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内容 |
演奏者 |
MLSCD-003(3CD)
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ピア・セーゲルスタム〜チェロ録音集成 (a piacere)
【CD1】
(1)シュニトケ:チェロ・ソナタ 第1番(1978)
(2)ダラピッコラ:チェロのために (無伴奏チェロのための) (1945)
(3)スカルコッタス:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 (1947)
〔録音:1999年3月〕
(4)モーリス・オアナ:シルト[Syrtes] (チェロとピアノのための)
(1970)
(5)ウェーベルン:チェロとピアノのための3つの小品 Op.11 (1914)
【CD2】
(1)ブラームス:4つの厳粛な歌 Op.121 (1896)
(2)ウェーベルン:チェロとピアノのための小品 第2番ヘ長調
(1899)/リヒャルト・デーメルの詩による5つの歌
から「夜毎の恐れ」/シュテファン・ゲオルゲの詩による4つの歌
から「深い夢の底から目覚めると」(1908-1909)
(3)ブリッジ:チェロ・ソナタ ニ短調 H.125 (1913-1917)
(4)エネスコ:チェロ・ソナタ 第2番 Op.26 No.2 (1935)
【CD3】
(1)スカルコッタス:チェロとピアノのための全作品[ソナティナ
A/K 62 (1949)/セレナード A/K 64 (1948/1949)/ラルゴ
A/K 66 (1940頃)/ボレロ A/K 63 (1948-1949)/優しいメロディー
A/K 65 (1949)]
(2)リスト:チェロとピアノのための全作品[ノネンヴェルトの僧房
(エレジー) S.382 (1841-1883)/忘れられたロマンス
S.132c (1843-1880)/エレジー 第1番S.136b
(1874-1875)/エレジー 第2番S.131b (1877-1878)/悲しみのゴンドラ
S.134 (1882-1885)]
(3)ブゾーニ:愛しい人 (Kultaselle) (フィンランド民謡によるチェロとピアノのための10の短い変奏) |
ピア・セーゲルスタム (Vc)、
千々岩英一(Vn)、
マリア・ベロウソヴァ(P)、
クリストフ・シロドー (P)
【CD1】
(1)〔録音:1994年秋
(2)録音:1999年4月
(3)録音:1999年3月
(4)録音:1994年秋
(5)録音:1999年
【CD2】
(1)録音:1997年4月
(2)録音:1999年1月
(3)録音:2006年5月
(4)〔録音:2007年4月
【CD3】
(1)録音:1994年秋
(2)録音:1997年4月
(3)録音:2007年4月 |
フィンランドのチェリスト、ピア・セーゲルスタムによる、近現代作品を含む稀少な楽曲を集ピア・セーゲルスタム
(Vc)、千々岩英一(Vn)、マリア・ベロウソヴァ(P)、クリストフ・シロドー
(P)めた充実の3枚組。リストとスカルコッタスのチェロ作品全集に、ブリッジ、エネスコ、シュニトケの3つのチェロ・ソナタ、歌のパートをチェロで演奏したブラームスの「4つの厳粛な歌」など、シリアスで聴き応えのある作品が揃っています。ピアニストのクリストフ・シロドー、ヴァイオリニストの千々岩英一など共演者にも注目。 |
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MLSCD-008
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エンドレス・ワーグナー〜リスト/ワーグナー/ビューロー:ピアノ作品集
リスト:おお、お前、優しい夕星よ (ワーグナーのオペラ「タンホイザー」より)
S.444, R.277
リスト:聖杯への厳かな行進曲 (ワーグナーの楽劇「パルジファル」より)
S.450, R.283
ワーグナー:マティルデ・ヴェーゼンドンクのためのアルバムの綴り
ト長調 (1857)
リスト:イゾルデの愛の死 (ワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」より)
S.447, R.280
ワーグナー:エレジー (主題) 変イ長調 WWV 93
リスト:エルザの夢 (ワーグナーのオペラ「ローエングリン」より)
S.446 No.2, R.279 No.2
リスト:ローエングリンのエルザへの非難(ワーグナーのオペラ「ローエングリン」より)
S.446 No.3, R.279 No.3
ハンス・フォン・ビューロー:ワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の主題による演奏会用パラフレーズ
リスト:紡ぎ歌 (ワーグナーのオペラ「さまよえるオランダ人」より)
S.440, R.273
リスト:前奏曲とフーガ イ短調(原曲:バッハ「オルガンのための前奏曲とフーガ
BWV 543」) S.462 No.1, R.119 No.1 |
フローランス・ドラージュ(P)
録音:2016年4月、2017年3月、サン=マルセル教会(フランス、パリ)/※初紹介旧譜 |
コルトーの愛弟子フローランス・ドラージュによる、ワーグナーにまつわるピアノ・アルバム!「エンドレス・ワーグナー」と題された本アルバムには、リストとビューローによるワーグナーの素晴らしいトランスクリプション、パラフレーズに加え、ワーグナー自身の珍しい小品が2曲収録されています。ドラージュはワーグナーの音楽を得意としており、国際リヒャルト・ワーグナー協会e.V.から名誉勲章を授与されているほか、バイロイトで毎年リストのワーグナー・トランスクリプションを取り上げており、その演奏はバイロイト祝祭劇場の総監督を務めたリヒャルト・ワーグナーの孫、ヴォルフガング・ワーグナーからも称賛されました。
「もし私に娘がいたら、それはフローランス・ドラージュのようであっただろう」というコルトーの言葉が示すように、ドラージュはコルトーのピアニズムを受け継ぎ、それを現代の我々に伝えてくれる貴重な存在。独特の個性が感じられる味わい深い演奏と、プログラムの妙味を存分にお楽しみください。 |
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MLSCD-009
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イルマ・コラッシ アーカイヴズ Vol.1〜未発表録音集
1949-1953
(1)ルイ・オベール (1877-1968):1-6.
6つのアラブの詩
(1915-1917)
(2)ドビュッシー:二人の恋人の散歩道 (1904-1910)
3つのビリティスの歌 (1897-1989)
(3)ジャン・ロジェ=デュカス (1873-1954):クリスマスのばら (1903)
2つのロンデル (1897、1989)
水の心 (1901)
(4)ジャック・ルゲルネ (1906-1997):夜(1951)
とげのあるセイヨウネズの木 (1943) |
イルマ・コラッシ (Ms)
(1)ルイ・オベール(P)
録音:1949年
(2)ピエール・キャプドヴィエル(P)
録音:1951年
(3)アンドレ・コラール(P)
録音:1953年
(4)アンドレ・コラール(P)
録音:1953年 |
ラヴェルやプーランクによって絶賛されたギリシャの名メゾ・ソプラノ、イルマ・コラッシの貴重な未発表録音集。コラッシはアテネ音楽院の教授としてマリア・カラスを指導したエピソードでも知られています。本アルバムはコラッシの生誕100年を記念し、彼女の個人的なアーカイブの音源から制作されたもので、コラッシが得意としたフランス近代歌曲の数々をたっぷりと楽しむことができます。ルイ・オベールからのヴィジティング・カードやクセナキスからの手紙など、ブックレットに掲載された貴重な写真資料にも注目。 |
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MLSCD-010
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ラヴェル:鏡
ナウモフによる即興演奏
ラヴェル: 高雅で感傷的なワルツ
鏡
亡き王女のためのパヴァーヌ
ソナチネ 嬰ヘ短調 M.40 |
エミール・ナウモフ (P)
録音:2017年7月、サン=マルセル福音教会(フランス、パリ)
※使用楽器:スタインウェイ D, NO.499495※初紹介旧譜 |
7〜8歳の時にパリでナディア・ブーランジェに見出され彼女の最後の弟子になったという、天才型のピアニスト、エミール・ナウモフ。18歳でマインツの音楽出版社ショットと契約するなど、作曲家としての顔も持ち合わせ、ムソルグスキー「展覧会の絵」のピアノ協奏曲版や、フォーレ「レクイエム」のピアノ独奏版など、編曲ものを得意としています。ピアニストとしては、ホロヴィッツやルービンシュタインに例えられ、前者の炎と後者の詩情を持ち合わせていると評されます。
そんなナウモフのラヴェル・アルバムは、いかにも彼らしく自身のピアノ即興によって幕を開けるのですが、これがなんとも良い音楽で、続くラヴェルの音世界への素晴らしい導入となっています。(嬉しいことに、ブックレットに譜面が丸々掲載されています。)メインとなるラヴェルの演奏では、囁くようなピアニッシモから、鐘の音のような迫力と深みを兼ね備えたフォルティシモまで、幅広いタッチを使い分け、ラヴェルの音楽特有の複雑なテクスチャーと微妙なニュアンスを見事に表現しています。サン=マルセル福音教会の美しい残響を活かして遅めのテンポを採用した「亡き王女のためのパヴァーヌ」も絶品。 |
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MLSCD-011
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フェインベルク/ヴィンテルベルク:作品集
サムイル・フェインベルク(1890-1960):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
第1番Op.12 posth. (1912)*、
ピアノのための幻想曲 第1番Op.5 (オリジナル版
1917)、
ピアノ組曲 第1番「エチュード形式の4つの楽曲」
Op.11 (1919)
ハヌシュ(ハンス)・ヴィンテルベルク(1901-1991):ピアノ・ソナタ 第1番(1936)、ピアノ組曲「1945」(テレージエンシュタット) |
クリストフ・シロドー(P)、
アンナ・ピーサレヴァ・ジンバリスト(Vn)*
録音:2018年3月&10月、2001年7月*、サン=マルセル福音教会(フランス、パリ)
※使用楽器(P):ベヒシュタイン D-282,
No.206565、スタインウェイ
D, NO.499495* |
20世紀の"忘れられし"天才、フェインベルクとヴィンテルベルクのマスターピース!ウクライナ生まれ、20世紀ロシア(ソ連)を代表するコンポーザー=ピアニストの1人であるサムイル・フェインベルクと、彼の11歳年下でプラハ出身、ナチスの迫害によりテレージエンシュタットでの抑留経験を持つハヌシュ(ハンス)・ヴィンテルベルク、2人のユダヤ系作曲家による知られざる作品集。収録曲のほとんどが世界初録音ですが、作曲家でフェインベルクの研究も行っているピアニスト、クリストフ・シロドーの鋭い解釈により、思わず聴き入ってしまう説得力に満ちた演奏が繰り広げられています。 |
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MLSCD-013
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ロジェ=デュカス(1873-1954):ピアノ作品集
バルカローレ 第1番(1906)/エチュード
第1番(1914)/エチュード
第2番(1916)/6度のエチュード(第3番)
(1916)/アラベスク
第1番(1917)/アラベスク 第2番(1919)/リズム
(1917)/ソノリティ (1918)/バルカローレ
第2番(1920)/バルカローレ
第3番(1920) |
パトリック・エメルレ (P)
録音:2018年3月&9月、サン=マルセル福音教会(フランス、パリ)
※使用楽器:ベヒシュタイン D-282, NO.206565 |
フランス近代のもう一人のデュカス、フォーレの愛弟子の1人、ジャン・ロジェ=デュカスに光を当てる1枚!
ドビュッシーやラヴェルの陰に覆われてしまった感のあるロジェ=デュカス(ポール・デュカスとは血縁関係なし)ですが、ピアノ曲の分野ではショパンやフォーレの影響を受けた特筆すべき名品を残しています。バルカローレ(舟歌)、特に1920年作曲の第2番は必聴。ロジェ=デュカスの音楽は同じくフォーレに師事したジョルジェ・エネスコの作風と近いものがあるかもしれません。パリのサン=マルセル福音教会の素晴らしい音響効果とベヒシュタイン・ピアノの美しい音色、フランス近代音楽ファン必携の1枚です。 |
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MLSCD-014
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イルマ・コラッシ アーカイヴズ Vol.2〜未発表録音集
(1)シェーンベルク: モノドラマ「期待」Op.17
(2)ベートーヴェン: この暗き墓に WoO 133/ くちづけ Op.128
/ 悲しみの喜び Op.83 No.1/ 彩られたリボンで
Op.83 No.3
(3)バルトーク:20のハンガリー民謡 BB98 より〔 ねえ、優しいお母さん
(No.16)/ 熟れたさくらんぼ (No.17)/
すでにドボズで
(No.18)/ 黄色いとうもろこし (No.19)/
小麦、小麦、小麦よ
(No.20)/ 逃亡者の歌 (No.3)/ 羊飼いの歌
(No.4)/ セーケイ族のラッシュー (No.5)/
縁結びの歌 (No.11)〕 |
イルマ・コラッシ (Ms)
(1)ハンス・ロスバウト&フランス国立放送O
録音:1952年、ライヴ
(2):オデット・ピゴー(P)
録音:1953年
(3):アンリエット・ピュイグ=ロジェ(P)
録音:1960年 |
ラヴェルやプーランクによって絶賛されたギリシャの名メゾ・ソプラノ、イルマ・コラッシの貴重な未発表録音集第2巻。コラッシはアテネ音楽院の教授としてマリア・カラスを指導したエピソードでも知られています。本アルバムは彼女の個人的なアーカイブに保存されていた音源を集めたもので、第1巻(MLS-CD-009)同様ブックレットにはさまざまな写真資料が掲載されています。メインとなるシェーンベルクの「期待」は、1952年の5月20日にパリのシャンゼリゼ劇場で演奏された際のライヴ録音です。 |
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