湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



MELO CLASSIC
(ドイツ)



フランソワMELO CLASSICはドイツを本拠としていますが、タイで製作をしているというちょっと変わったメーカーです。ヒストリカルな音源のCD化をしているレーベルですが、基本的に全て初CD化の音源で音質も良好なものばかりで、マニアには堪らないラインナップ!放送に使用されたナレーションなどもそのまま収録されています。
なお、当初はCD-R仕様でしたが、現在では全て通常の工場プレスのCDです。
全てデジパック仕様。



※表示価格は、全て税込定価。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
MC-1000
ワルター・ギーゼキング
(1)グリーグ:ピアノ協奏曲.イ短調.Op16
(2)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
ワルター・ギーゼキング(P)
クルト・シュレーダー(指)ヘッセンRSO

録音:(1)1951年10月13日、(2)1953年7月20日
MC-1001
ウィルヘルム・ケンプ
(1)モーツァルト:幻想曲.ニ短調 K397
(2)ラモー:3つの手
(3)F.クープラン:シテール島の鐘
(4)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第15番「田園」
(5)シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番.ト長調 D.894
ウィルヘルム・ケンプ(P)

録音:(1)-(4)1955年7月12日エクス・プロヴァンス、(5)1960年2月11日
MC-1002
ハンス・リヒター=ハーザー
(1)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第6番.ニ長調 K284
(2)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第15番.ヘ長調 K533
(3)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第16番.ト長調 Op31-1
(4)ハイドン:ピアノ・ソナタ第59番.変ホ長調 Hob]Y:49
ハンス・リヒター=ハーザー(P)

録音:(1)(2)1950年12月30日、(3)(4)1959年10月7日
MC-1003
ジュリアス・カッチェン
(1)ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
(2)バラキレフ:イスラメイ Op18
(3)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第6番.ニ長調 K284
(4)ベートーヴェン:創作主題による変奏曲ハ短調 WoO80(5)シューマン:トッカータ.ハ長調 Op7
ジュリアス・カッチェン(P)

録音:(1)(2)1960年1月13日、(3)-(5)1962年9月20日
MC-1004
ステファン・アスケナーゼ
(1)ショパン:スケルツォ第4番.ホ長調 Oo54
(2)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16番.変ロ長調 K570
(3)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第5番.ト長調 K283
(4)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番.イ短調 K310
(5)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調Op27-1..
ステファン・アスケナーゼ(P)

録音:(1)(2)1955年10月20日、(3)(4)1958年3月2日、(5)1958年12月11日
MC-1005
モニク・ド・ラ・ブルショルリ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op110(
ソレル:古風なソナタ(ガレス:古風なソナタ)
ロドリゲス:古風なソナタ(
リスト:「葬送」(詩的で宗教的な調べ S173より)
ショパン:夜想曲変ホ長調Op62-2
 子守歌変ニ長調Op57
シューマン:謝肉祭Op9
モニク・ド・ラ・ブルショルリ(P)

録音:1959年9月5日フランス放送(ライヴ)
MC-1006
モニク・アース
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83
ドビュッシー:映像第1集
リスト:「軽やかさ」(3つの演奏会用練習曲.HS.144より)
F.クープラン:ティク・トク・ショク、
 神秘的な障壁
ラモー:1つ目の巨人、
 ミューズ達の対話、鳥のさえずり
ラヴェル:「フォルラーヌ」(クープランの墓より)
ショパン:練習曲第4番.嬰ハ短調.Op10-4
モニク・アース(P)

録音:1956年3月19日ライプツィヒ・コングレスハレ
MC-1007
ウィルヘルム・バックハウス
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10-2
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26
(3)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
(4)ブラームス:ピアノ五重奏曲.ヘ短調 Op34
ウィルヘルム・バックハウス(P)
(4)アマデウスSQ

録音:(1)-(3)1953年5月19日、(4)1953年8月14日
MC-1008
アレクサンダー・ブライロフスキー
(ラジオ・アナウンス)
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ボロディン:スケルツォ変イ長調
ドビュッシー:水の反映(映像第1集より)
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」
アレクサンダー・ブライロフスキー(P)

録音:1949年10月16日パリ
MC-1009
アレクサンドル・ウニンスキー
(1)モーツァルト:サルティの「小羊のごとく」による8つの変奏曲.K460/454a
(2)リスト:ピアノ・ソナタ.ロ短調 HS178
(3)ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章
(4)ドビュッシー:「水の反映」(映像第1集より)、前奏曲第2巻〜|「月の光がふりそそぐテラス」「花火」
(5)プロコフィエフ:ガヴォットOp.32-3、
 トッカータOp.11
アレクサンドル・ウニンスキー(P)

録音:(1)-(3)1959年1月5日、
(4)(5)1962年2月15日、パリ
MC-1010
クラウディオ・アラウ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a
シューマン:幻想曲.ハ長調 Op17
ドビュッシー:ピアノのために L95
リスト:メフィスト・ワルツ第1番 HS514
 「小人の踊り」(2つの演奏会用練習曲 HS145より).
クラウディオ・アラウ(P)

録音:1959年1月8日メトロポール・シアター、東ベルリン
MC-1011
ブランカ・ムスリン
(1)ショパン:バラード第4番ヘ短調Op.52
(2)ショパン:ボレロOp.19、
 マズルカ.ハ長調Op.24-2、
 マズルカ.ニ長調Op.33-2、
 マズルカ.イ短調Op.67-4、
 ワルツ.変イ長調Op.34-1、
 ワルツ.変ニ長調Op.70-3
(3)ショパン:ピアノ・ソナタ第2番.変ロ短調.Op.35
(4)ラヴェル:クープランの墓
ブランカ・ムスリン(P)

録音:(1)1950年7月17日、(2)1654年7月23日、(3)1955年10月1日、(4)1952年10月15日
MC-1012
ユリアン・フォン・カーロイ
(1)リスト:ピアノ協奏曲第1番.変ホ長調HS.124
(2)リスト:ピアノ協奏曲第2番.イ長調HS.125
(3)ドビュッシー:前奏曲集第1巻〜「亜麻色の髪の乙女」「とだえたセレナード」、
 前奏曲集第2巻〜「花火」
(4)ラヴェル:水の戯れ、
 夜のガスパール〜オンディーヌ
(5)リスト:忘れられたワルツ.HS.215、
 ラ・カンパネッラ HS.141-3
ユリアン・フォン・カーロイ(P)
(1)ヨハネス・シューラー(指)
(2)ハインツカール・ヴァイゲル(指)
大ベルリン放送O

録音:(1)1943年3月18日、(2)1943年5月17日、(3)-(5)1944年10月8日
MC-1013
ローズル・シュミット
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
(2)ウェーバー:コンツェルトシュトゥック.ヘ短調Op.79
(3)R.シュトラウス:ブルレスケ.ニ短調AV.85
ローズル・シュミット(P)
ヨーゼフ・カイルベルト(指)
(1)大ミュンヘン放送O、
(2)プラハ・ドイツ・フィル、(3)バンベルクSO

録音:(1)1943年8月2日、(2)1945年1月8日、(3)1958年4月16日
MC-1014
ジェルジ・シフラ/パリ・リサイタル1960
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調Op.54
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化Op.26
 トッカータ.ハ長調Op.7
リスト:エステ荘の噴水(巡礼の年第3年より)、
 即興的ワルツ.HS.213、
 小人の踊り(演奏会用練習曲HS.145より)、
 超絶技巧練習曲集HS.139〜第10曲、
 ハンガリー狂詩曲第6番.変ニ長調
ジェルジ・シフラ(P)

録音:1960年1月29日シャンゼリゼ劇場,パリ
MC-1015
ヴィトルト・マルクジンスキ
(1)ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
(2)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83
(3)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57
ヴィトルト・マルクジンスキ(P)

録音:(1)(2)1959年5月21日、(3)1959年12月20日
MC-1016
アニー・フィッシャー
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番.ハ短調.Op.13
(2)モーツァルト:ピアノ・ソナタ.ヘ長調.K.332
(3)ヘンデル:シャコンヌ.ト長調 HWV.435
(4)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第24番.嬰ヘ長調 Op.78
(5)シューベルト:即興曲D.935〜第1番.ヘ短調/第2番.変ニ長調/第3番ヘ長調
(6)バルトーク:15のハンガリー農民の歌.Sz.71
アニー・フィッシャー(P)

録音:(1)(2)1957年2月14日、(3)-(6)1959年1月2日
MC-1017
サンソン・フランソワ
(1)ショパン:バラード第4番ヘ短調Op.52、
 即興曲第1番変イ長調Op.29、
 夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2、
 ワルツ変ニ長調.Op.70-3、
 ワルツ嬰ハ短調Op.64-3、
 ピアノ・ソナタ第2番.変ロ短調Op.35(第2〜4楽章のみ)
(2)リスト:夜鳴きうぐいす、
 ハンガリー狂詩曲第6番HS.244
(3)ドビュッシー:月の光(ベルガマスク組曲より)
 練習曲第11番(組み合わされたアルペジオのための)、
 トッカータ(ピアノのための)
(4)ラヴェル:夜のガスパール〜絞首台、スカルボ
サンソン・フランソワ(P)

録音:(1)(2)1954年、(3)(4)1953年10月5日
MC-1018
イヴォンヌ・ロリオ
(1)アルベニス:「イベリア」〜「エル・プエルト」、「エリタニャ」、「アルメリア」、「ラヴァピエス」
(2)ラヴェル:夜のガスパール〜オンディーヌ、絞首
(3)シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
イヴォンヌ・ロリオ(P)

録音:(1)(2)1950年3月21日、(3)1952年10月15日
MC-1019
タチアナ・ニコラーエワ/ライプツィヒ・リサイタル1966
バッハ:フランス組曲第4番BWV.815、
 トッカータ.嬰ヘ短調BWV.910、
 平均律クラヴィーア曲集第1巻より前奏曲とフーガ第1番〜第5番(BWV.846-850)
ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガOp.87より(第14曲、第1曲、第3曲、第18曲)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲〜第18、19変奏
スカルラッティ:ピアノ・ソナタ.ハ長調L.104
プロコフィエフ:前奏曲ハ長調Op.12-7
シューマン:間奏曲(ウィーンの謝肉祭の道化より)
タチアナ・ニコラーエワ(P)

録音:1966年6月2日ライプツィヒ(バッハ音楽祭ライヴ)
MC-1020
アレクサンドル・ボロフスキー/パリ・リサイタル1953
バッハリスト:幻想曲とフーガ.ト短調.BWV.542
バッハ:フランス組曲第5番.ト長調.BWV.816
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101
ブラームス:間奏曲変ロ短調Op.117-2/ハ長調Op.119-3
ショパン:バラード第2番ヘ長調Op.38
ショパン:練習曲イ短調Op.25-4/嬰ト短調Op.25-7/嬰.ハ短調Op.10-4
リスト:コンソレーション.第3番.変ニ長調.S.172
アレクサンドル・ボロフスキー(P)

録音:1953年3月23日サル・プレイエル
MC-1021
アリーヌ・ヴァン・バレンツェン
(1)ラヴェル:ソナチネ
(2)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番
(3)ショパン:練習曲変イ長調Op.25-1、
 練習曲イ短調Op.25-11
(4)ドビュッシー:前奏曲集第1巻〜「帆」「ミンストレル」、
 前奏曲集第2巻〜「オンディーヌ」
(5)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
(6)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
アリーヌ・ヴァン・バレンツェン(P)

録音:(1)1954年4月13日、(2)1956年1月31日、(3)(4)1957年9月21日、(5)1959年7月3日、(6)1959年7月5日
MC-1022
ポルディ・ミルトナー
(1)シューベルト:幻想曲ハ長調 「さすらい人」
(2)ショパン:ピアノ・ソナタ第2 番Op.35 「葬送」
(3)リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
(4)ドビュッシー:版画
ポルディ・ミルトナー(P)

録音:(1)1950 年 11 月 28 日、バーデン
=バーデン
(2)1950 年12 月6 日、シュトゥットガルト
(3)1955 年11 月15 日、フランクフルト
(4)1958 年3 月18 日、ブレーメン
ポルディ・ミルトナー(1913-2007)はオーストリア、ウィーン生まれのピアニスト。若くして高い名声を得た。第二次世界大戦を避け1942 年にアルゼンチンに移住、南北米を中心に活躍。戦後ヨーロッパでの活動も再開、老年になってからはフランクフルトやマインツの音楽院で教職についた。ブエノスアイレスで亡くなっている。長命したにもかかわらず録音は極めて少なく、この1950 年代のドイツの放送録音からのCD は貴重。
MC-1023
フリードリヒ・ヴューラー
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番 「ハンマークラヴィーア」
(2)シューベルト:幻想曲 ハ長調 「さすらい人」 Op.15, D760
(3)ベートーヴェン:ヴラニツキーのロシア舞踏による12 の変奏曲 イ長調 WoO.71
フリードリヒ・ヴューラー(P)

録音:(1)1952 年11 月17 日、シュトゥットガルト、 (2)(3)1954 年4 月5 日、シュトゥットガルト
ヴューラー(1900-75)は、オーストリア、ウィーン生まれのピアニスト。1940 年代まではピアニストとしてロマン派から当時最先端の新ウィーン楽派などで広範に活動したが、戦後は教職が主になった。録音は多数残しているものの、CD 化されたものは多くはない。ドイツの放送局の録音によるベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」とシューベルトの「さすらい人」幻想曲は嬉しいCD 化である。
MC-1024
モニク・アースVol.2
(1)シューマン:クライスレリアーナ
(2)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8 番 イ短調 K310
(3)ドビュッシー:ピアノのために
(4)バッハ:パルティータ第2 番ハ短調 BWV.826
モニク・アース(P)

録音:(1)1948 年11 月20 日、フランクフルト
(2)1951 年6 月13 日、シュトゥットガルト
(3)1951 年7 月1 日、シュトゥットガルト
(4)1951 年10 月19 日、フランクフルト
モニク・アース(1909-87)の 40 代前半のドイツでの放送録音集。ドビュッシーで高名なアースは、独墺の音楽も好んで取り上げていたが、シューマン、モーツァルト、バッハなどの録音はあまり多くない。
MC-1025
ラザール・レヴィ
(1)ラモー:ミューズたちの対話
(2)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K330
(3)フランク(バウアー編):前奏,フーガと変奏 Op.18
(4)モンポウ:内なる印象
(5)モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 K452
(6)フランク:交響的変奏曲
(7)フォーレ:月の光 Op.46-2
ラザール・レヴィ(P)
(5)ピエール・ピエルロ(Ob)、
ユリス・ドレクリューズ(Cl )、ジルベール・クールシエ(Hrn)、フェルナン・ウーブラドー(Fg)
(6)トニ・オーバン(指)フランス国立O
(7)ジョルジュ・ジュアット(T)

録音:(1)1963 年 10 月 23 日ローザンヌ、(2)(3)1955 年3 月20 日ワルシャワ、(4)1951年6 月3 日ローザンヌ、(5)1950 年2 月12日パリ、(6)1958 年3 月6 日パリ、(7)1950年2 月12 日パリ
名ピアノ教師として知られるラザール・レヴィ(1882-1964)は近年録音の発掘が進み演奏家としても再評価された。このCD ではソロの他、指揮者としても知られるフェルナン・ウーブラドーらと共演したモーツァルトの室内楽や、1930 年代に欧州で大活躍したテノールで、古澤淑子がパリで聞いて感激したというジョルジュ・ジュアット(1892-1969)の伴奏など、貴重な録音が含まれている。
MC-1026
マリアン・フィラー
(1)ショパン:バラード第1 番 ト短調 Op.23
 バラード第2 番 ヘ長調 Op.38
 ポロネーズ 変ロ長調 Op.71-2
 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
(2)ショパン:スケルツォ第2 番 変ロ短調 Op.31
 即興曲第1 番 変イ長調 Op.29
(3)ショパン:前奏曲集 Op.28
(4)ブラームス:間奏曲集(変ロ長調 Op.76-4/イ長調 Op.118-2/ハ長調 Op.119-3)
マリアン・フィラー(P)

録音:(1)1949 年9 月19 日シュトゥットガルト、
(2)1952 年7 月8 日フランクフルト、
(3)1952 年7 月10 日フランクフルト、
(4)1952 年7 月9 日フランクフルト
マリアン・フィラー(1917-2012)はポーランド、ワルシャワ生まれのピアニスト(男性ピアニスト)。ユダヤ系だったため第二次世界大戦中は収容所に送られ、瀕死の状態で生き延びた。戦後、ピアノを学び直してドイツで活動を本格化させるも、ほどなくして米国に移住、94 歳と長命したが、戦後は長く教職に就いており、残された録音は少ない。祖国の偉大な作曲家ショパンの曲を中心としたこのCD はフィラー再発見の重要な資料である。
MC-1027
サンソン・フランソワVol.2
(1)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7 番 変ロ長調 Op.83
(2)ショパン:ピアノ・ソナタ第2番「葬送」
(3)ドビュッシー:ベルガマスク組曲
(4)メンデルスゾーン:無言歌 ロ短調 Op.67-5 「羊飼いの嘆きの歌」、
 無言歌 イ短調 Op.62-5 「ヴェネツィアのゴンドラの歌第3 番」
(5)ショパン:夜想曲第15 番 ヘ短調 Op.55-1
(6)ドビュッシー:前奏曲集第1巻〜「沈める寺」,「パックの踊り」、前奏曲集第2 巻―「花火」
サンソン・フランソワ(P)

録音:(1)-(5)1960 年5 月3 日エットリンゲン、 (6)1962 年4 月3 日パリ
サンソン・フランソワ(1924-1970)の1960 年5 月3 日、ドイツのエットリンゲン(バーデン=バーデンの近郊)での演奏会のライヴ録音が中心になっている。
MC-1028
レリア・グソー
(1)リスト:ピアノ協奏曲第1番
(2)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
(3)フォーレ:主題と変奏 嬰ハ短調 Op.7
レリア・グソー(P)
(1)ピエール・デルヴォー(指)
(2)マニュエル・ロザンタール(指)
(1)(2)フランス国立放送管弦楽団

録音:(1)1953 年11 月5 日、(2)1955 年1 月24日、(3)1959 年3 月24 日、何れもパリ
レリア・グソー(1909-97)はパリ生まれのピアニスト。ラザール・レヴィの門下生で、1937 年のショパン国際ピアノ・コンクールで第12 位入賞。人気は高かったが、録音は極めて少ない。戦後は長くパリ高等音楽院などで教え、アンヌ・ケフェレックをはじめ多数の著名なピアニストを育てている。彼女のまとまったCD はこれが初めてかもしれない。協奏曲2 曲はいずれもライヴ録音。 なおGousseau はしばしばグッソーとカナ表記されるが、Rousseau がルッソーではなくルソーなのと同じで、促音を用いない表記が正しい。
MC-1029
エリー・ナイ
(1)シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第15 番 変ロ長調 K.450
(3)シューベルト:ドイツ舞曲集 D783(14 曲)
エリー・ナイ(P)
(1)ホフマン四重奏団【ノルベルト・ホフマン(第1Vn)、ヴィルヘルム・マルテンス(第 2Vn)、フリッツ・ラウア−(Va)、ハンス・アドマイト(Vc)】
(2)エルンスト・シュラーダー(指)ベルリン・ドイツ歌劇場CO

録音:(1)1944 年 3 月 14 日ブレスラウ、(2)1944 年10 月19 日ベルリン、(3)1944 年12 月1 日ベルリン
エリー・ナイ(1882-1968)は 1930、1940 年代のドイツで極めて高く評価されたピアニストで、特にベートーヴェン弾きとして名を馳せた。しかし第二次世界大戦中にナチに関わったことで、戦後の活動は限定的になった。このCD には1944 年、ナイ60 代前半の全盛期の録音が3 種集められている。
MC-1030(2CD)
ヴィルヘルム・バックハウスVol.2
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
 第6 番Op.10-2/第7 番Op.10-3
 第14 番Op.27-2 「月光」
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
 第3 番Op.2-3
 第21 番Op.53「ワルトシュタイン」
 第29 番「ハンマークラヴィーア」
(3)シューベルト:即興曲 変ロ長調 D935-3,Op.142-3
(4)ブラームス:ワルツ集(第 1 番 ロ長調 Op.39-1、第 2 番 ホ長調
Op.39-2、第6 番 嬰ハ長調 Op.39-6)
ヴィルヘルム・バックハウス(P)

録音:(1)1959 年9 月15 日ブザンソン (2)(3)1953 年12 月12 日ルートヴィヒスブルク
(4)1959 年12 月2 日シュトゥットガルト、
御存知、鍵盤の獅子王、ヴィルヘルム・バックハウスの二つのベートーヴェン演奏会のライヴ録音を収録。風格と活気が同居した実に見事なベートーヴェンを聞かせてくれる。
MC-1031
ヤコブ・ギンペル
(1)リスト:ハンガリー狂詩曲第12 番 嬰ハ短調
(2)ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp.22
 即興曲 嬰ヘ長調 Op.36
 練習曲 イ短調 Op.25-11 「木枯らし」
 マズルカOp.50-2/マズルカOp.63-3
 スケルツォ ロ短調 Op.20
(3)スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5 番 Op.53
(4)ショパン:スケルツォ 変ロ短調 Op.31
(5)メンデルスゾーン:無言歌 嬰ヘ短調 Op.67-2 「失われた幻想」
ヤコブ・ギンペル(P)

録音:(1)-(3)1956 年2 月22日シュトゥットガルト、 (4)(5)1961 年10 月6 日、フランクフルト
ヤコブ・ギンペル(1906-89)は、当時のガリツィア・ロドメリア王国(オーストリア=ハンガリー帝国の支配下にあった)の首都レンベルク(現ウクライナのリヴィウ)に生まれたポーランド系のピアニスト。5 歳下の弟ブロニスワフ・ギンペルは高名なヴァイオリニスト。1920、1930 年代にはヨーロッパで幅広い人気を得たが、第二次世界大戦を避けて 1938 年に米国に移住、ロサンゼルスに腰を据えた。1971 年から1986 年までカリフォルニア州立大学ノースリッジ校の教授を務めた。得意としていたショパンが中心。
MC-1032
ルドルフ・フィルクスニー
(1)モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.396/K.385f
(2)シューマン:ダヴィット同盟舞曲集 Op.6
(3)シューベルト:3 つの小品 D.946
(4)シューマン:子供の情景 Op.15
ルドルフ・フィルクスニー(P)

録音:(1)1957 年9 月28 日ルートヴィヒスブルク、(2)1960 年1 月28 日、(3)1961 年12 月14 日、 (4)1964 年10 月31 日、(2)-(4)バーデン=バーデン
ルドルフ・フィルクスニー(1912-1994)は、当時のオーストリア=ハンガリー帝国のナパイェドラ(現在はチェコ東部)の生まれ。第二次世界大戦を避けて米国に亡命、巨匠として大きな尊敬を受けた。1960年前後の録音が集められており、いずれも得意の曲ばかり。
MC-1033
シューラ・チェルカスキー
(1)ハイドン:ピアノ・ソナタ ホ短調 Hob.XVI/34
(2)ショパン:バラード ト短調 Op.23、
 即興曲 変ト長調 Op.51、
 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66、
 スケルツォ ロ短調 Op.20
(3)チャジンズ:3 つの中国の小品 Op.5
(4)プーランク:3 つの小品〜トッカータ
(5)ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
シューラ・チェルカスキー(P)

録音:(1)-(3)1958 年2 月27 日ブレーメン、(4)1952 年2 月1 日ブレーメン、(5)1954 年3 月23 日ヴィラ・ベルク
シューラ・チェルカスキー(1909-95)は、ロシア帝国のオデッサ(現在はウクライナ領)の生まれだが、ロシア革命の勃発により幼くして米国に移住、ヨゼフ・ホフマンに学んでいる。1961 年に英国、ロンドンに移住。最晩年には何度も来日して日本でも大きな人気を博した。ここには 1950 年代のドイツの放送録音が収録されている。
MC-1035
アンドレ・チャイコフスキ
(1)ハイドン:変奏曲を伴ったアンダンテヘ短調Hob.XVII:6
(2)ハイドン:ピアノ・ソナタ.変ホ長調Hob.XVI:49
(3)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第15番(旧第18番)ヘ長調K.533/494
(4)シューマン:交響的練習曲Op.13
(5)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第3番イ短調Op.28
アンドレ・チャイコフスキ(P)

録音:(1)-(3)1964年4月10日ハンブルク北ドイツ放送による放送用スタジオ録音
(4)1963年3月26日シュトゥットガルト南ドイツ放送による放送用スタジオ録音
(5)1962年1月20日バーデン=バーデン南西ドイツ放送による放送用スタジオ録音
近年ではむしろ作曲家としての名前の方をよく耳にするアンドレ・チャイコフスキ(1935-1982)。この名前は西欧向けの芸名で、本名はロベルト・アンジェイ・クラウトハメルというワルシャワ生まれのポーランド人。幼い頃に第二次世界大戦が始まると、ユダヤ系であることを隠すため、アンジェイ・チャイコフスキAndrzejCzaikowskiと名を騙った。第二次世界大戦後、ピアノの勉強を再開、パリ音楽院で名教師ラザール=レヴィに学ぶ。稀に見る高水準だったことで伝説的な1955年のショパン・コンクー(第1位がアダム・ハラシェヴィチ、第2位がウラディーミル・アシュケナージ、第3位がフー・ツォン)で第8位を獲得、以降パリさらにロンドンを拠点に活躍したが、大腸がんのため46歳で亡くなった。商業録音はいろいろあったが、CDになっているものは少なく、この20代後半のドイツの放送録音は貴重だ。
MC-1036
イソ・エリンソン
(1)リスト:ピアノ・ソナタ.ロ短調
(2)ショパン:ピアノ・ソナタ第2番「葬送」
(3)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番
イソ・エリンソン(P)

録音:(1)1955年9月5日、(2)(3)1959年2月14日
(1)-(3)ハンブルク北ドイツ放送による放送用スタジオ録音
イソ・エリンソン(1907-1964IsoはIsaacの愛称)は、ロシア帝国時代のベラルーシのマヒリョウ(モギリョフ)生まれ。母はアントン・ルビンシテインの弟子だったという。レニングラード音楽院で名教師として知られるフェリックス・ブルーメンフェルト(シモン・バレルやウラディーミル・ホロヴィッツの師匠)に学んだ後、1920年代末にはロンドンやベルリンで大きな人気を得た。1930年代に英国籍を取得、ヨーロッパや米国で精力的な演奏活動を繰り広げていた。しかし1964年、ロンドンでの演奏会で休憩中に急死した。エリンソンは実力、人気とも高いピアニストだったが、どういうわけか商業録音が極めて少なく、まさに幻の名ピアニストだった。このCDにはエリンソンの50歳前後のリストとショパンのピアノ・ソナタの録音が収録されている。
MC-1037(2CD)
ジャクリーヌ・エマール
(1)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第9番ニ長調K.311
(2)ラヴェル:夜のガスパール
(3)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調K.332
(4)ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35
「葬送」
(5)フォーレ:夜想曲第1番変ホ短調Op.33-1、舟歌
第2番ト長調Op.41
(6)ブラームス:間奏曲ロ短調Op.119-1、バラードト短調Op.118-3
(7)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調
Op.57「熱情」
(8)シューマン:クライスレリアーナOp.16
(9)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第5番ト長調K.283
ジャクリーヌ・エマール(P)

録音:(1)1958年10月23日ケルン西ドイツ放送による放送用スタジオ録音
(2)1961年6月16日ハノーファー北ドイツ放送による放送用スタジオ録音
(3)(4)1962年2月10日パリ放送用スタジオ録音家族所有の音源
(5)1964年3月12日フランクフルトヘッセン放送による放送用スタジオ録音
(6)(7)1967年1月28日パリ放送用スタジオ録音家族所有の音源
(8)1969年6月21日、(9)1972年2月26日
(8)(9)パリライヴ録音家族所有の音源
女性ピアニストが好きなピアノファンは絶対逃せないCD2枚。ジャクリーヌ・エマール(1922-2008)は南仏ニース生まれのピアニスト。パリ音楽院卒の母ブランシュによって3歳からピアノを習い始め、生地で10歳で演奏会デビュー。第二次世界大戦が終結するとすぐパリに移り、イーヴ・ナットに学ぶ。事実上引退する1980年代まで独奏に室内楽に広く活躍したにもかかわらず、彼女の録音は少なく、独奏の録音はさらに少なかった。そこにこの2CDが登場。ようやく彼女の高い実力を耳にできることになった。いずれもエマールの素晴らしく魅力的な演奏をしっかり伝えてくれるものばかり。ことに1972年のモーツァルトのト長調のピアノ・ソナタは、ライヴのステレオ録音ということもあって、エマールの類稀な美質がしっかり捕らえられた絶品。
MC-1038
アルトゥール・ルービンシュタイン
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ.ニ短調
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
シューマン:「謝肉祭」Op.9
ミヨー:ブラジルの郷愁Op.67
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)

録音:1948年10月13日パリフランス放送によるライヴ録音
20世紀最大のピアニストの一人、アルトゥール・ルービンシュタイン(1887―1982)が1948年10月13日、パリのサル・プレイエルで催したリサイタルのライヴ録音。ルービンシュタインは61歳だったが、89歳まで現役だったルービンシュタインにしてはまだ若い時期、驚くほど覇気に満ちた演奏で、ことに極めて個性的なワルトシュタイン・ソナタには驚くしかない。大ピアニストの真の姿が伝わってくる。
MC-1039
エディト・ファルナディ/リスト
(1)バラード第2番ロ短調
(2)スペイン狂詩曲
(3)3つの演奏会用練習曲第2番ヘ短調「軽やかさ」
(4)パガニーニによる大練習曲
(5)ヴェルディの「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ
(6)ワーグナーの「タンホイザー」の客人の入場
エディト・ファルナディ(P)

録音:(1)-(3)1957年5月2日シュトゥットガルト近郊ウンターテュルクハイム
(4)1961年3月15日シュトゥットガルト
(5)(6)1968年5月7日シュトゥットガルト(ステレオ)
(1)-(6)シュトゥットガルト南ドイツ放送による放送用スタジオ録音
このCDはリスト・マニアはぜひ買うべきだろう。エディト・ファルナディ(1921―1973)はハンガリーのブダペスト生まれのピアニスト。天才少女として知られ、7歳でリスト音楽院に入学、ベラ・バルトークに学んだ。第二次世界大戦後の1945年にウィーンに移住してから国際的な名声を獲得。ことに1950年代の米国のWestminster社への一連の録音は極めて高い評価を得た。だがその後の録音は非常に少ない。1963年から亡くなるまでグラーツ音楽アカデミーで教職に就いていたが、晩年は長く癌で闘病していたという。彼女の高度なテクニックと情熱に満ち、けれど悪魔的というよりは気高い意志を感じるリストは極めて魅力的だ。
MC-1040
アニェル・ブンダヴォエト
(1)ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲変ニ長調Op.38
(2)サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.22
(3)フランク:前奏曲、コラールとフーガ
アニェル・ブンダヴォエト(P)

(1)ウジェーヌ・ビゴ(指)パリSO/録音:1954年7月7日パリフランス・ラジオ・テレビ放送による放送用スタジオ録音
(2)ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)スイス・ロマンドO/録音:1976年ジュネーヴスイス・ロマンド放送によるライヴ録音
(3)1955年12月31日パリフランス・ラジオ・テレビ放送による放送用スタジオ録音
アニェル・ブンダヴォエト(1922-2015)は、フランス中部、ピュイ=ド=ドーム県のアンベールに生まれたピアニスト。彼女の父方の源流はベルギーのヘントにあり、Bundervoetという姓はヘント近辺では珍しくない。そのためフランスにおいてもBundervoetは外来姓とみなされ語尾のtを発音するのが普通である。7歳からマルセイユ音楽院で学んだ後、パリ音楽院でラザール・レヴィの指導を受ける。第二次世界大戦後、ブンダヴォエトは華々しく活躍し、1950年代にはレコード用の録音もしている。しかしリューマチを患ったことと、1956年に離婚して子育てのための安定した生活が必要だったことで早くに演奏会活動を縮小し、長年ヴェルサイユ音楽院の教授を務めた。そのため92歳まで長命したにもかかわらずごく一部のピアノマニアしか知らない伝説のピアニストになってしまった。このCDではなんといっても名匠ヴォルフガング・サヴァリッシュと競演したサン=サーンスのピアノ協奏曲第2番のライヴ録音が聞きものだ。情熱的なブンダヴォエトと理知的なサヴァリッシュは始めこそ今ひとつかみ合っていないが、第3楽章のタランテラではブンダヴォエトがサヴァリッシュを熱気の渦に巻き込んでしまい、鳥肌が立つような名演を繰り広げている(残念ながらモノラルだが音質は悪くない)。伝説のピアニストの真髄がついに聞けるCDだ。

MC-2000
グリュミオー&ハスキル(ストラスブール・リサイタル1956)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
(K454、 K376、 K304、 K526)
アルテュール・グリュミオー(Vn)
クララ・ハスキル(P)

録音:1956年6月19日、ストラスブール(ライヴ)
MC-2001
クリスチャン・フェラス(フランクフルト放送録音
(1)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番BWV.1003
(2)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番BWV.1005
(3)タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ「悪魔のトリル」Op.10-1
(4)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ K.526
クリスチャン・フェラス(Vn)
(3)(4)ピエール・バルビゼ(P)

録音:(1)(3)1956年2月29日、(2)1960年2月3日、(3)1957年4月12日、
MC-2002
シェリング(フランクフルト放送録音)
(1)シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番
(2)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ K526
(3)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ.第3番
ヘンリク・シェリング(Vn)
(1)ヴォルフガング・ルドルフ(P)
(2)(3)ハインツ・シュレーター(P)
(4)ギュンター・ルートヴィヒ(P)

録音:(1)1955年5月17日、(2)(3)1957年4月15日、(4)1959年5月19日
MC-2003
メニューイン(アスコーナ・リサイタル1952)
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ「悪魔のトリル」
フランク:ヴァイオリン・ソナタ
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番
サン=サーンス:ハバネラ
 序奏とロンド・カプリツィオーソ
ユーディ・メニューイン(Vn)
マルセル・ガゼル(P)

録音:1952年8月25日アスコーナ(ライヴ)
MC-2004
ティボール・ヴァルガ(フランクフルト放送録音)
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、
(2)ベートーヴェン:ロマンス第2番
(3)バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ.
ティボール・ヴァルガ(Vn)
(1)(2)ヴィンフリート・ツィリヒ(指)
ヘッセンRSO

(1)1949年10月19日、(2)1950年1月30日、(3)1951年6月13日
MC-2005
ギラ・ブスタボ
(1)パガニーニ(ヴィルヘルミ編):ヴァイオリン協奏曲第1番
(2)サン=サーンス:序奏とカプリチョーソ
(3)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ギラ・ブスタボ(Vn)
(1)(2)ロベルト・ヘーガー(指)ミュンヘン放送O
(3)オトマール・ヌッシオ(指)スイス・イタリア語放送O

録音:(1)(2)1959年1月28日、(3)1963年2月12日
MC-2006
ローラ・ボベスコ(シュトゥットガルト放送録音)
(1)サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
(2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番K.219
ローラ・ボベスコ(Vn)
ハンス・ミュラー=クライ(指)
シュトゥットガルトRSO

録音:(1)1961年1月4日、(2)1962年5月20日
MC-2007
ソロヴィエフ&カッチェン
(1)バッハ:シャコンヌ(無伴奏パルティータ第2番より)
(2)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタK.304
(3)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
ミリアム・ソロヴィエフ(Vn)
(2)(3)ジュリアス・カッチェン(P)

録音:1963年1月13日パリ、スタジオ107
MC-2008
エリック・フリードマン/パリ・シャンゼリゼ劇場録音
(1)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番*
(2)ラロ:スペイン交響曲+
エリック・フリードマン(Vn)
ジョルジュ・プレートル(指)
(1)フランス国立O、(2)パリ音楽院O

録音:(1)1964年1月13日、(2)1964年3月1日
MC-2009
イーゴリ・ベズロドニー/東ベルリン放送録音
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番.ニ長調 K218
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
イーゴリ・ベズロドニー(Vn)
(1)クルト・マズア(指)、
(2)ジェルジ・レヘル(指)、
ベルリンRSO

録音:(1)1960年1月16日、(2)1963年1月12日
MC-2010
ジークフリート・ボリス(ベルリン放送録音)
(1)ドヴォルザーク:ソナチネOp.100、3つのロマンティックな小品 Op.75(パウル・クレツキ編)
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調「春」
(3)シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調D.574
ジークフリート・ボリス(Vn)
ミヒャエル・ラウハイゼン(P)

録音:(1)1943年2月4日、(2)1944年4月13日、(3)1944年5月20日
MC-2011
アンリ・メルケル(フランス放送録音)
(1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(2)バッハ:ガヴォットとロンド(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV1006より)
(3)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調
アンリ・メルケル(Vn)
(1)ジャン・フルネ(指)
 トゥールーズ・シンフォニー・コンサート協会O
(3)マニュエル・ロサンタン(指)パリRSO

録音:(1)(2)1953年12月10日、(3)1958年12月15日
MC-2012
レオニード・コーガン(ボルドー・ライヴ1964)
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ.ホ長調.HWV370
ブラームス:スケルツォ(F.A.E.ソナタより)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番BWV.1005
ファリャ(コハニスキ編):スペイン民謡組曲
ラヴェル:ツィガーヌ
ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しい夕暮れ
サラサーテ:サパテアード
レオニード・コーガン(Vn)
ナウム・ワルテル(P)

録音:1964年5月25日フランス放送グランド・シアター,ボルドー(ライヴ)
MC-2013
ジャニーヌ・アンドラード(フランス放送録音)
(1)フランク:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調
(2)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調Op.13
(3)シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第3番D.408
ジャニーヌ・アンドラード(Vn)
(1)(2)ニコール・ロレ・ド・キャステル(P)
(3)タッソ・ヤノプーロ(P)

録音:(1)1958年12月2日、(2)1960年4月11日、(3)1960年9月20日
MC-2014
オークレール(フランス放送録音)
(1)ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ.ト長調
(2)バルトーク:ラプソディ第1番
(3)テレマン:組曲.ト長調
(4)ストラヴィンスキー:デュオ・コンチェルタンテ
(5)シューベルト:幻想曲.ハ長調 D934
ミシェル・オークレール(Vn)
(1)ジャクリーヌ・ボノー(P)
(2)ジャン・クロード・アンブロジーニ(P)
(3)-(5)ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(P)

録音:(1)1958年11月25日、(2)1960年9月23日、(3)-(5)1967年4月10日
MC-2015
ドゥニーズ・ソリアノ(フランス放送録音)
(1)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調 K526
(2)サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番
(3)アーン:ヴァイオリン・ソナタ.ハ長調
(4)ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ.ト長調
ドゥニーズ・ソリアノ(Vn)
ジャンヌ=マリー・ダルレ(P)

録音:(1)1958年9月20日、(2)1958年12月29日、(3)1959年2月28日、(4)1960年1月8日
MC-2016
フランスのヴァイオリニストたち
(1)ラヴェル:ツィガーヌ
(2)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(3)ラロ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調.Op12
(4)ルクレール(クライスラー編):タンブーラン、
モーツァルト:ロンド(ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調K.378より)、
サン=サーンス:ハバネラ
(5)パガニーニ:ロッシーニ「タンクレディ」のアリア「こんなに胸さわぎが」による序奏と変奏曲
(1)ジャンヌ・ゴーティエ(Vn)
ハンス・ロスバウト(指)フランクフルト帝国放送O/録音:1937年6月22日
(2)ルネ・ベネデッティ(Vn)、
ウジェーヌ・ビゴー(指)コンセール・ラムルーO/録音:1941年9月29日
(3)ルネ・シェメー(Vn)、ニコール・ロレ(P)
録音:1947年11月7日
(4)ジャック・ティボー(Vn)、マリヌス・フリプス(P)/1953年4月30日
(5)ミゲル・カンデラ(Vn)、シモーヌ・グア(P)/録音:1955年1月8日
MC-2017
エーリヒ・レーン
(1)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
(2)ベートーヴェン:ロマンス第2番
(3)ヴィヴァルディ:3つのヴァイオリンのための協奏曲RV551
(4)シューベルト:ヴァイオリンと弦楽のためのロンドD.438
(5)ベートーヴェン:ロンド.ト長調 WoO41
エーリヒ・レーン(Vn)
(1)(2)ハンス・シュタインコップフ(指)大ベルリン放送O、
(3)ルドルフ・シュルツ(Vn)、ゲオルク・ニーシュテット(Vn)、
(3)(5)ミヒャエル・ラウハイゼン(P)
(4)ベルリン・フィル室内楽協会

録音:(1)1942年4月9日、(2)1942年4月13日、(3)1942年11月10日、(4)1943年1月29日、(5)1944年
MC-2018
伝説のドイツのヴァイオリニストたち1938-1944
(1)パガニーニ(クライスラー編):カプリス第13番
(2)バッハ:シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番BWV1004より)、サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン、..マッテゾン:アリア
(3)サンマルティーニ:愛の歌、コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ第12番「ラ・フォリア」、
(4)タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ.ロ短調
(5)ヴェラチーニ:ラルゴ、パガニーニ:華麗なるロンド、サラサーテ:ナバラのホタ Op.22
(6)R.シュトラウス:朝
(7)ファリャ(コハニスキ編):ホタ
(1)ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)、グスタフ・ベック(P)/録音:1938年2月6日

(2)ルッジェーロ・リッチ(Vn)、ワルデマール・フォン・ヴルテー(P)/録音:1938年11月11日(3)(4)リリア・ダルボーレ(Vn)、

(3)ハインリヒ・グラーフ・ヴェスデーレン(P)/録音:1942年2月13日
(4)ハンス・プリーグニッツ(P)/録音:1944年
(5)ティボル・フォン・ビストリツキー(Vn)、エルハール・ミシェル(P)/録音:1942年11月27日
(6)(7)諏訪根自子(Vn)、ミヒャエル・ラウハイゼン(P)、
(6)田中路子(S)
録音:(6)1943年、(7)1944年
MC-2019
ウォルフガング・シュナイダーハン
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K219
(2)ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調
(1)ウォルフガング・シュナイダーハン(Vn)、
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)ベルリン・ドイツ歌劇場O/録音:1943年4月7日
(2)ボスコフスキー(Vn)、ハンス・ヴァイスバッハ(指)ウィーンSO/録音:1944年4月7日
MC-2020
ブロニスラフ・ギンペル
(1)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
(2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
(3)ゴルトマルク:ヴァイオリン協奏曲第1 番イ短調 Op.28
ブロニスラフ・ギンペル(Vn)
(1)ハンス・ミュラー=クレイ(指)南ドイツRSO
(2)ゲオルク・ショルティ(指)南ドイツRSO
(3)アンリ・ペンシス(指)アンリ・ペンシスO

録音:(1)1956 年10 月2 日シュトゥットガルト、(2)1957年9 月12 日シュトゥットガルト、(3)1951 年12 月27日ルクセンブルグ
ブロニスラフ(ブロニスワフ)・ギンペル(1911-79)は当時のガリツィア・ロドメリア王国(オーストリア=ハンガリー帝国の支配下にあった)の首都レンベルク(現ウクライナのリヴィウ)に生まれたヴァイオリニスト。ピアニストのヤコブ・ギンペル(1906-89)は兄。14 歳でゴルトマルクのヴァイオリン協奏曲を演奏するほどの神童振りで名を馳せた。第二次世界大戦を避けて米国に移住。戦後に国際的な活動を再開、録音も少なくない。メンデルスゾーンの協奏曲では若き日のゲオルク・ショルティが指揮を執っている。
MC-2021
ジャニーヌ・アンドラード
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7 番Op.30-2
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3 番Op.12-3
(3)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40 番K.454
(4)ルーセル:ヴァイオリン・ソナタ第2 番 Op.28
ジャニーヌ・アンドラード(Vn)
(1)ジェルメーヌ・ルルー(P)
(2)(3)ハンス・アルトマン(P)
(4)ニコル・ロレ・ド・カステル(P)

録音:(1)1957 年2 月16 日ハンブルク、(2)(3)1960 年6 月24 日エトリンゲン、(4)1955 年3 月17 日パリ
アンドラード(1918-97)は、フランス、ブザンソン生まれのヴァイオリニスト。第二次世界大戦後に広く活躍したが、50 代で病気引退してしまい録音があまり多くは残されておらず、これらの録音は貴重である。
MC-2022
(CD+CD-ROM)
ジョルジュ・エネスコ
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
(2)ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 Op.20
(3)ラヴェル:ハープ,フルート,クラリネットと弦楽四重奏のための導入とアレグロ
+インタビュー(20 種CD-ROM)
ジョルジュ・エネスコ(Vn)
(1)ジョルジュ・ド・ロスネ(P)
(2)(3)ジョルジュ・アレ(Vn)、
ガストン・マルケジーニ(Vc)、アンリ・モロー(Cb)、ガストン・クリュネル(Fl)、ユリス・ドレクリューズ(Cl)、フェルナン・ウーブラドゥ(Fg)、ジャン・ドヴミ(Hrn)、ピエール・ジャメ(Hp)

録音:(1)1948年6月17日パリ、(2)(3)1951年3月1日パリ
偉大なヴァイオリニスト、ジョルジュ・エネスコ(ジョルジェ・エネスク 1881-1955)のたいへん貴重な録音。独奏のベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第 6 番はもちろん、パリの名手たちとの七重奏曲やラヴェルの導入とアレグロでもエネスコならではの魅惑的な音が聞いて取れる。2 枚目は CD-ROM で、1952 年のエネスコのインタビュー計5 時間30 分がMP3 で収録されている。こちらはPC かMP3 対応のプレイヤーで再生できます。
MC-2023(2CD)
ローラ・ボベスコVol.2
(1)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ
(第 28 番 ホ短調 K.304/第 24 番 ハ長調 K.296/第 40番 変ロ長調 K.454/第42 番 イ長調 K.526)
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ (第3 番 変ホ長調 Op.12-3/第7 番 ハ短調 Op.30-2/第9 番 イ長調 Op.47 「クロイツェル」)
ローラ・ボベスコ(Vn)
ジャック・ジャンティ(P)

録音:(1)1958 年7 月4 日ルートヴィヒスブルク 、(2)1958 年7 月6 日、ルートヴィヒスブルク
日本でも人気の高いルーマニア出身でベルギーを拠点に活躍したヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコの、1958 年7 月、ルートヴィヒスブルクでのモーツァルトとベートーヴェンのリサイタルを収録。
MC-2024
ドヴィ・エルリー
タルティーニ:牧歌 イ長調 B.A16,Op.1-13
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1 番 ト短調 BWV1001
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7 番 ハ短調 Op.30-2
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20
ファリャ(クライスラー編):スペイン舞曲
ドヴィ・エルリー(Vn)
モーリス・ビュロー(P)

録音:1952 年12 月15 日パリ
ドヴィ・エルリー(1928-2012)はフランス、パリ生まれのヴァイオリニスト。1955 年にロン=ティボー国際コンクールのヴァイオリン部門で優勝し、人気、実力とも高かったが、録音が少なく、早くから幻のヴァイオリニスト状態だった。このCD には24 歳の時のリサイタルが収録されている。
MC-2025(2CD)
ポール・マカノヴィツキー
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第 7 番 ハ短調 Op.30-2、第
10 番 ト長調 Op.96
(2)シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1 番 イ短調 Op.105
(3)ストラヴィンスキー:ヴァイオリンとピアノのための協奏二重奏曲
(4)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1 番 ト長調 Op.78
(5)シェーンベルク:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 Op.47
(6)モーツァルト:アルバネーゼの「泉のほとりで」による変奏曲K.360
(7)ストラヴィンスキー:黄金のリンゴをもった王女たちの踊り
(8)モンドンヴィル:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調
ポール・マカノヴィツキー(Vn)
(1)-(6)ノエル・リー(P)
(7)(8)ジャージー・ヴァイタス(P)

録音:(1)-(3)1961 年6 月23 日エトリンゲン 、(4)-(6)1963 年3 月29 日ブルッフザール 、(7)(8)1940 年代末米国
ポール・マカノヴィツキー(1920-98)は、スウェーデン、ストックホルム生まれのロシア系のヴァイオリニスト。まだ十歳にもならない 1929 年にパリでデビュー、神童と騒がれた。1942 年に米国の軍務に志願。戦後はそのまま米国を拠点に活躍した。ジュリアード音楽院などで教職にも就いた。録音は非常に少なく、CD もごく僅かだったので、この2 枚組は待望のもの。
MC-2026(2CD)
ワンダ・ルッザート
(1)シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調Op.121
(3)グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調Op.45
(4)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
(5)シューベルト:ヴァイオリン・ソナティーネト短調D408
(6)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.12-2
(7)フバイ:ロマンティックなソナタ.ニ長調Op.22
(8)R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ.変ホ長調Op.18
ワンダ・ルッザート(Vn)
ハンス・プリーグニツ(P)

録音:(2)1955年2月5日
(3)(4)1955年11月9日
(5)(6)1956年10月15日
(7)1960年2月10日
(8)1960年2月11日
(2)-(6)シュトゥットガルト近郊ウンターテュルクハイム
(7)(8)シュトゥットガルト
(1)-(8)南ドイツ放送による放送用スタジオ録音
meloclassicの秘蔵音源の中でも特にお宝度が高いもの。ワンダ・ルッザート(1919-2002)は北イタリア、スイスとの国境に近いヴァレーゼの生まれ。少女の時から天才ヴァイオリニストと騒がれた。1932年、ウィーンで伝説的なヴァイオリン・コンクールが催され、第1位にジョコンダ・デ・ヴィート、第2位にリカルド・オドノポソフ、第3位にジークフリート・ボリスなどが入る中、僅か13歳のルッザートが12歳のジネット・ヌヴー(二人は同年の5ヶ月違い)と共に第4位を獲得して大いに話題となった。この時の審査員の一人が偉大なヴァイオリニスト、イェネー・フバイで、ルッザートは晩年のフバイの弟子になった。第二次世界大戦が終わるとルッザートは欧米で幅広く活躍し、1964年には来日もしているほど。しかし彼女はまだ50代の頃に早々に引退してしまった。残念なことに彼女はレコード用の商業録音を一つも残していない。ルッザートは生前から完全に幻のヴァイオリニストになってしまった。したがってこのCDに収録された録音はどれも極めて重要である。ルッザートのヴァイオリンは、インテリジェンスな品の良さ(彼女はミラノの裕福な一族の出)とフバイ仕込の深い音楽性が見事に融合したもので、非常に魅力的だ。ベートーヴェンやブラームスのソナタも通を唸らせる素晴らしい演奏だが、なんといっても師匠フバイのロマンティックなソナタが「こんな名曲があったのか!」と思わせるほどの絶品。ハンス・プリーグニツの伴奏も特筆すべき腕前。
MC-2027
ティボール・ヴァルガ
(1)ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ.ニ長調HWV371
(2)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ.ト短調
(3)ディートリヒ,シューマン,ブラーム:F.A.E.ソナタ―第2楽章間奏曲(シューマン),第3楽章スケルツォ(ブラームス)
(4)クライスラー:タルティーニ様式によるコレッリの主題による変奏曲
(5)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op.12-1
(6)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
ティボール・ヴァルガ(Vn)

録音:(1)(2)ハインツ・シュレーター(P)/録音:1949年9月22日
(3)(4)フーベルト・ギーゼン(P)/録音:1959年2月16日
(1)-(4)シュトゥットガルト南ドイツ放送による放送用スタジオ録音
(5)(6)ベルンハルト・エーベルト(P)/1960年3月18日ハンブルク北ドイツ放送による放送用スタジオ録音
ティボール・ヴァルガ(1921-2003)は、ハンガリーのジェール(ブダペストとウィーンの中間辺りの都市)に生まれたヴァイオリニスト。10歳でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を弾くというたいへんな神童で、イェネー・フバイの招きでブダペストのフランツ・リスト音楽院に入学。第二次世界大戦後は西側に移り、国際的に活躍してたいへんな人気を博した。しかしその後は徐々に指揮者、教育者に比重を置くようになり、21世紀まで生き長らえたわりには録音はあまり多く残していない。それでも1990年代に1960、1970年代の録音がまとまってCDになった時はかなりの評判になった。このCDの中ではドビュッシーのヴァイオリン・ソナタがクールな近代美の奥に激しく燃え上がる熱を感じさせる名演。
MC-2028
ジョルジュ・エネスコ
(1)バッハ:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調BWV.1015
 ヴァイオリン・ソナタ.ハ短調BWV.1017
(2)シューベルト:八重奏曲ヘ長調D803
ジョルジュ・エネスコ(Vn)
(1)セリニ・シャイエ=リシェ(P)
(2)ユリス・ドレクリューズ(Cl))
フェルナン・ウーブラドゥ(Fg)
ジャン・ドヴェミ(Hrn)
ジョルジュ・エネスコ(Vn)
ジョルジュ・アレス(Vn)
ガストン・マルケジーニ(Vc)
アンリ・モロー(Cb)

録音:(1)1951年1月4日パリ、(2)1951年3月1日 フランス・ラジオ・テレビ放送による放送用スタジオ録音
20世紀前半の偉大なヴァイオリニスト、ジョルジュ・エネスコ(1881-1955)の69歳の時の録音。エネスコがバッハを演奏した録音はそれだけで貴重だ。バッハを敬愛したエネスコならではの格調高くかつ訴えかけの強い演奏。後半のシューベルトの八重奏曲は、MC-2022に収録されていたベートーヴェンの七重奏曲と同じ日の演奏。1948年から1978年までパリ音楽院の教授を務めた名クラリネット奏者、ユリス・ドレクリューズ(1907-1995)、指揮者としても高名なバソニスト、フェルナン・ウーブラドゥ(1903-1986)、伝説的ホルン奏者ジャン・ドヴェミ(1898-1969)など、共演者がたいへんに豪華。
MC-2029
グィラ・ブスターボ
(1)サン=サーンス:ハバネラホ長調Op.83
(2)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調
Op.26
(3)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
(4)クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
グィラ・ブスターボ(Vn)
(1)ヴェルナー・シュミット=ベルッケ(指)ミュンヘン放送O/1959年1月19日ミュンヘンバイエルン放送による放送用スタジオ録音
(2)トーマス・ウンガー(指)NDRハノーファー放送O/1964年5月29日ハノーファー北ドイツ放送によるライヴ録音
(3)ジャン・フルネ(指)スイス・イタリア語放送O/1965年5月19日ルガーノスイス・ラジオ・テレヴィジョンによるライヴ録音
(4)ハンス・アルトマン(P)/1958年12月6日ミュンヘンバイエルン放送による
放送用スタジオ録音
グィラ・ブスターボ(1919-2002)は、米国、ウィスコンシン州のマニトワックに生まれ。音楽一家だったため僅か2歳でヴァイオリンを習い始め、すぐ天才少女として名を馳せ、15歳になる頃にはニューヨークでも人気を博す。やがてヨーロッパに進出すると、シベリウスからは自身の協奏曲の演奏を誉められ、ヴォルフ=フェラーリからはヴァイオリン協奏曲を献呈された。また大指揮者たちと頻繁に共演しており、たとえば1943年5月にヴィレム・メンゲルベルク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団との共演で演奏したベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のライヴ録音は有名。しかしナチの時代にドイツを中心としたヨーロッパで活躍したたため、第二次世界大戦後、ナチへの協力の嫌疑で米軍に捕らえられてしまい、疑いが晴れても祖国での演奏の場からは締め出されてしまった。そのため戦後もヨーロッパで活動し、1964年から1970年はインスブルック音楽院で教職に就いた。過酷な人生から不安定になり早期に第一線を退いた。このCDには、1959、1964、1965年のドイツとスイスの放送録音を収録。ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番はブスターボの得意中の得意曲で、メンゲルベルクやフルトヴェングラーの指揮で演奏している。シベリウスのヴァイオリン協奏曲は前述の通り作曲者のお墨付きの腕前で、しかも伴奏指揮がジャン・フルネというのが貴重。※シベリウスの第1楽章に録音時のものと思われる目立つ雑音があります。
MC-2030
ミリアム・ソロヴィエフ
(1)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調Op.13
(2)プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調Op.94a
(3)タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ.ト短調B.g10「棄てられたディドーネ」
(4)ブロッホ:ヘブライ組曲
(5)ラヴェル:ハバネラ形式の小品ト短調
(6)バルトーク(セーケイ編):6つのルーマニア民謡
ミリアム・ソロヴィエフ(Vn)
ヤン・ナテルマン(P)

録音:(1)(2)1961年2月28日ハノーファー北ドイツ放送による放送用スタジオ録音
(4)-(6)1960年1月18日ハノーファー北ドイツ放送による放送用スタジオ録音
ミリアム・ソロヴィエフ(1921-2004)は米国、サンフランシスコ生まれのヴァイオリニスト。名前の通りロシア系。名ヴァイオリン教師ルイス・パーシンガーの元で学び、十代で成功を収める。第二次世界大戦後に本格的にヨーロッパに進出するも、1950年代にはパリで教職に就き、演奏活動を縮小してしまう。商業録音はほとんど無いに等しく、かろうじてリムスキー=コルサコフ「シェエラザード」(マリオ・ロッシ指揮、Vanguard録音)のヴァイオリン独奏があるくらいだ。このCDに収録されているのは1960、1961年の北ドイツ放送の録音。ソロヴィエフはやや線の細い気品ある美音の持ち主で、また弱音の使い方が巧く、聞いていてうっとりするような魅力に満ちている。モノラルながらいずれも録音も悪くない。
MC-2031(2CD)
ピーナ・カルミレッリ
(1)フランク:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調
(2)シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲ハ長調D934
(3)シューベルト:ロンドロ短調D895
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調Op.30-3
(5)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78
(6)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第27番(第35番)ト長調K.379
(7)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調K.454
(8)ピッツェッティ:3つの歌
ピーナ・カルミレッリ(Vn)
(1)(2)フリードリヒ・ヴィルヘルム・シュヌア(P)/録音:1966年1月10日ハノーファー
(3)(4)ローター・ブロダック(P)/録音:1967年1月20日ハノーファー
(5)ローター・ブロダック(P)/録音:1967年4月7日エッティンゲン
(6)マリア・ベルクマン(P)/録音:1968年10月28日バーデン=バーデン
(7)(8)ローター・ブロダック(P)/録音:1969年3月3日ハノーファー
(1)-(4)(7)(8)北ドイツ放送による放送用スタジオ録音
(5)南ドイツ放送によるライブ録音
(6)南ドイツ放送による放送用スタジオ録音
※1968年と1969年の録音はステレオ録音
ピーナ・カルミレッリ(1914-1993)は1970年代から1980年代にかけてのイ・ムジチのトップだったことで有名で、また夫のアルトゥーロ・ボヌッチと共に創設したボッケリーニ五重奏団でも知られている。しかし単独のヴァイオリニストとしてカルミレッリは意外なくらい録音も少ない。このCDには1960年代後半のドイツの放送録音が収録されており、ことに彼女の弾く独墺のヴァイオリン・ソナタが多数聞けるのが嬉しい。端整かつ流麗という二つの要素を備えたカルミレッリのヴァイオリンの魅力が堪能できる。
MC-2032
ポール・マカノヴィツキ
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.12-2
(2)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
(3)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第24番ハ長調K.296
(4)フランク:ヴァイオリン・ソナタ.イ長調
ポール・マカノヴィツキ(Vn)
ノエル・リー(P)

録音:(1)(2)1961年5月3日ハンブルク
(3)(4)1963年2月13日ハンブルク
(1)-(4)北ドイツ放送による放送用スタジオ録音
ポール・マカノヴィツキ(1920-1998)は、スウェーデンのストックホルムにロシア人の両親の下生まれた。名教師として知られるイヴァン・ガラミアンに学び、十代でヨーロッパ各地で人気を博し、1937年にニューヨークで米国デビュー。ヴァイオリニストとして順調に成長していたが、第二次世界大戦では米軍に志願、戦闘機が撃墜されかろうじて脱出、ルーマニアで捕虜生活を送るという波乱を経験している。戦後は米国に移住し活動を再開。今日ではマカノウィツキは名ヴァイオリン教師としての方が知られているだろう。ジュリアード音楽院などから多数の教え子を世に送り出している。meloclassicでは既にMC-2025の2CDが話題になっていた。マカノヴィツキはレコード用商業録音も少なくないが、マイナーレーベルへの録音よりもこの1961、1963年の北ドイツ放送の録音の方が遥かに真の実力を発揮している。ことにフォーレのソナタは知情のバランスが実に見事。作曲家としても知られるノエル・リー(1924−2013)の伴奏も一流。
MC-2033(2CD)
マックス・ロスタル
(1)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78
(2)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
(3)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調Op.30-2
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調Op.30-1
(5)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調Op.12-3
(6)モーツァルト:アダージョホ長調K.261,ロンドハ長調K.373
(7)パガニーニ:24の奇想曲〜20番ニ長調
(8)バッハ:ヴァイオリン・ソナタ.ホ短調BWV.1023
(9)ビーバー:無伴奏ヴァイオリンのためのパッサカリアト短調
マックス・ロスタル(Vn)

(1)マリア・ベルクマン(P)/1956年2月4日バーデン=バーデン南ドイツ放送による放送用スタジオ録音
(2)(3)ハインツ・シュレーター(P)/1961年3月10日ハノーファー北ドイツ放送による放送用スタジオ録音
(4)ハインツ・シュレーター(P)/録音:1961年2月3日ベルン
(5)イルゼ・フォン・アルペンハイム(P)/録音:1965年6月3日ベルン(ステレオ)
(6)(7)オイゲン・フーバー(P)/録音:1958年1月11日ベルン
(4)-(7)ベルン放送による放送用スタジオ録音
(8)(9)ローター・ブロッダック(P)/1958年7月10日エッティンゲン南ドイツ
放送によるライヴ録音
マックス・ロスタル(1905-1991)は、オーストリア=ハンガリー帝国のテシェン(現在のポーランドのチェシン)生まれのヴァイオリニスト。ウィーンでアルノルト・ロゼ、ベルリンでカール・フレッシュに学ぶ。ユダヤ系だったためナチの台頭を嫌い1934年に英国に移住。戦後はヴァイオリニストとして活躍しながら、ケルンやベルンで長く教職に就き、名教師としても知られた。今日では亡くなった年から始まったマックス・ロスタル国際コンクール(ヴァイオリンとヴィオラ)にその名を残している。ロスタルはベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの研究でも知られており、このCDで聞ける3曲は彼のベートーヴェンへの愛の実証でもある。いずれもキリリとした明快な演奏で、しかも熱が入っている。物凄い集中力が感じられるバッハとビーバーも聞きものだ。

MC-3000
エンリコ・マイナルディ
(1)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ハ長調Op.102-1
(2)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op38
(3)バッハ(グリュッツマッハー編):チェロ・ソナタ第2番.ニ長調 BWV1028
エンリコ・マイナルディ(Vc)
カルロ・ゼッキ(P)

録音:(1)1956年3月17日、(2)(3)1956年4月3日
MC-3001
ガスパール・カサド
(1)ベートーヴェン:魔笛の主題による7つの変奏曲
(2)J.S.バッハ(ジロティ編):アダージョ BWV564
(3)カサド:緑の悪魔の踊り
(4)グラナドス(カサド編):アンダルーサ
(5)モーツァルト(カサド編):「窓辺においで」(歌劇「ドンジョヴァンニ」より)
(6)シューマン(カサド編):夕べの歌
(7)ブラームス:ピアノ三重奏曲ハ長調Op.87
(8)モーツァルト:ピアノ三重奏曲ト長調K.564〜第2、3楽章
ガスパール・カサド(Vc)
(1)-(6)ヴィリー・ハメル(P)
(7)(8)マックス・ストルブ(Vn)、
アドリアン・アッシュバッハー(P)

録音:1940年(1)11月12日、(2)(3)11月8日、(4)-(6)12月19日、(7)(8)1944年4月5日
MC-3002
ルートヴィヒ・ヘルシャー
(1)ドヴォルザーク:ロンド.ト短調Op.94
(2)ヴァレンティーニ:チェロとピアノのための組曲
(3)バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番より「クーラント」「サラバンド」、無伴奏チェロ組曲第6番より「サラバンド」
(5)グリーグ:チェロ・ソナタ.イ短調Op36
(6)ショパン:チェロ・ソナタ.ト短調Op65〜第1、3楽章
ルートヴィヒ・ヘルシャー(Vc)
(1)(2)フェルディナント・ライトナー(P)
(5)(6)ミヒャエル・ラウハイゼン(P)

(1)(2)1943年4月17日、(3)1944年10月30日、(4)(5)1944年11月24日
MC-3003
ピエール・フルニエ
(1)ブラームス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99
(2)バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調BWV.1008
(3)シューマン:幻想小曲集Op.73
(4)バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV.1007
ピエール・フルニエ(Vc)
(1)バベト・レオネ(P)
(3)ヴォルフガング・ルドルフ(P)

録音:(1)(2)1948年9月22日、(3)1957年3月17日、(4)1957年3月27日
MC-3004
ポール・トルトゥリエ
ロカテッリ(ピアッティ編):チェロ・ソナタ.ニ長調
マルタン:チェロとピアノのためのバラード
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99
C.P.E.バッハ:ラルゴ
プロコフィエフ(ピアティゴルスキー編):行進曲Op12
ニン:グラナディナ
サラサーテ(トルトゥリエ編):サパテアードOp23-2
ポール・トルトゥリエ(Vc)
クリスティアーネ・ヴェルジュー(P)

録音:1953年2月26日サル・ガヴォー、パリ(ライヴ)
MC-3005
モーリス・ジャンドロン
(1)ベートーヴェン:魔笛の主題による7つの変奏曲
(2)ショパン:チェロ・ソナタ.ト短調Op65
(3)ブラームス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op99
(4)フォーレ:チェロ・ソナタ第2番ト短調Op117
モーリス・ジャンドロン(Vc)
ジャン・フランセ(P)

録音:(1)(2)1955年3月18日、(3)1962年2月13日
MC-3006
モーリス・マレシャル
(1)ドビュッシー:チェロ・ソナタ.ニ短調L.135
(2)タルティーニ:グラーヴェ(チェロ協奏曲ニ長調より)
(3)サンマルティーニ:チェロ・ソナタ.ト長調
(4)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番ト短調Op5-2
(5)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op38
モーリス・マレシャル(Vc)
(1)リリー・ビエンヴェヌ(P)
(2)(3)オデット・ピゴールト(P)
(4)(5)セシル・ウーセ(P)

録音:(1)1948年11月7日、(2)(3)1957年4月25日、(4)1958年4月9日、(5)1959月10月13日
MC-3007
アンドレ・レヴィ
(1)R.シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調Op6
(2)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38(3)バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV.1009
アンドレ・レヴィ(Vc)
(1)イナ・マリカ(P)、
(2)ポール・ロヨネ(P)
(1)1960年2月11日、(2)(3)1961年1月5日
MC-3008
アントニオ・ヤニグロ
(1)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102-2
(2)バッハ(ヤニグロ編):アンダンテ(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番BWV.1003より)
(3)ベートーヴェン:魔笛の主題による7つの変奏曲
(4)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38
(5)ドビュッシー:チェロ・ソナタニ短調L.135
アントニオ・ヤニグロ(Vc)
(1)ギュンター・ルートヴィヒ(P)
(2)-(5)アントニオ・ベルトラミ(P)

録音:(1)1958年10月16日、1962年2月28日
MC-3009
ヤーノシュ・シュタルケル
(1)コダーイ:チェロ・ソナタOp.4
(2)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5-2
(3)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69
(4)バルトーク:ラプソディ第1番Sz.88
ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)
(1)(2)ギュンター・ルートヴィヒ(P)
(3)(4)ジェルジ・シェベック(P)

録音:(1)(2)1959年1月16日、(3)(4)1962年4月10日
MC-3010
ピエール・フルニエVol.2
バッハ:無伴奏チェロ組曲第6 番 ニ長調 BWV1012
ブラームス:チェロ・ソナタ第2 番 ヘ長調 Op.99
レ(ジャンドロン編):ラ・フォリア
ドビュッシー:チェロ・ソナタ
フォーレ:エレジー Op.24
グラナドス:トナディージャ
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
バッハ:無伴奏チェロ組曲第6 番 ニ長調 BWV1012〜前奏曲
ピエール・フルニエ(Vc)
フランツ・ホレチェク(P)

録音:1957 年3 月9 日、ルートヴィヒスベルク
フランスの偉大なチェリスト、ピエール・フルニエ(1906-1986)の 50 代初頭のリサイタルのライヴ録音。グラナドスが珍しい。
MC-3011
モーリス・ジャンドロンVol.2
(1)ブラームス:ヴァイオリンとチェロのため
の協奏曲 イ短調 Op.102
(2)プロコフィエフ:チェロ協奏曲 ホ短調
Op.58
(3)フォーレ:エレジー Op.24
モーリス・ジャンドロン(Vc)
(1)アルテュール・グリュミオー(Vn)
ハンス・ミュラー=クレイ(指)南ドイツRSO
(2)オットー・マツェラート(指)ヘッセンRSO
(3)シクステン・エールリンク(指)ヘッセンRSO

録音:(1)1956 年1 月17 日シュトゥットガルト 、(2)1956 年2 月23 日フランクフルト 、(3)1962 年10 月26 日フランクフルト
南仏ニース生まれのフランスのチェリスト、モーリス・ジャンドロン(1920-1990)のチェロ協奏曲を集めている。ベルギーの名ヴァイオリニスト、ベルギーのヴァイオリニスト、アルテュール・グリュミオーと共演したブラームスの二重協奏曲が豪華である。
MC-3012
ダニール・シャフラン
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ.イ短調D821
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99
ドビュッシー:チェロ・ソナタ.ニ短調
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ.ニ短調Op.40
グラナドス:スペイン舞曲第5番ホ短調Op.37
ダニール・シャフラン(Vc)
ヴァルター・ボーレ(P)

録音:1959年11月6日カールスルーエ南ドイツ放送によるライヴ録音
ソ連の偉大なチェリスト、ダニール・シャフラン(1923-1997)の素晴らしい録音が登場。シャフランの名前がまだ西側にはよく知られていなかった頃の西ドイツのカールスルーエでの録音。CDにはライヴ録音とあるが拍手や会場からの雑音などは皆無。36歳のシャフランは既に彼一流の練り込んだ演奏が際立っており、加えて若さみずみずしさも残っている。シャフランの得意中の得意曲であるシューベルトのアルペジョーネ・ソナタ、作曲者自身の伴奏でも弾いたショスタコーヴィチのチェロ・ソナタなど、いずれも充実した演奏である。
MC-3013
エンリコ・マイナルディ
(1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
(2)シューマン:チェロ協奏曲イ短調Op.129
(3)ショパン:夜想曲嬰ハ短調
(4)ウェーバー:ソナティーナ.イ長調
エンリコ・マイナルディ(Vc)
(1)アルトゥール・ローター(指)ベルリンRSO/1949年10月11日ベルリンベルリン放送による放送用スタジオ録音
(2)ヘルムート・シュナッケンブルク(指)ブレーメンPO/1949年11月19日ブレーメンブレーメン放送によるライヴ録音
(3)(4)セルジョ・ロレンツィ(P)/1942年12月4日ベルリン国営放送による放送用スタジオ録音
今日でも人気の高い名チェリスト、エンリコ・マイナルディ(1897―1976)の1949年のドイツの放送録音を収録。マイナルディはミラノ生まれのイタリア人チェリストだが、ドイツでたいへん人気が高く、ベルリン音楽大学でチェロの指導をしていたこともあるほど。シューマンの協奏曲はブレーメンでのライヴ録音。非常にロマンティシズム豊かな演奏で、この曲の魅力を十分引き出している。ドヴォルザークのチェロ協奏曲は東ベルリンでの録音。ボーナスとして第二次世界大戦中、1942年のベルリンでの2曲を収録。

MC-4000
ブッシュ四重奏団
ブラームス:弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.51-1
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調Op.131
ブッシュQ
【アドルフ・ブッシュ(Vn)、
ブルーノ・シュトラウマン(Vn)、
フーゴー・ゴッテスマン(Va)、
ヘルマン・ブッシュ(Vc)】

録音:1951年1月25日、フランクフルト
MC-4001
シュナイダーハンQ
ハイドン:弦楽四重奏曲ハ長調Op.76-3
ブラームス:弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.51-1
シューマン:弦楽四重奏曲イ長調Op.41-3
シュナイダーハンQ
【ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)、
オットー・シュトラッサー(Vn)、
エルンスト・モラヴェク(Va)、
リヒャルト・クロチャク(Vc)】

録音:1944年(1)4月15日、(2)10月4日、(3)10月31日
MC-4002
シュトループSQ
(1)シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調D.956
(2)ゲルハルト・フォン・ヴェスターマン:弦楽四重奏曲Op..8-2
シュトループSQ
【マックス・シュトループ(Vn)、
ヘルマン・フービ(Vn)、
ヘルマン・ヒルシュフェルダー(Va)、
ハンス・ミュンヒ=ホランド(Vc)】
(1)ハンス・シュレーダー(Vc)

録音:(1)1941年4月6日、(2)1943年6月23日
MC-4004
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
(1)シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調D810「死と乙女」
(2)シューベルト:弦楽四重奏曲第8番変ロ長調D112
ウィーン・コンツェルトハウスQ
【アントン・カンパー(Vn)
カール・マリア・ティッツェ(Vn)
エーリヒ・ヴァイスヴィオラ)
フランツ・クヴァルダ(Vc)】

録音:(1)1943年9月16日ウィーンウィーン国営放送によるライヴ録音
(2)1953年2月23日パリフランス・ラジオ・テレビ放送による放送用スタジオ録音
ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団といえば1950年代初頭のWestminster社への録音で知られており、中でもシューベルトの弦楽四重奏曲全集は彼らの代表的録音である。このCDに収録されているのはそれとは別の放送録音。ことに「死と乙女」は第二次世界大戦真っ只中の1943年のウィーンでの録音で、Westminster社の録音より前の時代の演奏が聞ける貴重な録音。第8番は全集録音と同時期のパリでの放送録音。いずれもアントン・カンパーの情緒たっぷりのヴァイオリンを中心としたウィーン風の演奏が楽しめる。
MC-4005
カルヴェ四重奏団
(1)ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
(2)ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調
(3)ミヨー:弦楽四重奏曲第12番ハ長調Op.252
(4)サマズイユ:弦楽四重奏のためのカンタービレとカプリッチョ
(5)ジョセフ・カルヴェが語るラヴェルの思い出
カルヴェQ
【ジョセフ・カルヴェ(Vn)
ジャン・アンドレ・シャンペイユ(Vn)
モーリス・ユソン(Va)
マニュエル・アメデ・ルカサン(Vc)】

録音:(1)(2)1946年8月2日シュトゥットガルト南ドイツ放送によるライヴ録音
(3)(4)1948年11月29日パリフランス放送による放送用スタジオ録音
(5)1972年9月21日、パリ
カルヴェ四重奏団は、フランスのヴァイオリニスト、ジョセフ・カルヴェ(1897-1984)が1919年に創設した弦楽四重奏団。1950年代まで活動し、20世紀前半のフランスを代表する名四重奏団だったが、残された録音はさほど多くない。ドビュッシーとラヴェルは1930年代の商業録音が存在するが、このCDに収録されているのは団体として末期の1946年のシュトゥットガルトでの放送録音。ミヨーの弦楽四重奏曲第12番とサマズイユのカンタービレとカプリッチョはいずれも当時の最新作。ボーナスにジョセフ・カルヴェがラヴェルとの出会いを語る短い録音も収録。

MC-5000
エフゲニー・ムラヴィンスキー
(1)モーツァルト:交響曲第33 番変ロ長調K.319
(2)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1 番イ短調Op.77
(3)チャイコフスキー:幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO
(2)ダヴィド・オイストラフ(Vn)

録音:1956 年5 月25 日東ベルリン
ムラヴィンスキー(1903-88)は手兵レニングラード・フィルを率いて 1956 年に西欧楽旅を挙行、その際に東ベルリンで催された演奏会のライヴ録音。いずれも初出音源とのこと。ドイツの放送局の録音なので鮮明とは言えないまでも年代にしては悪くない音質である。オイストラフ、ムラヴィンスキー、レニングラード・フィルは前年1955 年10 月29 日にレニングラードでショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1 番を初演、1956 年11 月に録音をしており、これはちょうど中間の時期のライヴ録音である。
MC-5001
キリル・コンドラシン
(1)ワーグナー:ジークフリート牧歌
(2)ラヴェル:マ・メール・ロワ
(3)チャイコフスキー:弦楽のためのセレナード
キリル・コンドラシン(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

録音:(1)1955 年10 月9 日東ベルリン
(2)1960 年6 月15 日ドレスデン
(3)1960 年6 月17 日ドレスデン
キリル・コンドラシン(1914-1981)が度々客演していたシュターツカペレ・ドレスデンとの演奏会のライヴ録音。ジークフリート牧歌とマ・メール・ロワは、コンドラシンが指揮した演奏の記録自体が初めてかもしれない。
MC-5002
イーゴリ・マルケヴィッチ
ベートーヴェン:交響曲第7 番 イ長調 Op.92
ドビュッシー:交響詩「海」
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2 組曲
イーゴリ・マルケヴィッチ(指)
シュターツカペレ・ベルリン

録音:1970 年2 月13 日東ベルリン2
イーゴリ・マルケヴィチ(1912-1983)が1970 年2 月13 日に東ベルリンのシュターツカペレ・ベルリンを指揮した演奏会のライヴ録音。マルケヴィチはラムルー管弦楽団とシンフォニー・オブ・ジ・エアとを指揮してベートーヴェンの1、3、5、6、8、9 番の交響曲を録音していたが、7 番はライヴ録音でもこれが初めてかもしれない。「ダフニスとクロエ」第2 組曲では合唱が用いらている。モノラル録音。
MC-5003(2CD)
ラファエル・クーベリック
(1)ブルックナー:交響曲第3 番 ニ短調
(2)バルトーク:弦楽器,打楽器とチェレスタのための音楽
(3)モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」
(4)ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
ラファエル・クーベリック(指)
(1)(2)アムステルダム・コンセルトヘボウO
(3)(4)ヘッセンRSO

録音:(1)(2)1959年10月20日、(3)(4)1960年2月5日、何れもフランクフルト
ラファエル・クーベリック(1914-1996)が1958 年にロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスの音楽監督を辞して後、1961 年にバイエルンRSOの音楽監督に就任するまでの間の二つの演奏会のライヴ録音。ブルックナーの交響曲第3 番は、他の録音同様、エーザー版での演奏と思われる。
MC-5004
ヨーゼフ・カイルベルト
(1)モーツァルト:交響曲第33番変ロ長調 K.319
(2)ハイドン:交響曲第55番「校長先生」
(3)モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
(4)ドヴォルザーク:スケルツォ・カプリチョーソ
ヨーゼフ・カイルベルト(指)
プラハ・ドイツPO

録音:(1)1942 年9 月3 日ウィーン、(2)1943 年7 月7 日プラハ、(3)1944年7 月3 日プラハ、(4)1945 年1 月8 日プラハ
ヨーゼフ・カイルベルト(1908-1968)はバンベルク交響楽団の首席指揮者として知られているが、プラハ・ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団はそのバンベルク交響楽団の前身団体(プラハでドイツ人によるオーケストラとして1940 年に創立)。カイルベルトはそこでも首席指揮者を務めており、これはその時期の録音。
MC-5005
バッハ:フーガの技法 BWV.1080(弦楽合奏による縮小演奏) ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
大ドイツ放送国営ブルックナーO

録音:1944 年12 月14 日 リンツ 国営放送協会による放送用スタジオ録音

※日本語オビ・解説付き
melo classic が飛び切りの音源を発掘した。第二次世界大戦末期に録音されたカラヤン指 揮のバッハのフーガの技法である。これは芸術の点のみならず歴史的にも極めて意義が高 い。第一に、カラヤンの指揮したバッハのフーガの技法の録音はこれが初めてである。カラヤ ンについての情報において権威あるwww.karajan.org で検索しても、カラヤンがフーガの技法 を演奏した記録はこの録音を含めて見当たらない。第二にリンツの大ドイツ放送国営ブルック ナー管弦楽団の演奏録音であること。このオーケストラは第二次世界大戦末期、ブルックナー を熱愛するヒトラーの意向でリンツに1943 年に創設され、ゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム(オイ ゲンの弟)に指導され、多数の一級指揮者を客演に迎えた。しかし戦局悪化のため1945 年3 月で活動が停止、解散。政治色が濃かったがゆえにごく短命の幻のオーケストラになった。こ のオーケストラを頻繁に指揮したのがカラヤンだった。実はカラヤンがこのオーケストラを指揮 してフーガの技法を録音したことは団員だったゲルハルト・ボッセの証言が残されていたのだ が、前述のように存在が確認されていなかった。幻の録音がついに日の目を見たのである。し かも偶然にもフルトヴェングラーの有名な「ウラニアのエロイカ」の僅か 5 日前の録音だ。演奏 自体もたいへん素晴らしい。響きは厚いものの、流麗でバランスの取れた美的感覚は、後の 帝王カラヤンを十分思い起こさせるものだ。録音状態はいかにも第二次世界大戦中のドイツ 国営放送の磁気テープ録音といった水準で、やや歪っぽいが弦楽オーケストラであればさほ ど気にならない程度だろう。なお未完のフーガは未完のまま演奏している。

MC-5006
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」 カール・ベーム(指)VPO
ウィーン国立歌劇場cho
イルムガルト・ゼーフリート(S)
エリーザベト・ヘンゲン(A)
アントン・デルモータ(T)
マティウ・アーラースマイヤー(Bs)

録音:1944 年4 月18 日 ウィーン ウィーン国営放送によるライヴ録音

※日本語オビ・解説付き
カール・ベーム(1894−1981)は第二次世界大戦の末期、1943 年から1944 年に彼の一度 目のウィーン国立歌劇場の音楽総監督を努めた。この時期のベームのウィーン録音は、オ ペラの放送録音がいくつかあるものの、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮した管 弦楽曲の録音は放送用録音を含めても少なく、ことにベートーヴェンはほとんどない。今回 登場するベートーヴェンの第9 交響曲は1944 年4 月18 日、大ムジークフェラインザールで の録音(CD にはライヴ録音とあるが拍手は皆無、物音などの雑音も僅か)。ウィーン・フィル ハーモニー管弦楽団の公式サイトでの記録によると放送演奏会 Rundfunk Konzert とある。 まったく同じ面々で2 日後の4 月20 日、ヒトラーの誕生日を祝う演奏会を催している。演奏 は第二次世界大戦期のベームの特徴、つまり後年と比べて速いところは速く遅いところは遅 くしかも動きの大きい演奏。たとえば第3 楽章は19 分弱とだいぶ遅めの歩みでじっくり演奏 している。オーケストラはベームの指揮にしっかり応え、ベームが見出したゼーフリートをはじ め、ヘンゲン、デルモータ、アーラースマイヤー、いずれもベームお気に入りの歌手が起用 され、水準の高い演奏だ。とはいえ合唱の男声が弱いあたりに大戦末期の陰が窺える。 様々な意味で手応えのある演奏録音だ。 ※第4 楽章の二重フーガの直前に録音がだいぶ不安定になっている箇所があります。70 年 以上前の古い録音ですので、ご理解くださいませ。


このページのトップへ


このサイト内の湧々堂オリジナル・コメントは、営利・非営利の目的の有無に関わらず、
これを複写・複製・転載・改変・引用等、一切の二次使用を固く禁じます
万一、これと類似するものを他でお見かけになりましたら、メール
でお知らせ頂ければ幸いです




Copyright (C)2004 WAKUWAKUDO All Rights Reserved.