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| 交響曲・新譜速報2 |
| ※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。 ※新しい情報ほど上の段に記載しています。 ※表示価格は全て税込みです。 |
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| 世紀の再発見!待望の市販流通化! | |
| ORFEO ORFEOR-754081(1CD) |
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 |
| エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、エリーザベト・ヘンゲン(A)、ハンス・ホップ(T)、オットー・エーデルマン(Bs)、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)バイロイト祝祭O&cho
録音:1951年7月29日バイロイト音楽祭ライヴ・音源:バイエルン放送 「レコード芸術」2007年9月号(※詳細はP.70 〜 74、P.211 〜 214 をご参照ください)にて大きく取り上げられた、フルトヴェング ラー・センター盤「バイロイトの第九」。そもそも会員向け頒布という性格のため、同センターへの入会が必須条件という特殊CD でした が、弊社とORFEO との粘り越しの交渉の末このたび市販流通化が実現しました。 EMI とはちがう、フルトヴェングラー1951年「バイロイトの第九」のまったく新たなソース。演奏内容についてはすでに折り紙つき。こ のバイエルン放送音源による録音の意味はいくら言葉を費やしても尽くせません。 |
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| WCD WCD-97005(1CD) |
チャイコフスキー:交響曲第3番「ポーランド」、イタリア奇想曲 |
| アレクサンドル・ティトフ(指)サンクトペテルブルクSO | |
| WCD WCD-97008(1CD) |
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」、交響的バラード「ヴォエヴォダ」 |
| アレクサンドル・ティトフ(指)サンクトペテルブルクSO | |
| Lyrita SRCD.281(1CDR) |
マルコム・ウィリアムソン(1931−2003):序曲《スペインのサンティアゴ》/交響曲第1番《エレヴァミーニ》/3本のトランペット,ピアノと弦楽のための《協奏交響曲》/ピアノ・ソナタ第2番 |
| マーティン・ジョーンズ(P)、マルコム・ウィリアムソン(P)、チャールズ・グローヴズ(指)ロイヤル・リヴァプールPO
シドニー生まれのマルコム・ウィリアムソンは、12歳という若さでシドニー音楽院でウジェーヌ・グーセンスに作曲を師事するなど20世紀オーストラリアを代表する作曲家の1人。 現在シャンドスで進んでいるウィリアムソン作品集の原点とも言えるのがこのリリタ盤。作曲者自身の演奏によるピアノ・ソナタ第2番もリリタならではの音源です。世界初CD化。 ※Lyritaはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
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| MYTHOS MPCD-9017(2CD) |
ベートーヴェン:交響曲第9番、シューマン:交響曲第4番* |
| ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)バイロイト祝祭O、BPO*
録音:1951年7月29日、1953年5月14日(原盤:DG)* 演奏についてはもう多くを語る必要はないでしょう。 半世紀を超えて愛され続け、多くの人々の喜びや哀しみが刻まれた あの名演が、ようやくここにその真の姿を現します。 過去にもいろいろなレーベルがこの演奏を取り上げ話題作りを重ねてき ました。中には多少なりとも観賞に耐えるものもあったかもしれません。し かし、このMYTHOSによる復刻は、それらを遥かに凌駕するクオリティを 備えています。強烈な光の前では全ての色が消え去ってしまうように、過 去の記録はこのCDの前にその色を完全に失って行くでしょう。 今回、MYTHOSが復刻に使用した原盤はQALP盤です。 この演奏では一般的には英国ALP盤が有名ではありますがミ耳の肥え た愛好家の間では、古くからこのQALP盤の方が音質が優れているとい う認識がなかば常識のように広がっていたのはご存知のとおりです。 自宅のシステムにこのCDをセットしてプレイボタンを押した瞬間、フルトヴェングラーがあなたのリスニングルームに 舞い降りてきます。大空へ突き抜けるような第1楽章、大地を踏みしめる第2楽章、夕映えの雲の行方を見るような 優しい豊かさに満ちた第3楽章、そして、あの第4楽章の恍惚的なコーダが過ぎ去った時、その静寂の中でフルト ヴェングラーはあなたに振り返ってこう話しかけるでしょう。「Was ein Klang!---この音だよ、諸君」と。(MYTHOS) |
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| MYTHOS MPCD-9017SPP(2CD+α) |
ベートーヴェン:交響曲第9番、シューマン:交響曲第4番* |
| ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)バイロイト祝祭O、BPO*
録音:1951年7月29日、1953年5月14日(原盤:DG)* 上記のCDに加え、1951年のバイロイト音楽祭のパンフレットを完全復刻してセット化。美術製版の技術を駆使して、実際に掲載されていた広告ページはもとより、当時の製本のずれによるページ・ のゆがみに至るまで210ページ以上にわたりその全てが正確に再現されています。同時に、若き日のフルトヴェングラーのサイン付き生写真を複製しました。ペン先の流れさえも感じられる緻密な仕事がな されたA4サイズの迫力ある1枚です。 予約締め切り:2007年11月末日 |
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| Relief CR-991092(1CD) |
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」 |
| ヴラジミール・フェドセーエフ(指)モスクワ放送チャイコフスキーSO、アリビナ・シャギムラトワ(S)、タチアナ・ボガチェワ(S)、レアンドラ・オーファーマン(Ms)、エレナ・マニスティナ(Ms)、アンドレイ・グリゴリエフ(T)、ペーター・リンカ(Bs)、ヴィクトル・ポポフ(合唱指揮)、ロシア国立アカデミー大cho
録音:2005年12月19日 モスクワ音楽院大ホール(ライヴ) フェドセーエフ&モスクワ放送響による「千人の交響曲」。充実の聴き応えのある音で、マーラーの音楽にどんどん深く切り込んでいき、 聴衆を緊張感と興奮に導きます。音楽の構成と秩序に重きをおいたフェドセーエフのマーラーには、過度的耽美な美しさはなく、彼自身 が目指す音楽の核へ直進しているような印象を受けます。第2部での緊張感と音量ともに申し分なく、オケはもちろん合唱の力演で感動 的なフィナーレを作り上げています。 |
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| King International KDC-7006(3CD) |
宇野功芳の音盤棚「これがUNO UNO!!」Vol.6 CD1: 「爛熟のウィーン・フィル」<ワルター&ウィーン・フィルハーモニー> モーツァルト:「皇帝ティトゥスの慈悲」序曲、「偽の女庭師」序曲、ドイツ舞曲K605、交響曲第41番「ジュピター」、ブラームス:交響曲第3番[OPUS蔵*OPK205、OPK2017、OPK2023 より再編集) CD2:<ワインガルトナー&ウィーン・フィルハーモニー> ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」/第8番[OPUS蔵*OPK2039) CD3: 「親子のドッキング〜 unauの無能CD」 「笑いのドッキング」親子リレー漫談/牧野周一、牧伸二(キングレコード原盤) 音楽病院/ 牧野周一(コロムビア原盤) |
| 宇野功芳氏による好評企画、宇野功芳の音盤棚「これがUNO!」シリーズ第6 弾は豪華3 枚組の特別盤。宇野功芳氏が永い評論家生活を通じて絶賛してきた、ワルター&ワインガルトナーの演奏を再度振り返り、新たな演奏解説を書き下ろしています(OPUS 蔵音源使用)。また、このシリーズでは宇野功芳氏の勝手気ままなエッセイ、「unau の無能日記」を連載。第6弾では、今は亡き父、牧野周一について触れています。さらに以前から宇野氏が熱望していた「音楽病院」「親子リレー漫談」を収録。宇野功芳ファンのみならず、漫談ファンも熱狂できるアルバムです。また、牧野周一氏による「掛け合い漫談うら話」を掲載。宇野功芳氏の原点が窺える貴重なセットとなっております。 | |
| Timpani 1C-1127(1CD) |
ヴィエルヌ:交響曲イ短調/ピアノと管弦楽のための《詩曲》 |
| フランソワ・ケルドンクフ(P)、ピエール・バルトロメ(指)リエージュPO
日本の学校のチャイムにも用いられている「ウェストミンスターの鐘」に代表されるオルガン作品の大家ヴィエルヌ。ヴィエルヌの交響曲とピアノ協奏曲というオルガンがメインではない作品のカップリングもティンパニらしい選曲。1C 1036からの移行再発売。(今回の移行再発売に伴い「1C 1036」は廃盤となります。) |
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| Extraplatte EX-686-2(1CD) |
モーツァルト:歌劇《皇帝ティートの慈悲》序曲/クラリネット協奏曲イ長調K.622/交響曲第41番ハ長調《ジュピター》 |
| フェッルディナンド・シュタイナー(バセットホルン)、アンドレアス・シュタイナー(ディレクター)、ザルツブルク・ゾリステン
「ザルツブルク・ゾリステン」は、モーツァルテウム管弦楽団の打楽器奏者を務めるアンドレアス・シュタイナーの呼びかけでモーツァルテウム管、モーツァルテウム音大、ウィーン・フォルクスオーパー管、ウィーン放送響に所属する14人の演奏家たちによって2005年から活動を開始したオーストリアの新しい室内楽団。序曲、協奏曲、交響曲というオーソドックスなスタイルのプログラム内容はもちろんモーツァルト。優雅な旋律と音楽の流れを大事にした演奏は、奏者1人1人の技量とアンサンブル能力の高さを代弁しています。 |
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| Jecklin J-4408-2(1CD) |
ヴァンハル:交響曲ト短調/クロンマー:フルートとオーボエ、管弦楽のためのコンチェルティーノ ハ長調Op.65/J・C・バッハ:交響曲ト短調Op.6-6 |
| ラート・トシュップ(指)、ギュンター・ルンペル(Fl)、アンドレ・ラウール(Ob)、カメラータ・チューリッヒ
録音:1981年&1969年 モーツァルトと同世代の音楽家3人の管弦楽作品を収録。ヴァンハルは同世代というだけでなくモーツァルトとの共演を行うなど親交があったことでも知られている。チューリッヒの腕利きたちによる溌剌とした演奏も気持ちが良い。 |
| EMI CZS-5158632(5CD) |
ベートーヴェン:交響曲全集 |
| ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)フィルハーモニアO
カラヤン生誕100周年記念発売。スター指揮者として鮮烈に登場したカラヤンの気迫に満ちた記念碑的録音です。 新リマスター。28Pブックレット。 |
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| Opus蔵 OPK-7035(1CD) |
サン・サーンス:交響曲第3番「オルガン付」、エルガー:エニグマ変奏曲 |
| アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC響
原盤:英HMV LP 従来伝説的に語られていた英HMVプレス盤LPによるトスカニーニ/NBC響の音のよさが、噂から真実になったことを喜びたい。サ ン・サーンスの第1楽章第2部ポコ・アダージョで密やかに現れるオルガンの重厚なペダル音。オルガンと弦の美しい和声のコラボレーショ ンでは、かつてのトスカニーニ/NBCのディスクからは絶えて聴かれなかった響きの豊かさ、しなやかさを満喫できるし、スケルツォ 風の第2楽章第1部ではトスカニーニらしく控え目な打楽器群にピアノも参加して多彩な音がかけめぐる。そして一瞬の空白をぶち破る 豪然たるオルガンの大音響から絢爛たるクライマックスに突入する。エニグマは意外にも親しみやすい「優しさと愛と微笑ましいユーモ ア」にあふれる音楽なのに気付かせてくれる。トスカニーニ一流の品位を持った演奏でもあり、イギリスの作曲家の作品には英HMVの 音感が冴える。(小林利之) トスカニーニとNBC交響楽団の一連のLPで米RCA盤よりも英HMV盤の方が音がよいという話を耳にして以来HMV盤を入手する ようにしてきた。確かにRCA/Victor盤に比べて音にふくらみがありトスカニーニの音楽も迫力というより音楽的な豊かな響き がある。ただしHMV盤のトスカニーニ録音は余り多くない。アメリカのRCAがヨーロッパ向けに自分で手掛けるようになりHMV盤 はなくなったためである。新しく出た英RCA盤は当然ながらきつく痩せたあのトスカニーニの音になっている。 今回の2曲はいずれ も英HMV− LP を用いている。両者を比べるとセッション録音のエルガーの「エニグマ」変奏曲が実に豊かな響きで、チェロが歌うとこ ろなどチェロはトスカニーニの楽器であったことを思い起こさせてくれる。 他方のサン・サーンスはRCA盤やCDに比べて音に厚味はあるが、第4楽章のクライマックスなど迫力は満点であってもかなりヒス テリックな音である。これはライブ録音でありそんなものかという気もするが、実はこの日の前半の曲はロッシーニの弦楽ためのソナタ 第3番で、オーパス蔵で既発売(OPK2059)の音を聴くと豊かな美しい音である。この音源はRCAではないが録音は同じ装置で行ってい る可能性が高く、RCAが迫力優先の音作りをしたのではないかと想像してしまう。今回の音はHMV盤のままでもよいのであるが、前 半のロッシーニの音やエニグマの音を参考にして多少バランスを変えてみた。晩年のトスカニーニの音楽は骸骨化しているという批判も あるが、レコード製作にも責任があるのではないかという提起でもある。(相原 了) |
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| Opus蔵 OPK-7036(2CD) |
マーラー:「大地の歌」、リュッケルトの詩による3 つの歌 |
| キャスリーン・フェリアー(A)、ユリアス・パツァーク(T)、ブルーノ・ワルター(指)VPO
録音:1952年(Decca セッション録音)、音源:UK-London LP(2種) ことの始まりは、安原氏の永年の親友であった浜田氏が亡くなり、残されたレコードコレクションの整理を安原氏が任されたことにあります。多くは日本盤LP でしたが中にワルター「大地の歌」の英ロンドン盤がありました。非常にきれいなものでほとんど聴かれてない様子のものです。この浜田盤の音が従来LP やCD で流布しているものとは響きが違い、オーケストラが前面に出てディテールもクリアに入っている音でした。いままで音が違うという記述を見たことがないので、音の違う理由はわかりません。単にカッティングマシンの特性が違ったのか、テープの修正を行ったのか、あるいはこれはヴォーカルのバランスを修正したのか、いずれにせよ通常聴く音と浜田盤の音は違っています。ヴォーカル主体の曲なので流布版の音でよいと思いますが、ワルターがウィーン・フィルにどう要求していたのかは浜田盤の方が興味深く聴くことができます。発売に当たってどちらを採用するか迷いに迷った挙句、それぞれに音響的にも音楽的にも意味があると考え両方を残すことにしました。 流布しているバランスのものは、最も音がしっとりしていて発売も古そうな安原盤(英ロンドンLL オレンジラベル)を採用しました。(相原 了) 近頃、予期せぬ出来ごとが多い。こちら年の功も手伝って、よほどの事件でなければ驚かなくなっているのだが、これには驚いてしまった。なにしろブルーノ・ワルター指揮のウィーン・フィルが、カスリーン・フェリアー、ユリウス・パツァークと1952 年に録音、英デッカの古今不滅の名盤と称えられているマーラーの“Das Lied von der Erde”『大地の歌』には、従来から親しまれているものの他に、オーケストラの多彩な演奏をより前面に出し、精緻な表現のディテールをクリア・アップして、声楽パートとの総合的な音響バランスを整えた別のプレスがあったのだから。(中略)もう一度、今回のオーケストラ主体の新しい(と思われる)プレスの英ロンドン黒ラベル盤による復刻を聴き直してみると、これは!と思うほど、全曲、ワルターの指揮がいちだんと精彩を発揮、凄みさえ感じさせる楽章があるのを再確認させられる。劈頭の「現世の苦を詠う酒宴歌」での中間部、今回の歌詞の翻訳者甲斐貴也氏が指摘された“第3連を「悲歌」と考える”解釈を正当化するようなワルターの指揮は、ウィーン・フィルから冷え冷えとした血も凍るような寂寥感を響かせるのが明瞭化して絶妙だし、続く「秋に寂しき者」の16分音符で動く第1 vn の抑制した表情、オーボエの哀愁を含んだ節回し、「美について」における奔放多彩な表現と鮮やかな対応、「春に酔える者」の感心するほかない精妙かつ的確なマーラーの譜面の指示の再現力など、従来の素晴らしさにさらにヴェール一枚ほど剥がしたかのような、オーケストラの響きのみずみずしさを聴きながら、以前にも書いたことだが、この愛する名盤も、知らず知らずのうちに自分と一緒に年をとり、録音も古びて聴きづらくなるのか、と諦めていたところ、今回の奇蹟の復刻盤にふれて、ああ良かった!これを聴 けてと、満足感に頬がゆるむのを覚えた。 (小林利之) |
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| Opus蔵 OPK-2071(1CD) |
グルック:「アルチェステ」序曲、シューベルト:「ロザムンデ」序曲、交響曲第9番「グレート」 |
| ウィレム・メンゲルベルク(指)ACO
録音:1935年、1938年*、1942年#、原盤:Telefunken SP*,#、Decca SP ・・・さて、演奏そのものについてだが、シューベルトでは意外なほどに古典的な端正さをもったもの、という印象を受けた。とりわけ 《ザ・グレート》でその感は強い。ロマン派演奏の「最後の恐竜」的存在で、恣意的な緩急強弱をつけると思われがちなメンゲルベルクだ が、ここではキビキビと、遅滞なく音楽を進めている。同じ1942 年録音のフルトヴェングラー指揮BPOの同曲の激しくうねり、爆発す る演奏はもちろん、半年後に同じオーケストラとセッション録音したケンペンと較べても、ずいぶん違っている。 特にケンペンの演奏との差は、条件が似ているだけに興味深い。ケンペンの方がよほどロマン的で、フレーズを大きく深く息づかせ、緩 急の幅を広くとって音楽のドラマを強調している。オランダ人でありながら早くから活動の舞台をドイツに移し、そこでヴァイオリニス トから指揮者へと転じてキャリアを築いてきたケンペンの演奏には、フルトヴェングラーと共通するドロドロとしたロマン性がのたうっている。それに較べればメンゲルベルクの演奏はもっとイン・テンポで、リズミックなのだ。その分、コンセルトヘボウならではの弦の 絹のような音色の美しさなどは、より明確に響き、聴きとれる。メンゲルベルクの持つ古典性という要素に着目させてくれる演奏だった。 (山崎浩太郎)」 ※《アルチェステ》は1935年にメンゲルベルクがデッカに録音した2曲のひとつであり、SP盤が出回るのは珍しいものです。 |
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| Profil PH-07005(1CD) |
チャイコフスキー:交響曲第4番*、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 |
| ダヴィド・オイストラフ(Vn)、フランツ・コンヴィチュニー(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音: 1954年2月、1953年11月6日* ドレスデン国立劇場(モノラル・ライヴ) DDR ゼンダー・ドレスデンの正規音源による初出という注目の内 容です。この年1953年にドレスデン国立歌劇場総監督に就任したコンヴィチュニーは、もともとモラヴィア出身のスラヴ系。チャイコフス キーとの相性はとてもよく、加えてドレスデン固有の響きの魅力も尽きません。カップリングのブラームスはチャイコ&モツ5番 (PH.05011)とならんで、初出の独DGG 以来、ETERNA ほかより出ていた有名演奏。2007年の最新リマスタリングです。 |
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| OTAKEN TKC-312(1CD) |
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」、ヴェルディ:歌劇「アイーダ」〜エジプトとイシスの神に栄光あれ(凱旋の合唱及び行進曲とバレエ音楽)* |
| アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC響、ロバート・ショウcho、アイリーン・ファーレル(S)、ナン・メリマン
(Ms)、ジャン・ピアース(T)、ノーマン・スコット(Bs)
録音:1952年3月31日及び4月1日 カーネギーホール、1949年3月26日及び4月2日 NBC 8−Hスタジオ*、音源:米RCAビクターによる商業用正規録音 トスカニーニが「指揮者の中の指揮者」との高い評価を得ながら、もうひとつ人気の出ない原因の一つは、70年代以降の再発売LP及びCDの音質の悪さにあると言えるのではないでしょうか。実際、小生がトスカニーニを最初に聴いたのは再発売の日本盤LPであり、その後CD時代になっても、その残響のない骨だけのような音を聞くのは、小生にとって拷問以外の何物でもありませんでした。演奏が立派であるだけに、この音だと逆に強圧的に聞こえ、その分、拒否反応も起こりやすかったと言えるのではないでしょうか。トスカニーニを受け入れない方々の大半はその演奏ではなく、この音をではないかと思える程です。現にその後、英HMVや米RCAの初期プレスLPを聴くにおよび、トスカニーニ/NBC交響楽団の演奏が骨肉はもちろんのこと、実は花も実もある演奏であることが判明し、さらに今回のマスターコピーのオタケン・リマスタリングでトスカニーニが「歌うマエストロ」であることがあらためて再認識されました。この音で聴くと、今回の「第九」は、演奏時間は最短に近いにもかかわらず、決してせかせかした印象はなく、実にのびのびと演奏されており、実際トスカニーニの棒のもとでは特に声楽陣はたいへん歌いやすかったのではないかと思われてきます。トスカニーニにとっては、歓喜と勝利の歌は決して人を圧迫するものではなく、どこまでも解放された空に向かって爆発する生命の根源的エネルギーの絶えざる表出なのでした。トスカニーニの生演奏を初めて聴いた人達の感動はこういったものではなかったかと思われる次第です。没後50年の今年、この大指揮者の魅力を本CDで一人でも多くの方に再発見して頂ければ幸いです。尚、4楽章コーダ直前の編集跡は今回のリマスタリングでより明確になっておりますが、これはオリジナル・マスターに元からあるもので、米RCAビクター初期プレスLP,LM 6009にも確認されております。御了承くださいませ。 (オタケン・レコード 太田憲志) ※OTAKENレーベルのCD-Rシリーズ(TK品番、TKW品番)が、このたび廃盤になることになりました。 |
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| GRAND SLAM GS-2026(1CD) |
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」、交響曲第1番* |
| ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO
録音:1952年11月24日、25日、1952年11月24日、27日、28日* ウィーン・ムジークフェラインザール、使用音源:HMV(U.K.) ALP 1041、ALP 1324* ■制作者より 今回は1952年にウィーン・フィルと録音されたベートーヴェンの交響曲第6番「田園」、第1番が登場しますが、これによってGS レーベ ルにおけるHMV のテープ録音期のベートーヴェン交響曲シリーズが完結したことになります。1951 年のバイロイトの第9などは言うまでも なく突出した名演ですが、これまでベートーヴェン・シリーズを手がけて制作者が改めて驚いたのは、第3、4、5、7番などのセッション 録音における素晴らしい響きです。特に第4番(GS-2011)はそれこそ目からうろこでした。今回の第6番、第1番も、その途方もなくスケー ルの大きい、細部までこまやかな配慮の行き届いた温かく偉大な音に対し、復刻作業を行いながらも仕事をしているのを忘れてしまうほどで した。フルトヴェングラーのHMVのベートーヴェン録音は常にカタログにあるという安心感からか、こうしたことは案外忘れられているよう な気もします。 今回の2曲も望みうる最上の状態の初期LPを使用し、復刻しました。音質もいつものように、元のLP の情報を可能な限り忠実に伝えるよ うにしています。(平林 直哉) ■解説書の内容 過去のシリーズと同様に、LP が発売された際の英グラモフォン誌のレビューの翻訳を掲載します。 |
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| Ondine ODE-1098(1CD) |
ヨーナス・コッコネン(1921-1996) 1996):管弦楽作品集 チェロ協奏曲(1969)*、交響曲第3番(1967)、交響曲第4番(1971) |
| マルコ・ユロネン(Vc)、サカリ・オラモ(指)フィンランドRSO
録音:2006年3月*、10月 文化の家 (ヘルシンキ) ヨーナス・コッコネンは、シベリウスの " 交響的思考" を受け継いだ作曲家のひとりです。建築家アルヴァー・アールトと親交があり、 「" 質への情熱" が創作を支配する」というアールトの言葉をコッコネン自身も信念としてもっていました。コッコネンの音楽は作風によ り、大きく3 つの時期に分けられます。ネオクラシカル、十二音と音列、自由調性。このディスクに集められた曲はいずれも、3 番目の時 期に属しています。 打楽器が活躍する色彩的な交響曲第3 番。" 力で解決すること" を好まないコッコネンは、作品の最後にアダージョ の楽章をもってきています。この交響曲は1968 年のNOMUS(北欧音楽委員会) 賞を受けました。チェロ協奏曲はコッコネンが書いた唯一の 協奏曲。ユーモアと活気みちた音楽の間に荘重な気分のアダージョがはさまれる5 楽章の作品です。第4 番の交響曲は荒々しい情熱と宗教 的内省が共存。コッコネンの代表作、オペラ「最後の誘惑」 を予示する音楽とも言われます。 マルコ・ユロネンはラウタヴァーラ(ODE 819)とヨウニ・カイパイネン(ODE 1062)の協奏曲を録音したチェリスト。20 世紀の音楽に共感を 寄せるサカリ・オラモ。ペンティ・マンニッコの担当した録音がフィンランド放送交響楽団の色彩的な響きを鮮やかな音でとらえています。 コッコネンの管弦楽作品をもっとも楽しめる、重要なディスクです。 |
| Signum Classics SIGCD-110(1CD) |
ドヴォルザーク:交響曲第8番/交響曲第9番「新世界より」 |
| 尾高忠明(指)札幌SO
録音:札2007年3月28日と29日 札幌コンサートホールKitara 尾高忠明&札幌交響楽団のコンビは2001年にシャンドスから「武満徹、細川俊夫、尾高惇忠」の作品集(CHAN 9876/MCHAN 9876)をリリースしており、このドヴォルザークは海外のレーベルからのリリース第2弾となります。今回のレコーディグ&リリースは札幌交響楽団の創立45周年記念事業の1つとして実現したものであり、オーケストラのメンバーとマエストロ尾高のレコーディングに対する凄まじい気合と集中力が演奏からストレートに伝わってきます。シグナム・クラシックスからはもう1枚のリリースが決定しており、気になるその内容はなんとエルガーの交響曲第3番&威風堂々第6番! |
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Relief CR-991089(5CD) |
フェドセーエフ/ベートーヴェン:交響曲全集 交響曲第1番〜第9番 |
| ヴラジミール・フェドセーエフ(指)モスクワ放送チャイコフスキーSO、オスカーナ・レスニーチャヤ(S)、イリーナ・ロミシェフスカヤ(Ms)、アルギルダス・ヤヌタス(T)、アルフレート・ムフ(Bs)、モスクワ国立室内cho、ヴラディーミル・ミーニン(合唱指揮)、ヴェスナ児童cho、アレクサンダー・ポノマレフ(合唱指揮)
録音:2004年〜2006年 モスクワ音楽院大ホール(ライヴ) 1974年の主席指揮者就任以来、親密な関係を築いている巨匠フェドセーエフとモスクワ放送響。2006年の来日公演ではオール・ロシア・ プログラムで日本のファンを熱狂させた両コンビの待望の新譜はなんと!ベートーヴェン交響曲全集。フェドセーエフ&モスクワ放送響 というと、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチやムソルグスキーなどロシア・プログラムのイメージが強いですが、1974 年シーズン ではベートーヴェンを取り上げ、70年代後半からは国営放送で録音(Sym.1,3,6,7,&9 etc…)、さらにフェドセーエフは1997年より首席 指揮者を努めるウィーン響とベートーヴェン・チクルスを行うなどベートーヴェンの演奏にも精力的に取り組んでいます。 フェドセーエフの演奏は抑えきれない感情を剥き出しにする爆演ではなく、悠々としたテンポで繰り広げていく演奏が主体ですが、この ベートーヴェン全集は予想を裏切り一撃でハッとさせられる勢いがあります。所々にみせるフェドセーエフ節の濃密なフレージングに感 涙し、襲いかかる迫力に息を呑む感動的な演奏。特に「英雄」では第1 楽章を早めのテンポで駆け上がり第2楽章で重なり合った弦の重 厚な響きに揺り動かされ興奮と感動が押し寄せます。また「第9」は非常に厚い音楽、独自のテンポ、フェドセーエフ・バランスを前面に 押し出した重厚演奏。聴衆の心を掴み感動へと導くフェドセーエフの技に見事に引き込まれるBOX です。 (071109Ki) |
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| Centaur CRC-2860(1CD) |
シュターミッツ親子の音楽 J・シュターミッツ:交響曲イ長調、同ト長調/C・シュターミッツ:ヴィオラ協奏曲ニ長調Op.1、協奏交響曲ニ長調 |
| ドロスタン・ホール(指)、カメラータ・シカゴ
マンハイム楽派の中心的存在として同楽派を導いたヨハンとカールのシュターミッツ親子の作品をそれぞれ2作品ずつ収録。ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックで音楽を学んだドロスタン・ホールによって結成されたカメラータ・シカゴは、コンクールなどの受賞歴を持つ15歳から20歳までの音楽家たちが集まり2003年にスタートを切った新しい室内楽団です。 |
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| ARTHAUS 102135[AR](DVD) |
ドヴォルザーク・チクルス第1巻 交響曲第7番、スラヴ舞曲集Op.72、ヴァイオリンのためのロマンスOp.11 |
| イルジ・ビエロフラーヴェク(指)プラハSO、イヴァン・ジェナティー(Vn)
イルジ・ビエロフラーヴェク、ペトル・アルトリヒター、リボル・ペ シェクという、現在のチェコ音楽界をリードする3人のタクトでドヴォルザークの名曲を収め ていくこのシリーズ。ルチア・ポップやミーシャ・マイスキーなども登場予定です。 |
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| ARTHAUS 102127[AR](DVD) |
チャイコフスキー・チクルス第4集 交響曲第4番/ヴァイオリン協奏曲/序曲「1812年」 |
| ヴィクトル・トレチャコフ(Vn)、ウラディミール・フェドセーエフ(指)モスクワRSO
交響曲はもちろんのこと、ぜひお聴きいただきたいのが序曲「1812年」です。特に終結部での盛り上がりの鐘の使 い方は必見!あまりの出来事に何度も見てしまうこと間違いなし |
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| ARTHAUS 102129[AR](DVD) |
チャイコフスキー・チクルス第5集 交響曲第5番/ピアノ協奏曲第2番/序曲ヘ長調(1865) |
| ウラディミール・フェドセーエフ(指)モスクワRSO、ミヒャエル・プレトニョフ(P)
第5番において、フェドセーエフは曲の細部までを徹底的に歌わせて、聴き手を恍惚の世界へといざないます。 |
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| ARTHAUS 102131[AR](DVD) |
チャイコフスキー・チクルス第6集 交響曲第6番「悲愴」/ピアノ協奏曲第1番/弦楽セレナード |
| ウラディミール・フェドセーエフ(指)モスクワRSO、ミヒャエル・プレトニョフ(P) | |
| CPO 777177-2[CP](1SACD) |
シュポア:交響曲集 第1集 交響曲第3番 Op.78/第10番 WoO 8(世界初録音)/序曲WoO 1 |
| ハワード・グリフィス(指)ハノーファー北ドイツ放送PO
古典派からロマン派への掛け橋としてもおなじみ、シュポアの交響曲です。ヴァイオリン協奏曲や、クラリネット協奏曲が良く知られていますが、交響曲も10 曲(最後の1 は未完成)あり、曲によっては凝った名前がついていたりとなかなか興味をそそられます。このアルバムには、未完の第10 も収録。こちらは世界初録音となります。 |
Ki-Altus ALTF-001(figure+CD) |
フルトヴェングラー・フィギュア〔高さ30cm 高級素材ポリストーン製手彩色〕、 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」 |
| T・ブリーム(S)、ヘンゲン(Ms)、アンダース(T)、ヴァッケ(Bs)、フルトヴェングラー(指)BPO、ブルーノ・キッテルcho
録音:1942年3日 ※LP・オーディオ研究家中山実氏によるエルプ(レーザーによるアナログ盤再生装置)での復刻。 本フィギュアは日本のトップクラスの造形作家、阿部匠氏が約1年かけ、原形制作されたもので 一般にフィギュアは塩化ビニールなどで、絵柄も印刷が多い中本作はポリストーン(陶器のような 感で、重量感があり、石の粉が原料)が使われ、一体一体が筆書きによる手作業!細部至るまで丹念 に再現された逸品。高級で大量生産出来ぬ限定品。 世界の巨匠フルトヴェングラーを記念するフィギュアが 世界で初めて発売されます! ●フルトヴェングラー・フィギュア…高さ30cm 高級素材ポリストーン製手彩色 ●ベートーヴェン:交響曲第9番 =Legendary Artists Figure Series= 伝説のアーティスト・フィギュアCD・シリーズ ●夫人も巨匠の生き写しに感激。 「素晴らしい」を連発いたしました。 ●付録CD はLP・オーディオ研究家中山実氏の復刻で42年の「第 9」を。なんとエルプのレーザーで復刻しました。 現状エルプのレーザー復刻に関し最高の技術(中山氏独自の方法論)で望んでおり、信じられぬ音質です。ティンパニーの迫力あるリアルな音など、ものすごい! |
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ORFEO ORFEOR-747071(1CD) |
ブラームス:交響曲第3番、ベートーヴェン:交響曲第7番 |
| オットー・クレンペラー(指)ウィーンSO
録音:1956年3月8日ウィーン、コンツェルトハウス(モノラル・ライヴ) ※音源:ORF 巨匠クレンペラーがウィーン響を振った大注目のライヴ。それもプログラムの中身がベートーヴェンとブラームスというのだからもう 最高です。両曲とも快速で、きびしいまでの造形美を打ち出した辛口演奏。とくにブラームス3番はきわめて貴重です。対位法の鬼クレ ンペラーの巨大な芸風がロート・ヴァイス・ロートの正規音源によるたいへん生々しい音質で味わえます。 |
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| ORFEO ORFEOR-746071(1CD) |
ブラームス:交響曲第3番、シューマン:ピアノ協奏曲、R.・シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 |
| フリードリヒ・グルダ(P)、ヨゼフ・カイルベルト(指)ウィーンSO
録音:1955年5月4日ウィーン、ムジークフェライン大ホール(モノラル・ライヴ) ※音源:ロート・ヴァイス・ロート放送グループ ケルン放送響とのブル8ライヴ(ORFEOR.724071)につづく、ドイツの名匠カイルベルトの貴重なライヴ。才気と若さいっぱいのグルダ とのシューマンだけでも大満足なところへ、メインのブラームスがまたさらなる聴きもの。バイエルン放送響との2 番(66年ライヴ / ORFEOR.553011)がファンを大いに沸かせましたが、この3番でも旋律を情感たっぷりに歌わせてグイグイと引き込みます。奇しくもクレ ンペラーが同じくウィーン響を振った同曲の演奏が同時にリリースとなるため、両者によるアプローチの違いを確かめてみるのも興味の 尽きない作業といえるでしょう。ロート・ヴァイス・ロートの正規音源。 |
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| ORFEO ORFEOR-748071(1CD) |
ブラームス:アルト・ラプソディ、マーラー:交響曲「大地の歌」 |
| オラリア・ドミンゲス(A)、セット・スヴァンホルム(T)、パウル・クレツキ(指)ウィーンSO、ウィーン楽友協会男声cho
録音:1954年11月12日ウィーン、ムジークフェライン大ホール(モノラル・ライヴ) ※音源:ロート・ヴァイス・ロート放送グループ アナログ初期にかけてマーラーの普及に大きく貢献したエキスパート、クレツキによる「大地の歌」ライヴ。クレツキではこれまで59 年のスタジオ盤が唯一の録音でしたが、ここでもユダヤ系を理由に悲惨をきわめた自身の生涯を重ね合わせるかのような痛切にして濃厚 な表現が胸を打ちます。魅力のソリストは伝説のヘルデンテノール、スヴァンホルムに加え、1928 年メキシコ生まれのドミンゲス。カラ スと同時代を生きたコントラルトはエキゾチックな独特の声質で人気を集めました。特異な世界観に彩られた当作品でもスパイスの役目を果たしています。ロート・ヴァイス・ロートの正規音源より復刻。 |
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| Avie AV-2137(1SACD) |
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番/デトレフ・グラナート(1960−):管弦楽のための歌と舞曲《テアトルム・ベスティアルム》 |
| セミヨン・ビシュコフ(指)、ケルンWDR響
ビシュコフ&ケルン放送響の重要シリーズであるショスタコーヴィチの第7番「レニングラード」(AV 0020)、第8番(AV 0043)、第11番「1905年」(AV 2062)、第4番(AV 2114)に続く第5弾。カップリングされているグラナートの「テアトルム・ベスティアルム」は、BBCからの委嘱によって作曲が行われ2005年9月のプロムスで初演が行われています |
| Hanssler 98-281(1CD) |
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」、弦楽のための交響曲第7番ニ短調、弦楽のための交響曲第12番ト短調 |
| トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO
録音:2007年3月16−17日、5月8−12日プファッフェングルント、ハイデルベルク・ゲゼルシャフトハウス 目下ピリオド・アプローチの最右翼として大きな注目を集めるファイ&ハイデルベルク響のメンデルスゾーン・シリーズ第2 弾。つ いに待ちに待った人気作「イタリア」が登場します。とにかくスゴイ。からっと晴れ渡った空を思い描かせるアレグロに、なんともす さまじいサルタレッロ。演奏時間5 分を切るフィナーレの超快速テンポに象徴されるように、これまでに知り得る作品の印象を一新す るショッキングな演奏です。カップリングのシンフォニアもとびきりの活きのよさ。内容的に古典派様式が顕著なため、看板のハイド ンでならした彼らにはお手のものといえるでしょう。 【演奏時間】T 9'56 +U 5'26 +V 6'49 +W 4'55 = 27'06 |
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| Pentatone PTC-5186.184(1SACD) |
ベルリオーズ:幻想交響曲 |
| コリン・デイヴィス(指)ACO
録音:1974年1月 高音質の復刻盤として活発なリリースを続けるフィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ最新作。 |
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Altus ALT-147(1CD) |
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」 |
| バーバラ・ハーヴァーマン(S)、ザンドラ・マクマスター(A)、シュテファン・フィンケ(T)、フランツ=ヨーゼフ・ゼーリッヒ(Br)、 準メルクル(指)フランス国立リヨンO、バーミンガム市交響cho 録音:2006年12月31日、2007年1月1日(ライヴ) 新コンビによる待望の録音!白熱のベートーヴェン。深遠なるマーラー! |
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| Altus ALT-145(2CD) |
マーラー:交響曲第3番 |
| エヴァ・マルチニェツ(A)、リヨン=ベルナルド・テツcho、リヨン大聖堂聖歌隊、準・メルクル(指)フランス国立リヨンO
録音:2007年2月リヨン・オーディトリウム(ライヴ) |
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| STUDIO FROHLA B-2711(1CD) |
ラフマニノフ:交響曲第2番 |
| 森正(指)名古屋PO
録音:1980年6月21日、名古屋市民会館大ホール 第71回定期演奏会 森正の名フィル第2代音楽監督として最後の演奏となった第71回定期の記録。 |
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| STUDIO FROHLA B-2712(1CD) |
マーラー:交響曲第5番 |
| 外山雄三(指)名古屋PO
録音:1983年11月18日、名古屋市民会館大ホール 第100回定期演奏会 第3代音楽総監督兼第3代常任指揮者、外山雄三の熱意と積極性によって名フィルは名実ともにプロオケとして地位を確立。そ の外山の記念すべき第100回定期演奏会のマーラーの5 番は聴衆に大きな感銘を与えました。 |
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| STUDIO FROHLA B-2714(1CD) |
チャイコフスキー:マンフレッド交響曲 Op.58 |
| 小林研一郎(指)名古屋PO
録音:2005年11月27日 1998年、第4代音楽監督に就任した小林研一郎の躍動感に溢れた音楽によって名フィルは多くの市民の愛好家を結集しました。 |
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| Pentatone PTC-5186.316(1SACD) |
ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》/交響曲第8番 |
| フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)ロイヤル・フランダースPO
録音:2007年6月4日、9日〜10日 1997年の音楽監督就任から10年という歳月が流れており、ヘレヴェッヘとロイヤル・フランダース・フィルの関係は以前とは比べ物にならないレベルにまで成熟。ヘレヴェッヘとロイヤル・フランダース・フィルの録音を担当したのは、アンドレアス・ノイブロンナー率いる世界最強録音チーム「トリトナス」。ティルソン・トーマスと&サンフランシスコ響のマーラー・チクルスで実現した超優秀録音の実績があるだけに、録音面への期待も非常大い。 |
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| Guild GHCD-2329(1CD) |
ムソルグスキー:歌劇《ホヴァンシチナ》 第4幕前奏曲/チャイコフスキー:交響曲第5番/ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》前奏曲と愛の死/ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲* |
| レオポルド・ストコフスキー(指)シュトゥットガルトRSO、フランクフルトRSO*
録音:1955年5月20日(ライヴ)、1955年5月31日(ライヴ)* 新たにこのギルド・ヒストリカルから復刻されるストコフスキーの音源は、チャイコフスキーの交響曲第5番を中心としたドイツのオーケストラとのライヴ録音集!変幻自在のテンポ、めくるめく色彩感、そして凄まじいまでのパワーとテンションがひしひしと伝わってくる凄演を展開しており、ストコフスキー・サウンドを思う存分堪能させてくれる。特にチャイコフスキーの第4楽章で登場する6分30秒から40秒にかけての急激なテンポダウンとその後に待ち受けるリタルダンドにはもう唖然。お馴染みのエンジニア、ピーター・レイノルズが施したリマスターによって音質も良好となっている。 |
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| Guild GHCD-2330(2CD) |
ニューヨークフィル・ライヴ・レコーディング1937〜1943 フランク:交響曲ニ短調(録音:1939年10月15日)/ベルリオーズ:歌劇《ベンヴェヌート・チェッリーニ》序曲(録音:1938年10月30日)/グリフィス:白い孔雀(録音:1938年10月30日)/ドビュッシー:イベリア(録音:1937年11月14日)/カステルヌオーヴォー=テデスコ:《ジョン王》序曲(録音:1942年3月15日)/ブラームス:二重協奏曲(録音:1939年3月26日)*/A・ベンジャミン:イタリアの喜劇への序曲(録音:1941年4月20日)/コレッリ(バルビローリ編):合奏協奏曲/ボーナス・トラック〜マーラー:アダージェット(抜粋/録音:1939年12月17日) |
| ジョン・バルビローリ(指)NYO、アルバート・スポルディング(Vn)*、ガスパール・カサド(Vc)*
国際バルビローリ協会の協力によってギルド・ヒストリカルからリリースとなるバルビローリの新たなタイトルは、ニューヨーク・フィルとのライヴ録音集。イギリスの巨匠バルビローリがトスカニーニの後任としてニューヨーク・フィルの常任指揮者として活動した1936年から1943年。この期間とほぼ同じとなる1937年から1943年にかけて行われたコンサートからのライヴ録音を2枚のディスクにまとめたもの。 |
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| Hanssler 98-238(1CD) |
ハイドン:交響曲第41番ハ長調Hob.I:41、交響曲第44番ホ短調Hob.I:44「悲しみ」、交響曲第47番ト長調Hob.I:47 |
| トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO
録音:2006年5月8−9日、9月13−15日メーレンバッハ、ビュルガーハウス 快調に進むハイドン・シリーズの最新作は、作曲者お気に入りの名作「悲しみ」を含む3曲を収録しています。 随所でみられるテンポの揺らしや鋭利なアクセントの多用。そして急と緩との激烈なコントラスト。これでこそ「悲しみ」というニック ネームの由来にもなった、ハイドン自らが亡くなる際に演奏を希望したといわれるアダージョの美しさも活きてくるというもの。音楽評 論家の安田和信氏が「古典派時代の聴衆が音楽から感じ取った熱狂と興奮を現代に蘇らせることにこそある」と評したように、わたした ちが忘れかけていたなにかを思い起こさせる力がかれらの演奏にはあります。ピリオド・アプローチの最先端を突き進むコンビが生み出 すたまらなく刺激的な音楽は、いままさに旬を迎えたといえるでしょう。 |
![]() Chandos CHSA-5057(1SACD) |
エルガー:交響曲第3番Op.88(ペイン補筆完成版)/行進曲《威風堂々》第6番(ペイン補筆完成版)/過ぎ去りしあまた誠の王女たち(ペイン編曲/管弦楽版) |
| リチャード・ヒコックス(指)BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ、エイドリアン・パーティントン・シンガーズ
シャンドスの代名詞であり、現代最強のイギリス音楽のスペシャリストとしてその名を馳せるリチャード・ヒコックスがエルガーの生誕150年記念として進めてきた交響曲の録音。交響曲第2番(CHSA 5038)、交響曲第1番(CHSA 5049)で成功を収めてきたヒコックスが遂に未完の交響曲第3番に着手!しかもカップリングも未完の威風堂々第6番! 未完の交響曲第3番に対して「誰も手を付けてはならない」という言葉を残してこの世を去ったエルガーだったが、その死から数十年。BBCの委嘱を受けたイギリスの作曲家アンソニー・ペインの補筆によって1997年にエルガーの「交響曲第3番」が完成。翌年の1998年にロイヤル・フェスティヴァル・ホールで行われた待望の初演では、ペインに対してもスタンディング・オベーションが贈られたそうです。 「交響曲第3番」と同じくエルガーの死によって未完となり、1996年までそのスケッチすら陽の目を見ることが無かった「威風堂々第6番」。2005年にアンソニー・ペインによって補筆が着手され、2006年のプロムスでその全容が明らかとなった「威風堂々第6番」は、このヒコックスによる演奏が世界初録音となります。 また軍楽隊と合唱のために書かれた「過ぎ去りしあまた誠の王女たち」のペインによる管弦楽編曲版がカップリングされるなど、エルガーのアニヴァーサリー・イヤーを締め括るに相応しい充実の内容はイギリス音楽ファン必聴! |
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| Edition HST HST-047(1CD) 税込価格 |
ヴァンハル没後194年命日演奏会 ガスマン:交響曲ホ短調、オルドニュス:交響曲ト長調Brown I:G5、ヴァンハル:チェロ協奏曲ハ長調Weinmann IId:C2、交響曲ト長調Bryan G4 |
| 小原圭太郎(Vc)、室伏正隆(指)ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
録音:2007年8月、東京府中の森芸術劇場ヴィーンホールでのライヴ録音 交響曲、弦楽四重奏曲などの世俗音楽作曲を1780年代に絶筆したヴァンハル(1739-?1813)は、その後、精神病克服の神への感謝から教会音楽作曲へ専念し、死の年1813年8月も病床の中でミサ曲を作曲し続けていたと伝えられます。 その没後194年特別演奏会では、ヴァンハルゆかりの作曲家作品が取り上げられました。同郷ボヘミア出身先輩のガスマン(1729-1774)とは、イタリア留学中ローマで一緒になり、ガスマンのオペラ「エチィオ」上演作業を協力した。オルドニュス(1834-1886)はヴィーン出身で、1760年代ヴィーン上京したヴァンハルは彼の作風を手本にヴィーン音楽界で頂点を極めた人。プログラムのメイン、ヴァンハルのハ長調チェロ協奏曲は、イタリア留学後の1770年代後半の作曲と推定され、昨年のイ長調協奏曲を凌ぐスケールで作曲されており、「唄うアレグロ」の第一楽章、「優美なカンタービレ」の第二楽章、イ短調との対比が見事なロンド第三楽章は正に当時ヴァンハルが一番人気だった事を連想させます。 |
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| Profil PH-08011(1CD) |
フランク:交響曲 ニ短調、レスピーギ:交響詩「ローマの松」* |
| ユーリ・アーロノヴィチ(指)ウィーンSO、ルドルフ・ショルツ(Org)*
録音:1985年3月20 日ウィーン、ムジークフェライン大ホール(ライヴ) オーストリア放送協会提供の音源による復刻。戦時の実体験にもとづく迫真の「レニングラード」(PH.07009)が強烈な印象を与えた、アーロノヴィチによる注目のライヴ第2 弾。数多くの録音を残し相性の良さをみせるウィーン響との顔合わせによる今回は、鬱蒼とした響きで重く濃い味わいのフランクと豪華絢爛なレスピーギというプログラム。当時Wiener Zeitung やDie Presse の演奏会評でも大きく取り上げられました。なお、当夜はほかにハインリヒ・シフの独奏でプロコフィエフの交響的協奏曲も演奏されています。 |
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| ORFEO ORFEOR-724071(1CD) |
ブルックナー:交響曲第8番 |
| ヨゼフ・カイルベルト(指)ケルンRSO
録音:1966年11月4日,ケルン,フンクハウス(ステレオ) ブルックナーとカイルベルト、どちらもドイツ気質丸出しの音楽性ゆえ、相性は合いそうなのですが、CD で聞けるのは6番、9番 (TELEFUNKEN)と、4番、7番(N 響とのライヴ)だけ。傑作第8交響曲を聞きたい!というのは、カイルベルト・ファンの念願でした。それがついに叶えられます!1966年のケルン放送へのライヴ録音で、ステレオです。カイルベルトの指揮は、期待通り骨太で一本木なもの。 ハース版を使用しつつも、随所にロマンティックな表情を見せ、動的な情感が醸されており、決して生真面目一本の無粋なブルックナー になっていないのがカイルベルトの見事なところ。ケルン放送交響楽団がそれに立派に応えています。ライヴといっても放送用の少人数 の入りだったのか、ノイズもあまり多くなく、蔵出し音源の新鮮さもあって、この年代としてはかなり聞きやすいもの。近年は稀になっ た男気のブルックナーに胸を熱くできることでしょう。 |
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| ORFEO ORFEOR-723071(1CD) |
ワーグナー:ジークフリート牧歌、ブラームス:交響曲第4番 |
| ハンス・クナッパーツブッシュ(指)ケルンRSO
録音:1953年5月8日,ケルン,フンクハウス 海賊盤で伝説となっていたクナッパーツブッシュの録音がついに正規盤で登場! 1953年5月8日の公演のライヴ録音です。クナッパー ツブッシュのブラームスでは、第3交響曲が有名で録音も多数残されていますが、第4交響曲はわずかに2種が残るだけ。このケルンでの 演奏は、クナッパーツブッシュの指揮した交響曲の中でも最も豪演として名高いもの。ブラームスを完全にワーグナーの同時代人として 捉え切った深いロマンティシズムに彩られた演奏です。ジークフリート牧歌は、過去に発売されたCD もわずかな珍しい音源。こちらはリ ラックスムードの中に豊かな喜びが繰り広げられています。どちらもWDR の蔵出し音源を使用、音の鮮度も上がりました! |
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| Hanssler 93-139(2CD) |
マーラー:交響曲第2番「復活」、ハイドン:交響曲第86番 |
| ハンニ・マック=コザック(S)、ヘルタ・テッパー(A)、シュトゥットガルトSWR
声楽アンサンブル、シュトゥットガルト・バッハcho、カール・シューリヒト(指)SWR
シュトゥットガルトRSO
録音:1958年4月17日シュトゥットガルト・リーダーハレ、1954年5月20日シュトゥットガルト・ゼンデザール・ヴィラ・ベルク* すべてSWR アーカイヴ収蔵の正規音源。「カール・シューリヒト・コレクション1950 − 1966」(93.140)のボーナス盤として収録されていた内容がようやく単独で入手できるようになりました。 巨匠の貴重な至芸に触れられるのは無上の喜びといえますが、とくにハイドン。終楽章の速めのテンポでもピシッとみごとに揃った低 弦のパッセージは、これぞシューリヒト名人芸のきわみともいえる聴きどころとなっています。なお、このハイドンについては先ごろ mediciMASTERS(MM.016)からも同一の内容がリリースされたばかり。マスタリング・エンジニアの違いによる音の仕上がりを聴き比 べてみるのも興味深いところです。 |
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| BIS BISSA-1547(1SACD) |
マーラー:大地の歌(中国語歌唱版) |
| ニン・リャン(Ms)、ウォーレン・モク(T)、ラン・シュイ(指)シンガポールSO
マーラーの「大地の歌」は、李白や孟浩然の漢詩をドイツ人ベトゲが自由に独語訳したとされています。ここで はその歌詞を香港在住のダニエル・ングがオリジナルの漢詩に戻した中国語で歌唱している注目盤。さらに独唱、オーケストラ、指揮者 ともに中国系という点も徹底していて、マーラーが込めた中国的色彩がより濃厚となっています。 (071011Ki) |
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| ARCO DIVA UP-0099-2(1CD) |
マーラー:交響曲第4番ト長調 |
| カロリナ・ベルコヴァー(S)、ヴラディミール・ヴァーレク(指)チェコRSO |
| Hanssler 93-212(1CD) |
モーツァルト:交響曲第12番、交響曲第29番、交響曲第39番 |
| サー・ロジャー・ノリントン(指)SWR シュトゥットガルトRSO
録音:2006年9月シュトゥットガルト・リーダーハレ、ヘーゲルザール(2006 年シュトゥットガルト、ヨーロッパ音楽祭ライヴ) 2008年1月に4年ぶりの来日公演が予定されているノリントン&手兵シュトゥットガルト放送響。かれらが2006年作曲家生誕250周 年のアニヴァーサリーに行なったモーツァルトのライヴは、“ピュア・トーン”の生み出す清潔であたたかみのある響きがあらためて 評判となりました。「ジュピター」ほか(93.211)につづく第2弾では、ノリントンが同じ2006年11月のN 響定期でも取り上げて大い に話題を集めた第39 番、後期の6曲に連なる人気作の第29番、1771年イタリア楽旅の合間をぬってザルツブルクで書かれた第12番を 収めています。ピリオド・アプローチの過激さだけでいえば今ではほかにいくらもありますが、優美やユーモアといったモーツァルト に必要なものが失われることなく、さまざまな試みの結果として面白く活き活きと聴かせる手腕はまさに面目躍如といったところでしょ う。このモーツァルトはノリントンらが到達したこれまでで最高の成功例といえるのではないでしょうか。 ノリントンが当オケの首席指揮者に就任して来年で10年。さらなる深化を遂げた彼らとの出会いに今から期待が高まります。 (071009Ki) |
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| 露OLYMPIA MKM-204(1CD) |
タネーエフ:交響曲第4番、スクリャービン:ピアノ協奏曲 |
| アンドレイ・コロベイニコフ(P)、ミハイル・スニトコ(指)サンクトペテルブルクSO
録音:2006年、サンクトペテルブルク、フィルハーモニー |
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![]() Pentatone PTC-5186.083(1SACD) |
プロコフィエフ:交響曲第5番、戦争終結に寄せる頌歌Op.105* |
| ウラディーミル・ユロフスキ(指)ロシア・ナショナルSO
録音:2005年9月ライヴ、2007年2月* プレトニョフが創設したロシア・ナショナル管を主席客演指揮者ユロフスキが指揮して打ちたてた金字塔!ユロフスキの演奏はラフマニノフの「交響的舞曲」(LPO)でもそうでしたが、外面的な効果をを上げやすい作品でも決してそれを目的とせず、内面に暗く屈折したものを抱えならが音楽を豊かに醸成させるのが大きな特徴ですが、この「第5番」もまさにその典型。しかもこの作品の演奏で、直截なダイナミズムのみならず、細やかな感情表現も完全に同居させ、ここまで格調高く濃密な内容を誇る作品として再現した演奏は他にあまり聴いたことがありません。第1楽章冒頭の木管の導入部分は、なんとも柔らかな感触。まずその繊細な音の質感にハッとさせられますが、楽章後半に至ると音楽がどこまでも膨張し続け、重量感抜群の大伽藍を築きます。テンポの操作も実に念入り。第2楽章はリズムの立ち上がり自体は鋭角的ながら音に独特の憂いが宿り、まさに苦悩の舞曲。また、各声部の隈取が恐ろしく明確なので、感情の軋みがじりじりと聴き手に伝わるのです。2:09から突如ギアチェンジしてテンポを上げますが、この切迫感も聴きもの。2:24のフレーズ結尾で、弦がガガガッっと唸りを立てるのも衝撃的。後半7:24からコーダまでの緊張感の高さと神々しいばかりの立体感は空前絶後と叫びたくなるほど魅力的で、ユロフスキの才能を示す象徴的なシーンです。第3楽章はショスタコーヴィチを思わせる苦渋に満ちたニュアンスで一貫。全楽章通じて言えることですが、ここで現れる全ての表現は指揮者が演奏に際して意図して築いたという性質のものではなく、ユロフスキ自身の人間性や精神構造そのものが音楽に乗り移ったかのような印象を強く残すので、その説得力が尋常ではないのです。終楽章はこの演奏が破格の名演であることを更に確信させる凄演!何気ないバスの合の手さえ凄み満点。とにかくこれほど多くの音楽的な情報がこの楽章に詰まっていたのかと驚きを禁じえません。最後に忘れてはならないのは、ロシア・ナショナル管の巧さ!磐石のアンサンブル能力と有機的な声部バランスの妙は、創設者プレトニョフの指揮の下では感じにくかったもの。なお、交響曲はライヴ収録ですが、会場ノイズは一切なし。 「戦争終結に寄せる頌歌」は、と8台のハープと4台のピアノ、管楽器セクション(吹奏楽編成)と8台のコントラバスという大曲。 |
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| Etcetera KTC-1342(1CD) |
フランチェスコ・パスクアーレ・リッチ(1732−1817):6つのシンフォニアOp.2(世界初録音) |
| ヤン・ウィレム・デ・フリエンド(指)オランダ放送CO
録音:2002年1月 イタリアの中流階級の家庭に生まれコモ大聖堂の楽長などを務めたリッチは、ハーグやアムステルダムで自らの作品の出版を行うなどオランダに縁の深いイタリア人作曲家。モダン楽器とピリオド奏法を組み合わて演奏を行うコンバッティメント・コンソート・アムステルダムで音楽監督フリエンドが、オランダ放送室内管(現オランダ放送室内フィル)を巧みにコントロールしており洗練された録音に仕上げています全曲世界初録音。 |
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| PREISER PRCD-90618(2CD) |
ウィーン・フィルゆかりの作品集 モーツァルト:交響曲第40番、クラリネット協奏曲*、交響曲第33番*、ハイドン:交響曲第99番#、シューベルト:交響曲第3番##、交響曲第5番## |
| ウィルヘルム・フルトヴェングラー(指)、ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)* ヨゼフ・クリップス(指)、カール・ミュンヒンガー(指)##、VPO、レオポルド・ウラッハ(Cl) いまは亡き名指揮者たちがウィーン・フィルと残した名曲を集めています。なつかしい絶頂期のウィーン・フィルのひびきを堪能できます。 |
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| Glossa GCDSA-922204(1SACD) |
エルガー:交響曲第1番/オラトリオ《神の国》Op.51〜前奏曲 |
| マーティン・ブラビンズ(指)フランダース放送O
ニケやパンドルフォ、ブリュッヘン、メイヤーソン、ラ・ヴェネクシアーナ・・・。数多くの世界的な古楽器奏者の録音をリリースしているグロッサからなんとエルガーの生誕150年記念アルバムが登場。グロッサ2度目の登場となる名門フランダース放送管を率いてこのエルガーでタクトを執るのは、ハイペリオンでもお馴染みのマエストロ、マーティン・ブラビンズ。有名無名にかかわらず膨大な数のイギリス作品をレパートリーとしているブラビンズは、イギリス音楽の新たなスペシャリストとして大きな期待を浴びています。 |
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![]() Audite AU-234041(2CD) |
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」、交響曲第2番、交響曲第7番* |
| カール・べーム(指)バイエルンRSO
録音: 1978年12月7-8日、1973年5月3日* 以上、ミュンヘン・レジデンツ・ヘルクレスザール(ステレオ・ライヴ) すべてバイエルン放送アーカイヴの正規音源からの復刻。5歳の時に生地グラーツで観た初めてのオペラ「フィデリオ」に始まるベー ムとベートーヴェンとの出会い。以後の音楽活動の原点になったと本人も述懐しているとはいえ、ベームによるベートーヴェン録音そ のものはけっして多いとはいえません。ウィーン・フィルとの全集(70 〜 72年)完成後に行なわれたバイエルン放送響とのライヴは、 あふれる躍動感とキリッと剛毅で構えの大きな音楽づくりがみごと。音質もすぐれています。 |
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| MEMORIES MR-2028(7CD) |
ワインガルトナー/ベートーヴェン:交響曲全集 交響曲第1番(VPO、1937年10月19日)、交響曲第2番(LSO、1938年3月2日)、交響曲第3番「英雄」(VPO、1936年5月)、交響曲第4番(LPO、1933年11月)、交響曲第5番「運命」(LPO、1933年)、交響曲第6番「田園」(RPO、1927年1月)、交響曲第7番(VPO、1936年2月)、交響曲第8番(VPO、1936年2月)、交響曲第9番「合唱」(VPO、ヘルツグリューバー=S、アンダイ=Ms、マイクル=T、マイル=Bs、1935年2月)、ハンマークラヴィーア・ソナタ=管弦楽編曲版(1930年3月)、ピアノ協奏曲第3番(マルグリット・ロン、COP、1939年6月)、三重協奏曲(VPO、オドノポソフ=Vn、アウバー=Vc、モラレス=P、1937年10月)、「フィデリオ」序曲(LPO、1938年10月)、「献堂式」序曲(LPO、1938年10月)、アテネの廃墟(LSO,1940年2月)、「エグモント」序曲(VPO、1937年)、「レオノーレ」序曲第2番(LSO、1938年2月) |
| 巨匠ワインガルトナーのベートーヴェン全集は様々なレーベルでCD化されておりますが、ボックス全集化となりますと国内盤東芝盤、もしくはGrammofono2000(編集欠損のある欠陥版)ぐらいでいずれも入手不可能です。今回のMEMORIES盤は、SPコレクションのみならず、再発LPなども、その復刻ソースとして、再生マスタリングされたとのことで、針音をむしろ盛大に取り込んだために、迫力と音域が増し、大人しい指揮者と思われがちなワインガルトナーも結構燃えていたんだなあという感慨を新たにさせる自信作とのことです。完全限定盤。 | |
| GRAND SLAM GS-2025(1CD) |
ブラームス:交響曲第1番、ハンガリー舞曲第1番*/第10番*、交響曲第1番〜第1楽章#、交響曲第1番〜第4楽章(抜粋)# |
| ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO、BPO*
録音:1947年11月17日-20日ウィーン・ムジークフェラインザール、1930年ベルリン高等音楽院*、不明# 音源:HMV(France, LA VOIX DE SON MAITRE) DB 6634/6638, DBS 6639(2VH7083-1/7084-2/7085-1/ 7086-2/7087-2/7088-2/7091-1/7092-1/7093-1/7099-1/7100-1)、 Polydor(Germany) 90190 (2530 1/2BH1/ 2587 1/2BH1)*、 Nippon Columbia(Japan) DXM-163-VX# ■制作者より 1947年にウィーン・フィルと録音されたブラームスの交響曲第1番は、フルトヴェングラーの演奏の中では決して高く評価されていません。 しかし、その一因は復刻する際の加工の仕方によるものが大きいようです。この演奏を復刻する際にはたいていの場合オリジナルのイギリ スHMV のSP 盤(78 回転)が使用されますが、このイギリス盤はカートリッジで再生すると高域に独特のきついノイズを生じます。そのノ イズは大なり小なりカットして復刻するのですが、そうなるとどうしても原音の輝きや艶を失ってしまいます。しかし、このディスクで使 用したフランスHMV盤はイギリス盤に比べて高域のノイズはかなり少なく、SP盤に刻まれた情報を限りなく忠実に復刻することが可能とな りました。従いまして、従来の復刻盤と比較して大きく異なる印象を抱く人は多いかと思います。なお、余白には戦前のポリドール盤から の復刻である個性の濃厚なハンガリー舞曲を2曲(ベルリン・フィル)収録しました。これも原音を忠実に生かすように復刻をしています。 また、ボーナス・トラックには1973年に日本コロムビアから発売されたブラームスの交響曲第1番の抜粋を収録しています。このコロムビ ア盤は当時「録音年不詳」として発売されましたが、のちにこのディスクのブラームス第1 と同一のSP からの復刻と判定されました。しか し、その後このコロムビア盤に関しては「ベーム指揮、ウィーン・フィルのSPのテイク(1942年、ドイツ・エレクトローラ)が一部に挿入 されている」とする説も浮上し、その論争にはいまだに終止符が打たれていません。制作者もこのディスクの演奏とコロムビア盤とは同一 のものと判断していますが、詳細に比較すると、たとえば第1楽章の序奏部の最後の部分では演奏ノイズが若干異なるような気もします。 そのあたりも熱心なファンの方の耳で実際に確かめていただきたいと思い、あえてボーナス・トラックとして加えました。 (平林 直哉) ■解説書の内容 これまでと同様に、交響曲第1番の英グラモフォン誌の批評の邦訳を掲載します。さらに、コロムビア盤LPに掲載された岡俊雄氏の解説も 当時の貴重な資料として特別に再掲載します。 |
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| MYTHOS MPCD-9019(1CD) |
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 |
| ウィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO
録音:1943年6月27ロー30日 /旧ソビエトVSG盤からの復刻 旧ソヴィエト時代の謎に包まれた音源リストにあっ七、その最高峰とされているVSGレーベ ル。そして、この5番の音源には青松明や灯台レーベルしか存在しないと信じられていた いままでの常識がついに打ち崩されます。ミソスのライブラリーにはあるはずのないVSG レーベルが存在していたのです。旧ソヴィエトの放送関係者から入手したというこの盤は、 もちろん世界で初めてここに復刻されるのです。いままで最高と言われていた青松明や灯 台レーベルの音をさらにクリアーにして、奥行きと凄みを増した音楽が間違いなくここに刻 まれています。いままで極々限られた一部の人間しか聴くことのかなわなかった幻の音源 が、ついに光を当てられることとなった音楽史に刻まれるべき1枚なのです。(MYTHOS) ※こちらはCD-Rではなく、通常のCD盤です。 |
| OTAKEN TKC-311(1CD) |
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、交響曲第4番* |
| ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)VPO
録音:1954年2月28,3月1日 ウィーン・ムジークフェラインザール 1952年12月1〜2日 ウィーン・ムジークフェラインザール* 音源:EMIによる商業用正規録音 ガラスCDに迫る音質のプレスCDでフルトヴェングラーの「運命」を聴く。 私ども復刻盤愛好家がレコードよりの復刻、いわゆる板起しにこだわってきた理由は、これまでの市販CDの音に満足出来なかったからに他なりません。しかし最近になってCDの音を悪くしている原因が、粗雑なスタンパー製作とプレス時の不純物であることが解明され、決してデジタルがアナログに劣っているわけではないことが判明して来ました。そこで当社は音楽CD製作を専門とし且つ国内最高水準の精度と純度を出すスタンパー製作会社およびプレス工場と提携し、超高音質で話題になったガラスCDに迫る音質のプレスCDの製作に成功いたしました。これにより、我らがフルヴェングラーの録音がかつてない最高音質で甦る道が開かれました。この方法ですと、音源を大変忠実に再現するため、当然マスターの音の良否が問われることになります。幸い、フルトヴェングラーの1952年以降の正規録音は、マスターにおいてすぐれた音質で保存されていることが確認され、この度そのうち何点かコピーIDフリーの状態でマスターコピーの提供をお受けすることができました。文字通り前代未聞の音で巨匠の名演の数々を順次ご提供させていただくことが可能となったわけです。まずは54年の「運命」。カップリングの「第4」共々私事で恐縮ですが30数年前初めて聴いた擬似ステレオLPのぼんやりした音から見れば本当に隔世の感がある見事な音で甦りました。この音で聴くとフルトヴェングラーのベートーヴェンには、例えばパーヴォ・ヤルヴィのような現代のスタイルのベートーヴェンを支持される方にも受け入れられるはずの斬新性が先取りされていたことが判明します。フルトヴェングラーは決して古弁ではなく何時もfull弁なのです。(オタケン・レコード 太田憲志) |
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| Audite AU-95584(1CD) |
ハイドン:交響曲第44番「悲しみ」、交響曲第98番 |
| フェレンツ・フリッチャイ(指)ケルンRSO
録音:1953年、1952年ケルン(ライヴ) バッハからB.A.ツィンマーマンまで広範なレパートリーを誇った名指揮者フリッチャイ。1947年ザルツブルク音楽祭でクレン ペラーに代わり、アイネムのオペラ「ダントンの死」初演を成功させたエピソードは有名で、同時代作品のエキスパートとして注目さ れました。師バルトークとコダーイや、ストラヴィンスキーの音楽を広めたのも大きな功績です。1950年代初めケルン放送響にひんぱ んに登場した彼は、シンフォニー・コンサートで、また録音目的で同時代の作曲家の作品を取り上げていますが、そのなかにはハイド ンも含まれていました。 このたびaudite のフリッチャイ・シリーズに登場する内容はすべて初出。快速なテンポとクリアな響き、引き締まったフォルムの美 しさが、この頃のフリッチャイのスタイルをよく伝えています。“簡潔ゆえにかえって演奏がむずかしい”といわれるハイドン。当時 のコンサート・プログラムではどちらかといえば無視されていたハイドンに着目しているのもフリッチャイの見識の高さを示していま す。WDR アーカイヴからの復刻で音質もたいへん良好。 |
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| TDKコア TDKAD-024(1CD) |
モーツァルト:交響曲第31番「パリ」、ハイドン:交響曲第83番「雌鶏」、交響曲第86番、交響曲第31番〜第2楽章[アンコール] |
| 鈴木秀美(指)オーケストラ・リベラ・クラシカ
録音:2007年6月29日 東京・浜離宮朝日ホール(ライヴ) オーケストラ・リベラ・クラシカの第18回演奏会より、ハイドンの「パリ交響曲」から2 曲を、モーツァルトの「パ リ」とともに収録しています。 完成度が高くアイデア満載の「パリ交響曲」を、長年培ったOLCのサウンドが最良のかたちで表現された演奏です。またパリの大きなオー ケストラでの演奏のため書かれたかなりの規模をもった交響曲「パリ」では、新メンバー4 人も加わり当時の熱狂した聴衆を追体験するよ うな、エネルギーに満ちた演奏を聴かせています。この作品の第2 楽章には、依頼人の要望で書き換えた別バージョンがあり、アンコール としてこの録音に収録されています。 |
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| JVC JMM24XR-02(1CD) 税込定価 |
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 |
| アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC響
録音:1953年2月2日、ニューヨーク、カーネギー・ホール/JVC K2 24 BIT REMSTERING/MONO [オリジナル・プロデューサー] リチャード・モア [オリジナル・レコーディング・エンジニア] ルイス・レイトン [リマスタリング・エンジニア] 杉本一家 (JVC マスタリング・センター) [マスターテープ・トランスファー] アンドレアス・マイヤー(ニューヨーク・ソニー・スタジオ) 1961年に擬似ステレ オ・シリーズに選ばれたことからも判るように、その音質の良さもトスカニーニの全録音中群を抜いた存在。 「新世界より」は、トスカニーニにとって、ごく初期からのコンサート・レパートリーに属する作品であり、1897年、 30歳の時にすでにトリノで指揮しています。NBC交響楽団時代には演奏会で5回取り上げており、当録音は、その最後となった1953年1月31日の演奏会の2日後にRCA によって録音されたもの。トスカニーニの「新 世界より」解釈は、構成感が希薄だと思われがちなこの交響曲に明晰なまでの論理的秩序をもたらした画期的 なものであり、この交響曲を語る上で欠くことの出来ない名盤とされています なおジャケット画は、初出LP に使用されたエドワード・ホッパーらと並ぶアメリカの国民的画家、チャールズ・ バーチフィールド(1893-1967)による「11 月の夕べ」。大のドヴォルザーク・ファンであったバーチフィールドは、 1920 年にアコースティック録音で初めて聴いたストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団による「新世界よ り」第2楽章(短縮版/アコースティック録音)に鮮烈な衝撃を受け、そのインスピレーションをもとに「11月の夕 べ」のスケッチを書いたという。(このジャケットでは日本初出の可能性あり) 『今回のXRCD 化の成果は実にめざましい。トスカニーニならではの引き締まった演奏の推進力、そこにある エネルギーと輝かしい表現の気迫がさらに鮮明かつリアルに前面に押し出されるとともに、ほとんど対照的とも いえる表現のしなやかさ、音色やアンサンブルに漂う実に柔軟な情緒や陰影感といったものまでもが心にくい美 しさと拡がりを持って聴き手の眼前に再現されており、イメージを一新させる。ことにオーケストラの巧さと感覚 的表現力の素晴らしさに対する認識は大きく変えられるはずである。半世紀以上も前の演奏ではあるが、NBC 交響楽団が文字通り当時の最先端をいくヴィルトゥオージ・オーケストラであった事実を突きつけられることにな るが、もちろんそれは嬉しい衝撃である。』(諸石幸生、ライナーノーツより) ■「XRCD24 RCA トスカニーニ・オリジナル・エディション」の発売にあたって( 杉本一家 [XRCD24 プロデューサー、マスタリング・エンジニエア]) トスカニーニの録音をXRCD24 化するにあたっては、まずXRCD24 の大原則である真正のオリジナル・ マスターテープを使用するという点にこだわりました。トスカニーニの録音は、LP 時代に何度も再発売され る過程で、コピーやマスタリングが繰り返され、オリジナル・マスターテープの音とはずいぶんかけ離れた ものになってしまいました。B.H.ハギンの名著『トスカニーニとの対話』で明らかにされているように、RCA は同一のカタログ番号であっても、再プレスする際にマスタリングし直して発売することが多々ありました。 ハギンはそうしたマスタリングを「enhancement(エンハンスメント=強化、強調)」と称していま。これは、エ コー・チェンバーを用いて人工的なエコーを加えたり、特定の音声帯域を持ち上げて強調したり、またステ レオ時代に入ってからは擬似ステレオ・イメージを付加したりすることで、「より聴きやすくする」のが目的で あったと思われますが、冷静に結果としてみるといたずらに刺激的な音に変貌しただけでした。特にLP 時 代のトスカニーニ・サウンドのイメージであるヴァイオリンなどの高音域や金管が異様なほどに強調された 「硬い・きつい・きたない」の「3K サウンド」は、この人工的操作によって生み出されたものといえるでしょう。 これが良い意味でも悪い意味でも、LP 時代のトスカニーニのサウンドを長年にわたって規定してしまった のです。 このイメージを打破したのが、当時のBMG クラシックスが故ジョン・ファイファーの監修で1990年から 1992 年にかけて完成させたCD82 枚組の全集でした。この時のCD 化によって、トスカニーニの録音の大 部分が、人工的な操作のされていないオリジナル・マスターテープから真正のモノラルで復刻されたので す。LP 時代の刺激的なトスカニーニのサウンドに慣れていた耳には大人しく響いたかもしれませんが、そ れこそがオリジナル・マスターテープに刻みこまれたサウンド・イメージであり、よく聴くと非常にバランスの 取れた、緻密な音作りがなされていることがよく判ります。LP 時代には不自然なバランスでマスタリングさ れていたがゆえに聴き取ることの出来なかったディテールまでがクリアになり、トスカニーニが作り上げた 演奏のイメージが明確に届くようになったのです。 今回のトスカニーニのXRCD24 化は、この成果の上に立つものです。 ペンシルヴァニアの山中にあるBMG のテープ・アーカイヴに保管されているトスカニーニのオリジナル・ マスターテープは、76cm/30ips で録音されており、記録されている音の情報量の多さ、密度の濃さ、SN の 良さ、ダイナミック・レンジの広さは驚くべきものです(これまでの私自身の経験では、巷間ささやかれてい るような転写や音質劣化などの「アナログ・テープの経年変化」は、保存状態が万全である限り、皆無とい えましょう)。XRCD24化にあたってのわれわれの仕事は、それをそのままそっくりCDというパッケージに移 し変えることでした。 同一番号で複数残されている場合もあるマスターテープの選定に際しては、ニューヨークのソニー・スタ ジオのアンドレアス・マイヤー氏(彼は現在日本で発売されているグレン・グールドの紙ジャケット・シリー ズのリマスタリングも手がけている有能なプロデューサー/エンジニアです)と、スタジオのテープ・アーカ イヴのスタッフの知識と経験に多いに助けられました。 オリジナル・マスターテープの再生に当たっては、乾燥のせいで離れてしまう編集箇所のスプライスを一 つ一つつなぎ直し、今となっては希少なモノラル・ヘッドを使用して適正な位相でプレイバックしています。 よく見過ごされがちなこの基本中の基本を厳守することによって、オリジナル・マスターテープの情報を最 大限に引き出すことが出来るのです。またモノラル録音こそ、ステレオ・セパレーションのギミックがないだ けに、真の音質向上が問われます。今回のXRCD24化に当たっては、純正モノラル・サウンドの再現にこだ わり、究極のリマスタリングを実現しました。 なお、トスカニーニ録音のXRCD24 化のレパートリーの選定にあたっては、 @NBC 交響楽団との録音であること ANBC の放送録音ではなく、RCA による録音であること Bテープ録音(つまり1949 年12 月以降の録音)であること C8H スタジオなどではなく、音響の良いカーネギー・ホールでの録音であること Dトスカニーニの代表的な名盤であること を原則としました。アコースティック時代の1920 年から引退する1954 年まで膨大な録音をおこなったトス カニーニの場合、同一曲でも複数の録音が残されていることが多いのですが、そうした場合は以上の原則 に基づいて選んでいます。 最後に、トスカニーニのRCA 録音がどのように行われたか、”TOSCANINI PLAYS YOUR FAVORITES” (LM-1834)のジャケットに記されたインフォメーションを付け加えておきましょう。 『これらの録音は、マエストロ・トスカニーニとNBC 交響楽団によって、ニューヨークのカーネギー・ホール で行なわれました。同一曲が放送用の演奏会で取り上げられた後に録音されたのです。トスカニーニの創 り出したオーケストラ各パートのバランスを正確に記録するために、あらゆる周波数帯を満遍なく、しかも 広範囲の角度で記録できる録音用のコンデンサー・マイクロフォンが1 本、指揮台の約16 フィート(約4.8 メートル)上に吊り下げられました。このマイクによって収録された演奏は、RCA 製のテープ・レコーダー RT-2 によって30ips で原音を損なわぬよう記録されました。』 トスカニーニ指揮NBC 交響楽団の録音が全てこのような形で行なわれたかは定かではありませんが、そ れぞれの録音を比較してみると、これに類したシンプルなセッティングであったと思われます。こうしてオリ ジナルマスターテープに刻まれたトスカニーニの演奏情報を、最大限に引き出してCD という器に移し替え るのが、私どものXRCD24 の究極の目標であるのです。 没後50 年にふさわしい感動刷新のXRCD24 によるトスカニーニ 諸石幸生[音楽評論家] 1867 年イタリアのパルマに生まれ、1957年ニューヨークに89才で亡くなったアルトゥーロ・トスカニーニ は、今年(2007年)が没後50年、生誕140 年になる。フルトヴェングラー、ワルター、メンゲルベルクらと並 んで20 世紀楽壇をリードした巨匠中の巨匠だが、後世に与えた影響力も傑出、カラヤン、ショルティ、ジュ リーニ、アバドなど幾多の後継者を生み出している。 トスカニーニが生きた時代は2 つの世界大戦を経験した過酷な時代であり、指揮者の生き方も政治抜き には語ることができないほど影響を受けてきた。ことに大戦中アメリカにあったトスカニーニとドイツに留ま ったフルトヴェングラーは対照的な個性と存在感でそびえたつこととなり、演奏のあり方はもとより、人間性 までもがあたかも相容れないものでもあるかのように喧伝されてきたほどである。確かに世界が分断され、 物事が敵か味方か、西か東か、といった二元論で即断されるような時代にはそうした対照性が好むと好ま ざるとに関わらず評価の基準になったことは事実であろう。 だが、フルトヴェングラーもトスカニーニも去って既に半世紀が過ぎた現在、2 人の巨匠たちが残した業 績を、私たちはともに20 世紀の演奏芸術の頂点を究めたかけがえのない表現活動として冷静に受け入れ、 また学び取ることこそが求められているように思われてならない。なぜなら21 世紀の演奏芸術は今なおこ の両者の存在なくしては語ることができないほど影響され、彼らが撒いた種子のもとに花を咲かせている からである。 当然、そこには改められるべき認識もある訳だが、ことにトスカニーニに関しては誤解されてきた側面が 大きい。中でも録音で残された彼の演奏は乾いたサウンドに傾きがちで、明晰でドライな演奏こそがトスカ ニーニの真髄と錯覚され、豊麗さや甘美さとは無縁と思われてきた点は残念であった。確かにトスカニー ニの演奏は余情を排してそそりたつ音の結晶であったが、だからといって音楽が避け難く備える甘美な美 しさと情緒を排除したものなどでは決してなかった。ただ当時の録音技術ではその魅力の全貌を捉える点 で限界があったのである。 もう十数年も前のことになるが、筆者はトスカニーニの孫であるワルフレード氏をニューヨーク郊外の自宅 に訪ねた。そしてその時、NBC 交響楽団の旧メンバーに話を聞く機会を設けてもらったが、「トスカニーニは ドライな響きが好きだったようですね。録音に聴くNBC 交響楽団のサウンドはそういう音ですから」という私 の質問を彼らが完全に否定したことが鮮烈に思い出されてならない。「考えてもみて下さい、私たちは当時、 おそらく世界最高の銘器が集った贅沢なオーケストラだったのですよ。あの豊麗なサウンドは実に見事な ものでした」とは楽員の共通した意見、いや主張であったのである。 今回のXRCD24 はまさにそうした誤解を改めていく上で待望のリリースといえよう。トスカニーニが、緊迫 感あふれるドラマと同時に、響きのマジックも作り出していた巨匠であった事実が浮かび上がってくる歴史 的快挙というべきXRCD 化である。これは新しいトスカニーニ発見の旅の始まりともいえよう。 |
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| MARCO POLO MAR-6.220516(1CD) |
ランゴー(1893-1952):交響曲第2番「春の目覚め」(1912-1914年原典/世界初録音)、交響曲第3番 |
| インガ・ダム・イェンセン(S)、ペル・サロ(P)*、トマス・ダウスゴー(指デンマーク国立SO&cho
ルーズ・ランゴー(1893〜1952)は、デンマークの作曲家です。この当時としては急進的な作品を書き、また独自の作風を貫いたことから生前には理解されることがありませんでした。 彼の16曲ある交響曲はどれもが特徴的で大規模なものです。ここに収録された若々しさ溢れた「第2番」などを聴けばわかるように、明らかにワーグナーやR・シュトラウスの影響を受けていて、その管弦楽法の緻密さとドラマチックな音は聴き手の耳を欹てずにはいられません。 |
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| ARTHAUS 101435[AR](DVD) |
ケント・ナガノ コンダクツ・クラシカル・マスターピース第5集 ブルックナー:交響曲第8番/ ドキュメンタリー(ナレーション:英語)、 ケント・ナガノへのインタビュー、 リハーサル風景、 アニメーション |
| ケント・ナガノ(指)ベルリン・ドイツSO
収録:2006年 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)/収録時間:本編:93分、ドキュメンタリー:52分 画面:カラー、16:9 音声:PCM Stereo, Dolby Digital 5.1, DTS 5.1 字幕:フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語/NTSC Region All (Code:0) 大好評、ケント・ナガノとベルリン・ドイツ交響楽団の「コンダクツ・クラシカル・マスターピース」の第5集です。全曲演奏と、リハーサルも含めたドキュメンタリー映像とで名曲を楽しく分析。アニメーションで作曲の背景を解説するなどわかりやすく、知っているはずの名曲に新しい光を当てています。 ケント・ナガノの音楽への真摯なアプローチに胸が熱くなることでしょう。 |
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| ARTHAUS 101437[AR](DVD) |
ケント・ナガノ コンダクツ・クラシカル・マスターピース第6集 R・シュトラウス:アルプス交響曲 /ドキュメンタリー(ナレーション:英語) ケント・ナガノへのインタビュー、リハーサル風景、アニメーション |
| ケント・ナガノ(指)ベルリン・ドイツSO/録時間:本編:56分、ドキュメンタリー:52分
画面:カラー、16:9 音声:PCM Stereo, Dolby
Digital 5.1, DTS 5.1 字幕:フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語/
NTSC Region All (Code:0)
収録:2006年 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ) ケント・ナガノとベルリン・ドイツ交響楽団の「コンダクツ・クラシカル・マスターピース」の第6集です。このシリーズの完結編は、R・シュトラウスの名作「アルプス交響曲」。もちろん全曲演奏と、リハーサルも含めたドキュメンタリー映像とで名曲を楽しく分析。随所に挿入されるアニメーションも良い味を出しています。 |
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| Hanssler 93-211(1CD) |
モーツァルト:交響曲第1番、交響曲第25番*、交響曲第41番「ジュピター」 |
| サー・ロジャー・ノリントン(指)SWR シュトゥットガルトRSO
録音:2006年9月5日*、2006年9月17日シュトゥットガルト・リーダーハレ、ヘーゲルザール(2006 年シュトゥットガルト・ヨーロッパ音楽祭ライヴ) 毎年恒例ノリントン&シュトゥットガルト放送響によるヨーロッパ音楽祭ライヴ。2006年はモーツァルト生誕250周年のアニヴァーサリー ということで、2週間に渡って初期から後期に及ぶ大小20曲以上のシンフォニーが演奏されました。リリースのたびに旋風を巻き起こしてきたこのコンビによる最新アルバムはモーツァルト。ノリントンのモーツァルト演奏ではかつての手兵ロンドン・クラシカル・プレーヤーズとのスタジオ録音がすでに知られ、後期三大交響曲 と「プラハ」(90 91年)のほか、ピアノ協奏曲集、オペラ「魔笛」や「ドン・ジョヴァンニ」、レクイエムなどオリジナル楽器の斬新な 響きを駆使した過激なアプローチが興味深いものでした。また、もうひとつの手兵カメラータ・ザルツブルクとのライヴによる「ジュピ ター」(ORFEOR.567011)やオペラ「ポントの王ミトリダーテ」(ORFEOR.703062)などもありました。 さて、ノリントン&シュトゥットガルト放送響によるモーツァルトの新しいシリーズ。一貫して同時代の演奏様式により可能なかぎり作品 の再創造を標榜する音楽は、大きく進化を遂げていることをうかがわせます。すべての反復の指示に遵った |