湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック


コロムビア "ロシア・ピアニズム名盤選"シリーズ
(日本)


1CD=(税込)
2CD=(税込)


第1回発売
品番 内容 演奏者
COCQ-83651
ヴェデルニコフ/バッハ作品集
イギリス組曲 第6番*、7つのコラール前奏曲、
ベツレヘムに生まれし幼子 BWV 603、
いまぞ喜べ(愛するキリストの仲間たち)BWV 734、
人みな死すべきもの BWV 643、
甘き喜びのうちに BWV 608、
我ら悩みの極みにありて BWV 641、
目覚めよ,と呼ぶ声あり BWV 645、
いざ来れ異教徒の救い主よBWV 659(ヴェデルニコフ編)、
イタリア協奏曲ヘ長調BWV 971#
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)
録音:1962年*、1970年、1963年# (全てモノラル)
COCQ-83652
ヴェデルニコフ/ベートーヴェン(1)
ピアノ・ソナタ 第1番、
ピアノ・ソナタ 第29番「ハンマークラヴィーア」
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)
録音:1968年(1)、1966年* (全てモノラル)
COCQ-83653
ヴェデルニコフ/ベートーヴェン(2)
自作の主題による32の変奏曲WoO.80、
ピアノ・ソナタ第14番「月光」、第17番「テンペスト」
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)
録音:1973年、1974年 (全てモノラル)
COCQ-83654
ヴェデルニコフ/ベートーヴェン(3)
ピアノ・ソナタ 第30番/第31番*/ 第32番#
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)
録音:1969年*、1974年#、1976年
COCQ-83655
ヴェデルニコフ/シューベルト〜ブラームス
シューベルト:さすらい人幻想曲、
シューマン:交響的練習曲*、
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲#
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)
録音:1968年(モノラル)、1973年(ステレオ)*、1975年(ステレオ)#
COCQ-83656
ヴェデルニコフ/ショパン
ピアノ・ソナタ 第2番*、スケルツォ第2番/第3番、
バラード第1番/第2番、マズルカOp.68-2#
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)
録音:1973年*、1977年(2-5)、1953年#
COCQ-83657
ヴェデルニコフ/ブラームス
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ、
3つの間奏曲Op.117*、6つのピアノ小品Op.118#
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)
録音:1975年、1980年、1981年
COCQ-83658
ヴェデルニコフ/ドビュッシー
前奏曲第1巻 、ベルガマスク組曲*
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)
録音:1989年(ステレオ)、1962年(モノラル)*
COCQ-83659
ヴェデルニコフ/スクリャービン&プロコフィエフ
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第9番「黒ミサ」/第10番、
3つの練習曲Op.65、
プロコフィエフ:思考Op.62、ディヴェルティメント Op.43bis
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)
録音:1962年、1969年、1975年
COCQ-83660
ヴェデルニコフ/スクリャービン〜ストラヴィンスキー
スクリャービン:24の前奏曲 Op.11、
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第5番*、
ストラヴィンスキー(ヴェデルニコフ編):ペトルーシュカ組曲#
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)
録音:1975年(1)、1959年*、1963年#
COCQ-83661(2CD)
ゲンリヒ・ネイガウス/モスクワ音楽院ライヴ
ショパン:夜想曲Op.55-1,2、幻想曲、
ピアノ・ソナタ第2番、3つのマズルカOp.59-1,2,3 、
ワルツOp.42、マズルカOp.6-4/Op.63-1、
夜想曲Op.15-2、マズルカOp.68-4、
シューマン:幻想曲〜第1楽章*
スクリャービン:幻想曲Op.28*
ショパン:幻想ポロネーズ*
スクリャービン:アルバムの綴りOp.45-1*
ショパン:マズルカ 嬰ハ短調Op.5-3*
ゲンリヒ・ネイガウス(P)
録音:1949年3月5日ライヴ、1958年4月23日ライヴ*
COCQ-83663
ゲンリヒ・ネイガウス/2つの協奏曲
ショパン:ピアノ協奏曲第1番、
スクリャービン:ピアノ協奏曲*
ゲンリヒ・ネイガウス(P)、
アレクサンドル・ガウク(指)、ゴロヴァノフ(指)*、
ソビエトRSO
録音:1951年、1946年*
COCQ-83664
ゲンリヒ・ネイガウス/バッハ&モーツァルト他
バッハ平均律クラヴィーア曲集 第1巻より(6曲)、
(1)-(6)前奏曲とフーガ 第13-18番、
(7)モーツァルト:ロンド イ短調 K.511、
ブラームス:(8)カプリッチョ嬰ヘ短調 Op.76-1、
(9)間奏曲 変イ長調 Op.76の3、
(10)同 変ロ長調 Op.76の4、
(11)カプリッチョ 嬰ハ短調 Op.76の5、
(12)間奏曲 イ長調 Op.76の6、
(13) 同 イ短調 Op.76の7、
(14)カプリッチョ ハ長調 Op.76の8、
(15)間奏曲 イ長調 Op.118の2、
(16)間奏曲 ロ短調 Op.119の1、
(17) 同 ホ短調 Op.119の2
ゲンリヒ・ネイガウス(P)
録音:1947年(9)(10)(16)(17)、1950年(7)、1951年(1)-(6)(8)(11)-(14)、1952年(15)
COCQ-83665
ゲンリヒ・ネイガウス/シューマン&リスト
シューマン:クライスレリアーナ、
リスト:ピアノ協奏曲第2番*
ゲンリヒ・ネイガウス(P)、
ウラジーミル・デグチャレンコ(指)
ソビエト国立SO*
録音:1951年、1946年*
COCQ-83666
ゲンリヒ・ネイガウス/スクリャービンetc
スクリャービン:24の前奏曲Op.11-2,5,8,11,12、
2つの詩曲Op.32、2つの詩曲Op.63、
ラフマニノフ:前奏曲op23-1,4、「音の絵」Op.39-2、
プロコフィエフ:束の間の幻影Op.22、
ショスタコーヴィチ:13の前奏曲Op.34〜第1番 ハ長調/第2番 イ短調/第3番 ト長調/第7番 イ長調/第8番 嬰ヘ短調/第11番 ロ長調/第13番 嬰ヘ長調/第14番 変ホ短調/第16番 変ロ短調/第18番 ヘ短調/第19番 変ホ長調/第22番 ト短調
ゲンリヒ・ネイガウス(P)
録音:1947年、1950年、1951年、1952年
COCQ-83667(2CD)
ソフロニツキー/ベートーヴェンetc
ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ WoO57*、
シューベルト:即興曲Op.90-1#、Op.90-3**、Op.142-2**
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D.960、
シューベルト(リスト編):連祷、
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調、
シューベルト( リスト編):水車小屋の男と小川(小川と詩人) /すみか/魔王 /春のあこがれ(信仰)/影法師
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1952年スタジオ*、1953年スタジオ#、1960年スタジオ**、1960年10月14日モスクワ音楽院小ホール・ライヴ (全てモノラル)
COCQ-83669(2CD)
伝説のスクリャービン・リサイタル
練習曲Op.8-2,,8,9,11/Op.42-3、幻想曲Op.28[以上*]、
前奏曲Op.13-1、Op.11-2、Op.13-3、Op.11-4,5、
Op.13-6.9015-1、Op.9-1(左手のための)、
Op.11-9、Op.11-10、Op.22-2,3、Op.16-2,3,4,5、
Op.11-16、Op.1-17、Op.11-19,20,21,22,23,24
詩曲Op.52-1/Op.59-1/Op.51-3/Op.52-3/
Op.63-1/Op.36「悪魔的詩曲」/Op.32-2/
Op.32-1/Op.69-1,2、
ピアノ・ソナタ第9番、詩曲Op.73-2,1/Op.71-2
ピアノ・ソナタ第10番、たよりなさOp.51-1、
アルバムの綴りOp.45-1、マズルカOp.25-3、
練習曲Op.42-5、マズルカOp.40-2、練習曲Op.8-12
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1959年スタジオ*、1960年2月2日モスクワ音楽院小ホール・ライヴ
COCQ-83671
ソフロニツキー/ラフマニノフ&プロコフィエフ
ラフマニノフ:前奏曲〜Op.3の2/嬰ヘ短調 Op.23の1/ニ長調 Op.23の4/変ホ長調 Op.23の6/ホ長調 Op.32の3/ト長調 Op.32の5/嬰ト短調 Op.32の12)、
楽興の時 Op.16〜第5番 変ニ長調/第3番 ロ短調、
練習曲集「音の絵」〜ハ長調 Op.33の2/ト短調 Op.33の8/ロ短調 Op.39の4/変ホ短調 Op.39の5/イ短調 Op.39の6、
プロコフィエフ:年老いた祖母の物語 Op.31、
束の間の幻影 Op.22〜風刺 Op.17(第3曲)、
小品 Op.12〜行進曲/ガヴォット/リゴードン/伝説/前奏曲/アルマンド/滑稽なスケルツォ
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)
COCQ-83672
ソフロニツキー/ショパン作品集
ポロネーズ第1番[録音:1946]、
練習曲Op.10の3「別れの曲」[録音:1953]、
練習曲Op.10の6[録音:1948]、
練習曲 変イ長調 (遺作)[録音:1948]、
前奏曲Op.28の1[録音:1950]、
前奏曲 イ短調 Op.28の2[録音:1946]、
前奏曲 嬰ト短調 Op.28の12[録音:1951]、
前奏曲 変ト長調 Op.28の13[録音:946]、
ワルツ 変イ長調Op.64の3[録音:1946]、
ワルツ 変イ長調 Op.69の1[録音:1946]、
ワルツ 変ト長調 Op.70の1[録音:1950]、
ワルツ 変ニ長調 Op.70の3[録音:1950]、
マズルカ ト短調 Op.24の1[録音:1953年]、
マズルカ 変イ長調 Op.17の3[録音:1953]、
マズルカ ハ長調 Op.33の3[録音:1953]、
マズルカ 嬰ハ短調 Op.41の1[録音:1950]、
マズルカ ホ短調 Op.41の2[録音:1952]、
マズルカ 嬰ハ短調 Op.50の3[録音:1947]、
マズルカ イ短調 Op.68の2[録音:1947]、
マズルカ ヘ長調 Op.68の3[録音:1950]、
バラード第3番 変イ長調 Op.47[録音:1947]
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)
COCQ-83673(2CD)
伝説のシューマン・リサイタル
シューマン:アラベスク Op.18、幻想曲、
交響的練習曲、謝肉祭、夕べに Op.12の1、
ロマンス Op.28の1
ショパン:ポロネーズ第1番、
ワルツOp.69-1/Op.70-2,3、
マズルカOp.63-2/Op.30-3,4/Op.41-1/Op.50-3
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1959年11月18日、1960夏・モスクワ音楽院(ショパン)
第2回発売
COCQ-83960
ヴェデルニコフ/バッハ&ヘンデル
バッハ:3声のシンフォニアBWV787〜801、
ヘンデル:組曲 第9番 ト短調*、
クレプス:パルティータ第2番変ロ長調#
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)
録音:1965年(モノラル)、1971年(ステレオ)*、1963年(モノラル)#
ロシア屈指のバッハ弾きとして名高かったヴェデルニコフの面目躍如たる18世紀の作品集。ひとつひとつの音を慈しみ
ながら弾き進めるバッハのシンフォニア、自然体で一気に駆け抜けるヘンデルの組曲、幻想的な音色を駆使した表現
が素晴らしいクレプスのパルティータ。いずれも真情溢れる格調高い名演で聴き手の心を強く打ちます。
COCQ-83961
ヴェデルニコフ/モーツァルト:協奏曲集
ピアノ協奏曲 第15番/第23番*
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)、
ロジェストヴェンスキー(指)ソヴィエト国立RSO
録音:1971年(ステレオ)、1967年(モノラル)*
ヴェデルニコフ唯一のモーツァルト協奏曲の録音。調和の取れた響きと完璧にコントロールされたペダリングなど、玄人
を唸らせる本当の名人芸で作品の素晴らしさを引き出します。特に緩徐楽章での落ち着いたテンポ運びによる深々とし
た感情表現は感動的。厳格でありながら優しく、透徹していながら温かいという、真の巨匠にのみ可能な見事な演奏です。
COCQ-83962
ヴェデルニコフ/モーツァルト
モーツァルト:ロンド イ短調 K.511、
幻想曲 ハ短調 K.475、
ピアノ・ソナタ ハ短調 K.457
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)、
録音:1977年(ステレオ)
独墺系のレパートリーを得意としたヴェデルニコフですが、 モーツァルト作品の録音はそれほど多く残されていないだ
けに、 傑作3曲を収めたこのアルバムは貴重な記録です。ヴェデルニコフ特有の 堅固な構成と調和の取れた美しいピ
アノの響きはさながらに、 控えめな表現の中から細やかなニュアンスが滲み出てくるのは、 まさに巨匠の至芸と呼ぶ
に相応しいものです。
COCQ-83963
ヴェデルニコフ/シューマン
トッカータOp.7、幻想曲、
ピアノ・ソナタ第2番*、プレスト ト短調
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)、
録音:1970年(ステレオ)、1966年(モノラル)*、1953年(モノラル)#
ロシアのピアニストたちにとってシューマン作品は伝統的に最も大切なレパートリーの ひとつですが、ヴェデルニコフ
の場合もその例に洩れず、シューマン作品を 頻繁に演奏しました。ヴェデルニコフ固有の、見事なまでに堅固な構成
感と 溢れんばかりに豊かなファンタジーは、ドイツ・ロマン派の作品演奏に 最適の特質だといっても過言ではありませ
ん。なお、元々「ソナタ第2番」の フィナーレとして作曲された「プレスト」が収録されているのも嬉しいところ。
COCQ-83964
ヴェデルニコフ/ブラームス&ウェーバー
ブラームス:ピアノ・ソナタ 第3番、
ウェーバー:ピアノ・ソナタ 第1番*、
華麗なるロンド 変ホ長調Op.62#
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)、
録音:1969年(モノラル)、1959年(モノラル)*、1953年(モノラル)#
19世紀ドイツ・ロマン派の名作ソナタ2曲をカップリングしたアルバム。 ブラームスにおける圧倒的なパワーとスケール
感を備えた堂々たる演奏は、 果てしないロマン派世界へ聴き手を誘います。ウェーバー作品での 愉悦感溢れる表現
にも脱帽です。両者とも、素朴でありながら、 えもいわれぬ薫りの漂う名演です。
COCQ-83965
ヴェデルニコフ/リスト&ラヴェル
リスト:ローレライ、メフィスト・ワルツ第1番、
エステ荘の噴水*
ラヴェル:水の戯れ*、クープランの墓#、
フランク(ヴェデルニコフ編):前奏曲,フーガと変奏曲Op.18**
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)、
録音:1969年(モノラル)、1953年(モノラル)*、1976年(ステレオ)#、1967年(モノラル)**
ヴェデルニコフが若い頃から得意としたリストのヴィルトゥオーゾ作品とラヴェル、フランクの作品をカップリングした1
枚で、いずれも目の覚めるような切れ味鋭い技巧が印象的です。ヴェデルニコフ自身の編曲になるフランクの作品は
、一般的に演奏される機会の多いバウアー版よりも音楽の内面性を大事にしており、深い精神性が聴き手の胸に迫り
ます。
COCQ-83966
ヴェデルニコフ/ドビュッシー
12の練習曲、ピアノのために*
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)、
録音:1957年(モノラル)、1967年(ステレオ)*
バッハから近現代の作品まで極めて幅広いレパートリーを誇ったヴェデルニコフですが、 ドビュッシー作品も彼の得
意とするレパートリーの一部でした。 1957年録音の「12の練習曲」では、優れたリズムや、変幻自在の音色、明晰な
構造性、 絶妙のペダリングによってドビュッシー作品の本質を見事に捉えており、 あのリヒテルも回想記の中で絶賛
しています。併録の「ピアノのために」も瑞々しさに 満ちた演奏で、改めてこの巨匠ピアニストの柔軟な感性を思い知
らされます。
COCQ-83967
ヴェデルニコフ/ストラヴィンスキーetc
ストラヴィンスキー: ピアノ・ソナタ 第2番、
ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ第1番*、
ピアノ・ソナタ 第2番Op.61、
カレトニコフ:レント〜ヴァリエーション#
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)、
録音:1971年(ステレオ)、1968年(モノラル)*、1968年(ステレオ)#
20世紀のロシアを代表する作曲家ストラヴィンスキーとショスタコーヴィチの ピアノ・ソナタを集めた1枚。「現代作品
のスペシャリスト」という ヴェデルニコフのもうひとつの側面を改めて思い知らされる内容です。 ショスタコーヴィチは
手紙でヴェデルニコフに次のように書いています ― 「あなたの素晴らしい演奏に心から感謝します …録音は両方と
も最高の出来でした」(1972年9月1日付)。併録のカレトニコフも珍しいレパートリーであり貴重な音源です。
COCQ-83968(2CD)
ソフロニツキー/ショパン作品(1949年録)
夜想曲Op.37の2、24の前奏曲Op.28、
マズルカ〜Op.67の4/ホ長調 Op.6の3/ホ短調 Op.41の2/変ロ長調 Op.17の1/嬰ト短調 Op.33の1/変ホ短調 Op.6の4/ロ長調 Op.63の1/ヘ短調 Op.63の2/嬰ハ短調 Op.63の3/ハ長調 Op.68の1、
ワルツ ヘ短調 Op.70-2/Op.64-1「小犬」、
ポロネーズ第6番「英雄」、
夜想曲変ホ長調 Op.9の2、
練習曲ヘ長調 Op.25の3、
マズルカ イ短調 Op.68の2、
夜想曲ハ短調 Op.48の1、
ワルツ変イ長調 Op.64の3、
マズルカ ハ長調 Op.33の3
幻想曲*、夜想曲Op.27-2*、舟歌*、
マズルカ集*〜Op.41の1/嬰ハ短調 Op.30の4/嬰ハ短調 Op.50の3/変ニ長調 Op.30の3/イ短調 Op.68の2、
練習曲変イ長調(遺作)*
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1949年11月21日モスクワ音楽院大ホール、1949年10月20日モスクワ音楽院大ホール*
ロシア屈指のショパン弾きとして名高いソフロニツキーが、ショパン没後100年を 記念して1949年に開いたオール・
ショパン・リサイタルの実況録音。 「24の前奏曲」や「幻想曲」「舟歌」といった大作の間にマズルカなどの小品を 自在
に配置したプログラムで、即興性に満ちた演奏で聴き手に期待と興奮をもたらします。 神秘のヴェールに包まれた伝
説的巨人ピアニストの神髄を伝える貴重な記録。
COCQ-83970
ソフロニツキー/スクリャービン(1958年)
ピアノ・ソナタ第3番/第9番、
詩曲 Op.59-1、前奏曲Op.74-1,2,3、
ピアノ・ソナタ第5番/第8番、
詩曲Op.69-1/Op.32-1、練習曲Op.42-3,4,5
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1958年6月8日モスクワ音楽院小ホール(ライヴ)
シリーズ第1回でも人気の高かった「伝説のスクリャービン・リサイタル」と並ぶ ソフロニツキーのライヴ実況録音。10
曲あるスクリャービンのソナタのうち4曲を演奏。 演奏者の魂が作品に乗り移ったかのようなボルテージの高さで聴き
手を圧倒します。 スクリャービン演奏における最高到達点ともいうべき圧倒的名演。
COCQ-83971
ソフロニツキー/スクリャービン(1946-53)
ピアノ・ソナタ第3番[’50]、
24の前奏曲Op.11〜20曲(第14番/
第18番/第23番/第24番以外)[以上'51]、
左手のための前奏曲Op.9の1['48]、
3つの小品 Op.2['49-'53]、
即興曲 嬰へ短調 Op.14の2['49]、
即興曲 変ロ短調 Op.12の2['50]、
2つの詩曲 Op.44['46-'53]、
詩曲 ニ長調 Op.32の2['46]、
ワルツ 変イ長調 Op.38['49]
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)
(1)1950年 (2)1951年 (3)1948年 (4)1949-1953年 (5)1949年 (6)1950年 (7)1946-1953年 (8)1946年 (9)1946年 全てモノラル
スクリャービンはソフロニツキーが最も得意とした作曲家ですが、ソフロニツキー自身がこの作曲家の娘婿だったこと
もあり、その演奏の右に出るものはいないと言われるほど高い評価を得ています。ここでは1946年から1953年までの
期間にモスクワの放送局で収録されたスタジオ録音を集めています。一部の曲はライヴ録音でもリリースされていま
すが、変幻自在の弾きぶりで有名なソフロニツキーだけに、比較して聴くのも一興です。
COCQ-83972
ソフロニツキー/スクリャービン:前奏曲etc
ポロネーズ 変ロ短調Op.21[1950年録音]
前奏曲ハ長調Op.13-1[1948年録音]
前奏曲ロ短調Op.13-の6[1948年録音]
前奏曲ロ長調Op.16-1[1948年録音]
前奏曲変ト長調Op.16-3[1952年録音]
前奏曲変ホ短調Op.16-4[1952年録音]
前奏曲ニ短調Op.17-1[1952年録音]
前奏曲変ニ長調Op.17-3[1952年録音]
前奏曲変ロ短調Op.17-4[1948年録音]
前奏曲変ロ長調Op.17-6[1953年録音]
前奏曲嬰ト短調Op.22-1[1948年録音]
前奏曲ト短調Op.27-1[1948年録音]
前奏曲変ニ長調Op.31-1[1953年録音]
前奏曲嬰ヘ短調Op.31-2[1953年録音]
前奏曲変ホ短調Op.31-3[1948年録音]
前奏曲ハ長調Op.31-4[1953年録音]
前奏曲ホ長調Op.33-1[1953年録音]
前奏曲嬰ヘ長調Op.33-2[1953年録音]
前奏曲ハ長調Op.33-3[1953年録音]
前奏曲変ロ長調Op.35-2[1948年録音]
前奏曲変ロ短調Op.37-1[1948年録音]
前奏曲ニ長調Op.39-2[1950年録音]
前奏曲ト長調Op.39-3[1953年録音]
前奏曲変イ長調Op.39-4[1953年録音]
前奏曲ハ長調Op.48-2[1950年録音]
練習曲嬰ハ長調Op.8-1[1950年録音]
練習曲嬰ヘ短調Op.8-2[1950年録音]
練習曲ロ長調Op.8-4[1950年録音]
練習曲ホ長調Op.8-5[1950年録音]
練習曲変ロ短調Op.8-7[1948年録音]
練習曲変イ長調Op.8-8[1946年録音]
練習曲嬰ト短調Op.8-9[1946年録音]
練習曲嬰ヘ短調Op.42-2[1950年録音]
練習曲嬰ヘ長調Op.42-4[1948年録音]
練習曲変ニ長調Op.42-6[1950年録音]
謎Op.52-2[1946年録音]
皮肉Op.56-2[1946年録音]
欲望Op.57-1[1946年録音]
悪魔的詩曲Op.36[1946年録音]
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)
現在でも多くのピアニストに影響を与え続けているカリスマ的存在、 ソフロニツキーの弾くスクリャービン作品のスタ
ジオ録音集第2集。 第1集の続編にあたる内容で、前奏曲と練習曲を中心としたプログラムです。 「正統的」な解釈に
よるスクリャービン演奏の永遠のスタンダードとも 呼ぶべき弾きぶりで聴き手を圧倒します。
COCQ-83973
ソフロニツキー/近現代のロシア作品
ボロディン:小組曲[1950年録音]
リャードフ:前奏曲変ニ長調Op.57-1[1949年録音]
前奏曲変ロ短調Op.31-2[1949年録音]
前奏曲ト長調Op.36-3[1949年録音]
前奏曲ニ短調Op.40-3[1949年録音]
ノヴェレッテハ長調Op.20[1951年録音]
グラズノフ:前奏曲変ニ長調Op.49-1[1952年録音]
前奏曲とフーガイ短調Op.101-1[1952年録音]
スクリャービン:マズルカ嬰ハ短調Op.3-6[1952年録音]
マズルカ嬰ト短調Op3-9[1952年録音]
マズルカホ短調Op.25-3[1948年録音]
マズルカ嬰へ短調Op.25-7[1952年録音]
マズルカロ長調Op.25-8[1952年録音]
マズルカ嬰ヘ長調Op.40-2[1948年録音]
カバレフスキー:ソナチネハ長調Op.13-1[1953年録音]
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)
ソフロニツキーといえば真っ先にスクリャービンの名前が思い浮かびますが、 その他のロシア音楽もレパートリーの
中で重要な地位を占めていました。 このアルバムはスクリャービンのマズルカ6曲の他にボロディンの名作「小組曲」
や 珍しいグラズノフ、カバレフスキーなど、ソフロニツキーが愛奏していた ロシアの作品を収録しています。2005年に
生誕150年を迎えたリャードフの作品が入っているのも見逃せません。
COCQ-83974
グリンベルク/モーツァルト
ピアノ・ソナタ第12番、
アレグレットの主題による12の変奏曲K.500*、
ピアノ・ソナタ 第17番ニ長調**
幻想曲 ハ短調 K.396(シュタットラーによる補筆完成版)#、
(ピアノ・ソナタ(第18番)K.533/494##
マリヤ・グリンベルク(P)
録音:1967年、1960年*、1961年**、1963年#(以上、モノラル)、1970年9月(ステレオ)##
20世紀ロシアを代表する女流ピアニストでありながら国外ではほとんど 知られていないマリヤ・グリンベルクがモスク
ワ放送に残した音源をCD化した シリーズ「グリンベルクの芸術」からの再発売。グリンベルクの美質が見事に 生かさ
れたモーツァルト作品集です。弾力性のあるリズム、美しいタッチと 変幻自在の音色のパレット、見事な様式感 ― 現
代の楽器で弾かれる 最上のモーツァルトの世界のひとつがここにあります。
COCQ-83975(2CD)
グリンベルク/ベートーヴェン
パイジェルロの「水車屋の娘」の主題による6つの変奏曲 WoO70*、
メヌエット 変ホ長調 WoO82、
メヌエット 変ホ長調 WoO10 第3番、
メヌエット ト長調 WoO10 第2番、
メヌエット ニ長調 WoO10 第5番、
ピアノ・ソナタ 第6番**、
ロンド「なくした小銭への怒り」Op.129##、
ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」##、
ピアノ・ソナタ第1番+
ピアノ・ソナタ第14番「月光」*
ピアノ・ソナタ第23番「熱情」*
マリヤ・グリンベルク(P)
(録音:1961年*、1951年、1950年**、1952年##、1958年##、1959年+ (全てモノラル)
ロシアで初めてのベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音という偉業を 成し遂げたグリンベルクによるベートーヴェン
作品集。この2枚組アルバムは、 全曲録音以前に放送用に録音された音源を集めたもので、「月光」 「ワルトシュタイ
ン」「熱情」などのソナタと小品を組み合わせたプログラム。いずれの曲もグリンベルクが生涯を通して弾き続け、聴衆
の心の琴線を 揺さぶってやまなかった作品ばかりです。苦難に満ちた波乱の人生を 生き抜いた偉大な芸術家ならで
はの深い情念の込められた決然とした表現は、 聴き手の心に激しく訴えかける力を備えています。
COCQ-83977(2CD)
グリンベルク/ベートーヴェン&シューベルト
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第10番/第12番
自作の主題による32の変奏曲WoO80、
ロンド ト長調 Op.51-12、
ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、
エコセーズ WoO83、
ピアノ・ソナタ第9番〜第2楽章、
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番、
4つの即興曲Op.90、ワルツ、レントラー&ドイツ舞曲集(グリンベルク編)
マリヤ・グリンベルク(P)
録音:1965年4月20日チャイコフスキー・ホール(モノラル・ライヴ)、1974年10月14日モスクワ音楽院大ホール(ステレオ・ライヴ)*
グリンベルクの最盛期にあたる1965年のベートーヴェン・プログラムと、 晩年に近い1974年のシューベルト・プログラ
ムのライヴ録音。穏やかでありながら 濃密な情緒を湛えた演奏は、この女流ピアニストがいかに偉大な存在だったか
を 改めて教えてくれます。内省的で自己と対話しているかのような慈しみに満ちた表現が 聴き手の心を揺さぶってや
みません。グリンベルク芸術の総決算であり 遺言状とも呼ぶべき感動的ライヴ。
COCQ-83979
グリンベルク/メンデルスゾーン
無言歌集〜ホ長調Op.30-3*/
イ短調Op.38-5*/イ短調Op.53-5「民謡」/
嬰へ短調Op.67-2/変ロ長調Op.67-3/
ト長調Op.62-4/ホ短調Op.62-3/
ホ短調Op.102-1/ハ短調Op.38-2/
変ホ長調Op.53-2/ト長調Op.62-1/
イ短調Op.85-2/ロ短調Op.67-5/
ト短調Op.102-4/イ長調Op.62-6/
イ長調Op.102-5、
幻想曲嬰へ短調Op.28#、
スケルツォ・ア・カプリッチョ嬰ヘ短調**
マリヤ・グリンベルク(P)
録音:1967年*、1968年、1951年#、1950年** (全てモノラル)
同じユダヤ系ということもあってメンデルスゾーンの音楽に若い頃から共感を 覚えていたグリンベルクは、演奏会でも
この作曲家をたびたび取り上げ、 生涯最後の演奏会(1978年)でも「無言歌」などを演奏しています。 当アルバムに
収められた16曲の「無言歌集」は1967〜68年という グリンベルクの最盛期に録音されたもの。大胆で濃厚な感情表
現により、 ドイツ・ロマン派の世界を新たな息吹を吹き込みます。併録の「幻想曲」と 「スケルツォ・カプリッチョ」も作品
の魅力をストレートに伝える秀演。
COCQ-83980
グリンベルク/ロシアの作品
リャードフ:練習曲 変イ長調 Op.5*、
練習曲 ヘ長調 Op.37*、
練習曲 ホ長調 Op.12*
練習曲 嬰ハ短調 Op.40*
ポーランド風の主題による変奏曲**、
プロコフィエフ:スケルツォ Op.12-10#
メトネル:2つのおとぎ話 Op.20##、
「忘れられた調べ」〜カンツォーナ・セレナータ(夕べの歌)Op.38-6/ダンツァ・シルヴェストラ(森の舞曲)Op.38-7ダンツァ・フィオラータ(花の舞曲)Op.40-3/ダンツァ・フェスティヴァ(祝祭の舞曲)Op.38-3/プリマヴェラ(春)Op.39-3/アラ・レミニセンツァ(回想)Op.38-8、
ピアノ・ソナタ ト短調 Op.22、
ラフマニノフ:幻想的小品 ト短調+
クライスラー(ラフマニノフ編):愛の悲しみ+
マリヤ・グリンベルク(P)
録音:1950年*、1947年**、1953年#、1961年##、1948年、1952年+ (全てモノラル)
19世紀後半から20世紀初頭にかけてのロシア音楽を集めた1枚。 2005年生誕150年を祝うリャードフの作品の他、
日本でも近年とみに人気の高まっているメトネル作品も多数収録。 いずれもロシア的な郷愁感に満ちた抒情溢れる
聴きやすい作品ばかりです。 作品への心からの熱い共感をもって演奏するグリンベルクの魅力が 最大限に発揮され
た珠玉のアルバム。
COCQ-83981
S.ネイガウス/スタジオ録音集
シューベルト:即興曲Op.90-1[1978年録音]#
ショパン:ワルツOp.34-2[1952年録音]
マズルカOp.33-2[1948年録音]
練習曲Op.25-1[1948年録音]
練習曲Op.25-12[1949年録音]
スクリャービン:前奏曲イ長調Op.15-1[1952年録音]
前奏曲嬰へ短調Op.15-2[1952年録音]
前奏曲ホ長調Op.15-4[1952年録音]
前奏曲変ト長調Op.16-3[1953年録音]
前奏曲変ホ短調Op.16-4[1953年録音]
ラフマニノフ:前奏曲Op.23-4[1955年録音]
前奏曲Op.32-6[1955年録音]
練習曲「音の絵」Op.39-2[1952年録音]
練習曲「音の絵」Op.33-6[1955年録音]
モーツァルト:2台ピアノのためのソナタK.448[1950年録音]*
スタニスラフ・ネイガウス(P)、
ゲンリヒ・ネイガウス(P)*
#のみステレオ録音
ゲンリヒ・ネイガウスの息子にしてスタニスラフ・ブーニンの父親にあたる スタニスラフ・ネイガウスは、ロシアで最も聴
衆から愛された演奏家の一人でした。 偉大な父親から受け継いだ豊かなテンペラメントと詩情の高さによって、 同時
代のロシアのピアニストたちの中でも群を抜いた存在だったS.ネイガウス。 このアルバムはショパン、スクリャービン、
ラフマニノフなど最も得意とした 作曲家を中心としたプログラム。父親とのデュオによるモーツァルト: 2台のピアノの
ためのソナタを併録するなど、聴き所たっぷりの1枚です。
COCQ-83982(2CD)
S.ネイガウス/最後のリサイタルetc
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番*
ラフマニノフ:前奏曲ト長調Op.32-5*
前奏曲ハ短調Op.23-7*
前奏曲変ホ長調Op.23-6*
前奏曲ヘ短調Op.32-6*
前奏曲ニ長調Op.23-4*5*
ショパン:バラード第1番〜第3番
バラード第4番、子守歌Op.57、
舟歌、ピアノ・ソナタ第3番、ワルツOp.64-3、
ドビュッシー:月の光
ラフマニノフ:前奏曲ハ短調Op.23-7
スクリャービン:舞い踊る愛撫Op.57-2
スタニスラフ・ネイガウス(P)
録音:1976年4月11日モスクワ音楽院大ホール(ステレオ・ライヴ)*、1980年1月18日モスクワ音楽院大(ステレオ・ライヴ)
謎に包まれているS.ネイガウスの突然の死(1980年1月24日)のわずか1週間前に 行われた最後のリサイタルのライ
ヴ録音。ネイガウスが最も愛した 作曲家ショパンのバラード全4曲とソナタ第3番といった大作を集めたプログラム。
人間の苦悩とロマンチシズムが結合したネイガウス独特のスタイルが 聴き手の心を揺さぶります。併録の1976年の
リサイタルでも得意とした プロコフィエフとラフマニノフの作品を取り上げており聴き応え充分。
第3回発売
COCQ-84239(2CD)
ゲンリヒ・ネイガウス/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
ピアノ・ソナタ 第14番「月光」、
ピアノ・ソナタ 第17番「テンペスト」、
ピアノ・ソナタ 第24番/30番/31番
ゲンリヒ・ネイガウス(P)
録音:1946〜1950年(モノラル)
近代ロシア・ピアニズムの太祖ゲンリヒ・ネイガウス(1888-1964)の残したベートーヴェン:ソナタ集のスタジオ録音。
作品に内在する心的イメージを膨らませながら豊かな詩情を紡いでゆくネイガウスの見事な手法。ウィーン古典派作
品に対するロシア・ピアニズムの伝統的解釈を聞くことができます。
COCQ-84240
ゲンリヒ・ネイガウス/ショパン&ドビュッシー
ショパン:マズルカ集〜Op.41の2/
Op.50-3/Op.56-1/Op.56-3/
Op.59-1/Op.63-2/Op.63-3、
夜想曲Op.9の3/Op.55の1/
Op.55の2/Op.62の2
ドビュッシー:前奏曲集〜ヒースの荒地/ミンストレル/デルフィの舞姫たち.音と香りは夕暮れの大気に漂う/アナカプリの丘/雪の上の足跡/とだえたセレナード/ビーノの門
ゲンリヒ・ネイガウス(P)
録音:1946〜1953年(モノラル)
ショパンのマズルカと夜想曲を集めた1枚。自らポーランドの血を引いていたネイガウスは20世紀前半のロシア最高
のショパン弾きの一人でした。その演奏はショパン作品の本質「zal」(憂いや哀しみを表わすポーランド語)の表現に
おいて際立っています。併録のドビュッシー作品もネイガウス愛してやまなかったレパートリーです。
COCQ-84241
ソフロニツキー/モーツァルト、シューベルト他
モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.475、
シューベルト:楽興の時〜第1番-第4番,第6番、
シューベルト(リスト編):水車屋の男と小川、
リスト:「巡礼の年」〜牧歌(第1年「スイス」 第7曲)、
ペトラルカのソネット第123番(第2年「イタリア」 第6曲)、
婚礼(第2年「イタリア」 第1曲)、
物思いに沈む人(第2年「イタリア」 第2曲)、
サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ(第2年「イタリア」 第3曲)
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1946〜1959年(モノラル)
ロシアの伝説的ピアニスト、ウラジーミル・ソフロニツキー(1901-1961)のスタジオ録音。男性的な堂々たるモーツァ
ルト、当時の録音も技術上の問題で惜しくも1曲欠けているシューベルトの「楽興の時」、十八番として評価の高かった
シューベルト=リストの歌曲、そして得意のリスト作品を収録。現在に至ってなお多くの演奏家たちに絶大な影響を与え
続けているカリスマ的存在の神髄を味わえるアルバムです。
COCQ-84242
ソフロニツキー/独古典派&ロマン派作品
モーツァルト:幻想曲ハ長調 K.396、
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第15番「田園」、
メンデルスゾーン:厳格な変奏曲、
シューマン:クライスレリアーナ
ウラジーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1950〜1953年(モノラル)
伝説の巨人ピアニスト、ソフロニツキーによる独墺古典派とロマン派の作品集。ロシアものとショパン作品以外にソフ
ロニツキーが得意としていたシューマンの傑作「クライスレリアーナ」を含むプログラム。ファンタジーと抒情的・哲学
的イメージが高次元で統一された恐るべき名演として高い評価を得たアルバムです。併録の3作品もソフロニツキー
が生涯にわたり愛奏し続けたレパートリー。
COCQ-84243
グリンベルク/シューマン作品集
子供の情景、交響的練習曲、
色とりどりの小品Op.99〜第10曲/第1〜8曲/第13曲、
春の夜(リスト編)、献呈(リスト編)
マリヤ・グリンベルク(P)
録音:1947〜1961年(モノラル)
ロシアが生んだ20世紀を代表する名女流ピアニスト、マリヤ・グリンベルク(1908-1978)。過酷な運命を乗り越えロ
シア初のベートーヴェン:ソナタ全集を録音したという偉業で知られています。グリンベルクの幅広いレパートリーの中
でもベートーヴェンと並んで特に高い評価を得ていたのがこのシューマン。作品に内在する不安、興奮、情熱、歓喜と
いった要素を明快に表現した演奏で、初リリース以来高い評価を受けているディスクです。
COCQ-84244
グリンベルク/ショパン作品集
バラード 第1番/第3番/第4番、
マズルカOp.6の2/Op.6の3/Op.6の4/
Op.30の3/Op.33の1/Op.50の1/
Op.63の2/ Op.68の3/ Op.67の1/Op.67の2、
華麗なる変奏曲 Op.12、タランテラ
マリヤ・グリンベルク(P)
録音:1948?〜1960年(モノラル)
ロシアは伝統的に多くのショパン弾きを輩出してきましたが、マリヤ・グリンベルク(1908-1978)も優れたショパン演奏
家でした。その演奏の特徴は、厳格さ、清廉潔白さ、柔和さ、快活さ、高邁さと深遠さ、そして素晴らしいリズム感。技巧
をことさら凝らさない、人間的な抑揚が感じられる演奏として、ロシアでも高く評価されています。
COCQ-84245
ヴェデルニコフ/ハイドン&ベートーヴェン
ハイドン:アンダンテと変奏 ヘ短調 Hob.XVII-6*、
ピアノ・ソナタ 第49番 変ホ長調 Hob.XVI-49、
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)
音:1965〜1981年(ステレオ/モノラル*)
アナトリー・ヴェデルニコフ(1920-1993)はロシア人演奏家としては珍しく独墺のレパートリーを得意としていましたが
、ここではまさに見事なウィーン古典派作品の解釈を聞かせています。素朴でありながら入念に彫り込まれた、男性
的なハイドン。芯の通った、高貴な品格を保つベートーヴェン。ずっしりとした聴き応えのある1枚です。
COCQ-84246
ヴェデルニコフ/ドビュッシー「映像」他
ドビュッシー:前奏曲集〜妖精たちはあでやかな踊り子/ヒースの荒地/月光のふりそそぐテラス/水の精/交代する3度/花火、
映像 第1集&第2集、版画〜雨の庭
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)
録音:1962〜1967年(モノラル)
ヴェデルニコフの幅広いレパートリーの中でも特に高い評価を受けていたのがドビュッシー作品です。前奏曲集第2巻
からの6曲、「映像」全2集ほかを収めたこのディスクも、初回リリース時から大きな注目を受けてきました。ギーゼキン
グ、ミケランジェリに匹敵すると賞賛される究極のピアニズムが全開した素晴らしい演奏です。
COCQ-84247
ヴェデルニコフ/ベートーヴェン&シューベルト
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調Op.70-2*、
シューベルト:アダージョとロンド ホ長調 D505&506*、
ピアノ・ソナタ第14番イ短調D784
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)、
ニコフオレグ・カガン(Vn)*、
ナターリャ・グートマン(Vc)*
録音:1968〜1979年(ステレオ/モノラル*)
ヴェデルニコフの珍しい室内楽。実際のステージでも共演する機会の多かったナターリャ・グートマン(Vc)とその夫
君オレグ・カガン(Vn)いう二人の名手と息の合ったアンサンブルを聞かせます。室内楽の醍醐味を存分に味わえる
究極の名演です。併録のシューベルトはピアノ・ソロ作品。名作イ短調ソナタでの骨太の解釈が魅力です。
COCQ-84248
ボシュニアコーヴィチ/ショパン:夜想曲集
Op.9の1/Op.9の2/Op.48の2*/
Op.15の1/Op.27の1/Op.27の2*/
Op.37の1/Op.32の2/Op.48の1/
Op.32の1/Op.62の2/Op.72の1/
Op.62の1
オレグ・ボシュニアコーヴィチ(P)
録音:1966〜1996年(ステレオ/モノラル*)
オレグ・ボシュニアコーヴィチ(1920-2006)はロシア国内では玄人筋から特に高い評価を受けていた名ピアニスト。
ゲンリヒ・ネイガウスとコンスタンチン・イグームノフという二人の伝説的名教師に学んだ「最後の巨匠」。ショパンはボ
シュニアコーヴィチの最も得意としたレパートリーで、13曲を収めたこのノクターン集も、聴けば聴くほど深い味わいの
出る逸品です。
COCQ-84249
ボシュニアコーヴィチ/ショパン作品集2
舟歌 、マズルカOp.17の4/Op.59の2/
Op.50の3/Op.24の4/Op.30の4/
Op.68の2、
ポロネーズ第1番*/第2番
幻想ポロネーズ、バラード第4番
オレグ・ボシュニアコーヴィチ(P)
録音:1969〜1987年(ステレオ/モノラル*)
2006年6月に亡くなったロシアの名ピアニスト、オレグ・ボシュニアコーヴィチによるショパン作品集第2弾。ロシアで
「最後のショパン弾き」と賞賛されたその実力を遺憾なく発揮した名盤として、初回発売時から圧倒的評価を得たアル
バム。濃密なニュアンスに溢れた見事な演奏で聴き手を唸らせます。ショパン・ファン必聴の1枚。
COCQ-84250
ボシュニアコーヴィチ/チャイコフスキー「四季」
チャイコフスキー:「四季」(全曲)、
「四季」〜炉ばたで/謝肉祭/舟歌/秋の歌/トロイカ、
瞑想 Op.72の5*
オレグ・ボシュニアコーヴィチ(P)
録音:1967〜1970年(ステレオ/モノラル*)
※「四季」(全曲)以外は、作曲家ゆかりのピアノによる演奏
チャイコフスキーの「四季」はロシアでは特にイグームノフ・スクールによって愛奏されてきたレパートリーですが、ボ
シュニアコーヴィチも師イグームノフ譲りの確固たる解釈を聞かせます。20世紀後半を代表する「四季」の名演といえ
るでしょう。余白にはチャイコフスキーゆかりのピアノによる録音も収録。鄙びたピアノの響きが19世紀のサロンへと
聴き手を誘います。
COCQ-84251
ボシュニアコーヴィチ/ドビュッシーetc
ドビュッシー:前奏曲集〜デルフィの舞姫たち/野を渡る風/音と香りは夕暮れの大気に漂う/ミンストレル/雪の上の足跡/沈める寺/ビーノの門、
アルベニス:グラナダ Op.47の1、カディス Op.47の4、タンゴ Op.164の2、アストゥーリアス Op.232の1、コルドバ Op.232の4、
グラナドス:スペイン舞曲第2番「オリエンタル」/第5番 「アンダルーサ」、
「ゴイェスカス」〜幽霊のセレナード/嘆き,またはマハと夜うぐいす
オレグ・ボシュニアコーヴィチ(P)
録音:1975〜1996年(ステレオ)
ショパン作品と並んでボシュニアコーヴィチが最も得意としたレパートリー、フランス音楽とスペイン音楽。本場の演奏
家もなしえないほど豊かなニュアンスをもって呼吸するフレージング、絶妙のリズム感とアーティキュレーション。作品
の陰影を細やかに表現し切った演奏として、初リリース時から極めて高い評価を獲得した名盤です。
COCQ-84252
S・ネイガウス/ショパン(1971)
幻想ポロネーズ、ピアノ・ソナタ第2番、
夜想曲Op.27の2/Op.15の2、
バラード第2番-第4番
スタニスラフ・ネイガウス(P)
録音:1971年10月9日(モノラル・ライヴ)
ゲンリヒ・ネイガウスを父親に持つロシア音楽界きってのサラブレッド、スタニスラフ・ネイガウス(1927-1980)は、その
詩情溢れる高貴な演奏スタイルによってロシアの聴衆に熱烈に愛されたピアニスト。父親同様得意としたショパン作
品では数々の名演を残していますが、このディスクはソナタ第2番、幻想ポロネーズ、3曲のバラードなどを取り上げた
演奏会のライヴ録音。「一期一会」と呼ぶに相応しい入魂の演奏です。
COCQ-84253
S・ネイガウス/シューマンetc
シューマン:色とりどりの小品〜第11,2,3,5,7,8曲、
クライスレリアーナ、
ドビュッシー:前奏曲集〜雪の上の足跡/とだえたセレナード/西風の見たもの/ヒースの荒地/花火、
スクリャービン:たよりなさ Op.51の1、
2つの小品 Op.57、2つの詩曲Op.63、
ピアノ・ソナタ第5番、練習曲Op.8の12
スタニスラフ・ネイガウス(P)
録音:1979年10月9日(ステレオ・ライヴ)
S.ネイガウスが父親ゲンリヒを偲んで毎年10月に開催していたモスクワ音楽院大ホールでのリサイタルのライヴ録音。
シューマンの傑作「クライスレリアーナ」はゲンリヒも得意としたネイガウス家秘伝のレパートリー。父親の演奏との比
較も興味深いところです。ドビュッシー、スクリャービンは共にスタニスラフの代表的なレパートリーであり、豊かな詩
情と響きに対する優れた感覚など、このピアニストの美質がもっともよく顕れています。

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