湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



299 MUSIC
(日本)




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品番 内容 演奏者

NIKU-9001
平野義久:作品集
ピアノ・ソナタ(2015)
優雅で感傷的なラジオ体操(2015)
(序奏/第一の体操/第二の体操/第三の体操/第四の体操/第五の体操/第六の体操/深呼吸)
クロックワーク・ラグ(2015)
丹鶴姫の夜想曲(2015)
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』に基づく“コント” (2006)
(ジョバンニ〜午后の授業/活版所/家路/家/ケンタウルス祭の夜/銀河ステーション/ジョバンニ/カムパネルラ/北十字星/プリシオン海岸/大学士と助手/鳥を獲る人/青年と幼姉弟/りんご/とうもろこし畑/
インデアン/ジョバンニ/南十字星/ジョバンニ/カムパネルラ/ジョバンニ〜別れ/目が醒めて/ジョバンニ〜跋)
佐藤祐介(P)

録音:2015 年12 月16-17日、和光市民文化センター「サンアゼリア」、DSD 録音
制作:合同会社 録音研究室(レックラボ)
■佐藤祐介(ピアノ)
11 歳より作曲、12 歳よりピアノを始める。14 歳より本格的なレッスンを受け始め、15 歳でリサイタルでデビューする。2005 年にクラシックとデジタルミュージックで構成される音楽プロジェクト「Yu-suke Project」を立ち上げ、アルバム2 枚を同時に リリース。演奏、即興、作曲、レコーディング、楽曲提供などを積極的に行う。“ 2012 年、日本で唯一の現代音楽演奏コンクールである、第10 回現代音楽演奏コンクール“競楽X”(朝日新聞社・日本 現代音楽協会主催)において優勝を果たし、さらに第22 回朝日現代音楽賞および聴衆賞を受賞して注目を集める。それ までにも2004 年U.F.A.M. 国際音楽コンクール第2 位(フランス)、第16 回若い才能のためのスタインウェイ・ピアノコンク ール第3 位(フランス)、第3 回三善晃ピアノコンクール第1 位および三善作品特別賞、第9 回チェコ音楽コンクール第1 位および全音楽譜出版社賞、第 12 回フッペル鳥栖平和祈念ピアノコンクール第 1 位および東洋新薬特別賞などをはじ め、国内外で数々の受賞歴を持つ。2011 年、第15 回浜松国際ピアノアカデミーを受講。 近年は、ソロや室内楽など幅広い活動を展開し、イタリア、フランス、ドイツ、ルーマニアをはじめ、国内外で数多くの演奏 会に出演。 知的な解釈に加え、ダイナミックかつ繊細な演奏に定評があり、ドイツ・フランスのバロック音楽、後期ロマン派、チェコの 古典派や現代音楽、21 世紀の諸作品、邦人作品まで多種多様なレパートリーを誇る。演奏される機会の少ない作曲家や 埋もれた作品にも光をあて、積極的に取り上げるユニークな活動を行っている。また、数多くの国内外の作曲家の新作初 演にも携わり、献呈・委嘱作品も多い。独自の視点をもった若手ピアニストの一人として、これからの活動が大きく期待され ている。 http://yusukesatoh.sakura.ne.jp
NIKU-9003
メシアン ピアノ作品全集1
鳥のカタログ
●第5 巻 5e Livre
第8 番 ヒメコウテンシ(5:16)/第9 番 ヨーロッパウグイス(11:32)
●第3 巻 3e Livre
第5 番 モリフクロウ(7:52)/第6 番 モリヒバリ(8:17)
●第2 巻 2e Livre
第4番 カオグロヒタキ(14:58)
●第1 巻 1er Livre
第1 番 キバシガラス(9:03)/第2 番 キガシラコウライウグイス(9:20)/ 第3 番 イソヒヨドリ(13:20)
宮崎 明香(P)

録音:2016 年2 月16 日、4 月22 日 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
DSD レコーディング Total time 79’58 製造・発売元:Recording Laboratory, LLC.
★鳥たちの歌声が織りなす極彩色の音絵巻
メシアン ピアノ・ソロ作品全曲録音プロジェクト第1弾! 全13 曲からなる大作「鳥のカタログ」は、自然への帰結を追い求 めたメシアンがたどり着いた、壮大な自然への叙事詩である。樹々の間や水辺を飛びまわる鳥たちのさえずり、そして日の 光に照らされ黄金色に輝く翼の色彩を、作曲家は豊かな響きのなかに映し出す。パリに学び、メシアンに並々ならぬ情熱 を傾ける実力派ピアニストによる渾身のデビュー盤。
■宮崎 明香(ピアノ)
桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を卒業後渡仏し、パリ国立地方音楽院に入学。在学中よりピティナピアノコンペ ティション特級全国大会入選、メドック・アキテーヌ国際コンクール第 2 位、フェルディ・リリ国際コンクール現代曲特別賞、現 代音楽演奏コンクール「競楽IX」入選など、国内外のコンクールに多数入賞。同音楽院を1 等賞で卒業する。審査員満場一 致の特別賞を得て、同音楽院研究科を首席で卒業後、さらにジュネーヴ音楽院をコンサートディプロマを得て卒業。 パリ日仏文化センターにおける定期的なリサイタルなど、フランスを中心にスイス、スペイン等欧州各国で演奏活動を展 開。NHK 教育テレビ「スーパーピアノレッスン・フランス音楽の光彩 講師ミシェル・ベロフ」や湘南ケーブルテレビ等に出 演。パリ国立地方音楽院オーケストラ、東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団などのオーケストラと共演。 ピアノを山田朋子、竹内啓子、ジャンマリー・コテ、パスカル・ドゥヴァイヨンの各氏に師事。ジャック・ルヴィエ、ジャンマル ク・ルイサダ両氏にも定期的に指導を受け研鑽を積む。 2011 年、10 年間に渡るパリでの生活から東京へ拠点を移し、王子ホール、浜離宮朝日ホールにてリサイタルを開催、各 誌で好評を博す。ソロはもとより室内楽、現代アンサンブルとしてASEAN-China フェスティバルに招かれるなど国内外で精 力的に活動しながら、コンクール審査や、マスタークラス講師、東京成徳短期大学、桐朋学園大学付属子供のための音楽 教室講師として後進の指導にも力を注いでいる。http://harukamiyazaki.com
NIKU-9005
エリオトロープ
イベール:戯れ(ソナチネ)
ピエルネ:セレナードOp.7/カンツォネッタ Op.19
ドビュッシー:夢
フォーレ:コンクール用小品
 小品/シシリエンヌ Op.78
ゴーベール:子守唄
 フルート・ソナタ
ルーセル:アリア
ボザ(1905-1991):アリア
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ピエルネ:フルート・ソナタOp.36
寺田 愛(Fl)、瀬尾 和紀(P)

録音:2016 年3 月8-10 日 栃木市岩舟文化会館 コスモースホール
19 世紀末から20 世紀前半に黄金期を迎えたフランス音楽においてフルートほど重要な役割を担った楽器はなかったかもし れない。ピエルネ、ゴーベール、イベールらが残した作品は、ときに憂いを帯びながらも流麗な美しさに溢れ、聴き手にあたた かな余韻を残す。フランスで学び、彼らの音楽に魅了されたフルーティスト 寺田愛が色彩豊かに描く渾身の1st アルバム。
■寺田 愛(フルート)
茨城県ひたちなか市出身。4 歳よりピアノ、9 歳よりフルートを始める。桐朋学園大学附属 子供のための音楽教室(水戸教室)を 経て、2009 年桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。日本フルート協会東京部会主催第36 回デビューリサイタルに出演。同年8 月より渡仏し、フランス国立オールネイ・スー・ボワ音楽院(Conservatoire de musique et de danse a rayonnement departemental d’Aulnay-sous-Bois)フルート科においてパトリック・ガロワ氏に師事する。同音楽院最終課程を満場一致でPrix d’Excellenceを 得て修了。併せてピッコロ、室内楽ともに修了。渡仏中、オランダ・フルート・アカデミーにてエミリー・バイノン氏に師事。2013 年8 月帰国。翌年、帰国記念リサイタルを開催し好評を博す。日本、フランスをはじめ国内外で多数演奏会に出演。 これまでにフルートを市毛里香、野口龍、瀬尾和紀、パトリック・ガロワの各氏に、ピッコロをピエール・キャロン氏に、室内楽を白 尾彰、一戸敦、神田寛明、有田正広、藤井一興、篠崎史子、アン・ビアンコの各氏に師事。現在、ソロ、室内楽、オーケストラ客演 等幅広く活躍している。

NIKU-9007
光の中のベルリン〜第三帝国で禁じられた歌曲
ヒンデミット:ピアノ伴奏による歌曲Op.18
クシェネク(1900-1991):フランツ・カフカの言葉による5つの歌曲Op.82
(1937/38)
ヴィクトール・ウルマン:ヘルダリーンの詩による歌曲(1943/44)
 沈む太陽/春/夕べの幻想
コルンゴルト:5つの歌曲Op.38〜幸せを祈る/病気の人/古いスペインの歌
 3つの歌曲Op.22
ヴィルヘルム・グロース(1894-1939):愛の歌第2集Op.22(東ユダヤの民謡の歌
詞による)(1928)
ルト・ヴァイル:「ハッピー・エンド」〜マドロス・タンゴ/ビルバオ・ソング
 光の中のベルリン(1928)
長島剛子(S)、梅本実(P)
ヒンデミットからヴァイルまで??ナチス政権下で大きな局面を迎えたドイツ・リートの諸相をたどるナチズムは芸術・文化領域にも深く浸透し、ユダヤ人作曲家の作品や「頽廃的」であるとされた音楽はしばしば弾圧の対象となった。ヒンデミット、コルンゴルト、ヴァイルのほか、現在も演奏機会が限られるウルマン、グロース、クシェネクといった作曲家たちは、時代背景に翻弄されながらも優れた作品を残した。幅広いドイツ・リートのレパートリーを有するデュオが、彼らの知られざる佳作の真価を磨き抜かれたアンサンブルで内省的に描き出す。
NIKU-9008
サクバットの祈り
バッハ:コラール「シオンは物見らの歌うを聞けり」〜カンタータ第140 番《目覚めよとわれらに呼ばわる物見らの声》BWV140 より
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第3 番 ト短調 BWV1029
Iコラール「主よ、人の望みの喜びよ」
〜カンタータ第147 番《心と口と行いと命もて》BWV147 より
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1 番 ト長調 BWV1027
マニフィカトによるフーガ「わが魂は主をあがめ」BWV733
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2 番 ニ長調 BWV1028
「われら涙してひざまずき」〜《マタイ受難曲》BWV244 より
宮下宣子(サクバット)
三浦はつみ(Org)
■宮下宣子(サクバット)
東京藝術大学音楽学部及び同大学院修士課程修了。在学中に安宅賞受賞。文化庁海外派遣研修員としてケルン音楽 大学に留学、最優秀で卒業。第1回モーリス・アンドレ国際コンクール・アンサンブル部門入選。第49回毎日音楽コンクール 金管楽器部門第3位。大学在学中より日本オーケストラ界初の女性金管奏者として新日本フィルハーモニー交響楽団に入 団、現在に至る。フェリス女学院大学非常勤講師。日本トロンボーン協会(JAT)理事。日本イタリア古楽協会(AMAIG)会 員。トロンボーンを伊藤清、ブラニミール・スローカー、サクバットをフランク・ポイトゥリノ、シャルル・トゥート、古楽を濱田芳通、 各氏に師事。2010年日本人初のサクバット・リサイタルを開催。同年ソロアルバムCD第1弾「サクバットの決意」(A SACKBUT’S RESOLUTION)をリリース。レコード芸術誌上で高く評価される。2015年第2弾「歌うサクバット」(LOVE from SACKBUT)をリリース。レコード芸術誌にて「準特選盤」。また作品のオリジナリティを追求するため、サクバットのみならず、 クラシカル・トロンボーン、スライド・トランペット、ナチュラル・トランペットなどを駆使した活動も積極的に行っている。古楽金 管アンサンブル「ANGELICO」アンジェリコ主宰。「神に祝福された天使の楽器」サクバットの日本での普及に尽力中。
■三浦はつみ(オルガン)
東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻卒業。ボストン・ニューイングランド音楽院にてアーティストディプロマ取得。オ ルガンを秋元道雄、廣野嗣雄、島田麗子、菊池みち子、G.ボヴェ、林佑子の各氏に師事。現在、フェリス女学院大学非常 勤講師、日本聖公会横浜聖アンデレ教会オルガニスト。横浜みなとみらいホールでは、1998 年開館以来、ホール・オルガ ニストを務め、オルガン・1 ドルコンサート、こどものためのワークショップなどの企画、ホール・オルガニスト・インターンシップ など育成プログラムにも力を入れている。平成19 年度横浜文化賞文化・芸術奨励賞受賞。
NIKU-9011
詩人の夢〜ソプラノと弦楽四重奏によるドイツ歌曲集
シューベルト:笑いと涙Op.59-4D777
 アヴェ・マリア/エレンの歌第3番
 鱒Op.32D550
 糸を紡ぐグレートヒェンOp.2D118
 「冬の旅」〜菩提樹
 音楽に寄せてOp.88-4D547
シューマン:「ミルテの花」〜献呈
「リーダークライス」〜異郷にて/間奏曲I/森の語らい
ブラームス:「8つの歌曲と歌」〜あなたの青い瞳
「9つの歌曲と歌」Op.63〜郷愁II
R・シュトラウス:「“最後の葉”による8つの歌曲」〜献呈Zueignung….1’53”
レオーネ・シニガーリャ:ブラームスの主題による変奏曲(弦楽四重奏のための)※世界初録音
(シニガーリャ以外=編曲:上野美科)
白川深雪(S)
ミラージュQ【上野美科(Vn)、竹原奈津(Vn)
島田玲(Va)、金子鈴太郎(Vc)】

録音:2017年2月6-8稲城市立iプラザホール
■白川深雪(S)
京都市立芸術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院音楽研究科声楽専攻修士課程首席修了。蔵田裕行氏に師事。1997年〜2008年渡欧。留学後はドイツ・リートをクラウス・オッカー、オペラ歌唱法をジャネット・スコヴォッティ、発声法をインゲボルク・ヴァームサー各氏に師事。ドイツ、オーストリア、イタリアにて研鑽を積む。第11回飯塚新人音楽コンクール第1位、及び優秀賞を受賞。第4回J.S.G国際歌曲コンクール第1位、聴衆審査による特別賞を受賞。日本演奏連盟ソロオーディション合格。文化祭賞奨励賞を受賞。第5回青山音楽賞を受賞。海外研修費によりドイツへ留学。第8回日本モーツァルト音楽コンクール第2位。モーツァルト音楽大賞優秀賞受賞。NHK-FMにてドイツ・リートの演奏(ピアノ岡原慎也)が放送される。また、北ドイツのラジオ・ブレーメンでも、ドイツ・リートの演奏(ピアノ京都市交響楽団第二代常任指揮者ハンス・ヨアヒム・カウフマン)が放送された。1993年の神戸電鉄主催によるデビュー・リサイタルの開催を皮切りに、現在まで14回のソロ・リサイタルを行う。これまでに京都市交響楽団、大阪センチュリー交響楽団(現日本センチュリー交響楽団)、関西フィルハーモニー管弦楽団、九州交響楽団、ブレーマー・フィルハーモニー管弦楽団などと共演。井上道義指揮京都市交響楽団定期演奏会及びニューイヤーコンサートにソリストとして出演。バッハ「マタイ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、ハイドン「天地創造」「四季」、モーツァルト「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」他数多くのオラトリオ・ソリストを務める。2008年帰国後ダニエーレ・アジマン指揮にてオペラ「椿姫」「アイーダ」「蝶々夫人」にてタイトルロールを演じる。2015年オペラ「蝶々夫人」にてイタリア・デビュー。レッチェ市ポリテアーマ・グレコ歌劇場、及びブリンディジ歌劇場にて蝶々夫人を演じた際、アリア後にアンコールがかかり、多くの地元新聞で取り上げられた。2017年イタリアが誇る12のAランク劇場(最高ランク)トリエステ・ヴェルディ歌劇場にて「ジャンニ・スキッキ」ラウレッタ、「カヴァレリア・ルスティカーナ」ローラ役で出演。現在、北九州シティオペラ理事。平成音楽大学講師。
NIKU-9012
メシアン:ピアノ作品全集2
メシアン:鳥のカタログ第4, 6, 7 巻
宮崎明香(P)

録音:2017 年5 月17-19 日、三重県総合文化センター 大ホール
夜明け、日没、夜の荘厳。波、風、太陽のきらめき。陽の光と深い闇が過ぎ行く時のなかで、幾多の鳥たちと様々な自然 が織りなす風景。色とりどりの響きはまばゆい輝きとなって、生命そのものの姿を現す。 パリに学び、メシアンの音楽に魅了された実力派ピアニスト 宮崎明香 渾身の「鳥のカタログ」ここに完結。 ※宮崎明香のメシアン ピアノ作品全集1〜「鳥のカタログ第1, 2, 3, 5 巻」(品番:NIKU-9003)はレコード芸術2016 年9 月号で準特選になりました!
NIKU-9013
サクソフォン・クァルテット作品集
平野義久(1971- ):サン・ナルシソ・カプリッチオ(2015)
ショスタコーヴィチ(1906-1975)/編曲 岡出莉菜(1991-):前奏曲とフーガ 変ニ長調Op.87-15(1951)
平野義久(1971- ):リベラル・ダンス(2015-2016)
 舞姫/ラグ・シミュレーション2
アルヴォ・ペルト):スンマ(1977/2009)
 フラトレス(1977/2015)
ルイ・アンドリーセン(1939- ):フェイシング・デス(1990/1993)
福井健太(ソプラノ・サクソフォン)
田中拓也(アルト・サクソフォン)
本堂誠(テナー・サクソフォン)
塩塚純(バリトン・サクソフォン)

録音:2017 年10 月15、18-19、27 日、相模湖交流文化センター
ラシック、ジャズ、吹奏楽、そしてスタジオセッションと、ボーダーレスな活動を展開するサクソフォニスト、福井健太。 本 CD は、そんな彼が新進気鋭の若手奏者、田中拓也、本堂誠、塩塚純を招き挑んだ現代サクソフォン作品集だ。静謐 のエクスタシーが聴覚空間を包むペルト作品、グルーヴィなアンドリーセン作品に加え、『先に生まれただけの僕』など劇 伴でも活躍する平野義久のヴァイタリティ溢れるスリリングな作品を収録。現代音楽でだってノれるんだ、それを証明するま さにcutting-edge な一枚!
NIKU-9016
ファンタジー/大伏啓太
シューマン(リスト編):献呈S.566
ブラームス:8つの小品Op.76
シューマン:幻想曲 ハ長調Op.17
 アラベスクOp.18
大伏啓太(P)

録音:2016 年9 月26、28、29 日、都の杜 うぐいすホール
2015 年ピアナーレ国際ピアノコンクール優勝など、多数の受賞歴を持つ大伏啓 太がデビュー・アルバムのために満を持して選んだのは、リスト、ブラームス、シュ ーマンの名曲群。的確かつ流麗な表現が誘う幻想世界と、磨き抜かれたタッチが 紡ぎ出す豊潤な響きによって、作品の更なる魅力が薫り立つ。
NIKU-9017
ヴェネツィアン・バロックの栄華
アルビノーニ:《室内での和声の楽しみ》作品6(c.1711)より
 ソナタ第5 番 ヘ長調
 ソナタ第6 番 イ短調
《教会ソナタ集》作品4 より(1704)
 ソナタ第4 番 ト短調
 ソナタ第6 番 ロ短調
ヴィヴァルディ: 《12 のヴァイオリン・ソナタ集》作品2(1709)より
 ソナタ第1 番 ト短調 RV 27
 トリオ・ソナタ ハ長調RV 82 (1730/31)
 トリオ・ソナタ ト短調RV 85 (1730/31)
アンサンブル LMC【丸山 韶(Vn、リーダー)、島根朋史(Vc)、金子 浩(Lute)、上尾直毅(チェンバロ&オルガン)】

録音:2018 年4 月17-19 日、三鷹市芸術文化センター 風のホール
聖と俗が交差する街、ヴェネツィア。バロック時代、この地に大きな足跡を残した二人の作曲家、ヴィヴァルディとアルビノ ーニの生命力あふれる旋律に人々は心を震わせた。新世代のバロック・ヴァイオリニスト丸山韶が自身のアンサンブルととも に、創意に満ちた18 世紀のソナタの諸相を濃密に描き出す。
NIKU-9018
「メッセージ」〜佐藤祐介×中川俊郎
中川俊郎(b.1958):断編残簡(17 の小品) (2018)
ピアノのための19 の展開 19 Developments for piano (2013-2018)
ソナチネ 第1番(こどものためのピアノ曲集「聞こえなくなった汽笛」より)(2011)
ソナチネ 第2番(こどものためのピアノ曲集「どこでも大発見」より)
(2017)
ソナチネの遺跡(石) Stonehenge of Sonatinas (2017-2018)
佐藤祐介(P、語り)
中川俊郎(P)

録音:2018 年5 月9-11 日、三重県総合文化センター 大ホール
繊細な表現と自由な発想で存在感を強める新感覚ピアニスト佐藤祐介と、独自の感性に基づく斬新な書法で異彩を放つ作曲家・ピアニストの中川俊郎。この二人の引き起こす化学反応は、かつてない時の流れを構築し、数多ある“音の葉”が新しくも懐かしい世界へと誘う。
NIKU-9019
ジャン=ミシェル・ダマーズ (1928-2013):フルート作品集
フルートとピアノのためのスケルツォOp.25 (1957)
フルートとピアノ、チェロのためのコンセールによるソナタ Op.17 (1952)
2本のフルートとピアノのための三重奏曲(1997)
(7)-(10)フルートとオーボエ、ピアノのための三重奏曲(1962)
フルートとピアノのための変奏曲(1985)
寺田 愛(Fl)
瀬尾和紀(P)
(3)-(6)浅川 寧(Fl)、
(7)-(10)金子亜未(Ob)
(2)中木健二(Vc)

録音:2018 年 5 月 29-31 日、三重県総合文化センター 大ホール
前衛的な作品が多数を占める20 世紀のフランスにおいて、ダマーズの伝統的な作風が必ずしも評価されてきたとは言え ない。しかし、優美な旋律と独特の美意識をもった作品は近年になり再評価が進んでいます。フランスで研鑽を積んだ寺田愛 も彼の作品に魅了された一人。ダマーズ生誕 90 年を迎える今、そんな彼女と思いを共にする仲間が集い、豊潤な響きを奏でる。
NIKU-9020
シューベルト:4 つの即興曲 Op.90 D899
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番
有吉亮治(P)

録音:2018 年9 月19-21 日長野市芸術館「リサイタルホール」
ヨーロッパで研鑽を積み、現在はリサイタルや著名な演奏家との共演など、多彩 な活躍をみせる有吉亮治のファースト・アルバム。繊細なタッチが紡ぎ出す彩り豊 かな響きと、的確な表現力が導く時の移ろいは、シューベルトとショパンの詩的世 界と感情の起伏をいっそう際立たせ、作品の持つ記憶や風景を呼び覚ます。
NIKU-9022
「セレンディピティ」〜ピアノ連弾作品集
クルターク・ジェルジュ(1926- ): 『ヤーテーコック 第8 集』(2001)より「花、人のように」(4 手連弾)
アレクサンドル・ローゼンブラット(1956- ):2つのロシア民謡によるコンチェルティーノ(1997)(4 手連弾)
マクダウェル(1860-1908):3 つの詩曲op.20 (1884/85)(4 手連弾)
ジョン・コリリアーノ(1938- ):ガゼボ舞曲集(1972)(4 手連弾)
バッハ(クルターク編):われらまさにキリストを讃うべし(1976)(2 台ピアノ)*
深き苦しみの淵よりわれ汝に呼ばわる(1985)(4 手連弾)
「神の時こそ、いと良き時」よりソナティーナ(1985)(4 手連弾)
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-2012):カプリッチョ(4 手連弾)(1968).
クルターク・ジェルジュ(1926- ):『ヤーテーコック 第 8 集』より「花、人のように
…」〔もうひとつの〕(4 手連弾)

(*印:当録音では1台4手で演奏)
佐藤祐介(P)、大森ひろみ(P)

録音:2019年3月29 - 31日 相模湖交流センター
若くしてアメリカでデビューを果たし、帰国後も多彩な活躍をみせる大森ひろみ。多 種多様なコンセプトで演奏活動を展開し、人気を博す佐藤祐介。そんな二人の偶然の 出会いから始まった異色のピアノ・デュオによるファースト・アルバム。互いを尊重し合う からこそ生まれる躍動的な表現と絶妙なバランス感覚が、ピアノ連弾の名曲群に新たな 煌めきを与えます。
NIKU-9023
メシアン:ピアノ作品全集3 〜8 つの前奏曲、ニワムシクイ、シャロットの貴婦人
メシアン: 8つの前奏曲(1928/29)
ニワムシクイ(1970)
シャロットの貴婦人(1917)「初稿版(未補筆版)」※世界初録音
宮崎明香(P)

録音:2019 年6 月25-27 日三重県総合文化センター 大ホール
深い愛着、いつくしみを感じると自身が語るメシアン初の出版作品「8 つの前奏 曲」、「鳥のカタログ」に匹敵する大作「ニワムシクイ」。前後期作品を通して一貫した 独自の書法が生み出す響きは、荘厳な音楽空間を創り出し音の迷宮へと誘う。メシ アンが8 歳で作曲した未出版作「シャロットの貴婦人」の初稿版は世界初録音。 パリに学び、メシアンの音楽に心を奪われた実力派ピアニスト 宮崎明香の新たな 魅力が香り立つ。 ※第1 集「鳥のカタログ第1, 2, 3, 5 巻」(NIKU-9003)はレコード芸術準特選。第2 集「鳥のカタログ第4, 6, 7 巻」はレコード芸術特選!
NIKU-9024
シンフォニック・トロンボーン/オラフ・オット(Tb)
A.ギルマン(1837-1911):交響的断章op .88 (1902)
E.v.コック(1910-2009):トロンボニア(1983)
G.ハーン(1908-2001):十人の乙女のたとえ(1979)
ヘンデル:協奏曲 へ短調HWV287
ヴィヴァルディ:ソナタ第1 番変ロ長調RV47
マルチェッロ
:ソナタ第4 番ト短調op.1- 4
B.クロル(1920-2013):シンフォニア・サクラ「イエス、わが喜び」op.56
ヴィヴァルディ:ラルゴ〜「協奏曲 ハ長調」RV443(1728-29)より
オラフ・オット(Tb)、
徳岡めぐみ(Org)

録音:2019 年6 月11-13 日 府中の森芸術劇場 ウィーンホール
進化する伝統 ジャーマン・トロンボーンの響きここにあり! オーケストラの中でもひときわ大きなサウンドを誇るトロンボーンと、「管楽器の王様」 オルガン。2 人の名手が共鳴し、綿密かつ大胆に作り出す響きは、まさにシンフォ ニック。数少ないこの編成のためのオリジナル作品から教会音楽、バロック音楽ま で、ベルリン・フィル首席トロンボーン奏者 20 年を迎えたオラフ・オットが、満を持し て放つ自信作。
NIKU-9025
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 長尾洋史(P)

録音:2019 年8 月14-15 日 魚沼市小出郷文化会館「大ホール」
長尾洋史 ピアニズム・シリーズ第1弾 。日本きっての実力派ピアニストが鍵盤音楽の金字塔「ゴルトベルク変奏曲」と真正面から向 かい合う。終始充分なまでにコントロールされた演奏に自我はなく、ただあるがままに音楽 の真価を伝えます。透徹で実直な至誠一貫した演奏こそ、音楽を音楽たらしめる長尾洋史の 矜持の表れです。
NIKU-9026
ドビュッシー:前奏曲集(全2巻) 長尾洋史(P)

録音:2019 年8 月16-17 日 魚沼市小出郷文化会館「大ホール」
長尾洋史 ピアニズム・シリーズ第2 弾 日本きっての実力派ピアニストが洗練された表現で満たすドビュッシー「前奏曲集」。磨き 抜かれたタッチは卓越した色彩の広がりを創り、素直な流れのなかにも各曲それぞれに輝 きを与えます。感性と知性が絶妙に綯交じる演奏こそ、音楽を音楽たらしめる長尾洋史の矜 持の表れです。
NIKU-9028
モノローグ〜無伴奏ヴィオラ作品集
レーガー:無伴奏ヴィオラ組曲 第 1 番ト短調 op.131d-1
A. ブッシュ:無伴奏ヴィオラ組曲 イ短調op.16a (1917-18)
レーガー:無伴奏ヴィオラ組曲 第2 番ニ長調 op.131d-2 (1915)
ブロッホ:無伴奏ヴィオラ組曲B.101 (1959)
ーガー:無伴奏ヴィオラ組曲 第3 番ホ短調op.131d-3 (1915)
ストラヴィンスキー:エレジー(1944)〜無伴奏ヴィオラのための
小峰航一(Va)

録音:2020 年1 月7-9 日 相模湖交流センター
■小峰航一(Va) Koichi Komine, viola
6 歳よりヴァイオリンを宮澤健一氏に師事。11 歳でヴィオラに転 向し東京藝術大学附属高校、同大を経てパリ国立高等音楽院を 最高位の成績で卒業。ヴィオラを菅沼準二、B. パスキエ、C. ル ローン、F. ニェリの各氏に師事。 2007 年、東京文化会館にてデビュー・リサイタル(日本演奏連 盟主催)を行い、「音楽現代」など各誌で好評を得る。また、同じ 年にモーリス・ラヴェル国際音楽アカデミーよりボナ美術館賞を 贈られるとともに「レシタル・?ゥ・プランタン」に招かれ、ラヴェルの 生地でリサイタルを開催する。2014 年、ソリストとして京都市交響 楽団「ニューイヤーコンサート」(広上淳一 指揮)に出演。2015 年には別府アルゲリッチ音楽祭にて M. アルゲリッチ氏とシュー マン「ピアノ五重奏」で共演。2019 年、酒井健治作曲「ヴィオラ協 奏曲「ヒストリア」」を京都市SO(広上淳一 指揮)と初演。こ のほか、ヴィオラスペース、サイトウ・キネン・フェスティバル松本 (現セイジ・オザワ 松本フェスティバル)、リサイタル・ノヴァ(NHK-FM)など、多数の音楽祭とラジオへの出演や J. プーレ、 O. シャルリエ、ヤン・ソンウォン、E. シュトロッセ、G. ホフマンの各氏やウィハンSQとの共演、フルート奏者 瀬 尾和紀氏とベートーヴェン「セレナーデ」の録音など、その活動は多岐にわたる。 2012 年に結成した関西SQでは、ベートーヴェンを中心に様々な弦楽四重奏曲の演奏を展開。定期的な活 動に加えて、クラシック倶楽部(NHK-BSP)、ベストオブクラシック(NHK-FM)への出演、豊嶋泰嗣氏やチェコの名門プラジ ャーク・クヮルテットと共演するなど幅広く活動しています。2014 年度大阪文化祭賞奨励賞、2015 年度咲くやこの花賞受賞。 CD「グラズノフ&ボロディン」をリリース。 オリジナル楽器の演奏では、バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、鈴木秀美のガット・サロンなどに 参加し、鈴木秀美、若松夏美、佐藤俊介の各氏と共演。 パリOアカデミー生、札幌SO首席奏者を経て現在京都市SO首席奏者。紀尾井ホール室内管弦楽 団、関西SQ、京都ラビッシュアンサンブル各メンバー。京都市立芸術大学、相愛大学非常勤講師。
NIKU-9029
「フレネジア」
F. M.ヴェラチーニ:「12 のヴァイオリン・ソナタ集」Op.1(1721)より
(1)-(5)ソナタ第1番ト短調
I. Overtura:Largo ? Allegro ? Adagio [05’15]/II. Aria:Affettuoso [04’55]/
III. Paesana:Allegro [01’46]/IV. Minuet: Allegro [01’33]/
V. Giga:Allegro [04’01]/
(6)-(10)ソナタ第6番ホ短調
I. Fantasia:Largo [00’55]/II. Allegro assai - Largo [03’33]/
III. Alemanda:Larghetto [03’13]/VI. Pastorale: Adagio [02’48]/
V. Giga:Allegro [03’26]
「12 のヴァイオリンまたはリコーダーの為のソナタ集」(1716)より
(11)-(14)ソナタ第6番イ短調
I. Largo [01’21]/II. Allegro [02’49]/
III. Allegro ? Adagio - Allegro- Adagio [03’10]/IV. Allegro [03’08]
「12 のアカデミック・ソナタ集」Op.2(1744)より
(15)-(18)ソナタ第12 番ニ短調
I. Passagallo:Largo assai, e come sta, ma con grazia - Andante [04’44]/
II. Capriccio Cromatico:Allegro, ma non presto [02’56]/
III. Adagio [01’41]/IV. Ciaccona:Allegro, ma non presto [05’59]
A.コレッリ:「12 のヴァイオリン・ソナタ集」Op.5(1700)より
(19)ソナタ第12 番ニ短調「ラ・フォリア」 [11’21]
アンサンブルLMC【丸山 韶(Vn)、島根朋史(Vc)、 金子 浩(Lute)、上尾直毅(チェンバロ&オルガン)】

録音:2020 年2 月5-7 日 相模湖交流センター
17 世紀から 18 世紀にかけて大きく発展を遂げたヴァイオリン音楽。その時代、ヨ ーロッパをリードしてきたイタリアの作曲家たちのなかで、傑出したヴァイオリニストであ ったコレッリとヴェラチーニは、磨き抜かれたヴァイオリン作品を残した。新世代バロッ ク・ヴァイオリニスト丸山韶が今回取り上げるのは、両作曲家の狂気に満ちたソナタ。 繊細かつ躍動感溢れる表現で、当時の熱狂を呼び覚ます。
NIKU-9030
サクバットの舞
J.ショップ(c.1590-1667):涙のパヴァーヌ
作曲者不詳:イタリアーナ [2’59”] *リュート・ソロ
バッハ:無伴奏フルート・パルティータBWV1013 より *サクバット・ソロ
A.コレッリ:12 のヴァイオリン・ソナタ集/ソナタ第5 番
T.オ・カロラン(1670-1738)[編曲:高本一郎]: 小さな妖精と大きな妖精 [2’04”] *リュート・ソロ
M.マレ:ヴィオール曲集 第5 巻/組曲 第6 番より I. Prelude [1’39”]/II. Allemande. La Fiere [1’35”]/ III. Sarabande [2’37”]/IV. Gigue. La Precieuse [2’13”]/ V. Gavotte 1&2 [2’44”]/VI. Menuet 1&2 [2’42”]/ VII. Rondeau. Le Troilleur [4’33”]/VIII. Chaconne [2’49”]
D.オルティス(c.1510-c.1570):マドリガーレ〈幸せなわが眼よ〉による レセルカーダ第2 番[3’19”]
D.オルティス:レセルカーダ第1 番〈パッサメッツォ・アンティコ〉[2’03”]
D.オルティス:レセルカーダ第2 番〈パッサメッツォ・モデルノ〉[1’38”]
宮下宣子(サクバット)
高本一郎(Lute)

録音:2020 年2 月17-19 日 プラザ・ウエスト「さくらホール」 [66’39"]
日本の“金管女子”のパイオニアで、サクバットの第1人者としても活躍する宮下宣 子と、リュート奏者として様々な活躍をみせる高本一郎のデュオが、燦然と輝く名曲に 新たな煌めきを与えます。優しく舞い踊るかのような響きのサクバットと、繊細かつ暖かい 音色のリュートが出会ったとき、立ち上る極上の音世界が目の前に広がる。
NIKU-9032(2CD)
F・クープラン:クラヴサン曲全集1
■DISC-1
)クラヴサン曲集第1巻 第4 オルドル ヘ調 (1713)
クラヴサン奏法/前奏曲第7 番 変ロ長調(1716)
クラヴサン曲集第2 巻 第6 オルドル 変ロ長調(1717)
クラヴサン奏法/前奏曲第3 番 ト短調(1716)
クラヴサン曲集第2 巻 第7 オルドル ト調(1717)
■DISC-2
クラヴサン曲集第3 巻 第17 オルドル ホ短調 (1722)
クラヴサン奏法/前奏曲第4 番 ヘ長調(1716)
クラヴサン曲集第3 巻 第18 オルドル ヘ調(1722)
クラヴサン奏法/前奏曲第8 番 ホ短調 (1716)
クラヴサン曲集第4 巻 第21 オルドル ホ短調(1730)
クラヴサン曲集第4 巻 第25 オルドル 変ホ長調-ハ長調-ハ短調(1730)
中野振一郎(Cemb)

録音:2020年7 月13-16 日、9 月7-8 日 岐阜・サラマンカホール
クラヴサン曲集:第4・6・7・17・18・21・25 オルドル/クラヴサン奏法:前奏曲 第3・4・7・8 番 ロココの戯れ、フランス的甘さ、そして謎めいたムードなど、ユニークかつ多様な作品群の情緒あふれる世界を、その流麗で 円熟味をました表現と時折垣間見える遊び心で深みと新鮮さを与え展開する。楽壇生活 35 年を迎える中野振一郎が物語 る、フランソワ・クープランの成し遂げた偉業の真価。
NIKU-9034(2CD)
ドビュッシー ピアノ・デュオ作品集
■Disc-1 (4手ピアノのための)
小組曲
民謡の主題によるスコットランド行進曲
6 つの古代のエピグラフ
おもちゃ箱 [Transcription:Tomohiro Tawada] (訳/青柳いづみこ)*
■Disc-2 (2台のピアノのための)
牧神の午後への前奏曲
リンダラハ
神聖な舞曲と世俗的な舞曲
海 [Transcription:Andre Caplet]
白と黒で (1915)
藤原亜美&長尾洋史(P)
たきいみき(語り) *

録音:2020年3月17-19日 彩の国さいたま芸術劇場「音楽ホール」
フランスで研鑽を積み、現在はソロや室内楽を中心に様々な分野で活躍する実力派ピアニストの藤原亜美と長尾洋史が、ド ビュッシーが極限まで彫琢した燦然と輝くピアノ・デュオ作品の在りようを、絶妙なコンビネーションと外連味のない表現で映し 出す。雑味を除き虚飾を排した、この2 人でしか成し得ない演奏が楽曲の本質に迫る。
NIKU-9040
「トリステ」〜イングリッシュ・ホルン/バス・オーボエとパイプオルガンによるテレマン&バッハ・ソナタ集
テレマン:「忠実な音楽の師」より バスーン・ソナタ ヘ短調TWV 41:f1
バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロの為のソナタ第2 番ニ長調BWV1028
 ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロの為のソナタ第1 番ト長調 BWV1027
 フラウト・トラヴェルソとオブリガート・チェンバロの為のソナタ ロ短調 BWV1030
庄司さとし(イングリッシュ・ホルン&バスOb)
和田純子(Org)

録音:2021 年6 月2-3 日、7 月29-30 日 軽井沢 ヴィラセシリア音楽堂
オーボエをはじめ様々な楽器でクラシックからポップスまでマルチな活動を展開す る庄司さとしと、オルガン奏者として多方面で活躍を続ける和田純子が洒脱な対話で 共鳴する。太く深みのあるイングリッシュ・ホルン、躍動的で優美なバス・オーボエ、柔 らかく豊かなバロック様式オルガン…独特な響きに包まれた空間に、テレマンとバッハ の名曲に潜む普遍的な魅力が薫り立つ。
NIKU-9041
長尾洋史 ピアニズム・シリーズ3〜ハイドン:中期ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第34 番ニ長調Hob.XVI/33(ca. 1771/73)
ピアノ・ソナタ第32 番ト短調Hob.XVI/44 (ca. 1768/70)
ピアノ・ソナタ第33 番ハ短調Hob.XVI/20(1771)
ピアノ・ソナタ第54 番ト長調Hob.XVI/40 (ca. 1782/84)
長尾洋史(P)

録音:2021 年4 月1-2 日 魚沼市小出郷文化会館「大ホール」
精巧に創り上げられたハイドン「ピアノ・ソナタ」の諸相を、端然かつ摯実な演奏で 映し出す。消えゆくさままで壮麗に整えられた響きは清々しいまでに潔く、作品それ ぞれが持つ本質的造形美を伝えます。丹念さが巧緻を極めた建造物は、瑞々しい余韻 をもってあるべき姿を取り戻す。
NIKU-9042
長尾洋史 ピアニズム・シリーズ4
アルベニス:「イベリア」12 の新しい印象」
第1 巻(1905) 〜第4 巻(1908)
長尾洋史(P)

録音:2019 年8 月16-17 日 魚沼市小出郷文化会館「大ホール」
アルベニス最晩年の大作「イベリア」の情緒と風情を、洒脱かつ精密な演奏で物語 る。知性と感性が交錯する洗練された表現と、喜びに満ちた心意が紡ぐ時の流れは、 瞬く様々な景象に更なる生彩を吹き込み、我々の心に郷愁の先にある普遍的な憧憬 と昂揚を憶えさせる。
NIKU-9043(2CD)
フランソワ・クープラン(1688-1733) クラヴサン曲全集2
■DISC-1
(1) クラヴサン奏法/前奏曲第1 番ハ長調(1716) [01’11”]
(2-14) クラヴサン曲集第1巻 第3 オルドル ハ調 (1713)
(2)暗闇/アルマンド [03’59”]/(3)第1 クラント [01’36”]/
(4)第2クラント [01’40”]/(5)悲痛/サラバンド [02’42”]/
(6)ガヴォット [01’02”]/(7)メヌエット [00’49”]/
(8)巡礼:行進(陽気に)-施し(優雅に)-感謝(軽やかに) [03’39”]/
(9)ロランティーヌ(優美に) [05’14”]/
(10)エスパニョレット(節度のある軽やかさで) [01’24”]/
(11)後悔(物憂げに)[04’26”]/(12)プロヴァンスの水夫の踊り(陽気に)[02’42”]/
(13)お気に入り/2拍子のシャコンヌ(壮重に,遅くなく) [04’42”]/
(14)いたずら者(極めて生き生きと、はっきりと) [02’06”]/
(15) クラヴサン奏法/前奏曲第6 番ロ短調(1716) [01’37”]
(16-25) クラヴサン曲集第2 巻 第8 オルドル ロ短調(1717)
(16)ラファエル [05’20”]/
(17)オーゾニエーヌ/アルマンド(軽やかに、はっきりと) [01’57”]/
(18)第1 クラント [01’49”]/(19)第2 クラント [02’09”]/
(20)風変わり/サラバンド(壮重にー生き生きとー壮重に) [02’50”]/
(21)ガヴォット(優雅に) [01’49”]/(22)ロンドー(陽気に) [01’35”]/
(23)ジーグ [02’53”]/(24)パサカーユ [05’54”]/
(25)モリネート(軽やかに、非常につなげて) [02’07”]
■DISC-2
(1-5) クラヴサン曲集第3 巻 第13 オルドル ロ短調(1722)
(1)花開く百合(節度をもって、むらなく) [03’33”]/(2)葦(優雅に、遅くなく) [03’50”]/
(3)胸飾りのリボン(心地よく、遅くなく) [04’11”]
(4)フランスのフォリア、またはドミノ:[07’59”]
「純潔」透明のドミノの下に(優美に)/「恥じらい」薔薇色のドミノの下に(優雅に)/「情熱」肉色のドミノの下に(賑やかに)/
「希望」緑色のドミノの下に(陽気に)/「貞節」青色のドミノの下に(情愛をこめて)/
「忍耐」亜麻色のドミノの下に(優雅に、遅くなく)/「倦怠」紫色のドミノの下に(均等に)/
「媚態」色とりどりのドミノの下に(陽気にー節度をもってー軽やかに)/
「年老いた伊達男や時代遅れの宮廷人たち」緋色と枯草色のドミノの下に(壮重に)/
「お人よしのカッコウたち」黄色のドミノの下に/「無言の嫉妬」ムーア風の濃い灰色のドミノの下に(ゆっくりと、拍子通りに)/
「狂乱または絶望」黒色のドミノの下に(極めて速く)
(5)煉獄の魂(物憂げに) [04’19”]
(6-12) クラヴサン曲集第3 巻 第19 オルドル ニ調 (1722)
(6)カロタンとカロティーヌ、あるいは縁日劇場の芝居(陽気に) [01’36”]/(7)カロティーヌ(極めて、軽やかに) [01’56”]/
(8)生娘(素朴に) [03’48”]/(9)ボンネット(節度をもって) [04’41”]/
(10)ドミニコ会修道士の転落(軽やかに、はっきりと) [02’31”]/(11)ミューズ・プランティーヌ [04’06”]
(12)つけぼくろ(極めて陽気にーもう少し優雅に) [02’26”]
(13) クラヴサン奏法/前奏曲第2 番ニ短調(1716) [01’22”]
(14-20) クラヴサン曲集第4 巻 第22 オルドル ニ調 (1730)
(14)戦利品 [01’31”]/(15)戦利品に続くエール [02’22”]/(16)夜明け/アルマンド(節度のある軽やかさで) [02’56”]/
(17)鰻(軽やかに) [03’06”]/(18)足掛け(陽気に) [01’59”]/(19)手を交差するメヌエット [02’24”]/(20)手品 [02’21”]
中野振一郎(Cemb)

録音:2020年9月8-9 日、2021年4月19-21日 岐阜・サラマンカホール
クラヴサン曲集:第 3・8・13・19・22 オルドル/クラヴサン奏 法:前奏曲 第1・2・6 番※ロココの戯れ、フランス的甘さ、そして謎めいたムードなど、 ユニークかつ多様な作品群の情緒あふれる世界を、その流麗 で円熟味を増した表現と時折垣間見える遊び心で深みと新鮮 さを与え展開する。長年にわたりチェンバロ界をリードし続ける 中野振一郎が映し出す、フランソワ・クープランの成し遂げた 偉業の真価。
NIKU-9045
レーガー:クラリネット・ソナタ集
クラリネット・ソナタ第1番変イ長調 op.49-1
クラリネット・ソナタ第2番嬰ヘ短調 op.49-2
クラリネット・ソナタ第3番変ロ長調 op.107
伊藤 圭(Cl)、長尾洋史(P)

録音:2021年9月14-15日 小出郷文化会館「大ホール」
世にあるクラリネット・ソナタのなかでも異彩を放つレーガーの 3曲。独自の 美学で綴られた作品は深遠かつ叙情的であり聴く者の心を奪う。ソロや室内楽 でも活躍する NHK SO首席クラリネット奏者・伊藤圭と様々な分野で多 岐にわたる活動を展開するピアニスト・長尾洋史が確かな技術と精妙なアンサ ンブルでレーガーが作品にこめた美と芸術の原理を紐解く。
NIKU-9046
「マインド」クラリネット小品集/伊藤 圭
田中カレン(1961- ):レター・トゥー・ユー
ミケーレ・マンガーニ(1966- ):クラリネットのためのテーマ
ミケーレ・マンガーニ:ロマンツァ]
テンプルトン(1910-63):ポケット・サイズ・ソナタ第1番
ジェラルド・フィンジ:フォルラーナop.23-4
プーランク:愛の小径
ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しき
夕暮れ
フォーレ:夢のあとにop.7-1
 子守歌op.56-1
シューベルト:アヴェ・マリア op.52-6 D.839
メンデルスゾーン:歌の翼に op.34-2
シューマン:夕べの歌op.85-12
パラディス(1759-1824):シチリアーノ
ブラームス:子守歌op.49-4
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
レーガー:ロマンツェ ト長調
 アルバムのページ 変ホ長調
R・シュトラウス:万霊節 op.10-8TrV 141
 明日の朝 op.27-4TrV 170
伊藤圭(Cl)、長尾洋史(P)

録音:2021年9月16日 小出郷文化会館「大ホール」
NHK SO首席クラリネット奏者を務める伊藤圭とピアニストとして多方 面での活躍をみせる長尾洋史が卓 越した和声感と堅実な音楽性で綴る情趣あふれる珠玉の小品集。クラリネット の柔らかく深い響きと洗練された ピアノのタッチが絶妙なアンサンブルと相見える時、作品の持つ「マインド」が 色彩豊かに浮かび上がる。
NIKU-9047
「ダイアローグ」 ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタ集
無伴奏ヴィオラ・ソナタ op.31-4(1923)
無伴奏ヴィオラ・ソナタ op.25-1(1922)
無伴奏ヴィオラ・ソナタ (1937)
無伴奏ヴィオラ・ソナタ op.11-5(1919)
小峰航一(Va)

録音:2022年 3月 29-31日いわき芸術文化交流館「いわきアリオス」
京都市SO首席ヴィオラ奏者を務めるほかソロや室内楽でも活躍する小峰航一が今回取り上げるのは、ヴィオラを愛 した作曲家ヒンデミットがこの楽器の能力を最大限に発揮させ独自の職人的な書法で作曲した無伴奏ヴィオラ・ソナタ。確固 たる解釈と揺るぎない演奏で趣が異なる4曲の魅力を存分に引き出し、ヒンデミット作品が持つ普遍的情景を浮き彫りにする。
NIKU-9048
親愛なるザクセン人》ハッセ・ヘンデル作品集
ヘンデル1685-1759):カンタータ「わたしの心は脈打つ」HWV 132c
 リコーダー・ソナタ ト短調HWV 360
J.A.ハッセ(1699-1783):カンタータ「美しき人よ、わたしは去る」
伝 G.F.ヘンデル:カッセル・ソナタ第3番 ヘ長調
J.A.ハッセ:リコーダーのためのカンタータ 変ロ長調
青木洋也(C.T)
高橋明日香(リコーダー)
武澤秀平(Vc)
瀧井レオナルド(テオルボ)
山縣万里(Cemb)

録音:2022年4月5-7日 埼玉芸術劇場
日本だけではなく世界的にみても演奏機会が少なくあまり知られていないハッセ。同時代に生きたヘンデルと共にイタリア 人から「親愛なるザクセン人」と呼ばれるほどオペラ作曲家として名声を博す存在であったが、小規模な楽曲も多数残し、貴族 を中心に広く親しまれていた。青木洋也、高橋明日香を中心としたアンサンブルがハッセの知られざる魅力に光をあて、当時 の息遣いを呼び覚ます。
NIKU-9049
メシアン ピアノ作品全集4
ファンタジー・ブルレスク(1932)
シラヒゲムシクイ(1961)「校訂・編曲/ピーター・ヒル」
鳥の小スケッチ(1985)
4つのリズム・エチュード(1945/50)
ポール・デュカスの墓前への小品(1935)
宮崎明香(P)

録音:2022年4月5-7日 埼玉芸術劇場
メシアン青年期の意欲作は、やがて自身の歩む人生のごとく深化し、音楽史にその名を刻む革新的な作品へと変遷してい く。独自の音楽語法は最晩年作品へと昇華され、洗練を極めた響きは時空を超えて煌く情景を映し出す。パリに学び、メシア ンの音楽に造詣を深める実力派ピアニストが、燦然と輝く音列と色彩を鮮やかに描く。

NIKU-9050(2CD)
F・クープラン クラヴサン曲全集3
クラヴサン曲集:第2・12・14・23オルドル/クラヴサン奏法:前奏曲第2 番
中野振一郎(Cemb)、
DISC-2(14)築山茉以(チェンバロ2)

録音:2021年9月28-39日、2022年5月30 日 岐阜・サラマンカホール
ロココの戯れ、フランス的甘さ、そして謎めいたムードなど、ユニークかつ多様な作品群の情緒あふれる世界を、そ の流麗で円熟味を増した表現と時折垣間見える遊び心で深みと新鮮さを与え展開する。長年にわたりチェンバロ界を リードし続ける中野振一郎が映し出す、フランソワ・クープランの成し遂げた偉業の真価。
NIKU-9052
ハープの香り/福井麻衣(Hp)
ベルナール・アンドレス(1941- ):デューク
タイユフェール:ハープの為のソナタ
ドビュッシー::亜麻色の髪の乙女
アンリエット・ルニエ:いたずら小鬼の踊り
ルーセル:即興曲Op.21
ドビュッシー:夢
ピエルネ:奇想的即興曲
フォーレ::即興曲Op.86
ドビュッシー:月の光
サン=サーンス:幻想曲(1893)
福井麻衣(Hp)

録音:2022年9月8-11日 相模湖交流センター(ラックスマン・ホール)
現代の日本人ハーピストの中でいま最も注目すべき存在はと問われたら私は躊躇無く「福井麻衣!」と答えるでしょう。その国 際的に通用する演奏能力ゆえではない。「風の時代」、すなわち業界の価値観がマスメディアを通じて押し付けられる時代で はなく、聴き手の個人個人が自らの趣味としてクラシック音楽を聴くようになる時代に対応できるハーピストと思うからだ。 (谷戸基岩/ライナー・ノーツより)
NIKU-9053
至福の憧れ〜ゲーテ歌曲の現在
R・シュトラウス:見つけたものOp.56-1 (1903)
クララ・シューマン:すみれ(1853)
ウェーベルン:花の挨拶(1903)
グリーグ:バラの咲く時にOp.48-5 (1889)
シューベルト:5月に寄せてD296 (1815-16) [05:10]
リスト:喜びも悲しみもS280/2 (1849)
リスト:全ての山の頂きに安らぎがS306/2(1859)
リスト:天から来たあなたはS279/1(1842)
ツェムリンスキー:妖精の歌Op.22-4 (1934)
ツェムリンスキー:さすらい人の夜の歌Op.27-12 (1938)
リヒャルト・トゥルンク(1879-1968):ズライカOp.40-5(vor1927)
パウル・デッサウ:愛の歌(1955)
ハンス・アイスラー:ゲーテ断章(1953)
ウェーベルン:似たもの同士Op.12-4(1917)
伊藤祐二(1956- ):「J.W.v.ゲーテの4つの詩」(2019)〜リーナへ/至福の憧れ
ヴォルフ:「ミニョンの4つの歌」(1888)
 ミニョン第1曲「語らずともよいと言ってください」
 ミニョン第2曲「ただ憧れを知る人だけが」
 ミニョン第3曲「もうしばらくこのままの姿に」
 ミニョン「君よ知るや南の組」
(21)アイヴズ:イルメナウ(vor 1902)
長島剛子(S)、梅本実(P)

録音:2022年8月7、11、16日、相模湖交流センター(ラックスマン・ホール)
ドイツが生んだ文豪が生涯書き続けた「詩」とその世界に心を奪われた作曲家たち ※詩人や劇作家、小説家だけではなく政治家、自然科学者、画家としても才能を発揮したヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲ ーテ(1749-1832)。その豊かな人生を映し続けた「詩」は、時代を超えて多くの作曲家を魅了しています。長年ゲーテ歌曲に 取り組んできたリート・デュオが、今もなお愛される彼の詩と歌曲の因果を紐解き、その真髄に迫る。
NIKU-9054
モーツァルト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ へ長調 K.494/533
ロンド イ短調K.511
ロンド ニ長調K.485
幻想曲 ハ短調K.475
)ピアノ・ソナタ ハ短調K.457
長尾洋史(P)

録音:2023年6月5-6日 魚沼市小出郷文化会館「大ホール」
円熟期を迎えたモーツァルトの叡智が結集されたピアノ作品の真髄に迫る。精緻を極 めたタッチで極限までコントロールされた声部、無駄を削ぎ落とし質実と進んでいく均整 のとれた表現は、特異なバランス感覚で組み立てられた音楽の理想形を指し示す。
NIKU-9055
フォーレ:ピアノ作品集
3つの無言歌 Op.17
舟歌第3番変ト長調Op.42
舟歌第5番嬰ヘ短調Op.66
舟歌第6番変ホ長調Op.70
ヴァルス=カプリス第3番変ト長調Op.59
主題と変奏 嬰ハ短調Op.73
即興曲第4番変ニ長調Op.91
夜想曲第6番変ニ長調Op.63
夜想曲第7番嬰ハ短調Op.74
夜想曲第13番ロ短調Op.119
長尾洋史(P)

録音:2023年6月7-8日 魚沼市小出郷文化会館「大ホール」
中期から後期にかけて、フォーレが時流とは一線を画し極限にまで達した独自の 語法を詰め込んだ作品の真価を追い求める。精到な技術が彩る品格ある響きと、飾り 気のない整然とした表現は、楽曲それ自体が持つ趣と躍動感をあるがままの佇まい で伝えます。
NIKU-9056
さくら〜中田喜直ソングス/坂下忠弘
@ さくら [2:39]/Aほしとたんぽぽ [1:59]/ B つゆにぬれてる 桑のみたべた/編曲:伊藤幹翁 [2:17]
Cああプランタン無理もない [3:37]/Dねむの花 [3:08]/Eバラ色の街で [2:05]/ F 即興的ワルツ〜中田喜直に寄せて*/作曲:松下倫士 [3:19]/G夏です [1:57]/ Hおやすみなさい 美しい夢を見て/編曲:倉本裕基 [3:27]/I夏の思い出 [2:37]/ Jちいさい秋みつけた [2:46]/Kさわると秋がさびしがる [2:21]/Lむらさき叙情 [2:59]/ Mぎんなん/編曲:吉田孝古麿 [2:17]/N匂いのある歌 [1:14]/Oわらべうた* [1:32]/ P雪の降るまちを [2:41]/Q心の窓にともし灯を [2:31]
Rみんなのなかへ(平和の詩) [3:01]/S歌をください [5:03]

*=ピアノ・ソロ作品
坂下忠弘(Br) 、松下倫士(P)

録音:2023 年8 月30 日?9 月1 日三鷹市芸術文化センター「風のホール」
中田喜直生誕100 年に寄せて
私が坂下くんに出会ったのは彼がまだ音大在学中で、4 人の仲間たちと演奏を熱心にして いたときのことです。レッスンを乞われて初めて彼らの歌唱を聴きながらひときわ坂下くんの 歌声に心惹かれました。彼は日本人には珍しい柔らかさと響きのある声を持っています。作 曲家であった夫・中田喜直が生前坂下くんと出会っていたら、さぞやこの声に喜んだことでし ょう。中田幸子(中田喜直 夫人)
NIKU-9057(2CD)
フランソワ・クープラン(1688-1733) クラヴサン曲全集4
■DISC-1
@クラヴサン奏法/前奏曲第5 番 イ長調(1716) [02’28”]
A-Nクラヴサン曲集第1巻 第5 オルドル イ調 (1713)
Aロジヴィエール/アルマンド(威厳をもって、遅くなく) [05’00”]
B第1 クラント [02’34”]/C第2 クラント [01’40”]/ D危険/サラバンド(荘重に) [03’05”]/Eジーグ[02’00”]/ F優しいファンション(優美に) [04’25”]/G戯れ(軽やかに、なでるように) [01’32”]
Hバンドリーヌ(軽やかに、速くなく) [03’04”]/Iフローラ(優美に) [02’35”]/ Jアンジェリーク(節度のある軽やかさで) [02’54”]
Kヴィレール(優美に− 幾分か、もう少し生き生きと) [04’43”]
Lぶどう摘み [02’01”]/M装飾(優美に、遅くなく) [05’51”]
N波(優美に、遅くなく) [03’27”]
O?Sクラヴサン曲集第2 巻 第11 オルドル ハ調 (1717)
Oカストラーヌ(流れるように) [03’10”]/ P光輝、あるいはボンタン(極めて生き生きと) [01’47”]
Q生まれながらの気品/ボンタンの続き(情愛をこめて、遅くなく) [03’38”]
Rゼノビ(軽やかに優美に、つなげて) [04’37”]
S偉大にして古き吟遊詩人組合の年代記: [10’52”]
第1 幕 吟遊詩人組合の名士と組合員(遅くなく)
第2 幕 ヴィエル弾きと乞食
第3 幕 熊と猿を連れた旅楽師と軽業師と大道芸人(軽やかに)
第 4 幕 傷痍軍人、または偉大な吟遊詩人組合お抱えのかたわ(右手は下手な演奏で、左手はびっこ風に)
第5 幕 酔っ払いと猿と熊の引き起こした無秩序と潰走(極めて速く)
■DISC-2
@-Fクラヴサン曲集第3 巻 第16 オルドル ト調 (1722)
@比類なき気品、あるいはコンティ(威厳をもって) [02’59”]/A結婚?愛(威厳をもって ? 華やかに) [04’32”]/ B巫女たち(優雅に、遅くなく) [05’22”]/C可愛いテレーズ(優美に) [04’39”]/D奇怪なやつ(ふざけて) [03’35”]
Eそこつ者(優雅に、極めてなめらかに) [04’05”]/Fレティヴィル [01’51”]
G-Mクラヴサン曲集第4 巻 第20 オルドル ト調 (1730)
G王妃マリー (優美に、遅くなく ? 生き生きと) [03’48”]/H道化役者(ふざけて) [01’51”]/ Iケルビム、あるいは可愛いラジュール(軽やかに) [03’22”]/ Jクルイイ、あるいはクープリネット(繊細に、速くなく ? 素朴に) [04’51”]
K華奢なマドロン(情愛を込めて)- 優しいジャヌトン(より官能的に) [06’58”]
Lセジル/下鍵盤だけで交差する曲(優美に) [02’39”]/Mタンブーラン(極めて軽やかに) [01’29”]
中野振一郎(Cemb)
DISC-2F築山茉以(チェンバロ2)、DISC-2J品川 聖(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音:2021 年9 月28-39 日、2022 年5 月30 日 岐阜・サラマンカホール
ロココの戯れ、フランス的甘さ、そして謎めいたムードなど、ユニークかつ多様な作品群の情緒あふれる世界を、その流麗 で円熟味を増した表現と時折垣間見える遊び心で深みと新鮮さを与え展開する。長年にわたりチェンバロ界をリードし続け る中野振一郎が映し出す、フランソワ・クープランの成し遂げた偉業の真価。
NIKU-9059
「ビリーフ」〜クラリネット小品集/伊藤 圭
ヴィドール:序奏とロンドop.72 (1898)
グロヴレーズ(1879-1944)::ラメントとタランテラ(1923)
アルベール・ボーカン(1921-67):哀歌(1951)
ラヴェル:ハバネラ形式の小品(1907)
バルトーク:3つのチーク地方の民謡BB 45b Sz35a (1907)
レオー・ヴェイネル(1885-1960):ハンガリー舞曲op.40(1951)
ラフマニノフ:チェロ・ソナタop.19〜第3楽章〈アンダンテ〉
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲op.43 - 第18変奏〈アンダンテ・カンタービレ〉
ピアソラ(1921-92):アヴェ・マリア「タンティ・アンニ・プリマ」(1984)
ミケーレ・マンガーニ(1966- ):アルバムの綴り(2007)
ゲイリー・ショッカー(1959- ):後悔と決心(1986)
ナイジェル・ヘス(1953- ):ラベンダーの咲く庭で(2004) - テーマ
伊藤圭(Cl)、榊原紀保子(P)

録音:2023年6月1日 三重県総合文化センター
NHK SO首席クラリネット奏者を務める伊藤 圭とソリストとしてだけではなくアンサンブ ル・ピアニストとしても多方面で活動の幅を広げている榊原紀保子の二人が、長年かけて培っ てきたアンサンブルで様々な時代の名曲に新たな息吹をもたらす。それぞれのテクニックは論 を俟たず、ただ心を合わせて作品の魅力を入念に映し出すその姿勢は、音楽に対する敬意と 信念を憶えさせる。
NIKU-9060
「緑の時」〜邦人クラリネット作品集/伊藤 圭
(1)内田祥子(1977- ):緑の時(2001)
(2)内田祥子(1977- ):エヴァーグリーン(2020)
(3)平吉毅州(1936-1998):サンバ・カンシオン(1992)
(4)吉川和夫(1954- ):変奏曲「キーウの鳥の歌」(2022)
(5)-(8)三浦真里(1960- ):クローバー・ファンタジー(1988)
(9)伊藤康英(1960- ):バラード〜「旅の終わりのバラード」による(2009)
(10)伊藤康英:クラリネット・ドルチェ(2013)
(11)内田祥子(編):ディア・モリコーネ(2019) [
(12)内田祥子(編):ロンドンデリーの歌(2009
伊藤圭(Cl)
(1)-(4)(9)(11)榊原紀保子(P)
(5)-(8)(10)(12)島田明日香(Cl)
(5)-(8)(12)高松真紀(Cl)
(10)(12)塚本啓理(Cl)
(5)-(8)(12)岡本昇大(バスCl)

録音:2023年5月30-31日 三重県総合文化センター
伊藤圭が日頃から共演を重ね、互いに信頼しあう仲間と共に奏でる新たなクラリネット名曲 集。比較的近年に創作された楽曲を中心に、委嘱曲やアンサンブルなど邦人作曲家の感性と バラエティーに富んだ作品群が、クラリネットの新たな魅力で彩る個性溢れる音楽の世界にい ざなう。


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