湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



arcantus
(ドイツ)


arcantus(アルカントゥス)は、エウゼクティヴ・プロデューサー、マルティン・ナゴルニとファビアン・フランクにより立ち上げられたドイツ、ブレーメンの新興レーベル。レパートリーはバロックから現代音楽まで、演奏形態はソロからオーケストラまで幅広いジャンルの録音をリリース。音質のこだわりを持ち、すでにヨーロッパでは録音の面でも高い評価を得ています。


※表示価格は、全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
ARC-15001
『起源』
モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 K.452
テオドール・ヴェルヘイ(1848-1929):ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 Op.20【世界初録音】
ワルター・ギーゼキング(1895-1956)ピアノと管楽のための五重奏曲 ロ長調(1919)
アンサンブル4.1【トーマス・ホッペ(P)、イェルク・シュナイダー(Ob)、アレクサンダー・グリュークスマン(Cl)、フリッツ・パルマン(Hrn)、クリストフ・ニット(Fg)】

録音:2014年10月5-8日/ゼンデザール(ブレーメン)
ピアノのトーマス・ホッペと4人の管楽器奏者によって構成されるアンサンブル 4.1。当アルバムではモーツァルト、ヴェルヘイ、ギーゼキングのピア ノと管楽のための五重奏曲を収録しております。19 世紀のオランダで活躍した作曲家テオドール・ヴェルヘイはハーグ音楽院にて作曲を学び、20 代 でピアノ曲、室内楽を発表。その後交響曲、協奏曲、宗教曲などを作曲しました。ここに収録された五重奏曲はこの度世界初録音となります。 ヴィルヘルム・ケンプと同年、1895年生まれの名ピアニスト、ワルター・ギーゼキングは作曲家としての顔ももち、ピアノ曲、室内楽曲、歌曲を残 しました。1919年に作曲された五重奏曲は色彩感に溢れた美しい旋律が印象的です。
2013年に設立のアンサンブル4.1は19世紀から20世紀に作曲されつつもめったに演奏されることのない作品を積極的に演奏。また現代音楽に も取り組み、イェルク・ヴィトマンの作品を演奏するなどヨーロッパを中心に評価を上げているアンサンブルです。

ARC-16006(1CD)
ラロ:スペイン交響曲 ニ短調Op.21
ルーセル:小管弦楽のためのコンセール Op.34
ルーセル:ピアノ協奏曲 ト長調 Op.36
スヴェトリン・ルセフ(Vn/ストラディヴァリウス1710年製「カンポセリーチェ」)、
アラン・ラエ(P/スタインウェイD)
ジャン=ジャック・カントロフ(指)、
オルケストラ・ド・ドゥエ・レジョン・オー=ド=フランス

録音:2016年3月26-28日アンリ・デュティユー・ホール(ドゥエ)
スペイン系の血を引くエドゥアール・ラロはパリ音楽院に学び、その後ヴァイオリニスト、ヴィオラ奏者として活躍しました。異国情緒に富む華麗な 作品が多く、その中でもサラサーテが初演したスペイン交響曲はラロの名を一躍有名にした傑作で、情熱的なメロディ、技巧的なアルペッジョ、左手 による連続ピツィカート奏法など、ヴァイオリンの特性が生かした名曲です。
ヴァイオリン独奏のスヴェトリン・ルセフ1976年ブルガリア生まれ。パリ国立高等音楽院及びパリ・エコール・ノルマルでジェラール・プーレ、ドゥヴィー ・エルリー、ジャン=ジャック・カントロフ等に師事。第1回仙台国際音楽コンクール(2001年)で優勝したことにより日本でも人気のヴァイオリニス トとして活躍しております。師カントロフの指揮のもと、雄弁に語りかえる演奏を披露しております。
25歳まで海軍軍人でその後、スコラ・カントルムでダンディに師事したアルベール・ルーセルは、印象主義の影響から出発し、ストラヴィンスキーのバー バリズムを経て新古典主義に達した作曲家。小管弦楽のためのコンセールとピアノ協奏曲は、ともに1927年に作曲されパリで初演されました。
ピアノ独奏を務めるアラン・ラエは1947年フランス生まれ。フランス音楽のエキスパートとして知られ、ルーセルをはじめアルテュール・オネゲル、 フローラン・シュミットなど数多くの録音を発表してきました。フランスの巨匠の最新録音が聴けるのも嬉しいところです。 (Ki)

ARC-17008(1CD)
「Joy of Bach」
バッハ:「来たれ聖霊、主なる神」によるファンタジア BWV651
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
小フーガ ト短調 BWV578
前奏曲とフーガ ト長調 BWV550
「目覚めよ、と呼ぶ声あり」 BWV645
トリオ ト長調 BWV1027a
協奏曲 ニ短調 BWV596(原曲:A.ヴィヴァルディ RV565)
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532
「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」 BWV622
中田恵子(Org/マルク・ガルニエ1984年製作)

録音:2016年9月/サン・ジャン教会、ベルフォール(フランス)
2013年のアンドレ・マルシャル国際オルガンコンクールの覇者、中田恵子がオール・バッハ・プログラムのデビュー盤「Joy of Bach」をリリースしま す。東京藝術大学大学院音楽研究科の修士論文では、バッハのトッカータ ハ長調 BWV564をめぐる演奏解釈を論じるなど、演奏だけでなくバッハ作 品の造形も深い中田。バッハへの敬愛を感じる充実の演奏を聴かせ、一音一音丁寧に紡ぎだされる音色で聴き手を魅了します。収録作品はトッカータとフー ガ ニ短調 BWV565、小フーガ ト短調 BWV578、「目覚めよ、と呼ぶ声あり」 BWV645など誰もが耳にしたことのある名曲から前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532、同ト長調 BWV550など、技巧的にして華やかな作品も収録しております。オルガンはフランス、ベルフォールにあるサン・ジャン教会に据え 付けられたマルク・ガルニエ1984年製作を使用。澄みきった音色が教会に響き渡ります。また、当録音ではBISレーベルの数多くの名録音でも知られる ハンス・キプファーが担当していることも注目です。中田恵子の師、鈴木雅明氏も推薦する注目の録音が登場です! (Ki)
『オルガニスト中田恵子、何と溌剌とした息吹であろうか!バッハの躍動、ガルニエ・オルガンの輝かしさ、そして彼女の弾けるような、ひたむきな演奏が、この比類ないCDを作り上げています。』(鈴木雅明)

ARC-19012
「世界は(あなた)私たちのもの」
(1)アンナ・クライン(1980-):「Rest These Hands」(2009/2014チェロ版)
(2)シベリウス:主題と変奏〜チェロのための(1887)
(3)藤倉大(1977-):「Eternal Escape」〜チェロのための(2001/2006)
(4)ラウタヴァーラ(1928-2016):無伴奏ソナタ(1969)
(5)ヨハン・ウレーン(1972-):「The Dark Triad Psychological Tango Traits」(2017)
カティ・ライチネン(Vc)

録音:2018年3月、10月/ギレスタ教会(スウェーデン)
フィンランド出身のチェロ奏者カティ・ライチネンが5人の作曲家の無伴奏チェロ作品を録音しました。1980年生まれのイギリスの女性作曲家アンナ・クラ インは現在最も注目されている現代作曲家で、リッカルド・ムーティがシカゴSOとの演奏会で彼女の作品を取り上げるなど、近年ますます評価を上げてい ます。ここに収録した「Rest These Hands」は2009年にヴァイオリンのために作曲された作品を2014年にチェロ版として発表された無伴奏作品。エキゾ チックな旋律と重音の持続音が何ともいえないインパクトがあります。この他、シベリウスの主題と変奏、世界的に活躍する日本人作曲家、藤倉大の「Eternal Escape」、ラウタヴァーラの無伴奏ソナタ、そしてカティ・ライチネンに捧げられたヨハン・ウレーンの「The Dark Triad Psychological Tango Traits」が 収録されております。それぞれの作曲家の個性を示した注目の無伴奏チェロ作品集です! (Ki)


このページのトップへ


このサイト内の湧々堂オリジナル・コメントは、営利・非営利の目的の有無に関わらず、
これを複写・複製・転載・改変・引用等、一切の二次使用を固く禁じます
万一、これと類似するものを他でお見かけになりましたら、メール
でお知らせ頂ければ幸いです




Copyright (C) 2004 WAKUWAKUDO All Rights Reserved.