湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5




はじめまして!田中と申します…

人はなぜ音楽を聴くのでしょう?
 「ただの暇つぶし」と答える人もいるでしょうが、人が心の底から音楽を欲する時、そこに精神的な安らぎや興奮、感動を期待しているはずです。しかし、そんな期待を胸にCDショップに行っても、最近はどこも同じような品揃えで、ワクワクするような発見などほとんど望めなくなってしまいました。原因はいろいろあると思いますが、明らかに言えることは、レコード会社(特に大手)も小売(特に大型チェーン店)も、目先の利益を効率よく上げることにしか意識が行かなくなってしまったことです。企業として成長を続けるには、利益を出さなければならないのは当然ですが、「効率性」に走りすぎると、扱うものがこと音楽であるだけに、様々な矛盾が生じるのです。効率優先というのは時間と金の無駄を極力排除することですから、まず安全確実に売れるものしか仕入れなくなり、未知の音楽やアーチストを見出そうという情熱を持つスタッフがいたとしても、それを発揮している場合ではなく、会社の定める基準に満たない「効率の悪い商品」の処理に日々追われることになります。勘やセンス、経験といった曖昧なものではなく、目に見える過去の売り上げデータをもとにして、確実に売れると踏んで仕入れたものを確実に売り切ることが最優先なのですが、現実にはそう計算どおり売れるものではありません。ましてクラシックは、Jポップスのように瞬発的な売り上げが取れるわけでもありません。クラシック音楽がどういう形で聴かれているかを考えたら、売る側も商品の内容を吟味して、魅力的な部分を店員が感じ取って、お客様に紹介するという地道な方法しか販売の方法としてはありえないと私は思うのです。
 ところが、何が何でも「効率」です。そんな中でせいぜいできることと言ったら、「レコ芸推薦盤」と銘打ったり、「彼ならではの立派な演奏」といった表面的なコメントを付けてお茶を濁したり、ワイドショーで取り上げられた日には、待ってましたとばかり「○○で放映されて話題!」と他力本願丸出しでアピールするありさま。つまり、店員の感性などどうでもよく、とにかく売れるものを早く多く売りさばくことが至上命題となっているのです。それで効率よく売れ、在庫も減れば万々歳です。ところが、それでも「売れ残り」は生じるものなのです。当たり前です。そもそも心からそれを売りたい、お客さんに聴いてほしいと願って仕入れているわけではないのですから、売れ残った時の対処法など思いつくはずがないのです。そうなると、メーカーに返品の交渉をしたり、セールで叩き売るしかありません。ところが、そのリスクもなるべく避けたい。そうなると、更に輪をかけて絶対と言い切れるほど確実に売れる(そんなものあるわけないのですが)商品しか仕入れなくなる…、この繰り返しです。「音楽の魅力を伝える」という当たり前の努力を度外視して、お客さんがワクワクするような売り場などできるわけがないのです。これでは効率的にどんどん買って、一つのものをいつまでも味わっていないで、毎日買いに来い、とお客さんに無言の押し売りをしているのと同じです。もちろん、今の現状で満足しているという方もいるでしょう。しかし、店員に聴いてももらえない感動的な演奏が埋もれたまま消え去ってしまうという状況は、その演奏家にとってもリスナーにとっても大損失だと思うのです。
 さて、そんな「儲けづく」に徹して、この音楽業界はますます活気づいて来たでしょうか?むしろその逆です。レコード会社の再編、合理化が着々と進んでいるのはご存知の通りですし、Jポップ歌手やTVドラマに出てくる役者を見ても、今売れることしか考えていない表面的な誤魔化しだらけです。小売で表面的な売り方しかできなくなってしまったそもそもの元凶は、それを世に送り出す最初の段階の「制作者の体たらく」に尽きると思います。いわゆる大手レコード会社の場合、1枚のCDを世に送り出すに当たっては、それに対してどれだけの宣伝費を掛けるか、あらかじめ決められている場合がほとんどです。その中でどれだけ雑誌、TVなどのタイアップを獲得できるかが勝負なのですが、肝心の中身の音楽の魅力を知ろうとせず、そのタイアップの数こそが、売り上げの鍵となるという発想しかできなくなってしまったのです。レコード会社のセールス担当者が店に新譜を売り込みに来ても、「これだけの宣伝費を掛けてアピールしますから売れますよ!」といったお決まりの営業トークに終始するばかり…。逆に、演奏の素晴らしさをアピールしたいとこちらが宣伝材料の提供を申し出ても、「それには予算が掛けられていないので、何も提供できません」で終わり。その代わり、何のリクエストもしなくても、小澤征爾の新譜販促グッズはたっぷり送って来るのですから、もうムチャクチャです。なんという無駄遣いでしょう!小澤は、「ニューイヤーコンサート」の異常な売上げ実績があるものですから、何の問題なく予算が割り当てられたのでしょう。
 感動的な音楽に出会い、それをお客さんと共有することにささやかな喜びを感じながら過ごしてきた私にとって、昨今のこのような状況は悲しさを通り越して、怒りを抑え切れないのです。そこで、中古レコード店、外資系CD店と20年近く勤めてきたところで一旦区切りをつけることにしました。かつては、この業界を何とか活性化したい、などと息巻いたこともありました。しかし、共鳴する人は大勢いるものの、このように思考が硬直してしまった業界の中に身を置いている以上何もできず、何も変わらないことがはっきりしました。そうやって悶々としているよりも、音楽への愛情だけを支えにして感動的な音楽を紹介し、共感していただくという本来の形をこのサイトで取り戻そうと思っているのです。
 ますますこの先、音楽、いや文化全般が「商材」として利用されていくことでしょうし、理想的な条件が揃ったお店や使命感を持ち続けているメーカーは別として、今更以前のように良質なものを精魂込めて提供する方向へ逆戻りできないでしょう。しかし、そんな状況であっても、私は音楽の未来を決して悲観していません。大手レコード会社がその使命感を忘れ、「コンピレーション」と呼ばれる安易な企画で食いつなごうと、とにかく売れればいいという店がさらに増えようと、音楽の本質から目を逸らすやり方がいつまでも続くわけがありませんし、音楽の感動を伝えようと日々努力しているアーチストと、音楽から純粋に感動を得たいと願うリスナー、つまり「自分を見失わない人たち」が実際に存在するからです。
 私の今の願いは「一人でも多くの人と感動を共有したい!」ただそれだけです。それによって、アーチストもリスナーも、そして私自身も、生きている喜びをもっと実感できたら、こんな素晴らしいことはありません。
つい長々と書いてしまいましたが、ただただ感動を味わいたいという気持ち一つで、皆さんとの御縁が続くことを祈っています。どうぞよろしくお願いいたします…。《湧々堂・田中》

実際に音に触れて、良いと感じたものしか紹介しません。
 このサイトでは原則的に「素晴らしい!」と私が感じたものだけに絞って、コメントを付けて紹介しています(コメントが付いていないアイテムはダメだというわけではありません。まだ聴いていないだけです)ので、情報量は決して多くありません。「何を素晴らしいとするか」は、うまく説明できません。あえて言えば「音の説得力」でしょうか?なんだか曖昧ですが、それぞれのコメントをご覧になって、お感じいただければと思います。あちこちで、「凄い!」とか「感動的!」とか叫んでいますが、そう書かずにはいられないものばかりを載せてますので、御了承ください。ただ、私は学者でも評論家もありません。どうかシビアなツッコミはご勘弁下さいませ。



メニュー紹介

新譜速報
日々更新→輸入盤を中心に、入手し得た全てのクラシック新譜情報をお届けします。実際に演奏に触れてから、コメントのみを追加する場合もありますので、以前に掲載した下の方のアイテムもご覧いただければと思います。
※当面は、大手の国内盤と輸入盤メジャーの一部は割愛させていただきます。

殿堂入りリスト
随時更新!→過去に発売されたCDの中で、“よく知られる有名名盤”を除き、実際に自分の耳で聴いて、多くの人に聴いてほしいという衝動を抑えられないアイテムを「殿堂入り」と称してコメントつきで紹介しています。スタートしてから、予想以上に時間が掛かることに気づき、途方にくれていますが、全ジャンルを網羅するまで、どうか気長にお付き合い下さい。なお、ジャケット写真やCD番号、カップリング曲などは、基本的に初発売時のもの、または管理人が所有しているものを掲載していますので、現役盤と異なる場合があります。これも判明次第、順次説明を加えていきます。現在ご紹介しているのは、交響曲器楽曲です。
廃盤品、入手困難品も含まれていますが、場合によっては入手できるものもあります。お気軽にお問い合わせ下さい。

今月の特集
随時更新→珍しいレーベルや無名のアーチストの紹介自体が目的ではなく、あくまでも、「知られていない感動」を発掘することをモットーにしています。極端にマニアックで入手困難なアイテムに走らなくても、ほんの少し視野を広くするだけで、無数の未知の感動に遭遇することが出来るのです!「演奏家編」「レーベル編」に分けています。

チャイ5の全て
随時更新!→「チャイ5」とは、もちろんチャイコフスキーの第5交響曲のことです。中学生の頃からこの曲にハマり出し、指揮者が誰であろうと片っ端から買って聴き続け、現在に至っています。ここでは、CDになっていない音源も含めた、“完全なチャイ5録音年表”の作成を目指しつつ、全アイテムにコメントをつけ、この曲を聴く際にいつも気になる33のツボ(学術的根拠なし)をどのように演奏しているかほじくり出すというフェチぶりを発揮しています。しかし、全タイトルとなると、感動とは程遠い演奏も存在しますので、このサイトで唯一ネガティブなコメントも登場してしまいます。ひどい演奏をあえてコメントするのは苦痛以外の何ものでもなく、読む方にとっても不快だとは思いますが、どうかその点をご承知のうえ、「チャイ5の全て」へどうぞ。
廃盤品、入手困難品も含まれていますが、ご購入希望の方は、湧々堂までお気軽にお問い合わせ下さい。

わくわく音楽本
随時更新!→音楽本の御紹介。私自身が読んだ本の中で、一読の価値ありと思ったものをコメントつきでご紹介。本文中で気になった一言も「名言集」にまとめてみました。中には“迷言”もあったりしますが…。中身はこちら→「クラシック系書籍」 「クラシック以外の音楽書籍」 「名言集」

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よろしかったらお気軽にメールしてください。素晴らしいものに出会ったら、誰かと共感し合うと感動も倍増しますよね。こちらまでどうぞ。
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このサイトに何か共感していただけるものが少しでもあれば、相互リンクしませんか?是非こちらまで!
以下、素敵な感性をお持ちの管理人さんのサイトをご紹介します。(50音順)

【個人のサイト】
宇宿允人の世界 ファンの集い 指揮者・宇宿允人の応援サイト。妥協を許さぬ氏の音楽作り同様、このサイトにも音楽の真実が溢れています。掲示板、公演情報、ディスコグラフィなど。宇宿氏の「チャイ5」のCD化を熱望して止みません!
calafのMusic Life  下記のdokuohさんから辿って来ていただいたCalafさんのブログ。CD、演奏会の感想を楽譜の解説も含めて丁寧に載せていらっしゃいますが、特に、ピアノはご自身も演奏されるようで、その愛情のこもった考察ぶりに驚かされます。そのピアノへのこだわりはホームページにも満載!「KLAVINSのスーパーピアノ」の特集など必見です!
Classic Air デザイナーのtatsuyaさんのサイト。もう、このCOOLな雰囲気に私は一目惚れしてしまいました!見た目だけでなく、書かれている文章も、評論家ぶったところがないのは言うまでもなく、繊細な美意識がしなやかに通い、私など真似のしようもありません。クラシック系サイトで、こんな素敵な「香り」を感じるサイトを他に知りません。
CLASSICA-classic music news and links 音友の飯尾洋一さんが主宰するクラシック・ファンのための最強のリンク集。オーケストラの公式サイトから個人サイトまであらゆるカテゴリーを網羅しているので、迷ったらまずここを覗いてみましょう!
極私的百科全書 極私的マエストロ、聞き比べ等、管理人さんの音楽を心から楽しむ心意気が素敵です。ツボを得たコメント表現力、ユーモアのセンスがサイト全体に溢れています。ドレヴァンツ、シモノフ等、私と目の付け所、「感じ方」が不思議と似ているのもビックリ!
Complete Stereophonic Discography
on Wiener Philharmoniker

ウィーン・フィルに関する膨大な資料の宝庫!藤本さんの探究心と愛情には脱帽です。私も大いに役立たせてもらっています。
すずめのお宿 ホルン吹きの番頭@すずめのお宿さんのホームページです。ご家族と音楽をこよなく愛する気持ちが伝わりとてもアットホームな雰囲気。国際マーラー協会にも所属されているそうです。
斉諧生音盤志 SEIKAISEI-ONBANSHI  斉諧生さんは、音楽に対する並々ならぬ愛情と素晴らしい感性の持ち主!きめ細かいコメントを拝見するたびに、いつも感服してしまいます。全てのコンテンツにお人柄も表れています。指揮列伝、提琴列伝など、個人的にも共感する部分が多く、嬉しくなってしまいます。
第5番の部屋  第5番と言えば「チャイ5」ではなく、普通は「運命」ですね。しかし、あの膨大な盤歴を網羅しようとするサイトがあるとは思いも寄りませんでした。しかも「惑星」「海」といった音盤コレクション、ホルンに関する記述もとても参考になります。主宰のgoshikinumaさんも 「その演奏のどこが良いかを考えながら聴いています」と書かれていますが、私はその意思がなければ音楽を聴く意味がないとさえ思っています。評論家ぶって欠点捜しに喜びをを見出す人が増えつつある昨今、goshikinumaの真摯な姿勢は、音楽マニアのあるべき姿だと思います。
戴流庵 ディーリアス、バターワースを中心とした、英国音楽ファン必見のHP。決して独善的でなく、お人柄を感じさせるコメントが素敵で、大いに共感しました。ウィルコミルスカによるディーリアスのヴァイオリン・ソナタの項で触れられている「音楽を受容する行為」のついてのお考えは、全く同感です!
机の上の交響楽 MP3、MIDIライブラリーが充実の、ぴっころさん運営のサイト。配信のリクエストも受け付けているので、申し込んでみましょう!ちなみに私は、チャイ5と並ぶ偏愛曲、フォーレのパヴァーヌをリクエスト。
DokuOh 〜独墺系クラシック音楽〜   私がショップ勤務時代からお付き合いいただいているdokuohさんのプログ・サイト。初々しい学生さんが、今はもうパパ!湧々堂を立ち上げるに当たっても、何かと心強い励ましを頂きました。既成概念にとらわれず貪欲に素晴らしい演奏を追い求める姿勢と感性は本当に素晴らしいです。是非覗いてみて下さい。
光と風と夢 ユーリ・エゴロフのことが書かれているのを発見して以来、ずっと気になっていました。ご自身の言葉で素直に演奏の素晴らしさを語られているのを読むと、あったかい気持ちになってきます。《色とりどりの小品》について、「どうして好きなのか明らかにしたいと思って改めて聴いてみた。でも、引き込まれてしまって何も説明できない。どう言ったらいいのだろう、エゴロフさんの音楽を聴けるから幸せなのである。」と語るそのお気持ち、痛いほど分かります!
名盤探偵団 独自の感性で独自の名盤発掘に意欲を燃やすk-shonenさんのサイトです。ちなみに、「試聴記」に書かれている「ペトコフ指揮プロヴディヴ・フィル」の《ハルサイ》は、ホーレンシュタイン盤と並ぶ猟奇的怪演!私もお勧め!


リンク集サイト
かんたん相互リンク カテゴリー別のリンク集です。
クラシック音楽リンク集 文字通り、クラシック関連HPのリンク集。ジャンル別に分類されていますので、お目当てのサイトがすぐ見つかるでしょう。それにしても、日本にはクラシック音楽に対して愛情とこだわりを持った方々がこんなにたくさんいるにもかかわらず、その要求に直接対応できる技量をもったレコードメーカー、ディストリビューターは日本にはほとんど存在しないのです!
ショッピングモール「音楽館」 全国の音楽関連ショップが大集合!
Music-Flash 音楽系のポータルサイトを網羅しています。
musicplat 音楽好き人間の為の、総合情報サイト
ライフスタイル情報局 ★ ZACCA.tv ショッピング・サイト・リンク集



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