湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



Contrastes Records
(イギリス)


クラシック・ギターの録音に特化したイギリスのレーベルです。ルネサンス期の音楽から現代の音楽、果てはフラメンコまで、ジャズ、ダンス、演劇そして民族音楽まで幅広いギター作品を世に送り出しています。また若いギタリストを積極的に起用し、彼らの創造性を生かすことにも尽力しています。


※表示価格は、全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。
品番 内容 演奏者
CR-1201403
あの大きな鳥を見よ〜デュージャン・ボグダノヴィチの編曲による若いギタリストのためのワールド・ミュージック集
1.ルター:A Mighty Fortress(ドイツ)/2.悲しい歌(アゼルバイジャン)/3.Ana Loved One by One(デンマーク)/4.アリラン(韓国)/5.バリのダンス(インドネシア)/6.Baluchestan Dance(イラン)/7.Epitaph to Seikilos(ギリシャ)/8.Ewe Songdance(ガーナ)/9.さよならをあなたに(ハワイ,USA)/10.Fish Faronika(スロヴェニア)/11.For He's a Jolly Good Fellow(イングランド)/12.Gander in the Pratie Hole(アイルランド)/13.I'd Love to be a Farmer(マケドニア)/14.私は幸せなスイスの少年(スイス)/15.夏時間(ロシア)/16.小さな僧侶(中国)/17.あの大きな鳥を見よ(ナミビア)/18.山のハープ(エクアドル)/19.向こう横丁(日本)/20.ナバホの歌(ナバホ)/21.Next to my Blonde(フランス)/22.故郷の空(アメリカ)/23.レイチェル(セファード,イスラエル)/24.Sano, Sweetheart(セルビア)/25.乙女の願い(ポーランド)/26.Two Guys from Brac(ダルメシア,クロアチア)/27.Vaju me 'nzuru(カラブリア)/28.When I Went to Bembasa(ボスニア)
カルメン・アルバレス(G)
フランシスコ・ベルニエ(G)
ルターの聖歌で高らかに始まるこのアルバムは、作曲家でギタリストのデュージャン・ボグダノヴィチが様々な国の伝承曲を2台のギターのために編曲した作品集です。「アリラン」や「乙女の願い(アルバムでは“春”と題されています)など良く知られた曲や、ガムランの音色を見事に模した「バリのダンス」など、興味深い作品が並びます。まだまだ知られていない各地の音楽を知ることは、若い人たちにとっても有用であると、ボグダノヴィチが語るように、これらの作品の中には無限の可能性が見て取れます。
CR-1201404
アントン・ガルシア・アブリル:VADEMECUM
VADEMECUM第1巻
VADEMECUM第2巻
フランシスコ・ベルニエ(G)

録音:2013年12月13-15日スペインコントラステス・レコード・スタジオ
現代スペインを代表する作曲家アントン・ガルシア・アブリル(1933-)の作品集です。NAXOSレーベルにも何枚かのアルバムがあるアブリルの作品は、どれも親しみ易い響きを持ち、誰もの心に眠る郷愁を見事に刺激するものです。この曲集のタイトル「VADEMECUM」というのは「必ず持ち運ぶためのもの」というような意味のラテン語であり、これらは、まさにギターの持つ多彩な魅力を描き出した優れた小品集であるといえるでしょう。作曲家とも親しいギタリスト、フランシスコ・ベルニエの巧みな演奏でどうぞ。

CR-2201405
Intimate Vihuela-ビウエラ作品集
1.バルデラバーノ(1500 頃-1557 頃):Soneto en el tercer grado/2.バルデラバーノ:Fantasia sobre un pleni de contrapunto/3.バルデラバーノ:Missa Ave maris stella(ジョスカン・デ・プレによる)/4.デ・フエンリャーナ(1500 頃-1579):Fantasia del author/5.デ・フエンリャーナ:Si amores me han de matar/6.ナルバエス:Mille regretz, La canciondel Emperador/7.バルデラバーノ:Soneto I/8.バルデラバーノ:Fantasia remedada al Kyrie postrero de la Missa De beata Virgine de Josquin/9.不祥:Diferencias sobre carabanda/10.ムダーラ:Fantasia facil/11.デ・フエンリャーナ:Fantasia del autho/12.デ・フエンリャーナ:Duo de Fuenllana/13.デ・フエンリャーナ:Fantasia del author/14.ナルバエス:Otras tres diferencias/15.デ・フエンリャーナ:Benedictus de la Missa Pange lingua(ジョスカン・デ・プレによる)/16.ダーサ:El Parnasso: A tierras agenas/17.バルデラバーノ:Diferencias sobre la Pavana/18.バルデラバーノ:Soneto en el primer grado
ジョン・グリフィス(ビウエラ)
こちらは、ギターの仲間の楽器である「ビウエラ」のために書かれた16世紀周辺の音楽集です。ルネサンス期のイベリア半島、イタリアの一部、そして中南米で用いられたこの弦楽器は、もともとヴィオラと源を同じにするものであり、中世のフィドルが祖先といわれています。この楽器のための曲集は、ルイス・デ・ミランのものが良く知られていますが、ここではエンリケス・デ・バルデラバーノとミゲル・デ・フエンリャーナの作品が中心に収録されています。崇高な精神と繊細な対位法、そして内省的な繊細さが入り混じった美しく儚い音楽です。

CR-6201406
DIVINA MANCHA〜アントン・バラノフ:ギター・リサイタル
タルレガ:前奏曲ホ長調
 20の練習曲-第3番練習曲ト長調
 前奏曲イ短調/前奏曲ニ長調
 アルハンブラの思い出/ロジータ
リョベート:ソルの主題による変奏曲Op.15
デ・ラ・マーサ(1903-1982):プラテーロと私より<プラテーロ/屋上/亀/故郷の土に眠るプラテーロへ>
マンホーン(1866-1919):ノヴェレッタ
モレノ・トローバ(1891-1982):ラ・マンチャの歌
アントン・バラノフ(G)
録音:2014年3月22-24日
このアルバムに収録された曲は、各々の作曲年代がほぼ2世紀に渡りますが、そのどれもがロマンティックな風情を持っており、明らかに聴き手の心に直接働きかける響きが感じられるものです。「アルハンブラの思い出」をはじめとするタルレガの作品については、もう語る必要もないでしょう。デ・ラ・マーサやモレノ・トローバは20世紀に属する作曲家ですが、それでも彼らの作品は人懐こく、泣かせるメロディに満ちています。ギタリストのアントン・バラノフは2013年GFA国際ギター・コンクールとフランシスコ・タルレガ国際コンクールの優勝者。
CR-6201407
DEMAIN DES L’AUBE
バッハ:パルティータ第6番ホ短調BWV830
ベリオ:セクエンツァ
レゴンディ(1822-1872):ベッリーニの歌劇「カプレーティとモンテッキ」のアリアによる変奏曲
ティボー・ガルシア(G)

録音:2013年12月20-22日
フランス生まれのギタリスト、ティボー・ガルシアは弱冠20歳で、世界中のコンサート・ホールから出演を嘱望されている天才です。2013年にセビリアの国際コンクール、2014年にはホセ・トマス国際コンクールでそれぞれ優勝したのをはじめ、それ以前にも数多くのコンクールを制覇し、早くからその存在は知られていました。ギタリストで作曲家であるボグダノビッチはこの才能について「彼こそ真の名手である」と絶賛しています。このデビューアルバムでは、バッハとベリオ、そしてレゴンディの3人の作品を演奏。各々の時代様式と表現を完璧に弾きわけるという納得の表現力を見せ付けています。

CR-9201409
AUTUMN OF THE SOUL-魂の秋〜ロレンツォ・ミケーリ:ギター・リサイタル
カステルヌオーヴォ=テデスコ:プラテーロと私Op.190より<帰り道/病の少女/アンジェラスの鐘/春>
アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):ショパンへのオマージュ
ピエール・ド・ブレヴィル(1897-1949):幻想曲
アンヘロ・ジラルディーノ(1940-?):カンツォーネ・ノットゥルナ
ビセント・アセンシオ(1908-1979):神秘的な組曲
タンスマン:スクリャービンの主題による変奏曲
カステルヌオーヴォ=テデスコ:プラテーロと私Op.190より<プラテーロ/愁い/子守歌/モゲールの空にいるプラテーロ>
ロレンツォ・ミケーリ(G)

録音:2014年9月4-6日スペインコントラステス・レコード・スタジオ
イトルの「魂の秋」とは、なんとも憂愁に満ちた響きなのでしょうか?ロレンツォ・ミケーリのギターは、その美しい季節を丁寧に描き出しているかのようです。選ばれた作品はどれもどこか寂しく、孤独でありながらも静かな幸福感に溢れています。限りなく美しいこのアルバムは、聴き手の心を少しだけ痛ませながらも、しっとりと包み込みます。
CR-9201410
ヴィヴァルディとピアソラの「四季」(G.スカラムッツァによるヴァイオリン、チェロ、ギターとアコーディオン編)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ヘ短調「冬」
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季-「ブエノスアイレスの春」
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調「春」
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季-「ブエノスアイレスの夏」
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ト短調「夏」
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季-「ブエノスアイレスの秋」
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ヘ長調「秋」
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季-「ブエノスアイレスの冬」
ジャンパオロ・バンディーニ(G)
チェザーレ・キアッキアレッタ(アコーディオン/バンドネオン)
フランチェスコ・チェラート(Vn)
ステファーノ・チェラート(Vc)
ピアソラの「ブエノスアイレスの四季」とヴィヴァルディの「四季」を融合させたアルバムは、これまでにもいくつかありましたが、このアルバムはギターをメインとした編成で奏される、とても自然でゆるやかな演奏となっています。冬で始まり冬で終わるという曲順もとてもユニーク。ちょっと突き放した響きが何とも味わい深いものです。

CR-12201302
Memorias I 2013
1.ピアソラ:アディオス・ノニーノ
2.カステルヌオーヴォ=テデスコ:ゴヤによる24の狂詩曲Op.195-どちらの方が首ったけ
3.デ・ファリャ:バレエ音楽「恋は魔術師」-きつね火の歌(ギター編)
4.コントレラス:エル・エスピア
5.フラメンコ、フラメンコ
6.ルイス・デ・パブロ:象牙の塔…世界初録音
7.レクオーナ:ラ・コンパルサと母へ捧げるグアヒーラ
8.パガニーニ:24のカプリースOp.1-第5番イ短調
9.マラツ:スペインのセレナード
10.アサド:水彩画-ヴァルセアーナ、前奏曲とトッカッティーナ
11.マンホーン:バスクの歌Op.19
12.徳永健太郎:ブレリアス
1.ジャンパオロ・バンディーニ(G)&チェザーレ・キアッキアレッタ(バンドネオン)
2.ロレンツォ・ミケーリ(G)
3.ハビエル・リバ(G)
4.トーニョ・コントレラス四重奏団
5.ゲラルド・ヌニェス(G)他
6.アダム・レヴィン(G)
7.ホアキン・クレルチ(G)
8.アリ・アランゴ(G)ファイナリスト
9.チョー・デヨン(G)韓国…3位、聴衆賞
10.ヤコブ・バンソ(G)デンマーク…2位
11.ティボー・ガルシア(G)フランス…1位、シウダッド・デ・セビリア賞
12.徳永健太郎(G)
2013年、セビリアで行われた国際ギター・コンクール&フェスティバルのライブ録音です。若き才能が炸裂する迫力ある録音です。日本を代表するフラメンコ・ギタリストの徳永健太郎による壮絶な作品に注目です。
CR-12201402
UNREAL CITY
ヒナステラ:ギター・ソナタOp.47
タル・フルヴィッツ(1981-):ギター・ソナタリゲティ(1923-2006):チェロ・ソナタ(K.トシディスによるギター編)
クリストバル・アルフテル(1930-):ヴァイオリン・ソナタOp.20(E.フィスクによるギター編)
アタナス・ウルクズノフ(1970-):ソナタ第2番「バルトークへのオマージュ」
コスタス・トシディス(G)

録音:2012年6月-2013年6月
1978年、ギリシャ生まれのギタリスト、コスタス・トシディスの強烈なコレクションです。現代曲を得意とする彼らしく、タイトルの「UNREAL」とは「非現実的な」の意味であり、収録された曲も幻想的でミステリアルなものばかり。しかしどれもが驚くような既視感を持って迫ってきます。リゲティのソナタはトシディス自身がギター用に編曲したもので、これがまた絶品です。彼自身はミスケラネア・ギター四重奏のメンバーとして様々な作品を紹介することにも力を注いでいます。


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