湧々堂HOME 新譜速報:交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Schweizer Fonogramm
(スイス)



指揮者グラツィエッラ・コントラットにより2017年に設立されたスイス・ベルン拠点のクラシック音楽レーベルで、音楽家との対等な協働を重視しながら、スイスの音楽遺産の発掘と高品質なスタジオ録音を通じてその魅力を世界に発信しています。



※表示価格は全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
SF-0001
プロコフィエフ、オネゲル&イザイ
プロコフィエフ:2本のヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.56
オネゲル:2本のヴァイオリンのためのソナチネ H.29
イザイ:2本のヴァイオリンのためのソナタ opus posth.
ラファエル・オレグ(Vn)、
フレデリック・アングルロー(Vn)

録音:1999年10月
チャイコフスキー国際コンクール優勝者ラファエル・オレグと、フレデリック・アングルローによる2本のヴァイオリンのための作品集。このアルバムはここで使用されているヴァイオリンの製作者であるジャック・フスティエに奉げられています。
SF-0002
マーラー(クラウス・ジモン編):交響曲第1番「巨人」(室内アンサンブル版)
ツェムリンスキー(グラツィエッラ・コントラット編):至るところで5月の花が咲き(ソプラノとアンサンブル版)*
ミューテン・アンサンブル・オーケストラル、
グラツィエッラ・コントラット(指)、
リサ・ラーション(S)*
※編成:フルート(ピッコロ)、オーボエ(イングリッシュ・ホルン)、第1クラリネット、第2クラリネット、ファゴット、第1ホルン、第2ホルン、トランペット、アコーディオン、ピアノ、パーカッション、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス

録音:2018年7月7日-11日、チューリッヒ放送スタジオ(スイス)
※全曲世界初録音
astille Musiqueレーベルに自身の編曲・指揮で「マーラー:交響曲第5番(RBM003/BM003)」を録音しているドイツ生まれのピアニスト兼指揮者、クラウス・ジモンが編曲した16人の奏者のための「マーラー:交響曲第1番「巨人」」の世界初録音がSchweizer Fonogrammからリリース。
ジモンによるマーラーの交響曲の室内アンサンブル版はこの「巨人」や第5番に加え第4番、第7番などもあり、ピアノやアコーディオンを巧みに扱ったバランスの優れたサウンドが特徴的です。併録されたツェムリンスキーの「至るところで5月の花が咲き」は指揮を務めるグラツィエッラ・コントラットのアレンジによるソプラノとアンサンブル版で、こちらも世界初録音。この重要なレコーディングに臨んだミューテン・アンサンブル・オーケストラルは交響曲の室内楽版における解釈に情熱を注ぐソリストや室内楽奏者、オーケストラ奏者が集結しスイスを拠点としているアンサンブル。シェーンベルクが立ち上げた「私的演奏協会」の伝統を継承し精力的に活動しています。
SF-0003
マーラー(クラウス・ジモン編):交響曲第4番ト長調(ソプラノとアンサンブル版)
アルトゥール・シュナーベル(グラツィエッラ・コントラット編):歌曲集 Op.11、Op.14より〔それから Op.11-2/マリアの歌 Op.11-4/わが子よ、私は行く Op.11-7/夕暮れの情景 Op.14-14/Heisst es viel Dich bitten? Op.14-16〕(ソプラノとアンサンブル版)
ミューテン・アンサンブル・オーケストラル、
グラツィエッラ・コントラット(指)
ラヘル・ハルニッシュ(S)
※編成:フルート(ピッコロ)、オーボエ(イングリッシュ・ホルン)、クラリネット、ファゴット、ホルン、アコーディオン、ピアノ、パーカッション×2、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス

録音:2016年7月10日-14日、チューリッヒ放送スタジオ(スイス)
Bastille Musiqueレーベルに自身の編曲・指揮で「マーラー:交響曲第5番(RBM003/BM003)」を録音しているドイツ生まれのピアニスト兼指揮者、クラウス・ジモンが編曲した14人の奏者のための「マーラー:交響曲第4番」。Clavesレーベルからリリースされていた音源にフレデリック・アングルローがリマスタリングを施し、より温かみと透明感を持ったサウンドにブラッシュアップされてのリリースとなります。
いくつものマーラーの交響曲を室内アンサンブル用に編曲しているジモンのアレンジはピアノやアコーディオンを巧みに扱ったバランスの優れたサウンドが特徴的。指揮を務めるグラツィエッラ・コントラットのアレンジによる、ピアニストとしても有名なアルトゥール・シュナーベルが作曲した歌曲集からの5曲をカップリングしています。いずれの作品もスイスの名ソプラノ、ラヘル・ハルニッシュの美しい歌声にもご注目ください。ミューテン・アンサンブル・オーケストラルは交響曲の室内楽版における解釈に情熱を注ぐソリストや室内楽奏者、オーケストラ奏者が集結しスイスを拠点としているアンサンブル。シェーンベルクが立ち上げた「私的演奏協会」の伝統を継承し精力的に活動しています。
SF-0005
ヨーゼフ・ラウバー(1864-1952):交響曲第1番変ホ長調(1895)/交響曲第2番イ短調(1896) カスパル・ツェーンダー(指)
ビール・ゾロトゥルンSO

録音:2020年6月、ディアコニス教会(スイス、ベルン)

※全曲世界初録音
知られざるスイスの交響曲、世界初録音!スイス・ルツェルン州のルスヴィルに生まれ、作曲家・ピアニスト・オルガニストとして活躍したヨーゼフ・ラウバー(1864-1952)は、フランク・マルタンの唯一の師として言及されることはあっても、作曲家としては見過ごされがちな存在でした。彼はチューリッヒ音楽院でブラームスの友人でもあったフリードリヒ・ヘーガーに、ミュンヘンとパリでラインベルガーやマスネに師事し、200を超える作品をほぼすべてのジャンルに遺しました。指揮者カスパル・ツェーンダーはローザンヌ大学図書館の音楽アーカイヴでラウバーの6つの交響曲を発見し、本アルバムはそのうち初期の2作品を世界初録音で収録しています。
アルプホルン的な旋律で幕を開ける第1番は「レシュティの溝」(スイスのドイツ語圏とフランス語圏の文化的境界)を想起させるドイツ・フランス両文化の融合が特徴で、金管による荘厳なコラールが用いられた終楽章はブルックナーを彷彿とさせます。第2番は過去の交響曲の英雄たちとの対話を試みた作品といえますが、ブラームスやドヴォルザークの影響を感じさせる一方、ラウバーの確かな独自性も現れています。
SF-0006
ヨアヒム・ラフ&アウグスト・ヴァルター
ラフ:Traumkonig und sein Lieb F-Dur Op.66
ヴァルター:交響曲 変ホ長調 Op.9
レナ=リサ・ヴュステンドルファー(指)
マリー=クロード・シャピュイ(Ms)、スイスO

録音:2020年8月20日-22日
あまり演奏されることのないスイスの古典派とロマン派の作品を収録した一枚。レナ=リサ・ヴュステンドルファーが自身で創設したスイスOを率いて、スイス・ロマン派を代表するヨアヒム・ラフの作品と、古典派を代表するアウグスト・ヴァルターの「交響曲」を紹介します。
SF-0008
ヨーゼフ・ラウバー(1864-1952):交響曲第3番ロ短調(1896)
交響的組曲 「アルプス」(1896-97)
交響曲第6番ニ長調
カスパル・ツェーンダー(指)
ビール・ゾロトゥルンSO

録音:2020年12月、メニューイン・フォーラム(スイス、ベルン)
※全曲世界初録音
知られざるスイスの交響曲、世界初録音!スイス・ルツェルン州のルスヴィルに生まれ、作曲家・ピアニスト・オルガニストとして活躍したヨーゼフ・ラウバー(1864-1952)は、フランク・マルタンの唯一の師として言及されることはあっても、作曲家としては見過ごされがちな存在でした。彼はチューリッヒ音楽院でブラームスの友人でもあったフリードリヒ・ヘーガーに、ミュンヘンとパリでラインベルガーやマスネに師事し、200を超える作品をほぼすべてのジャンルに遺しました。指揮者カスパル・ツェーンダーはローザンヌ大学図書館の音楽アーカイヴでラウバーの6つの交響曲を発見し、本アルバムではそのうち第3番と第6番、さらに交響的組曲「アルプス」 を世界初録音で収録しています。
交響曲第3番と交響的組曲 「アルプス」 では、ラウバーが作曲技術、感情、エネルギーの面で見事なバランスを備えた熟練の筆致を示しており、特にブルックナーの没年にあたる1896年に書かれた第3番は、ロマン主義的熱情に満ちた交響的告白としての要素が凝縮された傑作です。一方の 「アルプス」 では、スイスの民謡を意識的に引用し、終楽章では旧スイス国歌 「Rufst du, mein Vaterland」 を挿入することで、祖国の風景と精神性を描き出しています。交響曲第6番は2つの世界大戦を経た約50年後に書かれており(1949年にスイス著作権協会に登録)、ラウバーは新古典主義の新たな地平に慎重に足を踏み入れています。長い芸術人生をまるで映画音楽のように予想外の形で回顧する、深い内省と詩情に満ちた作品です。
SF-0009
クルト・ライマー:ピアノ協奏曲第3番(左手のための)
R.シュトラウス:パンアテネの大祭 Op.74
ジル・ヴォンサッテル(P)、
マリオ・フェンツァーゴ(指)ベルンSO

録音:2020年9月21日-24日
左手のためのピアノ協奏曲集。クルト・ライマー(1920-1974)は非常に優秀なピアニストであり、ヴァルター・ギーゼキング、カール・シューリヒトやヴィルヘルム・フルトヴェングラーに認められ国内外で活躍していましたが、第二次世界大戦で捕虜となり負傷したことから左手のための「ピアノ協奏曲第3番」を作曲しました。この作品は非常に難解な左手だけの奏法を求められる作品で、ラグタイムなどの要素も含まれています。この作品は作曲者であるライマーのピアノ独奏でヘルベルト・フォン・カラヤンの指揮によって初演されました。
SF-0011
ヨーゼフ・ラウバー(1864-1952):交響曲第4番ハ短調(1913)
交響曲第5番変ロ長調(1918)
カスパル・ツェーンダー(指)
ビール・ゾロトゥルンSO

録音:2021年8月、ディアコニス教会(スイス、ベルン)
※全曲世界初録音
知られざるスイスの交響曲、世界初録音!スイス・ルツェルン州のルスヴィルに生まれ、作曲家・ピアニスト・オルガニストとして活躍したヨーゼフ・ラウバー(1864-1952)は、フランク・マルタンの唯一の師として言及されることはあっても、作曲家としては見過ごされがちな存在でした。彼はチューリッヒ音楽院でブラームスの友人でもあったフリードリヒ・ヘーガーに、ミュンヘンとパリでラインベルガーやマスネに師事し、200を超える作品をほぼすべてのジャンルに遺しました。指揮者カスパル・ツェーンダーはローザンヌ大学図書館の音楽アーカイヴでラウバーの6つの交響曲を発見し、本アルバムではそのうち中期にあたる第4番と第5番を世界初録音で収録しています。
第1次世界大戦を挟んで書かれたこれら2つの交響曲では、ラウバーは伝統的な4楽章構成を守りつつも、独自の創意を随所に織り込みながら、緻密な職人芸、豊かな感情表現、そして内に秘めたエネルギーを見事に融合させています。第4番では変拍子やエキゾチックな楽器編成(シロフォン、タンブリンなど)、豊かな旋律的引用が特徴であり、彼がスイスのヴァレー地方でスキーをしていた際に耳にしたというカリヨン(鐘)の旋律までもが取り入れられています。続く第5番でも、ラウバーは戦争や時代の激変を直接反映させることはなく、旋律的魅力と独自の様式感を保っています。ラウバーは、まさに世界と文化のはざまに生きた交響曲作家でした。音響的にはフランス的、動機の展開においてはドイツ的、そして感情の内面的な表現においては、まさにスイス人そのものと言えるでしょう。
SF-0012
フィギュレーションズ
バルトーク:組曲 Op.14
ラヴェル:マ・メール・ロワ
ヴァルター・フェルドマン:「figurations de memoire」
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
ブラットヴェルク五重奏団

録音:2021年8月17日-18日&20日-21日
オーボエ、サクソフォン、2本のクラリネット、そしてファゴットという五重奏による編曲集。ブラットヴェルク五重奏団は難解な部分でも叙情的な部分でも豊かな色彩で演奏しています。
SF-0014
フーバー:管弦楽作品集
ハンス・フーバー
(1852-1921):喜劇序曲 Op.50
セレナード第1番変ホ長調 「夏の夜」 Op.86
セレナード第2番ト長調 「冬の夜」
ローマの謝肉祭(世界初録音)
ヤニス・プースプーリカス(指)
ビール・ゾロトゥルンSO

録音:2022年8月24日-27日、ユーディ・メニューイン・フォーラム(ベルン、スイス)
スイス・ロマン派を代表する作曲家、ハンス・フーバーは、1892年の祝祭作品によってスイス音楽界で名を上げ、バーゼルで音楽院設立や演奏活動に尽力し、バーゼルの音楽文化の発展に大きく貢献しました。室内楽からオラトリオ、9つの交響曲など多くの作品を残しています。
本アルバムでは、フーバーの初期作品に焦点を当てており、メンデルスゾーンやグリーグに影響を受けた旋律が印象的な 「喜劇序曲」 から、2つのセレナード、そして、世界初録音となる、ヨーゼフ・ヴィクトル・フォン・シェッフェルの詩に触発されたユーモラスで色彩豊かな管弦楽作品 「ローマの謝肉祭」 を収録。フーバーの多面的な作曲スタイルと、彼のスイス音楽界への影響を体感できる貴重な1枚と言えるでしょう。
SF-0015
「Nachhall」〜シェック:オーケストラ伴奏による歌曲集
オトマール・シェック
:Nachhall/ハインリヒ・ハイネの詩による3つの歌 Op.4(グラツィエッラ・コントラット編曲によるオーケストラ伴奏版)(世界初録音)/8つの歌 Op.7(グラツィエッラ・コントラット編曲によるオーケストラ伴奏版)(世界初録音)
オレナ・トカール(S)
シュテファン・ゲンツ(Br)
グラツィエッラ・コントラット(指揮&編)
ベルンSO

録音:2023年5月21日-26日、ユーディ・メニューイン・フォーラム(ベルン、スイス)
20世紀スイスの作曲家、オトマール・シェックは、300曲以上にのぼる歌曲を作曲し、ピアノ伴奏付き歌曲やオーケストラ伴奏付きの歌曲など、様々な合唱曲を遺しています。
本アルバムでは、シェックの若き日の詩的でロマンティックな歌曲(Op.4&Op.7)と、レーナウの詩による哲学的な晩年の傑作をカップリング。スイスの芸術歌曲の豊かさを現代に伝える貴重な録音です。
SF-0016(3CD)
ヨアヒム・ラフ:歌劇 「サムソン」 マグヌス・ヴィジリウス(テノール/サムソン)
オレナ・トカール(ソプラノ/デリラ)
ロビン・アダムス(バリトン/アビメレク)
クリスティアン・イムラー(バス/大祭司)
ミヒャエル・ヴァイニウス(テノール/預言者)
フィリップ・バッハ(指)
ベルンSO、ベルン劇場cho

録音:2023年8月29日-9月4日、ベルン市立劇場(ベルン、スイス)
※(世界初録音
スイス・ロマン派の作曲家、ヨアヒム・ラフが遺した幻のオペラ 「サムソン」 。ラフは、ワーグナーのパトロンであったフランツ・リストを支援しており、この作品はワーグナーの 「ローエングリン」 の影響が強く反映されています。1858年に完成するも、未上演のまま170年以上も眠っていましたが、2023年秋、スイス・ベルンにて本作のスイス初演が遂に実現。スイス・ロマン派の失われた傑作が見事に現代に甦りました。
SF-0017
幽霊〜クラム、シュトラウス、シューベルト:歌曲集
ジョージ・クラム:幽霊
R.シュトラウス:夜 Op.10-3
 サフラン Op.10-7/夜の散歩 Op.29-3
 待ちわびて Op.10-5/あすの朝!Op.27-4
シューベルト:夜と夢 D.827
 死と乙女 D.531/若い尼僧 D.828
 全能 D.852/君は憩い D.776
ニーナ・ベズ(S)
マティアス・アルテヘルト(P)

録音:2024年3月11日-14日、ユーディ・メニューイン・フォーラム(ベルン、スイス)
オペラとリートの両分野で高い評価を受け、ベルリンを拠点に国際的に活躍するソプラノ歌手、ニーナ・ベズ。本アルバムは、彼女の個人的かつ緻密に構成されたプログラムであり、ジョージ・クラムの象徴的な歌曲集 「幽霊」 を中心に、シュトラウスとシューベルトの歌曲をカップリング。各作曲家が異なる時代背景で、「死」「夜」「魂」といった共通テーマに向き合っている点に焦点を当てています。


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