リントゥ(指)ベルリン・ドイツSO

録音:2011年8月15日−18日、イエス・キリスト教会(ベルリン)
凛とした気品、明澄な音色、感情表現、優れたテクニカル・コントロール。ここに響くシューマンの「ピアノ協奏曲」は、ヒューイットのドイツ・ロマン派、シューマンの音楽への想いと情熱が込められた比類なき名演です。
CDA-67886
シマノフスキ:ピアノ作品集
12の練習曲Op.33/仮面劇Op.34
4つの練習曲Op.4
メトープ〜3つの詩Op.29
セドリック・ティベルギアン(P)

録音:2013年3月10日−12日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
アリーナ・イブラギモヴァとのデュオで大きな存在感を示すフランスの天才セドリック・ティベルギアン。2013年、デュボワのピアノ協奏曲集(CDA-67931)でHyperion(ハイペリオン)に協奏曲デビューを果たしたティベルギアンが、ついにピアノ・ソロで"ピアノ王国Hyperion"に本格参戦!ティベルギアンは、イブラギモヴァとのデュオでもシマノフスキを録音しており(CDA-67703)、その解釈にも期待がかかります。
CDA-67887
ラッスス:シビュラの預言
マニフィカト「千年もの間、天はどれほどの」
義人らの魂はわが生命は嘆きのうちに尽きたり
私の魂死ぬがごとく悲し
ミサ・アモール・エッコ・コレイ(ミサ曲「愛よ、ここに彼女がいる」)
ブラバント・アンサンブル、
スティーヴン・ライス(指)

録音:2010年9月3日−5日、ハーコート・ヒル・キャンパス・チャペル(オックスフォード)
その生涯で作曲した作品の数は2000曲を超えるとされるラッススは、半音階進行の技法、ムジカ・レゼルヴァータ様式を用いており、プロローグと12のモテットによる初期の傑作「シビュラの予言」は、この様式の代表作と位置付けられています。クレメンス・ノン・パパの「レクイエム」(CDA-67848)での名唱が記憶に新しいフランドル楽派の伝承者たち、ブラバント・アンサンブルが歌うラッスス。「シビュラの預言」の豊潤な響きが、聴き手の魂を震わせあmす。。
CDA-67888
愛の力〜イングリッシュ・ソングブック
モロイ:懐かしき愛の歌
ホワイト:さまようのはやめよう、
 春が来た、誠実な恋人
エルガー:語れ音楽よOp.41-2、
 懇願Op.48-1
レーマン:ああ, わが麗しの月、
 愛, もしあなたが光を知っているならば
ヴォ―ン=ウィリアムズ:真昼の静けさ
ピール:アーモンド, ワイルド・アーモンド
 朝早く
クィルター:美の女神の娘に、
 深紅の花びらは眠りにつき、
 愛の哲学
グレインジャー:愛の力
アームストロング:ヒポコンドリアクス
レーマン:パス・バンク
アームストロング:影の歌
ワーロック:その唇を奪って、夜、
 アン女王
モーラン:若き日の喜び
ガーニー:おやすみ草原よ、
 ボート・イズ・チェーフィング、
 ライツ・アウト
ホルスト:旅の終わり、ベテルギウス
アリス・クート(Ms)、
グレアム・ジョンソン(P)

録音:2010年12月14日−15日&17日、オール・セインツ教会(ロンドン)
イギリスのメゾ・ソプラノ、アリス・クートのハイペリオン・デビュー・アルバムは、世界有数の歌曲伴奏ピアニスト、グレアム・ジョンソンとのデュオによるイギリスの歌曲集。ジェームズ・ライナム・モロイ(1837−1909)の「懐かしき愛の歌」から、グスターヴ・ホルスト(1874−1934)の「ベテルギウス」までの27の歌曲で、イギリス歌曲の半世紀の歴史を旅する。
CDA-67889
トゥリーナ:室内楽作品集
ピアノ五重奏曲イ短調Op.67
ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調Op.82「スペイン風」
アンダルシアの情景Op.7
ピアノ三重奏曲第1番Op.35
闘牛士の祈りOp.34
ナッシュ・アンサンブル
〔マリアンネ・トゥーシェン(Vn)、
ローラ・サミュエル(Vn)、
ローレンス・パワー(Va)、
ヴィッチ・ワードマン(Va)、
ポール・ワトキンス(Vc)、
イアン・ブラウン(P)〕

録音:2010年12月17日−19日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
色彩感に富んだスペイン、アンダルシアの民族音楽的な旋律とリズム。イギリスのスーパー・アンサンブル、ナッシュ・アンサンブルがスペインのトゥリーナの室内楽作品を取り上げた!トゥリーナの音楽は、留学先のパリで出会ったドビュッシーに代表される印象派やフランクの影響、アルベニスやファリャとの関係で再開眼したスペイン国民楽派の作風を併せ持ちます。ナッシュ・アンサンブルのスペイン・プログラム。なかなかレアな組み合わせです!
CDA-67891
ビクトリア:ミサ・デ・ベアタ・マリア・ヴィルジネ、
 ミサ・スルジェ・プロペラ、
 サルヴェ・レジナ(5声)
パレストリーナ:わが愛する者よ、立ちて急げ
マーティン・ベイカー(指)
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊

録音:2010年7月5日−6日&10月4日−5日、ウェストミンスター大聖堂(ロンドン)
デイヴィッド・ヒルやジェームズ・オドンネルの指揮で一時代を築いた名門中の名門、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊のビクトリア没後400周年記念リリース。アメリカ・ツアーで大成功を収めるなど、現音楽監督マーティン・ベイカーと共に再び充実期を迎えたウェストミンスター大聖堂聖歌隊。レクイエムやテネブレなどの名演から脈々と続く歴史と伝統が息づいたビクトリアが響きます。
CDA-67893
ケルビーニ:アリアと序曲集
歌劇「ジュリオ・サビーノ」〜シンフォニア
歌劇「オーリードのイフィジェニー」〜Turbata ai dubbi accenti、甘き愛の灯
歌劇「デモフォンテ」〜序曲、Ti lascio adorato mio ben
歌劇「捨てられたアルミーダ」〜序曲、Qual da venti combattuta
歌劇「ジュリオ・サビーノ」〜I mesti affetti miei
歌劇「エトルリア王メッセンツィオ」〜シンフォニア
マリア・グラツィア・スキアヴォ(S)
カルロ・イパタ(指)アウセル・ムジチ

録音:2010年10月、テアトロ・ヴェルディ(ピサ)
バロック・フルートの名手カルロ・イパタが1997年に設立したイタリアの古楽アンサンブル、アウセル・ムジチ。ハイペリオンからの6枚目のレコーディングは、「レクイエム」で大成功を収めたルイジ・ケルビーニが、フィレンツェからパリへと向かう数年間に作曲を行った「アリア」と「序曲集」。ベートーヴェンがその才能を讃えたケルビーニの若かりし日の秀作を、イタリア音楽の伝承者たちが伝えます。
CDA-67894
ポルポラ:カンタータ集
無情のの雲が太陽にかかり
ああ、私の心だけならば
起きよ、羊飼いたちよ
おお神よ、それは真実ではない
私は森と山をみる
なぜあなたは欲するのか
イェスティン・デイヴィス(C.T)、
ジョナサン・コーエン(Vc&ディレクター)、
アルカンジェロ

録音:2010年12月10日−13日、オール・セインツ教会(ロンドン)
英国古楽界に現れたライジングスター、イェスティン・デイヴィスのソロ・デビュー・タイトルとなるニコラ・ポルポラ(1686−1768)の「ウェールズ王子に献呈されたカンタータ集」(1735/ロンドン)。レイトン&ポリフォニーのヘンデル「メサイア」、レトロスペクト・アンサンブルのバッハ「復活祭オラトリオ」(CKD-373)などで輝かしい歌声を聴かせてくれているデイヴィスは、ロビン・ブレイズの後継者、イギリス系カウンターテナーの系譜を受け継ぐ逸材として大きな期待が寄せられています。また、アルカンジェロでチェンバロ&オルガンを弾くのは名手クリスティアン・ベザイデンホウト!共演陣も強力。

CDA-67895
スクリャービン&ヤナーチェク:ソナタ集&詩曲集
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番 Op.53
ヤナーチェク:草かげの小径にて 第1集 JW.VIII/17
スクリャービン:詩曲 嬰ヘ長調 Op.32-1、詩曲 「焔に向かって」 Op.72
ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ.「1905年10月1日 街頭にて」
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調 Op.30
スティーヴン・ハフ(P)

録音:2011年5月24日−25日&2013年5月7日−8日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト、モンマス)
ピアノ王国ハイぺリオンを代表する、イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフ。イッサーリスとの久しぶりのデュオ・アルバム(CDA-68079)でも素晴らしい演奏を聞かせてくれたハフの新たなソロ・アルバムは、スクリャービンとヤナーチェクのソナタ&詩曲集。煌めくスタインウェイの音色と詩情溢れるYAMAHAの響きで彩る至高のリサイタル。近年は作曲家としても注目を集めるスティーヴン・ハフだが、ピアニストとしての存在感も衰える気配なし!

CDA-67896
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
プロコフィエフ:サルカズムOp.17(風刺)
 束の間の幻影Op.22
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2011年12月17日−18日&20日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
ベートーヴェン、シューベルト、リスト、ドビュッシー、ラヴェルからメシアン、カプースチン、ティペットなど、時代やスタイルにとらわれない圧倒的なレパートリーの持ち主であるオズボーン。
ムソルグスキーの「展覧会の絵」は、オズボーンがこの数年間、コンサートのレパートリーとしてさらに深く掘り下げて本質を追究してきた作品であり、そのピアノから響く閃き、知性とセンス、作品の構成力は、聴き手に大きな驚きを与えてくれること必至!
CDA-67897
バッハ:フルート・ソナタ集
フルート・ソナタ変ホ長調BWV.1031
フルート・ソナタ.ト短調BWV.1020
フルート・ソナタ.ハ長調BWV.1033
フルート・ソナタ.ホ短調BWV.1034
フルート・ソナタ.ホ長調BWV.1035
フルート・ソナタ.ロ短調BWV.1030
アンドレア・オリヴァ(Fl)、
アンジェラ・ヒューイット(P)

録音:録音:2011年12月16日−19日、イエス・キリスト教会(ベルリン)
あの巨匠ゴールウェイに"世界最高のフルート奏者の1人"と称された1977年イタリア、モデナ出身の名フルーティスト。サンタ・チェチーリア国立アカデミーO(ローマ聖チェチーリア音楽院O)の首席奏者であり、世界への登竜門、神戸国際フルートコンクール(第6回)を制覇したアンドレア・オリヴァが、鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットとのデュオ、バッハの「フルート・ソナタ集」でハイペリオン(Hyperion)に初登場!
アンドレア・オリヴァのフルートの音色とリリシズム、アジリティ、アンジェラ・ヒューイットがファツィオーリで奏でる室内楽奏者としての姿とバッハの解釈。イタリアの名門オーケストラの木管セクションで輝きを放つ名手と、現代を代表するバッハ弾きの共演が、バッハの「フルート・ソナタ集」というかけがえのない宝物を届けてくれます。

CDA-67890
スティーヴン・ハフ〜フレンチ・アルバム
バッハ:トッカータとフーガ.ニ短調BWV.565(コルトー&ハフ編)、
 チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調BWV.1056〜アリオーソ(コルトー編)
フォーレ:夜想曲第6番変ニ長調Op.63、
 即興嬰ハ短調Op.84-5、
 即興曲第5番嬰ヘ短調Op.102、
 舟歌第5番嬰ヘ短調Op.66
ラヴェル:道化師の朝の歌
マスネ:「田園詩」〜たそがれ(ハフ編)
シャブリエ:絵画的な10の小品〜憂鬱
プーランク:憂鬱、
 夜想曲第4番ハ短調「幻の舞踏会」、
 即興曲第8番イ短調
シャミナード:秋Op.35-2
アルカン:海辺の狂女の歌Op.31-8
ドビュッシー:月の光
ドリーブ:バレエ組曲「シルヴィア」〜ピチカート(ハフ編)
リスト:ユダヤの回想〜アレヴィの歌劇のモチーフに基づく華麗な幻想曲
スティーヴン・ハフ(P/ヤマハ&スタインウェイ)

録音:2009年6月6日ミネアポリス(アメリカ)&2010年10月19日−20日、2011年5月23日−24日ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール(モンマス/イギリス)
コンポーザー=ピアニストとして高名なハフは、このフレンチ・アルバムで、ピアニストとしてだけでなく、アレンジャーとしての手腕も発揮!フランスの大ピアニスト、アルフレッド・コルトーのアレンジをさらに発展させたバッハの「トッカータとフーガ ニ短調」では、『コンポーザー=ピアニスト、スティーヴン・ハフ』の真骨頂を聴かせてくれます。暗く深い憂鬱感がピアノ・マニアから高く支持されているアルカンの知る人ぞ知る秘曲「海辺の狂女の歌Op.31-8」など、驚きに満ちたフランスの知られざる宝石たち、そしてフォーレやラヴェル、ドビュッシー、プーランクといった大作曲家たちの音楽。スティーヴン・ハフの「フレンチ・アルバム」は、19世紀〜20世紀にフランスで開花した叙情的な才能と、偉大なるピアニストの音楽の心へのトリビュート。

CDA-67898
ドビュッシー:ピアノ作品集
組曲「子供の領分」/ベルガマスク組曲
舞曲/2つのアラベスク/ピアノのために
仮面/喜びの島/レントよりおそく
アンジェラ・ヒューイット(P;ファツィオーリ)

録音:2011年12月12日−15日、イエス・キリスト教会(ベルリン)
バッハ弾きとしての地位を確立したヒューイットは、ドビュッシーだからといって伝統的なフランス流儀におもねることなく、楽譜通りの音価、リズムを守り、楷書で一音一音を丁寧に音像を描くことに徹しています。「ゴリーウォーグのケークウォーク」のような洒脱さが際立つ曲でそれが特に顕著ですが、ドビュッシーの世界から外れているという違和感を感じさせず、持ち前の温かなタッチと誠実なフレージングによって自然な求心力を持つ演奏に結実しているところが実に見事。「2つのアラベスク」はまさにバッハのように内省的な味わいを残し、特に第2番ではイン・テンポを基調としたフレージングが凛とした雰囲気を与えて新鮮。「ピアノのために」でも第2曲“サラバンド”が楽想的にヒューイットとの相性の良さが発揮されており、繊細な弱音に余韻を持たせながらどこか郷愁をかきたたせるニュアンスが忘れられません。「喜びの島」にいたってもテンペラメントを表面化させることはありません。音の間合いをしっかり保ち、筆致の入念さは比類なし!そんな中で最もヒューイットのピアニズムと音楽が幸福に共鳴しあって得も言われぬ余韻を残すのが「レントより遅く」。必聴です!【湧々堂】
CDA-67899
マイケル・ヘッド:歌曲集
歓喜に寄せて/おお、3月の風よ
思わず足を運んだ素敵な偶然/
テュークベリー・ロード/河口
ライムハウス・リーチ
歌曲集「月の光の向こうへ」/10月の谷
ガーデン・シート/キツネノテブクロ
バイパー
ハッド・アイ・ア・ゴールデン・パウンド
窓から身を乗り出して/笛吹き
グリーン・コーンフィールド/愛の哀歌
星のキャンドル/ベツレヘムへの小道
金よ、おお!/3つのヴェニスの歌
王のための私の剣/
You cannot dream things lovelier

アイリッシュ・タイナン(S)、キャスリン・ウィン=ロジャーズ(Ms)、ロデリック・ウィリアムズ(Br)、クリストファー・グリン(P)

録音:2009年7月8日−9日&2010年1月22日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール(モンマス)
王立音楽アカデミーのピアノ科教授を務め、歌曲の作曲家してその名を残すイギリスの音楽家マイケル・ヘッド(1900−1976)の歌曲集。シンプルな旋律と伝統的なスタイルを持つヘッドの歌曲は、クィルター、ガーニー、ワーロックを思い起こさせる。歌曲王国ハイペリオンならではの選曲です。
CDA-67900
ブラームス:弦楽五重奏曲第1番ヘ長調Op.88
弦楽五重奏曲第2番ト長調Op.111
タカーチSQ
〔エドワード・ドゥシンベル(Vn1)、
カーロイ・シュランツ(Vn2)、
ジェラルディン・ウォルサー(Va)、
アンドラーシュ・フェイェール(Vc)〕、
ローレンス・パワー(Va)

録音:2013年5月19日ー22日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)
リスト音楽院のメンバーで結成され、世界最高峰のSQのひとつとして活動するタカーチSQ。シューベルト、ブラームス、シューマンといった独墺系プログラムを中心とし、前作ではブリテンの弦楽四重奏曲集で新機軸を展開したタカーチSQが、ブラームスへ回帰! 弦楽四重奏だけではなく、アムランやハフなどHyperion(ハイペリオン)のメイン・アーティストたちと共演した五重奏曲も人気となっており、今回はローレンス・パワーと共演しての弦楽五重奏曲を披露。ブラームスがオーストリアの保養地バート・イシュルで完成させた晩年の傑作「弦楽五重奏曲第1番&第2番」。室内楽の名手たちによってブラームスの熟成された叙情性が濃密に表現されます。

CDA-67901(2CD)
バッハ:ヨハネ受難曲BWV.245 イアン・ボストリッジ(エヴァンゲリスト/T)、
ニール・デイヴィス(イエス/Bs)、
キャロリン・サンプソン(S)
イエスティン・デイヴィス(C.T)
ニコラス・マルロイ(T)
ロデリック・ウィリアムズ(Bs)
スティーヴン・レイトン(指)
ポリフォニー、
エイジ・オヴ・インライトゥメントO

録音:2012年1月10日−13日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
イアン・ボストリッジ、キャロリン・サンプソン、ロデリック・ウィリアムズ、ニール・デイヴィス、イエスティン・デイヴィス、ニコラス・マルロイというワールドクラスの豪華なソリスト陣、英国が誇るピリオド・オーケストラ、エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団と共に創り上げたJ.S.バッハの「ヨハネ受難曲」が登場!
素晴らしい顔ぶれが実現したソリストの中でも、特にイアン・ボストリッジはエヴァンゲリスト役で共演を重ねてきた実績があり、レイトン&ポリフォニーの「ヨハネ受難曲」のキーマンとしてその存在感を示してくれるます。レイトン&ポリフォニーの「ヨハネ受難曲」。イギリスの合唱団による新たな名盤がここに ――!
CDA-67903
パデレフスキへのオマージュ
ヴィエニャフスキ:練習曲Op.44-22
シェリング:夜想曲

『 パデレフスキへのオマージュ(1942)
バルトーク:3つのハンガリー民謡Sz.66
ベンジャミン:エレジアク・マズルカ
チャンラー:アフターマス
ラブンスキ:哀歌
カステルヌオーヴォ=テデスコ:パデレフスキへのオマージュ
グーセンス:オマージュ(献呈)
ハモンド:舞曲/ミヨー:コラール
マルティヌー:マズルカH.284
ニン=クルメル:パデレフスキの追憶に
ウィットホーン:オマージュ(献呈)Op.58-2
リエーティ:アレグロ・ダンザンテ
シェリング:愛情を込めて
ラトハウス:クヤヴィアク
ストヨフスキ:子守歌
ヴァインベルゲル:練習曲ト長調 』
ブリテン:マズルカ・エレジアカOp.23-2*
ザジツキ:春の歌Op.34-1
シャミナード:交響的練習曲Op.28
ブルーメンフェルト:クヤヴィアク ― オベルタス
ジョナサン・プロウライト(P)、
アーロン・ショーア(P)*

録音:2010年12月20日&2011年1月28日−30日、スコットランド王立音楽院&ポットン・ホール
バルトーク、マルティヌーやミヨーなど16人の作曲家たちの小品を集め、パデレフスキが没した翌年の1942年にニューヨークでブージー&ホークス社から出版されたピアノ・アルバム「パデレフスキへのオマージュ(Homage to Paderewski)」。ここにブリテンやシャミナード、ヴィエニャフスキなどの6つの作品を加え、より充実したオマージュ・プログラムへと発展させたプロウライトのセンスとアイディアに感服!
CDA-67904
18世紀ポルトガルの愛の歌
作曲者不詳:ガニンハ、私のガニンハ
ダ・シルヴァ・レイテ:テンポ・キ・ブレーヴェ・パッサステ、
 フランシスコ・ゲラルドのトッカータ
作曲者不詳:フォイ・ポル・ミン、フォイ・ペラ・ソルテ
ダ・シルヴァ・レイテ:オンデ・ヴァス・リンダ・ネグリンハ
アヴォンダーノ:メヌエット第4番
作曲者不詳:ア・ミンハ・ネリーナ、エ・デリシア・テル・アモール
ポルトガル:ヴォーチェ・トラータ・アモール・エン・ブリンコ
ダ・シルヴァ・レイテ:メヌエット
ポルトガル:ヤ・ヤ・メ・ヴァイ・マリーリア
マウリシオ:ソブレ・アス・アサス・ダ・テルヌラ
セイシャス:トッカータ第8番
マウリシオ:キ・フィズ・エウ・ア・ナトゥレーザ?
アヴォンダーノ:メヌエット第6番
ポルトガル:クイダドス、トリステス・クイダドス
マウリシオ:エ・アモール・ア・レイ・スアーヴェ
スカルラッティ:ソナタ.ヘ短調Kk.466
作曲者不詳:オス"メ・デイシャス"ケ・トゥ・ダス
ザク・オズモ(指)
ラヴェントゥーラ・ロンドン

録音:2012年1月19日−21日、オール・セインツ教会(ロンドン)
16世紀〜18世紀の西ヨーロッパの音楽をレパートリーとするイギリスのピリオド・アンサンブル、ラヴェントゥーラ・ロンドンのハイペリオン・デビュー・レコーディング。ハル大学の古楽学科でディレクターを務めている古楽器奏者ザク・オズモが2009年に結成したラヴェントゥーラ・ロンドン。メランコリックでリリカル、それであり明るくリズミカルな表情を持つ18世紀ラテンの愛の歌が、感情豊かに歌われます。
CDA-67905
ジェレンスキ:ピアノ四重奏曲ハ短調Op.61
ザレンプスキ:ピアノ五重奏曲ト短調Op.34
ジョナサン・プロウライト(P)、シマノフスキSQ

録音:2011年12月4日−6日、ポットン・ホール(サフォーク)
リストに作曲を学び、独創的な作風でショパン後のポーランドを担う存在として嘱望されながらも結核により31歳という若さでこの世を去ったユリウシュ・ザレンプスキ(1854−1885)。クラクフ音楽院の院長を務めるなど教育分野にも大きく貢献したヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837−1921)の音楽は、メンデルスゾーンやシューマンのロマンティシズム、スラヴの要素を併せ持っています。ドヴォルザークやブラームスに比肩できるだけの音楽的内容、価値を持ちながらも、ポーランド国外では知られざる音楽として不遇をかこってきた室内楽作品に、本格的な再評価の時が訪れました!
CDA-67907
グリフス:ピアノ作品集
3つの音画 Op.5/幻想小曲集 Op.6
4つのローマのスケッチ Op.7
ピアノ・ソナタ/深き淵より
冬景色/3つの前奏曲
ギャリック・オールソン(P)

録音:2012年6月4日−6日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール(モンマス)
留学先のベルリンではフンパーディンクに作曲を学び、ドビュッシーやスクリャービンの音楽からも影響を受けたグリフス。「4つのローマのスケッチ」に含まれる代表作「白孔雀」や「ピアノ・ソナタ」などの秀作を作曲しながらも、1920年に病によって急逝したアメリカにおける印象主義音楽の旗手のピアノ作品。同郷の名匠オールソンの硬質で輝かしいピアノが、その真価を描き出します。
CDA-67908
C.P.E.バッハ:鍵盤楽器のためのソナタ集Vol.2
ソナタ嬰ヘ短調H.37,Wq.52-4
ソナタ.ホ長調H.39,Wq.62-5
ソナタ.ハ短調H.121,Wq.65-31
ソナタ.イ長調H.135,Wq.65-32
幻想曲嬰ヘ短調H.300,Wq.67
ロンド.ニ短調H.290,Wq.61-4
ダニー・ドライヴァー(P)

録音:2012年1月19日−21日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
ピアノ王国ハイペリオンが次代のエースとして大きな期待を寄せている逸材、ダニー・ドライヴァーが弾くカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714−1788)の鍵盤ソナタ集Vol.2!
CDA-67909
ビンガム:合唱作品集
ウェルズ・サーヴィス(世界初録音)
収穫祭(世界初録音)
ミサ・ブレヴィス「目覚めよ、わが魂」
よき羊飼い
アヴェ・ヴェルム・コルプス
あなたはナザレのイエスを求め(世界初録音)
聖体拝領のキャロル
クリスマスは過ぎて(世界初録音)
公現祭
エディントン・サーヴィス(世界初録音)
神は私の頭に(世界初録音)
我らが信仰は光り(世界初録音)
マシュー・オーウェンス(指)
ウェルズ大聖堂聖歌隊
ジョナサン・ヴォ―ン(Org)

録音:2012年6月12日−13日&19日−20日、セント・アンドリュー教会(サマセット)
長年にわたりBBCシンガーズのメンバー(Ms)として活躍し、現在はイギリスを代表する合唱音楽の作曲家の1人として、多くの合唱団から信頼を寄せられているジュディス・ビンガム(1952−)。
ウェルズ大聖堂が歌うビンガムの合唱作品集は、「ウェルズ・サーヴィス」や「エディントン・サーヴィス」など、収録曲の多くが世界初録音。2009年で創立1100周年(!)を迎えたウェルズ大聖堂聖歌隊は、チルコットやダヴ、マクミラン、レイトン、マサイアスなど近現代のイギリス音楽を得意としており、英国内外で高い評価を受け続けています。
CDA-67910
ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」、
チェロ,弦楽とハープのための「ユダヤの生活から」(クリストファー・パルマー編)、
 交響詩「荒野の叫び」
ブルッフ:コル・ニドライOp.47
ナタリー・クライン(Vc)、
イラン・ヴォルコフ(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2011年9月7日−8日、シティ・ホール(グラスゴー)
ユダヤにルーツを求め、抒情的な旋律を備えたブロッホの「シェロモ」とブルッフの「コル・ニドライ」。前作のコダーイに続き、民族色豊かな作品を取り上げてきたナタリー・クラインのスタイル、方向性は、確実にEMI時代とは異なる新たな領域に歩みを進めている証拠と言えるでしょう。ナタリー・クラインと1777年製のグァダニーニ"シンプソン"から広がるユダヤの音楽世界。これは要注目でしょう!
CDA-67911(2CD)
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 D.384(ソナチネ)
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 D.385(ソナチネ)
ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調 D.408(ソナチネ)
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ長調 D.574(デュオ)
ロンド.ロ短調 D.895
幻想曲ハ長調 D.934
私の挨拶を D.741
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)、
セドリック・ティベルギアン(P)

録音:録音:2012年7月27日−29日&8月3−4日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
1828年に31歳で短い生涯を閉じたシューベルト。1816年に作曲された"ソナチネ"と呼ばれる3曲の「ヴァイオリン・ソナタ(D.384, D.385, D.408)」、"デュオ"と呼ばれる1817年の「ヴァイオリン・ソナタ(D.574)」、そして「ロンド(D.895)」、死の前年となる1827年の作品「幻想曲(D.934)」。
「ヴァイオリンとピアノのための作品」は、交響曲、ピアノ・ソナタ、室内楽、そして歌曲に数多くの傑作を遺し、31年という人生を駆け抜けたシューベルトの生涯、そして作曲家としての成長を証明する歴史そのものなのです。イブラギモヴァとティベルギアンが聴かせてくれる新世代の自由な発想と解釈。独創的で斬新なシューベルトの世界と出会えます。
CDA-67913
デ・ローレ:ミサ曲「甘き思い出」
おお、知恵深き/兄弟たちよ
今、聖なる日が明けて
ミサ曲「ノーテ・ネーレで」
スティーヴン・ライス(指)
ブラバント・アンサンブル

録音:2012年8月7日−9日、セント・マイケル・アンド・オール・エンジェルス教会(オックスフォード)
ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。ジョスカン・デ・プレの次の世代を代表する音楽家の1人であり、ネーデルラントではなくイタリアを主な活躍の場としたチプリアーノ・デ・ローレ(c.1515/16−1565)。
"イタリア語のマドリガーレ"の作曲家として高名なチプリアーノ・デ・ローレだが、その優れた作曲技法が発揮された宗教作品はフランドル楽派の知られざる傑作と呼ぶに相応しい。自作のシャンソン、ピエール・サンドラン(c.1490−a.1560)のシャンソンを題材とした2つのミサ曲を、ブラバント・アンサンブルの高貴なるハーモニーで ――。
CDA-67914
ハウエルズ:レクイエム
聖チェチーリアへの讃歌
めでたし天の女王
グロスタシャー・サーヴィス
大地よ、彼を抱きていつくしめ
セント・ポール・サーヴィス
神への希望は揺るがじ
スティーヴン・レイトン(指)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho

録音:2011年7月1日−6日、イーリー大聖堂&リンカン大聖堂(イギリス)
多くの同世代の仲間たちを失った第1次世界大戦、病のため9歳でこの世を去った愛息子マイケルとの別れという想像を絶する悲劇を経験したハウエルズ。無伴奏合唱のための代表作「レクイエム」は、ハウエルズの深い哀しみ、失意の中で生まれたあまりにも深い精神性をたたえる鎮魂歌です。「レクイエム」に込められたハウエルズの感情、想いがレイトン&ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団の歌声で解放される ――。

CDA-67916
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 ドナルド・ラニクルズ(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2012年5月8日−9日、シティ・ホール(グラスゴー)
2000年にリリースされたオスモ・ヴァンスカが振る「交響曲第3番ニ短調」(CDA-67200/廃盤)以来12年振りとなるハイペリオン(Hyperion)のブルックナー。フライブルク歌劇場の音楽総監督、サンフランシスコ歌劇場の音楽監督を歴任し、現在はベルリン・ドイツ・オペラの音楽総監督、BBCスコティッシュSOの首席指揮者、アトランタSOの首席客演指揮者を兼任しているラニクルズは、ドイツのマンハイムで指揮者としてのキャリアをスタートさせ、欧米各地の歌劇場を中心に活躍してきたラニクルズは、R・シュトラウス、ワーグナー、ブルックナーなど独墺系のレパートリーを得意としています。

CDA-67917
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 Op.104
私にかまわないで Op.82-1(レオポルド編)
チェロ協奏曲ロ短調 Op.104のオリジナル・エンディング
チェロ協奏曲イ長調 B.10(ギュンター・ラファエル校訂)
スティーヴン・イッサーリス(Vc)
ダニエル・ハーディング(指)
マーラー室内O

録音:2012年10月20日−21日、テアトロ・コムナーレ・ディ・フェラーラ(イタリア)
“民族色に頼らず、熱きロマンを爆発させた感動作!”
名手イッサーリスが満を持して録音に踏み切った「ドヴォコン」。構えが大きく、男性的な力感を全面に出した怪演です!一方で詩のセンスも抜群で、第1楽章第2主題は、極端に音量を落としてすすり泣く演奏とは対照的。ガット弦の魅力の相俟って懐の大きさを感じさせる愛に溢れ、一瞬のポルタメントも媚びたものではなく、粋な微笑みとして伝わります。とにかくニュアンスに曖昧さが一切付きまとわないのです。
第2楽章でも音楽への没入の熱さは変わらず、今まで溜め込んでいた情念を惜しげもなく放出。しかし、圧巻は終楽章!冒頭のテーマを完璧なイン・テンポで貫き通すカッコ良さにノックアウト!その決然とした闘志と、カンタービレのコントラストは何度聴いても絶妙。音楽全体がローカル色以外の抑えがたいロマンの爆発として迫る演奏には滅多に出会えません。
「私にかまわないで Op.82-1」は、チェロ協奏曲第2楽章中間部のテーマに引用された歌曲。ドヴォルザークが若き日に想いを寄せていたヨセフィーナ・カウニッツ伯爵夫人(ドヴォルザークの妻の姉)が重病であると聞いて引用を決意したと言われています。曲の完成後に彼女は亡くなり、第3楽章コーダを改定。それが、その歌曲の再現を含む現在演奏されているバージョンですが、トラック5には改定前のヴァージョンを収録(かなり唐突な締めくくり)。
チェロ協奏曲イ長調 B.10は、1865年の習作で、オーケストレーションも未完成。ここでは、ギュンター・ラファエル校訂による完成版が演奏されています。【湧々堂】
CDA-67919
モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.2
ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453
ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオーリ)、
ハンヌ・リントゥ(指)マントヴァ室内O

録音:2011年7月11日−13日、グランド・ホテル(ドッビアーコ、イタリア)
鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットがファツィオーリの音色で贈る天才モーツァルトのピアノ協奏曲集。ヒューイットは「第17番K.453」と「第27番K.595」を収録した第2集で、シューマンの「ピアノ協奏曲」(CDA-67885)でのコンビが記憶に新しいフィンランドのマエストロ、ハンヌ・リントゥ、前作に引き続き1981年創設のイタリアの室内オーケストラ、マントヴァ室内Oと共演!陽気で、自信、才気が満ちあふれた「ピアノ協奏曲第17番」は、絶頂期の真っ只中にあったモーツァルトが1784年に作曲したウィーン時代の代表作。膨大な借金を背負いながらも次の舞台へと進もうとしていたモーツァルトが最後の年、1791年に完成させた「ピアノ協奏曲第27番」は、透明感の中に哀しさが見え隠れする最晩年の大作です。
CDA-67920
ドビュッシー:映像第1集/映像第2集
前奏曲集第2巻
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2011年4月22日(前奏曲集)&2012年8月25日(映像)、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
カナダのスーパー・ヴィルトゥオーゾ、マルク・アンドレ=アムランの新譜はなんとドビュッシー!活動の初期には、ジェフスキー、ロースラヴェツ、オーンスタインなどマイナーな佳作の発掘、そしてゴドフスキーやアルカン、ブゾーニなど超絶技巧作品によって「知られざる難曲の紹介者」と名を馳せたアムランだが、近年ではシューマン、シューベルト、ブラームス、ショパン、リスト、ハイドン、モーツァルトなど、王道のレパートリーを主軸に録音&コンサート活動をしています。そんな新たな流れのなかでアムランがついに辿り着いたドビュッシー。
CDA-67921
モーツァルト:ミサ曲ハ長調K.337「荘厳ミサ」
教会ソナタ ハ長調K.336
レジナ・チェリ(天の女王)K.108
主日のための晩課K.321
アンドルー・カーウッド(指)
セント・ポール大聖堂聖歌隊、
セント・ポール・モーツァルトO、
リンダ・ラッセル(S)、
リナ・マーケビー(Ms)、
ジェームズ・オクスリー(T)、
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Br)

録音:2011年7月4日−6日&11日−12日、セント・ジャイルズ・クリップルゲート(ロンドン)
ハイペリオンの黎明期を支えた名門セント・ポール大聖堂聖歌隊が、新音楽監督を迎えてモーツァルトでレコーディングの舞台に復帰!英国屈指の名門聖歌隊の音楽監督に迎えられたのは、カージナルズ・ミュージックのディレクターとして優れた手腕を発揮してきたアンドルー・カーウッド!
CDA-67922
サン=サーンス:オルガン作品集Vol.3
ブルターニュの古謡による3つの狂詩曲Op.7
怒りの日
おお救い主なるいけにえよ ニ長調
サラバンド/聖体奉挙Op.13
幻想曲〜エオリアン・オルガンのための(世界初録音)
アンドルー=ジョン・スミス(Org)

録音:2009年5月&2011年6月、マドレーヌ寺院(パリ)
オックスフォード大学、スヴェーリンク音楽院を経て、オルガニスト、合唱団コンソルティウムの指揮者として活躍するアンドルー=ジョン・スミス。サン=サーンス自身もオルガン奏者を務めていたパリ、マドレーヌ寺院のアリスティド・カヴァイエ=コル製のオルガンによる作品集第3巻では、復元された1906年の「幻想曲」が世界初録音となります。
CDA-67923
シューマン:室内楽作品集
アダージョとアレグロ変イ長調Op.70
おとぎの絵本Op.113/幻想小曲集Op.73
おとぎ話Op.132/3つのロマンスOp.94
ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調Op.105
ナッシュ・アンサンブル
〔マリアンネ・トゥーシェン(Vn)、
ローレンス・パワー(Va)、
ギャレス・ハルス(Ob)、
リチャード・ハスフォード(Cl)、
リチャード・ワトキンス(Hrn)、
イアン・ブラウン(P)〕

録音:2011年7月12日−14日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
ナッシュ・アンサンブルはシューマンのオリジナル・スコアに基づく編成、解釈を採り入れており、今回の編成はデュオがメインであり、最も大きな編成は「Op.132」でのトリオ。ナッシュ・アンサンブルのメンバー個々の妙技が光る好演揃いです!
CDA-67924
グァダーニのためのアリア集
ヘンデル:おお主よ, あなたの慈しみは限りなく
 歓喜した魂
 だがあの甘いさえずりを聞いてよいのだろうか、
 デストラクティヴ・ワー
ハッセ:ああ, 私はなんと言っているのか!、
 ここにとどまることにより、
 フリギア人のトランペットを聴いたか? 勝つため呼ばれ
クリストファー・スミス:言ってください、
 美しい夢を!
アーン:平和の鳩は空高く
C.P.E.バッハ:シンフォニア第1番ニ長調H.663
グルック:ああ, 彼の危機に心をわずらわせてはいけない、
 精霊の踊り、なんて澄んだ空!
 ああ, 私は何をしたのでしょう?
 エウリディーチェを失って
グァダーニ:私への愛をとどめておいて
イェスティン・デイヴィス(C.T)、
ジョナサン・コーエン(指)アルカンジェロ

録音:2011年8月10日−12日、殉教者聖サイラス教会(ロンドン)
イギリス古楽界に現れたライジング・スター、イェスティン・デイヴィスのソロ・レコーディング第2弾は、18世紀イタリアのカストラート、ガエターノ・グァダーニ(1728−1792)のために書かれたアリア集。イェスティン・デイヴィスの歌声を支えるアルカンジェロは、ポッジャーのブレコン・バロックのメンバー、ボヤン・チチッチやヨハネス・プラムゾーラーなどが参加する強力ピリオド・アンサンブル。イギリス系カウンターテナーの伝統を受け継ぐ大器と、名手揃いのアンサンブルの共演。今回も豪華です!
CDA-67925
ハイドン:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第11番ニ長調Hob.XVIII-11(カデンツァ:ワンダ・ランドフスカ)
ピアノ協奏曲第3番ヘ長調Hob.XVIII-3(カデンツァ:マルク=アンドレ・アムラン)
ピアノ協奏曲第4番ト長調Hob.XVIII-4(カデンツァ:マルク=アンドレ・アムラン)
マルク=アンドレ・アムラン(P/スタインウェイ)
ベルナール・ラバディ(指)
ル・ヴィオロン・ドゥ・ロワ

録音:2012年10月1日−4日、パレ・モンカルム(ケベック、カナダ)
カナダのピリオド・オーケストラ、ル・ヴィオロン・ドゥ・ロワとの音楽の会話により、様々な表情やカラーを描きながら、生命力に富み、楽しげに、そして軽やかに舞う音符。
テクニックを前面に打ち出さず、自然体を大切にしたアムランのセンスとコントロールによって、ハイドンの音楽の愉悦が光り輝きます。また、アムランは「第11番」ではランドフスカ、「第3番」と「第4番」では自作のカデンツァを用いており、古典派、ハイドンの音楽の中に現れるアムランとランドフスカのアイディアにも要注目!
CDA-67926
ヘンデル:シャンドス・アンセム集Vol.2
シャンドス・アンセム第8番「おお,来たりて主に向かい歌え」 HWV.253
シャンドス・アンセム第6番「鹿が谷川を慕いあえぐように」 HWV.251b
シャンドス・アンセム第5番「私はあなたをあがめ」 HWV.250a
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジCho
エイジ・オヴ・インライトゥメントO
スティーヴン・レイトン(指)
スーザン・グリットン(S)、
イエスティン・デイヴィス(C.T)
トーマス・ホッブス(T)

※録音:2012年7月22日−24日、トリニティ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ)
当時のカーナヴォン伯爵で、1719年に初代シャンドス伯爵となるジェイムズ・ブリッジスのキャノンズ邸に滞在し、宮廷付き作曲家として活躍した「キャノンズ時代(1717〜18年」の傑作、格調高きシャンドス・アンセム集。
カーナヴォン伯爵という後ろ盾を得て、「エステル」や「エイシスとガラテア」などの優れた作品が誕生した「キャノンズ時代」の代表作を、英国合唱界の名匠レイトンとケンブリッジの名門合唱団、ピリオド・オーケストラの雄OAE、そして素晴らしきヘンデリアンたち、スーザン・グリットン、イエスティン・デイヴィス、トーマス・ホッブスという理想的なメンバーで ――!
CDA-67927(2CD)
ハーティ:ピアノ五重奏曲ヘ長調Op.12
弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.5
弦楽四重奏曲第1番ヘ長調Op.1
ピアーズ・レーン(P)、ゴールドナーSQ

録音:2011年6月23日−25日、ポットン・ホール(サフォーク)
ブロッホ、ブリッジ、ドヴォルザーク、エルガーで共演を重ね、コンビネーションがさらに熟してきたピアーズ・レーンとゴールドナーSQのオーストラリアン・コンビ。ハレOの指揮者としても活躍したアイルランドの作曲家ハミルトン・ハーティ(1879−1941)の室内楽作品は、グレインジャーを思い起こさせるかのような民謡風の旋律、リリカルなロマンティックな作風を持つ近代イギリスの隠れた逸品。英国音楽ファン要チェック!
CDA-67928
タイ:西風のミサ
ミサ・エウジェ・ボネ/ヌンク・ディミティス
Give almes of thy goods
Christ rising
Quaesumus omnipotens et misericors Deus
ジェイムズ・オドンネル(指)
ウェストミンスター寺院聖歌隊

録音:2011年6月20日−22日、オール・ハロウズ教会(ロンドン)
トマス・タリスと同世代のイギリス・ルネサンスの作曲家、クリストファー・タイ(c.1505−b.1573)のミサ曲と宗教音楽集。イーリー大聖堂聖歌隊の音楽監督という大役を務め、作曲家としてはラテン語と英語、カトリックとプロテスタントのための音楽を手掛けた大作曲家である。タイの代表作、中世イングランドの俗謡「西風」のパロディ・ミサを歌うウェストミンスター寺院聖歌隊の歌声をじっくりとお聴きください。
CDA-67929
アメリカン・ポリフォニー
トンプソン:アレルヤ
バーバー:アニュス・デイ、
 リインカーネーションズ Op.16
バーンスタイン:ミサ・ブレヴィス
コープランド:4つのモテット
バーバー:十二夜 Op.42-1、
 水の歌で歌う Op.42-2、
 天国−安息の地:修道女はヴェールをかぶる Op.13-1、
 殉教の乙女たち Op.8-1、
 柵を開け, おお死よ Op.8-2
トンプソン:フェア・ウェル
スティーヴン・レイトン(指)ポリフォニー

録音:2011年8月22日−24日、2013年7月31日、2013年8月3日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク/ロンドン)
英国合唱界の名コンビ、スティーヴン・レイトンと、レイトンの創設した合唱団"ポリフォニー"が歌う、アメリカの「ポリフォニー」。サミュエル・バーバー、レナード・バーンスタイン、アーロン・コープランド、そしてランドル・トンプソンといった20世紀アメリカの大作曲家たちによる貴重な合唱レパートリーを、イギリスの一流合唱団の歌声で味わう。合唱関係者注目のアルバムです!「バーバーのアダージョ」として知られる名曲「弦楽のためのアダージョ」の合唱版「アニュス・デイ」の美しさは白眉。
CDA-67930
レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ.ニ短調
5つの小品/ヴァイオリン・ソナタ.ロ短調
愛らしいワルツ/セレナード
ターニャ・ベッカー=ベンダー(Vn)、
ペーテル・ナジ(P)

録音:2011年11月15日−17日、イエス・キリスト教会(ベルリン)
ヴェリズモ・オペラが大流行した19世紀後期から20世紀初期にかけてのイタリアで、管弦楽、器楽、室内楽作品の復興に尽力したキーマンの1人、オットリーノ・レスピーギ(1879−1936)。日本では「ローマ三部作」や「シバの女王ベルキス」の作曲家として有名なレスピーギ。自身のヴァイオリニストとしての経験が反映された「ヴァイオリン・ソナタ」は、ブラームスやシューマンなどドイツ音楽からの影響を窺わせる近代イタリア器楽曲の名作です。パガニーニの「24のカプリース」(CDA-67763)で衝撃的なハイペリオン・デビューを飾り、シュールホフ、レーガーを弾いてきたドイツの才女ターニャ・ベッカー=ベンダー。
CDA-67932
ドホナーニ:ピアノ独奏作品全集Vol.2
4つのピアノ小品Op.2
EGの主題による変奏曲とフーガOp.4
組曲の形式によるユーモレスクOp.17
高雅なワルツ
マーティン・ロスコー(P)

録音:2011年12月7日−9日、ポットン・ホール(サフォーク)
ピアノ王国ハイペリオン(Hyperion)の主要ピアニストの1人、イギリスの名手マーティン・ロスコーが進めるハンガリーのコンポーザー=ピアニスト、エルネー・ドホナーニ(1877−1960)のピアノ独奏作品全集第2巻。第2巻にはウィーンで称賛された「EGの主題による変奏曲とフーガ」を含む1897年から1907年にかけて作曲された初期の4作品を収録。ドホナーニの初期のピアノ作品は、ブラームスを彷彿とさせるドイツ・ロマン派の響きが特徴的。マーティン・ロスコーはドホナーニの「ピアノ協奏曲」(CDA-66684)を弾いており、当代随一のドホナーニ弾きとしての一面も持っています。
CDA-67933
ムトン:ミサ曲「汝はペテロなり」
貞節な聖なる母
アヴェ・マリア/清らかな処女よ
エクスルテット・コニウビランド
善き甘き御言葉
ボナ・ヴィタ/ボナ・リフェクティオ
天には静けさがあり
スティーヴン・ライス(指)
ブラバント・アンサンブル

録音:2011年8月16日−18日、セント・マイケル・アンド・オール・エンジェルズ教会(オックスフォード)
ハイペリオンが誇るフランドル楽派のスペシャリスト集団、スティーヴン・ライスとブラバント・アンサンブルの10作目は、ルネサンス・フランスの作曲家ジャン・ムトン(b.1459−1522)。作曲家、聖歌隊指揮者としてフランス宮廷で重要な地位に就いていたムトン。唯一の5声のミサ「汝はペテロなり(Tu es Petru)」や二重合唱のための「貞節な聖なる母(Nesciens mater)」など創造性に富んだ16世紀の傑作を、フランドル楽派の音楽の伝承者たち、ブラバント・アンサンブルのハーモニーで ――。
CDA-67934
フランツ・リスト:歌曲全集Vol.2
御身、天から来たりS.279(第1稿)
マルリングの鐘たちよS.328
唐桧の木が孤独に立つS.309(第1版、第1稿)
僕の歌には毒があるS.289(第3稿)
喜びにあふれS.280(第1版、第3稿)
3人のジプシーS.320(第1稿)
すべての山頂に安らぎがあるS.306
私は力と生気をなくしたS.327
火刑台上のジャンヌ・ダルクS.293(第3稿)
トゥーレの王S.278(第2稿)
5月の聖母の花束S.316
さあ,話せS.329/彼女の眼S.310(第2稿)
ライン河,その美しい流れのS.272(第2稿)
すばらしいことに違いないS.314
真珠S.326(第2稿)
御身,天から来たりS.279(第3稿)
アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms)
ジュリアス・ドレイク(P)

録音:2011年10月11日−13日、ポットン・ホール(サフォーク)
キルヒシュラーガーが歌うのは、ハイネやゲーテ、レーナウ、デュマなどの詩を題材としたドイツ語、フランス語、イタリア語の歌詞を持つリストの歌曲。キルヒシュラーガーのリスト・プログラムの最初と最後を飾るのは「御身、天から来たりS.279」の"第1稿"と"第3稿"であり、リストの歌曲の"異稿"という特徴に光をあてている。大絶賛を博したブラームス(CDJ 33121)と並ぶキルヒシュラーガーの名唱が登場です!
CDA-67935
メンデルスゾーン:ピアノ独奏作品全集Vol.1
カプリッチョ嬰ヘ短調Op.5
ピアノ・ソナタ第1番ホ長調Op.6
7つの性格的小品Op.7/無言歌集第1集Op.19b
ハワード・シェリー(P)

録音:2012年3月26日−27日、聖マイケル教会(ハイゲイト、ロンドン)
ラフマニノフの「ピアノ独奏作品全集」や、クレメンティの「ピアノ・ソナタ全集」を完成させ、膨大なコンチェルト・レパートリーを誇るイギリスのた名ピアニスト、ハワード・シェリー。新たに取り組むドイツ・ロマン派、メンデルスゾーンのピアノ独奏作品全集の第1巻では、1825年から1827年にかけて出版された最初の3つのピアノ作品(Op.5〜Op.7)、1832年に出版された「無言歌集」の第1集をカップリング。初期ロマン派のピアノ作品を得意とするハワード・シェリーならではの、華麗でロマン派の香り高き演奏を聴かせてくれます。

CDA-67936
メトネル&ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ集
メトネル:2つのおとぎ話 Op.20、ピアノ・ソナタ変ロ短調 Op.53-1
 「ソナタ・ロマンティカ」
ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲 Op.42、
 ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36(オズボーン版)
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2012年12月21日−23日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
アムラン、ヒューイットと並び立つピアノ王国ハイペリオン(Hyperion)の世界的ピアニスト、"スコットランドの風雲児"スティーヴン・オズボーン。ラフマニノフの「前奏曲全集」(CD A67700)が大絶賛され、ムソルグスキー&プロコフィエフ(CDA-67896)、ストラヴィンスキー(CDA-67870)と続いたオズボーンのロシアン・レパートリーの最新作はメトネル&ラフマニノフのピアノ・ソナタ集。
「初版」と「改訂版」の存在するラフマニノフの「ピアノ・ソナタ第2番」では、ホロヴィッツと同じように独自の版を作り、自らのエディションとして演奏しているところにも注目。
CDA-67937
バード:グレート・サーヴィス(大礼拝曲)
諸々の異邦人よ、主をほめまつれ
われはわが目を丘の上に上げ
全地よ、神に向かいて歓呼せよ
おお主よ、われらをとらわれの身より
この日キリストは生まれ
アンドルー・カーウッド(指)
カージナルズ・ミュージック

録音:2011年11月14日−16日、アランデル城フィッツアラン・チャペル(ウェスト・サセックス)
イギリスが誇るウィリアム・バード(1539/40−1623)の音楽のスペシャリストたち、カージナルズ・ミュージックとアンドルー・カーウッド。今やタリス・スコラーズやザ・シックスティーンと並び称されるア・カペラ・グループが、再び歌うバードの音楽は英語の歌詞を持つ「英国国教会のための礼拝音楽」!
バードのラテン語による教会音楽全集を完成させ、「Vol.13」(CDA-67779)が2010年の英グラモフォン賞において年間最優秀賞に輝いた実績を持つカージナルズ・ミュージック。それぞれの音楽が持つ純粋な美しさだけでなく、カトリックと英国国教会の狭間を生き抜き、カトリック教徒としての信仰心を貫いたバードの心情が、妙なるハーモニーと共に響きます。
CDA-67938
ミゼレーレ
グレゴリオ聖歌:主よ聞き給え
マルコム:ミゼレーレ
バード:よりよき生活のうちに
パレストリーナ:ミサ曲「よりよき生活のうちに」
マルコム:主はその翼にて
グレゴリオ聖歌:聞き給え、憐れみ深き創造主よ/クローチェ:主よ、深くへりくだり
マニフィカト・アンティフォン:Evigilia super nos
ビーヴァン:第4旋法によるマニフィカト
アンティフォン・リピート:Evigilia super nos
モービー:正しき者はヤシの如く栄え
グレゴリオ聖歌:ミサ曲第9番「クム・ユビロ(喜びを持って)」〜キリエ、グローリア
マルコム:真理は我が光
グレゴリオ聖歌:クレド第4番
パーソンズ:アヴェ・マリア
グレゴリオ聖歌:ミサ曲第9番「クム・ユビロ(喜びを持って)」〜サンクトゥス&ベネディクトゥス、アニュス・デイ
ゲレーロ:めでたし聖なる乙女
タリス:光の消ゆる前にT
ヌンク・ディミティス・アンティフォン:主よ、われらを救いたまえ
マルコム:第3旋法によるヌンク・ディミティス
アンティフォン・リピート:主よ、われらを救いたまえ
マーティン・ベイカー(指)
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊

録音:2011年7月12日−13日&10月4日−5日、ウェストミンスター大聖堂(イギリス)
ハイペリオンの初期から多くの名唱を歌い続けてきたカトリックの名門合唱団、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊。現音楽監督マーティン・ベイカーとの新録音「ミゼレーレ」は、四旬節、聖ヨゼフの祝日、受胎告知を記念する祝日のための音楽集。パレストリーナやバードなどルネサンス時代の大作曲家たちと、1947年から1959年にかけてウェストミンスター大聖堂聖歌隊の音楽監督を務めたジョージ・マルコム(1917−1997)の宗教作品が、"グレゴリオ聖歌"により時空を超え、1つのストーリーとしてリンクします。マルコムの「ミゼレーレ」はアレグリの傑作を思わせる20世紀の秀作です。
CDA-67939
シュポア:交響曲第9番ロ短調Op.143「四季」
交響曲第7番ハ長調Op.121「人生の世俗と神聖」〜2つのオーケストラのための
序曲ニ長調WoO.5/祝祭行進曲ニ長調
ハワード・シェリー(指)
スイス・イタリア語放送O

録音:2011年8月16日−19日、オーディトリアム・ステリオ・モロ(ルガーノ)
ベートーヴェンやブルックナーと同じく"第九のジンクス"に行く手を阻まれ「交響曲第10番」は未完に終わっているシュポア。副題付きの「第7番」と「第9番」は、古典派様式から標題音楽へと作風を変化させたシュポア後期の2大傑作です。

CDA-67941(2CD)
ブリテン:チェロ交響曲Op.68
チェロ・ソナタ.ハ長調Op.65
無伴奏チェロ組曲第1番Op.72
無伴奏チェロ組曲第2番Op.80
無伴奏チェロ組曲第3番Op.87
テーマ《ザッヒャー》
アルバン・ゲルハルト(Vc)
スティーヴン・オズボーン(P)
アンドルー・マンゼ(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2011年12月19日−22日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)&2012年3月10日−11日、シティ・ホール(グラスゴー)
1960年、20世紀のチェロ作品の傑作誕生へと繋がる重要な出会いを果たしたブリテンとロストロポーヴィチ。イギリスとロシアの大音楽家が、その親交の証しとして遺したチェロのための「交響曲」、「ソナタ」、「組曲」で、ゲルハルトの緊迫感に満ちた鬼気迫る凄演が繰り広げられます。ゲルハルトのブリテンでは、「ピアノ協奏曲」(CDA 67625)で2009年の英グラモフォン賞に輝いた実績を持つスティーヴン・オズボーン、ヴァイオリンをタクトに持ち替え大活躍中のアンドルー・マンゼとBBCスコティッシュ交響楽団という充実の陣容が実現。
CDA-67943
ペンデレツキ&ルトスワフスキ〜弦楽四重奏曲集
ペンデレツキ:弦楽四重奏曲第1番
 弦楽四重奏曲第2番
 弦楽四重奏曲第3番「書かれなかった日記のページ」
ルトスワフスキ:弦楽四重奏曲
ロイヤルSQ

録音:2012年3月26日−28日、ポットン・ホール(サフォーク)
ルトスワフスキが1964年に作曲した生涯唯一の「弦楽四重奏曲」、作曲者の75歳記念として上海クァルテットが初演を行った「第3番(2008年)」を含むペンデレツキの3作品をカップリング。ポーランド文化省が太鼓判を押した若きアンサンブルが、卓越した表現力とテクニックで、20世紀ポーランドの"弦楽四重奏"の世界を紐解きます。
CDA-67944
シューマン:リーダークライスOp.39
ある画家の詩集からの6つの詩Op.36
リーダークライスOp.24
ジェラルド・フィンリー(Br)、
ジュリアス・ドレイク(P)

録音:2011年11月2日−4日&2012年5月8日、ポットン・ホール(サフォーク)
熱情的な「詩人の恋」(CDA-67676)の続編となるジェラルド・フィンリー&ジュリアス・ドレイクのシューマン歌曲集は、1840年の"歌曲の年"に作曲された「リーダークライス」。2008年のバーバー、2009年のシューマン、2011年のブリテンで3度の英グラモフォン賞に輝いているカナダの名バリトンは、「詩人の恋」で"シューマン歌曲"と"ハイネの詩"との抜群の相性を聴かせてくれており、この「リーダークライス」では"アイヒェンドルフの詩"の表現にもご注目。
CDA-67945
フィリップス:8声のカンツィオネス・サクレ集(1613)より ロイヤル・ホロウェイCho、
イングリッシュ・コルネット&サクバット・アンサンブル、ルパート・ゴフ(指)
ピーター・フィリップス(1560/1−1628)は、イングランドに残ったウィリアム・バードとは反対に、ローマ・カトリックの信仰を貫くために、その生涯の大半をブリュッセルなどネーデルラントで過ごしたイギリスの作曲家。
1613年に出版された「8声のカンツィオネス・サクレ集」からのモテットは、分割合唱様式(複合唱)や金管楽器の響きなど、イタリアのガブリエリやモンテヴェルディを思わせる作風が特徴。
CDA-67946
ブリテン:キャロルの祭典Op.28
カンタータ「聖ニコラス」Op.42
スティーヴン・レイトン(指)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジCho
ホルスト・シンガーズ、テンプル教会少年聖歌隊、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア、
サリー・プライス(Hp)、アラン・クレイトン(T)

録音:2007年9月10日−13日、トリニティ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ)&2012年1月15日−16日、オール・ハロウズ教会(ロンドン)
ブリテンの合唱作品の中でも最も有名で、クリスマスに関連した2作品。特にヒル&ウェストミンスター大聖堂聖歌隊の名盤(CDA-66220)が存在する「キャロルの祭典」を選んできたというところからも、ハイペリオンのブリテン・イヤーに懸ける意気込みと情熱が伝わってきまする。ブリテン・イヤーを感動的に彩るレイトン&ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団の新名盤の誕生です!
CDA-67947
シュポア:ピアノ・ソナタ変イ長調Op.125
 ロンドレット.ト長調Op.149
オンスロー:ピアノ・ソナタ.ハ短調Op.2
 6つの小品、トッカータ.ハ長調Op.6
ハワード・シェリー(P)

録音:2011年11月14日−15日、殉教者聖サイラス教会(ロンドン)
ピアニストとしてクレメンティの「ピアノ・ソナタ全集」、指揮者としてシュポアの「交響曲全集(第1番〜第9番)」を完成させたイギリスの名ピアニスト、ハワード・シェリー。古典派、ロマン派の形式の達人でもあるハワード・シェリーの新録音は、ルイ・シュポア(1784−1859)とジョルジュ・オンスロー(1784−1853)のピアノ・ソナタ集。"1784年生まれ"という共通点を持つドイツのシュポアとフランスのオンスロー。幅広いジャンルの作品を遺した両者だが、ピアノ作品は少なく、ドイツとフランスで古典派とロマン派の変遷期に生まれた「ピアノ・ソナタ」は貴重な器楽作品の代表作です。
CDA-67948
見出された場所〜チェロとピアノのための音楽
リスト:忘れられたロマンスS.132、
 ノンネンヴェルト島の僧房S.382、
 悲しみのゴンドラS.134
ヤナーチェク:おとぎ話
フォーレ:チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.117
クルターク:スティーヴンのために〜ポーリン・マラの追憶に、
ピリンスキー・ヤーノシュ:ジェラール・ド・ネルヴァル、
 影、ロー・ジェルジー・イン・メモリアム
アデス:見出された場所
スティーヴン・イッサーリス(Vc)
、トーマス・アデス(P)

録音:録音:2011年12月13日−15日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール(モンマス)
"ミスター・ガット弦"スティーヴン・イッサーリスと"ブリテンの再来"と称される英国の奇才トーマス・アデスのデュオが繰り広げるリサイタル・プログラム。哀しみの感情が漂うリストの編曲3作品、ヤナーチェク、フォーレを経てたどり着く現代ハンガリーの巨匠クルタークの「スティーヴンのために」は、2010年に他界したイッサーリスの愛妻ポーリン・マラへの哀悼の意が込められた音楽です。また、アデスが2009年に作曲しイッサーリスによって世界初演が行われた「見出された場所(Lieux retrouves)」も、21世紀イギリスのチェロ作品のシンボルとなるべき傑作であり難曲中の難曲。
CDA-67949
コンドゥクトゥスVol.1〜13世紀フランスの歌と詩
Quo vadis, quo progrederis?
Genitus divinitus
Quod promisit ab eterno
Artium dignitas/Relegentur ab area
Qui servare puberem monophonic
Ut non ponam/Qui servare puberem
Porta salutis/Ista dies celebrari
Qui servare puberem
Stephani sollempnia/Beate virginis
Qui servare puberem
Heu quo progreditur/Stella serena
ジョン・ポッター(T)、
クリストファー・オゴーマン(T)、
ロジャーズ・カヴィ=クランプ(T)

録音:2011年10月26日−28日、ヨーク国立古楽センター(イギリス)
1100年前後に南フランスで発祥したと伝わり、パリ・ノートルダム楽派の音楽家たちが用いた音楽形式「コンドゥクトゥス」。ラテン語の韻文による歌詞、厳粛で宗教的な内容、自由なテノール旋律を持ち、13世紀後半のモテトゥス(モテット)の登場まで宗教儀式で歌われた中世の声楽曲です。■「コンドゥクトゥスVol.1」を歌うのは、ジョン・ポッター、クリストファー・オゴーマン、ロジャーズ・カヴィ=クランプ!

CDA-67951(3CD)
ブゾーニ:後期ピアノ作品集
悲歌集 BV249
クリスマスの夜 BV251
バッハによる幻想曲 BV253
カノン風変奏曲とフーガ BVB40
ジーグ,ボレロと変奏〜「青春に寄す」BV254より
ソナチネ第1番 BV257
ソナチネ第2番 BV259
ソナチネ第3番「幼子のために」 BV268
ソナチネ第4番「1917年のキリスト降誕の日」 BV274
小ソナチネ「大ヨハン・セバスティアン氏に」 BV280
カルメンによる室内幻想曲 BV284(ソナチネ第6番)
インディアンの収穫の歌
インディアンの日記第1巻 BV267
3つのアルバムの綴り BV289
トッカータ「前奏曲、幻想曲、シャコンヌ」 BV287
序奏 BV279
「ピアノ練習曲」より
ショパンの前奏曲による9つの変奏 BV213a
多声演奏の訓練のための5つの小品 BV296
常動曲 BV293
アルペッジョのための前奏曲と練習曲 BV297
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2011年4月15日−17日、2012年8月15日−16日&24日(ヘンリー・ウッド・ホール)、1998年1月(アビー・ロード・スタジオ/BV253)
アムランの両手が繰り広げるのは、「6つのソナチネ」や、「ピアノ練習曲」、「多声演奏の訓練のための5つの小品」など、1907年以降に作曲、出版が行われた後期のピアノ作品。ブゾーニ円熟期の音楽を、切れ味鋭いテクニックと音楽性で次々と奏でてゆくアムランは、まさに"キング・オヴ・ブゾーニ・ピアニスツ"!当代屈指の"コンポーザー=ピアニスト"という共通点を持つアムランとブゾーニ。「ピアノ協奏曲」に続き、アムランがブゾーニの演奏史に、また1つ金字塔を打ち立てた!
CDA-67954
カンシオーネス・エスパニョーラス〜スペイン歌曲集
グラナドス:マハと夜鳴きうぐいす
 歌曲集「トナディーリャス」
グリーディ:カスティーリャの6つの歌
トゥリーナ:3つの詩Op.81
モンサルバーチェ:5つの黒人の歌
シルヴィア・シュヴァルツ(S)、
マルコム・マルティヌー(P)

録音:2012年2月26日−28日、オール・セインツ教会(ロンドン)
情熱の国、スペインのリリック・ソプラノ、シルヴィア・シュヴァルツが、母国の大作曲家たちの歌曲集でハイペリオン・デビュー!ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ボリショイ劇場、フィレンツェ五月音楽祭劇場や、エジンバラ、バーデン=バーデン、ヴァルビエなどの音楽祭で活躍するシルヴィア・シュヴァルツ。グラナドスからモンサルバーチェに至るスペイン歌曲のアンソロジーを、世界各地のオペラハウスから熱視線を送られる期待のソプラノが、情感豊かに歌います。
CDA-67955(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.33「ロシア四重奏曲集」
弦楽四重奏曲第38番変ホ長調Op.33-2, Hob.III-38「冗談」
弦楽四重奏曲第40番変ロ長調Op.33-4, Hob.III-40
弦楽四重奏曲第37番ロ短調Op.33-1, Hob.III-37
弦楽四重奏曲第42番ニ長調Op.33-6, Hob.III-42
弦楽四重奏曲第41番ト長調Op.33-5, Hob.III-41「ご機嫌いかが?」
弦楽四重奏曲第39番ハ長調Op.33-3, Hob.III-41「鳥」
ロンドン・ハイドンSQ
〔キャサリン・マンソン(Vn)、
マイケル・グレヴィチ(Vn)、
ジェームズ・ボイド(Va)、
リチャード・レスター(Vc)〕

録音:録音:2012年6月25日−30日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール(モンマス)
クラシカル・ボウ&ガット弦というピリオド・スタイルでの高度なアンサンブル、、演奏に使用する楽譜のエディションにも徹底的にこだわり、ハイドンのスペシャリストとして高評価を確立したロンドン・ハイドンSQ。アムステルダム・バロックOのコンサート・ミストレス、キャサリン・マンソン、ヨーロッパ室内O、エイジ・オヴ・インライトゥメントOの首席チェリスト、リチャード・レスターなど、英国古楽界の名手たちのアンサンブルによるハイドン・シリーズの第4弾は「ロシア四重奏曲集」。
CDA-67956
リスト:歌曲全集 Vol.3
朝起きると胸に尋ねる S.290(第3稿)/唐桧の木はひとり立つ S.309(第2版)/私はまさに絶望しようとした S.311(第4稿)/ヴァイマルの死者たち S.303/涙とともにパンを食べたことのない者は S.297(第2版)/漁師の娘 S.325(第2稿)/そしてわれわれは死者を思い起こした S.338/祖先の墓 S.281(第2稿)/ガスティベルザ(ボレロ) S.286/墓とバラ S.285/老いた放浪者 S.304/幸福な日よ、行かないで S.335
ジェラルド・フィンリー(Bs-Br)
ジュリアス・ドレイク(P)

録音:2013年4月22日−24日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
オペラ歌手としても高い評価を得ながら、シューマン(CDA-67676)やシューベルト(CDA-68034)などドイツ歌曲のアルバムでも大成功を収めてきたフィンリーが歌うリスト。ハイネやゲーテ、ユーゴーなどの書いた悲劇的で叙情的な詩を、優れたセンスと高いテクニックで歌います。
CDA-67957
ガブリエリ:サクラ・シンフォニア集
主の御声(C64)/集いにて(C78)
第1旋法によるカンツォン(C176)
おお、いとも甘美なるわたしのイエスよ(C24)
すべての民よ、手を打ち鳴らせ(C52)
おお、いとも甘美なるわたしのイエスよ(C56)
キリエ(C71-73)/処女マリア(C35)
マニフィカト(C75)/聖母マリアの連祷(C63)
喜び躍れ、天の軍勢よ(C131)
ジェフリー・スキッドモア(指)
エクス・カシドラ、
ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ、
コンチェルト・パラティーノ

録音:2012年5月27日−29日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ、コンチェルト・パラティーノという世界有数の古楽系金管アンサンブルとの共演となるエクス・カシドラのガブリエリ。ガブリエリが発展させたヴェネツィアの複合唱(分割合唱)様式、ザ・シックスティーンのグレース・ダヴィッドソンを擁するエクス・カシドラの神々しきハーモニー、古楽系金管楽器の豊かな倍音と音色の饗宴が、17世紀ヴェネツィア、サン・マルコ寺院に響いた音楽を再現してくれます。
CDA-67959
リシャフォール:ジョスカン・デ・プレ追悼のレクイエム
ジョスカン:ニンフたち, ナパイアたち/彼らはわたしを取り囲み、金がないのは
リシャフォール:死者のためのミサ曲「レクイエム」(ジョスカン・デ・プレ追悼)
ジョスカン:森のニンフ, 泉の女神/永遠の安息
アッペンツェラー:最も大いなるユピテルの娘ムーサたちよ
ジョスカン:ミゼレーレ(われを憐れみ給え、神よ)
ゴンベール:最も大いなるユピテルの娘ムーサたちよ
フィンデルス:おお避けがたき死よ
チンクエチェント

録音:2010年7月30日−8月1日、ヴァルトフィアテル(オーストリア)
気品に満ちあふれるハーモニーで一躍スターダムに上り詰めたルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブル、チンクエチェント。チンクエチェントが歌うジャン・リシャフォール(c.1480−a.1547)は、フランドル楽派におけるジョスカン・デ・プレの次の世代を代表する音楽の1人。経歴には不明な点が多く残されているものの、フランスの王室礼拝堂やブリュッセルの宮廷で活躍したとされています。師である偉大なる存在、ジョスカンから大きな影響を受け、その音楽を追い続けたリシャフォール。ジョスカン追悼のために書かれたと伝わる「レクイエム」は、リシャフォールの卓越した作曲技法が発揮されたフランドルの傑作です。
CDA-67960
R・シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
アルバン・ゲルハルト(Vc)、
ローレンス・パワー(Va)、
マルクス・シュテンツ(指)
ケルン・ギュルツェニヒO

録音:2012年2月6日−9日、プローベンザール(ケルン、ドイツ)
ハイペリオン(Hyperion)にドイツの名門オーケストラ、ケルン・ギュルツェニヒOが初登場!セルバンテスの小説を題材とした「ドン・キホーテ」では、ドン・キホーテ役(Vc)はアルバン・ゲルハルト、サンチョ・パンサ役(Va)はローレンス・パワーという弦楽器界の次代の巨匠たちが大活躍。
アルバン・ゲルハルトとローレンス・パワーの共演が語るドン・キホーテでは、両者の巧みな表現力、堂々たるソロと存在感に感服。

CDA-67961(2CD)
ブラームス:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲集第1番ニ短調 Op.15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
スティーヴン・ハフ(P)
マーク・ウィッグルスワース(指)
ザルツブルク・モーツァルテウムO

録音:2013年1月11日−15日、ザルツブルク祝祭大劇場(オーストリア)
かつて20代後半に、アンドルー・デイヴィス、BBC交響楽団とブラームスのピアノ協奏曲第1番&第2番をレコーディングしているスティーヴン・ハフ。20年以上の歳月を経て実現した"新録音"では、ハイペリオン初登場となるオーストリアのモーツァルテウム管弦楽団、イギリスのマエストロ、マーク・ウィッグルスワースと共演!1度目のレコーディング以来、自身のメイン・レパートリーとしてブラームスの2つのピアノ協奏曲を弾き続けてきたスティーヴン・ハフが、遂に決断した新録音。50歳を越え、漂う巨匠の風格と、円熟味を増したピアニズム。英国ピアノ界の王者、スティーヴン・ハフの新たなブラームスが今ここに!
CDA-67962
恍惚の時〜フランスの歌曲集
プーランク:愛の小径 FP106
レイナルド・アーン:恍惚の時(「歌曲集」より)、星たち(「12のロンデル」より)
フォーレ:秘めごと
グノー:セレナード、春に
シャブリエ:すべての花
ショーソン:リラの花咲く頃
フォーレ:捨てられた花
ベルリオーズ:ばらの精(「夏の夜」Op.7より)
サン=サーンス:愛し合おう
シャブリエ:幸福な島
バシュレ:愛しの夜
サン=サーンス:海の夕暮れ
ドビュッシー:洞窟(「3つのフランスの歌」より)
レイナルド・アーン:煙(「傷ついた木の葉」より)
サティ:あなたが欲しい
レイナルド・アーン:いとしい傷
ケクラン:11月(「4つのメロディー」Op.22 より)
プーランク:パリへの旅(歌曲集「月並み」FP107 より)、
 ホテル(歌曲集「月並み」FP107 より)、
 ラ・グルヌイエール FP96、旅(歌曲集「カリグラム」FP140 より)
アリス・クート(Ms)、
グレアム・ジョンソン(P)

録音:2012年10月18日−20日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
世界のオペラ、フェスティヴァル、リサイタルで活躍するイギリスのメゾ・ソプラノ、アリス・クート。前作「ヘンデル:アリア集(CDA-67979)」では、Hyperion初登場となったイングリッシュ・コンサートと共演し話題を呼んだアリス・クートが歌うのは、レイナルド・アーンを中心とし、ベルリオーズからプーランクまで、フランス歌曲の魅力が満載された23曲。シューベルトやシューマンの歌曲全集を始めとする数多の録音を手がけ、「歌曲大国ハイペリオン」を支える名ピアニスト、グレアム・ジョンソンの華麗な伴奏にも注目。
CDA-67963
メトネル:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ短調 Op.57「エピカ」
ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調 Op.21
クロエ・ハンスリップ(Vn)、
イーゴリ・チェトゥーエフ(P)

録音:2012年2月18日−20日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール(モンマス)
20世紀前半のロシアにおけるピアノ作品の大作曲家が遺した3曲のヴァイオリン・ソナタの中でも、"叙事詩"の副題を持つ「第3番「エピカ」」は1936年の兄エミーリィの死に衝撃を受けたメトネルが1938年に完成させた作品。メトネルの兄への想いや、積み重ねられてきた作曲活動、人生の重みが込められたまさに「叙事詩風」という言葉が相応しい後期の大作です。ハンスリップとデュオを組むイーゴリ・チェトゥーエフは、1980年生まれのウクライナの実力派ピアニスト。このメトネルがハイペリオン・デビュー・タイトルとなります。
CDA-67964
ブクステフーデ:オルガン作品全集Vol.5
カンツォネッタ ト長調BuxWV.171
コラール「わが許に来たれ、かく神の子は語り」BuxWV.201
前奏曲ハ長調BuxWV.137
コラール「天にましますわれらの父よ」BuxWV.219
コラール「イエス・キリスト、汝はたたえられよ」BuxWV.188
コラール「われらの救い主、イエス・キリスト」BuxWV.198
コラール「今ぞ主をたたえよ、わが魂」BuxWV.215
コラール「愚かな口はよき言葉を語る」BuxWV.187
前奏曲ホ短調BuxWV.143
コラール「神のひとり子なる主キリスト」BuxWV.192
コラール「汝らキリスト者よ、こぞりて神をたたえよ」BuxWV.202
フリギア旋法による前奏曲BuxWV.152
コラール「アダムの堕落によりてすべては罪にそみぬ」BuxWV.183
前奏曲ヘ長調BuxWV.144
第1旋法によるマニフィカトBuxWV.204
フーガ ト長調BuxWV.175
コラール「いまぞわれら聖霊に乞わん」BuxWV.209
前奏曲ホ長調BuxWV.141
コラール「われ神より離れじ」BuxWV.220
コラール「われ汝に感謝す、いとしき主よ」BuxWV.194
コラール「ああ主なる神よ」BuxWV.177
前奏曲ト長調BuxWV.147
クリストファー・へリック(Org)

録音:2012年2月18日−20日、マリアガー修道院(デンマーク)
ハイペリオンのオルガン歴史を築いてきたイギリスの名オルガニスト、クリストファー・へリックのブクステフーデ全集が第5巻で完結!最終巻のオルガンは、北ドイツ・オルガン楽派の巨匠ブクステフーデの生まれ故郷、デンマークのマリアガー修道院のオーベルタン・オルガン。
CDA-67966
トマーシェク:歌曲集
ゲーテ歌曲集(5月の歌 Op.53-3
羊飼いの嘆きの歌 Op.56-1
憩いのない恋 Op.58-1/夜 Op.55-5
湖上にて Op.57-3
去っていった人に Op.55-1
さすらい人の夜の歌 Op.58-4
魔王 Op.59-1/野ばら Op.53-1
秘密 Op.58-3/お澄まし娘 Op.54-2
心変わりした娘 Op.54-3/憂い Op.57-4
川のほとりで Op.55-3/糸紡ぎの娘 Op.55-2)
ヴァーツラフ・ハンカによる6つのボヘミアの歌 Op.71
老人の葬送の歌 Op.69-1
歌曲 Op.37-2/アルプスの少女の歌 Op.96-3
セレナード Op.107-3/3つの歌 Op.92
レナータ・ポクピチ(Ms)、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)

録音:2013年12月5日−6日&2014年5月2日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
クロアチア(当時のユーゴスラビア)生まれのメゾ・ソプラノ、レナータ・ポクピチがHyperion初登場。リサイタル・パートナーとして定期的に活動している名伴奏者ロジャー・ヴィニョールズとのHyperionデビュー盤は、ベートーヴェンやハイドンと親交を持ち、19世紀前半のプラハ楽壇を支えたボヘミアの作曲家ヴァーツラフ・ヤン・クシティチェル・トマーシェク(1774−1850)の歌曲集。書簡を交わす間柄ともなっていた文豪ゲーテの詩による歌曲を中心に、チェコの詩人ヴァーツラフ・ハンカの詩による作品など、28の魅力的な歌曲を収録。歌曲・ピアノ作品の両面で、シューベルトやシューマン、ショパンなど後世に影響を与えたトマーシェクの歌曲集が、レナータ・ポクピチという最適なソリストによって、"歌曲大国ハイペリオン"に加わります。
CDA-67967
ピアーズ・レーン〜ゴーズ・トゥ・タウン
パーカー:ダウン・ロングフォード・ウェイ
アラン・レーン:トッカータ
ドヒニー:ピアーズ・レーンのためのトッカータ
アイアランド:バレリーナ
バッハ(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよ
メイヤール:マリーゴールド
ドリーブ(ドホナーニ編):ナイラ・ワルツ(花の踊り)
ラフマニノフ:ひなぎく Op.38-3
コンフリー:ディジー・フィンガーズ
サヤ:舟歌
シャーウィン(ダニロン編):バークリー・スクエアのナイチンゲール
プーランク:夜想曲第4番ハ短調「幻の舞踏会」
テンプルトン:バッハが街へやってくる「スウィング風前奏曲とフーガ」
ベンジャミン:ジャマイカン・ルンバ
キーン:タイガー・タンゴ
ホプキンス:有名な主題による変奏曲
カルク=エラート:アラベスク第1番変ト長調 Op.5「フィリグラン」
ムーア:ベートーヴェン・パロディ「アンド・セイム・トゥ・ユー」
グレインジャー:ロンドンデリーの歌
ピアーズ・レーン(P)

録音:2012年6月6日−8日、ポットン・ホール(サフォーク)
イギリス、ロンドンをベースに活躍中のオーストラリアが誇る知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンの両手が繰り広げる20世紀のアンコール&パーティー・ピース集!マイラ・ヘスのアレンジでお馴染みのバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」や、グレインジャーの「ロンドンデリーの歌」、世界初録音となるアイアランドの「バレリーナ」とオッフェンバックとショパンをミックスしたサヤの「舟歌」、さらにはピアーズ・レーンの父親アラン・レーンの「トッカータ」など、超絶技巧あり、愉しさあり、抒情性もありというピアノ・ファン必聴のプログラム。ピアーズ・レーンのテクニックと歌心が満載のあっという間の76分が待っています!
CDA-67968
クレークの音楽帳〜バルト諸国の宗教歌曲集
コルヴィッツ:クレークの音楽帳
 夜は私のまわりで闇を深め
マスカッツ:ラクリモーサ
プラキディス:イン・メモリアム ファタ・モルガーナ
マスカッツ:夜への祈り
ルパート・ゴフ(指)
ロイヤル・ホロウェイCho
ブリテン・シンフォニア

録音:2012年6月21日−23日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
エストニアのバルトークあるいはグレイジャーと称され、20世紀前半に活躍した作曲家、民謡蒐集家キリルス・クレーク(1889−1962)へのオマージュ・アルバム。エストニアのトヌ・コルヴィッツ(1969−)が作曲した8曲から成る「クレークの音楽帳」を中心に、ラトビアのアルトゥルス・マスカッツ(1957−)、ペテリス・プラキディス(1947−)の作品を収録。バルト諸国の宗教音楽の"現在"を、ドゥブラ(CDA-67799)やミシュキニス(CDA-67818)の演奏が高く評価されてきたバルト諸国の合唱作品のスペシャリストたち、ロイヤル・ホロウェイ合唱団が聴かせてくれます。
CDA-67969
アーサー・ベンジャミン:ヴァイオリン・ソナチナ
ヴィオラ・ソナタ
ヴァイオリンとピアノのための3つの小品
小人のためのチューンと変奏
ラヴェルの墓(ヴァルス・カプリース)
サン・ドミンゴより
ジャマイカン・ルンバ(ウィリアム・プリムローズ編)
ローレンス・パワー(Vn、Va)
サイモン・クロフォード=フィリップス(P)

録音:2012年12月7日−9日、オール・セインツ教会(ロンドン)
ナッシュ・アンサンブルやレオポルド弦楽三重奏団のメンバーやソリストとして30を超えるアルバムを残す現代最高峰のヴィオリスト、ローレンス・パワー。アーサー・ベンジャミン(1893−1960)は、スタンフォードの高弟として共にブラームスに心酔し、ベンジャミン・ブリテンの師となったオーストラリア出身のイギリスの作曲家。ベンジャミン最大のヒット作「ジャマイカン・ルンバ」のヴィオラ版を含む、ヴァイオリンとヴィオラのためのソナタと小品を、ブラームスやショスタコーヴィチ、ヒンデミットなどでパートナーシップを築いてきたサイモン・クロフォード・フィリップスと弾きます。
CDA-67970
マクミラン:テネブレ・レスポンソリウム
汝はペテロなり
テネブレ・レスポンソリウム
いと高き三位一体へ/我らは主をたたえ
めでたし、海の星/すべてが美しく
美徳なき時代/セレニティ
エジンバラ・テ・デウム
見よ、偉大なる司祭よ
「汝はペテロなり」のプロセッショナル
マーティン・ベイカー(指)
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
ロンドン・ブラス

録音:2012年3月12日−13日、7月9日−11日、ウェストミンスター大聖堂(ロンドン)
2000年2月のマーティン・ベイカーの音楽監督就任以来、ロマン派から近現代までレパートリーを広げるなど、新境地を開拓している英国の名門ウェストミンスター大聖堂聖歌隊。英グラモフォン誌のエディターズ・チョイス、英BBCミュージック・マガジン誌の年間最優秀CDに選出された2000年7月録音の「ミサ曲」(CDA-67219)から10年以上という時を経て、英国を中心としてヨーロッパで圧倒的な人気を誇るスコットランドのリーディング・コンポーザー、ジェームズ・マクミランの2000年代の作品を中心とした宗教合唱作品を歌います。

CDA-67971(2CD)
ブライアン:交響曲第1番ニ短調「ゴシック」 マーティン・ブラビンズ(指)
BBCウェールズ・ナショナルO、
BBCコンサート・オーケストラ、
スーザン・グリットン(S)、
クリスティーネ・ライス(Ms)、
ピーター・オーティー(T)、
アラステア・マイルズ(Bs)、
バッハ・クワイアー、
BBCウェールズ・ナショナルcho、
ブライトン祝祭合唱団、
バーミンガム市SOユース・コーラス、
ウェールズcho(コル・カエルディーズ)、エルサム・カレッジ少年cho
ハダースフィールド合唱協会、
ロンドン交響cho、
サウスエンド少年少女cho、デイヴィッド・グード(Org)

録音::2011年7月17日、ロイヤル・アルバート・ホール(BBCプロムス・ライヴ)
オーケストラ、バンダ、ソリスト、混声合唱、児童合唱で800人以上という演奏者を必要とし、演奏時間は110分を超えるなど、音楽史上稀に見る圧巻のスケールを持つが故に、演奏、レコーディングが困難とされているブライアンの「ゴシック」。そのためBBCプロムスのチケットも発売後、即完売となり英国内外で公演前から大きな話題を呼んでいたといいます。近代イギリスの知られざる管弦楽作品を振り続けるマーティン・ブラビンズの指揮、BBCウェールズ・ナショナル管、BBCコンサート・オーケストラなど"イギリス勢"の演奏で、しかもプロムスという舞台で繰り広げられた「ゴシック」の新録音!
CDA-67973
ブルンディバール〜テレージエンシュタットの作曲家たち
クラーサ(マシューズ編):「ブルンディバール」からの組曲
ウルマン:弦楽四重奏曲第3番Op.46
クライン:弦楽三重奏曲
ハース:弦楽四重奏曲第2番Op.7「猿山より」
ナッシュ・アンサンブル
〔イアン・ブラウン(P)、
ステファニー・ゴンリー(Vn)
ローレンス・パワー(Va)、
フィリッパ・デイヴィス(Fl)、
マーク・デイヴィッド(Tp)、
ローラ・サミュエル(Vn)、
ポール・ワトキンス(Vc)、
リチャード・ホスフォード(Cl)、
クリス・ブランニック(打楽器)〕

録音:2012年2月27日−29日、聖マイケル教会(ハイゲイト)
トゥリーナやシューマンを取り上げてきたナッシュ・アンサンブルの次なるテーマは、悲劇の地、テレージエンシュッタット強制収容所で作曲された知られざる音楽。
ナチスのユダヤ人迫害により命を落とした4人のユダヤ系作曲家たち、ハンス・クラーサ(1899−1944)、ヴィクトル・ウルマン(1898−1944)、ギデオン・クライン(1919−1945)、パヴェル・ハース(1899−1944)。子どものためのオペラとして作曲されたクラーサの「ブルンディバール」をデイヴィッド・マシューズ(1943−)が編曲した「組曲版」など、ここには志半ばにして散った作曲家たちの生きた証しがあります。
CDA-67974
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集Vol.4
ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオーリ)

録音:2012年8月15日−18日、ベルリン・イエス・キリスト教会(ドイツ)
第4集では、ベートーヴェンの初期、中期、後期それぞれから1曲を選び年代順に配置するなど、前3作とは一味違ったプログラムを構成してきたヒューイット。1800年から1816年にかけての作風の変遷とその世界を、ヒューイットが、知的なフレージング、幅広いデュナーミク、輝かしい音色と響きで伝えてくれます。
第3楽章にフーガが用いられている「第28番」は、"フーガ"をテーマとした2013年10月の来日公演でも演奏された作品であり、このベルリン・イエス・キリスト教会での録音も大きな話題となることでしょう!
CDA-67976
ジャクソン:合唱作品集
吟遊詩人の声(世界初録音)
私は知っている、おお神よ
おお、最良の師よ(世界初録音)
トルーロー・ミサ/
トマス、カンタベリーのユダヤ人
真の光は神聖なもの
天使、大天使(世界初録音)
広げられた帆と船(世界初録音)
永遠なる天の栄光よ(世界初録音)
めでたし天の女王(世界初録音)
マリス・シルマイス(指)
ラトヴィア国立Cho
カスパルス・ゼミティス(エレキギター)

録音:2010年3月11日−19日&4月21日、セント・ジョンズ教会(リガ、ラトビア)
北大西洋の英国領バミューダ諸島出身の合唱作曲家ガブリエル・ジャクソン(1962−)の合唱作品集第2弾を歌うのは、バルト三国ラトビアの至宝マリス・シルマイスとラトビア国立合唱団
第2巻はラトビア国立合唱団の存在、ラトビアの詩人ドリス・カレヴァ(1958−)のテキストによる作品など、ラトビアの合唱の伝統が色濃く反映されている。「めでたし天の女王」では合唱とエレキギターが精妙なバランスが斬新であり美しい。世界初録音となる作品を多数収録した合唱ファン要注目の録音です。
CDA-67977
ヒンデミット:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1番イ長調
ピアノ・ソナタ第2番ト長調
ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調
変奏曲
マルクス・ベッカー(P)

録音:2012年12月10日−12日&2013年3月26日、ポットン・ホール(サフォーク)
ヒンデミット没後50周年リリース第2弾は、こちらもドイツ音楽のスペシャリスト、マルクス・ベッカーによるピアノ・ソナタ集! いずれも1936年に作曲された3曲のピアノ・ソナタ、そして破棄されたピアノ・ソナタ第1番の第2楽章である「変奏曲」。グールドにより「真のフーガの名手である」と評されたエピソードも有名なヒンデミット。12のフーガによる組曲「ルードゥス=トナリス」はもちろん、これらのピアノ・ソナタもバッハの対位法と鍵盤技法を受け継ぐ存在となっています。
CDA-67978
パレストリーナ:ミサ・アド・チェナム・アニ(ミサ曲「小羊の正餐を準備し」)
よき羊飼いは見出した
天の女王T/この日こそ
アレルヤ、わが主を彼らが運び去りぬ
地は震えたり
主の天使が天より下りぬU
神よ、わが神よ/わが心よ,主をたたえよ
民よ,われらの神なる主を祝福せよ
小羊の正餐を準備し
スティーヴン・ライス(指)
ブラバント・アンサンブル

録音:2012年6月7日−9日、聖マイケル&オール・エンジェルズ教会(サマータウン、オックスフォード)
フランドル楽派の知られざるポリフォニーの復興に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルが、後期イタリア・ルネサンスの巨匠パレストリーナのミサ曲をレコーディング!音楽学者としても有名な指揮者のスティーヴン・ライスが、ブラバント・アンサンブルとの演奏のために選んだパレストリーナの音楽は、1554年にローマで出版されたミサ曲集第1巻に収録された「ミサ・アド・チェナム・アニ」。パレストリーナを大抜擢した当時の教皇ユリウス3世に献呈された「ミサ・アド・チェナム・アニ」は、「小羊の正餐を準備し」に基づくカノン・ミサ。
30歳を前にして教皇庁のカペルラ・ジュリア(ジュリア礼拝堂聖歌隊)の楽長に就任したパレストリーナ初期のミサ曲が、ブラバント・アンサンブルのハーモニーで丁寧に組み立てられます。
CDA-67979
ヘンデル:アリア集
歌劇 「ラダミスト」 HWV.12よりQuando mai, spietata sorte
歌劇 「アルチーナ」 HWV.34より Mi lusinga il dolce affetto、Verdi prati、 Sta nell’Ircana
オラトリオ 「ヘラクレス」 HWV.60より There in myrtle shades reclined、Cease, ruler of the day, to rise、Where shall I fly?
歌劇 「エジプトのジューリオ・チェーザレ」 HWV.17より Cara speme, questo core
歌劇 「アリオダンテ」 HWV.33より Con l’ali di costanza、Scherza infida!、Dopo notte
アリス・クート(Ms)、
ハリー・ビケット(指)
イングリッシュ・コンサート

録音:2012年6月6日−9日、2013年9月6日−7日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
トレヴァー・ピノックが創設したピリオド・オーケストラ、「イングリッシュ・コンサート」がHyperion初登場! ピノック、マンゼからタクトを受け継いた現音楽監督、ハリー・ビケットの鮮やかな演奏で聞くヘンデルのアリア集。ソロでアリアを歌うのは、キングズ・コンソートによる「ヘンデル:ヘラクレス(CDA-67298)」にも参加していたイギリスのメゾ・ソプラノ、アリス・クート。 選びぬかれたヘンデルの偉大なアリアを、ドラマティックな色彩で見事に表現しています。

CDA-67980(2CD)
輸入盤
PCDA-67980(2CD)
国内盤税込定価
日本語解説付き
バッハ:フーガの技法 BWV.1080
コントラプンクトゥス1/コントラプンクトゥス2/コントラプンクトゥス3/コントラプンクトゥス4/コントラプンクトゥス5/コントラプンクトゥス6 「フランス様式の4声のフーガ」/コントラプンクトゥス7 「拡大と縮小による4声のフーガ」/コントラプンクトゥス8/コントラプンクトゥス9 「12度における4声のフーガ」/コントラプンクトゥス10 「10度における4声のフーガ」/コントラプンクトゥス11/コントラプンクトゥス12(正像)/コントラプンクトゥス12(鏡像)/コントラプンクトゥス13(正像)/コントラプンクトゥス13(鏡像)/反進行における拡大によるカノン/オクターヴのためのカノン/3度の対位法による10度のためのカノン/5度の対位法による12度のためのカノン/コントラプンクトゥス14(3つの主題によるフーガ)/コラール 「われ汝の御座の前に進みいで」 BWV.668a
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオーリ)

録音:2013年8月7日−9日、イエス・キリスト教会(ベルリン)
ピアノ王国ハイぺリオンの中核をなす1人、"鍵盤の女神"アンジェラ・ヒューイットによるバッハの新録音がついに登場!CD15枚組に及ぶバッハのピアノ作品集(CDS 44421/35)は“現代のレコード界における栄光のひとつ”と評され、「当代最高のバッハ弾き」として君臨するアンジェラ・ヒューイット。これまでのバッハ作品集にも収録されていないため、ヒューイットにとって初録音となるのは、バッハの未完の大作「フーガの技法」。2012年から弾き始めたという「フーガの技法」は比較的新しいレパートリーで、2013年8月に録音、その約2ヶ月後には来日公演でも全曲演奏されています。未完成のコントラプンクトゥス14は補完などせずに楽譜通りに弾き、出版譜の最後に掲載されたBWV.668aのコラール前奏曲も収録。アンジェラ・ヒューイットによる待望の録音「フーガの技法」が国内仕様盤&輸入盤同時発売。ピアノはもちろんファツィオーリ。
CDA-67985
ツェムリンスキー:交響曲ニ短調
交響曲変ロ長調
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCウェールズ・ナショナルO

録音:2013年2月10日−12日、BBCホディノット・ホール
マーラーからシェーンベルクへと系譜を繋ぐオーストリアの作曲家アレクサンダー・ツェムリンスキー(1871−1942)。ツェムリンスキーの交響曲といえば、ソプラノとバリトンと管弦楽のための「叙情交響曲」が有名だが、20代前半に書いた交響曲ニ短調(第1番)、20代半ばの交響曲変ロ長調(第2番)とも、マーラーやブラームスなどの影響を感じさせながら若い感性を発揮した大作。ロマンティック・コンチェルト・シリーズを始め、ロマン派から近代の知られざるレパートリーで定評のあるマーティン・ブラビンズ。決して録音の多いとは言えないこの若書き交響曲も、新たな決定盤となることでしょう。
CDA-67983
シューマン:ノヴェレッテ Op.21
夜想曲集 Op.23
ロマンス第2番嬰ヘ長調 Op.28-2
ダニー・ドライヴァー(P)

録音:2013年9月16日−18日、ポットン・ホール(サフォーク)
ピアノ王国ハイペリオンの次代のエース候補、ダニー・ドライヴァー。ヨーク・ボーウェンのスペシャリストとして、「ボーエンのピアノ・ソナタ」、「ピアノ協奏曲」を録音する他、「エリック・チザムのピアノ協奏曲」、「ベンジャミン・デイルのピアノ作品集」など、知られざるレパートリーで手腕を発揮。その後、C.P.E.バッハ、ヘンデルといったバロック〜古典派のピアノ演奏が高い評価を得たドライヴァーの次なる道は、ドイツ・ロマン派の大家、ロベルト・シューマンである!
ドライヴァーの完璧なスタイルと豊かな創造力で描く、シューマン。「ピアノ王国ハイペリオン」の充実はまだまだ続きます!
CDA-67986
ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲ロ短調*
管弦楽のためのパルティータ
ヒンデミットの主題による変奏曲
映画 「スピットファイア」 前奏曲とフーガ
アンソニー・マーウッド(Vn)* 、
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCスコティッシュSO
003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているマーティン・ブラビンズ。2011年に発売された「ウォルトンの交響曲第1番&第2番(CDA-67794)」が同曲の決定盤として高い評価を得るなど、英国近現代音楽に定評のあるマーティン・ブラビンズが振るウォルトンの新録音が登場。ウォルトンと交流のあったヒンデミットの作品を元に書き上げた管弦楽のための傑作「ヒンデミットの主題による変奏曲」の新盤は、英国音楽ファン要注目。「ヴァイオリン協奏曲」では、元フロレスタン・トリオのメンバーとして活躍し、ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズなど数多くの協奏曲録音でもお馴染みの名ヴァイオリニスト、アンソニー・マーウッドがソリストを担当。
CDA-67987
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第2番イ長調 Op.68
ピアノ五重奏曲ト短調 Op.57
マルク=アンドレ・アムラン(P)、
タカーチSQ〔エドワード・ドゥシンベル(Vn1)、カーロイ・シュランツ(Vn2)、ジェラルディン・ウォルサー(Va)、アンドラーシュ・フェイェール(Vc)〕

録音:2014年5月
シューベルト、ブラームス、シューマンといった独墺系プログラムを中心としながら、ブリテンの弦楽四重奏曲集(CDA-68004)でも成功を収めたタカーチSQ。アムランとの共演第2弾では、なんとショスタコーヴィチを録音。世界的名手たちがぶつかり合い醸成されるピアノ五重奏。大戦末期に書かれた重厚なる弦楽四重奏曲第2番。ロシア革命後の濃密なエクスタシーが詰まった70分間を体感できます。
CDA-67988
スクリャービン:詩曲全集
2つの詩曲 Op.32/悲劇的詩曲 Op.344
悪魔的詩曲 Op.36/詩曲 Op.41
2つの詩曲 Op.44/アルバムの綴り Op.45-1
おどけた詩曲 Op.45-2/スケルツォ Op.46
ワルツ風に Op.47/夢想 Op.49-3
儚さ Op.51-1/翼のある詩曲 Op.51-3
けだるい舞曲 Op.51-4/3つの小品 Op.52
皮肉 Op.56-2/ニュアンス Op.56-3
2つの小品 Op.57/アルバムの綴り Op.58
詩曲 Op.59-1/詩的夜想曲 Op.61
2つの詩曲 Op.63/2つの詩曲 Op.69
2つの詩曲 Op.71/詩曲 「焔に向かって」 2つの舞曲 Op.73
ギャリック・オールソン(P)

録音:2013年12月20日−22日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
1966年ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、1968年モントリオール国際コンクール、そして第8回ショパン国際ピアノ・コンクールで第1位に輝いたアメリカの名ピアニスト、ギャリック・オールソン。Hyperion第4弾となるアルバムでは、アレクサンドル・スクリャービンの「詩曲"全集"」という意欲的なレパートリーが登場!代表作でもある作品32の詩曲から、晩年の名作 「焔に向かって(炎に向かいて)」など、スクリャービンが書いた「詩曲」を作品番号順に網羅。ショパンを敬愛し作品にも大きく影響を受けたスクリャービンが残した、詩的な楽想を持つ小品の数々を、ショパン・コンクールを制し、ショパンの「ピアノ作品全集(CDS 44351/66)」で金字塔を打ち立てたオールソンが弾きこなします。
CDA-67991(2CD)
ボーウェン:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.112
アレグレット Op.105/組曲ニ短調 Op.28
G線上のメロディ Op.47/幻想曲ホ短調 Op.34
歌/ボレロ/メロディ/アルバムの綴り
ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 Op.7
ロマンス変ニ長調/セレナーデ
ヴァルス・アルモニーク
クロエ・ハンスリップ(Vn)、
ダニー・ドライヴァー(P)

録音:2012年3月29日−4月2日、ポットン・ホール(サフォーク)
神童から本物の天才女流へと成長を遂げたクロエ・ハンスリップと、当代随一のボーウェンのスペシャリスト、ダニー・ドライヴァー。ハイペリオン(Hyperion)の次代を担ってゆく若き名手たちが創り上げた、ヨーク・ボーウェン(1884−1961)の「ヴァイオリンとピアノのための作品全集」!
CDA-67993
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集 Op.27
ソナタ第1番ト短調/ソナタ第2番イ短調
ソナタ第3番ニ短調 「バラード」
ソナタ第4番ホ短調/ソナタ第5番ト長調
ソナタ第6番ホ長調
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)

録音:2014年5月12日−13日&19日−20日、ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス)
ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾであったウジェーヌ・イザイが、大バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」に影響され、一夜にしてスケッチを書き上げたとされる6つの無伴奏ソナタ。イブラギモヴァの「無伴奏」と言えば、2009年にバッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(CDA-67691/2)」を発売、瞬く間に大ヒットとなり、来日公演でもたびたび演奏されてきただけに、その流れを汲むイザイの無伴奏ソナタはファン待望の録音となります。華麗な活躍を続ける21世紀ロシアの名手、アリーナ・イブラギモヴァが鮮烈に彩るイザイ。
CDA-67994
タリス:ミサ曲「めでたし、けがれなき乙女」
おお主よ、御身の聖霊を与えたまえ
ミサ曲「めでたし、けがれなき乙女」
祝福されし者は疑いなく
おお主よ、われは御身に呼びかけ
汝ら我を愛さば
主よ、御身の神殿に住まんとするは誰か
新しき戒律を
アレルヤ、われらのために祈りたまえ
神が威厳もって立ち上がり
めでたし、けがれなき乙女
カージナルズ・ミュージック、
アンドルー・カーウッド(指)

録音:2012年11月12月−14日、フィッツアラン・チャペル、アランデル城(ウェスト・サセックス)
ウィリアム・バードの教会音楽の伝承者たちとして名声を確立してきたカージナルズ・ミュージックが、バードに続くシリーズとしてトマス・タリス(c.1505−1585)の教会音楽に本格的に取り組む時が来た!ヘンリー8世、エドワード6世、メアリー1世、エリザベス1世というチューダー朝の4人の国王に仕え、激動の宗教改革の時代を生きたタリス。カトリック、国教会のためにラテン語と英語の両方の典礼音楽を遺したタリスの芸術を、そして聖母マリアのためのミサ曲を、イギリスを代表するヴォーカル・アンサンブル、合唱団で活躍してきた精鋭たちのハーモニーで ――。
CDA-67995
C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ集
ソナタ.イ短調 H.30/ソナタ変イ長調 H.31
ソナタ.ホ短調 H.33/ソナタ変ロ長調 H.32
ソナタ変ホ長調 H.34/ソナタ.ロ短調 H.36
マハン・エスファハニ(Cemb)

録音:2013年1月2日−4日、ヘンリー・ウッド・ホール(イギリス)
新たにハイペリオン・ファミリーに加わる新しき才能が挑むのは、バッハの次男カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ。ヴュルテンベルク大公に献呈されたこの6つのソナタは、C.P.E.バッハの名声を確立する契機となった重要作。1744年、C.P.E.バッハが30歳の年に出版されており、奇しくも現在のマハン・エスファハニと殆ど同じ歳に書かれた作品集。およそ300年前に才気煥発な作曲家として名声を得た「ベルリンのバッハ」の代表作を、現代の溢れだす才能が弾きこなす――!

CDA-67996
イン・ザ・ナイト
シューマン:幻想小曲集より 「夜に」 Op.12-5
ベートヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2 「月光」
ショパン:夜想曲第7番嬰ハ短調 Op.27-1、
 夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2
ハフ:ピアノ・ソナタ第2番 「夜の光」
シューマン:謝肉祭 Op.9
スティーヴン・ハフ(P)

録音:2013年5月9日−10日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)
アムラン、ヒューイットと並びピアノ王国ハイぺリオンを牽引するイギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフ。2013年11月の来日公演ではリストのピアノ協奏曲第1番で圧巻の演奏を見せ、2月のNHK「クラシック音楽館」での放映も話題になったばかり。数々の賞に輝いているサン=サーンス、ラフマニノフ、チャイコフスキーなど、ピアノ協奏曲録音のイメージも強いハフだが、優れたレパートリーをセンスよくまとめた各種コンセプト・アルバムも絶品揃い。「ニュー・ピアノ」、「イングリッシュ」、「スパニッシュ」、「フレンチ」、「イン・リサイタル」と続いたコンセプト・アルバムの最新巻は、「イン・ザ・ナイト(夜に)」。
■その名の通り「夜」にまつわる曲を集めた今回のアルバムは、シューマンの「謝肉祭」と「夜に」、ベートーヴェンの「月光」、ショパンの「夜想曲」、そして注目は自作自演となるピアノ・ソナタ第2番 「夜の光(notturno luminoso)」。作曲家としても活躍するハフは、これまでも小品や編曲作品はHyperionにも録音してきたが、ピアノ・ソナタのような大作は初めての収録。現代に生きるコンポーザー=ピアニストとして本格的な評価を受けるときが来ました。
CDA-67997
ヤナーチェク&スメタナ:弦楽四重奏曲集
スメタナ:弦楽四重奏曲第1番ホ短調 「わが生涯より」
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番 「クロイツェル・ソナタ」 JW VII/8
 弦楽四重奏曲第2番 「ないしょの手紙」 JW VII/13
タカーチSQ〔エドワード・ドゥシンベル(Vn1)、カーロイ・シュランツ(Vn2)、ジェラルディン・ウォルサー(Va)、アンドラーシュ・フェイェール(Vc)〕

録音:2014年8月16日−20日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト/モンマス)
約10年ぶりの新録音となるスメタナの弦楽四重奏曲第1番「わが生涯より」。そして彼らにとって初録音となるヤナーチェクの2つの弦楽四重奏曲。強いストーリー性と深い情熱を湛えた3つのチェコの名作を、熟練の技術と豊かな躍動感で描きます。
CDA-67998
コンドゥクトゥスVol.2〜13世紀フランスの音楽と詩
Bulla fulminante
Ave, virga decoris incliti
Celorum porta
Quid ultra tibi facere
Gaude, virgo virginum
Veste nuptiali/Ave, tuos benedic
Ave Maria Salus hominum
Dic, Christi veritas
Ave, tuos benedic
Excutere de pulvere
Librum clausum et signatum
Aurelianis civitas
Dic, Christi veritas
Veste nuptiali
Naturas Deus regulis
Bulla fulminante
ジョン・ポッター(T)、
クリストファー・オゴーマン(T)、
ロジャーズ・カヴィ=クランプ(T)

録音:2013年1月16日−18日、国立古楽センター(ヨーク、イギリス)
パリ・ノートルダム楽派の音楽家たちが用いた音楽形式であり、1100年ごろに南フランスを起源として発祥した"行列歌"を意味する「コンドゥクトゥス」。時代と共にラテン語の宗教的内容だけでなく、フランス語の世俗的内容も誕生した「コンドゥクトゥス」。自由なテノール旋律を特徴とし、13世紀後半の「モテトゥス(モテット)」の登場までフランスで歌われた中世の声楽曲です。
前作(CDA-67949)と同じく、ヒリヤード・アンサンブルの新旧メンバー、ジョン・ポッターとロジャーズ・カヴィ=クランプ、南アフリカ生まれの古楽系テノール、ロジャーズ・カヴィ=クランプの共演が実現。
CDA-67999
コダーイ:弦楽四重奏曲第1番Op.2
弦楽四重奏曲第2番Op.10
弦楽三重奏のための間奏曲
ガヴォット
ダンテSQ
〔クリシア・オソストヴィッツ(Vn)、
ジル・フランシス(Vn)、
レイチェル・ロバーツ(Va)、
リチャード・ジェンキンソン(Vc)〕

録音:2013年2月1日−3日、ポットン・ホール(サフォーク)
ハンガリー民謡の収集・研究家としても知られるコダーイの弦楽四重奏曲にはハンガリーのメロディーがふんだんに使われており、バルトークによって「ハンガリー精神の最も完璧な実現者」と言われたコダーイの魅力と特徴が詰まった作品。
これまで「フォーレ&フランク(CDA-67664)」、「ドビュッシー&ラヴェル(CDA-67759)」、「シベリウス&スメタナ(CDA-67845)」と録音してきたダンテSQが、豊かなハンガリーの精神を表現してくれます。

CDA-68004
ブリテン:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番ニ長調 Op.25
弦楽四重奏曲第2番ハ長調 Op.36
弦楽四重奏曲第3番 Op.94
タカーチSQ
〔エドワード・ドゥシンベル(Vn1)
カーロイ・シュランツ(Vn2)、
ジェラルディン・ウォルサー(Va)
アンドラーシュ・フェイェール(Vc)〕

録音:2013年2月12日ー15日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)
シューベルト、ブラームス、シューマンといった独墺系プログラムを得意としてきたタカーチSQだが、今回はなんと20世紀イギリスの大作曲家ベンジャミン・ブリテン(1913ー1976/生誕100周年!)の弦楽四重奏曲集! ブリテンは若き日の習作も含めるといくつもの弦楽四重奏曲を書いているが、ここでは完成度の高い「番号付き」の3曲を収録。1941年兵役を逃れ渡米した先で作曲された第1番、1945年パーセルの没後250年を記念して作られ、傑作の誉れ高い第2番、そして死の前年となる1975年に書き上げた第3番。100周年のアニヴァーサリーを飾る堂々のリリースです!
CDA-68006
ヒンデミット:管弦楽作品集
弦楽と金管のための協奏音楽 Op.50(演奏会用音楽)
交響曲「画家マティス」
ウェーバーの主題による交響的変容
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCスコティッシュSO
2013年4月より名古屋フィルハーモニーSOの第8代常任指揮者を務め、日本のオーケストラへの客演も重ねているイギリスのマエストロ、マーティン・ブラビンズ。
ウォルトンの交響曲第1番&第2番(CDA-67794)の好演が記憶に新しい、スコットランドの雄、BBCスコティッシュSOとのコンビでは、没後50周年を迎えた20世紀ドイツの大作曲家ヒンデミットを取り上げます。
CDA-68007
メランコリーの芸術〜ダウランド:歌曲集
悲しみよ、とどまれ
さあもういちど、愛が呼んでいる
行け、透明な涙よ/ウィンター夫人のジャンプ
わが恋人が泣くのを見た/溢れよ、わが涙
彼女は私の過ちを許してくれるだろうか?
見よ、この不思議を
常にダウランド、常に悲しく
暗闇に住まわしておくれ/時は停止する
君たち、愛と運命に
恋人よ、知っているなら話しておくれ
ラクリメ/おいで、さあ、可愛い人
言葉であの人に訴えるべきか
噴きこぼれよ、わが涙/運命よ
来たれ、深き眠り
今、別れねばならぬ(蛙のガリアード)
イェスティン・デイヴィス(C.T)
トーマス・ダンフォード(Lute)

録音:2013年4月6日−8日、ポットン・ホール(サフォーク)
イギリス系カウンターテナーの伝統を受け継ぎ、新世代カウンターテナーの筆頭として目覚ましい活躍を見せる、イェスティン・デイヴィス。2012年の英Gramophone賞で、見事「リサイタル部門賞」に輝いた「グァダーニのためのアリア集(CDA-67924)」に続くHyperionのソロ録音は、16世紀イギリスのリュート音楽の大家、ジョン・ダウランド(1563−1626)のリュート歌曲集。宗教的な題材はほとんどなく、その世俗的な詩と美しく物悲しい旋律は時を超えて愛されています。伴奏のトーマス・ダンフォードは、アンサンブル・マルシュアスなどで活躍する若きリュート奏者。このダウランドがHyperion初登場。
CDA-68008
マショー:愛のダーツ
Il m’est avis qu’il n’est dons de nature/Se vous n’estes pour mon guerredon nee/Quant en moy / Amour et biaute parfaite / Amara valde/S’Amours ne fait par sa grace adoucir/Phyton, le mervilleus serpent/Ay mi, dame de valour/Lasse! comment oublieray / Se j’aim mon loial amy / Pour quoy me bat mes maris?/Pour ce que tous mes chans fais/DENIS LE GRANT (d1352) Se je chant mains que ne suelh/Helas, tant ay doleur et peinne/Sans cuer, m’en vois / Amis dolens / Dame, par vous/Dame, je sui cils / Fins cuers dous / Fins cuers dous/Rose, lis, printemps, verdure
オルランド・コンソート
〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、
マーク・ドーベル(T)、
アンガス・スミス(T)、
ドナルド・グレイグ(Br)〕

録音:2013年1月21日ー24日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス、イギリス)
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソートのハイペリオン第2弾。タリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支えるオルランド・コンソートのハーモニーで、第1弾の「真実の物語(CDA-67727)」に引き続き、14世紀の詩人であり"アルス・ノヴァ"を代表するフランスの音楽、ギョーム・ド・マショー(c.1300−1377)の音楽を歌います。
CDA-68010
シューベルト:さすらい人
さすらい人D.489/さすらい人D.649
さすらい人が月に寄せてD.870
ヘリオポリスTD.753/ヘリオポリスUD.754/ドナウ河の上でD.553
ブルックにてD.853/舟乗りD.536
郷愁D.456/十字軍D.932/別れD.475
さすらい人の夜の歌(第1作)D.224
さすらい人の夜の歌(第2作)D.768
秋D.945/海の静けさD.216
巡礼者D.794/ギリシャの神々D.677
森にてD.708/母なる大地D.788
フローリアン・ベッシュ(Br)、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)

録音:2012年11月11日−13日、オール・セインツ教会(ロンドン)
ロベルト・ホルの愛弟子であり、次代のリート界を担う逸材、フローリアン・ベッシュ。ONYXレーベルで録音した「冬の旅」、「美しき水車小屋の娘」は既に国内外で高い評価を得ており、Hyperionでのシューベルトにも期待がかかります。グレアム・ジョンソンとともに「歌曲大国」Hyperionを支える名伴奏者、ロジャー・ヴィニョールズのサポートも万全。
CDA-68011(2CD)
ウィリアムソン:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲第1番イ長調
2台のピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲イ短調*
ピアノ協奏曲第2番嬰ヘ短調
ピアノ協奏曲第3番変ホ長調
ピアノ,3本のトランペットと弦楽オーケストラのための協奏交響曲嬰ヘ長調
ピアノ協奏曲第4番ニ長調(世界初録音)
ピアーズ・レーン(P)、
ハワード・シェリー(指&P*)
タスマニアSO

録音:2012年7月18日−21日&2013年4月17日−20日、フェデレーション・コンサート・ホール(オーストラリア)
オーストラリア生まれ、グーセンスに師事し、渡英後はイギリス人以外では初めて女王の音楽師範(英国王室学長)に任命されたマルコム・ウィリアムソン(1931−2003)。様々な音楽の影響を受け、クラシックから映画音楽まで自身も幅広い作品を遺したウィリアムソンの、4つのピアノ協奏曲と2台ピアノ協奏曲、そして協奏交響曲までを網羅した2枚組。
ソリストは、ウィリアムソンと同じアングロ・オーストラリアン(イギリス系オーストラリア人)であり、当代きっての知性派ピアニスト、ピアーズ・レーン! そして、ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズでもお馴染みの、英国の名匠ハワード・シェリーと、オーストラリアのタスマニア島が世界に誇るオーケストラ、タスマニアSOの絶妙コンビも盤石。
1960年代には「イギリスでもっとも委嘱作品の多い作曲家」と言われ、オーストラリアとイギリスの音楽史に欠かせぬ存在であるウィリアムソンだが、現代では演奏・録音ともに決して多いとは言えない。それだけに、世界初録音&世界初演となったピアノ協奏曲第4番を含むこの全集は、ウィリアムソンの再評価の契機ともなるでしょう。
CDA-68013
喜べ、主を賛美せよ〜ウェストミンスター寺院の賛歌集
ヴォーン・ウィリアムズ:よろずのくにびと
ゴス:わが魂よ、天なる王を賛美せよ
アーヴァイン、グラント、ロス:主は我が導師
ローランズ:天なる喜び
ヒューズ:我を導きたまえ
ヘンデル:喜べ、主は王であらせられる
パーセル:キリストは堅固な土台となり
ギボンズ:父なる愛
ギボンズ:涙はゆるやかに流れ
ヘンデル:よろこべやたたえよや
ハウエルズ:神への我が希望は揺るがず
スタンフォード:聖パトリックの胸当て
パリー:人々の父なる主よ
 おお、主を賛美せよ!
ウェズリー:おお、天上より来たりしあなたよ
作曲者不詳:生けるものすべて
クロフト:天地の御神をば
ヴォーン・ウィリアムズ:イエスの声がかく語るのが聞こえた
 降り来れ、おお神の愛よ
作曲者不詳:ちからの主を ほめたたえまつれ
モンク:日暮れて四方は暗く
パリー:エルサレム
ウェストミンスター寺院聖歌隊、
ジェームズ・オドンネル(指)
ロバート・クィンニー(Org)

録音:2012年10月4日−5日&2013年1月17日−18日、ウェストミンスター寺院(ロンドン)
世界遺産にも指定されている英国国教会の教会、ウェストミンスター寺院。かつてカトリックのウェストミンスター大聖堂聖歌隊の音楽監督として活躍した名合唱指揮者、ジェームズ・オドンネルとウェストミンスター寺院の新しいプログラムのテーマは「賛歌」。16世紀のギボンズからパーセル、ヘンデル、そしてパリー、ヴォーン・ウィリアムズに至る、ウェストミンスター寺院の「賛歌」の歴史を、英国有数の教会聖歌隊のハーモニーで。
CDA-68014
ヒンデミット:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.11-1
ヴァイオリン・ソナタ.ニ長調 Op.11-2
ヴァイオリン・ソナタ.ホ長調
ヴァイオリン・ソナタ.ハ長調
瞑想曲
ターニャ・ベッカー=ベンダー(Vn)、
ペーテル・ナジ(P)

録音:2012年11月20日−22日、イエス・キリスト教会(ベルリン)
ドイツの才人パウル・ヒンデミット(1895−1963)の没後50周年リリース! ヴィオラ弾きでもあったヒンデミット、Hyperionからはローレンス・パワーによる「ヴィオラ作品全集(全3巻)」が人気を博しており、ヴィオラだけでなくヴァイオリンやピアノなど様々な楽器も弾きこなしたという才人ヒンデミットのヴァイオリン・ソナタも、後期ロマン派からバロック、対位法など様々な語法が活かされた秀作揃い。ドイツ物と言えばこの人、ドイツの才女ターニャ・ベッカー=ベンダー! 銘器ジュゼッペ・グァルネリ・デル・ジェスでまたも絶品のヒンデミットを聴かせてくれます。
CDA-68015
アレンスキー:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.32、
ピアノ三重奏曲第2番ヘ短調 Op.73
ラフマニノフ:ヴォカリーズ(コニュス編/ピアノ三重奏版)
レオノーレ・ピアノ三重奏団
〔ティム・ホートン(P)、
ベンジャミン・ナバロ(Vn)、
ジェマ・ローズフィールド(Vc)〕

録音:2013年3月9日−11日、ワイアストン・コンサート・ホール
アレンスキーの代表作でもあるピアノ三重奏曲2つに、様々な編曲版の存在するラフマニノフの名曲「ヴォカリーズ」のピアノ三重奏版をカップリング。編曲者のジュリアス(ユーリ)・コニュス(1869−1942)は、アレンスキーに師事し、ラフマニノフとも親交を結んだロシアの作曲家。若きアンサンブルの溌溂とした演奏で、ロシア・ロマンティックの芳醇な香りが立ち込めます。
CDA-68016
ドビュッシー:歌曲集Vol.3
音楽 L.54/ロマンス L.53
アリエルのロマンス L.58/哀惜 L.59
弓 L/22/悲しい歌 L.24
愛の口づけ L.23/エルフたち L.25
愛し合い、そして眠ろう L.7
祈願 L.18/セレナード L.29/夢想 L.3
眠りの森の美女 L.81
彼はまだ眠っている L.34/ばら L.28
ピエロ L.30/口づけ L..9/庭で L.107
リラ L.36/カプリス L.6/そよ風 L.19
華やかな宴 L.31
歌曲集 「2人の恋人の散歩道」 L.129
感傷的な風景 L.55
ジェニファー・フランス(S)、
ジョナサン・マクガヴァン(Br)、
マルコム・マルティヌー(P)

録音:2013年2月10日(ジョナサン・マクガヴァン)、2月14日−15日(ジェニファー・フランス)、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー/ロンドン)
名伴奏者、マルコム・マルティヌーのピアノで贈る、フランス印象派の大家クロード・ドビュッシーの歌曲集第3弾。今回Hyperion初登場となるのは、2014年キャスリーン・フェリアー賞を受賞した若きソプラノ、ジェニファー・フランス。ダイヤモンドのような美しさに、スリリングな表現を持ち合わせ、「エルフたち L.25」など近年発見された歌曲を含む、ドビュッシーの美しきロマンスを歌います。
CDA-68017
ヴィンチェンツォ・ガリレイ:ウェル=テンパード・リュート
タブラチュア・リュート曲集(1584)より トーンT〜トーンW
ザク・オズモ(Lute)

録音:2014年11月10日−11日、12月12日ー13日&2015年1月5日、聖三位一体教会(ウェストン/サウサンプトン)
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ生まれ、現在はハル大学のディレクターをはじめ、イギリスを中心に活躍するリュート奏者、音楽学者のザク・オズモ。天文学者ガリレオ・ガリレイの父であり後期ルネサンスのリュート奏者、ヴィンチェンツォ・ガリレイのリュート作品集は、音響学、音楽理論の発展にも大きな功績を残したガリレイの重要作。
CDA-68018
ルビンシテイン:ピアノ四重奏曲集
ピアノ四重奏曲ヘ長調 Op.55bis(ピアノと弦楽ヴァージョン世界初録音)
ピアノ四重奏曲ハ長調 Op.66(世界初録音)
レスリー・ハワード(P)、
リタ・マニング(Vn)、
モーガン・ゴフ(Va)、
ジャスティン・ピアソン(Vc)

録音:2013年5月15日−17日、ポットン・ホール(サフォーク)
フランツ・リストの世界的権威であり、全98枚におよぶ「リスト:ピアノ作品全集」の完成という前人未到の偉業を達成したピアノスト、レスリ・ハワード。久々の新録音は、アントン・ルビンシテイン(1829−1894)が遺したピアノ四重奏曲。 ヘ長調の四重奏曲は、もともとピアノと管楽器(fl, cl, hr, fg)のために書かれた五重奏曲Op.55を、ピアノと弦楽(vn, va, vc)の四重奏版へと改訂したもので、このヴァージョンは世界初録音となります。ハ長調の四重奏曲は、作曲当時ルビンシテインのもっとも人気のある曲の1つでありながら、現代では忘れ去られてしまっていた作品であり、このアルバムが世界初録音。 リストの異稿や断片、新発見作品など数々の世界初録音を誇るレスリー・ハワードが、ロシア・ロマン派のヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ルビンシテインの知られざる傑作を弾きます。
CDA-68019
モンテヴェルディ:愛と喪失のマドリガーレ集
マドリガーレ集第8巻 「戦いと愛のマドリガーレ」〜 天によって導かれSV.154、
タンクレディとクロリンダの戦いSV.153、
天と地と風が沈黙しSV.147
マドリガーレ集第7巻〜ああ, 恋人はどこにSV.140
マドリガーレ集第6巻〜西風が帰り, 美しい季節を運ぶSV.108、
ああ, 美しいその顔SV.112、
愛する女の墓で流す恋人の涙SV.111
メールラ:チャコーナ
アルカンジェロ、
ジョナサン・コーエン(指)
ジェイムス・ギルクリスト(T)

録音:2013年3月11日&13日−15日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
チェリストのジョナサン・コーエンが創設したイギリスのピリオド・アンサンブル「アルカンジェロ」は、ヴァイオリンにボヤン・チチッチ、ヴィオラ・ダ・ガンバにジョナサン・マンソンなどを擁する実力派。2011年よりHyperionからリリースを始め、これが4作目。2作目の「グァダーニのためのアリア集(CDA-67924)」は、2012年の英Gramophone賞で、見事「リサイタル部門賞」に輝いています。
CDA-68020
追憶のための音楽
デュリュフレ:レクイエム Op.9
ヴォーン・ウィリアムズ:主よ、あなたはわれらの避難所である
ムーア:ディートリヒ・ボンヘッファーの3つの祈り
ハウエルズ:地よ,慈しみもてこの人を収め給え
タヴナー:ザ・ピース・ザット・サーパセス・アンダスタンディング
ジェイムズ・オドンネル(指)
ウェストミンスター寺院聖歌隊、
ブリテン・シンフォニア
ロバート・クィンニー(Org)

録音:2013年2月4日、5日、7日&2014年2月4日、ウェストミンスター寺院/2013年5月24日、聖アルバンズ教会(イギリス)
世界遺産にも指定されている英国国教会の教会、ウェストミンスター寺院。かつて"カトリック"のウェストミンスター大聖堂聖歌隊の音楽監督として活躍した名合唱指揮者、ジェームズ・オドンネルとウェストミンスター寺院の新しいプログラムは、2つの世界大戦の影にイギリスとフランスで作曲された、メモリアル・ミュージック。モーリス・デュリュフレを代表する名作「レクイエム」から、ヴォーン・ウィリアムズ、ハウエルズ、そしてジョン・タヴナーらの平和と祈りの音楽を英国有数の教会聖歌隊のハーモニーで。
CDA-68025
ユリウス・イッサーリス:ピアノ作品集
バラード.ト短調 Op.3-1
バラード変ホ短調 Op.3-2
モメント・トリステ/10の前奏曲 Op.2より 第1番ハ長調、第2番ハ短調、第4番ロ短調、第6番ヘ短調、第7番ヘ短調、第8番変ホ長調、第10番ト短調
エキゾチックな前奏曲 Op.10-2
トッカータ・イン・フォースズ Op.10-1
バラード イ短調(チェロとピアノのための)*
おとぎ話 Op.6
3つのピアノ小品 Op.8
ロシアの思い出 Op.9
奇想曲イ短調 Op.12
子供の頃の思い出 Op.11
どうして?/ロシアの踊り Op.7
サム・ヘイウッド(P)、
スティーヴン・イッサーリス(Vc)*

録音:2013年1月2日−4日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
サム・ヘイウッドは2011年のイッサーリスの来日公演でもデュオを組んだオーストラリア、ブリスベン出身のイギリスのピアニスト。英ロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティからは権威あるユリウス・イッサーリス・スカラシップを贈られるなど、さらなる飛躍が期待されています。そしてカザルスに献呈された「バラード イ短調」を弾くのは、もちろんユリウスの孫であるスティーヴン・イッサーリス!ユリウスの「ピアノ作品集」は、イッサーリス一族の音楽的才能のルーツをたどる貴重な機会となることでしょう。
CDA-68026
タリス:ミサ・プエル・ナトゥス・エスト・ノビス(ミサ曲 「幼子われらに生まれ」)
世の救い主なる主よ
幼子われらに生まれ(単旋律聖歌)合唱隊が予言を
ベネディクトゥス(ほめたたえよ、イスラエルの神 である主を)
4声のマニフィカト
われは天の声をききぬ/見よ奇跡を
カージナルズ・ミュージック、
アンドルー・カーウッド(指)

録音:2013年2月20日−22日、フィッツアラン・チャペル、アランデル城(ウェスト・サセックス)
タリス・スコラーズやオルランド・コンソート、オックスフォード・カメラータなどのメンバーとして活躍し、現在はセント・ポール大聖堂の音楽監督を務める英国古楽界の名匠アンドルー・カーウッドが率いるイギリスのア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージック。
グラモフォン賞のRecord of the Year(年間最優秀ディスク賞)を受賞したウィリアム・バードの教会音楽集に続き、カージナルズ・ミュージックの新たなる柱となるのが、マス・タリス(c.1505−1585)の教会音楽集。
タリス第3弾は、クリスマス(主の降臨の祝日)の第3ミサ「幼子われらに生まれ」を定旋律とした7声のミサ「プエル・ナトゥス・エスト・ノビス」。イングランド女王メアリー1世を刺激したタリスの傑作クリスマス・ミサを、一流ソリストたちが集うアンサンブルの素晴らしき歌声で聴く。

CDA-68028
チャイコフスキー:四季 Op.37b、
6つの小品 Op.19
パヴェル・コレスニコフ(P)

録音:2013年8月16日−18日ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス)
“全てが驚異!「四季」全12曲を真に描き切った世紀の名演!”
コレスニコフは、1989年ロシアのノヴォシビルスクに生まれ、2012年には「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」で優勝しています。
「○○以来の名演」という文言はよく見かける常套句ですが、この「四季」はリヒテル以来の感動ものと言わずにはいられません!否、作品の自然な佇まい活かしながら、思いもよらないニュアンスの多彩さを示したという点で、リヒテル以上かも知れません。事前にYouTubeの動画を見て、只者ではないと思たのは、偶然ではありませんでした。
まずはバランス感覚が驚異的!部分的なデフォルメを用いずに、各曲の個性が引き立つ術を完全に心得ているのです。そしてニュアンスの幅広さ!音のパレットはまさに無限。そのため、予定調和的に音楽が進行することがないのです。
第1曲目の「1月」。札響かの心象風景にしっかりと焦点を当てながら、じっくりと語ります。中間部の内省的な深みは尋常ではありません。それが「2月」では、別人のように骨太タッチで容赦なくリズムを弾ませ、こんなアドレナリンをどこに隠していたのか全く不思議ですが、音楽のフォルム感を全く崩さない制御力にも唖然。「5月」は、冒頭アルペジョから可憐な詩情がふわっと香り、思わずうっとり。これが20代の若者の技でしょうか?この前半と後半の音の少ない箇所で、ニュアンスが途切れず、聴き手の意識を惹きつける手腕、本当に信じられません。「舟歌」は、作為的なアゴーギクなど欠片もなく、リヒテルのような瞑想に入り込むこともなく、それでいて孤独の哀愁が切々と流れます。「物悲しさ」以上のニュアンスを音に乗せることができる鋭敏な感覚は、どこから来るのでしょうか?相当に心の傷を負った人間にしか実現不可能だと思うのですが。最終曲では、ショパンの名演を期待せずにいられないほど,リズムとフレージングが完全に一体化!
「四季」を全曲通して聴くことは殆どないという方も多いと思いますが、この演奏ばかりは、途中で切り上がることはできないでしょう。
「6つの小品」も聴き出したら最後、音楽の深さに完全に取り込まれること必至。第4曲の単純でわかりやすいメロディーが、これほど切実に胸に迫ったことはありません。【湧々堂】

※2012年ホーネンス・コンクールでの「チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番」がYouTubeでご覧になれます!
https://www.youtube.com/watch?v=VDQCuTDCNC8

CDA-68029(2CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 K.576
ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283
ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
ピアノ・ソナタ第16番変ロ長調 K.570
ロンド.ニ長調 K.485/ジーグ.ト長調 K.574
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 K.545
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K.282
ロンド.イ短調 K.511/幻想曲ニ短調 K.397
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2013年7月5日−6日、8日−9日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
ブゾーニの後期ピアノ作品集(CDA-67951/3)が、ドイツのEcho(エコー)クラシック賞2014でピアノ部門賞受賞、更にBBC Music Magazine Awards 2015でも器楽部門賞にノミネートするなど、世界的な活躍を続けているカナダのスーパー・ヴィルトゥオーゾ、マルク・アンドレ=アムラン。現在は「知られざる難曲」や「超絶技巧作品」の路線から、シューマン、シューベルト、ブラームス、ショパン、リスト、ドビュッシー、ハイドンなど、王道レパートリーへと主軸を移し録音&コンサート活動をしているアムラン。大成功を収めたハイドンのピアノ・ソナタ集(CDA-67554、CDA-67710、CDA-67882)に続く、アムランのウィーン古典派プログラム、モーツァルトのピアノ・ソナタ集が登場! ジャケット・デザインもハイドン・シリーズを踏襲!
CDA-68030
ヤナーチェク:草かげの小径にて 第1集 JW.VIII/17
シューマン:森の情景 Op.82、
 子供の情景 Op.15
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2013年3月30日−31日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
"ピアノ王国ハイペリオン"を支えるカナダのスーパー・ヴィルトゥオーゾ、マルク・アンドレ=アムラン! 幼くして亡くなった娘に捧げられたレオシュ・ヤナーチェクの曲集「草かげの小径にて」。アムランは、ピアノ・レア・レパートリーの祭典「フーズム城音楽祭」の2000年ライヴ(DACOCD 559)に「草かげの小径にて」の抜粋(4曲)を録音しているため、今回の第1集全10曲の新録音は、アムラン・ファン、ヤナーチェク・ファン、稀少ピアノ作品ファンにとっても、待望の録音となるでしょう。
そして、「蝶々&幻想小曲集(CDA-67120)」、「ピアノ・ソナタ第2番&交響的練習曲(CDA-67166)」、タカーチSQと共演した「ピアノ五重奏曲(CDA-67631)」などの録音で高い評価を受けてきた、ロベルト・シューマンの新録音。「子供の情景」は、Hyperionからは2010年にアンジェラ・ヒューイットも録音を出しているだけに、Hyperionの2大ピアニスト、アムランとヒューイットの聴き比べも楽しめます。
CDA-68031(2CD)
バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV.248 スティーヴン・レイトン(指)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジCho
エイジ・オヴ・インライトゥメントO
ジェイムス・ギルクリスト(エヴァンゲリスト/テノール)、
キャスリン・ワトソン(S)、
イエスティン・デイヴィス(C.T)、
マシュー・ブルック(Bs)

録音:2013年1月10日−14日、トリニティ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ、イギリス)
ポリフォニーとの共演による「ヨハネ受難曲」で大成功を収めたスティーヴン・レイトン。ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団との共演となる「クリスマス・オラトリオ」では、エヴァンゲリストに古楽系レパートリー、特にバッハの演奏で実績抜群のテノール、ジェイムス・ギルクリストを起用するなど、進境著しいカウンタテナーのイエスティン・デイヴィスも含めて、ソリストの充実振りも心強い。合唱王国イギリスの名指揮者と名門合唱団、同国を代表するピリオド・オーケストラの共演。英国古楽界から「クリスマス・オラトリオ」の新たな決定盤が登場です!
CDA-68033
ドホナーニ:ピアノ独奏作品全集Vol.3
ドホナーニ:ハンガリー牧歌 Op.32a、ハンガリー民謡による変奏曲 Op.29、3つの小品 Op.23、ガヴォットとミュゼット
ドリーブ(ドホナーニ編):花のワルツ/ヨハン・シュトラウス2世(ドホナーニ編):宝のワルツ Op. 418、あなたとあなた Op.367
マーティン・ロスコー(P)

録音:2014年4月3日ー5日、ポットン・ホール(サフォーク)
ピアノ王国ハイペリオン(Hyperion)の主要ピアニストの1人、イギリスの名手マーティン・ロスコーが進めるエルネー・ドホナーニ(1877−1960)のピアノ独奏作品全集。第3巻では、ハンガリーのコンポーザー=ピアニストであったドホナーニらしく、ハンガリー由来の作品や、レオ・ドリーブの名曲「花のワルツ」、ヨハン・シュトラウス2世のワルツの独奏ピアノ・アレンジなど、ドホナーニの優れたピアノ書法が発揮されるプログラム。全4巻を予定するこの全集も残すところあと1巻。古くはロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズでの「ピアノ協奏曲(CDA-66684)」から始まった、マーティン・ロスコーのドホナーニはその解釈も万全。
CDA-68034
シューベルト:歌曲集 「冬の旅」 ジェラルド・フィンリー(Br)、
ジュリアス・ドレイク(P)

録音:2013年2月26日−28日、オール・セイント教会(ロンドン)
2008年のバーバー、2009年のシューマン、2011年のブリテンと、3度の英グラモフォン賞声楽部門賞に輝いているカナダの名バリトン、ジェラルド・フィンリーとジュリアス・ドレイクの名コンビ。フィンリーは、ハイペリオンではグレアム・ジョンソン伴奏による「シューベルト:歌曲全集」のプロジェクトに一部参加していたが、本格的なシューベルト・アルバムは初めて。オペラ歌手としての評価も高いフィンリーだが、グラモフォン賞を獲得した「シューマン:詩人の恋とハイネの詩による歌曲」のほか、前作の「シューマン:リーダークライス」も高い評価を得ており、ドイツ・リートの最高峰「冬の旅」でも高いパフォーマンスを発揮してくれることでしょう。
CDA-68035
フランス・バロックの歌姫〜マリー・フェルのためのアリア集
ラコスト:ああ! いつになったら幸せな日々が帰ってくるのだろう?(「ピロメラ」 より)
ラランド:地のもろもろの国よ(「神よ立ち上がって」 S71 より)、
 「テ・デウム・ラウダムス」 S32 より
ルソー:サルヴェ・レジナ(ようこそ天の女王)
ラモー:優しい興味があなたを呼び寄せる ― 悲しい飾り付け(「カストルとポリュクス」 より)、
 恋愛の神よ, おまえの投げ矢を投げよ(「プラテ」 より)
モンドンヴィル:さえずる小鳥よ(「ダフニスとアルシマデュール」 より)
フィオッコ:「ラウダーテ・プエリ」 より
モンドンヴィル:さあ, われらは拝み (「来たれ、喜びの声をあげよう」 より)
ラモー:魅惑のリラ(「アムールの驚き」 よりのディヴェルティスマン)
ラランド:地のもろもろの果ては見た(「カンターテ・ドミノ」 S72 より)
モンドンヴィル:どうか, あなたがたは, きょう, そのみ声を聞くように(「来たれ、喜びの声をあげよう」 より)
キャロリン・サンプソン(S)、
ジェフリー・スキッドモア(指)
エクス・カシドラ

録音:2013年6月3日−5日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
キングズ・コンソートとの数々の名唱を残してきた古楽系ソプラノの最高峰、キャロリン・サンプソンが歌う、フランス・バロック・アリア集! 伴奏は、英国古楽界の名指揮者ジェフリー・スキッドモアが率いるバーミンガムのピリオド・オーケストラ&合唱団、エクス・カシドラ。ラモーの愛の歌を歌った「愛の支配(CDA67447)」でも見事な共演を実現させているサンプソンとエクス・カシドラの組み合わせで臨むのは、18世紀フランスで人気を誇ったオペラ歌手、マリー・フェル(1713−1794)のために書かれたアリア集。1734〜1769年にかけてパリ・オペラ座やルイ15世の宮廷、コンセール・スピリテュエルなどで歌われ人々を魅了したアリア。"フランス・バロックの歌姫"マリー・フェルが巻き起こした感動を、"現代の歌姫"キャロリン・サンプソンが再現します。
CDA-68036
ピエルネ:ピアノ五重奏曲ホ短調 Op.41
ヴィエルヌ:弦楽四重奏曲ニ短調 Op.12
ゴールドナーSQ、ピアーズ・レーン(P)

録音:2013年5月8日−10日、ポットン・ホール(サフォーク)
19世紀〜20世紀フランス音楽界に大きな足跡を残したガブリエル・ピエルネ(1863−1937)。フォーレに献呈されたピエルネのピアノ五重奏曲は、師であるマスネ&フランクの影響を感じさせ、バスクの舞曲"zortzico"が使われています。盲目のオルガニスト、作曲家のルイ・ヴィエルヌ(1870−1937)もピエルネと同時代の重要な作曲家。ヴィエルヌもピアノ五重奏を書いているが、ここでは明るく華やかな楽想で親しまれる弦楽四重奏曲を収録。
CDA-68037
プロコフィエフ&ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲集
プロコフィエフ:チェロ協奏曲ホ短調 Op.58
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番変ホ長調 Op.107
プロコフィエフ:行進曲(子供のための音楽 Op.65より/ピアティゴルスキー編独奏チェロ版)
スティーヴン・イッサーリス(Vc)、
パーヴォ・ヤルヴィ(指)フランクフルトRSO

録音:2013年7月3日−4日、フランクフルト放送ホール(ショスタコーヴィチ)&2013年12月12日−13日、フランクフルト旧オペラ座(プロコフィエフ/ライヴ)
独創性に富み高度な技術を必要とするプロコフィエフのチェロ協奏曲ホ短調(第1番)、プロコフィエフの交響的協奏曲(チェロ協奏曲第2番)に大きく影響されたショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番。ラストトラックには、プロコフィエフのチェロ協奏曲ホ短調のアメリカ初演者でもあるグレゴール・ピアティゴルスキーの編曲による、独奏チェロ版「子供のための音楽より〜行進曲」も収録。
2015/2016年シーズンにはNHKSOの首席指揮者就任を控えますます充実していくパーヴォ・ヤルヴィが、イギリスの国宝級チェリスト、スティーヴン・イッサーリスと奏でるプロコフィエフ&ショスタコーヴィチ。
CDA-68038
バード:3つのミサ曲
5声のミサ/4声のミサ/3声のミサ
アヴェ・ヴェルム・コルプス
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、
マーティン・ベイカー(指)

録音:2013年7月11日−12日、10月14日−15日、ウェストミンスター大聖堂(ロンドン)
創設初期から現代まで、Hyperion Recordsの宗教合唱の柱として録音を続ける英国の名門ウェスト・サイド・ストーリー大聖堂聖歌隊。デイヴィッド・ヒル、ジェームズ・オドンネルらの名匠に続き、2000年より音楽監督を務めるマーティン・ベイカーの指揮による、ウィリアム・バードが登場。
イギリス・ルネサンスの大作曲家バードの代表作にして屈指の名曲、「3声・4声・5声による3つのミサ」を、名門聖歌隊の敬虔なる歌声で。
CDA-68039
ケネス・レイトン:合唱作品集
マニフィカトとヌンク・ディミッティス
神の威厳
信仰の翼を与えたまえ/ミサ・ブレヴィス Op.50
グローリア・ミサ Op.82より 「イテ・ミサ・エスト」(オルガン独奏)
What love is this of thine
セカンド・サーヴィス Op.62
クルチフィクス・プロ・ノビス Op.38
スティーヴン・レイトン(指)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジCho

録音:2013年7月4日−5日、トリニティ・カレッジ・チャペル&2013年7月8日−10日、リンカン大聖堂
ケネス・レイトン(1929−1988)は、大戦後のイギリスを代表する作曲家。Chandosレーベルからは管弦楽曲を中心に、室内楽曲、ピアノ曲、合唱曲など、レイトンの諸作品が録音され再評価が進み、Hyperionからは、セント・ポール大聖堂聖歌隊(CDH-55195)、ウェルズ大聖堂聖歌隊(CDA-67641)に続く3作目となるケネス・レイトンの合唱作品集。
自身もウェイクフィールド大聖堂の少年聖歌隊員として音楽の道を歩んだケネス・レイトンの合唱作品は、伝統的な書法とラジカルな音楽が精妙にブレンドされています。名匠スティーヴン・レイトンによるこのアルバムは、ケネス・レイトンの魅力を更に世界に広める機会となるでしょう。

CDA-68040
クライスラー:ヴァイオリン作品集
クライスラー:前奏曲とアレグロ、
 シンコペーション、美しきロスマリン、
 愛の悲しみ、愛の喜び、道化役者、
 中国の太鼓 Op.3
グルック(クライスラー編):メロディー(歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より)
クライスラー:おもちゃの兵隊の行進曲
 狩、ウィーン奇想曲 Op.2、
 ボッケリーニの様式によるアレグレット ファリャ(クライスラー編):スペイン舞曲(歌劇「はかなき人生」より)
ドヴォルザーク(クライスラー編):マズルカ.ホ短調(スラブ舞曲Op.72-2より)
クライスラー:ウィーン風小行進曲
タルティーニ(クライスラー編):ソナタ.ト短調 「悪魔のトリル」 Bg.5
ジャック・リーベック(Vn)、
カーチャ・アペキシェワ(P)

録音:2013年4月2日−4日、セント・ジョージ教会(ブランドン・ヒル、ブリストル)
王道のレパートリーから様々な室内楽作品、サウンドトラックまで幅広く手がけるリーベックのHyperion第1弾は、19世紀〜20世紀にかけての偉大なるヴァイオリニストにして、作編曲家としても数々の名作を世に残したフリッツ・クライスラー(1875−1962)の作品集。ヴァイオリン小品として超定番レパートリーとなっている「愛の喜び」、「愛の悲しみ」などのオリジナル作品から、ドヴォルザークの「スラブ舞曲」、タルティーニの「悪魔のトリル」などの優れたアレンジまで。クライスラーの魔法のようなヴァイオリン音楽を、G.B.グァダニーニ最晩年の銘器、1785年製の"Ex-Wilhelmj"で描き出します。
CDA-68041(2CD)
ヘンデル:8つの大組曲
組曲第1番イ長調 HWV.426
組曲第2番ヘ長調 HWV.427
組曲第3番ニ短調 HWV.428
組曲第4番ホ短調 HWV.429
組曲第5番ホ長調 HWV.430
組曲第6番嬰ヘ短調 HWV.431
組曲第7番ト短調 HWV.432
組曲第8番ヘ短調 HWV.433
組曲ハ短調 「パルティア」 HWV.444
組曲ホ短調 HWV.438
シャコンヌ.ト長調 HWV.435
ダニー・ドライヴァー(P)

録音:2012年11月11日−13日、オール・セインツ教会
ピアノ王国ハイペリオンの次代のエース候補、ダニー・ドライヴァー。ヨーク・ボーウェンのスペシャリストとして知られる他、近年はC.P.E.バッハの鍵盤作品集が世界各国で賞賛を浴びています。C.P.E.バッハに続いて、18世紀の作品をモダン・ピアノによってスタイリッシュに描くのは、イギリス、キャノンズ時代のヘンデルが書き上げたクラヴィーアのための大作組曲。精巧に構築されたバッハの組曲と比べ、即興的に書き下ろされた印象も受けるヘンデルのこれらの組曲。その分、奏者のイマジネーションに委ねられる余地も大きく、ドライヴァーのセンスと力量が存分に発揮されています。ちなみに、組曲第5番の第4曲「エアと変奏」は、「調子の良い鍛冶屋」の愛称で知られる人気曲。
CDA-68045
バッハ、ヘンデル、スカルラッティ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集
バッハ:ソナタ.ト長調.BWV.1027
スカルラッティ:ソナタ.ニ短調.Kk.90*
バッハ:ソナタ.ト短調.BWV.1029
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ.ト短調.HWV.364b*
バッハ:ソナタ.ニ長調.BWV.1028
 われ汝を呼ぶ、主イエス・キリストよ.BWV.639
スティーヴン・イッサーリス(Vc)
、リチャード・エガー(Cemb)、
ロビン・マイケル(チェロ〔通奏低音〕)*

録音:2014年5月28日−30日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト/モンマス/イギリス)
イッサーリスとエガーは、大バッハが書いたヴィオラ・ダ・ガンバのための3つの素晴らしいソナタにヘンデルとスカルラッティのソナタを組み合わせ、最後にバッハのコラールを配置しこの上ないソナタ集として完成。イッサーリスにとっては、2007年に発売された「無伴奏チェロ組曲(CDA-67541/2)」以来となる、大きなバッハ・プロジェクト。ヘンデルとスカルラッティのソナタで通奏低音として参加するロビン・マイケルは、ガーディナーの設立したオルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティックで首席チェロ奏者を務める他、スコットランド室内管、エンシェント室内管、ENO、OAEなどでも活躍する若き名手で、王立音楽アカデミー時代にはイッサーリスにも教わっています。
CDA-68047
聖チェチーリアへの賛歌
マクミラン:チェチーリア・ヴァーゴ(世界初録音)
ヴォーン・ウィリアムズ:サイレンス・アンド・ミュージック
ジャクソン:ラ・ミュジーク*(世界初録音)
ローズ:聖チェチーリアのための祝祭の歌
ベネット:聖チェチーリアの祝日のヴァース
エルガー:4つの合唱曲Op.53〜第1番「甘い調べ」
ブリテン:聖チェチーリア賛歌 Op.27
ハウエルズ:聖チェチーリアへの賛歌
ダイソン:ライヴ・フォー・エヴァー, グロリアス・ロード
ガードナー:聖チェチーリアの祝日のための歌 Op.119
ブリス:死すべき者よ歌え
ロイヤル・ホロウェイCho
ルパート・ゴフ(指)
フェリシティ・ロット(S)*

録音:2013年4月25日、ロチェスター大聖堂&4月26日−27日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
キリスト教の守護聖人、聖チェチーリア(セシリア)への賛歌を集めた近現代イギリスの宗教合唱作品集。エルガー、ブリテン、ハウエルズなどの名曲から、ジェームズ・マクミランの2012年作「Cecilia Virgo」や、ガブリエル・ジャクソンの2013年作「La musique」など、世界初録音となる新作を含む魅力的なコレクションです。「La musique」では、イギリスが世界に誇る名ソプラノ、デイム・フェリシティ・ロットがソロを歌っています。
CDA-68048
フェルドマン:バニタ・マーカスのために マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2016年6月6日−7日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステート、モンマス)
現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムランがなんとモートン・フェルドマンをレコーディング! アメリカの現代音楽・実験音楽の作曲家であり、図形楽譜の発案者としても知られるモートン・フェルドマン(1926−1987)。フェルドマンの晩年の作品「バニタ・マーカスのために(For Bunita Marcus)」は、高弟バニタ・マーカスに捧げられた総演奏時間72分を越すピアノ独奏のための大作。 キャリアの初期には、ニコライ・ロースラヴェツ、レオ・オーンスタイン、ニコライ・カプースチン、フレデリック・ジェフスキーなどの近現代作曲家のレコーディングでも名を馳せてきたアムランが挑むフェルドマン。 カプースチンのような超絶技巧作品ではなく、静謐の中から生み出されるピアノの様々な表情と色彩を、アムランの奇跡の両手が表現します。 ピアノ・ファン、現代音楽、ニューエイジ関係者要注目の新譜です!
CDA-68049
モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.3
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482
ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオーリ)、
ハンヌ・リントゥ(指)
ナショナル・アーツ・センターO

録音:2013年7月18日−20日、ナショナル・アーツ・センター(オタワ/カナダ)
ーツァルトの第2集やシューマンの協奏曲などで共演を続けてきたフィンランドの若手指揮者、ハンヌ・リントゥの指揮のもと、カナダの首都オタワのナショナル・アーツ・センター(国立芸術センター)を拠点とするオーケストラ、ナショナル・アーツ・センターOがHyperionでは初登場。
ヒューイットの打ち立てた金字塔、「バッハ:ピアノ作品集」と並ぶ一大シリーズとして注目を浴びるこのモーツァルト。ヒューイットの故郷でもあるオタワのオーケストラと銘器ファツィオーリの音色で、天才モーツァルトの音楽が輝きを増します。
CDA-68051(2CD)
バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV.232 アルカンジェロ、ジョナサン・コーエン(指)
リディア・トイシャー(S)、
イーダ・ファルク・ヴィンランド(S)、
ティム・ミード(カウンターテナー)、
サミュエル・ボーデン(T)、
ニール・デイヴィス(Bs)

録音:2013年10月6日−8日、セント・メアリー教会(テットベリー)
近年メキメキと存在感を増している「アルカンジェロ」は、チェリストのジョナサン・コーエンが創設し、ジョナサン・マンソン(vc)やケイティ・バーチャー(fl)、アレクサンドラ・ベラミー(ob)など実力派奏者が集う合唱と器楽のピリオド・オーケストラ。
これまで、ポルポラ、ヘンデル、モンテヴェルディなどを録音してきた、アルカンジェロの最新盤は、大バッハの宗教作品の最高峰、ミサ曲ロ短調が登場! 声楽陣にも、小澤征爾音楽塾2014では「フィガロの結婚」のケルビーノ役を見事に努めたリディア・トイシャーを始め、シュタインエッカーとの「天地創造」で独唱を務めたイーダ・ファルク・ヴィンランドなど、若手人気ソプラノを擁し万全の態勢で臨むバッハ。Hyperionの新時代を切り開く、ジョナサン・コーエン&アルカンジェロがいよいよ本格始動!
CDA-68053
愛の想い〜ハプスブルク宮廷のための歌
フィリップ・デ・モンテ:愛の想い
Ombra son io、かぐわしき唇よ
痛ましい心よ
Que me servent mes vers
ある日シュザンヌが、Sortez regretz
ジャン・ギヨー:En lieux d’esbatz m’assault melancolie、
少女に恋をしている、
あなたはとても甘く優しい
愛の木と悲しみの果実、
Vous perdez temps de me dire mal d’elle、
Tel en mesdict qui pour soy la desire
ヤコブス・ファート:不動の愛、Sans vous ne puis、En l’ombre d’ung buissonet
ヤコブ・ルニャール:Ach weh der Zeit, die ich verzert、
愛はわたしの心にない、
ヴィーナス, あなたとあなたの子は
Du hast mich sollen nemen、
誰がわたしを慰める、
わたしは愛さなければならない
Vola vola pensier、
Alarm’, alarm’ o fidi miei pensieri
チンクエチェント

録音:2010年9月1日−3日、ドイツ放送局ホール(ケルン)
チンクエチェントは、5ヶ国から集まった6人のプロフェッショナルたちで2004年10月に結成されて以来、瞬く間に頭角を表し"ルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブル"の最高峰へと上り詰めたエリートたち。Hyperionではリシャフォールやシェーンドルフなどのアルバムで人気を博したチンクエチェントが歌うのは、巨匠フィリップ・デ・モンテを始めとして、ジャン・ギヨー、ヤコブス・ファート、ヤコブ・ルニャールらによる、16世紀のハプスブルク家のために歌われた歌。ポリフォニックでメランコリー、美しく官能的な愛の歌を歌ったアルバムで、音楽史的な価値と芸術的価値、双方の魅力を備えています。
CDA-68054
ドホナーニ:ピアノ独奏作品全集Vol.4
6つの演奏会用練習曲 Op.28
古い様式による組曲 Op.24
6つの小品 Op.41
パッサカリア 変ホ短調 Op.6
ジプシー風ロンド(ブラームスのピアノ四重奏曲第1番 Op.25 第4楽章)
マーティン・ロスコー(P)

録音:2018年3月21日ー23日、ポットン・ホール(サフォーク)
ピアノ王国ハイペリオン(Hyperion)の主要ピアニストの1人、イギリスの名手マーティン・ロスコーが2011年にスタートしたエルネー・ドホナーニ(1877−1960)のピアノ独奏作品全集。ついに最終巻となる第4巻では、リストの影響を受ける演奏会用練習曲やバロック・スタイルによる「古い様式による組曲」、そして後期の「6つの小品」を中心に、ブラームスの「ピアノ四重奏曲第1番第4楽章 ジプシー風ロンド」のピアノ・アレンジ版も収録。
Hyperionのロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズでもドホナーニのピアノ協奏曲集(CDA 66684)を弾いているというドホナーニ弾き、マーティン・ロスコーの深い解釈、鋭く華麗なピアニズムにご注目ください。
CDA-68056
ペルト:合唱作品集
エルサレムに平安あれ/明けの明星
雪花石膏の壺を持つ女/鹿の叫び
ビルヘンシータ(世界初録音)
ソルフェジオ/二人の祈祷者
スンマ/メメント
アレルヤ・トロプス(世界初録音)
主よ、平安を与えたまえ
スティーヴン・レイトン(指)ポリフォニー

録音:2013年8月1日−3日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク/ロンドン)
1997年に録音された「ベルリン・ミサ(CDH-55408)」、2003年に録音された「トリオディオン(CDA-67375)」に続き、10年の歳月を経て録音されたレイトン&ポリフォニーのペルト第3弾。特に「トリオディオン」はグラモフォン賞2004の合唱部門賞初め、BBCミュージック・マガジンの年間TOP20やDisc of the Monthなど、世界中で大反響を巻き起こしているだけに、今回の録音も、期待せずにはいられない。1963年に作曲された「ソルフェジオ(Solfeggio)」から、2012年の新作(世界初録音)「ビルヘンシータ(Virgencita)」まで、英語、ラテン語、スペイン語など幅広いテキストを操り純度の高い合唱で聴かせてくれます。
CDA-68057
レーガー:歌曲集
私の夢 Op.31/5/望まれない Op.31/3/ライラック Op.35/4/民謡 Op.37/2/満ち足りた幸せ Op.37/3/Zwischen zwei Nachten Op.43/1/わが子に Op.43/3/子守歌 Op.43/5/Sag es nicht Op.43/8/Am Dorfsee Op.48/6/夢見よ、夢見よ、わが可愛い生命 Op.51/3/二羽のガチョウ Op.55/8/愛のヴィオラ Op.55/11/森の幸せ Op.62/2/憧憬 Op.66/1/朝! Op.66/10/子どもの物語 Op.66/12/エオリアンハープ Op.75/11/Hat gesagt?bleibt’s nicht dabei Op.75/12/あなたは私の心の王冠 Op.76/1/森の孤独 Op.76/3/Wenn die Linde bluht Op.76/4/幸せ Op.76/16/バラ園で Op.76/18/子どもの祈り Op.76/22/Die Mutter spricht Op.76/28/小さな雲 Op.76/33/正午 Op.76/35/Schelmenliedchen Op.76/36/マリアの子守歌 Op.76/52/ネズミ捕り Op.76/58/Zum Schlafen Op.76/59/天のいと高きところには神に栄光あれ
ソフィー・ベヴァン(S)、
マルコム・マルティヌー(P)

録音:2013年6月18日−19日&2015年4月26日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
「The International Opera Awards 2013」でYoung Singer賞を受賞したイギリスの若手実力派ソプラノ、ソフィー・べヴァンが歌曲大国ハイペリオンに登場! 名伴奏者マルコム・マルティヌーの好サポートを受け、2016年が没後100周年記念となる、マックス・レーガー(1873−1916)の歌曲を歌う。
CDA-68058
セント・ポール大聖堂からのカンティクル集
アーチャー:賛美せよ
ウォルミズリー:マニフィカトとヌンク・ディミッティス.ニ短調
ティペット:マニフィカトとヌンク・ディミッティス 「コレギウム・サンクティ・ヨハンニス・カンタブリジェンセ」
グレイ:マニフィカトとヌンク・ディミッティス.ヘ短調
ウォルトン:戴冠式テ・デウム
スタンフォード:モーニング,
 コミュニオンとイヴニング・サーヴィス 変ロ長調 Op.10
ロス:ユビラーテ
ウッド:マニフィカトとヌンク・ディミッティス.ヘ長調 「コレギウム・レガーレ」
アンドルー・カーウッド(指)
セント・ポール大聖堂聖歌隊、
サイモン・ジョンソン(Org)

録音:2013年5月11日、13日、17日&20日、セント・ポール大聖堂(ロンドン)
カーウッドとセント・ポール大聖堂聖歌隊の録音第2弾は、セント・ポール大聖堂で歌われたカンティクル(賛歌)集。トーマス・アトウッド・ウォルミズリーから、スタンフォードやアラン・グレイ、チャールズ・ウッドなど、19世紀の傑作「マニフィカトとヌンク・ディミッティス」。エリザベス女王の戴冠式のために書かれたウォルトンの「戴冠式テ・デウム」。現代の作曲家アレック・ロスの「ユビラーテ」や、アンドルー・カーウッドの前任としてセント・ポール大聖堂の音楽監督を努めていたマルコム・アーチャーの「賛美せよ(Benedicite, omnia opera)」まで、英国国教会の儀式の最高の栄光と偉大なる発展の歴史を歌う。
CDA-68059
メンデルスゾーン:ピアノ独奏作品全集Vol.2
ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14
「夏の名残りのばら」 による幻想曲ホ長調 Op.15
3つの幻想曲,またはカプリス Op.16
幻想曲嬰ヘ短調 「スコットランド風ソナタ」 Op.28
無言歌変ホ長調(1828)/無言歌イ長調(1830)
無言歌集第2集 Op.30/無言歌集第3集 Op.38
ハワード・シェリー(P)

録音:2013年6月24日−26日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
ラフマニノフの「ピアノ独奏作品全集」や、クレメンティの「ピアノ・ソナタ全集」を完成させ、膨大なコンチェルト・レパートリーを誇るイギリスの名匠、ハワード・シェリー。新たにスタートしたメンデルスゾーンのピアノ独奏作品全集の第2巻では、「無言歌集」の第2集&第3集に加え、フェリックスの姉ファニー・メンデルスゾーンのために書かれた未出版の2つの無言歌も収録。初期ロマン派のピアノ作品を得意とするハワード・シェリーならではの、華麗でロマン派の香り高き演奏を聴かせてくれます。
CDA-68061
フランク:ピアノ五重奏曲ヘ短調 M.7
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調 L.91
マルク=アンドレ・アムラン(P)、
タカーチSQ〔エドワード・ドゥシンベル(Vn1)、カーロイ・シュランツ(Vn2)、ジェラルディン・ウォルサー(Va)、アンドラーシュ・フェイェール(Vc)〕

録音:2015年5月22日−25日、ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス)
現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ、マルク=アンドレ・アムランと、世界最高峰のSQのひとつ、タカーチSQ。シューマン(CDA-67631)、ショスタコーヴィチ(CDA-67987)と好評を博してきた両者のコラボレーション・シリーズの第3弾は、フランク&ドビュッシーのフレンチ・プログラム。劇的で重厚なフランクの傑作の一つであるピアノ五重奏を、アムランとタカーチSQの権威あるパフォーマンスで聴く喜び。カップリングは、フランクの影響が色濃く残るドビュッシーの弦楽四重奏曲。タカーチSQの2015年南北アメリカでのコンサートで披露されてきたプログラム。
CDA-68062
スメタナ:チェコ舞曲集&海辺にて
チェコ舞曲第1集 JB 1:107
チェコ舞曲集第2集 JB 1:114
海辺にて JB 1:80
ギャリック・オールソン(P)

録音:2015年1月9日−11日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
ショパン風の4つのポルカで構成される「チェコ舞曲第1集」。より様々なボヘミアの舞曲で構成され、ドヴォルザークのスラヴ舞曲集からも影響を受けた「チェコ舞曲集第2集」。そして、スウェーデンの海岸を見たスメタナが書いた「海辺にて(思い出)」で締めくくるプログラム。フランツ・リストと交流を持ち、卓越したピアニストとしても活躍したスメタナの詩的で民族色溢れるピアノ曲を、世界的なショパン弾きとして名を馳せたギャリック・オールソンが、その輝かしき音色で弾きこなします。
☆YouTubeにてご視聴いただけます!
ttps://www.youtube.com/watch?v=3mlxiXaPHIY
CDA-68064
ラッスス:ミサ・ディクシト・ヨゼフ
主をほめたたえよ
ヨゼフは11人の兄弟に言いぬ
怒りを身に負い/おお死よ, 汝への思いは
王座に座したもう神よ
われらは幸を受けたるゆえ
神よ, 新しき歌を/来たれ, わが愛する者よ
喜びは偽り/恐れと震えが
チンクエチェント、
ベルント・オリヴァー・フレーリヒ(テノール/track 7&8)

録音:2013年8月2日−4日、ペルネック修道院(ヴァルトフィアテル/オーストリア)
5ヶ国から集まった6人のプロフェッショナルたちにより結成された"ルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブル"の最高峰、「チンクエチェント」。ジャン・リシャフォールやフィリップ・シェーンドルフ、フィリップ・デ・モンテ、ヤコブ・ルニャールなど、ルネサンスの知られざる魅力を伝えてくれたチンクエチェントが歌うのは、後期ルネサンスの偉大なる作曲家、オルランドゥス・ラッスス(1530/32−1594)。自作のモテット「ヨゼフは11人の兄弟に言いぬ」に基づくパロディ・ミサ、「ミサ・ディクシト・ヨゼフ(Missa super Dixit Joseph/『ヨゼフは言いぬ』に基づくミサ)」と、有名な「恐れと震えが(Timor et tremor)」を含むモテット集を、チンクエチェントの魅力的な男声アンサンブルで。
CDA-68065
ブリュメル:ミサ曲 「祝福された聖処女」(ミサ・デ・ベアータ・ヴィルジネ)
すべての者は
祝福されたマリア
シオンよ救い主を讃えよ
アヴェ・チェロールム・ドミナ
スティーヴン・ライス(指)
ブラバント・アンサンブル

録音:2013年8月29日−31日、セント・マイケル・アンド・オール・エンジェル教会(オックスフォード)
ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。チプリアーノ・デ・ローレ(CDA-67913)に続く、ブラバント・アンサンブルのフランドル音楽復興の旅は、オケゲムに学び、フランスやイタリアで活躍した、アントワーヌ・ブリュメル(c.1460−1512/13)。いわゆる「地震ミサ」以外はほとんど知られていないブリュメルの作品、ミサ曲 「祝福された聖処女」(ミサ・デ・ベアータ・ヴィルジネ)と4曲のモテットを、フランドル楽派のスペシャリストたちの歌声で。
CDA-68067
リスト:ピアノ・ソナタ.ロ短調 S.178
巡礼の年第2年 「イタリア」 より〜ペトラルカのソネット第47番 S.161-4、
ペトラルカのソネット第104番 S.161-5、
ペトラルカのソネット第123番 S.161-6、
ソナタ風幻想曲 「ダンテを読んで」 S.161-7
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオーリ)

録音:2014年5月19日−22日、イエス・キリスト教会(ベルリン)
ヒューイットにとって初の録音となるフランツ・リストのアルバムは、リスト唯一のピアノ・ソナタにして至高の傑作である、ピアノ・ソナタ.ロ短調。併録されるのは、「巡礼の年第2年」より、第4曲〜第7曲までの、「ペトラルカのソネット」3曲と「ダンテ・ソナタ」。ともすれば「技巧をひけらかすだけ」、「難解で支離滅裂」などと評されることもあるリストのロ短調ソナタだが、ヒューイットの両手とファツィオーリの鍵盤が生み出す変幻自在の音色と表現力によって、"ピアノの魔術師" が残した偉大なるソナタが色鮮やかに再構築されます。

CDA-68068
バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042
ヴァイオリン協奏曲イ長調 BWV.1055(チェンバロ協奏曲第4番イ長調 BWV.1055の再構築版)
ヴァイオリン協奏曲ト短調 BWV.1056(チェンバロ協奏曲第6番ヘ短調 BWV.1056の再構築版)
ヴァイオリン協奏曲ニ短調 BWV.1052(チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052の再構築版)
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn/アンセルモ・ベッロシオ1775年頃製作)
アルカンジェロ、ジョナサン・コーエン(指)

録音:2014年8月8日−10日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン、イギリス)
イブラギモヴァは、音楽史上不朽の名作である2曲の「ヴァイオリン協奏曲」(BWV.1041&BWV.1042)に加えて、諸説あるチェンバロ(鍵盤楽器)協奏曲からの再構築による3つの「ヴァイオリン協奏曲」を収録。まさに今を輝く新時代の名手イブラギモヴァならではの、バッハの音楽への探究心、愛情があふれる見事なプログラムです。イブラギモヴァと共演するのは、ジョナサン・コーエン率いるアルカンジェロ。イギリスのみならずヨーロッパで今最も注目を集める精鋭揃いのピリオド・アンサンブルです。
CDA-68069
ロイゼ・コンペール:マニフィカト、モテットとシャンソン集
第1旋法によるマニフィカト/Tant ay d’ennuy/おお, すべての人よ/あなたの思いのすべてを私に話してください/Une plaisant fillette ung matin se leva/Vous me faites mourir d'envie/Ung franc archier/Ne doibt on prendre quant on donne/Au travail suis sans espoir de confort/Mes pensees ne me lessent une heure/おお、慈悲深きイエスよ
オルランド・コンソート〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕

録音:2013年9月24日−27日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス、イギリス)
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソートのハイペリオン第3弾。ギョーム・ド・マショーを歌った前2作(CDA-67727、CDA-68008)に続くのは、15世紀後半〜16世紀初頭にかけて活躍したフランスの作曲家、ロイゼ・コンペール(c.1445−1518)のマニフィカトとモテット&シャンソン集。ジョスカン・デ・プレなど他の同世代の作曲家と異なり、ミサ曲はほとんど作曲しなかったコンペールは、魅力的な旋律を備えた数々のシャンソンやモテットなどの小品において優れた功績を残しています。
★プロモーション動画→https://www.youtube.com/watch?v=XECC8ex6_kw
CDA-68070
グリーグ:抒情小曲集
アリエッタ Op.12-1/子守歌 Op.38-1/エレジー Op.38-6/蝶々 Op.43-1/孤独なさすらい人 Op.43-2/故郷で Op.43-3/小鳥 Op.43-4/愛の歌 Op.43-5/春に寄す Op.43-6/即興的なワルツ Op.47-1/メロディ Op.47-3/エレジー Op.47-7/こびとの行進 Op.54-3/夜想曲 Op.54-4/鐘の音 Op.54-6/郷愁 Op.57-6/風の精 Op.62-1/家路 Op.62-6/青春の日々から Op.65-1/サロン Op.65-4/トロルドハウゲンの婚礼の日 Op.65-6/おばあさんのメヌエット Op.68-2/ あなたのそばに Op.68-3/ゆりかごの歌 Op.68-5/夏の夕べ Op.71-2/パック Op.71-3/回想 Op.71-7
スティーヴン・ハフ(P)

録音:2014年5月11日−14日、聖ジョージ教会(ブランドン・ヒル、ブリストル、イギリス)
前作「イン・ザ・ナイト(CDA-67996)」では、ついに自作のソナタを披露してくれたスティーヴン・ハフが、グリーグの抒情小曲集を録音。40年近くかけて作曲された全66曲の「抒情小曲集」のうち、「蝶々」や「春に寄す」、「こびとの行進」などの人気作を含む、ハフ選りすぐりの27曲を作品番号順に収録。協奏曲録音で大きな実績と印象を残すハフだが、いくつも発売されたコンセプト・アルバムもまた優れており、特に抒情的な作品の魅せ方は「夜」をテーマとした「イン・ザ・ナイト」でも実証済み。シンプルながらも歌心に満ち、魅力的な旋律の溢れる抒情小曲集を聴かせてくれます。
CDA-68071(2CD)
ラモー:クラヴサン曲集
クラヴサン組曲第1巻(1706)組曲イ短調
クラヴサン曲集(1724)組曲ホ短調、
組曲ニ長調、ロンドー形式のメヌエット
新クラヴサン組曲(c1729−30)
組曲イ短調、組曲ト短調
王太子妃(?c1747)
小さなハンマー(?before 1754)
マハン・エスファハニ(Cemb)

録音:2013年11月26日−28日&2014年2月18日−20日、ミュージック・ルーム、ハッチランド・パーク、サリー
チェンバロ奏者として初めてBBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれたマハン・エスファハニは、1984年生まれ、若い世代の先頭をきって活躍するトップ・チェンバリスト。デビュー作となったC.P.E.バッハのヴュルテンベルク・ソナタ集が大成功し、英グラモフォン賞2014では古楽器部門賞(Baroque Instrumental)を受賞、更に最優秀アーティスト賞(Artist of the Year)にもノミネートするなど、華々しいデビューを飾ることとなった。
続くHyperion第2弾は、フランス・バロックの巨匠、ジャン=フィリップ・ラモーのクラヴサン曲集! 1706年に出版された組曲イ短調、1724年に出版された2つの組曲と練習曲、そして新クラヴサン組曲の2曲。いわゆる第1組曲〜第5組曲までと「王太子妃」、そしてバルバートルの手稿譜によって知られていた「小さなハンマー」と、編曲作品などを除くチェンバロ独奏作品すべてを収録。機知に富み表現力にあふれたエスファハニのチェンバロで聴く極上のラモー。今をときめく若きスター・チェンバリストの活躍がこれからも楽しみ!
CDA-68073
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vo.2
ピアノ・ソナタ第29番 「ハンマークラヴィーア」
ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
スティーヴン・オズボーン(P/スタインウェイ)

録音:2015年3月31日−4月2日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)
1991年のクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝、1997年のニューヨーク・ナウンバーグ国際ピアノ・コンクール優勝を果たし、ピアノ王国ハイペリオン(Hyperion)を代表するピアニストの一人として活躍する、スティーヴン・オズボーン。レコード芸術特選盤や英インターナショナル・レコード・レビューの"アウトスタンディング"アウォードに選ばれた、ピアノ・ソナタ集「月光」、「悲愴」、「ワルトシュタイン」(CDA-67662)に続くベートーヴェンのソナタ集第2弾は、「ハンマークラヴィーア」を含む、Op.90からOp.106までの後期の3作品。スタインウェイのきらめく音色で、オズボーンが知的に、時には情熱的に描く楽聖の姿をお届けします。
CDA-68074
R・シュトラウス:歌曲全集Vol.7
クリスマスの想い TrV198
クリスマスの歌 TrV2/宿泊 TrV3
冬の旅 TrV4/疲れた旅人 TrV16
軽騎兵の歌 TrV42/漁師 TrV48
つぐみ TrV49/死者たちを憩わせよ TrV50
歓喜と苦悩 TrV51/役者とツィター TrV58
子守歌 TrV59/夕焼けと朝焼け TrV60
森で TrV62/霧 TrV65/兵士の歌 TrV66
庭で野ばらをつんできた TrV67
森の歌 TrV75 No 1/アルプホルン TrV64
格言 TrV239/すべての音と響きを通して TrV251
整いすぎたリズム TrV269
風刺の歌 TrV282/ある子供に Op.47-1
生き返り Op.47-3
7人の飲み仲間について Op.47-5/聖ミヒャエル Op.88-3
ルビー・ヒューズ(S)、
ギュンター・ハウメル(Br)、
ベン・ジョンソン(T)、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)

録音:2013年12月7日、16日、17日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
歌曲大国ハイペリオンの長期プロジェクトの一つ、2004年にスタートしたリヒャルト・シュトラウスの歌曲全集。第7巻では、ルビー・ヒューズ、ギュンター・ハウメル、ベン・ジョンソンといった若き名手3名が、青年期の作品にフォーカスを当てたシュトラウスの歌曲を歌います。
CDA-68075
ドビュッシー:歌曲集 Vol.4
悲劇 L.12/ジェーン L.13
ロンドー L.17/中国のロンデル L.11
亜麻色の髪の乙女 L.15
アラベスク L.74-1(ピアノ・ソロ)
蝶々 L.21/セギディーリャ L.44
眠れぬ夜 L.101*/操り人形 L.26
ひそやかに L.42/マンドリン L.43
月の光 L.45/パントマイム L.47
波、棕櫚、砂 L.68#
死後のなまめかしさ L.50
スペインの歌 L.49##/まぼろし L.57
美しき夕べ L.84
もう家もない子供たちのクリスマス L.147
ルーシー・クロウ(S)、
マルコム・マルティヌー(P)、
クリストファー・マルトマン(Br)*、
ルーシー・ウェイクフォード(ハープ)#、
ジェニファー・フランス(S)##

録音:2013年10月30日−11月1日&2016年5月17日*、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー/ロンドン)
名伴奏者、マルコム・マルティヌーのピアノで贈る、フランス印象派の大家クロード・ドビュッシーの歌曲集。2018年のドビュッシー没後100周年アニヴァーサリーの年に発売される第4弾は、モダン、ピリオドの両ステージで美しい歌声を響かせている英国のリリック・ソプラノ、ルーシー・クロウが登場。1881年に書かれた「悲劇」に始まり、晩年の1915年に書かれた「もう家もない子供たちのクリスマス」まで、ドビュッシーのキャリア全体に及ぶリサイタル・プログラムです。
CDA-68076
タリス:めでたし棘なき薔薇
おお、救い主なるいけにえよ
わが罪を拭い去りたまえ
なぜ国々は騒ぎ立ち(大司教パーカーのための9つの詩篇歌第3番)
めでたし棘なき薔薇
主の御名をたたえん
光の消える前にT
主よ、御身が手に
光の消える前にU
世の救い主よU
O come in one to praise the Lord(大司教パーカーのための9つの詩篇歌第4番)
イエスがパリサイ人シモンの家に招かれた時
万歳、天上の門/4声のミサ
主を褒め称えよ/我らを憐れみたまえ
カージナルズ・ミュージック、
アンドルー・カーウッド(指)

録音:2013年11月11日−13日、フィッツアラン・チャペル、アランデル城(ウェスト・サセックス)
タリス・スコラーズやオルランド・コンソート、オックスフォード・カメラータなどのメンバーとして活躍し、現在はセント・ポール大聖堂の音楽監督を務める英国古楽界の名匠アンドルー・カーウッドと、カーウッド率いるイギリスのア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージック。
2006年グラモフォン賞で古楽部門賞に輝いた第1弾(CDA-67548)から始まり、カージナルズ・ミュージックの新たなる柱となっているトマス・タリス(c.1505−1585)の教会音楽集。第4弾は、聖母マリアのための賛歌「めでたし棘なき薔薇」や「4声のミサ」、ヴォーン・ウィリアムズの「タリス幻想曲」の原曲ともなった「なぜ国々は騒ぎ立ち」など、タリスの崇高な音楽の数々を収録。エイミー・ハワースやセシリア・オズモンド、キャロライン・トレヴァー、パトリック・クレイグなど、一流のソリストたちが集うヴォーカル・アンサンブルで、純度の高いポリフォニーを堪能できます。
CDA-68077
エルガー&ウォルトン:チェロ協奏曲集
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85
ホルスト:祈り H75 Op.19-2
ウォルトン:チェロ協奏曲
イモージェン・ホルスト:無伴奏チェロのための 「落ち葉」
スティーヴン・イッサーリス(Vc)、
パーヴォ・ヤルヴィ(指)
フィルハーモニアO

録音:2014年11月14日&2015年4月10日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
エルガーとウォルトン、イギリスのチェロ協奏曲を代表する名曲2作に加え、グスターヴ・ホルストによるチェロと管弦楽のための「祈り」、そしてG・ホルストの娘イモージェン・ホルスト(1907−1984)による無伴奏チェロのための「落ち葉」という、イッサーリスにとって思い入れの深い2曲も収録された充実のプログラム(ブックレットには、イモージェン本人と共に「落ち葉」演奏のリハーサルに臨む若きイッサーリスの写真も!)。
CDA-68078
ベヌッチのためのアリア集
パイジエッロ:序曲(歌劇 「ヴェネツィアのテオドーロ王」 より)
サリエリ:Spirti invisibili(歌劇 「トロフォニオの洞窟」 より)
マルティーン・イ・ソレル:Ah mal aya, a quella mano!(歌劇 「Una cosa rara」 より)
モーツァルト:かれに眼を向けなさい、ご婦人がたよ, 大勢の男に(歌劇 「コシ・ファン・トゥッテ」 より)
マルティーン・イ・ソレル:In quegli anni(歌劇 「Una cosa rara」 より)
モーツァルト:序曲、Eh consolatevi、奥様, これが恋のカタログ(歌劇 「ドン・ジョヴァンニ」 より)
サリエリ: Idol vano d’un popol codardo(歌劇 「Axur, re d’Ormus」より)
サルティ:Oime! che innanzi agli occhi、Penso, che per morire(歌劇 「I contrattempi」 より)
モーツァルト:序曲、結構ですな, 殿様、もし踊りたければ、準備はできた、目をちょっと開いて、Ehi, sor paggio!、もう飛ぶまいぞこの蝶々(歌劇 「フィガロの結婚」 より)
モーツァルト:あなたにささげた心(歌劇 「コシ・ファン・トゥッテ」 より)*
モーツァルト:ここにいなさい!#、あなたのかわいい手で(歌劇 「ドン・ジョヴァンニ」 より)#
マシュー・ローズ(Bs)、
ジョナサン・コーエン(指)
アルカンジェロ、キャサリン・ワトソン(S)*、
アナ・デヴィン(S)#

録音:2013年11月6日、7日、9日&10日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
Stone Recordsから発売された「シューベルト:冬の旅(5060192780222)」が、英グラモフォン誌のディスク・オヴ・ザ・マンス、BBC Radio3のCDオヴ・ザ・ウィークに選出されるなど、大きな注目を浴びたイギリスのバス、マシュー・ローズがHyperionに初登場。ジョナサン・コーエン率いるピリオド・オーケストラ「アルカンジェロ」の伴奏で歌うのは、モーツァルトの時代に「フィガロの結婚」のフィガロ役、「コシ・ファン・トゥッテ」のグリエルモ役などを務めた伝説的ブッフォ・バス・バリトン、フランチェスコ・ベヌッチのために書かれたアリア集。「フィガロの結婚」を中心に、モーツァルトがその歌声に惚れ込み、ベヌッチのために作曲した数々のアリア。そして、同じくベヌッチが歌ってきたアントニオ・サリエリ、ビセンテ・マルティン・イ・ソレール、ジュゼッペ・サルティらのオペラ・アリア。マシュー・ローズの豊かな表現力と美声で、偉大なるオペラ・スターの足跡を辿ります。
ヨハネス・プラムゾーラーを始め、カティ・デブレツェニ、ジェームズ・ボイド、レイチェル・ブラウン、ピーター・ウィーラン、ロジャー・モンゴメリなど豪華演奏陣が揃った「アルカンジェロ」による溌溂な「序曲」も聴きどころ。
CDA-68079
グリーグ、ハフ、メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ集
グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調 Op.36
ハフ:チェロと左手ピアノのためのソナタ 「告別」
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番ニ長調 Op.58
スティーヴン・イッサーリス(Vc)、
スティーヴン・ハフ(P)

録音:2013年12月17日−18日(グリーグ、ハフ)&2014年6月16日(メンデルスゾーン)、セント・ジョン・ザ・バプティスト教区教会(ロートン、エセックス、イギリス)
「ピアノ・ソナタ第2番「夜の光」(CDA-67996)」や「ミサ・ミラビリス(CDA-68096)」など、次々と自作曲が録音され、ピアニストとしてだけでなく優れた作曲家としての素質も明らかになったスティーヴン・ハフ。ハフの作曲で今回注目の「チェロと"左手ピアノ"のためのソナタ「告別(Les adieux)」は、幽玄に絡み合うチェロとハフの左手の名妓が神秘的に響く美しいソナタ。
もちろん、名曲であるグリーグのチェロ・ソナタ、メンデルスゾーンのチェロ・ソナタ第2番の情熱的でロマン溢れる演奏も聴き物!
CDA-68080
ドビュッシー、プロコフィエフ、バルトーク:練習曲集
ドビュッシー:12の練習曲 L143
プロコフィエフ:4つの練習曲 Op.2
バルトーク:3つの練習曲 Op.18(Sz72, BB81)
ギャリック・オールソン(P)

録音:2013年12月16日−18日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
1966年ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、1968年モントリオール国際コンクール、そして第8回ショパン国際ピアノ・コンクールで第1位に輝いたアメリカの名ピアニスト、ギャリック・オールソン。小品の熟達者として高い評価を得るオールソンのHyperion第5弾では、ドビュッシー、プロコフィエフ、バルトークの練習曲をまとめた意欲的なアルバムが登場!ショパンに献呈されたドビュッシーの「12の練習曲」、プロコフィエフの革命的な「4つの練習曲」、そしてあまり知られていないバルトークの「3つ練習曲」。フランス、ロシア、ハンガリーと国は違えど、それぞれ1915年、1909年、1918年と近い時期に作曲された3つの練習曲。十分な技術はもちろんのこと、演奏会用として鑑賞に堪える高い表現力が求められるこれらの難曲を、世界的なショパン弾きとして名を馳せたオールソンの明晰な音色と豊かな表現力で聴かせてくれます。
CDA-68081(2CD)
シェーンベルク:グレの歌 マルクス・シュテンツ(指)
ケルン・ギュルツェニヒO、
バルバラ・ハーヴェマン(ソプラノ/トーヴェ)、
ブランドン・ジョヴァノヴィチ(テノール/ヴァルデマール)、
トーマス・バウアー(バリトン/農夫)、
ゲルハルト・シーゲル(テノール/道化クラウス)、
クラウディア・マーンケ (メゾ・ソプラノ/山鳩)、
ヨハネス・マルティン・クレンツレ(語り)、
オランダ・フィメール・ユースCho、
ケルン大聖堂カントライ、
ケルン大聖堂合唱団男声Cho、
ケルン大聖堂声楽アンサンブル、
ケルン・バッハ=フェラインCho、
ケルン・カルトジオ・カントライ

録音:2014年6月1日−4日、ケルン・フィルハーモニー
R・シュトラウスの「ドン・キホーテ」&「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」で鮮烈なHyperionデビューを飾ったドイツの名門オーケストラ、ケルン・ギュルツェニヒO。音楽監督マルクス・シュテンツとのHyperion第2弾は、アルノルト・シェーンベルク(1874−1951)初期の超大作。デンマーク王ヴァルデマールの愛を描いた物語を5人の独唱者と1人の語り手が紡ぎ、巨大な編成のオーケストラと合唱団によって後期ロマン派風に描かれたシェーンベルクの大作。マルクス・シュテンツがまとめ上げた最良の布陣で贈る「グレの歌」。
CDA-68083
エセンヴァルズ:合唱作品集〜ノーザン・ライツ
おお、救いの生贄よ/新月/詩篇第67篇
トリニティ・テ・デウム/ノーザン・ライツ
ヘヴンズ・フロック/アーリー・ローズ
マートン・カレッジ・サーヴィス
リヴァーズ・オヴ・ライト/ウビ・カリタス
アメイジング・グレイス/オー・エマニュエル
風もないのに船を走らせているのは誰?
スターズ/オンリー・イン・スリープ
スティーヴン・レイトン(指)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジCho

録音:録音:2013年7月3日&2014年1月10日ー11日、トリニティ・カレッジ・チャペル
現代合唱界における注目コンポーザーの一人となったラトビア出身の作曲家、エリクス・エセンヴァルズ(1977−)。合唱王国イギリスの名指揮者、スティーヴン・レイトンによるエセンヴァルズの合唱作品集第2弾では、レイトンが音楽監督を務める英国屈指の名門、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団を指揮し、オーロラを意味する「Northern Lights」を中心とし、アメイジング・グレイスやスウェーデン民踊「風もないのに船を走らせているのは誰?(Vem kan segla forutan vind?)」のエセンヴァルズによるアレンジなども歌っています。
CDA-68084
オーンスタイン:ピアノ五重奏曲 Op.92
弦楽四重奏曲第2番 Op.99
マルク=アンドレ・アムラン(P)、
パシフィカSQ

録音:2014年4月2日−4日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
アムランにとっては2度目の録音となるレオ・オーンスタイン(1893−2002)の作品。レオ・オーンスタインは正確な生年は不明とされているが、19世紀末にロシア(現ウクライナ)に生まれピアノの天才児として騒がれ、20代初期にはアメリカでもっとも有名な現代音楽作曲家のひとりとして、また国際的なヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして名声を築いた。1922年にはコンサート・プラットフォームから退き、残りの人生は教職に捧げながらも90歳代後半まで作曲を続け、21世紀初頭まで生きた怪物作曲家。音楽界からはすっかり忘れ去られていたオーンスタインだったが、2002年に発売されたアムランによるピアノ作品集(CDA-67320)によって、再び注目を浴びています。
アムランと共演するパシフィカSQは全米室内楽協会クリーヴランド・クァルテット賞やグラミー賞を受賞している、21世紀を代表するアメリカのSQ。2014年6月には来日公演も行われ、その様子は2015年3月のNHKクラシック倶楽部でも放映されています。最先端のモダニズムからは撤退し、より丸みを帯びた作品を書くようになった頃のオーンスタインの2つの室内楽作品を、オーンスタイン録音を代表するピアニスト、マルク=アンドレ・アムランとアメリカの名門クァルテットが聴かせてくれます。
CDA-68085
シマンスキ&ムィキェティン:弦楽四重奏曲集
シマンスキ:弦楽四重奏のための5つの小品、
 弦楽四重奏のための4つの小品、
 弦楽四重奏のための2つの小品
ムィキェティン:弦楽四重奏曲第2番
ロイヤルSQ

録音:2014年2月14日ー16日、ポットン・ホール(サフォーク)
ポーランドの若きクヮルテット、ロイヤルSQ第4弾! シマノフスキ&ルジツキ(CDA-67684)、グレツキ(CDA-67812)、ペンデレツキ&ルトスワフスキ(CDA-67943)と続いてきた近代ポーランドの弦楽四重奏をめぐる旅は、現代ポーランドの音楽シーンを代表する2人の作曲家、パヴェウ・シマンスキ(b.1954)と、パヴェウ・ムィキェティン(b.1971)に到着!ワルシャワのショパン音楽大学で結成され、ロイヤル・フィルハーモニック協会の室内楽賞にもノミネート、世界でもっとも刺激的なアンサンブルの1つとして活動するロイヤルSQ。卓越したテクニックを発揮し、知られざる現代ポーランドの世界を世界へ発信します。
CDA-68087
ユールフェスト〜ケンブリッジ・トリニティ・カレッジからのクリスマス音楽
ピアポント(パリー編):ジングル・ベル
グルーバー(ラスボーン編):きよしこの夜
ホルスト(イェイロ):冬のさなかに
バーリン(デイヴィス編):ホワイト・クリスマス
ラッター(パーク編):ザ・ヴェリー・ベスト・タイム・オヴ・イヤー
パーク:羊飼いの子守歌
トーメ&ウェルズ(グリットン編):ザ・クリスマス・ソング
プレトリウス(ペデルセン編):エサイの根より
マーティン&ブレイン(パーク編):ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
マンツ:主イエスはすぐにやってくる
バッシ:羊飼いたちは賛美した
パーク:明日は僕の踊りの日
スウェーデン民謡(エリクソン編):聖母子
フランス民謡(ジャックス編):飼い葉の桶で
サミュエルソン:アヴェ・マリス・ステラ
イギリス民謡(ライス編):ベツレヘムまでどれくらい?
スウェーデン民謡&スヴェンテリウス(エリクソン編):ザ・スター
ヌードクヴィスト:ピース・ピース
アンダーソン&V=ウィリアムズ(ライス編):そりすべり
デンマーク民謡(ボイェセン 編):オー・ヘヴンリー・ワード
ラスボーン:オキセン
スティーヴン・レイトン(指)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジCho

録音:2014年1月8日、9日&12日、トリニティ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ)
合唱王国イギリスの名指揮者、スティーヴン・レイトンと、レイトンが音楽監督を務める英国屈指の名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。エリクス・エセンヴァルズやケネス・レイトンなどの名録音を誇る名門聖歌隊のクリスマス・アルバムは、「ジングル・ベル」や「きよしこの夜」、「そりすべり」などの超定番クリスマス・ソングから、「ホワイト・クリスマス」や「ザ・クリスマス・ソング」、「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」などのクリスマス・スタンダードまで、名曲満載!
CDA-68088
マントヴァのジャケット:ミサ曲 「わが愛する者よ、立ちて急げ」
わが愛する者よ、立ちて急げ
3声のアヴェ・マリア
おお、道行くすべての者よ
イエスが話しているちょうどその時... 恐れることはない
おお、この上なく美しき女性よ
主よ、わたしたちの罪ゆえに
ブラバント・アンサンブル、
スティーヴン・ライス(指)

録音:2014年4月24日−26日、聖ミカエル及諸天使教会(サマータウン、オックスフォード)
ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。「マントヴァのジャケット(Jacquet of Mantua)」は、1483年生まれ、イタリアで活躍したフランスの作曲家で、ジョスカンとパレストリーナの間に位置する宗教ポリフォニーの第一人者。ミサ曲「わが愛する者よ、立ちて急げ(Surge Petre)」と、いくつかのモテットを収録し、当時もっとも賞賛された音楽家の一人であったジャケットの優れた宗教音楽を、高い技術で歌っています。
CDA-68089
パリー:合唱作品集
私は歓喜した*
恵みを受けし二人のセイレーン
人々の親愛なる主にして父
わが言葉を聞きたまえ*
イヴニング・サーヴィス.ニ長調 "グレート・サーヴィス"
ファンタジアとフーガ.ト長調/エルサレム
戴冠式テ・デウム*
ジーイムズ・オドンネル(指)
ウェストミンスター寺院聖歌隊、
ダニエル・クック(Org)、オニックス・ブラス*

録音:2014年2月3日−4日&6月19日、20日、23日、ウェストミンスター寺院
「私は歓喜した」、「わが言葉を聞きたまえ」、「テ・デウム」の3曲で参加するオニックス・ブラスはロイヤル・フィル、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、イギリス室内管、ロイヤル・バレエ・シンフォニアなど第1線の舞台で活躍する一流の奏者たちで構成されるイギリスの金管アンサンブル。元キングズ・シンガーズのメンバーでもある作曲家、グレイストン・アイヴズ(b.1948)のアレンジによって、ブラスとオルガン伴奏による壮麗な合唱曲となっています。
「エルサレム」は、エルガーによる管弦楽伴奏版が知られているが、ここではケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団のオルガニストも務めているジョゼフ・ウィックス(b.1993)によって、エルガーのオーケストレーションからオルガン伴奏へとアレンジされたものが演奏されています。
CDA-68086
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.5
ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78 「テレーゼ」
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオーリ)

録音:2014年1月23日−26日、イエス・キリスト教会(ベルリン)
「バッハのピアノ作品集」、「モーツァルトのピアノ協奏曲集」と並び、鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットの録音プロジェクトの柱となる「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集」。待望の第5巻は、初期の第2番(Op.2-2)、中期の第24番「テレーゼ」(Op.78)、後期三大ソナタの1つ、第31番(Op.110)など、前作に引き続き初期、中期、後期それぞれから選び年代順に配置された魅惑のプログラム。
第1弾から第3弾まで、国内仕様盤として発売されたものはすべて「レコード芸術特選」に選ばれてきたヒューイットのベートーヴェン。ベルリンのイエス・キリスト教会に響くファツィオーリの音色で、極上のベートーヴェンを聴かせてくれます。ちなみに、ソナタ第31番は、2013年の来日リサイタルでも演奏された作品。
★プロモーション動画→https://www.youtube.com/watch?v=AyQrW9eyHmk
CDA-68090
ハイドン:協奏交響曲変ロ長調 Hob.I-105*
モーツァルト:オーボエ協奏曲ハ長調 K.314/271K#、
 ファゴット協奏曲変ロ長調 K.191/186e+
イリヤ・グリンゴルツ(Vn)*、
ニコラス・アルトシュテット(Vc)*、
アルフレード・ベルナルディーニ(Ob)*#、
ピーター・ウィーラン(Fg)*+、
ジョナサン・コーエン(指)アルカンジェロ


録音:2012年2月6日(ファゴット協奏曲)、2013年11月8日(オーボエ協奏曲)、2014年4月22日−23日(協奏交響曲)、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
ソリストの充実はもちろんのこと、オーケストラにも、ヨハネス・プラムゾーラーやボヤン・チチッチ、マシュー・トラスコット、カティ・デブレツェニ、レイチェル・ブラウン、アレクサンドラ・ベラミーなど、今をときめく古楽界の名手たちが名を連ねます。
CDA-68093
クープラン:リュリ賛*
ルソン・ド・テネブレ#
ジョナサン・コーエン(芸術監督)、
アルカンジェロ〔ステファヌ・ドゥグー(話し手)*、ソフィー・ジェント(Vn)*、ボヤン・チチッチ(Vn)*、ジョナサン・マンソン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)*、トーマス・ダンフォード(リュート)*#、ジョナサン・コーエン(Cemb*、Org#)、キャサリン・ワトソン(S)#、アンナ・デニス(S)#、アンヌ=マリー・ラスラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)#〕

録音:2013年3月16日−17日#&2014年1月23日*、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ハムステッド、ロンドン)
イギリスの優れた若手チェリスト、指揮者であるジョナサン・コーエンによって2010年に結成された新鋭ピリオド・アンサンブル、「アルカンジェロ」。カウンターテナーのイェスティン・デイヴィスとの録音(CDA-67924)で英グラモフォン賞を受賞するなど、世界で注目を浴びているアルカンジェロの新録音は、クープランが書いた器楽のためのコンセール集「リュリ賛」と、キャサリン・ワトソン、アンナ・デニスの二人のソプラノが歌う「ルソン・ド・テネブレ」を収録。
 偉大なる先人リュリへのオマージュとして大クープランが残した組曲「リュリ賛」を、ソフィー・ジェント、ボヤン・チチッチ、ジョナサン・マンソンらの名手が美しく紡いでゆきます。
CDA-68091(2CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.1
ヴァイオリン・ソナタ第18番ト長調 K.301
ヴァイオリン・ソナタ第5番変ロ長調 K.10
ヴァイオリン・ソナタ第33番変ホ長調 K.481
ヴァイオリン・ソナタ第27番ト長調 K.379
ヴァイオリン・ソナタ第15番ヘ長調 K.30
ヴァイオリン・ソナタ第9番ハ長調 K.14
ヴァイオリン・ソナタ第21番ホ短調 K.304
アリーナ・イヴラギモヴァ(Vn)、
セドリック・ティベルギアン(P)

録音:2014年9月29日−10月1日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)
よく知られた名作から若きモーツァルトが書いた初期のソナタまでをバランスよく組み合わせるというコンセプトは演奏会を踏襲。アリーナ・イブラギモヴァが愛器アンセルモ・ベッロシオ1775年頃製作のヴァイオリンを携え、朋友セドリック・ティベルギアンとともに描く極上のモーツァルトです。
☆YouTubeにてご視聴いただけます! https://www.youtube.com/watch?v=kW-xB1Rgbmw
CDA-68094
アメリカの室内楽作品集〜ハーマン、ガーシュウィン、ワックスマン、コープランド
ハーマン:クラリネットと弦楽四重奏のための「旅の思い出」
ガーシュウィン:独奏ピアノのための 「ジョージ・ガーシュウィンのソングブック」
ワックスマン:ヴァイオリンとピアノのための 「4つの子供の情景」
ガーシュウィン:クラリネットとピアノのための 「プロムナード(犬の散歩)」、
 弦楽四重奏のための 「子守歌」
コープランド:「ビリー・ザ・キッド」〜チェロとピアノのための 「ワルツと祝賀会」
ナッシュ・アンサンブル

録音:2014年3月16日−18日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
ローレンス・パワー、マリアンネ・トゥーシェン、イアン・ブラウンといった世界トップレベルの若き名手たちを擁するイギリスの超人集団、ナッシュ・アンサンブル。バーナード・ハーマン、ジョージ・ガーシュウィン、フランツ・ワックスマンそしてアーロン・コープランドら、近代アメリカの室内楽作品集。クラシック音楽からポピュラー音楽、映画音楽の各シーンを彩った名曲たちが、ナッシュ・アンサンブルの手によって輝きます。
CDA-68095
タリス:めでたし、父なる神のいと高貴なる娘
誉れと徳と力と/そのナザレは清くされぬ/大いなる宴を行ないたる人が/めでたし、父なる神のいと高貴なる娘/キリストはよみがえりたまい/深き淵より(※または、ウィリアム・パーソンズの作とされる)/主よ、わたしのくちびるを開いてください(プリースとリスポンスT)/ヴェニテ(ショート・サーヴィス "ドリアン")/追われし鹿が流れの水を求めるごとく/おお、主よ、わが言葉の嘆きを/テ・デウム(ショート・サーヴィス "ドリアン")/ベネディクトゥス(ショート・サーヴィス "ドリアン")/主はあなたとともに(プリースとリスポンスT)/リタニー
カージナルズ・ミュージック、
アンドルー・カーウッド(指)

録音:2014年3月3日−5日、フィッツアラン・チャペル(アランデル城)
タリス・スコラーズやオルランド・コンソート、オックスフォード・カメラータなどのメンバーとして活躍し、現在はセント・ポール大聖堂の音楽監督を務める英国古楽界の名匠アンドルー・カーウッド。そして、1989年に設立され、イギリス・ルネサンスの広範な研究と実践で知られるア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージック。
グラモフォン賞のRecord of the Year(年間最優秀録音賞)を受賞したウィリアム・バードの教会音楽集に続き、第1弾(CDA-67548)がグラモフォン賞古楽部門賞に輝いたトマス・タリス(c.1505−1585)の教会音楽集は、現在のカージナルズ・ミュージックの新たな中心プロジェクト。
CDA-68096
ヴォーン・ウィリアムズ:我らに平和を与え給え
ハフ:ミサ・ミラビリス
アンドルー・リットン(指)
コロラドSO&Cho
サラ・フォックス(S)、
クリストファー・マルトマン(Br)

録音:2014年3月26日−30日、ベッチャー・コンサート・ホール(コロラド)
近年、ピアニストとしてだけでなく作曲家としても注目を集めるスティーヴン・ハフ。ハフの作曲作品といえば、ピアノ・ソナタ第2番「夜の光」が自作自演によって録音されたばかりだが、今度は管弦楽を伴うミサ曲という大曲が披露されます。
ちなみに、リットンとハフと言えば、超名盤「ラフマニノフ(CDA-67501/2)」や「リスト&グリーグ(CDA-67824)」などの協奏曲でも共演しており、リットンの振る「ミサ曲」の解釈も万全でしょう。
いちピアニストという枠には収まらない、スティーヴン・ハフの大いなる才能に期待!
CDA-68092(2CD)
PCDA-68092(2CD)
国内仕様
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.2
ヴァイオリン・ソナタ第24番ヘ長調 K.376/ヴァイオリン・ソナタ第10番変ロ長調 K.15/ヴァイオリン・ソナタ第29番イ長調 K.402/ヴァイオリン・ソナタ第1番ハ長調 K.6/ヴァイオリン・ソナタ第14番ニ長調 K.29/ヴァイオリン・ソナタ第4番ト長調 K.9/ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 K.7/ヴァイオリン・ソナタ第22番イ長調 K.305
アリーナ・イヴラギモヴァ(Vn)、
セドリック・ティベルギアン(P)

録音:2015年1月29日−31日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)
音楽の神ミューズに愛されたヴァオリニスト、21世紀ロシアの名手、アリーナ・イブラギモヴァ。2015年から2016年にかけての来日公演でも全曲演奏会が行われたモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集、第2集がさっそくの登場! よく知られた名作から若きモーツァルトが書いた初期のソナタまでをバランスよく組み合わせるというコンセプトで選ばれている8つのソナタ(2015年10月2日の王子ホール「全曲演奏会第2回」で演奏されたプログラム)を、愛器アンセルモ・ベッロシオ1775年頃製作のヴァイオリンを携えたアリーナ・イブラギモヴァが奏でます。
CDA-68097
モーツァルト:ホルン協奏曲集
ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417
ホルン協奏曲第4番変ホ長調 K.495
ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K.447
ホルン協奏曲第1番ニ長調 K.412
ホルン五重奏曲変ホ長調 K.407*
ピップ・イーストップ(ナチュラルHrn)、
アントニー・ハルステッド(指)
ハノーヴァー・バンド、
エロイカ四重奏団

録音:2011年2月18日(五重奏)、2013年10月15日−18日(協奏曲)
ハイドンの交響曲集(CDH-55111〜55127)の優れた録音で知られるイギリスのピリオド・オーケストラ、ハノーヴァー・バンドの久しぶりとなるHyperion録音は、ピップ・イーストップのナチュラル・ホルンをソリストに迎えたモーツァルト!
ピップ・イーストップ(フィリップ・イーストップ)は、極めて広いジャンルとスタイルを吹きこなすイギリスのホルニスト。モダンとピリオドの使い分けのみならず、クラシックから、ジャズ、ポップス、ロック、映画音楽やTV、CMのセッション、そして王立音楽アカデミーや王立音楽大学の教授職、ホルンと管楽器奏者のための呼吸法の論文などアカデミックな分野まで、まさにオールラウンドで活躍するヴィルトゥオーゾ。タクトを振るうのも、ナチュラル・ホルンの名手として名高く、近年は指揮者としても活躍するアントニー・ハルステッド(アンソニー・ホルステッド)。グッドマン指揮ハノーヴァー・バンド、ホグウッド指揮エンシェント室内管と、2度に渡る「モーツァルト:ホルン協奏曲全集」の名録音を残すベテランのハルステッドは、指揮者としても素晴らしい解釈を見せてくれることでしょう。ちなみに、イーストップとハルステッドは、ロンドン・ホルン・サウンド(CACD-0112、CACD-0117)でも共演しています。
CDA-68098
メンデルスゾーン:ピアノ独奏作品全集Vol.3
練習曲ヘ短調 WoO.1/スケルツォ.ロ短調 WoO.2
スケルツォ・ア・カプリッチョ嬰ヘ短調 WoO.3
3つのカプリス Op.33
ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.105
無言歌集第4集 Op.53/無言歌嬰ヘ短調
ハワード・シェリー(P)

録音:2014年3月31日−4月1日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
膨大なレパートリーを誇り、ピアニスト、指揮者の両面で活躍するイギリスの名匠、ハワード・シェリー。2012年にスタートしたメンデルスゾーンのピアノ独奏作品全集、第3巻では、「無言歌集」の第4集とピアノ・ソナタ第2番を中心に、作品番号なし(WoO)の練習曲やスケルツォなどを併録。
CDA-68099
ドヴォルザーク&シューマン:ピアノ協奏曲集
ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調 Op.33
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
スティーヴン・ハフ(P)、
アンドリス・ネルソンス(指)
バーミンガム市SO

録音:2014年11月26−29日(シューマン)&2015年3月17日−19日(ドヴォルザーク)、シンフォニー・ホール(バーミンガム)
ピアノ王国ハイぺリオンを代表する、イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフ。これまで、サン=サーンスやラフマニノフ、シャルヴェンカ、チャイコフスキー、グリーグ、リスト、ブラームスなど、数々のコンチェルト名録音(英グラモフォン賞は3回受賞、うち2回は「Recording of the Year」も受賞)を生み出してきたハフの新たなる協奏曲録音は、2014年の来日公演で披露したドヴォルザーク、そして名曲シューマン! 更に、次代の巨匠候補の一人、アンドリス・ネルソンスがHyperion初登場! 2015年まで音楽監督を務めたバーミンガム市SOを振り、ハフの新たな名盤を創造する!

CDA-68103
マショー:燃える心
He, dame de vaillance/Cinc, un, trese/Tous corps / De souspirant / Suspiro/Helas, pour quoy se demente et complaint/Esperance qui m’assuere/Pas de tor en thies pais/Se mesdisans en acort/Une vipere en cuer ma dame maint/Tuit mi penser/Plus dure que un dyamant/Vos dous resgars, douce dame, m’a mort/Se je me pleign je n’en puis mais/Aucune gent / Qui plus aimme / Fiat voluntas tua
オルランド・コンソート〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕

録音:2014年4月28日ー5月1日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。タリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支えるハーモニーで送る、4世紀の詩人であり"アルス・ノヴァ"を代表するフランスの音楽、ギョーム・ド・マショー(c.1300−1377)の音楽第3弾。
CDA-68105
ハウエルズ:コレギウム・レガーレ
コレギウム・レガーレ〜ユビラーテ(モーニング・カンティクル第2番)、
マニフィカト(イヴニング・カンティクル第1番)、
ヌンク・ディミッティス(イヴニング・カンティクル第2番)/詩篇第122篇
全ての美しきものを愛で/聖餐式
詩篇第121篇
見よ, おお, われらが庇護者なる神よ
狂詩曲変ニ長調 Op.17-1(オルガン独奏)
テ・デウム(モーニング・カンティクル第1番)
スティーヴン・レイトン(指)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジCho

録音:2014年6月30日ー7月3日、コヴェントリー大聖堂
イギリス合唱界の名指揮者、スティーヴン・レイトンが音楽監督を務めている名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。2012年の英グラモフォン賞を受賞した「レクイエム(CDA-67914)」に続くハウエルズ・アルバムは、20世紀の英国国教会でもっとも重要なレパートリーのひとつ、「コレギウム・レガーレ」集!
CDA-68106
ロボ:エレミアの哀歌集
ゲレーロ:マリア・マグダレーナ・エ・アルテラ・マリア
ロボ:ミサ・マリ
 ア・マグダレーナ、
 エレミアの哀歌集、
 レジナ・チェリ(天の女王)、
 おお, 主よ, 何と心地よきことか
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
マーティン・ベイカー(指)

録音:2014年7月10日−11日&2015年2月9日−10日、ウェストミンスター大聖堂
Hyperionの創設初期より宗教合唱作品録音の中枢をになってきた英国の名門ウェストミンスター大聖堂聖歌隊が歌うスペイン・ルネサンス。ルネサンス・ポリフォニーの傑作の一つとして挙げられる、アロンソ・ロボの「エレミアの哀歌集」と、ゲレーロのモテットに基づく「マグダラのマリアのミサ(ミサ・マリア・マグダレーナ)」を、透き通るような少年聖歌隊の歌声と伝統の男声合唱で。
CDA-68107
シューベルト:4つの即興曲 D.935, Op.142
3つの小品 D.946
アンセルム・ヒュッテンブレンナーの主題による変奏曲 D.576
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2014年12月7日−9日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト/モンマス)
ピアノ王国ハイペリオン(Hyperion)の世界的ピアニスト、"スコットランドの風雲児" スティーヴン・オズボーン。「初版」でも「改訂版」でもない、「オズボーン・エディション」による「ラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番(CDA-67936)」が大きな話題となり、"レコード芸術特選" も獲得したオズボーンの次なるソロ・アルバムは、シューベルトの偉大なる晩年のピアノ作品たち。死の前年(1827年)に書かれた「4つの即興曲 D.935」と、その翌年に書かれた「3つの小品 D.946」。硬質な響きと知的な解釈で幅広いレパートリーを築いてきたオズボーンが、詩的に味わい深く歌う格別のシューベルトをどうぞ。
CDA-68108
フェルドマン&クラム:ピアノ作品集
フェルドマン:インターミッション5
クラム:プロセッショナル
フェルドマン:ピアノ・ピース1952、
 エクステンションズ3
クラム:1979年のクリスマスのための小組曲
フェルドマン:マリの宮殿
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2014年12月10日、ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス)
これまで、Hyperionからは、ラヴェル、ベートーヴェン、ドビュッシー、シューベルト、ラフマニノフなどの名曲から、アルカン、カプースチン、ティペットなどの知られざる作品でもその実力を発揮してきたオズボーン。新録音では、アメリカの二人の現代作曲家、モートン・フェルドマン(1926−1987)とジョージ・クラム(1929−)のピアノ作品集という新たな境地に到達!それぞれの代表作「マリの宮殿(パレ・ド・マリ)」と「クリスマスのための小組曲」に、小品を加えたソロ・ピアノ・ピースで、オズボーンの知的でハイセンスな解釈が光ります。
CDA-68110
クラウセン&パウルス:合唱作品集
ルネ・クラウセン:安らかに、
 ラスト・インヴォケーション、歓喜の歌
 クリア・ミッドナイト、光、我らの父、
 カーム・オン・ザ・リスニング・イヤ・オヴ・ナイト*#
スティーヴン・パウルス:ガブリエルのお告げ、
 イエスのキャロル、
 アリーゼ・マイ・ラヴ、夕べの祈り、
 イリュージョン、リッチ・ブロケード、
 家路
ロイヤル・ホロウェイCho
ルパート・ゴフ(指)
ルーシー・ウェイクフォード(ハープ)*、
レイチェル・ゴフ(Vn)#

録音:2014年6月26日−28日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
ラトヴィアの「リハルト・デュブラ(CDA-67799)」、リトアニアの「ヴィタウタス・ミシュキニス(CDA-67818)」、「バルト諸国の宗教歌曲集(CDA-67968)」など、バルト諸国の合唱作品のスペシャリストとして知られるルパート・ゴフ&ロイヤル・ホロウェイ合唱団。新録音は、現代アメリカの2人の偉大な合唱作曲家、ルネ・クラウセン(b.1953)とスティーヴン・パウルス(1949−2014)の合唱作品集。
CDA-68111
ブラームス:最後のピアノ小品集
7つの幻想曲集 Op.116
3つの間奏曲 Op.117
6つの小品 Op.118/4つの小品 Op.119
スティーヴン・ハフ(P)

録音:2014年5月14日、セント・ジョージ教会(ブランドン・ヒル、ブリストル/Op.116)&2018年12月10日−14、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン/Op.117-119)
近年では作編曲の才能でも広く注目を浴び、多くの作品が出版・録音されているスティーヴン・ハフの新録音は、ヨハネス・ブラームスが最晩年に作曲し、生前最後に出版された4つの独奏ピアノのための作品集。いずれも2分〜5分程度の小品ばかりで、詩的で郷愁的な曲を中心にブラームスの成熟した音楽が凝縮されています。
これまでブラームスのアルバムでは、ピアノ・ソナタ(CDA 67237)からチェロ・ソナタ(CDA-67529)、ピアノ五重奏曲(CDA 67551)、ピアノ協奏曲(CDA-67961)など様々なジャンルで充実した演奏を聴かせてくれたハフが、その深淵なピアニズムでブラームスの哀愁に迫ります。
CDA-68112
C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲イ短調 H.432, Wq.170
チェロ協奏曲変ロ長調 H.436, Wq.171
チェロ協奏曲イ長調 H.439 Wq.172
ニコラス・アルステット(Vc)、
ジョナサン・コーエン(指)
アルカンジェロ

録音:2014年11月24日−26日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
1982年生まれの次代の担うチェリスト、ニコラス・アルステットが、コーエン&アルカンジェロと共にHyperionに本格登場! 2010年にクレディ・スイス・ヤング・アーティスト賞を受賞。2010年〜2012年のBBCヤング・ジェネレーション・アーティストにも選ばれ、日本を含む世界で演奏。チェリストとしてはモダン、ピリオドの双方に精通し、アダム・フィッシャーから、オーストリア・ハンガリー・ハイドン・フィルの芸術監督職を受け継ぐなど、指揮者としても輝かしい才覚を発揮しています。Channel Classicsからは「ショスタコーヴィチ、ルトスワフスキ、ワインベルク(CCS 38116)」という、近現代の濃密なレパートリーを魅せてくれたアルステットですが、Hyperionではジョナサン・コーエン率いるピリオド・オーケストラの「アルカンジェロ」とともに、C.P.E.バッハのチェロ協奏曲を披露。コーエン&アルカンジェロとは、既にハイドンの協奏交響曲(CDA-68090)でも共演していましたが、このC.P.E.バッハが本格的なデビューとなります。
CDA-68113
ラロ:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番ハ短調 Op.7
ピアノ三重奏曲第2番ロ短調
ピアノ三重奏曲第3番イ短調 Op.26
レオノーレ・ピアノ三重奏団〔ティム・ホートン(P)、ベンジャミン・ナバロ(Vn)、ジェマ・ローズフィールド(Vc)〕

録音:2014年12月19日ー21日、ワイアストン・コンサート・ホール
イギリスの若き精鋭たちによって結成された室内楽団「アンサンブル360」のメンバーによるトリオ、レオノーレ・ピアノ三重奏団。アレンスキー(CDA-68015)に続くセカンド・アルバムは、エドゥアール・ラロ(1823−1892)による3つのピアノ三重奏曲。ラロは、今日ではスペイン交響曲やチェロ協奏曲で知られているが、室内楽の作曲にも情熱を注いでおり、ここに収録された3曲も粒ぞろいの作品。
CDA-68114
ブラジリアン・アドヴェンチャーズ
作曲者不詳:Matais de incendios バース1〜4
ガルシア:ミサ・パストリルより
ロボ・ジ・メスキータ:パドレ・ノッソ、アヴェ・マリア、グローリア
ガルシア:ミサ・パストリルより
ソウザ:神は昇りたまいぬ
ガルシア:ミサ・パストリルより
作曲者不詳:Matais de incendios バース5〜8
ゴメス:8声のミサより
ピント:祝福されし乙女、
 ソルフェージュのレッスン第25番 わが愛するものよ
ゴメス:8声のミサより
ジェフリー・スキッドモア(指)
エクス・カシドラ

録音:2014年9月2日ー4日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
英国古楽界の名指揮者ジェフリー・スキッドモアが率いるバーミンガムのピリオド・アンサンブル(オーケストラ)&合唱団エクス・カシドラは、「ニュー・ワールド・シンフォニー〜ラテンアメリカのバロック音楽(CDA-67380)」、「月、太陽と全てのもの〜ラテンアメリカのバロック音楽第2集(CDA-67524)」などの録音で知られています。そんな南米バロック音楽のスペシャリストたちによる新録音は、2つのミサ曲と小品によるブラジルの作品集。エクス・カシドラが伴奏しキャロリン・サンプソンがソリストを務めた「フランス・バロックの歌姫〜マリー・フェルのためのアリア集(CDA-68035)」は、2015年英グラモフォン賞で見事リサイタル部門に輝くなど、その演奏クオリティも申し分なし。
CDA-68115
コンドゥクトゥスVol.3〜13世紀フランスの音楽と詩
Fas et nefas/A globo veteri
Vite perdite
A l’entrant del tans salvage
Per dan que d’amor mi veigna
O qui fontem gratie
Transgressus legem Domini
Sede, Syon, in pulvere
Olim sudor Herculis
Eclypsim passus totiens
Homo, natus ad laborem
ジョン・ポッター(T)、
クリストファー・オゴーマン(T)、
ロジャーズ・カヴィ=クランプ(T)

録音:2014年4月7日ー8日、国立古楽センター(ヨーク、イギリス)
パリ・ノートルダム楽派の音楽家たちが用いた音楽形式であり、1100年ごろに南フランスを起源として発祥した"行列歌"を意味する「コンドゥクトゥス」。ヒリヤード・アンサンブルの新旧メンバー、ジョン・ポッター&ロジャーズ・カヴィ=クランプと、ブラバント・アンサンブルやエクス・カシドラ、バンショワ・コンソート、ガブリエリ・コンソートなどに参加してきたクリストファー・オゴーマン。超一流の古楽系テノールたちの共演で実現し、中世&ルネサンスの貴重なレパートリーとして賞賛を浴びるシリーズの第3弾です。
CDA-68117
リスト:歌曲全集 Vol.4
昼の騒々しい声が静まり S.337
私を休ませて S.317
愛とはなに S.288(第1版)/見捨てられて S.336
かつて S.332/私は別れよう S.319(第2稿)
愛とはなに S.288(第2版)/ローレライ S.273(第2稿)
涙と共にパンを食べたことのない者は S.297(第1版、第2稿)
愛とはなに S.288(第3版)
ミニョンの歌 S.275(第2稿)/静かに S.330
再びあなたに会えるだろうか S.322
花と香り S.324(第2稿)
死んだ夜鳴きうぐいす S.291(第2稿)
彼は私を深く愛した S.271/誓い S.331
サーシャ・クック(Ms)、
ジュリアス・ドレイク(P)

録音:2014年12月4日−6日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
2010年にスタートしたフランツ・リスト(1811−1886)の歌曲全集。第1巻(CDA-67782)マシュー・ポレンザーニ、第2巻(CDA-67934)アンゲリカ・キルヒシュラーガー、第3巻(CDA-67956)ジェラルド・フィンリーに続く第4巻。グラミー賞受賞者でもあるサーシャ・クックは、ジョン・アダムズの「ドクター・アトミック」の世界初演で称賛を浴び、欧米で高い評価を得ているアメリカ出身のメゾ・ソプラノ。2014年にはジョナサン・ノット指揮、東京SOとも共演しています。サーシャ・クックの癖のない艶やかな歌声で、リストが綴った深い愛の歌を歌います。
CDA-68118
ボルトキエヴィチ:ピアノ・ソナタ第2番他
ボルトキエヴィチ:6つの前奏曲 Op.66より 第1番嬰ヘ長調、第3番変ホ短調(第2番、第4番−第6番は消失)
幻想小曲集 Op.61/リリカ・ノヴァ Op.59
3つのマズルカ Op.64
ヴァイオリンとピアノのための 「スペイン」 Op.63-4(作曲家自身の編曲によるピアノ独奏版)
ユーゴスラビア組曲 Op.58
ピアノ・ソナタ第2番嬰ハ短調 Op.60
ナデジダ・ブラエワ(P)

録音:2014年11月22日−24日、Dekelboum Concert Hall(メリーランド大学)
ラザール・ベルマンに「彼女の才能は神から与えられたものだ」と称賛された、ブルガリア、ソフィア生まれの女流ピアニスト、ナデジダ・ブラエワ。「バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ」シリーズの第10巻でHyperionデビューを果たしたブラエワのHyperion第2弾では、ロシア(現ウクライナ)に生まれ、二度の世界大戦を経験したピアニスト、作曲家のセルゲイ・ボルトキエヴィチのピアノ作品集を弾く。Hyperionのボルトキエヴィチといえば、スティーヴン・クームズによるピアノ協奏曲(CDA-66624)やピアノ作品集(CDD 22054)、マーティン・ブラビンズによる交響曲集(CDA-67338)など多くの名盤が発売されており、新たなピアニストによる新盤(作品の多くは近年発見されたもので、世界初録音となる)は、近代ロシア・ピアノ・ファンは要注目です!
CDA-68119
ロイプケ:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ変ロ短調
詩篇第94篇によるソナタ(ストラダル編)
詩篇第94篇によるソナタより アダージョ(ロイプケ編)
マルクス・ベッカー(P)

録音:2014年10月14日ー16日、ポットン・ホール(サフォーク)
マックス・レーガーのピアノ作品全曲録音という偉業を成し遂げたことでその名を轟かせ、その後も"ピアノ王国ハイペリオン"などで活躍するドイツの鬼神マルクス・ベッカー。ユリウス・ロイプケ(1834−1858)は、リストにその才を認められながらも、24歳という若さでこの世を去ったドイツの作曲家、ピアニスト、オルガニスト。ロイプケ唯一のピアノ・ソナタと、オルガンのための作品からピアノ版へと編曲されたソナタ(詩篇第94篇による)。リストのロ短調ソナタから影響を受けたとされる2つの代表作を、マルクス・ベッカーの鋭いタッチで表現する。
最終トラックの「アダージョ」は、「詩篇第94篇によるソナタ」第2楽章の作曲者自身によるピアノ編曲版。
CDA-68120
ブルッフ:ピアノ五重奏曲&弦楽四重奏曲第1番
弦楽四重奏曲第1番ハ短調 Op.9
ヴァイオリンとピアノのためのスウェーデン舞曲集 Op.63
ピアノ五重奏曲ト短調
ゴールドナーSQ〔ディーン・オールディング(Vn)、ディミティ・ホール(Vn)、イリーナ・モロゾヴァ(Va)、ジュリアン・スマイルズ(Vc)〕
ピアーズ・レーン(P)

録音:2015年2月18日−20日、ポットン・ホール(サフォーク)
イギリスで活躍するオーストラリアの知性派ピニアスト、ピアーズ・レーンと、ムジカ・ヴィヴァ・オーストラリアの創設者リチャード・ゴールドナーの名を冠して結成されたゴールドナーSQ。オーストラリアの名コンビによる新たな録音は、マックス・ブルッフのピアノ五重奏曲ト短調。ディーン・オールディングとピアーズ・レーンによる「スウェーデン舞曲集」も、リズミカルで魅力的なメロディーがふんだんに登場する佳曲。
CDA-68121
タリス:エレミアの哀歌
エレミアの哀歌T/エレミアの哀歌U
平安のうちに
戒律へのリスポンス(ショート・サーヴィス "ドリアン")
クレド(ショート・サーヴィス "ドリアン")
わたしにむかって「主よ、主よ」と言う者が
サンクトゥス(ショート・サーヴィス "ドリアン")
グローリア(ショート・サーヴィス "ドリアン")
今やキリストは天にのぼりたまいぬ
聖なる神/安息日が過ぎて
何故何時はその悪意を誇りたるか(大司教パーカーのための9つの詩篇より 第7番)
世の救い主よT
テ・デウム(for meanes)
来たりたまえ、聖霊よ
カージナルズ・ミュージック
アンドルー・カーウッド(指)

録音:2014年11月11日−13日、フィッツアラン・チャペル(アランデル城)
タリス・スコラーズやオルランド・コンソート、オックスフォード・カメラータなどのメンバーとして活躍し、現在はセント・ポール大聖堂の音楽監督を務める英国古楽界の名匠アンドルー・カーウッド。そして、1989年に設立され、イギリス・ルネサンスの広範な研究と実践で知られるア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージック。第1弾(CDA-67548)がグラモフォン賞古楽部門賞に輝いたトマス・タリス(c.1505−1585)の教会音楽集。セシリア・オズモンドや、パトリック・クライグ、ロバート・ライス、ロバート・マクドナルドなど、タリス・スコラーズを始め世界トップ・クラスのア・カペラ・グループ、合唱団などで活躍する豪華メンバーで、トマス・タリスの傑作「エレミアの哀歌」を歌います。
CDA-68122(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.50 「プロシャ王」
弦楽四重奏曲第44番変ロ長調 Op.50-1, Hob.III-44/弦楽四重奏曲第45番ハ長調 Op.50-2, Hob.III-45/弦楽四重奏曲第46番変ホ長調 Op.50-3, Hob.III-46/弦楽四重奏曲第47番嬰ヘ短調 Op.50-4, Hob.III-47/弦楽四重奏曲第48番ヘ長調 Op.50-5, Hob.III-48 「夢」/弦楽四重奏曲第49番ニ長調 Op.50-6, Hob.III-49 「蛙」
ロンドン・ハイドンSQ〔キャサリン・マンソン(Vn)、マイケル・グレヴィチ(Vn)、ジェームズ・ボイド(Va)、ジョナサン・マンソン(Vc)〕

録音:2014年10月24日−28日、ポットン・ホール(サフォーク)
クラシカル・ボウ&ガット弦というピリオド・スタイルでの高度なアンサンブル、演奏に使用する楽譜のエディションにも徹底的にこだわり、ハイドンのスペシャリストとして高評価を確立したロンドン・ハイドンSQ。次なるハイドン・アルバムは、プロイセン王に献呈されたOp.50「プロシャ王」のセット! 新たにジョナサン・マンソンが加わった英国古楽界の名手たちからなるアンサンブルによる、至福のハイドンをどうぞ。
CDA-68123
バルトーク:ミクロコスモス第6巻
組曲 Sz.62(Op.14, BB.70)/戸外にて Sz.81(BB.89)/15のハンガリー農民の歌 Sz.71(BB.79)/3つのブルレスク Sz.47(Op.8c, BB.55)/ミクロコスモス Sz.107(BB.105) 第6巻
セドリック・ディベルギアン(P)

録音:2014年11月13日−16日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
1998年にロン=ティボー国際コンクールで優勝し、国際的なキャリアを歩むフランスの天才セドリック・ティベルギアン。Hyperionには、アリーナ・イブラギモヴァとのデュオで幾つもの名録音を生み出し、「デュボワ(CDA-67931)」で協奏曲デビュー、「シマノフスキ(CDA-67886)」で独奏作品デビューを果たしてる。待望のソロ録音第2弾は、ベーラ・バルトークの高度な技術を必要とする練習曲集「ミクロコスモス」第6巻を中心としたピアノ作品集。「シマノフスキのピアノ作品集」は、英グラモフォン誌、仏ディアパソン誌で絶賛されディアパソン・ドールを受賞。幅広いプログラムを誇り、豊かな才能がほとばしるセドリック・ディベルギアンのバルトークにご期待ください!
CDA-68124
フリードマン&ルジツキ:ピアノ五重奏曲集
ルジツキ:ピアノ五重奏曲ハ短調 Op.35
フリードマン:ピアノ五重奏曲ハ短調
ジョナサン・プロウライト(P)、
シマノフスキSQ
シマノフスキやフィテルベルクらと共に「若きポーランド」の一員となりポーランド楽壇で活動したルドミル・ルジツキ(1883−1953)、当時最高のヴィルトゥオーゾ・ピアニストの一人として活躍したイグナーツ・フリードマン(1882−1948)、2つのポーランド後期ロマン派の傑作室内楽を、スペシャリストたちが奏でます。
特にプロウライトはルジツキのピアノ協奏曲集(CDA-68066)でも高い評価を得たばかりのため、新たなルジツキ録音には期待がかかります!
CDA-68125
メンデルスゾーン:ピアノ独奏作品全集Vol.4
前奏曲とフーガ第1番ホ短調 Op.35-1
前奏曲とフーガ第2番ニ長調 Op.35-2
前奏曲とフーガ第3番ロ短調 Op.35-3
前奏曲とフーガ第4番変イ長調 Op.35-4
前奏曲とフーガ第5番ヘ短調 Op.35-5
前奏曲とフーガ第6番変ロ長調 Op.35-6
アンダンテ・カンタービレとプレスト・アジタート WoO.6
無言歌イ長調(1837)
無言歌集第5集 Op.62
ハワード・シェリー(P)

録音:2014年12月17日ー19日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー/ロンドン)
膨大なレパートリーを誇り、ピアニスト、指揮者の両面で活躍するイギリスの名匠、ハワード・シェリーが鋭意取組中のプロジェクト、メンデルスゾーンのピアノ独奏作品全集。第4巻では、バッハへの大きな敬意が込められた6つの「前奏曲とフーガ」と、単独のコンサート・ピースとしても人気の高い「春の歌」を含む、「無言歌集第5集」を収録。
DA-68128
ローベルト・フランツ:歌曲集 ロビン・トリッチュラー(T)、
グレアム・ジョンソン(P)

録音:2015年2月&12月、オール・セインツ教会(ロンドン)
シューベルト(CDS 44501/40)やシューマン(CDS 44441/50)の歌曲全集など録音史上に輝く偉大な歌曲集を完成させてきた名伴奏者グレアム・ジョンソンがリードする歌曲集最新作。
2014年にイアン・ボストリッジの代役として成功させたリサイタルが注目を浴び、2016年には下野竜也(指)&読売日響との共演で初来日も実現させたアイルランド出身の新世代テノール、ロビン・トリッチュラーが歌うのは、19世紀ドイツの重要なリート作家、ローベルト・フランツ(1815−1892)の歌曲集。ローベルト・フランツが長い生涯のなかで書いた279曲の歌曲から、グレアム・ジョンソンとロビン・トリッチュラーが47の作品(約半分はハイネの詩による歌)を選びぬいた、珠玉のリサイタル・プログラムです。
CDA-68129
パワー・オヴ・ライフ〜ポブレー修道院のメッツラー・オルガン
タクル:パワー・オヴ・ライフ
シアリング:アメイジング・グレイス
ウォルトン(マッキー&ヘリック編):戴冠行進曲 「宝玉と勺杖」
ヴィラ=ロボス(ヴァン・ハルス編):アリア
モニケンダム:トッカータ第2番
モーツァルト(ニールド編):アンダンテと変奏曲ト長調 K.501
シュタム:ラテン風ラプソディ
デュプレ:アヴェ・マリス・ステラ
サン=サーンス:ブルターニュの歌によるラプソディ第3番 Op.7-3
ペトラリ:アレグロ・フェストーソ
ウォーロック(ヘリック編):ピエ・アン・レール
フランツ・ワーグナー:幻想小曲集 「人生の勝利」 Op.7
クリストファー・ヘリック(Org)

録音:2014年10月20日−22日、ポブレー修道院(スペイン)
「オルガン・ファイアーワークス」や「オルガン・ドリームス」、「バッハ:オルガン作品全集」、「ブクステフーデ:オルガン作品全集」など、数多の名録音でハイペリオンのオルガン作品の歴史を築いてきたイギリスの名オルガニスト、クリストファー・へリック。新録音「パワー・オヴ・ライフ」の主役は、スペインのカタルーニャ州、タラゴナにあるポブレー修道院に2012年に製造された新しいメッツラー・オルガン。モーツァルトからサン=サーンス、デュプレ、ヴィラ=ロボス、ウォルトン、シアリングまで、センスの良い選曲で、ポブレー修道院の壮麗なパイプオルガンを響かせます。

CDA-68131
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.6
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1
ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1
ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2
ピアノ・ソナタ第16番ト長調Op.31-1
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a 「告別」
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオーリ)

録音:2015年9月26日−29日、ドッビアーコ文化センター(イタリア)
「バッハのピアノ作品集」、「モーツァルトのピアノ協奏曲集」と並び、鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットの録音プロジェクトの柱となっている「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集」。第6巻は、ピアノ・ソナタ第26番「告別」を頂点とする5曲のピアノ・ソナタ。第1巻から第3巻まで、国内仕様盤として発売されたものはすべて「レコード芸術特選」に選ばれるなど、国内外で圧倒的評価を確立しているアンジェラ・ヒューイットのベートーヴェン。ファツィオーリの美しく気高い音色で贈る、至高のベートーヴェンをどうぞ。
CDA-68132
北の星の下に〜1270年〜1430年、イギリス・ポリフォニーの台頭
リオネル・パワー、ジョン・ダンスタブル、ヨハネス・アラヌス、(トマス?)・ダメット、ビタリング、(ロバート?)・チャーベリー、作曲者不詳、他の作品
オルランド・コンソー
〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕

録音:2015年9月21日ー24日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、ド・マショーなど中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。新録音「Beneath the northern star」は、13世紀後半から15世紀半ばまでのイギリス・ポリフォニーにおける急進的な音楽の発展を描いています。
CDA-68134
マショー:ソヴリン・ビューティ オルランド・コンソート〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。「ソヴリン・ビューティ(Sovereign Beauty)」は、これまでコンサートとレコーディングの両面で高い評価を確立してきたマショー・シリーズの最新作。14世紀の詩人であり"アルス・ノヴァ"を代表するフランスの音楽家、ギョーム・ド・マショー(c.1300−1377)の詩的で美しい音楽を、オルランド・コンソートの完璧なアンサンブルで歌います。
CDA-68136
ロストロポーヴィチ・アンコールズ
ロストロポーヴィチ:ユモレスク Op.5
プロコフィエフ:アダージョ Op.97bis(バレエ 「シンデレラ」より)
シンディング:プレスト(組曲 Op.10より/原曲:ヴァイオリンとピアノ)
ラフマニノフ:東洋風舞曲 Op.2-2
ストラヴィンスキー:パ・ド・ドゥ(ディヴェルティメントより/原曲:ヴァイオリンとピアノ、ストラヴィンスキー&ドゥシュキン編/ロストロポーヴィチ改作)
プロコフィエフ:行進曲(歌劇 「3つのオレンジへの恋」より/ロストロポーヴィチ編)
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
ドビュッシー:月の光(ベルガマスク組曲よりロストロポーヴィチ編)
スクリャービン:練習曲変ロ短調 Op.8-11(ピアティゴルスキー編)
プロコフィエフ:ワルツ − コーダ(バレエ 「シンデレラ」より/ロストロポーヴィチ編)
ストラヴィンスキー:ロシアの娘の歌(歌劇 「マヴラ」より/ディミトリ・マルケヴィチ編)
ポッパー:妖精の踊り Op.39
ドビュッシー:夜想曲とスケルツォ
ショパン:練習曲第19番嬰ハ短調 Op.25-7(グラズノフ編)
ドビュッシー:ミンストレル(前奏曲集第1巻より/ロストロポーヴィチ編)
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
ロストロポーヴィチ:モデラート(チェロ独奏)
アルバン・ゲルハルト(Vc)、
マルクス・ベッカー(P)

録音:2015年9月25日−27日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト、モンマス)
ドイツ・チェロ界の新皇帝アルバン・ゲルハルト! カザルスが愛した珠玉の小品を収録し人気を博した「カザルス・アンコールズ(CDA-67831)」に続く「アンコールズ」第2弾は、20世紀のもっとも偉大なチェリスト、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチへのオマージュ・アルバム。ロストロポーヴィチ自身の作品を最初と最後に配置し、ロストロポーヴィチによるトランスクリプション作品を含めたチェロのための珠玉の小品集。21世紀の名チェリスト、アルバン・ゲルハルトが偉大なるロストロポーヴィチへの敬意を込めて贈ります。
CDA-68137
ショパン:マズルカ集
マズルカ 変イ長調 Op.50-2/マズルカ ハ長調 Op.56-2/マズルカ ホ短調 Op.17-2/マズルカ 変イ長調 Op.17-3/マズルカ 嬰ヘ短調 Op.59-3/マズルカ 嬰ト短調 Op.33-1/マズルカ イ短調 Op.68-2/マズルカ ト短調 Op.24-1/マズルカ イ短調 Op.17-4/マズルカ 変ロ短調 Op.24-4//マズルカ 変ロ長調 KK.IIa-3/マズルカ 変ロ長調 Op.17-1/マズルカ ハ長調 Op.33-3/マズルカ 変イ長調 Op.24-3/マズルカ ホ短調 Op.41-1/マズルカ ロ短調 Op.30-2/マズルカ 嬰ハ短調 Op.50-3/マズルカ ハ長調 Op.24-2/マズルカ イ短調 KK.IIb-5/マズルカ 嬰ヘ短調 Op.6-1/マズルカ イ短調 KK.IIb-4/マズルカ ト長調 Op.50-1/マズルカ ハ短調 Op.56-3/マズルカ 変イ長調 Op.59-2
パヴェル・コレスニコフ(P)
コレスニコフは、1989年ロシアのシベリアに生まれ、2012年には世界最高クラスの賞金と音楽活動への手厚いサポートで知られるカナダの「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」で優勝。現在はイギリスを拠点に活動し、2014年〜2016年のBBCの「ニュー・ジェネレーション・アーティスツ」にも選ばれた世界が注目する逸材です。チャイコフスキーの「四季 Op.37b」を色彩豊かに彩ったHyperion第1弾(CDA-68028)に続くのは、ショパンが晩年まで書き続けたポーランドの舞曲、「マズルカ集」。全50曲以上に及ぶショパンのマズルカより、10代の頃の作品から晩年の作品まで選びぬかれた24曲を収録。ピアノ王国ハイペリオンが白羽の矢を立てた次世代を担うピアニスト、パヴェル・コレスニコフの極めて美しいショパンにご期待ください。

CDA-68139
ドビュッシー:ピアノ作品集
版画 L.108/映像第1集 L.105
映像第2集 L.120/子供の領分 L.119
レントよりおそく L.128/喜びの島 L.109
スティーヴン・ハフ(P/Yamaha CFX)
※使用楽器:Yamaha CFX concert grand

録音:2015年6月18日−19日、セント・ジョージ教会(ブランドン・ヒル)&2016年8月30日−31日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト)
ドビュッシーの没後100周年記念盤!イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフは、4つのグラミー賞ノミネート、2つの"Record of the Year"を含む8つのグラモフォン賞受賞を誇る、ピアノ王国ハイぺリオンを代表するピアニスト。近年では作編曲の才能でも広く注目を浴び、多くの作品が出版・録音されています。スティーヴン・ハフの約2年ぶりとなるソロ・アルバムは、2018年のドビュッシー没後100周年を彩るアニヴァーサリー・アルバム! ハフのきらめくようなテクニック、想像力豊かな知性で贈る極上のドビュッシーです。

CDA-68140
イギリス・ロマン派のマドリガル集
ピアサル:シング・ウィー・アンド・チャント・イット、
 ライト・オヴ・マイ・ソウル、
 サマー・イズ・イ・カミング・イン、
 グレート・ゴッド・オヴ・ワヴ、
 レイ・ア・ガーランド
 レスリー:マイ・ラヴ・イズ・フェア、
 ザイン・アイズ・ソー・ブライト
ステイナー:ディスアポイントメント、
 ドライ・ユア・スウィート・チーク、
 ライク・アズ・ア・シップ、ザ・キャッスル・バイ・ザ・シー、
 フローラズ・クイーン
グッドハート:レディ・オン・ザ・シルヴァー・スローン
エルガー:トゥ・ハー・ベニース・フーズ・ステッドファスト・スター
パリー:フー・キャン・ドゥウェル・ウィズ・グレートネス!、
 美しいけれど無慈悲な乙女
スタンフォード:神と宇宙(信仰の歌 Op.97より第2番)、
 オン・タイム Op.142
ロイヤル・ホロウェイCho
ルパート・ゴフ(指)

録音:2015年4月23日ー25日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
教会音楽に比べ取り上げられることの少ないヴィクトリア朝の世俗音楽、イギリス・ロマン派のマドリガルを再発見、演奏するというロイヤル・ホロウェイ合唱団の意欲的なプログラム。エルガー、パリー、スタンフォードらの作品に加え、ロバート・ルーカス・ピアサル(1795−1856)、ヘンリー・レスリー(1822−1896)、ジョン・ステイナー(1840−1901)、アーサー・マレー・グッドハート(1866−1941)らによって書かれた、エリザベス朝のマドリガルを補完する英国合唱作品。
CDA-68141
ベルナルディーノ・デ・リベーラ:マニフィカト&モテット集
ダビデ王/栄光なる聖母マリア
祝福されしみ母/われらを許し給え
第1旋法によるマニフィカトT
アンティフォン 「われ汝らを孤児とはせず」
ラマの声/天の女王/おお、栄光の王
第2旋法によるマニフィカトT
アンティフォン 「いと賢き乙女よ」
われを守り給え、主よ
イエスがペトロを連れて
アンティフォン 「イン・フェルヴェンティス」
第4旋法によるマニフィカトU
今日、聖霊降臨の日は来たりぬ
デイヴィッド・スキナー(指)
デ・プロファンディス

録音:2014年5月14日ー17日、セント・ジョージ教会(チェスタートン、ケンブリッジ)
アンドルー・カーウッドとともにカージナルズ・ミュージックの共同創設者である音楽学者&合唱指揮者のデイヴィッド・スキナーと、2011年にケンブリッジで設立された古楽専門の男声ヴォーカル・アンサンブル「デ・プロファンディス」がHyperion初登場。ベルナルディーノ・デ・リベーラ(c.1520−?1580)は、アビラ大聖堂、トレド大聖堂の聖歌隊長を務めたスペインの音楽家。アビラ大聖堂では、当時聖歌隊員であった若きビクトリアを教え、影響を与えたとされています。「祝福されしみ母(Beata mater)」を除き、すべて世界初録音。
CDA-68142
ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲集
弦楽五重奏曲第3番変ホ長調 Op.97
弦楽四重奏曲第14番変イ長調 Op.105
タカーチSQ〔エドワード・ドゥシンベル(Vn1)、カーロイ・シュランツ(Vn2)、ジェラルディン・ウォルサー(Va)、アンドラーシュ・フェイェール(Vc)〕、ローレンス・パワー(Va)

録音:2016年5月18日−21日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステート、モンマス)
新世界アメリカに滞在しはじめたドヴォルザークが書いた「弦楽五重奏曲第3番」は、有名な「弦楽四重奏曲第12番」と同様「アメリカ」の愛称も持つ作品。ナッシュ・アンサンブルやレオポルド弦楽三重奏団のメンバーとして活躍した現代最高峰のヴィオリスト、ローレンス・パワーが加わった五重奏で、ドヴォルザークの傑作を描きます。
CDA-68143(2CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.3
ヴァイオリン・ソナタ第32番変ロ長調 K.454
ヴァイオリン・ソナタ第12番ト長調 K.27
ヴァイオリン・ソナタ第17番ハ長調 K.296
ヴァイオリン・ソナタ第36番ヘ長調 K.547
ヴァイオリン・ソナタ第16番変ロ長調 K.31
ヴァイオリン・ソナタ第23番ニ長調 K.306
アリーナ・イヴラギモヴァ(Vn)、
セドリック・ティベルギアン(P)

録音:2015年5月26日−28日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)
楽の神ミューズに愛されたヴァオリニスト、21世紀ロシアの名手、アリーナ・イブラギモヴァ。2015年から2016年にかけての来日公演でも全曲演奏会が行われたモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集。よく知られた名作から若きモーツァルトが書いた初期のソナタまでをバランスよく組み合わせるというコンセプトで各巻が選曲されており、第3巻は2015年10月3日の王子ホール「全曲演奏会第3回」で演奏されたプログラム。愛器アンセルモ・ベッロシオ1775年頃製作のヴァイオリンを携えたアリーナ・イブラギモヴァが、朋友セドリック・ティベルギアンと奏でる麗しく清新なるモーツァルト。2017年にも、コンチェルトやティベルギアンとのデュオで複数来日公演を予定しているアリーナ・イブラギモヴァの大活躍は止まりません!
☆YouTubeのHyperion公式チャンネルにてご試聴いただけます!
CDA-68144
アレック・ロス:ア・タイム・トゥ・ダンス
独唱,合唱と管弦楽のためのカンタータ 「ア・タイム・トゥ・ダンス」
合唱とチェンバー・オルガン(左手)のための 「マニフィカトとヌンク・ディミットゥス(ハトフィールド・サーヴィス)」
無伴奏合唱のための 「メン・アンド・エンジェルズ」
ジェフリー・スキッドモア(指)
エクス・カシドラ、グレース・ダヴィッドソン(S)、
マシュー・ヴェナー(A)
サミュエル・ボーデン(T)、
グレッグ・スキッドモア(Bs)、
ティム・ハーパー(チェンバー・オルガン)

録音:2014年8月14日ー16日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク/ロンドン)
南米バロック音楽のスペシャリストにして、2015年英グラモフォン賞では「フランス・バロックの歌姫(CDA-68035)」でリサイタル部門賞を受賞したジェフリー・スキッドモア&エクス・カシドラ。彼らにとって「Shared Ground(SIGCD 270)」以来となる、イギリスの現代作曲家アレック・ロス(b.1948)の合唱作品集では、4人の独唱と合唱、オーケストラによる60分に及ぶ大作カンタータ「ア・タイム・トゥ・ダンス(A Time to Dance)」を収録。
CDA-68145
メトネル&ラフマニノフのコンチェルト
メトネル:ピアノ協奏曲第2番ハ短調
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番*
マルク=アンドレ・アムラン(P)、
ウラディミール・ユロフスキ(指)LPO

録音:2016年3月7日&10日*、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムランの久しぶりとなるコンチェルト・レコーディング!メトネルとラフマニノフのピアノ協奏曲集が登場!アムランが弾いたメトネルと言えば、4枚組に及ぶ「ピアノ・ソナタ全集(CDA67221/4)」の名盤で知られているが、なんとこの「ピアノ協奏曲第2番」は、2004年にアムランが日本初演(オッコ・カム指揮、東京フィル)を行っていたレア・レパートリー。(ちなみに、メトネル日本初演の数日前には、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番も弾いています。)名曲中の名曲ラフマニノフと秘曲メトネルの刺激的な組み合わせで贈る、アムランのロシアン・コンチェルトにご期待ください!
CDA-68146
PCDA-68146
国内仕様盤
税込定価

バッハ:ゴルトベルク変奏曲 アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオーリ)

録音:2015年12月14日−17日、キリスト教会(オーバシェーネヴァイデ、ベルリン)
CD15枚組に及ぶバッハのピアノ作品集(CDS 44421/35)は“現代のレコード界における栄光のひとつ”と評され、「当代最高のバッハ弾き」として君臨するアンジェラ・ヒューイット。中でも、1999年録音の「ゴルトベルク変奏曲(CDA 67305)」は名盤として君臨してきただけに、イタリアの銘器"ファツィオーリ"による新たな「ゴルトベルク変奏曲」(総タイム82分超)は待望の新録音となります。バッハ・ワールド・ツアーを受けて再録音された「平均律クラヴィーア曲集(CDA 67741/4)」、第52回レコード・アカデミー賞を受賞した「フーガの技法(CDA 67980)」など、"ファツィオーリによるバッハ録音"でも伝説を作ってきたヒューイットの新たなるバッハにご期待ください。
CDA-68147
ジョン・タヴァナー:西風のミサ
キリストのいと聖なる御母
ミサ曲 「キリストのいと聖なる御母」
西風のミサ
ジーイムズ・オドンネル(指)
ウェストミンスター寺院聖歌隊

録音:2015年6月16日−17日、聖オルバン教会(ホルボーン、ロンドン)
世界遺産にも指定されている英国国教会の教会、ウェストミンスター寺院。かつて"カトリック"のウェストミンスター大聖堂聖歌隊の音楽監督として活躍した名合唱指揮者、ジェームズ・オドンネルとウェストミンスター寺院の聖歌隊による、ジョン・タヴァナーのミサ曲集が登場。イングランドの俗謡「西風」の旋律に基づくタヴァナーの代表作「西風のミサ」を、英国有数の聖歌隊の歌声で聴く。
CDA-68148
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
ファリャ:交響的印象 「スペインの庭の夜」 G49
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
スティーヴン・オズボーン(P)、
ルドヴィーク・モルロー(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2016年5月25日−26日、シティ・ホール(グラスゴー)
オズボーンのラヴェルといえば、2011年に発売された「ピアノ独奏作品全集(CDA-67731/2)」が、レコード芸術「特選盤」、英グラモフォン「Critics' Choice」、英BBCミュージック「Disc of the Month」など各誌で絶賛され、ラヴェルの"新たな決定盤"として話題を集めただけに、この「ピアノ協奏曲集」にも大きな期待がかかります。指揮者には、2011年からシアトルSOの音楽監督を務め、ニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響などアメリカのトップ・オケとも密接な関係を築いているフランスの若き巨匠候補、ルドヴィーク・モルローがHyperion初登場。
CDA-68149
ジョン・ブロウ:ヘンリー・パーセル氏の死に寄せる頌歌
ビギン・ザ・ソング!
4声のシャコンヌ ト長調
ヘンリー・パーセル氏の死に寄せる頌歌
グラウンド ト短調/泉のニンフ
ソナタ イ長調/光の王子、ドレッド・サー
サミュエル・ボーデン(T)、
トーマス・ウォーカー(T)、
ジョナサン・コーエン(指)アルカンジェロ

録音:2015年7月16日−18日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
36歳という若さで亡くなった弟子、ヘンリー・パーセルの死を悼んで作曲されたブロウの代表作「ヘンリー・パーセル氏の死に寄せる頌歌(オード)」を中心に、声楽を伴うジョン・ブロウの作品を収録。「シャコンヌ」や「グラウンド」、「ソナタ」といった、間に挿入される器楽作品の真摯な演奏も素晴らしく、アルカンジェロの演奏能力の高さやレパートリーの多彩さが実証される、素晴らしいリサイタル・アルバムとなります。
CDA-68150
ラ・リュー:ミサ曲 「これほどの苦しみはかつてなく」
ミサ曲 「汚れなく、罪なく」
サルヴェ・レジナ第6番
第6旋法によるマニフィカト
ブラバント・アンサンブル、
スティーヴン・ライス(指)
ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。フランドル楽派を代表する作曲家の一人、ピエール・ド・ラ・リュー(c.1452−1518)の2つのミサ曲を歌う。15世紀当時の人気に比して、現代では忘れられてしまっているラ・リューの輝かしき遺産を、フランドル音楽のエキスパートたちが復興します。
CDA-68152
ヘンデル:低声部のためのアリア集 Vol.2
Gelido in ogni vena(歌劇 「ペルシャ王シローエ」 HWV.24より)/Turn not, O Queen, thy face(仮面劇 「エステル」 HWV.50aより)/When storms the proud(オラトリオ 「アタリア」 HWV.52より)/Oh, memory! ? Opprest with never-ceasing(オラトリオ 「ベルシャザール」 HWV.61より)/E ver che all’amo intorno(歌劇 「カトーネ」 HWV.A7より)/合奏協奏曲第4番ヘ長調 Op.3-4,HWV.315/Piangi pur(歌劇 「エジプト王トロメーオ」 HWV.25より)/Ah, canst thou but prove me!(オラトリオ 「アタリア」 HWV.52より)/カンタータ 「アフリカの森で」 HWV.136aNell’africane selve HWV136a/The walls are levell’d ? See, the raging flames arise(オラトリオ 「ヨシュア」 HWV.64より)/How art thou fall’n(仮面劇 「エステル」 HWV.50aより)/Tu di pieta mi spogli(歌劇 「ペルシャ王シローエ」 HWV.24より)/Vieni, o cara(歌劇 「リナルド」 HWV.7aより)/Shall I in Mamre’s fertile plain(オラトリオ 「ヨシュア」 HWV.64より)
クリストファー・パーヴェス(Br)、
ジョナサン・コーエン(指)アルカンジェロ

録音:2016年2月26日−28日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
イタリア語のオペラとカンタータ、英語のオラトリオと仮面劇など多彩な作品から選ばれた充実のプログラムを、パーヴェスの豊かな歌声とアルカンジェロの洗練された響きで贈ります。
パーヴェスとアルカンジェロによるヘンデル第1弾(CDA-67842)は、英グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」、英BBCミュージック・マガジン「オペラ・チョイス」にそれぞれ選ばれ、グラモフォン賞&BBCミュージック・マガジン賞の両方にノミネートするなど高く評価されているだけに、このヘンデル第2弾にも大きな期待がかかります。
CDA-68153
バルトーク:2台ピアノと打楽器のためのソナタ
ピアノ・ソナタ Sz.80
シク地方の3つのハンガリー民謡 Sz.35a
ソナチネ Sz.55
スロヴァキア民謡による3つのロンド Sz.84
3つの練習曲 Sz.72(Op.18, BB.81)
2台ピアノと打楽器のためのソナタ Sz.110(BB.115)*
セドリック・ディベルギアン(P)、
フランソワ=フレデリック・ギィ(P)*、
コリン・カリー(打楽器)*、
サム・ウォルトン(打楽器)*

録音:2014年11月13日、15日−16日、2015年3月1日ー3日&6月28日ー29日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
1998年にロン=ティボー国際コンクールで優勝し、国際的なキャリアを歩むフランスの天才セドリック・ティベルギアン。Hyperionには、アリーナ・イブラギモヴァとのデュオで幾つもの名録音を生み出し、「デュボワ(CDA-67931)」で協奏曲デビュー、「シマノフスキ(CDA-67886)」で独奏作品デビュー。繊細な表現で高い評価を受けてきたベーラ・バルトークのピアノ作品集。第3弾では、フランスの名ピアニスト、フランソワ=フレデリック・ギィや、イギリスの超絶のパーカッショニスト、コリン・カリーとサム・ウォルトンと共演し2台ピアノのための名作、「2台ピアノと打楽器のためのソナタ」を収録!
CDA-68155
無伴奏チェロのための作品集
ブロッホ:無伴奏チェロ組曲第1番、
 無伴奏チェロ組曲第2番、
 無伴奏チェロ組曲第3番
ダラピッコラ:チャッコーナ,インテルメッツォとアダージョ
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
ナタリー・クライン(Vc)

録音:2015年10月5日−7日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
世界的チェリストとしての実力と美しき容姿。天からニ物を与えられたイギリスの麗しき女流チェリスト、ナタリー・クライン。Hyperion移籍後は、コダーイ(CDA-67829)、ブロッホ&ブルッフ(CDA-67910)と、民族色の強い濃密なプログラムでその並外れた音楽性を披露してくれたクラインのハイペリオン第4弾。エルネスト・ブロッホの無伴奏チェロ組曲第1番〜3番に、ガスパール・カサドのために書かれたルイジ・ダラピッコラの無伴奏作品と、ジェルジュ・リゲティの無伴奏チェロ・ソナタを加えた、これまでの流れを踏襲するプログラム。愛器グァダニーニ1777"シンプソン"の深く哀愁を帯びた音色で、第二次世界大戦後の偉大な無伴奏チェロ作品を描きます。
☆YouTubeにてご視聴いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=Jovi8S1GK34
CDA-68157
バッハ・ファミリーによるマニフィカト集
J.S.バッハ:マニフィカト ニ長調 BWV.243
J.C.バッハ:マニフィカト ハ長調 E.22
C.O.E.バッハ:マニフィカト ニ長調 H.772
ジョエル・ハーヴェイ(S)、
オリヴィア・フェルミューレン(Ms)、
イェスティン・デイヴィス(C.T)、
トーマス・ウォーカー(T)、
トーマス・バウアー(Br)、
ジョナサン・コーエン(指)アルカンジェロ
イギリスの優れた若手チェリスト、指揮者であるジョナサン・コーエンによって2010年に結成された新鋭ピリオド・アンサンブル、「アルカンジェロ」。カウンターテナーのイェスティン・デイヴィスとの録音では2度にわたり英グラモフォン賞を受賞(CDA-68111、CDA-67924)するなど、近年急速に評価を高めています。
新たな録音は、「大バッハ(バッハ)」、末子「ロンドンのバッハ(J.C.バッハ)」、次男「ベルリンのバッハ(C.P.E.バッハ)」のバッハ・ファミリーそれぞれによる「マニフィカト」を収録した意欲的なプログラム。傑作としてよく知られたバッハの「マニフィカト」と、取り上げられる機会の少ない息子たちの「マニフィカト」を、ジョナサン・コーエンが華やかに描きます。
これまで度々アルカンジェロと共演を重ねてきたイェスティン・デイヴィスはもちろん、Hyperion初登場となるアメリカのジョエル・ハーヴェイ、オランダのオリヴィア・フェルミューレンの歌声にも注目。
CDA-68158
クルシェネク:オーストリア・アルプスからの旅日記 Op.62
ツェムリンスキー:遠い地で、
 夜の森を歩くとき、おやかな睡蓮、
 森の対話
フローリアン・ベッシュ(Br)、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)

録音:2015年10月5日ー7日、ポットン・ホール(サフォーク)
ロベルト・ホルの愛弟子であり、次代のリート界を担うオーストリアのバリトン歌手、フローリアン・ベッシュのHyperion第3弾。ONYXではシューベルトの三大歌曲集を録音しその評価を確立したベッシュが新たに向かうのは、オーストリアで生まれアメリカで活躍した作曲家エルンスト・クルシェネク(クレネク)(1900−1991)の連作歌曲集「オーストリア・アルプスからの旅日記 Op.62」。
CDA-68159
タネーエフ&リムスキー=コルサコフ:ピアノ三重奏曲集
タネーエフ:ピアノ三重奏曲ニ長調 Op.22
リムスキー=コルサコフ(シテインベルク補完):ピアノ三重奏曲ハ短調
レオノーレ・ピアノ三重奏団
〔ティム・ホートン(P)、
ベンジャミン・ナバロ(Vn)、
ジェマ・ローズフィールド(Vc)〕

録音:2016年1月24日ー26日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー)
イギリスの若き精鋭たちによって結成された室内楽団「アンサンブル360 」のメンバーによるトリオ、レオノーレ・ピアノ三重奏団。アレンスキー (CDA-68015)、ラロ(CDA-68113)に続くサード・アルバムは、リムスキ ー=コルサコフのピアノ三重奏曲(弟子であり義理の息子でもあるマクシ ミリアン・シテインベルク補完)と、リムスキー=コルサコフに師事した アレクサンドル・タネーエフのピアノ三重奏曲を収録。 スタンフォードのチェロ協奏曲で華々しいHyperionデビューを飾ったジェ マ・ローズフィールド、ナッシュ・アンサンブルやスコットランド室内Oの ゲスト・メンバーとしても活躍してきたベンジャミン・ナバロらによる、 豊かな表現力によるタネーエフ&R=コルサコフをどうぞ。
☆YouTubeにてご視聴いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=aaQvVMoj5uE
CDA-68160(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.54&55
弦楽四重奏曲第57番ト長調 Op.54-1, Hob.III-58
弦楽四重奏曲第58番ハ長調 Op.54-2, Hob.III-57
弦楽四重奏曲第59番ホ長調 Op.54-3, Hob.III-59
弦楽四重奏曲第60番イ長調 Op.55-1, Hob.III-60
弦楽四重奏曲第61番ヘ短調 Op.55-2, Hob.III-61 「剃刀」
弦楽四重奏曲第62番変ロ長調 Op.55-3, Hob.III-62
ロンドン・ハイドンSQ〔キャサリン・マンソン(Vn)、マイケル・グレヴィチ(Vn)、ジェームズ・ボイド(Va)、ジョナサン・マンソン(Vc)〕

録音:2015年11月5日−10日、ポットン・ホール(サフォーク)
クラシカル・ボウ&ガット弦というピリオド・スタイルでの高度なアン サンブル、演奏に使用する楽譜のエディションにも徹底的にこだわり、ハ イドンのスペシャリストとして高評価を確立したロンドン・ハイドンSQ。 新たなハイドン・アルバムは、1788年に出版された作品番号54と55の偉大 なる6つの弦楽四重奏曲。ここでは、1789年7月にロンドンで出版されたロ ングマン&ブロデリップ・エディションを使用し、ピリオド演奏による至 高のハイドンを聴かせてくれます。
☆YouTubeにてご視聴いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=ZkSwBL23dso
CDA-68161
ドビュッシー:ピアノ作品集
仮面 L.110/スケッチ帳より L.112
喜びの島 L.109
映像第1集 L.105/映像第2集 L.120
版画 L.108/子供の領分 L.119
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2016年10月31日−11月2日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
2006年に発売され高い評価を得てきた「前奏曲全集(CDA-67530)」以来となるオズボーンのドビュッシー・アルバム。映像第1集&第2集や子供の領分などを収録した輝かしい新録音が登場。オズボーンのフランスものといえば、"新たな決定盤"として世界中から絶賛されたラヴェルの「ピアノ独奏作品全集(CDA-67731/2)」を始め、2017年の来日記念盤として発売された「ラヴェル:ピアノ協奏曲集(CDA-68148)」など名盤が並ぶだけに、オズボーンの高い知性と卓越した表現力で生み出される新たなドビュッシー録音にも期待が高まります。
CDA-68162
ハイドン&C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲集
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb-1
モーツァルト:ああ小鳩は嘆く(歌劇 「偽の女庭師」 K.196より
イッサーリス編)
C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲イ長調 H.439, Wq.172
ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb-2(Op.101)
ボッケリーニ:アダージョ(チェロ協奏曲ト長調 G.480 より)
スティーヴン・イッサーリス(Vc、指)
ドイツ・カンマーPO

録音:2016年9月25日−27日、カンマーフィルハーモニー(ブレーメン)
18世紀に書かれたチェロ・レパートリーの傑作であるハイドンの2つのチェロ協奏曲と、ハイドンやベートーヴェンにも大きな影響を与えた「ベルリンのバッハ」こと、大バッハの次男、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハのチェロ協奏曲をメインに、ボッケリーニのチェロ協奏曲から緩徐楽章(アダージョ)、そしてイッサーリス自身が編曲した、モーツァルトの歌劇「偽の女庭師」からの音楽を収録。
王立音楽院より貸与されたストラデヴァリウス1726 "Marquis de Corberon (Nelsova)"を携えたイッサーリスが、ドイツ・カンマーフィル(ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニーO)を弾き振りした至高のハイドン&C.P.E.バッハにご期待ください!
CDA-68163
ピアーズ・レーン〜ゴーズ・トゥ・タウン・アゲイン
ルイエ(1680-1730):組曲 ホ短調
シマノフスキ:20のマズルカ Op.50より第1番、第2番
シューベルト:16のドイツ舞曲 D783より第1番〜第7番、第10番、12のレントラー D790より第3番、34の感傷的なワルツ D779より第1番、第2番、第13番、第27番(マイラ・ヘスによるセレクション)
ティモシー・マレー(1965-):ダンス・バルバロ
ロバート・コンスタブル(1947-):しなやかなフォックストロット 「ノクターン」
リスト
:タランテラ(巡礼の年 第2年補遺 ヴェネツィアとナポリ S.162より)
マーク・サヤ(1954-):ハバネラ 「オペラティック・パラフレーズ」
アルベニス
:セギディーリャ(スペインの歌より)
アラン・チャールトン(1970-2018):ファンタジー=マズルカ
レオポルド・ゴドフスキー:シューベルトのバレエ音楽「ロザムンデ」のトランスクリプション
バンジャマン・ゴダール(1849-1895):マズルカ第2番 変ロ長調 Op.54
リャードフ:私は蚊と踊る(8つのロシア民謡 Op.58より)
ビリー・メイヤール(1902-1959):レイルロード・リズム
ジョージ・ボッツフォード(1874-1949):ブラック・アンド・ホワイト・ラグ(ウナ・ウィニフレッド・アトウェル編)
モーツァルト
:バター付きパン K Anh.284n
バイロン・アダムス(1955-):… 愛しい夜の悲しみ(イルミネーションズより)
バッハ:サラバンド(無伴奏チェロ組曲第6番 BWV1012より、ジュリアン・ジェイコブソン編)
ピアーズ・レーン(P)

録音:2015年12月&2022年3月、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
知性派ピアーズ・レーンが再び街に出る!2013年リリースの『ピアーズ・レーン 〜ゴーズ・トゥ・タウン』(CDA67967)から10年越しの続編が登場!前作が20世紀のアンコール&パーティ・ピース集であったのに対し、今作のレパートリーは1700年代から2019年まで、さまざまな時代の舞曲に焦点が当てられています。前作同様、自身がコンサートのアンコールで取り上げてきた曲を中心に収録し、芸術性の高い作品とポップでユーモラスな作品が混在する、とびきり楽しい1枚に仕上がっています!
CDA-68164(2CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.4
ヴァイオリン・ソナタ第25番ヘ長調 K.377/ヴァイオリン・ソナタ第3番変ロ長調 K.8/「ああ、私は恋人を失った(泉のほとりで)」の主題による6つの変奏曲ト短調 K.360/ヴァイオリン・ソナタ第20番ハ長調 K.303/ヴァイオリン・ソナタ第30番ハ長調 K.403(マクシミリアン・シュタードラー補完)/ヴァイオリン・ソナタ第8番ヘ長調 K.13/ヴァイオリン・ソナタ第13番ハ長調 K.28/ヴァイオリン・ソナタ第11番変ホ長調 K.26/ヴァイオリン・ソナタ第26番変ロ長調 K.378
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)、
セドリック・ティベルギアン(P)

録音:2015年10月29日−31日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)
音楽の神ミューズに愛されたヴァイオリニスト、21世紀ロシアの名手アリーナ・イブラギモヴァ。2015年から2016年にかけての来日公演でも全曲演奏会が行われたモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集。よく知られた名作から若きモーツァルトが書いた初期のソナタまでをバランスよく組み合わせるというコンセプトで各巻が選曲されており、第4巻は2016年3月24日の王子ホール「全曲演奏会第4回」で演奏された8つのソナタと1つの変奏曲。
「ロンドン・ソナタ集」や「ハーグ・ソナタ集」といった神童時代の作品に、K.377やK.378など円熟期の傑作、そしてK.403の未完のソナタ(シュタードラー補完)を、アンセルモ・ベッロシオ1775年頃製作のヴァイオリンで優雅に麗しく奏でます。
CDA-68165
ファン・ド・シエクル〜ヴィオラとピアノのための作品集
ビュッセル:アパッシオナート Op.34(世界初録音)
ジョルジュ・ユー:主題と変奏(世界初録音)
レイナルド・アーン:独白とフォルラーヌ
ドビュッシー:美しき夕暮れ
ショーソン:小品 Op.39
レオン・オノーレ:演奏会用小品(世界初録音)
ルイ・ヴィエルヌ:2つの小品
リュシアン・デュロゾワール:ヴィトライユ
エネスコ:演奏会用小品
ラヴェル:カディッシュ(2つのヘブライの旋律より 第1番)
ローレンス・パワー(Va)、
サイモン・クロフォード=フィリップス(P)

録音:2015年10月21日−23日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)
ナッシュ・アンサンブルやレオポルド弦楽三重奏団のメンバーとして活躍し、ソリストとしても30を超えるアルバムを送り出している現代最高峰のヴィオリスト、ローレンス・パワー。久しぶりとなるソロ・レコーディングは、「ファン・ド・シエクル(Fin de siecle)」と題した、19世紀末フランスのヴィオラ作品集。
ラヴェルやドビュッシーの作品とともに、いくつかの世界初録音を含む知られざる作品を加えた魅惑のリサイタル・プログラムは、ヴィオラ・ファン必聴!
CDA-68166
ボロディン:ピアノ五重奏曲&弦楽四重奏曲第2番
ピアノ五重奏曲ハ短調
チェロ・ソナタ ロ短調(ミハイル・ゴルトシュタイン再構築)
弦楽四重奏曲第2番ニ長調
ピアーズ・レーン(P)、
ゴールドナーSQ〔ディーン・オールディング(Vn)、ディミティ・ホール(Vn)、イリーナ・モロゾヴァ(Va)、ジュリアン・スマイルズ(Vc)〕

録音:2016年4月21日、23日−24日、ポットン・ホール(サフォーク)
イギリスで活躍するオーストラリアの知性派ピニアスト、ピアーズ・レーンと、ムジカ・ヴィヴァ・オーストラリアの創設者リチャード・ゴールドナーの名を冠して結成されたゴールドナーSQ。エルガーやブリッジなどのイギリスものから、タネーエフ&アレンスキー、ピエルネ、ドヴォルザーク、ブルッフ、ブロッホなど様々なピアノ五重奏曲を録音してきたオーストラリアの名コンビの新録音。INTERNATIONAL RECORD REVIEW 'OUTSTANDING' AWARDを受賞した「タネーエフ&アレンスキー(CDA-67965)」以来となるロシア作品、アレクサンドル・ボロディンのピアノ五重奏曲が登場。ユダヤ系ウクライナの作曲家、音楽学者のミハイル・ゴルトシュタインが未完となっていた第3楽章をスケッチから再構築し補完した「チェロ・ソナタ」も、ジュリアン・スマイルズのチェロで収録。
CDA-68167
フィンジ他:合唱作品集
フィンジ:私の愛しいものOp.27-1、
 神は召されたOp.27-1、
 甘美で神聖なる祝祭を迎えてOp.27-3、
 高名なる彼らを称えOp.35、
 見よ,満ち足りた最後の生贄Op.26、
 マニフィカトOp.36
バックス:私はひとりの乙女の歌を歌う、
 この世界の喜び
アイアランド:これ以上に大きな愛はない、
 エクス・オレ・イノセンティウム、
 テ・デウムヘ長調
ジェームズ・オドンネル(指)
ウェストミンスター寺院聖歌隊、
ダニエル・クック(Org)

録音:2016年2月4日−26日、ウェストミンスター寺院
世界遺産にも指定されている英国国教会の教会、ウェストミンスター寺院の聖歌隊は、30名の少年合唱と12名のプロの成人歌手からなる合唱団で、教会聖歌隊の最高峰として知られています。かつて"カトリック"のウェストミンスター大聖堂聖歌隊の音楽監督として活躍した名合唱指揮者、ジェームズ・オドンネルとウェストミンスター寺院の聖歌隊による新たな録音は、ジェラルド・フィンジ、アーノルド・バックス、ジョン・アイアランドの作品を収録したイギリスの宗教合唱作品集。それぞれ合唱以外の分野でよく知られる作曲家ですが、いずれも20世紀聖公会の合唱の発展に重要な役割を果たした作曲家でもあります。
☆YouTubeにてご視聴いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=CmUqeu4CJVw
CDA-68168
ブルッフ:弦楽五重奏曲集&八重奏曲
弦楽五重奏曲変ホ長調 Op posth.(1918)
弦楽五重奏曲イ短調 Op posth.(1918)
弦楽八重奏曲変ロ長調 Op posth.(1920)
ナッシュ・アンサンブル

録音:2016年4月18日−20日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
世界トップレベルの名手たちを擁し、様々な編成、様々なスタイルの音楽を録音・演奏してきたイギリスの超人集団、ナッシュ・アンサンブル。50年超にわたる活動のなかで、300曲以上の世界初演を果たしてきたナッシュ・アンサンブルの新録音は、マックス・ブルッフが晩年に書き上げた2つの弦楽五重奏曲と弦楽八重奏曲。今作では、スコットランド室内管やイギリス室内管のコンサートマスターを務める名手、ステファニー・ゴンリーを第1ヴァイオリンに迎え、第一次世界大戦の直後に書かれたブルッフの暖かく豊かな室内楽作品を披露します。
☆YouTubeのHyperion公式チャンネルにてご試聴いただけます!
CDA-68169
シューベルト:21の歌曲
月に寄せて D259/さすらい人の夜の歌T D224/春に D882/小人 D771/「白鳥の歌」より「セレナーデ」 D957-4/至福 D433/夕星 D806/死と乙女 D531/万霊節の日のための連祷 D343/憩いなき愛 D138/ガニュメート D544/シルヴィアに D891/ミューズの子 D764/笑いと涙 D777/魔王 D328/夜と夢 D827/水の上で歌う D774/夕映えの中で D799/春の想い D686/さすらい人の夜の歌U D768/月に寄せて D296
アリス・クート(Ms)
ジュリアス・ドレイク(P)

録音:2017年12月18日-21日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
ラム。クートは現代のイギリスにおいて最高峰のメゾ・ソプラノの一人とされ、2018年にはOBE(大英帝国勲章)にも叙されています。リサイタルやオペラへの出演、レコーディングの実績は膨大な量におよび、サンクトペテルブルクのマリインスキー音楽祭ではシューベルトの「冬の旅」のメゾ・ソプラノ版の初演も務めており、彼女の美しく繊細なシューベルトは一級品です。今回のアルバムにはシューベルトが数多くの名曲を生み出した1815年の作品から、遺作となった作品まで幅広く収録。ゲーテの詩を用いた歌が多く含まれていますが、ゲーテの詩は非常に音楽的で、話すというより歌うために書かれた詩が多いといわれており、シューベルトが多くの作品を遺しました。
伴奏を務めるのはHyperionレーベルの大きなプロジェクトの一つ、リストの歌曲全集などでも一貫して伴奏を務めた名伴奏者、ジュリアス・ドレイクです。
CDA-68170
百年戦争の音楽
王位と繁栄
イングランドの守護者 ― 聖トマス・ベケット
イングランドの守護者 ― 聖エドマンド殉教王
ヘンリー6世の戴冠/コンクルージョン
バンショワ・コンソート、
アンドルー・カークマン(指)

録音:2016年1月7日ー9日、アスコット小修道院(バークシャー)
アンドルー・カークマンにより1995年に結成され、15世紀のフランスとイギリス、ブルゴーニュ楽派の音楽を主なレパートリーとする男声ヴォーカル・アンサンブル、バンショワ・コンソート。約5年ぶりとなる新録音は、リオネル・パワーやジョン・ダンスタブル、ヨハネス・アラヌスらが書いた、ヘンリー6世の戴冠やアジャンクールの戦いなどにまつわる百年戦争と王室の音楽。
☆YouTubeのHyperion公式チャンネルにてご試聴いただけます!
CDA-68171
シャルパンティエ:ルソン・ド・テネブル
聖母マリアへの連祷 H.83
3声のマニフィカト H.73
司教叙階式のための序曲 H.536
ルソン・ド・テネブル〜聖水曜日のルソン・ド・テネブル第1番 H.120##
聖水曜日のルソン・ド・テネブル第2番 H.138#
聖水曜日のルソン・ド・テネブル第3番 H.123##
ステファヌ・ドゥグー(Br)##、
サミュエル・ボーデン(T)#、
ジョナサン・コーエン(指)アルカンジェロ

録音:2014年1月19日−20日&22日(ルソン)/2016年10月29日−30日(連祷、マニフィカト、序曲)、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ハムステッド、ロンドン)
旧約聖書の"エレミアの哀歌"(のフランス語版)をテキストとし、復活祭に先立つ聖週間に行われる朝課「ルソン・ド・テネブル」。シャルパンティエの「ルソン・ド・テネブル」は、グレゴリオ聖歌の哀歌の歌い方と17世紀半ばのメリスマ風の装飾を伴った宮廷歌謡"エール・ド・クール"のスタイルとを融合させた、フランス・バロック独特のジャンルを代表するもの。BBCラジオ3で「ディスク・オヴ・ザ・ウィーク」に選ばれるなど高い評価を得た大クープランの「ルソン・ド・テネブル」(CDA-68093)に続く、アルカンジェロの清廉なるフランス・バロック第2弾にご期待ください。
またアルカンジェロのメンバーには、今回のレコーディングでも、ボヤン・チチッチ(vn)、ソフィー・ジェント(vn)、ジェーン・ロジャーズ(va)、レイチェル・ブラウン(fl)、ジョナサン・マンソン(gamba)などの世界的アーティストたちが名を連ねています。
CDA-68174
スタンフォード:合唱作品集
見よ、私はカルデア人を起こす Op.145
テ・デウム.ハ長調 Op.115*
3つのモテット Op.38
暗闇を照らす光よ
ベネディクトゥス ハ長調 Op.115
み神とともなる Op.113-6b
ユビラーテ ハ長調 Op.115
8声の合唱のためのマニフィカト変ロ長調 Op.164
幻想曲とトッカータ ニ短調 Op.57**
永遠なる父 Op.135-2
聖パトリックの胸当て*
スティーヴン・レイトン(指)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho
トリニティ・ブラス*、
オワイン・パーク(Org)**、
アレクサンダー・ハミルトン(Org)

録音:ヘレフォード大聖堂&ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ礼拝堂
イギリス合唱界の名指揮者、スティーヴン・レイトンが音楽監督を務めている名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。ヘンデルからケネス・レイトン、エセンヴァルズ、ウカシェフスキなど広いレパートリーを誇り、2012年の英グラモフォン賞を受賞した「ハウエルズのレクイエム(CDA-67914)」など多くの名盤を録音してきた同コンビによる、スタンフォードの合唱作品集が登場。英国国教会の伝統に根ざした感情豊かな宗教合唱作品を、スティーヴン・レイトンが磨き上げた名門カレッジ聖歌隊の歌声でどうぞ。
「幻想曲とトッカータ Op.57」は、現在若き作曲家としても注目を浴びている(CDA-68087、SIGCD-471等)、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジのオルガン・スカラー、オワイン・パークによる演奏です。
CDA-68175(2CD)

PCDA-68175(2CD)
国内盤
税込定価
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.5
ヴァイオリン・ソナタ第28番変ホ長調 K.380/ヴァイオリン・ソナタ第7番イ長調 K.12/ヴァイオリン・ソナタ第6番ト長調 K.11/ピアノ・ソナタ 変ロ長調 K.570(ヴァイオリン・パート付き)/ヴァイオリン・ソナタ第19番変ホ長調 K.302/「羊飼いの娘セリメーヌ」による12の変奏曲ト長調 K.359/ヴァイオリン・ソナタ第35番イ長調 K.526
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)、
セドリック・ティベルギアン(P)

録音:2016年2月1日−3日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)
音楽の神ミューズに愛されたヴァイオリニスト、21世紀ロシアの名手アリーナ・イブラギモヴァ。2015年から2016年にかけての来日公演でも全曲演奏会が行われたモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集、ついに最終巻となる第5巻が登場!
よく知られた名作から若きモーツァルトが書いた初期のソナタまでをバランスよく組み合わせるというコンセプトで各巻が選曲されており、第5巻は2016年3月25日の王子ホール「全曲演奏会第5回」で演奏された5つのヴァイオリン・ソナタと1つの変奏曲、そして「ヴァイオリン・パート付きピアノ・ソナタ」としても演奏される「ピアノ・ソナタ K.570」を収録。
巻数を進める度に評価が高まり、第3巻と第4巻ではレコード芸術特選盤に輝いたイブラギモヴァとティベルギアンの輝かしきモーツァルト。モダン楽器とピリオド楽器の両方を演奏することが当たり前となった新たな世代の名手たちが贈る、新時代の名全集、堂々の完結です!
CDA-68176
スティーヴン・ハフ〜夢のアルバム
スティーヴン・ハフ:ラデツキー・ワルツ(原曲:ヨハン・シュトラウス1世の「ラデツキー行進曲」 Op.228)
ヘンリー・ラヴ:古い歌(編曲:ハフ)
ユリウス・イッサーリス:イン・ザ・ステップス(子供の頃の思い出 Op.11より)
ルートヴィヒ・ミンクス:キトリの変奏曲(バレエ音楽 「ドン・キホーテ」より/編曲:ハフ)、
 ドルシネアの変奏曲(バレエ音楽 「ドン・キホーテ」より/編曲:ハフ)
ヴァシリー・ソロヴィヨフ=セドイ:モスクワの夜(編曲:ハフ)
リスト:超絶技巧練習曲第11番変ニ長調 「夕べの調べ」 S.139-11、
 超絶技巧練習曲第10番ヘ短調 S.139-10
アルベニス:カタルーニャ奇想曲(組曲 「スペイン」 Op.165より 第5番/編曲:ハフ)
マヌエル・ポンセ:間奏曲第1番
ドホナーニ:狂詩曲ハ長調 Op.11-3
ジャン・シベリウス:もみの木(5つの小品 Op.75より 第5番)
ヴィリアム・セイメル:キンポウゲ(夏のスケッチ Op.11より 第3番)
シャミナード:スカーフの踊り(バレエ 「カリロエ」 の主題によるピアノ組曲より)
ハフ:ニコロのワルツ(原曲:ニコロ・パガニーニ)
ハフ:オスマンサス・ロンプ、オスマンサス・レヴリー
エリック・コーツ:バイ・ザ・スリーピー・ラグーン
アーサー・F.テイト:どこかで呼ぶ声が(編曲:ハフ)
伝承曲:マチルダのルンバ(編曲:ハフ)
ハフ:アイヴァー・ソング(子守歌)
ドヴォルザーク:ユーモレスク 変ト長調 Op.101-7、
 わが母の教え給いし歌(ジプシーの歌 Op.55-4より 第4番(編曲:ハフ)
エルガー:愛の挨拶 Op.12
伝承曲:ブロウ・ザ・ウィンド・サザリー(編曲:ハフ)
ハフ:子守歌
モンポウ:庭の乙女たち(子供の情景より 第5番)
スティーヴン・ハフ(P/Yamaha)

録音:2016年9月1日−2日、ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス、イギリス)
近年では作編曲の才能でも広く注目を浴び、多くの作品が出版・録音されているハフのニュー・アルバムは、人気の小品や有名な編曲作品から、自作の小品、自身によるピアノ・トランスクリプションやアレンジ作品などがふんだんに収録された、夢のようなリサイタル・アルバム。
ラデツキー行進曲を元にした「ラデツキー・ワルツ」、パガニーニの主題による「ニコロのワルツ」、セゴビアのギター版からピアノ版へ"再トランスクリプション"した「カタルーニャ奇想曲」、オーストラリアの国民的愛唱歌ワルチング・マチルダから編曲した「マチルダのルンバ」など、アレンジ・ファン、トランスクリプション・ファン必聴のピアノ・コレクションです!
CDA-68177
ファリャ:ベティカ幻想曲〜ピアノ作品集
4つのスペイン風小品
「三角帽子」 からの3つの踊り
ヴォルガの舟歌
バレエ組曲 「恋は魔術師」
讃歌 「クロード・ドビュッシーの墓のために」
スペイン舞曲第2番(歌劇 「はかなき人生」より)/ベティカ幻想曲
ギャリック・オールソン(P)

録音:2016年11月23日−25日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
1966年ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、1968年モントリオール国際コンクール、そして第8回ショパン国際ピアノ・コンクールで第1位に輝いたアメリカの名ピアニスト、ギャリック・オールソン。 Hyperionへと活躍の場を移してから、ブラームス、グラナドス、グリフス、スクリャービン、スメタナ、ドビュッシー、プロコフィエフ、バルトークと多彩で華麗な数々のアルバムを送り出してきたオールソンの新たな録音は、スペインの大作曲家、マヌエル・デ・ファリャ(1876−1946)のピアノ作品集! スペイン民族主義を濃厚に反映させた名作「ベティカ幻想曲(アンダルシア幻想曲)」を始めとするピアノのためのオリジナル作品から、バレエやオペラからのトランスクリプションを含めた、刺激的で魅力的なファリャのピアノ・リサイタル・アルバムです!
CDA-68179
リスト:歌曲全集 Vol.5
喜びと悲しみと S.280(第1版、第1稿)
喜びと悲しみと S.280(第2版)
ローレライ S.273(第4稿)
すべての峰に安らぎがある S.306(第1稿)
青春の幸福 S.323
君は花のような人 S.287(第2稿)
尼僧院の僧房 S.274(第3稿)
エドリタムに寄す S.333
おお、私が眠るとき S.282(第1稿)
彼らは何と言った S.276(第1稿)
わが子よ、私が王ならば S.283(第1稿)
美しい芝生が広がるところ S.284(第1稿)
君を愛す S.315
朝起きると胸に尋ねる S.290(第1稿)
私は死にたいのです S.296(第2稿)
愛の夢 〜 〔高貴なる愛 S.307
私は死んだ S.308
おお、愛しうる限り愛せ S.298(第2稿)〕
アラン・クレイトン(T)、
ジュリアス・ドレイク(P)


録音:2016年12月1日−2日、ポットン・ホール(サフォーク)/2017年11月24日−25日、オール・セインツ教会(ロンドン)
歌曲大国ハイペリオンが2010年にスタートしたフランツ・リスト(1811−1886)の歌曲全集。第1巻マシュー・ポレンザーニ(CDA 67782)、第2巻アンゲリカ・キルヒシュラーガー(CDA 67934)、第3巻ジェラルド・フィンリー(CDA 67956)、第4巻サーシャ・クック(CDA-68117)に続く第5巻では、バロック・オペラから現代の新作オペラまで大活躍中のイギリスのテノール歌手、アラン・クレイトンが登場。
アラン・クレイトンはケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジの聖歌隊出身、ロンドンの王立音楽アカデミーで学び、BBCニュー・ジェネレーション・アーティスト(2007-2009)、ボルレッティ=ブイトーニ財団フェローシップ(2008-2011)など有望な若手アーティストに贈られる主要な賞を受賞。その後ヨーロッパ各地のオペラ・ハウスや音楽祭で歌い、近年では2017年にグラインドボーン音楽祭で世界初演されたブレット・ディーンの「ハムレット」の主役を務め称賛を浴び、それらの功績を認められ、2018年5月に発表されたロイヤル・フィルハーモニック協会音楽2017では「歌手賞」を受賞しています。
CDA-68180
ジャン・ギュイヨ:宗教作品集
テ・デウム・パトレム/おお、咲き誇るバラよ/まことにまことにあなたがたに言う/Accepit Jesus panem/Prudentes virgines/Omni tempore benedic Deum/アドルナ・タラムム/Noe, noe, genuit puerpera/アヴェ・マリア・・・ シニュム・マニュム/テ・デウム・ラウダムス
チンクエチェント

録音:2016年5月6日ー8日、オーストリア
5ヶ国から集まった6人のプロフェッショナルたちにより結成された"ルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブル"の最高峰、「チンクエチェント」。ジャン・リシャフォールやフィリップ・シェーンドルフ、フィリップ・デ・モンテ、ヤコブ・ルニャールなど、ルネサンスの知られざる魅力を伝えてくれたチンクエチェントの新たな録音は、リエージュのサン=ポール大聖堂やサン=ランベール大聖堂の楽長を務めたポスト・ジョスカン世代の作曲家、ジャン・ギュイヨ(1520−1588)の「テ・デウム・ラウダムス」を中心とした宗教作品集。
CDA-68181(2CD)
バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV.232 スティーヴン・レイトン(指)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジが
エイジ・オヴ・インライトゥメントO、
キャサリン・ワトソン(S)、
ヘレン・チャールストン(Ms)、
イェスティン・デイヴィス(C.T)
グウィリム・ボーウェン(T)、
ニール・デイヴィス(Bs)

録音:2017年1月12日−16日、トリニティ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ、イギリス)
レイトンが音楽監督を務める名門カレッジ聖歌隊、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団の美しい合唱、そしてキャサリン・ワトソン、イェスティン・デイヴィス、ニール・デイヴィスなどの超豪華ソリスト達の歌声にもご注目ください!
CDA-68183
スタンフォード:前奏曲集〔「ピアノのための全調による24の前奏曲」第1巻(Op.163)&第2巻(Op.179)からの38の前奏曲〕
前奏曲第21番変ロ長調 Op.163-21 「カリヨン」/前奏曲第8番変ホ短調 Op.163-8 「スタディ」/前奏曲第37番変ト長調 Op.179-13 「フゲッタ」/前奏曲第32番変ホ短調 Op.179-8/前奏曲第38番嬰ヘ短調 Op.179-14 「バッソ・オスティナート」/前奏曲第22番変ロ短調 Op.163-22 「イン・メモリアム・M・G」/前奏曲第44番イ短調 Op.179-20/前奏曲第45番変ロ長調 Op.179-21/前奏曲第36番ヘ短調 Op.179-12/前奏曲第35番ヘ長調 Op.179-11/前奏曲第6番ニ短調 Op.163-6/前奏曲第15番ト長調 Op.163-15/前奏曲第1番ハ長調 Op.163-1/前奏曲第39番ト長調 Op.179-15/前奏曲第34番ホ短調 Op.179-10/前奏曲第20番イ短調 Op.163-20/前奏曲第43番イ長調 Op.179-19/前奏曲第33番ホ長調 Op.179-9/前奏曲第18番嬰ト短調 Op.163-18 「トッカータ」/前奏曲第47番ロ長調 Op.179-23/前奏曲第23番ロ長調 Op.163-23 「アン・ロンドー」/前奏曲第26番ハ短調 Op.179-2/前奏曲第41番変イ長調 Op.179-17/前奏曲第42番嬰ト短調 Op.179-18 「ミュゼット」/前奏曲第41番変イ長調 Op.179-17(リピートなし)/前奏曲第3番変ニ長調 Op.163-3/前奏曲第4番嬰ハ短調 Op.163-4/前奏曲第9番ホ長調 Op.163-9 「ユーモレスク」/前奏曲第10番ホ短調 Op.163-10/前奏曲第28番嬰ハ短調 Op.179-4/前奏曲第27番変ニ長調 Op.179-3/前奏曲第16番ト短調 Op.163-16/前奏曲第30番ニ短調 Op.179-6/前奏曲第12番ヘ短調 Op.163-12/前奏曲第5番ニ長調 Op.163-5/前奏曲第14番嬰ヘ短調 Op.163-14/前奏曲第17番変イ長調 Op.163-17/前奏曲第24番ロ短調 Op.163-24/前奏曲第48番 Op.179-24 「アッディーオ」
サム・ヘイウッド(P)

録音:2016年6月20日−22日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
サム・ヘイウッドは2011年のスティーヴン・イッサーリスの来日公演でもデュオを組んだオーストラリア、ブリスベン出身のイギリスのピアニスト。スティーヴン・イッサーリスの祖父、ユリウス・イッサーリスのピアノ作品集(CDA-68025)でHyperionデビューを果たしたヘイウッドの第2弾は、スタンフォードの前奏曲集というこだわりのプログラム。バッハへのオマージュとしてすべての長調と短調のために作曲された2セットの「24の前奏曲集」、第1巻(Op.163)と第2巻(Op.179)の計48曲から選び抜かれた38曲の前奏曲を、輝かしい感性と鋭いタッチで弾きこなします。英ロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティからは権威あるユリウス・イッサーリス・スカラシップを贈られ、スティーヴン・イッサーリスやジョシュア・ベルらと定期的に共演する名手、サム・ヘイウッドのスタンフォードにご注目ください。
CDA-68184
スカルラッティ:ソナタ集 Vol.2
ソナタ ニ長調 K.491/ソナタ ニ長調 K.492/ソナタ ト長調 K.146/ソナタ ロ短調 K.377/ソナタ イ長調 K.24/ソナタ ホ長調 K.206/ソナタ イ長調 K.428/ソナタ イ長調 K.429/ソナタ ト長調 「カプリッチョ」 K.63/ソナタ ニ短調 「ガボタ」 K.64/ソナタ ト短調 K.426/ソナタ ト長調 K.547/ソナタ 変ホ長調 K.474/ソナタ ハ短調 K.513/ソナタ ヘ長調 K.82/ソナタ ヘ短調 K.481
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオーリ)

録音:2017年1月4日−6日、ベートーヴェンザール(ハノーファー)
向こう4年間をかけてバッハのソロ鍵盤作品を演奏するという壮大なプロジェクト、「バッハ・オデッセイ」(バッハ遍歴)が日本でも2017年からスタートし大きな話題を呼んでいる"鍵盤の女神"アンジェラ・ヒューイット。
第1巻が2016年に発売され、レコード芸術「特選盤」を始め、全英チャート最高2位(15週連続掲載)、英グラモフォン誌や英BBCミュージック・マガジン、仏ディアパソン誌、米オールミュージック、デンマークのクラシック・マガジンなど世界中のメディアで最高評の五つ星を獲得するなど大成功を納めたドメニコ・スカルラッティの鍵盤ソナタ集、待望の第2巻がついに発売!
今作もスカルラッティが遺した膨大なソナタの中からヒューイットが選び抜いた魅力的でまばゆい作品群を、イタリアの銘器ファツィオーリ・ピアノで軽妙洒脱に描きます。
CDA-68185
R・シュトラウス:歌曲全集Vol.8
ツェツィーリエ Op.27-2/いつ Op.31-2/道楽者 Op.41-4/あの人に Op.43-1/ヒルザウのにれの樹 Op.43-3/雨風をしのぐ宿 Op.46-1/昨日私はアトラスだった Op.46-2/7つの封印 Op.46-3/朝やけ Op.46-4/鏡の中を見るように Op.46-5/あなたは知らない Op.49-5/若者の誓い Op.49-6/不満の書より「3つの歌」(誰がこの世に求めよう Op.67-4、あれほど忠告したのに Op.67-5、旅人の心の安らぎ Op.67-6)/さかずき Op.69-2/4つの最後の歌 Op. posth*(春、9月、眠りにつく時、夕映えに)
ニッキー・スペンス(T)、
レベッカ・エヴァンス(S)*、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)

録音:2016年9月5日−6日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
2004年にスタートした歌曲大国ハイペリオンの長期プロジェクトの一つ、名伴奏者ロジャー・ヴィニョールズが率いるR・シュトラウスの歌曲全集。第8巻は、2015年に国際オペラ・アワードで「ヤング・シンガー賞」に名を連ねたスコットランドの若きテノール、ニッキー・スペンスが歌います。 R・シュトラウス最晩年の名作「4つの最後の歌」のピアノ伴奏版では、2008年にグラミー賞のオペラ部門を受賞したウェールズの名ソプラノ、レベッカ・エヴァンスが高い歌唱力を披露。
CDA-68186
シューマン:ピアノ曲集
フモレスケ 変ロ長調 Op.20
花の曲 変ニ長調 Op.19
ダヴィット同盟舞曲集 Op.6
ルカ・ブラット(P)

録音:2016年6月3日−5日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト、モンマス)
アムランやヒューイットを筆頭に、ハフ、オズボーン、シェリー、レーン、ティベルギアンら世界最高峰のピアニスト達が集うピアノ王国ハイペリオン。そのHyperionが見出した次代のスター・ピアニストは、2015年にホーネンス国際ピアノ・コンクールで見事優勝を果たしたルカ・ブラット!カナダのカルガリーで行われる「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」は、世界最高クラスの賞金と音楽活動への手厚いサポートで知られる権威ある国際コンクール。ピアノ独奏だけでなく、室内楽や歌曲の伴奏も審査され、音楽家としての幅広い才能を持つ若きアーティストが発掘されています。栄誉あるホーネンス賞2015に輝き、世界の主要な音楽祭、コンサート・ホールで活躍を始めているルカ・ブラットのデビュー・スタジオ・レコーディングは、深い表現力と高い技巧が要求されるシューマンのピアノ曲集。ピアノ王国ハイペリオンに新たに加わる、イタリアの若き天才ピアニストにご期待ください!
☆YouTubeのにてご試聴いただけます!
CDA-68187
シェパード:われら生のただ中にありて
喜べ、乙女マリアよ/ミサ・カンターテ
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、
マーティン・ベイカー(指)

録音:2016年7月14日−15日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
Hyperionの創設初期より宗教合唱作品録音の中枢を担ってきた英国の名門ウェストミンスター大聖堂聖歌隊が歌う、16世紀イギリスの教会音楽。チューダー朝に活躍したジョン・シェパード(c.1515−1558)の傑作「われら生のただ中にありて(Media vita in morte sumus)」を含む宗教作品を、美しい少年聖歌隊と伝統の男声合唱で歌います。
CDA-68188
ラフマニノフ:練習曲集 「音の絵」 Op.33&Op.39(全曲) スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2017年8月9日−11日、殉教者聖シラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
BBCミュージックやグラモフォン各誌「特選盤」、サンデー・タイムズやデイリー・テレグラフ各紙の「CD of the Week」に選ばれた「24の前奏曲(CDA-67700)」や、レコード芸術特選盤を獲得した「ピアノ・ソナタ第2番(PCDA-67936)」に続くオズボーンのラフマニノフ。1911年に作曲された8つ「音の絵」Op.33(第4番はOp.39-6に転用)と、1916-17年に作曲された9つの「音の絵」 Op.39の全曲盤が登場。
高度な技巧と同時に深い解釈や多彩な表現力が求められるラフマニノフの「音の絵」を、オズボーンの高い知性と卓越したピアニズムで描き出します。

CDA-68189
輸入盤・特価
PCDA-68189
国内仕様盤
税込定価
ストラヴィンスキー:2台ピアノのための音楽
春の祭典(作曲者自身の編曲による2台ピアノ版)
2台のピアノのための協奏曲
マドリード(スリマ・ストラヴィンスキー編曲)
タンゴ(ヴィクトル・バビン編曲)
サーカス・ポルカ(ヴィクトル・バビン編曲)
マルク=アンドレ・アムラン(P)
レイフ・オヴェ・アンスネス(P)

録音:2017年4月6日−8日、テルデックス・スタジオ(ベルリン)
モートン・フェルドマンの録音(PCDA 68048)で新しい世界を魅せつけてくれた超人マルク=アンドレ・アムラン。新たな録音は、北欧を代表するノルウェーの名ピアニスト、レイフ・オヴェ・アンスネスとの2台ピアノ、それもストラヴィンスキーの「春の祭典」という弩級のアルバムが登場! 2017年にはヨーロッパ各地とアメリカの主要都市でコンサートを行ってきた、アムランとアンスネスの奇跡のピアノ・デュオ。二人のヴィルトゥオーゾが刺激的に描く難曲「春の祭典」を始め、「2台ピアノのための協奏曲」といくつかの編曲作品を収録したストラヴィンスキーの「2台ピアノのための作品集」にご期待ください!
CDA-68190
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第2番 「ロンドン交響曲」(1920年版)
女声と小管弦楽のための 「サウンド・スリープ」**
声楽と小管弦楽のための 「オルフェウスと竪琴」#
ブラス・バンドのための変奏曲##
マーティン・ブラビンズ(指)BBC響
エリザベス・ワッツ(S)**,#、
メアリー・ベヴァン(S)**、
キティ・ホエートリー(Ms)**
ロイヤル・カレッジ・オヴ・ミュージック・ブラス・バンド##

録音:2016年11月16日−17日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
「ロンドン交響曲」の名前を持つヴォーン・ウィリアムズの交響曲第2番は、1913年に原典版が完成し1914年に初演、その後何度か改訂が重ねられています。ブラビンズが演奏するのは、1918年に改訂され1920年に最初に出版されたバージョンという珍しい版での録音です。
また、エリザベス・ワッツやメアリー・ベヴァンらが歌う声楽と小編成オーケストラのための小品、そしてブラス・バンド(軍楽隊)のために書かれた「変奏曲」など、ヴォーン・ウィリアムズの知られざる作品の収録もポイント。
CDA-68191
オワイン・パーク:合唱作品集
風の翼
アップヘルド・バイ・スティルネス
トリニティ・フォーブルドン(マニフィカトとヌンク・ディミッティス)
我が救い主が星の上に
フォス・ヒラロン
アヴェ・マリス・ステラ
悪の商人ユダは/正しき人の魂
まったき道を歩む者は幸いなり
今日、昇天せり
フォー・ザ・フォールン/主の祈り
アイ・ワンダー・アズ・アイ・ワンダー
聖霊の息吹
スティーヴン・レイトン(指)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho

録音:2017年7月4日−7日、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ礼拝堂
イギリス合唱界の名指揮者、スティーヴン・レイトンが音楽監督を務める名門カレッジ聖歌隊、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。ジョン・ラッターに学んだイギリス新世代の合唱作家、オワイン・パークの合唱作品集が登場!
オワイン・パークは1993年イギリス生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャン。ケンブリッジ・トリニティ・カレッジとウェルズ大聖堂のシニア・オルガン・スカラーを務め、歌手としてはテネブレのアソシエイト・アーティストとして活動し、ポリフォニーやダニーデン・コンソートの演奏にも参加、またヴォーカル・アンサンブル「ジェズアルド・シックス」も主宰しています。特に優れた作曲家として華々しく活動しており、その作品はヴォーチェス8やレイチェル・ポッジャー、テネブレ、タリス・スコラーズ、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団等によって演奏・録音されています。ブックレットの解説(英語)は師であるジョン・ラッターが執筆。次代の英国合唱界を担うであろう若き作曲家、オワイン・パークの本格的な合唱アルバム、合唱関係者要注目です!
CDA-68192
ニコラス・ラドフォード:ミサ曲 「主のみ母の奇跡を見よ
ニンフォールド・キリエ
アレルヤ, 我らのために祈り給え
この明るい日に群衆は
アヴェ・マリア, 三位一体のはしためよ
ミサ曲 「主のみ母の奇跡を見よ」
ジェームズ・オドンネル(指、Org)
ウェストミンスター寺院聖歌隊

録音:2017年3月20日−21日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
世界遺産にも指定されている英国国教会の教会、ウェストミンスター寺院の聖歌隊は、30名の少年合唱と12名のプロの成人歌手からなる合唱団で、教会聖歌隊の最高峰として知られています。
かつてウェストミンスター大聖堂聖歌隊の音楽監督としても活躍した名合唱指揮者、ジェームズ・オドンネルとウェストミンスター寺院の聖歌隊によるイギリス・ルネサンスのミサ曲。ウェストミンスター宮殿の聖スティーヴンス礼拝堂に務めたとされるチューダー朝の音楽家、ニコラス・ラドフォード(c.1490−1557)の宗教作品集が登場。
トマス・タリスやジョン・タヴァナーなど有名な作曲家の陰に隠れながらも、イングランドの伝統を踏襲する流麗なミサ曲や素晴らしきアンティフォナの数々が、ランベス・クワイアブックやカイウス・クワイアブック、いくつかのパートブックに残されています。
CDA-68193
ベルリオーズ:イタリアのハロルド Op.16、
 囚われの女 Op.12(作曲者自身による管弦楽版)
マルティーニ(ベルリオーズ編):愛の喜びは
ウェーバー:アンダンテとハンガリー風ロンド
ウェーバー(ベルリオーズ編):舞踏への勧誘
ローレンス・パワー(Va)、
アンドルー・マンゼ(指)ベルゲンPO

録音:2017年5月4日−7日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
英国の名匠アンドルー・マンゼがノルウェーの名門オーケストラ、ベルゲン・フィルを振ったベルリオーズの管弦楽作品集。注目は、ローレンス・パワーがソロを務める "ヴィオラ独奏付き交響曲" 「イタリアのハロルド」!
ローレンス・パワーはナッシュ・アンサンブルやレオポルド弦楽三重奏団のメンバーとして活躍し、ソリストとしても30を超えるアルバムを送り出している現代最高峰のヴィオリスト。「イタリアのハロルド」だけでなく、自作の歌曲「囚われの女」やマルティーニの歌曲「愛の喜びは」からベルリオーズが編曲したオーケストラ伴奏版でもローレンス・パワーの妖艶なるヴィオラの音色が堪能できます(ちなみに、両歌曲のソロパートをヴィオラ版へと編曲したのは、名ヴァイオリニストとしても名を馳せたアンドルー・マンゼです)。
また、ベルリオーズが編曲したウェーバーの「舞踏への勧誘」などカップリングも秀逸。パワー、マンゼ、ベルゲン・フィルの情熱的なパフォーマンスによるベルリオーズの「イタリアのハロルド」にご期待あれ。
CDA-68194
ショパン: 24の前奏曲 Op.28
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 「葬送」
スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
セドリック・ティベルギアン(P)

録音:2016年12月17日−18日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
1998年にロン=ティボー国際コンクールで優勝し、国際的なキャリアを歩むフランスの天才セドリック・ティベルギアン。Hyperionでは、アリーナ・イブラギモヴァとのデュオで幾つもの名録音を生み出し、「デュボワ(CDA-67931)」で協奏曲デビュー、「シマノフスキ(CDA-67886)」で最初のピアノ・ソロ・アルバムを発売、その後バルトークのピアノ作品集を3巻続けて録音し、いずれも世界で高い評価を得ています。
Hyperionからのソロ・アルバム第5弾では、ついにショパン、それも「24の前奏曲」と「ピアノ・ソナタ第2番」という偉大な傑作の録音が登場します。
CDA-68195
マショー:フォーチュンズ・チャイルド オルランド・コンソート〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕

録音:2016年4月27日−29日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。これまでオルランド・コンソートがコンサートとレコーディングの中心プロジェクトとして演奏を続けてきたマショー・シリーズの第5作目は、「フォーチュンズ・チャイルド(Fortune’s Child)」と題された、運命の女神に翻弄される人々の愛の喜びと苦しみの歌。
14世紀の詩人であり"アルス・ノヴァ"を代表するフランスの音楽家、ギョーム・ド・マショー(c.1300−1377)の詩的で物悲しい音楽を、オルランド・コンソートの精緻なア・カペラで描きます。
CDA-68196
マクミラン:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番 「11月の春の幻影」
弦楽四重奏曲第2番 「なぜ今夜は違う?」
弦楽四重奏曲第3番
ロイヤルSQ

録音:2017年7月13日−15日、ポットン・ホール(サフォーク)
ロイヤルSQは1998年にワルシャワのショパン音楽大学で設立され、2006年にロイヤル・フィルハーモニック協会の室内楽賞にノミネート、2012年からクィーンズ大学ベルファストのクヮルテット・イン・レジデンスを務めるポーランドのSQ。ハイペリオン(Hyperion)から、シマノフスキ&ルジツキ(CDA-67684)、グレツキ(CDA-67812)、ペンデレツキ&ルトスワフスキ(CDA-67943)、シマンスキ&ムィキェティン(CDA-68085)と、近代ポーランドの弦楽四重奏を続けざまに録音し、知られざるポーランド音楽の普及に重要な役割を果たしてきたロイヤルSQが新たなレコーディング・レパートリーとして取り上げるのは、現代スコットランドのリーディング・コンポーザー、ジェームズ・マクミラン(b.1959)の3つの弦楽四重奏曲集。
2018年に創立20周年を迎えるロイヤルSQが、卓越したテクニックとダイナミックな音楽性で、ジェームズ・マクミランの新たな名盤を創り上げます。
CDA-68197
シューベルト:歌曲集 「冬の旅」 フローリアン・ベッシュ(Br)、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)

録音:2016年9月11日−13日、ポットン・ホール(サフォーク)
ロベルト・ホルの愛弟子であり、2010年にはハイドンの「天地創造」でアーノンクール&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスと共演を果たした次代のリート界を担うオーストリアのバリトン、フローリアン・ベッシュ。「さすらい人(CDA-68010)」に続く、Hyperionでのシューベルト・アルバム第2弾は、なんとベッシュ2度目の録音となる「冬の旅」が登場!
Onyxレーベルでは、マルコム・マルティヌーの伴奏による「冬の旅(ONYX 4077)」、「美しき水車小屋の娘(ONYX 4012)」、「白鳥の歌(ONYX 4131)」、「リート・リサイタル(ONYX 4149)」といったシューベルトのリート・アルバムでいずれも高い評価を得、「美しき水車小屋の娘」は2015年のグラミー賞で「Best Classical Vocal Solo」にノミネートしています。そんなフローリアン・ベッシュが再び挑む、シューベルトの傑作歌曲集にご注目ください。
CDA-68198
スーク:ピアノ作品集
春 Op.22a/夏の印象 Op.22b
ピアノ小品 Op.7/気分 Op.10
ジョナサン・プロウライト(P)

録音:2017年9月6日−8日、ポットン・ホール(サフォーク)
ポーランド音楽を筆頭に、東欧系ピアノ音楽のスペシャリストとして、ピアノ王国ハイペリオンの中でもその個性が輝くヨークシャー生まれの名ピアニスト、ジョナサン・プロウライト。
プロウライトの新たなソロ・レコーディングは、ドヴォルザークに学び、ボヘミア四重奏団の第2ヴァイオリニストとして活躍したチェコの作曲家、ヨゼフ・スーク(ヨセフ・スク/1874−1935)の音楽。
師であり義理の父親ともなったドヴォルザークの影響を色濃く受けていたスークの初期作品集を、東欧音楽に絶対の自信を持つプロウライトが陰影豊かに描きます。
CDA-68199
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番 「テンペスト」
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオリ)

録音:2016年11月28日−12月1日、ベルリン・イエス・キリスト教会(ドイツ)
「バッハ・オデッセイ」と題された壮大なコンサート・シリーズが世界的な注目を浴びる鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイット。「バッハのピアノ作品集」、「モーツァルトのピアノ協奏曲集」と並び、ヒューイットの録音プロジェクトの柱となっている「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集」。最新巻ではピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」や、後期3大ピアノ・ソナタの一つ「ピアノ・ソナタ第30番」を含む4曲を収録。女神ヒューイットが、ファツィオリ・ピアノの美しく気高い音色で贈る至上のベートーヴェンです。

CDA-68200

PCDA-68200
国内盤仕様
税込定価
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78 「雨の歌」、
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100、
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
クララ・シューマン(1819−1896):アンダンテ・モルト Op.22-1(3つのロマンスより)
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)、
セドリック・ティベルギアン(P)

録音:2018年5月9日−11日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン、イギリス)
音楽の神ミューズに愛されたヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァと、フランスの清新なるピアニスト、セドリック・ティベルギアン。2018年度レコード・アカデミー賞において、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集全5巻が「特別部門 特別賞」を受賞し、前作「フランク&ヴィエルヌのヴァイオリン・ソナタ集(CDA 68204)」も大反響を巻き起こしている黄金コンビによるブラームス、3つのヴァイオリン・ソナタが登場。イブラギモヴァのしなやかなヴァイオリンとティベルギアンの明晰なピアノが呼応し、最上級のブラームスが醸成されます。
アルバムの最後には、クララ・シューマンの「3つのロマンス」からの1曲も収録。「3つのロマンス」は、ブラームスがシューマン夫妻に出会った1853年に作曲され、ヨアヒムに献呈された作品。第1曲「アンダンテ・モルト」は、ヴァイオリンの旋律が長く紡がれ、優しいピアノ伴奏に包まれる美しい曲です。
CDA-68201
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」他
「誓い」 による3つの交響的絵画
「サムソンとダリラ」より バッカナール
交響曲第3番 「オルガン付き」*
ティエリー・フィッシャー(指)、
ユタSO、ポール・ジェイコブス(Org)*

録音:2017年12月1日−2日、アブラヴァネル・ホール(ソルトレイクシティ、アメリカ)
ティエリー・フィッシャーは、アルスターO首席指揮者、BBCウェールズ・ナショナルO首席指揮者、名古屋フィルハーモニーSO常任指揮者(現名誉客演指揮者)を歴任し、現在ユタSOの音楽監督、2017年からはソウル市立SOの首席客演指揮者を務めているスイスの名指揮者。Hyperionからはフランセ、オネゲル、フローラン・シュミット、ダンディ、ウィドール、マルタンといった数々のフランス系音楽の名盤をリリースしてきたティエリー・フィッシャー。2011年に発売されたウィドール(CDA 67817)以来となるHyperion録音は、十八番のフランス音楽、サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」という傑作が登場! アメリカ、ユタ州のオーケストラ「ユタSO」には2009年から音楽監督へ就任し、その優れた手腕でアメリカ古豪オーケストラを再興、充実の関係を築き上げ現在2022年まで契約が延長されています。重要なオルガンを担うポール・ジェイコブスは、ジュリアード・スクールのオルガン学部長を務め、オルガニストとして初めてグラミー賞を受賞している名手。フランス音楽を得意としてきたティエリー・フィッシャーと蜜月時代を築くユタSOによる洒脱なるサン=サーンスにご期待ください!
CDA-68203
ティペット:交響曲第1番
交響曲第2番
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2017年2月11日−12日、シティ・ホール(グラスゴー)
ブラビンズのティペットといえば、スティーヴン・オズボーンが独奏を務めた「ピアノ協奏曲(CDA-67461/2)」が、グラモフォン賞とBBCミュージック・マガジン賞にノミネートし、ディアパゾン・ドール受賞など各誌で絶賛され、2017年5月の来日公演でも同曲が披露されました。2016/17シーズンのプログラムとしても演奏され既にイギリスで話題を呼んでいる、ブラビンズ&BBCスコティッシュSOによるティペットの交響曲集。熟練コンビによるティペットの新たな名盤として期待が高まります。イギリス音楽ファン、レア交響曲ファンも要注目!
CDA-68202

PCDA-68202
国内仕様盤
税込定価
リスト:巡礼の年第3年&後期ピアノ作品集
調性のないバガテル S.216a
ゆりかごの歌 S.198
メフィスト・ワルツ第4番 S.216b
悲しみのゴンドラ第2番S.200-2
夜想曲 「眠られぬ夜、問いと答え」 S.203i
夜想曲 「夢の中に」 S.207
巡礼の年第3年 S.163
セドリック・ティベルギアン(P/YAMAHA CFX)

録音:2017年12月5日−7日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン、イギリス)
1998年にロン=ティボー国際コンクールで優勝し、国際的なキャリアを歩むフランスの清新なるピアニストセドリック・ティベルギアン。Hyperionでは、アリーナ・イブラギモヴァとのデュオで幾つもの名録音を生み出し、「デュボワ(CDA 67931)」で協奏曲デビュー、「シマノフスキ(CDA 67886)」で最初のピアノ・ソロ・アルバムを発売、その後バルトークのピアノ作品集を3巻続けて録音し、いずれも世界で高い評価を得ています。
CDA-68204

PCDA-68204
国内仕様盤
税込定価
フランク&ヴィエルヌ:ヴァイオリン・ソナタ集
イザイ:悲劇的な詩 Op.12
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ヴィエルヌ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.23
リリ・ブーランジェ:ヴァイオリンとピアノのための夜想曲
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)、
セドリック・ティベルギアン(P)

録音:2018年1月11日−13日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン、イギリス)
ロマン派ヴァイオリン・ソナタの最高傑作の1つ、セザール・フランクのヴァイオリン・ソナタとルイ・ヴィエルヌのヴァイオリン・ソナタをカップリング。ヴィエルヌのソナタは、録音や演奏の機会は少ないものの、フランクと同じくウジェーヌ・イザイのために書かれた作品で、ヴァイオリンにもピアノにも華麗な技巧が使われた隠れた逸品です。
CDA-68205
ディミタール・ネノフ:ピアノ協奏曲
バラード第2番
イーヴォ・ヴァルバノフ(P)、
エミール・タバコフ(指)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO

録音:2016年1月20日ー21日、ロイヤル・コンサート・ホール(グラスゴー)
「ピアノ王国ハイペリオン」に、東欧ブルガリアを代表する名ピアニスト、イーヴォ・ヴァルバノフが登場!バリー・ダグラスやデニス・リー、アレクサンダー・ロンクヴィヒ、そしてレフ・ナウモフらからピアノを学んだイーヴォ・ヴァルバノフは、欧米各国での演奏活動やICSM Recordsの設立など、ブルガリアの音楽と文化を世界へ伝える活動によってイヴァン・ヴァゾフ賞、シルヴァー・ライオン賞を受賞。ヴァルバノフがHyperionへのデビュー・アルバムに選んだのは、1933年に設立された現代音楽協会(後のブルガリア作曲家ユニオン)の創設メンバーでもあり、20世紀前半のブルガリアでピアニスト、作曲家、音楽教師、建築家として活躍したディミタール・ネノフのピアノ協奏曲と、ピアノと管弦楽のための「バラード第2番」。
CDA-68206
マショー:ザ・ジェントル・フィジシャン
オルランド・コンソート〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕

録音:2017年1月30日−2月1日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。
現在オルランド・コンソートがコンサートとレコーディングの中心プロジェクトとして演奏を続けているギョーム・ド・マショー(c.1300−1377)。第6弾では、「ザ・ジェントル・フィジシャン(優しい医者)」をテーマに、14世紀フランスの音楽様式 "アルス・ノーヴァ" を代表するマショーの詩的な音楽を、オルランド・コンソートの成熟したアンサンブルで歌います。
CDA-68207
ピクシス:ピアノ三重奏曲集
大ピアノ三重奏曲(グランド・ピアノ・トリオ)第1番 変ホ長調 Op.75
ピアノ三重奏曲第3番ロ短調 Op.95
協奏的三重奏曲(トリオ・コンチェルタント)第1番(ボーラー兄弟との共作)
レオノーレ・ピアノ三重奏団〔ティム・ホートン(P)、ベンジャミン・ナバロ(Vn)、ジェマ・ローズフィールド(Vc)〕

録音:2016年12月21日ー23日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー)
イギリスの若き精鋭たちによって結成された室内楽団「アンサンブル360」のメンバーによるトリオ、レオノーレ・ピアノ三重奏団。
アレンスキー(CDA-68015)、ラロ(CDA-68113)、リムスキー=コルサコフ&タネーエフ(CDA-68159)に続く4枚目のアルバムは、フランツ・リストの「ヘクサメロン」の完成に貢献したドイツのコンポーザー=ピアニスト、そして名教師であったヨハン・ペーター・ピクシス(1788−1874)のピアノ三重奏曲集。
行進曲風の勇壮なテーマやロマンティックな楽想、美しいメロディーなどが散りばめられたピクシスの華麗なピアノ三重奏曲を、イギリスの名手たちによるアンサンブルでご堪能あれ。
ピクシス最後の作品となった協奏的三重奏曲(トリオ・コンチェルタント)は、オンスローの歌劇「行商人」の主題に基づく作品で、ヴァイオリニストであったアントン・ボーラー、チェリストであったマックス・ボーラーの兄弟と共に作曲されたもの。
CDA-68208
チザム:ヴァイオリン協奏曲&舞踏組曲
ヴァイオリン協奏曲*
ピアノのための前奏曲集 「トゥルー・エッジ・オヴ・ザ・グレート・ワールド」〜前奏曲第9番、第1番、第8番(作曲者本人による管弦楽編曲版)
管弦楽とピアノのための 「舞踏組曲」†
マシュー・トラスラー(Vn)*、
ダニー・ドライヴァー(P)、
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2016年10月5日−6日、シティ・ホール(グラスゴー)
マシュー・トラスラーは、ウォルトンやベルク、ブリテンなど、近現代のヴァイオリン作品を得意とするイギリスのヴァイオリニスト。レコード・レーベルの"Orchid Classics"や、病気の赤ちゃんのための財団"Lenny Trusler Children’s Foundation"を設立するなど、多彩な活動でも知られています。「舞踏組曲」では、「ピアノ協奏曲」に引き続き、ヨーク・ボーウェンなど知られざる作品のスペシャリストとして活躍するダニー・ドライヴァーが独奏ピアノを担当。「トゥルー・エッジ・オヴ・ザ・グレート・ワールド」は、独奏ピアノのための24の前奏曲として作曲され、作曲者自身によりオーケストレーションを施されたもの。
CDA-68209
フォーレ: レクイエム Op.48(編曲:デイヴィッド・ヒル)
小ミサ曲/恵み深き御母マリア Op.47-2
アヴェ・マリア Op.67-2
アヴェ・ヴェルム Op.65-1
フーガ イ短調 Op.84-3
アヴェ・マリア Op.posth.
タントゥム・エルゴ Op.65-2
フーガ ホ短調 Op.84-6
タントゥム・エルゴ Op.55
ラシーヌ賛歌 Op.11(編曲:デイヴィッド・ヒル)
デイヴィッド・ヒル(指)
イェール・スコラ・カントルム、
ロバート・ベネシュ(Org)

録音:2015年2月16日−22日、キリスト教会(ニューヘイブン、コネチカット)
サイモン・キャリントンによって2003年に創設され、2009年から2013年には鈴木雅明が指揮を務めた(現在は首席客演指揮者)イェール・スコラ・カントルム(イェール大学スコラ・カントールム合唱団)がHyperion初登場!アメリカの名門イェール大学のすべての学科からオーディションによりメンバーが集められ、イェール大学教会音楽研究所の支援を受けてハイレベルな教会音楽を演奏しているイェール・スコラ・カントルム。現在ディレクター兼首席指揮者を務めるデイヴィッド・ヒルは、これまでウィンチェスター大聖堂やウェストミンスター大聖堂、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジなどの名門聖歌隊を率いてきたイギリスの名匠です。「レクイエム」と「ラシーヌ賛歌」は、デイヴィッド・ヒル自身の編曲バージョンを収録。アメリカの一流聖歌隊が歌う、フォーレの宗教作品集にご注目ください!
CDA-68210
パレストリーナ:ミサ曲 「主よ、われは心をあげて」
モテット 「主よ、われは心をあげて」
第6旋法によるリチェルカーレ(オルガン独奏)
王はわれを酒倉に連れてゆき(コルネット&オルガン)
第5旋法によるリチェルカーレ(コルネット&オルガン)
聖なる三位一体に祝福あれ(コルネット&オルガン)
様々な国の言葉で(コルネット&オルガン)
8声の第1旋法によるマニフィカト
デイヴィッド・ヒル(指)
イェール大学スコラ・カントールムcho
ブルース・ディッキー(コルネット)、
リウヴェ・タミンハ(Org)

録音:2014年11月10日−15日、キリスト教会(ニューヘイブン、コネチカット)
サイモン・キャリントンによって2003年に創設され、2009年から2013年には鈴木雅明が指揮を務めた(現在は首席客演指揮者)、イェール大学スコラ・カントールム合唱団(イェール・スコラ・カントルム)。アメリカの名門イェール大学のすべての学科からオーディションによりメンバーが集められ、イェール大学教会音楽研究所の支援を受けてハイレベルな教会音楽を演奏しています。現在ディレクター兼首席指揮者を務めるデイヴィッド・ヒルは、これまでウィンチェスター大聖堂やウェストミンスター大聖堂、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジなどの名門聖歌隊を率いてきたイギリスの名匠です。デイヴィッド・ヒル自身の新たな編曲による「フォーレ:レクイエム(CDA-68209)」で話題を呼んでいるイェール大学スコラ・カントールム合唱団のHyperion第2弾は、パレストリーナのミサ曲が登場。生涯で100曲を超えるミサ曲を作曲したパレストリーナの膨大な作品の中から、自作のモテットに基づくパロディ・ミサ「主よ、われは心をあげて(ミサ・コンフィテボル・ティビ・ドミネ)」を歌います。
CDA-68212
サン=サーンス:交響曲第2番イ短調 Op.55
死の舞踏 Op.40
交響曲ヘ長調 「首都ローマ」
ティエリー・フィッシャー(指)ユタSO

録音:2017年9月22日−23日(交響曲第2番)、2017年12月8日−9日(首都ローマ)、2018年2月23日−24日(死の舞踏)、アブラヴァネル・ホール(ソルトレイクシティ、アメリカ)
ティエリー・フィッシャーは、アルスターO首席指揮者、BBCウェールズ・ナショナルO首席指揮者、名古屋フィルハーモニーSO常任指揮者(現名誉客演指揮者)を歴任し、現在ユタSOの音楽監督、2017年からはソウル市立SOの首席客演指揮者を務めているスイスの名指揮者。アメリカ、ユタ州のオーケストラ「ユタSO」には2009年から音楽監督へ就任し、その優れた手腕でアメリカ古豪オーケストラを再興、充実の関係を築き上げ現在2022年まで契約が延長されています。
かつてHyperionからはフランセ、オネゲル、フローラン・シュミット、ダンディ、ウィドール、マルタンといった数々のフランス系音楽の名盤をリリースしてきたティエリー・フィッシャーと、現在蜜月時代を築くユタSOによる魅惑のサン=サーンス第2弾。交響曲第2番、そして「死の舞踏」と「交響曲ヘ長調 「首都ローマ」」を収録。「首都ローマ(Urbs Roma)」はサン=サーンスの生前には出版されなかったため番号が振られていませんが、作曲順としては第1番と第2番の間、21歳のサン=サーンスによって1856年に書かれた作品です。
CDA-68213

PCDA-68213
国内盤仕様
税込定価
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
4つの即興曲 D.935, Op.142
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2017年5月12日−14日、コンサート・ホール、ワイアストン・エステイト(モンマス)
活動初期にはレア・レパートリー&超絶技巧作品で世界的名声を得、現在は古典派やロマン派の名作録音でも圧倒的な支持を獲得しているアムラン。シューマン、ブラームスといったドイツ・ロマン派の名録音に続く、超人アムランのシューベルトにご注目ください!
CDA-68214
オルガン・ファイアーワークス〜ワールド・ツアー
D.ジョンソン:トランペットの調べニ長調
ルメア:演奏会用幻想曲 Op.91
ボッシ:英雄的小品ニ短調 Op.128
ルフェビュール=ヴェリ:ソルティ 変ホ長調
ジャン・アラン:リタニー
コッカー:テューバの調べ
ロイプケ:詩篇第94篇によるソナタ
リスト:BACHによる前奏曲とフーガ S.260
ゴワーズ:アン・オケージョナル・トランペット・ヴォランタリー
ボネ:Matin provencal
タクル:Festmusikk
エベン:ブクステフーデへのオマージュ
ヴァイツ:グラン・クール「ベネディカムス・ドミノ」
ヴェルディ(ルメア/ヘリック編):歌劇 「アイーダ」より 凱旋行進曲
クリストファー・ヘリック(Org)

録音:1984年〜2008年
「オルガン・ファイアーワークス」や「オルガン・ドリームス」、「バッハ:オルガン作品全集」、「ブクステフーデ:オルガン作品全集」など、数多の名録音でハイペリオンのオルガン作品の歴史を築いてきたイギリスの名オルガニスト、クリストファー・へリック。ヘリックの生誕75周年記念リリースは、全14巻に及ぶ「オルガン・ファイアーワークス」からのスペシャル・コンピレーション。
CDA-68215
ドホナーニ:弦楽四重奏曲第3番、セレナーデ、六重奏曲
弦楽三重奏のためのセレナーデ ハ長調 Op.10
弦楽四重奏曲第3番 イ短調 Op.33
ピアノ,クラリネット,ホルンと弦楽三重奏のための六重奏曲 ハ長調 Op.37
ナッシュ・アンサンブル

録音:2017年6月24日−26日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
1964年創立、世界トップレベルの名手たちを擁し、様々な編成、様々なスタイルの音楽を録音・演奏してきたイギリスの超人集団、ナッシュ・アンサンブル。名指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニの祖父であり、ドイツ・ロマン派の作風を貫いたハンガリーの大作曲家、エルンスト・フォン・ドホナーニ(エルネー・ドホナーニ)の室内楽作品を録音。ステファニー・ゴンリー(vn)やローレンス・パワー(va)、エイドリアン・ブレンデル(vc)、イアン・ブラウン(p)、リチャード・ホスフォード(cl)、リチャード・ワトキンス(hr)といった、それぞれがソリストとしても多彩に活動する名手たちが、ブラームスやバルトークらに賞賛されたドホナーニの濃密で美しい様式を表現します。
CDA-68216
オブレヒト:ミサ・グレコルム&モテット集
6声のサルヴェ・レジナ
ミサ・グレコルム/父の御母
聖なる神の御母/その聖なる御胎
おお祝福されしバシリウス/おお祝福されし父
アニュス・デイ(作曲者不詳/ロブ.C.ウェグマンによりオブレヒトの作とされる)
ブラバント・アンサンブル、
スティーヴン・ライス(指)

録音:2017年1月26日−28日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。これまでも、様々な知られざる宗教音楽を録音し、グラモフォン賞に3度ノミネートしてきたスティーヴン・ライスとブラバント・アンサンブルが新たに発見するルネサンスの宝物は、当時ジョスカン・デ・プレに次ぐ優れた作曲家として高く評価されていたフランドル楽派の作曲家、ヤコブ(ヤーコプ)・オブレヒト(1457/8−1505)のミサ曲とモテット。
CDA-68219

PCDA-68219
国内盤仕様
税込定価
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vo.3 〜 後期三大ソナタ集
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2018年2月5日−7日、パース・コンサート・ホール(スコットランド)
「月光」や「悲愴」などの名曲を収録し、レコード芸術で「特選盤」に選ばれた、第1巻(CDA 67662)、「ハンマークラヴィーア」を含む後期の3作品を収録した第2巻(CDA 68073)に続く、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集。期待の第3巻は、円熟のベートーヴェンが書き上げた最後の3つのピアノ・ソナタ、第30番〜第32番の後期三大ソナタが登場。この後期三大ソナタは、2019年10月の来日公演予定曲目ともなっています。 スティーヴン・オズボーンの深く情熱的なピアノ、知的で洗練された解釈とスタインウェイの繊細な音色で贈る、楽聖の円熟ソナタにご期待ください。 解説執筆は、ベートーヴェンの「交響曲第10番」の補筆完成版でも有名なベートーヴェン研究
CDA-68220

PCDA-68220
国内盤仕様
税込定価
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1
ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2
ピアノ・ソナタ第21番 「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオリ)

録音:2018年1月8日−11日、ベルリン・イエス・キリスト教会(ドイツ)
「バッハ・オデッセイ」と題された壮大なコンサート・シリーズが世界的な注目を浴びる鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイット。ヒューイットがファツィオリ・ピアノで弾く「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集」は、「バッハのピアノ作品集」、「モーツァルトのピアノ協奏曲集」と並ぶ大型録音プロジェクトの1つであり、前作「テンペスト」(PCDA 68199)もレコード芸術「特選盤」となるなど全世界で絶大な評価を築いています。最新巻は、難聴に苦しむ時期のベートーヴェンが生み出した中期の傑作のうちの1つ、フェルディナント・フォン・ヴァルトシュタインに献呈された「第21番 「ワルトシュタイン」」をはじめとするOp.53、Op.54の2曲、そしてOp.2-1、Op.14-2の初期からの2曲を収録。イタリアの銘器ファツィオリの高貴で洗練された音色が紡ぐ至高のワルトシュタイン。もちろん、毎度おなじみヒューイット自身が執筆した充実のブックレットもポイントです。
CDA-68221(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.64
弦楽四重奏曲第63番ハ長調 Op.64-1, Hob.III-65
弦楽四重奏曲第64番ロ短調 Op.64-2, Hob.III-68
弦楽四重奏曲第65番変ロ長調 Op.64-3, Hob.III-67
弦楽四重奏曲第66番ト長調 Op.64-4, Hob.III-66
弦楽四重奏曲第67番ニ長調 Op.64-5, Hob.III-63 「ひばり」
弦楽四重奏曲第68番変ホ長調 Op.64-6, Hob.III-64
ロンドン・ハイドンSQ〔キャサリン・マンソン(Vn)、マイケル・グレヴィチ(Vn)、ジョン・クロカット(Va)、ジョナサン・マンソン(Vc)〕

録音:2017年12月5日−10日、ポットン・ホール(サフォーク)
クラシカル・ボウ&ガット弦というピリオド・スタイルでの高度なアンサンブル、演奏に使用する楽譜のエディションにも徹底的にこだわり、ハイドンのスペシャリストとして高評価を確立してきたロンドン・ハイドンSQ。リリースのたびに堅実な評価を積み重ねてきたこのハイドン・シリーズ。第7集では、傑作「ひばり」を含む、作品64の6曲を収録。前作(CDA68160)の作品54&作品55の三作品合わせて、エステルハージ楽団のヴァイオリニスト、ヨハン・トストにちなんだ「トスト弦楽四重奏曲集」が揃います。
2006年以降アムステルダム・バロック・オーケストラのリーダーを務めるスコットランドの名手キャサリン・マンソンが率い、幾度かのメンバー交代を経ながらも徹底したスタイルを貫いてきたロンドン・ハイドンSQ。今回は、ヴィオラ奏者にジョン・クロカット(アムステルダム・バロック・オーケストラやOAE、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ等で活動)が加わった、2017年来日公演時と同じメンバーでの録音です。
CDA-68222
フィンジ:合唱作品集
フィンジ:マニフィカト Op.36、
 甘美で神聖なる祝祭を迎えて Op.27-3、
 私の愛しいもの Op.27-1、
 神は召された Op.27-2
デイヴィッド・ベドナル(b.1979):ヌンク・ディミッティス
フィンジ:白い花咲く日々 Op.37、
 この一晩中 Op.33、
 ロバート・ブリッジズの7つの詩、見よ, 満ち足りた最後の生贄 Op.2
スティーヴン・レイトン(指)、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho
トリニティ・ブラス

録音:2017年7月9日−11日、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ礼拝堂/2018年7月2日−5日、ヘレフォード大聖堂
イギリス合唱界の名指揮者、スティーヴン・レイトンが音楽監督を務めている名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。バッハ、ヘンデルからケネス・レイトン、エセンヴァルズ、ウカシェフスキなど広いレパートリーを誇り、「ハウエルズのレクイエム(CDA-67914)」では、2012年の英グラモフォン賞を受賞し、「スタンフォードの合唱作品集(CDA-68174)」でも英グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」に選ばれるなど、近代英国音楽のパフォーマンスに定評のある同コンビが、ジェラルド・フィンジの合唱作品を録音。 20世紀に書かれたもっとも精巧な英国合唱作品のいくつかである、フィンジの傑作の数々を歌います。
CDA-68223
サン=サーンス:交響曲第1番、他
交響曲第1番変ホ長調 Op.2
動物の謝肉祭/交響曲イ長調
ティエリー・フィッシャー(指)ユタSO

録音:2017年12月8日−9日(動物の謝肉祭)、2018年2月23日−24日(交響曲第1番)、2018年3月2日−3日(交響曲イ長調)、アブラヴァネル・ホール(ソルトレイクシティ、アメリカ)
ティエリー・フィッシャーは、アルスターO首席指揮者、BBCウェールズ・ナショナルO首席指揮者、名古屋フィルハーモニーSO常任指揮者(現名誉客演指揮者)を歴任し、現在ユタSOの音楽監督、2017年からはソウル市立SOの首席客演指揮者を務めているスイスの名指揮者。アメリカ、ユタ州のオーケストラ「ユタSO」には2009年から音楽監督へ就任し、その優れた手腕でアメリカ古豪オーケストラを再興、充実の関係を築き上げ現在2022年まで契約が延長されています。
現在蜜月時代を築くティエリー・フィッシャーとユタSOによる魅惑のサン=サーンス・プロジェクト。第3弾は、サン=サーンスの代表的傑作の1つ「動物の謝肉祭」に、初期のあまり知られていない2つの交響曲をカップリング。交響曲第1番は1853年(18歳)、交響曲イ長調は1850年頃(約15歳)という若きサン=サーンスが書いた作品ですが、若いながらも驚くべき技術的・音楽的完成度を誇った交響曲です。
CDA-68224

PCDA-68224
国内盤
税込定価
ルイ・クープラン:ボーアンの手書き譜からの舞曲集
組曲 ニ短調〔前奏曲、アルマンド、クラント、サラバンド、ガヴォット、カナリー、シャコンヌ〕
アルマンド・グラーヴェ ヘ長調
シャコンヌ ヘ長調
シャコンヌまたはパッサカリア ト短調
組曲 ト短調〔アルマンド、クラント、サラバンド、ジグ ハ短調、パッサカリア〕
ブランクロシェ氏のトンボー
組曲 イ長調〔前奏曲、クラント、サラバンド、サラバンド イ短調、ジグ〕
パヴァーヌ 嬰ヘ短調
パヴェル・コレスニコフ(P/Yamaha CFX)

録音:2017年3月14日−16日、コンサート・ホール、ワイアストン・エステイト(モンマス)
パヴェル・コレスニコフは、1989年ロシアのシベリアに生まれ、2012年には世界最高クラスの賞金と音楽活動への手厚いサポートで知られるカナダの「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」で優勝。現在はイギリスを拠点に活動し、2014年〜2016年のBBCの「新世代アーティスト・スキーム」にも選ばれた世界が注目する逸材です。日本には2013年4月のオーギュスタン・デュメイ&関西フィルの公演において、急病により来日中止となったエレーヌ・メルシエの代役としてデュメイからの強い推薦を受け急遽来日。急な公演にも関わらず堂々たる演奏を見せ、その美麗なピアニズム多くの来場者を魅了しました。そして2018年1月、ついに日本初リサイタルが行われます!
コレスニコフのHyperion第3弾は、17世紀から19世紀にかけてのフランスのもっとも偉大な音楽名家のひとつであったクープラン家で、フワンソワ・クープラン(大クープラン)に次いで重要な、そして17世紀のもっとも偉大な鍵盤音楽作曲家のひとりであった、ルイ・クープラン(c.1626−1661)のクラヴサン曲。ボーアンの手書き譜(ボーアン手稿譜、ボーアン写本)として残された多くの舞曲の中から、コレスニコフが組曲の形に構成し、表情豊かなピアノで表現しています。ルイ・クープランのパワフルで鋭利な独特のサウンドを具現化するために2つの異なるアクション(明るく直接的なものと、なめらかで丸みのある音)を使用することにしたと語る、最先端のYAMAHAピアノの使用もポイントです。
CDA-68226
ブラームス:後期ピアノ作品集
7つの幻想曲 Op.116
3つの間奏曲 Op.117
6つのピアノ小品 Op.118
スケルツォ 変ホ短調 Op.4
ギャリック・オールソン(P)

録音:2017年11月12日−14日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト、イギリス)
1966年ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、1968年モントリオール国際コンクール、そして第8回ショパン国際ピアノ・コンクールで第1位に輝いたアメリカの名ピアニスト、ギャリック・オールソン。2018年のホーネンス国際ピアノ・コンクールでは、参加者へ指導などを行うメンター・イン・レジデンスにも選ばれています。 Hyperionへと活躍の場を移してから、ブラームス、グラナドス、グリフス、スクリャービン、スメタナ、ドビュッシー、プロコフィエフ、バルトークと多彩で華麗な数々のアルバムを送り出してきたオールソンの新録音は、Hyperionでの最初の録音となった「変奏曲全集」(CDA67777)以来となるブラームス・アルバム。 最晩年のピアノ作品であるOp.116〜Op.118の曲集に、ブラームスが18歳の頃に書いた「スケルツォ Op.4」をカップリングして初期と後期の対比も表現。オールソンの魅惑のピアニズムで、ブラームスの優美で詩的な魅力に迫ります。
CDA-68227

PCDA-68227
国内仕様盤
税込定価
ショパン:チェロ・ソナタ&シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ
ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3
オーギュスト・フランショーム:夜想曲ハ短調 Op.15-1
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op.65、
 あるべきものなく Op.74-13(イッサーリス編)
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D821、
 夜と夢 D827(イッサーリス編)
スティーヴン・イッサーリス(Vc)、
デーネシュ・ヴァーリョン(P/エラール1851)

録音:2017年12月3日−5日、コンサート・ホール、ワイアストン・エステイト(モンマス)
イギリスが誇る世界的名チェリスト、スティーヴン・イッサーリス。ショパンの「チェロ・ソナタ」、そしてシューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ」という至高の名曲アルバムが、2018年11月の来日公演を記念して国内仕様盤で登場! 伴奏は、「シューマンのチェロ作品集(CDA-67661)」の名盤で共演したハンガリーの名手、デーネシュ・ヴァーリョンが弾く、1851年製のエラール・ピアノ。ボーナス・トラックとして、イッサーリスが編曲したショパンとシューベルトの歌曲からのアレンジメントが収録されているところも嬉しいポイント。
英国王立音楽アカデミーより貸与されたストラデヴァリウス1726 "Marquis de Corberon"を華麗に操るイッサーリスの馥郁たるショパン&シューベルトにご期待あれ!
CDA-68228
百合と薔薇〜中世後期イギリスの聖母マリア崇拝の音楽
ジョン(?)・クック:Stella celi extirpavit
聖歌:めでたし聖なるみ母よ
ウォルター・フライ:キリエ「So ys emprentid」、ミサ・フロス・レガリスより グローリア
ギヨーム・ル・ルージュ:Stella celi extirpavit
ジョン・ベディンガム:Superno nunc emittitur
ジョン・ダンスタブル:アヴェ・マリス・ステラ
フライ:ミサ・フロス・レガリスより クレド
トマス(?)・ダメット:めでたし楽園の扉
ダンスタブル:ガウデ・ヴィルゴ・サルタータ
ベディンガムorフライ:聖なるマリア, 不幸な者を助け
フライ:ミサ・フロス・レガリスより サンクトゥス
ジョン(?)・フォーラー:オー・クアム・グロリフィカ
フォレスト:Qualis est dilectus
ダンスタブル:聖なるマリア, 不幸な者を助け
作者不詳:エッサイの若枝より:聖歌:母のなかの母
ジョン・プラマー:キリストの母の母アンナ
フライ:ミサ・フロス・レガリスより アニュス・デイ
バンショワ・コンソート、
アンドルー・カークマン(指)

録音:2017年5月7日−9日、アスコット小修道院(バークシャー)
アンドルー・カークマンにより1995年に結成され、15世紀のフランスとイギリス、ブルゴーニュ楽派の音楽を主なレパートリーとする男声ヴォーカル・アンサンブル、バンショワ・コンソート。
ヘンリー6世の戴冠やアジャンクールの戦いなどにまつわる百年戦争と王室の音楽を歌った「百年戦争の音楽(CDA-68170)」に続くバンショワ・コンソートのニュー・レコーディングは、聖母マリアのための宗教音楽集。ブックレットには、大英博物館、ノッティンガム市博物館、フィラデルフィア博物館などに所蔵されているアラバスター(雪花石膏)のマリア像写真が掲載され、音楽と石(美術)によって表現されてきた15世紀イギリスの聖母マリア崇拝の芸術を辿ります。
CDA-68230(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.71&Op.74 「アポニー四重奏曲集」
弦楽四重奏曲第69番変ロ長調 Op.71-1, Hob.III-69/弦楽四重奏曲第70番ニ長調 Op.71-2, Hob.III-70/弦楽四重奏曲第71番変ホ長調Op.71-3, Hob.III-71/弦楽四重奏曲第72番ハ長調 Op.74-1, Hob.III-72/弦楽四重奏曲第73番ヘ長調 Op.74-2, Hob.III-73/弦楽四重奏曲第74番ト短調 Op.74-3, Hob.III-74 「騎士」
ロンドン・ハイドンSQ〔キャサリン・マンソン(Vn)、マイケル・グレヴィチ(Vn)、ジョン・クロカット(Va)、ジョナサン・マンソン(Vc)〕

録音:2018年10月1日−6日、ポットン・ホール(サフォーク)
クラシカル・ボウ&ガット弦というピリオド・スタイルでの高度なアンサンブル、演奏に使用する楽譜のエディションにも徹底的にこだわり、ハイドンのスペシャリストとして高評価を確立してきたロンドン・ハイドンSQ。2006年以降アムステルダム・バロック・オーケストラのリーダーを務めるスコットランドの名手キャサリン・マンソンが率い、幾度かのメンバー交代を経ながらも徹底したスタイルを貫いて堅実な評価を積み重ねてきたハイドン・シリーズ。第8集は、2度目のロンドン訪問に向けて1793年に書かれ、アントン・アポニー伯爵へ献呈された作品71と作品74の「アポニー四重奏曲集」です。
1796年に出版されたアルタリア社(ウィーン)とジーバー社(パリ)のエディションを使用。
CDA-68231(2CD)
ティペット:交響曲第3番*
交響曲第4番
交響曲 変ロ長調(世界初録音)
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCスコティッシュSO、
レイチェル・ニコルズ(S)*
2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているマーティン・ブラビンズ。ウォルトンやエルガー、ヴォーン・ウィリアムズらの録音で高い評価を得てきたブラビンズの新たな近代イギリス音楽としてスタートしたマイケル・ティペット(1905−1998)の交響曲集。
第1巻(交響曲第1番&第2番/CDA-68203)は、英グラモフォン賞2018にノミネートするなど高い反響を得ています。第2巻となる今作では、ソプラノ独唱が参加する中期の作品、交響曲第3番(1970-72)、単一楽章による後期の交響曲第4番(1976-7)、そして世界初録音となる「交響曲 変ロ長調」(1392-3, rev.1934, 1938)を収録しています。
交響曲変ロ長調は、1933年に初稿が完成したティペット最初期の作品で、34年に改訂されながらもわずか5回しか公演されず、作曲者本人が撤回したため出版されることもなく、以来陽の目を見ることがなかった交響曲。近年発見された手稿譜によるスコアを使い、ブラビンズ&BBCスコティッシュ饗によって2018年に80余年ぶりの公演(1938年の改訂を含めた版としては初演)が実現しています。
スティーヴン・オズボーンと共演したピアノ協奏曲(CDA 67461/2)から高い評価の続くブラビンズのティペット録音プロジェクト、イギリス音楽ファン、レア交響曲ファン大注目です!
CDA-68233
フェインベルク:ピアノ・ソナタ第1番〜第6番
ピアノ・ソナタ第1番イ長調 Op.1
ピアノ・ソナタ第2番イ短調 Op.2
ピアノ・ソナタ第3番ト短調/嬰ト短調 Op.3(フェインベルクの手稿譜によるオリジナル・ヴァージョン)
ピアノ・ソナタ第4番変ホ短調 Op.6
ピアノ・ソナタ第5番ホ短調 Op.10
ピアノ・ソナタ第6番ロ短調 Op.13
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2018年12月13日−15日、テルデックス・スタジオ(ベルリン)
ウクライナ生まれ、20世紀ロシア(ソ連)を代表するコンポーザー=ピアニストの一人であるサミュエル・フェインベルク(1890−1962)。ヴィルトゥオーゾ・ピアニストとしてはバッハやスクリャービンの演奏を得意とし(ソ連のコンサートで最初にバッハの「平均律クラヴィーア曲集」全曲を演奏したピアニスト)、モスクワ音楽院の教授としては数世代のピアニストに影響を与えています。そんなフェインベルクが書いた12のピアノ・ソナタのうち第1番から第6番までを、現代のヴィルトゥオーゾ、アムランが録音しました。まだまだ録音も演奏の機会も少ないフェインベルクですが、ピアノ・ソナタ第1番〜第3番は2018年の来日公演でも披露され、その幻想的な魅力が話題となっただけに、今回の録音は待望のリリースとなることでしょう。2020年最大級のピアノ・アルバムの1つとして期待が掛かるアムランのフェインベルク。ピアノ・ファン、ロシア音楽ファンは特に要注目です!
CDA-68234
ジュピター・プロジェクト〜19世紀のドローイング・ルームにおけるモーツァルト
モーツァルト:「魔笛」序曲(フンメル編曲室内楽版)
ピアノ協奏曲第21番(クラーマー編曲室内楽版)
「フィガロの結婚」序曲(フンメル編曲室内楽版)
交響曲第41番 「ジュピター」(クレメンティ編曲室内楽版)
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(P)、
ケイティ・バーチャー(Fl)、
キャロライン・ボールディング(Vn)、
アンドルー・スキッドモア(Vc)

録音:2018年6月11日−13日、クーパー・ホール(サマセット、イギリス)
デイヴィッド・オーウェン・ノリスは、サンサンプトン大学の教授、王立音楽カレッジとロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックの客員教授、王立音楽アカデミーとオックスフォード大学キーブル・カレッジのフェローなどを務める英国楽壇の重鎮にして、ピアニストとしては様々な協奏曲、ピアノ独奏、室内楽、歌曲伴奏など多数の録音に参加、また作曲家としてもアルバムをリリースし、音楽TV番組やラジオでもお馴染みの名音楽家です。 オーウェン・ノリスによる「ジュピター・プロジェクト」は、19世紀ロンドンのドローイング・ルーム(客間)で流行した、モーツァルトのオーケストラ作品からの室内楽版アレンジを再現するという注目のプロジェクト。 モーツァルトの室内楽版といえば、ハルモニームジーク(管楽アンサンブル)編成も親しまれていますが、ここでは「ピアノ、フルート、ヴァイオリン、チェロ」のピリオド楽器による四重奏で、プロジェクト名ともなっている交響曲第41番「ジュピター」を中心に、ピアノ協奏曲第21番、そして「魔笛」と「フィガロの結婚」序曲の人気曲をお贈りします。ケイティー・バーチャーを始め、ブレコン・バロック、イングリッシュ・コンサート、フロリレジウム、OAE、ダニーデン・コンソート、コレギウム・ムジクム90、エイヴィソン・アンサンブルなどで活躍する古楽器の名手たちによる演奏。モーツァルトや小編成アレンジの愛好家必聴必携です!
CDA-68235
リスト:歌曲全集 Vol.6
さまよえ、さまよえ、青い目よ S.305(第1稿)/尼僧院の僧房 S.274(第1稿)/静かに響け、わが歌よ S.301(第2稿)/わが子よ、私が王ならば S.283(第2稿)/もし美しい芝生だったら S.284(第2稿)/彼らは何と言った S.276(第2稿)/おお、夢に来ませ S.282(第2稿)/ミニョンの歌 S.275(第1稿)/彼はどこに止まるの S.295(第2稿)/ローレライ S.73(第1稿)/シラーの「ヴィルヘルム・テル」からの3つの歌 S.292(第2稿)/音楽の力 S.302(第2稿)/あなたが歌う時 S.306a
ユリア・クライター(S)、
ジュリアス・ドレイク(P)

録音:2018年11月19日−20日&22日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
歌曲大国ハイペリオンが2010年にスタートしたフランツ・リスト(1811−1886)の歌曲全集第6巻。チューリッヒ歌劇場を中心に主要なオペラ・ハウスに出演し、ザルツブルク音楽祭などの国際的な音楽祭に参加、コンサート・シンガーとしてはニコラウス・アーノンクールとバッハのカンタータを録音するなど広く活躍するドイツのソプラノ、ユリア・クライターがHyperionに初登場。
名盤奏者ジュリアス・ドレイクが一貫して伴奏を務め、ヴァージョンの選択やプログラムにもこだわってきた、Hyperionが誇るリスト歌曲集です。
CDA-68236
デュファイ:コンスタンティノープルのための哀歌
コンスタンティノープルのための哀歌 「すべての希望の泉, 憐れみ深い父よ/その朋はこれに背き」/とても優しい恋人よ お願いですから/心蕩かすその姿/哀れにもわが身をかこつ/親しい友よ/恵まれぬ心よ/私の美しい人よ お願いです/果たして あなたのお恵みが得られましょうか/ああ いつの日に あなたに会えるだろうか/私はもう かつての私ではない/私は満ちた心で歌いたい/月は五月/美しい人よ どんな過ちを犯したのか この私が/酷い痛手でもって 勝ち誇りながら/あなたの美しい眼差ゆえに/あなたの評判 そしてあなたの高い名声は/好遇を享けるしもべとして/あなたは 戦士なのだから
オルランド・コンソート〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕

録音:2017年10月3日−5日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。 とりわけ、6巻にわたるギョーム・ド・マショーの作品集で国際的な評価を高めたオルランド・コンソートの新録音は、中世からルネサンス音楽への転換期を生き、ルネサンスの開拓・転換を果たしたブルゴーニュ楽派の巨匠ギヨーム・デュファイ(c.1397−1474)の音楽。1453年のオスマン帝国によるコンスタンティノープル陥落事件に寄せてデュファイが作曲したとされる4つの哀歌のうち、現存する唯一の作品「コンスタンティノープルのための哀歌(コンスタンティノープル聖母マリア教会の嘆き)」から始まる、モテット、シャンソン、バラード(バッラータ)、ロンドーなどフランス語とイタリア語の世俗作品集です。
CDA-68237
ベートーヴェン: 「月光」他
アンダンテ ハ長調 WoO.211
プレスト ハ短調 WoO.52
アレグレット ハ長調 WoO.56
アレグレット ハ短調 WoO.53
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」/7つのバガテル Op.33
ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2
創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.80
パヴェル・コレスニコフ(P)

録音:2017年6月21日−23日、コンサート・ホール、ワイアストン・エステイト(モンマス)
パヴェル・コレスニコフは、1989年ロシアのシベリアに生まれ、2012年には世界最高クラスの賞金と音楽活動への手厚いサポートで知られるカナダの「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」で優勝。現在はイギリスを拠点に活動し、2014年〜2016年のBBCの「新世代アーティスト・スキーム」にも選ばれた世界が注目する逸材です。日本には2013年のデュメイ&関西フィルの公演において、エレーヌ・メルシエの代役として急遽来日し堂々たる演奏で多くの来場者を魅了しました。2018年1月には日本初リサイタルも成功を収めています。
「ルイ・クープラン」という意欲的なプログラムで「レコード芸術準特選盤」に選ばれた前作(CDA-68224)に続くニュー・レコーディング。コレスニコフのHyperion第4弾となるのは、「月光ソナタ」を中心としたベートーヴェン・アルバム。ホーネンス・コンクールのセミファイナルでも披露された「月光」に、作品番号なしの小品や変奏曲を組み合わせたこだわりの選曲です。
CDA-68238
ドホナーニ:ピアノ五重奏曲集&弦楽四重奏曲第2番
ピアノ五重奏曲第1番ハ短調 Op.1
弦楽四重奏曲第2番変ニ長調 Op.15
ピアノ五重奏曲第2番変ホ短調 Op.26
マルク=アンドレ・アムラン(P)、
タカーチSQ〔エドワード・ドゥシンベア(Vn1)、ハルミ・ローデス(Vn2)、ジェラルディン・ウォルサー(Va)、アンドラーシュ・フェイェール(Vc)〕

録音:2018年8月12日−15日、コンサート・ホール、ワイアストン・エステイト(モンマス)
ピアノの超人マルク=アンドレ・アムランと世界最高峰のSQのひとつ、タカーチSQの共演というHyperionだからこそ成しえた究極のコラボレーション。シューマン、ショスタコーヴィチ、フランクと鮮烈な話題を振りまいてきたこの共演によるレコーディング第4弾は、エルンスト・フォン・ドホナーニのピアノ五重奏曲集!
タカーチSQは、2018年に設立メンバーであったカーロイ・シュランツに代わり、ハルミ・ローデスが加わった新体制(2019年来日メンバー)による最初の録音。ドホナーニの室内楽作品の重要な再評価となるであろう注目リリースです!
CDA-68239

PCDA-68239
国内仕様盤
税込定価
ショスタコーヴィチ&カバレフスキー:チェロ・ソナタ集
ショスタコーヴィチ
:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
プロコフィエフ
:バラード ハ長調 Op.15
カバレフスキー:チェロ・ソナタ 変ロ長調 Op.71
ショスタコーヴィチ:モデラート
プロコフィエフ
:アダージョ 「シンデレラと王子」 Op.97bis
カバレフスキー
:ロンド 「プロコフィエフの追憶に」 Op.79
スティーヴン・イッサーリス(Vc)、
オリ・ムストネン(P)
イギリスが誇る世界的名チェリスト、スティーヴン・イッサーリス。20世紀チェロ作品の代表的傑作、ショスタコーヴィチのチェロ・ソナタを筆頭に、1962年作曲、ロストロポーヴィチによって初演されたカバレフスキーのチェロ・ソナタや、プロコフィエフのバレエ音楽「シンデレラ」からの作品などチェロとピアノのための小品を組み合わせたロシアン・プログラム。ピアニストは、Hyperion初登場となるフィンランド出身の才人オリ・ムストネン。ムストネンはピアニスト、指揮者、作曲家の三役として多才に活躍しており、イッサーリスとは30年以上にわたって共演しているパートナーです。
CDA-68241
ヨハネス・デ・クレーヴェ:ミサ曲 「バビロンの王」
ヨハネス・デ・クレーヴェ(1528/9−1582):皇帝からの名前, カール
ミサ曲 「バビロンの王」(ミサ・レクス・バビロニス)
主を褒め称えよ
主を畏れよ/我が救い主を信ず
豊かな平和からの名前, カール
ヤコブス・ファート(c.1529−1567):バビロンの王
チンクエチェント

録音:2019年7月8日−10日、ペルネック修道院(ヴァルトフィアテル、オーストリア)
ヨーロッパ各国(オーストリア、ベルギー、イギリス、ドイツ、スイス)のプロフェッショナルな歌手が集ったルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブルの最高峰、「チンクエチェント」。
これまで、ジャン・リシャフォールやフィリップ・シェーンドルフ、フィリップ・デ・モンテ、ヤコブ・ルニャールなど、フランドル楽派を中心とするルネサンスの知られざるプログラムでアルバムを彩ってきたチンクエチェントが、今度はオーストリアのハプスブルク家の宮廷で活躍した作曲家、ヨハネス・デ・クレーヴェのミサ曲を録音。
オーストリアのハプスブルク家の始祖となった神聖ローマ皇帝フェルディナント1世のもとウィーンの礼拝堂で歌手を務め、フェルディナントの息子カール2世が新しく設立したグラーツの礼拝堂では最初のカペルマイスターになるなど、16世紀後半のハプスブルク宮廷で活躍したクレーヴェの知られざるミサ曲を、チンクエチェントの緻密なポリフォニーで再興します。
CDA-68242
ブラームス:ドイツ・レクイエム
(室内アンサンブル版)〔室内アンサンブル・オーケストレーション:イアン・ファリントン〕
デイヴィッド・ヒル(指)
イェール大学スコラ・カントールムcho
マット・サリヴァン(Br)、
ナターシャ・シュヌーア(S)

録音:2017年1月23日&25日−27日、セント・ジョセフ教会(ニューヘイブン、コネチカット)
サイモン・キャリントンによって2003年に創設され、2009年から2013年には鈴木雅明が指揮を務めた(現在は首席客演指揮者)、イェール大学スコラ・カントールム合唱団(イェール・スコラ・カントルム)。アメリカの名門イェール大学のすべての学科からオーディションによりメンバーが集められ、イェール大学教会音楽研究所の支援を受けてハイレベルな教会音楽を演奏しています。
現在ディレクター兼首席指揮者を務めるデイヴィッド・ヒルは、これまでウィンチェスター大聖堂やウェストミンスター大聖堂、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジなどの名門聖歌隊を率いてきたイギリスの名匠。デイヴィッド・ヒル自身の新たな編曲による「フォーレ:レクイエム(CDA-68209)」で話題を呼んだ合唱団の新たな録音は、ブラームスの傑作「ドイツ・レクイエム」。ブラームス自身の「ピアノ・リダクション版」からインスパイアされて作られた、「室内アンサンブル(vn, va, vc, cb, fl, ob, cl, pの八重奏)版」です。
編曲を施したのは、ロンドンの王立音楽アカデミーとケンブリッジ大学で学んだイアン・ファリントン。ピアニスト、オルガニスト、作編曲家として多彩に活動しながら、特に大規模なオーケストラ作品の小編成版アレンジで知られており、この「室内アンサンブル版ドイツ・レクイエム」や15人の奏者のために編曲された「マーラーの交響曲第1番」は世界中で演奏されています。
CDA-68243
パリー:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番ホ短調
ピアノ三重奏曲第3番ト長調
パルティータ ニ短調*
レオノーレ・ピアノ三重奏団〔ティム・ホートン(P)*、ベンジャミン・ナバロ(Vn)*、ジェマ・ローズフィールド(Vc)〕

録音:2017年9月7日−9日(ピアノ三重奏曲)&2018年6月7日(パルティータ)、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
イギリスの若き精鋭たちによって結成された室内楽団「アンサンブル360」のメンバーによるトリオ、レオノーレ・ピアノ三重奏団。
アレンスキー(CDA-68015)、ラロ(CDA-68113)、リムスキー=コルサコフ&タネーエフ(CDA 68159)、ヨハン・ペーター・ピクシス(CDA 68207)と、不当に無視されてきた優れたレパートリーに光を当ててきたレオノーレ・ピアノ三重奏団が、イギリスの国民的聖歌「エルサレム」で知られる19世紀の作曲家、チャールズ・ヒューバート・パリー(1848−1918)のピアノ三重奏曲第1番&第3番、そしてヴァイオリンとピアノのための「パルティータ」を新たな録音レパートリーに加えます。
CDA-68244

国内盤仕様
PCDA-6824
税込定価
バッハ:トッカータ集
トッカータ 嬰ヘ短調 BWV.910/トッカータ ハ短調 BWV.911/トッカータ ニ長調 BWV.912/トッカータ ニ短調 BWV.913/トッカータ ホ短調 BWV.914/トッカータ ト短調 BWV.915/トッカータ ト長調 BWV.916
マハン・エスファハニ(ハープシコード)

録音:2018年6月20日−23日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
Hyperion(ハイペリオン)からは、第1弾「C.P.E.バッハ(CDA-67995)」がグラモフォン賞2014で古楽器部門賞を受賞し華々しいデビューを飾り、メジャー・レーベルからもハープシコードで弾くミニマル・ミュージックやバッハ・アルバムをリリースし話題を呼びました。Hyperion復帰作となった2018年来日記念盤「パッシング・メジャーズ(PCDA-68249)」はレコード芸術「特選盤」や、英BBCミュージック・マガジンの「インストゥルメンタル・チョイス」に選ばれています。 Hyperionからついに登場するバッハ・レコーディング第1弾は、若きバッハが恐らく自身のまばゆいテクニックを証明するために書いたと考えられている鍵盤楽器のための7つのトッカータ。Hyperionにおける「ピアノによるバッハ録音」がアンジェラ・ヒューイットであるならば、「ハープシコードによるバッハ録音」はマハン・エスファハニであると位置付けられた重要プロジェクトにご期待ください。
CDA-68245
ヴォーン・ウィリアムズ:海の交響曲(交響曲第1番)
合唱と弦楽のための 「勇気はあるのか、おお魂よ」
マーティン・ブラビンズ(指)
BBC響&cho
エリザベス・ルウェリン(S)、
マーカス・ファーンズワース(Br)

録音:2017年10月14日−15日、ブラックヒース・コンサート・ホール(ロンドン)
2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、2017年にも5月と9月に二度来日、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているマーティン・ブラビンズ。1920年版の「ロンドン交響曲(CDA-68190)」で話題を呼んだブラビンズのヴォーン・ウィリアムズ最新作は、RVW最初の交響曲である「海の交響曲(交響曲第1番)」が登場! アメリカの詩人ウォルト・ホイットマンの詩を用いて、ソプラノとバリトンの独唱、合唱と管弦楽のために書かれた大作「海の交響曲」をブラビンズの繊細な表現力、BBC響の濃密なオーケストラで描写します。 カップリングには、「海の交響曲」と同じくウォルト・ホイットマンの『草の葉』からテキストが取られた知られざる合唱と弦楽のための作品「勇気はあるのか、おお魂よ(Darest thou now, O soul)(1925)」を収録。
CDA-68246

PCDA-68246
国内盤仕様
税込定価
タヴナー:もう私のことを悲しまないで〜チェロ作品集
祈りと応答(2013)(スティーヴン・イッサーリスによる8本のチェロのための編曲、2014)#
イワン・イリッチの死(2012)*
マハマタール(2000)#
ポプレ・メウス(わが人々よ)(2009)+
もう私のことを悲しまないで(スティーヴン・イッサーリスによる8本のチェロのための編曲、2017)#
スティーヴン・イッサーリス(Vc)、マシュー・ローズ(Bs)*、アビ・サンパ(スーフィー歌手)#、トリニティ・ボーイズ・クワイア#、オマー・メイア・ウェルバー(指)*#+、フィルハーモニアO*#+、キャロライン・ディアンリー(Vc)#、キアラ・エンデルレ(Vc)#、マシュー・ヒューバー(Vc)#、ヴァシュティ・ハウンター(Vc)#、バーソロミュー・ラフォレット(Vc)#、エイミー・ノリントン(Vc)#、デイヴィッド・ウォーターマン(Vc)#

録音:2017年9月8日、ベリオール・カレッジ礼拝堂(オックスフォード)、2019年12月17日−18日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
イギリスが誇る世界的名チェリスト、スティーヴン・イッサーリスの新録音は、なんとジョン・タヴナー。神秘主義を貫いたイギリス現代音楽を代表する作曲家の一人、ジョン・タヴナー(1944−2013)とイッサーリスは、音楽家としてだけでなく個人的にも深い絆を持っており、イッサーリスのプロムス・デビュー(1989年)のためには「奇跡のヴェール」を作曲しています(「奇跡のヴェール」は、その後ヨーヨー・マ他、名だたるチェリストたちが取り上げるタヴナーの代表作ともなりました)。そんなイッサーリスが再び取り上げるタヴナー・アルバムは、自ら「8本のチェロ」のためにアレンジした2つの合唱作品と、管弦楽、合唱、独唱(バスとスーフィー歌手)等と共演した作品など、タヴナーの5つの後期作品を収録。イッサーリスの力強く美しいチェロの音色でジョン・タヴナーの音楽に対する深い愛情と尊敬を表現した、素敵なオマージュ・アルバムです。
CDA-68247
新発見のリストVol.4〜夢と幻想
リスト:ハンガリー狂詩曲第23番嬰ハ短調 「夢と幻想」 S.242/23/葬送前奏曲 S.205b/悲しみのゴンドラ(第2ドラフト) S.199a/ii/ビューロー行進曲(第1ドラフト) S.229b/ペテーフィの追悼に(改訂版) S.195ii/守護天使(アンジェラス)(第1バージョン、第1スケッチ) S.162a/i/エステ荘の糸杉に1(第1バージョン) S.162b/1/アルバムの綴り 「メフィスト・ワルツより」 S.167m/2/ベルリオーズの 「ファウストの劫罰」 〜妖精の踊り(第1バージョン) S.474a/ロッシーニの歌劇 「マオメット2世」 による幻想曲 S.421b/アルバムの綴り 「デュッセルドルフ前奏曲」 S.163f/2/アルバムの綴り 「アヴェ・マリア」/アルバムの綴り 「ダブリン」 S.164r/アルバムの綴り 「芸術家に寄す1」 S.166t/1/アルバムの綴り 「芸術家に寄す2」 S.166t/2/ラルゴ ロ短調 S.692p/1/無関心論 S.692p/2/ピアノ小品 変ホ短調 S.692n/騎兵の急行軍 S.460
レスリー・ハワード(P)

録音:2017年11月8日−9日、ポットン・ホール(サフォーク)
フランツ・リストの世界的権威であり、全98枚(+ボーナスCD1枚)におよぶ「リスト:ピアノ作品全集(CDS 44501/98)」の完成という前人未到の偉業(ギネス・ブックにも登録)を達成したピアニスト、レスリー・ハワード。
ハワードは、リストの主要な作品を網羅したあと、「新発見のリスト」と題して異稿や断片、新発見作品などを全3巻にわたって録音してきましたが、ハワードの生誕70周年となる2018年に、ついに続編となる「新発見のリスト第4巻」が登場します。「新発見のリスト第3巻」までは「リスト:ピアノ作品全集(CDS 44501/98)」に含まれているため、この第4巻を加えることで、このプロジェクトの記念すべき100枚目のCD(ボーナス・ディスク含む)となります。
全集BOX完成後も、飽くなき探究心で更なる「新発見」を求め、各地の手稿譜や断片を研究したレスリー・ハワードが新たに録音したのは、近年発表された「ハンガリー狂詩曲第23番 S.242/23」を中心に、様々な作品の初稿、別稿、初期スケッチ、スケッチブックに残されていた習作など全19曲。すべて、おそらく世界初録音であると考えられている作品です。
CDA-68248

PCDA-68248
国内盤仕様
税込定価
シベリウス:交響曲 「クッレルヴォ」 トーマス・ダウスゴー(指)、
BBCスコティッシュSO、
ルンド男声cho
ヘレナ・ユントゥネン (S)、
ベンヤミン・アップル(Br)

録音:2018年5月19日−20日、シティ・ホール(グラスゴー)
ダウスゴーのHyperionデビューとなるアルバムは、2016年の来日公演でも演奏され、2019年のBBCプロムス・ジャパンでも演奏予定の得意作曲家、ジャン・シベリウス。独唱と男声合唱を伴う交響曲(交響詩)「クッレルヴォ」という大作で、その優れた手腕を披露。「番号付き交響曲だけ知っている」という新しいシベリウス・ファンにもオススメの注目プログラムです。
CDA-68249
イギリスのヴァージナリストたちの音楽
トムキンズ:バラフォスタスの夢
作曲者不詳(ジョン・ダウランドの歌に基づく):彼女は私の過ちを許してくれるだろうか?
ギボンズ:パヴィン 「オーランド・ギボンズ氏」、
 荒れ果てた森
ファーナビー:ファンタジア
ウィリアム・バード:パヴァンとガリアード第9番 「the Passinge mesures」
リチャード・ファーナビー:誰のでもないジグ
ジョン・ブル:半音階的(エリザベス女王の)パヴァンとガリアード
ウィリアム・バード:ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ
作曲者不詳:スコットランドのジグ
トムキンズ:パヴァナ
ジャイルズ・ファーナビー:ウッディ・コック、
 話してダフネ、ホワイ・アスク・ユー?
ジョン・ブル:ファンタジア 「Mr Dr Bull」
ウィリアム・イングロット:葉は緑に
作曲者不詳:ロマネスカによる変奏曲
マハン・エスファハニ(Cemb)

録音:2017年11月25日−27日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト、モンマス)
マハン・エスファハニは、1984年テヘラン生まれの若きイラン系アメリカ人チェンバリスト。チェンバロ奏者として初めてBBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれた他、ボルレッティ=ブイトーニ財団賞受賞、2014年ロイヤル・フィルハーモニック教会賞の「インストゥルメンタリスト・オヴ・ジ・イヤー」と2014年グラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートするという栄誉を、それぞれチェンバリストとして初めて達成しています。2015年にはBBCミュージック・マガジンの「ニューカマー・オヴ・ジ・イヤー」に選ばれ、再びグラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートしています。
Hyperion(ハイペリオン)からは、第1弾「C.P.E.バッハ(CDA 67995)」がグラモフォン賞2014で古楽器部門賞を受賞し華々しいデビューを飾り、第2弾「ラモー(CDA 68071/2)でもグラモフォン賞2015ノミネート&ライムライト・マガジン「レコーディング・オヴ・ザ・マンス」を受賞するなど大成功を収めました。その後、メジャー・レーベルからチェンバロで弾くミニマル・ミュージックやバッハ・アルバムをリリースし話題を呼んだエスファハニが、ついにHyperionへと帰還。原点回帰となる正統派プログラムは、バード、トムキンズ、ファーナビーら、イギリスの「ヴァージナリスト(Virginalist)」と呼ばれた作曲家たちの鍵盤作品を集めた、16世紀頃イギリスの偉大なるチェンバロ・リサイタル・アルバムです。
CDA-68250
タリス:アンティフォナ集
聞いてください、お願いです
誉れある神の御母よ/聖なる神
めでたし棘なき薔薇
めでたし、父なる神のいと高貴なる娘
めでたし、けがれなき乙女
おお、光から生まれた光よ
カージナルズ・ミュージック、
アンドルー・カーウッド(指)

録音:フィッツアラン・チャペル、アランデル城(ウェスト・サセックス)
タリス・スコラーズやオルランド・コンソート、オックスフォード・カメラータなどのメンバーとして活躍し、現在はセント・ポール大聖堂の音楽監督を務める英国古楽界の名匠アンドルー・カーウッドと、カーウッド率いるイギリスのア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージック。ウィリアム・バードに続くカージナルズ・ミュージックのメイン・レパートリーとして録音されてきたトマス・タリスの名録音からのハイライトが登場!
英グラモフォン賞2006で古楽部門賞に輝いたCDA-67548を始め、カージナルズ・ミュージックが築いてきたタリスの名唱の数々が収められています。
CDA-68251
セシリア・マクドウォール(b.1951):宗教合唱作品集
救い主のうるわしき母/おお昇る朝日よ/スタンディング・アズ・アイ・ドゥ・ビフォー・ゴッド/アドロ・テ・デボーテ/デウス, ポルトゥス・パシス/ゴッド・イズ・ライト/ラヴ・インコラプティブル/3つのラテン語のモテット〔アヴェ・レジナ、アヴェ・マリア、レジナ・チェリ〕/オー・アンティフォン・シークエンス(オルガン独奏)/ザ・ロード・イズ・グッド
スティーヴン・レイトン(指)、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho

録音:2018年1月12日−14日、2019年1月2日、2020年1月9日−11日、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ礼拝堂/2020年3月9日(オルガン独奏)、セント・ジョージ・チャペル
イギリス合唱界の名指揮者、スティーヴン・レイトンが音楽監督を務めている名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。バッハ、ヘンデルからケネス・レイトン、エセンヴァルズ、ウカシェフスキなど広いレパートリーを誇り、なかでもハウエルズ、スタンフォードなどの近現代英国音楽のパフォーマンスに定評のあるレイトン&トリニティ・カレッジ合唱団が、2014年に英国作曲家賞(現:アイヴァーズ作曲家賞)を受賞した現代イギリスのもっとも著名な作曲家の一人、セシリア・マクドウォール(マクダウォール)(b.1951)の宗教的合唱作品を録音。マクドウォールの70歳を記念したアルバムで、幅広い音楽を手掛けながら、特に神秘的で独創的な響きを生み出す合唱音楽で人気を誇るマクドウォールの過去約10年間の宗教曲を集成しています。
これまでもザ・シックスティーン、マリアン・コンソート、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ、オックスフォード・クイーンズ・カレッジ、オックスフォード・マートン・カレッジ、ウィンチェスター・カレッジ礼拝堂合唱団など、イギリスの有力合唱団たちが度々レコーディングで取り上げながらも、マクドウォールの合唱作品だけを集めたアルバムは少なかったため、この録音が改めてセシリア・マクドウォールの才能を世に広める好機ともなることでしょう。
CDA-68252
カルドーゾ:レクイエム
聖木曜日のための哀歌/死者のためのミサ曲 「レクイエム」/主よ、あなたがわたしの足をお洗いになるのですか?/第2旋法によるマニフィカト/まことに、あなたがたに告げます/ヨハネは獄中で/それがわたしのあとにおいでになる方であって/すべての谷は埋められ/なぜ、何もしないで/あなたはちから/わが魂はかわいているように
クペルチノス、ルイス・トスカノ(指)

録音:2016年9月21日−23日、ボム・ジェズ教会(ブラガ、ポルトガル)
ルイス・トスカノは、ブラバント・アンサンブル、アルス・ノヴァ・コペンハーゲン、ムジカ・フィクタなどのアンサンブルに参加するポルトガルのテノール。2009年にクペルチノ・デ・ミランダ財団によって設立されたクペルチノス(Cupertinos/元:Cappella Musical Cupertino de Miranda)は、コインブラ大学とのパートナーシップ、ディレクターのルイス・トスカノ、音楽学者のホセ・アブレウらの研究によって、広大なポルトガルのポリフォニー音楽を専門的に取り上げています。 Hyperionからリリースされるファースト・アルバムも、もちろんポルトガルの音楽。ドゥアルテ・ローボやジョアン4世とともにポルトガル・ポリフォニーの黄金時代を築いたマヌエル・カルドーゾ(1566−1650)のレクイエム(死者のためのミサ曲)を中心に、哀歌、マニフィカト、モテットを収録しています。
CDA-68253
クラーク:ヴィオラ・ソナタ&ブリッジ:チェロ・ソナタ
レベッカ・クラーク:ヴィオラ・ソナタ
フランク・ブリッジ:セレナーデ H.23、
 春の歌 H.104-2、
 スケルツォ H.19a、
 チェロ・ソナタ H.125
ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡による6つの習作
ナタリー・クライン(Vc)、
クリスチャン・イーレ・ハドラン(P)
愛器グァダニーニ1777 "シンプソン"を操るイギリスの麗しき女流チェリスト、ナタリー・クライン。Hyperion移籍後は、コダーイ(CDA 67829)、ブロッホ&ブルッフ(CDA-67910)と、民族色の強い濃密なプログラムでその並外れた音楽性を披露してくれたクラインの新録音。 20世紀前半に活動したイギリスの女流作曲家、そして優れたヴィオラ奏者としても活躍したレベッカ・クラーク(1886−1979)の代表作「ヴィオラ・ソナタ」(このアルバムではチェロで演奏)と、クラークの友人であり同じスタンフォード門下の兄弟子でもあったフランク・ブリッジ、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの作品をカップリング。 クーリッジ夫人の作曲コンクールでブロッホと優勝を争ったというクラークの「ヴィオラ・ソナタ」と、高い親和性を有するブリッジの「チェロ・ソナタ」、そして対照的に軽く穏やかなヴォーン・ウィリアムズの作品を組み合わせた、こだわりのチェロ・リサイタルです。
CDA-68254(2CD)
エルガー:カラクタクス Op.35 マーティン・ブラビンズ(指)、
オペラ・ノースO、
ハダースフィールド合唱協会、
エリザベス・ルウェリン(S)、エルガン・スィール・トマス(T)、ローランド・ウッド(Br)、クリストファー・パーヴェス(Bs)、アラステア・マイルズ(Bs)

録音:2018年4月11日−13日、ハダースフィールド・タウン・ホール(イギリス)
2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているマーティン・ブラビンズ。ウォルトンやエルガー、ヴォーン・ウィリアムズ、ティペットらの録音で高い評価を得てきたブラビンズの英国音楽最新作は、「エニグマ変奏曲」の直前に書かれた合唱と管弦楽のための作品「カラクタクス」が登場。
「カラクタクス」は、「黒騎士」(1893)、「生命の光」(1896)、「オラフ王」(1896)、「聖ジョージの旗」(1897)など、大規模な合唱作品を発表し名声を高めていった1890年代のエルガーによる最後の合唱作品。オペラハウスとコンサートホールの両面で活躍するオペラ・ノースOと、同じウェスト・ヨークシャー州のハダースフィールド合唱協会(マーティン・ブラビンズとは、ブライアンの交響曲第1番〔CDA67971〕でも共演)、そしてエリザベス・ルウェリン、クリストファー・パーヴェスらの名歌手たちを見事にまとめ上げ、エルガーの揺るぎない価値と栄光を表現しています。
CDA-68255
ジョン・タヴナー:合唱作品集
神はわれらとともに/神の御母への賛歌/愛はようこそといった/ゼイ・アー・オール・ゴーン・イントゥ・ザ・ワールド・オブ・ライト/受胎告知/眠っていた者のように/アテネのための歌/子羊/主の祈り/天使/「神殿の幕」より5つの頌歌
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊、
アンドルー・ラムスデン(指)

録音:2018年2月5日−6日&26日−27日、ウィンチェスター大聖堂
名匠デイヴィッド・ヒルが磨き上げた、英国を代表する大聖堂聖歌隊の1つ、ウィンチェスター大聖堂聖歌隊。2002年からオルガニスト&音楽監督を務めるアンドルー・ラムスデンとの新録音は、現代の神秘主義を代表する作曲家、ジョン・タヴナー(1944−2013)の合唱作品集!
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ、サウスワーク大聖堂、ウェストミンスター寺院などでオルガンと宗教合唱の腕を磨き、ウェインフリート・シンガーズの指揮者としてもフロリレジウム、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ、ボーンマスSOなどと定期的に活動しているアンドルー・ラムスデン。少年聖歌隊、少女聖歌隊、男声のレイ・クラークスを曲によって組み合わせ、ジョン・タヴナーが残した美しき宗教合唱を歌います。
CDA-68256
イングランドのモテット集
タリス:主よ, 願わくば信ずる者の声を受け入れたまえ
バード:目覚めていよ
タリス:使徒らは口々に
トムキンス:ダヴィデが聞きしとき
タリス:汝らわれを愛さば
シェパード:われらを解き放ちたまえ, われらを救いたまえT
バード:神よ, われをあわれみたまえ
ホワイト:光にして日なるキリストよT
ダンスタブル:来たりたまえ, 聖霊よ
モーリー:この日こそ
タヴァナー:谷川慕いて鹿のあえぐごとく
コーニッシュ:めでたしマリア, 神のみ母
ギボンズ:主よ, あなたの怒りをもってわたしを責めず
パーソンズ:わが敵から助け出し
バード:主よ, 怒りたもうことなかれ、聖なる町々は
シェパード:われらを解き放ちたまえ, われらを救いたまえU
ジェズアルド・シックス〔ガイ・ジェームズ(C.T)、アレックス・チャンス(C.T)、ジョゼフ・ウィックス(T)、ジョシュ・クーター(T)、マイケル・クラドック(Br)、サミュエル・ミッチェル(Bs)〕、オワイン・パーク(指、Bs)

録音:2017年3月27日−29日、トリニティ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ)
2014年に設立されたルネサンス・ポリフォニーを専門とするイギリスの若きヴォーカル・コンソート、「ジェズアルド・シックス」のファースト・アルバムが登場! ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャン。ケンブリッジ・トリニティ・カレッジとウェルズ大聖堂のシニア・オルガン・スカラーを務め、その作品は既にテネブレやケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ウェルズ大聖堂合唱団によって録音されており、歌手としてはテネブレのアソシエイト・アーティストとして活動、ポリフォニーやダニーデン・コンソートの演奏にも参加しています。
オワイン・パーク以外のメンバーも、マリアン・コンソートのメンバーであるアレックス・チャンス(アレクサンダー・チャンス)を始め、若き有望な歌手が集います。セント・ジョンズ・スミス・スクエアのヤング・アーティスト2015-2016に選ばれたジェズアルド・シックスのデビュー・レコーディング、英語とラテン語による中世〜チューダー朝イングランドのモテット集にご期待ください!
CDA-68257
ビバンコ:ミサ曲 「イエスの昇天」
深き淵より
我がハープは悲しみの音に変わり
恋人よ、さあ、立って
マリアは天に昇らされたまいぬ
おいで、おいで恋人よ
第1旋法によるマニフィカト
デ・プロファンディス、
ロバート・ホリングワース(指)

録音:2017年月3日−5日、セント・ジョージ教会(チェスタートン、ケンブリッジ)
イ・ファジョリーニやケンブリッジ・タヴァナー合唱団のメンバーとして活動したマーク・ドゥーリッシュによって2011年に結成されたルネサンス音楽専門の男声合唱団、デ・プロファンディス。
ベルナルディーノ・デ・リベーラの知られざるモテット集(CDA-68141)に続く第2弾は、ビクトリアと同時代に活躍し、セゴビア大聖堂、アビラ大聖堂、サラマンカ大聖堂などの楽長を歴任したスペインの作曲家、セバスティアン・デ・ビバンコのミサ曲&モテット集。
デ・プロファンディスは、これまでアンドルー・パロット、アンドルー・カーウッド、ジェフリー・スキッドモアなど古楽界をリードする世界的アーティストたちが指揮しており、今回の録音では、イ・ファジョリーニの創設者、ロバート・ホリングワースが重厚な男声ポリフォニーを率いています。
CDA-68259
ベアストウ、ハリス、スタンフォード:合唱作品集
エドワード・カスバート・ベアストウ(1874−1946):祝福されし都市, 天のセイラム、生けるものすべて、エレミヤの哀歌
ウィリアム・ハリス(1883−1973):神なる主よ, 我らを導きたまえ、あなたがたは弱った手を強くし、天は美し、フローリッシュ・フォー・アン・オケージョン
スタンフォード(1852−1924):知恵の歌 Op.113-6a、み神とともなる Op.113-6b、見よ, 私はカルデア人を起こす Op.145、イヴニング・サーヴィス イ長調 Op.12(マニフィカトとヌンク・ディミッティス)、グロリア・イン・エクチェルシス(フェスタル・コミュニオン・サーヴィス 変ロ長調 Op.128より)
ジェームズ・オドンネル(指,Org)、
ウェストミンスター寺院聖歌隊

録音:2018年2月15日−16日、3月5日−7日、ウェストミンスター寺院
世界遺産にも指定されている英国国教会の教会、ウェストミンスター寺院の聖歌隊は、30名の少年合唱と12名のプロの成人歌手からなる合唱団で、教会聖歌隊の最高峰として知られています。 かつてウェストミンスター大聖堂聖歌隊の音楽監督としても活躍した名合唱指揮者、ジェームズ・オドンネルとウェストミンスター寺院聖歌隊による新たなレコーディングは、エドワード・カスバート・ベアストウ、ウィリアム・(ヘンリー・)ハリス、チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォードの合唱作品集。戴冠式や王室の婚礼、そして大戦の惨禍など国民的な祝祭や記念、哀悼などと深く結びついてきた、19世紀末から20世紀前半の英国国教会の伝統を歌います。 プロの歌手によるLay Vicarsには、ロビン・ブライズ、マーク・ドーベル、ロバート・マクドナルドなど世界的名歌手も名を連ねています。
CDA-68260
はかなき人生〜バッハ、ブゾーニ、ショパン、リスト、ハフ、グノー
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004より)
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
リスト
:葬送曲(詩的で宗教的な調べ S.173より)、無調のバガテル(メフィスト・ワルツ) S.216a
ブゾーニ:カルメンによる室内幻想曲(ソナチネ第6番) BV.284
スティーヴン・ハフ:ピアノ・ソナタ第4番 「はかなき人生」
韓国民謡(ハフ編):アリラン
グノー(ハフ編):バッハのピアノ前奏曲第1番による瞑想曲 「アヴェ・マリア」
スティーヴン・ハフ(P)

録音:2018年12月10日−14日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフは、4つのグラミー賞ノミネート、2つの"Record of the Year"を含む8つのグラモフォン賞受賞を誇る、ピアノ王国ハイぺリオンを代表するピアニスト。「イン・ザ・ナイト(CDA67996)」や、「夢のアルバム(CDA68176)」など、独自の選曲で綴ったコンセプト・アルバムでも人気を博してきたハフの新たな録音は、作曲家としても注目を浴びるハフ自作のピアノ・ソナタ第4番 「はかなき人生」を軸に、ショパンの葬送ソナタ、リストの葬送曲など、はかない人生と「死」をテーマにした名曲をプログラミング。バッハ=ブゾーニのシャコンヌやグノーのアヴェ・マリアなどの珠玉の逸品、ハフが編曲した韓国民謡「アリラン」などを含む、眩いばかりの魅惑のラインナップでお贈りします。
ファリャが作曲したオペラのタイトルでも知られる「はかなき人生(Vida breve)」を副題に冠したハフのピアノ・ソナタ第4番は、ミシガン州で行われているギルモア国際鍵盤音楽祭によって2016年ギルモア・ヤング・アーティスト賞を受賞したミカ・マクローリンのために作曲され、2018年にスティーヴン・ハフ自身によって初演。シャルル・トレネの「四月のパリ」など5つの小さなモチーフによって構成され、約10分間の単一楽章のなかで、シンプルな美しいメロディから次第に複雑なフーガが発展し、情熱的な激動まで、儚くも濃密な人生を描いています。
CDA-68261(2CD)

OCDA-68261(2CD)
国内盤仕様
税込定価
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲) アルバン・ゲルハルト(Vc)

録音:2018年3月21日−25日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト、イギリス)
1969年にベルリンの音楽一家に生まれたアルバン・ゲルハルトは、8歳でピアノとチェロを始め、20歳の時からチェロ奏者としてのキャリアを歩み、1991年にベルリン・フィル&セミヨン・ビシュコフと共演して以来、国際的なキャリアを築いています。コンサート・ホールでの公演に加え、学校、病院、公共スペースなどでの演奏にも情熱を向けており、特に2012年にはドイツの主要な鉄道駅でバッハの無伴奏チェロ組曲全曲を演奏し話題を呼んでいます。
そんなゲルハルトが「究極の挑戦」と語るチェロの聖典、J.Sバッハの無伴奏チェロ組曲のレコーディングがついに実現。愛用している銘器マッテオ・ゴフリラー1710のチェロで、バッハの超越的な美しさと魅惑的なシンプルさを描きます。
Hyperionにとっては、スティーヴン・イッサーリスの名盤(CDA-67541/2)以来となるバッハ無伴奏チェロ組曲、大注目の新録音です!
CDA-68263
王女と熊
R.シュトラウス:二重コンチェルティーノ TrV293*
ベートーヴェン:三重奏曲変ホ長調 Op.38#
グリンカ:悲愴三重奏曲ニ短調#
サラ・ワッツ(Cl)、ローレンス・パーキンス(Fg)、マーティン・ロスコー(P)#、シャーン・エドワーズ(指)*、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルO*

録音:2014年7月7日−8日(ベートーヴェン&グリンカ)&2015年3月11日、ヘンリー・ウッド・ホール(グラスゴー)
リヒャルト・シュトラウスの最後の器楽作品である二重コンチェルティーノ(デュエット・コンチェルティーノ)は、ハープと弦楽オーケストラを伴うクラリネットとファゴットのための協奏的作品。ウィーン・フィルの首席ファゴット奏者を務めたフーゴー・ブルクハウザーに献呈されており、シュトラウスからブルクハウザーへの手紙には、クラリネットを王女(プリンセス)に、ファゴットを熊に例えた小話が書かれていたといいます。
1974年から2017年まで長きにわたりマンチェスター・カメラータの首席ファゴット奏者を務め、ソリストとしても多くの名演・名録音を残すローレンス・パーキンスが、この「王女と熊」のアイディアを元に、ベートーヴェンとグリンカの「クラリネット、ファゴットとピアノ」による三重奏曲をカップリングし1つのアルバムとして完成させました。王女役のクラリネットは、ロンドンの王立音楽アカデミー、オランダのロッテルダム音楽院で研鑽を積んだイギリスの女流奏者、サラ・ワッツが担当。ベートーヴェンとグリンカの三重奏曲では名手マーティン・ロスコーがピアノを担い、クラリネット(王女)とファゴット(熊)が織りなす不思議でユニークな空間を演出します。
CDA-68265
アントワーヌ・ド・フェヴァン:ミサ・アヴェ・マリア&ミサ・サルヴェ・サンクタ・パレンス
フェヴァン:ミサ・アヴェ・マリア(ミサ曲 「めでたしマリア」)、
 キリストは高みに昇りたまいて、聖なる三位一体(4声)、聖なる三位一体(6声/追加パート:アルノルト・フォン・ブルック)
聖歌:ようこそ聖なる御母
フェヴァン:ミサ・サルヴェ・サンクタ・パレンス(ミサ曲 「ようこそ聖なる御母」)
ブラバント・アンサンブル、
スティーヴン・ライス(指)


録音:2018年1月29日−31日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。これまでグラモフォン賞に3度ノミネートしてきたブラバント・アンサンブルが新たに読み解くフランドルの至宝は、ジョスカン・デ・プレと同時代に活躍したフランドル楽派の作曲家、アントワーヌ・ド・フェヴァン(c.1470−1511/12)の聖母マリアを讃える2つのミサ曲。
ジョスカン・デ・プレの弟子や信奉者であったという研究もあり、ジョスカンが切り開いた進歩的なスタイルと共通点を多く持つ知られざる作曲家です。
CDA-68266
マンテュヤルヴィ:合唱作品集
アヴェ・マリア/シュトゥットガルト詩篇/我が魂よ主を祝福せよ/あなたは美しい/トリニティ・サーヴィス/おお大いなる神秘
スティーヴン・レイトン(指)、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho

録音:2018年1月、2019年1月、2020年1月、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ礼拝堂
イギリス合唱界の名指揮者、スティーヴン・レイトンが音楽監督を務めている名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。バッハ、ヘンデルからケネス・レイトン、エセンヴァルズ、ウカシェフスキなど幅広いレパートリーを誇り、「ハウエルズのレクイエム(CDA67914)」では、2012年の英グラモフォン賞を受賞した名門聖歌隊が、現代フィンランドを代表する合唱音楽の作曲家、ヤーコ・マンテュヤルヴィ(マントゥヤルヴィ)(b.1963)の宗教合唱作品を歌います。
自らも合唱団のメンバーとして、フィンランドの複数の合唱団で歌い、2015年からはフィンランドの音楽を世界に発信することを目的とした自身の合唱団も設立して活動しているマンテュヤルヴィ。古来からの伝統的なハーモニーに現代的なサウンドを取り込み、刺激的で親しみやすい21世紀の合唱作品を作り上げています。北欧音楽ファン、合唱関係者要注目です!
CDA-68267
PCDA-68267
国内盤仕様
税込定価
ショスタコーヴィチ:前奏曲&ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1番Op.12
24の前奏曲 Op.34
ピアノ・ソナタ第2番Op.61
夜想曲(バレエ音楽「明るい小川」Op.39 より)
アンドレイ・ググニン(P)

録音:2018年9月3日−5日、殉教者聖サイラス教会
1987年ロシア生まれのピアニスト、アンドレイ・ググニンがピアノ王国Hyperionに初登場! ググニンは2013年ウィーンのベートーヴェン国際コンクール第2位、2014年ジーナ・バッカウアー国際コンクール優勝、2016年シドニー国際コンクール優勝という輝かしい経歴を誇り、ゲルギエフ&マリインスキー劇場などと共演。2019年5月には渋谷と広島で公演を行い、9月には名古屋でも来日公演を予定。名門レーベルHyperionが大推薦する注目の若手ピアニストです。チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院で磨いた強靭なタッチと揺るぎない音楽性で、2つのピアノ・ソナタと24の前奏曲による壮観なオール・ショスタコーヴィチ・プログラムを披露します。
CDA-68269
ジャン・ルイ・ニコデ:ピアノ作品集
6つの小品 「ロベルト・シューマンの思い出」 Op.6
創作主題による変奏曲とフーガ Op.18
愛の人生 Op.22
サイモン・キャラハン(P)

録音:2018年6月15日−17日、ポットン・ホール(サフォーク)
数々の知られざるピアノ作品を発掘し、ロンドン在住の日本人ヴァイオリニスト小町碧とのデュオでも活躍するイギリスの名ピアニスト、サイモン・キャラハン。ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズでHyperionデビューを果たしたキャラハンが、今度はソロ・アルバムをリリース。ジャン・ルイ・ニコデは、19世紀後半のドイツ(当時のプロイセン王国)でピアニスト、指揮者、作曲家として活動。オーケストラとオルガン&合唱のために書かれた交響的オペラ「海」や交響的唱歌「グローリア!」などの大作も残しており、ピアノ作品としてはショパンの「演奏会用アレグロ」の編曲なども行っています。
CDA-68271(2CD)
バッハ:6つのパルティータ BWV.825-830(2018年新録音)
パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825/パルティータ第2番 ハ短調 BWV.826/パルティータ第3番ニ長調 BWV.828/パルティータ第4番イ短調 BWV.827/パルティータ第5番 ト長調 BWV.829/パルティータ第6番ホ短調 BWV.830
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオリ)

録音:2018年12月1日−6日、文化センター・グランド・ホテル(ドッビアーコ、イタリア)
バッハの音楽と共に生きる人生を「最高の贈り物と生涯の冒険」と称するアンジェラ・ヒューイット。長いキャリアの中で世界中で繰り返してきたバッハ演奏、そしてその集大成となる「バッハ・オデッセイ」で進化し続けるバッハを魅せてくれたヒューイットが、様々なスタイルが交錯する「パルティータ」の真髄を描きます。
CDA-68273
PCDA-68273
国内盤仕様
税込定価
ショパン:即興曲、ワルツ、マズルカ集
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66/ワルツ 変イ長調 Op.69-1 「別れ」/ワルツ 変ニ長調 Op.70-3/ワルツ 変イ長調 KK.IVa-13/ソステヌート 変ホ長調 「ワルツ」 KK.IVb-10/即興曲第1番変イ長調 Op.29/マズルカ ハ短調 Op.30-1/マズルカ 嬰ハ短調 Op.30-4/マズルカ イ短調 Op.7-2a(Op.7-2の初期稿)/マズルカ ホ長調 Op.6-3/マズルカ 嬰ハ短調 Op.41-4/即興曲第2番 嬰ヘ長調 Op.36/マズルカ ロ長調 Op.56-1/マズルカ ロ長調 Op.63-1/マズルカ ヘ短調 Op.63-2/マズルカ 変イ長調 Op.41-3/幻想曲 ヘ短調 Op.49/即興曲第3番 変ト長調 Op.51
パヴェル・コレスニコフ(P)

録音:2018年7月12日−14日、コンサート・ホール、ワイアストン・エステイト(モンマス)
パヴェル・コレスニコフは、1989年ロシアのシベリアに生まれ、2012年には世界最高峰の賞金と音楽活動への手厚いサポートで知られるカナダの「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」で優勝。現在はイギリスを拠点に活動し、2014年〜2016年のBBCの「新世代アーティスト・スキーム」にも選ばれた世界が注目する逸材です。日本では2013年のデュメイ&関西フィルの公演においてエレーヌ・メルシエの代役を務め、2018年1月には日本初リサイタルも成功。2019年6月にもヤマハホールとサントリーホール チェンバーミュージック・ガーデンに出演し、日本でのファンを増やし続けています。
仏ディアパゾン・ドール受賞、英グラモフォン賞ノミネートなど国際的に高い評価を得た「マズルカ集(CDA 68137)」に続くショパン・アルバム第2弾。「幻想即興曲」を含む4つの即興曲と珠玉のワルツ、マズルカを組み合わせて知的に構成されたリサイタル・プログラムを、ヤマハコンサートグランドCFXの輝かしい音色でお贈りします。
CDA-68274
アレクサンドリアの聖カタリナのための音楽
ウォルター・フライ(d.1475):ミサ・ノビリス・エト・プルクラより キリエ「神よ万物の創造主」、グローリア
トマス(?)・ビターリング(fl.c.1410−1420):カタリナの祝祭を見よ
作曲者不詳(フィリップ・ウェラー再構築):グローリア「かの処女はむちで打たれ」
チャント&フォーブルドン:ノビリス・エト・プルクラ
ウォルター・フライ:ミサ・ノビリス・エト・プルクラより クレド
ジョン・ダンスタプル(c.1390−1453):喜びたまえ処女カタリナ
ロバート(?)・ドライフェルド(fl.1424−1468):サンクトゥス&ベネディクトゥス「世界の王国」
チャント&フォーブルドン:かの処女はむちで打たれ
ロバート(?)・ドライフェルド:アニュス・デイ「わが心より」
ウォルター・フライ:ミサ・ノビリス・エト・プルクラより サンクトゥス&ベネディクトゥス、アニュス・デイ
ジョン・ダンスタプル:聖なる御姿に栄光あれ
バンショワ・コンソート、
アンドルー・カークマン(指)

録音:2018年5月7日−9日、アスコット小修道院(バークシャー)
アンドルー・カークマンにより1995年に結成され、15世紀のフランスとイギリス、ブルゴーニュ楽派の音楽を主なレパートリーとする男声ヴォーカル・アンサンブル、バンショワ・コンソート。
最新アルバムは、壊れた車輪や剣(どちらも彼女の処刑に使われた道具)等を象徴とする聖人、アレクサンドリアの聖カタリナがテーマ。ウォルター・フライの「ミサ・ノビリス・エト・プルクラ(高貴にして美しい)」を中心に、現代までも高い人気を誇る聖女カタリナのために作曲された15世紀イギリスのミサ曲とモテットを収録。
前作「百合と薔薇(CDA-68228)」同様、ブックレットに多数のアラバスター(雪花石膏)像の写真を掲載。
CDA-68275
バッハ:カンタータ集 第106番&第182番
カンタータ第106番「神の時こそいと良き時」 BWV.106
「おお神よ、慈しみ深き神よ」より パルティータ[ BWV.767-8
モテット 「来たれ、イエス、来たれ」 BWV.229
カンタータ第182番「天の王よ、汝を迎えまつらん」 BWV.182
アミチ・ヴォイシズ

録音:2017年2月13日−15日、セント・マイケル教会(ロンドン)
創立当初より優れた古楽録音を築いてきたHyperion(ハイペリオン)に新たな声楽グループ "アミチ・ヴォイシズ"が参戦。アミチ・ヴォイシズ(Amici Voices)は、2012年にバッハのヨハネ受難曲の演奏のために創設。尼子広志(T)、ベサニー・パートリッジ(S )、レイチェル・アンブローズ・エヴァンス(S)、ヘレン・チャールストン(MS)、ガイ・ジェームズ(CT)、マイケル・クラドック(B)、ヘンリー・ホークスワース(B)ら、多くはスティーヴン・レイトンの指揮するケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団で学び、現在はポリフォニーやタリス・スコラーズ、テネブレ、キングズ・コンソート、ジェズアルド・シックスなどに参加、またオペラ、オラトリオなどの分野で活躍する優れた若手声楽家たちによって構成。ドイツ・バロックのレパートリーを中心に、バッハのクリスマス・オラトリオ、ミサ曲ロ短調、2つの受難曲から小規模な作品までを定期的に演奏しています。
Hyperionデビュー・アルバムでは、人気作「神の時こそいと良き時」を含むバッハのカンタータ2曲とモテットを収録。器楽には、フロリレジウムのアシュリー・ソロモン(リコーダー、トラヴェルソ)や市瀬礼子(テノール・ヴィオール)など、古楽界の名手も参加。Hyperionが見出した若き名歌手たちの優れた録音にご期待ください。
CDA-68276
パリー:ピアノ三重奏曲第2番ロ短調
ピアノ四重奏曲変イ長調*
レオノーレ・ピアノ三重奏団〔ティム・ホートン(P)*、ベンジャミン・ナバロ(Vn)*、ジェマ・ローズフィールド(Vc)〕、
レイチェル・ロバーツ(Va)*

録音:2018年6月7日−9日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
イギリスの若き精鋭たちによって結成された室内楽団「アンサンブル360」のメンバーによるトリオ、レオノーレ・ピアノ三重奏団。アレンスキー(CDA 68015)、ラロ(CDA-68113)、リムスキー=コルサコフ&タネーエフ(CDA 68159)、ヨハン・ペーター・ピクシス(CDA 68207)など、歴史に埋もれた優れたレパートリーに光を当てた活動で高い評価を得ています。
イギリスの国民的聖歌「エルサレム」で知られる19世紀の作曲家、チャールズ・ヒューバート・パリー(1848−1918)の室内楽作品集。前作「ピアノ三重奏曲第1番&第3番(CDA 68243)」に続き、残った「ピアノ三重奏曲第2番」と、「ピアノ四重奏曲」を収録。ピアノ四重奏曲では、フィルハーモニアOの首席奏者を10年間務め、室内楽奏者としてクリスティアン・テツラフ、イザベル・ファウスト、ジョシュア・ベル、スティーヴン・イッサーリスらと共演してきた名ヴィオリスト、レイチェル・ロバーツが参加しています。
CDA-68277
マショー:ザ・シングル・ローズ オルランド・コンソート〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕

録音:2018年7月17日−19日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーを務めた名バリトン、ドナルド・グレイグが低声部を支え、ルネサンスと中世ポリフォニー音楽の最高峰として世界的な地位を獲得しています。
現在オルランド・コンソートがコンサートとレコーディングの中心プロジェクトとして演奏を続けているギヨーム・ド・マショー(c.1300−1377)。第7弾では、愛と恋人の象徴であるバラをテーマに「ザ・シングル・ローズ(一輪のバラ)」のタイトルで愛の詩を歌います。14世紀フランスの音楽様式 "アルス・ノーヴァ" を代表するマショーの詩的でポリフォニックなシャンソンを、オルランド・コンソートの精緻で雄弁なア・カペラ・アンサンブルでお楽しみください。
CDA-68279
辛き死に〜カルドーゾ、ゴンベール、ラッスス、モラレス、パレストリーナ、フィノ&ビクトリア:哀歌とモテット集
ドミニク・フィノ:預言者エレミアの祈りここに始まる
ラッスス:メディア・ヴィタ、エレミアの哀歌第1日第3曲、レジナ・チェリ
ゴンベール:メディア・ヴィタ
カルドーゾ:聖木曜日のエレミアの哀歌 レクティオ2
ビクトリア:レジナ・チェリ、第1旋法によるマニフィカト
モラレス:レジナ・チェリ
パレストリーナ:しもべらよ, 主をたたえよ
エル・レオン・デ・オロ、
ピーター・フィリップス(指)

録音:2016年9月9日−11日、サンティアゴ・エル・マジョル教会(アストゥリアス、スペイン)
「エル・レオン・デ・オロ」は、マルコ・アントニオ・ガルシア・デ・パスが創設し2017年には20周年を迎えているスペインの合唱団。世界的ポリフォニー・グループ、タリス・スコラーズの創設者兼ディレクターとして名声を誇り、日本を含む世界各地でマスタークラスや合唱ワークショップを開いているピーター・フィリップスがエル・レオン・デ・オロの名誉指揮者を務めており、毎年タリス・スコラーズとのコラボレーションなども行っています。「辛き死に(Amarae morti)」は、パレストリーナやビクトリア、ラッススといったルネサンスの巨人たちから、ドミニク・フィノ(c.1510−c.1556)といった恐らくあまり知られていない作曲家を含めた、エレミアの哀歌とモテット集です。
CDA-68280
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第3番&第4番
交響曲第3番(田園交響曲)*
交響曲第4番ヘ短調
サラバンド 「ヘレン」#
マーティン・ブラビンズ(指)BBC響
エリザベス・ワッツ(S)*、
デイヴィッド・バット・フィリップ(T)#、
BBC交響cho#

録音:2018年11月26日−27日&12月2日#、ワトフォード・コロッセウム(イギリス)
2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、2017年にも5月と9月に二度来日、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているイギリスの名指揮者マーティン・ブラビンズ。
1920年版の「ロンドン交響曲(CDA-68190)」で話題を呼んだブラビンズのヴォーン・ウィリアムズ・サイクル第3弾は、交響曲第3番(田園交響曲)と第4番の組み合わせ。第1巻、第2巻ともヴォーン・ウィリアムズの知られざる管弦楽作品を併録しており、今回は1913年〜14年頃に作曲されながらも未完成で未出版となっていたテノール、合唱と管弦楽のためのカンタータ、サラバンド「ヘレン」を収録。クリストファー・マーロウの戯曲「フォースタス博士の悲劇」のテキストが歌詞に使われています。
第1巻はレコード芸術誌「海外盤REVIEW」で大絶賛され、第1巻&第2巻とも英グラモフォン誌では「エディターズ・チョイス」に選ばれた大注目のRVWサイクルです。ブラビンズ・ファン、英国音楽ファン要チェック!
CDA-68281
ウィンザー城セント・ジョージ礼拝堂のクリスマス
アドヴェント〜聖歌:夜の星の創造主
バード:目覚めていよ
ホディノット:世界の救世主よ
ギボンズ:ヨハネの証し
ラインベルガー:天よ露をしたたらせ
マイケル・フィニスィー:テリング
ペルト:喜びたまえ、聖母
オットー・ゴルトシュミット:ア・テンダー・シュート
ジョン・ガードナー:明日はわたしが踊る日
クリスマス 〜 聖歌:幼な子われらに生まれ
タリス:幼な子われらに生まれ
作曲者不詳(フィリップ・レジャー編):サセックス・キャロル
アドルフ・アダン:さやかに星はきらめき
ミコラ・レオントヴィチ:ベルのキャロル
リチャード・マッデン:ワッツのゆりかごの歌
作曲者不詳(フィリップ・レジャー編):三隻の船
カークパトリック(デイヴィッド・ブリッグス編):飼い葉の桶で
作曲者不詳(ウィリアム・ホワイトヘッド編):聖母マリアの7つの喜び
主の顕現 〜 聖歌:見よ主の降臨を
バード:見よ主の降臨を
アラン・バラード:ザ・グレイシャス・ギフト
作曲者不詳(レジナルド・ジャックス編):ギャラリー・キャロル
ピーター・ウォーロック:ベツレヘム・ダウン
マシュー・マーティン:ノエルを歌おうわれら
ウィンザー城セント・ジョージ礼拝堂聖歌隊、
ジェームズ・ヴィヴィアン(指)、
リューク・ボンド(Org)

録音:2018年6月27日、セント・マシューズ教会(ノーサンプトン)〔伴奏付き作品〕&2018年6月28日−29日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク)
ウィンザー城セント・ジョージ礼拝堂聖歌隊、ジェームズ・ヴィヴィアン(指)、リューク・ボンド(Org)
CDA-68282
ヤナーチェク:歌曲集 「消えた男の日記」 JW V/12
わらべ歌 JW V/6(1〜3声、クラリネットとピアノのためのオリジナル・ヴァージョン)
歌によるモラヴィア民俗詩 JW V/2
ニッキー・スペンス(T)、
ジュリアス・ドレイク(P)、
ヴァーツラヴァ・ホウシュコヴァー(Ms)、
ヴィクトリア・クーパー(ヴォイス)、
クレミー・フランクス(ヴォイス)、
エミリー・バーン(ヴォイス)、
ヴィクトリア・サメク(Cl)

録音:2018年7月27日−29日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
ニッキー・スペンスは、2015年に国際オペラ・アワードで「ヤング・シンガー賞」に名を連ね、国際的なオペラ・シーンで活躍を続けるスコットランドの若きテノール歌手。Hyperionでは、「R・シュトラウスの歌曲全集Vol.8(CDA 68185)」以来となるニッキー・スペンスのソロ・レコーディング。テノール独唱を中心に、一部ソプラノと合唱(3声の女声合唱による小規模なもの)によって歌われるヤナーチェクの歌曲集「消えた男の日記」は、「弦楽四重奏曲第2番「内緒の手紙」」と同じく、40歳近くも年下であった人妻カミラ・ストスロヴァーへの強い恋愛感情と関係の深い作品。
CDA-68283
スタンフォード:管弦楽作品集
悲劇的様式による序曲 Op.90
「ヴェルダン」〜 厳粛な行進曲と英雄的エピローグ Op.151(オルガン・ソナタ第2番「英雄」 第2、第3楽章からの作曲者自身によるオーケストレーション)
ウェルカム・マーチ Op.87
妖精の日 Op.131*
アジャンクールの歌 Op.168
ハワード・シェリー(指)、
アルスターO、コデッタ*

録音:2018年8月27日−29日、アルスター・ホール(ベルファスト、北アイルランド)
903年エドワード7世のアイルランド訪問時に作曲された「ウェルカム・マーチ」、同じく1903年に作曲されながらも生前には演奏記録がなく、2010年にアルスターOによって初演された「悲劇的様式による序曲」、『ヴェルダンの戦い』をテーマにしたオルガン・ソナタ第2番「英雄」からアレンジされた「ヴェルダン」、『アジャンクールの戦い』に基づく「アジャンクールの歌」など、知られざるスタンフォードの管弦楽作品の魅力を披露します。アイルランドの詩人ウィリアム・アリンガムの詩による「妖精の日」では、アイルランドの室内合唱団「コデッタ」が参加。
CDA-68284
パレストリーナ:エレミヤの哀歌第2巻
聖木曜日のための哀歌
聖金曜日のための哀歌
聖土曜日のための哀歌
チンクエチェント

録音:2018年9月11日−13日、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院(オーストリア
ヨーロッパ各国(オーストリア、ベルギー、イギリス、ドイツ、スイス)のプロフェッショナルな歌手が集ったルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブルの最高峰、「チンクエチェント」。
ジャン・リシャフォールやフィリップ・シェーンドルフ、フィリップ・デ・モンテ、ヤコブ・ルニャールなど、ルネサンスの知られざるプログラムでアルバムを彩ってきたチンクエチェントが、パレストリーナの「エレミヤの哀歌」という傑作を録音。
前作「ジャン・ギュイヨ」(CDA-68180)では英グラモフォン賞の古楽部門にノミネートするなど、国際的に高く評価されてきた柔らかく精巧なアンサンブルで、16世紀の聖週間に歌われた崇高な音楽を再現します。
CDA-68285
フェイディング〜終課集
タリス:光消ゆる前に/ジェズアルド:み顔をしもべの上に輝かせ/ジョナサン・シーアズ(b.1954):見下ろしたまえ, おお主よ/パーク:おお喜ばしき光(フォス・ヒラロン)/ジョアンナ・マーシュ(b.1970):フェイディング(アラベスク第3番)/バード:子守歌「おやすみ, かわいい子」/ヴェルヨ・トルミス(1930−2017):小さなベリーが眠る時(4つのエストニアの子守歌第2番)/ゴンベール:生涯の真中で/トルミス:我が子のために歌う(4つのエストニアの子守歌第1番)/タイ:われら追放されしエバの子らは叫ぶ「サルヴェ・レジナ」/トルミス:揺りかごを揺らそう(4つのエストニアの子守歌第3番)/アロンソ・ロボ:わがハープは悲しみの音に変わり/マレンツィオ:光がなくて生きてゆけるだろうか/マーシュ:シーズ・イン・フライト(アラベスク第4番)/ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おおエクレシア/サラ・リムクス(b.1990):私の心は歌う鳥のよう/ゲルダ・ブロック=ウィルソン(b.1955):おお小さなバラ, 暗いバラ/トルミス:子守(アイユー)(4つのエストニアの子守歌第4番)
ジェズアルド・シックス〔ガイ・ジェームズ(C.T)、アレクサンダー・チャンス(C.T)、ジョゼフ・ウィックス(T)、ジョシュ・クーター(T)、マイケル・クラドック(Br)、サミュエル・ミッチェル(Bs)〕、オワイン・パーク((指)バス)

録音:2019年2月21日−23日、セント・ジョージ教会(ケンブリッジ)
2014年に設立されたルネサンス・ポリフォニーを専門とするイギリスの若き男声ア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス」。ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャン。ケンブリッジ・トリニティ・カレッジとウェルズ大聖堂のシニア・オルガン・スカラーを務め、その作品は既にテネブレやケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ウェルズ大聖堂合唱団によって録音されており、歌手としてはテネブレのアソシエイト・アーティストとして活動、ポリフォニーやダニーデン・コンソートの演奏にも参加しています。オワイン・パーク以外のメンバーも、タリス・スコラーズやマリアン・コンソートのメンバーを務めるアレクサンダー・チャンス(著名なカウンターテナー、マイケル・チャンスの子息)を始め、若き有望な歌手が集っています。
サード・アルバム「フェイディング(Fading)」は、一日の終わりに行われる祈り「終課(終祷)」をテーマに、12世紀のヒルデガルト・フォン・ビンゲンから21世紀の作曲家(オワイン・パーク自身を含む)の作品までを幅広く集成。一日の終わりの音楽なので子守歌として歌われているバードの「おやすみ, かわいい子」や、20世紀エストニアの作曲家ヴェルヨ・トルミスの「4つのエストニアの子守歌」、光と闇を題材にした作品などが含まれ、神秘的で瞑想的な音楽が、息をのむような美しいアンサンブルで歌われています。
CDA-68289
アーリー・ホルン
L.モーツァルト:シンフォニア・ダ・カメラ(ホルン,ヴァイオリン,2本のヴィオラと通奏低音のための)
作曲者不詳:協奏曲ホ長調(ホルン,オーボエ・ダモーレと通奏低音のための)
カール・ハインリヒ・グラウン(1704−1759):トリオ ニ長調(ホルン,ヴァイオリンと通奏低音のための)
ハイドン:3声のディヴェルティメント Hob.VI:5(ホルン,ヴァイオリンとチェロのための)
テレマン:3声の協奏曲ヘ長調 TWV.42:F14(リコーダー,ホルンと通奏低音のための)
作曲者不詳:協奏曲変ホ長調(ホルン,2本のオーボエと通奏低音のための)
カール・ハインリヒ・グラウン:協奏曲ニ長調(ホルン,オーボエ・ダモーレと通奏低音のための)
モーツァルト:ホルン五重奏曲変ホ長調 K.407
ウアスラ・パルダン・モンベア(ナチュラルHrn)
ジョナサン・コーエン(指)アルカンジェロ

録音:2018年11月14日−16日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
イギリスの優れた若手チェリスト、指揮者であるジョナサン・コーエンによって2010年に結成された新鋭ピリオド・アンサンブル、「アルカンジェロ」。カウンターテナーのイェスティン・デイヴィスとの録音では2度にわたり英グラモフォン賞を受賞(CDA 68111、CDA-67924)するなど、急速に評価を高めてきたアルカンジェロの新録音は、デンマーク出身の気鋭のナチュラル・ホルン奏者、ウアスラ・パルダン・モンベアを迎えてのアーリー・ホルン作品集。
1982年にデンマークのオールボーに生まれたウアスラ・パルダン・モンベアは、2007年から2013年はコンチェルト・コペンハーゲンの首席ホルン奏者としてキャリアを積みました。同時にOAEエクスペリエンス・スキーム(エイジ・オヴ・インライトゥメントO〔OAE〕による若い演奏家向けの教育プログラム)でも学び、その後もOAEとは定期的にゲスト・プリンシパルとして共演するなど関係を保っています(ジョナサン・コーエンとの出会いもOAEでのもの)。2012年からは名門イングリッシュ・コンサートの首席ホルン奏者となり、2012年に行われたバッハの「ミサ曲ロ短調」の2つの公演(BBCプロムスとライプツィヒ聖トーマス教会)で重要な役割を担いました。
モンベアのソロ・デビュー録音となる「アーリー・ホルン」は、モーツァルトの傑作「ホルン五重奏」から、父レオポルト・モーツァルトの作品、グラウンや作曲者不詳の協奏曲まで、18世紀におけるナチュラル・ホルンの「ソロ楽器」としての発展を辿る秀逸なプログラムです。
CDA-68286
リゲティ:18の練習曲
第1巻〔無秩序、開放弦、妨げられた打鍵、ファンファーレ、虹、ワルシャワの秋〕/第2巻〔悲しい鳩、金属、眩暈、魔法使いの弟子、不安定なままに、組み合わせ模様、悪魔の階段、無限の円柱〕/第3巻〔白の上の白、イリーナのために、息切れ、カノン〕
ダニー・ドライヴァー(P)

録音:2019年10月28日−30日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
ピアノ王国ハイペリオン」が誇るピアニストの一人に名を連ね、ヨーク・ボーウェンやエリック・チザム、ベンジャミン・デイルなどの20世紀の知られざるレパートリーの録音で話題を呼んできたイギリスの名手、ダニー・ドライヴァー。近年はクロエ・ハンスリップとの共演によるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集でも人気を博していたドライヴァーの久しぶりとなるソロ・レコーディングは、20世紀後半の重要なピアノ・エチュードとなる、ジェルジュ・リゲティの「18の練習曲」。
現代のピアノとピアニストの限界を探求し、超人的な技術が演奏者に要求されるリゲティのエチュードに、ダニー・ドライヴァーが大胆不敵に立ち向かいます。
CDA-68287
音楽?〜ハープシコードのための現代作品とエレクトロ・アクースティック作品
武満徹:夢みる雨(1986)
ヘンリー・カウエル(1897−1965):4つのセット(1960年)〔ロンド、オスティナート、コラール、フーガ - レジュメ〕
カイヤ・サーリアホ(b.1952):秘密の花園 II(1986)
ギャヴィン・ブライヤーズ(b.1943):ヘンデルの「夕べの祈り」によって(1995)
アナヒタ・アッバシ(b.1985):絡み合った距離(2018)
リュック・フェラーリ(1929−2005):プログラム・コマン(共通のプログラム)「社会主義の音楽?」(1972)
マハン・エスファハニ(ハープシコード)

録音:2019年7月1日−4日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
マハン・エスファハニは、1984年テヘラン生まれのイラン系アメリカ人ハープシコード奏者。ハープシコード奏者として初めてBBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれた他、ボルレッティ=ブイトーニ財団賞受賞、2014年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞の「インストゥルメンタリスト・オヴ・ジ・イヤー」と2014年グラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートするという栄誉を、それぞれハープシコード奏者として初めて達成。2015年にはBBCミュージック・マガジンの「ニューカマー・オヴ・ジ・イヤー」に選ばれ、2015年と2017年にもグラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートしています。
16世紀〜17世紀イギリスのヴァージナリストたちの音楽という非常に硬派なプログラムから、王道のバッハ、そしてミニマル・ミュージックまでの驚異的な広さのレパートリーを誇り、世界中に衝撃を与えてきたエスファハニがその真価を証明するプログラム。武満徹から、ヘンリー・カウエル、カイヤ・サーリアホ、ギャヴィン・ブライヤーズ、リュック・フェラーリら現代を代表する作曲家たち、そしてエスファハニと同郷のイラン出身であり友人でもあるという若き作曲家、アナヒタ・アッバシがエスファハニのために書いた作品まで、マハン・エスファハニの精密な指使いで(時には拳で)表現される現代のハープシコード(+エレクトロニクス)の作品集です。タイトルの「音楽?(Musique? )」は、フェラーリの作品「社会主義の音楽?(Musique socialiste ? )」より。
CDA-68288
シューベルト:歌曲集 「白鳥の歌」
ブラームス:4つの厳粛な歌 Op.121
ジェラルド・フィンリー(Br)、
ジュリアス・ドレイク(P)
Hyperionからリリースした3枚のアルバム〔バーバー(CDA67528)、シューマン(CDA67676)、ブリテン(CDA67778)〕が英グラモフォン賞の独唱部門(Solo Vocal)賞を受賞するという圧倒的な評価を得ているカナダの名バリトン、ジェラルド・フィンリー。
名伴奏者ジュリアス・ドレイクとの新録音は、シューベルトとブラームスの遺作、「白鳥の歌 D.957」と「4つの厳粛な歌 Op.121」。対照的でありながら補完的でもある2つの「白鳥の歌」を組み合わせたプログラム。
CDA-68290
バルトーク&コルンゴルト:ピアノ五重奏曲集
バルトーク:ピアノ五重奏曲ハ長調 Sz.23
コルンゴルト:ピアノ五重奏曲ホ長調 Op.15
ピアーズ・レーン(P)、
ゴールドナーSQ〔ディーン・オールディング(Vn)、ディミティ・ホール(Vn)、イリーナ・モロゾヴァ(Va)、ジュリアン・スマイルズ(Vc)〕

録音:2018年12月8日−10日、ポットン・ホール(サフォーク)
イギリスで活躍するオーストラリアの知性派ピニアスト、ピアーズ・レーンと、ムジカ・ヴィヴァ・オーストラリアの創設者リチャード・ゴールドナーの名を冠して結成されたゴールドナーSQ。エルガーやブリッジなどの英国作品から、タネーエフ&アレンスキー、ピエルネ、ドヴォルザーク、ブルッフ、ブロッホなど様々なピアノ五重奏曲を録音してきたオーストラリアの名コンビによる新録音は、バルトークとコルンゴルト。どちらも20代前半に書かれた作品で、コルンゴルトのロマンティックなピアノ五重奏曲と、前近代的なバルトークのピアノ五重奏曲を魅力的に比較する、20世紀初頭のオーストリア=ハンガリーにおける個性的な2つの室内楽のスナップショットです。

CDA-68291(3CD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
スティーヴン・ハフ(P)、
ハンヌ・リントゥ(指)フィンランドRSO

録音:2019年6月3日−7日、ヘルシンキ音楽センター(フィンランド)
イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフは、4つのグラミー賞ノミネート、2つの"Record of the Year"を含む8つのグラモフォン賞受賞を誇る、ピアノ王国ハイぺリオンを代表するピアニスト。中でも、録音史上最高峰と誉れの高い「ラフマニノフ」(OCDA 67501/2)や、グラモフォン・ゴールド・ディスク賞に輝いた「サン=サーンス」(MCDA 67331/2)など、特に協奏曲録音で極めて高い評価を築いているスティーヴン・ハフが満を持してベートーヴェン・イヤーに贈るピアノ協奏曲全集。
フィンランドの俊英ハンヌ・リントゥ率いるフィンランドRSO(2020年5月来日予定)とともに2019年5月にベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏会を行い、その約1か月後に万全の体制でスタジオ録音されたベートーヴェン。ハフの知的で探究的なピアニズムで、偉大な楽聖の調べを華麗に祝います。
CDA-68294
ハウエルズ:ミサ・サブリネンシス
ミサ・サブリネンシス(セヴァーン川のミサ曲)
マイケル(ア・ファンファーレ・セッティング)(作曲者による編曲、クリストファー・パーマー&デイヴィッド・ヒルによる補筆完成)
デイヴィッド・ヒル(指)、バッハcho
BBCコンサート・オーケストラ、
ヘレナ・ディックス(S)、クリスティーン・ライス(Ms)、ベンジャミン・ヒューレット(T)、ロデリック・ウィリアムズ(Br)

録音:2019年5月10日−12日、ワトフォード・タウン・ホール
ハーバート・ハウエルズの偉大な合唱作品であり、知られざる傑作の1つ「ミサ・サブリネンシス」。イギリス最長の川「セヴァーン川」をタイトルにしたラテン語のミサ曲で、4人の独唱と合唱&オーケストラのための大規模な編成で演奏時間も1時間を超すという大作。
1954年のスリー・クワイア・フェスティヴァル(エルガーやヴォーン・ウィリアムズなどの作品の初演でも知られる歴史ある音楽祭)のために書かれ、ハウエルズ自身の指揮で初演された後マルコム・サージェントがロンドンとハダースフィールドで指揮しましたが、その後1982年にハウエルズの90周年記念としてバッハ合唱団(デイヴィッド・ウィルコックス指揮)が取り上げるまで再演されることはありませんでした。商業録音としても、恐らく1994年録音のロジェストヴェンスキー盤(CHAN 241-27)以来となる稀少作品です。
バッハ合唱団(ザ・バッハ・クワイアー/The Bach Choir)は1876年に設立され、「世界でもっとも素晴らしい独立系合唱団」と称される名門合唱団。歴代音楽監督にはレイフ・ヴォーン・ウィリアムズ、エイドリアン・ボールト、レジナルド・ジャックス、デイヴィッド・ウィルコックスらの偉大な音楽家たちが名を連ね、1998年以降は英国有数の指揮者&合唱トレーナーであるデイヴィッド・ヒルが音楽監督を務めています。
CDA-68295
エルガー&ビーチ:ピアノ五重奏曲集
エイミー・ビーチ:ピアノ五重奏曲嬰ヘ短調 Op.67
エルガー:ピアノ五重奏曲イ短調 Op.84
ギャリック・オールソン(P)、タカーチSQ〔エドワード・ドゥシンベア(Vn1)、ハルミ・ローデス(Vn2)、ジェラルディン・ウォルサー(Va)、アンドラーシュ・フェイェール(Vc)〕

録音:2019年5月19日−22日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト)
これまで、マルク=アンドレ・アムラン、スティーヴン・ハフ、ローレンス・パワーらの強力ハイペリオン・アーティストたちと共演し素晴らしいアルバムを送り出してきた世界最高峰のSQのひとつ、タカーチSQ。最新作では、1970年の第8回ショパン国際ピアノ・コンクールで第1位に輝いたアメリカの名ピアニスト、ギャリック・オールソンと共演!
最初期のアメリカの女流作曲家であり、卓越したピアニストでもあったというエイミー・ビーチ(1867−1944)のピアノ五重奏曲と、エルガーのピアノ五重奏曲というインスピレーションと驚きに満ちたカップリング。20世紀初頭の2つの傑作で、オールソンの華麗なピアノとタカーチQの充実のアンサンブルを魅せてくれます。
CDA-68296
デランジェ&ダンヒル:ピアノ五重奏曲集
フレデリック・デランジェ(1868−1943):ピアノ五重奏曲
トマス・ダンヒル(1877−1946):ピアノ五重奏曲ハ短調 Op.20
ピアーズ・レーン(P)、ゴールドナーSQ〔ディーン・オールディング(Vn)、ディミティ・ホール(Vn)、イリーナ・モロゾヴァ(Va)、ジュリアン・スマイルズ(Vc)〕

録音:2019年2月7日−9日、ポットン・ホール(サフォーク)
イギリスで活躍するオーストラリアの知性派ピニアスト、ピアーズ・レーンと、ムジカ・ヴィヴァ・オーストラリアの創設者リチャード・ゴールドナーの名を冠して結成されたゴールドナーSQ。エルガーやブリッジから、タネーエフ&アレンスキー、ピエルネ、ドヴォルザーク、ブルッフ、ブロッホ、ボロディンまで、多様なピアノ五重奏曲を録音してきたオーストラリアの名コンビです。
レーン&ゴールドナーSQの新たな歩みは、20世紀初頭のイギリスの知られざる室内楽の調べに到達。パリで生まれイギリスに帰化した作曲家、そして銀行員や芸術家のパトロンとしても活動したフレデリック・デランジェ(1868−1943)と、イギリスの高級ブランド「ダンヒル」の創業者の弟でもある作曲家トマス・ダンヒル(1877−1946)のピアノ五重奏曲。どちらもほとんど知られていない作曲家ですが、20世紀の夜明けを彩った爽やかで親しみやすい英国室内楽の楽しさを伝えてくれる佳品です。
CDA-68298
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番、第7番&第8番 〜 戦争ソナタ集
ピアノ・ソナタ第6番イ長調 Op.82
ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83
ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調 Op.84
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2019年2月13日−15日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
オズボーンの、記念すべきHyperionでの30枚目のレコーディングは、円熟期のプロコフィエフによって第二次世界大戦期に書かれた第6番〜第8番のピアノ・ソナタ。書かれた時期とその完成度の高さから「戦争ソナタ集」と呼ばれる傑作を、オズボーンの驚異的な集中力と並外れた感性で見事に表現しています。
CDA-68299
クリスマス
伝承曲(フィリップ・ローソン編):久しく待ちにし主よとく来たりて
M.プレトリウス:いざ来ませ、異邦人の救い主よ
ジョナサン・ハーヴェイ(ジョゼフ・ウィックス編):受胎告知
タリス:見よ、天主の御母の奇跡を
シェリル・フランシス=ホード:ザ・プロミスド・ライト・オヴ・ライフ
作曲者不詳(ブライアン・ケイ編):喜ぼう
ヴォーン・ウィリアムズ(オワイン・パーク編):天から送られた真実
M.プレトリウス:エサイの根より
作曲者不詳
:天使が乙女のもとに
ホルスト:おねむりなさい、いとしい子よ/ラッター:ゼア・イズ・ア・フラワー
ヘンデル
:角笛をふきならし
作曲者不詳:ゼア・イズ・ノー・ローズ
ハンス・レオ・ハスラー:御言葉は人となり
作曲者不詳:コヴェントリー・キャロル
オワイン・パーク:我が救い主の幼き頃
エレナー・デイリー:ラヴ・ケイム・ダウン・アット・クリスマス
伝承曲(バッハ編):もろびと声あげ
ジョナサン・ラスボーン:雄牛
カークパトリック(フィリップ・ローソン編):飼い葉の桶で
ピアポント(ゴードン・ラングフォード編):ジングル・ベル
ジェズアルド・シックス〔ガイ・ジェームズ(C.T)、アレクサンダー・チャンス(C.T)、ジョゼフ・ウィックス(T)、ジョシュ・クーター(T)、マイケル・クラドック(Br)、サミュエル・ミッチェル(Bs)〕、
オワイン・パーク((指)バス)

録音:2019年1月3日−5日、トリニティ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ)
2014年に設立されたルネサンス・ポリフォニーを専門とするイギリスの若き男声ア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス」。ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャン。ケンブリッジ・トリニティ・カレッジとウェルズ大聖堂のシニア・オルガン・スカラーを務め、その作品は既にテネブレやケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ウェルズ大聖堂合唱団によって録音されており、歌手としてはテネブレのアソシエイト・アーティストとして活動、ポリフォニーやダニーデン・コンソートの演奏にも参加しています。オワイン・パーク以外のメンバーも、タリス・スコラーズやマリアン・コンソートのメンバーを務めるアレクサンダー・チャンス(著名なカウンターテナー、マイケル・チャンスの子息)を始め、若き有望な歌手が集っています。
中世〜チューダー朝イングランドのモテット集(CDA 68256)に続くレコーディング第2弾は、中世の聖歌「久しく待ちにし主よとく来たりて」から、ジングル・ベルまで、幅広い時代のクリスマス・キャロルを集めた珠玉のクリスマス・アルバムです。

CDA-68301
パリー:告別の歌
スタンフォード:3つのモテット Op.38
アラン・グレイ(1855−1935):マニフィカトとヌンク・ディミッティス ヘ短調
スタンフォード:8声の合唱のためのマニフィカト 変ロ長調 Op.164
チャールズ・ウッド(1866−1926):ヌンク・ディミッティス 変ロ長調
パリー:告別の歌
ジェームズ・オドンネル(指,Org)
ェストミンスター寺院聖歌隊

録音:2019年6月12日−13日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
世界遺産にも指定されている英国国教会の教会、ウェストミンスター寺院の聖歌隊は、30名の少年合唱と12名のプロの成人歌手からなる合唱団で、教会聖歌隊の最高峰として知られています。プロの歌手によるLay Vicarsには、ロビン・ブライズ、マーク・ドーベル、ロバート・マクドナルドなど世界的名歌手も名を連ねています。
かつてウェストミンスター大聖堂聖歌隊の音楽監督としても活躍した名合唱指揮者、ジェームズ・オドンネルとウェストミンスター寺院聖歌隊によるニュー・アルバム。パリーの「告別の歌」(Songs of farewell)を中心に、パリーに捧げられたスタンフォードの「8声のマニフィカト」、そしてアラン・グレイやチャールズ・ウッドの作品を含む、第一次世界大戦期の感動的で表現豊かな音楽を歌います。
CDA-68303
ボーウェンピアノ作品集
ハンス・アンデルセンによる断片集 Op.58/61
ピアノのための演奏会用練習曲第1番変ト長調 Op.9-2
ピアノのための演奏会用練習曲第2番ヘ長調 Op.32
ピアノのための12の練習曲 Op.46
ニコラス・ナモラーゼ(P)
世界最高峰の賞金と、世界の主要ホールへのリサイタル・デビューやHyperionからのCDデビューなど音楽活動への手厚いサポートで知られるカナダの「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」。2018年のホーネンス国際ピアノ・コンクールで優勝し「ホーネンス賞」を受賞した若き才能、ニコラス・ナモラーゼのHyperionデビュー・アルバムが登場。
ニコラス・ナモラーゼは1992年ジョージア(グルジア)生まれハンガリー育ち、ブダペスト、ウィーン、フィレンツェの音楽大学を経てジュリアード音楽院でも研鑽を積みました。2018年のホーネンス賞受賞後、2019年2月にカーネギー・ホールでリサイタル・デビュー。2019年6月には初来日公演を果たしています。作曲家としても活躍しており、来日公演でも、シューマン、バッハ、スクリャービンに自作の練習曲などを組み合わせたプログラムを披露しました。
ナモラーゼのハイペリオン・デビュー・アルバムは、「イギリスのラフマニノフ」と呼ばれたヨーク・ボーウェン(1884−1961)のピアノ作品集。アンデルセンの童話のタイトルが付けられた小品集「ハンス・アンデルセンによる断片集」に、練習曲集を組み合わせ、ボーウェンの豊かな魅力、輝き、ウィットを成熟したテクニックで描いてゆきます。
CDA-68304
へリンク:ミサ曲 「良き牧者が蘇りたまいぬ」&ルピ:テ・デウム
ルプス・ヘリンク(1493/4−1541):ミサ曲 「良き牧者が蘇りたまいぬ」
ヨハネス・ルピ(c.1506−1539):ようこそ, 最も名高き乙女、
 あなたはなんと美しく、
 ほめたたえよ, イスラエルの神である主を、
 テ・デウム
ブラバント・アンサンブル
スティーヴン・ライス(指)

録音:2019年1月24日−26日、洗礼者聖ヨハネ教区教会(ラフトン、エセックス)
ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。これまでグラモフォン賞に3度ノミネートしてきたブラバント・アンサンブルが歩む次なるフランドルの旅はルプス・ヘリンク(1493/4−1541)のミサ曲と、ヨハネス・ルピ(c.1506−1539)のテ・デウム&モテット集。
どちらも16世紀前半のフランドルの作曲家&聖職者で、ルプス・ヘリンクはブルージュのノートル・ダム教会や聖ドナース教会で楽長を務め、ヨハネス・ルピはカンブレ大聖堂で少年聖歌隊長や司祭を務めています。
ミサ曲の分野において大きな貢献を果たしたヘリンクの現存する13曲のミサ曲の中から「良き牧者が蘇りたまいぬ(ミサ・スレクシト・パストル・ボヌス)」を、33年の短い生涯で2つのミサ曲、30以上のモテット、約25のフランス語のシャンソンを残しているルピの作品からは、3曲のモテットとテ・デウム(われら神であるあなたを讃えん)を収録
CDA-68305
リトルフ:ピアノ三重奏曲第1番&第2番
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.47
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 Op.56
ヴァイオリンとピアノのためのセレナード Op.91
レオノーレ・ピアノ三重奏団〔ティム・ホートン(P)、ベンジャミン・ナバロ(Vn)、ジェマ・ローズフィールド(Vc)〕

録音:2019年1月21日−23日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
イギリスの若き精鋭たちによって結成された室内楽団「アンサンブル360」のメンバーによるトリオ、レオノーレ・ピアノ三重奏団。アレンスキー(CDA 68015)、ラロ(CDA-68113)、リムスキー=コルサコフ&タネーエフ(CDA 68159)、ピクシス(CDA-68207)、パリー(CDA 68243、CDA-68276)など、歴史に埋もれた優れたレパートリーに光を当てた活動で高い評価を得ています。
ロンドンで生まれ、フランスで活躍した19世紀のピアニスト&作曲家アンリ・シャルル・リトルフ(ヘンリー・チャールズ・リトルフ)のピアノ三重奏曲。交響的協奏曲(P協奏曲)第4番の第2楽章「スケルツォ」がコンサート・ピース、アンコール・ピースとして親しまれている他はほとんどの作品が知られていないリトルフの優れた才能を、これらの上質で魅力的な室内楽作品で再評価します。交響的協奏曲と同じように、2つのピアノ三重奏曲でもスケルツォ楽章が含まれており、その軽やかなピアノと愉悦のリズムは一聴の価値あり。また、ピアノ協奏曲第2番とセレナードは商業録音としては初のリリースです。
CDA-68306
ドゥアルテ・ロボ:ミサ曲集
我は天の声を聞き/ミサ・サンクタ・マリア/4声のクリスマス・レスポンソリウム集〔今日われらのために天の王が生まれた、今日われらのために天より真の平和が降り来た、何を見たのか羊飼いたちよ、おお大いなる神秘、祝福された神の御母、神聖にしてけがれなき処女、マリアの胎に祝福あれ、言葉は肉を受け〕/ミサ・エリザベト・ザカリア/救い主のうるわしき母
クペルチノス、ルイス・トスカノ(指)

録音:2019年7月24日−26日、ボム・ジェズ教会(ブラガ、ポルトガル)
ルイス・トスカノは、ブラバント・アンサンブル、アルス・ノヴァ・コペンハーゲン、ムジカ・フィクタなどのアンサンブルに参加するポルトガルのテノール。2009年にクペルチノ・デ・ミランダ財団によって設立されたクペルチノス(元:Cappella Musical Cupertino de Miranda)は、コインブラ大学とのパートナーシップ、ディレクターのルイス・トスカノ、音楽学者のホセ・アブレウらの研究によって、広大なポルトガルのポリフォニー音楽を専門的に取り上げています。
Hyperionからリリースされたファースト・アルバム「カルドーゾのレクイエム」(CDA 68252)が、いきなりグラモフォン賞を受賞してしまうという快挙を達成したクペルチノス。期待の高まるセカンド・アルバムは、ポルトガル黄金時代の巨匠のひとり、ドゥアルテ・ロボ(c.1565−1646)の世界初録音となる2つのミサ曲と8つのクリスマス・レスポンソリウム集を録音。ルイス・トスカノとクペルチノスがもっとも得意とするポルトガル・ルネサンスの深淵で、更なるポテンシャルを発揮します。
CDA-68307
クララ・シューマン&ファニー・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
クララ・シューマン:ピアノ三重奏曲ト短調 Op.17
ファニー・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.11、
 弦楽四重奏曲変ホ長調
ナッシュ・アンサンブル〔ステファニー・ゴンリー(Vn)、ジョナサン・ストーン(Vn)、ローレンス・パワー(Va)、エイドリアン・ブレンデル(Vc)、サイモン・クロフォード=フィリップス(P)〕

録音:2019年5月27日−29日、殉教者聖シラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
1964年創立、世界トップレベルの名手たちを擁し、ロンドンのウィグモア・ホールのレジデント・チェンバー・アンサンブルを務めるナッシュ・アンサンブル。多様な編成を駆使し、300超の世界初演を含む様々なスタイルの音楽を録音・演奏し、英国最高のアンサンブルの1つとして注目を集めています。
約2年ぶりとなるHyperionでの新録音は、クララ・シューマンとファニー・メンデルスゾーン、ロマン派を代表する女流音楽家のピアノ三重奏曲と弦楽四重奏曲。それぞれが「ロベルトの妻」、「フェリックスの姉」として大作曲家の陰に隠れ、近年は再評価の機運が高まりつつあるも、まだ録音・演奏機会の少ない室内楽作品をハイ・クオリティなパフォーマンスで聴くことのできる好機です。
CDA-68308
ニュー・ピアノ・ワークス〜アムラン:自作自演集
マルク=アンドレ・アムラン(b.1961):パガニーニの主題による変奏曲/チョコレートについてのわが感想/古風な組曲/舟歌/ベートーヴェンの主題によるディアベリ変奏曲/パヴァーヌ・ヴァリエ/シャコンヌ/「ローラ」による瞑想曲/「武装した人」によるトッカータ
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2023年1月13日&14日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン、イギリス)
現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムラン。Hyperionデビュー30周年記念盤は、超大作、「短調による12の練習曲」の全曲録音に続く自作自演集の第2弾!
Hyperion Recordsの専属アーティストとして、これまでに独奏、オーケストラ、室内楽と幅広いジャンルのアルバムを70点以上レコーディングしてきたアムラン。Hyperionでのデビュー30周年記念となる本アルバムでは、不協和音を見事に取り入れた独自の解釈と、ラフマニノフ、アルカンなどを思い起こさせる「パガニーニの主題による変奏曲」から、往年のヒット曲「ローラ」(映画「ローラ殺人事件」より)による音楽、2017年の第15回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールの委嘱による新作課題曲として作曲された「武装した人」によるトッカータ(ロム・アルメによるトッカータ)まで、今日、最も複雑な音楽的思考の持ち主の一人であるピアノの超人が、またひとつ人間の限界への扉を開きます。
CDA-68309
ラフマニノフ:歌曲集
6つの歌 Op.38/乙女よ、私のために歌わないで Op.4-4/ああ、私の畑よ Op.4-5/昔のことだろうか、友よ Op.4-6/悩み Op.8-3/夢 Op.8-5/祈り Op.8-6/春の水 Op.14-11/夕暮れ Op.21-3/ライラック Op.21-5/ここはすばらしい場所 Op.21-7/何という苦しさ Op.21-12/わが窓辺に Op.26-10/ミューズ Op.34-1/何という幸せ Op.34-12/ヴォカリーズ Op.34-14
ジュリア・シトコヴェツキー(S)、
ロジャー・ヴィニョールズ(P)

録音:2019年2月25日−27日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
グレアム・ジョンソン、ジュリアス・ドレイクらと並んで「歌曲大国ハイペリオン」の屋台骨を支える名歌曲伴奏者、ロジャー・ヴィニョールズのあでやかなピアノで導くラフマニノフの歌曲集。
歌うのは、アメリカのソプラノ歌手スーザン・ロバートとロシアのヴァイオリニスト、ドミトリー・シトコヴェツキーの間にロンドンで生まれ、ギルドホール音楽院で学んだコロラトゥーラ・ソプラノ、ジュリア・シトコヴェツキー。16歳でグラインドボーン音楽祭とイングリッシュ・ナショナル・オペラにプロ・オペラ・デビューを果たし、代表役の1つ「夜の女王」(魔笛)では、スコティッシュ・オペラ、サンティアゴ市立劇場、ドレスデン・ゼンパーオーパー、ライン・ドイツ・オペラハウスに出演。近年はコンサート・ホールでのリサイタルも、ウィグモア・ホール、スネイプ・モルティングス、マドリードのフアン・マーチ財団(Fundacion Juan March)などでロジャー・ヴィニョールズと共演しています。
ユリアン・シトコヴェツキー、ドミトリー・シトコヴェツキーらロシアの偉大な音楽家の血を引くジュリアが、ラフマニノフの深淵なメランコリーを豊かに表現してゆきます。
CDA-68310
ゴドフスキーへのオマージュ
ヨーゼフ・ホフマン(1876−1957):性格的なスケッチ集 Op.40〔1.幻影、2.むかしむかし、3.どこでもなく、4.万華鏡〕
フェリックス・ブルーメンフェルト(1863−1931):左手のための練習曲 Op.36
エミール・フォン・ザウアー(1862−1942):演奏会用練習曲第19番 「幻影」
エウジェニオ・ピラーニ(1852−1939):スケルツォ練習曲 Op.67
エイブラム・チェイシンズ(1903−1987):前奏曲第13番変ト長調 Op.12-1
イグナーツ・フリードマン(1882−1948):3つのピアノ小品 Op.33〔1.エチュード、2.マズルカ、3.ミュージック・ボックス〕
オシップ・ガブリロヴィッチ(1878−1936):左手のための練習曲 Op.12-2
ジョセフ・ホルブルック(1878−1958):ラプソディー練習曲集 Op.42より〔第4番「素敵なひと」 Op.42-4、第5番「漆黒の夜」 Op.42-5〕
コンスタンティン・フォン・シテルンベルク(1852−1924):演奏会用練習曲第5番ヘ長調 Op.115
テオドール・レシェティツキ(1830−1915):3つの小品 Op.48〔1.ユーモラスな前奏曲、2.おどけた間奏曲、3.英雄的なエチュード〕
テオドール・サーントー(1877−1934):東洋的練習曲第3番
モーリツ・モシュコフスキ(1854−1925):情熱的メロディー Op.81-6
リスト(ブゾーニ編):パガニーニによる大練習曲嬰ト短調 「ラ・カンパネラ」 S.141
アンドレイ・ググニン(P)

録音:2019年5月20日−22日、殉教者聖サイラス教会/ピアノ:ベヒシュタインD282
1987年ロシア生まれの新鋭ピアニスト、アンドレイ・ググニンのHyperionレコーディング第2弾! ググニンは2013年ウィーンのベートーヴェン国際コンクール第2位、2014年ジーナ・バッカウアー国際コンクール優勝、2016年シドニー国際コンクール優勝という輝かしい経歴を誇り、ゲルギエフ&マリインスキー劇場などと共演。2019年に行われたチャイコフスキー国際コンクールでは特別賞も受賞し、5月と9月に二度の来日公演を成功させました。その2019年9月の来日公演で披露され聴衆の度肝を抜いたのが、このゴドフスキー・オマージュ・プログラム。2020年に生誕150周年を迎える19世紀"ピアニズムの神"、超絶技巧派の天才、伝説の巨匠レオポルド・ゴドフスキーへと捧げられた華麗で技巧的なピアノ作品の数々を集めた、ピアノ・ファン必聴の濃密プログラムです。前作のショスタコーヴィチ・アルバム(PCDA 68267)でも、その硬派なピアニズムが高く評価され、レコード芸術特選盤やBBCミュージック・マガジン「レコーディング・オヴ・ザ・マンス」に選ばれたアンドレイ・ググニンの遥かな才能にご注目ください!
CDA-68311(2CD)
バッハ:6つのパルティータ
パルティータ第1番 変ロ長調 BWV.825/パルティータ第2番ハ短調 BWV.826/パルティータ第6番ホ短調 BWV.830/パルティータ第3番 イ短調 BWV.827/パルティータ第4番ニ長調 BWV.828/パルティータ第5番ト長調 BWV.829
マハン・エスファハニ(ハープシコード)

録音:2020年3月22日−25日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト、モンマス)
マハン・エスファハニは、1984年テヘラン生まれのイラン系アメリカ人ハープシコード奏者。ハープシコード奏者として初めてBBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれた他、ボルレッティ=ブイトーニ財団賞受賞、2014年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞の「インストゥルメンタリスト・オヴ・ジ・イヤー」と2014年グラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートするという栄誉を、それぞれハープシコード奏者として初めて達成。2015年にはBBCミュージック・マガジンの「ニューカマー・オヴ・ジ・イヤー」に選ばれ、2015年と2017年にもグラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートしています。
16世紀〜17世紀イギリスのヴァージナリストたちの音楽という非常に硬派なプログラムから、王道のバッハ、そしてミニマル・ミュージックや現代音楽までの驚異的な広さのレパートリーを誇り、世界中に衝撃を与えてきたエスファハニ。レコード芸術「特選盤」、BBCミュージック・マガジン「インストゥルメンタル・チョイス」、ICMA(国際クラシック音楽賞)2019ノミネート、Presto「レコーディング・オヴ・ザ・イヤー2019」などに輝き大成功を収めた「トッカータ集」(PCDA68244/CDA68244)に続く待望のバッハ第2弾。クラヴィーア練習曲第1巻として出版され、バッハの持つ様々な音楽表現やスタイルが詰め込まれた鍵盤楽器組曲の最高峰「6つのパルティータ」を、知的で感情的なエネルギーに満ちた至高のパフォーマンスで贈ります。
CDA-68313
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.77
ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調 Op.129
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)、
ウラディーミル・ユロフスキ(指)
スヴェトラーノフ記念ロシア国立SO

録音:2019年2月7日−8日、チャイコフスキー・コンサート・ホール(モスクワ)(第2番)、7月3日−4日&7日、ニューエルサレム博物館(モスクワ)(第1番)
音楽の神ミューズに愛されたヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ。2018年度のレコード・アカデミー賞受賞後、「フランク&ヴィエルヌ」(CDA 68204)、「ブラームス」(CDA-68200)」と大ヒットを飛ばしてきたイブラギモヴァの新録音は、なんとショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲!
注目の共演は、ウラディーミル・ユロフスキと彼が音楽監督を務めるロシア国立SO(スヴェトラーノフ記念)という理想的な布陣。ピリオド楽器とモダン楽器の双方を自然に使いこなし、バロックから近現代までを深い感性で仕上げ、新時代を象徴するヴァイオリニストとしての道を華麗に歩むイブラギモヴァが、ダヴィッド・オイストラフに献呈されたロシアの偉大な協奏曲を圧倒的なパフォーマンスで贈ります。
また「ヴァイオリン協奏曲第1番」は、2020年9月の来日公演で演奏予定(ブランギエ(指)東京SO)のため、尚更注目を浴びることは間違いありません!
CDA-68314
ニュー・イングランドの合唱作品集
タウニー・オルソン(b.1974):マニフィカト*
ロデリック・ウィリアムズ(b.1965):ニュー・イングランド・シンフォニー(ニュー・イングランド交響曲)
デイヴィッド・ヒル(b.1957):ゴッド・ビー・イン・マイ・ヘッド
ダニエル・ケロッグ(b.1976):シャウト・ジョイ!
リーナ・イーズメイル(b.1983):ディス・ラヴ・ビトゥイーン・アス 「プレイヤー・フォー・ユニティ」**
デイヴィッド・ヒル(指)、
イェール大学スコラ・カントールムcho
エルム・シティ少女cho*
レベッカ・ローゼンバウム(指)*、
ジュリアード415**、
ラビンドラ・ゴスワミ(シタール)**、
ラムチャンドラ・パンディト(タブラ)**

録音:2016年1月、2017年3月、2018年1月、コネティカット州(アメリカ)
サイモン・キャリントンによって2003年に創設され、2009年から2013年には鈴木雅明が指揮を務めた(現在は首席客演指揮者)、イェール大学スコラ・カントールム合唱団(イェール・スコラ・カントルム)。アメリカの名門イェール大学のすべての学科からオーディションによりメンバーが集められ、イェール大学教会音楽研究所(Yale Institute of Sacred Music)の支援を受けてハイレベルな教会音楽を演奏しています。現在ディレクター兼首席指揮者を務めるデイヴィッド・ヒルは、これまでウィンチェスター大聖堂やウェストミンスター大聖堂、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジなどの名門聖歌隊を率いてきたイギリスの名匠です。
デイヴィッド・ヒル自身の新たな編曲による「フォーレ:レクイエム(CDA 68209)」や"室内アンサンブル版"の「ブラームス:ドイツ・レクイエム(CDA 68242)」などの画期的なプログラムで評判を得てきたハイペリオン・レコーディング第4弾は、イェール大学のあるコネティカット州を含むアメリカの地方の1つ「ニュー・イングランド」にまつわる作曲家、作品を集めた現代の合唱作品集。イギリスの名バリトン、ロデリック・ウィリアムズや指揮者のデイヴィッド・ヒル自身が作曲した作品等、合唱関係者要注目です。
CDA-68315
シュッツ:クリスマス物語
今日キリストは生まれたまえり SWV.456/御言葉は肉体となり SWV.385/天使が牧人にいった SWV.395/アヴェ・マリア SWV.334/御子が生まれたもう SWV.384/マニフィカト SWV.468/イエス・キリストの喜ばしき降誕の物語 「クリスマス物語」 SWV.435
デイヴィッド・ヒル(指)、
イェール大学スコラ・カントールムcho

録音:2018年1月24日ー27日、セント・トマス米国聖公会教会(コネティカット州、アメリカ)
デイヴィッド・ヒルとイェール大学スコラ・カントールム合唱団(イェール・スコラ・カントルム)によるクリスマス・アルバムは、ドイツの巨匠ハインリヒ・シュッツ(1585−1672)の傑作の一つ、キリストの降誕の物語を描いたオラトリオ「クリスマス物語」を中心に、降誕と聖母マリアを祝うモテットを収録したシュッツの宗教合唱作品集です。
CDA-68316(2CD)
メシアン:峡谷から星たちへ… ティエリー・フィッシャー(指)ユタSO、
ジェイソン・ハーディンク(P)、
シュテファン・ドール(Hrn)、
キース・キャリック(シロリンバ)、
エリック・ホプキンズ(グロッケンシュピール)

録音:2022年6月1日&4日-6日、アブラヴァネル・ホール(ユタ、アメリカ)
アメリカの古豪オーケストラ、ユタSOと、2009年から音楽監督を務めるティエリー・フィッシャーによるメシアンの「峡谷から星たちへ…」。ティエリー・フィッシャーはこれまでにアルスターO首席指揮者、BBCウェールズ・ナショナルO首席指揮者、名古屋フィルハーモニーSO常任指揮者(現名誉客演指揮者)を歴任にし、日本のファンにも馴染み深いマエストロです。
「峡谷から星たちへ…」はメシアンが1976年のアメリカ建国200年に向けて作曲を依頼され制作されました。メシアンはこの作品を制作するにあたってアメリカのユタ州に訪れ、その土地で見た風景から影響を受けています。鳥の鳴き声はもちろんのこと峡谷の岩の色なども書き止め、メシアンの想像力によって音楽となっていきました。5楽章、2楽章、5楽章といった3つの部分で構成された「峡谷から星たちへ…」は、楽器編成もユニークで、打楽器、木管楽器、金管楽器に、13人の弦楽器奏者という特殊なものです。この演奏ではホルンのソリストにBPOの首席奏者であるシュテファン・ドールが参加しており、その点も注目されます。
CDA-68317
マクミラン:交響曲第4番
ヴィオラ協奏曲
ローレンス・パワー(Va)、
マーティン・ブラビンズ(指)
BBCフィルハーモニック

録音:2019年5月23日−24日、BBCスタジオ、メディア・シティUK(サルフォード、イギリス)
合唱からオーケストラ作品まで様々なシーンで活躍を続けている現代スコットランドのリーディング・コンポーザー、ジェイムズ・マクミラン(b.1959)の管弦楽作品を、マーティン・ブラビンズが振るという意欲盤。
注目は、ナッシュ・アンサンブルやレオポルド弦楽三重奏団のメンバーとして活躍し、ソリストとしても30を超えるアルバムを送り出している現代最高峰のヴィオリスト、ローレンス・パワーのために書かれたヴィオラ協奏曲(2013)。意外にも(?)ハイペリオン(Hyperion)では初登場となるBBCフィルハーモニックを見事にコントロールする名匠マーティン・ブラビンズの手腕、マクミランのスリリングで雄大な書法も見どころです。
CDA-68318
マショー:ザ・ライオン・オヴ・ノービリティ オルランド・コンソート〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。
かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。
現在オルランド・コンソートがコンサートとレコーディングの中心プロジェクトとして演奏を続けているのが、14世紀アルス・ノーヴァを代表する作曲家・詩人ギヨーム・ド・マショー(c.1300−1377)。これまで、レコード芸術海外盤REVIEW「今月の特選盤」や英グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」、グラモフォン賞ノミネート、ICMA(国際クラシック音楽賞)ノミネートなど極めて高い評価を獲得してきたマショー・プロジェクトの第7巻は、(おそらく)フランスのジャン2世のことを指す「The lion of nobility(高貴なライオン)」をタイトルに、百年戦争の戦いのうちの1つ「ポワティエの戦い」でのフランスの敗北を嘆いた作品などを、オルランド・コンソートが誇る高品質なアンサンブルで歌います。
CDA-68320
リスト&タールベルク:オペラ・トランスクリプションズ
リスト:ヘクサメロン S.392(演奏会用小品「ベッリーニの「清教徒」の行進曲による華麗な大変奏曲」〔序奏、主題、変奏T(タールベルク作)、変奏U、変奏V(ピクシス作)−リトルネッロ(リスト作)、変奏W(エルツ作)、変奏X(チェルニー作−リスト作)、変奏Y(ショパン作−リスト作)、フィナーレ〕
タールベルク:ドニゼッティの「ドン・パスクヮーレ」より ドン・パスクヮーレのモティーフによる大幻想曲 Op.67
リスト:ヴェルディの「エルナーニ」より 演奏会用パラフレーズ「エルナーニ」 S.432
タールベルク:ロッシーニの「エジプトのモーゼ」より モーゼの主題による幻想曲 Op.33
リスト:ベルリーニの「ノルマ」より 大幻想曲「ノルマの回想」 S.394
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2019年5月15日−17日、テルデックス・スタジオ(ベルリン)
現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムラン。ファン垂涎、待望の超絶技巧アルバムが登場!
初期ロマン派を代表し、ライバル同士でもあった二人のコンポーザー=ピアニスト、フランツ・リスト(1811−1886)とジギスモント・タールベルク(1812−1871)による、華麗なるオペラ・トランスクリプション&ファンタジー集。二人の「ピアノ対決」の逸話でも知られる「ヘクサメロン」は、ベッリーニの主題を元に、タールベルク、ショパン、エルツ、チェルニー、ピクシスら当時の錚々たるヴィルトゥオーゾたちの作品も含めてリストがまとめた変奏曲集。そして、リストとタールベルクそれぞれのトランスクリプション作品を交互に配置し、当時のライバル対決の様子を現代のヴィルトゥオーゾ、マルク=アンドレ・アムランが表現します。
CDA-68321
ジョスカン・デ・プレ:モテット&ミサ曲楽章集
主はこの乙女に/うるわしき救い主のみ母/めでたし, 天の女王/輝くオリュンポスの山より(6声)/スターバト・マーテル(6声)/おお慈悲深く, いと優しきイエスよ(6声)/主よ, 御身の怒りにて...ミゼレーレ/主よ, いつまでもわれを/ある人が大いなる宴を催し/祝福された聖処女のグローリア/受難のサンクトゥス
ブラバント・アンサンブル、
スティーヴン・ライス(指)

録音:2020年1月16日−18日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。これまでグラモフォン賞に3度ノミネートしてきたブラバント・アンサンブルによる、ジョスカン・デ・プレ(c.1450/55−1521)の没後500周年記念レコーディング。
一つの定旋律でミサ曲の各楽章を統一した定旋律ミサ曲(循環ミサ曲)としては、タリス・スコラーズがジョスカンのミサ曲全集録音という偉業を達成しましたが、ここではそういった定旋律ミサの形式が定着する前の15世紀初頭に一般的であった、単独の楽章による2つのミサ曲(「祝福された聖処女〔ベアテ・ヴィルジネ〕」と「受難〔パッシオーネ〕」)を含む、モテットとミサ曲楽章の珍しい小品を取り上げています。
CDA-68322
メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 MWV Q26(1838)
ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.4 / MWV Q12(1823)
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 MWV Q7(1820)
ヴァイオリン・ソナタ ニ調 MWV Q18(断片、恐らく1820年代後半)
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)、
セドリック・ティベルギアン(P)

録音:2021年1月19日-21日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
バロックから新作委嘱作品までをモダン楽器とピリオド楽器の双方で演奏するロシアのヴァイオリンのミューズ、アリーナ・イブラギモヴァ。ロックダウン中に鋭く磨き上げ、レコード芸術「特選盤」他、BBCミュージック・マガジン「Instrumental Choice」、ICMA(国際クラシック音楽賞)ノミネート、Presto「レコーディング・オヴ・ザ・イヤー2021」ノミネートなど世界中で絶賛を浴びたパガニーニ(PCDA68366/CDA68366)に続く大注目の新録音は、メンデルスゾーンのヴァイオリン・ソナタ集!
2012年にリリースされたメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲集(PCDA67795/CDA67795)でも、有名なホ短調の協奏曲に加え、演奏される機会の少ないニ短調の協奏曲も収録して大成功を収めたイブラギモヴァ。今回のソナタ集でも、唯一生前に出版されたOp.4のヘ短調ソナタに加え、メニューインが発掘・校訂・出版した1838年作曲のヘ長調ソナタ(ここではメニューインが大幅に手を加えていない、オリジナル版を収録)、1820年(メンデルスゾーンが11歳頃)に書かれたヘ長調ソナタ、そして1820年代後半に着手され第1楽章の断片だけが残されたニ長調/ニ短調のソナタ、計4曲を収録。これまで、モーツァルト、シューベルト、ラヴェル、ブラームス、フランクなど多くのアルバムで共に素晴らしい芸術を作り上げてきたセドリック・ティベルギアンの繊細で豊かなピアノとともに、メンデルスゾーンの多彩なヴァイオリン作品の真髄に迫ります。
CDA-68324
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
夢とカプリス Op.8*/オフィーリアの死 Op.18-2#
水浴びをするサラ Op.11#
ティエリー・フィッシャー(指)ユタSO、
フィリップ・クイント(Vn)*、ユタ交響cho#、
ユタ大学室内cho#

録音:2019年2月、アブラヴァネル・ホール(ソルトレイクシティ、アメリカ)
ティエリー・フィッシャーは、アルスターO首席指揮者、BBCウェールズ・ナショナルO首席指揮者、名古屋フィルハーモニーSO常任指揮者(現名誉客演指揮者)を歴任し、現在ユタSOの音楽監督、2017年からはソウル市立SOの首席客演指揮者を務めているスイスの名指揮者。アメリカ、ユタ州のオーケストラ「ユタSO」には2009年から音楽監督へ就任し、その優れた手腕でアメリカ古豪オーケストラを再興、充実の関係を築き上げ現在2022年まで契約が延長されています。
ユタSOとのコンビでHyperionに復帰し、サン=サーンスの交響曲録音でその実力を見せつけてくれたティエリー・フィッシャーが、今度はベルリオーズの「幻想交響曲」をレコーディング。得意とするフランスのシンフォニック・ロマンティシズムを存分に発揮してゆきます。
比較的珍しい小品も3曲併録しており、「夢とカプリス」では、ロシア系アメリカの名ヴァイオリニスト、フィリップ・クイントがソロを担当。また、合唱が参加する2曲では、ユタ交響合唱団にユタ大学の室内合唱団も加わって素晴らしいハーモニーを響かせています。
CDA-68325
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第5番ニ長調
バニヤンの 「天路歴程」 からのシーン*
マーティン・ブラビンズ(指)、BBCSO、BBC交響合唱団*、BBCシンガーズ・クァルテット*、エミリー・ポートマン(フォーク・ヴォイス)*、キティ・ホワイトリー(Ms)*、マーカス・ファーンズワース(Br)*

録音:2018年12月2日(天路歴程)&2019年11月4日−5日(交響曲第5番)、ワトフォード・コロッセウム(イギリス)
2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、その後も度々来日公演を成功させ、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているイギリスの名指揮者マーティン・ブラビンズ。1920年版の「ロンドン交響曲(CDA68190)」で話題を呼んだブラビンズのヴォーン・ウィリアムズ・サイクル第4弾は、日本でも比較的人気の高い交響曲第5番が登場!
そして、ヴォーン・ウィリアムズの知られざる管弦楽作品を併録するというコンセプトもこのサイクルのポイントの一つ。今回は、ジョン・バニヤンの物語「天路歴程(Pilgrim’s Progress)」に音楽を付けた作品で、交響曲第5番と共通の素材が使われていることでも知られるヴォーン・ウィリアムズのオペラ「天路歴程」からのセレクションを収録。
第1巻〜第3巻まで連続で英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に選ばれ、レコード芸術「海外盤REVIEW」でも絶賛されてきた絶好調のRVWサイクル。英国音楽愛好家要注目の新譜です!
CDA-68326
エスキベル:ミサ曲 「閉ざされた園」
フアン・エスキベル(c.1560−1630以前):レジナ・チェリ
ロドリーゴ・デ・セバーリョス(c.1530−1581):閉ざされた園
エスキベル:ミサ曲 「閉ざされた園」(ミサ・ホルトゥス・コンクルスス)より〔キリエ、グローリア〕、来たれ主よ、ミサ曲 「閉ざされた園」より〔クレド〕、我は生ける糧なり、ミサ曲 「閉ざされた園」より〔サンクトゥス、アニュス・デイ、イテ・ミサ・エスト〕、救い主のうるわしき母、第5旋法によるマニフィカト、アヴェ・レジナ・チェロルム、ヌンク・ディミッティス、サンクタ・マリア、この日の終わる前に、サルヴェ・レジナ
デ・プロファンディス、
イーモン・ドゥーガン(指)

録音:2019年5月7日−9日、セント・ジョージ教会(チェスタートン、ケンブリッジ)
Hyperionからのリリース第3弾は、シウダー・ロドリーゴ大聖堂の楽長を務めた後期ルネサンス時代のスペインの作曲家、フアン・エスキベル(c.1560−1630以前)のミサ曲「閉ざされた園」(ミサ・ホルトゥス・コンクルスス)とマニフィカト&モテット集。当時のスペインではもっとも多作で優れた作曲家の一人として知られていながらも、現代では顧みられることの少ないエスキベルの音楽を復権します。
また、決まった音楽監督置かず、プロジェクトごとにその道のスペシャリストを指揮者に招くというのもデ・プロファンディスの特徴の1つ。録音第1弾(CDA 68257)ではカージナルズ・ミュージックの共同創設者である音楽学者&合唱指揮者のデイヴィッド・スキナーを、第2弾(CDA 68141)ではイ・ファジョリーニの創設者ロバート・ホリングワースを招き高い評価を得ています。第3弾では、ザ・シックスティーンのアソシエイト・コンダクターであり、Coroレーベルでは知られざるポーランド・バロックの録音シリーズでその手腕を発揮した実力者、イーモ
CDA-68327
パンチョ・ヴラディゲロフ:エキゾチックな練習曲&インプレッション集
6つのエキゾチックな練習曲 Op.17
10のインプレッション(印象) Op.9
ナデジダ・ブラエワ(P)

録音:2019年8月28日−30日、殉教者聖シラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
ラザール・ベルマンに「彼女の才能は神から与えられたものだ」と称賛された、ブルガリア、ソフィア生まれの女流ピアニスト、ナデジダ・ブラエワ。「バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ」シリーズの第10巻(CDA67873)でHyperionデビューを果たし、世界初録音を含むセルゲイ・ボルトキエヴィチのピアノ作品集(CDA68118)では英MusicWeb Internationalの「レコーディング・オヴ・ザ・イヤー2016」の1枚に選ばれたヴラエワのHyperion第3弾。ソフィアの国立音楽アカデミー(現在は彼の名が冠されている音楽院)でピアノ、室内楽、作曲の教授を務め、ブルガリア国民楽派の創設者とされるブルガリアの作曲家・ピアニスト・教師、パンチョ・ヴラディゲロフ(1899−1978)のピアノ作品集。
スペイン、ブルガリア、アラブ、スラヴなどの旋法が使われた「6つのエキゾチック(異国風)な練習曲」と、2度目のメンデルスゾーン賞を受賞した作品「10のインプレッション(印象)」で、ヴラディゲロフが取り入れた豊かなイディオム、エキサイティングなリズムとピアニスティックな挑戦を鮮烈に描きます。
CDA-68328
ヤンチェフスキス:合唱作品集
引き潮(Odp?yw)/冷たさ(Atsalums)*
愛すべき御母よ(Mater amabilis)
永遠の(Aeternum)
おお幸いなる光よ、三位一体よ(O lux beata Trinitas)**
その時には(When)***
静かな星の光(Ar zvaig??u kluso gaismu)#
ボタン(The button)##
リガ大聖堂合唱学校混声cho
ユルジス・ツァーブリス(指)、
アルトゥールス・シュヴァルツバハス(バスドラム(celma bunga))*、イェーカブス・ヤンチェフスキス(オルガン・パイプ)**、アルトゥールス・オスカルス・ミトレヴィチス(打楽器)**、クリスタプス・ベルグス(Vc)***、アンシス・ヤンソンス(コクレ(クアクレ))#、カトリーナ・キフレニエツェ=ツァーブレ(ソプラノ・サクソフォン)##、アルティス・シーマニス(アルト・サクソフォン)##、アイナルス・シャブロフスキス(テナー・サクソフォン)##、マルタ・カウリニャ(打楽器)##、エルネスツ・メディンシュ(打楽器)##、クリスティーネ・アダマイテ(Org)##

録音:2018年12月5日−7日、リガ録音会社 Aスタジオ、2019年2月27日−28日、4月30日、5月2日、ラトビア放送第1スタジオ(リガ、ラトビア)
これまで、エリクス・エセンヴァルズ(CDA-67796、CDA 68083)やヴィタウタス・ミシュキニス(CDA 67818)、「バルティック・エクスチェンジ」(CDA 67747)など、バルト三国の優れた合唱作品を録音してきたHyperionレーベルがリリースする「バルトの合唱音楽」の新作は、ラトビアの若い作曲家イェーカブス・ヤンチェフスキス(J?kabs Jan?evskis, 1992−)の作品の特集です。ヤンチェフスキスは、ヤーセプス・メディンシュ・リガ第1音楽学校でピアノを学び、リガ大聖堂合唱学校(Riga Cathedral Choir School)で合唱指揮のディプロマを取得。ヤーセプス・ヴィトリス・ラトビア音楽アカデミーでセルガ・メンセに作曲を学び、現在、ヤーニス・ペトラシュケヴィチスのクラスで修士号のための研究を行っています。 ヤンチェフスキスの音楽は、心に触れるメッセージを知識人のフィルターを通すことなく内に込め、「美しい謎(エニグマ)」と言われます。ポーランド語の詩に作曲した「引き潮」、ラトビア語の歌詞を歌う「冷たさ」、ラテン語による宗教的作品、『ロミオとジュリエット』(第3幕第2場)から採った「その時には」など8曲。ヤンチェフスキスのリガ大聖堂合唱学校のクラスメート、2012年まで一緒に混声合唱団で歌ったユルジス・ツァーブリス(Jur?is C?bulis, 1992−)が、リガ大聖堂合唱学校の混声合唱団を指揮しています。
CDA-68329

PCDA-68329
国内盤仕様
税込定価
フレンチ・デュエット集
フォーレ:組曲 「ドリー」 Op.56
プーランク:4手のためのソナタ FP8
ドビュッシー:6つの古代の墓碑銘 L139
 小組曲 L71
ストラヴィンスキー
:3つのやさしい小品
ラヴェル:マ・メール・ロワ
スティーヴン・オズボーン(P)、
ポール・ルイス(P)

録音:2020年3月22日−23日、サフロン・ホール(サフロン・ウォルデン、エセックス、イギリス)
国内盤:解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き
スティーヴン・オズボーンとポール・ルイス。ともにソリストとしても国際的な活動し、イギリス・ピアノ界を担う名手として活躍を拡げる2人のピアニストによる豪華ピアノ・デュオの新録音が再びHyperionから登場!
前作「シューベルト:ピアノ・デュエット集」(CDA67665)は、その卓越したミュージシャンシップと高い完成度が絶賛され、英グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」&グラモフォン賞ノミネート、英デイリー・テレグラフ紙「クラシカル・CD・オヴ・ザ・ウィーク」、英サンデー・タイムズ紙「CD・オヴ・ザ・ウィーク」、英インターナショナル・レコード・レビュー誌「アウトスタンディング・アウォード」などに選出されました。そのシューベルト・アルバムの録音から早10年、まさに待望となるオズボーン&ルイス・デュオ第2弾は、フォーレ、プーランク、ラヴェル、ドビュッシーなどフランス音楽の大家たちによるピアノ・デュオのための名曲たち。主に子ども向けに書かれたシンプルで魅惑的な作品から、奥に隠された音楽の深みをその長年のパートナーシップと成熟したピアニズムで探り当てます。
CDA-68330
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲集
ファニー・メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲変ホ長調
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第6番ヘ短調 Op.80、
 弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.13
タカーチSQ〔エドワード・ドゥシンベア(Vn1)、ハルミ・ローズ(Vn2)、リチャード・オニール(Va)、アンドラーシュ・フェイェール(Vc)〕

録音:2020年11月9日−12日、ローン・ツリー・アーツ・センター(コロラド)
1975年にブダペストのフランツ・リスト音楽院の学生であったガボル・タカーチ=ナジらによって結成され、1977年エヴィアン国際弦楽四重奏コンクールで一等賞と批評家賞を獲得し国際的な注目を浴び、ポーツマス、ボルドー、ブダペスト、ブラティスラヴァ等多くのコンクールで優勝してきた世界最高峰のSQのひとつ、タカーチSQ。2020年6月には、グラミー賞受賞(+3度のノミネート)で知られる世界的ヴィオリスト、リチャード・オニールが新たなメンバーとして加わり、新体制となってからの新録音は、ファニー・メンデルスゾーンとフェリックス・メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲を組み合わせた姉弟プログラム。作曲の約2か月前に亡くなった姉へと捧げる「レクイエム」であると考えられている情熱的で悲劇的なヘ短調の四重奏曲(第6番)を中心に、未完成のピアノ・ソナタに基づいて1834年に書かれたファニーの唯一の弦楽四重奏曲(そして、女性が書いた現存する最初の弦楽四重奏曲の1つ)を、見事に対比させて描いています。
CDA-68331(2CD)
フォーレ:夜想曲&舟歌集
夜想曲第1番〜第13番
舟歌第1番〜第13番
ドリーOp.56(P連弾のための組曲)*
マルク=アンドレ・アムラン(P)、
キャシー・フラー(P)*

録音:2022年6月8日-11日&9月19日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムラン。Hyperionの2023年9月新譜レコード・オヴ・ザ・マンスとなる新録音は、フォーレの夜想曲&舟歌全曲!
20世紀の多くの作曲家に影響を与えたフランスの大作曲家、ガブリエル・フォーレ。初期の作品は、親しみやすいロマンティックな曲が多く、年を重ねるにつれ、和声的、旋律的に複雑性を増した音楽へと変化していきました。そのどちらにもファンが多いですが、特に晩年の作品は傑作と称されています。
本アルバムでは、フォーレの作風の変遷を感じることができる代表的な作品である夜想曲と舟歌を全曲(各13曲)収録。アムランの卓越した繊細さと魔術的な鍵盤のタッチで、フォーレが極めた芸術の真髄を見事に伝えています。カップリングされている優しさと愛情に包まれたピアノ連弾の名曲 「ドリー」 では、WCRB〔ボストンのクラシック・ラジオ放送局〕のプロデューサーと司会者でもある最愛のパートナー、キャシー・フラーとの共演も注目すべてポイントです。
CDA-68333
スコットランド王のための音楽〜ジェームズ4世のプレジャー・パレスの内側

作曲者不詳:聖カタリナのためのレスポンソリウム「Horrendo subdenda rotarum machinamento」、聖カタリナのためのミサ曲の入祭唱「Dilexisti iustitiam」
作曲者不詳(カーヴァー・クワイアブックより):ミサ曲「Horrendo subdenda rotarum machinamento」、マニフィカト
ウィリアム・コーニッシュ(d.c.1502):アヴェ・マリア, マーテル・デイ
バンショワ・コンソート、
アンドルー・カークマン(指)

録音:2019年9月8日−11日、AudioLab, Genesis 6(ヨーク、イギリス)
アンドルー・カークマンにより1995年に結成され、15世紀のフランスとイギリス、ブルゴーニュ楽派の音楽を主なレパートリーとする男声ヴォーカル・アンサンブル、バンショワ・コンソート。
ニュー・アルバム「スコットランド王のための音楽」は、ジェームズ4世の別荘(Pleasure Palace)として、壮麗な装飾や彫刻に囲まれ、熟達した音楽家たちが歌う音楽が響いていたリンリスゴー宮殿で行われたであろう15世紀初頭の典礼音楽を再現。宗教改革前のスコットランドから生き残る大規模な音楽コレクションのうちの1つ「カーヴァー・クワイアブック」からの作者不詳のミサ曲(以前は大陸もしくはイングランドのものとされていましたが、現在ではスコットランド起源のもっとも古く現存するミサ・サイクルと信じられています)を中心に、ジェームズ4世の宮殿を彩ったスコットランドの宗教音楽を、バンショワ・コンソートの熟練のポリフォニーが再現します。
CDA-68334
ブラームス:ピアノ・ソナタ&ラプソディ集
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 Op.1
ピアノ・ソナタ第2番嬰ヘ短調 Op.2
2つのラプソディ Op.79
ギャリック・オールソン(P)

録音:2019年11月23日、25日−26日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
1966年ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、1968年モントリオール国際コンクール、そして第8回ショパン国際ピアノ・コンクールで第1位に輝いたアメリカの名ピアニスト、ギャリック・オールソン。2018年のホーネンス国際ピアノ・コンクールでは、参加者へ指導などを行うメンター・イン・レジデンスにも選ばれています。Hyperionへと活躍の場を移してから、ブラームス、グラナドス、グリフス、スクリャービン、スメタナ、ドビュッシー、プロコフィエフ、バルトークと多彩で華麗な数々のアルバムを送り出してきたオールソンの新録音は、Hyperionでの最初の録音となった「変奏曲全集」(CDA67777)、2018年にリリースされた「後期ピアノ作品集」(CDA68226)に続く、ブラームス・アルバム第3弾。
作品番号1と2が付けられた、若きブラームスが書いた2つのピアノ・ソナタ(最初に書かれた「第2番」は10代の頃の作品)に、成熟期の作品「2つのラプソディ(狂詩曲)」をカップリング。2018/2019シーズにはニューヨーク、サンフランシスコ、モントリオール、ロサンゼルス、ロンドン、および北米の多くの都市における4つのプログラムで、ブラームスの独奏ピアノ作品全曲を探求するという野心的なプロジェクトも立ち上げたオールソンが描く新たなブラームスにご期待ください!
CDA-68335(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.76 「エルデーディ四重奏曲集」
弦楽四重奏曲第75番ト長調 Op.76-1, Hob.III-75/弦楽四重奏曲第77番ハ長調 Op.76-3, Hob.III-77 「皇帝」/弦楽四重奏曲第79番ニ長調 Op.76-5 , Hob.III-79 「ラルゴ」/弦楽四重奏曲第76番ニ短調 Op.76-2, Hob.III-76 「五度」/弦楽四重奏曲第78番変ロ長調 Op.76-4, Hob.III-78 「日の出」/弦楽四重奏曲第80番変ホ長調 Op.76-6, Hob.III-80
ロンドン・ハイドンSQ【キャサリン・マンソン(Vn)、マイケル・グレヴィチ(Vn)、ジョン・クロカット(Va)、ジョナサン・マンソン(Vc)】

録音:2020年2月27日−3月3日、ポットン・ホール(サフォーク)
クラシカル・ボウ&ガット弦というピリオド・スタイルでの精緻なアンサンブル、演奏に使用する楽譜のエディションにも徹底的にこだわり、ハイドンのスペシャリストとして高評価を確立してきたイギリスの名カルテット、ロンドン・ハイドンSQ。2006年以降アムステルダム・バロック・オーケストラのリーダーを務めるスコットランドの名手キャサリン・マンソンが率い、幾度かのメンバー交代を経ながらも徹底したスタイルを貫いて堅実な評価を積み重ねてきたハイドン・シリーズ。
いよいよ全集の終わりが近づいてきたハイドン第9巻では、ハンガリーのエルデーディ伯爵に献呈され「エルデーディ四重奏曲」の名で愛される作品番号76の傑作四重奏曲セットを録音。
1799年に出版されたロングマン&クレメンティ社(ロンドン)アルタリア社(ウィーン)のエディションを使用。
CDA-68336
バッハ:イタリア協奏曲&フランス風序曲
イタリア協奏曲 BWV.971
フランス風序曲 BWV.831
カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」 BWV.992
カプリッチョ「ヨハン・クリストフ・バッハを讃えて」 BWV.993
マハン・エスファハニ(ハープシコード)

録音:2021年3月15日-17日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
マハン・エスファハニは、1984年テヘラン生まれのイラン系アメリカ人ハープシコード奏者。ハープシコード奏者として初めてBBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれた他、ボルレッティ=ブイトーニ財団賞受賞、2014年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞の「インストゥルメンタリスト・オヴ・ジ・イヤー」と2014年グラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートするという栄誉を、それぞれハープシコード奏者として初めて達成。2015年にはBBCミュージック・マガジンの「ニューカマー・オヴ・ジ・イヤー」に選ばれ、2015年と2017年にもグラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートしています。
16世紀〜17世紀イギリスのヴァージナリストたちの音楽という非常に硬派なプログラムから、王道のバッハ、そしてミニマル・ミュージックや現代音楽までの驚異的な広さのレパートリーを誇り、世界中に衝撃を与えてきたエスファハニ。これまで、レコード芸術「特選盤」、BBCミュージック・マガジン「インストゥルメンタル・チョイス」、グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」に選ばれ、ICMA(国際クラシック音楽賞)2019にもノミネートするなど、絶大な評価を得てきたエスファハニのバッハ第3弾は、「クラヴィーア練習曲第2巻」として出版された「イタリア協奏曲」と「フランス風序曲」。バッハ初期の名作「最愛の兄の旅立ちに寄せて」の説得力ある演奏も含め、解釈の豊かさと優れた学問的な洞察が融合したエスファハニのバッハにご注目ください! ブックレット(英、仏、独語/国内仕様盤は日本語訳付き)には、作品解説やハープシコード演奏における考察、楽譜の問題などに鋭く切り込んだエスファハニ自身によるエッセイが収録されています。
CDA-68337
イザーク:ミサ曲 「どうしたら楽しみを手に入れられるだろう」*
ジョスカン・デ・プレ:どうしたら楽しみを手に入れられるだろ
チンクエチェント〔テリー・ウェイ(C.T)、
アヒム・シュルツ(T)、
トーレ・トム・デニス(T)、
ティム・スコット・ホワイトリー(Br)、
ウルフリード・スターバー(Bs)〕、
ヤン・ペトリカ(T)*

録音:2020年1月6日−8日、マウアーバッハ教会(ウィーン)
ヨーロッパ各国(オーストリア、ベルギー、イギリス、ドイツ、スイス)のプロフェッショナルな歌手が集ったルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブルの最高峰、「チンクエチェント」。これまで、ジャン・リシャフォールやフィリップ・シェーンドルフ、フィリップ・デ・モンテ、ヤコブ・ルニャールなど、フランドル楽派を中心とするルネサンスの知られざるプログラムでアルバムを彩ってきたチンクエチェントの新録音は、ハインリヒ・イザーク!
同世代の巨匠ジョスカン・デ・プレのライバルでもあり、フィレンツェのロレンツォ・デ・メティチや神聖ローマ帝国のマクシミリアン1世に重用されるなどルネサンス全盛期に大きな影響力を持ちながらも、現代ではジョスカンの陰に隠れてしまっていたイザークのミサ曲とモテット集。ミサ曲 「どうしたら楽しみを手に入れられるだろう」(Missa Wohlauff gut Gsell)は、当時のポピュラー・ソング(恐らく元々はフランス語で、後に別のドイツ語のテキストが付けられた)の旋律を基にしたパロディ・ミサで、ジョスカン・デ・プレが同じ旋律を基に作ったポリフォニック・バージョンのモテット(Comment peult avoir joye?)でも知られています。1490年頃に4声のミサとして作曲された後に声部が拡張され、6声のミサ曲として完成したイザークのもっとも素晴しい作品の1つ。ゲスト・メンバーとして、ミサ曲ではポーランド出身のテノール、ヤン・ペトリカが参加しています。
CDA-68338

PCDA-68338
国内盤仕様
税込定価
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 パヴェル・コレスニコフ(P/ヤマハCFX)

録音:2019年12月16日−18日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
パヴェル・コレスニコフは、1989年ロシアのシベリアに生まれ、2012年には世界最高峰の賞金と音楽活動への手厚いサポートで知られるカナダの「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」で優勝。現在はイギリスを拠点に活動し、2014年〜2016年のBBCの「新世代アーティスト・スキーム」にも選出され、ピアノ王国ハイペリオンが絶大の信頼と期待を寄せる次世代のトップ・ピアニスト候補の一人です。
日本では2013年のデュメイ&関西フィルの公演においてエレーヌ・メルシエの代役を務め、2018年1月には日本初リサイタルも成功。2019年6月にもヤマハホールとサントリーホール チェンバーミュージック・ガーデンに出演し、日本でのファンを増やしてきました。
チャイコフスキー、ベートーヴェン、ショパンらの詩的で優雅な演奏、そしてバロック・レパートリーではピアノで弾く「ルイ・クープラン」というプログラムで聴衆を魅了してきたコレスニコフの最新アルバムは、なんとバッハの「ゴルトベルク変奏曲」が登場!
この謎めいた作品には子どものころから魅了されていながらも、最近までレパートリーに追加するこをと真剣に検討していなかったというコレスニコフですが、ベルギーの世界的ダンス・カンパニー"ローザス"の芸術監督を務める偉大なダンサー&振付師、アンネ・テレーザ・デ・ケースマーカー(アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル)とのコラボレーションで「ゴルトベルク変奏曲」を演奏し、その解釈を発展させていったという充実の作品です。今回の録音でもコレスニコフはYamaha CFSのピアノを選択。コンテンポラリー・ダンスとの共演から舞曲としての側面を磨き上げたコレスニコフの独創的な「ゴルトベルク変奏曲」をお楽しみください。
CDA-68339
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.85〜カール・ライネッケ:ピアノ協奏曲集
ライネッケ(1824-1910):ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 Op.72(1860)
ピアノ協奏曲第2番 ホ短調 Op.120(1872)
ピアノ協奏曲第4番 ロ短調 Op.254(1900)
サイモン・キャラハン(P)、
ザンクト・ガレンSO、
モデスタス・ピトレナス(指)

録音:2021年11月15日-18日、トーンハレ・ザンクト・ガレン(スイス)
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘・蘇演を行うハイペリオンの人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」。第85巻は、これまでにも様々な知られざる音楽に陽の目を当ててきたピアニスト、サイモン・キャラハンによるカール・ライネッケ(1824-1910)のピアノ協奏曲集です。
カール・ライネッケは幼い時からその才能を発揮し、12歳の時にはすでに公開演奏会を行っていました。その後ライプツィヒでメンデルスゾーンやシューマンに師事し、1860年にはライプツィヒ・ゲヴァントハウスOの楽長を務め、ブラームスの「ドイツ・レクイエム」の初演を指揮しています。また教育者としても優秀であったライネッケは、ライプツィヒ音楽院の院長も務めており、グリーグやブルッフ、ヤナーチェクなどの門下生がいました。現在では「フルート協奏曲」以外あまり演奏されないライネッケですが、彼が作曲したバッハ、モーツァルト、ベートーヴェンなどのピアノ協奏曲のカデンツァが知られています。
CDA-68340
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲第1番変ホ長調 Op.107
チェロ協奏曲第2番ト長調 Op.126
アルバン・ゲルハルト(Vc)、
ユッカ=ペッカ・サラステ(指)
ケルンWDRSO

録音:2018年11月6日−9日、フィルハーモニー・ケルン(ドイツ)
アリーナ・イブラギモヴァの「ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲集」(PCDA68313)がさっそく話題を呼んでいるイギリスのハイペリオン(Hyperion)より、今度はショスタコーヴィチの2つのチェロ協奏曲録音も登場!
ロストロポーヴィチに捧げられた20世紀に屹立する偉大なチェロ協奏曲を弾くのは、ドイツ・チェロ界の新皇帝、アルバン・ゲルハルト。1969年にベルリンの音楽一家に生まれたアルバン・ゲルハルトは、8歳でピアノとチェロを始め、20歳の時からチェロ奏者としてのキャリアを歩み、1991年にベルリン・フィル&セミヨン・ビシュコフと共演して以来、国際的なキャリアを築き、コンサート・ホールでの公演に加え、学校、病院、公共スペースなどでの演奏にも情熱を注いでいます。
共演は、ケルンWDRSOとともにHyperion初登場となるユッカ=ペッカ・サラステ。スコットランド室内管、フィンランド放送響、トロント響、BBC響、オスロ・フィル、ラハティ響など、フィンランドと世界の一流オーケストラで主要ポストを務め、2010年から2019年までドイツの名門WDRSOで首席指揮者を担ったフィンランドの名匠です。
CDA-68341
ラヴ・ソングズ
シューマン(編曲:リスト):愛の歌 「ロベルト・シューマンの献呈」 S566
シューマン(編曲:ゴドフスキ):あなたは花のようだ Op.25の24
シューマン(編曲:リスト):春の夜 ― ロベルト・シューマンのリート S568
シューベルト(編曲:リスト):セレナード 「ささやかな祈り」(第2版) S560-7
シューベルト(編曲:ジェラルド・ムーア):音楽に寄せて D547/R・シュトラウス(編曲:ギーゼキング):心地良い幻影 Op.48-1
R・シュトラウス(編曲:レーガー):明日! Op.27-4、夜の逍遙 Op.29-3、万霊節 Op.10-8、ツェツィーリエ Op.27-2
グルック
(編曲:ケンプ):オルフェオの嘆きと精霊の踊り(歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より)
シュテルツェル(編曲:ヒューイット):あなたが私とともにいるのなら(「ディオメデス」より)
マーラー(編曲:ヒューイット):アダージェット:非常に遅く(交響曲第5番 嬰ハ短調より)
グリーグ
:最後の春 Op.34-2、あなたを愛しています Op.41-3
フォーレ(編曲:グレインジャー):ネル Op.18-1
ファリャ(編曲:ハルフテル):「7つのスペイン民謡」より 〔第3番アストゥリアス地方の歌、第4番ホタ、第5番 子守歌、第6番歌、第7番ポロ〕
ガーシュウィン(編曲:グレインジャー):ラヴ・ウォークト・イン
グレインジャー(編曲:ジロティ):デリー州のアイルランド民謡(ロンドンデリーの歌)
アンジェラ・ヒューイット(P)

録音:2020年11月26日−30日、マリーエンミュンスター文化財団(ドイツ)/※使用楽器:ファツィオリ
鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットのニュー・アルバムは、シューベルト、シューマン、シュトラウス、ガーシュウィンなどが書いたラヴ・ソングからのピアノ・トランスクリプション集という注目プログラムが登場! これまでヒューイットはこういった様々な作曲家のコンピレーション的アルバムは録音してこなかったため意外にも思われるかもしれませんが、実はこの「ラヴ・ソング・トランスクリプション」の録音のアイディアは20年以上前に思いついていたとのこと。当時のハイペリオンのプロデューサー(兼創設者)のテッド・ペリーも好意的でしたが、テッド亡き後は他のレパートリーの追求やワールド・ツアーに終われ、そのアイディアを実現する時間が見つけられずにいました。そして、2020年のCOVID-19のパンデミックによって数か月先のコンサートまでが一夜にして消え去り、代わりに自宅の孤独の中で自身のアイディアを研究しこの録音をまとめるために何時間も費やす機会が与えられました。こうして実現した、ヒューイットが親密に紡ぐ珠玉のトランスクリプション集。マーラーの「アダージェット」と、アンナ・マクダレーナ・バッハのための音楽帳に収録されたBWV.508としても知られるシュテルツェルのアリア「あなたが私とともにいるのなら」は、アンジェラ・ヒューイット自身の編曲です。
CDA-68342
ヴォルデマール・バルギール(1828-1897):ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲 第1番ヘ長調 Op.6
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 Op.20
レオノーレ・ピアノ三重奏団

録音:2021年2月、ヘンリー・ウッド・ホール(イギリス、ロンドン)
ロマン派の知られざる名作を掘り起こすイギリスの俊英トリオ、レオノーレ・ピアノ三重奏団!これまでアレンスキー、ラロ、タネーエフ&リムスキー=コルサコフ、ピクシス、パリー、リトルフと続いてきた彼らのディスコグラフィに新たに加わるのは、クララ・シューマンの異父弟にしてブラームスの親友でもあった、ヴォルデマール・バルギール(1828-1897)のピアノ三重奏曲!

1828年、ドイツ・ベルリンで生まれたバルギールは、18歳の時にメンデルスゾーンの推薦とシューマン夫妻の支援を受けライプツィヒ音楽院に入学、そこでピアノをモシェレスに、作曲をニルス・ゲーゼとユリウス・リーツに師事します。バルギールの才能はシューマンによって重要視されたほか(シューマンは自身の管弦楽作品のピアノ連弾用編曲をバルギールに依頼しています)、ブラームスからも高く評価されました。お互いの作品について語り合い、時には批評し合う関係となったバルギールとブラームスは、協力してショパンとシューマンの作品校訂に取り組んだことでも知られています。

ベートーヴェンの交響曲第9番とよく似たスケルツォ主題を持つピアノ三重奏曲第1番は、出版時に有益な助言を与えてくれたシューマンに「深い尊敬の念」を込め献呈されています。その約6年後に作曲された第2番は、恩師ユリウス・リーツに捧げられました。どちらも工夫が凝らされ、親しみやすい旋律がふんだんに用いられた、魅力あふれる作品となっています。
CDA-68343
ブルッフ:ピアノ三重奏曲
ピアノ三重奏曲ハ短調 Op.5*
4つの小品 Op.70+/ロマンス Op.85#
弦楽四重奏曲第2番ホ長調 Op.10$
ナッシュ・アンサンブル〔ステファニー・ゴンリー(Vn)*$、ジョナサン・ストーン(Vn)$、ローレンス・パワー(Va)#$、エイドリアン・ブレンデル(Vc)+*$、サイモン・クロフォード=フィリップス(P)+*#〕

録音:2020年9月28日−30日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
1964年創立、世界トップレベルの名手たちを擁し、ロンドンのウィグモア・ホールのレジデント・チェンバー・アンサンブルを務めるナッシュ・アンサンブル。多様な編成を駆使し、300超の世界初演を含む様々なスタイルの音楽を録音・演奏し、英国最高のアンサンブルの1つとして注目を集めています。
今回のアルバムでは、ステファニー・ゴンリー(vn)、ジョナサン・ストーン(vn)、ローレンス・パワー(va)、エイドリアン・ブレンデル(vc)、サイモン・クロフォード=フィリップス(p)と、それぞれがソリストとしても多彩に活動する名手5人が参加。ピアノ三重奏、弦楽四重奏、チェロとピアノ、ヴィオラとピアノなど様々な編成で、ブルッフの魅惑的な室内楽作品をレコーディング。ブラームスとドヴォルザークの呼び声が遥かに聞こえる魅惑のレパートリーで、ヴァイオリン協奏曲だけではない、知られざるブルッフの魅力を多くのリスナーへと届けます。
CDA-68345
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.86〜テレフセン:ピアノ協奏曲集
トマス・テレフセン(1823-1874):ピアノ協奏曲第1番ト短調 Op.8、
 ピアノ協奏曲第2番へ短調 Op.15
フリードリヒ・カルクブレンナー:嵐によって中断されポロネーズが後に続く大行進 Op.93
ハワード・シェリー(P&指揮)、
ニュルンベルクSO

録音:2022年12月14日-16日(ニュルンベルク、ドイツ)
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘・蘇演を行うハイペリオンの人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」。第86巻で取り上げられたのは、ノルウェー生まれのピアニストで作曲家の、トマス・テレフセン(1823-1874)のピアノ協奏曲。
10代の終わりからパリに移ったテレフセンは、このシリーズにも度々登場し今作にも長大な演奏会用作品「嵐によって中断されポロネーズが後に続く大行進」が収録されている、フリードリヒ・カルクブレンナーから幾度か学んでいます。また、1844年から1847年にかけては、定期的にショパンに師事し、交友関係を持ちました。ショパンとの関係は、テレフセンの作曲様式にも大きく影響しています。
CDA-68346
ベートーヴェン:変奏曲集
創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.80
創作主題による6つの変奏曲ヘ長調 Op.34
「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガ Op.35
パイジエッロの歌劇 「水車小屋の娘」より アリア「田舎の愛ほど美しいものはない」による9つの変奏曲 WoO.69
パイジエッロの歌劇 「水車小屋の娘」より 二重唱「もはや私の心には感じない」による6つの変奏曲 WoO.7
「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による7つの変奏曲 WoO.78
「ルール・ブリタニア」による5つの変奏曲 WoO.79
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオリ)

録音:2020年1月27日−30日、ベルリン・イエス・キリスト教会(ドイツ)
2020年2月、アンジェラ・ヒューイットが長年愛用してきたファツィオリのピアノが事故によって修復不可能な損傷を受けるという悲しいニュースが報じられました。イタリアの新興ピアノ・メーカーFazioliのピアノに出会い、その素晴らしさを世界に広めてきたアンジェラ・ヒューイットが、2003年以降はヨーロッパでのすべてのレコーディングで使用してきたという愛器でした。この衝撃的な事故の直前に録音されていた最新アルバム、ベートーヴェンの変奏曲集がついに発売となります。
「エロイカ変奏曲」や「創作主題による32の変奏曲」を中心に、現在のイギリス国歌「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」やイギリスの愛国歌「ルール・ブリタニア」の主題による作品など、比較的あまり知られていない変奏曲も収録した、ヒューイットのベートーヴェン生誕250周年記念アルバム。ハンマー交換などのリフォームを終え、最高の状態にあったファツィオリ・ピアノ、そしてファツィオリと同じくヒューイットの録音を長年支え続けてきた名エンジニア、ルドガー・ベッケンホフによる万全のサポートで、彼女が思い描いた自由で自然なベートーヴェンを実現しています。軽快なリズム、勇壮なテーマ、慈愛に満ちたメロディーなど、変奏ごとに豊かに彩られる至福の変奏曲集にご期待ください。

このアルバムは、私自身のピアノ「ファツィオリF2781009」を使ってHyperionに行った数多くのレコーディング(2003年の10月以来、他のファツィオリを使った2点を除く、すべてのレコーディング)の、最後の1点です。この変奏曲集の録音セッションが終わった時、運送業者がふとしたはずみでこのピアノを落としてしまい、早すぎる最期を迎えることになったのです。この損失は壊滅的だった。というのも、私はこのピアノをとても愛しており、このピアノは私がやってほしいと思うことをすべてやってくれたからです。このレコーディングが、常に音楽に見事に奉仕してくれたそのきわめて幅広い色彩の、あかしとなってくれることを願っています。−アンジェラ・ヒューイット(日本語訳:SOREL)
CDA-68344
メンデルスゾーン:ピアノ独奏作品全集Vol.5
厳格な変奏曲ニ短調 Op.54
6つの子供の小品 Op.72 「クリスマスの小品集」
2つの子供の小品(1842)
変奏曲変ホ長調 Op.82
ゴンドラの歌イ長調 WoO.10
無言歌ヘ長調(c.1841) 「An Fraulein Doris Loewe」
歌 ニ長調(1843)
変奏曲変ロ長調 Op.83
3つの前奏曲 Op.104a
3つの練習曲 Op.104b
無言歌集第6集 Op.67
ハワード・シェリー(P)

録音:2019年11月21日−23日、殉教者聖シラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
膨大なレパートリーを誇り、ピアニスト、指揮者の両面で活躍するイギリスの名匠、ハワード・シェリーが鋭意取組中のプロジェクト。あまり馴染みのない作品も含めたメンデルスゾーンのピアノ独奏作品を体系的に探求するシリーズの第5巻。
「無言歌集第6集」や「クリスマスの小品集」、作品104の前奏曲&練習曲に、作品番号のないいくつかの小品を組み合わせ、不当に無視されてきたメンデルスゾーンのピアノ作品の魅力に光を当ててゆきます。
CDA-68347

PCDA-68347
国内盤仕様
税込定価
ゲレーロ:マニフィカト、哀歌、カンシオン集
第4旋法によるマニフィカト
ようこそ, いと聖なる乙女(アヴェ・ヴィルゴ・サンクティッシマ)
主よ, なんと悲しいことか/哀歌集
Beatus Achacius oravit(祝福されしアチャシウスの祈り)
神聖で不可侵な
8声のレジナ・チェリ
天の主を褒めたたえよ(ラウダーテ・ドミヌム・デ・カエリス)
宗教的カンシオンとビリャネスカ集より
エル・レオン・デ・オロ、
ピーター・フィリップス(指)

録音:2019年10月25日−27日、サン・サルバードル・デ・コルネッジャーナ王立修道院教会(アストゥリアス、スペイン)
「エル・レオン・デ・オロ」は、マルコ・アントニオ・ガルシア・デ・パスが創設し2017年には20周年を迎えているスペインの合唱団。2014年ロンドン国際ア・カペラ合唱コンクール最優秀賞や、スペイン・クラシック音楽祭協会の「Circuitos FestClasica 2020 award」の古楽部門など、多くの賞を受賞してきた実力派です。世界最高峰のポリフォニー・グループ、タリス・スコラーズの創設者兼ディレクターとして名声を誇り、日本を含む世界各地でマスタークラスや合唱ワークショップを開いているピーター・フィリップスがエル・レオン・デ・オロの名誉指揮者を務めており、毎年タリス・スコラーズとのコラボレーションなども行っています。
そんな名匠ピーター・フィリップスとエル・レオン・デ・オロによるレコーディング第2弾は、スペイン・ルネサンスの巨匠の一人、フランシスコ・ゲレーロ(1528−1599)の音楽。マニフィカトやエレミヤの哀歌などラテン語によるポリフォニーから、スペイン語によるカンシオン&ヴィリャネスカまでの幅広いプログラムで、スペイン・ポリフォニーの黄金時代の歴史においては偉大な同胞ビクトリアの陰に隠れていたゲレーロの正当な評価を確立してゆきます。
CDA-68348

PCDA-68348
国内盤仕様
税込定価
ジェズアルド:テネブレ・レスポンソリア
トマス・タリス(c.1505-1585):エレミアの哀歌T、エレミアの哀歌U
ジュディス・ビンガム(b.1952):ウォッチ・ウィズ・ミー
カルロ・ジェズアルド(c.1561-1613):聖木曜日のためのテネブレ・レスポンソリア
ジョアンナ・ウォード(b.1998):キリストは我らのために
ジェズアルド・シックス〔ガイ・ジェームズ(C.T)、アンドルー・レスリー・クーパー(C.T)、ジョゼフ・ウィックス(T)、ジョシュ・クーター(T)、マイケル・クラドック(Br)、サミュエル・ミッチェル(Bs)〕、オワイン・パーク(指,Bs)

録音:2020年8月11日-13日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
2014年に設立されたルネサンス・ポリフォニーを専門とするイギリスの若き男声ア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス」。ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャン。ケンブリッジ・トリニティ・カレッジとウェルズ大聖堂のシニア・オルガン・スカラーを務め、その作品は既にテネブレやケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ウェルズ大聖堂合唱団によって録音されており、歌手としてはテネブレのアソシエイト・アーティストとして活動、ポリフォニーやダニーデン・コンソートの演奏にも参加しています。
今作ではいよいよアンサンブルの名にもなっているカルロ・ジェズアルドの大作《聖木曜日のためのテネブレ・レスポンソリア》を中心に据え、トマス・タリスの傑作「エレミアの哀歌」、そして2人の現代作曲家による21世紀の短いモテットを並行して演奏するという、ジェズアルド・シックスならではの緻密なリサイタルを敢行。Hyperionレーベル2022年3月新譜の「レコード・オヴ・ザ・マンス」にも選定されています。「テネブレ・レスポンソリア」は、ジェズアルドが作曲した宗教音楽の中では最も知られた作品のひとつで、「テネブレ」とは復活祭前週の最後の3日間に行う、キリストの受難を記念した朝課(真夜中または夜明けの祈り)と賛歌を意味します。
前作の「ジョスカンの遺産」(PCDA68379)では、レコード芸術「特選盤」、グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」に選ばれるなど大好評を博したジェズアルド・シックス。今作も大注目盤です!
CDA-68349
ザ・フロランタン・ルネサンス〜デュファイ、バンショワ、イザーク

「1430年代〜1450年代:デュファイとバンショワ」 〜デュファイ(1397-1474):若々しいバラの花 / ここは畏るべきところ/デュファイ(?)(聖歌):Nuper almos rosae flores
デュファイ:Salve flos Tuscae gentis / Vos nunc Etruscae iubeo / Viri mendaces、Vanne mio core 'Va t'en mon cueur'
ジル・バンショワ(c.1400-1460):Vanne mio core 'Pour prison'
デュファイ
:Mirandas parit haec urbs Florentina
「1460年代〜90年代:ロレンツォ・デ・メディチ、イザークとサヴォナローラ」 〜 作者不詳::Hora mai che fora son'、Quando riguardo el nostro viver rio
作者不詳/イザーク(c.1450-1517)(?):Canto de' profumi Sian galanti di Valenza、Canto dello zibetto、O maligno e duro core
作者不詳::Ben venga maggio
イザーク:Prophetarum maxime、Trionfo delle dee "Ne piu bella di queste",Corri, Fortuna、Lasso quel ch'altri fugge、Quis dabit capiti meo aquam?
作者不詳:Ora mai sono in eta、Che fai qui core?、Viva, viva in nostro core
イザーク
:Quis dabit pacem populo timenti?
オルランド・コンソートマシュー・ヴェンナー(C.T)、
マーク・ドーベル(T)、
アンガス・スミス(T)、
ドナルド・グレイグ(Br)〕

録音:2020年1月8日-9日&11月27日、洗礼者聖ヨハネ教区教会(ラフトン、エセックス)
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。
7巻に及ぶギヨーム・ド・マショーの録音プロジェクトでも注目を浴びてきたオルランド・コンソートの新録音は、「フロランタン(フィレンツェの)・ルネサンス」。1430年代のコジモ・デ・メディチの庇護から、1490年代のサヴォナローラの時代まで、15世紀フィレンツェの宗教的&世俗的プログラムで、この時代の文化的・芸術的な視点の移り変わりを歌います。
CDA-68350
ダヴ、ウィア、マーティン:合唱作品集
ジョナサン・ダヴ(b.1959):光の巨大な海、ミサ・ブレヴィス、鷲のように翼をはってのぼることができる
ジューディス・ウィア(b.1954):まことの光、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない、よく聞いておくがよい
マシュー・マーティン(b.1976):汝の寺院の中に、ウェストミンスター・サーヴィス(ウェストミンスター寺院の典礼音楽)〔マニフィカト、ヌンク・ディミッティス〕、わが魂はかわいているように神を慕い、おお夜明けよ、見よ,主をほめよ
ウェストミンスター寺院聖歌隊、
ジェームズ・オドンネル(指)、
ピーター・ホルダー(Org)

録音:2020年3月12日&13日、11月30日&12月1日、ウェストミンスター寺院(ロンドン)
かつてウェストミンスター大聖堂聖歌隊の音楽監督としても活躍した名合唱指揮者、ジェームズ・オドンネルとウェストミンスター寺院聖歌隊が贈る、現代イギリスの合唱作品集。2002年から2019年にかけて書かれたこれらの作品の多くは、ウェストミンスター寺院の聖歌隊のために特別に書かれたもので、とりわけ合唱音楽の分野で活躍する3人の現役イギリス人作曲家、ジョナサン・ダヴ、ジューディス・ウィア(ジュディス・ウィアー)、マシュー・マーティンが、時代ごとに移り変わるア・カペラやオルガン付きの合唱音楽を現代的なイラストで、鮮やかに、そして力強く表現しています。
世界遺産にも指定されている英国国教会の教会、ウェストミンスター寺院の聖歌隊は、30名の少年合唱と12名のプロの成人歌手からなる合唱団で、教会聖歌隊の最高峰として知られており、長年に亘って典礼や祝典の場で国際的に重要な役割を果たしています。
CDA-68351(2CD)
ショパン:夜想曲全集
夜想曲第1番変ロ短調 Op.9-1/夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2/夜想曲第3番ロ長調 Op.9-3/夜想曲第4番ヘ長調 Op.15-1/夜想曲第5番嬰ヘ長調 Op.15-2/夜想曲第6番ト短調 Op.15-3/夜想曲第7番嬰ハ短調 Op.27-1/夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2/夜想曲第9番ロ長調 Op.32-1/夜想曲第10番変イ長調 Op.32-2/夜想曲第11番ト短調 Op.37-1/夜想曲第12番ト長調 Op.37-2/夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1/夜想曲第14番嬰ヘ短調 Op.48-2/夜想曲第15番ヘ短調 Op.55-1/夜想曲第16番変ホ長調 Op.55-2/夜想曲第17番ロ長調 Op.62-1/夜想曲第18番ホ長調 Op.62-2/遺作&偽作 〜 レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ 嬰ハ短調 「夜想曲」 KKIVa/16/夜想曲ホ短調 Op.72-1/夜想曲ハ短調 KKIVb/8(おそらくシャーロット・ド・ロスチャイルド作)/ラルゲット 嬰ハ短調 「忘れられた夜想曲」 KKAnh.Ia/6(作者不詳)/夜想曲第2番変ホ長調 Op9-2b(ショパンによる追加装飾)
スティーヴン・ハフ(P)

録音:2020年7月18日−23日、クイーン・エリザベス・ホール(ロンドン)
イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフは、4つのグラミー賞ノミネート、2つの"Record of the Year"を含む8つのグラモフォン賞受賞を誇る、ピアノ王国ハイぺリオンを代表するピアニストです。
2011年にリリースされ、英グラモフォン賞にノミネートされた「ワルツ全集」(CDA67849)以来となる、スティーヴン・ハフのショパン・アルバム。その華麗な特徴を「これまでに書かれた最高の歌劇・アリアのいくつか」とハフが表現するショパンの夜想曲集が登場! 19世紀前半ロマン主義の開花を反映する詩的で抒情的なセットを、ハフの歌うような素敵なアプローチで収録しています。
CDA-68355
スクリャービン:マズルカ集
10のマズルカ Op.3
9つのマズルカ Op.25
2つのマズルカ Op.40
マズルカ ヘ長調 WoO 16
マズルカ ロ短調 WoO15
アンドレイ・ググニン(P)

録音:2020年10月27日-29日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
1987年ロシア生まれの新鋭ピアニスト、アンドレイ・ググニンのHyperionレコーディング第3弾!
ググニンは2013年ウィーンのベートーヴェン国際コンクール第2位、2014年ジーナ・バッカウアー国際コンクール優勝、2016年シドニー国際コンクール優勝という輝かしい経歴を誇り、ゲルギエフ&マリインスキー劇場などと共演。2019年に行われたチャイコフスキー国際コンクールでは特別賞も受賞し、その年の5月と9月に二度の来日公演を成功させました。
そして今回アンドレイ・ググニン、母国ロシアの作曲家スクリャービンのマズルカ集が登場です。マズルカはポーランドの民族舞踊ですが、それを芸術の域まで発展させたのは言わずと知れたショパンでした。幼少期からショパンの音楽が大好きだったスクリャービンは、その影響もありロシアの作曲家の中でも多数のマズルカを作曲したことでも知られています。他にもバラキレフ、グリンカ、チャイコフスキー、ボロディンといったロシアの作曲家がマズルカを作曲しており、それらのいわゆるロシアのマズルカの影響も受けていると思われます。そのように母国の音楽にも根付いている作品をググニンが、持ち前の硬派なピアニズムで奏でます。
レコード芸術「特選盤」やBBCミュージック・マガジン「レコーディング・オヴ・ザ・マンス」に選ばれたショスタコーヴィチ・アルバム(PCDA68267)でロシア音楽に対する高い評価を得たググニンの腕が冴えわたる、スクリャービンのマズルカ集にご期待ください!
CDA-68357
ヴィヴァルディ&ピアソラ:四季(マンドリン版)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ヘ短調「冬」 RV297
ピアソラ:ブエノスアイレスの冬
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調「春」 RV269
ピアソラ:ブエノスアイレスの春
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ト短調「夏」 RV315
ピアソラ:ブエノスアイレスの夏
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ヘ長調「秋」 RV293
ピアソラ
:ブエノスアイレスの秋
ディオン、ハープシコード、指揮)、
シンフォニエッタ・ライプツィヒ

録音:2021年3月24日-26日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス 大ホール(ドイツ)
イスラエル出身のマンドリン奏者、ジェイコブ・ルーヴェンがヴィヴァルディの「四季」と、タンゴの語法にヴィヴァルディの引用を巧みに織り込んだピアソラの「四季」を組み合わせたアルバムでHyperionデビュー!ベエルシェバ音楽院とエルサレム音楽舞踊アカデミーで学んだルーヴェンはバロックから現代音楽まで幅広い音楽的視野を持ち、圧倒的な技巧と妥協を許さない演奏で聴衆を魅了。既に多くの国際音楽祭に出演し、ズービン・メータ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチといった著名な指揮者やオーケストラと共演しているほか、イスラエル・マンドリン・ソロイスツやケルマン・クヮルテットのメンバーとしてトッププレイヤーの地位を確立。現在最も人気のあるヴィルトゥオーゾの一人として高く評価されています。
この「四季」アルバムでルーヴェンの演奏を好サポートしているのは同じくイスラエル出身で、ファンホ・メナに代わり2019/2020シーズンからBBCフィルハーモニックの首席指揮者に就任した若きホープ、オマー・メイア・ウェルバー。シンフォニエッタ・ライプツィヒの指揮に加え、アコーディオン、ハープシコードの演奏でも参加。主役のマンドリンを引き立てます。
ルーヴェンが使用する楽器は世界的に有名なイスラエルのマンドリン職人、アリク・ケルマン氏に特注したもの。ケルマン氏の作るマンドリンは世界中に模倣品が出回るほど画期的で完成度の高い楽器といわれ、ルーヴェンも「長年にわたり、多くのマンドリン奏者や製作者に出会い、世界各地の数多くのマンドリンで演奏してきました。しかし、アリク・ケルマン氏のマンドリンが生み出す可能性や音の陰影に匹敵する楽器には出会ったことがない。」と絶賛します。
他の弦楽器に比べ注目されることの少ないマンドリンが秘めた魅力を、ルーヴェンがHyperionの大舞台で解き明かします。
CDA-68358
クリスマスの秘宝
スウェーリンク:今日, キリストが生まれた
ジョヴァンニ・ガブリエリ:おお, 大いなる神秘
聖歌:アレルヤ 「聖なる日は」
ハンス・レオ・ハスラー:肉体となりたまいしみ言葉はまことのパンを
ジャン・ムートン:処女なる御母は
ザムエル・シャイト:ベツレヘムに幼な子生まれぬ
ゲレーロ
:羊飼いらは互いに言った
ラッスス:賛美のうちに歌わん
ビクトリア:おお, 大いなる神秘
ビクトリア:救い主のうるわしき母(5声)
パレストリーナ:立て、輝け、エルサレムよ
ラッスス:サバの民よ
ジョン・シェパード:タルシスと島々の王らは
クレメンス・ノン・パパ:東方より博士たちが
タリス
:御母の奇跡をみよ
ロンドン・オラトリー・スコラ・カントルム少年cho
チャールズ・コール(ディレクター)

2020年3月16日&19日−20日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
CDA-68359
スペインの秘宝
ゲレーロ:レジナ・チェリ(8声)、
 おお, 主イエス・キリストよ、めでたし, いと聖なる乙女、
 おお, 聖なる饗宴よ
ベルナルディーノ・デ・リベーラ:ディミッテ・メ・エルゴ
モラレス
:日々過ちを犯す私を
メルチョ−ル・ロブレ−ド:サルヴェ・レジナ
フアン・エスキベル:われは命の糧なり
セバスティアン・デ・ビバンコ:いと優しきマリア
ビクトリア:アヴェ・マリア(4声)、アヴェ・マリア(8声)
おお, なんと栄えあることか
アロンソ・ロボ:わがハープは悲しみの音に変わり、おお, なんと甘美な
ロンドン・オラトリー・スコラ・カントルム少年cho、
チャールズ・コール(ディレクター)

録音:2017年11月16日−17日&20日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)
1996年に設立されたロンドン・オラトリー・スクールの聖歌隊、ロンドン・オラトリー・スコラ・カントルムがHyperionに初登場。ルネサンス・ポリフォニーの偉大なる遺産を紹介する「Sacred treasures」シリーズとして、「クリスマス」と「スペイン」の2タイトルが一挙リリース。 ロンドン・オラトリー・スコラ・カントルムは、7歳から18歳のカトリックの少年たちが公的な教育制度の中で高度な合唱教育の機会を享受し、毎週土曜日の典礼と主要な祝祭日でミサを歌いながら、アメリカとヨーロッパの演奏ツアーや多くのレコーディングに参加しています。
CDA-68363
シューマン:アラベスク ハ長調 Op.18
クライスレリアーナ Op.16
幻想曲 ハ長調 Op.17
スティーヴン・ハフ(P)

録音:2020年4月24日−26日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフは、4つのグラミー賞ノミネート、2つの"Record of the Year"を含む8つのグラモフォン賞受賞を誇る、ピアノ王国ハイぺリオンを代表するピアニストです。
前作では、自作のピアノ・ソナタ第4番とショパン、リスト、バッハ、グノーなどの作品を組み合わせたコンセプト・アルバム「はかなき人生」(PCDA-68260/CDA-68260)でレコード芸術特選盤、英グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」などに選ばれたハフですが、注目の新アルバムでは、ロベルト・シューマンの音楽に真正面から対峙!
20代後半のシューマンの複雑な私生活の変遷(クララ・ヴィークとの婚約と彼女の父親からの猛反対)が反映され、クララへの愛情や文芸的インスピレーションが色濃く表れた作品番号16〜18の3つのピアノ曲、「クライスレリアーナ」、「アラベスク」、「幻想曲」。ロマン派ピアノ文学を最高の状態で表現したこれらの傑作を、作品の内面に鋭く生きる表現力、そして2つの小説を出版するなど文学的才能も持ち合わせたスティーヴン・ハフの優れた芸術性でお贈りします。
CDA-68364
ハイドン 弦楽四重奏曲集 Op.42, 77& 103
弦楽四重奏曲 ニ短調 Op.42
弦楽四重奏曲 ト長調 Op.77-1
弦楽四重奏曲 ヘ長調 Op.77-2
弦楽四重奏曲 ニ短調 Op.103
タカーチSQ〔エドワード・ドゥシンベア(Vn1)、ハルミ・ローズ(Vn2)、リチャード・オニール(Va)、アンドラーシュ・フェイェール(Vc)〕

録音:2021年4月、ローン・ツリー・アーツ・センター(アメリカ、コロラド)
グラミー受賞ヴィオリスト、リチャード・オニールが参加した新体制によるタカーチSQのハイドン!1975年にブダペストのフランツ・リスト音楽院の学生であったガボル・タカーチ=ナジらによって結成され、1977年エヴィアン国際弦楽四重奏コンクールで一等賞と批評家賞を獲得し国際的な注目を浴び、ポーツマス、ボルドー、ブダペスト、ブラティスラヴァ等多くのコンクールで優勝してきた世界最高峰のSQのひとつ、タカーチSQ。2020年6月には、グラミー賞受賞(+3度のノミネート)で知られる世界的ヴィオリスト、リチャード・オニールが新たなメンバーとして加わり、新体制となりました。
Hyperionレーベル移籍後のハイドンの弦楽四重奏曲は、過去にOp.71(CDA-67793)とOp.74(CDA-67781)をリリースしていますが、新体制ではこれが初。本作は「ロプコヴィッツ四重奏曲」として知られるOp.77の2曲と、老ハイドンの衰えぬ創意を物語る晩年のOp.103(最後の弦楽四重奏曲、未完)、そして短いながらも豊かな内容を持つOp.42の4作品を収録しています。過去作のハイドンは弦楽器の専門誌『The Strad』で非常に高く評価されており、新体制でのアプローチにも期待が高まります。
CDA-68365
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番&楽興の時
ピアノ・ソナタ第1番ニ短調 Op.28/前奏曲ニ短調 Op.posth/破片(Oskolki)/東洋のスケッチ/ヌンク・ディミッティス(「晩祷」より/作曲者自身の編曲による独奏ピアノ版)/楽興の時 Op.16
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2020年12月2日-4日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
スコットランド出身、1991年のクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝、1997年のニューヨーク・ナウンバーグ国際ピアノ・コンクール優勝を果たし、ピアノ王国ハイペリオン(Hyperion)を代表するピアニストの一人として活躍する、スティーヴン・オズボーン。
レコード芸術特選盤を獲得し、グラモフォン賞ノミネート、BBCミュージック・マガジン賞器楽部門賞受賞を果たしたプロコフィエフの戦争ソナタ集(PCDA-68298/CDA-68298)以来、約2年ぶりとなるソロ・アルバムはラフマニノフ!
ゲーテの「ファウスト」を題材としたピアノ・ソナタ第1番とラフマニノフの華麗な技巧や表現力が昇華された6つの「楽興の時」をメインに、ラフマニノフ自身が編曲した「晩祷」からの1曲や、ロシアを離れる前のラフマニノフが1917年に書いた3つの作品から、「東洋のスケッチ」と「Oskolki」(英語で「Fragments」のタイトルから誤解されやすいが、断片的な作品ではなく、ロシア語の「Oskolki」は例えば壊れた鏡の破片などを意味する言葉)を加えた興味深いプログラミング。
オズボーンのラフマニノフといえば、2018年にリリースされた「音の絵」(CDA-68188)ではグラモフォン誌で「ラフマニノフ・ファンには見逃せない(Rachmaninov fans won’t want to miss this)」と絶賛され「Editor's Choice」を獲得、ライムライト・マガジン「Recordings of the Year2018」にもノミネートし、2014年リリースの「メトネル&ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ集」(PCDA-67936/CDA-67936)はグラモフォン誌「Editor's Choice」&BBCミュージック・マガジン「Instrumental Choice」に選定。2009年にリリースされた「24の前奏曲」(CDA-67700)でもグラモフォン賞にノミネートするなど毎回安定した高評価を維持しており、オズボーンの素晴しき集中力と繊細な表現力が活かされる「ピアノ・ソナタ第1番&楽興の時」にも期待が高まります。
CDA-68366(2CD)
パガニーニ:24のカプリス Op.1
CD 1 〜 第1番ホ長調 アンダンテ/第2番ロ短調 モデラート/第3番ホ短調 ソステヌート - プレスト/第4番ハ短調 マエストーソ/第5番イ短調 アジタート/第6番ト短調 (アダージョ)/第7番イ短調 ポサート/第8番変ホ長調 マエストーソ/第9番ホ長調 アレグレット/第10番ト短調 ヴィヴァーチェ/第11番ハ長調 アンダンテ - プレスト/第12番変イ長調 アレグロ/CD 2〜第13番変ロ長調 アレグロ/第14番変ホ長調 モデラート/第15番ホ短調 ポサート/第16番ト短調 プレスト/第17番変ホ長調 ソステヌート - アンダンテ/第18番ハ長調 コレンテ:アレグロ/第19番変ホ長調 レント - アレグロ・アッサイ/第20番ニ長調 アレグレット/第21番イ長調 アモローゾ/第22番ヘ長調 マルカート/第23番変ホ長調 ポサート/第24番イ短調 主題と変奏:クアジ・プレスト
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)

録音:2020年5月18日−19日&31日、6月1日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
音楽の神ミューズに愛されたヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ。ハルトマンの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&組曲、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ、イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタに続く新たな無伴奏プログラム。1挺のヴァイオリン、4本の弦によって可能な技術的限界を試し、何世代にもわたるヴァイオリニストたちに究極の試練を与えてきたパガニーニの「24のカプリス Op.1」のレコーディングが実現。HyperionはこのパガニーニOp.1の録音を以前からアリーナに提案してきたものの、スケジュールの都合上、作品に対峙する時間が無く先送りが続いていました。しかし今回、新型コロナ禍におけるロックダウンにより時間的余裕を得たアリーナが遂に提案を受け入れ、録音を決断しました。「これらの作品に隠れる場所はなく、練習の近道もない」と語ったアリーナ・イブラギモヴァが、この機会に真摯に取り組み磨き上げたパガニーニ。ピンと張り詰めたレコーディング・スタジオの空気に、深く鋭く響くアンセルモ・ベッロシオ1775年頃製ヴァイオリンの音色。技術と表現力のすべてを注いで完成させた素晴らしき「24のカプリス」にどうぞご期待ください!
CDA-68367
モーツァルト:複数台ピアノのための協奏曲全集
3台のピアノと管弦楽のための協奏曲 ヘ長調 K.242
2台のピアノと管弦楽のためのラルゲットとアレグロ 変ホ長調(補筆完成:トメル・レフ/世界初録音)
2台のピアノと管弦楽のための協奏曲 変ホ長調 K.365
マルチピアノ・アンサンブル〔トメル・レフ(P)、ダニエル・ボロヴィツキー(P)、ベレニカ・グリックスマン(P)、アーロン・カリフ(P§〕、イギリス室内O

録音:2014年9月13日−14日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
マルチピアノ・アンサンブル」は、テル・アビブ大学とイスラエル・フィルが共同運営するブッフマン=メータ音楽学校(BM-SM)傘下のプロジェクトとして2011年に発足した、イスラエルの注目アンサンブル。4手連弾から複数台の鍵盤楽器、あるいは複数台ピアノと別の楽器の組み合わせなど、とにかく「マルチピアノ」に特化したユニークな編成のアンサンブルで、マルチピアノのためのオリジナル作品から様々なアレンジ作品、新発見の作品や補筆完成させた作品などに取り組み、イスラエルの著名なピアニスト、トメル・レフ(BM-SM学長)をフィーチャーしたパフォーマンスで、国際的な注目を集めてきました。
期待のレコーディング第1弾は、モーツァルトの「複数台ピアノ」のための協奏曲全集。注目は、1781年ころに書かれたとされ、未完の断片のみが残された「ラルゲットとアレグロ」。世代を超えて多くのピアニスト、作曲家、音楽学者らがこの作品に魅了され、古くはマクシミリアン・シュタードラー(1748−1833)から、20世紀後半にはパウル・バドゥラ=スコダやロバーロ・レヴィンなどによって「2台のピアノのため」の完成版が作られてきましたが、このアルバムではトメル・レフが「オーケストラを伴う2台のピアノを対象としていた可能性」を探り、「2台のピアノと管弦楽のため」として、補筆・完成させたバージョン(世界初録音)が収録されています。
CDA-68368
メンデルスゾーン:ピアノ独奏作品全集Vol.6
アルバムの綴り ホ短調 「無言歌」 Op.117/歌 イ短調 Op.19b-2(初期版, 1830)/カプリッチョ ホ長調 Op.118/常動曲 ハ長調 Op.119/前奏曲とフーガ ホ短調 WoO.13/音楽のスケッチ WoO.19/騎手の歌 ニ短調/ピアノ・ソナタ 変ロ長調 Op.106/無言歌集第7集 Op.85/無言歌集第8集 Op.102
ハワード・シェリー(P)

録音:2020年6月23日-24日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
膨大なレパートリーを誇り、ピアニスト、指揮者の両面で活躍するイギリスの名匠、ハワード・シェリーが2013年にスタートし、じっくりと進行してきたレコーディング・プロジェクト。あまり馴染みのない作品も含めたメンデルスゾーンのピアノ独奏作品を体系的に探求するシリーズの最終巻となる第6巻は、後期の作品と死後に出版された遺作などに焦点を当てたプログラム。まったく異なるスタイルと感性を持ち、様々な魅力を内包するメンデルスゾーンのピアノ作品の新たな魅力を、円熟のハワード・シェリーが明らかにします。
CDA-68369
ルニャール:ミサ曲 「キリストが復活した」
聖歌(インスブルック, 1588):キリストが復活した
ヤーコプ・ルニャール(c.1540−1599):ミサ曲 「キリストが復活した」、主がなされたすべてを称えよ、あなたしかいない時に、たとえ肉体と魂が、すばらしいマリア, 明るい輝き
聖歌(インスブルック, 1588):喜べ, 価値あるキリスト教徒たちよ
ルニャール:ミサ曲 「喜べ, 価値あるキリスト教徒たちよ」
チンクエチェント〔テリー・ウェイ(C.T)、アヒム・シュルツ(T)、トーレ・トム・デニス(T)、ティム・スコット・ホワイトリー(Br)、ウルフリート・シュターバー(Bs)〕

録音:2020年6月30日−7月2日、マウアーバッハ教会(ウィーン)
ヨーロッパ各国(オーストリア、ベルギー、イギリス、ドイツ、スイス)のプロフェッショナルな歌手が集ったルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブルの最高峰、「チンクエチェント」。
これまで、ジャン・リシャフォールやフィリップ・シェーンドルフ、フィリップ・デ・モンテなど、フランドル楽派を中心とするルネサンスの知られざるプログラムでアルバムを彩ってきたチンクエチェント。ニュー・アルバムは、Hyperion第2弾となったミサ曲「Super Oeniades Nymphae」(CDA-67640)以来となる、ルニャールの音楽に回帰。
ヤーコプ・ルニャール(ヤコブ・ルニャール)(c.1540−1599)は、プラハとインスブルックのハプスブルク宮廷で活躍したフランドル楽派の音楽家。教会音楽の作曲家としても際立った作品と功績を残し、同世代のラッススからも「trefflich(素晴しい!)」と絶賛されたというルニャールの2つのミサ曲とモテットを、チンクエチェントのしなやかで、メロウで、表現力豊かな歌声が彩ります。
ちなみに、チンクエチェントのアルバムでもお馴染みとなったこの刺激的なジャケット・デザインは、ルニャールらと同じ16世紀に活動したイタリアの画家ジュゼッペ・アルチンボルド(1527−1593)の作品が使われています。
CDA-68370
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ(第18番) ト長調 D894
ピアノ・ソナタ ホ短調 D769a(断片/旧D994)
ピアノ・ソナタ(第13番) イ長調 D664
スティーヴン・ハフ(P)

録音:2020年4月20日-22日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフは、4つのグラミー賞ノミネート、2つの"Record of the Year"を含む8つのグラモフォン賞受賞を誇る、ピアノ王国ハイぺリオンを代表するピアニストです。
2021年にシューマン(PCDA68363/CDA68363)、ショパン(OCDA68351/CDA68351)と、ロマン派の傑作アルバムを続けてリリースしクラシック・チャートを賑わしてきたスティーヴン・ハフが2022年にリリースする新録音は、前作のピアノ・ソナタ集(CDA67027)以来20数年ぶりとなったシューベルト・アルバム。ウィーン古典派からロマン派の幕開けを担った大作曲家フランツ・シューベルトの生誕225周年を祝うピアノ・ソナタ集は、
「ザ・グレート」や最後の弦楽四重奏曲などのランドマークを辿り、同じように広大な領域を探索する後期のト長調ソナタ D894(第18番)、小規模で優雅なイ長調ソナタ D664(第13番)、そして短い断片だけが残されたD769aのソナタによって、ユニークで素晴しいリサイタルが完成します。
天性のシューベルティアンであるスティーヴン・ハフが、シューベルトの儚き音楽性に鋭敏に反応して創り上げる至高のピアノ・ソナタ集にご期待ください!
CDA-68371(2CD)
海神の航海〜ファゴットが導く20世紀の音楽の旅
リチャード・ヘンリー・ウォルシュー(1872−1951):序奏とアレグロ*
プロコフィエフ:ユーモラスなスケルツォ Op.12bis
サン=サーンス:ファゴット・ソナタ ト長調 Op.168
バントック:マクベスからの付随音楽*
バックス:哀歌とスケルツォ
ヒンデミット:ファゴット・ソナタ
ウィリアム・シューマン:(1910−1992):4本のファゴットのための小四重奏曲
デュティユー:サラバンドとコルテージュ
ハウエルズ:メヌエット 「Grace for a fresh egg」
エリザベス・マコンキー(1907−1994):ファゴットと弦楽オーケストラのためのコンチェルティーノ*
アラン・リダウト(1934−1996):キャリバンとエアリエル*
アンジェイ・パヌフニク(1914−1991):ファゴットと小管弦楽のための協奏曲
リチャード・ロドニー・ベネット:ファゴット・ソナタ*
デイヴィッド・ベッドフォード(1937−2011):スタック・ポレイドの夢* 
ローレンス・パーキンス(Fg)、マイケル・ハンコック(P)、エイミー・トンプソン(Fg)、マシュー・キタリンガム(Fg)、カトリーナ・マクダーミド(Fg)、エイラ・リン・ジョーンズ(Hp)、カルドゥッチSQ、スージー・メーサーロシュ(Va)、マイケル・エスクリート(Cb)、ウィリアム・グッドチャイルド(指)、バーミンガム市SO

録音:2019年2月&9月、2020年1月、イギリス
*=初商業録音
1974年から2017年まで長きにわたりマンチェスター・カメラータの首席ファゴット奏者を務め、ソリストとしても多くの名演・名録音を残すイギリスのベテラン・ファゴット奏者、ローレンス・パーキンス。ヨーク大学、王立ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック、ノッティンガム大学、リーズ大学など各地でファゴット講師も務め、世界をリードするファゴット奏者の一人であるパーキンスは、非常に興味深いプログラム(そしてアルバム・タイトル)を考案する術にも長けており、2018年にはクラリネットを王女(プリンセス)、ファゴットを熊に例えた「王女と熊」(CDA68263)というユニークなアルバムを企画し評判を呼びました。
パーキンスの新たな注目企画「海神の航海(Voyage of a SEA-GOD)」は、1900年に作曲されたウォルシューの「序奏とアレグロ」から、1999年に作曲されたベッドフォードの「スタック・ポレイドの夢」まで、パーキンスと仲間たちによって行われた、20世紀のファゴットの並外れた多様性を祝う勇敢な音楽の旅。無伴奏のファゴット独奏から、ファゴットとピアノ、ファゴット三重奏&四重奏、ファゴットとハープと弦楽六重奏、そしてファゴットと弦楽合奏のための協奏的作品まで、バラエティに富んだファゴット作品全14曲の2枚組。そのうち6曲はファースト・コマーシャル・レコーディングとなります。
CDA-68373
イギリスの無伴奏チェロ作品集
ブリテン:テーマ「ザッハー」、無伴奏チェロ組曲第3番 Op.87
伝承曲(イッサーリス編):チェロ組曲で使われたテーマ集〔悲しげな歌「小さなリンゴの木の下で」*、秋*、ストリート・ソング「灰色の鷲」*、コンタキオン「休息を与える」〕
ウォルトン:王子のための主題、
 パッサカリア
ジョン・ガードナー(1917−2011):コラント・ピッツィカート
フランク・メリック(1886−1981):18世紀の様式による組曲
トマス・アデス(b.1971):ソラ(Sola)
スティーヴン・イッサーリス(Vc)、
ミシュカ・ラシュディ・モーメン(P)*

録音:2020年8月16日−18日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
イギリスが誇る世界的名チェリスト、スティーヴン・イッサーリス。前作では編曲物を含むジョン・タヴナーの作品集という意欲的なアルバム(PCDA-68246/CDA-68246)で、2021年のBBCミュージック・マガジン賞(Premiere Award)やグラモフォン誌「エディターズ・チョイス」に選ばれたイッサーリスですが、次なるアルバムでも近現代のプログラムをフォーカス!
ブリテンの「無伴奏チェロ組曲第3番」とフランク・メリックの「18世紀の様式による組曲」を中心に、ウォルトン、アデス、ジョン・ガードナーなど有名無名を問わないイギリスの無伴奏チェロ作品を集成。また、ブリテンの無伴奏チェロ組曲第3番に使われた伝承曲の主題をアレンジして収録するなど、イッサーリスならではのこだわりもポイント。歌心に溢れ、インスピレーション豊かなスティーヴン・イッサーリスのチェロが濃厚に響く、至高の無伴奏プログラムにご期待ください!
CDA-68374
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
アンジェラ・ヒューイット(P)

録音:2020年11月23日-25日、マリーエンミュンスター文化財団(ドイツ)
※使用楽器:ファツィオリ
様々な愛の歌のピアノ・トランスクリプション集「ラヴ・ソングズ」(PCDA-68341/CDA-68341)が世界中で大ヒットとなっている、鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイット。2006年にスタートし、16年かけてじっくりと編み上げてきた大型プロジェクト、ヒューイットがファツィオリ・ピアノで弾く「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集」がついに最終巻に到達。ヒューイットのレパートリーとしても最近追加されたという2つの後期重要ソナタ、第29番「ハンマークラヴィーア」と、ベートーヴェン最後のピアノ・ソナタである「第32番」で、偉大なシリーズの掉尾を飾ります。
これまで、レコード芸術「特選盤」を始め、グラモフォン誌「EDITOR'S CHOICE」やデイリー・テレグラフ紙「CD OF THE WEEK」、クラシックFMマガジン「INSTRUMENTAL DISC OF THE MONTH」などに選ばれ、国際的な評価を確立してきたヒューイットの至高のベートーヴェン。有終の美を彩るソナタ「第29番」&「第32番」にどうぞご期待ください。
CDA-68375
バッハ:カンタータ集〜第35番&第169番
バッハ:カンタータ第169番「神にのみ, わが心を捧げん」 BWV169*
ハインリヒ・シュッツ:われを憐れみたまえ, おお主なる神よ SWV447
ブクステフーデ:悲歌 BuxWV76b
バッハ:カンタータ第35番「心も魂も乱れまどいて」 BWV35
イェスティン・デイヴィス(C.T)、ジョナサン・コーエン(指)、アルカンジェロ、キャロリン・サンプソン(S)*、ジョン・マーク・エインズリー(T)*、ニール・デイヴィス(Bs-Br)*、トム・フォスター(Org)

録音:2020年10月7日-9日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ハムステッド・ガーデン・サバーブ、ロンドン)
イェスティン・デイヴィスは、その美しく器用な声と知的なミュージシャンシップによって、世界でもっとも優れた歌手の一人として広く知られるイギリスのカウンターテナー。これまで2度のグラモフォン賞受賞、グラミー賞受賞、ローレンス・オリヴィエ賞ノミネートなどの実績を誇り、その功績から2017年には大英帝国勲章(MBE)を授与されています。イェスティン・デイヴィスが、ジョナサン・コーエンが率いるピリオド・アンサンブル「アルカンジェロ」と共演し見事2017年グラモフォン賞を受賞した「バッハ:カンタータ集」(CDA-68111)の続編がついにリリースされます! 今作では、バッハがライプツィヒで非常に才能のある少年アルトのために書いたと考えられる2つのカンタータに加え、シュッツのコラール・カンタータとブクステフーデのアリア集を組み合わせた秀逸なプログラムで、イェスティン・デイヴィスの気高き知性と深い感性の歌声を贈ります。
BWV169のカンタータでは、キャロリン・サンプソン、ジョン・マーク・エインズリーらの豪華ソリストも参加。アルカンジェロのメンバーは、エンシェント室内Oやクラシカル・オペラ・カンパニー、OAEなどで活躍するジェイムズ・トール(vn)をリーダーに据え、ウェールズ国立オペラのアシスタント・コンサートマスターを務めるベアトリーチェ・フィリップス(vn)、ロンドン・ハイドンSQの最新メンバーであるマイケル・グレヴィチ(vn)とジョン・クロカット(va)、フロリレジウムやフレットワークのメンバーとして活躍した市瀬礼子(gamba)など、気鋭の古楽器奏者たちが名を連ねています。
CDA-68376
ノーザン・ライツ〜ニーダロス大聖堂のオルガン
モンス・レイドヴィン・タクレ(b.1942):イエス!
イアン・ファリントン(b.1977):アメイジング・グレイス
テオドール・デュボワ(1837-1924):フィーアト・ルクス
クリスティアン・プレストホルム(b.1972):海から昇る黄金の太陽を見る Op.32-1、太陽は東へ昇っている Op.11-13
パーシー・フレッチャー(1879-1932):夢の泉、フェスティヴァル・トッカータ
アンデシュ・S. ボリエソン(b.1975):トッカータ 「Herren, var Gud, ar en konung」
ハンス=アンドレ・シュタム(b.1958):トッカータ・ジョコーサ
ウジェーヌ・ジグー(1844-1925):トッカータ ロ短調
ブラームス:前奏曲とフーガ ト短調 WoO.10
ピエトロ・ヨン(1886-1943):第2演奏会用練習曲 「フライング・フィート」
スヴェッレ・エフテストル(b.1952):結婚行進曲
クリストファー・ヘリック(Org)

録音:2020年8月6日−8日、ニーダロス大聖堂(トロンハイム、ノルウェー)
「オルガン・ファイアーワークス」や「オルガン・ドリームス」、「バッハ:オルガン作品全集」、「ブクステフーデ:オルガン作品全集」など、数多の名録音でハイペリオンのオルガン作品の歴史を築いてきたイギリスの名オルガニスト、クリストファー・へリック。
スペイン、ボブレー修道院のオルガンを弾いた「パワー・オヴ・ライフ」(CDA-68129)以来、約6年ぶりとなる新録音では、ノルウェーのもっとも壮麗な教会建築とも呼ばれ
るトロンハイムのニーダロス大聖堂に1930年に建造され、2012〜14年に修復されたシュタインマイヤー・オルガンを選択。オーロラ(Northern Lights)の降り注ぐ極北の大聖堂に壮麗に響き渡るオルガンの音色で、スカンジナビア(北欧)の現代の作曲家たちの作品と、ブラームス、デュボワ、ヨン、ジグーなどのロマン派作品を見事に組み合わせたリサイタル・プログラムを創出しています。
CDA-68377
シューベルト:歌曲集 「美しき水車小屋の娘」 ジェラルド・フィンリー(Br)、
ジュリアス・ドレイク(P)

録音:2021年2月22日-24日、ヘンリー・ウッド・ホール(イギリス、ロンドン)
ンリーは、ケンブリッジ大学のキングス・カレッジやロンドンの王立音楽カレッジなどで研鑽を積みました。モーツァルトの『ドン・ジョバンニ』や『フィガロの結婚』などに定評があるフィンリーは、グラミー賞を受賞しており、そのドラマティックな歌声は世界各地で絶賛されています。また、ピアノ伴奏のジュリアス・ドレイクとのコンビは素晴らしく、2008年のバーバー、2009年のシューマン、2011年のブリテンと、3度の英グラモフォン賞声楽部門賞に輝いています。
この名コンビで、これまでにもHyiperionから「冬の旅」(CDA-68034)と「白鳥の歌」(CDA-68288)をリリースしており、このアルバムでシューベルトの三大歌曲集をすべて録音することになります。「白鳥の歌」と「冬の旅」は両アルバムとも英グラモフォン賞の声楽部門にノミネートし、「冬の旅」はカナダのグノー賞を受賞するなど、国際的な評価を得ているそのシューベルト解釈は、この「美しき水車小屋の娘」でも変わることはありません。三大歌曲集の集大成ともいえる、フィンリー&ドレイクによる「美しき水車小屋の娘」にご期待ください。
CDA-68378
ヴォーン・ウィリアムズ:歌曲集
4つの讃歌*/生命の家/15のイングランド東部の民謡集より第10番「The saucy bold robber」、第15番「Harry the tailor」/6つのイギリス民謡集より「The brewer」/ウェンロック・エッジで#
ニッキー・スペンス(T)、
ジュリアス・ドレイク(P)、
ティモシー・リダウト(Va)*、
ピアッティSQ#

録音:2020年11月、殉教者聖シラス教会(イギリス、ロンドン)
前作のヤナーチェク歌曲集(CDA68282)がグラモフォン賞&BBCミュージック・マガジン賞ダブル受賞!2015年の国際オペラ・アワードで「ヤング・シンガー賞」に名を連ね、国際的なオペラ・シーンで活躍を続けるスコットランドの若きテノール歌手、ニッキー・スペンスがヴォーン・ウィリアムズの生誕150年に贈る1枚!師であったラヴェルの作風を思わせる、テノールとピアノ、弦楽四重奏のための連作歌曲「ウェンロック・エッジで」、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの詩集に基づく初期作品「生命の家」、そしてヴォーン・ウィリアムズの芸術の本質であった「民謡」に基づく作品まで、イマジネーションに満ちた多彩な楽曲が集められています。「生命の家」がラヴェルに師事する前の、スタンフォードやブルッフに教わっていた頃の遺産に出会うことができる作品であるのに対し、「4つの讃歌」「ウェンロック・エッジで」「15のイングランド東部の民謡集」の3曲はラヴェル介入直後の作品であり、それぞれ作風の変化も楽しめます。「4つの讃歌」には若きスター・ヴィオラ奏者、ティモシー・リダウトが参加しています。
CDA-68379
ジョスカンの遺産
ヨハネス・オケゲム(c.1410−1497):汚れ無き神の御母
ジョスカン・デ・プレ(c.1450/55−1521):森のニンフ/レクイエム・エテルナム
ロワゼ・コンペール(c.1445−1518):Quis numerare quest
アントワーヌ・ブリュメル(c.1460−1512/13):Tous les regretz
ピエール・ド・ラ・リュー(c.1452−1518)&ジョスカン・デ・プレ:わが子、アブサロンよ
ジョスカン・デ・プレ:神の御母なる穢れなき乙女
アントワーヌ・ド・フェヴァン(c.1470−1511/12):処女なる御母
ジャン・ムートン(before 1459−1522):Qui ne regrettoit
アドリアン・ヴィラールト(c.1490−1562):不幸なる我が身
ハインリヒ・イザーク(c.1450−1517):Esto mihi
ジョスカン・デ・プレ:いと聡明なる乙女、汝のみ奇蹟をなし給う者なり
ジャン・レリティエ(c.1480−after 1551):ミゼレーレ・メイ・ドミネ
ジェズアルド・シックス〔ガイ・ジェームズ(C.T)、アンドルー・レスリー・クーパー(C.T)、ジョゼフ・ウィックス(T)、ジョシュ・クーター(T)、マイケル・クラドック(Br)、サミュエル・ミッチェル(Bs)〕、オワイン・パーク((指)バス

録音:2020年11月20日−22日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)
2014年に設立されたルネサンス・ポリフォニーを専門とするイギリスの若き男声ア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス」。ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャン。ケンブリッジ・トリニティ・カレッジとウェルズ大聖堂のシニア・オルガン・スカラーを務め、その作品は既にテネブレやケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ウェルズ大聖堂合唱団によって録音されており、歌手としてはテネブレのアソシエイト・アーティストとして活動、ポリフォニーやダニーデン・コンソートの演奏にも参加しています。
Hyperionとジェズアルド・シックスが贈るジョスカン・デ・プレ没後500周年記念プログラムは、ジョスカン・デ・プレと同世代の様々な作曲家たちによるモテットをセレクトし、巨匠ジョスカンが与えた偉大な影響と素晴しき遺産を辿ります。
CDA-68380
リース(1784-1838):ピアノ三重奏曲&六重奏曲集
大六重奏曲 ハ長調 Op.100*
序奏とロシア舞曲 Op.113-1#
ピアノ三重奏曲 ハ短調 Op.143+
六重奏曲 ト短調 Op.142§
ナッシュ・アンサンブル〔サイモン・クロフォード=フィリップス(P)*+、ステファニー・ゴンリー(Vn)*+、ジョナサン・ストーン(Vn)*、ローレンス・パワー(Va)*、エイドリアン・ブレンデル(Vc)*#+、グレアム・ミッチェル(ダブルベース)*§、ベンジャミン・フリース(P)#§、ヒュー・ウェブ(Hp)§、リチャード・ホスフォード(Cl)§、ウルスラ・ルヴォー(バスーン)§、リチャード・ワトキンス(Hrn)§〕

録音::2021年5月10日-12日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
1964年創立、世界トップレベルの名手たちを擁し、ロンドンのウィグモア・ホールのレジデント・チェンバー・アンサンブルを務めるナッシュ・アンサンブル。多種多様な編成を駆使し、300超の世界初演を含む様々なスタイルの音楽を録音・演奏し、英国最高のアンサンブルの1つとして注目を集めてきました。Hyperionを中心にこれまで90タイトル以上のアルバムを録音し、イギリスのグラモフォン賞やBBCミュージック・マガジン賞にも度々ノミネートや受賞を果たしており、2021年にもジョン・ピッカードの作品集でグラモフォン賞の現代曲部門に輝いています。
本作では、ベートーヴェンの弟子、同僚、友人として知られてきたフェルディナント・リースの様々な編成の室内楽曲を取り上げました。生涯に渡って数多く書かれたリースの室内楽作品の中から、ピアノ三重奏曲(第4番)、ピアノと弦楽五重奏による「大六重奏曲」(第2楽章では「夏の名残のばら」で知られるアイルランドの旋律が使われる)、チェロとピアノのための「序奏とロシア舞曲」、そして当時流行していたピアノとハープのデュオ(もしくは2台ピアノ)にクラリネット、バスーン、ホルン、ダブルベース(もしくはヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)が伴奏するという珍しい編成の「六重奏曲」を収録。作曲家としての評価は未だ途上にありながらも、非常に魅力的な音楽を遺してきたリースの遺産を知る絶好の機会となるでしょう。
今回も、ステファニー・ゴンリー(vn)、ジョナサン・ストーン(vn)、ローレンス・パワー(va)、エイドリアン・ブレンデル(vc)、グレアム・ミッチェル(db)、サイモン・クロフォード=フィリップス(p)、リチャード・ワトキンス(hr)など、一流のソリストとしても活躍する名手たちが一堂に会し、その妙技を存分に発揮しています。
CDA-68381(2CD)
C.P.E.バッハ:ソナタ&ロンド集
CD1 〜 ソナタ イ短調 H247 Wq57/2/ロンド ホ長調 H265 Wq57/1/ファンタジア ハ長調 H291 Wq61/6/ソナタ ホ短調 H66 Wq62/12/わがジルバーマン・ピアノへの別れ H272 Wq66/アリオーソと9つの変奏 ハ長調 H259 Wq118/10/行進曲 ト長調 BWVAnh124/ソルフェッジョ ハ短調 H220 Wq117/2/CD2〜ロンド ハ短調 H283 Wq59/4/ソナタ ヘ短調 H173 Wq57/6/アリ・ルーパリヒ H95 Wq117/27/ソナタ ニ長調 H286 Wq61/2/ソナタ 変イ長調 H31 Wq49/2/ロンド 変ロ長調 H267 Wq58/5/ソナタ ホ短調 H281 Wq59/1/La complaisante H109 Wq117/28/ロンド ホ長調 H274 Wq58/3/クラヴィーアの為の自由な幻想曲 嬰ヘ短調 H300 Wq67/L’Herrmann H92 117/23/La Prinzette H91 Wq117/21
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2021年1月21日-25日、メカニクス・ホール(ウースター、マサチューセッツ)
現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムラン。待望の超絶技巧アルバムとして人気を博し、レコード芸術「特選盤」、グラモフォン賞ノミネートなどを果たした「リスト&タールベルク」(PCDA68320)以来、約1年数ヵ月ぶりのリリースとなる新録音! アメリカ在住のアムランがCOVID-19パンデミックの影響により渡英できず、コンサートとともにレコーディング計画も大きな変更を余儀なくされていましたが、Hyperionが交渉・紹介したアメリカの名プロデューサー&エンジニア、ジュディス・シャーマンとの出会いによって新たなレコーディングが実現。グラミー賞を10度受賞(そのうち5度は「Producer of the Year, Classical」)している名プロデューサーとの運命的な出会いによってお贈りするのは、バッハの息子たちのなかでももっともラディカルに成功したカール・フィリップ・エマヌエル・バッハのソナタ&ロンド集。その明晰なリズムとタッチで、ハイドンやモーツァルトの古典派ソナタ集でも圧倒的な評価を確立してきたアムランが弾くC.P.E.バッハに乞うご期待!
CDA-68383
レイナルド・アーン(1874-1947):詩曲&ワルツ集
「当惑したナイチンゲール」(Pのための53の詩曲集)&ワルツ集第1巻からのセレクション 〜 「当惑したナイチンゲール」より 第1曲、第2曲、第20曲、第8曲、第7曲、第21曲、第29曲、第16曲、第50曲/「ワルツ集第1巻」より 第1曲、第3曲、第4曲、第6曲、第9曲、第10曲/「当惑したナイチンゲール」より 第9曲、第41曲、第32曲、第53曲、第19曲、第5曲、第52曲、第38曲、第48曲、第22曲
パヴェル・コレスニコフ(P/ヤマハCFX)

録音:2021年1月7日-9日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
パヴェル・コレスニコフは、1989年ロシアのシベリアに生まれ、2012年には世界最高峰の賞金と音楽活動への手厚いサポートで知られるカナダの「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」で優勝。現在はイギリスを拠点に活動し、2014年〜2016年のBBCの「新世代アーティスト・スキーム」にも選出され、ピアノ王国ハイペリオンが絶大の信頼と期待を寄せる次世代のトップ・ピアニスト候補の一人です。
日本では2013年のデュメイ&関西フィルの公演においてエレーヌ・メルシエの代役を務め、2018年1月には日本初リサイタルも成功。2019年6月にもヤマハホールとサントリーホール チェンバーミュージック・ガーデンに出演し、日本でのファンを増やしてきました。
バッハやショパン、ベートーヴェンなどの名曲録音でも、英タイムズ紙「Records of the Year 2020」、レコード芸術誌「特選盤」、ICMAノミネートなど着実な評価を積み重ねてきたコレスニコフが、最新録音ではレイナルド・アーンという新たな境地に到達。ピアノ独奏のために書かれた53の詩曲集「当惑したナイチンゲール(Le rossignol eperdu)」と、全10曲からなる「ワルツ集第1巻」からの素敵なセレクション。非常に繊細で魅力的な、世紀末のパリのサロンを精巧に再現した音楽です。アーンの洗練された音世界を、英国のオンライン音楽誌"Bachtrack"から「ピアノの詩人」と称されたパヴェル・コレスニコフがニュアンス豊かにお届けします。
CDA-68384
テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア
ファンタジア第1番変ロ長調 TWV 40:14/ファンタジア第2番ト長調 TWV 40:15/ファンタジア第3番ヘ短調 TWV 40:16/ファンタジア第4番ニ長調 TWV 40:17/ファンタジア第5番イ長調 TWV 40:18/ファンタジア第6番ホ短調 TWV 40:19/ファンタジア第7番変ホ長調 TWV 40:20/ファンタジア第8番ホ長調 TWV 40:21/ファンタジア第9番ロ短調 TWV 40:22/ファンタジア第10番ニ長調 TWV 40:23/ファンタジア第11番ヘ長調 TWV 40:24/ファンタジア第12番イ短調 TWV 40:25
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn/アンドレア・アマティ1570)

音:2021年4月5日-7日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
バロックから新作委嘱作品までをモダン楽器とピリオド楽器の双方で演奏するロシアの輝かしきヴァイオリンのミューズ、アリーナ・イブラギモヴァ。
イブラギモヴァが2009年にバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(CDA67691/OCDA67691)のアルバムを贈り出し、一躍その名を世界に響き渡らせてから早10数年。イザイやパガニーニなどロマン派〜近代の無伴奏ヴァイオリンのためのレコーディングでも絶大な評価を屹立してきたイブラギモヴァが、ついにテレマンの無伴奏ファンタジアを録音しました。
バロック時代の無伴奏ヴァイオリンのための聖典としてバッハの傑作と比肩しうる名作でありながら、近年になってようやく様々な録音が普及してきた、テレマンの無伴奏ファンタジア。1730年代のハンブルクでアマチュア演奏家に楽譜を売るために出版されたこれらの無伴奏作品(Vnの他に、フルート、ハープシコード、ヴィオラ・ダ・ガンバのための作品があり、いずれも近年録音が充実し始めています)は、技術的にも音楽的にも複雑すぎることがなく、演奏する楽しみと同時に聴く楽しみが追求されています。
また、今回のテレマン録音では、普段使用しているアンセルモ・ベッロシオ1775年頃製のヴァイオリンではなく、Jumpstart Jr. Foundationから貸与されたアンドレア・アマティ1570年製のヴァイオリンを使用している点も大きなポイントです。アマティ1570の艶やかな音色を活かしたイブラギモヴァが、たった4本の弦だけで何を表現できるかという音楽の可能性を雄弁に表現します。
CDA-68385
ムトン:ミサ・フォルト・ダルジャンとモテット集
ジャン・ムトン(before 1459-1522):コンフィテミニ・ドミノ
聖女カタリーナの喜び
われ主を讃えん
輝け、照らせよ、エルサレム
ああ、空をどう照らしてくれるのか
聖所で主を賛美せよ
おお、救いのいけにえよ
ミサ・フォルト・ダルジャン(ミサ曲 「お金がないことは」)
ブラバント・アンサンブル、
スティーヴン・ライス(指)

録音:2021年4月28日-30日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)
ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。これまでグラモフォン賞に3度ノミネートしてきたブラバント・アンサンブルによるジャン・ムトン(before 1459-1522)の作品集。
フランス・ルネサンス期の作曲家ジャン・ムトンは、幼少期の詳細は分かっていませんが、1450年代の後半までに生まれたと考えられています。その後特にアミアン大聖堂の聖歌隊長として活躍したとされ、1502年から亡くなるまでパリの宮廷で過ごしたと考えられています。教育者としても知られており、アドリアン・ヴィラールトの師でもありました。ムトンの作品は現存するものだけでも、10曲以上のミサ曲、100曲以上のモテットがあるなど多数の作品を残しています。没後500年を記念して、フランドル楽派の音楽の伝承者であるブラバント・アンサンブルの美しいポリフォニーをお聴きください。
CDA-68387

PCDA-68387
国内盤仕様
税込定価
バッハ:アンナ・マグダレーナのための音楽帳
メヌエット ヘ長調 BWVAnh113/クリスティアン・ペツォールト:2つのト調のメヌエット BWVAnh114&115/クープラン:ロンドー変ロ長調 BWVAnh183/メヌエット ト長調 BWVAnh116/ポロネーズ ヘ長調 BWVAnh117/メヌエット 変ロ長調 BWVAnh118/ポロネーズ ト短調 BWVAnh119/バッハ:コラール「ただ尊き神にすべてを委ね」 BWV691、コラール「おのが平安に帰り」 BWV510、コラール「おのが平安に帰り」 BWV511/メヌエット イ短調 BWVAnh120/メヌエット ハ短調 BWVAnh121/C.P.E.バッハ:マーチ ニ長調 BWVAnh122、ポロネーズ ト短調 BWVAnh123、マーチ ト長調 BWVAnh124、ポロネーズ ト短調 BWVAnh125/アリア「私はしばしばパイプによい煙草を詰めて」 ニ短調 BWV515a/ベーム氏のメヌエット ト長調/ミュゼット ニ長調 BWVAnh126/C.P.E.バッハ:マーチ 変ホ長調 BWVAnh127/ポロネーズ ニ短調 BWVAnh128/ゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェル:アリア「御身がそばにあるならば」 BWV508/「ゴルトベルク変奏曲」 BWV988より アリア ト長調/C.P.E.バッハ:チェンバロ独奏曲 変ホ長調 BWVAnh129/ヨハン・アドルフ・ハッセ:ポロネーズ ト長調 BWVAnh130/「平均律クラヴィーア曲集第1巻」より前奏曲 ハ長調 BWV846/リゴードン ヘ長調 BWVAnh131/アリア「なにゆえに汝は憂いを覚え」 BWVAnh516/バッハ:レチタティーヴォ「われは足れり」&アリア「まどろめよ, 疲れし眼」 BWV82/コラール「神よ, われを汝の意のままに」 BWV514/メヌエット ニ短調 BWVAnh132/バッハ:ジョヴァンニーニのアリア「汝が心われにあたえずや」 BWV518、コラール「汝に向かって, エホヴァよ, 私は歌おう」 BWV299、バッハ:コラール「幸いなるかな, おお魂の愛する君は」 BWV517/アリア「思いみよ, わが霊」 BWV509/バッハ:コラール「おお永遠よ, 汝恐ろしき言葉」 BWV513、わが避け所なるイエスは BWV728、メヌエット ト長調 BWV841/シュテルツェル:アリア「御身がそばにあるならば」 BWV508
マハン・エスファハニ(ハープシコード、クラヴィコード)、
キャロリン・サンプソン(S)

録音:2021年6月1日-3日、洗礼者聖ヨハネ教区教会(ラフトン、エセックス)
※国内盤:解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き
1984年テヘラン生まれのイラン系アメリカ人ハープシコード奏者、マハン・エスファハニのバッハ新録音は「アンナ・マグダレーナのための音楽帳」。レオポルト侯の宮廷ソプラノ歌手として活動していた後妻のアンナ・マクダレーナにバッハが書き与えたこの音楽帳には、「ゴルトベルク変奏曲」のアリアや「平均律クラヴィーア曲集第1巻」の前奏曲といったバッハ自身の作品に加え、息子たちの作品やペツォールト、クープラン、シュテルツェルといった作曲家の作品が含まれていました。エスファハニはこれまでにリリースしたバッハの録音でもレコード芸術「特選盤」、BBCミュージック・マガジン「インストゥルメンタル・チョイス」、グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」に選ばれ、ICMA(国際クラシック音楽賞)2019にもノミネートするなど絶大な評価を得ていただけに今回の新録音にも大きな期待が持てるでしょう。アリアやコラールのソプラノパートにはキャロリン・サンプソンが参加。こちらも聴き逃がせません。
エスファハニはハープシコード奏者として初めてBBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれた他、ボルレッティ=ブイトーニ財団賞受賞、2014年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞の「インストゥルメンタリスト・オヴ・ジ・イヤー」と2014年グラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートするという栄誉を、それぞれハープシコード奏者として初めて達成。2015年にはBBCミュージック・マガジンの「ニューカマー・オヴ・ジ・イヤー」に選ばれ、2015年と2017年にもグラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートされるなど、今やHyperionレーベルの看板アーティストの一人として大活躍しています。
CDA-68388
永遠の光
1. ニール・コックス:ひとみのようにわたしを守り
2. タリス:断食をし、泣きながら
3. ドナ・マッケヴィット:光
4. サー・ジョン・タヴナー:葬儀のイコス
5. ハワード・スケンプトン:さて、天では戦いが起こった
6. クリストバル・デ・モラレス:主よ、わたしに構わないでください
7. ウィリアム・バード:日々罪を犯し
8. パーセル:主よ、あなたはわたしたちの心の秘密をご存じです
9. オワイン・パーク:セクエンツィア〔続唱〕「括弧に入れて」
10. ダグラス・ゲスト:倒れた者たちのために
11. エレナ・デイリ:覚えておいてください
12. ジェイムズ・オドネル:あなたがたのからだを、生きた、聖なる供え物としてささげなさい
13. ジョアンナ・マーシュ:わたしはあなたを連れていきます
14. モラレス:コンムニオ〔聖体拝領唱〕「永遠の光」
15. サー・リチャード・ベネット:おやすみ
ジェズアルド・シックス〔ガイ・ジェームズ(C.T)、アンドルー・レスリー・クーパー(C.T)、ジョゼフ・ウィックス(T)、ジョシュ・クーター(T)、マイケル・クラドック(Br)、サミュエル・ミッチェル(Bs)〕、オワイン・パーク((指)バス)

録音:2021年5月、オール・ハロウズ教会(イギリス、ロンドン)
2014年に設立されたルネサンス・ポリフォニーを専門とするイギリスの若き男声ア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス」。ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャン。ケンブリッジ・トリニティ・カレッジとウェルズ大聖堂のシニア・オルガン・スカラーを務め、その作品は既にテネブレやケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ウェルズ大聖堂合唱団によって録音されており、歌手としてはテネブレのアソシエイト・アーティストとして活動、ポリフォニーやダニーデン・コンソートの演奏にも参加しています。
無力感を見事に表現したタリスとバードの作品、人生の終わりを迎えようとする人々の安心のため一連の問いかけを提示するタヴナーとモラレスの作品、悲しみに打ちのめされないように人生のすべてを楽しむよう呼びかけるエレナ・デイリとジョアンナ・マーシュの作品など、本作は追悼や喪失の悲しみに対する音楽がテーマとなっています。「このアルバムを制作する際、私たちは特に、ポジティブな色合いを追求したいと思いました。誰かがこの世にもたらした良いものが、彼らが過ぎ去った後も生き続けるということを知って見つかる希望があります。これは、亡き人を偲ぶ人たちが聴く、亡き人の魂のためのシークエンスとでもいうべきものです。」(オワイン・パーク)
CDA-68389
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.84〜アロイス・シュミット(1788-1866)::ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.14
ピアノ協奏曲第2番ニ短調 Op.34
華麗なるロンド Op.101
ハワード・シェリー(P&指)、
アルスターO

録音:2021年6月15日-17日、ウォーターフロント・ホール(ベルファスト)
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘・蘇演を行うハイペリオンの人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」。第84巻は、19世紀に活躍したアロイス・シュミット(1788-1866)のピアノ協奏曲集です。彼は教育者として非常に優れていて、その指導法や、練習曲は評判がよく広く知れ渡っており、当時フランツ・リストなどからも高く評価されていました。
ドイツで生まれたアロイス・シュミットは、最初オルガン奏者であった父親から音楽を学びました。その後、オッフェンバッハで、モーツァルト研究で知られた作曲家兼音楽出版者であるヨハン・アントン・アンドレに師事しました。1810年にはフランクフルトでピアニストとしてデビューし、この頃から彼はピアノ教師としても評判を高めていきました。作曲家としては、4曲のオペラや2曲のオラトリオ、その他にも交響曲や弦楽四重奏曲、4曲のピアノ協奏曲、そして歌曲やカンタータと幅広いジャンルで100曲以上の作曲しましたが、現在ではあまり知られておらず、今回収録された2つのピアノ協奏曲と「華麗なるロンド」は世界初録音となります。これらのピアノ協奏曲はベートーヴェンやモーツァルトのような響きも感じられ、随所に優れた教育者であったアロイス・シュミットの工夫がみられます。
CDA-68390
ドビュッシー:初期&後期ピアノ作品集
ボヘミア風舞曲 L4/マズルカ L75/2つのアラベスク L74/夢想 L76/ロマンティックなワルツ L79/スラヴ風バラード L78/ベルガマスク組曲 L82/スティリー風のタランテラ L77/夜想曲 L89/忘れられた映像 L94/コンクール用小品 L117/ハイドンを讃えて L123/小さな黒人 「ケークウォーク」 L122/戦傷者の衣服のための小品(アルバムのページ) L141/エレジー L146/燃える炭火に照らされた夕べ L150
スティーヴン・オズボーン(P)

録音:2021年8月2日-4日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
スコットランド出身、1991年のクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝、1997年のニューヨーク・ナウンバーグ国際ピアノ・コンクール優勝を果たし、ピアノ王国ハイペリオン(Hyperion)を代表するピアニストの一人として活躍する、スティーヴン・オズボーン。レコード芸術『特選盤』に選ばれた前作ラフマニノフ(PCDA68365/CDA68365)に続く新録音はドビュッシーの初期&後期作品集!
オズボーンのドビュッシーと言えば、「映像」や「版画」、「子供の領分」などを収録した名作集(CDA68161)、前奏曲集(CDA67530)、ポール・ルイスとのフレンチ・デュエット集(PCDA68329/CDA68329)など、いずれも名盤ばかり(すべてグラモフォン誌の「Editor's Choice」や「Recording of the Month」に選ばれています)。このフランスの巨匠の音楽との強い親和性を証明してきたオズボーンの新たなドビュッシー・アルバムは、最初のピアノ作品(1880年の「ボヘミア風舞曲」)から最後の作品(2001年に発見された、1917年作曲の「燃える炭火に照らされた夕べ」)までをつなぐプログラム。初期と後期の異なる音楽的ムードに等しく対応し、ドビュッシーのもっとも愛されている名曲「月の光」を含む『ベルガマスク組曲』や「2つのアラベスク」、「ハイドンを讃えて」、「小さな黒人」などの名作を作曲年代順にならべて俯瞰します。
CDA-68391(2CD)
ボルコム:ラグ全集
ユービーズ・ラッキー・デイ/祝婚歌/タビー・キャット・ウォーク/ノックアウト 「ア・ラグ」/ラグ=タンゴ/ザ・ガーデン・オヴ・エデン/カリフォルニア・ポーキュパイン・ラグ/ザ・ガーデニア/ザ・ブルックリン・ドッジ/コンテントメント/3つのゴースト・ラグ/ラギン・ルディ/ルイス・ショービンのための碑銘/シービスケット・ラグ/エステラ 「ラグ・ラティーノ」/フィールズ・オヴ・フラワーズ/インシネレイトラグ/ナイト・ヒューバート/ロスト・レディ・ラグ/グラッド・ラグ/ラスト・ラグ/ブラス・ナックルズ(ウィリアム・オルブライトとの共作)
マルク=アンドレ・アムラン(P)

録音:2021年1月24日-25日&3月27日ー28日、メカニクス・ホール(ウースター、マサチューセッツ)
現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムラン。Hyperionの2022年6月新譜レコード・オヴ・ザ・マンスとなる新録音は、なんとウィリアム・ボルコムが書いたラグタイム(P・ラグ、クラシック・ラグ)を網羅したファン垂涎の濃厚アルバム!
1938年シアトル出身のウィリアム・ボルコムは、ラグタイムを中心に、ジャズの語法に基づく多くの作品を生み出し、ピューリッツァー賞、グラミー賞、アメリカ国民芸術勲章、デトロイト音楽賞、ミュージカル・アメリカの2007コンポーザー・オヴ・ザ・イヤーなど華々しい受賞歴を誇る作曲家。「タビー・キャット・ウォーク」の気楽な優雅さから、「ユービーズ・ラッキー・デイ」の陽気さ、「ブラス・ナックルズ」のワイルドな悪ふざけまで、ボルコムが生涯をかけて積み上げた魅惑のラグタイムをアムランの超絶技巧が華麗に彩ります。アムランのジャズ・インスパイア作品と言えば、カプースチン(CDA-67433)や、「イン・ア・ステイト・オヴ・ジャズ」(CDA-67656)などの超大ヒット盤があるだけに、この「ボルコムのピアノ・ラグ」にも大きな期待がかかります!
CDA-68393
ペドロ・デ・クリスト:マニフィカト
ペドロ・デ・クリスト(c.1550-1618):第8旋法のマニフィカト
サルヴェ・レジナ(ようこそ天の女王)*
ミサ曲「サルヴェ・レジナ(ようこそ天の女王)」
クアエ・エスト・イスタ(この方は誰ぞ)*
アルマ・レデンプトリス・マーテル(恵み深き救い主の母よ)*
アヴェ・レジナ・チェロールム(幸いなるかな天の女王)
スターバト・マーテル*
レジナ・チェリ(天の女王)
ベアタ・デイ・ジェニトリクス(祝福されし神の御母)
サンクタ・エト・インマクラータ(神聖にして汚れなき乙女)*
ベアタ・ヴィセラ・マリエ(祝福されしマリアの御胎)
アヴェ・マリス・ステラ(めでたし海の星)
ヴィルゴ・プルデンティッシマ(いと聡明なる乙女)
アヴェ・マリア
クペルチノス、
ルイス・トスカノ(指)

録音:2021年8月14日-17日、ボム・ジェズ教会(ブラガ、ポルトガル)
*世界初録音
ルイス・トスカノは、ブラバント・アンサンブル、アルス・ノヴァ・コペンハーゲン、ムジカ・フィクタなどのアンサンブルに参加するポルトガルのテノール。2009年にクペルチノ・デ・ミランダ財団によって設立されたクペルチノス(元:Cappella Musical Cupertino de Miranda)は、コインブラ大学とのパートナーシップ、ディレクターのルイス・トスカノ、音楽学者のホセ・アブレウらの研究によって、広大なポルトガルのポリフォニー音楽を専門的に取り上げています。
Hyperionからリリースされたファースト・アルバム「カルドーゾのレクイエム」(CDA-68252)が、いきなり2019年度のグラモフォン賞古楽部門賞を受賞してしまうという快挙を達成し一躍その名を世界に轟かせたクペルチノス。ドゥアルテ・ロボの世界初録音となる2つのミサ曲と8つのクリスマス・レスポンソリウム集を収録したセカンド・アルバムでもその更なるポテンシャルを示しました。待望のサード・アルバムとなる今作では16世紀〜17世紀ポルトガルの作曲家、ペドロ・デ・クリストを取り上げます。ポルトガルでは1834年の修道会解散以降およそ100年もの間資料が適切に管理されずに書籍や写本が大きなダメージを受け、ペドロ・デ・クリストの写本も多くは失われてしまったとされています。しかし2021年、コインブラ大学はクペルチノ・デ・ミランダ財団の寛大な支援を受け、ここに収録されたレパートリーを構成するのに不可欠な4つの主要な写本を修復。ダメージを受けた作品の大部分を完成させました。作品の誕生から400年の時を経て、ポルトガルの音楽史に名を刻む偉大なポリフォニストの音楽が甦ります。
CDA-68394

PCDA-68394
国内盤仕様
税込定価
チェロ、黄金の10年1878-1888
ブルッフ:コル・ニドライ Op.47*(1881)
R・シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6(1881、オリジナル版)
ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品 Op.75(1887、イッサーリス編)
ルイーゼ・アドルファ・ル・ボー(1850-1927):チェロ・ソナタ ニ長調 Op.17(1878)
エルンスト・ダーヴィト・ヴァーグナー(1806-1883):コル・ニドライ
アイザック・ネイサン(1790-1864):ああ、彼等のために泣け(イッサーリス編)
スティーヴン・イッサーリス(Vc)、
コニー・シー(P)、
オリヴィア・ジャゴース(Hp)*

録音:2021年7月5日-7日、ヘンリー・ウッド・ホール(イギリス、ロンドン)
国内盤仕様:解説:スティーヴン・イッサーリス(日本語訳:SOREL)
イギリスが誇る世界的名チェリスト、スティーヴン・イッサーリス最新作!チェロの歴史上、特に実りの多かった10年に着目した魅力たっぷりのプログラム!ブラームスの「チェロ・ソナタ第2番」や、チェロで演奏されることも多いフランクの「ヴァイオリン・ソナタ」、そしてサン=サーンスの「白鳥」やフォーレの「エレジー」が生まれた1880年代に焦点を合わせ、ブルッフの有名な「コル・ニドライ」(1881年出版)や、1880年に開催された新音楽時報(Neue Zeitschrift fur Musik)主催のコンクールに提出されたR・シュトラウスとルイーゼ・アドルファ・ル・ボーのソナタなどを取り上げています。(イッサーリスによれば、ドイツ・ロマン派の女性作曲家、ル・ボーのソナタはTwitterでのやりとりをきっかけにその存在を知り、この作品を収録するために、アルバム・タイトルを「1880年代」ではなく「1878-1888」にしたとのこと。)さらに脚注として、別の作曲家の手による「コル・ニドライ」や、ブルッフの「コル・ニドライ」に引用されているアイザック・ネイサン(「オーストラリア音楽の父」として知られる英国の作曲家、指揮者チャールズ・マッケラスはネイサンの子孫)の哀歌「ああ、彼等のために泣け Oh! weep for those」も収録されており、イッサーリスの巧みなキュレーションが光ります。イッサーリス自身による読み応えのある解説(国内仕様盤は日本語訳付き)と合わせてお楽しみください。
CDA-68396
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第6番、
イギリス民謡集(煤けたズボン*、The Carter*、Ward the Pirate*)、
交響曲第8番、イングランド・マイ・イングランド#
マーティン・ブラビンズ(指)、
BBC響、BBC交響cho*#、
ロデリック・ウィリアムズ(Br)#

録音:2019年11月5日*#&2021年9月21日-22日、ワトフォード・コロシアム(ワトフォード、イギリス)
2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、その後も度々来日公演を成功させ、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているイギリスの名指揮者マーティン・ブラビンズ。1920年版の「ロンドン交響曲(CDA68190)」で話題を呼んだブラビンズのヴォーン・ウィリアムズ・サイクル第5弾は、作曲者本人はその影響を否定しましたが、第2次大戦を反映したかのような作品で「戦争交響曲」ともいわれる問題作、「交響曲第6番」と、指揮者であるジョン・バルビローリに捧げられ古典的な要素を含んだ「交響曲第8番」を収録。
その他にもBBC交響合唱団が参加した「イギリス民謡集」や、2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞、リーズ・リーダー音楽祭2016の芸術監督も務め、日本ではバッハ・コレギウム・ジャパンとの定期的な共演でも知られるイギリスの名バリトン、ロデリック・ウィリアムズを迎えた「イングランド・マイ・イングランド」といった珍しい声楽曲も収録されており、充実の内容となっています。
第1巻〜第3巻まで連続で英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に選ばれ、第4巻は同誌「クリティクス・チョイス」にも選ばれグラモフォン賞2021にノミネート、レコード芸術「海外盤REVIEW」でも絶賛されてきた絶好調のRVWサイクル。今作も目が離せません。
CDA-68398
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第4番イ短調 D537
ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D959
ギャリック・オールソン(P)

録音:2021年11月24日-25日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
1966年ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、1968年モントリオール国際コンクール、そして第8回ショパン国際ピアノ・コンクールで第1位に輝いたアメリカの名ピアニスト、ギャリック・オールソン。2018年のホーネンス国際ピアノ・コンクールでは、参加者へ指導などを行うメンター・イン・レジデンスにも選ばれています。
Hyperionへと活躍の場を移してから、ブラームス、グラナドス、グリフス、スクリャービン、スメタナ、ドビュッシー、プロコフィエフ、バルトークと多彩で華麗な数々のアルバムを送り出してきたオールソンが、ついにシューベルトのピアノ・ソナタ集をレコーディング。オールソンは、若きシューベルトが書いた初期の作品であるピアノ・ソナタ イ短調 D537(第4番)と、死のわずか2ヵ月前に完成したソナタ三部作の1つであるピアノ・ソナタ イ長調 D979(第20番)をカップリング。第4番の主題が第20番にも引用されるなど関係の深いこの2作は、詩的な洞察力と雄弁さに富み、真のシューベルティアンに期待されるすべての要素を備えています。オールソンの手腕によってその幅広い感情表現が見事に具現化されるシューベルトのピアノ・ソナタにご期待ください。


CDA-68411(2CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 Vol.1〜K279‐K284&K309
【Disc1】
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 K.279/ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調 K.280/ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 K.281/ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K.282
【Disc2】
ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283/ピアノ・ソナタ第6番ニ長調K.284/ピアノ・ソナタ第7番ハ長調 K.309
アンジェラ・ヒューイット(P)

録音:2021年12月7日-12日、マリーエンミュンスター文化財団(ドイツ)
※使用楽器:ファツィオリ
ヒューイットが、モーツァルトのピアノ・ソナタ全集録音という新たな一歩を踏み出します。
第1弾は、1つのセットとしてまとめて作曲されたと考えられている最初期のソナタ、「デュルニッツ・ソナタ」(第1番〜第6番)に、マンハイムの音楽家クリスティアン・カンナビヒの娘、ローザのために作曲したとされるソナタ第7番をカップリング。これら初期のソナタは、演奏会で取り上げられる機会は少ないですが、モーツァルトが生涯を通じて頻?に用いた反復進行を取り入れるなど、その後の作品への片鱗を示した重要作と言えるでしょう。
「若書きの作品が大好きで、作曲家の優れた才能がどのように発展するかを研究することは魅力的です。」と語るヒューイットが、美しい旋律と気品が散りばめられた初期の作品の数々を、軽妙なタッチと、これまでに培ってきた豊かな音楽性で天才モーツァルトの世界を描きます。
CDA-68400
ハフ、デュティユー、ラヴェル:弦楽四重奏曲集
スティーヴン・ハフ:弦楽四重奏曲第1番「6つの出会い」(2021)
デュティユー
:夜はかくの如し(1973-76)
ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調(1902-03)
タカーチSQ〔エドワード・ドゥシンベア(Vn1)、ハルミ・ローズ(Vn2)、リチャード・オニール(Va)、アンドラーシュ・フェイェール(Vc)〕

録音:2022年2月7日-10日、ローン・ツリー・アーツ・センター(コロラド、アメリカ)
世界最高峰のSQ、タカーチSQに捧げられたスティーヴン・ハフの「弦楽四重奏曲第1番「6つの出会い」」を収録した注目作が登場!スティーヴン・ハフといえば、4つのグラミー賞ノミネート、2つの"Record of the Year"を含む8つのグラモフォン賞受賞を誇る、ピアノ王国ハイぺリオンを代表するピアニストとして知られていますが、近年は作曲家としても広く活躍しており、Hyperionレーベルだけでも、自作自演で録音した多数のピアノ作品の他、チェロ・ソナタやミサ曲がレコーディングされています。この作品は、同時収録されたデュティユーとラヴェルの作品に付随するものとして作曲されており、2021年12月8日にタカーチSQによって初演されています。副題の「(6つの出会い)Les Six rencontres」は「フランス6人組(Les Six)」が掛けられており、直接的な引用や言及はありませんが、6つの楽章に彼ら(プーランク、オネゲル、ミヨー、オーリック、デュレ、タイユフェール)の影響が仄めかされています。ハフはこの作品に対して「彼らの音楽言語を結びつけたものではなく、それらに欠けていたもの」を探求するために書かれたと述べています。
タカーチSQは1975年にブダペストのフランツ・リスト音楽院の学生であったガボル・タカーチ=ナジらによって結成され、1977年エヴィアン国際弦楽四重奏コンクールで一等賞と批評家賞を獲得し国際的な注目を浴び、ポーツマス、ボルドー、ブダペスト、ブラティスラヴァ等多くのコンクールで優勝してきた世界最高峰のSQのひとつです。2020年6月には、グラミー賞受賞(+3度のノミネート)で知られる世界的ヴィオリスト、リチャード・オニールが新たなメンバーとして加わりました。近年では2022年9月に来日公演を行っています。
CDA-68401(2CD)
バッハ:フランス組曲
フランス組曲第1番ニ短調 BWV812**
フランス組曲第2番ハ短調 BWV813**
フランス組曲第3番ロ短調 BWV814**
組曲変ホ長調 BWV819**
組曲ト短調 BWV822*
フランス組曲第4番変ホ長調 BWV815*
フランス組曲第5番ト長調 BWV816*
フランス組曲第6番ホ長調 BWV817*
組曲イ短調 BWV818**
マハン・エスファハニ(ハープシコード*、クラヴィコード**)

録音:2022年2月14日-17日、洗礼者聖ヨハネ教区教会(ラフトン、エセックス)
近年好調なリリースが続いており、その度に大きな話題を巻き起こす1984年テヘラン生まれのイラン系アメリカ人ハープシコード奏者、マハン・エスファハニが推し進めるバッハ・シリーズの次なる新録音は「フランス組曲」!2023年5月リリースの「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」(PCDA-68387/CDA-68387)に続きハープシコード、クラヴィコードと弾き分けたエスファハニならではの興味深いレコーディングとなりました。これまでのバッハの録音でもレコード芸術「特選盤」、BBCミュージック・マガジン「インストゥルメンタル・チョイス」、グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」に選ばれ、ICMA(国際クラシック音楽賞)2019にもノミネートされるなど例外なく絶大な評価を得ているだけに今回の「フランス組曲」も話題必至でしょう。
エスファハニはハープシコード奏者として初めてBBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれた他、ボルレッティ=ブイトーニ財団賞受賞、2014年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞の「インストゥルメンタリスト・オヴ・ジ・イヤー」と2014年グラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートするという栄誉を、それぞれハープシコード奏者として初めて達成。2015年にはBBCミュージック・マガジンの「ニューカマー・オヴ・ジ・イヤー」に選ばれ、2015年と2017年にもグラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートされるなど、今やHyperionレーベルの看板アーティストの一人として大活躍しています。
CDA-68403
マガリャンイス:ミサ曲集
フィリーペ・ヂ・マガリャンイス(c1563-1652):目覚め給え,なんぞ眠り給いたるや,主よ
フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):主よ,きたれ
マガリャンイス:ミサ曲「主よ,きたれ」、第1旋法によるマニフィカト
ピエール・ド・マンシクール (c1510-1564):まことに主が
マガリャンイス:ミサ曲「まことに主が」、私は自らの罪を恐れ
ルイス・トスカノ(指)、
クペルチノス

録音:2022年6月24日-27日、ボム・ジェズ教会(ブラガ、ポルトガル)
ファースト・アルバム「カルドーゾのレクイエム」(CDA-68252)が、いきなり2019年度の『グラモフォン賞古楽部門賞』を受賞するという快挙を達成し、前作「ペドロ・デ・クリストのマニフィカト」(CDA-68393)は英グラモフォン誌の『エディターズ・チョイス』を獲得したクペルチノスの最新盤は、ポルトガルの作曲家フィリーペ・ヂ・マガリャンイス(c1563-1652)によるミサ曲集。マガリャンイスは16〜17世紀に活躍し、当時教育者としても名高かった作曲家マヌエル・メンデスの愛弟子であったと考えられています。そして、1623年から1641年まで王立礼拝堂の司祭を務め、最も尊敬されるポルトガルの音楽家の一人でした。
指揮者のルイス・トスカノはブラバント・アンサンブル、アルス・ノヴァ・コペンハーゲン、ムジカ・フィクタなどのアンサンブルに参加するポルトガルのテノールです。2009年にクペルチノ・デ・ミランダ財団によって設立されたクペルチノス(Cupertinos/元:Cappella MusicalCupertino de Miranda)は、コインブラ大学とのパートナーシップ、ディレクターのルイス・トスカノ、音楽学者のホセ・アブレウらの研究によって、広大なポルトガルのポリフォニー音楽を専門的に取り上げています。
CDA-68404

JCDA-68404
日本語解説付国内盤
税込定価

明けの明星
1. コルネリウス(1824-1874)(サー・アイヴァー・アルジャーノン・アトキンズ/オワイン・パーク編):ケルンの三王〔=東方の三博士〕 Op.8の3
2. 単旋聖歌:イントロイトゥス(入祭唱)「見よ、全能の主が来るのを」
3. ヨハネス・エッカルト(1533-1611):マリアは聖所に行って
4. ウィリアム・バード(1539/40-1623):見よ、全能の主が来るのを
5. 単旋聖歌:グラドゥアーレ(昇階唱)「シバの人はみな」
6. ジョアンナ・マーシュ(b.1970):冬の家の中に
7. ヤコブス・ハンドル(1550-1591):不思議な神秘が
8. ハウエルズ:ここに小さな扉がある
9. 単旋聖歌:アレルヤ「その星を見たので」
クレメンス・ノン・パパ(c.1510/15-1555/6):東から来た博士たちが-10. 東から来た博士たちがエルサレムに着いて、11. 博士たちがその星を見ると
12. ペルト(b.1935):明けの明星
13. エイドリアン・ピーコック(b.1962):それほどの徳を持ったばらはない
14. 単旋聖歌:オッフェルトリウム(奉納唱)「タルシシュの王たちが」
15. ラッスス(1530/32-1594):三つの奇跡
16. オワイン・パーク(b.1993):あなたの光を送って
17. 単旋聖歌:コンムニオ(拝領唱)「その星を見たので」
18. ジュディス・ビンガム(b.1952):マリアの愛の中で
ピエール・ド・マンシクール(c.1510-1564):光を放て, エルサレムよ-19. 光を放て, エルサレムよ、20. あなたの子らは遠くから来
21. 伝承曲(オワイン・パーク編):ベツレヘムよ, もっとも高貴な都市のどれも(「シュトゥットガルト」)
ジェズアルド・シックス〔ガイ・ジェームズ(C.T)、ジョゼフ・ウィックス(T)、ジョシュ・クーター(T)、マイケル・クラドック(Br)、サミュエル・ミッチェル(Bs)〕、
オワイン・パーク(指、Bs)、
ウィル・プライアー(C.T)

録音:2022年9月13日-15日、トリニティ・カレッジ礼拝堂(ケンブリッジ)
2014年に設立されたイギリスの若き男声ア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス」。ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャンです。ジェズアルド・シックスは、イギリスのルネサンス期を代表する作曲家ウィリアム・バード(c.1543-1623)の没後400周年を記念したスペシャル・コンサート「シークレット・バード」を企画し、英米の大規模なツアーを行っています。
Hyperionからリリースされる8枚目のアルバムとなる本作では、ラッスス、バードからハウエルズ、ジュディス、ビンガム、オワイン・パーク、そしてペルトまで、16世紀から現代にかけての傑作を集成。有名な季節のキャロル、ルネサンス時代の珠玉の作品や21世紀のハイライトを織り交ぜています。レコーディングは、クリスマス・アルバム(『Christmas』CDA-68299)が制作されたケンブリッジのトリニティ・カレッジのチャペルにて行われ、このアルバムを通して、彼らの音楽的喜びを聴衆の心に贈ります。
CDA-68405
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第7番&第9番
南極交響曲(交響曲第7番)*
交響曲第9番ホ短調
マーティン・ブラビンズ(指)、
BBC響、BBC交響cho*、
エリザベス・ワッツ(S)*

録音:2022年3月13日-14日、ワトフォード・コロシアム(ワトフォード、イギリス)
2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、その後も度々来日公演を成功させ、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているイギリスの名指揮者マーティン・ブラビンズ。1920年版の「ロンドン交響曲(CDA68190)」で話題を呼んだブラビンズとBBCSOのヴォーン・ウィリアムズ・サイクル第6弾は、交響曲第7番(南極交響曲)と交響曲第9番で全集録音の最終巻を締めくくります。作曲者の高齢期に書かれたこの2つの交響曲は、当初は誤解や過小評価をされながらも、どちらも創造的な活力、傑出したオーケストラの色彩、成熟した交響的思考に満ち溢れ、現在ではイギリス音楽、20世紀の交響曲を代表する作品の1つとしての評価が確立してきました。
マーティン・ブラビンズ&BBC響のヴォーン・ウィリアムズ・サイクルは、その堅実な演奏と優れた解釈、そして稀少作品のカップリングなど秀逸な企画によって、第1巻〜第3巻まで連続で英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に選出され、第4巻は同誌「クリティクス・チョイス」にも選ばれグラモフォン賞2021にノミネートしています。レコード芸術の「海外盤REVIEW」でも度々「今月の特選盤」に選ばれるなど、世界で絶賛されてきた注目シリーズの完結編にご注目ください。
CDA-68406
チャイコフスキー:フィレンツェの思い出
チャイコフスキー:弦楽六重奏曲 ニ短調「フィレンツェの思い出」 Op.70
コルンゴルト
:弦楽六重奏曲 ニ長調 Op.10
ナッシュ・アンサンブル〔ステファニー・ゴンリー(Vn)、ジョナサン・ストーン(Vn)、ラーシュ・アンデシュ・トムテル(Va)、レイチェル・ロバーツ(Va)、エイドリアン・ブレンデル(Vc)、ジェマ・ローズフィールド(Vc)〕

録音:2023年1月9日-11日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
1964年創立、世界トップレベルの名手たちを擁し、ロンドンのウィグモア・ホールのレジデント・チェンバー・アンサンブルを務めるナッシュ・アンサンブル。多種多様な編成を駆使し、300超の世界初演を含む様々なスタイルの音楽を録音・演奏し、英国最高のアンサンブルの1つとして注目を集めてきました。Hyperionを中心にこれまで90タイトル以上のアルバムを録音し、イギリスのグラモフォン賞やBBCミュージック・マガジン賞にも度々ノミネートや受賞を果たしており、2021年にもジョン・ピッカードの作品集でグラモフォン賞の現代曲部門に輝いています。
このアルバムではチャイコフスキーとコルンゴルトの弦楽六重奏曲を取り上げています。チャイコフスキーの「フィレンツェの思い出」は最晩年の作品で、彼が書いた室内楽の作品としては最後のものとなります。コルンゴルトの「弦楽六重奏曲」は若書きの作品で20歳を迎える前に書かれた作品です。どちらも編成は同じですが、作曲家のキャリアの時期としては対照的なものと言えるでしょう。チャイコフスキーはこの編成の作品に対して兄弟であるモデストに「6つの楽器を均等に鳴らし独立させることは、想像を絶するほど難しい」と語ったということです。
CDA-68408
ゲレーロ:ミサ曲「偉大なる祭司を見よ」、マニフィカト&モテット集
フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):喜べ、バルバラ/どうして主の歌をうたえようか?/天国は、ある家の主人が(6声)/おお星よりも輝かしい十字架よ/さて、イエスは(4声)/ミサ曲「偉大なる祭司を見よ」/日々罪を犯し/あなたは祝福され、それは良いことです(5声)/かくも美しいあの女性はだれか?/第2旋法のマニフィカト
ブラバント・アンサンブル、
スティーヴン・ライス(指)

録音:2022年8月11日-13日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
ネーデルラント、フランドル楽派を中心に未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぐブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。これまでグラモフォン賞に3度ノミネートされているほか、ジョスカン・デ・プレの没後500周年にリリースされた「ジョスカン・デ・プレ:モテットとミサの楽章」(PCDA-68321)がレコード芸術特選盤に選出されるなど今や英国でも指折りのヴォーカル・アンサンブルとして日本でも認知度を高めてきた彼らが今回取り上げるのは、スペイン・ルネサンスの巨匠、フランシスコ・ゲレーロのミサ曲「見よ、大いなる司祭を」を中心とした作品集。
モラレスなどに師事し若くして成功を掴んだアンダルシア楽派のフランシスコ・ゲレーロは、スペイン・ポリフォニーの黄金時代の歴史においてビクトリアと並び重要視されている作曲家の一人。今回のアルバムではミサ曲「偉大なる祭司を見よ」をメインに様々なマニフィカトやモテットを収録しています。ジョスカン・デ・プレにばかり注目されがちな同時代の多くの優れた作曲家の作品に新たな命を吹き込み、現代へ伝承し続けるブラバント・アンサンブルの一切無駄のない洗練されたサウンドに耳を奪われることでしょう。
CDA-68409
ドビュッシー:練習曲集、他
練習曲 L143/ピアノのために L95
レントより遅く L128/英雄の子守歌 L140
見出された練習曲
ティーヴン・オズボーン(P)

録音:2021年8月4日&2022年12月7日-9日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
1991年に権威あるクララ・ハスキル・コンクールで一等賞を獲得するとともに、1997年にはニューヨーク・ナウンバーグ国際ピアノ・コンクールでも一等賞を獲得している、スコットランド出身のピアニスト、スティーヴン・オズボーン。ピアノ王国ハイペリオン(Hyperion)を代表するピアニストの一人として活躍するオズボーンの最新作は、レコード芸術特選盤、グラモフォン誌の「Editor's Choice」に選ばれた前作ドビュッシーの初期&後期作品集(PCDA-68390/CDA-68390)に引き続きドビュッシーの作品集です。
今作ではショパンの「練習曲」と同じく、ピアニストに優れた技術と音楽性の高さを求める「練習曲」に、古典的な要素と近代的な要素が見事に組み合わされ、ドビュッシーの作品の転機となったと言われる「ピアノのために」が収録されています。「映像」や「版画」、「子供の領分」などを収録した名作集(CDA-68161)、前奏曲集(CDA-67530)、ポール・ルイスとのフレンチ・デュエット集(PCDA-68329/CDA-68329)など、いずれも名盤ばかり(すべてグラモフォン誌の「Editor's Choice」や「Recording of the Month」に選ばれています)をリリースしているオズボーンのドビュッシー演奏をお楽しみください。
CDA-68410(2CD)
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.42&Op.77「ロプコヴィッツ四重奏曲」/「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」
弦楽四重奏曲第81番ト長調 Op.77-1, Hob.III-81 「ロプコヴィッツ四重奏曲第1番」/弦楽四重奏曲第82番ヘ長調 Op.77-2, Hob.III-82「ロプコヴィッツ四重奏曲第2番」/弦楽四重奏曲第43番ニ短調 Op.42, Hob.III-43/弦楽四重奏曲 「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」 Op.51, Hob.III-50-56
ロンドン・ハイドンSQ【キャサリン・マンソン(Vn)、マイケル・グレヴィチ(Vn)、ジョン・クロカット(Va)、ジョナサン・マンソン(Vc)】

録音:2022年5月2日-7日、ポットン・ホール(サフォーク)
クラシカル・ボウ&ガット弦というピリオド・スタイルでの精緻なアンサンブル、演奏に使用する楽譜のエディションにも徹底的にこだわり、ハイドンのスペシャリストとして高評価を確立してきたイギリスの名カルテット、ロンドン・ハイドンSQ。
2006年以降アムステルダム・バロック・オーケストラのリーダーを務めるスコットランドの名手キャサリン・マンソンが率い、幾度かのメンバー交代を経ながらも徹底したスタイルを貫いて堅実な評価を積み重ねてきたハイドン・シリーズ全集が遂に完結。第10弾となる本アルバムでは、中期の作品で、コンパクトにまとめられながらも豊かな内容を持つ作品42、ロプコヴィッツ伯爵に献呈されたハイドンの集大成とも言うべき晩年の2曲に、ハイドン自身の手によって弦楽四重奏版に編曲されたオラトリオ 「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」 をカップリング。ハイドンの無尽蔵のインスピレーションによって生まれたこれら名曲たちをもって、この偉大なプロジェクトを締めくくります。
使用エディション:
1785年出版ホフマイスター社(ウィーン/Op.42)
1802年出版アルタリア社(ウィーン/Op.77)
1798年出版アルタリア社(ウィーン/Op.51)
CDA-68413
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 Op.106
サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912):5つの幻想的小品 Op.5(1895)
ドヴォルザーク
:弦楽四重奏曲第13番 ト長調 Op.106(1895)、
 アンダンテ・アパッショナート B40a(1873)
タカーチSQ〔エドワード・ドゥシンベア(Vn1)、ハルミ・ローズ(Vn2)、リチャード・オニール(Va)、アンドラーシュ・フェイェール(Vc)〕

録音:2022年8月19日-21日、ワイアストン・エステート・コンサート・ホール(バーミンガム、イギリス)
50歳を超え、『新世界より』、『アメリカ四重奏曲』、『チェロ協奏曲』などの傑作を書き上げたドヴォルザークと、英国王立音楽カレッジで学びながら作曲家としての名声を得始めていた20代前半のサミュエル・コールリッジ=テイラー。同じ1895年に生み出されたドヴォルザークの『弦楽四重奏曲第13番』とコールリッジ=テイラーの『5つの幻想的小品』は、作曲家としてのキャリアの中でまったく異なる段階にありながら、ともに補完的・同時代的な作品であり、タカーチSQの刺激的な演奏で、この興味深いカップリングをお楽しみいただけます。
タカーチSQは1975年にブダペストのフランツ・リスト音楽院の学生であったガボル・タカーチ=ナジらによって結成され、1977年エヴィアン国際弦楽四重奏コンクールで一等賞と批評家賞を獲得し国際的な注目を浴び、ポーツマス、ボルドー、ブダペスト、ブラティスラヴァ等多くのコンクールで優勝してきた世界最高峰のSQのひとつです。2020年6月には、グラミー賞受賞(+3度のノミネート)で知られる世界的ヴィオリスト、リチャード・オニールが新たなメンバーとして加わりました。近年では2022年9月にも来日公演を行っており、神奈川公演ではコールリッジ=テイラーの幻想的小品も演奏しています。
CDA-68414
ルートヴィヒ・ダーザー:ミサ曲「パーテル・ノステル」
ルートヴィヒ・ダーザー(1526-1589):
1. 主をほむべきかな
2. パーテル・ノステル(われらの父よ)
3-18. ミサ曲「パーテル・ノステル」(9. アヴェ・マリア)
19-20. あなたに向かってわたしは目を上げます
21. わたしは主を愛する
22. われらはみな神に感謝します
23-24. このことを覚えていなさい、ヤコブとイスラエルよ
25. わたしをお救いください
26. 長い間活動が遮られ
27. 兄弟よ、身を慎み、目を覚ましていなさい
28-32. 光であり昼間の明るさであるキリストよ
チンクエチェント

録音:2022年10月、聖母教会(ドイツ、アドラースベルク)
ヨーロッパ各国(オーストリア、ベルギー、イギリス、ドイツ、スイス)のプロフェッショナルな歌手が集ったルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブルの最高峰、「チンクエチェント」。これまで、ジャン・リシャフォールやフィリップ・シェーンドルフ、フィリップ・デ・モンテ、ヤコブ・ルニャール、ハインリヒ・イザークなど、フランドル楽派を中心とするルネサンスの知られざるプログラムでアルバムを彩ってきたチンクエチェントの新録音は、ルートヴィヒ・ダーザー(1526-1589)の宗教音楽集!
その生涯と作品がミュンヘンとシュトゥットガルト、カトリックとルター派の両方にまたがっているドイツ・ルネサンス期の作曲家、ルートヴィヒ・ダーザー。フランドル楽派の影響を受け、同時代人からは非常に尊敬されていた作曲家でしたが、ミュンヘンで彼の後任を務めたオルランド・ディ・ラッソ(ラッスス)の登場により、音楽史上ではすっかり影が薄くなってしまいました。本作は充実のミサ曲「パーテル・ノステル」のほか、ラテン語のモテットやドイツ語のコラールのセレクションを含んでおり、両者の様々なスタイルを楽しむことができます。知られざる巨匠ダーザーの入門に最適な1枚です。
CDA-68415
ジョスカン・デ・プレ:千々の悲しみ*
モラレス:ミサ曲 「千々の悲しみ」#、
 ミサ曲 「千々の悲しみ」(1535/7年初稿版より サンクトゥス、
 ベネディクトゥス、アニュス・デイ)#、第1旋法によるマニフィカト
作者不詳(16世紀スペイン):Desilde al cavallero*
モラレス:ミサ曲 「Desilde al cavallero」+
デ・プロファンディス、
ロバート・ホリングワース(指)*#、
イーモン・ドゥーガン(指)+、
マーサ・マクロリナン(A)*、
リンダ・セイス(リュート、ビウエラ)*

録音:2022年5月2日-4日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
イ・ファジョリーニやケンブリッジ・タヴァナー合唱団のメンバーとして活動したマーク・ドゥーリッシュによって2011年に結成され、その独創的な活動で注目を浴びるルネサンス音楽専門の男声ヴォーカル・アンサンブル、デ・プロファンディス。 Hyperionからは「ベルナルディーノ・デ・リベーラ」(CDA68141)、「セバスティアン・デ・ビバンコ」(CDA68257)、「フアン・エスキベル」(CDA68326)と、知られざるスペイン・ルネサンスの音楽を精力的にレコーディングしてきたデ・プロファンディスのHyperion第4弾は、クリストバル・デ・モラレス(c.1500-1553)の2つのミサ曲とマニフィカトを収録。 モラレスはジョスカン・デ・プレの死後、パレストリーナとラッススが台頭する間の時代に活躍した、スペイン・ルネサンスの大家であり、おそらく当時もっとも有名な作曲家です。これまでの録音(デ・リベーラ、デ・ビバンコ、エスキベル)に比べれば著名な音楽家ですが、本格的な調査・研究は途上であり、今回収録されるミサ曲やマニフィカトの録音も限られていました。メインとなるミサ曲「千々の悲しみ(Mille regretz)」は、天正遣欧少年使節団が帰国後に豊臣秀吉に聴かせたというエピソードでも有名なジョスカンの「千々の悲しみ」で知られる、フランスのシャンソンを元にしたパロディ・ミサ。ミサ曲「Desilde al cavallero」は、今日ではあまり知られておりませんが、カベソンやゴンベールの作品にも用いられている当時のスペインの流行歌を基にしており、いずれもモラレスの比較的早い時期に書かれたであろうと考えられています。 決まった音楽監督置かず、プロジェクトごとにその道のスペシャリストを指揮者に招くというのもデ・プロファンディスの特徴の1つです。今作では、イ・ファジョリーニの創設者ロバート・ホリングワースと、ザ・シックスティーンのアソシエイト・コンダクターであり、Coroレーベルでは知られざるポーランド・バロックの録音シリーズでその手腕を発揮してきた実力者、イーモン・ドゥーガンがそれぞれ指揮を担当。ジョスカンの「千々の悲しみ」と「Desilde al cavallero」の原曲もマーサ・マクロリナンの歌で収録し、ミサ曲「千々の悲しみ」は、サンクトゥス〜アニュス・デイの部分は1544年版と1535/7年初稿版の両ヴァージョンを収録するなど、隙の無いプログラム構成も大きなポイントです。
CDA-68416
バード:5声のミサ曲
ウィリアム・バード(1539/40-1623):アヴェ・ヴェルム・コルプス/日々自らの罪に悩まされたるわれらは/5声のミサ曲より キリエ、グローリア/悲しみと不安が/5声のミサ曲より クレド/アヴェ・マリア/5声のミサ曲より サンクトゥス、ベネディクトゥス/死の悲しみがわれをとりまく/5声のミサ曲より アニュス・デイ/よりよき生活のうちに/エレミアの哀歌(失われた声部の再構築:オワイン・パーク
ジェズアルド・シックス〔ガイ・ジェームズ(C.T)、ジョゼフ・ウィックス(T)、ジョシュ・クーター(T)、マイケル・クラドック(Br)、サミュエル・ミッチェル(Bs)〕、オワイン・パーク((指)バス)

録音:2022年6月&9月、オール・ハロウズ教会(イギリス、ロンドン)
2014年に設立されたルネサンス・ポリフォニーを専門とするイギリスの若き男声ア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス」。ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャンです。
ジェズアルド・シックスは、イギリスのルネサンス期を代表する作曲家ウィリアム・バード(c.1543-1623)の没後400周年を記念したスペシャル・コンサート「シークレット・バード」を企画し、英米の大規模なツアーを行っています。7枚目のアルバムとなる本作もバード没後400周年を記念したもので、おそらく1594年末から1595年初頭頃に作曲されたと思われるラテン語の(隠れカトリックのための)傑作「5声のミサ曲」を中心に、並外れた美しさを誇るラテン語のモテットを散りばめ、バードの作品の力強さと優しさを的確に捉えた素晴らしいアルバムが完成しました。1560年代のリンカーン在学中に作曲されたと思われる「エレミアの哀歌」は、オックスフォードとテンベリーに残る資料を繋ぎ合わせても3か所に不完全な声部(T)が残っており、オワイン・パークが当時の様式を守りながら巧妙に再構築しています。
CDA-68417
マショー:恵みの泉
1. 与えてください、領主様/2. 人民を導く者は/泣け、王国よ/武器を握って/3. 監獄に入れられていてもとても心地良いので/4. 祝福された処女/汚れを知らず子を産んだ人/あなたに向かって私たちはため息をつき/5. ようこそ、価値ある女性/6. とても甘美な女性/7. 私は嘆願するのをやめません「泉のレイ」/8. 光であるキリスト/来たれ、創造主たる聖霊よ/苦難が近づき/9. わが心には闘争があり/10. 監獄に入れられていてもとても心地良いので
オルランド・コンソート〔マシュー・ヴェンナー(C.T)、マーク・ドーベル(T)、アンガス・スミス(T)、ドナルド・グレイグ(Br)〕

録音:2022年7月5日-7日、洗礼者聖ヨハネ教区教会(ラフトン、エセックス)
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。
14世紀アルス・ノーヴァを代表する作曲家・詩人ギヨーム・ド・マショー。これまで、レコード芸術海外盤REVIEW「今月の特選盤」や英グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」、グラモフォン賞ノミネート、ICMA(国際クラシック音楽賞)ノミネートなど、極めて高い評価を獲得してきたマショー・プロジェクトは、ついに第10弾という節目を迎えました。本アルバムでは、マショーが生きた疫病、戦争、争いの世界と、宮廷的で精神的な愛の理想を対比させ、当時の音楽をオルランド・コンソートの見事なアンサンブルが生き生きと再現しています。
CDA-68418

PCDA-68418
国内盤仕様
税込定価
スタンフォード:レクイエム Op.63
マーティン・ブラビンズ(指)、
バーミンガム市SO、
バーミンガム大学cho
キャロリン・サンプソン(S)、マルタ・フォンタナルス=シモンズ(Ms)、ジェイムズ・ウェイ(T)、ロス・ラムゴビン(Br)

録音:2022年7月2日-3日、シンフォニー・ホール(バーミンガム、イギリス)
※国内盤:解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き
2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、その後も度々来日公演を成功させ、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているイギリスの名指揮者マーティン・ブラビンズが、アイルランド人である作曲家スタンフォードの「レクイエム」を収録!
スタンフォードはわずか10歳の時にイギリスの著名な画家フレデリック・レイトンの絵画を観てその作品から影響を受けています。その作品は新古典派に属するもので、スタンフォードにとって共感できる部分が多かったのでしょう。カトリック信者であったレイトンが1896年に亡くなると、それを契機に「レクイエム」を作曲することになりました。そのスタイルもスタンフォード自身が20年前にケンブリッジに持ち込んだブラームスの「ドイツ・レクイエム」のように慰めと再生をテーマにしており、決して審判や天罰の恐怖をテーマにしているものではありませんでした。四人のソリストと合唱団、オーケストラという大きな編成で書かれてはいますが、スタンフォードの初期の作品である交響曲とオペラの側面が見事に融合しており、合唱団は複雑な対位法よりも讃美歌的なハーモニーで歌うことが多くなっています。
CDA-68419
ファンタジー・イン・ブルー〜チェロ、サクソフォン四重奏とピアノのための編曲集
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲 Op.33(シュテファン・マルツェフ編)
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 イ短調 RV418(イタイ・ソボル編)
ファリャ:7つのスペイン民謡(セバスチャン・ゴッチック編)
ショスタコーヴィチ:前奏曲 「ギター」(映画音楽『馬あぶ』 Op.97より、
 レヴォン・アトミアン編)、エレジー(劇音楽『人間喜劇』 Op.37より、レヴォン・アトミアン編)、
 ワルツ第2番(舞台管弦楽のための組曲より、ルイ=ノエル・フォンテーヌ編)
ガーシュウィン(シュテファン・マルツェフ編):ファンタジー・イン・ブルー
アルバン・ゲルハルト(Vc)、
アリアージュ五重奏団(サクソフォン四重奏+ピアノ)

録音:2022年5月、ドイツ放送カンマームジークザール(ドイツ、ケルン)
これは驚き!ドイツ・チェロ界の新皇帝、アルバン・ゲルハルトとアリアージュ五重奏団(サクソフォン四重奏+ピアノ)による名曲の再創造!
バロックからガーシュウィンまで、どの作品も真面目に、オリジナルの精神に忠実に、遊び心のある見事なアレンジが施されています。チャイコフスキーやヴィヴァルディの協奏的作品を聴くと、チェロと絡み合う4本のサクソフォンとピアノの表現力に驚かされます。原曲に近いアレンジもあれば、「ロココの主題による変奏曲」のジャジーな第6変奏のように、大胆でユニークなアレンジも。(ここではオリジナルの変奏曲の和声構造はほぼそのままに、タイムマシンに乗ったチャイコフスキーは煙草の煙の充満した地下のナイトクラブへと飛ばされてしまいます)最後の「ファンタジー・イン・ブルー」はもちろんガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」のアレンジですが、ピアノ・ソロの要素をチェロやサクソフォンに割り当てたり、ソロとオーケストラを逆転させたり、ピアノのカデンツァを再構築したりと、驚くべき再創造が行われています。
CDA-68420
ヴォーン・ウィリアムズ、マクミラン、タヴァナー:合唱作品集
ヴォーン・ウィリアムズ:ミサ曲 ト短調、味わい見よ*
マクミラン:主を恐れる人はだれか#、
 エドワード懺悔王のミサ曲#、特別な訴え*、
 誰がキリストの愛からわたしたちを離れさせるのか
タヴァナー:マニフィカトとヌンク・ディミッティス 「コレギウム・レガーレ」、アテネのための歌 
ウェストミンスター寺院聖歌隊、
ジェームズ・オドンネル(指)、
ピーター・ホルダー(Org)*

録音:2022年6月&10月
(世界初録音#)
ウェストミンスター寺院聖歌隊によるヴォーン・ウィリアムズ、マクミラン、そしてタヴァナーの合唱作品集。このアルバムの中にはマクミランの世界初録音作品が二曲含まれています。ヴォーン・ウィリアムズの「味わい見よ」は、エリザベス2世の戴冠式のために委嘱された作品で、1953年6月2日にウェストミンスター寺院にて歌われました。
世界遺産にも指定されている英国国教会の教会、ウェストミンスター寺院の聖歌隊は、30名の少年合唱と12名のプロの成人歌手からなる合唱団で、教会聖歌隊の最高峰として知られており、長年に亘って典礼や祝典の場で国際的に重要な役割を果たしています。先日行われたエリザベス2世の追悼式でもその美しい歌声を響かせていました。
CDA-68421(2CD)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 Vol.2
ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 K.311
ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
幻想曲ハ短調 K.396/幻想曲ニ短調 K.397
ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」
ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
アンジェラ・ヒューイット(P)

録音:2022年12月13日-20日、マリーエンミュンスター文化財団(ドイツ)/※使用楽器:ファツィオリ
2016年から始まり、2022年5月の紀尾井ホールでの演奏をもって完結した、世界の各都市でバッハの主要な鍵盤曲を演奏するシリーズ「バッハ・オデッセイ」という偉業を成し遂げた鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイット。
これまでに、バッハのピアノ作品、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲など、数々の録音プロジェクトを通して国際的な評価を確立してきたヒューイットによるモーツァルトのピアノ・ソナタ全集録音プロジェクトの第2弾では、当時流行していたトルコ趣味を取り入れて作曲された、モーツァルトのピアノ作品の中でも比較的ポピュラーなトルコ行進曲を含む、20代の頃に作曲された6つのソナタに、ヒューイットが若い頃からレパートリーにしてきた2つの幻想曲を組み合わせています。
モーツァルトが当時の楽器の響きを用いて描いたこれら作品の世界観を、ヒューイットが繊細で歌うような、そして正確なタッチで、現代の名器で再現します。
CDA-68425
イーヴォ・アントニーニ:合唱作品集
我がもとに来たれ
主に向かいて歌え
おお、偉大なる神秘よ
永遠の光
天の元后 喜びたまえ
希望は羽をまとった姿で
立ち上がれ友よ
天のいと高きところに栄光あれ
トリニティー・サーヴィス/記憶
主をほめたたえよ/アレルヤ
優しい言葉/神を喜びたたえよ
天使
スティーヴン・レイトン(指)、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho

録音:2021年7月、聖ペテロ&パウロ教会(イギリス、サール)
イギリス合唱界の名指揮者、スティーヴン・レイトンが音楽監督を務める名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。バッハ、ヘンデルなどの古楽からスタンフォード、フィンジ、ハウエルズ、マクドウォール、オワイン・パークなどの近現代音楽まで広いレパートリーを誇る彼らの最新盤は、スイス出身の作曲家イーヴォ・アントニーニ(1963-)の合唱作品集!現在は合唱音楽の作曲に専念しているアントニーニですが、もともと映画、テレビ、ジャズの分野で活躍していたこともあり、どの作品も親しみやすく甘美なものに仕上がっています。彼のいくつかの作品は国際的な賞を獲得しており、2016年にはニューヨークのリンカーン・センターで彼の作品だけを取り上げたコンサートが開催されました。初の主要な大規模作品である『合唱、オーケストラ、ソプラノ、ピアノの為の「母なる大地への祈り」』はカーネギー・ホールで初演が行われています。
CDA-68426
クレド
R・シュトラウス:ドイツ語のモテット Op.62
サンドストレム(1942-2019):4つの愛の歌
メシアン:イエスの永遠性への賛歌(クリトゥス・ゴットヴァルト編)
アンブロジュ・チョピ(1973-):He wishes for the Cloths of Heaven
R・シュトラウス:夕べ Op.34-1
マテイ・カステリッチ(1994-):クレド/私は信じる
ラトビア国立cho
マーリス・シルマイス(指)

録音:2021年6月&9月、聖ヨハネ教会(ラトビア、リガ)
ヨーロッパで最も高く評価されている合唱団のひとつ、ラトビア国立合唱団による「愛」をテーマにした合唱作品集!1997年より芸術監督・首席指揮者を務めるマーリス・シルマイスのもと、2022年に80周年を迎えたラトビア国立合唱団。技術と音楽性を併せ持つ歌手たちが揃っており、1パ―ト1名のアカペラから、大規模な合唱団であることを活かしたフル・オーケストラとの共演まで、幅広いレパートリーをこなしています。本作では、求められる歌手の人数が多いためあまり演奏されないR・シュトラウスの2作品を柱に、原曲以上に魅力的なメシアンの「イエスの永遠性への賛歌」(『世の終わりのための四重奏曲』の第5楽章)の編曲版や、スロベニアの作曲家であるアンブロジュ・チョピ(1973-)とマテイ・カステリッチ(1994-)の作品を収録しています。特に若きカステリッチがチョピに捧げた「クレド/私は信じる」は、アントニオ・ロッティ(1667-1740)の「十字架につけられ給いて」を引用した非常に感動的な作品。シルマイスはこの作品を「クラシックの偉大な合唱作品に比肩する」と絶賛しています。
CDA-68427
ヴェネツィアの秘宝
ジョヴァンニ・ガブリエリ(c1554/7-1612):Jubilate Deo omnis terra C136、Beata es virgo Maria C8、Ego sum qui sum C29、O quam suavis a 7C10
ジョヴァンニ・バッサーノ(1560/1-1617):Dic nobis Maria
クラウディオ・メールロ(1533-1604):Adoramus te Domine、Beata viscera
モンテヴェルディ:Adoramus te Christe SV289、Cantate Domino a6SV293
ジャコモ・フィネッティ(fl1605-1631):O crux ave, spes unica
アンドレア・ガブリエリ(c1510-1586):Laetare Jerusalem、Maria Magdalene, Maria Jacobi, et Salome
ジョヴァンニ・クローチェ(c1557-1609):Cantate Domino、O sacrum convivium a4、In spiritu humilitatis、Buccinate in neomenia
ロンドン・オラトリー・スコラ・カントルム少年cho
チャールズ・コール(指)
『ルネサンス・ポリフォニーの偉大なる遺産を紹介する「Sacred treasures」シリーズ』第2弾!1996年に設立されたロンドン・オラトリー・スクールの聖歌隊、ロンドン・オラトリー・スコラ・カントルムは、7歳から18歳のカトリックの少年たちが公的な教育制度の中で高度な合唱教育の機会を享受し、毎週土曜日の典礼と主要な祝祭日でミサを歌いながら、アメリカとヨーロッパの演奏ツアーや多くのレコーディングに参加しています。
ヴェネツィアの初期バロックの時代は最終的にモンテヴェルディが中心となりますが、それ以前に活躍したのが「3人のジョヴァンニ」でした。ジョヴァンニ・ガブリエリ、ジョヴァンニ・バッサーノそしてジョヴァンニ・クローチェの3人です。当時のサン・マルコ寺院ではガブリエリが第一オルガニスト、器楽の巨匠としてバッサーノ、ア・カペラの巨匠としてクローチェがおり、素晴らしい音楽を生み出していました。
CDA-68428
ロシアン・ヴァリエーションズ
ジョン・フィールド:ロシア民謡による変奏曲
グラズノフ:主題と変奏
チャイコフスキー:同一主題による6つの小品 Op.21
ラフマニノフ:ショパンの主題による変奏曲 Op.21
ピアーズ・レーン(P)

録音:2023年4月3日-5日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
イギリスで活躍するオーストラリアの知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンによるロシアン・ヴァリエーションズ。グラズノフ、チャイコフスキー、ラフマニノフといったロシアの作曲家と、アイルランド生まれではありますが、サンクトペテルブルクに長年滞在し、ロシアに縁の深いジョン・フィールドの作品を取り上げています。
ピアーズ・レーンは世界40ヵ国以上で演奏会を行っており、その中にはウィグモア・ホールでのソロ・リサイタルやカーネギーホールといった主要なホールでの演奏会も含まれています。またハイペリオン・レーベルを中心に多くのCDを録音しており、希少なロマン派のピアノ協奏曲など収録しています。他にも様々な国際的なコンクールでの審査員として活躍しており、英国王立音楽アカデミーの名誉会員に任命されるなど、教育者としても功績を残しています。
CDA-68434
アンセム集 Vol.1
エルガー:主は偉大なり Op.67、主に捧げよ Op.74
サミュエル・セバスチャン・ウェズリー(1810-1876): 荒野
ハウエルズ:ハウス・オヴ・ザ・マインド
ポール・スパイサー(1952-):出でよ、ラザロ
パトリック・ガワーズ(1936-2014):ガリラヤの人々
ジェームズ・マクミラン(1959-):主に感謝せよ
フランシス・ポット(1957-):トッカータ
デヴィッド・ベドナル(1979-):エブリワン・サング
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho、
スティーヴン・レイトン(指)、
ハリソン・コール(Org)、ジョナサン・リー(Org)

録音:2022年1月&2023年1月、イーリー大聖堂(イギリス、ケンブリッジシャー)
イギリス合唱界の名指揮者スティーヴン・レイトンが音楽監督を務める名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、待望のアンセム集がスタート!第1巻はアンセムの歴史において重要な作曲家サミュエル・セバスチャン・ウェズリー(1810-1876)の「荒野 The wilderness」に、ウェズリーを称賛していたエルガーによる2つの代表作「主は偉大なり Great is the Lord」 「主に捧げよ Give unto the Lord」、そして20世紀後半から21世紀に書かれたハウエルズやマクミランらの作品を加えた計9作品を収録(フランシス・ポットのトッカータのみオルガン独奏曲)。古楽から近現代音楽まで幅広いレパートリーを誇る彼らならではのプログラムといえるでしょう。
CDA-68436
デュリュフレ:レクイエム Op.9
プーランク:悔悟節のための4つのモテット
スティーヴン・レイトン(指)、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho
ハリソン・コール(Org)

録音:2021年7月31日、トリニティ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ)(プーランク)&2022年7月15日-20日、サン・トゥスタシュ教会(パリ)
イギリス合唱界の名指揮者、スティーヴン・レイトンが音楽監督を務めるケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。バッハ、ヘンデルなどの古楽からスタンフォード、フィンジ、ハウエルズ、マクダウアル、オワイン・パーク、イーヴォ・アントニーニなどの近現代音楽まで広いレパートリーを誇る名門カレッジ聖歌隊が、20世紀でもっとも愛されている合唱作品の1つでもあるモーリス・デュリュフレの「レクイエム」を録音! 古いもの(グレゴリオ聖歌)と新しいもの(その時代と場所に相応しい調和のとれた言語)が魔法のように統合された傑作で、パリのサン・トゥスタシュ教会の雄大な音響と素晴らしいオルガンの恩恵を受けたこの録音は、新たな「決定盤」の有力候補となることでしょう。約10年前にリリースされた「ハウエルズのレクイエム」(CDA-67914)ではグラモフォン賞の合唱部門に輝き、「プーランクのグローリア&モテット集」(CDA-67623)でもグラモフォン賞にノミネートしてきたケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団の名唱にご期待ください。
CDA-68439
ジョルジュ・ド・ラ・エル:ミサ曲 「万物の連なりを超えて」
ジョルジュ・ド・ラ・エル(1547-1586):ミサ曲 「万物の連なりを超えて」
ピエール・ド・マンシクール(c.1510-1564):その口で私に口づけを、よりよき生活のうちに、レジナ・チェリ*
ニコラ・ペイヤン(c.1512-after 24April1559):いと聡明なる乙女*
フィリップ・ロジエ(c.1561-1596):カンタンティブス・オルガニス、レジナ・チェリ*
エル・レオン・デ・オロ、
ピーター・フィリップス(指)、
マルコ・アントニオ・ガルシア・デ・パス(指)*

録音:2023年2月17日-19日、サン・サルバードル・デ・コルネッジャーナ王立修道院教会(アストゥリアス、スペイン)
「エル・レオン・デ・オロ」は、マルコ・アントニオ・ガルシア・デ・パスが創設し2017年には20周年を迎えているスペインの合唱団。2014年ロンドン国際ア・カペラ合唱コンクール最優秀賞や、スペイン・クラシック音楽祭協会の「Circuitos FestClasica2020award」の古楽部門など、多くの賞を受賞してきた実力派です。世界最高峰のポリフォニー・グループ、タリス・スコラーズの創設者兼ディレクターとして名声を誇り、日本を含む世界各地でマスタークラスや合唱ワークショップを開いているピーター・フィリップスがエル・レオン・デ・オロの名誉指揮者を務めており、毎年タリス・スコラーズとのコラボレーションなども行っています。
名匠ピーター・フィリップスとエル・レオン・デ・オロによるレコーディング第3弾は、今回初めて全曲録音が実現したというジョルジュ・ド・ラ・エルのミサ曲「万物の連なりを超えて」(自然の摂理に逆らって)を中心に、スペイン王フェリペ2世に雇われ、ルネサンス末期にマドリッドに住んでいたフランドルの作曲家たちの知られざるコレクションを紹介しています。
CDA-68440
デイヴィッド・ブリッグズ:宗教音楽集
デイヴィッド・ブリッグズ(1962-):
1.聖デイヴィッド・サーヴィス〜神を喜びたたえよ
2.前奏曲(オルガン即興)
3.わたしを刻みつけて
4.神は私の頭の中に
5.間奏曲(オルガン即興)
6.主はよみがえられた
7.「主はよみがえられた」によるトッカータ(オルガン即興)
8.たたえん、よろこびの光を
9.王の御旗は進み
10.慈しみと愛のあるところ
11-12.トリニティ・フォーブルドン・サーヴィス
13.カンタービレ(オルガン即興)
14.聖デイヴィッド・サーヴィス〜テ・デウム
スティーヴン・レイトン(指)、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、
デイヴィッド・ブリッグズ(Org)ほか

録音:2022年7月、サントゥスタシュ教会(フランス・パリ)
務める名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。バッハ、ヘンデルなどの古楽からスタンフォード、フィンジ、ハウエルズ、マクダウアル、オワイン・パーク、イーヴォ・アントニーニなどの近現代音楽まで広いレパートリーを誇る彼らの最新盤は、2010年に発売された『ノートル・ダム・ミサ』(CDA-67808)に続くイギリスのオルガニスト・作曲家、デイヴィッド・ブリッグズ(1962-)の作品集!
ブリッグズはフランスの名オルガニスト、ジャン・ラングレの門下生であり、セント・アルバンズ国際オルガン音楽祭のコンクールでは英国人として初のトゥルヌミール賞(最優秀即興演奏賞)に輝きました。ジャン・ラングレとピエール・コシュローから多大な影響を受けたブリッグズは、作曲家としても注目を集めており、かつ世界最高の即興演奏家のひとりとみなされています。レイトン&ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団による美しい合唱の合間で繰り広げられる、ブリッグズの見事なオルガン即興にもご注目ください。

CDJ-33025
シューベルト歌曲全集Vol.25
歌曲集「美しき水車小屋の娘」D.795
イアン・ボストリッジ(T)
グレアム・ジョンソン(P)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(語り;*)

録音:1995年10月26日-28日(*以外)/1994年12月10日*
CDJ-33030
シューベルト歌曲全集Vol.30
歌曲集「冬の旅」D.911
マティアス・ゲルネ(Br)
グレアム・ジョンソン(P)

録音:1996年8月4日-7日
CDJ-33032
シューベルト歌曲全集Vol.32〜1816 シューベルティアーデ
精霊の舞踏/乙女の嘆き/光と愛
サリエリ氏の50歳祝賀に寄せて
ボンス酒に/騎士トッゲンプルク
どんなに幕っていることか
自然のよろこぴ/太陽に寄す
恍惚/大ハレルヤ
ある兵士によせる挽歌/戦いの歌
それは私だった/誤りしとき/満足
遠ざかった人/さすらい人
嵐の中の神/世界の創造者たる神
クリスティーネ・シェーファー(S)
アン・マリ一(Ms)
クリストフ・プレガルディエン(T)
スティーヴン・ヴァーコ一(Br)
グレアム・ジョンソン(P)
スティーヴン・レイトン(指)
ロンドン・シューベルト・コーラル
CDJ-33033
シューベルト:歌曲全集Vol.33
〜ヤング・シューベルト
マリー・マクロホリン(S)
アン・マレー(Ms)
スティーヴン・ヴァーコー(Br)
サイモン・キーンリーサイド(Br)
スティ−ヴン・レイトン(指)
ロンドン・シューベルトcho
CDJ-33034
シューベルト:歌曲全集Vol.34〜シューベルティアーデ 1817-1821 マリヤナ・リポヴシェク(M)
トーマス・ハンプソン(T)、他
グレアム・ジョンソン(P)
CDJ-33035
シューベルト:歌曲全集Vol.35〜1822-1825年 さまざまな歌手たち
自然における神D.757/姉妹の挨拶D.762/
怒れる吟遊詩人D.785/巡礼の歌D.789/
美も愛もここにいたことをD.775/笑いと涙D.777/
老人の歌D.778/君はわが憩いD.776/巡礼D.778a/
ゴンドラの舟人D.809/勝利D.805/祈りD.815/
兵士の歌D.822/墓堀人の郷愁D.842/ボートの歌D.835/
挽歌D.836/捕らわれた狩人の歌D.843/ダンスD.826
リン・ドーソン、
ジェラルディン・マクグリーヴィ(S)
フィリップ・ラングリッジ(T)
トマス・ハンプソン、
マールテン・コニングスベルヘル、
クリストファー・モルトマン(Br)
ニール・デイヴィス(Bs)
パトリシア・ロザリオ、
ローナ・アンダーソン(S)
キャサリン・デンリー、
キャサリン・ウィン=ロジャース(Ms)
イアン・ボストリッジ、
ダニエル・ノーマン、
トビー・スペンス(T)
ステファン・ロージズ(Br)
マイケル・ジョージ(Bs)
スティーヴン・レイトン(指)
ロンドン・シューベルトcho
グレアム・ジョンソン(P)
CDJ-33036
シューベルト・エディションVol.36〜1827年のシューベルティアーデ
獅子王リチャードのロマンスD.907/
狩人の愛の歌D.909/舟人の別れの歌D.910/
春の歌D.919/眼の魔力D.902-1/
欺かれた裏切り者D.902-2/妻を得る法D.902-3/
楽しい別れD.896/あらゆる歌に彼女がD.896A/
涙D.926/秘められた恋D.922/星D.939/
酒を飲むヴァレンシュタインの傭兵D.931/
十字軍D.932/カンタータ「婚礼の焼肉」D.930/
イレーネ・キーゼヴェッターの
全快を祝うカンタータD.936
ユリアーネ・バンゼ(S)
ミヒャエル・シャーデ(T)
ジェラルド・フィンリー(Br)
リン・ドーソン(S)
グレアム・ジョンソン(P)、他
CDJ-33037
シューベルト・エディションVol.37(歌曲全集 完結編)
川の上で D943*/秋 D945
ただあなたのそばに D866-2
現世の幸福 D866/生きる力 D937
歌曲集「白鳥の歌」 第1部 ―
愛の便り D957-1/戦士の予感 D957-2/
春のあこがれ D957-3/
セレナード D957-4/わが家 D957-5/
遠い国で D957-6/別れ D957-7
信仰と希望と愛 D955/
歌曲集「白鳥の歌」 第2部 ―
アトラス D957-8/君の姿 D957-9/
漁夫の娘 D957-10/都市 D957-11/
海辺で D957-12/影法師 D957-13/
鳩の便り D965A(957-14)
ジョン・マーク・エインズリー、
アントニー・ロルフ・ジョンソン、
ミヒャエル・シャーデ(T)、
グレアム・ジョンソン(P)
デヴィッド・パイアット(Hrn)*
CDJ-33051(3CD)
シューベルトの友人と同時代の作曲家たち40人による歌曲集
ハイドン:白髪の老人
J.F.ライヒャルト:憩いなき恋心/魔王
A.サリエーリ:君を思いて
J.ツムシュテーク:期待/テクラ
ベートーヴェン:星きらめく夕べの歌
L.ベルガー:「水車屋の娘ローゼ」から/
L.シュポア:ミニョンの歌
ウェーバー:戦の間の祈り
メンデルスゾーン:愛の歌
リスト:風がざわめく 、他(全81曲)
スーザン・グリットン(S)
アン・マレー、
ステラ・ドゥフェクシス(Ms)
マーク・パドモア(T)
ジェラルド・フィンリー(Bs)
グレアム・ジョンソン(P)
CDJ-33101
シューマン:歌曲全集Vol.1〜後期の歌曲
6つの歌Op.89 〜第6曲「ばらよ、かわいいばらよ」Op.89-6 /
4つの歌Op.142 〜第3曲「少女、憂い」Op.142-3 /3つの歌Op.83 〜第2曲「堪え忍ぶ花」Op.83-2 /
スペインの歌芝居Op.74 〜第6曲「憂鬱」Op.74-6 /
子供の為の歌のアルバムOp.79 〜第7曲「ジプシーの小さな歌 I & II 」Op.79-7 /
5つの快活な歌Op.125〜第3曲「海の妖精」Op.125-3 /6つの歌Op.107 /
リートと歌第4集Op.96 より[第3曲「あの人の声」Op.96-3 /第1曲「夜の歌」Op.96-1 ]/
ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスター」にもとづくリートと歌Op.98a より
[第7曲「悲しい響きで歌わないで下さい」Op.98a-7 /第3曲「ただ憧れを知る者のみ」Op.98a-3 /
第5曲「語らずともよい」Op.98a-5 /第9曲「もうしばらくこのままの姿に」Op.98a-9 /
第1曲 ミニョンの歌「御存知ですか、レモンの花咲く国」Op.98a-1 ]/
レーナウの6つの詩とレクィエムOp.90 &Op.90bis /
ロマンスとバラード第4集Op.64 〜第2曲「捨てられた乙女」Op.64-2 /
子供の為の歌のアルバムOp.79 〜第23曲「時は春」Op.79-23 /3つの歌Op.119 〜第2曲「いましめ」Op.119-2 /
5つのリートと歌Op.127 〜第1曲「歌人の慰め」Op.127-1 /リートと歌第3集Op.77 〜第5曲「言伝」Op.77-5
クリスティーネ・シェーファー(S) グレアム・ジョンソン(P)

録音:1995年9月、オール・セインツ教会、イースト・フィンチュリー、ロンドン
CDJ-33102
シューマン:歌曲全集Vol.2
ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスター」にもとづくリートと歌Op.98a より
[第2曲「竪琴弾きのバラード」Op.98a-2 /
第4曲「涙と共にパンを食べたことのない者は」Op.98a-4 /
第6曲「孤独に身を委ねる者は」Op.98a-6 /
第8曲「戸口に忍び寄って」Op.98a-8 ]/
4つの軽騎兵の歌Op.117 /3つの詩Op.30 /
3つの歌Op.31 〜第1曲「魔法の角笛を持つ少年」Op.31-1 /
ケルナーの詩による12の歌曲Op.35
サイモン・キーンリーサイド(Br) グレアム・ジョンソン(P)

録音:1997年3月、オール・セインツ教会、イースト・フィンチュリー、ロンドン
CDJ-33103
シューマン:歌曲全集Vol.3
ローレライ/ジャスミンの茂み/
言っておくれ、ああ僕の可愛い小鳥よ/
トランプ占いをする娘/ブロンデルの歌/
女の愛と生涯/心の近さ/兵士の花嫁/
まつゆき草/ひそやかな非難/歌われて/天と地/
7つの歌/メアリー・スチュアート女王の詩
ユリアーネ・バンゼ(S)
グレアム・ジョンソン(P)
CDJ-33104
シューマン:歌曲全集Vol.4
歌曲集Op.51
[憧れ/民謡/ぼくは放浪なんてしない/
ライン川で/愛の歌]/
ロマンスとバラード第1集Op.45
[宝を掘る男/春の旅/夕べ岸で]/
夏の歌Op.146-4/O weh dES-Scheidens das er tat/
星に寄せてOp.141-1/
「愛の春」より12の詩
[天は一滴の涙を流した/
Er ist gekommen in Strum und Regen/
ああ、あなたがた紳士たち/Liebst du um Schonheit/
ぼくは吸い込んだ/恋人よ、どうして別れられよう/
春の饗宴は美しい/翼よ、翼よ、飛ばせておくれ/
ばらと海と太陽は/ああ太陽よ、ああ海よ、ああばらよ/
Warum willst du andrE-fragen?/まさしく太陽が輝くように]
小屋Op.119-1/花婿と白樺Op.119-3/
軽騎兵の撤収Op.125-2/春の喜びOp.125-5/春の歌Op.125-4/
ユング・フォルカーの歌Op125-3/おやすみOp.59-4/
DiE-gutE-Nacht, diE-ich dir sage
(曲目がドイツ語表記のものは、クララ・シューマン作曲)
ステラ・ドゥフェリクス(Ms)
オリヴァー・ヴィドマー(Br)
スティーヴン・レイトン(指)
ロンドン・シューベルトcho
グレアム・ジョンソン(P)
CDJ-33105
シューマン:歌曲全集Vol.5〜ハイネの詩による歌曲
ローベルト・シューマン:ベルシャザールOp.57/ミンネゼンガーOp.33-2*
憎み合う兄弟Op.49-2/はすの花Op.25-7
はすの花Op.33-3*/君の頬を寄せてOp.142-2
あなたの顔Op.127-2/わたしの恋は輝くOp.127-3
わたしの馬車はゆっくりとOp.142-4
二人のてき弾兵Op.49-1/悲劇Op.64-3
哀れなペーターOp.53-3/歌曲集「詩人の恋」Op.48
クララ・シューマン:彼らは愛し合っていた/あなたの肖像/ローレライ/民謡
クリストファー・マルトマン(Br)
グレアム・ジョンソン(P)
スティーヴェン・レイトン(指)*
ポリフォニー(cho)*

録音:2000年4月15-16日
CDJ-33106
ロベルト・シューマン:歌曲全集Vol.6
シューマン:スペインの歌芝居Op.74
[初めての出会いOp.74-1(*/#/##)/
間奏曲Op.74-2(+/**/##)/
愛の痛みOp.74-3(*/#/##)/
夜にOp.74-4(*/+/##)/
裏切られたのだOp.74-5(*/#/+/**/##)/
憂鬱Op.74-6(*/##)/告白Op.74-7(+/##)/
便りOp.74-8(*/#/##)/
私は愛されているOp.74-9(*/#/+/**/##)/
密輸入者Op.74-10(**/##)]/
5つの歌曲Op.40
[においすみれOp.40-1(**/##)/
母親の夢Op.40-2(**/##)/
兵士Op.40-3(**/##)/音楽師Op.40-4(**/##)/
裏切られた恋Op.40-5(**/##)]
クララ・シューマン(1819-1896):ヘルマン・ロレットの「喜び」より6つの歌曲Op.23
[花よ、なぜ君は泣くのか(*/##)/
ある輝く朝に(*/##)/秘密があちこちで(*/##)/
ある緑の丘で(*/##)/
それはある響きわたるような一日(*/##)/
おお喜び、おお喜び(*/##)]
ロベルト・シューマン(1810-1856):スペインの愛の歌Op.138(1849)
[前奏(##/++)/
心の奥深く苦しみを抱きOp.138-2(*/##/++)/
ああ、何と愛らしい娘Op.138-3(+/##/++)/
「私を花で覆ってほしい」Op.138-4(*/#/##/++)/
ロマンツェ「豊かなエブロ川の
流れに」Op.138-5(**/##/++)/
間奏曲「民俗舞曲」Op.138-6(##/++)/
ああ、あんなにあの子が
怒るとはOp.138-7(+/##/++)/
山々は高く、高くOp.138-8(#/##/++)/
乙女は青い瞳をしているOp.138-9(+/**/##/++)/
盲いた目の輝きOp.138-10(*/#/+/**/##/++)]
ジェラルディン・マクグリーヴィー(S)*
ステッラ・ドゥフェクシス(Ms)#
エイドリアン・トンプソン(T)+
シュテファン・ロゲス(Br)**
グレアム・ジョンソン(P)##
スティーヴン・ハフ(P)++
CDJ-33107
シューマン:歌曲全集Vol.7
4つの二重唱曲Op.34/ミルテの花Op.25
ジョーン・アンダーソンOp.145-4
4つの二重唱曲Op.78
ドロテア・レシュマン(S)
イアン・ボストリッジ(T)
グレアム・ジョンソン(P)
CDJ-33108
シューマン:歌曲全集Vol.8
憧れ/泣いている女/漁師/秋に/つかの間の目覚め/
アンナに/朝の目覚め/アンナに II/歌による慰め/
製材所のさすらい人/思い出/羊飼いの少年/
道化師のお開きの歌/
歌曲集「リーダー・クライス」/
僕の恋人は赤い薔薇に似て/陽気な放浪者/
赤毛のハンネ/夜の観閲式/
ほほえみのまなざしだけが/思い/
騎兵とボーデン湖/歌による慰め/
ドイツなるライン
マーク・パドモア(T)
ジョナサン・レマル、
クリストファー・モルトマン(Br)
エクス・カシドラcho
グレアム・ジョンソン(P)
CDJ-33109
シューマン:歌曲集Vol.9
二重唱曲「マリーとパパの歌」WoO.26-3/
無題Op.68-21/宵の明星Op.79-1/
小さな練習曲Op.68-14/森の乙女Op.69-2/
春の使いOp.79-3/春の挨拶Op.79-4/
なまけものの天国Op.79-5/田舎風の歌Op.68-20/
日曜日Op.79-6/騎手の曲Op.68-23/
ジプシーの歌 IOp.79-7/同 IIOp.79-8/
少年の山の歌Op.79-9/五月の歌Op.68-13/
五月の歌Op.79-10/小さな民謡Op.68-9/
ふくろうOp.79-11/小さな民謡Op.68-9/
野外に出て行こうOp.79-12/眠りの精Op.79-13/
小さな民謡Op.68-9/みなし児Op.79-14/
哀れな孤児Op.68-6/幸せOp.79-15/
クリスマスの歌Op.79-16/さまよう鐘Op.79-17/
サンタクロースOp.68-12/春の歌Op.79-18/
装飾されたコラールOp.68-42/
春の到来Op.79-19/つばめOp.79-20/
子供のお守りOp.79-21/牛飼いの別れOp.79-22/
時は春Op.79-23/紡ぎ歌Op.79-24/
少年の狩人の歌Op.79-25/狩りの歌Op.68-7/
まつゆき草Op.79-26/冬の季節 IOp.68-38/
塔守りリュンコイスの歌Op.79-27/
ミニョンOp.79-28/ミニョンOp.68-35/
ミニョンOp.79-29/
イタリアの水夫の歌Op.68-36/兵士の歌 WoO.6
フェリシティ・ロット(S)
アン・マレイ(Ms)
グレアム・ジョンソン(P)
CDJ-33110
シューマン:歌曲集第10巻
リーダークライスOp.39
美しいヘートヴィヒOp.106
2つのバラードOp.122/3つの詩Op.29
尼僧Op.49-3
私に何がいえようOp.27-3
春の挨拶/3つの2声部の歌曲Op.43
私の園Op.77-2/夏の安らぎWoO.7
乙女の歌Op.103/オレンジとミルテWoO.26-4
ケイト・ロイヤル(S)、
グレアム・ジョンソン(P)、
フェリシティ・ロット(S)、
アン・マレー(Ms)、
クリストフ・バンツァー(語り)、他
2004年に第9巻(CDJ 33109)がリリースされてから早数年。シューマン歌曲集に待望の第10巻が登場!今回の第10巻でも実力、人気ともに評価急上昇中のケイト・ロイヤルや、数々の名演を世に送り出してきたフェリシティ・ロットとアン・マレー、ピアノ伴奏のグレアム・ジョンソンが集うなど素晴らしい陣容が実現しています。
CDJ-33111
R・シューマン:歌曲集第11巻
《6つの歌》Op.89より 夕空に嵐が吹きすさびOp.89-1、ゆく春に寄せてOp.89-2、秋の歌Op.89-3、森との別れOp.89-4、野外へOp.89-5/あきらめOp.83-1/世捨て人Op.83-3/私の老いた馬Op.127-4/3つの歌Op.95/ミンネの歌Op.101/ある画家の詩集からの6つの詩Op.36/プロヴァンスの歌Op.139-4/バラーデOp.139-7/手袋
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン、
グレアム・ジョンソン(P)、
キャスリン・ブロデリック(S)、
ジェラルディン・マグリーヴィ(S)、
ステラ・ドゥフェクシス(Ms)、
エイドリアン・トンプソン(T)、
シュテファン・ローゲス(Br)
クリスティーネ・シェーファーが歌う第1集(CDJ 33101)からスタートしたハイペリオンの"シューマン歌曲集"もこの第11集で遂に完結!最終巻第11集の主役は、ブーレーズ&ベルリン・シュターツカペレのコンビによるマーラー交響曲第8番《千人の交響曲》ではバリトン(法悦の神父)を歌い、2007年に行われたバレンボイム&ベルリン国立歌劇場の来日公演でも大反響を呼ぶなど、いま最も熱いバリトン歌手として熱い視線を浴びるハンノ・ミュラー=ブラッハマン。ミュラー=ブラッハマンはベルリン国立歌劇場のオペラ歌手としてだけでなく、ドイツ・リートの名手としても高く評価されているだけに、名匠グレアム・ジョンソンのサポートを得て歌われるシューマンに聴き手はいつの間にか魅せられてしまうことでしょう。また、共演者陣もキャスーリン・フェリアー賞を受賞したソプラノ歌手キャスリン・ブロデリックなど一流揃い。
CDJ-33121
ブラームス:歌曲全集Vol.1
別れOp.19-2/異郷Op.19-3
永遠の愛Op.43-1/恋人のもとへOp.48-1
裏切りOp.48-2/乙女の愛の嘆きOp.48-3
黄金は愛にまさるOp.48-4
涙の慰めOp.48-5
幸福と平和は私から去ったOp.48-6
秋の気配Op.48-7
おお来たれ、やさしい夏の夜よOp.58-4
たそがれが降りて来るOp.59-1
湖上にてOp.59-2/わが恋は緑Op.63-5
にわとこの木に夕風がOp.63-6
サロメOp.69-8/夕べの雨Op.70-4
テレーゼOp.86-1/野の寂しさOp.86-2
夢にさまよう人Op.86-3
荒野を越えてOp.86-4
思いに沈んでOp.86-5
私の思いはあなたの許でOp.95-2
別れの時にOp.95-3/狩人Op.95-4
あの下の谷の底ではWoO.33-6
月はこれより輝かないでWoO.33-35
可愛い人WoO.33-12
お母さん、ほしいものがあるWoO.33-33
アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms)、
グレアム・ジョンソン(P)
第1巻を歌うのは全世界の歌劇場から引く手あまたのオーストリア人メゾ・ソプラノ歌手、アンゲリカ・キルヒシュラーガー。名盤奏者グレアム・ジョンソンとのデュオという新シリーズの幕開けに相応しい豪華なキャストの実現はハイペリオンならでは。またシューベルトやシューマンの歌曲全集でも見られた作品番号順や年代順という括りにはこだわらない独創性豊かなプログラミングは、新たに始まるこのブラームスでもしっかりと踏襲されており、色々な角度からブラームスの歌曲や人生を旅することが出来る。さあドイツ・ロマン派の美しき花々、ブラームスの歌曲を最高の演奏と素晴らしいプログラムで―。
CDJ-33122
ブラームス:歌曲全集Vol.2
万歳!Op.6-4
太陽に向かう雲のようにOp.6-5
水車小屋Anh.V/13/恋人の手紙Op.47-5
あなたが時折ほほえむのならOp.57-2
私は夢を見たOp.57-3
ああ、この眼差しをそらしてOp.57-4
時にはやわらかな光がOp.57-6
真珠の首飾りOp.57-7/雨の歌WoO.23
雨の歌Op.59-3/残響Op.59-4
オフェリアの歌WoO.22/嘆きTOp.69-1
嘆きUOp.69-2/別れOp.69-3
恋人の誓いOp.69-4/乙女の歌Op.95-6
乙女の歌Op.85-3/乙女の歌Op.107-5
乙女は語るOp.107-3/乙女の呪いOp.69-9
乙女Op.95-1/こんばんはおずるさんWoO.33-4
グンヒルデはつつましくWoO.33-7
この世で一目なりともWoO.33-19
美しい恋人、私の天使WoO.33-20
月はこれより輝かないでWoO.33-35
ヴァイオリン弾きが住んでいるWoO.33-36
クリスティーネ・シェーファー(S)、グレアム・ジョンソン(P)

録音:2010年6月1日−3日、オール・セインツ教会(ロンドン)
クリスティーネ・シェーファーが歌うブラームスは、若き日の佳作から円熟期の歌曲、「乙女の歌」や「ドイツ民謡集WoO.33」から選ばれたプログラム。シェーファーの歌声はもちろんのこと、ハイペリオンのシューベルト、シューマン歌曲全集を芸術品として完成させてきたグレアム・ジョンソンのセンスも完璧。ピュアで輝かしく、クリスタルのような透明感を持つシェーファーの"パーフェクト・ヴォイス"によるブラームス・リサイタル。
CDJ-33123
ブラームス:歌曲全集Vol.3
目覚めよ、私の最愛の美人よWoO.33-16
可愛い乙女よ、私を許してWoO.33-2
私の恋人はばら色の唇WoO.33-25
あるソネットOp.14-4
セレナードOp.14-7/くちづけOp.19-1
エオルスの竪琴に寄せてOp.19-5
マジャールの女Op.46-2
忘却の杯Op.46-3/5つの歌Op.49
傷ついた私の心Op.597
海辺の庭にOp.70-1
ひばりの歌Op.70-2
セレナードOp.70-3/月に寄すOp.71-2
森の静寂の中でOp.85-6
船の上でOp.97-2
菩提樹に霜がおりてOp.106-3
どこへ行くのか誇り高い女よWoO.33-22
1本の菩提樹WoO.33-41
ジーモン・ボーデ(T)、
グレアム・ジョンソン(P)

録音:2009年11月23日−25日、オール・セインツ教会(ロンドン)
シューベルト、シューマン、そしてブラームスの歌曲全集を支え続ける名伴奏者グレアム・ジョンソンの"ブラームスの人生"を表現したプログラム。ドルトムント歌劇場、ハノーファー州立歌劇場、ブラウンシュヴァイク州立歌劇場など、ドイツのオペラハウスを中心に急速にその存在感を高めているジーモン・ボーデが、その美しき歌声で"ブラームスの人生"を奏でます。
CDJ-33124
ブラームス:歌曲全集Vol.4
ナイチンゲールに寄せてOp.46-4
憂鬱Op.58-5/あなたの青い瞳Op.59-8郷愁T「何と悲しい」Op.63-7
郷愁U「帰り道が分かるなら」Op.63-8
郷愁V「子供の時に」Op.63-9
昔の恋Op.72-1/蜘蛛の糸Op.72-2
涼しい森よOp.72-3/落胆Op.72-4
死への憧れOp.86-6/5つの歌曲Op.94
早くおいでOp.97-5
メロディのようにOp.105-1
湖上にてOp.106-2/柳の花Op.107-4
4つの厳粛な歌Op.121
ロベルト・ホル(Bs-Br)、
グレアム・ジョンソン(P)

録音:2010年9月27日−29日、オール・セインツ教会(ロンドン)
シューベルト、シューマンからブラームスへと歩みを進めたグレアム・ジョンソンのリーダー・プロジェクト。世界屈指の名歌手たち、キルヒシュラーガー、シェーファー、ボーデに続き「ブラームス歌曲全集」を歌うのは、オランダが生んだ"リートの巨星"ロベルト・ホル!ドイツ・ロマン派に咲き誇った名花、ブラームスの歌曲で1つのストーリーを描くグレアム・ジョンソンの選曲眼とプログラミングは、これまでにも増して素晴らしい。またブラームス歌曲全集の第4巻には、「5つの歌曲Op.94」と「4つの厳粛な歌Op.121」がプログラムに加えられており、ロベルト・ホルの歌声でその音楽と感情に触れることができます。
CDJ-33125
ブラームス:歌曲全集Vol.5〜歌曲集 「マゲローネのロマンス」 Op.33
それを悔いた者はまだいない
弓も矢もすでに整い/悩みか喜びか
愛は遥かな国から訪れ
あなたは哀れな者を
この喜びをいかに
あなただったら/余儀ない別れ
お休み、かわいい恋人よ
泡立つ波よ、響きわたれ
光も輝きも何と早く消えうせることか
悲しい別れに
スリマ − 恋人よなぜためらうのか
何と楽しくさわやかに
まことの愛はとこしえに
クリストファー・マルトマン(Br)、
グレアム・ジョンソン(P)

録音:2013年2月11日−13日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
「歌曲大国ハイペリオン」の礎を築いてきた、名伴奏家グレアム・ジョンソンによる歌曲シリーズ。録音史上に輝く金字塔となったシューベルト(CDS 44501/40)、シューマン(CDS44441/50)に続いてスタートした、ヨハネス・ブラームスの歌曲全集第5巻では、シューマンやシューベルトのプロジェクトにも何度も参加しているイギリスのバリトン、クリストファー・マルトマンが歌う「マゲローネのロマンス」。後期ロマン派の詩人ルートヴィヒ・ティークによる詩「美しきマゲローネ」に基づく連作歌曲を、マルトマンの甘く情熱的な声でロマンスたっぷりに紡いでいます。

CDJ-33126
ブラームス:歌曲全集 Vol.6
9つの歌曲と歌 Op.32(夜中にはね起きて Op.32-1/もはや君のもとへは行くまい Op.32-2/私は歩き廻る Op.32-3/私のそばにささやく流れ Op.32-4/ああ、お前はもう一度私を Op.32-5/お前は私が思い違いをしていたと言う Op.32-6/きびしいことを言おうと Op.32-6/私たちはこうして Op.32-8/わが女王、何とあなたは Op.32-9)/花の冠 Op.46-1/便り Op.47-1/恋の炎 Op.47-2/春には愛が芽をふく Op.71-1/秘め事 Op.71-3/私が行くことを望むのか? Op.71-4/愛の歌 Op.71-5/克服できぬもの Op.72-5/夏の夕べ Op.85-1/月の光 Op.85-2/4つの歌曲 Op.96(死はさわやかな夜 Op.96-1/私たちはさまよい歩き Op.96-2/花は仰ぎ見る Op.96-3/航海 Op.96-4)/教会の墓地にて Op.105-4/セレナード Op.106-1/私の歌 Op.106-4/気位の高い女に Op.107-1/サラマンダー Op.107-2
イアン・ボストリッジ(T)、
グレアム・ジョンソン(P)

録音:2013年6月3日−5日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー/ロンドン)
「歌曲大国ハイペリオン」の礎を築いてきた、名伴奏者グレアム・ジョンソンによる歌曲シリーズ。録音史上に輝く金字塔となったシューベルト(CDS 44501/40)、シューマン(CDS 44441/50)に続いてスタートしたヨハネス・ブラームスの歌曲全集の第6巻では、シューベルトの「美しき水車小屋の娘(CDJ 33025)」の名録音も残しているイギリスの名テノール、イアン・ボストリッジが登場。
CDJ-33127
ブラームス:歌曲全集 Vol.7
愛と春T Op.3-2/愛と春U Op.3-3/名残り Op.6-3/窓辺で Op.14-1/別れ Op.14-5/嘆きの谷間に角笛を吹く Op.43-3/ファルケンシュタインの領主の歌 Op.43-4/おお, いとしき頬よ Op.47-4/あこがれの夜に Op.57-5/目かくし鬼 Op.58-1/雨の降る間 Op.58-2/セレナード Op.58-8/安らかな夜を Op.59-6/春の慰め Op.63-1/追憶 Op.63-2/ある肖像に Op.63-3/はとに寄す Op.63-4/セレナード Op.70-3/夜鳴きうぐいす Op.97-1/裏切り Op.105-5/49のドイツ民謡集 WoO.33より〜第14曲「マリアの巡礼」、第17曲「ああ神よ, 別れとは何と辛いことか」、第18曲「こうして私は彼女に安らかな夜を願う」、第24曲「褐色のきれいな乙女が私に」、第27曲「私は高い丘の上に立って」、第28曲「主人が家来をつれて馬で行く」、第32曲「こうして私は新鮮でさわやかでありたい」、第39曲「美しい眼の美しい光」
ベンヤミン・アップル(Br)、
グレアム・ジョンソン(P)

録音:2016年12月12日−15日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
「歌曲大国ハイペリオン」の礎を築いてきた、名伴奏者グレアム・ジョンソンによる歌曲シリーズ。録音史上に輝く金字塔となったシューベルト(CDS 44501/40)、シューマン(CDS 44441/50)に続いてスタートしたヨハネス・ブラームスの歌曲全集。 第7巻では、フィッシャー=ディースカウの最後の弟子であり、2015/2016シーズンではBBCニュー・ジェネレーション・アーティストとECHOライジング・スター・アーティストに選出、2016年の英グラモフォン賞で「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」に選ばれたドイツの若手バリトン歌手、ベンヤミン・アップルがHyperion初登場。
CDJ-33128
ブラームス:歌曲全集 Vol.8
スペインの歌 Op.6-1/夜鳴きうぐいすは羽ばたく Op.6-6/6つの歌 Op.7〔まことの愛 Op.7-1、誓い Op.7-2、響き Op.7-3、民謡 Op.7-4、悲しみに沈む娘 Op.7-5、帰郷 Op.7-6〕/あこがれ Op.14-8/鍛冶屋 Op.19-4/秋の気配 Op.48-7/過ぎたこと Op.58-7/アグネス Op.59-5/岸辺から Op.69-6/海を越えて Op.69-7/ひばりの歌 Op.70-2/春の歌 Op.85-5/軽率な誓い Op.95-5/別れ Op.97-6/49のドイツ民謡集 WoO.33より〔第8曲「ああ、天使のような羊飼いの娘」*、第15曲「お姉さん、私たちはいつ家に帰るの」*、第11曲「娘さん、いっしょに行こうか」*、第21曲「やさしい娘が歩いていった」、第31曲「牧場に一軒の家が立っていた」、第34曲「どうやって門から入ろう」*、第42曲「静かな夜に」〕
ハリエット・バーンズ(S)、
グレアム・ジョンソン(P)、
ロビン・トリッチュラー(T)*

録音:2018年4月19日−21日、10月15日&17日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
「歌曲大国ハイペリオン」の礎を築いてきた、名伴奏者グレアム・ジョンソンによる歌曲シリーズ。録音史上に輝く金字塔となったシューベルト(CDS 44501/40)、シューマン(CDS 44441/50)に続いてスタートしたヨハネス・ブラームスの歌曲全集。
第8巻では、英国最大級の歌曲音楽祭「オックスフォード・リーダー・フェスティヴァル」を主催するオックスフォード・リーダー(Oxford Lieder)より「ヤング・アーティスト・プラットフォーム」2018を受賞したイギリスの若き注目ソプラノ、ハリエット・バーンズが登場。既に多くの音楽祭に出演し、2018年にはグレアム・ジョンソン伴奏によるシューベルトのリサイタルでウィグモア・ホール・デビューも果たしているハリエット・バーンズ。細やかな技巧と豊かな表現が認められ、Hyperionの重要シリーズがデビュー・アルバムに選ばれるという期待のソプラノにご注目ください!
CDJ-33129
ブラームス:歌曲全集 Vol.9
月の夜 WoO.21/異国にて Op.3-5/歌 Op.3-6/春 Op.6-2/夜うぐいすは羽ばたく Op.6-6/傷ついた若者 Op.14-2/恋人のもとへ Op.14-6/日曜日 Op.47-3/すみれに寄せて Op.49-2/気取った女 Op.58-3/街路にて Op.58-6/鼓手の歌 Op.69-5/甲斐なきセレナード Op.84-4*/緊張 Op.84-5*/さらば! Op.85-4/森の静寂の中で Op.85-6/野の静寂 Op.86-2/私の思いはあなたの許に Op.95-2/あなたに捧げたものは Op.95-7/誘惑 Op.97-3/ねこやなぎ Op.107-4/49のドイツ民謡集 WoO.33より〔第1曲「美しい羊飼いの娘よ、話しておくれ」*、第3曲「麗しき仲」、第10曲「ひとりの騎士」*、第13曲「目覚めよ、私の恋人よ」、第25曲「私の恋人はばら色の唇」、第26曲「ああ今晩にでも」*、第38曲「眠れぬ夜」、第40曲「私の知っている娘は」、第30曲「私の思いはすべて」〕
ロビン・トリッチュラー(T)、
グレアム・ジョンソン(P)、
ハリエット・バーンズ(S)*

録音:2018年10月15日−17日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
権威ある歌曲伴奏者、研究家、エッセイストであるグレアム・ジョンソンが統率する、「歌曲大国ハイペリオン」の柱となる歌曲シリーズ。録音史上に輝く金字塔となったシューベルト(CDS 44501/40)、シューマン(CDS 44441/50)に続いてスタートしたヨハネス・ブラームスの歌曲全集もいよいよ大詰めとなる第9巻に到達。
第9巻を歌うのは、アイルランド出身、アイルランド王立音楽アカデミーとロンドン王立音楽アカデミーを卒業し、2014年までBBCニュー・ジェネレーション・アーティストの一員として活躍した有力テノール歌手、ロビン・トリッチュラー。ロイヤル・オペラ・ハウスなどオペラ分野での活動はもちろん、優れたリート歌手としてHyperion、Vivat、Signum、Delphian、Onyx、Champs Hill Records、Wigmore Hall Liveなど多くのレーベルの歌曲録音プロジェクトに参加してきた実力者です。
CDJ-33130
ブラームス:歌曲全集 Vol.10
愛のまこと Op.3-1/歌 Op.3-4/マレーの殺害 Op.14-3/永遠の愛 Op.43-1/5月の夜 Op.43-2/森に囲まれた丘から Op.57-1/なまぬるい風 Op.57-8/夏の夕方 Op.84-1/花冠 Op.84-2/いちご畑で Op.84-3/アルト、ヴィオラとピアノのための2つの歌 Op.91*/あそこの牧場に Op.97-4/ジプシーの歌 Op.103/まどろみはいよいよ浅く Op.105-2/嘆き Op.105-3/セレナード Op.106-1/49のドイツ民謡集 WoO.33より〔第6曲「その下の谷間には」、第9曲「ひとりの美しいユダヤ女がいた」、第23曲「騎士はマントを広げ」、第29曲「ライン川の向こうに辺境伯がいた」、第37曲「お前は私のただひとつの光」、第41曲「1本の菩提樹」〕
ソフィー・レナート(Ms)、
グレアム・ジョンソン(P)、
ローレンス・パワー(Va)*

録音:2018年10月29日−31日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)
権威ある歌曲伴奏者、研究家、エッセイストとして君臨するグレアム・ジョンソンが統率する、「歌曲大国ハイペリオン」の柱となる歌曲 シリーズ。録音史上に輝く金字塔となったシューベルト(CDS 44501/40)、シューマン(CDS 44441/50)に続いてスタートしたヨハネス・ ブラームスの歌曲全集もついに最終巻となる第10巻がリリース。第10巻でシリーズの掉尾を飾るのは、オーストリアの若き注目メゾ・ソ プラノ、ソフィー・レナート。様々なの時代、スタイル、ジャンルを歌いこなし、オペラ、コンサート、リサイタルのあらゆる場面で目覚まし い活躍を遂げるソフィー・レナートが、若きブラームスが書いた作品3の歌曲集から晩年に出版されたドイツ民謡集まで、40年間にわた るブラームスの歌曲芸術の粋を歌いあげます。

CDP-11009
セントポールの詩篇集Vol.9 ジョン・スコット(指)
セントポール大聖堂聖歌隊
CDP-11010
セントポールの詩篇集Vol.10
[第114−135番]
ジョン・スコット(指)
セントポール大聖堂聖歌隊
CDP-11011
セントポールの詩篇集Vol.11
[119番/136番/137番/138番]
ヒュー・ウィリアムズ(Org)
ジョン・スコット(指)
セントポール大聖堂聖歌隊
CDP-11012
セント・ポールの詩篇歌集Vol.12
詩篇139−150
ヒュー・ウィリアムズ(指)
セント・ポール大聖堂聖歌隊
ジョン・スコット(Org)
CDP-12101
キリストの勝利〜20世紀の名讃歌集 マルコム・アーチャー(指)
ウェールズ大聖堂聖歌隊
CDP-12102
黄金のエルサレム〜イギリスの賛美歌集Vol.2
主を賛美せよ/われとともに/わが心の太陽/
歓呼せよ、喜ばしき光を/神を賛美せよ/わが心を賛美せよ/
おお、力の支え/おおイエスよ、われは誓う/
ハレルヤ、ハレルヤ、神への心と奮起の声/
キリストはわれらの礎石/汝への親密なるわが神/
王位とたくさんの王冠/金色に輝く曙/イエスの名において/
おお完璧なる愛/汝にあたえられし日/教会の創設/
主よ、彼女の見守る汝らの教会は保たれよう/
天使の声はいつも歌なり/黄金のエルサレム/
天上の輝きの中での主の即位
マルコム・アーチャー(指)
ウェールズ大聖堂聖歌隊
ルパート・ゴーフ(Org)
CDP-12103
イギリスの賛美歌Vol.3 マルコム・アーチャー
(ディレクター)
ウェールズ大聖堂cho
ルパート・ゴフ(Org)
CDP-12104
英国賛美歌集Vol.4〜子供の為の賛美歌
踊りの主/すべてのものは輝きと美しさをもって
遠くの緑の丘/、他(全25曲)
マルコム・アーチャー(指)
ウェルズ大聖堂聖歌隊
ルパート・ゴフ(Org)
CDP-12105
英国賛歌集Vol.5〜「たえなる道しるべの」信仰と誓約の賛歌 マルコム・アーチャー(指)
ウェールズ大聖堂cho
ルパート・ゴフ(Org)
CDS-44021(3CD)
モーツァルト:6つのピアノ三重奏曲集
[第1番/第3番−第7番]
ロンドン・フォルテピアノ・トリオ

録音:1983年/1984年
CDS-44031(8CD)
パーセル:オードとウェルカム・ソング全集
起きよ、わがミューズ
なべての歓びをいざ迎えん
いま輝かしき日は現われた
めでたし!輝かしきセシリアよ
誰か喜ばぬものありや
大胆な反逆者よ失せよ
大胆な反逆者よ失せよ
この祝典を祝い奉れ
調べ美しきミューズたちよ/天上の調べ
厳しき国と戦乱を逃れて
ようこそ、栄光の朝/偉大な創立者を讃えよ
夏の不在をさり気なく忍ぶ
愛の女神は盲目なり/高らかに歌え
セシリアをほめ讃えよ
かくも静謐で激しき歓びから
英雄たちが古きものに礎を見出しし時
イシスよ、さらに迅く行け
いざ、全能の王の代理人を迎えん
来たれ、汝ら芸術の子
いざ、全能の王の代理人を迎えん
なぜ、なにゆえミューズたちは黙しているのか?
ロバート・キング(指)キングズ・コンソート

録音:1988年−1992年
※72ページのブックレット付き
キングズ・コンソートの偉業の1つであり、世界的にも稀なパーセルの「オードとウェルカム・ソング全集」がスリム・ボックス仕様となって新装復活!
CDS-44051(3CD)
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲全集 コウルSQ

録音:1989年/1992年/1993年
CDS-44311(3CD)
スタンフォード:宗教合唱作品集
マニフィカトとヌンク・ディミティス変ロ長調Op.10
主は私の羊飼い
正しき人の魂は
いかに幸いなことか
マニフィカトとヌンク・ディミティス.イ長調Op.12
口でイエスは主であると公に言い表しOp.37-2
マニフィカトとヌンク・ディミティス.ヘ長調Op.36
そして、私は別の天使をOp.37-1
我らの父
マニフィカトとヌンク・ディミティス変ホ長調
ユビラーテとテ・デウム変ロ長調Op.10
マニフィカトとヌンク・ディミティス.ト長調Op.81
聖書の歌と6つの賛歌Op.113
テ・デウム、ベネディクトゥスとサンクトゥス ハ長調Op.115
マニフィカトとヌンク・ディミティス ハ長調Op.115
新しいエルサレムの聖歌隊Op.123
グローリア/聖パトリックの胸当て
栄光と力強き神Op.135-3
永遠なる父Op.135-2
フォー・ロー、アイ・ライズ・アップOp.145
マニフィカト変ロ長調Op.164
暗闇を照らす光よ
正しきことを述べる者の足は美しい
デイヴィッド・ヒル(指)
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊

録音:1997年1月&4月、ウィンチェスター大聖堂(イギリス)
※CDA-66964、CDA-66965&CDA-66974の新装移行再発売
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852−1924)が英国国教会のために作曲を行った「マニフィカトとヌンク・ディミティス」を中心とした宗教合唱作品集がボックスになって新登場!演奏が多くの名唱を聴かせてくれたデイヴィッド・ヒルとウィンチェスター大聖堂聖歌隊というところもポイント。
CDS-44351(16CD)
ショパン:ピアノ作品全集
ピアノ・ソナタ第1〜第3番
24の前奏曲Op.28、前奏曲イ長調、
前奏曲嬰ハ短調Op.45、
葬送行進曲ハ短調Op.72-2、フーガ イ短調、
ロンド ハ短調Op.1、マズルカ風ロンドOp.5
12の練習曲Op.10、12の練習曲Op.25、
3つの新しい練習曲
幻想曲Op.49、4つのバラード、
ロンド変ホ長調Op.16、ロンド ハ長調Op.73
4つのスケルツォ、ヘクサメロン変奏曲、
ドイツ民謡による変奏曲、
「リュドヴィク」のアリアによる華麗な変奏曲Op.12、
演奏会用アレグロOp.46
ポロネーズ第12番〜第15番、
3つのポロネーズOp.71、2つのポロネーズOp.26
2つのポロネーズOp.40、ポロネーズ第7番《幻想》、
ボレロ、タランテラ変イ長調Op.43、
即興曲第1番〜第4番
3つの夜想曲Op.9、3つの夜想曲Op.15、
2つの夜想曲Op.27/Op.32/Op.37
2つの夜想曲Op.48/Op.55/Op.62、
夜想曲Op.72-1、同第21番ハ短調、
同第20番嬰ハ短調、カンタービレ変ロ長調、
モデラート ホ長調、ラルゴ変ホ長調、
パガニーニの思い出イ長調、
子守歌変ニ長調Op.57、舟歌
華麗なる大円舞曲変ホ長調Op.18、
3つのワルツOp.34、ワルツ番《大円舞曲》Op.42、
3つのワルツOp.64、2つのワルツOp.69、
3つのワルツOp.70、ワルツ第14番〜第19番、
ワルツ嬰へ短調KK.Ib-7、
コントルダンス変ト長調、
エコセーズ第3番変ニ長調Op.72-3
4つのマズルカOp.6、5つのマズルカOp.7、
4つのマズルカOp.17、
4つのマズルカOp.24、
4つのマズルカOp.30、4つのマズルカOp.33、
4つのマズルカOp.41
3つのマズルカOp.50、3つのマズルカOp.56、
3つのマズルカOp.59、
3つのマズルカOp.63、4つのマズルカOp.67、
4つのマズルカOp.68、
マズルカ イ短調KK.IIb-5、同イ短調KK.IIb-4、
同変ロ長調KK.IIa-3、
同ト長調KK.IIa-2、同ニ長調KK.Anh.Ia-1、
同ハ長調KK.IVb-3、同変イ長調KK.IVb-4
ピアノ協奏曲第2番/同第1番
《ドン・ジョヴァンニ》の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲変ロ長調Op.2、
ポーランド民謡による大幻想曲イ長調Op.13、
「クラコヴィアク」ヘ長調Op.14、
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ変ホ長調Op.22
チェロ・ソナタ ト短調Op.65、
序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調Op.3、
大二重奏曲ホ長調KK.IIb-1、
ピアノ三重奏曲ト短調Op.8
17のポーランドの歌曲Op.74、魔力KK.IVa-11、
ドゥムカKK.IVb-9、
《シンデレラ》の主題による変奏曲ホ長調KK.Anh.Ia-5
ギャリック・オールソン(P)
カジミエシュ・コルド(指)、
リーラ・ジョセフォウィッツ(Vn)
カーター・ブレイ(Vc)、エヴァ・ポルデス(S)、
エリザベス・マン(Fl)

録音:1990年〜2000年
「アラベスク(Arabesque)」で1980年代末から1990年代にかけて録音、リリースが行われたオールソンの金字塔、ショパンのピアノ作品全集がプライス・ダウン!
ピアノのための独奏作品、コンチェルトの網羅だけでなく、チェロ・ソナタやピアノ三重奏曲、ポーランド歌曲集Op.74など室内楽曲や歌曲の録音に臨んだ熱意には改めて脱帽させられる。来年2010年のショパン・イヤーを彩る強力BOXです!

◆湧々堂・「殿堂入り」はこちら→「ピアノ・ソナタ集」「ワルツ集」
CDS-44371(4CD)
ハイドン:ロンドン交響曲集
交響曲第93番ニ長調Hob.I-93/同第94番ト長調《驚愕》Hob.I-94/同第95番ハ短調Hob.I-95/同第96番ニ長調《奇跡》Hob.I-96/同第97番ハ長調Hob.I-97/同第98番変ロ長調Hob.I-98/同第99番変ホ長調Hob.I-99/同第100番ト長調《軍隊》Hob.I-100/同第101番ニ長調《時計》Hob.I-101/同第102番変ロ長調Hob.I-102/同第103番変ホ長調《太鼓連打》Hob.I-103/同第104番ニ長調《ロンドン》Hob.I-104
ハワード・シェリー(指)スイス・イタリア語放送O

録音:2007年〜2008年
新価格で再発売!
CDS-44381(3CD)
パーセル:劇場のためのエア全集
歌劇「予言者、またはダイオクリージャン」Z.627より
歌劇「アーサー王、またはブリテンの守護者」Z.628より
歌劇「妖精の女王」Z.629より
歌劇「インドの女王」Z.630より
劇音楽「女房持ちの色男」Z.603より
劇音楽「老いたるやもめ」Z.607より
劇音楽「アンフィトリオン、2人のソシア」Z.572より
劇音楽「二枚舌」Z.592より
劇音楽「悲しむ乙女、ペルシャの王女」Z.577より
劇音楽「ゴルディウスの結び目は解かれた」Z.597より
劇音楽「アブデラザール」Z.570より
劇音楽「ボンドゥカ、イギリスの女傑」Z.574より
劇音楽「貞淑なる妻、幸運の到来」Z.611より
歌劇「妖精の女王」Z.629〜シンフォニー
歌劇「アントニー・ラヴ卿」Z.588〜序曲
劇音楽「アテネのタイモン」Z.632からの音楽
歌劇「インドの女王」Z.630〜シンフォニー
ロイ・グッドマン(ディレクター&ヴァイオリン)、パーリー・オヴ・インストゥルメンツ

録音:1994年9月17日〜19日&10月3日〜8日
※CDA-67001/3からの移行再発売。
バロック・ヴァイオリンの達人ロイ・グッドマンとイギリス屈指のピリオド・オーケストラ、パーリー・オヴ・インストゥルメンツによるパーセルのエア全集が装いも新たに復刻リリース。レッド・プリーストのメンバー、ジュリア・ビショップやヴィオールのウィリアム・ハント、テオルボ&ギターのエリザベス・ケニー、ポール・オデットなど、ピリオド奏法の名手たちがリッチなパーセルを楽しませてくれます。
CDS-44391(3CD)
ロカテッリ:ヴァイオリンの技法Op.3 エリザベス・ウォルフィッシュ(Vn)、
ニコラス・クレーマー(指)
ラグラン・バロック・プレーヤーズ

録音:1992年−1993年
※CDA-66721/3からの移行再発売。
イギリスのヴァイオリン界におけるピリオド・アプローチのパイオニア、名手エリザベス・ウォルフィッシュのロカテッリ。英BBCミュージック・マガジン誌の年間最優秀賞、1995年MIDEM・カンヌ・クラシック・アウォードに輝いた名盤です。
CDS-44401(10CD)
イギリスのポリフォニーの黄金時代
◆CD1…フェアファックス:永遠の称賛にふさわしいユリ、ミサ・アルバヌス/
◆CD2−CD6…タヴァナー:大天使ミカエルのとりなしにより、王のキリエ、ミサ・オー・ミカエル、安息日が過ぎて、おおいに喜びたまえ、大理石でできた彼の墓から、茨の冠のミサ、平安のうちに、おお輝ける栄光、テ・デウム、アレルヤ, キたれ, わたしの選んだ者よ、ミサ《汝、三位一体に栄光あれ》、4声のイン・ノミネ、我は天の声を聞き、安息日が過ぎてU、今日われらのために天の王が、聖なるキリストの母、4声のマニフィカト〜ネスシエンス・マーテル、6声のクエマドモドゥム、聖母のミサ、西風のミサ、おおヴィルヘルミ, 優しき羊飼いよ、ミサ・サンクティ・ヴィルヘルミ/
◆CD7−CD9…シェパード:カンタータ・ミサ、世の救い主なる主よ、言葉は肉となり、ラウデム・ディシテ・デオ、タルシスの王らは、あなたの御手にT、エルサレムの娘らよ、平安のうちに、復活祭のキリエ、イエス, この世の救い主よ、西風のミサ、セカンド・サーヴィス、テ・デウム、スピリトゥス・サンクトゥス・プロセデンスT、ペルペタム・ヴィヴァン、われらを解き放ちたまえT&U、 我は天の声を聞きT、おお神よ, 真心をつくして戦った、アヴェ・マリス・ステラ、イエス, この世の救い主よ、スピリトゥス・サンクトゥス・プロセデンスU、ベアタ・ノービス・ガウディア、あなたの御手にU、喜びたまえ, 喜びたまえ, 喜びたまえ, 乙女マリアよ、この日こそ主の創りたまいし日、インペトゥム・フェセルント・ウナニムス、安息日が過ぎてT、サンクテ・デイ・プレティオセ、この聖なる儀式にあたり、むごい敵ヘロデよ、我は天の声を聞きU、あなたの御手にV、エテルナ・レクス/
◆CD10…マンディ:おお万物の創造主たる主よ、奇蹟を見よ、あるいは心して、ああ救いなき惨めたるもの、聖なる父の声、キリエ、おおこの世の救い主よ、マニフィカト、いまこそ解き放たれ、ひめられし罪、祝福されか神聖なる、幼き身であるわれは
ハリー・クリストファーズ(指)ザ・シックスティーン

録音:1982年〜1992年
1982年9月のセント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会で収録された「フェアファックス」の作品集を皮切りに、ハイペリオンへイギリスの教会音楽を録音してきた"ザ・シックスティーン"のフェアファックス、タヴァナー、シェパード、マンディの演奏が10枚組のボックス・セットで新装登場!1980年代から1990年代初頭にかけてクリストファーズ&ザ・シックスティーンが完成させたイギリスの合唱芸術。イギリスにおけるポリフォニーの"黄金時代"が感動のハーモニーで甦ります。
CDS-44411(3CD)
ヘンデル:20のソナタ.Op.1
ヴァイオリン・ソナタ.ニ長調 HWV.371
フルート・ソナタ.ロ短調 「ハレ・ソナタ第3番」 HWV.376
リコーダー・ソナタ.ト短調 HWV.360
オーボエ・ソナタ変ロ長調 HWV.357
リコーダー・ソナタ.ヘ長調 HWV.369
フルート・ソナタ.ホ短調 「ハレ・ソナタ第2番」 HWV.375
ヴァイオリン・ソナタ.ニ短調 HWV.359a
フルート・ソナタ.イ短調 「ハレ・ソナタ第1番」 HWV.374
リコーダー・ソナタ.ニ短調 HWV.367a
ヴァイオリン・ソナタ.ト長調 HWV.358
フルート・ソナタ.ホ短調 HWV.379
リコーダー・ソナタ.イ短調 HWV.362
オーボエ・ソナタ.ハ短調 HWV.366
リコーダー・ソナタ.変ロ長調 HWV.377
フルート・ソナタ.ト長調 HWV.363b
ヴァイオリン・ソナタ.イ長調 HWV.361
フルート・ソナタ.ホ短調 HWV.359b
リコーダー・ソナタ.ハ長調 HWV.365
ヴァイオリン・ソナタ.ト短調 HWV.364a
フルート・ソナタ.ロ短調 HWV.367b
レイチェル・ベケット(リコーダー)、
リサ・ベズノシウク(Fl)、
ポール・グッドウィン(Ob)
エリザベス・ウォルフィッシュ(Vn)、
リチャード・タニクリフェ(Vc)、
ポール・ニコルソン(Cemb)

録音:録音:1994年3月15日−17日、6月20日−22日、12月20日−21日
※CDA-66921/3からの新装移行再発売
エリザベス・ウォルフィッシュやリチャード・タニクリフェ、リサ・ベズノシウク、ポール・グッドウィンなど、Hyperionが誇る名ピリオド楽器奏者たちによるヘンデルのソナタ集。ヴァイオリン、フルート、リコーダー、オーボエそれぞれのソナタを、タニクリフェとニコルソンの通奏低音に乗せて、活き活きと鮮やかに描いています。

CDS-44421(15CD)
アンジェラ・ヒューイット・プレイズ・バッハ〜J・S・バッハ:ピアノ独奏作品集
■CD-1…幻想曲ハ短調BWV.906/2声のインヴェンションBWV.772−786/3声のシンフォニアBWV.787−801
■CD-2…イギリス組曲第1番イ長調BWV.806/イギリス組曲第2番イ短調BWV.807/イギリス組曲第3番ト短調BWV.808
■CD-3…イギリス組曲第4番ヘ長調BWV.809/イギリス組曲第5番ホ短調BWV.810/イギリス組曲第6番ニ短調BWV.811
■CD-4…ソナタ ニ短調BWV.964/フランス組曲第1番ニ短調BWV.812/フランス組曲第2番ハ短調BWV.813/フランス組曲第3番ロ短調BWV.814/小前奏曲ハ長調BWV.924/小前奏曲ト短調BWV.930/小前奏曲ニ長調BWV.925/小前奏曲ニ短調BWV.926/小前奏曲ヘ長調BWV.927/小前奏曲ヘ長調BWV.928
■CD-5…6つの小前奏曲BWV.933〜938/5つの小前奏曲BWV.939〜943/前奏曲ハ短調BWV.999/フランス組曲第4番変ホ長調BWV.815/フランス組曲第5番ト長調BWV.816/フランス組曲第6番ホ長調BWV.817/前奏曲とフーガ イ短調BWV.894
■CD-6&7 …6つのパルティータBWV.825〜830
■CD-8&9…平均律クラヴィーア曲集第1巻
■CD-10&11…平均律クラヴィーア曲集第2巻
■CD-12…イタリア協奏曲ヘ長調BWV.971/カプリッチョ変ロ長調BWV.992《最愛の兄の旅立ちに寄せて》/カプリッチョ ホ長調BWV.993《ヨハン・クリストフ・バッハを讃えて》/4つのデュエットBWV.802−805/フランス風序曲(パルティータ)ロ短調BWV.831
■CD-13…ゴルトベルク変奏曲
■CD-14…トッカータ ハ短調BWV.911/トッカータ ト長調BWV.916/トッカータ嬰ヘ短調BWV.910/トッカータ ホ短調BWV.914/トッカータ ニ短調BWV.913/トッカータ ト短調BWV.915/トッカータ ニ長調BWV.912
■CD-15…幻想曲とフーガ イ短調BWV.904/イタリア風アリアと変奏イ短調BWV.989/ソナタ ニ長調BWV.963/パルティータ イ長調BWV.832/組曲ヘ短調BWV.823/アダージョ ト長調BWV.968/フーガ ハ長調BWV.953/コラール《イエス、わが頼り》BWV.728/コラール《ただ神の御旨に従う者は》BWV.691/幻想曲とフーガ イ短調BWV.944
アンジェラ・ヒューイット(P)
創立30周年を迎えたハイペリオンのアニヴァーサリー・リリース第1弾.

CDS-44441(10CD)
シューマン:歌曲全集
■CD-1:ツヴィッカウ&ライプツィヒ 〜 6つの歌曲WoO.121/漁師WoO.19/秋に/アンナにU/羊飼いの少年/ミルテの花Op.25
■CD-2:ライプツィヒ 〜 道化師の最後の歌Op.127-5/ベルシャザル王Op.57/リーダークライスOp.24/私に何がいえようOp.27-3/想いWoO.26-1/ジャスミンの木Op.27-4/民謡Op.51-2/海辺の夕暮れOp.45-3/ローレライOp.53-2/2人の擲弾兵Op.49-1/憎しみ合う兄弟Op.49-2/君は赤いばらに似てOp.27-2/楽しい旅人Op.77-1/リーダークライスOp.39
■CD-3:ライプツィヒ 〜 歌曲集《詩人の恋》Op.48/あなたの顔はOp.127-2/君の頬を寄せてOp.142-2/私の愛は輝くOp.127-3/私の馬車はゆっくりと行くOp.142-4/4つの二重唱曲Op.34/歌曲集《女の愛と生涯》Op.42
■CD-4:ライプツィヒ 〜 3つの歌Op.31/5つの歌Op.40/6つの歌Op.36/田園の歌Op.29-1/歌Op.29-2/3つの詩Op.30/あこがれOp.51-1/夜の観閲式WoO.11-2/哀れなペーターTOp.53-3a/哀れなペーターUOp.53-3b/哀れなペーターVOp.53-3c/3つの二重唱Op.43
■CD-5:ライプツィヒ 〜 流浪の民Op.29-3/ブロンデルの歌Op.53-1/宝探しの男Op.45-1/春の旅Op.45-2/ドイツなるライン川WoO.1/ほほえみの眼差しさえあればOp.27-5/尼僧Op.49-3/騎兵とボーデン湖WoO.11-1/乙女の憂いOp.142-3/歌による慰めOp.142-1/ケルナーの12の詩による歌曲集Op.35/歌手の慰めOp.127-1
■CD-6:ライプツィヒ&ドレスデン 〜 ロベルト&クララ・シューマン:《愛の春》からの12の歌曲Op.37/R・シューマン:私はさまよわないOp.51-3/兵士の歌WoO.6/ライン河でOp.51-4/かわいい小鳥よ、話しておくれOp.27-1/ロマンスとバラード第4集Op.64/手袋Op.87/スペインのリーダーシュピールOp.74
■CD-7:ドレスデン&クライシャ 〜 子供のための歌のアルバムOp.79
■CD-8:クライシャ&ドレスデン 〜 ゲーテの《ヴィルヘルム・マイスター》によるリートと歌Op.98a/ミンネの歌Op.101/4つの二重唱曲Op.78/愛の歌Op.51-5/夏の安らぎWoO.7/3つの歌Op.95
■CD-9:ドレスデン 〜 美しいヘートヴィヒOp.106/3つの歌Op.83/ことづてOp.77-5/6つの歌Op.89/無言の叱責Op.77-4/海の妖精Op.125-3/リートと歌第4集Op.96/春の楽しみOp.125-2/魂に近くOp.77-3/春の歌Op.125-1/軽騎兵の出発Op.125-5/私の園Op.77-2/私の老いた馬Op.127-4/レーナウの6つの詩とレクイエムOp.90
■CD-10:デュセルドルフ 〜 若い国民の歌Op.125-4/6つの歌Op.107/4つの軽騎兵の歌Op.117/春のおとずれ/7つの歌Op.104/乙女の歌Op.103/森でOp.107-5/3つの歌Op.119/糸を紡ぐ女Op.107-4/逃亡者Op.122-2/二重唱曲《マリーとパパの歌》WoO.26-3/プロヴァンスの歌Op.139-4/バラーデOp.139-7/メアリー・ステュアート女王の詩Op.135オレンジとミルテWoO.26-4/野の少年のバラードOp.122-1
クリスティーネ・シェーファー(S)
サイモン・キーンリサイド(Br)、
ユリアーネ・バンゼ(S)、
シュテラ・ドゥフェクシス(S)、
オリヴァー・ヴィドマー(Br)、
クリストファー・マルトマン(Br)、
ジェラルディン・マグリーヴィ(S)、
エイドリアン・トンプソン(T)、
シュテファン・ローゲス(Br)、
ドロテア・レシュマン(S)、
イアン・ボストリッジ(T)、
マーク・パドモア(T)、
ジョナサン・レマル(Br)、
フェリシティ・ロット(S)、
アン・マレー(Ms)、ケイト・ロイヤル(S)、
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)、
グレアム・ジョンソン(P)
このボックス・セットでは分売時(CDJ 33101〜CDJ 33111)とは異なり、シューマンの歌曲が初期のツヴィッカウ時代から最晩年のデュセルドルフ時代へと作曲年代順に並び替えられているのが大きなポイント。シェーファー、バンゼ、ロット、マレー、ボストリッジ、パドモアなど、世界トップクラスの豪華すぎる歌手たちの歌声でシューマンの歌曲"全曲"を聴けるのは、このハイペリオンのボックスのみ!お見逃しなく!
CDS-44451(8CD)
ゴットシャルク:ピアノ独奏作品全集
■DISC1
バンジョー/マンスニエ/セビーリャの夜/ロマンス変ホ長調/ジプシーの歌/マズルカ嬰へ長調/プエルトリコの思い出/ハバナの思い出/舞曲/バラード第6番/コロンビア/クリオーリョのバラード/バナナ/連合旗章
■DISC2
私と一緒に/子守歌/アラゴンのホタ/マンチャの調べ/夜の行進/サバンナ/吟遊詩人のミゼレーレ/アンダルシアの思い出/ポルカ変イ長調/バラード変イ長調/ポルカ変ロ長調/イニェス/カプリース=ポルカ/ロマンティックなスケルツォ/リマの思い出/大スケルツォ/風刺
■DISC3
いとしい人よ、私をいたわって/ブラジル国家による勝利の大幻想曲/ゴットシャルクのメロディ/バンブーラ/瀕死の詩人/エルキュール/最後の希望/エオリアンのささやき/アンダンテ/落葉/トーナメント・ギャロップ/
■DISC4 - 鳩/刈り取る女/夏の夜の夢/詩的な思い/火花/キューバの思い出/ジプシー娘/死!!/ポーランド/幸福な幽霊/フォレスト・グレード・ポルカ/オシアン/記憶/リフレッツ・ドゥ・パッセ/アポテオーズ
■DISC5
ため息/マルガリータ/バタイーレ/私にこたえて/ソリチュード/バラード第8番/トレモロ/オルファ/エル・ココヤ/ポルカ・デ・サロン/レーヨン・ダジュール/ジュネ・アンリの狩り/
DISC6 - ヴェニスの謝肉祭/葬送行進曲/ヴィジョン・エチュード(遺作)/悲しみのカプリース/春の愛のマズルカ/黄金の鎖/空気の精のダンス/メイデンズ・ブラッシュ/ジュネス/ドニゼッティの「ファヴォリータ」による大幻想曲
■DISC7
水の魂/私を忘れないで/バンジョー第2番/アンデネス・マズルカ/自由への戦いの叫び/妖精の地/万歳ギャロップ/兵士の歌/騎士道の愛/ラ・ブリゼ/マドレーヌ/バラード第7番/ガリーナ/瀕死の白鳥/ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン
■DISC8
ホーム・スウィート・ホーム/軍歌/ペンシヴ/殉教者の歌/彼女の眼/カヴェリエのパストレッラ/光り輝く/最後の恋/ポルトガルの讃歌による演奏会用変奏曲/メランコリー・エチュード/勝利の大幻想曲「エルサレム」
フィリップ・マーティン(P)
19世紀アメリカのヴィルトゥオーゾ・ピアニストであり、超絶技巧作品の作曲家でもあったルイス・モロー・ゴットシャルク(1829−1869)のピアノ作品全集がボックス・セットになって新装登場!スキャンダルに巻き込まれアメリカから南米へと渡り、自作の「死!!(Morte!!)」の演奏後に倒れ、数週間後に帰らぬ人となるなど波乱の生涯を送ったゴットシャルク。ダブリンの名ピアニスト、フィリップ・マーティンが弾くピアノ作品全集には、熱く愉しくメランコリックでメロディックなゴットシャルクの魅力の全てが詰まっています。

CDS-44461(7CD)
バード:鍵盤作品全集
■CD-1 〜 ウィロビー卿のご帰還/フランスのクーラント/第2のフランスのクーラント/第3のフランスのクーラント/ヒュー・アシュトンのグラウンド/カリーノ・カストゥラーメ/ヴォランタリーのレッスン/御者の口笛/セリンジャーのラウンド/パーソンズのイン・ノミネ/第2グラウンド/ホーンパイプ/ミゼレーレT/ミゼレーレU
■CD-2 〜 パヴァーンとガリアード/プレリュード/《おお、愛しき君よ》のガリアード/プレリュード/パヴァーンとガリアード/アルマン/パヴァーンとガリアード/ハヴ・ウィズ・ユー・トゥ・ワルシンガム/ラクリメのパヴァーン/ハーディングのガリアード/戦争ごっこ/ソールズベリー伯爵のパヴァーンとガリアード/ハーディングのガリアード《エコー》/ウィルソンズ・ワイルド/ジグ/プレリュード/ジョン、さあキスしてちょうだい
■CD-3 〜 光なり日なるキリスト/ファンシーへのプレリュード/ヴォランタリー/ド・ミ・レ・ファ・ソ・ラ/ド・ミ・レ/三位一体に栄光あれ/ミゼレーレT/ミゼレーレU/2声のヴァース/グラウンド/ファンシー/ネヴェル夫人のファンシー/グラウンド/父よ、我を明らかにしたまえT/父よ、我を明らかにしたまえU/父よ、我を明らかにしたまえV/ファンタジア/世の救い主よT/世の救い主よU/世の救い主よV/ネヴェル夫人のためのヴァランタリー
■CD-4 〜 森はこんなに荒れて/プレインソング《ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ》/私の窓へ行こう/ファンタジア/運命は我が敵/ファンタジア/クーラント/グラウンド/ファンシー/おお偉大なるかな/狩りは終わった
■CD-5 〜 おお、愛しき君よ/ヴォルタ舞曲/クヮドランのパヴァーンとガリアード/グラウンド/パイパーズのガリアード/女王のアルマン/パヴァーンとガリアード/ブライのパヴァーンとガリアード/ラ・ヴォルタ、L.モーリー/パヴァーナとガリアルダ/ジプシーのラウンド/パヴァーナとガリアルダ/ガリアルダ/アルメイン/パヴァン/ガリアード/アルメイン/ガリアード・ジーグ/パヴァンとガリアード
■CD-6 〜 クィ・パッセ、ネヴェル夫人のために/ファンシー、ネヴェル夫人のために/第1パヴァーンとガリアード/第2パヴァーンとガリアード/第3パヴァーンとガリアード/第4パヴァーンとガリアード/第5パヴァーンとガリアード/パヴァーンとガリアード《キンブルー・ゴッド》/第7パヴァーンと2声のカノン/第8パヴァーン/第9パヴァーンとガリアード/ネヴェル夫人のグラウンド/ネヴェル夫人のヴォランタリー/
■CD-7 〜 プレリュード/ウィリアム・ピーター卿のパヴァン/戦争の前の行進/戦争/勝利に寄せるガリアード/園はみな緑/ムッシュのアルマンT/ムッシュのアルマンU/幽霊/ムッシュのアルマンV/パヴァーンとガリアード/パヴァーンとガリアード/モンテグレ夫人のパヴァーン/パヴァーンとガリアード/ファンシーへのプレリュード/ファンシーへのプレリュード/ファンシーへのプレリュード/ファンシーへのプレリュード/ファンタジア
デイヴィット・モロニー(Cemb&ミューゼラー&Org&室内オルガン&クラヴィコード)

※CDA 66551/7からの移行新装再発売。
Hyperion創立30周年記念スペシャル・プライス設定&全世界に先駆けての日本大幅先行発売!構想になんと15年という歳月を費やして実現した世界初の単独アーティストによるバードの鍵盤作品全集。イギリス・ルネサンス時代の巨匠、ウィリアム・バードの"宗教音楽家"としてはではなく"鍵盤音楽作曲家"としての芸術を網羅した音楽史的にも重要な録音です。
CDS-44471(4CD)
ベートーヴェン:ピアノ三重奏のための作品全集
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調Op.70-1「幽霊」
ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調Op.70-2
アレグレット変ロ長調WoO.39
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97「大公」
アレグレット変ホ長調Hess.48
カカドゥ変奏曲ト長調Op.121a
ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調Op.1-1
ピアノ三重奏曲第2番ト長調Op.1-2
ピアノ三重奏曲変ホ長調WoO.38
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.1-3
14の変奏曲変ホ長調Op.44
ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調Op.11「街の歌」
フロレスタン・トリオ
〔アンソニー・マーウッド(Vn)、リチャード・レスター(Vc)、スーザン・トムズ(P)〕
ラスト・レコーディングとなったショスタコーヴィチ(CDA-67834)など、様々な時代、国、作曲家たちの「ピアノ三重奏曲」を聴かせてくれたフロレスタン・トリオ。4枚に及ぶベートーヴェン・サイクルは、"フランスのピアノ三重奏曲集"や"シューマン"などと並ぶフロレスタン・トリオの代名詞です。

CDS-44501(98CD)
ボーナスCD付き
リスト:ピアノ作品全集
練習曲&初期作品集
有名なオリジナル作品/舞曲、行進曲、リスト自作のトランスクリプション
国歌からの小品
オペラによる幻想曲、トランスクリプションとパラフレーズ
コンサート・トランスクリプション
ベートーヴェン・トランスクリプション
シューベルト・トランスクリプション
レア作品集&新発見のリス
ピアノと管弦楽のための作品
レスリー・ハワード(P)

録音:1987年−2009年
※日本先行発売
2011年のリスト生誕200周年を祝う最大のアイテムとしてハイペリオンから『ボックス・セット』で衝撃のリリース!!!ルイス・ケントナーの後任としてイギリス・リスト協会の会長も務めるなど、リストの音楽に熱い情熱を注ぎ続けてきたレスリー・ハワードが完成させた全57巻の全集と、完成後に追加された3巻の"新発見のリスト"。ピアノ・ソナタや超絶技巧練習曲、パガニーニの主題による練習曲といった名作はもちろんのこと、世界初録音となる異稿版や断片、また新発見の作品までを数多く収録したレスリー・ハワードの全集録音には、演奏としてだけではなくリストのピアノ作品の研究資料としても計り知れないほどの魅力と価値があります。総CD枚数99枚、総収録時間7320分26秒(約5日間!)いう規格外のスケールを誇るボックス・セットが、ハンガリーが生んだ大ピアニストのアニヴァーサリー・イヤーを盛り上げること必至!

CDS-44601(4CD)
フォーレ:ピアノ作品全集
即興曲集(即興曲第1番変ホ長調 Op.25、
即興曲第2番ヘ短調 Op.31、
即興曲第3番変イ長調 Op.34
即興曲第4番変ニ長調 Op.91、
即興曲第5番嬰ヘ短調 Op.102、
即興曲第6番変ニ長調 Op.86bis)
主題と変奏嬰ハ短調 Op.73
3つのロマンス(無言歌集) Op.17
ヴァルス・カプリス集(ヴァルス・カプリス第1番イ長調 Op.30、ヴァルス・カプリス第2番変ニ長調 Op.38、ヴァルス・カプリス第3番変ト長調 Op.59、ヴァルス・カプリス第4番変イ長調 Op.62)
舟歌集(舟歌第1番イ短調 Op.26、舟歌第2番ト長調 Op.41、舟歌第3番変ト長調 Op.42、舟歌第4番変イ長調 Op.44、舟歌第5番嬰ヘ短調 Op.66、舟歌第6番変ホ長調 Op.70、舟歌第6番変ホ長調 Op.70、舟歌第7番ニ短調 Op.90、舟歌第8番変ニ長調 Op.96、舟歌第9番イ短調 Op.101、舟歌第10番イ短調 Op.104-2、舟歌第11番ト短調 Op.105、舟歌第12番変ホ長調 Op.105-2、舟歌第13番ハ長調 Op.116)
ピアノのためのバラード Op.19
夜想曲集(夜想曲第1番変ホ短調 Op.33-1、夜想曲第2番ロ長調 Op.33-2、夜想曲第3番変イ長調 Op.33-3、夜想曲第4番変ホ長調 Op.36、夜想曲第5番変ロ長調 Op.37、夜想曲第6番変ニ長調 Op.63、夜想曲第7番嬰ハ短調 Op.74)
バイロイトの思い出*
8つの小品 Op.84(カプリッチョ変ホ長調 Op.84-1、
幻想曲変イ長調 Op.84-2、
フーガ.イ短調 Op.84-3、
アダージェット.ホ短調 Op.84-4、
即興嬰ハ短調 Op.84-5、
フーガ ホ短調 Op.84-6、
喜びハ長調 Op.84-7、
夜想曲第8番変ニ長調 Op.84-8)
組曲 「ドリー」 Op.56*
9つの前奏曲 Op.103
マズルカ変ロ長調 Op.32
夜想曲集(夜想曲第8番変ニ長調 Op.84-8、夜想曲第9番ロ短調 Op.97、夜想曲第10番ホ短調 Op.99、夜想曲第11番嬰ヘ短調 Op.104-1、夜想曲第12番ホ短調 Op.107、夜想曲第13番ロ短調 Op.119)
キャスリン・ストット(P)、
マーティン・ロスコー(P)*

録音:1994年6月20日−23日&9月4日−8日、セント・ジョージ教会(ブランドン・ヒル、イギリス)
※CDA-66911/4からの新装移行再発売
多岐に渡る活動と長い経験を誇り、イギリスでもっとも多才なピアニストの一人とされる女流ピアニスト、キャスリン・ストットの名盤フォーレが新装再発売! 1995年にリリースされたこの4枚組からなる「フォーレ:ピアノ作品全集」は、英BBCミュージック・マガジン誌では「キャスリン・ストットは現在最も素晴らしいフォーレ弾きの地位にある」と絶賛され、その業績によりフランスの芸術文芸シュヴァリエ勲章を授与された、まさにストットの活動の根幹を築く代表盤です。
SPCC-2000
セント・ポール大聖堂の音楽
ヒューバート・パリー:わたしは喜んだ
チャールズ・ストゥワート:主はわが羊飼いなり(詩篇23)
メンデルスゾーン:われは主を待った
バルフォア・ガーディナー:夕べの賛歌
ウィリアム・マシアス:民に汝をたたえさせよ/おお神よ
マルセル・デュプレ:Placare Christe servulisOp.38-16
ハーバート・ハウエルズ:マニフィカトとヌンク・ディミティス(聖パウロの務め)
グレゴリオ・アレーグリ:ミゼレーレ
ジョン・ラター:神よわが頭のなかにあれ
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード:マニフィカトとヌンク・ディミティス ハ長調
賛美歌:親愛なる主にして人類の父/汝が与えたまいし日/
神の慈悲は広し/不滅にして見えざるもの
ジョン・スコット(指)
セント・ポール大聖堂聖歌隊
HOUGH-1
スティーヴン・ハフ・コレクション
ショパン:バラード第3番変イ長調Op.47
モンポウ
:噴水と鐘
ベン・ウェバ
ー:ファンタジア
ケ雨賢(ハフ編):春風に焦がれる思い*
ブラームス
:ピアノ・ソナタ第3番〜スケルツォ
ヨーク・ボーウェン:子守歌
ューベルト
:ピアノ・ソナタ ハ長調D613〜終楽章
フンメル:ピアノ・ソナタ嬰へ短調Op.81〜《ヴィヴァーチェ》
チャイコフスキー(E・ワイルド編):4人の踊り
スティーヴン・レイノルズ:秋の歌
リスト:ポロネーズ、第2番ホ長調S223-2、
スティーヴン・ハフ:組曲《木犀》*
フランク(ハフ編):コラール第3番
スティーヴン・ハフ(P)
これまでにリリースされている既存音源と新録音(*印)を収録。にブックレットにはハフのバイオグラフィー、ディスコグラフィーが掲載されておりスティーヴン・ハフの魅力満載の1枚!
HYP-20(2CD)
エッセンシャル・ハイペリオン 2
ヘンデル:王宮の花火の音楽 から/ユトレヒト・テ・デウム から
「アレクサンダーの饗宴」から
モンテヴェルディ:カンターテ・ドミノ
ドビュッシー:ピアノ三重奏曲ト短調 から
タリス:サルヴァトール・ムンディI
われらのすべての神に感謝を(讃歌)
リンリー:ヴァイオリン協奏曲 から
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲ハ短調Op.9-3 から
シューベルト:交響曲 D708A から
カトワール:故郷から遠く離れてOp.2-2
ベートーヴェン:七重奏曲Op.20 から
バッハ:カンタータ第208番から
パーセル(ブリテン編曲):来たれ、芸術の子ら」
ブラームス:弦楽五重奏曲第2番から
バード:ウォルシーのワイルド
作曲者不詳:ドゥルシア/ブリテン:キャロルの祭典 から
パーセル:メアリー女王の葬送の音楽 から
ショーソン:シシリアンヌ/アーン:ヴェネツィアより
アーノルド:フルートの為のソナティナOp.19 から
ロッシーニ(リスト編曲):「音楽の夜会」 から
グラズノフ:小ワルツOp.36
シューベルト:「冬の旅」 から
エルガー:晩祷の為の11のヴォランタリー から
デュファイ「:聖ヤコブのミサ」 から/スヴィリドフ:神聖なる愛
マリーニ:4つのトロンボーンの為のソナタ/ロマネスカ
オルティス:レセルカーダ第1番/シューベルト:セレナード D.920
ジョーンズ:「芸者」 から
ヴィヴァルディ:「勝利のユディータ」 から
作曲者不詳:アルカンサス・トラヴェラー
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 から
メンデルスゾーン:恋人よ打ち明けておくれ
アーン:ラテンのエチュード から
ウッドフォーデ−フィンデン:カシュミリ・ソング
シャルヴェンカ:ピアノ協奏曲第4番から
アーン:私の歌に翼があったなら
サン=サーンス:長3度と短3度/マックーン:最後の吟遊詩人のレー
ベートーヴェン:皇帝ヨゼフ2世追悼カンタータ から
アーン:もうため息をつかないで、ご婦人がた
パーセル:わが祈りを聞きたまえ、おお主よ
スタンフォード:トゥルフの火災 から
ハールストン:4つの性格的小品 から/ベートーヴェン:五月の歌
シューマン:歌手の慰め/アーン:アルフレッド から
さまざまな演奏家
HYP-30
英国歌曲の宝石
ジョン・アイアランド:海の香り
アイヴァー・ガーニー:サリー・ガーデンを下って
ヴォーン・ウィリアムズ:オルフェウスとリュート
ブリッジ:行かないで幸せな日々よ
フィンジ、ブリテン、コリンズ、ソマーヴィル、
バントック、スタンフォード、ウォーロック、
ハーディ、ミルフォードの作品
トマス・アレン、
スティーヴン・ヴァーコー(Br)
イアン・ボストリッジ、
アンソニー・ロルフ=ジョンソン、
ロバート・ホワイト(T)、他、
多数の歌手たち
HYP-41
ドリームランド〜ハイペリオンの合唱作品集より
ジャクソン:朝まで/タヴナー:眠っていた者のように
ローリゼン:幸いあれ、いと優しいマリアよ
トンプソン:アレルヤ
ヴィレット:おお、聖なる饗宴
トルミス:「4つのエストニアの子守歌」より
バーゴン:聖体拝領のキャロル
ピッツ:アドロ・テ
ペルト:マニフィカト
デュブラ:天使が祭壇のそばに
マクミラン:子供の祈り
チルコット:羊飼いのキャロル/モー:子守歌
ウカシェフスキ:ヌンク・ディミッティス
バークモア:歌/ウィテカー:スリープ
スティーヴン・レイトン(指)
ポリフォニー、ホルスト・シンガーズ、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho、
アントニー・ピッツ(指)トヌス・ペレグリウス、
マーティン・ベイカー(指)ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、ジェイムズ・オドンネル(指)ウェストミンスター寺院聖歌隊、他
ハイペリオンの最新サンプラー・アルバムは、演奏&プログラムの両面が全世界の関係者から高い評価を受けている"合唱作品集"。
チルコット、ウィテカー、ジャクソン、トルミス、ウカシェフスキなど、現代の人気作曲家たちの作品がハイレベルの演奏で満載。コンクールやコンサートの選曲用参考音源としても大活躍の1枚です。
KING-5
エッセンシャル・バッハ
「クリスマス・オラトリオ」より/
「トリオ・ソナタ」より/「マタイ受難曲」より/
「オーボエとヴァイオリンの為の協奏曲」より/
「ロ短調ミサ」より/カンタータ BWV.1, 169. 170より/
「2台のヴァイオリンの為の協奏曲」より
ロバート・キング(指)
キングス・コンソート
KING-6
エッセンシャル・ヘンデル
ヘンデル:オケイジョナル・オラトリオ〜序曲/
オラトリオ「ソロモン」〜Welcome as the dawn of day/
聖チェチーリアの祝日の為のオード〜
The trumpet's loud clangour/
カンタータ「チェチーリアよ、まなざしを向けたまえ」/
戴冠式アンセム「祭司ザドク」/
オラトリオ「ヘラクレスの選択」から
水上の音楽〜アレグロ/合奏協奏曲Op.3-2〜ラルゴ
オラトリオ「サムソン」〜輝かしき天使が訪れますように/
、他(全20曲)
エマ・カークビー、
スーザン・グリットン(S)
クリスピアン・スティール=パーキンス(Tp)
ロバート・キング(指)
キングズ・コンソート.
キングス・コンソートcho
オックスフォード・ニューカレッジcho
ロバート・キング&キングス・コンソートの既存音源からヘンデルの作品を集めた再編集盤。
KING-7
キングス・コンソート・コレクション(全20曲)
モンテヴェルディ:われは喜びに満ちたり
ヴィヴァルディ:アレグロ/私は嵐の真っただ中にいる
ヘンデル:ラルゴ
フンメル:トランペット協奏曲〜第3楽章
モーツァルト:教会ソナタ/、他
様々なソリスト
ロバート・キング(指)
キングス・コンソート&cho
イギリスが世界に誇るピリオド楽器によるグループ、キングス・コンソートの結成25周年を記念して発表されるCD。同グループのベスト・アルバムといえるもの。
LISZT-1(2CD)

エッセンシャル・リスト〜リスト:ピアノ作品全集ハイライト レスリー・ハワード(P)
NOEL-1

時代を超えたクリスマス 様々な演奏家
NOEL-2
合唱団「ポリフォニー」からのクリスマス・プレゼント
ラッター:サイレント・ナイト
ハウェルズ:シング・ララバイ
ウォルトン:オール・ディス・タイム
グリーグ:アヴェ・マリア・ステラ
コルネリウス:三人の王
ペルト:おお明けの明星よ
ブリテン:古いフランスのキャロルによるコラール
ウォーロック:眠れイエスよ
モーテン・ラウリゼン:おお、大いなる神秘*
、他(全19曲)
スティーヴン・レイトン(指)
ポリフォニー(cho)
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニエッタ
HOUGH-1
スティーヴン・ハフ・コレクション
ショパン:バラード第3番変イ長調Op.47
モンポウ
:噴水と鐘
ベン・ウェバ
ー:ファンタジア
ケ雨賢(ハフ編):春風に焦がれる思い*
ブラームス
:ピアノ・ソナタ第3番〜スケルツォ
ヨーク・ボーウェン:子守歌
ューベルト
:ピアノ・ソナタ ハ長調D613〜終楽章
フンメル:ピアノ・ソナタ嬰へ短調Op.81〜《ヴィヴァーチェ》
チャイコフスキー(E・ワイルド編):4人の踊り
スティーヴン・レイノルズ:秋の歌
リスト:ポロネーズ、第2番ホ長調S223-2、
スティーヴン・ハフ:組曲《木犀》*
フランク(ハフ編):コラール第3番
スティーヴン・ハフ(P)
これまでにリリースされている既存音源と新録音(*印)を収録。にブックレットにはハフのバイオグラフィー、ディスコグラフィーが掲載されておりスティーヴン・ハフの魅力満載の1枚!

DVDA-68000(DVD)
ッツ・オール・アバウト・ザ・ミュージック
【第1部】イッツ・オール・アバウト・ザ・ミュージック〜マルク=アンドレ・アムランの芸術
【第2部】リサイタル〜 アムラン・イン・シャルルヴォワ
L・ゴドフスキー: ショパンの練習曲に基づく練習曲集より、《ジャワ組曲》〜ボイテンゾルフ植物園
ワーグナー(リスト編曲):イゾルデの愛の死
ヴェルディ(リスト編曲): エルナーニ・パラフレーズS.432 / S ・シャリーノ:アナモルフォーゼ
G・アンタイル:ピアノ・ソナタ第4番《ジャズ・ソナタ》
ドビュッシー:水に映る影
【第3部】特典映像〜 ジェイ・ライズ(作曲家) とのインタビュー

■ハーヴィー・ウッディーン(テンプル大学ピアノ科教授)、ロバート・リム(マルク= アンドレ・アムランと8人のコンポーザー・ピアニスツの著者) とのインタビュー
■ブゾーニ:ピアノ協奏曲Op.39〜第4楽章
マルク=アンドレ・アムラン(P)、
オスモ・ヴァンスカ(指)ラハティSO

All Regions / NTSC / DVD 5
ドルビー・デジタル2.0 /収録時間121分
16:9 /字幕:英・仏・独・日本語
DVDA-68001(2DVD)
ヒューイット/バッハ・パフォーマンス・オン・ザ・ピアノ
DISC-1(約148分)
アンジェラ・ヒューイットのリサイタル講座(レクチャー)〜ピアノによるバッハ演奏
チャプター1:イントロダクション/チャプター2:要点/チャプター3:解釈/チャプター4:バッハの“舞曲”/チャプター5:フーガの学習/チャプター6:装飾音/チャプター7:実用的なアドバイス

DISC-2(約62分)
アンジェラ・ヒューイット・ライヴ・イン・コンサート
バッハ:パルティータ第4番ニ長調BWV.828
 イタリア協奏曲BWV.971
 半音階的幻想曲とフーガニ短調BWV.903
アンジェラ・ヒューイット(P)

AllRegions/NTSC/16:9
DISC-1DVD9/片面二層
ドルビー・デジタル2.0
字幕:日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、中国語、ロシア語
「コンサートのライヴ(もちろんバッハ!)」という超充実の豪華二本立て!しかも日本語字幕付き!DISC-1に収録されているレクチャーでは、ヒューイットが映像を通じてマスター・クラスを開催。ピアノでバッハを演奏するための7つのポイントをヒューイットが直々に伝授してくれるという濃密で貴重な内容となっています。またコンサートのライヴを収めたDISC-2では、ヒューイットの演奏によるオール・バッハ・プログラムという至福の時間を味わうことができます。



このページのトップへ


このサイト内の湧々堂オリジナル・コメントは、営利・非営利の目的の有無に関わらず、
これを複写・複製・転載・改変・引用等、一切の二次使用を固く禁じます
万一、これと類似するものを他でお見かけになりましたら、メール
でお知らせ頂ければ幸いです




Copyright (C)2004 WAKUWAKUDO All Rights Reserved.