湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



LEBHAFT
(日本)


アインザッツレコードが企画・制作のCD-Rをフォーマットとしたレーベル。ザンデンオーディオシステム社製「LCR型フォノイコライザ」を使用し、各レーベルに適応したイコライザカーブで再生しています。歴史的LPからの復刻のため、原盤に起因するノイズが発生する場合があります。



※品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDRです。
品番 内容 演奏者
LBCD-1001
モーツァルト:ピアノ協奏曲第1番〜第4番 ヴォンヌ・ロリオ(P)
ピエール・ブーレーズ(指)
ドメーヌ・ミュジカル

録音:1950年代
原盤:仏Vega C30A353/4
LBCD-1002
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番
2つのヴァイオリンのための協奏曲 BWV1043
シャルル・シルルニク、
ジョルジュ・アルマン(Vn)
ルイ・オーリアコンブ(指)
トゥールーズCO

録音:1950年代
原盤:仏Le Club Francais du Disque 255 

LBCDR-1003
モーツァルト:クラリネット協奏曲K.622
協奏交響曲K.297b
ルイ・ド・フロマン(指)
オワゾリール・アンサンブル
ピエール・ピエルロ(Ob)
ジャック・ランスロ(Cl)
ジルベール・クールシェ(Hrn)
ポール・オンニュ(Fg)

録音:1950年代
原盤:仏L'Oiseau-Lyre OL-LD75
ジャック・ランスロの代表的なレパートリーである「K.622」は後のジャン=フランソワ・パイヤールとの2回のエラート録音に先立つもの。また「K.297b」の4人のソリストはカール・リステンパルトとの録音もあるが、トゥールーズ生まれのフランスの名匠ルイ・ド・フロマンのサポートでさらに優美さが香る。(LEBHAFT)

LBCDR-1004
メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」
序曲「静かな海と楽しい航海」
パウル・クレツキ(指)イスラエルPO

録音:1954年5月
原盤:仏Columbia FCX381
(ジャケット写真は英国盤)
「シューマン:交響曲全集」と共に忘れられない、パウル・クレツキとイスラエル・フィルの録音の最高峰。「スコットランド」も素晴らしいのですが、序曲の素晴らしさには本当にびっくりさせられます。イスラエル・フィルの美感が十二分に反映されているばかりでなく、クレツキの指揮の集中力、気合の入り方が尋常ではなく、音楽を格調高く、瑞々しい高揚感のうちに盛り立てています。この作品をこれほど濃密なものに仕立てた演奏は他に聴いたことがありません!録音も優秀。【湧々堂】

LBCDR-1005
モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」
交響曲第38番「プラハ」
カレル・アンチェル(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

録音:1959年6月(モノラル)
※原盤:独Eterna 820099
カレル・アンチェルとシュターツカペレ・ドレスデンの唯一の録音で、かつてBERLIN Classicsで出ていたもの。1959年の録音ですがステレオは存在しません。アンチェルの無駄のない室内楽的な音楽作りは、相手がチェコ・フィル以外でも全く変わりなく、ここでもその特質を生かして、時代を問わず普遍的価値を持ち続けるであろう演奏を繰り広げます。
「リンツ」第2楽章は不純物の一切なくい、シューリヒトに似た浄化しきった美しさに酔いしれます。作品としても多彩なニュアンスを誇る「プラハ」は更なる名演で、フレーズの端々に音価の保ち方やアクセントに、それ以外はあり得ないと言う「静かな主張」に裏打ちされた深い見識を感じさせます。第1楽章展開部で声部が絡み合う様に、少しの軋轢も感じさせないこと稀で、これこそアンサンブル制御力の為せる技!しかも出てくる音楽には人間的な温もりと愛が溢れているのです。第2楽章は一点の曇もないイン・テンポを貫徹しますが、精神の潔癖さを映すもので、音楽が無気質になることはありません。
シュターツカペレ・ドレスデンというといつも判で押したように「渋い音色」と形容されますが、特に終楽章においては固めのティンパニの響きと管楽器の純朴な響きが融け合ってその魅力は満開。しかし古色蒼然とした黴臭さは皆無で、スタイリッシュな美しさと相俟った推進力が更に魅力を倍加させます。コーダの決然とした締めくくり方を聴くにつけ、アンチェルにはもっと多くのモーツァルトを遺して欲しかったと悔やまれてなりません。
使用LPの状態と復刻も良好。【湧々堂】

LBCDR-1006
ショパン:ピアノ協奏曲第1番、
ピアノ協奏曲第2番
ユリアン・フォン・カーロイ(P)
ウィルヘルム・シュヒター(指)BPO

録音:1957年3月、1956年3月
※原盤:独Electrola WBLP532/WBLP521
ハンガリーのピアニスト、ユリアン・フォン・カーロイ(1914-1993)は、ミュンヘンやライプツィヒで学んだ後、エルンスト・ドホナーニやアルフレッド・コルトーらに師事し第2回ショパン・コンクール第9位入賞という経歴を持つ。ショパンとリストを得意とするその芸風は、師匠たちのような強烈な個性は感じられないものの実に安定感のある演奏で両曲を清楚にまとめ上げている。(LEBHAFT)


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