湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Guild Histolical
(スイス)


Guildレーベルのその他のアイテムはこちら。


1CD=(税込)


※品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
GHCD-2201
ワーグナー:「パルジファル」第2幕、
 楽劇「パルシファル」第3幕終曲*
L・メルヒオール、
K・フラグスタート,他、
ラインスドルフ(指)
メトロポリタン歌劇場O、
ヘルベルト・ヤンセン*、
アルトゥーロ・ボダンツキー(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho*
録音:1938年4月15日
GHCD-2202
シューベルト:交響曲第8番「未完成」、
R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」、
ハイドン:協奏交響曲変ロ長調 Hob.I-105,Op.84
バッハ(レスピーギ編):パッサカリアとフーガ ハ短調
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC響
録音:1939年10月14日
GHCD-2203(3CD)
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 E・ピンツァ、B・サヤン、他、
パウル・プライザッハ(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho
録音:1943年
GHCD-2206
ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」(ハイライト) F・シャリアピン(Bs)、他、
ヴィンセンツォ・ベレッツァ(指)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場O&cho
録音:1928年7月4日
GHCD-2207(3CD)
ワーグナー:楽劇「ジークフリート」 L・メルヒオール、K・フラグスタート、他、
アルトゥーロ・ボダンツキー(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho
録音:1937年1月30日
GHCD-2210
マーラー:交響曲第2番「復活」 キャスリーン・フェリアー(A)、
ジョー・ヴィンセント(S)、
オットー・クレンペラー(指)ACO
録音:1951年
GHCD-2211(2CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:タリスの主題による幻想曲、
ブラームス:交響曲第3番、
マルトゥッチ:ノットゥルノ、ノヴェレッタ、
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」、
バッハ:管弦楽組曲第3番〜アリア、
ハイドン:交響曲第101番「時計」
トスカニーニ(指)NBC響
録音:1938年10月15日、1942年4月4日
GHCD-2213(2CD)
R・シュトラウス:楽劇「エレクトラ」

◆ヴァルナイ/オペラ・アリア・コンサート
ウェーバー:「魔弾の射手」〜たとえ雲がおおい隠しても、
ウェーバー:「オベロン」〜海よ巨大な怪物よ
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」〜ゼンタのバラード
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」〜ママの知るとおり
マスネ:「エロディアード」〜 美しく優しい君
プッチーニ:「マノン・レスコー」〜 この柔らかなレースの中で
ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜 ここは恐ろしい場所
ヴェルディ:歌劇「シモン・ボッカネグラ」第1幕〜夕闇に星と海はほほえみ(共演:リチャード・タッカー)/ボッカネグラとアメリア(共演:レナード・ウォーレン)
アストリッド・ヴァイルナイ(S)、
エレナ・ニコライディ、
フレデリック・ヤーゲル、
ヘルベルト・ヤンセン、他、
ディミトリー・ミトロプーロス(指)NYO
GHCD-2215(3CD)
ワーグナー:歌劇「ワルキューレ」 ラウリッツ・メルヒール、
ロッテ・レーマン、
エマニュエル・リスト、
フリードリヒ・ショル、
キルステン・フラグスタート、
ラインスドルフ(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho
GHCD-2218(3CD)
オール・ベルリオーズ・コンサート完全版
「ロメオとジュリエット」、「ファウストの劫罰」終幕第6景〜Allegro leggiero/第1幕第7景〜メフィストフェレスのアリア「今宵花開くばらの花」/第2幕〜妖精たちのバレエ「お休み、幸せなメフィストフェレス」/第2幕〜妖精の踊り、「ロメオとジュリエット」の リハーサル導入部、プロローグ「古い怨念」、ストローフ「最初の激情」、スケルツェット「すらりとして軽やかな使者マブ」、「ロメオただひとり」、「キャピュレット家の饗宴」、「音楽と舞踏の遠い響き」、「悲しみ」「愛の情景」、スケルツォ「マブ女王、または夢の精」、「ジュリエットの葬送」、「キャピュレット家の墓地でのロメオ「フィナーレ」、他
グラディス・スウォザート(Ms)、
ジョン・ガリス(T)、
ニコラ・モスコーナ(Bs)、
トスカニーニ(指)NBC響&cho
GHCD-2221(2CD)
ワーグナー:歌劇「ラインの黄金」 フリードリッヒ・ショル(Br)、
カリン・ブランツェル(Ms)、
ルネ・メゾン(T)、
エドゥアルト・ハービヒ(Br)、
アルトゥール・ボダンツキー(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho
録音:1937年
GHCD-2223
ロッシーニ:「シンデレラ」序曲、
R・シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」、
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
トスカニーニ(指)NBC響
録音:1938年10月22日
GHCD-2224(4CD)
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」(数種の録音の混合) ラウリッツ・メルヒオール(T)、
キルステン・フラグスタート(S)、
ヘルベルト・ヤンセン(Br)、
ケルスティン・トルボルク(C.A)、
ボダンツキー(指)
メトロポリタン歌劇場O('36年)、

フルトヴェングラー(指)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場O('37年)、

フルトヴェングラー(指)
ミラノ・スカラ座O('50)、

スティードリー(指)
メトロポリタン歌劇場O('51年)
GHCD-2228(2CD)
トスカニーニ '44年&'36年ライヴ、+ゼルキンのアメリカ・デビュー公演
ベートーヴェン:序曲「コリオラン」、
 弦楽四重奏曲第13番〜カヴァティーナ(弦楽合奏版)、
 弦楽四重奏曲第9番〜フーガ、ピアノ協奏曲第4番、
 序曲「コリオラン」のリハーサル、
 ピアノ協奏曲第4番*、
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番*
ルドルフ・ゼルキン(P)、
トスカニーニ(指)NBC響、NYO*
録音:1944年11月26日、1936年2月23日*、
1946年11月23日#
GHCD-2230(2CD)
プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」
R・シュトラウス:楽劇「サロメ」*
イタロ・ターヨ(Bs)、
ルチア・アルバネーゼ(S)、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(T)、
ジュゼッペ・アントニチェッリ(指
)メトロポリタン歌劇場O、
リューバ・ヴェリッチュ(S)*、
フレデリック・ジェーゲル(T)*、
フリッツ・ライナー(指)
メトロポリタン歌劇場O*   
録音:2曲とも1949年3月12日
GHCD-2232(2CD)
モーツァルト:「魔笛」序曲、
 ディヴェルティメント第15番、
 交響曲第35番「ハフナー、
 「魔笛」序曲(リハーサル)*、
 交響曲第35番「ハフナー」(リハーサル)*
トスカニーニ(指)NBC響
録音:1946年11月3日、
1946年11月2日*
GHCD-2234(2CD)
イタロ・モンテメッツィ(1875−1952):歌劇「三王の恋」 エツィオ・ピンツァ(Bs)、
グレース・ムーア(S)、
チャールズ・クルマン(T)、
リチャード・ボネッリ(Br)、
イタロ・モンテメッツィ(指)
メトロポリタン歌劇場O
録音:1941年2月15日
GHCD-2236(2CD)
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 エツィオ・ピンツァ、
サルヴァドーレ・バッカローニ、
ジンカ・ミラノフ、
ジェルミナ・ノヴォトナ、ビドゥ・サヤン、
ジェームズ・メルトン、他、
パウル・ブライザッハ(指)
メトロポリタン歌劇場O
録音:1943年4月3日
GHCD-2238(3CD)
マスネ:歌劇「マノン」第2幕、
ビゼー:歌劇「カルメン」第2幕*、
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」第2幕**
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」第2幕#
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
ビドゥ・サヤン、ティト・スキーパ、
リチャード・ボネッリ、他、
ガエターノ・メローラ(指)
サンフランシスコ歌劇場O、
マージョリー・ロレンス、ラウル・ジョビン、
エツィオ・ピンツァ、他、
ガエターノ・メローラ(指)
サンフランシスコ歌劇場O

エツィオ・ピンツァ**、ビドゥ・サヤン
エリザベト・レートベルク**、
ライゼ・スティーヴンス**、
ジョン・ブラウンリー**、他、
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
サンフランシスコ歌劇場O*

ラウリッツ・メルヒオール##、
ロッテ・レーマン##、フリードリヒ・ショル##、
キルシテン・フラグスタート##、
キャサリン・マイスリ##、
エマニュエル・リスト、他、
フリッツ・ライナー(指)
サンフランシスコ歌劇場O##
録音:1939年10月13日、
1940年10月25日*、1940年10月12日**、
1940年10月23日#、1936年11月23日##
GHCD-2241
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」 リナ・ブルーナ=ラーザ(S)、
アントニオ・メランドリ(T)、
アフロ・ポリ(Br) 他、
ピエトロ・マスカーニ(指)
オランダ・イタリア・オペラO&cho
録音:1938年11月7日、オランダ王立劇場
GHCD-2242(2CD)
ワーグナー:楽劇「ローエングリン」第1幕奏曲、
歌劇「タンホイザー」〜おごそかなこの広間よ、
「ワルキューレ」〜第1幕第3場、
「トリスタンとイゾルデ」前奏曲、
「神々の黄昏」〜夜明けと ブリュンヒルデとジークフリートの二重唱/ジークフリートのラインへの旅、
「神々の黄昏」〜ジークフリートの葬送行進曲、
「神々の黄昏」〜ブリュンヒルデの自己犠牲」、
「ワルキューレ」第1幕後半のリハーサル*
ラウリッツ・メルヒオール(T)、
ヘレン・トローベル(S)、
トスカニーニ(指)NBC響
録音:1941年2月22日、1947年4月*
GHCD-2244(4CD)
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 フリードリヒ・ショル、
エリザベト・レートベルク、
レネ・メゾン、カリン・ブランツェル、
エマヌエル・リスト、他、
アルトゥール・ボダンツキー(指)
メトロポリタン歌劇場O
録音:1936年2月22日
GHCD-2248(2CD)
ベートーヴェン:ミサ・ソレニムス、
 ヴァイオリン協奏曲*
ズィンカ・ミラノフ(S)、
ブルーナ・カスターニャ(A)、
ユッシ・ビョルリング(T)、
アレクサンダー・キプニス(Bs)、
ウェストミンスターcho、
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)*、
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC響
録音:1940年12月28日、1940年3月11日*
GHCD-2250(2CD)
ロシアン・レガシー/アリア、二重唱、歌曲、ロシア民謡集 ゲオルギ・ヴィノグラドフ(T)
GHCD-2254(2CD)
ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス、
ヴェルディ:「仮面舞踏会」第3幕〜「お前こそ心を汚すもの」、
グノー:テニソンの詩による歌曲「リングアウト・ワイルドベル」、
サン・サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」〜「あなたの声にわが心は開く」、
ワーグナー:「パルジファル」より、
R・シュトラウス:誘惑、アポロの女司祭の歌、「サロメ」終幕より
リア・ギンスター(S)、
ブルーナ・カスターニャ(Ms)、
チャールズ・クルマン(T)、
レオナルド・ヴァーレン(Br)、
バルビローリ(指)NYO、
ウェストミンスターcho、デトロイトSO
録音:1939年4月9日 カーネギー・ホール
GHCD-2256(2CD)
チャールズ・マーティン・レフラー(1861−1912):幼少期の記憶、
ポール・クレストン(1906−1985):コーリック・ダンス第2番、
モートン・グールド:リンカーンの伝説、
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー*、
フランチェスコ・ミニョーネ(1897−1986):教会の祭り#、
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲へ調#
ベニ−・グッドマン(Cl)*、
アール・ワイルド(P)*、
オスカー・レバント(P)、
トスカニーニ(指)NBC響
録音:1942年11月1日、1944年4月2日#
GHCD-2258(2CD)
グノー:歌劇「ファウスト」 ラウール・ジョバン(T)、
エツィオ・ピンツァ(Bs)、
リチア・アルバネーゼ(S)、他、
トマス・ビーチャム(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho
録音:1944年4月15日
GHCD-2260(3CD)
フェリアー&カラヤンのロ短調ミサ、
バッハ、ブラームス 他
フェリアー(コントラルト)、
シュワルツコップ(S)、
カラヤン(指)ウィーンSO*、
ウィーン楽友協会合唱団、
GHCD-2263
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」より〜序奏とドルイドの合唱、
ヴェルディ:テ・デウム、
ボーイト:「メフィストーフェレ」〜プロローグ
ニコラ・モスコナ(Bs)、
トスカニーニ(指)NBC響、少年cho、
混声cho
録音:1945年12月2日、NBCスタジオ8-H
GHCD-2264(2CD)
グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」 イワン・コズロフスキー(T)、
エリザヴェータ・シュミスカヤ(S)、
マクシム・ミハイロフ(Bs)、
イワン・ブルラク(Bs)、N・ソコロワ(S)、
アレクサンドル・オルロフ(指)
ボリショイ劇場O&cho
録音:1947年(メロディア録音)
GHCD-2266(3CD)
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」 ラウリッツ・メルヒオール(T)、
キルステン・フラグスタート(S)、
ケルスティン・トルボルク(A)、
アレクサンダー・キプニス(Br) 他、
ラインスドルフ(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho
録音:1940年3月23日&1941年ライヴ
GHCD-2269(2CD)
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」
 +ブルーノ・ワルター・インタビュー
キルシテン・フラグスタート、
レネ・メイソン、
アレグサンダー・キプニス、
ユリウス・ユーエン、
カール・ラウフケッター、
マリタ・ファレル、
ヘルベルト・ヤンセン、他 、
ブルーノ・ワルター(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho
録音:1941年2月22日ライヴ
GHCD-2271(2CD)
ドビュッシー:イベリア、
 牧神の午後への前奏曲、交響詩「海」、
 「海」のリハーサル*
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC響
録音:1953年2月14日、1953年10月13〜14日*
GHCD-2273(2CD)
サン・サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」*、
 「サムソンとデリラ」(セザール・ヴェッツァーニとマリア・デュシェーヌによる録音)
ルネ・メイソン、
ゲルトルート・ヴェッターゲルン、
エツィオ・ピンツァ、エマニュエル・リスト、他
モーリス・アブラヴァネル(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho
録音:1936年12月26日ライヴ*
GHCD-2275(3CD)
ヴェルディ:歌劇「オテロ」+リハーサル* アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC響
録音:1947年、1947年12月11日*
GHCD-2278(3CD)
ワーグナー:楽劇「ローエングリン」 ラウリッツ・メルヒオール、
エリザベト・レスベルク、
ケルシテン・トルボルク、
ユリウス・ユーエン、
エマニュエル・リスト、
レナード・ウォーレン 他、
ラインスドルフ(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho
GHCD-2281(4CD)
ヘンデル、モーツァルト、ベートーヴェン、
リスト、ロッシーニ、シューマン、シューベルト、
ヴォルフ、ブラームス、R・シュトラウス、ラヴェル、
オッフェンバック、ブリテン、ビゼー、ファリャ、
サン=サーンス、チャイコフスキー、ラフマニノフ
他の歌曲、アリア、デュエット
ザラ・ドルハノワ(S)
GHCD-2285(2CD)
R・シュトラウス:楽劇「エレクトラ」、
 楽劇「ばらの騎士」第1幕&第3幕より*
アストリッド・ヴァルナイ(S)、
エリーザベト・ヘンゲン(A)、
ヴァルブルガ・ヴェーグナー(S)、
パウル・シェフラー(Br)、
セト・スヴァンホルム(T)、
フリッツ・ライナー(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho、
アストリッド・ヴァルナイ(S)*、
リーゼ・スティーヴンズ(Ms)*、
フリッツ・ライナー(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho*
GHCD-2287(3CD)
サンフランシスコ・オペラの宝石 Vol.2
アレヴィ:歌劇「ユダヤの女」第2幕、
ワーグイナー:「ワルキューレ」第3幕第3場、
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」第1幕より*、
レヴォンカヴァッロ:「道化師」第1幕#、
ビゼー:「カルメン」ハイライト#、
R・シュトラウス:「ばらの騎士」第3幕#
マルティネッリ、レートブルグ、
フラグスタート、ショル、ジーリ、
ジョビン、アルバネーゼ、
ヴァレンティノ、ハレル、
スティーヴンズ、カルマン、
スティーバー、レーマン、コナー、
アルヴァリ
録音:1936年、1938年*、1945年#
GHCD-2290
ブラームス:ドイツ・レクイエム ヘルベルト・ヤンセン(Br)、
ヴィヴィアン・デラ・キエザ(S)、
トスカニーニ(指)NBC響、
ウェストミンスターcho
録音:1943年
GHCD-2291(2CD)
レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」 ラモン・ヴィナイ、
フローレンス・クォータラーロ、
レナード・ウォーレン、
ヒュー・トンプソン、
ジュゼッペ・アントニチェッリ(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho
録音:1948年2月28日のライヴ
GHCD-2293(3CD)
R・シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」 マリア・ライニンク、リーサ・デラ・カーサ、
ヒルデ・ギューデン、クルト・ベーメ、
クレメンス・クラウス(指)VPO
録音:1953年ザルツブルク音楽祭ライヴ
GHCD-2296(2CD)
ロッシーニ:歌劇「セヴィーリャの理髪師」 ジョン・チャールズ・トーマス、
ブルーノ・ランディ、
ジョゼフィーヌ・トミニア、
サルヴァトーレ・バッカローニ、
ジェンナロ・パピ(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho
録音:1941年3月1日のライヴ
GHCD-2298(2CD)
グリーグ:ホルベルク組曲、
シベリウス:交響曲第4番、
フランク:交響詩「アイオロスの人々」、
ラヴェル:ラ・ヴァルス、
シベリウス:交響曲第4番(リハーサル/約30分)*、
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」第1楽章#、
ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲#、
スーザ:星条旗よ永遠なれ#
トスカニーニ(指)NBC響
録音:1940年4月27日、
1940年4月25日*、1943年9月9日
(イタリア解放記念演奏会)#
GHCD-2300(3CD)
メトロポリタン歌劇場の偉大な指揮者たち〜1943−1945
ワーグナー:「ローエングリン」第1幕、
 「トリスタンとイゾルデ」第2幕*、
 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第2幕#、他
フリッツ・ブッシュ(指)、
トマス・ビーチャム(指)*、
ジョージ・セル(指)#、
メトロポリタン歌劇場O
録音:1945年11月26日、
1943年12月11日*、1945年2月10日#
GHCD-2303(2CD)
モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」 セーナ・ユリナッチ(S)
アリス・ハウランド(S)
リチャード・ルイス(T)
フリッツ・ブッシュ(指)RPO、
グラインドボーン音楽祭cho
録音:1951年7月5日
グラインドボーン音楽祭でのライヴ録音をリマスターを施してリリース。
GHCD-2305(2CD)
ヴェルディ:歌劇「椿姫」+アリア集 エリザベータ・シュムスカヤ(S)
イヴァン・コツロフスキー(T)
パベル・リシツィアン(Br)
アレクサンドル・オルロフ(指)
ソビエト国立SO&cho
録音:1947年
旧ソヴィエト時代の音源復刻によるロシアン・レガシーの続編。パベル・リシツィアンによるアリアを4曲を併録。
GHCD-2307(2CD)
ボイト・メモリアル
ボイト:歌劇「メフィストーフェレ」〜プロローグ/第3幕、
歌劇「ネローネ」〜第3幕/第4幕-第2場、
ヴェルディ:歌劇「椿姫」〜第1幕前奏曲/第3幕前奏曲、
ベートーヴェン:交響曲第1番
チェーザレ・シエピ(Bs)
ジャチント・プランデッリ(T)
ヘルヴァ・ネッリ(S)、他
トスカニーニ(指)ミラノ・スカラ座O
1948年6月10日に行われたボイトの没後30周年記念演奏会のライヴと、その2年前のミラノでのライヴを収録。
GHCD-2309(2CD)
ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」 ジュゼッペ・ディ・ステファーノ(T)
レナード・ウォーレン(Br)
ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(Br)
レジーナ・レズニク(S)
リチア・アルバネーゼ(S)
フリッツ・ライナー(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho
録音:1949年2月26日
GHCD-2311(2CD)
ワーグナー:「神々の黄昏」第2幕(全曲)
 同第1幕(抜粋)/同第3幕(抜粋)、
「ワルキューレ」第3幕第3場〜私の犯したことは、
「ジークフリート」第3幕第3場〜栄あれ太陽よ/私は永遠だったのです
フリーダ・ライダー(S)
ラウリツ・メルヒオール(Br)
ヘルベルト・ヤンセン(Br)
ケルステン・トルボルク(コントラルト)
サー・トーマス・ビーチャム(指)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場O&cho
録音:1936年5月14日、29日
GHCD-2313(2CD)
ガーシュウィン:歌劇「ポーギーとベス」 ウィリアム・ウォーフィールド(ポーギー)、
レオンタイン・プライス(ベス)、
キャブ・キャロウェイ(スポーティング・ライフ)、
ジョン・マッカリー(クラウン)、
ジョセフ・ジェームス(ジェイク)、
ヘレン・コルバート(クララ)、
ハワード・ロバーツ(ロビンス)、
ヘレン・シグペン(セリーナ)、
レスリー・スコット(ジム)、
アレグザンダー・スマレンス(指)
RIASダンス・オーケストラ

録音:1952年9月21日にベルリンのティタニア・パラスト
1952年から4年間にわたって行われた「ポーギーとベス」のワールド・ツアー。この1952年にティタニア・パラストで上演された「ポーギーとベス」には、ベスを演じるアメリカ史上最高と称されるソプラノ、レオンタイン・プライスやポーギー役のウィリアム・ウォーフィールド、20世紀アメリカの伝説的なシンガー、キャブ・キャロウェイなど豪華な面々が出演。
GHCD-2315(2CD)
オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」 ルネ・メゾン(T)
ヴィーナ・ボヴィ(S)
ローレンス・ティベット(Br)、他
モーリス・アブラヴァネル(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho
録音:1937年1月23日
2004年に新たにリマスターを施した音源を使用。
GHCD-2317(2CD)
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」 ケルステン・トルボルク(コントラルト)
ヤルミラ・ノヴォトナ(S)
マリタ・ファレル(S)
エーリッヒ・ラインスドルフ(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho、他
録音:1940年1月20日

GHCD-2319
ブラームス:交響曲第4番、
シューベルト
:交響曲第8番「未完成」
パウル・クレツキ(指)ルツェルン祝祭O、
フィルハーモニアO*
録音:1946年9月5日〜7日ルツェルン、
1946年11月10日&13日アビー・ロード・スタジオ*
上質のリマスターと貴重な歴史的音源を次々と発表してきたギルド・ヒストリカルから久々のリリース!ポーランドの生んだ巨匠パウル・クレツキは、ドイツでのナチスやイタリアでのファシスト、ソ連でのスターリンからの迫害を避けるためにスイスへと亡命。1946年にスイスで行われた未発表の貴重な音源が2000年に発見され、今回リリースの運びとなりました。このクレツキのタイトルは新たにスタートとなる「チューリッヒ中央図書館所蔵の歴史的録音シリーズ」の1枚。チューリッヒ中央図書館には150を超える未発表のコレクションが所蔵されており、今回のリリースがシリーズ第1弾となります。

GHCD-2320
バルビローリ・プロムス・ライヴ
ハイドン:歌劇「無人島」序曲、
オラトリオ「天地創造」Hob.XXI-2〜そこで神はその御姿にしたがって人間をつくられた/威厳と気高さを身につけ、
ブラームス
:交響曲第1番
デイヴィット・ガリヴァー(T)、
ジョン・バルビローリ(指)ハレO
録音:1954年8月24日ロイヤル・アルバート・ホール(プロムスのライヴ)
英国バルビローリ協会との共同制作。なんといっても「ブラ1」が凄い!例によってやる気満々!後年のVPO特録音とは別人のように主情的な表現を徹底敢行。プロムス独特の雰囲気も手伝って、異様な熱気に包まれます。第1楽章序奏から身を切るような激しさ。ティンパニの強固な一打に始まる主部はじっくりと低速でうねり続け、その上リズムは鋭く立ち上がり、鈍重な田舎ドイツ風の表現とは一線を画すバルビローリの個性を色濃く反映しています。終楽章の骨太で豪快なダイナミズムも圧倒的。スタジオ録音だとかえってアンサンブルの粗が目立つこともあるハレ管ですが、ここではそんなことを指摘する暇など与えてくれません。最初に置かれたハイドンの序曲も忘れられません。初めてこの曲を聴く人は、これはハイドンの曲だとは夢にも思わないでしょう。編成が巨大なせいもあると思いますが、このパワーの噴射力には舌を巻きます! 【湧々堂】
GHCD-2321
クーセヴィツキー・ライヴ録音集
R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」、
バルトーク:管弦楽のための協奏曲(終曲=オリジナル・エンディング)*
ストラヴィンスキー:頌歌#
ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
セルゲイ・クーセヴィツキー (指)
ボストンSO

録音:1944年の12月31日(初演)*
1943年10月8日(初演)#
1924年から1949年まで長きに渡ってボストン響の常任指揮者として活躍したクーセヴィツキーが1943年から1948年にかけて行ったコンサートのライヴ録音シリーズ第1作。
GHCD-2322
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 アルトゥール・ロジンスキ(指)NYO
録音:1944年10月15日(放送用録音)
ショスタコーヴィチの交響曲第8番は偶然にもロジンスキがニューヨーク・フィルに着任した年でもある1943年に作曲&初演が行われており、作曲者と指揮者の因縁も興味深いもの。
GHCD-2323
ショパン:ピアノ協奏曲第2番
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番*
ヴィトルド・マルクジンスキ(P)、
パウル・クレツキ(指)フィルハーモニアO

録音:1946年11月20日、1949年4月26日〜27日*、ロンドン・アビー・ロード・スタジオ
「チューリッヒ中央図書館所蔵の歴史的録音シリーズ」。ヴィトルド・マルクジンスキはショパンのスペシャリストとして高名な1914年ワルシャワ出身のピアニストであり、1937年に行われた第3回ショパン国際コンクールで第3位獲得という実績を持つポーランドの巨星。同郷のクレツキとのコンビネーションが見事。
GHCD-2324
クーセヴィツキー・ライヴ録音集1943〜1948Vol.2
ヴォーン=ウィリアムズ:交響曲第5番ニ長調、
ムソルグスキー
:交響詩「禿山の一夜」、
 歌劇「ホヴァンシチナ」〜モスクワ河の夜明け、
チャイコフスキー:幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
セルゲイ・クーセヴィツキー(指)ボストンSO
録音:1947年3月4日*、1944年12月30日
30年以上にわたってボストン響の常任指揮者を務めたクーセヴィツキー。1943年からクーセヴィツキーが常任指揮者を退任する前年の1948年までに行われたライヴ録音を復刻するシリーズの第2弾。クーセヴィツキーは自らブリテンに歌劇「ピーターグライムズ」の作曲を依頼し、1932年にはウォルトンの「ベルシャザールの饗宴」のアメリカ初演を行うなどイギリス音楽への造詣の深さは圧倒的。ちなみにリマスターを担当しているのは、お馴染みピーター・レイノルズ。ギルド・ヒストリカルで振るってきた辣腕をここでも存分に発揮してくれています。
GHCD-2325
ロシア名曲集
リムスキー・コルサコフ:スペイン奇想曲、
リャードフ:魔法にかけられた湖、
チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」(抜粋*)、
幻想序曲「ロメオとジュリエット」**、
スラヴ行進曲#
ジョン・バルビローリ(指)ハレO

録音:1953年12月20日、
1950年10月17日*、1957年6月13日**
1959年4月#
1943年から1958年にかけて常任指揮者を務めたハレ管を世界的なレベルに育て上げたバルビローリ。前回の「プロムス・ライヴ(1954)」に続くのは、まさに手兵と呼ぶに相応しいハレ管とバルビローリが1950年代に録音を行ったロシアン・レパートリーで5曲中3曲は今回が初CD化となる!リムスキー=コルサコフとリャードフは世界初CD化となるHMV音源。チャイコフスキーの3作品も初CD化音源。
GHCD-2326
ディーリアス:ピアノ協奏曲ハ短調
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲*
ピアノ協奏曲第2番#
ベンノ・モイセイヴィチ(P)、
マルコム・サージェント(指)BBC響、
ヒューゴ・リグノルド(指)フィルハーモニアO#

録音:1955年9月13日プロムスでのライヴ、1955年9月8日プロムスでのライヴ*、1955年8月13日−14日スタジオ録音#
作曲者自身も太鼓判を押すなど、世紀のラフマニノフ弾きとして名高いモイセイヴィチ。モイセイヴィチにとって第2の故郷となったイギリスのレパートリーであるディーリアスのピアノ協奏曲が新たなリマスターで復活したこともこのディスクの価値を高めています。
GHCD-2327
ドビュッシー:イベリア
ラヴェル:クープランの墓
ルーセル:バレエ音楽「バッカスとアリアーヌ」第2組曲
シャルル・ミュンシュ(指)NBC響

録音:1954年3月28日
ミュンシュがNBC交響楽団の指揮台に立った唯一のコンサートとして知られるこの1954年のライヴ。得意とするフレンチ・プログラムで発揮されるミュンシュの強烈な個性と、トスカニーニによって鍛え上げられたNBC交響楽団の合奏能力の融合が圧巻の演奏を生み出しています。リマスターを担当するのは、もちろんピーター・レイノルズ。見事に改善された音質がミュンシュとNBC交響楽団の名演をさらに引き立たせています。
GHCD-2328
カンテッリ・ライヴ録音集1951〜1953
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」、
ワーグナー
:ファウスト序曲##、
 ジークフリートのラインへの旅##、
ルーセル
:シンフォニエッタ*/**、
ベルリオーズ
:ハンガリー行進曲*/**、
ヴィヴァルディ
:2つのヴァイオリンのための協奏曲イ短調Op.3-8,RV.522*/#
グィド・カンテッリ(指)NYO、NBC響*

録音:1953年3月29日、
1953年3月22日##、
1951年12月15日**、1951年#
全てカーネギー・ホール・ライヴ
僅か36年でその生涯を閉じてしまったためカンテッリの商業用録音は非常に数が少なく、その至芸を知るためには放送音源が重要な存在。このカンテッリの放送音源の中からギルド・ヒストリカルが復刻に着手したのは、ニューヨーク・フィル&NBC響とのコンビで1951年から1953年に行われたコンサートのライヴ録音。夭折の天才カンテッリの遺した貴重な遺産が、ピーター・レイノルズのリマスターによって一段と鮮明な音質で蘇ります。
GHCD-2329
ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」 第4幕前奏曲
チャイコフスキー:交響曲第5番
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲*
レオポルド・ストコフスキー(指)
シュトゥットガルトRSO、
フランクフルトRSO*
録音:1955年5月20日(ライヴ)、
1955年5月31日(ライヴ)*
変幻自在のテンポ、めくるめく色彩感、そして凄まじいまでのパワーとテンションがひしひしと伝わってくる凄演を展開しており、ストコフスキー・サウンドを思う存分堪能させてくれる。特にチャイコフスキーの第4楽章で登場する6分30秒から40秒にかけての急激なテンポダウンとその後に待ち受けるリタルダンドにはもう唖然。お馴染みのエンジニア、ピーター・レイノルズが施したリマスターによって音質も良好となっている。
GHCD-2330(2CD)
ニューヨークフィル・ライヴ・レコーディング1937〜1943
(1)フランク:交響曲ニ短調
(2)ベルリオーズ:歌劇「ベンヴェヌート・チェッリーニ」序曲
(3)グリフィス:白い孔雀
(4)ドビュッシー:イベリア
(5)カステルヌオーヴォー=テデスコ:「ジョン王」序曲
(6)ブラームス:二重協奏曲*
(7)A・ベンジャミン:イタリアの喜劇への序曲
(8)コレッリ(バルビローリ編):合奏協奏曲
(9)マーラー:アダージェット(抜粋)
ジョン・バルビローリ(指)NYO、
アルバート・スポルディング(Vn)*、
ガスパール・カサド(Vc)*

録音:(1)1939年10月15日、
(2)1938年10月30日
(3)1938年10月30日、
(4)1937年11月14日
(5)1942年3月15日、
(6)1939年3月26日
(7)1941年4月20日、
(8)(9)1939年12月17日
国際バルビローリ協会の協力によってギルド・ヒストリカルからリリースとなるバルビローリの新たなタイトルは、ニューヨーク・フィルとのライヴ録音集。イギリスの巨匠バルビローリがトスカニーニの後任としてニューヨーク・フィルの常任指揮者として活動した1936年から1943年。この期間とほぼ同じとなる1937年から1943年にかけて行われたコンサートからのライヴ録音を2枚のディスクにまとめたもの。
GHCD-2332
パウル・ブルクハルト・コンダクツ・ハンス・ショイブレ(1906−1988)
(1)管弦楽のための賛歌Op.29
(2)管弦楽のための小交響曲「オンブラ・アドラタ」Op.38
(3)管弦楽のためのディヴェルティメント「様相と展望」
(4)ピアノ協奏曲Op.34*
パウル・ブルクハルト(指)
ベロミュンスター放送O、
カール・ゼーマン(P)*、
ハンス・ロスバウト(指)チューリッヒ・トーンハレO*

録音:(1)1952年10月16日
(2)1955年3月13日
(3)1958年11月11日
(4)1952年1月22日
「チューリッヒ中央図書館所蔵の歴史的録音シリーズ」第3弾。ストラヴィンスキー、ヒンデミット、バルトーク、マルタンからの影響を受け、セリー技法が用いられたショイブレの作品は、シューリヒトの指揮するベルリン・フィルによっても演奏が行われています。またカップリングされているロスバウト&チューリッヒ・トーンハレによる「ピアノ協奏曲」もショイブレの大規模作品を知る上で重要な音源となるでしょう。
GHCD-2333
ライナー・ライヴ録音集1943〜1957
(1)モーツァルト:歌劇「劇場支配人」序曲
(2)プロコフィエフ:ピーターと狼
(3)ショスタコーヴィチ:交響曲第6番*
(4)チャイコフスキー:軍隊行進曲+
(5)ドビュッシー:「夜想曲」〜祭り+
(6)バッハ(カイリエ編):小フーガ.ト短調+
ラウリッツ・メルヒオール(語り)
フリッツ・ライナー(指)
NBC響、NYO*、CSO+

録音:(1)1947年、
(2)1949年6月19日
(3)1943年8月15日
(4)1957年3月13日
(5)1957年3月13日
(6)録音:1957年11月29日
ライナーと言えばシカゴ響とのバルトークやR・シュトラウスの名演の印象が非常に強いだけに、ここに収録されたラウリッツ・メルヒオールが語りを務める「ピーターと狼」や手兵シカゴ響との「小フーガ ト短調」などのレパートリーの復刻は嬉しいかぎりです。

GHCD-2334
ストコフスキー・ライヴ・レコーディングス1942〜1943
チャイコフスキー:序曲「嵐」
交響曲第5番/幻想曲「テンペスト」*
オポルド・ストコフスキー(指)NBC響

録音:1942年11月29日&1943年3月7日*、NBCスタジオ8Hでのライヴ
ご承知のとおり、ストコフスキーのチャイ5は非正規盤も含め多くの録音が存在するため、これらのコメントは今までずっと躊躇し続けてきましたが、ついに重い腰を上げざるをえない恐るべき録音が出現してしまいました!今後ストコフスキーの録音に関してはなるべく年代順に聴き直しながらコメントしていくつもりですが、おそらく後にも先にも、これほど彼の意思をオケが汲み取り、完璧に表現として完成しきった演奏には巡り会えないことでしょう。
 最も有名なDECCAのステレオ録音をお聴きの方の中には、本来ならもっと凄いことが出来るはずだったのでは?というもどかしさを感じた方も多いことでしょう。不思議なことに、スタジオ録音、ライヴを問わず、またオケの技術の優劣を問わず、ストコフスキーが振るチャイ5はなぜかアンサンブルの縦の線が乱れている例が多く、これは他の作品にいてはあまり見られない現象です。おそらく、ストコフスキーのあの独特な指揮法、つまり打点は明確ながら、その前触れを示す運動がほとんどなく、いきなり打点をアタックする指揮は、優秀なオケでもなかなか慣れにくいものでしょうし、ましてこの曲には、他の曲以上に常識外の唐突なテンポ、強弱の急変を要求していまので、彼の一挙手一投足までを完璧に感知して、瞬時に音にすることは至難の技なのだと想像できます。私自身、今まではそうやって納得させた上で彼の個性的な解釈を楽しんできました。ところが、そんな妙な憶測など必要とせず、出てくる音の全てがとのかく凄い、そんな演奏がこうして存在していたのです!NBC響は言うまでもなく技術的に最高次元に達した素晴らしいオケですが、彼らをを鍛え上げたトスカニーニが突如辞任を発表し、急遽招聘されたのがストコフスキーでした。その背後に何があったか、いろいろ説があるようですが、ここはそれを検証する場ではありません。ただ、トスカニーニがストコフスキーを露骨に嫌悪していたことは事実のようですし、彼らの芸風を知る人なら、まさに水と油であることは創造がつくはずです。オケの事務局側の思惑はともかく、オケのメンバーは、トスカニーニとは全く違う個性に触れることに歓びを見出していたに違いありません。辛いものばかり食べていると甘いものが欲しくなるように…。持てる技術力の全てを出したというだけでなく、今まで眠らされていた、しかも彼ら自身も思いも寄らなかった欲求が堰を切って飛び出してどうにも止まらない、そんな雰囲気がこの演奏には満ち満ちているのです。したがって、ほとんどの客演指揮者との録音で感じる「トスカニーニの色の上にその指揮者の色を乗せる」といったイメージはなく、最初から最後まで紛れもないストコフスキー・サウンドに変貌しているのです。
 そのサウンドの魅力と共に心底感じ入るのが、本物の呼吸感。ストコフスキー特有のあの吸い付くようにしなやかなフレージングには、決して外面的な鮮やかさだけでなく、心の奥底から感じきった結果に真の衝動が息づいています。例えば、第2楽章のホルンソロが終わってから一回目の山場を迎えるまでの迫真のフレージング!誰に真似できましょうか?逆にステレオ録音で聴くと、その外面的な演出ばかりが耳にこびり付きがちですが、こうしてバランスの良い放送モノラル音源で聴くと、彼の目指した音楽の内面に宿るものが焙り出されるような気がしてなりません。  【湧々堂】
GHCD-2335
ストコフスキ・ライヴ録音集1941〜1943
プロコフィエフ:組曲「3つのオレンジへの恋」Op.33a
マクダウェル:ピアノ協奏曲第2番*
ブラームス
:交響曲第4番**
D・テイラー:「ラムンチョ」〜序奏と第3幕のバレエ音楽#
フランセス・ナッシュ(P)、
レオポルド・ストコフスキ((指)NBC響

録音:1941年11月18日
1942年4月7日*
1941年11月18日**
1943年12月26日#
NBC交響楽団とのコンビで1941年から1943年にかけて収録された音源の復刻。ブラームスの交響曲第4番といった定番だけでなく、マクダウェルやテイラーなどのレア・レパートリーを取り上げているところは、魔術師ストコフスキの名に相応しい粋な選曲と言えるでしょう。
GHCD-2337(2CD)
トスカニーニ〜オール・ブラームス・プログラム
(1)セレナード第1番ニ長調Op.11
(2)セレナード第2番変イ長調Op.16
(3)大学祝典序曲
(4)ピアノ協奏曲第2番
(5)4声の合唱曲
ロベール・カサドシュ(P)、
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NYO
ニューヨーク女声cho

録音:(1)1935年4月7日
(2)1935年3月31日
(3)1936年3月15日
(4)1936年1月30日
(5)1936年1月30日
2曲の「セレナード」と「ピアノ協奏曲第2番」を中心としたオール・ブラームス・プログラムはトスカニーニがニューヨーク・フィルハーモニックの指揮台に立ち、1935年から1936年の2年間の間に演奏、収録が行われた音源。特に「ピアノ協奏曲第2番」ではフランスの名ピアニスト、カサドシュとトスカニーニ、そしてニューヨーク・フィルハーモニックの共演による至芸を堪能することが出来る。定評あるリマスターはもちろんこれまでと同じくピーター・レイノルズが担当。
GHCD-2339
フリッツ・ブッシュ/ハイドン&モーツァルト
ハイドン:交響曲第88番「V字」、
 協奏交響曲変ロ長調Hob.I-105*、
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク**、
 交響曲第36番「リンツ」#
フリッツ・ブッシュ(指)デンマークRSO
録音:1949年11月4日&7日、
1951年1月26日&27日*、
1948年10月10日**、1949年11月7日#
グラインドボーン音楽祭やドレスデン国立歌劇場の音楽監督などを歴任したドイツの名匠フリッツ・ブッシュがデンマーク放送響と録音したハイドン&モーツァルトの4作品がギルド・ヒストリカルから復刻!1951年に早すぎる死を迎えたブッシュがナチスの台頭を嫌い祖国ドイツを離れ、1937年から没するまで首席指揮者を務めたデンマーク放送響。ブッシュ&デンマーク放送響のコンビによって1948年から1951年にかけて録音が行われたハイドン&モーツァルトは、当時78回転のSPレコードでそれぞれ別々にリリースされたブッシュ晩年の代表的演奏であり、世界中のコレクターから注目を集めてきた音源です。このハイドン&モーツァルトも、名エンジニア、ピーター・レイノルズが率いるレイノルズ・マスタリングのリマスターによって音質も改善されています。
GHCD-2340
ニールセン:交響曲第3番Op.27「ひろがりの交響曲」
交響曲第5番Op.50*
ルート・ゴルベク(S)、エリク・シェーベリ(Br)、
ヨン・フランセン(指)、エリク・トゥクセン(指)*
デンマーク国立RSO

録音:1955年3月3日〜5日、1950年8月29日*
デンマーク国立放送響によるニールセンの交響曲集という"ギルド・ヒストリカル"のレパートリーでは珍しいデンマークの歴史的音源が登場!今回復刻されるのは、ニールセンの名前と作品の知名度を一気に高めるきっかけとなったエジンバラ音楽祭でのトゥクセンの指揮による「交響曲第5番」のライヴと、ニールセンの歌い手としてその名を知られるソプラノのゴルベクとバリトンのショーベリがソリストとして加わったフランセン指揮の「交響曲第3番」。この2つの録音は、ニールセンのデンマークを代表する作曲家としての名声、北欧有数のシンフォニストとしての国際的な評価の確立に大きな影響を与えた貴重なものなのです。ニールセンの交響曲の演奏史に刻まれる重要な記録がピーター・レイノルズのリマスターによって復活します。

GHCD-2341
ストコフスキー/ヘルシンキ・ライヴ・レコーディング
シベリウス:交響詩「フィンランディア」、
交響曲第1番/第7番、
組曲「ペレアスとメリザンド」〜メリザンド/海辺にて/パストラール/間奏曲/メリザンドの死
レオポルド・ストコフスキー(指)
ヘルシンキ市SO
録音:1953年6月17日ヘルシンキ・フェスティヴァル・ホール、シベリウス週間(現・ヘルシンキ音楽祭)ライヴ
隅から隅まで徹底してストコ流儀!まだ作曲家が存命中にもかかわらず、自己の流儀を貫くだけでも頭が下がりますが、とにかく飛び出してくる音楽の感動的なこと!ストコフスキーは、オケをゴージャスに鳴らすことだけに心血を注いだように思われがちですが、この録音を聴けば、決して感覚的な快感のみならず溢れんばかりの表現欲をメラメラと燃焼し続け、その灯が晩年まで絶えなかったために、音楽も決して枯れることなくあれほどの長寿を全うできたのだと痛感させられます。
「フィンランディア」は序奏のティンパニの抑制と強調のバランスが絶妙!さっそくストコ節が出現するので度肝を抜かれますが、その緊張感が求心力の高いアンサンブルにも驚かされます。弦の壮烈なルバートと急速なトランペットの警告音を繰り返す様はまさに至芸!主部は軽快なテンポで突進しますが、決して楽天的な華やぎは見せず、ダイナミックに内面から共感を噴出させます。なお、主部のテーマの繰り返しはカットしています。中間部はそっけないほどのインテンポを通しますが、随所にストコフスキーならではの強弱対比が出現。もちろんコーダのたたみかけは圧巻です。
ストコフスキー唯一の録音と思われる「ペレアスとメリザンド」も貴重。特に“間奏曲”における色彩力は聴きものです。
更に感動的なのは2つの交響曲。「第1番」は、第1楽章冒頭のクラリネットの太く克明な音色からして大胆不敵。寒々とした北欧の空気感などお構い無しに、嵐の予兆のような緊迫の空気を表出。弦のテーマは、その余韻に浸る間を与えないほど唐突に激しく切り込み、これがまた衝撃的。展開部以降は更に緊張感が増幅し、息もつかせぬ怒涛の音楽と化していきます。第2、第3楽章もとにかく音楽が熱いこと!終楽章ではその頂点に達します。最晩年のステレオ録音同様、最初の導入を全くもったいぶらずに容赦なく音楽を前に進める手法はここでも見られますが、ステレオ録音がやや性急に過ぎる印象を拭えなかったのに対して、ここでは音の着地の安定感が抜群に良く、何よりも音楽に命が徹底的に刷り込まれているのがはっきりと分かって心を打ちます。これほど内面から絶叫している演奏は滅多に聴けません。
この第1番と対照的にグッと渋い作風の第7番も同様のアプローチなのが、これまたストコフスキーならでは。この曲をアメリカ初演したのは他ならぬストコフスキーでしたが、その自身と確信が加味され、ここでも濃密でダイナミックな音楽を展開しています。その呼吸の大きさには最後まで息を呑みっぱなし!深々としたリリシズムのみが際立つアプローチがもはや主流といえますが、この生々しいまでに内面の叫びとロマンをさらけ出した解釈こそが作曲家の真意だったのでは、と思えてなりません。それほど自己主張の強い音楽により強力な説得力を持たせているのがオケの優秀さ!周知のようにストコフスキーの指揮ぶりは、弾人に心の準備をさせないほど角張ったもので、スタジオ録音であっても団員が弾くタイミングを合わせるのに苦労しているのが窺われる箇所がありますが、驚くことにここではそんな瞬間が一切ないのです!
曲の冒頭でアナウンスが入るので、実況放送音源からの復刻と思われ、音揺れなどもありますが、そんなハンディを吹き飛ばす強烈な説得力に是非打ちのめされてください。  【湧々堂】
GHCD-2342
ピエール・モントゥー〜ライヴ・レコーディングス
リムスキー=コルサコフ:序曲「ロシアの復活祭」、
歌劇「クリスマス・イヴ」〜クリスマスの夜*
 スペイン奇想曲**、
ボロディン:だったん人の踊り#、
ストラヴィンスキー:
バレエ音楽「春の祭典」##
ピエール・モントゥー(指)
サンフランシスコSO、ボストンSO##

録音:1952年4月13日、1943年12月19日*
1952年3月2日**、1951年12月23日#
1957年4月12日##
モントゥーがトップクラスのオーケストラへと育て上げたボストン響とサンフランシスコ響を振り、1943年から1957年にかけて放送用音源として収録されたユニークなロシアン・プログラムの中で特筆すべきは、やはり「春の祭典」でしょう。初演者モントゥーの魔法のようなタクト捌きによってボストン響が表現する荒れ狂う強烈なバーバリズムや、戦慄すら覚える不気味な雰囲気は「春の祭典」が描く異教徒の儀式そのもの。また厳粛な雰囲気や豊かな色彩感、躍動するリズムが巧みに生み出されているリムスキー=コルサコフとボロディンも、モントゥーの豊富な経験の賜物です。リマスターは、ギルド・ヒストリカルでお馴染みのピーター・レイノルズによるもの。
フリッツ・ブッシュ
GHCD-2343
フリッツ・ブッシュ〜レコーディングス1949〜1950
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」
 序曲「レオノーレ」第3番*
フリッツ・ブッシュ(指)
デンマークRSO&cho、
シェシュティン・リンドベリ=トルリンド(S)、
エリセ・イェーナ(Ms)、
エリク・ショーベリ(T)、
ホルガー ビルディン(Bs)
録音:1950年9月7日、1949年10月24日*
デンマーク放送響はナチスから逃れるために祖国ドイツを離れたブッシュが1937年からこの世を去る1951年まで首席指揮者を務めたオーケストラであり、『第九』はブッシュの死の約1年前に収録された最晩年の演奏となります。またブッシュの遺した録音は少なく、このベートーヴェンの音源も非常に貴重。ジャケットのインパクトもかなり凄い!レイノルズ・マスタリング。  
GHCD-2344
アルトゥーロ・トスカニーニ〜レコーディングス1936〜1941
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」、
 「レオノーレ」序曲第3番*
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
コロン劇場O&cho、
ユディト・ヘドヴィヒ(S)、
リディヤ・キンダーマン(A)、
ルネ・メゾン(T)、
アレクサンダー・キプニス(Bs)、
ニューヨーク・フィル ハーモニック*
録音:1941年7月24日ブエノスアイレス・コロン劇場ライヴ、1936年4月26日ニューヨーク・ライヴ*
これまでもトスカニーニの録音を積極的にリリースしてきたギルド・ヒストリカルが今回の復刻に選んだ『第九』は手兵NBC響との演奏ではなく、トスカニーニの『第九』の中で最も熱く激しい演奏と言われているコロン劇場O&choとの1941年ブエノスアイレス・ライヴ!凄まじいテンションで突き進むコロン劇場でのトスカニーニの『第九』は数えるほどしかCD化されていないだけに、定評あるピーター・レイノルズのリマスターが施されたギルド・ヒストリカル盤の登場は話題必至!レイノルズ・マスタリング。 
GHCD-2345(2CD)
フルトヴェングラー〜レコーディングス1933〜1950
(1)ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」*
(2)「レオノーレ」序曲第3番のリハーサル+
(3)「レオノーレ」序曲第3番++
(4)「エグモント」序曲、
(5)序曲「コリオラン」
(6)ヘンデル:合奏協奏曲第10番二短調Op.6-10**
(7)ホセ・マリア・カストロ(1892−1964):オペラ・コミックのための序曲**
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO、
ティラ・ブリーム(S)*、
エリーザベト・ヘンゲン(A)*、
ペーター・アンデルス(T)*、
ルドルフ・ヴァツケ(Bs)*、
ブルーノ・キッテルcho*、
ストックホルムPO+、
アムステルダム・コンセルトヘボウO++、
コロン劇場O**
録音:(1)1942年3月ベルリン・ライヴ
(2)1948年11月12日ストックホルム
(3)1950年7月13日アムステルダム・ライヴ
(4)1933年ベルリン、
(5)1943年6月30日ベルリン・ライヴ
(6)1950年4月23日ブエノスアイレス・ライヴ
(7)1950年5月5日ブエノスアイレス・ライヴ
「ギルド・ヒストリカル」初登場となるフルトヴェングラーの音源はベルリン・フィルを振った1942年3月の『第九』。戦時中のライヴ録音となる1942年3月の『第九』は、数あるフルトヴェングラーの『第九』の中でも1951年のバイロイトなどと並ぶ最高峰の演奏に数えられる名盤として名高いもの。またディスクUにはコロン劇場Oを指揮するため渡ったブエノスアイレスでの1950年ライヴ、ストックホルムでの「レオノーレ序曲第3番」のリハーサルなどが新たなリマスターで収められるなど、カップリングの充実にも余念ありません。フルトヴェングラー・ファン要注目です!リマスターは、ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)。   
GHCD-2347
4つの交響曲の初演集
ホヴァネス:交響曲第1番Op.17-2「追放者」(原典版)
ミヨー:交響曲第1番Op.210*
コープランド:交響曲第2番「短い交響曲」**
セレブリエール:交響曲第1番#
レオポルド・ストコフスキー(指)
NBC響、ヒューストンSO#

録音:1942年12月6日NBCスタジオ8Hでのライヴ録音(アメリカ初演)、1943年3月21日NBCスタジオ8Hでのライヴ録音(ニューヨーク初演)*、1944年1月9日NBCスタジオ8Hでのライヴ録音(アメリカ初演)**、1957年11月4日ヒューストン・ミュージック・ホールでのライヴ録音(世界初演)#
※リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
"アメリカ初演"となったホヴァネスとコープランド。"ニューヨーク初演"のビゼー、そして"世界初録音"のセレブリエールなど、初演の形もプログラムも無尽蔵のアイディアとレパートリーを持つストコフスキーらしく非常にユニーク。また自らのタクトでストコフスキー・マジックの凄さ現代に伝えているセレブリエールの「交響曲第1番」は、なんと16歳の時の作品。
ストコフスキーによってアメリカ響のアシスタント・コンダクターに抜擢されるなど、現在まで続くストコフスキーとセレブリエールの固い絆はこの初演の瞬間がスタートだったのかもしれません。
GHCD-2348
アッテルベリ:交響曲第6番ハ長調Op.31
バーバー:弦楽のためのアダージョ
フェルナンデス:「レイサド・ド・パストレイオ」〜バトゥーケ
R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
ラヴェル:ラ・ヴァルス
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC響

録音:1943年11月21日(アッテルベリ)、1940年5月14日の録音(全てライヴ)
ギルド・ヒストリカル(Guild Historical)から"ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング"のリマスターによるアッテルベリの「交響曲第6番」が復刻!コロンビア・レコードの主催で1928年に行われたシューベルト没後100周年記念作曲コンクールで見事1位に輝いた20世紀スウェーデンの大作曲家アッテルベリの「交響曲第6番」。アッテルベリが優勝賞金の1万ドルでフォードを購入したことから"ドル交響曲"とも称される「交響曲第6番」では、トスカニーニ&NBC響が豪快でエネルギッシュなサウンドと表現力を用いて、スウェーデン国民楽派の大作を熱く聴かせてくれます。またカップリングには、南米ツアーを控えたトスカニーニ&NBC響のワシントンD.C.でのライヴを収録。バーバーやR・シュトラウス、ラヴェルといった20世紀の巨匠たちや、バーンスタインも取り上げたブラジルの作曲家オスカル・ロレンツォ・フェルナンデス(1897−1948)など濃厚なプログラムがズラリ。
GHCD-2349
偉大なるピアニストたちVol.1〜1939−1956
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番*
ウェーバー:コンツェルトシュテュックOp.79**
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲***
ヴィルヘルム・バックハウス(P)*、
グイド・カンテッリ(指)NYO*
リリー・クラウス(P)**、
ピエール・モントゥー(指)ACO**、
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)***、
ヴィクトル・デ・サバタ(指)NYO***

録音:1956年*、1939年**、1953年頃***(全てライヴ)
新シリーズ"偉大なるピアニストたち"第1弾。中でも第2次世界大戦中にジャワ島で日本軍に拘束され軟禁生活を送ったリリー・クラウスが、解放の数ヵ月後に実現させたモントゥー&コンセルトへボウ管とのウェーバーの新しい復刻が興味深いところです。
GHCD-2350
オール:センテナリー・トリビュート
ヴァイオリンとピアノのためのソナチナ
ヴィオラ・ソナタ*
弦楽三重奏のためのセレナーデ**
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲+
ヴァイオリンとチェンバロ(P)のためのソナタ++
マックス・ロスタル(Vn)、
フランツ・オズボーン(P)、
ジェイムズ・デュラント(Va)*、
ローレンス・グローヴァー(P)*、
レオナード・フリードマン(Vn)**、
ダンカン・ジョンソン(Va)**、
ジョアンナ・ボレット(Vc)**、
エドウィン・パリング(Vn)+、
エリザベス・マクドナルド(Vc)+、
グランヴィル・ジョーンズ(Vn)++、
サーストン・ダート(Cemb)++

録音:1948年〜1989年
2006年に95歳でこの世を去ったスコットランド生まれのスイス人音楽家、ロビン・オール(1909−2006)の生誕100周年記念タイトル。
イギリスの王立音楽大学とケンブリッジ大学で作曲を学び、イタリアではカゼッラ、フランスではナディア・ブーランジェの下で研鑽を積んだオールは、セント・ジョンズ・カレッジの音楽監督兼オルガニスト、ケンブリッジ大学の教授、ウェールズ国立歌劇場のディレクターなどの重要ポストを歴任するなど、英国音楽の発展に情熱を注いだ名匠です。
GHCD-2351
フリッツ・ブルン・コンダクツ・フリッツ・ブルン
ブルン:交響曲第8番、
弦楽オーケストラとピアノのための「主題と8つの変奏」*
フリッツ・ブルン(指)ベロミュンスター放送O、
アドリアン・エッシュバッハー(P)*、
パウル・ザッハー(指)、
コレギウム・ムジクム・チューリッヒ*

録音:録音:1946年10月4日、1946年1月23日*
世界的にも有名なチューリッヒ中央図書館に所蔵されている膨大なライブラリーを発掘するギルド・ヒストリカルの「チューリッヒ中央図書館所蔵の歴史的録音シリーズ」。既にリリースされている"クレツキ"、"マルクジンスキ"、"ブルクハルト"の録音に続く新たな復刻は、"スイスのシベリウス"とも呼ばれる20世紀スイスの作曲家フリッツ・ブルン(1878−1959)の自作自演を含む作品集。1942年に出版された重厚でロマン派的な作風を持つ「交響曲第8番」は、メルゲンベルクに師事し指揮者としても高名だったブルン自身がタクトを執りベロミュンスター放送管を指揮した際の録音。20世紀ドイツ語圏を代表する名ピアニストの1人アドリアン・エッシュバッハーと、近現代音楽の発展に絶大な影響を与えたスイスの巨人パウル・ザッハーによる「主題と8つの変奏」も、20世紀スイスの音楽史を現代に伝える重要な録音です。
GHCD-2352
モーツァルト:セレナード第7番ニ長調K.250「ハフナー」*
シューベルト:交響曲第5番変ロ長調D.485
フリッツ・ブッシュ(指)ヴィンタートゥールSO、
ペーター・リバール(Vn)*
ドレスデン国立歌劇場、シュトゥットガルト国立歌劇場、アーヘン市立歌劇場、グラインドボーン音楽祭の音楽監督など、重要なポストを歴任してきたにもかかわらず、商業録音に恵まれてこなかったフリッツ・ブッシュ(1890−1951)の演奏を発掘し続けてきたギルド・ヒストリカル。1949年8月(または9月)にスイスのヴィンタートゥールSOを指揮して収録された名手ペーター・リバールの好演が輝く「ハフナー」、晩年の名演シューベルトの「交響曲第5番」は、ブッシュの至芸を良好な録音状態で聴くことのできる重要な音源です。ドイツ・マックス・レーガー・インスティテュートに保管されているマスターからの復刻。リマスター担当はもちろんピーター・レイノルズ。

GHCD-2353
ソロモン最後のモーツァルト録音
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番*、
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333
ソロモン(P)、
ロリン・マゼール(指)トリノ・イタリアRSO

録音:1956年頃*、1956年8月28日
濃密なマゼールの伴奏と共に熱い演奏を繰り広げたブラームスも聴きものですが、それ以上にピアノ・ソナタが感動的。まさに鉄壁のイン・テンポ!1956年の夏といえば、ソロモン自身、左手の薬指および小指が自由に動かないことを自覚していた頃ですが、この演奏にはそんな様子間微塵も感じられません。第1音からリズムの芯の強さに一気に引きつけられます。可憐でこじんまりまとまった音楽はどこにもなく、夢と希望で胸膨らませた感情が横溢。英国のピアニストはとかく「端正」という一言で形容されがちですが、表面的な折り目正さと共に、全体の造型を瞬時に統合し、作品への共感の熱さをあからさまに誇示せずに美しいフレージングで包み込むソロモンのセンスは比類なきものであると、改めて痛感させられます。終楽章にはモーツァルトのエッセンスの全てがここにあります!このBBCの放送録音から数週間後、ソロモンの演奏活動は完全に終止符を打たれました。 【湧々堂】
GHCD-2354
ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」Op.92*
ブラームス:アルト・ラプソディOp.53
ショパン:ピアノ協奏曲第2番へ短調Op.21
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
マリアン・アンダーソン(A)、
クラウディオ・アラウ(P)、
フリッツ・ブッシュ(指)デンマーク放送SO*、
NYO、スコラ・カントルム男声cho

録音:1950年8月26日アッシャー・ホールでのライヴ録音*、1950年12月10日メトロポリタン歌劇場でのライヴ録音
※リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
ナチスの台頭を避けるために祖国ドイツを離れ、イギリスのグラインドボーン音楽祭とストックホルム・フィルの音楽監督、デンマーク放送響の首席指揮者などの要職を歴任した往年の名匠フリッツ・ブッシュ。これまでにハイドン&モーツァルト(GHCD-2339)、ベートーヴェンの"第九"(GHCD-2343)の録音を復刻してきた"ギルド・ヒストリカル"からアラウ、アンダーソンとの共演が実現したニューヨーク・フィルへの客演、手兵デンマーク放送響を率いてのエジンバラ音楽祭でのライヴ録音が登場!1951年に志半ばにしてロンドンでこの世を去ったブッシュ。最晩年となる1950年にエジンバラとニューヨークで収録された演奏は、決して録音には恵まれたと言えないブッシュの至芸を伝える貴重な音源です。
GHCD-2355
ルービンシュタイン&ミトロプーロス・レコーディングス1953
ボロディン:交響詩「中央アジアの草原にて」
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番
フランク:ピアノと管弦楽のための「交響的変奏曲」
スクリャービン:交響曲第4番Op.54「法悦の詩」
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)、
ディミトリ・ミトロプーロス(指)NYO

録音:1953年4月19日、カーネギー・ホールでのライヴ
ルービンシュタインは"サン=サーンスのピアノ協奏曲"と"フランクの交響的変奏曲"を十八番としていたことでも知られており、ミトロプーロス率いるニューヨーク・フィルとの共演での完成度も非常に高く聴衆から大喝采を浴びています。
ルービンシュタインのサン=サーンスとフランクと言えば1958年に録音されたウォーレンスタイン&シンフォニー・オブ・ジ・エアとの演奏が代表盤とされてきました、1953年にカーネギー・ホールで繰り広げられたミトロプーロス&ニューヨーク・フィルとのライヴが新たな代表盤となる可能性は十分!
GHCD-2356
フリッツ・ブッシュ〜R・シュトラウス&モーツァルト
R・シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
 交響詩「ドン・ファン」*
モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」
 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲+、
 歌劇「フィガロの結婚」序曲+、
 歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」序曲+
フリッツ・ブッシュ(指)BBC響
LPO*、グラインドボーン祝祭O+

録音:1934年3月5日−6日、1934年7月6日−8日*、1936年6月29日−30日+、1935年6月28日+、1935年6月28日+
アーヘン市の音楽総監督、シュトゥットガルト国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場の音楽監督などのポストを歴任しながらもナチス政権の樹立と同時に国外に活躍の場を求めたブッシュ。
渡英後の1934年にはグラインドボーン音楽祭の音楽監督に就任するなど、離独後のブッシュにとって北欧と並ぶ重要な舞台となったイギリスでの記録です。
GHCD-2357
ブルクハルトとショイブレの室内楽作品集
ブルクハルト:ジーベン・シュトゥフェン・デス・レーベンズ(人生の七歩)
2台ピアノのためのバレエ音楽「ばらと影」Op.43*
エミィ・ヒュルリマン(Hp)、
マンフレート・プライス(Cl)、
マルタン・シュテール(Org)、
パウル・ブルクハルト(指)ニコ・カウフマン(P)*、
ハンス・ショイブレ(P)*

録音:1977年6月2日−3日&1959年12月19日*
「オー・マイン・パパ」以外のブルクハルト、またショイブレの作品に接する機会は決して多くはないため、作曲家自身が参加した録音は貴重な記録と言えるでしょう。
GHCD-2358(2CD)
トスカニーニ〜オール・メンデルスゾーン・プログラム
交響曲第3番「スコットランド」(録音:1941年4月5日)
交響曲第5番「宗教改革」(録音:1942年11月8日)
「真夏の夜の夢」序曲(録音:1947年11月1日)
「真夏の夜の夢」〜まだら模様のお蛇さん(録音:1947年11月1日)
序曲「フィンガルの洞窟」(録音:1945年4月11日)
序曲「美しいメルジーネの物語」(録音:1947年1月1日)
弦楽五重奏曲第2番〜第3楽章(録音:1947年1月11日)
ヴァイオリン協奏曲ホ短調*(録音:1944年9月4日)
交響曲第4番「イタリア」(録音:1954年2月28日)
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC響、
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)*
このギルド盤にはトスカニーニがアメリカで指揮したメンデルスゾーンの演奏のほとんどが集められており、「スコットランド」や引退直後の「イタリア」、ハイフェッツとの快速「ヴァイオリン協奏曲」など、トスカニーニが創り上げたメンデルスゾーンを存分に味合わせてくれるプログラムとなっています。

GHCD-2360
クレンペラー〜バッハ1945&1950
(1)バッハ:御身が共にあるならBWV.508(クレンペラー編曲)*
(2)管弦楽組曲第3番〜アリア+
(3)マニフィカト
ニ長調BWV.243**
(4)ブランデンブルク協奏曲第5番++
オットー・クレンペラー(指)ロサンゼルス・フィルハーモニックの弦楽セクション*、
ロサンゼルス・フィルハーモニック+、
ブダペストRSO**/++、ブダペストcho**、
ティボール・ネイ(Vn)++、
ヤーノシュ・セベニ(Fl)++、
アニー・フィッシャー(P)++

(1)ライヴ録音:1945年2月11日、ロサンゼルス*
(2)ライヴ録音:1945年12月16日、ロサンゼルス)+
(3ライヴ録音:1950年1月13日、ブダペスト放送スタジオ**
(4)ライヴ録音:1950年1月13日、ブダペスト放送スタジオ++
0世紀の巨匠オットー・クレンペラー(1885−1973)の"ロサンゼルス"と"ブダペスト"での「バッハ」がギルド・ヒストリカル(Guild Historical)から、名エンジニア、ピーター・レイノルズのリマスターで復刻登場!ハンガリー時代のクレンペラーが振る「マニフィカト」、アニー・フィッシャーをソリストに迎えた「ブランデンブルク協奏曲第5番」、ロサンゼルス時代からはクレンペラー編曲の弦楽合奏版「BWV.508」、「G線上のアリア」など、クレンペラーの貴重な演奏が並びます。
GHCD-2361
ストコフスキー〜NBCポップス
クーリー:プロムナード(1942年3月24日)
ラヴァレ:シンフォニック・ルンバ(1942年12月6日)
グァルニエリ:ブラジルの踊り、トレメンベの花、密林の踊り
フェルナンデス:バトゥーキ(1944年1月9日)
ハリス:フォーク・リズム・オヴ・トゥデイ(1943年12月19日)
ケリー:サンセット・リフレクションズ(1941年11月18日)
ミヨー:「ブラジルの郷愁」より ボタフォーゴ、コパカバーナ、イパネマ、ガベーア(1942年4月14日)
ヴォーン=ウィリアムズ:クリスマス・キャロルによる幻想曲(1943年12月19日)
ジンバリスト:アメリカン・ラプソディ(1944年1月16日)
M・グールド:グァラチャ(1942年11月15日)
レオポルド・ストコフスキー(指)NBC響

録音:1942年−1944年
※リマスター:ピーター・レイノルズ
魔術師レオポルド・ストコフスキーの"NBCポップス"は、NBC響の常任指揮者在任中、そして第2次世界大戦中の1942年から1944年にかけて収録されたストコフスキーのセレクトによるオーケストラのためのマスターピース集。燃えるパーカッションとブラス&ウィンズ、ストコフスキー・マジックにかかった弦楽セクションが大活躍するエキサイティングなプログラムは、スコフスキ・ファンだけでなくライト・ミュージック・ファンにもオススメ。シンフォニーから小品までの様々な作品を自由自在に繰り出すストコフスキーのレパートリーの凄さに改めて感服。
GHCD-2362
シューマン:マンフレッド序曲
交響曲第2番ハ長調Op.61
交響曲第4番ニ短調Op.120*
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
ブルーノ・ワルター(指)*、NBC響

録音:1946年10月10日、1946年3月17日#、1940年5月2日*
リマスター:ピーター・レイノルズ
ギルド・ヒストリカルのシューマン生誕200周年記念リリース。トスカニーニとワルターが同じオーケストラ、NBCSOを振ったシューマンの偶数番号の交響曲集。
GHCD-2363
ベーム&ケンペンのレーガー
レーガー:ヒラーの主題による変奏曲とフーガOp.100
モーツァルトの主題による変奏曲とフーガOp.132*
パウル・ファン・ケンペン(指)
カール・ベーム(指)*、BPO

録音:1951年7月ベルリン・イエス・キリスト教会、1956年12月19日−21日ベルリン・イエス・キリスト教会*
※リマスター:ピーター・レイノルズ
戦後のレーガー録音の中でも特に重要とも言えるベームとケンペンの演奏は、カールスルーエに設立されたマックス・レーガー研究所(Max-Reger-Institut)に保管されていたコレクションからの復刻。ベーム、ケンペンが指揮する1950年代のベルリン・フィルの演奏で聴く"変奏曲とフーガ"の鬼、マックス・レーガーの管弦楽作品集。この渋くも魅力的なプログラムが興味をそそります。
GHCD-2364(2CD)
メモリアル・トリビュート・トゥ・トスカニーニ
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV.1047(1938年10月29日)*
バッハ(レスピーギ編):パッサカリアとフーガ .ハ短調BWV.582(1947年11月22日)
ロッシーニ:弦楽のためのソナタ第3番ハ長調(1952年11月15日)
ヴィヴァルディ:合奏協奏曲ニ短調Op.3-11,RV.565(1954年3月14日)

■リハーサル集(解説:マーシャ・ダヴェンポート)
モーツァルト:「魔笛」序曲(1947年11月5日)、
ベートーヴェン:交響曲第9番〜第4楽章(1952年3月27日)、
ヴェルディ:「椿姫」〜第1幕&第2幕(1946年11月28日)
アルトゥール・トスカニーニ(指)NBC響、
バーナード・ベイカー(Tp)*、
ジョン・ワマー(Fl)*、
ロバート・ブルーム(Ob)*、
ミッシャ・ミスチャコフ(Vn)*

リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング(コルチェスター)
トスカニーニの長男ワルター・トスカニーニが、ミュージシャンズ・ファウンデーションへの寄付金を集めるために500枚限定でプレスされたLPからの復刻で特に注目が集まるのは、やはりトスカニーニのリハーサルでしょう。手兵NBCSOを相手に自身の意図する表現を徹底的に伝えるトスカニーニの熱気が録音からビシビシと伝わります。
GHCD-2366
フリッツ・ブッシュ・レコーディングス1946&1949
メンデルスゾーン:序曲「美しいメルジーネの物語」*、
 八重奏曲変ホ長調Op.20〜スケルツォ(管弦楽版)*
ベートーヴェン:「エグモント」序曲**
シューベルト(ブッシュ編):管弦楽のための舞踏組曲(ポロネーズ ヘ長調D.599-4
 エコセーズD.145,No.1-6
 トリオ ホ長調D.610
 高雅なワルツD.969,Op.77)**
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲とイゾルデの愛の死**、
 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕前奏曲と間奏曲**
アルヴェーン:スウェーデン狂詩曲第1番#
フリッツ・ブッシュ(指)
ヴィンタートゥールSO*、
ロサンゼルスPO**、
マルメ・コンサートホールO#

録音:1949年*、1946年3月10日**、1949年10月30日#/リマスター:ピーター・レイノルズ
フルトヴェングラーと同じ時代を生きながらも、レコーディングが少なくその至芸を知る機会に恵まれてこなかったドイツの伝説的指揮者フリッツ・ブッシュ。カールスルーエのマックス・レーガー・インスティテュートの協力を得て新たに復刻される1946年&1949年の演奏は、ナチスの支配から逃れるためにドイツを離れ北欧や南米を渡り歩いたブッシュの生涯を反映したかのような組み合わせ。ブッシュ自身のアレンジによるシューベルトの「舞踏組曲」やスウェーデン、マルメのオーケストラを振ってのアルヴェーンの「夏至祭の夜明かし」などは、ブッシュが備えていた多彩なレパートリーと柔軟なスタイルを証明してくれる貴重な記録です。
GHCD-2368
トスカニーニ〜ガラ・コンサート1945
ハイドン:交響曲第101番「時計」
レスピーギ:交響詩「ローマの松」
シベリウス:トゥオネラの白鳥
ワーグナー:「神々のたそがれ」〜ジークフリートの葬送行進曲
ウェーバー:「オイリアンテ」序曲
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NYO

録音:1945年11月13日カーネギー・ホール・ライヴ
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ
トスカニーニのニューヨークフィル音楽監督就任時と同じプログラムによるガラ・コンサートのライヴ。最注目は、やはりレスピーギの「ローマの松」!トスカニーニのローマ三部作と言えばNBC響との演奏があまりにも有名だが、終始ハイテンションをキープし、高速テンポで突き進むNYPとの「アッピア街道の松」も圧巻。クライマックスでの豪快なリタルダンド、縦の線の乱れなどはお構いなしの突進力は迫力十分!
GHCD-2367
偉大なるピアニストたちVol.2〜1945−1958
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488(1945年6月26日/ライヴ)*
リスト:ドン・ジョヴァンニの回想(1952年2月7日)、
 ドン・ジョヴァンニの回想(1953年3月5日)**
R・シュトラウス:ブルレスケ ニ短調(1958年2月9日/ライヴ)***
アレクサンドル・ブライロフスキー(P)*、
セルゲイ・クーセヴィツキー(指)ボストンSO*、
シューラ・チェルカスキー(P)**、
ルドルフ・ゼルキン(P)***、
ディミトリス・ミトロプーロス(指)NYO***

録音:1945年−1958年(ADD)/リマスター:ピーター・レイノルズ
往年の名ピアニストたちが遺した"名演"を復活させるシリーズ"偉大なるピアニストたち"の第2弾は、ブライロフスキー!チェルカスキー!ゼルキン!
ブライロフスキーの未発表音源となる「モーツァルト」、チェルカスキーが弾く「ドン・ジョヴァンニの回想」の聴き比べ、ゼルキン&ミトロプーロスの「ブルレスケ」からはアメリカを舞台に活躍した3人のピアニストたちの強烈な"個性"が迸る!
GHCD-2369(2CD)
トスカニーニ〜デビュー&引退コンサート
■デビュー・コンサー
ヴィヴァルディ:合奏協奏曲ニ短調Op.3-11
モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
シベリウス:交響曲第1番ハ短調Op.68

■引退コンサート*
ワーグナー:「ローエングリン」第1幕前奏曲、
「ジークフリート」〜森のささやき、
「神々の黄昏」〜夜明けとジークフリートのラインへの旅、
「タンホイザー」序曲とバッカナール、
「マイスタージンガー」第1幕前奏曲
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC響

録音:1937年12月25日NBCスタジオ8H(ニューヨーク)、1954年4月4日カーネギー・ホール(ニューヨーク)*/ADD
巨匠トスカニーニ&NBCSOの"1937年のデビュー・コンサート"と"1954年の引退コンサート"がギルド・ヒストリカルから復刻!多くの期待を背負いトスカニーニが遂にNBCSOの指揮台に立った1937年のコンサート、記憶障害による指揮中断のハプニングが起きた1954年の引退コンサート。数々の名演を繰り広げてきたトスカニーニとNBCSOの"スタート"と"ラスト"となった2つのコンサートのライヴが、レイノルズ・マスタリングの総帥ピーター・レイノルズのリマスターで蘇ります。
GHCD-2371
ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73*
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」〜スケルツォ
モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲、
 6つのドイツ舞曲K.600〜第1番/第2番/第4番/第5番、
 ドイツ舞曲ハ長調K.602-3「辻音楽師」
 3つのドイツ舞曲K.605〜第2番/第3番
レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガOp.132
モーツァルト:6つのドイツ舞曲K.571+〜第1番/第5番/第6
 5つのコントルダンスK.609#〜第1番/第2番/第4番
フリッツ・ブッシュ(指)
ドレスデン・シュターツカペレ*、
ヴュルテンベルク州立歌劇場O、
デンマークRSO+/#

録音:1919年(頃)シュトゥットガルト、
1931年2月25日ベルリン・フィルハーモニー(放送録音)*
1948年10月10日コペンハーゲン+
1951年1月27日、コペンハーゲン#
※リマスター:ピーター・レイノルズ
ブラームスはナレーション、拍手を含む完全な形での放送録音復刻は今回が初めて。1919年(頃)に収録された若き日のフリッツ・ブッシュの至芸もコレクター必聴の貴重な音源。ボーナストラックとして収録されている晩年の1948年と1951年の「コントルダンス」との比較も興味深いところです。
GHCD-2372
フリッツ・ブッシュ/1938年〜1949年
(1)モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」序曲*
(2)ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
(3)ベルク:ヴァイオリン協奏曲#
(4)ラーション:交響曲第2番〜第3楽章
(5)レーガー(ブッシュ編):幻想曲とコラールOp.40-1
(6)ベルワルド:歌劇「ソリアのエストレッラ」序曲
フリッツ・ブッシュ(指)
ルイス・クラスナー(Vn)#、
ストックホルム・コンサート協会O(王立ストックホルム・フィルハーモニーO)、ストックホルム王立劇場O*

録音:(1)1940年3月30日*
(2)1949年12月4日
(3)1938年4月20日#
(4)1949年12月4日
(5)1949年12月4日
(6)1946年9月29日
ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリングが新たに復刻を手掛けるのは、1938年から1949年にかけて収録されたスウェーデン時代の貴重な録音。ヒンデミットの「ウェーバーの主題による交響的変容」やブッシュ自身のオーケストレーションによるレーガーの「幻想曲とコラール」の"管弦楽版"から、ラーションやベルワルドなどの多彩なレパートリーでもブッシュの堅実なスタイルは健在。
GHCD-2373(3CD)
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」
歌劇「バスティアンとバスティエンヌ」*
カール・ベーム(指)
ジョン・プリッチャード(指)*、
ウィーンSO、
ウィーン国立歌劇場cho、
パウル・シェフラー(アルマヴィーヴァ伯爵)、
セーナ・ユリナッチ(伯爵夫人)、
リタ・シュトライヒ(スザンナ)、
ヴァルター・ベリー(フィガロ)、
クリスタ・ルートヴィヒ(ケルビーノ)、
イーラ・マラウニク(マルチェリーナ)、
エーリヒ・マイクート(ドン・バジーリオ)、
オスカー・チェルヴェンカ(バルトロ)、
カール・デンヒ(アントニオ)、
ロスル・シュヴァイガー(バルバリーナ)

録音:1956年、1953年1月25日−31日*


リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング(コルチェスター)
マックス・レーガー研究所のシャールヴェヒター・コレクション(LP)から復刻されたベームの「フィガロの結婚」の音質は「excellent vintage」とこのと。
GHCD-2376
ユージン・グーセンス/ロシア音楽集
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」*
ユージン・グーセンス(指)
LSO、ロイヤルPO*

録音:1959年(ステレオ)&1957年9月26日&28日(モノラル)*

シャールヴェヒター・コレクションのLPからの復刻
イギリスとオーストラリアの楽壇の架け橋的存在として重要な役割を果たしたユージン・グーセンス(1893−1962)。1959年の「シェエラザード」、1957年の「展覧会の絵」は、1956年に起きたポルノ写真所持のスキャンダル後の録音であり、指揮者生命が風前の灯となっていたグーセンス渾身の演奏が繰り広げられています。
GHCD-2377
ルドルフ・ガンツ〜ピアニストと指揮者
ショパン:ワルツOp.34-1
リスト:ノットゥルノ
イェンゼン:つぶやくそよ風
メンデルスゾーン:春の歌
グラナドス:スペイン舞曲第5番*
グラズノフ:夜Op.31-3*
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女*、
 ヴィーニョの門*
ショパン:夜想曲Op.9-1*
リスト:ミニョンの歌*
コルンゴルト:ピアノ・ソナタ第2番ホ長調Op.2〜 第1楽章&第2楽章*
グリーグ:ホルベルク組曲Op.40#
ルドルフ・ガンツの80歳記念インタビュー***
ルドルフ・ガンツ(P&指#)、
メトロポリタン・シンフォニー・オーケストラ#

録音:1920年&1913年*&1948年#(ADD)
リマスター:ピーター・レイノルズ
ブゾーニ門下の"アメリカのスイス人"、ドルフ・ガンツの秘蔵音源集!「チューリッヒ中央図書館所蔵の歴史的録音シリーズ」からは、アメリカで活躍した20世紀スイスのピアニスト&指揮者、ルドルフ・ガンツ(1877−1972)の貴重な録音が登場。フェルッチョ・ブゾーニの下で研鑽を積み、バルトークやコルンゴルトの音楽に逸早く取り組んだガンツ。指揮者としてはセントルイスSOを大きく飛躍させるなど米国の楽壇に大きな足跡を残す"アメリカのスイス人"です。
GHCD-2379(2CD)
ストコフスキー/20世紀の交響曲シリーズ第2集
(1)ストラヴィンスキー:交響曲ハ調
(2)ヒンデミット:交響曲変ホ長調
(3)ハルトマン:交響曲第2番「アダージョ」*
(4)ハンソン:交響曲第4番Op.34「レクイエム」
(5)ハリス:交響曲第7番(初稿版)**
(6)ホヴァネス:交響曲第3番Op.148(世界初録音#
レオポルド・ストコフスキー(指)
NBC響、ケルンWDRSO*、
セントルイスSO**、
シンフォニー・オヴ・ジ・エアー#

(1)録音:1943年2月21日、NBCスタジオ8-H、Live
(2録音:1943年2月28日、NBCスタジオ8-H、Live
(3)録音:1955年5月25日、ケルン、Live)
(4)録音:1944年1月2日、NBCスタジオ8-H、Live
(5)録音:1955年1月9日、キール・オペラ・ハウス、Live)
(6)録音:1956年10月14日、カーネギー・ホール、Live
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)
ケルンWDRSOを振り大絶賛を博したハルトマンの「交響曲第2番」、超多作家ホヴァネスの世界初録音となった「交響曲第3番」、ナディア・ブーランジェの弟子ロイ・ハリスの「交響曲第7番」しかも初稿版など、ストコフスキーの凄すぎるレパートリーの広さを再確認できるプログラムです!
GHCD-2381
リスト:ピアノ協奏曲集
交響詩「前奏曲」
ピアノ協奏曲第1番#
ピアノ協奏曲第2番**
交響詩「ハンガリー」*
アンドール・フォルデス(P)、
レオポルト・ルートヴィヒ(指)BPO
フェルディナント・ライトナー(指)バンベルクSO*
録音:1951年11月14日
1953年2月26日−27日#
1953年2月28日**
1952年10月31日*
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)/シャールヴェヒター・コレクションのLPからの復刻。
バルトークやコダーイなどハンガリー音楽のスペシャリストとしても高名なフォルデスのリストは、ベルリン・フィルとの共演、ピーター・レイノルズのリマスタリングなど聴きどころ多し!
GHCD-2382(2CD)
ビゼー:歌劇「真珠採り」

ピエレッテ・アラリーが歌うフランス・オペラ・アリア集*
グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」〜私は夢に生きたい
ビゼー:歌劇「カルメン」〜何を恐れることがありましょう
ドリーブ:歌劇「ラクメ」〜美しい夢を下さったあなた
グノー:歌劇「ミレイユ」〜おお, 身軽なつばめよ、幸福なかわいい羊飼い
オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」〜生け垣に小鳥たちが
ビゼー:歌劇「真珠採り」〜夜の闇にただひとり…いつかのような暗い夜に
トマ:歌劇「ミニョン」〜私はティターニア
ピエレッテ・アラリー(S)、
レオポルト・シモネー(T)、
ルネ・ビアンコ(Br)、
グザヴィエ・ドゥプラ(Bs)、
ジャン・フルネ(指)
コンセール・ラムルーO、
エリザベート・ブラッスールcho

録音:1953年10月パリ、1953年4月21日−22日パリ*
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)/シャールヴェヒター・コレクションのLPからの復刻。
指揮者のジャン・フルネ、実生活でも夫婦だったピエレッテ・アラリーとレオポルト・シモネーなど、オール・フランス・キャストによって1953年10月にパリで録音されたビゼーの「真珠採り」。ピエレッテ・アラリーがデルヴォー&コンセール・ラムルー管との共演で歌うフランスのオペラ・アリア集をカップリング。
GHCD-2384(2CD)
トスカニーニ/1929年〜1952年録音集
(1)シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」
(2)エルガー:エニグマ変奏曲
(3)モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
(4)ロッシーニ:歌劇「泥棒かささぎ」序曲
(5)ワーグナー:葬送音楽
(6)イギリス国歌「神よ女王を護り賜え」、
 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
(7)ボーナス・トラック
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調〜第2&第3楽章
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)

(1)フィラデルフィアO(1941年9月16日)
(2)BBC響(1935年6月3日)
(3)NYO(1929年4月4日−5日)
(4)ミラノ・スカラ座O(1946年5月12日ライヴ)
(5)VPO(1934年ザルツブルク・ライヴ)
(6)フィルハーモニアO(1952年10月ライヴ)
(7)ナタン・ミルシテイン(Vn)、NYO(1936年3月29日ライヴ)

※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
トスカニーニがアメリカ、イギリス、イタリア、オーストリアの6つのオーケストラを振った1929年から1952年にかけてのスタジオ&ライヴ・レコーディング集!ボーナス・トラックとして収録されている、22歳のミルシテインがソリストを務めるメンデルスゾーン(第2&第3楽章のみ)の1936年ライヴも要注目。
GHCD-2386
ハンス・クナッパーツブッシ
ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」
ウェーバー(ベルリオーズ編):舞踏への勧誘
シューベルト(ウェニンゲル編):軍隊行進曲Op.51/D.733-1
コムザーク:ワルツ「バーデン娘」Op.257*
J・シュトラウス:アンネン・ポルカ*
 ウィーンの森の物語*
J・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲*
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)VPO

録音:1960年2月ウィーン(Decca SXL 2239)、
1957年10月15日−16日ウィーン(Decca SXL 2016)*
※リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
ドイツの巨匠ハンス・クナッパーツブッシュがウィーン・フィルを振ったニコライやウェーバー、シュトラウス親子などのデッカ音源が、ピーター・レイノルズの新リマスタリングでギルド・ヒストリカル(Guild Historical)から復刻!良質な復刻に定評のあるピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリングのテクノロジーによる音質改善、既発盤との聴き比べも一興。

GHCD-2388(2CD)
シェーンベルク:グレの歌
浄められた夜 Op.4*
レオポルト・ストコフスキー(指)LSO
エジンバラ王立合唱組合、
ジェームズ・マクラッケン(T)、
グレ・ブルーウェンスティーン(S)、
ネル・ランキン(Ms)、
フォーブス・ロビンソン(Br)、
ジョン・ラニガン(T)、
アルヴァー・リデル(語り手)、
ヒズ・シンフォニー・オーケストラ*

録音:1961年8月20日(エジンバラ・ライヴ)&1952年ライヴ*
※リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
ギルド・ヒストリカルが復刻した魔術師ストコフスキーのシェーンベルクの「グレの歌」は、フィラデルフィア管とのアメリカ初演ではなく、エジンバラ音楽祭のオープニング・コンサートを飾ったロンドンSOとの1961年ライヴ!ストコフスキーがイギリスのオーケストラと共にスコットランド、エジンバラで繰り広げた壮大なる「グレの歌」。アメリカ初演から約30年後、スコットランドでのストコフスキーの記録が新たなリマスターを施されて蘇ります。

GHCD-2390
ダニエル・バレンボイム〜レア・ファースト・レコーディングス1955
J・C・バッハ:ピアノ・ソナタ変ロ長調 Op.17-6
ペルゴレージ:ソナタ変ロ長調、ソナタ ト長調
モーツァルト:きらきら星変奏曲 K.265
メンデルスゾーン:カプリッチョ Op.5
ブラームス: 間奏曲ハ長調 Op.119-3
カバレフスキー:ソナチナ Op.13-1
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲 Op.34より
ダニエル・バレンボイム(P)

録音:1955年
※リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
マスター・ソース:カラム・ロス・コレクション
ダニエル・バレンボイム(1942−)の生誕70周年を記念したギルド・ヒストリカルのアニヴァーサリー・リリースは、1955年にレコーディングされた"レア・ファースト・レコーディングス"!ピアニストとしてヨーロッパ・デビューを飾ったわずか数年後、神童時代のバレンボイムが行った録音には10代とは思えないほどの驚異的な演奏と成熟度が刻印されている。神童バレンボイムの名演、ピアノ・ファン要注目&必聴の復刻です!

GHCD-2391
アナトール・フィストラーリ〜ロシア管弦楽名曲集
リムスキー=コルサコフ:歌劇「ムラダ」〜貴族たちの行進
グリンカ:幻想的ワルツ
チャイコフスキー:組曲第1番〜軍隊行進曲
ボロディン(チェレプニン編):ノットゥルノ*
チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」〜ワルツ*
グラズノフ:演奏会用ワルツ第1番ニ長調Op.47*
プロコフィエフ:組曲「キージェ中尉」〜キージェの結婚、トロイカ、キージェの葬送*
グラズノフ:交響詩「ステンカ・ラージン」*
アナトール・フィストラーリ(指)
ロイヤルPO
フィルハーモニアO*

録音:1958年&1956年−1957年*
※リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング/原盤:エドワード・ジョンソン・コレクション(HMV Stereo LP SXLP 30101、SXLP 30119*)
7歳でチャイコフスキーの「悲愴」を指揮した神童として名を馳せ、20世紀最高のバレエ音楽指揮者の1人に数えられているアナトール・フィストラーリ(1907−1995)の「ロシア管弦楽名曲集」。キエフに生まれ、リムスキー=コルサコフとルビンシテインに師事したフィストラーリ。ロシア音楽の演奏にも秀でていたフィストラーリがイギリスの2つのオーケストラを振ったロシアン・プログラムがギルド・ヒストリカルのリマスターで復活です!

GHCD-2392
美しく青きドナウ&弦楽のための作品集
J・シュトラウス:美しく青きドナウ/
ボロディン(サージェント編):ノットゥルノ
パガニーニ(ラヴァニーノ編):常動曲
ラフマニノフ(ドゥベンスキー編):ヴォカリーズ
ヘンデル(ウィッタカー編):歌劇「アルチーナ」より タンブリーノ
パーセル(ハーベッジ編):歌劇「アーサー王」より ホーンパイプ
グルック(ストコフスキー編):歌劇「アウリスのイフィゲニア」〜レント、
 歌劇「アルミード」〜ミュゼット、シシリエンヌ、
 歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」〜精霊の踊り
ボッケリーニ(ストコフスキー編):弦楽五重奏曲ホ長調Op.13-5より メヌエット
チャイコフスキー(ストコフスキー編):弦楽四重奏曲第1番ニ長調より アンダンテ・カンタービレ
ベルガー:ロンディーノ・ジョコーソ
レオポルド・ストコフスキー(指)
ヒズ・シンフォニー・オーケストラ

録音:1957年−1958年
※リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
原盤:エドワード・ジョンソン・コレクション(Capitol and Seraphim LPs)
音の魔術師レオポルド・ストコフスキーの"指揮"と"アレンジ"、そして「美しく青きドナウ」(初CD化!)を収録した1957−1958年録音の名演集。グルック、ボッケリーニ、チャイコフスキーでストコフスキーの編曲をたっぷりと味わい、「美しく青きドナウ」やマルコム・サージェント編曲のボロディンなどではストコフスキーの音楽創りをじっくりと味わう・・・。

GHCD-2393
マルコム・サージェント〜プロムスの夕べ
サリヴァン:舞踏会序曲
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」〜タチアナの手紙
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第10番ホ短調Op.72-2
ホルスト:東洋的組曲「ベニ・モラ」Op.29-1*
シャブリエ:「いやいやながらの王様」〜ポーランドの祭り
チャイコフスキー(シュミット編):アンダンテ・カンタービレ
リトルフ:交響的協奏曲4番〜スケルツォ
エルガー:行進曲「威風堂々」第1番
ジョーン・ハモンド(S)、
シューラ・チェルカスキー(P)、
マルコム・サージェント(指)BBC響

マスター・ソース:ユルゲン・シャールヴェヒター・コレクション〔HMV ASD 536(1959年録音)&HMV SXLP 30126(1956年録音)*〕
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
エイドリアン・ボールトの後任として1950年代のBBCSOを率いたイギリスの名指揮者マルコム・サージェント。BBCプロムスの名物指揮者として絶大な人気を博したサージェントの「プロムスの夕べ(An Evening At The Proms)」(1959年録音)と、ホルストの「ベニ・モラ」(1959年録音)が、名エンジニア、ピーター・レイノルズのリマスタリングで復刻!プロムスの聴衆を熱狂させたマルコム・サージェントのマジックを堪能できるプログラムです。

GHCD-2394
コーガン・プレイズ・ブラームス&ハチャトゥリアン
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調*
レオニード・コーガン(Vn)、
キリル・コンドラシン(指)フィルハーモニアO、
ピエール・モントゥー(指)ボストンSO*

マスター・ソース:ユルゲン・シャールヴェヒター・コレクション
〔Columbia SAX 2307(1959年2月22日&26日、アビーロード・スタジオ)& RCA Victrola VICS 1153(1958年1月12日−13日、ボストン・シンフォニー・ホール)*〕
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
ピーター・レイノルズのリマスタリングで復刻になるのは、1950年代から西側での活動を本格化させたコーガンのアビー・ロード・スタジオとボストン・シンフォニー・ホールでの「ブラームス」と「ハチャトゥリアン」。カールスルーエのマックス・レーガー研究所や、ロバート・シンプソン協会のメンバーにも名を連ねるドイツのユルゲン・シャールヴェヒター博士のコレクション(LP)から、コーガンの西側での遺産が鮮やかに蘇ります。

GHCD-2395
アドルフ・ブッシュのベートーヴェン
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61(カデンツァ:アドルフ・ブッシュ)
ロマンス第1番ト長調Op.40*
ロマンス第2番ヘ長調Op.50*
アドルフ・ブッシュ(Vn)、
ラウニー・グレンダール(指)デンマーク国立RSO、
アルフレッド・ウォーレンスタイン(指)WOR放送O*

録音:1949年3月17日、コペンハーゲン&1942年2月21日、ニューアーク*
※マスターソース:トゥリーポッター・コレクション&ブリューダー・ブッシュ・アーカイヴ(カールスルーエ・マックス・レーガー・インスティテュート)
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)
ブッシュ三兄弟の次男で、ブッシュ=ゼルキン・デュオでも知られる20世紀前半のドイツを代表する名ヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュの「ベートーヴェン」!名エンジニア、ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)のリマスタリングで復刻となるのは、デンマーク、コペンハーゲンでの「ヴァイオリン協奏曲」、アメリカ、ニューアークでの「ロマンス第1番&第2番」。特に自作のカデンツァを用いた1949年にデンマークで演奏された「ヴァイオリン協奏曲」は、要注目。

GHCD-2396
ディミトリ・ミトロプーロス〜チャイコフスキー1954−57
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
 イタリア奇想曲 Op.45
ディミトリ・ミトロプーロス(指)
NYO

録音:1954年3月27日(Columbia ML5075/モノラル)
1957年4月22日(CBS S 73143/ステレオ)、コロンビア30thストリート・スタジオ(ニューヨーク)
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・リマスタリング
※マスター・ソース:ポール・ブルックス・コレクション
ギリシャが生んだ20世紀の巨匠ディミトリ・ミトロプーロスとニューヨーク・フィルハーモニックの「チャイコフスキー」が、新たにリマスタリングを施されてギルド・ヒストリカル(Guild Historical)から復刻!「交響曲第5番」で繰り広げられる音楽監督ミトロプーロスの高度な要求と、それに応えるニューヨーク・フィルの一進一退の攻防!

GHCD-2397
カール・ランクル〜マーラー&デュカス1954

マーラー:交響曲第4番ト長調*
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
カール・ランクル(指)ウィーンSO
セーナ・ユリナッチ(S)*

録音:1954年1月23日ムジークフェライン・ザール(ウィーン)
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
※マスター・ソース:ロート・ヴァイス・ロート放送収録(プライヴェート・アーカイヴ)
シェーンベルク、ウェーベルンの門下生であり、クレンペラーのアシスタントを務めたことでも知られるオーストリアの指揮者カール・ランクル(1898−1968)。第2次世界大戦の戦火を避けるためにイギリスへ渡り、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管の首席指揮者、コヴェントガーデン王立歌劇場の音楽監督として活躍したランクルが、終戦後に祖国ウィーンに戻り、ムジークフェライン・ザールでウィーンSOを振った1954年1月23日のライヴ・レコーディング。
ORFの前身となるロート・ヴァイス・ロート放送によって放送用音源として収録されたマーラー&デュカス。約10年前に発見された貴重なテープからの復刻が、カール・ランクルの至芸を伝えます。

GHCD-2398(2CD)
チェルカスキー〜UKワールド・レコード・クラブ・ソロ・レコーディング全集
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
クレメンティ:ピアノ・ソナタ変ロ長調 Op.47-2
シューベルト:ピアノ・ソナタ イ長調 D.959
ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
ベートーヴェン:「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガ変ホ長調 Op.35
ショパン:舟歌嬰ヘ長調 Op.60、
 夜想曲ヘ短調 Op.55-1、
 ワルツ.ホ長調 Op.posth、
 スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
シューマン:幻想小曲集 Op.111
シューマン(タウジヒ編):密輸入者 Op.74-10
リスト:コンソレーション第3番変ニ長調
 半音階的大ギャロップ S.219、
 愛の夢第3番/ラ・カンパネッラ
シューラ・チェルカスキー(P)

録音:1958−59年、1960−63年
マスター・ソース:カラム・ロス・コレクション(LP)
リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
ギルド・ヒストリカル(Guild Historical)からリリースとなるチェルカスキーの演奏は、1960年から63年にかけて録音が行われ、イギリスのレーベル、ワールド・レコード・クラブ(World Record Club)からリリースされた3枚のLP(T58, T247, T271)からの復刻(一部、HMV LP 7P258からの復刻を含む)。晩年までレパートリーの拡大に情熱を注ぎ続けたチェルカスキーが、1960年代前半に収録した19世紀の傑作の数々。定評あるピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリングのリマスタリングによる音質向上にも乞うご期待!


GHCD-2400(2CD)
マックス・レーガー〜レコーディングス1936-1943

(1)喜劇序曲Op.120

(2)セレナード ト長調Op.95

(3)バレエ組曲Op.130

(4)2人だけの森Op.76-3、
  子供の祈りOp.76-22

(5)マリアの子守歌Op.76-52、
  眠りOp.76-59

(6)ロマンティックな組曲Op.125

(7)モーツァルトの主題による変奏曲とフーガOp.132

(8)愛国的序曲Op.140
(1)録音:1941年5月10日
フリッツ・レーマン(指)ベルリン・シュターツカペレ
(2)録音:1943年7月18日
オイゲン・ヨッフム(指)BPO
(3)録音:1943年5月17日−21日
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)ACO
(4)録音:1936年3月11日
アンニ・フリンド(S)、ブルーノ・ザイドラー・ヴィンクラー(指)
(5録音:1937年11月2日&22日
エリザベート・シューマン(S)
(6)録音:1942年4月7日−15日
フリッツ・レーマン(指)ブリュッセルRSO
(7)録音:1943年5月17日−21日
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)ACO
(8)録音:1942年11月10日
ロベルト・ヘーガー(指)ベルリン市立O
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
※マスター・ソース:ユルゲン・シャールヴェヒター・コレクション(マックス・レーガー研究所)
後期ロマン派から次代への橋渡し役も担ったドイツの大作曲家マックス・レーガー(1873−1916)。カールスルーエのマックス・レーガー研究所のユルゲン・シャールヴェヒター博士が所有するコレクションから復刻された作品集には、ヨッフムやベイヌムの演奏が収録されており、20世紀前半におけるレーガーの存在感の大きさを物語っています。

GHCD-2402
ストコフスキー〜ブラームス&ワーグナー1960
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
ワーグナー(ストコフスキー編):「トリスタンとイゾルデ」〜第2幕と第3幕の愛の音楽
レオポルド・ストコフスキー(指)
フィラデルフィアO

※録音(ライヴ):1960年2月23日(ステレオ)、アカデミー・オヴ・ミュージック(フィラデルフィア)
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・リマスタリング
※マスター・ソース:エンノ・リエケーナ・コレクション
まず、かつてのボスストコフスキーのまさに手足となって演奏しまくるフィラデルフィア管の巧さに脱帽!ストコフスキーの指揮は予備運動の少なさのせいか、ほとんどのライヴ録音でアンサンブル上の乱れが散見されますが、特有の発作的なテンポ変動も物ともせず完璧なアンサンブルを貫徹しているのは驚異。
ブラームスは、若者のような熱気を常に発散しつつ、響きはオルガンにような荘厳さ!呼吸の深さとうねりの大きさは尋常ではなく、特に両端楽章は切れば血が噴射しそうなパワーが炸裂!老いを知らないストコフスキーの面目躍如たる名演奏です。
そしてワーグナーは期待以上の官能の洪水!
録音状態はまずまずですが、ブラームスの冒頭で左チャンネルが少し詰まったように聞こえます。【湧々堂】

GHCD-2403
ストコフスキー〜リムスキー=コルサコフ&チャイコフスキー1962
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
レオポルド・ストコフスキー(指)
フィラデルフィアO

録音:1962年2月6日、アカデミー・オヴ・ミュージック・ライヴ(ステレオ)
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ
※マスター・ソース:エンノ・リエケーナ・コレクション
マンネリを許さず強烈な主張を貫き通したストコフスキーの十八番!
ストコフスキーの「シェエラザード」と言えばこれ!叫びたくなる大名演!のステレオ・セッション録音よりもずっと直截なダイナミズムにあふれた演奏が展開され、表情のコントラストもリズムの腰も強固で、フィラデルフィア管の反応の良さも他のオケとは段違い。愛2楽章のクラリネットの巧さはなど超絶もの。第3楽章冒頭の、一瞬も杓子定規のリズムが入り込む余地のない独特のアゴーギクは、オケが完全にストコフスキーの手足に成りきっている証し。中間部では打楽器をさらに追加して、まさに極彩色を敷き詰めます。最も腰を抜かすのが、終楽章冒頭!超低速で強力な粘着力で迫った直後に急加速!その現象だけを見ればまさにハッタリの極みですが、出てくる音は厳格そのもの。マンネリズムを嫌い、単に音楽も弄んでいる気楽な演奏に陥らないこの一瞬は、ストコフスキー命がけの遊び心を最もよく象徴するシーンです。主部以降の迫力と光彩もこれ以上のものは考えらず、この演奏会への尋常ではない意気込みが伺えます。そして、これも他では聴けないコーダの絶妙アレンジも鳥肌必至!
チャイコフスキーも世紀のセッション録音やライブ録音が存在するものの、意欲の凄まじさはこれがダントツ。まず冒頭、木管テーマのオルガンを思わせる分厚い響きにドッキリ。この独特の響きは、やがてコーダに引き継がれることとなります。「愛」をモチーフにした作品におけるストコフスキーの解釈の説得力は、やはり誰も太刀打ちできないでしょう。
録音の質が極めて高いのも特筆モノ。埃まみれの音源を無理に引っ張りだした感だけが残るのとは違い、良好バランスで安心してこの至芸を堪能できるのはありがたい限りです。【湧々堂】
GHCD-2404
ジョージ・セル〜ブラッハー、モーツァルト他
ブラッハー:クリーヴランドのための音楽 Op.53
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595*
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73
ストラヴィンスキー:幻想曲「花火」 Op.4
ジョージ・セル(指)ケルンRSO
ロベール・カサドシュ(P)*

録音:1958年(放送録音)
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ
※マスター・ソース:ポール・ブルックス・コレクション
約四半世紀にわたりクリーヴランドOの音楽監督を務め、同オーケストラをアメリカのビッグ5へと躍進させたジョージ・セル。ケルンRSOとの1958年の共演は、セルに献呈されたブラッハーの「クリーヴランドのための音楽」や、カサドシュをソリストに迎えたモーツァルト、そしてブラームスの「交響曲第2番」など、プログラムも非常に魅力的。セルがクリーヴランドOではなく、ヨーロッパ、ドイツのケルンRSOを振った1958年の貴重な記録。

GHCD-2405
ストコフスキーのモーツァルト1949-1969
(1)歌劇「フィガロの結婚」序曲
(2)ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466*
(3)そりすべり(ドイツ舞曲第3番 K.605)**
(4)ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491+
(5)トルコ行進曲(ストコフスキー編)++
レオポルド・ストコフスキー(指)
フィラデルフィアO
マリア・イザベラ・デ・カルリ(P)*、
インターナショナル・フェスティヴァル・ユースO*、
ヒズSO**、
エズラ・ラクリン(P)+、
ヒューストンSO+、NBC響++

録音:(1)1960年12月12日(ステレオ)
(2)1969年8月31日(ステレオ)
(3)1949年3月2日、(4)1960年10月24日
(5)1955年2月9日(RCA音源)
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
※マスター・ソーズ:エンノ・リエケーナ・コレクション
ピアノ協奏曲第20番は、イタリアの作曲家F.ドナトーニの愛人としても知られるマリア・イザベラ・デ・カルリの独奏。可憐で慎ましいタッチで誠実に音楽を紡ぎだし、大柄なストコフスキーの伴奏と好対照。独特の色彩美を持つカデンツァは、.ドナトーニの作かもしれません(ライナーに記載なし)。
ピアノ協奏曲第24番の独奏は、エズラ・ラクリン(1915-1995)。彼の師はゴドフスキー、J.レヴィン、ホフマンと錚々たるもので、ストコフスキーはフィラデルフィア管の青少年コンサートの最初のソリストとして彼を招いています。カーティス音楽院ではバーンスタイン等とともに指揮も学び、後年は主に指揮者として活躍しました。ここでの演奏はヴィルトゥオージティ全開!第1楽章はまるでラフマニノフのような華麗さで駆け抜け、第2楽章でもかなり強烈に悲嘆のニュアンスを刻印。それが少しも煩わしくなく、聴き手を惹きつける不思議な求心力が有ります。終楽章は、速めのテンポで更に攻撃的とさえ言えるほど音楽に深く食い入ります。タッチの粒立ちの良さにも必聴。
「そり滑り」はケレン味たっぷり。完全に描写音楽と化し、遠近感を出した強弱の演出が楽しさ満点。
トルコ行進曲はRCAのセッション録音。NBC響の一糸乱れぬアンサンブルが最大に功を奏した華麗さに胸が踊ります!【湧々堂】

GHCD-2406(2CD)
アドルフ・ブッシュ〜ベルリン・レコーディングス1921−1929
ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第2番ニ短調(1921年6月録音)*
ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第20番ニ短調(1921年6月録音)*
コレッリ(ブッシュ編):ソナタ ト短調 Op.5〜No.5: Adagio(1921年6月録音)*
ドヴォルザーク(プレス編):スラヴ舞曲変イ長調 Op.46-3, B78(1921年6月録音)*
バッハ:パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006〜Preludio(1922年録音)
 パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006〜Gavotte en Rondeau(1921年6月録音)
タルティーニ(コルティ編):ソナタ.ト長調 op.2〜No.12: Adagio(1922年録音)*
ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品 Op.75〜No.4: Larghetto(1922年録音)*
ゴセック(ブルメスター編):ガヴォット(1922年録音)*
クライスラー:ディッタースドルフの様式によるスケルツォ(1922年録音)*
シューマン(フールヴェク編):子供の情景 〜トロイメライ(1922年録音)*
ポルポラ(コルティ編):アリア.ホ長調(1922年録音)*
ドヴォルザーク(プレス編):スラヴ舞曲ト短調 Op.46-8, B78(1922年録音)*
 スラヴ舞曲ト短調 Op.46-8, B78(1922年6月録音)*
クライスラー:タルティーニの様式のコレルリの主題による変奏曲(1922年録音)*
ドヴォルザーク(ヴィルヘルミ編):ユモレスク変ト長調 Op.101-7, B187(1922年録音)*
クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ(1922年録音)*
ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第5番ト短調(1922年録音)*
ホフシュテッター:弦楽四重奏曲ヘ長調 Op.3-5(1922年録音)**
モーツァルト:弦楽四重奏曲第21番「プロシャ王第1番」〜Andante, Menuetto(1922年録音)**
ヴェルディ:弦楽四重奏曲ホ短調〜Prestissimo(1922年録音)**
シューベルト:弦楽四重奏曲第15番ト長調 D.887〜Scherzo: Allegro vivace(1922年録音)**
バッハ:パルティータ第2番ニ短調BWV.1004〜Sarabanda(1928年4月23日録音)
 パルティータ第2番ニ短調BWV.1004〜Giga(1929年6月11日録音)
バッハ(ブッシュ、ブルーメ編):ソナタ.ト長調 BWV.1021(1929年10月24日録音)+
バッハ:パルティータ第2番ニ短調BWV.1004(1929年11月8日&11日録音)
アドルフ・ブッシュ(Vn)、
ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(P)*
ルドルフ・ゼルキン(P)+、
ブッシュSQ**
20世紀前半のドイツを代表する大ヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュが1921年から1929年にかけて、ドイツ・グラモフォン・スタジオなど"ベルリン"で収録を行った演奏が、ギルド・ヒストリカル(Guild Historical)から復刻!「Adolf Busch The Life of an Honest Musician」の著者としても有名なタリー・ポッターのコレクションである78回転のアナログ盤から直接復刻が行われたアドルフ・ブッシュの録音。78回転のアナログ盤でのみリリースされていた音源や、未発表の2つのテイクを含む「ベルリン・レコーディングス」は、亡命前の1920年代、ドイツでのアドルフ・ブッシュの至芸を集めた貴重なリリースです。リマスタリングはお馴染みの名エンジニア、ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング。
GHCD-2410
ストコフスキー〜ガラ・ナイト・アット・ジ・オペラ
ワーグナー:歌劇 「リエンツィ」 序曲
モーツァルト:歌劇 「フィガロの結婚」〜「もう飛ぶまいぞこの蝶々」*
ボロディン:歌劇 「イーゴリ公」〜 「眠りも安らぎもなく」*
グノー:歌劇 「ファウスト」〜「眠ったふりをせず聞きたまえ」*
プッチーニ:歌劇 「トスカ」〜 「歌に生き」+
ヴェルディ:歌劇 「アイーダ」〜「父上よ」*+
ワーグナー:歌劇 「ローエングリン」第1幕前奏曲、
 楽劇 「神々の黄昏」〜「ブリュンヒルデの自己犠牲」+
ジョージ・ロンドン(T)*、
ビルギット・ニルソン(S)+、
レオポルド・ストコフスキー(指)
フィラデルフィアO

録音:1962年1月20日、フィラデルフィア/ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
巨匠レオポルド・ストコフスキーが振った1962年フィラデルフィアでのガラ・ナイトは、アメリカの素晴らしきテノール、ジョージ・ロンドンと偉大なるワーグナー・ソプラノ、ビルギット・ニルソンを迎えたオペラ・アリア集!オリジナルの放送で使われた各曲間のアナウンスやストコフスキーによるコメントなども収録し、「リエンツィ序曲」から始まり「神々の黄昏」の終曲で幕を閉じる、夢のような一夜を丸ごと楽しめます。
GHCD-2412
アドルフ・ブッシュ・パフォームス・レーガー
(1)弦楽四重奏曲変ホ長調 Op.109
(2)ヴァイオリン・ソナタ第5番嬰ヘ短調 Op.84〜第2楽章:アレグレット
(3)古風な様式の組曲 Op.93
(4)クラリネット五重奏曲イ長調 Op.146〜第2楽章:ヴィヴァーチェ
(5)弦楽四重奏曲変ホ長調 Op.109〜第2楽章:クワジ・プレスト
アドルフ・ブッシュ(Vn)、
ルドルフ・ゼルキン(P)、
ブッシュQ〔アドルフ・ブッシュ(Vn)、ブルーノ・シュトラウマン(Vn)、フーゴー・ゴッテスマン(Va)、ヘルマン・ブッシュ(Vc)〕
フィリップ・ドライスバッハ(Cl)、
ウェンドリングQ

録音:(1)1951年2月15日、(2)1931年5月7日、(3)1941年1月20日、(4)1929年、(5)1934年頃
20世紀最高のSQの1つ、ブッシュ四重奏団による弦楽四重奏曲は、アドルフ・ブッシュの死の前年に録音が行われた名録音。ヴァイオリン・ソナタと古風な様式の組曲は、名コンビ "ブッシュ=ゼルキン・デュオ"による演奏。ボーナス・トラックには、ボストンSOのコンサート・マスターを務めたカール・ウェンドリングのSQによる、クラリネット五重奏曲&弦楽四重奏曲(抜粋)も収録。作曲者の生前を知る偉大なるヴァイオリニストが遺した貴重なレーガー録音。ピーター・レイノルズによるハイクオリティなリマスターで、2016年のマックス・レーガー没後100周年に向けて蘇ります。

GHCD-2411
リタ・ゴール・シングス・フレンチ・オペラ
グルック:歌劇「アルチェステ」〜よみじの神々よ、
 歌劇「タウリスのイフィゲニア」〜おお, 私の生命を永らえさせたもうた女神、
 おお不幸なイフィゲニア、
 Je cede a vos desirs、
 私はこの恐ろしい務めをなすことはできません
グルック(ベルリオーズ編):歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より Malheureux, que je fais?
ケルビーニ:歌劇「メデア」〜Vous voyez, de vos fils、Perfides ennemis qui conspirez ma peine Guy Chauvet、
 Chers enfants, il faut done que je vous abandonne Guy、
 Du trouble affreux qui me devore、
 Eh quoi! Je suis Medee
ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」〜Autrefois un Roi de Thule、D'amour I'ardente flamme
マスネ:歌劇「ウェルテル」〜手紙の歌
サン=サーンス:歌劇「サムソンとダリラ」〜Printemps qui commence、Samson, recherchant ma presence
リタ・ゴール(Ms)、
アンドレ・クリュイタンス(指)ベルギー王立歌劇場O、
ジョルジュ・プレートル(指)パリ音楽院O

録音:1959年−1962年
2012年1月に他界した20世紀のベルギーの名メゾ・ソプラノ、リタ・ゴールが歌うフランスのアリア集は、共演の指揮者も、クリュイタンス、プレートルと非常に豪華。
マスネの「ウェルテル」や、サン=サーンスの「サムソンとダリラ」など、リタ・ゴールが得意としたオペラのアリアを、レイノルズ・マスタリングのリマスターで。
GHCD-2414
マルコム・サージェント〜シベリウス・レコーディングス
シベリウス:交響曲第1番ホ短調 Op.39*
交響幻想曲「ポホヨラの娘」Op.49
交響曲第5番変ホ長調 Op.83
マルコム・サージェント(指)BBC響

録音:1956年8月27日キングスウェイ・ホール(モノラル)*
1958年8月25日−26日キングスウェイ・ホール(ステレオ)
※リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング
マスター・ソース:シャールヴェヒター・コレクション
ボールトから首席指揮者の任を引き継いだ1950年代の、交響曲第1番と交響曲第5番。BBCプロムスの名物指揮者として人気を誇ったサージェントの、名録音の1つが、レイノルズ・マスタリングでよみがえりまする!
GHCD-2415
ストコフスキー〜ショスタコーヴィチ、ヴォーン・ウィリアムズ1960&1962
アミロフ:アゼルバイジャン民謡による交響的組曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番
ヴォーン・ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲*
クルカ:交響的エピローグ「ジュリアス・シーザー」*
レオポルド・ストコフスキー(指)NYO

録音:1960年3月5日、1962年3月3日*
20世紀の巨匠レオポルド・ストコフスキーが振る20世紀の管弦楽作品集は、初の商用リリースとなる1960年と1962年の演奏を集めた希少音源集。
オーケストラのテンションの高さに圧倒されるショスタコーヴィチの「交響曲第1番」、英国時代に親交を深め、その作品をアメリカへと広めたヴォーン・ウィリアムズの「タリスの主題による幻想曲」はもちろんのこと、アゼルバイジャンの作曲家アミロフの民族色濃厚な「交響組曲」、白血病で急逝したアメリカの作曲家クルカの「ジュリアス・シーザー」は、"音の魔術師"ストコフスキーならではのプログラム。オーケストラの燃焼度もかなりのもの。
リマスタリングは、お馴染みのピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリングが担当。
GHCD-2420
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
ドホナーニ:童謡の主題による変奏曲 Op.25*
ドヴォルザーク:交響的変奏曲 Op.78
シリル・スミス(P)*、
マルコム・サージェント(指)
フィルハーモニアO

録音:ラフマニノフ:1948年10月1日、アビー・ロード・スタジオ(ロンドン) (Columbia 33SX 1579 ? mono; from 78s DX 1608-1610)
ドホナーニ:1953年1月14日、アビー・ロード・スタジオ(ロンドン) (Columbia 33SX 1579 ? mono)
ドヴォルザーク:1956年2月20日&22日、キングズウェイ・ホール(ロンドン) (HMV SXLP 20065 ? stereo)
シリル・スミス(1909−1974)は、1956年に脳卒中によって左手が麻痺しソリストとしてのキャリアを終えながらも、妻であるフィリス・セリックとの"3手"のための夫婦デュオで活躍しOBEを授与しているピアニスト。今回収録しているシリル・スミスの音源は、サージェント&フィルハーモニア管と共演した、ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲(1948年録音)」と、ドホナーニの「童謡の主題による変奏曲(1953年録音)」。
リマスタリングは、もちろんピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング。優れたリマスタリングで復刻される、シリル・スミス円熟期の「パガニーニ狂詩曲」は、ラフマニノフ・ファン注目のリリースとなります!

GHCD-2421
オン・ウィズ・ザ・ダンス!
(1)J・シュトラウス:ワルツ「芸術家の生活」
(2)ショパン(サージェント編):バレエ音楽 「レ・シルフィード」#
(3)ロッシーニ:バレエ音楽 「ウィリアム・テル」〜3人の踊りとチロル人の合唱#
(4)ロッシーニ=レスピーギ(サージェント編):バレエ音楽「風変わりな店」〜演奏会用組曲
(5)シューベルト:「ロザムンデ」〜バレエ音楽第2番
(6)J・シュトラウス:ワルツ「酒、女、歌」
マルコム・サージェント(指)
ロイヤルPO、
コヴェン王立歌劇場O#

録音:(1)1961年5月、(2)1962年12月、(3)1962年12月、(4)1961年10月、(5)1960年10月、(6)1961年5月
好調リリースの続くイギリスの名指揮者マルコム・サージェントの録音集。「On with the Dance! 」は、ヨハン・シュトラウス2世の名ワルツから、ショパンの名曲をアレンジしたバレエ「レ・シルフィード」や、ロッシーニ、レスピーギ、シューベルトのバレエ音楽など、魅惑のラインナップによるダンス音楽集。プロムスの名物指揮者として人気を誇った国民的指揮者、マルコム・サージェントの華やかな至芸が色濃く刻まれています。
GHCD-2422
チャイコフスキー〜アメリカン・プレミア・レコーディングス
チャイコフスキー:交響曲第2番ハ短調 Op.17
交響曲第3番ニ長調 Op.29 「ポーランド」#
ユージン・グーセンス(指)シンシナティSO*、
ハンス・キンドラー(指)ナショナルSO#

録音:1941年2月20日、1940年11月8日#
ユージン・グーセンスが振った交響曲第2番「小ロシア」。ハンス・キンドラーが振った交響曲第3番「ポーランド」。それぞれの「完全版世界初録音」とされている録音を組み合わせた貴重なチャイコフスキー・アルバムが登場。偶然にも近い時期にアメリカで初録音されていた、チャイコフスキーの前半の交響曲2曲。歴史的録音ファン、チャイコフスキー・ファン注目の復刻です。
GHCD-2424
ストコフスキー〜20世紀アメリカ作品集
(1)ナサニエル・シルクレット:トロンボーン協奏曲*
(2)モートン・グールド:ラテン・アメリカン・シンフォネット(交響曲第4番)##
(3)ポール・クレストン:サクソフォン協奏曲 OP.26#
レオポルド・ストコフスキー(指)
トミー・ドーシー(Tb)*、
ニューヨーク市SO*、
トリノ・イタリアRSO##、
ジェームズ・アバト(Sax)#、
ハリウッド・ボウルSO#

録音:(1)1945年2月15日、(2)1955年5月6日
(3)1945年8月26日
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・リマスタリング
※エドワード・ジョンソン・コレクションより
魔術師ストコフスキーが振った1940年代、1950年代のアメリカ作品集! ジャズ・トロンボーン奏者、バンドリーダーとして黄金時代を築いたトミー・ドーシーが吹くシルクレットのトロンボーン協奏曲や、初演者ジェームズ・アバト(ヴィンセント・アバト)が吹くクレストンのサクソフォン協奏曲など、魅力的なプログラムをピーター・レイノルズのリマスタリングで!
GHCD-2425
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲*
交響曲第5番ホ短調 Op.64#
ルッジェーロ・リッチ(Vn)*、
マルコム・サージェント(指)
ニュー・シンフォニー・オーケストラ*
BBC響#

録音:1950年(原盤:Decca LXT 2509)
1955年(原盤:HMV ALP 1236)
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・リマスタリング
※エドワード・ジョンソン・コレクションより
チャイコフスキーの名曲をカップリングしたニューリリースは、ルッジェーロ・リッチがソリストを務める「ヴァイオリン協奏曲」と、サージェントの60歳バースデー記念録音である「交響曲第5番」!


このページのトップへ


このサイト内の湧々堂オリジナル・コメントは、営利・非営利の目的の有無に関わらず、
これを複写・複製・転載・改変・引用等、一切の二次使用を固く禁じます
万一、これと類似するものを他でお見かけになりましたら、メール
でお知らせ頂ければ幸いです




Copyright (C)2004 WAKUWAKUDO All Rights Reserved.