湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Quartz
(イギリス)



※Quartzはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。



※品番結尾に特に表記のないものは、全て1CD-Rです。
品番 内容 演奏者
QTZ-2001
アンダー・ザ・インフルエンス
狂ったダイヤモンド(ピンク・フロイド)
バードランド(ウェザー・リポート)
ザ・ファースト・タイム・エヴァー・アイ・ソー・ユア・フェイス(イワン・マッコール)
映画「魔王」からの組曲(マイケル・ナイマン)
タブラ・エ・トロンパ(ジャコ・パストリアス)
マック・ザ・ナイフ(クルト・ワイル)
赤血球判定(ビリー・ストレイホーン)
海の鷲(ピーター・マクスウェル・デイヴィス)
詩篇(マイケル・ナイマン)
ジムノペディ第1番(サティ)
コル(モーチーバ)
鏡の中の鏡(アルヴォ・ペルト)
ライフ・オン・マース(デイヴィッド・ボウイ)
デイヴ・リー(Hrn)
QTZ-2002
ヴァイオリンとピアノの為の作品集
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94a
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 Op.27-3
ショーソン:詩曲 Op.25
サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調 Op.75
ジャック・リーベック(Vn)
カーチャ・アペキシェワ(P)
QTZ-2003
イン・クァルテット・プレイズ・ライフミュージック
ケヴィン・プッツ:ダーク・ヴィジル(1999)
マイケル・トーク:コーナー・イン・マンハッタン
カーター・パン:ラヴ・レターズ(2000)
パキート・デリヴェラ:ヴィレッジ通りのクァルテット(2000)
インSQ(The Ying Quartet)
[ティモシー・イン、
ジャネット・イン(Vn)
フィリップ・イン(Va)
デイヴィッド・イン(Vc)]
QTZ-2004
ノクターンズ
ショパン:夜想曲Op.9-1/Op.9-2
 Op.9-3
ドビュッシー:月の光/夜想曲
フォーレ:夜想曲第10番
プーランク:夜想曲第1番/同第4番
グレアム・ウィリアムズ:夜想曲第1番/第2番/第3番
リスト:夢に
サティ:夜想曲第3番/第5番
グラナドス:嘆きの歌または乙女とナイチンゲール
グリーグ:夜想曲
小林純子(P)
QTZ-2005
ガーシュウィン・ニューヨーク・コネクション
ガーシュウィン:3つのプレリュード
コープランド:ピアノの為の4つのブルース
バーンスタイン:4つのアニヴァーサリー
ガーシュウィン:4つのソング・トランスクリプション
バーバー:遠足 Op.20
ジョプリン:4つのピアノ・ラグ
ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー
エリザベス・ヘイズ(P)
QTZ-2011
ブラームス:ピアノ三重奏曲集 Vol.1
ピアノ三重奏曲第1番 ロ長調 Op.8(改訂版)
ピアノ三重奏曲第2番 ハ長調 Op.87
グールド・ピアノ・トリオ
QTZ-2012
ショート・カッツ
ルイス・ティノコ(1969-):ショート・カッツ
カルロス・アゼヴェード(1964-):向日葵
クリストファー・ボックマン(1950-):ムーヴメンツ
 エッセイ VIII
 テナー・サクソフォンの為の「ランプーンズ」
ジョアン・マドゥレイラ(1950-):ループ
マリオ・ラジーニャ(1960-):これはフーガ?
ペドロ・モレイラ(1969-):並んでいる12のトーン
 さよならローラ
ベルナルド・サセッティ(1970-):喫煙地帯
アポロ・サクソフォンQ
ポルトガル出身、または縁のある現在も活躍中の作曲家達によるサクソフォーンのための作品を集めたタイトル。アポロ・サクソフォーン・クヮルテットは1985年にイギリスのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックで結成されたアンサンブル。 
QTZ-2014
テュイレ(1861-1907):室内楽作品集
フルート、オーボエ、クラリネット、
ファゴット、ホルンとピアノの為の六重奏曲
ヴァイオリン、ヴィオラとピアノの為の三重奏曲
コンコルド
BBC響、王立歌劇場管、フィルハーモニア管、ヨーロッパ室内管の首席奏者たちによって結成された団体によるオーストリアの作曲家テュイレの作品集。 
QTZ-2015
永遠の鏡
ハチャトゥリアン:フルート協奏曲(原曲:ヴァイオリン協奏曲)
ホウタフ・カウリー(1967-):永遠の鏡
イーヴェン・スタンコヴィチ(1942-):室内交響曲第3番
ウィザム・ボウスタニー(Fl)
ヴォロディミール・シレンコ(指)
ウクライナ国立SO
QTZ-2016
ヴァイオリンとピアノの為の作品集
ドヴォルザーク:ヴァイオリンとピアノの為のソナチナ.ト長調Op.100
イザイ:ヴァイオリン・ソナタ第4番
松下功(1951-):ヴァイオリンとピアノの為の「時の調べに」
ヴィエニャフスキ:創作主題による変奏曲
佐原敦子(Vn)
ジョン・レネハン(P)
QTZ-2017(2CDR)
エルガー:オラトリオ「使徒たち」Op.49 アンナ・リーズ(S)
ルイーズ・プール(Ms)
アンドルー・ステイプルズ(T)
コリン・キャンベル(Br)
ロバート・ライス(Br)
ロデリック・ウィリアムス(Br)
リチャード・クック(指)
フィルハーモニアO、
カンタベリー合唱協会、
キングズ・スクール室内cho&少女cho、
カンタベリー大聖堂聖歌隊
QTZ-2018
リチャード・ブラックフォード(1954-):亡命者の声[ Voices of Exile ] キャサリン・ウィン=ロジャース(Ms)
グレゴリー・カンデ(T)
ジェラルド・フィンリー(Br)
デイヴィッド・ヒル(指)
フィルハーモニアO、
ロンドン・バッハcho、
ニュー・ロンドン少年少女cho、
QTZ-2020
タワーズ・ザ・ライト
チック・コリア(バックランド編):チルドレンズ・ソング
吉松隆:ファジイバード・ソナタ
ニッキ・アイルス:アルマ・ヴィーナス
グレアム・フィトキン(バックランド編):ネメシス
 ロイ・パウエル:タワーズ・ザ・ライト
ロブ・バックランド(S−Sax/A−Sax)
ピーター・ローソン(P)
シモーネ・レベロ(ヴィブラフォン)
QTZ-2021
ヴァイオリン・リサイタル
ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ ロ長調
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
イタイ・シャピラ(Vn)
ジェレミー・デンク(P)
QTZ-2022(2CDR)
ショパン:夜想曲全集 イスラエラ・マルガリット(P)
QTZ-2023(2CDR)
ヤナーチェク:ピアノ作品全集
主題と変奏(ズデンカ変奏曲)
4つのピアノ小品「霧の中で」
ピアノ・ソナタ「1905年10月1日」
3つのモラヴィア舞曲/
組曲「草陰の小径にて」
マルティーノ・ティリモ(P)
QTZ-2025
アンディ・スコット&デイヴ・ハッセル〜サンド・ダンサー
オトリア・イントロ/ジェリー・ベイビー
カチャーオズ・グイロ
ジャンゴ゚タンゴ/サンド・ダンサー
バングル
ザ・ライト・ザット・フォールズ/モーニン
トゥインクル
マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ
フレヴォ/オトリア
アズ・イット・ハップンド...パート1
パート2/パート3
ティー・フォー・ツー
アンディ・スコット(Sax)
デイヴ・ハッセル(Perc)
QTZ-2027
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番
ト短調BWV.1001(ヴィオラ編曲版/ ハ短調)
無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調BWV.1012(ヴィオラ編曲版/ ト長調)
シャコンヌ(ヴィオラ編曲版/ ト短調)
ロビン・アイルランド(Va)
QTZ-2028
ローベルト・フックス(1847-1927):ピアノ三重奏曲第1番 ハ長調Op.22
ピアノ三重奏曲第2番 変ロ長調Op.72
グールド・ピアノ・トリオ
QTZ-2029
Tracked
マイケル・ナイマン:In Re Don Giovanni
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
アーノルド:スコットランド舞曲
ジョン・ウィリアムズ:シンドラーのリスト
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲 ト短調
アンジェラ・モーリー(1923-):青のワルツ
バーバー:弦楽の為のアダージョ
ガブリエリ:ピアノとフォルテのソナタ
ラター:クレオール・ジャズ
A.R.ラフマーン(1967-):ボンベイ・ドリーム
ドビュッシー:月の光
伝承歌:メリー・ブラックスミス&スリーピー・マギー
ガーシュウィン:前奏曲第2番
バーナード・ハーマン:サイコ
E.ネヴィン:ナルシッサス
マーク・フィンドン:セルパン・ダンス
モンティ:チャルダッシュ
アンディ・フィンドン(Fl、Cl、Sax、リコーダー、笛子、インディアンFl、アイリッシュ・ウィスル、フォークFl、オカリナ、パンの笛)
1956年ロンドン出身のアンディ・フィンドンは王立音楽大学で学んだフルート、クラリネットやサクソフォーンをフルに活用し、スタジオ・プレーヤー、クラシックのアーティストとして多忙を極める演奏家。今回のレコーディングではピッコロからコントラバスまでのフルート族、クラリネット、アルトからバリトンのサクソフォーン、リコーダー、民族楽器など様々な木管楽器を用いて驚異の多重録音を聴かせてくれます。凄まじいテクニックの数々!
QTZ-2030
サントーロ(1919-1989):ラヴ・ソングとポピュラー・ソング、プレリュード
ピアノの為の「パウリスタナス」
ロサナ・ラモサ(S)
マルセロ・ブラトケ(P)
QTZ-2031
ピアソラ:タンゴの歴史
トゥーリオ・ペラモ:カリブの歌*
ロベルト・シエラ:発見の年代記
スティーブン・ゴス:最初のミロンガ、最後のタンゴ*
ヴィラ=ロボス:花の分類
アンナ・ノークス(Fl)
リチャード・ハンド(G)
QTZ-2032
リマインディング
ショスタコーヴィチ(バーリー編):組曲「モスクワのチェリョムーシキ」
シュニトケ:チェロ・ソナタ第1番
 ムジカ・ノスタルジカ
ギヤ・カンチェリ(1935-):With a Smile for Slava
フランギス・アリ=ザデ(1946-):Habil Sajahy
アルヴォ・ペルト(1935-):フラトレス
マティ・クールベルク(1947-):ミーヌトゥス
マシュー・バーリー(Vc)
スティーブン・ド・プレッジ(P)
QTZ-2033
シルエット
リスト:ため息/愛の夢
 ハンガリー狂詩曲第2番 嬰ハ短調
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」〜モンタギュー家とキャピュレット家
ショパン:ワルツ第5番 Op.42
 子守歌 変ニ長調Op.57
メンデルスゾーン
無言歌第1番 ホ長調Op.19b-1「甘い思い出」
ガーシュウィン(アール・ワイルド編):I Got Rhythm によるエチュード
クライスラー(ラフマニノフ編):愛の喜び
ヨーク・ボウエン(1884-1961):ピアノ・ソナタ 変ロ長調Op.160
ウォーレン・メイリー=スミス(P)
QTZ-2035
クリスマス・スピリッツ
E.ピーク編:クリスマス序曲
プロコフィエフ:トロイカ
H.ブレイク:雪男
アンダーソン:そりすべり
チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」より
ハーヴィー編:厳しい真冬に
アンダーソン:クリスマス・フェスティヴァル
ハーヴィー編:きよしこの夜
リムスキー=コルサコフ:ポロネーズ
ハーヴィー編:ディン・ドン・メリリー・オン・ハイ
アイルランド民謡:聖なる子供
ハーヴィー編:まぶねの中で
E.ピーク編:クリスマス・メドレー
ステファン・リース・ヒューズ(Boy-S)
オーウェン・アーウェル・ヒューズ(指)
ウェールズ・ナショナル・ユースO
QTZ-2036
エレジー
ローランド・ロバーツ(1963-):イギリスの悲歌/夏の歌
エルガー:愛の挨拶
リスト:コンソレーション第3番
マスネ:タイスの瞑想曲
バーバー:弦楽の為のアダージョ
ヴィヴァルディ:四季
ローランド・ロバーツ(Vn)
レヴォン・パリキアン(指)
オックスフォード市O
現在はソリスト、作曲家、そしてオックスフォード市管弦楽団のディレクターとして活躍中のヴァイオリニスト、ローランド・ロバーツによる優美な旋律に溢れた作品集。ロバーツは映画やテレビのための作品の作曲、編曲も行っており、「イギリスの悲歌」と併せてBBCラジオ・サフォークの“Pick of the week”に紹介されています。 
QTZ-2037
スティーヴン・ウォーベック(1948-):「ピーター・パン」 ジョン・プライス=ジョーンズ(指)
ノーザン・バレエ・シアターO
「恋におちたシェイクスピア」(1998)でアカデミー賞(作曲・編曲賞ミュージカル・コメディ部門)を獲得。近年では「リトル・ダンサー」、「コレリ大尉のマンドリン」、そして「トゥー・ブラザーズ」の音楽を手がけるなどイギリス・サウザンプトン出身の人気作曲家、スティーヴン・ウォーベックが新たに書き上げた「ピーター・パン」のための音楽!全2幕で展開されていく「ピーター・パン」の音楽はドラマチックで物語の情景が浮かんでくる見事なスコアに仕上がっています。
QTZ-2038
フランダースの野で
グラナドス:嘆きにくれるマハ
プーランク:歌曲集「月並み」
トイヴォ・クーラ(1883-1918):私はじっと火を見つめた
エレイン・ヒュー=ジョーンズ(1927-):無用
  I saw his round mouth's crimson
ウィリアム・デニス=ブラウン(1888-1915):To Gratiana Dancing and Singing
セシル・コール(1888-1918):べネディクション
ベルトルト・ゴルトシュミット(1903-1996):雲
アンソニー・ペイン(1936-):アドルストロップ
アイヴズ:グランチェスター
 フランダースの野で
 彼は戦場に/トムが船出する
フィオナ・キム(Ms)
アンドルー・ボール(P)
QTZ-2039
サン=サーンス:チェロの為の作品集
チェロ協奏曲第1番 イ短調 Op.33
チェロ・ソナタ第1番 ハ短調 Op.32
組曲「動物の謝肉祭」〜白鳥
チェロ協奏曲第2番 ニ短調 Op.119
ジェイミー・ウォルトン(Vc)
アレックス・ブリガー(指)
フィルハーモニアO
ダニエル・グリムウッド(P)
QTZ-2040
ショパン:24の前奏曲 Op.28
夜想曲 ハ短調 Op.48-1/
バラード第4番 ヘ短調 Op.52
スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
リル・ウィリアムズ(P)
QTZ-2041
ロイヤル・セレブレーションの為の音楽
ウォルトン:組曲「ヘンリー5世」
ヘンデル:「水上の音楽」より
フィンジ:ロマンス
P.M.デイヴィス:Farewell to Stromness
エルガー:セレナード
グリーグ:「2つの悲しき旋律」〜過ぎし春
アルビノーニ:オーボエ協奏曲ニ短調 Op.9-2〜Adagio
グレチャニノフ:クリード
バッハ:コラール「いざ来たれ異教徒の救い主よ」
ブリテン編曲:イギリス国歌
A.ホディノット:祝典の為のファンファーレ
ゴードン・ハント(Ob)
エカテリーナ・セメンチュク(Ms)
クリストファー・ウォーレン=グリーン(指)
フィルハーモニアO
聖ジョージ・チャペル聖歌隊
QTZ-2042
ブラームス:三重奏曲集 Vol.2
ホルン三重奏曲 変ホ長調Op.40/
ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調Op.101/
クラリネット三重奏曲 イ短調Op.114
デイヴィッド・パイアット(Hrn)
ロバート・プレーン(Cl)
グールド・ピアノ・トリオ
QTZ-2045
(1CDR+DVD)
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.77
ヴァイオリン・ソナタOp.134
ルース・パーマー(Vn)、
ベンジャミン・ウォルフィッシュ(指)
フィルハーモニアO、
アレクセイ・グルニュク(P)
ルース・パルマーは、グァルネリ・デル・ジェス1737「Turkish」のヴァイオリンを駆使するイギリスの若き女流ヴァイオリン奏者。このショスタコーヴィチ・アルバムがイギリスのクラシカル・ブリット・アウォード2007にノミネートされるなど、ルース・パーマーの名前と存在は急速に注目を集めている。DVD-Videoにはフェリクス・アンドリエフスキによるレッスン風景、イリーナ・ショスタコーヴィチとの対談が約30分収録されている。
※DVDはPAL方式となります。予めご了承下さい。
QTZ-2046
リチャード・ブラックフォード(1954-):完全なる鏡 イン・ファン(S)
ボー・スコウフス(Br)
リチャード・ブラックフォード(指)
ボーンマス・シンフォニエッタ、
ボーンマス・シンフォニーcho
バラード・レーン・プレパラトリー・スクールcho
QTZ-2047(2CDR)
バッハ:管弦楽組曲第2番 ロ短調BWV.1067
オーボエ・ダモーレ協奏曲 イ長調BWV.1055
オーボエとヴァイオリンの為の協奏曲 ニ短調BWV.1060
2つのヴァイオリンの為の協奏曲 ニ短調BWV.1043
ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調BWV.1047
ブランデンブルク協奏曲第4番 ト長調BWV.1049
ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調BWV.1050
カンタータ第208番「羊は安らかに草をはみ」BWV.208
カンタータ第147番「主よ人の望みの喜びよ」BWV.147
ロンドン・コンコルド・アンサンブル
QTZ-2048
ドビュッシー:小組曲
昔のロス伯爵家の人々の行進曲
6つの古代の墓碑銘/交響曲ロ短調
交響詩《海》
ピアノ・フォー・ハンズ
「ピアノ・フォー・ハンズ」は、イギリスの王立音楽院でクリストファー・エルトン、ピアーズ・レーンに学んだジョセフ・トングと長谷川和香によるデュオ。2003年東京国際ピアノデュオコンクールでは3位に入賞するなど、今後の活躍が期待されています。
QTZ-2049
ベンジャミン・ウォルフィッシュ(1979-):作品集
エスケイプ・ヴェロシティ
コンチェルティーノ
スペクトラ/スピード/トリオ
レクイエム/インパルス/夜想曲
マイケル・コリンズ(Cl)
ベンジャミン・ウォルフィッシュ(指)
オランダ放送PO
セント・ジョンズO
グールド・ピアノ・トリオ
ヨークII /他
QTZ-2050
バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第1番ト長調BWV.1027
第2番ニ長調BWV.1028
第3番ト短調BWV.1029、シャコンヌ
井上祐子(Va)、キャスロン・スタロック(P)
英国王立音楽院の教授の任にあり、1852年フランス製のJ・B・ヴィオームのヴィオラを駆使してイギリスを拠点に活躍中の井上祐子によるバッハ・アルバム。解説は井上祐子自身によるものであり、このアルバムは制作のきっかけを与えてくれた両親へ捧げられています。(ブックレットには日本語解説&プロフィールが掲載)
QTZ 2051
バッハ(エシュパイ編曲):ゴルトベルク変奏曲BWV.988(木管四重奏版) ホームカミング木管アンサンブル
旧ソ連の奇才アンドレイ・エシュパイの手によって新たな姿へと変貌を遂げた永遠の名曲「ゴルトベルク変奏曲」!1997年から活動を始めたホームカミング木管アンサンブルは、ロシアとドイツの演奏家によるオーボエ、イングリッシュ・ホルン、ファゴットという一風変わった編成による木管アンサンブルです。
QTZ-2052
マリアン・モゼティチ(1948-):Affairs of the Heart
エレナ・ランゲル(1974-):プラッチ*
シュニトケ:ヴァイオリン,チェロとヴィオラの為の協奏曲
エド・ベネット:Sometimes It Rains
ロマン・ミンツ(Vn)
マキシム・リサノフ(Va)
クリスティーネ・ブラウマーネ(Vc)
マイケル・トムズ(指)
ニュー・プラハ・フィルハーモニア、
西カザフスタンPO
QTZ-2053
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調Op.40
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調Op.19、ヴォカリーズ
ボリス・アンドリアノフ(Vc)、
レム・ウラシン(P)
20世紀ロシアの2大チェロ・ソナタに挑むのは、1998年に開催された第11回チャイコフスキー国際コンクールで3位に入賞するなど活発な活動を展開しているロシアの新星アンドリアノフ。アンドリアノフはズービン・メータから賞賛を受けるなど、今後の飛躍が期待されるアーティストで、今回のリリースがデビュー盤。

QTZ-2054(3CDR)
ブラームス:交響曲全集、
ハイドンの主題による変奏曲、
大学祝典序曲、悲劇的序曲Op.81
オーウェン・アーウェル・ヒューズ(指)
シュトゥットガルトPO
2003年からロイヤル・フィルの指揮者陣にもその名を連ねているイギリスの指揮者アーウェル・ヒューズ。クナッパーブッシュやアーベントロート、シューリヒトらの下で演奏を重ねてきた古豪シュトゥットガルト・フィルとのブラームス全集は、弦楽器セクションの分厚い響きとストレートなアプローチが印象的な好演奏に仕上がっています。  
QTZ-2055
イン・クァルテット・プレイズ・ライフミュージックII
ネッド・ローレム(1923-):ユナイテッド・ステイツ
アウグスタ・リード・トーマス(1964-):日の出の鷲
チェン・イ(1953-):カンザス・シティの中国人の
ニューイヤー・コンサート
ジェニファー・ヒグドン(1962-):サザン・ハーモニー
ウィリアム・ボルコム(1938-):3つのラグ
インSQ
QTZ-2056
アーノルド:三銃士(ジョン・ラングスタッフの編曲とオーケストレーションによる) ジョン・プライス=ジョーンズ(指)
ノーザン・バレエ・シアター
デヴィッド・ニクソンの振り付けによる舞台作品「三銃士」のためにアーノルドの交響曲や舞曲、映画音楽などから再構成を行ったもの。舞台映像は無くともアーノルドのダイジェストとして存分に楽しむことが出来ます。
QTZ-2057
バーバー:チェロ・ソナタOp.6/グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調Op.36/マルティヌー:スロヴァキアの主題による変奏曲 クリスティーヌ・ブラウマネ(Vc)
ヤコブ・カツネルソン(P)

録音:2007年3月19日〜21日
バルト海の小国ラトヴィアの首都リガで音楽一家に生まれたクリスティーヌ・ブラウマネ。22歳という若さでアムステルダム・シンフォニエッタの主席チェロ奏者に就任。カメラータ・バルティカではゲスト・リーダーを務めるなど今が旬の女流チェリスト。バーバー、グリーグ、マルティヌーという意欲十分のプログラムも大器の証明と言えるでしょう。
QTZ-2058
ダニエル・パールのための歌
デイヴィッド・ヒース(1956−):ダニエル・パールのための歌/モロッコ幻想曲/真実があなたを自由にする/ピアノ協奏曲《情熱》より 緩序楽章/ケルト/ゴットリーブ/憎しみに勝てるのは愛だけ/J・コルトレーン(ヒース編):ナイマ/自由の展望/エルガー(ヒース編):希望と栄光の国/ダニエル・パールのための悲歌
ジョン・アンダーソン(Ob)、
アンドルー・ルーカス(Org)、
サイモン・ハラーム(Sax)、
チャールズ・ハーツェルウッド(指)
BBCコンサートO、
デヴィッド・ヒース(FL&P&指)、他
ジョン・コルトレーンとマイルス・デイヴィスの音楽を自らの基盤として1975年から作曲を始めたデイヴィッド・ヒースの作品集。アルバムの最初と最後に収録された「歌」と「悲歌」は、2002年にパキスタンで誘拐され命を落としたウォールストリート・ジャーナルの記者ダニエル・パールに捧げられている。ジャンルの枠にとらわれないヒースの作風が印象的。
QTZ-2059
セレーネ〜オルガンのための作品集
バッハ:G線上のアリア/クープラン:ティエルス・アン・ターユ/ブラームス:コラール前奏曲《一輪のばらが咲いて》/バッハ:コラール《われらは汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ》/フランク:前奏曲/アルビノーニ:アダージョ ト短調/ボザ:アリア/バッハ:シシリアーナ/ブラームス:コラール前奏曲《わが心の切なる喜び》/バッハ:アダージョ イ短調/カッチーニ:アヴェ・マリア/マルチェロ:アダージョ/オレグ・ヤンチェンコ:瞑想曲
スヴェトラーナ・ベレズナヤ(Org)
スヴェトラーナ・ベレズナヤは、ロシアのカフカス・ミネラリニエボディ・ステイト・フィルハーモニックでゼネラル・マネージャーとオルガン奏者を兼任している女流アーティスト。このオルガン作品集には、バッハやブラームスからボザなど幅広い時代の小品が13作品収録されています。
QTZ-2060
クセーニャ・バシュメット
バッハ:ピアノ協奏曲第1番
シュニトケ:ピアノと弦楽のための協奏曲
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番Op.35*
クセーニャ・バシュメット(P)、
ユーリ・バシュメット(指)
モスクワ・ソロイスツ合奏団、
ウラティスラフ・ラヴリク(Tp)*

録音:2005年7月
ロシアのカリスマ父娘、衝撃の共演盤!モスクワ音楽院とグネーシン音楽大学で研鑽を積んだ1980年生まれの女流ピアニスト、クセーニャ・バシュメットのデビュー・アルバム。しかもこのクセーニャ・バシュメットは名前からも一目瞭然、ロシアが生んだ世界最高のヴィオラ奏者ユーリ・バシュメットの愛娘です。デビュー・タイトルが実父の指揮とヴォルトゥオーソ集団モスクワ・ソロイスツとの共演というのですから自然と期待が高まります。クセーニャ・バシュメットはこれまでにもユーリ・バシュメット&モスクワ・ソロイスツの来日公演に同行するなど、日本での演奏も経験あり。
QTZ-2061
グリーグ:ピアノ作品集
ホルベルグ組曲/詩的音画集Op.3
抒情小曲集より
カーチャ・アペキシェワ(P)

録音:2007年8月
情感豊かなグリーグを奏でているカーチャ・アペキシェワは、グネーシン音楽院、エルサレム・ルービンアカデミー、ロンドンの王立音楽院で研鑽を積んだモスクワ生まれの女流ピアニスト。ソリストとしては、エルサレム響、ロンドン・フィル、モスクワ・フィルなどと共演を行い、1996年のリーズ国際ピアノ・コンクールでは6位入賞を果たすなど確実なキャリアアップを遂げています。
QTZ-2062
エキソダス[I-VI] ポール・ダンモール(ソプラノSax)
ロマン・ミンツ(Vn)
QTZ-2063
テレマン:12の幻想曲 エリザベス・ウォーカー(Fl)
エリザベス・ウォーカーは、イギリスではナンシー・ハッデンとスティーヴン・プレストン、ハーグではウィルベルト・ハーツェルツェットにモダン・フルートとバロック・フルートを学んだイギリスの女流フルーティスト。ニュー・ロンドン・コンソートのレコーディング参加やBBC響、シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアにゲスト奏者に招かれるなど、モダンとピリオドを駆使するフルート奏者として活躍しています。
QTZ-2064(2CDR)
エッセンシャル・エイナウディ
エイナウディ:波、ディエトロ・カーサ、
希望の扉、アンダーレ、マンデイ、
フライ、ウノ、バラ、秘められた力、
プリマヴェーラ、リトナーレ、白い雲、
朝の、レスタ・コン・ミ、炎、DNA、
カム・ウン・フィオーレ、ドルチェ・ドロガ、
レオ、黒雲、クエスタ・ヴォルタ、オーラ
ジェレミー・リム(P)
癒しの空間。エイナウディの音楽。映画音楽や舞台音楽の作曲家として大成功を収めてきたイタリアの作曲家兼ピアニスト、ルドヴィコ・エイナウディのピアノ作品集。シンプル、静寂、優しさ、憂鬱・・・。シメオン・テン・ホルトの「カント・オスティナート」のような癒しの空間がこのエイナウディのピアノにも確かに存在する。エイナウディの美しく儚いピアノのメロディに身を委ねるのもまた一興。
このタイトルは通常プレスのCDです。
QTZ-2065
ラトヴィアの合唱作品集
エセンヴァルズ編:アメイジング・グレイス、
 ドロップ・イン・ザ・オーシャン、
ヴァスクス:Ziles Zina、
 Lidzenuma ainavas*、
デュブラ
:天はよろこび、
ピュース:ガイスメナ・アウサ、
マスカッツ:真夏の歌、
エセンヴァルズ編:雨、降り止め
ギドン・クレーメル(Vn)*、
マルタ・スドラバ(Vc)*、
マリス・シルマイス(指)
カメール・ユースcho、
アルテラ・ヴェリタス・アンサンブル
ラトヴィアのchoとクレーメル!カメール・ユースchoは、合唱指揮者マリス・シルマイスにより1990年に創設された合唱王国ラトヴィアが期待を懸ける混声cho。ドイツのレーベル"Solo Musica"からのタイトルではチェリストのユリウス・ベルガーとの共演を行っていたが、ここでは巨匠ギドン・クレーメルが録音に参加!大物奏者の突然の登場もこのレーベルならではの魅力。
QTZ-2066
ナザレ:ピアノ作品集
ブレジェイロ/パッサーロ・エン・フェスタ
テネブローズ/頑張れカバキーニョ
コンフィデンシャス/サランベーキ/トラベッス
感じる心/オデオン/エポニーナ/クバノス
クレ・エ・エスペラ/フォン=フォン/ヴェスパー
ファセイラ/バトゥーキ/アメノ・レゼダ
マルセロ・ブラトケ(P)
ナザレの音楽への想いが込められたブラトケの演奏には、同じブラジル人だからこそ表現できる感動と楽しさがあふれています。
QTZ-2067(3CDR)
ブラームス:三重奏曲全集
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8(改訂版)
 同第2番ハ長調Op.87/
ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40*
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101
クラリネット三重奏曲イ短調Op.114#
ピアノ三重奏曲イ長調Op.post
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8(初稿版)
グールド・ピアノ・トリオ、
デイヴィッド・パイアット(Hrn)*、
ロバート・プレーン(Cl)#
結成以来、エジンバラ音楽祭、スポレート音楽祭、BBCプロムスなどの音楽祭から招待を受け続けるなど、急成長を遂げたイギリスのピアノ三重奏団グールド・ピアノ・トリオのブラームス完結編。
QTZ-2068
シューベルト:ピアノ・デュエット集
アレグロ イ短調D.947「人生の嵐」
ロンド イ長調D.951/幻想曲ヘ短調D.940
8つの変奏曲変イ長調D.813
ピアノ・フォー・ハンズ〔長谷川和香(P)、ジョセフ・トング(P)〕
ロンドンの王立音楽院でクリストファー・エルトンとピアーズ・レーンからピアノを学んだ長谷川和香とジョセフ・トングのピアノ・デュオ、"ピアノ・フォー・ハンズ"のセカンド・アルバム。"ピアノ・フォー・ハンズ"は、コンサート活動だけでなくブリストル国際ピアノ・デュオ・フェスティヴァルの芸術監督に就任するなど活躍の場を広げています。今回のシューベルトでは、前作ドビュッシー(QTZ-2048)以上に息の合ったコンビネーションを披露。
QTZ-2069
ナイマン:ピアノ・コレクション
楽しみを希う心/アトラクション・オブ・ザ・ペダリング・アンクル/翌日/フランクリン/オデッサのビーチ/教室/愛の日記/すべて不完全なるもの/アンネの日記〜ホワイ?、イフ/出発/フリング/ナディア/ロスト・アンド・ファウンド/あの時芽生えた気持ち/変化/ジャック/蝋燭の灯/デジタル・トラジェディ/ビッグ・マイ・シークレット/愛/デビー/ビル
クセーニャ・バシュメット(P)
偉大なる父ユーリ・バシュメットとモスクワ・ソロイスツとの共演でレコーディング・デビューを飾ったクセーニャ・バシュメット。バッハやショスタコーヴィチ、シュニトケの協奏曲を弾いたデビュー盤(QTZ 2068)に続く2枚目のリリース。名作「ピアノ・レッスン」や「ガタカ」、「エネミー・ゼロ」などの映画のために作曲されたナイマンのピアノ作品を、クセーニャが1音1音丁寧に築きます。
QTZ-2071
ブラームス&リスト
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35(第2巻)、
 ピアノ・ソナタ第1番ハ長調Op.1
リスト:葬送、アヴェ・マリア、
 ペトラルカのソネット第104番、タランテラ
グレース・フランシス(P)
グレース・フランシスは、メニューイン・スクールでイリーナ・ザリツカヤに学び、内田光子からは「グレース・フランシスは輝かしいピアニストだ」という賛辞を贈られた東ロンドン出身の女流ピアニスト。ハイドンからカール・ヴァイン、コリン・マクフィーまでという広いレパートリーを持つフランシスは活動範囲も広く、デビュー・アルバムとなるこのブラームス&リストは、英ミュージカル・オピニオン・クラシカル・ミュージック・マガジンで5つ星に輝いています。
QTZ-2072
秘めごと〜愛の歌とアリア
ヴェルディ:ストルネッロ
ベッリーニ:優雅な月よ
ラフマニノフ:ねずみ取りの男、
 ここは素晴らしい場所、私の窓辺に、
 僕の胸はこんなにも痛み
R・シュトラウス:アモール、
 花束を編みたかった、ささやけ愛らしいミルテ
フォーレ:ネル、秘めごと/エリン:白夜
イワノワ:大きな波/ベン・ハイム:私は鈴蘭
ヘンデル:極みなき喜び、限りない愛
モーツァルト:愛の喜びは露と消え
プッチーニ:ドレッタの夢
グノー:私は夢に生きたい
イローナ・ドムニチ(S)、マルク・フェルテル(P)
イローナ・ドムニチは、サンクトペテルブルク音楽院、エルサレム音楽院で研鑽を積み、現在はイギリスの名ソプラノ、ジョーン・ロジャースに師事しているロシア生まれのソプラノ歌手。イタリア、ロシアのアリアと歌曲やベン=ハイムやベンジャミン・エリン(1980−)などの近現代作品を組み合わせるなど意欲的なプログラム構成も魅力。
QTZ-2073
ダンカン&バーンウェル:シンデレラ・オン・アイス セルゲイ・スクリプカ(指)
モスクワ・ステイト・シネマ・オーケストラ
ティム・ダンカンとエドワード・バーンウェルの共作で作曲されたアイススケート・ショー、「シンデレラ・オン・アイス」のための音楽を収録したサウンドトラック。リンク上を舞うスケーターたちの姿が想像できるドラマチックな音楽です。
QTZ-2074
ヴィラ=ロボス:ピアノ作品全集Vol.1
壊れたオルゴール/シランディーニャ
シランダス
マルセロ・ブラトケ(P)

録音:2009年6月
"ブラジルのショパン"の異名を持つナザレのピアノ作品を熱く愉しく聴かせてくれたブラジルのトップ・ピアニスト、マルセロ・ブラトケが"ブラジル風バッハ"の作曲者ヴィラ=ロボスのピアノ作品全集をスタート!ブラトケは現在"ヴィラ=ロボス・ワールドワイド・プロジェクト"に取り組んでおり、ヴィラ=ロボスが「ブラジル風バッハ」だけの作曲家ではないという事実を自身のピアノで世界へと発信し続けています。
QTZ-2075
エヴィオルーション
オルティス:楽節装飾論(1553)より
カベソン:フォーブルドン
フェッラボスコ:ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ、リラ・ヴァイオルのためのレッスン集
サント=コロンブ:シャコンヌ
ド・マシュイ:ヴィオール小品集
テレマン:「忠実な音楽の師」〜アダージョ、アレグロ
アーベル:アレグロ(ソナタ ニ短調より)
フェルナンド・マリン(ビウエラ・デ・アルコ&リラ・ヴァイオル&ヴィオラ・ダ・ガンバ)
擦弦系ピリオド楽器の饗宴"エヴィオルーション"は、ピリオド楽器が栄華を極めた時代へのオマージュ・アルバム。ビウエラ・デ・アルコ、リラ・ヴァイオル、ヴィオラ・ダ・ガンバ(7弦)を弾き分けるフェルナンド・マリンは、スペインのアリカンテ出身で巨匠ヴィーラント・クイケンに師事したガンビスト。スペイン古楽界に現れた異才が繰り広げる擦弦系ピリオド楽器の宴 ――。古楽ファン、要チェック!
※QTZ-2075は通常のCDプレス盤となります。
QTZ-2076
草かげの小径にて
シューマン:森の情景Op.82
マクダウェル:森のスケッチOp.51
ヤナーチェク:草かげの小径にて
リチャード・サクセル(P)

録音:2009年4月22日−24日
クリフォード・ベンソン、マイケル・デュセックに師事した英国のコンサート・ピアニスト、リチャード・サクセル(1974−)。この"森"をテーマとしたピアノ作品集では、シューマン、マクダウェル、ヤナーチェクという国も時代もスタイルも違う作曲家の作品の大胆に組み合わせており、知られざるピアノ作品の紹介に情熱を注ぐサクセルのアイディアが光ります。
QTZ-2077
ブラームス:ピアノ作品集
2つのラプソディOp.79/7つの幻想曲Op.116
4つのピノ小品Op.119
アレクサンドル・コブリン(P)

録音:リード・センター(カンザス・シティ)&グリンカ・ミュージアム(モスクワ)でのライヴ
ネイガウスの高弟レフ・ナウモフ(1925−2005)の愛弟子であり、1999年のブゾーニ国際ピアノコンクール優勝、2000年のショパン国際ピアノコンクール第3位、2003年の浜松国際ピアノコンクール第2位(最高位)、2005年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝など、数々の栄冠に輝いてきたロシアのピアニスト、アレクサンドル・コブリンがイギリスの"クォーツ(Quartz)"からライヴ・レコーディングを発表!世界規模での活躍に比べてレコーディングの数が少なかったコブリンだが、独特の感性、陰影を漂わせるこのブラームスには、"若き天才"から脱皮したコブリンのピアニズムが存在します。
QTZ-2079(1CDR)
バーバー:歌曲集
過ぎゆきしものの歌Op.27
ヌヴォレッタOp.25/3つの歌Op.10
4つの歌Op.13/恨みと沈黙Op.41
隠者の歌Op.29
グウェネス=アン・ジェファーズ(S)、
スティーヴン・デ・プレッジ(P)
METでも活躍したコントラルト、ルイーザ・ホーマーを叔母に持ち、自らも優秀なバリトン歌手だったサミュエル・バーバー(1910−1981)の歌曲集。ウェールズ・ナショナル・オペラ、ケルン歌劇場をはじめヨーロッパ各地で大活躍中のイギリス人ソプラノ、グウェネス=アン・ジェファーズのハイレベルの歌唱力に感心。
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
QTZ-2080
ボリス・アンドリアノフ〜アローン
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタOp.8
シチェドリン:ロシア断章
ソッリマ:レイム、アローン
シュニトケ:即興曲/カザルス:鳥の歌
ボリス・アンドリアノフ(Vc)
ボリス・アンドリアノフは、1998年の第11回チャイコフスキー国際コンクール第3位、アントニオ・ヤニグロ国際チェロ・コンクール第1位&特別賞受賞という実績を持ち、2009年には若くしてモスクワ音楽院の教授に就任した1976年生まれのロシアのチェリスト。2010年の来日公演でも喝采を浴びたアンドリアノフ。コダーイの「無伴奏チェロ組曲」で独自の世界観を創り出すことのできる腕前は一級品です。
QTZ-2083
バッハ&シュニトケ
バッハ(アリハノワ&ブルガコフ編):協奏曲ニ短調BWV.1043(フルート、オーボエ&弦楽版)
シュニトケ(サフロノフ編):ハイドン風モーツァルト(フルート、オーボエ&弦楽版)
シュニトケ:合奏協奏曲第1番(フルート、オーボエ、チェンバロ&プリペアド・ピアノ版)
マリア・アリハノワ(Fl)、
ディミトリ・ブルガコフ(Ob)、
ミシャ・ラフレフスキ(指)クレムリン室内O
ロシアのアーティストたちによる大バッハとシュニトケ、ドイツ・バロックと20世紀ロシアの協奏作品集。バッハの「協奏曲」、シュニトケの「合奏協奏曲第1番」では"2本のヴァイオリン"を"フルートとオーボエ"に置き換えており、ガラリと変わる響きとアイディアがユニーク。2010年6月の録音。

QTZ-2084
バッハ:組曲イ短調BWV.818a
カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV.992
3声のシンフォニアBWV.787−801
前奏曲とフーガ.ロ短調BWV.544(リスト編)
ヤコフ・カツネルソン(P)
※シュタイングレーバー・コンサートグランドE-272
ヤコフ・カツネルソンは、エリソ・ヴィルサラーゼの下でピアノを学び、アシスタントとしても経験を積んだ1976年モスクワ生まれのピアニスト。ドイツ、バイロイトのシュタイングレーバー・ハウスでレコーディングが行われたバッハは、カツネルソンの音楽性、安定感のあるテクニックと、やわらかく温もりのあるシュタイングレーバーの音色が調和された秀演です。ドイツの銘器シュタイングレーバーのサウンドを、ロシアのホープが演奏する大バッハの音楽で。

QTZ-2089
ラフマニノフ:楽興の時Op.16
メトネル:ピアノ・ソナタ ト短調Op.22
スクリャービン:幻想曲ロ短調Op.28
リャプノフ:12の超絶技巧練習曲〜子守歌/妖精の踊り/嵐
楠千里(P)

録音:2010年10月
ドイツのデュせルドルフで生まれ、現在はイギリスを拠点として活動する日本人ピアニスト、楠 千里が弾くロシアのピアノ作品集。
オックスフォード大学、英国王立音楽院でピアノを学んだ楠 千里は、ハイペリオンでもお馴染みのロシア音楽の名手ヘイミッシュ・ミルンにも師事しており、ロシア音楽の演奏、解釈には定評があります。
QTZ-2085
マルシス:室内オーケストラのための作品集
クラリネットと室内オーケストラのための協奏曲
裂かれた沈黙
ヴィオラと室内オーケストラのための協奏曲「永遠の記憶」
ミルキィ・ウェイ
フルートと室内オーケストラのための協奏曲第1番「荒野で叫ぶ者の声」
ロゲル・アルヴェ・ヴィグルフ(Cl)、
ハルトムート・ローデ(Va)、
カミラ・オイテンガ(Fl)、
ロベルタス・セルヴェニカス(指)
リトアニア室内O
バルト三国の1つ、リトアニア共和国の作曲家アルヴィダス・マルシス(1957−)の協奏曲と室内オーケストラのための作品集。近現代のリトアニア音楽有数の傑作と位置付けられている「フルート協奏曲」などには、コンテンポラリーやアヴァンギャルドといった単語では括れないマルシス独特の世界が存在します。
QTZ-2088
マッケイブ:ピアノ作品集
アポン・エンタリング・ア・ペインティング(世界初録音)
「エドワード2世」より 2つの情景(世界初録音)
バス・ダンス/ガウディ
ソナタ(世界初録音)
ピアノ・フォー・ハンズ
〔ジョセフ・トング(P)、長谷川和香(P)〕

録音:2010年12月
英グラモフォン誌で高評価を受けたイギリスのピアノ・デュオ、ピアノ・フォー・ハンズ(Piano 4 Hands)のクォーツ(Quartz)第3弾は、現代イギリスの重鎮作曲家ジョン・マッケイブ(1939−)の4手連弾集。ジョン・マッケイブの世界初録音となる4手連弾作品を、ピアノ・フォー・ハンズが絶妙のコンビネーションで披露。近現代作品への造詣の深さ、4手連弾のレパートリー発掘への積極的な姿勢が伝わります。
QTZ-2090
エディ・モラ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番「リトラトX」*
弦楽四重奏曲第2番*
弦楽四重奏曲第3番「JAM」*
スーラ**/ヨランダのためのスケッチ***
ラテンアメリカQ*、
コスタリカ・エレディアSO**、
ユニバーシティ・コンテンポラリー・アンサンブル***、
エディ・モラ(指)**
北中米コスタリカの作曲家エディ・モラ(1965−)はカステラ音楽院、チャイコフスキー音楽院で研鑽を積み、大西洋を横断しラテンアメリカの文化や音楽の美的感覚を養ってきた。現在はエレディアの市立SO、コスタリカ大学美術学部の学部長の芸術監督を務め、現代アンサンブルのメンバーとしても活躍するエディ・モラの感性が光る、弦楽四重奏曲集。
QTZ-2091
(1CDR+DVD)
グラント・フォスター:組曲「ドバイの真珠」
レディング獄舎のバラッド
ミラ・イェヴティチ(P)、
セルゲイ・ロルドゥギン(Vc)、
アンドルー・グッドウィン(T)、
ザウルベク・ググカエフ(指)ノーヴァヤ・ロシアSO、
エルミタージュSO、ベラルーシSO

録音:2011年−2012年
オーストラリア、シドニー出身の作曲家グラント・フォスターの管弦楽作品集。「ドバイの真珠」は、ロシアの皇帝ニコライの末娘アナスタシアの物語を題材とした作品。ノーヴァヤ・ロシア響やエルミタージュ響、ベラルーシ響が起用されており、マイナー・オーケストラ・ファンにもおススメ。

QTZ-2092
ヴィラ=ロボス:ピアノ作品全集Vol.2
ブラジル風バッハ第4番
カボークロの伝説
ショーロ第5番「ブラジルの魂」
ブラジルの詩
マルセロ・ブラトケ(P)

録音:2010年4月
クラシックからジャズまで幅広いジャンルで活躍するブラジルのピアニスト、マルセロ・ブラトキが取り組んでいる母国の巨匠エイトール・ヴィラ=ロボス(1887−1959)のピアノ作品全集第2巻。「ブラジル風バッハ第4番」の「アリア」での歌い方、続く「踊り」でのリズム感は、やはりブラジルのピアニストならではの表現力。ピアノと音楽の双方がしっかりと結びついた演奏です。
QTZ-2096
ヴィラ=ロボス:ピアノ作品全集Vol.3
赤ちゃんの一族 第1組曲「お人形たち」
子供の組曲第1番/子供の組曲第2番
フランセットとピア/子供の謝肉祭オリオンの3つ星
マルセロ・ブラトケ(P)

録音:2012年4月
クラシックからジャズまで幅広いジャンルで活躍するブラジルのピアニスト、マルセロ・ブラトキが取り組む、エイトール・ヴィラ=ロボス(1887−1959)のピアノ作品全集。第3巻は、初心者向けの作品や子供を題材にしたプログラムで構成されており、長年音楽教育に携わったヴィラ=ロボスの功績も窺い知れるプログラム。
QTZ-2097
夢と祈り
ゴリホフ:盲イサークの夢と祈り
オレアリー:サウンド・シェイプスU
ロス:クレズマー・クラリネット,バス・クラリネットと弦楽四重奏のためのクラリネット五重奏曲
ポール・ロー(Cl)、コンテンポSQ

録音:2010年5月23日−25日
アイルランドのゴールウェイ音楽財団の設立10周年を祝した、クラリネットと弦楽四重奏のための近現代作品集。グラミー賞受賞の経歴を持つアルゼンチンの作曲家、オスバルド・ゴリホフ(1960−)らの作品は、室内楽とクレズマーを1つにした意欲作。財団専属の若手SQであるコンテンポSQと、アイルランド国立SOで首席クラリネット奏者を務めるポール・ローが奏でます。
QTZ-2098
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタニ長調第37番 Hob.XVI−37
ピアノ・ソナタホ短調第34番 Hob.XVI−34
ピアノ・ソナタ変ホ短調第32番 Hob.XVI−32
ピアノ・ソナタ変ホ長調第52番 Hob.XVI−52
アンダンテと変奏曲ヘ短調 Hob.XVII-6
アレクサンダー・コブリン(P)

録音:2010年12月3日−6日
ネイガウスの高弟レフ・ナウモフ(1925−2005)の愛弟子であり、1999年のブゾーニ国際ピアノコンクール優勝、2000年のショパン国際ピアノコンクール第3位、2003年の浜松国際ピアノコンクール第2位(最高位)、2005年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝など、輝かしい経歴を持つロシアのピアニスト、アレクサンドル・コブリン。前作のブラームスからプログラムはウィーン古典派へ。ハイドンのシンプルな音列が、コブリンの軽やかな美音を更に際立たせています。
QTZ-2099
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲 Op.42
 ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36
グレース・フランシス(P)

録音:2012年6月14−16日
東ロンドン出身の女流ピアニスト、グレース・フランシス。メニューイン・スクールでイリーナ・ザリツカヤに師事し、内田光子からは "輝かしいピアニスト" と賛辞を贈られました。デビュー・アルバムのブラームス&リストは、英ミュージカル・オピニオン・クラシカル・ミュージック・マガジンで5つ星に輝いた。ハイドンからコリン・マクフィーまで幅広いレパートリーを持つフランシスの新録音は、ムソルグスキー&ラフマニノフ。温厚なタッチで、ムソルグスキーの代表作「展覧会の絵」を描きます。
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


QTZ-2100
スコルダトゥーラ
フェッラボスコ2世:「リラ・ヴァイオルのためのレッスン集」〜第17番、第19番
フィレンツェ:セント・ダムール
フェッラボスコ2世:「リラ・ヴァイオルのためのレッスン集」〜第8番、第9番
ウェルガス写本:メンテ・プラ
ガブリエリ:リチェルカーレ第6番、第7番
バッハ:組曲第5番
フェルナンド・マリン(リラ・ダ・ガンバ/ヴィエラ/バロックVC)

録音:2012年6月24−27日
ピリオド楽器が栄華を極めた時代へのオマージュ・アルバム"スコルダトゥーラ"。リラ・ダ・ガンバ、ヴィエラ、バロック・チェロを弾き分けるフェルナンド・マリンは、スペインのアリカンテ出身で巨匠ヴィーラント・クイケンに師事したガンビストです。バロック期にしばしば奏された変則的な調弦法スコルダトゥーラを用いた、擦弦系ピリオド楽器の音色は要注目です!
QTZ-2101
子守歌
レスピーギ:ノットゥルノ
ショパン:子守歌 Op.57
ショスタコーヴィチ:子守歌
チャイコフスキー(ラフマニノフ編):子守歌 Op.16-1
リスト:ゆりかごの歌
バタゴフ:子守歌
ドビュッシー:象の子守歌
シルヴェストロフ:子守歌
デシャトニコフ:子守歌
シルヴェストロフ:ベネディクトゥス
シューマン:眠りの歌 Op.124-16
ポリーナ・オセチンスカヤ(P)

録音:2013年4月28日−30日
ショパンやドビュッシー、ショスタコーヴィチなどピアノ・レパートリーでは欠かせない作曲家達の「子守歌」を集めた作品集。ウクライナ出身の天才ピアニスト、ポリーナ・オセチンスカヤの色彩感豊かな表現力が光る。
QTZ-2102(2CDR)
グラス:ピアノ作品集
「グラスワークス」〜オープニング
「めぐりあう時間たち」より
トリロジー・ソナタ
メタモルフォージスT〜X
モダン・ラヴ・ワルツ
ジェレミー・リム(P)

録音:2011年6月15日
ルドヴィコ・エイナウディの「ピアノ作品集」(QTZ 2064)では、穏やかな波の如くゆらめく音楽を美しく奏でてくれたイギリスのピアニスト、ジェレミー・リムが、アメリカの巨星フィリップ・グラスのピアノ作品をレコーディング。
「めぐりあう時間たち」からのピアノ作品、3つの舞台作品「浜辺のアインシュタイン」、「サティアグラハ」、「アクナーテン」からのアレンジである「トリロジー・ソナタ」、5つの「メタモルフォージス」など、ミニマル・ピアノの名作から、フィリップ・グラスの幻想的な世界が広がってゆきます。
QTZ-2103
影の踊り〜無伴奏ヴァイオリン作品集
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.27-2
ピアソラ:タンゴ・エチュード第2番
タバコワ:スピンニング・ア・ヤーン(世界初録音)*
シュニトケ:ア・パガニーニ
シルヴェストロフ:ポストリュード
ロマン・ミンツ(Vn)、
コレスナヤ・リラ(ハーディ・ガーディ)*

録音:GDRZスタジオ・ワン、2011年10月&2012年4月(モスクワ)
ロシアのモスクワに生まれ、現代ヴァイオリン作品の申し子として知られるロマン・ミンツの無伴奏ヴァイオリン作品集。ミンツは、ジョン・タヴナー、ジェームズ・マクミラン、ジャチント・シェルシなど、数多くのロシア初演を任される実力者。イザイの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番」にピアソラの「タンゴ・エチュード」、タバコワの「スピンニング・ア・ヤーン」、シュニトケの「ア・パガニーニ」、シルヴェストロフの「後奏曲」を合わせるところは柔軟で独創的な発想を持つミンツならではのプログラミング。中でも、フランスの民族音楽などで使われる手回しヴァイオリン「ハーディー・ガーディ」との共演による「スピンニング・ア・ヤーン」は、世界初録音!1685年頃製のヴァイオリン「フランシスコ・ルッジエーリ」による近現代ヴァイオリン無伴奏作品集は、ミンツの独創的で柔軟な解釈が生んだ芸術作です。
QTZ-2104
ロータ&デシャトニコフ:作品集
ロータ:フェデリコ・フェリーニのカサノヴァより組曲、
 15の前奏曲
デシャトニコフ:組曲 「劇場からの余韻」、
 ワルツ 「ディケンズに敬意を」、
 夜想曲、
 モスクワの夜よりクレジット・タイトル、
 ターゲットよりハピネス、アルバムの綴り
ポリーナ・オセチンスカヤ(P)

録音:2013年4月28日、29日&30日
ウクライナ出身の天才ピアニスト、ポリーナ・オセチンスカヤによる、クラシックや映画音楽の巨匠、ニーノ・ロータとロシアの映画音楽作曲家、レオニード・デシャトニコフのピアノ作品集。色彩感豊かな曲想を、繊細なロシアン・ピアニズムによる重要な解釈を聴くことが出来ます。
QTZ-2105(2CDR)
ブラームス:ピアノ四重奏曲集
ピアノ四重奏曲ト短調 Op.25
ピアノ四重奏曲ハ短調 Op.60
ピアノ四重奏曲イ長調 Op.26
プロ・アルテ・ピアノ四重奏団

録音:。2008年11月30日−12月3日
1989年にアカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ・チェンバー・アンサンブルの首席奏者たちとピアニストのヘイミッシュ・ミルンによって創設されたプロ・アルテ・ピアノ四重奏団。ショーソン、ゲッツ、グラナドス、シュニトケ、トゥリーナ、ウォルトンなどのあまり知られていない作曲家の四重奏曲からベートーヴェン、モーツァルト、フォーレなどの有名曲まで幅広いレパートリーに定評があります。
QTZ-2106
シューマン:ピアノ三重奏曲第3番ト短調 Op.110
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番ホ短調 Op.67
ピアソラ:ブエノスアイレスの秋
トリオ・ピランデルロ〔リツァ・レヴェンディス(Vn)、フレデリク・シュタインビューヒェル(Vc)、デルフィン・ヘンスラー(P)〕

2013年8月の録音。
ギリシャ、ポーランド、ロシア、イタリア、イギリスとスイス。様々なバックグラウンドを持つトリオ・ピランデルロは、マンチェスターのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックで結成された若きアンサンブル。クラシックのカノンからアルゼンチンのタンゴまでを自在にこなす柔軟性と幅広いレパートリーが持ち味。
QTZ-2107
ショスタコーヴィチ(ウラシン編):15の前奏曲
ラフマニノフ(ウラシン&アンドリアノフ編):チェロとピアノのためのロマンス集(歌曲編曲集)
ボリス・アンドリアノフ(Vc)、
レム・ウラシン(P)

録音:2010年
ゲリンガスの門下生で、チャイコフスキー国際コンクール、ロストロポーヴィチ国際コンクールなど数多くの難関コンクールで入賞を果たしてきたロシアのチェリスト、ボリス・アンドリアノフ。盟友レム・ウラシンとのデュオによるロシアン・プログラムは、ショスタコーヴィチとラフマニノフのチェロ・アレンジ集。演奏、アレンジともにロシア音楽ファン要チェック。
QTZ-2109
ショパン:練習曲全集
12の練習曲 Op.10
12の練習曲 Op.25
3つの新しい練習曲 Op.Posth
イリーナ・ボグダノワ(P)

録音:2013年、モスクワ
イリーナ・ボグダノワは、14歳でウクライナのアレムダール・カラマーノフ国際ピアノ・コンクールで優勝した他、イタリア、スペインの各コンクールで優秀な成績を収めてきたロシアの才女。これまで、Melodiyaの「ロシアン・ピアノ・アンソロジー・シリーズ」に参加してきたボグダノワだが、ショパンの「練習曲全集」という、すべてのピアノ・レパートリーのなかでも最高レベルの技術と表現力が試される難曲でソロ・デビューを果たします。
YouTubeにて、ボグダノワが弾くショパンのエチュードがご視聴いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=Yw2NcJKAdXU
QTZ-2110
トリビュート・トゥ・バルトーク・フロム・ウェールズ
2声または3声の無伴奏パートソング集
3つの村の情景
セシリア・ヴァイダ(指)
英国王立ウェールズ音楽大学のソリスト
ジャネット・マッソッキ(P)

録音:1981年
バルトークの生誕100周年記念として1981年に録音された、すべて英語で歌われるバルトークの合唱作品集という貴重な録音がQuartzより登場。
ハンガリー出身の音楽家セシリア・ヴァイダ(1923−2009)は、リスト音楽院ではゾルターン・コダーイに学び、その後ハンガリーの合唱界や楽壇で活躍。セシリア・ヴァイダが創設し監督を務める英国王立ウェールズ音楽大学(ロイヤル・ウェルシュ・カレッジ・オブ・ミュージック・アンド・ドラマ)の生徒たちによる合唱団で毎年コンサートを行っており、このCDはスクール合唱団やカレッジ・アンサンブル、大人のアマチュア合唱団などがバルトークへのアプローチに役立つよう作られています。
QTZ-2111
シベリウス:ピアノ作品集 Vol.1
組曲「キュッリッキ」Op.41
樹の組曲 Op.75
5つの花のスケッチ Op.85
5つのロマン的小品 Op.101
5つのスケッチ Op.114
2つのロンディーノ Op.68
フィンランディア Op.26
ジョセフ・トング(P)

録音:2014年9月
ジョセフ・トングは、1997年にウィグモア・ホール・デビューを飾り、ジョン・リル賞の第1位をはじめとする多くのコンクールでの入賞歴を持つイギリスのピアニスト。作曲者自身の編曲によるピアノ独奏版の「フィンランディア」を収録。
QTZ-2112
ブラス・デ・カストロ:ポリフォニー作品全集 カンタール・アラ・ヴィオラ
〔ナディーヌ・バルベイジ(S)、フェルナンド・マリン(ビウエラ・ダルコ、リラ・ヴァイオル)〕

録音:2007年2月
ブラス・デ・カストロ(1561−1631)は、サラマンカのアルバ公に仕えたのを皮切りに、スペイン王フェリペ3世、フェリペ4世からも重用されたと伝わる16〜17世紀スペインの音楽家。アルバ公の宮廷で同僚だった詩人ロぺ・デ・ベーガの詩に作曲した作品で知られています。スペイン、アリカンテのヴィオラ・ダ・ガンバ&チェロ奏者のフェルナンド・マリンと、ヨルダン系アメリカ人の古楽系ソプラノ、ナディーヌ・バルベイジのデュオが、当時のスペインで大絶賛されたデ・カストロの歌を奏でます。
QTZ-2114
シューベルト:後期ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
3つの小品 D.946
ユン・チョン(P)

録音:2012年11月1日−2日
現在ロンドンを拠点に活動する韓国生まれのピアニスト、ユン・チョンのデビュー・アルバム。ユン・チョンがデビュー・アルバムとして選んだのは、シューベルトの「ピアノ・ソナタ第19番」と「3つの小品」。若手ながらも安定感のある堂々とした演奏を聴かせます。
QTZ-2115
シューベルト:声楽とギターのための歌曲
セレナード D.957-4/盲目の少年 D.833/私の挨拶を D.741/春の思い D.686/ベニヒワの求婚 D.552/ます D.550/夜と夢 D.827/夜(シュレヒタ編)/羊飼いの嘆きの歌 D.121/水の上で歌う D.774/子守歌 D.498/涙の讃歌 D.711/夕暮れ D.221/乙女の嘆き D.191/糸を紡ぐグレートヒェン D.118/死と乙女 D.531/アヴェ・マリア D.839
アンナ・ハントリー(Ms)、
イェンス・フランケ(G)

録音:2013年8月
"メゾ・ソプラノ"とデュオを組むのは、"ピアノ"ではなく"ギター"というユニークなコンセプトのシューベルト歌曲集。ギターとの共演でのシューベルトを歌うのは、イギリスのメゾ、アンナ・ハントリー。グレアム・ジョンソンやイアン・バーンサイド、ジュリアス・ドレイクなど英国の名伴奏者たちとの共演も数多い期待の才能です。
QTZ-2119
プロコフィエフ:ヴァイオリン作品集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80
5つのメロディ Op.35bis
「シンデレラ」からの5つの小品(フィッツェンホルフ編)
「ロメオとジュリエット」からの組曲(バイチ&フレッツベルガー編)
大島莉紗(Vn)、
シュテファン・シュトロイッスニク(P)

録音:2015年9月25日−27日、ベートーヴェンホール(ハイリゲンシュタット、ウィーン)
ドイツのラインラント=プファルツ州立フィルハーモニーOを経て、現在はパリ・オペラ座O(パリ国立歌劇場O)で活躍中の日本人ヴァイオリニスト、大島莉紗のソロ、デビュー・レコーディングとなる「プロコフィエフのヴァイオリン作品集」が登場!ロンドン・フィルの客演首席奏者、ハレ管、スコットランド室内管の客演コンサートマスターとしても活躍し、英国王立音楽大学大学院在学中には、女性初となるユーディ・メニューイン賞の受賞者となるなど、ヨーロッパを拠点に目覚ましい活動を展開している大島莉紗。ウィーンのピアニスト、シュテファン・シュトロイッスニクとデュオを組んだ大島莉紗は、名教師フェリックス・アンドリエフスキーにその真髄を学んだ「ソナタ第1番」、そして音楽史に輝く傑作バレエ音楽「シンデレラ」と「ロメオとジュリエット」からのアレンジや「5つのメロディ」を通して、プロコフィエフの多面性を見事に表現しています。英グラモフォン、米ファンファーレの各誌で激賞されたプロコフィエフの鮮烈な快演にご期待ください!
QTZ-2120
デス・アンド・ワルツ〜シュナウバー:弦楽オーケストラのための作品集 ミーシャ・ラフレフスキー(指)
ロシア弦楽オーケストラ

録音:2014年4月&5月、モスクワ
2006年にロシアで行われた「モーツァルトに捧げる作曲コンクール('International Homage to Mozart' Composition Competition)」で優勝したドイツ系アメリカ人作曲家、トム・シュナウバー(b.1969)の作品集。 ミーシャ・ラフレフスキーによって1991年に設立されたロシア弦楽オーケストラ(元クレムリン室内O)は、ロシアの優れた若手奏者たちによって構成される実力派。Quartzでは「バッハ&シュニトケ(QTZ-2083)」以来2枚目のアルバム。 1995年から2014年までの間に書かれたシュナウバーの9つの弦楽オーケストラのための作品は、気軽に楽しめる優美で素敵な音楽が並びます。
QTZ-2121
デ・リオ・ア・リオ
アリ・バホーゾ:イッソ・アキ・オ・ケ・エ
バーデン・パウエル:プレリュードのサンバ
アントニオ・カルロス・ジョビン:オウトラ・ヴェス
ジャン・クレープ:サンビーニャ2
ジョビン:サンバ・ヂ・ウマ・ノタ・ソ
アドニラン・バルボーザ:11時の汽車
マテオ・ロメロ:寄せて返す波
ブラジル民謡(ジャン・クレープ編):パラナエ
マラン・マレ:シャコンヌ
クレープ:イェマンジャの歌
作曲者不詳(15〜16世紀の王宮詩歌集):私の目は海を見つめる
ジョビン:まなざし、ウェーブ
クレープ:即興
ジョビン:あなたを愛してしまう
クレープ:フェルナンドのためのプレリュードのサンバ
作曲者不詳(16世紀):泉の中に
クレープ:即興
アマゾナス民謡(ブラジル):ムルクトゥトゥ
ルーラ・ケイロガ:できることなら
ヴィオラ・ダ・サンバ
〔ナディーヌ・バルベイジ(S)、フェルナンド・マリン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ジャン・クレープ(クラヴィコード)〕
ブラジルの作曲家ジャン・クレープが、スペインのヴィオラ・ダ・ガンバ&チェロ奏者のフェルナンド・マリンと、ヨルダン系アメリカ人の古楽系ソプラノ、ナディーヌ・バルベイジと組んだ三重奏 "ヴィオラ・ダ・サンバ"は、古楽とブラジルのポピュラー・ミュージックを橋渡しするユニークなプロジェクト。といっても奇をてらったクロスオーバーものではなく、古楽器の純粋で軽やかなサウンドは、サンバやボサノヴァの活気あるリズムや豊かなハーモニーと見事にブレンド。
ソプラノ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、そしてクラヴィコードのトリオで、アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲からマラン・マレや伝承音楽を巡る素敵な旅を贈ります。
QTZ-2122
デシャトニコフ:スケッチ・トゥ・サンセット*(世界初録音)
ヴァイオリン,声と弦楽のための 「ロシアン・シーズンズ」#
ロマン・ミンツ(Vn)、
フィリップ・チジェフスキー(指)、
アレクセイ・ゴリボル(P)*、
ヤーナ・イヴァニロワ(ヴォイス)#、
ブルノPO*、
リトアニア室内O#

録音:2014年12月5日、チェコ(Sketches to Sunset)/2016年3月14日−16日、リトアニア(Russian Seasons)
世界初録音となる「スケッチ・トゥ・サンセット(日没へのスケッチ)」は、作家Isaac Babelの「Sunset」に基づくAlexander Zeldovich監督の同名の映画のために書かれた音楽。「ロシアン・シーズンズ(ロシアの季節)」は、ボリショイ劇場で定期的に演奏されているバレエのための音楽。ロシア近現代ファンはもちろん、映画音楽やバレエ音楽愛好家も注目の一枚です。
モスクワ生まれ、現代ヴァイオリン作品の申し子として知られ、ジョン・タヴナー、ジェームズ・マクミラン、ジャチント・シェルシなど、数多くのロシア初演を任されるヴィルトゥオーゾ、ロマン・ミンツ。Quartzレーベルのプロデューサーも務めるロマン・ミンツの最新アルバムは、現代ロシアでもっとも尊敬され、頻繁に演奏される作曲家の一人、レオニード・デシャトニコフ(b.1955)の作品集。
QTZ-2123
シベリウス:ピアノ作品集Vol.2
悲しいワルツ Op.44-1
ソナチネ第1番嬰ヘ短調 Op.67-1
ソナチネ第2番ホ長調 Op.67-2
ソナチネ第3番変ロ長調 Op.67-3
6つのバガテル Op.97
5つの印象的小品 Op.103
4つの抒情的小品 Op.74
ピアノ・ソナタ ヘ長調 Op.12
ジョセフ・トング(P)

録音:2016年8月23日−24日、セント・ヒルダズ・カレッジ(オックスフォード、イギリス)
1996年にジョン・リル賞を受賞し、翌年の1997年にはウィグモア・ホールへのデビューを果たしたイギリスのピアニスト、ジョセフ・トング。
近年はシベリウスのピアノ作品の演奏、紹介に情熱を注いでおり、2015年にはシベリウス生誕150周年記念の一環として、ヘルシンキ音楽センターやハメーンリンナ・タウン・ホール、シベリウスの家「アイノラ」などフィンランド各地で演奏した実績を持っています。
QTZ-2124
コンソレーション
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.5
リスト:コンソレーション第3番変ニ長調 S.172/3、
 ピアノ・ソナタ ロ短調
グレース・フランシス(P)

録音:2017年1月25日−26日、ポットン・ホール(イギリス)
東ロンドン出身の女流ピアニスト、グレース・フランシスの新録音は、ピアノ・ソロの重要作、ブラームス、リストのピアノ・ソナタ。グレース・フランシスは王立音楽カレッジでイリーナ・ザリツカヤに学び、チャペル・ゴールド・メダルを受賞。その優れたピアニズムは、内田光子やスティーヴン・ハフから賛辞を贈られています。デビュー・アルバムのブラームス&リスト(QTZ-2071)は、英ミュージカル・オピニオン・クラシカル・ミュージック・マガジンで5つ星に輝いています。
QTZ-2125
セグレッティ・アチェンティ〜イタリアのルネサンス音楽
ルッツァスキ:Aura soave
マレンツィオ:Amor tien il suo regno
フェスタ:Se mai vedet amanti
クレキヨン:Mort Ma Prive par sa Cruelle
ダ・フィレンツェ:Amor, I' mi lamento
マレンツィオ:Lasso non e cor mio
ガナッシ:Io vorrei dio d'Amore
マレンツィオ:Con la fronte fiorita
 Al primo vostro sguardo
 Dicemi la mia stella
カヴァッツォーニ:Ricercare Tono II
ピエロ:Ogni diletto
フェスタ:Altro non eil mi amor
ルッツァスキ:O primavera
マレンツィオ:Alma che fai
 Le rose fronde e fiori
 Ahime che col fuggire
ダ・ミラノ:Ricercare VII
ピエロ:Chavalcando con un giovine accorto
フェスタ:Madonnio mi consumo et pel grave dolor
ルッツァスキ:Chio non t'ami
カンタール・アラ・ヴィオラ〔ナディーヌ・バルベイジ(S)、フェルナンド・マリン(ビウエラ・デ・アルコ&ヴィオール)〕

録音:2014年5月、ポブレー(スペイン)
古楽とブラジルのポピュラー・ミュージックを橋渡しするユニークなプロジェクト、「デ・リオ・ア・リオ」(QTZ-2121)で「ヴィオラ・ダ・サンバ」のメンバーとして快演を披露してくれたヨルダン系アメリカ人の古楽系ソプラノ、ナディーヌ・バルベイジと、スペインのガンバ&チェロ奏者のフェルナンド・マリンがルネサンス音楽に回帰。
バルベイジの定評ある透明感あふれる歌声と、ビウエラ・デ・アルコ(弓で弾かれるビウエラ)など4種の楽器を使い分けるマリンのアンサンブルは今回も絶品です。
QTZ-2126
フレックルトン:ピアノ作品集
8つの間奏曲
ピアノ・ソナタ第2番「1988年の3日間」
組曲
サマンサ・ウォード(P)

録音:2012年8月、ロンドン(イギリス)
ロリー・フレックルトン(1959−)はウォルヴァーハンプトンSOのヴィオラ奏者、テルフォードOの首席指揮者を務め、現在はブライアリー・ヒル合唱協会の音楽監督としても活躍中のイギリス人作曲家。ブラームスからインスピレーションを得たという「8つの間奏曲」など、難解な作風とは一線を画した現代イギリスの旋律的なピアノ作品を作曲しています。
QTZ-2127(2CD)
ソナタ、変奏曲、即興曲集
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109、
 ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
 6つの変奏曲ヘ長調 Op.34
メンデルスゾーン
:厳格なる変奏曲ニ短調 Op.54
シューベルト:4つの即興曲
フォーレ:即興曲第2番ヘ短調、
 夜想曲第6番変ニ長調
ドビュッシー:喜びの島、塔、
 グラナダの夕べ、雨の庭
ラヴェル:悲しい鳥たち、海原の小舟
オルウェン・モリス(P)

録音:2014年7月20日−21日、2016年8月8日、ヘンリー・ウッド・ホール(イギリス)
世界屈指の「ラヴェル弾き」として知られる、ヴラド・ペルルミュテールに師事したオルウェン・モリスは、カーディフ音楽大学(後の英国王立ウェールズ音楽大学)に14歳という史上最年少の若さで入学した逸材。師から受け継いだテクニックと解釈で、師が得意としたレパートリーを可憐に描きます。
QTZ-2128
ノクターン〜様々な作曲家の夜想曲集
ローリー:夜想曲第5番ヘ長調
ガーニー:夜想曲変イ長調
ハーシェル・ヒル:告別
フィールド:夜想曲第9番ホ短調 H.46
リーバーマン:夜想曲第4番 Op.38
ショパン:夜想曲第21番ハ短調 Op.post
プーランク:夜想曲第4番ハ短調「幻の舞踏会」デュレ:夜想曲 Op.40
パルムグレン:夜想曲 Op.72-1「きらめく星」
バルトーク:「戸外にて」より 第4曲「夜の音楽」グリーグ:夜想曲 Op.54-4
グリンカ:夜想曲ヘ短調「別れ」
スクリャービン:夜想曲嬰へ短調 Op.5-1
ビバロ:タンゴ・ノクターン
ピアソラ:ブエノスアイレス午前零時
ブルーベック:夜想曲「オードリー」
デシャトニコフ:夜想曲
リチャード・サクセル(P)

録音:2017年7月17日−19日、ポットン・ホール(イギリス)
「ノクターン(夜想曲)」の形式を確立したジョン・フィールドから、ジャズ・ピアニストのデイヴ・ブルーベック、ウクライナの作曲家レオニード・デシャトニコフまで、約200年間にわたる「ノクターン」の歴史と変遷を網羅したピアノ・ファン要チェックの好プログラム!
時代も国もスタイルも異なる様々な「ノクターン」を一気に楽しむことのできるユニークなアルバムの登場です。
QTZ-2129(2CD)
ヴィラ=ロボス:ピアノ作品全集Vol.4 & 5
かわいい子供たち/輪になって遊ぼう
おとぎ話/実用の手引き第1巻〜第11巻
マルセロ・ブラトケ(P)

録音:2016年3月&2017年4月、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
クラシックからジャズまで幅広いジャンルで活躍するブラジルのピアニスト、マルセロ・ブラトキが取り組む、エイトール・ヴィラ=ロボス(1887−1959)のピアノ作品全集。
第4巻&第5巻のセットは、子供からインスピレーションを得た作品、そして音楽教育者としての優れた業績を示す「実用の手引き(全11巻)」を収録。
これらの作品は、ドビュッシーの「子供の領分」やシューマンの「子供の情景」と同じように、「子供に触発された」作品であっても、「子供の演奏向け」ではなく、ある程度の技術や音楽的感性が要求されます。
QTZ-2130
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
武満徹:雨の樹素描U〜オリヴィエ・メシアンの追憶に
藤澤玲子(P)

録音:2017年8月9日−10日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン、イギリス)
武蔵野音楽大学で研鑽を積んだ後、サンフランシスコ経由でロンドンへと渡り、マルティーノ・ティリモ、ベンジャミン・キャプラン、ヨンティ・ソロモンといった錚々たる名教師たちに師事した日本人ピアニスト、藤澤玲子のセカンド・アルバム。2016年から17年にかけて「ゴルトベルク・プロジェクト」として各地でバッハの「ゴルトベルク変奏曲」を披露し高い評価を受けており、ロンドンのヘンリー・ウッド・ホールで収録されたこの録音への期待も高まります。また、武満徹の「雨の樹素描U」を、ゴルトベルク変奏曲の終曲「アリア」の後に演奏するというアイディアも見事な効果を発揮しています。
QTZ-2131
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集 Op.27
ソナタ第1番Op.27-1(ヨーゼフ・シゲティ)
ソナタ第2番 Op.27-2(ジャック・ティボー)
ソナタ第3番 Op.27-3 「バラード」(ジョルジェ・エネスコ)
ソナタ第4番 Op.27-4(フリッツ・クライスラー)/ソナタ第5番 Op.27-5(マチュー・クリックボーム)
ソナタ第6番 Op.27-6(マヌエル・キロガ)
練習曲(遺作)
ボリス・ブロフツィン(Vn)

録音:2014年1月、モスクワ
1977年ロシア生まれ、ケルン国際コンクール、ユーディ・メニューン国際コンクール、ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクールなどで優勝し、現在はウィーン私立音楽芸術大学の教授を務めるボリス・ブロフツィンのイザイ無伴奏全曲と、遺作の練習曲。室内楽奏者として、ジャニーヌ・ヤンセン、ギドン・クレーメル、ミッシャ・マイスキー、イタマール・ゴラン、ジュリアン・ラクリン、マキシム・リザノフ、樫本大進らと共演し、2017年にはアトリウムSQの第1ヴァイオリニストとして来日している名手です。
QTZ-2132
ヒンデミット:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ調 Op.11-1(1918)
ヴァイオリン・ソナタ ニ調 Op.11-2(1918)
ヴィオラ・ダモーレとピアノのためのソナタ 「小ソナタ」 Op.25-2(1922)
ヴァイオリン・ソナタ ホ調(1935)
葬送音楽(1936)
バレエ音楽「気高い幻想」より 瞑想曲(1938)
ヴァイオリン・ソナタ ハ調(1939)
ロマン・ミンツ(Vn、ヴィオラ・ダモーレ)、
アレクサンダー・コブリン(P)

録音:2017年、アカデミー・オヴ・コラール・アート(モスクワ)
モスクワ生まれ、現代ヴァイオリン作品の申し子として知られ、ジョン・タヴナー、ジェームズ・マクミラン、ジャチント・シェルシなど、数多くのロシア初演を任されるヴィルトゥオーゾ、ロマン・ミンツ。
Quartzレーベルのプロデューサーも務めるロマン・ミンツが、古い友人であるというロシアの名ピアニスト、アレクサンダー・コブリンとの共演で、パウル・ヒンデミットの4つヴァイオリン・ソナタ、そして稀少な録音となる「ヴィオラ・ダモーレとピアノのためのソナタ「小ソナタ/クライネ・ソナタ」」を含む、ヴァイオリンとピアノのための作品全集を録音。
ヒンデミットのソナタは、ロマン・ミンツがモスクワで学んでいた若き頃から触れ、以来30年以上にわたって特別な意味を持つ作品となってきたという重要レパートリーです。
QTZ-2133
ライヴムーヴメント〜アントン・ドレスラー作品集
アウラヴ/アトランティス/組曲
ハッピー・コード
トゥー・イズ・ベター・ザン・ワン
コンテンポ
ウォーキング・オン・ザ・ワイアー
プレアー/ウィル・ビー・ファイン
アントン・ドレスラー(Cl、ライヴ・エレクトロニクス)

録音:2017年6月、ボローニャ(イタリア)
1974年モスクワ生まれのクラリネット奏者、アントン・ドレスラーはイタリアのカレイド・アンサンブルの創設メンバーであり、クラシックではジュリアン・ラクリン、ロマン・ミンツ、ミッシャ・マイスキー、イングリット・フリッター等世界的なアーティスト達と共演、またクレツマー、ジャズ、クロスオーヴァー音楽など多ジャンルで活躍しています。
「ライヴムーヴメント」は、クラリネットのアコースティック・サウンドとエレクトロニクスを組み合わせたユニークなコンサート・プログラム。ちなみに、ジャケットやブックレット内のイラストは、ドレスラーの妻でもあるピアニスト、イングリット・フリッターが描いた作品とのことです。
QTZ-2134
シューマン:ピアノ作品集
アラベスク ハ長調 Op.18
幻想曲ハ長調 Op.17/蝶々 Op.2
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
ジョセフ・トング(P)

録音:2018年4月18日−20日、ブレーメン(ドイツ)
1996年にジョン・リル賞を受賞し、翌年の1997年にはウィグモア・ホールへのデビューを果たしたイギリスのピアニスト、ジョセフ・トング。日本人ピアニスト長谷川和香とのデュオや、シベリウスの独奏ピアノ作品集などで定評を得てきたQuartz録音最新盤は、優しくロマンティックな魅力溢れるシューマンのピアノ作品集。
QTZ-2135
ムソルグスキー:展覧会の絵、他
はげ山の一夜(コンスタンティン・チェルノフ編曲ピアノ版)
子供の頃の思い出から〔第1曲「乳母と私」、第2曲「最初のお仕置き(乳母は私を暗い部屋に閉じこめた)」、子供の戯れ、気まぐれな女、瞑想曲(アルバムの綴り)「Razdumye」、涙、紡ぎ女、村にて〕
展覧会の絵
エフゲニー・サモイロフ(P)

録音:2016年11月2日−3日、2017年12月22日、モスクワ
リーズ、ヴィアンナ・ダ・モッタ、プラハの春など多くの権威ある国際コンクールで優勝してきたロシアのピアニスト、エフゲニー・サモイロフが弾くムソルグスキー。雄大な「展覧会の絵」の堂々とした演奏はもちろん、自身で補完した「子供の頃の思い出から」にも注目。このピアノ曲集は第1曲と第2曲だけが書かれた未完の作品で、サモイロフはここに子供時代の思い出を呼び起こすようなムソルグスキーの6つのピアノ曲を加えて、8曲の曲集として提示しています。
QTZ-2136
バロックの巨匠たち〜ラモー&スカルラッティ
ラモー:新クラヴサン組曲より 組曲ト長調/短調(第5組曲)
D.スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.491、
 ソナタ ニ短調 K.213、
 ソナタ ホ長調 K.380、
 ソナタヘ短調 K.466、
 ソナタ ニ長調 K.118
(全曲:フィンバー・マラフロンテによるギター版)
フィンバー・マラフロンテ(G)

録音:2019年8月、ロック・ウェスト・キャナル・スタジオ
9歳から公開演奏を行い、ピーボディ音楽院でマヌエル・バルエコに学んだ若きクラシック・ギタリスト、フィンバー・マラフロンテ。現在はロンドンを拠点にヨーロッパ中で活動し、クラシックの定番レパートリーから現代の新作、ジャズやポピュラー音楽などにも取り組み、高いセンスを披露してきました。
マラフロンテのニュー・アルバムは、「バロックの巨匠たち(Maestros of the Baroque)」と題し、フランス・バロック大家のジャン=フィリップ・ラモーと、イタリアで生まれスペインで活躍したドメニコ・スカルラッティの鍵盤楽器作品をギター・ソロへとアレンジ。当時チェンバロで演奏されたサウンドを、見事な技術と感性によって、軽やかで哀愁も帯びたギターのパフォーマンスへと昇華しています。
QTZ-2137
ビヨンド・ワーズ
ヤコブ・テル・フェルトハウス:ガーデン・オヴ・ラヴ(ソプラノ・サクソフォンとサウンドトラックのための)
スティーヴ・ライヒ:ヴァーモント・カウンターポイント(サクソフォンとテープのための/J.ハイスラー編)
田中カレン:ナイト・バード(アルト・サクソフォンとエレクトロニクスのための)
ウィル・グレゴリー:インターフィアランス(CD伴奏を伴う独奏サクソフォンのための)
スティーヴ・ライヒ:ニューヨーク・カウンターポイント(独奏ソプラノ・サクソフォンとテープのための/S.ファンチャー編)
ヤコブ・テル・フェルトハウス:グラブ・イット!(テナー・サクソフォンとサウンドトラックのための)
ヴィタリ・ヴァトゥーリャ(Sax)

録音:2018年10月−2019年8月、ステッペンヴォルフ・スタジオ(オランダ)
ヴィタリ・ヴァトゥーリャは、ロシアでもっとも権威のあるコンクールの1つである「Delphic Games」の他、イタリアの国際サクソフォン・コンクール「Marco Fiorindo」やスロヴェニアのノヴァ・ゴリツァ国際サクソフォン・コンクールなどで入賞し、ロシアの主要なオーケストラと共演してきたサクソフォン奏者。
イギリスのQuartzからリリースされる「ビヨンド・ワーズ(Beyond Words)」は、「クラシック」と「非クラシック」の分類の狭間にあるような現代の作品を集めており、サクソフォン版に編曲されたライヒの「ヴァーモント・カウンターポイント」と「ニューヨーク・カウンターポイント」を軸に、ヤコブTVの名でも知られるアヴァン・ポップの異才ヤコブ・テル・フェルトハウスの2曲、トリスタン・ミュライユに師事した田中カレンのアンビエントな作品、イギリスの作曲家兼プロデューサー、オーボエ奏者、サックス奏者であるウィル・グレゴリーのエレクトロニック・サウンドスケープを収録。
電子機器と組み合わせることによって無限の音色のパレットを得たサクソフォンを駆使し、驚異的なテクニック、透き通るような音色で夢幻のサクソフォン・ワールドを創造しています。
QTZ-2138
ラフマニノフ:ピアノ作品集
ひなぎく Op.38-3/前奏曲ニ長調 Op.23-4
ワルツ Op.10-2/エレジー Op.3-1
V.R.のポルカ
コレルリの主題による変奏曲 Op.42
楽興の時 Op.16
イリーナ・ボグダノワ(P)

録音:2019年5月17日ー19日、ファツィオリ・コンサート・ホール(イタリア)
イリーナ・ボグダノワは、14歳でウクライナのアレムダール・カラマーノフ国際ピアノ・コンクールで優勝した他、イタリア、スペインの各コンクールで優秀な成績を収めてきたロシアの才女。
2015年にリリースしたショパンの「練習曲全集」(QTZ2109)では、「ポリーニが1970年代にDGに残した名盤を思い起こさせるような明瞭さ」(BBCミュージック・マガジン)、「彼女のショパンは情熱と興奮に満ちており、身の毛のよだつようなテクニックを持っている」(ファンファーレ誌)など、英主要メディアで称賛されました。
Quartzレーベル第2弾では、演奏家としても作曲家としても常に人生の中心にピアノを据えてきたロシアの巨星ラフマニノフのピアノ作品集をリリース。初期の作品(Op.3、Op.10、Op.16)から成熟期の作品(Op.23、Op.38)、後期の作品(Op.42)まで、ラフマニノフの幅広いピアニズムを俯瞰するプログラムで、2013年〜2014年にかけてロシアで行われた一連のコンサート、ラフマニノフ生誕140周年記念特別プログラムをなぞる内容となっています。ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ウラディーミル・スピヴァコフ、パーヴェル・ギリロフ、ドミトリー・バシキーロフなど、多くの偉大なミュージシャン達からも賞賛されてきたイリーナのまばゆい音楽的才能にご注目ください。
QTZ-2139
エニグマ〜カプースチン、スパンズウィック、ミッチェル、ショパン
カプースチン(1937-2020):ピアノ・ソナタ第1番作品39「ソナタ・ファンタジー」
メラニー・スパンズウィック(1969-):「エニグマ(謎)」〜根岸由起のために〜(2019)(世界初録音)
ロバート・ミッチェル(1971-):「われらの心は無限を踊る(プヤの開花とともに)」(2020)(世界初録音)
ショパン:子守歌 変ニ長調 作品57、ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 作品35「葬送」
ビル・エヴァンズ(1929-1980):ピース・ピース
根岸由起(P)

録音:2019年12月14日-15日&2021年6月13日、聖ポール男子校・ワッセンホール(ロンドン)

日本語解説&日本語曲目表記オビ付き
東京生まれ、桐朋学園大学、アムステルダム音楽院、英国王立音楽大学を卒業し、現在はイギリス在住、ヨーロッパでリサイタル、音楽祭、コンクール審査員やマスタークラスなど幅広く活躍するピアニスト、根岸由起のニュー・アルバムが、イギリスのQuartzレーベルからリリース!
クラシック・ピアノの王道であるショパン(子守歌と葬送ソナタ)に、クラシックとジャズの融合を果たしたニコライ・カプースチンのピアノ・ソナタ第1番をカップリングするという意欲的な組み合わせに、現代イギリスのジャズ・ピアニスト、ロバート・ミッチェルが書いた新作「われらの心は無限を踊る(プヤの開花とともに)」、そしてイギリスの女流ピアニストおよび文筆家、教師、作曲家として活動するメラニー・スパンズウィックが根岸由起のために書いた「エニグマ」を挟み込んだハイセンスなプログラム! 最後はアンコールのように、ジャズ・ピアノの詩人ビル・エヴァンズ(ビル・エヴァンス)のクラシカルなピアノ作品で締めくくる素敵な構成にも惹かれます。
2020年6月から1ヶ月間、知らざれる女流作曲家の演奏クリップを毎日ソーシャル・メディアで取り上げた「女性作曲家小品シリーズ」が、英「ピアニスト」誌で内田光子、アンジェラ・ヒューイットのリサイタルに並んでTOP5に選ばれるなど、コロナ禍においても独自の目覚ましい活動を続ける根岸由起によるこだわりのニュー・アルバムにご注目ください!
QTZ-2140(2CD)
ショパン:ピアノ・ソナタ全集
ピアノ・ソナタ第1番 ハ短調 Op.4
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
ピアノ・ソナタ 第3番ロ短調 Op.58
アレクサンダー・コブリン(P)

録音:2018年&2019年
999年のブゾーニ国際ピアノ・コンクール優勝、2000年のショパン国際ピアノ・コンクール第3位、2003年の浜松国際ピアノ・コンクール第2位(最高位)、2005年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール優勝など、輝かしい経歴を持つロシアの名ピアニスト、アレクサンダー・コブリンによるショパンのピアノ・ソナタ全集。
ロマン派のピアノ・レパートリーの礎といっても過言ではない第2番&第3番と、比較的聴く機会の少ない第1番、3つのソナタをCD2枚に収録しています。ショパンの大規模なピアノ作品に対し、形式的な技術の欠如を批判する人もいれば、その変則的な作曲方法を革新性や創意工夫として評価する人もいますが、ショパン特有の流麗なメロディ、独特のピアニスティックな美しさ、詩的な声で満ちているという点については、異論の余地はないでしょう。
QTZ-2141
ショパン:ピアノ作品集
24の前奏曲Op.28-1
前奏曲第25番 嬰ハ短調 Op.45
前奏曲第26番変イ長調 B.86 Op.Posth.
マズルカ第10番変ロ長調 Op.17-1
マズルカ第11番 ホ短調 Op.17-2
マズルカ第12番変イ長調 Op.17-3
マズルカ第13番 イ短調 Op.17-4
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.Posth.,No.66
子守歌 変ニ長調 Op.57
マルセロ・ブラトケ(P)

録音:2020年2月、ポットンホール
ブラジル生まれのピアニスト、マルセロ・ブラトケは、14歳の時にピアノの勉強を始めました。彼は重度の視覚障害を持っていたため、スコアを読むことが出来ず、聴覚記憶力に基づいた独自の音楽学習方法を開発しました。最初のピアノのレッスンから十か月後にはサンパウロSOにデビューし、サンパウロ批評家協会から表彰されました。またニューヨークのジュリアード音楽院で学び、イタリアのトラダーテ国際音楽コンクールでの最優秀賞、カルロス・ゴメス賞などを受賞しています。コンサート活動では、カーネギーホール、ザルツブルク音楽祭、クイーンエリザベスホール、サントリーホールなどの世界の主要なホールで演奏しています。
ブラトケは音楽による社会貢献活動にも注力しており、2008年にブラジル社会の貧困地域の若いミュージシャンによって形成されたオーケストラであるカメラータ・ブラジルを設立し、ブラジル、アルゼンチン、日本、イギリス、セルビアなどで数百回にもおよぶコンサートを行っています。
QTZ-2143
ラフマニノフ:楽興の時 Op.16
メトネル:ピアノ・ソナタ ト短調 Op.22
チャイコフスキー:グランド・ソナタ ト長調 Op.37
ニコライ・メドヴェージェフ(P)

録音:2020年12月15日-17日
1986年生まれのニコライ・メドヴェージェフはリムスキー=コルサコフ音楽大学などで学び、ヴラディーミル・トロップ、ニコライ・ペトロフらに師事しました。クラスノダールで行われたバラキレフ国際ピアノ・コンクールでは優勝を果たしています。今回がデビュー・アルバムとなりますが、その柔軟なタッチと透き通るような高音で聴く者の心をしっかりと掴んでしまうようなチャイコフスキーと、哀愁を帯びたラフマニノフが聴きものです。
QTZ-2144
バッハ:オルガン作品集
トッカータとフーガ ヘ長調 BWV540、トッカータ ホ長調 BWV566、トッカータとフーガ ニ短調 BWV538、トッカータ,アダージョとフーガ ハ長調 BWV564、トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
エレーナ・プリヴァロワ(Org)

録音:2021年1月-3月
エレーナ・プリヴァロワは、まずオレンブルク音楽大学でピアノと音楽学を学びました。その後2001年にモスクワ音楽院に入学し、オルガンと音楽学を学びました。2011年から2013年まではロシアを代表するオルガニスト、アレクセイ・シェフチェンコに師事しています。2010年からモスクワで行われているサマー・コンサート「Organ Evenings in Kuskovo」を創設し、芸術監督を務めています。
QTZ-2146
ブラームス:悲劇的序曲 Op.81
ハイドンの主題による変奏曲
交響曲第2番ニ長調 Op.73
リマ・スシャンスカヤ(指)、
ロンドン・ナショナルSO

録音:2021年5月1日-2日
“オイストラフの最後の弟子”としてその精神を受け継ぐ演奏で世界中の聴衆を魅了し、ワシントン・ポスト紙にも「今日生きている最も偉大なヴァイオリニストの一人」と絶賛された名ヴァイオリニスト、リマ・スシャンスカヤ。近年はヴァイオリニストとしての活動と並行して指揮者としても類稀なる才能を発揮しており、既にヨーロッパの主要なコンサートホールやアジアなどで指揮台に立ち、その評価をますます高めています。彼女はベートーヴェンの「第九」やラフマニノフの交響曲第2番、モーツァルトのレクイエムにオルフのカルミナ・ブラーナなど管弦楽における重要な大作を主なレパートリーに据えており、このアルバムでもこれまでいくつかの録音で共演しているロンドン・ナショナルSOを率いてブラームスの3つの名曲に挑んでいます。
QTZ-2148(2CD)
ピアノ作品集
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調「テンペスト」 Op.31-2
バルトーク:組曲 Op.14
シューベルト:ピアノ・ソナタ 変ロ長調 D.960
リスト:「2つの伝説」より「波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ」、超絶技巧練習曲第12番「雪あらし」
ドビュッシー:前奏曲集第1曲、第6曲、第7曲、第10曲
エルガー:スミルナにて、スケッチ
ショパン:幻想曲 Op.49、幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66、舟歌 Op.60
シューベルト:高雅なワルツ Op.77-1、レントラーOp.18-1、レントラーOp.18-2、レントラー Op.18-3、レントラーOp.18-7、ワルツ Op.9-1、ワルツ Op.9-2、ワルツ Op.9-3、ワルツ Op.9-6、ワルツ Op.9-12、ワルツ Op.9-13
オルウェン・モリス(P)

録音:2019年11月1日-2日&2021年6月2日-3日
オルウェン・モリスによる古典派から近現代までのピアノ作品集。ウェールズの田舎で育ったオルウェン・モリスは当初、ナチスドイツから逃れてきたシュトゥットガルト出身の音楽家兼弁護士であったジョセフ・グリュンバウムに師事しました。その後目覚ましい成長をみせた彼女は、14歳でカーディフ音楽大学 (後に王立ウェールズ音楽演劇大学)に最年少で入学し、ソリストの他に教会音楽の指導者、指揮者そしてオルガン奏者など多岐に渡り活躍しています。
QTZ-2149
団結した民衆は決して敗れることはない
ベートーヴェン:ヴラニツキーのバレエ「森の乙女」のロシア舞曲による12の変奏曲 WoO.71
ジェフスキー:「不屈の民」による36の変奏曲
アレクセイ・クルバトフ(b.1983):最後の3分間(世界初録音)
ヴァディム・ホロデンコ(P/ファツィオリF308)

録音:2021年8月29日-9月2日、放送会館(サンクトペテルブルク、ロシア)
ウクライナの若き巨匠ヴァディム・ホロデンコがファツィオリF308を自在に操り、自由で独立したウクライナの人々へ想いを捧げるアルバム。多彩な引き出しを駆使して多くの変奏曲を遺したベートーヴェンの「ヴラニツキーのバレエ「森の乙女」のロシア舞曲による12の変奏曲」。そして1960〜70年代にラテンアメリカ各地で起こったヌエバ・カンシオン(音楽を通した社会変革運動)の中で人民連合政府の歌として作曲され、今日でも世界中で歌われる「The People United Will Never Be Defeated!(団結した民衆は決して敗れることはない)」をもとにジェフスキーが変奏曲に仕上げた大作「「不屈の民」による36の変奏曲」という2つの変奏曲を弾きます。プログラムの最後に置かれたのはでホロデンコと2011年にモスクワ音楽院で出会って以来友人同士であるというロシアの作曲家、アレクセイ・クルバトフの2015年の作品「最後の3分間」。2人の深い友情と厚い信頼によってこの作品の世界初録音が実現しました。
元々このプログラムは2021年9月にヴァイオリニスト、ロマン・ミンツの独創的なアイデアに触発されて生まれたものでしたが、2022年2月24日を境にまた一つ別の意味を持つものとなりました。ホロデンコはこのアルバムのリリースに際し「レコードは通常、発売後にそれぞれの人生を歩み始めるものです。しかし、この作品はたまたま特別なもので、発売の段階に至るずっと前に、まさにその意味を獲得していたのです。」と語ります。
ヴァディム・ホロデンコは深みのある音と洗練された表現力、そして完璧なヴィルトゥオーゾ性を兼ね備えた、ユダヤ人の血を引くキーウ(キエフ)出身のピアニスト。2010年の第4回仙台国際音楽コンクールで第1位を獲得してその名を上げると、翌年にはドルトムントのシューベルト国際コンクールで優勝、さらに2013年にはヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールでも優勝し一躍同世代のトップ・ピアニストの仲間入りを果たし、現在に至るまで第一線で活躍し続けています。自分の存在が世に知れ渡るきっかけとなった仙台を特別な地と話し、その後も度々来日を果たして日本でも多くのファンを獲得している人気ピアニストの一人です。
QTZ-2150
グラズノフ:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1番変ロ短調 Op.74
3つの小品 Op.42
ピアノ・ソナタ第2番ホ短調 Op.75
ニコライ・メドヴェージェフ(P)

録音:2022年2月2日、4日&6日、グネーシン音楽学校大ホール(モスクワ)
リムスキー=コルサコフ音楽大学、グネーシン音楽学校などで学び、ヴラディーミル・トロップ、ニコライ・ペトロフらに師事、バラキレフ国際ピアノ・コンクールでの優勝をはじめ数々のコンクールでの入賞歴を持つ1986年生まれのピアニスト、ニコライ・メドヴェージェフ。2021年にリリースされ、ラフマニノフ、メトネル、チャイコフスキーの作品を弾いたデビュー・アルバム(QTZ2143)ではその柔軟なタッチと透き通るような高音で聴く者の心をしっかりと掴み、BBCミュージック・マガジンほか各音楽雑誌でも称賛されました。今回リリースされるセカンド・アルバムは、19世紀末にムソルグスキー、ボロディン、チャイコフスキーといった偉大な音楽家たちが世を去り、新たな時代でのロシア音楽界のリーダーとして名声を確立していったグラズノフのソナタ集。連続して作曲され、変ロ短調とホ短調という正反対の調性で書かれた2つのソナタの対比、その面白さを巧みに描いています。
QTZ-2151
ブラームス・コネクション
ロベルト・フックス(1847-1927):チェロ・ソナタ第1番 ニ短調 Op.29(1878)
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38(1865-6)
ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):チェロ・ソナタ第1番 イ短調 Op.52(1886)
ディミートリー・マスレニコフ(Vc)、
ザビーネ・ウェイアー(P)

録音:2022年4月12日-16日
ウィーン音楽院(現ウィーン国立音楽大学)の教授として多くの音楽家を育てたロベルト・フックスと、ブラームスの信奉者でありベルリン高等音楽院の教授を務めたハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルクといったブラームスと同時期にウィーンで活躍した作曲家の作品をまとめて収録した好企画。ディミートリー・マスレニコフはサンクトペテルブルクに生まれ、ロシアとフランスで音楽を学びました。12歳でモスクワの国際ソリストコンクールで受賞し、チェコ国際コンクールでも優勝しました。その後チャイコフスキー・コンクールやロストロポーヴィチ・コンクールでも優勝しています。このアルバムでも情感あふれる演奏でその実力を証明しています。
QTZ-2152
ダマーズ:フルート、ヴァイオリン、ヴィオラとハープのための音楽
ドビュッシー(ジャン=ミシェル・ダマーズ編):ベルガマスク組曲(フルート, ヴィオラ, ハープのための)
ジャン=ミシェル・ダマーズ(1928-2013):フルートとハープのためのソナタ第2番、
 ヴァイオリンとハープのためのソナタ、
 フルート, ヴィオラ, ハープのための三重奏曲
アンナ・ノークス(Fl)、
ロバート・スミッセン(Va)、
ソフィー・ラングドン(Vn)、
ヒュー・ウェブ(Hp)

録音:2019年-2020年(ロンドン)
マルセル・デュプレらに学び、ローマ賞も受賞した20世紀のフランス音楽界有数の作曲家、ジャン=ミシェル・ダマーズの作品集。室内楽の分野で特に知られているダマーズが得意としたフルートやハープを用いた作品と、ドビュッシーの「ベルガマスク組曲」のダマーズらしいフルート、ヴィオラ、ハープという三重奏編曲版が収録されています。
フルート奏者のアンナ・ノークスはダマーズに特に思い入れのある人物の一人。最初のレコーディングにダマーズの室内楽を選んだノークスのもとにダマーズが手紙を送ったことをきっかけに、ノークスが主宰するサマースクールのコンポーザー・イン・レジデンスとしてダマーズが2年連続で参加するなど良好な関係を築き、ダマーズの音楽はノークスの人生に欠かせない存在となりました。
QTZ-2155
ロマンス
ラフマニノフ:朝 Op.4-2
タネーエフ:小さな島 Op.17-1
ラフマニノフ:リラの花 Op.21-5
プロコフィエフ:夢 Op.104-9
ラフマニノフ:小さな島 Op.14-2、春の洪水 Op.14-11、私の胸のうちに Op.14-10
プロコフィエフ:カテリーナ Op.104-4
リムスキー=コルサコフ:私のいたずらな娘 Op.42-4
チャイコフスキー:涙は震える Op.6-4
ラフマニノフ:私を信じるな, わが友よ Op.14-7
チャイコフスキー:昼の輝きが満ち, 夜の静けさが広がっても Op.47-6
リムスキー=コルサコフ:流れたなびく雲が切れ切れになって Op.42-3
プロコフィエフ:茂みのかげに Op.104-8
チャイコフスキー:ただ憧れを知る者だけが Op.6-6
プロコフィエフ:私はどこにいっても恋人に会えない Op.104-7
チャイコフスキー:なぜ? Op.6-5
ラフマニノフ:あなたは皆に愛される Op.14-6
メトネル:ばら Op.29-6、祈り Op.29-7、ヴィルヘルム・マイスターより Op.15-2、似たもの同士 Op.15-11
グレチャニノフ:死 Op.15-2
ラフマニノフ:時は来た! Op.14-12
イェスティン・モリス(C.T)、
ナイジェル・フォスター(P)
バレエや交響曲、オペラで大きな名声を得たおかげで見過ごされがちな、チャイコフスキーからプロコフィエフの時代に活躍したロシアの作曲家たちによる歌曲集。ロンドン出身のカウンターテナー、イェスティン・モリスが25の作品を「人生と夢」、「愛」、「憧れ」、「喪失」という4つのテーマに分けて歌います。巨大な個性、先駆者、革命家、名ピアニスト、あまり知られていない英雄、そして100年以上前と同じように今日にも通用する豪華で明快な詩の物語が綴られており、当時のロシアが歌曲の世界でも並外れた貢献をしていたことを証明しています。
QTZ-2158
シベリウス:ピアノ作品集 Vol.3
組曲「フロレスタン」 JS82
ラルゴ JS117/6つの即興曲 Op.5
8つの小品 Op.99/10の小品 Op.58
ジョセフ・トング(P)

録音:2022年8月17日-19日
イギリスのピアニスト、ジョセフ・トングはシベリウスのピアノ作品の研究に非常に熱心に取り組んでいます。シベリウスの故郷であるフィンランドにて定期的にコンサート・ツアーを行うなど、積極的に活動を続けており、本アルバムはトングの3枚目のシベリウス・アルバムとなります。


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