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| ボロディン/BORODIN |
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交響曲第1番、交響曲第2番 | ||
| ミシェル・プラッソン(指)ドレスデンPO | デジタル録音 | ||
| Berlin Classics BC-10922 |
“ドレスデン・フィルを大変身させたプラッソンの強力な手腕に脱帽!” | ||
| ケーゲルの死やドイツの統一などを経て、団員の入れ替えも相当行われたでしょうから、ここでのドレスデンPOの音色が今まで抱いていた印象と変わったとしても不思議ではないのですが、現代的な機能美と気品を湛えたアンサンブルがこのオケから聴けるとは全くの驚きです。しかも、新音楽監督のプラッソンが選んだのは、なんとロシアもの。それだけでもプラッソンの自信のほどを窺わせますが、出てくる音楽がまた素晴らしい!プラッソンはCDでも来日公演でも、フランス的なエスプリを利かせたしゃれたセンスと、妥協のない構築力が絶妙に調和し、そこから立ち昇るニュアンスで魅了してくれましたが、ここでもそんな彼の魅力をふんだんに味わうことができます。ボロディンというと粗野なダイナミズムを連想しがちですが、プラッソンはもちろん力で捻じ伏せて大音量を発したりはせず、あくまでもしなやかな感覚でツボを押さえ、純音楽的な共感に徹しながら作品の持ち味を十分に引き出してくれるのです。第1番のスケルツォはまるでビゼーの音楽のように軽妙洒脱。しかもその中間部に現れるノスタルジックな旋律とのコントラストがまた絶妙です。有名な第2番も冒頭を物々しく開始したりはせず、徐々に音に重量感を加える展開が印象的。終楽章はキリッとしたリズムの躍動に乗せた生命力の放射が素晴らしく、品格を保持しながら痛快な推進力を発揮。コーダの巧みな決め方も彼のセンスの為せる技!この曲独特の「臭味」が苦手という方には、特にオススメです。 | |||
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交響曲第2番、チャイコフスキー:交響曲第4番、バルトーク:管弦楽のための協奏曲、ブラームス:ハンガリー舞曲より、他 | ||
| ラファエル・クーベリック(指)VPO、他 | 1960年 ステレオ録音 | ||
| EMI 5682232 (2CD) |
“クーベリックの堅実さとVPOの個性の幸せな融合!” | ||
| 第1楽章冒主題の土俗性が、ウィーン・フィルのまろやかな音色志向と融合して、いきなり予想もしない不思議なニュアンスが飛び出すのでびっくり!チェロの第2主題はテンポを落として優美に歌われるので、これまたVPOの魅力が全開。第3楽章は白眉!VPOマニアの方だけでなく、心ある人全てに聴いて頂きたい美の結晶です!ウィンナ・ホルン、弦のしなやかな風情は、VPOの最高のコンディションを示し、単なるローカル性を超えた感動をもたらしてくれます。終楽章も、荒々しい野趣一本で押し通した演奏にはない充実の響きの連続!クーベリックの求心力の高い造型とVPOの艶やかな音色美が究極の融合を見せた音像の広がりは、筆舌に尽くしがたく、キラキラ光るニュアンスの宝石箱です!これは、VPOが決して得意とはいえない曲に臨みながら、完全に指揮者の築いたフォルムにしっかり収まり、彼らの特性も全開させた記念碑的録音として、特別な価値を誇っています。 | |||
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