湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


オペラ・新譜速報3


※発売済のアイテムも含めて、約3ヶ月間掲載しています。
※新しい情報ほど上の段に記載しています。
※表示価格は全て税込みです。


MARSTON
MARS-52062-2(2CD)
ヴェリズモの創唱者たち
■CD1
(1)ジョルダーノ:「フェドーラ」
ボーイト:「メフィストーフェレ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
ヴェルディ:「トラヴィアータ」からのアリア
(2)ヴェルディ;「トラヴィアータ」,「オテッロ」
ボーイト:「メフィストーフェレ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
プッチーニ:「ボエーム」,「トスカ」
グノー:「ファウスト」
ビゼー:「カルメン」
トーマ:「ミニョンからのアリア
(3)チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」
ボーイト:「メフィストーフェレ」
モーツァルト:「フィガロの結婚」からのアリア
ゴダール:フロリアンの歌
タウベルト:浜の木陰に
(4)ボッテジーニ:「エーロとレアンドロ」
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
フランケッティ:「ゲルマニア」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
プッチーニ:「トスカ」からのアリア
■CD2
(1)ジョルダーノ:「マルチェッラ」,「シベリア」からのアリア
(2)シチリア民謡(ファヴァーラ編):バルセロナの女,聖スタニスラフの祈り
(3)プッチーニ:「マノン・レスコー」,「ボエーム」
ボーイト:「メフィストーフェレ」
グノー:「ファウスト」からのアリア,場面
(4)マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」,「イリス」
マスケローニ:「ロレンツァ」
プッチーニ:「トスカ」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」,「フェドーラ」,「シベリア」
マスネ:「マノン」からのアリア,場面
(5)ジョルダーノ:「シベリア」抜粋(9曲)
■CD1(70:50)
(1) ジェンマ・ベッリンチョーニ(S)
サルヴァトーレ・コットーネ(P)
録音:1903年、ミラノ
(2)ジェンマ・ベッリンチョーニ(S)
ピアノ伴奏
録音:1905年,パリ
(3)アンジェリカ・パンドルフィーニ(S)
サルヴァトーレ・コットーネ(P)
録音:1903年,ミラノ
(4)アメリア・ピント(S)
ピアノ伴奏
録音:1902年4月11日,ミラノ

■CD2(79:39)
(1)アメリア・ピント(S)管弦楽伴奏
録音:k1908年11月,ミラノ
(2)アメリア・ピント(S)管弦楽伴奏
録音:1914年5月1日,ミラノ
(3)チェジーラ・フェラーニ(S)
ピアノ伴奏
録音:1902年,ミラノ
(4)エンマ・カレッリ(S)
サルヴァトーレ・コットーネ(P)
録音:1903年,ミラノ
(5) ロジーナ・ストルキオ(S,ステーファナ)
ジョヴァンニ・ゼナテッロ(T,ヴァッシッリ)
ジュゼッペ・デ・ルーカ(Br,グレビ)
アントーニオ・ピーニ=コルシ(Br,ミスキンスキ)
オレステ・ジェンナーリ(Br,アレクシス)
ヴィットーリオ・ポッツィ=カモーラ(Br,ワリツィン)、ほか
ラッファエーレ・デッリ・ポンティ(P)
録音:1904年,ミラノ
20世紀初頭のイタリア・オペラの録音を集めている。いずれもヴェリズモ・オペラで活躍した人たちばかりで、その創唱役の録音が聞けるのが貴重である。ジェンマ・ベッリンチョーニ(1864−1950)は、ヴェリズモ・オペラの幕を切って落としたマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」初演でサントゥッツァを歌ったことで名高いソプラノ。ジョルダーノ「フェドーラ」初演のタイトルロールでもある。彼女の全録音が収録されている。アンジェリカ・パンドルフィーニ(1871−1959)は、チレーア「アドリアーナ・ルクヴルール」初演でタイトルロールを務めたソプラノ。1908年には引退してしまい、録音はここに収録された5曲しかない。アメリア・ピント(1876−1946)は、トスカニーニから重用されたソプラノで、ことにスカラ座で歴史的成功を収めた「トリスタンとイゾルデ」のイゾルデとして知られる。やはりトスカニーニの指揮で、フランケッティ「ゲルマニア」初演でリッケを歌っている。チェジーラ・フェラーニ(1863−1943)は、プッチーニの出世作「マノン・レスコー」初演のタイトルロール。プッチーニから高く評価されていたと言われる。エンマ・カレッリ(1877−1928)は、ドラマティック・ソプラとして知られ、ヴェリズモ・オペラだけでなく、ワーグナーのソプラノ役、さらにはシュトラウス「エレクトラ」ローマ初演のタイトルロールを務めた。マスカーニ《仮面》初演のうち、ミラノ公演でロザウラを歌った。さらにジョルダーノ「シベリア」の初演キャストによる抜粋録音が収録されている。ロジーナ・ストルキオ、ジョヴァンニ・ゼナテッロ、ジュゼッペ・デ・ルーカ、アントーニオ・ピーニ=コルシは、いずれも当時の大歌手ばかりである。

RIVO ALTO
FOL-0002(2CD)
【未案内旧譜】
ビセンテ・マルティン・イ・ソレル(1754-1806):歌劇「椿事」(珍事) チンツィア・フォルテ(S:イザベッラ)
ルイジ・ペトローニ(T:ジョヴァンニ)
ルカ・ドルドロ(T:コッラード)
ラケーレ・スタニッシ(S:リリア)
ヨランダ・オーヤネット(S:ギータ)
ロレンツォ・レガッツォ(Bs:ルビーノ)
ブルーノ・デ・シモーネ(Bs:ティータ)
ピエトロ・ヴルタッジョ(Bs:リザルゴ)
ジャンカルロ・アンドレッタ(指)
フェニーチェ劇場O&cho

録音:1999年9月17日、オルヴィエート(イタリア)、マンチネッリ劇場、ライヴ
前出:Mondo Musica, MFON 22250(廃盤)
RIVO ALTO
FOL-0003(2CD)
【未案内旧譜】
ロッシーニ:歌劇「幸せな間違い」 ルイジ・ペトローニ(T:ベルトランド)
カルメラ・レミーニョ(S:イザベッラ)
ロレンツォ・レガッツォ(Bs:バトーネ)
パオロ・ルメッツ(Bs:オルモンド)
ロベルト・スカルトリーティ(Br:タラボット)
ジャンカルロ・アンドレッタ(指)
フェニーチェ劇場O

録音:1998年10月24日、パドヴァ、ライヴ
前出:Mondo Musica, MFON 20142(廃盤)

Relief
CR-1917((2CD)
ロルツィング:歌劇「刀鍛冶」 ハンナ・ショル(Sマリー)
ヘティ・プリュマッハー(Msイルメントラウト)
ゴットロープ・フリック(Bsハンス・シュタディンガー)
ヘルマン・プライ(Brリーベナウ伯爵)
ベンノ・クッシェ(Br騎士アデルホフ)
フリードリヒ・レンツ(T ゲオルク)
ほか
ヤン・クーツィール(指)バイエルンRSO&cho

録音:1958年、ミュンヘン
1830、40年代にドイツで絶大な人気を誇ったアルベルト・ロルツィング(1801−1851)。「ロシア皇帝と船大工」や「密猟者」が代表作で、「刀鍛冶」はそれらに次ぐ人気作でした。このCDに収録されているのは1958年のバイエルン放送による録音で、当時オイゲン・ヨッフムの下で第一楽長を務めていたオランダの指揮者、ヤン・クーツィールが指揮したもの。ゴットロープ・フリック、ベンノ・クッシェらドイツの名歌手に加え、当時まだ20代の新進だったヘルマン・プライが参加しているのが目を引きます。 (Ki)
Relief
CR-3009(1CD)
ゼーフリートのレア録音集
プッチーニ:「ボエーム」,
 「修道女アンジェリカ」,「トゥーランドット」
ビゼー:「カルメン」
モーツァルト:「フィガロの結婚」(ドイツ語)
からのアリア
ヴェルディ:レクイエム−リベラ・メ
R.シュトラウス:万霊節,子守歌,明日に,セレナード
モーツァルト:「フィガロの結婚」第2幕の一部
イルムガルト・ゼーフリート(S)

カール・ベーム(指)VPO
ウィーン国立歌劇場cho
レオポルト・ルートヴィヒ(指)VPO
マックス・シェーンヘル(指)ウィーン大放送O
シャルル・ミュンシュ(指)ボストンSO
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)ミラノ・スカラO

録音:1944-1954年
モーツァルト・ソプラノとして一世を風靡したイルムガルト・ゼーフリート(1910−1988)の珍しい録音を集めています。ヴェルディのレクイエムからリベラ・メは、カール・ベームの指揮、1944年の大戦中の録音です。プッチーニ「修道女アンジェリカ」は、同じく1944年、レオポルト・ルートヴィヒの指揮。たっぷり20分弱収録で、若きゼーフリートの魅力がたっぷり味わえます。シュトラウスの歌曲は、なんとシャルル・ミュンシュ&ボストン交響楽団との共演。スカラ座での「フィガロの結婚」は、マリア・チェボタリの伯爵夫人、セーナ・ユリナッチのケルビーノ、ジュゼッペ・タッデイのフィガロに、カラヤンの指揮!第2幕からの8分ほどですが、たいへんに貴重な録音です。 (Ki)

仏BE LAIR
BAC-063(DVD)
ドニゼッティ:歌劇「劇場での都合と不都合」 ヴィンチェンツォ・タオルミーナ(Bsマンマーガタ)
ジェシカ・プラット(Sダリア)
サイモン・ベイリー(Brプローコロ)
アウローラ・ティロッタ(Sルイージャ)
アスデ・カラヤウス(Msピペット)
レオナルド・コルテッラッツィ(Tグリエルモ)
クリスティアン・セン(Brビスクローマ)
イム・チェジョン(Bs台本作家チェーザレ)
パク・ジョンミン(Br興行主)
エフゲニー・スタミニロフ(Bs演出家)
リッカルド・マッシ(T警部)
マルコ・グイダリーニ(指)スカラ座アッカデミアO&cho

演出:アントーニオ・アルバネーゼ
装置:レイラ・フテイタ
衣装:エリザベッタ・ガッビオネータ
リージョン・オール/NTSC
16:9/PCM STEREO/
DOLBY DIGITAL5.1
114m/字幕:英仏独西

収録:2009年10月,ミラノ,スカラ座
オペラのリハーサルのドタバタを描いた抱腹絶倒の喜劇、ドニゼッティの「劇場での都合と不都合」の映像です。バリトンが女装して暴れまわる姿はまるでばってん荒川、面白くないはずがありません。このDVDに収録されているのは、近年優秀な歌手を多数輩出している、スカラ座の研修機関アッカデミアによる上演。歌手は皆若い人たちで、将来のスターがいるかもしれません。アッカデミア公演とはいえ、そこはスカラ座、指揮には、ニース歌劇場の首席指揮者を務めたマルコ・グイダリーニ、演出にはイタリアの高名な喜劇役者にして演出家のアントーニオ・アルバネーゼという、かなり豪華な顔ぶれ。しかもHDD収録でたいへん美しく収録されています。なお、先にBONGIOVANNIからもDVDが発売されており(AB20016)、どちらもロジャー・パーカーとアンダース・ウィクルンド校訂のクリティカル・エディションに基づいていますが、スカラ座アッカデミアの上演は版の選択が若干異なっており、マニアなら二つ持っていて損はありません。 (Ki)
YouTubeにてサンプル映像が視聴できます→http://www.youtube.com/user/BelAirClassiques


NIGHTINGALE
NC-000100(2CD)
ドニゼッティ:歌劇「ルクレツィア・ボルジア」 エディタ・グルベローヴァ(Sルクレツィア・ボルジア)
ホセ・ブロス(Tジェンナーロ)
フランコ・ヴァッサッロ(Brドン・アルフォンソ)
シルヴィア・トロ・サンタフェ(Msマッフィオ・オルジーニ)
ベルナルド・キム(Tイェッポ・リヴェロット)
トーマス・ラスケ(Brアポストロ・ガゼッラ)
イル・ホン(Brアスカーニオ・ペトルッチ)
タンゼル・アクツェイベク(Tオロフェルノ・ヴィテッロッツォ)
ゼバスティアン・ガイアー(Brグベッタ)
トマス・ブロンデル(Tルスティゲッロ)
シャディ・トルベイ(Bsアストルフォ)
アンドリー・ユルケヴィッチ(指)
ケルンWDR放送O,ケルン歌劇場cho

録音:2010年6月,ケルン
ルクレツィア・ボルジア(1480−1519)は実在の人物で、15世紀末から16世紀初頭にかけて活躍したチェーザレ・ボルジアの妹。政治に利用された波乱万丈の人生で知られています。ドニゼッティは1833年、スカラ座のために「ルクレツィア・ボルジア」を作曲。オペラではルクレツィアは、邪魔者を暗殺する冷酷な女である一方、離れ離れになっていた息子ジェンナーロを愛する母という二面性で描かれています。1960年代からモンセラート・カバリエ、ジョン・サザランド、レイラ・ゲンチャーと優れたプリマドンナがたびたび歌って、ドニゼッティの人気作の一つになりました。グルベローヴァは近年、ルクレツィアを頻繁に歌って好評を博しています。今回の録音は2010年6月にケルンで行われた演奏会形式上演のライヴ録音。グルベローヴァが絶好調なのに加え、ジェンナーロ役のテノール、ホセ・ブロスや、男装役のシルヴィア・トロ・サンタフェと、優れた歌手が揃っています。指揮者のアンドリー・ユルケヴィッチはウクライナのズボリフ出身。アルベルト・ゼッダとジャンルイジ・ジェルメッティに学び、イタリアオペラを得意にしています。ウクライナ国立歌劇場の音楽監督を務めるほか、ドイツ語圏を中心に大きな活躍しています。ここ数年、グルベローヴァはユルケヴィッチを重用してますますの注目を浴びています。 (Ki)

ICA CLASSICS
ICAC-5006(2CD)
ヴェルディ:歌劇「椿姫」 ヴィオレッタ…マリア・カラス(S)
アルフレード…チェーザレ・ヴァレッティ(T)
ジョルジョ・ジェルモン…マリオ・ザナッシ(Br)他
ニコラ・レッシーニョ(指)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場O&cho

録音:1958年6月20日ロンドン、コヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウス(モノラル)
ICA・アンビエント・マスタリング・プロセス
カラス・ファンの間ではおなじみのコヴェント・ガーデンの1958年、カラスの「椿姫」です。彼女における最高のヴィオレッタ歌唱として知られ、幾度もリマスタリングされて様々なレーベルから出されていますが、なかなか納得の行く音では聴くことができなかったというもの。今回、個人蔵の音源をICAの最新リマスタリング技術を用いて、ポール・ベイリーが素晴らしい音質に仕上げました。不必要な残響などを付け加えることなく、リアルな音像を追求しました。彼女の素晴らしい歌声だけでなく全ての共演者、指揮者ともども彼女の迫力に飲まれ、舞台が少しずつ熱を帯びていく様をじっくりとお楽しみいただけることでしょう。

LINDI CLASSICS
CDA-003010(1CD)
ジュアン・マルティネス・クラス(1972-):歌劇・コラージュ「傘を持つ男」(抜粋)
タティアナ・ボグダンチコワ、
ロゼ・フェレ=ムラト(S)
ジュゼプ・プイ、エミリ・ジスペルト(T)
カール・スヴェンソン(Br)
ジュゼプ・リュイス・ペレス(エレクトリック・ギター)
ペプ・サラ(シンセサイザー)
エドゥアルド・サエス(P)
バルセロナ・クラシック・アカデミーcho
コラル・ノヴァ・エガラ・レジデントcho
バルセロナ室内cho
ジュアン・マルティネス・クラス(T、指)
センテナリPO

Fra Prod
FRA-003(DVD)

FRA-503(Bluray)
ヤナーチェク:歌劇「カーチャ・カバノヴァー」 カリタ・マッティラ(Sカーチャ)
オレグ・ブリヤク(Bsヂコイ)
ミロスラフ・ドヴォルスキー(Tボリス)
ダリア・シェヒター(Msカバニハ)
ギ・ド・メ(Tティホーン)
ゴードン・ギーツ(Tクドリーシャ)
ナターシャ・ペトリンスキー(Msヴァルヴァラ)
マルコ・モンクロア(Brクリギン)
ほか
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)レアル劇場O&cho

演出:ロバート・カーセン
美術、衣装:パトリック・キンモンス
照明:ロバート・カーセン,ペーター・ヴァン・プラエト
振付:フィリップ・ジロードー
収録:2008年12月、マドリッド

■DVD
リージョン・オール
NTSC/16:9/2h12m
Dolbydigital-Stereo,DTS5.1
字幕:英西独伊仏

■Bluray
リージョン・オール
NTSC/16:9/2h12m
PCM-Stereo,DTS5.1
字幕:英西独伊仏
素晴らしい「カーチャ・カバノヴァー」の映像が登場です。ヤナーチェクのオペラはどれも傑作ぞろいですが、なかでも現実の生活の透き間に潜む狂気を抉り出したという点で、「カーチャ」は特に見る者の心に訴えかける力の強い作品です。優しいが不甲斐ない夫と、ガミガミ屋の義母にウンザリしていたカーチャは、やはり後見人の叔父から手酷い扱いを受けていたボリスと恋に落ち、夫が出張中に二人は浮気をする。しかし罪の意識に耐えられなくなったカーチャはすべてを明かしてしまう。だが彼女のせいでボリスはシベリア行きになり、人妻のカーチャを連れては行けないと断る。絶望したカーチャは川に身を投げる。日本での有名な演出家、ロバート・カーセンが、物語を生々しくも美しく捌けば、カリタ・マッティラが内から迸るような感情を歌に乗せ、ミロスラフ・ドヴォルスキーが情熱的にそれに応えるという、たいへん充実した舞台。もちろん、今やヤナーチェクを指揮させたら世界一というイルジー・ビエロフラーヴェクも、リアリズムとリリシズムが入り混じったヤナーチェクの音楽の魅力を万全に引き出しています。映像の良さも特筆、ことにBlu-Rayは見もの。またカーセンとビエロフラーヴェクへのインタビューの特典映像付きです。 (Ki)

Immortal
IMM-960025(DVD)
チレア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」 マルチェッラ・ポッベ(S)、
ニコラ・フィラクリディ(T)、
フェドーラ・バルビエリ(Ms)、
オテッロ・ボルゴノーヴォ(Br)、
アルフレード・シモネット(指)ミラノ・イタリア放送O&cho

収録:※1955年3月26日
約131分/モノクロ
(マスターに起因する画質の乱れがございます。ご了承下さい)

URANIA
WS121.106(2CD)
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」 リーザ・スティーヴンス
リーザ・デラ・カーザ
ロバータ・ピータース
ピエール・モントゥー(指)ローマ歌劇場O

録音:1957年

NIREO
NIREO-006S(1CD)
【未案内旧譜】
レッチェの声/20世紀レッチェの歌手たち
(1)ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」〜Condotta ella era in ceppi 〔1941〕
Ai nostri monti 〔1940〕*/Stride la vampa 〔1950〕
チレア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」〜Io sono sua per l'amor 〔1941〕+
R・シュトラウス:セレナータ 〔1942〕
クローエ・エルモ(1910-1962;メゾソプラノ)
(2)ドニゼッティ:歌劇「シャモニーのリンダ」〜Da quel di che t'incontrai 〔1930〕*
ペコラーロ:Lucernedde de Santu Ronzu(マズルカのテンポによるカンツォーネ) 〔1935頃〕
スキーパ:Beddha e trista 〔1940〕
プペスキ:Baccara 〔1932頃〕
(3)ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」〜Il dolce suono 〔1940頃〕
ヴェルディ:歌劇「椿姫」〜Sempre Libera〔1940頃〕
(4)マリノーシ:「Le Sette Parole」〜Di mille colpe reo* / L'alta impresa e gia compiuta 〔1970頃〕
(5)ヴェルディ:歌劇「リゴレット」〜Verdi - La donna e mobile 〔1959頃〕
カプア:オー・ソレ・ミオ 〔1959頃〕
(6)ヴェルディ:歌劇「第一回十字軍のロンバルディア人」〜La mia letizia 〔1951年〕
(7)プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」〜No! pazzo son! 〔1930頃〕
レッチェの声/20世紀レッチェの歌手たち
(1)ベニャミーノ・ジーリ(T)*
ジーナ・チーニャ(S)+
(2)フランコ・ペルッリ(1899-1989;テノール)
リーナ・パリューギ(S)
(3)ヴァンナ・カマッサ(S;1914?-?)
(4)ルイジ・デミトリー(1898-1981;Br)
フェルナンド・ミラウロ(T?)*
(5)ニチェータ・リッツォ(1910-1982;T)
(6)グスターヴォ・ガッロ(1904-1992;T)
(7)フランコ・タフロ(1888-1943;T)

録音:〔年〕
ティート・スキーパ(1889-1965)の生地であるイタリア南東部の町レッチェとその近郊出身の歌手たちの歴史的録音集。スキーパの同世代および次世代にあたる人たちです。伴奏者の表記は略しました。音質のよくないものがありますので、あらかじめご了承ください。

DUTTON
2CDLX-7256(2CD)
ラトランド・ボートン(1878-1960):音楽ドラマ「コーンウォールの女王」(1923-1924) フィリップ・テッブ(Bs:夜警)
パトリシア・オーア(メゾS:ブラングワイン)
ニール・デイヴィス(バスBr:マーク王)
ヘザー・シップ(メゾS:女王イズー)
ピーター・ウィルマン(T:サー・アンドレット)
ジャック・インブライロ(Br:サー・トリストラム)
ジョーン・ロジャース(S:ブルターニュの白い手のイズー)
エリザベス・ワイスバーグ(S:ダムセル)
ロンドンcho員
ニュー・ロンドンO
ロナルド・コープ(指)

録音:2010年7月8-10日、ロンドン、ハムステッド・ガーデン・サバーブ、
セント・ジュード=オン=ザ=ヒル教会
世界初録音

KULTUR
KULTUR-BD4684
(Bluray)
R・シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」 エリーザベト・シュヴァルツコップ
セーナ・ユリナッチ
アンネリーゼ・ローテンベルガー
オットー・エーデルマン
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)VPO

カラー 192分

Fra Prod
FRA-004(DVD)
ビゼー:歌劇「カルメン」 アンナ・カテリーナ・アントナッチ(Msカルメン)
アンドルー・リチャーズ(Tドン・ジョゼ)
アンヌ・カトリーヌ・ジル(Sミカエラ)
ニコラ・カヴァリエ(Brエスカミーリョ)
フランシス・デュジアク(Brダンカイロ)
ヴァンサン・オルドノー(Tレメンダード)
マシュー・ブルック(Bsズニガ)
リッカルド・ノヴァロ(Brモラレス)
ヴィルジニー・ポション(Sフラスキータ)
アニー・ジル(Sメルセデス)
ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
レヴォリューショネル・エ・ロマンティックO
モンテヴェルディcho,
オー・ド・セーヌ聖歌隊
演出:エイドリアン・ノーブル
装置:マーク・トンプソン
収録:2009年6月,パリ
+ボーナス インタビュー映像 エリオット・ガーディナー,
ジェローム・デシャン,アニェス・テリエ
なんとガーディナーが指揮する「カルメン」の映像が登場です。2009年6月、パリのオペラコミーク座で上演された大きな話題となった公演のライヴ収録です。ロマン派音楽の主兵、ピリオド楽器を使用したレヴォリューショネル・エ・ロマンティック管弦楽団を起用し、従来のゴテゴテッとした「カルメン」から脱却した、たいへんサッパリとした、新鮮かつ細やかな神経の通った「カルメン」を作り出しています。ガーディナーは一般的に広まったグランドオペラ風の形態を退け、本来の語りの台詞が混じったオペラコミークの伝統に則った上演形態を採用。また第1幕でからかわれたミカエラが逃げ帰った後にモラレスが歌うアリア「気をつけろ!シッ!」を採用、これは上演で歌われることはほとんどなく、録音でも2種くらいしかない珍しい曲。このようにガーディナーは、1875年3月3日にオペラコミークで初演された時の「カルメン」の姿を強く意識しています。アンナ・カテリーナ・アントナッチは、カルメンが当たり役のイタリア人美人メッゾソプラノ。妖艶な魅力を醸しつつ、下品な悪女にならないバランスが見事。ジョゼのアンドルー・リチャーズは、最近売り出し中の米国のテノール。アリゾナ州フェニックス出身。父がチェロキー族の血を引くというだけに、エキゾティックな風貌。軽く柔らかい声の持ち主で、高音のソットヴォーチェを巧みに用いています。ニコラ・カヴァリエはフランスのバス・バリトン。見るからに伊達男風情で、エスカミーリョにはぴったり。ミカエラのアンヌ・カトリーヌ・ジルは1975年生まれというまだ若いソプラノ。たいへんに初々しい声の持ち主で、娘役を得意としています。演出は、1991年から2003年までの長きに渡ってロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの芸術監督を務めた英国の重鎮、エイドリアン・ノーブル。比較的伝統的な舞台作りながら、幕切れではジョゼをかなりエキセントリックに仕立るなど、細部へのこだわりがさすがです。 (Ki)

VAI
VAIDVD-4526(DVD)
リムスキー=コルサコフ:歌劇「皇帝の花嫁」 リディア・コヴァレーバ(Sマルファ)
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(Bsソバーキン)
ユーリ・グリゴリエフ(Brグリャズノイ)
ボリス・モロゾフ(Bsスクラートフ)
エフゲニー・シャピン(Tルイコフ)
ニーナ・テレンチェヴァ(Msリュバーシャ)
コンスタンチン・プストヴォイ(Bsボメーリイ)
ラリッサ・ユルチェンコ(Sサブーロヴァ)
マリーナ・シュトヴァ(Msドゥニャーシャ)
ほか
ユーリ・シモノフ(指)
ボリショイ劇場O&cho
演出:オレグ・モラレフ
収録:1983年(ライヴ)

※リージョン・オール/NTSC
カラー/4:3/153m/MONO
字幕:英仏露
リムスキー=コルサコフのオペラのうちでも特にドラマティックで、ロシアでの人気が高いのがこの「皇帝の花嫁」。イヴァン4世の后マルファ・ソバーキナが結婚直後に亡くなった史実を基にした物語。音楽はリムスキー=コルサコフらしく、ロシアの伝統とワーグナー以降の近代和声を結合した美しく迫力のあるものです。このDVDには、1983年にボリショイ劇場で上演された公演の映像が収録。1970年から音楽監督を務めていたユーリ・シモノフが指揮、ボリショイ劇場を代表するバスだったアレクサンドル・ヴェデルニコフ(指揮者アレクサンドル・ヴェデルニコフの父)がヒロインの父ソバーキンと、力の入った上演です。ヒロインのマルファを歌うリディア・コヴァレーバは1970年代から1980年代にボリショイ劇場で活躍したソプラノで、やはりボリショイ劇場で活躍した人気テノール、レフ・クズネツォフの妻。マルク・エルムレル指揮のグリンカ「皇帝に捧げた命」の録音や、シモノフ指揮の「カルメン」の録音にも出演しています。映像向きのオペラですが、意外やこれが初のDVDです。 (Ki)
VAI
VAIDVD-4527(DVD)
ラフマニノフ:歌劇「アレコ」
リムスキー=コルサコフ:歌劇「不死身のカシチェイ」
エフゲーニ・ネステレンコ(Bsアレコ) ネッリ・ヴォルシャニノヴァ(演ゼムフィーラ)
スヴェトラーナ・ヴォルコヴァ(Sゼムフィーラ)
マリア・パパツィアン(演ジプシーの老婆) ライザ・コトーヴァ(Msジプシーの老婆)
サンドール・セメノフ(演若いジプシー) ミハイル・ムンチャン(T若いジプシー)
ウラディーミル・ゴロヴィン(演ジプシーの老人)
ウラディーミル・マトーリン(Bsジプシーの老人)
ディミトリ・キタエンコ(指)
モスクワ国立SO、国立放送cho
映像監督:ヴィクトル・オクンツォフ
制作:1986年

コンスタンティン・プルジニコフ(Tカシチェイ)
ナタリア・ラピーナ(演カシチェエヴナ) エレナ・ルビン(Sカシチェエヴナ)
アラ・オディング(演王女) 
ソフィア・ヤリシェヴァ(S王女)
ヴァレリー・レベデフ(Brイヴァン・コローレヴィチ王子)
ユーリ・ストヤノフ(演嵐の騎士) 
アレキサンドル・モロゾフ(Bs嵐の騎士)
A.トリフォノフ(指)
レニングラード・ディミトリ・ショスタコーヴィチSO
演出:オレグ・イェルイシェフ
制作:1987年

リージョン・オール
NTSC/カラー/4:3
124m/MONO/字幕:英仏露
どちらの作品もこれが初めてのDVD、共に映画仕立ての映像です。「アレコ」は、ラフマニノフがモスクワ音楽院の卒業作品として作曲したもので、当時まだ19歳でした。原作はプーシキンの「ジプシー」。ジプシーの集団に身を投じた青年アレコは、ジプシー娘ゼムフィーラを妻にしたものの、彼女の自由な恋愛に嫉妬し彼女を殺害、ジプシー集団から一人離れる、という物語。アレコにはソ連の偉大なバス、エフゲーニ・ネステレンコを起用。ゼムフィーラを歌うスヴェトラーナ・ヴォルコヴァは、当初レニングラードのマールイ劇場で、1990年からはマリインスキー劇場で活躍したソプラノ。指揮は名匠ディミトリ・キタエンコ。なおほとんど同じメンバーによる「アレコ」の1987録音がCDになっていますが、唯一キャストの異なる若いジプシー役のテノール(CDではアレキサンデル・フェディン)が間違いなく別人の声なので、こちらは映像用の別の録音のようです。リムスキー=コルサコフの「不死身のカシチェイ」は、録音ですら3種ほどしかありません。当然これが初めての映像です。ソフィア・ヤリシェヴァは、1974年からマリインスキー劇場で活躍したソプラノ。なお指揮者名は製品にも映像にも「A.トリフォノフ」としかありませんが、おそらくイリヤ・ムーシン門下のアレキセイ・トリフォノフではないかと思われます。どちらの映像も、ロシアの自然をたっぷり取り込んだりと、オペラ映画としての長所を大いに生かした映像です。 (Ki)
VAI
VAIDVD-4525(DVD)
ダルゴムイシスキー:歌劇「石の客」
リムスキー=コルサコフ:歌劇「モーツァルトとサリエーリ」
■「石の客」
ウラディーミル・アトラントフ(Tドン・ファン)
タマーラ・ミラシキーナ(Sドンナ・アンナ)
アレキサンドル・ヴェデレルニコフ(Bsレポレッロ)
タマーラ・シニャフスカヤ(Msラウラ)
ウラディーミル・ヴァライティス(Brドン・カルロス)
ウラディーミル・フィリッポフ(Bs修道士,騎士長の像)ほか
マルク・エルムレル(指)
ボリショイ劇場O&cho
収録:1979年、ライヴ
演出:オレグ・モラレフ
美術:ヴィリアム・クレメンティエフ
映像監督:アレキサンデル・バランニコフ

■「モーツァルトとサリエーリ」
アレクセイ・マスレンニコフ(Tモーツァルト)
アルトゥール・エイゼン(Bsサリエーリ) L.ノヴィコフ(ヴァイオリン奏者)
ルーベン・ヴァルタニアン(指)
ボリショイ劇場O&cho
演出:G.パンコフ
装置:ヴァレリー・レヴェンタル
映像監督:アレキサンデル・バランニコフ
収録:1981年,ライヴ

リージョン・オール/NTSC
カラー/.4:3/128m
MONO/字幕:英仏露
「石の客」と「モーツァルトとサリエーリ」は、どちらもプーシキンの作品が原作であるというだけでなく、「石の客」はドン・ファン伝説に基づいているなど、モーツァルトとの関わりがある二作です。アレクサンドル・ダルゴムイシスキー(1813−1869)は、ワーグナー、ヴェルディと同年生まれのロシアの作曲家。「ルサルカ」と、この「石の客」で今日でも知られています。ただし「石の客」は未完に終わり、リムスキー=コルサコフがオーケストレイションを完成させています。この「石の客」は1979年のボリショイ劇場でのライヴ収録。ウラディーミル・アトラントフ、タマーラ・ミラシキーナ、アレキサンドル・ヴェデレルニコフとボリショイ劇場の大スターが三人も出演し、指揮はマルク・エルムレルという、たいへん豪華な上演の記録です。「モーツァルトとサリエーリ」は、モーツァルトの早過ぎる死に着想を得たプーシキンの同名戯曲に基づいたオペラ。やはりプーシキンの原作に着想を得たピーター・シェーファーの戯曲「アマデウス」やそれを基にしたミロシュ・フォアマン監督の映画「アマデウス」とは親戚のようなものです。モーツァルトの才能に嫉妬した宮廷楽長のサリエーリがモーツァルトに毒を盛る、という物語。1898年の初演ではサリエーリをかのフョードル・シャリピンが歌っています。この映像では、アルトゥール・エイゼン(1927−2008)とアレクセイ・マスレンニコフ(1929−)という、どちらも1950年代から1990年代までボリショイ劇場で大活躍した伝説的名歌手が出演しているのが貴重です。 (Ki)
VAI
VAIDVD-4518(DVD)
リムスキー=コルサコフ:歌劇「金鶏」 グリゴール・ゴンジャン(Bsドドン王)
ルベン・クベリャン(Tグヴィドン王子)
マリエッタ・シャフベルジャン(Msアメールファ)
エッラーダ・チャホヤン(Sシェマハの女王)
スサンナ・マルティロシャン(S金鶏)
セルゲイ・シュシャルジャン(Brアフロン王子)
ハルテュン・カラジャン(Bsポルカン将軍)
ほか
アラム・カタニヤン(指)
エレバン・アレクサンドル・スペンジアリャン国立アカデミー劇場O&cho
バレエ,マイム
映像監督:ロマン・テイホミロフ
収録:1986年,アルメニア,エレバン

リージョン・オール/NTSC
カラー/4:3/123m
MONO/字幕:英仏伊露西
リムスキー=コルサコフのオペラは、ロシアなどではたいへん人気が高くても西側であまり上演されないことがしばしばですが、西側でも人気が高いのがこの「金鶏」。堕落した政治を風刺ししながらもエキゾティックな味わいに飛んだ物語が受け入れやすいのでしょう。このDVDに収録されているのはアルメニアの首都エレバンのアレクサンドル・スペンジアリャン国立アカデミー劇場での上演。かつて国内盤レーザーディスクで発売された映像と同じと思われます。アルメニアでの上演ということで、モスクワやレニングラードとは異なった地方色が加わっています。 (Ki)

URANIA
WS121.105(2CD)
ロッシーニ:歌劇「チェネレントラ」 マリーナ・デ・ガバライン
フアン・オンシーナ
セスト・ブルスカンティーニ
イアン・ウォーレス
アルダ・ノーニ
フェルナンダ・カドーニ
ハーヴェイ・アラン
ヴィットリオ・グイ(指)
グラインドボーン音楽祭O&cho

録音:1953年9月

Solo Voce
SV-8553203(2CD)
ヴェルディ:歌劇「椿姫」 ダニエラ・デッシ(Sヴィオレッタ)
ファビオ・アルミリアート(Tアルフレード・ジェルモン)
クラウディオ・スグーラ(Brジョルジョ・ジェルモン)
アンヌンツィアータ・ヴェストリ(Sフローラ)
キアーラ・ピエレッティ(Msアンニーナ)
ルカ・コザリン(Tガストーネ)
マルコ・カマストロ(Brドゥフォール男爵)
アンドレア・カステッロ(Bsドビニー伯爵)
アンジェロ・ナルディノッキ(Bs医師グランヴィル)
ジョセプ・ルイス(Tジュゼッペ)
フローラの侍従(Bsアフルレード・ステファネッリ)
グラツィアーノ・ダッラヴァッレ(Bs使者)
ジョン・ネシュリング(指)パルマ・レージョ劇場勘
ピアチェンツァ市立劇場cho

録音:2010年1月,パルマ
今イタリアオペラ界で一番熱いコンビ、ダニエラ・デッシとファビオ・アルミリアートがヴェルディの「トラヴィアータ」を録音、しかもライヴではなくセッション録音です。デッシのスケールの大きな歌と、アルミリアートの体当たり的な歌がよく噛み合っています。もう一人の注目はジェルモンのクラウディオ・スグーラ。1974年、南イタリア、ブリンディジ生まれ。まだ30代半ばですが、若い世代のイタリア人のヴェルディ・バリトンとして非常に高い注目を浴びており、この10月にはパルマのヴェルディ・フェスティヴァルで「トロヴァトーレ」のルーナ伯爵を歌っています。指揮は、サンパウロ交響楽団の音楽監督として大きな話題を振りまいたジョン・ネシュリング。細かい部分にまで目を配った音楽作りで、ヴェルディのこの作品への思い入れを引っ張り出しています。ノーカットの演奏で、通常短縮されがちな第2幕のアルフレードのアリア、ジェルモンのアリアもカットなし。たっぷりお楽しみください。 (Ki)

BONGIOVANNI
AB-20018(DVD)
ハイドン:歌劇「月の世界」 カルロ・トリアーニ(Brブオナフェーデ)
ロベルト・ヤキーニ・ヴィルジーリ(Tエックリティコ)
カーティア・ピッツィ(Msエルネスト)
マリア・ジョヴァンナ・ミケリーニ(Sクラリーチェ)
カリーナ・カラフィウーラ(Sフラミーニャ)
ガイア・ペトローネ(Msリゼッタ)
セバスティアン・フェラーダ(Tチェッコ)
ジュゼッペ・カメルリンゴ(指)チェゼーナ・ブルーノ・マデルナ音楽院O&cho
演出:ガブリエッラ・メデッティ
舞台美術:ラウラ・ダルトリ,アレッサンドロ・トゥローニ

録音:2009年6月,チェゼーナ
リージョン・オール
NTSC/16:9/140m
ハイドンのオペラの中でも最近特に人気の高い「月の世界」。カルロ・ゴルドーニ原作で、金持ちのエックリティコが二人の娘フラミーニャとクラリーチェに厳しいので、クラリーチェの恋人エックリティーコが、フラミーニャの恋人エルネストらと共謀、ブオナフェーデを偽の月の世界に招いて、混乱に乗じて結婚してしまう、というもの。先日、ウィーンでアーノンクール指揮による上演の映像がC MajorレーベルからのDVD(703508)とBlu-Ray(703604)がリリース案内されたばかりですが、こちらはサッカーで有名なイタリア、チェゼーナでの上演の映像。現代化して話の奇想天外ぶりを強調していたアン・デア・ウィーン劇場の舞台と異なり、ガブリエッラ・メデッティの演出は小劇場の長所を生かした手作り感のある丁寧な舞台作りが好ましいもの。エステルハーザで初演された時の雰囲気はこちらの方が出ているのではないでしょうか。歌手は総じて若手。ブオナフェーデのカルロ・トリアーニは、ミラノ出身のバス。ブッフォ役を得意としています。 (Ki)
BONGIOVANNI
GB-2449(2CD)
シニコ:歌劇「マリネッラ」 ダックス・ヴェレニク(Tフランチェスコ・カッペッロ)
ジョヴァンニ・アルベリコ・スピアッツィ(Bsファルコ,布告役人)
マリアンナ・プリッツォン(Sマリネッラ)
ジュリアーノ・ペリツォン(Brバッチョ)
イウリア・サボ(Msドンナ・エルヴィーラ,アニェーゼ)
セヴェリーノ・ザンネリーニ(指)
フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア・オペラジョコーサO&cho

録音:2010年1月3日,トリエステ
たいへん珍しい作品の世界初録音です。ジュゼッペ・シニコ(1836−1907)はトリエステ出身の作曲家。トリエステではかなり親しまれていた作曲家でした。「マリネッラ」は、ヴィクトル・ユゴーの『王は楽しむ』(《リゴレット》の原作)を、1500年のトリエステを舞台にした物語に翻案したもの。1854年に初演され大成功を収めたものの、1883年の上演を最後に埋もれてしまいました。復活上演となった演奏会形式上演のライヴ録音です。 (Ki)
BONGIOVANNI
GB-1217(2CD)
ジュゼッペ・ヴェンディテッリ/アリア集
ベッリーニ:「ノルマ」
ヴェルディ:「アッティラ」,「トロヴァトーレ」,「アイーダ」,「オテッロ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」,「パリジーナ」
レオンカヴァッロ:「道化師」
プッチーニ:「マノン・レスコー」,「外套」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」
マスネ:「エロディアード」,「ル・シド」
からのアリア,場面
トスティ:私は死にたい,
ダンツァ:おいで
カルディッロ:つれない心
ジュゼッペ・ヴェンディテッリ(T)

録音:1976-1995年,ライヴ
ジュゼッペ・ヴェンディテッリは1942年、サン・ヴィットーレ・デル・ラーツィオ生まれのイタリアのテノール。BONGIOVANNIから発売されたマスカーニ「パリジーナ」の全曲録音(GB-24402枚組)でウーゴ・デステを歌っていました。 (Ki)
BONGIOVANNI
HOC-052(2CD)
ヴェルディ:歌劇「運命の力」 フラヴィアーノ・ラボー(Tドン・アルヴァーロ)
ジンカ・ミラノフ(Sレオノーラ)
マリオ・セレーニ(Brドン・カルロ)
チェーザレ・シエピ(Bs修道院長)
フェルナンド・コレナ(Bsメリトーネ神父)
マーガレット・ロッジェーロ(Msプレツィオシッラ)
ルイス・スガロ(Brカラトラーヴァ伯爵)
フリッツ・スティードリー(指)管弦楽団

録音:1958年,ニューヨーク
初出となる1958年1月25日のメトロポリタン歌劇場でのライヴ録音と思われます。録音が極めて少ないイタリアの名テノール、フラヴィアーノ・ラボーがアルヴァーロを歌った貴重な録音な上に、共演者がジンカ・ミラノフ、マリオ・セレーニ、チェーザレ・シエピ、フェルナンド・コレナとたいへんに豪華。フリッツ・スティードリー(1883−1968)は、ウィーン生まれで米国で活躍した指揮者。メトロポリタン歌劇場では1946年から1961年まで300回以上も指揮をしている実力者で、「運命の力」は既に1952年、1954年、1956年のライヴ録音が出回っています。なおこの時期のメトロポリタン歌劇場では「運命の力」をかなり短縮して上演するのが常で、この上演でも同様だと思われます。 (Ki)
BONGIOVANNI
HOC-054(2CD)
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」 メアリー・カーティス・ヴァーナ(Sアイーダ)
カルロ・ベルゴンツィ(Tラダメス)
アイリーン・デイリス(Msアムネリス)
ロバート・メリル(Brアモナズロ)
ジョルジョ・トッツィ(Bsランフィス)ほか
ファウスト・クレーヴァ(指)管弦楽団,合唱団

録音:1957年,ニューヨーク
初出となる1957年11月30日のメトロポリタン歌劇場でのライヴ録音と思われます。カルロ・ベルゴンツィはこの2週間ほど前の11月13日にラダメスでメトにデビューしたばかりでした。メアリー・カーティス・ヴァーナ(1921−2009)は、ヨーロッパではイタリア風にマリア・クルティス・ヴェルナと名乗っていた米国のソプラノ。メトではヴェルディ・ソプラノとして活躍しました。 (Ki)

Immortal
IMM-960026(DVD)
ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」 ニコラ・モンティ(T)、
マルチェロ・コルティス(Br)、
アントニエッタ・パストーリ(S)、
ローランド・パネライ(Br)、
フランコ・カラブレーゼ(Br)、
エラルド・コーダ(Bs)、
フェルナンダ・カドーニ(A)、
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)
イタリアRSO&cho

※マスターに起因する映像の乱れ等がございます。予めご了承下さい。
イタリア放送協(RAI)によって収録され、1954年4月23日に放映されたジュリーニ指揮のセヴィリアの理髪師。

VIDEOLAND
VLMD-017(DVD)
レハール:喜歌劇「ロシアの皇太子」(全3幕) ハラルド・セラフィン(大公)
ティベリウス・シム(ロシアの皇太子)
アレキサンドラ・ラインプレヒト(ソーニャ)
マルク・カントル(イワン)
ジークリンデ・フェルドホーファー(マーシャ)
フリードリッヒシュワンドマン(宰相)

指揮:ヴォルフディーター・マウラー(指)
衣装:ロルフ・ランゲンファス
指揮:ギュンター・フルーマン
振付:ジョルジオ・マディア
照明:フリードリヒ・ロム
合唱指揮:ベルンハルト・シュナイダー

メルビッシュ祝祭O&cho、バレエ団
150分カラーDolby-Digital2010年
ライブ映像
2010年のメルビッシュ湖上の音楽祭はロシアの皇太子。出来たての映像を紹介。発売されている映画版とは違い、メルビッシュ音楽祭の臨場感あふれる映像はオペレッタ・ファンにはたまらない作品となっています。

Fra Prod
FRA-502(Bluray)

FRA-002(2DVD)
グノー:歌劇「ミレイユ」 インヴァ・ムーラ(Sミレイユ)
チャールズ・カストロノヴォ(Tヴァンサン)
フランク・フェラーリ(Brウリアス) 
アラン・ヴェルヌ(Brラモン)
シルヴィ・ブリュネ(Msタヴァン) 
セバスチャン・ドロワ(Tアンドレルン)
ニコラ・カヴァリエ(Bs-Brアンブロワーズ)
アメル・ブラヒム=ジェユール(Sクレマンス)
アンヌ=カトリーヌ・ジレ(Sヴァンスネット)他
マルク・ミンコフスキ(指)
パリ・オペラ座O&cho

演出:ニコラ・ジョエル
美術:エツィオ・フリジェーリオ
衣装:フランカ・スクワルチャピーノ
照明:ヴィニーチョ・ケーリ
振付:パトリック・セゴ
収録:2009年9月

■Bluray:リージョンフリー 16:9
DTS5.2/2h32m
字幕:英独仏伊西

■DVD:リージョンフリー 16:9
DTS5.2/2h32m
字幕:英独仏伊西
2009年9月、マルコ・ミンコフスキはパリのオペラ座、それもバスティーユではなくガルニエ宮の方で、グノーの「ミレイユ」を上演、たいへん大きな話題を巻き起こしました。「ミレイユ」は、プロヴァンスの作家フレデリック・ミストラルが1859年に発表した長編詩「ミレイオ」を原作とするオペラ。1864年3月19日にパリのリリック劇場で初演されました。十数あるグノーのオペラの中では、「ファウスト」、「ロメオとジュリエット」に次ぐ三番目に人気のある作品とされるも、上演は多くありません。このオペラ座での上演では、ミンコフスキの生命力豊かな音楽と、優れた歌手、そしてオペラ座監督であるニコラ・ジョエルが丁寧に南仏の美しさを描いた演出によって、「ミレイユ」の魅力がかつてなく引き出されています。なおグノーは初演と同年に、オリジナルの5幕版を3幕仕立ての改訂版に改訂し上演していますが、この上演では5幕版が用いられています。タイトルロールのインヴァ・ムーラは、アルバニア出身のソプラノ。2002年9月に新国立劇場でのヴェルディ「トラヴィアータ」に、Bキャストのヴィオレッタとして登場、その素晴らしい歌と演技は大きな話題になりました。今日ムーラは、イタリア、フランスでたいへん人気のあるソプラノとして活躍しています。ヴァンサンのチャールズ・カストロノヴォはニューヨーク出身のテノール。欧米の様々な劇場で引っ張りだこの人気で、伊独仏いずれのオペラも達者にこなします。アラン・ヴェルヌはリヨン生まれのベテランのバリトン。フランス人バリトンならではの味わいに優れています。フランク・フェラーリはニース出身のバリトン。「カルメン」のエスカミーリョが当たり役として知られています。ミレイユには数種の録音がありますけれど、こうして映像で見ると、美しい南仏の風景を背景にした悲恋というのがこの作品の大きな魅力であることがよく分かります。グノーの隠れた名作をお楽しみください!
■簡単なあらすじ
 19世紀のアルル。地主の一人娘ミレイユは、貧しい籠編み職人ヴァンサンと愛し合っている。だがミレイユの父ラモンはこれに反対し、ヴァンサンの父アンブロワーズに警告し、ミレイユを叱り付ける。ミレイユへの求愛を撥ね付けられた青年ウリアスは、山の中で出会ったヴァンサンと喧嘩になり、彼に瀕死の重症を負わせてしまう。ウリアスは逃げ出し、舟でローヌ川を渡ろうとするが、水の中に沈む。ヴァンサンの妹ヴァンスネットから彼が大怪我をしたことを知らされたミレイユは、サント=マリー=ド=ラ=メールの教会に恋人の回復を祈りに行くことにする。だがその途中、クロー平野の砂漠での強い日差しに、ミレイユは衰弱してしまう。回復したヴァンサンはサント=マリー=ド=ラ=メールの教会にミレイユを捜しに来る。やっとのことで教会まで辿り着いたミレイユは、恋人の胸の中に倒れこむ。ラモンは後悔し、二人の結婚を認めようとするが、ミレイユは力尽きて死んでしまう。 (Ki)

DUTTON
CDBP-9797(1CD)
英国歌手のオンパレード Vol.1

(1)ヘンデル:「アチスとガラテア」〜Love sounds the alarm* / Love in her eyes sits playing*
 オラトリオ「イェフタ」〜Deeper and deeper still+ / Waft her angels#

(2)ヘンデル:「アレグザンダーの饗宴」〜Revenge! Timotheus cries

(3)パーセル:祝福された処女の戒め

(4)パーセル:「テンペスト」〜See! the heavens smile / Arise, ye subterranean winds

(5)ハイドン:「天地創造」〜With verdure clad
 ビショップ:Should he upbraid

(6)ヘンデル:「メサイア」〜He shall feed his flock
 メンデルスゾーン:オラトリオ「エリヤ」〜O rest in the Lord

(7)メンデルスゾーン:「聖パウロ」〜But the Lord is mindful
 グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」〜Che faro

(8)モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜Mi tradi quell’alma ingrata / Non mi dir
(1)ウォルター・ウィドップ(T) 録音:1930年*/1925年+/1926年#

(2)トレヴァー・アントニー(Bs) 録音:1948年

(3)イゾベル・ベイリー(S) 録音:1941年

(4)ノーマン・アリン(Bs) 録音:1929年

(5)ドーラ・ラベット(S) 録音:1932年

(6)クララ・バット(A) 録音:1929年

(7)イーディス・ファーメッジ(A) 録音:不明

(8)イヴリン・スコットニー(S) 録音:1926年
DUTTON
CDBP-9802(1CD)
英国歌手のオンパレード Vol.2

(1)モーツァルト:「魔笛」〜O Isis and Osiris / Within this hallowed dwelling
(2)ロッシーニ:「セビリアの理髪師」〜Can it be? Dare I believe thee?

(3)グノー:「シバの女王」〜Lend me your aid

(4)マイアベーア:「アフリカの女」〜O paradise
 ドニゼッティ:「愛の妙薬」〜Down her soft cheek a pearly tear

(5)ワーグナー:「ローエングリン」〜In distant lands
 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜Morning was gleaming

(6)ウィリアム・ウォレース(1860-1940):歌劇「マリナータ」〜抜粋(12トラック)
(1)ノーマン・アリン(Bs) 録音:1926年

(2)ミリアム・リセット(S) デニス・ノーブル(Br) 録音:1927年

(3)フランク・マリングズ(T) 録音:1916年

(4)ヘドル・ナッシュ(Br) 録音:1926年

(5)ジョセフ・ヒスロップ(T) 録音:1929年

(6)ミリアム・リセット(S)/クララ・セレーナ(A)
デニス・ノーブル(Br)/ヘドル・ナッシュ(Br)
 録音:1931年

KULTUR
KUL-4601BR(Bluray)
プッチーニ:歌劇「ボエーム」(オペラ映画版)
アンナ・ネトレプコ、ロランド・ヴィラゾン
ニコル・キャベル、
ジョージ・フォン・ベルゲン
ボアーズ・ダニエル(声のみ)
イオアン・ホーレンダー、他
ベルトラン・ド・ビリー(指)
バイエルン放送RSO、
バイエルン放送cho

監督:ロバート・ドーンヘルム
製作:2008年 ドイツ・オーストリア合作
本編114分+特典30分(キャスト&スタッフ・インタビュー)
字幕:英語(特典:無し)

King International
KKC-9010(DVD)
ベッリーニ:歌劇「カプレーティとモンテッキ」(1830年ミラノ版) パトリツィア・チョーフィ(Sジュリエッタ)
クララ・ポリート(Sロメオ)
ダニロ・フォルマッジャ(Tテバルド)
フェデリーコ・サッキ(Brカペッリオ)
ニコラ・アモーディオ(Bsロレンツォ)
ルチアーノ・アコチェッラ(指)イタリア国際O

演出:デニス・クリーフ収録:2005年8月
※日本語字幕付き
南イタリア、マルティーナ・フランカのイトリアの谷音楽祭での、2005年公演のライヴの映像。ベッリーニの「カプレーティとモンテッキ」は、「ロメオとジュリエット」と同じ素材ですので、舞台で見るほうがずっと醍醐味があります。なんといっても今や世界で活躍するプリマのパトリツィア・チョーフィのジュリエッタが見もの聞きもの。ロメオ役のクララ・ポリートは期待の若手。デニス・クリーフの演出は適度にモダナイズされた舞台が美しいもの。なおこの上演では、クリティカル・エディションを用いており、さらに初演直後にミラノ・スカラ座で再演された時の改訂版を採用、数箇所に相違があるのもマニアには興味津々でしょう。日本制作の丁寧な日本語字幕付きで、ベッリーニのこの美しいオペラの全貌が今、明らかになります。 (Ki)

BENO BRACHT SOCIETY
SBB-006-09-02(2CD)
ズデニェク・フィビフ(1850-1900):歌劇「シャールカ」Op.51
ヴァーツラフ・ベドナージュ(Br:プシェミスル)
ベノ・ブラフト(T:ツチラト)
ラディスラフ・ムラース(Bs:ヴィトラス)
マルタ・クラーソヴァー(メゾS:ヴラスタ)
マリエ・ポドヴァロヴァー(S:シャールカ)
ミラダ・イラースコヴァー(S:リビナ)
ミロスラヴァ・フィドレロヴァー(S:スヴァタヴァ)
ヤロスラヴァ・ヴィマザロヴァー(S:ムラダ)
ユリエ・テムニコヴァー(メゾS:ラトカ)
ミラダ・チャディコヴィチョヴァー(A:チャスタヴァ)
ヤロスラヴァ・ドブラー(A:ホスタ)
チェコスロヴァキア放送cho
アロイス・クリマ(指) プラハ放送SO

録音:1950年、チェコスロヴァキア放送スタジオ、AAD 音源:チェコ放送アーカイヴ
BENO BRACHT SOCIETY
SBB-007-09-02(2CD)
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」Op.24(チェコ語版) マリエ・ヴェセラー(メゾS:ラリーナ)
マリア・タウベロヴァー(S:タチアナ)
ルドミラ・ハンザリーコヴァー(A:オリガ)
マルタ・クラーソヴァー(メゾS:フィリピエヴナ)
ヴァーツラフ・ベドナージュ(Br:エフゲニー・オネーギン)
ベノ・ブラフト(T:レンスキー)
カレル・カラシュ(Bs:グリョーミン公爵)
オルドジフ・コヴァーシュ(テノール・トリケ)
チェコスロヴァキア放送cho
フランチシェク・ディク(指) プラハ放送O

録音:1949年、チェコスロヴァキア放送スタジオ、AAD 音源:チェコ放送アーカイヴ

TRIGA
TRI-9001-2(1CD)
【未案内旧譜】
アントニーン・シュヴォルツ/歌劇・リサイタル
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」(オランダ人)、
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(ハンス・ザックス)、
「ワルキューレ」(ヴォータン)、
ヴェルディ:「オテッロ」(イヤーゴ)
「ナブッコ」(ナブッコ)、
スメタナ:「ダリボル」(ヴラディスラフ王)、
フィビフ:「嵐」(プロスペロー)、「ヘディ」(ランブロ)、
カレル・コヴァジョヴィツ:「犬の頭を旗印とするホツコ人」(ラミンゲル)からのアリア(役名)
アントニーン・シュヴォルツ(Bs)
ズデニェク・コシュラー(指)、
ルドルフ・ヴァシャータ(指)、
フランチシェク・ヴァイナル(指)
プラハ国民劇場O

ボフミル・グレゴル、イーノ・サヴィーニ(指)プラハ・スメタナ劇場O

録音:1970-1983年 原盤、音源:Supraphon、Panton、チェコ放送
チェコの名バス(またはバスバリトン)、アントニーン・シュヴォルツ(1934年生まれ)の録音集。原語歌唱。

SVETLANOV FOUND
SVET-83-88/22(6CD)
リムスキー=コルサコフ:歌劇「雪娘」*
チャイコフスキー:バレエ「眠れる森の美女」Op.66+
イヴァン・コズロフスキー(T:ベレンディ皇帝)
ヴェロニカ・ボリセンコ(メゾS:春の精)
アレクセイ・クリフチェニア(Bs:氷の精)
ヴェーラ・フィルソワ(S:雪娘)
ラリーサ・アフデーエワ(A:レル)
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S:クーパワ)
Y・ガルキン(Br:ミスギール) 他

エフゲニー・スヴェトラーノフ(指
ボリショイ劇場O&cho*
)ソヴィエト国立SO+

録音:1957年*、1980年+、モスクワ

AZZURA
DBP-2004(2CD)
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」 アマリッリ・ニッツァ(Sアイーダ)
ワルター・フラッカーロ(Tラダメス)
マリアンネ・コルネッティ(Msアムネリス)
アンブロージョ・マエストリ(Brアモナズロ)
マルコ・スポッティ(Bsランフィス)
オルリン・アナスタソフ(Bs国王)
エンツォ・ペローニ(T伝令)
アントネッラ・トレヴィサン(S巫女)
ダニエル・オーレン(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナO&cho

録音:2009年8月16日,ヴェローナ
※簡易な紙ジャケットにCDが直接挟み込まれています。
アレーナ・ディ・ヴェローナの定番「アイーダ」。既にいくつもの録音がありますが、これは2009年の最新収録です。なんといってもヴェルディ・ソプラノとして大人気のアマリッリ・ニッツァのアイーダが聞きもの。ラダメスは、スカラ座でもラダメスを歌ったワルター・フラッカーロ。アムネリスは米国の名メッゾ、マリアンネ・コルネッティ。アモナズロは、ムーティに重用されたバリトン、アンブロージョ・マエストリ、そして指揮はアレーナ・ディ・ヴェローナの「アイーダ」と行ったらこの人、ダニエル・オーレン。いかにもアレーナ・ディ・ヴェローナらしい演奏です。 (Ki)
AZZURA
DBP-2006(2CD)
ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」 ピエロ・カップッチッリ(Brナブッコ)
リンダ・ローク・ストランマー(Sアビガイッレ)
ロベルト・スカンディウツィ(Bsザッカリア)
ヌンツィオ・トディスコ(Tイズマエーレ)
マルタ・セン(Sフェネーナ)
アルド・ボッティオン(Tアブダッロ)
コゼッタ・トセッティ(Sアンナ) 
カルロ・デル・ボスコ(Bsベルの大司教)
アントン・グアダーニョ(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナO&cho

録音:1992年
※簡易な紙ジャケットにCDが直接挟み込まれています。
これは特別なカップッチッリの「ナブッコ」です。というのも、この年のヴェローナでの「ナブッコ」から帰宅する途上でカップッチッリは酷い自動車事故で重傷を負い、後に復帰はするものの歌手としては第一線は退かざるを得なかったからです。この録音では65歳にしてまだまだ立派なナブッコを歌い、大歓声を浴びています。リンダ・ローク・ストランマーは米国オクラホマ州タルサ生まれのソプラノ。「アッティラ」のオダベッラやマクベス夫人など、ヴェルディ初期のオペラのヒロインで人気を博しました。ザッカリアがロベルト・スカンディウツィというのも驚きです。一昔前アレーナの主だったアントン・グアダーニョが引き締まった音楽を聞かせてくれます。 (Ki)
AZZURA
DBP-2002(2CD)
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」 グレース・バンブリー(Sトゥーランドット)
クリスティアン・ヨハンソン(Tカラフ)
ミエッタ・シーゲレ(Sリュー)
カルロ・ストリューリ(Bsティムール)
マリオ・グッジャ(T皇帝アルトゥム)
アルフォンソ・アントニオッツィ(Brピン)
セルジョ・ベルトッキ(Tパン)
ヨリオ・ゼンナーロ(Tポン)
ジュゼッペ・リーヴァ(Br役人)
ブルーノ・バルボ(Tペルシャの王子)
ダニエル・ナザレート(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナO&cho

録音:1991年7月14日,ヴェローナ
※簡易な紙ジャケットにCDが直接挟み込まれています。
アレーナ・ディ・ヴェローナの定番の一つ、プッチーニの「トゥーランドット」の録音。トゥーランドットは世界的なメッゾソプラノとして高名なグレース・バンブリー。彼女はいくつかドラマティックなソプラノ役も手がけていますが、トゥーランドットの録音は他に見当たりません。豊かな声による堂々としたトゥーランドットは、歴代の名トゥーランドット歌手に引けを取らないもの。カラフには、アイスランド出身で日本でもオテッロなどを歌ったクリスティアン・ヨハンソン。注目はリューを歌うミエッタ・シーゲレ。北イタリアロヴェレート出身のシーゲルは、ソプラノ・リリコとして40年近くに渡って第一線で活躍、また1967年の第5回イタリア歌劇団公演のプッチーニ《ラ・ボエーム》でミミを歌っています。しかし録音が極めて少なく、このリューはたいへん貴重。インド出身の作曲家、指揮者のダニエル・ナザレートのキリリとした音楽も素晴らしく、アレーナが大いに盛り上がっています。 (Ki)
AZZURA
DBP-2005(2CD)
プッチーニ:歌劇「トスカ」 ダニエラ・デッシ(Sトスカ) 
カルロ・ヴェントレ(Tカヴァラドッシ)
アルベルト・マストロマリーノ(Brスカルピア)
エリア・トディスコ(Brアンジェロッティ)
ファビオ・プレヴィアーティ(Bs堂守)
アントーニオ・フェルトラッコ(Tスポレッタ)
ニコロ・チェリアーニ(Bs-Brシャルローネ)
ダリオ・ジョルジェレ(Bs看守)
オッターヴィア・ドルッチ(Tr牧童)
ジュリアーノ・カレッラ(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナO&cho

録音:2008年7月4日,ヴェローナ
※簡易な紙ジャケットにCDが直接挟み込まれています。
2008年のアレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭の中でも特に評判が高かったのがこの「トスカ」。なんと言ってもダニエラ・デッシのタイトルロールというのが大きな魅力です。カヴァラドッシは、この翌年には新国立劇場でもカヴァラドッシを歌ったカルロ・ヴェントレ。一本気で情熱的な歌はカヴァラドッシにピタリ。そして悪役バリトンとしてたいへんに人気の高いアルベルト・マストロマリーノのスカルピアと、主役三人がとても高水準。ジュリアーノ・カレッラの正統イタリアオペラの指揮も大満足です。 (Ki)
AZZURA
DBP-2003(2CD)
ビゼー:歌劇「カルメン」 ルチアーナ・ディンティーノ(Msカルメン)
マルコ・ベルティ(Tドン・ジョゼ)
ジョルジョ・スリアン(Bsエスカーミリョ)
マリア・ルイージャ・ボルシ(Sミカエラ)
クリスティーナ・パストレッロ(Sフラスキータ)
ミレーナ・ヨシポヴィッチ(Msメルセデス)
ファビオ・プレヴィアーティ(Bsダンカイロ)
ルカ・カザリン(Tレメンダード)
ヴィクトル・ガルシア・シエラ(Bsスニガ)
マルコ・カマストラ(Brモラレス)
リュー・ジャ(指)アレーナ・ディ・ヴェローナO&cho

録音:2006年6月30日,ヴェローナ
※簡易な紙ジャケットにCDが直接挟み込まれています。
「カルメン」もアレーナ・ディ・ヴェローナでは人気演目の一つ。2006年の上演では、ヴェルディ・メッゾとしてスカラ座でも活躍したルチアーナ・ディンティーノのカルメンに、これまたヴェルディ・テノールとして昨今極めて人気の高いマルコ・ベルティのジョゼという魅力的な組み合わせ。普通バリトンが歌うエスカミーリョを珍しくバスのスリアンが受け持ち、重厚な歌を聞かせてくれます。 (Ki)
AZZURA
DBP-2008(2CD)
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」 マリア・ドラゴーニ(Sトゥーランドット)
フランコ・ファリーナ(Tカラフ) 
マリア・ルイージャ・ボルシ(Sリュー)
リッカルド・フェラーリ(Bsティムール) 
マッシモ・ラ・グァルディア(Tアルトゥム)
マルコ・カマストラ(Brピン) 
オルフェオ・ザネッティ(Tパン)
ニコラ・パミオ(Tポン) 
アレッサンドロ・ルオンゴ(Br役人)ほか
ケリー=リン・ウィルソン(指)
チッタ・リリカO&cho

録音:2004年7月,トッレ・デル・ラーゴ
※簡易な紙ジャケットにCDが直接挟み込まれています。
湖畔の野外劇場でのプッチーニとして知られるトッレ・デル・ラーゴ・プッチーニ音楽祭でのライヴ。この2004年は第50回とあって上演にも力が入りました。「トゥーランドット」のタイトルロールは、ヴェルディやプッチーニを中心に活躍するイタリア人ソプラノ、マリア・ドラゴーニ。カラフは、この役のスペシャリストと言ってもよさそうなほど何度も歌っている米国のテノール、フランコ・ファリーナ。またマリア・ルイージャ・ボルシもリューが当たり役で、スカラ座では浅利慶太演出の「トゥーランドット」でリューを歌っています。ケリー=リン・ウィルソンはカナダの指揮者。近年ではイタリア出の活躍が目立ちます。ちなみにメトロポリタン歌劇場の総裁ピーター・ゲルプの奥さんです。 (Ki)
AZZURA
DBP-2009(2CD)
プッチーニ:歌劇「エドガール」 マルコ・ベルティ(Tエドガール)
ロッサーナ・リナルディ(Msティグラーナ)
クリスティーナ・ガイヤルド=ドマス(Sフィデーリア)
ルカ・サルシ(Brフランク)
フィリッポ・ポオリネッリ(Bsグァルティエーロ)
ピエール・ジョルジョ・モランディ(指)
プッチーニ音楽祭O&cho

録音:2008年8月,トッレ・デル・ラーゴ
※簡易な紙ジャケットにCDが直接挟み込まれています。
プッチーニ音楽祭というくらいですから、トッレ・デル・ラーゴではプッチーニの珍しいオペラも舞台にかけられます。2008年には「エドガール」が上演されました。「エドガール」はプッチーニの二作目のオペラで、1889年にスカラ座で初演されたものの、散々な不評に終わりました。その後プッチーニは十数年に渡ってあちこち手直しをしたものの、ついに人気を得ることができませんでした。しかし近年、若き日のプッチーニの意欲作として上演も増えています。録音が僅かしかないのでこの新録音はプッチーニアンから歓迎されることでしょう。しかもマルコ・ベルティのエドガール、クリスティーナ・ガイヤルド=ドマスのフィデーリア、ロッサーナ・リナルディのティグラーナと、ちょっとビックリするほど充実したキャストです。 (Ki)


NIREO
NIREO-2010-1/31(31CD)
ティート・スキーパ録音・全集成 ティート・スキーパ(T)

録音:1913-1964年
イタリアの偉大なテノール、ティート・スキーパ(1889-1965)が残した録音を集められるかぎり集めたボックス・セット。合衆国テキサス在住のリチャード・カントレル神父が50年をかけて蒐集したコレクションの存在をティート・スキーパ・ジュニアが知ったのがこの企画のきっかけ。ピアニスト・作曲家のフランチェスコ・リベッタらの尽力とスキーパの出身地レッチェの各機関の援助により、「カントレル・アーカイヴ」を基にしたこの全集成が完成しました。商業録音の他、映画、放送番組での出演場面、インタビュー、別テイクまで収録しています。NIREOレーベルはフランチェスコ・リベッタが2002年に創設したレーベル。

RIVO ALTO
FOL-0005(2CD)
ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」 アントニーノ・シラグーザ(T:アルマヴィーヴァ伯爵)
ブルーノ・デ・シモーネ(Bs:バルトロ)
ラウラ・ポルヴェレッリ(Ms:ロジーナ)
アンドリュー・シュレーダー(Br:フィガロ)
ニコライ・ギャウロフ(Bs:バジリオ)
ジョヴァンナ・ドナディーニ(S:ベルタ)
ダヴィデ・ペリッセロ(Br:フィオレッロ)
アレッサンドロ・ジャコン(Bs:仕官)
マルチェッロ・ヴィオッティ(指)
フェニーチェ劇場O&cho

録音:2003年12月27日、ヴェネツィア、マリブラン劇場、ライヴ
初出音源。2002年から2005年に急逝するまでフェニーチェ劇場の音楽監督を務めたマルチェッロ・ヴィオッティ指揮によるライヴ録音。マリブラン劇場は当時再建中のフェニーチェ劇場の代わりに使われていました。

MARSTON
MARS-51008-2(1CD)
「パリの火の鳥」〜フランスとベルギーの歌手によるロシア・オペラと歌曲
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」から
(1)戴冠の場面
(2)カザンの町であったこと
(3)私は最高の権力を手に入れた
(4)時計の場
(5)ボリスの死
(6)チャイコフスキー:「スペードの女王」〜ポリーヌのロマンス
(7)ボロディン:「イーゴリ公」〜ゆっくりと日は落ちて
(8)ボロディン:「イーゴリ公」〜疲れはてた魂には眠りも憩いもなく
(9)リムスキー=コルサコフ:「五月の夜」〜なんて静かなんだ
(10)リムスキー=コルサコフ:「雪娘」〜雨雲が雷と約束した
(11)リムスキー=コルサコフ:「サドコ」〜洞窟には無数のダイアモンドが
(12)リムスキー=コルサコフ:「金鶏」〜太陽讃歌
(13)ヴォルガの舟歌
(14)ムソルグスキー:蚤の歌
(15)バラキレフ:グルジアの歌
(16)ルビンシテイン:恍惚 Op.34-9
(17)チャイコフスキー:孤独な心を知る者だけが
(18)リムスキー=コルサコフ:薔薇に魅せられた夜鶯は
(19)ラフマニノフ:ライラック Op.21-5
(20)ラフマニノフ:ああ、私の畑よ Op.4-5
(1)ヴァンニ・マルクゥ(Bs)、1934年6月8日
(2) アルベール・ユベルティ(Bs)、1929年,パリ
(3)フレッド・ボードン(Bs)、 1930年5月15日
(4)アンドレ・ペルネ(Bs)、 1930年10月23日
(5) ジャン・アキスタパス(Bs)、 1929年
(6)リヴィーヌ・メルテンス(S)、1930年5月6日
(7)アンドレ・ダルコア(T)、1930年10月11日
(8)ピエール・ヌガロ(Br)、 1930年10月11日
(9)シャルル・フリアン(T)、 1928年4月24日
(10)ニノン・ヴァラン(S)、 1927年10月24日
(11)ジョルジュ・ティル(T)
(12)エイデ・ノレーナ(S)、 1930年12月8日
(13)フランソワ・オディジェ(Bs) 1932年
(14)ジョルジュ・ジュアット(T) 1930年12月1日
(15)ニノン・ヴァラン(S)、 1931年12月15日
(16)シャルル・ソワ(Bs) 1946年8月10日
(17)ジェラール・スゼイ(Br)、1946年5月28日
(18)ルネ・ドリア(S)、 1949年10月3日
(19)ジェルメン・セルネ(Ms)、 1930年9月29日
(20)クロディーヌ・ボーヌ(Ms)
20世紀初頭のパリでは、ロシア音楽がブームだった。偉大なバス、フョードル・シャリアピンが歌った「ボリス・ゴドゥノフ」に、パリっ子は度肝を抜かれました。そうした訳で、フランス人歌手たちはフランス語で多くのロシア音楽を録音した。このCDには、そうしたパリのロシア音楽熱を反映した録音が多く収録されている。ティル、ヴァラン、スゼイといた日本でも馴染み深い名歌手から、今日ではほとんど無名の歌手まで、オペラ、歌曲の多数の録音が収録されています。

BONGIOVANNI
GB-2447(2CD)
マスネ:歌劇「マグダラのマリア」 ダニア・マッツォーラ・ガヴァッツェーニ(Sマリア)
ラウラ・ブリオーリ(Msマルト)
ジュゼッペ・ヴェネツィアーノ(Tイエス)
コッラード・カッピッタ(Brユダ)
ダニエレ・アジマン(指)アブ・アルモニアエ交響楽団,
アブ・アルモニアエcho

録音:2009年10月4日,カラヴァッジョ(ライヴ)
「エーヴ」(GB2442)に続くマスネの珍しい声楽大作の録音。「マグダラのマリア」は1873年に初演されたオラトリオ。マスネが「ラホールの王」で大成功を勝ち取るのが1877年のことですが、「マグダラのマリア」はそれより前のマスネの作品で最も成功した作品です。イエスとの出会いから、磔、復活までが物語られています。聖書に題材をとりながらも、マスネらしい官能性があり、「タイス」を思わせる音楽もあちこちにある、魅力的な作品です。イタリアのベテラン、ダニア・マッツォーラ・ガヴァッツェーニを軸にした演奏です。 (Ki)
BONGIOVANNI
GB-1215(1CD)
パオロ・モンタルソロのライヴ集
ロッシーニ:「幸せな間違い」,
 「アルジェのイタリア女」,「セビリアの理髪師」,
 「チェネレントラ」,「オリー伯爵」
ペルゴレージ:「奥様女中」
パイジェッロ:「ドン・キショッテ」,「ソクラテス気取り」
チマローザ:「思いがけない結婚」,
 「落胆した信じやすい男」
ドニゼッティ:「愛の妙薬」
ルイージ・リッチ:「ピエディグロッタの祭り」
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」
ケルビーニ:「ポルトガルの宿」
グノー:「フィレモンとボーシス」(イタリア語)
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」
からのアリア,場面
パオロ・モンタルソロ(Bs)

録音:1952-1982年(ライヴ)
1950年代から1980年代まで長きにわたってバッソブッフォとして活躍したパオロ・モンタルソロ(1925−2006)のライヴ録音集。お得意のロッシーニを中心に、「ドン・ジョヴァンニ」のカタログの歌のような有名なもの、さらには極めて珍しいオペラのアリアも含まれています。 (Ki)
BONGIOVANNI
GB-1214(1CD)
16のレオンカヴァッロ「道化師」のプロローグ ティッタ・ルッフォ(1877-1953)
パスクワーレ・アマート(1878-1942)
ドメニコ・ヴィリオーネ・ボルゲーゼ(1877-1957)
リッカルド・ストラッチャーリ(1875-1955)
ローレンス・ティベット(1896-1960)
カルロ・ガレッフィ(1884-1961)
マリオ・バジョーラ(1892-1965)
ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(1914-2007)
ジーノ・ベキ(1913-1993)
レナード・ウォーレン(1911-1960)
パオロ・シルヴェーリ(1913-2001)
ティト・ゴッビ(1913-1984)
ロバート・メリル(1917-2004)
カルロ・タリアブエ(1898-1978)
アルド・プロッティ(1920-1995)
マリオ・デル・モナコ(1915-1982)

録音:1912-1958年
BONGIOVANNIで好評の「名歌手アリア聞き比べCD」、今回はレオンカヴァッロ「道化師」の冒頭でトニオが歌う印象的な「よろしいですかな?」。1912年のルッフォから1958年のプロッティまで、様々な録音から名バリトンの歌が集められています。そして最後に、テノールなのにこのアリアを得意にしたデル・モナコで、計16種類。マニアにはたまらない内容です。 (Ki)

BOMBA PITER
CDMAN-412-10(1CD)
イネッサ・プロサロフスカヤ/オペラ・アリア集
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」、
ヴェルディ:「オテッロ」、
グノー:「ファウスト」、
プッチーニ:「蝶々夫人」、
 「ジャンニ・スキッキ」、
ダヴィードフ:「五月一日」、
リムスキー=コルサコフ:「セルヴィリア」、
 「クリスマス・イヴ」、
チャイコフスキー:「イオランタ」、
 「チャロデイカ」から
イネッサ・プロサロフスカヤ(S)
V・コージン、P・ブヴェリニコフ、
E・グリクロフ、A・ドミトリエフ(指)
LGF管弦楽団

録音:1970年代-1982年

すべてロシア語歌唱

HUNGAROTON
HCD-16890(1CD)
オペレッタ傑作選
カールマーン
:マリンカ
レハール:メリー・ウィドゥより
J・シュトラウス:「ジプシー男爵」第1幕より、
 「こうもり」第2幕より、
 「ウィーン気質」第2幕より
ツェラー:「小鳥売り」第1幕より
イェネ・フスカ:マリア、金花
プランケット:「コルヌヴィルの鐘」第1幕
オッフェンバック:「パリの生活」第4幕
ヴェロニカ・キンチェシュ(S)
ハンガリー・ラジオ&テレビSO、
ハンガリー・ラジオ&テレビcho、
ハンガリー国立O
アッティラ・フュロップ(T)、
ラヨシュ・ミラー(T)、
ヤーノシュ・ベルケシュ(T)
HUNGAROTONレーベルに多くの録音をのこしている、ヴェロニカ・キンチェシュのオペレッタ傑作選。艶やかでのびやかなキンチェシュの歌声を堪能できる一枚。 (Ki)

Avie
AV-2193(1CD)
ヴォルフ=フェラーリ:歌劇「スザンナの秘密」
セレナータ〜バリトンのための5つの歌曲
ドラ・ロドリゲス(S)、
マルク・カントゥッリ(Br)、
ワシリー・ペトレンコ(指)
ロイヤル・リヴァプールPO、
ヨーロピアン・オペラ・センター
ロイヤル・リヴァプール・フィル(RLPO)と共に破竹の快進撃を続け、一気に次代の巨匠候補に名乗りをあげたロシアの若獅子ワシリー・ペトレンコ。舞台作品にも積極的に取り組んできたペトレンコ&RLPOのフレーイシュマンの「ロスチャイルドのヴァイオリン」(AV-2121)以来となるオペラ録音は、イタリア・コミック・オペラの大家ヴォルフ・フェラーリの「スザンナの秘密」!

CZECH RADIOSERVIS
CR-0440-2(1CD)
エドヴァルト・シファウエル:子供の為の歌劇「鳥を返して、ハストルマン」 ミハル・マツォウレク(指)
アルヒオニ・プルス(器楽アンサンブル)
ディスマン放送児童cho
チェコの作家イヴァン・ビナル(1942-)のテキスト(童話?)による作品。「ハルストマン」とはチェコにおけるいわゆるブギーマン(子供たちが存在を信じて怖がる想像上の怪物)のこと。ブックレット等の表記はチェコ語のみです。  
CZECH RADIOSERVIS
CR-0443-2(2CD)
J・シュトラウス:喜歌劇「こうもり」
(チェコ語訳版)
ズデニェク・シュヴェフラ(T:マリナ[アイゼンシュタイン])
ミラダ・シュブルトヴァー(S:ロザリンデ)
スタニスラヴァ・ソウチコヴァー(S:アデーレ)
ミラン・カルピーシェク(T:アルフレート)
インドジフ・ヤンダ(俳優:弁護士[ブリント])
ミロシュ・ザヴジェル(俳優:ファルケ博士)
ヤロスラフ・ホラーチェク(Bs:刑務所長[フランク])
エヴァ・シェンコヴァー(俳優:イーダ)
フランチシェク・ヴォボルスキー(俳優:オルロフスキー公爵) 他
アロイス・クリーマ(指)プラハ放送cho&SO

録音:1968年9月30日、プラハ、チェコ放送スタジオA ADD
チェコスロヴァキア国営ラジオ放送番組の為の録音。チェコ放送により2008年10月15日にデジタル再構成されたとの表記があります。
CZECH RADIOSERVIS
CR-0466-2(1CD)
チェコの三大テノール
ベノ・ブラフト(1913-1985)*
プッチーニ:「ボエーム」、
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」、
レオンカヴァッロ:「道化師」、
モーツァルト:「後宮からの逃走」、
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」、
カレル・コヴァジョヴィツ(1862-1920):「犬頭人」、スメタナ:「秘密」から
イヴォ・ジーデク(1926-2003)+
グノー:「ファウスト」、
ドヴォルザーク:「ジャコバン党員」、
スメタナ:「ダリボル」、
ワーグナー:「ローエングリン」、
プッチーニ:「トゥーランドット」、「トスカ」、
ヤナーチェク:「イェヌーファ」から
オルドジフ・コヴァーシュ(1907-1967)#
スメタナ:「売られた花嫁」、「悪魔の壁」、
ヴィレーム・ブロデク(1834-1874):「井戸の中」、
チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」
ベノ・ブラフト、イヴォ・ジーデク、
オルドジフ・コヴァーシュ(T)
リブシェ・ドマニーンスカー、
アントニエ・デニグロヴァー(S)
プラハ放送cho&SO、プラハ国民劇場O
プラハ・スメタナ劇場O
フランチシェク・ディク、イジー・ピンカス、
ルドルフ・バシャタ、アロイス・クリーマ、
ヨセフ・クヒンカ、アントニーン・ヴィプレル、
ズデニェク・ハラバラ、ヤン・フス・チヒ(指)

録音:1951-1974年*/1958-1984年+/1950-1965年# ADD、モノラル&ステレオ
音源:チェコスロヴァキア放送(コヴァーシュの1曲のみSupraphon)
チェコ語による歌唱。
CZECH RADIOSERVIS
CR-0477-2(1CD)
マリエ・ポドヴァロヴァー(1909-1992)〜歌劇・リサイタル
スメタナ:「リブシェ」、「ダリボル」、
 「二人の未亡人」、
ドヴォルザーク:「アルミダ」、
ズデニェク・フィビフ:「シャールカ」、
ヤナーチェク:「イェヌーファ」から
マリエ・ポドヴァロヴァー(S)
ルドミラ・チェルヴィンコヴァー、
マリア・タウベロヴァー(S)
マルタ・クラーソヴァー(A)
ベノ・ブラフト、オタカル・マサーク(T)
プラハ放送cho&SO
アロイス・クリーマ、フランチシェク・ディク、
カレル・アンチェル、
カレル・ネドバル(指)

録音:1949-1953年(一部不詳)、プラハ、チェコ放送スタジオ AAD、モノラル
CZECH RADIOSERVIS
CR-0272-2(1CD)
【未案内旧譜】
ヤーラ・ポスピーシル(1905-1979)〜喜歌劇・アリア&歌曲集
エルヴェ:「かまとと娘」、
カールマーン:「ジプシーの大僧正」、
レハール:「ジュディッタ」、「メリー・ウィドー」、
ドゥナエフスキー:「自由の風」、
リンケ:「インドラの王国」、
ミレッカー:「乞食学生」、
ツェラー:「小鳥売り」から、他
ヤーラ・ポスピーシル(T)、共演歌手たち
プラハ放送SO、プラハSO、スメタナ劇場O、他
アントニーン・ヴィプレル、アロイス・クリーマ、
カレル・アンチェル、他(指)

録音:1953-1975年 ADD、モノラル&ステレオ 音源:チェコ放送、Panton、Supraphon、GZ
チェコ語による歌唱。
CZECH RADIOSERVIS
CR-0406-2(2CD)
【未案内旧譜】
エルヴェ(1825-1892):喜歌劇「かまとと娘」
(1883、チェコ語訳版)
オルドジフ・ノヴィ、
スタニスラヴァ・ソウチコヴァー、
マリエ・ナデムレインスカー、
カレル・エッファ、ヴァリヤ・ペトロヴァー、
カレル・トジェヴィツキー、
インドジフ・ドレジャル、
フタンチシェク・ヴォボルスキー、他(キャスト)
ダリボル・ブラズダ(指)
プラハ・カルリン・ミュージカル劇場O

録音:1954年8月、プラハ、チェコスロヴァキア放送 ADD、モノラル




DG
DG-0734600(33DVD)
モーツァルト〜オペラDVD BOX




(1)魔笛

(2)後宮からの逃走

(3)バスティアンとバスティエンヌ

(4)劇場支配人

(5)ドン・ジョヴァンニ

(6)フィガロの結婚

(7)コシ・ファン・トゥッテ

(8)イドメネオ

(9)偽ののろま娘

(10)アルバのアスカーニオ

(11)シピオーネの夢

(12)ルーチョ・シッラ

(13)にせの女庭師

(14)牧人の王

(15)ポントの王ミトリダーテ

(16)皇帝ティートの慈悲

(17)ツァイーデ、ハヤ・チェルノヴィン:歌劇『アダマ』

(18)だまされた花婿

(19)カイロの鷲鳥

(20)アポロとヒアキントゥス

(21)第一戒律の責務

(22)救われたベトゥーリア



(1)ルネ・パーペ、ポール・グローヴズ、フランツ・グルントヘーバー、ディアナ・ダムラウ、ゲニア・キューマイアー、
クリスティアン・ゲルハーエル、他、リッカルド・ムーティ(指)VPO、ウィーン国立歌劇場cho  2006年7月、8月
(2)ローラ・アイキン、ヴァレンティーナ・ファルカス、チャールズ・カストロノーヴォ、ディートマール・ケルシュバウム、他、アイヴォー・ボルトン(指) ザルツブルク・モーツァルテウムO、ウィーン国立歌劇場cho  2006年8月
(3)アレクサンドラ・ザモイスカ、ベルンハルト・ベルヒトルト、ラドゥ・コジョカリウ、アルフレート・クラインハイツ
(4)アレクサンドラ・ザモイスカ、エヴモルフィア・メタクサキ、ベルンハルト・ベルヒトルト、ラドゥ・コヨカリウ 、エリーザベト・フックス(指)ザルツブルク・ユンゲPO  2006年8月
(5)トーマス・ハンプソン、イルデブラント・ダルカンジェロ、クリスティーネ・シェーファー、メラニー・ディーナー、イザベラ・バイラクダリオン、ロバート・ロイド、 ピオトル・ベツァラ、ルカ・ピサローニ、他 、ダニエル・ハーディング(指)VPO、ウィーン国立歌劇場cho  2006年7月、8月
(6)イルデブランド・ダルカンジェロ、アンナ・ネトレプコ、 ボー・スコウフス、ドロテア・レシュマン、クリスティーネ・シェーファー、ニコラウス・アーノンクール(指)VPO 、ウィーン国立歌劇場cho
(7)アナ・マリア・マルティネス、ソフィー・コッホ、ショウン・マゼイ、ステファン・デゴウ、トーマス・アレン、ヘレン・ドナート、マンフレート・ホーネック(指)VPO、ウィーン国立歌劇場cho  2006年7月、8月
(8)ラモン・ヴァルガス、マクダレーナ・コジェナー、 エカテリーナ・シウリーナ、アニヤ・ハルテロス、ジェフリー・フランシス、ロビン・レッガーテ、他、ロジャー・ノリントン(指)カメラータ・ザルツブルク 2006年7月、8月
(9)マリン・ハルテリウス、マリーナ・コンパラート、 シルヴィア・モイ、ジェレミー・オヴェンデン、ミリエンコ・トゥルク、ヨーゼフ・ヴァーグナー、ミヒャエル・ホーフシュテッター(指)カメラータ・ザルツブルク  2006年8月
(10)ディアナ・ダムラウ、イリス・クプケ、ソニア・プリーナ、マリー=ベル・サンディス、チャールズ・レイド 、アダム・フィッシャー(指)マンハイム国立劇場O、マンハイム国立劇場cho  2006年8月
(11)ブラゴイ・ナコスキ、ルイーズ・フリーボ、ベルナルダ・ボブロ、イアイン・ペイトン、ロベルト・ゼリアー、アンナ・コヴァルコロビン・ティチアーティ(指)ケルントナーSO、
クラーゲンフルト州立劇場cho  2006年8月
(12)ロベルト・サッカ、アニック・マシス、モニカ・バチェッリ、ヴェロニカ・カンジェミ、ユリア・クライター、ステファノ・フェラーリ、トマーシュ・ネトピル(指)フェニーチェ座O、フェニーチェ座cho  2006年8月
(13)ジョン・グレアム=ホール、アレクサンドラ・ラインプレヒト、ジョン・マーク・エインズリー、ヴェロニク・ジャンス、アイヴァー・ボルトン(指)ザルツブルクモーツァルテウムO  2006年8月
(14)クレシミル・スピチェル、アネット・ダッシュ、マルリス・ペーターゼン、アルピネ・ラージアン、アンドレアス・カラシアク、トーマス・ヘンゲルブロック(指)バルタザール・ノイマン・アンサンブル  2006年7月
(15)リチャード・クロフト、ネッタ・オル、ミア・パーソン、ベジュン・メータ、インゲラ・ボーリン、コリン・リー、パスカル・ベルティンマルク・ミンコフスキ(指)ルーヴル宮音楽隊 2006年7月、8月
(16)皇ミヒャエル・シャーデ、ドロテア・レーシュマン、バーバラ・ボニー、ヴェッセリーナ・カサロヴァ、エリナ・ガランチャ、他、ニコラウス・アーノンクール(指)VPO
ウィーン国立歌劇場cho  2003年8月
(17)モイカ・エルドマン、トピ・レフティプー、ヨハン・ロイター、 ジョン・マーク・エインズリー、レナート・ジローラミ、 ノア・フレンケル、アイヴァー・ヴォルトン(指)ザルツブルク・モーツァルテウムO(モーツァルト)、ヨハネス・カリツケ(指)オーストリア・ノイエ・ムジーク・アンサンブル(チェルノヴィン) 2006年8月

(18)ヨーゼフ・ヴァーグナー、マリサ・マルティンス、ジェレミー・オヴェンデン、マティアス・クリンク、シルヴィア・モイ
(19)ミリエンコ・トゥルク、マリン・ハルテリウス、ジェレミー・オヴェンデン、マティアス・クリンク、マリサ・マルティンス、ヨーゼフ・ヴァーグナー
ハンマーフリューゲル:ジョリー・ヴィニコウル
ハンマーフリューゲル:トーマス・ライニンガー
リュート:シュテファン・ラート
ミヒャエル・ホーフシュテッター(指カメラータ・ザルツブルク 、ルートヴィヒスブルク・シュロス・フェスティヴァルcho
(20)マキシミリアン・キーナー、クリシュティアーネ・カルク、カテリーナ・トレトヤコヴァ、アーニィア・シュロッサー、アストリド・モニカ・ホーファー
(21)渡辺みちこ、ベルンハルト・ベレヒカイト、コルドラ・シュスター、ペーター・ゾン、クリスティアン・カルク
ヨーゼフ・ヴァルニヒ(指)モーツァルテウム音楽大学O
(22)ジェレミー・オヴェンデン、マリヤナ・ミヤノヴィチ、ユリア・クライター、フランツ=ヨーゼフ・ゼリヒ、イレーナ・ベスパロヴァイテ、ジェニファー・ジョンソン、クリストフ・ポッペン(指)ミュンヘン室内O、ウィーン国立歌劇場cho  2006年8月
ザルツブルク音楽祭で上演されたモーツァルトのオペラ 全作品のDVDボックス(限定盤)。

BLUE MOON
BMCD-7507(1CD)
【未案内旧譜】
(1)アマデオ・ビベス(1871-1932):サルスエラ「ボヘミアン」(抜粋)

(2)エンリケ・ダニエル:サイネテ「電話交換手パカ」(抜粋)

(3)デモン&パスカル・ゴデス:サイネテ「映画のチケット」〜マズルカ、チョティス
(1)ビクトリア・ラシオネロ、
 マルコス・レドンド、
 ソフィア・ベルヘル、他(キャスト)
 アントニオ・カプデビラ(指)
 ヘネラルO&cho 
 録音:1931年、バルセロナ

(2)アンパロ・サウス、他(キャスト)
 デモン(指)O&cho
 録音:1930年、マドリード

(3)デモン・ジャズ楽団
 録音:1931年、マドリード
BLUE MOON
BMCD-7510(1CD)(1CD)
【未案内旧譜】
(1)ヘスス・ガルシア・レオス(1905-1952):サルスエラ「エル・カンディルの公爵夫人」(抜粋)

(2)ホセ・セラノ(1873-1941):サイネテ「カーネーション」(抜粋
(1)セリア・ランガ、
 アナ・マリア・イリアルテ、
 エステバン・レオス、
 マヌエル・アウセンシ(キャスト)
 ヘスス・ガルシア・レオス(指)
 交響楽団&cho

(2)アンパロ・ロモ、
 アンパロ・アルビアク、
 ビセンテ・シモン、
 アントニオ・パラシオス(キャスト)
 指揮者不詳、管弦楽団&cho
BLUE MOON
BMCD-7537(1CD)
【未案内旧譜】
(1)フアン・ドトラス・ビラ(1900-1978)&デモン:サルスエラ「コスモポリス」(抜粋)

(2)マヌエル・マルティネス・ファイハ(1892-?):ピエサ「QueSeMueranLasFeas!」(抜粋)

(3)パブロ・ルナ(1880-1942):サルスエラ「遊女ロハナ」(抜粋)

(4)クララ:サルスエラ「エウレカ」(抜粋)
(1)ブランキタ・スアレス、
 ロベルト・ウゲッティ(キャスト)
 フアン・ドトラス・ビラ、デモン(指)
 ヘネラルO&cho
 録音:1928年、バルセロナ

(2)ブランキタ・スアレス、
 アンパロ・サラ、コンチタ・レイ、
 アンパロ・タベルネル、
 エドゥアルド・ゴメス(キャスト)
 マヌエル・マルティネス・ファイハ(指)
 ヘネラルO&cho
 録音:1929年、マドリード

(3)アンパロ・ミゲル・アンヘル、他(キャスト)
 パブロ・ルナ(指)コミコ劇場O&cho
 録音:1927年、バルセロナ

(4)アンパロ・ミゲル・アンヘル(キャスト)
 指揮者不詳、管弦楽団&cho
BLUE MOON
BMCD-7548(1CD)
【未案内旧譜】
(1)フアン・キンテロ&ホセ・マリア・イルエステ:レビュー「ヨラ」(抜粋)

(2)フェルナンド・ガルシア・モルシリョ(1916-2002)、ホセ・マリア・イルエステ:レビュー「強制休暇」(抜粋)
(1)セリア・ゴメス、
 アルフォンソ・ゴダ(キャスト)
 フアン・キンテロ(指)コロンビアO
 録音:1941年

(2)セリア・ゴメス、
 カルロス・カサビリャ、
 ラモン・セブリア、
 オルビド・ロドリゲス(キャスト)
 ベンリョク(指)
 マドリード・アルカサル劇場O 
 録音:1946年
BLUE MOON
BMCD-7551(1CD)
【未案内旧譜】
(1)アマデオ・ビベス(1871-1932):サルスエラ「フラメンコ」(抜粋)

(2)サルスエラ「ボヘミアン」
(1)セリカ・ペレス・カルピオ、
 ペペ・ロメウ、ヘスス・ナバロ、
 エドゥアルド・マルセン、トリニ・アベリ(キャスト)
 指揮者不詳、管弦楽団&cho
 録音:1929年、マドリード

(2)エリサ・デ・フランコ、
 アンパロ・ロモ、テレサ・マグリニャ、
 ティノ・フォルガル、
 ラファエル・ディアス、他(キャスト)
 コンコルディオ・ヘラベルト(指)O&cho
 録音:1931年、バルセロナ

ZYX
CLA-101042(4CD)
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 オットー・エーデルマン(Bs)
ハンス・ホップ(T)
エーリヒ・クンツ(Br)
フレデリック・ダルバーグ(Bs)
ゲルハルト・ウンガー(T)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
イラ・マラニウク(Ms)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
バイロイト祝祭O&cho

録音:1951年

Monopole
BOR-010(2CDR)
ベルク:歌劇「ルル」 イローナ・シュタイングローバー(S)
フリーデル・リークラー(Ms)
ヴァルデマール・クメント(T)
オットー・ヴィーナー(Br)
ハンス・リベール(T) 他
ヘルベルト・ハフナー(指)ウィーンSO

世界文化社
KKC-9005(DVD)
税込定価
ロッシーニ:歌劇「トルヴァルドとドルリスカ」 ミケーレ・ペルトゥージ(Br オルドウ公爵)
ダリーナ・タコヴァ(Sドルリスカ)
フランチェスコ・メーリ(Tトルヴァルド)
ブルーノ・プラティコ(Bsジョルジョ)
ジャンネット・フィッシャー(Sカルロッタ)
シモーネ・アルベルギーニ(Bsオルモンド)
ヴィクトール・バプロ・ペレス(指)
ボルツァーノ・トレント・ハイドンO,
プラハ室内cho,
演出:マーリオ・マルトーニ,
衣装:ウルズラ・パツァーク,
装置:チェーザレ・アッチェッタ,

収録:2006年8月、ペーザロ・ロッシーニ・フェスティヴァル(ライヴ)
2006年、ペーザロで行われたロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルは、ある意味、歴史的なものとなりました。ロッシーニが「セビリアの理髪師」の直前に書き上げたオペラ「トルヴァルドとドルリスカ」が、おそらく歴史上初めて大成功を収めたのです。初演は失敗に終わり、その後はずっと「失敗作」とみなされていました。このペーザロでの上演では、ペルトゥージの悪役を筆頭に、タコヴァ、メーリ、プラティコと万全のキャストを配し、作品の真価を知らしめました。マルトーニの演出は、写実を基本としながら、救出オペラの醍醐味を見事に引き出したもの。知られざる傑作だからこそ味わえる、「初体験」の感激を日本制作の完璧な日本語字幕付き、豪華解説書付きDVDでお楽しみください! (Ki)
世界文化社
KKC-9006(DVD)
税込定価
ロッシーニ:歌劇「エルミオーネ」 ソーニャ・ガナッシ(Sエルミオーネ)
アントニーノ・シラグーザ(Tオレステ)
グレゴリー・クンデ(Tピッロ)
マリアンナ・ピッツォラート(Msアンドローマカ)
フェルディナント・フォン・ボートマー(Tピラーデ)
ニコラ・ウリヴィエーリ(Bsフェニーチョ)
イリーナ・サモイロワ(Sクレオーネ)
クリスティーナ・ファウス(Sチェフィーザ)
リッカルド・ボッタ(Tアッターロ)
ロベルト・アバド(指)ボローニャ市立劇場O,
プラハ室内cho,
演出:ダニエレ・アバド,
美術:グラツィアーノ・グレゴーリ,
衣装:カルラ・テーティ,
照明:グイード・レーヴィ

収録:2008年8月10,13日,ペーザロ
「エルミオーネ」はラシーヌの「アンドロマック」を原作としたオペラ。1819年にナポリで初演されたものの、あまりに陰惨ドロドロな物語で失敗に終わってしまいました。しかしおよそロッシーニらしからぬ緊迫した物語と音楽が再評価され、今日ではロッシーニの野心的な傑作として人気の高いものになっています。このペーザロでの上演には、日本でも人気の高いロッシーニ歌手、メッゾソプラノのガナッシとテノールのシラグーザに加え、日本でもロッシーニの「オテッロ」のタイトルロールを歌って評判だったクンデ、若手のロッシーニ・メッツォの筆頭として活躍するピッツォラートと、強力なキャストを揃えています。そしてクラウディオの甥(兄の息子)、ロベルトがこの狂気の世界を見事な緊張感で引き締めています。演出はクラウディオの息子ロベルト。第二次大戦中を思わせる退廃した雰囲気が濃厚の異様さが作品にピッタリです。現在では「実はロッシーニのオペラで一番の傑作」と評価する人も少なくないこのオペラのこの上ない上演の映像を日本制作の完璧な日本語字幕付き、豪華解説書付きDVDでご覧ください。 (Ki)

Solo Voce
SV-8553170(2CD)
ヴェルディ:歌劇「エルナーニ」 ファビオ・アルミリアート(Tエルナーニ)
ダニエラ・デッシ(Sエルヴィーラ)
ルーチョ・ガッロ(Brドン・カルロ)
ジャコモ・プレスティア(Bsゴメス・デ・シルヴァ)
エレナ・ボリン(Sジョヴァンナ)
フルヴィオ・オベルト(Tドン・リッカルド)
アレッサンドロ・スヴァブ(Bsヤーゴ)
ブルーノ・カンパネッラ(指)
トリノ・レージョ劇場O&cho

録音:2007年6月,トリノ(ライヴ)
ヴェルディ初期の傑作「エルナーニ」に素晴らしい新録音が登場。2007年6月、トリノのレージョ劇場での上演のライヴ録音です。「エルナーニ」はソプラノ、テノール、バリトン、バスの四役に優れたキャストが求められています。ここでは、オペラファンにはおなじみのデッシーとアルミリアートのコンビが円熟した歌を聞かせてくれれば、新国立劇場でのプッチーニ「西部の娘」やヴェルディ「オテッロ」で敵役として日本でも人気の高いガッロ、ボローニャ歌劇場来日公演などで人気だったイタリア人バス、プレスティアと、近年でも屈指の充実ぶり。さらにベテランのカンパネッラが手堅くまとめ上げています。 (Ki)
Solo Voce
SV-8553198(1CD)
ルーチョ・ガッロ〜アリア集
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」
ロッシーニ:「グリエルモ・テル」
ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」
ヴェルディ:「マクベス」,「リゴレット」,「オテッロ」
グノー:「ファウスト」
チャイコフスキー:「エウゲニ・オネーギン」
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」からのアリア,場面
ルーチョ・ガッロ(Br)
ウルフ・シルマー(指)ミュンヘン放送O

録音:2009年3月
日本でも人気のイタリアのバリトン、ルーチョ・ガッロのアリア集です。ガッロはロッシーニからプッチーニあたりのイタリアオペラで人気ですが、モーツァルト・バリトンとしても高名ですし、またアムステルダムやハンブルクで「さまよえるオランダ人」のタイトルロールを歌っており、ついに今年の夏にはバイロイト音楽祭で「ローエングリーン」のフリードリヒ・フォン・テルラムントを歌う予定。また日本では本人のたっての希望でシューベルトの「冬の旅」全曲を歌っています。そんなイタリアの魅力とドイツの知性を兼ね備えたガッロならではのアリア集になっています。しかも指揮は日本でも数々の名演を生み出してきたシルマー。相性も抜群な二人が聞かせてくれます。 (Ki)
Solo Voce
SV-8553156
カルロ・グエルフィ〜アリア集
ヴェルディ:「ナブッコ」,「エルナーニ」,
 「マクベス」,「リゴレット」,
 「トロヴァトーレ」「トラヴィアータ」「仮面舞踏会」
 「ドン・カルロ」,「オテッロ」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
レオンカヴァッロ:「道化師」からのアリア
カルロ・グエルフィ(Br)
ロベルト・パーテルノストロ(指)ヴュルテンベルクPO

録音:2007年5月
カルロ・グエルフィはローマ出身のイタリアのバリトン。20年以上活躍している、現在最も活躍しているヴェルディ・バリトンの一人で、荒々しい男気のある歌は評価が高く、来日も多数。このCDでは得意のヴェルディを中心に、イタリアのバリトンの魅力をたっぷり聞かせてくれます。 (Ki)
Solo Voce
SV-8553169(1CD)
エリーザベト=マリア・ヴァフトカ
R.シュトラウス:「エレクトラ」,
 「ナクソスのアリアドネ」
ベートーヴェン:「フィデリオ」
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」,
 「神々の黄昏」からのアリア,場面
エリーザベト=マリア・ヴァフトカ(S)
ロベルト・パーテルノストロ(指)ヴュルテンベルクPO

録音:2009年3月,ヴュルテンベルク
エリーザベト=マリア・ヴァフトカはドイツで活躍するソプラノ。ワーグナーやシュトラウスのソプラノ役を得意にするドラマティック・ソプラノですが、こうしたタイプにしては女性的な優しさのある声で、「トリスタンとイゾルデ」の愛の死や、20分近い「神々の黄昏」のラストシーンなどを充実した歌で聞かせています。ロベルト・パーテルノストロは、イタリア系の名前と裏腹に、ウィーン生まれで名指揮者ハンス・スワロフスキーに学んだ人物。カラヤンが一時期アシスタントに起用したほど。ワーグナーの指揮にも定評ある日とですので、オーケストラ好きも注目です。 (Ki)

KICCO
KCOU-9018(DVD)
ドニゼッティ:歌劇「カンパネッロ」(夜の鐘)全1幕 Carlo Torriani(ドン・アンニ−バレ)
Luciano Miotto(エンリーコ)
Sachika Ito(セラフイーナ)
Michiko Dekita(ローザ夫人)
Sebastian Garramon Ferrada(スピリディオーネ)
フランチェスコ・レッダ(指)アドラノ・ベッリーニ劇場O

衣装:フランチエスカ・ピピ
照明:サルバトーレ・ノエ
舞台デザイナー:ダニエレ・バルベラ

収録2009年12月 アドラノ・ベッリーニ劇場


UNIVERSAL
DG-4779111(25CD)
ザルツブルグ音楽祭の50周年記念ボックス

(1)1960年
R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」

(2)1961年
モーツァルト:歌劇「イドメネオ」

(3)1992年
ヤナーチェク:歌劇「死者の家から」

(4)2005年
ヴェルディ:歌劇「椿姫」

(5)2007年
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニ・オネーギン」

(6)1966年
モーツァルト:交響曲第40番、第41番「ジュピター」

(7)1967年
シューベルト:交響曲第3番、
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」

(8)1975年
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」

(9)1982年
ハイドン:十字架上のキリストの最後の七つの言葉

(10)1987年
ワーグナー:「タンホイザー」序曲、
 ジークフリート牧歌、
 「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と「愛の死」

(11)1988年
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

(12)1991年
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス

(13)1992年
ベルリオーズ:幻想交響曲、
リスト:交響詩「前奏曲」

(14)1994年
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」、
 「テンペスト」

(15)1997年
ストラヴィンスキー:春の祭典、
バルトーク:4つの管弦楽曲、
ブーレーズ:ノタシオン I-IV

(16)2007年
ハイドン:ピアノ・ソナタ第6番
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番
シューベルト:即興曲 op.142-1、op.142-3

(17)2009年
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
ラフマニノフ:交響的舞曲
シューベルト:ロンド D.951
ラヴェル:ラ・ヴァルス
(1)デラ・カーザ、ユリナッチ、ギューデン、エーデルマン、クンツ、カラヤン(指)VPO、ウィーン国立歌劇場cho
453-200-2

(2)クメント、グリュンマー、ローレンガー、ヘフリガー 、フリッチャイ(指)VPO、ウィーン国立歌劇場Cho
447-662-2

(3)ギャウロフ、シュミトカ、ペデルセン、ラングリッジ、ツェドニク、マッコーリー、クラウディオ・アバド(指)VPO他
072 239-2 -

(4)ネトレプコ、ヴィラゾン、ハンプソン 、カルロ・リッツィ(指)VPO、ウィーン国立歌劇場Cho
477-593-2

(5)マッティ、サムイル、グバノヴァ、カイザー、フルラネット、ダニエル・バレンボイム(指)VPO、ウィーン国立歌劇場Cho
073 4434

(6)カール・ベーム(指)VPO

(7)ズビン・メータ(指)VPO

(8)プライス、ブレゲン、ツォイマー、シュミット、バルツァ、リーゲル、プライ、ファン・ダム 他 、レナード・バーンスタイン(指)VPO、ウィーン国立歌劇場cho、ウィーン楽友協会cho 他

(9)リッカルド・ムーティ(指)VPO

(10ジェシー・ノーマン(S)、カラヤン(指)VPO
423 613-2

(11)アンネ・ゾフィー・ムター(Vn)、カラヤン(指)VPO
419 241-2

(12)ステューダー、ノーマン、ドミンゴ、モル 、ライプツィヒ放送cho、スウェーデン放送cho、 エリック・エリクソン室内cho レヴァイン(指)VPO
35 770-2

(13)ゲオルク・ショルティ(指)CSO
Decca*436 839-2

(14)クラウディオ・アバド(指)BPO

(15)ピエール・ブーレーズ(指)グスタフ・マーラー・ユーゲントO

(16)アルフレート・ブレンデル(P)

(17)マルタ・アルゲリッチ、ネルソン・フレイレ(P)
477-8570
UNIVERSAL-ザルツブルグ音楽祭の50周年記念ボックス! 完全初出音源や入手困難な音源もありますので、お見逃しなく!

世界文化社
SBKI-16(7DVD)
税込定価
ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」 ■「ラインの黄金」
ユハ・ウーシタロ(Brヴォータン)
アンナ・ラーション(Msフリッカ)
ザビーネ・フォン・ヴァルター(Sフライア)
イリヤ・バンニク(Brドンナー) 
ジェルマーン・ヴィラール(Tフロー)
クリスタ・マイヤー(Msエルダ)
ジョン・ダスザック(Tローゲ)
マッティ・サルミネン(Bsファーゾルト)
スティーヴン・ミリング(Bsファーフナー)
フランツ=ヨーゼフ・カペルマン(Brアルベリヒ) 
ゲルハルト・ジーゲル(Tミーメ) ほか,
■「ワルキューレ」
ペーター・ザイフェルト(Tジークムント)
ペトラ・マリア・シュニッツァー(Sジークリンデ)
マッティ・サルミネンン(Bsフンディング)
ユハ・ウーシタロ(Brヴォータン) 
ジェニファー・ウィルソン(Sブリュンヒルデ)
アンナ・ラーション(Msフリッカ)
ベルナデッテ・フライツ(Sゲルヒルデ)
ヘレン・ヒューズ・ラルストン(Sオルトリンデ)
ピラール・バスケス(Msヴァルトラウテ)
クリスタ・マイヤー(Msシュヴェルライテ)
エウジェニア・ベタンクール(Msヘルムヴィーゲ)
ハイケ・クレツィンガー(Msジーグルーネ)
マヌエラ・ブレス(Msグリムゲルデ)
ハンナー・エスター・ミヌティッロ(Msロスヴァイゼ)
■「ジークフリート」
ランス・ライアン(Tジークフリート)
ジェニファー・ウィルソン(Sブリュンヒルデ)
ユハ・ウーシタロ(Brさすらい人)
ゲルハルト・ジーゲル(Brミーメ)
フランツ=ヨーゼフ・カペルマン(Bアルベリヒ)
キャサリン・ウィン=ロジャース(Aエルダ)
■「神々の黄昏」
ランス・ライアン(Tジークフリート)
ラルフ・ルーカス(Brグンター)
マッティ・サルミネン(Bハーゲン)
フランツ=ヨーゼフ・カペルマン(Bアルベリヒ)
ジェニファー・ウィルソン(Sブリュンヒルデ)
エリザベーテ・マトス(Msグートルーネ)
キャサリン・ウィン=ロジャース(Msヴァルトラウテ)

ズービン・メータ(指)バレンシア州立O&cho

演出:カルルス・パドリッサ(ラ・フラ・デルス・バウス)
装置:ローラント・オルベーター,衣装:チュ・ウロズ
完全日本語字幕&A5変型判・オールカラー80ページ豪華解説書付き!

Anemos
C-33006(1CD)
サンチェス=ベルドゥ:室内オペラ「グランマ」 シモーネ・ストック(S)、
ダニエル・ヨハンセン(T)、
ハワード・クイラ・クロフト(Br)、
トム・ソル(バリトン&ナレーター)、
リューディガー・ボーン(指)ルツェルンSO

録音:2006年5月ミュンヘン
2006年に作曲された室内オペラ「グランマ」は、中世ルネサンス音楽と同等にイスラムの文化を自らのアイディアの源としているベルリン在住のスペイン人作曲家、ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥ(1968−)がミュンヘンの音楽祭ミュンヘナー・ビエンナーレからの委嘱を受けて完成させた作品。必然?もしくは偶然積み重ねられたカオスが作品全体を支配する現代スペインのコンテンポラリー・オペラです。
SWEDISH SOCIETY
SCD-1141(1CD)
ヒレヴィ・マッティンペルト〜アリアを歌う
チレーア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」〜私は創造の神の卑しい僕
ヴェルディ:歌劇「オテロ」〜アヴェ・マリア
ベートーヴェン:ああ不実な者Op.65
モーツァルト:どうしてあなたが忘れられましょう K.505*
誰がわが恋人の苦しみを知ろう K.582
R・シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」〜とうとう行ってしまった、あの高慢ちきな下卑た男
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」〜全能のマリアよ
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」〜たとえ雲がおおい隠しても,どうして眠れましょう
カタラー:歌劇「ラ・ワリー」〜遠くへ行かないで
ヒレヴィ・マッティンペルト(S)
ダーラ・シンフォニエッタ
ビャッテ・エンゲセット(指)
マッティ・ヒルヴォネン(P)*

録音:2009年9月28日-10月2日、ファールン(スウェーデン)、クリスティン・ホール

BONGIOVANNI
AB-20017(DVD)
ロッシーニ:歌劇「結婚手形」 ユリア・サムソノヴァ(Sファンニ)
ダニエレ・ザンファルディーノ(Tエドアルド・ミルフォルト)
ヴィート・プリアンテ(Bsトビア・ミル)
ジューリオ・マストロトターロ(Brスルック)
トマシュ・ヴィヤ(Brノルトン)
フランチェスカ・ルッソ・エルモッリ(Msクラリーナ)
クリストファー・フランクリン(指)
ヴュルテンベルクPO

演出:アンネッテ・ホルンバッハー
装置:マティアス・ミュラー
衣装:クラウディア・メビウス
収録:2006年7月14,16日,バート・ヴィルトバート
リージョン・オール/NTSC/16:9
STREO-PCM/73m/字幕:伊英
ドイツ、プフォルツハイムから森の奥へと入った小さな町、バート・ヴィルトバートでは、毎年7月にロッシーニ音楽祭が催されています。2006年公演から、ロッシーニ最初期の喜劇「結婚手形」が映像になりました。貿易で財を成したトビア・ミルは、カナダの取引相手スルックと娘ファンニを結婚させようとするものの、彼女はエドアルドという青年と恋仲。事情を知ったスルックは、ミルの書いた婚姻契約書を手形として「裏書」してエドアルドに譲渡、ファンニとエドアルドが結ばれる。歌手は全員若手。ヒロインのファンニを歌うサムソノヴァはリトアニア出身。まだ20代ですが、ここ数年ヴィオレッタやミミを歌って高評価の逸材。エドアルドを歌うザンファルディーノは、ペーザロのロッシーニ音楽祭にも出演した期待の若手テノール。2009年5月に行った来日リサイタルも好評でした。ミルのプリアンテは、2002年にデビューしたばかりの若いバス。特にバロックオペラで活躍しており、アラン・カーティスのヘンデルなどのバロックオペラの録音では常連です。ホルンバッハーの演出は、舞台を現代の商社のオフィスにしたもの。若い歌手たちに似合った舞台です。 (Ki)
VIEW
VIEWDVD-2410(DVD)
ニコライ・ギャウロフ
グノー:ファウスト〜”Song of the golden Calf”
マスネ:ドンキホーテ〜”Death Scene”
プッチーニ:ラ・ボエームより(ホセ・カレーラス、ミレッラ・フレーニ、ピエロ・カプッチッリ)
ヴェルディ:シモン・ボッカネグラ〜”Fiesco 's Aria”
カラヤンとベルリン・フィルのリハーサル風景
グノー:ファウスト〜”Cathedral Scene”(フレーニとデュエット)
スカラ座のリハーサル(アバド、フレーニ、カプッチッリ)
ロッシーニ:セビーリャの理髪師〜Don Basillo's aria”Calumnia”
ムソルグスキー:ボリス・ゴドゥノフ〜Boris and his son Redodor in the death

74分+ボーナス・トラック
ニコライ・ギャウロフ(Bs)
ホセ・カレーラス(T)
ミレッラ・フレーニ(S)
ピエロ・カプッチッリ(Br)

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
クラウディオ・アバド(指)

アランフェス古楽エディション
MAA-008(2CD)
ボッケリーニ:サルスエラ「クレメンティナ」
(オリジナル・スペイン語版;1786)
マリア・イノホサ(ソプラノ:クレメンティナ[ドン・クレメンテの娘として育てられた養女])
ソニア・デ・ムンク(ソプラノ:ナルシサ[ドン・クレメンテの実の娘、クレメンティナの妹])
マルタ・ロドリゴ(メゾソプラノ:ドニャ・ダミアナ[娘たちの家庭教師])
エレナ・リベラ(ソプラノ:クリスティナ[女中])
ダビド・アレグレト(テノール:ドン・ウルバノ[ポルトガルの貴族])
トニ・マルソル(バリトン:ドン・ラサロ[音楽教師])
アンドレス・アモロス(俳優:ドン・クレメンテ[マドリードの裕福な貴族])
ハビエル・オルティス(俳優:マルケス・デ・ラ・バリェスタ[地方貴族])
パブロ・エラス=カサド(指)
ラ・コンパニア・デル・プリンチペ・アランフエス

録音:2008年6月23-25日、アランフエス(スペイン)、王宮礼拝堂
イタリア語版のオペラ「クリスティーナ」としても知られているボッケリーニのサルスエラの、オリジナル・スペイン語版による世界初録音。ドン・ウルバノとクレメンティナ、マルケスとナルシサが恋仲になるが、ドン・クレメンテが実はクレメンティナは自分が引き取った孤児であることを告白。その成り行きを聞いたドン・ウルバノはクレンメンティナが死んだはずの妹であることを知り、結局ドン・ウルバノとナルシサ、マルケスとクレメンティナ、おまけにドン・ラサロとクリスティナが結ばれてハッピーエンドを迎えるという筋書きです。

BONGIOVANNI
AB-20016(DVD)
ドニゼッティ:歌劇「劇場での都合と不都合」 パオロ・ボルドーニャ(Brマンマーガタ)
ドナータ・ダンヌンツィオ・ロンバルディ(Sダリア)
エンリコ・マラベッリ(Brプローコロ)
ステファニア・ドンッツェッリ(Sルイージャ)
アンナ・カテリーナ・コルナッキーニ(Msピペット)
ダニロ・フォルマッジャ(Tグリエルモ)
ドメニコ・コライアンニ(Brビスクローマ)
アントーニオ・マラーニ(Brチェーザレ)
ダニエレ・ジロメッティ(Br興行主)
フェルッチョ・フィネッティ(Br指揮者)
ヴィート・クレメンテ(指)ジョアキーノ・ロッシーニSO
フォルトゥーナ劇場cho
演出:ロベルト・レッキア
衣装:セレーナ・マージ
照明:エミリアーノ・パスクッチ

収録:2009年2月21日,ファーノ
リージョン・オール/NTSC/
Dolby5.1/Stereo/PCM/16:9/字幕:伊英
ドニゼッティの「劇場での都合と不都合」は、とある田舎劇場におけるオペラのリハーサルのドタバタを描いた喜劇。1827年に初演されてたいへんな人気を博し、ドニゼッティ自身の手でなんどか改訂されながらかなり長く上演され続けました。バリトンが女装して脇役ソプラノの母親を演じるという「掟破り」が滅法愉快で、達者な歌手が演じると抱腹絶倒です。この上演では若手バッソブッフォの逸材、ボルドーニャが、いかにも劇場関係者にいそうな?うるさいオバサンを歌い演じて大笑い。その他若手歌手を起用してコンパクトにまとめた楽しい舞台です。ドニゼッティに定評のあるヴィート・クレメンティの指揮も手際の良いもの。ロジャー・パーカーとアンダース・ウィクルンド校訂のクリティカル・エディションを使用、1831年のレチタティーヴォ・セッコを用いた楽譜を基本として、そこに他の版から数曲加えるなどの変更をしています。日本語あらすじ付きです。 (Ki)
BONGIOVANNI
GB-1216(1CD)
ニコラ・マルティヌッチ/アリア集
ヴェルディ:「ロンバルディ」,「アッティラ」,
 「運命の力」,「ドン・カルロ」,「アイーダ」
プッチーニ:「ボエーム」,「トスカ」,
 「西部の娘」,「外套」,「トゥーランドット」
カタラーニ:「ローレライ」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
ビゼー:「カルメン」からのアリア
グノー:アヴェ・マリア
カルディッロ:つれない心(カタリ)
ディ・カプア:オ・ソーレ・ミオ
ニコラ・マルティヌッチ(T)

録音:1976-1996年
ニコラ・マルティヌッチは1941年、南イタリアのターラント生まれのテノール。正統派のイタリア人テノールで、スカッと抜ける張りのある輝かしい声はヴェルディ、プッチーニに打ってつけ。来日もしばしばで、熱心なファンが多い歌手です。ところが録音が極端に少なく、彼の実力の高さを知る人たちからは残念がられています。このライヴ録音集は、マルティヌッチの30代半ばから50代半ばにかけての名唱、絶唱を22曲収録。マルティヌッチ・ファンの溜飲を下げる逸品です。なお録音状態が良くないものもあることをご理解くださいませ。 (Ki)

URANIA
URN-22417(2CD)
ヴェルディ:歌劇「マクベス」 レナード・ウォーレン、レオニー・リザネク
カルロ・ベルゴンツィ
ジェローム・ハインズ
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho

録音:1959年
Immortal
IMM-960025(DVD)
チレア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」 マルチェッラ・ポッベ(S)
フェドーラ・バルビエリ(A)
ニコラ・フィラクリーディ(T)
オテッロ・ボルゴノーヴォ(Br)
アルフレード・シモネット(指)ミラノRAI管

録音:1955年
Immortal
IMM-960026(DVD)
ロッシーニ:歌劇「セヴィリアの理髪師」 ローランド・パネライ(Br)
アントニエッタ・パストーリ(S)
ニコラ・モンティ(T)
マルチェッロ・コルティス(Br)
フランコ・カラブレーゼ(Bs)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)ミラノRAI管

録音:1954年4月23日

Monopole
MONO-035(2CDR)
エルケル:歌劇「フニャディ・ラースロー」 サボー・ミクローシュ
アンドラーシュ・ファラゴー
ヨージェフ・シマーンディ
オルガ・セーニ 他
ヴィロモシュ・コモル(指)ブダペストPO

録音:1960年

露OLYMPIA
MKM-242(2CD)
サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」 プラシド・ドミンゴ(T:サムソン)
エレーナ・オブラスツォワ(メゾS:デリラ)
レナート・ブルゾン(Br:ダゴンの大司祭)
ピエール・トー(Bs:アビメレク)
ロバート・ロイド(Bs:ヘブライの老人) 他
ダニエル・バレンボイム(指)パリO、cho

録音:1978年7月22日、オランジュ、国立古代劇場
原盤:DG
露OLYMPIA
MKM-243(1CD)
タチアナ・シュミガ〜愛唱歌集
カールマーン:「チャルダーシュ姫」〜シルヴィアの入場のアリア
「サーカスの女王」〜フェドーラとミスターXの二重唱*
アブラハム(1892-1960):美しきタンゴリータ
ジェラール(1848-1935):映画「リフィフィ」〜リフィフィ
カールマーン:「チャルダーシュ姫」〜アリア
ミシェル・ルグラン(1932-):映画「シェルブールの雨傘」の主題によるファンタジー
カールマーン:「バヤデーレ」〜シミー+
アナトーリー・クレーメル(ニコライ・アレクセーエフ編):ロペ・デ・ベガの「エスパニョラ」による劇場の為のファンタジー#
ハーマン(1931-):ミュージカル「ハロー・ドリー」〜キャバレー・ソング
ドゥナエフスキー(1900-1955):「愉快な仲間」〜心
タチアナ・シュミガ(S)
V・ヴォロシロ(Br)*
M・デルジャーヴィン(歌)+
G・ワシリーエフ(Br)#*
アナトーリー・クレーメル(指)
モスクワ国立アカデミー・喜歌劇劇場O

K617
K617-221(3CD)
ヘンデル:歌劇「オルランド」 クリストフ・デュモー(CTオルランド)
エレナ・デ・ラ・メルセド(Sアンジェリカ)
ジャン・ミシェル・フュマ(CTメドーロ)
レイチェル・ニコルズ(Sドリンダ)
アラン・ピュエ(Bsゾロアストロ)
ジャン=クロード・マルゴワール(指)
ラ・グランド・エキュリ・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ(王室大厩舎・王宮付楽団)

録音:2008年3月,トゥルコワン(ライヴ)
フランス古楽界の大御所マルゴワールがヘンデルのオペラを新録音!「オルランド」は、1733年にロンドンで初演されたイタリアオペラ。アリオストに題材を採ったオルランドもののオペラはバロック時代に大流行し、これもその一つ。騎士オルランドはカタイ(東方の架空の国)の女王アンジェリカを愛しているが、彼女はメドーロを愛している。一方メドーロは、かつてはいい仲だった羊飼いの娘ドリンダと別れたものの、一途な彼女を完全に切れないでいる。アンジェリカとメドーロの関係を知ったオルランドは狂乱するも、魔法使いゾロアストロ(=ザラストロ、ツァラトゥストラ)に諭され正気に戻る、という話。もつれた恋の物語、狂乱するオルランド、神秘的なゾロアストロとヘンデル向きの要素が揃って、聴きごたえのあるオペラです。近年人気が高くあちこちで上演されている中、マルゴワールがトゥルコワンで上演、そのライヴ録音です。今ヘンデルをはじめとするバロックオペラで引っ張りだこのカウンターテノール、デュモーがタイトルロール。第2幕のオルランドの狂乱は絶品です。さらにスペインのソプラノで、バロックだけでなくモーツァルトやロッシーニでも人気のあるデ・ラ・メルセド、日本でもモンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」のネローネを歌い絶賛されたニコルズら、極めて優れた人選がなされています。もちろんマルゴワールの豊かな経験に裏打ちされたじっくりした音楽も素晴らしいもの。充実したヘンデルのオペラを楽しみましょう! (Ki)

CZECH RADIOSERVIS
CR-0461-2(1CD)
ヨセフ・ボフスラフ・フェルステル(1859-1951):歌劇・ハイライト集
「デボラ」Op.41(1890-1891)、
「ジェシカ」Op.60(1902-1904)、
「屈服せざる者」Op.100(1917)、
「心」Op.122(1921-1922)、
「聖ヴァーツラフ」Op.140(1928)、
「愚か者」Op.158(1932-1935)、
「エヴァ」Op.50(1895-1897)から
ドラホミラ・チカロヴァー、
ズデンカ・フルンチーショヴァー、
ミラダ・シュブルトヴァー、
アレナ・ミーコヴァー、
マルツェラ・カホトコヴァー(S)
ヴィエラ・クリロヴァー(A)
ズデニェク・シュヴェフラ、イヴォ・ジーデク、
ベノ・ブラフト、
イジー・ザフラドニーチェク(T)
テオドル・シュルバシュ、イヴァン・クスニェル、
ヴァーツラフ・ベドナーシュ、
インドジフ・インドラーク(Br)
ラディスラフ・ムラース(Bs)
チェコ放送SO
ルドルフ・ヴァシャタ(指)、
ヨセフ・フルンチーシュ(指)、
リボル・ペシェク(指)
プラハ放送SO
フランチシェク・ディク(指)、
ヤロスラフ・ヴォゲル(指)、
カレル・アンチェル(指)、
ヤン・フス・チヒー(指)
プラハ国民劇場O
ヨセフ・ハロウプカ(指)、
スラヴォミル・スポウスタ(指)

録音:1948-1987年
CZECH RADIOSERVIS
CR-0465-2(2CD)
ヨセフ・ボフスラフ・フェルステル(1859-1951):歌劇「デボラ」 ドラホミーラ・チカロヴァー(S:デボラ)
テオドル・シュルバシュ(Br:ヨセフ)
ヤロスラヴァ・ヴィマザロヴァー(S:ハナ)
ヴィエラ・クリロヴァー(A:ユダヤの老女)
エドゥアルト・ハケン(Bs:ヴァヴジーネツ)
カレル・カラシュ(Bs-Br:司祭)
アントニーン・ヴォタヴァ(T:農夫)
フランチシェク・ディク(指)チェコ放送SO&cho

録音:1959年9月28日-10月8日、プラハ、チェコ放送スタジオ1
※初CD化作品、初出音源。

King International
KKC-9004(1CD)
税込定価
ロッシーニ:歌劇「泥棒かささぎ」 リュウ・ジャ(指)ボルツァーノ&トレント・ハイドンO
プラハ室内Cho
ニネッタ:マリオーラ・カンタレーロ(S)
ジャンネット:ディミトリ・コルチャック(T)
代官ゴッタルド:ミケーレ・ペルトゥージ(Bs)
フェルナンド:アレックス・エスポージト(Bs)

※原盤:Dynamic
ドルビー・デジタル/STEREO
日本語字幕付き
これは2007年8月、ペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル(ROF)で行なわれた新演出上演のライヴ収録である。かささぎを少女に置き換える演出家ミキエレットの奇抜な着想に特色があり、序曲の間に眠れぬ少女が円筒を立てるまじないをして床につくと夢の中で鳥になってドラマを見守っていく。狂言回しの少女=かささぎを演じるダンサー、サンディア・ナーガラージャのアクロバットと巧みな表情が冴えている。第2幕終盤の葬送行進曲も感動的に演じられ、合唱団のシルエットと蝋燭が水浸しの舞台に思いがけない効果をもたらす。歌手たちの歌と演技も申し分なく、ペルトゥージが悪人と間抜けな性格の代官を見事に演じ、ニネッタを歌うカンタレーロも美声の持ち主でテクニック充分。シリアスな演唱のエスポージト、瑞々しい歌声の新人コルチャクをはじめ共演者全員が高水準の歌唱と演技を繰り広げ、本作の醍醐味を満喫させてくれます。日本で制作された丁寧で美しく正確な日本語の字幕付きで、序曲ばかりが有名なこのオペラの真価をはじめてわからせてくれることでしょう。 (Ki)

Ondine
ODE-1171(1CD)
たまらなく素敵なカリタ
@エリーザベトの挨拶の歌「おごそかなこの広間よ」(ワーグナー:タンホイザーより)
A月に歌う「月よ空高く」(ドヴォルザーク:ルサルカより)
Bアイーダのアリア「勝ちてかえれ」(ヴェルディ:アイーダより)
Cトスカの祈り「歌に生き、恋に生き」(プッチーニ:トスカより)
D逢い引きから帰ってきた娘Op.37-5(シベリウス/ユッシ・ヤラス編)
Eミュルスキュルオトのマイヤ(ラッセ・モッテンソン)
F虹の彼方に(ハロルド・アーレン/ユルヨ・イェルト編)
Gアルゼンチンよ泣かないで(ロイド・ウェッバー/リク・ニエミ編)
Hヴンダバー(コール・ポーター/ユルヨ・イェルト編)
Iサムウェア(バーンスタイン/リク・ニエミ編)
J一晩じゅう踊れたら(フレデリック・ロウ/リク・ニエミ編)
K煙が目にしみる(ジェローム・カーン)*
Lミスティ(エロル・ガーナー)*
Mラウンド・ミッドナイト(セロニアス・モンク)*
カリタ・マッティラ(S)
@ABCDユッカ=ペッカ・サラステ(指)フィンランドRSO
Eリク・ニエミ(指)ユヴァスキュラSO
FGHIJペッカ・サヴィヨキ(指)タピオラ・シンフォニエッタ 
KLMフィーバー・バンド ストリングズ、ハウ・メニー・シスターズ、キルモ・リンティネン(P、指)

録音:2007年8月
*=初出
オペラのヒロイン、ミュージカルのスター、ジャズシンガー。カリタ・マッティラは、どんな役を演じても決まります。今年の9月、50歳の誕生日を迎える彼女のライヴ録音とスタジオ録音から選んだコンピレーション。キルモ・リンティネンのピアノとフィーバー・バンドの共演する2曲、《ミスティ》と《ラウンド・ミッドナイト》は、タンペレ・ホールで行われたコンサートのライヴアルバム、「フィーバー」に収められていなかった録音です。 (Ki)

DACAPO
MAR-6.220580(3SACD)
モーツァルト:歌劇「ポンテの王ミトリダーテ」 ミトリダーテ…マティアス・ツァハリアセン(T)
アスパージア…ヘンリエッテ・ボンデ=ハンセン(S)
シーファレ…マリア・フォントッシュ(S)
ファルナーチェ…クリスティーナ・ハンマーシュトレーム(A)
イズメーネ…リサ・ラーション(S)
アルバーテ…シネ・ブンガード(S)
マルツィオ…アンドレアス・J・ダーリン(T)
リチャード・ルイス(ハープシコード)
トーマス・ケルデン(フレンチ・ホルン)
アルス・ノヴァ
アダム・フィッシャー(指)
デンマーク放送シンフォニエッタ

録音::2002年-2003年デンマーク放送コンサート・ホール
14歳のモーツァルトによるオペラ・セリエ「ポンテの王ミトリダーテ」は、1771年の謝肉祭のために書かれたオペラです。初演前から「作曲家が若すぎる」という理由で聴きもせずに誹謗中傷の的にされたという逸話もありますが、この曲を実際に聴いてみれば、非のつけどころのないほどに完璧な作品であることを誰もが認めざるを得ないほどに、すこぶる充実したオペラです。にも関わらず、20世紀になるまではあまり上演されることもなく、最近になって次々と良い演奏が聴けるようになったという点でも興味深い作品です。さて、この演奏ですが、まことに躍動的、かつ気持ちの良い物です。オーケストラの力量は、既に交響曲で証明済みですし、歌手たちも最良です。何しろオペラ・セリアの形式を順守した作品であるため、各々のアリアの装飾的な部分は力量のある歌手でなくては、きちんと表現できません。この録音ではリサ・ラーションを始めとしたハイクラスの歌手たちが集結。この長大な作品を堂々と歌いあげています。
DACAPO
MAR-6.220572(2SACD)
ノアゴー:「神々しいチボリ」 ベルント・ゲプハルト(Bbs-Br)
ファビエンヌ・ヨスト(S)
ステフェン・クーバッハ(Br)
イアネング・ルー(T)/升島唯博(T)
サンドラ・ロールバッハ(メゾ・ソプラノ)他
ハンス・クリスティアン・キョス・セレンセン(パーカッション)他
ジェノヴァ・デッシスラーワ(シンセサイザー)
マティアス・クーン(Vc)
ドリアン・ケイハック(指)
録音:2008年9月19日ベルン市立劇場
ノアゴーのユニークな作品「神々しいチボリ」の全曲盤です。精神疾患のためその生涯のほとんどを病院で過ごしたスイスのアーティスト、アドルフ・ヴェルフィリ(1864-1930)。日本では彼の作品を知る人は少ないのですが、その特異な作風は絵画、音楽の両面に衝撃を与えています。そんな彼の生涯と作品に強い衝撃を受けたノアゴーは、音楽で彼の内面世界を描くことを思い立ちました。できあがった作品の何とも凄まじいこと!幾つものパーカッションとシンセサイザー、そして渦巻く人々の声によって形成される音の絵画は聴く者をみな狂気の世界へといざないます。冒頭のパーカッションの乱打だけでも背中がむずむずすることでしょう。日本の若きテノール升島唯博氏の活躍も聴きものです。チボリとはイタリア語で「共同体」であり、人々が集まるところのような意味合いを持ちます。「神々しい」とは言い得て妙な表現でございましょう。

URANIA
URN-22415(2CD)
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」 アントニエッタ・ステッラ
エットーレ・バスティアニーニ
ジャンニ・ポッジ
アドリアーナ・ラッツァリーニ
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指)
ミラノ・スカラ座O&cho

録音:1960年

RCD
RCD-16070(1CD)
ボリショイ劇場の伝説〜ヨーロッパのオペラ・ハイライト
グノー:「ファウスト」より
@ヴァレンティンのカヴァティーナ、
Aファウストのカヴァティーナ、
B三重唱、Cヴァレンティンの死
ヴェルディ:「椿姫」より
D乾杯の歌、E第1幕の情景とアリア、
F第2幕の情景とアリア、
Gジェルモンのアリア、
Hヴィオレッタのレチタティーヴォとアリア、Iアルフレードとヴィオレッタの二重唱
レオンカヴァッロ:「道化師」より
Jプロローグ、
Kシルヴィオとネッダの二重唱、
Lハーレクインのセレナーデ
@BCGJKパヴェル・リシツィアン(Br)、
ABDEFILイワン・コズロフスキー(T)、
DEHIエリザベタ・シュムスカヤ(S)
Bアレクサンドル・ピロゴフ(Bs)
Kナタリア・シピラー(S)
@BCV.ネボルシン(指)
AB.ハイキン(指)
JKA.メリク=パシャエフ(指)
@-BJ-Kボリショイ劇場O
D-IA.オルロフ(指)ソビエト国立SO
LS.サモスード(指)モスクワRSO

録音:1947-1964年(一部モノラル)
昨年発売になった「ボリショイ劇場の伝説・ロシア歌劇ハイライト」(RCD16069)の続編。モノラルと初期ステレオだが、音質は総じて良好。

Immortal
IMM-960021(DVD)
パヴァロッティ 〜 ライヴ・フロム・ザ・シドニー・オペラ・ハウス
ベッリーニ:歌劇「カプレーティとモンテッキ」〜シンフォニア
ヴェルディ:歌劇「椿姫」〜乾杯の歌
プッチーニ:歌劇「トスカ」〜妙なる調和
ヴェルディ:歌劇「椿姫」〜あなたは約束を守って下さった、歌劇「十字軍のロンバルディア人」〜私の喜びで彼女を包みたい
ベッリーニ:歌劇「清教徒」〜ここであのお方の優しい声が、
 歌劇「夢遊病の女」〜貴女にこの指輪を捧げます
チレア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」〜わたしはいやしい召使いです
マスネ:歌劇「ウェルテル」〜春風よなぜに、タイスの瞑想曲
トマ:歌劇「ハムレット」〜遊びの仲間に入れて下さい
レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」〜衣装をつけろ
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」〜裏切られた父が眠る墓の上で、
 歌劇「愛の妙薬」〜人知れぬ涙
ルイージ&フェデリーコ・リッチ:歌劇「クリスピーノと死神」〜私はもう本売りのアンネッタではない
ヴェルディ:歌劇「椿姫」〜パリを離れて
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)、
ジョーン・サザーランド(S)、
リチャード・ボニング(指)
エリザベス・シドニー・オーケストラ

収録:1983年1月23日、シドニー・オペラ・ハウスでのライヴ
収録時間:約124分
2007年に惜しまれつつもこの世を去った世界三大テノールの1人ルチアーノ・パヴァロッティ。1983年にオーストラリアのシドニーで、同国を代表する音楽夫婦サザーランド&ボニングと共演を果たした時のライヴ映像。
Immortal
IMM-960023(DVD)
マスネ:歌劇「ウェルテル」 ホアン・オンシーナ(T/ウェルテル)、
レイラ・ジェンチェル(S/シャルロット)、
エンツォ・ソルデッロ(Br/アルベール)、
マルチェロ・コルティス(Br/大法官)、
マリオ・カルリン(T/シュミット)、
ネストレ・カタラーニ(Bs/ジャアン)、
アルフレード・シモネット(指)ミラノ・イタリア放送O&cho

収録:1955年4月23日
収録時間:約129分/映像:セピア
Dynamic
CDS-648(2CD)
カニョーニ:歌劇「レアル王」 コスタンティーノ・フィヌッチ(Brレアル王)
セレーナ・ダオリオ(Sコルデーリア)
ダニロ・ロフマッジャ(Tエドガルド)
エウフェーミア・トゥファーノ(Msレガーナ)
ヴラディメル・メボニア(Bsグロステル伯)
ラシャ・タラート(S道化)
マリア・レオーネ(Sゴネリッラ)
オマール・ヨハジェ(Tコルノヴァーリア公)
ドメンニコ・コライアンニ(Brケント伯)ほか
マッシミリアーノ・カルディ(指)イタリア国際O
ブラティスラヴァ・スロヴァキア・フィルハーモニーcho

録音:2009年7月19-21日,マルティーナ・フランカ
ヴェルディがシェイクスピアの『リア王』を何度もオペラ化しようとして断念したのは有名な話です。ヴェルディが遂げられなかった夢を実現したのが、アントーニオ・カニョーニ(1828−1896)でした。カニョーニはヴェルディより一世代後の作曲家で、1847年に「ドン・ブチェファーロ」(CDS-634で発売)で成功を収め、以来長きに渡ってオペラ作曲家として活動しました。「レアル王」は、「アイーダ」の台本作家、アントーニオ・ギスランツォーニの台本で1888年頃から作曲され、完成されたものの、1896年にカニョーニが亡くなってしまったことで、ヴォーカルスコアが出版されただけで、初演はされないまま終わってしまいました。今回のマルティーナ・フランカでの上演が世界初演です。イタリアオペラマニアには様々な意味で興味深い録音です!! (Ki)
Discmedi
BLAUCD-190(2CD)
バレアレス諸島の作曲家たち5
アントニ(アントニオ・デ)・リテレス(1673-1747):歌劇「ユピテルとダナエ」
カルロス・ロペス=ガラルサ(Br:ユピテル)
オルガ・ピタルク(S:ダナエ)
パトリシア・リョレンス(S:クピド)
ピラル・エステバン(MS-:ユノ、カサンドラ)
シ・チャオ=トゥ(男性アルト:リセニオ/コリドン)
カペリャ・デ・ミニストレルス
カルレス・マグラネル(指)

録音:1999年2月、マヨルカ島(スペイン)、ブニョラ、オナ・ディジタル・スタジオ
マドリードやリスボンで活躍したマヨルカ島アルタ生まれの作曲家リテレスが残した歌劇の貴重な録音。ピリオド楽器使用。
Discmedi
BLAUCD-207(1CD)
フランセスク・ロゼリョ(1828-1898):サルスエラ「火と煙」(1885) フアニタ・コル(S:フランシスカ)
ジュゼプ・ケチラス(T:トニ)
ジュアン・ポンス(Br:バルトメウ)
SO
ジェラルド・ペレス・ブスキエ(指)

録音:1984年、スタジオEXAS.A.

SOMM
SOMM-BEECHAM 26(3CD)
ビーチャム・コレクション
ベルリオーズ:歌劇「トロイ人」
マリサ・フェラー(Ms:カッサンドラ、ディド)
ジャン・ジロドー(T:エネアス)
チャールズ・ガンボン(Br:コレブス、ナルバル)
イヴォンヌ・コーク(A:エクバ、アンナ)
BBC劇場cho
トマス・ビーチャム(指)RPO

録音:1947年6月3、6日、7月2、4日、ロンドン、マイダ・ヴェール・スタジオ(BBC)
原語のフランス語での歌唱。

IDIS
IDIS-6587(2CD)
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」 ビルギット・ニルソン(Sレオノーレ)
ジョン・ヴィッカーズ(Tフロレスタン)
ハンス・ホッター(Brドン・ピツァロ)
ゴットロープ・フリック(Bsロッコ)
ヴィルマ・リップ(Sマルツェリーネ)
ゲルハルト・ウンガー(Tヤキーノ)
フランツ・クラス(Bsドン・フェルナンド)
ほか
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)ミラノ・スカラ座O&cho

録音:1960年12月20日,ミラノ(ライヴ)
カラヤンは「フィデリオ」を度々取り上げており、正規録音の他、数種のライヴ録音の存在が知られています。この1960年の録音は、当時スカラ座とウィーン国立歌劇場を牛耳っていたカラヤンがウィーンの名歌手たちをスカラ座に引き連れて上演したもので、当時のカラヤンの帝王ぶりを象徴するもの。ニルソンとヴィッカース豪腕(豪喉?)カップルが抜群です。年明け1月の公演を三島由紀夫が観劇したことでも知られています。 (Ki)

TDK-DVD
TDDVOPFINT-1BR
(Bluray)
モーツァルト:歌劇「偽の女庭師」 ルドルフ・シャシング(ドン・アンキーゼ)
エヴァ・メイ(サンドリーナ)
クリストフ・シュトレール(ベルフィオーレ伯爵)
イザベル・レイ(アルミンダ)
リリアーナ・ニキテアヌ(セルペッタ)
ガブリエル・ベルムデス(ナルド)
ニコラウス・アーノンクール(指)
チューリヒ歌劇場「ラ・シンティッラ」O
演出:トビアス・モレッティ

収録:2006年2月
TDK-DVD
TDDVOPTRIT-6BR
(Bluray)
プッチーニ:「三部作」
(1)歌劇「外套」全1幕
(2)歌劇「修道女アンジェリカ」全1幕*
(3)歌劇「ジャンニ・スキッキ」全1幕
(1アルベルト・マストロマリーノ、
 ルーベンス・ペリッツァーリ
 アマリッリ・ニッツァ、他
(2)アマリッリ・ニッツァ、アンナマリア・チウリ
 エリーザ・フォルトゥナーティ、他
(3)アルベルト・マストロマリーノ、アマリッリ・ニッツァ
 アレッサンドロ・コセンティノ、他

ジュリアン・レイノルズ(指)トスカニーニ財団O
モデナ・テアトロ・コムナーレ

収録:2007年、180分
TDK-DVD
TDDVOPTOV6-BR
(Bluray)
プッチーニ:歌劇「トスカ」 フィオレンツァ・チェドリンス
マルセロ・アルバレス
ルッジェーロ・ライモンディ
マルコ・スポッティ
ファビオ・プレヴィアーティ、他
ダニエル・オーレン(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナO&cho

収録:2006年、119分
TDK-DVD
TDDVOPAAN-9BR
(Bluray)
R.シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」
ミシェル・ブリート(作曲家)
エミリー・マギー(プリマドンナ)
エレナ・モシュク(ツェルビネッタ)
ミヒャエル・ヴォレ(音楽教師)
ロベルト・サッカ(テノール歌手)、他
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指)チューリヒ歌劇場O

収録:2006年、127分
TDK-DVD
TDDVOPELEK-8BR
(Bluray)
R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」 エヴァ・ヨハンソン(エレクトラ)
マルヤーナ・リポヴシェク(クリテムネストラ)
メラニー・ディーナー(クリソテミス)
ルドルフ・シャシング(エギスト)
アルフレート・ムフ(オレスト)、他
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指)チューリヒ歌劇場O&cho

収録:2005年、102分
TDK-DVD
TDDVOPFORZA-4BR
(Bluray)
ヴェルディ:歌劇「運命の力」 ヴィオレータ・ウルマーナ(レオノーラ)
マルチェッロ・ジョルダーニ(ドン・アルヴァーロ)
カルロ・グエルフィ(ドン・カルロ)
ジュリア・ゲルステヴァ(プレツィオシッラ)
ロベルト・スカンディウッツィ(グァルディアーノ神父)
ブルーノ・デ・シモーネ(フラ・メリトーネ)、他
ズービン・メータ(指)
フィレンツェ五月音楽祭O&cho

収録:2007年 フィレンツェ、テアトロ・コムナーレ 189分

フォンテック
FOCD-9436(1CD)
税込定価
2010年2月21日発売
島村武男〜イタリア作品集
レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」〜“プロローグ”
ドゥランテ:愛に満ちた処女よ
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」〜“奥さん、これが恋人のカタログ”
トスティ:セレナータ/最後の歌
ヴェルディ:哀れな男
ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」〜“祖国の敵”
ベッリーニ:銀色に染める優雅な月よ
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」〜“私です、カルロ様!”
デンツァ:妖精の瞳
ガスタルドン:禁じられた音楽
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」〜“悪魔め鬼め”
 歌劇「マクベス」〜“哀れみも誉れも愛も”
島村武男(Br)、沼田宏行(P)

録音:2002年5月26日サントリーホール
島村武男は東京芸術大学、同大学院修士課程を修了後、ミュンヘン音楽大学でオペラとリートを学びました。その後イタリアへ渡り、ベルカント唱法とイタリア・オペラを研鑽。その間、各地で数多くのコンサートに出演。その名声は非常に高く、ハイデルベルク城でのサマーオペラフェスティヴァルには毎年招かれていました。その力強く、朗々と響く声は出色で、まさに日本屈指のヘルデン・バリトンです。指揮者、飯守泰次郎のワーグナー公演には過去10年に渡り、度々参加しています。(フォンテック)

独SONY-BMG
EURO-88697575592
(2CD)
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」 ジャニーヌ・アルトマイヤー、
ジークフリート・イェルザレム、
ジークムント・ニムスゲルン、テオ・アダム
ペーター・メーフェン、他
クルト・マズア(指)ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO
ライプツィヒ放送cho、ベルリン放送男声cho
EURO-88697575892
(2CD)
カタラーニ:歌劇「ワリー」 エヴァ・マルトン、アラン・タイトゥス、
フランチェスコ・エッレーロ・ダルティーニャ
フランシスコ・アライサ 他
ピンカス・スタインバーグ(指)
ミュンヘン放送O&cho
EURO-88697576152
(2CD)
ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」 プラシド・ドミンゴ、レナータ・スコット、
シェリル・ミルンズ 他
ジェームズ・レヴァイン(指)ナショナルPO
EURO-88697576372
(2CD)
グルック:歌劇「タウリスのイフィゲニア」 キャロル・ヴァーネス、トマス・アレン
エスタ・ウィンベルイ、 他
リッカルド・ムーティ(指)ミラノ・スカラ座O&cho
EURO-88697594932
(4CD)
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 オットー・ヴィーナー、ジェス・トーマス、
ベンノ・クッシェ、 ハンス・ホッター、
フリードリッヒ・レンツ、クレア・ワトソン、
リリアン・ベニングセン
ヨーゼフ・カイルベルト(指)バイエルン国立歌劇場O&cho
BMG-88697575942
(2CD)
ドニゼッティ:歌劇「ルクレツィア・ボルジア」 モンセラート・カバリエ、シャーリー・ヴァーレット
エツィオ・フラジェルロ、アルフレード・クラウス 他
ジョネル・ペルレア(指)RCAイタリア・オペラO&cho
BMG-88697576542
(1CD)
レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」 プラシド・ドミンゴ、シェリル・ミルンズ
モンセラート・カバリエ、他
ネロ・サンティ(指)LSO
BMG-88697576572
(1CD)
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」 レナータ・スコット、プラシド・ドミンゴ、
パブロ・エルヴィラ 、イソラ・ジョーンズ、ジーン・クラフト 他
ジェームズ・レヴァイン(指)ナショナルPO
BMG-88697579012
(3CD)
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」 レオンタイン・プライス、タチアナ・トロヤノス、
シェリル・ミルンズ
ジュディス・ラスキン、エツィオ・フラジェッロ 他
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
ニュー・フィルハーモニアO
アンブロジアン・オペラ・コーラス
BMG-88697579022
(2CD)
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」 モンセラート・カバリエ、プラシド・ドミンゴ、
ジュディス・ブレゲン
シェリル・ミルンズ、ルッジェーロ・ライモンディ、他
サー・ゲオルク・ショルティ(指)LPO
BMG-88697579062
(2CD)
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」 リチア・アルバネーゼ、ユッシ・ビヨルリンク、
フランコ・カラブレーゼ、ロバート・メリル、
マリオ・カルリン 他
ジョネル・ペルレア(指)ローマ歌劇場O&cho
BMG-88697579112(2CD)
R.シュトラウス:楽劇「サロメ」 モンセラート・カバリエ、シェリル・ミルンズ、
リチャード・ルイス
レオニー・リザネク、ジェームズ・キング、
ユリア・ハマリ 他
エーリヒ・ラインスドルフ(指)LSO
BMG-88697581322(2CD)
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」 レオンタイン・プライス、レリ・グリスト、
シャーリー・ヴァーレット
カルロ・ベルゴンツィ、ロバート・メリル
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
RCAイタリア・オペラO&cho
SONY-88697575932
(2CD)
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」 アンドレア・ロスト、ルイズ・ウィンター、
アラステア・マイルス、
アンソニー・マイケル・ムーア、
ポール・チャールズ・クラーク、
ブルース・フォード、他
サー・チャールズ・マッケラス(指)
ザ・ハノーヴァー・バンド(ピリオド楽器使用)
ロンドン・ヴォイセズ
SONY-88697576412
(3CD)
ヘンデル:歌劇「リナルド」 キャロリン・ワトキンソン、イレアナ・コトルバス、
ジャネッテ・スコヴォッティ
マリー=フランワーズ・ジャクリーン ニコーレ・レポルト
ポール・エスウッド ウルリク・コールド、
ジャン=クロード・マルゴワール (指)
ラ・グラン・エキュリー・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ
SONY-88697576502
(1CD)
コルンゴルト:歌劇「ヴィオランタ」 ヴァルター・ベリー、エヴァ・マルトン、
ジークフリート・イェルザレム、
ホルスト・R・ラウベンタール、ルート・ヘッセ、他
マレク・ヤノフスキ(指)ミュンヘン放送O
バイエルン放送cho
SONY-88697579072
(3CD)
ロッシーニ:歌劇「アルミーダ」 ルネ・フレミング、イルデブランド・ダルカンジェロ、
グレゴリー・クンデ、イオリオ・ゼンナーロ、
ブルース・フォウラー、
セルゲイ・ザドヴォルニー、カルロ・ボージ、
ドナルド・カーシュ、
ジェフリー・フランシス 他
ダニエーレ・ガッティ(指)ボローニャ市立歌劇場O&cho
SONY-88697579082
(2CD)
ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」 ルチア・ヴァレティーニ・テラーニ
フランシスコ・アライサ、エンツォ・ダーラ 他
ガブリエーレ・フェッロ(指)
カペラ・コロネンシス(ピリオド楽器使用)
SONY-88697581382
(2CD)
ヴェルディ:歌劇「ルイザ・ミラー」 ヴラディーミル・チェルノフ、プラシド・ドミンゴ、
アプリーレ・ミッロ、ポール・プリシュカ、
ヤン=ヘンドリク・ローテリング、ウェンディ・ホワイト、
フローレンス・クイヴァー、ジョン・ビルズ
ジェームズ・レヴァイン(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho
SONY-88697581422
(2CD)
ヴェルディ:歌劇「椿姫」 ティツィアーナ・ファブリッチーニ、
ロベルト・アラーニャ、パオロ・コーニ 他
リッカルド・ムーティ(指)ミラノ・スカラ座O&cho

URANIA
URN-22410(2CD)
ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」 ディノ・ドンディ(ナブッコ)
アニタ・チェルクェッティ(アビガイッレ)
ウーゴ・トラーマ(ザッカリア)
ジョヴァンナ・フィオリーニ(フェネーナ)
ジャン・パオロ・コッラーディ(イズマエーレ)
フルヴィオ・ヴェルニッツィ(指)ヒルフェルスムRSO

録音:1960年9月24日
URANIA
URN-22411(2CD)
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」 アントニエッタ・ステッラ(レオノーラ)
ジュリエッタ・シミオナート(アズチェーナ)
カルロ・ベルゴンツィ(マンリーコ)
エットーレ・バスティアニーニ(ルーナ伯爵)他
ファウスト・クレヴァ(指)
メトロポリタン歌劇場O&cho

録音:1960年2月27日

Musica Antigua Aranjuez
(アランフェス古楽エディション)
MAA-007(1CD)
ホセ・カステル(1737-1807):サルスエラ「喜びの泉」 エリアナ・バヨン(S:フアナ)
エウヘニア・エンギタ(S:テレサ)
マリア・イノホサ(S:パスクアラ)
ミゲル・ベルナル(S:セリオ)
フリオ・フェルナンデス(T:アントン)
フアン・ノバル=モロ(T:ドン・ナルシソ)
パブロ・エラス・カサド(指)
コンパニア・テアトロ・デル・プリンチペ


録音:2007年6月25-26日、アランフエス(スペイン)、王宮礼拝堂
スペイン独特のオペラ形式であるサルスエラには二つの隆盛期、バロック・サルスエラ(1630-1750)とロマンティック・サルスエラ(1850-1950)がありますが、カステルの「喜びの泉」(2幕構成)はバロック・サルスエラの隆盛に後に書かれた、「クラシック・サルスエラ」と称すべき作品。スペイン語による古典派オペラとして楽しめます。スペインの古楽祭ならでは演目ですが、スペインのピリオド楽器演奏レパートリーもここまで来たか、という感慨もひとしおです。

PRCD-1084(2CD)
【高価格帯】
ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」 アダム・クルシェフスキ(Br:サー・ジョン・ファルスタッフ)
アルトゥル・ルツィンスキ(Br:フォード)
ラファウ・バルトミンスキ(T:フェントン)
イェジ・クネティク(T:ドクター・カイウス)
クシシュトフ・クル(T:バルドルフォ)
レミギウシュ・ウコムスキ(Bs:ピストーラ)
イザベッラ・クウォシンスカ(S:フォード夫人アリーチェ)
カテジナ・トリルニク(S:ナンネッタ)
ヨアンナ・ツォルテス(A:クイックリー夫人)
マウゴジャタ・パンコ(Ms:ペイジ夫人メグ)
ウーカシュ・ボロヴィチ(指)ポーランド放送cho&O

録音:2007年9月8日、ワルシャワ、
ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、演奏会形式、ライヴ
162ページに及ぶブックレットの解説はポーランド語と英語訳、歌詞はイタリア語(原語)とポーランド語訳。
PRCD-1185(2CD)
【高価格帯】
ケルビーニ:歌劇「ロドイスカ」(演奏会版) ソフィア・ソロヴィー(S:ロドイスカ)
マウゴジャタ・パンコ(Ms:リシンカ)
タデウシュ・シュレンキェル(T:フロレスキ)
アレクサンダー・クレーナー(T:ティツィカン)
リオネル・ロート(Br:ヴァルベル)
ヴォイテク・ギェルラフ(Bs:ドゥルリンスキ)
レミギウシュ・ウコムスキ(Bs:アルタモラス) 他
ポール=エミール・デイベル(語り、テキスト編集)
クラクフ・ポーランド放送cho
カメラータ・シレジア(合唱)
ウカーシュ・ボロヴィチ(指)ポーランド放送O
クリスタ・ルートヴィヒ(アーティスティック・コンサルタント)

録音:2008年3月17日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサートホール、演奏会形式、ライヴ
ポール=エミール・デイベル&クリスタ・ルートヴィヒ夫妻によるコンサート版。256ページに及ぶブックレットはフランス語(歌詞原語)、ポーランド語、英語。ドイツ語の解説・歌詞対訳の他、原版の全テキストのポーランド語訳まで収録という徹底ぶり。
BENO BRACHT SOCIETY
SBB-005-09-02(2CD)
マスネ:歌劇「ウェルテル」(歌唱:チェコ語) エドゥアルト・ハケン(Bs:大法官)
リブシェ・ドマニンスカー(Ms:シャルロッテ)
スルヴィア・コデトヴァー(アルト:ゾフィー)
ベノ・ブラフト(T:ウェルテル)
ヨセフ・ヘリバン(Br:アルベルト) 他
チェコスロヴァキア放送cho
フランチシェク・ディク(指)プラハ放送O

録音:1957年、チェコスロヴァキア放送スタジオ
CZECH RADIOSERVIS
CR-0451-2(1CD)
リブシェ・ドマニンスカー(S)他
ドヴォルザーク:「ルサルカ」第1幕〜ルサルカのアリア
スメタナ:「ダリボル」第1幕開幕の場面〜イトカのアリア
「売られた花嫁」第3幕〜マジェンカのアリア
「リブシェ」第2幕〜クラサヴァのアリア
「接吻」第1幕〜ヴェンドゥルカとルカーシュの二重唱*
ヤナーチェク:「イェヌーファ」第2幕〜イェヌーファのアリア
「カーチャ・カバノヴァー」第1幕〜カーチャのアリア
ヴェルディ:「ドン・カルロ」第5幕〜エリザベッタのアリア
ビゼー:「カルメン」第3幕〜ミカエラのアリア
R・シュトラウス:「サロメ」終幕、サロメのアリア
リブシェ・ドマニンスカー(S)
ベノ・ブラフト(T)* 他(歌手)
ヨセフ・フルンチーシュ、フランチシェク・ディク、
アロイス・クリーマ(指)プラハ放送混声cho&SO
ブジェスチラフ・バカラ(指)ブルノRSO

録音:1959-1961、1966年、プラハ、チェコ放送スタジオ
1953、1956年、ブルノ、チェコ放送スタジオ
CLASSIC DOR
CD-0101003(1CD)
モンセラート・カバリエ〜バロック・コンサート
ヴィヴァルディ:歌劇「テルモドンテに向かうヘラクレス」〜Chiare onde*
歌劇「バヤゼット」〜SpoSA-son diprezzata*
歌劇「グリゼルダ」から*
Agitata da due venti,Vieni, vieni,Un certo non so che
ヘンデル:歌劇「リナルド」〜Lascia Ch'io pianga+
歌劇「エツィオ」〜Ah, non son io que parlo*
歌劇「アタランタ」〜Care Selve*
歌劇「テオドーラ」〜With darkness dee,Oh That I on wings could+
歌劇「イェフタ」〜Leb Wohl, Leb Wohl+
ジュゼプ・アントニ・マルティ(1719-1763):Ave Maria#/Susceptit Israel#
モンセラート・カバリエ(S)
ミゲル・サネッティ(P)(*/+)
ソリステス・デ・カタルーニャ#
シャビエ・グエイ(指)#*

録音:1979年、マドリード王立劇場、ライヴ*/1985年、カダケス国際音楽祭、ライヴ+
1986年、カタルーニャ音楽堂、ライヴ#
CLASSIC DOR
CD-0203002(2CD)
マスネ:歌劇「クレオパトラ」
モンセラート・カバリエ(S:クレオパトラ)
モンセラート・マルティ(S:オクタヴィア)
エネイダ・ガルシア(S:シャルミオン)
フィリッポ・ベットスキ(Br:アントニウス)
ニコライ・バスコフ(T:スパコス)
アンドレア・シヴィッラ(Br:エニウス、声)
ロベルト・ヴァレンティーニ(Br:アムネス、召使い)
ジャンパオロ・フィオッキ(Br:門番)
ミケル・オルテガ(指)メディテラネオ・ウニトO

録音:2002年7月13日、ローマ県ヴィッラ・アドリアーナ、テルメ劇場、ライヴ
EMI MUSIC SPAIN
EMS-6848362(2CD)
クラウス〜世界的な声
【歌劇・アリア】 (P)EMI Records Ltd.
ベッリーニ:「清教徒」〜A te o cara, amor talora
 モンセラート・カバリエ(S)
 リッカルド・ムーティ(指)フィルハーモニアO
 (P)1980/1997
ヴェルディ:「トラヴィアータ」〜Libiamo, ne'lieti calici
 マリア・カラス(S)
 フランシスコ・ギオーネ(指)
 リスボン・サン・カルロス国立劇場SO
 (P)1980/1997
ヴェルディ:「トラヴィアータ」〜Un di, felice, eterea*,Lunge da lei,De' miei bollenti spiriti
 レナータ・スコット(S)*
 リッカルド・ムーティ(指)フィルハーモニアO
 (P)1982
ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」〜
Qui di spoSA-eterna fede...Ah soltanto il nostro foco*,
Verrano a te sull'aura i miei sospiri ardenti*,
Tombe degl'avi miei,Fra poco a me ricovero dar negletto avello,
Tu che a Dio spiegasti l'ali+
 エディタ・グルベローヴァ(S)*
 ロバート・ロイド(Br)+
 ニコラ・レッシーニョ(指)RPO
 (P)1984
ドニゼッティ:「ドン・パスクアーレ」〜Cherchero lontana terra / E se fia che ad altro oggetto
Com' e gentil la notte a mezzo / Tornami a dir che m'ami*
 ビヴァリー・シルズ(S)*
 サラ・コールドウェル(指)LSO
 (P)1978/1996
プッチーニ:「ボエーム」〜Che gelida manina
 ジェイムズ・レヴァイン(指)ナショナルPO 
 (P)1980/1998
ヴェルディ:「リゴレット」〜La donna e mobile
 ジュリアス・ルーデル(指)フィルハーモニアO  (P)1979/1996
【サルスエラ・アリア】 (P)1958 EMI Music Spain, S.A.
ホセ・セラノ(1873-1941):「アラゴンの人々」〜Los de Aragon
 パブロ・ソロサバル(指)マドリード・コンサートO 
パブロ・ソロサバル(1897-1988):「カチュスカ(カチューシャ)」〜Es el Principe!
 ピラル・ローレンガー(S)、マヌエル・ガス(Br)
 マホセ・ペレラ(指)ドリード・コンサートO 
パブロ・ソロサバル:「セビリャとトリアナの間で」〜Tu que sabes del carino
ハシント・ゲレロ(1895-1951):「セビリャの泊まり客」〜Romanza de Juan Luis "Raquel"
 パブロ・ソロサバル(指)マドリード・コンサートO 
レベリアノ・ソウトゥリョ(1884-1933)&フアン・ベルト(1890-1931):「最後のロマン派」〜Bella enamorada (共演者の記載無し)
パブロ・ソロサバル:「港の酒場女」〜No puede ser/「真珠の島」〜No me quierre
 パブロ・ソロサバル(指)マドリード・コンサートO
パブロ・ソロサバル:「港の酒場女」〜Duo de Marola y Leandro
 レダ・バルクライ(S)
 ホセ・ペレラ(指)マドリード・コンサートO 
ルペルト・チャピ(1851-1909):「クッロ・バルガス」〜Soledad mia
パブロ・ソロサバル:「道化師ブラック」〜Deja la guardana segador
「港の酒場女」〜Duo escena de la barca*
「道化師ブラック」〜Duo de Dupont y Black+
 ピラル・ローレンガー(S)*、レナト・セサリ(Br)+
 パブロ・ソロサバル(指)マドリード・コンサートO 
パブロ・ソロサバル:「真珠の島」〜Que triste mi despertar
 ホセ・ペレラ(指)マドリード・コンサートO 
ホセ・セラノ:「ドロロサ」〜Relato de Rafael
 パブロ・ソロサバル(指)マドリード・コンサートO 
アルフレド・クラウス(T)+共演者
スペインの偉大なテノール、アルフレド・クラウス(1927-1999)の没後10年記念アルバム。44ページのメモリアル・ブック付きハードカバー仕様。テレサ・ベルガンサとモンセラート・カバリエがそれぞれ一文を寄せています。

AUTOR
SA-01000(1CD)
アルベルト・サルダ(1943-):室内歌劇「恵みの年」 ジュアン・カベロ(T:ダニエル)
ジュゼプ・ピエレス(バス・グロック)
ホセ・ルイス・テメス(指)グループ・シルクロ

録音:1996年10月4日、マドリード、アルベニス劇場、ライヴ
AUTOR
SA-01002(1CD)
トマス・マルコ(1942-):歌劇「周遊旅行」(2000) ピラル・フラド(ソプラノ:シレナ、アンティノー、エスシラ、カリブディス、カリプソ、
シクロペ、シルセ、テレシアス)
マリア・ホセ・スアレス(メゾソプラノ:ペネロペ、オディセオ、ヌシカー、ポリフェモ)
アルフォンソ・エチェバリア(バス:オディセオ、ペネロペ)
ブラームス協会cho
ホセ・デ・エウセビオ(指)グループ・サックス・アンサンブル


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