湧々堂HOME 新譜速報: 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック 廉価盤 シリーズもの マニア向け  
殿堂入り:交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 オペラ バロック SALE!! レーベル・カタログ チャイ5



湧々堂が心底お薦めする"殿堂入り"名盤
作曲家 C
交響曲



・掲載しているCDジャケットとそのCD番号は、現役盤と異なる場合があります。
・[御注文ボタン]を設置していないアイテムに関してご購入を希望される場合は、
 メールでお知らせ下さい。最新の入荷の見込み状況、価格などをお返事いたします。



※表示価格は、全て税込み。品番結尾に特に表記のないものは、全て1CDです。

ショーソン/CHAUSSON
交響曲変ロ長調

SSS-0125
スヴェトラーノフのフランス音楽
ショーソン:交響曲変ロ長調Op.20
フランク:交響曲ニ短調Op.48*
エフゲニ・スヴェトラーノフ(指)
スウェーデンRSO

録音:2002年2月23日ベルワルド・ホール・ライヴ録音(デジタル)
1979年9月10日ライヴ(ステレオ)*
“スヴェトラーノフだけが巻き起こせるロマンの大洪水!”
 循環形式を用いた名曲2作品は、時に冗長さを伴う場合がありますが、スヴェトラーノフの手に掛かればそんな心配はご無用。これらの作品につきまとう沈鬱なイメージが、更に助長されてしまうのでは、という懸念も、聴き始めてすぐに吹き飛びます。
 フランクでは第1楽章後半にリズムの重心を低く保ったまま情念の限りを燃やし、そのエネルギー放射力にはただただ唖然。第2楽章は何の変哲もないインテンポの中に細やかな情感が息づき。スヴェトラーノフのデリケートな感性が見事に結晶化。終楽章は誰もが期待する通りの超弩級のスケール。
 更に感動的なのがショーソン。スヴェトラーノフの死の3か月前の録音ですが、そんな影は微塵もなく、先例に囚われないロマンの洪水と化した凄演を展開。録音の良さとも相まって以外なほど透明なテクスチュアを敷き詰めているのも新鮮な衝撃ですが、その色彩がパステル調に煌めいているのは更に驚き。しかもその内実は生命力が充満し、1楽章コーダなど、スヴェトラーノフ以外にはあり得ない宇宙規模なスケール感を獲得。
 3楽章冒頭で、ようやくあの油脂分たっぷりのスヴェトラーノフ・サウンドが披露されます。
単に異質な演奏として片付けるのは簡単ですが、比類なき個性の全てが作品を輝かせるために注入され尽されている凄さを体感せずに、音楽にいったい何を期待するというのでしょうか。【湧々堂】

NAXOS
8.553652

ショーソン:交響曲変ロ長調
交響詩「ヴィヴィアン」

詩曲Op.25
ジェローム・カルタンバック(指)
ナンシー歌劇場O

録音:1996年
“ミュンシュ以来の瑞々しいダイナミズム!”
 この交響曲はフランスを代表する交響曲であるにもかかわらず、サン・サーンスほどの派手さがないせいか、非常に録音が少ないのは残念なことです。ただその少ない録音ののどれもが質の高いもの揃いというのは偶然でしょうか?これもその中の一つですが、値段の安さも含めて第一にあげたいCDです。指揮のカルタンバックはマルティノン門下。しなやかなフレージングを絶やさず、並々ならぬ共感をぎっしり詰め込みながら、ミュンシュにも匹敵する痛快で容赦ない迫力も盛り込んでいます。仏独の中間点に位置するナンシーのオケの色彩感とどこか素朴な味も、このCDを真の名盤に仕立てた大きな要因。しかも、録音がNAXOSのなかでも最高位のもの!  【湧々堂】


このページのトップへ


このサイト内の湧々堂オリジナル・コメントは、営利・非営利の目的の有無に関わらず、
これを複写・複製・転載・改変・引用等、一切の二次使用を固く禁じます
万一、これと類似するものを他でお見かけになりましたら、メール
でお知らせ頂ければ幸いです




Copyright (C)2004 WAKUWAKUDO All Rights Reserved.