湧々堂HOME 新譜速報:交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



PROMINENT CLASSICS
(日本)


東武レコーディングズの海外音源の発掘を担当してきたProminent Classics がレーベルとして独立。日本プレス。




※「単価=¥0」と表示されるアイテムは廃盤です。

※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは全て1CDです。
品番 内容 演奏者

2506-5600(10CD)
チェリビダッケ+ロンドン交響楽団・伝説のコンサート集
■CD1
ヴェルディ:「運命の力」序曲
ヒンデミット:交響曲「画家マティス」
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」組曲[モンタギュー家とキャピュレット家/少女ジュリエット/仮面/別れの前のロメオとジュリエット/アンティル列島の娘たちの踊り/墓の前のロメオ/タイボルトの死]
■CD2
ブラームス
:交響曲第3番
■CD3
ブラームス
:交響曲第1番
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
■CD4
シューマン
:交響曲第2番
ラヴェル:スペイン狂詩曲
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
■CD5
ワーグナー
:「タンホイザー」序曲
モーツァルト
:交響曲第38番「プラハ」*
シベリウス:交響詩「エン・サガ」*
■CD6
プロコフィエフ:交響曲第5番
ティペット:歌劇「真夏の結婚」〜祭典の踊り*
■CD7
ドビュッシー:「映像」〜イベリア
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
■CD8コダーイ:「ガランタ舞曲」
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロア」
■CD9
ブラームス
:交響曲第1番
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」*
■CD10
ラヴェル
:ピアノ協奏曲
フォーレ:レクイエム
セルジュ・チェリビダッケ(指)LSO
(以下CD10)
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)
マリー・マクローリン(S)
グウィン・ハウエル(Bs)
リチャード・ヒコックス(指)ロンドン交響cho

■CD1
録音:1978年4月11日

■CD2CD3
録音:1979年5月31日

■CD4
録音:1979年9月18日

CD5
録音:1979年9月18日
録音:1979年9月21日*

■CD6
録音:1979年9月21日
録音:1980年4月10日*
■CD7
録音:1980年4月10日

■CD8
録音:1980年4月13日

■CD9
録音:1980年4月13日
録音:1982年4月8日*

■CD10
録音:1982年4月8日
全てロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールにおけるライヴ録音

※英語、日本語によるライナーノート付
チェリビダッケという人はいつの時代も完成していた人なのではないか?という気持ちも新たな伝説の名演集が復活。70 年代後半はロンドン交響楽団と蜜月状態にあったのがチェリビダッケ。絵の具の豊富なパレットから色鮮やかな音楽を聞か せてくれます。このコンビは1980 年4 月に過密スケジュールの日本公演も行いました。このセットにも来日公演曲目が網羅 されております。ロンドン交響楽団はプレヴィン時代からアバド時代の移行期間ともいえる充実した季節です。リーダー(コン サートマスター)のマイケル・デイヴィスをはじめとして、トロンボーンのデニス・ウィック(展覧会における妙技等)、トランペット のモーリス・マーフィー(目立つ箇所だらけ!)等の名人揃い。ミュンヘンフィル着任前のアグレッシヴなチェリビダッケに見 事に呼応します。来日公演でも披露されながらなぜかリリースがないティペットの“祭典の踊り”(唯一の録音)も収録。ミケラ ンジェリにとってもベストの出来、最高音質である絶美のラヴェル。神秘的なフォーレ。ご子息セルジュ氏の公認を得た正規 リリースです。美麗夫婦箱10 枚組。木之下晃氏による来日時の写真をあしらいました。

2506-5610
朝比奈+シュトゥットガルト放送響
イベール:『寄港地』
大栗裕:交響管弦楽のための組曲『雲水讃』
プロコフィエフ:交響曲第2番
朝比奈隆(指)
シュトゥットガルトRSO

録音:1966年2月19日シュトウットガルト・フンクハウス、スタジオ(ステレオ)
朝比奈隆の 20世紀音楽が聴ける!それもシュトゥットガルト放送響とのスタジオ 録音、しかもステレオ収録です。ご子息の指揮者朝比奈千足氏もこの演奏のことは 覚えておられ、留学先のブレーメンからシュトゥットガルトを訪ねてスタジオ収録に同 席したそうです。当時のシュトゥットガルト放送響は首席指揮者がミューラー・クライで したがシューリヒトも存命で頻繁に客演し睨みを聞かせておりました。全盛期のオー ケストラの輝かしく力強いサウンド、技術的な完璧さに脱帽です。肝心の演奏です が、『寄港地』はドビュッシーの『海』と双璧をなすかのような光彩陸離の華麗な音楽 絵巻。色彩的な表現も見事です。『雲水讃』は大栗作品の中でも今なお人気のある 名曲です。1962年に朝比奈が大阪フィルと初演。仏教色の強い作品をドイツの名 門オケが奏でるという興味もつきません。大栗裕の研究家、音楽学者の白石知雄氏 によるアナライゼーションを解説に収録。そして極めつけはプロコフィエフの交響曲 第2番です。これは録音に恵まれないこの曲の屈指の名演奏です。余裕のあるテン ポ設定で拍節感も素晴らしく緊張の中にも身を任せられる包容力を持った魅力的な 演奏。ソナタ形式の第1楽章から、一転して気の抜けない千変万化の饗宴を描きつ くします。なお、朝比奈は翌1967年の10月にNHK SOに初客演し、この曲 を日本で演奏しております。そしてこれが恐らく日本初演と目されております。朝比 奈がベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーの大家として超然とする以前の「現 代音楽の紹介者」を兼ねていた時代の貴重な記録。木之下晃氏による貴重な50 代 の朝比奈の写真であしらいました。 ※英語、日本語によるライナーノート付。
2506-5611
ショスタコーヴィチ(1906-75):交響曲第1番(スラヴィンスキーYevgeni Slavinsky (1898-1978)編 4手ピアノ版)
交響曲第5番(アトヴミャーン Levon Atovmyan (1901-73)編 4手ピアノ版)
ピアノデュオ・アナスタシア&リウボフ(4手ピアノ) 【アナスタシア・グロモグラソヴァ、リウボフ・グロモグラソヴァ】

録音:2023年 1月 2-5日フォンダチオーネ・パオロ・グラッシ(イタリア・マルティナ・フランカ)スタジオ録音 (JASRAC R-2310158)
衝撃のリリース!チャイコフスキーやベートーヴェンの交響曲全集も好 評だったピアノデュオ・アナスタシア&リウボフによる4手ピアノ版ショスタコーヴィ チ:交響曲全集第1弾です。 交響曲第1番はアトヴミャーンの編曲。ショスタコーヴィチの映画作品の組曲版編 纂などでショスタコ・マニアには広く知られる作曲家です。ミヤスコフスキーの交響 曲第25番は彼に捧げられております。ピアノ版だと不協和音が強調され前衛音 楽に踏み込んでいます。第3楽章はしっとり感もあり中々に思索的で効果抜群。 第5番の編曲はスラヴィンスキー。サンクトペテルブルク音楽院でニコラ―エフ、 チェレプニンに学んだ作曲家。ミュージカル、バレエ作品の作曲に長じました。こ ちらは楽曲の古典性を白日の下に曝した明快な演奏。 録音は今まで通り名手コジモ・ガロッパが担当。クリスマスからお正月に掛けての 再会で一気に録音。息もピッタリの姉妹デュオ、アナスタシアとリウボフは今年も 好調です。ピアノはスタインウェイ。 ※英語、日本語によるライナーノート付。

2506-5612(2CD)
UHQCD
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 エフゲニ・スヴェトラーノフ(指)
ハーグ・レジデンティO(ハーグPO)

録音:2000年3月25日アントン・フィリップザール,デジタル・ライヴ
スヴェトラーノフにとって2002年10月に予定されていたNHK SO との共演がその死によって幻になってしまったのがブルックナー8番です。 極限まで遅いテンポを採用するようになったスヴェトラーノフ最晩年の心境 がブルックナーにどう反映されるのか?その回答がハーグ・レジデンティ管 弦楽団との当ライヴです。ハーグ・レジデンティ管とスヴェトラーノフの演奏 はいくつか商品化されていますがいずれも残念なことにオーケストラの実力 が弱点となっておりますが、ここでは奇跡が起きております。艶やかな弦楽 器といい重量感溢れる金管の咆哮。オーケストラと巨匠が死力を尽くした感 のある凄絶なライヴ。スヴェトラーノフ研究の権威はやしひろし氏によるマス タリングと解説も嬉しいところです。

2506-5616(3CD)
ブラームス:交響曲全集
■Disc1
交響曲第1番ハ短調Op.68
ハンガリー舞曲集(第1番、第3番、第4番、第5番)
■Disc2
交響曲第3番へ長調Op.90
交響曲第2番ニ長調Op.73
■Disc3
ピアノ四重奏曲第1番(シェーンベルク編)
交響曲第4番ホ短調Op.98
ジョルジュ・プレートル(指)

■Disc1
シュトゥットガルトRSO
録音:2000年12月8日(第1番)、(2)1997 年10月29日〜31日(ハンガリー舞曲)

■Disc2
ベルリン・ドイツSO
録音:2008年10月27日(第3番),2011年2 月6日(第2番)、 全て,フィルハーモニー・ベルリン
■Disc3
ローマ聖チェチリア音楽院O
録音:2009年3月17日(P四重奏)、2010 年5月31日(第4番)
全てデジタル、ライヴ録音
ライヴによるプレートルのブラームス交響曲全集が待望のセット化です(第 1番:SSS0197、第2、3番:SSS0129、第4番:TBRCD0028)。外箱に分売 3枚 を収めた形になります。 演奏は定評ある期待通りの雄渾なブラームスです。もちろん、プレートルなら ではの仕掛満載の名演奏です。カップリングのシェーンベルクがオーケストレ ーションしたピアノ四重奏曲第1番も聞きものです。
2506-5617
ショスタコーヴィチ(1906-75):交響曲第10番ホ短調Op.93(作曲者による4 手ピアノ編曲版)
2台のピアノの為のコンチェルティーノ イ短調Op.94*
ピアノデュオ・アナスタシア&リウボフ(4手ピアノ) 【アナスタシア・グロモグラソヴァ、リウボフ・グロモグラソヴァ】

録音:2023年8月13、16日フォンダチオーネ・パオロ・グラッシ(イタリア・マルティナ・フランカ)スタジオ録音、2011 年11月9日モスクワ、チャイコフスキー音楽院小ホール(ライヴ録音)*
ピアノ4手によるショスタコーヴィチ:交響曲全集の第二弾。交響曲第10番は 作曲者による編曲で初演は作曲者と作曲家ワインベルクによって行われまして、 このコンビによる録音もありますが入手困難。姉妹デュオ、アナスタシアとリウボフ は“聞かせる”技術に長けており、ピアノの打楽器的要素を巧みに生かして緊張 感のある名演を披露しております。特にあの陰々滅滅な第一楽章冒頭の処理は 見事なもので、ここが決まれば後の勝利は確実なものでしょう。今年 8月の最新 スタジオ録音。カプリングは珍しい「コンチェルティーノ」。交響曲第 10番とほぼ 同時期に作曲され初演もされた曲ですが、この曲は何故か顧みられることが少 なく、聞いてみれば面白さには舌を巻くばかり。こちらはモスクワでのライヴ録音 です。まさに息もピッタリの四手による名演集。ピアノはスタインウェイ。 ※ロシア語、英語、日本語によるライナーノート付。

2506-5618
マタチッチ最後のベートーヴェン:交響曲全曲演奏会
交響曲第1番ハ長調作品21
交響曲第3番「英雄」
交響曲第2番ニ長調作品36
交響曲第6番ヘ長調「田園」
交響曲第4番変ロ長調作品60
交響曲第5番「運命」
交響曲第8番ヘ長調作品93
交響曲第7番イ長調作品92
交響曲第9番「合唱」
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)
ザグレブPO
ラドミラ・スミッリャニチ(S))
マリヤ・クラシッチ(Ms)
イーゴル・フィリポヴィチ(T)
ネヴェン・ベレマリチ(Bs)
ザグレブ・フィルcho

録音:(第1、2番)1980年12月19日
(第3、4番)1981年1月16日
(第5、6番)1981年2月27日
(第7,8番)1981年5月22日
(第9番)1981年6月5日
ヴァトロスラフ・リシンスキ・コンサートホール(ステレオ・ライヴ)
HRTクロアチア放送による録音
*当時クロアチアはユーゴスラヴィアでした。
巨匠マタチッチはベートーヴェンを満遍なく取り上げていた指揮者ではありません。生涯で二度しか全曲演奏会をしなかったと言います。その最初のものは1962年のミラノ放送響とのもので、CDとして既出ですが音質には不満もあり、オケの響きの薄さには泣かされたものです。ついに登場する巨匠最後のベートーヴェン・ツィクルスは巨匠のお膝元である、ユーゴスラヴィア(現クロアチア)のザグレブ。もちろん手兵のザグレブ・フィルを率いての大演奏です。HRTクロアチア所蔵の音源は優秀なステレオ。正に巌の如きベートーヴェンがそそり立ちます。第1番、第2番、第8番という小ぶりな曲の内容の深さにも感動。第7番は青年のような元気溌剌さ。「運命」、「第九」の人生の苦みを体現するかのような切実な表現。壮大な「エロイカ」等、聞き所は満載。マタチッチを、更にはベートーヴェンを知るには必携の名演と言えましょう。解説には演奏分析の神、金子建志氏がマタチッチのベートーヴェン演奏の秘密を御開帳!

2506-5623
チェリビダッケ/ヨハン・シュトラウス名演集
(1)アンネン・ポルカ*
(2)皇帝円舞曲
(3)「こうもり」序曲
(4)ピツィカート・ポルカ(ヨゼフ・シュトラウス共作)
(5)トリッチ・トラッチ・ポルカ
(6)ポルカ雷鳴と電光*
(7)ウィーン気質*
(8)「ジプシー男爵」入場行進曲*
(9)ポルカ「狩り」*
(10)南国のバラ*
セルジュ・チェリビダッケ(指)
シュトウットガルトRSO

録音:(1)-(5)1981年5月27日 、(6)(7)1982年6 月9日、(8)-(10)1983年6月10日
全てリーダーハレにおけるライヴ・ステレオ録音
*=正規盤初出
正に夢のようなリリースです!チェリビダッケによるヨハン・シュトラウス名演集の登場で す。大指揮者は小品にも芸術の精髄を注ぎ込みますが、チェリビダッケもその例に洩れま せん。とにかく聴けなかったレパートリーが聴けるのが朗報。チェリビダッケは頭脳で解析 する天才であることは無論のこと感覚的な遊びの達人でもありましたので、こうした曲目にも 見事な適性を示します。定期演奏会ではなく SUDFUNK BALL(直訳すれば南ドイツ放送 夜会)という催しでシュトウットガルト放送響以外にも出演者がある演奏会。ここで巨匠は秘 蔵レパートリーを披露したのです。解説には演奏分析の神、金子建志氏による詳述も必読 です。


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