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殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



LE PALAIS DES DEGUSTATEURS
(フランス)



LE PALAIS DES DEGUSTATEURS(ル・パレ・デ・デギュスタトゥール)は、フランスのパレ・デ・デギュスタトゥール音楽祭傘下の新レーベル。「パレ・デ・デギュスタトゥール」は「ワイン鑑定人たちの館」という意味。ジェラール・プーレをはじめ、フランスのヴェテランたちによる香り立つような美演をご堪能いただけます。


※表示価格は、全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
PDD-001
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
ジェラール・プーレ(Vn)
クリスティアン・イヴァルディ(P)

録音:2013年1月3日、5月30-31日、ジャコバン修道院、ボーヌ、フランス
ドビュッシーのヴァイオリン・ソナタはジェラール・プーレ(1938-)の父であるヴァイオリン奏者のガストン・プーレ(1892-1974)が1917年に作曲者自身(P)と共に初演した作品。
PDD-002
マニャール:ヴァイオリン・ソナタ Op.13
フランク:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調
ジェラール・プーレ(Vn)
ジャン=クロード・ヴァンデン=エインデン(P)

録音:2013年12月13-16日、クロ・ド・タール、モレ=サン=ドニ、フランス
ブルゴーニュ・ワインの名醸造元「クロ・ド・タール」(Clos de Tart)の石造りの蔵での録音。ワインを楽しみながら聴ければ最高です。
PDD-003
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1
エロイカ変奏曲変ホ長調 Op.35
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
ドミニク・メルレ(P)

録音:2014年1月7-8日、ジャコバン修道院、ボーヌ、フランス
ドミニク・メルレ(1938-)はジャン=マルク・ルイサダ、フィリップ・カサール、フレデリク・アゲシー、フランソワ・フレデリック・ギイ、西澤安澄、福間洸太朗らを輩出した名教師としても知られるフランスのピアニスト。
PDD-004(2CD)
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8
ピアノ三重奏曲第2番ハ長調 Op.87
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 Op.101
ジャック・ルヴィエ(P)
ジェラール・プーレ(Vn)
アラン・ムニエ(Vc)

録音:2014年1月3-5日、2月20-22日、ジャコバン修道院、ボーヌ、フランス
ジェラール・プーレを軸とする当レーベルの室内楽。今回はジャック・ルヴィエとアラン・ムニエを迎えフランスの重鎮トリオの共演となりました。
ジャック・ルヴィエは1947年マルセイユに生まれ、パリ音楽院でジャン・ユボー、ヴラド・ペルルミュテール、ピエール・サンカンに師事。数々のコンクールで優勝を重ね、フランス音楽のピアノ曲と室内楽曲の録音で名声を獲得。1979年から2012年までパリ音楽院教授を務め、エレーヌ・グリモー、クレール=マリー・ル・ゲ、アルカーディ・ヴォロドスらを輩出しました。
アラン・ムニエは1942年パリに生まれ、7歳でチェロを始め13歳でパリ音楽院に入学しましたが18歳の時に音楽美学・音楽学に転向、しかし22歳でチェロに戻りプラド音楽祭に赴きカザルスの前で演奏しました。シエナ(イタリア)のキジアーナ音楽アカデミーを卒業後、モーリス・マレシャル(1892-1964)に師事。キジアーナ音楽アカデミー、リヨン音楽院での教職を経て1989年以来2014年現在パリ音楽院教授を務めています。その名声に比べ録音の数がたいへん少ないので、当CDは大いに歓迎されるでしょう。
PDD-005
ドミニク・メルレのベートーヴェンVol2
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7
サリエリの「ファルスタッフ」の二重唱「まさにその通り」の主題による10の変奏曲変ロ長調 WoO.73
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57
ドミニク・メルレ(P)

録音:2015年1月6-7日、ジャコバン修道院、ボーヌ、フランス
ドミニク・メルレ(1938-)はジャン=マルク・ルイサダ、フィリップ・カサール、フレデリク・アゲシー、フランソワ・フレデリック・ギイ、西澤安澄、福間洸太朗らを輩出した名教師としても知られるフランスのピアニスト。
PDD-006(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) アラン・ムニエ(Vc)
PDD-007
モーツァルト:ピアノとヴァイオリンの為の未完作品集(ロバート・レヴィンによる補筆完成版)
アレグロ ト長調 K.Anh.47(546a)
アレグロ 変ロ長調 K.372
幻想曲 ハ短調 K.396(385f)
ソナタ ハ長調 K.403(358c)
アレグロ・モデラート、ソナタ ハ長調 K.403 (358c)
アンダンテ、ソナタ ハ長調 K.403(358c)
アレグレット、アレグロ イ長調 K.Anh.48(480a/385E)
アレグロ イ長調 K.50(526a)
アレグロ ト長調 K.Anh.47(断片)(ボーナス・トラック)
ジェラール・プーレ(Vn)
ロバート・レヴィン(P)

録音:2014年3月3-5日、2015年5月14,15日
PDD-008(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻(全曲) ドミニク・メルレ( ピアノ)
PDD-010
ヘンデル:モテット集 ルシアン・カンデル(指)
アンサンブル・ムジカ・ノヴァ 
PDD-011
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番
3つのロマンス
ヴァイオリン・ソナタ第 2 番
ジェラール・プーレ(Vn)
ジャン=クロード・ファンデン・エインデン(P)
PDD-012
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲「幽霊」
マルタン:アイルランド民謡による三重奏曲
ブラームス:ピアノ三重奏曲 Op.87
トリオ・アルク
PDD-013
メルレ/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2「テンペスト」
ドミニ ク・メルレ(P)

録音:2016年10月10&11日/ピエール・マルボ・スタジオ4分33秒、イヴリー=シュル=セーヌ(フランス)
1938年フランス生まれのピアニスト、ドミニク・メルレが2016年に録音した最新盤(録音時78歳)の登場。1957年のジュネーヴ国際音楽コンクールでは、 あのマルタ・アルゲリッチとともに第1位を受賞した実力をもつメルレは名教師としても知られ、これまでにジャン=マルク・ルイサダ、フィリップ・カサール、フラ ンソワ・フレデリック・ギイ、福間洸太朗らを輩出しております。自身の芸術は唯一無二の美しさ。特にベートーヴェンは得意とし、ピアノ・ソナタ第5番、第32番、 エロイカ変奏曲(PDD-003)もリリースしています。今回は「月光」「テンペスト」を収録の注目盤。芳醇に香る美しいタッチと詩情あふれる歌心で聴き手を魅了 します。
PDD-014(2CD)
ドビュッシー:前奏曲集第1&2巻スケッチ帳より
ハイドンをたたえて
ボリス・ベルマン(P)
PDD-015(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻(全曲) ドミニク・メルレ( ピアノ)
PDD-016(2CD)
ショパン&リスト作品集
ショパン:24の前奏曲
 ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 op.58
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調、
 夜の賛歌(詩的で宗教的な調べ第2稿より)、
 葬送曲(詩的で宗教的な調べS.173)
  コンソレーション S.172(全6曲)
 水の上で歌う(シューベルト歌曲の編曲)
ヤ=フェイ・チャン(P)

録音:2016年
これまでにもECMなどでもリリースのあるアメリカで活躍するピアニスト、ヤ=フェイ・チャンによるショパンとリスト。ブレンデルも激賞しているとおり、ヴィ ルトゥオーゾ性とあふれる音楽性、そして熱い歌に一度聴いたらとりこになる魅惑のピアニストです。 (Ki)
PDD-017(3CD)
バッハ:6つのパルティータ(全曲)
[CD1]第1番 変ロ長調 BWV 825、第2番 ハ短調 BWV 826、第3番 イ短調 BWV 827(終曲のジーグは2つのヴァージョンを収録)
[CD2]第4番 ニ長調 BWV 828、第5番 ト長調 BWV 829
[CD3]第6番 ホ短調 BWV 830(テンポ・ディ・ガヴォッタとジーグはそれぞれ2つのヴァージョンを収録)
ロ バ ート・レヴィン(P)

録音:2017年7月21-26日
レヴィンは、モーツァルト作品の校訂(協奏交響曲の復元、レクイエムの校訂、鍵盤作品では演奏解釈を含む校訂報告を執筆)を行う学者でもあり、ホグウッ ドとのモーツァルト:ピアノ協奏曲全集、ガーディナーとのベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集などでフォルテ・ピアノを演奏している名手でもあります。
学者としても名高いレヴィンだけに、気になるのが装飾音。パルティータ第2番ハ短調冒頭のシンフォニアも、装飾というよりも即興演奏のよう。また、楽曲によっ ては異版ヴァージョンを収録するなど、レヴィンならではの視点も光るパルティータ全曲の登場です。ブックレットには、レヴィンがパルティータについて語るイン タビューが掲載されています(英・仏語のみ。日本語訳はありません)。もちろん全体を通して素晴らしい演奏であることは言うまでもありません。 (Ki)
PDD-018(2CD)
ボリス・ベルマンのブラームス
8つの小品Op.76
2つの狂詩曲Op.79
幻想曲集Op.166
3つの間奏曲Op.117
6つの小品Op.118
4つの小品Op.119
ボリス・ベルマン(P)

録音:2018年1月12-15日/ゴワイヨット(ヴォーヌ=ロマネ)
ボリス・ベルマンは1948年生まれ。モスクワ音楽院でオボーリンに師事し、73年にイスラエルへ移住、79年からはアメリカに居を構えて演奏活動を行なう かたわらインディアナ大学やイェール大学でピアノを教え、名教師として世界的な評価を受けています。プロコフィエフのスペシャリストをして知られる技巧 派ですが、何とブラームス後期の小品に円熟の至芸を見せています。まさに正統派。深みある音色、たっぷりとした歌ごころと厳しい感情でブラームス晩年の 世界を描いています。 (Ki)
PDD-019
フォーレ:チェロ・ソナタ第1番ニ短調 Op.109
フロラン・シュミット:悲歌 Op.24
ケックラン:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.66
フォーレ:チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.117
アラン・ムニエ(Vc)
アンヌ・ル・ボゼック
PDD-020
モーツァルト:ピアノ三重奏曲第2番ニ短調 K.442【ロバート・レヴィンによる補筆完成版】
ピアノ三重奏曲第3番ト長調 K.496
ヒラリー・ハー ン(Vn)
ロバート・レヴィン(P)
アラン・ムニエ(Vc)

録音:2016年3月6&7日/ヴォーヌ=ロマネ城(ブルゴーニュ地方コート=ドール県南部)
今をときめくヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンが名手ロバート・レヴィンとフランスのチェロ界の重鎮アラン・ムニエと共演したモーツァルトのピアノ三重 奏曲がリリースされます!
世界中からの注目を集め、幅広いレパートリーを誇るヒラリー・ハーン。彼女がもっとも大切にしている作曲家の一人がモーツァルトです。CD録音ではヴァ イオリン・ソナタ集、ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」が、また映像ではヴァイオリン協奏曲第3番(以上、DG)などがリリースされており、端正な演奏で 高い評価を得ております。大注目のピアノ三重奏曲では大御所レヴィン、ムニエと丁々発止の演奏を披露。モーツァルトを得意とする三人が大熱演を聴かせて くれます。
ニ短調 アレグロ、ニ長調 テンポ・ディ・メヌエット、ニ短調 アレグロの3つの断片を、モーツァルトの死後、音楽学者マクシミリアン・シュタードラー (1748-1833)が補筆完成させて1曲にまとめたものを1797年にヨハン・アントン・アンドレ(1775-1842)が「作品56」と題して出版したピアノ三重奏 曲第2番。しかし各楽章の成立年が違うとする研究者も出てくるなど、今日では独立した3楽章作品として構想されたものではないため各々別個のケッヘル番 号を与えるべきとの意見も多く出ております。
著名なピアニストにして音楽学者、作曲家のロバート・レヴィンはバッハやモーツァルトなど、18世紀の作曲家による未完の作品の校訂、および補筆を 行なっており、モーツァルトのレクイエムではモーツァルト自身のスケッチに基づいて改訂を行うなど、その功績は高く評価されております。この度世界初録音 となったレヴィン版による補筆完成させたピアノ三重奏曲第2番でも長年の研究と確かな手腕で演奏時間30分ほどの作品に仕上げました。一音一音丁寧に 紡ぎだされる演奏に酔いしれることができます。
自筆譜で「ソナタ」としているモーツァルトの最初の本格的なピアノ三重奏曲である第3番ト長調。『ケーゲルシュタット』 K.498と同様にジャカン家におけ る音楽の集いのために書かれたものとされています。トリオの醍醐味といえる各楽器の対話が実に魅力的なこの傑作を名手3人が輝かしく奏でております。
PDD-021(2CD)
シューベル:ピアノ三重奏曲全集
ピアノ三重奏曲 変ロ長調 D.28
ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 Op.99 D.898
ピアノ三重奏曲「ノットゥルノ」 変ホ長調 Op.148 D.897
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 Op.100 D.929
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 Op.100 D.929より第4楽章(カット版)
ロバート・レヴィン( ピアノ )
ノア・ベンディックス=バルグリー(Vn)
ピーター・ワイリー(Vc)

録音:2016年12月12-16日/フランス、ボーヌ市、ルイ・ジャド社のジャコバン修道院
博学ロバート・レヴィンが実力派の演奏家とともに録音を実現しているLE PALAIS DES DEGUSTATEURSレーベルからの新録音は、シューベルトのピ アノ三重奏曲全集です。共演は現在ベルリンPOの第1コンサートマスターのノア・ベンディックス=バルグリーと、かつてボザール・ トリオのメンバーとしても活躍し、現在グァルネリSQのチェロ奏者をつとめるピーター・ワイリーという室内楽のエキスパートが揃った豪華メンバー による演奏です!
著名なピアニストにして音楽学者、作曲家のロバート・レヴィンはバッハやモーツァルトなど18世紀の作曲家による未完の作品の校訂および補筆を 行なっており、モーツァルトのレクイエムではモーツァルト自身のスケッチに基づいて改訂を行うなど、その功績は高く評価されております。ここに収録された シューベルトでも博学レヴィンらしいこだわりをもった内容。ピアノ三重奏曲第2番の最終楽章では原典版と出版時にカットした版を収録しております。この カットは展開部の98小節を含め、846小節にもおよびます。楽曲を知る上でのお手本ともいえる精緻な演奏でシューベルトのピアノ三重奏曲の世界を堪能 することができます。
PDD-022
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10
マニャール:弦楽四重奏曲 ホ短調 Op.16
ベラQ【ジュリアン・デュウドガール(Vn)、フレデリク・オーリエ(Vn)、ジュリアン・ブタン(Va)、リュック・ドドルイーユ(Vc)】

録音:2019年4月22-24日/フランス、ボーヌ市、ルイ・ジャド社のジャコバン修道院
ベラ四重奏団は結成当時「おそるべき子供たち」とフランスで称された期待のクァルテット。ベラ・バルトークの「ベラ」から名前をとっていることもあっ て、バルトークはもちろん中心のレパートリーとして据え置き、近現代の作品を積極的に取り組んでいます。結成から10年以上経ち、独自の個性を示したクァ ルテット期待の新録音は、ドビュッシーとマニャールです。
言わずと知れたドビュッシーの弦楽四重奏曲。1893年に作曲、同年パリにて初演されたこの作品はイザイ四重奏団に献呈されました。 4楽章構成のこの作品は、循環形式によって各楽章が関連付けられております。
一方、マニャール(1865-1914)はパリ音楽院でマスネに師事したのち、フランクに傾倒し、その後ダンディに師事しました。また、ワーグナーの影響 を色濃く呈したオペラも残しております。華麗な楽器用法による作品が多く、ここに収録された弦楽四重奏曲1902年から1903年に作曲されました。マニャー ルらしい美しい旋律を有した組曲のような構成の弦楽四重奏曲は、楽章ごとに題名(第1楽章:「ソナタ」、第2楽章:「セレナード」、第3楽章:「葬送の歌」、 第4楽章:「舞曲」)が付されています。
ベラ四重奏団が問う、母国の作曲家ドビュッシーとマニャールをお楽しみください。 (Ki)
PDD-023
ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114(ヴィオラ版)
ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
ボリス・ベルマン(P)、
エットーレ・コーザ(Va)、
クライヴ・グリーンスミス(Vc)

録音:2018年1月12-15日/ゴワイヨット(ヴォーヌ=ロマネ)
近年ブラームスの作品を集中的に録音しているピアニスト、ボリス・ベルマンが2つのソナタOp.120と三重奏曲 Op.114を録音しました。ボリス・ベ ルマンは1948年生まれ。モスクワ音楽院でオボーリンに師事し、1973年にイスラエルへ移住、1979年からはアメリカに居を構えて演奏活動を行なうか たわらインディアナ大学やイェール大学でピアノを教え、名教師として世界的な評価を受けています。
このアルバムに収録されたブラームスの3つの作品はクラリネット奏者のリヒャルト・ミュールフェルド(1856-1907)とブラームスの友情がなければ、 おそらく作曲されなかった作品といえます。しかしブラームスは各スコアにヴィオラに置き換えることができることを明確に示しています。
ヴィオラを演奏するのは数々の編曲録音でも有名なエットーレ・コーザです。コーザはベルマンとともにシューマン&ブラームスのアルバム(50-1511) をリリースするなど長年共演しております。またチェロは東京クヮルテットの最後のチェリストを務めたクライヴ・グリーンスミスが演奏しております。名手が 雄弁に語るブラームスの後期作品をご堪能ください。 (Ki)
PDD-024
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ジャン=クロード・ヴァンデン・エインデン(P)

録音:2020年1月6-9日/ゴワイヨット(ヴォーヌ=ロマネ)
ベルギーのピアノの巨匠ジャン=クロード・ヴァンデン・エインデン。2020年最新録音はシューマンの幻想曲と大曲リストのピアノ・ソナタという組み合わせです!
1964年、エリザベート王妃国際音楽コンクールで当時史上最年少で3位入賞を果たしその後ヨーロッパを中心に演奏活動を展開。ソロだけでなく室内楽奏者 として国際的に評価されているヴァンデン・エインデンはLE PALAIS DES DEGUSTATEURSレーベルからジェラール・プーレとフランク&マニャールのヴァイ オリン・ソナタ集(PDD-002)、シューマンのヴァイオリン・ソナタ集(PDD-011)をリリースしております。
深い味わいと豊かな歌心で魅了するヴァンデン・エインデン。当アルバムではシューマンがリストに献呈した「幻想曲」とその返礼としてリストがシューマンに献呈 した「ピアノ・ソナタ」を録音しております。2人の偉大な作曲家へ思いを馳せながら見事な演奏を聴かせます。 (Ki)
PDD-025
ハイドン:ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調 Hob. XVI:52
ハイドン:ピアノ・ソナタ第51番ニ長調 Hob. XVI:51
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
ボリス・ベルマン(P/スタインウェイD)

録音:2021年1月12-15日/モース・リサイタル・ホール、スプレイグ・メモリアル・ホール、イェール大学(ニューヘイブン)
1948年ロシア生まれの名ピアニスト、ボリス・ベルマン。コロナ禍に録音したハイドンとシューベルトがリリースされます。モスクワ音楽院でレフ・オボーリンに 師事。バロックから現代まで幅広いレパートリーを誇るベルマンは、シュニトケに作曲を師事し、リゲティ、シュトックハウゼン、ベリオなどの作品のロシア初演を行う など現代作品への造詣も深い演奏家です。
1979年からはアメリカに居を構えて演奏活動を行いながらインディアナ大学やイェール大学でピアノを教え、名教師として世界的な評価を受けています。ここ に聴くハイドンとシューベルトでは表情豊かなタッチ、深みある音色、そしてたっぷりとした歌心に溢れる演奏を披露。ベルマンが今この時代に問いかける祈りに満 ちたハイドンとシューベルトです。
LE PALAIS DES DEGUSTATEURSレーベルよりブラームスのヴィオラ・ソナタ集(PDD-023)、ブラームスのピアノ作品集(PDD-018)、ドビュッシー の前奏曲集(PDD-014)をリリースしております。 (Ki)


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