湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


器楽曲J



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ジョプリン/JOPLIN
イージーウィナーズ、ソラーズ、ガーシュウィン:3つの前奏曲ラフマニノフ:前奏曲Op23-5、ラヴェル:リゴードン、
グリーグ:抒情的小品〜アリエッタ、バッハ:主よ人の望みの喜びよメンデルスゾーン:無言歌(3曲)
ドビュッシー:月の光、J.シュトラウス(シュルツ=エヴラー編曲):美しく青きドナウの主題によるアラベスク、他
ツィモン・バルト(P) 1993年 デジタル録音
EMI
7549002[EM]
“真のリズムを生み出す超人バルトの真骨頂!”
気の遠くなるような美しいピアニッシモを聴かせると思うと、生命感ではちきれんばかりにリズムを弾ませたりと、驚くべき表現の幅を持つバルトですが、ここでは、彼のリズムの冴え渡りを決定的に印象付ける選曲がなされています。最初の2曲のラグ・タイムはその典型。素朴さなどかなぐり捨てて、独特の跳ね上がりを見せるリズムの冴えは、いつ聴いても新鮮そのもの。単にタッチが研ぎ澄まされているだけでなく、グァングァンとうねる弾力がたまらない魅力です。その特徴的なリズムの弾力は、ラヴェルの“リゴードン”でも顔を出し、リズムに乗るのではなく、彼自身がリズムを生み出していることを実感させます。バルトのピアニッシモの魅力を知るのに最適なのが“月の光”。磨き抜かれたタッチには全くムラがなく、息の長い呼吸感を持続させながら陶酔的な雰囲気作り上げています。それら全てをいっぺんに味わえるのが、最後に置かれたシュトラウスの編曲。チェルカスキーやブッフビンダー等も録音している超絶技巧曲ですが、総クリスタル造りの城壁のような音像の聳え立ちには、完全に脱帽!



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