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内容 |
演奏者 |

TSOCD-001
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ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 |
佐藤しのぶ(S)、坂本朱(Ms)
福井敬(T)、アイン・アンゲル(Bs)
ユベール・スダーン(指)東京SO、
東響コーラス
録音:2004年9月23日ミューザ川崎シンフォニーホール(ライヴ) |
| スダーンの東京響音楽監督就任記念CD。スダーンの古典音楽へのアプローチは、モーツァルテウム管とのモーツァルトでも明らかなように、テンポや表情に一切極端なところがなく、様式を重んじながらその中で一貫した生命力を漲らせる見事な演奏でしたが、ここでもスダーンの作品への真摯な態度は変わりません。この「第9」は、ベーレンライター新原典版になんとマルケヴィッチ版まで加味した楽譜をベースに、ピリオド奏法を取り入れて演奏されており、そこからどんな斬新な響きで驚かせてくれるのかと期待しがちですが、出て来る音楽は、外面的な効果とは一切無縁で、ベートーヴェンの持つ音楽の精神力とスダーンの感性が一体となった音楽のエキスの部分だけが着実に引き出されていて、版の特殊性やアイデアばかりが先行して、音楽的な感銘が残らない演奏との「格」の違いをまざまざと思い知らされます。第1楽章は、演奏時間がジンマン盤が13:39なのに対し、スダーンは14:24と穏当なテンポ。冒頭最初のトゥッティで古楽器ティンパニが独特の固い響きで轟きますが、それがエキセントリックにならずに、見事に全体と溶け合っていることなどは、スダーンの堅実な音楽作りをまさに象徴しています。81小節のアウフタクトはシ♭からレに変更。第2楽章は、ティンパニ・ソロの後(2:56)の弦の走句の独特の強弱の揺れや、3:24の弦のクレッシェンド効果が迫真の説得力!第3楽章は、ヴィヴラートを用いず、アゴーグクも最少に止めながら、これほど温かな愛に満ちたテクスチュアで深々と訴え掛ける演奏は稀少で、それだけにトランペットの警告の強靭な響きが神々しさをもって迫ります。終楽章冒頭で、低弦を導く際のユダーンの唸り声(というか歌声)が象徴するように、人間的な温もりを込めぬいたフレージングのセンスが逸品!強力な牽引力や音圧で聴き手を引きずり回さず、しなやかな呼吸による入念な語り掛けに徹しているので、自然に引き込まれてしまいます。独唱陣では福井敬の端正なフォルムの美声が印象的。コーダの入りは、低速でテヌート気味に開始しながら次第にディミニュエンドを掛け、再びクレッシェンドしながら加速するのがユニークですが、最後の大団円の開始に相応しく、結末も派手な音の大饗宴にならず、しっかり聴き手の心に浸透する鳴り渡り方をするので、聴後の余韻もひとしおです。東京響の巧さも予想以上で、最後までの日本のオケを聴いているという変な意識を抱かせず、スダーン共々ひたむきな音楽表現に徹しているのを聴くと、スダーンの音楽監督就任の意義は計り知れません! 【湧々堂】 |
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TSOCD-002
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ブルックナー:交響曲第8番(ノヴァーク版第2稿) |
ユベール・スダーン(指)東京SO
録音:2005年11月12日サントリーホール(ライヴ) |
| 全体的にゆっくりとしたテンポによりオーケストラの温かくも美しい調和を生かした演奏。 |
TSOCD-003
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モーツァルト:歌劇「皇帝ティトの慈悲」序曲、
交響曲第29番、交響曲第39番 |
ユベール・スダーン(指)東京SO
録音:2006年2月25日
サントリーホールで・ライヴ |
| 東京交響楽団創立60周年記念スペシャル・ライヴ盤第2弾!東京交響楽団音楽監督ユベール・スダーンは長年ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の首席指揮者をつとめ、モーツァルトをもっとも得意なレパートリーとし非常に高い評価を得ています。そのスダーンがモーツァルト生誕250年におくる本アルバムにおさめられた交響曲2曲はヴィブラートを抑え、溌剌としたテンポ、音色の楽しさでモーツァルトの時代の響きをみごとに再現しています。 |
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