湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック



MSR
MUSICIANS SHOWCASE RECORDINGS
(アメリカ)


MSR湧々堂開設当初から強力に推奨し続けている、ニューヨークを本拠地とする優良インディペンデント・レーベル。今までの日本の窓口となる代理店が存在せず、供給が安定しませんでしたが、ようやく信頼の置ける代理店が契約を果たしてくれました!
アーチストはアメリカ在住のアーチストがほとんどですが、演奏内容が素晴らしいものがあまりにも多いので是非記憶にとどめていただきたいレーベルです。レパートリーも広範囲にカヴァーしていますが、特に種類の多いピアノ録音は、名手トッド・クロウの名演奏をはじめ、なんとブラウニング、ペナリオといった懐かしい名前まで登場し、聴き逃せないものが目白押し!管楽器ファンも要注目。録音技術も、熟練のスタッフを抱えているので極めて優秀です。


フルプライス1CD=(税込)
ミッドプライス(品番末尾M)1CD=(税込)

品番 内容 演奏者
MS-021699
テレマン:パルティータニ長調、ソル:慰めop. 34、
グラナドス:スペイン舞曲第2番、隔たり、
ロヴィクス:ブラジルの印象、他
ギターX2
[ハリス・ベッカー(G)、パスクァーレ・ビアンクッリ(G)]
MS-031899
シャルル・ルフェーヴル:組曲op. 57、
リゲティ:6つのバガテル、
 ドニゼッティの「愛の妙薬」とヴェルディの「椿姫」からの抜粋(リチャード・プライス編)、
J・シュトラウス:エジプト行進曲、無窮動、他
ボリアリス木管五重奏団
MS-042899
タネーエフ:弦楽五重奏曲ト長調op. 14、
 ピアノ作品集(休息/眠りの歌/前奏曲ヘ長調/前奏曲とフーガ嬰ト長調/アンダンテ・センプリーチェ)
エリック・ウィリック(Vn)、
エリカ・キーセウェッター(Vn)、
ナード・ポイ(Va)、ジョナサン・スピッツ(Va)、
ロバート・マーティン(Vc)、トッド・クロウ(P)
MS-082098
R・コルサコフ:詩人に、
チャイコフスキー:7つの歌〜眠れ悲しむ友よ、
 6つの歌Op6〜涙は震える、
 6つの歌Op38〜ドン・ファンのセレナード、
 それは早春のことだった、12の歌Op60〜狂おしい夜、
 ロマノフの詩による6つの歌〜私は窓を開けた、
ラフマニノフ:12の歌Op14〜時は来た、
 12の歌Op21〜ミュッセからの断片、
 12の歌Op14〜彼女は真昼のように美しい、
 15の歌Op26〜昨日私たちは会った息がつけるでしょう、
 6つの歌Op4〜いやお願いだ行かないで、
 美しい人よ私のために歌わないで、
 死の歌と踊り〜司令官
オデヒレン・アメイズ(Bs-Br)、
デイヴィッド・コレヴァー(P)
MS-082198(2CD)
バッハ:平均律クラヴィア曲集第1巻 デイヴィッド・コレヴァー(P)
コレヴァーは、1962年ウィスコンシン州出身。6歳からピアノをはじめ、16歳でアール・ワールドに師事。ジュリアード音楽院に進み、引き続きワイルドに師事するとともに、作曲をダイアモンドから学びました。更に、エゴン・ペトリやエミール・フォン・ザウアーらの弟子で、ラヴェル学んだことのあるフランスのピアニスト、ポール・ドゲロォにも師事。とても堅実な音楽作りです。  【湧々堂】
MS-1001
シューマン:ピアノ曲集
クライスレリアーナ、アラベスク、幻想曲
アヴナー・アラト(P)
アラトはイスラエル出身のピアニスト。ジュリアードではアックスやフィルクスニーに師事。クーセヴィツキー記念コンクール優勝など、数々のコンクール入賞歴の持ち主。
MS-1002
ラフマニノフ(サイモン編):交響曲第2番〜第2楽章、
ホロヴィッツ:ソナチネ、
ドビュッシー:第1ラプソディ、
ウェーバー:グランド・デュオ・コンチェルタンテ、
ストラヴィンスキー:クラリネットの為の3つの小品、
ベルリーニ(バッシ編):「清教徒」の主題による幻想曲、
ミヨー:ブラジレイラ、ガーシュウィン:サマータイム
アンドリュー・サイモン(Cl)
ジョン・クリボノフ(P)
国際クラリネット協会コンクールなどに優勝。ニュージーランド響や、スコティッシュCOに客演主席を歴任。現在は香港交響曲の主席を務めています。1992年には、アメリカ人の音楽家として初めて北朝鮮で演奏しています。
MS-1007
モーツァルト:演奏会用アリア集
レチタティーヴォ「ああそれはわかっていたこと」、
アリア「ああ私の目の前に二度と現れないで」、
アリア「ああ恵み深い星々よ、もし天にあって」、
「羊飼いの王様」〜彼女を愛そう私の麗しき恋人よ、
留まってくださいああいとしい人よ、
アリア「あなたは情熱的な恋人のように律儀な心の持ち主」 他
ヴァレリー・ジラード(S)
ヴィルトゥオージ・プラハ
ニューヨーク生まれのジラードの無理のない華麗で叙情的ななコロラトゥーラは、アメリカ国内はもとより、ヨーロッパの批評家をも大いに唸らせました。 【湧々堂】
MS-1011
アフリカ系アメリカ作曲家たちの歌曲集
レズリー・アダムズ:あなたのために歌はない、
マーガレット・ボンズ:3つの夢の肖像、
セシル・コーエン:老水夫の死、
ハワード・スワンソン:死の歌、黒人は川について語る、
ジョージ・ウォーカー:赤い赤いばら他
オデキレン・アマイゼ(Bs-Br)、
デーヴィッド・コレヴァー(P)
MS-1012
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ、ツィガーヌ、
 フォーレの名による子守歌、
ブリッジ:ヴァイオリン・ソナタ
チャールズ・リボーヴ(Vn)、
ニーナ・ルゴヴォイ(P)
リヴォーヴは、カーティス音楽院でガラミアンの下で研鑽を積み、第1回エネスコ国際コンクール、第1回ナウムベルク室内楽コンクールで優勝。パガニーニ四重奏団のメンバー。この両者は長年にわたって共演を続けており、息の合った絶妙なデュオを聴かせてくれます。
MS-1014
フィリップ・ケント・ビムスタイン:市松模様の段丘の半月、
ウィリアム・グラント・スティル:細密画、
ホヴァネス:苔の庭、
マーク・フィリップス:音の風景他
スティーヴン・キャプラン(Ob, Ehn)、
キャロル・スティヴァーズ(P)、
ステファン・カールソン(P)他
MS-1015
ビネット・リッパー:間奏曲、地平線、鼎談、
 弦楽四重奏曲第1番
マティティアフ・ブラウン(Vn)、
サンドラ・チャーチ(Fl)、
イーゴリ・ゲフテル(Vc)、他
MS1017
ゼノビア〜エルネスト・コルデロの音楽 ローレンス・デル・カサレ(G)、
プリ・トロ((Ms)
MS-1018
リスト:ピアノ・ソナタロ短調、メフィスト・ワルツ第1番、
ラ・カンパネッラ、「ランメルモールノルチアの回想」、
献呈(原曲:シューマン)
ティモーシー・スミス(P)
ティモシー・スミスはアラスカ州立大学のピアノの教授で、音楽部門の主任。日本でもマスタークラスを開いたこともあります。
MS-1019
ニア・サックス・ダシルヴァ:「楽しい安息日の礼拝」
ろうそくをともす祈り/主に向かって歌え/キドゥシュ/
おお主よ我らに平和を与えたまえ/祈り、他
エリオット・Z. レヴァイン(Br)、
エナ・フリーマン(S)、
ハーバート・ブラデンステン(Org)、
メアリー・ファインシンガー(指)合唱団
MS-1020
風の中のトランペット
J. カステレード:トランペットとトロンボーンの為の小協奏曲、
アルビノーニ:トランペット,3本のオーボエ,ファゴットと通奏低音の為の協奏曲ニ短調、
コープランド:トランペットとイングリッシュ・ホルンの為の静かな都会、
ヒンデミット:トランペットとファゴットの為の協奏曲、他
エドワード・サンドア(Tp)、
エレン・リッチー(S)、他
MS-1021(2CD)
バッハ:平均律クラヴィア曲集第2巻 デイヴィッド・コレヴァー(P)
MS-1022(2CD)
ブラームス:8つの小品、6つの小品、4つの小品、
 3つの間奏曲、2つの狂詩曲、幻想曲集
デイヴィッド・コレヴァー(P)
MS-1023
フォーレ:バラードOp19、舟歌Op42-3、
 夜想曲Op37-5、前奏曲集Op103、主題と変奏Op73
デイヴィッド・コレヴァー(P)
MS-1024
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ
エバンゲリン・ベネデッティ(Vc)
ペジャ・ムジェヴィチ(P)
ベネデッティは、シュタルケル門下。カザルスのマスタークラスにも参加。1967年以来のニューヨーク・フィルのチェロ奏者で、初の女性チェロ奏者でした。もちろん生前のバーンスタインからも厚い信認を得ていました。ブロンフマン、フェルツマン等との共演も多数。
MS-1026
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集1
ピアノ・ソナタ第1番、第2番、第3番、第4番
ヘイディ・ローウィ(P)
ローウィはジュリアードで学んだ後フランスへ渡り、ブーランジェやカサドシュの下で研鑽を積んだピアニスト。しっとりとした感触で気品溢れるタッチがとにかく魅力的!レーガーとのセンスも抜群で、前の音の余韻を感じながら次の音へ繋げる繊細さ、フレーズの変わり目での丁寧な間(ま)の取り方など、真の慈愛に満ち溢れています。円熟したへブラーのモーツアルトを愛聴される方は、きっと満足されることと思います。第6番第2楽章、左手のアルペジョ風フレーズの微妙な変化に繊細に反応した至福のニュアンスも聴きもの!  【湧々堂】
MS-1027
リフレクションズ・ショパン
ショパン:前奏曲集Op28-15.7.24.4.2.17、夜想曲Op15-1、
Op9-2、Op48-1、バラード第2番、マズルカOp17-4、
即興曲Op29、幻想即興曲、スケツツォ第4番
アダム・マコヴィッツ(P)
録音:1999年デジタル
マコヴィッツは1940年チェコ出身のピアニスト。16歳まではクラシックのピアニストとして活躍。その後ジャズに目覚め、クラシックとジャズの接点を常に模索し続けています。ここでもショパンの作品をベースにしながらも音楽は完全にジャズ。オリジナルの魅力を大切にしながら、クラシック的なイディオムとの見事なブレンドが実現しています。曲と戯れる様子が目に浮かび、聴いているほうもウキウキしてきますが、彼の人柄でしょうか、エキセントリックに響くところがなく、なんともヒューマンなタッチが魅力的です。シンプルな前奏曲第7番など、インプロビゼーションにはもってこいの曲ですが、4分もかけて洒落たニュアンスを込め、聴き手の心を温かく癒す風情がたまりません。同第4番も左手で断続的に鳴らされるリズムがスパイスとなり、切なさ一杯。ノクターンOp28-7もサロン的な安易さが全くなく、ハーモニー移り変わりのなんとハイセンスなこと!最後の締めくくりの粋な計らいも聴きものです。決して邪道などとは言わず、心の底からこの雰囲気に酔いしれていただきたい逸品です!  【湧々堂】
MS-1029
ロバート・マンノ('44-):室内楽作品集
弦楽六重奏曲、
3つの詩(山道/vielen Fernen静かな友/Fern Hill)
メトロポリタン歌劇場管団員、他
MS-1030
「発見」
エリック・エワゼン:管楽五重奏曲「うなるフォーク」
ジョン・スタインメッツ:五重奏曲
ミゲル・デル・アクイラ:管楽五重奏曲第2番
ボリアリス管楽五重奏団
MS-1031
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番、
サン・サーンス:ピアノ協奏曲第2番、
モーツァルト:ロンドK382
ジョン・ロビレッテ(P)
ローゼン・ミラノフ(指)ソフィア新SO
1999年録音。ベートーヴェンではサン・サーンスのカデンツァを用いており、これが実にブリリアント!ベートーヴェン自身のカデンツァも別トラックにて収録。ソフィア新交響楽団の鳴りっぷりがユニーク! 【湧々堂】
MS-1032
マシュー・ベネット:室内楽作品集
クラリネットとバス・クラリネットの二重奏曲
フルートとピアノの二重奏曲
バス・クラリネット独奏の為の子供部屋の歌と変奏/
Bb管クラリネット、ヴィオラとチェロの為の三重奏曲
ゲルハルト・コッホ(Cl)、
デーヴィッド・コレヴァー(P)、
デーヴィッド・バーサク(Va)、
ウェンディ・サッター(Vc)
MS-1033(2CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
第21番、第16番、第7番、第6番、
アレグレットD.900、小品D.60
トッド・クロウ(P)
シューベルティアン必携アイテム!21番は、多くの競合盤の中でもシューベルトらしい素朴さを大切にしながら、作品自体の素晴らしさを信じ切った演奏としとしてはダントツの名演奏!冒頭からまろやかなタッチで静かに幸福を噛みしめる風情が魅力的で、次第にタッチの硬度を強めて高揚していく流れの自然なこと!第1楽章展開部直前の間合いのよさ、素直な表情の中に煌く語りのセンスは、強烈な自己アピールなしに惹きつけてやまない魅力が一杯です!鳥肌が立つのは、展開部の前触れを示す短調の和音(9:40)!直前の可憐さから急に翳りを帯びるこの瞬間のタッチの色彩の変化の妙は、魔法としか言いようがないほど自然そのもの。第3楽章の内省的なニュアンス、慈しむようなリズムの扱いには、クロウの人柄がそのまま反映されているように感じられます。作品に全面的に身を委ねながら音楽的な発言をしっかり行なうクロウのピアニズムは終楽章で更に開花。最初のテーマのこんこんと湧く泉のような音の流れ出しからして、シューベルトの音楽の容量からはみ出さない細心の配慮が素晴らしく、しかも教科書的な味に乏しい演奏とは明らかに一線を画しています。コーダで、いかにも「これで締めくくります!」といった印象を強く刻印せずに、余韻を残しながら終わるこのセンス!しかし更に白眉が第16番!最初の1分間でもう釘付けです!がっちりとした構築感を基調として独特の風格と悲哀の入り混じる作風の魅力を余すところなく繰り広げています。第1楽章の行進曲風の走句の威容とタッチの輝かしさは、人口的な磨き上げの跡を感じさせないだけに音楽的な訴え掛けが絶大!最後2分ほどでハーモニーの厚味を更に加えながら、最後に渾身のフォルティッシモにまで登りつめるまでの緊張はまさに圧巻!変化に富んだリズムの沸き立ちを洒落たセンスで描ききった第3楽章にも息を飲みますが、終楽章のあまりのニュアンスの溢れ出しに全てを受け入れるには、聴く側も許容量を
確保しておかなければなりません。 【湧々堂】
MS-1034(2CD)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィア」、
 ピアノ・ソナタ第31番、
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集Op.2
ブランカ・ウリベ(P)
ウリベは、コロムビア出身の女流ピアニストで、コロムビアの文化貢献に対して大統領からメダルも授与されています。ジュリアード音楽院では、ロジーナ・レヴィンに師事。1969年以来、ヴァサール大学で教鞭もとっています。格調高い構築と気品溢れるタッチが実に魅力的で、特に第31番のさり気ない表情には愛情が満ち溢れ、静かな緊張が優しく浸透。母に抱かれながら聴くような安心感に満ちていて、何とも忘れがたい演奏です。ヒナステラでも感情過多に陥らず、打鍵は常にまろやか。第2曲など、まるで空気のように自然でありながら鼓膜に優しく染みるのです!  【湧々堂】
MS-1035
ヴァイオリンとヴィオラの為の20世紀アメリカ音楽
マルティヌー:二重奏曲第2番、
テッド・ハンセン:鏡、
マイロン・フィンク:6つの細密画、
デーヴィッド・クリアリー:もっと深い魅力
レナードニ重奏団
[マーク・ミラー(Vn)、ウテ・ミラー(Va)]
MS-1036
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集2
ピアノ・ソナタ第5番、第6番、第7番
ヘイディ・ローウィ(P)
MS-1038
バーンスタイン:「ウェストサイド物語」〜シンフォニック・ダンス、
ガーシュウィン(グレインジャー編):「ポーギーとベス」幻想曲、
コープランド:ロンド、
ロレム:2台ピアノの為の6つの変奏曲
マック・シスターズ(2台P)
日本生まれで、幼い頃にアメリカに移住したマック・ユキとマック・トモコのデュオ。オークランド大学、ミシシガン大学で学ぶ間にソリストとして認められ、1998年には第4回国際ピアノデュオコンクールで優勝しています。
MS-1039
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集3
ピアノ・ソナタ第8番、第9番、第10番
ヘイディ・ローウィ(P)
MS-1040
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集4
ピアノ・ソナタ第11番、第12番、第13番
ヘイディ・ローウィ(P)
ローウィのモーツァルトは、どれも過去の名演たちと同列に語られるべき名演奏です!なんというまろやかなタッチ!フレーズのつなぎ目を優しく慈しみ、しっとりとした情感をたっぷり湛えています。「11番」は変奏曲でそのタッチが終始語りかけ、冗長さを感じさせずに統一感を築き、ゴルトベルク変奏曲の名を想像せずにいられません。第2楽章冒頭もその雰囲気を見事に踏襲して、弱音で自然に滑り出す感性だけでも、ローウィは只者ではありません!アゴーギクも入念に盛り込まれていますが、煩わしさは皆無。トルコ行進曲では、軽快なリズムを感じながら、転調の妙もじっくりと浸透させてから次へ進む配慮が美しい気品を生んでいます。強弱の差も控えめですが、音を外へ向かって放射するのを嫌うような育み方がここでも功を奏し、まさに至純の音楽となって表出。彼女の抜群のアゴーギクのセンスは、「第12番」第2楽章でも明らか。まさにルバートの意味を体で知り尽くしている彼女の絶妙で自然な音価バランスは、清明な歌に満ちたこの楽章をさらに香り高い音楽にしています。「13番」の最初の一音の音価もやや長めですが、この一瞬の間に音楽的内容をたっぷり蓄えているのを是非感じてください!とにかく「弾き飛ばす」瞬間など全くない丁寧で入念な演奏ですが、その配慮がモーツァルトの音楽よりも優位に立つことがないので、ただただモーツァルトのエッセンを味わいたい方には、特にオススメします!  【湧々堂】
MS-1041
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集5
ピアノ・ソナタ第14番、第15番、K457 
ヘイディ・ローウィ(P)
MS1042
シェークスピアのソネットとロシア歌曲集
グリンカ:すばらしい時を覚えている
スヴィリドフ:森は紅の装いを捨て
ラフマニノフ:小作人、メトネル:天使
カバレフスキー:シェークスピアによる10のソネット、他
オデキレン・アマイゼ(Bs-Br)、
デーヴィッド・コレヴァー(P)
MS-1043
ウィグモア・ホール・ライヴ
バッハ(ケンプ編):フルート・ソナタ第2番〜シチリアーノ、
セヴラック:ワルツ「はっか摘み」、
ウェーバー:舞踏への勧誘、
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番、
ショパン:ポロネーズハ短調op. 40-2
 ワルツ変イ長調op. 69-1、練習曲Op.10-12「革命」
 即興曲嬰ハ短調op. 66、、他
ジョン・ロビレット(P)
MS-1044
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集6
ピアノ・ソナタ第16番、17番、18番
ヘイディ・ローウィ(P)
MS-1046
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲「ドゥムキー」、
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番
アルマン・トリオ
[デニズ・アルマン・ゲレンベ(P)、コンスタンティン・ボグダナス(Vn)、ドレル・フォドレアヌ(Vc)]
MS-1047
バッハ:無伴奏ヴァイオリオン・パルティータ第1番〜第3番 ザイダ・レヴィン(Vn)
レヴィンはニューヨーク生まれ。16歳の時にイタリアでデビュー公演を行いました。アメリカに戻ってからはルイス・クラスナーに師事。
MS-1048
シューマン:アラベスク、色とりどりの小品〜3つ小品、
アルバムの綴り(3曲)
ブラームス:4つのバラード、
コピートマン:グレゴリーのために、
メシアン:幼子イエスの口づけ
グレゴリー・ハイモフスキー(P)
ハイモフスキーは、グネーシン音楽大学、チャイコフスキー音楽院、R・コルサコフ音楽院で学び、メシアンの音楽の権威としても知られ、ロシア、東欧で、多くの曲を初演しています。シューマンの「アラベスク」は、冒頭を速めのテンポで駆け抜けますが、タッチは美しくまろやかで、慈しみ溢れる語りかけの風情が魅力的。他に、MS1059もリリース。  【湧々堂】
MS-1050
プロ・アルテ・シンガーズとのクリスマス
たぐいない徳をそなえたばらの花/銀の星/
鳥のキャロル/クリスマスの夜/グローリアを歌え/
マニフィカト/眠れ聖なる幼な子よ、他
アーサー・ショグレン(指)
プロ・アルテ・シンガーズ
MS-1052
ナポリ民謡集
オー・ソレ・ミオ、あの人に伝えてくれ、
カタリ・カタリ、ローマのギター、忘れな草、
禁じられた音楽、君に口づけを、フニクリ・フニクラ
ヨゼフ・アッデオ(T)
ジェームス・グラセック(Vn)
マリオ・トッカ(アコーディオン)
ウィリアム・グレイザー(P)
1991年、ドン・ホセ役でオペラ・デビューを果たしたリリック・テナー。1993年に、コシ・ファントゥッテでヨーロッパ・デビュー。甘いマスクに加え、声質も若き日のカレーラスを彷彿とさせるものがあります。  【湧々堂】
MS-1053
ショパン:スケルツォ第2番、
 幻想即興曲、夜想曲Op.9-1、夜想曲Op. 55-1、
ドビュッシー:月の光、ロマンティックなワルツ、
 グラドゥス・アド・パルナッスム、夢、
リスト:メフィスト・ワルツ第2番、
シューマン:飛翔/夕べに
アリシア・ジゾ(P)
MS-1054
ラテン・アメリカ・ピアノ音楽集
ヴィラ=ロボス:オリオンの3つ星、
ポンセ:間奏曲、メキシコのスケルツィーノ、
ピアソラ:天使のミロンガ、ヒナステラ:2つの歌、他
マルタ・マルチェナ(P)
MS-1057
ショパン:バラード(全4曲)、バッハ:フランス風序曲 ヴィクトリア・ムシュカトコル(P)
ムシュカトコルは、オデッサ出身。10歳の頃方オーケストラと共演して話題となりました。サンクト・ペテルブルク音楽院ではウラディミール・ニールセンに師事。

MS-1058
ベルリオーズ(リスト編):幻想交響曲
リスト:イデー・フィックス
トッド・クロウ(P)
クロウは、カリフォルニア出身のピアニスト。ジュリアード音楽院で学び、アニー・ドルフマンやエルノ・ダニエルに師事。作曲にも才能を発揮し、13歳の時から作曲研究の為の奨学金が与えられたほどです。このピアノ版の幻想交響曲は、ペトロフとは対極的。かつてなされた録音の中で、オケの原曲に張り合うのではなく、これほどピアニスティックに徹し、ピアノ曲としての詩的なニュアンスを込めきった演奏はないと思います。
第1楽章の長い序奏部から、音色の温かさと美しさ、内省的なニュアンス、陶酔的なアルペジョに象徴される深い味わい!休符の連続の箇所でも緊張が弛緩せず、激しいパッセージでも完璧な技巧が一人歩きせずに音楽と完全一体化している演奏は、ありそうでなかなかありません。第2楽章はオケの何倍ものニュアンスが立ち込めているといっても過言ではなく、全声部に渡って可憐なニュアンスが末端まで浸透。何でもないトリルまでものが実にチャーミングに響きます。
長い音価と休符の連続の第3楽章は、ピアノという楽器の特性から言っても難物だと思いますが、クロウの演奏は、心の底からフレージングで一貫し、音楽に隙間が空くことなど決してなく、第2楽章同様、ピアノだからこそ醸し出されるこの曲の深層部分を初めて垣間見る思いです。原曲ではこの楽章を飛ばして聴く人も多いようですが、少なくともこの演奏ではその音楽的な語り掛けの見事さに、途中で切り上げることはできないのでは?
第4楽章はもちろん技巧を惜しげもなく投入するのですが、ここでも強引な威圧がないので、音楽的な味わいが格別です!
終楽章は、冒頭の高音トリルと低音の呻きの織りなす絶妙な色彩に唖然!驚異的ペダリングが引き出す幻影、発作的なダイナミズムの変化も音楽としてこれほど完熟させられるものかと驚きを禁じ得ません。鐘が打ち鳴らされる箇所の単音の響きも、なんというコクを湛えていることでしょう!コーダ力感も申し分なく、それでも鍵盤を暴力的に叩く印象を与えないので、最後まで聴き手の音楽を味わい取ろうとする気持ちを裏切らないのです。今後の曲をマシンのように弾きまくる演奏は出現する思いますが、このように丹念に音の意味を吟味しつくした演奏が現れるとは思えません!
カップリングがこれまた好選曲!幻想交響曲の固定楽想をもとにした小品ですが、リストらしいハーモニーとこのテーマが完全に融合する様は、クロウの独特のまろやかなタッチとともに甘美の極地!  【湧々堂】
MS-1059
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
 第8番、第9番「ジュノーム」
グレゴリー・ハイモフスキー(P)
アレクサンダー・ヴェデルニコフ(指)ロシアPO
他に、MS1048もリリース。
MS-1060(2CD)
ダグラス・ヒル作品集
ヴァイオリンとホルンの為の悲歌、鷹の場所、
ジャズ様式による歌の組曲、内省的な散歩、
アメリカ変奏曲、冬の太陽に、時計、他
ウィスコンシン=マディソン音楽大学の教員・学生たち
MS-1063
リスト:「巡礼の年・第1年スイス」〜ジュネーブの鐘、
ダンテを読んで、「ヴェネツィアとナポリ」、
リゴレット・パラフレーズ、ため息、小人の踊り、
君に捧ぐ(原曲:シューマン)、ハンガリー狂詩曲第9番
ナデジャ・ヴラエヴァ(P)
2002年の国際リスト録音アウォーズ(過去の受賞者はブレンデル、ポリーニ、コチシュなど)第1位受賞CD!ヴラエヴァは、ブルガリア出身。5歳からピアノをはじめ、幼少の頃はアントン・ディーコフの下で学び、ソフィア音楽アカデミーへ進学。1997年にオランダへ留学し、ベルマン、シャンドール、セボック等のマスタークラスに参加。1989年に、イタリアのリスト・コンクールに優勝、1996年に、ブタペストのリスト国際コンクールに第3位入賞という経歴が示すように、彼女のリストは実に確信に溢れており、言い知れぬ幻想性も漂っているところが魅力です。「ジュネーブの鐘」冒頭の水が滴るような美音からうっとっり。美しいリストを聴きたい人は必聴です!「ダンテを読んで」は、音圧を誇示するところがなく、最初の強烈な走句を一音ごとに丁寧に置きながら、音の内面からドラマを汲み上げようとする意思が漲っています。唐突な全休止も格別の意味深さ!ドロドロした感触よりも、この曲の詩的で繊細なニュアンスを徹底的に追求した素晴らしい演奏です。コーダの大音量でも決して混濁せずに、低音トリルも最後の一音まで制御が行き届いています。「ヴェネツィアのナポリ」の“タランテラ”の潔癖なピアニズムも衝撃的!低音部のドスの効いた凄みと高音部の軽やかなパッセージとの対比をはじめ、場面転換の鮮やかさには唖然。ハンガリー狂詩曲の中でも最大級の規模の第9番を最後においていますが、ヴラエヴァのピアニズムの全てがここに結集。テーマを可憐に歌わせながら民族的なアゴーギクをさり気なく盛り込むセンスが素晴らしく、美しいフォルティッシモの醍醐味も存分に味わえます。  【湧々堂】
MS-1064
ケリー・ターナー:跳飛、ファンダンゴ、迷宮、
誘惑、ホルン四重奏曲第4番、他
アメリカン・ホルン・カルテット、
サタディ金管五重奏団、
ルクセンブルクPO団員
アメリカ・ホルン四重奏団はアメリカ出身ながらヨーロッパで活躍するホルン奏者デヴィッド・ジョンソン(元バーゼル放送響及びニーダー・ザクセン州立歌劇場管首席)、チャールズ・パットナム(ボン・ベートーヴェン管)、ケリー・ターナー(元ケルン・ギュルツェニヒ管主席、アンサンブル・モデルン客演演奏家)、ジェフリー・ウィンター(ボン・ベートーヴェン管首席)によるアンサンブル。当レーベルの他EBSレーベルなどにも多数録音があります。
MS-1065
ロマン派の偉大な作曲家たちによるホルン音楽」(マハラによるホルンとピアノ用編曲)
ショパン:華麗なポロネーズop. 3、
ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品op. 75
シューマン:幻想小曲集op. 73、
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲op. 46-3/op. 46-8
カジミエルズ・マハラ(Hrn)
マハラはポーランド出身のホルン奏者で作曲家。クラクフ放送交響楽団やシドニー交響楽団の首席ホルン奏者などを経て、現在はイリノイ大学教授。ホルンに編曲した名曲を超絶技巧で聴かせてくれます。
MS-1066
ヴィルトゥオーソ・ホルン(マハラによるホルンとピアノ用編曲)
フンメル:(原曲チェロ)ソナタイ長調op. 104、
グラナドス:オリエンタル、
ベートーヴェン:ヘンデルの「ユダ・マカベウス」の主題による12の変奏曲、
ドビュッシー:美しい夕暮れ、
フォーレ:シチリアーノ、悲歌、他
カジミエルズ・マハラ(Hrn)
MS-1068
バッハ・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番、
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第5番、
ベン・ハイム:ソナタ ト調、
ジェミニアーニ:ソナタ変ロ長調
マティテュー・ブラウン(Vn)
ブラウンはイスラエル出身。1962年にアメリカへ渡り、ジュリアード音楽院では、ヨーゼフ・フックスに師事。1969年からニューヨーク・フィルの団員を務めています。まず音色が美しく、端正な構築を見せるバッハには並外れたセンスを感じます。  【湧々堂】
MS-1069
フルートとオルガンの為のアメリカ音楽
ジェラルド・ニア:古典様式による組曲
チャールズ・カラハン:牧歌
レイナー・ブラウン:ソナタ
フランシス・トンプソン・マッカイ:シュメールは…
ジョン・ウィーヴァー:対話、他
マリアニエッロ=リアスニ重奏団
【リンダ・マリアニエッロ(Fl)、キース・リアス(Org)】
MS-1070(2CD)
エラール・ピアノで聴くラヴェル
ソナチネ、鏡、亡き王女の為のパヴァーヌ、
古風なメヌエット、夜のガスパール、
ハイドンの名によるメヌエット、シャブリエ風に、
ボロディン風に、クープランの墓、
グロテスクなセレナード、前奏曲、水の戯れ
グウェンドリン・モク(P)
ニューヨーク生まれのモクは、ペルルミュテールの最後の弟子。フランス文化省のお墨付きで、ペルルミュテールからみっちりとラヴェルのピアニズムの真髄を受け継ぐことを許されたピアニストです。ラヴェルが所有していたものに近い1875年生のエラール製のグランドピアノを使用。CALAレーベルにはラヴェルの協奏曲を録音しています。ここでは楽器の古雅な音色のみならず、師譲りと思われる淡々とした流れの中から自然な息づかいを余すところなく再現することに専心したピアニズムが聴くほどに味わい深く、「古風なメヌエット」など、何もしていないようでいて中間部と両端部分のニュアンスをくっきりと表出。「亡き王女のパヴァーヌ」の第2主題のインテンポが実に意味深く、潤い豊かな低音部と上声部との豊かなハーモニーの妙もたまりません!「道化師の朝の歌」では弾力性抜群のリズム感が炸裂!中間のエキゾチックなニュアンスとエキセントリックな情感の交錯ぶりが素晴らしく、柔らかな音色の反面、表現が広がり切らないことにもなり兼ねないエラールのイメージを大きく押し広げているのも実に痛快。「クープランの墓」は音像をぼかすことなく、音の隈取りをしっかり表出しながら色彩変化とリズムが持つニュアンスに焦点を当てた解釈。“リゴードン”のリズムがこんなに面白いほどに沸き立つ演奏は極めて稀でしょう。エラールで聴くラヴェルの醍醐味の極みは「夜のガスパール」の“絞首台”! 【湧々堂】
MS-1072
モーツァルト:変奏曲K.573
シューベルト:即興曲Op90-2/Op90-4、
ショパン:スケルツォ第2番、バラード第1番、
リスト:ダンテを読んで、プロコフィエフ:トッカータ
アレクサンドレ・ドッシン(P)
これだから、無名のアーチスト探索は止められません!ドッシンはブラジル出身で、アルゲリッチ国際ピアノ・コンクール、モーツァルト国際ピアノ・コンクールなど多数の国際コンクールでの受賞者。現在は、ウィスコンシン大学オークレア校のピアノの助教授を務めています。とにかく全曲、弱音の部分の音楽の育み方に是非御注目下さい。まず、最初に置かれているモーツァルトの変奏曲の最初の数秒で、これ以上ありえない可憐なニュアンスが零れ出すのに唖然!タッチの一粒一粒が精製前の宝石のよな無垢な感触!第6変奏など悲嘆の極致で、タッチそのものが涙のきらめき。リストやプロコフィエフは磐石の技巧を披露しますが、それでも非情さは皆無。「トッカータ」は、かつて梯剛之が弾くのを聴いて、こういうプロコもあるのかと驚愕したものですが、この演奏もそれと双璧で、十分にこの曲の激高を表現しながら、温かみも絶やさず、深い後味を感じさせる演奏となっています。  【湧々堂】
MS-1073
イタリア・バロックの舞曲と変奏曲
アラネス:シャコンヌ、
フレスコバルディ:ロマネスカのアリア、
 パッサカリアのアリア
ジョヴァンニ・フェリーチェス・サンチェス:パッサカリア・シャコンヌ
ジョヴァンニ・バッサーノ:たとえ別れの時にも、他
16世紀アンサンブル
MS-1077
「コロンビアで踊る」
ホセ・オラヤ・ムノス:驚いた?、海岸で、
L.A.カルヴォ:遠くの青、他
アメリカ五重奏団
MS-1078
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
第50番、29番、38番、20番、アンダンテ
トッド・クロウ(P)
長調の作品のみを収録しているところがポイント。軽快に弾むだけでなく、明るい楽想の中に潜むハイドンの深い音楽性を聴き手に徹底的に痛感させる見事な仕上がりです!ハイドンのピアノ曲がこれほど音楽味満点であったのかと、これを聴いてハッとする方もきっと多いことでしょう。第50番の冒頭の下降する音型が和音を伴なう際の響きのなんと豊かなこと!天真爛漫な息吹きを安定したテンポと深いタッチから滲ませる力量には本当に脱帽です。全声部を満遍なく響かせながら、可憐な表情を湛える第2楽章も魅力的で、ハイドン独自のアイデアを体で感じながら、それを説明調ではなく豊かな流れの中に繰り広げることができるセンスは、単に指が回るだけのピアニストには及びも付かないセンスです。終楽章の例の唐突な転調も、その衝撃を確実に伝えながら、音楽的な流れを決して寸断しないのです。第29番も、第1楽章の行進曲風の進行の中に、これほど先の展開を期待させる内容量を込めた演奏が他にあるでしょか!次にどんなフレージングが紡ぎ出されるか、いちいちワクワクさせるのです。表面的な意味での古典らしく、ハイドンらしくといったことに頓着せずに、作品の素晴らしさを丁寧に伝えるスタンスは、派手な「幻想交響曲」を弾くときと全く変わらず、奇を衒うことも一切ないので、心の底から音楽を感じ続けたい人は必携のアイテムと言っても過言ではありません!自然た雰囲気の録音もベスト!  【湧々堂】
MS-1080
ロバート・バクサのフルート音楽
フルート・ソナタ第1-3番/モノローグ/独白/アリア
キャスリン・フィンク(Fl)、
エリザベス・ディフェリス(P)
MS-1082
W.F.バッハ:2つのフルートの為の二重奏曲、
C.P.E.バッハ:三重奏曲、
J.C.バッハ:2つのフルート,ヴィオラ,チェロの為の四重奏曲、
バッハ:ソロ・フルートの為のパルティータ イ短調
ハノーヴェリアン・アンサンブル
【ジョン・ソルム、リチャード・ウィトン(Fl)、
アルトゥール・フィアッコ(Vc)、
マリー・ホイト(Vn)、モニカ・ジェラルド(Va)、
リンダ・スケルニッヒ(Cemb)】
ハノーヴェリアン・アンサンブルは、古楽器の専門家で構成す。
MS-1084
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
第41番、42番、40番、48番、49番
トマス・サウアー(P)
サウアーはソリスト、室内楽奏者、教師と、多方面で活躍。五嶋みどりの伴奏も頻繁に務めています。非情に軽やかなタッチで、作品の持ち味を誠実に引き出しています。タッチの美しさも印象的。トッド・クロウのCDとともに、ハイドンのソナタを愛する人にはぜひともお聴きいただきたいものです。  【湧々堂】
MS-1086
バッハ:トッカータ.ト長調BWV916、
 半音階的幻想曲とフーガBWV903、
 イタリア風協奏曲BWV971、フランス風序曲BWV831
リンダ・ブルマン・ホール(Cemb)
しっかりとリズムにコシが入ったバッハを久々に聴きました!レオンハルト門下ですが、その厳格な構築に強靭な意志が宿る演奏は、軽く聞き流すわけにはいきません。彼女の公式サイトもあり。 【湧々堂】
MS-1087
2本のフルートと通奏低音の為のトリオ・ソナタ集
ミシェル・ド・ラ・バール:3声のソナタ第1番ト長調、
オットテール:3声のソナタop. 3〜ロ短調、
クープラン:「諸国の人々」〜「フランス人」、
ルクレール:易しい音楽の気晴らし第2集op. 8
ハノーヴェリアン・アンサンブル
MS-1088
アウレリオ・デ・ラ・ヴェガ:ピアノ作品集
前奏曲第1-3番/ロンド/トッカータ/
敬意(ヴィラ・ロボスを記念して)/警句/他
マルタ・マルチナ(P)
MS-1089
TAKE 9
ターナー:テイク・ナイン・ファンファーレ、
エヴァツェン:グランド・キャニオン組曲、
バーンスタイン(デック編):「キャンディード」序曲、
ブラームス(エルカイア編):ハンガー舞曲第5番、
ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム
アメリカン・ホルン・カルテット
(デイヴィッド・ゾンソン、他)&ニューヨーク・・フィルのホルンセクション(フィリップ・メイヤーズ、他)
ジャズの名曲「TAKE FIVE」を文字って、TAKE 9と題されたこのアルバムは、9人のホルン奏者による痛快な妙技の連続!とにかく、モゴモゴと停滞する箇所がどこにもなく、音の立ち上がりがなんとスムースで鮮やかなこと!気持ちいいことこの上なし!メイヤーズの深々とした独特の音色がスパイスになっているのにもご注目!  【湧々堂】
MS-1090
ヘンデル:アリアとイタリア語の独唱カンタータ集
「オルランド」からのアリア、
カンタータ「思いの極みであるあなたから離れること」、
「悲しい心の子らよ」、「あのことを思う間に」、
「私の胸が騒ぐ」、歌劇「アルチーナ」からのアリア
PATRICE DJEREJIAN(コントラルト)
フィリップ・レッジャー(指)イギリスCO
※DVD付き
DJEREJIANは、バロックから現代曲まで幅広いレパートリーを持つコントラルト。リハーサル風景を収めたボーナスDVD付き。
MS-1091
アフリカ出身の作曲家たちのピアノ音楽
オズワルド・ラッセル:3つのジャマイカ舞曲
クーリッジ=テーラー・パーキンソン:スケルツォ
サミュエル・クーリッジ=テーラー:深い川
マーガレット・ボンズ:混乱、他
ウィリアム・チャップマン・ニャーホ(P)
MS-1092
「南のキルト」
ゴットショーク(1829-1869):バンジョー、最後の希望、
ケリー・ミルズ(1869-1948):ジョージアの野外集会で、
グレゴリー・マッカラム('64-):賛美歌キルト、
ジュリー・ハリス('48-):アメリカ三部作他
グレゴリー・マッカラム(P)
MS-1093
トランペットとオルガンの為の現代音楽
ロバート・ナーゲル:トランペットの行列
ジーン・リヴィエ:アリア、レオ・サワビー:幻想曲、
マーティン・メールマン:小協奏曲、
ドナルド・ジョンーズ:前奏曲,アリアと終曲他
エドワード・サンドア(Tp)、
アンドレ・ラッシ(Org)
MS-1094
中世イタリアにおける生誕の賛美
いと高き所では神に栄光/高慢な鷹/貴き女王/
めでたし天の星/サンクトゥス/新しい星/
キリストがお生まれになった他
トレフォイル:ドルー・ミンター(C-T)、
マーク・リンプル(C-T)、
マーシャ・ヤング(S)
MS-1095
巨匠、怪物と迷宮−中世の迷宮を歩く
ソラージュ:中傷者
マーク・リンプル編:ディーダラスの家で
マショー:不思議な蛇、ピュトン/他
トレフォイル
【ドルー・ミンター(C-T)、マーク・リンプル(C-T)、マーシャ・ヤング(S)】
MS-1096
グリエール:夜想曲OP35-10、間奏曲Op35-11、
F・シュトラウス:ノットゥルノOp9、主題と変奏Op13、
R・シュトラウス:序奏・主題と変奏、アンダンテ、
スクリャービン:ロマンス、
シューマン:アダージョとアレグロ、
メンデルスゾーン(M・ジョーンズ編):交響曲第5番〜第3楽章
グレゴリー・ミラー(Hrn)、
エルネスト・バルレッタ(P)
エンパイア・ブラスの一員でもあり、ピッツバーグ響でも活躍したグレゴリー・ミラーのこの名奏はホルン・ファンだけのものにしておくのはあまりにももったい代物。これによってホルンのイメージが変わる方も多いことでしょう。しっとりとした緩やかなテンポの曲ばかりが選ばれていますが、そこに彼の歌のセンスの素晴らしさと、一切停滞感のないフレージングの技が生きています。深みと芯を湛えた音色も素晴らしく、その音色だけでも十分に音楽的ですが、彼の歌心は、多くの金管奏者の中でも特に傑出しています。本当に人間的な息づかいが浸透しきっており、ホルンを聴いてるということを忘れるほど、歌になりきっているのです!シューマンのアダージョとアレグロなど、一度聴き始めたら、最後まで釘付け必至!アダージョでの低音の安定感と余韻、アレグロの華麗に吹きこなすことを目指すのではなく、慈しみを決して忘れない懐の深さ。1:39からの深々と訴え掛けにも音楽味が満点。高音域が鋭利に突出せずに、なんというコクを湛えていることでしょう!メーソン・ジョーンズがアレンジした、メンデルスゾーンの「宗教改革」第3楽章もお聴き逃しなく!  【湧々堂】
MS-1097
サティ:ピアノ曲集
3つのジムノペディ、6つのグノシェンヌ、冷たい小品、
ゴシックの舞曲、3つの歌*,3つのサラバンド、
天国の英雄的な門の前奏曲
リンダ・ブルマン・ホール(P)、
パトリース・マギンニス(S)*
MS1086で手ごたえのあるバッハを聴かせてくれたブルマン・ホールは、歴史的鍵盤楽器演奏の権威。ここでは1868年のエラールのピアノを1995年に復元したものを使用して、たおやかなサティを披露しています。最初の「グノシェンヌ」から、その艶かしい音色美にイチコロ!その魅力を徹底的に押し出すようにアゴーギクが絶妙に揺らめき、麻薬的な効果をもたらします。第3曲の不安定な和声においては、その妖しさに更に官能を加え言葉を失います!音符の少ないサティの作品だからこそ、楽器自体の音色美が放射されることなく、たっぷりと滲み出るのだと思いますが、かなり主情的な表現を用いながら、サティのシンプルなイディオムの中に流れるアイロニーだけが深々と紡ぎ出されるこの風情は、楽器や作品の特性のみならず、ピアニスト自身のセンスを痛感せずにはいられません。最も有名な「ジムノペディ」にしても、この魅力にハマッたら他のCDには手が伸びなくなってしまうこと必至!マギンニスのソプラノが、これまた絶品!歌いこみ過ぎず、子供のようなピュアな声が涙を誘います。  【湧々堂】
MS-1098
ショパン:夜想曲Op9-2、練習曲Op10-8、
シュー・キュン・ソン:冬のバラード、
ブラームス:間奏曲Op116-2、
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」〜第2楽章、
バッハ:シチリアーノ、イタリア協奏曲〜アンダンテ、他
シュー・キュン・ソン(P)
ソンは韓国出身の女流ピアニスト。14歳の時に家族とともにアメリカに移住。テキサスのキングスヴィル国際コンクールなど、数々の入賞歴を持ちます。
MS-1099
領主アビンドンの為の音楽
ハイドン:2本のフルートとチェロの為の4つの「ロンドン・トリオ」Hob. IV-1〜4、
J.C. バッハ:2本のフルート,ヴィオラとチェロの為の四重奏曲ト長調op. 19-3
2本のフルートとチェロの為の三重奏曲ハ長調、
グレトリー:2本のフルートの為の二重奏曲ハ長調/ト長調、
カール・フリードリヒ・アーベル:2本のフルートとチェロの為の三重奏曲ト長調op. 16-4
ハノーヴェリアン・アンサンブル
【ジョン・ソルム、リチャード・ウィトン(Fl)、
アルトゥール・フィアッコ(Vc)】
2つのフルートとチェロの為の三重奏曲を集めた一枚。古風な佇まいの中に、気品に満ちた呼吸を宿した素敵な演奏です。MS1082とともにどうぞ! 【湧々堂】
MS-1100
グレゴーリ・ハイモフスキー
ショパン:夜想曲Op.62-1、マズルカOp.56-2/Op.24-4、
ドビュッシー:「版画」〜パゴダ/グラナダの夕べ
 「映像」第1集〜水に映る影、
メシアン:「鳥のカタログ」〜もりひばり、他
グレゴーリ・ハイモフスキー(P)
MS-1101
ベートーヴェン:ゲレルトの詩による6つの歌、
レーヴェ:3つのバラード、詩人トム、
ショスタコーヴィチ:4つのロマンスOp46、6つの歌Op62
オデヒレン・アメイズ(Bs-Br)
アメイズはナイジェリア出身のバス-バリトン。
MS-1102
男声四重唱の為の音楽
モーツァルト:「魔笛」序曲、
シューベルト:酒と恋、
シューマン:ミンネゼンガー、
バーリン:4つのヴォードヴィルの歌、他
ソングフェローズ、ロバート・ロジャーズ(P)
MA-1103
ラヴェル:ピアノ三重奏曲、
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番、
ブライト・シェン:ピアノ三重奏の為の4つの楽章
トリプル・ヘリックス・ピアノ・トリオ
1995年に結成された女性3人によるトリオ。その素晴らしさはアメリカ各誌でも絶賛されています。
MA-1104
ヘンデル:「オーボエ協奏曲と序曲集
オーボエ協奏曲第1-3番、
「オケージョナル・オラトリオ」序曲、
歌劇「ジュスティーノ」序曲、他
フィリス・ラニーニ(Ob)、
スティーヴン・サイモン(指)ワシントン室内SO
ラニーニはこのオーケストラの主席。ブルックリン・フィルでも首席奏者を務めています。
MS-1105

ケルト族の隊商−ロマン主義への道
スコットランド民謡(ハイドン編):あなたはフランダースへ行きたいの
エディンバラの花
ハイドン:羊飼いの歌

ジュリアン・ベアード(S)、
ラックスムジカ、リンダ・バーマン・ホール(フォルテP、Cemb)
ベアードは素晴らしい声質の持ち主!慎ましくメロディをなぞった感覚的な心地よさに止まらず、歌詞の意味をかみ締めるようなふくよかなニュアンスが印象的。しっとりとした伴奏も素敵です!

MS-1107
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」の3楽章、
スカルラッティ:ソナタK141.K87、
ドビュッシー:ベルガマスク組曲、
ブラームス:6つの小品Op.118
アルピン・ホン(P)
録音:2004年デジタル
異常テクニック!!刃金の打鍵で応酬する刹那のピアニズム!アルピン・ホンは、ジュリアード音楽院でジェローム・ローウェンタールに学んだ俊英。幼い頃からその才能を発揮し、10歳でオーケストラと共演。数々のコンクール歴も持ち、現在はアメリカを中心に活躍しています。ジャケット写真に写る彼の風貌から、なぜか只ならぬものを感じ、試しに買って聴いてみたらきいたら、これが凄い!
まず最初にスカルラッティが2曲置かれていますが、これを前菜と思ったら大変な目に会います!あまりにも一般的なピアノの音色のイメージとかけ離れ、極度に硬質で非情な連打音がいきなり耳を直撃するのです。歯止めが利かなくなった高速マシンのように、このK.141には古典的な風合いも慈しみも無く、あるのは狂気のみ。しかしドロドロとした殺気ではなく、人間的な温かみや情感を突き抜けてしまった危険な匂い。しかもタッチは極限まで研磨しつくされているので、ピアノを聴いているということを忘れて、禁断の世界に引きずり込まれたような感覚に陥ります。しっとりとした次のK.87ではその煌くタッチが緻密に敷き詰められ、表面的には美しいことこの上ないのですが、この佇まいの中においても、極度な孤独に耐えかねた末の異様な切迫感が静かに支配しています。全体を長い一呼吸で弧を描くような呼吸感も印象的。
ドビュッシの「月の光」も同様。凝ったアーティキュレーションも過度な歌いこみも無く、自然発生的に醸し出される極端なまでの美しさ!「透徹」という言葉がそれに近いですが、それを意図して痕跡がまるでないのです。まさに天才的な閃きのなせる技と言うしかありません。
この「動」と「静」の不思議な狂気が混在して現れるのが、「ペトルーシュカ」!1曲目は、ピカピカに磨き上げた刃物を振り回すような強打鍵が無慈悲に襲い、、2曲目はユーモラスな表情が、媚びることなくダイレクトに表出されるので実にリアル。1:39からの全和声の完璧なブレンド感と、民族的な空気の現出ぶり、その直後の両手の各声部が、心の裏表のように嘆く箇所も聴き物。終曲の息もつかせぬ完璧さな技巧の威力と、各場面の強化の連動、スタミナの持久力に接すると、この曲がポリーニでなければならない理由が分からなくなります。最後のグリッサンドの怒涛の猛進で完全ノックアウト! 【湧々堂】
MS-1108
おお大いなる奇跡
パレストリーナ:おお大いなる奇跡、
ビクトリア:ミサ「おお大いなる奇跡」、
バード:おお大いなる奇跡、
A・スカルラッティ:おお大いなる奇跡、
プーランク:クリスマスの4つのモテット、他
ニコラス・ホワイト(指)ティファニー・コンソート
MS-1109
バロックの花火
ゼレンカ:2本のオーボエ,ファゴットと通奏低音の為のソナタ第5番ZWV181、
ヴィヴィアルディ:ファゴットと通奏低音の為のソナタ第6番変ロ長調F. 14/第3番イ短調F. 14、
テレマン:ファゴットと通奏低音の為のソナタヘ短調、
 「食卓の音楽」第2集から四重奏曲ニ短調
フランク・モレッリ(Fg)とその仲間たち
[ステファン・テイラー、ランダル・ウォルフガング(Ob)、スーザン・パルマ・ニデル、マルヤ・マルティン(Fl)、ハリー・シーリング(Fg)、ドナルド・パルマ(Cb)、ケネス・クーパー(Cemb)]
モレッリは、ニューヨーク・シティ・オペラやオルフェウスCOの主席も勤める名手。DGにはオルフェウスCOをバックにモーツァルトの協奏曲を録音してていました。
MS-1110
ブラジルのファゴット
フランシスコ・ミニョーネ(1897-1986):ファゴットと室内弦楽の為の小協奏曲
 無伴奏ファゴットの為の16のワルツ、
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番〜アリア、他
フランク・モレッリ(Fg)
ベンジャミン・バーデリー(G)、
オルフェウス室内O
MS-1112
アドラー:祝典宣言、
ヘンデル:オルガン協奏曲Op4-6、
バッハ(パワー・ビッグス編):甘き死よ来たれ、
 カンタータ「わが楽しみは元気な狩のみ」より、
バッハ:トッカッタとフーガニ短調、
フランク:コラールホ長調、ヴィドール:交響曲第5番
ウィリアム・ネイル(Org)
ネイルは、ワシントン・ナショナル響のオルニスト、チェンバロ奏者。
MS-1113
テレマン:協奏曲集
イ長調TWV 53:A1、ホ短調TWV 52:e2、
ニ長調TWV 53:D1、イ短調TWV 53:a1、
ト長調TWV 53:G1、ロ短調TWV 53:h1
ハノーヴェリアン・アンサンブル
【ジョン・ソルム、リチャード・ウィットン(Fl)、トマス・セフコヴィッツ(Fg)、ロバート・メアリー、クレア・ジョリヴェ(Vn)、モニカ・ジェラード(Va)、アルトゥール・フィアッコ(Vc)、他】
世界初録音。
MS-1114
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ショパン:夜想曲嬰ハ短調、
クーラウ:三重奏曲Op.119〜第3楽章、
ラフマニノフ:ひな菊op. 38-3他
ジーン・バクストレッサー(Fl)
MS-1115
メンデルスゾーン:ソナタ第2番、
バッハ:幻想曲とフーガBMV537、
フリーデル:カンタービレ、
ヴィエルヌ:24の自由な形式による小品〜5曲、
フランク:カンタービレ、他
ステフェン・J・ケッテラー(Org)
ハンブルクBeckerathのオルガン(アメリカに2台しかないうちの一台)を使用。
MS-1116
バッハ:前奏曲とフーガBWV543、
 バビロン川のほとりでBWV653、
デュプレ:3つの前奏曲とフーガ、
サン・サーンス:前奏曲とフーガ第1番、
ヴィエルヌ:月の光
シャイネ・ドーティ(Org)
こちらもBeckerathのオルガン。
MS-1117
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番、30番、32番 ブランカ・ウリベ(P)
ウリベは、「ハンマークラヴィア」他も録音しています(MS-1034)
MS-1118
「テューバの心」
シューマン:アダージョとアレグロ、
バーンスタイン:オン・ハンド・オン・ハート、
J・ウィリアムズ:アイリッシュ・リール、
 リービング・ホーム、
モンティ:チャールダーシュ、
K・ターナー
:チューバ・ソナタ、
 4つのデュエット*、アブロー:ティコ・ティコ
キール・ターナー(Tuba)、
アラン・ベア(Tuba)*、
エリザベス・デフェリス(P)、
ジョー・トミキンス(Perc)
ターナーはニューヨーク・フィルの主席。お約束のモンティや、同じくニューヨーク・フィルのアラン・ベアとのデュオも楽しいですが、J・ウィリアムズの「リービング・ホーム」では、チューバでここまで歌える楽器ということを思い知らされます。  【湧々堂】
MS-1119
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番、24の前奏曲 アン・シャイン(P)
録音:2004年
1957年、17歳の時にラフマニノフの第3協奏曲で、ピアニストとして正式デヴュー。マイラ・ヘス、アルトゥール・ルービンシュタインといった巨匠の薫陶を受けた女流ピアニスト、アン・シャインの堅実なショパン。Ivory Clasicsには、シューマンの作品集も録音しています。「前奏曲」第3番で、左手の急速の上下行と、全く別の質感でレガートを効かせる右手のフレージングの対比が印象的。第17番最後の変イ音のペダル音は、1小節でその余韻がプッツリ切れてしまう演奏が多い中で、繊細にハーモニの溶け合いに配慮している点にもご注目。  【湧々堂】

MS-1120M
ジョン・ブラウニング未発売録音第1集
ケネディ大統領暗殺追悼スピーチ、
バッハ(ブゾーニ編):コラール前奏曲「主イエス・キリストわれ汝を呼ぶ」BWV 639、
ショパン:幻想曲、マズルカOp63-2/Op68-4、
 ピアノ・ソナタ第2番、
シューベルト:即興曲Op142-2
ジョン・ブラウニング(P)
録音:1963年11月22日モノラル
J・F・ケネディ暗殺事件が起きた当夜に行なわれたコンサートのライブ録音。冒頭、ブラウニングが聴衆に向かって追悼の言葉が述べられた後に演奏されるのは、まさに涙を一杯に湛えたバッハ。全員が起立し、黙祷を捧げる会場の雰囲気と共に、深い悲しみが込み上げます。続くショパンの「幻想曲」は、ブラウニングが単に技巧だけを売り物にしていたわけでないことをの実に示す名演奏。アゴーギクは常に清潔で、タッチは吟味され、勇壮な第2マーチの箇所でも必要以上に物々しくならず、全体の流れを大切にした構成力が見事!シューベルトは、こんな深い呼吸感に根ざした演奏はめったに聴けません!弱音の息の潜ませ方、長い音価の呼吸の持久力も全く磐石と言う他なく、格調高いニュアンスが全体に溢れます。中間部の骨太なダイナミズムとのコントラストも芸術的なニュアンスを一層引き立てています。強烈な轟音で開始されるショパンのソナタは、ブラウニングの超絶技巧が全開!展開部で主題が悶絶を繰り返す箇所はタッチの感触こそサラッとしていますが、リズムのうねりが決して表層的にならず、十分な激高を見せながらもセンスの高さを痛感させます。ほとんどアタッカで突入する第2楽章の強弱の入れ替えの鮮やかさもブラウニングのピアニズムの面目躍如。中間の甘美なフレーズも雰囲気に溺れずに両端の決然とした意思をそのまま踏襲したような強さが根底に息づき、芸術性満点。葬送行進曲では、ダイヤモンドのように硬質に輝き、決して濁ることのないフォルティッシモから、詩的なピアニッシモの魅力まで、ブラウニングのピアニズムの全てが凝縮されているといっても過言ではありません。終楽章には、過去様々なピアニストがこの非旋律的な怒涛の音楽に個性を投入してきましたが、うねりの熱さ、激しさ、最後のを締めくくる和音の決死の大轟音の威力と意味深さにおいて、これに匹敵する演奏はちょっと思い当たりません。  【湧々堂】
MS-1121M
ジョン・ブラウニング未発売録音第2集
ショパン
:練習曲Op25-12*、夜想曲Op27-2、
ドビュッシー
:グラナダの夕べ、花火、
バーバー
:ピアノ・ソナタ、
ラフマニノフ
:絵画的練習曲Op33-2.3、Op39-5、
 前奏曲Op32-5 #、
ファリャ
:アンダルーサ、
アルベニス
:「イベリア」〜港、
R・コルサコフ:熊蜂の飛行#、
フランシス・ヘンドリックス
:練習曲変ロ短調*
ジョン・ブラウニング(P)
録音:1950年11月21日*、1964年10月19日、1958年9月9日#/夜想曲、ドビュッシー、バーバーはステレオ録音(録音年不詳)
ショパンの夜想曲第8番は、清潔で硬派なブラウニングのピアニズムを象徴。表面的な美しさよりも確かな手応えを感じさせるこの演奏だけでも、ブラウニングの芸術性の高さは疑いようもありません。
ドビュッシーの「花火」では弱音から急にフォルティッシモに移る際の瞬発力の凄いこと!この演奏だけでも彼のピアニズムの虜になってしまう方も多いことでしょう。
ホロヴィッツによって初演されたバーバーの超難曲は最大の目玉!バーバー自身からも絶大な信頼を受け、ピアノ協奏曲の初演も務めたブラウニングの面目躍如たる凄演です!並みのスタミナでは太刀打ちできないこの曲を全く破綻を見せずに弾きとおすだけでなく、作品の根底に流れる激情を芸術的なフォルムで現出させるところにブラウニングの並外れた集中力と精神力を痛感させます。、特に終楽章のピアノが崩壊しかねない凶暴さには、言葉が出ません。そして、最後に置かれたヘンドリックスの練習曲!人類の限界に挑むような異常なまでの技巧曲ですが、ここに至ってはブラウニングも人間機関銃と化しています。
 【湧々堂】
MS-1122M
ジョン・ブラウニング未発売録音第3集
ベートーヴェン
:ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」*、
 ディアベルリの主題による変奏曲
ジョン・ブラウニング(P)
録音:1965年9月2日(モノラル)、録音年不詳(ステレオ)*
ブラウニングのピアニズムは古典的な佇まいの中に安住するものではなく、ベートーヴェンであっても、ロマンティックなフレーズの息づかいを抑制するそぶりを見せません。しかし腕に任せて気ままに弾きまくっているのではなく、「テンペスト」第1楽章、左手のフレーズの強弱の振幅が絶妙に呼吸と付随し、独特の瑞々しさを生んでいるところにご注目を。ブラウニングの音のパレットの豊富さを痛感させるのがディアベッリ変奏曲。各変奏曲の持つ表情が、タッチを絶妙に変化させながら生き生きと立ち上がります。第15変奏、22変奏などの急速なパッセージが説得力を持て迫るのはもちろんですが、29変奏のような深々としたニュアンスには、シューマンのような香りさえ感じさせます。 【湧々堂】
MS-1123M
ジョン・ブラウニング未発売録音第4集
バッハ:イタリア協奏曲BWV.971、
 前奏曲BWV998#、前奏曲とフーガBWV.543、
ハイドン:ピアノ・ソナタ第50番*、
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番*、
スカルラッティ:ソナタL23#
ジョン・ブラウニング(P)
録音:1958年9月8日、1964年10月9日*
※#=ステレオ録音
ブラウニングの強健なタッチはバッハでも弱められることはありません。オーセンティックな演奏に慣れた耳で聴くと大味に感じられるかもしれませんが、演奏の「正しさ」よりも音楽を感じる感性さえあれば、ピアノ作品として確信を持って鳴らしきったこの演奏に心から手応えを感じていただけることでしょう。「イタリア組曲」第2曲などは、ピアノで弾いてもより繊細さを強調する演奏が多いですが、ここではタッチも精神力も骨太。そこには独特の緊張感が貫かれているので、音楽が肥大化するといった印象を残しません。最大の聴きものはハイドン!ハイドンのアイデアの豊富さを自ら楽しんでいるだけの演奏ならいくらでもあります。しかし、その楽しさを聴き手にしっかり届け、聴き手と交流できる表現にまで達しているピアニストはどれだけいるでしょうか?この終楽章を聴きながらそんなことを思わずにいられません。この演奏をきっかけにして、ハイドンのソナタをもっと聴きたくなる方も多いはず。 【湧々堂】
MS-1124(4CD)M
ジョン・ブラウニング未発売録音集(全4巻) ジョン・ブラウニング(P)
※上記4タイトルのセット
(箱には収納されておりませんので、ご了承くださいませ)
ブラウニングは、1933年コロラド州出身。ジュリアード音楽院でロジーナ・レヴィンに学び、1955年にレーヴェントリット賞を受賞。56年にはエリザベート王妃コンクールでアシュケナージに次いで2位を獲得。レパートリーは古典から現代まで幅広く、特にバーバーからは絶大な信頼を受け、ピアノ協奏曲の初演(1962年)も行なっています。録音はBMGに多く行なっていますが、CD化は遅々として進まず、ショパン名曲集などに、隠れるように収録されている程度ですので、このCD化は実に意義深いものです。同門で1年後輩のクライバーンの演奏との比較も一興。単に腕が立つだけでないブラウニングのピアニズムを堪能してください!モノラル録音も混在していますが、音質はどれも良好です。  【湧々堂】
MS-1125
ラヴェル:鏡、クープランの墓、夜のガスパール デイヴィッド・コレヴァー(P)
1962年、アメリカのウィスコンシン州生まれ。6歳でピアノをシャーマン・ストアにから学び始め、13歳でアール・ワイルドに師事。14歳で初めてのリサイタルを開き、ジュリアード音楽院に入学後、20歳までに学士および修士課程を修めてしまっていたが、ワイルドに引き続きピアノを、またデイヴィッド・ダイアモンドに就いて作曲を学んでいます。博士課程修了。他には、エゴン・ペトリやエミール・フォン・ザウアーらの弟子で、ラヴェル学んだことのあるあったフランスのピアニスト、ポール・ドゲロォにも師事しています。1988 年、メリーランド大学ウィリアム・カぺル国際コンクールで優勝。翌89年のロベール・カザドゥシュ国際コンクールでは、フランス音楽に対する鋭い解釈が評価され、2000年5月にはラヴェルの《鏡》の演奏を称え、リチャード・フレンチ賞をジュリアード音楽院から授与されています。このラヴェルは、まずボールドウィンのピアノを用いているのが特徴、実にまろやかな音色が耳に心地よい上に、その特質を最大限に生かすような、コレヴァーの丹念なピアニズムがまた泣かせます!通常イメージする以下にもフランス的な線の細さや硬質な輝きとは対照的に、テンポはゆったり目、タッチも決して軽くはならず、一音ごとに吟味するような育み方が素晴らしく、特に「クープランの墓」の“リゴードン”はその打鍵の重さに一瞬戸惑いますが、それが音楽を重くするのではなく、音楽の深部を汲み上げるのにすぐに気付かされます。“メヌエット”の美しさには思わず言葉を失います。ことさら繊細に振舞おうと意図を見せず、淡々の奏でているようでいて、アーティキュレーションは根底でしっかり保たれているので、その流麗さと意味深さは例えようもありません。ボールドウィンの木目風合いを感じさせる音色もたっぷり堪能できます。「道化師の朝の歌」後半のグリッサンドがこんなに美しく響いた例も稀少!  【湧々堂】
MS-1128
木管の為の小品集
ロータ:小さい音楽の捧げ物、
ファルカシュ:ハンガリー舞曲、ビーチ:牧歌、
シュラー:組曲、パーシケッティ:牧歌、他
ボリアリス木管五重奏団
MS-1129(3CD)
ワーグナー:楽劇トリストンとイゾルデ」全曲 ヘイッキ・シュコラ(T)、
エリザベート・コンネル(S)、他
イヴ・ケラー(指)ニューヨーク・オペラO&cho
カットなしの完全全曲版。1997年2月9日、カーネギーホールでのライヴ録音。
MS-1130
管楽合奏によるラヴェル
優雅で感傷的なワルツ、クープランの墓、
ハバネラ形式の小品、マ・メール・ロワ
ウィンドスケイプ
【タラ・ヘレン・オッコーナー(Fl)、ランダル・ウォルフガング(Ob)、アラン・R・ケイ(Cl)、フランク・モレッリ(Fg)、デイヴィッド・ジョリー(Hrn)】
管楽器ファン必聴!オルフェウスCOの奏者として、また、マンハッタンの音楽大学で後進の指導に当たっている5人の奏者で構成される管楽アンサンブル“ウィンドスケイプ”は1994年結成。ホルンのジョリーはArabeuqueレーベルにもソロ録音がありました。編曲の素晴らしさがまず印象的で、彼等自身でその巧さに酔いしれず、着実に音楽を伝えようとする意気込みが感じられます。 【湧々堂】
MS-1131
チャイコフスキー:四季、
 「エフゲニ・オネーギン」〜ワルツ/ポロネーズ
エレノール・ビンドマン(P)
ビンドマンはラトヴィアのリガ出身の女流ピアニスト。ウラディミール・フェルツマンらに師事。
MS-1133
ショパン:ワルツ集(14曲) アヴナー・アラート(P)
アラトはイスラエル出身のピアニスト。ジュリアードではアックスやフィルクスニーに師事。ジーナ・バッカウアー国際コンクールには2度優勝。
MS-1134
アルバート・ハーウィット:交響曲第1番「回想」 マイケル・ランケスター(指)クレズマーの楽団、
ブルガリアRSO
MS-1135
A. ルイス・スカルモリン:「回顧−サロン音楽・室内楽」
弦楽四重奏曲/ロマンス/演奏会用小マズルカ/ワルツ・カプリス/弦楽四重奏曲第2番/回顧の五重奏曲/回顧/愛の旋律/他
ヴラディーミル・ツィピン(Vn)、
ヴィヴェク・カマス(Va)、
ブリントン・スミス(Vc)、
スーザン・ワルターズ(P)他
MS-1136
「キューバ古典の巨匠たちの回顧」
レネ・トゥゼ('16-2003):巨匠たちの回顧
イグナシオ・セルバンテス(1847-1905):失われた幻影
マヌエル・サウメル(1817-1870):あなたのほほ笑み
エルネスト・レクオナ(1896-1963):マラゲーニャ、
 アンダルシア/他
エレナ・カサノヴァ(P)
MS-1137
「来たれ創造主たる聖霊よ」
トロンボーンとオルガンの為の音楽」
ディストラー、ヒダス、ラフマニノフ、スワンソンの作品
フィリップ・スワンソン(Tb)、
バーバラ・ブルンズ(Org)
MS-1141
聖イグナティウス・ロヨラ教会の音楽第4集
デュリュフレ:レクイエムop. 9、オルガン組曲op. 5
カレン・エリクソン(S)、パレラ(Org)、
ケント・トリトル(指)
聖イグナティウス・ロヨラ教会聖歌隊、他
MS-1143
聖イグナティウス・ロヨラ教会の音楽第6集
「栄光の御体−オルガン,ハープとチェロの為の音楽」
ビュッセール:幼な子イエズスの眠り
サン=サーンス:祈り/マスネ:聖母マリア
ヘンデル:オルガン協奏曲変ロ長調op. 4-6
メシアン:「栄光の御体の喜びと明るさ」/他
ナンシアンヌ・パレラ(Org)、
ヴィクトリア・ドレーク(Hp)、
アーサー・フィアッコ(Vc)
MS-1144
聖イグナティウス・ロヨラ教会の音楽第7集
驚くべき愛(南部の旋律)
ジェズアルド:おおこの道を行ったすべての人よ
バッハ:モテット「来たれイエスよ来たれ」BWV229
タリス:おお聖なる饗宴/他
ケント・トリトル(指)
聖イグナティウス・ロヨラ教会聖歌隊
MS-1145
フィリップ・スワンソン:「長くなる影−独奏ピアノの為の歌集」 フィリップ・スワンソン(P)
MS-1146 マーク・ズッカーマン:「なぜならば−合唱曲集」 ゴールデン・キート・シンガーズ
MS-1147
ホルン奏者の為の独奏曲集
ストラデッラ:アリア、
モーツァルト:ホルン五重奏曲〜ロンド、
ベートーヴェン
:六重奏曲Op.20〜スケルツォ、
メンデルスゾーン:交響曲第5番〜第3楽章、
ブラームス
:セレナード第1番〜スケルツォ、
サン・サーンス:ロマンス、
デュカス:ヴィラネル、グラズノフ:夢、
ラヴェル
:亡き王女のためのパヴァーヌ、
他全14曲
グレゴリー・ミラー(Hrn)、
アーネスト・バレッタ(P)
湧々堂の隠れたベストセラーMS1096に続く、名手グレゴリー・ミラーのアルバム第2弾。ホルンのためのオリジナル作品と、フィラデルフィア管の主席ホルン奏者として有名なメーソン・ジョーンズによってホルンとピアノのために編纂された作品を集めています。ちなみに、ミラーの師はM・ジョーンズと共にフィラデルフィアのホルン奏者を務めたロバート・フライズ。使用楽器は「Conn-8D」。  【湧々堂】
MS-1148
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番、
フランク:交響詩「魔神」、リスト:悲愴協奏曲
ジョシュア・ピアース(P)、
カーク・トレヴァー(指)
ボフスラフ・マルティヌーPO
録音:1999年(デジタル)
ピアースはIMPレーベルに第1番の協奏曲を1993年に録音しており、それそれはハイテンションの演奏を繰り広げていましたが、ここでも同じスタンスで徹底的に作品のヴィルトゥオジティに照準を合わせ、聴き手の興奮を誘います。   【湧々堂】
MS-1149
リストによるピアノ編曲集
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ〜イゾルデの愛の死、
「さまよえるオランダ人」より、
シューマン:君に捧ぐ、春の夜、
メンデルスゾーン:歌の翼に、
ヴェルディ
:リゴレット・パラフレーズ、
リスト:ペトラルカのソネット第104番、
 ラ・カンパネッラ、他
トーマス・オッテン(P)
MS-1150
ニールセン:管弦楽作品集
「仮面舞踏会」序曲、序曲「ヘリオス」、
サガの夢、パンとシリンクス、
フェロー諸島への幻想旅行、
ボヘミア=デンマーク民謡、「アラジン」組曲*
ランス・フリーデル(指)オーフスSO、
ユトラント歌劇場合唱団員*

録音:2004年
聴きものは何と言っても「アラジン」!オーフス響の良い意味でのローカル色豊かな持ち味が、この作品のエキゾシズムに一層拍車をかけます。1曲目の「オリエンタル・マーチ」は、ジュディ・オングの「魅せられて」を思わせる艶かしさがプンプン。「中国の踊り」のコケティッシュな雰囲気にも御注目。「黒人の踊り」もヴィルトィオーゾ的な機能性に傾かないところが、この作品の荒削りのニュアンスをを湛えていて迫真。後半はもちろん大盛り上がり。  【湧々堂】
MS-1151
「メシアンの周りに」
ミシェル・ルヴェルディ('43-):管弦楽の為の協奏曲
トリスタン・ミュライユ('47-):引力のある不思議なもの
クイガン・チェン(1955-):北京の歌劇の瞬間
ジル・トランブレー('32-):弦楽四重奏の為の三日月
マック・マックレー(P)、
セヤング・リー(Vn)、
ニコル・パイアメント(指)
パラレル合奏団(サンフランシスコ音楽院現代音楽合奏団)
MS-1153
「25のクリスマスの賛美歌集」
諸人こぞりて/ダヴィデの村の/神のみ子は今宵しも
御空を馳せ行く御使いたちよ/清しこの夜/他
ウィリアム・ニール(Org)

MS-1154M
リスト:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲第1番、第2番、
第3番(ローゼンブラット編)、死の舞踏
ジョシュア・ピアース(P)、
ポール・フリーマン(指)ロシア国立SO、
スロヴェニアRTV響*
録音:1993年〜1994年、モスクワ(デジタル録音)
狂気のピアニズム!現代に稀有な血みどろの打鍵の応酬!!古典から現代音楽まで幅広いレパートリーを誇るピアースの破格のテクニックが満載!第1協奏曲は、1992年、ロシア・デヴューを果たした時にも演奏した演目で、この録音はその時期に行なわれたものと思われます。前後に行なわれた。「第1番」冒頭は、筋骨隆々の打鍵がいきなり飛び出してビックリ!毒気もスタミナも作品の容量を満たしきれない「真面目な」演奏が少なくない中で、この確認に満ちた表現力は説得力絶大です。一方、第2楽章もしっとりと詩情一辺倒ではなく、濃厚なアゴーギクから原色で塗りつぶしたタッチでどすの効いたフレージングが続出。第3楽章以降直前のトリルにさえ頑丈な意思が迸っています。「第2番」は更に打鍵に凄みが増し、悪魔が乗り移ったような尋常ならざる激情で、終止オーケストラを翻弄する勢い。第3楽章では、隅々まで輝き切ったタッチの威力が絶大で、執拗に繰り返される音型をもっと繰り返していて欲しいという思いに駆られます。終楽章最大の見せ場、華麗なグリッサンドの箇所は、何とその第1音を半拍速く打鍵してカッコイイことこの上なし!第1番、第2番の最初のスケッチとして発見されたものに各種資料の研究成果を加えてローゼンブラットが復元させた「第3番」も、競合盤が少ないとは言え、確信に満ちた表現力で他を圧倒しています。「死の舞踏」は、そんなピアースの型破りな表現力に打ってつけの逸品。第5変奏からカデンツァと終曲コーダは、まるで殺人鬼!  【湧々堂】
MS-1155
J.S.バッハ:いざ来たれ異教徒の救い主よ
コープランド:静かな都市/
ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調/
パーセル:「インドの女王」序曲/
シュニトケ:古い様式による組曲/他
スティーヴン・ヘンドリクソン(Tp)、
ウィリアム・ニール(Org)、
ミリアム・アバロス=テイエ(P)
MS-1156
ロウミ・ペトロヴァ('70-):「魅惑のリズム」
5つの古代ブルガリアの肖像
チェロ・ソナタ第1番/2番
ブルガリア民謡によるパッサカリア
カリン・イヴァノフ(Vc)、
エレナ・アンティモヴァ(P)
MS-1157
アメリカの賛美歌の再発見
ウィル・トンプソン:柔らかく優しく
C.オースティン・マイルズ:庭で
スタンフィル:夕食時
ジョン・ニュートン:アメージング・グレース/他
メトロポリタン歌劇場合唱団員、ロバート・ロジャーズ(P)
MS-1158
「モザイク」古楽の新解釈
アダム・デ・ラ・ハレ、ジョヴァンニ・デ・マック、
ヒルデガルド・フォン・ビンゲン、アマーバッハの作品、
作者不詳、セファルディの民謡
ドゥエンテ
【ジェフリー・アグリル(Hrn)、ギル・セリンガー(Vc)、エヴァン・マズニク(P)】

MS-1160
女性の作品集
エイミー・ビーチ:ESKIMOS、
タイユフェール
:ロマンス、
リリー・ブーランジェ:ピアノのための3つの小品、F・メンデルスゾーン・ヘンゼル:夜想曲、行進曲、
アガーテ・バッケル=グロンダール
(1847-1907):ピアノのための組曲、
フローレンス・プライス
(1888-1953):竹やぶの踊り、
マーガレット・ボンズ
:TROUBLED WATER
シャーロット・ミュラー(P)
ほとんどカタログで見当たらない貴重な作品ばかり。最初に置かれているビーチの作品は4曲で起承転結を成しているような佳作で、高度な技巧を要しないものの、ラヴェル的なエキゾシズムとチャーミングな楽想が人なつっこく語りかけます。フローンス・ベアトリス・プライスは、アフリカ系黒人女性作曲家。約300程の作品の遺し、彼女の交響曲ホ短調はF・ストック指揮のシカゴ響が初演、バルビローリなどにもその際のを認めrたれました。ここに収録されている「竹やぶの踊り」は3曲から成り、民族的な息吹と繊細な歌心が混在し、ドビュッシーの「ゴリーウォーグのケークウィーク」を思わせる粋なノリに思わず心が弾みます。同じく黒人作曲家で、フローレンス・プライスと共に作曲を学んでいたこともあるマーガレット・ボンズも同様に民族色豊か。しかし、この中で最も精彩を放っているのは、マルケヴィチ、ピアソラなど多くの弟子を世に送り出したブーランジェの小品でしょう。作画に作品自体に奥行きと精緻さを感じさせ、特に第1曲のガラス細工のような色彩とドビュッシーを思わせる和声の浮遊感がミックスした独特のニュアンスが印象的。ミューラーの清潔なタッチもそんな特色を遺憾なく再現してくれています。単にCDの企画としてそつなく弾きこなしているという次元ではなく、表現意欲をはっきり感じれれるのも嬉しいところで。クリアな録音も魅力。  【湧々堂】
MS-1161
フルートとピアノの為の作品集
マルティヌー:スケルツォ/
シュルホフ(1894-1942):ソナタ/
ライネッケ:ソナタホ短調「水の精」/
マルティヌー:ソナタ第1番/他
タニア・ドゥセヴィチ・ウィテク(Fl)、
チャールズ・フォアマン(P)
MS-1162
フェリックス・ヘル、リーガー=クロスのオルガンを弾く
ブクステフーデ:前奏曲,フーガとシャコンヌBuxWV137
バッハ:前奏曲とフーガト長調BWV541
ヴィドール:オルガン交響曲第5番〜第1・2楽章
レーガー:「アメリカ」による変奏曲とフーガ/他
フェリックス・ヘル(Org)
MS-1163(2CD)
ブラームス:4つの厳粛な歌
ショスタコーヴィチ:5つの歌op.98
 ミケランジェロの詩による組曲op.145
イベール:ドン・キホーテの歌
オデキレン・アマイゼ(Bs-Br)、
デーヴィッド・コレヴァー(P)
MS-1164
ニコラス・ホワイト(1967-):合唱作品集 ティファニー・コンソート&弦楽アンサンブル
MS-1165
復活祭の季節の讃美歌集
イエスの十字架の下に/ああ、聖なるイエス
キリストは死の絆につかせたまえり/復活の日!
キリストは今日復活された/他
ウィリアム・ニール(Org)
MS-1166
ポール・バスラー:ホルン作品集
(東アフリカ沿岸地方の)労働歌/セレナード/民謡集/
ホルン四重奏の為の3つの小品/ラクリモーサ/
イギリス諸島の民謡集/他
リーサ・ボントラガー、
デーヴィッド・ブランドリー、
クリステン・ジョーンス他(Hrn)、
ポール・バスラー(P)
MS-1168
ランダル・ファウスト(1947-):ホルン作品集 アンドルー・ペレティアー(Hrn)
ジェイソン・アクィラ(P)他
MS-1170
ボワモルティエ:2つのファゴットの為のソナタ集
ソナタ第1番Op.50、ソナタ第3番OP.26、
ソナタ第1番Op.40、ソナタ第5番Op.26、
ソナタ第3番Op.14、ソナタ第1番Op.50、
ソナタ第6番Op.14、ソナタ第2番Op.26、
ロンド イ短調Op.40、シャコンヌOp.66
マシュー・ルッシエール(Fg)、
ナディナ・マッキー・ジャクソン(Fg)、
フランセル・ジャクソン(コントラFg)、
シルヴァイン・ゲルゲルソン(テオルボ)、
リチャード・パレ(Cemb)
MS-1171
ミシェル・コレット(1707-1795):フェニックス
ソナタ「孤独の快感」
オルガン協奏曲第1番ト長調op. 26-1
ナディナ・マッキー・ジャクソン(Fg)、
マシュー・ルッシエール(Fg)、
キャスリーン・マクレーン(Fg)、
ポール・ジェンキンス(Cemb,Org)
MS-1172
ファゴットとピアノの為の作品集
パガニーニ:カプリース第24番、
ウェーバー:アンダンテとハンガリー風ロンドOp.35、
ロッシーニ:「セヴィリアの理髪師」〜3つのアリア、
シューマン:幻想小品集Op.73、ロマンスOp.94、
エルガー
:ロマンスOp.62、
ラフマニノフ:ヴォカリーズ、
サン・サーンス:ファゴット・ソナタ
フランク・モレリ(Fg)、
ギルバート・カリシュ(P)
MS-1173(2CD)
カート・カチョッポ('51-):ティールによる7つの歌
 パテルニーナの詩、フランシスコ会の祈り
ジョゼフ・ハドソン('52-):リルケによる4つの歌
 キャンピオンによる3つの歌/他
リーア・インガー(S)、
コンスタンティン・カソラス(T)、
マイケル・ライリー(Bs-Br)、
カート・カチョッポ(P)、他
MS-1174
ジョン・ジェーコブ・ナイルズ(1892-1980):歌曲集op.171 チャド・ラニヨン(Br)、
ジャクリーン・チュー(P)
MS-1175
ドヴォルザーク:管楽への編曲集
ピアノ五重奏曲Op.81*、
弦楽四重奏曲Op.61、ロマンスOp.11#
ウィンドスケイプ(木管五重奏団)、
ジェレミー・デンク(P)*、
ダニエル・フィリップス(Vn)#
MS-1176M
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
レスピーギ:トッカータ
カセッラ:ピアノと管弦楽のためのパルティータ
ジョシュア・ピアース(P)、
アントン・ナヌット(指)スロヴェニアRSO
録音:1991年(デジタル)
MS-1177
★★
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番/第3番/第5番
ガブリエリ:リチェルカーレ第1番/第3番/第5番
ベンジャミン・ウィットコム(Vc)

録音:2004年
ウィットコムはアメリカのチェリストで、ウィスコンシン大学のチェロおよび音楽理論の準教授で、Ancora弦楽四重奏曲、UWホワイトウォーター・ピアノ三重奏のメンバー。チェロおよび音楽理論に関する論文も発表しており、エキスパートとして知られています。ここでも彼自身のクリティカル・エディションによる楽譜を用いていますが、演奏は決して冷たいものではなく、温かく語りかける優しさがあります。「カザルスではちょっとしんどい」というときには最適の演奏でしょう。 【湧々堂】
MS-1178
リチャード・ハワード:ピアノ組曲「大草原の光景」 リチャード・ハワード(P)
MS-1179
バッハ:ゴルトベルク変奏曲
バッハ(ブゾーニ編):目覚めよと呼ぶ声あり
 いざ喜べ愛するキリスト者よ
ヘ=キュン・ジュン(P)

録音:2006年
ヘー=キュン・ジュンは韓国出身の女流ピアニスト。10代からアメリカで教育を受け、レナード・ホカンソン等に師事。2001年以来、サンタバーバラのカリフォルニアの大学の音楽部門で常勤で教えています。
演奏はまさに誠実そのものですが、何も閃かない演奏とは一線を画しており、付加される装飾音やテンポのセンスも満点。もちろんグールドの亡霊に惑わされることも皆無。ただ音楽に謙虚に対峙するという当たり前の姿勢が、音楽の佇まいに直結しています。第1、第2変奏曲でも明らかなようにやや重心の低い打鍵が表情に安定感をもたらしており、フレーズの緊張感にもムラがなく清らかな流れを築いています。リズムの調子に乗って饒舌に迫ることもある第7変奏でも、今まで築いた品格を維持。第27変奏や29変奏はさすがに立体的に音楽が主張し続けますが、小器用な立ち回りとは無縁でまさに直感の勝利。バッハへの心からの尊敬の念がストレートに反映された、どなたにもお勧めできる逸品です。ブゾーニの編曲ものもあくまでもバッハの心に寄り添った演奏を貫いています。 【湧々堂】
MS-1180
20世紀のクラリネット協奏曲集
ジョン・バヴィッチ('22-):クラリネット協奏曲op. 11
ヒンデミット:クラリネット協奏曲
ダニエル・ウォルフ('67-):クラリネット協奏曲
ガリー・ドランチ(Cl)、
ティアゴ・フロレス(指)ウルブラCO、
アルカディ・レイトゥシュ(指)ブエノス・アイレスPO

MS-1181
ヴィルトゥオーゾ・ホルン・デュオ
ハイドン:2つのホルンのための協奏曲変ホ長調、
ヴィヴァルディ
:2つのホルンのための協奏曲第11番(原曲:2台ヴァイオリンとチェロのための協奏曲)、
ロセッティ
:ホルン協奏曲第3番(カデンツァ:K・ターナー作)、
キール・ターナー
:TWAS A DARK AND STORMY NIGHT
ケリー・ターナー(Hrn)、
クリスティーナ・マッシャー(Hrn)、
ダリウス・ヴィスニェフスキ(指)
シンフォニエッタ・クラコヴィア
ホルン・ファン待望の1枚!ケリー・ターナーは、アメリカン・ホルン・カルテットのリーダー兼作曲家。クリスティーナ・マッシャーは彼の妻で、ブリュッセル放送響の主席。
MS-1184
ポストホルンの芸術
クロイツェル、M・ハイドン、モーツァルト、シューベルト、フンメル等の作品
ダグラス・ヘドウィグ(ポストホルン)、
ホルヘ・パロディ(P)
ダグラス・ヘドウィグはジュリアード音楽院のトランペット科の教授。メトロポリタンのオケやメキシコシティ響のメンバーとしても参加しています。




MS-1188(4CD)
レナード・ペナリオ/キャピトル録音集

◆CD1
ショパン
:ピアノ・ソナタ第2番('58年5月17,19日)、
 ワルツ(全曲)('52年8月20,21日)、
 ポロネーズ第6番「英雄」('52年5月9日)
◆CD2
シューマン:幻想曲('57年2月28,29日)、
 リスト:ピアノ・ソナタ(1951年1月22日)、
 フランク
:前奏曲,コラールとフーガ('57年2月28,29日)
◆CD3
ムソルグスキー:展覧会の絵*('53年10月14日)、
プロコフィエフ
:束の間の幻影*('50年7月12日)、
バルトーク:ピアノ・ソナタ、
ミクロス・ロージャ
:ピアノ・ソナタイ短調*('56年12月19,21日)
◆CD4
ラヴェル:鏡、夜のガスパール('52年1月16−24日)、
 ラ・ヴァルス*('54年9月28日)、
ドビュッシー:レントより遅く、白昼夢('56年1月21日)、
ペナリオ
:クリフスの深夜*('57年3月11日)、
 ケリー・ダンサーズ変奏曲(データ不詳)
レナード・ペナリオ(P)
録音:1952〜1958年、米キャピトルによるスタジオ・モノラル録音
キャピトルのマスター・テープからのデジタル・リマスター。*印=世界初録音とされています(「展覧会の絵」はノーカット版での初録音)。全てモノラルですが、音質はどれも良好と言えます。ぺナリオ('24- )は、キャピトル・レーベルの看板ピアニストとして名を馳せましたが、ライトなイメージが付きまとい日本では軽視され続けてきました。しかし、過去に復刻されたステレオ録音によるシューマンやラフマニノフをじっくり聴けば明らかなように、彼の持つロマンチシズムは決してイージーなものではなく、深い共感と見識に裏づけられたものとして、決して軽視することlはできません。BMGにも録音を残していますが、一向にきちんとした形で復刻される気配がない中、このリリースはぺナリオのリバイバルのきっかけになって欲しいと心から願うばかりです。

【CD1】「第2ソナタ」は、おどろおどろしい情念を発散する演奏ではないので物足りなさを感じる方もいると思いますが、第3楽章に是非ご注目を低音域を場たんすよく配することによる独特のハーモニーの表出、もやが立ち込めるような不思議なニュアンスを醸し出すフレージング感覚、中間部の均整のとれた弱音の魅力など、ペナリオの個性が凝縮されています。「ワルツ集」もこの曲集の性格もあって、明るくテンポの速い曲は、感覚的には一層軽やかに聞こえますが、「子犬」など単なるアクロバットではなく、聴けば聴くほど根底に独特の詩的なニュアンスが敷き詰められているのに気付きます。Op34-2は最初のテーマが弾かれた後、ハ長調マズルカ風の箇所はリズムも音色も陰りを払拭せず、絶妙な物憂げなニュアンスを見せ、ペナリオの並々ならぬセンスを痛感させます。Op70-3のエレガンスもこれに並ぶ人が何人いるでしょうか?「英雄ポロネーズ」は民族色がどうこう言わせぬ天晴れな快演。そうかと思うと、アルゲリッチでさえタッチの均衡を崩していた中間部の終結では、弱音の粒立ち一貫して確保をしているのです!
【CD2】
シューマンはペナリオの十八番。「幻想曲」は表面的なテクニックだけでは太刀打ちできない名作ですが、ことさら大仰に構えることなく、自然なフレージングと構築を一貫しているところがペナリオらしいところですが、第1楽章では各所に散りばめられた主題が、様々な色香を伴って立ち昇り、中間部では一層内面への没入を深め、声部の彫琢を増しながら緊張の山場を築く手腕に脱帽です。第2楽章はリズムの弾力性が抜群!ここでは陽性のダイナミズムを発散してはいますが、軽薄な表現に陥らないのは流石。ペナリオは、華麗なテクニックだけでなく、幻想的なしっとりとした作品においては、その詩的なニュアンスと人肌のぬくもりを自然に漂わせることができる稀なピアニストの一人ですが、終楽章ではそのことを改めて再認識させます。リヒテルのような極限の深さを志向した演奏ではないので、ちょっと聴いただけでは普通の演奏にしか感じられないかもしれませんが、この連綿と流れるしたロマンティックな曲想から美しい余韻を引き出すのは、やはり並大抵のセンスではありません。
【CD3】
「展覧会の絵」の最初のプロムナードは、テンポを揺らすことなく正攻法で進行しますが、遠近感を的確に捉えた描写力に惹かれます。「ジュノム」や「サミュエルゴールドベルク〜」での容赦ない直情的なダイナミズムは、ペナリオの別な一面を示していて興味深く、「古城」は、モノラル録音にもかかわらず、くっきりと色彩感が伝わってくる点が驚異的。「バーバ・ヤーガ」は迫力満点。中間部のトレモロがよどみなく発言している点にご注目を。「キエフの大門」は速めのテンポで畳み掛けますが、色彩放射力はますます冴え渡り、最後まで緊張が緩むことなく圧巻のクライマックスを築きます。特に最後のトレモロの威力は凄まじく、単に大きな音を発するだけでは支えきれないこの幕切れをしっかりと腰の据わった強打鍵で埋め尽し、感動に導く手腕に唖然とするばかりです。更に素晴らしいのは「束の間の幻影」!これはペナリオのキャピトルへの初録音で、同曲の完全版による初録音でもありました。様々な表情を持つ小品群の全てに渡ってタッチが吟味し尽くされており、ニュアンスも明快にそのタッチ一粒一粒に反映されています。特に第7曲のペダリングの妙味が生かされたきらきらと揺らめくタッチの色気、第10曲、11曲のイカニモプロコらしい機知に富んだ楽想は、ペナリオの真骨頂!ドライな感覚でありながら、リズムを体で感じっているのです。第12,13曲では独特の屈折感をそのまま体現するのではなく、作品と一定の距離を置いて、その有り様をゆとりを持って再現している点がペナリオらしいところ。「非常に興奮して」という指示がある第19曲は。文字通りの火花のような演奏ですが、コーダの無慈悲なまでの打鍵はまさにこれぞプロコフィエフ!このプロコの打鍵をより肉感的に変貌させたのがバルトーク。これも同曲を語る上で外せない逸品です!打楽器的な手法の醍醐味を存分に堪能させてくれるだけでなく、プロコフィエフよりも作品と近距離で向かい合って抗戦する熾烈さが見事な緊張を生んでいます。終楽章の泥臭い躍動感はシューマンのときとはまるで別人。なんという表現の幅の広さでしょう!
【CD4】
これはペナリオのタッチの色彩力痛感させ白眉の一枚!「鏡」の1曲目“蛾”は、怪しいハーモニーの綾を余すところなく紡ぎ出し、フレージングはまさに羽音の摩擦を思わせる絶妙な揺らめきを表出。“悲しき鳥”は、静かな生命力が終始フレージングに内包されており、キリッと冴える色彩の沸き立ち(1:37など)も、この曲を単なる暗い幻想世界以上の幻想性を醸し出しています。闊達な打鍵の威力に圧倒される“道化師の朝の歌”も実に鮮やか!全体を一筆書きのよう颯爽と進行させながら、音楽は常に躍動し続け、後半のグリッサンドの連続技の痛快さ、凝縮度は、古今を通じてトップクラス!中間部の悲哀が滲む語り口も心に染みます。同様の魅力は、もちろん「夜のガスパール」にもたっぷり満載。視覚的な描写と共に、その内面に潜む信条の浮き沈みをこれほど自然に表現できる人がどれだけいるでしょうか?1曲目の“オンディーヌ”は、「華麗なタッチ」という表現はこういう演奏のためにある言葉と確信させるほど、比類なき色香の放出に酔いしれるばかり。“絞首台”は、感覚的にもっと不気味でドロっとしたした演奏もありますが、洗練されたタッチを維持しながら、その仄かに明るいタッチゆえに内面の暗さがじわじわ胸に迫るという、絶妙としか言いようのないこのニュアンスには言葉を失います。“スカルボ”に至っては全てがパーフェクト!色彩の多彩さはもちろんのこと、天性のリズム感から来る間合いの絶妙さ、呼吸レスポンスの俊敏さは驚異的で、5:32から再び現れる低音の連続音の何の意味深いこと!この“スカルボ”1曲だけでも聴くべき価値は絶大です!「ラ・ヴァルス」なんと世界初録音!これまた聴き所満載で、これを超える演奏はいまだに出現していない気がしてなりません。例えば第4エピソード(3:33〜)のすだれ状のアルペジョが次第に主旋律に接近して同化していく様に是非耳を凝らしてみて下さい!第6エピソード(4:42〜)の微妙な音価の変動による粋なニュアンスの表出。オケ版と比べて聴き取りがする場合が多い第7エピソード(5:21〜)は、まさにピアノでなければ味わい得ない、宝石箱を覗き込むような艶やかさ!モノラル録音であることなど忘れて陶酔するばかりです。後半はどんな演奏でもいやがうえでも盛り上がる色彩の渦ですが、ペナリオの演奏の手応えは、他の演奏とは次元が違います。  【湧々堂】
MS-1196
「華麗なロンド」
チェルニー、フンメル、メンデルスゾーン、
ライネッケ、ウェーバーの作品
ジョシュア・ピアース(P)、
ビストリク・レジュハ(指)スロヴァキア国立フィル
MS-1197
ウィリアム・ボルコム(1938-):ヴァイオリンとピアノの為の作品集
ヴァイオリン・ソナタ第2〜4番、
グレイスフル・ゴースト・ラグ
リナータ・アートマン・ニフィック(Vn)
ロリ・シムズ(P)
MS-1198
ポール・ラスティグ・ダンケル
J.S. バッハ:パルティータイ短調BWV1013
ドビュッシー(ダンケル編曲):チェロ・ソナタ
ロバート・ディ・ドメニカ:フルート・ソナタ/他
ポール・ラスティグ・ダンケル(Fl)、
ピーター・バスキン(P)
MS-1199
トランペット作品集
マッチャ:エンド・オヴ・ザ・マター」
ベスター:コンチェルト・ピッコロ
ブラッドショー:トランペット・ソナタ/他
エリック・バーリン(Trp)、
エドゥアルド・リーンドロ(Perc)、
リン・ロック(Sax)、ナダイン・シャンク(P)
MS-1200(3CD)M
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲(全5曲)、協奏曲変ホ長調WoO4
ピアノ,フルート,ファゴットと管弦楽の為のロマンス・カンタービレ
ピアノと管弦楽のためのロンドWoO.6
ジョシュア・ピアース(P)、
ビストリク・レズハ(指)スロヴァキア国立PO
MS-1201
トランペットとバスーンの為の作品集
ヒンデミット:二重協奏曲
パーシケッティ:ハロー・マン
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲〜ワルツ/ダンス
マテュー・ルシエ(1973-):バッカナール、他
ギイ・フュー(Trp)、
ナディア・マッキー・ジャクソン(Fg)、
ケヴィン・マロン(指)トロントCO
MS-1202
チェロ・インタプリテーション(チェロ名曲集)
夜の女王のアリア、G線上のアリア、くまん蜂の飛行、他
キャロライン・ワーシントン(Vc)
サウス・セントラルCO&合唱団
MS-1203
トランペットの為の室内楽
ブラッドショー(1970-)、アージャーシンガー(1951-)、
バスラー(1963-)、パク・テホン(1969-)、
ナルデッリ(1960-)、デュラン(1957-)、
エレード(1936-)の作品
ピーター・ウッド(Trp)、
カウンシル(fl)、グロスマン(P)、他
MS-1204
シューベルト作品集Vol.1
ピアノ・ソナタD.960、アレグレットD.915、
楽興の時D.780
ジョシュア・ピアース(P)
MS-1205
シューベルト作品集Vol.2
4つの即興曲D.899、4つの即興曲D.935
ジョシュア・ピアース(P)
MS-1206
シューベルト作品集Vol.3
3つのピアノ曲D.946、メヌエットD.334、
アンダンテD.29、ピアノ小品D.604、
アダージョD.612、17のドイツ舞曲D.336、
ヒュッテンブレンナーの主題による変奏曲D576
ジョシュア・ピアース(P)
MS-1207
サックスとピアノの為の新曲集
ロッシとナルンスキーの作品
マイク・ロッシ(sax)、
ミク・ナルンスキー(P)
MS-1208
シェーンベルク:月に憑かれたピエロ、キャバレー・ソング集 ジェニファー・ゴルツ(S)、
G・ブランケンバーグ(P)、イノーセンティカ
MS-1209
「忍耐の歌」(ジャズ) フィル・スウォンソン・トリオ
MS-1210M
リスト:スペイン狂詩曲、ハンガリー幻想曲、
呪い、さすらい人幻想曲
ジョシュア・ピアース(P)、
ポール・フリーマン(指)モスクワ国立PO
MS-1211
テレマン:宗教的カンタータ集
「寛容なソクラテス」〜シーン12、2つのフルートの為の三重奏ニ長調
パトリス・ジェレジアン(A)
フィリップ・レッジャー(指)イギリスCO、他
MS-1212
ジェーン・ヴィネリー(1913-74):ホルン・ソナタ
ダニエル・ボールドウィン(1978-):アパラチア組曲
ニルス・ヴィゴ・ベンソン(1919-2000):ホルン・ソナタ
カール・ピルス(1902-79):ソナタ形式の3つの小品
ジェフリー・パワーズ(Hrn)、
ヴィンセント・デヴリーズ(P)
パワーズは、クリーヴランド管の名主席マイロン・ブルーム等に学び、16年間フランダース・ロイヤル・フィルの主席を務めた名手です。
MS-1213
フランスのフルート作品集
ビゼー、ドンジョン、フォーレ、ゴーベール、
ゴダール、ヒュー、サン=サーンス、タファネルの作品
リサ・ガーナー・サンタ(fl)
ガブリエル・サンチェス(P)
MS-1214
ギターの為の現代作品集
ハリ・スイラモ(1954-):アンファングス
ハーッパライネン:何故、武満徹:森の中で
レオ・ブローウェル:悲歌、オアナ:ティエント
細川俊夫:セレナーデ、トーマス・ウィルソン:歌
トゥオモ・ティロネン(G)
MS-1215
ロバート・レンフォード・リプリー:ヴィジョンズ・ウィズイン メリル・ストリープ(語り)、
R.B.リプリー(P)、ニューヨーク・ヴォイシズ
MS-1216
ウィル・エイトン(1948-):ウィリアム・ブレイクの遺物箱 パルテニア(ヴィオール合奏)、
アレクサンドラ・モンターノ(MS-)
MS-1217
オーボエの為の現代作品集
ビムスタイン(1947-)、カルディーニ(1959-)、
クリアフィールド(1960-)、ビル・ダグラス(1942-)、
ジェイムズ・マクミラン(1959-)、ロドニー・ロジャーズ(1953-)の作品
ミシェル・フィアラ(Ob)、
ハイディ・ピントナー(fl)、
ジョセフ・サルヴァヴァッジョ&マルティン・シューリング(ob)、
D.スピアー(P)他
MS-1218M
バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番
リチャード・シャー(Vc)
バーナード・ローズ(P)
MS-1221
ロバート・オッペルトとワシントン・ナショナル響の仲間たち
ロッシーニ:チェロとコントラバスの為の二重奏
ドラゴネッティ:6つのワルツ
シュラー:コントラバス四重奏曲/他
ロバート・オッペルト(Cb)、
N.ドリーフス(fl)、E.アドキンズ(Vn)、
デヴィッド・ハーディ(Vc)、他
MS-1222
ダウランド&パーセル:歌曲&リュート作品集 ヤマ・ヤンドロコヴィッチ(S)、
ジョリー・ヴィニクール(Cemb)、
チャールズ・ウィーバー(lute)
MS-1223
マーク・ズッカーマン(1948-):弦楽の為の作品集
(序奏とフーガ/テロの犠牲者の為の悲歌「シャー・キナー」/荒野の外で/シュパトシル/テーマ・ソング/弦楽四重奏曲)
ジョエル・エリック・スーベン(指)
シアトル・シンフォニエッタ、モメンタSQ
MS-1224M
トマス・バルツァー(1630又は1631-63):無伴奏ヴァイオリンの為の作品全集 パトリック・ウッド(Vn)
MS-1225
オルガン作品集
オルブライト、バッハ、ボエルマン、ブラットン、
ブルワー、カルク=エラート、ラン、タルベン=バル、
ヴィエルヌ、ヴィドール、ライトの作品
スティーヴン・ケッタラー(Org)
MS-1226
弦楽合奏編曲集
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番
サラサーテ:バスク狂詩曲、アンダルシアのロマンス、
 ツィゴイネルワイゼン
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第12番
アメリカン・ストリング・プロジェクト(弦楽オーケストラ)
アメリカン・ストリング・プロジェクトは指揮者なしのユニークなアンサンブルで、弦楽四重奏曲の名曲を継続的に取り上げています。全てリーダーでコントラバス奏者のバリー・リーバーマンの編曲を使用しているのも特徴。
MS-1227
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲、
プーランク:悲歌、ラフマニノフ:組曲第2番、
ミヨー:スカラムーシュ
ボーレン&デ・ヴリース(ピアノ・デュオ)
MS-1228M
300年に渡る金管アンサンブルの作品
ジェルヴェーズ、アントン・シモン、ガブリエリ、
アドルフ、ホヴァネス、スターラーの作品
メトロポリタン・ブラス・カルテット
MS-1229
ハンプソン・シスラー(1932-):管弦楽作品集
 [4つの即興曲/交響的ロンド,フーガとエピローグ宇宙の神/津波]
ラフマニノフ:ロシア歌曲
アルカディ・レイトゥシュ(指)ウクライナ国立SO
ヴァレリー・ミハイルク(Org)、
グランドジョージ(語り)
MS-1231
ラフマニノフ:前奏曲Op.23-2/32-12/32-5
スカルラッティ:ソナタK.96、481、39
ブラームス:自作の主題による変奏曲Op21-1
ラリー・バーンズ:トッカータ「戦争行為」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
グレゴリー・パーテイン(P)
MS-1232
ロマンツァ〜トランペットとファゴットの為の作品集
フンメル:トランペット協奏曲、ファゴット協奏曲
イグナツ・ラハナー:コンチェルティーノ
ウェーバー:アンダンテとハンガリー風ロンド
ギイ・フュー(Trp、コルノ・ダ・カッチャ)、
ナディア・マッキー・ジャクソン(Fg)、
ニコラス・マッギガン(指)トロント室内O
MS-1234
ホルン・デュオとピアノの為のオペラ・アリア集
ベルリオーズ、ビゼー、ボッケリーニ、ドリーブ、
ドニゼッティ、ヘンデル、モーツァルト、
ロッシーニ、ヴェルディ
ミラー・イメージ・ホルン・デュオ
【リサ・ボントレーガー、ミシェル・ステブレトン】、
金丸智子(P)
MS-1236
チェロとヴァイオリンの為の二重奏曲集
ベートーヴェン、ボッケリーニ、
ヘンデル(ハルヴォルセン編)、ハイドン、
コダーイ、モーツァルトの作品
エラリス・デュオ
【ラリサ・エリシャ(Vn)、スティーヴン・エリシャ(Vc)
MS-1237
ファゴットの為の編曲集
バッハ:ソナタBWV.1031(原曲:フルート)
ベートーヴェン:ソナタ(原曲:チェロ・ソナタ第5番)
シューマン:3つのロマンスOp.94
ブラームス:ソナタOp.120-1(原曲:クラリネット)
ベンジャミン・シールホー(Fg)
ウリエル・ツァショル(P)
MS-1238
J.L.ザイモント:「奇術」〜コンテンポラリー・コンサート・ラグ集 D.レフキン(指)
アメリカ・ラグタイム・アンサンブル、
ザイモント(P)他
MS-1240
ダニエル・ギャレイ:クラシカル・クレツマー ミシェル・ギングラス(cl)、
ロン・マトソン(P)、ラビ・トム・ハイン(T)
MS-1241
アンナ・ボン・ディ・ヴェネツィア(1740-1767以降):6つのチェンバロ・ソナタOp.2(1757) バーバラ・ハーバック(Cemb)
MS-1242
アフリカ系作曲家のピアノ作品集 ウィリアム・チャップマン・ニャーホ(P)
MS-1243
「古代と現代」〜ポートレイト・フォー・オルガン
バッハから自作まで
ボグスラフ・グラボフスキ(Org)
MS-1244
クラリネットとクレツマー・バンドの為の音楽 アルカディ・ゴールデンシュタイン(cl)、
クロイター(アコーディオン)他
MS-1245
西洋と東洋の出会いT
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番
チェン・ニンチ(1940-):レッド・クリフについての大事な思考
アレクシナ・ルーイー(1949-):戦士/他
スーザン・チェン(P)
MS-1246
リリコ・ラティーノ」〜トランペット・ソロの為の歌
トリゴ、ピアソラ、ポンセ、アルバレス、
エルナンデス、ロドリーゴ、カルヴォ、アセンシ、
バルビエリ、ガルシアの作品
ジェイムズ・アックリー(Trp)
レベッカ・ウィルト(P)、他
MS-1247
「チェロの為のコンサート用宝」
モンティ:チャールダッシュ
グラナドス:12のスペイン舞曲Op.37
クープラン:演奏会用小品
ペルト:鏡の中の鏡
ブロッホ:「ユダヤの生活」組曲
ピアソラ:カフェ1930
アシュレイ・サンダー・シドン(Vc)
ニコラス・ロス(P)
ルイス・ミラン(G)
MS-1248
テイキング・フライト」〜ユーフォニウムと管弦楽の為の作品集
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン/
フェインスタイン:ユーフォニウム協奏曲/他、
モリコーネ、アルヴェーン、プッチーニ、サンドヴァル、マスネ、の作品
アダム・フライ(ユーフォニウム)
ブルース・ハンゲン(指)ニュージーランドSO
MS-1249
ユーフォニウム作品集
D.ブルジョワ、千秋次郎、R.プライアー、
ダンカン・マクミラン、ダヴィッド・モーガン、
ロルフ・ウィルヘルムの作品
アダム・フライ(ユーフォニウム)
ポーラ・ピース(P)、
フレッド・マイルス(Trp)
MS-1251
ヒナステラ:エレミアの哀歌
シュニトケ:合唱協奏曲
ケント・トリトル(指)
聖イグナチオ・ロヨラ教会cho
※ライヴ録音
MS-1252
バーバラ・ハーバック作品集Vol.1
(管弦楽作品集)

尊敬、フロンティアの空想、アルカディアの夢想、
ジャーダイン狂詩曲、キャザー交響曲「我らの一人」
カーク・トレヴァー(指)スロヴァキアRSO、
フランティシェク・ノヴォトニー(Vn)、
C.G.リビー(ob)
MS-1253
バーバラ・ハーバック作品集Vol.2
(室内楽T)

アメリカの至点、変形、遊びの力、キャロンデレット奇想曲、他
アンサンブル・イストロポリス、
モイゼスSQ、
スロヴァキア放送響室内ソロイスツ
MS-1254
バーバラ・ハーバック作品集Vol.3
(オルガン作品集)
バーバラ・ハーバック(Org)
MS-1260M
2台のピアノの為のロマンティック作品集
ラフマニノフ:交響的舞曲
サン=サーンス:死の舞踏
ベンジャミン:ジャマイカ・ルンバ/他、
バックス、ドビュッシー、ルトスワフスキの作品
ピアース&ジョナス(ピアノ・デュオ)
【ジョシュア・ピアース、ドロシー・ジョナス】
MS-1261(2CD)M
カート・カチョッポ(1951-):コヨーテウェイ(2006)、
先祖達(2000)、遠い呼び声(2002)、蛇の踊り(1985)
アメリカSQ、モスクワSQ、
フレンズ・チェンバー・グループ、
カチョッポ(語り)
MS-1262
ハンプソン・シスラー:合唱と管弦楽の為の作品集
レイトゥシュ:ファンファーレ「人生に」
シスラー:昼間の夜、4つの聖歌、
管弦楽組曲「自然のテロリスト」、賢人の歌
アルカディ・レイトゥシュ(指)ウクライナ国立SO、
キエフ・クレド室内cho、V.ホホロワ(S)
MS-1263
シューベルト:ピアノ・ソナタ第17番
リスト:ドン・ジョヴァンニの回想、小人の踊り
シューベルト(リスト編):糸を紡ぐグレートヒェン
ミン・クォン(P)
MS-1265
ガーシュイン:ピアノと管弦楽の為の作品全集
ラプソディ・イン・ブルー、ピアノ協奏曲へ調、
セカンド・ラプソディ、「アイ・ガット・リズム」変奏曲
ショシュア・ピアース(P)
カーク・トレヴァー(指)スロヴァキアRSO
MS-1266
フランドルのホルンとピアノの為の作品集
ミュールマン、モルテルマン、マルセル・ポート、
ヴァン・エーショート、ウェスターリンク、
ポール・ジルソン、リェラントの作品
ジェフリー・パワーズ(Hrn)
ヴァンサン・ドヴリース(P)
MS-1267M
ヴィルトゥオーゾ・クラリネット
バラ、ボナール、ボザ、ブルン、メサジェ、
ニールセン、ラボー、ヴィドールの作品
ゴラン・ゴイエヴィッチ(Cl)
ヴォイスラフ・ペリチカ(P)
MS-1268
アメリカ・ホルン四重奏団
エリック・エワゼン:神話と伝説
ケリー・ターナー:3つの楽章、バーバラ・アレン、
 ルール・ブリタニア
カジミエシュ・マハラ:直感
アメリカ・ホルンQ
【D.ジョンソン、C.パットナム、ケリー・ターナー、ジェフリー・ウィンター】
MS-1269
弦楽合奏編曲集(バリー・リーバーマン編)
バルトーク:弦楽四重奏曲第1番
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
アメリカン・ストリング・プロジェクト(弦楽オーケストラ)
MS-1270
フローレンス・マストリック第1集
ムソルグスキー(マストリック編):展覧会の絵
ベン=ハイム:前奏曲
ソコラ:トッカータ、シューダ:前奏曲とフーガ
フローレンス・マストリック(Org)
MS-1271
フローレンス・マストリック第2集
バッハ:トッカータとフーガニ短調BWV.565
 前奏曲とフーガニ長調BWV.532
 パッサカリアハ短調BWV.582
 トッカータ,アダージョとフーガBWV.564
 幻想曲とフーガト短調BWV.542
フローレンス・マストリック(Org)
MS-1276
エドモンド・アゴピアン(作曲、編曲):クレツマーと東ヨーロッパの民謡集 ウカルガリー弦楽四重奏団
MS-1277
サミュエル・ザイマン(1956-):フルート・ソナタ
ドビュッシー(マルセル・モイーズ編):月の光
アミーロフ(1922-84):6つの小品
マルタン:バラード、
マイク・マウアー:ソナタ第3番
エレーナ・ヤリトゥ(fl)、
ガブリエル・サンチェス(P)
MS-1278
イン・マイ・オウン・ヴォイス〜ヴァイオリン小品集
バッハ、ベイカー、スティル、サン=サーンス、
スーク、イザイの作品
ケリー・ハル=トンプキンズ(Vn)、
クレイグ・ケッター(P)、
アナ・ライナーズマン(Hrp)
MS-1279
ブラジルの響き
デ=メロ、ナザレー、ピクシングインハ、
ロマネイロ、サルヴォスの作品
アメリカス五重奏団(木管五重奏)、
デ=メロ(Perc)、B.マクミラン(P)
MS-1280
「西洋と東洋の出会いU」
ドミン・ラム(1926-):春の川上の月光/佐藤聡明:インカーネーション2/バッハ:前奏曲BWV.855a、「羊たちは安らかに草を食み」、「主よ、人の望みの喜びよ」、シャコンヌ/ショパン:「雨だれ」/他
スーザン・チェン(P)
MS-1281
エリザベス・ラウム:チューバ協奏曲集
ハイムダルの伝説、ガルダ協奏曲、パーシング協奏曲
ジョン・グリフィス(Tuba)、
リチャード・ラウム(指)
サンクト・ペテルブルグ・カペラO
MS-1282
モンポウ:沈黙の音楽 ハスケル・スモール(P)
MS-1288
クラシカル・サクソフォーン
ジャン・ユレ(1877-1930):コンチェルト・シュトゥック
マイユール(1837-1894):ヴェニスの謝肉祭による大幻想曲
グロヴレス(1879-1944):組曲
グラズノフ:サクソフォン協奏曲/ボザ:アリア
ジャヴィエル・オヴィエド(A-Sax)、
ジャン=ピエール・シュミット(指)パドルーO
MS-1290
バイ・リクエスト〜お気に入りコレクション
日本のメロディ・メドレー/他多数
メイン・ストリート・ブラス(Trp、Hr、Trb、Tuba)、
ゲイリー・リスミラー(ドラムセット)
MS-1293
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番、第2番 アダムスキン弦楽三重奏団
サリー・ピンカス(P)
MS-1294
「メランジュ」〜トランペットとピアノの為の新しい音楽
アラン・ジリランド、ディーン・マクニール、
ジョン・バレンタイン、ビリー・エックスタイン、
エリザベス・ラウム、ダン・ハール、他の作品
ディーン・マクニール(Tp)、
ジョン・バレンタイン(ジャズP)、
ボニー・ニコルソン(P)
MS-1296
イリン・アジョと他の作曲家の宗教曲と黒人霊歌
イリン・アジョ、パーセル、ヴァン・デ・ワター、
ヴォーン=ウィリアムズ、ビゼー、
デューク・エリントン、ベートーヴェン、他
オデキレン・アマイゼ(Bs-Br)、
アンドルー・ゴードン(P)
MS-1297
新しい室内歌曲集
モリス・ラング:3つのプエルトリコの歌
ジョージ・ブルンナー:別なほうからの歌
バーン・ハーボルシャイマー:大天使ミカエルの修道院訪問
モニカ・ハート(S)、
ブライアン・ウィルソン((指))
MS-1298
ラリタン川の音楽〜新しいアメリカの室内楽
ドゥシャン・ボグダノヴィッチ(1955-)、
ローウェル・リーバーマン(1961-)、
ロベルト・シエラ(1953-)、
オーガスタ・リード・トーマス(1964-)、
マイケル・カーモン(1969-)、
ラミ・ヴァモス(1976)&ランダル・アヴァーズ(1974)の作品
ニューマン&オルトマン・ギター・デュオ、
デルダルス四重奏団
MS-1299
ロバート・レインズ:バレエ「オデッセイの帰還」、
9つのフルートの為の「サラのエコー」、
「メナージュ」(フルート、バス・クラリネット、ピアノ)
ヴィット・ミツカ(指)モラヴィアPO
MS-1301
ポンセとタンスマンのギター作品集
ポンセ:「スペインのフォリア」による変奏曲とフーガ、
 3つのメキシコ民謡、主題・変奏と終曲、ワルツ、ソナタ
タンスマン:マズルカ、カヴァティーナ
清水あずさ(G)
MS-1303
ゴベール:フルート・ソナタ イ長調
ヴィドール:フルート組曲
リスト:コンソラシヨンより3曲
フランク:ソナタ(原曲ヴァイオリン)
リンダ・マリアニエッロ(Fl)、
ロバート・モリソン(P)
MS-1309
フランス様式のテレマン
ターフェルムジーク〜組曲、パリ四重奏曲ホ短調、
トリオ ロ短調、トリオ ホ短調
ハノーヴァー・アンサンブル(FL×2、Vn×2、Va、Vc、Cb、Cemb,ピリオド楽器使用)
MS-1316
弦楽合奏編曲集(バリー・リーバーマン編)
ブラームス:弦楽四重奏曲第2番
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第4番
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第9番〜アダージョ
アメリカン・ストリング・プロジェクト(弦楽オーケストラ)
録音:2008年5月シアトル,ライヴ
MS-1319
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番「ドゥムキー」
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番ホ短調
マーリング・トリオ
【R.A.ニフィック(Vn)、ブルース・ウチムラ(Vc)、スーザン・ウィアースマ・ウチムラ(P)】
MS-1320
トランペット・アンサンブル作品集
アル=ザンド、B.アンドレ、ブラッドショウ、
エワゼン、ロ・プレスティ、マクグリアー、
モラレス、ノーレ、J.プライス、V.レイノルズ、
M.ズッカーマンの作品
トロンバ・ムンディ(トランペット・アンサンブル)
MS-1323
シューマン:ピアノ・ソナタ嬰ホ短調Op.11(第1番)、
ウィーンの謝肉祭の道化芝居Op.26、森の情景Op.82
サリー・ピンカス(P)
MS-1324
バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988 ロナルド・ホーキンス(P)
MS-1326
メトネル&スクリャービン:ピアノ曲集
メトネル:おとぎ話Op.20-1、
 回想ソナタOp.38-1(忘れられた調べ第1集より)
スクリャービン:練習曲Op.2-1、
 前奏曲Op.11-9,4,6,17,10,22,14,15,2、
 練習曲Op.8-12、2つの詩曲Op.32、
 アルバムの綴りOp.45-1、「炎に向かって」Op.72
イリーナ・フェオクティストワ(P)
MSSP-9007
「華やかな音楽でたたえよう」
ブリテン:この島国で
ヴォルフ:5つの歌
ラフマニノフ:5つの歌
R.ヘラルド:7つのスペイン民謡
R.シュトラウス:5つの歌/他
ベレニス・ブランソン(S)、
ナンシー・レヴゼン(P)、
マーク・デルプリオラ(G)他
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