湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック



LPO (ロンドン・フィル自主制作)
(イギリス)



※以下、全てオーケストラはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団です。


1CD=(税込)
SACDもCDと同価格

品番 内容 演奏家

LPO-0001(1SACD)
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番、第5番 クルト・マズア(指)LPO
録音:2004年2月3日ロイヤル・フェスティバル・ホール(ステレオ・ライヴ)
マズアがこんな大技の持ち主だったとは!特に「第5番」!ジャケットには演奏時間が記されていないので覚悟しようが無かったのですが、改めて調べると、終楽章の演奏時間はなんと14分46秒(拍手込み)も要しているのです!比較的淡白にサクサクと進行することの多いマズアですが、全楽章を通じてかなり濃厚な表情を施しているのは確かで、この終楽章も、冒頭は遅めのテンポで風格豊かながら、この時点ではまさか15分近いドラマが展開されるなど夢にも思いません。ところが、展開部以降のテンポが異様な低速。ロストロポーヴィチの例があるものの、この先もその低速の度を強め、マズアの唸り声と共に入魂を極めた熱い悶絶が深まる一方。コーダでは更に追い討ちをかけて、崩壊寸前の大失速のまま幕を閉じるのです!もちろん単に遅いだけでなく、明るい勝利の雰囲気に完全に背を向けた見事な解釈として説得力絶大です!【湧々堂】
LPO-0002
エルガー:序奏とアレグロOp.47、
エニグマ変奏曲#Op.36、
ブリテン:狩をする私たちの祖先Op.8#
ヘザー・ハーパー(S)、
ベルナルト・ハイティンク(指)LPO
録音:1984年11月27日ロイヤル・フェスティバル・ホール、1979年8月14日*、1986年8月28日# 以上ロイヤル・アルバート・ホール(ステレオ・ライヴ)

LPO-0003
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲、
「リエンツィ」序曲、
「神々のたそがれ」〜「ジークフリートのラインへの旅」「ジークフリートの葬送行進曲」、
ワルキューレの騎行、
「タンホイザー」序曲とヴェヌスベルクの音楽
クラウス・テンシュテット(指)LPO
録音:1992年8月20日ロイヤル・アルバート・ホール(ステレオ・ライヴ)
これはもう号泣もの!音楽を構成する音という音の全てが感動に直結し、とつもない内容量で迫り続け、あの最後の来日公演の凄さを知っている耳にも、この感動の威力はあまりにも桁違いでした。フレージングやリズムがどうなどといったことは全て枝葉末節なこととして脳裏から完全に消え去り、ただもう音楽の奔流に身を委ねるしかないのです。
第1曲目「マイスタージンガー」の最初のトゥッティから唖然!ティンパニを核とした雄渾を極めた響きが溢れ、聴き手に音楽の細部を云々させない圧倒的な威容!造型の頑丈さをどこまでも絶やさず、強靭な精神力が漲る音を完全に統合しきった時の凄さを思い知らされます。金管、打楽器の克明な主張と共に、木管がそれと同等に渡り合い、弦がそれら全てを支えるテクスチュア配分も絶妙を極めますが、徹底的なリハーサルによって獲得した結果と言うよりも、団員全員が何か見えない力で牽引され、120%のパワーが出てしまったような異様なまでの凄み満ちています。中間付近の静寂でも骨太の精神が脈々と行き続け、後半ではチューバが奏するテーマの裏旋律が強力に張り出し、しかも弦と美しくブレンドして大河のうねりを更に助長する箇所に至る頃には、全身がもう完全硬直状態!更に追い討ちをかけるのがコーダのテンポ!この神がかり的包容力に満ち溢れたテンポルバートは、やはり絶妙なレバートを聴かせてくれたレークナーもライナーも一歩後退せざるをえません。
「リエンツィ」は更に打楽器群が華々しく活躍しますが、何というコクをたたえて鳴り響くことでしょう!渾身のスケール感とアンサンブルの完璧さ、アゴーギクの振幅の切迫感が、この曲を普段のイメージ以上に格調高いものに聳え立たせ、これまた並ぶもののない超名演奏!ライヴならではの熱い熱狂といった次元では収まらず、当然楽しい行進曲的なイメージなど抱いている暇などありません。
「葬送行進曲」では、テンシュテットのフレーズの呼吸力、精神的な持久力が並外れたいたことを徹底的に思い知らされます。全体を包み込みこむ深遠さは、競合盤が多いにもかかわらず拮抗する演奏が思い浮かびません。奇跡的なニュアンスの瞬間も挙げたらきりがありませんが、例えばハープが一瞬絡む瞬間など、神のお告げとしか思えません!
「タンホイザー」も主部に入り込むまでのアゴーギクの念入りさが尋常ではなく、この数分間だけでも感極まるものがありますが、主部に入って、ヴァイオリン・ソロが現れる箇所のその移行の美しさといったら、これまた信じ難いニュアンス!しかもチェロのソロとのハーモニーにこれほど馥郁たる香りが立ち込める演奏がほかにあるでしょうか。とにかくあまりの芸術的なニュアンスの連続に体がいくつあっても足りないほどですが、これらの魅力を完全に伝えきっているのが、LPOの驚異的な巧さ!技巧的な巧さを超越して、テンシュッテと共にこのまま死んでもかまわないといったような尋常ならざるテンションが、連鎖反応で全団員に伝播するという奇跡でも起きない限り醸成されない鉄壁さです。BBCによる録音も鮮烈を極め、大音響が決してダンゴにならず、各声部がくっきりと際立ちながらブレンンド感も見事という、これまた奇跡的なもの。あまりの感動で居てもたってもいられない理由がお分かりいただけるでしょうか?私はこの先、何度かこのCDを棚から取り出して聴くと思いますが、何も感動しなくなった時、音楽を聴くことをやめるべきではないかとさえ思っています。【湧々堂】

LPO-0004(1SACD)
ラフマニノフ:交響詩「死の島」、交響的舞曲* ミハイル・ユロフスキ(指)LPO
録音:2004年12月8日、2003年10月29日*、ロイヤル・フェスティバル・ホール(ステレオ・ライヴ)
ユロフスキーは、1945年生まれ。モスクワ音楽院で学んだ後、24歳の時、ロジェストヴェンスキーの助手を務めました。1978年、ベルリン・コミッシュ・オーパーに招かれ、以後ドイツの劇場を中心に活躍。CAPRICCIOなどに録音があります。現在、ベルリン放送響(旧東独)の主席。
「死の島」冒頭のピアニッシモの雰囲気から、悲しみの極致そのもので、足に鉛の錘を縛られているような暗い倦怠が全編を支配。後半の高揚場面でも音色の華やぎを徹底的に抑えて、その厚い雲に覆われたような音色は苦悩で一杯。最後に冒頭旋律が回帰して以降の弦のテクスチュアの統一感も見事で、特にヴァイオリンの迫真の嘆きは、心に染み入ります。
交響的舞曲は、有名なわりには決定盤が少ないように思えますが、この演奏はとんでもない凄演!ユロフスキが独自の音色イメージを持ち、オケに確実に反映させていることは「死の島」以上に明白で、ピカピカの高層建築のような音像とは一線を画したくすみを持った音色で一貫。冒頭のリズムの打ち込みの段階的な増強ぶりも見事ですが、ダイナミズムの中にもどこか心の燻りが滲んでいます。サックスを中心としたロシア的な情感表出も小手先のものではなく、これが弦に移行して後のアゴーギクの陰影の濃さには鳥肌が!冒頭主題に戻ってからの迫力は最初よりも更に凄みを増し、絶頂時のホーレンシュタインのような重圧感まで放出しきっています。第2部のおどろおどろしい悪魔的な雰囲気から最後の急速な音符の動きの憤激に至るまでの緊張の維持にも、ユロフスキの並外れた精神力を感じます。終曲の迫力も破格のもの!鋭利な刃が容赦なく襲い掛かりますが、メカニックな響きは皆無。コーダに至っては、こんな激烈を極めた演奏は類例がありません!しかも最後の銅鑼の余韻の凄さ!!  【湧々堂・】
LPO-0005(1SACD)
シベリウス:交響曲第2番、第7番* パーヴォ・ベルグルンド(指)LPO
録音:2005年2月16日、2003年12月6日*
 (全てステレオ・ライヴ)
LPO-0006
シベリウス:付随音楽「テンペスト」*、
モーツァルト:ミサ曲 ハ短調〜 キリエ/世の罪を除き給う**、
ヘンデル:オラトリオ「エジプトのイスラエル人」(抜粋)#、
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」##、
シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
サー・トーマス・ビーチャム(指)LPO、
ドーラ・ラッベッテ(S)/リーズ音楽祭cho
録音:1934年10月4日リーズ音楽祭(世界初録音)*、1934年10月3日リーズ音楽祭**、1934年10月3日リーズ音楽祭#、1938年11月30日&1939年7月4日##、1939年11月30日&12月19日
伝説的指揮者ビーチャムと創設間もないロンドン・フィルとの名録音。ビーチャム得意のシベリウスのテンペストは世界初録音、そして初出!1930年代の卓越した演奏が蘇りました!
LPO-0007(1SACD)
タネジ:Scherzoid 、 Evening Songs*、
When I Woke**、 Yet Another Set To#
クリスティアン・リンドベルイ(Tb)#、
フェラルド・フィンリー(Br)**、
ジョナサン・ノット(指)、
ウラディミール・ユロフスキ(指)、
マリン・オールソップ(指)LPO
録音:2005年1月26日世界初録音、2004年12月12日*、2004年12月8日世界初演/世界初録音**、2005年3月19日世界初演/世界初録音# (全てステレオ・ライヴ)
ロンドン・フィルの作曲家に任命されたばかりのマーク=アントニー・ターネイジの作品の世界初録音、しかもライヴ録音で!最近の活躍が目覚ましい3人の指揮者のタクトが輝きます。
LPO-0008(2CD)
ハイドン:オラトリオ「天地創造」 ルチア・ポップ(S)、
アンソニー・ロルフ=ジョンソン(T)、
ベンジャミン・ラクソン(Br)、
クラウス・テンシュテット(指)LPO
録音:1984年ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ステレオ・ライヴ)
同レーベル第1弾のワーグナーで圧倒的感動をもたらしてくれたコンビによる珍しいレーパートリー!ポップ、ロルフ=ジョンソン、ラクソン3人の当代一流のソリストによる歌唱も見逃せません。
LPO-0009
チャイコフスキー:交響曲「マンフレッド」 ウラディミール・ユロフスキ(指)LPO
録音:2004年12月8日、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ステレオ・ライヴ)
現在はグラインドボーン音楽祭の音楽監督として、このオーケストラと蜜月を迎えているユロフスキ。この曲に宿る内面のドラマ性に照準を合わせ、感覚的な迫力のみにとらわれない内容重視の演奏に徹しているのが特徴。色彩的にもどちらかというと地味目ですが、ラフマニノフの「交響的舞曲」同様、全声部を確実に掌握した磐石の造形力は巨匠級!第1楽章コーダや、終楽章を聴くと、LPOがテンシュテットと共に全神経を集中して臨んだ時と同様のモードで決死の演奏を繰り広げているのが分かります。軽視されがちなこの作品の確信に真剣に切り込んだ演奏としてかけがえのない存在です。  【湧々堂】
LPO-0010(2CD)

LPO-SA0010(2SACD)
ブリテン:戦争レクィエム クルト・マズア(指)LPO、
ロンドン・フィルハーモニーcho、
ティフィン少年cho、
クリスティーネ・ブリューワー(S)、
アントニー・ディーン・グリフィー(T)、
ジェラルド・フィンリー(Br)
録音:2005年5月8日(全てステレオ・ライヴ)
※このSACDは通常のCDプレーヤーでは再生できません。
第二次世界大戦時には少年兵として参戦し、ライプツィヒ時代には東西ドイツ融合を経験したマズア。平和への願いも強くTELDECにも録音を行っているだけあって、この作品への愛情は人一倍です。グリフィーはサイトウキネン・フェスティヴァルでも「ピーター・グライムズ」のタイトルロールを歌い、ブリテンを得意としています。
LPO-0011
ポストウォー・リヴァイヴァル
アーノルド:喜劇序曲「ベッカス・ザ・ダンディプラット」[1947年12月16日世界初録音]、
マーラー:さすらう若人の歌[1946年11月27日、12月16日]、
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第1番[1949年5月3日]、
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲[1949年5月16日]、
エルガー:「子供の魔法の杖」第2組曲[1950年2月13日]
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)LPO、
ユージニア・ザレスカ(Ms)
ベイヌムは、ロンドン・フィルへの客演時には得意としたマーラーやブラームスほか、意外にも多く20世紀英国音楽を取りあげています。ライヴだからこそわかる、この指揮者の本質に迫る一枚です。なおアーノルドの序曲には、まだこのオーケストラに在籍していた作曲者自身がトランペットで参加しています。
LPO-0012
マーラー:さすらう若人の歌、
交響曲第1番「巨人」*
クラウス・テンシュテット(指)LPO、
トーマス・ハンプソン(Br)
録音:1991年、1985年BBC放送用ライヴ*
(全てステレオ)
EMIに行ったLPOとの録音とCSOとの録音の中間に位置する時期のライヴ録音。「巨人」は終楽章へ向かいにつれて熱を帯び、独特ののめり込みを見せながら、瑞々しいパッションを炸裂させます。この作品に対するアプローチは完全にこの時点で固まっており、その確信に満ちた表情が心を捉えます。終楽章冒頭で弦楽器のトレモロを強調したり、コーダでティンパニを使いする手法も実に効果的。当然終演後は物凄い拍手の嵐です。ハンプソンがこれまた名唱!彼のお得いの曲には違いないですが、明るさと限りの両面を帯びた独特の声の魅力が素晴らしく、後に更に大きな大輪の花を咲かせるこが大いに頷けます。 【湧々堂】
LPO-0013
M.アーノルド:喜劇序曲「ベッカス・ザ・ダンディプラット」
 管弦楽組曲「第六の幸福をもたらす宿」、
 21回目の誕生日のためのフローリッシュ(世界初演)、
交響曲第6番、フィルハーモニー協奏曲
ヴァーノン・ハンドリー(指)LPO
録音:2004年ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(アーノルド記念コンサート・ライヴ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団出身のアーノルドの楽曲を、グラモフォン・アウォーズの常連でLPOにも長く貢献してきたハンドリーが、作曲者の映画芸術家、おどけたユーモア作家、深遠な交響曲作者としての一面をほのめかす指揮は正にお見事!

LPO-0014
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(ハース版) クラウス・テンシュテット(指)LPO
録音:1989年12月14日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(BBC放送用ライヴ)
EMIの録音がややマーラー的な生命力を感じさせ、デジタル録音初期の特徴であるややキンキンとした音だったのに対し、ここでは常に音楽が内面の熟成を湛え、ドイツ的な響きでブルックナーの醍醐味をとことん痛感させる名演となっています。第1楽章の原始霧から意味深く、木管のテーマも実に丁寧なフレージング。金管の響き(5:46〜等)が決して輝きすぎることなく、低弦の彫琢(5:55〜等)もこれまた見事!そしてコーダのがっちりと凝縮された熱い響き!神秘的なロマンが深々と流れる第2楽章も感動的。そのニュアンスは、テンシュテットの解釈として浮き立つことなく、ブルックナーが持つ構築性の中で息づいているので、語りかける力が一層強く感じられます。LPOが持てる最高次元のアンサンブルを披露している点にもご注目を。第3楽章はEMI録音でも元気一杯の演奏でしたが、ここでも金管を中心とした咆哮が凄まじく迫ります。しかし、テンポの急緩の差が音楽にメリハリをつけることに確実に作用していることが分かり、何よりもこれほどの推進力を見せながら響きが軽薄にならず、意志の力を込めぬいた演奏も珍しいのではないでしょうか。終楽章は感動の極み!最初のティンパニ一撃のなんと雄渾な響き!例によってシンバルが追加される版を採用してはいますが、音が外に向って放射される感を与えないので、説得力抜群。レンジが極めて広く、隅々まで良く鳴り響くブルックナーで、その点でテンシュテットのブルックナーをを敬遠されてきた方も、この極限まで完熟を見せた言っても過言ではない演奏には心打たれるに違いありません。終結部でのじりじりとした音像の浮上のさせ方と呼吸の広大さ!言葉が出ません。ライヴながら会場の伊豆がほとんどなく、音そのものも極めて明快なのもありがたい限り。同レーベル第1弾のワーグナー作品集と同質の感動がここにあります。 【湧々堂】

LPO-0016(5CD)
エルガー:管弦楽曲集
◆CD1
交響曲第1番/ショルティ(指)[1972年2月21-25日]、
エニグマ変奏曲/マッケラス(指)[1985年3月13日]、

◆CD 2
チェロ協奏曲/トルトゥリエ(vc)、 ボールト(指)[1972年10月29-30日]、
夕べの歌、朝の歌/ボールト(指)[1967年4月 17-18日]、
悲歌Op.58/ エルガー(指)[1933年8月29日]、
序曲「コケイン)」/ピアソン(org)、ショルティ(指)[1976年2月27日]、
演奏会用序曲「フロワサール」、
3つの性格的小品 Op.10〜第3番コントラスト/以上、 エルガー(指)[1933年2月 21日]

◆CD 3
帝国行進曲Op.32/マッケラス(指)[1975年8月 11 & 14日]、
序曲「南国にて」/ショルティ(指)[1979年12月 4-6日]、
弦楽セレナード/ エルガー(指)[1933年8月 29日]、
戴冠式行進曲Op.65/ロナルド(指)[1935年3月7日]、
序奏とアレグロOp.47/フレンド(vn)、 ウィリソン(vn)、チェンバース(va)、キャメロン(vc)、ボールト(指)[1972年12月10日]、
バレエ音楽「真紅の扇」/ボールト(指)[1973年5月14-15、6月 4日、8月11日]

◆CD 4
ヴァイオリン協奏曲/カンポーリ(vn)、ボールト(指)[1954年10月28-29日]、
交響的習作「ファルスタッフ」/ボールト(指)[1956年8月 20日]、

◆CD 5
交響曲第2番/ベル(org)、ハンドリー(指)[1980年4月 2-3日]、
海の絵 Op.37/ベイカー (A)、ハンドリー(指)[1984年2月23日 ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ]
ショルティ(指)、マッケラス(指)、ボールト(指)、
トルトゥリエ(vc)、他
有名なEMIのアビー・ロード・スタジオで初録音の栄誉を担ったエルガーでしたが、それ以降、常にエルガー作品がさまざまな音楽家によって録音され続けてきたイギリスのレコード史は、エルガー演奏の歴史でもあります。イギリスのオーケストラの中でもドイツ的なサウンドを持つロンドン・フィルハーモニー管弦楽団は、やはりドイツの聴衆に愛されたエルガーの音楽を演奏するのに適任。その歴史において、名指揮者たちが残した多くの録音からピックアップしたのが、作曲者生誕150年を記念するこの5枚組ボックスです。神々しいまでのボールト、新しいエルガー像を確立したショルティ、独特の構成を整理して聴かせるマッケラス、ボールトの伝統を受け継ぐハンドリー、エルガーと同時代を生きたロナルド、そして他ならぬエルガー自身。ベイカーやトゥルトリエ、カンポーリ、そしてロンドン・フィルの首席奏者たちといったソリスト陣も、共感深い演奏を聴かせてくれます。EMIやデッカの名録音を中心に、ライヴ録音も含めてまとめたこのボックスは、エルガーの音楽をたっぷりと味わうのと同時に、ロンドン・フィルを通して垣間見る20世紀イギリスの音楽史だとも言えるでしょう。また、有名な行進曲「威風堂々」だけでなく、こんなにも名曲があるのだということを知っていただける選曲になっています。
LPO-0030
ブルックナー:交響曲第7番(ハース版) クラウス・テンシュテット(指)LPO
録音:1984年ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ステレオ・ライヴ)

LPO-0097(4CD)
ロンドン・フィル75周年記念ボックスセット第1巻(1932-1957)
◆ファウンディング・イヤーズ
シベリウス:「テンペスト」(抜粋)(録音:1934年10月4日、リーズ音楽祭、世界初録音)

モーツァルト:ミサ曲ハ短調〜キリエ/世の罪を除き給う(録音:1934年10月3日、リーズ音楽祭)、
ヘンデル:「エジプトのイスラエル人」(抜粋)(録音:1934年10月3日、リーズ音楽祭)、
モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」(録音:1938年11月30日、1939年7月4日 )、
シャブリエ:狂詩曲「スペイン」(録音:1939年11月30日、12月19日 )/以上トーマス・ビーチャム(指)、リーズ音楽祭cho、ドーラ・ラッベッテ(S)
◆ポストウォー・リヴァイヴァル
アーノルド:喜劇序曲「ベッカス・ザ・ダンディプラット」(世界初録音)(録音:1947年12月16日)、
マーラー:さすらう若人の歌(録音:1946年11月27日、12月16日)、
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第1番(録音:1949年5月3日)、
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲(録音:1949年5月16日)、
エルガー:「子供の魔法の杖」第2組曲(録音:1950年2月13日)/以上、エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指)、ユージニア・ザレスカ(Ms)
◆サー・エードリアン・ボールト・コンダクツ
ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲(録音:1950年12月12日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ)、
ハイドン:12のドイツ舞曲Hob IX:12〜第1番/第6番/第7番(録音:1955年7月25日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ)、
ヘンデル:王宮の花火の音楽(ハーティ編曲)(録音:1949年10月3日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ)、
ブラームス:大学祝典序曲(録音:1950年12月13日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ)、
バッハ:幻想曲とフーガBWV.537(エルガー編曲)(録音:1949年10月3日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ)、
ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり(録音:1952年10月21日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ)、
シベリウス:交響詩「エン・サガ」(録音:1956年6月10日、ロンドン、ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール)/以上エードリアン・ボールト(指)、ジャン・プーニェ(Vn)
◆フィストラーリのハチャトゥリアン
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲(録音:1952年&1956年、ロンドン、キングスウェイ・ホール)/アナトール・フィストゥラーリ(指)、ルッジェーロ・リッチ(Vn)、モーラ・リンパニー(P) 
エードリアン・ボールト(指)、他
75年の歴史を振り返る企画シリーズですが、LPOの場合はそのまま20世紀の名指揮者による名演集となります。ビーチャム(LPO-0006)とベイヌム(LPO-0011)の2枚は既発売ですが、ボールト(LPO-0021)とハチャトゥリアン(LPO-0022)は新発売。中でもボールト指揮のハイドンとシベリウス、フィストラーリ指揮によるハチャトゥリアンの2曲は初CD化です。
LPO-0098(4CD)
ロンドン・フィル75周年記念ボックスセット第2巻(1958-1982)
◆CD1 (LPO-0024) 初リリース
ブリテン:テノール,ホルン,弦楽のためのセレナード、
ヴァイオリン協奏曲/以上ジョン・プリッチャード(指)、ニコラス・ブッシュ(Hrn)、イアン・パートリッジ(T)、ロドニー・フレンド(Vn )
◆CD2 (LPO-0025) 初リリース
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」、
ストラヴィスキー
:「火の鳥」組曲(1919年版)/以上ゲオルグ・ショルティ(指)
◆CD3 (LPO0002) 既出
エルガー:序奏とアレグロ、エニグマ変奏曲、
ブリテン
:狩りをする祖先たち/ベルナルト・ハイティンク(指)、ヘザー・ハーパー(S)
◆CD4 (LPO-0023) 初リリース
マッケイブ:管弦楽のための協奏曲(世界初演)*、
アーノルド
:フィルハーモニー協奏曲(世界初演)**、マッケイブ:シャガールの窓(世界初演)***/ショルティ(指)*、ベルナルト・ハイティンク(指)**, ***
ジョン・プリッチャード(指)、他
この第2巻、何といっても聴きどころはショルティでしょう。1961年、ロンドンのコヴェントガーデン王立歌劇場の音楽監督に就任、シカゴ響やパリ管の音楽監督を経て、1979 ロンドン交響楽団の首席指揮者・芸術監督を務めたショルティは50年もの間DECCA に多くの録音を残しましたが、“火の鳥”組曲はこの盤が唯一のものです。同時収録の“悲愴”は「真の啓示を受けた」驚くほど速いテンポも聴きものです。
LPO-0099(4CD)
ロンドン・フィル75周年記念ボックスセット第3巻(1983-2007)
◆CD1 (LPO-0026) 初リリース
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」/クラウス・テンシュテット(指)、ルチア・ポップ(S)、アン・マレイ(Ms)、アンソニー・R・ジョンソン(T)、ルネ・パーペ(Bs)
◆CD2 (LPO-0027) 初リリース
R・シュトラウス:歌劇“カプリッチョ”〜終景、
モーツァルト:ミサ曲 ハ短調、レクイエム(抜粋)、
シューベルト
:スターバト・マーテル ト短調、
ブルックナー
:テ・デウム/フランツ・ウェルザー・メスト(指)、フェリシティ・ロット(S)、マイケル・ジョージ(Bs-Br)、デッラ・ジョーンズ(Ms)、キース・ルイス(T)、ウィラード・ホワイト(Bs)、ジェーン・イーグレン(S)、ブリギット・レンメルト(A)、デオン・ヴァン・デル・ヴァルト(T)、アルフレード・ムフ(Bs)、リンツ・モーツァルトcho
◆CD3 (LPO-0001) 既出
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番&第5番/クルト・マズア(指)
◆CD4 (LPO-0028) 初リリース
ショスタコーヴィチ:交響曲第14番/ウラディミール・ユロフスキ(指)、タチアナ・モノガローヴァ(S)、セルゲイ・レイフェルクス(Br)
クラウス・テンシュテット(指)他
第3巻の目玉は、テンシュテットの“第9”です。1992年10月8日、彼の最後のコンサートの演奏曲目の一つで今までにCD化されたことのない貴重な音源です。魅力的なソリストと雄大な音楽は20世紀の財産と呼ぶにふさわしいものです。ウェルザー・メストの才覚が光る声楽作品集もファンにとっては嬉しい贈り物、そして、現在最も注目される若手指揮者、ユロフスキのショスタコーヴィチは悲惨で暗い予感に満ちながらも、何ゆえにか鮮明な印象を与えるパフォーマンスです。
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