湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Hyperion “The Romantic Cello Concerto
(イギリス


CDA品番(1) CDA品番(2) HELIOS BOXセット dyadシリーズ
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ
クラシカル・ピアノ・コンチェルト・シリーズ
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズ
ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ



※価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは全て1CDです。
品番 内容 演奏者

CDA-67544
ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ第1集
ドホナーニ
:コンチェルトシュトゥックOp.12、
エネスコ
:チェロと管弦楽のための協奏交響曲 変ロ短調Op.8、
ダルベール:チェロ協奏曲ハ長調Op.20
アルバン・ゲルハルト(Vc)、
カルロス・カルマー(指)BBCスコティッシュSO
ゲルハルトはベルリン出身。12歳からチェリストとして活動を開始し、ラサールQ、東京Q等の薫陶を受け、ボリス・ペルガメンシコフにも師事。1991年にはベルリン・フィル演奏会にデヴューを果たしています。彼の演奏は音色の美しさも魅力ですが、何よりも誠実に作品と向き合って、決して自己アピールを優位に立てない態度と集中力が素晴らしく、その静かな闘志に自然と引き込まれてしまいます。ドホナーニの「コンチェルトシュトゥック」は1903年の作品で、後期ロマン派の作風を色濃く残す3部構成の佳曲。ガッチリとした構成感よりもフランス風のパステル・カラーと甘美な香気が際立ち、特に中間のアダージョ後半(4:08以降)、次第に主役がオケに移る過程の深々としたうねりはショーソンを思わせ、ニュアンスが横溢。そのニュアンスを更に大きく明るく飛翔させた第3部も魅力的。ゲルハルトのチェロは、声高に発言するタイプというよりも、そんな作品の持ち味を内面からすくい上げるような落ち着きと自然な呼吸感で一貫しているので、聴き手の耳にしなやかに染み入ります。エネスコ唯一の協奏曲は、作曲者の内面の葛藤と哀愁を凝縮ような作品で、楽想の幅も広いですが、ここでもゲルハルトはダイナミックスの幅をむしろ抑制し、音量が大きくなるほど内燃の度を高めるのが特徴的で、決してテックニックに物を言わせるタイプでないことを窺わせます。コーダで連続して急速なパッセージが登場しますが、こういう箇所でさえ、音を外に向かって発散させないのです。ダルベールの協奏曲は、ハ長調という調性らしく明朗な作品。  
CDA-67583
ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ第2集
フォルクマン(1815−1883):チェロ協奏曲イ短調Op.33
アルベルト・ディートリヒ
(1829−1908):チェロ協奏曲ト短調Op.32
フリードリヒ・ゲルンスハイム(1839−1916):チェロ協奏曲ホ短調Op.78
シューマン:チェロ協奏曲イ短調
アルバン・ゲルハルト(Vc)、
ハンヌ・リントゥ(指)ベルリンRSO
ブラームスの友人であり、同僚でもあった4人の中で現在も頻繁に名前が登場するのはシューマンですが、フォルクマンやディートリヒ、ゲルンスハイムの3人も19世紀ドイツ・ロマン派の作曲家として成功を収めています。シューマンを除く3作品は世界初録音。
CDA-67790
ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズVol.6〜ヴュータン&イザイ:チェロ協奏曲集
ヴュータン:チェロ協奏曲第1番イ短調 Op.46、
 チェロ協奏曲第2番ロ短調 Op.50
イザイ:瞑想曲ロ短調 「詩曲」 Op.16、
 セレナード.イ長調 Op.22
アルバン・ゲルハルト(Vc)、
ジョゼップ・カバリエ=ドメネク(指
)ロイヤル・フランダースPO

録音:2013年4月3日−5日、デシンゲル(アントワープ、ベルギー)
ソリストは、第1巻、第2巻&第4巻でもチェロを担当してきたドイツ・チェロ界の新皇帝アルバン・ゲルハルト。数々の世界初録音で知られるように、常に新しい作品、解釈を求め続けるゲルハルトが弾く、ヴュータンとイザイのチェロ作品です。指揮は、シュターツカペレ・ハレの音楽総監督、コロラド・スプリングス・フィルの音楽監督を務めるジョゼップ・カバリエ=ドメネク。Onyxレーベルから発売された「レスピーギ:ローマ三部作(ONYX 4083)」で注目を浴びたスペインの若きマエストロが、Hyperionデビューを果たし、秘曲でその才を披露してくれることでしょう。
CDA-67859
ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズVol.3
スタンフォード:チェロ協奏曲ニ短調
チェロと管弦楽のためのロンド ヘ長調(世界初録音)
バッラータとバッラビーレOp.160(世界初録音)
アイルランド狂詩曲第3番Op.137
ジェマ・ローズフィールド(Vc)、
アンドルー・マンゼ(指)
BBCスコティッシュSO

録音:2011年1月6日−7日、シティ・ホール(グラスゴー)
抒情的で明るく快活な旋律を持つスタンフォードの「チェロ協奏曲ニ短調」は、6つの交響曲や合唱作品と並ぶイギリス・ロマン派音楽の知られざる名作。イギリスのチェロ協奏曲で真っ先に思い浮かぶのはエルガーですが、スタンフォードのチェロ協奏曲も、イギリスのチェロ協奏曲のランドマークになるだけの魅力を持った作品です。1981年ロンドン生まれのジェマ・ローズフィールドは、16歳でコンチェルト・デビューを果たし、2007年にはピエール・フルニエ賞を受賞するなど、時代の巨匠候補として期待されるイギリスの逸材。本格的なレコーディング・デビューを果たすローズフィールドのチェロ、スタンフォードを指揮する"マエストロ"アンドルー・マンゼのタクト捌きなど、話題性も十分!

CDA-68002
ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズVol.5〜サン=サーンス:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲第1番イ短調 Op.33
チェロ協奏曲第2番ニ短調 Op.119
ミューズと詩人たち Op.132*
アレグロ・アパッショナート.ロ短調 Op.43
白鳥#
ナタリー・クライン(Vc)、
アンドルー・マンゼ(指)
BBCスコティッシュSO
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)*、
ジュリア・リンチ(P)#、
ジュディス・キーニー(P)#

録音:2013年6月12日−13日、シティ・ホール(グラスゴー、イギリス)
世界的チェリストとしての実力と美しき容姿。天からニ物を与えられたイギリスの麗しき女流チェリスト、ナタリー・クライン。
コダーイ(CDA-67829)、ブロッホ&ブルッフ(CDA-67910)と、民族色の強い濃密なプログラムでその並外れた音楽性を披露してくれたナタリー・クラインのハイペリオン移籍第3弾は、ついにロマンティック・コンチェルト・シリーズに初登場。
CDA-68063
ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズVol.7〜フィッツェンハーゲン:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲第1番ロ短調 Op.2
チェロ協奏曲第2番イ短調 「ファンタスティック」 Op.4
ロココの主題による変奏曲 Op.33(チャイコフスキー作曲
フィッツェンハーゲン編曲)
演奏会用小品 「バラード」 Op.10
宗教的無言歌 「Resignation」 Op.8
アルバン・ゲルハルト(Vc)、
ステファン・ブルニエ(指)
ベルリン・ドイツSO

録音:2013年8月19日−23日、イエス・キリスト教会(ベルリン)
ソリストは、ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ常連である、ドイツ・チェロ界の新皇帝アルバン・ゲルハルト。数々の世界初録音を担い、新たな作品・解釈を求め続けてきたゲルハルトが、「ロココ」だけではない、フィッツェンハーゲンの知られざる姿を浮き彫りにしてくれます。


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