湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Centaur
(アメリカ)



ギリシャ語で「ケンタウロス」という意味を持つアメリカのレーベル「Centaur Records」。古楽から現代音楽まであまり知られていない作曲家の作品が大半を占めており、カリヴォダ、ゴルトマルク、シャルヴェンカなど、隠れロマン派の作品などはマニアックなファンに重宝されています。一方で、管楽器の録音にも力を入れています。




※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
CRC-2098(2CD)
ショパン:マズルカ全集(全曲;Op.6、7、17、24、30、33、41、50、56、59、63、67、68)
ノートル・タン/エミール・ガイヤール
ロンド・アラ・マズルカ
アントニオ・バルボーザ(P)

録音:1988年1月&2月、ニューヨークのハーシュ・ホール
ブラジルが生んだ幻の天才ピアニスト、バルボーザのショパン。1943年12月5日、ブラジルのジョアンペソアで生を受けたアントニオ・バルボーザ。その卓越した才能を早くから開花させ20世紀後半のブラジルを代表する存在として輝きを放ったバルボーザだったが、世界に羽ばたく寸前のところで心臓発作を発症。1993年9月2日にブラジルのサンパウロでその生涯を閉じてしまいました。生前のバルボーザは屈指のショパン弾きとしてその名を轟かせたピアニストであり、この1998年に録音された51曲のマズルカはバルボーザの伝説的なレコーディングの1つとして知られてきた演奏。躍動するリズム、豊かな歌心、変幻自在のテンポ・・・、歴史に埋もれてしまった幻のピアニストの素晴らしき才能、そして“バルボーザ”という音楽家の存在を証明する貴重な記録がここに復活。ハンブルク・スタインウェイ使用。1991年にリリースされた録音の再発売盤。
CRC-2107
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」(マーラー校訂版) はぎわら・りえ(S)、
キャサリン・クック(Ms)、
ウォルター・プール(T)、
リチャード・ツェラー(Bs)、
ゲルハルト・サミュエル(指)
シンシナティPO、
CCMコラール・モテット、
CCM室内cho
CRC-2153
シマノフスキ:ピアノと管弦楽のための協奏的交響曲Op.60、
ヴァイオリン協奏曲第1番
メスカル・ウィルソン(P)、
ロバート・ツィマンスキー(Vn)、
デニス・バーク(指)ヤナーチェクPO

録音:1992年
CRC-2217
サラ・ランバート・ブルーム〜初録音の室内楽作品集
ジョエル・ホフマン(1953-):2つのオーボエのための音楽(1984)、
ダリル・ハンドル(1933-):オーボエを伴うロンドー(1983)、
ベルンハルト・ハイデン(1910-2000):オーボエ、ファゴットとピアノのためのトリオ(1992)、
アレン・サップ(1922-1999):オーボエとピアノのための「対話 VI」(1988)、
ジョン・ハービソン(1938-):オーボエ,クラリネットと弦楽のための協奏曲(1985)、
ロバート・ブルーム(1908-1994):サリーのためのマドリガル(1970)、
フレドリック・カウフマン:フルート,オーボエとピアノのための「花のつぼみ(ブルームのためのつぼみ)」(1988)、
ヤン・クーツィール(1911-):コールアングレとオルガン手鍵盤のためのパルティータOp.41-1(1954)〜第4楽章&第5楽章
サラ・ランバート・ブルーム(Ob,イングリッシュHrn)、
リチャード・ウッドハムズ(Ob)、
シェリル・ウッズ(S)、
リネッテ・ディエルズ・コーエン(Fg)、
ジェイムズ・トッコ(P)、
エリザベス・プリドノフ(P)、
チャールズ・ナイディック(Cl)、
アマーネットSQ、
ヘンリー・ペイレブルネ(Cb)、
ジュリアス・ベイカー(Fl)、
スーザン・スター(P)、
デイヴィッド・マルバリー(Org)
CRC-2227
ブルッフ:2台のピアノと管弦楽のための協奏曲 Op.88a 、
ミヨー:2台のピアノと管弦楽のための協奏曲、
スカラムーシュ
ジョアン・ヤーブロー、
ロバート・コワン(デュオP)
ポール・フリーマン(指)
モスクワPO、RPO

CRC-2270
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番&第3番、
ポロネーズ第5番
ゾラ・ミハイロヴィチ(P)

デジタル録音
ミハイロヴィチは、ポゴレリチと同じユーゴスラビア出身で、ミケランジェリに指示したピアニスト。そのポゴレリチにも似て、作品への没入の深さ、フレージングの豊かさが尋常ではなく。それでいて流れは自然で気品に溢れ、まさに絶品の一言です!第2ソナタの第1楽章の展開部では、ぎりぎりまで激情を燃やし、第2楽章では悪魔的な足取りを誇示、第3楽章に至っては華麗なタッチがこの上なく魅力的で、特に中間部は、小さな宝石を敷き詰めたような究極の美感を引き出しています。ポロネーズも、滅多に聴けない鬼気迫る名演で、これが聴けるだけでもこのCDの存在価値は絶大です。雰囲気を生かした録音もまた素敵!【湧々堂】
CRC-2311
パッヘルベル:オルガン作品全集 Vol.3 ジョセフ・ペイン(Org)
CRC-2313
パーセル:チェンバロ作品集
グラウンド ハ短調、
歌の調べ「ああ、かくも楽しく」、
行進曲、メヌエットZ.649、Z.650、Z.688、
新しいスコットランドの歌、
新しいグラウンド、リリブルレロ、
リゴードン、シフォーチの別れ、
練習用組曲、歌の調べ、行進曲、
新しいメヌエット、組曲Z.660-663、Z.666-689
ジョン・ギボンズ(Cemb)
CRC-2319
テオドル・レシェティツキ:ピアノ作品集
即興曲「2羽のひばり」Op.2-1、
甘き夢 Op.11-1、
ナポリの舟歌 Op.11-4、
夜想曲 Op.12
ロマンス「コンソレーション」 Op.40-2、
練習曲様式のアラベスク Op.45-1、
タランテラ風アラベスク Op.45-2、
子守歌(ジェーン・オルムステッド嬢に)、
古風なメヌエット「 Ainsi Dansait Maman 」(ミェチオミェチスワフ・ホルショフスキに)、
ヘンゼルトの思い出による即興曲(ベルタ・ヤーン嬢に)、
カノン「複雑な関係 Affaire Compliqu?e 」(アルトゥール・シュナーベル氏に)、
シューマン讃「幻想小曲集」(エセル・ニューカム嬢に)、
ショパン讃(I.J.パデレフスキ氏に)
クララ・パーク(P)
録音:1996
CRC-2325
ニールセン:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.13、
弦楽四重奏曲 ヘ短調 Op.5
クビーンSQ
CRC-2344
ホルン・アンサンブル作品集
バッハ:イギリス組曲第3番 ト短調BWV.808〜ガヴォット、
「目覚めよと呼ぶ声あり」、
トッカータとフーガ ニ短調BWV.565、
パッサカリアとフーガ ハ短調BWV.582
メンデルスゾーン:なぜ異教徒たちは騒ぎ立てるのかOp.78-1、
天のいと高きところ神に栄光あれ
6つのアンセムOp.79、
わが神よなぜ私を見捨てたもうたかOp.78-3
オレゴン響のホルン奏者たち
CRC-2361
ソプラノとギターのための作品集
モンテヴェルディ、ピンカム、ターラゴ、
チャイルド、ヴィラ・ロボス、シドンの作品
バーバラ・ウィンチェスター(S)
ロバート・ウォード(G)
CRC-2369
歌うオーボエ
ダエッリ:リゴレット変奏曲、
モーツァルト:愛の清純な感情、
ブロッド:「ルチア狂乱の場」による幻想曲、
ドニゼッティ:オーボエ・ソナタ、
ポンキエッリ:カプリッチョ他、
ハイドン、プリンズ、バルフの作品
レーン・プリンズ(Ob)、
サンドラ・マッケイン(P)
CRC-2379
スコット・ジョプリン・オン・ギター Vol.2(全14曲) ジョヴァンニ・デ・キアロ(G)
CRC-2381
ガスパル・カサド:スペインの古い様式によるソナタ、
チェロ・ソナタ、
無伴奏チェロ組曲、レキエブロス
ホアキン・カサド:3つのコンポジション
サディアス・ブリス(Vc)
スーザン・ブリス(P)
CRC-2383
パッヘルベル:オルガン作品全集 Vol.6 ジョゼフ・ペイン(Org)
CRC-2384
ギターによるジョスカン・デ・プレ
ミサ・パンジェ・リングァ、
3つのシャンソン、2つのモテット、
ファンファーレ「国王万歳」、
ミサ・エルクレス・ドゥクス・ファラリエ
ジェフリー・ハミルトン・スティール(G)
CRC-2388
悪漢悪役アリア集
ジャンニ・スキッキ、オテロ、ファウスト、
ホフマン物語、ラインの黄金、
ザンナ、フィデリオ、セヴィリアの理髪師
ドン・ジョヴァンニ、ジョコンダ、
ファルスタッフ、メフィストフェレ、他より
ウィリアム・パワーズ(Bs-Br)
CRC-2389
ソプラノとギターのための作品集
ホワイト、ハッチンソン、マークス、
パーチ、S.アダムス、
F.パスカルの作品
プリシラ・ゲイル(S)
アンドレイ・メンチュコフ(G)
CRC-2390
ピアノ連弾のための作品集
ルビンシュテイン:ソナタ ニ長調コンヴァース:詩的ワルツ集
ラインベルガー:ソナタ
ダナ・ムラー、
ゲイリー・ステイガーウォルト(P)
CRC-2391
ブクステフーデ:トリオ・ソナタ集第1番−第7番 ボストン・ミュージアム・トリオ
CRC-2392
NUIT EXOTIQUE〜ヴァイオリン小品集
チャルダーシュ、
ハンガリー舞曲第1番&第2番、
ツィゴイネルワイゼン、ツィガーヌ、他
ラーギン(Vn)
ロハン・デ・シルヴァ(P)
CRC-2393
オンスロウ:ピアノ連弾のためのソナタ集
 
Op.7、Op.22
ジュヌヴィエーヴ・シン、
アレン・ブリングス(P)
CRC-2398
ロシアの夢〜ロシア・ピアノ作品集
グリンカ:舟歌、グリヴォイエドフ:ワルツ、
ボロディン:小組曲、
スクリャービン:マズルカOp.25-2&3、
欲望、舞い踊る愛撫、
カリンニコフ:夜想曲、エレジー、
レビコフ:マズルカ、バラキレフ:ポルカ、イスラメイ
ウラディーミル・レーチキス(P)
CRC-2399
フルートとハープのための音楽
シャポシニコワ:ソナタ、
ルトスワフスキ:3つの断片、
B.アンドレ:ナルテクス、イベール:間奏曲、
ヘイトゼッグ:空の機織(ハープのための)、
ローウェル・リーバーマン:独白(フルートのための)、
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲集、
C.R.ヤング:ひばりの歌
カスリーン・ケムラー(Fl)、
アン・ベンジャミン(Hp)
CRC-2400
サクソフォン協奏曲集
ラフマニノフ:ヴァオカリーズ、
グラズノフ:サクソフォン協奏曲、
ヴィラ・ロボス:幻想曲、
ピエール=マックス・デュボワ(1930-1995):サクソフォン協奏曲、
イベール:室内協奏曲
グレッグ・ベナシャク(Sax)、
ボフダン・ヤルモウォヴィチ(指)
スウプスク・ポーランド国立CO
CRC-2403
スコット・ジョプリン:ピアノ作品集 Vol.1(全15曲) リチャード・グレジエ(P)
CRC-2408
スコット・ジョプリン・オン・ギター Vol.3 ジョヴァンニ・デ・キアロ(G)
CRC-2409
さすらいのリュート弾き〜10コース・リュートの音楽
イタリア〜カプスベルガー、メッリ、ベルニア、M.ガリレイ
フランス〜バラール、ラ・グロットオランダ〜ニコラ・ヴァレ、ファン・エイク、
イングランド〜ロビンソン、メイナード、ジョンソンス
コットランド〜ストラロッホのリュート曲集より
オレグ・チモフェーエフ(10コースLute)
CRC-2410
ロバート・ヘルプス(1928-):ピアノ三重奏曲第2番
エリック・モー(1954-):We Happy Few.、
タマール・ディーセンドラック(1946-):On That Day、
オーギュスタ・リード・トーマス:Angel CHAN-t
ライアン・ゲート・トリオ
CRC-2411
トマーシェク):ピアノ曲集
ブラヴーラ風アレグロ・カプリツィオーソ第1番、第2番、
酒神賛歌第1番、第3番、
6つのエクローグ、狂詩曲
フィリップ・モス(P)
CRC-2412
タマール・ディーセンドラック(1946-):弦楽四重奏のための作品集
弦楽四重奏曲第1番、第2番、
想像上の1幕のマイクロ・オペラ
プロ・アルテSQ
CRC-2414
ジャン=ルイ・デュポール:チェロ・ソナタ第1番、
ロマンス、組曲、新しい夜想曲、
デュオ・コンチェルタンテ
ドナルド・モーリン(Vc)
ダニエル・ポール・ホーン(P)
CRC-2415
マルティヌー:ピアノと弦楽合奏のためのコンチェルティーノ、
ピアノ三重奏曲第1番(5つの短い小品)、
ピアノ三重奏曲第2番二短調、
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第2番
トリオ・トゥルーサ、
ポール・フリーマン(指)チェコ国立SO
CRC-2417
ワーグナー・オペラのピアノ編曲集
リスト編:「タンホイザー」第3幕〜レチタティーヴォとロマンス、
「マイスタージンガー」第1幕〜冬の静かな炉辺で、
「オランダ人」第1幕〜糸つむぎの合唱、
フォン・ビューロー編:「マイスタージンガー」第1幕〜クインテット・パラフレーズ、
タウジヒ編:ワルキューレの騎行、
ロバート・ワンダーシャーフ編:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲、
モシュコフスキ編:「トリスタンとイゾルデ」〜愛の死
ロバート・ワンダーシャーフ(P)
CRC-2418
パッヘルベル:オルガン作品全集 Vol.7 ジョゼフ・ペイン(Org)
CRC-2420
マテュラン・フォレスティエ:ミサ・ベゼ・モワ
ジョスカン・デ・プレ:わたしにキスして
ジョナサン・ミラー(指)シカゴ・ア・カペラ
CRC-2421
ジャック・デュフリ(1715-1789):アルマンド、クーラント、ロンドー、他全18曲 ジョゼフ・ペイン(Cemb)
CRC-2422
ハイドン:ピアノ・ソナタ
第47番、第53番、第62番、
変奏曲へ短調、幻想曲ハ長調
ロバータ・ルスト(P)
CRC-2427
バーリンからバーンスタインまで
アーヴィング・バーリン:ロシアン・ララバイ、
アイ・ラヴ・ア・ピアノ
リメンバー、ヒート・ウェイヴ、他

レクオーナ:アンダルシア
バーンスタイン:「キャンディード」序曲、
ロンリー・タウン、他
スキッチ・ヘンダーソン(指)
ニューヨーク・ポップス
CRC-2429
マラン・マレ:「ヴィオール曲集第3巻」より
ダングルベール:プレリュード
F.クープラン:パッサカリア
ジョン・ドーネンバーグ(ガンバ)、
マルコム・プラウド(Cemb)
CRC-2430
ロバート・アヴァロン:ヴァイオリン・ソナタ、フルート・ソナタ
フリア・デ・ブルゴスへの六重奏曲
ロバート・アヴァロン(P)、
ブライアン・ルイス(Vn)、
ミーガン・メイセンバック(Fl)
CRC-2431(2CD)
ヘンデル:オラトリオ「時と真理の勝利」 シャロン・ベイカー(S)、
ジェフリー・ガル(CT)、
ダニエル・ステプナー(指)、
ミュージック・フロム・アストン・マグナ
CRC-2434
少女、母、ミューズ
アルフォンソ10世の「聖母マリアのカンティガ集」に現れる女性たち
ニュー・オーリンズ・ムジカ・ダ・カメラ
ヴォクス・フェミネ
CRC-2435
ダングルベール:クラヴサン組曲とトランスクリプション集 バイロン・シェンクマン(Cemb)
CRC-2436
ヘンデル:チェンバロのための変奏曲集
組曲変ロ長調、アリアと変奏曲、
組曲ホ長調、組曲変ロ長調、
組曲二短調、組曲ト短調、
シャコンヌと変奏曲ト長調
バイロン・シェンクマン(Cemb)
CRC-2437
デイヴィッド・ダイアモンド(1915-):Vn・Vc・Pのための三重奏曲、
ピアノと弦楽三重奏のための四重奏曲、
Vn・Va・Vcのための三重奏曲ト長調
ノートルダム・ストリング・トリオ
ラルフ・ヴォタペック(P)
CRC-2438
ブゾーニ:インディアン日誌第1集、
7つのエレジー
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
ジェニ・スロッチヴァー(P)
CRC-2439
クレメンティ:ソナティナ集Ops.36&38 ジューン・チョン(P)
CRC-2440
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番&第2番、
アンダンテ、狂詩曲第1番
シャンク・マクローリン・デュオ
レスリー・シャンク(Vn)
ヒーザー・マクローリン(P)
CRC-2441
ドナルド・グランサム(1947-):ハイド氏の歌による変奏曲、
幻想変奏曲(ガーシュウィン:ピアノのための前奏曲第2番)
五重奏曲聖なるハープ、島の夜、
4つのカプリッチョ、
よだれをたらす悪鬼たち
ジョー・ボートライト(P&チェレスタ)
マリア・シュルーニング(Vn)
クリストファー・アドキンズ(Vc)
グレゴリー・ハスティス(Hrn)
ハーヴェイ・ボートライト(Fl)
ロス・パウエル(Cl)
ウィリアム・ローデス(Br)
トニー・エドワーズ(パーカッション)
シールズ=コリンズ・ブライ(P)
ダン・ウェルチャー(客演(指))
CRC-2442
ニールセン:ヴァイオリン協奏曲、
 フルート協奏曲
アディール・アンソニー(Vn)
リサ・ハンセン(Fl)
ドリット・マトソン(指)
ニューヨーク・スカンディック・シンフォニア
CRC-2443
アレンスキー:三重奏曲ニ短調Op.32
ショスタコーヴィチ:三重奏曲第2番ホ短調Op.67
ユーヴァル・トリオ
CRC-2444
シューマン:ヴィオラとピアノのための作品集
3つのロマンスOp.94、幻想小曲集Op.73、
おとぎの絵本Op.113、アダージョとアレグロOp.70
レニー・シュランゼ(Va)
チャールズ・フーゴ(P)
CRC-2446
バッハ:トッカータ(全曲) イリナ・リース(Cemb)
CRC-2447
ハイドン:交響曲
第28番、第18番、第52番
ジョン・スー(指)アポロEns.
CRC-2450
ロースラヴェツ:ヴィオラ・ソナタ第1番&第2番
ショスタコーヴィチ
:ヴィオラ・ソナタ
ヴィクトリア・チャン(Va)
ランダル・ホジキンソン(P)
CRC-2451
オーボエ・オン・ザ・ロード
ミゲル・デル・アグイラ(1957-):夏の歌
ロバート・シッビング(1929-):バラード、ブルース、ラグ
デイヴィッド・ゴンパー(1954-):無名
ウォルター・ピストン(1894-1976):組曲
マイケル・アンジェル(1964-):真昼の歌
アーノルド・ロズナー(1954-):ソナタ Op.54
マーク・ウェイガー(Ob)
ロバート・コンウェイ(P)
CRC-2453
クラリネットのための作品集
フィンジ:クラリネットと弦楽のための協奏曲
ブラームス(スリーパー編):クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120
R・シュトラウス:ロマンス変ホ長調(クラリネットと管弦楽のための) Op.AV61
マーガレット・ドナグー(Cl)
トーマス・M.スリーパー(指)
ルッセ・ステイトPO
CRC-2455
トッカータとフーガ〜サクソフォン四重奏曲集
ジャン・リヴィエル(1896-1987):グラーヴェとプレストバッハ:トッカータとフーガ 二短調(ロジャー・グリーンバーグ編
曲)
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第5番(フランク・ボンジョルノ編曲)*
ウィリアム・シュミット編曲:ルネサンス組曲
グレーゴル・アイヒンガー(1564-1628):ユビラーテ・デオ
パレストリーナ:つれないわたしの敵
クロード・ル・ジュヌ(1528-1600):春は再び来る
セオドア・スターン(1948-):サクソフォン四重奏曲
ハチャトゥリアン:ガイーヌのアダージョ(チャールズ・リチャード編)
D・スカルラッティ:ソナタ第44番(フレッド・ヘンケ編)
チャールズ・H・ルッジェーロ(1947-):サクソフォン四重奏のための3つのブルース
オリオン・サクソフォンQ・クァルテット
ジェフ・ベネディクト(S−Sax)
エイドリアン・ウィリアムズ(A−Sax)
ジル・ジェイスト(T−Sax)
チャールズ・リチャード(Br−Sax)
ハーヴェイ・ピッテル(A−Sax;*)
CRC-2456
中世の聖歌と即興曲集
グレゴリオ聖歌とサクソフォン、
オルガンのオブリガート
スコラ・カントルム・リガ
CRC-2457
スコット・ジョプリン・オン・ギター Vol.4
ローズバッド・マーチ、クレオファ、グラジオラス・ラグ、
パーム・リーフ・ラグ、ハーモニー・クラブ・ワルツ、
サムシング・ドゥーイング、サーチライト・ラグ、
ストレンユース・ライフ、ジョプリンス・ニュー・ラグ、
ラグタイム・ダンス、リフレクション、シカモア、
シルバー・スワン、プレザント・モーメンツ
ジョヴァンニ・デ・キアロ(G)
CRC-2458
ルーセル:フルートを伴う室内楽作品集
三重奏曲Op.40(Fl、VaとVcのための)、
フルートを吹く人たちOp.27(FlとPのための)、
ディヴェルティメント(木管五重奏とPのための)、
アンダンテとスケルツォ(FlとPのための)
ロンサールの2つの詩Op.26(FlとSのための)
セレナードOp.30(Fl、Hpと弦楽合奏のための)
ジェイン・ローゼンフェルド(Fl)
マーシャ・バトラー(Ob)
ジョアン・スターンバーグ(Cl)
アツコ・サトウ(Fg)
ナンシー・ビルマン(Hrn)
クリスティン・シェイドバーグ(S)
スーザン・ジョレス(Hp)
バーナード・ローズ(P)
カーティス・マコンバ(Vn)
ロイス・マーティン(Va)
ロバート・マーティン(Vc)
CRC-2459
ピエール・サンカン:ソナティナ
ワルター・ギーゼキング(1895-1956):ソナティナ
レノックス・バークリー(1903-1989):ソナティナ
ウィリアム・マサイアス
(1934-1992):ソナティナ
デュティユー:ソナティナ
カスリーン・ケムラー(Fl)
マイケル・ガート(P)
CRC-2460
ドゥエンデ〜スペインの2台ピアノ音楽
インファンテ:アンダルシア舞曲〜グラシア
ファリャ(マーティン編):「はかなき人生」〜スペイン舞曲第1番
アルベニス:スペイン組曲〜カディス(マーティン編)
イベリア組曲 第2集〜トゥリアーナ(グラナドス編)
ソレール:2台の鍵盤楽器のための協奏曲第4番
アルベニス:ナバーラ(フランク・マーシャル編)
グラナドス:ゴイェスカス〜マハと夜鳴きうぐいす(E.バートレット&R.ロバートソン編)
ソレール:2台の鍵盤楽器のための協奏曲第6番
アルベニス:スペイン組曲〜セビリャーナス(マーティン編)
ロドリーゴ:5人の子供の小品 から
ファリャ:「恋は魔術師」〜火祭りの踊り(M.ブラッジオッティ編)
エレナ・マーティン、ホセ・メリトン(P)
CRC-2461
伝説の女性たち
ルイーズ・タルマ(1906-1996):ブラックバード(くろうたどり)を探す13の方法
L・ブーランジェ:ある春の朝に(原曲はヴァイオリン用)
リビー・ラーセン(1950-):カウボーイの歌
ジーン・クールタード(1908-):抒情的なソナチナ(フルートとピアノのための)
C・シューマン:すみれ
ファニー・ヘンゼル(1805-1847):白鳥の歌 Op.1-1
C・シューマン:ロマンス Op.22-1
タイユフェール(1892-1983):6つのフレンチ・シャンソン
マーガレット・ガーウッド(1927-):6つの日本の歌
ナネッテ・マクガイネス(S)
ヤン・ロバーツ=ハイドン(Fl)
シルヴィエ・ビューデッテ(P)
CRC-2462
ヒ・キョン・キム(詳細不明):知られざる生命、即時の呼吸、
陰謀、秋のあと、沈黙の破壊
トッド・ブロディ(Fl、ピッコロ、アルトFl)
テリー・ボーン(Vn)
ペーター・ヨシェフ(Cl)
ダニエル・ケネディ(Perc)
カレン・ロゼナーク(P)
ユーリー・ワッサートザッグ(Va)
ジェニファー・クルプ(Vc)
ロス・バウアー(指)
CRC-2463
ビーバー:ヴァイオリン・ソナタ集
第1番、第2番、第3番、第5番、第6番、第8番
キャロル・リーバーマン(Vn)
マーク・クロル(Cemb)
アリス・ロビンズ(ガンバ)
CRC-2464
ウィリアム・ボルコム:レット・イヴニング・カム、
ブリーフリー・イット・エンターズ、
キャバレー・ソング集第3巻、
キャバレー・ソング集第4巻
ベニタ・ヴァレンテ(S)
ジョーン・モリス(Ms)
ウィリアム・ボルコム、
シンシア・レイム(P)
マイケル・トリー(Va)
CRC-2466
クラリネットの万華鏡
ブルクミュラー:デュオOp.15
ジャン・フランセ:主題と変奏曲
フィンジ:5つのバガテル
モーツァルト:コンチェルト・ロンド変ロ長調
トマジ:ノクターン、ルネ・シャラン:恋愛遊戯
レモン・ルシュール:鳥かご
ノエル・ガロン:カンタービレ
E.P.ステーケル:道化役者
ルトスワフスキ:舞踏前奏曲
ウェーバー:序奏と主題と変奏
ケイシー・ポープ(Cl)
ジェド・モス(P)
CRC-2467
風景画の人物〜フルートとマリンバのための作品集
ロバート・パターソン(1970-):フルートとマリンバのための二重奏曲
吉岡孝悦(1955-):リズム−スポーツ−体操「リボン」
ティモシー・メルビンガー(1968-):レチタティーヴォとアリア
ガレス・ファー(1968-):Kembang Suling(アジアの3つの音楽のスナップ写真)アルトン・クリンガン(1968-1996):長距離電話
ペーター・ロウバル(1966-):パンク
ロバート・モーリス(1943-):Abah Abah Tenun
ペーター・クラツコフ(1945-):風景画の人物
ケサチュアン
カレン・デウィッヒ(Fl)
イングリッド・ゴードン(マリンバ)
CRC-2468
ニュー・ワールド・ア・カミン〜クラシック&ジャズ・コネクション
ジョゼフ・マクホーム:3つの印象
デイヴ・ブルーベック(1920-):グランセズ(閃光)、
 ブルー・ロンド・ア・ラ・ターク
デューク・エリントン(1899-1974):ゼア・ワズ・ノーバディ・ルッキング、ニュー・ワールド・ア・カミン
デューク・エリントン&レイ・ブラウン:断章の組曲(ピアノとベースのための)
ウィリス・デロニー(P)
ビル・グリムス(Cb)
CRC-2469
ノーマン・デロ・ジョイオ(1913-):ピアノ曲集
前奏曲−若い音楽家のための、
娯楽、合唱曲への序奏と幻想曲、
ピアノのための組曲、
若者のための抒情的な小品、
平均律ピアニストのための短い音程の練習曲、
ソナタ第3番、
タンヤ・スタンブク(P)
CRC-2471
ウィリアム・バード:5声のミサ、4声のミサ、3声のミサ メリー・ジェーン・ニューマン(指)
パーセニア16(合唱団)
CRC-2472(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲 イングリッド・マッテウス(Vn)
CRC-2474
アメリカン・グラブ・バグ
ウィリアム・ボルコム:エデンの庭
モートン・グールド:アメリカーナ(ピアノのための5つのムード・スケッチ)
ローガン・スケルトン:内戦変奏曲
ポール・デスモンド:テイク・ファイヴ
デイヴ・ブルーベック:オリという少女
ウィリアム・オルブライト:ザ・ドリーム・ラグズ
ルロイ・アンダーソン:忘れられた夢、タイプライター
ローガン・スケルトン(P)
CRC-2475
シャルル・マリー・ヴィドール(1844-1937):ヴァイオリンとピアノのための作品集
ソナタ第1番 Op.50(ピアノとヴァイオリンのための)
ロマンスホ長調(ヴァイオリンのための)
カヴァティーナ Op.57 (ヴァイオリンとピアノのための)
フロレンティナ組曲(ヴァイオリンとピアノのための)
ソナタ第2番 Op.79(ヴァイオリンとピアノのための)
ジャネット・パッカー(Vn)オリン・グロスマン(P)
CRC-2477
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):典礼のための合唱作品集
よい羊飼いはよみがえられた」(モテット)、
ミサ「よい羊飼いはよみがえられた」、3声のカノン第3番(ヘイグ・マーディロシアン編曲)、
2声のカノン第1番、あなたと娘の間に(シャンソン)、
ミサ「あなたと娘の間に」、2声のカノン第6番、
3声のカノン第15番「カンタータ・ドミノ」
ヘイグ・マーディロシアン(Org,(指)
クワイア・オヴ・ザ・チャーチ・オヴ・ジ・アセンション・アンド・セント・アグニス・ワシントンD.C.
CRC-2478
ロコモーション・エクスプレス〜ギャロップ、
マーチ、スクリーマーズ&モア
マッテウ・H.フィリップスと彼のサーカス・バンド
録音:1998年12月6日
CRC-2479
ミヨー:ヴィオラ作品集
ヴィオラ・ソナタ第1番 Op.240*、
ヴィオラ・ソナタ第2番 Op.244*、
4つの顔 Op.238*、
ピエールのためのエレジー Op.416(ヴィオラ、ティンパニと2人の打楽器奏者のための)+、
ソナチネ Op.226(ヴァイオリンとヴィオラのための)#
ケネス・マーティンソン(Va)
クリストファー・テイラー(P;*)
ニコラス・キッチン(Vn;#)
フランク・エプステイン(Timp;+)
クレイグ・マクナット、
ロバート・シュルツ(Perc;#)
CRC-2480
パッヘルベル:オルガン作品全集 Vol.9
トッカータ ト短調、
わがもと人来たれ、
主はわがまことの羊飼いなり、
主イエス・キリストわれはまことに知る、
神なる父よ汝の太陽を、
わが魂は主をたたう、
ああ罪人なるわれ何をなすべきか?、
Mach ich Ungluck nicht wiederstahn、
わが愛する神に
父なる神はわれらのかたわらに住まえリ、
アリアと変奏曲イ短調
フーガイ長調、
人よ汝の罪の大いなるを嘆け、
前奏曲とフーガト短調、
マニフィカトによるフーガ、
トッカータとフーガト短調
ヨゼフ・ペイン(Org)
CRC-2481
パッヘルベル:オルガン作品全集 Vol.10
シャコンヌ 二短調、
トッカータ 二短調、
キリストは死の絆につかれたわれらの主キリスト、
ヨルダン川に来たれり、
フーガ ト長調トッカータ ト短調、
主よ汝の御言葉のもとにわれらととどまらせたまえ主なる神がもしわれらとともにあらざればT&U、
フーガ ト長調愚かな者は言うT&U、
トッカータ ハ長調、
フーガ ハ長調「アポロの六弦琴」〜アリア「セバルディーナの歌」
第14旋法のマニフィカトによるフーガ、3つのフーガ ハ長調
ヨゼフ・ペイン(Org)
※使用楽器:オーストリア、アイゼンシュタットの聖マルティン大聖堂、1778年ヨハン・ゴットロープ・マレック製オルガン
CRC-2482
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第3巻
(ヴィオール・コンソートによる)
セクス・コード・コンソート・オヴ・ヴィオールズ
ジョン・ドーネンバーグ(ディレクター)
CRC-2483
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.36
楽興の時Op.16、
前奏曲集嬰ハ短調Op.3-2、
ニ短調Op.23-4、嬰ト短調Op.32-12
ゾラ・ミハイロヴィチ(P)
CRC-2484
ロバート・アヴァロン(1955-):ピアノ協奏曲 Op.10*
フルート,ハープと弦楽のための協奏曲 Op.31+
ロバート・アヴァロン(P;*)
メガン・メイセンバック(Fl;+)
メアリー・ゴールデン(Hp;+)
ラリー・ラクレフ(指)
ファンデーション・フォー・モダン・ミュージックO
CRC-2485
アラン・ブランク(1925-):ファゴットのための作品集
ファゴットと弦楽オーケストラのための協奏曲
ファゴットとピアノのための4つのインヴェンション
ファゴットとハープのための夜想曲
フルート,ファゴットとピアノのためのトリオ
ファゴット独奏のための3つのバガテル
ブルーチェ・ハンメル(Fg)
ジョエル・エリック・スーベン(指)
ポーランド国立放送O
ランドン・ビリュー(P)他
CRC-2486
ガーシュウィン:思い出と発見 Vol.2
ス・ワンダフル(「ファニー・フェース」より)、
メイビー、スーン、
アイル・ビルド・ア・スターウェイ・トゥ・パラダイス、
バット・ノット・フォー・ミー、
サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー、
フー・ケアズ?、
リアルト・リプルス、
ハウ・ロング・ハズ・ディス・ビーン・ゴーイング・オン、
2つのワルツ・イン・シー、
ジャズボー・ブラウン・ブルース、
フォー・ユー・フォー・ミー・フォーエヴァー・モア、
イズ・ノット・イット・ア・ピティ、
ラヴ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ、
ラプソディ・イン・ブルー(ピアノ・ソロのための)
リチャード・グレイジャー(P)
CRC-2487
ポンセ:ギター作品全集 Vol.1
ギターのための4つの小品、
主題と変奏と終曲、
3つのメキシコの歌「スペインのフォリア」による前奏曲、
主題、変奏曲とフーガスケルツィーノ・メキシカーノ、
小さな星
エラディオ・シャローン(G)
CRC-2488
ロジャー・フォーゲル:キャッツ・アンド・バッツ・アンド・スィングス・ウィズ・ウィングス
〜ブラス・アンサンブルのための作品集
ジョージア・ブラス
ブルドッグ・ブラス
ファンファーレ・ブラス
録音:1997年〜1999年
CRC-2489
ロシアの歌曲の黄金時代
グリンカ:むだに誘いをかけないで、
 ひばり
ダルゴムイシスキー:わたしは悲しい、
 まだ彼を愛している
R=コルサコフ:グルジアの丘の上で、
 たなびく雲は薄くなり、しぼんだ花
ムソルグスキー:ユダヤ人の歌、
 ビリー・ゴート、星よお前はどこに
チャイコフスキー:信じるなわが友よ、
 私の心を運んでおくれ、
 私はお前に何も話すまい、
 狂おしい夜、ジプシーの歌、
 星はおだやかに私たちを照らし、
 最初の出会い、再び前のように、
 ただひとり
ラフマニノフ:夜の静けさ、
 美しい人よ、 私のために歌わないで、
 私は悲しみのために恋をした、
 春の洪水、リラの花、
 私はすべてを奪われた
シェルリ・ヴェイラー(Ms)
スヴェトラーナ・ヴェリフコ(P)
CRC-2491
パッヘルベル:オルガン作品全集 Vol.11
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):ああ神よ天よりご覧になってくださいI、II
われらはバビロンの流れのほとりに座り
来たれ創造主なる聖霊よ
ああ主よ哀れなる罪人のわたしをI、II
クラヴィコードのための組曲、
トッカータ ト長調
幻想曲「わが魂は主をあがめる」
おお汚れなき神の子羊
ヴィルヘルム・ヒエローニムス・パッヘルベル(1685-1764):前奏曲とフーガ ニ長調
ジョゼフ・ペイン(Org、クラヴィコード)
CRC-2493
イギリス・ルネサンス期の鍵盤音楽
バード:前奏曲、パヴァーヌ、ガイヤルド、
「私のネヴェル夫人の曲集」から、他
ジョン・ブル:前奏曲、パヴァーヌ、ガイヤルド、他
ギボンズ:ガイヤルド、4声のファンタジア、ほか
メリー・ジェーン・ニューマン(Cemb)
CRC-2494
バルトーク:ピアノ曲集
即興曲 Op.20、戸外にて、
ハンガリーの農民歌
ソナタ、ソナティナ、組曲 Op.14
ジェフリー・ジェイコブ(P)
CRC-2496
ショーソン:ピアノ三重奏曲ト短調 Op.3
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調 Op.50
ユーヴァル三重奏団
CRC-2497
バッハ:チェンバロ協奏曲集
第4番イ長調 BWV1055、
第5番へ短調 BWV1056
第2番ホ長調 BWV1053、
第1番二短調 BWV1052
バイロン・シェンクマン(Cemb)
シアトル・バロック
CRC-2498
マラン・マレ:ヴィオール小品集
組曲ホ短調、組曲イ短調(原曲;ロ短調)、
膀胱結石切開手術の図、産後の感謝祭、
シャコンヌとロンドー イ長調(原曲;ト長調)、
トルコ行進曲ニ長調(原曲;イ長調)
セム・ドゥルオーズ(G)
CRC-2499
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1、
ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2、
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3
レスリー・タン(Fp)

CRC-2500
シャルヴェンカ:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調Op.32、
ピアノ協奏曲第2番 ハ短調Op.56
ローレンス・ジーニングロス(P)
ポール・フリーマン(指)
チェコ・ナショナルSO
CRC-2501
リチャード・ロジャーズ:名作ソング集 モーリン・マクガヴァン(Vo)
スキッチ・ヘンダーソン(指)
ニューヨーク・ポップス
録音:2000年6月
CRC-2502
ムファット:チェンバロのための音楽作品
小品集ト長調(組曲II)、
小品集ハ長調(組曲I)
小品集ト長調(組曲VI)、
小品集ニ長調(組曲V)
小品集変ロ長調(組曲IV)
ジョゼフ・ペイン(Cemb)
CRC-2503
ドホナーニ:ピアノ五重奏曲第1番ハ短調 Op.1、
ピアノ五重奏曲第2番変ホ短調 Op.26
コダーイ:セレナード
リディア・アルティミウ(P)
オゥドゥボンQ
CRC-2504
アンソニー・ルイス・スカーモリン(1890-1969):歌劇「カリフ」 マリア・ハープナー(S)
ブルース・ブラウン(Br)
マーガレット・ジュンゲン(Ms)
ディットマー・ケルシュバウム(T)
スティーヴン・ギャロップ(Bs)
ジョエル・エリック・スーベン(指)
スロヴァキアRSO
CRC-2505
ピーター・シッケル(1935-):弦楽四重奏曲第1番「アメリカン・ドリームズ」
ピアノ五重奏曲第1番*
弦楽四重奏曲第5番「故郷での一年」
ピーター・シッケル(P;*)
オウデュボンQ
CRC-2506
ベン=ハイム:ソナティナ Op.38、
メロディーと変奏曲 Op.42
組曲第1番 Op.20a、組曲第2番 Op.20b
ソナタ Op.49、5つの小品 Op.34
ジラ・ゴールドシュテイン(P)
CRC-2507
イギリス諸島の民謡集(ブリテン編曲)
Lemady 、 The Ash Grove 、
Little Sir William
At the mid hour of night 、
Sailor boy 、Sail on、Sail on
O Waly,Waly 、
Theres none to Soothe
The trees they grow so high 、
The Minstrel boy
COme you not from Newcastle? 、
Bird Scarers Song
The foggy, foggy dew 、
The Salley Gardens
She's like the swallow 、
Oft in the stilly night
The Soldier and the Sailor 、
Oliver Cromwell
I will give my love an apple 、
Early one morning
Master Kilby 、 Bonny at morn 、
The last rose of summer
Dear Harp of my COuntry
マリア・ジェッテ(S)
ジュディス・コ−ガン(Hp)
CRC-2508
フォーレ:歌曲集
ネル Op.18-1、リディア Op.4-2、
イスパハンのバラ Op.39-4、
月の光 Op.46-2、マンドリン Op.58-1、
祈りに、ノエル Op.43-1、
さらば Op.21-3、子守歌 Op.16、
この夜で Op.8-3、川のほとりで Op.8-1、
ゆりかご Op.23-1、私たちの愛 Op.23-2、
ひめごと Op.23-3、愛の歌 Op.27-1、
シチリアーノ Op.78、
ある僧院の廃墟にて Op.2-1、
愛の夢 Op.5-2、五月 Op.1-2、
墓地にて Op.51-2、
月の女神セレネ Op.118-3、
ノクターン Op.43-2
マリア・ジェッテ(S)
ジュディス・コーガン(Hp)
CRC-2509
管楽のためのアメリカ音楽新作集
スティーヴ・コーエン:管楽五重奏曲
ウィリアム・オルブライト:アバイディング・パッションズ
ロジャー・ザハブ:ダブルス・キーニング
トム・ベンジャミン:バガテル集
ダナ・ウィルソン:鏡
デレク・バーメル:さまよい
ペンシルヴァニア五重奏団
CRC-2510
アバウト・タイム〜20世紀アメリカの声楽
ウィリアム・フラナガン:もしあなたができるなら、上下逆さまな男、ホラー映画
モーラ・ボッシュ:独唱のための劇場小品
フレッド・コーエン:That Which Binds Us
マーティン・アムリン:天国の饗宴
ベティ・ロー:ジャズ・ソング
ストラヴィンスキー:ふくろうと子猫ちゃん
ジョン・ケージ:The Wonderful Window of Eighteen Springs
ミルトン・バビット:The Windows Lament in Springtime、ヴィジョンと祈祷者
ミムミ・フルマー(S)
マーティン・アムリン(P)他
CRC-2511
パーフェクトリー・クラシカル ノエル・レスター(P)他
CRC-2513
ポンセ:ヴァイオリン協奏曲
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
ミランダ・カックソン(Vn)
ポール・フリーマン(指)チェコ国立SO
CRC-2514
クリス・チャフェ:アルコ・ロジック
トランセクト、プッシュ・プル、フリー・モーション
ヴァニッシュイング・ポイント、バックトレース
クリス・チャフェ(コンピューター)
CRC-2516
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ集 Vol.1
第2番 Op.5-2、第3番 Op.69、第4番 Op.102-1
ジョナサン・ミラー(Vc)
ランダル・ホジキンソン(P)
CRC-2517
オルフェスへの序曲
マルティヌー:2つの即興曲
エドウィン・マックレーン(1956-):ソナタ第2番
アンドリーセン(1939-):オルフェウスへの序曲
アレクサンドル・ヴールモレン(1895-1980):クラヴサン組曲
アルバート・グリンスキー(1952-):サンボウ
ルー・ハリソン(1917-):6つのソナタ
ダニエル・ピンクハム(1923-):ヴァンダへのオマージュ
マイケル・ナイマン(1944-):タンゴ・フォー・ティム
エライン・フナロ(Cemb)
CRC-2518
リスト:巡礼の年〜第2年、
第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」
クセニア・ノシコーヴァ(P)
CRC-2519
ヘンリー・ラザロフ:合唱交響曲(交響曲第3番)
エンカウンターズ
シェイラ・ナドラー(A)
テリー・クック(B-Br)
フィリス・ブリン=ジュルソン(S)
ジェラード・シュワルツ(指)
シアトルSO&cho
CRC-2520
ヘンリ・ラザロフ:弦楽四重奏曲集
 第4番*/第5番+/弦楽五重奏曲#
スタンフォードSQ*
ボローメオSQ+
リンカーン・センター室内音楽協会#
CRC-2521
ユダヤの武勇伝
クレツメルの伝統的なヘブライの絵
イワン・ローゼンブルーム:シュテトル・ヴォイセス
カルル・アントン・ヴィルス:イェフタフ
エルウッド・デーア:私ははかの蝶を見たことがない
ベン=ハイム:3つの無言歌
ジェイコブ・ウェインバーグ:メイポール
アーヴィング・バーリン:サディー・サロメ、
イーデル・オン・ユアー・フィドエル、
プレイ・サム・ラグタイム
ウィリアム・トリンブル(Sax)
キャスリーン・ニッツ(S)
シルヴィー・ブライトマン、
ステファニー・フリードマン(Ms)
エリカ・ラン=クラーク(アクトレス)
デール・ウォルフォード、
イヴァン・ローゼンブルーム(P)
CRC-2522
D・スカルラッティ:ソナタ集(1738)
イ長調 K.24、ヘ短調 K.19、ヘ長調 K.17、
ト短調 K.8、ニ短調 K.9、ニ短調 K.10、
ハ短調 K.11、ヘ長調 K.6、イ短調 K.7、
ト長調 K.13、ト長調 K.14、嬰ヘ短調 K.25、
ニ短調 K.1、ト長調 K.2、イ短調 K.3
ソナタ フーガ ト短調 K.30
バイロン・シェンクマン(Cemb)
CRC-2524
ドヴィエンヌ:ファゴット四重奏曲第1番〜第3番 アイランド
[ジェーン・ゴワー(Fg)、レイチェル・ビースリー(Vn)、ガリーナ・ジンチェンコ(Va)、キャサリン・ジョーンズ(Vc)]
CRC-2525
ケンナン:レトロスペクティヴ
ケント・ケンナン:レトロスペクティヴ
ラッセル・リープ:フィロソフィーズ・パス
ディヴィッド・アッシュレイ・ホワイト:ピアノのための5つのグリンプス
キャスリン・ミッシェル:5つの前奏曲
ウェイン・オークイン:ナイトフォール
ダン・ウェルチャー:デジタル・ウオッチ、パッチェルズ・ベルズ
ティモシー・ウールゼイ(P)
CRC-2526
ヴァイス:ドレスデン手稿譜によるソナタ集 Vol.1
ソナタ第1番〜第4番
ジョン・シュナイダーマン(Lute)
CRC-2527
ディアン・トーム:
ブライト・エアー ブリリアント・ファイアー
(フルートとコンピューターによる)
ウンフォールドエントワイン(コンピューターによる)
座っている白鳥のように(ヴィオラとコンピューターによる)
見えないつぼみたち(混声合唱とコンピューターによる)
ディアン・トーム(コンピューター)
サラ・ベイジングスウェイト(Fl)
ドロシー・シャピロ(Va)
ジェフリー・ボーアズ(指)大学cho
CRC-2528
ペリロ:マニフィカト
ベートーヴェン:
「オリーヴ山のキリスト」〜Welten Singen
フランツ・シューベルト:アヴェ・マリア
作者不詳:グローリア
アントン・ブルックナー:グローリア
ジョアッキーノ・ロッシーニ:イン・センピテルナ・セークラ
グレゴリオ聖歌:レクイエムからの賛美歌
ガブリエル・フォーレ:レクイエム から
オリヴィエ・メシアン:世の終りのための四重奏曲 から
スティーヴン・ペリロ:ミレニアムへのマニフィカト
ユーヴァル・ワルトマン(指)
ミレニアム祝祭O&cho他
CRC-2529
声楽曲をモデルとしたイタリアの初期ヴァイオリン音楽
フレスコバルディ:カンツォーナ第2番「ラ・ベルナルディナ」
バルトロメ・デ・セルマ・イ・サラヴェルデ(?):カンツォーナ第3番
ジョヴァンニ・バッサーニ(1560?-1617):
リチェルカーレ(ヴァイオリン独奏)
フランチェスコ・ロニョーニ(?):
パレストリーナの「野と丘」
フレスコバルディ:アリアとパッサカリア、
パッサカリアによるパルティータ(チェンバロ独奏)
ビアージョ・マリーニ(1587?-1663):
シンフォニア「ラ・オルランディナ」、ソナタ第3番
フレスコバルディ:第10トッカータ
フランチェスカ・カッチーニ(1587-1640?):
Aria sopra la romanesca“Dov' io credea”
ジュリオ・カッチーニ(1545?-1618):いとも甘きため息
フレスコバルディ:カンツォーナ第3番「ルッケジアーナ」
ジョヴァンニ・バッサーニ:ラッススの「シュザンヌはある日」
セルマ・イ・サラヴェルデ:カンツォーナ第4番、第2番
フレスコバルディ:カンツォーナ第1番
ジュリオ・カッチーニ:おおわが涙の甘き泉よ
イングリッド・マシューズ(Vn)
バイロン・シェンクマン(Cemb)
CRC-2530(2CD)
テレマン:鍵盤作品全集 Vol.1
〜幻想曲集
ジョゼフ・ペイン(Cemb)
CRC-2532
シューマン:モレスク Op.20、
 交響的練習曲 Op.13
アンドルー・デ・グラド(P)
録音:1992年11月11日&1994年4月19日(ライブ)
CRC-2533
クレメンティ:ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.25-5
シマノフスキ:4つのマズルカ Op.50
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959
グレゴリー・シオルス(P)
CRC-2534
フランチェスコ・グェリーニ:チェロ・ソナタ第1番〜第6番 サラ・フライバーグ(Vc)
バイロン・シェンクマン(Cemb、Fp)
CRC-2535
2台のピアノのための音楽
ヘンリー・オンダードンク:2台のピアノのためのソナタ
アンドルー・フランク:ポインツ・オヴ・ディパチャーII
パブロ・オルティス:タンゴの不安
スティーヴン・ゴスリング、
エリック・フーブナー(P)
CRC-2536
ハウエルズ:ランバートのクラヴィコード、
ハウエルズのクラヴィコード
ジョン・ポール(ラウテンヴェルク)
CRC-2537
ユダヤの魂
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター協奏曲ニ長調 Op.99
ラヴェル:3つのヘブライの歌(ナルシス・ボネによる管弦楽版)
ラフィ・カディッシュソン:3つのイスラエルの歌
イエズケル・ブラウン(1922-):ファンタジア・リリカ
リアト・コーエン(G)
ラフィ・カディッシュソン、
フレデリック・チャスリン(指)エルサレムSO
CRC-2538
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲集
ハ長調 RV.114、イ短調 RV.498、
ト長調 RV.545、ニ短調 RV.481
ニ長調 RV.563、ヘ長調 RV.489、
ト短調 RV.105
マイケル・マックロウ(Fg)
シアトル・バロック
イングリッド・マシューズ(音楽監督)
バイロン・シェンクマン(アーティスティック・ディレクター)
CRC-2539
ホライゾン〜ラテン・アメリカのピアノ音楽
ポンセ:エストレリータ
ヴィラ=ロボス:シランダス ♯8
カーバ:レイェンダ・ケシュア
グァスタビーノ(1912-):ソナティナ
アレンド:2つのトナード
アマウリー・ベライ:プーレル
エルネスト・レクオーナ:月の光、マラゲーニャ
フリアン・アグイレ:5つのトリステ
マヌエル・ヘルランテ:3つの舞曲
ピアソラ:フローラのゲーム
パルジ:プレーナ・アイ・サンタ・マリア
ナンシー・ロルダン(P)
CRC-2540
ヘンデル:カンタータ集
「わたしはジャスミンの花」、
「悲しみの心より出ずる者たち」、
「愛の苦しみは甘くもある」、
「わが目の喜びと苦しみであるクローリ」、
「わたしも愛から逃れた」、
「イレーネ、わが憧れの人」、
「孤独より」、「心地よい風」、
「優しいときに」
ジェフリー・ガル(C−T)
デイヴィッド・シュレイダー(Cemb)
ジョン・マーク・ロゼンダール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
CRC-2541
アダム・ファルケンハーゲン(1697-1754):
リュート・ソロのためのソナタ集

6つのソナタOp.1より[ハ短調、変ホ長調]、
カリヨンの洋式による前奏曲、夢想、アルマンド、
6つのソナタOp.1より
[ト短調、ニ短調〜テンポ・ジュスト]
アンドルー・マジンリー(Lute)
CRC-2542
グレゴリオ聖歌集
[聖週間、復活祭、聖ベネディクトゥスの祝祭]
独唱者たち
グンタルス・プラニス(指)
スコラ・カントールム・リガ
録音:2000年3月27日〜31日、聖救主教会、リガ、ラトヴィア
CRC-2543
ピエール・シュローダー:異教徒のミサ ピエール・シュローダー(シンセサイザー)
ハリー・マンフレディーニ(指)
L.A.C.G.CO
CRC-2544
ペリッロのナポリ
スティーヴン・ペリッロ(1955-):ナポリ、ピアノ協奏曲第1番、ハンゴヴァーチュア、古代組曲
ニーナ・コーガン(P)
ユーヴァル・ワルトマン(指)
サンクトペテルブルク祝祭O
CRC-2545
モンポウ:ピアノ作品全集 Vol.1
内なる印象、子供の情景、
魔法の歌、前奏曲集
アニータ・ポントレモーリ(P)
CRC-2546
ナポレオン時代のギター伴奏歌曲集
カルッリ:
3つのアリエッタと3つのロマンス Op.3
ジュリアーニ:3つのフランス歌曲 Op.13
クレセンティーニ:5つのカンツォーネ
V.M.Y.ソレール:7つのイタリア・カンツォーネ
D.プッチーニ:3つのアリエッタ、3つの二重唱曲
ジェーン・マッコーミック(Ms)
ジョン・マッコーミック(G)
CRC-2547
シェパーズ・ヘイ〜金管五重奏作品集
グレインジャー(ハリソン編):
 シェパーズ・ヘイ(羊飼いの踊り)
ヴォーン=ウィリアムズ(ダンテ編):海の歌、
 イギリス民謡組曲
グレインジャー(ミラー編):ボニー・ドゥーンの堤よ土手よ
ホルスト(ミラー編):ムーアサイド行進曲、
 第1組曲変ホ長調
グレインジャー(ヒル編):イングリッシュ・カントリー・ガーデンズ(イギリスの田舎の庭園)、

グレインジャー(ハリソン編):リンカーンシャーの花束
作曲者不詳(パラマウント・ブラス編):アイルランド、デリー州の調べ
パラマウント・ブラス
[ジョン・ポール・ダンテ、ルイス・アンダーソン(Tp)、フリッツ・フォス(Hrn)、ナザニエル・ディッキー(Tb)、アンドレ・ミラー(Tub)、カール・セイファース(Timp、Perc)、リッチ・グリーンバラット(Perc)]
CRC-2548
ルネサンスの音楽
ジョスカン・デ・プレ、イザーク、
ゼンフル、オブレヒトの作品
スーザン・ロード・モリス(S)
スコット・ウィテイカー(T)
セクス・コルデ・コンソート・オヴ・ヴィオルズ

録音:1999年7月、メンロ・パーク、カリフォルニア州
CRC-2549
ゴットシャルク:ピアノ作品集
バンジョー、グロテスクな幻想曲 Op.15、
プエルトリコの思い出、
リコルダティ Op.26、風刺 Op.59、
O,Ma Charmante,Epargnez Moi!、
マンチャの調べ Op.38、
ポルカ、リマのお土産;マズルカ Op.74、
クレオールのバラード Op.37、
イネス、子守歌 Op.47、バナナ Op.5、
クレオールのバラード Op.3、バラード、
バンブーラ、黒人の舞曲 Op.2
マイケル・レヴィン(P)
CRC-2550
ソレール:2台の鍵盤楽器のための6つの協奏曲 ジョン・ポール、
シャウン・レオパード(ラウテンヴェルク)
CRC-2551
ブラームス:ハンガリー舞曲集(全21曲) ジェイムズ・マーチ(P)
キャサリン・マーチ(P)
CRC-2553
亜麻色の髪の乙女
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女、
 レントより遅く
フォーレ:子守歌
ヨハネス・ドンヨン:アダージョ・ノビーレ
ドビュッシー:パンの笛
ゴダール:アレグレット
サン=サーンス:白鳥
ビゼー:「アルルの女」〜メヌエット
デラニー:フルート独奏のためのパンへの賛歌
サティ:ジムノペディ
フォーレ:組曲「ドリー」〜子守歌
グノー:アヴェ・マリア
フォーレ:マドリガル
ゴセック:タンブーラン
ビゼー:「カルメン」〜第3幕への序奏
フォーレ:コンクール用小品
ゴベール:シチリアーノ
マラン・マレ:ル・バスク
マスネ:タイスの瞑想曲
フォーレ:シチリアーノ
ドビュッシー:月の光
サラ・ベス・ハンソン(Fl)
ジャン・グリムス(P)
CRC-2555
ビトゥイーン・タイズ〜20世紀の室内楽作品集
デイヴィッド・アンダーソン(1962-):五重奏曲(オーボエ、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス)
武満徹:ビトゥイーン・タイズ(ヴァイオリン、チェロとピアノ)
ジョリヴェ:クリスマスのパストラール(フルート、ファゴットとハープ)
ハラルド・ゲンツマー(1909-):6つのバガテル
ルーセル:ディヴェルティメント Op.6(フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ピアノ)
ケンタッキー・センター・チェンバー・プレイヤーズ
CRC-2556
C.P.E.バッハ:室内ソナタ集
フルート,ヴァイオリン,通奏低音のための
トリオ・ソナタ イ長調 H.570、
ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
ソナタ ハ長調 H.558、
フルートとチェンバロのためソナタ ト長調 H.509
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ 変ロ短調 H.512、
フルート,ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ イ短調H.572
ミュージック・リ・クリエーション
[ルイズ・カースレイク(Fl)、カーラ・ムーア(Vn)、ジョン・ドーネンバーグ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ロルナ・ピーターズ(Cemb)]
CRC-2557
ティム・トンプソン:変奏曲−雨神の歌
大地の歌
マトヤス・アンタル、
ゲルゲリー・ケセルヤック(指)
BBCシンガーズ
ハンガリー国立SO、シェールSO
CRC-2558
アリス・スパッツ:グランドマザー・スパイダー*、
オールド・マン・コヨーテ*、
スティーヴン・マレー:ザ・スノー・グース+
ロバート・J.ラートセマ(ナレーター;*)
グラント・アルブレクト(ナレーター;+)
リンデン・トリオ
CRC-2559
ザ・メモリー・オヴ・ア・ダンス
ジョン・W.デュアルテ(1919-):ザ・メモリー・オヴ・ア・ダンス Op.64
イギリス組曲 Op.82
エミール・デポルト:憂鬱な羊飼い、陽気な羊飼い
ミシェル・デ・ラ・バレ:組曲 ニ長調
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ラヴェル:ハバネラ形式による小品
チャイコフスキー:「白鳥の湖」〜3つのワルツ
モーツァルト:きらきら星変奏曲 K.265(300e)
ヘイム・デュオ
[アンネッテ・ヘイム(Fl)、ブレット・ヘイム(G)]
CRC-2560
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.13
弦楽四重奏曲第1番 変ホ長調 Op.12
弦楽四重奏のための4つの小品 Op.81
ベルゴンツィSQ
CRC-2561
モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581「シュタードラー」(バセットクラリネットと弦楽四重奏のための)、
アレグロ 変ロ長調 K.Anh.91(516c)
(バセットクラリネットと弦楽四重奏のための)、
四重奏曲 ト長調 K.285e(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための)、
四重奏曲 イ長調 K.298(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための)
ミュージック・フロム・アストン・マグナ
[エリック・ホープリッチ(バセットCl)、クリストファー・クルーガー(Fl)、ダニエル・ステプナー(ヴァイオリン、音楽監修)、ナンシー・ウィルソン(Vn)、デヴィッド・ミラー(Va)、ロレッタ・オサリヴァン(Vc)]

録音:1999年7月11&12日、スミス大学セージ・ホール、マサチューセッツ
CRC-2562
ザ・ロシアン・クラリネット
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」〜組曲
アレクサンダー・ゲーディック(1877-1957):夜想曲*、エチュード
グリンカ:アレグロ・モデラート、ラルゲット・マ・ノン・トロッポ
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番〜ワルツ/スケルツォ
ドミートリー・メルキック(1885-1943):トリオ Op.17+
ケリー・バーク(Cl)
アンドレ・ウィリズ(P)
アーサー・トレフソン(P;*)
メアリー・アシュレイ・バレット(Ob;+)
マイケル・バーンズ(Fg;+)
CRC-2563
ギターのための現代音楽集
ウォルトン:ギターのための5つのバガテル
マリオ・ダヴィドフスキー(1934-):ギターとテープのためのシンクロニズム第10番
ティファニー・セヴィーラ(1967-):ギター独奏のためのドリームスケープ
ニッキー・ハインド(1962-):ギターとライヴ・エレクトロニクスのためのクロッシング
ジョディ・ロックメーカー(1961-):ギター独奏のためのムード・スウィング
ブジョー・ホイニック(1950-):ギター独奏のための前奏曲
デヴィッド・ハーン(1956-):クラシック・ギターのための4つの短い小品
セム・デュルエツ(G)
CRC-2564
ノスタルジカ〜現代室内楽作品集
チャールズ・ルッジェーロ(1947-):ブルース、タイム、チェンジズ(1999)
ミゲル・デル・アグイラ(1957-):ノスタルジカOp.60(1998)
ダニエル・マクキャシー(1956-):オール・ザ・ウェスト・ワズ・ムービング(1997)
ミゲル・デル・アグイラ:サンセット・ソング Op.42(1997)*
バリック・ステーズ(Fg)
アリアンナSQ
ランダル・フスコ(P;*)
CRC-2565
ウェディング・アルバム
パッヘルベル:カノン
ワーグナー:「ローエングリン」〜婚礼の合唱
メンデルスゾーン:真夏の夜の夢〜結婚行進曲
ターレガ:グラン・ホタ・デ・アラゴネーサ
シューベルト:アヴェ・マリア
ヘンデル:水上の音楽」〜エア
クラーク:トランペット・ヴォランタリー
ターレガ:アルハンブラの思い出
伝承曲:ハヴァ・ナギラ
バッハ:わが魂なるイエスよ
バッハ(グノー編):アヴェ・マリア
フォーレ:パヴァーヌ
ベッテリッジ:アイルランドの婚礼の歌
伝承曲:タランテッラ
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
マロッテ:祈祷者
ジョヴァンニ・デ・キアロ(G)
CRC-2566
ヒンデミット:オーボエとピアノのためのソナタ
イングリッシュ・ホルンとピアノのためのソナタ
ファゴットとピアノのためのソナタ
コントラファゴットとピアノのためのソナタ
ヴィオラ,ヘッケルフォンとピアノのための三重奏曲 Op.47
レベッカ・ヘンダーソン(Ob、Ehr)
アーサー・グロスマン(Fg、コントラFg、ヘッケルフォン)
ペーター・マック(P)
ロクサナ・パターソン(Va)
CRC-2567(3CD)
メシアン:ピアノ作品全集 Vol.1
鳥のカタログ、鳥の小スケッチ、ニワムシクイ
ポール・キム(P)
CRC-2570
ヴィオラとハープのためのイギリス幻想曲集
バックス:幻想ソナタ
ブリッジ:3つの小品
ヴォーン・ウィリアムズ:ロマンス、
 イギリス民謡による6つの練習曲、
 グリーンスリーヴスによる幻想曲、
 冬の柳
ブリテン:イギリス民謡曲
グレインジャー:サセックス・マンマーズのクリスマス・キャロル
ドリス・レーデラー(Va)
ジュード・モレンハウアー(Hp)
CRC-2571
タネーエフ:ピアノ四重奏曲 ホ長調 Op.20、
 ピアノ三重奏曲 ニ長調 Op.22
ヤ・ティン・チャン(P)
メンデルスゾーン・ピアノ・トリオ
CRC-2572
クラリネット・ブリリアント
レオ・ヴェイネル(1855-1960):Peregi Verbunk Op.40
ルイージ・バッシ(1766-1825):ヴェルディの歌劇「リゴレット」
の動機による演奏会幻想曲
ルイ・カツザック:オック地方の歌による変奏曲
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):牧歌
ベーラ・コヴァーチ(1930?-):J.S.バッハへのオマージュ
ヨハン・ヴェンツェル・カリヴォダ(1801-1866):サロンの作品 Op.229
バッハ(グスターヴ・ランジェヌス編):半音階的幻想曲
ガーシュウィン(ジェイムズ・コーン編):ピアノのための前奏曲
ドナート・ロヴレージョ(1841-1907):ヴェルディの歌劇「椿姫」による幻想曲 Op.45
キャロライン・ハルティヒ(Cl)
クロード・サイマーマン(P)
CRC-2573
アモン・ウルマン(1955-):マリリン・シリーズ
リフレクションズ・オン・ペディスタルズ(基礎の反映)
(交響楽とコンピュータ処理のテープのための;1989)、
マリリンのたくさんの顔 V.2−4つのレクイエム
(即興演奏とコンピュータ処理のテープのための;1991)、
マリリンズ93、inCage
(テープと多様な音楽による任意の演奏のための;1993)
ヴィクター・ヤンポルスキー(指)
ノースウェスタン大学SO
アモン・ウルマン・アンサンブル
CRC-2574
フランク・コルビン・プレイズ・フランク
フランク:3つのコラール、
3つの小品〜カンタービレ
6つの小品〜パストラール
フランク・コルビン(Org)

録音:2001年、ホリー・スピリット礼拝堂、ウスター市、マサチューセッツ州
※楽器:チャボット・ファミリー・メモリアル・オルガン
CRC-2575
ヒトラーに検閲された作品〜再発見された傑作集
クルト・ヴァイル:チェロ・ソナタ(1920)
エルンスト・トッホ:チェロ・ソナタ Op.50(1929)
ヒンデミット:チェロ・ソナタ Op.11-3(1919)
アーサー・クック(Vc)
デボラー・ギルウッド(P)
CRC-2576
ヴィラ=ロボス:モーモ・プレコース&ピアノ独奏曲集
「赤ちゃんの一族」第1巻、
カボークロの伝説、
オリオンの3つ星、
ブラジルの密林への郷愁、
ショーロス第5番、モーモ・プレコース
ノーエマ・フェルナンデス(P)
ポール・フリーマン(指)ソウルPO
CRC-2578
ハイドン:初期交響曲集
第4番 ニ長調、第6番 ニ長調
第9番 ハ長調、第13番 ニ長調
橋本英二(Cemb,指)
18世紀音楽アンサンブル
CRC-2581
ロバート&クララ・シューマンの音楽
シューマン:おとぎの絵本 Op.113、
幻想小曲集 Op.73*
C・シューマン:3つのロマンス Op.22+
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70#、
おとぎ話 Op.132
ジョナサン・バッグ(Va)
ジェーン・ホーキンズ(P)
ドナルド・L.オーラー(Cl)
CRC-2582
キューバのピアノ音楽
作曲者不詳:サン・パスカル・バイロン*
ガスパー・ビヤット(18世紀):コントラダンツァス*
セルバンテス(1847-1905):セレナータ・クバーナ*
アリスティ(1856-1930):夢 Op.16*、
 スケルツォ Op.17*
レクオーナ:黒人の踊り、アンダルシア、他(全19曲)
ノエマ・フェルナンデス(P)
CRC-2583
フランス・ルネサンス歌曲集
ジャン・ボデル(1165頃-1209)、
アダン・ド・ラ・アル(1245、50-1285、88)、
アンドリュー・コントルディ・ダラス(1180頃-1248)、
他のシャンソン、パストラーレ等
ミルトン・G・シェアマン・ジュニア(リコーダー&ディレクター)
タイス・セント・ジュリアン(S、Perc、ディレクター)
ステュワート・リルランク(リュート、アソシエイト・ディレクター)
ニュー・オーリンズ・ムジカ・ダ・カメラ
CRC-2584
アメリカン・オリジナルズ
バーバー:遠足 Op.20
ゴッツチョーク:プエルトリコの思い出 Op.31、
瀕死の詩人、
バンジョー(アメリカのスケッチ)Op.15
ネッド・ローレム(1923-):舟歌(1949)
ウィリアム・ボルコム(1938-):グレイスフル・ゴースト(1971)
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
ラスキン・クーパー(P)
CRC-2586
パッセージ〜トランペットのための音楽
ルース・スティル(1938-):グローリア・エヌ・シエロ
ジョン・ラバーベラ(1945-):ドローヴァー・ラメント
アダム・W.ゲインズ(1975-):ファンファーレとイメージ
デヴィッド・P.ジョーンズ(1958-):5つのコリオグラフィック練習曲
ジョン・ラバーベラ:パッセージ
ポール・R.ブリンク(1938-):前奏曲、讃歌とデスカント、
7つのトランペットのための前奏曲
アンドレ・ウィルソン(1971-):バグル
デヴィッド・P.ジョーンズ:カッパー・レイク・ファンタジー
ポール・マーティン・ゾーン(1938-2000):2つのアンティフォナル・ムーヴメント
スティーヴ・ローズ(1953-):シャドウ・ラウンズ
マーク・アラン・タガート(1956-):セレナード
チェスター・L.オルウェス(1947-):旅
マイケル・タンネル(Tp)
メーメ・タンネル(P)
オリヴィア・ブラックモン(S)他
CRC-2587
フランス六人組の音楽
ミヨー:協奏的二重奏曲
タイユフェール:アラベスク、メヌエット
オネゲル:ソナティナ
ミヨー:カプリース、ソナティナ
オーリック:イマジネV
プーランク:クラリネット・ソナタ
エリック・ワッハマン(Cl)
テッド・ロイター(P)
CRC-2588
モンポウ:コンポステーラ組曲、
歌曲と舞曲 第1番〜第14番(フレッチャー編)
ピーター・フレッチャー(G)
CRC-2589
チェロ・マターズ
リドゥイノ・ピトンベイラ(1962-):チェロ協奏曲*
ダニエル・シュナイダー(1961-):ジャズ・ソナタ(チェロとピアノのための)+
ピアソラ:大タンゴ(チェロとピアノのための)+
デイヴィッド・ベイカー(1931-):シンガーズ・オヴ・ソングス(チェロと打楽器のための)#
デニス・パーカー(Vc)
ジャン・グライムズ(P;+)
マイケル・キンガム(Perc;#)
LSUボランティアCO*
CRC-2590
ベルク:7つの初期の歌、
クラリネットとピアノのための5つの小品 Op.5
ウェーベルン:4つの歌曲 Op.12、
ヴァイオリン,クラリネット、テナーサクソフォンとピアノのための四重奏曲 Op.22、
ラテンのテキストによる5つのカノン Op.16
シュラミト・ラン(1949-):不安
ダイアン・ラゲンス(S)
メルヴィン・ワーナー(Cl)
ウィリアム・ゴールデンバーグ(P)
マティアス・タッケ(Vn)
デヴィッド・ファイヴコート(T-Sax)
リンダ・ベイカー(B-Cl)
CRC-2591
シューマン:ユモレスク 変ロ長調
ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調
アラベスク ハ長調
ポーラ・ベイテルマン(P)
CRC-2595
スティーヴン・グリッチ:室内楽作品集
夢の野菜、シャドウダンス、
6つのメカニカル(真夏の夢 から)、
モーン・ソウツ、舞曲と夜想曲
ロナルド・クレンツマン(Cl)
クリスティーヌ・デッシュラー(Fl)
ロウラ・ガリットソン(Cemb)他
CRC-2596
ヤコブ・ファン・エイク:笛の楽園〜20曲 ステファーノ・ベット(リコーダー)
CRC-2597
フィリップ・ローズ:アパラチアン・セッティングス(弦楽四重奏のための)*、
山の歌(高声とピアノのための)*、
フィドルの調べ 第1番(ヴァイオリン独奏とシンセサイザーによる弦楽のための)#、
管弦楽オーケストラのための変奏曲**
ヴェブレンSQ*
フィリス・ブリン=ジュルソン(S; +)
アン・メイヤー(P; +)
ヘクトール・ヴァルディヴァ(Vn; #)
マイケル・ラックスナー(指)**
オヴェンスボロSO**
CRC-2598
ジェイ・ライゼ(1950-):デュオ・リズミコスモス
リズミカルな花輪
トリオ・リズミコスモス
グレゴリー・フルカーソン(Vn)
チャールズ・アブラモヴィク、 ジェローム・
ローヴェンタール(P)他
CRC-2599
マルチェッロ:12のフルート・ソナタ Op.2〜第1番−第6番 ライレマー・トリオ
[レベッカ・ストゥアー(Fl-tr)、メリー・ショニフ(Vc)、リン・ゼイグラー(Cemb)]

CRC-2600
ホルンとピアノのための音楽
シクステン・シルヴァン:ホルン・ソナタ Op.7
ヨハン・クヴァンダール:序奏とアレグロ Op.30
ニコラウス・フォン・クルフト:ホルン・ソナタ ホ長調
フランツ・シュトラウス:幻想曲 Op.2
ポール・バスラー:3つの讃歌
レベッカ・ドッドソン=ウェブスター(Hrn)
リチャード・セイラー(P)
CRC-2601
ショパン:マズルカ Op.50、マズルカ Op.59
ベルク:ピアノ・ソナタ ロ短調 Op.1
ブライアン・ファーニホー:レンマ−イコン−エピグラム
ドビュッシー:「映像」第2巻 から
シャノン・ウェトステイン(P)
CRC-2602
ジャン・ラジンスキ(1950-):ピアノ&室内楽作品集
サマー・チャームズ・ラグ、マズルカ
チェロとピアノのためのサラバンド、カント
パーソナル・ヴァーセス、夢の小品集
エスター・ワン(P)
ケティ・ランスダール(Vn)
マイケル・シュミット(Vc)
CRC-2603
フライツ・オヴ・ファンシー
ジョン・ラッター(1945-):3つのアメリカ小品
(フルートとクラリネットのための;1981)
マルコム・アーノルド(1921-):フルート、オーボエ、クラリネットのための
ディヴェルティメント
トマス・クリスティアン・デイヴィッド(1925-):フルートとクラリネットのためのソナタ
デヴィッド・リプタク(1949-):フルートとクラリネットのための二重奏曲
ノーマン・C・ディーツ(1919-):対話(フルートとバス・クラリネットのための)
ウォルター・ピストン(1894-1976):フルート、クラリネット、ファゴットのための3つの小品
ドナルド・スローン(1956-):空想のための5つの飛行
(フルートとクラリネットのための)
アントーニ・シャオウスキー(1907-1973):フルートとクラリネットのための二重奏曲
デヴィッド・R・ギリンガム(1947-):アメリカン・カウンターポイント(フルート、クラリネット、アルト・サクソフォンのための)
クレセント・デュオ
[ジョアンナ・コワン・ホワイト(Fl)、ケネン・ホワイト(Cl)]
CRC-2604
デクスター・モリル(1938-):サクソフォン協奏曲(1997)*、
トロンボーン協奏曲(1999)+、
コルネットと17の楽器のための協奏曲(2001)#
スティーヴ・デューク(S-Sax;*)
ジョン・マインデマン(Tb;+)
マーク・パンツォ(コルネット;#)
スティーヴ・スクァイアーズ(指)(*、+)
ブライアン・グロナー(指)#
北イリノイO
CRC-2605
CDCM コンピューター・ミュージック・シリーズ Vol.33
ロバート・クーパー(1953-1997):シンボリック(テープのための)
マイケル・マクファーロン(1970-):ストレイタム(ピアノとテープのための)
ダニエル・ナス(1975-):ギッチー・ガンム(テープのための)
ジェイムズ・プレイス(1976-):ダンデライオンズ(サクソフォンと
ライヴ・コンピューター・プロセッシングのための)
ジェイムズ・モバーリー:風に注意(ピアノとテープのための他(全8曲)
CRC-2606
ピアノ独奏のためのラテン・アメリカ音楽
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第4番
レクオーナ:アンダルシア組曲
ナザレ:タンゴ・ブレジェイロ
ヒナステラ:クレオール舞曲、アルゼンチン舞曲集
ロレンソ・フェルナンデス:スリーピング・ソング
リチャード・ションコ(P)
CRC-2607
ラーシュ=エーリク・ラーション:管弦楽作品集
パストラル、田園組曲、冬の物語、
バロココ、グスタヴィアンスク・スヴィト
ドリット・マットソン(指)
ニューヨーク・スカンディアSO
CRC-2608
L・クープラン:クラヴサン曲集
ニ短調、同ホ短調、同イ短調、同ハ長調
バイロン・シェンクマン(Cemb)
CRC-2609
ナポレオン・コスト:ギター作品集
贈り物、ギターのためのリクリエーション、他
ジョン・シュネイダーマン(G)
CRC-2610
ダウランド:リュート作品集
「ウォルシンガム」〜ガリアルド、変奏曲、
デンマーク王たちのガリアルド、
ジャイルズ・ホビーのガリアルド、
エリザベス女王のガリアルド、
彼女は許してくれようか、蛙のガリアルド、
常にダウランド、常に悲しく、
ダウランドのガリアルド、
クリフトン夫人の風情、パヴァ-ヌ、
夜更けのダウランド、他(全33曲)
ジョン・ポール(ラウテンヴェルク)
CRC-2611
イディッシュ歌曲の年
マーク・ズッカーマン編曲:われらはここで歌う、ああ、あなたの小さなロウソク、
ウリム・ブリム、ドナ・ドナ、私の運命、
秋の歌、80歳の彼と70歳の彼女、他(全19曲)
ゴールデン・ケイト・シンガーズ
CRC-2612
リスト:巡礼の年 第1年、憂鬱なポロネーズ クセニア・ノシコヴァ(P)
CRC-2613
ソラブジ:ソプラノのための歌曲全集
3つの詩、クリシラ、夕方のバラ、ポプラ、
心地よい時間、ヴォカリーズ、
わたしは悲しんでいない、池、
アフロディテへの讃歌、幽霊、3つの歌、
3つの優雅な祭り、とりかえしのつかない…、
アラベスク
エリザベス・ファーヌム(S)
マーガレット・カンプメイアー(P)
CRC-2614
フランシス・ピルキントン(1570頃-1638頃):エアとリュート・ソロ曲集第1巻〜
わが想いへの慰め、私の窓から行きなさい、
さあ、彼女を変えさせよう、
エリザベス・マーコットのためのカーランタ、
下へ下へ、フィリスは歌った、ガイヤルド、
パヴァーヌ、他(全19曲)
ブルース・スコット・フィシアン(T)
オラフ・クリス・ヘンリクセン(Lute)
CRC-2615
ビーバー:祭壇または宮廷用のソナタ集〜8曲他 シアトル・バロック
CRC-2616
ディアン・トーム:室内オーケストラのための思い出の宮殿
ダニエル・レンツ:カリフォルニア・ファミリー(ヴァイオリン、ピアノと打楽器のための)
カワモト・ヒデコ:バーニング・フォー・ダンス(室内アンサンブルとコンピューターのための)
リチャード・ブーランジェ:ヴァーチャル・エンカウンターズ
アイ・チェンバー
CRC-2617
シャルル・デュパール(1667頃-1740頃):チェンバロのための6つの組曲 ジョセフ・ペイン(Cemb)
CRC-2618
ノーレム・ブラス・アンド・フレンズ
ロッシーニ:歌劇「セビーリャの理髪師」〜Dunque io son
ウィリアム・ボイス:組曲
オスカー・ベーメ(1870-1938):六重奏曲 Op.30
アンソニー・プログ(1947-):4つのスケッチ
フィッシャー・テュル(1934-1994):室内協奏曲
ノーレム・ブラス・クィンテット
[ジェイムス・ウェスト、レクス・リチャードソン(Tp)、セス・オーゲル(Hrn)、ラリー・キャンベル(Tb、ユーフォニウム)、ジョセフ・スキーレン(Tu)]
グリフィン・キャンベル(Sax)、
クレイグ・ヘインゼン(Tp)
CRC-2619
ヴァーチュアル・バッハ
デイヴィッド・コープ:協奏曲、
チェロ組曲、ブランデンブルク協奏曲
リンダ・バーマン=ホール(キーボード)
アミー・ブロード(Vc)
ニコル・パイメント(指)
サンタクルス・バロック祝祭O
CRC-2620
アントニー・ルイス・スカーモリン(1890-1969):小管弦楽作品集
「ストリート・ヴェンダーズ・ディッティー」序曲、
夜、
ウィスパーズ・オヴ・ラヴ、
古いハープシコードを見て、
弦楽のためのシンフォニエッタ、他
ヴィラディミール・ツィピン(Vn)
シルヴィア・カポワ(P)
ジョエル・エリック・スーベン(指)
スロヴァキアRSO
CRC-2621
フルート・ファンタスティックス
ゲイリー・ショッカー(1959-):2つのフルートとピアノのための3つの舞曲
フリードリヒ・クーラウ(1786-1832):2つのフルートとピアノのための三重奏曲
W.F.バッハ:2つのフルートのためのソナタ
シャルル・ケクラン(1867-1950):2つのフルートのためのソナタ
チェーザレ・チアルディ(1818-1877):華麗なる変奏曲
アルベルト・フランツ・ドップラー(1821-1883):アンダンテとロンド
エドムンド・ヴィラーニ=コーツ(1930-):Os Boruloides
ブルックス・デ・ヴェター=スミス、
アントニオ・カルロス・カラスケイラ(Fl)
マリア・ホセ・カラスケイラ(P)
CRC-2622
20世紀アメリカのピアノ音楽
コープランド:4つのピアノ・ブルース、
猫とねずみ、ソナタ
ポール・クレストン:6つの前奏曲
デイヴィッド・アムラン:ソナタ
ガーシュウィン:3つの前奏曲
バーバラ・マイスター(P)
CRC-2623
ガーシュウィン、ポーター:歌曲集
ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム、
ス・ワンダフル、誰かが私を見つめてる、
サマータイム、他(全12曲)
コール・ポーター:キス・ミー・ケイト、
ボーン・トゥ・ダンス、ジュビリー、他(全9曲)
ナンシー・アームストロング(S)
ロバート・ハニーサッカー(Br)
ダニエル・ステップナー(エレクトリックVn)
ローラ・ジェッペセン(エレクトリック・ヴィオラ・ダ・ガンバ)
CRC-2624
サウンドスケープス
パッヘルベル:カノン
ダウランド:涙のパヴァーヌ、蛙のガイヤルド
サン=サーンス:死の舞踏
ビゼー:「カルメン」への序曲
ヴォーン・ウィリアムズ:ロジメドル
バッハ:小フーガ
J・シュトラウス:美しく青きドナウ
レオ・ブローウェル:雨のキューバの風景
ピーター・マクスウェル・デイヴィス:ストロムネスへの別れ
スコット・ジョップリン:エンターテイナー
ピーター・ワーロック:カプリオール組曲
ミシシッピ・ギターQ
CRC-2625
ダンディ:ピアノ四重奏曲 イ短調 Op.7
サン=サーンス:ピアノ四重奏曲 変ロ長調 Op.41
プロメテウス・ピアノQ
CRC-2626
クラリネットとヴィオラのための室内楽作品集
レベッカ・クラーク:前奏曲、アレグロとパストラーレ
デニス・ライリー:三重奏曲
チャールズ・マーティン・ロフラー:声とクラリネットのための狂詩曲
ケリー・バーク(Cl)
スコット・ロウルズ(Va)
アーサー・トルフソン、
メリサ・ローズ(P)
マーク・モリターノ(Br)
CRC-2627(2CD)
メシアン:ピアノ作品全集 Vol.2
幼な子イエスにそそがれる20の眼差し
ポール・キム(P)
CRC-2629
ヘンリ・ラザロフ:室内楽作品集
ヴァイオリン・ソナタ、フルート・ソナタ
アルト・フルートのためのソロ
弦楽四重奏曲第7番
クリスティーヌ・エディンガー(Vn)
クラウス・ヘルヴィッヒ(P)
マルコス・フレグナーニ=マーティンズ(Fl)
ルーカス・クエン(P)
シネ・ノミネSQ
CRC-2630
アントニオ&ジョヴァンニ・ボノンチーニ:
ソナタとカンタータ集

アントニオ・マリア・ボノンチーニ:ソナタ第2番
ジョヴァンニ・ボノンチーニ:カンタータ「Impara a non dar fede」
カンタータ「アマンテ・オツィオーソ」
ボノンチーニ氏:ソナタ ト長調
A.M.ボノンチーニ:室内シンフォニア ハ短調、しもべらよ、主をたたえよ他
ブレント・ヴィシック(Vc、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
サリー・サンフォード(S)
キャサリン・リデル(テオルボ)
アンドルー・ローレンス=キング(Hp、Org)
ティナ・チャンシー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
CRC-2631
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
ショパン:華麗なるポロネーズ Op.3
ムラサキ・デュオ
[エリック・クッツ(Vc)、ミコ・コミナミ(P)]
CRC-2632
ベートーヴェン:ピアノとチェロのためのソナタ集 Vol.2
ソナタ第1番 ヘ長調 Op.5-1、
ソナタ第5番 ニ長調 Op.102-2、
「魔笛」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調、
「魔笛」の主題による12の変奏曲
ジョナサン・ミラー(Vc)
ランダル・ホッジキンソン(P)
CRC-2633
ミュージック・シアター・ニュー・ディメンションズ
トマス・デリオ、P.インマン:アマウンツ・トゥ
スチュアート・サンダース・スミス:言葉の装飾 I
P.インマン(リーダー)
クリステン・ロリー(声、Perc)
ジョン・バートリット(プロデューシング・ディレクター)
CRC-2634
ロバート・ムチンスキ(1929-):室内楽作品集
ピアノ三重奏曲第1番 Op.24、同第2番 Op.36、
無伴奏チェロ組曲「ギャラリー」、
ピアノ三重奏曲第3番 Op.46、
弦楽三重奏曲 Op.31
アダム・ウィドニッキ(P)
ロバート・ダヴィドヴィッチ(Vn)
カーター・エニーアート(Vc)
リチャード・オニール(Va)
CRC-2635
ドゥシーク(1760-1812):2台のピアノと管弦楽ための協奏曲 変ロ長調
シューマン:2台のピアノ,2台のチェロ,ホルンのためのアンダンテと変奏曲
トニ&ロッシ・グルンシュラグ(P)
パウル・アンゲラー(指)
ウィーン・フォルクスオパーO
CRC-2636
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタOp.134
ヴァイオリンとピアノのための24の前奏曲Op.34
(グリゴリー・カリノフスキー、タチアナ・ゴンチャローワ編)
グリゴリー・カリノフスキー(Vn)
タチアナ・ゴンチャローワ(P)
CRC-2637
D・スカルラッティ(スーザン・ミロン編):13のソナタ(ハープ版)
K.32、K.10、K.208、K.25、K.87、
K.27、K.213、K.19、K.466、K.11、
K.426、K.197、K.198
スーザン・ミロン(Hp)
CRC-2638
フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック
バード:オー・ミストレス・マイン、
 涙のパヴァーヌ
作曲者不詳:バラフォスタの夢
エドワード・ジョンソン:ジョンソンのメロディ
ブル:パヴァーヌ
ピッキ:トッカータ、 前奏曲他(全22曲)
バイロン・シェンクマン(Cemb)
CRC-2639
ピエール・シュローダー:交響詩「アトランティス」 ピエール・シュローダー(シンセザイザー)
イヴ・デヴェロー(指)L.A.C.G.CO
CRC-2640
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲断章 ニ長調(第6番第1楽章?)
ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.61(ヴァイオリン協奏曲からの編曲)
リネア・バーダーソン(P)
ジョン・C.ミッチェル(指)
ボフスラフ・マルティヌーPO
CRC-2641
ジョリヴェ:ピアノ・ソナタ第1番、
 ピアノ・ソナタ第3番、典礼の5つの踊り
フィリップ・アダムソン(P)
CRC-2642(2CD)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集 アンソニー・クック(Vc)
アーミン・ワトキンス(P)
CRC-2644
ドビュッシー:前奏曲集第1巻
 映像 第1集、マスク、
 スケッチ帳より、喜びの島
セルゲイ・シェプキン(P)
CRC-2645
ブライアン・P.ジレット(1972-):ミュージック・トゥ・ドレス・バイ
小さな朝の音楽
テレビジョン・インダストリー・ピー
冷蔵庫のドアの後ろに、ソニック・ストック
ブライアン・P.ジレット(P)
マウラ・クリリィ(Vc)、他
CRC-2646
20世紀のギター音楽
ルーセル:セゴビアOp.29
ファリャ:ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌
オーリック:アロンソ・ムダーラを讃えて
ミヨー:セゴビアーナ
プーランク:サラバンド
チャベス:ギターのための3つの小品、アルバムのページ
ヴィラ=ロボス:練習曲第5番
マルタン:4つの短い小品
ヘンツェ:室内音楽からの3つのテント
オルボーン:プレリュードとダンサ
マシュー・スロトキン(G)
CRC-2647
コラージュ
キース・ゲーツ(1948-):ソナタ
フランク・ステンパー(1951-):そういうものだ
アーサー・フラッケンポール(1924-):ウッドワーク
スタンリー・フリードマン(1951-):苦さと甘さ
ロバート・ワード(1917-):バイユー狂詩曲
ダグラス・ミネルド(1955-):パートリー・サニー
パスティシュ
CRC-2648
ラインベルガー:ピアノ・ソナタ集
ハ長調Op.47/変ニ長調Op.99/変ホ長調Op.135
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)
CRC-2649
イザイ:チェロ・ソナタ Op.28
ジョセフ・ヨンゲン:チェロ・ソナタ Op.39
ウェスリー・ボルドウィン(Vc)
クリスティ・リー(P)
CRC-2650
スカーモリン(1890-1969):歌劇「遮断されたセレナード」
オペラ・プロローグ「失われた戦い」
歌劇「赤い洞窟」〜祈り
ジュディス・ハラス、
マリア・ハープナー(S)
パブロ・カメセーリェ(T)
Kyu-Hee Cho(Br)
ジョエル・エリク・スベン(指)
スロヴァキアRSO
ブラチスラヴァ音楽院cho
CRC-2651
チェンバロでダンス
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):ランバートのクラヴィコード Op.41
ケント・ホリデイ(1940-):コカ峡谷の踊り
ドミトリー・セルヴォ(1968-):ピケーナ組曲
スティーヴン・ドジソン(1924-):組曲第1番 ニ長調〜タンブーラン
ティモシー・ティッカー(1958-):3つのベルギー舞曲
ティモシー・ブラウン(1959-):スペイン組曲
フランシス・トーメ(1850-1909):リガドン
ルディ・ヴェンポート(1948-):7つの無邪気な踊り
ソンダ・クラーク(1941-):3つの奇妙な拍子
サリー・モーシェ(1934-):ボサ・ノバ
サリー・モーシェ:下町を闊歩するラグ
スティーヴン・イェーツ(1957-):ファンダングル・インディード
エレーヌ・フナロ(Cemb)
CRC-2652
中国のピアノ音楽
王健忠:5つの雲南民謡
崔世広:山の春
王健忠:山一面に咲き乱れる花
陳宝庫:静かな湖にかかる秋の月
王健忠:鳳凰に敬礼する100羽の鳥
リ・インハイ:夕暮れの笛と太鼓
黄胡偉:四川の情景
陳怡:Duo Ye、他
李范(P)
CRC-2653
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 長調Op.109
スクリャービン:練習曲Op.8-2、Op.43-5、Op.8-12
シューマン、リスト編曲:献呈(愛の歌)、
 ピアノ・ソナタ第2番Op.22
サン・ミ・チャン(P)
CRC-2654
ハイドン:ピアノ・ソナタ第43番 変イ長調
メンデルスゾーン:無言歌Op.19-1,3、同Op.62-1
ショパン:マズルカ 嬰ハ短調Op.41-1、
 夜想曲 ロ長調Op.32-1、
 ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調Op.58
サン・ミ・チュン(P)
CRC-2655
ネオ・バルカン・ジャズ&コンサート・ミュージック
デイヴィッド・エヴァン・ジョーンズ:Electric Paidushko、 Sestra Ruchinitza、
Daichavo za Maiko、 Mika Kopanitza、
Inbal's Wedding Waltz、Utility Paidushko、
Longing Lez Noto
ネオ・バルカン・アンサンブル
[ポール・ハンソン(Fg)、ジョン・サケット(Cl)、デイヴィッド・エヴァン・ジョーンズ(P)、ダン・ロビンス(Cb)、ジョージ・マーシュ(ドラムス)、ピーター・マウンド(ドンベク、タンブリン)]
パトリシア・サンズ(Cl)
オードリー・アンドリスト(P)
CRC-2656
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 Op.99
シューマン:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.63
ユーヴァル三重奏団
CRC-2657
ヘンリ・ラザロフ(1932-):交響曲第4番「イン・セレブレーション」
交響曲第5番(バリトン、混声合唱と管弦楽のための)
リチャード・ゼラー(Br)
ジェラード・シュウォーツ(指)
シアトルSO&cho
CRC-2658
ソウルフル・バッハ&テレマン
テレマン:ソナタ ト短調、
 ヴァイオリンのための幻想曲嬰ホ長調/ニ長調
バッハ:カンタータ第163番/第47番/第97番/
 第56番/第159番/第158番 から
オールド・フレンズ・コンサート・アーティスツ
[アリソン・ゲスト・エドバーグ(Vn)、アン・マリー・モーガン(Vc)]
ダニエル・リヒティ(B-Br)
ワシントン・マックレーン(Ob)
エリザベス・ライト(Cemb) 他
CRC-2659
ティモシー・メルビンガー:一瞬の情景、
 ディヴェルティメント、
 サム・シングズ・アー・ダーク、
 インセクト・ポリティクス、
 6つのマドリガル
スティーヴン・ウェイト(P)
スーザン・ガル(Fl)
ウィリアム・カークリー(B-Cl) 他
CRC-2660
バックスとボウエンの音楽
ヨーク・ボウエン(1884-1961):ヴィオラ・ソナタ ハ短調、
ヴィオラとピアノのための幻想曲 Op.54
バックス:ヴィオラ・ソナタ Op.54
ドリス・レデラー(Va)
ジェーン・クープ(P)
CRC-2661
ジョセフ・デュビールの音楽作品集
変化した歌曲集、
バスクラリネットとピアノのための「ダウン・タイム」、
スリー・スタンザス、
Neither Here Nor There、
Still Getting Nowhere、
アット・バイア、プレシス、
クラリネット,ヴァイオリン,ヴィオラとチェロのための「四重奏曲」
ジェフリー・ファリントン(P)
マイケル・ウェブスター(Cl) 他
CRC-2662
ブライアン・ダイクストラ:コンサート・ラグ集
リオ・ラグ、フリー・スピリット、
ラグ・イン・ブルー、オーロラ・ラグ、他(全15曲)
ノエル・レスター(P)
デヴィッド・デュリー(Sax)
ローズアン・マーコウ(Vn)
ナンシー・ロルダン(P)
CRC-2663
クラリネット・ナウ
バーンスタイン:クラリネット・ソナタ
モートン・グールド:フルートとクラリネットのための二重奏曲
エリザベス・ウォルトン・ヴァーコー:クラリネットとピアノのための4つのユーモア
ジェフリー・チャペル:もの悲しい月(クラリネットとピアノのための)
バルトーク(ブレズニャク編):15のハンガリー農民の歌
チェスター・ブレツニアク(Cl)
ジェフリー・チャペル(P)
ロバート・スタルマン(Fl)
CRC-2664
A・スカルラッティ:オラトリオ「追放されたハガルとイシマエル」(1683) メリッサ・フォガーティ、
カリーナ・ゴウヴィン(S)
ジェニファー・レーン(Ms)
ネーザニエル・ワトソン(Br)
シアトル・バロック
バイロン・シェンクマン(アーティスティック・ディレクター)
イングリッド・マシューズ(ミュージック・
ディレクター) 他
CRC-2665
ルイス・ニールソン(1950-):ヴァイオリン協奏曲*
ヴァイオリンとチェンバロのための4つの楽章+
ヴァイオリンと弦楽合奏のためのアナグラム
(幻想曲第2番)#
レヴォン・アンバーツミアン(Vn)
ミカイル・ククシュキン(指)*
モスクワ放送チャイコフスキーSO*
ワシーリー・ドリンスキー(Cemb;+)
ルイス・ニールソン(指)ARCOCO#
CRC-2666
リビー・ラーセン(1950-):歌曲集
カウボーイの歌、ポルトガルのソネット、
リュート・ソング、他(全4曲)
アイリーン・ストレンペル(S)
シルヴィー・ビューデッテ(P)
CRC-2667
バッハ:クラヴィーア練習曲集第3巻
前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV.552-1,2、
21のコラール前奏曲 BWV.669-689
ヘイグ・マルディロシアン(Org)
CRC-2668
メシアン:ピアノ作品全集 Vol.3
アーメンの幻視*、4つのリズムの練習曲
ポール・キム(P)
マシュー・キム(P;*)
CRC-2669
ローガン・スケルトン:歌曲集 Vol.1
アンダーソンの歌、チョーサーの歌
フィリップ・フローンマイヤー(Br)
ローガン・スケルトン(P)
レオーネ・バイセ(Fl)
CRC-2670
エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1666-1729):カンタータ「ユディト」
ヴァイオリンのためのソナタ ニ長調
カンタータ「ゆりとばら」
ウリッセの眠り
セシリアズ・サークル
[ジャネット・ヤングダール(S)
ジュリー・アンリジェスキ(Vn)
ヴィヴィアン・モンゴメリー(Cemb)
アン・マリー・モーガン(Va)]
CRC-2671
アンドレ・プレヴィン:ピアノ・ミュージック
インヴィジブル・ドラマー、
ハイドンの主題によるピアノのための変奏曲、
私のカレンダーの5ページ、
ウィリアム・ウォルトンの主題によるパラフレーズ、
マシューのピアノ・ブック
マーティン・デイヴィッド・ジョーンズ(P)
クラシカル・テイストの曲中心。
CRC-2674
ジョン・ジェンキンス、マシュー・ロック:ファンタジアと組曲集 ミュージックス・リ=クリエイション
[クララ・ムーア(Vn)、、ジョン・ドーネンブルク(ガンバ)、ロルナ・ペータース(Org、Cemb)]
CRC-2675
ロドヴィーコ・フィリッポ・ラウレンティ(1693-1757):チェロと通奏低音のためのソナタ第1番−第12番 サラ・フライベルグ(Vc)
マイケル・スプーンセラー(Cemb、Vc)
CRC-2676
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
カバレフスキー:チェロ・ソナタ Op.71
アントニー・クック(Vc)
アーミン・ワトキンス(P)
CRC-2678
バッハ:チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV.1052
4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV.1065
チェンバロ協奏曲第4番 イ長調 BWV.1055
3台のチェンバロのための協奏曲第1番 ニ短調 BWV.1063
ペリーシ・デ・シルヴァ(Cemb、指)
エリック・キンスリー、
ロバート・ザップラ、
スティーヴン・モス(Cemb)
コン・ジョイア(古楽アンサンブル)
CRC-2679
トランペット・ソングズ〜19&20世紀の歌曲編曲
ラヴェル:乾杯の歌、空想的な歌、
バーバー:この輝く夜にきっと、
ドヴォルザーク:弦の調子を合わせて わが母の教えたまいし歌、
ベートーヴェン:カンツォネッタ「別れ」、希望、
ビゼー:スペインのセレナード「君の心を開け」、
コープランド:川にて、
ドビュッシー:星の輝く夜、
フォーレ:捨てられた花、夢のあとで
 あいさつ、河のほとりで、
 この世のなりゆき、2つの茶色の眼
 逢い引き、歌声 、
ラフマニノフ:乙女よもう歌わないでおくれ、
サン=サーンス:死の舞踏、
チャイコフスキー:恐ろしい一時、支配するのは昼か、
マーラー:ぼくの恋人の青いふたつの眼が、高き知性の讃歌
リック・ボガード(Tp)
ジョン・ソロモンズ(P)
CRC-2680
ブラジルの女性作曲家たちのピアノ作品集
フェルナンデス(1933-):前奏曲、ワルツ
キルザ・セッティ(1932-):ムカマ・ボニタによる5つの変奏曲
アデライデ・ペレイラ・ダ・シルヴァ(1928-):ワルツ−ショーロス第2番、組曲第2番
シキーニャ・ゴンザーガ(1848-1935):ブラジルのタンゴ、瞑想、ポルカ
ニニーニャ・グレゴーリ(1925-):ブラジルの情景
マリア・ルイザ・プリオーリ(1915-2000):アラベスク、ルンドゥ・カリオカ
クラリーセ・レイト(1917-2003):北部の組曲
ブランカ・ビルバー(1887-1936):サンバ・セルタネイオ
ルシアーナ・ソアレ(P)
CRC-2681
ブゾーニ:6つのソナティナ、オルガンのためのトッカータ ハ長調BWV.564(J・S・バッハ原曲) ジェニ・スロッチバー(P)
女流ピアニスト、スロッチバーによるブゾーニの第2作目。第1作目(CRC-2438)はニューヨーク・タイムズ、クラシックCDなど世界各国のプレスで高い評価を得ました。1997年には、ニューヨークのマーキン・コンサート・ホールでオール・ブゾーニ・リサイタルを敢行し、ブゾーニ・ファンデーションから表彰されています。
CRC-2682
ウィリアム・ボルコム&アーノルド・ウェインスタイン:キャバレー・ソング全集 ジョアン・モリス(Ms)
ウィリアム・ボルコム(P)
CRC-2683
グリーグ:ピアノ作品集Vol.1
4つの小品Op.1/詩的な音の絵Op.3
ホルベルク組曲Op.40/ピアノ・ソナタOp.7
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)
ポンパ=バルディは2001年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで銀メダルを受賞したピアニスト。
CRC-2684
ゴルトマルク:ピアノ三重奏曲 Op.4、同 Op.33 メンデルスゾーン・ピアノ三重奏団
CRC-2685
17−18世紀フランス&イングランドのヴィオラ・ダ・ガンバ音楽
トマス・バルツァー(1630頃-1663):グラウンドによるディヴィジョン ト長調
ヘンリー・ローズ(1596-1662):ばらのつぼみの中で
クリストファー・シンプソン(1605頃-1669):前奏曲 ニ長調
アントワーヌ・フォルクレ(1672頃-1745):第1組曲 ニ短調
シンプソン:前奏曲 変ロ長調、同 ホ短調
ニコラス・ラニアー(1588-1662):火よ私は燃える
マラン・マレ:ヴィオール曲集第1巻 から
アン・マリー・モーガン(ガンバ)
ウィリアム・シムズ(Lute) 他
CRC-2686
ヴィヴァルディ:四季 モダン・ギター・オーケストラ
[ニコラス・マイアー(アコースティック&エレクトリック&シンセサイザー・ギター、プロデュース)
ジョン・イーサーリッジ(ギター・ソロ)]
CRC-2687
ジェフリー・ヴァン:2つギターと室内管弦楽のための協奏曲「リフレクションズ・コンチェルタンテ」
2つのギターのためのパルティータ
プロセッション・ワインディング・アラウンド・ミー
パトリシア・A・ディクソン、
ジェフリー・ヴァン(G)
ロバート・フランツ(指)カロライナCO
CRC-2688
ニコラス・ボシャチェロとハープのための音楽
夜想曲 変ロ長調、同第1番 変ホ長調、
メランジュ、夜想曲第3番 ト短調
ドナルド・モライン(Vc)
レイチェル・フェリス(Hp)
CRC-2689
幻影と気まぐれ
ジョン・ハイス
幻影(フルート、ピアノ、フランク・ハイスによる
エレクトロニック・サウンドのための)、
気まぐれ
ロバート・ムチンスキ:フルート二重奏曲集 Op.3
インドジフ・フェルト:アメリカ風ソナティネ
武満徹:エア
シャルル・ケクラン:2つのフルートのためのソナタ Op.75
アンドレア・カペル・ローウィ(Fl)
ユーリン・ホアン(P)
レオン・バイゼ、
スザンナ・ローウィ(Fl)
CRC-2690
バッハ:独唱カンタータ集
第199番「わが心は血の海に泳ぐ」BWV.199、
第54番「いざ、罪に抗すべし」BWV.54、
第82番「われは満ち足れり」BWV.82、
第51番「すべての地にて歓呼して神を迎えよ」BWV.51
シャロン・ベイカー(S)
ジェフリー・ガル(CT)
ダニエル・ステプナー(指)
デイヴィッド・リプリー(Bs)
ドミニク・ラベル(Ms)
ミュージック・フロム・アストン・マグナ
CRC-2691
コールリッジ・テイラー:室内楽作品集
五重奏曲 嬰ヘ短調 Op.10、
4つのアフリカン・ダンス Op.58、
九重奏曲 ヘ短調 Op.2
ケリー・バーク(Cl)
ジョン・ファディアル(Vn)
メアリー・アシュリー・ブラウン(Ob)
リン・ハンツィンガー・ベック(Hrn)
クレイグ・ブラウン(Cb)
マイケル・バーンズ(Fg)
アンドルー・ハーリー(P)
ジャネット・オレンステイン(Vn)
スコット・ロールズ(Va)
ブルックス・ホワイトハウス(Vc)
CRC-2692
ヨーク・ボウエン(1884−1961):幻想曲−4台のヴィオラのための四重奏曲、
G弦のためのメロディ、
狂詩曲(ヴィオラとピアノのための)、
ブリッジ
:ラメント(2台のヴィオラのための)、
ブリス
:ヴィオラ・ソナタ
ドリス・レデラー(Vn)
ブルース・マーリー(P) 他
CRC-2693(2CD)
ドビュッシー:前奏曲集第1巻&第2巻 エレーヌ・グリーンフィールド(P)
グリーンフィールドはアメリカを中心に活動を続けている女流ピアニスト。使用楽器は、1835年にライプツィヒで創業したブリュートナー(1907年製造)。アリコートシステムという独自の機構をもち、音色に深みと幅、奥行きを出させるこのブリュートナーのピアノはその音色の素晴らしさでドビュッシーも使用していたことで知られています。
CRC-2695
ハッコ・ミュラー:エントレ・カレス、夕暮れ、
ブリサ・マリナ、トルコの合唱、シルエット 他全8曲
ハッコ・ミュラー(G)、
アルトゥール・トライコ(Vc)、
ベルト・ヴォス(Vn)、
ダグ・ブラッシュ(パーカッション)ほか
作曲家、フラメンコ・ギター奏者であるハッコ・ミュラーはクラシカル、ジャズ、ポップスなど様々な音楽をオランダで学んだ後、ロッテルダム音楽院でフラメンコ・ギターについて研鑚を積みました。その頃からフラメンコ・ギターを主とした作品を発表し、演奏家のみならずコンポーザーとしても評価されています。
CRC-2696
ヨアフ・タルミ編曲によるフルート・アンサンブルとピアノのための作品集
レスピーギ:組曲《鳥》
メンデルスゾーン:ロンド・カプリチョーソ、
 フィナーレ ホ長調
ラヴェル:組曲《マ・メール・ロア》
サン=サーンス:アンダンティーノ
ヨアフ・タルミ(1943−):イスラエルの歌による組曲
イスラエル・フルート・アンサンブル、
イリット・ルブ=レヴィ(P)
ヨアフ・タルミは、N響への客演などでお馴染みのイスラエルの指揮者ですが、こんな意外な仕事をしていたのです。イスラエル・フルート・アンサンブルは名門イスラエル・フィルのメンバー、ソリストによって1986-87シーズンに結成された実力派アンサンブル。
CRC-2697
フランスの印象〜フランスのフルート四重奏曲集
カステレード(1926−):ヴァカンスのフルート
ポール・モーリス(1910−1967):フルート四重奏のための組曲
ウジェ―ヌ・ボザ(1905−1991):3つの小品、
 夏山の一日
ピエール・マックス・デュボワ(1930−1995):四重奏曲
フローラン・シュミット(1870−1958):フルート四重奏曲
スラエル・フルート・アンサンブル
イスラエル・フルートアンサンブルは名門イスラエル・フィルのフルート奏者たちとイスラエル室内管弦楽団の奏者によって1986-87シーズンに結成された強力アンサンブル!ボザ、カステレード、デュボワなど日本でも頻繁に演奏される重要レパートリーを中心に、『デュオニソスの祭』の作曲者であるフローラン・シュミットの四重奏曲などをレベルの高い充実の内容で聴かせてくれる。
CRC-2698
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78
同第2番 イ長調 Op.100、同第3番 ニ短調 Op.108
ブルース・ベルク(Vn)
ヴォルフガング・ワトツィンガー(P)
CRC-2699
ヘルムの賢人
マシュー・H・フィールズ(1961-):Khutzpah、 Tsores、 Simchas
ポール・エリソン(Cb)
ラリー・ラクレフ(指)
ヒューストン・シンフォニア

CRC-2702
バーンスタイン: トゥーシェ、コーラル、
8つの変奏曲とコーダ、7つの記念、
4つの記念、5つの記念、13の記念
トーマス・ランナーズ(P)
バーンスタインの出版されているピアノ独奏曲全集。ランナーズはシカゴ生まれの若手実力派ピアニスト。アメリカをはじめ世界各国で演奏活動を行い大成功。現在は演奏者としてだけでなく、オクラホマ大学でピアノの助教授としても活躍中。
CRC-2705
ガーシュウィン:ザ・アート・オブ・トランスクリプション ―― ラプソディー・イン・ブルー/ライザ/レディー・ビー・グッド/パリのアメリカ人/魅惑のリズム/私の彼氏/ポーギーとベスによる《グランド・ファンタジー》/誰かが私に恋している/アイ・ゴット・リズム(全曲ピアノ独奏編曲版) エリック・ハイミー(P)
CRC-2706
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番、第2番
ヴァイオリン・ソナタ第2番
ステファニー・ジュット(Fl)、
ジェフリー・サイクス(P)
ブラームスの作品をフルートとピアノ用に編曲した版で演奏。ジュットはウィスコンシン州のマディソン交響楽団の首席フルーティストを務める女流フルーティスト。
CRC-2707
ショパン: マズルカOp.6、Op.17、Op.24、Op.30、Op.50、Op.63、Op.68 フェイナ・ルシュタク(P)
CRC-2709(2CD)
シューマン: ピアノ三重奏曲第1番〜第3番、
おとぎの絵本Op.113、
民謡風の5つの小品Op.102、
幻想小曲集Op.88、3つのロマンスOp.94
ライオンズ・ゲート・トリオ
1988年のタングルウッド音楽祭がきっかけとなり活動を開始したライオンズ・ゲート・トリオは、ピアノ、ヴァイオリン、チェロによるアンサンブル。
CRC-2712
グリーグ:ピアノ作品集Vol.2
ユモレスク集Op.6/4つのアルバムの綴りOp.28
《ペール・ギュント》組曲第1番、第2番
ノルウェーの踊りと舞曲
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)
2001年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールでシルバー・メダルを獲得したポンパ=ヴァルディによって進行中のグリーグピアノ作品集の第2巻。
CRC-2714
ジャック・デュフリ(1715−1789):クラヴサン組曲第2巻(全曲) バイロン・シェンクマン(Cemb)
デュフリは18世紀フランスで主にチェンバロ奏者、オルガン奏者として活躍した音楽家。チェンバロのシェンクマンはインディアナ大学で客員講師として教鞭をとっているソリスト。
CRC-2715
バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第1番ト長調BWV.1027/同第2番ニ長調BWV.1028/同第3番ト短調BWV.1029/イギリス組曲第2番イ短調BWV.807
前奏曲,フーガとアレグロ変ホ長調BWV.998
エミリー・ワルホウト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
バイロン・シェンクマン(Cemb)
1987年から2004年までKing's Noyseのメンバーとして活躍していた女流奏者を中心に据えたバッハ・アルバム。
CRC-2718
R・シュトラウス:ピアノ三重奏曲第1番イ長調
同第2番ニ長調/ピアノ四重奏曲ハ短調Op.13
メンデルスゾーン・ピアノ・トリオ
メンデルスゾーン・ピアノ・トリオは台湾のピアニスト、チャン・ヤー=ツィンを中心に1997年から活動を開始した室内楽団。
CRC-2721
J・シュトラウス・ピアノ・トランスクリプションズ
A・シュルツ=エヴラー編:ヨハン・シュトラウスU世のモチーフによる演奏会用アラベスク
E・シュット編:ワルツ《ウィーンの森の物語》によるコンサート・パラフレーズ
タウシヒ編:ワルツ・カプリース
ドホナーニ編:ワルツ《お前同士》
シュトラウス(シュレード編):キスのワルツ
コルンゴルト編:シュトラウスの物語Op.42
ゴドフスキー編:芸術家の生活
ロリアンヌ・シュレード(P)
ニュー・ヨーク在住の女流ピアニストであるシュレードはワシントン・インターナショナル・コンペティション、コシウスコ・ナショナル・ショパン・コンペティションなどのコンクールでの優勝経歴を持つ人。
CRC-2824
グリーグ:ピアノ作品集第6巻
アジタートEG.106/23のピアノ小品
山の魔王の娘の踊り/ラルヴィク・ポルカEG.101
間奏曲/チェロ・ソナタ イ短調Op.36
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)、
フランチェスコ・マストロマテオ(Vc)
1998年の「ロン・テイボー・コンクール」で優勝、2001年の「ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」で銀メダルを獲得するなど世界的な賞を得ているポンパ=バルディは、録音のみならず世界各国で演奏活動も精力的に行っており、2004年にはベルリン交響楽団とともに来日公演を果たしています。
CRC-2725
若き日のベートーヴェン
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲変ホ長調W.o.O.4、
ロマンス・カンタービレH.13、
騎士バレエのための音楽W.o.O.1
グリゴリウス・ザンパラス(P)、
ジョン・セアンダー・ミッチェル(指)
ボフスラフ・マルティヌーPO
ベートーヴェンが14才の時に作曲した《ピアノ協奏曲変ホ長調W.o.O.4》をはじめ、通常あまり録音されない初期の作品を収録した貴重盤。ザンパラスはギリシャ出身のピアニストで、ブルガリア、セルビア・モンテネグロ、ルーマニアといった東ヨーロッパを活動の拠点としています。
CRC-2726
グリーグ:ピアノ作品集第3巻
2つのノルウェー民謡による即興曲op.29、
バラードop.24、6つのノルウェーの山の歌、
アルバムの綴り、2つの悲しき旋律op.34、
2つの旋律op.53、人々の生活の情景op.19、他
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)
1998年のロン・テイボー・コンクールで優勝、2001年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで銀メダルを獲得するなど、世界的な賞を得ているポンパ=バルディは、録音のみならず世界各国で演奏活動も精力的に行っており、2004年にはベルリン交響楽団とともに来日公演を果たしています。 
CRC-2727
メシアン・ピアノ作品全集Vol.4
8つの前奏曲/忘れられた捧げもの
滑稽な幻想曲
ポール・デュカスの墓のための小品
ロンドー/ピアノのための前奏曲
ポール・キム(P)
CRC-2728
ビートルズ・フォー・ハープ
Got to get you into my life /It's only love
Black Bird/I Want To Tell You
For No One/I Need You
Here、There、and Everyehere
Hre Comes The Sun
You've Got To Hide Your Love Away
Hello、Goodbye/Girl
Do You Want To Know a Secret?
All You Need Is Love
Strawberry Fields Forever
You Won't See Me
ジム・パルマー(ハープ&編曲)
CRC-2729
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番、
《魔笛》の主題による7つの変奏曲、
フォルテピアノのための《11のバガテル》Op.119、
チェロ・ソナタ第5番
タンヤ・トムキンス(Vc)、
エリック・ジヴィアン(フォルテピアノ)
トムキンスはハーグ王立音楽院でアンナー・ビルスマにチェロを学びオランダ・バッハ協会などの録音にも参加。また2001年国際ボートキー・コンクールでは優勝を果たし、ソリスト、室内楽奏者として活躍中の女流奏者。 
CRC-2730
ジェイムス・ピオルコウスキ:ギターのための作品集
ハッピー・フィート/クロード/スリー・プレイス/センティエント・プレリュード/他 全6曲
ジェイムス・ピオルコウスキ(G)
CRC-2731
サティ(ピーター・フレッチャー編曲):びっくり箱
3つのジムノペディ/ラグ・タイム・パレード
グノシエンヌ第1番/抱擁/貧しき者の夢
スポーツと嬉遊曲/童話音楽の献立て表
絵に書いたような子供らしさ/ジュ・トゥ・ヴ
ピーター・フレッチャー(G)
多数のコンクールの受賞歴を持ちアメリカでソリストとして活躍中のフレッチャー編曲によるサティのギター版アルバム。ギターで聴くサティの音楽もまた格別。
CRC-2733
ハイドン:ソナタ第12番イ長調Hob.XVI-12
同第47番ホ短調Hob.XVI-47
同第14番ニ長調Hob.XVI-14
第11番ト長調Hob.XVI-11
第45番変ホ長調Hob.XVI-45
バイロン・シェンクマン(Cemb)
1994年にヴァイオリン奏者イングリット・マシューズと共同でシアトル・バロック管弦楽団を創設するなど、ソリストや室内楽奏者として活躍しているアメリカの鍵盤奏者シェンクマンのハイドン。 
CRC-2738
クラリネットとピアノのためのリサイタルのための作品集
E・ボザ:イタリア幻想曲
G・グロヴレーズ
:ラメントとタランテラ、コンチェルティーノ/A・ブロック:デネリアーナ
P・ゴーベール
:幻想曲
M・デルマー
:イタリア幻想曲Op.110
P・ガバイエ:ソナチネ
L・カユザック
: オック地方の歌による変奏曲
J・マゼリエ:ファンタジー・バレエ
ジェームズ・ジョーンズ(Cl)、
カレン・バウマン・シュラボー(P)
ジェームズ・ジョーンズはアメリカ、カンザス州最大の都市ウィチタを本拠地とするウィチタ交響楽団の首席奏者とウィチタ州立大学の教授をつとめています。
CRC-2739
スティーブン・ペリロ:弦楽四重奏曲第1番
フルート・ソナタ/Out on a Limb
ピアノ三重奏曲1999
ユーヴァル・ワルドマン(Vn)、
チャジット・グレーザー(Vc)、
ローレン・ヴァイス(FL)、
オルガ・テルリツキー(Va)、
ロビン・ゼー(Vn)、ポール・ポスナク(P)
1955年ブロンクス出身の作曲家ペリロの室内楽作品を集めたタイトル。現代の作曲家には珍しく非常にわかりやすいスタイルが特徴。
CRC-2740
ピアソラ:4つの小品
アンドリュー・ゾーン(1970−):3つの対位法的スケッチ、
 5つの易しい小品、7つの旋法による組曲
ドビュッシー
(ゾーン編曲):ミンストレル、
亜麻色の髪の乙女、ゴリウォーグのケークウォーク
ガーシュウィン(ゾーン編曲):誰も奪えぬこの思い、
 そんなことはどうでもいいさ、うまくやれたら
アンドリュー・ゾーン(G)
フロリダ州立大学で博士号を取得したアメリカのギタリスト、ゾーンの自作&編曲作品集。コンクールでの受賞歴やメディアへの出演と多方面に活躍中。
CRC-2742
レメディシュトックハウゼン(1928−):ツィクルス
マシュー・バートナー:ブロークン・ドラム
ジェームズ・ディロン:タイア・ティケ・ダ
デイヴィット・ラン:アンヴィル・コーラス
ジャン=シャルル・フランソワ
:フラグメンツU
デレック・ケラー:アチチュード
モーリス・パルター(打楽器)
カナダ出身の打楽器奏者モーリス・パルターは現代作品のソロ奏者、室内楽奏者としてアメリカを中心に活動を行っています。
CRC-2743
コルネット・レストロペクティヴ
ジョセフ・フォレスティエ(ヘイゼン編曲):ファンタジー・ブリランテ
ジャン=バプティスト・アーバン(1825−1889):シンデレラ
アンリ・モーリー(d.1880):ソロ・ド・コンクール(2me)
J・P・スーザ(ラヴェルティ編):女王の愛
ワルター・ロジャース(1865−1939):タラのハープ
ハーバート・L.クラーク(1867−1945):霧の乙女号
ギョーム・バレイ(1943−):演奏会用小品
アンドレ・ワームザー(1851−1926):幻想曲、
主題と変奏
ヴィンセント・バック(1890−1976):ハンガリーのメロディー
ロバート・ラッセル・ベネット(1894−1981):ローズ・ヴァリエーション
マルセル・ビッチ(1921−):D・スカルラッティの主題による4つの変奏
ラリー・オースティン(1930−):チャーリーのコルネット
チャールズ・ゲイツ(コルネット)、
ステイシー・ロジャース(P)
現在、ミシシッピ大学音楽学部の教授の任にあるチャールズ・ゲイツの演奏による小品集。
CRC-2744
スティーヴン・スターリク〜Every Violinist's Guide
R・クロイツェル:練習曲第2番Op.6
パガニーニ
:奇想曲第19番Op.1
ヴィエニャフスキ
:練習曲第1番Op.10
ロカテッリ:奇想曲第2番op.3/他 全34曲
スティーヴン・スターリク(Vn)

録音:1963年〜2003年
ロイヤル・フィル、ロイヤル・コンセルトへボウ管、シカゴ響のコンサート・マスターを歴任した名手スティーヴン・スターリクの“Every Violinist's Guide”がリマスターを施されてリリース。フランチェスカッティ、D・オイストラフをはじめとする大御所たちから絶賛されているスターリクの超絶技巧(全34曲/8台のヴァイオリンを使用)が約70分収録されているこのCDは、ヴァイオリン・ファン必聴盤!
CRC-2745
ブラームス:クラリネット五重奏曲、
エルンスト・フォン・ドホナーニ
:六重奏曲ハ長調Op.37
ゲイリー・グレイ(Cl)、ニュー・ハリウッドSQ、
リチャード・トッド(Hrn)、ロバート・ティース(P)
クラリネットのゲイリー・グレイは現在カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の教授の任にあると同時に、コンサート・ホールでのリサイタルやハリウッドのスタジオ・ミュージシャンとして幅広い活動を行っています。 
CRC-2746
グリーグ:ピアノ作品集第4巻
3つのピアノ小品/気分Op.73
自作の歌曲によるピアノ曲Op.41
自作の歌曲によるピアノ曲第2集Op.52
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)
1998年の「ロン・テイボー・コンクール」で優勝、2001年の「ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」で銀メダルを獲得するなど世界的な賞を得ているポンパ=バルディは、録音のみならず世界各国で演奏活動も精力的に行っており、2004年にはベルリン交響楽団とともに来日公演を果たしていまう。 
CRC-2748
バッハからピアソラへ
バッハ:組曲第2番ロ短調BWV.1067
コール・デ・ブルーイン(1911−):組曲《ナイチンゲールの鳴き声の歌》
グルック:精霊の踊り
マスカーニ
:《カヴァレリア・ルスティカーナ》〜間奏曲
アルベニス
:セヴィーリャ
グノー
:あやつり人形の葬送行進曲
M・グールト
:パヴァーヌ
ピアソラ:アディオス・ノニーノ
イスラエル・フルート・アンサンブル、
イスラエル・カストリアーノ(P)
名門イスラエル・フィルの団員やソリストとして活躍中のフルート奏者たちによって1986-87シーズンに結成されたイスラエル・フルート・アンサンブルの3rdアルバム。「ヨアフ・タルミによる編曲集(CRC-2696)」、「フランスの印象(CRC-2697)」に続く今作は、タイトルの通りバッハからピアソラまでの広く親しまれているクラシック作品をフルート・アンサンブルのために編曲。イスラエル・フルート・アンサンブルの透き通った音色と大胆な表現は一聴に値する演奏です。 
CRC-2753
ピアノによる水彩画
バッハ(ブゾーニ編曲):コラール《われらは汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ》、
シューマン:子供の情景、
ドビュッシー
:3つの前奏曲、
ムソルグスキー
:展覧会の絵
ジェニファー・ハイギ(P)
ジェニファー・ハイギは名門ジュリアード音楽院に学び、現在はルイジアナ州立大学で教授としてピアノの指導を行っているアメリカの女流演奏家。 
CRC-2758
イグナツ・ヤン・パデレフスキ(1860−1941):メロディOp.8-3
愛の歌Op.10-2/メヌエットOp.14-1
幻想的クラコヴィアクOp.14-6/伝説Op.16-1
主題と変奏Op.16-3/メロディOp.16-2
夜想曲Op.16-4/ピアノ・ソナタOp.21
サン・ミ・チャン(P)
ポーランドの初代大統領であり高名なピアニストでもあったパデレフスキが作曲したピアノ作品集。チャンは、ニュー・ヨーク・タイムズ誌でも取り上げられた韓国の女流ピアニスト。 
CRC-2759
フランスとアメリカのフルート独奏作品集
チャールズ・デラニー:パンへの賛歌、
エアー・ウィズ・ヴァリエーションズ
シンシア・フォリオ
:アルカ・サクラ
オネゲル
:牝山羊の踊り
ステファニー・レア
:ソレース
ドビュッシー
:パンの笛
キャサリン・フーヴァー
:ココペリ、
 ウィンター・スピリッツ
ウジューヌ・ボザ
:イメージop.38
ロバート・ムチンスキー:3つの前奏曲op.18 ほか
ステファニー・レア(Fl)
ステファニー・レアはマーレイ州立大学で教鞭を執る女流フルーティスト。ソリストとしては、日本を含む世界各国の主要都市でコンサート、マスター・クラスを行っています。
CRC-2762
チェロとピアノのためのハンガリー音楽
ドホナーニ:チェロ・ソナタ変ロ長調Op.8
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
コダーイ
:3つのコラール前奏曲
フバイ
:Hullamzo Balaton
アンソニー・クック(Vc)、アルミン・ワトキンス(P)
1948年シドニー出身のチェリストであるアントニー・クックは、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズなどで活躍。現在はアメリカ・シカゴのノースウェスタン大学で助教授として後進の指導を行っています。    (0616)
CRC-2766
ポール・ベン・ハイム(1897−1984):ピアノ,室内楽のための作品集
ピアノのための音楽Op.53
ヘブライの旋律による変奏曲Op.22
カムジン/パストラーレ・ヴァリエOp.31b
ピアノのための音楽Op.67/即興と舞曲Op.30
ジラ・ゴールドシュテイン(P)、
エホナタン・ベリック(Vn)、
インバル・セゲフ(Vc)、
アレクサンドル・フィッタースタイン(Cl)
現代イスラエルの作曲家ポール・ベン・ハイムのCRC-2507(第1巻)に続く作品集第2巻。
CRC-2767
アメリカン・ホライゾンズ
バーンスタイン(ブロックス・デ・ヴェッター=スミス編曲):フルート・ソナタ(世界初録音)/
エルディン・バートン
(1913−1981):ソナチネ
ビーチ(ブロックス・デ・ヴェッター=スミス改訂):フルート・ソナタ イ短調op.34
バーバー
:カンツォーネ
ネーザン・ザルマン (1950−):フォルラーナとスケルツォ(世界初録音)
マイク・ガーソン
(1945−):ニュー・イングランド(世界初録音)
ブロックス・デ・ヴェッター=スミス(Fl)、
ウルリッヒ・コーエラ(P)
20世紀アメリカ作曲家たちのフルート作品集。注目すべきはバーンスタインが初期のころに発表したクラリネット・ソナタのフルート編曲版(世界初録音)。この作品の編曲者であり、演奏者でもあるヴェッター=スミスは、フルート奏者としてのみならずミュンヘン音楽大学、ケルン音楽大学、リスボン音楽院などで教鞭を執る実力者。バーンスタインの作品だけでなく、フルート作品の名作といわれるバートンのソナチネが収録されていることもフルート・ファンには興味深いところ。 
CRC-2768(2CD)
バッハ:6つのパルティータ ヴィクトリア・ドンディッシュ(P)
ドンディッシュはモスクワ生まれの女流鍵盤奏者。なんと6歳から作曲をはじめたという才女で、1975年に自作曲でモスクワ・デビュー。1976年にアメリカのジュリアード音楽院に入学し、鍵盤奏法と作曲法を学んだ後、数多くのコンクールで入賞。ソリストとしてアメリカ、ヨーロッパを中心に演奏活動を行っています。   (0305)
CRC-2770
ブラームス:ピアノ・ソナタ ハ長調Op.1、
ショパン:前奏曲変イ長調/嬰ハ短調Op.45、
即興曲変ト長調Op.51、華麗なる円舞曲、
プロコフィエフ
:ピアノ・ソナタ第6番
アンドルー・デ・グラド(P)

録音:1996年&1997年
ジョシュア・ベルとのコンビでその名を知られながら、演奏旅行中に37歳の若さでこの世を去ったデ・グラドが遺したライヴ録音集の第2弾。 
CRC-2776
スカルラッティ:10のソナタ(ハープ版) スーザン・ミロン(ハープ)
アメリカの女流ハープ奏者ミロンがスカルラッティの鍵盤作品を自らハープ版にアレンジしレコーディングを行ったディスク。CRC-2637の13のソナタに続く第2弾。 
CRC-2780
ニールセン:管弦楽曲集
交響的ラプソディヘ長調、「ギスケ島の夕べ」序曲、
「ヘリオス」、アラジン組曲、
狂詩曲風序曲「フェロー諸島への空想旅行」、
序曲「アモルと詩人」
ドリット・マトソン(指)
ニューヨーク・スカンディアSO
ニューヨーク・スカンディア交響楽団は北欧の古典派やロマン派、現代作品を主に取り上げており、その約9割はアメリカ初演とのこと。音楽監督のドリット・マトソンはデンマーク王立音楽院で研鑽を積んだ女流指揮者。 
CRC-2783
プロコフィエフ:《ロメオとジュリエット》からの10の小品Op.75
ピアノ・ソナタ変ロ長調Op.83
アンソニー・ディ・ボナヴェントゥラ(P)
ボストン大学音楽学部教授の要職にあるボナヴェントゥラは、これまでに27ヶ国でのリサイタルやボストン響、ニューヨーク・フィル、シカゴ響などのメジャー・オーケストラとの共演を行うなど演奏、教育の両面で活躍中のピアニスト。 
CRC-2786
ヨーク・ボーウェン(1884−1961):ヴィオラ協奏曲ハ短調Op.25
ヴィオラ・ソナタ第2番へ長調/メロディーOp.51-2
ドリス・レデラー(Va)、
ポール・ポリヴニック(指)
チェコ・フィルハーモニックCO、
ブルース・マレー(P)
「イギリスのラフマニノフ」と称される近代イギリスの作曲家ヨーク・ボーウェンのヴィオラ作品を集めた興味深いタイトル。レデラーはオーデュボン弦楽四重奏団のメンバーであり、アメリカを中心にソリストとして活躍中のイスタンブール生まれの女流ヴィオラ奏者。  
CRC-2787
D・スカルラッティ:14のソナタ集
ソナタ ト長調K.523/同ハ長調K.487/同変イ長調K.127/同ホ長調K.216/同ハ短調K.302/同ヘ短調K.519/同変ロ長調K.551/同変ホ長調K.474/同ハ長調K.527/同ホ長調K.46/同イ長調K.208/同ヘ短調K.239/同ニ長調K.45/同イ長調K.39
アンソニー・ディ・ボナヴェントゥラ(P)
ボストン大学音楽学部教授を務めるなど演奏と教育の両面で活躍するアメリカのピアニスト、ボナヴェントゥラ。27ヶ国でのリサイタルや、ルトスワスキのピアノ協奏曲のオランダ初演など意欲あふれる活動を展開している。シンプルなスタイルのソナタをしっかりと聴かせられるのは、確かな実力の証拠です。
CRC-2788
ヴィオラと管弦楽のための作品集
ヨンゲン:ヴィオラと管弦楽のための組曲/
フランセ:ヴィオラと小管弦楽のための狂詩曲/
T・シェルリー:ヴィオラ協奏
マーカス・トンプソン(Va)、
ポール・フリーマン(指)チェコ・ナショナルSO
ベルギー、フランスそれぞれの大家であるヨンゲンとフランセに加えて、バルトークのピアノ協奏曲第3番とヴィオラ協奏曲の補筆を行ったとしてその名を知られるシェルリーのヴィオラ作品をカップリング!
CRC-2790
ロマンティック・コンチェルト集
ユリウス・レントヘン(1855−1932):ヴァイオリン協奏曲イ短調(世界初録音)
ショーソン:詩曲Op.25
フバイ:ヴァイオリン協奏曲第3番
ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ(Vn)、
スタニスラフ・ボグニア(指)ドヴォルザークSO、
デニス・バーク(指)スロヴァキアRSO
ラーギン・ヴェンク=ヴォルフは、クヴァンダル&ソーデルリンの協奏曲集(CRC-2236)、モンティのチャルダッシュなどを収録した「エキゾティックな夜」(CRC-2392)などの録音、ベルゲン・フィルやオスロ・フィルとの共演で名声を獲得したノルウェーの女流ヴァイオリン奏者。オランダの作曲家レントヘンによるロマンティシズムにあふれた協奏曲は、今回が世界初録音!
CRC-2791
ショパン:ワルツ第1番〜第14番 デイヴィット・ノーシントン(P)
ノーシントンは第4回ジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクールでの審査員賞獲得など数々のコンクールで実績を残し、現在はテネシー大学音楽学部ピアノ科教授として教鞭を執るアメリカのピアニスト。
CRC-2794
シューベルト:6つのドイツ舞曲D.783
即興曲D.899/ピアノ・ソナタ変ロ長調D.960
アーサー・ローウ(P)
カナダのビクトリア州立大学ピアノ科教授アーサー・ロウのシューベルト。ロウはチェリストの堤剛とカナダ&アメリカ・ツアーを行ったキャリアを持っています。
CRC-2796
アイヴズ:歌曲集
ゆっくりしたマーチ/最も偉大な人/おり/サーカス・バンド/思い出/In Summer Fields/Songs my mother taught me/The Old Mother/Remembrance/スコットランドの子守歌/子守歌(Berceuse)/子守歌(Cradle Song)/子供の時間/To Edith/Immortality/2つの小さな花/マリー/The Last Reader/ダウン・イースト/The Light that is Felt/There is lane/静けさ/トムが船出する/心のあらわれ/賛歌/虹/われらの祖先が愛したもの
アンドリュー・チャイルズ(T)、
スー・ウェイ・ハン(P)
グレゴリオ聖歌からコンテンポラリーまで幅広く精通するアメリカのテノール奏者が歌うアイヴズ。アンドリュー・チャイルズはシアトル・オペラ、グリマーグラス・オペラなどを中心に活躍。またミズーリ州立大学の助教授として後進の指導にも力を注いでいます。  (061130)
CRC-2798
ヴィオラとチェロのための作品集
ルトスワフスキ:牧歌
R・クラーク:2つの小品
ベートーヴェン:二重奏曲変ホ長調WoO.32
ヒンデミット:二重奏曲
D・コールマン:Dezembrum
W・ピストン:二重奏
シェイラ・ブラウン(Va)、
ウェスリー・バルドウィン(Vc)
テネシー州立大学の教授コンビによるヴィオラとチェロのデュオ・アルバム。ベートーヴェン、ヒンデミットからルトスワフスキなど20世紀の作品などを収録しており、貴重なレパートリーの参考音源としても重宝するタイトル。
CRC-2799
ショスタコーヴィチ:ロシアとキルギスの民謡による序曲Op.115、
ドビュッシー
:交響詩「海」、
ピアソラ
:タンガーソ、
バーバー
:管弦楽のためのエッセイ第2番
ジャクソン・リョン(指)
ボフスラフ・マルティヌーPO
録音:2005年
オハイオ州を拠点に活動中の指揮者、ジャクソン・リョンがチェコの都市ズリーンを本拠地とするボスフラフ・マルティヌー・フィルを率いて録音。
CRC-2800
グリーグ:ピアノ作品集第5巻
25のノルウェーの踊りと舞曲Op.17
ワルツ・カプリースOp.37
《十字軍の兵士シグール》からの3つの小品Op.56
オラヴ・トリュグヴァソンより
2つのノルウェーの旋律Op.63
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)
1998年の「ロン・テイボー・コンクール」で優勝、2001年の「ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」で銀メダルを獲得するなど世界的な賞を得ているポンパ=バルディは、録音のみならず世界各国で演奏活動も精力的に行っており、2004年にはベルリン交響楽団とともに来日公演を果たしています。 
CRC-2802
5つの世紀の愛の歌
フレスコバルディ:そんなふうに私を蔑むのか
モンテヴェルディ:Dolci miei sospiri
ディンディア:Io son nel duol si vinto
カプスベルガー:トッカータT
作曲者不詳(17世紀スペイン):Vestros ojos、Quien quiere entrar
ダウランド:彼女はいいわけできようか、帰っておいで
ジュリアーニ
:Confuso, smarrito
 ソナチナOp.71より
民謡:The Garden Where the Praties Grow/他 全24曲
テレジア・ボーテ(S)、
ペーター・クロトン(Lute&G)
テレジア・ボーテは、カナダでアイルランド人の母とドイツ人の父との間に生まれメキシコで育ち音楽を学んだという経歴を持つソプラノ奏者。共演のペーター・クロトンはバーゼル・スコラ・カントルムで1989年より、ベルン音楽院では1984年から教鞭を執っています。ボーテとクロトンのコンビが民謡、16世紀から21世紀までに渡る歌曲を絶妙のデュオで聴かせてくます。
CRC-2806
ハイドン:ピアノ・ソナタ第35番ハ長調Hob.XVI-35/同第36番嬰ハ短調Hob.XVI-36/同第34番ホ短調Hob.XVI-34/同第30番イ長調Hob.XVI-30/同第37番ニ長調Hob.XVI-37/同第32番ロ短調Hob.XVI-32/アダージョ ト長調Hob.XV-22/U バイロン・シェンクマン(P)、
カティ・ウルフ(Vn)
イロン・シェンクマンはシェンクマンはニュー・イングランド音楽院、インディアナ大学で教鞭をとっている鍵盤楽器奏者。
CRC-2809
フレンチ・ソワレ
ミヨー:デュオ・コンチェルタンテ
L・カユザック:カンティレーヌ、セヴェンヌ地方のパストラール
B・コヴァーチ:ドビュッシーへのオマージュ
P・ジャンジャン:アンダンティーノ、クレール・マタン
P・M・デュボワ:9つの即興曲
H・トマジ:序奏と舞曲
C・M・ウィドール:序奏とロンド
ケイシー・ポープ(Cl)、ジェド・モス(P)
管楽器の重要レパートリーとして外せないフランス作品を中心とした作品集。ケイシー・ポープはアメリカのバレエ団「バレエ・ウェスト」の主席クラリネット奏者として演奏活動を行う傍ら、ユタ州立大学の教授として指導を行っています。
CRC-2812
アンドレア・カポラーレ(fl.1735−1757):チェロと通奏低音のためのソナタ全集(ソナタ第1番〜第6番/ソナタ ニ短調) ガイ・フィッシュマン(バロックVc)、
サラ・フライバーク(バロックVc)、
ジョン・ギボンズ(Cemb)
18世半ばにロンドンで活躍したイタリアの作曲家でありチェロ奏者でもあったカポラーレ。演奏はボストン・バロックのメンバーとして活動を続けるイスラエル出身のフィッシュマン、サンフランシスコ・フィルハーモニア・バロック・オーケストラの主席奏者フライバーク。  (061130)
CRC-2813
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番、
間奏曲Op.118-1/Op.118-2/Op.118-6、
ラプソディ第2番
ゾラ・ミハイロヴィチ(P)
ベオグラードに生まれたアメリカのピアニストのミハイロヴィチは、なんと17才でベオグラード音楽院を卒業してしまったという経歴の持ち主。カルロ・ゼッキ、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ、ダニエル・ポラックにピアノを師事しています。現在はロチェスター音楽院のアーティスト・イン・レジデンスとして活躍中。
CRC-2814
ピエトロ・ドメニコ・パラディエス(1707−1791):クラヴィチェンバロのためのソナタ集(ソナタ第1番〜第12番) エレーン・フナーロ(Cemb)
パラディエスは声楽とチェンバロの教育者としてイギリスで成功を収めた18世紀イタリアの作曲家。この12曲のソナタはモーツァルトやクレメンティからも称賛を受けた作品としても有名です。
CRC-2815
トマス・アーンの独奏カンタータ集
デリア/Frolick and Free/朝/リディア
バッカスとアリアドネ/クロエへの忠告
マリア・ツァドリ(S)、ティモシー・ベンチ(T)、
マリー・テリー=スミス(指)、
カペラ・サヴァリア、ツォルト・カロ(Vn)
ハンガリーに縁のある2人のソリストとハンガリー西部のソンバトヘイを本拠地としているピリオド・アンサンブルであるカペラ・サヴァリアによって、18世紀イギリスの音楽が伸びやかに奏でられています。
CRC-2818
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番《熱情》
シューマン:トッカータ、、謝肉祭
テェン・イン(P)
上海出身のテェン・インは10歳で上海交響楽団と共演を果たすなど、その将来に大きな期待を寄せられているピアニスト。ボストン・グローブ誌などに好レビューが掲載されるなど、高い評価を受けています。
CRC-2819
バッハ:シャコンヌ
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番
ストラヴィンスキー:兵士の物語
ファリャ:スペイン民謡組曲
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
ティモシー・シュウォーツ(Vn)、
シャリティ・ウィックス(P)、
トリポッド・トリオ、他
シュウォーツは、フィラデルフィア管との共演でソロ・デビューを果たしたアメリカのヴァイオリン奏者。1986年のスターリング・スカラシップ賞受賞を皮切りに様々な賞を獲得。11カ国でソロ・ツアーを行うなどその活動は多岐に渡る。ラフマニノフ以外は全てライヴ録音。
CRC-2822
メトネル:2台のピアノのための作品Op.58
ラフマニノフ:ロシア狂詩曲、組曲第2番Op.17
デジリー・パウルセン・バッケ(P)、
サイダ・カファロワ(P)
スタヴァンゲルで開催された国際ピアノ・デュオ・フェスティヴァルなど、様々な舞台で活躍していノルウェーとアゼルバイジャンの女流ピアニストのコンビによるロシアン・アルバム。
CRC-2828
ジョン・パウエル(1882−1963):初期ピアノ作品集
南でOp.16/高貴なソナタOp.21/定期市で
ニコラス・ロス(P)
リッチモンドに生まれた20世紀のアメリカ人作曲家ジョン・パウエル。パウエル初期の作品は後期ロマン派様式が大きな特徴となっており、時折ショパンらロマン派の大家たちの作風が顔を覗かせるなど美しい旋律とリズムを聴くことができる。もっと演奏機会が増えてもおかしくない知られざる名作である。
CRC-2829
シューマン:子供の情景Op.15、花の曲Op.19
シューベルト:ピアノ・ソナタD.840、
12のドイツ舞曲D.790
ジョン・F.シュトラウス(P)
ジョン・F.シュトラウスは1975年よりアイオワのルーサー大学で後進の指導を行い、現在は教授職を務めているピアニスト。自らオネオタ・チェンバー・プレーヤーズを創設するなど室内楽活動にも力を注いでいます。
CRC-2833
パーシケッティ:弦楽四重奏曲第1番Op.7
第2番Op.24/第3番Op.81/第4番Op.122《パラブル]》
リディアンQ
吹奏楽曲、管弦楽作品などに多くの名曲を残した20世紀アメリカを代表する作曲家パーシケッティ。アメリカのブランダイス大学で1980年に結成されたリディアン弦楽四重奏団による弦楽四重奏曲も、大編成作品に劣らぬ魅力を持っています。
CRC-2836
バッハ:パルティータ第9番、
 フランス組曲第6番BWV.817、
 トッカータとフーガ ニ短調BWV.565
ヴィルジリオ・モラーティ(1902−):ソナチナ・プロディジオ
マルセル・グランジャニィ:組曲《子供の時代》Op.25
ベルナール・アンドレ(1941−):アプシディオス
ヘンリエッタ・レニー:交響的小品
ミハエル・ムシェデロフ(1903−1974):パガニーニの主題による変奏曲
メリンダ・ザク(Hp)
6シーズンにわたってエンリケ・バティス率いるメキシコ州立交響楽団の主席ハープ奏者として活躍し、現在はソリストとして活動を続けている女流ハープ奏者メリンダ・ザク初のソロ・アルバム。難解なパッセージに挑んでいるにもかかわらず、清々しい音楽があふれてくるのは、卓越した技術の成せる技でしょう。
CRC-2837
サン・サーンス:チェロ協奏曲イ短調Op.33
フォーレ:悲歌、夢のあとで
ラロ
:チェロ協奏曲ニ短調
ヘスス・モラレス・マトス(Vc)、
ハイメ・モラレス・マトス(指)
フィルハーモニア・ブルガリカ
エルトリコの音楽一家がソリストと指揮者を務め、オーケストラと録音場所はブルガリアというユニークな組み合わせによるチェロ協奏曲集。 このアルバムの主役でありソリストを務めるチェロのヘスス・モラレス・マトスは現在プエルトリコ交響楽団の主席奏者、プエルトリコ音楽院の教授の任にある同国を代表するトップ・アーティストの1人。 ミュンヘンではチェリビダッケ、ウィーンではグラーフに指揮を学んだというハイメ・モラレス・マトスは、セントラル・オハイオ交響楽団の音楽監督として活躍中。またトロンボーン奏者としても腕前もハイレベルという異色の経歴を持ちます。 プエルトリコ+ブルガリアというなんともマニア心をくすぐる魅惑の組み合わせ!
CRC-2838
ヴァイオリンとギターによるリサイタル
A・コレッリ:ソナタOp.5-3
トゥリーナ:ジタンの5つの踊りOp.55-1〜5
ピアソラ:3つのタンゴ
J
・ファンデルヴェルデ:Manitonquatの祈り
モーツァルト:Voi che fausti ognor donate
M・シャイベル:The Owl and the Pussy-Cat
レスリー・シャンク(Vn)、
ジョセフ・ハーゲドルン(G)、
ジェニファー=バルドウィン・ピーデン(S)
セント・ポール室内管弦楽団のアシスタント・コンサート・マスターのレスリー・シャンクと、1990年アメリカ・ギター協会コンクールの覇者ハーゲドルンのデュオ・アルバム。ヴァイオリンとギターの融合が新たな弦楽器の世界を作り出してくれています。
CRC-2839
フルートとギターのための作品集
N・コスト:モンタニャールOp.34
E・デスポルト:4つの田園風小品
R・グナッターリ:ソナチナ
ヴィラ=ロボス
:神秘的六重奏曲
A・ジョビン:2つの小品
レベッカ・ストゥル(Fl)、ジョージ・トレス(G)、
ジャンマリー・カーン(Hp)、
ジョナサン・シェネット(チェレスタ)、
クレア・シェネット(Ob)、ヘレン・ストゥル(Sax)
アメリカのグリンネル・カレッジ図書室の一員でもあるフルート奏者レベッカ・ストゥルと、ラファイエット大学で教鞭を執るギター奏者ジョージ・トレスのデュオ・アルバム。
CRC-2841
20世紀のチェコのフルート作品集
P・エベン:ソナチナ・センプリーチェ
E・ドリツガ:パルティータ
J・フェルト
:フルート・ソナタ、
 アメリカン・ソナチネ
E・シュールホフ:フルート・ソナタ
ラナ・ジョーンズ(Fl)、
ジャッキー・エドワーズ=ヘンリー(P)
時代は20世紀、国はチェコに限定したフルート&ピアノのための作品を集めたアルバムは参考音源としても重宝する1枚。フルートのラナ・ジョーンズは、現在ミシシッピ州立大学のフルート科教授として後進の指導にあたっている女流奏者。
CRC-2844
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番/第2番、
シューマン
:幻想小曲集Op.73、3つのロマンスOp.94
エリック・ワッハマン(Cl)、
テッド・ロイター(P)
アイオワのウォートバーグ・カレッジのクラリネット科教授であり、ヤマハのアーティストでもあるエリック・ワッハマンによる王道のブラームス&シューマン。ワッハマンはフランス六人組のクラリネット作品集(CRC 2587)でも好評を博しています。
CRC-2847
レベッカ・クラーク(1886−1979):弦楽のための室内楽作品集
子守歌
古いアイルランドの民謡による子守歌
モルフェウス/名前のない楽章
中国のパズル
パッサカリアと古い中国の民謡
I'll Bid My Heart Be Still
ドゥムカ/2つの小品
弦楽四重奏のための断章
弦楽四重奏曲のためのアダージョ
コンビネット・キャロル
ケネス・マーティンソン(Va)、
クリストファー・テイラー(P)、
アンドレア・モリーナ(P)、
ユルストロムSQ
1925年にアメリカで最初にバッハの「ゴルトベルク変奏曲」の演奏を行ったジェイムズ・フリスキンの妻で、作曲家、ヴィオラ奏者でもあったレベッカ・クラークの作品にスポットをあてた作品集。自身のヴィオラ奏者としての経験を活かしたレベッカ・クラークの作品は室内楽、特にヴィオラを要する作品が特に優れた完成度を見せています。
CRC-2848
グノー:宗教作品集
おお救い主よ 変イ長調/喜ばしき天の女王/聖金曜日/おお救い主よ 変ホ長調/遥かなる緑の丘/アヴェ・ヴェルム変ホ長調/ミゼレーレ/夕べの祈り/愛する心/おお救い主よ ハ長調/オッフェルトリウム/Per sanctissimam virginitatem/おお救い主よ 変ホ長調/From Thy Love as a Father
ジョアンナ・バートン(S)、
ジェフリー・ウェッバー(指)
ケンブリッジ・ゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジ聖歌隊
歌劇「ファウスト」の大成功によって世界的名声を確立した19世紀フランスの作曲家グノーの宗教曲を集めた作品集。グノーは有名な「アヴェ・マリア」だけでなく合唱を主体とする宗教作品の作曲を数多く手懸けており、知られざる名作も多数あります。
1348年に創設され長い歴史を誇るケンブリッジ・ゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジ。チャールズ・ウッドがオルガニストを務めていた時期もあるこの聖歌隊は、BBCラジオへの出演やオーケストラの共演などでイギリスの合唱団らしい充実のハーモニーを聴かせます。
CRC-2850
ブラームス:7つの幻想曲Op.116
3つの間奏曲Op.117/6つのピアノ小品Op.118
4つのピアノ小品Op.119
アイラ・ブラウス(P)
このアルバムに収録されたブラームス晩年のピアノ作品は、ウィーンのJ・B・シュトライヒャー(1871)のピアノを使用した演奏。ブラームス存命中に製作されたピアノを用いて、作曲当時の作品象の再現を試みています。
CRC-2852
マルティヌー:ヴィオラの為の室内楽作品集
ヴァイオリンとヴィオラのための3つのマドリガルH.313
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番H.331
ヴィオラ・ソナタ第1番H.355
ケネス・マーティンソン(Va)、
フェリシア・モイ(Vn)、
クリストファー・テイラー(P)
全4集で完結したハイペリオンの"ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集"が大好評を博すなど、その作品の知名度が一段と増した20世紀ボヘミアの大作曲家マルティヌー。ここで取り上げられているマルティヌーの作品は、後期の作品となる"ヴィオラ"を伴う室内楽曲3作品。多作家としても有名なマルティヌー。初期の頃から手懸けていたヴァイオリンのための作品とは対照的に、キャリアの後期になって本格的に作曲に取り組んだヴィオラのための作品。アメリカ滞在時代からヨーロッパ帰還という環境の変化の中で生まれたヴィオラ作品は、マルティヌーの円熟した作曲技法を余すことなく表現しています。アメリカのヴィオラ奏者ケネス・マーティンソンは、アメリカのオーランド・フィル、フロリダ・ランシング響などで首席奏者を歴任し、インターナショナル・ヴィオラ・コングレス(国際ヴィオラ会議)にもゲスト・アーティストとして定期的に招かれている実力者です。
CRC-2853
ライネッケ:前奏曲とアレグロ・アパッショナートOp.256
レーガー
:クラリネット・ソナタ変イ長調Op.49-1
ブルグミュラー
:二重奏曲Op.15
H・ゲンツマー:クラリネット・ソナタ
A・ウール:クライネ・コンチェルト
ドナルド・L・オーラー(Cl)、
ベンジャミン・ラヴィッツ=カステル(P)、
ジョナサン・バッグ(Va)
ドナルド・L・オーラーは、カロライナ木管五重奏団、ノース・カロライナ・オペラ・カンパニーの主席奏者として活躍するアメリカ人クラリネット奏者。ウールの作品はヴィオラを加えた三重奏編成の選曲の役に立ちそう。
CRC-2854
無伴奏ヴィオラのための作品集
バッハ:組曲第2番ニ短調BWV.1008
ヴュータン:奇想曲
レーガー:無伴奏ヴィオラのための組曲第1番Op.131d
ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタOp.25-1
ストラヴィンスキー:悲歌
フックス:ソナタ・パストラーレ
M・ディック:スリー・フォー・ワン
ピーター・ミンクラー(Va)
現在アメリカのボルティモア交響楽団で副主席ヴィオラ奏者の任にあるピーター・ミンクラーのファースト・アルバム。バッハから20世紀の作曲家たちによる無伴奏作品を集めたアルバムからは奏者の実力がストレートに伝わってきます。
CRC-2855
パラレル・ライヴズによるベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」 マイケル・ガーディナー&ジョン・ラタルタラ(コンピューター)、ジョン・サカタ(P)
コンピューターとピアノの組み合わせで新しく創造されたハンマークラヴィーア。
CRC-2858
シューマンへのオマージュ
シューマン:アラベスク ハ長調Op.18
謝肉祭Op.9/君にささぐOp.25-1(リスト編曲)
春の夜Op.39-12(リスト編曲)
交響的練習曲Op.13/トロイメライOp.15-7
エリク・ハイミ(P)
現代アメリカにおけるラヴェル弾きとして名声を確立したエリク・ハイミが、自らのシューマンへの情熱を具現化させた成果がこのアルバム。ちなみにこのシューマンでは、シュタイングレーバー・フェニックスのピアノを使用。
CRC-2860
シュターミッツ親子の音楽
J・シュターミッツ:交響曲イ長調、同ト長調
C・シュターミッツ:ヴィオラ協奏曲ニ長調Op.1
協奏交響曲ニ長調
ドロスタン・ホール(指)カメラータ・シカゴ
マンハイム楽派の中心的存在として同楽派を導いたヨハンとカールのシュターミッツ親子の作品をそれぞれ2作品ずつ収録。ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックで音楽を学んだドロスタン・ホールによって結成されたカメラータ・シカゴは、コンクールなどの受賞歴を持つ15歳から20歳までの音楽家たちが集まり2003年にスタートを切った新しい室内楽団です。
CRC-2863
オーボエ・オン・ザ・エッジ
ドラティ:協奏的二重奏曲
シュタインバッハ:アクシデント
シュラー:オーボエ・ソナタ/
ローズマン:無伴奏オーボエのためのパルティータ
スカルコッタス:コンチェルティーノ
ケヴィン・ヴィーニョ(Ob)、
ウィリアム・ウィングフィールド(P)、
ファルコ・シュタインバッハ(P)
20世紀の名指揮者アンタル・ドラティの「協奏的二重奏曲」やギリシャのスカルコッタスの「コンチェルティーノ」など、オーボエのための近現代の珍しいレパートリー集。オーボエのケヴィン・ヴィーニョは、ニュー・メキシコSOの首席オーボエ奏者であり、サンタ・フェ・オペラ、ニュー・メキシコ・ウィンズ、トリオ・ニュー・メキシコなどでも活躍中。
CRC-2864
シューマン:幻想曲Op.17
シューベルト:3つのピアノ曲D.946
シューベルト(リスト編):君こそわが憩い、愛の便り
フローレンス・ミレー(P)
ミレーは、1992年から2000年までブーレーズ、ロバートソンが率いるアンサンブル・アンテルコンテンポランのメンバーとして活動を行っていたパリ在住の女流ピアニスト。1998年からはケルン音楽大学でピアノと室内楽の教授を務めるなど後進の指導にも積極的に取り組んでいます。
CRC-2865
エクレクトサックス
バブコック:根拠なき熱狂、
カールソン:間奏曲、
ロハニ:アルト・サクソフォン協奏曲、
ブロートン:追憶、
モロスコ:ブルー・カプリース、
マッキントッシュ:アルト・サクソフォン・ソナタ、
ローリゼン:ディレ・トン、
グラース:ブラジルからの手紙
ダグラス・マセク(Sax)、
ルイーズ・トーマス(P)、
デイヴィッド・スペルツ(Vc)、
ジェイムズ・スミス(ギター)、
シャーダッド・ロハニ(指)スロヴァキアRSO
サクソフォン、クラリネットをハイレベルで吹き分け、UCLAやカリフォルニア州立大学のサクソフォン科教授でもあるダグラス・マセクは、ソリスト、スタジオ・ミュージシャンとして引く手あまたのベテラン・プレーヤー。合唱で有名なローリゼン(ラウリッドソン)など"ロサンゼルス"に縁のある作曲家たちによるサクソフォンのための作品を収録。
CRC-2866
ダウランド:リュート歌曲集
ぼくの受けた苦しみを/悲しみよとどまれ
愛の神よ、かつて出会ったことがあるか
もう泣くな、悲しみの泉よ/彼の金髪も
今こそ別れねばならぬ
私の嘆きに心が動くなら
さあもういちど、愛が呼んでいる
わが思いには希望の翼/ああやさしい森よ
流れよわが涙
ダフネはあまり貞節ではなかった
時間は静止して/見よ、この不思議を
ぼくの悲しみに耳を貸してくれ
その昔愚かな蜜蜂も
クリスティン・ハースト(S)、
ベン・コーエン(Lute)
16世紀から現在まで途切れることなく歌い継がれてきたダウランドの傑作、リュート歌曲集。アメリカで一流のダウランド歌いとして評されるソプラノ歌手クリスティン・ハーストの飾りの無いストレートな歌声が胸を打つ。ベン・コーエンの奏でるリュートのシンプルな旋律がハーストの歌声をさらに印象深く際立たせます。
CRC-2867
ドビュッシー:月の光/花火/雪の上の足跡
ヴィーニョの門/西風の見たもの
対比的な響きのために/版画
英雄の子守歌/コンクールの小品
スラヴ風バラード/ピアノのために
小品/エレジー
ロベルタ・ラスト(P)
ロベルタ・ラストは、アメリカ、ブラジル、ペルー、ドミニカなどでの演奏活動、リン大学音楽院で後進の指導を行っているアメリカの女流ピアニスト。
CRC-2868
スメタナ:ピアノ三重奏曲ト短調Op.15、
スーク:ピアノ三重奏曲ハ短調Op.2、
ピアノ四重奏曲イ短調Op.1
メンデルスゾーン・ピアノ・トリオ、
マイケル・ステプニャク(Va)
タネーエフのピアノ四重奏曲&ピアノ三重奏曲(CRC-2571)という意欲的なレパートリーでレコーディング・デビューを果たした1997年結成の室内楽団メンデルスゾーン・ピアノ・トリオ。メンデルスゾーン・ピアノ・トリオは、ワシントンのエンバシー・コンサート・シリーズやペンシルヴァニア州メシア・カレッジのアンサンブル・イン・レジデンスを務めるなど着実にその評価を高めています。愛娘を失ったスメタナが力を振り絞って書き上げた「ピアノ三重奏曲」、ドヴォルザークの影響を受けていたスーク最初期の室内楽曲というボヘミアの香りが漂う19世紀のチェコで生まれた室内楽の傑作3作品。メンデルスゾーン・ピアノ・トリオの若き才能と作品の魅力が融合した好演です。
CRC-2871
ディノス・コンスタンティニデス(1929−):交響曲第6番
アルト・サクソフォンと管弦楽のための協奏曲《真夜中の幻想曲U》/同第3番
アルト・サクソフォンと管弦楽のための民謡的協奏曲《献呈》
セオドア・ケルケゾス(Sax)、
シュテファノス・ツィアリス(指)ニュルンベルクSO
ニークなコンセプトのアルバムを次々と打ち出しているセンター(Centaur)が今度はギリシャに着手!現代ギリシャの巨匠コンスタンティニデスは、1981年のブルックリン大学国際室内楽コンクールを皮切りに数多くの作曲賞を獲得。その後コンスタンティニデスは、作曲活動と並行して音楽家のために数多くの協会の設立に奔走。現在はルイジアナ州立大学作曲学科長、ルイジアナ・シンフォニエッタの音楽監督を務めています。ソリストは名匠デュファイエ、ロンデックスの両氏に実力を認められたギリシャ随一のサクソフォン奏者セオドア・ケルケゾス。ドラマチックで旋律を重視したコンスタンティニデスの作品をケルケゾスがじっくりと歌い上げます。
CRC-2872
ホヴァネス(1911−2000):ホルン&声楽と弦楽のための音楽
ホルン協奏曲《Artik》Op.78
詩篇とフーガ第2番(世界初録音)
協奏曲第3番Op.94(世界初録音
無伴奏ヴィオラのための《Chahagir》Op.56-1
声楽,ホルンと弦楽オーケストラのためのカンタータ《天使の歌》Op.19(世界初録音)
ロビン・ダウアー(Hrn)、
スザンヌ・バニスター(S)、
カレン・グリーブリング(Va&指)、
ヘンドリックス・カレッジCO
作品番号が付いたものだけでも400曲以上の作品を残した20世紀アメリカの作曲家ホヴァネス。アーカンソー交響楽団のホルン奏者ロビン・ダウアーをメインとした今回のアルバムでは3作品が世界初録音。ホルン協奏曲からカンタータまで幅広いスタイルの作品を収録しており、ホヴァネス特有の神秘性にあふれた世界を聴くことができます。
CRC-2873
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調Op.8
同第2番ト短調Op.13/同第3番ハ短調Op.45
デイヴィッド・ギルハム(Vn)、
飯沼千温(P)
ピーボディ音楽院、インディアナ大学でヴァイオリンを学んだアメリカのアーティスト、デイヴィッド・ギルハムと、同じくインディアナ大学のディプロマを修了した日本人ピアニスト、飯沼千温の夫妻によるデュオ・アルバム。1998年に結成された「デュオ・ギルハム=飯沼」は、アメリカ、カナダ、中国、欧州、そして日本を舞台に活躍中。2003年からはセントラル・アーカンソー大学の“デュオ・イン・レジデンス”を務めています。
CRC-2875
シャルル・ユレル(17世紀末):テオルボのための音楽:組曲ト長調/同ハ長調/同ニ短調/同ニ長調/同イ短調 クリストファー・ウィルク(テオルボ)
17世紀後半に活躍していたとされるフランス人音楽家シャルル・ユレル。テオルボ教師や音楽アカデミーの常任役員を務めていたとされているが、その生涯の多くは現在も謎に包まれています。ユレルがテオルボのために作曲した組曲集は現存する貴重な作品。クリストファー・ウィルクは、テオルボからエレキギター、バロック・オペラからロック・バンドまでをこなしてしまうマルチ・プレーヤーです。
CRC-2876
モンタージュ
ニールセン:霧が晴れるOp.41
ボッケリーニ:フルート・ソナタ ハ長調
ロッシーニ:アンダンテと変奏曲
ヨンゲン
:遅い舞曲/イベール:間奏曲
宮城道雄
(モルナー編):春の海
G・ショッカー:キマイラ(世界初録音)
C・ロチェスター・ヤング:ひばりの歌
フォーレ:祈りつつ
サンドラ・ルンテ(Fl)、
エリザベス・リヒター(Hp)
古くは1743年生まれのボッケリーニから現在も活躍中のショッカー、ヤングといった4世紀にまたがるフルートとハープのための作品を集めたアルバム。世界初録音となるショッカーの「キマイラ」はメロディックで美しい作風を持っており、新たなレパートリーとして注目されそうです。サンドラ・ルンテはアメリカのモンロー交響楽団の主席フルート奏者。ルイジアナ州立大学で後進の指導も行っています。
CRC-2877
イット・テイクス・ツー・トゥ・トリオ
フランツ&カール・ドップラー:リゴレット幻想曲、
 アンダンテとロンドOp.25、
ノヴァク:ミステリアス・ポンド、
グラント:セダー・フォー・ピース、
C・P・C・バッハ:トリオ・ソナタ ホ長調Wq.162、
 トリオ・ソナタ.イ短調Wq.148
エイアル・イエン=ハーバー(Fl)、
ドゥドゥ・カルメル(Ob)、
アキコ・トミナガ(P)、ヨニ・ファルヒ(P)、
イズハル・カーション(Cemb)、
ヒレル・ゾリ(Vc)
イスラエルのトップ・プレーヤー2人によるフルートとオーボエのためのデュオ・アルバム。イエン=ハーバーは1997年にイスラエル・フィルの首席フルート奏者に就任。音楽監督メータの指揮の下、イスラエル・フィルで抜群の存在感を発揮している。ちなみに1993年に行われた神戸国際フルート・コンクールでの入賞実績を持ちます。オーボエのカルメルも同じくイスラエル・フィルの首席奏者。カルメルは1996年トゥーロン国際オーボエ・コンクールの優勝者であり、ソリストとしてイスラエル・フィルと共演を重ねるなどメータからも厚い信頼を寄せられています。
CRC-2878
コープランド:ヴァイオリン・ソナタ(コントラバス編曲版)
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38(コントラバス編曲版)
ヴォルカン・オーホン(Cb)、
ローズ・シャンクラー・ファインブルーム(P)
コントラバスのために編曲されたコープランドとブラームスをカップリングしたアレンジ物ファン要チェックの好企画盤。低弦楽器特有の深みのある音色によって全く別の作品のように聴こえてしまうのだから不思議。ヴォルカン・オーホンはトルコ出身のコントラバス奏者。トルコ国立プレジデンシャル響を経て現在はアイオワ州を本拠地とするシーダー・ラピッズ交響楽団の主席奏者として活躍しています。
CRC-2879(2CD)
ショパン:夜想曲(全曲) ジェーン・アレクシス・スミス(P)
ジュリアード音楽院、スタンフォード大学で音楽修士号を取得し、ソリストや室内楽奏者として活動を続ける女流ピアニストのショパン。丁寧なタッチと音楽作りが印象的。
CRC-2881
フルートのための作品集
M・マルケージ:春の音
J・マクガイア
:悲歌と前奏曲、前奏曲、舞曲
R・スタインバーク:フルート・ソナタOp.26
C・D・ライター
:The Life in a Dai
C・カリエンド:シンセリティ
ミッチェル・スタンリー(Fl)、
ブリット・スヴェンソン(Vn)、
ジェフ・ラクァトラ(G)、モリタ・ヨリコ(Vc)、
サマー・ローズ(Va)、ロバート・スピルマン(P)、
マルシア・マルケージ(P)
コロラド・バレエ・オーケストラの2番奏者&ピッコロ奏者を務める女流フルート奏者ミッチェル・スタンリーを中心とした室内楽作品集。1977年から2005年の間に作曲された作品を収録しています。
CRC-2882
箏とヴァイオリン
沢井忠夫:ヴァイオリンと箏のための《鳴き砂よ…》
デイヴィッド・リップタック(1949−):氷華
宮城道雄:春の海
米倉香織
(1973−):所沢バラード
藤田正典(1946−):ミクロモーションU
サティ:ジムノペディ第1番
デュオ《vio-LINK-oto》
(水谷隆子(箏)、ピア・リップタック(Vn)
箏とヴァイオリン、和と洋の画期的な出会い。デュオ「vio-LINK-oto」とは、沢井忠夫と沢井一恵の両氏から箏を学び、NHK邦楽技能者育成会を卒業した愛知県生まれの箏奏者、水谷隆子と、オーデンセのフュン・シンフォニエッタ、オーデンセ響、トリオ・ラ・コルダの奏者を歴任してきたデンマークの女流ヴァイオリン奏者ピア・リップタックがコンビを組み、2003年から演奏活動をスタートさせた“箏”と“ヴァイオリン”という異色のアンサンブルです。 宮城道雄や沢井忠夫といった20世紀日本を代表する音楽家の作品や、新進気鋭の日本人作曲家の作品を舞台として「和の箏」、「洋のヴァイオリン」の画期的な出会いが実現。この斬新なデュオの演奏からは、「箏」という日本の伝統楽器の持つ新たな可能性を実感することが出来るでしょう。
CRC-2883
パリからの手紙
D・ミヨー:コルコヴァード
ラヴェル
:ハバネラ形式の小品
F・クレンジャンス:2つのアリアOp.92b、2つのワルツOp.64
イベール
:間奏曲、小品
L・モイーズ:Cantos de la Sierras
プーランク
:3つの常動曲
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女、
 シランクス
サティ:3つのジムノペディ
ミシェル・ラポルテ(Fl)、
ジェラルド・ソルター(P)
アメリカのレーベル、センター(Centaur)に届いた「パリからの手紙」はフルートとギターのデュオによるその名通りフランスの作品集。共にニューヨークのファイブ・タウンズ・カレッジで教鞭を執る女流フルート奏者ラポルテとギターのソルターのデュオが絶妙の雰囲気をつくっており、特にギターの音色がいい味を出しています。
CRC-2884
ヒンデミット:チェロ・ソナタOp.25-3
カサド:無伴奏チェロ組曲
クラム
:無伴奏チェロ・ソナタ
ハルゼー・スティーヴンス(1908−1989):無伴奏チェロ・ソナタ
カレン・ブランスカス(Vc)
ロンドン・タイムズにその演奏が「美しく流れるようなサウンド」、「名手に相応しい解釈」と称賛された女流チェリスト、カレン・ブランスカスの演奏による20世紀無伴奏作品集。シュタルケル、ピアティゴルスキー直伝のチェロが、高度なテクニックと音楽性を要する4つの無伴奏作品で迫真の演奏を繰り広げています。
CRC-2886
グリーグ:ピアノ作品集第7巻
ヴァイオリン・ソナタ ハ短調Op.45/同ト長調Op.13/同ヘ長調Op.8
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)、
マルシア・ヘンリー・リーベナウ(Vn)
1998年の「ロン・テイボー・コンクール」で優勝、2001年の「ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」で銀メダルを獲得した実績を持つポンパ=バルディのグリーグ最新巻は、なんとヴァイオリン・ソナタ。
CRC-2888
ヴァーチャル・ラフマニノフ
コープ:ラフマニノフによる協奏曲
 ラフマニノフによる組曲*
ジョン・マーク・ハリス(P)、
ジョン・マーシャル(指)
オーケストラ・ノヴァ、
マリア・エゼロワ(P)*、
アナトール・ライキン(P)
"ラフマニノフ"なのに"ラフマニノフ"ではない"ラフマニノフ"!?アメリカの名門カリフォルニア大学サンタクルーズの教授にして音楽学者、作曲家でもあるデイヴィッド・コープが、1980年から2003年までの23年間という時間を費やして完成させた自動楽曲生成システム"Experiments in Musical Intelligence(EMI)"。数ある自動楽曲生成システムの中でも高い評価を受けている"EMI"のデータベースに入力、蓄積されたラフマニノフの旋律を再構築することによって生まれた音楽が、このディスクに収録された「ラフマニノフによる協奏曲」と「ラフマニノフによる組曲」の2作品。作品全体からラフマニノフの旋律が溢れ出ているのにラフマニノフの作曲ではないラフマニノフ。それは"ラフマニノフの旋律"と"現代の科学"の融合が導き出した1つの結論なのです。
CRC-2889(2CD)
ロマンス〜サクソフォンとオーケストラのための
ジョアンナ・ブルドヴィチ:ラルゴ
デイヴィッド・モーガン:3つの飾り模様
スバラム・ラーマン:アリア
ヴォイチェフ・キラール:ロマンス
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番より アリア
アラン・ホヴァネス
:サクソフォン協奏曲
ジェイムズ・レーザーバロー:ドン・キホーテの恋
ボザ
:アリア
グレグ・バナツァク(ソプラノ&アルトSax)、
ピオトル・ボルコフスキ(指)
ベートーヴェン・アカデミー
サクソフォンの伝説的な奏者の1人に数えられているダニエル・デュファイエから教えを受けたサクソフォニスト、グレグ・バナツァクがオーケストラをバックに従えてのソロ・アルバム。カイロ響、大邸市響などにソリストとして招かれるなどアジア圏での活躍が目立つバナツァクがホヴァネスの大作や、ボザ、ヴィラ=ロボスのアリア、ポーランドの映画音楽作曲家キラールの作品などメロディックな作品をじっくりと響かせます。
CRC-2891
ロドリーゴ:ピアノ作品集
ピアノのための組曲/スペインのセレナーデ/スペインの4つの小品/朱色の塔のかげに/カスティーリャのソナタ集/アマポーラの踊り/郷愁のプレリュード/アランフェス、わが想い
デナ・ケイ・ジョーンズ(P)
「アランフェス協奏曲」などギターのための名作を数多く作曲したことで知られるロドリーゴのピアノ作品集。哀愁の漂うメロディーが心に染み渡る。デナ・ケイ・ジョーンズはアメリカの女流ピアニスト。1900年から1950年に作曲されたスペインの知られざる作品の演奏やレクチャーを主な活動としています。
CRC-2895
グリーグ:ピアノ作品集第8巻
3つのピアノ曲EG.105/ノルウェー民謡集Op.66/ノルウェー民俗舞曲Op.72
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)
1998年の「クリーヴランド国際ピアノ・コンクール」最高位受賞、1998年の"ロン・ティボー国際コンクール」第3位入賞、2001年の「ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」では銀メダル獲得など輝かしい実績を持つイタリアのピアニスト、アントニオ・ポンパ=バルディのグリーグも第8集。北欧の音楽からどことなく地中海のエッセンスが漂います
CRC-2894
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調Op.7
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ変ロ短調Op.36(原典版)
ソラブジ(1892−1988):ピアノ・ソナタ第0番(世界初録音)
ソヘイル・ナセリ(P)

録音:2006年9月〜10月
イラン人の両親を持つサンタモニカ生まれのピアニスト、ソヘイル・ナセリのリサイタル・プログラム。ナセリが活動の両拠点としているニューヨークとベルリンの「ニューヨーク・タイムズ」、「ベルリナー・ツァイトゥング」の両紙でその活躍が絶賛されるなど、評価急上昇中。このプログラムの目玉はなんといっても世界初録音となるソラブジの「ソナタ第0番」!長大な奇作を次々生み出し、自身の作品を他人が演奏することを禁じるなど独自の道を貫いたソラブジの最初期となる1917年に作曲された「ソナタ第0番」は、ソラブジ・アーカイヴの主宰を務めるアリスター・ヒントンによって1980年代に再発見され「第0番」と名付けられた約24分の作品です。ナセリのピアノが、同じくイランをルーツとするソラブジの若かりし頃の秀作を紐解きます。
CRC-2896(2CD)
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガOp.87 コーリ・ボンド(P)
インディアナ大学ブルーミントン校でピアノ演奏法の博士号を取得し、現在はソリスト、アイダホ州立大学の准教授として活動を展開するアメリカの女流ピアニスト、コーリ・ボンドのショスタコーヴィチ。2006年のショスタコーヴィチ生誕100年に合わせる形で録音が進められた「24の前奏曲とフーガ」では、同主調、近親調への動き、前奏曲とフーガの対比が上手く表現されています。
CRC-2899
バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988 リサ・グード・クロフォード(Cemb)
1963年にアーウィン・ボドキー賞を授与されたアメリカの女流鍵盤奏者リサ・グード・クロフォードのバッハ。ソリストとして国際経験も豊富で、フランスの作曲家ガスパール・ル・ルー(1660−1707)のチェンバロ作品集をミッツィ・メイヤーソンとのデュオでレコーディングを行っています。

CRC-2902
ハレオ〜2台ピアノのためのスペイン音楽
アルベニス(マルティン編):アラゴン、キューバ
グラナドス(マルティン編):わら人形
ソレール:2台の鍵盤楽器のための協奏曲第1番/アルベニス(マルティン編):エル・アルバイシン、パヴァーナ・カプリーチョ
ファリャ(マルティン編):粉屋の踊り
グラナドス(マルティン編):演奏会用アレグロ
ソレール:2台の鍵盤楽器のための協奏曲第3番
ファリャ:(マルティン編):スペイン舞曲第2番
エレーナ・マルティン(P)、
ホセ・メリトン(P)
スペイン生まれのピアノ・デュオが祖国の2台ピアノのためのオリジナル作品、アレンジ作品を弾いたスペイン一色のピアノ・アルバム。19〜20世紀スペインの大作曲家アルベニス、グラナドス、ファリャのアレンジ作品はもちろんだが、ソレールの「鍵盤楽器のための協奏曲」が最大の聴きどころ!
CRC-2904(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(シューマンによるピアノ伴奏版/全曲) ハローチュン・ベデリアン(Vn)、
ロルナ・グリフィット(P)
ロマン派のメロディスト、ロベルト・シューマンが健康に不安を抱えながらも創作活動を続けていた晩年の時代。J・S・バッハの音楽の研究を続けていたシューマンが"シャコンヌ"に触発され、「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」のためにピアノ伴奏を創造するという大胆で壮大な構想に着手。こうしてシューマンの手により1853年2月に完成した"伴奏"は、バッハの無伴奏にとっての貴重なオプションとなるだけではなく、シューマンが行ってきたバッハの研究成果を裏付ける"証拠"としても重要な役割を果たしています。ーマンの音楽の出会いによって"無伴奏"ではなくなった"無伴奏"もまた素晴らしい。
CRC-2906
愛の旋律
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
アルベニス:タンゴ
オッフェンバック:カン・カン
ポンキエルリ:時の踊り
サティ:3つのジムノペディ
シューベルト:楽興の時
グノー:あやつり人形の葬送行進曲
ワイトトイフェル:スケーターズ・ワルツ
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
マスネ:エレジーとメロディー
フォーレ:パヴァーヌ
ウェールズ民謡:夜もすがら
ジョヴァンニ・デ・キアーロ(G)
ジョヴァンニ・デ・キアロは、1976年にカーネギー・ホールでリサイタルを行いニューヨーク・デビューを果たしたアメリカのギタリスト。サザン・ミシシッピ大学ギター科の教授でもあるキアロは、巧みな編曲術を駆使してジョプリンなど様々な作品をギターのためにアレンジするなど粋な選曲が人気を呼んでいる。この「愛の旋律」もエキサイティングな「カン・カン」やメロディックな「パガニーニ」など、バラエティ豊かなギター・アルバムに仕上がっている。
CRC-2908
ロージー・メイ=クイ・リー:ピアノ作品集
3楽章のソナタ/二十四節気
ローレン・シャック・クラーク(P)
日本で学んだ伝統音楽を自らの作品に取り入れているロージー・メイ=クイ・リーは、ボストンのバークリー音楽大学で准教授を務める台湾生まれの女流作曲家。2006年のインディアナポリス国際ダブル・リード・コンヴェンションにゲスト・コンポーザとして招かれ、「オーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏曲」で大成功を収めています。"和"の心と旋律が感じられる「3楽章のソナタ」、演奏時間61分という大作「二十四節気」はいずれも完成度の高い作品。ピアノ作品のレア・レパートリー・ファンにもオススメ。
CRC-2909
ブラームス:ヴィオラとピアノのための歌曲とソナタ
まどろみはいよいよ浅くOp.105-2
セレナードOp.106-1
ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1
同第2番変ホ長調Op.120-2
ヴィオラ・ソナタOp.78《雨の歌》
レニー・シュランツェ(Va)、
ジョン・デイヴィッド・ピーターソン(P)
イーストマン音楽院、ニューイングランド音楽院で研鑽を積んだアメリカのヴィオラ奏者レニー・シュランツェのブラームス・アルバム。
CRC-2910
W・ボルコム:ヴァイオリン・ソナタ第2番同第3番《風変わりなソナタ》
同第1番/同第4番
グレースフル・ゴースト・ラグ
イリナ・ムレサヌ(Vn)、
マイケル・レヴィン(P)
パリでミヨーとメシアンから作曲を学びニューヨークに戻ってからはラグタイムの復権に貢献した現代アメリカ音楽の重鎮ウィリアム・ボルコム。このボルコムのヴァイオリン作品集のヴァイオリニストは、フランスのレーベル「アル・レ=セ(AR RE-SE)」の代表盤でリリース時に大きな話題を呼んだ「ルクー&マニャールのヴァイオリン・ソナタ集」(AR 2006-0)でも演奏を担当したルーマニアの女流奏者ムレサヌ。ルクー&マニャールの時とはまた違ったスタイルの作品に対する適応力の高さは見事です。
CRC-2913
ドビュッシー:組曲《子供の領分》
シューベルト:楽興の時D.780,Op.94、
 即興曲変ホ長調D.899-2,Op.90-2
ドビュッシー:映像第2集、月の光
マウレーン・フォルク(P)
マウレーン・フォルクは、カナダのサスカチュワン州でピアノを学び始め、ジュリアード音楽院、インディアナ大学という全米屈指の名門校へとステップアップしていった女流ピアニスト。師である名教師サッシャ・ゴロドニツキ譲りの色彩感豊かな音色や幅広いレンジが、ドビュッシーとシューベルトを美しく、且つ劇的に聴かせてくれます。
CRC-2915
メシアン:世の終わりのための四重奏曲 キャロル・リーバーマン(ディレクター)、
ホーリー・クロス・チェンバー・プレーヤーズ
生誕100年を迎えたメシアンの室内楽作品を代表する「世の終わりのための四重奏曲」を演奏するのは、ボストンを拠点に活動するアーティストたちによって1985年に結成された室内楽団「ホーリー・クロス・チェンバー・プレーヤーズ」。ディレクターのリーバーマンは、ヘンデル&ハイドン・ソサイエティやボストン・ポップス、CBC祝祭管での活動、またバロック・ヴァイオリンの名手としても名高いアメリカの女流アーティスト。リーバーマンのヴァイオリンのリードによってメシアン特有の神秘的な雰囲気が創造されています。
CRC-2916
友情に
野田瞭:舞/デザンクロ:前奏曲、カデンツァと終曲
ボノー:ワルツ形式のカプリース
ムツィンスキ
:サクソフォン・ソナタ
シュトックハウゼン:友情に
デニゾフ:サクソフォン・ソナタ
ジェイムス・ロメイン(Sax)、
ケヴィン・クラス(P)
ハイ・レベルのウィンド・シンフォニー(吹奏楽団)を持つアメリカのドレイク大学でサクソフォンとジャズ演奏法の指導を行っているサクソフォン奏者、ジェイムス・ロメインのソロ・アルバム。デザンクロやボノー、デニゾフなどの定番レパートリーから、日本の野田瞭、アメリカのムツィンスキ、そしてアルバム・タイトルとなっているシュトックハウゼンの「友情に」などの難曲を安定感抜群の演奏で聴かせてくれます。伸びやかなサウンドもGood!
CRC-2917
アーバン:12の幻想曲とアリア
ベッリーニの《カヴァティーナ》による幻想曲と変奏曲/《アクテオン》による幻想曲と変奏曲/華麗なる幻想曲/チロルの歌による変奏曲/《輝く雪の歌》による変奏曲/カヴァティーナと変奏曲/《スイスの子供の歌》による変奏曲/奇想曲と変奏曲/ドイツの主題による幻想曲と変奏曲/ウェーバーの主題による変奏曲/《ヴェニスの謝肉祭》による幻想曲と変奏曲/ベッリーニのノルマの主題による変奏曲
チャールズ・ゲイツ(コルネット)、
ステイシー・ロジャース(P)
コルネット奏者でありパリ音楽院教授として金管楽器の発展に尽力したジャン=バティスト・アーバン(1825−1889)による「アーバン金管教本」。トランペット奏者を筆頭として金管楽器奏者であれば必ず通らなければならないエチュードであり、まさにバイブルでもあるこの通称"アーバン"。この"アーバン"の第2巻には金管楽器の超定番曲「《ヴェニスの謝肉祭》による幻想曲と変奏曲」や「華麗なる幻想曲」などの12作品を含む演奏会用独奏作品集「12の幻想曲とアリア」が収録されており、今回登場するのはこの「12の幻想曲とアリア」全曲盤という金管楽器関係者必携の注目盤。「ヴェニスの謝肉祭」に代表される「12の幻想曲とアリア」の収録作品はそれぞれが単独で演奏や録音される機会は多いものの、12曲全曲の録音は非常に希少です。コルネット奏者のチャールズ・ゲイツはミシシッピ州立大学音楽学部の現役教授。ソリストとしての活動経験も豊富で、国際トランペット協会(ITG)の要職を歴任するなどアメリカ金管楽器界の重鎮の1人に数えられています。
CRC-2918
アメリカン・ファンタジー〜シェーンベルクとアメリカの音楽
シェーンベルク:ヴァイオリンとピアノのための《幻想曲》
ケージ:ヴァイオリンと鍵盤楽器のための《6つのメロディ》
ギュンター・シュラー
:レチタティーヴォとロンド
ドナルド・ハリス:ヴァイオリンとピアノのための《幻想曲》
レオン・キルヒナー:無伴奏ヴァイオリンのための(世界初録音)、二重奏曲第2番
ジェーン・クルサード:デイ・ドリーム(世界初録音)
ハッセ・ボルップ(Vn)、
メアリー・キャスリーン・エルンスト(P)
12音技法の創始者シェーンベルクと、その亡命先アメリカの作曲家たちによる作品をテーマとしたヴァイオリンとピアノのための作品集。シェーンベルクから音楽を学んだケージやクルサード、またはその作品から大きな影響を受けたアメリカの作曲家たちによる才気にあふれた作品でアメリカのデュオが大健闘。鬼気迫る表現が作品の持つ難解なメッセージを紐解く。
CRC-2920
ディヴィジョン・ヴァイオル〜クリストファー・シンプソンの音楽
クリストファー・シンプソン(c.1605−1669):ディヴィジョン ニ長調、
 プレリュード 変ロ長調、
 ディヴィジョン 変ロ長調、同ニ短調、
 同イ短調、同ニ短調、
 プレリュード、ディヴィジョン ホ短調、
 同ト長調、プレリュード ニ長調、
 ディヴィジョン ニ長調/
スティーヴン・グドール
:名無しの作品
リチャード・スマート(fl.1630):前奏曲、
 ビルディングス、ダフネ、サルト・ピッツ、
 ラクリメ、前奏曲、モンシエール・アルマン
 Whoope, doe me no harme
ウィリアム・ヤング
(d.1671):サラバンド、名無しの作品
ジョン・マーク・ローゼンダール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
デイヴィッド・シュレイダー(Cemb)
マシュー・ロックやジョン・ジェンキンズとも親交を結んでいた17世紀イギリスにおける重要な音楽理論家クリストファー・シンプソン。ディヴィジョンとは一定の音形の通奏低音(グラウンド)の上で高度な技巧を要する即興的な旋律を繰り広げるヴィオールの技法のことであり、シンプソンの「ディヴィジョン・ヴァイオル」とは前述のロックやジェンキンズからも称賛されたディヴィジョンのための音楽理論書、教則本です。シカゴ・バロック・アンサンブルの創設者であり、現在も芸術監督を務めるガンバ奏者ローゼンダールと、ショルティやバレンボイム、ブーレーズが指揮するシカゴ響にオルガン奏者、チェンバロ奏者として参加してきたシュレイダーのコンビが17世紀イギリスの傑作を奏で上げています。
CRC-2921
ブラームス(ユン=チャオ・ウェイ編):チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38、
何占豪/陳鋼(ユン=チャオ・ウェイ編):ヴァイオリン協奏曲《梁山伯と祝英台》
ユン=シャオ・ウェイ(Cb)、
チャオ=イ・チョウ(P)
ブラームスの名作「チェロ・ソナタ第1番」と中国のクラシック音楽で最も親しまれている作品の1つに数えられる「梁山伯と祝英台」をカップリングし、しかもコントラバスで演奏&録音したというユニークで独創的なコントラバス作品集。台湾出身のユン=シャオ・ウェイはボストンのイーストマン音楽院で研鑽を積み、来日経験も持つ女流コントラバス奏者。カーネギー・ホールでソロ・リサイタルを行うなど、活動の拠点としているアメリカでも熱い視線を集める注目のアーティストです。ロマン派のブラームスと、20世紀の中国で生まれ愛され続ける作品のコントラストが絶妙な味わいを醸しだしています。
CRC-2922
ハウエルズ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ホ長調Op.18、
ブリテン:ヴァイオリンとピアノのための組曲Op.6、
ヴォーン=ウィリアムズ:ヴァイオリン・ソナタ イ短調
ジョン・ギルバート(Vn)、
スーザン・ワズ(P)
ソリスト、室内楽奏者としての演奏活動に加え、管弦打楽器のレベルの高さに定評のあるテキサス工科大学音楽学校でヴァイオリン科の教授として教鞭を執るアメリカのヴァイオリニスト、ジョン・ギルバートによるイギリス・プログラム。ブリテン、ヴォーン=ウィリアムズはもちろんのこと、抒情性豊かなハウエルズのヴァイオリン・ソナタ第1番はもっと陽の目を見るべき近現代イギリスの室内楽の傑作の1つと言えるでしょう。
CRC-2925
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49/同第2番ハ短調Op.66
メンデルスゾーン・ピアノ・トリオ
1997年から活動をスタートさせグートマンやジューコフにも認められたアメリカの若きアンサンブルは、ワシントンD.C'sエンバシー・コンサート・シリーズ、メシア大学のアンサンブル・イン・レジデンスとして活躍中。
CRC-2927
バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988 ベス・レヴィン(P)
12歳でフィラデルフィア管との共演でデビューを果たし、ルドルフ・ゼルキンの下で研鑽を積んだベス・レヴィンはアメリカの女流ピアニスト。ベス・レヴィンは、フィラデルフィア管、ボストン・ポップス、ボストン・シヴィック響、シアトル響などからソリストとして招聘を受けるなどソリストとしてアメリカを中心に幅広い活動を展開中。この「ゴルトベルク変奏曲」は2007年4月28日にニューヨークのスタインウェイ・ホールでのライヴ録音。ストレートなアプローチが作品の魅力をしっかりと引き出しています。
CRC-2928(2CD)
ロドルフォ・アルフテル(1900−1987):ピアノ作品集
ソナタ第1番Op.16/1つのバガテル/セクエンシアOp.39/アビラの踊り/前奏曲とフーガ/アルバムの3つのロハスOp.22/ピアノのためのスケッチ/エル・エスコリアルの2つのソナタOp.2/アルトゥール・ルビンシテインへのオマージュOp.36/ソナタ第2番Op.20/アントニオ・マチャドへのオマージュ/2つのエッセイ/トラビエサ・モリネイラのメヌエット/ソナタ第3番Op.30
シルバナ・サンティネリ(P)
エルネスト・アルフテルを弟、クリストバル・アルフテルを甥に持つ20世紀スペインの作曲家ロドルフォ・アルフテル。1936年から39年にかけてスペインで勃発した内戦を避けるためにメキシコに亡命したR・アルフテルの作品からは、ラテンの熱き血潮と感情の陰影が音色を通じてストレートに伝わります。R・アルフテルのピアノ作品を演奏するのは、メキシコ生まれの女流奏者シルバナ・サンティネリ。サンティネリはメキシコでの輝かしい実績を持ち、現在は北米&南米を拠点に活躍するなどスペインとメキシコで生きたR・ハルフテルの音楽の代弁者としてもまさに適役と言えましょう。
CRC-2930
グリーグ:ピアノ作品全集Vol.9
抒情小曲集第1集Op.12/同第2集Op.38/同第3集Op.43/同第4集Op.47
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)
1998年のクリーヴランド国際ピアノ・コンクール最高位受賞、1998年のロン・ティボー国際コンクール第3位入賞、2001年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール銀メダル獲得など、数々の栄光を勝ち取り、現在はクリーブランド音楽大学でピアノ科教授を務めるアントニオ・ポンパ=バルディ。イタリア人のポンパ=バルディが情熱を注ぎ録音を続けてきたグリーグの第9巻は「抒情小曲集」。ノルウェーの音楽とイタリアのピアニストが交錯することにより、新たなグリーグのイメージが浮かび上がります。
CRC-2931(2CD)
モンテヴェルディ:歌劇「オルフェオ」 ダニエル・ステプナー(音楽監督)、
ミュージック・フロム・アストン・マグナ
ミュージック・フロム・アストン・マグナは、アメリカのアストン・マグナ財団が主催し今年で36年目を迎える夏の音楽祭の1つであるアストン・マグナ音楽祭やアストン・マグナ・アカデミーで活躍するピリオド楽器によるピリオド演奏のアンサンブル。これまでにセンター(Centaur)・レーベルからは、18世紀オーケストラの首席奏者ホープリッチをソリストに迎えてのモーツァルト(CRC-2561)、ヘンデルの「時と悟りの勝利」(CRC-2421/2422)、バッハのカンタータ集(CRC-2690)などがリリースされるなど着実に評価を高めている演奏団体です。
CRC-2933
マーク・ウィングス〜バット・ディス・イズ・ディス
ウィングス:ダスク・ミュージックU(AAAヴァージョン)/ファミリアン・バンター/ダスク・ミュージックU(ABAヴァージョン)/バット・ディス・イズ・ディス/グロス/ダスク・ミュージックU(BBBヴァージョン)/パレット&リフス/ダスク・ミュージックU(BAAヴァージョン)
トッド・ブロディ(アルトFl)、ダルシー・リント(Va)、リン・フルカーソン(Vc)、ザ・オリジナル・エプレイヤーズ、レフト・コースト・アンサンブルSQ、フリーウェイフィル・プレーヤーズ
アルト・フルートの活躍が印象的な作品が収録されたケンタッキー州ルイスヴィル出身のアメリカ人作曲家マーク・ウィングスの作品集。ウィングスの作品は米国内テレビやラジオにとどまらず、BBC、スウェーデン放送にも進出。サン・フランシスコ響がその作品を取り上げるなど注目集めています。
CRC-2935
トローバ(1891−1982):ギターのための独奏作品集
陽気なムードで/古い伝説/ザパティアート/ロンド・フェスティーヴァ/郷愁/ナナ/キエン・テ・プソ・ペテネラ/小さな歌/ホタ・レヴァンティーナ/夜想曲第2番/マーチャ・デル・コホ/舞曲第1番/タコネオ・クラシコ/コントラダンツァ/ヴェルベネラ/プンテアド/ソナタ・ファンタジア/トリプティコ
マイケル・ボイド(G)
スペイン国民楽派の伝統を守り、サルスエラの発展と新しいギター音楽の開拓に生涯を通じて尽力した20世紀スペインの作曲家、指揮者であるフェデリコ・モレーノ・トローバの"スペイン・ギター音楽の作曲家"としての姿をクローズアップした作品集。情熱的でありながらもどこか哀愁を漂わせる旋律、これぞスペインというリズムなど、トローバのギター作品は、脈々と続く"スペインのギター音楽"の系譜を受け継いだ傑作です。
CRC-2936
モレノ=トローバ:カスティーリャ協奏曲、
ロマンシロス/カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギターとピアノのための《幻想曲》Op.145
マイケル・ボイド(G)、
ルシアーナ・ソアレス(P)
ともに20世紀のギター音楽を語る上で欠かせないスペインのフェデリコ・モレノ=トローバ(1891−1982)と、イタリアのマリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895−1968)のギター作品をカップリング。ロサンゼルス・ギター四重奏団のメンバーでもあるマイケル・ボイドは、サザン・ミシシッピ大学で博士号を取得したアメリカのクラシック・ギタリスト。本場スペインやアルゼンチンでも高く評価された実力は本物。
CRC-2937
レオ・クラフトの音楽
シェイクスピアの5つのソネット/アルト・フルートのための3つのインヴェンション/ピアノ・ファンタジー/フルートとピアノのための幻想曲第1番/8つの楽器のためのトランスフォーメーション/7つのヘブライの歌
ジョン・ソルム(アルトFl)、リチャード・ワイトン(アルトFl)、サムエル・バロン(Fl)、キャロル・バロン(P)、マーク・ブレーキー(T)、クリストファー・オールドファーザー(P)、他
レオ・クラフト(1922−)は、カロル・ラートハウス、ランダル・トンプソンとナディア・ブーランジェから作曲を学んだアメリカの大ベテラン作曲家。2本のアルト・フルートのための作品など、3人の偉大なる師たちから学んだ作曲技法を活かしたクラフトの作品はどれも独創的。
CRC-2940
ラモー:クラヴサンのための新しい組曲
組曲イ短調/同ト短調
スーザン・トーマン(Cemb)
ミシガン大学、モントリールのマギル大学でチェンバロとフォルテピアノを学んだカナダ人女流奏者スーザン・トーマンが弾くラモー・アルバム。アメリカ、カナダ、ポルトガル、オーストリア、ベルギーでソリストとしてのキャリアを重ねたトーマンは、2007年ブルージュ国際チェンバロ・コンクールで4位に入賞するなど今後の飛躍が期待されています。にここでの使用楽器は、ドイツのデトマール・ハンゲルベルクが製作したリヨンの「Pierre Donzelague」(1711)のレプリカ。
CRC-2942
オーボエとコントラバスのための作品集
ゴップルルド:飾り模様
コンスタンティニデス:ディアローグ
モンズ:2つ踊り
サンドスV
:ミニッツ・インプロヴィゼイション
クリアーフィールド
:3つの歌
ゴップルルド
:ラムボイド
ナイジェル
:バッドタイム・ストーリー
ゴップルルド
:イット・テイクス・ツー
マン:カンツォーネ・ヴェッキオーネ
カリー・ヴェッキオーネ(Ob &イングリッシュ・ホルン)、
ロルフ・エルダール(Cb)
"オーボエ"と"コントラバス"のデュオ。なかなか普段はお目にかかれない編成ために書かれた作品を集めこのレーベルらしい一風変わった室内楽作品集。オーボエの瑞々しい音色とコントラバスの安定感のある低音が意外とマッチ。管弦楽器のアンサンブルに新たなジャンルを打ち立てるかも!?
CRC-2943
グリーグ:ピアノ作品全集Vol.10
抒情小曲集第5集Op.54/同第6集Op.5
同第7番Op.62
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)
レーベルを代表する息の長いシリーズとなったイタリアのピアニスト、ポンパ=バルディによるグリーグのピアノ作品集全集。第10集のプログラムは、第9集からの流れを引き継ぐ形となる「抒情小曲集」の第5集〜第7集。アントニオ・ポンパ=バルディは、1998年のクリーヴランド国際ピアノ・コンクール最高位受賞、1998年のロン・ティボー国際コンクール第3位入賞、2001年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール銀メダル獲得など、数々の栄光を勝ち取り、現在はクリーブランド音楽大学でピアノ科教授を務めています。
CRC-2944
ホルン、フルートとピアノのための室内楽作品集
エワイゼン:バラード、牧歌と舞曲
テレマン
:協奏曲ヘ長調
ドップラー
:リギの思い出Op.34
ミュラー
:セレナーデOp.15
バック:フルートとホルンのための《2-ビット・コントラプションズ》
バルボトゥー
:ホルン,フルートとピアノのための《エスキス》
ブルース・ボンネル(Hrn)、
ヴィエリ・ボタツィーニ(Fl)、
ピーター・グリーン(P)
室内楽作品のスペシャリストであり、オーケストラプレーヤーとしては香港フィルの2番奏者、マレーシア・フィルの首席奏者を務めるなどアジアのオーケストラを渡り歩いたアメリカのホルニスト、ブルース・ボンネル。マーレシア・フィル、トルコのアクバンク室内管、イスタンブール国立響などで活躍してきたイタリアのフルーティスト、ヴィエリ・ボタツィーニといった興味深い経歴を持つ2人の管楽器奏者にカナダのピアニスト、ピーター・グリーンが加わった室内楽作品集。トロンボーンやトランペットの関係者にはお馴染みのエワイゼン、ホルン奏者にとって欠かせないバルボトゥーの作品など、プログラムも多彩。
CRC-2945
パガニーニ:ギターのための作品集
5つのソナチネMS.85/グランド・ソナタ イ長調MS.3/ソナタ第1番/同第2番/同第8番/同第10番
スコット・モリス(G)
アメリカのギター奏者スコット・モリスは1998年にカーネギー・ホール・デビューを果たし、中国では北京中央音楽学院のアーティスト・イン・レジデンスを務めるなど、欧米、アジアの各国で活躍中。ボストン・ギター・フェスティヴァル、中国の無錫芸術祭などの音楽祭へのゲスト出演、著作の発表など幅広く活躍しています。清々しい風を吹き込んでくれるパガニーニのギター作品の音色が魅力的。
CRC-2946
ラフマニノフ:練習曲《音の絵》Op.33〜第2曲ハ長調、第3曲ハ短調、第1曲ヘ短調
プロコフィエフ:思い出Op.4-1、
 悪魔的暗示Op.4-4、サルカズムOp.17
スクリャービン:前奏曲Op.11、
ラフマニノフ
:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36
メイロン・ツォン(P)
スタインウェイ・アーティストに名を連ねる女流ピアニスト、メイロン・ツォンのロシアン・アルバム。2008年のカーネギー・ホール・リサイタルやクロノス・クヮルテット、ブレンターノ弦楽四重奏団との共演、またロシア、アメリカ、カナダのオーケストラにソリストとして招かれるなど世界規模での活躍を展開中。流麗なタッチが生み出す艶やかな音色がロシアの抒情を描きます。
CRC-2947
アラベスク
ビベリアン:24の前奏曲より第1番〜第4番、第6番
デ・ラ・マーサ:トゥルーズ=ロートレックへのオマージュ、ハイドンへのオマージュ
ポンセ
:ソナタ第3番
プジョル
:5つの前奏曲
バリオス:フリア・フロリーダ、ワルツOp.8-4
キャスリン・マーレイ(G)
現在も活躍中のイギリス人作曲家ギルバート・ビベリアン(1944−)から、デ・ラ・マーサ、ポンセ、プジョル、バリオスの作品までを広くカバーしたギター・アルバム。ホノルル生まれの女流ギタリスト、キャスリン・マーレイの情熱が込められた1つ1つの音が、情熱的な作品をさらに魅力的にするスパイスを加えています。緩やかな旋律での美しい音色が聞き物。
CRC-2948
ラザロフ:ピアノ三重奏曲第2番
無伴奏ヴァイオリンのための《モメンティU》
テンピ・コンチェルターティ
2つのヴァイオリンのための《4つの練習曲》
アデュー
クリスティアーネ・エディンガー(Vn)、
エマヌエル・シュミット(Vc)、
クラウス・ヘルヴィヒ(P)、
エイドリアン・イリエスク(Vn)
カリフォルニア大学音楽学部名誉教授、ブルガリア出身の作曲家アンリ・ラザロフ(1932−)の室内楽作品集。1962年モナコ国際作曲コンクール優勝という実績を持つラザロフの作品は、ベルリン・フィルやボルチモア響、ロンドン・シンフォニエッタといった著名なオーケストラにも取り上げられています。
CRC-2949
ラザロフ:4手連弾と弦楽四重奏のための《アンサンブルU》、
2台ピアノのための協奏曲、
2台ピアノと2台のチェロのための《アンサンブルV》、
弦楽四重奏曲第9番
バーナディーン・ブラハ(P)、
ケヴィン・フィッツジェラルド(P)、
ベルガンザSQ、他
1932年ブルガリアの首都ソフィア生まれのアンリ・ラザロフは、カリフォルニア大学の音楽学部名誉教授という大物作曲家。1962年のモナコ国際、1966年のスカラ賞など作曲コンクールを勝ち取り、その作品はベルリン・フィル、ユタ響、ロンドン・シンフォニエッタにも演奏されています。
CRC-2950
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番〜第3番 マイルス・ジョーダン(バロック・Vc)
ダポンテ弦楽四重奏団のチェリスト、マイルス・ジョーダンが従来の解釈ではなく、18世紀のソースに基づいて再建された新たな解釈を用いたバッハの無伴奏チェロ組曲集。ジョーダンは5弦のピッコロ・チェロで無伴奏チェロ組曲第1番の第3曲クーラントを全てピツィカートで弾くなど、一般的に聴かれる演奏とは一風違った"バッハの無伴奏チェロ組曲"の姿が収められている。
CRC-2952
ファリャ:ピアノ作品集
《恋は魔術師》より(作曲者によるピアノ編曲版)
讃歌/アンダルシアの幻想曲/歌
アンダルシアのセレナータ
4つのスペイン風小品
《三角帽子》からの3つの踊り
ポール・デュカスの墓碑銘、
プーランク:ノヴェレット第3番ホ短調(ファリャの主題による)
ジェイソン・カットモア(P)
ジェイソン・カットモアは、マイラ・ヘス・メモリアル・コンサートでシカゴでのデビューを飾ったアメリカのコンサート・ピアニスト。北米、ヨーロッパ、そしてインドを活動拠点としており、ボンベイやニューデリーでのリサイタルは特に熱狂的な支持を得ています。ファリャの音楽が持つ情熱的な一面と陰の部分を上手く捉えた力演です。
CRC-2953
マルチプリシティーズ‘38
コリリアーノ:キアロスクーロ
タワー:ヴァスト・アンティーク・キューブス、スロッビング・スティル
ジェフスキ:スペルス
ウォーリネン:カッツ・フーガ、50-50*
ハービソン:3つのモンタルのスケッチ
ボルコム
:バード・スピリッツ
ブレア・マクミラン(P)、
サチコ・カトウ(P)*
1938年生まれ"の作曲家の作品のみを取り上げるという仰天のピアノ作品集。アカデミー賞音楽賞の受賞者コリリアーノ、「不屈の民」の作曲者ジェフスキ、メシアンから教えを受けグラミー賞にも輝いたボルコム、そしてタワー、ウォーリネン、ハービソン・・・この6人の作曲家全てに共通するのが"1938年生まれ"というキーワードなのでし。20世紀から現代までのアメリカを代表する奇才6人が1938年生まれというのは偶然か必然か。2006年にデイヴィッド・ロバートソンの指揮でカーネギー・ホール・デビューを果たしたブレア・マクミランの演奏もお見事。
CRC-2954
ホヴァネス:寺院の鐘による頌歌
交響曲第10番
管弦楽のためのバラード《浮世》/世阿弥の瞑想
チュン・パク(指)フロストSO
自身のルーツでもあるアルメニアや、アジアの音楽に関心を寄せ、67曲の交響曲を筆頭に400曲を超える膨大な数の作品を遺した20世紀アメリカの奇才アラン・ホヴァネス。ここでは東洋の音楽を意識して作曲された4つの作品が収録されており、アメリカの作曲家が書いたどこか身近な音楽に触れることができます。マイアミ大学のオーケストラ、フロストSOは、過去にはモントゥーやストコフスキ、ピアティゴルスキー、ハイフェッツ、ルービンシュタインとの共演、W・シューマンの「ニューイングランド三部作」の初演などを行ってきた歴史ある団体。
CRC-2956
ショパンへのオマージュ
ショパン:チェロ・ソナタト短調Op.65
序奏と華麗なるポロネーズハ長調Op.3
2つの夜想曲(ワトキンス、ハイフェッツ編)
協奏的大二重奏曲
2つの練習曲(グラズノフ編)
夜想曲ホ短調Op.72(タニエフ編)
アントニー・クック(Vc)、
アルミン・ワトキンス(P)
アントニー・クックは、「モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ」でお馴染みのロンドン・モーツァルト・プレーヤーズを経てアメリカのノースウェスタン大学チェロ科の准教授として活躍中のベテラン・チェリスト。また、ロイヤル・リヴァプール・フィルやデンマーク放送響にソリストとして招聘されたピアノのアルミン・ワトキンスは、36年間にわたってサウス・フロリダ大学人文科学部教授を務めていたというユニークな経歴の持ち主。オリジナルのチェロ・ソナタなどはもちろん、チェロ&ピアノのためにアレンジされた「夜想曲」や「練習曲」も一味違った魅力があっります。
CRC-2957
ディーセンドラック:《バベルの塔》〜音楽理論、合意**
オン・ザット・デイ#
弦楽四重奏曲第2番《バベルの夢》+
ハウ/フィール*
ドナルド・ベルマン(P)、
スコット・クルックスダール(Vc)**、
チャド・メリガン(P)**、
ライオンズ・ゲート・トリオ#、
プロ・アルテQ+、ジル・ローズ(指)*、
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト*
ローマ賞、クーセヴィツキー財団賞、アイヴズ賞を授与されてきた作曲家タマール・ディーセンドラックの作品集。ピアノ・ソロからオーケストラ作品まで、ディーセンドラックのアイディアが駆使されたモダンな5作品が収録。
CRC-2958
2台ピアノによるベートーヴェンの交響曲全集Vol.1
ベートーヴェン(リスト編):交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱付き》
ポール・キム(P)、
マシュー・キム(P)
ジュリアード音楽院、マンハッタン音楽院を優秀な成績で卒業し、メシアンのピアノ作品全集の録音を発表した韓国系アメリカ人ピアニスト、ポール・キム。息子マシュー・キムとのデュオによる2台ピアノでの"ベートーヴェンの交響曲全集"の第1弾は"第九"。2台ピアノという編成ならではのスマートな演奏が持ち味。
CRC-2959
木管五重奏のための作品集
ウィリス:木管五重奏と打楽器のための《対話》、
マカリスター:ウィズ・グロウイング・ウィンド・アンド・ティー、
リチャーズ
:木管五重奏曲、
ウィリス:6つの小品、
ロチェスター・ヤング:3つの夏の夕暮れ
ベイラー木管五重奏団、
トッド・ミーハン(Perc)
ベイラー木管五重奏団は、1972年に結成されたアメリカの木管アンサンブル。アンサンブルのメンバーはテキサス州のウェイコ交響楽団の団員でもあり、特にアメリカの近現代作品の演奏や初演を得意としています。木管五重奏のコンクール&コンサート・レパートリーの発掘にもオススメ。
CRC-2961
サンダンス・トリオ
ドリング:三重奏曲
アンゲラー:シャンソン・ガリアルド
ブッシュ:三重奏曲
サージェント:万華鏡
グリーブリング=ハイ:トロカディロス
サンダンス・トリオ
オーボエ、ファゴット、ピアノという一風変わった編成のための室内楽作品集。ダブルリード楽器特有の豊潤なサウンドをたっぷりと味わえる。オーボエ&ファゴットのアンサンブル作品をお探し方はこの録音で選曲をしてみては?
CRC-2963
ライアス:サワードウの歌
パターソン:ア・ボーイズ・ウィル
ホイビー:3つのフランス歌曲、デグジルの歌、
 冬と夏、ラスト・レター・ホーム
スコット・ラグラフ(Br)、
アンドルー・ハドソン(P)
20世紀を代表するイタリア生まれのアメリカ人作曲家メノッティの弟子リー・ホイビー(1926−)、同じくアメリカの中堅作曲家スティーヴン・ライアス(1966−)、マイケル・パターソン(1953−)の歌曲集。現代アメリカの作曲家たちの歌曲を歌うのは、シラキュース・オペラやタルサ・オペラ、ペンサコーラ・オペラなどアメリカのオペラ・ハウスで活躍するバリトン歌手スコット・ラグラフ。アメリカの近現代作品の理解者としても高い評価を得ています。
CRC-2964
アトラー:クラリネットのための室内楽作品集
オーボエ,クラリネットとヴィオラのためのソナタ
B♭管クラリネットとピアノのためのソナタ
木管五重奏曲第2番
フルート,オーボエとクラリネットのための組曲
クラリネット・ソナタ第2番
ケネス・ホワイト(Cl)、
マリー・ジョー・コックス(P)、
ジョアンナ・コーワン・ホワイト(Fl)、
ロジャー・レーム(オーボエ)、
マリーベス・ミンニス(ファゴット)、
ブルース・ボンネル(Hrn)、
シーナド・ダニガン・チャン(Va)、
パワーズ木管五重奏団
アルヴィン・アトラー(1913−1973)は、ヒンデミットの弟子でインディアナポリスSOのオーボエ奏者としても活躍したアメリカの作曲家、オーボエ奏者。"クラリネット"を共通項とする室内楽作品は、バルトークやコープランドの音楽を彷彿とさせます。
CRC-2965
シャリュモー
ドナトーニ:クレール/バセット:独り言
コミヴ:炎
デニソフ:クラリネット・ソナタ変ロ長調
ボルコム:無伴奏クラリネットのためのシャリュモー
ゴトコフスキー:無伴奏クラリネットのためのソナタ
ペンデレツキ:無伴奏クラリネットのためのプレリュード
C・P・E・バッハ(サーストン編):ソルフェージェット
キャロライン・ハーティグ(Cl)
キャロライン・ハーティグは、国際クラリネット協会のゲスト・アーティストに任命されるなど、近現代作品のスペシャリストとして高い評価を受けているアメリカの女流クラリネット奏者。ボルコムやマルティーノのピュリッツァー賞受賞作の初演を担当するなど、現代作曲家たちのハーティグの演奏に対する信頼は相当なもの。
CRC-2966
ウーマン・オヴ・ファースト
カプラロヴァ:永遠Op.12
バツェヴィチ:3つの歌
ビーチ:3つのブラウニングの歌
L・ブーランジェ:歌曲集《空の開けたところ》
ダニエル・ウィークス(T)、
オミ・オリファント(P)
ヴィテズスラヴァ・カプラロヴァ(1915−1940)、グラジナ・バツェヴィチ(1909−1969)、エイミー・ビーチ(1867−1944)、リリ・ブーランジェ(1893−1918)。チェコ、ポーランド、アメリカ、フランスから世界へと歩んでいった20世紀の大"女流"作曲家たちの歌曲集。アメリカのテノール歌手ウィークスとオリファントのデュオは、女流作曲家の歌曲の復権に取り組んでおり、2008年のヨーロッパ・ツアーでも演奏、コンセプトの両方に喝采が送られたそうです。
CRC-2967
コダーイ&バルトークのハンガリー民謡集
バルトーク:10のハンガリー民謡Sz.33より、
 8つのハンガリー民謡Sz.64、
 20のハンガリー民謡Sz.92より
コダーイ:ハンガリー民謡集より
トーマス・ボグダン(T)、
サトウ・ヨシコ(P)
祖国ハンガリーの民謡を大切にした2人の大家の"ハンガリー民謡"を題材とした歌曲では、メレディス・モンクの薫陶を受けたトーマス・ボグダンの幅の広い表現力が秀逸。
CRC-2968
ドビュッシーへのオマージュ
牧神の午後への前奏曲(ハイミ編)/帆/アナカプリの丘/さえぎられたセレナード/亜麻色の髪の乙女/沈める寺/ヴィーニョの門/ヒースの茂る荒れ地/月の光がふりそそぐテラス/水の精/カノプスつぼ/花火/グラナダの夕暮れ/金色の魚/水に映る影/喜びの島/美しい夕暮れ(ベルコヴィツ編)
エリック・ハイミ(P)
10歳でボルティモア響にソリストとして招かれ、15歳と19歳の時にはワシントン・ナショナル響とも共演を重ねてきたエリック・ハイミ。現代アメリカでも有数のラヴェル弾きとして国際的な名声を得たハイミの"オマージュ・シリーズ"からドビュッシーが登場。色彩感豊かで繊細な音楽をここでもハイミがじっくりと描ききっている。ちなみに使用ピアノはシュタイングレーバー&サンズのモデルE272。あのカツァリスも数種の録音で使用したドイツのピアノです。
CRC-2969
リストへのオマージュ
リスト:葬送曲/忘れられたワルツ第1番嬰ヘ長調/エステ荘の噴水/ソナタ風幻想曲《ダンテを読んで》/灰色の雲/愛の夢/泉のほとりで/ペトラルカのソネット第123番/ラ・カンパネラ/夢に/メフィスト・ワルツ第1番
エリック・ハイミ(P)
アメリカ有数のラヴェル弾きとして高い評価を得ているエリック・ハイミの"オマージュ・シリーズ"最新作はリスト。「ラ・カンパネラ」などの定番も含む選び抜かれた11作品で独自のカラーを感じさせてくれるプログラムを構成している。10歳でボルティモア響と、5歳と19歳の時にはワシントン・ナショナル響にソリストとして招かれたエリック・ハイミの実力は本物。ちなみにシュタイングレーバーのピアノは、リストが愛用していた楽器としても知られており、作曲者愛用の楽器で改めて聴く演奏はどこか感慨深いものがある。楽器にもこだわった"オマージュ"アルバム。
CRC-2970
ラモー:《エベの祭り》からの組曲
《優雅なインド人》からの組曲
アウロス・アンサンブル〔クリストファー・クルーガー(トラヴェルソ)、マーク・シャハマン(バロック・Ob)、リンダ・クァン(バロックVn)、マイロン・ルッケ(バロックVc)、アーサー・ハース(Cemb)
ブリュッヘン&18世紀オーケストラの鮮烈な演奏が印象深いラモーの管弦楽組曲ですが、五重奏版も原曲の持ち味を損なわず、小編成ならではのスマートで新鮮な演奏を聴かせてくれます。
CRC-2971
フビライ・ハンの快楽殿〜グリフィス:ピアノ作品集
3つの音画Op.5/幻想小曲集Op.6
ピアノ・ソナタ/ローマのスケッチOp.7
フビライ・ハンの快楽殿
ソルンガ・ファン=ズー・リュー(P)

録音:2006年8月
フンパーディンクから作曲を学んだアメリカ印象主義の作曲家、チャールズ・トムリンソン・グリフィス(1884−1920)のピアノ作品集。イギリスの詩人コールリッジの詩を題材とした「フビライ・ハンの快楽殿」」など、東洋を題材とした作品を残した作曲家である。ジャケットのインパクトも強力!
CRC-2972
東欧の木管三重奏曲集
ルトスワフスキ:オーボエ,クラリネットとファゴットの為の三重奏曲
ヒダシュ:オクラバ
シュールホフ:ディヴェルティスマン
シャウォフスキ:三重奏曲
セーニ:5つの古い踊り/ヴァレーズ:ソナチナ
イースト・ウィンド・トリオ・ダンシュ
ルトスワフスキやヒダシュ、シュールホフ。ポーランド、チェコ、ハンガリーなど"東欧"の作曲家たちの作品に限定した木管三重奏の為の作品集。イースト・ウィンド・トリオ・ダンシュは、シトコヴェツキーが音楽監督を務めるグリーンズボロ響の現役首席奏者たち(Ob&Cl)と、アッシュヴィル響、ノースカロライナ・バレエ、グリーンズボロ響などの首席奏者を歴任したファゴット奏者による木管三重奏団。
CRC-2973
ゲーゼ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ集
ソナタ第1番イ長調Op.6
同第2番ニ短調Op.21/同第3番変ロ長調Op.59
ケイティ・ウルフ(Vn)、
エイドリアンヌ・キム(P)
19世紀のデンマークとドイツに大きな足跡を遺したデンマークの作曲家ニルス・ゲーゼ(ガーデ)のヴァイオリン・ソナタ集を女流デュオの演奏で。自身のヴァイオリン奏者として活躍した経験がダイレクトに作品へと反映されており、ゲーゼの小規模な室内楽作品にも、代表的作品と評されている交響曲に勝るとも劣らぬ魅力があります。
CRC-2974
イベロアメリカ
ポンセ:ソナタ・ロマンティカ
ロドリーゴ:ソナタ・ジョコーサ
ブローウェル:ソナタ
ヘルマン・フッデ(G)
スペインのロドリーゴ、メキシコのポンセ、キューバのブローウェルといったイベロアメリカ(ラテンアメリカ)の3ヶ国を音楽で結んだギター・アルバム。ベネズエラのクラシカル・ギタリスト、ヘルマン・フッデがギター1つで、素朴なラテンの抒情を漂わせ、熱きラテンのソウルを感じさせてくれます。
CRC-2975(2CD)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
ソナタ第50番ハ長調Hob.XVI-50
同第23番ヘ長調Hob.XVI-23/同第20番ハ短調Hob.XVI-20/同第19番ニ長調Hob.XVI-19
同第32番ロ短調Hob.XVI-32
エヴァ・メンゲルコッホ(フォルテピアノ&ピアノ)
"フォルテピアノ"と"ピアノ"。それぞれの演奏で5曲のソナタを聴き比べることができるユニークで興味深いハイドンのソナタ集。DISC-1(フォルテピアノ)もDISC-2(P)も、同じ奏者による同じハイドンの音楽なのにじっくり聴いてみるとその響きの違いがさらに鮮明に。
ボルチモアのタウソン大学で教授を務めるエヴァ・メンゲルコッホは、エッセン音楽大学でイギリスの名手マイケル・ロールから教えを受けた女流ピアニスト。2008年にはメリーランド州アーツ・カウンシルから演奏家賞を贈られています。
CRC-2977
バーレンス:ピアノ・ソロへのオマージュ
ケージへのオマージュ/ラフマニノフへのオマージュ
幻想即興曲/トリビュータリーズ/
メ・ヴ・ブラームス?/ショパンへのオマージュ
ビアンカ・バチウ(P)
ジュリアード音楽院でヴィンセント・パーシケッティに、アスペン音楽祭ではダリウス・ミヨーに作曲を師事したベテラン作曲家ジャック・バーレンス(1935−)のピアノ作品集。ショパンの「幻想即興曲Op.66」をポストモダン・スタイルに生まれ変わらせたバーレンスの「幻想即興曲」などが聴きどころ。
CRC-2978
スーバー:作品集
キュムラス・オーヴァー・タンギパホア
太陽/ディシラム
ピアノ協奏曲《エンシャントメント》
スターリット
アポン・ザ・バンク・アット・アーリー・ダウン
アンドレアス・ヘルム・バウムガルトナー(指)
ボフスラフ・マルティヌーPO
ドン・カロウセク(指)アルス・ブルネンシスcho、他
サウスイースタン・ルイジアナ大学音楽学部の教授として教鞭を振るうアメリカ人作曲家、スティーヴン・スーバー(1950−)の作品集。クレタ島のメソメデス(2世紀)の「太陽神への賛歌」を題材とした合唱作品「太陽」や、管弦楽曲、協奏曲など大規模作品を収録。
CRC-2979
ラモー:コンセールによるクラヴサン曲集(第1組曲〜第5組曲)
カンタータ「オルフェ」/カンタータ「焦燥」
ボストン・ミュージアム・トリオ〔ジョン・ギボンズ(Cemb)、ラウラ・ジェプセン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ダニエル・ステップナー(バロック・ヴァイオリン)〕、フランク・ケリー(T)
ボストン・ミュージアム・トリオは、その名の通り世界トップクラスの規模とコレクションを持つ「ボストン美術館」のアンサンブル・イン・レジデンスを1975年から務めているアメリカのピリオド・アンサンブル。ボストン・バロックのコンサートマスター、バークシャーのアストン・マグナ音楽祭の芸術監督、ハーバード大学音楽学部の講師として活躍してきたアメリカ屈指のバロック・ヴァイオリン奏者、ダニエル・ステップナーがリードするラモーの鮮やかな響きは、現在の北米古楽界の充実度そのものと言えるでしょう。
CRC-2980
ローレム:ピアノ作品集Vol.2
リコーリング/静かな午後/舟歌
8つの練習曲/無言歌
もう1つの小さな無言歌
フォー・ア・パーフェクト・シスター
ジュディのための60の手紙
ミレニアムへの99の手紙/歌と踊り
トーマス・ランナーズ(P)
アメリカ楽壇の長老格、ネッド・ローレム(1923−)のピアノ作品集第2巻には、パリに出発する前年の1948年に作曲された「静かな午後」から2003年の作品「リコーリング」などを収録。現代のアメリカを代表する作曲家のローレムだが、難解な前衛的手法には走らず、旋律を重視し、変化和音やトーンクラスターを取り入れるなど調性の拡大を試みた異色の才能です。オクラホマ大学で教授を務めているトーマス・ランナーズのスリリングでセンスの高い演奏が、聴き手をローレムの世界へと連れて行ってくれるます。
CRC-2981
クラリネットの為の無伴奏作品集
フィリップス:ワン・オヴ・ア・カイン
コヴァチ:ファリャへのオマージュ
オッパーマン:アン・ソェル
ハーヴェイ:ガーシュウィンの主題による組曲
ストラヴィンスキー:無伴奏クラリネットの為の3つの小品
タワー:ウィングス
フラワーズ:ヴィジョンズ・イン・ザ・ダーク
カッファマン:ムーンフラワーズ・ベイビー!
レベッカ・リシン(Cl)
このレコーディングがファースト・アルバムとなるレベッカ・リシンは、1994年にポーランドのクラコウで開催された国際クラリネット・コンクールで第1位に輝いたアメリカの女流クラリネット奏者。無伴奏作品の王道ストラヴィンスキーからなど近現代の貴重なレパートリーがズラリと並ぶ。芯の通った音色による演奏は安定感抜群。
CRC-2982
ファッショナブリー・レイト〜ヴィオラの為の作品集
ウォーカー:ヴィオラ・ソナタ/
ガードナー:トリシニウム〜無伴奏ヴィオラの為のソナタ、
 ヴァイオリンとヴィオラの為の組曲
コルグラス:4つのドラムスとヴィオラの為の変奏曲
ジュリエット・ホワイト=スミス(Va)、
ハイディ・ブレンデ(P)、
リチャード・フックス(Vn)、
マイケル・スミス(Perc)
モントリオールでの第34回国際ヴィオラ・コングレスで大喝采を浴び、2008年アメリカン・ヴィオラ・ソサイエティのプレジデントを務めるなど、アメリカで話題を呼んでいる女流ヴィオラ奏者ジュリエット・ホワイト=スミスのデビュー・アルバム。
CRC-2983
ミニママクタ
グラス:オープニング/ソマカル:アンドレア
メルテン:クロス・カヴァー/グラス:ファサード
ソマカル:Le Ragioni Dimenticate
メルテン:4手/グラス:ダンス[
ソマカル:Nessuno Ascolta il Cane di Ceramica
グラス:メタモルフォージスW
メルテン:ジェントルマン・オヴ・レジャー
ジョヴァンニ・ロッサーティ(P&音楽監督)、
ピッコラ・アッカデミア・デグリ・スペッキ
アメリカの大御所フィリップ・グラスから、ベルギーの名匠ウィム・メルテン(1953−)、イタリアの気鋭マッテオ・ソマカル(1977−)の作品を収録した、新旧欧米のミニマル・ミュージック・アルバム。200年末にローマで結成された管楽器、弦楽器とピアノという編成のミニマルの達人集団、ピッコラ・アッカデミア・デグリ・スペッキの演奏で、反復しながら発展を続ける不思議なミニマルの世界へ・・・・。
CRC-2984
グリーグ:ピアノ作品全集Vol.11
抒情小品集第8集Op.65/抒情小曲集第9集Op.68
抒情小曲集第10集Op.71/4声のカノンEG.179
7つのフーガ
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)
1998年のクリーヴランド国際ピアノ・コンクール最高位受賞、1998年のロン・ティボー国際コンクール第3位入賞、2001年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール銀メダル獲得などの輝かしい経歴を誇り、クリーヴランド音楽大学ピアノ科教授として教育活動にも力を注ぐピアノ奏者アントニオ・ポンパ=バルディ。ポンパ=バルディのライフワークとして定着したグリーグのピアノ作品全集の第11集には前作第10集(CRC-2943)からの流れを受け継ぎ、「抒情小品集」の第8集〜第11集を収録。また年代的に「抒情小品集」へと繋がってゆく「カノン」、「7つのフーガ」をカップリング。世界が認めた名ピアニストの美しきグリーグです。
CRC-2985
ハービソン:弦楽四重奏曲第1番/同第2番/同第3番/同第4番 リディアンSQ
レヴァインのMET就任25周年を記念した歌劇「偉大なるギャッツビー」やローマ法王ヨハネ・パウロU世に捧げられた「アブラハム」など、歴史的な節目にその作品を残してきた現代アメリカのリーディング・コンポーザー、ジョン・ハービソン(1938−)の"弦楽四重奏曲集"というアメリカのレーベルらしい好企画。リディアンSQは、アメリカ、マサチューセッツのブランダイス大学の教授たちによって1980年に結成されたアンサンブル。シューベルト、ブラームスからオーンスタイン、ハービソンなど広いレパートリーも魅力の1つ。パーシケッティの弦楽四重奏曲集で好評を博すなど近現代のアメリカ作品の演奏と解釈には特に定評があります。
CRC-2986
ラインベルガー:ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲イ長調Op.112
ヴァイオリンとオルガンのための6つの小品Op.150より 序曲
オルガン,ヴァイオリンとチェロのための組曲ハ短調Op.149
ピーター・アイザックソン(Vn)、
ティド・ヤンセン(Vc)、
ステイシー・クワク(P)、
ヘイ=ジェアン・チョイ(Org)
ヨーロッパの小国リヒテンシュタインの大作曲家ヨーゼフ・ガブリエル・ラインベルガーの音楽の妙を堪能できる室内楽作品集。アメリカ、テキサス州のハーディン・シモンズ大学で教鞭を執るアーティストたちの丁寧な演奏が、ラインベルガーの音楽の魅力を余すことなく引き出しています。
CRC-2987
狩〜コルノ・ダ・カッチャのための音楽
クネヒテル:コルノ・ダ・カッチャ協奏曲ニ長調
レーリグ:コルノ・ダ・カッチャ協奏曲変ホ長調
フェルスター:コルノ・ダ・カッチャ協奏曲第1番変ホ長調、同第2番変ホ長調
グラウン:コルノ・ダ・カッチャ協奏曲
ヴィヴァルディ:2本のコルノ・ダ・カッチャのための協奏曲へ長調*
テレマン:ヴァイオリンと3本のコルノ・ダ・カッチャのための協奏曲+
モルター:4本のコルノ・ダ・カッチャのためのシンフォニア**
マイケル・タンネル(コルノ・ダ・カッチャ)、
ジャック・アシュワース(Org)、
ブルース・ハイム(コルノ・ダ・カッチャ)*/+/**、
ステイシー・シンプソン(コルノ・ダ・カッチャ)+/**、
アルトゥール・ヴァンデルフォーフト(コルノ・ダ・カッチャ)**、
J・パトリック・ラファティ(Vn)+
一般的には"狩猟用ホルン"として知られている"コルノ・ダ・カッチャ"のための協奏曲集というなんともユニークで珍しい作品集が登場!太陽王ルイ14世在位時代の17世紀フランスで使用され始め、その後ボヘミアへと伝わり、18世紀後半になるとオーケストラでも用いられるようになった"コルノ・ダ・カッチャ"。この"協奏曲集"は、やがてハンドストップのナチュラル・ホルンやフレンチ・ホルンへと進化するに連れて忘れ去られてしまったホルンの先祖"コルノ・ダ・カッチャ"の"ソロ楽器"としての姿と魅力を現代に甦らせた画期的な録音なのです。この録音で演奏に使用されているのは、ブレーメンの金管楽器工房タイン社が現代の奏者たちでも演奏できるように製作したヴァルヴ付きの"コルノ・ダ・カッチャ"。ルイヴィル大学音楽部のトランペット科教授、ソリスト、ルイヴィル・ブラスのメンバーとして活躍するマイケル・タンネルが"コルノ・ダ・カッチャ"に持ち替えて大奮闘!4本の"コルノ・ダ・カッチャ"が咆哮するモルターの「シンフォニア」は圧巻。
CRC-2988
ユダヤの精神
ゼハヴィ(フリードマン編):イスラエル民謡「エリ・エリ」
ブロッホ:ヘブライ風瞑想曲
シュテュッチェスキー:ハシディック組曲
ブロッホ:ユダヤの生活より
パールトシュ:追憶に
コピィトマン:カディッシュ
ブルッフ(リブケ編):コル・ニドライ(チェロ五重奏版)*
アミット・ペレド(Vc)、エリィ・カールマン(P)、
ヨタム・バーチ(Vc)*、ダヴィン・リー(Vc)*、
アンドルー・タッレ(Vc)*、ユン・ビン・キム(Vc)*
ブロッホなどユダヤ系作曲家の作品、ブルッフに代表されるユダヤの旋律を題材として作曲された"ユダヤ"にまつわるチェロの為の作品集。物悲しく儚さを漂わせる"ユダヤ"の音楽を奏でるのは、米アメリカン・レコード・ガイド誌には「その才能は若き日のロストロポーヴィチのようだ」と激賞されたチェリスト、アミット・ペレド。揺れ動く感情を前面に押し出したアミット・ペレドの演奏がストレートに訴えかけます。
CRC-2990
ビーチ:作品集
2台ピアノのための「バルカンの主題による変奏曲」Op.60c
愛の歌Op.21-1/エクスタシーOp.19-2
幻影Op.100-1/ステッラ・ヴィアトリスOp.100-2
ランデヴーOp.120
管弦楽のための「バルカンの主題による変奏曲」Op.60d
仮面舞踏会Op.22
キャスリン・アナンダ・オーウェンス(P)、
クリストファー・アツィンガー(P)、
アリソン・フェルト(S)、
エクトル・バルディビア(指)モラヴィアPO
ピアニスト、作曲家としての成功によって"アメリカの女流音楽家"という存在を確立させるなど、音楽史に新たな1ページを加えたエイミー・ビーチ(1867−1944)。母国アメリカのレーベルからの"作品集"には、2台ピアノ、歌曲、管弦楽曲など様々なジャンルの作品が取り上げられており、ロマンティックでリリシズムな作風、半音階的な手法など、女流音楽家として大成したビーチの豊かな才能に出会うことが出来ます。
CRC-2991
シチェドリン:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第1番/「ポリフォニーの手帳」より
詩曲/バレエ音楽「せむしの仔馬」からの4つの小品
ユーモレスク/アルベニス風に
2つのポリフォニックな小品
マリーナ・ロマゾフ(P)
夫人がボリショイ・バレエの名バレリーナ、マイヤ・プリセツカヤということもありバレエ音楽など舞台作品にスポットがあたりがちなシチェドリンの作品だが、ピアノ作品も負けず劣らず傑作揃い。
ここでは1952年から1972年にかけて作曲されたピアノ作品を収録しており、作曲年代によって調性音楽から近代的な手法へと移り変わる"作風"もシチェドリンの音楽の大きな魅力です。シチェドリンのピアノ作品の持ち味を引き出すウクライナ出身の女流ピアニスト、マリーナ・ロマゾフの好演が光ります。
CRC-2992
エリック・ランドの音楽
ランド:ミッシング・インテリジェンス
ブレスドB
dalla linea dell'arco che esse formano
デサント、デブリス、デブリーフ
コンフリクト・リゾリューション/アフターマス
アルディッティSQ、
クラッシュ・アンサンブル、
スティーヴ・バターズ(ヴィブラフォン)、他
アイリッシュ・タイムズ紙では"劇的で魅力的"と評され、ベルリン・ビエンナーレ国際現代音楽祭でも高評価を受けたエリック・ランド(1958−)の作品集。近現代音楽の"鬼"アルディッティSQの存在が、この作曲家の地位を物語っています。
CRC-2993
スウィーツ&スウィーツ
コーウェル:ヴァイオリンとピアノの為の組曲
ストラヴィンスキー:イタリア組曲
コルンゴルト:組曲「から騒ぎ」Op.11
ファリャ(コハンスキ編):スペイン民謡組曲
ラヴェル:ハバネラ形式による小品
マスネ:タイスの瞑想曲
ジェシカ・マテース(Vn)、
ロドニー・ウォータース(P)
1807年ヨハネス・カイペルス製のヴァイオリンを操り、2005年からはアメリカのオースティンSOでコンサートミストレスという重責を担っている女流ヴァイオリニストのソロ・アルバム。コーウェルやストラヴィンスキー、コルンゴルト、ファリャなど、プログラムは多国籍で多彩。またハイメ・ラレードやフィリップ・アントルモンから称賛の声が寄せられるなど実力も確か。
CRC-2994
ザ・ニュー・チェロVol.1〜アメリカの作曲家たち
カーター:フィグメント/ジョンストン:トッカータ
スミス:柳/コックス:千里眼
カーター:フィグメント2
ジョンストン:2台のチェロのためのデュオ
スミス:セイド、ニアリー/コックス:リコイル
フランクリン・コックス(Vc)
過去20〜30年間に作曲された新しいチェロ作品を発掘するシリーズ"ザ・ニュー・チェロ"の第1巻は、エリオット・カーター(1908−)、ベン・ジョンストン(1926−)、スチュアート・S・ スミス(1948−)、フランクリン・コックス(1961−)といった現役で活躍するアメリカ人作曲家たちの作品集。ベルリン新音楽室内アンサンブルなど、近現代音楽の専門集団のメンバーでもあるアメリカのチェリスト、フランクリン・コックスが超絶的難易度の作品を次々とクリア!聴き応えあります。
CRC-2995
プフィッツナー:歌曲集Vol.2
夕べの歌/私のために君は死ぬか
捨てられた乙女/リート/深い森に隠れて
私は小鳥のいざないを聞く
沈みゆく太陽の美しい輝き
彼らは今日、夕べの集まりを持つ
緑の森に行こう/木々は色づき
春を告げるように風が大地を通り抜ける
秋に/あこがれ/私とお前/母なるヴィーナス
グレーテル/不実さと慰め/マルクに寄す
聖ミカエル教会広場/夕映え/捨てられた乙女
すてきな幼児よ/あなたのその美しさはどこから
私の心は1つの歌を歌う/秋の歌
マリアンナ・ブッシング(Ms)、
マイケル・コルドヴァナ(P)
作曲家としての作風、政治思想でも"保守的"なスタイルを頑なに守り続け、当時のドイツ有数の指揮者として活躍しながらも、望まざるナチスとの関係などにより現在も賛否が分かれるハンス・プフィッツナー。しかしながらプフィッツナーが「最後のロマン派」の1人として書き続けた歌曲の数々は、思想背景とは全く別世界で生まれた純粋に優れた作品ばかりです。マリアンナ・ブッシングはアメリカのメゾ・ソプラノ歌手。アトランタ響やミルウォーキー響などアメリカのメジャーオーケストラとの共演経験も豊富。
CRC-2996
ブラームス:オルガン作品全集
前奏曲とフーガ イ短調WoO.9
前奏曲とフーガ ト短調WoO.10
11のコラール前奏曲Op.122
フーガ変イ短調WoO.8
「おお悲しみよ、おお心の苦しみよ」によるコラール前奏曲とフーガ イ短調WoO.7
ヘイグ・マルディロシアン (Org)
1977年にドイツのボン国際オルガン週間にアメリカ人として初めて招聘された経歴を持つコンサート・オルガニスト、ヘイグ・マルディロシアンのブラームス。ブラームス最晩年の「11のコラール前奏曲」と若き日の秀作4作品を、ワシントン聖アグネス教会のオルガンで荘厳に響かせます。
CRC-2997
アメリカ第1の都市と第2の都市の音楽
ムチンスキ:トッカータOp.15
ガーシュウィン:4つのノヴェレッテ、
 メロディ第17番、ルバート、3つの前奏曲
サワビー:北国から
デル・トレディチ:バラード・イン・イエロー
ラ・モンテーヌ:6つのダンス・プレリュードOp.18
バーバー:ピアノ・ソナタOp.26
スティーヴン・グラーフ(P)
スティーヴン・グラーフはシカゴ生まれニューヨーク在住のピアニスト。グラーフが肌で感じてきた"ニューヨーク"と"シカゴ"の文化や特色を、6人の作曲家たちの作品と自身の演奏で表現します。
CRC-2999
カリフォルニア・オーボエ
グラッセ:ブラジルからの手紙
ビアロスキー:ユダヤのメロディ
カンポ:ディアローグU
バトラー:ファンタジー・オン・デイズ・・・
ビアロスキー:13のアフォリズムとサマリー
カンポ:パガニーニの主題による変奏曲
ビアロスキー:ソナチナ
リチャード・クラヴチャク(Ob&オーボエ・ダモーレ&イングリッシュ・ホルン)、
スコット・モリス(G)、ドリー・ユージン・ケスナー(P)
イーストマン音楽院、ジュリアード音楽院、フロリダ州立大学というアメリカ屈指のエリートコースを歩み、現在はカリフォルニア州立大学ドミンゲス・ヒルズ校音楽学部の教授として活躍するリチャード・クラヴチャクのオーボエ・アルバム。カリフォルニア州の名手が、3種類のオーボエ属の楽器を巧みに吹き分けます。

CRC-3000
マスト:歌曲集
ブルースの影/川の歌/カンツォネッタス
ヴィヴァ・スウィート・ラヴ/レクエルド
ハートビーツ/
ワーズ・トゥ・ビー・スポークン(世界初録音)
フラメンコ/ピアノのヌード
サン・ホセ・シンフォニー・レセプション(世界初録音)
アレクサンダー・ハード(Br)、
ジェイコブ・グリーンバーク(P)
辻井伸行がヴァン・クライバーン国際コンクールで弾いた新作課題曲「即興曲とフーガ」の作曲者ジョン・マストの声楽作品集!
日本では「即興曲とフーガ」の作曲者として名前が広まったジョン・マストだが、本国アメリカではオペラ、歌曲の作曲家として名声を得ており、2008年にはラヴィニア音楽祭にゲスト・コンポーザとして招待されるなど、その存在感は日に日に高まっています。
CRC-3003
メモリア〜シュアクイ:室内楽&エレクトロアコースティック作品集
エル・カント・レパルティド/記憶の固執
マレアス/デスデ・エル・リミテ
キャニオンランズ・ニュー・ミュージック・アンサンブル、
レフト・コースト・チェンバー・アンサンブル、他
ミゲル・シュアクイは、ソルトレイク・シティのユタ大学で作曲科准教授として後進の育成に取り組んでいるチリ系アメリカン人作曲家。2004年から2008年にかけて作曲され、北米と南米の音楽文化をミックスさせた4作品が並びます。
CRC-3004
20世紀&21世紀のチェロ作品集
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
カーター:チェロ・ソナタ
ワゴナー:カテナリー、追憶と変奏
フォーレ:夢のあとで
ロバート・バークハート(Vc)、ブレア・マクミラン(P)
ドビュッシーとフォーレの"フランス"、カーターとワゴナーの"アメリカ"。欧米2ヶ国で20世紀〜21世紀にかけて誕生したチェロ作品集はエリオット・カーターの100歳記念盤でもります。ちなみにニューオーリンズ出身の作曲家アンドルー・ワゴナーの作品はこれが世界初録音となります。ロバート・バークハートは、アメリカSO、バークシャー・オペラ、ルイジアナ・フィルを経て現在はニューヨーク・シンフォニック・アンサンブルの首席を務めるアメリカのチェロ奏者。
CRC-3005
ノブレ:クラヴサンのための新しい組曲
第1組曲/第2組曲
シャルロット・マッタ・ムーシェ(Cemb)
「クラヴサンのための新しい組曲」(1756年)は、マテュラン教会のオルガニスト、王立音楽アカデミーの常任音楽家、オペラ座のチェンバロ奏者などの地位を得た18世紀フランスの音楽家シャルル・ノブレ(c.1715−1769)の現存する貴重な作品。
ブルージュやパリの国際コンクールでの受賞実績を持つ女流チェンバロ奏者マッタ・ムーシェの演奏が、煌びやかで輝かしいノブレの音楽に華を添えます。

CRC-3007
ドビュッシーへの追悼
デュカス:牧神の遥かな嘆き
ルーセル:詩神のもてなし
フローラン・シュミット:そして牧神は月光を浴びた麦畑のなかに横たわる
ストラヴィンスキー:管楽器のための交響曲の断章
マリピエロ:オマージュ
グーセンス:モルト・モデラート,コン・エスプレッシーヴォ
ファリャ:讃歌
バルトーク:ドビュッシーの追憶に
サティ:ドビュッシーへの牧歌
ラヴェル:水の戯れ
ドビュッシー:映像第2集、
 スケッチ帳より、仮面、喜びの島
ランダール・ラヴ(P)
※ピアノ/ブリュートナー1907
フランス印象派の大作曲家ドビュッシーの音楽と、ドビュッシーへ捧げられたピアノ小品が、「映像第2集」(1907年)と同じ年に製造されたヒストリカル・ピアノの音色で現代に蘇ります。使用楽器は、アメリカ、マサチューセッツのヒストリカル・ピアノ・スタディ・センター、フレデリック・コレクション(http://www.frederickcollection.org/)が所有する1907年ライプツィヒ製のブリュートナー!
CRC-3008
ルミュー:ギターのための3つの組曲
ギター組曲第1番〜第3番
エリック・ルミュー(G)
作曲家、ギタリスト、詩人として多彩な才能を発揮しているカナダのアーティスト、エリック・ルミューの自作自演集。エリック・ルミューの「ギター組曲」には、クラシカル、ルネサンス、コンテンポラリー、ロック&フージョンの名ギタリスト、アラン・ホールズワース的など、様々な要素が込められています。
CRC-3009
フランスのヴァイオリン・ソナタ集
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
ドビュッシー(ハートマン編):亜麻色の髪の乙女
リリ・ブーランジェ:夜想曲
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
リン・ヘ(Vn)、
グレゴリー・シオルス(P)
リン・ヘは、イーストマン音楽院で博士号を取得した上海生まれの実力派ヴァイオリニスト。アメリカを活動拠点としているリン・ヘは、ボストン・ルージュSOの副コンサート・マスター、ルイジアナ州立大学の准教授としても活躍中。1766年製スティーヴン&ドロシー・チェン財団から貸与されたトマソ・バレストリエリのヴァイオリンで、19世紀〜20世紀フランスの大作曲家たちの音楽をじっくりと響かせます。
CRC-3010
合唱のための聖なるアンセム集
ハース:主はわが牧者なり
ランツ:カルヴァリーの薔薇の贖罪
スタントン:グローリア
デュボワ:アドラムス・テ
ボイス:アレルヤ
ワーナー:たえなる道しるべの
ロバーツ:ディス・イズ・ザ・デイ/他
ジョヴァンニ・デ・キアーロ(ディレクター)、
カーロウcho
ミシシッピ・ギターQのギタリスト、ジョヴァンニ・デ・キアーロがディレクターを務めるカーロウ合唱団は、165人以上の団員で構成されミシシッピとルイジアナを拠点とする混声合唱団。
CRC-3011
ラモー:歌劇「ピグマリオン」
フランス皇太子妃/カンタータ「焦燥」
コンサート・ロイヤル・オーケストラ&コーラス、
ジェームズ・リッチマン(指)
マティアス・ヴィダル(T)、
ジェニファー・レーン(Ms)、
レベッカ・チョート・ビーズリー(S)、
アヴァ・パイン(S)
フランス・バロックの大家ラモーの歌劇「ピグマリオン」は、自らが製作した彫像に恋をしてしまったピグマリオンの物語を題材とした1幕のオペラ。ピリオド楽器、古楽唱法を取り入れ、17〜18世紀の音楽を専門とするアメリカの古楽演奏団体コンサート・ロイヤルが、人間と彫像の不思議(?)な恋を巧みに描きます。
CRC-3012
ソロ・チェロ
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタOp.8
ハチャトゥリアン:幻想ソナタ
ホヴァネス:家持
アーネル:無伴奏チェロ組曲
アントニー・クック(Vc)
これまでに1500を超える映画音楽のレコーディングに参加してきたハリウッドの名チェリスト、アントニー・クックが挑む無伴奏チェロ作品。コダーイでの研ぎ澄まされた集中力、ハチャトゥリアンでの濃厚な民族色の表現など、"スタジオ"での修羅場を乗り越えてきたクックのクラシックのチェリストとしての実力もかなりのもの。多作家ホヴァネスの「家持」などプログラム構成もユニーク。
CRC-3015
バッハ:クリスマス・シーズンのためのオルガン作品集
前奏曲,トリオとフーガ ト長調BWV.541&529-3
目を覚ませと呼ぶ声が聞こえBWV.645
いざ来たれ異教徒の救い主よBWV.659
いざ来たれ異教徒の救い主よBWV.660
パストラーレ ヘ長調BWV.590
いと高きところにいます神にのみ栄光あれBWV.711
高き天よりわれは来れりBWV.701
カノン風変奏曲「高き天よりわれは来たれり」BWV.769
わが喜びなるイエスBWV.1105
われらの主キリストヨルダン川に来れりBWV.684
真実の光なるキリストよBWV.1120
前奏曲とフーガ ハ長調BWV.547
マシュー・ダースト(Org)
オルガン・コラールを中心にクリスマス・シーズンにピッタリの作品をチョイスした大バッハのオルガン作品集。マシュー・ダーストはヒューストンを拠点に活躍中のアメリカ人オルガニスト。ピリオド・アンサンブル、アルス・リリカ・ヒューストンを主宰するなど古楽演奏への取り組みも積極的。
CRC-3016
フランソワとアルマン=ルイ・クープランの音
F・クープラン:組曲ヘ長調
A-L・クープラン:クラヴサン曲集より(抜粋)
F・クープラン:クラヴサン組曲第24イ短調
マシュー・ダースト(Cemb)
華麗なるフランス宮廷の音楽文化を現在に伝えるクープラン一族の代表者、"フランソワ"と"アルマン=ルイ"の鍵盤作品集。演奏には、サンフランシスコ響もご用達のアメリカの楽器製作者、ジョン・フィリップスが製作したニコラ・デュモン1707年モデルのレプリカを使用しています。
CRC-3018
トーマス・イー&モーリン・フォルク〜ピアノ・デュオのための音楽
ベックウィズ:「ダンシング・ミュージック」より
クレシャ:神話
クローリー:3つの暗闇の影
ベイカー:カプリッチョ
バーンスタイン(クローリー編):「ウェスト・サイド・ストーリー」より
トーマス・イー(P)、モーリン・フォルク(P)
ナディア・ブーランジェの弟子ベックウィズ、キッチナー=ワーテルローSO&カナディアン・オペラ・カンパニーのコンポーザー・イン・レジデンスのクレシャなど現代作曲家たちのピアノ・デュオ作品集。アメリカのデュオ、トーマス・イー&モーリン・フォルクのために2008年にアレンジされた「ウェスト・サイド・ストーリー」のデュオ・ヴァージョンが聴きどころ。
CRC-3021
サターホワイト:室内楽作品集
メメント・モリ3/ヴァイオリン・ソナタ
メメント・モリ2
スパイキー・エピファニーズ
アーセナル・トリオ、ルイビルSQ
米国の名門ミシガン州立大学とインディアナ大学でコントラバスと作曲を学んだテキサスの作曲家マーク・サターホワイトの音楽。「メメント・モリ」とは、「死を忘れるな」という意味を持つ宗教用語のこと。
CRC-3022
ヴォルジーシェク:ピアノ作品集
幻想風ソナタ変ロ長調Op.20(1825年手稿譜版)
6つの即興曲Op.7
行進曲ハ長調(世界初録音)
アルバムのページ イ長調
幻想曲ハ長調Op.12
デイヴィッド・グロス(P)
19世紀初期のボヘミアが生んだ夭折の天才作曲家ヤン・ヴァーツラフ・ヴォルジーシェク(1791−1825)。シューベルトに影響を与えたとされるヴォルジーシェクのピアノ、特に「即興曲」や「幻想曲」などは、後のショパンやシューマンへと続く流れの源泉となるなど、ピアノ音楽の歴史の中で果たした役割は大きい。最晩年(1825年)の手稿譜を用いた「幻想風ソナタ(ピアノ・ソナタ)」、世界初録音となる「行進曲ハ長調」を取り上げるなど、ベルリン生まれの実力派デイヴィッド・グロスのピアノがヴォルジーシェクの知られざる音楽を明らかにしてくれます。
CRC-3024
ライヴ・レコーディング1978年&1981年
フンメル:グランド・ソナタ変イ長調Op.92
ショパン:2台ピアノのためのロンド ハ長調Op.73
ドビュッシー:白と黒で
シャブリエ:ロマンティックなワルツ第3番
ルトスワフスキ:パガニーニの主題による変奏曲
トニ&ロジ・グルンシュラグ・ピアノ・デュオ

録音:1978年&1981年、ニューヨークでのライヴ
ポーランドのヴァイオリニスト、ブロニスラフ・フーベルマンの助けによりイングランド経由でアメリカに渡り、1945年のニューヨーク・デビューからアメリカで活動を続けたグルンシュラグ姉妹のピアノ・デュオ・アルバム。
CRC-3025
夜の歌
メンデルスゾーン:ゆりかごのそばでOp.47-6、
 小姓の歌、新しい恋Op.19a-4
R・シュトラウス:夜Op.10-3、
 セレナードOp.17-2、
 私は花束を編みたかったOp.68-2、
 ツェツィーリエOp.27-2
フォーレ:マンドリンOp.58-1、
 夕暮れOp.83-2、ネルOp.18-1
ドビュッシー:星の輝く夜、
 やるせない夢心地、艶なる宴第1集
バシュレ:愛しい夜
ラフマニノフ:ひそかな夜のしじまの中でOp.4-3、
 ミュッセからの断片Op.21-6、
 ここはすばらしい場所Op.21-7、
 歌わないで、美しい女よOp.4-4、
 この夏の夜Op.14-5
エイミー・ヤン(S)、
ジョン=ウォン・シン(P)
上海と韓国のアジア系女流音楽家たちによる「夜(Nuit)」をテーマとした歌曲集。ドイツ、フランス、ロシアの歌曲をバランス良く組み合わせたプログラムを歌うソプラノのヤンは、テネシー大学マーティン校の声楽科准教授として世界進出を果たしています。
CRC-3026
フォルカー:室内楽&独奏作品集
ゴースト・シグナルズ
イン・ザ・プレゼンス・オヴ・ミステリー
深い冬/ペインテッド・オン・ザ・ファーマメント
ソサイエティ・フォー・ニュー・ミュージック、
ラウラ・キャンベル(Fl)、ルナ・ノヴァ
1974年生まれのアメリカ人作曲家マーク・フォルカー(1974−)。アメリカ現代音楽の理解者たちが、若手有望株として注目を浴びるフォルカーの作品を取り上げます。
CRC-3027
クーパー:管楽器のための室内楽作品集
トロンボーン・ソナタ
サクソフォン・ソナタ
金管五重奏のための5つの情景
クラリネット・ソナタ
ワン・オヴ・ザ・ミッシング
ルイス・ボニラ((Tb)
パブロ・ビルブラウト(ラテン・パーカッション)、
ポール・ハール(アルトSax)、
マイケル・ワルドロップ(ドラムス)、
メンフィス金管五重奏団、
セドリック・メイフィールド(Cl)、
ジョン・ミューラー(ユーフォニアム)、
クリス・パーカー(P)
ウィリアム・ヒルの下で作曲法を学んだジャック・クーパー(1963−)は、器楽曲から合唱作品、交響曲までを広くカバーするアメリカの作曲家。ジャズ・バンドの作曲も得意とするクーパーの「トロンボーン・ソナタ」は、ラテンのリズムとパーカッションを採り入れたエキサイティングな作品。
CRC-3028
死と復活〜グレゴリオ聖歌集
死者のためのミサ曲
私を清めてください/復活祭のミサ曲
ヘイグ・マルディロシアン(指)
アンサンブル・トルクルス、

録音:2009年3月
タンパ大学音楽学部の教授であり、1977年にドイツのボン国際オルガン週間にアメリカ人として初めて招聘されたアメリカ人音楽家、ヘイグ・マルディロシアンのヴォーカル・アンサンブルによるグレゴリオ聖歌集。
CRC-3029
クリスマスの聖歌
アダン:さやかに星はきらめき
イギリス伝承曲:天よりの真理
フランス伝承曲:この素敵な香りはなんだろう
ドイツ伝承曲:今日、子供らの声が
アイルランド伝承曲:ウェックスフォード・キャロル
スコットランド伝承曲:What Strangers Are These?
ウェールズ伝承曲:スオ・ガン
シーマン:厳しい真冬に
ヘッド:ベツレヘムへの小径
ヘイズ編:立て、羊飼いたち
バート:サム・チルドレン・シー・ヒム
ピンカム:エヴァーグリーン
ブレイン:ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
ヨン:幼子イエス
グルーバー&モーア:きよしこの夜
フンパーディンク:メリークリスマス
アダン:クリスマスの聖歌
ブリテン:新年のキャロル
マイケル・カルメス(T)、
ジョン・フィニー(P)、
ヘルマン・フッデ(G)、
ゲイリー・ディペルナ(Perc)
ボストン・リリック・オペラなどで活躍するテノール歌手マイケル・カルメスが歌うクリスマス・ソング集。ピアノ伴奏に加わる打楽器やギターの音色が雰囲気を高めてくれます。
CRC-3030
クラリネット・イン・ソング
ローズ:シェイクスピアの歌
サターホワイト:キャラクター・スケッチ
ローズ:アイデンティティ・シンギング
アントニオウ:マノスのための哀歌
カントルーブ:「オーヴェルニュの歌」〜3つのブーレ、バイレロ、女房持ちは可哀そう
ダラス・ティドウェル(Cl)、
エディス・デイヴィス・ティドウェル(S)、
デイヴィッド・ジョージ(P)
シューベルトの歌曲「岩上の羊飼い」に代表される"クラリネット+声楽+ピアノ"の三重奏のために作曲された新しい4つの作品と、カントルーブの「オーヴェルニュの歌(抜粋)」を収録。自然とブレンドする3つの音色を聴くと、声楽とピアノに管楽器のクラリネットを加えたシューベルトの発想力の凄さを改めて思い知らされる。声楽家、クラリネット奏者の新たなレパートリー開拓にも役立ちそう。
CRC-3031
モーツァルト:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調K.254
ピアノ三重奏曲第4番ホ長調K.542
ピアノ三重奏曲第5番ハ長調K.548
ピアノ三重奏曲第6番ト長調K.564
バイロン・シェンクマン(P)、
ガブリエル・ディアス(Vn)、
アレクセイ・ユパンキ・ゴンザレス(Vc)
シアトル・バロック・オーケストラのチェンバロ奏者、芸術監督としてモダンだけでなく、バロックの分野でも活躍するシアトルの名手バイロン・シェンクマンが率いるトリオのモーツァルト。シェンクマンとコンビを組むジョン・ケージ賞、チャドウィック・メダルの受賞者ガブリエル・ディアス、ボストン・リリック・オペラの首席チェロ奏者アレクセイ・ユパンキ・ゴンザレスもアメリカを活動拠点としているなかなかなのツワモノ。
CRC-3032
ルビンシテイン:ピアノ協奏曲第3番ト長調Op.45
ピアノ協奏曲第4番ニ短調Op.70
グリゴリオス・ザンパラス(P)、
ジョン・セアンダー・ミッチェル(指)
フィルハーモニア・ブルガリカ
19世紀ロシアのヴィルトゥオーゾ、アントン・ルビンシテインの大作にして難曲「ピアノ協奏曲第3番」と「第4番」に果敢に挑んだのは、ザンパラス、ミッチェル、フィルハーモニア・ブルガリカのギリシャ、アメリカ、ブルガリア連合軍。
アクセル全開の超絶技巧的なスタイルではなく、作品全体のフォルムを整えた演奏がルビンシテインのピアノ協奏曲をじっくりと聴かせます。
CRC-3033
ヘンデル:「テレプシコーレ」〜忠実な羊飼いへのプロローグ
歌劇 「アリオダンテ」〜バレエ音楽
アヴァ・パイン(S)、ネル・スナイダス(S)、
キルステン・ソレク(Ms)、
ジェームズ・リッチマン(指)
コンサート・ロイヤルO&cho

録音:2007年9月22日−25日&2009年1月21日−22日
ピリオド楽器、古楽唱法を取り入れ、17〜18世紀の音楽を専門とするアメリカの古楽演奏団体、コンサート・ロイヤルOと、そのコンサート・ロイヤルO創設者であり指揮者のジェームズ・リッチマンの新録音はヘンデル。前作のラモー(CRC-3011)でも共演したソプラノ、アヴァ・パインなど安定感のあるソリストも聴きごたえ十分。
CRC-3036
コンスタンティニデス:サクソフォン四重奏と弦楽オーケストラのための協奏曲
ルイジアナへのオマージュ
ヴァイオリン協奏曲
トレノス・オヴ・クレオン/ファゴット協奏曲
アテネ・サクソフォンQ、
シモス・パパナス(Vn)、
ジェームズ・リオン(イングリッシュ・ホルン)、
ガブリエル・ビーヴァース(Fg)、
ルイジアナ・シンフォニエッタ
ディノス・コンスタンティニデス(1829−)は、ルイジアナ州立大学の作曲科教授、ルイジアナ州立大学現代音楽フェスティヴァルのディレクターなどの重責を担うギリシャ出身のベテラン作曲家"サクソフォン四重奏"をソリストとした「サクソフォン四重奏のための協奏曲」は、吹奏楽ファン、サクソフォン・プレーヤーにチェックしてもらいたい作品。演奏機会も増えるかも?
CRC-3037
コンスタンティニディス:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第2番/献呈
弦楽四重奏曲第3番/前奏曲
/Kへのエレジー/弦楽四重奏曲第1番
シンフォニエッタSQ、ネフスキーSQ、
ヴァルカーSQ

録音:1997年−2008年
ディノス・コンスタンティニディス(1929−)は、ギリシャのサクソフォニスト、ケルケゾスの演奏(CRC-2871)で国際的な知名度を高めた現代ギリシャのリーディング・コンポーザー。特に室内楽作品の完成度の高さには定評があります。
CRC-3039
ハイドン:チェロ協奏曲集
チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb-1
チェロ協奏曲第2番ニ長調Hob.VIIb-2
スティーヴン・フラミル(Vc)、
ポール・フリーマン(指)チェコ・ナショナルSO
ベトナムの首都ハノイで演奏を行った最初のアメリカ人チェリスト、スティーヴン・フラミルが弾くハイドンの協奏曲集。アメリカではフィラデルフィア、アジアではブルネイや香港に活動拠点を置くなど国際経験も豊富。
CRC-3040(4CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集BWV.846−893(全曲) ジャンルカ・ルイジ(P/ファツィオーリ278)

録音:2005年5月17日−19日、パリ・ピエール・ニコル寺院
ジャンルカ・ルイジは、イタリアのカゼッラ国際コンクール、ザールブリュッケンのJ・S・バッハ国際ピアノ・コンクールなど、ヨーロッパのコンクールで数々の栄冠に輝いてきたイタリア期待のピアニスト。ボローニャ音楽院で行われた「平均律クラヴィーア曲集」全曲演奏会の成功により、イタリア有数のバッハ弾きとして注目を集めています。ルイジの弾く「平均律クラヴィーア曲集」は、急ぎすぎず、また遅くなりすぎない抑制の効いた緩やかなテンポと丁寧なタッチ、ファツィオーリの柔らかなサウンドが全曲を通して印象的。
CRC-3044
マーラー:大地の歌(室内楽版/A・シェーンベルク&ライナー・リーン編) ティモシー・W.スパークス(T)、
エレン・ウィリアムズ(Ms)、
スコット・ティリー(指)
ドゥラレイ・チェンバー・プレーヤーズ

録音:2007年11月
アルノルト・シェーンベルクが着手したものの未完のまま遺され、音楽学者のライナー・リーンが補筆校訂陽を行い陽の目を見ることになった"室内楽版"「大地の歌」。アメリカ、ノースカロライナのアーティストたちによるマーラーのアニヴァーサリー・タイトルです。
CRC-3045
故郷への追憶〜ヴィオラとピアノのための作品集
アルベニス:マジョルカ
モンカージョ:ヴィオラ・ソナタ
フォーサイス:ケルトの歌
ラヴェル:ハバネラ形式による小品
ハンドシキン:ロシアの主題による変奏曲
マルティヌー:ヴィオラ・ソナタ第1番
ゴレスタン:アリオーソと演奏会用アレグロ
クリスティーナ・プラシラ(Va)、
ヘクトル・ランダ(P)
帝政ロシア時代のヴァイオリニスト&作曲家イワン・ハンドシキンの音楽や、フォーサイス、マルティヌー、ゴレスタンなど、時代や国の壁を取り払ったヴィオラのためのリサイタル・プログラム。
CRC-3046
ベートーヴェン:ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調 Op.120 ベス・レヴィン(P)

録音:2009年11月8日
ルドルフ・ゼルキンの門弟であり、12歳でフィラデルフィアOと共演、ソリスト・デビューを果たしたベス・レヴィンが弾くベートーヴェン。フィラデルフィア管、ボストン・ポップス、シアトル響などからソリストとして招かれるなど、米国内で高い評価を受けています。
CRC-3048
モーツァルト:ホルン五重奏曲変ホ長調K.407
ピアノ四重奏曲第1番ト短調K.478
クラリネット五重奏曲イ長調K.581
ウィラード・ジーク(Hrn)、
キンバリー・コール・ルエヴァノ(Cl)、
アリアンナSQ、ダニエル・フォスター(Va)
西ミシガン大学音楽学部の現役教授や教授経験者たちをソリストに迎えてのモーツァルトの室内楽作品集。ホルン、クラリネット・ソロの伸びやかなサウンドと、アリアンナSQのコンビネーションも◎。
CRC-3049
内なる声
ブリテン:ラクリメ〜ダウランドの歌曲の投影Op.48
ロックバーク:ヴィオラ・ソナタ
ペルト:鏡の中の鏡
ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタOp.147
ピーター・ミンクラー(Va)、
ルーラ・ジョンソン(P)
ボルティモアSOのヴィオラ奏者、ピーター・ミンクラーの近現代プログラム。このレコーディングは、ウィリアム・プリムローズと元ボルティモア響の音楽監督テミルカーノフに捧げられています。
CRC-3050
セラフィンSQ
スティル:パナマの踊り
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲ヘ長調Op.96
バーバー:弦楽四重奏曲ロ短調Op.11
ガーシュウィン:弦楽四重奏のための「ララバイ」
セラフィンSQ
ヴェニスの名工、サント・セラフィン(1665−1748)の名を冠するセラフィンSQは、2004年に活動をスタートさせ、2010年9月にロンドン・デビューを飾ったアメリカのSQ。第1ヴァイオリンのケイト・ランサムが弾く楽器は、サント・セラフィン1728年製作の銘器。その音色に耳を傾けてみて下さい。
CRC-3051
ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115(ヴィオラ版)
クラリネット三重奏曲イ短調Op.114(ヴィオラ版)
ロナルド・ゴレヴィク(Va)、
エリック・ルイス(Vn)、ロイ・ルイス(Vn)、
ジョン・デクスター(Va)、
マティアス・ネーゲル(Vc)、
ジュディス・ゴードン(P)
クラリネット奏者にとってのドイツ・ロマン派の重要レパートリー、ブラームスの「クラリネット五重奏曲」と「クラリネット三重奏曲」の"ヴィオラ版"!"クラリネット+弦楽器(+ピアノ)"の組み合わせではなく、弦楽器の音色で統一された響きが醸し出すブラームスの憂愁もまた美しい。
CRC-3052
ヴィオラとピアノのためのブラジル音楽
クリーゲル:ブラジリアーナ
ミニョーネ:3つのブラジルのワルツ
ラセルダ:アパッショナート、
 カンティレーナとトッカータ
マーレ:ソナチナ
グアルニエリ:田舎の歌、エンカンタメント
ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
ブラウス:ソナタ
バーバラ・ウェストファル(Va)、
クリスティアン・ルヴォロ(P)
なかなか聴く機会に恵まれない南米ブラジルの室内楽作品、しかも"ヴィオラ"にスポットライトをあてた意欲的なプログラム。"ブラジル=サンバ"と想像してしまいがちだが、収録曲はブラジル・クラシック界の現在を伝える本格的な作品ばかり。中でもブレンノ・ブラウスの「ソナタ」はイチオシ。
CRC-3053
シロッコ〜ギター作品集
ヨーク:シロッコ
ロス:マクギリカディーズ・ラントによる変奏曲
ドメニコーニ:コユンババ
ブリューワー:アン・アイディア!
シルヴィ・プルー(G)

録音:2009年7月、カナダ
アンドリュー・ヨークの「シロッコ」や、トルコ的な「コユンババ」など、民族色に彩られたギター作品集。カナダの女流ヴィルトゥオーゾ・ギタリスト、シルヴィ・プルーのさり気なく繰り出す高度なテクニックや、民族音楽風のメロディラインの扱い方が巧い。
CRC-3055
ドビュッシー:夏の風の神、
 パンに祈るために
クルーセル:四重奏曲第2番ハ短調Op.4
シベリウス:ミランダ/コーカイ:小四重奏曲
バイラーク:エルム
ヴァンハル:四重奏曲ヘ長調
クルーセル:四重奏曲第1番変ホ長調Op.2
ラヴェル:眠りの森の美女のパヴァーヌ
クルーセルQ
クルーセルQは、セントルイスの女流クラリネット奏者エルジー・パーカーがトップ&アレンジャーを務めているクラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのクヮルテット。アレンジもクラリネットが活躍するように工夫されており、ベースを加えた五重奏で贈るアメリカのジャズ・ピアニスト、リチャード・バイラークの「エルム」もアメリカのアンサンブルらしいチョイス。
CRC-3056
テイキング・ザ・スカーレット
T・オズボーン:タンブリング
エレミアソヴァ:シェード
ジュン・スン・カン:デュオローグ
リプタク:氷の花
イワノワ:サーフェイス・テンション
ウィニー・チャン:テイキング・ザ・スカーレット
デュオ・ヴィオ=リンク=オト
〔水谷隆子(箏)、ピア・リップタック(Vn)〕

録音:2005年&2008年
沢井忠夫に箏を師事した愛知県生まれの箏奏者、水谷隆子と、デンマークの女流ヴァイオリニスト、ピア・リップタックの異色デュオが繰り広げる和装折衷のサウンドスケープ。"箏"と"ヴァイオリン"、2000年代に作曲された"新作"のトライアングルが、弦楽器の新たな世界を聴かせてくれます。
CRC-3057
ヴェストホフ:無伴奏ヴァイオリン組曲第5番
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV.1004
テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための幻想曲第7番変ホ長調
ジェミニアーニ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
ティモシー・シュワルツ(バロックVn)
ティモシー・シュワルツは、ドロシー・ディレイの門下生で、ソロ・デビューはフィラデルフィア管との共演だったという米国の実力者。無伴奏作品集での使用楽器は、カルロ・アントニオ・テストーレ1741年製のバロック・ヴァイオリン。
CRC-3058
トマジーニ:ヴァイオリン作品集
フィドル・ステイツ/行列
クローザー・ウォーク/パッセージ
マルタ・ウォルヴールド(Vn)、
ニコラス・ハッチンソン(P)、
ジェニファー・ウォルヴールド(Vn)
マシュー・トマジーニ(1978−)は、シカゴをベースとして展開されているコンサート・シリーズ、"ミュージック・イン・ザ・ロフト"のコンポーザー・イン・レジデンスに抜擢されたアメリカの若手作曲家。
CRC-3059
カール・コートのギター音楽
エヴォカシオン/2つのマカム
空想の声
デュオ46、
エーリヒ・オスカー・ヒュッター(Vc)
カール・コート(1928−)は、パーシケッティに作曲を学び、ベルギーのエリザベート王妃国際コンクールでは1969年の作曲部門で第2位に輝いたアメリカの作曲家。ギターとヴァイオリンのコンビ、デュオ46のコンビネーションもハイレベル。
CRC-3060
バックス、ブリッジとサールの音楽
サール:祈り Op.3
ブリッジ:キャサリンの追憶に
バックス:ソナタ第2番
ブリッジ:秋に、ピアノ・ソナタ
フィリップ・アダムソン(P)
3人の20世紀イギリスの作曲家、ハンフリー・サール(1915−1982)、フランク・ブリッジ(1879−1941)、アーノルド・バックス(1883−1953)のピアノ作品集。バックス、ブリッジは再評価が進み録音も増えてきたが、サールのピアノ音楽はなかなか貴重。カナダ人ピアニスト、フィリップ・アダムソンは、ジョリヴェの作品集(CRC-2641)以来の登場となります。
CRC-3061
ハヴィー・J.ストークス:木管五重奏曲全集
木管五重奏曲第1番/第2番/第3番/第4番
ハンプトン木管五重奏団
〔ロリ・シプレイ(Fl)、
ハヴィー・J.ストークス(Ob)、
マーヴィン・ウェステン(Cl)、
デニス・ヘリング(Hrn)、
ジェームズ・ネビット(Fg)〕

録音:2008年8月&10月
ハンプトン大学の音楽学部の教授であり、プロのオーボエ奏者でもあるハヴィー・J.ストークスの木管五重奏曲全集。技術、集中力が求められ、約36分という演奏時間を要する「第4番」など、プレーヤーならではの感性、アイディアが発揮されています。
CRC-3062
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36(1931年版)
コレルリの主題による変奏曲Op.42
ヴォカリーズOp.34-14
ピアノ連弾のための6つの小品Op.11*
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)、
エマヌエラ・フリショーニ(P)*

録音:2008年12月、クリーヴランド
独特の色彩を放つグリーグのピアノ作品集をリリースてきたアントニオ・ポンパ=バルディは、1998年のロン・テイボー国際音楽コンクール優勝、2001年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール銀メダルという実績を持つイタリア、フォッジャ出身のピアニスト。時に軽やかに、時には重々しく、緩急強弱、フレーズのカラーを思うがままにコントロールしたイタリアン・テイストのラフマニノフが披露されます。
CRC-3063
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100(ヴィオラ版/チェイス編)
ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1
ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2
ロジャー・チェイス(Va)、大滝美知子(P)

録音:2007年5月、ポットン・ホール
20年以上にわたりUKのスーパー・アンサンブル、ナッシュ・アンサンブルのメンバーとしても活躍したロンドン生まれのヴィオリスト、ロジャー・チェイスのブラームス。深く豊かなヴィオラの音色で響く「ヴァイオリン・ソナタ第2番」も、ヴァイオリンの演奏とはまた違った味わいがあります。
CRC-3064
ポンセ:弦楽のための室内楽作品集
弦楽四重奏曲/二重奏によるソナタ
古風な形式による小組曲
ロバート・レーマン(Vn)、
ジェニファー・エロウィッチ(Vn)、
キンバリー・レーマン(Va)、
ウィリアム・ラウンズ(Vc)

録音:2009年4月&5月
セゴビアと親交を深めギターのために多くの傑作を書き、後期ロマン主義から新古典主義へと作風を変えたメキシコの代表的作曲家マヌエル・ポンセ(1882−1948)。ラテン・アメリカの空気とは別の響きを漂わせる室内楽作品もポンセの重要作です。
CRC-3065
サクソフォンとピアノのためのアメリカ作品集
レノン:私の中の距離
ラーセン:ホーリー・ローラー
エリオット:変わった前奏曲
オルブライト:サクソフォン・ソナタ
シェイファー:夏の夜想曲
ジョナサン・ヘルトン(Sax)、
バーバラ・ゴンザレス=パルマー(P)

2004年11月
フロリダ大学音楽学部のサクソフォン科教授、ノース・アメリカン・サクソフォン・アライアンスの会長などの要職に就いているアメリカのサクソフォニスト、ジョナサン・ヘルトンが吹くアメリカン・プログラム。ブックレットには楽譜の出版社も表記されており、新しいレパートリーの参考演奏としても役立ちます。
CRC-3066
東方の宝石
カセルン:フルートのためのソナチネ
プタシンスカ:フルートのための変奏曲
フェルド:フルート・ソナタ、4つの小品
マルティヌー:スケルツォ
ローザ:無伴奏フルート・ソナタOp.39
ウール:フルートのためのソナチナ
ニコル・ライナー(Fl)、テレサ・ボガード
チェコ、ポーランド、ハンガリー。宝石のように輝きを放つ東ヨーロッパのフルート作品を集めた個性的なプログラム。ハリウッドの巨匠として知られ、再評価が進むミクロス・ローザの「無伴奏ソナタ」など、東欧の民族的で濃厚な作品たちはフルート奏者必聴!
CRC-3067
バッハ:ブランデンブルク協奏曲集
ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV.1047a
ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV.1050a
協奏曲ヘ長調BWV.1057
アポロ・アンサンブル

録音:2008年8月&2009年7月、オランダ
アポロ・アンサンブルは、ザハール・ブロンの門弟ダヴィド・ラヴィノヴィチがディレクター&ヴァイオリニストを務める1992年創設のピリオド・アンサンブル。アニマ・エテルナや、ターフェルムジーク、イル・ガルデリーノで古楽に親しみ続けてきたロシアの名チェリスト、セルゲイ・イストミンが支える土台の上で、ヴァイオリンやトラヴェルソ、トランペットが自在に舞います。
CRC-3068
バッハ・ファミリー・アルバム
J.C.バッハ:五重奏曲ニ長調Op.22
バッハ:アリアBWV.988-1
C.P.E.バッハ:トリオ・ソナタ ト長調W.144
バッハ:メヌエットBWV Anh.114、115
J.C.F.バッハ:トリオ ハ長調
バッハ:ポロネーズBWV Anh.123、125
C.P.E.バッハ:オーボエと通奏低音のためのソナタ ト短調W.135
バッハ:ミュゼットBWV Anh.126
アウロス・アンサンブル〔クリストファー・クルーガー(トラヴェルソ)、マーク・シャハマン(バロック・オーボエ)、リンダ・クァン(バロック・ヴァイオリン)、マイロン・ルッケ(バロック・チェロ)、アーサー・ハース(Cemb)〕
ラモーの管弦楽組曲を室内楽編成の"五重奏"で演奏するという離れ業を実現させたアウロス・アンサンブル。ラモー(CRC-2970)に続くバッハ・ファミリーの室内楽作品集では、大バッハの威厳を保たせながら息子たちにも花を持たせるという粋なプログラムを披露!1973年の結成以来、米国の古楽シーンを牽引してきた老舗アンサンブルの高い経験値を感じさせる奥深きバッハ・アルバムです。
CRC-3069
バッハ:トリオ集
ソナタ ト短調BWV.1020
ソナタ ト長調BWV.525
ソナタ ロ短調BWV.1014
ソナタ ホ短調BWV.526
ソナタ ハ長調BWV.1032
ソナタ ハ短調BWV.1017
アンサンブル・ポワティエ〔リゼッタ・キールソン(リコーダー&フルート)、ポール・ボーンケ(チェンバロ&オルガン)〕
"リコーダー&フルート"と"チェンバロ&オルガン"。2人の奏者で奏でるバッハのトリオ・ソナタ集。女流リコーダー奏者のリゼッタ・キールソンは、アメリカ・リコーダー協会の会長、ミッドウェスト・リコーダー・オーケストラのアソシエイト・ディレクターとしても活躍するスペシャリスト。
CRC-3070
マルスキ:弦楽四重奏のための音楽
ラカン/ベルリン〜偉大なる都市へのシンフォニー
ヴァレイ・オヴ・ダイニング・スター
弦楽四重奏団「QX」
アメリカ、クラーク大学の准教授、マシュー・マルスキ(1961−)のモダンなスタイルで書かれた弦楽四重奏のための音楽に、ボストンのフレッシュなアンサンブル"QX"が挑戦!
CRC-3071
4手連弾のためのフランス・ピアノ作品集
ドビュッシー:小組曲
ビゼー:子供の遊び
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」
ドビュッシー:6つの古代の墓碑銘
フォーレ:組曲「ドリー」Op.56
トランスコンチネンタル・ピアノ・デュオ(P)

※使用ピアノ:エラール1877
アメリカのベテラン女流ピアニストたちのデュオ、トランスコンチネンタル・ピアノ・デュオのフレンチ・プログラムで使用されている楽器は、1877年製のエラールマサチューセッツのコレクター、フレデリック・ピアノ・コレクションが所有するエクストラ・グランド・モデルの銘器エラールから、一世紀以上の時を経て優しく温もりのある音色と豊かな表情が響き渡ります。
CRC-3072
アーン:序曲とカンタータ
アーサー王への序曲/カンタータ「春」
ユディトへの序曲
カンタータ「Chaucer's Recantation」
カンタータ「愛と決意」エリザへの序曲
カンタータ「レフリーの春」
妖精の王子への序曲
ステファニー・トゥルー(S)、
ゾルターン・メジェシ(T)、
メアリー・テレイ=スミス(指)カペラ・サヴァリア

録音:2009年7月3日−5日
1981年に結成された東欧ハンガリーのピリオド・オーケストラ、カペラ・サヴァリアが2010年で生誕300周年を迎えた「ルール・ブリタニア」の作曲者、トマス・アーン(1710−1778)の劇音楽への序曲とカンタータをレコーディング。東ヨーロッパのピリオド・オーケストラと18世紀イギリスのトマス・アーンの音楽という組み合わせが興味をそそります。
CRC-3073
英国の勝利!
ショー:セント・マーガレットの島の序曲
アットウッド:マリー・アントワネットの影
ストラーチェ:マリー・アントワネットの哀悼
フック:王室の孤児の夢
シールド:ハートフォード橋〜「序曲」「幻想の中」「二重奏」「あらし」
フック:英国人が叩いた家
アターバリー:恐れない英国人
フック:輝かしい最初の6月、英国の勝利
キャロライン・シラー(S)、
ステファニー・トゥルー(S)、
マリア・ザードリ(S)、
ゾルタン・メジェシ(T)
レイド・スペンサー(Br)、
カペラ・サヴァリア
マリー・テリー・スミス(指)

録音:2008年9月24−27日&2009年6月3日
フランス革命と英仏戦争の時代、18世紀後半〜19世紀初期のイギリス音楽集。ジェームズ・フック(1746−1827)の英国の勝利など、収録作品の多くが世界初録音というイギリス音楽ファン要注目のディスク。
CRC-3077
フィールズ:プロジェニー・オヴ・メモリー
アブサン、スピリット・オヴ・グリーン・ドリーム
ローラーチャント/ファイアーハート
クリストファー・フレンチ(Vc)、
ヒューストン・シンフォニア

録音:2009年12月
2006年の世界現代音楽協会(ISCM)作曲家コンクールで優勝を飾ったアメリカの白髭の作曲家マシュー・H.フィールズ(1961−)の室内楽作品集。チェロのクリストファー・フレンチは、ヒューストンSOの副首席奏者として活躍中。
CRC-3078
クレメンティ:12のモンフェリーナOp.49
ピアノ・ソナタ ト短調Op.50-3「見捨てられたディドーネ」
ピアノ・ソナタ ニ長調Op.25-6
バイロン・シェンクマン(P)

録音:2009年9月
2006年シアトル・ウィークリー誌の"Bes Classical Instrumentalist"に選ばれたバイロン・シェンクマンは、シアトル・バロック・オーケストラのチェンバリスト、ソリスト、室内楽奏者として活躍するアメリカの鍵盤奏者。シェンクマンの丁寧な演奏は、クレメンティはソナチネだけの作曲家ではないということを再認識させてくれます。
CRC-3079
チェコとモラヴィア地方のオーボエ作品集
マシェク:オーボエ四重奏曲ト長調
テムル:幻想曲とロンド
シファウアー:おとぎ話
マシェク:オーボエ四重奏曲ハ長調
コテック:小品集より
フィアラ:オーボエ・ソナタ ト長調
コホーテク:ソナチナ・センプリーチェ
コジェルフ:アダージョ
マーレン・ヴァルヴィコワ(Ob)、
ヴィテスラフ・ツェルノフ(Vn)、
パウル・スワンテク(Va)、
パブロ・マハヴェ=フェリア(Vc)、
レイチェル・ジェンセン(P)

録音:2008年8月
マーレン・ヴァルヴィコワは、オストラヴァのヤナーチェク音楽院からアメリカの名門イーストマン音楽院へと渡り、チェコのオーボエ作品の初演、普及に情熱を燃やすチェコの女流オーボエ奏者。
CRC-3080
フンメル:ピアノ・ソナタ第3番へ短調Op.20
モーツァルト:幻想曲ハ短調K.475
 ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調K.332
フンメル:モーツァルトの「フィガロの結婚」による幻想曲Op.124
メンデルスゾーン:変奏曲変ホ長調Op.82
ダリア・グロウホヴァ(P)

録音:2009年11月、モスクワ
ダリア・グロウホヴァは、10歳で初めてのソロ・コンサートを開き、11歳でモスクワ音楽院ラフマニノフ・ホールにデビューを果たした1986年モスクワ生まれの若き才女。
左腕にフンメルの名前と生没年のタトゥーを入れるほどフンメルを敬愛するグロウホヴァのデビュー・レコーディングは、フンメルとモーツァルト、メンデルスゾーン。ロシア新世代のピアニストとして注目度アップの予感!
CRC-3082
クロス・タウン・トリオの音楽
グランザム:クロス・タウン・トリオの音楽
グリーブリング:ペトログリフ・ダンス・シリーズU
ハートリー:抒情組曲
グリーブリング:ユグドラシル
グリーブリング=ハイ:カヤラマゲー
グリーブリング:スラヴ形式の6つの小品
クロス・タウン・トリオ

録音:2009年
クロス・タウン・トリオは、モントリオールでのワールド・サクソフォン・コングレスをきっかけとして2000年に結成されたピアノ、ヴィオラ、サクソフォンという編成の異色トリオ。一見不思議な編成だが、3つの楽器の相性は良好。特殊な編成のアンサンブルをお探しの方は是非!

CRC-3083
バッハ:管弦楽組曲集(異稿版)
管弦楽組曲第4番ニ長調BWV.1069
管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067
管弦楽組曲第3番ニ長調BWV.1068
アポロ・アンサンブル、
ダヴィド・ラヴィノヴィチ(Vn&ディレクター)

録音:2008年8月&2009年7月
インマゼールのアニマ・エテルナで首席奏者として活躍したロシアのチェリスト、セルゲイ・イストミンを擁するアポロ・アンサンブルのバッハの管弦楽組曲集は、作曲者自身による異稿版。ジョシュア・リフキンの研究に基づき、第2番ではフルート・ソロをヴァイオリンに置き換え、第3番ではトランペット&ティンパニを外し"弦楽器+チェンバロ"という編成を採用しています。
CRC-3084(2CD)
フェヴリエ:クラヴサン曲集
クラヴサン曲集第1巻(1734年)
クラヴサン曲集第2巻(1735年頃)
シャルロット・マッタ・ムーシェ(Cemb)

録音:。2010年1月4日−5日
2つの「クラヴサン曲集」は、18世紀のフランスでオルガニスト、作曲家として活躍したピエール・フェヴリエ(1696−1760)の代表作。装飾音を巧みに用いた「クラヴサン曲集」は、現存する作品が少ないフェヴリエの作風を知ることの出来る貴重な音楽であるの録音。
CRC-3086
R・シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調Op.105、
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調Op.121
C・シューマン:3つのロマンスOp.22
ブルーノ・モンテイロ(Vn)、
フアン・パウロ・サントス(P)

録音:2010年3月、リスボン
グルベンキアン財団の奨学生となりジェラルド・リベイロの助手としてキャリアをスタートさせたモンテイロ、サン・カルルシュ国立劇場の合唱指揮者を務めたパウロ・サントスのポルトガル・コンビによるシューマン夫妻の作品集。
CRC-3087
クリスマス・アラウンド・ザ・ワールド
キャロル・オブ・ザ・ベル
ウェックスフォード・キャロル
ア・ホーリー・アンド・アイヴィ・ガリプソ
ベツレヘムの日/眠れ、幼子イエス
ファースト・ノエル/ナニータ・ナナ
リウ・リウ・チウ/コヴェントリー・キャロル
冬のさなかに/ア・ラ・メディア・ノーチェ
クリスマスの鐘/きよしこの夜
ごらん、バラの花咲くさまを
クリスマス・コルヌコピア
ウェスト・エッジSQ
アメリカのシュリーブポートSOの首席奏者たちで結成されたSQによるクリスマス・アルバム。スペインのクリスマス音楽を組み込むなど、オリジナリティあふれる選曲も好印象。
CRC-3088
ベートーヴェン:交響曲全集Vol.2
交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第2番ニ長調 Op.36(以上、ポール・キム編)
ポール・キム(P)

録音:2009年1月
アメリカの名門ジュリアード音楽院とマンハッタン音楽院でピアノを学び、ソリストとして活躍中の韓国系アメリカ人ピアニスト、ポール・キムのベートーヴェン・チクルス第2弾!「交響曲第1番」と「交響曲第2番」は広く知られるフランツ・リストの編曲ではなく、ポール・キム自身のアレンジを使用しており、リスト版との聴き比べも興味深いところ。
CRC-3090
コープランド:ピアノ独奏作品全集Vol.1
ねことねずみ/ムード〜3つのスケッチ
小さなポートレート/パッサカリア
感傷的なメロディ/ピアノ変奏曲
若きパイオニアたち/日曜の午後の音楽
ピアノ・ソナタ
デイヴィッド・ノーシントン(P)

録音:2009年8月
デイヴィッド・ノーシントンは、第4回ジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクールで審査員特別賞を受賞した経歴を持つアメリカのピアニスト。コープランドの音楽でのダイナミクスや間合いなどの表現の巧さはさすが。
CRC-3091
騒音に満ちた島〜フルート作品集
ラヴィスタ:無伴奏アルト・フルートのための夜想曲
ウェンデル・ジョーンズ:フィクションズ
キム=ボイル:ガ・ゲ・ゴ・グ
ホーイ:レ〜無伴奏ピッコロのための
スミス:家族の肖像
コックス:クロノポリス
リサ・セラ(Fl)

録音:2007年−2009年
アメリカやオーストラリアの現代作曲家たちが書いたアルト・フルートやピッコロの無伴奏、ビブラフォン、コンピューターミュージックとのデュオなど特殊な編成のフルート作品集。
CRC-3092
ブラームス:セレナード第1番ニ長調Op.11(原典版/ボーステッド校訂)
ファランク:九重奏曲変ホ長調Op.38
ケヴィン・ジェラルディ(指)
ミネルヴァ・チェンバー・アンサンブル

録音:2009年3月、ノースカロライナ
作曲者自身の手により管弦楽編成に書き替えられた"ブラームスの「セレナード第1番」"の原典版(九重奏)を復活させるという壮大なチャレンジの成果!
イギリスの作曲家&指揮者、アラン・ボーステッドが校訂、再構成を行い、スリムになった「セレナード第1番」。ボーステッド版を聴きながらブラームスが破棄してしまった原典版を姿を思い描いてみては・・・?
CRC-3093
ノクターナル・ファンタジー〜ショパン&スクリャービン
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調 Op.19「幻想ソナタ」
ショパン:練習曲第21番変ト長調 Op.25-9「蝶々」、
スクリャービン:練習曲嬰ハ短調 Op.42-5
ショパン:即興曲第3番変ト長調 Op.51、
スクリャービン:即興曲嬰ヘ長調 Op.12-1
ショパン:幻想曲ヘ短調 Op.49、
スクリャービン:幻想曲ロ短調 Op.28
ショパン:夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2
スクリャービン:夜想曲変ニ長調 Op.9-2
ショパン:ワルツ第5番変イ長調 Op.42「大円舞曲」
スクリャービン:ワルツ変イ長調 Op.38
ショパン:幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61
アルベルト・ティウ(P)

録音:2009年12月14日−17日
ノクターナル・ファンタジーは、ショパンとスクリャービンの音楽2作品を1つの音楽という枠組みでとらえたユニークなピアノ作品集。アルベルト・ティウはフィリピンのセブ島で生まれたピアニスト。サンクトぺテルブルク・フィル、フィンランド放送響、ハンブルク響などのオーケストラと共演を重ねてきた東南アジアの実力派です。
CRC-3094(4CD)
ドビュッシー:ピアノ独奏作品全集
前奏曲集第1巻/映像第1集
ボヘミア風舞曲/2つのアラベスク
ロマンティックなワルツ
舞曲(スティリー風タランテラ)
前奏曲集第2巻/映像第2集
バラード/マズルカ/夜想曲/夢
練習曲集第1巻/練習曲集第2巻
子供の領分/レントよりおそく
ハイドンを讃えて/小さな黒ん坊
コンクールの小品
アルバムのページ(負傷者の服のための小品)
ベルガマスク組曲/ピアノのために
版画/忘れられた映像/マスク
スケッチ帳より/喜びの島
英雄の子守歌/エレジー
燃える炭火に照らされた夕べ
ラリッサ・デードワ(P)

録音:2002年&2008年&2009年(モスクワ&メリーランド)
イグムノフ・スクールとネイガウス・スクール両派の流れを汲むロシア・ピアニズムの継承者、ラリッサ・デードワのドビュッシー全集!モスクワ音楽院でイグムノフの高弟レフ・オボーリンと、ゲンリヒ・ネイガウスの弟子であり元モスクワ音楽院教授の名教師エフゲニー・マリーニンからピアノを学んだラリッサ・デードワ。現在はアメリカのメリーランド大学教授として後進の育成にも力を注いでいるデードワは、ロシアン・ピアノスクールが輩出した稀代のドビュッシー弾きです。色彩感に富んだ音色と際立つ表現力。ロシア・ピアニズムとフランス印象派の出会いが、まだ見ぬドビュッシーの世界に聴き手を誘います。
CRC-3098
ハイ・ワイヤー・アクト〜シュウェンディンガー:室内楽作品集
ハイ・ワイヤー・アクトノネット
うわさ
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
トゥー・リトル・フース
クリスティナ・ジェニング(Fl)、
ブライト・ミュージック、デュオ46、
ケイティ・ウォルフ(Vn)、
シカゴ室内Oのメンバーたち、他

録音:2004年−2007年
メキシコ生まれの女流作曲家ラウラ・エリーゼ・シュウェンディンガーの室内楽作品集。ベルリンのアメリカ・アカデミーでフェローシップ賞を獲得した最初の作曲家である彼女の作品からは美しい旋律、時に影が見え隠れし、そのコントラストが実に印象的。クリスティナ・ジェニングのフルートの音色が作品の魅力を引き出しています。
CRC-3099
イースト・ミーツ・ウェスト〜フルート作品
細川俊夫:リート
オッフェルマンズ:穂波
フェルー:3つの小品/武満徹:エア
ローブ:日本からの情景、
 ランド・オヴ・リモート・ヴァレーズ、
 8つの風景
尹伊桑:雅楽
レナード・ギャリソン(Fl&ピッコロ)、
カイ・ザヴィスラク(P)

録音:2009年3月
"極東アジア"の細川俊夫、武満徹、尹伊桑、"欧米"のオッフェルマンズ、フェルー、ローブの音楽がアメリカのフルーティストのプログラムで出会いを果たします。
レナード・ギャリソンは、シカゴSOの2003年日本ツアーに参加した経歴を持ち、アジアのフルート音楽への興味、理解も深い

CRC-3100
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
ブラームス:チェロ・ソナタ ホ短調 Op.38
ナターリヤ・ホマ(Vc)、
エイドリアン・オエティカー(P)

録音:1998年7月&2000年4月
1990年第9回チャイコフスキー国際コンクールのチェロ部門で第4位入賞を果たしたウクライナの女流チェリスト、ナターリヤ・ホマが弾くショスタコーヴィチとブラームス。ロシアの名チェリスト、ナターリヤ・シャホスカヤを師に持つホマのショスタコーヴィチにはロシアの魂が宿っています。
CRC-3101
ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲第2番ニ短調「悲しみの三重奏曲」Op.9
ヴィニツキ:失われたタンゴ
ツー・プラス・ワン・トリオ
〔アンナラビノワ(Vn)、
ナターリヤ・ホマ(Vc)、
ヴォロディミール・ヴィニツキ(P)〕

録音:2006年1月
ツー・プラス・ワン・トリオは、第9回チャイコフスキー国際コンクール入賞のチェリスト、ナターリヤ・ホマをはじめ、メンバー全員がモスクワ音楽院の卒業生で結成されたアンサンブル。ラフマニノフの長大な「悲しみの三重奏曲」では、研ぎ澄まされた集中力が伝わります。
CRC-3102
テレマン:フルート二重奏曲集TWV.40:141-146
ソナタ ロ短調 TWV40:141
ソナタ ホ短調 TWV40:142
ソナタ ト長調 TWV40:143
ソナタ イ長調 TWV40:144
ソナタ ト長調 TWV40:145
ソナタ ホ短調 TWV40:146
スティーヴン・ゾーン(バロックFl)、
コリン・セント=マーティン(バロックFl)

録音:2007年1月9日−10日
ワシントン・バッハ・コンソートなどアメリカのピリオド・オーケストラや古楽音楽祭で活躍する2人のバロック・フルーティストが贈るテレマンのデュエット集。テレマンの「TWV40(141〜149)」のソナタは、行方不明になっていたベルリン・ジングアカデミーの蔵書で1999年にウクライナのキエフで発見された作品。
CRC-3103
シェイピー:ヴァイオリン・ソナタ
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番
アダージョとアレグロ/4つのエチュード
ヴァイオリン・ソナタ第3番
ミランダ・クックソン(Vn)、
ブレア・マクミレン(P)

録音:2010年1月
ロシアの血を引くフィラデルフィア生まれのラルフ・シェイピー(1920−2000)は、シュテファン・ヴォルペから作曲を学んだ20世紀アメリカの作曲家。
CRC-3104
クープラン:クラヴサン曲集
クラヴサン曲集第2巻(1717)〜第8組曲ロ短調
クラヴサン曲集第4巻(1730)〜第24組曲イ短調
リサ・グード・クロフォード(P)

録音:2008年5月27日−6月5日
アメリカのオバーリン・バロック・アンサンブルで活躍する女流チェンバロ奏者、リサ・グード・クロフォードが弾くクープランの「クラヴサン曲集」は使用楽器が貴重!フランス、コルマールのウンターリンデン美術館が所有する17世紀の名工、ヨハネス・リュッカースが1624年に製作したチェンバロで聴くクープランはまたとない美しさ。クープランの音楽とリュッカースのチェンバロが見事なまでにリンクします。
CRC-3105
カーソン:ピアノ作品集
ピーシズ, スレッド/3つの短い小品
プレイン・クローズ・コップ
失われた空間の不屈の名前
ベン・リーズ・カーソン(P)、
ジェイコブ・ローデベック(P)
、ジョン・マーク・ハリス(P)
カリフォルニア大学サンタクルーズ校の音楽学部准教授、ベン・リーズ・カーソンのピアノ作品集。1999年から2009年までに作曲されたピアノ作品は、無調をベースとしたスタイル。
CRC-3107
ヴォ―ン=ウィリアムズ:イギリス民謡による6つの練習曲
グリーンスリーヴズによる幻想曲
2つの小品/ロマンス/ヴィオラ組曲
ティナ・ルイーズ・カユーテ(Va)、
マリアンヌ・パテアウデ(P)
"ヴィオラ"の音色で聴くヴォ―ン=ウィリアムズの音楽。「ヴィオラ組曲」は、ライオネル・ターティスのために作曲された「ヴィオラ協奏曲」からのトランスクリプション。
CRC-3108
ヴェネツィアのオーボエ協奏曲集
ヴィヴァルディ:協奏曲イ短調RV.461
アルビノーニ:協奏曲ニ短調Op.9-2
マルチェロ:協奏曲ニ短調
ヘンデル:協奏曲ト短調
アルビノーニ:協奏曲ハ長調Op.9-5
マーク・シャックマン(バロックOb)、
トーマス・クロフォード(指)
アメリカン・クラシカル・オーケストラ

録音:2010年1月11日−12日
マーク・シャックマンは、アメリカ有数のピリオド・オーケストラ、ヘンデル&ハイドン・ソサエティ、ボストン・バロック、フィルハーモニア・バロック・オーケストラ(サンフランシスコ)の首席オーボエ奏者、ソリストを務め、アウロス・アンサンブルの創設メンバーにも名を連ねるなど、アメリカ古楽界を代表するバロック・オーボエの世界的名手!シンプルなシステムのバロック・オーボエから、表情豊かな音色を自在に生み出すシャックマンの演奏は、"バロック・オーボエによる"「オーボエ協奏曲集」の最高峰に輝けるだけのクォリティを持つ。クロフォード率いるアメリカン・クラシカル・オーケストラの躍動感あふれるサウンドも素晴らしい。
CRC-3109
コセンコ:ピアノ作品全集Vol.2
ピアノ・ソナタ第1番変ロ短調 Op.13
ピアノ・ソナタ第2番嬰ハ短調 Op.14
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.15
ナターリャ・シュコダ(P)

録音:。2009年6月10日−11日
※全曲世界初録音
ヴィクトル・ステパノヴィチ・コセンコ(1896−1938)は、旧ソヴィエト政府から労働赤旗勲章を贈られるなど、順調にキャリアを重ねていた矢先の1938年10月に病に倒れ他界した20世紀前半のウクライナ人作曲家。ロシアン・ロマンティシズムあふれる抒情的なコセンコのピアノ作品は、20世紀初期のロシアで生まれた知られざる秀作です。
CRC-3119
セレブレーションズ〜アンドルー・ルーディンの音楽
ルーディン:ピアノ協奏曲
セレブレーションズ/ヴィオラ協奏曲
マルカントニオ・バローネ(P)、
ブレット・デウブナー(Va)、
ジェームズ・フリーマン(指)オーケストラ2001、他

録音:2009年&2010年
ロックバーグ、シュトックハウゼン、シェイピーから作曲を学んだテキサス生まれのスウェーデン系作曲家、アンドルー・ルーディン(1939−)の管弦楽作品集。電子音楽の手法をアコースティック音楽に持ち込んだモダンなスタイルが特徴。
CRC-3120
ショーソン:ヴァイオリン&ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲ニ長調Op.21
詩曲Op.25
ブルーノ・モンテイロ(Vn)、
ジョアン・パオロ・サントス(P)、
ロペス・グラサSQ
〔ルイス・パチェーコ・クーニャ(Vn)、
アンネ・ビクトリーノ・D’アルメイダ(Va)、
イザベル・ピメンテル(Va)、
キャサリン・ストゥリーンクス(Vc)〕

録音:2010年6月28−29日、リスボア音楽学校大ホール(ポルトガル)
ポルトガル政府とグルベンキアン財団の奨学生に選ばれ、アメリカへと渡ったポルトガルのヴァイオリニスト、ブルーノ・モンテイロが主役のショーソン。イザイが初演を行った「協奏曲Op.21」、名作中の名作「詩曲」では、モンテイロのヴァイオリンとパオロ・サントスのピアノが詩情豊かな音世界を創っています。
CRC-3121
無邪気な喜び、秘密の宝物〜ボワモルティエ:トリオ・ソナタ集
ソナタ.ニ長調Op.37/V
ソナタ.ト短調Op.37/W
ソナタ.ト短調Op.28/U
ソナタ.イ短調Op.37/X
協奏曲ロ短調Op.21/W
ソナタ.ホ短調Op.37/U
ソナタ.ト長調Op.37/T
協奏曲ト長調Op.21/V
ソナタ.ホ短調Op.28/Y

アンサンブル・ポルティケ
〔リゼッタ・キールソン(リコーダー)、
ゲイリー・クラーク(Vn)、
クレイグ・トランペーター(ヴィオラ・ダ・ガンバ&Vc)、
デイヴィッド・シュレーダー(Cemb)〕

録音:2010年12月20日−22日
バロック時代のフランスで、作曲と出版で生計を立てた元祖フリーランスのコンポーザー、ボワモルティエ。アメリカのピリオド・アンサンブルによる純粋に聴き手を愉しませてくれるトリオ・ソナタ集。
CRC-3122(3CD)
バッハ:6つのパルティータ BWV.825−830 ピーター・サイクス(Cemb)

録音:2007年9月9日−12日
ピーター・サイクスは、ケンブリッジ古楽協会からアーウィン・ボドキー賞を贈られ、現在はボストン・クラヴィコード・ソサエティの会長を務めるアメリカの鍵盤奏者。使用楽器は、ボストンの楽器製作者アラン・ウィンクラーが2005年に製作したコンラート・フライシャー1716年製モデルのレプリカ。輝かしい響きのバッハの「パルティータ」からは、現在のアメリカ古楽界の充実振りが窺えます。
CRC-3125
ブラームス:ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 Op.1
ショパン:スケルツォ変ロ短調 Op.31
ドビュッシー:アナカプリの丘、西風の見たもの
サティ:スポーツと遊戯
ダンカン・J.カミング(P)
タングルウッドのヤング・アーティスト・ピアノ・プログラムでアシスタント・ディレクター務めているピアニスト、ダンカン・J.カミングのデビュー・アルバム。サティの「スポーツと遊戯」が聴きどころ。
CRC-3126
ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.1
ピアノ三重奏変ロ長調Hob.XV-8
ピアノ三重奏ヘ短調Hob.XV-f1
ピアノ三重奏変ホ長調Hob.XV-36
ピアノ三重奏ニ長調Hob.XV-24
ピアノ三重奏イ長調Hob.XV-35
ピアノ三重奏ト長調Hob.XV-25
メンデルスゾーン・ピアノ三重奏団
〔ピョートル・シロチン(Vn)、
フィオナ・トンプソン(Vc)、
チャン・ヤティン(P)〕

録音:2010年12月
メンデルスゾーン・ピアノ三重奏団は1997年に結成されたロシア、台湾、イギリスの多国籍アンサンブル。古典派ハイドンのピアノ三重奏曲では、軽やかなピアノがアンサンブルをリードしまする。
CRC-3127
フンメル:ピアノ・ソナタ集Vol.1
ピアノ・ソナタ.ハ長調Op.2-3
ピアノ・ソナタ.変ホ長調Op.13
ピアノ・ソナタ.へ短調
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)

録音:2009年6月1日−3日
アントニオ・ポンパ=バルディは、1998年のロン・テイボー国際音楽コンクールで優勝を果たし、2001年にはヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール銀メダル獲得という経歴をもつイタリアのピアニスト。過去にグリーグ作品全集を録音し、意欲的な活動を続けるポンパ=バルディの新プロジェクトとなるフンメルでは、スタンウェイの美点であるクリアな音質を生かしたトレモロやスケールが魅力的。
CRC-3128
フォレイズ〜コントラバスのための作品集
フランク:ソナタ イ長調
ヴォ―ン・ウィリアムズ:イギリス民謡による6つの習作
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調
クレイグ・バターフィールド(Cb)、
チャールズ・フーゴ(P)

録音:2009年5月14日&27日−28日
同じ弦楽器でもヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと比べてソロ作品に恵まれていない低弦王コントラバス。クラシック、ジャズの両ジャンルでソリストとして活躍するアメリカのベーシスト、クレイグ・バターフィールドが、レパートリー拡大のためにフランク、ヴォーン=ウィリアムズ、そしてシューベルトをコントラバス用にアレンジ!オーケストラの土台を支える"コントラバス"ではなく、低音の魅力あふれるソロ楽器としての"コントラバス"をじっくりとどうぞ!
CRC-3129
シューマン:ピアノ・ソナタ第1番嬰へ短調 Op.11
ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.22
ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.14
ベアトリス・ベルート(P)
ギドン・クレーメルがその才能を高く評価したスイスの若き女流ピアニスト、ベアトリス・ベルート(1985−)が弾くシューマンのピアノ・ソナタ集。2010年にはシカゴのラヴィニア音楽祭でアメリカ・デビューを果たすなど、着実にステップアップを遂げています。
CRC-3132
エコーズ
コルデロ:3つの短いメッセージ
G.L.フランク:シャンビの5つの舞曲集
モレル:バガテル舞曲集
トゥリーナ:二重奏
エウバ:ヨルバの6つの民謡
カープマン:輪舞曲
ラウラ・クルグヘルツ(Va)、
ステファン・ヘイマン(P)

録音:2009年6月8日−11日
米国文化情報局のカルチュラル・スペシャリストでヴィオラ奏者のクルグヘルツの新録音は、独特のリズム感で国民性を表現したパナマの作曲家コルデロや、ナイジェリアの作曲家エウバなどの近現代ヴィオラ作品集。
CRC-3133
ラザロフ:ピアノのためのクロニクルズ
ヴァイオリンとピアノのための5つのソナチネ*
カウセルタショーニ+
フルート,アルト・フルートとハープのための二重奏曲**
ピアノのための12の前奏曲
ギャリック・オールソン(P)、
クリスティアーネ・エディンガー(Vn)*、
クラウス・ヘルヴィヒ(P)*、
マルコス・フレナーニ=マルティン(フルート&アルト・フルート)+/**、
ローレン・ボーフィス=フォストナー(Hp)**

録音:2009年−2010年
パウル・ベン=ハイムの弟子でカリフォルニア大学の音楽学部名誉教授、ブルガリア生まれの作曲家アンリ・ラザロフ(1932−)のピアノ&室内楽作品集。
「クロニクルズ」と「12の前奏曲」を弾くのは、第8回ショパン国際ピアノコンクールの覇者ギャリック・オールソン!
CRC-3134
ケスナー:室内楽&独奏作品集
弦楽四重奏曲第2番
バス・フルートとピアノのための「ナチュラル・サイクルズ」
ピアノのための「トッカータ」
ジェネラ/弦楽四重奏曲第3番
ダニエル・ケスナー(バス・フルート)、
ドリー・エウジェニオ・ケスナー(P)、
ダリウス・カンポ(Vn)、
マーク・ロバートソン(Vn)、
アンドルー・ダックルス(Va)、
ラリー・コルベット(Vc)

録音:2005年&2006年&2009年
ダニエル・ケスナー(1946−)はカリフォルニア大学の名誉教授アンリ・ラザロフから作曲を学んだアメリカの音楽家。バス・フルートやアルト・フルートなど、特殊管を活かした作品への評価が高い。
CRC-3135
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 コリン・ノーブル(P)

録音:2010年2月1日−3日
南半球オーストラリアのピアニスト、コリン・ノーブルが弾くバッハの「ゴルトベルク変奏曲」。オーストラリアのバッハ弾きによるゴルトベルクは、軽やかなタッチと適度なスピード感が持ち味。
CRC-3136
2台ピアノのための作品集
J.C.バッハ:ソナタ ト長調
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b
フンメル:前奏曲とロンド Op.Posth(No.5)
トリコミ:エピソード Op.3
インファンテ:アンダルシア舞曲
トニ・グルンシュラグ(P)、
ロジ・グルンシュラグ(P)

録音:1978年5月&1981年11月のライヴ
トニ&ロジ・グルンシュラグは、ウィーンでユダヤ人の家庭に生まれ、ポーランドのヴァイオリニスト、ブロニスラフ・フーベルマンに助けられイングランド経由でアメリカへと渡った姉妹デュオ。ロベール・カサドシュからレパートリーを学んだグルンシュラグ姉妹のライヴ。
CRC-3137
ケージ:ソナタとインターリュード スーザン・スヴルチェク(プリペアド・ピアノ)

録音:2006年5月2日のライヴ
ジョン・ケージがマロ・アジェミアンに献呈したプリペアド・ピアノのための曲集「ソナタとインターリュード」。
モーツァルトからベートーヴェン、ブーレーズ、クセナキスを得意とし、新作の初演にも積極的な女流ピアニスト、スヴルチェクの録音は、曲集全体の構成やプリパレーションの研究成果が発揮された綿密な演奏。
CRC-3138
ソングス・オブ・ザ・バブル・リング
グリール:バブル・リングのパームコートの歌Op.10 サラ・ビンクスの歌曲集
クローリー:穏やかな声が死んだとき、
 7つのスティーヴ・スミスの歌、
 12の短い海の歌〜ソプラノとフルート、打楽器、コントラバスための
ジェーン・レイベル(S)、
ジョン・グリール(P)

録音:2008年
ソプラノのジェーン・レイベルはカナダのセント・ジョンズ・メモリアル大学の准教授であり、その歌声はオペラ・カナダ誌から「透明感にあふれ力強さを持ったソプラノ」と称賛されています。
CRC-3139
パースペクティヴス〜ドナルド・ベッツ:ピアノ作品集Vol.2
交錯した声と古代の世界
フロレスタンとエウセビオスへのオマージュ
ペガサスの発見
トランスフォーメーションズ
トゥエルヴ・ブリーフ・リーゾンズ・ホワイ
ドナルド・ベッツ(P)

録音:2010年
アメリカのコンポーザー・ピアニスト、ドナルド・ベッツのピアノ作品集第2巻。12の幻想曲「フロレスタンとエウセビオスへのオマージュ」は、シューマンのピアノ作品をモチーフした作品。
CRC-3140(2CD)
ブラームス:チェロ・ソナタ集
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ ニ長調 Op.78(ヴァイオリン・ソナタ第1番)
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
アントニー・クック(Vc)、
アーミン・ワトキンス(P)

録音:2010年7月5日−8日
アントニー・クックは、当時のイギリス最年少の首席チェロ奏者としてロンドン・モーツァルト・プレーヤーズに加わり、アメリカの南フロリダ大学、ノースウェスタン大学でチェロの教授、准教授を歴任したシドニー生まれの名チェリスト。「チェロ・ソナタ第1番」冒頭のゆっくりとしたテンポと重く、思慮深い表現が印象的な演奏。ベテランらしい深みのあるブラームス。
CRC-3142
ハイ・ノート〜ソプラニーノ・サクソフォンのための新しい音楽
ジョンソン:ファンタジー
T・リード:夜想曲
オリオーダン:モーメンツ、
 ワンス・リメンバード
T・リード:ロッキング/フォーゲル:独り言
ブリストル:ムピンゴ
ヴァーノン:タイの庭の影
ハートリー:アメイジング・グレイス&ワンダラス・ラヴ
ファレル・ヴァーノン(ソプラニーノSax)、
メラニー・ブックアウト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ブラッド・クロスランド(マリンバ)、
ラウラ・リディ(G)、デレク・リーヴス(Va)、
エリック・シュヴァイカート(ヴィブラフォン)、
ジム・スティール(P)、
ハミルトン・テスカロロ(P)

録音:2010年3月−10月
アルト・サクソフォンではなく、ソプラノ・サクソフォンでもなく、さらに高音域の"ソプラニーノ・サクソフォン"のために作曲されたソロ&室内楽作品集というレアなアルバム。無伴奏からピアノとのデュオ、さらにはヴィオラ・ダ・ガンバやヴィオラ、ヴィブラフォンとの共演など"ソプラニーノ・サクソフォン"のための作品は、スタイルもユニーク。サクソフォン愛好者要注目のソプラニーノ・アルバムです!
CRC-3143
シューマン:謝肉祭 Op.9/幻想曲 Op.17 オードリー・アンドリスト(P)

録音:2010年6月14日−16日
ピアノだけでなく、チェンバロ、ハーモニウム、シンセサイザーを弾き分けるアメリカの女流鍵盤奏者が弾くシューマン。サンアントニオ国際コンクール、モーツァルト国際コンクール、ジュリアード・コンチェルト・コンクールなど、多くのコンクール受賞歴を持ちます。
CRC-3145
グリーグ:ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.7
フィールド:夜想曲第4番イ長調、
 夜想曲第18番ホ長調、
 ロシア民謡による変奏曲イ短調、
 夜想曲第10番ホ短調/
メンデルスゾーン:幻想曲嬰へ短調Op.28
ダリア・グロウホヴァ(P)

録音:2010年2月
前作「モーツァルト、フンメル&メンデルスゾーン」(CRC-3080)でレコーディング・デビューを飾った1986年生まれのロシアの若きピアニスト、ダリア・グロウホヴァフンメルの音楽を敬愛し、18〜19世紀初期の音楽を得意とするグロウホヴァは、ドイツのメンデルスゾーンとアイルランドのジョン・フィールドの組み合わせ。フィールドのノクターンでの抒情性に富んだ響きが美しい。
Official Site →
http://gloukhova.com/
CRC-3146
ルーベンスの旅〜ヨーロッパ宮廷のヴィルトゥオーゾ・リュート音楽
レイモンド:カッサンドラ、レチェルカータ、バレット
カプスペルガー:トッカータ、コレンテ
ダウランド:いくつかの英国音楽より
カプスベルガー:アルペジアータ
作曲者不明:ア・ポルト、
 ア・スコット・チューン、
 ジプシーズ・リルト、ア・ダンス、
 カナリア、ア・スコット・チューン
ヴァレット:ミューズの秘密より
バラード:村のブランル
マッシモ・マルチェーゼ(リュート&テオルボ)

録音:2010年7月
マッシモ・マルチェーゼはサボナで生まれ、リュートの名匠ヤコブ・リンドベルイに師事。1980年以来、ソリスト、通奏低音奏者としてリンドベルイ、エンリコ・ガッティなど古楽界を代表する一流アーティスト達との共演を果たしてきた。温もりと風情あふれるリュートの音色が味わえる1枚。
CRC-3147
ブラームス:ヴァイオリンとピアノのための3つのソナタ(チェロ版)
ソナタ第1番ニ長調Op.78/ソナタ第2番イ長調Op.100/ソナタ第3番ニ短調Op.108
シムカ・ヘレド(Vc)、ジョナサン・ザク(P)

録音:2010年3月
ブラームス自身でヴァイオリンからチェロのために編曲された3つのソナタ。イスラエル出身のヘレドは、24歳の時に最年少でイスラエルSO首席奏者に就任して以来、そのポジションを10年間務めた実力の持ち主。
CRC-3148
瞑想曲
マスネ:タイスの瞑想曲
クライスラー:前奏曲とアレグロ
ショパン(ミルシテイン編):夜想曲 嬰ハ短調
ガーシュイン(ハイフェッツ編):歌劇「ポーギーとべス」より テンポ・ディ・ブルース
ヴラディゲロフ:ブルガリア組曲より 聖歌
クライスラー:オルター・リフレイン
ファリャ:スペイン民謡組曲〜ムーア人の服地、ナナ
ブラームス:ハンガリー舞曲第17番
ラヴェル:ハバネラ形式による小品
リャードフ:音楽の玉手箱
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第3番
アルベニス:タンゴ Op.165
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ(Vn)
カーレ・オーナング(P)

録音:1982−1983年
ベルゲン・フィルやオスロ・フィルとの共演や、レントヘンの「ヴァイオリン協奏曲」(CRC2790)の録音で知られるノルウェーの女流ヴァイオリン奏者ラーギン・ヴェンク=ヴォルフ。彼女が24〜25歳頃の録音を集めたヴァイオリン小品集。使用楽器は1689年製のストラディヴァリウス。
CRC-3150
グッチェ:ピアノ作品集
主題と変奏/ハ短調のフーガ
功利的なフーガ/ソナタ Op.32-1
ソナタ Op.32-2
マシュー・マックライト(P)

録音:2010年11月29日−30日
ドイツ、ベルリンで生まれアメリカで93歳まで生きた作曲家レネ・グッチェ(1907−2000/本名はロメオ・マクシミリアン・オイゲネ・ルートヴィヒ・グッチェ)のピアノ作品集。
ブゾーニからピアノを学んだグッチェのピアノ作品は、新ロマン主義をベースに十二音技法や微分音など様々な技法が採り入れられています。
CRC-3151(2CD)
オネゲル:歌曲&シャンソン集
4つの詩H.7
ポール・フォールの3つの詩H.9
自然な死H.11
アポリネールの6つの詩H.12
ニューヨークの復活祭H.30
ジャン・コクトーの6つの詩H.51
アリエルの2つの歌曲H.48
シャンソンH.54/小さな人魚H.63
発音練習曲H.70/2つの歌H.119a
2つの歌H.124a/おお救い主よH.136a
クローデルの3つの詩H.138
3つの詩篇H.144/道徳小講座H.148
6つの田園詩H.152/セリーヌH.168b
天使の糧H.169
2つの感傷的なロマンスH.171a
おお時よH.178
低音部のための4つの歌H.184
メミアクィンH.192
クラウディア・パタッカ(S)、
シナン・ヴュラル(Br)、ニック・ロス(P)、
ヤーナ・ロス(Vn)、ニコラス・スークス(Vn)、
ジョセフ・ニグロ(Va)、
ウェスリー・ボルドウィン(Vc)

録音:2010年
フランス6人組のメンバーであり、交響的詩篇「ダヴィデ王」により一躍名声を博したオネゲルの歌曲とシャンソン集。
CRC-3153
タンパ大学、シークス・チャペルのドブソン・オルガン
デュプレ:前奏曲とフーガ変ロ長調Op.7-1
 行列と連祷Op.191
ブクステフーデ:前奏曲とフーガ嬰ヘ短調BuxWV.146
シェーファー:歓呼と歌
ロイプケ:ソナタ ハ短調「詩篇94番」
パラディ:シシリエンヌ
ヴェルディ(ルメア編曲):凱旋行進曲
ヘイグ・マルディロシアン(Org)

録音:2011年2月
フランスの名高いオルガニスト兼作曲家であるデュプレ、北ドイツ・オルガン楽派の巨匠ブクステフーデ、19世紀最大のイタリア・オペラ作曲家ヴェルディの凱旋行進曲などプログラムに富んだオルガン作品集。
CRC-3154
ブリテン:無伴奏チェロ・ソナタ集
無伴奏チェロ組曲第1番 Op.72
無伴奏チェロ組曲第2番 Op.80
無伴奏チェロ組曲第3番 Op.87
サイウン・ソルステインスドッティル(Vc)

録音:2010年4月
ニューヨーク・タイムズ誌で「カリスマ的チェリスト」と評された1984年アイスランド、レイキャビク生まれの女流チェリスト、サイウン・ソルステインスドッティルのブリテン無伴奏。アントニオ・ヤニグロ国際チェロ・コンクール、ナウムブルク・コンクールなどでの最高位受賞などすでに経歴十分のソルステインスドッティル。緊張感に満ちたブリテンの世界が、今後の飛躍を期待させてくれます。
Official Site → http://www.saeunn.com/
CRC-3155
デュオ・シャーノット
フランク:ソナタ イ長調
ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34-14
ブラームス:ソナタ断章
エワイゼン:夜明けの神
ゴットシャルク:ポルト・リコの贈り物
クリストファー・トンプソン(Vn)、
ミヒャエル・グルト(P)

録音:2010年
トンプソンとグルトが2006年に立ち上げたヴァイオリンとピアノのアンサンブル「デュオ・シャーノット」が、ロシアン・ロマンティシズムのラフマニノフや、管楽器のための音楽で有名なアメリカの作曲家エワイゼンの音楽を自由に歌い上げます。
CRC-3156
ワーグナー〜オペラ・アリア集
アンフォルタス王よ、あの傷が(パルジファル)
ノートゥング、ノートゥング!宿望の剣!(ジークフリート)
In Lied zu den Wipfel lauscht ich hinauf
ブリュンヒルデよ、神聖な花嫁よ(神々のたそがれ)
冬の嵐は去り(ワルキューレ)
心の熱意で(タンホイザー)
朝はばら色に輝きて(ニュルンベルクのマイスタージンガー)
愛する白鳥よ(ローエングリン)
役立つのはただひとつの武器(パルジファル)
王よ、それには答えられません(トリスタンとイゾルデ)
彼女は幸福そうに(トリスタンとイゾルデ)
マーク・ディートン(T)、
グレン・コルテーゼ(指)ブラティスラヴァSO

録音:2005年2月&2010年8月
リヒャルト・シュトラウス、ワーグナー、プッチーニを得意とするアメリカのドラマティック・テノール、マーク・ディートンが歌うワーグナーのオペラ・アリア集。トリスタン、ジークフリート、タンホイザー、ローエングリン役を演じるなど、ワーグナーは十八番中の十八番。
CRC-3157
ゴールデン・プロポーション・リサイタル
モーツァルト:ピアノ・ソナタ.ハ長調 K.279
ショパン:練習曲第1番ハ長調、
 練習曲第2番イ短調、夜想曲第1番変ロ短調、
 夜想曲第2番変ホ長調、練習曲第3番ホ長調
ドビュッシー:月の光、スケッチ帳より、
 映像第1集、映像第2集
ニコラス・ロス(P)

録音:2010年12月&2011年1月
イギリス、ヨークシャー生まれのアイルランド人ピアニスト、ニコラス・ロスのリサイタル・プログラム。モーツァルト、ショパン、ドビュッシーでの使用ピアノは、1885年に創設されたドイツのピアノメーカー、シンメルのモデルK.280。
CRC-3158
トゥリーナ、ロドリーゴとグラナドスの音楽
トゥリーナ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番Op.82
ロドリーゴ:ルーマニア
グラナドス:「スペイン舞踊」より、
 アンダルシア舞曲
ロドリーゴ:ソナタ・ピンパンテ
グラナドス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ホルヘ・アビーリャ(Vn)、
アドリエンヌ・キム(P)

録音:2006年10月4−6日、プルチャーズ・リサイタル・ホール(ニューヨーク)
ニューヨークタイムズ誌で強いヴァイオリニスト"として絶賛された、ホンジュラス生まれのホルヘ・アビーリャ。2008年にニューヨークのヤンキー・スタジアムで行われたローマ法皇ベネディクト16世による屋外ミサでコンサートマスターを務めたのが、このホンジュラス生まれの実力派ヴァイオリニストです。
CRC-3159
アメリカン・ヴォイス
ジョプリン:3つの小品
コープランド:古いアメリカの歌
ガーシュウィン:組曲「ポーギとべス」
アンダーソン:CBQ組曲
スタンプ:聖者の行進
ウィリス:スウィング・ロウ
ニュートン:アメイジング・グレイス
シカゴ・ブラス・クィンテット
〔ロス・ビートクラフト(Tp)、
マシュー・リー(Tp)、
グレゴリー・フリント(Hrn)、
ジェームズ・マターン(Tb)、
ダニエル・アンダーソン(Tub)〕、
ブラウン・シンガーズ

録音:2009年&1999年
シカゴSOのお膝元、シカゴで1964年に結成され約50年という長い歴史を持つアメリカの金管五重奏団シカゴ・ブラス・クィンテット。ジョプリン、コープランド、ガーシュウィン、そしてチューバ奏者のダニエル・アンダーソンが自分たちのために作曲した「CBQ組曲」。今回のテーマはまさしく"U・S・A"!アメリカン・ブラスのブリリアント・サウンドが"アメリカンの声"を高らかに、輝かしく響かせます。
CRC-3160
リスト:巡礼の年第2年「イタリア」
ヴェルディ(リスト編):リゴレットのパラフレーズ
ジャンルカ・ルイジ(P)

録音:2010年5月&6月、ミュンヘン
ベーゼンドルファー・アーティストに名を連ねるジャンルカ・ルイジは、イタリア国内を中心に数多くの国際コンクールでの受賞実績を持ち、今年6月の来日では本作にも収録されている「ヴェルディ=リスト:リゴレットのパラフレーズ」を披露。イタリア・ナポリを彷彿とさせる甘美でロマンチズムに溢れた好演です。
CRC-3161(2CD)
ダイクストラ:ネオ・ラグタイム〜ピアノ・ソロと室内楽のためのコンサート・ラグ
■室内楽のラグ〜コルドバ・ラグ、
オルド・パウエル・ラグ、
ザ・ナショナル・パスタイム、
カール・メープル・ラグ、
ランカシャー・ラグ、
レモン・グラス・ラグ、
ミクソン・ホール・ラグ、
メント・トゥー・ビー、ベレ・ラグ、
ココぺリーズ・ラグ、インタールード、
ウンガワ・ラグ
■ピアノ・ソロのためのラグ
デルフィニウム・ラグ、
スプリング・ビューティース、
ラブ・ソング「ウーマン・イン・ア・ラージ・スロウ・ハット、ガーデニング」、
ア・ラグ・フォー・ニューオルレアン、
リオ・ラグ、リトル・ワルツ
フォー・マイ・ビューティフル・ドーター、
サニー・トレイル・ラグ、
カフェイネイテッド・ラグ、
レッツ・ゴー・トゥギャザー、
ア・ウィンター・ワルツ、ホープフル・ラグ、
トゥーサイデッド・ラグ、パストラーレ、
ボールド・アドベンチャーズ、
ノーベンバーズ・ラグ、
ヒアー・イン・マイ・ハート、
グレイター・リブレイション・ラグ
ブライアン・ダイクストラ(P)、
グレグ・バナツァク(アルトSax)、
キャサリン・デヨング(Fl&アルトFl)、
キーラ・ケスター(ピッコロ)、
バリック・ステース(Fg)、
ジェームズ・アンブル(アルトSax)、
キャロリン・ガディエル・ワーナー(P)、
スティーヴン・ワーナー(Vn)、
ロベルト・ウールフライ(Cl)

録音:2009年−2011年
19世紀後半からアメリカを中心に世界的に流行したラグタイム。全曲をコンポーザー・ピアニストであるブリアン・ダイクストラが手掛けており、ディスク1には室内楽、ディスク2にはピアノ・ソロを集約。シンコーペーションを多用し、エネルギッシュで快活、楽しく上品なメロディーばかりを集めた心地よいアルバム。
CRC-3163
ローラ・メディスキー:パーソナリティーズ〜オーボエのための21世紀アメリカ音楽
モーリス:オーボエとピアノのための4つのパーソナリティーズ
ブランドン:3つの砂漠の伝説
マーティン:オーボエとピアノのためのダイアローグ
ブラケル:スピーチウォールズ
デ・シルバ:パーカッション・オスティナートとオーボエのためのソナタ第3番「ミサ」
ソーサ:スティル・ライフ
ヘルヴェリング:マンディトゥス
ローラ・メディスキー(Ob)、
ヴィンセント・フウ(P)、
ヘミー・ヴァン・エリック(Ms)、
トド・ハンメス(パーカッション)

録音:2010年8月&2011年1月
ローラ・メディンスキーはアメリカを拠点で活躍するコンンポーザ=オーボイスト。2011年にカーネギーホールでデビューし、数々の国内オーケストラとの共演を果たしてきた。現在はウィスコンシン=プラットビル大学のオーボエ講師であり「アレクサンダーテクニーク」の指導にも携わっている。アレクサンダーテクニークに基づいた、自由で伸びやかな音色を存分に披露!
CRC-3164
リュートのロマンス
ヴァイス:クーラント ヘ長調
クロップガンス:ソナタ ヘ長調
ヴァイス:ソナタ イ短調
ドーブ:ソナタ第2番ト長調
ルッツ・キルヒホーフ(バロックLute)
バッハと同じ時代を生きた作曲家たちの楽しく、物悲しく、劇的なスタイルを持ったリュート音楽集。ヴァイス、クロップガンス、ダウベのバロック時代から古典派初期にかけての作品を奏でるのは、カルミニョーラとの共演でも知られるドイツのリュート奏者ルッツ・キルヒホーフ。ヘルムート・ボーア製作の13弦バロック・リュートを使用。
CRC-3165
グレース:室内楽作品集
ルア・バンブイ
エドワードの生涯からの5つの情景
フルーテイションズ/ブラジルからの手紙
インポッシブル・ミニチュア/はかないクルミの音
ロサンゼルス・フルート四重奏団、
ダグラス・マセック(ソプラノSax)、
ジェームス・スミス(G)、他

録音:2003年−2011年
カリフォルニア州立大学ドミンゲス・ヒルズ校で准教授を務めるジョナサン・グレース。彼の作品はアメリカ、ドイツ、フィンランド、中国、ブラジルなど世界各国で演奏されており、「フルーティションズ」はロサンゼルス・フルート四重奏団の委嘱作品です。
CRC-3166
アルプス山脈近郊のバロック時代の室内楽作品集
トゥッリーニ:3声のソナタ.イ短調
スヴェーリンク:「涙のパヴァ―ヌ」による4つの変奏曲
ヴァッセナール:リコーダーと通奏低音のためのソナタ第1番
ハックァルト:「ハルモニア・パルナーシャ・ソナタウム」〜3声のソナタ第5番
ロカテッリ:ソナタへ長調Op.8-1
ファッシュ:ソナタ.ト短調Op.7-2
サンマルティーニ:ソナタ.ハ長調Op.2-2
ヴィヴァルディ:協奏曲RV92ニ長調
アカデミア・アムステルダム

録音:2010年8月
1990年にオランダのバロック・オーボエ奏者のオンノ・フェルスホールによって結成されたアカデミア・アムステルダム。エンリコ・ガッティのアンサンブル・アウローラの鍵盤奏者、アッカデミア・ヘルマンスの指揮者としても知られるフェビオ・チオフィーニも参加する要注目のピリオド・アンサンブルです。
CRC-3167
舞曲のチョイス・コレクション 〜宮廷と劇場におけるバロック時代の舞曲集
カンプラ:ル・チェルバイン
ラ・バレ:バロン氏のリゴードン
ラ・コステ:コントルダンス
グロスコート:グロスコート氏のエコー
ラ・ドゥーレ:新しいブーレ
カンプラ:トルコ皇帝
クープラン:チェンバロ独奏のための前奏曲 イ長調
カンプラ:トルコの踊り
ラ・コステ:男と女の入場、あなた方はジグのそばに
シャルパンティエ:ハーレクインのシャコンヌ
マレ:4声のメヌエット
オトテール:リコーダーのための前奏曲 ト長調
リュリ:花嫁
リュリ&コラス:ロイヤル/カンプラ:優しい勝者
デトゥシュ:グアスラッタ
オトテール:ヴァイオリンのための前奏曲 イ長調
カンプラ:一人の女性のためのジグ、
 二人の女性の入場
リュリ:唯一の女性のための入場
ラ・コステ:飲み騒ぐ二人の女性の入場
マレー:バーガーとベルジェールのための入場
ルベル:バーガーとベルジェールのための入場
 第二番、同じ踊り子の入場
リュリ:女性のためのパッサカリア
オトテール:オーボエのための前奏曲 ト短調
モーリスキノー:4声のガヴォット王
ムレ:新しいブーレ
タリの祭典のコティヨン
ドゥビュイソン:ヴィオラ・ダ・ガンバのための前奏曲 ト長調
カンプラ:スペインの女性のための入場
リュリ:女性、男性のためのサラバンド
カンプラ:パストレと羊飼いの入場
 第二番、同じ踊りによる入場のベネチアンの祝い
プレイフォード:英国人のダンスマスターから
アカデミア・アムステルダム

録音:2002年4月−2010年10月、(オランダ)
アカデミア・アムステルダムは、1990年にオランダの古楽系オーボエ奏者、オンノ・フェルスホールを中心として結成されたピリオド・アンサンブル。宮廷や劇場で演奏されたカンプラやクープラン、マレ、リュリたちの舞曲をテーマごとに集めた好企画。当時の貴族や大衆の楽しみが伝わってきます。
CRC-3169
クレランボー:オルフェー(カンタータ)
ラ・マニフィーク(トリオ・ソナタ)
愛の蜂に刺され(カンタータ)
組曲 ハ長調/メデア(カンタータ)
ミュージック・フロム・アストン・マグナ、
ダニエル・ステップナー(芸術監督)
〔ドミニク・ラーベル(S)、
クリストファー・クリューガー(Fl)、
ダニエル・ステップナー(Vn)、
ローラ・イェッペセン (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジョン・ギボンス(Cemb)〕

録音:2007年、スミス大学、スウィニーホール、マサチューセッツ(アメリカ)
「フランス語のカンタータ」というジャンルを確立したフランス・バロックの大作曲家、ルイ=ニコラ・クレランボー(1676−1764)の作品集。ソプラノのドミニク・ラーベルが、黎明期のフランス語カンタータを美しく、劇的に歌います。
CRC-3171
レイチェル・マシュー:現代室内音楽
ヴィオラとピアのためのドリームス
ピアノ五重奏曲
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
クラリネットとピアノのためのヴォイス・オブ・ツリー
ヘレン・カレス(Va)、
ミハイル・シュミット(Vn)、
イングリッド・マシュー(Vn)、
エリザベス・オークス(Va)、
アンドルー・コルプ(Vc)、
ローラ・デルカ(Cl)、
レイチェル・マシュー(P)

録音:2010年
アメリカのコンポーザ=ピアニストであるレイチェル・マシューは2010年のモーリス・ガードナー作曲コンクールで優勝し、彼女の作品はコンサートやラジオ放送を通してアメリカ中に広まりました。シアトルの音楽院で教鞭をとり、講演会やワークショップの開催など後進の指導へも力を入れています。
CRC-3172
ショパン:舟歌嬰へ長調Op.60
前奏曲変二長調Op.28-15「雨だれ」
幻想即興曲嬰ハ短調Op.66
夜想曲嬰ハ短調Op.27-1
夜想曲変二長調Op.27-2
バラード1番ト短調Op.23
マズルカ変ロ長調Op.17
前奏曲ト長調Op.28-3
前奏曲ホ短調Op.28-4
前奏曲ロ長調Op.28-11
スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
メロディ・フェーダー(P)

録音:2010年8月
ニュー・チェンバー・バレエのメンバーとして活躍するニューヨーク在住の女流ピアニスト、メロディ・フェーダーが、ピアノの詩人ショパンの音楽を一音一音丁寧に紡ぎだします。
CRC-3173
ハイドン:交響曲第6番ニ長調Hob.I-6「朝」
交響曲第7番ハ長調Hob.I-7「昼
交響曲第8番ト長調Hob.I-8「夕」
ダヴィド・ラビノヴィチ(第1Vn&音楽監督)
アポロ・アンサンブル

録音:2010年8月18日−20日、メノナイト教会(デーフェンター/オランダ)
アポロ・アンサンブルは、ザハール・ブロンの弟子でアムステルダム・バロック管、OAE、キングズ・コンソートのヴァイオリニストを務めてきたダヴィド・ラビノヴィチが率いる1992年創設の小編成ピリオド・オーケストラ。ラビノヴィチやイストミンといった名手たちの存在が支える「2-2-1-1-1」という小編成の弦楽器セクション+6人の管楽器によるハイドン!弦楽セクションの上で舞うかのように浮かび上がるトラヴェルソ、オーボエとナチュラルホルン。ハイドンが仕えたエステルハージ侯爵に捧げた「朝」、「昼」、「夕」の三部作でも、アポロ・アンサンブルの編成、ラビノヴィチのリード、が素晴らしい効果を生み出してくれています。オランダのアポロ・アンサンブル、要注目です!
CRC-3174
チツァロス:ピアノ作品集
カイエ・タンゴ/ソナタ
アメリカの歌〜4つのコンサート・トランスクリプションズ
クリストス・チツァロス(P)

録音:2006年−2011年
クリストス・チツァロスは、あのカツァリスと同じキプロス出身のコンポーザー・ピアニスト。1981年のアテネ・ジーナ・バッカウアー・インスティテューション・コンクールで優勝を飾り、現在はアメリカでピアニスト、作曲家、教育者として活躍中。地中海の小国キプロスの空気を纏ったピアノ作品です。
CRC-3175
クリストス・チツァロス〜易しいピアノ作品集
詩的な瞬間/言葉のない歌
ソナチネ・ユモレスク/世界を巡る踊り
洗練されたクリスマスの幻想曲「コレンディ」
クリストス・チツァロス(P/ベヒシュタイン)

録音:2010年12月&2011年1月
カツァリスと同郷のキプロス出身のコンポーザ・ピアニスト、クリストス・チツァロスは13歳でアテネの国際コンクール、1992年にはピアノ教育学においての作曲コンクールで優勝を飾り、作曲家としても幅広く活動を展開中。「易しいピアノ作品集」と題された本アルバムは、教育的要素を含んだ軽やかでメロディックな小品集。
CRC-3176
C.P.E.バッハ:弦楽のための6つのシンフォニアWq.182
シンフォニア第3番ハ長調
シンフォニア第5番ロ短調
シンフォニア第4番イ長調
シンフォニア第6番ホ長調
シンフォニア第1番ト長調
シンフォニア第2番変ロ長調
ジョン・シュー(指)
ヴィヴァルディ・プロジェクト

録音:2010年9月ライヴ
ヴィヴァルディ・プロジェクトは17〜18世紀の"弦楽のための作品"の演奏を目的として結成されたアメリカ、ワシントンのピリオド・アンサンブル。C.P.E.バッハの重要作「ハンブルク・シンフォニア」で18世紀の響きの再現を試みています。
CRC-3177
シューマン:謝肉祭Op.9
幻想小曲集 Op.12
東洋の絵 Op.66(4手連弾)*
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)、
エマニュエラ・フリスチオニ(P)*

録音:2010年7月6−7日、クリーブランド音楽院、ミクソンホール(アメリカ)
1998年のクリーヴランド国際ピアノ・コンクール最高位受賞、1998年のロン・ティボー国際コンクール第3位入賞、2001年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール銀メダル獲得など、数々の実績を持つイタリア、フォッジャ出身のピアニスト。謝肉祭の「スフィンクス」での約1分間の音無き演奏が、ポンパ=バルディのシューマンの世界を深めています。
CRC-3178
スカルラッティの後に 〜ドメニコ・スカルラッティへ捧げる現代のピアノ小品
デロ・ジョイオ:スカルラッティへの挨拶
ビッチ:スカルラッティへのオマージュ
クローリー:スカルラッティの後に
ロス:ドメニコ1&2
ファレル:アンティーク・ソナタ
ド・マンツィアーリ:マルク=スカルラッティへのオマージュ
アムラン:スカルラッティを讃えて
クリスティーナ・ズトール(P)

録音:2010年
カナダ西部のブリティッシュ・コロンビア出身の女流ピアニストが捧げるドメニコ・スカルラッティへのオマージュ・アルバム。プログラムにはデロ・ジョイオやマンツィアーリ、そしてあのスーパー・ヴィルトゥオーゾ、アムランの名前が!ポルタートが光る軽やかで躍動感のある演奏。
CRC-3179
モーツァルト:オーボエ四重奏曲 へ長調KV370、
 アダージョ ハ長調P.98
ハイドン:ディベルティメント.ハ長調P.98
J.C.バッハ:オーボエ四重奏曲 変ロ長調
アレサンドロ・バッチーニ(Ob&イングリッシュ・ホルン)、
ヌーヴォ・カルテット・イタリアーノ

録音:2007年5月
国内外のジュニア・コンクールで幾多の優勝歴をもつアレサンドロ・バッチーニ。ソロ、デュオ、トリオ、カルテットなど、様々な形態で受賞を重ねており、古典派作品を集めたこのプログラムでもそのマルチな才能を余すことなく発揮。
CRC-3180
オーケストラル・イクオリブリァム
マクイラン:アルト・サックスと室内オーケストラのための協奏曲
クアリオティーヌ:ラメンテイションス、
 フェアー・ザ・フォレスト・エンド
マクイラン:イクオリブリァム
ドヴォルザークSO、
ジュリアス・P・ウィリアムス(指)
ロマン・フォイチェク(アルトSax)

録音:2008年3月
指揮者、作曲者として名声高いジュリアス・P・ウィリアムスは、ワシントンSOの音楽監督を務め、アメリカ国内を中心に活躍中。アムステルダム出身のリー・T・マクイランは、リヒャルト・シュトラウスの孫弟子にあたります。
CRC-3181
北方のギター〜19世紀ノルウェーの音楽の肖像
カール:ソナタ第2番イ短調 Op.22
キュフナー:アルプス地方による6つの変奏曲「私が朝目覚めたとき」
モリーノ:ロンド.イ長調 Op.28-3
シャイドラー:ソナタ第1番ハ長調
レミング:大幻想曲
イプセン:私の故郷はなんて美しい
シェルルフ:憧れOp.1-4
ブル:Saeterjentens Sondag
ペトレッティ:ノルウェーの幻想曲 Op.12「旧ローマ帝国とノルウェーの息子」
オラフ・クリス・ヘンリクセン(G/ウィーン1810年ころ製)

録音:2009年12月
スイスのバーゼル・スコラ・カントルムで学び、ターフェルムジーク・バロックOでも活躍するバロック・ギター、リュート、テオルボの名手オラフ・クリフ・ヘンリクセンが奏でる、ノルウェーに縁のある19世紀の作曲家たちのギター作品集。
CRC-3182
フォーリング・スティル〜女流作曲家によるオーボエのための音楽
マドレーヌ・ドリング:トゥー・ダンス
ナンシー・ガルブライス:オーボエ,バスーンとピアノのためのインカンテーションとアレグロ
グウェン・マクレイド・ホール:パロールのないシャンソン
エミリードリトル:フォーリング・スティル
マーガレット・グリブリング・ハイ(チェン・イー):ジョイ・オブ・ザ・レユニオン〜オーボエ,ヴァイオリン,ヴィオラ,ダブルベースのための
アリサ・モリス:オーボエとピアノのための4つの性格的小品
マリー・アシュレイ・バレット(Ob)、
イナラ・ザンドマン(P)、
マイケル・バーンズ(Fg)
マージョリー・バグレイ(Vn)、
アレクサンダー・エツェルマン(Vc)、
スコット・ロールズ(Va)

録音:2010年1月
マリー・アシュレイ・バレットはノースカロライナ州のグリーンズボロ大学でオーボエ科の教授を、グリーンズボロSOでは首席オーボエ奏者を務めている。女流オーボエ奏者による珍しい女流作曲家の近現代オーボエ作品集。
CRC-3183
バッハ・イン・タイム・オン・ザ・クラリネット
バッハ(エラー編):ヴァイオリン・ソナタ ホ短調BWV.1023
トッカータとフーガ.ニ短調BMV.565
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ.ト短調BWV.1029
わが心には憂い多かりきBWV.21
貧しき者は饗せられんBWV.75、
愛する神のみに従うものBWV.93、
われは何ぞ世を思い煩わんBWV.94
ヴァイオリン・ソナタ.ハ短調BWV.1017
ジョセフ・エラー(Cl)、
ジェリー・カリー(ハープシコード)、
ジャレッド・ジョンソン(Org)、
ティナ・ミルホルン・スタラード(S)、
ロベルト・ジェッセルソン(Vc)

録音:2010年12月
バッハの音楽のクラリネット・アレンジにチャレンジしたジョセフ・エラーは、サウスカロライナ大学の准教授を務めるアメリカのクラリネット奏者。エラー自身が収録曲全曲のアレンジを手掛けており、クラリネットの柔らかい音色が大バッハの名作の新たな一面を披露してくれます。
CRC-3185
カウエル:ピアノ作品集
ダイナミック・モーションと、ダイナミックモーションへの5つのアンコール
揺れて踊る/2つの織物
陽気な幕開け/カオイン/リズミカーナ
アイルランド人の踊り
スケルツォ「It Isn't It」/妖精の鐘
不吉な共鳴/3つのアイルランドの伝説
ステイシー・バルロス(P)

録音:2008年6月30日-7月2日
ジョン・ケージ、ガーシュインらの師として知られるカウエルのピアノ作品集。アメリカの作曲家ガンサー・シュラーから「カウエルのピアノ作品で彼女の右に出るプレイヤーはいない」と絶賛を受けたカウエルのスペシャリスト、バルロスがその実力を大胆披露。
CRC-3186(2CD)
スティーヴン・スターリク〜レトロスペクティブVol.1
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番*
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(カデンツァ:クライスラー)**
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲イ長調K.219(カデンツァ:ヨアヒム)#
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ##/
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲イ長調Op.99+
スティーヴン・スターリク(Vn)
ヘルマン・ミハエル(指)北ドイツRSO*
ベルナルド・ハイティンク(指)ロイヤル・コンセルトヘボウO**
ジョン・エイヴィソン(指)CBCバンクーバー室内O#
ダグラス・ギャムレイ(指)ロンドン祝祭O##
アンドルー・デイヴィス(指)トロントSO+

録音:1969年1月*、1961年9月18日**、1972年#、1962年##、1986年+のライヴ
ロイヤル・フィル、RCO、アムステルダム室内O、シカゴSOなど世界有数のオーケストラでコンサートマスターを務めてきた、スティーヴン・スターリク(1932−)の軌跡を辿るレトロスペクティブ第1巻。協奏曲集の共演者陣にはハインティク、アンドルー・デイヴィスにはスターリクの功績にふさわしい名指揮者たちの名前が!カナダの名匠、スターリクの1960年代〜80年代の名演がここに蘇ります。
CRC-3188
ラウズ:室内楽作品集
ヴァイオリン・ソナタ
チェロとピアノのためのソナタ
空飛ぶ少年/ダイアモンド
アバター/影のロンド
思いがけない出来事
ベンジャミン・ソン(Vn)、
ジーエ・チャン(P)
ポール・ヨーク(Vc)、マイケル・ガート(P)
ルイヴィル・ブラス

録音:2005年11月&2006年6月
スティーヴ・ラウズはイタリア、ローマのアメリカン・アカデミーによる1987年のローマ賞を受賞したアメリカの作曲家であり、1988年からはルイヴィル大学で作曲の指導にあたっています。
CRC-3189
バッハ:ピアノ作品集
フランス組曲第5番ト長調BWV816
イギリス組曲第3番ト短調BWV808
パルティータ第2番ハ短調BWV826
ピーター・カイロフ(P)

録音:2011年
ピーター・カイロフは南カルフォルニアの大学で修士・博士号を取得したピアニスト。アメリカ・ヨーロッパ・中国等各地でリサイタルを行い、前作の「19世紀アメリカの作曲家たち」はファンファーレ誌やワシントン・ポスト誌で高評価を得ています。
CRC-3192
アルト・サクソフォンとフルート、オーケストラのためのデュオ・コンチェルト集
モーガン:影と瞑想
オネゲル:室内協奏曲
ウカシェフスキ:3つの協奏曲
ラマン:歌われなかった歌
ピーターソン:協奏曲
グレッグ・バナザック(Sax)、
キャサリン・デヨング(Fl)、
ピオトル・ボルコフスキ(指)ポドラシェPO

録音:2010年6月&7月
バナザックはアメリカ、ヨーロッパ、そして日本を含むアジア各国でソリストとして活動。クラシック、ジャズの両方に精通している奏者としても名高い実力派サクソフォニストが、コロンバスのプロムジカ室内管の首席フルート奏者、キャサリン、デヨングとのデュオで幻想的な空間を創り上げています。
CRC-3194
2つのギターのためのピアノ音楽
グリーグ:組曲「ホルベアの時代から」
ブラームス:間奏曲Op.117
トゥリーナ:5つのジプシー風舞曲Op.55
グラナドス:スペイン舞曲Op.37より
ドビュッシー:アラベスク第1番
アラベスク・デュオ
〔カトリーン・マレー&トロイ・キング(G)〕

録音:2010年6月
アラベスク・デュオはカトリーン・マレーとトロイ・キングにより2000年に結成された夫婦のギター・デュオ。アメリカ国内で精力的に演奏活動を行う傍ら、ベツレヘム・ギター・フェスティバル等、数多くの音楽祭へ招かれている。ブラームスやグリーグ、ドビュッシーの名作が、2本のギターで風情豊かに!
CRC-3195
ブレヴァル:チェロまたはヴァイオリンと通奏低音のためのソナタOp.12
ソナタ第1番、第2番、第3番、第4番、第5番
フョードル・アモソフ(Vc)、
アレクセイ・クルバトフ(P)

録音:2011年3月
ジャン=バティスト・ブレヴァルはコンセール・スピリチェル、パリ・オペラ座のメンバーとして活躍したフランスの作曲家兼チェリスト。モスクワの音楽一家で生まれ育ったアモソフは、7歳の時にステージに立って以来ソリストとして国内外で精力的に活動中。ラン・ランらを輩出したチャイコフスキー・ユース・コンクールで特別賞を受賞した実力派が、母国の作曲家であるブレヴァルのチェロ・ソナタを高らかに歌い上げます。
CRC-3196
ショパン:チェロ・ソナタOp.65
ラフマニノフ:チェロ・ソナタOp.19
ジェフェリー・ノエル・ラストレイプス(Vc)、
コンスタンス・キャロル(P)

録音:2009年
ラストレイプスはカーティス音楽院、ジュリアード音楽院でオーランド・コール、ハーヴィ・シャピロにチェロを師事し、チリのビニャ・デル・マル国際チェロ・コンクールなどで優秀な成績を収めてきたエリート。1684年に製作されたイタリアの銘器フランチェスコ・ルジェーリのチェロが奏でるショパンとラフマニノフ。その音色と表現をじっくりとどうぞ。
CRC-3197
クラフト:管弦楽作品集
管弦楽のための変奏曲
管弦楽のための2つの小品
私たちが愛したものへ
合唱と管弦楽のためのイザヤの幻影
ジョエル・エリック・スーベン(指)モラヴィアPO
スロヴァキア・ナショナルCho

録音:2010年7月19-20日
レオ・クラフト(1922−)は、カロル・ラートハウス、ランダル・トンプソンとナディア・ブーランジェから作曲を学んだアメリカの大ベテラン作曲家。
CRC-3198
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」、
弦楽四重奏第2番「ないしょの手紙」
アリアンナSQ
〔ジョン・マクグロッソ(Vn)、
デヴィッド・ギルハム(Vn)、
ジョアンナ・メンドーサ(Va)、
クルト・ボールドウィン(Vc)〕

録音:2009年6月1−5日、リー・シアター(アメリカ)
第1番の「クロイツェル・ソナタ」はロシアの小説家レフ・トルストイの同名の小説に刺激を受け書かれ、第2番の「ないしょの手紙」は長年に渡り想いを寄せていた女性ヘの感情が込められた作品。
CRC-3199
キース・ゲイツ:歌曲集
詩篇121番/詩篇23番
ロリカ/祈り
女性作家の詩による3つの歌曲
週初めの日
フー・イズ・ア・ゴッド・ライク・アワー・ゴッド?
孤児/さすらい人の夜の歌/柳の歌
1つの荒れ地/ホエン・ホープ・スティル・ハド・イッツ・チャンス
独り言
キャロル・ライン(S)、リナ・モリタ(P)、
ジュディ・ハンド(Fl)
キース・ゲイツ(1948−2007)は、アメリカ吹奏楽界の大作曲家、ヴィンセント・パーシケッティに作曲を学び、ウインド・オーケストラやオーケストラ、合唱のために100を超える作品を遺したアメリカの作曲家。艶やかな歌声とピアノにフルートが飾りを付けた歌曲は色彩豊か。シャーマン美術芸術劇場(アメリカ)での録音。

CRC-3201
2本のフルートとピアノのための19世紀のヴィルトゥオーゾ・デュオ集
ルイ・テュル:グランド・ソロ・コンチェルタンテ Op.83**
イポリット・カミュ:三重奏 Op.22*
ガリ:奇想曲 Op.46*
ケーラー:二重協奏曲*
クンマー:グランド・トリオ・ブリランテ
キアルディ:ロシアをテーマにした華やかな変奏曲
ブルックス・デ・ウェッター=スミス(Fl)**
ウルリケ・アントン(Fl)*、
ラッセル・ライアン(P)

録音:2010年7月2日、4−5日、ウィーン(オーストリア)
ブルックス・デ・ウェッター=スミスはヨーロッパを中心に、アジアなど世界20ヶ国でリサイタルやソリスト、マスタークラスを行い活躍をしている。彼の録音は、バロック、ロマン派の音楽はもちろん、ジャズ風のレパートリーにまでもまたがり、世界初演作品も数多い。またウェッター=スミスは、世界50ヶ国にまたがる国際フルート教会の元会長という経歴も持ちます。
CRC-3202
バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988 加藤幸子(P)

録音:2011年4月20-21日
あの超人マルク=アンドレ・アムランと同じ、ラッセル・シャーマンに師事した加藤幸子。14歳で渡米し、新人音楽家の登竜門であるヤング・ミュージシャン・ファウンデーション賞をはじめ数々の賞を受賞。ジュリアード音楽院大学院に奨学生として迎えられ、現在はニューヨークで演奏家・ピアノ講師として活動しています。
CRC-3203
スティーヴン・スターリク〜レトロスペクティブVol.2
シューベルト:ソナチネ第2番イ短調 D.385より「アレグロ」(録音:1988年)
クライスラー:愛の悲しみ(録音:1976年)
 愛の喜び(録音:1976年)、
 美しきロスマリン(録音:1976年)
ヴィエニャフスキ:2つのマズルカ Op.19−2(録音:1963年)
ラヴェル:ハバネラ形式の小曲(録音:1968年)
チャイコフスキー(ムーラー編):悲しい歌ト短調(録音:1961年)
クライスラー:ジプシー奇想曲(録音:1976年)
 中国の太鼓(録音:1976年)
ラフマニノフ(クライスラー編):マーガレット(録音:1984年)
ヴィエニャフスキ:コンチェルト第2番より「ロマンス」(録音:1980年)
チャイコフスキー:(ムーラー編)ただ憧れを知る人のみ(録音:1961年)
チャイコフスキー(クロプチッチ編):感傷的なワルツ(録音:2003年)
シューマン:ヴァイオリン協奏曲〜第2楽章(録音:ca.1983−85年)
マスネ:タイスの瞑想曲(録音:1961年)
フォーレ:子守歌Op.16(録音:1982年)
クライスラー:ウィーン奇想曲(録音:1976年)
バルトーク(セーケイ編):ルーマニア民俗舞曲〜第4曲「ブチュム人の踊り」(録音:1984年)
レジェー:暗い日曜日(録音:1959年)
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン(録音:1959&1967年)
スティーヴン・スターリク(Vn)、
リサ・バーグマン(P)、
ジェーン・コーウィン(P)、
アデラ・コトウスカ(P)、ロビン・ウッド(P)、
レイモンド・パーネル(P)、
ローラン・フィリップ(P)、
ロバート・リンゾン(P)、
ロイヤル・コンセルトヘボウOのメンバーたち、
CBCバンクーバー室内O
ロンドン祝祭O、
ダグラス・ギャムレイ(指)
ピルマ・ステファン&ロイヤル・ツィガーヌ

録音:1959−2003年
ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響のコンサートマスターを歴任したスティーヴン・スターリクの至芸を復刻する「レトロスペクティブ・シリーズ」。第1巻の「協奏曲集」に続く第2巻は「ヴァイオリン小品集」。クライスラーの名作から編曲作品を集めたプログラムには、スターリクの約半世紀に渡る芸術がここに凝縮されています。
CRC-3204
ルビンシテイン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.94
ロシア奇想曲 Op.102
序曲「バベルの塔」 Op.80
グリゴリオス・ザンパラス(P)、
ヨン・セアンデル・ミッチェル(指)
ボフスラフ・マルティヌーPO

録音: 2010年11月
ギリシャのピアニスト、グリゴリアス・ザンパラスが「第3番&第4番」(CRC-3032)に続き、チェコのオーケストラ、マルティヌー・フィル、アメリカの指揮者ミッチェルとのコンビで、アントン・ルビンシテイン(1829−1894)の「ピアノ協奏曲第5番」をレコーディング。
生誕200年を迎えた19世紀フランスのヴィルトゥオーゾ、シャルル=ヴァランタン・アルカンに献呈された演奏時間45分を超える大曲であり難曲「ピアノ協奏曲第5番」に挑むギリシャ、アメリカ、チェコのトライアングル。
CRC-3206
バッハ:無伴奏クラリネット作品集
無伴奏ソナタ第1番 S.1001
無伴奏ソナタ第2番 S.1003
無伴奏ソナタ第3番 S.1005
無伴奏パルティータ第1番 S.1002
マーガレット・ドナヒュー・フラヴィン(Cl)

録音:2009年5月28日&29日
女流クラリネット奏者、マーガレット・ドナヒュー・フラヴィンによる、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータのクラリネット・トランスクリプション。フラヴィンは世界各国で精力的に演奏活動を行う傍ら、マイアミ大学フロスト音楽校で教鞭をとるなど教育者としても名高いクラリネット奏者。自身でクラリネット版へと編曲を行った大変興味深いプログラミングを、美しく優雅な音色で奏でた好演。
CRC-3207
リスト:巡礼の年第1年「スイス」〜ジュネーヴの時計台S.160-9、
夜想曲「夢の中に」S.207
巡礼の年第2年「イタリア」〜ペトラルカのソネット第104番S.161-5
愛の夢第3番 変イ長調S.541-3
悲しみのゴンドラ第2番S.200-2
ピアノの為の5つの小品S.192より
ピアノ・ソナタ ロ短調S.178
ダリア・スカラーノ(P)

録音:2011年4月19&22日、エルシー&マーヴィンデケルボウムコンサートホール(アメリカ)
ロシア、モスクワ生まれのダリア・スカラーノはチャイコフスキー音楽院でピアノを学び、8歳の時にはロシアのロイヤルファミリー、ロマノフ家から招待を受けた才女。米国へ移住後は、エミール・ギレリス国際ピアノ・コンクールで銀メダルを受賞するなど、ソロ、室内楽のコンサートで活発な活動を続けています。
CRC-3208
ヴァイオリンとピアノのためのバルカンの音楽
エネスコ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第3番Op.25「ルーマニア民族音楽の性格によって」
ザデヤ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ヴレヴァロフ:ヴァイオリン,ピアノと録音された音による東の教会の瞑想
スカルコッタス:ヴァイオリンとピアノのための小さな組曲第2番
ヴラディゲロフ:バルカン組曲の歌
ミロスラフ・フリストフ(Vn)、
ヴラディミール・ヴァリャレヴィチ(P)

録音:2010年6月15-17日
ブルガリアなど東欧の作品を得意とするフリストフと、天才ピアニストであるウラディミール・フェルツマンを師にもつヴァリャレヴィチによるバルカン半島の作品集。バルカン半島の伝統継承を目的に各国で演奏活動を行い、民族色溢れる好演で観客を魅了しています。
CRC-3209
リュート奏者と歌曲集
クロトン:リュート弾き
ドゥー・アイ・デア/疑い
サーチング・フォー・ダルツァ
さすらいの男
イズ・イット・タイム・トゥー・ムーヴ・オン?
アズ・ビーフィッツ・ア・マン
ア・モーメント・ライク・ノー・アザー
ナウ、オ・ナウ
シー・ムーヴド・スルー・ザ・フェアー
思考/炎/グルジアの夕暮れ
子守歌
テレジア・ボーテ(S)、
ピーター・クロトン(リュート、アーリー・クラシカル・ギター、エレクトリックギター、エレクトリックベース、ヴォーカル)、
カリン・フォン・ギールケ(Vn)、
キアラ・エンダール(Vc)、
サミュエル・バウアー(打楽器)

録音:2011年、ミッド・ストリート・スタジオ、トン・アート・デジタルスタジオ(スイス)
スイスの古楽総本山バーゼル・スコラ・カントルムで教鞭を執るアメリカのリューティスト、ピーター・クロトンと、カナダ生まれのメキシコ育ち、クラシック、オペラ、ポップス、ジャズ、フォーク、など様々なジャンルで活躍する、ソプラノ、テレジア・ボーテのデュオが奏でるクロトンのオリジナルによるリュート歌曲集、クロトンが弾く様々な楽器とボーテのストレートな歌声のブレンド感が絶妙。
CRC-3210
森の中から〜コルノ・ダ・カッチャのための音楽
テレマン:協奏曲ニ長調
クヴァンツ:協奏曲変ホ長調
ファッシュ:協奏曲ヘ長調
グラウン:協奏曲ニ長調
レーリヒ:協奏曲ニ長調
シュルツ:協奏曲変ホ長調
ヴィヴァルディ:コシ・フィア・ケ・バレーニ(レチタティーヴォ)、
 ルーチェ・プラシダ(アリア)
クネヒテ:協奏曲変ホ長調
マイケル・タンネル(コルノ・ダ・カッチャ)、ジャック・アシュワース(Org,Cemb)
パトリック・ボンクズィク(C.T)、
ブルース・ハイム(コルノ・ダ・カッチャ)、
キャシー・カー(Fl)、
ジェニファー・ポトクニ
ク(オーボエ・ダモーレ)、
マシュー・カー(Fg)、
パトリック・ラファーティ(Vn)、
ジェーン・ハリデイ(Vn)、
マイケル・ヒル(Va)、
バイロン・ファーラー(Vc)

録音:2011年
"フレンチ・ホルン"でもなく、"ナチュラル・ホルン"でもないホルンのような形をした楽器"コルノ・ダ・カッチャ"。
狩猟の合図用の「狩りのホルン」として用いられ、現在のホルンのご先祖様にあたる"コルノ・ダ・カッチャ"のスペシャリスト、マイケル・タンネルが吹く作品集の第2巻!
ルイヴィル大学音楽部のトランペット科教授、ルイヴィル・バッハ・ソサエティの首席トランペット奏者&首席コルノ・ダ・カッチャ奏者(!)を務める知る人ぞ知る名手が、ブレーメンの金管楽器工房タイン社製の「ヴァルヴ付きコルノ・ダ・カッチャ」を手に、17〜18世紀のバロック音楽で大活躍!王宮の煌びやかな雰囲気を彷彿とさせる柔らかく伸びやかでブリリアントな音色、またある時は狩猟の場面を思い起こさせるかのような力強い音色を奏でる「コルノ・ダ・カッチャ」。聴けば聴くほど味わいが増すユニークな作品集の登場です!

CRC-3211
スティーヴン・スターリク〜レトロスペクティヴVol.3
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041(ライヴ録音:1961年)
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 BWV.1023(録音:1967年)*
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004(録音:1962年&ライヴ録音1978年)
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ ト短調BWV.1020(録音:1967年)*
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042(録音:1975年)**
スティーヴン・スターリク(Vn,指**)
ロイヤル・コンセルトヘボウO
ベルナルド・ハイティンク(指)
ケネス・ギルバート(Cemb)*、
ヴァンクーバー・バロックO**

録音:1961−1975年
ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響のコンサートマスターを歴任し、「king of concertmasters」(英ストラド誌)と称された名ヴァイオリニスト、スティーヴン・スターリクの至芸を復刻する「レトロスペクティブ・シリーズ」第3巻。第1巻は「協奏曲集」、第2巻は「ヴァイオリン小品集」、第3巻の今回はバッハのソナタ&協奏曲集!「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番」では、1978年のライヴ録音のシャコンヌ、1962年録音のアルマンドからジーグを組み合わせており、16年間の時の流れが刻まれた曲目構成もユニーク。

CRC-3215
ギーゼキング:再発見された作品集
彼女の願い/夜に/春の道化師
 それから/あなた
 ああ、私が育てることのできる唯一の翼
 全力/4手のための「ディヴェルティメント」
 3本のヴァイオリンのための小さな音楽
 我らが主/童謡/葉が落ちる
 ツガ/女王
スカルラッティ(ギーゼキング編):鍵盤楽器のためのソナタ ト長調(K.91/L.176)
 スカルラッティの主題によるシャコンヌ
 女王/タイトルなし(チャールストン)
フォックストロット(第1稿)
クリスティアーナ・イヘアディンドゥ=ガンディ(P)、
ダニエル・センダー(Vn)、
フランシス・リュー(Vn)、
ジョナサン・リチャーズ(Vn)、
オニュ・パク(S)、
シェルビィ・センダー(P)、
ミヒャエル・メンツェル(Br)、
ジョイ・メンツェル(P)

録音:2009年−2010年
20世紀ドイツの大ピアニスト、ワルター・ギーゼキングのピアニストとしてではなく、"作曲家"としての姿と功績にスポットライトをあてるユニークな企画。未出版、世界初録音を含む歌曲、ピアノ作品、室内楽作品集は、ギーゼキングの娘が保管していたマニュスクリプト・コレクションから選ばれたプログラム。"作曲家"ギーゼキングの再評価に繋がる貴重な資料にもなることでしょう。
CRC-3216
ヴィクトリア朝のチェロソナタ集
アシュトン:ソナタ第2番ト長調Op.75(世界初録音)
リドル:ソナタ変ホ長調(世界初録音)
 エレジー(世界初録音)
スタンフォード:ソナタ第2番ニ長調Op.39
サイモン・フライヤー(Vc)、
レスリー・デアス(P)

録音:2009年7月10−12日、ウィルフリッド・ローリエ大学、モーリーン・フォレスター・ホール(カナダ)
ヴィクトリア女王が統治していたイギリスの「ヴィクトリア朝」時代を生きた3人の作曲家たち。アルジャーノン・アシュトン(1859−1937)、サミュエル・リドル(1867−1951)、チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852−1924)の「チェロ・ソナタ集」。モシェレス、ライネッケ、ラフから作曲を学んだ"ドイツ的"なアシュトン、スタンフォードを師とする"イギリス的"なリドルの作品は、サイモン・フライヤーの演奏が世界初録音となります。
CRC-3220
アメリカの万華鏡
パサティエリ:オスカー・ワイルドの3つの詩
ボルコム:古いアドレス
デューク:3つのゴシック・バラード
ローレム:天国への飛行
ショーン・ロイ(Bs-Br)、
チャン・キアト・リム(P)

録音:2010年8月16−17日、LSU・リサイタル・ホール(ルイジアナ)
この「アメリカの万華鏡」は1952から2002年までの50年にわたるアメリカ歌曲の歴史のハイライト。アメリカ、ヨーロッパのオペラハウスで活躍するバス・バリトン、ショーン・ロイの豊かな歌声で、アメリカ歌曲の変化を聴くことができます。
CRC-3221
ホルンと弦楽のためのバロック時代の音楽
フェルスター:協奏曲第2番嬰ニ長調
テレマン:協奏曲ニ長調
フィック:5声の協奏曲嬰ニ長調
クヴァンツ:協奏曲変ホ長調
テレマン:ヴァイオリン,ホルン,チェロと通奏低音のための協奏曲
ペツォールト:トリオ・ソナタ ヘ長調
グラウン:ヴァイオリン,ホルンと通奏低音のための三重奏曲ニ長調
ブルース・アトウェル(Hrn)、
ジェフリー・マイヤー(指)
サンクトペテルブルク室内フィルハーモニック

録音:2009年3月
ブルース・アトウェルは、ウィスコンシン大学オシュコシュ校のホルン科教授であり、ミルウォーキー・バレエ・オーケストラ、グリーンベイSO、フォックス・バレーSO、オシュコシュSOの首席奏者を兼務するアメリカのホルニスト。テレマンやクヴァンツなどバロック時代の協奏曲集では、クリアなハイトーン、丁寧で滑らかなアタックが好印象。

CRC-3222
スティーヴン・スターリク〜レトロスペクティブVol.4
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.19*
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.80#
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis#
スティーヴン・スターリク(Vn)、
アムステルダム・コンセルトヘボウO*、
ベルナルド・ハイティンク(指)*、
マリオ・ベルナルディ(P)#

録音:1961年10月8日(ライヴ)、1966年#
前作第3巻の「バッハのソナタ&協奏曲集」に続く、スターリクのレトロスペクティブ第4巻はセルゲイ・プロコフィエフ(1891−1953)のソナタ&協奏曲集!
協奏曲第1番は1715年製のストラディバリウス"Hochstein"を使用したライヴ録音。ソナタ第1番、第2番では1739年製のガァルネリ・デル・ジェス"Papini"を使用しており、ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響のコンマスを歴任した"キング・オブ・コンサートマスター"の妙技で、銘器の音色を聴き比べることができます。

CRC-3223
スティーヴン・スターリク〜レトロスペクティブVol.5
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲ト長調K.216(ライヴ録音)
アダージョ ホ長調K.261(ライヴ録音)
弦楽五重奏曲ト短調K.516*
協奏交響曲変ホ長調K.364(ライヴ録音:1981年)**
スティーヴン・スターリク(Vn)、
オスカー・シュムスキー(Va)**、
ハイメ・ウェイセンブル(Vn)*、
リヴカ・ゴラーニ=エルデーズ(Va)*
ジョン・メア(Va)*、
ピーター・シェンクマン(Vc)*、
デイヴィッド・ミラー(指)ザ・メインリー・モーツァルト・O**
ロイヤル・フィル・コンセルトヘボウ管、シカゴ響のコンサートマスターを歴任したスティーヴン・スターリクの大好評「レトロスペクティブ・シリーズの第5巻」!今回はモーツァルトの作品集。中でも特に注目はオスカー・シュムスキーがヴィオラを弾いて共演している「協奏交響曲」の1981年ライヴ。キング・オヴ・コンサートマスターと20世紀の伝説的ヴァイオリンのモーツァルト。2人の絶妙な間合い、要注目の音現の登場です!
CRC-3224
スティーヴン・スターリク・ウィズ・ジョン・ペリー〜レトロスペクティヴVol.6
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47「クロイツェル」
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番嬰ハ長調 Op.21*
スティーヴン・スターリク(Vn)、
ジョン・ペリー(P)

録音:1980年、1969−70年頃ライヴ*
ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響のコンサートマスターを歴任したスティーヴン・スターリクの大好評「レトロスペクティヴ・シリーズ」第6巻!今回はベートーヴェンとバルトークのヴァイオリン・ソナタ集。デュオを組むのはブゾーニ、ヴィオッティ、マルグリット・ロンの各国際ピアノ・コンクールでの入賞歴を持つジョン・ペリー。ベートーヴェンでは1727年製のストラディヴァリウス“Barrere”、バルトークでは1736年製のストラディヴァリウス“Muntz”をキング・オブ・コンサート・マスターが弾く2本のストラディヴァリウスの音色、10年の歳月により深みを増したスターリク&ペリー・デュオのコンビなど聴きどころが満載!
CRC-3225
イザイ:ソナタ第4番 Op.27
レーガー:前奏曲とフーガ ロ短調 Op.117-1
クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ Op.6
バッハ:ソナタ第3番 BWV.1005
ピアソラ:タンゴ・エチュード〜第3番/4番
リンダ・ワン(Vn)

録音:20114年
リンダ・ワンは、9歳でズービン・メータ&ニューヨーク・フィルとの共演デビューを果たし、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン祝祭Oとの共演経験を持つ女流ヴァイオリニスト。愛用する1767年製のJ.B.グァダニーニを手に、イザイやレーガー、クライスラー、そしてバッハの無伴奏作品の深く掘り下げます。現在はデンバー大学ラモント音楽院の准教授として活躍中。
CRC-3226
木管三重奏曲集
ラリエ:オーボエ,ファゴットとピアノのための三重奏 Op.22
ドリング:オーボエ,ファゴットとピアノのための三重奏曲
カー:オーボエ,ファゴットとピアノのためのディヴェルティメント
ホープ:オーボエ,ファゴットとピアノのための4つのスケッチ
スリー・ウッド・トリオ

録音:2011年7月9−12日、サリヴァン・レコーディング、メドフォード(アメリカ)
オーボエ、ファゴット、ピアノのためのトリオという珍しい編成の作品集。BBCテレビのニュースのテーマを作曲したピーター・ホープ(1930−)の「4つのスケッチ」など、オーボエ、ファゴット、ピアノのアンサンブルのレパートリー拡大にも役立ちます。
CRC-3227
19世紀イタリアの珍しいクラリネット室内楽作品集
カヴァッリーニ:クラリネット四重奏曲第1番、第2番
エチュード第22番(クラリネットとピアノ版)*、
 第14番(デル・マストロ編曲クラリネット四重奏版)、
 クラリネットとピアノのためのスルアルノ・アンディアン(ロマンス)*
カルッリ:主題と変奏、
 ドニゼッティの歌劇「ポリュート」よりファンタジー*#
クローゼ:ベッリーニの歌劇「夢遊病の女」〜ファンタジー*#
パニッツァー:若い恋人たち
ガリボールディ:カント・ノットゥルノ・ダモーレ*
ロッシ:クラリネット四重奏曲
メルカダンテ:2本のクラリネットのためのノットゥルノ*+、
三重奏曲
アダミ・クラリネットQ
〔ルイジ・マギストレッリ、
ラウラ・マギストレッリ+、
セルジオ・デル・マストロ、
アルベルト・セッラピグリオ〕

ベル・カント・アンサンブル
〔ルイジ・マギストレッリ(Cl)*、
クラウディア・ブラッコ(P)、
ルカ・ブリーニ(P)、
フラビオ・アルヅィアティ(ピッコロ&Fl)、
シルヴァーノ・スカンヅィアーニ(Ob)、
アルフレッド・ペドレッティ(Hrn)、
ダニーロ・ザッファローニ(Fg)、
クラウディオ・アンドリアーニ(Vn)、
アレッサンドロ・アンドリアーニ(Vc)〕

録音:2010年7月−8月、2011年7月、(ミラノ)
アダミ・クラリネット四重奏団とベル・カント・アンサンブルのメンバーである、ルイジ・マギストレッリは国際クラリネット協会のイタリア支部の会長を務め、ミラノ音楽院でクラリネット科教授でもある。イタリアのクラリネット・プレイヤーならではのレアなプログラムは、選曲にもおすすめ。
CRC-3228
魂のブーゲンビリア
マルティン:テンペスト
セカンド・イノセンス/ワルツ
私のアンダルシアの夕べ
ロマンチックな主題による変奏曲
アルゼンチンのパソドブレ/ラビリンス
光と影の間のロマンス
サマー・スウィング/私たちの海
ブエノスアイレスの謎
エレーナ・マルティン(P)、ホセ・メリトン(P)

録音:2011年
スペインのコンポーザー=ピアニストのエレーナ・マルティンの自作自演ピアノ・デュオ作品集、タイトルのブーゲンビリアとはオシロイバナ科の花で、花言葉は「情熱」「魅力」「熱心」「薄情」。その花言葉の様に情熱的な曲調から、対照的に薄情さがにじみ出る曲調等、人間の感情の揺れ動く様を是非感じて聴き比べてみて下さい。
CRC-3229
王の間からの音
ヴァイス:前奏曲ハ短調、
 ファンタジー.ハ短調
ミューゼル:協奏曲ハ長調
アーベル:組曲ニ短調
ミューゼル:協奏曲ニ長調
ファルケンハーゲン:ソナタ第5番ヘ長調
ミューゼル:協奏曲ヘ長調
デュオ・キルヒホーフ
〔ルッツ・キルヒホーフ(バロックLute)、
マルチナ・キルヒホーフ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)〕

録音:2011年6月、ヴァイル(ドイツ)
使用楽器:ヘルムート・ボーア製作の13コース24弦(バロック・リュート)、フランソワ・ボダール製作の7弦(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ドイツの名リューティスト、ルッツ・キルヒホーフのデュオのテーマは太陽王ルイ14世の「王の間」で奏でられた音楽。繊細かつ柔軟性に富んだカラフルなサウンドで、太陽王が愉しんだ珠玉の音楽を聴かせてくれます。
CRC-3230
ルネサンス時代のウェディング・ギフト
ムリュ:御母は花咲き
フェスタ:バビロン川のほとりで
ムトン:エクサルタ・レジナ
ファージュ:イエスは彼女が泣き
作曲者不詳(16世紀初期):ヌプティエ・ファクト・スント
フェスタ:天の女王
ジョスカン:汚れなき貞節なマリア
ジャン:エルサレムよ,主をほめたたえよ
デ・シルバ:主よ,御手をもって、オムニス・プルクリチュード
リシャフォール:来たれ キリストの花嫁
ブリュメル:ミサ・シクト・リリウム
ラトガース・コレギウム・ムジクム、
アンドルー・カークマン(指)

録音:2010年8月
バンショワ・コンソートの創設者で中世、ルネサンス音楽のスペシャリスト、アンドルー・カークマンが率いるアメリカ、ラトガース大学のヴォーカル・アンサンブル、ラトガース・コレギウム・ムジクム。1518年のメディチ写本に収められた手稿譜からムトンやムリュ、リシャフォール、ジョスカンなどの音楽が、カークマンに導かれ崇高に響きます。
CRC-3231
ウェーバー:自作の主題による6つの変奏曲ハ長調 Op.2
4手のための6つの小品 Op.10*
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 Op.24
ダンカン・J.カミング(フォルテピアノ)、
クリストファー・ホグウッド(フォルテピアノ)*

録音:2010年10月31日−11月2日、フィッツウィリアム・カレッジ(ケンブリッジ、イギリス)
英国古楽界の名匠クリストファー・ホグウッドが参加する、ドイツ・ロマン派のオペラの大家、カール・マリア・フォン・ウェーバーの「独奏&4手連弾のためのピアノ作品集」!使用楽器は、クリストファー・ホグウッドのコレクションで、19世紀の名工ヨーゼフ・ブロードマンが1815年頃にウィーンで製作した歴史的銘器。フランク・グレイザーの愛弟子ダンカン・J.カミングとホグウッドのデュオが奏でる「6つの小品」では、ブロードマンのフォルテピアノから、19世紀、ウェーバーの時代の音色が生命力豊かに湧き上がります。カミングのソロによる「変奏曲」、「ピアノ・ソナタ第1番」でも、1台の楽器から生まれる様々なカラーの音色が興味深く、美しい。
CRC-3232
カッツ:ポエム集「ラス・ピエドラ・デル・シエロ」
ポエム1番 硬い地球へ、ポエム2番 クォーツは雪の中で目を開く、ポエム3番 ターコイズ,アイ・ラヴ・ユー・アス・イフ・ユー・ウェアー・マイ・ブライド、ポエム4番 ウェン・オール・ワズ・アップ・ハイ、ポエム6番 私は水のしずくを探す、ポエム7番 地下の見通し、ポエム8番 マリン・アゲートズ・ロング・リップス、ポエム9番 ア・プロロング・デイ、ポエム11番 フロム・ビッグ・バン・トゥ・ラプチャード・アイロン、ポエム12番 マイ・デザイアー・トゥ・ウェークン・プリズンドゥ・ライト、ポエム13番 ライケン・オン・ザ・ロック、ポエム14番 ローリング・ストーン、ポエム15番 ワン・マスト・シー・ザ・バンクズ・オブ・レイク・トラグソルド、ポエム16番 ピュア・ロックのツリー、ポエム17番 ラーニング・ディス・レッスン,フウェヴァー,イズ・ビヨンド・メンズ・パワー、ポエム18番 輝かしいカルセドニー、ポエム19番 サイレンス・ギャザーズ・イッツセルフ・イントゥ・ストーン、ポエム20番 ザ・アメリカン・コレディエラ・イズ・ホールス、ポエム21番 スレート・クラウド、ポエム22番 アイ・エンタード・ザ・アメジスト・グロット、ポエム23番 アイ・アム・ディス・ネイキッド・ミネラル、ポエム25番 トパーズに触れたとき、ポエム26番 レット・ミー・ゴー・ブロウ,イントゥ・ザ・ラビリンス、ポエム27番 シェア・ユーアセルフ・イン・クライシス、ポエム28番 フォーリング・フロム・イッツ・シンメトリー,ザ・クァドレート・クリスタル・アライヴ、ポエム30番 アイム・カミング,ストーンズ,ウェイト・フォー・ミー
ナオミ・カッツ・コーエン(S)、
ボブ・ロドリゲス(P)

録音:2011年秋、オクタヴン・オーディオ(アメリカ)
77本のトロンボーンのためのミサ曲(CRC-2263)にも参加していたジャズ&サルサ・トロンボーン奏者マルコ・カッツの作品集。エキゾチックなリズムと独創的なハーモニー、モダンな手法を用いたポエム集は、チリの国民的詩人パブロ・ネルーダの詩が題材となっています。
CRC-3233
ア・スオ・アミコ〜ドメニコ・ドラゴネッティとロバート・リンドリーのレパートリー集
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調Op.5−9
 室内ソナタ ニ短調Op.4−8
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ.ヘ長調Op.1−12(HWV.370)
ヴィオッティ:2つのヴァイオリンの為の二重奏曲ニ長調Op.6−1
ドラゴネッティ:チェロとコントラバスの為の二重奏曲変ロ長調
コレッリ:室内ソナタ ハ長調Op.4−1
ロッシーニ:チェロとコントラバスの為の二重奏曲二長調
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ.ヘ長調Op.9−4
ケルレ・デ・ブフォン
〔ガイ・フィッシュマン(Vc)、
ロバート・ネアン(Cb)、
サラ・フライバーク(Vc)
ダニエル・ステップナー(Vn)〕

録音:2010年4月、フレイザー・レコーディング・スタジオ(ボストン)
18〜19世紀イタリアのヴィルトゥオーゾ、コントラバシスト、ドメニコ・ドラゴネッティ(1763−1846)と、イギリスのチェリスト、ロバート・リンドリー(1776−1855)のレパートリー集。ドラゴネッティの「チェロとコントラバスの為の二重奏曲」では、2つの低弦楽器、チェロとコントラバスの共演によって“低音”の魅力をたっぷりと聞かせてくれます。
CRC-3234
オランダのオーボエ作品集
レントヘン:羊飼いの歌
フォールモーレン:パストラーレ
アンドリーセン:バラード
レントヘン:ソナタ第2番ニ長調
バーディングス:カヴァティーナ
レントヘン:ソナタ第1番嬰ヘ短調
ザ・レーク・コテージ・デュオ
〔シェリー・マットソン(Ob)、
ファニタ・ベッカー(P)〕

録音:2010年5月22日&2011年1月7日、セントラル・ミズーリ大学、ハート・リサイタル・ホール
ライプツィヒで生まれ、オランダに帰化したユリウス・レントヘン(1855−1932)の2つのオーボエ・ソナタを含む「オランダのオーボエ作品集」。ドイツ・ロマン派の作風を取り込み、自らのスタイルを確立したレントヘン。優美な旋律に乗って時折、牧歌的な雰囲気が広がりを見せます。
CRC-3235
ベートーヴェン:後期ピアノ作品集
6つのバガテル Op.126
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
リチャード・シオンコ(P)
アメリカのピアニストでスタインウェイ・アーティストのリチャード・シオンコは、ジュリアード音楽院とメリーランド大学でピアノを学び、現在はカリフォルニア州立大学サクラメント校でピアノ科教授として活躍中。持ち味である繊細なピアニズムによる緩徐楽章の美しさが際立つベートーヴェンの後期作品集です。
CRC-3236
ダヴィド・フィンコの協奏曲集
フィンコ:ヴィオラ協奏曲*、
 ヴァイオリン協奏曲#、ピッコロ協奏曲##
モーセ:ピアノ協奏曲**
オーケストラ2001、
ジェームス・フリーマン(指)
マイケル・シュトラウス(Va)*、
マルカントニオ・バローネ(P)**、
ミハイル・ツィンマン(Vn)#、
ミミ・スティルマン(ピッコロ)##

録音:1995年9月11日*、2000年1月24日#、2009年5月25日##、2009年5月26日**
旧ソ連時代の1936年にレニングラード(現サンクトペテルブルグ)で生まれたダヴィド・フィンコの作品は、第二次世界大戦で受けた経験や衝撃が表現されています。一時は父親の後を継ぐために海軍の潜水艦の設計を行うなど珍しい経歴の持ち主でもあります。
CRC-3237
ロドビー:交響曲第2番
リルケゲサゲン
ミュージック・フォー・ア・シネマ・ノワール・シークエンス
カーク・トレヴァー(指)
スロヴァキア・ナショナルSO

録音:2010年9月25−26日、スロヴァキア・ラジオ・コンサート・ホール(スロヴァキア
20世紀アメリカの大女優ダイナ・ショアのミュージカル・ディレクターを26年間、アル・マルティーノのミュージカル・ディレクターを11年間務めたハワイ出身の大物ジョン・ロドビーの管弦作品集。そのクラシック音楽の作曲家としての姿とは?
CRC-3238
ハイドン:ピアノ三重奏曲集 Vol.3
ピアノ三重奏第41番ト長調 Hob.XV-41
ピアノ三重奏第14番変イ長調 Hob.XV-14
ピアノ三重奏第26番嬰ヘ短調 Hob.XV-26
ピアノ三重奏第10番変ホ長調 Hob.XV-10
ピアノ三重奏第27番ハ長調 Hob.XV-27
メンデルスゾーン・ピアノ三重奏団
〔ピョートル・シロチン(Vn)、
フィオナ・トンプソン(Vc)、
チャン・ヤティン(P)〕

録音:2011年12月20日−22日、タコマパーク(アメリカ)
メンデルスゾーン・ピアノ三重奏団が贈るハイドンのピアノ三重奏曲集の第3弾。軽やかなピアノにヴァイオリンの繊細な音色が寄り添い、チェロと見事な調和を示しています。ロシア、台湾、イギリスの多国籍アンサンブルが息のあった好演を繰り広げます。
CRC-3239
ベルリオーズ:歌曲集「夏の歌」Op.7
パレイ:詩人と戦争、天の高きより水を滴らせよ
シャノン・メルセル(S)、
グループ・オブ・トゥエンティ・セヴン、
エリック・パートコー(指)

録音:2011年4月1日、オン・ザ・ヒル・グレース教会(トロント)
サンフランシスコ・オペラの有名なメローラ・オペラ・サマー・プログラムで経験を積んだシャノン・メルセルは繊細で優美な歌声の持ち主。モンペリエ国立歌劇場でのマレの「セメレ」やポーランド・バロックとのJ・S・バッハ「ヨハネ受難曲」、さらには現代オペラなど、そのレパートリーは幅広い。
CRC-3241
モーズ・ビット・オ・ブルース〜トロンボーンのための作品集
オグレディ:即興曲第1番
ズーダーバーグ:室内楽3
サントレ:ザ・インソルブレ・パーシスツ
ゴールドスタイン:パッセージ(委嘱作品)
ウィルソン:トリフェクタ
ツァーロウ:ザ・スメル・オブ・ウェット・ドッグズ・アフター・サマータイム・レイン
オグレディ:イレブン・ディメンショナル・スーパーグラヴィティ、
 モーズ・ビット・オ・ブルース
モーリーン・ホーガン(Tb)、
スコット・ハートマン(Tb)、
リサ・バーソロウ(Fl)、
コンスタンス・チーズブロー(P)、
バート・ジョーンズ(Tp)、
ジュリー・ジョセフソン(Tb)、
ジョン・マッケロイ(Tp)、
ドン・ロビンソン(Tb)、
デイヴィッド・サンダース(Hrn)

録音:1990年−2011年
海の上に浮かびながらトロンボーンを吹くジャケット・デザインがかなり印象的なこのアルバム。レナード・バーンスタインやヨーヨー・マ、フレデリック・フェネルなどの名指揮者との共演が豊富な女性トロンボーニストのモーリン・ホーガンは、ジョージア大学のトロンボーン科教授。ゴールドスタインの「パッセージ」などトロンボーンのレパートリー拡大に役立ちます!元エンパイア・ブラスの名手スコット・ハートマンの参加もポイント!
CRC-3242
リフリクションズ
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV.1007
ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」
アミット・ペレド(Vc)、
ハジメ・テリー・ムライ(指)ピーボディSO

録音:2004年10月14日、WGBH・ラジオ(マサチューセッツ)
ピーボディ音楽院の教授を務めるイスラエルのチェリスト、アミット・ペレドの“バッハの無伴奏”と“ブロッホのシェロモ”。1689年ころに製作されたアンドレア・グァルネリで奏でる作品は、チェロの聖典とシェロモのコントラストがユニーク。
CRC-3243
女性作曲家のサクソフォン作品集
タワー:ファンタジー
サティン:グリート・デル・コラゾン
ルファー:再発
アウアーバッハ:祈り
ラーセン:言葉のない歌
ヴァン・デ・ヴェイト:アルト・サクソフォーンのための組曲
ラーセン:プレスト=デジタル、カンティ・ブレヴィ
ビル・ペルコンティ(Sax)、
ケイ・ザヴィスラーク(p)、
ポール・グローブ(G)

録音:2011年8月10−11日、ハンプトン・スクール・オブ・ミュージック・リサイタル・ホール(アメリカ)
22曲の世界初録音など、膨大な数のレコーディングに参加してきたサクソフォン奏者ビル・ペルコンティ。サクソフォン界のレコーディングのスペシャリストが吹く女性作曲家の作品集は、ペルコンティの解釈、技術の冴えわたる1枚となっています。
CRC-3244
情熱
グラナドス:スペイン舞曲第5番
ロルカ:古いスペインの歌、
 カスタネット/クロータロ・インプロヴィゼーション
ファリャ:7つのスペイン民謡
アスケーロ:スペインの歌と詩
モンサルバーチェ:5つの黒人歌
ガリンド:子守歌
モレーノ:夜明け
バレラ:故郷の歌
伝承曲:チアパスのインディアンによるグアダルーペの聖母への賛歌
カステリャノス:町の真ん中にある木−即興曲
オアハカの伝承曲:泣いてる女
メキシコの伝承曲:魔女
バルセラータ:マリア・チュチェーナ
カトリーン・ドルイッツ(Ms)、
ルートヴィヒ・アルベルト(マリンバ)

録音:2011年4月
エンリケ・グラナドス、マヌエル・デ・ファリャ、ロレンソ・バルセラータなどスペインとメキシコ作曲家の歌曲集。マリンバの優しく暖かい音色にカトリーン・ドルイッツの豊かな歌声でスペインとメキシコのラテンの情熱を奏でます。
CRC-3246
ローマのヘンデル
ヘンデル:トラヴェルソのための協奏曲ニ短調
ボノンチーニ:彼の小屋の外で
コレッリ:トリオ・ソナタ第5番変ロ長調 Op.2
ルリエール:あなたのその愛が欲しい
ガスパリーニ:トラヴェルソのための協奏曲イ短調
ヘンデル:カンタータ「あなたが誠実で一途ですって」HWV.171
ミュージシャンズ・オブ・ザ・オールド・ポスト・ロード、
クリステン・ワトソン(S)

録音:2011年5月23日、25−26日、チェストナット・ヒル(アメリカ)
1706年にドイツからイタリアへ渡り、ローマに滞在していた時代のヘンデルと、同世代の作曲家たちによる作品集。ミュージシャンズ・オブ・ザ・オールド・ポスト・ロードは、2001年ドイツ、レーゲンスブルク音楽祭で目覚ましい活躍をみせたピリオド・アンサンブル。ターフェルムジーク・バロック管やヘンデル&ハイドン・ソサエティに参加する名手たちが、ヘンデルが滞在していた頃のローマの音楽の風景を描いています。
CRC-3247(2CD)
ラフマニノフ&ヒナステラ〜チェロ作品集
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ.ト短調 Op.19、
 東洋風の踊り Op.2-2、
 前奏曲 Op.2-1/ リート
ヒナステラ:チェロ・ソナタOp.49、
 パンペアーナ第2番 Op.21、
 プネーニャ第2番 Op.45「パウル・ザッハーへのオマージュ」
エヴリン・エルシング(Vc)、
サンティアゴ・ロドリゲス(P)

録音:2009年5月28−30日、9月8−10日、ザ・エルシー&マーヴィン・デケルボウム・コンサート・ホール(アメリカ)
ヘンデル祝祭Oで15年間首席チェリストを務めた女流チェリストのエヴリン・エルシングと、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの銀メダリストでキューバ出身のピアニスト、サンティアゴ・ロドリゲスのデュオ。チャイコフスキ・ーコンクールでファイナリスト、ザ・フライデー・モーニング・ミュージック・クラブ主催の国際弦楽コンクールで入賞など輝かしい経歴を持つ彼女のラフマニノフとヒナステラという意外な組み合わせのプログラム。
CRC-3250
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲イ長調 Op.162,D.574
ロンド(ロンド・ブリランテ)ロ短調 Op.70,D.895
幻想曲ハ長調 Op.159,D.934
トマス・コーティク(Vn)、
タオ・リン(P)

録音:2011年9月3−5日、グスマン・コンサート・ホール(フロリダ)
室内楽奏者として認められ、マイケル・ティルソン・トーマスに"優れたヴァイオリニスト"と賞賛されたトマス・コーティク。シューベルトのヴァイオリンとピアノ曲の解釈についての博士論文を執筆しており、タオ・リンとのデュオも、シューベルトの音楽に対する思いがあふれた好演奏。
CRC-3251
シェーズ・オブ・グレイ
ガーシュウィン:3つの前奏曲、
 ラプソディー・イン・ブルー
ヴォルフガング:クラリネットとファゴットのための3つのショート・ストーリー
カールソン
:トワイライト
C・H・バーンスタイン:クラリネットとヴァイオリンのためのブレンディング
カンリフ:カノン
バレル:ブルー・ミューズ
ストレイホーン:ラッシュ・ライフ
ジョビン:ウェーブ
ゲイリー・グレイ(Cl、Sax)、
ビル・カンリフ(P)、
ジュディス・ファーマー(Fg)
ジョアン・ピアース・マーティン(P)、
アダム・コルニツェフスキ(Vn)、
ゲイリー・フォスター(Sax)、
ケニー・バレル(G)、
ジュリエット・グレイ(朗読)、
ヴィンス・マッジョ(P)

録音:1983年−2011年
ロサンゼルス室内管やロサンゼルス・オペラOの首席奏者を歴任しUCLAの教授を務めるクラリネット奏者のゲイリー・グレイ。コンサート・ホールでのリサイタルやハリウッドのスタジオ・ミュージシャンとして幅広い活動を行っているグレイの妙技を凝縮したアルバム。今作では、グレイがサクソフォーンの演奏でも、その妙技を聴かせてくれます。
CRC-3252
コンヴァージェンス〜ソプラニーノ・サクソフォンのための編曲集
ロカテッリ:ソナタ ニ長調
ヘンデル:オーボエ・ソナタ.ハ短調
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007
ジュリアーニ:テーマ,変奏曲とメヌエット
モーツァルト:ディヴェルティメント第2番
フォーレ:シシリエンヌ Op.78
ドリーブ:花のデュエット
シンディング:ラステル・オブ・スプリング
ボノー:ワルツ形式によるカプリス
ドビュッシー:6つの古代の墓碑銘より
カヴァルカンテ:ファルベン
ファレル・ヴァーノン(ソプラニーノSax)、
メラニー・ブーコウト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
マルコス・S・カヴァルカンテ(G)
スー・デ・ヴィト(バスCl)、他

録音:2010年、2011年
「ハイ・ノート〜ソプラニーノ・サクソフォンのための新しい音楽(CRC-3142)」でもソプラニーノ・サクソフォンを華麗に吹きこなしていたファレル・ヴァーノンの第2弾はソプラニーノ・サクソフォンのためのアレンジで旅する音楽史!無伴奏からサクソフォン・アンサンブル、ピアノとのデュオ、さらにはヴィオラ・ダ・ガンバやヴィオラ、ヴィブラフォンが登場するなど全曲ヴァーノン自身の編曲でこだわりも見せています。サクソフォン関係者要注目のソプラニーノ・アルバムです!
CRC-3253
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集 Op.27 ワンチ・ホアン(Vn)

録音:2011年6月
■ワンチ・ホワンは、アメリカのジュリアード音楽院、インディアナ大学でヴァイオリンを学び、ボルチモアSOとの共演でソロ・デビューを果たした台湾の女流ヴァイオリニスト。台湾からアメリカへと渡り、その音楽性を深めたヴァイオリニストが弾くイザイは、どこか耳を傾けたくなる魅力を備えています。
CRC-3254
ヴォヤージュ・ホーム〜フィンランド、スウェーデンとノルウェーの歌
メラルティン:私は森の経路に沿って一緒にさまよって Op.4−1
ソニネン編:カレワラ・メロディ
パーシウス:バラディ
マルヴィア編:柳は海岸に生え
ハイカイネン編:ジャスト・フー・ウィル・ハート・ザ・サウナ
シベリウス:夜へ Op.17−6
ピルカネン:パストラーレ Op.21−2
メリカント:優しく歌う、私の悲しみの音
シベリウス:それは夢だった Op.37−4
ハンナカイネン:リスの巣
ボルグ:私の心の歌
伝承曲:トゥオル・オン・ムン・クラーニ
ゴトーニ編:フィンランドの5つの民謡より
グリーグ:水蓮を手に Op.25−4、
 君を愛す Op.5−3、
 そして私は恋人がほしい Op.60−5
アルナス:二人の間の幸せ Op.26−1
ラングストレム:瞬間、ゼアー・アー・ソー・メニー
ペッテション=ベリエル:ゼアー・イズ・ナッシング・アイク・ウェイティング
ベルマン:翼のある蝶
スウェーデンの民謡讃美歌:私の魂、あなたは忘れなければならない
アーレン:夏の讃美歌
ノードクヴィスト:海へ
ヘッグ編:伝承曲からの編曲集
ミンミ・フルマー(S)、
ロンダ・クライン(P)、
ブルース・ベングソン(P)

録音:2011年
シベリウスを中心にフィンランド、スウェーデン、ノルウェーの作品、伝承曲のアレンジを集めた北欧の歌曲集。ワシントン・ポスト紙でその歌声を称賛されたミンミ・フルマーは、フィンランドとスウェーデンからの移民の孫娘。特別な存在の北欧の歌を美しく歌います。
CRC-3256(2CD)
アルベニス:組曲「イベリア」(全曲) ポール・ヴェローナ(P)

録音:2008年10月6日、9日&11月14日
スペインの作曲家イサーク・アルベニス(1860−1909)の晩年の傑作であり、ドビュッシーやメシアンから称賛の的となった組曲「イベリア」。イタリアのヴァルセージア国際音楽コンクール、ロマン派ピアノ部門入賞の経歴を持つアメリカのピアニスト、ポール・ヴェローナのデビューレコーディング。スペインの民族音楽に影響を受けたアルベニスの代表作を、色彩豊かな響きと柔らかなタッチで描いています。
CRC-3258
コンスタンティニデス:協奏曲集
2つのヴァイオリンと管弦楽のための詩編協奏曲 LRC185b *
ピアノと管弦楽のための協奏曲 LRC252**
ギターと室内オーケストラのための古典協奏曲 LRC149+
チェロと管弦楽のための協奏曲−中国W深セン LRC139b ++
ディノス・コンスタンティニデス(指)
ルイジアナ・シンフォニエッタ、
レナータ・アラド(Vn)*、
エスペン・リルシュラッテン(Vn)*、
カルロス・リアズエロ(指)**、LSUSO**
マイケル・グルト(P)**、
ロナルド・カドー(G)+、
デニス・パーカー(Vc)++
ルイジアナ州立大学(LSU)作曲学科長、ルイジアナ・シンフォニエッタの音楽監督の任にある現代ギリシャの巨匠ディノス・コンスタンティニデス(1929−)。ブルックリン大学国際室内楽コンクールを皮切りに数多くの作曲賞を獲得しているコンスタンティニデスの自作自演集が登場。革新的で自由な手法を用いた作品を、世界各国で活躍するLSUSOの実力派ソリストらと共にダイナミックに奏でます。
CRC-3259
ザ・ミュージック・オブ・ディノス・コンスタンティニデス
アルト・サクソフォンと打楽器のための伝説U LRC 115a、
ヴァイオリンとピアノのためのパターン LRC 119b、
無伴奏アルト・サクソフォンのための天体黙想 LRC 2331b、
打楽器四重奏 LRC 12
ピアノのための若い男のための組曲 LRC 47、
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 LRC 11、
無伴奏アルト・サクソフォンのためのトランスフォーメーション,ヴァイオリン,アルト・サクソフォンとピアノのためのトリオ第3番 LRC 165
グリフィン・キャンベル(Sax)、
ブレット・ディーツ(パーカッション)、
ヨヴァ・ミラノヴァ(Vn)、
マイケル・ガート(P)、
クリストファー・ホーファー(パーカッション)、
ダニエル・ヒグニー(パーカッション)、
サミュエル・トレヴァセン(パーカッション)

録音:2012年
ルイジアナ州立大学(LSU)作曲学科長、ルイジアナ・シンフォニエッタの音楽監督の任にある現代ギリシャの巨匠ディノス・コンスタンティニデス(1929−)。カーネギーホールとワイル・リサイタル・ホールで行われたコンサートのプログラムを収録。LSU教授のグリフィン・キャンベルとマイケル・ガートのダイナミックな演奏からは、彼の作品の魅力が味わえます。

CRC-3260
韓国の歌曲集
新しいアリラン/アゼレア
キズイセン/愛/タリョンの鳥
故郷の歌/あこがれ/麦畑
金剛山へのあこがれ/他
キョン・チョ(S)、
カレン・キュン=ウン・ナ(P)
アメリカを拠点に活躍する韓国のリリック・ソプラノ、キョン・チョが歌う韓国の旋律。
CRC-3262
ウィリアム・シュミットの音楽
サクソフォン四重奏曲第1番
プレリュードとロンド
サクソフォン四重奏曲第2番
サクソフォン四重奏曲第3番
ピアノとサクソフォン四重奏のためのコンチェルティーノ
複数のサクソフォンのための組曲
サクソフォン四重奏曲第4番
サクソフォン四重奏曲第5番
センプレ・サクソフォン四重奏団

録音:2011年7月25日−29日
数多くの管楽器作品で知られるアメリカの作曲家ウィリアム・シュミット(1926−2009)のサクソフォン・アンサンブルのための作品集。ジャズやフォークからの影響とアメリカの作曲技法を組み合わせた作風を持ち、約160曲のオリジナル、約470曲のアレンジを遺しています。アルトのファレル・ヴァーノンとテナーのデブラ・マッキム=ローズは、フランスのポール・モーリアのサクソフォンを使用。

CRC-3263(2CD)
バッハ:無伴奏チェロ組曲 BWV.1007−1012(第1番〜第6番) カーマイン・ミランダ(Vc)

録音:2011年12月−2012年1月、シンシナティ(アメリカ)
一見ハードロックかと思ってしまうジャケットデザインのチェリストは、1988年にベネズエラで生まれたカーマイン・ミランダ。シモン・ボリバル音楽院でチェロを学び、シノーポリが指揮するシモン・ボリバル・ユース・オーケストラに参加するなど、将来をされるベネズエラのチェリストです。エル・システマが育んだベネズエラの若きチェリストによる"チェロのバイブル"に注目!
CRC-3265
バス・クラリネットとエレクトロニクスのための音楽
ユードマン:ペナンブラ
スパソフ:エンボディメント
ヴォーン:イン・メモリアム
フィッシュマン:ア・ケー・ノー・ミー・ケーマス
ガッロ:マス・クラーロ
サラ・ワッツ(バスCl)

録音:2012年2月
キール大学創立50周年を記念し、キール大学の博士、教授達のバス・クラリネットとエレクトロニクスのための作品を集めたアルバム。バス・クラリネットはロンドンの王立音楽院、オランダのロッテルダム音楽院で研鑽を積んだイギリスの女流奏者、サラ・ワッツ。バス・クラリネットのスペシャリストが、低音楽器のソロ楽器としての魅力を存分に聴かせます。
CRC-3266
ルーディン:3つの弦楽のためのソナタ集
チェロとピアノのためのソナタ
ヴィオラとピアノのためのソナタ
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
サミュエル・マギル(Vc)、ベス・レヴィン(P)
ブレット・ドイブナー(Va)、
マルカントニオ・バローネ(P)、
ミランダ・クックソン(Vn)、
スティーヴン・ベック(P)

録音:2009年−2011年
スウェーデンの血を引くテキサス出身の作曲家、アンドルー・ルーディンによる3つの弦楽のためのソナタ集。カーネギー・ホールでデビューを飾った新進気鋭のヴァイオリニスト、ミランダ・カックソンとアメリカのピアニストで、2010−2011シーズンにはチャールズ・ウォーリネンのメタゴンを初演するなど活躍目覚ましいスティーヴン・ベックのコンビなど、強力アーティストにも注目のアメリカの近現代作品集。
CRC-3267
テレマン:室内楽作品集
オーボエ,ヴァイオリン、通奏低音のためのトリオ・ソナタ.ト短調
フラウト・トルヴェルソ,ヴァイオリン,通奏低音のためのトリオ・ソナタ.ホ長調
ヴァイオリン,ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのトリオ・ソナタ.ロ短調
ヴィオラ・ダ・ガンバ,弦楽と通奏低音のための組曲 ニ長調TWV55:D6
フラウト・トルヴェルソ,ヴィオラ・ダ・ガンバ,ファゴットと通奏低音のための協奏曲ロ短調TWV43:h3
フラウト・トルヴェルソ,ヴァイオリン,ファゴットと通奏低音のための四重奏曲ト長調TWV43:G11
アポロ・アンサンブル、
ダヴィド・ラビノヴィチ(第1Vn&音楽監督)

録音:2011年12月
アポロ・アンサンブルは、ザハール・ブロンの弟子でアムステルダム・バロック管、OAE、キングズ・コンソートのヴァイオリニストを務めてきたダヴィド・ラビノヴィチが率いる1992年創設のピリオド・アンサンブル。今作では後期バロック音楽を代表するゲオルク・フィリップ・テレマン(1681−1767)。トラヴェルソの豊かな音色、ラビノヴィチのリードが冴えわたる好演。
CRC-3268
ハイドンへのトリビュート
ピアノ・ソナタ第52番ト長調 Hob.XVI-39
ピアノ・ソナタ第47番変ロ短調 Hob.XVI-32
ピアノ・ソナタ第46番ホ長調 Hob.XVI-31
ピアノ・ソナタ第12番イ長調 Hob.XVI-12
ピアノ協奏曲第11番ニ長調 Hob.XVIII-11(カデンツァ:ダリア・グロウホヴァ)
ダリア・グロウホヴァ(P)、
パヴェル・ゲルシテイン(指)
スタジオ・オーケストラ

録音:2011年12月
2006年より演奏活動をスタートさせたロシアのピアニスト、ダリア・グロウホヴァ。知られざる音楽作品や独自のトランスクリプションを得意とし、ハイドンの協奏曲でも自作のカデンツァを用いてその手腕を発揮。さっぱりとした切れ味のよいタッチでハイドンの作品を軽快に奏でます。
CRC-3270
ヴィナッチェージ:独唱のためのカンタータ集
フィリ,あなたの目の一つ
ベルヴェ,セ・マイ・プロヴァステ
川の土手に/彼の女性との距離で
ホール・フィア・マイ・ヴァー
イングラティッシマ・クローリ
恋人たちの幻滅
ダル・トーノ・イル・ランポ・アスペッタ
ヴィナッチェージ・アンサンブル

録音:2011年11月1−8日、ユニテリアン・ユニヴァーサリスト協会(アメリカ)
ルイ14世の曾孫のために「セレナード」を作曲し、1704年にはヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂の第2オルガニストの地位を手に入れたベネデット・ヴィッチェージ(1666−1719)の独唱カンタータ集。2008年に結成された古楽アンサンブル、ヴィナッチェージ・アンサンブル。17世紀イタリア、ヴェネト、そしてヴィナッチェージの作品を主要レパートリーとして活動中。
CRC-3271
ファランク:室内楽作品集
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第2番 Op.39
ピアノとチェロのためのソナタ.Op.46
メアリー・エレン・ホーパート(P)、
ナンシー・オリヴェロス(Vn)、
カーステン・ウィトソン(Vc)

録音:2012年5月14日&7月14日
ライヒャ(レイハ)に作曲を学び、作曲家、ピアニストとしてキャリアを重ね、1842年には女性として初となるパリ音楽院教授に就任したルイーズ・ファランク(1804−1875)。フランスの音楽界における女性教育者の先駆者的存在でもあるファランクの室内楽作品は、古典派とロマン派の特色を組み合わせた優雅な流れが特徴的。
CRC-3272
カールストロム:フルート作品集Vol.2
イン・ザ・クリアー・ブルー
シルケン・キッシーズ・スリップ・アウェイ
ミュージック・フォールズ・イン
フォーリング・シンダーズ・オヴ・タイム
オジマンディアス
オン・ザ・ブリンク・スティルネス
ハイディ・ピントナー・アルバレス(Fl)、
マーク・ベリー(打楽器)、
キャスリーン・カー(Fl)、他

録音:2012年5月
エレクトリック・オペラなど、ヴィジュアル・アートの分野で活躍するコンポーザーでありパフォーマー、マイケル・カールストロム(1956−)。2006年から2011年にかけて作曲されたフルートのための室内楽作品を収録した第2集では、2本のフルート&ピアノ、メゾ・ソプラノ&ピアノ、フルートとパーカッションなど、創造性豊かな編成、作風を愉しませてくれます。
CRC-3273
アルゼンチンのギター音楽
ボッタ:ファルタ・エンビドー、
 残り時間を
ゴンザレス:パーティーと踊り
コロネル:私の古いミロンガ、
 彼女は一人で行く、雨
ロメロ:喚起
ムニョス:アクシオネス・バリアス
ルーカス・マルティーノ(G)

録音:2011年9月
1998年コルドバ・ロータリー・クラブ・コンクールで第1位を獲得した、アルゼンチン生まれのルーカス・マルティーノ。母国アルゼンチンの世界初録音作品を集めたこのアルバムで華麗なテクニックを披露してくれます。
CRC-3274
ブラームス:ピアノ作品集
3つの間奏曲 Op.117、
6つの小品 Op.118、
4つの小品 Op.119
エドゥアルド・フェルナンデス(P)

録音:2012年4月1−3日
スペインの若手ピアニスト、エドゥアルド・フェルナンデスが弾くブラームスのピアノ作品集。2005年に行われた国際音楽雑誌スケルツォ20周年コンサートにソリストとして選ばれ、"スペインの最も有望な若手ピアニスト"として評論家に賞賛される。レパートリーはバロックからモダン作品までと守備範囲の広さもまた彼の魅力です。
CRC-3275
テレマン:室内楽作品集
四重奏曲ト長調 TWV43:G2、
四重奏曲第6番ホ短調 TWV43:e4、
トリオ・ソナタ.ト短調 TWV42:g5、
トリオ・ソナタ.ホ短調 TWV42:e2、
四重奏協奏曲イ短調 TWV43:a3
アウロス・アンサンブル
〔クリストファー・クリューガー(フラウト・トラヴェルソ&リコーダー)、
マーク・シャッハマン(バロックOb)、
リンダ・クァン(バロックVn)、
マイロン・ルッカ(バロックVc)、
アーサー・ハース(Cemb)〕

録音:2012年5月13−14日、スキナー・ホール(アメリカ)
フランス・バロックの名作ラモーの「管弦楽組曲」(CRC-2970)で小編成ならではのスマートで新鮮な演奏を聴かせてくれた、1973年結成のアメリカの古楽演奏団体アウロス・アンサンブルの新録音は、ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681−1767)の室内楽作品集。ボストン響、ボストン・ポップスの首席を務め、古楽奏者としては、ヘンデル&ハイドン・ソサエティ、スミソニアン・チェンバー・プレイヤーズ、ボストン・バロックで活躍するなど、モダンとピリオドの両方を吹きこなす名フルーティスト、クリストファー・クリューガーのフルートが最大のポイント。
CRC-3276
ラウッツィーニ:室内楽作品集
弦楽四重奏曲変ホ調 Op.2-1
アー・タッチ・アゲイン・ダット・プラインティヴ・ストレイン
クローラ・ビホールド・ダット・ビューティオス・ローズ
ヴァイオリン・ソナタ.ヘ長調 Op.1-6
マダム・マーラのためのアリア
ああ!親愛なるローラ
ヴァイオリン・ソナタ.ハ長調 Op.15-1
薔薇
シース・トゥー・ブラム・マイ・メランコリー
弦楽四重奏曲イ長調 Op.7-1
オーセンティックSQ、
ステファニー・トゥルー(S)
タマシュー・シェケンディ(フォルテピアノ)、他

録音:2012年6月12−14日
18〜19世紀イタリア生まれのカストラート、ピアニスト、作曲家のヴェナンツィオ・ラウッツィーニ(1746−1810)の室内楽作品集を演奏するのは、2002年に結成されたオーセンティックSQ。古典派からロマン派音楽の知られざる名作の発掘、演奏を行うハンガリー有数のピリオド楽器SQである彼らのピリオド奏法、解釈はまさにオーセンティックです。またカナダのソプラノ、ステファニー・トゥルーが歌うアリアが、モーツァルトのオペラの初演にも参加したラウッツィーニの歌声を想像させてくれます。
CRC-3277
1800年頃の6コースギターのためのスペイン音楽集
カストロ・デ・ヒスタウ:ファンダンゴ
デ・ラポルタ:ソナタ ヘ長調
モレッティ:ファンタジア,変奏曲とコーダ Op.27
アブレウ:ソナタ.ホ長調
アグアド:ソナタ:ファンダンゴと変奏
トーマス・シュミット(6コースギター)

録音:2012年3月
18世紀後半に誕生し、スペインで主流となった6コースのギターのためのスペイン音楽集。ギターの歴史において、バロックと19世紀の橋渡し的役割も担った楽器でもあります。スペインの情熱的かつ抒情的な旋律を奏でるのは、ウィーン音楽大学出身のトーマス・シュミット。2009年にマドリードのカルロス・ガスが製作した、ロレンツォ・アロンソ1797年製6コース・ギターのレプリカを使用。
CRC-3279
C.P.E.バッハ:識者と愛好家のためのソナタ集第1集
ソナタ第1番ハ長調 Wq.55/1
ソナタ第2番ヘ長調 Wq.55/2
ソナタ第3番ロ短調 Wq.55/3
ソナタ第4番イ長調 Wq.55/4
ソナタ第5番ヘ長調 Wq.55/5
ソナタ第6番ト長調 Wq.55/6
プリーシィ・デ・シルヴァ(チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ)

録音:1995年&1996年
プリーシィ・デ・シルヴァは、カリフォルニア州クレアモントのピリオド・アンアンブル、コン・ジョイアの創設者であり、東南アジア、スリランカ出身の女流鍵盤奏者。ロンドンの王立音楽アカデミー、ベルリン音楽大学で学び、アーウィン・ボドキー・アウォードの受賞者でもあるデ・シルヴァはスリランカが生んだC.P.E.バッハのスペシャリスト。晩年に出版されたC.P.E.バッハの鍵盤作品の代表作で、チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノを巧みに弾き分けます。

CRC-3280
ロマンティック・ピアノ〜ライヴ・イン・クリーヴランド
ツェルニー:ロードの歌曲「思い出」による変奏曲
リスト:巡礼の年第1年「スイス」〜オーベルマンの谷/泉のほとりで、夕立
ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲 Op.42
リスト:ジュネーヴの鐘
シューベルト(リスト編):ウィーンの夜会
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)

録音:2012年1月ライヴ
アントニオ・ポンパ=バルディは、1999年クリーヴランド国際ピアノ・コンクール第1位、1998年ロン=ティボー国際コンクール最高位、2001年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール銀メダリストという輝かしい実績を持つイタリアのピアニスト。クリーブランド美術館のガートナー・オーディトリアムでのリサイタルでは、ロマン派のコンポーザー=ピアニストたちのプログラムを披露。表情豊かな音色と確かなテクニックが、香り高きロマンティシズムを湛えます。
CRC-3281
霊も言いたもう
シューベルト:竪琴弾きの歌
シューマン:「ヴィルヘルム・マイスター」による歌曲集Op.98aより 涙と共にパンを食べたことのない者は、孤独にひたる者は、戸口に忍び寄って
ブラームス:4つの厳粛な歌 Op.121
ヴォルフ:竪琴弾きの歌
マルタン:イェーダーマン〜6つのモノローグ
エレム・エレイ(Br)、
J.J.ペンナ(P)

録音:2011年8月
シューベルト、シューマン、ブラームス、ヴォルフにフランス系スイス人、マルタンの「6つのモノローグ」を組み合わせたバリトンのためのリサイタル・プログラム。バリトンのエレム・エレイは、アメリカ、プリンストンのライダー大学ウェストミンスター・クワイアー・カレッジの声楽科教授を務めています。
CRC-3282
ピエルカン・ド・テラシュの音楽〜カンブレからのポリフォニー Vol.1
テラシュ:ミサ曲「どうしたら楽しみを手に入れられるだろう」より、
 ミサ曲「絶望した幸福の女神」よりプレニ,ベネディクトゥス、
 「喜べ、処女マリアよ」、
 ミサ曲「すべての人よ」よりプレニ,ベ ネディクトゥス,オザンナ、
 モテット「よく,甘き言葉」
ジョスカン・デ・プレ:どうしたら楽しみを手に入れられるだろう
イザーク:ミサ曲「どうしたら楽しみを手に入れられるだろう」〜アニュス・デイU
カペラ・アラミレ、
アラミレ・コンソート、
ピーター・アルクハート(指)

録音:2003年、2006年、2010年
フランスの作曲家、ピエルカン・ド・テラシュ(c.1465−c.1526)と同世代の作曲家の宗教歌曲集。テラシュのモテット「よく,甘き言葉」は、フランス国王宮廷に伝わる音楽が含まれており、このモテットは彼の作品の中で印象深い曲になっています。
CRC-3283(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン作品集
ソナタ第1番ト短調 BWV.1001
パルティータ第1番ロ短調 BWV/1002
ソナタ第2番イ短調 BWV.1003
パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005
パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
ステプナー編:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903
ダニエル・ステップナー(Vn)

録音:1989年ー2012年
自身が音楽監督を務めるピリオド・アンサンブル、ミュージック・フロム・アストン・マグナとの共演で好評を博してきたヴァイオリニスト、ダニエル・ステップナーが奏でるバッハの無伴奏作品集。1989年から2012年の23年間をかけて録音をされ、"Antonia Stradivari(1693)"、"Nicolo Amati(1641)"、"Sebastian Kloz(ca1740)"の3台のヴァイオリンを見事に弾き分け、名器それぞれの音色の聴き比べも楽しめる!
CRC-3285
カンデラ
マルティン:ロウソク、
 中世の市場、孤独、憧れ、
 ラ・バーベナ、
 私の夕方のアンダルシア
アルベニス(マルティン編):組曲 「イベリア」〜港、マジョルカ、カスティーリャ
ファリャ(マルティン編):4つのスペイン風小品〜「クバーナ」、「アンダルーサ」
エレーナ・マルティン(P)、
ホセ・メリトン(P)

録音:2012年−2013年
スペインのコンポーザー=ピアニストのエレーナ・マルティンの自作自演&トランスクリプション作品集。同じくスペイン出身のアルベニスとファリャの作品をマルティンが編曲。ラテンの魅力をマルティン&メリトンのデュオが奏でます。
CRC-3286
シューベルト:歌曲集「美しき水車屋の娘」Op.25 ブラッド・ダイアモンド(T)、
ダルシニ・タンビア(P)

録音:2010年6月
シューベルトの3大歌曲集のひとつである「美しき水車小屋の娘」を歌うのは、アメリカのウェストミンスター・クワイア・カレッジで学んだテノール、ブラッド・ダイアモンド。人間の感情と、自然の情景が生き生きと描かれた「美しき水車屋の娘」を柔らかな歌声で歌い上げます。
CRC-3287
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64(1844年、第1稿)
交響曲第4番イ長調 Op.90「イタリア」 (1834年、第2稿)
ツォルト・カロ(Vn)、
ニコラス・マギーガン(指)
カペラ・サヴァリア

録音:2012年8月30日−31日&9月1日、バルトーク・コンサート・ホール(ソンバトヘイ、ハンガリー)
メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲ホ短調」の1844年版、第1稿を弾くツォルト・カロは、シャンドール・ヴェーグ、エステル・ペレーニに師事し、薫陶を受けたハンガリーのヴァイオリニスト。自身がコンサートマスター、音楽監督を務めるハンガリーのピリオド・オーケストラ、カペラ・サヴァリアには、フィルハーモニア・バロックOの音楽監督ニコラス・マギーガンを指揮者に迎えるなど気合も十分!東欧ハンガリーのピリオド・オーケストラとメンデルスゾーン。ヨーロッパ古楽界の台風の目となるか!?
CRC-3288
C・P・E・バッハ:識者と愛好家のためのピアノ・ソナタ集第2集&第4集
識者と愛好家のためのロンド付きピアノ・ソナタ第2集〜ソナタ第3番イ長調Wq.56/6 H.270
ロンド第2番ニ長調Wq.56/3 H.261
ロンド第3番イ短調Wq.56/5 H.262
識者と愛好家のためのロンド付きピアノ・ソナタ第4集〜ロンド第1番イ長調Wq.58/1 H.276
ソナタ第2番ホ短調Wq.58/4 H.188
ソナタ第1番ト長調Wq.58/2 H.273
幻想曲変ホ長調Wq.58/6 H.277
ロンド第3番変ロ短調Wq.58/5 H.267
ロンド第2番ホ長調Wq.58/3 H.274
幻想曲イ長調Wq.58/7 H.278調
プリーシィ・デ・シルヴァ(フォルテピアノ、ハープシコード)

録音:1994年&1996年
カリフォルニア州クレアモントのピリオド・アンアンブル、コン・ジョイアの創設者であり、東南アジア、スリランカ出身の女流鍵盤奏者プリーシィ・デ・シルヴァ。アーウィン・ボドキー・アウォードの受賞者でもあるデ・シルヴァはC.P.E.バッハのスペシャリスト。晩年に出版されたC.P.E.バッハの鍵盤作品の代表作を、フォルテピアノとハープシコードで巧みに演奏します。
CRC-3289
C.P.E.バッハ:オルガンのための6つのソナタ集
ソナタ第5番ニ長調 Wq.70-5,H.86
ソナタ第3番ヘ長調 Wq.70-3,H.84
ソナタ第6番ト短調 Wq.70-6,H.87
ソナタ第4番イ短調 Wq.70-4,H.85
ソナタ第2番変ロ長調 Wq.70-2,H.134ソナタ.イ長調 Wq.65-32,H.135
マヌエル・トマディン(Org)

録音:2011年10月4日−5日
イタリアのオルガニスト、マヌエル・トマディンが演奏する、C.P.E.バッハのオルガン・ソナタ集。使用楽器はオルガン製作者のカルロ・デルオルトとマッシモ・ランヅィーニの1984年から1985年に作られた最初の作品。2528本のパイプから奏でられるパイプオルガンならではの豊富な音色が楽しめるアルバム。

CRC-3290
ボートライト:声楽とピアノのための歌曲選集
5つの初期の歌/3つの愛の歌
キルケゴールの6つの祈り
3つのフランスの歌
シルヴィア・プラスの5つの詩
5つの歌
ダイアナ・リヴィングストン・フリードリー(S)
コーリ・ボンド(P)

録音:2011年10月22日ー23日、2012年6月16日ー17日&10月28日
コンポーザー=ヴァイオリニスト、ハワード・ボートライト(1918−1999)の歌曲選集。歌うのは、ニューヨークやニュージャージー州でソリストとして活躍するソプラノ、ダイアナ・リヴィングストン・フリードリー。
CRC-3291
カーター:無伴奏ヴァイオリンのための4つの賛美
無伴奏チェロのための作り話
ヴァイオリンとチェロのための3つのデュエット
キャロライン・チン(Vn)、
ブライアン・スノウ(Vc)

録音:2012年6月21日−22日
103歳で亡くなるまで現役の作曲家として活躍していたエリオット・カーター(1908−2012)のモダン作品集。弱冠12歳でロイヤル・コンセルトヘボウOとの共演でソロデビューをした女流ヴァイオリニスト、キャロライン・チンとニューヨークで活躍中のチェリスト、ブライアン・スノウのコンビがカーターの作品を華麗に弾きます。
CRC-3292
ハイドン:ピアノ三重奏曲集 Vol.4
ピアノ三重奏曲第20番変ロ長調 Op.70-3,Hob.XV-20
ピアノ三重奏曲第1番ト短調 Hob.XV-1
ピアノ三重奏曲第6番ヘ長調 Op.41-1,Hob.XV-6
ピアノ三重奏曲第34番ホ長調 Hob.XV-34
ピアノ三重奏曲第18番イ長調 Op.70-1,Hob.XV-18
ピアノ三重奏曲第7番ニ長調 Op.41-2,Hob.XV-7
メンデルスゾーン・ピアノ三重奏団
〔ピョートル・シロチン(Vn)、
フィオナ・トンプソン(Vc)、
チャン・ヤティン(P)〕

録音:2012年5月26日−27日
メンデルスゾーン・ピアノ三重奏団が贈るハイドンのピアノ三重奏曲集の第4弾。ロシア、台湾、イギリスの多国籍アンサンブル、軽やかなピアノにヴァイオリンの繊細な音色、チェロの通奏低音が見事に溶け合う息のあった心地良い演奏。
CRC-3293
グリーグ:チェロ・ソナタ.イ短調 Op.36
ドホナーニ:チェロ・ソナタ.変ロ短調 Op.8
ショパン:チェロとピアノのための練習曲 Op.25-7(A.グラズノフ編)
ロナルド・レオナルド(Vc)、
チャン・ヤ=ティン(P)

録音:2012年8月15日−16日
アメリカのチェリスト、ロナルド・レオナルドが弾くチェロ作品集。レオナルドはロサンゼルス・フィルハーモニーOで首席チェロ奏者を務めたアメリカのベテラン・チェリスト。ズービン・メータ、サイモン・ラトル、マイケル・ティルソン・トーマス、カルロ・マリア・ジュリーニなど巨匠指揮者との共演も数多い。
CRC-3295
リョベート:ロ・メストレ
マズルカ/5つの前奏曲
13のカタルーニャ民謡/4つの民謡
レスポンス/ロマンサ
ソルの主題による変奏曲
練習曲ホ長調/スケルツォ・ワルツ
ロバート・フィリップス(G)

録音:2012年7月21日−24日
幅広いギター・ジャンルで活躍をしているロベルト・フィリップスが演奏するのは、近代クラシック・ギターにおける偉大な足跡を残したカタルーニャのコンポーザー=ギタリスト、ミゲル・リョベート(1878−1983)のギター作品集。ギター奏者だからこそわかる楽器の特性を最大限に生かし、作曲された作品はリズムも美しく表現されています。
CRC-3296
私の記憶
ラーセン:私のアントニア
チプロ:ロング・アイランドの歌
ライトマン:リンゴ園、写真に…
トーマス:遠く
ケリー・ジェニングス(T)、
アマンダ・アスプルンド・ホップソン(P)

録音:2012年7月−8月
オペラなどの舞台で活躍をしているケリー・ジェニングス。メトロポリタン・オペラ・ナショナル・カウンシル・オーディョンのファイナリストであるジェニングスがテノールの美しい歌声でアメリカの歌曲集を歌います。
CRC-3297(2CD)
クレープス:クラヴサン組曲
組曲第1番ニ長調 KWV.807
組曲第2番ロ短調 KWV.808
組曲第3番変ホ長調 KWV.809
組曲第4番ハ長調 KWV.810
組曲第5番ヘ長調 KWV.811
組曲第6番ハ短調 KWV.812
ブラッド・ベンナイト(Cemb)

録音:2011年6月
18世紀ドイツの作曲家、鍵盤奏者であり、バッハの弟子で聖トーマス教会などでも活躍した"アルテンブルクのクレープス"こと、ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713−1780)。「クラヴィーア練習曲集」に含まれている6つの組曲は、師であるバッハ譲りの対位法などの作曲技法が発揮された秀作です。
CRC-3299
ヴィヴァルディ:協奏曲集
2つのヴァイオリンのための協奏曲ハ長調RV.508
2つのヴァイオリンのための協奏曲ハ長調RV.506
ヴァイオリンとチェロのための協奏曲変ロ長調RV.547
2つのヴァイオリンのための協奏曲ト短調RV.517
2つのヴァイオリンのための協奏曲変ロ長調RV.527
弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ長調RV.126
弦楽と通奏低音のための協奏曲変ロ長調RV.166
ヴィヴァ・ヴィヴァルディ、
デヴィッド・エールリッヒ(Vn)、
ベネディクト・グッドフレンド(Vn)、
ベンジャミン・ワイアット(Vn)

録音:2013年
「アントニオ・ヴィヴァルディ」の名を冠した室内O、ヴィヴァ・ヴィヴァルディ。ヴィヴァルディの作品で「四季」を最も得意とし、今作では、デヴィッド・エールリッヒ、ベネディクト・グッドフレンド、ベンジャミン・ワイアット、3人のソリストも参加し協奏曲を収録。

CRC-3300
ブラームス:ピアノ作品集
7つの幻想曲 Op.116
3つの間奏曲 Op.117
6つの小品 Op.118
4つの小品 Op.119
ミハイル・ヴォルチョク(P)

録音:。2009年5月&6月、2010年5月&10月
1976年に行なわれた第5回バッハ国際コンクールで金メダルを獲得し、国内外で活躍をするロシアのピアニスト、ミハイル・ヴォルチョク。彼のブラームスは繊細かつ幅広いダイナミック・レンジが効いた聴きごたえのある演奏。

CRC-3302
エッセンシャル・ハイドン
ハイドン:ピアノ・ソナタ第4番ト短調 Hob.XVI-44
ピアノ・ソナタ第34番ヘ長調 Hob.XVI-47
ピアノ・ソナタ第25番ハ短調 Hob.XVI-20
ピアノ・ソナタ第21番ヘ長調Hob.XVI-23
ダリア・グロウホヴァ(P)

録音:2012年7月
フンメルの音楽を敬愛し、古典派からロマン派の音楽を得意とするロシアの女流ピアニスト、ダリア・グロウホヴァは、前作に続き古典派ハイドンのソナタを収録。今回のハイドン第2弾では「短調」のソナタの魅力を追求したグロウホヴァ。流麗なフレージングと詩的な表現はロシアが生んだ新世代独特のハイドンの世界を創り出しています。
CRC-3303
アルマン=ルイ・クープラン:クラヴサン作品集
勝利/アルマンド
クロワシーのクーラント
おしゃべり/軽快なグレゴワール/ロンドー:勇ましい人/第1メヌエット&第2メヌエット/ロンドー:道化またはアダム/ブランシェ/ド・ボワジルー/フォウケ/セミラントまたはジョリー/ターピン/第1ガヴォット&第2ガヴォット/第1メヌエット&第2メヌエット/雑木林/ケロン/悲しむ人/楽しみ/柔らかな感傷/優雅なロンドー
シャルロット・マッタ・ムーシェ(Cemb)

録音:2011年11月21日−22日
フランソワ・クープランの孫にあたるアルマン=ルイ・クープランは18世紀パリで活躍した作曲家。アルマン=ルイ・クープランのまとまった作品集はそれ程多く存在していない。ブルージュやパリの国際コンクールでの受賞実績を持つ女流チェンバロ奏者マッタ・ムーシェの演奏で大クープランの孫の音楽を知ることのできるレアな演奏。
CRC-3304(2CD)
アッピグナーニ:KO-TzU アレッサンドロ・アッピグナーニ(P)

録音:2012年9月3日
コンポーザー=ピアニストのアレッサンドロ・アッピグナーニ(b.1976)によるプライベート・コンサートでの自作自演集。完璧かつ自由な考えを音楽にもつアッピグナーニならではのモダン作品と言えます。
CRC-3306
グリーグ:抒情小曲集第1集 Op.12
抒情小曲集第9集 Op.68
ソルヴェイグの歌
組曲「ホルベアの時代より」サラバンド Op.40-2
抒情小曲集第4集〜メロディ Op.47-3、
エレジー Op.47-7
抒情小品集第8集〜農民の歌 Op.65-2
叙情小曲集第10集〜その昔Op.71-1、思い出 Op.71-7
伝承による19のノルウェー民謡〜子守歌 Op.66-7
抒情小品集第3集〜故郷で Op.43-3
ピーター・フレッチャー(G)

録音:2009年−2012年
多数のコンクール受賞歴を持ちカーネギーホールでもリサイタルを行い、アメリカでソリストとして活躍中のペーター・フレッチャー。今回のアルバムではグリーグの作品をすべてフレッチャーが編曲。1本のギターで聴くグリーグのメロディもシンプルで美しい。
CRC-3307
ヴィヴァルディ:ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ.ニ長調 RV.10
トリオ・ソナタ.ニ短調 RV.63 Op.1-12 「ラ・フォリア」
ヴィオリン・ソナタ変ロ長調 RV.34
トリオ・ソナタ.ト短調 RV.73 Op.1-1
チェロ・ソナタ.イ短調 RV.43 Op.14-3
リュート協奏曲ニ長調 RV.93
シアトル・バロック〔イングリッド・マシュー(Vn)、バイロン・シェンクマン(Cemb)、テクラ・カニンガム(Vn)、ジョン・レンティ(テオルボ)、ネイサン・ウィテカー(Vc)〕

録音:2011年−2012年
ゲスト・ディレクターやコンサート・マスターとしてアメリカやオーストラリアのオーケストラと数多く共演し、ウジェーヌ・イザイの弟子のジョーゼフ・ギンゴルドやヘンデル・ハイドン・ソサエティのメンバーとしても活躍したスタンリー・リッチーに師事したシアトル・バロックの創設者、ヴァイオリニストのイングリッド・マシュー。同じく創設者で、ケンブリッジ・ソサエティー・オブ・アーリー・ミュージックよりアーウィン・ボドキー賞を贈られたチェンバリスト、バイロン・シェンクマンなど古楽界を牽引するアーティストが集結し、深い音色と統率感に優れたアンサンブル、確かな解釈で赤毛の司祭のソナタを。
CRC-3308
ドビュッシー:前奏曲集(全2巻) キャサリン・カウツキー(P)

録音:2007年8月、セイジ・オザワ・ホール(タングルウッド)
キャサリン・カウツキーは、アメリカ、ウィスコンシン州アップルトンのローレンス大学でピアノ科教授を務める女流ピアニスト。プーランクの「小象ババールの物語」やサティの「スポーツと気晴らし」の録音は高く評価されており、特にドビュッシーの音楽への造詣の深さには定評がある。タングルウッドでのジャクソン・マスター・アウォードなど受賞歴も多数。
CRC-3309
フェイヴァリット・ピアノ・ソナタ
ハイドン:ピアノ・ソナタ第37番ト長調 Hob.XVI-6
ピアノ・ソナタ第2番ホ短調 Hob.XVI-34
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Hob.XVI-14
ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Hob.XVI-40
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Hob.XVI-37
ダリア・グロウホヴァ(P)

録音:2012年11月
古典派からロマン派の音楽を得意とするロシア新時代の女流ピアニスト、ダリア・グロウホヴァ。前作に続き古典派ハイドンのソナタを収録。今回の第3弾でもソナタの魅力を追求したグロウホヴァ。グロウホヴァ独特のハイドンの世界を創り出し、明るく軽快なタッチ、流麗なフレージングは今作でも見事の一言。
CRC-3310
道化師
ワイリー:地球と炎の儀式
エル=ダブ:スウィート・アンド・プリックリー・ペア
ヤンソン:ヴァイオリン・ラプチャー、
 道化師
フェリット:インテルセッツィオーネ Op.14
ジェイムソン・クーパー(Vn)、
ヤコブ・マーフィー(Vn)、
ハリム・エル=ダブ(ダラブッカ)
フランク・ワイリー(指)
ドナ・リー(P)、
カートマン・アンサンブル

録音:2000年−2002年
2010年に亡くなった作曲家ジョン・フェリットに捧げられたこのアルバムは、アメリカの作曲家4人のモダン・ヴァイオリン作品集。電子音楽のパイオニアでもあるハリム・エル=ダブが、自身の曲で民族楽器のダラブッカ(タブラ)で参加もしています。
CRC-3311
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
組曲「ホルベアの時代より」Op.40
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)、
ドメニコ・ボヤージアン(指)
オハイオPO

録音:2012年5月4日−5日
数々の輝かしい経歴を持つイタリア、フォッジャ出身のピアニスト、アントニオ・ポンパ=バルディ。Centaur(センター)レーベルでは、グリーグのピアノ作品全集の第11集までリリースをしており、ピアノ協奏曲と組曲「ホルベアの時代より」でも表現が見事な美しきグリーグ。
CRC-3314
夢想
ダヴィドフ:夜明けに
プロコフィエフ:バレエ音楽「シンデレラ」〜 ガヴォット、
 「ピーターと狼」〜 猫、
 「3つのオレンジへの恋」〜 行進曲
チャイコフスキー:子供のためのアルバム
 四季〜10月「秋の歌」
 ユーモレスク
 「中級程度の12の小品」〜 悲しき歌、
ドヴォルザーク:メロディ、
 ユーモレスク第7番
イベール:白い小さなロバ
ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形
シモノフ:カエルの歌
K・ハチャトゥリアン:バレエ「チポリーノ」〜組曲
ヒョードル・アモソフ(Vc)、
ジェン=ル・スン(P)

録音:2010年1月
6歳からチェロを始め、第38回コンチェルティーノ・プラハ国際コンクールにおいて最優秀賞を受賞した若手ロシア人チェリスト、ヒョードル・アモソフのチェロ・トランスクリプション集。ダヴィドフとハチャトゥリアン以外の作品は自らが編曲を行うなど、演奏以外でも才能を発揮。編曲ファン要注目のアルバム!
CRC-3315
20世紀の無伴奏ヴァイオリン名作品集
ヒンデミット:ソナタ.Op.31-2
イザイ:無伴奏ヴァイオリンのための10の前奏曲(全曲/世界初録音)
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
パーキンソン:Blue/s Forms
ダニエル・ステップナー(Vn)

録音:1998年、2012年
ボストン・ミュージアム・トリオの創立メンバーで、18世紀オーケストラで6年間アシスタント・コンサートマスターを務め、ヘンデル&ハイドン・ソサエティでは24年もの間コンサートマスターを務めてきた名手、ダニエル・ステップナーの無伴奏ヴァイオリン作品集。前作ではバッハの無伴奏作品集(CRC-3283/3284)で3台の銘器を弾き分けたステップナー、今作では20世紀の作曲家、ヒンデミット、イザイ、バルトーク、パーキンソンの無伴奏作品を弾く。イザイの「前奏曲」の全曲録音は世界初。
CRC-3317
庭からの手紙
ウォーカー:モーニング・イノセント、秋に、ウィル・ビーアース」
ハーゲン:田畑と草原の歌
ドリング:ラヴ・アンド・タイム
ベティニス:クラン・オブ・ザ・ライケンス
ウォーカー:ソウ・ラヴ・ビー・ア・デイ
リアン・フリーマン=ミラー(S)、
ミシェル・ハヴリック=ジェルゲン(P)

録音:2011年3月16日−17日
現在ドレーク大学で後進の指導を行っているソプラノ歌手、リアン・フリーマン=ミラーが歌うモダン歌曲集。ピアノはフリーマン=ミラーと20年以上共演のあるミシェル・ハヴリック=ジェルゲン。二人の息がぴったりと合った演奏を聴かせてくれます。

CRC-3318
ベド〜アルケミスティック・トランスフォーメーション
ダウランド:ウィンター夫人のジャンプ、
 ホワイト夫人に事あり、
 タールトンの復活、
 レディー・ハンズドンのパフ、
 ファンシー、蛙のガリアード、
 常に悲しみのダウランド、
 涙のパヴァン、
 ラクリメのガリアード、
 失われた望みのファンシー
ロイスナー:組曲ト短調
ヴァイス:プレリュードとメヌエット.ニ短調、
 ソナタ.ヘ長調
ケルナー:ニ長調リュート作品
ルッツ・キルヒホーフ(ルネサンス&バロック・リュート)

録音:2012年6月、2013年1月
ドイツの名リューティスト、ルッツ・キルヒホーフのCentaur第3弾はジョン・ダウランド(1563−1626)から始まり、ロイスナー、ヴァイス、そしてダヴィット・ケルナー(1670−1748)のリュート作品を作曲家の年代順に収録。今作ではルネサンス・リュートとバロック・リュートを持ち替えて演奏を行っており、キルヒホーフのテクニックと音色を存分に味わえます。
CRC-3319
グリーグ:チェロ・ソナタ.イ短調 Op.36
フランク:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調
ヴォルカン・オルホン(Cb)、
ローズ・チャンクラー(P)

録音:2004年、2009年
高い音楽性とテクニックで国際的に高い評価を得ているトルコ生まれのコントラバス奏者ヴォルカン・オルホン。現在シーダーラピッズSOの首席コントラバス奏者を務めているオルホンは、東京クヮルテットとの共演も行なっています。コントラバスでのチェロ、ヴァイオリンのソナタの演奏ではオルホンの妙技が光ります。
CRC-3321
カンダンガ組曲
ゴットシャルク:ブラジル国歌による勝利の大幻想曲(ヘルナンデス編)
シルヴァ:ブラジリアの再建
フェラーロ:交響的序曲「ブラジリア」からの小組曲
アントゥネス:ブラジリア50
アルヴァロ・エンリケ(G)

録音:2012年月1日−15日
ブラジルのリーディング・ギタリストのアルヴァロ・エンリケが弾く、ブラジルのギター作品集。2010年に作曲50周年を迎え記念公演を行った、リオ・デ・ジャネイロ出身のホルヘ・アントゥネス(b.1942)の「ブラジリア50」も収録。
CRC-3322(4CD)
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
チェロ・ソナタ変ホ長調 Op.64
ヘンデルのオラトリオ「ユダス・マカウベス」の主題による12の変奏曲ト長調 WoO.45
チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
モーツァルトの「魔笛」の「娘か女か」の主題による12の変奏曲ヘ長調 Op.66
チェロ・ソナタ.ヘ長調 Op.17
モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲変ホ長調 WoO.46
チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69(第1楽章初稿版)
ソナタ.イ長調 Op.47「クロイツェル」(ツェルニー編、チェロ版)
フィッシャー・デュオ
〔ノーマン・フィッシャー(Vc)、
ジャンヌ・キエルマン(P)〕

録音:2010年−2012年
チェロ・ソナタ第1番から第5番、3つの変奏曲に加え、ホルン・ソナタから編曲されたOp.17や、弦楽三重奏から編曲されたOp.64、更にはボーナス・トラックとして、ソナタ第3番第1楽章の初稿版とカール・ツェルニー(1791−1857)によって編曲されたヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」のチェロ版まで網羅したベートーヴェン・ファン要チェックの全集。
CRC-3326
ライネッケ:10の小品 Op.213
カリヴォダ:6つの夜想曲 Op.186
ジット:アルバム・リーヴス Op.39
ドイブナー・フォーシェ・デュオ
〔ブレット・ドイブナー(Va)、カロリーヌ・フォーシェ〕

録音:2012年12月5日
ドイツ、ロマン派作曲家カール・ライネッケ(1824−1910)を中心とした3人の室内楽作品集。デウブナー・フォウシェ・デュオのヴィオリスト、ブレット・ドイブナーの力強く華やかな音色が、3人のロマン派作品をさらに際立たせます。
CRC-3327
C・P・E・バッハ:専門家と愛好家のためのロンド付きピアノ・ソナタ第2集&第6集
ロンド変ホ長調Wq.61/1,H.288
ソナタ.ニ長調Wq.61/2,H.286
幻想曲変ロ長調Wq.61/3,H.289
ロンド.ニ短調Wq.61/4,H.290
ソナタ.ホ短調Wq.61/5,H.287
幻想曲ハ長調Wq.61/6,H.291
ロンド.ハ長調Wq.56/1,H.260
ソナタ.ト長調Wq.56/2,H.246
ソナタ.ヘ長調Wq.56/4,H.269
プリーシィ・デ・シルヴァ(フォルテピアノ、ハープシコード)

録音:1993年8月
女流鍵盤奏者プリーシィ・デ・シルヴァが弾く、C.P.E.バッハの鍵盤作品集。アーウィン・ボドキー・アウォードの受賞者でもあるデ・シルヴァが、晩年に出版されたC.P.E.バッハの鍵盤作品の代表作を今作ではフォルテピアノのみで巧みに演奏すします。
CRC-3329
C・P・E・バッハ:専門家と愛好家のためのロンド付きピアノ・ソナタ第5集
幻想曲ヘ長調Wq.59/5,H.279
ロンド.ハ短調Wq.59/4,H.283
ソナタ変ロ長調Wq.59/3,H.282
ロンド.ト長調Wq.59/2,H.268
ソナタ.ホ短調Wq.59/1,H.281
幻想曲イ短調Wq.59/6,H.284
ソナタ.ト短調Wq.65/17,H.47
プリーシィ・デ・シルヴァ(フォルテピアノ、ハープシコード)

録音:2011年&2012年
C.P.E.バッハのスペシャリスト、東南アジア、スリランカ出身の女流鍵盤奏者プリーシィ・デ・シルヴァが弾く、専門家と愛好家のためのソナタ集第5集は、C.P.E.バッハの生誕300周年に向け収録が行われた。C.P.E.バッハの鍵盤作品代表作を、フォルテピアノとハープシコードで巧みに演奏します。

CRC-3331
ベートーヴェン:交響曲全集Vol.3
交響曲第3番「英雄」(ポール・キム編)、
「エロイカ」 の主題による15の変奏曲とフーガ変ホ長調Op.35*(ポール・キム編)
ポール・キム(P)、
マシュー・キム(P)*

録音:2010年1月&6月
"ピアノ独奏版"ベートーヴェン全集第3巻!アメリカの名門ジュリアード音楽院とマンハッタン音楽院でピアノを学び、ソリストとして活躍中の韓国系アメリカ人ピアニスト、ポール・キムのベートーヴェン・チクルス第3弾!今回も全てポール・キム自身のアレンジ。「エロイカ」の主題による15の変奏曲は息子のマシューによる演奏。
CRC-3333
C.P.E.バッハ:識者と愛好家のためのソナタ集第3集
ロンド第1番ホ長調 Wq.57/1, H.265
ソナタ第1番イ短調 Wq.57/2, H.247
ロンド第2番ト長調 Wq.57/3, H.271
ソナタ第2番ニ短調 Wq.57/4, H.208
ロンド第3番ヘ長調 Wq.57/5, H.266
ソナタ第3番ヘ短調 Wq.57/6, H.273
ソナタ第3番の第1楽章(2013年版)
ソナタ.ハ長調 Wq.65/16, H.46
プリーシ・デ・シルヴァ(フォルテピアノ、チェンバロ)

録音:2012年7月18日−21日&2013年4月17日−20日、フェデレーション・コンサート・ホール(オーストラリア)
カリフォルニア州クレアモントのピリオド・アンアンブル、コン・ジョイアの創設者であり、東南アジア、スリランカ出身の女流鍵盤奏者プリーシィ・デ・シルヴァ。C.P.E.バッハのスペシャリストであるシルヴァによる、晩年に出版されたC.P.E.バッハの鍵盤作品の代表作「識者と愛好家のためのソナタ集」。第1集(CRC-3279)、第2集(CRC-3288)に続く「第3集 Wq.57」でも、フォルテピアノとチェンバロを巧みに弾き分けています。
CRC-3334
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25
ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.40
交響曲第1番ハ短調Op.11
八重奏曲変ホ長調Op.20より「スケルツォ」
アロン・ゴールドスタイン(P)
ヨアフ・タルミ(指)イスラエル室内O

録音:2013年3月14日
イスラエル出身のヨアフ・タルミ。ハンブルクSOでは首席客演指揮、サンディエゴSOやイスラエル室内Oでは音楽監督も務め、日本ではNHKSO、東京SOなどでも客演指揮を務めています。メンデルスゾーンのピアノ協奏曲を弾くのは、ズービン・メータ指揮、イスラエル・フィルハーモニーOとのコンビでオーケストラ・デビューを18歳で果たしたイスラエル出身のピアニスト、アロン・ゴールドスタイン。素直な表現に滑らかな音色が印象的なメンデルスゾーンの協奏曲を聴かせます。
CRC-3336
ラテン・アメリカの三重奏作品集
アギーラ:三重奏曲 Op.71(世界初録音)
シエラ:三重奏曲第4番 「ラ・ノーチェ」(世界初録音)
フェルナンデス:ブラジルの三重奏曲 Op.32
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季
アルコス・トリオ〔イ・スンヒ(Vn)、カール・ドナコフスキ(Vc)、アンソニー・パディラ(P)〕

録音:2012年1月23日&24日
2005年に結成されたアルコス・トリオによるミゲル・デル・アギーラ、ロベルト・シエラ、オスカル・ロレンソ・フェルナンデス、アストル・ピアソラのラテン・プログラム。アギーラの「三重奏曲 Op.71」とシエラの「三重奏曲第4番 「ラ・ノーチェ」」は世界初録音。

CRC-3340
ラグタイム・クラシック 1901−1919
ジョプリン:グラジオラス・ラグ、
菊〜アン・アフロ=アフリカン・インテルメッツォ、
 ベサナ〜コンサート・ワルツ、
 ピーチェリン・ラグ、
 ソレース〜メキシカン・セレナーデ、
 ジ・エンターテイナー
ラム:トップ・ライナー・ラグ、
 アメリカン・ビューティー・ラグ、
 ラグタイム・ナイチンゲール
スコット:グレース・アンド・ビューティー、
 トルバドール・ラグ、
 ラグタイム・オリオール
ターピン:セント・ルイス・ラグ
ジョプリン&ハイデン:サン・フラワー・スロー・ドラッグ
ウッズ:スリッパリー・エルム・ラグ
クック:ブレイム・イット・オン・ザ・ブルース
ジョンソン:ディル・ピクルス
アウフデルハイド:スリラー
ブライアン・ダイクストラ(P)

録音:2009年−2011年
コンポーザー=ピアニストであるブリアン・ダイクストラが弾く1901年から1919年に作曲されたラグタイムの作品集。「ラグタイム王」のスコット・ジョプリン(1868−1917)の代表作「ジ・エンターテイナー」も収録されており、エネルギッシュで快活、楽しく上品なメロディーばかりを集めた心地よい1枚。
CRC-3341
2本のチェロのための作品集
クープラン:2本のチェロのための二重奏曲集
テレマン:カノン・ソナタ第1番、
 カノン・ソナタ第2番
ヘンデル:ソナタ.Op.2-8、
 ソナタ.ハ長調(原曲:ヴァイオリン&チェンバロ)
バルトーク:44の二重奏曲より(チェロ二重奏版)
ナターリヤ・ホマ(Vc)、
スレン・バグラトゥーニ(Vc)、
ウィリアム・ハイレス(Cemb)

録音:1998年
1990年チャイコフスキー国際コンクールのチェロ部門第4位入賞の実績を誇るウクライナの女流チェリスト、ナターリヤ・ホマと、1986年のチャイコフスキー国際コンクールのチェロ部門で第2位に輝いたアルメニアのチェリスト、スレン・バグラトゥーニの強力デュオ!現在、共にアメリカの大学で教授として教鞭を執る、2人の名チェリストのデュオ集は、クープラン、テレマン、ヘンデル、そして"チェロ・デュオ版"バルトークと多彩。名手2人の妙技と絶妙のアンサンブルで、チェロ・デュオの醍醐味を聴く。
CRC-3342
ストラヴィンスキー:春の祭典(レーチキス編/ピアノ独奏版)
プロコフィエフ:「シンデレラ」からの6つの小品Op.102〜アモローゾ
 「シンデレラ」からの10の小品Op.97〜春の精/夏の精/秋の精/冬の精
スヴェトラーナ・ベルスキー(P)

録音:2013年の5月&6月
ロシア生まれ、アメリカ育ちの情熱的ピアニスト、スヴェトラーナ・ベルスキー。シカゴSO、シカゴ室内Oへのゲスト出演など多方面での活躍が注目されています。情熱的な表現、クリアなタッチと音色が特徴のベルスキーが奏でる、初演100年を記念して収録された春の祭典は要注目。
CRC-3343
アルス・ノストラ〜ペルソナ
パク:ペルソナ
リー:フローズン・ランド
パターソン:ディープ・ブルー・オーシャン
フロイド:2台ピアノのためのトリビュート
シュレーダー:オーボエとピアノのためのソナタ
リー・サン=ハイ(P)、キム・ヨウミー(P)、
ロバート・マックコーミック(パーカッション)、
ベラン・ハープ(パーカッション)、
ジョン・コリーナ(Ob)

録音:1977年5月17日、2010年10月20日
韓国、アメリカの作曲家4人のモダン作品集。今回のタイトルでは、コンポーザー=オーボエニストのジョン・コリーナが演奏する1977年録音の貴重な音源も収録。
CRC-3344
サマー・ガーデン〜オーボエ、ファゴットとピアノのための作品集
ホープ:4つのスケッチ
ブランドン:ワイルドフラワー・トリオ
ヴォルフガング:アナザー・ライフ
ヘッド:トリオ/ダグラス:トリオ
サンダンス・トリオ
〔ジェラリン・ジョヴァンネッティ(Ob)、
クリスチャン・スミス(Fg)、
ジェド・モス(P)〕

録音:2011年
2005年に結成されたサンダンス・トリオは、オーボエとファゴットの「ダブル・リード・デュオ+ピアノ」による室内楽団。マイケル・ヘッドの作品を除き、2000年以降に作曲された「トリオ」は、ダブル・リードのレパートリー拡大にも重宝してくれそうです。
CRC-3345
クラシック・クラリネット
ヨースト:2本のクラリネットのための二重奏曲第2番 Op.5(世界初録音)
モーツァルト:三重奏曲 K.498
ガルニエ:クラリネットとファゴットのための二重奏曲第1番(世界初録音)
ドヴィエンヌ:クラリネットとピアノのためのソナタ第2番
シュタードラー:無伴奏クラリネットのための陽気な変奏曲(世界初録音)
ジャンルカ・カンパニョーロ(Cl)

録音:2008年7月
ビュッフェ・クランポンの専属アーティスト、ジャンルカ・カンパーニョのクラリネットが活躍するモーツァルトと、その同時代の作曲家たちによるクラリネットのための室内作品集。ヨースト、ガルニエ、シュタードラーの3作品は世界初録音。クラリネッティストのレパートリーとしてもおすすめです。
CRC-3346
生涯の音楽
ギアハート:アーロン・コープランドへのオマージュ、
 ロンドン橋変奏曲
ショーソン(ギアハート編曲):詩曲(ヴァイオリン&ピアノ)
シューベルト(ギアハート校訂):四重奏断章 D.703
ギアハート:プリエール、4つの小品
オレゴンSQ、
フリッツ・ギアハート(Vn)、
ジョン・オーウィングス(P)、
ローラ・ウェイト(S)、他


録音:2004年−2013年
リヴィングストン・ギアハート(1918−1996)は、カーティス音楽院ではロザリオ・スカレロ、海を渡りフランスでは作曲をナディア・ブーランジェ、イーゴリ・ストラヴィンスキーに、ピアノをロベール・カサドシュ、そして音楽理論をダリウス・ミヨーという錚々たる顔ぶれから音楽を学んだ20世紀アメリカの作曲家。ギアハートのオリジナル作品、1986年に編曲を施したショーソンの「詩曲」、1990年にアンダンテの補筆完成を行ったシューベルトの「四重奏断章」など、貴重な音源が並ぶ。
CRC-3347
ブロードウェイ・トゥ・ハリウッド
ケイパー&ギャノン:映画「メイム叔母さん」〜ドリフティング
ハーマン:映画「めまい」〜テーマ、ラブシーン
ガーシュウィン:ミュージカル「ガール・クレイジー」〜エンブレイサブル・ユー
ロウ&ラーナー:マイ・フェア・レディ・メドレー
ガーシュウィン:ミュージカル「ストライク・アップ・ザ・バンド」〜スーン
ワイル&ガーシュウィン:ミュージカル「レディー・イン・ザ・ダーク」〜マイ・シップ
ポーター:ミュージカル「キス・ミー・ケイト」〜ソー・イン・ラヴ
ニューマン:ストリート・シーン
ウォーレン、マッケリー&アダムソン:映画「めぐり合い」〜めぐり合い
マーティン&ブレイン:ミュージカル「ベスト・フット・フォワード」〜エヴリ・タイム、
 映画「セントルイスで会いましょう」〜ザ・ボーイ・ネクスト・ドア
ロジャース&ハート:ミュージカル「ベイブス・イン・アームス」〜マイ・ファニー・ヴァレンタイン、いつかどこかで
アーレン&マーサー:映画「スカイズ・ザ・リトル」〜ワン・フォー・マイ・ベイビー
ガーシュウィン&ヘイワード:ポギーとベス
バーリン:アイ・ラヴ・ア・ピアノ、ゼイ・セイ・イッツ・ワンダフル
レーン&ラーナー:映画「ロイヤル・ウェディング」〜トゥー・レイト・ナウ
ハチャトゥリアン:剣の舞
リチャード・グラツィエール(P)

録音:2013年8月19日−20日
ブロードウェイ、ハリウッドの名作映画、名作ミュージカルで流れる劇中曲のピアノ・アレンジ作品集。ブロードウェイでロングラン公演となりヒットしたミュージカル、マイ・フェア・レディのメドレーなども収録。映画、ミュージカル好きにはオススメなタイトル。
CRC-3348
アムステルダムのユダヤのバロック音楽
リダルティ:魂の声
マーニ:ル・エル・ノーラ
エブレオ:ルッジエーロのアリアによるソナタ
カセーレス:ル・エル・エリム
チェルヴェット:チェロと通奏低音のためのソナタ.ハ長調
作者不明:魂の声 & ハレルヤ
ウッチェリーニ:ソナタ第3番 「エブレア・マリナータ」
リダルティ:ようこそ、安息日
エブレオ:ベルガマスカによるソナタ
マーニ:ル・エル・ノーラ
アポロ・アンサンブル

録音:2013年7月
ザハール・ブロンの弟子でアムステルダム・バロック管、OAE、キングズ・コンソートのヴァイオリニストを務めてきたダヴィド・ラビノヴィチが率いる1992年創設のピリオド・アンサンブル、アポロ・アンサンブルの新録音は「アムステルダムのユダヤのバロック音楽」。1615年に建てられたアムステルダムのポルトガル・シナゴーグ(ユダヤ教の会堂)「エスノガ」のライブラリーからのバロック音楽集。スペインやポルトガルからアムステルダムへと逃れたユダヤ人。伝統や文化を再構築せざるを得なかった彼らの、ヘブライ語とバロック音楽との融合は必然であり、バロック音楽の成長の過程でも欠かせない存在となっていった。今まであまり知られていなかった作品を、アポロ・アンサンブルの気品のある色鮮やかな演奏で。
CRC-3349
ヴェロシティ2
ワナメイカー:アルト・サクソフォンとクラリネットのためのデュオ・ソナタ
ハックバース:クラリネット,ソプラノ・サクソフォンとエレクトロニクスのための 「流動」
マロニー:クラリネットとアルト・サクソフォンのための 「カメレオン2」
レイプリヒ:クラリネットとアルト・サクソフォンのための 「ネックレス・オヴ・デュー」(エフェクト・ペダルと共に)
イアチムチュク:クラリネットとサクソフォンのための 「フィッシング・デー」
アルブライト:バス・クラリネット,サクソフォン,ピアノのための 「ピット・バンド」
ヴェロシティ2
〔ジョン・マッセリーニ(Cl)、
ジョナサン・ベルジェロン(Sax)〕、
ブライアン・ロッカード(P)

録音:2012年5月17日−20日&2013年6月19日−21日
クラリネットとサクソフォンのための新たなデュオ・レパートリーを提示する「ヴェロシティー2」。ヴェロシティー2は、世界中で活躍する名クラリネッティスト、ジョン・マッセリーニと、カーメル国際室内楽コンペディションやなど数々の受賞歴を誇り、ノーザン・アリゾナ大学で教鞭を執る、サクソフォニスト、ジョナサン・ベルジェロンのコンビで、2012年に国際クラリネット連盟のカンファレンスでパフォーマンスしたことでも話題となりました。

CRC-3350(2CD)
シューベルト:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 D.898,Op.99
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 D.929,Op.100
ヴィヴィアナ・ソフロニツキー(フォルテピアノ)、
ラースロー・パウリク(Vn)、
セルゲイ・イストミン(Vc)

録音:2011年11月、ドモヴィナ・ホール(プラハ、チェコ)
今回ヴィヴィアナ・ソフロニツキーが弾くフォルテピアノは、これまでも録音や来日コンサートで協力してきた名パートーナーであり、楽器考証の世界的権威であるポール・マクナルティの復元による、1819年頃製コンラート・グラーフ(Op.318)。ウラディーミル・ソフロニツキーの愛娘ヴィヴィアナ・ソフロニツキーと現代の名工ポール・マクナルティの名コンビで、ベートーヴェンやショパン、シューマン夫妻などが愛用した "Imperial Royal Court Forteiano Maker" コンラート・グラーフの音色を現代に蘇らせます。
CRC-3352
ロシアの夢
プロコフィエフ:「シンデレラ」 Op.87〜5つの小品(フィフテンホルツ編)
メトネル:3つの夜想曲 Op.16
ロスラヴェッツ:ロマンティックな詩
スクリャービン:幻想曲 Op.24(アガルコフ編)
タネーエフ:演奏会用組曲 Op.28
マーシャ・ランコフスキー(Vn)、
バイロン・シェンクマン(P)
モスクワ出身の女流ヴァイオリニスト、マーシャ・ランコフスキーと、17世紀から18世紀をレパートリーとするピアニスト、バイロン・シェンクマンによるロシアン・プログラム。多くのスタイルに精通するランコフスキーの演奏は表現力豊かで話をしているかのような演奏を聴くことが出来ます。
CRC-3353
マーラー:交響曲第5番〜「アダージェット」(ナース編ピアノ五重奏版)
グラズノフ:弦楽四重奏曲第5番ニ短調
フランク:ピアノ五重奏曲ヘ短調
タオ・リン(P)、デルレイSQ

録音:2013年3月22日−24日、ヒット・ファクトリー・スタジオ(フロリダ)
中国系アメリカ人ピアニスト、タオ・リン、南フロリダのクヮルテット、デルレイSQによる、マーラー、グラズノフ、フランクの室内楽作品集。様々な編曲でも演奏されるマーラー屈指の名曲「アダージェット」のピアノ五重奏版は、イギリスのヴァイオリニスト、ジェレミー・ナース(b.1959)がデルレイSQのために編曲したもの。
CRC-3355
モーツァルト&シュタードラー:クラリネットとバセットホルンのための室内楽作品集
モーツァルト:クラリネット三重奏曲変ホ長調 K.498 「ケーゲルシュタット・トリオ」
 独奏バセットホルンのためのアレグロ K.484e
 アダージョ K.410
 歌劇 「後宮の誘拐」 よりここで君に会える、コンスタンツェ
シュタードラー:18の三重奏曲より4つの三重奏曲(第14番、第11番、第13番、第12番)
モーツァルト:クラリネットとピアノのためのアダージョ K.580a、
 五重奏曲 K.452a、五重奏曲 K.452b、
 クラリネット五重奏曲 K581a
ルイジ・マジストレッリ(Cl、バセットホルン)、
イタリアン・クラシカル・コンソート、
アリオンSQ

録音:2012年7月−8月
クラリネット、バセットホルンの名手としても知られ、モーツァルトからも信頼が厚かったシュタードラー。クラリネット、バセットホルンが繋いだ当時親交の深かった2人の作曲家の作品を、華麗なテクニック、華やかな音色で披露するのは現代のクラリネット、バセットホルンの名手、ルイジ・マジストレッリ。イタリアの主要オーケストラや室内楽で活躍するアーティストで結成されたイタリアン・クラシカル・コンソートなど強力アーティストを迎え、華麗で洗練された美しい演奏を聴かせてくれます。
CRC-3356
ウルマン:ジークムント・シュール〜作品集
序曲 「ドン・キホーテのファンダンゴ」
交響曲第1番 Op.45 「青春時代」
交響曲第2番/ジークムント・シュール
ピアノ・ソナタ〜第3楽章
トマーシュ・ハヌス(指)プラハSO、
レイネ=ブリジット・スレム(Vn)、
エマヌエル・ライター(Va)、
アラン・スターンフィールド(P)

録音:2004年8月23日−31日
チェコ・スロバキア出身でシェーンベルクの影響を多く受けたとされる作曲家、ヴィクトール・ウルマンの作品集。自身のピアノ・ソナタ第5番を題材にした交響曲第1番、ピアノ・ソナタ第7番を題材にした交響曲第2番など、ナチス・ドイツに退廃音楽とレッテルを貼られた知られざる作品を、1999年のカトヴィツェの国際指揮者コンクールで優勝したトマーシュ・ハヌスとプラハSOのコンビで。
CRC-3357
ヒラリー・タン:作品集
ドッペルゲンガー
キルバート・ヒルズ
クレセット・ストーン
ウォーター・エッジ/他
エウンミ・コー(P)、
シニ・ヴィルタネン(Vn)、
アンドルー・バーンハート(Vc)、
アルバート・キム(P)
国際女性作曲家協会で要職を務め、現在はアメリカを拠点に活躍中のウェールズの女流作曲家、ヒラリー・タン。1985年から1991年にかけてプライベートで尺八を学ぶなど、日本の伝統音楽に深い興味を抱いていることもよく知られています。
CRC-3359
ガース・バクスター:歌曲とアリア集
リンダ・パスタンの3つの詩
フロム・ザ・ハート〜3人のアメリカの女性
リフレクションの2つの歌
歌劇「リリー」からのアリア
キャスリン・キーム(S)、
アンドルー・スチュワート(P)、
キャスリン・マレイ(G)、
ピーター・スコット・ドラックリー(T)
1946年フィラデルフィア出身のモダン・トラディショナリスト、ガース・バクスターの歌曲、アリア集。1980年代に作曲された「3人のアメリカの女性」、2009年から2012年にかけて作曲されたオペラ「リリー」からのアリアがプログラムのメイン。

CRC-3360
聖歌〜マントゥヤルヴィ:合唱作品集
シェイクスピアの歌/警報の鐘
アヴェ・マリア・ダオスタ/私は悲しい
告白I〜IV/現代マドリガル 「たばこは殺すことが出来る」/他
エリック・ジョンソン(指)
コール・カンティアモ

録音:2013年7月20日−23日
フィンランドの合唱界を代表するヤーッコ・マントゥヤルヴィ(b.1963)。ダイクストラ&スウェーデン放送合唱団の名盤(CCSSA 32812)が話題となったマントゥヤルヴィを歌うのは、アメリカ、イリノイ大学のレジデンス合唱団、コール・カンティアモ。2009年の結成以降、ローリゼンとの共演など、活発な活動を展開しています。
CRC-3361
マーダー:真夜中の音楽 ジェイコブ・ベンダ(Org)

録音:2013年
19世紀末〜20世紀前半のアメリカを代表するオルガニストの1人、リンウッド・ファーナムの弟子であるクラレンス・マーダー(1904−1974)のオルガン作品集。20世紀アメリカの知られざるオルガン音楽に触れることのできる貴重な機会。
CRC-3362
チャールズ・ハロルド・バーンスタイン:無伴奏ヴァイオリンと無伴奏チェロのための作品集
序奏と24の変奏
アウトライン&ドローイングス
アダム・コルニシェフスキ(Vn)、
ボリス・アンドリアノフ(Vc)

録音:2012年&2013年
引退危機から見事に再起を果たし、ギトリスの演奏などで一躍その名を知られることになったアメリカの作曲家チャールズ・ハロルド・バーンスタイン(1943−)。無伴奏作品のソリストは、第16回&第17回のパガニーニ国際コンクールで入賞歴を持つアダム・コルニシェフスキと、1998年チャイコフスキー国際コンクール第3位、ロシア期待のボリス・アンドリアノフ!
CRC-3363
風の中の声たち〜フルート作品集
武満徹:ヴォイス
クラーク:ズームチューブ
イッゼーシュ:トーテム
サーリアホ:クルー・ドゥ・ヴァン
エイトキン:氷柱
ソルバーガー:ニュー・ミレニアム・メモ
ジョラス:エピソードU
エイトキン:プレインソング
シャリーノ:Addio case del vento
シュトックハウゼン:フラウティーナ
ディック:グラヴィティ・ゴースト
レナード・ギャリソン(フルート、アルト・フルート&ピッコロ)

録音:2012年10月−11月
シカゴSOの元フルート奏者(2003年の日本ツアーにも参加)であり、現在はワシントンのワラワラSOの首席奏者、ノースウェスト木管五重奏団のメンバーとして活躍中のレナード・ギャリソン。フルート、アルト・フルート、ピッコロを吹き分けるアメリカの名フルーティストの卓越したテクニック、研ぎ澄まされた表現力が光る「無伴奏フルート作品集」には、武満徹の「ヴォイス」やクラークの「ズームチューブ」など、無伴奏フルートの重要作品を収録。
CRC-3364
ロサンゼルス・ニュー・ミュージック・アンサンブル
ベリオ:オー・キング
ドレクスラー:フォーガットン・アット・ダウン
コンロン:ミラー・サーマン
メリッツ:ゴンサロ・スピークス
ラム:パブロ/サウル/イードスン:ミニボス
ロサンゼルス・ニュー・ミュージック・アンサンブル、
クリスティーナ・ジャコーナ(ディレクター&クラリネット)

録音:2008年−2013年
2007年に結成されたアメリカの21世紀作品のスペシャリスト集団、ロサンゼルス・ニュー・ミュージック・アンサンブル。キング牧師に捧げられたベリオの「オー・キング(O King)」などを収録。
CRC-3366
スティーヴン・スターリク〜レトロペクティヴ Vol.7
シューマン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 WoO.23
ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲*
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64**
スティーヴン・スターリク(Vn)、
ピエール・エテュ(指)トロント祝祭O
マリオ・ベルナルディ(指)オタワ・ナショナル・アーツ・センターO*、
ジョージ・コーウィン(指)ヴィクトリア大学O**

録音年月日不詳(1970年代?)。
24歳の若さで就任したロイヤル・フィルを皮切りに、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、トロント響など、世界屈指のオーケストラのコンサートマスターを歴任したカナダの伝説的ヴァイオリニスト、スティーヴン・スターリク(1932−)。スターリクの至芸を復刻する「レトロスペクティヴ」シリーズ第7集は、カナダのオーケストラとのコンチェルト・レコーディング。シューマンとウォルトンは1727年製のストラディヴァリウス「バレール」、メンデルスゾーンは1736年製のストラディヴァリウス「ムンツ」による演奏。
CRC-3367
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
シューマン:交響的練習曲 Op.13
シューマン(リスト編):愛の歌 「献呈」 Op.25-1, S.566
ソフィア・アグラノヴィチ(P)

録音:2013年9月6日−10月11日、シーン・スタインウェイ・スタジオ(ニュー・ヨーク)
ウクライナ出身、スタインウェイ・アーティストとして北米を中心に世界で活動するピアニスト、ソフィア・アグラノヴィチによるブラームス&シューマン。高い技巧の「パガニーニ変奏曲」から美しく歌う「献呈」まで、気高いスタインウェイの音色でドイツ・ロマン派の名曲が披露されています。
CRC-3368
ヘンデル&ヘレンダール:合奏協奏曲集
ヘレンダール:合奏協奏曲集ニ長調 Op.3-5、
 合奏協奏曲集ト短調 Op.3-1、
 合奏協奏曲集ニ短調 Op.3-2
ヘンデル:合奏協奏曲集ニ長調 Op.6-5、
 合奏協奏曲集イ長調 Op.6-11
アルケッティ・バロック弦楽アンサンブル

録音:2012年9月26日−29日
2010年に創設され、ヴァイオリストにフィルハーモニア・バロック・オーケストラの首席ヴァイオリニスト、カーラ・ムーア、ヴィオラ・ダ・ガンバに、イギリスの名手ジョン・ドーレンバーグを迎えた精鋭アンサンブル、アルケッティ・バロック弦楽アンサンブルによる「ヘンデル&ヘレンダールの合奏協奏曲集」。ヴィヴァルディやコレッリ、バッハなどの協奏曲をレパートリーとする精鋭たちによる、イギリスで活躍したオランダとドイツの合奏協奏曲です。
CRC-3369
ブランダイズの音楽〜ヴァイオリンとピアノのための作品集
シャペロ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ファイン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ワイナー:演奏会用二重奏曲
ラコウスキー:アパート
チャン:ウォーリーズ・ジャズト・アズ・リアル
ダニエル・ステップナー(Vn)、
サリー・ピンカス(P)、
ユーディ・ワイナー(P)、
ドナルド・ベルマン(P)
ボストン・ミュージアム・トリオの創立メンバーで、18世紀オーケストラで6年間アシスタント・コンサートマスターを務め、ヘンデル&ハイドン・ソサエティでは24年もの間コンサートマスターを務めてきた名手、ダニエル・ステップナーの「ブランダイズの音楽〜ヴァイオリンとピアノのための作品集」。1948年に設立されたブランダイズ大学の教職員だった作曲家の作品を非凡な表現力で。

CRC-3370
アウト・オヴ・キャラクター〜クラシカル・アンド・ジャズ・コネクションV
デロニー:アウト・オヴ・キャラクター
マクホルム:スリー・コンセプションズ
ラインハルト(デロニー編):ヌアージュ
エヴァンス:イン・メモリー・オヴ・ヒズ・ファザー
フーパー:トリアディック・オデッセイ、
 ジャッジド・エッジ、セレニティ、
 ミニット・アンド・ア・ハーフ・ワルツ
ジョビン(デロニー編):ハウ・インセンシティヴ
ワンダー(デロニー編):イフ・イッツ・マジック
ウィリス・デロニー(P)

録音:2013年8月8日−10日、ルイジアナ州立大学
「ニュー・ワールド・ア・カミング(CRC-2468)」、「ダブル・ダンス(CRC-2914)」に続く、クラシックとジャズのクロスオーバー第3弾。ジャズ&クラシックのピアニスト、指揮者、室内楽奏者、作曲者、アレンジャーとしてマルチな才能を発揮するウィリス・デロニーのアレンジによる、ビル・エヴァンス、ジャンゴ・ラインハルト、アントニオ・カルロス・ジョビン、スティーヴィー・ワンダーは、クラシック・ピアノ・ファン、ジャズ・ピアノ・ファンともに楽しめるでしょう。
CRC-3371
バーグスマ:シーラカンスの声
バーグスマ:ヴァイオリン,ホルンとピアノのてめの狂想的幻想曲 「シーラカンスの声」
3つの幻想曲
木管五重奏,パーカッションとピアノのための 「七変化」
タンジェンツ
スティーヴン・レッドフィールド(Vn)、
ハイディ・ルーカス(Hrn)
デイヴィッド・エヴァンソン(P)、
レイチェル・シラルド(Fl)、他

録音:2013年6月10月
アメリカの近現代作曲家、ウィリアム・バーグスマ(1921−1994)の作品集。リンカーン・センター室内楽協会に捧げた「シーラカンスの声」など、アメリカ近現代作品をバトンルージュSOの首席フルーティスト、レイチェル・シラルドなど強力アーティストの演奏で。
CRC-3372
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集
ソナタ第6番ト長調 BWV.1019
ソナタ第2番イ長調 BWV.1015
ソナタ第4番ハ短調 BWV.1017
ソナタ第6番ト長調 BWV.1019a(異稿版)
アポロ・アンサンブル
〔ダヴィド・ラビノヴィチ(Vn)、
マリオン・ボシュイゼン(Cemb)〕

録音:2013年4月
ザハール・ブロンの高弟の1人であり、シギスヴァルト・クイケンとエリザベス・ウォルフィッシュにピリオド奏法を学んだ、ウクライナのバロック・ヴァイオリニスト、ダヴィド・ラビノヴィチが、名工ゲオルグ・クロッツが1754年頃に製作したヴァイオリンで奏でるバッハのソナタ。
アポロ・アンサンブルの芸術監督として、また、アムステルダム・バロック・ソロイスツやアムステルダム・バロック・オーケストラ、OAE、キングズ・コンソート、シャンゼリゼ管、アニマ・エテルナなど、トップクラスのピリオド・オーケストラでの活躍の中で確立したバッハ象をラビノヴィチが銘器で描きます。
CRC-3373
ゲルマニック・ジャイアント
ウェーバー:グランド・デュオ・コンチェルタント 変ホ長調 Op.48
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1、
 クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
シューマン:幻想小曲集 Op.73
マルセル・ルクセン(Cl)
アルベルト・ティウ(P)

録音:2013年6月4日ー7日
ベルギーのクラリネット奏者、マルセル・ルクセンが演奏するのはドイツを代表する3人の作曲家、ウェーバー、ブラームス、シューマンのクラリネット作品集。クラリネットの主要レパートリを網羅した当タイトルは、クラリネット関係者必聴の1枚。
CRC-3375
シュールホフ:ピアノ作品集
ジャズ・ダンス組曲
11のインヴェンション Op.36
ソナタ第3番
ピアノのためのパルティータ
ミハル・タル(P)

録音:2013年6月、エルサレム・ミュージック・センター
ジャズや実験音楽の要素を取り入れた20世紀チェコの作曲家、エルヴィン・シュールホフ(1894−1942)のピアノ作品集。ミハル・タルは、イスラエルのテルアビブ生まれ、イスラエルと欧米を中心に活動するピアニスト。ダラス国際コンクールをはじめ、数々のコンクール受賞歴を持ち、エルサレム・ミュージック・センターのヤング・ピアノ・コースの芸術監督を務めています。
CRC-3376
聞け、恋人たちよ〜17世紀のバルベリーニ裁判所からの音楽
ロッシ:聞け,恋人たちよ、私は乙女、パッサカリア、どちらかにして、この上なく美しい
パスクァリーニ:ため息かい?、私の心は強く
カリッシミ:酷い愛
フレスコバルディ:シャコンヌによるパルティータ
ピッチニーニ:トッカータ
テナーリア:私のために
カプスペルガー:トッカータ/他
アルモニア・チェレステ

録音:2012年1月
1623年にローマ教皇となったマッフェオ・バルベリーニ(ウルバス8世)の時代にバロック作曲家として活躍していたの作曲家による作品集。イタリア・ルネッサンス&バロックの精鋭ピリオド・アンサンブル集団アルモニア・チェレステが見事に表現します。
CRC-3377
シムカ・ヘレド Vol.2
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ(オーケストラ伴奏版)*
ボッケリーニ:チェロ協奏曲変ロ長調より アダージョ(オーケストラ伴奏版)+
クープラン(バズレール編):チェロと弦楽のための演奏会用小品*
アイレンベルク:無伴奏チェロのための「レレロ」
ストラヴィンスキー(ピアティゴルスキー編):イタリア組曲
シムカ・ヘレド(Vc)、
ジョナサン・ザク(P)、
メンディ・ロダン(指)イスラエル・シンフォニエッタ*、
シドニー・ハース(指)イスラエルPO+、
シムカ・ヘレドは、イスラエル・フィルの首席奏者として活躍し、ポーランドのポメラニアン・フィル、ウッチ・アルトゥール・ルービンシュタイン・フィルの首席指揮者を歴任したイスラエルの名チェリスト。イスラエル・シンフォニエッタとの共演によるオーケストラ伴奏版のシューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ」、イスラエル・フィルの伴奏によるボッケリーニの「アダージョ」などユニークなプログラミングも魅力的。


CRC-3380
テレマン:ホルン協奏曲全集
3本のホルンとヴァイオリンのための協奏曲 TWV.54:D2
2本のホルンのための協奏曲 TWV.52:D1
2本のホルンのための協奏曲 TWV.52:D2
四重奏曲 TWV.43:D8
2本のホルンのための協奏曲 TWV.52:Es1
2本のホルンと2本のヴァイオリンのための協奏曲 TWV.54:Es1
2本のホルンのための協奏曲 TWV.52:F4
2本のホルンのための協奏曲 TWV.52:F3
R.J.ケリー(Hrn)
パリセーズ・バロック、
リチャード・ダン(指)

録音:2013年9月1日&2日
ジュリアード音楽院で後進の指導にあたり、フィルハーモニア・バロック・オーケストラの首席ホルニストやマンハッタン・ブラスのメンバーとして活躍する名手、R.J.ケリーによるテレマンのホルン協奏曲全集がセンター(Centaur)から登場!楽器とマウスピースはレプリカによるバロック・ホルンを使用し、ヴェールに包まれたような音色得るために18世紀頃に生み出されたゲシュトップ奏法を行わずに演奏。
CRC-3381(2CD)
三面鏡
リチャード・ピアソン・トマス:綺麗な皿は嘘をつかない
バーグ:月
シプロ:エミリーとのおしゃべり
 シプロ、リチャード・ピアソン・トマス、
バーグ:三面鏡
ミラー・ヴィジョンズ・アンサンブル

録音:2012年6月16日−2013年5月8日、ケアリー・ホール、ディメンナセンター(ニューヨーク市)
3人の名手によって結成されたヴォーカル・アンサンブル、ミラー・ヴィジョンズ・アンサンブル。ニューヨーク・タイムズなどでも取り上げられ話題となっている彼らの歌声が響きます。
CRC-3383
ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調
アイヴズ:ピアノ三重奏曲
クラーク:ピアノ三重奏曲
ライオンズ・ゲート・トリオ

録音:2013年2月30日−31日
1988年のタングルウッド音楽祭がきっかけとなり活動を開始したライオンズ・ゲート・トリオ。活動25周年に録音されたこのアルバムでは、ラヴェル、アイヴズ、クラークのピアノ三重奏曲を収録。
CRC-3384
スティーヴン・スターリク〜レトロスペクティヴ Vol.9
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調 Op.25
R・シュトラウス:ピアノ四重奏曲ハ短調 Op.13
クヮルテット・カナダ〔ロナルド・トゥリーニ(P)、スティーヴン・スターリク(Vn)、ゲラルド・スタニック(Va)、堤剛(Vc)〕
ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、トロント響のコンサートマスターを歴任したカナダの伝説的ヴァイオリニスト、スティーヴン・スターリク(1932−)。「キング・オヴ・コンサートマスター」と称された名匠の至芸を復刻する「レトロスペクティヴ」シリーズの第9巻は、チェリストの堤剛も参加したクヮルテット・カナダによる室内楽作品集。 スターリクが気心知れた名手たちとのアンサンブルで奏でたブラームスとリヒャルト・シュトラウスは、キング・オヴ・コンマスの室内楽奏者としての一面にスポットライトをあてた貴重な録音です。
CRC-3385
燃えさし〜サクソフォンとピアノ、電子楽器のための音楽
ピッツィ:コンバット・ゾーン
シュスラー:インターヴァルズT
スーバー:エンジェルズ
シュスラー:インターラプションV、
 ドリフトウッド・ボックス・パズル
ベシャーズ:燃えさし
リチャード・シュウォーツ(Sax)、
フィリップ・シュスラー(P)、
ケネス・ボールトン(P)、他

録音:2013年
イースタン・ニューメキシコ大学でサクソフォンとジャズ奏法の准教授として活躍するマルチ・プレーヤー、リチャード・シュウォーツが挑む6つの近現代作品!
CRC-3386
リスト:ペトラルカの3つのソネット S.270
おお、夢に来ませ S.282
彼らは何と言った S.276
君よ、もしも私が王だったなら S.283
ローレライ S.273
おお愛して下さい、愛しうる限り S.298
君を愛す S.315
シラーの 「ヴィルヘルム・テル」 の3つの歌 S.292
幸福な日よ、行かないで S.335
ハイン・ユン(S)
グリゴリオス・ザンパラス(P)

録音:2014年3月
アメリカと韓国を中心に世界的に活動をしているソプラノ、ハイン・ユンが歌うリストの歌曲集。伴奏はルビンシテインのピアノ協奏曲第2番から第5番までをCentaurレーベルにてリリースをしているグリゴリオス・ザンパラスが務める。
CRC-3388
ライヴ・リサイタル・レコーディング
バッハ:半音階的幻想曲とフーガ.ニ短調 BWV.903
メンデルスゾーン:ピアノ・ソナタ.ホ長調 Op.6
メトネル:悲劇的ソナタ
リスト:バラード第2番、ため息、
 ラ・カンパネラ
カバレフスキー:短い物語
スティーヴン・ベウス(P)
2006年のジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクールで見事、優勝の栄冠を手にしたワシントン生まれのピアニスト、スティーヴン・ベウスのリサイタル・ライヴ。バッハの「半音階的幻想曲とフーガ」でのクリアなタッチとフレージングが印象的なベウスは、アメリカの次代を担うピアニストの1人として期待されています。
CRC-3389
フランスの性格的小品集
ドビュッシー:版画
セヴラック:セルダーニャ - 5つの絵画的練習曲第3番「遍歴楽師と落ち穂拾いの女」
シャブリエ:10の絵画風小品〜第4番、第8番
メシアン:前奏曲〜第1番、第3番、第8番
シャミナード:6つの演奏会用練習曲第2番 「秋」 Op.35-2、
 6つの無言歌第1番 「回想」 Op.76-1
ラヴェル:鏡〜第3番/第5番
ケックラン:ペルシアの時 Op.65〜第5番、第7番、第11番
プーランク:ナポリ
シンディ・リン(P)

録音:2013年5月18日、7月2日−3日、アイオワ州立大学
シンディ・リンは、ピアノ演奏において、カリフォルニア大学で学士号を、ボストン音楽院で修士号を、メリーランド大学で博士号をそれぞれ取得し、フランス音楽とアメリカの現代音楽を得意とするピアニスト。ドビュッシーやラヴェル、シャブリエなどフランスの作曲家達による、様々な情景や感情などを自由に表現した「性格的小品集」は、シンディ・リンの多彩な表現力が魅力的に発揮されています。

CRC-3390
新しいチェロ Vol.2
ロッドゲート:火ここになき灰
ヒューブラー:オーパス・ブレーヴェ
ヌニェス:アインシュピーラングU
フィニッシー:ダヴズ・フィガリー
エルバー:ヘラクレスの柱
マーンコプフ:La vision d'ange nouveau
バレット:暗黒の時代
フランクリン・コックス(Vc)

録音:2005年−2007年
マイケル・フィニッシー(1946−)以降、20世紀後半に作曲された「無伴奏チェロ」のための新しい音楽の数々。ドイツの現代アンサンブルとの共演を重ねてきたチェリスト、フランクリン・コックスが特殊奏法や高度なテクニックを駆使して鬼気迫る演奏を繰り広げます。
CRC-3392
ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.6
ピアノ三重奏曲ハ長調 Hob.XV-C1
ピアノ三重奏曲第11番変ホ長調 Op.57-1,Hob.XV-11
ピアノ三重奏曲第21番ハ長調 Op.71-1,Hob.XV-21
ピアノ三重奏曲第30番変ホ長調 Op.88,Hob.XV-30
メンデルスゾーン・ピアノ・トリオ

録音:2013年5月26日−28日
1997年に結成されたイギリス、ウクライナ、台湾の音楽家たちによる多国籍アンサンブルであるメンデルスゾーン・ピアノ・トリオ。ワシントン・ポストやファンファーレ・マガジンなどで、高評価を獲得しているハイドンのピアノ三重奏曲集の第6弾。
CRC-3393
20世紀のクラリネット作品集
ユオン:3つの小品より
ベルク:4つの小品
ストラヴィンスキー:3つの小品
ヒンデミット:クラリネットとコントラバスのための二重奏曲
バーンスタイン:クラリネット・ソナタ
アーノルド:ソナチネ
ヴァイダ:淡い影の震え
ジャンルカ・カンパニョ−ロ(Cl)、
ヤッシャ・パリシ(Vc)、
フランチェスコ・スクロファーニ・カンチェリエーリ(P)

録音:2013年11月
現在はビュッフェ・クランポンのオフィシャル・アーティストとして活躍し、数々の国際コンクールで優勝経験のあるイタリアのベテランクラリネッティスト、ジャンルカ・カンパニョーロの「20世紀のクラリネット作品集」。ハンガリー舞曲集のオーケストラ編曲で知られるパウル・ユオンや、ハンガリーのクラリネット=コンポーザー、グレゴリー・ヴァイダなど知られざる作品と重要レパートリーの併録も嬉しい。
CRC-3394
フランス歌曲のメニュー
グノー:あなたがいなくて、
 おいで芝生は緑、去りし人
フォーレ:歌曲集「幻想の水平線」Op.118
ドビュッシー:フランソワ・ヴィヨンの詩による3つのバラード
ラヴェル:歌曲集「博物誌」
ブルーバッハー:小さなステンドグラス、
 純潔の愛
カプレ:ラ・フォンテーヌの3つの寓話
スティーヴン・ランカスター(Br)、
マルティン・カッツ(P)

録音:2013年
2013年のニコ・カステル・インターナショナル・マスターシンガー・コンペティションで優勝と聴衆賞に輝いたアメリカのバリトンが歌う「フランス歌曲集」。グノーでの感情豊かな表現、伸びやかな歌声がポイント。
CRC-3395
北アメリカの女性作曲家によるE.E.カミングスの詩に基づく歌曲集
ハーゲン:愛の歌
クラウド:アイ・スピル・マイ・ソウルより
ドンキン:3つのカミングスの歌
ラーセン:歌/タン:夕日の間に
バイオキ:E.E.カミングスのソングブック
アイリーン・ストレンペル(S)、
シルヴィー・ビューデッテ(P)

録音:2013年5月17日−19日、パトリッチ・サウンド・スタジオ(ニューヨーク市)
代表作“チューリップと煙突”で知られるアメリカの詩人、エドワード・エスリン・カミングスが遺した作品による歌曲集。ソプラノ歌手アイリーン・ストレンペルは、ボリショイ・オペラにおいて椿姫でヴィオレッタ役としてデビュー、AP通信でも絶賛されている逸材。ローレン・ザカリー国際声楽コンクールにおいて1位を獲得しています。
CRC-3396
ブゾーニ・ヴィジョナリー Vol.3
ブゾーニ:トッカータ
ショパンの前奏曲 Op.28-20による変奏曲前奏曲とエチュード
 クリスマスの夜/バッハによる幻想曲
バッハ(ブゾーニ編):前奏曲と3つのフーガ変ホ長調 「聖アン」
ジェニ・スロッチバー(P)

録音:2012年1月11日−13日
カーネギー・ホールでデビューし、国際ヤング・ミュージシャン・オーディションで優勝した女流ピアニスト、ジェニ・スロッチバーによるブゾーニ・ヴィジョナリーの第3作目。アメリカのベテラン女流ピアニストがブゾーニ後期作品を弾きます。
CRC-3398
キャレッテン:シンテネルゲイア・プロジェクト マウリツィオ・キャレッテン(シンセサイザー、
キューベース、フィナーレ、
ウェーブラボ・プラグイン)
1952年イタリアのミラノ出身のコンポーザー、マウリツィオ・キャレッテン。フルート奏者としてのキャリアも持つキャレッテンの音楽性を、シンセサイザー(Absynth)、キューベース、フィナーレ、ウェーブラボ・プラグインを使用し表現。
CRC-3399
ホルン、ヴァイオリンとピアノのための室内楽作品集
L.バークリー:ヴァイオリン,ホルンとピアノのための三重奏曲Op. 44
デュヴェルノワ:ホルン,ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲第1番ハ短調
デュヴェルノワ:ホルン,ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲第2番ヘ長調
エワイゼン(b.1954):ホルン,ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲
ブルース・ボンネル(Hrn)、
ハイシン・ウー(Vn)、
チーホワ・タン(P)

録音:2013年6月3日−6日、ブルー・グリフィン・スタジオ(イーストランシング市、ミシガン州)
室内楽作品のスペシャリストであり、マレーシア・フィルの首席奏者を務めるなど、アジアのオーケストラにも精通したアメリカのホルン奏者、ブルース・ボンネル。前作のホルン、フルート、ピアノによる室内楽作品集(CRC-2944)に続き、今回もホルン、ヴァイオリン、ピアノという珍しい編成の室内楽作品に取り組んでいます。

CRC-3400
名手の旅
ケーラー:アリエッタと変奏曲
メルカダンテ:W.A.モーツァルトの歌劇 「ドン・ジョヴァンニ」 より“お手をどうぞ”の主題によるアリアと変奏曲
ラッボーニ:ソナタ第3番
ホフマイスター:W.A.モーツァルトの歌劇「魔笛」 より“私は鳥刺し”による変奏曲
チャルディ:ヴェルディの歌劇 「エルナーニ」によるソロ・ヴィルトゥオジスティコ第3番
クーラウ:ディヴェルティメントOp.68-6
ロレンツォ:ヴェニスの謝肉祭
フュルステナウ:カプリスOp.80-1
ラッボーニ:ソナタ第7番
ブリッチャルディ:ベッリーニの歌劇 「ノルマ」 より“裏切られた心”の主題による変奏曲
リタ・ダルカンジェロ(Fl)

録音:2013年1月3日−5日、ポーランド国立放送スタジオ(ヴァルサヴィア)
008〜2011年まで兵庫県立芸術文化センターOの首席フルート奏者を務めた、リタ・ダルカンジェロが華麗に奏でる。ダルカンジェロは2008年度ヴェギス・マスタークラスでマークリッチ芸術支援財団から奨学金を獲得、聴衆賞1位も獲得し、ナガハラ製の14Kオールゴールド・フルート頭部管を贈られています。関西インターナショナル・ミュージック・アカデミーの客員フルート講師や、山野楽器でのナガハラフルートのマスタークラスなど日本での活動の場も多い。
CRC-3401(2CD)
農民の宝石
バルトーク:子供のために第1巻(ハンガリーの旋律)、
子供のために第2巻(スロヴァキアの旋律)、
チーク地方の3つのハンガリー民謡、
14のバガテルより第4番、第5番、
10のやさしいピアノ小品より第6番、第8番、
7つのスケッチより第5番、
ピアノの初歩より第7番、第10番、第13番、第15番、第16番、
ミクロコスモスより第74番、第95番、第112番、
ルーマニアのクリスマス・キャロル、
ルーマニア民族舞曲、ソナチネ、
15のハンガリーの農民の歌、
3つのハンガリー民謡、小組曲、
フィールド・レコーディング
シルヴィア・パーカー(P)

録音:2014年1月、バーモント大学音楽学部リサイタルホール所有のコロドニー・スタインウェイによる録音
ハンガリーの大作曲家ベーラ・バルトークのピアノ作品集。アメリカ人ピアニストのシルヴィア・パーカーはソリストやアンサンブル・プレイヤーとして活躍し、バーモント大学の講師として後進の指導にも力を注いでいます。
CRC-3403
コンスタンティニデス:ソリストとオーケストラのための音楽V
ヴァイオリン協奏曲第3番 「カファンタリス」
クラリネットと室内オーケストラのための 「トランスフォーメーション」
ヴァイオリン協奏曲第1番
トロンボーンと弦楽オーケストラのための 「レヴェリー」
ヴァイオリン協奏曲第2番
ルイジアナ・シンフォニエッタ、
ディノス・コンスタンティニデス(指)他

録音:2011年−2014年
ルイジアナ州立大学(LSU)作曲学科長、ルイジアナ・シンフォニエッタの音楽監督の任にある現代ギリシャの巨匠ディノス・コンスタンティニデス(1929−)。実力派揃いのソリストたちの演奏からは、彼の作品の魅力が味わえます。
CRC-3404
コンスタンティニデス:協奏的作品集
ヴァイオリン協奏曲第3番「カファンタリス」
アンティゴネからの3つのセレクション
声楽と室内オーケストラのための「サッフォーの歌」
オーボエと弦楽オーケストラのための「クレオンの挽歌」
ピアノ協奏曲第2番「ギリシャ風変奏曲」
アルト・サクソフォンと室内オーケストラのための協奏曲「真夜中の幻想曲第2番」
ルイジアナ・シンフォニエッタ、
ディノス・コンスタンティニデス(指)
ゲオルギオス・デメルツィス(Vn)、
スピロス・コントス(Ob)
アンジェリカ・カタリオウ(Ms)、
マリア・アステリアドウ(P)、
アタナシアス・ゼルヴァス(Sax)

録音:2004年−2013年
3曲のオペラを含む260曲を超える作品を作曲し、アメリカ、ルイジアナ州立大学の作曲科教授、ルイジアナ・シンフォニエッタの音楽監督を務めるギリシャの重鎮ディノス・コンスタンティニデス(1929−)。「ヴァイオリン協奏曲第3番」や「ピアノ協奏曲第2番」を含む、協奏的作品集のソリストは全てギリシャの音楽家たちが担当。ギリシャ国立響の首席オーボイスト、スピロス・コントスなど実力派揃い。
CRC-3405
プレヴュー・オヴ・カーネギー・ホール・コンサートV
(1)リフレクションX〜オーボエ、ヴァイオリンとピアノのための
(2)ファミリー・トリプティク〜サクソフォン独奏のための
(3)静寂と雷鳴〜打楽器とアンサンブルのための
(4)ラプソディーU〜オーボエとピアノのための
(5)ファンタジア〜サクソフォン独奏のための
(6)無窮動〜マリンバ独奏のための
(7)イピロスのための4つの歌
(8)ランドスケープV〜チューバと弦楽オーケストラのための
(1)レノーラ・コックス・レガット(Vn)、ジョアンナ・コックス(Ob)、マイケル・ガート(P)
(2)グリフィン・キャンベル(Sax)
(3)ブレット・デイツ(打楽器)、ジョアンナ・コックス(Ob)、レノーラ・コックス(Vn)、グリフィン・キャンベル(Sax)、マイケル・ガート(P)
(4)ジョアンナ・コックス(Ob)、マイケル・ガート(P)
(5)グリフィン・キャンベル(Sax)
(6)ブレット・デイツ(マリンバ)
(7)グリフィン・キャンベル(Sax)、ブレット・デイツ(打楽器)
(8)ジョゼフ・スキレン(Tub)

録音:2013年−2014年
260曲以上の作品を世に送り出し、65枚を超えるレコーディングを作成してきたギリシャの作曲家、ディノス・コンスタンティニディスの室内楽作品集。
CRC-3406
プロコフィエフ&ショパン:ピアノ作品集
プロコフィエフ:ソナタ第6番イ長調Op.82
ショパン:練習曲第13番変イ長調Op.25-1
 練習曲第19番嬰ハ短調Op.25-7、
 練習曲第22番ロ短調Op.25-10、
 夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2、
 夜想曲第13番ハ短調Op.48-1、
 幻想曲へ短調Op.49
ジェレミー・サモレスキー(P)

録音:2009年8月6日−7日、ホッホシュタイン音楽学校パフォーマンス・ホール(ロチェスター、ニューヨーク)
偉大な2人の作曲家、セルゲイ・プロコフィエフ、フレデリック・ショパンのピアノ作品集。カナダ出身のピアニスト、ジェレミー・サモレスキーのデビューアルバム。ソリストや室内楽奏者として、また、オーバーン大学において後進の指導にも力を注いでいます。
CRC-3407
ヘンデル・アルバム
歌劇「ラダミスト」第2幕より“いったいいつになったら”(HWV12)
トリオ・ソナタOp.2-1(HWV386b)
「快活の人、沈思の人、温和の人」より“優しい鳥よ”(HWV55)
トリオ・ソナタOp.2-8
オラトリオ「時と悟りの勝利」より“ 棘はそっとしておき、薔薇をお取り”(HWV46A)
歌劇「テーゼオ」より“M'adora l'idol lMio”(HWV9)/4声の協奏曲ニ短調
歌劇「エイシスとガラテア」より“As When the Dove”(HWV49)
歌劇「アドメート」より“La dove gli occhi io gira”(HWV22)
バレエ音楽「テルプシコーレ」よりシャコンヌ(HWV8b)
アウロス・アンサンブル〔クリストファー・クリューガー(フラウト・トラヴェルソ)、マーク・シャッハマン(バロック・オーボエ)、リンダ・クァン(バロック・ヴァイオリン)、マイロン・ルッケ(バロック・チェロ)、アーサー・ハース(Cemb)〕、ドミニク・ラベル(S)

録音:2013年9月、スキナー・ホール、ヴァッサー大学(ポキプシー、ニューヨーク州)
アメリカの古楽演奏団体アウロス・アンサンブルは1973年に5人のジュリアード音楽院の卒業生によって結成され、アメリカの古楽器によるアンサンブルとしては最も歴史のあるアンサンブルの1つ。メンバーは、ボストン響、ヘンデル&ハイドン・ソサエティ、ボストン・バロックで活躍するなど、モダンとピリオドの両方を吹きこなす名フルーティスト、クリストファー・クリューガーなど、熟練の名手たち。前作のテレマンの室内楽作品集(CRC-3275)に続く今作でも、歴史あるアウロス・アンサンブルが深みのある演奏を聴かせてくれます。
CRC-3408(1CD)
トリックラー:チェロ・ソナタ第1番−第6番(アソモフ編曲) フェドール・アモソフ(Vc)、
アレクサンダー・コストリツァ(P)

録音:2014年1月
第38回コンチェルティーノ・プラハ国際コンクールにおいて最優秀賞を受賞した若手ロシア人チェリスト、フェドール・アモソフ。フランスのコンポーザー=チェリスト、ジャン・バルタザール・トリックラー(1750−1813)の知られざるチェロ・ソナタを奏でる。原曲はチェロと通奏低音のために作曲されたソナタをアモソフ自らがチェロとピアノ版に編曲を行うなど、演奏以外でも才能を発揮。
CRC-3409
ガルブレイス:不思議な旅
エファーヴァセント・エアー、
ユーフォニック・ブルース、
ピアノのための3つの前奏曲、
不思議な旅
スティーヴン・シュルツ(バロックFl)、
ルス・マンリケス(P)、
ロナルド・ゾルマン(指)
ダニエル・ネスタ・カーティス(指)
カーネギー・メロン・バロック・アンサンブル、
カーネギー・メロンPO、他

録音:(エファーヴァセント・エアー)2014年11月6日−9日、カーネギー・メロン・レコーディングスタジオ(ピッツバーグ、ペンシルヴァニア)/(ユーフォニック・ブルース)2012年9月12日、カーネギー音楽ホール(ピッツバーグ)(ライヴ)/(ピアノのための3つの前奏曲)2014年11月16日、カーネギー・メロン・レコーディングスタジオ/(不思議な旅)2014年4月30日、アルムニ・コンサートホール(ピッツバーグ)
「ゴブリン(小悪魔)の踊り」などの吹奏楽作品の作曲家として知られるアメリカの女流作曲家ナンシー・ガルブレイスの作品集。前作の室内楽作品集(CRC-3106)でエレクトリック・バロック・フルートを奏でたスティーヴン・シュルツもレコーディングに参加。
CRC-3410
打楽器、木管と声楽のための小品集
ルービン:ハード・カレンシー
コシンスキ:空の歌
ルービン:夏と冬
コシンスキ:サーキット・ブレイカー
ルービン:アダプティヴ・エクペクテイションズ、
 アウライ、武装した男
ジーン・コシンスキ(打楽器)、
レイチェル・インセルマン(S)、
パウラ・ガドマンドソン(Fl)、
テオドール・ショーン(Cl)、他
アメリカのコンポーザー=パーカッショニスト、ジーン・コシンスキ(1980−)と、作曲家ジャスティン・ルービン(1971−)による、打楽器、木管楽器、そして声楽のための新作集。
CRC-3411
フンメル:ピアノ・ソナタ集Vol.2
ピアノ・ソナタ第5番嬰へ短調 Op.81
ピアノ・ソナタ第7番ト長調
ピアノ・ソナタ第8番変イ長調
ピアノ・ソナタ第9番ハ長調
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)

録音:2013年6月
ロン・ティボー国際、ヴァン・クライバーン国際での入賞、そしてクリーヴランド国際での優勝など、コンクールでの豊富な入賞経歴を持ち、グリーグのピアノ作品全集(Centaur)が代名詞でもあるイタリアの名ピアニスト、アントニオ=ポンパ・バルディ。クリーヴランド音楽大学で教授としてピアノの指導にあたる名手が、香り高きフンメルのピアノ・ソナタを奏でます。
CRC-3412
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.posth.137/1, D.384
ヴァイオリン・ソナタ イ短調Op.posth.137/2, D.385
ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.posth.137/3, D.408
トマス・コーティク(Vn)、タオ・リン(P)

録音:2013年4月28日−30日、グスマン・コンサートホール(コーラルゲーブルズ、フロリダ州)
オーストリアを代表する作曲家フランツ・シューベルトのヴァイオリン・ソナタ集。トマス・コーティクはマイケル・ティルソン・トーマス、ヴァレリー・ゲルギエフといった国際的に著名な指揮者とも共演を果たすアルゼンチン出身の若き名手で、母国アルゼンチンの国営放送の音楽コンクールで第1位に輝き、2003年から2005年のカナダ政府賞を受賞しています。
CRC-3413
サクソフォンとチェロのための音楽
チャン:ウォーク・オン・ウォーター
エリオット:フィールド・ミュージック
デニゾフ:アルト・サクソフォンとチェロのためのソナタ
リード・トーマス:湖に反射する星と月明かり
エンゲブレトソン:4つの短い歌
ラーセン:ビド・コール
ヘルトン=トーマス・デュオ〔ジョナサン・ヘルトン(Sax)、スティーヴン・トーマス(Vc)〕

録音:2011年
ヘルトン=トーマス・デュオは、2008年に結成されたサクソフォンとチェロというレアな編成のアンサンブル。サクソフォン奏者にはお馴染みのデニゾフや、注目のアメリカ人女流作曲家アウグスタ・リード・トーマスの作品などを収録。サクソフォンの新規レパートリー開拓にも役立つプログラムです。
CRC-3414
リスト:歌曲集
ヴィクトル・ユーゴーによる4つの歌/愛の歌(フライリヒラート詞)/喜びと悲しみと(ゲーテ詞)/私は旅に行こう(ヘルヴェーク詞)/ゆれよ、青い眼(ディンゲルシュテット詞)/ローレライ(ハイネ詞)/3つのペトラルカのソネット
ダニエル・ウィークス(T)
ナオミ・オリファント(P)

録音:2012年11月 ― 2013年2月
アメリカのテノール歌手ウィークスとオリファントのデュオ。第2弾はリストの歌曲集。
CRC-3415
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
カバレフスキー:チェロ・ソナタ 変ロ長調 Op.71
カレン・ブランスカス(Vc)、
ジョン・ブラックロウ(P)


録音:2009年2月
ロンドン・タイムズにその演奏が「美しく流れるようなサウンド」、「名手に相応しい解釈」と称賛された名女流チェリスト、カレン・ブランスカス。Centaurからの久しぶりの録音は、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、そしてカバレフスキーといったロシアのチェロ・ソナタ集で、その名技を披露。
CRC-3416
ラウッツィーニ:オペラ・アリア&情景集
歌劇「ピラモとティスベ」より
歌劇「愛の翼」より
歌劇「シナの英雄」より
ステファニー・トゥルー(S)、
メレディス・ホール(Ms)、
マリー・テリー=スミス(指)
カペラ・サヴァリア

録音:2014年9月13日−15日、バルトーク・コンサート・ホール
18世紀イタリアのカストラート、ピアニスト、教師でもあった作曲家、ヴェナンツィオ・ラウッツィーニ(1746−1810)のオペラ・アリア集。彼の歌声をモーツァルトが聞いて感激し、ラウッツィーニのために「エクスルターテ・ユビラーテ(踊れ、喜べ、幸いなる魂よ)」を作曲したというエピソードでも知られています。演奏は、ハンガリーの指揮者、音楽学者のマリー・テリー=スミスが1981年に創設したピリオド楽器オーケストラ"カペラ・サヴァリア"。
CRC-3417
マーサー:キルト
サウンド・ポートレイト
フレンズ…フラワーズ/悲嘆と愛情
オークショニア/シティチュード/キルト
ジャニス・マーサー(ピアノ、エレクトロニクス)
サンフランシスコ在住のコンポ―サー=ピアニスト、ジャニス・マーサー。コンテンポラリーな作品が得意分野でもある彼女がエレクトロニクスを用いた意欲作。
CRC-3418
センチメンタル・ソングによる華麗なる変奏曲
ファーガソン:WILL ye gang o'er the lee-rigg
レイナグル:The Lee Rigg
ヘインズ・ベイリー:Oh, No, We Never Mention Her!
ジャイルズ:"O No We Never Mention Her"による序奏と変奏
カー編曲:Come Christians, Join to Sing
フィリップ・ハインリヒ:スペインの讃歌と変奏
ムーア&スティーヴンソン:A Lady
フィル:Hail Columbia
作曲者不詳:Hail Columbia
ムーア&スティーヴンソン:The Last Rose of Summer
ベラック:The Last Rose of Summer
フォスター:Oh! Susanna
ハンター:Oh! Susanna
ビショップ:Home, Sweet Home
作曲者不詳:Sweet Home Polka
ヴィヴァン・モンゴメリー(フォルテピアノ)、
パメラ・デラル(Ms)


録音:2010年1月
夏の千草」や「埴生の宿」など、アメリカ南北戦争前から愛され続けてきた名旋律を、フォルテピアノの音色とメゾ・ソプラノの歌声で。ヴィヴィアン・モンゴメリーは、シンシナティ大学音楽院での指導歴を持つアメリカの古楽系鍵盤奏者。
CRC-3419(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ ワンチ・ホアン(Vn)

録音:2013年6月4日ー5日、7月15日
ワンチ・ホワンは、アメリカのジュリアード音楽院、インディアナ大学でヴァイオリンを学び、ボルチモアSOとの共演でソロ・デビューを果たした台湾の女流ヴァイオリニスト。台湾からアメリカへと渡り、その音楽性を深めたワンチ・ホワンが弾くヴァイオリン独奏の名曲、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータを弾きます。
CRC-3422
ローブ:マドリガレッティ
ハーマン:舞踏組曲、舞踏組曲第2番
ハニー:T−ゼロ
アルグエージョ:ソング・フォー・アス
グレゴリオ:4つの小品
リンプル:4つのカノン
デュオ・デル・ソル

録音:2013年、2014年
クラリネットとイングリッシュ・ホルンという珍しい組み合わせのデュオ・デル・ソルが、この珍しい組み合わせのデュオの為に作曲されたユニークな作品を演奏。
CRC-3423
ラテン・アメリカのデュオ作品集
グアスタビーノ: プレセンシア第7番 「ロジータ・イグレシア」
ウガルテ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ボルコム:グレイスフル・ゴースト・ラグ・コンサート・ヴァリエーション
ポンセ:小さな星
ピアソラ:アヴェ・マリア、
 天使のミロンガ、リベルタンゴ
マーク・シュッぺナー(Vn)、
オスカー・マッキオーニ(P)

録音:2013年
ラテンアメリカの作曲家たちのヴァイオリンとピアノのデュオ作品集。ピアソラは有名曲の「天使のミロンガ」と「リベルタンゴ」、「アヴェ・マリア」を収録。中でも必聴なのは、カルロス・グアスタビーノ(1912−2000)の「プレセンシア第7番」はロマンティックで美しいメロディを楽しむことが出来ます。
CRC-3424
ラヴリー・ライト〜ディームズ・テイラー:歌曲集
アザミからの2つのイチジク(ミレイによる歌詞)、
引き潮、嘆き、ギロメッタ、
ウェディングドレス、他
エリザベス・トライオン(S)、
ジョージ・スモール(P)

録音:2014年、PPIレコーディング(ソーホー、ニューヨーク市)
ソプラノ歌手エリザベス・トライオンがディームズ・テイラーの歌曲集を歌い上げる。ピューリッツァー賞を受賞した詩人、エドナ・ミレイの詩に基づいた作品やディームズ・テイラーの未発表作品などを収録。
CRC-3425
ルミュー:ティ・アモ1/捧げもの1
ヴォル・ド・ニュイ/ラバンドン
パトリックの主題(オーケストラ版)
パトリックの主題(独奏)/ボサ
捧げもの2/ティ・アモ2/他
エリック・ルミュー(クラシカル・ギター、エレクトリック・ギター、電子音楽、打楽器、ピアノ、声)、他

録音:2004年−2013年
作曲家、ギタリスト、詩人として多彩な才能を発揮しているカナダのアーティスト、エリック・ルミューの自作自演集。ギターから電子音楽、打楽器、ピアノと様々な楽器を駆使しクラシカルからモダンまでを幅広く表現。「パトリックの主題」ではルミューの美しい旋律とクラシカル・ギターの音色を堪能できます。
CRC-3426
心と魂
J.C.バッハ:ああ、われに十分な水があったなら
ローゼンミュラー:5声のソナタ第10番
ベルンハルト:何故悲しむのですか、わたしの魂よ
ブクステフーデ:いざわが魂よ、主をほめん BuxWV.213
A.クリーガー:愛の力は昼夜を支配する
ベッカー:5声の組曲
ブクステフーデ:わが愛する神に
J.P.クリーガー:おお、イエスよ 私の命よ
シャイト:何故うなだれしか、わが魂よ
ライランド・エンジェル(C.T)
アルス・リリカ・ヒューストン

録音:2013年2月
アルス・リリカ・ヒューストンは、指揮者、チェンバリストのマシュー・ダーストが1998年に創設したアメリカのピリオド・アンサンブル。カウンターテナーのライランド・エンジェルは、マギーガン、ヤーコプス、ヘレヴェッヘなど古楽界の名指揮者たちとの共演も多く、2006年にはグラミー賞にもノミネートされています。
CRC-3427
シューベルト:幻想曲ハ長調 D.760,Op.15 「さすらい人」
ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23
 バラード第2番ヘ長調 Op.38、
 バラード第3番変イ長調 Op.47、
 バラード第4番ヘ短調 Op.52
ソフィア・アグラノヴィチ(P)

録音:2014年9月4日
ウクライナ出身、スタインウェイ・アーティストとして北米を中心に世界で活動するピアニスト、ソフィア・アグラノヴィチによるシューベルトとショパン。高度な技術を要求される「さすらい人」と「バラード」全曲をスタインウェイで披露。
CRC-3428
マルティン:ポニエンテのパソドブレ、モンマルトルの怪人、ハタ、ラ・マリオネータ・プレスネーダ、コレリアス・アル・ソル、ミ・エスパーニャ・コケータ、ギターへのオード、ラヴェンダーの思い出、レヴァンテのパソドブレ
ソレール:2台のピアノのための協奏曲第2番 イ短調
エレーナ・マルティン(P)、
ホセ・メリトン(P)

録音:2013年
スペインのコンポーザー=ピアニストのエレーナ・マルティンの自作自演作品集。アントニオ・ソレール(1729-1783)の2台のピアノのための協奏曲の収録もポイント。
CRC-3429
トランペットのサウンド
バロシュ:カンテムス
デイヴィッド・コールマン:トランペットのサウンド
コープランド:4つのモテットより 第4番
メンデルスゾーン:詩篇43番
ウィルビー:イフ・ユー・ラヴ・ミー
ホヴァネス:聖グレゴリーの祈り
グレイストン・アイヴズ:エディントン・サーヴィス〜マニフィカト、ヌンク・ディミティス
マリオーネ:神秘のトランぺッター
ウィリアム・ジュウェル・カレッジ・コンサートCho
アントニー・J・マリオーネ(指)
ランドルフ・リー(Tp)
アン・マリー・リグラー(Org)

録音:2014年5月
アメリカの合唱指揮者兼作曲家、アントニー・J・マリオーネ(1978−)の2013年の新作「神秘のトランぺッター」を含む合唱作品集。合唱、オルガンとともにトランペットのサウンドが響き渡ります。
CRC-3430
ルベルの舞踏組曲とソナタ集
ルベル:第3組曲(1705)
ソナタ第8番(1713)/第1組曲(1705)
ソナタ第9番(1713)/第2組曲
エコ・デラーニマ〔ジェーン・ジョンソン(バロックVn)、ブレント・ヴィシック(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ピーター・マーシャル(ハープシコード)

録音:2010年7月
「四代元素」や「舞曲さまざま」が有名なフランス・バロックの大家ジャン=フェリ・ルベル(1666−1747)の"舞踏組曲"と"ソナタ"集。バロック・ヴァイオリンのジェーン・ジョンソンは、ターフェルムジークやフィルハーモニア・バロックなどでも活躍した実力派。 (Ki)
CRC-3432
ヤーコプ・ヴァルター:ケリュスの園とスケルツォ
組曲第20番/組曲第23番/ソナタ第9番ニ長調/組曲第9番/ソナタ第7番イ長調/ソナタ第16番ホ短調/ソナタ第7番ニ短調
エコ・デラーニマ〔ジェーン・ジョンソン(バロック・Vn)、ブレント・ヴィシック(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ピーター・マーシャル(ハープシコード)〕

録音:2010年7月
ザクセン選帝侯に宮廷首席ヴァイオリニストとして仕えたヨハン・ヤーコプ・ヴァルター(ca.1650−1717)。 鳥や動物の鳴き声の模倣を好んだとも伝わるヴァルターの代表作からの組曲とソナタを奏でるエコ・デラーニマは、ターフェルムジークなどで活躍したバロック・ヴァイオリニスト、ジェーン・ジョンソンが中心となったピリオド・アンサンブル。
CRC-3433
フィールズ:ダブル・クラスター*
スペース・サイエンス
ヤン・クチュラ(指)モラヴィアPO
グローリア・チャン(P)*

録音:2014年4月14日−17日
アメリカの作曲家、マシュー・フィールズのモダン作品集。宇宙を題材とした「スペース・サイエンス」は映画音楽の様な雰囲気や、曲ごとの場面転換が印象的。
CRC-3434
メンデルスゾーン:弦楽五重奏曲集
弦楽五重奏曲第1番イ長調 Op.18
弦楽五重奏曲第2番変ロ長調 Op.87
カプリッチョ ホ短調
ハリントンSQ、
ジェームズ・ダンハム(Va)

録音:2009年5月
ハリントンSQは1981年結成のアメリカのアンサンブル。フェニックス・コーラルと共演したヤイロの合唱作品集(Chandos/CHSA-5100)での、演奏は高い評価を受けており、2005年にはグラミー賞にノミネートされた経歴を持つ。クリーヴランド四重奏団のヴィオラ奏者として活躍した名手、ジェームズ・ダンハムの参加もポイント。
CRC-3435
ファランク:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲変ホ長調 Op.33
ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.34
アリー・エレン・ホーパート(P)、
ナンシー・オリヴェロス(Vn)、
ローラ・スウェル(Vc)

録音:2014年6月29日
パリ音楽院における初の女性教授であり、古典派とロマン派の特徴を併せ持った作風で知られるルイーズ・デュモン・ファランク(1804−1875)のピアノ三重奏曲集。
CRC-3436
コラージュ
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調Op.19
ツィンツァーゼ:チェロとピアノのための民謡主題による5つの小品
ポッパー:タランテラOp.33
アミット・ペレド(Vc)、
ノレーン・カシディ=ポレラ(P)


録音:(ポッパー、ツィンツァーゼ)2013年12月20日、ピーボディ音楽院、フリートベルク・ホール(ボルチモア、メリーランド州)/(ラフマニノフ)2014年8月7日−8日、セブンスデー・アドベンチスト教会(スペンサーヴィル、メリーランド州)
イスラエル系アメリカ人のヴィルトゥオーゾが奏でるチェロのための作品集。アミット・ペレドは、20世紀最大のチェリストと称されるパブロ・カザルスが使用していた1733年製のゴフリラーを受け継ぎバッハの無伴奏チェロ組曲の演奏も披露しています。今作では、ラフマニノフのチェロ・ソナタに加えて、自身もチェロ奏者であったスルハン・ツィンツァーゼ、ダヴィッド・ポッパーの作品も収録。
CRC-3437
オネゲル:室内楽作品集
ピアノ三重奏曲 H.6
ヴァイオリン・ソナタ第1番 H.17
チェロ・ソナタ H.32
ヴァイオリンとチェロのためのソナチネ H.80
プロスペーロ・トリオ

録音:2009年、2012年、2013年
フランス6人組の一人、アルテュール・オネゲル(1892−1955)の室内楽作品集。アメリカのプロスペーロ・トリオが4つの作品を表現力豊かに演奏。近代フランス作品ファンにおすすめ。
CRC-3439
シュタインバッハ:17のコレオグラフィック・エチュード アレクサンダー・シュワルツコフ(P)

録音:2012年11月10日
コンポーザー=ピアニストのファルコ・シュタインバッハは、古典派作品とモダン作品のスペシャリスト。アメリカのピアニスト、アレクサンダー・シュワルツコフがシュタインバッハのモダンな17の練習曲を弾きます。

CRC-3440
陳怡:ヴァイオリンとオーケストラのためのチャイニーズ・ラップ
中国民謡集より
ヴァイオリンとピアノのための 「ロマンスと踊り」
ウインド・アンサンブルのための 「Tu」
モーメンタム
ケネソー州立大学SO、他

録音:2010年ー2014年
陳怡(チェン・イー)は、中国の女流コンポーザー=ヴァイオリニスト。多くの管弦楽作品や、合唱曲、中国の伝統楽器を含む室内楽曲を作曲しています。中国の伝統音楽を彷彿とさせる作風が特徴。
CRC-3441
アウエルバッハ:ピアノ作品集
12の性格的小品
24の前奏曲 Op.41/10の夢
エリィ・カールマン(P)

録音:2014年8月
ロシアのコンポーザー=ピアニストで詩人、作家、美術家とマルチな才能の持ち主のレーラ・アウエルバッハ(1973−)。今年の3月に行われた来日公演では収録曲の「24の前奏曲」を自作自演しています。当タイトルではルーマニアのピアニスト、エリィ・カールマンが演奏します。
CRC-3442
ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.7
ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調 Hob.XV-2
ピアノ三重奏曲第16番ニ長調 Hob.XV-16
ピアノ三重奏曲第5番ト長調 Hob.XV-5
ピアノ三重奏曲第31番変ホ短調 Hob.XV-31
メンデルスゾーン・ピアノ・トリオ

録音:2014年5月25日−27日
ワシントン・ポストやファンファーレ・マガジンなどで、高評価を獲得しているハイドンのピアノ三重奏曲集の第7弾。 メンデルスゾーン・ピアノ・トリオは、1997年に結成されたイギリス、ウクライナ、台湾の音楽家たちによる多国籍アンサンブルです。
CRC-3443
ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.8
ピアノ三重奏曲第37番ヘ長調 Hob.XV-37
ピアノ三重奏曲第13番ハ短調 Hob.XV-13
ピアノ三重奏曲第29番変ホ長調 Hob.XV-29
ピアノ三重奏曲第32番ト長調 Hob.XV-32
メンデルスゾーン・ピアノ三重奏団〔ピョートル・シロチン(Vn)、フィオナ・トンプソン(Vc)、チャン・ヤティン(P)〕

録音:2014年5月25日−27日、アメリカ
ワシントン・ポストやファンファーレ・マガジンなどで、高評価を獲得しているハイドンのピアノ三重奏曲全集、最終巻となる第8巻。メンデルスゾーン・ピアノ三重奏団は、1997年に結成されたイギリス、ウクライナ、台湾の音楽家たちによる多国籍アンサンブル。
CRC-3444
スパロウ:キアロスクーロ組曲 マレク・ヴァラーシェク(指)
チェコ・フィルムO

録音:2013年8月28日
キアロスクーロとはイタリア語で「明暗」という意味。「キアロスクーロ組曲」は旋律のコントラストやオーケストレーションが雄大で美しい作品。
CRC-3445
コセンコ:ピアノ作品集 Vol.3
ピアノのための11の練習曲 Op.8(全曲版世界初録音)
ピアノのための24の子供の小品 Op.25(世界初録音)
ナターリャ・シュコダ(P)

録音:2014年12月
知られざる20世紀前半のロシアン・ロマンティシズム。ヴィクトル・ステパノヴィチ・コセンコ(1896-1938)は、旧ソヴィエト政府から労働赤旗勲章を贈られるなど、順調にキャリアを重ねていた矢先の1938年10月に病に倒れ他界した20世紀前半のウクライナ人作曲家。演奏は、コセンコのピアノ音楽の復権に取り組み続けるウクライナ出身の女流ピアニスト、ナターリャ・シュコダ。「Op.8」は全曲版世界初録音、「Op.25」は世界初録音。
CRC-3446
イェディディア:12の大練習曲より第7番
「The Flight Over The Ocean」、
 幻想曲
バーバー:バラードOp.46、
 3つのスケッチ、間奏曲第1番、
 組曲「思い出」Op.28
リスト(ホロヴィッツ編):ハンガリー狂詩曲第2番
スティーヴン・ベウス(P)

録音:2014年11月9日
ジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクール、ヴァンドーム・プライズ国際コンクールで優勝と華々しい経歴を持つワシントン生まれのピアニスト、スティーヴン・ベウス。ダイナミクス・レンジが広く、バーバーの「バラード」やリストの「ハンガリー狂詩曲第2番」、イェディディアの「12の大練習曲」での繊細かつクリアなタッチ、大胆な強奏部が印象的。
CRC-3447
マリネスク:ハーモニック・フィールズ
シャドウズ/フォーカス/エコーズ/スウェイ
ニンバス・アンサンブル、
ヤング・リドル(指)
ダニエル・ケスナー(Fl)、
ゾヴィグ・マルカリアン(P)、
アーロン・スミス(パーカッション)

録音:2008年4月−2013年12月
ルーマニアの作曲家、リヴィウ・マリネスク(b.1970)の様々な編成によるモダン作品集。
CRC-3448
アルゼンチン、メキシコ、ブラジルの歌曲集 キャリー・デラップ=カルヴァ―(S)、
ブライアン・ダイクストラ(P)

録音:2013年1月−7月、オーディオ・レコーディング・スタジオ(クリーヴランド、アメリカ)
ウースター大学で准教授を務めるキャリー・デラップ=カルヴァ―による南米に焦点を当てた歌曲集。
CRC-3449
ギター・アレンジ作品集
バッハ:リュート組曲第2番ハ短調 BWV.997、
 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
マレ:スペインのフォリア
ホセ・ルイス・マルティネス(G)

録音:2013年8月
スペインのコンポーザー=ギタリストのホセ・ルイス・マルティネスが弾く、バッハとマレのギター・アレンジ作品集。ヴァイオリンとは違う、ギターで奏でる味わい深い無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番、特にシャコンヌは必聴。

CRC-3450(4CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 BWV.846−893(全曲) ジョン・ポール(ラウテンヴェルク)

録音:2012年−2014年
バッハが好んでいたと伝わる今では珍しい鍵盤楽器「ラウテンヴェルク(Lautenwerck)」。「リュート・チェンバロ」とも呼ばれる「ラウテンヴェルク」の演奏による「平均律クラヴィーア曲集」の全曲録音という貴重かつユニークな逸品!アメリカの名工アンデン・フーベンが1998年に製作したラウテンヴェルクを奏でるジョン・ポールは、チェンバロ、クラヴィコード、そしてラウテンヴェルクのスペシャリストとして知られるイギリス出身の名手。"金属弦"に代わり張られている"ガット弦"から響くラウテンヴェルク特有の音色。一味も二味も違う「平均律クラヴィーア曲集」にご注目下さい!
CRC-3454
ミュージック・カミング・トゥギャザー〜ポール・グリーンによる編曲作品集 トゥー・ワールズ〔ポール・グリーン(Cl)、アラン・サイモン(P)、ブルース・クラシン(サックス)、マイケル・ムシラミ(G)、ダニエル・ブロード(ベース)、ビル・チャップマン(ドラム)〕

録音:2014年8月、10月
ジャズ、クラシック、クレズマー音楽の分野で活躍するクラリネット奏者、ポール・グリーン。自らのルーツである東欧系ユダヤ(イディッシュ)をテーマにした、ジューウィッシュ・ジャズ。リチャード・ロジャースの「My Funny Valentine」を元にした「My Funny Jewish Valentine」や、マイルス・デイヴィスの「So What」を元にした「So, Nu?」など、スタンダード・ナンバーのユニークなアレンジにも注目。
CRC-3455
ダングルベール:クラヴサン曲集
クラヴサン曲集ト長調
クラヴサン曲集ハ長調
ガリアルド.イ短調
クラヴサン曲集ニ短調
ガラテアのシャコンヌ
クラヴサン曲集ト短調
シャンボニエール氏のトンボー
シャルロット・マッタ・メルシュ(ハープシコード)

録音:2014年6月
シャンボニエールの後任としてルイ14世のヴェルサイユ宮殿の宮廷クラヴサン奏者として活躍したフランス・バロックの音楽家ジャン・アンリ・ダングルベール(1629−1691)。
パリ、ブルージュの国際コンクールでの入賞実績を持つ女流奏者の使用楽器は、ウィラード・マーティンが1980年に製作したニコラ・ブランシェ1720年製(パリ、フランス)のレプリカ。
CRC-3456
モーメンツ・オブ・アライヴァル
ルーサノヴァ:モーメンツ・オブ・アライヴァル
マクイラン:詩人の詩、ロング・グッバイ
ウィリアムズ:InEquities in a Society
クォリオティン:セレスティアル・ナイツ
バーンズ:ヴォヤージュ
プラハRSO、
ジュリアス・P・ウィリアムズ(指)他

録音:2014年5月−6月
アメリカ出身のコンポーザー=コンダクターのジュリアス・P・ウィリアムズは、アメリカ国内を中心に活躍し、1998よりバークリー音楽大学の教授として後進の育成にも力を入れています。当タイトルでは、ウィリアムズの自作自演を含む現代の作曲家たちの作品を披露しています。
CRC-3457
バッハ:前奏曲とフーガ.イ短調 BWV.894
シューマン:ウィーンの謝肉祭騒ぎ Op.26
ブラームス:6つの小品より間奏曲イ長調 Op.118-2、3つの間奏曲より間奏曲変ロ短調 Op.117-2
ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 Op.24「ロンド」
グラナドス:組曲「ゴイェスカス」より 嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす、愛の言葉
キャサリン・ラン(P)

録音:2014年12月16日のライヴ
アメリカとカナダを拠点に活動する若き女流ピアニスト、キャサリン・ラン。バッハやシューマン、ブラームスなどの作品をライヴ感の溢れる演奏で。
CRC-3458
シュワントナー:フルート作品集
ソアリング/ルッキング・バック
黒いアネモネ
テイキング・チャージ(世界初録音)
サラ・フリソフ(フルート、ピッコロ)、
ダニエル・ペスカ(P)、他

録音:2014年1月8日−10日
アメリカのフルート奏者、サラ・フリソフは第7回神戸国際フルート・コンクールのセミ・ファイナリスト、2007年ヘイダ・ヘルマン国際木管コンクールとナショナル・フルート協会主催の2008年ヤング・アーティスト・コンクールで第2位の受賞歴を持つ。当タイトルでは、アメリカの作曲家、ジョセフ・シュワントナー(1943−)のフルート作品集を披露しており、フルート関係者は必聴。
CRC-3459
ベルク:若き日の歌曲
秋の情/キハナフジの咲く頃
船乗りの恋人の歌/憧れT
君を愛す/別れ/夢/お針子
最初の喪失/ミニョン/希望/他、全46曲
ジュリア・ベントリー(Ms)
コアン=ハオ・ホアン(P)

録音:2014年3月25日&27日
シェーンベルクを師としたオーストリアの作曲家、アルバン・ベルク(1855−1935)の歌曲集。1901年から1908年までに作曲された歌曲から46曲を収録。
CRC-3460
シマノフスキ:マズルカ Op.50
ピアノ・ソナタ第1番 Op.8
サン・ミ・チャン(P)

録音:2014年11月
カーネギー・ホールでの公演、ウィーン・フィルやニュージャージーSOとの共演など各国で活躍しているサン・ミ・チャン。新作はシマノフスキのマズルカ&ソナタ。
CRC-3461
パガニーニ:ヴァイオリンとファゴットのための3つの協奏的二重奏曲 アポロ・アンサンブル
〔ダフネ・オルテテン(Vn)、トーマス・オルテテン(ファゴット)〕

録音:2015年1月
ザハール・ブロンの弟子でアムステルダム・バロック管、OAE、キングズ・コンソートのヴァイオリニストを務めてきたダヴィド・ラビノヴィチが率いる1992年創設のピリオド・アンサンブル、アポロ・アンサンブルに在籍するヴァイオリニスト、ダフネ・オルテテンとファゴット奏者のトーマス・オルテテン親子によるデュオ・アルバム。
パガニーニの3つの協奏的二重奏曲の演奏は、父親であるトーマスの安定感の有るファゴットとダフネのヴァイオリンの音色で美しいハーモニーをピリオド楽器で描き出しています。
使用楽器:ヴィレム・ヴァン・デル・シャイデ(Vn)、ハインリッヒ・グレンザー1796年ー1806年頃製のコピー(ファゴット)。
CRC-3462
ルビンシテイン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.25
ドン・キホーテ Op.87
グリゴリオス・ザンパラス(P)
ヨン・セアンデル・ミッチェル(指)
ボフスラフ・マルティヌーPO

録音:2012年1月27日ー29日
ギリシャのピアニスト、グリゴリオス・ザンパラスによる19世紀ロシアのヴィルトゥオーゾ、アントン・ルビンシテイン(1829−1894)のピアノ協奏曲シリーズ。「第3番&第4番」(CRC-3032)、「第5番」(CRC-3204)、「第2番」(CRC-3320)に続く最終巻は「第1番」!ザンパラスとセアンデル・ミッチェルとのコンビは、ルビンシテインの5つのピアノ協奏曲全てを録音した初のチームとなります。
CRC-3463
トゥリーナ:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.51
ヴァイオリン・ソナタ第2番「ソナタ・エスパニョーラ」Op.82
ソナタ・エスパニョーラ
闘牛士の祈り Op.34
ナバラへのオマージュ Op.102
ベトゥル・ソイカン(Vn)、
アナトーリ・シェルジャコフ(P)

録音:2014年12月
ヴァイオリンとヴィオラを弾き分ける女流ベトゥル・ソイカンが奏でるのは、スペインの作曲家ホアキン・トゥリーナのヴァイオリン・ソナタ全集。アレンジ作品が2曲収録されているのもポイント。
CRC-3464
ハルス:ステイン
悲劇的な小品/余白、後書き
ヴィスタ・ステラタ/行列
サイモン・ラポイント(Vn)、
モリー・シャープ(Vn)、
ニール・カリー(Vc)、
デイヴィッド・ヴォンダーハイド(Tp)、
ポール・バシン(指)
ウィリアム・アンド・メアリー・カレッジ・ウィンド・アンサンブル
ブライアン・ハルスは、アメリカ、ヴァージニア州のウィリアム・アンド・メアリー大学の音楽学部で准教授として教鞭を執る作曲家。米国の伝説的奏者チコヴィッツの弟子であるデイヴィッド・ヴォンダーハイドの参加など、管楽器の活躍が光る。
CRC-3465
コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.7
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
カーステン・ヨン(Vn)、
ジェフリー・ノエル・ラストレイプス(Vc)

録音:2011年6月11日−12日
チリのビニャ・デル・マル国際チェロ・コンクールなどで優秀な成績を収めてきたチェリストのジェフリー・ノエル・ラストレイプスと女流ヴァイオリニストのカーステン・ヨン。同年代の作曲家であるコダーイとラヴェルの作品を、迫力ある演奏で披露します。
CRC-3466
18世紀のマンドリンのためのソナタとトリオ・ソナタ
コッキ:2本のマンドリンと通奏低音のためのシンフォニア
ジェルヴァシオ:2本のマンドリンと通奏低音のためのシンフォニア
バルベッラ:2本のマンドリンと通奏低音のためのソナタ
ジェルヴァシオ:マンドリンと通奏低音のためのソナタ、
 2本のマンドリンと通奏低音のための三重奏曲、
 マンドリンと通奏低音のための室内ソナタ
作曲者不詳:2本のマンドリンと通奏低音のための三重奏曲
バルベッラ:マンドリンのための二重奏曲
デュオ・アクアヴェッラ〔クリス・アクアヴェッラ(マンドリン)、ステファニー・アクアヴェッラ=ラウチ(マンドリン)〕
バッハ・コレギウム・サン・ディエゴ

録音:2014年7月22日ー25日
カルフォルニア出身のマンドリン奏者、クリス・アクアヴェッラが主宰するデュオ・アクアヴェッラ。18世紀から19世紀の作品を得意レパートリーとするデュオ・アクアヴェッラが、イタリアの作曲家、ジョアッキーノ・コッキ(1712−1796)など18世紀の作品を披露。息の合ったアンサンブル、通奏低音のチェンバロとのハーモニーが美しい。
CRC-3468
グルジエフ&ハルトマン:賛歌とダルヴィーシュ集 フレデリック・チウ(P)

録音:2012年12月
ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで決勝まで登りつめたフレデリック・チウ。西洋の賛歌と東洋、イスラム修業僧ダルヴィーシュの音楽の融合。
CRC-3469
マニャン:ギター作品集
6つのアンダンテ Op.17
創作主題による変奏曲 Op.28
6つのアンダンテ Op.8
6つのメヌエット Op.16
パスカル・ヴァロワ(G)

録音:2014年8月
ロレーヌ地域圏のエピナルで生まれた19世紀フランスのコンポーザー=ギタリス、ヴィクトル・マニャン(1805−1884)。カルッリからギターを学び、パガニーニやソルとも親交を深め、晩年にはリール地方音楽院の院長を務めた音楽家です。19世紀フランスのエレガントなギター作品を、ホプキンソン・スミスの門弟、パスカル・ヴァロワの好演で。
CRC-3470
チェコのヴィオラ作品集
ヴィツパーレク:無伴奏ヴィオラのための組曲 Op.21
ヤナーチェク(アダムズ編):ヴァイオリン・ソナタ、
 ドゥムカ、ロマンス
ジフ:エレジー
ジェイコブ・アダムズ(Va)、
パスカル・サロモン(P)

録音:2014年3月&4月
17歳でシンシナティSOとの共演を果たしたアメリカのヴィオリスト、ジェイコブ・アダムズ。デビュー・アルバムである当タイトルでは、ヴィツパーレク、ヤナーチェク、ジフ、3人のチェコの作曲家の作品を演奏。ヤナーチェクの作品は全てアダムズ自身の編曲。アレンジャーとしての才能も見事に発揮しています。
CRC-3471
A.ガブリエリ:4声のためのマドリガルとリチェルカーレ集 スペキュラム・アンサンブル、
タスタール・デ・コルデ

録音:2010年7月&2011年7月
スペキュラム・アンサンブルは2003年に結成された、イタリアの男声4人のア・カペラ・グループ。13世紀から17世紀初頭の声楽ポリフォニー作品を研究し得意とする、スペキュラム・アンサンブルが、ピリオド楽器による弦楽アンサンブルのタスタール・デ・コルデとの共演でアンドレア・ガブリエリの4声のためのマドリガルとリチェルカーレ集を演奏しています。
CRC-3472
フランツ・シュミット:左手のためのピアノ五重奏曲 イ長調 カエ・ホソダ=エアー(P)、
クリストファー・エアー(Cl)、
ジェニファー・ダルマス(Vn)、
キャスリーン・スティーリー(Va)、
エフゲニー・ライチェフ(Vc)

録音:2014年6月2日−3日
後期ロマン派の作曲家、フランツ・シュミット(1874−1939)の左手のためのピアノ五重奏曲。左手のためのピアノ作品と言えば、ラヴェルの「左手のためのピアノ協奏曲」が有名であるが、フランツ・シュミットの「ピアノ五重奏曲」もラヴェルと同じく、第一次世界大戦で右腕を失ったピアニスト、パウル・ウィトゲンシュタイン(1887−1961)の委嘱作品。日本生まれのカエ・ホソダ=エアーが左手のみで見事に演奏する。
CRC-3473
シューベルト:6つの楽興の時 D.780,Op.94
ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲イ短調 D.576
3つの小品 D.946
ピーター・カイロフ(P)

録音:2015年1月3日
南カルフォルニア大学で修士・博士号を取得したアメリカのピアニスト、ピーター・カイロフ。前作のバッハ:ピアノ作品集(CRC-3189)から4年ぶりとなるCentaurからのリリースはシューベルトのピアノ作品集。卓越した技術と深い表現力でシューベルトの世界観を演奏する。
CRC-3475
アメリカの風景
コープランド:4つのピアノ・ブルースより 第3曲「黙りと感覚」、「ロデオ」からの4つのダンス・エピソード、「我らの町」からの3つの小品
ガーシュウィン(ワイルド編):魅惑のリズム、エンブレイサブル・ユー
クリス・ベッカー:パッサカリア、エレジー
ロジャース&ハマースタイン(ハフ編):私のお気に入り、回転木馬のワルツ
スーザ(ウィルバーグ編):星条旗よ永遠なれ(4手ピアノ版)*
イアン・ジンデス(P)、
タチアナ・シュストワ(P)*、
ジァファン・ヤン(P)*、
ジン・ハオ(P)*

録音:2012年9月−2015年6月
コープランドの「ロデオ」、アール・ワイルド・アレンジの「ガーシュウィン」、スティーヴン・ハフ・アレンジの「私のお気に入り」、そしてスーザの「星条旗よ永遠なれ」の"ピアノ・ヴァージョン"を収録!2011年のブラッドショウ&ボーノ国際ピアノ・コンクールを制覇したアメリカの実力派ピアニスト、イアン・ジンデスが、ピアノでアメリカの風景をカラフルに描いてゆきます。ピアノ・ファン要注目!
CRC-3477
フランス・バロックの鍵盤作品集
バッハ:フランス風序曲 BWV.831
ダングルベール:組曲第3番 ニ短調〜前奏曲、シャルボニエール氏のトンボー
ロワイエ:クーラント
クープラン:クラヴサン曲集〜「ロンドー形式のミュゼット」 、 「タンブラン」
マレー:戯れ
ダニエル・シュロスバーグ(P)

録音:2014年5月21日−22日
ボストン・グローブ紙で「エキスパート・ピアニスト」と絶賛されたダニエル・シュロスバーグ。バッハの「フランス風序曲」を中心とした、フランス・バロックの鍵盤作品集を流麗に奏でます。
CRC-3478
ケスナー:室内楽作品集Vol.3「トラベログ」
4つのギターのためのリバーブランス
ヴァイオリン・ソナタ
弦楽四重奏曲第4番
リターニング・トゥー・シー
4つのギターのための組曲
ベルサイユ・ギター四重奏団、
ヴェラスケスSQ、
ナンシー・ロス(Vn)、他

録音:2014年
ダニエル・ケスナー(1946−)はカリフォルニア大学の名誉教授アンリ・ラザロフから作曲を学んだアメリカのコンポーザー=フルーティストで指揮者としても活躍をしています。70作品を超える室内楽曲の中からギター四重奏、弦楽四重奏、声楽の作品を5曲収録。
CRC-3479
リスト:超絶技巧練習曲集 S.139(全曲) セバスティアン・ディ・ビン(P)

録音:2014年
セバスティアン・ディ・ビン(1981−)は、イタリア、ウディネ出身のピアニスト。イタリア国内のピアノ・コンクールでの多くの受賞歴を持ち、アメリカのサン・ホセ国際ピアノ・コンクールでは第1位に輝くなど、将来を期待されているイタリアの若手ピアニストの1人です。
CRC-3480
魂の声〜ヤン・ラジンスキ:チェロのための室内楽作品集
ヤン・ラジンスキ(b.1950):祈りと踊り
チェロとクラリネットのためのコンサート・デュオ
独奏チェロのためのインプロヴィゼーション
つのチェロのための5つのデュエット/チェロ・ソナタ
ツヴィ・プレッサー(Vc)、
マタン・ポラト(P)、ヒレル・ゾリ(Vc)、
チェン・ハレヴィ(Cl)

録音:2008年6月15日−16日、エルサレム・ミュージック・センター(イスラエル)
ポーランドの現代作曲家、ヤン・ラジンスキによるチェロのための室内楽作品を集めたアルバム。ジュリアード音楽院を卒業し、ズービン・メータやネヴィル・マリナーとの共演をはじめ、2015年にはベルリン・フィルの特別公演にソリストとして出演するなど、世界のトップ・アーティストたちと共演を果たしてきたイスラエルを代表するチェリスト、ツヴィ・プレッサーを中心に、イスラエルの第一線を走る名演奏家たちによる聴き応えのある1枚に仕上がっています。
CRC-3481
スティーヴン・スターリク〜レトロスペクティヴ Vol.8
(1)コレッリ:ラ・フォリア
(2)タルティーニ:ソナタ ト長調「捨てられたディド」
(3)ロカテッリ:ソナタ ト短調
(4)コレッリ:ソナタ第12番ニ短調 Op.5「ラ・フォリア」
(5)ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調 RV.230、
 協奏曲ハ長調 RV.581、
 協奏曲イ長調 RV.552、「四季」より
(1)ヴァレリー・ウィークス(ハープシコード)
(2)ヴァレリー・ウィークス(ハープシコード)
(3)ケネス・ギルバート(ハープシコード)
(4)ケネス・ギルバート(ハープシコード)
(5)モントリオール・バロック・プレーヤーズ、ヴィットリオ・ネグリ(指)〕

録音:1967年−1987年
ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、トロント響などのコンサートマスターを歴任し、カナダ人として初めてチャイコフスキー国際コンクールの審査員を務めたキング・オヴ・コンサートマスター、スティーヴン・スターリク。
スターリクの秘蔵音源を復刻する「レトロスペクティヴ」シリーズの第8弾はイタリア・バロック・プログラム!世界有数のオーケストラでコンサートマスターを務めてきた名匠の妙技で、タルティーニ、ロカテッリ、コレッリ、そしてヴィヴァルディの秀作を存分に。
CRC-3482
サクソフォンとギターのための作品集
イトゥラルデ:ギリシャ組曲
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番よりアリア
バリオス=マンゴレ:フリア・フロリダ
ワイルディング:3つの街、3つの道
ファリャ:7つのスペイン民謡より第5曲「子守歌」
ピアソラ:タンゴの歴史、オブリビオン
デュエンデ〔イーサン・ミラー(Sax)、
クリスティン・オマラ(G)〕

2014年12月15日−17日
デュエンデはサクソフォン奏者のイーサン・ミラー、ギター奏者のクリスティン・オマラのデュオ。クラシックの古典作品からモダン作品、フラメンコ、ジャズ、ワールド・ミュージックまで幅広いジャンルとレパートリーを持つデュエンデ。収録曲のピアソラの「タンゴの歴史」では、サクソフォンとギターの特色と音色を最大限に活かした演奏をしています。
CRC-3483
ウォーレス:弦楽四重奏曲第1番
ピアノ五重奏曲/ストラクチャーズ
アルネイスSQと仲間たち

録音:2014年9月20日−21日
アメリカの作曲家、ジョン・ウォーレスの作品集。ボストンを拠点に世界的な活動を行っているアルネイスSQとその仲間たちがウォーレスの美しいハーモニーと壮大な世界観を描き出します。
CRC-3484
フルートとハープのための作品集
ドビュッシー:小組曲より小舟にて、シランクス(パンの笛)
ゴーベール:マドリガル
グリンカ:夜想曲
サン=サーンス:ロマンス Op.37
ニールセン:霧が晴れていく Op.41
シビニャ:3つの映像
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
イベール:2つの間奏曲、間奏曲
フォーレ:コンクール用小品
ムーケ:パンの笛 Op.15
アリオーソ〔シンシア・エリス(Fl)、ミシェル・テンプル(ハープ)〕、他

録音:2014年7月1日&9月19日
アリーソはパシフィックSOでソロ・ピッコロ奏者を務めるフルート奏者シンシア・エリスと、同じくパシフィックSOに所属しているハープ奏者ミシェル・テンプルのデュオ。ドビュッシー、イベール、フォーレなどフルートの重要作品を多数収録。フルート関係者、必聴必見!
CRC-3485
ミヨー:ヴァイオリン、クラリネットとピアノのための組曲 Op.157b
ハチャトゥリアン:クラリネット,ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲ト短調
ナイト:シー・オブ・グラス,オーシャン・オブ・スカイ
バルトーク:コントラスツ
トリオ・ソラーリ

録音:2013年8月12日−14日
アメリカやアジアを中心に活躍しているトリオ・ソラーリは2005年に結成した精鋭アンサンブル。メンバーの中でも、ヴァイオリニストのショーン・ユン=シャン・ワンは、13歳で台湾国際ヴァイオリン・コンクールで1位入賞の実績を誇る実力派。息の合ったアンサンブルと美しいハーモニーでミヨー、ハチャトゥリアン、バルトークなどの作品を演奏する。エドワード・ナイトの「シー・オブ・グラス,オーシャン・オブ・スカイ」は、トリオ・ソラーリの委嘱作品。
CRC-3486
19世紀〜20世紀アメリカの宗教的歌曲集
アーネスト・チャールズ(1895−1984)/オリーヴ・ダンガン(1903−1997)/ハル・ホプソン(b.1933)/アルバート・ヘイ・マロット(1895−1964)/カール・F・ミューラー(1892−1982)/ジョン・プリンドル・スコット(1877−1932)/ウィリアム・スティックルズ(1928−1971)、他の作品
スコット・ラグラフ(Br)、
アンドルー・ハドソン(P)、
キンバリー・ラグラフ(Ms)

録音:2015年6月5日、12日&7月13日、アメリカ
19世紀〜20世紀にアメリカで活躍した様々な作曲家を中心にした、宗教的歌曲集。スコット・ラグラフは、スティーヴン・F・オースティン州立大学で声楽の教授を務める他、トリシティズ・オペラ、シラキュース・オペラ、タルサ・オペラ、ペンサコーラ・オペラなどアメリカの多くのオペラ・ハウスで活躍するバリトン歌手。
CRC-3487
クープラン:コンセール集
コンセール第8番「劇場風」/クラヴサン曲集第3巻第14組曲より「恋のうぐいす」/クラヴサン曲集第1巻第5組曲より「波」/王宮のコンセール第3番/クラヴサン曲集第3巻第16組曲より「結婚、愛」/クラヴサン曲集第3巻第13組曲より「煉獄の魂」/王宮のコンセール第4番/クラヴサン曲集第2巻第6組曲より「神秘的な障壁」
アウロス・アンサンブル
〔クリストファー・クリューガー(フラウト・トラヴェルソ)、マーク・シャッハマン(バロック・オーボエ)、リンダ・クァン(バロック・ヴァイオリン)、マイロン・ルッカ(バロック・チェロ)、アーサー・ハース(Cemb)〕、
ダニエル・スウェンブルグ(テオルボ、バロック・ギター)

録音:2015年6月7日−8日
1973年に5人のジュリアード音楽院の卒業生によって結成され、アメリカの古楽器によるアンサンブルとしては最も歴史のある古楽演奏団体の1つ、アウロス・アンサンブルの最新作はフランソワ・クープランの作品集。ボストン響、ヘンデル&ハイドン・ソサエティ、ボストン・バロックで活躍するなど、モダンとピリオドの両方を吹きこなす名フルーティスト、クリストファー・クリューガーのトラヴェルソもポイント。熟練の名手たちの味わい深いフランソワ・クープランの世界を披露しています。
CRC-3488
ピアソラ・ヒア・アンド・ナウ
ピアソラ:無言のミロンガ/タングアンゴ
私は移民/レのミロンガ
ブエノスアイレスの四季
Everybody took it for granted
忘却/アレグロ・タンガービレ
■ボーナス・トラック〜チキリン・デ・バチン*、チェ・タンゴ・チェ*、フローラの戯れ
ナンシー・ロルダン(P)、
ホセ・クエト(Vn)、
ガブリエラ・カバジェロ(ヴォーカル)*

録音:2000年−2015年
ヴァイオリン&ピアノ・デュオのためのピアソラ作品集。25年以上に渡り、デンバー・センター・シアター・カンパニーで活躍した女優、シンガー、ナレーターのガブリエラ・カバジェロのゲスト参加もポイント。
CRC-3490
ユダヤの音楽と詩
ガーナー:明日のための歌
私の青いピアノ/不死鳥/歌は記念碑
アンサンブル・フォー・ジーズ・タイムズ

録音:2015年6月
2015年のアメリカン・プライズ・イン・コンポジションの受賞者、デイヴィッド・ガーナー(1954−)によるプロジェクト「ユダヤの音楽と詩」。作品にはホロコーストから生き延びたユダヤ人の女流詩人の詩を用いています。
CRC-3491
リベラトーレ:スコットランドの民謡による変奏とフーガ 「彼女は立ち上がり、招き入れてくれた」 *
スーク:母について Op.28
ラビノヴィチ:...star dazzling me, live and elate...*
シューマン:幻想曲ハ長調 Op.17
エウンミ・コー(P)

録音:2015年5月
(*=世界初録音)
2016年よりフロリダを拠点に活動している、サンシャイン・シティ・オペラのピアニストと音楽監督に就任したエウンミ・コー。演奏機会の少ない作品から現代の作曲家の作品まで幅広いレパートリーを持つエウンミ・コーが演奏する、世界初録音を2曲収録した意欲作。
CRC-3492
17世紀のトランペット、弦楽とオルガンのための作品集
ヴィット:10声のソナタ*、7声のソナタ
作曲者不詳:モデナ・デュエット 1/32*、
 2本のトランペットのためのシンフォニア、
 モデナ・デュエット 11/18*
ベンディネッリ:ソナタ第332番*
作曲者不詳:モデナ・デュエット 10/17*
ヴェイヴァノフスキー:4声のソナタ第2番
フェッリーニ:3つのパッサカリア*
作曲者不詳:モデナ・デュエット 12/19*
ヴィヴィアーニ:ソナタ第1番
リュリ:メヌエット第6番*
アルベルティーニ:10声のソナタ*
ケンタッキー・バロック・トランペッツ、他

録音:2013年6月
(*=世界初録音)
ケンタッキー・バロック・トランペッツは、芸術監督を務めるドンジョンソンが2005年に設立したバロック・トランペットのアンサンブル。2007年の国際トランペットコンクールではヒストリカル・アンサンブル部門で部門賞を受賞するなど、演奏にも定評がある。収録曲は、作曲者不詳の作品を含む、17世紀ドイツ、イタリア、フランスの作品。見事なアンサンブルで、バロック・トランペットの優雅な音色を披露しています。
CRC-3493(4CD)
ヤーコプ・ヴァルター:ケリュスの園(全曲) ショーン・ヤン=シャン・ワン(バロックVn)、
マシュー・ダースト(Cemb、Org)、
バレット・シルズ(バロックVc)

録音:2012年、2013年
ザクセン選帝侯に宮廷首席ヴァイオリニストとして仕え、「17世紀のパガニーニ」と称されるヨハン・ヤーコプ・ヴァルター(1650−1717)の代表作、ヴァイオリンと通奏低音のための「ケリュスの園」の全曲。アメリカやアジア、ヨーロッパで活躍をするヴァイオリニスト、ショーン・ヤン=シャン・ワンを中心とするピリオド楽器のトリオの好演にご注目ください。
CRC-3497
ベートーヴェン:民謡と変奏曲集
25のスコットランド民謡 Op.108より 「ジェミーはやさしい若者だった」、「インヴァネスのかわいい娘」、「日暮れ」
ヘンデルのオラトリオ 「ユダス・マカベウス」 の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 WoO.45
「ルール・ブリタニア」 による変奏曲 WoO.79
26のウェールズ民謡 WoO.155より 「モナの美しい娘たち」、「エオリアン・ハープに寄せて」、「クルイドの谷」
イギリス国歌による変奏曲 WoO.78/主題と6つの変奏曲より
25のアイルランド民謡 WoO.152より 「私たちは輪を作ろう」、「ダーモットとシェラー」
20のアイルランド民謡 WoO.153より 「私のすべてはパトリックのもの」
12のアイルランド民謡 WoO.154より 「小人の妖精たち」
リンダ・ツァツァニス(S)、
イングリッド・マシューズ(Vn)、
ネイサン・ウィテカー(Vc)、
バイロン・シェンクマン(フォルテピアノ)

録音:2013年8月27日−30日
使用楽器:ジョセフ・カークマン1799年製(フォルテピアノ)、ヘンドリック・ヤコブス1703年製(Vn)、ジョン・ベッツ1790年頃製(Vc)
1989年のアーウィン・ボドキー国際コンクールの古楽部門で優勝を果たした女流ヴァイオリニスト、イングリッド・マシューズが参加するベートーヴェンの「民謡と変奏曲集」。日本では表彰式のBGMでも馴染みのある、ヘンデルの「見よ勇者は帰る」の変奏曲も収録。ヴァイオリンとチェロ、フォルテピアノはベートーヴェンの生きた時代に現存した、18世紀の楽器を使用した貴重な録音。
CRC-3498
ブラームス:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op.78
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
ヴァイオリン・ソナタ 「F.A.Eソナタ」 より第3楽章:スケルツォ ハ短調 WoO.2
クリストフ・シッケダンツ(Vn)、
飯沼千温(P)

録音:2014年6月19日−22日、フロイスドルフ・スタジオ(ドイツ)
ドイツのヴァイオリニスト、クリストフ・シッケダンツはソリストや室内楽奏者としてヨーロッパやアメリカ、アジアなど世界各地で活動。幅広いレパートリーを持ち、埋もれた名曲の発掘などにも力を注いでいます。教育者としての手腕も高く評価され、2004年よりハンブルク音楽大学教授を務めており、多くの生徒がドイツ全土や各地のオーケストラで活躍しています。
飯沼千温は伴奏や室内楽奏者としてヤーノシュ・シュタルケル、フランコ・グッリ、堤剛や著名なアンサンブルなどとの共演で国内のみならず海外でも知られるピアニスト。
2人はインディアナ大学ブルーミントン校で共に音楽を学んでいた1990年代に共演を始め、中国、ドイツやアメリカなどのステージで演奏しています。
CRC-3499
空騒ぎ
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
ブリテン:3つのディヴェルティメント
コルンゴルト:3つの小品
サマー:機械の踊り
アマーネットSQ〔ミシャ・ヴィテンソン(Vn)、マーシャ・リトリー(Vn)、マイケル・クロッツ(Va)、ジェイソン・キャロウェイ(Vc)、ブライアン・パウエル(Cb)〕

録音:2015年4月28日−5月27日、マイアミ(フロリダ、アメリカ)
992年の東京国際音楽コンクールで第1位を受賞した経歴を持つヴァイオリニスト、マーシャ・リトリーを擁するアマーネットSQは、ニューヨーク・タイムズ紙で高評価を受け、現在はマイアミのフロリダ国際大学のアンサンブル・イン・レジデンスを務めるアメリカのクヮルテット。

CRC-3501
17世紀スペインと南米のハカラスと舞曲
マチャド:Dos estrellas le siguen
スペイン伝承曲:Xacara
スペイン伝承曲:No hay que decirle el primor
コル:Pasacalles de primero tono
サンタ・クルス:Jacaras
イダルゴ:Noble en Tinacria naciste/他
ムジカ・フィクタ
ムジカ・フィクタは、南米コロンビアで結成されたラテン・アメリカとスペインの音楽をレパートリーとする古楽アンサンブル。ラテン音楽のスペシャリストたちが、テノールにハラナ、バロック・ギターやリコーダーなどを加えて、カラフルに、リズム豊かに繰り広げます。
CRC-3502
ショパン:24の前奏曲 Op.28
前奏曲第25番嬰ハ短調 Op.45
前奏曲第26番変イ長調
幻想曲ヘ短調 Op.49
子守歌変ニ長調 Op.57
ディアナ・ヤヴォルスカ(P)

録音:2015年8月27日
「24の前奏曲」をはじめ、ショパンの作品集を演奏するのは、1968年生まれのポーランド出身の女流ピアニスト、ディアナ・ヤヴォルスカ。長いキャリアに裏付けられた、雄大な表現力で円熟のショパンを奏でる。
CRC-3503
ザ・クラシカル・エレメンツ
リスト:2つの演奏会用練習曲より第1番変ニ長調 「森のささやき」 S.145-1
ゴドフスキー:ジャワ組曲より 「ボイテンゾルフの植物園」
ラフマニノフ:リラの花 Op.21-5
ドビュッシー:前奏曲第1巻より 「アナカプリの丘」
ベリオ:6つのアンコールより 「地のピアノ」
ドビュッシー:前奏曲集第1巻より 「野をゆく風」
グリフィス:3つの音画より 「夜の風」
ベリオ:6つのアンコールより 「大気のピアノ」
イベール: 廃墟の風
メシアン:8つの前奏曲より第8曲 「風の中の影」
ドビュッシー:映像第1集より 「水に映る影」
ベリオ:6つのアンコールより 「水のピアノ」
モンポウ:風景より 「湖」
リスト: 巡礼の年第3年よりエステ荘の噴水
ラヴェル:水の戯れ
ワーグナー/ブラッサン:ワルキューレより 「魔の炎の音楽」
ドビュッシー:前奏曲集第2巻より第12曲 「花火」
スクリャービン:詩曲 「炎に向かいて」 Op.72
ファリャ:バレエ 「恋は魔術師」 より「火祭りの踊り」
アルベルト・ティウ(P)

録音:2015年7月31日ー8月5日の録音
リスト、ゴドフスキー、モンポウなど様々な作曲家の作品を組み合わせ、地、風、水、火の四元素を表現したユニークなピアノ作品集。
CRC-3504
シューマン:謝肉祭 Op.9
幻想曲ハ長調 Op.17
ソフィア・アグラノヴィチ(P)

録音:2015年8月5日
ウクライナ出身、スタインウェイ・アーティストとして北米を中心に世界で活動するピアニスト、ソフィア・アグラノヴィチ。最新作はシューマンの初期の代表作から「謝肉祭」と「幻想曲」を収録。スタインウェイの音色を最大限に引き出すアグラノヴィチの技術、表現力を充分に楽しむことが出来ます。
CRC-3505
ジャン=バプティスト・サンジュレー:ヴァイオリンとピアノのためのオペラ・ファンタジーVol.1
アレヴィの歌劇 「ユダヤの女」 Op.138による幻想曲
フロトウの歌劇 「マルタ」 Op.67による幻想曲
オベールの歌劇 「青銅の馬」 Op.129による幻想曲
ロッシーニの歌劇 「セビリアの理髪師」 Op.26 協奏的二重奏曲
ワーグナーの歌劇 「さまよえるオランダ人」 Op.128による幻想曲
ドニゼッティの歌劇 「ファヴォリータ」 Op.27による幻想曲
トーマス・ウッド(Vn)、
ブライアン・ダイクストラ(P)

録音:2014年5月28日、7月17日、10月7日
ウースター大学の教授、トーマス・ウッドとコンポーザー=ピアニストであるブライアン・ダイクストラによるオペラ・ファンタジー第1弾は、サクソフォーン四重奏曲第1番など、サクソフォンのための作品で有名なベルギーロマン派の作曲家、ジャン=バプティスト・サンジュレーが遺した有名なオペラを題材としたヴァイオリンのための作品集。
CRC-3506
シューベルト:歌曲集「冬の旅」D.911 アラン・ベネット(T)、
アルベルト・ティウ(P)

録音:2015年5月27日−29日
ポール・ヒリアーが創設したシアター・オヴ・ヴォイシズの初期メンバーとしても活躍した経歴を持つアメリカのリリック・テノール、アラン・ベネットが歌うシューベルトの傑作「冬の旅」。アラン・ベネットは古楽唱法にも精通しており、ヘンデル&ハイドン・ソサエティ、アポロズ・ファイア、ル・ヴィオロン・ドゥ・ロワなどとも共演を重ねるなど、その活躍の場は幅広い。
CRC-3507
スティーヴン・スターリク〜レトロスペクティヴ Vol.10
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22
エチュード=カプリース Op.18
新しい手法 Op.10より
ポロネーズ ニ長調 Op.4
マズルカ Op.19-2/伝説 Op.17
スケルツォ=タランテラ Op.16
スティーヴン・スターリク(Vn)、
ジャン・デローリエ(指)カナダ放送O、
アデーラ・コトウスカ(P)、
ヨーゼフ・シュワルツ(P)

録音:1960年−1975年
ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、トロント響のコンサートマスターを歴任したカナダの伝説的ヴァイオリニスト、スティーヴン・スターリク(1932−)。「キング・オヴ・コンサートマスター」と称された名匠の至芸を復刻する「レトロスペクティヴ」シリーズの第10巻。 スターリクが選曲した19世紀のポーランドを代表するコンポーザー=ヴァイオリニスト、ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835−1880)のヴァイオリン作品集では、"キング・オヴ・コンマス"の多重録音による「エチュード=カプリース」が特に聴きどころです!
CRC-3508
シーモア・バラブ:子どものための歌劇 「赤ずきん」 アンドルー・ゴードン(指)
マーガレット・アストラップ(S)、
ジェニファー・カラルッツィ(S)、
エルナン・ベリッソ(Br)

録音:2013年9月1日−2日、アメリカ
フィリップ・グラス・アンサンブルのメンバーとしても活動したアメリカの作曲家、シーモア・バラブの代表作、子ども向けの1幕のオペラ「赤ずきん(Little Red Riding Hood)」。
CRC-3509
タイガー・ダンス
ボーボ:エコーズ/ソウザ:ハンナのワルツ/トマス:リフティング・スピリッツ/トレヴィーノ:2+1/タイソン:ロスト・マウンテン・サンライズ/スミス:タイガー・ダンス/ホール:. . .アセンズ・ザ・スカイ/マッケニー:C:M/トマス:ウォッチャー・オヴ・ザ・スカイズ/ソウザ:リメバリング・ベレン/マロット(J. ゲインズによるマリンバ編):主の祈り
ジュリア・ゲインズ(マリンバ)


録音:2014年&2015年、ホワイトモア・リサイタル・ホール、ミズーリ大学コロンビア校音楽部(ミズーリ州、アメリカ)
パーカション最大の専門組織Percussive Arts Society(PAS)のメンバーとして20年以上も活動してきたジュリア・ゲインズの初ソロ・レコーディング・アルバム。
CRC-3510
奇跡の物語〜打楽器とサクソフォンのための音楽
ピアソラ:タンゴの歴史
コペツキ:ミックスド・ミュージック
ドートリー:奇跡の物語
メリッツ:マラの子守歌
ネイサン・ジョーゲンセン(Sax)、
アーロン・ラグスデール(打楽器)

録音:2011年−2013年、サウス・ダコタ(アメリカ)
ニューハンプシャー大学のジャズ科のディレクターであるサクソフォンのネイサン・ジョーゲンセンと、サウス・ダコタ州立大学の打楽器科のディレクターであるアーロン・ラグステールのデュオによる、サクソフォンと打楽器のコラボレーション・プログラム。ピアソラの「タンゴの歴史」から2000年以降に作曲された近代作品を収録しており、この編成のレパートリー拡大に一役買ってくれそうなプログラムです。
CRC-3511
旅の記録〜デイヴィッド・ローブの音楽
篠笛のための協奏的組曲*
ヘヴンズゲート#
Presque-Songes+
ザ・マルテゼ・プラザ・イン・フォグ#
2つの中国の小品+/伝説**
ニュー・アムステルダムからの眺め##
西川浩平(篠笛)*、
飯森範親(指)*、
日本音楽集団*
レナード・レイヴァー(Org)#、
レ・ペルキュション・クラヴィエール・ドゥ・リヨン+、
クリストファー・アドラー(ケーン)#、
トレヴァー・ホフリッチ(Vn)+、
サンウク・キム(コムンゴ)**、
ピーター・ハウエリンゲン(トラヴェルソ)##
スルジャン・ベルドヴィチ(ルネサンス・リュート)##

録音:1985年ー2015年
メリカの現代音楽作曲家、デイヴィッド・ローブの作品集。ローブは、管弦楽、室内楽、声楽に加え、篠笛やケーン、コムンゴなどアジアの楽器や古楽器を用いた作品など幅広い作品に定評がある。協奏的組曲では、日本センチュリーSOやドイツ・ヴュルテンベルクPOにおいて活躍中の飯森範親が指揮を振る日本音楽集団による和のテイスト溢れる作品を堪能できます。元大阪フィル首席フルート奏者、西川浩平が奏でる篠笛にも注目。
CRC-3512
ブラームス:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 Op.1
スケルツォ 変ホ短調 Op.4
16のワルツ Op.39/4つの小品 Op.119
フランク・ホアン(P)

録音:2013年16日−17日&2014年8月10日、シカゴ
マイアミ大学でピアノの准教授を務め、南北アメリカ、アジア、ヨーロッパの主要なホールでリサイタルを行っているピアニスト、フランク・ホアンが弾いたブラームス。ニューヨーク・コンサート・レヴューでも賞賛された確かなテクニックによる、濃密なソナタや軽快なワルツなど表情豊かなブラームスをどうぞ。
CRC-3513
クープラン:クラヴサン曲集全集Vol.1
クラヴサン曲集第1巻第4組曲ヘ長調
クラヴサン曲集第2巻第6組曲変ロ長調
クラヴサン曲集第3巻第18組曲ヘ短調
マーク・クロール(Cemb)

録音:2015年3月28日−29日
アメリカのチェンバロ、フォルテピアノ奏者のマーク・クロールはフィラデルフィアO、ボストンSO、モントリオールSOなど、有名オーケストラと共演をした名手。ジャック・ジェルマン1785年製の貴重なチェンバロの美しい音色に乗せ、フランソワ・クープランのクラヴサン曲集から「第4組曲、第6組曲、第18組曲」を演奏。使用楽器:ジャック・ジェルマン1785年製
CRC-3514
クープラン:クラヴサン曲全集 Vol.2
クラヴサン曲集第2巻第8組曲ロ短調
クラヴサン曲集第3巻第17組曲ホ短調
クラヴサン第4巻第23組曲ヘ長調
マーク・クロール(Cemb)
全12巻にわたるリリースを予定している、ヒストリカル・チェンバロによるクープランのクラヴサン曲全集第2巻。
アメリカのチェンバロ、フォルテピアノ奏者のマーク・クロールはフィラデルフィアO、ボストンSO、モントリオールSOなど、名オーケストラと共演をしてきた名手。
サウス・ダコタ州、バーミリオン国立音楽博物館所蔵のジャック・ジェルマン1785年製チェンバロを操り、クープランの典雅なクラヴサン曲集を披露します。
CRC-3516
シューマン:子供の情景 Op.15
ショパン:練習曲第12番ハ短調 Op.10-12 「革命」、
 練習曲第8番ヘ長調 Op.10-8、
 練習曲第27番変イ長調 Op. posth. No.2、
 練習曲第19番嬰ハ短調 Op.25-7、
 練習曲第24番ハ短調 Op.25-12「大洋」、
 4つのマズルカ Op.17
フランク:前奏曲、コラールとフーガ
ジョンアンドルー・スロミンスキ(P)

録音:2015年8月3日ー4日、ハッチ・ホール、イーストマン音楽院(ニューヨーク、アメリカ)
アメリカのピアニスト、ジョンアンドルー・スロミンスキ。 エレガントで洗練された演奏スタイルは作曲家や批評家からも賞賛されており、2012年からは、イーストマン音楽院で後進の指導にあたるなど教育者としても活躍しています。
CRC-3517
ムソルグスキー:組曲 「展覧会の絵」
クレメンティ:ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.25-5
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
アナスタシア・セイフェトディノーヴァ(P)

録音:2013年&2015年
ウクライナ出身の女流ピアニスト、アナスタシア・セイフェトディノーヴァ。2003年の第14回ローマ国際ピアノ・コンクールで第1位と特別賞を受賞、2006年にはスペインのプッチサルダー国際ピアノ・コンクールで優勝と華々しい経歴を持つ。当タイトルでは、その見事な表現力と技術でムソルグスキーの「展覧会の絵」を披露。
CRC-3518
リスト、ドビュッシー、ベートーヴェン:ピアノ作品集
リスト:スペイン狂詩曲
ドビュッシー:水の精、ラヴィーヌ将軍、夢
ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲ハ短調
リスト:バッハのカンタータ第12番 「泣き、嘆き、憂い、おそれ」 のモティーフによる変奏曲
クラジミーラ・ヨルダン(P)

録音:2013年ー2014年
リオ・デ・ジャネイロ国際ピアノ・コンクールにて第1位およびゴールド・メダルを受賞しているアメリカのピアニスト、クラジミーラ・ヨルダン。ウィーン国際ピアノ・アカデミーやチロリアン国際ピアノ・アカデミー、ウィーン国立音楽大学でのウィーン・ミュージック・セミナーにて講師を務めるなど後進の指導にも力を注いでいます。
CRC-3519
マスク
ドビュッシー:バレエ音楽「おもちゃ箱」、
 マスク
ムチンスキ:マスク Op.40
マルティヌー:「操り人形」より
ヴィラ=ロボス:「赤ちゃんの一族」より
ミルナ・レキッチ(P)

録音:2015年1月&4月
スニア・ヘルツェゴヴィナのサラエヴォ出身のミルナ・レキッチは、アメリカに移住後、イーストマン音楽院などで研鑽を積み、ドビュッシーのピアノ作品について研究を重ねてきた女流ピアニスト。
CRC-3522
ジャック・ギャラガー:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ/夕べの音楽
ソナティナ/夜想曲/6つのバガテル
パストラーレ/ケリーのための6つの小品
マランボ・ヌーヴォー
ハッピー・バースデー、エイプリル
フランク・ホアン(P)

録音:2014年8月8日−9日、シカゴ
ロンドン響、ヴァージニア響、ポーランド放送響、アメリカ空軍バンド・オブ・フライトなど多くのオーケストラに録音されているアメリカのグラミー賞作曲家、ジャック・ギャラガー(b.1947)のピアノ作品集。フランク・ホアンは、マイアミ大学でピアノの准教授を務めるピアニスト(ニューヨーク・フィルのコンサートマスターとなった同名のヴァイオリニストとは別人)。
CRC-3523
エレジー&ブルース
アレンスキー:三重奏曲第1番ニ短調 Op.32
ムスト:ピアノ三重奏曲
フォーレ:ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.120
ボストン・トリオ
〔イリーナ・ムレサヌ(Vn)、アストリッド・シュウィーン(Vc)、パク・ヒョンジン(P)

録音:2015年6月
タングルウッドのセイジ・オザワ・ホールをはじめアメリカ各地で活躍するアンサンブル、ボストン・トリオが奏でる、ロシア、フランス、アメリカの「ピアノ三重奏曲」の旅。ジュリアードSQに新メンバーとして加わったチェロの名手、アストリッド・シュウィーンの参加も大きなポイントです!
CRC-3524
ホエン・ザ・スピリット・シングズ〜ウォーカー:室内楽作品集
レターズ・トゥ・ザ・ワールド/ピースメーカーズ/丘の風景/ア・カップ・オヴ・レジョイシング
ムジカ・ハルモニア

録音:2014年6月
アメリカ出身の作曲家、グウィネス・ウォーカーの室内楽作品集。ウォーカーは管弦楽、室内楽、声楽のための300以上の委嘱作品を手懸けています。
CRC-3525
アメリカの作品集
ドーフ:ソナタ 「3つの湖」
シュワントナー:黒いアネモネ
フォス:3つのアメリカの小品
ウェルチ:アンティークズ・オブ・ア・メカニカル・ネイチャー
コープランド:フルートとピアノのための二重奏曲
パトリシア・サーマン(Fl)
コスタス・チャルダス(P)

録音:2015年3月&6月
ヤマハ・パフォーミング・アーティストとして活動を行っているフルート奏者のパトリシア・サーマン。2015年からはメトロポリタン州立大学デンバー音楽大学のフルート演奏教授に就任し後進の育成にも力を入れています。当タイトルではコープランドの「フルートとピアノのための二重奏曲」などアメリカの作曲家の作品を、美しいフルートの音色で披露。
CRC-3526
フェイヴァリット・フルート・マスターピース
ハーティ:アイルランドにて
トムリンソン・グリフェス:詩曲
ドップラー(ピートリー編):ハンガリー田園幻想曲 Op.26
ライネッケ:バラード ニ短調 Op.288
シャミナード:フルートとオーケストラのためのコンチェルティーノ Op.107
マーガレット・コーニルス・ルーク(Fl)、
クリストファー・ピートリー(指)
ロンドン室内O

録音:2015年10月7日−8日、ヘンリー・ウッド・ホール(イギリス)
マーガレット・コーニルス・ルークは、カーネギー・ホールやカドガン・ホールでソロ・リサイタルを重ね、ソリスト、教育者として活躍するアメリカの女流フルーティスト。ロンドン室内管とその音楽監督でコンポーザー=コンダクター、クリストファー・ピートリーとの共演によるコンチェルト・プログラムには、ピートリーの編曲によるフルート、ハープと弦楽合奏版のドップラー「ハンガリー田園幻想曲」が収録されており、フルート関係者要チェックの音源です。
CRC-3527
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第1番ロ短調 BWV.1014
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第3番ホ長調 BWV.1016
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第5番ヘ短調 BWV.1018
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV.1021*
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV.1023*
アポロ・アンサンブル〔ダヴィド・ラビノヴィチ(Vn)、マリオン・ボシュイゼン(Cemb)、カッサンドラ・ルックハルト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)*〕

録音:2015年2月&5月、オランダ
アポロ・アンサンブルの芸術監督として、また、アムステルダム・バロック・ソロイスツやアムステルダム・バロック・オーケストラ、OAE、キングズ・コンソート、シャンゼリゼ管、アニマ・エテルナなど、トップクラスのピリオド・オーケストラで活躍してきた名手による優雅で繊細なバッハです。使用楽器は前作に引き続き、名工ゲオルグ・クロッツが1754年頃に製作したヴァイオリン(オランダ国立楽器財団所有)。
CRC-3528
隠された宝石
ローズマン:ルネサンス組曲
マーラー(クレーマー編):「子供の魔法の角笛」より 3つの歌
セルヴァーンスキー:木管五重奏曲
クリスティアン・ダヴィッド:木管五重奏曲第2番
バディングス:五重奏曲第4番(木管五重奏曲第2番)
パワーズ木管五重奏曲〔ジョアンナ・コワン・ホワイト(Fl)、リンダベス・ビンクリー(Ob)、ケネン・ホワイト(Cl)、メアリーベス・ミニス(Fg)、ブルース・ボーネル(Hrn)〕

録音:2015年5月20日−27日
マレーシア・フィルや香港フィルで活躍し、現在はセントラル・ミシガン大学で教授を務めるホルニスト、ブルース・ボーネルなど、アメリカの実力派奏者たちが参加するパワーズ木管五重奏団は、アメリカ、ミシガンで1963年に結成された木管アンサンブル。ロナルド・ローズマンの「ルネサンス組曲」は、ルネサンス時代の大作曲家たち、イザークやパスロー、カヴァッツォーニの音楽を題材とした木管五重奏のための作品。
CRC-3529(2CD)
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
チャイコフスキー:四季 Op.37bis
アレクサンダー・コブリン(ピアノ/YAMAHA CFX)

録音:2015年7月、レガシー・ホール(コロンバス、アメリカ)
1999年のブゾーニ国際ピアノコンクール優勝、2000年のショパン国際ピアノコンクール第3位、2003年の浜松国際ピアノコンクール第2位(最高位)、2005年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝の実績を持ち、「現代のヴァン・クライバーン」(BBC Russia)とも称されたロシアのピアニスト、アレクサンダー・コブリン。チャイコフスキーの「四季」では12ヶ月の季節の移り変わりを、そしてムソルグスキーの「展覧会の絵」では作曲者が展覧会で10枚の絵画から受けた印象を、ヤマハコンサートグランドCFXで美しく、壮大に描いています。
CRC-3531
20世紀アメリカのピアノ音楽
ベンジャミン・リース:オデッセイT&U/ジェームズ・プリモシュ:ピュア・コントラプション, アブソリュート・ギフト(世界初録音)/へんりー・カウエル:3つのアイルランドの伝説/リビー・ラーセン:メフィスト・ラグ
キム・ヨウミー(P)

録音:2014年12月18日&2015年6月12日、オハイオ大学リサイタル・ホール
キム・ヨウミーは、現代のピアノ作品のスペシャリストとして、また教育者や世界ピアノ指導者協会(WPTA)の国際コンクール、台湾国際ピアノ・コンクールの審査員として国際的に活躍するピアニスト。
CRC-3533
ベートーヴェン&メンデルスゾーン弦楽四重奏のための音楽
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13
ダ・ポンテSQ

録音:2014年5月29日−31日、9月19日ー20日
メイン州を拠点に活動するダ・ポンテSQは、古楽器のための作品から現代ものまで幅広いレパートリーを持つ。4枚目のアルバムとなる今作は治癒をテーマとしたアルバム。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は、ベートーヴェンが深刻な病気から回復した後に書かれた作品。ベートーヴェンの死後書かれたメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲は、ベートーヴェンの後期作品から影響を受けた作品となっています。
CRC-3534
キーボード・トランスクリプションズ
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」からの10の小品
シューマン(リスト編):君にささぐ Op.25-1
ワイルド:ガーシュウィンによる7つの超絶技巧練習曲
ホロヴィッツ:ビゼーの「カルメン」の主題による変奏曲
サン=サーンス(ゴドフスキー編):白鳥
マイケル・アドコック(P)

録音:2015年12月7日、9日&11日、メリーランド(アメリカ)
998年12月にカーネギー・ホール・デビューを飾ったマイケル・アドコックは、19958年のリリ・ブーランジェ・メモリアル・アウォードの受賞者であり、ワシントン国際コンクール、ショパン・コンクール・イン・シカゴ&ニューヨークなどでの入賞歴を持つレオン・フライシャー門下のピアニスト。アール・ワイルド編曲のガーシュウィンや、プロコフィエフのピアノ版「ロメオとジュリエット」など、高度な技術が要求される難曲を、確かなテクニックで華麗に繰り広げてくれています。使用ピアノは、シュタイングレーバーのコンサート・グランド・ピアノE272。艶やかな音色も聴きどころです。
CRC-3535
カザルス・オマージュ
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009
ベートーヴェン:モーツァルトの「魔笛」 の 「恋を知る男たちは」 の主題による7つの変奏曲変ホ長調 WoO.46
フォーレ:エレジー Op.24、
 シシリエンヌ Op.78、蝶々 Op.77
ヘンデル:チェロ・ソナタ ト短調
バッハ(カザルス編):パストラーレ.ヘ長調 BWV.590よりアリア
サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート ロ短調 Op.43
カザルス:鳥の歌
アミット・ペレド(Vc)
ノレーン・カシディ=ポレラ(P)

録音:2016年1月12日
パブロ・カザルスのチェロを受け継ぎ話題となったイスラエルのチェリスト、アミット・ペレド。20世紀最大のチェリストと称されるカザルスが使用したマッテオ・ゴフリラー1733年製、そして100年前と同じプログラムをパブロ・カザルスに敬意を表して渾身の演奏を披露します。
CRC-3536
エドガー・アラン・ポーの詩による歌曲集
テイロー・ハーディング:鐘
N.リンコーン・ハンクス:レノア
ジョン・ヴァレリオ:ユーラルーム
ジュディス・クラウド:エドガー・アラン・ポーの5つの歌
ジェイコブ・ウィル(Bs-Br)
リン・コンパス(P)、他

録音:2015年5月13日ー15日、アメリカ
アメリカの偉大な小説家、詩人、エドガー・アラン・ポーの詩に基づく、様々な作曲家による歌曲集。
CRC-3537
フランス風、イタリア風のバッハ
バッハ:パルティータ ロ短調 BWV.831(フランス風序曲)
パルティータ第6番ホ短調 BWV.830
エリザベス・ライト(ハープシコード)

録音:2009年7月、ボヤカ(コロンビア)
グスタフ・レオンハルトの下で研鑽を積んだ、アメリカの古楽系鍵盤奏者、エリザベス・ライトによる、"フランス風"と"イタリア風"をテーマとしたバッハの作品集。アメリカとアメリカの名工、デイヴィッド・ジャックス・ウェイとマルク・デュコルネが製作したハープシコードを使用しています。
CRC-3538
クラリネット・ファンタジーズ
ミルコ:歌劇「夢遊病の娘」のモチーフによる幻想曲
コヴァーチ:ドリーブのバレエ音楽「シルヴィア」のモチーフによる演奏会用幻想曲
ベールマン:華麗な幻想曲 Op.7
コヴァーチ:ベッリーニの歌劇「ノルマ」のモチーフによる演奏会用幻想曲
カルニセール:幻想曲
コヴァーチ:アリア、主題と変奏
レベッカ・リシン(Cl)、
キム・ヨウメー(P)

録音:2014年3月−6月、パトリック・サウンド・スタジオズ(ニューヨーク、アメリカ)
オペラやバレエ音楽のテーマをモチーフとしたクラリネット・プレーヤーにとってお馴染みの「幻想曲(ファンタジー)」を集めたプログラム。レベッカ・リシンは1994年にポーランドのクラクフで開催された第1回国際クラリネット・コンクールで見事第1位を獲得。2014年にはカーネギー・ホールへのデビューを果たし、オハイオ州立大学のクラリネット科の教授を務めています。
CRC-3539
パガニーニ(ゴールドシュタイン編):24のカプリース Op.1(ヴィオラ版) エリアス・ゴールドスタイン(Va)

録音:2016年4月−6月、LSUリサイタル・ホール(ルイジアナ、アメリカ)
エリアス・ゴールドスタインは、プリムローズ、バシュメット、ライオネル・ターティス国際ヴィオラ・コンクールの各コンクールでの最高位受賞の経歴を持つヴィオリスト。
カーネギーホールでパガニーニの「24のカプリース」のヴィオラ・ヴァージョンのリサイタルを開いた初のヴィオラ奏者でもあり、自身の編曲によるこの作品を十八番としています。パガニーニの難曲中の難曲がヴィオラでどのように響くのか・・・要注目です!
CRC-3540
モーストリー・ミシシッピ
アラン・テイセン:波と影
ハチャトゥリアン:クラリネット三重奏曲
ルイジ・ザニネッリ:ポンパス・ピアノ
バック・マクダニエル:マーリー・ヴァリエーションズ
ジェームズ・スクレーター:スウィート・スウィンギン・スイート
ルイジ・ザニネッリ:協奏的三重奏曲
アーゴット・トリオ

2015年12月18日−19日、ルイジアナ州立大学
アーゴット・トリオは、アメリカ、ミシシッピ州ハッティズバーグのミュージシャンたちにより2010年に結成されたヴァイオリン、クラリネット、ピアノからなる三重奏団。
南ミシシッピ大学の教授を務めたルイジ・ザニネッリやミシシッピ生まれのバック・マクダニエル、ミシシッピで長く活動するジェームズ・スクレーターなどミシシッピにまつわる現代作曲家たちによるクラリネット三重奏曲集。ハチャトゥリアンのトリオのみミシシッピに縁はないが、アーゴット・トリオが初めて一緒に演奏した曲として、アルバムに収録。
CRC-3541
ディアモルファ〜サクソフォンとパーカッションのための作品集
D.マクスウェル:セヴン・ヒルズ, オウ
C.バーンズ:ルーレッツ
A.ウィリアムズ:子供の遊び
J.ヘリオット:I stood on the shore and looked up at the birds
A.S.カプラン:You Don't Need Eyes to See
R.S.トンプソン:メッタ
ベント・フリークエンシー・デュオ・プロジェクト〔ジャン・ベリー・ベイカー(Sax)、スチュアート・ゲーバー(パーカッション)〕

録音:2013年ー2015年、カーラ・スタジオ、ジョージア州立大学(アトランタ、アメリカ)
グラモフォン誌において、「今日の現代音楽においてもっとも輝かしいアンサンブルの一つ」として称賛されている「ベント・フリークエンシー」のメンバー、ジャン・ベリー・ベイカー(Sax)とスチュアート・ゲーバー(パーカッション)によるデュオ・アルバム。これまでにアメリカ、ヨーロッパの各地で30以上の公演を行っています。
CRC-3542
フォーリング・リーヴス
ミシェル・マクガヴァン:ノクターン/タイムレスネス/ダイアリーズ/メモリーズ/サマー・デイズ/ウィンターズ・ビューティー/ラ・ノッテ/パスウェイズ/エンド・オヴ・ザ・ロード/パヴァーヌ/フォーリング・リーヴス/サンライズ
ミシェル・マクガヴァン(Fl)、他

録音:2016年2月8日&29日、グルーヴマスター・スタジオ(シカゴ)
MVがYouTubeで累計300万再生超!作曲家、アレンジャー、ミュージック・ビデオ製作などマルチに活躍しているフルート奏者、ミシェル・マクガヴァンのデビュー・アルバムは、クラシック、ジャズ、ロック、ニューエイジ、ポップなど幅広いジャンルを織り交ぜた自作自演盤。マクガヴァンが作成したミュージック・ビデオ(作編曲も演奏も自分)は、YouTubeでは累計300万再生を超え、メキシコ、イリノイ、ロサンゼルスなどの国際映画祭で「Best Music Video」賞を受賞しています。
CRC-3543
ソロ・バッハ
バッハ:パルティータ BWV.1013
C.P.E.バッハ:無伴奏フルート・ソナタ イ短調 Wq.132
バッハ:組曲第1番ト長調 BWV.1007より プレリュード&クーラント、
 組曲第3番ハ長調 BWV.1009より クーラント&アレグロ・アッサイ、
 パルティータ ニ短調 BWV.1004より アルマンド、
 組曲第6番ニ長調 BWV.1012より サラバンド
リタ・ダルカンジェロ(Fl)

録音:2016年5月17日−18日、イエス・キリスト教会(ベルリン、ドイツ)
大バッハとC.P.E.バッハの音楽をフルート1本で奏でるリタ・ダルカンジェロは、ペスカーラ音楽院、マンチェスターのRNCMで学び、マンハイム音楽大学では、ジャン=ミシェル・タンギーに師事した女流フルーティスト。
佐渡裕が音楽監督を務める兵庫県立芸術文化センターO(HPAC)の首席奏者として活躍し、大阪フィルハーモニーOの客演首席指揮者を務めた経歴を持つなど、日本とも縁の深いアーティストです。
CRC-3545
ベートーヴェン:中期弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1「ラズモフスキー第1番」
弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキー第2番」
弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74「ハープ」
弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95「セリオーソ」
アリアンナSQ〔ジョン・マクグロッソ(Vn)、ジュリア・サホロワ(Vn)、ジョアンナ・メンドーサ(Va)、クルト・ボールドウィン(Vc)〕

録音:2013年5月−8月、アンハウザー=ブッシュ・パフォーマンス・ホール(セントルイス、アメリカ)
フィショフ室内楽コンクールのグランプリ、コールマン国際室内楽コンクールとカーメル国際室内楽コンクールの第1位という受賞歴を持つアメリカのアンサンブル、アリアンナSQのベートーヴェン・チクルス第2弾。Centaurレーベルからリリースされているヤナーチェクの弦楽四重奏曲集(CRC-3198)、ベートーヴェンの初期弦楽四重奏曲集(CRC-3378)が高評価を得ています。
CRC-3547
コンスタンティニデス:フルート独奏&室内楽作品集
フルート独奏のための「イウォナの歌」
フルート独奏のための「セレスティアル・ミュージングス」
フルートとギターのための「バラード」
フルート独奏のための「幻想曲」
フルート、チェロとギターのための「ギリシャの踊り」
フルートとピアノのための「イピロスの歌」
フルート、クラリネットとピアノのための「おとぎ話」
フルート、クラリネットとピアノのための「デルファイの神託」
フルート、チェロとピアノのための「三重奏曲第2番」
イウォナ・グリンカ(Fl)、
エヴァ・サルヴィンスカ(P)、
バルトシュ・パプロット(G)、
カロル・ソコロフスキ(Vc)、
ミハウ・ヴェソロフスキ(Cl)、
マウゴジャタ・クジャポル(P)

録音:2016年4月30日−5月2日、グダンスク(ポーランド)
ルイジアナ州立大学の作曲科教授、ルイジアナ州立大学現代音楽フェスティヴァルのディレクターを務め、これまでに300曲を超える作品を世に送り出してきたギリシャ出身のベテラン作曲家ディノス・コンスタンティニデス(1829−)のフルートを中心とした室内楽作品集。フルート独奏のためのギリシャの現代作品への研究成果により、国立アテネ大学から哲学博士の学位を授与された女流奏者、イウォナ・グリンカにソリストの白羽の矢が立てられました。
CRC-3548
ボワモルティエ:ソナタ、カンタータ&組曲集
トリオ ホ短調 Op.37-2
カンタータ「イクシオン」
組曲ト長調 Op.59-2
組曲イ長調 Op.35-6
イタリア語のアリア
ソナタ ロ短調 Op.44-2
アルカナム・アンサンブル

録音:2014年1月、テキサス(アメリカ)
器楽曲から声楽曲、オペラ・バレなど幅広いジャンルを作曲したフランス・バロックの大作曲家、ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689−1755)。最初のフリーランスの作曲家としても有名なボワモルティエの作曲技法の妙を、フィラデルフィアのピリオド・アンサンブルの好演で。
CRC-3549
南アメリカの歌、前奏曲、舞曲集
チェルソ・マチャド:ブラジル民俗舞 曲集
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番、
 ギターのための5つの前奏曲
ホセ・ルイス・メルリン:プロフレッション ズ・パラ・ポリーン
ミシェル・ ラポルテ(Fl)、
ジェリー・ソルター(P)、
ジェームズ・キャロル(パ ーカッション)

録音:2015年&2016年、ニューヨーク
「パリからの手紙」(CRC-2883)とい うアルバムもリリースしていた、共にニューヨークのファイブ・タ ウンズ・カレッジで教鞭を執る女流フルート奏者ラポルテとギター のソルターのデュオ。ニュー・アルバムはラテン・アメリカを舞台 に、ブラジルのショーロ、サンバ、ボサ・ノヴァなどの舞曲やヴィ ラ=ロボスの名曲「ブラジル風バッハ第5番」で、魅惑のフルート &ギター・デュオを披露。
CRC-3550
コンスタンティニディス:インティメイションズ
クレオンの晩歌/ロザンナ
ルイジアナ・シンフォニエッタ、
ディノス・コンスタンティニデス(指)

録音:2008年−2016年
ディノス・コンスタンティニデス(1829−)は、ルイジアナ州立大学の作曲科教授、ルイジアナ州立大学現代音楽フェスティヴァルのディレクターなどの重責を担い、300曲を超える作品を生み出してきたギリシャ出身のベテラン作曲家。「クレオンの晩歌」には、ギリシャ国立歌劇場Oでソロ・オーボエ奏者を務めた同国の名手、コスタス・ティリアコスが参加しています。
CRC-3552
アメリカン・アート・ソング集
ウジー・ブラウン:Ain't that Good News
ホール・ジョンソン:His Name So Sweet
アンディーン・スミス・ムーア:Come Down Angels
リチャード・ハンドリー:Isaac Greentree、Epitaph of a Young Girl、
 Astronomers
メアリー・ハウ:Three Hokku
オーリー・スピークス:For A Day、
 He's such a li'l trouble、
 Summer in the Heart、Morning
ジョン・プリンドル・スコット:Light
デイヴィッド・W. ギオン:At the City of the First Bird
ポール・クレストン:詩篇23番
イウェイゼン:3つの歌曲
キャリー・ジェイコブス=ボンド:12の歌曲
ジョン・デューク:Little Elegy、
 I carry your heart、
 I can't be talkin' of love、
 The Mountains are Dancing
ステファニー・ティングラー(S)、
マルタ・トーマス(P)

録音:2014年8月6日−8日、ラムゼイ・リサイタル・ホール(ジョージア、アメリカ)
19世紀、20世紀、そして現在も活躍中の作曲家たちによるアメリカの歌曲集。サクソフォンの作品で高名なポール・クレストンや、金管楽器関係者にはお馴染みのエリック・イウェイゼン(エワイゼン)の歌曲も収録しています。
CRC-3553
グリーブリング:リチャード3世〜バラの王冠、トゲの王冠 ジェフリー・ロブソン(指)
カラ・クレイブルック(S)、
ジェイミー・ジェンセン(S)、
ダニエル・フォルツ=モリソン(T)、
ロン・マクダニエル(Br)、他

録音:2015年8月22日、アーカンソー(アメリカ)
アメリカ、アーカンソー州のヘンドリックス大学で教鞭を執る女流作曲家、カレン・グリーブリングの音楽と台本によるモダン・オペラ、「リチャード3世」のハイライト・アルバム。
CRC-3554
サルバドール・ブロトンス:フルート作品全集 Vol.1
フルート・ソナタ Op.21
フルートとマリンバ,ヴィブラフォンのための協奏的幻想曲 Op.51
フルートとハープのための「カラード・スカイズ」 Op.134
フルート・ソナタ第2番(フルート協奏曲) Op.72
フルートとギターのための3つのディヴェルティメント Op.68
フルートとピアノのための「エル・ポルト・デ・ラ・セルバ」
ロベルト・アルバレス(Fl)、
ベアトリス・リン(P)、
ユージン・トー(パーカッション)、
カトリナ・タン(ハープ)、
ケヴィン・ロー(G)

録音:2015年10月、シンガポール
スペイン生まれ、バルセロナとフロリダで学び、指揮者、作曲家、フルート奏者として活躍するサルバドール・ブロトンスのフルート作品全集。現在はカタルーニャ高等音楽院で作曲と指揮を教えながら、室内楽、管弦楽を中心に140を超える多くの作品を書き、出版・録音されています。
ロベルト・アルバレスは、2007年からシンガポールSOのソロ・ピッコロ奏者を務めるスペインの名手。
CRC-3555
ブロトンス:フルート作品全集Vol.2
エッセンチエ・ヴィタエ Op.80
ヴィルトゥス Op.53/主題,変奏とコーダ
木管三重奏のための組曲 Op.16bis
サックス=ウィンド・クィンテット Op.15
終わり無く Op.13/エンファシス Op.9
ロベルト・アルバレス(Fl)、
アウディ・ゴー(Ob)
ラルフ・エマヌエル・リム(Cl)、
アラン・カルティク(Hrn)、
ベアトリス・リン(P)、他

録音:2015年11月、シンガポール
バルセロナ音楽院でフルートを学んだスペインのコンポーザー=フルーティスト、サルバドール・ブロトンス(1959−)のフルート作品全集の第2巻には、フルートを伴う7つのアンサンブル曲を収録。フルートのロベルト・アルバレスはスペイン北西部のアストゥリアス出身。2007年7月からはシンガポールSOの首席奏者を務めており、2012年にはベスト・シンガポール・クラシカル・アルバム・オヴ・ザ・イヤーを受賞している実力派です。
CRC-3557
アウト・オヴ・ディス・ワールド
フェリス:パリの影
P.M.デュボア:ウサギとカメ
ゴトコフスキー:悲壮変奏曲
マスランカ:アウト・オヴ・ディス・ワールド*
ボザ:前奏曲とディヴェルティメント
コリー・バーンフィールド(Sax)
クリスタ・ウォレス=ボアズ(P)
ポール・ヨーク(Vc)*

録音:2016年6月、ミリセント・アンド・ノーマン・スティーフラー・リサイタル・ホール、インディアナ大学サウスイースト校
使用楽器:セルマー・シリーズV・ゴールドプレート
使用マウスピース:S-90 180
セルマー・パリのサクソフォン・アーティストとして活躍するコリー・バーンフィールド。このアルバムのために自ら作曲を依頼した 「パリの影」 をはじめとした作品は、バーンフィールドの卓越されたテクニックと暖かく表現力に富んだサウンドを存分に堪能できます。
CRC-3558
ナチュラルホルンによるベートーヴェン、ブラームス&ロッシーニ
ベートーヴェン:ホルン・ソナタ Op.17
ブラームス:ホルン三重奏曲
ロッシーニ:前奏曲、主題と変奏
ステファン・ブロンク(ナチュラルhrn)、
フランク・ポルマン(Vn)、
福田理子(フォルテピアノ)

録音:2015年11月、エンスヘーデ(オランダ)
モダンホルン奏者としてオランダ、アーネム・フィルの首席奏者を務め、ナチュラルホルン奏者としては、18世紀オーケストラやアニマ・エテルナやイル・ジャルディーノ・アルモニコ、アポロ・アンサンブルのレギュラーメンバーとして活躍するオランダのホルニスト、ステファン・ブロンク。
モダン、ピリオドの両方のホルンに精通するオランダの名手は、このベートーヴェン、ブラームス、ロッシーニの作品集で、1880年頃にリンツでイグナツ・ローレンツ・ナッハフォルガーが製作したナチュラルホルンを吹いています。
18世紀オーケストラの第1ヴァイオリン奏者でありチューリップ・コンソートやムジカ・アンフィオンのメンバーとして活躍するフランク・ボルマン、ハーグ王立音楽院でスタンリー・ホッホランドに師事し、ネポムク・フォルテピアノ五重奏団の創設メンバーの一人でもある日本人奏者、福田理子との豪華なアンサンブルで、ナチュラルホルンのサウンドの醍醐味をたっぷりとお楽しみ下さい!
CRC-3559
ソナタと変奏
ジョンゲン:英雄ソナタ Op.94
ブラームス(ローリン編):ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
ロイプケ:詩篇94番によるソナタ
ジョビー・ベル(Org)

録音:2015年7月20日−22日、ヒューストン(テキサス、アメリカ)
19世紀のヨーロッパ、ベルギーとドイツにおけるオルガン芸術の最高峰を、3人の作曲家、ジョンゲン、ブラームスとロイプケの作品で。レコーディングには、テキサス州ヒューストンの聖フィリップ長老派教会に設置されている、ポール・フリッツ&カンパニーのグランドオルガン「Op.29」を使用しています。
CRC-3560
私の魂の安息
シェイカー教徒の歌(ジークフリート編):Lay Me Low
チャットマン:There is Sweet Music
エルダー:3つの夜想曲
ポーラス:いにしえの教会
ジョゼフ・ブラッケット(クラウセン編):シンプル・ギフト
ヤイロ:慈しみと愛のあるところ
ウィテカー:アレルヤ
ローリゼン:おお、光から生まれし光よ
シェイカー教徒の歌(ジークフリート編):Peace Unto Zion
モリコーネ:ガブリエルのオーボエ
チャットマン:音楽は そのやさしい声が消えても
フォーレ:ラシーヌ讃歌
ビーブル:アヴェ・マリア
オルフェウス・チェンバー・シンガーズ、
ドナルド・クレービール(指)

録音:2015年5月、ファースト・ユニテリアン教会(テキサス、アメリカ)
アメリカ、ダラスを拠点に活躍する25声の混声室内合唱団、オルフェウス・チェンバー・シンガーズが歌う20世紀の合唱作品集。ウィテカーやローリゼン、ヤイロ、ポーラスなど、ここ日本でも人気の高い合唱音楽の作曲家たちの作品を集めたヴァラエティ豊かなプログラムです
CRC-3562
ヤング・ジーニアス〜レスピーギ:ピアノ協奏曲
ピアノ協奏曲イ短調(1902)
ピアノ・ソナタ ヘ短調(1897)
ピアノのための6つの小品より 第1曲「甘美なワルツ」
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)、
アルフレード・サヴィア(指)
エヴァンズヴィルPO

録音(ライヴ):2016年1月23日、ヴィクトリア・シアター(インディアナ州)
若きオットリーノ・レスピーギ(1879−1936)が書いたピアノ作品集。10代で書いたピアノ・ソナタと、20代前半に書いたピアノ協奏曲を収録。他の有名作品に比べ、ほとんど演奏や録音されることのない作品だが、若き天才レスピーギによる美しく魅力的な作品となっています。ソリストは、ロン・ティボー国際ピアノ・コンクール、ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールでの入賞、そしてクリーヴランド国際ピアノ・コンクールでの優勝など、豊富な入賞経歴を持ち、Centaurに録音したグリーグのピアノ作品全集が代名詞でもあるイタリアの名ピアニスト、アントニオ=ポンパ・バルディ。
CRC-3563
ロベルト・ピアーナ:ピアノ作品集
25の絵画的な前奏曲/ピアノ・ソナタ
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)

録音:2014年4月&2016年7月
ロン・ティボー国際ピアノ・コンクール、ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールでの入賞、そしてクリーヴランド国際ピアノ・コンクールでの優勝など、豊富な入賞経歴を持ち、Centaurに録音したグリーグのピアノ作品全集が代名詞でもあるイタリアの名ピアニスト、アントニオ=ポンパ・バルディ。ロベルト・ピアーナ(b.1971)は現代イタリアのピアニスト、作曲家。「25の絵画的な前奏曲」は、それぞれインスパイア元になった絵画のタイトルが付けられており、約1分前後の短いながらも豊かな魅力を湛えた小曲集。
CRC-3564
ウィーンのピアノ三重奏曲集
ツェルナー:弦楽三重奏曲ハ短調 Op.36
フォン・ペルガー:弦楽三重奏曲ニ短調 Op.12
コンコルディア弦楽三重奏団〔マルシア・ヘンリー・リーベナウ(Vn)、レスリー・ペルナ(Va)、カレン・ベッカー(Vc)〕

録音:2016年5月、キンボール・リサイタル・ホール(ネブラスカ、アメリカ)
19世紀のウィーンで生まれた2つの知られざる「ピアノ三重奏曲」にスポットライトをあてるプロジェクト。
ユリウス・ツェルナー(1832−1900)は1887年のウィーン作曲者協会賞と1889年のベートーヴェン賞の受賞者であり、その作品をブラームスとフックスが高く評価したと伝えられています。
グラーツ出身のリヒャルト・フォン・ベルガー(1854−1911)はその作品に師であるブラームスの影響を残しており、1888年に出版された「作品12」は、後期ロマン派における特に優れた弦楽三重奏曲の1つとも称されている佳作です。
CRC-3565(2CD)
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
ルビンシテイン:ピアノ協奏曲第4番ニ短調 Op.70
デイヴィッド・グレン・ハッチ(P)、
ケネス・ヤング(指)
クライストチャーチSO

録音:2015年10月17日−18日、クライストチャーチ(ニュージーランド)
ニュージーランドのクライストチャーチSOとの共演でブラームスとルビンシテインを弾いているソリストのデイヴィッド・グレン・ハッチは、4度のグラミー賞へのノミネートを誇り、ウクライナのキエフで行われたホロヴィッツ生誕100周年記念コンサートや、セルビアで開催されたワールド・ピアノ・カンファレンスのリサイタルにゲスト・アーティストとして招かれるなど、世界各国で幅広く活躍しているアメリカのピアニスト。
CRC-3567
ロシアン・スーヴェニア
Wed On he Water/Not for You/Oh You/Mother Dear/Moonlight Shining/River/Lel's Song3/Dear Friend of Mine/Felt Boots/Kalinka-Malinka/Along an Endless Road
エローナ・クラサヴツェヴァ(S)、
ニナ・スリュサール=ウェグマン(P)、他

録音:2016年9月、フロリダ(アメリカ)
母国ロシアで2012年の「The National Treasure of Russia」を含む様々な音楽賞を受賞しているヴォーカル(S)、エローナ・クロサヴツェヴァ。ロシア、ウクライナ、イギリス、スペイン、ポーランド、イタリアなど、様々な国々の民謡のスペシャリストです。
CRC-3568
ミューズの詩〜フルート、クラリネットと声楽のための音楽
コープランド:アズ・イット・フェル・アポン・ア・デイ
ビアリー:プロヴァンスタウン
ブーツ:小麦の夢
バッツナー:今日の言葉
ビアリー:プロテア、ヴェニスにて
ビーデンベンダー:一晩
トリンブル:4つの断章
ストラヴィンスキー:シェイクスピアの詩による3つの歌曲
ジョアンナ・ホワイト(Fl)、ケネス・ホワイト(Cl)、トレーシー・ワトソン(Ms)、エリッサ・ジョンストン(S)、メアリー・ジョー・コックス(ピアノ&ハープシコード)、タケシ・アボ(Va)

録音:2015年6月、ステイプルズ・ファミリー・コンサート・ホール(ミシガン、アメリカ)
シェイクスピアやカンタベリー物語など、一流の詩人の詩や物語をベースとした「フルート、クラリネットと声楽」のための作品を集めたプログラム。フルートのジョアンナ・ホワイトは、ミシガンのサギノーとミッドランドのオーケストラで首席奏者を務め、中央ミシガン大学のフルート科教授としても活躍しています。
CRC-3569
クープラン:クラヴサン組曲全集 Vol.3
クラヴサン第3組曲/クラヴサン第11組曲/クラヴサン第13組曲
マーク・クロール(ハープシコード/パスカル・タスカン1769年製、ウィリアム・ダウド1974年製)

録音:2015年−2016年、マサチューセッツ(アメリカ)
50年以上のキャリアを持ち、25年以上に渡りボストン大学のチェンバロ科教授の要職にあるアメリカの鍵盤楽器奏者、マーク・クロールによるクープランの組曲集第3巻。「第13組曲」では、マサチューセッツのニュートン・センターに所蔵されているマーロウ・A・シーガルのプライヴェート・コレクション、1769年にパスカル・タスカンが製作したオリジナルの楽器を弾いています。
CRC-3570
グリーブリング:フラクタル・ハートT
フラクタル・ハートU
愛のディアローグと死T
愛のディアローグと死U
マシュー・K.タトゥ(T)、
ステファニー・スミットル(S)、他

録音:2016年6月6日−10日
アメリカの女流作曲家カレン・グリーブリングの作品集。初期の作品はハワード・ハンソンやヴィンセント・パーシケッティからも一目置かれ、現在はアメリカ、アーカンソー州のヘンドリックス大学で教授を務めています。
CRC-3571
モーツァルト&ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310、
 ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1、
 ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1
デイヴィッド・ヒュンス・キム(フォルテピアノ)

録音:2014年11月15日ー16日、チズム・ホール(ワシントン、アメリカ)
古楽器奏者、研究者で知られるマルコム・ビルソンから「この国のミュージカルライフに重要な貢献をすることは間違いない。」と称賛された、ピアニスト&フォルテピアニスト、デイヴィッド・ヒュンス・キムのデビュー盤。
CRC-3572
ミレニア・ムジケ四重奏団
ビル・ダグラス:クラリネット,バスーンとピアノのための三重奏曲
シャンディ・フィリップス:ブルー・ボトル・トリオ,ヴァイオリン,クラリネット,バスーンとピアノのための四重奏曲第1番
ストラヴィンスキー:兵士の物語
ミレニア・ムジケ四重奏団〔シャンディ・フィリップス(Vn)、シェリー・ファルコン(Cl)、デニーズ・ローワン(Fg)、ロサンジェラ・セッバ(P)〕

録音:2016年3月12日、スタークヴィル(ミシシッピ、アメリカ)
アメリカ、ミシシッピ州で活躍する音楽家たちによって近現代作品の演奏、発掘を目的として2011年に結成されたミレニア・ムジケ四重奏団は、ヴァイオリン、クラリネット、バスーン、そしてピアノによるアンサンブル。ストラヴィンスキーの「兵士の物語」は、1932年に作曲家自身によってヴァイオリン、クラリネット、ピアノの編成に編曲されたヴァージョンを使用しています。
CRC-3573
スティーヴン・スターリク〜レトロスペクティヴ Vol.11
パガニーニ:カプリース第5番&第9番
クロイツァー:エチュード第2番
パガニーニ:カプリース第2番
ロード:カプリース第21番
パガニーニ:カプリース第20番
ヴィエニャフスキ:エチュード第7番
パガニーニ:カプリース第17番
ドント:カプリース第2番
ポロ:30のダブル・ストップの練習曲より 第4番
シェフチーク:変奏曲第21番〜第24番
ダンクラ:カプリース第16番
ロード:カプリース第17番
パガニーニ:カプリース第14番
ヴィエニャフスキ:エチュード第1番、同第5番パガニーニ:カプリース第16番
クロイツァー:エチュード第4番
パガニーニ:カプリース第13番
マザス:練習曲第8番
フィオリロ:カプリース第3番
ロード:カプリース第2番
クロイツァー:エチュード第8番
カイザー:練習曲第4番
パガニーニ:カプリース第21番
シューベルト:蜜蜂 Op.13-9
ダンクラ:カプリース第16番
マザス:練習曲第48番
パガニーニ:カプリース第19番
ロード:カプリース第8番
パガニーニ:カプリース第1番
ロカテッリ:カプリース第2番
シュラディーク:セクション3(第12番)
ロカテッリ:カプリース第20番、同第23番
パガニーニ:カプリース第24番
スティーヴン・スターリク(Vn)
24歳の若さでロイヤル・フィルのコンサート・マスターに就任し、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、トロント響の同ポジションを歴任した「キング・オヴ・コンサートマスター」、スティーヴン・スターリク。
スターリクの貴重な録音を復刻する「レトロスペクティヴ」シリーズの第11作目は、パガニーニやロードをはじめとする様々な作曲家たちの36のカプリースと練習曲集。キング・オヴ・コンマスが奏でる様々なカプリースは、ヴァイオリン奏者にとっての有用なガイドとなることでしょう!
リマスタリングは、トロントのノーブル・スタジオのサウンド・エンジニア、ケヴィン・オリリーが担当しています。
CRC-3574
R.シュトラウス:若き日の作品集
R.シュトラウス:ブルレスケ*
セレナーデ Op.7/組曲変ロ長調 Op.4
グリゴリオス・ザンパラス(P)*、
ジョン・セアンデル・ミッチェル(指)、
ボフスラフ・マルティヌーPO

録音:2014年11月11日−13日、コングレス・センター(チェコ)
ギリシャ出身のピアニスト、グリゴリオス・ザンパラスは、ジョン・セアンデル・ミッチェルとのコンビでルビンシテインの5つのピアノ協奏曲(第1番/CRC 3462、第2番/CRC-3320、第3番&第4番/CRC-3032、第5番/CRC 3204)を全曲録音した名チーム。今回彼らが新たに取り上げたのは、ブラームスとワーグナーの影響を受けて作曲されたシュトラウスの若書きの3つの作品集。
CRC-3575
コイス:絶え間ない美
タトラ/イン・スキル・ネス
光りが降りかかるところ/光の先駆者たち
ディーリング・エステイト・チェンバー・アンサンブル、
キンバリー・ソビィ(S)

録音:2015年6月、マイアミ大学(アメリカ)
アメリカ、フロリダ州を拠点に活躍するスロヴァキア出身の作曲家、ユライ・コイス、母国の民謡と自然からインスピレーションを得て作曲した4つの作品を収録。
CRC-3576
エル・ヌエーボ・タンゴ・シンフォニコ
ウリセス・パサレラ:Tango para Haydee
ロベルト・パサレラ:Ritmiche su un Tempo
ビジョルド:El Cholo
ウリセス・パサレラ:Pieza Rioplatense No.1、Tango per i bambini dimenticati、Suite Rioplatense、Florida para Siempre
ヘクトル・ウリセス・パサレラ(バンドネオン)、
ロベルト・パサレラ(バンドネオン)、
シンシア・サバラ(ヴォーカル)、
マリソル・パサレラ(ナレーター)、
ヴァーチャルSO&cho

録音:2015年&2016年、イタリア、ウルグアイ
ウルグアイのバンドネオン奏者エクトル・ウリセス・パサレラと、息子のロベルト・パサレラによる、タンゴ形式のシンフォニック・ワークス・アルバム。南米屈指のバンドネオン奏者であるパサレラ親子と共演しているのは、ロベルト・パサレラが編集したその名の通り、"ヴァーチャル"のオーケストラと合唱団です。
CRC-3577
プーランク:歌曲集
歌曲集「くじびき」/ルイーズ・ラランヌの3つの詩/歌曲集「偽りの婚約」/マックス・ジャコブの4つの詩/ルイーズ・ドゥ・ヴィルモランの3つの詩
アリッサ・ディーター(S)、
アーレン・シュルト(P)

録音:2015年1月3日−5日、ノースカロライナ(アメリカ)
アメリカ、フロリダ州を拠点に活躍するソプラノ、アリッサ・ディーターが歌うプーランク。フランス歌曲、ガーシュウィン、ポーター、バーリン、ヴァイルを得意レパートリーとしており、「The Melodies of Francis Poulenc: A Study Guide (Scarecrow Press 2014)」の共同著者に名を連ねています。
CRC-3579
モーツァルト:フルートのために編曲されたソナタ集
ソナタ第1番変ホ長調 K.452(ルートヴィヒ・ヴェンツェル・ラフニト編曲)
ソナタ第2番ト短調 K.478(ルートヴィヒ・ヴェンツェル・ラフニト編曲)
ソナタ第3番変ホ長調 K.498(ルートヴィヒ・ヴェンツェル・ラフニト編曲)
ソナタ ホ短調 K.304(ヨアフ・タルミ編曲)
エレッラ・タルミ(Fl)、
トメル・レフ(P)、ヨアフ・タルミ(P)

録音:2006年&1994年(K.304)、テル・アヴィヴ、エルサレム(イスラエル)
モーツァルトの「魔笛」をフランス語ヴァージョンの「イシスの神秘」へと改訂したルートヴィヒ・ヴェンツェル・ラフニト(1748−1820)の編曲による3つのフルート・ソナタと、イスラエルは指揮者ヨアフ・タルミの編曲によるK.304のフルート・ヴァージョンをカップリング。
エレッラ・タルミはイスラエル出身の女流フルート奏者。ジュリアード音楽院で研鑽を積んだ後、イスラエル室内OやルイヴィルOで活躍した経歴の持ち主です。「K.304」は、夫君のヨアフ・タルミとの共演です。
CRC-3580
和響洋越〜デイヴィッド・ローブの音楽
地歌〔神戸愉樹美(ヴィオラ・ダ・ガンバ)〕/団扇絵〔中島一子(三味線&唄)〕/銅鐸反響〔酒井帥山(尺八)、神戸愉樹美(ヴィオラ・ダ・ガンバ)〕/冬ごもり〔中島一子(唄)、神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団〕/龕夜(がんや)〔宮田まゆみ(笙)、神戸愉樹美(ヴィオラ・ダ・ガンバ)〕/雲海〔尺八1979、神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団〕/春霞〔中島一子(唄)、デイヴィッド・ローブ(篠笛)、神戸愉樹美(ヴィオラ・ダ・ガンバ)〕/王子の狐〔神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団〕
神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団、
宮田まゆみ(笙)、酒井帥山(尺八)、中島一子(唄)、尺八1979、デイヴィッド・ローブ(篠笛)

録音:1997−2016年
神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団は、バーゼル・スコラ・カントルムなどで研鑽を積んだ日本を代表するヴィオール奏者の1人、神戸愉樹美が1983年に結成したガンバ・コンソート。
笙や三味線、尺八といった"日本の伝統楽器"にヴィオラ・ダ・ガンバが加わり、東洋と西洋の音楽文化の融合という壮大なテーマの実現を目指した意欲作です。作曲は日本の伝統楽器にも造詣の深いアメリカ人作曲家、デイヴィッド・ローブ(1939−)。日本の伝統楽器の中で高い親和性を発揮するヴィオラ・ダ・ガンバ、そしてクラシック音楽における和洋折衷をお楽しみください。
CRC-3581(2CD)
ラヴェル:ピアノ独奏作品全集
鏡/水の戯れ/古風なメヌエット/メヌエット嬰ハ短調/夜のガスパール/ソナチネ/亡き王女のためのパヴァーヌ/高雅にして感傷的なワルツ/グロテスクなセレナード/ハイドンの名によるメヌエット/ボロディン風に/シャブリエ風に/前奏曲/クープランの墓
ラリッサ・デードワ(P)

録音:2015年10月−2016年4月、メリーランド大学(アメリカ)
モスクワ音楽院でイグムノフとオボーリンにピアノを師事し、ロシアン・ピアニズムの2つの流派、イグムノフ・スクールとネイガウス・スクールの両方の系譜を受け継ぐ名女流奏者、ラリッサ・デードワ。「ロシアン・ピアニズムの継承者によるフランス印象派の音楽」として話題を呼んだ前作「ドビュッシー:ピアノ独奏作品全集(CRC-3094/95/96/97)」以来となる新録音は同じくフランス、ラヴェルのピアノ独奏作品全集!ロシアン・ピアノスクールの流れを汲むピアニズムと持ち味である美しい音色、色彩感が、特異なるラヴェルの世界を描いています。
CRC-3583
ジャン=バプティスト・サンジュレー:ヴァイオリンとピアノのためのオペラ・ファンタジーVol.2
ウェーバーの歌劇 「オベロン」による華麗なる幻想曲
ルコックの歌劇 「アンゴット夫人の娘」 による幻想曲
ドニゼッティの歌 劇 「連隊の娘」による幻想曲
ワーグナーの歌劇 「タンホイザー」による華麗なる幻想曲
アダンの歌劇 「一日王妃」による華麗なる幻想曲
トーマス・ ウッド(Vn)
ブライアン・ダイクストラ(P)

録音:2015年10月3日&11月22日、ゴー・リサイタル・ホール、ウースター大学(アメリカ)
ウースター大学の教授、トーマス・ ウッドとコンポーザー=ピアニストであるブライアン・ダイクスト ラのコンビで贈るオペラ・ファンタジー第2弾。多くのサクソフォ ンのための作品を遺したベルギーロマン派の作曲家、ジャン=バプ ティスト・サンジュレーによる有名なオペラを題材としたヴァイオ リンのための作品集。
CRC-3584(2CD)
アレクサンドル・メシボフスキーの芸術
フランク:ヴァイオリン・ソナタ
ドビュッシー(ハイフェッツ編):牧神の午後への前奏曲
メシボフスキー:パガニーニアーナ
アレクサンドル・メシボフスキー(Vn)、
ライサ・カグラマノヴァ(P)

録音:2016年3月12日−17日、ニューヨーク(アメリカ)
旧ソ連時代のウクライナのハルキウ音楽院で研鑽を積み、レオポルド・アウアーやカール・フレッシュの系譜に連なるロシアのヴァイオリニスト、アレクサンドル・メシボフスキーのポートレート・アルバム。フランクのヴァイオリン・ソナタでのオリジナリティを感じさせる解釈、自作のパガニーニアーナでの白熱した演奏も興味をそそられるポイントです。
CRC-3585
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
マスネ:タイスの瞑想曲
キンガ・アウグスティン(Vn)、
ヤクブ・クレッカー(指)ヤナーチェクPO

録音:2016年3月8日−9日、ヤナーチェク・フィルハーモニック・スタジオ(チェコ)
ポーランド出身で現在はニューヨークを拠点に活躍する女流ヴァイオリニスト、キンガ・アウグスティンが、チェコのヤナーチェク・フィルとの共演で奏でるブルッフとメンデルスゾーンの傑作協奏曲2作品。その演奏はストラド誌で「スタイリッシュで鮮やか」と称されています。使用楽器はアントニオ・ザノットゥスが18世紀初期に製作したヴァイオリン。
CRC-3586
アースリー・バロック
ウィリアムズ:鳥の模倣によるソナタ
ビーバー:描写的なソナタ
ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調 Op.10-3「ごしきひわ」
ヴェルナー:11月/クープラン:蝶々
ラモー:鳥のさえずり
ランプ(ライアン&スタンフ校訂):かっこう協奏曲
ミュージシャンズ・オヴ・ザ・オールド・ポスト・ロード〔スーザン・スタンフ(トラヴェルソ)、サラ・ダーリング(Vn)、ジェシー・アイロンズ(Vn)、マーシャ・キャシディ(Va)、ダニエル・ライアン(Vc)、マイケル・バーマン(ハープシコード)〕

録音:2016年5月23日−25日、マサチューセッツ(アメリカ)
ミュージシャンズ・オヴ・ザ・オールド・ポスト・ロードは、元ターフェルムジーク・バロックO、カメラータ・アカデミカ・ザルツブルクのチェリスト、ダニエル・ライアンと、元ヘンデル&ハイドン・ソサエティ、ボストン・バロックのフルーティスト、スーザン・スタンフが音楽監督と務めるアメリカのピリオド・アンサンブル。18世紀ドイツの音楽家、ジョン・フレデリック・ランプの「かっこう協奏曲」は、ライアンとスタンフの復元、校訂により、演奏、録音が実現した作品です。
CRC-3587
ロシアン・ミュージック
ラフマニノフ:楽興の時 Op.16
チャイコフスキー:ドゥムカ Op.59
スクリャービン:幻想曲ロ短調 Op.28
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 Op.83
セバスティアン・ディ・ビン(ピアノ/ボルガート)

録音:2016年8月1日−4日、ロニーゴ(ヴィチェンツァ、イタリア)
1981年、イタリア、ウディネ出身のピアニスト、セバスティアン・ディ・ビンのロシアン・プログラム。アメリカ、カリフォルニア州のサンノゼ国際ピアノ・コンクールでの第1位(ゴールド・メダル)をはじめ、イタリアやドイツ、アメリカなどでの様々なコンクールでの入賞経験を持つ実力派ピアニストです。
使用ピアノはファツィオリと並ぶイタリアのピアノ・メーカー、ボルガートのコンサート・グランドL282。その音色とディ・ビンのピアニズムのコラボも楽しみなポイントです。
CRC-3588
ショパン:12の練習曲 Op.10
12の練習曲 Op.25
セバスティアン・ディ・ビン(P/ボルガート、コンサートグランドL282)

録音:2016年9月27日−30日、ロニーゴ(ヴィチェンツァ、イタリア)
アメリカ、カリフォルニア州のサンノゼ国際ピアノ・コンクール第1位など、数多くの受賞実績を持つイタリアのピアニスト、セバスティアン・ディ・ビンが奏でるショパンの「練習曲集」。
使用ピアノは「ペダル・ピアノ」が印象的なイタリアのピアノ・メーカー、ボルガート社のコンサートグランドL282です。イタリアのピアニストとイタリアのピアノによるショパンの響きは、ピアノファン要チェックです!
CRC-3589
タネーエフ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第2番 Op.5
弦楽四重奏曲第6番 Op.19
カリフォルニアSQ〔カティア・ポポフ(Vn)、ルアン・ホムジー(Vn)、ザック・デリンジャー(Va)、ベンジャミン・ラッシュ(Vc)〕

録音:2014年12月−2015年12月、5カット・スタジオ(ロサンゼルス、アメリカ)
その優れた対位法により、師であるチャイコフスキーから「ロシアのバッハ」と称され、その作風から現在では「ロシアのブラームス」とも呼ばれるタネーエフ。弦楽四重奏奏曲の第2番と第6番を弾くカリフォルニアSQは、ロサンゼルス室内Oのメンバーたちにより2002年に創設されたアンサンブルです。
CRC-3590
シューマン:謝肉祭 Op.9
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調S.244
ディアナ・ヤヴォルスカ(P)

録音:1997年、スタジオ・レコーディング(クラクフ、ポーランド)
1968年生まれのポーランド出身の女流ピアニスト、ディアナ・ヤヴォルスカが弾く、シューマン、ベートーヴェン、リストの名曲集。
CRC-3591
テレマン:6つの道徳的カンタータ TVWV 20:29-34 ジュリアンヌ・ベアード(S)、
スティーヴン・ゾーン(Fl)、
イヴ・ミラー(バロックVc)、
レオン・シェルハーゼ(ハープシコード)

録音:2010年7月26日−28日、フィラデルフィア(アメリカ)
初稿版の「声楽と通奏低音」ではなく、「声楽、オブリガート・ヴァイオリン(またはフルート)と通奏低音」ヴァージョンによるテレマンの「道徳的カンタータ集」の全曲録音。
ソプラノは、ザルツブルクのモーツァルテウムでアーノンクールに学び、ホグッド、ガーディナーやリフキンなどの名匠たちと共演を重ねてきたジュリアンヌ・ベアード。これまでに130を超えるCDの録音に参加してきたアメリカ古楽界の名歌手です。
CRC-3593
真夜中の会話〜ピアノ・デュオのための音楽
シューベルト:軍隊行進曲第1番ニ長調 D.733
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」
プーランク:4手のためのピアノ・ソナタ FP.8
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ホ短調 Op.72-2
ピアソラ:天使の死、天使のミロンガ、
 リベルタンゴ
ラフマニノフ:6つの小品 Op.11
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」より ロシアの踊り
ゲバラ&セレソワ・ピアノ・デュオ

録音:2015年−2016年、ニューヨーク(アメリカ)
メキシコのピアニスト、シトラリ・ゲバラとブルガリアのピアニスト、スラヴィナ・セレソワが2008年に結成したピアノ・デュオのデビュー・アルバム。ラヴェルの「マ・メール・ロワ」やプーランクの「4手のためのソナタ」など、ピアノ・デュオのための王道レパートリーを披露してくれます。
CRC-3594
ポーリング:ギター協奏曲第1番「コンシェルト・デ・キアーロ」
弦楽のための組曲第2番「ロング・ジーズ・フットステップス・トゥ・パラダイス」
ジョヴァンニ・デ・キアーロ(G)、
カーミット・ポーリング(指)LSO

録音:2017年1月、エンジェル・スタジオ(ロンドン、イギリス)
アーロン・コープランドやヴァージル・トムソンの抒情的なアメリカン・スタイルを自らの作風に掲げているカーミット・ポーリング(1960−)のギター協奏曲を収録。
作品を献呈されたジョヴァンニ・デ・キアーロはアメリカのギタリスト。ヴァチカンではローマ法王ヨハネ・パウロ2世、ワシントンではクリントン元大統領夫妻の御前演奏を担当した経歴を持つ名手です。
CRC-3595
クライン&ヴァインベルク:ピアノ作品集
クレイン:若者のスケッチ Op.2、4つの小品 Op.7
ヴァインベルク:ピアノ・ソナタ第4番ロ短調 Op.56
アナスタシア・セイフェトディノーヴァ(P)

録音:2014年&2015年
ユダヤ系という共通点を2人の作曲家、アレクサンドル・クレインとミェチスワフ・ヴァインベルクのピアノ作品を弾くアナスタシア・セイフェトディノーヴァは、ヤブロンスカヤ、バシキーロフ、バヴゼにピアノを師事したウクライナの女流ピアニスト。
ロシアにおけるユダヤ音楽の分野において重要や役割を果たしたクレインと、ジダーノフ批判の影響で不遇の時を過ごしたヴァインベルクの音楽のコントラストを、実力派セイフェトディノーヴァが描きます。
CRC-3596
フォーレ:エレジー Op.24
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(チェロ版)
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
プーランク:チェロ・ソナタ Op.143
アレクサンドル・ルサコフスキ―(Vc)、
アンバー・シャイ・ニコルソン(P)

録音:2015年8月8日−9日、ニューヨーク(アメリカ)
フランクのチェロ版「ヴァイオリン・ソナタ」を含むフレンチ・プログラムを披露しているアレクサンドル・ルサコフスキーはロシア出身のチェリスト。レニングラード音楽院でエマニュエル・フィッシュマン、アナトーリ・ニキティンにチェロを師事し、現在はサザン・ミシシッピ大学の教授を務めています。
CRC-3597
クープラン:クラヴサン曲集全集 Vol.4
クラヴサン第7組曲
クラヴサン第19組曲/クラヴサン第21組曲
マーク・ク ロル(ハープシコード)

録音:2016年、マサチューセッツ(アメリカ)
50年以上のキャリアを持ち、25年以 上に渡りボストン大学のチェンバロ科教授の要職にあるアメリカの 鍵盤楽器奏者、マーク・クロルによるクープランの組曲集第4巻。 1769年にパスカル・タスカンが製作したオリジナル楽器と、歴史的 ハープシコード復興のパイオニア、ウイリアム・ダウドが1974年に 製作した楽器を使用。
CRC-3598
パトリオティック・ピアノ
スーザ:ワシントン・ポスト
ヒューイット:「ヤンキードゥードゥル(アルプス一万尺)」による9つの変奏
グローブ:「ディキシー」による変奏曲 Op.1250
ベートーヴェン:イギリス国歌「神よ王を守らせたまえ(ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」)による7つの変奏曲 WoO.78
スーザ:忠誠
ゴットシャルク:ユニオン〜アメリカ愛唱歌による演奏会用パラフレーズ
スーザ:星条旗よ永遠なれ
ジョンソン:パトリオティック・メドレー
グローブ:「おおスザンナ」による変奏曲 Op.124
フォスター:故郷の人々(スワニー川)
コールリッジ=テイラー:ディープ・リヴァー Op.59-10
ウィギンズ:マナサスの戦い
カーステン・ジョンソン(P)

録音:2016年10月−11月、ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス、イギリス)
スーザの「星条旗よ永遠なれ」や「ワシントン・ポスト」、ベートーヴェンの「「神よ王を守らせたまえ」による変奏曲」など、誰もが一度はどこかで聴いたことがあるメロディの"ピアノ独奏ヴァージョン"を集めた、アメリカやイギリスの愛国心をくすぐるユニークで楽しいプログラム!
ピアノのカーステン・ジョンソンはアメリカで生まれ、イギリスで活躍する女流奏者。ニンバス(Nimbus)からリリースしたカバレフスキーのピアノ作品集が高く評価されています。
CRC-3599
フルートのためのアメリカの室内楽作品集
グリフィス(グラナタ編):詩曲
ハリス:4分20秒
フット:3つの小品 Op.31B、
 夜想曲とスケルツォ
ビーチ:主題と変奏 Op.80
ケリー・ウォーカー(Fl)、
プロメテウス・ピアノ四重奏団

録音:2013年−2015年
ハリスの「4分20秒」などアメリカの近現代作曲家たちによるフルート作品を奏でるケリー・ウォーカーは、元フィラデルフィア管の首席奏者、ウィリアム・キンケイド門下の女流フルーティスト。
母国の近現代作品を得意とするケリー・ウォーカーは、ウェスタン・コネチカット州立大学の教授を務める傍ら、室内楽奏者として、マンハッタンSQやプロメテウス・ピアノ四重奏団などと共演を重ねています。

CRC-3600
クリス・ジャレット:ピアノ作品集
暗転/秋の音楽/ブルース風の子守歌/ジャズ・ダンジョン/アンダンテ・カンタービレ/破砕/グルーミー・チャンティング/スケルツォ/スラヴ舞曲/前奏曲と荘厳な行進曲
クリス・ジャレット(P)

録音:2017年20日−22日、カールスルーエ(ドイツ)
ドイツを拠点に活躍中のアメリカのコンポーザー=ピアニスト、クリス・ジャレットの自作自演集。ジャズ、クラシック、アヴァンギャルド、ワールドミュージック、インプロヴィゼーションが同居する音楽形式のるつぼ的な自由な作風が魅力の作曲家です。ピアノはヤマハCFXのコンサートグランドを使用。
CRC-3601
ショパン:夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1、
 幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61
リスト:ペトラルカのソネット第47番、
 ペトラルカのソネット第104番、
 ペトラルカのソネット第123番、
 ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」、
 ハンガリー狂詩曲第14番ヘ短調
ソフィア・アグラノヴィチ(P)

録音:2016年8月10日、ニュージャージー(アメリカ)
ソフィア・アグラノヴィチは、フェリックス・ブルーメンフェルトの弟子であり、ロシア・ピアノ界の名教師としてその名を馳せたアレクサンドル・エデルマンにピアノを師事したウクライナ生まれのピニアスト。
ブルーメンフェルト、ネイガウスというロシアン・ピアニズムの流れを汲み、10歳の時に参加したウクライナ・ヤング・アーティスト・コンペティションで見事優勝。現在はアメリカを拠点に活躍しています。
CRC-3603
ラモー:ギターのための音楽
勝ち誇った女(プルー編)/リゴードン第1番、第2番とドゥーブル(デルキャンプ編)/メヌエット第1番&第2番(セゴビア編)/ヴェネツィアの女(ドゥアルテ編)/鳥のさえずり(デルキャンプ編)/つむじ風(ヴェラスコ編)/やさしい訴え(プルー編)/無関心(ドゥアルテ編)/サラバンド第1番&第2番(ヴェラスコ編)/不ぞろい(ドゥアルテ編)/トリコテ(デルキャンプ編)/未開人(ノグレット編)/あざけり(デルキャンプ編)/ガヴォットとドゥブル(プルー編)/ロンドによるメヌエット(ドゥアルテ編)
シルヴィ・プルー(G)

録音:2014年7月、サンコー・エナジー・ホール(カナダ)
フランス・バロックの巨匠、ラモーのクラヴサン曲集からの名旋律をギター版にアレンジした好企画!
セゴビアによる「メヌエット第1番&第2番」など往年の名ギタリストたちの編曲に加え、自身の編曲作品を奏でるシルヴィ・プルーは、カナダのヴィルトゥオーゾ・ギタリスト。ギターで聴くラモーの音楽もまた格別です。古楽ファン、ギターファン、編曲作品ファン要チェックのディスクの登場です。
CRC-3605
ポエティック・ウィスパーズ
グルヴィチ:ポエティック・ウィスパーズ、
 ストラヴィンスキーへのオマージュ、
 秋の歌、11月、
 ロドリーゴのアランフェス協奏曲のアダージョの印象、
 雨、リフレクションズ、孤独な
フォーレ:パヴァーヌ
サティ:ジムノペディ第1番
ピアソラ:忘却、天使のミロンガ
レオン・グルヴィチ(P)

録音:2015年11月、テルデックス・スタジオ(ベルリン、ドイツ)
ベラルーシの首都ミンスク生まれのコンポーザー=ピアニスト、レオン・グルヴィチの自作自演集。300曲を超える作品や編曲を世に送り出し、2006年にはハンブルクとベルリンでグラスの歌劇「恐るべき子供たち」を指揮するなど、ピアニスト、作曲家、指揮者として幅広い活躍を展開しています。
CRC-3606
チャイコフスキー:四季 Op.37bis
子供のためのアルバム Op.39
ナターリャ・シュコダ(P)

録音:2015年12月18日、カリフォルニア(アメリカ)
ナターリャ・シュコダは、カリフォルニア州立大学チコ校のピアノ科の准教授を務めているウクライナ出身の女流ピアニスト。ウクライナの作曲家、ヴィクトル・コセンコ(1896−1938)を得意としており、その作品の伝承者としても高い評価を受けています。
CRC-3607
テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア TWV 40:14-25
ファンタジア第1番変ロ長調 TWV 40:14/ファンタジア第2番 ト長調 TWV 40:15/ファンタジア第3番ヘ短調 TWV 40:16/ファンタジア 第4番ニ長調 TWV 40:17/ファンタジア第5番イ長調 TWV 40:18/ファンタジア 第6番ホ短調 TWV 40:19/ファンタジア第7番変ホ長調 TWV 40:20/ファンタジア第8番ホ長調 TWV 40:21/ファンタジア第9 番ロ長調 TWV 40:22/ファンタジア第10番ニ長調 TWV 40:23/ファンタジ ア第11番ヘ長調 TWV 40:24/ファンタジア第12番イ短調 TWV 40:25
キンガ・ア ウグスティン(Vn)

録音:2015年11月17日&23日、
パトリッチ・サウンド・スタジオ(ニューヨーク、アメリカ)
ポーランド出身で現在はニューヨー クを拠点に活躍する女流ヴァイオリニスト、キンガ・アウグスティ ンが奏でる、バロック期の無伴奏独奏曲の重要作品のひとつ、テレ マンの「12のファンタジア」。アウグスティンの演奏は、英ストラ ド誌で「スタイリッシュで鮮やか」と称されています。使用楽器は 、アントニオ・ザノッティが1734年に製作したヴァイオリン。面白 いことにこの楽器は、テレマンがファンタジアを作曲した時期と同 時期に製作された楽器です。
CRC-3608
夜の端に〜ジョン・ペッシェヴィチ作品集
ペッシェヴィチ:オフェーリア
アメリカン・トランセンデンタル
隣人、愛の歌、夜の縁で
エレオノーレ・マルゲール(S)、
ウーヴェ・シュティッケルト(T)、
ゲルノート・ジュスムート(Vn)
アンドレアス・コルン(P)

録音:2016年8月&2017年4月、ワイマール(ドイツ)
2014年の作品「ハムレットとオフェーリア」でオペラ作曲家デビューを果たしたジョン・ペッシェヴィッチによる、声楽と器楽のための作品集。
CRC-3609
ディ・ジュゼッペ:ギター作品集
コン・アモーレ/トラ・ラ・ジェンテ/フーモ/ブイオ/リトロバルシ/ハイ・レジオーネ・トゥ/ヴォーチ/ラ・ジランドーラ/オリゾンティ/リベルタード
フランチェスコ・ディ・ジュゼッペ(G)

録音:2017年1月
イタリア、ナポリ出身のコンポーザー=ギタリスト、フランチェスコ・ディ・ジュゼッペの自作自演による独奏ギター作品集。
ディ・ジュゼッペの作品は、フィレンツェでの写真と記憶にインスパイアされたハーモニーやメロディ、リズムが印象的な佳作です。
CRC-3610(3CD)
ジャック・ シャルパンティエ:カルナティック旋法による72の練習曲 (72のエチュード・カルナティック) ジューシー ・カルーソー(P)
使用ピアノ:YAMAHA C6

録音:2016年11月26日、フランス
シャルパンティエはシャルパンティ エでも、フランス・バロックの巨匠マルカントワーヌではなく、現 代フランスの巨匠ジャック・シャルパンティエ(1933−)の代表的大 作である「カルナティック旋法による72の練習曲」の全曲録音!
師であるメシアンの音楽的哲学や美学を自らの作風に取り入れたシ ャルパンティエ。1953年から54年にかけて滞在したインドで受けた 影響も大きく、まさにこの作品もインドのカルナータカの旋法を用 いた作品です。
CRC-3614
ブラック・ ラインズ〜クラリネットと弦楽のための室内楽作品集
カレル・フサ:スロヴァキアの喚起
ペル・モーテンソン: 三重奏曲
インゴルフ・ダール:協奏曲第1番
ユーミ・パイク: ブラック・ラインズU
タシュア・ウォーレン(Cl)、ゾラSQ、他

録音:2015年3月−4月、ブルーミントン(インディアナ州)、バトン ・ルージュ(ルイジアナ州)、イーストランシング(ミシガン州)
ミシガン州立大学音楽学部の室内楽 における助教授や国際的な奏者として活動しているクラリネット奏 者、タシュア・ウォーレンのソロアルバム。「プラハ1968年のため の音楽」で有名なカレル・フサの作品などを収録。2009年にリリー スされた「The Naked Clarinet」では、クラリネット・マガジンなどの各誌で好評 を得ています。
CRC-3615
オックスフォード・セッションズ
作曲者不詳(アルチェチ編):Drive the Cold Winter Away(イギリス民謡)
フェレビー:ローカル・クアレルス、
 ラッキー・ストリート
作曲者不詳(アルチェチ編):ハウエルズ・ディライト
フェレビー:カイドモン賛歌
エックレス(アルチェチ編):スコットランドの調べ
パーセル:1音上のファンタジア/アルチェチ:たそがれ
フロイズ・ロウ

録音:2013年10月
イギリスのオックスフォードで結成されたリバイバル・バンド、フロイズ・ロウは、モダン、ピリオドの楽器両方を用いたイギリス民謡や、イギリス・ルネサンス時代の音楽を主なレパートリーとするアンサンブル。
クラシック、ジャズ、ワールド、ロックの伝統を組み合わせたこの「オックスフォード・セッションズ」では、民族楽器のノーサンブリアン・スモールパイプスやコンサーティーナ、ギター、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ダブル・ベースが大活躍!
CRC-3616
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
アルトゥール・カガノフスキー(Vn)、
フィリップ・グリーンバーグ(指)
ウクライナ国立SO

録音:2016年3月3日−5日、キエフ(ウクライナ)
名門ジュリアード音楽院でヴァイオリンを学び、ワルド・デ・マヨ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝を果たした1986年、モスクワ生まれのヴァイオリニスト、アルトゥール・カガノフスキーのコンチェルト・アルバム。2007年にスターン・オーディトリアムでエルガーのヴァイオリン協奏曲を弾いてカーネギー・ホール・デビューを果たし注目を集めています。使用楽器はピエトロ・グァルネリ1730年製「Rogge」。
CRC-3618
ルービン:ピアノと弦楽器、声楽のための作品集
ルミネーションズ/6つの変奏
「いばらの森のマリア」による変奏曲
最期の言葉/さかしま
小さな無限カノン/ミサ曲/2つの前奏曲
ソロン・ピアース(P)、
デュオ・ジェラン、アリッサ・アンダーソン(Ms)、
ジョゼフ・スポールストラ(G)、
デュオ・ガストレシ=ベゼルラ

録音:2015年−2016年
ミネソタ大学ダルース校音楽学部の作曲家教授、UMDニュー・ミュージック・フェスティヴァルの音楽監督として活躍中の音楽家、ジュスティン・ルービン(1971−)の室内楽作品集。オルガニスト、ピアニストとしてもブクステフーデからソラブジまでをカバーするなど幅広いレパートリーを持ち、その作品はミネソタ管やミネソタ・シンフォニアなどによって演奏されています。
CRC-3619(4CD)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
ソナタ第25番ト長調 K.301(293a)/ソナタ第26番変ホ長調 K.302(293b)/ソナタ第27番ハ長調 K.303(293c)/ソナタ第28番ホ短調 K.304(300c)/ソナタ第29番イ長調 K.305(293d)/ソナタ第30番ニ長調 K.306(300l)/ソナタ第24番ハ長調 K.296/ソナタ第32番ヘ長調 K.376(374d)/ソナタ第33番ヘ長調 K.377(374e)/ソナタ第34番変ロ長調 K.378(317d)/ソナタ第35番ト長調 K.379(373a)/ソナタ第36番変ホ長調 K.380(374f)/ソナタ第40番変ロ長調 K.454/ソナタ第41番変ホ長調 K.481/ソナタ第42番イ長調 K.526/ソナタ第43番ヘ長調 K.547
トマス・コーティク(Vn)、
タオ・リン(P)

録音:2014年−2016年、オール・セインツ教会(フロリダ、アメリカ)
ニュー・ワールドSOのコンサートマスターを務め、マイケル・ティルソン・トーマスがその才能を激賞したアルゼンチン生まれのヴァイオリニスト、トマス・コーティックが、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ16曲をレコーディング。ティルソン・トーマスを筆頭に、ゲルギエフ、アバド、クライツベルク、オールソップ、ドゥネーヴやスパーノといった名だたる指揮者たちと共演を重ね、現在はアメリカのポートランド州立大学のヴァイオリン科准教授として活躍しています。
CRC-3623
チェロ・アレンジ作品集
ドヴォルザーク:ロンド Op.94
ポッパー: ハンガリー狂詩曲 Op.68
フレスコバルディ
:トッカータ
ブルッフ
:コル・ニドライ Op.47
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調 「春」 Op.8-1, RV.269
ミゲル・デル・アギーラ:ロコスの行列
ロンベルク:スウェーデンの歌によるディヴェルティメント第1番 Op. 42
モンティ:チャールダーシュ
アシュリー ・サンダー・サイドン(Vc)、
J.エリク・アンダーソン(Vc)、
ヘスス・モラレス(Vc)、
ジョージ・ワーク(Vc)

録音:2016年4月11日−13日、(ミズーリ州、アメリカ)
ドレイク大学の教授やゼニス室内楽 フェスティバルのエグゼクティヴ・ディレクターを務めるチェロ奏 者、アシュリー・サンダー・サイドンによるチェロ四重奏のための 名曲アレンジ集。
CRC-3624
クープラン:クラヴサン曲集全集 Vol.5
クラヴサン第5組曲イ長調
クラヴサン第22組曲ニ長調
マーク・クロル(ハープシコード)

録音:2016年、マサチューセッツ(アメリカ)
50年以上のキャリアを持ち、25年以上に渡りボストン大学のチェンバロ科教授の要職にあるアメリカの鍵盤楽器奏者、マーク・クロールによるクープランの組曲集第5巻。
「第5組曲」では1978年にウィリアム・ハイマンとD・ジャック・ウェイが製作したフランコ・フレミッシュ・スタイルのダブル・マニュアルを、また「第22組曲」では1769年にパスカル・タスカンが製作したオリジナルの楽器を弾いています。
CRC-3625
アメリカの弦楽三重奏曲集
ピストン:3つのカウンター・ ポイント
ホヴァネス:三重奏曲 Op.201
レナード・マーク・ルイス:子守歌
ジョン・ハービソン :トリオ・ソナタ
ヘンリー・カウエル:7つのパラグラフ
デイヴィッド・コルソン:弦楽三重奏曲第1番 「座禅」
コンコルディア弦楽三重奏団〔マルシア・ヘンリー・リーベナウ(Vn)、レスリ ー・ペルナ(Va)、カレン・ベッカー(Vc)〕

録音:2017年5月22日ー24日、アメリカ
ピオリアSOのコンサート・マスター 、ブラッドレイ大学のヴァイオリン、ヴィオラ、室内楽の助教授を 務める、マルシア・ヘンリー・リーベナウを筆頭に、弦楽三重奏の 可能性を追求する目的で結成されたコンコルディア弦楽三重奏団が 贈る、アメリカン・プログラム。
CRC-3626
カール・ロスコット:ヴァイオリン作品集
ヴァイオリン協奏曲/ヴァイオリン・ソナタ
高山明美 (Vn)、
シルヴァン・ネグルティウ(P)、
ポール・S.キム(指)、
シェ ナンドー音楽院SO

録音:2012年2月&2017年5月、アメリカ
アメリカ、ボルチモア出身で、ボル チモアSOの指揮者なども務めたアメリカの作曲家、カール・ロスコ ット(1953−2008)の優美なヴァイオリン協奏曲とヴァイオリン・ソ ナタ。ソリストはアメリカで活動し、ロアノークSOとウィリアムズ バーグSOのコンサートマスターを兼ねる高山明美。
CRC-3627
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
ファイン:ピアノのための音楽
チャン・チャイン(P)

録音:2016年12月11日−15日
チャン・チャインは、カーネギー・ホールや台湾ナショナル・リサイタル・ホール、ペルージャの「公証人の間」などに続々とデビューしている台湾の女流ピアニスト。
ベートーヴェン、シューベルトに20世紀アメリカ、ボストンの作曲家アーヴィング・ファイン(1914−1962)の作品を加えたユニークなプログラムを披露。「ピアノのための音楽」は新古典主義の作風で書かれたファインの最も重要なピアノ作品です。
CRC-3628
ピアソラ:ピアノ三重奏のためのアレンジ集
ピアソラ:天使の死/忘却(オブリビオン)
ブエノス アイレスの四季/アヴェ・マリア
天使のミロンガ/ル・グラン・ タンゴ
5つの小品
ピアソラ・ ダ・カメラ〔カルラ・コウントウペス(Vn)、アンドルー・ニクルズ (Vc)、オスカル・マッキオーニ(P)〕

録音:2016年7月、テキサス大学
サンタフェSO、アリゾナ・オペラO 、サンタフェ・プロ・ムジカ室内Oなどのメンバーも務めるカルラ ・コウトウペスがヴァイオリンを担うピアノ三重奏団「ピアソラ・ ダ・カメラ」。その名の通り、ピアソラの名曲をアレンジし、豊か なドラマ、パトス、パッション、パワー、美しいメロディーをピア ノ三重奏で表現しています。
CRC-3629
声楽と器楽のための作品集
クレランボー:カンタータ「ピラムとティスベ」
ラモー:クラヴサン曲集第1巻より前奏曲イ短調、
 カンター タ「焦燥」、
 コンセールによるクラヴサン曲集第5組曲
クレランボー:カンタータ「オルフェー」
レ・ボストナーデ、
ザカリー・ワイルダー(T)

録音:2016年6月22日−24日、ボストン・ファースト教会(ボストン 、アメリカ)
古楽アンサンブル、レ・ボストナー デとアメリカ出身のテノール歌手、ザカリー・ワイルダーが贈るク レランボー&ラモーの作品集。ザカリー・ワイルダーは17〜18世紀 の作品をレパートリーとしており、バッハ・コレギウム・ジャパン 、ヘンデル&ハイドン・ソサエティなど多くの古楽アンサンブルと も共演をしている逸材。
CRC-3631
ナスティー・ウーマン
フローレンス・プライス:ファンタジー・ネグレ
クララ・ゴットシャルク=ピーターソン:スタッカート・ポルカ
メアリー・ハウ:子守歌
ハリエット・ウェア:ホワイト・モス
ヴァージニア・ローパー:イン・ヴェネツィア
ジュリア・ニーバーゴール:フージャー・ラグ
メイ・アウフデルハイド:ダスティー, ア・ラグ
ジーナ・ブランスコンブ:リスのパーティー
フランシス・マリオン・ラルストン:3つの小さなワルツ
エセル・ハイアー:パヴィリオン・ノクターン、
 ドラゴン・フライズ Op.10
エイミー・ビーチ:夕べのツグミ Op.92, No.1、
 夜明けのツグミ Op.92, No.2
ダナ・スウィース:アフタヌーン・オブ・ア・ブラック・ファウン
ウルリク・コール:パープル・シャドウズ
 アバヴ・ザ・クラウズ、
 メトロポリタンズ
マナ=ズッカ:プレリュード、エチュード・オマージュ
ジョアンナ・ゴールドスタイン(P)

録音:2017年6月19日−26日、ステム・コンサート・ホール(インディアナ、アメリカ)
ジョアナンナ・ゴールドスタインは、インディアナ大学サウスイースト校の音楽教授。20世紀初頭から1940年代初頭にかけて作曲された女性作曲家たちの重要作品集。
CRC-3632
ヴィンセント・パーシケッティ:ピアノ作品集
ソナチネ第1番Op.38、ソナチネ第2番Op.45
ソナチネ第3番 Op.47、ソナチネ第4番Op.63
ソナチネ第5番 Op.64、ソナチネ第6番Op.65
小さなピアノの本 Op.60、
セレナード第7番Op.55、
セレナード第2番 Op.2、詩集第1巻 Op.4、
詩集第2巻 Op.5、詩集第3巻 Op.14、
パレードOp.57、
アルバムのための変奏曲 Op.32
マイロン・ シルバースタイン(P)

録音:2015年8月10日−12日、パトリッチ・サウンド・スタジオ(ニ ューヨーク、アメリカ)
1951年に作曲された吹奏楽の名曲「 ディヴェルティメント」など多くの作品を残した、20世紀アメリカ の作曲家、ヴィンセント・パーシケッティのピアノ作品集。
CRC-3633
クープラン&ラモーの再発見
クープラン:クラヴサン奏法より 前奏曲第1番〜第4番
ラモー:クラヴサン曲集第3組曲
クープラン:クラヴサン奏法より 前奏曲第5番〜第8番
ラモー:クラヴサン曲集第4組曲
ルーカス・ウォン(P)

録音:2017年6月29日−30日ファツィオリ・コンサート・ホール(イタリア)
※楽器:Piano:Fazioli Model F308
ルーカス・ウォンはカナダ出身のピアニストとしてアメリカやコロンビア、香港でも活躍し、ソング・フェスティバルなども手掛け、ピアニストの他にも教育学者、声楽のコーチとして多様なキャリアを積んでいます。クープランとラモーのクラヴサン作品をファツィオリ・ピアノで繊細に美しく奏でるルーカス・ウォンに注目です。
CRC-3634
ヴァリエーションズ〜レヴィタン、トゥリーナ、ライス:マリンバ作品集
ダニエル・レヴィタン:バロック組曲
トゥリーナ:タレガ讃歌 Op.69
ゴードン・スタウト:ビーズ・オヴ・グラス
デイヴィッド・ギリングハム:自然の起源による5つの幻想曲*
ドウェイン・ライス:マリンバのための幻想曲
村松崇継:Land
ダグ・ローズナー(マリンバ)、
アリーナ・ウィンデル(Fl)*

録音:2005年、2010年、2013年、2017年、オーバーン大学、グッドウィン・リサイタル・ホール(アメリカ)
オーバーン大学で准教授を務めるダグ・ローズナーによるマリンバのための現代作品集。テレビや映画音楽を数多く手がけるコンポーザーピアニスト、村松崇継が作曲した「Land」は、国際コンクールの課題曲にも選ばれ、マリンバ奏者の重要レパートリーとして取り上げられる人気曲。パーカッション関係者必聴。
CRC-3637
バウルデヴェイン:ミサ曲 「デュ・ボン・デュ・クール」
作曲者不詳:3声のデュ・ボン・デュ・クール
ノエル・バウルデヴェイン:ミサ曲 「デュ・ボン・デュ・クール」よりキリエ、5声のアン・ドゥレール・アン・トリステス
アドリアン・ヴィラールト:6声のアン・ドゥレール・アン・トリステス
バウルデヴェイン:ミサ曲 「デュ・ボン・デュ・クール」よりグローリア
ジェハン・ル・コック:Si par souffri a5
ティールマン・スザート:Si par souffrir a4
バウルデヴェイン:ミサ曲 「デュ・ボン・デュ・クール」よりクレド
ジャン・ムートン:Adieu mes amours、Qui ne regrettroit
バウルデヴェイン:ミサ曲 「デュ・ボン・デュ・クール」よりサンクトゥス
作曲者不詳:プチッツ・カミュゼット
ヴィラールト:プチッツ・カミュゼット
バウルデヴェイン:ミサ曲 「デュ・ボン・デュ・クール」よりアニュス・デイ
ムートン:5声のデュ・ボン・デュ・クール
カペラ・アラミレ、
アラミレ・コンソート、
ピーター・アルクハート(指)

録音:2015年(アメリカ)
ピーター・アルクハートは作曲、演奏、音楽史を学び、ウェストミンスター・クワイア・カレッジとスミス・カレッジで音楽学と指揮の学位を取得し、ハーバード大学で博士号を取得し。15世紀と16世紀のフランドル楽派の音楽を研究しており、1984年にマサチューセッツ州ケンブリッジで結成された、男女11人の合唱団「カペラ・アラミレ」のディレクターも務めています。
フランドル楽派の音楽を追究したピーター・アルクハートと実力のある合唱団の美しいハーモニーに注目です。
CRC-3638
ベートーヴェン:交響曲全集Vol.4
ベートーヴェン:交響曲第4番(ポール・キム編)
交響曲第5番「運命」(ポール・キム編)
ポール・キム(P)

録音:2013年1月、ロングアイランド大学、ティルス・センター(ニューヨーク、アメリカ)
"ピアノ独奏版"ベートーヴェン全集第4巻!アメリカの名門ジュリアード音楽院とマンハッタン音楽院でピアノを学び、ソリストとして活躍中の韓国系アメリカ人ピアニスト、ポール・キムのベートーヴェン・チクルス第4弾。生誕250周年となるベートーヴェンをスペシャリストの好アレンジで華々しく彩る。
CRC-3639
ラグタイム・イン・ワシントン
ジョプリン:ベシーナ
ロッジ:レッド・ペッパー・ラグ
ジョプリン:イージー・ウィナーズ
ガーシュウィン&ドナルドソン:リアルト・リップルズ
ジョプリン:パーム・リーフ・ラグ
トーマス・ベンジャミン:古い新ウィーン楽派のラグ
オルブライト:スリープウォーカーズ・シャッフル、スコット・ジョプリンの勝利
ウィリアム・ボルコム:インシネレイター・ラグ、ブルックリン・ドッジ、ラスト・ラグ、フィールズ・オブ・フラワーズ
ジョン・ムスト:リコレクションズ、イン・ストライド
モートン:グランパズ・スペルズ
ズーク:オールド・トム・キャット・オン・ザ・キーズ
ジョプリン:ソラース
マイケル・アドコック(P)

録音:2017年5月28日、カルバリー統一メソジスト教会(メリーランド、アメリカ)
マイケル・アドコックは、1998年のリリ・ブーランジェ・メモリアル・アウォード受賞、ワシントン国際コンクール、ショパン・コンクール・イン・シカゴ&ニューヨークなどでの入賞歴を持つレオン・フライシャー門下のピアニスト。「ラグタイム王」で有名なスコット・ジョプリンの往年のラグから近代作品まで多数収録。
CRC-3640
グレート・カンヴァセーション
日本の歌:砂山(チェロとファゴットのための)*
ジャン=バティスト・ルイエ:組曲第1番ト短調(チェロとファゴットのための)*
日本の歌:夏の思い出(チェロとファゴットのための)
シッフェルホルツ:三重奏曲ト長調(チェロ,ファゴット,ピアノのための)*
エルガー:愛の挨拶(チェロとピアノのための)
ティングレイ:火曜日のタンゴ・トリオ(チェロ,ファゴット,ピアノのための)*,
 ヴォカリーズ(チェロとピアノのための)*,
 ミズーリ・ラグ(チェロ,ファゴット,ピアノのための)*
クレンゲル:アンダンテ・ソステヌートOp.51(チェロとピアノのための)*
ラヴェル:ハバネラ形式の小品(チェロとピアノのための)
ドビュッシー:美しき夕暮れ(チェロとピアノのための)
ティングレイ:グレート・カンヴァセーション(チェロ,ファゴット,ピアノのための)*
レベッカ・ラスト(Vc)、
フリードリッヒ・エーデルマン(Fg)、
スコ ット・フェイゲン(P)

録音:2017年7月23日−26日、スタジオ・カヴァッリ・レコーズ(バ ンベルク、ドイツ)
*=世界初録音
元イスラエル・フィルのチェロ奏者 、レベッカ・ラストと元ミュンヘン・フィル首席ファゴット奏者、 フリードリッヒ・エーデルマン夫妻によるデュオ・アルバム。夫妻 は親日家としても知られ、度々来日し公演も行っています。今作で は、日本にゆかりのある「夏の思い出」やエルガーの「愛の挨拶」 など、お馴染みの曲から世界初録音作品まで多数収録。夫婦の強い 絆が生む、濃密な中低音の魅力に注目。
CRC-3641
ファン・ゴッホの花〜マーク・サターホワイトの作品集
マーク・サターホワイト:ファイブ・リバーズ・オブ・ハデス(2007)、ファン・ゴッホの花(2008)
リード・ゲインスフォード(P)、
ダニエル・ウィークス(T)、
ブルース・ハイム(Hrn)、
ナオミ・オリファント(P)

録音:2011年2月9日、2014年9月22日(アメリカ)
米国の名門ミシガン州立大学とインディアナ大学でコントラバスと作曲を学んだテキサスの作曲家マーク・サターホワイト。このアルバムは、芸術作品にインスパイアされ作曲した作品です。
独自性のあるゴッホの芸術作品を感じられる、インパクトのあるブルース・ハイムのホルンの音やダニエル・ウィークの繊細な歌声に注目です。
CRC-3642(2CD)
バッハ:6つのパルティータ BWV.825−830 ショシャナ ・テルナー(P)

録音:2012年9月4日−6日
※使用楽器:ファツィオリ
カナダの女流ピアニストが、イタリ アの銘器ファツィオリで奏でたバッハの「6つのパルティータ」。 ショシャナ・テルナーは、16歳でカナダのナショナル・アーツ・セ ンターOとの共演を果たしコンチェルト・デビュー。その他にも、 ケベックSOやボストン・クラシカル・オーケストラ、ナショナル・ アカデミー・オーケストラと共演を重ねる実力者です。
CRC-3644
マック・デイヴィス:歌曲集
マック・デイヴィス:恐怖の対称
サークルとホイールの歌
子供の娯楽のための讃歌/ファルコン
5つのエリザベス朝の抒情詩
主があなたを祝福し、あなたを守られるように
リンダ・ポストン=スミス(S)、
ロバート・カール・スミス(P)

録音:2016年5月15日−17日、スミス・レジデンス(テキサス、アメリカ)
アメリカの作曲家、マック・デイヴィスによる24の歌曲集。様々な詩に基づいた作品の数々を、マンハッタン音楽院とジュリアード音楽院で研鑽を積んだ夫婦デュオで贈る。
CRC-3645
無言歌集
マックス・スターン:都に上る歌(チェロとファゴット版)
ブロッホ
:ユダヤ人の生活より(チェロとピアノ版)
日本の伝承曲:五木の子守唄(チェロとファゴット版)、大分地方の子守歌(チェロ版とファゴット版)
マックス・スターン:ラウデーション(チェロとファゴットとピアノ版)
フォーレ:夢のあとに(チェロとピアノ版)
アレンスキー:チェロとピアノのための4つの小品(Op.12-1、Op.56-2、Op.56-3、Op.56-1)
日本の伝承曲:出船(チェロとファゴットとピアノ版)
ラフマニノフ
:ヴォカリーズ Op.34-14(チェロとピアノ版)
メンデルスゾーン:チェロとピアノのための無言歌Op.109
レベッカ・ラスト(Vc)、
フリードリッヒ・エーデルマン(Fg)、
ニコライ・ガンヌス(P)

録音:2017年1月27日−30日(ドイツ)
元イスラエル・フィルのチェロ奏者、レベッカ・ラストと元ミュンヘン・フィル首席ファゴット奏者、フリードリッヒ・エーデルマン夫妻による無言歌集。歌詞のない歌曲風の旋律を持つ作品集をチェロとファゴット、チェロとピアノ、チェロとファゴットとピアノの編成で演奏したアルバムで、日本の伝承曲である、五木の子守唄や大分地方の子守歌も収録されています。阿吽の呼吸で奏でるフリードリッヒ・エーデルマン夫妻の、美しく響き合うアンサンブルに注目です。
CRC-3646S
ザ・フロー・オヴ・ミュージック〜カーター&バビット:ピアノ作品集
カーター:マトリビュート(2007)、
90+(1994)、
2つのダイバージョンT, U(1999)、
ナイト・ファンタジー(1980)、
ピアノについての2つの視点〜断続(2005)&カテナリー(2006)
バビット:ポスト・パーティション(1966)、
オーバータイム(1987/世界初録音)
朝川万里(P)

録音:2017年9月8日−12日、パトリッチ・サウンド・スタジオ
現代音楽を中心に日欧米で活躍するピアニスト、朝川万里の新録音が、アメリカのCentaur Recordsより登場!
朝川万里はジュリアード音楽院とエール音楽大学院で学び、イタリアでミケランジェリの高弟であるブルーノ・メッツェーナに師事。現在は現代音楽の世界を追求し、特にアメリカを代表する作曲家エリオット・カーター(1908−2012)の作品の演奏や研究に取り組んでいます。
今回リリースされる「The Flow of Music」には、エリオット・カーターと、カーターの友人でありライバルでもあったミルトン・バビット(1916−2011)の作品を収録。2012年にニューヨークのカーネギー・ホールで行われたカーターのリサイタルでは、来場していたエリオット・カーター本人からも絶賛されたという朝川万里。作品を深く理解した朝川万里の両手によって、高度な技術や複雑なリズム感が求められる難曲から、豊かなフレーズの流れが引き出されます。
CRC-3647
ブラームス:ドイツ・レクイエム5(2台ピアノのためのロンドン版、英語歌唱) テ・デウム 、
マシュー・C. シェパード(アーティスティック・ディレクター) 、他

録音:2016年4月16日、長老派教会(カンザス州、アメリカ)
マシュー・C. シェパードによって 、2008年に結成された合唱団テ・デウムのデビュー盤は、ブラーム スの傑作ドイツ・レクイエムのロンドン版。
CRC-3648
ブラームス:チェロ作品集
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
アルト、ヴィオラもしくはチェロとピアノのための2つの歌 Op.91
フィッシャー・デュオ〔ノーマン・フィッシャー(Vc)、ジーン・キアマン(P)〕
アビゲイル・フィッシャー(Ms)

録音:2015年5月11日−13日&2016年12月21日、ステュード・コンサート・ホール、ライス大学シェパード音楽学校(テキサス、アメリカ)
1971年に結成され、間もなく50周年を迎えるベテラン夫婦デュオ、フィッシャー・デュオ。彼らはとりわけ、ベートーヴェン、ブラームス、シューマンの作品に精通しており、今作では、ブラームスの2つのチェロ・ソナタに加え、娘でソプラノ歌手のアビゲイルとともに2つの歌を収録しています。
CRC-3649
ダッラーバコ:11の奇想曲
奇想曲第1番ハ短調、奇想曲第2番ト短調、奇想曲第3番変ホ長 調、奇想曲第4番ニ短調、奇想曲第5番変ロ長調、奇想曲第6番ホ短 調、奇想曲第7番変ロ長調、奇想曲第8番ト長調、奇想曲第9番ハ長 調、奇想曲第10番イ長調、奇想曲第11番ヘ長調
チャーリー ・ラスムッセン(Vc)

録音:2017年7月26日−27日&8月11日、タナー・モナグル・スタジ オ(ウィスコンシン州、アメリカ)
知られざるイタリア系ネーデルラン ドの作曲家、ダッラーバコのチェロのための無伴奏作品集。チャー リー・ラスムッセンは、ヒストリカル、モダン楽器のプレーヤーと してだけでなく、ウィスコンシン音楽院の教授として後進の指導に も当たっています。
CRC-3650
アメリカン ・ロマンティック〜オールドバーグ:ピアノ作品集
アーン・オールドバーグ:伝説 Op.26、
カンツォネッタ Op30-2、3つの小品 Op.27、
アラベスク、即興曲 Op.32、
主題と変奏 O.25
ジェニファ ー・ムニィツ(P)

録音:2017年5月16日−17日、グルーシン音楽ホール、コロラド大 学ボルダー校(アメリカ)
アメリカ出身のピアニスト、作曲家 として活躍したアーン・オールドバーグのピアノ作品集。ジェニフ ァー・ムニィツは、11歳でのコンチェルト・デビュー後、カーネギ ー・ワイル・リサイタルホールでのニューヨークソロデビューを飾 り、その後多くの賞を受賞しています。2013年からインディアナ大 学サウスベンド校の音楽助教授に就任しています。
CRC-3651
キルヒナー、ウェーベルン、ブリテン:弦楽四重奏曲集
キルヒナー:弦楽四重奏曲第1番
ウェーベルン:弦 楽四重奏のための5つの楽章 Op.5
ブリテン:3つのディベルティメント
テレグラフ SQ

録音:2016年5月31日ー6月3日、聖スティーヴン監督派教会(カリフ ォルニア、アメリカ)
一般的な室内楽作品と同様に珍しい 作品へ情熱を注ぐ目的で2013年に結成された、テレグラフSQが贈る 20世紀前半の弦楽四重奏曲集。テレグラフSQは、アメリカ最大級の 室内楽コンクールの1つ、フィショフ室内楽コンクールにおいて大 賞を受賞し、カーネギーホールなど主要なホールでの演奏も行って います。
CRC-3652
バロック・アコーディオン
パッヘルベル:トッカータ ト長調
ブクステフーデ:フーガ ハ長調 BuxWV.174
バッハ:前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543
D.スカルラッティ:ソナタイ長調 L.293、ソナタ嬰ヘ短調 L.481、ソナタ イ長調 L.43
パッヘルベル:トッカータ ホ短調 P.462
クープラン:キリエのフーガ
バッハ:パルティータ第3番 イ短調 BWV.827、前奏曲とフーガ 二長調 BWV.532
ウィリアム・ポップ(アコーディオン)

録音:2016年−2017年、ウィリアム・ポップ音楽スタジオ(ラブランド、アメリカ)
アメリカのベテラン・アコーディオン奏者、ウィリアム・ポップが素晴らしきバロック作品の数々をアコーディオン独奏で描く作品集。ポップは、20年間アメリカ空軍バンドに所属し、空軍弦楽団と、アメリカ国内、ヨーロッパ、アジアと幅広く演奏ツアーを行っています。
CRC-3655
ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ集(コントラバス&ピアノ版)
チェロ・ソナタ第1番イ長調 RV.47
チェロ・ソナタ第2番ニ 長調 RV.41
チェロ・ソナタ第3番イ短調 RV.43
チェロ・ソナタ第4番 ト長調 RV.45
チェロ・ソナタ第5番ホ短調 RV.40
チェロ・ソナタ第6番 ト長調 RV.46
ジョージ・ スピード(Cb)、
セヒ・ジン(P)

録音:2017年3月28日、4月25日&5月5日、コーナーストーン・レコ ーディング・カンパニー(オクラホマ、アメリカ)
オクラホマ大学のコントラバスの助 教授および、オクラホマシティPO首席コントラバス奏者を務める ジョージ・スピードが、コントラバスで弾く、ヴィヴァルディのチ ェロ・ソナタ集
CRC-3657
F.J.ナデルマン:7つの進歩的なソナティナ Op.92
ソナティナ第1番変ホ長調/ソナティナ第2番ハ短調/ソナテ ィナ第3番変ロ長調/ソナティナ第4番ト短調/ソナティナ第5番ヘ 長調/ソナティナ第6番ニ短調/ソナティナ第7番ハ長調
ルシア・ヴ ィッセ(Hp)

録音:2017年、オランダ
ルシア・ヴィッセは、オランダ出身 、コンサートや結婚式、レセプション、ディナー・パーティー等様 々なシーンで活動しているハーピスト。 フランス王室礼拝堂のハープ奏者、パリ音楽院の初代ハープ教授、 国王付きの首席ハープ奏者などを歴任したフランソワ・ジョゼフ・ ナーデルマン(1781−1835)の「7つのソナティナ」は、現在でもハ ープの重要なレパートリーとなっている作品。
CRC-3658
ブラームス&シューマン
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調Op.100
シューマン:幻想小曲集Op.73
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ長調
アレクサンドル・メシボフスキー(Vn)、
ライサ・カグラマノヴァ(P)

録音:2017年4月24日、ブロッキン・レコーディング・スタジオ(ニューヨーク)
アレクサンドル・メシボフスキーはソ連のハリコフ出身のヴァイオリニストで、ドイツ、オーストリア、スイス、フランス、ベルギー、ノルウェーでリサイタルやマスタークラスを開催しました。
ライサ・カグラマノヴァはロシア出身。モスクワ音楽院で学び、国際的コンクールで優勝した実績を持つ実力派ピアニストです。イタリア、ポーランド、ブラジル、オランダなどの世界中でコンサートを行って来ました。
バロックから現代のロシアの作品までの約50のヴァイオリン協奏曲を知り尽くしたメシボフスキーと、世界中でコンサートを行って来たカグラマノヴァが奏でる、ブラームス&シューマンのアルバムです。
CRC-3659
スタディー・イン・ネイチャー〜カリム・アル=ザンドのニューミュージック
スタディー・イン・ネイチャー、ケルク・フルール、オレンジ・トーチズ・アゲインスト・ザ・レイン、カンティクルとカプリス、ルクトゥス・プロフジス、シンデレラ
キネティック・アンサンブル

録音:1〜3:2017年4月9日/4〜7、19:2017年10月16日/8〜18:2014年1月12日/21:2015年2月1日(テキサス州ヒューストン)
カリム・アル=ザンドの音楽は、グラフィックアート、神話や寓話、世界のフォークミュージック、映画、話し言葉、ジャズ、など様々な芸術から、インスピレーションを得て作曲されていて、「強くて驚くほど美しい」と言われています。
スタディー・イン・ネイチャーでは生物学者であり自然主義者でもあるエルンスト・ヘッケル(1834-1919)の魅惑的なイラストをモチーフに作曲されており、生物と自然の神秘性が音楽で感じられるアルバムです。
CRC-3661
グランド・ロシアン〜チャイコフスキー&ラフマニノフのピアノ・ソナタ集
チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ第1番ト長調Op.37「グランド・ソナタ」
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番ニ短調Op.28
アルバート・ティウ(P)

録音:2017年8月9日−13日(シンガポール)
アルバート・ティウはアメリカ最古のクラシック音楽レビュー誌であるアメリカン・レコード・ガイドから「珍しい才能のアーティスト」と呼ばれ、カナダ、スペイン、フィンランドの代表として1996年に南アフリカのプレトリアで開かれたUNISA国際ピアノコンクールに出場し、1位を受賞しました。ロシアの音楽史に影響を与えたチャイコフスキーとラフマニノフのピアノ・ソナタ作品を実績のあるアルバート・ティウが精巧で魅力的に演奏しているアルバムです。
CRC-3662
Maybe Someday
The Wait/Clarence Perry/No Soy (Ninguna de Estas Cosas)/How Do We Know/Interstate 287 Blues/What the World Needs Now Is Love/Green Light/Tune for My Dad/Maybe Someday/Drew's Blues
アンドルー・ビールス(Sax)、
クリス・モリソン(G)、
カイル・ケイラー(Org)、
ルディ・ペッチャウアー(ドラム)

録音:2016年1月17日-18日(アメリカ)
サクソフォン奏者のアンドルー・ビールスと、ジャズ・ギタリストのクリス・モリソンのオリジナル曲に加え、アメリカの名作曲家バート・バカラックのヒット曲「What the World Needs Now Is Love」をフィーチャーしたカバー曲を含んだジャズ・アルバムです。アンドルー・ビールスとクリス・モリソンの合同プロデュースで、二人の絶妙なバランスのユニゾンにも注目です。
CRC-3663
アントニオ・フアナス:合唱作品集(世界初録音)
アントニオ・フアナス:エルサレムよ, 主を讃めたたえよ
われは信ず
天の女王, 喜びませ/晩課/エレミヤの哀歌
幸いなるかな
聖三位一体の朝課のための8つのレスポンソリウム
エルサレムよ, 主を讃めたたえよ
コレギウム・ムンディ・ノーヴィ、
ヴァリアント6、
R.ライアン・エンドリス(指)

1791年から1815年にかけて400以上もの作品を残したとされる、スペインで活躍した作曲家、アントニオ・フアナスの初録音となる合唱作品集。コルゲート大学の音楽科で助教授、合唱と声楽の音楽監督を務める、R.ライアン・エンドリスの手腕で知られざる18世紀の重要な作曲家の作品を現代に伝える好企画。
1791年から1815年にかけて400以上もの作品を残したとされる、スペインで活躍した作曲家、アントニオ・フアナスの初録音となる合唱作品集。コルゲート大学の音楽科で助教授、合唱と声楽の音楽監督を務める、R.ライアン・エンドリスの手腕で知られざる18世紀の重要な作曲家の作品を現代に伝える好企画。
CRC-3664
ノーツ・フロム・ホーム〜ブリテン諸島の音楽
ウィリアム・ハールストン:4つの性格的小品
エドウィン・ロクスバラ:無伴奏クラリネットのためのワーズワース小品集
スタンフォード:クラリネット・ソナタ第2盤Op.129
フィンジ:5つのバガテルOp.23
リチャード・ロドニー・ベネット:無伴奏クラリネットのためのソナチネ
アーサー・ブリス:パストラール
アイアランド幻想的ソナタ
ジョナサン・ホールデン(Cl)、
パク・ウンヒ(P)

録音:2014年7月14日−16日(フロリダ)
ジョナサン・ホールデンは、西ミシガンSOの主席クラリネット奏者であり、フロリダ州立大学のクラリネットの助教授も務めています。
パク・ウンヒは、「流暢で揺るぎない演奏技術を持っている」とニューヨークのコンサートレビューで称賛され、韓国やイタリア、ブラジル、コスタリカ共和国、日本で数々のコンサートを行ってきました。
クラリネットとピアノの絶巧に合う音色が滑らかで美しい20世紀のイギリスを代表する作曲家たちの名曲アルバムです。
CRC-3665
ザ・グランド・デュオ〜シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)全集
ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲(ソナタ)イ長調、ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第1番ニ長調、ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第2番イ短調、ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第3番ト短調
エリザベス・ホロウェル(Vn)、
エリン・ヘルヤード(フォルテ・ピアノ)

録音:2017年6月(ニュージーランド)
エリン・ヘルヤードは、モントリオールのアンサンブル・カプリースの主要メンバーとして活躍し、オーストラリアのピンチガット・オペラやアンティポディーズOの芸術監督&共同創設者として活動するオーストラリア新世代の古楽系鍵盤奏者です。
エリザベス・ホロウェルは、シドニー音楽院を第一級優等学位で卒業し、オーストラリア室内Oの中心的メンバーとして活躍しています。
実力派のエリン・ヘルヤードとエリザベス・ホロウェルが、ピアノ曲で音楽史において重要な歴史を残したシューベルトのヴァイオリン・ソナタを奏でます。
CRC-3666
戦争から平和へ〜ホロコーストにインスパイアされた第二次世界大戦期のヴァイオリンとピアノのための作品
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.53
ハワード・ファーガソン:ヴァイオリン・ソナタ第2番
メシアン:世の終わりのための四重奏曲より第8曲「イエスの不滅性への讃歌」
ベトゥル・ソイカン(Vn)、
フアン・パブロ・アンドラーデ(P)

録音:2017年3月(アメリカ)
ベトゥル・ソイカンはスイスでのコンチェルト・コンクールの最優秀賞で特別賞を受賞し、ベルンSOとのサミュエル・バーバーのヴァイオリン協奏曲の奏者に選ばれました。
世の終わりのための四重奏曲「イエスの永遠性への第二讃歌」ともいわれている、世の終わりのための四重奏曲より第8曲「イエスの不滅性への讃歌」はヴァイオリンとピアノの二重奏曲で、ベトゥル・ソイカンが奏でるヴァイオリンでメシアンらしい天国的な遅さの中にじっくりと賛歌が歌われています。
このアルバムは、ヨーロッパのユダヤ人600万人が犠牲になった第二次世界大戦のナチスによるホロコーストに影響を受けた作品です。
CRC-3667
未来の自分に宛てた手紙〜ニック・レヴェル:ヴィオラ作品集
ニック・レヴェル:アイスブレーカー
ミラージュ/ドングリを食べる5つの方法
パルス・ノイズ/ハム・ジャム5
イン・デイ・ドリーム/ランドスケープ
ヴィオラ・ケーキ
ワーシー・オヴ・ラヴ(バッハの前奏曲ハ短調より)
ニックン・ノラ/リベルタンゴ
メガブリップ/ドットダッシュ
ニック・レヴェル(Va)

録音:2016年&2017年、アメリカ
アメリカのヴィオラ奏者、作曲家として活躍するニック・レヴェルのソロ・デビュー・アルバム。スタイル、ジャンルにとらわれず、絶えず変化し続けるヴィオラの魅力を伝える自作自演作。
CRC-3668
霧〜レスピーギのヴァイオリンとピアノのための作品集
レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調、霧(ジェイムソン・クーパー編)、雨(ジェイムソン・クーパー編)、アルメニアの詩人の語る4つの詩(ジェイムソン・クーパー編)、ヴァイオリン・ソナタ ロ短調
ジェイムソン・クーパー(Vn)、
エリ・カルーマン(ピアノ

録音:2017年1月8月(アメリカ)
大阪国際室内楽コンクールを始め、アメリカ国内外の多くのコンクールで入賞を果たしてきたユークリッドSQの創設メンバー&第1ヴァイオリンを20年超務めているジェイムソン・クーパーが弾く、オットリーノ・レスピーギのヴァイオリン作品集。数々の色彩豊かなオーケストラ作品で知られるレスピーギですが、ヴァイオリンとピアノのための作品も「もっと聴かれる価値のある作品である」と取り組まれたアルバムです。
レスピーギがボローニャでヴァイオリンとヴィオラを習っている時期に書いたニ短調のソナタと、それから約20年後の円熟期に書かれたロ短調のソナタ、2つのヴァイオリン・ソナタに加え、ジェイムソン・クーパー自身がヴァイオリンとピアノ版に編曲した3つの歌曲を収録し、儚くも情熱的なレスピーギの魅力を伝えています。
CRC-3669
ソロ!〜エイモス・ギレスピーの室内楽
エイモス・ギレスピー:プロヴィデンス・オヴ・ゾーン、レイスワーク、ジャスパー・ジョンズ、シカゴ=ルツェルン、ソロ!、スパニッシュ・スピーカーズ
バルカーダ・サクソフォン・クァルテット、
ギレスピー・チェンバー・クァルテット、
カイア・ストリング・クァルテット、
様々なアーティスト

録音:2014年−2017年(シカゴ)
エイモス・ギレスピーはサクソフォン奏者&作曲家で、室内楽やオーケストラ、ジャズ、映画、演劇、ダンスなど幅広い分野の音楽を手掛けており、国際現代音楽協会(ISCM)やASCAP作曲コンクールでなどで特別賞やファイナリスト賞を受賞しました。
クラシック音楽にモダン・ジャズの要素も取り入れた、エイモス・ギレスピーの自由で想像力豊かな創作的アルバムです。
CRC-3670
フレンチ・オペラ・アリア集
グノー:「ファウスト」より 第4幕への前奏曲、Elles ne sont plus la!
サン=サーンス :「ヘンリー8世」より O cruels souveniors
ビゼー:「カルメン」より 何を恐れることがありましょう
ドビュッシー:「放蕩息子」より 前奏曲、来る年も来る年も空しく
オッフェンバック:「ホフマン物語」より 逃げてしまったの、雉鳥は
マスネ:「タイス」より タイスの瞑想曲、
 「エロディアード」より 美しく優しい君
ラロ:「イスの王様」より Une femme viendra
グノー
:「ロメオとジュリエット」よ り ああ!何という戦慄が
プーランク:「レオカディア」よ り 愛の小径
イリス・ヘ ンドリックス(S)、
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディO、
パトリック ・フルニリエール(指)

録音(ライヴ):2017年9月29日−10月1日、ミラノ
イリス・ヘンドリックスは、フラン ダース・オペラ、リール歌劇場、ワロン王立劇場、ベルゲン歌劇場 、パレ・デ・ボザールなど、ヨーロッパ各地のオペラハウスで活躍 するベルギーのソプラノ。 フランスのロマンテックなアリア集で共演するのは、イタリアの名 門ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディO。フルニリエールの指揮とオ ーケストラが、ヘンドリックスの歌声を引き立てています。
CRC-3672
バルバラ・ストロッツィ:情熱的な歌〜セシリアズ・サークル
バルバラ・ストロッツィ(1619-1677):うかつ者 Op.8
カンタータ、アリエッタと二重唱曲集 Op.2 より 「アイ・バーチ」
サクリ・ムジカーリ・アフェッティ Op.5 より 「立ち上がれ、立ち上がれ」
ケ・シ・プオ・ファーレ(Musing #1)
エウテルペの遊戯 Op.7 より 「Non occorre ch'io ci pensi」
サクリ・ムジカーリ・アフェッティ Op.5 より 「サルヴェ・レジーナ」
カンタータ、アリエッタと二重唱曲集 Op.2 よりLa Riamata da chi amava、 美しい瞳が
エウテルペの遊戯 Op.7 より 「Non volete ch'io mi dolga」
ケ・シ・プオ・ファーレ(Musing #2)
カンタータ、アリエッタと二重唱曲集 Op.2 より アモール・ドルミリオーネ
ジャネット・ヤングダール(S)、
ヴィヴィアン・モンゴメリー(ハープシコード、オルガン、アコーディオン)、キャサリン・ボット(S)、ベンジャミン・カッツ(ハープシコード、オルガン)、エリザベス・ケニー(テオルボ)、ジュリア・マッケンジー(Vn)

録音:2014年6月、チョートン・ハウス・ライブラリー(ハンプシャー、イギリス)&2015年5月、ユニテリアン・ユニヴァーサリスト教会(マサチューセッツ、アメリカ)
バロック初期のイタリアでソプラノのための作品を中心に作曲していた女性作曲家・声楽家、バルバラ・ストロッツィの歌曲集。ジャネット・ヤングダールはレスブリッジ大学で准教授を務めるソプラノ歌手で、中世音楽のアンサンブル「Sequentia」とヨーロッパと北米でツアーを行うなど精力的に活動。カナダをはじめ各地で講演や論文の発表なども行っています。
CRC-3673
アジアン・ソウル〜デイヴィッド・ローブ:ヴァイオリン作品集
デイヴィッド・ローブ:コガク*
アジアン・ウインズ**/ソナチネ**
インティメイト・シーン**
Ayung sungai**
茂木うらら(Vn)*、
トレヴァー・ホーフェリッヒ(Vn)**

録音:2017年2月−5月、カレイドスコープ・サウンド(ニュージャージー、アメリカ)
日本の伝統楽器にも造詣の深いアメリカ人作曲家、デイヴィッド・ローブ(1939-)のヴァイオリンのための作品集。ソロや室内楽で数々の賞を受賞し、現在ニューヨークを拠点に活躍している日本人ヴァイオリニスト、茂木うららが故郷の風景を華麗に描く。
CRC-3675
フランソワ・ドヴィエンヌ:フルート・ソナタ集
ソナタ ニ長調 Op.68-1/ソナタ 第1番ニ短調/ソナタ ホ短調 Op.58-1/ソナタ ハ長調 Op.68-3/ソナタ第3番ト長調
ジョアンナ・マースデン(Fl)
〔使用楽器:Tortochot(Paris, c.1780)〕
マーク・エドワーズ(ハープシコード)

録音:2015年6月2日−4日、ミラベル・セント・オーガスティン教会(ケベック、カナダ)
モントリオールを拠点に活躍するフルート奏者、ジョアンナ・マースデンのデビュー盤は、数多くの管楽器のための作品を残し、18世紀フランスで活躍したフルート奏者、ファゴット奏者、作曲家フランソワ・ドヴィエンヌのフルート・ソナタ集。
マースデンは、指揮者のいない室内O、ポイエシスとシンフォニー・アトランティックの創設メンバーの1人であり、2012年に開催された、国際フルート協会バロック・アーティスト・コンペティションでは第2位を受賞しています。得意のアンティーク・フルートを用いて、「フランスのモーツァルト」と言われたドヴィエンヌのソナタ集を優美な音色で奏でる。
CRC-3676
ヴンダー・バッハ〜バッハ:ギター・トランスクリプション集
バッハ:前奏曲, フーガとアレグロ 変ホ長調BWV.998(ギター編曲版)
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004(サイラ・メネセスによるギター編曲版)
サイラ・メネセス(G)

録音:2015年1月&2017年2月、ニューイングランド音楽院ジョーダン・ホール(ボストン、アメリカ)
言わずと知れたクラシックギター界の巨匠、エリオット・フィスクの妻が、独特の感性とスタイルで奏でるバッハのギター・トランスクリプション集!
メキシコ出身のギタリスト、サイラ・メネセスは、17歳の時にメキシコで開催された国際ギター協奏曲コンクールにおいて、当時最年少で1位に輝いた天才。彼女の温かみのあるサウンド、テクニック、素晴らしい音楽性は国際的に高い評価を得ており、ボストンのジョーダン・ホール、ニューヨークのアリス・タリー・ホール、カーネギー・ホール、ザルツブルクのウィーン・ホールなど、世界の多くの素晴らしいコンサートホールで演奏しています。
夫であるエリオット・フィスクからも高い評価を得ているこのアルバムは、バッハ・ファン、ギター関係者注目!
CRC-3677
アメリカン・クラシック・イングリッシュ〜オルガン作品集
アレック・ローリー:オルガンのための組曲
パリー:コラール前奏曲集
フランク・ブリッジ:オルガンのための3つの小品
ヒーリー・ウィラン:コラール前奏曲集
バジル・ハーウッド:オルガン・ソナタ第1番 嬰ハ短調Op.5
ジョビー・ベル(Org)

録音:2016年3月14日−16日ファースト・バプテスト教会(アメリカ)
ジョビー・ベルは、2000年に全米若手アーティスト・コンクール・イン・オルガン・パフォーマンスで第2位とオーディエンス賞を受賞しました。 2004年からは音楽学校の教員を務め、オルガンやキリスト教音楽を教えています。
練習し築き上げた技術とオルガン音楽の認識を高めることへの熱心なジョビー・ベルの思いが感じられる、イギリスのオルガン作品のアルバムです。
CRC-3678
シュナーベル&シューベルト:ヴァイオリン作品集
アルトゥール・シュナーベル:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ
シューベルト
:の幻想曲ハ長調 D.934
ウィリアム・ハーヴェイ(Vn)、
フレデリック・シュウ(P)
メキシコを代表するオーケストラ、オルケスタ・シンフォニカ・ナシオナルのコンサートマスターを務め、ヴァイオリニスト、指揮者、作曲家と多岐に活躍するウィリアム・ハーヴェイ。
20世紀前半を代表するベートーヴェン弾きと知られる、アルトゥール・シュナーベルが書いた、45分にも及ぶ無伴奏ヴァイオリンのための大作と、シューベルトの傑作のひとつに数えられる幻想曲をカップリングしたアルバム。
CRC-3679
ディノス・コンスタンティニデス(b.1929):独奏ピアノ作品集
リフレクションズ \ LRC.276
主題と変奏 LRC.001
ヘブンズ・アー・テリング LRC.100
ソナタ LRC.49
ドリームズ, アース&ヘブンズ LRC.101
若者のための組曲 LRC.74
フロソ・クティスタキ(P)

録音:2018年1月3日−4日、アートラックス・スタジオ(アテネ、ギリシャ)
様々なアンサンブルや独奏楽器のための作品を残しているギリシャ出身の作曲家、ディノス・コンスタンティニデスのピアノのための作品集。
CRC-3680
スティーヴン・スターリク〜レトロスペクティヴ Vol.12
ヴュータン:組曲 ロ短調 Op.43より
クライスラー
:シチリアーノとリゴードン
バッハ
:ソナタ第4番 ハ短調 BWV.1017よりラルゴ
ポール・ホファート:コンテンポラリー・ヴァイオリンのための協奏曲より第2楽章「タイム」
ウィリアム・ルッソ:イギリス協奏曲 Op.43より第3楽章「レスター・スクウェア」
ペルゴレージ(ロンゴ編):3声のソナタ第12番 ホ長調
フォーレ:子守歌 Op.16
ラヴェル
:フォーレの名による子守歌
ハイドン
:弦楽四重奏曲第32番 ハ長調 「鳥」 Op.33-3 Hob.III:39より第2、4楽章
ホファート:コンテンポラリー・ヴァイオリンのための協奏曲より第3楽章「ブルース・アンド・ジャズ」
ルーマニア伝承曲:ホラ・ルイ・ティモスカ
ストラヴィンスキー
:組曲「兵士の物語」より3つの舞曲
ショスタコーヴィチ(グリックマン編):3つの幻想的舞曲 Op.5
サラサーテ:序奏とタランテラより「タランテラ」
ハンガリー伝承曲:ブロークン・ヴァイオリン
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35より第3楽章
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.12-2より第2楽章
スティーヴン・スターリク(Vn)、他
24歳の若さでロイヤル・フィルのコンサート・マスターに就任し、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、トロント響の同ポジションを歴任した「キング・オヴ・コンサートマスター」、スティーヴン・スターリク。スターリクの貴重な録音を復刻する「レトロスペクティヴ」シリーズの第12作目。1959年から1987年までにスタジオやライヴで録音された様々な小品を収めた、スターリクのヴァイオリニスト人生のハイライトを見るかのような壮大なアルバム。時代やジャンルを超越したスターリクの懐の深さと類稀な演奏技術、センスは見物です。
CRC-3681
ウォルトン&ブリテン:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ウォルトン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ブリテン:ヴァイオリンとピアノのための組曲Op.6
ワンチ・ホアン(Vn)、
ロバート・ケーニッヒ(P)
ワンチ・ホアンは、アメリカのジュリアード音楽院、インディアナ大学でヴァイオリンを学び、ボルチモアSOとの共演でソロ・デビューを果たした台湾出身の女流ヴァイオリニスト。現在はジェームズ・マディソン大学でヴァイオリンの教授を務めています。
これまでに、イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集(CRC-3253)、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(CRC-3419/3420)と、独奏ヴァイオリンのための重要レパートリーで高い評価を得ている彼女が新たに選んだのは、20世紀イギリスを代表する作曲家たちが残したヴァイオリンとピアノのための作品集。
CRC-3682
20世紀のトランペット作品集
ゲディケ:演奏会用練習曲 Op.49
ヒンデミット:ソナタ
ブロッホ:プロクラメーション
エネスコ:伝説
ラヴェル:ハバネラ形式の商品
オネゲル:イントラーダ
伝承曲:鳥の歌
ロデリック・マクドナルド(Tp)、
ミギョン・キム(P)

録音:2016年〜2017年頃、ジュリエット・J.ロッシュ・リサイタルホール(ニューヨーク、アメリカ)
250年を超える歴史を誇る由緒あるオーケストラであるライプツィヒ・ゲヴァントハウスOで、1989年から2005年まで首席トランペット奏者を務めた、名手ロデリック・マクドナルドが奏でる20世紀のトランペットのための名作品集。
マクドナルドは、1988年に当時の音楽監督であった名匠クルト・マズアより、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスOを始め、ライプツィヒ・オペラ、聖トーマス教会の首席奏者の地位に任命され、奏者としてのキャリアを積み上げて来ました。彼のその素晴らしいサウンドは、日本フィルハーモニーSO、ヴィルトゥオージ・サクソニア 、バッハ・コレギウム・ミュンヘン、ライプツィヒ・バッハO、ライプツィヒ室内O、スーパー・ワールド・オーケストラ(東京)などとの共演により世界中で高い評価を得ています。2014年からは、奏者だけでなく指揮者としても活動の場を広げ、ニューイングランドSOの音楽監督を務めています。本アルバムは、名匠から厚い信頼を得てきた音楽性、テクニック、そして、その艶やかなサウンドを存分に堪能できる1枚と言えるでしょう。
CRC-3683
ワールズ・ハイウェイ〜メゾ・ソプラノのための作品集
ヒナステラ:アルゼンチン民謡による5つの歌曲集より 忘却の木の歌 Op.3-1、2つの歌曲より サンバ Op10-3
シャミナード:メヌエット
ヴァイル(セロウジ・クラジアン編):ユーカリ−タンゴ・ハバネラ
アイヴズ(デイヴィッド・エヴァン・トーマス編):3つの歌
プレヴィン:ヴォカリーズ
モンサルバーチェ:5つの黒人の歌より W, X
モンポウ:夢のたたかいより T, V
ファリャ(デイヴィッド・エヴァン・トーマス編):7つのスペイン民謡
サハール・ハッサン(Ms)、
レディスリッパ―・アンサンブルのメンバー

録音:2017年2月4日、6日、18日、19日、26日、モード・ムーン・ウェアーハウザー・スタジオ(ミネソタ、アメリカ)
20世紀初頭から半ばにかけて活躍した作曲家が残した作品を、メゾ・ソプラノと小編成アンサンブルで贈るアルバム。室内楽やオラトリオ・ソリストとして活躍する、エジプト系アメリカ人サハール・ハッサンの美しい歌声で。
CRC-3684
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
ブラームス:ソナタ第1番ト長調 「雨の歌」 Op.78
ソナタ第2番イ長調 Op.100
ソナタ第3番ニ短調 Op.108
ウェンレイ・グ(Vn)、
キャサリン・カウツキー(P)

録音:2017年6月12日−14日、ローレンス大学、ローレンス・メモリアル・チャペル(アップルトン、アメリカ)
ソリスト、リサイタリスト、室内楽の演奏家として活躍し、ユーディ・メニューイン国際コンクール第2位など、国内外のコンクールで多くの賞を受賞しているヴァイオリニスト、ウェンレイ・グが奏でるブラームスのソナタ集。
CRC-3685
レオノーラ・ドゥアルテ:作品全集
アルフォンソ・フェッラボスコU世:アルマン ヘ長調
テジュ・コール:Great Contentment: An Evening at Huis De Succa
レオノーラ・ドゥアルテ:シンフォニア第4番
ジョン・ブル
:イン・ノミネ第9番イ短調 MB28、5声のイン・ノミネ
ドゥアルテ:シンフォニア第5番、シンフォニア第6番
ブル:パヴァン イ短調 MB88a
ドゥアルテ:シンフォニア第3番
ジョン・ジェンキンス:パヴァンイ短調 VdGS45
ドゥアルテ:シンフォニア第2番、シンフォニア第1番
ブル:ガリアード イ短調MB88b
ドゥアルテ:シンフォニア第7番
ジョン・ブロウ:シャコンヌ ト長調
フアン・デル・エンシーナ:決してあなたを忘れることができないから
ソンナンブラ〔ジュード・ジリャク(Vn)、トマ・イリーエフ(Vn)、エリザベス・ウェインフィールド(テノール・ヴィオール、ディレクター)、エイミー・ドミンゲス(テノール・ヴィオール)、シャーリー・ハント(バス・ヴィオール)、ジェイムズ・ケナーリー(ハープシコード、テノール)〕

録音:2016年12月22日−23日、ドルー大学(アメリカ)
2016年から2017年のシーズンにメトロポリタン美術館のMetLiveArtsシリーズでデビューしたアンサンブル、ソンナンブラ。ニューヨーカー誌から「注目に値する」と称賛され、古楽器とヴィオールの豊かなサウンドを中心にしたさまざまな組み合わせで未知の音楽を探求しています。デビュー盤となる今作では、レオノーラ・ドゥアルテ(1610−1678)の全作品に加え、同時代に活躍した作曲家たちの作品を組み合わせた意欲作。
CRC-3688
バルトーク&ムソルグスキー:ピアノ作品集
バルトーク/フレスコバルディ:トッカータ
バルトーク:舞踏組曲
ムソルグスキー:展覧会の絵
アンドレア・ヴィヴァネット(P)

録音:2018年3月18日−19日、トビリシ州立音楽院(ジョージア)
イタリア出身のピアニスト、アンドレア・ヴィヴァネットがバルトーク&ムソルグスキーの名曲を奏でる。ヴィヴァネットは、8歳でピアノを始め、13歳の時にカリアリ歌劇場Oとモーツァルトのピアノ奏曲第12番K.414で共演。2014年には第15回大阪国際音楽コンクールで第3位に輝いています。
CRC-3689
Equivocal Duration〜スタッキー、ブレル、リトル、マクロスキー:室内楽作品集
スティーヴン・スタッキー:アド・パルナッスム
ジョシュア・ブレル:ロアノーク
デイヴィッド・T.リトル:デスカンソ
ランシング・マクロスキー:レクイエム, ver.2.001
ホワット・イズ・ノイズ
〔ダリア・チン(Fl)、アナスタシア・クリストファキス(Cl)、ジョシュア・ブレル(Vn)、ジャスティン・ペイジ(Vc)、チョロン・パク(P)、ミーガン・アーンズ(パーカッション)〕

録音:2017年5月28日−6月3日、オーバーニース・クリエイティヴ・コレクティヴ(アメリカ)
ホワット・イズ・ノイズは、2014年に「アメリカン・ストーリー」コンサートツアーの一環としてカーネギーホールでデビュー。聴衆をミュージシャンや作曲家と結びつける文化関連のコンサートを行うことで、音楽を通じてコミュニティを構築することに情熱を傾けています。デビューアルバムとなる「Equivocal Duration」では、フルート、クラリネット、パーカッション、ピアノ、ヴァイオリン、チェロの特異な編成から生まれる現代作品に取り組んでいます。
CRC-3690
愛の歌〜ロバート・リヴィングストン・オルドリッジ:歌曲集
オルドリッジ:マイ・ラヴ・イン・ハー・アタイア
リラクタンス/ホエン・ウィー・トゥー・パーテッド
ヤング・アンド・オールド/バースデー
ジェニー・キスド・ミー
ホワイ・イズ・ザ・ローズ・ソウ・ペイル
ゴーン/シー・カムズ・ノット/ソング
ラヴ・ディスパイスド
ビューティー・アンド・ラヴ/アルムス
ワイルド・ナイツ
オブ・パールズ・アンド・スターズ
ニコル・アセル(Ms)、
ロバート・スピルマン(P)

録音:2017年7月19日−26日、FTMスタジオ(アメリカ)
第54回グラミー賞で最優秀エンジニアアルバム(クラシック)および最優秀現代クラシック作曲部門を受賞した、ロバート・リヴィングストン・オルドリッジが2004年年に作曲した15の詩に基づいた愛の歌曲集。
CRC-3691
マス・トランジット〜トーキー、ジョーンズ、グラス、ヴェルデュイ、ライヒ:サクソフォン四重奏曲集
マイケル・トーキー:7月
デイヴィッド・P・ジョーンズ:マス・トランジット
フィリップ・グラス:サクソフォン四重奏曲
ヤコブ・テル・ヴェルデュイ(ヤコブTV):ピッチ・ブラック(サクソフォン四重奏とブームボックスのための)
スティーヴ・ライヒ:ニューヨーク・カウンターポイント
オリオン・サクソフォン四重奏団【ジェフ・ベネディクト(ソプラノ・サクソフォン)、エイドリアン・ウィリアムズ(アルト・サクソフォン)、ケン・フェルチ(テナー・サクソフォン)、チャーリー・リチャード(バリトン・サクソフォン)】

録音:2017年9月15日−16日&11月24日−25日、リナホン・ミュージック・プロダクション(カリフォルニア、アメリカ)
ジャズ・サクソフォン奏者として活躍するジェフ・ベネディクトによって1989年に創設されたオリオン・サクソフォン四重奏団の4枚目となるアルバム。フィリップ・グラスが1995年に作曲した「サクソフォン四重奏曲」や、世界的クラリネット奏者、リチャード・ストルツマンの委嘱で1984年に作曲された、スティーヴ・ライヒの代表作の1つである「ニューヨーク・カウンターポイント」のサクソフォン版アレンジなど、現代作品に焦点を当てた作品集。サクソフォンの同族楽器としての魅力溢れるアンサンブル、電子音楽とのコラボレーションにも注目。
CRC-3692
ロベルト&クララ・シューマン、エネスコ:ヴィオラとピアノのための作品集
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105(E.ゴールドスタイン編曲によるヴィオラ版)
クララ・シューマン:ヴァイオリンとピアノのための3つのロマンス Op.22(E.ゴールドスタイン編曲によるヴィオラ版)
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 イ短調 「ルーマニア民俗風で」 Op. 25 (E. ゴールドスタイン編曲によるヴィオラ版)
エリアス・ゴールドスタイン(Vn)、
アンジェラ・ドラギチェスク(P)

録音:2018年2月12日−14日、LSUリサイタルホール(ルイジアナ、アメリカ)
CRC-3686
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ集
ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38(ライオネル・ターティス編曲によるヴィオラ版)
マンチン・チャン(Va)、ア
ルバート・ティウ(P)

録音:2017年10月(シンガポール)
中国、湘南省出身のヴィオラ奏者、マンチン・チャンが奏でるブラームスのソナタ集。マンチン・チャンは、10歳で上海音楽院に入学し、12歳でヴィオラ奏者としてデビュー。上海音楽院を卒業後、マンハッタン音楽院でエマニュエル・ヴァルディに師事。1988年のポーツマス国際弦楽四重奏コンクールでは、上海クァルテットのメンバーとして参加し第4位に輝いています。1994年には、デトロイトSOに、当時、史上最年少のアジア人メンバーとなり、副首席ヴィオラ奏者として活躍。現在は、シンガポールSOの首席ヴィオラ奏者の地位を務めています。
エリアス・ゴールドスタインは、プリムローズ、バシュメット、ライオネル・ターティス国際ヴィオラ・コンクールの各コンクールでの上位入賞の経歴を持つヴィオリスト。
カーネギーホールでパガニーニの「24のカプリース」のヴィオラ・ヴァージョンのリサイタルを開いた初のヴィオラ奏者として注目されるゴールドスタインが今作で取り組んだのは、全曲自身の編曲によるヴィオラ版のシューマン夫婦、エネスコの作品集!
CRC-3693
ビーチ、コール、スマイス:室内楽作品集
エイミー・ビーチ:三重奏曲イ短調Op.150
ウルリック・コール:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
エセル・スマイス:ヴァイオリン、ホルンとピアノのための三重奏曲
ジョアンナ・ゴールドスタイン(P)、
スティーヴン・メッケル(Vn)、
ニコラス・フィンチ(Vc)、
ブルース・ハイム(Hrn)

録音:2018年3月26日−29日、アメリカ
インディアナ大学サウスイースト校の音楽教授を務める、ジョアンナ・ゴールドスタインを中心に各楽器の名手たちが華麗に描く、20世紀初頭に作曲された女性作曲家たちの室内楽作品集。
CRC-3694
コリアン・ウィメンズ・ヴォイシズ
サンギン・リー:ワン・モーメント, ア・サウザンド・イヤーズ
ヘソン・リー:シックベッド・ダイアリー
ヨンジャ・リー:ハーバー
ヨンナン・パク:トランペット・クリーパー
ミラン・キム:Neu-Sil Taryung
ウンヘ・キム:Jeongseon Arari
ボクナム・リー:オータム・イズ・リーヴィング
ミラン・キム:ホエン・フォール・アライヴス
ウンヘ・キム:ニュー・ボート・ソング
ジョンヒ・イム:スターゲイザー
ナムリム・リー:マザーズ・シルエット
キョンシン・イム:ファザーズ・エイジ
キョン・チョ(S)、ウォン・チョ(Bs)、
セリョン・ウー(P)

録音:2017年、ドリーム・シェア・レコーディング・スタジオ(ソウル、韓国)
サウス・フロリダ大学声楽科准教授を務める韓国のリリック・ソプラノ、キョン・チョが歌う、母国韓国の歌曲集。
CRC-3695
シューベルト:ピアノ作品集
シューベルト:即興曲集 D.899 Op.90
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
アレクサンダー・コブリン(P)

録音:2017年12月27日−29日、ロシア国立モスクワ合唱団アカデミー・スタジオ(ロシア)
1999年のブゾーニ国際ピアノ・コンクール優勝、2000年のショパン国際ピアノ・コンクール第3位、2003年の浜松国際ピアノ・コンクール第2位(最高位)、2005年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール優勝など、輝かしい経歴を持つロシアの名ピアニスト、アレクサンダー・コブリン。シューベルトのピアノ作品の中でも最も人気の高い晩年の傑作を、多くの聴衆を魅了してきた素晴らしいテクニックと音楽性で奏でます。
CRC-3696
ロバート・モーリス:ヴァイオリンとピアノの二重奏曲集
イン・ヴァリエイションズ(1981)、
...グラジュアリー...(2010)、
ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 「ドローン・オンワード」(2014)
イレーラ・ブラザーズ・デュオ〔ジョン・イレーラ(Vn)、ジョゼフ・イレーラ(P)〕

録音:2016年−2017年(ニューヨーク)
イレーラ・ブラザーズはニューヨークのコンサート・レヴューによって「魅惑的でダイナミックなパフォーマンスをする」と称賛され、世界的名ヴァイオリニストであるズヴィ・ツァイトリンからは、「2人の才能のある少年」と呼ばれていました。デュオの活動の他にもジョンは、ヨーロッパやアメリカで、ジョゼフはドイツ、ブラジル、イタリア、フランス、アメリカでソリストとしても活動しています。3曲目の「Drawn Onward:Fantasy for Violin and Piano」はイレーラ・ブラザーズのために作曲されました。
CRC-3697
シューマン ピアノ作品集
トッカータ ハ長調Op.7、
フモレスケ変ロ長調Op.20、
アラベスク ハ長調Op.18、
謝肉祭Op.9
シェン・カイ(P)

録音:2017年9月2日−3日(カナダ)
15歳でトロントSOとの協奏曲デビューを果たしたカナダのピアニスト、シェン・カイは、ケベックSO、カルガリーPO、ウィンザーSOなど多くの楽団と共演してきました。10代のうちに多くのコンクールで最優秀賞を獲得し、ベーゼンドルファー国際ピアノ・コンクールでは最年少のファイナリストに選ばれ、特別賞も受賞しています。ソロ・リサイタルでは、アメリカやカナダ、メキシコ、中国で演奏を行い、2017年にはマサチューセッツ州のサウス・コースト・トゥデイ紙によって「2017シーズンでもっとも感動的なソリスト!」と称賛されています。
CRC-3698
プロコフィエフ&ラフマニノフ:ピアノ作品集
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」からの10の小品 Op.75
ラフマニノフ:絵画的練習曲「音の絵」 Op.33
ズミトリー・ウラシウク(P)

録音:2017年7月19日−22日、聖ピウス10世カトリック教会(テキサス)
ベラルーシ出身の若手注目ピアニスト、ズミトリー・ウラシウクは、2007年スヴェティスラフ・スタンチッチ国際ピアノ・コンクール第1位受賞など、多くの国際コンクールで大賞に輝く逸材。Centaurからの1stアルバムでは、得意のプロコフィエフ&ラフマニノフを洗練された解釈と演奏で贈ります。
CRC-3699(2CD)
エンパワーリング・サイレンスト・ヴォイス
マイケル・ロバート・スミス、トマス・シュッテンヘルム、アンドルー・ロドリゲス、C.G.ウォルデンV、スティーブン・セルパ、他(アメリカの合唱作品集)
コーロシンセシズ・シンガーズ、
ウェンディ・K・モイ(S・指,プロデューサー)、
ジェレマイア・セルヴィ(バス・指,プロデューサー)

録音:2017年1月15-16日ニッカーソン・スタジオ、 シアトル・パシフィック大学(ワシントン州 シアトル)
新しい音楽への並外れた取り組みが評価され、アメリカ賞(The American Prize)などを受賞してきたプロフェッショナルの合唱団、コーロシンセシズ・シンガーズ(chorosynthesis singers)。
「Empowering Silenced Voices」は、コーロシンセシズ・シンガーズがまとめた、あらゆる技術レベルや年齢に対応した新しい合唱作品のオンライン・データベースの名前でもあり、このアルバムはそのデータベース内の作品を収録しています。

CRC-3701
アート・オヴ・リバーマンVol.1〜バロック・ヴァイオリン
バッハ:ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ第1番ロ短調BWV.1014(原盤録音:Titanic Records/1978年)、
 ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ第3番ホ長調BWV.1016(原盤録音:Titanic Records/1978年)、
シモン・ル・デュク:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調Op.1,No.1(原盤録音:AFKA/1975年)
C.P.E.バッハ:ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ ハ長調(原盤録音:AFKA/1975年)、
 ヴァイオリンとオブリガート・ハープシコードのためのソナタ ロ長調(原盤録音:Titanic Records/1980年)
ビーバー:ヴァイオリン・ソナタ第6番(原盤録音:Centaur Records/2000年)
キャロル・リーバーマン(バロックVn)、
マーク・クロール(ハープシコード)
キャロル・リーバーマンは、リーバーマン=クロール・デュオやボストン・アーリー・ミュージック・アンサンブルのヴァイオリニスト、トマジーニSQの創設者兼第1ヴァイオリニストを務め、30年間バロック・ヴァイオリン演奏の第一線で活躍してきたアメリカの女流ヴァイオリニスト。
アメリカのTitanic RecordsやAFKA、Centaurなどに録音してきたリーバーマンの芸術を集成した新シリーズ「アート・オヴ・キャロル・リーバーマン」。第1巻は「バロック・ヴァイオリン」と題し、バッハ、C.P.E.バッハ、ビーバー、そして当時世界初録音となったシモン・ル・デュク(1742−1777)のヴァイオリン・ソナタを収録。共演のマーク・クロールは、リーバーマンと共にボストン大学で音楽を教えてきた名手です。
CRC-3702
アート・オヴ・リーバーマンVol.2〜モダン・ヴァイオリン
ドホナーニ:ヴァイオリン・ソナタ 嬰ハ短調 Op.21(原盤録音:AFKA Records, SK-290/1979)*、弦楽三重奏のためのセレナーデ ハ長調 Op.10(原盤録音:AFKA Records, SK-290/1979)**
エリオット・カーター:ゴッフレード・ペトラッシのための感謝(原盤録音:NEUMA-81/1994)
ホヴァネス
:ヴァイオリンとハープシコードのための二重奏曲 Op.122(原盤録音:Albany Records, Troy668/2003)***
ウォルター・ピストン:ヴァイオリンとハープシコードのためのソナチネ(原盤録音:Albany Records, Troy457/2000)***
メシアン
:世の終わりのための四重奏曲(原盤録音:Centaur Records, CRC-2915)§
キャロル・リーバーマン(Vn)、
ロイス・シャピロ(P)*、
マーカス・トンプソン(Va)**、
デイヴィッド・フィンチ(Vc)**§、
マーク・クロール(ハープシコード)***、
ジェフリー・バールソン(P)§、
ブルース・クレディター(Cl)§
リーバーマン=クロール・デュオやボストン・アーリー・ミュージック・アンサンブルのヴァイオリニスト、トマジーニSQの創設者兼第1ヴァイオリニストを務め、30年間バロック・ヴァイオリン演奏の第一線で活躍してきたアメリカの女流ヴァイオリニスト、キャロル・リーバーマン。アメリカのTitanic RecordsやAFKA、Centaurなどに録音してきたリーバーマンの芸術を集成したシリーズ「アート・オヴ・キャロル・リーバーマン」の第2巻は、「モダン・ヴァイオリン」と題し、ドホナーニ、メシアンなどの近現代作品を収録。
CRC-3703
マラン・マレ:ヴィオール曲集第2巻
マラン・マレ:組曲第4番ト長調(抜粋)
 組曲第1番ニ短調(抜粋)
ジャン=アンリ・ダングルベール:組曲第4番ニ長調より シャンボニエール氏のトンボー
マラン・マレ:組曲第6番ホ短調(抜粋)
 サント=コロンブ氏を悼むトンボー
 組曲第8番イ長調(抜粋)
 リュリ氏を悼むトンボー
 組曲第6番ホ長調(抜粋)
ジョン・ドーネンバーグ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マルコム・プラウド(ハープシコード)

録音:2018年3月7日−10日、ぺブル・ビーチ(カリフォルニア)
ヴィーラント・クイケン、ニコラウス・アーノンクールの下で研鑽を積んだアメリカのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、ジョン・ドーネンバーグ。これまでにヴィオラ・ダ・ガンバのための作品を30枚以上も録音してきた名手が、卓越したテクニックで奏でるマラン・マレ。
CRC-3705
マ・コントラバス・シェリー
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(ヘンリー・チェン編曲コントラバスとピアノ版)
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ長調(ヘンリー・チェン編曲コントラバスとピアノ版)
フォーレ:ポエム・ダン・ジュール(ヘンリー・チェン編曲コントラバスとピアノ版)
レイナルド・アーン:クロリス(ヘンリー・チェン編曲コントラバスとピアノ版)
ヘンリー・チェン(Cb)、
ルーカス・ウォン(P)

録音:2018年7月9日−10日(イタリア)
フランクの名曲ヴァイオリン・ソナタを始め、ドビュッシー、フォーレ、アーンなどフランスの洒脱な作品たちをコントラバス版へとアレンジした、コントラバス愛好家やアレンジ・ファン注目のアルバム。
自ら編曲も担当したヘンリー・チェンは、台湾出身、現在はアメリカを中心に、ヨーロッパ、南アフリカ、アジアで活動するコントラバス奏者。ボール州立大学、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校、台湾の東呉大学などでコントラバスを教え、2018年には中国中央音楽院の教員に任命されました。また、シカゴSO傘下のシカゴ・シヴィック・オーケストラを始め、イリノイ大学のシャンペーン=アーバナSO、インディアナポリス州のマンシーSO、シカゴのアドヴェント室内Oなどで首席奏者を務めてきた名手です。
CRC-3706
カートン・ヘスター:クァンタム・エルダーズ・バレエ
サムナムブリズム・セルフ=ヒプノシス/ネザーワールド・コンテンプレイション/クァンタム・ブーガルー/フォゴフ・フォー・NFH/リチュアル・トランスモグラフィー/クァンタム・エルダース・チャ・チャ・フォーKWH/ジェリ・クァンタム・エルダース/エクセントリック・ストーム
カートン・ヘスター(ソプラノサックス、テナーサックス、ピッコロ、フルート、シンセサイザー)、
ユンシャン・ガオ(ピーパ)、
トモコ・ホンダ(P)、
デイビット・スミス(ベース)

録音:2018年8月15-16日(カリフォルニア州)
ジャズを中心にクラシック、電子音楽、ダンス・ミュージック、民族音楽など、多彩な音楽を取り入れて活動する作曲家、サクソフォン&フルート奏者、カールトン・ヘスターのアルバム。自身が演奏する管楽器&シンセサイザーに、エレクトリック&アコースティックのピアノとベース、そしてピーパ(中国琵琶)を加えた編成で独自の音楽を作っています
CRC-3707
メンデルスゾーン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲ニ短調
ショーソン(管弦楽編曲:レヴォン・アンバルツミアン):ヴァイオリン,ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲
エフゲニー・リフキン(P)、
レヴォン・アンバルツミアン(Vn)、
アルコ室内O、
ウラジスラフ・ブラホフ(指)

録音:メンデルスゾーン:1995年(ロシア)、2008年3月29日ジョージア舞台芸術センター大学ヒュー・ホジソン・ホール
エフゲニー・リフキンはロシアのニジニノヴゴロド出身のピアニストで、オクラホマで開催された1998年国際マクマホン・ピアノ・コンクールで最優秀賞を受賞しました。レヴォン・アンバルツミアンは1978年にモスクワ音楽院で15年間教授を務め、その後はインディアナ大学音楽学校やジョージア大学ヒュー・ホジソン・ミュージック・スクールのヴァイオリン教授も務めました。エルネスト・ショーソンの協奏曲はレヴォン・アンバルツミアンが管弦楽編曲しており、より華やかな編成にも注目です。
CRC-3710
アレクサンドル・メシボフスキーの芸術
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13
チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出 Op.42 より 瞑想曲 Op.42-1、スケルツォ Op.42-2
イザイ: 悲劇的な詩 Op.12
ブラームス:ハンガリー狂詩曲第5番
ファリャ
:7つのスペイン民謡 より 子守歌
ヴィエニャフスキ:マズルカ、創作主題による華麗なる変奏曲
グラズノフ:瞑想曲
アレクサンドル・メシボフスキー(Vn)、
ダイアナ・ミットラー(P)

録音(ライヴ):2005年−2016年、 ニューヨーク市立大学リーマンカレッジ音楽学部リサイタル・ホール(アメリカ)
旧ソ連時代のウクライナのハルキウ音楽院で研鑽を積み、レオポルト・アウアーやカール・フレッシュの系譜に連なるロシアのヴァイオリニスト、アレクサンドル・メシボフスキーのポートレート・アルバム。バロックから現代のロシア作品まで約50のヴァイオリン協奏曲を知り尽くしたメシボフスキーが奏でるロマンティックな作品の数々を収録したライヴ音源です。
CRC-3711
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
ジョン・フェイディアル(Vn)、
アンドルー・ハーリー(P)

録音:2010年5月29日−31日、ブキャナン舞台芸術センター・コンサート・ホール(ワイオミング州、アメリカ)
室内楽奏者、ソリスト、教育者として活躍しているヴァイオリニスト、ジョン・フェイディアルが弾く、ブラームスの3大ソナタ。フェイディアルの演奏は多くの批評家から賞賛され、米国芸術大使として国際ツアーにも参加し、ノースカロライナ・オペラ、メニューイン祝祭O、ハイデルベルク・シュロス・シュピール、グリーンズボロSOなどでコンサートマスターを務めています
CRC-3712
バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.98、
カンタータ第147番よりコラール「主よ人の望みの喜びよ」(編曲:マイラ・ヘス)
リリア・ボヤディエヴァ(P)

録音:2017年7月19-20日、アテネ・コンサート・ホール、ディミトリス・ミトロプーロス・ホール(アテネ)
ブルガリアのソフィア出身、モスクワ音楽院で学び、セニガッリア(イタリア/1979年)、ヴィアンナ・ダ・モッタ(ポルトガル/1983年)、マリア・カラス(ギリシャ/1985年)などの国際コンクールで入賞してきたピアニスト、リリア・ボヤディエヴァが弾くゴルトベルク変奏曲。指導者としても評価が高く、アテネのソフィア音楽アカデミーやパリの地方音楽院、パリ・スコラ・カントルムなどで教え、ギリシャ、フランス、アメリカで多くのマスタークラスを開催するボヤディエヴァの真摯なバッハです。
CRC-3714
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
ヴァイオリン・ソナタ第3番 二短調 Op.108
F.A.E.ソナタ 第3楽章スケルツォ ハ短調 WoO.2
フェデリコ・アゴスティーニ(Vn)、
デレク・ハン(P)

録音:2017年12月9日−10日、フロリダ
イタリアやバロック音楽界における最も名高い楽団と知られ、日本でも人気のある「イ・ムジチ合奏団」のメンバーとして活躍した名手、フェデリコ・アゴスティーニによるブラームスのソナタ集が登場。長年にわたり培われた妙技に注目。
CRC-3715
デュリュフレ:ミサ曲 「クム・ユビロ」 Op.11*
レクイエム Op.9
ノーザン・アイオワ大学コンサートcho、
ノーザン・アイオワ大学ヴァーシティ・メンズ・グリー・クラブ*、
ジョン・ワイルズ(指)、
ランドール・ハーロウ(Org)*、
マリコ・モリタ(Org)、
ジェフリー・ブリック(T)*、
ケイラ・シュミッツ(Ms)、
ミーガン・グレイ(Vc)

録音(ライヴ):2016年4月(アメリカ)
フランスの作曲家、オルガン奏者、モーリス・デュリュフレの2つの合唱作品集。男声合唱による単旋律聖歌、グレゴリオ聖歌を模倣した形で作曲された 「クム・ユビロ」、フォーレのレクイエムの構成を踏襲して作曲された 「レクイエム」を収録。合唱団は、1876年に創立された歴史あるノーザン・アイオワ大学の学生からオーディションで選ばれたメンバーで構成されており、オルガンは同大学の教授陣が演奏しています。
CRC-3716
ピュア・イマジネーション〜ミュージカル&映画音楽作品集
ピュア・イマジネーション(「夢のチョコレート工場」より)
サンライズ・サンセット/マッチメイカー(「屋根の上のヴァイオリン弾き」より)
ドリーム/サムシングズ・ガッタ・ギブ(「足長おじさん」より)/ジャスト・イン・タイム(「ベルズ・アー・リンギング」より)
ピープル(「ファニー・ガール」より)
スターダスト
スカイラーク
マリア/トゥナイト(「ウェストサイドストーリー」より)
センド・イン・ザ・クラウンズ(「リトル・ナイト・ミュージック」より)
トロリー・ソング(「セント・ルイスで会いましょう」より)
ロング・アゴー・アンド・ファー・アウェイ(「カバー・ガール」より)
マイ・シャイニング・アワー(「スカイズ・ザ・リミット」より)
あなたに首ったけ(「ストライク・アップ・ザ・バンド」より)
ワン(「コーラス・ライン」より)
エミリー(「卑怯者の勲章」より)
ハリウッド・メドレー(ハリウッド万歳、雨に唄えば、ゼイ・セイ・イッツ・ワンダフル、ザッツ・エンターテインメント)
リチャード・グレイジャー(P)

録音:2018年8月29日−30日、フォルソム・レイク大学、ハリス・センター(カリフォルニア、アメリカ)
アメリカン・ポピュラーソングの第一人者であるリチャード・グレイジャー。「夢のチョコレート工場」から「ピュア・イマジネーション」やウェストサイドストーリーから「マリア」、「トゥナイト」など、グレイジャーが選び抜いたお馴染みの名曲をピアノ独奏で贈る1枚。
CRC-3717
ポリクローム〜フルートとクラリネットの為の独奏作品集
マーティン・へーベル:ウインド・ラーク、クラウド・フォームズ
ニコラス・ビズブ:ラプソディー&グルーヴ
ジュリアン・モニック:Ki-ka-ko
ショーン・ミロウェイ:ジャンプ・カット
ブライアン・ネイバーズ:主題と変奏
ジョゼフ・ハーキンス:モザイク・タンドラ
セリン・オー:スプリング・レイン
ジェフリー・サボル:ワン・シング・アット・ア・タイム
ギャレット・マイケル・ジョージ:リフレクションズ・オン・ユニヴァーシ
ウェン・ガオ:ウィズアウト・ディストーション
リジー・ダーリング(Fl)、
マイキー・アーブル(Cl)

録音:2018年5月(アメリカ)
10人の現代作曲家による、フルートとクラリネットの為の無伴奏アルバム。ドゥビュークSOの首席ピッコロ奏者、リジー・ダーリング、アメリカ陸軍野戦部隊バンドのクラリネット奏者、マイキー・アーブルが、それぞれの楽器の魅力を伝えます。無伴奏作品ならではの奏者の表現力の広さや、重音奏法などの特殊奏法にも注目です。
CRC-3719
クープラン:クラヴサン曲集全集 Vol.6
「クラヴサン曲集第1巻」より第1オルドル
「クラヴサン曲集第2巻」より第9オルドル
マーク・クロル(ハープシコード)

録音:2018年(アメリカ)
50年以上のキャリアを持ち、25年以上に渡りボストン大学のチェンバロ科教授の要職にあるアメリカの鍵盤楽器奏者、マーク・クロルによるクープランのクラヴサン曲集第6巻。このプロジェクトでクロルは複数のハープシコードを使い分けていますが、今回の録音では歴史的ハープシコード復興のパイオニア、ウィリアム・ダウドが1974年に製作したタスカン・モデルの楽器を採用しています。
CRC-3720
クープラン:クラヴサン曲集全集 Vol.7
「クラヴサン曲集第1巻」より第2オルドル
「クラヴサン曲集第2巻」より第10オルドル
マーク・クロル(ハープシコード)

録音:2018年(アメリカ)
50年以上のキャリアを持ち、25年以上に渡りボストン大学のチェンバロ科教授の要職にあるアメリカの鍵盤楽器奏者、マーク・クロルによるクープランのクラヴサン曲集第7巻。本盤でも、ウィリアム・ダウドが1974年に製作したタスカン・モデルの楽器を使用しています。このプロジェクトは全12巻にわたるリリースが予定されています。
CRC-3721
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 シャルロット・マッタ・メルシュ(ハープシコード)

録音:2018年6月(イリノイ、アメリカ)
正式な表題を「2段鍵盤付きクラヴィチェンバロのためのアリアと種々の変奏」という、鍵盤音楽の金字塔「ゴルトベルク変奏曲」。メルシュは1707年ニコラ・デュモン制作の作品をモデルにジョン・フィリップスによって2009年に制作されたチェンバロを採用し、数多くの演奏家たちが挑んできたこの傑作に、彼女自身の答えを導き出しています。
パリやブルージュなどの国際コンクールで賞を獲得してきたシャルロット・マッタ・メルシュは4歳から母親にピアノを習い始め、イェール大学在学中にハープシコードに魅了され、その才能を開花。アーリーミュージック・アメリカ誌では「比類なきチェンバリスト」と称され、世界各地でソリストや室内楽奏者としてのみならず、ダンサーとの共演なども積極的に行い多忙な日々を送っていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大で現在はその活動を制限されています。
そのような状況の中彼女はバッハをはじめ、彼女の真骨頂である17世紀のフランス音楽などを、大学院研究科長などを務めるイリノイ大学の美しいコンサート・サロンで収録した動画をYouTubeで公開しており、以下のURLより聴くことができます。
https://www.youtube.com/channel/UCKjKJKSv3tTypbPFwm0jh6g/
CRC-3722
アメリカン・アヴェニュー
ガーシュウィン(J.ハイフェッツ編):前奏曲
黒人霊歌(J.ハイフェッツ編):ディープ・リヴァー
ガーシュウィン(J.ハイフェッツ編):ポーギーとベス 〜そんなことはどうでもいいさ
バーンスタイン:ピアノ三重奏曲
バーバー
:この輝く夜にきっと Op.13-3
ネッド・ローレム:デイ・ミュージック・セレクション
ヴュータン:アメリカの思い出 Op.17
ハロルド・アーレン:虹の彼方に
へレン・チャン・ハーツェン(Vn)
デニス・エヴツヒン(P)、
シルヴァー・アイノメイ(Vc)、
オレグ・レヴィン(P)
録音:2018年6月15日−17日(アメリカ)
1930年代、国際的な連鎖反応により様々な国々の影響を受け発展してきたアメリカ音楽。当アルバムは、そんな時代に花開いた名作をヴァイオリン、チェロ、ピアノで華麗に奏でます。
バンべルクSOの首席第2ヴァイオリン奏者を経て、2003年からミネソタO第1ヴァイオリン奏者を務めるヘレン・チャン・ハーツェンは、ソリストとしても活躍しており、ボストンSO、ボストン・ポップス・エスプラネード・オーケストラなどとも共演。バッハの「無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータ」のソロ・アルバムでは、多くの批評家から称賛を得ています。
CRC-3723
ジョナサン・デイヴィッド:声楽作品集
アズリエル/ギッチェ・グミー/ホプキンスの歌/2つの王の歌/パーシステンス・オヴ・ソング
エイミー・バートラム(S)、
ダニエル・ネア(Br)、
フィリップ・チアー(Br)、
トゥルーディ・チャン(P)、
エリザベス・ダーハム(Vn)

録音:2016年8月(ニューヨーク)
ジョナサン・デイヴィッドは1965年生まれ、ニューヨークで育った作曲家。13歳の頃からシンガーソングライター、ギタリストとして数多くのバンドを結成し音楽活動をしていましたが、大学院時代にドイツでバルトークとモーツァルトの影響を受けると、クラシック音楽に傾倒していきました。彼は特に声楽分野の音楽を得意としており、洗練された作品を生み出し続けています。
CRC-3724
ザ・バッハ・レガシー
バッハ:イタリア協奏曲 BWV.971
C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ第3番 ホ短調 H.33(W.49/3)
W.F.バッハ
:ポロネーズ ホ短調 WFB-A34(F.12/8)
J.C.F.バッハ:ソナタ ヘ長調 L-A1(Wf XI/1)
 アラ・ポラッカ ヘ長調 L-A50(Wf XII/6)
バッハ:アダージョ ト長調 BWV.968(原曲:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005 第1楽章)
シャルロット・マッタ・メルシュ(ハープシコード)

録音:2018年6月(イリノイ、アメリカ)
大バッハことヨハン・セバスティアン・バッハに加え、その長男のヴィルヘルム・フリーデマン、次男のカール・フィリップ・エマヌエル、そしてアンナ・マグダレーナとの第9子にあたるヨハン・クリストフ・フリードリヒによるハープシコードのための作品集。大バッハのイタリア協奏曲、アダージョの2曲の間に、他の3人の作品が並べられています。大バッハだけではないバッハ一族の魅力が楽しめます。2018年の“父の日”に録音されました。
CRC-3725(2CD)
ドヴォルザーク:レクイエム Op.89 ミハイル・ジョラPO、
ガヴリール・ムジチェスク・アカデミーcho、
マリアーナ・パノヴァ(S)、
フロリンティーナ・オニック(Ms)、
ミハイル・ミハイロフ(T)、
プラーメン・クンピコフ(Bs)、
ウィル・ケスリング(指)

録音:2016年9月1日−2日(バカウ、ルーマニア)
ウィル・ケスリングは世界中で50以上のプロオーケストラと数百もの合唱団を指揮したアメリカ出身の指揮者。1990年6月にカーネギー・ホールで当盤収録のドヴォルザーク・レクイエムを演奏した際にはニューヨーク・デイリーニューズ紙に絶賛されました。彼の長年の功績を讃え、2004年にはロナルド・レーガン・ゴールド・メダルが授与されました。
CRC-3727
リリック・トロンボーン〜デイヴィッド・ローブ:トロンボーンのための作品集
デイヴィッド・ローブ:ソナタ第11番
ソナタ第12番/叙情的小品集
三重奏曲(Vn、トロンボーンとピアノのための
ハイム・アヴィツル(Tb)、
マルタ・ロッカー(P)、
ヒロコ・ヤジマ(Vn)
ニューヨークを拠点にソリスト、室内楽、オーケストラまで幅広いジャンルで活躍しているトロンボーン奏者、ハイム・アヴィツルは、これまでに80以上の新作を初演し、ニューヨーク・ブラス・アーツ・トリオ〔ジョー・バーグステイラー(トランペット/元カナディアン・ブラス)、デイヴィッド・ジョリー(ホルン/インターナショナル・ソリスト、オルフェウス室内O創設メンバー)、ハイム・アヴィツル(トロンボーン/ハートフォード大学ハート音楽院准教授、S.E.Shiresアーティスト)〕のメンバーとして、金管三重奏のレパートリーの発展にも貢献している名手。
当アルバムでは、トロンボーンの十八番のひとつでもあるグリッサンド奏法、特殊奏法のリップトリル、低音域から高音幅域までの跳躍などのテクニックを多用したソナタから始まり、どこか和の響きを感じさせる小品集、ヴァイオリン、トロンボーン、ピアノという珍しい編成でのアンサンブルまで、中国や日本の楽器、ヴィオールのような古楽器のための作品でも知られる、アメリカの現代作曲家デイヴィッド・ローブが描いた世界を華麗に奏でます。
CRC-3728
レッツ・ミート・アット・ザ・ホライズン 〜 ヴァイオリンとコントラバスのための作品集
トーマス・M.スリーパー:ヴァイオリンとコントラバスのための組曲
マシュー・エヴァン・テイラー:レッツ・ミート・アット・ザ・ホライズン
ルーカス・ドリュー:ゾディアック組曲
ウィル・ぺルツ:フュージョン
カレン・ロード=パウエル(Vn)、ブ
ライアン・パウエル(Cb)

録音:2018年、マイアミ大学、グスマン・コンサート・ホール(フロリダ、アメリカ)
ルイビルO元首席第2ヴァイオリン奏者、カレン・ロード=パウエルと夫でコントラバス奏者であるブライアンの夫婦デュオ・アルバム。アルバム・タイトルでもある「レッツ・ミート・アット・ザ・ホライズン」は2人のための委嘱作品。
CRC-3729
マインド/エレクトリック〜精神疾患に触発された音楽
アレクサンドラ・パヤク:統合失調症
感応精神病/強迫性障害/社会病
注意欠如・多動症(ADHD)/双極性障害
オピオイド・ハウス/場面緘黙症
心的外傷後ストレス障害(PTSD):ディソシエイション
心的外傷後ストレス障害(PTSD):グラウンディング
回復
ティム・ホワイトヘッド(P)、
シャレー・クルーガー(Vc)、
ヘレン・キム(Vn)、ジョリ・ウー(Va)、
サシャ・シャタロフ(Ob)


録音:2017年6月7日−8日、クレイトン州立大学、スパイヴィー・ホール(モロー、アメリカ
作曲家、精神疾患の臨床医のアレクサンドラ・パヤクによる精神疾患からインスピレーションを得た作品集
CRC-3730
エレジー・イン・ヴァイオレット〜宮川 美貴子:ピアノ作品集
Tender Regret/Breeze In Limbo/ A Day of Wine And Grape/Doll's Minuet/ Please Stay/Friendship Waltz/Jewel Rose/Unveil My Love/ Memory In A Cage/Un Cocon/ Nurturing Dream/Longing for New York/On Your Anniversary/Elegy In Violet/Floral Dedication
宮川 美貴子(P)

録音:2018年12月、南大沢文化会館(日本)
ニューヨークを拠点にピアニスト、作曲家、TV/映画プロデューサーとして、日本では、ニュー・ウェイヴ・バンドS-KENのアレンジャー兼キーボード奏者を務めていた宮川 美貴子のピアノ・ソロ・アルバム。日々の出来事や、彼女のその時の心情、草花などからインスピレーションを得て書かれたという作品は、どれもどこか切なく、心に深く語りかけるようなバラード調のアルバムになっています。
CRC-3732
ノーザン・ライツ〜フィンランドのピアノ小品集
セリム・パルムグレン:フィンランドのリズム Op.31
イルマリ・ハンニカイネン:秋の想い Op.20-1
メリカント:ゆるやかなワルツ Op.33
マデトヤ:宵の明星 Op.21-1
イルマリ・ハンニカイネン:ワルツ Op.17-1
パルムグレン:前奏曲 Op.1-1
シベリウス:練習曲 Op.76-2
イルマリ・ハンニカイネン:夜想曲 Op.11b-2
セリム・パルムグレン:子守歌
イルマリ・ハンニカイネン:子守歌 Op.4-2
メリカント:スケルツォ Op.6-4
パルムグレン:幻影 Op.1-2
シベリウス:ロマンティックな情景 Op.101-5
マデトヤ:前奏曲 Op.31-2
エルッキ・メラルティン:6つのピアノ小品 「細片 II」 Op.9
シベリウス:金魚草 Op.85-4
パルムグレン:ある夏の夜に
メリカント:フィンランド民謡集(遺作)
シベリウス:悲歌的に Op.76-10
イルマリ・ハンニカイネン:夕べの平安 Op.11b-1
メリカント:夏の夜のワルツ
ゲイル・オルシェウスキ(P)

録音:2018年8月(アメリカ)
19世紀後半〜20世紀前半のフィンランドを彩った作曲家たちによる様々な小品集。当時のフィンランドではシベリウスに匹敵するほどの人気を誇っていたメロディ・メーカー、オスカル・メリカントや、「北欧のショパン」とも呼ばれるセリム・パルムグレン、シベリウス指揮者として有名なタウノ・ハンニカイネンの兄、イルマリ・ハンニカイネンなどによるフィンランドの民謡などを題材とした作品が集成されており、フィンランドの佳き時代に想いを馳せることができます。女流ピアニストのゲイル・オルシェウスキは、この録音に1877年ブリュートナー製のグランドピアノを採用しており、その柔らかく芳醇な音色が音楽によくマッチしています。
CRC-3733
ナポレオンのギター・ソナタ集
アントワーヌ・ド・ロワイエ (1768-1852):ギターとヴァイオリンの為のソナタ Op.17-1*
ルイ=アンジュ・カルパントラ(1786-1854):ソナタ・ブリランテ Op.1
ロワイエ:ギターとヴァイオリンの為のソナタ Op.17-2*
アレクサンドル・アルフレッド・ルジョン=ボークレール(?-c.1829):ギター・ソナタ Op.4-1
パスカル・ヴァロワ(G)
ジャック=アンドレ・ウール(Vn)*

録音:2017年5月−6月(モントリオール)
ナポレオンと同時代を生きたフランスの作曲家たちによるギターの為の作品集。パスカル・ヴァロワはモントリオール音楽院、ケベック大学などで学んだギタリスト。ロマン派時代のギターシーンの熱狂を再興させることに力を入れており、様々な時代の楽器、装飾、当時の様式的な慣習、そして当時の習慣であった即興を用いて演奏しています。
CRC-3734
3/4拍子で!
J・シュトラウス(ゴドフスキ編):「酒・女・歌」による交響的変容
クライスラー(ラフマニノフ編):愛の悲しみ
J・シュトラウス(ツェルニー編):「魅惑のワルツ」による変奏曲 Op.249
シューベルト(リスト編):ウィーンの夜会(ワルツ・カプリス)第6番 S.427/6
J・シュトラウス(タウジヒ編):新しいウィーンの夜会(ワルツ・カプリス)より「蛾」 Op.157-1
J・シュトラウス(レーガー編):「美しく青きドナウ」による即興曲 WoO III/11
J・シュトラウス(エドウィン・ヒューズ編):ワルツ「ウィーン気質」による演奏会用パラフレーズ
J・シュトラウス(ローゼンタール編:ウィーンの謝肉祭
ムエン・ウェイ(P)

録音:2017年9月&2018年1月(アメリカ)
“3/4拍子で!”と題し、ヨハン・シュトラウス親子をはじめとした3/4拍子の作品を様々な作曲家がそれぞれのスタイルでピアノ独奏用にアレンジメントした小品を並べたアルバム。中国出身のムエン・ウェイは中国音楽院で音楽学士号を、クリーヴランド音楽院で音楽修士号を取得し、ダニエル・シャピロに師事しました。アントン・ルビンシテイン国際音楽コンクール、シアトル国際コンクールなど多くのコンクールでその音楽性が認められています。
CRC-3735
パガニーニの足跡
エルンスト:無伴奏ヴァイオリンのための重音奏法の6つの練習曲、
 シューベルトの「魔王」による大奇想曲 Op.26
パガニーニ
:「うつろな心」による序奏と変奏曲 Op.38 MS 44
モーツァルト
:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 KV.423(エドソン・シャイド編曲独奏ヴァイオリン版)
エドソン・シャイド(ピリオド・ヴァイオリン)

録音:2018年9月(ニューヨーク)
を公開しなかった彼の作品を苦心の末に再現し、その演奏を聴いたパガニーニ本人を驚愕させたという逸話が残るモラヴィア地方出身のヴァイオリニスト・作曲家、ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト(1814-1865)の作品を中心とした1枚。パガニーニの影響は作品にも現れており、「魔王」による大奇想曲など、超絶技巧が要求されますが、パガニーニの作品も得意とするブラジル出身のヴァイオリニスト、エドソン・シャイドが高度な技術で弾きこなしています。
CRC-3736(4CD)
ジェイムズ・ヒューイット(1770−1827):ピアノ作品全集
ソナタ Op.5-1/ソナタ Op.5-3
3つの行進曲/アポロの贈り物
ドイツ・ワルツ&ダンス Op.9
4つの速歩行進曲/ソナチネ第1番ハ長調
ソナチネ第2番ト長調/ソナチネ第3番二長調
ソナチネ第4番へ長調/ソナチネ第5番ト長調
ソナチネ第6番二長調
大行進曲&タマニー・クイック・ステップ
主題と30の変奏/前奏曲ハ長調
前奏曲イ短調/前奏曲ニ短調
カプリッチョ変ロ長調/前奏曲ヘ長調
カプリッチョ ト短調/ニュー・メドレー序曲
マーチ・イン・ピサロ/オジャ・ポドリーダ第1番
ルイス知事の行進曲/マーク・マイ・アルフォード
オジャ・ポドリーダ第3番
スコット将軍の大行進曲
スコット将軍のクイック・ステップ
グランド・ミリタリー・ソナタ「7月4日」/ソナタ
カーステン・ジョンソン(P)
アメリカ生まれでイギリスで活躍する女流奏者、カーステン・ジョンソン。ニンバス(Nimbus)からリリースしたカバレフスキーのピアノ作品集が高く評価されている彼女が、新たに取り組んだのは、ヴァイオリニスト、指揮者、教師、オルガニスト、音楽出版者、作曲家と多岐にわたり活躍したイギリスの作曲家、ジェイムズ・ヒューイットのピアノ作品全集。
CRC-3740
Intuicion(直感)〜ラテン・アメリカの作曲家によるクラリネットとピアノのための作品集
アルトゥーロ・マルケス:サラバンデオ
ドミンゴ・ロバト:クラリネットとピアノのためのソナタ
ルイス・サグリエ:マッタによる心理学的形態学
パキート・デリベラ:ケープコッド・ファイルズ
ヴィルジニア・フィゲイレド(Cl)
ロレンソ・サンチェス(P)

録音:2017年7月−8月&2018年6月(ロサンゼルス)
メキシコ出身のマルケスとロバト、チリ出身のサグリエ、そしてキューバが産んだサクソフォン、クラリネット界のレジェンド、デリベラによるクラリネットのための作品集。ヨーロッパの作品とは一味違ったリズム感やフレージングを、ポルトガル出身の女流クラリネット奏者、ヴィルジニア・フィゲイレドによる華麗な演奏でどうぞ。
CRC-3741
ゲイリー・ショッカー(b.1959):フルート・ソナタ集
ソナタ第1番(1988)/ソナタ第3番(2001)/ソナタ第4番「夏のソナタ」(2002)/ソナタ第5番(2002)/ソナタ第6番「サルモネラ」(2005)/ソナタ第7番(2011)/ソナタ第9番(2017)
レスリー・ネイバー・ストラウド(Fl)
マシュー・オデル(P)

録音:2017年11月&2018年5月(ニューヨーク)
ゲイリー・ショッカーは現代のアメリカを代表するフルート奏者、ピアニスト、作曲家で、フルートのための作品を数多く作曲しています。伝統的な書法で書かれたソナタは、フルート奏者にとって重要な作品群の一つです。レスリー・ネイバー・ストラウドとマシュー・オデルは共にアメリカ出身の演奏家で現代の作品を得意としており、これまでも数多く共に演奏してきただけあり息の合ったパフォーマンスを聴かせてくれます。
CRC-3742
ハイドン&フンメル:ヴァイオリンとピアノのための協奏曲集
ハイドン:ヴァイオリンとピアノのための協奏曲 ヘ長調 Hob.XVIII:6
フンメル
:ヴァイオリンとピアノのための協奏曲 ト長調 Op,17
ソロミヤ・イワヒフ(Vn)、
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)、
テオドレ・クチャル(指)、
スロヴァキア国立SO

録音:2017年11月(スロヴァキア)
ハイドンが残した2つの独奏楽器を用いた協奏曲と、そのハイドンにオルガンを学んだフンメルによる同形態の作品を並べたアルバム。独奏は音楽誌で「透き通った高貴な音」、「独特の魅力と繊細な深み」などと評され各地でソリストや室内楽奏者として活躍するヴァイオリニスト、ソロミヤ・イワヒフと、1999年クリーヴランド国際ピアノ・コンクール第1位、1998年ロン=ティボー国際コンクール最高位、2001年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール銀メダルという輝かしい実績を持つイタリアのピアニスト、アントニオ・ポンパ=バルディ。伴奏はイワヒフと同郷ウクライナを代表する名指揮者、テオドレ・クチャルが務めています。
CRC-3743
アライヴァル
ウェズリー・フェレイラ&ジャクソン・ウィリアムズ編):ペドロ・カルデイラ・カブラルへのオマージュ
エウリコ・カラパトゾ:アルビカストロ
マヌエル・ドゥラン:海の波
ルイス・カルドーソ:セレス・イマジナリオス3 Op. 36
ペドロ・ファリア・ゴメス:メモリア
ティアゴ・デリカ:デリリオ・バロッコ
ウェズリー・フェレイラ(Cl)、ジャクソン・ウィリアムズ(G)、ゲイル・ノヴァク(P)、エヴァン・パルディ(Cb)

録音:2014年−2018年(アメリカ)
「美しい音色」と「技術力」(The Clarinet)、「驚くべき感性」(CAML Review)と、多くの批評家から称賛を得ているクラリネット奏者、ウェズリー・フェレイラ。当アルバムでは、ポルトガルの作曲家たちの作品を集約。ポルトガルの民族色溢れるメロディーとリズムをクラリネットで見事に表現しています。
CRC-3744
ピアノ三重奏曲集
サン=サーンス:ピアノ三重奏曲第2番ホ短調 Op.92
カレン・レフラック(b.1947):グロリオーサ
セオドア・ウィプラッド(b.1958):ヴィネア・グロリオーサ
ピアソラ :オブリビオン
グロリオーサ・ピアノ三重奏団〔ユーニー・ハン(P)、エリック・シルベルガ―(Vn)、ケヴィン・ベイト(Vc)〕

録音:2018年7月18日−22日(アメリカ)
アメリカを拠点に活動しているグロリオーサ・ピアノ三重奏団のデビュー・アルバム。メンバーは、ユーニー・ハン(13歳でソウル市立SOとの共演でソロ・デビュー。ワシントン国際ピアノ・コンクール、ジーナ・バッカウアー国際ピアノ・?コンクールなどで第1位。スタインウェイ・アーティスト。)を筆頭に、エリック・シルベルガー(チャイコフスキー国際ヴァイオリン・コンクール入賞。ソリスト、室内楽奏者。)、ケヴィン・ベイト(ナッシュビルSO首席)と言った実力派が、サン=サーンスから、今年没後100周年を迎えるピアソラ、現代作品までの幅広いジャンルを豊かな音楽性で奏でます。
CRC-3745
ダンス〜バッハ/モーツァルト/ラヴェル:ピアノ作品集
バッハ(ブゾーニ編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004 - 第5曲 シャコンヌ
バッハ:イギリス組曲第3番 BWV.808
モーツァルト
:デュポールの主題による9つの変奏曲
バッハ
:パルティータ第6番 ホ短調 BWV.830
ラヴェル:亡き王女の為のパヴァーヌ
バッハ(リスト編):前奏曲とフーガ イ短調
スティーヴン・ベウス(P)

録音:2017年−2018年(アメリカ)
アメリカのピアニスト、スティーヴン・べウスは、5歳でピアノを始め、9歳の時にオーケストラ・デビューを果たした俊英。これまでに、ジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクール、ヴァンドーム賞国際ピアノ・コンクールで第1位、アメリカ・ピアニスト協会からマクス. I . アレン・クラシカル・フェローシップを受賞しています。
CRC-3747
ロベール・バラール(c.1575−c.1649):リュート組曲集
リュート組曲第1番〜第9番
リチャード・コルブ(10コースリュート)

録音:2017年7月14日−16日(アメリカ)
17世紀初期の最も有名なフランスのリュート奏者、作曲家のロベール・バラールのリュート組曲集。北米、ヨーロッパを中心にソリスト、バロックとルネサンスのアンサンブルで、また、カーメル・バッハ・フェスティバルでは8年間リュート奏者として携わったリチャード・コルブの演奏で、当時のパリ貴族たちの間で人気を誇ったリュートの為の音楽を現代に伝えます。
CRC-3749(2CD)
ロマンス&ポエム〜タネーエフ:声楽とピアノの為の作品全集
10のロマンス Op.17
エリスの「不滅」?からの10の詩曲 Op. 26
詩曲 Op32、Op.33、Op.34
マルシア・ポーター(S)、
ジャネット・ホプキンス(Ms)、
ヒューゴ・ヴェラ(T)、
クリスチャン・エルザー(Br)、
ジェイコブ・ウィル(Bs-Br)、リン・コンパス(P)

録音:2016年12月−2018年1月(アメリカ)
対位法の理論家としても知られ、チャイコフスキーの世代から、スクリャービン、ラフマニノフの世代までのロシアの作曲家の世代間の橋渡し役としても重要な位置づけに見られる、タネーエフの声楽の為の作品全集。2005年にカーネギーホールのワイル・リサイタル・ホールでデビューを果たしたマルシア・ポーター、ニューヨークのメトロポリタン・歌劇で16年にわたり活躍するジャネット・ホプキンス、同じくメトロポリタン・歌劇を中心にアメリカの劇場で活躍するヒューゴ・ヴェラなど、実力派歌手陣が名を連ねています。
CRC-3751(2CD)
シューマン:4手ピアノの為の作品集
シューマン:東洋の絵(6つの即興曲) Op.66/小さな子供と大きな子供の為の12の連弾曲集 Op.85/舞踏会の情景 Op.109/子供の舞踏会 Op.130
マルタ・フィッシャー(P)、
ビル・ルーテス(P)

録音:2010年&2011年(アメリカ)
ウィスコンシン大学マディソン校でピアノ科の教授、国際的な室内楽奏者、伴奏者として活動するマルタ・フィッシャー、夫で同校のピアノ科名誉教授を務めるビル・ルーテスによる夫婦デュオが、息の合った演奏で奏でるシューマンの4手ピアノの為の作品集。
CRC-3753
フランスのチェロ作品集
ドビュッシー:美しき夕暮れ、
 ソナタ 二短調
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op. posth. (C.プロスケ編)、
 ハバネラ形式の小品
ケクラン
:ソナタ Op.66*
フォーレ:3つの歌 Op.7−第1曲 夢のあとに
ブーランジェ:夜想曲、行列
ナターシャ・ファーニー(Vc)、
イトカ・フォウラー・フラニコヴァー(P)、
ゲイリー・ハモンド(P)*

録音:2017年8月13日−14日、2009年5月22日−23日(アメリカ)
ソリスト、室内楽奏者として活躍しているアメリカのチェロ奏者、ナターシャ・ファーニーのデビュー盤。ファーニーは、17歳の時にボストンSOをバックに協奏曲デビューを果たし、これまでに、バッファローPOなど、アメリカのいくつかのオーケストラと共演。ジュリアード音楽院在学中には、2つの協奏曲コンクールで優勝の実績があります。「素晴らしいチェロ奏者」、「寛大な音色」と称賛される彼女が奏でる、美しいフランスの作品の数々に注目です。
CRC-3754
ゴドフスキー:左手の為のピアノ作品集
左手の為の組曲
コンサート・アルバム(左手の為の)−瞑想曲、即興曲、カプリッチオ・パテティーコ、インテルメッツォ・?メランコニコ、エレジー、死の練習曲
左手の為の6つの舞踏詩
ニコラス・ロス(P/ヤマハCFX)

録音:2018年12月27日−29日(アメリカ)
アメリカとヨーロッパを中心に、ソリスト、室内楽奏者として活躍するピアニスト、ニコラス・ロスが弾く、20世紀の偉大なピアニスト、作曲家、ゴドフスキーの左手の為の作品集。ニコラス・ロスは、ジョン・ペリー、ジョン・ビンガム、ベンノ・ピアヴァイエル、マティス・ヴェルショールの各氏に師事、これまでにロンドンのセント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、セント・ジョンズ、スミス・スクエアなどの著名な会場でリサイタルを開催。現在は、オハイオ州にあるオッターベイン大学でピアノ及び、音楽理論の教授として後進の指導にも力を注いでいます。
CRC-3755(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンの為のソナタとパルティータ
バッハ:ソナタ第1番ト短調BWV.1001/パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002/ソナタ第2番イ短調 BWV1003/パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004/ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005/パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
トマス・コーティク(Vn)

録音:2019年(アメリカ)
アルゼンチン生まれのヴァイオリニスト、トマス・コーティクは、ニュー・ワールドSOのコンサートマスターを務め、ティルソン・トーマスを筆頭に、ゲルギエフ、アバド、クライツベルク、オールソップ、ドゥネーヴやスパーノといった名立たる指揮者たちと共演を重ねてきた名手。Centaur Records からリリースされている、シューベルトのアルバムは、Music Web Internationalの「レコーディング・オヴ・ザ・イヤー」にノミネートされ、モーツァルトのソナタ集では、150万回を超えるSpotifyのストリーミング再生回数を達成しています。現在はアメリカのポートランド州立大学のヴァイオリン科准教授として、また世界中で定期的にマスタークラスを開催するなど、教育者としても活躍しています。
CRC-3758
ベートーヴェン(リスト編):交響曲第5番「運命」(P独奏版)*、
交響曲第7番(P独奏版)
フレデリック・チウ(P)

録音:2008年*、2018年(アメリカ)
リストが残したトランスクリプション作品の傑作の一つ、ベートーヴェンの交響曲全集。その中から第5番と第7番を収録した1枚。フレデリック・チウは1964年ニューヨーク生まれのピアニスト。1993年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールでは、彼が最終ラウンドへの進出を逃したことが話題となり、メディアでも大きく取り上げられました。チウはむやみにテンポを揺らすことをせず、まるでオーケストラが演奏しているかのような堂々としたアプローチでこの傑作に正面から立ち向かっています。
CRC-3760
ブラームス:クラリネット・ソナタ&三重奏曲集(ヒストリカル・クラリネットによる演奏)
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
クラリネット三重奏曲イ短調 Op.114*
マリー・ロス(Cl)、
ペトラ・ソムライ(P)、
クレール=リーズ・デメトル(Vc)
※使用楽器:オスカール・エーラー社製(B♭管1890年代製、A管1905年製*)

録音:2018年9月9日−12日(ベルギー)
ブラームス晩年の傑作を、次代の名手が貴重な楽器を用いて奏でる注目盤。アメリカ生まれのクラリネット奏者、マリー・ロスは、ハーグの王立音楽院で、18世紀オーケストラの首席クラリネット奏者、ヒストリカル・クラリネットの世界的権威でもあるエリック・ホープリッチに師事。現在は、フランスのオーケストラ、アンサンブル・マテウスで副首席奏者を務める他、コンチェルト・ケルン、ル・コンセール・ダストレ、ムジカ・アテルナ、ベルリン古楽アカデミーなどの古楽オーケストラとも定期的に共演をしています。当アルバムでは、ベルリンPOの創設メンバーの一人でもある、ドイツのクラリネット奏者で楽器製作者のオスカール・エーラー製の楽器を使用しています。
CRC-3763
アメリカン・クラシック・ヴィドール Vol.1
ヴィドール:オルガン交響曲第1番 ハ短調 Op.13-1
ラテン組曲 Op.86
ジョビー・ベル(Org)

録音:2017年6月&10月(アメリカ)
アメリカのオルガン奏者、ジョビー・ベルが、アメリカを代表するオルガン製作者として知られるエオリアン・スキナー製とE.M.スキナー製のオルガンを弾いて録音した、ヴィドールの代表作、オルガン交響曲の全集録音シリーズの第1弾。今作はヒューストン第一長老教会のエオリアン・スキナー1949年製オルガンで録音された最初のオルガン交響曲と、ウィルミントン第一長老教会のE.M.スキナー1928年製オルガンで録音されたラテン組曲を収録。ヴィドール自身がヴィルトゥオーゾ・オルガニストだったこともあり、その演奏には高い技術が要求されます。
CRC-3764
アメリカン・クラシック・ヴィドール Vol.2
ヴィドール:オルガン交響曲第2番 ニ長調 Op.13-2
オルガン交響曲第3番ホ短調 Op.13-3
ジョビー・ベル(Org)

録音:2017年6月(アメリカ)
アメリカのオルガン奏者、ジョビー・ベルが、アメリカを代表するオルガン製作者として知られるエオリアン・スキナー製とE.M.スキナー製のオルガンを弾いて録音した、ヴィドールの代表作、オルガン交響曲の全集録音シリーズの第2弾。今作はウィルミントン第一長老教会のE.M.スキナー1928年製オルガンで録音された、オルガン交響曲第2番と第3番という初期の2作品を収録。
CRC-3765
アメリカン・クラシック・ヴィドール Vol.3
ヴィドール:オルガン交響曲第4番 ヘ短調 Op.13-4
オルガン交響曲第7番イ短調 Op.42-3
ジョビー・ベル(Org)

録音:2018年5月(アメリカ)
アメリカのオルガン奏者、ジョビー・ベルが、アメリカを代表するオルガン製作者として知られるエオリアン・スキナー製とE.M.スキナー製のオルガンを弾いて録音した、ヴィドールの代表作、オルガン交響曲の全集録音シリーズの第3弾。今作はプロヴィデンス・ユナイテッド・メソジスト教会のエオリアン・スキナー1971/2013年製オルガンで録音された、28歳のヴィドールが書いたオルガン交響曲第4番と、ドラマティックな曲調の第7番を収録。
CRC-3766
アメリカン・クラシック・ヴィドール Vol.4
ヴィドール:オルガン交響曲第5番 ヘ短調 Op.42-1
バッハの思い出
ジョビー・ベル(Org)

録音:2017年6月、2018年5月(アメリカ)
アメリカのオルガン奏者、ジョビー・ベルが、アメリカを代表するオルガン製作者として知られるエオリアン・スキナー製とE.M.スキナー製のオルガンを弾いて録音した、ヴィドールの代表作、オルガン交響曲の全集録音シリーズの第4弾。今作はヒューストン第一長老教会のエオリアン・スキナー1949年製オルガンで録音された、終楽章が英国などの王室の結婚式で演奏されることで有名なオルガン交響曲第5番と、プロヴィデンス・ユナイテッド・メソジスト教会のエオリアン・スキナー1971/2013年製オルガンで録音された、バッハのフレーズを引用して書かれたバッハの思い出を収録。
CRC-3767
アメリカン・クラシック・ヴィドール Vol.5
ヴィドール:オルガン交響曲第6番 ト短調 Op.42-2
ローマ風交響曲 ニ長調 Op.73
ジョビー・ベル(Org)

録音:2015年6月(アメリカ)
アメリカのオルガン奏者、ジョビー・ベルが、アメリカを代表するオルガン製作者として知られるエオリアン・スキナー製とE.M.スキナー製のオルガンを弾いて録音した、ヴィドールの代表作、オルガン交響曲の全集録音シリーズの第5弾。今作はシュリーブポートのセント・マークス大聖堂のエオリアン・スキナー1955年製オルガンで録音された、1878年のパリ万博でヴィドール自らが初演したオルガン交響曲第6番と、実質最後のオルガン交響曲となる第10番にあたる、ローマ風交響曲を収録。
CRC-3770
アドヴェニオ〜ホルン、ヴァイオリンとピアノの為の三重奏作品集
ブルース・アトウェル(b.1958):ホルン、ヴァイオリンとピアノの為の三重奏曲
レーラ・アウエルバッハ(b.1973):ヴァイオリン、ホルンとピアノの為の三重奏曲
サイモン・A.サーゴン(b.1938):ホルン、ヴァイオリンとピアノの為の三重奏曲 「レガシー」
アドヴェニオ・トリオ〔ブルース・アトウェル(Hrn)、ユリヤ・スミード(Vn)、エリ・カルマン(P)〕

録音:2018年8月(アメリカ)
1992年に結成されたアドヴェニオ・トリオが奏でる、現代作曲家たちによる作品集。メンバーの中心的存在でもあるホルン奏者のブルース・アトウェルは、オーケストラ奏者、ソリストとして活躍しており、現在は、ウィスコンシン大学オシュコシュ校のホルン科教授、ミルウォーキー・バレエ・オーケストラ、グリーンベイSO、フォックス・バレーSOで首席奏者を兼務しています。ヴァイオリン、ピアノとのバランスの取れたアンサンブルは勿論のこと、アトウェルの歌うように流れる見事なハイトーンにも注目です。
CRC-3772
ラフマニノフ&ストラヴィンスキー
ラフマニノフ:楽興の時 Op.16
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章
ラフマニノフ:リラの花 Op.21-5、
 ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調(1931年版)
ストラヴィンスキー(グイド・アゴスティ編):「火の鳥」 組曲 〔凶悪な踊り、子守歌、終曲〕
カリーネ・ポゴシアン(P)

録音:2015年6月(アメリカ)
“生まれるのがあと数十年早ければ、このアルメニア=アメリカのピアニストは(ソ連とアメリカの)冷戦を融かすことができたでしょう。”と評されるほどの熱い演奏が支持されているアルメニア出身・ニューヨーク在住のピアニスト、カリーネ・ポゴシアンによるロシアの2人の巨匠の作品集。「ロシアのピアノ音楽は常に私の心の中で重要な存在であり、中でもここに録音された2人の作曲家は特別です。」と語る彼女の、この録音にかける強い意気込みが、大きな熱量となって演奏にも現れています。
CRC-3773
インプレッションズ・オヴ・ドビュッシー
ドビュッシー:音と香りは夕暮れの大気に漂う/音と香りは夕暮れの大気に漂う(シスキンド編)/亜麻色の髪の乙女/亜麻色の髪の乙女(シスキンド編)/ミンストレル/ミンストレル(シスキンド編)/枯葉/枯葉(シスキンド編)/野を渡る風/野を渡る風(シスキンド編)/雪の上の足跡/雪の上の足跡(シスキンド編)/ヴィーノの門/ヴィーノの門(シスキンド編)/カノープ/カノープ(シスキンド編)/デルフィの舞姫/デルフィの舞姫(シスキンド編)
ロリ・シムズ(P)、
アンドルー・ラスバン(ソプラノ・サクソフォン)、
ジェレミー・シスキンド(P、編)

録音:2017年(アメリカ)
ドビュッシーの前奏曲集に収録されている小品を、原曲の演奏の後にジェレミー・シスキンドによるソプラノ・サクソフォンとピアノのジャズ・アレンジ版で演奏するという興味深いアルバム。ジェレミー・シスキンドは1986年アメリカ出身の若手コンポーザー・ピアニストで、クラシックとジャズの革新的な融合で話題を呼んでいます。このドビュッシーの編曲も単なるトランスクリプションでは全くなく、“Reimagine(再構築、再解釈)”と定義し、即興も交えた全く新しい姿のドビュッシーに生まれ変わらせています。原曲の演奏はアメリカの女流ピアニスト、ロリ・シムズが担当し、アレンジ版はカナダのサクソフォン奏者アンドルー・ラスバンと、ジェレミー・シスキンド自らがピアノを演奏しています
CRC-3774
フランスのクラリネット作品集
ピエルネ:カンツォネッタ Op.19
プーランク:クラリネットとピアノためのソナタ
ドビュッシー:第1狂詩曲
サン=サーンス:クラリネットとピアノの為のソナタ Op.167
メシアン:世の終わりの為の四重奏曲より第3楽章「鳥たちの深淵」
ヴィドール:序奏とロンド Op.72
ジョナサン・ガン(Cl)、
アントン・ネル(P)

録音:2019年(アメリカ)
19世紀後半〜20世紀のフランスで生まれたクラリネットの為の作品集。ジョナサン・ガンはイギリスに生まれ、11歳の頃にアメリカへ移住。2004年にパーヴォ・ヤルヴィの推薦でシンシナティSOの副首席奏者に就任すると、2011年からは2016年まで首席奏者として活躍。シカゴSOの首席客演奏者としても舞台に立った他、ニューヨーク・フィルやピッツバーグSOと共演するなどアメリカ有数のクラリネット奏者として活動しています。
CRC-3775
ブリテン諸島のエアとバラッド集
レベッカ・クラーク:3つのアイルランド民謡
ヴォーン・ウィリアムズ:2つのイギリス民謡、牧場にそって
コリリアーノ
:3つのアイルランド民謡
ホルスト:声とヴァイオリンの為の4つの歌
レベッカ・クラーク:3つの古いイギリスの歌
マーガレット・アストラップ(S)
エリック・ルイス(Vn)

録音:2015年−2017年(アメリカ)
ヴォーン・ウィリアムズやレベッカ・クラークなどによる、イギリスやアイルランドの民謡を題材とした小さな歌を集めた叙情的なアルバム。マーガレット・アストラップは現代作曲家の歌曲を多数初演しているソプラノ歌手。共にウェスタン・コネチカット州立大学で教授を努めているヴァイオリニスト、エリック・ルイスとの共演が実現しました。
CRC-3776
クープラン:クラヴサン曲集全集 Vol.8
「クラヴサン曲集第2巻」より第12オルドル
「クラヴサン曲集第4巻」より第20オルドル
「クラヴサン曲集第4巻」より第25オルドル
マーク・クロル(ハープシコード)

録音:2018年(アメリカ)
50年以上のキャリアを持ち、25年以上に渡りボストン大学のチェンバロ科教授の要職にあるアメリカの鍵盤楽器奏者、マーク・クロルによるクープランのクラヴサン曲集第8巻。このプロジェクトでクロルは複数のハープシコードを使い分けていますが、今回の録音ではクリスティアン・クロルが1776年に製作したオリジナル楽器を採用しています。
CRC-3777
クープラン:クラヴサン曲集全集 Vol.9
「クラヴサン曲集第4巻」より第24オルドル
「クラヴサン曲集第4巻」より第26オルドル
「クラヴサン曲集第4巻」より第27オルドル
マーク・クロル(ハープシコード)

録音:2018年(アメリカ)
50年以上のキャリアを持ち、25年以上に渡りボストン大学のチェンバロ科教授の要職にあるアメリカの鍵盤楽器奏者、マーク・クロルによるクープランのクラヴサン曲集第9巻。今回の録音ではクープランに近い時代に製作されたクリスティアン・クロル1776年製、クリスティアン・ツェル1737年製という2つのオリジナル楽器を使い、クープランが亡くなる3年前に完成させた最後のクラヴサン曲集を収録しています。
CRC-3781(2CD)
ロマン派からモダニズムへのチェコ・ピアノ・サイクルの流れ
ヤナーチェク:草陰の小径(1900-1911)、
 ソナタ第1番 X.1905、霧の中(1912)
スメタナ:チェコ舞曲 JB T:114(1879)
ドヴォルザーク:ユモレスク第7番 Op.101
スーク:人生と夢 Op.30(1909)
マルティヌー:8つの前奏曲 H.181(1930)
シュルホフ:5つのジャズの練習曲(1926)
フローレンス・アン(P)

録音:2016年-2018年(アメリカ)
ロマン派から第一次世界大戦までに活躍したチェコの作曲家のピアノ作品集。これらの作曲家の作品は、交響曲や管弦楽曲、室内楽曲などは取り上げられるものの、意外にもピアノ作品は、あまり演奏されてきませんでした。しかし、ピアノ曲もボヘミアの世界観に溢れた作品や、チェコ独特の民俗的な作品も多くあり、このアルバムではそのよう作品が多数収録されています。
CRC-3786
クラリネット、ヴィオラ、ピアノのための三重奏曲集
モーツァルト:三重奏曲変ホ長調 K.498 「ケーゲルシュタット」
シューベルト(グレゴリー・レイデン編):月に寄せて D.193、美しき水車小屋の娘 D.795
ライネッケ:クラリネット、ヴィオラ、ピアノのためのソナタ イ長調 Op.264
マスネ:アルザスの風景より「菩提樹の下で」
シューマン
:おとぎ話 Op.132
ティートン・トリオ

録音:2018年(アメリカ)
クラリネット、ヴィオラ、ピアノのトリオによる三重奏曲集。この編成のために書かれた作品の他、編曲作品も含まれています。クラリネットのグレゴリー・レイデンは20年以上に亘ってダラスSOの首席奏者を務める名手。シューベルト2作品の編曲も担当しています。ヴィオラのブラント・ベイレスもユタSOの首席奏者を務めています。
CRC-3791
ベートーヴェン:交響曲全集Vol.5
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68 「田園」 (ポール・キム編)
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28 「田園」
ポール・キム(P)

録音:2016年(ニューヨーク)
“ピアノ独奏版”ベートーヴェン交響曲全集第5巻!アメリカの名門ジュリアード音楽院とマンハッタン音楽院でピアノを学び、ソリストとして活躍中の韓国系アメリカ人ピアニスト、ポール・キムのベートーヴェン・チクルス第5弾は「田園」。敢えてリスト版を使わず自らの編曲で挑んでいるところに強いこだわりを感じます。カップリングとして「田園ソナタ」も収録。
CRC-3792
ベートーヴェン:交響曲全集Vol.6
交響曲第7番イ長調 Op.92(ポール・キム編)
交響曲第8番ヘ長調 Op.93(ポール・キム編
ポール・キム(P)

録音:2018年1月(ニューヨーク)
リストによる偉大なトランスクリプションがあるにも関わらず、第9番を除く8曲を自らの編曲で挑んだ“ピアノ独奏版”ベートーヴェン交響曲全集の最終巻。
ポール・キムはアメリカの名門ジュリアード音楽院とマンハッタン音楽院でピアノを学んだ韓国系アメリカ人ピアニスト。オーケストラ・スコアの批評的研究、ピアノ・トランスクリプションの執筆、演奏の準備、録音セッション、そして録音された音楽の編集に至るまで、音楽学者、創造的なアーティスト、ヴィルトゥオーゾ・パフォーマー、そして編集者としての能力の絶対的な限界が要求されたといいます。今回収録されている第7番と第8番はキムにとって技術的な難しさに加え、肉体的、精神的に最も困難な課題であったと語る渾身の作品です。
CRC-3793
クスター、ラッシュ、チェンバース、ボルコム:管弦楽作品集
クリスティン・クスター(1973-):雨が降る
スティーヴン・ラッシュ(1958-):内城
エヴァン・チェンバース(1963-):カイロス
ウィリアム・ボルコム(1938-):抒情協奏曲
ミシガン大学SO、
ケネス・キースラー(指)、
エイミー・ポーター(Fl)

録音:2002年〜2015年(ミシガン)
アメリカの現代作曲家たちによる管弦楽作品集。グラミー賞を2度受賞している大御所、ウィリアム・ボルコムからこのアルバムの管弦楽演奏も担当しているミシガン大学で作曲家の教授を務める女性作曲家、クリスティン・クスターまで様々な意欲作が並びます。全曲世界初録音。
CRC-3794
アラン・クロスマン(1942-):室内楽と管弦楽作品集
海岸の幽霊
フリクエント・フライヤー
ローモンド湖への到着
弦楽四重奏曲第2番
アース・マーチ/イカロス
サンフランシスコ・コンポーザーズ室内O、
マーク・アルバーガー(指)、
チャールズ・メイネン(Va)、
ローリー・アルトマン(P)、
モレンシーQ、
ジョン・ケンドール・ベイリー(指)、トリオ・フォス

録音:2008年(サンフランシスコ)
アメリカの作曲家・ピアニスト、アラン・クロスマン(1942-)の作品集。クロスマンはニューヨークの芸術一家に生まれ、ジョージ・ロッホバーグ、ジョージ・クラムなどに師事。クラシック音楽の作曲のみならず、シューベルトの未完の初期作品を補完したり、舞台やミュージカルへも作品を提供するなど幅広いジャンルでその名が知られています。
CRC-3795
ア・ニューヨーカー:インプレッションズ
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
メイ・アウフデルハイド(1888-1972):2つのピアノ・ソロ・ラグタイム
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番 Op.68 「黒ミサ」
ラヴェル
:クープランの墓
レクオーナ(1896-1963):3つのピアノ独奏曲
ジョアン・チャン(P)

録音:2018年(アメリカ)
ニューヨークを拠点に世界5大陸で活躍するピアニスト、ジョアン・チャンが贈る1枚。ドビュッシーやラヴェル、スクリャービンの名曲と共に演奏されるのは、20世紀のアメリカ&キューバの作曲家による作品。ラグタイムやスペイン、黒人女性、キューバの舞曲を題材としたプログラミングは、ニューヨークの多民族社会を反映しているかのよう。ジョアン・チャンはこれをダイナミックさと繊細さを兼ね備えたピアニズムでまとめ上げています。
CRC-3796
魔法の森の風景〜クラリネットとピアノのための作品集
ウジェーヌ・ボザ:牧歌
バックス:クラリネットとピアノのためのソナタ
ポール・リチャーズ:魔法の森の風景
ピオトル・シェフチク:クラリネットとピアノのための3つの逃避
オルウィン:クラリネットとピアノのためのソナタ
アレクサンドル・ローゼンブラット:カルメン幻想曲
ジャッキー・グレイジャー(Cl)
ゲイレン・ディーン・ペイスキーJr.(P)

録音:2018年&2019年(アリゾナ)
国際的な活躍を見せるクラリネット奏者、ジャッキー・グレイジャーのソロ・デビュー・アルバム。ソリストや室内楽奏者として各地で演奏している他、サックスとクラリネットから成るアンサンブル「Duo Entre-Nous」の創設メンバーとして、20曲以上の作品を委嘱し初演を行うなど、クラリネットのさらなる発展のために積極的な貢献をしています。
CRC-3797
The Rebel Queen〜クリスティーナのスウェーデンとイタリアの宮廷からの音楽
ヴィルジーリオ・マッツォッキ:Surge, amica mea
作曲者不詳:Toccata del morone
ジョヴァンニ・マルチアーニ:Chi d'Amor non vuol le pene
マルコ・マラッツォーリ:Homo. Anima peccatrice a penitenza!
レリオ・コリスタ:La Chorista a 2 violin
ジョヴァンニ・マルチアーニ:Mio core, mio bene
マルコ・マラッツォーリ:Circondata di mali
ルイージ・ロッシ:Exulta Jubila
ベルナルド・パスクィーニ:Sontata a due
カリッシミ:Benedictus Deus、Quo tam laetus progrederis
パスクィーニ:Introduzione e pastorale
ヴィルジーリオ・マッツォッキ:Sdegno, campion audace
カリッシミ:Si linguis hominum loquar
アルモニア・チェレステ、
プロ・ムジカ・ラーラ

録音:2014年10月20日−23日(アメリカ)
1656年1月24日、ローマに到着して僅か1ヶ月後にスウェーデンの王位を放棄した30歳のクリスティーナ女王(1626-1689)は、パラッツォ・ファルネーゼ(ファルネーゼ宮)に芸術家、作家、学者のためのアカデミーを設立。当アルバムは、ローマにて学問・芸術・文学を研究する日々を送ったクリスティーナ女王の後援の下に書かれたイタリア・バロック作品を集約。イタリア・ルネサンス、初期のバロック作品などをレパートリーとしているピリオド・アンサンブル集団、アルモニア・チェレステが当時の音楽を現在に伝えます。

CRC-3800
グリンカ、チャイコフスキー、ムソルグスキー:室内管弦楽作品集
グリンカ:ワルツ幻想曲(イーゴリ・ホロポフ編)):室内管弦楽版)
チャイコフスキー:弦楽のためのセレナード
ムソルグスキー:展覧会の絵(イーゴリ・ホロポフ編):弦楽合奏版)
アルコ室内O、
レヴォン・アンバルツミアン(指)

録音(ライヴ):2019年4月(グリンカ)、2012年11月(チャイコフスキー)、2018年10月(ムソルグスキー)、(アメリカ)
国際的に評価されているヴァイオリニスト、指揮者のレヴォン・アンバルツミアンは、フェリックス・アンドリエフスキー、ユーリ・ヤンケレヴィチ、レオニード・コーガン、イーゴリ・ベズロドニーに師事し、1977年のザグレブ国際ヴァイオリン・コンクール第1位、1979年モントリオール国際コンクール入賞。1978年にモスクワ音楽院で15年間教授を務め、その後はインディアナ大学音楽学校やジョージア大学ヒュー・ホジソン・ミュージック・スクールのヴァイオリン教授も務めています。アルコ室内管弦楽は、アンバルツミアンがモスクワ音楽院の教授を務めていた1989年に創設され、これまでに15枚のアルバムをリリースし、カーネギー・ホールのワイル・リサイタル・ホールや、イタリアのフェニーチェ劇場などでも演奏しています。
CRC-3802
ディスタント・カリヨンズ〜デイヴィッド・ローブ:金管三重奏のための作品集
デイヴィッド・ローブ:マドリガレッティ/リメンブランセス*/トラシメーノ/ディスタント・カリヨンズ*/カンタータ・センツァ・ヴォーチ
ファクトリー・セカンズ・ブラス・トリオ〔ジャック・スッテ(Tp)、ジェシー・マコーミック(Hrn)、リチャード・スタウト(Tb)〕
クリスティーナ・ダール(P)*

録音:2017年8月(クリーヴランド、アメリカ)
日本の伝統楽器や、西洋の古楽器に造詣の深いアメリカ人作曲家、デイヴィッド・ローブによる金管三重奏のための作品集。2013年に創設され、メンバーそれぞれが名門クリーヴランドOの2番奏者および、ボールドウィン・ウォレス音楽院で教鞭を執るファクトリー・セカンズ・ブラス・トリオが奏でる濃密なサウンドと、緻密に磨き上げられたアンサンブル力で、金管三重奏の魅力を見事に伝えます。
CRC-3804
カントルーブ:歌曲集
連作歌曲集 「大地」
フランスの歌第1集/フランスの歌第2集
カレン・コーカー・メリット(S)、
ショーン・ケナード(P)

録音:2019年7月(アメリカ)
ースカロライナ州出身のソプラノ歌手、カレン・コーカー・メリットが歌う、フランスの作曲家・音楽学者ジョゼフ・カントルーブの歌曲集。
メリットは、ノースカロライナ大学グリーンズボロー校で音楽修士号、フロリダ州立大学で声楽の名誉音楽学博士号を取得。2003年からボルチモア・オペラでプロのオペラ・デビューを果たし、国際的な活動としては、オペラ・ノースによるクルト・ヴァイルの「ヴィーナスの接吻」の英国ツアーにて主演を演じています。
CRC-3805
ショパン生誕210周年記念
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35 「葬送」/スケルツォ第1番ロ短調 Op.20/スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31/スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39/スケルツォ第4番ホ長調 Op.54/ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53 「英雄」
ソフィア・アグラノヴィチ(P)

録音:2019年7月5日(ニュージャージー州、アメリカ)
国際的ソリスト、室内楽奏者、レコーディング・アーティストとして活躍するソフィア・アグラノヴィチは、フェリックス・ブルーメンフェルトの弟子であり、ロシア・ピアノ界の名教師としてその名を馳せたアレクサンドル・エデルマンに師事したウクライナ生まれのピア二スト。ブルーメンフェルト、ネイガウスというロシアン・ピアニズムの流れを汲み、10歳の時に参加したウクライナ・ヤング・アーティスト・コンペティションでは見事優勝しています。本アルバムは、ショパン生誕210周年を迎えた2020年にリリースされた好企画です。
CRC-3807
愛だけがそれを思い起こさせ〜レオナルドの時代の音楽
レオナルド・ダ・ヴィンチ:3つの音楽の謎(M.ロナルディ編)
フランキーノ・ガッフーリオ:幸いな産みの親
ヴィンチェンツォ・カピローラ:O mia cieca e dura sorte
マルケット・カーラ:愛の棘先を避けるには
ジャック・アルカデルト:おお、幸福な私の目よ
フランチェスコ・ダ・ミラノ:リチェルカール51
ガッフーリオ:Sub tuam protectionem
フランチェスコ・ダ・ミラノ
:リチェルカール10
バルトロメオ・トロンボンチーノ:美しい乙女よ
ヨハネス・オケゲム:御身以外の方を愛することなど
フランチェスコ・スピナチーノ:さようなら、わが愛しき人よ
ジョスカン・デ・プレ
:千々の悲しみ
フィリップ・ヴェルデロット:マドンナよ、何と言う確実さで
ヨアン・アンブロシオ・ダルツァ:Poi che volse la mia stella
ヴェルデロット:Madonna per voi ardo
スピナチーノ:リチェルカーレ
トロンボンチーノ:苦しみにわが顔を浸そう
スピナチーノ:リチェルカーレ
マルケット・カーラ(?):Dulces exuviae
カピローラ:リチェルカール第1番
トロンボンチーノ:Poi che volse la mia stella
レオナルド・ダ・ヴィンチ
:3つの音楽の謎(M.ロナルディ編)
ナディア・カリスティ(S)、
マッシモ・マルケーゼ(Lute)

録音:2019年8月17日−19日、イタリア
ナディア・カリスティは声楽とクラシック・ピアノで学位を取得後、ルネサンスとバロックの声楽レパートリーの歴史的な情報に基づいた演奏活動を探求し、専門としてきたソプラノ歌手。15世紀〜16世紀の音楽を専門とする声楽アンサンブル「デ・ラビリント(De Labyrintho)」の共同創設者及びレギュラー・メンバーとして活動する他、様々なイタリアの重要な古楽グループ(Capella Ducale Venetia, Consortium Carissimi, La Stagione Armonica, Nova Cantica, Accademia del Ricercare, Madrigalisti Ambrosiani, La Pifarescha, RossoPorpora Ensemble, Il Canto di Orfeo, Venice Monteverdi Academy)と定期的に共演し、レコーディングや演奏活動を行っています。
当アルバムはレオナルド・ダ・ヴィンチの没後500周年となる2019年に録音された、ルネサンス時代の声楽とリュートのための音楽。ダ・ヴィンチが作曲した「3つの音楽の謎(愛だけがそれを思い起こさせ〔Amore la sol mi fa remirare〕)」のソプラノ&リュート版で始まり、ダ・ヴィンチと同世代の様々な作曲家が書いた小品を歌い(一部リュート独奏もあり)、最後はリュート独奏版の「3つの音楽の謎」で締めくくる、素敵なプログラムです。
CRC-3809
コルンゴルト:ピアノ五重奏曲
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番
イヴォ・カハーネク(P)、
ヤナーチェクSQ

録音:2018年&2019年(アリゾナ)
共にモラヴィア地方出身の2人の大作曲家、コルンゴルトとヤナーチェクの室内楽作品集。1947年に結成されたチェコの比類なきカルテット、ヤナーチェクSQがお家芸とも言える卓越した演奏を披露。コルンゴルトでピアノを務めるイヴォ・カハーネクもチェコに生まれ、ヤナーチェク音楽院やプラハ音楽アカデミーに学び、チェコ音楽のスペシャリストとして内外で知られています。2014年にはサイモン・ラトル(指)ベルリンPOのコンサートにソリストとして抜擢されるなど、非常に高い評価を得ています。
CRC-3811
ガブリエル・デュポン:歌曲集
秋の詩/ミルラの歌/暖炉/マンドリン/怯え/2つのメロディー/雨/秋の歌/アニー/冬の一日/雨の庭/動物の世界/ジャン・リシュパンの詩への優しさ/アルフレド・ドゥ・ミュゼの2つの詩/2つのメロディー/6羽の小鳥の歌
レイチェル・ジョセルソン(S)、
ボー・ティース(P)

録音:2018年&2019年(アイオワ)
19世紀末〜20世紀初頭のフランスを生き抜いたガブリエル・デュポンの歌曲集。芸術一家に生まれたデュポンは15歳でパリ音楽院に進学し、作曲をジュール・マスネに師事しています。1901年のローマ賞に挑み、2位を獲得(3位はモーリス・ラヴェル)。特に歌劇が人気を博し名声を高めていましたが、肺結核により1914年に36年の短い生涯に幕を下ろしました。
CRC-3812
フンメル:ピアノ・ソナタ集 Vol.3
ピアノ・ソナタ第4番ハ長調 Op.38
ピアノ・ソナタ第6番ニ長調 Op.106
アントニオ・ポンパ=バルディ(P)

録音:2019年(クリーヴランド)
1974年イタリア・ジェノヴァ出身のピアニスト、アントニオ・ポンパ=バルディによるフンメルのピアノ・ソナタ・シリーズ。ポンパ=バルディはアルド・チッコリーニのアシスタントを務め、パウル・バドゥラ=スコダ、イェルク・デムスなどに師事し研鑽を積むと、1998年ロン=ティボー国際コンクール第3位、1999年クリーヴランド国際ピアノ・コンクール第1位、2001年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール銀メダルなど輝かしい実績に彩られたピアニスト人生を歩みます。現在は拠点をアメリカに移し、積極的な演奏活動や録音の傍らオーバリン音楽院やクリーヴランド音楽大学で後進の育成にも力を入れており、著名なコンクールの審査員も務めています。
CRC-3816
デイヴィッド・パーク・プレイズ・フリッツ・クライスラー
クライスラー:美しきロスマリン、
 愛の喜び、ウィーン奇想曲 Op.2
アルベニス(クライスラー編):スペイン Op.165より第2曲:タンゴ
クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース Op.6、
 愛の悲しみ、
 ベートーヴェンの主題によるロンディーノ*
ファリャ(クライスラー編):歌劇「はかなき人生」よりスペイン舞曲第1番
メンデルスゾーン(クライスラー編):無言歌*
クライスラー:テンポ・ディ・メヌエット* ウィーン小行進曲*
 ジプシーの女、前奏曲とアレグロ
グルック(クライスラー編):歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より精霊の踊り
デイヴィッド・パーク(Vn)、
アレックス・マーシャル(P)、
メリッサ・ガルフ・バラード(P)*

録音:2019年(ユタ)
クライスラーのヴァイオリン小品とクライスラーがヴァイオリン用に編曲した作品のアルバム。ヴァイオリニストのデイヴィッド・パークは5歳の時に韓国・ソウルでヴァイオリンを始めると早くから頭角を現し、渡米してインディアナ大学やジュリアード音楽院で学びました。14歳の頃には、ヤッシャ・ハイフェッツにも教えを受けています。現在は世界各地で演奏活動を展開。母国韓国でも熱狂的に迎え入れられています。
CRC-3818
ゲイリー・ショッカー:ピアノ作品集
ミスト/11-12-13/シンプル・プレイヤー/ポイント・オヴ・デパーチャー/スノー・ミュージック/リキッド・ミラーT/子守歌/ライジング/ガリオーソ/サラバンド/リブラ・マインド/ノー・クラウズ/オン・ワン・ハンド/サルトリー/ルッキング・アップ/サークリング/30周年/スター・ライト/ナイト・ウォーキング/ウォーターズ・エッジ/ゴーイング・ホーム/ワンス・モア・アラウンド・ザ・ダンス・フロアー
ゲイリー・ショッカー(P)

録音:2019年(ニューヨーク)
アメリカ出身の著名なフルート奏者・作曲家・ピアニスト、ゲイリー・ショッカーの自作自演アルバム。特にフルートのための作品でよく知られるショッカーですが、ここではピアノのための小品を自ら弾いています。1998年以降に作曲された作品が収録されており、一番新しいものはなんとこの録音を行う数日前に書かれたものだそうです。それぞれの曲のタイトルは曲の完成後に自ら録音したものを聴いて名付けているといいます。
CRC-3819
トンマーゾ・ジョルダーニ:2本のチェロのための6つの二重奏曲 Op.18
チェロ二重奏曲変ロ長調 Op.18-1
チェロ二重奏曲ヘ長調 Op.18-2
チェロ二重奏曲ハ長調 Op.18-3
チェロ二重奏曲ト長調 Op.18-4
チェロ二重奏曲ニ長調 Op.18-5
チェロ二重奏曲イ長調 Op.18-6
チャーリー・ラスムッセン(第1チェロ)
アントン・テンウォルデ(第2チェロ)

録音:2019年(ウィスコンシン)
ナポリに生まれバロック〜古典派の過渡期のロンドンで活躍した歌手・作曲家、トンマーゾ・ジョルダーニが作曲したチェロ・デュオのための作品。チャーリー・ラスムッセンとアントン・テンウォルデはウィスコンシン・バロック・アンサンブルでも共に演奏しており、2人ともジョルダーニが活躍していた18世紀後半に製作されたチェロを弾いています。
CRC-3820
フォーレ:舟歌第1番〜 第13番 ナムジ・キム(P)

録音:2019年3月20日−22日(アメリカ)
北米、ヨーロッパ、ロシア、韓国など各国で精力的に演奏活動を行っているナムジ・キムが奏でるフォーレの舟歌。ナムジ・キムは、パリ音楽院を一等賞(P、室内楽、和声)で卒業。ソリストとして、ジェフリー・サイモン指揮の下、フォートワースSOと共演し、国際ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ・コンクールなどでは入賞しています。
CRC-3828
ベートーヴェン生誕250周年記念
幻想曲ト短調(またはロ短調) Op.77/ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13 「悲愴」/ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」/ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2 「テンペスト」
ソフィア・アグラノヴィチ(P)

録音:2019年12月17日&26日(ニュージャージー州、アメリカ)
国際的ソリスト、室内楽奏者、レコーディング・アーティストとして活躍するソフィア・アグラノヴィチは、フェリックス・ブルーメンフェルトの弟子であり、ロシア・ピアノ界の名教師としてその名を馳せたアレクサンドル・エデルマンに師事したウクライナ生まれのピア二スト。ブルーメンフェルト、ネイガウスというロシアン・ピアニズムの流れを汲み、10歳の時に参加したウクライナ・ヤング・アーティスト・コンペティションでは見事優勝しています。本アルバムは、ベートーヴェン生誕250周年を迎えた2020年にリリースされた好企画です。
CRC-3829
デイヴィッド・ローブ(b.1939):室内楽作品集
セツネ/5つの夢/霧/「Como la rosa en el guerto」による幻想曲/3人の冬の友人/組曲第4番/旧正月のサイクル/カノン
宮田耕八朗(尺八)、
坂田誠山(尺八)、坂井敏子(箏)、他

録音:1975年〜1998年
日本や中国をはじめとした民族楽器にも関心を持ち、様々な作品を発表しているアメリカの現代作曲家、デイヴィッド・ローブの作品集。2本の尺八のための「セツネ」、箏のための「霧」といった和楽器の作品から、チェロと琵琶のための作品「3人の冬の友人」や4本のオーボエのための「カノン」など、バラエティに富んだプログラムで楽しませてくれます。
CRC-3830
ヒューマニティ・イズ・アン・オーシャン‐フルート・サウンドスケープ 〜 バッハ、モディアーノ、ドビュッシー:フルート作品集
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV.1007
ヤエル・アーチャー=モディアーノ:ヒューマニティ・イズ・アン・オーシャン
ドビュッシー
:シランクス
モディアーノ:マスカレード・フォー・ザ・ダンシング・スピリッツ Op.6、
 ディスタンシス・アンド・サウンズ、バード
ヤエル・アーチャー=モディアーノ(Fl)

録音:2019年9月5日−2020年2月5日(デンマーク)
ニューヨークを拠点に活動しているマルチ・ジャンル・フルート奏者、作曲家、教育者のヤエル・アーチャー=モディアーノが奏でる無伴奏フルート作品集。
モディアーノは9歳からフルートを始め、ウリ・テプリッツに師事。エルサレム音楽アカデミーでは、ツヴィ・アヴニの下で電子音楽の作曲を学んでいます。当アルバムでは、バッハ、ドビュッシーの名曲に加え、クラシック、ジャズ、電子音楽など、多様な分野のアーティストとのコラボレーションの中で培った手法を用いて彼女が手掛けた作品をカップリング。
CRC-3836
ターニング・イン・タイム
エリオット・カーター:4つの讃美
ベリオ:セクエンツァ[
ペンデレツキ:無伴奏ヴァイオリンのためのカプリッチョ
グラジナ・バツェヴィチ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番
ユン・イサン:大王の主題
デブラ・ケイ(b.1956):ターニング・イン・タイム
キンガ・アウグスティン(Vn)

録音:2017年7月、2018年8月&2019年7月(ニューヨーク)
ジュリアード音楽院で学び、ニューヨークを拠点として既に国際的なキャリアを確立しているポーランド系アメリカ人ヴァイオリニスト、キンガ・アウグスティン。特に膨大な協奏曲のレパートリーを持って活躍する彼女ですが、今作は20世紀以降の無伴奏ソロ・アルバム。ペンデレツキの「カプリッチョ」と、アメリカの作曲家デブラ・ケイが彼女のために書いた「ターニング・イン・タイム」は世界初録音となります。
CRC-3837
2本のクラリネットとピアノのための作品集
チャールズ・カミレーリ(1931-2009):ディヴェルティメント第1番
イワン・ミュラー(1786-1854):協奏的二重奏曲変ホ長調 Op.23
カール・ベールマン(1810-1885):協奏的二重奏曲 Op.33
アドルフ・ルロイ(1827-1880)&ウジェーヌ・ジャンクール(1851-1901):ベッリーニの「夢遊病の女」による二重奏曲
フランク・アドリアン・ホルツカンプ(b.1966):ムジカ・マソニカ、オルフェオとエウリディーチェ
フランツ・チブルカ(1946-2016):s'Zwitscherl
ロルフ・ウェーバー(Cl)、
バーバラ・ハイルマイヤー(クラリネット、バス・クラリネット)、
カズエ・ツヅキ(P)

録音:2019年8月(オレゴン)
スイスとドイツ、日本という3つの国のアーティストの共演による、2本のクラリネットとピアノのためのロマンティックな作品集。クラリネット奏者のロルフ・ウェーバーとバーバラ・ハイルマイヤーは1990年代にミュンヘンで出会い、2015年に日本のピアニスト、カズエ・ツヅキを加えたトリオでドイツやアメリカで定期的に演奏しています。
CRC-3838
黒いピエロ
ジェイムズ・E・クレメンス:井戸から水をくみ上げよ
ジャケス・デ・ヴェルト:われは多くの罪を犯した
ブレイク・ウィルソン:カエドモンの聖歌
プーランク:雪の夜(抜粋)
ニコライ・ゴロワノフ:われらの父
アドルファス・ヘイルストーク:降りろ、モーセ
ウィリアム・アヴェリット:黒いピエロ
ミズーリ大学シンガーズ、
R.ポール・クラッブ(合唱指揮)、
ミズーリ・ニュー・ミュージック・アンサンブル、
シュテファン・フロイント(指)

録音:2017年5月4日、2018年1月13日、マッキー・ホール(アメリカ)
このアルバムでは、1500年代の作品、20世紀の作品、そしてミズーリ大学シンガーズの音楽監督でもあるR.ポール・クラッブによって委嘱されたウィリアム・アヴェリットの「黒いピエロ」が収録されています。クラッブとそのアンサンブルは、アメリカ国内だけに留まらず、ヨーロッパでの公演も行っています。クラッブはザルツブルグで客員教授を務めたこともあり、その際ザルツブルグ大聖堂の聖歌隊を教えていました。
CRC-3840
クララ・シューマン:ピアノ作品集
3つのロマンス Op.11/4つのつかの間の小品 Op.15/3つのロマンス Op.21/即興曲 ホ長調/前奏曲とフーガ 嬰ヘ短調/スケルツォ第2番ハ短調 Op.14/即興曲「ウィーンの思い出」Op.9/ロマンティックなワルツ Op.4/シューマンの主題による変奏曲 Op.20
ジョンファ・リ(P)

録音:2019年8月19日-21日、クローニック・ホール(アメリカ)
韓国出身のジョンファ・リによるクララ・シューマン生誕200年を記念するアルバム。彼女はこれまでにアメリカ、ヨーロッパ、そしてアジアでコンサートを行ってきました。韓国で数多くのコンクールを受賞し、イーストマン音楽学校からは「パフォーマー賞」を受賞しています。ニューヨーク・コンサート・レヴューでは「彼女は鋭い知性、信念…そして情熱のピアニストです」と評されています。
CRC-3842
アルバン・ベルクの初期歌曲集
聖なる大空#/Uber meinen Nachten+/Wenn Gespenster auferstehen#/Vom Ende+/愛の歌#/Furcht+/Scheidelied#/Fromm+/夜の歌#/森で#+/Uber Nacht und Tag #1+/Uber Nacht und Tag #2+/Ich und du#/Die Soldatenbrau+t/Spuk#/Leben+/酒の歌#/Was zucken die braunen Geigen+/Ballade des ausseren Lebens#/Viel Traume#+
スティーヴン・キンブロウ(Br)#、
マーガレット・ジャクソン(S)+
、メアリー・K・ジャクソン(P)

録音:2019年11月18日-22日、サウンド・ピュア・スタジオ(アメリカ)
アルバン・ベルクは、キャリアの早い段階ですでに重要な曲を書いていました。これらは本格的な作品であり、これからベルクがどういった作曲家になっていくかを明確に示しています。この当時ベルクはすでにシェーンベルクに師事しており、作曲家として成長するにあたり多大な影響を受けていました。
スティーヴン・キンブロウは、ニューヨーク・タイムズ紙に「豊潤でドラマティック、そしてエレガント」と絶賛され、カーネギー・ホールやリンカーン・センターでリサイタルを開いたり、アメリカ国内外で数多くのコンサートを開いたことで知られています。
CRC-3843
ツェムリンスキー:遺作歌曲集
ほっそりした睡蓮/おやすみ/自分の顔をみた/愛と人生/遠方に/森の話/宵の明星/夕暮れの森の中を歩くとき/東洋風のソネット/甘い,甘い夏の夜/秋/湖は心配している/太陽の路地で/ボンバルディル氏/年老いた王だった/ゆりかごの上を/子守歌/ジェーン・グレイ/失われた部隊/前奏曲/最後の願い/海で/そして、あなたが行くと
スティーヴン・キンブロウ(Br)、
ダルトン・ボールドウィン(P)

録音:2019年7月13日-19日、マーチソン・パフォーミング・アーツ・センター(アメリカ)
スティーヴン・キンブロウは、ニューヨーク・タイムズ紙に「豊潤でドラマティック、そしてエレガント」と絶賛され、カーネギー・ホールやリンカーン・センターでリサイタルを開いたり、アメリカ国内外で数多くのコンサートを開いたことで知られています。また、このアルバムでも共演している、ダルトン・ボールドウィンと多くの録音を残しています。ボールドウィンは、ナディア・ブーランジェやマドレーヌ・リパッティなどに師事した著名な伴奏ピアニストです。
CRC-3844
ピアソラ〜百年
ピアソラ:バンドネオン協奏曲「アコンカグア」
モサリーニ:トマ,トカ*、百年*
ピアソラ(モサリーニ編):ブエノスアイレスの四季*、リベルタンゴ* (世界初録音*)
ジゼル・ベン=ドール(指)、
フアンホ・モサリーニ(バンドネオン)、
ボストン・プロアルテ室内O、
クリスティーナ・ニルソン(Vn)、
アン・ブラック(Va)、
スティーヴン・レヴァン(Vc)

録音:2020年1月13日、サンダー・テアトル(アメリカ)
1972年にブエノスアイレスで生まれたバンドネオン奏者であり編曲者であるフアンホ・モサリーニは、アルゼンチンを代表するミュージシャンとして30年以上活躍しています。今作は、タンゴの偉大なアルゼンチンの作曲家、アストル・ピアソラの100年を祝うアルバムで、バンドネオン奏者モサリーニによる素晴らしい演奏と4つの世界初録音が聴きどころです。
CRC-3846
ハインリヒ・マルシュナー:バリトンのための歌曲集
騎士ヒューゴのバラード Op.190-3/告白 Op.51-1/さらば、テレーズ! Op.128-3/Die Vertraute Op.151-4/Verloren Op.128-4/祈り Op.154-1/Eine dunkle Stunde Op.151-3/秋の歌 Op.154-4/ドイツの森、ドイツの心 Op.185-1/Des Harfners Klage Op.160-4/Ungleiche Theilung Op.151-5/二重の危険 Op.68-6/憧れの心 Op.162-6/Ermuthigung Op.185-2/Aufforderung Op.94-2/真夜中に Op.128-4/Treue Op.151-1/タランテッラ Op.154-1#/Corsarenliebe Op.154-2#/Trost beim Abschied Op.154-3#  (#=ソプラノとバリトンの二重唱)
ジェフリー・ウィリアムズ(Br)、
ジェニファー・マグワイア(P)、
サンギータ・エカンバラム(S)#

録音:2019年12月19日-20日、メイブリー・コンサート・ホール(アメリカ)
ドイツ・ロマン派の作曲家ハインリヒ・マルシュナーの作品は、一部のオペラのみでそれ以外はあまり知られていません。しかし彼は非常に多作な作曲家で420以上もの作品を残しており、その多くは驚くことにバリトンのために作られました。このアルバムではそのバリトンのための作品をたっぷりと楽しむことが出来ます。
CRC-3847
デイヴィッド・ポスト作品集
ヴァイオリン・ソナタ(2007)#
「バッハ=ブゾーニ」のコラール前奏曲による変奏曲とフーガ(2005)+
チェロ・ソナタ(2017)*
ピアノ・ソナタ(2015)$
アリッサ・ワン(Vn)#、
ルーティン・リ(P)#、
スティーヴン・ベック(P)+$
、サミュエル・マギル(Vc)*、
ベス・レヴィン(P)*
デイヴィッド・ポストはニューヨーク市に生まれ、シカゴ大学、ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチ、ブランダイス大学で学びました。臨床心理士の肩書も持つ彼は、ASCAP賞やニューイングランド・リード・トリオ作曲コンクールの最優秀賞などを受賞しています。このアルバムに収められた「「バッハ=ブゾーニ」のコラール前奏曲による変奏曲とフーガ」は著名なピアニストのシモーネ・ディナースタインに高く評価されました。
CRC-3848
ナスカの地上絵〜パーカッションの旅
マーク・サターホワイト:ナスカの地上絵
ザビ/カーモス
古代日本からの4つのポートレート 【金閣寺、龍安寺石庭、弘前城公園の12月、大阪城】
ルイビル大学パーカッション・アンサンブル、
グレッグ・バーン(指)

録音:2016年1月4日-5日コムストック・ホール(アメリカ)
米国の名門ミシガン州立大学とインディアナ大学でコントラバスと作曲を学んだテキサスの作曲家マーク・サターホワイトによるパーカッション・アンサンブル作品。彼が愛する旅行を作曲動機としており、実際に巡った場所と、これから巡りたい場所の両方を題材にしています。
CRC-3849
ショパン、リスト:ピアノ作品集
ショパン:ワルツ イ短調 B.150 Op.Posth
 ワルツ 変ニ長調 Op.64-1、
 ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2、
 ワルツ 変イ長調 Op.64-3、
 ワルツ 変イ長調 Op.42、
 子守歌 変ニ長調 Op.57
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
クォン・ジナ(P)

録音:2019年7月13日-19日、マーチソン・パフォーミング・アーツ・センター(アメリカ)
韓国出身のピアノ奏者クォン・ジナによるショパンとリスト作品集。彼女は5歳でピアノを始めて現在はタラント大学で教鞭を執っています。これまでに数々の音楽コンクールで入賞しており、2020年アメリカで行われたロマン派音楽の国際コンクールで最優秀賞を受賞しています。今作がソロ・デビュー作となります。
CRC-3851
バッハ:フーガの技法
コラール前奏曲「汝の御前にわれは進まん」
ミュージシャンズ・オヴ・アストン・マグナ

録音:2018年7月21日(アメリカ、ライヴ録音)
アストン・マグナは、アメリカを拠点としている古楽アンサンブルのひとつです。30年近くダニエル・ステップナーが芸術監督を務めており、1589年から1850年代の作品を指揮してきました。アストン・マグナ以外の活動では、ボストン美術館トリオの創設メンバーであったり、18世紀オーケストラのアシスタント・コンサートマスターを6年間務めるなど古楽に精通したアーティストです。このアルバムでは、アストン・マグナのメンバーを率いてライヴならではのスリリングな演奏を聞かせています。
編成は、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ハープシコード、フルート、オーボエ&オーボエ・ダ・カッチャ、ファゴット(すべて古楽器使用)。
CRC-3852
メトネル:ピアノ独奏作品集 Vol.1
8つの情景画 Op.1
6つのおとぎ話 Op.51
忘れられた調べ 第2集 Op.39
フランク・ホアン(P)

録音:2016年112月17日-18日(オハイオ)
ピアノ・ソナタを14曲残すなど、ピアノがかかわる作品を多数残したロシアの作曲家ニコライ・メトネルのピアノ独奏作品集第1巻。ピアノのフランク・ホアンはマイアミ大学でピアノの准教授を務め、南北アメリカ、アジア、ヨーロッパの主要なホールでリサイタルを行っています。ニューヨーク・コンサート・レヴューで「思慮深く、熟練したパフォーマー」と評された通り、飾ることなく作曲家の意図を素直に伝えるような演奏で今後の続編も期待されます。
CRC-3853
リバー・ソングス
コープランド:船漕ぎのダンス
アメリカ民謡(メアリー・K・ジャクソン編):シェナンドー#
黒人霊歌(フランク・ヘンリー・クリックマン編):深い河
アーンスト・ベーコン:My River Runs to Thee
ロバート・ローリー(コープランド編):川に集まろう
コルンゴルト:川の流れ
ネッド・ローレム:The Lordly Hudson/民謡(メアリー・K・ジャクソン編):Bendemeer's Stream#
クルト・ヴァイル:シャンティ川
ロバート・ローリー(チャールズ・アイヴズ編):川のほとりで
メアリー・K・ジャクソン:黒人は川を語る
ジョン・ジェイコブ・ナイルズ:ビッグサンディー川のギャンブラーの歌
スコットランド民謡(メアリー・K・ジャクソン編):アフトン川の流れ#
ジョン・オールデン・カーペンター:グリーン・リヴァー
エリオット・グリフェス:川へ
フォスター(メアリー・K・ジャクソン編):故郷の人々+
スティーヴン・キンブロウ(Br)、
ダルトン・ボールドウィン(P)、
モーリーン・ケリー(Fl)#、
アルマ・ゴーデット(P)+

録音:2018年10月16日-18日、サウンド・ピュア・スタジオ(ノースカロライナ)
スティーヴン・キンブロウは、ニューヨーク・タイムズ紙に「豊潤でドラマティック、そしてエレガント」と絶賛され、カーネギー・ホールやリンカーン・センターでリサイタルを開いたり、アメリカ国内外で数多くのコンサートを開いたことで知られています。また、このアルバムでも共演している、ダルトン・ボールドウィンと多くの録音を残しています。ボールドウィンは、ナディア・ブーランジェやマドレーヌ・リパッティなどに師事した著名な伴奏ピアニストです。
CRC-3861
グレゴリアン・メディテーションズ
デザンクロ:2つのモテット、
 レクイエム
ラングレー:来れ, 聴け、
 9つの小品 Op.40より「平和の歌」、
 荘厳ミサ曲
南カリフォルニア大学ソーントン音楽学校チェンバー・シンガーズ、
ジョー=マイケル・シャイベ(指)、
ツァオ・ウェイチェン(Org)

録音:2019年2月&2020年2月(アメリカ)
20世紀の2人のフランス人作曲家、アルフレッド・デザンクロとジャン・ラングレーが遺した宗教作品集。デザンクロはサクソフォンの作品が有名ですが、宗教作品も手掛けています。レクイエムは本来オーケストラのために書かれましたがオルガン版も存在しており、本アルバムにはオルガン版の方が収録されています。ラングレーはオルガン作品やミサ曲で知られており、ここに収録されている荘厳ミサ曲は代表作の一つに数えられます。
CRC-3866
マラン・マレ:ヴィオール作品集
アルペッジョによる前奏曲
前奏曲イ短調/夢見る人/組曲(抜粋)
ミュージック・フロム・アストン・マグナ〔ローラ・ジェッペセン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、キャサリン・リデル(テオルボ)〕

録音:2015年12月(ボストン)
マサチューセッツ州のグレート・バリントンで毎年夏に開催される古楽フェスティヴァルであるアストン・マグナの出演者などで構成され、その名を冠した古楽器奏者集団、ミュージック・フロム・アストン・マグナのメンバーが贈る、マラン・マレのヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)作品集。各ヴィオール曲集からの抜粋で収録されています。
CRC-3867
シューベルト:冬の旅 スティーヴン・タープ(T)、
ジャニス・ウェンガー(フォルテピアノ)

録音:2019年10月(ミズーリ)
アメリカの名テノール、スティーヴン・タープが歌う歌曲最高峰の傑作、シューベルトの冬の旅。タープはメトロポリタン・オペラ、ニューヨーク・シティ・オペラへの登場をはじめ、ニューヨーク・フィル、シカゴSO、フィラデルフィアOや、ゲオルク・ショルティ、ダニエル・バレンボイム、クルト・マズアなどとも共演を重ねるなどその輝かしい実績は枚挙に暇がありません。伴奏を務めるのはタープと共にミズーリ大学で教えている鍵盤楽器奏者、ジャニス・ウェンガーです。
CRC-3871
シューベルト:1817年のソナタ集
ピアノ・ソナタ第4番イ短調 D.537
ピアノ・ソナタ第5番変イ長調 D.557
ピアノ・ソナタ第6番ホ短調 D.566
ピアノ・ソナタ第9番ロ長調 D.575
チョ・スッキョン(P)

録音:1995年4月(アメリカ)
1816年に実家を出ることを決意したシューベルトは、友人フランツ・フォン・ショーバーの家に身を寄せることになります。翌1817年、20歳となったシューベルトはこの1年間に6曲ものピアノ・ソナタを作曲しました。生活環境が大きく変化した中で生まれた作品を、「繊細で想像力に富んだ」(ニューヨーク・コンサート・レビュー)演奏と評される韓国出身のピアニスト、チョ・スッキョンの演奏で楽しめます。
CRC-3879
ヴァーレーズ、ルトスワフスキ、リゲティ、バルディーニ
クリスティアン・バルディーニ(b.1978):Elapsing Twilight Shades(2008,rev.2012)#
ルトスワフスキ:チェーン2(1985)+
リゲティ:ヴァイオリン協奏曲(1989,rev.1993)*
ヴァーレーズ:アメリカ(1918-21,rev.1927)$
クリスティアン・バルディーニ(指)、
マクシミリアン・ハフト(Vn)+、
ミランダ・クックソン(Vn)*、
ミュンヘン放送O#、UC・デイヴィスSO+*$

録音:2012年4月29日(バルディーニ)、2019年11月23日(ルトスワフスキ)、2018年5月5日(リゲティ)、2015年5月2日(ヴァーレーズ)
1978年アルゼンチンに生まれた指揮者兼作曲家のクリスティアン・バルディーニによる20世紀および21世紀の作曲家たちの作品集です。バルディーニは、指揮者としてクルト・マズア、マイケル・ティルソン・トーマス、ペーテル・エトヴェシュ、レナード・スラットキンらから学びました。BBCSOのアシスタント・コンダクターや、サンフランシスコSOでティルソン・トーマスの代役を務めました。このアルバムでは音楽監督を務めているUC・デイヴィスSOを指揮しています。
CRC-3869
テレマン:無伴奏フルートのための12の幻想曲
無伴奏フルートのための12の幻想曲第1番 イ長調 TWV 40:2/幻想曲第2番イ短調 TWV 40:3/幻想曲第3番 ロ短調 TWV 40:4/幻想曲第4番変ロ長調 TWV 40:5/幻想曲第5番ハ長調 TWV 40:6/幻想曲第6番 ニ短調 TWV40:7/幻想曲第7番ニ長調 TWV 40:8/幻想曲第8番 ホ短調 TWV 40:9/幻想曲第9番ホ長調 TWV 40:10/幻想曲第10番 嬰ヘ短調 TWV 40:11/幻想曲第11番ト長調 TWV 40:12/幻想曲第12番ト短調 TWV 40:13
レナード・ギャリソン(Fl)

録音:2020年7月2日、9日、27日、31日、ワシントン大学(アメリカ)
レナード・ギャリソンは、アイダホ大学のライオネル・ハンプトン音楽学校の名誉教授であり、ワラワラSOの首席フルート奏者のほか、ノースウエスト・ウィンド・カルテットなどで演奏しています。彼の演奏は、エネルギッシュな部分と叙情性を兼ね備えており、最も難しい技術的なパッセージを簡単に見せ、極端なダイナミクスと大きな跳躍を容易に行う優れたものと評されています。これまでにも数々の録音を残していますが、今回のアルバムでも生き生きとしたテレマンを聴かせています。
CRC-3872
フアン・カルデロン:ギター作品集
ソプラノとギターのための6つの歌
5つのギター小品第1番
5つのギター小品第2番
フアン・カルデロン(G)、
ステファニー・ランプレア(S)

録音:2020年1月(ニューヨーク)
エクアドル出身でコロンビアに育ち、90年代後半の政治情勢から逃れる形でアメリカへ移住し、現在はニューヨークに暮らす作曲家・ギタリスト、フアン・カルデロンの自作自演集。植民地時代から20世紀までのコロンビアの詩を集めた3巻からなるアンソロジーの中のオクタビオ・ガンボアの詩「El Paisaje」からテキストを引用したソプラノとギターのための6つの歌と、5つのギター小品2作品を収録。
CRC-3873
バーンスタイン、リムスキー=コルサコフ、エギルソン、ハトルグリームソン:木管五重奏曲集
バーンスタイン(トランスクリプション:ドン・ステュワート):キャンディード序曲
リムスキー=コルサコフ(編曲:ジョナサン・ラッセル):シェヘラザード
アルニ・エギルソン(b.1939):ブレア
ハブリジ・ハトルグリームソン(b.1941):インタルシア
チヌーク・ウインズ〔ノーマン・メンザレス(Fl)、ローレン・ブラッカービー(Ob)、キャメロン・ウィンロー(Cl)、マドレーヌ・フォルカーツ(Hrn)、ドリアン・アンティパ(Fg)〕

録音:2019年3月17日-21日、第1会衆派教会(グレートフォールズ、アメリカ)
モンタナ州のグレートフォールズSOのメンバーによって、1992年に結成された木管五重奏団「チヌーク・ウインズ」。当初は、フルート、オーボエ、ファゴットの首席奏者達による三重奏でしたが、ホルンとクラリネットを加え、五重奏の形式へ拡大。古典的な作品から、地元の作曲家をフィーチャーした作品、アレンジ作品など、幅広いジャンルをコンサートのプログラムに取り入れ、ハイクオリティでエネルギーに満ちた演奏を送り届けています。
本アルバムでは、オーケストラは勿論、吹奏楽でも人気の「キャンディード序曲」から始まり、リムスキー=コルサコフの交響組曲「シェヘラザード」では、各楽器の特性を十分に活かし、見事にその世界観を描いています。
CRC-3875
フランスのフルート作品集
フォーレ:幻想曲 Op.79
シャミナード:コンチェルティーノ Op.107
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
サティ:グノシエンヌ第3番、ジムノペディ第1番
ボルヌ:カルメン幻想曲
マスネ:タイスの瞑想曲
ドビュッシー:とだえたセレナード
 亜麻色の髪の乙女、
 ミンストレル、月の光
プーランク:フルート・ソナタ
キャシー・カー(Fl)、
デナイン・ルブラン(P)

録音:2020年8月〜10月(ルイビル・アメリカ)
アメリカ・ケンタッキー州のルイビルOの首席フルート奏者でありルイビル大学の教授も務めるキャシー・カーが奏でるフランスの名曲集。プーランクのソナタやシャミナードのコンチェルティーノなどフルートのために書かれた作品の他、ピアノやヴァイオリンの名曲をフルート&ピアノ版で収録しています。
CRC-3876
光と影
スクリャービン:詩曲 嬰ヘ長調 Op.32-1
ラヴェル:「鏡」より第3曲 海原の小舟、「鏡」より第4曲 道化師の朝の歌
シマノフスキ:前奏曲 ハ短調 Op.1-7
ショパン:バラード第4番ヘ短調 Op.52、
 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
エルジュビエタ・ビリツカ(P)

録音:2010年7月(ユタ)
ポーランドの若手ピアニスト、エルジュビエタ・ビリツカのデビュー・アルバムとなる選りすぐりの小品集。繊細で美しいピアニズム。2016年から2018年にかけて、スイスのジュネーヴ高等音楽院でネルソン・ゲルナーに師事。既に数多くの国際コンクールで入賞しており、今後の一層の活躍が期待されます。
CRC-3877
シューマン:ピアノ作品集
蝶々 Op.2/謝肉祭 Op.9
アラベスク Op.18
デイヴィッド・ヒュンス・キム(フォルテピアノ)

録音:2019年5月(ワシントン)
アメリカ新世代のピアニストとして期待を集めるデイヴィッド・ヒュンス・キム。ニューヨーク州北部で韓国系移民の家庭に生まれたデイヴィッドは幼い頃から数学、哲学、化学に興味を持ち、大学でも化学を研究していましたが、ベートーヴェンのピアノ・ソナタとの出会いが彼を音楽の道へと導きました。デビュー・アルバムとなったモーツァルトとベートーヴェンのピアノ・ソナタ集(CRC-3571)でもフォルテピアノを弾きましたが、今回の録音ではそれとは別の、ウィーン製の6オクターヴ半のフォルテピアノを使用しています。
CRC-3880
ファンタジア
バッハ:パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
イザイ:ソナタ第4番ホ短調 Op.27-4
ローレンス・ゴラン:独奏ヴァイオリンのためのファンタジア
ローレンス・ゴラン(Vn)

録音:1995年4月(アメリカ)
ローレンス・ゴランは、49年間もの間シカゴSOに在籍し、35年間首席第2ヴァイオリン奏者を務めたジョセフ・ゴランを父に持つシカゴ生まれのヴァイオリニスト。バッハのソナタとパルティータの演奏に関する論文も発表している彼が弾くバッハとイザイの無伴奏作品に、自作の小品が華を添えます。指揮者としても精力的に活動しており、2021年4月にはドイツのバイエルンPOの首席客演指揮者に就任しました。
CRC-3882
ベートーヴェン:ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調 Op.120 メイ・ファン(P)

録音:2020年8月(アメリカ)
想像力豊かなプログラミングと説得力のあるパフォーマンスで、多くの批評家や聴衆から賞賛されたピアニスト、メイ・ファンが奏でるベートヴェン。本アルバムで取り上げているベートーヴェン然り、ショパンなどの作曲家の傑作を深く理解した彼女の演奏は、「活気に満ちた」、「カラフルな」、「刺激的な」とも称されています。
CRC-3883
チェレプニン、チャンブレー、ベートーヴェン、ヴァイン:バガテル集
アレクサンドル・チェレプニン:10のバガテル Op.5
ロバート・チャンブレー:5つのバガテル
ベートーヴェン:6つのバガテル Op.126
カール・ヴァイン:5つのバガテル
シルヴァン・ネグルティウ(P)

録音:2020年8月(アメリカ)
ルーマニア出身のピア二スト、シルヴァン・ネグルティウは、ヨーロッパ、アメリカ、香港、日本などでソロと室内楽の演奏を行い、これまでにイタリア、ブルガリア、アイルランドなどで開催された国際コンクールで多くの賞を受賞しています。彼の主流なピアノ作品に新作を組み合わせた革新的なプログラミングは、高く評価されており、本アルバムでは、バガテルの音楽的可能性を美しく探求した好企画になっています。
CRC-3885
デイヴィッド・ローブ:ギター作品集
デイヴィッド・ローブ:暗闇の中の練習曲/水車小屋/3つの秋の景色/音楽を知るために/トワイライト・ミュージック
ポール・スミス(G)

録音:2016年-2017年(アメリカ)
日本の伝統楽器や、西洋の古楽器に造詣の深いアメリカ人作曲家、デイヴィッド・ローブによるギターのための作品集。「3つの秋の景色」では、京都近郊の寺院や田園風景を、「トワイライト・ミュージック」では、夏の旅行で東京から京都へ新幹線で移動中、窓から眺めたトワイライト(夕暮れ)にインスピレーションを得て書かれており、ギタリスト、指揮者、作曲家としてマルチに活躍するポール・スミスが、ローブが描いた和のテイスト溢れるフレーズをギターで見事に表現しています。
CRC-3886
キアーヴィ・ストラーネ〜独特な調性のベートーヴェンのピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」
ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
ソナタ第14番嬰「月光」
ピアノ・ソナタ第24番「テレーゼ」
チャールズ・フォアマン(P)

録音:2020年8月13日-15日、(カナダ)
シカゴ出身のピアニスト、チャールズ・フォアマンが奏でるベートーヴェンのピアノ・ソナタ集。フォアマンは、1972年にブラームスのピアノ協奏曲第2番で、デイヴィッド・ギルバート指揮によるシカゴ市民オーケストラとの共演でオーケストラ・デビュー。以来、カナダ、アメリカを中心に多くのコンクールで賞を受賞し、オーストリア、ベルギー、ドイツ、オランダなどで750回以上のソロ、室内楽のリサイタルを行って来ました。2009年3月には、カナダ初となる、ショパンの独奏ピアノ全作品を演奏したリサイタル・シリーズを達成しています。
CRC-3891
ファイアーブレイク〜セイン、D. スカルラッティ、クック、ベートーヴェン、ハリソン:ピアノ作品集
ジェームズ・ポール・セイン:ファイアーブレイク
D.スカルラッティ:ソナタ ト長調 K.146, L.349、ソナタ ヘ短調 K.466, L.118
クリストファー・クック:ドリームスケープ、メトロポリス
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57 「熱情」
トーマス・ハリソン:童謡変奏曲、光の夜
メアリー・ヘルマン(P)

録音:2020年(アメリカ)
ソリスト、室内楽奏者として活躍するメアリー・ヘルマンは、メナヘム・プレスラー、イアン・ホブソン、ミシェル・ブロック、ノエル・エンゲブレトソンに師事。
現在、ノースカロライナ州にあるチョーワン大学音楽学部の学部長として後進の指導にも力を注いでいます。
本アルバムでは、ベートーヴェンのソナタから、ポール・セインによってヘルマンのために作曲された、ジャズの要素を取り入れた「ファイアーブレイク」、電子音楽を取り入れられたクリストファー・クックの作品まで、幅広いジャンルに挑んでいます。
CRC-3892
テレマン:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア
テレマン:ファンタジア第1番ハ短調/ファンタジア第2番ニ長調/ファンタジア第3番ホ短調/ファンタジア第4番ヘ長調/ファンタジア第5番変ロ長調/ファンタジア第6番ト長調/ファンタジア第7番ト短調/ファンタジア第8番イ長調/ファンタジア第9番ハ長調/ファンタジア第10番ホ長調/ファンタジア第11番ニ短調/ファンタジア第12番変ホ長調
ジョン・ドーネンバーグ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2020年10月(イギリス)
1735年頃に作曲され、その存在は認められていたものの楽譜が消失しており、以来謎に包まれていた無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための12のファンタジア。しかし作曲から約280年が経過した2015年の春に楽譜が発見されました。いずれも異なる調で書かれ多彩なムードを持つ12のファンタジアを、ヴィーラント・クイケン、ニコラウス・アーノンクールの下で研鑽を積んだアメリカのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、ジョン・ドーネンバーグの演奏で。
CRC-3895
セレーネ・バッハ
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002より サラバンド、ドゥーブル
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004より サラバンド
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV.1003より アンダンテ
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006より ガヴォット・アン・ロンドー、メヌエットII、ジグ
ダヴィド・セイシャス(Vn)

録音:2020年(ポルトガル)/※収録時間:約24分
ポルトガルの若手ヴァイオリニスト、ダヴィド・セイシャスの初となるソロ・アルバム。バッハの偉大なる無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータから、セイシャス選りすぐりの楽章を抜粋して収録。
ダヴィド・セイシャスは1999年生まれ。カステロ・ブランコ工科大学応用芸術学部を卒業し、ソリストとして活躍するほか、2017年からはポルトガルPOのメンバーとして、また主に現代作品を演奏するグループ「Quartz Quintet」のヴァイオリニストとして活動の幅を広げています。
CRC-3896(5CD)
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
【CD 1】 ソナタ第4番イ短調 D.537,Op.164/ソナタ第9番ロ長調 D.575,Op.147/ソナタ第13番イ長調 D.664,Op.120
【CD 2】 ソナタ第7番変ホ長調 D.568,Op.122/ソナタ第17番ニ長調 D.850,Op.53
【CD 3】 ソナタ第14番イ短調 D.784,Op.143/ソナタ第20番イ長調 D.959
【CD 4】 ソナタ第16番イ短調 D.845,Op.42/ソナタ第18番ト長調 D.894,Op.78
【CD 5】 ソナタ第19番ハ短調 D.958/ソナタ第21番変ロ長調 D.960
ラリッサ・デードワ(P)

録音:2018年12月-2020年11月、メリーランド大学(アメリカ)
モスクワ音楽院でイグムノフの高弟レフ・オボーリンと、ゲンリヒ・ネイガウスの弟子であり、元モスクワ音楽院教授の名教師エフゲニー・マリー二ンにピアノを学んだ名女流奏者、ラリッサ・デードワ。ソロ、室内楽奏者として30年以上にわたり世界各国の著名なオーケストラと共演を重ね、現在はアメリカのメリーランド大学の教授として後進の育成にも力を注いでいます。
「ロシアン・ピアニズムの継承者によるフランス印象派の音楽」として話題を呼んだ「ドビュッシー:ピアノ独奏作品全集(CRC- 3094/95/96/97)」、ラヴェルのピアノ独奏作品全集(CRC-3581)に続く、Centaur第3弾は、シューベルトのソナタ集。ロシアン・ピアノスクールの流れを汲むピアニズムと、持ち味である色彩感に富んだ美しい音色、卓越した表現力が生むシューベルトの世界に注目です。

CRC-3903(1CDR)
BOOTLEG〜バストロンボーンのための作品集
ブラッド・エドワーズ(b.1963):Latchn Duets - テナー&バストロンボーンのための*
マーティン・ヘーベル(b.1990):セレニティ ー バストロンボーン、チェロとピアノのための三重奏曲**
ケネス・フックス(b.1956):バストロンボーン協奏曲$
ウィリアム・ティモンズ(b.1985):ストレンジ・ウェイファーラー - バストロンボーンとルーピング・ステーションのための
ラス・ゾカイテス(バストロンボーン)、
ティモシー・アンダーソン(Tb)*、
ジーナ・ペッツォーリ(Vc)**、
ウィリアム・A.マーフィー(P)**、
アメリカ陸軍軍楽隊"パーシングズ・オウン"$、
アンドルー・エッシュ大佐(指)$

録音:2020年9月12日-13日、シンシナティ大学音楽学部(アメリカ)、2020年3月10日-13日、フォート・マイヤー陸軍基地(アメリカ)
ゾカイテスは、これまでにベルゲンPO、デイトン・フィルハーモニック、オランダSOとの共演や、アメリカン・ブラス・クインテットとの共演では、オランダ・ラジオ放送4へ出演。2014年と2018年に開催されたレッチェ・トロンボーン・フェスティヴァルでは、フェスティヴァル・コーディネーターを務め、ゾルタン・キス、キャロル・ジャービス、ランダル・ホーズ、シュテファン・シュルツなど、世界有数のトロンボーン奏者たちとも共演をしています。
本アルバムは、6年をかけて作曲家達と描いてきた、アパラチアの民謡や民謡の要素に基づいた作品を取り上げています。マーティン・ヘーベルの「セレニティ」では、バストロンボーンらしい美しく暖かい音色で、朗々とした旋律を見事に歌い上げ、ウィリアム・ティモンズの「ストレンジ・ウェイファーラー」では、ルーピング・ステーションを用いて、自身の音を重ねながらひとつの作品を描いていくなど、室内楽から大編成のバンドをバックにした協奏曲まで、バストロンボーンの魅力を凝縮した1枚に仕上がりました。
※当タイトルはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります。CentaurレーベルのCDをプレスしている製造工場、アメリカ合衆国テネシー州チャタヌーガのWTSmedia社で製作されています。


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