湧々堂HOME 新譜速報 交響曲 管弦楽曲 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック 廉価盤 シリーズ
旧譜カタログ チャイ5 殿堂入り 交響曲 管弦楽 協奏曲 器楽曲 室内楽 声楽曲 歌劇 バロック


LP 新譜速報1


※ほぼ全て、限定生産品です。また早期に廃盤となりますので、お早めにご用命くださいませ。
※表示価格は全て税込みです。





ACCENTUS Music
ACC-30428CD(2CD)

ACC-40428LP(2LP)
バッハ:イギリス組曲 BWV806-811
■Disc1/LP1
第3番ト短調 BWV808
第1番イ長調 BWV806
第2番イ短調 BWV807
■Disc2/LP2
第5番ホ短調 BWV810
第4番ヘ長調 BWV809
第6番ニ短調 BWV811
シュ・シャオメイ(P)

録音:2022年6月フランス、オート=アルプ、ネヴァッシュ・サンタントワーヌ 教会
※LP=180g重量盤
6年間の活動休止を経て、ピアニスト、シュ・シャオメイが新たなバッハの録音を携えて戻ってきました。ヨーロッパを拠点とする中国人ピアニスト、シュ・シャオメイ。文化大革命を乗り越え新たな道を切り開いてきた彼女。そのような半生からは想像もできない、心穏やかな音楽。彼女が得意とするゴルトベルク変奏曲をはじめとする一連のバッハの演奏は、緻密な構成力と洗練された表現力から生み出され、ただ純粋に音楽が聴こえ聴く者の心に共鳴します。今回はフランス組曲、パルティータと並ぶ、バッハの舞踊組曲の代表作であるイギリス組曲。フォルケルが、「この作品がある高貴なイギリス人のために書かれた」と言ったことからこの名がつきました。6作品に共通するのがアルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグの4曲が必ず含まれ、1曲目が長大なプレリュードになっているのが特徴です。このプロジェクトは、シュ・シャオメイの一連のバッハ録音の完結編というだけでなく、何年にもわたり綿密な準備とシュ・シャオメイがじっくりと音楽と向き合った渾身の録音であり、彼女のキャリアのひとつのマイルストーンになる録音といえるでしょう。【 (Ki)


2L
2L-180LP(2LP)
北欧のクリスマス〜YULE
[Side A]
1. エッサイの根より(一輪のばらが咲いた)(Det hev ei rose sprunge)
 ミヒャエル・プレトーリウス(リン・アンドレーア・フグルセット 編)
2. ヨセフィーネのクリスマスキャロル(Josefines julesalme)
 ノルウェー、ヴェストフォル伝承曲(トーネ・クローン 編)
3. ノエル、ノエル(Nowell, Nowell)
 15世紀イギリスのキャロル
4. 甘き喜びのうちに(In dulci jubilo)
 スウェーデンの伝承賛美歌(リン・アンドレーア・フグルセット 編)
[Side B]
1. 長いルッシの夜(Lussinatti Lange)
 ノルウェー、ホルダラン伝承曲(リン・アンドレーア・フグルセット 編)
2. この優しいクリスマスの季節に(I denne sote juletid)(インストルメンタル)
 15世紀のノルウェー民謡による即興
3. 主の道をととのえよ(Bereden vag for Herran)
 スウェーデン、ダーラナのブーダ伝承の旋律(アンナ・マリア・フリーマン 編)
4. 星がひとつ空を横切っていった(En stjarna gick pa himlen fram)
 スウェーデンの伝承賛美歌(アンナ・マリア・フリーマン 編)
[Side C]
1. 光(LUX)
 アンドルー・スミス(1970-)
2. おねむりなさい(Lullay, Lullay)
 15世紀イギリスのキャロル(トリオ・メディイーヴァル 編)
3. 今クリスマスの祝いを告げる鐘が鳴る(Det kimer nu til julefest)(インストルメンタル)
 カール・クリスチャン・バレ(1806-1855)のデンマーク賛美歌による即興
[Side D]
1. ベツレヘムから言葉が伝わっていった(Fra Betlehem eit gjetord gjeng)
 ノルウェー、ヴァルドレス伝承の旋律(リン・アンドレーア・フグルセット 編)
2. かほど美徳のあるバラは(There Is No Rose)
 イーヴァル・ヴィデーン(1871-1951)
3. 海と岸の空に光が(Glans over sjo och strand)
 15世紀イギリスのキャロル
4.乙女が今日、幼な子を生んだ(En jungfru fodde ett barn idag)
 スウェーデンの伝承賛美歌(アンナ・マリア・フリーマン 編)
5. 今日キリストは生まれたもう(Hodie Christus natus est)
 『リベル・ウズアリス(Liber Usualis)』の作者不詳の聖歌
トリオ・メディイーヴァル
[アンナ・マリア・フリーマン,リン・アンドレーア・フグルセット,ヨールン・ロヴィーセ・フーサン]
シニッカ・ランゲラン(カンテレ)
ヴェーガル・ヴォルダール(ハリングフェレ、フィドル)
アルヴェ・ヘンリクセン(トランペット、オルガン)
 アンデシュ・ヨルミン(ダブルベース)
ヘルゲ・アンドレーアス・ノルバッケン(パーカッション)

録音:2024年3月 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)

※180g重量盤、45回転
ノルウェーのヴォーカルアンサンブル「トリオ・メディイーヴァル」は、2L レーベルに録音するようになってから、『慰め』(2L 165SABD)『オールドホール写 本』(2L175SABD)の2つのアルバムをリリースしました。かつての、人の手の加わったことを感じさせる美しい音質の録音から、モッテン・リンドベルグによる、 音楽空間を共に体験できる性質の音に変わったことで、「時を超えた美の音楽に魂を奪われる旅」と讃えられてきたトリオ・メディイーヴァルの新たな魅力と深み の世界がリアルに楽しめるようになりました。 新しい『YULE』は、北欧のクリスマスを祝う「現代」のアルバムとして作られました。「静かな教会の祈り」のクリスマスと、キリスト教以前の異教の時代の「光を 願う」行事としてのクリスマス。ソフィエンベルグ教会でのセッションは、トラッドとジャズのミュージシャンも参加して行われました。ECM レーベルにも録音してき たシニッカ・ランゲラン のカンテレ、ヴェーガル・ヴォルダールのハリングフェレとフィドル、アルヴェ・ヘンリクセンのトランペットとオルガン、アンデシュ・ヨルミ ンのダブルベース、ヘルゲ・アンドレーアス・ノルバッケのパーカッション。北欧の音楽シーンで活躍するプレーヤーたちです。アカペラの声と器楽ミュージシャンに よる即興の出会いにより、伝統のキャロルが、聖と俗の融合が生んだ新しい歌として示されます。 リン・アンドレーア・フグルセットの編曲によるプレトーリウスの単旋聖歌「エッサイの根より(一輪のばらが咲いた)」。アンナ・マリア・フリーマン編曲のスウェー デン賛美歌の「主の道をととのえよ」。2018年からのメンバー、ヨールン・ロヴィーセ・フーサン を加えたトリオ・メディイーヴァルが編曲したイギリスのキャロル 「おねむりなさい」とスウェーデンの「世の救い主よここへ」。アンドルー・スミスの「光」は、トリオ・メディイーヴァルのために作曲された曲です。「15世紀のノ ルウェー民謡『この優しいクリスマスの季節に』」と「カール・クリスチャン・バレのデンマーク賛美歌『今クリスマスの祝いを告げる鐘が鳴る』」による2曲は、イ ンストルメンタルの即興のみの演奏です。
[Pure Audio Blu-ray ディスクと SACD ハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure Audio Blu-ray ディスクにはインデックスを除き映像は収 録されていません。SACD ハイブリッドディスクはSACDブレーヤーとCDプレーヤーで再生できますが、Pure Audio Blu-ray ディスクはCDやDVDのプレーヤーでは再生できないので、Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応のPCをお使いください]


UMBER ONE ESSENTIALS
NOES-291007(1LP)
限定生産盤
グールド/ゴルトベルク変奏曲(1955)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
[Side A] アリア〜第16変奏
[Side B] 第17変奏〜アリア・ダ・カーポ
グレン・グールド(P)

録音:1955年6月10・14・16日ニューヨーク、コロンビア30番街通りスタジオ
※180g
ジャズ系レーベル「WAX TIME IN COLOR」からカラーヴァイナルで出ていたLPが「NUMBER ONE ESSENTIALS」から通常LPとして再登場。グレン・ グールドの伝説的名盤、「55年のゴルトベルク変奏曲」です。
グールドの SONYデビュー盤となった本作は「ピアノによるバッハ」のあり方を根本から覆した衝撃の演奏。疾走感にあふれたタッチ、快感を伴うほどの対位法 処理、独特な内声の歌いこみなどの特徴は、後の世に無視することの出来ない決定的な影響を与えました。
ジャンルを超えてあまねく知られるグールドの名盤らしく、ライナーノートはジャズ専門ライター、ブライアン・モートンが執筆。 (Ki)


ALPHA
ALPHA-689(1CD+2LP)
ハイレゾ・ダウンロード付
限定盤

HAYDN2032Vol.11〜パリの人々のお気に入り〜
1-4. 交響曲第82番ハ長調「熊」Hob. I:82
5-8. 交響曲第87番イ長調 Hob. I:87
9-12. 交響曲第24番二長調 Hob. I:24
13-15. 交響曲第2番ハ長調 Hob. I:2
バーゼル室内O(古楽器使用)
ステファノ・バルネスキ(コンサートマスター)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)

録音:2019年5月18-22日、2020年8月13日 ラントガストホフ、リーエン(スイス北部バーゼル近郊)

・1000セット限定
・180g重量盤
・DMMカッティング
・331/3rpm
・CD及び24bit/192khzハイレゾ・ダウンロードカード同梱
・36ページブックレット
作曲家の生誕300周年にあたる2032年に向けて、ハイドンの交響曲全てを録音してゆくアントニーニのプロジェクトの11作目にハイスペッ ク・アナログ盤が登場。中期の作品が中心となっていたこれまでの選曲から一歩進んで、作曲家50過ぎの重要作2作が軸となるプログラム を高音質でお楽しみいただけます。 テーマは「パリの人々のお気に入り」。オーケストラ演奏会が新たな娯楽として注目され始めていた当時のパリでは、ドイツ語圏で書かれた交 響曲が人気を集めていましたが、その活況に大きく貢献した作曲家の一人がハイドンでした。彼の交響曲第82〜87番の6曲は、かのフラン スの首都で開催されていた演奏会の一つコンセール・ド・ラ・ロージュ・オランピークのために作曲されたため『パリ交響曲集』と呼ばれており、今 回は「熊」の綽名で知られる大編成向け第82番と、やや小ぶりの編成が緻密に活かされた第87番の2曲がこのセットから選ばれています。 他の2曲はいずれも初期作品で、それらの作曲に至る「前史」となった重要作。その経緯を含め、指揮者アントニーニと音楽学者モーリッツ =バウアーによって現場経験と最新研究をふまえ書かれた解説文(独・英・仏語)は興味深い内容となっています。バーゼル室内O は今回、コンサートマスターや管楽器のトップ奏者に平素イル・ジャルディーノ・アルモニコで活躍するプレイヤーたちも編入、ピリオド楽器を使 う意義が十全に伝わってくるメリハリの効いた解釈はここでも絶好調。初期のエステルハージ宮廷楽団のサイズまで員数を絞った第2番のクリ スピーさから、トランペットとティンパニが存分に存在感を発揮する「熊」の豪奢な響きまで、変幻自在の創意が秘められているハイドン世界の 魅力を存分にお楽しみください。


Solo Musica
SMLP-463(3LP)
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
【LP1】
Side A
1-3. チェロ・ソナタ 第1番ヘ長調 Op.5No.1
Side B
1-3. チェロ・ソナタ 第2番ト短調 Op.5No.2
【LP2】
Side A
1-4. チェロ・ソナタ 第3番イ長調 Op.69
Side B
1. モーツァルトの「魔笛」の「恋人か女房か」の主題による12の変奏曲 Op.66
2. モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調WoO46
【LP3】
Side A
1-4. チェロ・ソナタ 第4番ハ長調 Op.102No.1
5.ヘンデルの『ユダ・マカベウス』の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調WoO45
Side B
1-3. チェロ・ソナタ 第5番ニ長調 Op.102No.2
ユリウス・ベルガー(Vc)
マルガリータ・ヘーエンリーダー(P)

録音:2018年、2019年
ベートーヴェンのチェロとピアノのための全ての作品を、ユリウス・ベルガーとマルガリータ・ヘーエンリーダーとが演奏したアルバム。2人は最新の原典版スコアを用い て作品を徹底的に研究。ベートーヴェンについてのカール・チェルニーやヴァイオリニストであり音楽学者でもあったルドルフ・コーリッシュ、作家ロマン・ロランや音楽 評論家エレオノーレ・ビューニングなどの文献を読み議論を重ね、作品の本質を模索しました。頂点は見えてもそこに到達することができない芸術の道を二人 は人生に例え、ベートーヴェン作品の研究・演奏を重ねることで共に成長することができると語っています。


BPO RECORDINGS
KKC-1250(17LP)
日本語解説付国内盤
税込定価

マーラー:交響曲全集

■LP1
交響曲第1番 55:22

■LP2/3
交響曲第2番『復活』 87:09

■LP4/5
交響曲第3番 99:16
 
■LP6
交響曲第4番 58:41

■LP7/8
交響曲第5番 70:27

■LP9/10
交響曲第6番 77:22

■LP11/12
交響曲第7番 76:06

■LP13/14
交響曲第8番78:12

■LP15/16
交響曲第9番89:38

■LP17A
交響曲第10番より<アダージョ> 25:07
全て、BPO

■LP1
ダニエル・ハーディング(指)
 録音:2019年3月29日
■LP2/3
アンドリス・ネルソンス(指)
 ルーシー・クロウ(S)
 ゲルヒルト・ロンベルガー(Ms)
 中部ドイツ放送cho
 録音:2018年12月15日
■LP4/5
グスターボ・ドゥダメル(指)
 ゲルヒルト・ロンベルガー(Ms)
 ベルリン国立大聖堂少年cho
 ベルリン放送合唱団女声団員
 録音:2014年6月13日
■LP6
ヤニック・ネゼ=セガン(指)
 クリスティアーネ・カルク(S)
 録音:2014年3月22日
■LP7/8
グスターボ・ドゥダメル(指)
 録音:2018年10月27日
■LP9/10
キリル・ペトレンコ(指)
 録音:2020年1月25日
■LP11/12
サー・サイモン・ラトル(指)
 録音:2016年8月26日
■LP13/14
サー・サイモン・ラトル(指)
 エリカ・ズンネガルド(S)
 スーザン・ブーロック(S)
 アンナ・プロハスカ(S)
 リッリ・パーシキヴィ(A)
 ナタリー・シュトゥッツマン(A)
 ヨハン・ボータ(T)
 デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Br)
 ジョン・レリエ(Bs)
 中部ドイツ放送cho
 ベルリン国立大聖堂少年cho
 ベルリン放送cho
 録音:2011年9月18日
■LP15/16
ベルナルド・ハイティンク(指)
 録音:2017年12月3日
■LP17A
クラウディオ・アバド(指)

録音場所:すべてベルリン、フィルハーモニーでのライヴ録音

180g重量盤
商品サイズ:33.5x32.5x11.2cm
世界限定1000セット
初回特典:2025年特製カレンダー(ポストカードサイズ)
ベルリン・フィルとハーディング、ネルソンス、ドゥダメル、ネゼ=セガン、ペトレンコ、ラトル、ハイティンク、アバドの8人の指揮者によるマーラーの交響曲 全集が17枚組特大ボックスセットとなって登場です。 ベルリン・フィル・レコーディングスは、これまでリリースした商品でも他にはない美麗パッケージで注目を集めていますが、今回のマーラーLPボックスは別格 の豪華さと美しさといえるでしょう。カバーアートはCD+BDボックスと同様に、アメリカ出身の画家、彫刻家、映画監督として活躍するロバート・ロンゴの『 Untitled(small earth)』を使用。ロバート・ロンゴは、写真を精巧に模写した、木炭やグラファイトを用いたドローイングによる絵画で注目されているアーティ ストです。LPスリーブを17枚パズルのように組み合わせると一枚の大きな地球が出来上がり、商品自体がひとつのアート作品のようです。
マーラーの交響曲は、今や世界のオーケストラの最も重要なレパートリーのひとつといえるでしょう。ベルリン・フィルにおけるマーラー演奏の伝統は、1895 年にマーラー自身が交響曲第2番を初演した1890年代まで遡ります。その後、オットー・クレンペラー、ブルーノ・ワルター、サー・ジョン・バルビローリ、ラファ エル・クーベリック、レナード・バーンスタイン、ベルナルド・ハイティンクと数々のマーラー指揮者が客演指揮者としてベルリン・フィルと演奏してきました。 そして、ベルリン・フィルの主要レパートリーとしての定着までの軌跡は、歴代の首席指揮者をみれば一目瞭然です。アルトゥール・ニキシュは、早くからマーラー に関心を持っていましたし、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーはかなり距離を置いていました。そして1970 年代以降ヘルベルト・フォン・カラヤンはマーラーの 作品に力を入れていきます。ニキシュ、フルトヴェングラー、カラヤンまでは、演奏されるのはマーラーの一部の作品に限定されていましたが、カラヤン以降、ク ラウディオ・アバド、サー・サイモン・ラトル、そしてキリル・ペトレンコは、交響曲全曲がレパートリーとして組み込まれていきます。 当エディションには、完成した9つの交響曲と未完の第10番第1楽章を、過去10年間の演奏から選んでいます。現在の首席指揮者ペトレンコと前任者である アバドとラトルの演奏、そして客演指揮者で構成されています。中でも、キリル・ペトレンコの第6番は、2020年1月の演奏で、新型コロナウィルス感染拡大 直前の演奏会であり、非常にアクチュアルな演奏会でありました。ペトレンコは、高い視点と広い視野に基づいた独特の知性とエモーションで作品を築き上げて います。 (Ki)



H.M.F
HMM-902729(1CD)

HMM-332729(2LP)
モーツァルト:レクイエム
1. 聖歌:交唱「イン・パラディスム」
モーツァルト
2. ああ!私たちの人生はあまりに短く K.228 (515B)
3. モーツァルト:ミゼレーレ・メイ(我をあわれみたまえ)(原曲:キリエ) K.90
4-5. レクイエム ニ短調 K.626/4. I. イントロイトゥス、5. II. キリエ
6. Ne pulvis et cinis K.122(原曲:メヌエット 変ホ長調)
7-9. レクイエム ニ短調 K.626/III.セクエンティアI
   〜7. 「ディエス・イレ」、8. 「トゥーバ・ミールム」、9. 「レックス・トレメンダエ」
10. ソルフェッジョ ヘ長調 K.393/2(オーケストレーション:ヴァンサン・マナック)
11-13. レクイエム ニ短調 K.626/III. セクエンティアII
   〜11. 「レコルダーレ」、12. 「コンフターティス」、13. 「ラクリモサ&アーメン(補遺)」
14. レクイエム ニ短調 K.626/IV:オッフェルトリウム I〜「ドミネ・イエズ」
15. Quis te comprehendat(誰があなたの偉大さを理解できようか), K Anh.110
16-18. レクイエム ニ短調 K.626/IV:オッフェルトリウム II
   〜16. 「オスティアス」、17. 「サンクトゥス」、18. 「ベネディクトゥス」
19. 教会用歌曲「おお、神の子羊」 K.343-1
20-21. レクイエム ニ短調 K.626/アニュス・デイ、聖体拝領唱
22. 聖歌:交唱「イン・パラディスム」

■LPの構成
Side A:1. 聖歌:交唱「イン・パラディスム」〜8. 「トゥーバ・ミールム」
Side B:9. 「レックス・トレメンダエ」〜13. 「ラクリモサ&アーメン」(補遺)
Side C:「ドミネ・イエズ」〜18.「ベネディクトゥス」
Side D:19. 教会用歌曲「おお、神の子羊」 K.343-1〜22. 聖歌:交唱「イン・パラディスム」
ピグマリオン、
ラファエル・ピション(指)
イン・ファン(S)、
ベス・テイラー(A)、
ロランスキルスビ(T)
アレックス・ローゼン(Bs)、
シャディ・ラズレク(Boy-S)

録音:2023年9月、ベルギー
なんと美しく、なんと生々しく、なんと新しく、なんとモーツァルトへの敬意に満ちたレクイエム!ディスク冒頭から驚きの連続のモツレクの登場。2022年度レコード・アカデミー大賞を受賞(マタイ受難曲/KKC-6514/HMM-902691)、今や世界中でその人気はうなぎ上り、古楽だけでなく音楽シーンの最先端にいるピションひきいるピグマリオンの演奏です。
冒頭、ボーイソプラノの清廉な歌声による聖歌で始まります。通常「イン・パラディスム」は死者の祭儀を締めくくるのが通常ですが、ここでは生を祝うという役割。この美しい歌声を中断するように、独唱四重唱によるカノン「ああ、私たちの人生の歩みは短すぎる!」、そして「ミゼレーレ・メイ」を経て、レクイエム本編に入ります(レクイエム本編は当時もっとも作曲者に近かったジュスマイヤー版に基づいています)。本編の冒頭の、管楽器(フリーメーソンの重要な楽器であるバセットホルンやファゴット)のこまかなニュアンス、つづく声楽陣の言葉ひとつひとつの発音、あらゆるものに、この作品にかける思い入れを感じます。独唱陣の歌声も素晴らしく(特にソプラノのイン・ファンの声の透明感は格別なものがあります)、ラクリモサの引きずるような生々しい表情と、そこから続くアーメン(モーツァルトの筆は声楽部のみの16小節のみで終わっており、ここではモーツァルトの筆による部分のみを未完のまま演奏しています)への持って行き方は壮絶ですらあります。
ピションとピグマリオンは、”舞台詩人”とも称されるロメオ・カステルッチによる、レクイエムを演劇や舞踊の要素が入った舞台作品(2019年のエクサン・プロヴァンス音楽祭で上演)で、音楽を担当しました。この経験はピションたちにとってとてつもなく大きなものとなり、まさに彼らの血肉となっていることが感じられる演奏です。楽曲は、組み立ては、モーツァルトが、過去の自身の作品と対話・回想しながらレクイエムを書き進めた軌跡をたどるようでもあります。30台半ばにしてすでに30年近く作曲を続けていたモーツァルト。レクイエム作曲に先駆けてオペラで行ってきた、言葉では表現できないもの、人間の心の闇の部分を伝えるために、オーケストラの楽器(ピションの指揮から引き出される弦楽器の美しさ、ティンパニの死の宣告を思わせる迫力は圧倒的な印象です)をも登場人物としています。ニ短調という調性が、ドン・ジョヴァンニや「魔笛」の夜の女王の闇に結びついていることもあらためて思い起こさせてくれます。レクイエム本編の演奏だけでも、あらためて作品の本質を生々しくも美しく響かせ、さらにつけ加えた楽曲により、モーツァルトの気配をより濃


RCO Live
RCO-24007(1LP)
ブルックナー:交響曲第4番『ロマンティック』 [1878-80年第2稿 ノヴァーク版]
SIDE1
第1楽章:Bewegt, nicht zu schnell (19:24)
第2楽章:Andante, quasi allegretto (16:23)
SIDE2
第3楽章:III. Scherzo. Bewegt - Trio. Nicht zu schnell, keinesfalls schleppend (10:52)
第4楽章:IV. Finale. Bewegt, doch nicht zu schnell (20:26)
ロイヤル・コンセルトヘボウO
マリス・ヤンソンス(指)

録音:2008年9月17-19,21日、アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
ヤンソンス&コンセルトへボウのブルックナー交響曲第4番『ロマンティック』がLPで登場! みずみずしさを決して失わない音楽づくりで幾度となくわたしたちを魅了してきたヤンソンスとコンセルトへボウ。中でもブルックナーは、スケルツォ楽章でのダイ ナミックなリズムの躍動といい、緩徐楽章の馥郁たる美しさといい、とにかく豊かな表現力には脱帽。マエストロが送り込む新鮮な息吹と、世界屈指の名門オケの 熟成された薫り高い響きとはどこまでも、そして何にも替えがたい魅力に溢れています。第3代首席指揮者ベイヌムに遡るRCOの栄光のブルックナー演奏史に価 値ある1ページを刻む内容といえるでしょう。 (Ki)


RCO Live
RCO-24006(1LP)

マーラー:交響曲第1番『巨人』 ロイヤル・コンセルトへボウO
マリス・ヤンソンス(指)

録音:2006年8月28日、11月17日、アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
※180g
2006年8月&11月に本拠地コンセルトヘボウで行われたコンサートの模様を収録したマリス・ヤンソンス&コンセルトヘボウ管によるマーラー交響曲第1番『巨 人』のLPが登場。 ほかならぬ作曲者自身もその指揮台に幾度となく立った名門RCO。それだけに長い伝統の中で熟成されたまろやかな響きを駆使して、これまでにいくつもの優れ たマーラー演奏が残されてきました。そして、ヤンソンスも常々「きっと皆さんの期待をさらに上回る“特別なもの”を提供したい」と熱い意気込みを語っていたマー ラー。 艶やかに織り成すビロードの弦。黄金のブラス。こうしたオケの美質を見事なまでに顕しているのがスケルツォ。まったく指示どおりに“力強く運動して”、実演その ままにとめどなくあふれる歌と躍動するリズムに思わず身を乗り出さんばかり。さらに、横溢する生命力がまぶしい第1楽章、どことなく哀感を湛えときにユーモ ラスでさえある第3楽章、そして爆発沸騰のフィナーレ。もとよりどこをとっても作品本来の魅力をストレートに伝えて余すところがありません。 ヤンソンス自ら最高のオケと賞賛を惜しまないRCOあってこその、目くるめく煌きに満ち溢れたマーラー。スリルと興奮で私たちを釘付けにしたあの記憶がここに 鮮やかによみがえります。 (Ki)


Hyperion
LPA-67795(1LP)
初回限定生産
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲集

■SIDE A〜ヴァイオリン協奏曲 ホ短調Op.64
■SIDE B〜ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
アリーナ・イブラギモヴァ(Vn)、
ウラディミール・ユロフスキ(指)、
エイジ・オヴ・インライトゥメントO

録音:2011年9月2日-4日、ヘンリー・ウッド・ホール(イギリス、ロンドン)
※プレス:MPO(フランス)/※カッティング・エンジニア:ダニエル・クリーガー
「イギリスのもっとも輝かしいレーベル(Britain’s brightest record label)」 ハイペリオン(Hyperion)から、アナログ・レコード(LP盤)の新シリーズ「Vinyl Edition」がスタート! Hyperionが長年信頼を寄せてきたフランスのプレス工場MPOにて生産され、ドイツの老舗カッティング&マスタリング・スタジオ、SST/Schallplatten Schneid Technik Bruggemann GmbHの名エンジニア、クリーガー兄弟によって全世界1,000枚限定でカッティングされたアナログ盤(140g black vinyl)。まずはHyperionを代表するアーティストたち(アムラン、ヒューイット、イブラギモヴァ、ハフら)の名盤がLPヴァージョンでリリースされます。
イブラギモヴァのメンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲集」は、”モダン・アプローチ”と”ピリオド・アプローチ”の両方に精通するイブラギモヴァが、”ピリオド・アプローチ”でメンデルスゾーンを演奏したことで注目を集めました。また共演したウラディミール・ユロフスキとエイジ・オヴ・インライトゥメントOと共に437Hzのピッチが織り成すドイツ・ロマン派の傑作中の傑作「ホ短調Op.64」と、メンデルスゾーン若き日の秀作「ニ短調(1822)」の繊細で透明感のある表現が評価された名演です。

Hyperion
LPA-68146(2LP)
初回限定生産
バッハ:ゴルトベルク変奏曲(2015年録音)
■SIDE A
ゴルトベルク変奏曲 BWV988〜アリア、第1変奏-第12変奏
■SIDE B
ゴルトベルク変奏曲 BWV988〜第13変奏-第21変奏
■SIDE C
ゴルトベルク変奏曲 BWV988〜第22変奏-第30変奏、アリア・ダ・カーポ
■SIDE D(BONUS MATERIAL)
ラモー:「新クラヴサン組曲集」(c.1729-30) より 組曲イ短調*
アンジェラ・ヒューイット(P/ファツィオリ)

録音:2015年12月14日-17日、キリスト教会(オーバシェーネヴァイデ、ベルリン)&2006年6月1日-4日(ドッビアーコ、イタリア)*
※プレス:MPO(フランス)/※カッティング・エンジニア:ダニエル・クリーガー
「イギリスのもっとも輝かしいレーベル(Britain’s brightest record label)」ハイペリオン(Hyperion)から、アナログ・レコード(LP盤)の新シリーズ「Vinyl Edition」がスタート! Hyperionが長年信頼を寄せてきたフランスのプレス工場MPOにて生産され、ドイツの老舗カッ ティング&マスタリング・スタジオ、SST/Schallplatten Schneid Technik Bruggemann GmbHの名エンジニア、クリーガー兄弟によっ て全世界1,000枚限定でカッティングされたアナログ盤(140g black vinyl)。まずはHyperionを代表するアーティストたち(アムラン、 ヒューイット、イブラギモヴァ、ハフら)の名盤がLPヴァージョンでリリースされます。
CD15枚組にも及んだバッハのピアノ作品集(CDS44421)という金字塔をはじめ、Hyperionに伝説的なバッハの名録音を数多く残し「当代最高のバッハ弾き」として君臨するアンジェラ・ヒューイットのVinyl Edition第1弾に選ばれたのは、ヒューイットにとって2度目の録音となった「ゴルトベルク変奏曲」。1999年の録音から16年、ファツィオリのピアノで満を持して再録音した、繊細で感動的な美の極致をアナログ盤でもお楽しみください。ボーナス・マテリアルとして、SIDE Dにはラモーの「組曲イ短調」(原盤:CDA-67597)も収録。

Hyperion
LPA-67849(1LP)
初回限定生産
ショパン:ワルツ全集
■SIDE A
ワルツ第1番変ホ長調 Op.18 「華麗なる大円舞曲」/ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1「華麗なる円舞曲」/ワルツ第3番イ短調 Op.34-2「華麗なる円舞曲」/ワルツ第4番ヘ長調 Op.34-3「華麗なる円舞曲」/ワルツ第5番変イ長調 Op.42「大円舞曲」/ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1 「小犬」/ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2
■SIDE B
ワルツ第8番変イ長調 Op.64-3/ワルツ第13番変ニ長調 Op.70-3/ワルツ第10番ロ短調 Op.69-2/ワルツ第15番ホ長調 KK.IVa-12/ワルツ第16番変イ長調 KK.IVa-13/ワルツ第14番ホ短調 KK.IVa-15/ワルツ第11番変ト長調 Op.70-1/ワルツ第9番変イ長調 Op.69-1「別れ」/ワルツ第12番ヘ短調 Op.70-2/ワルツ第19番イ短調 KK.IVb-11/ソステヌート変ホ長調 KK.IVb-10 「ワルツ」(ワルツ第17番)/ワルツ第18番変ホ長調 KK.IVa-14/憂鬱なワルツ嬰ヘ短調 KK.Ib-7
スティーヴン・ハフ(P)

録音:2010年10月17日-20日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール(モンマス)
※プレス:MPO(フランス)/※カッティング・エンジニア:テオ・クリーガー
「イギリスのもっとも輝かしいレーベル(Britain’s brightest record label)」 ハイペリオン(Hyperion)から、アナログ・レコード(LP盤)の新シリーズ「Vinyl Edition」がスタート! Hyperionが長年信頼を寄せてきたフランスのプレス工場MPOにて生産され、ドイツの老舗カッティング&マスタリング・スタジオ、SST/Schallplatten Schneid Technik Bruggemann GmbHの名エンジニア、クリーガー兄弟によって全世界1,000枚限定でカッティングされたアナログ盤(140g black vinyl)。まずはHyperionを代表するアーティストたち(アムラン、ヒューイット、イブラギモヴァ、ハフら)の名盤がLPヴァージョンでリリースされます。
英国ピアノ界の盟主、スティーヴン・ハフのVinyl Edition第1弾は、2011年にリリースされ、英グラモフォン賞にノミネートされた「ショパンのワルツ全集」。ハフは、ショパンの音楽に独特の親和性を持っており、ショパンの音楽は常に彼のレパートリーの中心となっています。本盤では、ハフの優雅なピアニズム、完璧な技巧、計り知れない音楽的才能を源泉として湧き上がる魅惑的な「ワルツ集」をお楽しみいただけます。

Hyperion
LPA-67425(1LP)
初回限定生産
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲集
■SIDE A
ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.35(1933)*
■SIDE B
ピアノ協奏曲第2番ヘ長調 Op.102(1957)
マルク・アンドレ・アムラン(P)、
マーク・オキーフ(Tp)*、
アンドルー・リットン(指)、BBCスコティッシュSO

録音:2003年3月31日-4月1日、ケアード・ホール(イギリス)
※プレス:MPO(フランス)/※カッティング・エンジニア:ダニエル・クリーガー
「イギリスのもっとも輝かしいレーベル(Britain’s brightest record label)」 ハイペリオン(Hyperion)から、アナログ・レコード(LP盤)の新シリーズ「Vinyl Edition」がスタート! Hyperionが長年信頼を寄せてきたフランスのプレス工場MPOにて生産され、ドイツの老舗カッティング&マスタリング・スタジオ、SST/Schallplatten Schneid Technik Bruggemann GmbHの名エンジニア、クリーガー兄弟によって全世界1,000枚限定でカッティングされたアナログ盤(140g black vinyl)。まずはHyperionを代表するアーティストたち(アムラン、ヒューイット、イブラギモヴァ、ハフら)の名盤がLPヴァージョンでリリースされます。
マルク=アンドレ・アムランのVinyl Edition第1弾に選ばれたのは、アムランの冴えわたる技巧がこれでもかと発揮されたショスタコーヴィチのピアノ協奏曲集。ピアニストとしてもピアノ協奏曲第2番を録音したことがあるというスペシャリスト、アンドルー・リットンが指揮を務めるという最強の布陣で、同曲を代表する決定盤として2003年の発売当初からロング・セラーが続き、2021年にはBBCラジオ3の「Building a Library」に選ばれている名録音です。


Altus
ALTLP-170(2LP)
初LP化
完全限定生産
180g重量盤
国内製作
日本語帯・解説付
モーツァルト:交響曲第35・38・41番
[LP1-A]25:22
交響曲第38番ニ長調「プラハ」K.504第1・2楽章
[LP1-B]25:24
交響曲第38番ニ長調「プラハ」K.504第3楽章
交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K.385第1〜4楽章
[LP2-A]21:05
交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551第1・2楽章
[LP2-B]11:32
交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551 第3・4楽章
若杉弘(指)NHK響

ライヴ録音:1995年5月18日/NHKホール(第1263回定期演奏会)
※定期演奏会では35番・38番・41番の順に演奏されましたが、LPの収録時間の関係で曲順を入れ替えています。
モーツァルト・プログラムによる一夜の公演を初LP化。若杉ならではの品格あふれる清流の如き調べでモーツァルトの天才的音楽がじつに好ましく滋味豊かに 奏でられ、立体的な部分のあざやかな音響コントロールにも耳を奪われます。必要なものはすべてモーツァルトのスコアにあると言わんばかり、どこまでも澄みきっ て一切の無駄をもたない名演奏。まちがいなくモーツァルト演奏史に残るべき永遠性をもつ結晶のような逸品です。NHK正規音源を基にLP用の新マスタリング を施し、レコードとして納得のいく音にしあげました。 (Ki)


Audite
AU-82544(1LP)
ベートーヴェン:アントン・ディアベリのワルツに基づく33の変奏曲 Op.120
■kSideA(27:11)
テーマ〜変奏20
■SideB(25:04)
変奏21〜変奏33
アルフレッド・パール(P/ スタインウェイD )

録音:2021年/ゼンデザール、ブレーメン
1992年から1996年にかけて録音したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲とディアベリ(ディアベッリ)変奏曲で非常に高い評価を得た名手アルフレッド・パー ル。あの名録音から20年の月日を経て、独auditeレーベルよりベートーヴェンのピアノ独奏曲全曲録音のシリーズを開始。その中ディアベリ変奏曲のみLPで単 独発売されます。
ベートーヴェンの後期ピアノ作品の傑作のひとつであり、変奏曲の集大成であるディアベリ変奏曲(アントン・ディアベリのワルツに基づく33の変奏曲)。パー ルは演奏活動をはじめた早い時期からこの作品に取り組んできましたが、長年の演奏・研究のひとつのこたえとして、2021年に再録音を決意しました。端正で 格調高い演奏に定評があるパールですが、このディアベリ変奏曲もまさにその良さがあらわれた名演奏を聴かせてくれます。 DMM(ダイレクト・メタル・マスター)によるカッティングで、auditeの高音質での録音が実現。当曲の新名盤誕生と同時にオーディオ・ファンにもおすすめの LPです。180g重量盤。独パラス社プレス。


SILKROAD MUSIC
SRM-055LP(1LP)
マーラー:交響曲第1番「巨人」
●Side A(34'20)
 第1楽章
 第2楽章
 第3楽章
●Side B(22'15)
 第4楽章
LSO、
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)

録音:1969年9月29&30日/バーキング・アッセンブリー・ホール(ロンドン)
180g重量盤
331/3RPM
名演奏・優秀録音のライセンス盤を数多くリリースしているSilkroad Music。当ディスクはUNICORNレーベルの誉れ高き名盤、ヤッシャ・ホーレンシュタイ ン(指)LSOのマーラーの交響曲第1番「巨人」のLPです。オリジナルのLPは入手難で知られるだけに、新たにリリースされるLPはファン待望と申 せましょう。
ワルターやクレンペラーと並んでマーラー、ブルックナー指揮者として高く評価されたホーレンシュタイン。フルトヴェングラーのアシスタントの経験から指揮スタ イルはフルトヴェングラーの影響も受けています。当演奏は深みのある独特な音色が魅力。動物の鳴き声、狩猟の角笛、村の踊り、葬送行進曲、英雄的で歓喜に満 ちた闘い、叙情的な回想など、この作品が持つ音世界を見事に表現しております。独パラス社プレス、180g重量盤。  (Ki)


Pentatone
PTC-5187231(2LP)
クロエ・チュア
■LP-1SideA
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』Op.8より
ヴァイオリン協奏曲第1番ホ長調 Op.8-1RV 269「春」
ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 Op.8-2RV 315「夏」
■LP-1SideB
ヴァイオリン協奏曲第3番ヘ長調 Op.8-3RV 293「秋」
ヴァイオリン協奏曲第4番ヘ短調 Op.8-4RV 297「冬」
■LP-2SideA/B
ロカテッリ:独奏ヴァイオリン、弦楽器と通奏低音のための『ヴァイオリンの技法』Op.3より
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.3-12「和声の迷宮」
クロエ・チュア(Vn/グァダニーニ1753年製作)
シンガポールSO、
チャン・ユーン・ハン(コンサートマスター)

録音:2022年4月23&24日/エスパラネード・ホール(シンガポール)
180g重量盤
2007年生まれのシンガポールの天才ヴァイオリニスト、クロエ・チュア(蔡珂宜)のデビュー盤、ヴィヴァルディの『四季』とロカテッリの『ヴァイオリンの技法』 からヴァイオリン協奏曲 ニ長調「和声の迷宮」が2枚組LPでリリース!各面20分強でカッティングされております。
2018年ユーディ・メニューイン国際コンクールのジュニア部門で優勝したクロエ。11歳での優勝は世界的に話題となり、instagramなどのSNSで彼女の演 奏動画が拡散されました。『四季』の「冬」は同コンクールのガラ・コンサートでも弾いたクロエにとって思い出深い作品。ステージを離れたらあどけなさが残る チャーミングなクロエですが、舞台では10半ばとは思えないほどの堂々たる演奏を披露。『四季』をひとつの物語として息を呑むようなテクニックと抜群の集中 力で奏でております。
1733年に出版されたピエトロ・ロカテッリの代表作、独奏ヴァイオリン、弦楽器と通奏低音のための『ヴァイオリンの技法』。美しい旋律と独奏ヴァイオリンの 華麗な技巧が最大の魅力の作品集ですが、クロエはヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.3-12「和声の迷宮」を演奏しており、ヴァイオリンの技巧を余すところなく堪 能できる名演を聴かせてくれます。今後の活躍にも注目です!180g重量盤。日本語帯はつきません。 (Ki)


Hunnia Records
MRC-2001(2LP)
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988 ラースロー・ボルベーイ(P)

録音:2019年8月31日、スーパーサイズ・レコーディング・スタジオ(ハンガリー)
リスト・バルトーク国際ピアノコンクールで第2位に入賞した経歴を持つハンガリーのピアニスト、ラースロー・ボルベーイが弾くバッハの「ゴルトベルク変奏曲」が2枚組LP盤でリリース!
グレン・グールドを崇拝し、バッハの音楽がなければ生きていく価値がないとまで語るボルベーイが、この作品が持つ複雑で壮大な道筋に特別な感情を持って挑みます。疑念、悲嘆、失敗、そして幸福…人生のあらゆる側面や感情を含んだ「ゴルトベルク変奏曲」をボルベーイはどのように表現するのか、数ある同曲のアルバムの中でも強く興味を惹く1枚です。


Aulos Media
AMLP-3005(2LP)
限定生産
イム・ユンチャン 〜ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール2022ライヴ
リスト:超絶技巧練習曲 S.139
Side A
1. 前奏曲 ハ長調
2. モルト・ヴィヴァーチェ イ短調
3. 風景 ヘ長調
4. マゼッパ ニ短調
Side B
1. 鬼火 変ロ長調
2. 幻影 ト短調
3. 英雄 変ホ長調
4. 荒々しき狩 ハ短調
Side C
1. 回想 変イ長調
2. アレグロ・アジタート・モルト ヘ短調
Side D
1. 夕べの調べ 変ニ長調
2. 雪あらし 変ロ短調
イム・ユンチャン(P)

録音:2022年6月10日、テキサス州フォートワース、バス・パフォーマンス・ホール(アメリカ)
ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール セミファイナルにおけるライヴ録音

※33RPM, 180gram
Pure Virgin Vinyl
Lacquer Cutting: SST (Schallplatten Schned Technik Gmbh)
Audiophile Quality Pressing at Pallas, Germany
2022年の第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにおいて18歳での史上最年少優勝の快挙を果たしたのと同時に聴衆賞、最優秀新曲演奏賞の三冠を達成し、一気にその名を世界へと響かせた韓国の天才イム・ユンチャン。ファイナルのコンチェルトはもちろんのこと、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにおいて最も絶大な反響を得たのがセミ・ファイナルで演奏されたフランツ・リストの超難曲である「超絶技巧練習曲 S.139」。
指揮者のマリン・オールソップが「イム・ユンチャンは奥深い音楽性と驚異的なテクニックを有機的に融合させることができる稀有なアーティストだ」と激賞したことにも納得させられる圧倒的なリストの超絶技巧練習曲がここにあります。
今回登場する2枚組のLPヴァージョンはゲートフォールド仕様のパッケージで、内側右面にはイム・ユンチャンのアーティスト写真を掲載。ドイツのパラス社製作の高品質LPの録音を堪能するのと同時に、イム・ユンチャンのファンの方々にとってのコレクターズ・アイテムとしても重宝されることでしょう!


King International
KKC-1230(2LP)
日本語解説付国内盤
税込定価

スウェーデン放送所蔵音源によるバイロイトの第9
■LP1(KKC-1230)
●SideA
歓迎のアナウンス(ドイツ語、フランス語、英語、スウェーデン語)(1'57)
プログラム・アナウンス / フルトヴェングラー登場への拍手(2'19)
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」〜第1楽章
●Side B
第2楽章
■LP2(KKC-1231)
●SideA
第3楽章
●SideB
第4楽章
拍手喝采 / 終わりの言葉(スウェーデン語、ドイツ語)(2'44)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
エリーザベト・ヘンゲン(A)
ハンス・ホップ(T)
オットー・エーデルマン(Bs)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
バイロイト祝祭O&cho

ライヴ録音:1951年7月29日/バイロイト祝祭劇場
2021年末、フルトヴェングラー生誕135年の掉尾を飾る世紀の大発見として、BISレーベルからリリースしたフルトヴェングラー至高の名演ライヴ「バイロ イトの第九」のSACDハイブリッド盤(KKC-6435 / BIS SA-9060)から2年。日本独自企画として2枚組LPの完全限定盤の登場。BISレーベルから のライセンスで東洋化成プレスの重量盤です。
1951年7月29日、スウェーデン放送によって中継放送された番組、冒頭の4か国語(ドイツ語、フランス語、英語、スウェーデン語の順)によるアナウ ンスから巨匠の入場、渾身の(指)やや長めのインターバルをはさみ、最後の2分半以上に及ぶ大歓声と嵐のような拍手(と番組終了のアナウンス)まで、82 分45秒、一切のカットなしに当夜のすべての音を2枚組のLPに収録しました。冒頭アナウンスは「1951年バイロイト音楽祭。バイエルン放送がリヒャルト・ ワーグナー音楽祭(バイロイト音楽祭)のオープニング・コンサートをバイロイト祝祭劇場からドイツ・オーストリア放送、英国放送、フランス放送、ストックホル ム放送を通じてお届けします。曲はヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮によるベートーヴェンの交響曲第9番です」というもので、これがまさに生中継だった ことがうかがえます。
この伝説の名演の核心に触れられる、当日のライヴを完全に収めたドキュメントはまさに人類の宝。LPで聴くこの伝説の名演は、演奏会場の臨場感をより感 じられる充実の仕上がりです。今回のLPはラッカー盤・テストプレス盤と慎重に検聴しながら制作。CD・SACD盤とはまた違う魅力を湛えており、曲間修正 や聴衆のノイズなどを取り除くことなく、オリジナルそのままの音だからこそ伝わる興奮度は当盤でなければ体験できない音楽体験です。300セットの完全限 定プレス。今後の再プレス予定はございません。
※第4楽章の13分08秒付近に音量が一時的に落ちる箇所がございますが、これはスウェーデン放送所蔵のマスターテープに起因するものです。中継放送を スウェーデン放送がテープに同時収録している際に起こったと思われ、BISはその音を修正せずそのまま使っています。 (Ki)


Analogphonic
LP-43196(2LP)
3Sides
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6-8番/クレーメル、アルゲリッチ
[SIDE1]ヴァイオリン・ソナタ 第6番イ長調 op.30-1
[SIDE2]ヴァイオリン・ソナタ 第7番ハ短調 op.30-2
[SIDE3]ヴァイオリン・ソナタ 第8番ト長調 op.30-3
ギドン・クレーメル(Vn)
マルタ・アルゲリッチ(P)

録音:1993年12月、モントルー、ストラヴィンスキー・ホール
アナログマスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)、
180gLP盤プレス:オプティマル(ドイツ)
クレーメル46歳、アルゲリッチ52歳の時の録音。火花を散らしながらも、きらきらとしたリズム感、メヌエットなどでのチャーミングさ、そして互いの先の動き までをも完璧に予測しているような稀有のアンサンブル。神業ベートーヴェンが展開されています。 (Ki)

Analogphonic
CNLR-2308(2LP)
ドゥヴィ・エルリー/1971&1980年 ヴァイオリン・リサイタル
[SIDE1]
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調K.481 
[SIDE2]
シューベルト:ドイツ舞曲 D783 
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番『クロイツェル』〜第1楽章
[SIDE3]
クロイツェル〜第2,3楽章
[SIDE4]
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト短調 BWV1001
パガニーニ:カプリース第13番変ロ長調
ドゥヴィ・エルリー(Vn )、
ブリジット・エンゲラー(P)

録音:1980年10月7日、パリ、サル・ガヴォー(ステレオ)(ステレオ・ライヴ)
180g重量盤・東洋化成(日本)プレス
ドゥヴィ・エルリーは、1928年パリ生まれ、1955年のロン=ティボー国際音楽コンクールで優勝したフランスの名手(1928-2012)。フランスのヴァイオリ ン楽派の最重鎮で、マデルナ、ミヨー、マルティヌーらの作品の世界初演も手掛けました。ここでは、ブリジット・エンゲラー(1952-2012)との共演で、特にシュー ベルトにも思い入れのあったエンゲラーとの濃密なアンサンブルを楽しむことができます。とにかくその美音について語り継がれているエルリー。このたびのアナロ グ化により、エルリーの美音をより豊かに味わうことができるでしょう。 (Ki)

Analogphonic
CNLR-2309(1LP)
ヤーノシュ・シュタルケル/ライヴ・イン・パリ1983
[SIDE1]
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第3番イ長調 op.69
[SIDE2]
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第2番ニ短調 BWV1008
ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)、
アラン・プラネス(P)

録音:1983年11月18日、ラジオ・フランス・スタジオ104でのライヴ録音(STEREO)
ヤーノシュ・シュタルケル(1924-2013)の名演がLP初登場。ベートーヴェンでは、1970年代から共演を重ねている名手アラン・プラネスとの一切のごま かしのないアンサンブルに注目です。SIDE2には生涯をかけて取り組んでいたバッハが収められております。シュタルケルのバッハの中でも、リズムとそのシュタ ルケルらしい演奏で特に際立った名演とされています。 (Ki)


ACCENT
ACC-27002(1LP)
ヴィヴァルディ:四季
A面(21:02)
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 『春』 RV269, Op.8-1
ヴァイオリン協奏曲 ト短調 『夏』 RV315, Op.8-2
B面(19:52)
ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 『秋』 RV293, Op.8-3
ヴァイオリン協奏曲 ト短調 『冬』 RV297, Op.8-4
シギスヴァルト・クイケン(ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ&指揮 )
ラ・プ ティット・バンド

録音:2006年11月8-10日ベルギー、ギャラクシー・スタジオ
DMMカッティング、24bit/48kHz
2024年はシギスヴァルト・クイケン生誕80年。これを記念してACCENTレーベルの名盤5タイトルがLP化されます。ラッカー盤の行程をなくし直接マザー 盤に溝を刻む「DMMカッティング」(Direct Metal Mastering)を用いており、良好な音質が期待できます。各面20分ほどの収録時間も理想的。
クイケン2度目の『四季』録音で、幻の「ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ」を低弦に用いた意欲作。曲ごとにソリストを入れ替えて演奏。室内楽編成であることも 特徴で、飽和状態ともいえる『四季』録音史上に、まったく新しい見方を提示した名盤です。ヴィオロンチェロ・ダ・スパラは一般的なチェロ奏法とは異なり、「ス パラ(肩)」という名称通りヴァイオリンのように肩に掛けて演奏します。音色はふくよかで柔らかく、低弦楽器のわりに繊細な響きをもつ逸品。低音部と旋律部の バランスにも好影響を与えています。 (Ki)

ACCENT
ACC-27003(1LP)
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク&ディヴェルティメント
A面(25:04)
アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調 K.525
※第1楽章と第2楽章の間に「4つのメヌエットより第3番 ト長調 K.601-3」を演奏
B面(20:04)
ディヴェルティメント ニ長調 K.136
ラ・プティット・バンド
[シギスヴァルト・クイケン(Vn)
アン・クノップ(Vn)
マルレーン・ティアーズ(Va)
ジェシー・ソロウェイ(Cb)]

録音:2021年1月25-28日コルトレイ
DMMカッティング、24bit/48kHz
2024年はシギスヴァルト・クイケン生誕80年。これを記念してACCENTレーベルの名盤5タイトルがLP化されます。ラッカー盤の行程をなくし直接マザー 盤に溝を刻む「DMMカッティング」(Direct Metal Mastering)を用いており、良好な音質が期待できます。各面20分ほどの収録時間も理想的。
モーツァルトのあまりにも有名な作品を、古楽界の大御所シギスヴァルト・クイケンがあえて録音。その理由についてクイケンは、並外れた音楽性の高さを持つこ れらの作品を、新しい角度からとらえ直して新鮮に見せたいという欲求があったと語っています。チェロをコントラバスに置き換えた弦楽四重奏編成が採用され、 軽やかさと親密さ、和声の充実感が浮き彫りにされた深い洞察力に基づく演奏が魅力的に展開されています。『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』では同じ調性 の管楽器のためのメヌエット(K.601-3)を弦楽器用にアレンジして挿入し、全体をアレグロ-メヌエット-ロマンツェ-メヌエット-ロンド(アレグロ)というアーチ状 の構成にしています。そもそもモーツァルトの初期構想ではこの位置にメヌエットがあったとされており、「本当はこのようであったかもしれない」という問題提起 がなされています。 (Ki)
ACCENT
ACC-27004(1LP)
テレマン:トランペット協奏曲集
A面(19:50)
トランペットと弦楽、通奏低音のための組曲 ニ長調 TWV55:D7
B面(24:16)
トランペットと弦楽、通奏低音のためのシンフォニア ニ長調 TWV44:D1
ホルン協奏曲 ニ長調 TWV51:D8
トランペット協奏曲 ニ長調 TWV51:D7
ジャン=フランソワ・マドゥフ(ナチュラル・トランペット&ホルン)
ピエール・イヴ・マドゥフ(ナチュラル・ホルン)
シギスヴァルト・クイケン(指揮 )
ラ・プ ティット・バンド

録音:2016年1月13-15日アントワープ、AMUZU
DMMカッティング、24bit/48kHz
2024年はシギスヴァルト・クイケン生誕80年。これを記念してACCENTレーベルの名盤5タイトルがLP化されます。ラッカー盤の行程をなくし直接マザー 盤に溝を刻む「DMMカッティング」(Direct Metal Mastering)を用いており、良好な音質が期待できます。各面20分ほどの収録時間も理想的。
ピリオド管楽器の名手、ジャン=フランソワ・マドゥフとピエール・イヴ・マドゥフの二人をソリストに迎えたテレマンの協奏曲集。ナチュラルトランペット、ナチュ ラルホルンの妙技が炸裂し、作曲当時の演奏をよみがえらせることに一切の妥協を許さない奏者たちの気迫にうたれます。端正で流麗な旋律の魅力、輝かしく甘 美なソロ、創意工夫に溢れた展開、テレマンの楽曲を心行くまで楽しめる1枚。正真正銘のバロック・サウンドをぜひご堪能ください! (Ki)

ACCENT
ACC-27005(2LP)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲
[LP1]
A面(25:18)
第1番ヘ長調 BWV1046
第2番ヘ長調 BWV1047第1楽章
B面(24:35)
第2番ヘ長調 BWV1047第2・3楽章
第6番変ロ長調 BWV1051
[LP2]
A面(21:42)
第3番ト長調 BWV1048
第4番ト長調 BWV1049第1・2楽章
B面(25:04)
第4番ト長調 BWV1049第3楽章
第5番ニ長調 BWV1050
シギスヴァルト・クイケン(指 、ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ)
ラ・プ ティット・バンド

録音:2009年10月19-23日ベルギー、ギャラクシー・スタジオ
DMMカッティング、24bit/48kHz
2024年はシギスヴァルト・クイケン生誕80年。これを記念してACCENTレーベルの名盤5タイトルがLP化されます。ラッカー盤の行程をなくし直接マザー 盤に溝を刻む「DMMカッティング」(Direct Metal Mastering)を用いており、良好な音質が期待できます。各面20分ほどの収録時間も理想的。
まったく新しいブランデンブルクを提示した名盤。「肩のチェロ」ヴィオロンチェロ・ダ・スパラを用い、管楽器はバルブなしのナチュラル楽器、オーケストラはバ ロック時代の形態通り1パート1人という編成。そこから生まれる響きは純正きわまりないもので、天上の音楽のよう。ラ・プティット・バンドの実力が大いに発揮 された全6曲、新機軸であり説得力をもつさすがの演奏です。 (Ki)

ACCENT
ACC-27006(1LP)
バッハ:クリスマス・カンタータ集
A面(17:54)
カンタータ第91番「讃美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」 BWV91
B面(19:06)
カンタータ第151番「甘き慰めなるかな、わがイエスは来ませり」 BWV151
ゲルリンデ・ゼーマン(S)
ペトラ・ノスカイオヴァ(A)
クリストフ・ゲンツ(T)
ヤン・ファン・デア・グラッベン(Bs)
シギスヴァルト・クイケン(指)
ラ・プティット・バンド

録音:2010年12月19-21日アントワープ、AMUZ
DMMカッティング、24bit/48kHz
2024年はシギスヴァルト・クイケン生誕80年。これを記念してACCENTレーベルの名盤5タイトルがLP化されます。ラッカー盤の行程をなくし直接マザー 盤に溝を刻む「DMMカッティング」(Direct Metal Mastering)を用いており、良好な音質が期待できます。各面20分ほどの収録時間も理想的。
OVPP方式(各声部1人)による演奏に取り組んだ最初の音楽家のひとりがシギスヴァルト・クイケンです。一連のカンタータ録音はまさにその成果であり、純 粋に透き通った自然で清新な音楽が聴く者に大きな喜びを与えるでしょう。華麗な合唱からはじまり、深い精神性に溢れた内省的なアリアが続く、厳粛なコラール・ カンタータである第91番。クリスマス・カンタータの中でも澄みきった美しさが絶品の、聴いているだけで心が浄化されるような甘美なカンタータ第151番。2 曲の名品カンタータを収録しています。 (Ki)

Signum Classics
SIGCD-780(1CD)

SIGLP-780(1LP)
ア・テ、プッチーニ〜プッチーニ:歌曲集
プッチーニ:あなたに/サルヴェ・レジナ/愛の小話/亡き女に!/偽りの忠告/太陽と愛/進め、ウラーニア!/ディアナ讃歌/そして小鳥は/大地と海/魂の歌/神と祖国/我が家/素敵な夢/ローマ讃歌/死とは?/メランコニア(憂鬱)(世界初録音)
アンジェラ・ゲオルギュー(S)、
ヴィンチェンツォ・スカレーラ(P)

録音:2023年5月8日-14日、セント・ジョン・ザ・エヴァンゲリスト教会(アッパー・ノーウッド、ロンドン)
5度のグラモフォン賞、2度のクラシック・ブリット賞を始め、ドイツのECHOクラシック賞、フランスのヴィクトワール賞やディアパゾン・ドール賞など、数々の栄誉に輝き、世界的なオペラのスーパー・スターとして活躍を続けるルーマニア出身のソプラノ歌手アンジェラ・ゲオルギューが、イギリスのSignum Classicsからソロ・アルバムをリリース! 歌曲伴奏の世界的名手ヴィンチェンツォ・スカレーラのピアノで、2024年に没後100周年を迎えるプッチーニの歌曲とオペラ・アリアの素晴らしいコレクションを歌います。
キャリアの初期からプッチーニの名歌手として知られ、プッチーニのアルバムで2度のグラモフォン賞受賞、プッチーニ音楽祭のプッチーニ賞受賞なども誇り、ゲオルギューが生涯を通じて深く感謝してきたというプッチーニへの愛情深きオマージュ・アルバム。プッチーニがわずか16歳の頃に作曲した「A te(あなたに)」から61歳の作品まで、力強く劇的なアリアのようなスタイルから優しくシンプルな感情を伴う作品まで、幅広い年代とスタイルから17曲を厳選してレコーディング。また、最近再発見されたアリア『メランコニア(憂鬱)』の世界初録音もポイント。これは恐らくこれまで考えられていた1881年ではなく、1883年の作品であるとされています。


Glossa
GCD-V40917(1LP)
ラウンドM〜モンテヴェルディ・ミーツ・ジャズ
モンテヴェルディ:ああ, 私は傷つき倒れる
サンチェス:簒奪者にして暴君
モンテヴェルディ:ニンファの嘆き
モンテヴェルディ:苦しみが甘美なものならば
モンテヴェルディ
:ああ、恋する人はどこにいるのか
メールラ:カンツォーネ・ソプラ・ラ・ナンナ
ロベルタ・マメリ(S)、
クラウディオ・カヴィーナ(指)、
ラ・ヴェネクシアーナ、エマニュエル・シシ(ソプラノ&テナーSax)、
ファウスト・ベカロッシ(アコーディオン)、
アルベルト・ロ・ガット(Cb)、
ドナト・ストルフィ(ドラムス)

録音:2009年11月、モンドヴィ(イタリア)
マドリガーレ全集、オルフェオ、ポッペアの戴冠など、モンテヴェルディの音楽の全てを知るといっても過言ではない鬼才クラウディオ・カヴィーナ率いる、ラテン系ヴォーカル・アンサンブルの最高峰ラ・ヴェネクシアーナ。世俗音楽、宗教音楽などジャンルを問わずモンテヴェルディの音楽を伝え続けてきた伝道師たちと、豪華ジャズ・プレーヤーたちの出会いによって誕生した話題作『モンテヴェルディ・ミーツ・ジャズ』がLP盤となって登場。
この驚きのアイディアを実現させたカヴィーナ&ラ・ヴェネクシアーナは、ジャズ・ヴァージョンにアレンジしたモンテヴェルディを演奏しているのではなく、しかもオリジナル・スコアの内容も全く変えていないという。そこでポイントとなるのが、エンリコ・ピエラヌンツィ、フラビオ・ボルトロ等とも共演し、ジャズ・シーンのトップ・サクソフォニストの1人として活躍中のエマニュエル・シシをはじめとした、サクソフォン、アコーディオン、ダブルベース、ドラムスのジャズ・クヮルテットたちの存在。ラ・ヴェネクシアーナによるモンテヴェルディの音楽と、豪華ジャズ・プレーヤーたちのインプロヴィゼーションの共演。そして、独創的なアイディアを次々と打ち出したモンテヴェルディの音楽に存在するジャズ的な要素の巧みな表現。斬新でチャレンジ精神にあふれ、しかもスパイスが効いたユニークなモンテヴェルディにご注目ください。


Solo Musica
SMLP-431(2LP)
NX-H06
ショパン:ピアノ協奏曲第1番/第2番

【LP1】
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
【LP2】
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
マルガリータ・ヘーエンリーダー(P…プレイエル 1848年製)

【LP1】
ラ・シンティッラO
リッカルド・ミナージ(指)
録音:2022年10月4-7日
【LP2】
ウィーン・アカデミーO
マルティン・ハーゼルベック(指)
録音:2022年11月21-22日ウィーン・ムジークフェライン(オーストリア)

180g重量盤、331/3rpm
マルガリータ・ヘーエンリーダーによるショパンの協奏曲集。第1番はすでにCDで発売されていました(SM400)が、今回は初登場となる第2番も併せてLP2 枚組と発売。彼女の深いショパン理解から生まれた感じられるアルバムです。 長年にわたりショパンの音楽を奏でるための楽器を探していたという彼女は、1831年にショパンが語ったという「プレイエルのピアノは最上のものである」という 言葉をもとに、クリストフ・ケルンの楽器コレクションの中から、1848年頃にパリで製作されたプレイエルを歴史的な資料と手法を用いて専門的に改修した楽 器でこの録音に臨みました。この楽器はショパンが所有していたものと構造が同じであり、オーケストラの現代のピッチ(440Hz)に対応しつつ音量のバランス も取れるような、力強いサウンドとフランス風のエレガンスを併せ持つ楽器です。彼女はタッチにも細心の注意を払い、ショパンの弟子であるカロル・ミクリから 引き継いだ指使いを取り入れています。そして、第1番ではリッカルド・ミナージが指揮するラ・シンティッラO、第2番ではマルティン・ハーゼルベックが指 揮するウィーン・アカデミーOが伴奏を担当。どちらも当時の楽器を使用、ショパンの時代の音にとことんこだわった企画です。


ALPHA
ALPHA-1010(2LP)
NX-E02
モーツァルトとマンボ3〜美しきキューバ娘 (カラーヴァイナル)
【SIDE A】
モーツァルト:ホルン協奏曲 第4番 変ホ長調 K.495
【SIDE B】
エドガー・オリヴェロ(1985-):ルンバ風ロンド
モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K.297b 第1楽章
【SIDE C】
モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K.297b 第2楽章、第3楽章
【SIDE D】
ホセ・ホワイト・ラフィット/ホルヘ・アラゴン(1988-)編曲:美しきキューバ娘
ホセイト・フェルナンデス(1908-1979)/アラゴン編曲:グァンタナメラ
サラ・ウィリス(Hrn)
ジョナサン・ケリー(Ob)
ヴェンツェル・フックス(Cl)
シュテファン・シュヴァイゲルト(Fg)
ハロルド・マドリガル・フリアス(Tp)

サラバンダ
【サラ・ウィリス(Hrn)
ジュニエト・ロンビーダ(Sax)
ジャネル・ラスコン(P)
レオ・A. ルナ(ベース)
アレハンドロ・アギアル(カホン、マラカス)
アデル・ゴンサレス(コンガ)
エドゥアルド・ラモス(ティンバレス)】

ハバナ・リセウム・オーケストラ
アデル・ゴンサレス(パーカッション/スペシャル・ゲスト)
ホセ・アントニオ・メンデス・パドロン(指)

録音:2022年4月 ハバナ、キューバ
収録時間:66分
331/3rpm
既発CD:NYCX-10412/ALPHA937
ベルリン・フィルの人気ホルン奏者サラ・ウィリスがキューバのミュージシャンたちと録音し、世界的な大ヒットとなった2020年のアルバム「モーツァルトとマンボ」 (ALPHA578/NYCX-10151)、2022年の「キューバン・ダンス」(ALPHA878/NYCX-10336)に続く三部作の完結編にカラーヴァイナルが登場。重量 盤でこそないものの、情熱的な赤い盤面は多くのファンを喜ばせることでしょう。 「モーツァルトはきっと素晴らしいキューバ人になったはず」という現地の友人の一言がきっかけとなり、彼女自身が大好きなキューバの音楽とモーツァルトを取り 合わせるというなんとも不思議な企画が立ち上がりましたが、これが非常に面白い相乗効果を生みました。3つのアルバムを合わせてサラ・ウィリスとハバナ・リセ ウム・オーケストラによるモーツアルトのホルン協奏曲全4曲が揃いますが、ここにもう1曲モーツアルトを加えたいという彼女の熱意に応えて、ベルリン・フィルの首 席奏者を始め3人の友人たちがハバナへ駆けつけ、協奏交響曲の録音が実現しました。彼らはアンコールとして19世紀にフランスで活躍したキューバ出身の 作曲家・ヴァイオリニスト、ホセ・ホワイト・ラフィットが作曲した「美しきキューバ娘」も演奏。4人のソリストもオーケストラも肩の力を抜いて、音楽を心から楽しん でいるのが伝わる素晴らしい演奏を聴かせています。最後はキューバ国内はもとより世界中で親しまれている名曲「グァンタナメラ(グァンタナモの娘)」のライヴ 感覚溢れるパフォーマンスで、コロナ禍を乗り越えて完結したこのシリーズを締めくくります。


Analogphonic
LP-43195(2LP)
限定盤
[SIDE1] フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調op.13
[SIDE2] ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタト短調
ショパン(ミルシテイン編):ノクターン第20番嬰ハ短調遺作
[SIDE3] シマノフスキ:ヴァイオリン・ソナタニ短調op.9
キム・ボンソリ(Vn)
ラファウ・ブレハッチ(P)

録音:2018年7月、ベルリン
プロデューサー:クリストフ・クラッセン
録音:エンジニア:トビアス・レーマン
アナログマスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180gLP盤プレス:オプティマル(ドイツ)
2013年ミュンヘン国際コンクール(ARD)最高位(1位なしの2位)、2010年仙台国際音楽コンクール最年少入賞&聴衆賞、2015年チャイコフスキー・コン クール第5位、2016年ヴィエニャフスキ国際コンクール第2位など、世界のコンクールで立て続けに入賞を果たし一躍注目を集めた才能キム・ボンソリによる、ヴァ イオリン・ソナタ集が初LP化!ピアノを務めるのは2005年のショパン国際ピアノ・コンクールの覇者ブレハッチ。ブレハッチの初室内楽録音ということでも話題 となったタイトルです。この組み合わせのきっかけは、ブレハッチがヴィエニャフスキ国際コンクールの動画を見て、ボンソリの音楽に深く感動して、ぜひ共演したい と申し入れたことから始まったそうです。このアルバムのプログラムも、ブレハッチからのアイデアが取り入れられているということです。 ボンソリの抜群の推進力とエネルギー、そして甘く歌う音楽、そして熱い低音と彼女の魅力がこれ以上なく発揮され、かつとらえられた優秀録音。ドビュッシーでの 凄みのある表現は圧巻です。ブレハッチの明晰かつ情熱的な愛情に満ちたピアノも絶品なのはいうまでもありません。シマノフスキは初期の作品で、ロマンの香り 濃厚な作品。ボンソリの熱き歌が素晴らしいのはもちろん、ブレハッチのピアノがこれ以上なく雄弁。本作の決定的演奏といえる名演です。アンコールに収録されて いる(オリジナルCDではディスクの最後に収録)ミルシテイン編曲の『ショパン:ノクターン嬰ハ短調遺作』では繊細きわまりない表情がたまりません。 (Ki)

Analogphonic
LP-43197(2LP)
限定盤
ヴィヴァルディ・アルバム〜チェチーリア・バルトリ
[SIDE1]
「そよ風のささやきに」(Dell’aura al sussurrar)〜歌劇「テンペーのドリッラ」RV 709
「恐ろしい嵐のあとは」(Dopo un’orrida procella)〜歌劇「グリゼルダ」RV 718
「二つの瞳に真ささげて窶れゆくのは」(Di due rai languir Costante)RV749
「何を言っているのかしら?…私は行こう、飛び行こう、叫ぼう」(Qual favellar? ... Andero, volero, gridero)〜歌劇「狂乱を装っ
たオルランド」RV727
[SIDE2]
「ささやく春のそよ風よ」(Zeffiretti, che sussurrate)〜歌劇「テルモドンテに向かうヘラクレス」RV 710
「苦しめられる魂は」(Alma oppressa)〜歌劇「忠実なニンフ」RV 714
「言ってください、ああ」(Dite, Oime)〜歌劇「忠実なニンフ」RV 714
「不運な小舟は」〜歌劇「ジュスティーノ」RV 717
[SIDE3]
「運命よ,おまえは私を招いたが…私には胸中、それほどに強き心がある」(Sorte, che m’invitasti ... Ho nel petto un cor si
forte)〜歌劇「ジュスティーノ」RV717
「さまざまな愚かさのなかで…我われは凍る冷たい波間の船」(Tra le follie ... Siam navi all’onde algenti)〜歌劇「オリュン
ピアス」RV725
[SIDE4]
「凍りついたようにあらゆる血管を」(Gelido in ogni vena)〜歌劇「ファルナーチェ」RV 711
「海もまた沈めようとするようだ」(Anch’il mar par che sommerga)〜歌劇「バヤゼット(ティムール)」RV 703
「戦士のトランペット」(Di trombe guerriere)〜歌劇「テウッツォーネ」RV 736
チェチーリア・バルトリ(Ms)、
イル・ジャルディーノ・アルモニコ

プロデューサー:クリストファー・レーブルン
バランス・エンジニア:ジョナサン・ストークス
クラシック・サウンドLtd

アナログマスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180gLP盤プレス:オプティマル(ドイツ)

録音:1999年7月21-27日、グラーツ
1999年録音の、バルトリ&イル・ジャルディーノ・アルモニコによるヴィヴァルディのアリア集。このアルバムがきっかけで、ヴィヴァルディ再評価が一気に進む こととなった革新的アルバムでした。バルトリの歌声が素晴らしいのはもちろん、イル・ジャルディーノ・アルモニコのアンサンブルの音色もアナログ化によってま すますなめらか、鮮烈。 (Ki)

Analogphonic
LP-43187(1LP)
限定盤
[SIDE1]
メンデルスゾーン:協奏的変奏曲 ニ長調 op. 17
マルティヌー:ロッシーニの主題による変奏曲
ショパン:序奏と華麗なポロネーズ ハ長調 op.3
[SIDE2]
ドビュッシー:チェロ・ソナタ
バルトーク:ヴァイオリンとピアノのための狂詩曲第1番
ヴェイネル:婚礼の踊り op.21
ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)
ジェルジ・シェベック(P)

アナログマスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180gLP盤プレス:オプティマル(ドイツ)

録音:1963年10月17-18日、ニューヨーク
卓越したテクニックと音楽で巨匠として今なお愛されるシュタルケル(1924-2013)の名盤。師でもあったヴェイネルの作品も収録されています。 (Ki)

Analogphonic
LP-43194(2LP)
限定盤
[SIDE1]
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
第1楽章
[SIDE2]
第2楽章、第3楽章
[SIDE3]
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 op.53
第1楽章
[SIDE4]
第2楽章、第3楽章
ルッジェーロ・リッチ(Vn )
マルコム・サージェント(指)LSO

プロデューサー:レイ・ミンシュル
エンジニア:ケネス・ウィルキンソン
アナログリマスタリング:ジョン・ウェッバー(エア・ストゥディオス、ロンドン)
180gLP盤プレス:オプティマル(ドイツ)

録音:1961年
ルッジェーロ・リッチのシルクのようで色彩豊かな音色が見事に再現されたアナログ盤。リッチの輝かしいテクニックとあたたかな音色がこれ以上ないかたちで 盤になっています。 (Ki)


Gutman Records
GUTMANLP-5(2LP)
悲しみのゴンドラ
ショパン:バラード第4番ヘ短調 Op.52
バルトーク:2つのエレジーOp.8b BB49 Sz.41
リスト:悲しみのゴンドラU S.200/2
ワーグナー(リスト編):イゾルデの愛の死 S.447
マーラー(アリッサ・フィルソヴァ編):アダージェット(交響曲第5番 より)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
アリッサ・フィルソヴァ(P)

録音(ライヴ):2018年10月27日、コンセルトヘボウ・小ホール(アムステルダム、オランダ)
ロシアに生まれイギリスで活躍する新世代のコンポーザー=ピアニスト、アリッサ・フィルソヴァ(b.1986)。作曲家としては既に50もの作品を発表し、3度BBCプロムスで初演されるなどイギリスをはじめヨーロッパで大きな注目を集めています。ピアニストとしては2009年にウィグモア・ホールとBBCプロムスでデビューし、2015年にVivatレーベルから最初のアルバム「ロシアの亡命者」(VIVAT109)をリリース。近年はフランスのコンク音楽祭にカメラータRCOの指揮者として登場するなど、活動の幅をさらに広げています。
このレコードで聴くことができるのはピアニストとしてのフィルソヴァ。アムステルダムのコンセルトヘボウで行われるリサイタル・シリーズ「アムステルダム・ピアノ・シリーズ」に出演した2018年のライヴ録音です。フィルソヴァ自身のアレンジによるマーラーの有名な「アダージェット」にも注目です。

Gutman Records
GUTMANLP-1(1LP)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番&第23番
ピアノ協奏曲第23番イ長調 KV488
ピアノ協奏曲第13番ハ長調 KV415
トーマス・ベイエル(P)、カメラータRCO

録音(ライヴ):2017年5月31日、コンセルトヘボウ・小ホール(アムステルダム、オランダ)
1988年生まれのオランダのピアニスト、トーマス・ベイエルは2019年からヤング・ピアニスト・ファウンデーションの芸術監督を務め、2022年にオランダの教育・文化・科学省からクラシック音楽家に与えられる最高の国家賞「オランダ音楽賞(Nederlandse Muziekprijs)」を受賞しました。今回のモーツァルトのピアノ協奏曲集では、ロイヤル・コンセルトヘボウOのメンバーで構成されるカメラータRCOと共演です。カメラータRCOは編成をぎりぎりまで絞ったヴァイオリン2人、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、クラリネットの総勢7人で臨んでおり、上質な室内楽のような仕上がりになっています。第23番はトーマス・ベイエル自身による新しいアレンジ版です。

Gutman Records
GUTMANLP-4(1LP)
FRAGILE〜無伴奏ヴァイオリン作品集
ヴァン・ヘイレン:暗闇の爆撃/ヴィヴァルディ:カデンツァ(Vn協奏曲ニ長調「グロッソ・モグール」 より)/マシュー・ベラミー:禁じられた欲望/イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番 ホ長調 Op.27-6/レッド・ホット・チリ・ペッパーズ:ポースリン/エドワード・トップ:ファスト・ゴースト/フィリップ・グラス:ニー・プレイ2(浜辺のアインシュタイン より)/ビートルズ:ヘルター・スケルター/バッハ:ラルゴ(無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調 BWV1005より)/オージェイズ:ステアウェイ・トゥ・ヘヴン/パガニーニ:カプリス第16番ト短調/メタリカ:バッテリー
ティエート・トップ(Vn)

録音:2019年3月1日-3日、RCOハウス(アムステルダム)
ロイヤル・コンセルトヘボウOのアソシエイト・第1コンサートマスターを務めるヴァイオリニスト、ティエート・トップの無伴奏ソロ・アルバム。ヴィヴァルディやバッハ、あるいはパガニーニやイザイといった伝統的な無伴奏ヴァイオリンの名曲の間に、ヴァン・ヘイレン、レッチリ、ビートルズなどのロックなナンバーを完璧な技巧で緩急自在に演奏。まるでジェットコースターに乗っているかのように目まぐるしくスリリングな48分間。

Gutman Records
GUTMANLP-3(1LP)
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番&第3番
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
ニコラス・ファン・パウケ(P)

録音:2017年6月22日-25日(スキーダム、オランダ)
1992年、トランペット奏者の父とヴィオラ奏者の母の間に生まれたオランダのピアニスト、ニコラス・ファン・パウケ。オランダのDe Volkskrant紙に「真の詩的な音楽家」と評され、アムステルダムのコンセルトヘボウで行われたリサイタルのチケットが完売するなど今オランダで最も人気のある若手ピアニストの一人です。オランダ国外でもその実力は認められており、ベートーヴェンのピアノ協奏曲を弾いてロンドンのロイヤル・フェスティヴァル・ホールにもデビューを果たしました。Trptkレーベルではシューマンのコレクションを推し進めているファン・パウケですが、本作はショパンのソナタ2作品。「真の詩的な音楽家」が詠むように奏でる味わい深きショパンです。

Gutman Records
GUTMANLP-2(1LP)
デュティユー&グラス
デュティユー:夜はかくの如し
グラス:弦楽四重奏曲第2番「カンパニー」
アルマQ

録音:2017年12月10日-11日、MCO(ヒルフェルスム、オランダ)
ロイヤル・コンセルトヘボウOのメンバーによって2014年に結成され、その演奏の質の高さとジャンルに囚われない広範な活動で国際的に高い評価を受けているアルマ四重奏団によるCD未発売のアルバム。ジュリアードSQのために書かれた20世紀の弦楽四重奏における重要レパートリーの一つ、デュティユーの「夜はかくの如し」と、サミュエル・ベケットの小説「カンパニー(伴侶)」の付随音楽として書かれたグラスの弦楽四重奏曲第2番を収録しています。


ALPHA
ALPHA-1009(1CD)

ALPHA-1003(1LP)
NX-D07
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009
無伴奏チェロ組曲 第4番変ホ長調 BWV1010
ソニア・ヴィーダー=アサートン(Vc)

録音:2021年1月ノワルラック大修道院(フランス中部ベリー地方)
■アナログ・レコード=180g重量盤45rpm 2枚組、全世界1000組限定/シリアル・ナンバー入り
1986年のロストロポーヴィチ国際コンクール入賞以降、ソリストとしての広範な活躍を通じて古典的レパートリーでの名演はもちろん、現代 作曲家たちの新作初演や伝統音楽・古楽レパートリーへの独特なアプローチ、演劇とのコラボレーションなど意欲的な活動でも注目されてき たソニア・ヴィーダー=アサートン。RCAとNAIVEでの数々の名盤を経て近年はフランスのALPHAで録音を続けていますが、満を持しての バッハ無伴奏組曲の録音はアルバム1作ごと2編ずつリリースするというこだわりを感じさせる丁寧な取り組み。NAIVEで長く仕事をしてきた 録音技師ピエール=アントワーヌ・シニョレと共に、フランスの古い修道院で新たに2つの組曲を収録、2020年の第1弾(組曲第1・2番/ア ナログ・レコード限定盤)に続く待望の第2弾の登場です。深々とした呼吸でじっくり綴られながら過剰な気負いとは全く無縁、曲本来の舞曲 的性質を捉えた安定と独特なインスピレーションとが共存をみせ、聴き深めるほどに味わい深い解釈は聴き逃がせません。「バッハの組曲を 弾くと、ジャコメッティ(細身の人物像で知られる造形芸術家)の手がこねた土から人間の表情が生み出される様子を思い出す」と語るヴィー ダー=アサートンは、修道院で陽が落ちるのを待ち、夜の静寂の中で録音し始めたとのこと。稀代の傑作と現代屈指の名演奏家との出会 いがもたらした深い音楽体験がここに詰まっています。アナログ・レコードは今回も高音質盤での限定リリース。


ACCENTUS Music
KKC-1226(3LP)
ダイレクトカット盤
(45回転)

税込定価
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
LP1
A:第1楽章(12’15)
B:第2楽章(12’08)
LP2
C:第3楽章(8’01)
D:第4楽章(11’32)
LP3
E:ワルツOp.54-1(3'52)
F:第3楽章var.(7'58)
バンベルグSO、
ヤクブ・フルシャ(指)

録音:2023年4月11,12日、ヨーゼフ・カイルベルト・ザール、コンツェルトハレ、バンベルク
世界規模でアナログ・レコードが再評価されるようになって久しいですが、一口にアナログ盤と言っても様々な録音方法があります。その中でも最高の音質を誇 るとされるのが「ダイレクトカッティング」と呼ばれる録音方法です。ダイレクトカッティング録音は、マイクで拾った音をカッティングレースに送り、そのまま溝 を刻みこんでいきます。録音方法の難しさもさることながら、録り直しが効かない一発勝負ということで、演奏者へのプレッシャーも相当なもの。フルシャ&バ ンベルク響は、2019年にスメタナ「わが祖国」をダイレクトカッティングで収録。そのクオリティの高い演奏と録音で大きな話題となりました(現在は完売)。 その同コンビが再びダイレクトカッティングに挑戦とあれば、完売必須の大注目盤!録音もダイレクトカッティングに定評のあるエミールベルリナー・スタジオの ライナー・マイヤール氏率いるチームが行っています。 「交響曲第9番」は、ドヴォルザークのアメリカ時代を代表する作品で、彼の最後の交響曲でもあります。1892年にドヴォルザークはニューヨークの音楽院に 院長として呼ばれ、そこで約3年間を過ごしました。
「交響曲第9番」は1893年にニューヨークのカーネギーホールで初演されたことにちなんで、今回限定 数1893セットプレスされました。 またバンベルクSOのルーツは中欧。プラハに住んでいたドイツ人音楽家たちが、敗戦によってドイツに帰り設立したのがバンベルク響ということで、チェコ 生まれの指揮者ヤクブ・フルシャとチェコにルーツをもつオーケストラによる、特別な録音は大変貴重なリリースとなります。またこの録音は音の臨場感が実際 のコンサート体験に非常に近いので、アンコールとしてワルツOp.54-1が最後に収録されています。(なお、当録音はアナログ盤のみでの発売となり他のフォー マットでのリリースはございません。) (Ki)


ORFEO DOR
S-100467(3LP)
NX-J06
カルロス・クライバーのベートーヴェン
【LP1】
交響曲第4番変ロ長調 Op.60
 SideA:1. 第1楽章/2. 第2楽章
 SideB:3. 第3楽章/4. 第4楽章
【LP2】
交響曲第6番ヘ長調「田園」 Op.68
 SideA:1. 第1楽章/2. 第2楽章
 SideB:3. 第3楽章/4. 第4楽章/5. 第5楽章
【LP3】
交響曲第7番イ長調 Op.92
 SideA:1. 第1楽章2. 第2楽章
 SideB:3. 第3楽章4. 第4楽章
カルロス・クライバー(指)
バイエルン国立O

録音:Bayerische Staatsoper(ドイツ)全てライヴ
1982年5月3日 …交響曲第4番、第7番
1983年11月7日…交響曲第6番
「ここでカルロス火を吹いた」のキャッチコピーと共にLP末期にORFEOから登場したクライバーのベートーヴェン第4番は大きな話題となりました。当時、クラ シック音楽通の間でベートーヴェンの交響曲第4番は、シューマンの言葉を引用して「北欧神話の二人の巨人(第3番と第5番)にはさまれたギリシャの乙 女」のイメージで語られることが多かったのですが、クライバーが聴かせた第4番の演奏は強烈な推進力とはち切れんばかりの躍動感で息もつかせぬ演奏と なっていて、曲のイメージを一新してしまうほどの力がありましたまた、クライバーの指揮に同化して渾身の演奏を展開するバイエルン国立Oも強烈な 印象を残しました。その後、同じ日の音源から第7番がリリースされ、更に別の日に収録された第6番も登場し、いずれもロングセラーとなっています。 ORFEOでは、2023年がバイエルン国立Oの500周年にあたることから、2015年にLPのセットでリリースした際のマスターを使って再生産。広瀬大 介氏による原盤解説日本語訳を添付してお届けいたします。

ALIA VOXの大名盤2タイトルがLPで登場!
長岡鉄男氏絶賛のASTREEサウンドがよみがえる!

ALIA VOX
AVLP-01(1LP)
限定盤
マラン・マレ:ヴィオール曲集第2巻より
スペインのフォリア II.20
人間の声 II.63
組曲 ロ短調
 プレリュード Prelude, II.83
 小さなファンタジーPetitte fantaisie, II. 84
 アルマンド Allemande, II.85
 クーラント Courante, II.87
 サラバンド Sarabande, II.88
 サラバンド Sarabande, II.89
 ジーグ Gigue, II.90
 ジーグ Gigue, II.91
 メヌエット Menuet, II.92
 ガヴォット Gavotte, II.93
 メヌエット Menuet, II.94
 リュリ氏のトンボーTombeau po' Monsr de Lully, II.95
ジョルディ・サヴァール(7弦のヴィオラ・ダ・ガンバ/17世紀末、フランス、作者不詳)、アンヌ・ギャレ(チェンバロ/ヨアンネス・ルッカース、18世紀半頃)、ホプキンソン・スミス(テオルボ/ヤコブ・ファン・デ・ゲースト, 1974年)

録音:1975年7月、サン・ランベール・デ・ボワ教会(フランス)
180g重量
マラン・マレのヴィオール曲集第2巻がLPで登場!冒頭には「スペインのフォリア」も入った聴きどころ満載の内容です。1976年録音のASTREE音源(現在 はAVSA9872のボックスにSACD Hybrid盤として所収)。ASTREEといえば、故長岡鉄男氏が「厚みとアブラっこさ、艶はナンバーワン、時にはしつこいく らい」と名調子で表現したそのサウンドも大きな魅力。ここでも、残響音までが濃厚な空気、他では聴けない低音サウンド。サヴァールが奏でるマレの音楽を、と ことん味わうことができます。フォリアといっても乱痴気騒ぎのムードはまったくなく、静けさと沈思の向こうから聴こえてくるような音楽。「人間の声」での深々 としたあたたかみのある音色は、まさにアナログでの再生の醍醐味ともいえる演奏です。ALIA VOXのSACDハイブリッドシリーズでもおなじみのエンジニア、マ ヌエル・モヒノがここでもマスタリングを手掛けております(もともとはサヴァールはASTREE レーベルで録音活動を行っていましたが、サヴァール自身がALIA VOXを立ち上げて以降は、ALIA VOXレーベルで新録音をリリースすると同時に、ASTREE時代の音源も移行しています)。古楽界の至宝にしてレジェンド、巨 匠中の巨匠のサヴァールの音楽の粋を、心行くまで堪能できます! (Ki)

ALIA VOX
AVLP-02(1LP)
限定盤
F.クープラン:ヴィオール作品集(1728)
第1組曲〔プレリュード、アルマンド・レジェレ、クラント、サラバンド・グラーヴ、ガヴォット、ジーグ、パッサカイユまたはシャコンヌ〕
第2組曲〔プレリュード、フゲット、ポンプ・フネーブル(葬儀)、ラ・シュミーズ・ブランシュ(白いシャツ)〕
ジョルディ・サヴァール(7弦のバス・ド・ヴィオール(17世紀末、フランス、作者不詳))
アリアーヌ・モレット(バス・ド・ヴィオール(1697年、ロンドン、Barak Norman))
トン・コープマン(クラヴサン(17世紀末、ジルベール・デ・リュイソー))

録音:1975年サン・ランベール・デ・ボワ教会(フランス)
180g重量
1975年録音の、サヴァールのASTREEデビュー盤の大名盤、F.クープランのヴィオール曲集。もともとサヴァールの一連の録音はASTREEレーベルからの リリースでした(のちに、サヴァール自身がALIA VOXを立ち上げ新録音をリリースすると同時に、1975 年録音の、サヴァールのASTREE デビュー盤の大名盤、 F. クープランのヴィオール曲集のLP盤。故長岡鉄男氏が「厚みとアブラっこさ、艶はナンバーワン、時にはしつこいくらい」と名調子で表現したそのサウンドも大 きな魅力。当時30代前半だったサヴァールが、同世代の名手ふたりとともに、はりつめた緊張感にみちた素晴らしい演奏を展開している大名盤です。
この「ヴィオール曲集」(1728)は、クープラン晩年の作品。その創作力、才能が絶頂にあった頃のものです。1728年は、クープランの宮廷の中でも最高のヴィ オール奏者といわれたフォルクレと並ぶマラン・マレが逝去した年でもありました。晩年になってもバス・ド・ヴィオールに取組んだことも興味深いですが、クープ ランは、当時すでに消えかかっていた伝統に敬意を表したとも考えられるでしょう。第1 組曲は7曲から成り、フランスのスタイルで書かれた懐古的な性格を持ち ます。ガヴォット楽章の和音など、思わずぞくっとするほどの美しさ。終曲の壮麗なパッサカイユ(またはシャコンヌ)も見事としか言いようがありません。第2 組曲は4曲から成り、こちらはどちらかというとイタリア的。第3 曲の「葬儀」は静謐な緊張感に満ちた傑作。終曲の「白いシャツ」は無窮動の曲で、超絶技巧が要 求されます。サヴァール、そしてコープマンとモレットの見事な演奏、注目です!  ここでも、ALIA VOXのSACDハイブリッドシリーズでもおなじみのエンジニア、マヌエル・モヒノがここでもマスタリングを手掛けております(もともとはサヴァー ルはASTREE レーベルで録音活動を行っていましたが、サヴァール自身がALIA VOXを立ち上げて以降は、ALIA VOXレーベルで新録音をリリースすると同時 に、ASTREE時代の音源も移行しています)。古楽界の至宝にしてレジェンド、巨匠中の巨匠のサヴァールの音楽の粋を、心行くまで堪能できます! (Ki)


Pentatone
PTC-5187131(1LP)
R・シュトラウス:アルプス交響曲 ベルリンRSO、
ウラディーミル・ユロフスキ(指)

ライヴ録音:2019年2月22&24日/コンツェルトハウス(ベルリン)
1923年、ベルリン中央放送局によって設立され、ドイツ最古のRSOという歴史をもつベルリンRSOが、今年(2023年)100周年を迎えま した!それを記念し、ウラディーミル・ユロフスキ指揮のR.シュトラウスの「アルプス交響曲」のLPをリリースします。当演奏はSACDハイブリッド盤(KKC-6399 / PTC-5186802)でリリースされており、レコード芸術誌「特選盤」などで絶賛されている名盤です。
R.シュトラウスが書いた管弦楽の為の大曲「アルプス交響曲」は、アルプス登山のいろいろな場面を映画のように写実的に描いた作品で、自然描写の大家と いわれたR.シュトラウスの傑作にかぞえられます。ユロフスキは2016年4月にLPOと同曲をライヴ収録(LPO-0106)してお りますが、当演奏は2019年2月、ベルリンRSOとのライヴ収録です。管楽器が活躍する場面での巧みなバランス感覚はユロフスキならではといえ、同団 の腕の確かさと相性のよさを実感できる白熱の演奏を聴くことができます。完全限定プレスのLPとなりますのでお見逃しなく!
祖父が作曲家、父親が指揮者という音楽一家に1972年モスクワで生まれたユロフスキは、1990年18歳のときに家族とともにドイツに移住。ドレスデンお よびベルリンで研鑽をつみ、95年ウェクスフォード音楽祭におけるリムスキー=コルサコフの「5月の夜」の演奏で世界的に注目されました。翌年にはレコーディ ングを開始し、2007年より首席指揮者に就任したLPOをはじめ、ロシア・ナショナルOと自国ロシアの作品を数多く録音 をのこしております。また、2017/18シーズンからはベルリンRSOの首席指揮者兼芸術監督にも就任しており、PENTATONEレーベルよりマーラーの 「大地の歌」(PTC-5186760)、R.シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」、マーラーの交響詩「葬礼」、交響的前奏曲(KKC-5846 / PTC-5186597)、シュニトケの交響曲第3番(PTC-5186485)、アラベラ・美歩・シュタインバッハーを独奏に迎えたブリテン&ヒンデミットのヴァイオリン協奏曲 集(KKC-5839/ PTC-5186625)をリリースしております。 (Ki)


RCO Live
KKC-1223(2LP)
税込定価
マーラー:交響曲第3番ニ短調 (1893-96,1906年改訂/カール・ハインツ・フュッスル校訂版)
■Side1
 第1楽章 (34:19)
■Side2
 第2楽章 (09:54)/第3楽章 (17:37)
■Side3
 第4楽章 (09:01)/第5楽章 (04:20)
■Side4
 第6楽章 (22:57)
ベルナルダ・フィンク(Ms)
オランダ放送合唱団女声cho
ラインモンド少年cho
ロイヤル・コンセルトへボウO、
マリス・ヤンソンス(指)

録音:2010年2月3-5日アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
180g重量盤、98'41
2010年2月の本拠地コンセルトヘボウにおけるコンサートの模様を収録したマリス・ヤンソンス&コンセルトヘボウ管によるマーラー交響曲第3番のLPが登場。 作曲家マーラーについて、ヤンソンスが若き日に「ぼくの作曲家だ」と自認し、またマーラーの伝統を受け継ぐオーケストラとして名高いRCOを率いてまた「かれら の音楽なのだ」との思いを強くしたといいます。このコンビの持ち味であったた華麗で精緻極まりない音楽づくりを堪能することができます。 また、ホームグラウンドであり、シューボックス型ホールの筆頭格とされる「コンセルトヘボウ」で収録されていることがあらゆる面でプラスに働いた録音です。 ウィーンのムジークフェラインザールと双璧をなす、このホールが織り成す響きは、今日に至る名門RCOと絶妙になじみ、マーラー屈指の長大で奥深い内容に対し て、刻一刻と驚くほどゆたかな表情をみせてゆきます。ほんとに夢見るように最高の気分ということでは、きっとヤンソンスもまた、RCOとの実演を通して「天にも 昇るような気持ち」を呼び起されたにちがいありません。 (Ki)

RCO Live
KKC-1225(1LP)
税込定価
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲『展覧会の絵』
■Side1
1.第1プロムナード/2.小人/3.第2プロムナード/4.古城/5.第3プロムナード/6.テュイルリーの庭/7.ビドロ/8.第4プロムナード/9.卵の殻をつけた雛の踊り
■Side2
10.サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ/11. リモージュの市場/12. カタコンベ/13. 死せる言葉による死者への呼びかけ/14. バーバ・ヤガー/15. キエフの大門
ロイヤル・コンセルトへボウO
マリス・ヤンソンス(指)

録音:2008年5月22、23日、8月29日アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
180g重量盤、33'02
「管弦楽法の天才」ラヴェル編曲による『展覧会の絵』はコンサートの花形ともいえる人気のレパートリーだけに、さすがに名門コンセルトヘボウ管ともなれば レコーディングも豊富な点数を誇ります。ステレオ期に限定しても、RCOは1962年9月にハイティンクとセッション録音、1979年11月にはコリン・デイヴィスと セッション録音、さらに1986年8月にシャイーとセッション録音という具合に、なかでも過去2代に渡る首席指揮者ハイティンクとシャイーはいずれも就任前後の 早い段階で録音をおこなっています。そしてシャイーから23年の歳月が経過した2008年、マリス・ヤンソンス首席指揮者就任5周年を記念して録音されました。 一方ヤンソンスも1988年8月のオスロ・フィルとの録音以来、20年ぶりの再録音となりました。ここでのヤンソンスの語り口のうまさは言うに及ばず、なにしろ RCOといえば、華麗、繊細、陰影といかなる色彩の表現にかけても天下一品で知られるとおり、このようにオーケストラ・サウンドの醍醐味が満点の『展覧会の 絵』ほどの作品ではなおのこと、その違いは歴然。黄金のブラスを象徴する冒頭の輝かしいトランペットから、首席奏者たちの名人芸が光るさまざまな性格的なナ ンバーを経て、やがて「キエフの大門」に至るまで、まばゆいばかりの大音響絵巻が繰り広げられています。 また録音にも定評のあるRCO liveシリーズ。オーディオ・ファイルとしても喜ばれるリリースとなるでしょう。 (Ki)


ALPHA
ALPHA-685
(2LP+1CD)
NX-F03
ハイドン交響曲全曲録音シリーズ Vol.9 〜別れのとき
【SIDE A】
交響曲第35番変ロ長調 Hob. I:35
【SIDE B】
交響曲第45番嬰ヘ短調 「告別」 Hob. I:45
【SIDE C】
交響曲第45番嬰ヘ短調 「告別」 Hob. I:45(続き)
ベレニーチェの告別の場面(レチタティーヴォとアリア) Hob. XXIVa:10
レチタティーヴォ「ベレニーチェ、何をしているの?」
カヴァティーナ「行かないで、美しい愛しい人」〜レチタティーヴォ「みじめなわたし!」
アリア「どうして、そんなにひどい目にあわせておきながら」
【SIDE D】
交響曲第15番ニ長調 Hob. I:15
イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
サンドリーヌ・ピオー(S)…告別の場面

録音:2018年11月1-5日マーラー・ホール(エウレジオ文化センター)、ドッビアーコ(イタリア北東部ボルツァーノ県)、イタリア

収録時間:77分
・DMMカッティング /180g 重量盤
・同内容のCD及び、ハイレゾ音源(192kHz/24 bit)ダウンロード・コード同梱
・1000組限定シリアルナンバー入り
イタリアの古楽器合奏団イル・ジャルディーノ・アルモニコを主宰するジョヴァンニ・アントニーニが、この団体とバーゼル室内Oを指揮し て進める交響曲全曲録音シリーズHAYDN2032。作曲家の生誕300周年までの完成をめざし名演が次々現れるプロジェクトですが、第 9弾のテーマは「別れ」。旅立ちや人生の転機が何かしら作品成立の背景にあった3曲の交響曲のうち、中軸を占めるのはやはり「告別」の 綽名で知られる第45番。疾風怒濤期特有のスリリングな短調展開がクライマックスに達したところで突如ゆったり始まる各楽器のソロ部分 は、名手揃いのこの楽団だからこその頼もしさで、最後まで聴きどころに事欠かない精妙解釈を味わえます。エステルハージ宮廷楽団着任 後まもなく書かれた第15番、ニコラウス侯の人生に大きな影響を及ぼした旅からの帰還を祝う第35番も、それぞれダイナミックかつスタイリッ シュな逸品。最後の交響曲第104番とともに、ハイドンのロンドン滞在の末尾を飾った演奏会で披露された独唱曲は、贅沢にも名歌手ピ オーの歌で聴くことができます。発見に満ちた77分あまりを彩る、最新の研究成果が反映された解説(仏、英、独語)も充実の内容です。


Spectrum Sound
LPSMBA-AC03(1LP)
【7インチLP】
全世界250セット
完全限定プレス

アンドレ・レヴィ、アンドレ・コラールのチェロは歌う〜フランス音楽集 Vol.2

■Side A
マスネ:『ウェルテル』より月の光
オッフェンバック:『ホフマン物語』より 舟歌
■Side B
リスト:愛の夢
ヴォルガの舟歌
アンドレ・レヴィ(Vc)
アンドレ・コラール(P)

録音:1958年11月(モノラル)
*33RPM,7inch Small hall type LP, MONO, 250copies limited edition
* Manufactured & Printed by Toyokasei, Japan
* LP Restoration Source - French Lumen LD 1-432A ED1,45RPM,7inch LP(MONO)
*24bit/192kHz Digital restoration & remastering from the original1st pressing LP
* This LP source is different from Sound tree - Global culture agency(STCL-1009)
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンドから7インチLP(センターホールは小サイズ)が完全限定プレスで登場!当盤はフランスの名チェリスト、 アンドレ・レヴィが演奏したチェロ小品集第2弾!Lumen盤からの復刻です。オリジナル盤は1960年代初頭に300〜400枚のみが世に出たもので、現在状態 の良いオリジナル盤を入手することは至難です。弦楽器の復刻に高い評価を集めるスペクトラム・サウンドによる注目のリリースです。 ※日本語帯・解説は付きません。
全世界250セット完全限定プレスのため、お早めのお求めをおすすめいたします。
「チェロは歌う〜アンドレ・レヴィ、フランス音楽集 Vol.1」(LPSMBA-AC02)は在庫限りで廃盤となります。


BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-1216(6LP)
限定盤
日本語帯解説付
税込定価
ベートーヴェン、チャイコフスキー、シュミット、シュテファン/ベルリン・フィル&キリル・ペトレンコ

■LP1
ベートーヴェン:交響曲第7番
■LP2-3A
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
■LP4
チャイコフスキー:交響曲第5番
■LP5
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
■LP6
フランツ・シュミット:交響曲第4番
■LP3B
ルーディ・シュテファン:1楽章の管弦楽のための音楽

●ダウンロード・コード
このLP-BOXには、左記全曲のハイレゾ音源(24bit/192kHz)をダウンロードするためのURLとそのパスワードが封入されています。
●デジタル・コンサートホール
ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」を
7日間無料視聴できるチケット・コードが封入されています。
キリル・ペトレンコ(指)BPO

■LP1
2018年8月24日
■LP2-3A
録音:2019年8月23日
■LP4
録音:2019年3月9日
■LP5
録音:2017年3月23日
■LP6
録音:2018年4月13日
■LP3B
録音:2012年12月21日

180g重量盤
キリル・ペトレンコとBPOによるファースト・エディションがアナログ盤でリリース!世界限定1500セット、180g重量盤、オリジナルの豪華56ページの冊子、ハイレゾ・ダウンロード・コード&7日間のベルリン・フィル・デジタル・コンサート・ホール無料視聴クーポン付の豪華仕様となっています。ベートーヴェンやチャイコフスキーのコンサートの礎石となる交響曲や、フランツ・シュミットやルーディ・シュテファンといった現代でも正当に評価されていない20世紀の作曲家の作品など、ペトレンコにとっても重要なレパートリーが収録されており、両者の今後の方向性が示唆された内容です。
■LP1に収録されているのは、ベートーヴェン交響曲第7番。これは、2018/19年シーズン開幕演奏会で、翌シーズンからの就任に先駆けてキリル・ペトレンコがタクトを取りました。冒頭は整然とした演奏にオケの美しさや鮮やかなテクニックが随所に感じられますが、第3楽章の後半から一気に終楽章へと頂点を持っていき、爽快なテンポで駆け抜け、圧巻のフィナーレへと到達します。今後への期待と高揚感が聴衆を熱気の渦へと包み込みます。
■LP2-3Aには、キリル・ペトレンコが正式に首席指揮者に就任した2019/20年シーズンの開幕公演からベートーヴェン「交響曲第9番」を収録。ペトレンコはシーズン開幕前の記者発表で「第9」を取りあげたことについてこう述べています。「就任演奏会でベートーヴェンの「第9」を選んだことには、非常にシンプルで、しかし真摯な理由があります。というのは、もし人類を代表する音楽、人間の酸いも甘いもを包括し、表現した音楽というものがあるならば、それは「第9」だと思われるからです。それが、私とベルリン・フィルの新しい時代のスタートになるべきだと考えました。」
本来であれば、19/20シーズンでは、ベートーヴェン生誕250周年を祝したプログラムとして歓喜(Freude)を表現した「第9」、自由(Freiheit)を表現した「フィデリオ」、平和(Frieden)を表現した「ミサ・ソレムニス」の3つの作品が演奏される予定でした。
■LP4は、2019年3月、ペトレンコ就任前の最後の演奏会から、チャイコフスキーの交響曲第5番。濃厚なロマン性をもつ「第5」。チャイコフスキー独特の抒情的な旋律の歌い方、ベルリン・フィルの重厚感、ペトレンコのシリアスでドラマティックな解釈は、期待に違わぬ圧倒的な演奏となりました。
■LP5 には、単独でリリースしたチャイコフスキー「悲愴」。これは、2015 年夏に彼が首席指揮者に選出された後、最初に客演した機会(2017 年 3 月)に収録されたもので、ペトレンコの真価が発揮された演奏となっています。
■そして LP6 と LP3B には、ペトレンコならではのレパートリーといえる作曲家フランツ・シュミット、ルーディ・シュテファンの作品が収録されています。愛娘の死を悼んで書かれたフランツ・シュミットの交響曲第 4 番。第 1次大戦で悲劇的な死を遂げたルーディ・シュテファンの 1楽章の管弦楽のための音楽です。これまでのベルリン・フィルではあまり取り上げられてこなかったドイツ・オーストリア系の重要な作曲家たちを取り上げることにより、新たな レパートリーを開拓していくことになります。 (Ki)
)


FONE
LP-159(1LP)
初回完全限定生産
日本製超高品質
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番&第8
■SIDE A
ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 Op.23
■SIDE B
ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 Op.30
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、
ラウラ・マンツィーニ(P)
Foneレーベルはこれまでにもイタリアの偉大なヴァイオリニスト、サルヴァトーレ・アッカルドのドビュッシーやラヴェル、プロコフィエフの録音を日本製(東洋化成株式会社)の超高品質限定プレスLPでリリースしてきましたが、2019年から2020年にかけて録音されたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集から、第4番、第8番がカップリングされリリースされることになりました。
伝説的な真空管マイク、ノイマンのU47とU48が使われ、リスナーにまるでホールの理想的な位置にある肘掛け椅子に座って聴いているかのような体験を届けるよう、編集なしの自然なサウンドで録音。黒色に染色していないナチュラル・カラーの透明ヴァイナルを使用したアナログ盤製作は、目視による平面度のチェックや、傷や汚れの有無の確認、そしてサンプルのリスニングテストなど、一枚一枚細心の注意を払った品質管理によって行われました。プロデューサー&レコーディング・エンジニアのジュリオ・チェーザレ・リッチが「私の40年の経験と、技術的、生産的なコミットメントのすべてを利用し、オリジナルのアナログ・マスターと100%同じ音のレコードを実現した」と語る、高音質・高品質アナログ盤にご期待ください。

FONE
LP-156(1LP)
初回完全限定生産
日本製超高品質
プロコフィエフ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
■SIDE A
ヴァイオリンとピアノのための5つのメロディ Op.35bis より アンダンテ、ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 Op.94bis より 第1楽章〜第3楽章
■SIDE B
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis より 第4楽章、ヴァイオリンとピアノのための5つのメロディ Op.35bis より レント, アニマート, アンダンティーノ, アンダンテ・ノン・トロッポ
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、
マリア・グラツィア・ベッロッキオ(P)

録音:2019年11月23日ー24日、カーサ・デラ・ムジカ 「サーラ・デル・エルメリーノ」(イタリア、ミラノ)
Foneレーベルの日本製(東洋化成株式会社)の超高品質限定プレスLPシリーズから、サルヴァトーレ・アッカルドのプロコフィエフ作品集が登場。既に「2本のヴァイオリンのためのソナタ」と「ヴァイオリン・ソナタ第1番」を収録した高品質LP(LP155)がリリースされていますが、今作は「ヴァイオリンとピアノのための5つのメロディ」、「ヴァイオリン・ソナタ第2番」を収録しています。
伝説的な真空管マイク、ノイマンのU47とU48が使われ、リスナーにまるでホールの理想的な位置にある肘掛け椅子に座って聴いているかのような体験を届けるよう、編集なしの自然なサウンドで録音。黒色に染色していないナチュラル・カラーの透明ヴァイナルを使用したアナログ盤製作は、目視による平面度のチェックや、傷や汚れの有無の確認、そしてサンプルのリスニングテストなど、一枚一枚細心の注意を払った品質管理によって行われました。プロデューサー&レコーディング・エンジニアのジュリオ・チェーザレ・リッチが「私の40年の経験と、技術的、生産的なコミットメントのすべてを利用し、オリジナルのアナログ・マスターと100%同じ音のレコードを実現した」と語る、高音質・高品質アナログ盤にご期待ください。


CPO
CPO-555582(7LP)
税込定価
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(第0番-第7番)
LP-1. ピアノ協奏曲 第1番ハ長調 Op.15
LP-2. ピアノ協奏曲 第2番変ロ長調 Op.19
LP-3. ピアノ協奏曲 第3番ハ短調 Op.37
LP-4. ピアノ協奏曲 第4番ト長調 Op.58
LP-5. ピアノ協奏曲(第7番) ニ長調 Op.61a(原曲: ヴァイオリン協奏曲)
LP-6. ピアノ協奏曲 第5番変ホ長調 Op.73
LP-7-A. ピアノ協奏曲 第0番変ホ長調 WoO4
(オーケストレーション:ヘルマン・デヒャント)
LP-7-B. ロンド 変ロ長調 WoO6
ピアノ協奏曲(第6番) ニ長調(1814/15) H15
(ニコラス・クックによる補筆完成版に基づく)
ミヒャエル・コルスティック(P)
ウィーンRSO
コンスタンティン・トリンクス(指)

録音:2020年12月21-23日
2021年1月4-5、7-8日、3月18-19、21-22日
※180g重量盤
ベートーヴェンのピアノ協奏曲は通常、第1番から第5番までを全集としますが、このコルスティックの全集は、第2番の初稿フィナーレであるロンド変ロ長調 WoO6や、ヴァイオリン協奏曲のピアノ版(このCDでは第7番と表記)に加え、ベートーヴェンが1814年から15年頃に作曲したとされるニ長調の協奏曲断 章(このCDでは第6番と表記)、14歳頃に作曲した変ホ長調の協奏曲までも収録していることが大きな特徴。 若書きの「第0番」変ホ長調 WoO4はオーケストラ・パートが失われてピアノ・パートだけが伝えられています。こ の曲にオーケストレーションを施した例としてはスイスの作曲家ヴィリー・ヘスによるものがありますが、ここではコルス ティックの発案で指揮者・音楽学者のヘルマン・デヒャントに依頼した新たなオーケストレーションを採用。第4番を 参考に、ヘス版に無かったファゴット2本を追加。更に終楽章ではトランペット2本とティンパニを追加して、壮麗な 響き持つ演奏時間約26分の協奏曲となりました。カデンツァはデヒャント作のものを参考にコルスティックが手を加 えています。 ニ長調H15は未完成ながら258小節あり、ベートーヴェンが残した断章の中でも最大規模です。1986年にイギ リスの音楽学者ニコラス・クックが他のスケッチなども参照しつつ独立した楽章として補筆完成させました。ここでは クック版にヘルマン・デヒャントがカデンツァとコーダを加え、更にコルスティックが独自に手を加えた楽譜を演奏してい ます(演奏時間13分57秒)。 本命と言うべき第1番から第5番では、ピアノもオーケストラもピリオド・スタイルを取り入れてペダルやヴィブラートを 控え目にしつつ、モダン楽器らしいシンフォニックなサウンドの魅力もしっかりと表現しています。引き締まったテンポ でドラマティックに展開してゆく速い楽章と、柔らかな響きで旋律をしっとりと歌う緩徐楽章が好対照です。


FONE
LP-158(1LP)
初回完全限定生産
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2*
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3**
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、
ステファニア・ラダエッリ(P)*、
マリア・グラツィア・ベロッキオ(P)**

録音:2019年11月10日*、2020年2月10日**、カーサ・デラ・ムジカ 「サーラ・デル・エルメリーノ」(ミラノ)
イタリアの偉大なヴァイオリニスト、サルヴァトーレ・アッカルドが2019年から2020年にかけてミラノで録音したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集が日本製(東洋化成株式会社)の超高品質限定プレスLPとなってリリース!
幼少期から抜きん出た才能を示し、1958年に17歳で挑んだパガニーニ国際コンクールで第1位を獲得して以来常にイタリア・ヴァイオリン界の第一線を走り続けてきた偉大なるヴァイオリニスト、サルヴァトーレ・アッカルド。2019年から2020年にかけて収録されたこのベートーヴェンのソナタ集では、アントニオ・サリエリに献呈された第2番と第3番の初期の2作品を収録。FONEレーベルのオーナーでありレコーディング・エンジニアでもあるジュリオ・チェーザレ・リッチはノイマン製のU47、U48チューブマイクロフォンを使用し、音質調整、イコライジング、リバーブ、圧縮・膨張を一切行わず真の音色を持つ自然なサウンドを表現。マスタリングには自らが開発した、通常のCDよりも20%情報量の多い「シニョリッチ(Signoricci)」フォーマットを採用するなど徹底的に音質にこだわり、まるで録音会場の理想的な位置に置かれたアームチェアにリスナーが座って聴いているようなユニークな体験を提供します。
黒色に染色していないナチュラル・カラーの透明ヴァイナルを使用したアナログ盤製作は、目視による平面度のチェックや、傷や汚れの有無の確認、そしてサンプルのリスニングテストなど、一枚一枚細心の注意を払った品質管理によって行われました。プロデューサー&レコーディング・エンジニアのジュリオ・チェーザレ・リッチが「私の40年の経験と、技術的、生産的なコミットメントのすべてを利用し、オリジナルのアナログ・マスターと100%同じ音のレコードを実現した」と語る、高音質・高品質アナログ盤にご期待ください。※重要:当タイトルは完全数量限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。

FONE
2LP-154(2LP)
初回完全限定生産
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8
ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13
ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、
ステファニア・ラダエッリ(P)

録音:2020年2月12日-13日、カーサ・デラ・ムジカ 「サーラ・デル・エルメリーノ」(ミラノ)
2021年に80歳を迎えたイタリア・ヴァイオリン界の巨匠、サルヴァトーレ・アッカルドが2020年2月にミラノで録音したグリーグのヴァイオリン・ソナタ全集が日本製高品質LPバージョンとなって登場。
グリーグは生涯で3つのヴァイオリン・ソナタを作曲しましたが、20代の頃に書かれた第1番と第2番、そして40代の頃に書かれた第3番のどれもが北欧的な情緒に満ちた美しい音楽で、グリーグ自身も高く評価していたといわれます。FONEレーベルのオーナーでありレコーディング・エンジニアでもあるジュリオ・チェーザレ・リッチはこの録音セッションでも、アビーロード・スタジオでのビートルズの録音やRCAの“リビング・ステレオ”シリーズの録音にも使用された、1947年と1949年製造のノイマン製U47、U48チューブマイクロフォンを使用。音のニュアンスや倍音の豊かさをすべて刻み込んだ他にはない非常に自然なサウンドを実現し、サーラ・デル・エルメリーノの音響を最大限に引き出しています。アナログ盤製作は、目視による平面度のチェックや、傷や汚れの有無の確認、そしてサンプルのリスニングテストなど、一枚一枚細心の注意を払った品質管理によって行われています。
※重要:当タイトルは完全数量限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。

Global Culture Agency
PWCL-0029(1LP)
モーツァルト:ピアノ作品全集 第4集
[A面]
幻想曲 ハ短調 K.475
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
[B面]
ピアノ・ソナタ第6番ニ長調 K.284
リリー・クラウス(P)

録音:1954年2・3月/パリ、Salle Adyar
仏プレス、180g重量盤

Global Culture Agency
PWCL-0030(1LP)
モーツァルト:ピアノ作品全集 第6集
[A面]
ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 K.281
ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 K.311
[B面]
ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331
幻想曲 ニ短調 K.397
リリー・クラウス(P)

録音:1954年2・3月/パリ、Salle Adyar
仏プレス、180g重量盤
オリジナル・デザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LPシリーズから、リリー・クラウスの名盤・モーツァルトのソナタ全集よ り第4集(PWCL-0029)、第6集(PWCL-0030)が同時発売。この全集録音はもともとDF-91からDF-97という番号で7枚に分けて発売されたもので、 どれもオリジナル盤は中古市場でたいへんな高値が付いています。名技師アンドレ・シャルランが手がけた録音もすばらしく、リリー・クラウスの妙技を堪能できる 逸品です。
ジャケットの質感までこだわった復刻で、中面のページは1枚1枚紙が貼られ、オリジナルを手にしたと思える非常に高級感ある作りになっています。
ワーナー所有のオリジナルマスターに独自の丁寧なリマスタリングを施し、フランスプレスで製品化。日本へは国内レーベルGlobal Culture Agencyを介して のみの流通です。 (Ki)


CAvi music
85-53524(1LP)
レーガー:ピアノ協奏曲 ヘ短調 Op.114
綴じていないページ Op.13より 第7曲「コラール」
マルクス・ベッカー(P)、
ジョシュア・ワイラースタイン(指)、
ハノーファー北ドイツ放送PO

録音:2017年1月(協奏曲)ライヴ録音、2017年12月スタジオ録音(ドイツ、ハノーファー)
「レーガーのピアノ曲は、もうずいぶん長い間、弾いたり勉強したりしています」と語るドイツのピアニスト、マルクス・ベッカーによるレーガーのピアノ協奏曲がLP盤で登場!マルクス・ベッカーは、ハノーファー音楽院でカール・ハインツ・ケンマーリングに師事し、アルフレート・ブレンデルと親交を深めるなど研鑽を積み、1987年にはハンブルクのブラームス国際コンクールで第1位を獲得しています。録音にはレーガーのピアノ独奏録音全集があり、またリサイタルや室内楽の演奏会でも積極的にレーガーの作品を取り上げるなど、生粋のレーガー弾きとして高い評価を受けています。


Spectrum Sound
LPSMBA-AC01(1LP)
全世界250セット
完全限定プレス
マルセル・メイエ〜ザ・ラスト・レコーディング・イン・パリ1957
Side A
ドビュッシー:ラモーを讃えて
Side B
ドビュッシー:金色の魚
ショパン:マズルカ第23番ニ長調 Op.33-2
マルセル・メイエ(P)

録音:1957年12月28日/フランス国営放送内スタジオ(モノラル)
*33RPM,7inch Small hall type LP, MONO, 250copies limited edition
* Manufactured & Printed by Toyokasei, Japan
* Licensed by INA, France
*24bit/192kHz Digital restoration & remastering from the original master tape
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。フランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源からの復刻で集めていますが、7インチLP(センターホー ルは小サイズ)が完全限定プレスで登場!当盤には20世紀フランスを代表するマルセル・メイエ(1897-1958)のパリにおけるスタジオ・ラスト・レコーディン グからドビュッシーとショパンを収録。もちろん同音源の初LP化となります。コルトーから薫陶を受け、プーランクの作品の初演も手掛けたメイエ。格調高い演奏を お楽しみください。
全世界250セット完全限定プレスのため、お早めのお求めをおすすめいたします。 (Ki)

Spectrum Sound
LPSMBA-AC02(1LP)
全世界250セット
完全限定プレス
アンドレ・レヴィ〜チェロ小品集 Vol.1
Side A
ゴダール:ジョスランの子守歌
サン=サーンス:白鳥
Side B
ショパン:別れの歌
グリーグ:ソルヴェイグの歌
アンドレ・レヴィ(Vc)、
アンドレ・コラール(P)

録音:1958年11月(モノラル)
*33RPM,7inch Small hall type LP, MONO, 250copies limited edition
* Manufactured & Printed by Toyokasei, Japan
* LP Restoration Source - French Lumen LD 1-433A ED1,45RPM,7inch LP(MONO)
*24bit/192kHz Digital restoration & remastering from the original1st pressing LP
* This LP source is different from Sound tree - Global culture agency(STCL-1009)
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンドから7インチLP(センターホールは小サイズ)が完全限定プレスで登場!当盤はフランスの名チェリスト、 アンドレ・レヴィが演奏したチェロ小品集をおさめた超有名なLumen盤からの復刻。オリジナル盤は1960年代初頭に300〜400枚のみが世に出たもので、現 在状態の良いオリジナル盤を入手することは至難です。弦楽器の復刻に高い評価を集めるスペクトラム・サウンドによる注目のリリースです。 ★全世界250セット完全限定プレスのため、お早めのお求めをおすすめいたします。 (Ki)


FONE
2LP-050(2LP)
496枚完全限定生産
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(ジャズ・バンド・ヴァージョン)
交響組曲「キャットフィッシュ・ロウ」
ピアノ協奏曲ヘ調
リアルト・リップルズ
ステファノ・ボラーニ(P)、
リッカルド・シャイー(指)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO

録音(ライヴ):2010年1月28日-30日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス(ドイツ)
ドイツ製180g重量盤LP
2013年にFoneよりリリースされた、ステファノ・ボラーニとリッカルド・シャイーのコラボレーションによるガーシュウィン・アルバムのアナログ盤が496枚の完全限定生産で復活!
元々は2010年にDeccaからCDでリリースされ、2人の母国イタリアではクラシック・アルバムとして初めてポップ・チャートの8位にランクインしたアルバムで、Foneの創設者、ジュリオ・チェーザレ・リッチの手によって高品質LP化されたものです。ミラノが生んだクラシックとジャズのトップ・アーティストのコラボレーション、さらにはゲヴァントハウスOも普段とは全く違ったジャジーな表情を見せ、極めて熱量の高いライヴになっています。
「Fone」は1983年にイタリアのレコーディング・エンジニア、ジュリオ・チェーザレ・リッチによって設立され40年近い歴史を持つ高音質レーベル。リッチが「聴き手に(録音会場の)理想のポイントに腰を掛けているかのようなユニークな体験をしてもらいたい」と語る通り、自然なサウンドを楽しむことができます。


Challenge Classics
KKC-1214(2LP)
日本語帯・解説付
税込定価
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
[LP1]
A面:第1楽章 21:37
B面:第2楽章 21:35
[LP2]
A面:第3楽章 10:49
B面:第4楽章 14:06
ベルナルト・ハイティンク(指)
オランダ放送PO

ライヴ録音:2019年6月15日/オランダ、コンセルトヘボウ
180g重量盤
2021年にSACDハイブリッド盤で発売されベストセラーとなったハイティンクのブルックナーがLP化されました!米アメリカン・レコード・ガイド誌、英グラモ フォン誌、蘭ヘト・パロール紙等、各方面で高い評価を得ている録音です。オーケストラとの深い関係が紡ぐ至上のブルックナー、ホールを満たす大演奏を、アナロ グならではの味わいと共にたっぷりと堪能いただけます。
2019年に引退を表明したハイティンクが、生まれ故郷アムステルダムのコンセルトヘボウで最後に指揮した演奏会のライヴ録音。オーケストラはキャリア最初期 の1955年から関りを持ち、1957年から首席指揮者を務めたオランダ放送POです。そして最後に選んだ曲目は自身の重要なレパートリー として生涯何度も取り上げてきたブルックナーの第7番。同年のベルリン・フィルやウィーン・フィルとの最後の演奏会でも披露したプログラムであることから、ハ イティンクが特別な想いを込めてこの曲を選んだことが分かります。澄み切った解釈で清らかに流れる音響は滋味豊かにして瑞々しくもあり、長大な時間を一息で つなぐ雄大さは音楽の中で深呼吸したくなるような心地よさ。またオランダ放送フィルの整っていながらも柔らかさ、温かさを含ませた独特の音色はブルックナー との相性も実に良く絶品。故郷オランダとのかけがえのない感動的な名演奏が記録されています。
〈「ワーグナーの葬送音楽」で、あたかも神が舞い降りたかのようにコラールが鳴り響く瞬間は、ブルックナー演奏史においても白眉といえるでしょう。〉…坂入健 司朗氏の解説より   (Ki)
※国内仕様盤のみのご案内となります。


CPO
CPO-555566(1LP)
NX-B10
ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」 Op. 8
【Side A】
協奏曲 Op.8No.1「春」 RV 269
協奏曲 Op.8No.2「夏」 RV 315
【Side B】
協奏曲 Op.8No.3「秋」 RV 293
協奏曲 Op.8No.4「冬」 RV 297
アンドレーア・チラ(パンフルート)
プフォルツハイム南西ドイツ室内O
ダグラス・ボストック(指)

録音:2020年10月28-31日
※このLPは既に発売されている555461(CD)から「四季」だけを抜粋、アナログ化したものです。
誰もが知っているヴィヴァルディの『四季』に新風を吹き込む1枚が登場。このアルバムでは独奏ヴァイオリンの パートをパンフルートで演奏し、アルカイックな音色と文字通り息つく間もない驚愕のヴィルトゥオジティを披露 しています。 アンドレーア・チラは、ルーマニアのブカレストで生まれ、母国では「ナイ」と呼ばれるパンフルートの演奏に才能 を発揮。ルーマニアの伝統音楽からオペラ・アリアやポップスに至るレパートリーを持ち、この楽器のスター的存 在としてウィーンを拠点にヨーロッパで活躍しています。 パンフルート用のアレンジは現代作曲家として活躍するカルロス・ピノ=キンタナによるもので、原曲のソロ・ パートのポリフォニックな側面を強調し、パンフルートに適した調に移し、弦楽アンサンブルとのバランスに配慮 することで、違和感のない仕上がりになっています。


Onyx
ONYXSET-4226(2LP)
ブラームス・アナログ
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
4つの厳粛な歌(Vcとピアノ版)
レオナルト・エルシェンブロイヒ(Vc)、
アレクセイ・グリニュク(P)
レオナルト・エルシェンブロイヒは1985年ドイツのフランクフルト生まれ、メニューイン・スクールとケルン音楽アカデミーで学び、BBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティスト、ドイツ公共ラジオ放送局とブレーメン・フィルハーモニック協会のアーティスト・イン・レジデンスに選ばれてきたエリート・チェリストです。
英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」&「クリティクス・チョイス」、英BBCミュージック・マガジンの「チェンバー・チョイス」にそれそれ選ばれるなど大成功を収めたベートーヴェン録音(ONYX-4196)から約3年半ぶりのリリースとなるブラームス!
ベートーヴェン同様今作のブラームスでもレコーディングに非常にこだわりを見せておりアナログ盤(LP)ヴァージョンもリリースとなりました(CDはONYX-4226)。イギリスの有名なアビー・ロード・スタジオにおいて、テープ・レコーダー、ビンテージ・マイク、長回しなどのアナログ・レコーディングの技術を使って録音。1950年代後半から1960年代に録音されたサウンドを目標とし、ブラームスのソナタのために特定のサウンドを捉えたいとこだわり抜いた結果、まるでミュージシャンが実際にリスナーと同じ部屋にいるかのような、素晴しく親密で、暖かく、尚且つ鮮明なサウンドが実現しました。非臨床的で表面的に明るい印象のデジタル・サウンドではなく、LPの黄金時代の最高のサウンドが完璧にとらえられたとされる録音にご期待ください。オーディオ・ファンも要注目のブラームス・アルバムです!


Solo Musica
SMLP-408(1LP)
NX-D11
モーツァルト・メイド・イン・ザルツブルク
【SIDE A】
歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」- 彼に向けてください そのまなざしを
歌劇「ツァイーデ」-ただ私の心を勇気づける
男たちはいつもつまみ食いしたがる K 433
歌劇「フィガロの結婚」踊りをなさりたければ
【SIDE B】
ドイツ軍歌 「私が皇帝になったら」 K 539
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」カタログの歌
歌劇「フィガロの結婚」-すべては準備ができた - さあ、目をあけろ
歌劇「フィガロの結婚」 -お前はもう訴訟に勝っただと(ウィーン初演版)…世界初録音
ラファエル・フィンガーロス(Br)
モーツァルテウムO
レオポルト・ハーガー(指)

録音:2021年春・モーツァルテウム(オーストリア)
※SM377(CD)より抜粋
180重量盤、331/3rpm
「ザルツブルクで制作されたモーツァルト」と題されたアルバム。作曲家、ソリスト、指揮者をザルツブルク出身者で固め、オーケストラも録音場所もザルツブルク という徹底ぶり。バリトンのためのオペラ・アリアと歌曲を通じてモーツァルト愛を存分に伝えます。有名曲の数々に加え、あまり耳にすることのない「ツァイーデ」 のアリアや、「フィガロの結婚」のウィーン初演の際に付け加えられた伯爵のアリアが貴重です。ラファエル・フィンガーロスは1986年にザルツブルク州タムスヴェー クに生まれ、ウィーン音楽大学を卒業。2016年から2020年までウィーン国立歌劇場のアンサンブル・メンバーとなり、2016年には歌劇場の日本公演に帯 同して「ナクソス島のアリアドネ」のハルレキン役を歌い、注目されました。現在ではオペ ラ、コンサートの両面で幅広く活躍しています。 ※このLPは既に発売されているCD(SM377)から8曲を抜粋、アナログ化したものです。


Altus
ALTLP-165(5LP)
国内プレス
完全限定生産
初LP化
特典盤応募券付
ブルックナー・チクルス in サントリーホール 第3期 1998
(1)交響曲第5番変ロ長調 WAB 105
 [LP1-A] 第1楽章 21:53
 [LP1-B] 第2楽章 17:00
 [LP2-A] 第3楽章 14:28
 [LP2-B] 第4楽章 26:28
(2)交響曲第1番ハ短調 WAB 101
 [LP3-A] 第1楽章 14:02
 [LP3-B] 第2楽章 13:37
 [LP4-A] 第3・4楽章 9:11+15:45
(3)交響曲第9番ニ短調 WAB 109
 [LP4-B] 第1楽章 25:16
 [LP5-A] 第2楽章 11:09
 [LP5-B] 第3楽章 27:00
若杉 弘(指) NHK響 

ライヴ録音:(1)1998年1月27日、(2)1998年2月28日、(3)1998年3月13日/サントリーホール
ブルックナー没後100周年・サントリーホール開館10周年・N響創立70周年が重なった記念すべき1996年から、98年にかけて3期9公演にわたり行わ れた若杉&N響の伝説的ブルックナー・チクルス。「2つの世紀のカトリック」と題し、各回ブルックナーの交響曲1曲とメシアン作品を組み合わせた意欲的なプロ グラムによるこのチクルスは、リハーサルもすべてサントリーホールで行いホールの響きを完璧に手中にしてから本番に臨むという破格に贅沢なプロジェクトでし た。マエストロの意気込みは並々ならぬもので、回を重ねるごとに解釈は深まり、完成度は高まり、日本の演奏史に残るブルックナーの全集録音が残されたのです。 その全貌は2020年にALTUS により初めてCD化され「レコード芸術」誌で特選盤を獲得するなど大きな話題となりました。そしてこのたび満を持しての初LP 化。NHK音源をALTUSがLP用にリマスタリングし、東洋化成でカッティングとプレスを行いました。当時のブルックナー・チクルスを追体験できるよう演奏年順 に全3期にわけての発売。世界に誇る若杉弘の至芸がレコードならではの魅力と共にじっくりとお楽しみいただけます。
当チクルスのLP化はラッカー盤・テストプレス盤と慎重に検聴しながら進めております。CD・SACDとは全く違う魅力を湛えた音がお楽しみいただけることと 思います。レコードならではの音をぜひじっくりとご堪能ください。
商品の帯に応募券が付いています。第1〜3期の応募券を揃えると若杉N響の非売品LPをプレゼント!<応募期限>2023年6月30日(金)[当日消印有効]

Altus
ALTLP-160(5LP)
国内プレス
完全限定生産
初LP化
特典盤応募券付
ブルックナー・チクルス in サントリーホール 第2期 1997
(1)交響曲第4番変ホ長調 『ロマンティック』 WAB 104
  [LP1-A] 第1楽章
  [LP1-B] 第2楽章
  [LP2-A] 第3楽章
  [LP2-B] 第4楽章
(2)交響曲第2番ハ短調 WAB 102
  [LP3-A] 第1楽章
  [LP3-B] 第2楽章
  [LP4-A] 第3・4楽章
(3)交響曲第6番イ長調 WAB 106
  [LP4-B] 第1章
  [LP5-A] 第2楽章
  [LP5-B] 第3・4楽章
※実際の演奏は2・4・6番の順で行われました。当LPでは面割の都合上、4・2・6番の順で収録いたしております。
若杉 弘(指)
NHK響

ライヴ録音:(1)1997年2月24日、(2)1997年1月13日、(3)1997年3月18日/サントリーホール
ブルックナー没後100周年・サントリーホール開館10周年・N響創立70周年が重なった記念すべき1996年から、98年にかけて3期9公演にわたり行わ れた若杉&N響の伝説的ブルックナー・チクルス。「2つの世紀のカトリック」と題し、各回ブルックナーの交響曲1曲とメシアン作品を組み合わせた意欲的なプロ グラムによるこのチクルスは、リハーサルもすべてサントリーホールで行いホールの響きを完璧に手中にしてから本番に臨むという破格に贅沢なプロジェクトでし た。マエストロの意気込みは並々ならぬもので、回を重ねるごとに解釈は深まり、完成度は高まり、日本の演奏史に残るブルックナーの全集録音が残されたのです。 その全貌は2020年にALTUS により初めてCD化され「レコード芸術」誌で特選盤を獲得するなど大きな話題となりました。そしてこのたび満を持しての初LP 化。NHK音源をALTUSがLP用にリマスタリングし、東洋化成でカッティングとプレスを行いました。当時のブルックナー・チクルスを追体験できるよう演奏年順 に全3期にわけての発売です。
当チクルスのLP化はラッカー盤・テストプレス盤と慎重に検聴しながら進めております。CD・SACDとは全く違う魅力を湛えた音がお楽しみいただけることと 思います。レコードならではの音をぜひじっくりとご堪能ください。
商品の帯に応募券が付いています。第1〜3期の応募券を揃えると若杉N響の非売品LPをプレゼント! 詳細は第3期で発表いたします。 (Ki)


Analogphonic
ANALOGPHONIC
LP-43188(2LP)
限定盤
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」&第10番
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」
[SIDE1]
第1楽章 Adagio sostenuto?Presto
[SIDE2]
第2楽章 Andante con Variazioni (I?IV)
[SIDE3]
第3楽章 Presto
ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 第1楽章 Allegro Moderato
[SIDE4]
第2楽章 Andante espressivo
第3楽章 Scherzo. Allegro
第4楽章 oco Allegretto?Adagio espressivo-Tempo1. Allegro-Poco Adagio?Presto
ギドン・クレーメル(Vn)
マルタ・アルゲリッチ(P)

録音:1994年 STEREO
180g/ドイツ・オプティマル社でのプレス
マスタリング:シドニー・クレール・メイヤー(エミール・ベルリナー・ストゥディオズ)
LP初登場。「ほかに比肩するもののない録音。何物にもおさまらないとてつもないスケールの演奏」(BBCマガジン)と大絶賛された衝撃の演奏。10年の歳月 をかけて完成されたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ録音の完結編。ふたりの巨匠がはなつ決定打です。 (Ki)

Analogphonic
LP-43189(1LP)
限定盤
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 op.30
[SIDE1]
第1楽章 Allegro ma no tanto
[SIDE2]
第2楽章 Intermezzo. Adagio
第3楽章 Finale. Alla breve
マルタ・アルゲリッチ(P)
リッカルド・シャイー(指)
ベルリンRSO

録音:1982年12月(ライヴ)STEREO
180g/ドイツ・オプティマル社でのプレス
マスタリング:シドニー・クレール・メイヤー(エミール・ベルリナー・ストゥディオズ)
LP初登場。アルゲリッチの数ある録音の中でも、そしてラフマニノフのピアノ協奏曲第3番の中でも屈指の名演であるラフマニノフの録音がLP初登場。ものす ごい白熱ぶり、フィナーレでの猛烈なスピード、百獣の王の威厳と激しさと強さ、そして美しさ、すべてを兼ね備えたラフマニノフです。これがLPで聴けるとは!  (Ki)


ANTARCTICA
ANTAR-035(1LP)
ロベール・グロスロ(1951-):ベースギターと管弦楽のための協奏曲 トーマス・フィオリーニ(ベース)
ブリュッセル・フィルハーモニック

録音:2022年4月22日(初演ライヴ)
ブリュッセル・フィルのコントラバス奏者で、ベースギターも得意なトーマス・フィオリーニが、自身の夢であったベース協奏曲を実現。ベルギーの作曲家ロベール・ グロスロによるスコアはクラシックの管弦楽とエレキベースを高度に組み合わせたもの。洗練された構築性のなか、ソリストの奏でる様々な奏法を駆使した技巧的 なパッセージがアンプをつたい迫力の低音となって放たれます。非常にユニークな作品の初演ライヴ、LPのみでの発売。

ANTARCTICA
ANTAR-036(1LP)
消失点
[A面]
「秋 - In Octoberr I got cold」
ロベール・ド・ヴィゼー:前奏曲 イ短調(I woke up at five)
ダウランド:ラクリメ(Solo)
グレゴリオ・ユエ:幻想曲(I can do it)
「冬 - Into a new world」
フランチェスコ・ダ・ミラノ:幻想曲第42番(Blurred)
フランチェスコ・ダ・ミラノ:リチェルカーレ第51番(I fell)
ルイス・デ・ナルバエス:皇帝の歌(Sorry)
[B面]
ウラジーミル・ゴーリンスキー(1984-):消失点
フランチェスコ・ダ・ミラノ:リチェルカーレ第34番『ラ・カンパーニャ』(Shivering in the wind)
「春 - I practised living」
ダウランド:ファンシー(Beyond the fog)
ヴィゼー:シャコンヌ イ短調(Tangled up in life)
ソフィー・ファンデン・エインデ(Lute)

録音:2021年11月2-4日
リュート独奏のレパートリーから、多彩な色彩、スタイル、雰囲気を感じさせるプログラムを編んだ作品。力強い音色から儚げで静かな音色まで、様々な感情を内 包したサウンドに満たされています。LPのみの発売。 奏者のソフィー・ファンデン・エインデは重度の燃え尽き症候群に苦しんだ経験があり、新作の「消失点」ではその心理状態が描かれています。空虚な閉塞感と 向き合い、抵抗と受容の道を探っていく、女声をともなう楽曲です。 (Ki)


FONE
LP-155(1LP)
初回完全限定生産
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ集
2本のヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.56*
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.80**
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、
ラウラ・ゴーナ(Vn)*、
マリア・グラツィア・ベッロッキオ(P)**

録音:2020年2月14日-16日、カーサ・デラ・ムジカ 「サーラ・デル・エルメリーノ」(イタリア、ミラノ)
イタリアの偉大なヴァイオリニスト、サルヴァトーレ・アッカルドによるプロコフィエフのヴァイオリン作品集から、2本のヴァイオリンのためのソナタ、ヴァイオリン・ソナタ第1番の2曲を収録した日本製(東洋化成株式会社)超高品質限定プレスLPのリリースが決定!
「Fone」は1983年にイタリアのレコーディング・エンジニア、ジュリオ・チェーザレ・リッチによって設立され40年近い歴史を持つ高音質レーベル。リッチが「聴き手に(録音会場の)理想のポイントに腰を掛けているかのようなユニークな体験をしてもらいたい」と語る通り、自然なサウンドを楽しむことができます。黒色に染色していないナチュラル・カラーの透明ヴァイナルを使用したアナログ盤製作は、目視による平面度のチェックや、傷や汚れの有無の確認、そしてサンプルのリスニングテストなど、一枚一枚細心の注意を払った品質管理によって行われました。イタリアの偉大な芸術家の円熟の演奏を、リッチが「私の40年の経験と、技術的、生産的なコミットメントのすべてを利用し、オリジナルのアナログ・マスターと100%同じ音のレコードを実現した」と自信を持って送り出す最高の音質でお楽しみください。


WAXTIME IN COLOR
WAXIC-950733(1LP)
完全限定生産
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
[A面] アリア〜第16変奏
[B面] 第17変奏〜アリア
グレン・グールド(P)

録音:1955年6月10、14、16日/ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ(モノラル)
※180g重量盤、クリアカラー盤
主にジャズの名盤を180gカラー盤で復刻しているレーベル「WAX TIME IN COLOR」から、グールドのゴルトベルク、55年録音盤が登場。クラシックのリリー スはまったくもって稀有。
グールドのSONYデビュー盤となった本作は「ピアノによるバッハ」のあり方を根本から覆した衝撃の演奏。疾走感にあふれたタッチ、快感を伴うほどの対位法 処理、独特な内声の歌いこみなどの特徴は、後の世に無視することの出来ない決定的な影響を与えました。
ジャンルを超えてあまねく知られるグールドの名盤。クラシック・ファンはもちろん、ジャズ・ファンにもおすすめの注目リリースです。 (Ki)


Hanssler
KKC-1211(1LP)
限定プレス
税込定価
バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
■SideA(25'42)
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV1041(全楽章)
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042(第1&2楽章)
■SideB(22'35)
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042(第3楽章)
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV1052(全楽章)
フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)
ベルリン・バロック・ゾリステン【ダニエル・ゲーデ(Vn、指揮)、町田琴和、リューディガー・リーバーマン、アレッサンドロ・カッポーネ(Vn1)、ライマー・オルロフスキー、エーファ=マリア・トマジ、ラヘル・シュミット(Vn2)、ヴァルター・キュスナー、クリストフ・シュトロイリ(Va)、ブリュノ・ドルプレール(Vc)、ウルリヒ・ヴォルフ(コントラバス、)ラファエル・アルパーマン(Cemb)】

録音:2017年4月/イエス・キリスト教会(ベルリン)
独パラス社プレス/180g重量盤
ドイツ正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマンの バッハのヴァイオリン協奏曲集が LP で登場!自身2 度目となるバッハのヴァイオリ ン協奏曲(このうちヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV1052は初録音)。1度目は1988年にジェフリー・テイト(指)イギリス室内Oとの録音ということで、 実に約 30年ぶりの再録音となります。
ツィンマーマンといえば優美で香り高き音色を奏でますがバッハは絶品の一言に尽き、バッハの音楽の神髄に迫る演奏を聴かせます。共演はベルリン・フィルハー モニーOの首席奏者たちを中心にして1995年に結成されたベルリン・バロック・ゾリステン。名手たちによる極上のバッハをここに聴くことができます。
消失したヴァイオリン協奏曲のチェンバロ編曲として自筆総譜が存在するチェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052。ツィンマーマンは失われたヴァイオリ ン協奏曲を見事によみがえらせました。入り組んだ起伏をもつユニゾンの主題が印象的なこの協奏曲は主題の直後から颯爽としたヴァイオリン独奏があらわれま す。独奏パートの幻想的で豊かな発展が印象的な当作品は、1832年にメンデルスゾーンがピアノ協奏曲として演奏した記録が残っているほか、シューマンは「最 大の傑作のひとつ」と讃えております。
国内品番のみの流通となります。  (Ki)


BR KLASSIK
BR-900204(1LP)
NX-E03
ショスタコーヴィチ:作品集

【SIDE A】
ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op. 35

【SIDE B】
交響曲第9番 変ホ長調 Op. 70*
イェフィム・ブロンフマン(P)
ハンネス・ロイビン(Tp)
バイエルンRSO
マリス・ヤンソンス(指)

録音:2012年10月15-19日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
2011年3月21日ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)*
180g 重量盤 331/3rpm
※既発CD 900202と同内容
2021年に発売された『マリス・ヤンソンス・エディション』(900200)からの分売アルバム、アナログ盤にて再登場! 「ショスタコーヴィチの音楽に心を奪われ、心の一番奥深いところまで揺さぶられる人が世界中で増えています。ショスタコーヴィチの音楽は独特だ。それ は政治がもたらした痛ましい時代の証言であると同時に、人間存在にかかわる根本的な感覚と経験が生み出す、時代を越えた表現となっています。 私にとっては特に。」と語った名指揮者マリス・ヤンソンス。 このアルバムには2011年と2012年に開催されたコンサートから、2曲のショスタコーヴィチ作品のライヴ録音が収録されています。 ショスタコーヴィチの「ピアノ協奏曲第1番」は、正式には「ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲」といい、トランペットにもソリストとしてのテク ニックが要求される作品。ショスタコーヴィチは、歌劇「ムツェンスクのマクベス夫人」の完成からわずか数週間後の1933年夏にこの作品を書き上げて おり、26歳の若き作曲家の計り知れないほどの優れた才能が存分に感じられる逸品です。ピアノを卓越した技巧で知られるイェフィム・ブロンフマン、ト ランペットをNDRエルプ・フィル(旧名称ハンブルク北ドイツRSO)の首席奏者を務め、現在もソリストとして活躍するベテラン、ハンネス・ロイビ ンが演奏、さまざまな風刺や引用なども含め、ヤンソンスの機敏な指揮が全体をまとめています。 交響曲第9番は1945年11月3日にエフゲニー・ムラヴィンスキー(指)レニングラード・フィルハーモニーSOによって初演された「戦争三部作」 の最後の作品。勝利の交響曲と期待されましたが、実際には風刺と皮肉に満ちており、この軽妙な作品はベートーヴェンの第九のような作品を求め ていた政府関係者の意向に沿うことはありませんでした。ヤンソンスは機知と皮肉に満ちたこの作品をスタイリッシュに仕上げています。


Altus
ALTLP-155(5LP)
完全限定生産
日本語帯・解説付
 特典盤応募券付
ブルックナー・チクルス in サントリーホール 第1期 1996
(1)交響曲第7番ホ長調 WAB 107
  [LP1-A] 第1楽章 20:30
  [LP1-B] 第2楽章 22:24
  [LP2-A] 第3・4楽章 9:49+13:33
(2)交響曲第3番ニ短調 WAB 103
  [LP2-B] 第1楽章 23:02
  [LP3-A] 第2楽章 15:48
  [LP3-B] 第3・4楽章 7:28+14:26
(3)交響曲第8番ハ短調 WAB 108
  [LP4-A] 第1楽章 16:26
  [LP4-B] 第2楽章 15:48
  [LP5-A] 第3楽章 26:30
  [LP5-B] 第4楽章 25:02
若杉 弘(指)NHK響

ライヴ録音:(1)1996年1月29日、(2)1996年2月26日、(3)1996年3月31日/サントリーホール
国内プレス
ブルックナー没後100周年・サントリーホール開館10周年・N響創立70周年が重なった記念すべき1996年から、98年にかけて3期9公演にわたり行わ れた若杉&N響の伝説的ブルックナー・チクルス。「2つの世紀のカトリック」と題し、各回ブルックナーの交響曲1曲とメシアン作品を組み合わせた意欲的なプロ グラムによるこのチクルスは、リハーサルもすべてサントリーホールで行いホールの響きを完璧に手中にしてから本番に臨むという破格に贅沢なプロジェクトでし た。マエストロの意気込みは並々ならぬもので、回を重ねるごとに解釈は深まり、完成度は高まり、日本の演奏史に残るブルックナーの全集録音が残されたのです。 その全貌は2020年にALTUS により初めてCD化され「レコード芸術」誌で特選盤を獲得するなど大きな話題となりました。そしてこのたび満を持しての初LP 化。NHK音源をALTUSがLP用にリマスタリングし、東洋化成でカッティングとプレスを行いました。当時のブルックナー・チクルスを追体験できるよう演奏年順 に全3期にわけての発売。世界に誇る若杉弘の至芸がレコードならではの魅力と共にじっくりとお楽しみいただけます。 (Ki)


La Compagnie Baroque
KKC-1209(2LP)
税込定価
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集
[LP1-A]
ソナタ第2番イ長調 BWV1015
[LP1-B]
ソナタ第4番ハ短調 BWV1017
[LP2-A]
ソナタ第6番ト長調 BWV1019
[LP2-B]
アダージョ(BWV1019初稿譜より)
チェンバロ独奏(BWV1019初稿譜より)
ソナタ第1番ロ短調 BWV1014
天野乃里子(Cemb;アンソニー・サイデ Anthony Sidey 製、1998年)
山縣さゆり(バロック・ヴァイオリン:ヤコブ・シュタイナー Jacob Stainer 製、1669年頃)

録音:2019年11月11-14日/オランダ、ヴェルプ、エマウス修道院
※日本語帯・解説付
2021年に 2枚組 CDとして発売されレコード芸術誌で特選盤に選ばれるなど好評を博した、天野乃里子と山縣さゆりによるバッハのヴァイオリン・ソナタ 集がLPで登場。2枚のLPに無理なくカッティングできるよう収録曲を厳選しつつ、貴重な異稿録音も取り上げています。美しい残響を持つ修道院での録音で、 あたたかく豊かな音楽が自然と沸き起こってくるような素晴らしい演奏。ジャケットデザインも美しく、レコードとの相性抜群です。古楽の最新録音で LPという のもあまりなく注目に値します。CD版と同じくオランダ在住の天野乃里子による自主レーベルからの発売で、商品は輸入盤となります。見開きジャケット内側に、 英語と日本語の解説を掲載。
「バッハは、バロック時代の作曲家の中でも、最も重要な芸術家として有名ですが、ある意味では、彼の作品は、当時の典型的なバロックの作品からも、遠 大にまた孤高にかけ離れたとも言えるもので、“バッハ”というジャンルが存在すべきかもしれません。彼の作品は、和声、メロディ、リズムを精緻に組み合わせ た独創性で、それまでの音楽で表現されていたものの境界を遥かに超える質を達成していますが、この6曲計25楽章の中に、その要素は豊かに表現されていて、 我々もリハーサルをどれだけ積んでも、さらに新たな発見が常にあります。(天野乃里子)」
※当アルバムは国内仕様のみのご案内となります。


TESTAMENT
SBTLP-1156(1LP)
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ(1947年版)
【Side 1】
第1場 謝肉祭の市(7:42)、手品師の芸(3:02)
第2場 ペトルーシュカの部屋(4:36)
【Side 2】
第3場 ムーア人部屋 - バレリーナの踊り(4:03)、ワルツ:バレリーナとムーア人(3:45)
第4場 謝肉祭の市(1:09)、乳母の踊り(3:00)、熊を連れた農夫(1:21)、ボヘミアンと行商人(1:15)、 馭者と馬丁たち(2:27)、仮装した人々(1:52)、格闘:ムーア人とペトルーシュカ(0:59)、 ペトルーシュカの死(0:49)、警官と人形使い(1:19)、ペトルーシュカの亡霊(0:58)
オットー・クレンペラー(指))
ニュー・フィルハーモニアO

録音:1967年3月28, 30&31日、アビーロード・スタジオ、ロンドン(STEREO)
180g重量盤
TESTAMENTカタログ中の屈指のベストセラー演奏、クレンペラーのペトルーシュカがLP初登場!そのユニークな解釈、スコアの洞察力に話題沸騰!テスタメン トがEMI のマスターテープから発掘、CD化したクレンペラーの「ペトルーシュカ」がLPとなって登場します(もちろん本演奏の初LP化)。アナログ録音最盛期の 優秀録音。2022年に69歳で惜しくも亡くなったレーベル創業者、スチュワート・ブラウン氏のいわば置き土産ともいえる、特別なリリースといえましょう。 ※CD(SBT-1156およびKKC-6081)ではカップリングとして「プルチネルラ」(EMIで既発)が収録されておりましたが、本盤は「ペトルーシュカ」のみの所 収。クレンペラーの“超絶”演奏をアナログ盤ならではの生々しさで、じっくりとご堪能ください。
このペトルーシュカの録音についてのいきさつは、以下のとおり(KKC-6081ブックレット/アラン・サンダース氏によるライナーノーツ・川嶋文丸氏訳)

・1950年代後期、ステレオ技術への関心が高まり、EMI は「ペトルーシュカ」の模範的なレコードを制作すべく、カラヤンとクレンペラーを検討していた。
●1950年代後期、ステレオ技術への関心が高まり、EMI は「ペトルーシュカ」の模範的なレコードを制作すべく、カラヤンとクレンペラーを検討していた。
●クレンペラーはストラヴィンスキーと14年パリでの公演の際に会い、その後親交を温めてきた。「ぺトルーシュカ」を22年ケルンで初めて(指)プログラムにと
りあげてきた。
●67年4月4日のクレツキとニュー・フィルハーモニアの公演は指揮者病気のためクレンペラーが代役をつとめたが、彼はプログラムの一部を「ペトルーシュカ」
に差し替えた。
●EMIの対応は素早く、コンサートの前にこの作品を録音すべく、スタジオを押えた。セッションは3 日間行われた。
●EMIはテープの編集を完了したが、演奏に不備があり、発売できないと判断した。
●99年、テスタメントがクレンペラーの遺産を発掘すべく、テープをすべてチェックしたところ、EMIが編集したテープはほとんど3日目のセッションから作られて
いた。テスタメントは新鮮な気分で取り組んだ最初の日のセッションをメインに選んだ。


YARLUNG RECORD
YR-84177(1LP)
NX-E05
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調BWV 1004 ペッテリ・イーヴォネン(Vn)

録音:2008年6月9-16日
グラミー賞やICMAにノミネートされたフィンランドのヴァイオリニスト、ペッテリ・イーヴォネンが弾くバッハのパルティータ 第2番。長らくアメリカで生活、ヨーロッパに戻り、ヘルシンキのフィンランド歌劇場Oのコンサートマスターを 務めた後、パリ・オペラ座のコンサートマスターとしてパリに移り住んだというイーヴォネンは、様々なスタイルの音楽 を誠実に演奏する能力と、天性の抒情性を持つヴァイオリニストとして、エサ・ペッカ・サロネンやグスターボ・ドゥダメ ルといった著名な指揮者と共演しています。 この演奏は南カリフォルニア大学アルフレッド・ニューマン・ホールでライヴ録音されたもの。ヴァイオリンは1767年製 のフェルディナンド・ガリアーノ。オリジナルのCK12管を装着したコンデンサー型のステレオマイクAKG C-24を使っ たワンポイント録音で、エリオット・ミルウッドが特別に制作した真空管のマイク・アンプからミキサーを経由せずに オープンリールのAgfa-formula 468テープにダイレクト録音しています。電気経路を最短化することで生音の 質感を極力損なわずに伝えようという、Yarlungらしいこだわりの一枚です。

YARLUNG RECORD
YR-84179(1LP)
NX-E05
ショーソン:愛と海の詩 サーシャ・クック(Ms)
コルバーンO
イェフダ・ジラッド(指)

録音:2012年2月5-7日
180g 45RPM アナログ・レコード
グラミー賞を2度受賞したアメリカのメゾ・ソプラノ歌手サーシャ・クック。彼女のYarlung Recordsでのデビュー盤 (YR-14148)から、ショーソンの「愛と海の詩」をアナログ・レコードにした1枚。ニュージーランド・ヘラルド紙で「妖 しく艶やかな声」と絶賛されたサーシャの声とイェフダ・ジラッドが指揮するコルバーンOの美しい響きを捉え るために、この録音ではコンデンサーマイクの名品Neumann U-47をメインとし、補助マイクにパーカッションと管 楽器用にAKG C-12を各1本使用。エリオット・ミルウッドがYarlungのために特別に制作した真空管のマイク・ア ンプからミキサーを経由せずにオープンリールのAgfa-formula 468テープにダイレクト録音しています


BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-1201(8LP)
世界2000セット限定生産
税込定価

これ以上望めない高音質で蘇る、フルトヴェングラー・帝国放送局(RRG)アーカイヴ 1939-1945


■LP1A
(1)R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
(2)ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
■LP1B
シューマン:チェロ協奏曲


■LP2A
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死
■LP2B
シベリウス:エン・サガOp.9


■LP3A
ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
■LP3A/B
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」


■LP4A
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
■LP4B、5A
ベートーヴェン:ヴァイオリン協

奏曲
■LP5B、6A
R.シュトラウス:家庭交響曲


■LP6B
ヘンデル:合奏協奏曲Op.6-10 HWV328


■LP7A
モーツァルト:交響曲第39番
■LP7B
ウェーバー:「魔弾の射手」序曲


■LP8A
(1)ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第1組曲より「間奏曲」、「戦いの踊り」※初出
(2)ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲
■LP8B
シューベルト:交響曲第7番「未完成」 ※第2楽章初出


■ボーナス
オーディオ(13’27):トーンマイスター、フリードリヒ・シュナップ博士が語る(聞き手:ゲルト・フィッシャー/ドイツ・フルトヴェングラー協会)
DVD(14’00):ベルリン・フィルのメンバー、フルトヴェングラーについて語る


■ハイレゾ音源/24bitリマスター)ダウンロード・コード付
KKC-5952(22SACD Hybrid)に収録されているすべての音源のハイレゾ音源(24bitリマスター)をダウンロードすることが可能です。
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)BPO

■LP1A
(1)録音:1942年2月15,16,17日、旧フィルハーモニー/音源: オープンリール・テープ、モスクワ放送からのコピー(1987年返還テープ)
(2)録音:1942年2月26日、AEG工場/音源:放送局フィルム・サウンドトラック、コピー
■LP1B
ティボール・デ・マヒューラ(Vc)
録音:1942年10月25〜28日、旧フィルハーモニー/音源: オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)
■LP2A
録音:1942年11月8,9日、旧フィルハーモニー/音源: オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)
■LP2B
録音:1943年2月7〜10日、旧フィルハーモニー/音源: オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)
■LP3A
録音:1943年6月28,29,30日、旧フィルハーモニー/音源: オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)
■LP3A/B
録音:1943年6月28,29,30日、旧フィルハーモニー/音源:オープンリール・テープ、コピー
■LP4A
録音:1943年11月13,14,15,16日、旧フィルハーモニー/音源:オープンリール・テープ、コピー
■LP4B、5A
エーリヒ・レーン(Vn)
録音:1944年1月9,10,11,12日、旧フィルハーモニー(フルトヴェングラー、旧フィルハーモニー最後の公演)/音源: オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)
■LP5B、6A
録音:1944年1月9,10,11,12日、旧フィルハーモニー(フルトヴェングラー、旧フィルハーモニー最後の公演)/音源: オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)
■LP6B
録音:1944年2月7,8日、ベルリン国立歌劇場/音源: オープンリール・テープ、モスクワ放送からのコピー(1987年返還テープ)
■LP7A
録音:1944年2月7,8日、ベルリン国立歌劇場/音源: オープンリール・テープ、モスクワ放送からのコピー(1987年返還テープ)
■LP7B
録音:1944年3月20,21日、ベルリン国立歌劇場/音源: オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)
■LP8A
(1)録音:1944年3月20,21日、ベルリン国立歌劇場/音源: オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)
(2)録音:1944年3月20,21日、ベルリン国立歌劇場/音源:オープンリール・テープ、モスクワ放送からのコピー(1987年返還テープ)(第2組曲)
■LP8B
録音:1944年12月12日、アドミラル・パラスト/音源: トラック1オープンリール・テール、コピー/2オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)
注記:慎重なリマスタリングを施しましたが、第2楽章には削除できないバックグラウンドノイズが含まれます。
2018年末にリリースされ話題となったベルリン・フィル・レコーディングス「フルトヴェングラー帝国放送局(RRG)アーカイヴ 1939-45」(KKC-5952/22SACD Hybrid)は、戦時中(1939〜45年)にドイツ帝国放送が収録したベルリン・フィルとフルトヴェングラーによる放送録音から現存するテープをすべて 網羅し、オリジナル・テープを基本に最高の条件でセット化したもので、これまでのあらゆる盤を凌駕する決定盤となりました。
そのSACD Hybridボックスで発売された音源からレパートリー、演奏、音質が特に優れている録音をベルリン・フィル自身がセレクトした8枚組のLPボッ クスが登場!カッティング担当はエミール・ベルリナー・スタジオのシドニー・クレア・マイヤー。これまでに「ベルリン・フィル&ハイティンクのブルックナー交響 曲第7番」(完売)や「ハンブルク響&フルシャのスメタナのわが祖国」(完売)などを手がけた実力の持ち主です。LPのマスターはオリジナルのアナログテー プからのダイレクトトランスファーではなく、先のSACDボックスをリリースする際に行ったマスタリング音源を元に製作。SACDの音のほとんどは1987年と 1991年に返還されたテープをベルリン・フィルが新たに28bitでサンプリングし24bitでリマスタリングしたものであり、その最高音質を活かすのが最善策 と見做されたためです。SACDのマスタリングを行った際の詳細については、2019年ベルリンで行われたリリース記者会見のビデオでレコーディング・プロデュー サーのクリストフ・フランケ氏が詳しく説明しています。〜マスタリングの方法論 (前編)マスタリングの方法論 (後編)
解説書には、ソ連軍による戦後の押収からコピーの返還、マスター・テープの発見に至るまで、この録音をめぐる歴史について書かれた興味深い内容となって います(日本語訳付)。さらにフルトヴェングラーの貴重な映像を交えたドキュメンタリーを含むボーナスDVD1枚と、SACDボックス(KKC-5952/22SACD Hybrid)に収録されているすべての音源のハイレゾ・ダウンロード・コードも付属しています (Ki)


ALPHA
ALPHA-865(1LP)
NX-C05
『シューベルト・イン・ラヴ』 〜ポップス調アレンジで聴くシューベルト作品の魅力 (LPヴァージョン)
【SIDE A】
セレナーデ (『白鳥の歌』 D957No.4)
おやすみ (『冬の旅』 D911Op.89)
鬼火 (『冬の旅』 D911Op.89)
野ばら D257Op.3No.3
しぼんだ花 (『美しき水車小屋の娘』 D795Op.25)
水の上で歌う D774Op.72
【SIDE B】
夜と夢 D827Op.43No.2
アヴェ・マリア D839Op.52No.6
死と乙女 D531Op.7No. 3
あふれる涙 (『冬の旅』 D911Op.89)
君はわが憩い D776Op.59

※全て、ジョアン・ファルジョ編
ローズマリー・スタンドレー (ヴォーカル)
アンサンブル・コントラスト (ヴィオラ、チェロ、ダブルベース、ギター、打楽器、ピアノ)
サンドリーヌ・ピオー (S)エレル・ベッソン (Tp)

録音:2019年9月 ノアラック修道院、ランコントル文化センター(シエール)
フランスを中心に活躍し、1930-50年代のポップスを歌うバンド"モリアーティ"のヴォーカリストであるローズマリー・スタンドレーと、近現代音楽 を中心にクロスオーヴァー系もアコースティックな楽器でセンスあざやかにこなす実力派集団、アンサンブル・コントラストが手を組んだシューベル トの作品集。ピアノを担当するグループの中心メンバー、ジョアン・ファルジョによる、原曲のイメージを生かした美しくも物憂いアレンジで収めて います。方々から引っ張りだこの人気ソプラノ、サンドリーヌ・ピオーと、ヨーロッパ・ジャズ界で話題の女性トランペッターでALPHAからアルバム (ALPHA298)をリリースしているエレル・ベッソンも参加。心地よく力の抜けたヴォーカルと演奏が、シューベルト作品が本質的に持つ魅力を 新しい角度から楽しませてくれます。ピオーがリードする「夜と夢」も絶品。
2020年発売のアルバム(ALPHA418)から、器楽のみによる4つ のトラックを省いてアナログ化したもの。


Global Culture Agency
PWCL-0033(1LP)
限定生産盤
バッハ&モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集
[A面]バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042
[B面]モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K216
ジョコン ダ・デ・ヴィート(Vn)
ラファエ ル・クー ベリック(指)
[A面]LSO
[B面]ロイヤルPO

録音:[A面]1959年6月24-25日ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
[B面]1959年1月21-22日、11月6日/ロンドン、アビー・ロード・スタジオ、キングスウェイ・ホール
※音源:HMV*:ASD 429
仏プレス/2022年リマスター/180g重量盤

Global Culture Agency
PWCL-0034(1LP)
限定生産盤
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 『クロイツェル』Op.47
[A面]第1楽章・第2楽章
[B面]第3楽章
ジョコン ダ・デ・ヴィート(Vn)
ティート・アプレア(P)

録音:1955年7月18-20、22日ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
※音源HMV*ALP 1319
仏プレス/2022年リマスター/180g重量盤

Global Culture Agency
PWCL-0035(1LP)
限定生産盤
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
[A面]第1楽章(カデンツァ:ヨアヒム)
[B面]第2・3楽章
ジョコン ダ・デ・ヴィート(Vn)
ルドルフ・シュヴァルツ(指)
フィルハーモニアO

録音:1953年2月25・27日、3月5日ロンドン、キングスウェイ・ホール
※音源HMV*ALP 1104
仏プレス/2022年リマスター/180g重量盤
オリジナル・デザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LPシリーズから、名女流ヴァイオリニスト、デ・ヴィートによる「バッハ& モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲」(PWCL-0033)、「ベートーヴェン:クロイツェル・ソナタ」(PWCL-0034)、「ブラームス:ヴァイオリン協奏曲」(PWCL-0035)の3タイトルが同時発売!どれも彼女の得意とした曲目で名演の誉れ高く、オリジナル盤は中古市場で高値で取引されるレア盤です。しなやかで凛とした 音色と、作品の持つ味わいを深く引き出す歌。レコードならではの美感にあふれた逸品です。
現ワーナー傘下のパーロフォン・レコードから取り寄せたオリジナルマスターに独自の丁寧なリマスタリングを施し、フランス・プレスで製品化。日本へは国内レーベルGlobal Culture Agencyを介してのみの流通です。 (Ki)

Global Culture Agency
STCL-1009(1LP)
限定生産盤
チェロは歌う 〜アンドレ・レヴィ、フランス音楽集
[A面]
マスネ:『ウェルテル』より月の光
オッフェンバック:『ホフマン物語』より 舟歌
リスト:愛の夢
ヴォルガの舟歌
[B面]
ゴダール:ジョスランの子守唄
サン=サーンス:白鳥
ショパン:別れの曲
グリーグ:ソルヴェイグの歌
アンドレ・レヴィ (Vc)
アンドレ・コラール (P)

録音:1958年11月
※音源:Lumen*LD 1.432& 1.433(7インチ)
仏プレス/2022年リマスター/180g重量盤
オリジナル・デザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LPシリーズより、アンドレ・レヴィとアンドレ・コラールによるフラン ス作品集が登場。これは1960年代初頭に300〜400枚という少数生産で世に出たもので、今や状態の良いオリジナル盤を入手することは至難。その貴重な Lumenオリジナル盤のファースト・プレスからデジタル・トランスファーして最新リマスターを施し、フランスプレスで製品化した愛好家大注目のレコードです。
日本へは国内レーベルGlobal Culture Agencyを介してのみの流通です。 (Ki)

Global Culture Agency
STCL-1013(1LP)
限定生産盤
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8
[A面]
第1楽章/第2楽章
[B面]
第2楽章(つづき)/第3楽章
ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)

録音:1950年/ニューヨーク
※音源:Period Records*SPLP 510
仏プレス/2022年リマスター/180g重量盤
オリジナル・デザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LPシリーズより、26歳のシュタルケルによるコダーイ無伴奏録音が登場。 コダーイ作品の認知を上げ、シュタルケルの名を不滅のものとした名盤にして、オリジナル盤はたいへん入手難の一品。その貴重なPeriodオリジナル盤のファース ト・プレスからデジタル・トランスファーして最新リマスターを施し、フランスプレスで製品化した愛好家大注目のレコードです。
日本へは国内レーベルGlobal Culture Agencyを介してのみの流通です。 (Ki)


Analogphonic
LP-43092(3LP)
180g重量盤
限定プレス
ムラヴィンスキーのチャイコフスキー:三大交響曲
[LP1]交響曲第4番ヘ短調 op.36〔Side1:第1楽章/Side 2:第2-4楽章〕
[LP2]交響曲第5番ホ短調 op.64〔Side 1:第1-2楽章/Side 2:第3-4楽章〕
[LP3]交響曲第6番「悲愴」 op.74〔Side 1: 第1-2楽章/Side 2:第3-4楽章〕】
エフゲニ ー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラードPO

録音:1960年9月14-15日ウェンブリー・タウン・ホール(第4番)
1960年11月9-10日ウィーン楽友協会(第5番)
1960年11月7-9日ウィーン楽友協会(第6番)
アナログ・マスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
1960年9月、エフゲニー・ムラヴィンスキー率いるレニングラード・フィルは英国を訪問し、エディンバラとロンドンでセンセーショナルなコンサートを行いまし た。この機会に、ドイツ・グラモフォンがおこなったセッション録音です。猛烈な勢いのチャイコフスキーの交響曲第4番は人気の演奏です。完璧主義者のムラヴィ ンスキーはこの録音に満足し、2ヵ月後、今度はウィーンの楽友協会で、第5番と6番をDGに録音することに同意しました。どの作品からも、非常に緊張感のある 生のエネルギーが伝わってきます。特に第5番のフィナーレは圧巻で、息をのむような速さです。 (Ki)


Altus
TBRLP-0005(2LP)
完全限定生産
税込定価
チェリビダッケ、幻のリスボン・ライヴ
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
[LP1]
A面:第1楽章/B面:第2楽章
[LP2]
A面:第3楽章/B面:第4楽章
セルジュ・チェリビダッケ(指)
ミュンヘンPO

ライヴ録音:1994年4月23日 コリセウ・リスボン(ステレオ)
ポルトガル国営放送(RTP)によるデジタル録音
※国内プレス、正規盤初LP化
東武商事(旧・東武ランドシステム)から正規盤・初出 CD として発売され大ベストセラーを記録している、「チェリビダッケの最高傑作にしてブルックナー演奏 の頂点」とまで賞賛された伝説のリスボン・ライヴをALTUSが正規ライセンスでLP化。愛好家垂涎の超絶演奏がアナログの醍醐味たっぷりに響き渡る注目 の逸品、数量限定生産です。
正規オリジナルマスターに ALTUSがLP用のマスタリングを施し、東洋化成の熟練エンジニアが慎重にカッティングを行い、切りあがったラッカー盤をキン グ関口台スタジオで入念に検聴、万全を期して製品化。30分を超えるほどの凄まじい第3・第4楽章に関しては特に注意を払い、長時間収録でも音に歪みの 出ないよう、かつLPならではの再生効果が最大限発揮されるよう苦心いたしました。楽章途中で面を切り替える収録方法も案の一つとしてありましたが、チェ リビダッケにしかありえない滔々たる大エネルギーを一続きに浴びながらその深淵なる音楽をじっくりと堪能できるように、各楽章1面ずつの2枚組としており ます。
極限をも超えた超スローテンポで繰り広げられるチェリビダッケの魔術、100分を超える大演奏の崇高な神々しさにはひれ伏すばかり。ミュンヘン・フィルの 音色もどこまでも柔らかく繊細。ポルトガル大使館の協力で発見され、ご子息セルジュ・イオアン・チェリビダキ氏とミュンヘン・フィルの承認を得て世に出た、 貴重極まる歴史的音源です。 湧々堂の「殿堂入り」コメント


FONE
FONELP-152(1LP)
初回完全限定生産
ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのための作品集
SIDE A〜ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ/SIDE B〜2つのヘブライの歌より「カディッシュ」(ルシアン・ガルバン(1877-1959)編)、フォーレの名による子守歌、ハバネラ形式の小品、ツィガーヌ(演奏会用狂詩曲)
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、
ラウラ・マンツィーニ(P)

録音:2019年11月1日ー2日、カーサ・デラ・ムジカ 「サーラ・デル・エルメリーノ」(イタリア、ミラノ)
※「カディッシュ」のみLP151と収録曲目が重複しています。
イタリアの偉大なヴァイオリニスト、サルヴァトーレ・アッカルドが2019年11月にミラノで録音したドビュッシーとラヴェルの作品集のうち、ドビュッシーを中心とした作品は日本製(東洋化成株式会社)の超高品質限定プレスLP(LP151)となって発売されていましたが、残りのラヴェルの作品集も日本製の高品質LPリリースが決定しました。
伝説的な真空管マイク、ノイマンのU47とU48が使われ、リスナーにまるでホールの理想的な位置にある肘掛け椅子に座って聴いているかのような体験を届けるよう、編集なしの自然なサウンドで録音。黒色に染色していないナチュラル・カラーの透明ヴァイナルを使用したアナログ盤製作は、目視による平面度のチェックや、傷や汚れの有無の確認、そしてサンプルのリスニングテストなど、一枚一枚細心の注意を払った品質管理によって行われました。プロデューサー&レコーディング・エンジニアのジュリオ・チェーザレ・リッチが「私の40年の経験と、技術的、生産的なコミットメントのすべてを利用し、オリジナルのアナログ・マスターと100%同じ音のレコードを実現した」と語る、高音質・高品質アナログ盤にご期待ください。
※重要:当タイトルは完全数量限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。


Gramola
GRAM-10004(1LP)
NX-D07
シューベルト:交響曲第8番「未完成」 D 759
【SIDE A】
第1楽章:11’49”
【SIDE B】
第2楽章:11’32”
クラングコレクティフ・ウィーン
レミ・バロー(指)

録音:2018年3月19-21日Lorely-Saal, Vienna(オーストリア)
45RPM、180g
ザンクトフローリアン修道院教会でブルックナーの交響曲全曲録音を進めているレミ・バローが2018年にウィーンの5つのオーケストラ(ウィーン・フィル、 ウィーン響、ウィー ン放送響、トーンキュンストラー管、フォルクスオーパー管)のメンバーを集めて旗揚げしたアンサンブル、クラングコレクティフ・ウィーン の第1回公演から「未完成」がLPリリースされます。
パリ生まれのレミ・バローは2004年にウィーンに拠点を移し、ウィーン・フィルとウィーン国立歌劇場の第1ヴァイオリンで弾いていたこともあります。長い残響を持つザンクトフローリアンの教会では師のチェリビダッケの晩年を思わせる雄大なテンポの演奏を聴かせますが、ここでは標準的なテンポを採りつつ彼の求めるウィーン古典派・ロマン派の姿を聴かせてくれます。

【ピュア・アナログ・プロダクション・チェーン】
この公演はすでにSACDハイブリッド盤(Gramola99180)としてリリースされていますが、バローの強い意向で当初からアナログリリースを予定し、デジタルと並行してアナログ専用のミックスと録音が行われていました。Gramolaレーベルが「ピュア・アナログ・プロダクション・チェーン」と呼ぶ収録方法は、以下のように録音からプレスまでをすべてアナログ領域で行うものです。
・録音会場のマルチマイクからの音声をSonosax社のアナログ・ミキサーでステレオ2chにミックスダウン
・新たに整備した2台のStuder A80を使用し、1/2インチのテープに録音
・LPは45回転を採用し、1つの楽章に1面を充てて余裕を持ったカッティング
・Gramolaレーベルが最も高く評価するドイツのパラス社で180g重量盤にプレス
・一連の作業にはアナログ時代にスロヴァキアのOpusレーベルで経験を積んでいたエンジニアが参加して監修編集は演奏中の目立つノイズなどをリハーサル・テイクと差し替えるだけの最小限に留めているそうです。


Sono Luminus
SLE-70024(1LP)
NX-D03
エレキギター・デュオによるラヴェルとバルトーク
ラヴェル:マ・メール・ロワ(2つのエレクトリック・ギター編)
バルトーク:44の二重奏曲 BB 104, Vol. 3- 第28番悲しみ(2つのエレクトリック・ギター編)
バルトーク:44の二重奏曲 BB 104, Vol. 1(2つのエレクトリック・ギター編)(抜粋)
バルトーク:44の二重奏曲 BB 104, Vol. 4- 第43番ピッツィカート(2つのエレクトリック・ギター編)
ハイ・ロー・デュオ(エレクトリック・ギター)【ジャック・ペトルッツェッリ、キャメロン・グライダー】


SLE-70023(CD)と同内容
数多くのミュージシャンとコラボレーションしてきたギタリスト・作曲家キャメロン・グライダー。もともと地元のシンガーソン グライターと演奏していたグライダーは、クラシック音楽への興味が芽生えたのをきっかけに、音楽理論、ピアノ、指揮 を学び直し、現在は作曲とアレンジの両方面で活躍しています。 またグラミー賞ノミネートの経験を持つギタリスト、ジャック・ペトルッツェリとエレキギターのデュオ「ハイ・ロー・デュオ」を 組み、ジャンルを問わない作品を演奏。このアルバムではラヴェルとバルトーク作品で斬新なアプローチによる演奏を 聴かせます。


FONE
LP-131(1LP)
限定盤
ヴィヴァルディ:四季
■Side A〜ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ長調「春」 RV269/ヴァイオリン協奏曲ト短調「夏」 RV315
■Side B〜ヴァイオリン協奏曲ヘ長調「秋」 RV293/ヴァイオリン協奏曲ヘ短調「冬」 RV297
マルコ・フォルナチアーリ(指、Vnソロ)、
フォネ・アンサンブル

録音:2000年8月24日-27日、サン・シギズモンド教会(イタリア、クレモナ)
180g
クレモナ・ヴァイオリン・コレクションの銘器が揃って主役となったFoneの「ヴィヴァルディ:四季」名盤。これまでも、2LP、4LP(45回転)、SACD、GOLD CDなど様々なバージョンで発売されていた名録音が、新しくLP1枚組でリリース。ストラディヴァリウスの中でももっとも有名で人気のある銘器の1つ「イル・クレモネーゼ」(ストラディヴァリ1715)をマルコ・フォルナチアーリ(クレモナ市のストラディヴァリ「イル・クレモネーゼ」とジェノヴァ市のグァルネリ「イル・カノーネ」を弾くことを許された数少ない奏者の一人)が演奏するほか、ジュゼッペ・グァルネリ1734「デル・ジェズ」、アンドレア・アマティ1566「シャルル9世」、アントニオ&ジローラモ・アマティ1615「Stauffer」(Va)、などクレモナ派の銘器が一堂に会した貴重な録音です。


Global Culture Agency
STCL-1006(1LP)
限定生産盤
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1集
[A面]第1番ト長調 BWV1007
[B面]第4番変ホ長調 BWV1010
アンドレ・レヴィ(Vc)

録音:1960年
【オリジナルLP】
レーベル:Lumen
商品番号:[第1集] LD 3.447

カナダプレス
2022 年リマスター
180g重量盤
Global Culture Agency
STCL-1007(1LP)
限定生産盤
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第2集
[A面]第5番ハ短調 BWV1011
[B面]第3番ハ長調 BWV1009
アンドレ・レヴィ(Vc)

録音:1960年
【オリジナルLP】
レーベル:Lumen
商品番号:[第2集] LD 3.448

カナダプレス
2022 年リマスター
180g重量盤
Global Culture Agency
STCL-1008(1LP)
限定生産盤
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3集
[A面]第2番ニ短調 BWV1008
[B面]第6番ニ長調 BWV1012
アンドレ・レヴィ(Vc)

録音:1960年
【オリジナルLP】
レーベル:Lumen
商品番号:[第3集] LD 3.449

カナダプレス
2022 年リマスター
180g重量盤
オリジナル・デザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LPシリーズから、超名盤アンドレ・レヴィのバッハ無伴奏、3タイトル (STCL-1006/1007/1008)が登場。どれもオリジナルは中古市場でたいへん高値の付くレア盤。2017-18年にSpectrum Soundから復刻されたLP (LPSMAC-001/002/003)も瞬く間に完売しましたので、お早目の入手をお勧めします!
当商品は、貴重なLumenオリジナル盤のファースト・プレスからデジタル・トランスファーしてリマスターを施し、カナダプレスで製品化したもの。アナログなら ではの質感とレヴィの引き締まってハリのある力強い演奏が合わさって作られる、えも言われぬ迫力を持った音色!レコードファン注目の逸品です。
日本へは国内レーベルGlobal Culture Agencyを介してのみの流通です。


EUROARTS
20-68711(2LP)
ベスト・オブ・ギャラクシンフォニーI & II
LP 1 - SIDE A
映画『スター・ウォーズ』:メイン・タイトル
音楽:ジョン・ウィリアムズ
映画『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』:帝国のマーチ
監督:アーヴィン・カーシュナー
音楽:ジョン・ウィリアムズ
映画『スター・ウォーズ 運命の闘い』
音楽:ジョン・ウィリアムズ
映画『スター・ウォーズ』:レイア姫のテーマ
音楽:ジョン・ウィリアムズ
LP 1 - SIDE B
映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』:イルカ
監督:ガース・ジェニングス
音楽:ジョビィ・タルボット
ソリスト:デイビッド・ベイトソン
映画『ゼロ・グラビティ』
監督:アルフォンソ・キュアロン
音楽:スティーヴン・プライス
ソリスト:トゥーヴァ・セミングセン&クリスティーネ・ノンボ・アンデルセン
映画『ブレードランナー』:レイチェルズ・ソング
監督:リドリー・スコット
音楽:ヴァンゲリス
ソリスト:トゥーヴァ・セミングセン
LP 2 - SIDE A
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』:レイのテーマ
監督:J.J.エイブラムス
音楽:ジョン・ウィリアムズ
ドラマ『マンダロリアン』(スター・ウォーズ原作のテレビドラマ)
脚本:ジョン・ファヴォロー
音楽:ルドヴィグ・ゴランソン
ソリスト:デイビッド・ベイトソン
映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』:ジン・アーソと希望の組曲
監督:ギャレス・エドワーズ
音楽:マイケル・ジアッチーノ
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』:The Rebellion Is Reborn
監督:ライアン・ジョンソン
音楽:ジョン・ウィリアムズ
LP 2 - SIDE B
映画『アバター』:アイ・シー・ユー
監督:ジェームズ・キャメロン
音楽:ジェームズ・ホーナー
映画『フィフス・エレメント』:ディーヴァ・ダンス
監督:リュック・ベッソン
音楽:エリック・セラ
ソリスト:キム ジヘ
映画『インターステラー』:組曲
監督:クリストファー・ノーラン
音楽:ハンス・ジマー
デンマーク国立SO、
アントニー・ハーマス(指)
トゥーヴァ・セミングセン(Ms) 
クリスティーネ・ノンボ・アンデルセン(S)
キム・ジヘ(S) 
デヴィッド・ベ イトソン(ゲスト俳優 )

収録:2017年&2021年コペンハーゲン、DRコンサートホール(ライヴ)
デンマーク国立SOによる大好評のシリーズ。第1弾はゲーム・ミュージックの祭典「Gaming in Symphony」、第2弾はSF映画の名作音楽集 「GALAXYMPHONY」、第3弾は、ファンタジー映画やドラマの音楽を取り上げた「FANTASYMPHONY」、第4弾はスパイ映画音楽を集めた「Agents are Forever」。第5弾は、ハリウッド黄金期のモノクロ映画の名曲を集めた「Divas & Diamonds」。そしてサスペンス、スリラー、ミステリーなど恐怖映画の音楽を 集めた第6弾と若い世代を中心に絶大な人気を誇っています。
今回は、アカデミー賞を受賞した映画から、世界的大ヒットしたSF映画音楽を集めた「Galaxymphony」のIとIIからベスト・トラックを収録した2枚組LP。『ス ター・ウォーズ』シリーズをはじめ、『ゼロ・グラビティ』『ブレードランナー』『アバター』『フィフス・エレメント』『インターステラー』など革新的な特殊効果、ド ラマチックな音楽が印象的なSF映画の名作が目白押しです。
ジョン・ウィリアムズは、誰もが認める史上最高の映画音楽家であり、スター・ウォーズのサウンドトラックは伝説的な作品。「帝国のマーチ」は最も有名なオー ケストラ作品の一つであり、ショパンの「舟歌」やホルストの「惑星」を引用していることから、クラシック音楽が映画音楽に影響を与えた好例といえ、本盤にも『ス ター・ウォーズ』シリーズを語る上で欠かせない楽曲が多く収録されています。
『シュラウディッド・ディスティニー』は、デンマークの作曲家ペーター・デューの音楽を用いて制作されたスター・ウォーズのファン映画。
アバターの「アイ・シー・ユー(I See You)」は劇版ではレオナ・ルイスによって美しく歌われていますが、ここではトゥーヴァ・セミングセンがソウル・フルな 歌声で会場を盛り上げています。
本公演でのオーケストレーションは、映画のサウンドトラックのオリジナル・オーケストレーションに基づいています。 (Ki)


DUX
DUX-7636(1LP)
パデレフスキ:交響曲ロ短調 Op.24「ポーランド」 ボフダン・ボグシェフスキ(指)、
リヴィウ・ナショナル・フィルハーモニーSO

録音:2019年8月、リヴィウ・ナショナル・フィルハーモニック・コンサート・ホール(リヴィウ、ウクライナ)
ポーランドの国境からわずか70kmという場所に位置し、過去にはポーランドやオーストリア=ハンガリー帝国に支配され、ドイツ軍による占領、旧ソ連への併合など、歴史に翻弄され続けてきたウクライナ西部の都市リヴィウ。
世界遺産にも登録されているリヴィウ歴史地区群があり、様々な国々の文化併せ持つこの都市を本拠地とするオーケストラ、リヴィウ・ナショナル・フィルハーモニーSOがポーランドの巨匠パデレフスキの「交響曲 Op.24」を録音するという歴史的にも非常に興味深いプロジェクトが実現しました!
ピアノの詩人、ショパン以降のポーランドにおける最も優れたコンポーザー=ピアニストであり、同国の首相や外務大臣を務めるなど政治家としても活躍した偉人であるパデレフスキ。政治家としての活動を本格化する前、作曲家としてのパデレフスキの最後期の作品の1つである「交響曲 Op.24」は、演奏時間60分を超える20世紀初期のポーランドを代表するシンフォニーとして知られています。
ポーランドのマエストロ、ボフダン・ボグシェフスキは、パデレフスキの構想を忠実に再現するために3本のコントラバス・サリュッソフォーンとトルトニオン(パデレフスキ独自のサンダーマシン)の使用を決断。さらに第2楽章の「カンティレーナ」では、コンサートマスターのみではなく、第1ヴァイオリンのセクション全体の演奏に変更するなど、まさに完全版と呼ぶべき演奏に仕上がっています。
交易拠点として発展したが故に支配権の争奪戦に巻き込まれ続けてきたリヴィウのオーケストラと、ポーランドの指揮者のコンビが壮大なスケールで奏でるパデレフスキの「ポーランド」。要注目の新録音です!


YARLUNG RECORD
YR-944228(1LP)
NX-E05
シベリウス:ピアノ三重奏曲 ニ長調「コルポ」 JS209 シベリウス・ピアノ三重奏団【ペテリ・イーヴォネン(Vn)、ジューホ・ポーヨネン(P)、サムリ・ペルトネン(Vc)】

録音:2016年3月30日(ライヴ)
以前、2枚組CD(YR-52638)としてリリースされたシベリウス・ピアノ三重奏団のアルバムから、アンサンブル名 にもなっている作曲家シベリウスのピアノ三重奏曲「コルポ」をLP化した1枚。若き奏者たちの熱意が伝わるライ ヴをテープ一発録りした無編集のワンテイク録音で、デジタル操作を介在させない新鮮な音でお届けします。


Global Culture Agency
S-80731P(1LP)
限定生産盤
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集
[A面] ソナタ第5番ヘ長調『春』 Op.24
[B面] ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
ミェチスワフ・ホルショフスキ(P)
ヨーゼフ・シゲティ(Vn)

録音:1953年12月1日(第5番)、1953年11月27日(第6番)/ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
【オリジナルLP】 レーベル:Columbia U.S. / 商品番号:ML 4870 (Mono)
ドイツプレス/2021年リマスター/180g重量盤
オリジナル・デザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LPシリーズ。シゲティのベートーヴェン、『春』と6番のソナタを収録。
ソニーから取り寄せたオリジナルマスターに独自の丁寧なリマスタリングを施し、ドイツのパラス社プレスで製品化。日本へは国内レーベルGlobal Culture Agencyを介してのみの流通です (Ki)

Global Culture Agency
S-80732P(1LP)
限定生産盤
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
[A面] ソナタ第1番ト長調『雨の歌』 Op.78
[B面] ソナタ第3番ニ短調 Op.108
ミェチスワフ・ホルショフスキ(P)
ヨーゼフ・シゲティ(Vn)

録音:1951年4月20日(第1番)、1956年2月1日〜3日(第3番)/ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
【オリジナルLP】 レーベル:Columbia U.S. / 商品番号:ML 5266 (Mono)
ドイツプレス/2021年リマスター/180g重量盤
オリジナル・デザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LPシリーズ。シゲティのブラームス、『雨の歌』と3番のソナタを収録。
ソニーから取り寄せたオリジナルマスターに独自の丁寧なリマスタリングを施し、ドイツのパラス社プレスで製品化。日本へは国内レーベルGlobal Culture Agencyを介してのみの流通です。 (Ki)

Global Culture Agency
S-80733P(1LP)
限定生産盤
シューベルト&アンコール集
[A面]
(1)シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 Op.59 D934
[B面] 〈アンコール集〉
(2)コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調『ラ・フォリア』 Op.5-12
(3)ドビュッシー:『ベルガマスク組曲』〜「月の光」
(4)ラロ:歌劇『イスの王様』より「オーバード」
(5)チャイコフスキー:6つの小品 Op.51より 第6曲「感傷的なワルツ」
ヨゼフ・レヴィーン(P(1))
アンドール・ファルカシュ(P(2))
ハリー・カウフマン(P(3)(4)(5))
ヨーゼフ・シゲティ(Vn)

録音:(1)1949年11月21日/ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
(2)1940年6月5日、(3)1942年4月22日、(4)1941年3月21日、(5)1944年12月4日/ニューヨーク、リーダークランツ・ホール
【オリジナルLP】 レーベル:Columbia U.S. / 商品番号:ML 4338 (Mono)
ドイツプレス/2021年リマスター/180g重量盤
オリジナル・デザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LPシリーズ。シゲティのシューベルト『幻想曲』に、アンコール・ピースを 組み合わせて収録。
ソニーから取り寄せたオリジナルマスターに独自の丁寧なリマスタリングを施し、ドイツのパラス社プレスで製品化。日本へは国内レーベルGlobal Culture Agencyを介してのみの流通です。 (Ki)


Evil Penguin Records
EPRC-0041(1LP)
ヴィラールト:ミサ曲「聖処女を送る」 トーレ・トム・デ ニス(指)
ディオニュソス・ナウ
トーレ・トム・デニス率いる7名の男声アンサンブル「ディオニュソス・ナウ」。ウィーンを本拠に正統的古楽唱法で絶美の世界を作り上げます。
曲はルネサンス期の作曲家アドリアン・ヴィーラルトのミサ。フランドル出身でヴェネツィア楽派の開祖とみなされています。指揮のトーレ・トム・デニスはヴィー ラルトと同じベルギーのルーセラーレの出身で、同郷の偉大な先人の作品普及に使命感を抱いています。心洗われるような清涼な合唱の響きがLPならではのぬく もりで伝わってきます。 (Ki)


BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-1196
(5LP+Bluray)
税込定価
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲(全曲)

■LP
ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19
ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」

■Bluray
ベートーヴェン、ピアノ協奏曲(第1〜5番)
◎ボーナス映像
内田光子、ベートーヴェンのピアノ協奏曲について語る(12分)
内田光子(P)
サイモン・ラトル(指)BPO

録音:第1番=2010年2月4日、第2番=2010年2月10日、第3番=2010年2月10日、第4番=2010年2月20日、第5番=2010年2月14日

■Bluray
ベートーヴェン、ピアノ協奏曲(第1〜5番)
画面:Full HD 1080/60i,16:9
音声:PCMステレオ,5.0DTS-HD MA
リージョン:All
収録時間:203分
収録:2010年2月 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
ボーナス映像=字幕:日本語

ハイレゾ・ダウンロード・コード(48kHz/24bit)
デジタル・コンサート・ホール7日間無料視聴
ラトルがベルリン・フィルの首席指揮者を務めて いた16年間に、およそ30公演をともにした内田光子。この共演回数は、他のソリストと比べても多く、モーツァルト、ラヴェル、シューマン、メシアン、そして今回 のベートーヴェンと定期的にかつ集中的に共演しています。内田光子は1984年にベルリン・フィル・デビューをして以来、オーケストラとも良好な関係を築き、 2008/09 年シーズンのアーティスト・イン・レジデンスをはじめ、2013年にはフィルハーモニーの開館50周年を祝うガラ・コンサートでゲスト・ソリストとし ても招かれています。  
今回発売されるのは、2010年2月に行われたベートーヴェンのピアノ協奏曲ツィクルス。演奏会は4回にわけて行われ、同時にシベリウスの交響曲、リゲティ、 クルタークと興味深いプログラムで構成されました。
ベルリン・フィルによるベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲というと、カラヤン時代以来、首席指揮者がお気に入りのピアニストを起用して演奏しています。すな わちカラヤンは、アレクシス・ワイセンベルク、アバドはマウリツィオ・ポリーニと取り上げ、録音も行われました。内田は、ラトル時代に彼と最も多く共演したピアニ スト、器楽奏者であり(約30公演)、その成果は、モーツァルト、ラヴェル、メシアン、シューマン、そしてこのベートーヴェンに結実しています。今回のリリースは、 内田がベルリン・フィルにとって、最も重要なソリストであることの証左であり、彼女へのオマージュとなっています。内田光子はインタビューで「イギリス人は、ベー トーヴェンを“所有”したことがない。だから寛容なのです。それが、私がロンドンに住んでいる理由なのです。」と述べています。自由な表現を許すイギリスに住む 内田光子、イギリス人であるラトル、そしてベートーヴェンを“所有” し偉大なる伝統をもつベルリン・フィルという3 者の一流のぶつかり合いは間違いなく素晴ら しいものです。
当LPセットには、同内容のコンサート映像を収録したブルーレイ・ディスクとハイレゾ音源(48kHz/24bit)を聴くことのできるダウンロード・コードとデ ジタル・コンサート・ホール7日間無料視聴のチケット・コードが付属しています。 (Ki)


Analogphonic
LP-43174(2LP)
限定生産
チャイコフスキー&シベリウス:ヴァイオリン協奏曲集/ムローヴァ
【LP1】
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
[A]第1楽章/[B]第2,3楽章
【LP2】
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
[A]第1楽章/[B]第2,3楽章
ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn)、
小澤征爾(指)ボストンSO

録音:1985年10月、ボストン
マスタリング:シドニー・クレール・メイエ(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180gLP盤プレス:パラス(ドイツ)
ムローヴァ(1959年生まれ)の超美音がさえわたるチャイコフスキーとシベリウスの名盤が、アナログフォニックのこだわりのマスタリングでLPで登場!ムロー ヴァ(1959年生まれ)がシベリウス国際ヴァイオリン・コンクール(1980年)、チャイコフスキー・コンクールに優勝(1982年)してから3年後に録音された、 世界がムローヴァに注目していた頃に収録された当演奏。ムローヴァならではのスっと美しい音が冴えわたり、ムローヴァと共に歌う小澤の指揮がまた胸を打つ名 演です。音量や音の美しさを追求するため、2枚組での登場となっております。 (Ki)


Altus
KILP-1001(4LP)
数量限定発売
税込定価
シノーポリ〜ゼンパーオーパー・ライヴ集成 第1集&第2集
(1)ゼンパーオーパー・ライヴ集成 第1集(PHLP-025/6)
マーラー:交響曲第4番ト長調
[LP1]
A面:第1楽章
B面:第2楽章
[LP2]
A面:第3楽章
B面:第4楽章
(2)ゼンパーオーパー・ライヴ集成 第2集(PHLP-027/8)
マーラー:交響曲第9番ニ長調
[LP1]
A面:第1楽章
B面:第2楽章
[LP2]
A面:第3楽章
B面:第4楽章
ユリアーネ・バンゼ(S)
ジュゼッペ・シノーポリ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

録音:(1)1999年5月29日、(2)1997年4月6日/ゼンパーオーパー(ライヴ)
発売済みのLPをセット化して数量限定の特別価格でご提供。単売されているパッケージをそのままの状態で透明のケースにまとめて入れた仕様で、バラで購入 するのと内容にまったく違いはありません。
2001年、『アイーダ』の公演中に倒れ突然の死を遂げた指揮者ジュゼッペ・シノーポリ。その晩年の至芸を改めて振り返るべく、PROFILレーベルのシュター ツカペレ・ドレスデン自選名演シリーズのライヴ音源をALTUSがライセンスして初LP化したタイトルです。いぶし銀と讃えられたオーケストラの何物にも代えがた い伝家の宝刀と言うべき極上の響きに、シノーポリの偏執響的な細部へのこだわりが組み合わされ、さらにライヴならではの高揚感が加わった至高の名演奏。LP 用のリマスターを施し、CDとは異なる新たな魅力を獲得しています。解説書にはベルリン在住の音楽評論家・城所孝吉氏による2001年当時のシノーポリ追悼原 稿を復活掲載。シノーポリのラスト・コンサートとなった『アイーダ』公演の現場に居合わせていた城所氏による、衝撃を抑えきれない迫真の文章は戦慄すら覚え る劇的な内容です。


REFERENCE
RM-2521(2LP)
ラフマニノフ:晩祷 Op.37 グローリエ・デイ・カントレス
ペーター・ジェルミホフ(指)
ヴァディム・ガン(聖職者)
マリア・ベレゾフスカ(A)
ドミトリ・イワン チェンコ(聖職者・テノール)
聖ロマノス礼拝堂聖歌隊隊員
パトリアーチ・ティホン合唱団団員
ワシントン・マスター合唱団団員
180g /45rpm
ファレンス・レコーディングスの好評シリーズ「ザ・リファレンス・マスターカッツ・シリーズ」。通常の半分のスピードでマスタリングとカッティングをした「ハー フ・スピード・マスター方式」を採用。速度を落とすことによって、音質の劣化を防ぐことができ、結果として高い周波数やより良いステレオ・バランスを得ること ができるということで好評を博しております。
今回発売されるのは、リファレンス・レコーディングスの録音チーム、キース・O・ジョンソンとショーン・ロイス・マーティンが担当ししたグローリエ・デイ・カン トレスのアルバムから、無伴奏合唱によるラフマニノフの大作「晩鐘」。ロシア正教の典礼音楽のスペシャリストとして知られるペーター・ジェルミホフが指揮。ウク ライナ国立歌劇場からのソリスト2人、そして男声を中心に他の合唱団から総勢77人が参加し、圧倒的な響きを聴かせてくれます。 (Ki)

FONE
LP-151(1LP)
初回完全限定生産
ドビュッシー&ラヴェル:ヴァイオリンとピアノの為の作品集
■SIDE A
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調、
 前奏曲集より「ミンストレル」(作曲家自編)
■SIDE B
ドビュッシー:ベルガマスク組曲より「月の光」(アレクサンドル・ローレンス(1881-1948)編)、
 前奏曲集より「亜麻色の髪の乙女」(アーサー・ハルトマン(1881-1956)編)、
 忘れられた小唄より「巷に雨のふるごとく」(アーサー・ハルトマン(1881-1956)編)
ラヴェル:2つのヘブライの歌より「カディッシュ」(ルシアン・ガルバン(1877-1959)編)
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、
ラウラ・マンツィーニ(P)

録音:2019年11月1日ー2日、カーサ・デラ・ムジカ 「サーラ・デル・エルメリーノ」(イタリア、ミラノ)
19年11月にミラノで録音したドビュッシーとラヴェルの作品集が、日本製(東洋化成株式会社)の超高品質限定プレスLPとなってリリース! ドビュッシーのソナタをメインに、ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストの為の難曲から、当時の音楽家による有名曲の編曲版(アーサー・ハルトマンはドビュッシーの友人、ルシアン・ガルバンはラヴェルの友人でした)まで、フランス近代音楽の魅力が詰まったアルバムです。
伝説的な真空管マイク、ノイマンのU47とU48が使われ、リスナーにまるでホールの理想的な位置にある肘掛け椅子に座って聴いているかのような体験を届けるよう、編集なしの自然なサウンドで録音。黒色に染色していないナチュラル・カラーの透明ヴァイナルを使用したアナログ盤製作は、目視による平面度のチェックや、傷や汚れの有無の確認、そしてサンプルのリスニングテストなど、一枚一枚細心の注意を払った品質管理によって行われました。プロデューサー&レコーディング・エンジニアのジュリオ・チェーザレ・リッチが「私の40年の経験と、技術的、生産的なコミットメントのすべてを利用し、オリジナルのアナログ・マスターと100%同じ音のレコードを実現した」と語る、高音質・高品質アナログ盤にご期待ください。


Global Culture Agency
LP-43182(1LP)
限定生産盤
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
[A面]第1楽章
[B面]第2・3楽章
エリカ・モリーニ(Vn)
アルトゥール・ロジンスキ(指)
ロイヤルPO

録音:1956年11月26-28日/ロンドン、ウォルサムストウ・アッセンブリー・ホール
【オリジナルLP】
レーベル:Westminster:WST 14017
仏プレス、180g重量盤
オリジナル・デザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LPシリーズにウェストミンスターの名盤モリーニのチャイコフスキーが登場! ウィーン生まれの名女流が残した往年の美演をお楽しみください。 ユニバーサル・ミュージックから取り寄せたオリジナルマスターに独自の丁寧なリマスタリングを施し、フランスプレスで製品化。日本へは国内レーベルGlobal Culture Agencyを介してのみの流通です。


Global Culture Agency
LP-43184(1LP)
限定生産盤
[A面]
シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ
ベートーヴェン:モーツァルト『魔笛』の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 Op.66
[B面]
ベートーヴェン:モーツァルトの『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO46
ベートーヴェン:ヘンデル『ユダ・マカベウス』の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO45
モ ーリス・ジャンドロン(Vc)
ジャン・フラン セ(P)

録音:1966年11月26-28日/オランダ、アイントホーフェン
【オリジナルLP】
レーベル:Philips:802 805 LY
仏プレス、180g重量盤
リジナル・デザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LPシリーズにフィリップスの名盤ジャンドロンのアルペジオーネが登場! フランスの巨匠が奏でる名演奏をお楽しみいただける逸品です。作曲家にしてピアノの名人、ジャンドロンとの共演も多かったフランセの伴奏もみごと。 ユニバーサル・ミュージックから取り寄せたオリジナルマスターに独自の丁寧なリマスタリングを施し、フランスプレスで製品化。日本へは国内レーベルGlobal Culture Agencyを介してのみの流通です。

FONE
2LP-148(2LP)
完全限定生産
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 ガイル・ベ(P)

録音:2019年11月4日ー5日、カーサ・デラ・ムジカ 「サーラ・デル・エルメリーノ」(イタリア、ミラノ)
SA製高品質アナログ盤
※SACD=SACD-223
1994年オランダ出身のピアニスト、ガイル・ベ(ギル・ベ)によるファースト・アルバム、スタイリッシュな「ゴルトベルク変奏曲」が、アメリカ製(Quality Record Pressings)の超高品質限定プレスLP2枚組セットとなってリリース!
幼い頃から才能に恵まれた彼女は15歳の時に国際スタインウェイ&サンズ・ピアノ・コンクールの最優秀賞を受賞し、2018年にはベーゼンドルファー・アーティストに選出、オランダ王室のためにも演奏を行っています。レコーディングはノイマンU47とU48の真空管マイクを用いてイタリア・ミラノにあるサーラ・デル・エルメリーノで行われ、レーベルの売りでもあるシニョリッチ・システムによるマスタリングが行われています。Foneならではの歴史的空間の音響効果を活かしたナチュラル・サウンドで、若き名手によるゴルトベルクをお楽しみください。
アナログ盤製作は、目視による平面度のチェックや、傷や汚れの有無の確認、そしてサンプルのリスニングテストなど、一枚一枚細心の注意を払った品質管理によって行われています。
FONE
2LP-149(2LP)
初回完全限定生産
サラサーテ:ヴァイオリンとピアノの為のスペイン舞曲集
■DISC1 SIDE A〜マラゲーニャ Op.21-1/ハバネラ Op.21-2/アンダルシアのロマンス Op.22-1/ホタ・ナヴァーラ Op.22-2
■DISC1 SIDE B〜プレイェーラ Op.23-1/サパテアード Op.23-2/スペイン舞曲 Op.26-1
■DISC2 SIDE A〜スペイン舞曲 Op.26-2/アンダルシアのセレナード Op.28/スペイン舞曲 Op.37(アディオス・モンターニャス・ミアス)
■DISC2 SIDE B〜ホタ・アラゴネーサ Op.27/バスク奇想曲 Op.24/ナバーラ Op.33(2本のヴァイオリンの為の)*
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、
ラウラ・ゴーナ(Vn)*、
ラウラ・マンツィーニ(P)

録音:2019年11月1日ー2日、カーサ・デラ・ムジカ 「サーラ・デル・エルメリーノ」(イタリア、ミラノ)
イタリアの偉大なヴァイオリニスト、サルヴァトーレ・アッカルドが2019年11月にミラノで録音したサラサーテ作品集が、日本製(東洋化成株式会社)の超高品質限定プレスLP2枚組セットとなってリリース! 伝説的な真空管マイク、ノイマンのU47とU48が使われ、リスナーにまるでホールの理想的な位置にある肘掛け椅子に座って聴いているかのような体験を届けるよう、編集なしの自然なサウンドで録音。黒色に染色していないナチュラル・カラーの透明ヴァイナルを使用したアナログ盤製作は、目視による平面度のチェックや、傷や汚れの有無の確認、そしてサンプルのリスニングテストなど、一枚一枚細心の注意を払った品質管理によって行われました。プロデューサー&レコーディング・エンジニアのジュリオ・チェーザレ・リッチが「私の40年の経験と、技術的、生産的なコミットメントのすべてを利用し、オリジナルのアナログ・マスターと100%同じ音のレコードを実現した」と語る、高音質・高品質アナログ盤にご期待ください。

Global Culture Agency
PWCL-0026(1LP)
モーツァルト:ピアノ作品全集 第1集
パイジェッロ『哲学者気取り』から「主に幸いあれ」による6つの変奏曲 ヘ長調 K.398
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 K.282
ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283
リリー・クラウス(P)

録音:1954年2・3月パリ、Salle Adyar
仏プレス/180g重量盤
【オリジナルLP】
レーベル:Les Discophiles Francais
Global Culture Agency
PWCL-0027(1LP)
モーツァルト:ピアノ作品全集 第3集
幻想曲 ハ短調 K.396
サルティ『二人が争えば3人目が得をする』から「子羊のように」による8つの変奏曲
イ長調 K.460
ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 K.57
リリー・クラウス(P)

録音:1954年2・3月パリ、Salle Adyar
仏プレス/180g重量盤
【オリジナルLP】
レーベル:Les Discophiles Francais

Global Culture Agency
PWCL-0028(1LP)
モーツァルト:ピアノ作品全集 第5集
アダージョ ロ短調 K.540
ピアノ・ソナタ第7番ハ長調 K.309
ジーグ ト長調 K.574
メヌエット ニ長調 K.355
ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310
リリー・クラウス(P)

録音:1954年2・3月パリ、Salle Adyar
仏プレス/180g重量盤
【オリジナルLP】
レーベル:Les Discophiles Francais
オリジナル・デザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LPシリーズから、リリー・クラウスの名盤、モーツァルトのソナタ全集が 登場。第1集(PWCL-0026)、第3集(PWCL-0027)、第5集(PWCL-0028)が発売されます。どれもオリジナルは中古市場で高値の付くレア盤。ジャケッ トの質感にもこだわり、中面のページは1枚1枚紙が貼られ、オリジナルを手にしたと思える非常に高級感ある作りになっています。
現ワーナー傘下のパーロフォン・レコードから取り寄せたオリジナルマスターに独自の丁寧なリマスタリングを施し、フランスプレスで製品化。日本へは国内レー ベルGlobal Culture Agencyを介してのみの流通です。 (Ki)


Hanssler
HC-20051(2LP)
全世界500セット完全限定プレス
イザイ:6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27
[LP 1]
(A面)
第1番ト短調 Op.27-1『ヨーゼフ・シゲティに献呈』
(B面)
第2番イ短調 Op.27-2『ジャック・ティボーに献呈』
[LP 2]
(A面)
第3番ニ短調 Op.27-3『ジョルジェ・エネスコに献呈』
第4番ホ短調 Op.27-4『フリッツ・クライスラーに献呈』
(B面)
第5番ト長調 Op.27-5『マチュー・クリックボームに献呈』
第6番ホ長調 Op.27-6『マヌエル・キロガに献呈』
ユリア・フィッシャー(Vn)

録音:2017年/ミュンヘン音楽・演劇大学内ホール(ミュンヘン)

独パラス社プレス
180g重量盤
現代最高のヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャー久々の新譜はなんとLPのみのリリースの完全限定盤!2017年収録のイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全 6曲です!
類稀な才能の持ち主の天才ヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーはミュンヘン生まれ。3 歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能 を開花させたフィッシャーは、ヴァイオリン、ピアノそれぞれで国際的なコンクールに複数回優勝しています。10 代の頃から商業録音のオファーがあったものの 断り続けていたフィッシャーは、ヤコフ・クライツベルクとの出会いにより21 歳のときにハチャトゥリアン、プロコフィエフ、グラズノフのヴァイオリン協奏曲で PENTATONE レーベルからセンセーショナルなデビューを果たし、その後、モーツァルト、ブラームス、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、バッハの無伴 奏ヴァイオリン・パルティータ&ソナタ、メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲、そしてシューベルトのヴァイオリンとピアノのための作品全集を次々とリリース。そのす べてのディスクが名盤として評価されています。DECCA移籍後にはCDを5タイトル、DVDを1タイトルリリース。その後は久しく本格的なソロのCD録音はなく、 この度のリリースは大ニュースといえます。
イザイの録音はユリア・フィッシャーが立ち上げたファン・クラブ「JF CLUB」の会員だけがストリーミングで聴ける音源。ファンの間でもディスク化が強く期待 されていましたが、この度全世界500セット完全限定プレスでLPのみのリリースが実現しました!
バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータを強く意識して書かれたイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタは各曲が名ヴァイオリニストやイザイの高弟に捧 げられており、それぞれ強い個性を示しております。フィッシャーは録音にあたり、捧げられた6人のヴァイオリニストについて研究し、自身の演奏にその魂を反映さ せました。その演奏は圧巻の一言。これらの作品がもつ独特な緊張感を一切集中力がとぎれることなく奏でておりこの完成度には驚かされます。レーベルによると 今後CDでのリリースはないということです。在庫無くなり次第廃盤となります。お早めのご注文をおすすめします。 (Ki)


ALPHA
ALPHA-773(1LP)
NX-C05
サン・サーンス:動物の謝肉祭*
死の舞踏 Op. 40
デュオ・ヤテコック(P・デュオ)
アレックス・ヴィゾレク(語り)
リール国立O
リュシー・ルゲ(指)*

録音:2020年9月 ヌーヴォー・シエクル、オーディトリアム、リール
現代音楽を中心としたパフォーマンスが人気を呼び、フランスで大いに受けているデュオ・ヤテコック。名前の由来はハンガリー語で「遊び」を意 味し、クルターグが同名のピアノ曲を書いています。彼女たちと、ラジオ・フランスで人気のパーソナリティー、アレックス・ヴィゾレクが手を組んだ 『動物の謝肉祭』が登場。ヴィゾレク自身が新たに書いたテキストを用いており、演奏との親密さがたいへん好感の持てる出来栄えです。「ピ アニスト」で聴かせるデュオ・ヤテコックの”外しぶり”もさすが。「死の舞踏」の前には、ヴィゾレクの朗読によって作品の元になったアンリ・カザリス の詩が収録されています。サン=サーンス歿後100年記念リリース。ブックレットはフランス語のみ。 ※ CD版に収録されている「プーランク:2台ピアノのための協奏曲」は、収録されておりません。


Global Culture Agency
PWCS-0001
(1SACD)
シングルレイヤー
完全限定生産
シューベルト:ヴァイオリンとピアノの為の作品全集
(1)ヴァイオリンとピアノの為のソナチネ第1番 ニ長調 D.384(Op.137-1)
(2)ヴァイオリンとピアノの為のソナチネ第2番 イ長調 D.385(Op.137-2)
(3)ヴァイオリンとピアノの為のソナチネ第3番 ト短調 D.408(Op.137-3)
(4)ヴァイオリンとピアノの為のソナタ イ長調「デュオ」 D.574(Op.162)
(5)ヴァイオリンとピアノの為の華麗なるロンド ロ短調 D.895(Op.70)
(6)ヴァイオリンとピアノの為の幻想曲 ハ長調 D.934(Op.159)
ヨハンナ・マルツィ(Vn)
ジャン・アントニエッティ(P)

録音:(1)-(4)1955年11月7-13日、(5)(6)1955年11月26日/エレクトローラ・スタジオ
ハイ・クオリティな復刻で注目を浴びる韓国のレーベル「SOUND TREE」が、名盤の誉れ高いマルツィ至高のシューベルト録音集をSACD化しました。ワーナー から許諾を得て取り寄せた192kHzのオリジナルマスターに、独自の丁寧なマスタリングを施して製品化。世界初SACD化、1枚のシングルレイヤー盤に全6曲 を収録。オリジナルジャケットのデザインを用いているのもポイントです。完全限定生産、限定数500セットの入荷になりますのでお早めにお求めください。 オリジナル復刻LP盤(KKC-1178/90)も好評発売中。SACDとLPはそれぞれ別のマスタリングで製品化されています。 (Ki)


TESTAMENT
ANGEL-35305(1LP)
レビン〜絶頂期のバッハ&イザイ
[SIDE A]
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV 1005
[SIDE B]
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調「バラード」、第4番 ホ短調
マイケル・レビン(Vn))

録音:1955年
TESTAMENTから、天才ヴァイオリン奏者マイケル・レビン(1936-1972)によるバッハとイザイのアナログ盤の登場。レビンは1950年にミトロプーロスと 共演、大成功をおさめ、ミトロプーロスにその才能を認められました。1954年からはヨーロッパにも演奏旅行をおこなうようになった、まさに世界にはばたいて いたころの録音です。バッハの無伴奏ソナタ第3番ハ長調、およびイザイの無伴奏ソナタ第3,4番という組み合わせ。イザイの第3番はラプソディックで技巧的、第 4番はピツィカートの印象的な楽章や華やかさのある作品ですが、レビンの完璧な技巧と音楽性が遺憾なく発揮された圧巻の演奏。バッハも霊感に満ちた冒頭か ら終曲までさすがとしかいいようがありません。神童レビンの神髄を見るアナログです。 (Ki)


SUPRAPHON
SU-4301LP(3LP)
マッケラスのドヴォルザーク
■LP 1
(1)伝説曲 Op.59(B 122, 1881)【A面:第1-5曲、B面:第6-10曲】
(2)スラヴ舞曲第1集より第8番ト短調 Op.46(B 83, 1878)【B面】
■LP 2
(3)交響曲第8番ト長調 Op.88(B 163, 1889)【A面:第1-3楽章、B面:第4楽章】
(4)スラヴ舞曲第1集より第2番ホ短調、第6番 ニ長調、第7番ハ短調 Op.46(B 83, 1878)【B面】
LP 3
(5)交響曲第9番「新世界より」 Op.95(B 178, 1893)【A面:第1&2楽章、B面:第3&4楽章】
(6)スラヴ舞曲第2集より第10番ホ短調 Op.72(B 147, 1886-87)【B面】
サー・チャールズ・マッケラス(指)
(1)(2)(4)(6)チェコPO、(3)(5)プラハSO

録音:(2)(4)(6)1999年4月8-11日、(1)2001年3月17-25日/ルドルフィヌム・ドヴォルザーク・ホール(プラハ)【セッション】
(3)(5)2005年9月10-13日/スメタナ・ホール(プラハ)【ライヴ】

180g重量盤
DMM cutting
ステレオ
完全限定プレス
シリアルナンバー入り
2h21'30
サー・チャールズ・マッケラス(1925-2010)の誉れ高き名盤ドヴォルザークの交響曲第8番&第9番「新世界より」、スラヴ舞曲集、伝説曲を収めた初 LP化となる3枚組が登場します!ドヴォルザークの大ファンだったというマッケラスは、オーストラリア人の両親のもとアメリカで生まれた指揮者。1947年から 1年間プラハに留学しヴァーツラフ・ターリヒに指揮を師事しております。「非チェコ人」の指揮者としてはチェコのクラシック界に大きく貢献した音楽家といえ、 1996/1997年のシーズンにはチェコPOの首席客演指揮者も務めております。そのマッケラスが愛したドヴォルザークの数々の録音の 中でも当LPに収められた演奏は極めつけの名演!70代中頃から80歳になろうかという晩年の巨匠が描く情熱的ながら澄み切った演奏は実に感動的です。 (Ki)


RUBICON
RLP-1058(2LP)
限定生産
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調
10の前奏曲 Op.23より〔第4曲、第5曲、第6曲〕
6つの楽興の時 Op.16
ソニア・バッハ(P)

豪華2枚組180g重量盤限定セット。
イギリス室内Oとの共演、弾き振りでのバッハ協奏曲集でデビューしたソニア・バッハは、イタリアでラザール・ベルマン、スペインでアリシア・デ・ラローチャにピアノを学び、現在はスタインウェイ・アーティストとして活躍中の女流ピアニスト。オイゲン・ダルベール国際音楽コンクールでの第1位&大賞受賞や、第12回ヴィオッティ=ヴァルセージア国際音楽コンクールでの特別賞受賞など順調にキャリアを重ねてきました。
バッハ(RCD1006)、ショパン(RCD1042)に続くサード・アルバムは、ラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番に、若きヴィルトゥオージティが発揮された「楽興の時」、そして10の前奏曲 Op.23からの3曲を収録した、ラフマニノフ・アルバム。
「表情豊かな正確性と完璧なテクニック...クリーンで宝石のようなトーン」(英BBCミュージック・マガジン)と称賛された、エレガントにきらめくスタインウェイの音色でラフマニノフを彩ります。


Global Culture Agency
PWCL-0024(1LP)
完全限定生産
[A面]メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
[B面]べートーヴェン:ロマンス第1番ト長調 Op.40、第2番ヘ長調 Op.50
ヨハン ナ・マルツィ(Vn)
パウル・クレツキ(指)
フィルハーモニアO

録音:[A面]1955年12月21日[B面]1955年12月22-23日/キングスウェイ・ホール(ロンドン)
【オリジナルLP】
レーベル:Columbia
商品番号:33CX 1497

2021年リマスター/180g重量盤/仏プレス
オリジナルデザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LP。国内レーベルGlobal Culture Agencyを介しての流通となります。 現ワーナー傘下のパーロフォン・レコードから取り寄せたオリジナルマスターに、独自の丁寧なリマスタリングを施して製品化。フランスMPOプレスです。 (Ki)

Global Culture Agency
PWCL-0025(1LP)
完全限定生産
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68 シャルル・ミュンシュ(指)パリO

録音:1968年1月8・12日
【オリジナルLP】
レーベル:La Voix De Son Maitre
商品番号:CVB 2085

2021年リマスター/180g重量盤/仏プレス
リジナルデザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LP。国内レーベルGlobal Culture Agencyを介しての流通となります。 現ワーナー傘下のパーロフォン・レコードから取り寄せたオリジナルマスターに、独自の丁寧なリマスタリングを施して製品化。フランスMPOプレスです。


ACCENTUS Music
ACC-40512LP(1LP)
限定盤
(世界1000セット)
180g
アルヴォ・ペルト:ラメンターテ(全10曲)(2002)〜ピアノとオーケストラ*
パリ・インテルヴァロ (1976)
アンナ・マリアのために(「瞑想的に」版)(2006)
オ ヌテ・グラジーニテ(P)
モデスタス・ピトレナス(指)
リトアニア国立SO*

録音:2020年5月リトアニア国立フィルハーモニー・ホール、
2019年4月リトアニア国立文化センター録音スタジオ(ラメンターテ)
2020年9月11日に85回目の誕生日を迎えたアルヴォ・ペルト。現存する作曲家のなかでもとりわけ人気のあるひとりですが、その誕生を祝って彼の孫の 世代1996年生まれの若手ピアニスト、オヌテ・グラジーニテが彼の作品集をリリース。
彼女は名前から察せられるように、近年注目を集めているリトアニアの女流指揮者ミルガ・グラジニーテ=ティーラの実妹。6歳から生地ヴィリニュスのチュル リョーニス芸術学校で学び、2015年からはハノーファー芸術大学でローランド・クリューガーに師事。この録音がデビュー盤となりますが、ペルトの透明無垢な音 世界を見事に表現しています。
LPに収録されている2002年作の協奏作品「ラメンターテ」は全10部から成る40分の大作。まるでフュージョンのようにオシャレなピアノの澄んだ響きと美 しい背景を作るオーケストラの織りなす世界に酔いしれます。
すべてが静謐でピュア、極上のヒーリング系BGMとしても最適です。 (Ki)


Ermitage
BM-3100(1LP)
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ生誕100年記念 Vol.1
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K.415
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)
(1)フランコ・カラッチオーロ(指)、アレッサンドロ・スカルラッティO
録音:1953年、ナポリ
(2)ディミトリ・ミトロプーロス(指)フィレンツェ五月音楽祭O
録音:1953年,フィレンツェ

180グラム重量盤レコード
Ermitage
BM-3101(1LP)
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ生誕100年記念 Vol.2
(1)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番ト短調 Op.40
(2)ドビュッシー:映像第1集、映像第2集
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)
(1)エットーレ・グラチス(指)、フィルハーモニアO
録音:1957年、ロンドン
(2)録音:1962年、ミラノ

180グラム重量盤レコード
Ermitage
BM-3102(1LP)
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ生誕100年記念 Vol.3
(1)シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.9
(2)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)
(1)録音:1957年、ロンドン
(2)録音:1948年、ロンドン

180グラム重量盤レコード
Ermitage
BM-3103(1LP)
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ生誕100年記念 Vol.4
(1)リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)
(1)ディミトリ・ミトロプーロス(指)、フィレンツェ五月音楽祭O
録音:1953年、フィレンツェ
(2)録音:1962年、バチカン


Analogphonic
LP-43167(1LP)
180g重量盤
限定生産
ブラームス:チェロ・ソナタ集
(A面)チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
(B面)チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
ピエール・フルニエ(Vc)
ヴィルヘルム・バックハウス(P)

モノラル録音:1955年5月1-3日/ジュネーヴ、ヴィクトリアホール
ニバーサル・ミュージックのオリジナル・アナログ・マスターを用い、ロンドンのAir Studiosでジョン・ウェッバー氏がマスタリング、ドイツのパラス社でプレスされた 180g重量盤のオーディオマニア向けヴァージン・ヴァイナル。オリジナル盤の品番はLXT-5077で、今や中古市場で高値で取引される超レア盤です。 (Ki)

Analogphonic
LP-43173(1LP)
180g重量盤
限定生産
メンデルスゾーン&ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲集
(A面)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
(B面)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
イオン・ヴォイク(Vn)
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指)LSO

ステレオ録音:1965年2月18、20日/キングスウェイ・ホール
ユニバーサル・ミュージックのオリジナル・アナログ・マスターを用い、ロンドンのAir Studiosでジョン・ウェッバー氏がマスタリング、ドイツのパラス社でプレスされた 180g重量盤のオーディオマニア向けヴァージン・ヴァイナル。オリジナル盤の品番はSXL-6184。 (Ki)

Analogphonic
LP-43164(1LP)
180g重量盤
限定生産
フランク&ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ集
(A面)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(B面)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
チョン・キョンファ(Vn)
ラドゥ・ルプー(P)

ステレオ録音:1977年5月9-12日/キングスウェイ・ホール
ユニバーサル・ミュージックのオリジナル・アナログ・マスターを用い、ロンドンのAir Studiosでジョン・ウェッバー氏がマスタリング、ドイツのパラス社でプレスされた 180g重量盤のオーディオマニア向けヴァージン・ヴァイナル。オリジナル盤の品番はSXL-6944。 (Ki)

Analogphonic
DG-40038(2LP)
180g重量盤
限定生産
カルメン幻想曲
[LP1] 
(A面)サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20
 ヴィエニャフスキ:伝説曲 ト短調 Op.17
(B面)タルティーニ:ソナタ ト短調『悪魔のトリル』(クライスラー編)
[LP2]
(A面)ラヴェル:ツィガーヌ
 マスネ:タイスの瞑想曲
(B面)サラサーテ:カルメン幻想曲 Op.25
 フォーレ:子守歌 ニ長調 Op.16
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
ジェイムズ・レヴァイン(指) ウィーンPO

ステレオ録音:1992年11月/ウィーン、ムジークフェラインザール
女王ムターが1992年に録音した珠玉のヴァイオリン名曲集。ピアノ伴奏では数多の録音がある名曲集ながら、当盤はオーケストラとの共演、しかもレヴァイン率いるウィーン・ フィルという超豪華な組み合わせであることが最大の魅力です。
とにかく情熱的なサウンドに心躍らされます。ムターの歌いまわしは絶美の一言で、ツィゴイネルワイゼンの一音目からムター節炸裂の官能的な音色満開。タイスの瞑想曲は一度 聴いたら忘れられない濃厚さ、まるでオペラ歌手と見まごう演奏に圧倒されてしまいます。ムターの凄味は技巧的なパッセージでも自分らしさを貫く表現に徹すること。ツィガーヌ、 悪魔のトリル、カルメン幻想曲とやはり不朽の名曲ながらムターでしか描けない唯一無二の豊穣な世界が広がります。この演奏をLPで聴けるのは贅沢の極みといえましょう。
エミール・ベルリナー・スタジオでMaarten de Boer氏が手がけたマスターを使用し、ドイツのパラス社でプレスされた180g重量盤のオーディオマニア向けヴァージン・ ヴァイナル。 (Ki)

Analogphonic
LP-43039(1LP)
180g重量盤
限定生産
シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ
(A面)シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821
(B面)ブリッジ:チェロ・ソナタ
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
ベ ンジャミン・ブリテン(P)

ステレオ録音:1968年7月22-27日/スネイプ、モールディングス
ユニバーサル・ミュージックのオリジナル・アナログ・マスターを用い、エミール・ベルイリナー・スタジオでライナー・マイヤール氏がマスタリング、ドイツの パラス社でプレスされた180g重量盤のオーディオマニア向けヴァージン・ヴァイナル。オリジナル盤の品番はSXL-6426。 (Ki)


ALPHA
ALPHA-683(2LP)
NX-E03
HAYDN 2032 第8集「ラ・ロクソラーナ」 〜ハイドンと東方〜
【SIDE A】
ハイドン:交響曲第63番ハ長調 Hob.I:63 「ラ・ロクソラーナ」
【SIDE B】
交響曲第43番変ホ長調 Hob.I:43「マーキュリー」 第1楽章-第2楽章
【SIDE C】
交響曲第43番変ホ長調 Hob.I:43「マーキュリー」 第3楽章-第4楽章
バルトーク:ルーマニア民族舞曲集 Sz 68/BB 76
作曲者不詳(クロムニェジーシュ修道院所蔵の手稿譜より、1673〜1680年頃):ジュクンダのソナタ
【SIDE D】
ハイドン:交響曲第28番イ長調 Hob.I:28
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)
イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)

録音:2018年5月18-22日
グスタフ・マーラー・ホール(エウレジオ文化センター)、
ドッビアーコ(イタリア北東部ボルツァーノ県)、イタリア
今回は作曲者不詳の17世紀作品に加え、20世紀のバルトーク作品がカップリングされるという、初めて18世紀の枠から飛び出たゲスト作 曲家選択がなされています。18世紀の楽器で奏でられるバルトークの鮮烈さはさすがアントニーニで、民俗音楽にも通じるテイストがさらに浮 き彫りになりました。というのも、今回のテーマは「東」。オーストリアの東部、ハンガリーとの国境地帯に所領をもっていたハイドンの雇用主エス テルハージ侯爵のもと、現地で聴かれたスロヴァキア人たちの伝統音楽やロマ、トルコ文化などへのハイドンの関心が浮き彫りになる選曲。初 期と中期の傑作群3作のなか、異国情緒をほんのり漂わせた艶やかな緩徐楽章が美しい交響曲第63番「ラ・ロクソラーナ」を最新の古楽 器演奏で聴けるのは実に貴重と言えるでしょう。


Global Culture Agency
KKC-1193(3LP)
完全限定生産
税込定価
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集
[LP1]
A面:チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
B面:チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
[LP2]
A面:チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
B面:チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
モーツァルトの歌劇『魔笛』から「恋を知る殿方には」の主題による7の変奏曲 変ホ長調 WoO.46
[LP3]
A面:チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
B面:ヘンデルのオラトリオ『ユダス・マカベウス』から「見よ、勇者の帰還を」の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO.45
モーツァルトの歌劇『魔笛』から「娘っ子でも女房でも」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 Op.66
ルートヴィヒ・ヘルシャー(Vc)
エリー・ナイ(P)

録音:1956年/ベルリン、リヒターフェルデ・フェストザール(モノラル)

【輸入盤情報】
レーベル:Sound Tree
商品番号:PWCL 0018/0019/0020
プレス:Pallas Gmbh(ドイツ)
【オリジナルLP】
レーベル:Telefunken
商品番号:BLE 14081/14087/14097

ドイツ・プレス、180g重量盤
2020年最新リマスター
日本語帯・解説付
ハイ・クオリティな復刻で注目を浴びる韓国SOUND TREE社によるこだわりのオリジナルデザイン復刻シリーズから、ヘルシャーとナイの名演ベートーヴェ ンのチェロ・ソナタ全集が登場します。SOUND TREE社がライセンス先である現ワーナー傘下のパーロフォン・レコードから取り寄せたオリジナルマスター に、独自の丁寧なリマスタリングを施して製品化。プレスはドイツのパラス社で行われています。オリジナルLP盤は中古市場で常に高値で取引される入手困 難盤。当盤はオリジナル盤の代用品としても充分な価値を誇る魅力的なセットとなっています。 完全限定生産で数に限りのあるLPですが、国内レーベルGlobal Culture Agencyの協力により、日本用にある程度の数を押さえて流通させることが可 能となりました。国内では輸入盤の上に解説の日本語訳と日本語の帯をつけた状態で、3枚セットとして販売いたします。アナログファンならぜひともお持ち 頂きたい逸品でございます。


King International
KKC-1181(6LP)
200セット完全限定
税込定価
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全6曲) ユリア・フィッシャー(Vn;1742 年製グァダニーニ)

録音:2004 年12月/ドープスヘヅィンデ教会(アムステルダム)
国内プレス
日本独自企画。ハイエンド、マルチチャンネル・サラウンド・レコーディングに特化したクラシック専門レーベルPENTATONE からリリースされているユ リア・フィッシャーの名盤、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータが6枚組LP で登場。2017 年にPENTATONEレーベルからLP(3 枚組 / 独パラス社プレス)で発売いたしましたが現在は廃盤となっており、このLPの久々の再登場。しかも国内プレスによる6枚組でのリリースは大注目と いえましょう。
PENTATONEより提供された24 bit / 96 kHz 収録のオリジナル・デジタル・マスターから、アナログ・マスターテープを製作したうえで、1組曲で1 枚 (A面B面)、計6枚、という非常に贅沢なカッティングを新たに施し、200セット限定で販売致します。
類稀な才能の持ち主の天才ヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーはミュンヘン生まれ。3 歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその 才能を開花させたフィッシャーは、ヴァイオリン、ピアノそれぞれで国際的なコンクールに複数回優勝しています。10 代の頃から商業録音のオファーがあっ たものの断り続けていたフィッシャーは、ヤコフ・クライツベルクとの出会いにより21 歳のときにハチャトゥリアン、プロコフィエフ、グラズノフのヴァイオリ ン協奏曲でPENTATONE レーベルからセンセーショナルなデビューを果たしました。
バッハの無伴奏はデビュー・ディスクと同年、2004 年12 月にオランダのドープスヘヅィンデ教会にて行われました。当録音のバランス・エンジニアをつ とめたジャン=マリー・ヘイセン氏が最も記憶に残る録音にもあげている、まさに伝説的な当録音はフィッシャーの驚異的な集中力で全集を完成させました。 全ての音色が瑞々しく説得力に満ちた当時21 歳の演奏は、既に自己のスタイルが確立されていることを証明しております。当時使用していた1742年製の 名器グァダニーニの音色が教会に響き渡ります。 (Ki)


ALPHA
ALPHA-730(2LP)
(ヴァイナル・ヴァージョン)
NX-D07




ALPHA-730A(2LP)
(カラー・ヴァイナル・ヴァージョン)
NX-D11
『MOZART y MAMBO モーツァルトとマンボ』 (2ヴァージョン)

【SIDE A】
モーツァルト:ホルン協奏曲 断章 変ホ長調 K. 370b
ダマソ・ペレス・プラード(1916-1989)/ジョシュア・デイヴィス編曲:エル・マンボ
【SIDE B】
モーツァルト:ホルン協奏曲 第3番変ホ長調 K.447
ジョシュア・デイヴィス & ユニエト・ロンビーダ・プリエト:ロンド・アラ・マンボ (K. 447 第三楽章による)
【SIDE C】
エドガー・オリヴェロ(1985-):サラナード・マンボ (「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」による)
モーツァルト:ホルンと管弦楽のためのロンド 変ホ長調 K. 371
【SIDE D】
イソリーナ・カリージョ(1907-1996)/ホルヘ・アラゴン編曲:くちなしの花をふたつ
モイセス・シモン(1889-1945)/ホルヘ・アラゴン編曲:南京豆売り 〜ライヴ収録
サラ・ウィリス (Hrn)
ハロルド・マドリガル・フリアス (Tp)
ユニエト・ロンビーダ・プリエト (Sax)
ホルヘ・アラゴン (P)
ハバナ・リセウム・オーケストラ
ホセ・アントニオ・メンデス・パドロン(指)
ザ・サラバンダ(THE SARAHBANDA)
ハバナ・ホーンズ(サラ・ウィリスと14人のホルン奏者たち)

録音:2020年1月 オラトリオ・サン・フェリペ・ネリ教会・ハバナ、キューバ

180g重量盤 45 rpm(ブラック、カラーいずれも)
大ヒットを記録したベルリンPOホルン奏者、サラ・ウィリスのアルバムがアナログで登場、遊び心あるブルーのカラーヴァイ ナルもご用意しました。職人揃いのベルリン・フィルにおいて、その明るいキャラクターを生かした司会などの活動でも大活躍の彼女。以前から 趣味でサルサなどに親しんでいたそうですが、初めてキューバを訪れた際、当地の音楽に直に接して天国だと感じたこと、またクラシックの素晴 らしい音楽家たちがたくさんいるにも関わらず世界に知られていないこと、さらに当地の音楽家が「モーツァルトはきっと素晴らしいキューバ人に なったはず」と語ったことがヒントとなり、この不思議な取り合わせのアルバムが誕生しました。モーツァルト作品で共演するハバナ・リセウム・オー ケストラは、ピアニスト、シモーネ・ディナースタインとの共演でソニーにも録音している実力派オーケストラ。サラ・ウィリスの高音から低音までむら なく安定した技術と豊かな表現力も相まって、素晴らしい演奏を聴かせます。そしてマンボの巨人ダマソ・ペレス・プラードなどによるキューバ音 楽の数々は、まさに血の通った面白さ。モーツァルトもマンボも理屈じゃないんだと、とにかく楽しませてくれるアルバムです。


Global Culture Agency
KKC-1190(3LP)
完全限定生産
税込定価
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) BWV1007-1012
[LP1]モノラル録音
A面:第2番ニ短調 BWV1008
B面:第5番ハ短調 BWV1011

[LP2]モノラル録音
A面:第1番ト長調 BWV1007
B面:第3番ハ長調 BWV1009

[LP3]ステレオ録音(海外盤初出)
A面:第4番変ホ長調 BWV1010
B面:第6番ニ長調 BWV1012
ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)

[LP1]モノラル
A面:録音:1957年3月20日
B面:録音:1957年8月29-30日、10月3日
[LP2]モノラル
A面:録音:1958年5月23日、1959年2月1日
B面:録音:1958年5月22-23日
[LP3]ステレオ
A面:録音:1959年6月9-10日
B面:録音:1959年1月31日、2月1日

ドイツ・プレス、180g重量盤
2020年最新リマスター
輸入盤・日本語帯・解説付

【輸入盤情報】
レーベル:Sound Tree
商品番号:PWCL 0013/0014/0015
プレス:Pallas Gmbh(ドイツ)

【オリジナルLP】
レーベル:Columbia
商品番号:33CX 1515/1656/1745
ハイ・クオリティな復刻で注目を浴びる韓国SOUND TREE社によるこだわりのオリジナルデザイン復刻シリーズ。4度の無伴奏全曲録音を行ったシュタ ルケル1回目のEMI録音がオリジナルデザインで登場!シュタルケル無類の至芸が存分にお楽しみ頂けます。説明不要の名演・名盤でありながらオリジナ ルLP盤は中古市場で常に高値で取引される入手困難盤で、復刻盤の登場は大歓迎です。
音に関してはSOUND TREE社がライセンス先である現ワーナー傘下のパーロフォン・レコードから取り寄せたオリジナルマスターに、独自の丁寧なリマ スタリングを施して製品化。第4番・第6番は何とステレオ録音が残されており、海外盤としては今回はじめてその音源を使用して発売します。プレスはドイツのパラス社 で行われました。
完全限定生産で数に限りのあるLPですが、国内レーベルGlobal Culture Agencyの協力により、日本用にある程度の数を押さえて流通させることが可 能となりました。国内では輸入盤の上に解説の日本語訳と日本語の帯をつけた状態で、3枚セットとして販売いたします。アナログファンならぜひともお持ち 頂きたい逸品でございます。


Global Culture Agency
STCL-1001(1LP)
完全限定生産
ミッシャ・エルマン/ジュビリー・レコード
[A面]
マスネ:タイスの瞑想曲
アレンスキー:セレナード
シューマン(ヒュルヴェック編):トロイメライ
キュイ:オリエンタル
ドリゴ(アウアー編):火花のワルツ
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
[B面]
シューベルト(ウィルヘルミ編):アヴェ・マリア
ドヴォルザーク(ウィルヘルミ編):ユモレスク
ゴセック(エルマン編):ガヴォット
ショパン(サラサーテ編):夜想曲 変ホ長調 Op.9-2
シューマン(アウアー編):予言の鳥
ベートーヴェン(ブルメスター編):メヌエット ト長調
チャイコフスキー:メロディー Op.42-3
ミッシャ・エルマン(Vn)
ジョゼフ・シーガー(P)

録音:1959年10月ニューヨーク、マンハッタン・タワー

ドイツ・プ レス
180g重量盤
2020年最新リマスター

【オリジナルLP】
レーベル:Vanguard (US) Stereolab
商品番号:VSD-2048
オリジナルデザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LP。国内レーベルGlobal Culture Agencyの協力により、 VANGUARDのエルマンをライセンス復刻しました。SOUND TREE社独自の丁寧なリマスタリングが施され、ドイツのパラス社プレスで商品化。
1891年生まれのエルマン、68才時の録音。ヴァイオリニストとしての50年以上のキャリアを祝い作られた名曲集です。美しく情熱的な演奏が胸を打つ、 色あせない名盤! (Ki)

Global Culture Agency
STCL-1002(1LP)
完全限定生産
クライスラー愛奏曲集
[A面]
愛の喜び
スラヴ舞曲第2番ホ短調 Op.46-2(原曲:ドヴォルザーク)
美しきロスマリン/ジプシーの女
ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
ウィーン奇想曲
面]
コレッリの主題による変奏曲(原曲:タルティーニ)
マルティーニ様式による「祈る女」
ボッケリーニ様式によるアレグレット
フランクール様式によるシチリアーノとリゴードン
スラヴ舞曲第1番ト短調 Op.46-1(原曲:ドヴォルザーク)
プニャーニ様式による前奏曲とアレグロ
ミッシャ・エルマン(Vn)
ジョゼフ・シーガー(P)

録音:1960年6月25-30日ニューヨーク、マンハッタン・タワー

【オリジナルLP】
レーベル:Vanguard (US) Stereolab
商品番号:VSD-2084
オリジナルデザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LP。国内レーベルGlobal Culture Agencyの協力により、 VANGUARDのエルマンをライセンス復刻しました。SOUND TREE社独自の丁寧なリマスタリングが施され、ドイツのパラス社プレスで商品化。
クライスラーが作編曲した楽曲を収録したこのレコードにはウィーンの温かさと魅力があふれています。エルマンの演奏は気迫がみなぎり、クライスラーに 敬意を表しつつも大胆に、そして繊細に美しい音楽を聴かせます。クライスラーの音楽の理想的名演と言える1枚です。 (Ki)

Global Culture Agency
KKC-1187(3LP)
完全限定生産
税込定価

バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006

【LP1】
A面:ソナタ第1番ト短調 BWV1001
B面:パルティータ第1番ロ短調 BWV1002
【LP2】
A面:ソナタ第2番イ短調 BWV1003
B面:パルティータ第2番ニ短調 BWV1004
【LP3】
A面:ソナタ第3番ハ長調 BWV1005
B面:パルティータ第3番ホ短調 BWV1006
ドゥヴィ・エルリー(Vn)

録音:1969年

【輸入盤情報】
レーベル:Sound Tree
商品番号:LP 43176/43177/43178
プレス:Pallas Gmbh(ドイツ)

【オリジナルLP】
レーベル:Disques Ades
商品番号:13.054/13.055/13.056

ドイツ・プレス、180g重量盤
2020年最新リマスター
輸入盤・日本語帯・解説付
ハイ・クオリティな復刻で注目を浴びる韓国SOUND TREE社によるこだわりのオリジナル・デザイン復刻シリーズ第3弾!幻の名盤、エルリーのバッハ 無伴奏全曲。オリジナル盤は中古市場において高値のつく超レア盤。そのフランス・アデ社(Disques Ade)のデザインを可能な限り踏襲して復刻したマニ ア泣かせのLPです。音に関してはSOUND TREE社がライセンス先であるユニバーサル・ミュージックから取り寄せたオリジナルマスターに、独自の丁寧 なリマスタリングを施して製品化。プレスはドイツのパラス社で行われています。
ドゥヴィ・エルリーは1928年パリ生まれ、2012年没。若くして音楽の才能を発揮しパリ音楽院を首席で卒業後、1955年ロン=ティボー国際音楽コンクー ルで優勝しました。ヨーロッパ、アメリカ、日本と世界各地で演奏し、レパートリーは幅広く、現代作曲家もしばしば彼のために作品を提供しました。後進 の指導にも力を注ぎ、音楽界でおおいに活躍したフランスの名ヴァイオリニストです。このバッハの無伴奏録音はエネスコとも並び称される名盤。オリジナル 盤の入手困難さやエルリー自体の復刻CDの少なさもあって、音楽愛好家に渇望されていたリリースと言えます。オリジナルの代用品としての価値も充分!
完全限定生産で数に限りのあるLPですが、国内レーベルGlobal Culture Agencyの協力により、日本用にある程度の数を押さえて流通させることが可 能となりました。国内では輸入盤の上に解説の日本語訳と日本語の帯をつけた状態で、3枚セットとして販売いたします。アナログファンならぜひともお持ち 頂きたい逸品でございます。



Global Culture Agency
KKC-1178(3LP)
完全限定生産
税込定価
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
【LP1】
A面:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番 ニ長調 D.384(Op.137-1)
B面:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第2番 イ短調 D.385(Op.137-2)
【LP2】
A面:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第3番 ト短調 D.408(Op.137-3)
B面:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調「デュオ」 D.574(Op.162)
【LP3】
A面:ヴァイオリンとピアノのための華麗なるロンド ロ短調 D.895(Op.70)
B面:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D.934(Op.159)
ヨハンナ・マルツィ(Vn)
ジャン・アントニエッティ(P)
モノラル録音:【LP1、2】1955年11月7-13日、【LP3】1955年11月26日/エレクトローラ・スタジオ
ドイツ・プレス/180g重量盤
2020年最新リマスター
輸入盤・日本語帯・解説付

【輸入盤情報】
レーベル:Sound Tree
商品番号:PWCL 0010/0011/0012
プレス:Pallas Gmbh(ドイツ)

【オリジナルLP】
レーベル:Columbia
商品番号:33CX 1359/1372/1399
ハイ・クオリティな復刻で注目を浴びるシゲティの無伴奏(KKC-1159/61)に続く、韓国SOUND TREE社によるこだわりのオリジナル・デザイン復刻シリー ズ第2弾!これまた大注目、マルツィ至高のシューベルト録音集が登場します。今回もオリジナル盤は中古市場において高値での取引が常となっている超名盤。 そのデザインを可能な限り踏襲して復刻した、マニア泣かせのLPとなっております。音に関してはSOUND TREE社がライセンス先であるワーナーから取 り寄せたオリジナルマスターに、独自の丁寧なリマスタリングを施して製品化。さらに内容によってプレス工場を吟味し変えるというこだわりぶりで、今作は ドイツ・パラス社でのプレスとなっています。オリジナルの代用品としての価値は十二分にあると言って良いでしょう。
完全限定生産で数に限りのあるLPですが、国内レーベルGlobal Culture Agencyの協力により、日本用にある程度の数を押さえて流通させることが可 能となりました。国内では輸入盤の上に解説の日本語訳と日本語の帯をつけた状態で、3枚セットとして販売いたします。アナログファンならぜひともお持ち 頂きたい逸品でございます。 (Ki)


King International
KKC-1176(2LP)
税込定価
伊福部昭の芸術〜宙- 伊福部昭 SF交響ファンタジー
■DISC 1-A
SF 交響ファンタジー第1 番(1983) …14:46
1.ゴジラの動機
2.間奏部
3.「ゴジラ」タイトル・テーマ
4.「キングコング 対 ゴジラ」タイトル・テーマ
5.「宇宙大戦争」夜曲
6.「フランケンシュタイン 対 地底怪獣」バラゴンの恐怖
7.「三大怪獣 地球最大の決戦」
8.「宇宙大戦争」タイトル・テーマ
9.「怪獣総進撃」マーチ
10.「宇宙大戦争」戦争シーン
■DISC 1-B
SF 交響ファンタジー第2 番(1983) …15:43
1.「奇巌城の冒険」タイトル・テーマ
2.「三大怪獣 地球最大の決戦」キングギドラのテーマ
3.「キングコング 対 ゴジラ」格闘音楽
4.「モスラ 対 ゴジラ」聖なる泉
5.「大怪獣バラン」タイトル・テーマ
6.「三大怪獣 地球最大の決戦」山岳音楽
7.「キングコングの逆襲」逃走音楽
8.「キングコングの逆襲」エレメントX
9.「サンダ 対 ガイラ」自衛隊マーチ
10.「空の大怪獣ラドン」飛行音楽
11.「サンダ 対 ガイラ」自衛隊マーチ
■DISC 2-A
SF 交響ファンタジー第3 番(1983) …12:48
1.「怪獣総進撃」タイトル・テーマ
2.「キングコングの逆襲」メカニコングのテーマ
3.「キングコングの逆襲」愛のテーマ
4.「海底軍艦」テーマ
5.「キングコング 対 ゴジラ」キングコングの輸送
6.「キングコング 対 ゴジラ」格闘音楽
7.「海底軍艦」マーチ
8.「地球防衛軍」マーチ
■DISC 2-B
倭太鼓とオーケストラのためのロンド・イン・ブーレスク(1972/83)
広上淳一(指)
日本フィルハーモニーSO

録音:1995年8月22日-24日、29日-31日、9月1日/東京、セシオン杉並ホール
国内プレス、180g重量盤、45回転
日本語帯・解説付
誰もが知っている名作怪獣映画音楽の数々を、伊福部昭自らがフル・オーケストラのためにメドレー風に編曲した『SF交響ファンタジー』3部作を収録。『ゴジラ』をはじめとした伊福部音楽をコンサートホールで直接聴きたい、という怪獣映画ファンの長年の夢をかなえた人気作品が、何と45回転盤の高音質LPで登場します。注目必至の初LP化。破壊力抜群、泣く子も黙る伊福部サウンドをたっぷりとお楽しみください。★広上淳一と日本フィルハーモニーSOによる当録音は、作曲家監修のもとセッション録音で丁寧に作り上げられた名録音。1997年に発売されたCDは大ベストセラーを記録している名盤です。
今作では新たにLP用の入念なリマスターを施して製品化。45回転の威力も相まって、管絃楽が持つ重厚な存在感と輝かしい色彩を見事に活かしきった、かつてない超ド級の音響が刻まれています。リマスタリング&カッティングエンジニアは北村勝敏氏(MIXER'SLAB)。アナログレコード最盛期にドイツ、ノイマン社で製造されたカッティングシステムを使用しています。オーディオファン、映画音楽ファン、クラシックファン、すべての方にお勧めの逸品です!


SILKROAD MUSIC
SRM-048LP(2LP)
「魔弓」
■LP 1
A面
(1)パガニーニ(クライスラー編):カプリース第24番 Op.1-24(6’31”)
(2)サラサーテ:ホタ・ナバーラ Op.22-2
(3)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」第4番 ヘ短調「冬」Op.8-4 RV.297より第1楽章「アレグロ・ノン・モルト」
B面
(4)ショパン:夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2
(5)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番 ホ短調 Op.27より第1楽章「アルマンド」
(6) バッハ(ポッジャー編):無伴奏フルートのためのパルティータ ト短調 BWV1013より第3楽章「サラバンド」(原曲はイ短調)
■LP 2
A面
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」より第2楽章「アダージョ・モルト・エスプレッシーヴォ」
(2)ブラームス:F.A.E.ソナタ WoO.2より第3楽章「スケルツォ」
(3)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005より第3楽章「ラルゴ」
B面
(4)マ・スツォン(馬思聡):「内蒙組曲」より「ノスタルジア」
(5)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 より第3楽章「アレグロ・ヴィヴァーチェシモ」
■LP 1
A面
(1)ニン・フェン(寧峰)(Vn)
(2)レイチェル・バートン・パイン(Vn)
(3)ジュリアーノ・カルミニョーラ(Vn)
B面
(4)カテリーナ・マヌーキアン(Vn)
(5)ウート・ウーギ(Vn)
(6)レイチェル・ポッジャー(Vn)
■LP 2
A面
(1)サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
(2)アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)
(3)レオニード・コーガン(Vn)
B面
(4)ルー・シンチン(呂思清)(Vn)
(5)ユリア・フィッシャー(Vn)

エンハンスト&プレ・マスタリング:ハンス=イエルク・マクシュ
ダイレクト・メタル・マスター・カッティング:ヘンドリック・パウラー
プレス:独パラス社プレス、180g重量盤、45 RPM

独パラス社プレス
180g重量盤 45回転
SACDハイブリッド盤でリリースされている香港Silkroad Musicがリリースしたオムニバス・アルバム「魔弓」(SRM 048SACD)。当盤はその中から 11人のヴァイオリニストの演奏を厳選し、45回転LP2枚組でリリースいたします! 当盤はPENTATONE、Fone、Channel Classicsレーベルなどの音源のライセンス盤でレオニード・コーガン、サルヴァトーレ・アッカルド、ユリア・フィッ シャー、アラベラ・美歩・シュタインバッハー、ウート・ウーギ、ジュリアーノ・カルミニョーラ、レイチェル・ポッジャーなど世界的ヴァイオリニストの名 盤から選りすぐりのヴァイオリン名曲集です。オーディオ・ファンにもおすすめのリリースとなります。 (Ki)

TYXart
TXA-20146(1LP)
バッハ、バード、ギボンズ+コンテンポラリー
[A面]
バッハ:音楽の捧げもの BWV1079より 3 声のリチェルカーレ
オリヴァー・ナッセン:Prayer bell sketch
ジョン・タヴナー:The Lord’s Prayer
バード:パヴァーヌ MB 52 / FVB 254/255
 ガイヤルド MB 52 / FVB 254/255
マルクス・ホーン:Piece after Byrd (2019)
[B面]
ジョン・タヴナー:In memory of my two cats
ジョン・アダムズ:China Gates
ギボンズ:ソールズベリー卿のパヴァーヌ / MB 18/19
ギボンズ:ソールズベリー卿のガイヤルド / MB 18/19
ジョン・タヴナー:Zodiacs
チェン・シャオユン:Diary VI
バッハ:音楽の捧げもの BWV1079より 6 声のリチェルカーレ
アレクサンドラ・ソストマン(P)

録音:2019年
TXA-20145として発売されるCDのLP盤。 バッハ、バード、ギボンズ。グールドも愛した3人の古楽作曲家の作品と現代音楽を絡めたアルバムです。バードの作品とこのLPのために書かれたチェン・ シャオユンの作品の間には429年の歳月が流れています。バッハのリチェルカーレに挟まれて、異なる時代のポリフォニーが展開されます。 (Ki)


Analogphonic
LP-43153(3LP)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集
[1-A]ソナタ第1番ヘ長調 op.5-1
[1-B]ソナタ第2番ト短調 op.5-2
[2-A]ソナタ第3番イ長調 op.69
[2-B]モーツァルトの『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調
[3-A]ソナタ第4番op.102-1
[3-B]ソナタ第5番ニ長調 op.102-2
エンリコ・マイナルディ(Vc)
カルロ・ゼッキ(P)

録音:[LP1]1955年10月17-20日、[LP2]1956年5月27-30日、[LP3]1957年1月6-10日
マスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180g重量盤
プレス:パラス(ドイツ)
クオリティの高いLPでおなじみのanalogphoniから、遂に!マイナルディによるベートーヴェンが3枚組で登場です。オリジナル盤はプレミアがついており、 これまで復刻盤の発売もありませんでしたので、analogphoniの確かなクオリティによる復刻盤の登場は大歓迎といえるでしょう。高貴なベートーヴェン像 が、マイナルディの弓さばきから掘り出されていくような演奏です。高貴な音楽性、それでいて非常に抑制の効いた、静謐の世界のイメージの演奏。これほ どまでに偉大で深遠で真の人間味を感じさせるベートーヴェンを今日聴くことは非常に稀といえるでしょう。モノラル録音ながら、素晴らしいマイクのセッティ ングにより、録音空間の空気の振動や、ボウイングのかすかな音までもがとらえられています。50代後半、円熟の極みを迎えていたマイナルディの貴重なる 記録が、LPで遂によみがえりました! (Ki)

Analogphonic
LP-43090(1LP)
ナタン・ミルシテイン・リサイタル
[LP1-A]
ガッロ(伝ペルゴレージ):トリオ・ソナタ第12番ホ長調(ロンゴ編)
シューマン:インテルメッツォ ヘ長調(F.A.E.ソナタより)
ブラームス:スケルツォ ハ短調(F.A.E.ソナタより)
スークブルレスカ
[LP1-B]
ブロッホ:ニーグン(“バール・シェム”より)
ミルシテイン:パガニーニアーナ
ナタン・ミルシテイン(Vn)、
カルロ・ブッソッティ(P)

録音:1953年12月21-23&28日、1954年1月8日
マスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180g重量盤
プレス:パラス(ドイツ)
演奏はもちろんのこと、この録音自体がいかに素晴らしくミルシテインの音のすべてをとらえているか、ということでも極めて評価の高い名盤。パガニーニアー ナは、ミルシテインの編曲による、パガニーニの奇想曲のメドレー風の作品。 (Ki)

Analogphonic
LP-43166(2LP)
ビーバー:ロザリオのソナタ
[1-A]ソナタ第1番〜第5番
[1-B]ソナタ第6番〜第9番
[2-A]ソナタ第10番〜第13番
[2-B]ソナタ第14番, 15番, パッサカリア ト短調
エドゥアルト・メルクス(Vn)、
ユゲット・ドレフュス(Cemb)、ハンス=ユルク・ランゲ(Fg)、
ゲラルド・ソネック(チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)、カール・シャイト(Lute)、
リオネル・ロッグ(Org)、アルフレート・プラニアフスキ(Cb)

録音:1967年3月17-23日
マスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180g重量盤
プレス:パラス(ドイツ)
ウィーンが生んだヴァイオリン奏者、指揮者、メルクス(1928年生まれ)。アーノンクールらとウィーン・ガンバ四重奏団、その後レオンハルトらとスコラ・ アンティカ・ウィーンを結成して古楽器演奏のパイオニア的役割を果たしました。1965年にカペラ・アカデミカ・ウィーンを結成し、指揮者としても多く録 音しています。空気感を見事にとらえつつもクリアな録音。記念碑的名盤です。 (Ki)


Altus
TALTLP-066(2LP)
国内プレス
完全限定生産盤
モノラル
初LP化
日本語帯・解説付
税込定価
ベルリン・フィル伝説のコンサートマスター 第3集〜ゲルハルト・タシュナー ベルリン・フィルとの協奏曲編
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 61
[LP1-A]第1楽章
[LP1-B]第2・3楽章
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op. 53
[LP2-A]第1楽章
[LP2-B]第2・3楽章
ゲルハルト・タシュナー(Vn)
[LP1]ゲオルク・ショルティ(指)
[LP2]ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)
BPO

録音:[LP1]1952年3月24日/ベルリン、[LP2]1942年11月26日/ベルリン
MELOLP-017/8、MELOLP-019/20に続くベルリン・フィルのコンサートマスターに焦点を当てたシリーズ、今回はTAHRAレーベルから、ゲルハルト・ タシュナーの音源を初LP化!LP用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で LP 化しております。第3集はショルティ指揮のベートー ヴェン、マタチッチ指揮のドヴォルザークを収録した協奏曲アルバム。ベルリン・フィルをバックにタシュナーの力強いソロが飛翔します。マタチッチとのドヴォ ルザークは、放送局の資料が混乱し演奏者不明となっていたりフルトヴェングラー指揮となっていたりしていた音源のようで、TAHRA社主のトレミーヌ氏 が演奏会記録と付け合わせタシュナー、マタチッチの演奏と判断し発売したもの。その過程も解説書で日本語訳されていて興味深い内容です。
ゲルハルト・タシュナーはチェコスロヴァキアとポーランドの国境に位置するイェーゲルンドルフ(現クルノフ)生まれ。母親は卓越したヴァイオリニスト でした。1929年プラハで弱冠7歳にしてデビュー。イェネー・フバイ、ブロニスラフ・フーベルマンらに師事。若き才能を見出したアーベントロートに 紹介されてフルトヴェングラーと出会い認められ、1941年から1945年までベルリン・フィルのコンサートマスターを務めます。1944年にはドイツ軍の 護送付きでヘルシンキに渡り、作曲家の御前でシベリウスの協奏曲を演奏。戦後も協奏曲に室内楽にと活躍を続け、ピアニストではファルナディやギーゼ キングと共演を多く重ねました。 (Ki)

Altus
TALTLP-068(2LP)
国内プレス
完全限定生産盤
モノラル
初LP化
日本語帯・解説付
税込定価
ベルリン・フィル伝説のコンサートマスター 第4集〜ゲルハルト・タシュナーとギーゼキング、ファルナディの伴奏
ベートーヴェン
(1)ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op. 47 「クロイツェル」
[LP1-A]第1楽章
[LP1-B]第2・3楽章
(2)ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op. 24 「春」
[LP2-A]全楽章
(3)ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op. 12-3
[LP2-B]全楽章
ゲルハルト・タシュナー(Vn)
ワルター・ギーゼキング( (1)ピアノ)
エディト・ファルナディ((2)(3)ピアノ)

録音:(1)1951年7月14日/バーデン・バーデン、(2)(3)1955年11月7日/ベルリン・リアス・スタジオ7
MELOLP-017/8、MELOLP-019/20に続くベルリン・フィルのコンサートマスターに焦点を当てたシリーズ、今回はTAHRAレーベルから、ゲルハ ルト・タシュナーの音源を初LP化!LP用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で LP 化しております。第4集はファルナディとギー ゼキング伴奏によるベートーヴェンのソナタ集。ギーゼキングとの『クロイツェル』は圧巻の演奏。重厚で熱量たっぷりのピアノと強靭な張りのあるヴァイ オリンが火花を散らします。ファルナディとの初期ソナタも軽やかな古典的均整と気の利いたアンサンブルが大いに魅力的です。
ゲルハルト・タシュナーはチェコスロヴァキアとポーランドの国境に位置するイェーゲルンドルフ(現クルノフ)生まれ。母親は卓越したヴァイオリニスト でした。1929年プラハで弱冠7歳にしてデビュー。イェネー・フバイ、ブロニスラフ・フーベルマンらに師事。若き才能を見出したアーベントロートに 紹介されてフルトヴェングラーと出会い認められ、1941年から1945年までベルリン・フィルのコンサートマスターを務めます。1944年にはドイツ軍の 護送付きでヘルシンキに渡り、作曲家の御前でシベリウスの協奏曲を演奏。戦後も協奏曲に室内楽にと活躍を続け、ピアニストではファルナディやギーゼ キングと共演を多く重ねました。 (Ki)


Altus
MELOLP-021(2LP)
国内プレス
完全限定生産盤
モノラル
日本語帯・解説付
税込定価
第三帝国と伝説のヴァイオリニスト達/ドイツ帝国放送録音集
[LP1-A]
(1)R. シュトラウス:あすの朝 Op. 27-4
(2)ファリャ(コンハンスキ編):ホタ
(3)パガニーニ(クライスラー編):カプリス第13 番変ロ長調 Op. 1
[LP1-B]
(4)バッハ:パルティータ第2 番BWV. 1004より「シャコンヌ」
(5)サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op. 20
(6)マッテゾン:アリア
[LP2-A]
(7)サンマルティーニ:愛の歌
(8)コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ第12番ニ短調「ラ・フォリア」
(9)タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調
[LP2-B]
(10)ヴェラチーニ:ラルゴ
(11)パガニーニ:華麗なるロンド
(12)サラサーテ:ホタ・ナバーラ Op. 22
(1)(2)諏訪根自子(Vn)、ミヒャエル・ラウハイゼン(P)、田中路子((1)ソプラノ)
(3)ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)、グスタフ・ベック(P)
(4)(5)(6)ルッジェーロ・リッチ(Vn)ヴァルデマール・フォン・ヴルテー(P)
(7)(8)リリア・ダルボーレ(Vn)、ハインリヒ・グラーフ・ヴェスデーレン(P)
(9)リリア・ダルボーレ(Vn)、ハンス・プリーグニッツ(P)
(10)(11)(12)ティボール・ビストリツキー(Vn)、エルハール・ミシェル(P)

録音:(1)(2)1943-44年、ベルリン/マズーレンアレー・放送会館・第2ホール/ベルリン帝国放送(スタジオ放送録音)
(3)1938年2月6日、ライプツィヒ/ゼンデラウム/ライプツィヒ国家放送(スタジオ放送録音)
(4)(5)(6)1938年11月11日ベルリン/国家放送協会短波放送第11ホール(スタジオ放送録音)
(7)(8)1942年2月13日、ベルリン/マズーレンアレー・放送会館・第2ホール/ベルリン国家放送(放送録音)
(9)1944年、ライプツィヒ/ゼンデラウム/ライプツィヒ国家放送(スタジオ放送録音)
(10)(11)(12)1942年11月27日、ベルリン/マズーレンアレー・放送会館・第2ホール/ベルリン国家放送(スタジオ放送録音)
Meloclassicレーベルからリリースされた貴重音源をLP 化。LP 用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で LP 化しております。
ドイツ時代の諏訪根自子の演奏が聴ける大変貴重なLPです。シュトラウスの歌曲「あすの朝」はヴァイオリニストのクレジットが無いまま世に出たこと があった知る人ぞ知る録音で、演奏者名が明記された状態で発売されたのも嬉しい。ラウハイゼンが描くゆったりとした背景の中で、田中路子の柔らかく 可憐な歌声と耽美的な歌い回しに、諏訪根自子の艶やかに輝くヴァイオリンが絡んでゆく美しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。またファリャの「ホ タ」は技巧的にも感覚的にも洗練されきった演奏で、緩急自在のテンポ操作と多彩な音色表現が楽曲の移り変わる情景を見事に描き出し、ラストのなん とも言えない名残惜しさまで手の内に入った表現を聴かせてくれます。
他にもニューヨークのエミール・ヘルマンから一時貸与された名器、1737 年製のストラディヴァリウス「ロード・ノートン」を用いて録音したリッチや、 音色とフレージングに人懐っこい温かみと親しみやすさがありドイツで人気を博したダルボーレ、グラモフォンに残されたLP の海外中古市場価格が2,000 ドルを超えるという知る人ぞ知る名手ビストリツキーなど、注目の音源が凝縮されています。

Altus
MELOLP-023(2LP)
国内プレス
完全限定生産盤
モノラル
初LP化
日本語帯・解説付
税込定価
カルヴェ四重奏団~フランス音楽集
[LP1-A]
(1)ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調 M. 35
[LP1-B]
(2)ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 L. 85
[LP2-A]
(3)ミヨー:弦楽四重奏曲第12 番ハ長調 Op. 252
[LP2-B]
(4)サマズイユ:弦楽四重奏の為のカンタービレと奇想曲
(5)ラヴェルとの出会いについて、ジョセフ・カルヴェへのインタビュー
カルヴェQ

(1)(2)1946 年8 月2 日、シュトゥットガルト国立劇場 / 南ドイツ放送 / ライブ録音
(3)(4)1948 年11 月29 日、パリ / RDF スタジオ/ フランス放送協会 / スタジオ録音
(5)1972 年9 月21 日、パリ / アンドレ・ペイレーニュ(インタビュアー)
Meloclassicレーベルからリリースされた貴重音源を初LP 化。LP 用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で LP 化しております。
ラヴェルにも激賞されたというカルヴェ四重奏団の演奏は、フランス音楽を聴くには避けて通れない名演奏と言えます。ラヴェルとドビュッシーの名作の みならず、ミヨーやサマズイユといった出会う機会の少ない作品の貴重な録音まで聴けるほか、カルヴェ本人が語る肉声インタビューを収録しており、さ らにその日本語訳を解説書内に収めました。
カルヴェ四重奏団は、1919 年パリにて第1ヴァイオリン奏者ジョセフ・カルヴェによって結成されたフランス随一の名カルテットです。ダンディ、フランセ、 ロパルツ、アーンなどの作品の初演を手掛けると共に、ベートーヴェンやシューベルトといった古典にも優れた解釈を聴かせ、ぐんぐんと名声を高めました が、ナチスドイツ占領下の1940 年にやむなく解散。しかしメンバーを入れ替え、1944 年に「新生」カルヴェ四重奏団が再結成され、数か月の練習期 間を経て1945 年にパリでデビューしました。新メンバーのモーリス・ユッソンは「カルヴェは卓越した指導者で、音楽の質を引き出すことに長けていた。 彼は細部に至るまで丁寧で、けっして聴き飛ばすことをしなかった。とても大変だったが、人生における掛け替えのない経験となった」と振り返っています。 戦後の活動も活発で、フランス国内のみならずザルツブルクやプラハ、エディンバラ、ベルリン、バルセロナなどで公演を行い、聴衆から大喝采を受けます。 1950 年、カルヴェの体調不良のため四重奏団は解散。その後は第2ヴァイオリンのシャンペイユが引き継ぎ、シャンペイユ四重奏団として数年活動が続 きました。 (Ki)


Challenge Classics
CC-72840(2LP)
完全限定生産
リナス・ロス/ショスタコーヴィチ&チャイコフスキー
[LP1]
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第2番
(A面:第1・2楽章、B面:第3楽章)
[LP2]
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲(オリジナル版)
(A面:第1・2楽章、B面:第3楽章)
リナス・ロス(Vn;1703年製ストラヴディヴァリ「Dancla」)
トマス・ザンデルリンク(指)
ロンドンSO

録音:2016年5月2-4日/ロンドン、LSOセント・ルークス
180g重量盤
シリアルナンバー付き
CD、SACDで高品質な録音をリリースしてきたChallenge Classicsが、シリアルナンバー付き限定生産のLPをリリースします。音源として選ばれた のはSACDハイブリッド(CC-72689)で発売されている、「演奏不能」と言われたオリジナル版のチャイコフスキーを収録した貴重盤でもあるリナス・ ロスのヴァイオリン協奏曲集。当レーベルのベストセラーのひとつです。LP化はレーベルのエンジニアで、アナログ時代からの長いキャリアを持つEric Stom氏が手掛けました。最高品質のデジタルマスターを用いて圧縮することなくLPに刻むことで、アナログテープとはまた違った素晴らしい音響効果を 生む製品が出来る、と彼は語っています。プレスはオランダのRecord Industry社、カッティングにはノイマンVMS70が使われています。最新のデジタ ル録音から作られた注目のアナログ盤。オーディオ・ファンにもお勧めです。 (Ki)



BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-1167(2LP)
日本語帯・解説付
税込定価
ブルックナー:交響曲第7番
LP1
A面
第1楽章:アレグロ・モデラート(22’10)
B面
第2楽章:アダージョ(22’06)
LP2
A面
第3楽章:スケルツォ(11’06)
第4楽章:フィナーレ(13’41)
B面
ハイティンクとベルリン・フィル団員によるサイン
ベルナルド・ハイティンク(指)BPO

録音:2019年5月11日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
180g
カッティングマシン:ノイマンVMS80
プロデュース:エ ミー ル・ベ ル リナ ー・スタジ オ
AAアナログ録音・アナログ・マスター
世界1884セット限定製造/シリアル・ナンバー入り

【封入特典】
(1)コンサート・チケット&コンサート・プログラム(当日分再現)
(2)ハイティンクの手書きコメントの入ったスコアの抜粋(リプリント)
(3)レコーディング・プロデューサーのライナー・マイヤール氏の証明サイン
(4)コンサート録音時の生写真(1枚)
即完売した2016年発売のラトル指揮「ブラームス交響曲全集」に続くベルリン・フィル・レコーディングスのダイレクトカットLP第2弾。 ワンポイント録音だったブラームスに対し、今回はメインマイク3本とサブマイク2本の5本構成され、コンサート空間の雰囲気を忠実に再現したマイクセッ ティング。 ディスクの最終面(LP2‐B面)にはハイティンクとベルリン・フィル団員のサインが刻み込まれています。そして製造数は、作品の初演年にちなみ、1884セッ トの限定盤です。
2019年3月、90歳を祝ったハイティンクは、同年6月に現役引退を表明。ブルックナー解釈の第一人者として知られるハイティンクは、その後、ウィー ン・フィルとザルツブルク音楽祭、ロンドンのプロムス、そして最後にルツェルン音楽祭で本盤と同じくブルックナーの交響曲第7番を演奏しました。 ブルックナーの第7番も、ハイティンクにとってコンサート、録音と何度となく取り上げてきた作品です。ハイティンクの第7番の録音はコンセルトヘボウ 管(1966年、72年、78年)、シカゴSO(2007年)の4種類あります。 このベルリン・フィルとの演奏も、切々とした美しさにあふれ、中でもブルックナーがワーグナーの訃報を受ける中で書き上げたとされる第2楽章は、万 感の思いが込められた演奏になっています。 (Ki)
※当録音は、他のフォーマットでのリリース予定はありません。


Altus
MELOLP-017(2LP)
国内プレス
完全限定生産盤
モノラル
初LP化
日本語帯・解説付
税込定価
ベルリン・フィル〜伝説のコンサートマスター 第1集
■エーリッヒ・レーン(Vn)
[LP1-A]
(1)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
[LP1-B]
(2)ベートーヴェン:ロマンス第2番Op.50
(3)シューベルト:ロンド イ長調 D.438
(4)ベートーヴェン:ロンド ト長調 WoO.41
■フーゴー・コルベルク(Vn)
[LP2-A]
(5)スーク:ウン・ポコ・トリステ Op.17-3、ブルレスケ Op.17-4
(6)クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリチョーソ
(7)ブロッホ:ニーグン第2 番〜「バール・シェム」より
■ミシェル・シュヴァルベ(Vn)
[LP2-B]
(8)プニャーニ:ラルゴ・エスプレシーヴォ
(9)ドビュッシー(ハルトマン編):亜麻色の髪の乙女
(10)ヴィエニャフスキ:伝説 Op.17
(11)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
(1)(2)ハンス・シュタインコップ(指)ベルリン帝国放送O
(3)ベルリン・フィルハーモニー団員
(4)ミヒャエル・ラウハイゼン(P)
(5)(6)(7)ヒューバート・ギーゼン(P)
(8)(9)(10)クルト・ヘールリンガー(P)
(11)ヴァルター・カンパー(P)

録音:(1)1942年4月9日ベルリン帝国放送第1ホール・スタジオ録音
(2)1942年4月13日ベルリン帝国放送第1ホール・スタジオ録音
(3)1943年6月29日ベルリン帝国放送第3ホール・スタジオ録音
(4)1944年ベルリン帝国放送第1ホール・スタジオ録音
(5)(6)(7)1956年12月6日シュトゥットガルト放送・スタジオ録音
(8)(9)(10)1952年10月11日ケルン放送・スタジオ録音
(11)1959年12月10日ベルリン・ゼンデザール・スタジオ録音
Meloclassicレーベルからリリースされた貴重音源を初 LP 化。LP 用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で LP 化しております。
室内楽も得意とし、退団後はイッセルシュテットに認められ北ドイツ放送響でコンマスを務めたレーン。ゴールドベルクの後任としてフルトヴェングラー 時代を生き、セルにも物怖じしない信念で自身の音楽を貫いたコルベルク。カラヤンに抜擢され帝王の右腕として数々の名演を彩ったシュヴァルベ。ベル リン・フィルの伝説的コンサートマスターたちによる超貴重なソロ録音を初LP化。
レーンの協奏曲は聴きごたえたっぷり。コルベルク、シュヴァルベの室内楽と合わせて、3者の語り口の妙が味わえるのも興味深いLPです。 (Ki)

Altus
MELOLP-019(2LP)
国内プレス
完全限定生産盤
モノラル
初LP化
日本語帯・解説付
税込定価
ベルリン・フィル〜伝説のコンサートマスター 第2集
■ミシェル・シュヴァルベ(Vn)
[LP1-A](1)ラロ:スペイン交響曲
[LP1-B](2)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
[LP2-A](3)サン= サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
■フーゴー・コルベルク(Vn)
[LP2-B](4)シュポアヴァイオリン協奏曲第9番Op. 55
(1)ルドルフ・ミヘル(指)ザールブリュッケンRSO
(2)マリオ・ロッシ(指)ケルンRSO
(3)ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)ハンブルク北ドイツRSO
(4)カール・シューリヒト(指)シュトゥットガルトRSO

録音:(1)1964 年5 月23 日ザールブリュッケン/ ハールベルク放送会館・スタジオ録音
(2)1962 年2 月19 日ケルン放送ゼンデザール・スタジオ録音
(3)1965 年10 月20 日ハノーヴァー / 北ドイツ放送ゼンデザール・ライヴ録音
(4)1958 年4 月11 日シュトゥットガルト / ヴィラ・ベルク・スタジオ録音
Meloclassicレーベルからリリースされた貴重音源を初 LP 化。LP 用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で LP 化しております。
カラヤンに抜擢され帝王の右腕として数々の名演を彩ったシュヴァルベ。ゴールドベルクの後任としてフルトヴェングラー時代を生き、セルにも物怖じし ない信念で自身の音楽を貫いたコルベルク。ベルリン・フィルの伝説的コンサートマスターであるふたりの超貴重な協奏曲録音を初LP化。
シュヴァルベの輝かしい音が堪能できる3曲の協奏曲はどれも絶品。シューリヒトの伴奏に乗ったコルベルクの薫り高い音色も魅力的です。 (Ki)


Pentatone
KKC-1163(4LP)
限定プレス
ハチャトゥリアン他:ヴァイオリン協奏曲集
■LP 1
(1)ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲(A面:第1楽章、B面:第2・3楽章)
■LP 2
(2)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(A面)
(3)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲(B面)
■LP 3
チャイコフスキー作品集
(4)ヴァイオリン協奏曲(A面:第1楽章、B面:第2・3楽章)
■LP 4]
(5)憂鬱なセレナード Op.26(A面)
(6)ワルツ=スケルツォ Op.34(A面)
(7)なつかしい土地の思い出(B面)
■LP 1、LP 2
ユリア・フィッシャー(Vn)
ヤコフ・クライツベルク(指)、
ロシア・ナショナルO
録音:2004年5月12&13日/DZZ第5スタジオ(モスクワ)

■LP 3、LP 4
ユリア・フィッシャー(Vn)
ヤコフ・クライツベルク((4)-(6)(指),(7)P)
(4)-(6)ロシア・ナショナルO
録音:2006年4月/(4)-(6)DZZ第5スタジオ(モスクワ)、(7)MCO1スタジオ5(ヒルフェルスム)

※日本語解説書付きません。
ハイエンド、マルチチャンネル・サラウンド・レコーディングで高い評価を集めるクラシック専門レーベルPENTATONE が誇る名盤、ユリア・フィッシャー のハチャトゥリアン、プロコフィエフ、グラズノフのヴァイオリン協奏曲集とチャイコフスキー・アルバムのLP2タイトルを限定でセット販売いたします!(単 売されている2タイトルを袋詰めした状態での出荷となります)。
ミュンヘン生まれのユリア・フィッシャーは、3歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめすぐにその才能を開花させ、ヴァイオリン、ピアノそれぞれ で国際的なコンクールに複数回優勝している逸材です。確かな技術と情熱的な語り口が魅力のフィッシャーはPENTATONEレーベルからディスク・デビュー を飾り、瞬く間に世界のひのき舞台に上りつめ、現在はドイツを代表する世界的ヴァイオリニストとして活躍しております。
衝撃のデビュー盤となったハチャトゥリアン、プロコフィエフ(第1番)、グラズノフのヴァイオリン協奏曲集は録音当時21歳でしたが、既にフィッシャー 独自のスタイルが確立されており、彼女の最大の魅力と言える情熱的で表情豊かな演奏で大絶賛されました。冒頭のハチャトゥリアンは、一度聴いたらその 旋律が耳に残る第1楽章の提示部から凄まじい存在感を示し、圧倒的なテクニックで雄大に演奏します。第2楽章の歌謡的で抒情的な主題ではフィッシャー の美音が冴えわたり、聴き手の心を鷲掴みにします。そして、民族舞踏を想わせる無窮動の終楽章は超ド級の名演で、終結部の強烈な同音連続によって豪 快に終わります。次に収録されたプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番では、「夢みるような」と作曲者自身が述べた第1主題を絶妙な歌い回しで弾 きはじめ、緩- 急- 緩と配列された全3楽章構成の中で、非常に豊かな表現力を披露しております。そしてグラズノフは、終始フィッシャーの美音が冴えわ たります。ヴァイオリンの様々な奏法を用い、高度な技術が要求されるグラズノフのヴァイオリン協奏曲ですが、余裕すら感じさせる演奏には脱帽です。
一方、チャイコフスキー・アルバムでも彼女の才能が光ります。協奏曲では、雄大にそして官能的に歌い上げる第1楽章、泣きの第2楽章、攻めの第3楽章と、 溌剌とした演奏の中にも豊かなニュアンスで表現しております。また、なつかしい土地の思い出では故ヤコフ・クライツベルクと息の合ったアンサンブルを披 露しております。情熱に満ちた美音でチャイコフスキーの作品を歌い上げます。
ドイツ、パラス社プレスの180g重量盤。完全限定セット。なお、このセットには日本語解説書は付きません。


TESTAMENT
ASD-602(2LP)
ブルックナー:交響曲第8番(1890年版)
LP1 A面:第1楽章/ B面:第2楽章
LP2 A面:第3楽章/ B面:第4楽章
カール・シューリヒト(指)VPO

録音:1963年12月ウィーン、ムジークフェラインザール(ステレオ)
シューリヒト生涯最高の名演と誉れ高いウィーン・フィルとのブルックナー第8番のLP。TESTAMENTからは、9番と3番は既にリリースがありましたが、ここ で待望の第8番の登場、EMI録音のシューリヒトがすべてTESTAMENTによるLPで登場します!待望の8番、オリジナルジャケットでの登場です。 (Ki)

TESTAMENT
SAX-2566(1LP)
ビゼー:アルルの女(第1組曲、第2組曲)、
カルメン組曲第1番
パリ音楽院O
アンドレ・クリュイタンス(指)

録音:1964年(ステレオ)
クリュタンスが濃厚鮮烈な色彩で描くビゼー。永遠に光を失うことのない歴史的名演。ワーナーの倉庫からオリジナルテープをTESTAMENTが入手、このオリジナルテープからの制作が行われたいわば完全オリジナル盤となります。テープの転写がある個所がありますが、それを引いても、いまだ流通している既発LP盤よりもこちらの音の方が優れているかもしれないと申せましょう。オリジナルジャケットです。 (Ki)

TESTAMENT
ASD-493(1LP)
ブルックナー:交響曲第9番 カール・シューリヒト(指)VPO

録音:1961年(ステレオ)
シューリヒトのブルックナー第9番の中でもっとも有名な録音。第8番の発売にあわせ、第9番も再登場となります。 (Ki)

TESTAMENT
ASDF-151(1LP)
ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』 フランス国立放送O
コンスタンティン・シルヴェストリ(指)

録音:1957年(ステレオ)
シルヴェストリの豪快な世界が炸裂した「新世界より」。高価なオリジナル盤の装いでの復活です。

TESTAMENT
33CX-1423(1LP)
シューベルト:八重奏曲 ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
ペーテル・ボンダレンコ (Vn)
ミハ イル・テリアン(ヴィオラ )
スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(Vc)
ウラジ ーミル・ソロ ー キン(Cl)
ヨーゼフ・ゲルトヴィチ(Cb)
ヨーゼフ・スティデル(Fg)
ヤ コフ・シャピロ(Hrn)

(モノラル)
オイストラフ率いるソ連の音楽家によるシューベルト。ボンダレンコ(1903-1985)はオイストラフの第2ヴァイオリンを務め、またモスクワ音楽院では長き にわたりオイストラフのアシスタントを務めていました。テリアン(1905-1987)は、ソ連の指揮者、ヴィオラ奏者として活躍、1935年以降、モスクワ音楽院で も教鞭をとり続けました。クヌシェヴィツキー(1908-1963)はオイストラフ、オボーリンと共に「オイストラフ・トリオ」のメンバーとして亡くなるまで活躍、モ スクワ音楽院でも教鞭をとり続けました。クラリネットのソローキンはオイストラフと様々な編成のアンサンブルで共演した人物。ほかにもソ連のアーティス トをそろえたこのメンバーでの録音は、まさに決定盤というべき圧倒的権威の光を放っている名盤の一つです。入手困難のオリジナル盤に迫る出来栄え。アナ ログで味わう弦の音はやはり格別なものがございます。 (Ki)

TESTAMENT
SP-8414(1LP)
ゴルトマルク:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 op.28 ナタン・ミルシテイン(Vn)
フィルハーモニアO
ハリー・ブレック(指)

録音:1957年7月(ステレオ)
この作品の普及に多大な貢献をしたミルシテインによる絶品録音。第2楽章の陶酔的な美しさはミルシテインの全録音の中でも白眉、まさに奇跡の一瞬と 申せましょう。切れ味鋭い技巧も爽快で、同曲のベスト演奏として不動の地位はゆるぎません。指揮のハリー・ブレックはブレックSQのリーダーと しても知られ、またロンドン・モーツァルト・プレイヤーズの創設者でもあります。指揮者としてはフィルハーモニア管やロイヤルPOに も登場するなど英国が誇る音楽家の一人です。 (Ki)


Altus
PHLP-039(2LP)
国内プレス
完全限定生産盤
初LP化
税込定価
シューベルト:交響曲第8「未完成」
ブルックナー:交響曲第9番(原典版)
[LP1-A]第1・第2楽章/LP1-B]第1楽章
[LP2-A]第2楽章/[LP2-B]第3楽章
ギュンター・ヴァント(指)
ベルリン・ドイツSO

録音:1993 年3月20日コンツェルトハウス・ベルリン(ライヴ)
Profilレーベルのヴァントの名盤が初LP化!AltusレーベルがライセンスしてLP用のマスタリングを施し、東洋化成でプレスしました。シューベルト とブルックナー、ふたつの未完成交響曲を1日で演奏した93年のライヴをそのまま収録しています。両曲共にヴァントの得意とした作品で聴きごたえあり。 恐ろしい低音が聴き手を一気に音楽へ引きずり込む「未完成」は2楽章の楽器バランスの美しさもヴァントの独壇場。そして泣く子も黙るヴァントのブル9! 完璧に整っていながらも熾烈・強烈な音響で、圧倒的な完成度でもって至高の音の大伽藍を築き上げています。
1980 年代から90 年代初頭にかけて客演したベルリン・ドイツSOとのライヴ録音には、ヴァントの解釈がとりわけ鮮烈に現れているといってい いでしょう。ヴァントの演奏解釈の本質は、一つひとつのパーツが全体を構成するための入念な設計にある。テンポは速めで、決して流れを停滞させること なく、圧倒的な構成美を作り出す。ベトついた感情表現などは無縁で、透き通るようなクリアさ、辛口の味わいが魅力だ。こういった方向性に、ベルリン・ ドイツSOはじつにフレキシブルに、過剰なまでの反応の良さで応えています。異様なまでに密集度の高いサウンドだが、同時に適切なバランスで組み 立てられています。そこで生み出されるのは、驚異的といっていい立体感だ。(音楽評論家 鈴木淳史)


ALPHA
ALPHA-599(2LP)
全世界1000枚限定生産
NX-D07
バッハ:無伴奏チェロ組曲集
第1組曲 ト長調 BWV1007
第2組曲 ニ短調 BWV1008
ソニア・ウィーダー=アサートン (Vc)

録音:2018年10月 ノワールラック修道院、フランス
180g重量盤 45 rpm LP × 2
リアルナンバー入り
25歳でロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクールの入賞を果たした、フランス系アメリカ人チェリスト、ソニア・ウィーダー=アサートン。Valois、 RCAやNaiveなど数々のレーベルで録音を行い高い評価を得てきた彼女が、Alphaレーベルからの初めてのリリースは王道のバッハ無伴奏、 数量と販売店限定のアナログ盤のみでの登場です。しかも180g重量盤で45回転という高音質盤でのリリース。ゆったりとしたテンポで表情 豊か、深い音楽性に浸ることの出来るアルバム。今後、組曲第3番から第6番のリリースも予定されています。


Global Culture Agency
KKC-1159(3LP)
500セット限定生産
税込定価
バッハ:無伴奏ヴァイオリンの為のソナタとパルティータ BWV1001〜1006(全曲)
[LP1]
A面:ソナタ第1番ト短調 BWV1001
B面:パルティータ第1番ロ短調 BWV1002
[LP2]
A面:ソナタ第2番イ短調 BWV1003
B面:パルティータ第2番ニ短調 BWV1004
[LP3]
A面:ソナタ第3番ハ長調 BWV1005
B面:パルティータ第3番ホ長調 BWV1006
ヨゼフ・シゲティ(Vn)

録音:1955年10月17-18日(ソナタ)、1955年7月(パルティータ第1番)、1955年10月18・20日(パルティータ第2番)、
1956年3月2日(パルティータ第3番)/ニューヨーク30番街、CBSレコーディングスタジオ
。VanguardのオリジナルLPデザインを可能な限り再現して復刻した見事な仕上がりの逸品です。オリジナルLPは今や 高額でやり取りされるプレミア商品となっていますので、丁寧な復刻は大歓迎。音質も良好と言えます。
シゲティのバッハ無伴奏と言えば泣く子も黙る超名盤。強烈なまでに愚直な歌いっぷり、芯のある骨太の音色、決して緩むことのない緊張度、妥協なき 世界。その演奏はまさに至高、バッハ演奏の神髄。愛蔵版としてぜひ手元に置いておきたい演奏です。
国内レーベルGlobal Culture Agencyの協力により韓国のSound Tree社が制作した輸入盤です。オリジナルLPの発売元であるVanguardの 提供音源から作られた2017年発売のXRCD盤(GCAC-1002/3)のマスターをもとに、Sound Tree社がLP用のマスタリングを施し、韓国の Machang Music & Pictures社がプレスし製品化しました。日本国内では輸入盤の上から日本語解説と帯を付けた国内盤仕様として、キングインターナ ショナルが独占流通をいたします。日本語解説にはオリジナルLPの解説書からの日本語訳と、新規書き下ろし解説の両方が掲載されおり、シゲティの芸 術についてより理解が深まること請け合いです。
幼少時に大ヴァイオリニストのヨアヒムや大ピアニスト・作曲家のブゾーニと出会い、その音楽的才能を大きく開花させたヨゼフ・シゲティ(1892-1973)。バッハの無伴奏と言えば『シャコンヌ』等ほんの一部が技巧的ショウピースとして取り上げられるのみだった時代において、他ならぬ彼こそが全曲 を演奏し聴かせる先駆者だったことも忘れてはなりません。それでいて現在なお至上の名演として君臨する彼のバッハ録音は、カザルスの『無伴奏チェロ 組曲』録音と双璧を成す、世にまたと無い「偉業」と言えるでしょう。
Sound Tree社は今後もマニアックな商品のLPおよびCDの復刻を企画しています。ぜひご注目ください。 (Ki)


H.M.F
HMM-332313(3LP)
パーセル:「妖精の女王」(1692) アルフレッド・デラー(指揮・妖精)
デラー・コンソート

録音:1972年
この「妖精の女王」はセミ・オペラ、あるいはセリフつきオペラといった体で、重要なシーンのみ、音楽が付けられています。しかし、このデラーの演 奏による版は、超自然的なシーンや音楽的ユーモアなど、パーセルの音楽の魅力を最大限に引き出したものとして歴史上に燦然と輝く名演名盤となってお ります。 (Ki)

H.M.F
HMM-33249(1LP)
パーセル:「嘆きの歌」 アルフレッド・デラー(C.T)
ヴィーラント・クイケン(バス・ド・ヴィオール)
ウィリアム・クリスティ(Cemb)
ロデリック・スキーピング(Vn)

録音:1979年
デラーは、パーセルおよびエリザベス朝の音楽の普及に労を惜しみませんでした。デラーの死の3カ月前に南仏で録音されたこの盤は、デラーの芸術 の粋を伝える盤として不朽の人気を誇っています。 (Ki)

H.M.F
HMM-33252(2LP)
パーセル:「アーサー王」(1691) アルフレッド・デラー(指)
デラー・コンソート
キングズ・ミュージック(ロデリック・スキーピング指揮)

録音:1978年
パーセルの真価を伝える1978年の伝説の録音。

H.M.F
HMM-332432(2LP)
パーセル:「インドの女王」 アルフレッド・デラー(指)
デラー合唱団、キングズ・ミュージック(カテリーヌ・マッキントッシュ指揮)

録音:1976年
パーセルの白鳥の歌、「インドの女王」。ヨーロッパの異国趣味を鮮やかに伝える名録音。 (Ki)

H.M.F
HMM-33247(1LP)
パーセル:「おお、孤独よ」 アルフレッド・デラー(指)
デラー・コンソート、デラー合唱団

録音:1977年
パーセルの歌曲は、エリザベス朝のマドリガーレの世界を鮮やかに伝えてくれます。デラーのこの録音が、人々のパーセルへの目を開かせました。


Altus
MELOLP-015(2LP)
国内プレス
完全限定生産盤
税込定価
ヨハンナ・マルツィ・スイス放送録音集
[LP1-A]
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲集 BB 68(セーケイ編)
ラヴェル:ハバネラ形式の小品(カトリーヌ編)
ガールドニ:ロンド・カプリチオーソ
ディニーク:ホラ・スタッカート( ハイフェッツ編)
[LP1-B]
スーク:4つの小品 Op. 17
[LP2-A]
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1 番ト短調 Op. 26
[LP2-B]
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4 番ニ長調 K. 218-第3 楽章(ピアノ伴奏)
ヨハンナ・マルツィ(Vn)
[LP1]ドリス・ロシオー(P)
[LP2-A]ルドヴィート・ライテル(指)、ベロミュンスター放送O
[LP2-B]ピアノ奏者不詳

録音:[LP1]1947 年3 月17 日ジュネーヴ放送 スタジオ2(セッション)
[LP2-A]1969 年10 月19 日チューリヒ放送スタジオSRF(セッション)
[LP2-B]1947 年10 月1 日ジュネーヴ国際音楽コンクール(ライヴ)
Meloclassicレーベルからリリースされた貴重音源を初 LP 化。LP 用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で LP 化しております。 1947年の録音は、彼女のディスコグラフィの空白期間を埋める貴重なもので、とくにガールドニの「ロンド・カプリチオーソ」とディニークの「ホラ・スタッ カート」はいままで彼女の録音が聴けなかった曲目です。民族色豊かな作品ばかりが選ばれた3月録音の小品集は、彼女が楽器を変える前の演奏ぶり を初めて伝えるものだが、何れも楽器の鳴りっぷりがよく、彼女のテクニックも冴え渡っており、音楽が多彩な表情を浮かべながら勢いよく前進するのが 素晴らしい。1969年録音のブルッフは表現のゆとりといい、音色やヴィブラートの巧みな使い分けといい、豊かな呼吸感といい、完成された超一流ヴァ イオリニストの演奏です。録音が良いこともあるが、ヴァイオリンが真の名器の艶やかな音を発していることも特筆されます。ブルッフは前記したように彼 女が少女時代から得意としてきた楽曲だけに、まさにここには総決算としての演奏が示されているのです。


La Dolce Volta
LDV-690(2LP)
バッハ・トゥ・ザ・フューチャー」
■LP1-A
トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565
小フーガ ト短調 BWV578
■LP1-B
「6声のリチェルカーレ」 BWV1079/2(「音楽の捧げもの」より)
「主なる神よ、われを憐れみたまえ」 BWV721
■LP2-A
幻想曲 ト短調 BWV542/1
フーガ ト短調 BWV542/2
「わが心の切なる願い」 BWV72
■LP2-B
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
「汝のうちに喜びあり」BWV617
オリヴィエ・ラトリー(Org/1868年製カヴァイエ=コル)

録音:2019年1月6-8日/ノートルダム大聖堂(パリ)
2019年4月、世界に衝撃を与えたパリのノートルダム大聖堂の火災。その聖堂で正オルガニストを務めていたのがラトリーでした。これは2019年 の1月、火災の直前に行われた録音。災害前の聖堂内でのオルガンの響きを収めた貴重な録音となったディスクLDV 69はヨーロッパおよび日本でも大 きな話題となりました。その名盤がLPで登場します!(CDに収録されていた幻想曲ト長調 BWV 572はこのLPには収録されていません)
原点回帰ともいえるバッハの録音。ラトリーは1990年代にBNLレーベルにバッハの主要オルガン作品を録音し、その後2003年録音でDGレーベ ルよりオルガン・トランスクリプションとしてシャコンヌなどのバッハの作品を取り上げておりますが、オール・バッハ・プログラムでの録音は実に四半世 紀ぶりで満を持しての録音といえます。 
トッカータとフーガやパッサカリアとフーガで巧みなレジストレーションでカヴァイエ=コル製作の大オルガンを演奏。まるで万華鏡のように変化するパ イプオルガンの音色に驚かされます。また、通称「大フーガ」で知られる幻想曲とフーガ ト短調 BWV542では、ラトリーは演奏する際にリストのピアノ 編曲などを参考にし、幻想曲ではラトリー自身による解釈で多くの和音を追加しております。残響7秒という当大聖堂の響きを考慮し、まさに幻想的な世 界を描きます。圧倒的な技術とラトリーでしか表現することのできない唯一無二のバッハ作品をご堪能ください。 (Ki)


EVIDENCE
EVLP-001LP(1LP)
バッハ/リスト/ウィドール:チョ・ジェ=ヒョク
[A面]
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
リスト:バッハの名による幻想曲とフーガ 
[B面]
キム・テジュ(1980-):「Pahdo」【委嘱作品】
ヴィドール:「シチリアーノ」〜『バッハの思い出』より第5曲
「トッカータ」〜交響曲第5番ヘ短調 Op.42-1より第5楽章
チョ・ジェ=ヒョク(Org;カヴァイエ・コル1849年製作の大オルガン)

録音:2018年8月27-30日/マドレーヌ寺院(パリ)
韓国を代表するピアニスト、チョ・ジェ=ヒョクのパイプオルガン演奏の録音(CD版:EVCD 058)がLPで登場。ジェ=ヒョクは中学生の頃には韓 国で開かれたピアノ・コンクールで優勝するなど若くしてその才能を開花させた逸材。その後ジュリアード音楽院で学士、修士号を、またマンハッタン音 楽院で博士号を取得しました。 
ピアニストとしてのキャリアを着実に積むジェ=ヒョクはベートーヴェンのピアノ・ソナタ第 21 番「ワルトシュタイン」、シューマンのピアノ・ソナタ第 2 番などをおさめたアルバムをリリースしておりますが、期待の新譜ではオルガンを演奏し、多才な鍵盤奏者としての顔を見せたアルバムを完成させました。 バッハ、リスト、ヴィドールの名曲に委嘱作品であるキム・テジュ作曲の「Pahdo」も収録。マドレーヌ寺院に据え付けられたカヴァイエ・コル1849年 製作の大オルガンを使用した実に贅沢な内容のアルバムです。(CDに収録されている作品のうち、リスト:コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウ ンダム」による幻想曲とフーガはこのLPには収録されていません。) (Ki)


MIRARE
MIR-337(1LP+CD)
CARNETS DE VOYAGE(旅へのチケット)〜ボヤージュ 旅から生まれた音楽(ものがたり)
[A面]
(1)ファリャ:スペイン舞曲第1番(はかなき人生より)
(2)フリアン・プラサ:ブエノスアイレス〜東京
(3)タレガ:グラン・ホタ・アラゴネーサ
(4)アラン・ウルマン/アマリア・ロドリゲス:Meu amor(私の愛)
[B面]
(1)ピアソラ(ビジェーナ&ロスフェルダー編):アヴェ・マリア
(2)ルペルト・チャピ:セベデオの娘たちよりカルセレラス
(3)ロドリーゴ:3つのスペイン民謡よりアデーラ
(4)ペドロ・ピナル/ペロド・アシス・コインブラ:Se eu adivinhasse que sem ti
全て、エマニュアル・ロスフェルダー(G)

[A面]
(1)モディリアーニSQ、ギュイ=ルー・ボワノー(カスタネット)
(2)クトル・ウーゴ・ビジェーナ(バンドネオン)
(4)ラケル・カマリーナ(S)
[B面]
(1)ビクトル・ウーゴ・ビジェーナ(バンドネオン)
(2)ラケル・カマリーナ(S)、ヨアン・エロー(P) 
(3)ラケル・カマリーナ(S)
(4)ペドロ・ピナル/ペロド・アシス・コインブラ:Se eu adivinhasse que sem ti
ラケル・カマリーナ(S)、ヨアン・エロー(P)

録音:2018年9月
2019年のラ・フォル・ジュルネ音楽祭に登場し話題となったギター奏者、ロスフェルダー。「CARNETS DE VOYAGE(旅へのチケット)〜ボヤージュ 旅から生まれた音楽(ものがたり)」のCD(MIR 432)から、選りすぐりのトラックをLPにしました。特典として、MIR 432のCDも封入されたお得なセッ トです。 (Ki)


Altus
WEITLP-044(2LP)
完全限定生産盤
税込定価
パイネマン〜ベルリン・リサイタル1987
[LP1-A]シューベルト:ロンド イ長調 D.438
[LP1-B]ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品 Op.75
[LP2-A]モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第32番 変ロ長調 K.454
[LP2-B]シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.934
エディト・パイネマン(Vn)
レオナルド・ホーカンソン(P)

録音:1987年5月19・21日/自由ベルリン放送第3ホール(ステレオ)
国内プレス
日本語帯・解説付
WEITBLICKレーベルからリリースされた貴重音源を初 LP 化。LP 用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で LP 化しております。 ベルリンのSFB=RBBが放送用に録音した音源を用いています。すべて彼女が楽器を1732年製グァルネリ・デル・ジュスに持ち変えた後の演奏であり、 彼女が心技とも最も充実していた1980年代の録音であるのが嬉しい。しかもしかも、シューベルトのロンド、ドヴォルザークの4つのロマンティックな小品、 モーツァルトのヴァイオリン・ソナタK.454は、彼女の初の録音レパートリーで、今のところ他で聴くことのできない曲目です。これらの録音に聴く彼 女が描き出す旋律の筆致は、濃淡明暗が細やかに変化した美妙なもので、その音楽には彼女の豊かな人間感情が投影されていて、当時流行していた「冷 やかな」演奏スタイルとは一線を画しています。こうした芸風が、先にご紹介したスタインバーグ、ルドルフ、セルなど、ナチス・ドイツにヨーロッパを追われ、 アメリカで活躍した指揮者たちに愛されたことは想像に難くない。 (Ki)

CONCERTO CLASSICS
CNTLP-2029(1LP)
ジェミニアーニ:チェロと通奏低音のためのソナタ Op.5 より4曲 エンリコ・ブロンツィ(Vc)
ミケーレ・バルキ(Cemb)



Analogphonic
LP-43155(1LP)
クレモナの栄光〜The Glory of CREMONA
■Side 1
1. デプラーヌ:イントラーダ
2. ナルディーニ:ラルゲット
3. ヴィヴァルディ:プレリュード
4. パガニーニ:カンタービレとワルツ
5. モーツァルト:アダージョ
6. カバレフスキー:即興 op.21-1
7. チャイコフスキー:Melodie Op. 42, No. 3 (Tchaikovsky)
■Side2
1. ヴェラチーニ:ラルゴ
2. パラディス:シシリエンヌ
3. フバイ:クレモナのヴァイオリン作り
4. ヘンデル:ラルゲット
5. シューマン:ロマンス イ長調
6. ブラームス:ハンガリー舞曲 第20番
7. ブラームス:ハンガリー舞曲 第17番
8. メンデルスゾーン:5月のそよ風 op.62-1(無言歌集より)
ルッジェーロ・リッチ(Vn)
〔使用楽器〕ストラディヴァリウス/「Ernst」(1709年)、「Joachim」(1714年製)、「Spanish」(1677年製)、「Rode」(1733年製)、
「Madrileno」(1720年製)、「Monasterio」(1719年製)
グァルネリ・デル・ジェス/「Plowden」(1735年製)、「De Beriot」(1744年製)、「Lafont」(1735年製)、「Gibson」(1734年製)、
「Ex-Vieuxtemps」(1739年製)
アンドレア・アマティ(c.1560-70)
ニコロ・アマティ(1656年製)
カルロ・ベルゴンツィ「Constable」(1731年製)
ガスパロ・ダ・サロ(c.1570-80)
レオン・ポンマース(P)

マスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180gLP盤プレス:パラス社(ドイツ)
なんともぜいたくなレコーディングでも有名な名盤。リッチは15をくだらないヴァイオリンを録音スタジオのテーブルに並べ、ひとつひとつ手に取り、 マイク前の立ち位置を示す黄色いマークのところに立って、どの曲をどの楽器で弾くかを決めていきました。豪華なヴァイオリンの楽器、そして素晴らしい 楽曲が織りなすお祭りのような録音です。リッチのマッチョで大胆な奏法が繰り出す音楽の魅力が最大限味わえます。 (Ki)


Analogphonic
LP-43175(2LP)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
■LP1
Side A:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 op.27-2「月光」
Side B:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 op.57「熱情」
■LP2
Side A:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 op.13「悲愴」
Side B:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 op.110
エ リー・ナイ(P)

マスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180gLP盤プレス:パラス社(ドイツ)
エリー・ナイ(1882-1968)。ベートーヴェンの孫弟子にあたるテオドール・レシェティツキー、リストの弟子にあたるエミール・フォン・ザウアーといっ た教師たちに学び、1904年にはケルン音楽院の教師に就任したほか、コンサート・ピアニストとしてもデビュー。ベートーヴェンの演奏で評価を得ました。 ソナタの中でも屈指の人気作品が収録されたアナログ盤です。楽章の前半のみならず、後半でも繰り返しをしておりますが、それがすべて単なる繰り返し ではなく、意味のある演奏となっているのがまた素晴らしいところです。 (Ki)


Altus
WEITLP-034(2LP)
国内プレス
完全限定生産盤
日本語帯・解説付
税込定価
パイネマン/ベルリン・リサイタル1970・1982
[LP1-A]シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105
[LP1-B]ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
[LP2-A]シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)第3番 ト短調 D.408
[LP2-B]ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 Op.23
エディト・パイネマン(Vn)
ヘルムート・バルト(P)

録音:[LP1][LP2-A]1970年11月5日、[LP2-B]1982年6月22日/自由ベルリン放送第3ホール(ステレオ)
WEITBLICKレーベルからリリースされた貴重音源をLP化。LP用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で LP化しております。
ベルリンのSFB=RBBが放送用に録音した音源を用いています。すべて彼女が楽器を1732年製グァルネリ・デル・ジュスに持ち変えた後の演奏であり、 彼女が心技とも最も充実していた1970〜80年代の録音であるのが嬉しい。しかもベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第4番は彼女の初のレパート リーで、今のところ他で聴くことのできない曲目です。これらの録音に聴く彼女が描き出す旋律の極致は、濃紺明暗が細やかに変化した美妙なもので、 その音楽には彼女の豊かな人間感情が投影されていて、当時流行していた「冷ややかな」演奏スタイルとは一線を画しています。こうした芸風が、先にご紹 介したスタインバーグ、ルドルフ、セルなど、ナチス・ドイツにヨーロッパを追われ、アメリカで活躍した指揮者たちに愛されたことは想像に難くない。

Altus
WEITLP-036(4LP)
国内プレス
完全限定生産盤
日本語帯・解説付
税込定価
フルトヴェングラー/スウェーデン放送全録音集第1巻
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
[LP1-A]第1楽章、[LP1-B]第2楽章、[LP2-A]第3楽章、[LP2-B]第4楽章
[LP3-A]『レオノーレ』序曲第3番Op. 72b
交響曲第8番ヘ長調 Op.93
[LP3-A続き]第1楽章、[LP3-B]第2〜4楽章
交響曲第7番イ長調 Op.92
[LP4-A]第1・2楽章、[LP4-B]第3・4楽章
[LP4-B続き]『レオノーレ』序曲第3番Op. 72b(リハーサル)
ヒョルディス・シンベリ(S)
リサ・テュネル(A)
ヨースタ・ベケリン(T)
シーグルド・ビョルリンク(Bs)
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニーcho
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ストックホルムPO

録音:[LP1][LP2]1943年12月8日、[LP3][LP4]1948年11月13日(モノラル)
WEITBLICKレーベルからリリースされた貴重音源をLP化。LP用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で LP化しております。
ストックホルム・フィルとスウェーデン放送が認めた、正規盤初登場となるスウェーデン放送全録音集(2巻分売)です。フルトヴェングラーの代名詞 ともいえる第九は43年12月という難しい時期に単身ストックホルムに赴いた演奏。特別な感情が籠められた大変な名演です。そして交響曲第8番、第 7番は戦後の客演。フルトヴェングラーらしい自由自在な演奏で、こちらもストックホルム・フィルに秘伝を伝えるかのような見事な演奏です。レオノーレ 序曲第3番の非常に細かくエネルギッシュなリハーサルも必聴。 (Ki)

Altus
WEITLP-040(4LP)
モノラル
国内プレス
完全限定生産盤
日本語帯・解説付
税込定価
フルトヴェングラー/スウェーデン放送全録音集第2巻
ブラームス:ドイツ・レクイエム
[LP1-A]第1曲/[LP1-B]第2曲
[LP2-A]第3曲/[LP2-B]第4曲、第5曲
[LP3-A]第6曲/[LP3-B]第7曲
[LP4-A]R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』
[LP4-B]ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』〜前奏曲と愛の死
ケルステン・リンドベルイ・トルリンド(S)
ベルンハルト・ゼネルステット(Br)
ストックホルム・フィルハーモニーcho、
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ストックホルムPO

録音:[LP1〜3]1948年11月19日、[LP4]1942年11月25日/ストックホルム
WEITBLICKレーベルからリリースされた貴重音源をLP化。LP用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で LP 化しております。
ストックホルム・フィルとスウェーデン放送が認めた、正規盤初登場となるスウェーデン放送全録音集(2巻分売)です。ブラームスの「ドイツ・レクイエム」 は巨匠唯一の完全全曲録音であり大変貴重。崇高でありながら燃え上がる情熱が同居した奇跡的な名演です。シュトラウスの「ドン・ファン」、ワーグナー の「トリスタン」はフルトヴェングラーの語り口の巧さが特筆もの。物語性の強い、うねる様なロマンが炸裂しています。 (Ki)

PERCUSSIONS DE STRASBOURG
PDS-118DM(2LP)
NX-D07
DRUM-MACHINES
【FACE A】 22:41
1. Colibri
2. Volute
3. Obsolescence
4. Synclinal
【FACE B】 16:43
5. Degre zero
【FACE C】 15:49
6. Liminal
7. L'emoi des mats
8. Embacle
9. Rhythmicon
10. Pulsar

【FACE D】 ∞
11. Boucle I
12. Unendlichkeit II
13. Sonsuzlulk III
14. Infinitum IV
15. Loop V
eRikm(構成、エフェクト、ミックス)
ストラスブール・パーカッション・グループ

録音:2017年7月3-5日 オートピエール劇場、ストラスブール
2016年10月7日、ストラスブール音楽祭で披露された゛DRUM-MACHINES”は、奏者が発する音素材を元にeRikmが構成、ミックスして作品を作って いくというもの。今回の録音のために行われた2回目のセッションは、いわゆる現代音楽とエレクトロ・ミュージックをどのように融合させていくかという点において、 ストラスブール・パーカッション・グループ50年の歴史で第4世代となる現メンバーにとって、大きなターニングポイントになったといいます。 少ない音から次第に増幅していくノイズが圧倒的に高まる作りですが、作品に一定のリズムが感じられるせいかどこか心地よく、パフォーマーたちの高いセンスが 発揮されています。
A-C面は CD(PDS-117DM)と同内容、D面はループ音源が5トラック収録されています。
PERCUSSIONS DE STRASBOURG
PDS-1018GH(1LP)
NX-C05
ピエール・ジョドロフスキ(1971-):ゴーストランド
1. Holon(s)
2. Buro
3. Pulse
ストラスブール・パーカッション・グループ

録音:2018年2月24、25日 エオール・スタジオ、ブラニャック
PDS-218GH のアナログ盤。1971年にトゥールーズで生まれ、リヨン音楽院で学んだピエール・ジョドロフスキ。電子音楽に精通し、アコースティックとエレクトロニクスを組み 合わせた作品を得意としており、この「ゴーストランド」でもロックのようなエレキギターやノイズにパーカッションを絡めた、実験的な音を聴かせて います。 ストラスブール・パーカッション・グループの委嘱で作曲され、2017年9月19日、ポーランドの現代音楽祭「ワルシャワの秋」の一環としてATM スタジオで初演されました。


H.M.F
KKC-1156(2LP)
日本語帯・解説付
国内盤仕様
限定盤
税込定価
HMSA-0041(1SACD)
シングルレイヤー
限定盤
税込定価
ベルリオーズ:幻想交響曲
序曲「宗教裁判官」Op.3
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指)
レ・シエクル

録音:2019年7月16、17日/アルフォールヴィル
ベルリオーズ没後150周年最大話題盤、ロトと手兵レ・シエクル最新録音による「幻想交響曲」が、早くもSACDシングルレイヤーとLPで登場します。ハル モニアムンディから提供のハイレゾ・マスターを用いて、関口台スタジオにて、SACDシングルレイヤー、LPのためにマスタリングを施しました。2019年録音 で、ベルリオーズならではの狂気じみた強奏も豊かに響く録音も極上のオリジナル音源を、それぞれのメディアの特性がさらに存分に発揮されたサウンドでお 楽しみいただけます。どちらも限定生産、日本独自企画。
ベルリオーズの幻想交響曲は、1830年、ベートーヴェンの交響曲第9番の初演からわずか6年の作ながら、ハープや鐘をはじめ、オフィクレイドやセルパン といった特殊管楽器も駆使し、オーケストレーションに革命をもたらしました。
性能の向上した今日のオーケストラは、オフィクレイドやセルパンを他の管楽器で代用し、その他にもオリジナル同等の効果を再現できるように改変されて います。しかしロトは発表された当時の形へ戻すことで、ベルリオーズの頭の中で鳴っていた音響と効果を忠実に再現しようと試みました。彼はパリ国立図書 館所蔵の幻想交響曲自筆譜やスケッチなどを丹念に調べ、できる限りの復元を行ないました。
レ・シエクルはもちろんピリオド楽器を用いています。2本のオフィクレイドは1837年製と1860年製、セルパンは19世紀ボドワンの複製を用いています。 またハープは現在主流の2台ではなく、4台それも20世紀初頭のエラール製を指揮台の両脇で奏し、終楽章で活躍する鐘はスコアに指示された通りのものを、 2013年にベルリオーズ・フェスティバルで鋳造したので、それを借りています。 もうひとつ嬉しいのが、珍しい初期作品の序曲「宗教裁判官」をとりあげていること。もちろんピリオド演奏は初めての録音ですが、すでに大オーケストラを 用い、幻想交響曲の萌芽が見られ興味津々です。 ロトの音楽作りはきわめて大きく、物凄いエネルギーが伝わってきます。ヴィブラート控え目で、エレガントな歌い回しなどではベルリオーズがフランスの作 曲家だったことを再認識させてくれます。幻想交響曲の認識をくつがえす超注目盤です! (Ki)


Altus
PHLP-037(2LP)
国内プレス
完全限定生産盤
税込定価
カール・ベーム/ドレスデン告別演奏会1979〜シューベルト
[LP1]交響曲第8番『未完成』
 (A面:第1楽章、B面:第2楽章)
[LP2]交響曲第9番『グレート』
 (A面:第1・2楽章、B面:第3・4楽章)
カール・ベーム(指)
シュターツカペレ・ドレスデン

録音:1979年1月12日/ドレスデン文化宮殿祝祭ホール(ステレオ)
PROFILレーベルからCDで発売された貴重音源をALTUSがライセンスしてLP化。LP用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った 上でLP化しております。
最晩年のベームが1979年1月12日にドレスデン文化宮殿祝祭ホールで行った告別演奏会の貴重な記録。曲はシューベルトの『未完成』と『グレート』。 これまで『グレート』のみがDGから発売されていましたが、ついに同時に演奏された『未完成』を加えての発売となりました。どこまでも神々しい2大 交響曲。ベーム格別の思いがこもった、またとない名演です。


Solo Musica
SMLP-321(1LP)
NX-D11
『リフレクション』〜ユーリ・クネーツ:交響的作品集
1.Memories メモリーズ
2.You あなた
3.Reflection リフレクション
4.Inspiration インスピレーション
5.Forest 森
6.Caprice カプリース
7.The Birth 誕生
リー・ホールドリッジ(指)
ミュンヘンSO

180g重量盤
ロシアの現代作曲家&プロデューサーであるユーリ・クネーツは、その作品の中で、クラシック、ジャズにポップスの要素 を組み合わせます。前作「dedication」と同じく、再び、アメリカの指揮者・アレンジャーであるリー・ホールドリッジと、 10回のグラミー賞受賞歴を誇る名レコード・プロデューサーのクリストファー・オールダーとタッグを組みアルバムを制作。 クネーツ自身もピアノで録音に参加しています。「私の音楽はとても叙情的なキャラクターを持っていると思います。な るべく自分自身の人生観や気分を伝えようとしているためです。それはつまり、哲学的な思想の反映であり、我々と いう存在を取り巻く自然などの小さな物語が我々の感情そのものに繋がっているということを示しています。」とクネーツ 自身が語るように、アルバムには、クネーツの母国の美しさ、月の光の魔法、冬景色、ノスタルジー、スピリチュアリティ など、インスピレーションを刺激される多彩なイメージが盛り込まれています。



Altus
TOMOKOLP-0001(1LP)
完全限定生産盤
日本語帯・解説付
税込定価
Women Composers
[A面]
アドリアーナ・ヘルツキー(1953-):フランツ・リストのための「ヘルフェンスター」
ヴァネッサ・ラン(1968-):インナー・ピース
ウストヴォリスカヤ(1919-2006):ピアノ・ソナタ第6 番
[B面]
グバイドゥーリナ(1931-):ピアノ・ソナタ
メレディス・モンク(1942-):ダブル・フィエスタ
向井山朋子(P)

録音:1994年8月15・16・17日/NCRV Studio Hilversum
国内プレス
Tomoko Mukaiyama Foundation」レーベルより発表されたCDアルバムをALTUSがライセンスして初LP化。1994年録音のこのアルバムは向井山朋 子のデビューアルバムであり、内容の素晴らしさやジャケットのインパクトから大変な話題となりました。女性作曲家の作品を集めて収録しており、技巧と音楽性 が高い次元で組み合わさった知る人ぞ知る名盤。特にウストヴォリスカヤの『ピアノ・ソナタ第6 番』は名演です。また自らのヴォーカルを伴う作品や、向井山 のために書かれた作品もあります。90年にアムステルダムに移り住んだ向井山のこのアルバムは当時のオランダの雰囲気、芸術の在り方を強烈に伝えてくれます。 空前の名盤がLP化によって更なる生々しさを獲得。注目の逸品です。 (Ki)

Altus
TOMOKOLP-0002(2LP)
完全限定生産盤
日本語帯・解説付
税込定価
シメオン・テン・ホルト(1923-2012):カント・オスティナート
[LP1-A] 19:37
[LP1-B] 14:06
[LP2-A] 22:44
[LP2-B] 22:03
向井山朋子、ゲラルド・バウハウス(P)

録音:2014 年12 月1・2 日/グランドシアター、グローニンゲン、オランダ
国内プレス
2015年に「Tomoko Mukaiyama Foundation」レーベルより発表されたCDアルバムをALTUSがライセンスして初LP化。ミニマル音楽の金字塔として 知られる傑作『カント・オスティナート』を現代音楽に造詣の深い向井山朋子とゲラルド・バウハウスが2台ピアノで演奏。美しく繰り返されるメロディーが次 第に変化し、大きな波となって展開していきます。いちど聴いたら忘れられない、鮮烈な体験を約束する名盤。LP2枚分の大曲で一続きの楽曲のため、盤面の 切替部分ではフェードイン・フェードアウトを用いています。面を変え聴き進めるごとにより深い階層へ降りていくような感覚にとらわれることでしょう。CDとは また違った魅力を放つアルバムです。 (Ki)


H.M.F
KKC-1143(2LP)
日本語帯・解説付
日本限定発売
限定生産
ファウスト&メルニコフによるフランク

[LP 1]
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
[LP 2]
ショーソン:コンセール〜ピアノ、ヴァイオリンと弦楽四重奏のための協奏曲 ニ長調 Op.21
イザベル・ファウスト(Vn/1710年製ストラディヴァリウス「ヴュータン」)
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ/エラール、1885年頃製)
サラゴン・カルテット〔クリスティーヌ・ブッシュ(Vn)、リサ・インマー(Vn)、セバスティアン・ヴォルフファース(Va)、ジェシーヌ・ケラス(Vc)〕

録音:2016年6月、9月/テルデックス・スタジオ・ベルリン
2017年度第55回「レコード・アカデミー賞」室内楽曲部門受賞の名盤(KKC 5787/ HMM 902254)、LP化。ハルモニア・ムンディ・フランス提供のオ リジナル・マスターを使用し、アナログマスターテープを作成した上でカッティングを行っております。LP化に際しての技術監修は、オーディオ評論家の角田 郁雄氏が行っています。 イザベル・ファウストによる名曲フランクのソナタと、ショーソンのコンセール。フランク、そして彼に師事したショーソンというフランスの大作曲家によるもの であり、さらに、両作とも当時の大ヴァイリニスト、ウジェーヌ・イザイに捧げられている、という点でも共通項のある選曲です。 今回は楽器を「ヴュータン」と愛称のついたストラディヴァリに持ち替えての演奏となります。ファウストの摩擦音が皆無のあの運弓が繰り出す音色は、繊細に して幻想的。フランクのソナタでは、メルニコフが紡ぎ出す前奏から、えもいわれぬ幻想的な雰囲気に思わず引き込まれます。終楽章も颯爽としたフレーズ運 びで、コーダの華やかな終始も晴れやかに終わります。ショーソンは25歳のときに音楽の道を志し、パリ音楽院に入学、マスネのクラスに入りましたが、オル ガン科の教授であったフランクに作曲を師事するようになります。この「コンセール」(1889〜91年)は、名旋律の玉手箱のような傑作。全体を通して、ファウ ストの繊細極まりない表情は絶美。2004年結成、18世紀のレパートリーを中心に活動を展開する中堅のアンサンブル、サラゴン・カルテットとのアンサンブ ルも完璧です。そしてメルニコフが陰になり日向になり、音楽を引き締めています。 (Ki)

H.M.F
KKC-1139(4LP)
日本語帯・解説付
日本限定発売
限定生産
ブラームス:室内楽作品集
■LP 1
Side A
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 op.78 「雨の歌」
1 第1楽章 ヴィヴァーチェ・マ・ノン・トロッポ
2 第2楽章 アダージョ
Side B
1 第3楽章 アレグロ・モルト・モデラート
シューマン:3つのロマンス op.94
2 速くならないで
3 単純に、やさしく
4 速くならないで
■LP 2
Side A
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 op.100
Side B
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 op.108
■LP 3
ディートリヒ/ シューマン/ ブラームス:F.A.E.ソナタ(自由だが孤独に)ヨーゼフ・ヨアヒムに献呈)
Side A
第1楽章 アレグロ[ディートリヒ]
第2楽章 間奏曲 (動きをもって、しかし速すぎずに)[シューマン]
Side B
第3楽章 スケルツォ( アレグロ)[ブラームス]
第4楽章 フィナーレ( はっきりと、かなり生き生きとしたテンポで)[シューマン]
■LP 4
ブラームス:ホルン三重奏曲 変ホ長調 op.40
Side A
第1楽章 アンダンテ - ポコ・ピウ・アニマート
第2楽章 スケルツォ.アレグロ - モルト・メノ・アレグロ
Side B
第3楽章 アダージョ・メスト
第4楽章 フィナーレ.アレグロ・コン・ブリオ
イザベル・ファウスト(Vn/1704年製ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」)
アレクサンドル・メルニコフ(ベーゼンドルファー・ピアノ(1875年製)/アレクサンドル・メルニコフ所有コレクション)
トゥーニス・ファン・デア・ズヴァールト(ナチュラルHrn、ローレンツ、1845年製)

録音:ソナタ第1番op.78、ホルン三重奏曲 op.40/2007年6月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ソナタ第2番op.100、第3番op.108、3つのロマンス(シューマン)、F.A.E.ソナタ/2014年11月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
ファウストのブラームス作品を収録した2枚(HMA 1951981およびKKC 5604(HMC 902219))から、室内楽作品をまとめてLP化。ハルモニア・ムン ディ・フランス提供のオリジナル・マスターを使用し、アナログマスターテープを作成した上でカッティングを行っております。アナログ化によりファウストのヴァ イオリンの倍音が際だって美しく響くほか、メルニコフが奏でるベーゼンドルファー・ピアノの音色の質感、そしてホルンのまろみのある音色と、様々な感触の 音色が楽しめるセットとなっております。ホルン三重奏で参加のズヴァールトは、フライブルク・バロック・オーケストラの首席奏者でもある名手です。 (Ki)


Mariinsky
MAR-0019LP(1LP)
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場O

録音:2010年1月29日/サル・プレイエル(パリ、ライヴ)
180g
ゲルギエフとマリインスキーOの「悲愴」という鉄板中の鉄板アイテムがLPで登場!MARIINSKYレーベルのLPはこれまでにもいくつかリリー スされ、どれも高いクオリティで評判だっただけに、期待が高まります。限定生産となっておりますのでお早めにお買い求めください。
ゲルギエフの指揮するチャイコフスキーの交響曲といえば、ウィーン・フィルとの共演盤が知られていますが、それから10数年を経て円熟のゲルギエフ が再録音に臨んだ録音。それも手兵マリインスキー劇場管を率いているとあって、話題となりました。
ゲルギエフは極めて正攻法から勝負。奇をてらったり、これ見よがしなところは少なく、あくまでも壮大かつ緊張感あふれる「悲愴」像をつくりあげています。 ライヴならではの一発勝負的な潔さもある感動的名演で、同曲の指折りの名盤のひとつの登場となります。
演奏は、2011年10月にリリースされたブルーレイ(KKC 9038/ MAR 0515)とDVD (KKC 9039/ MAR 0513)に収録されていたもの、さらにそ のCD盤(MAR 0019)と同じです。 (Ki)


Analogphonic
LP-43093(1LP)
限定盤
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 op.68
[A面]第1,2楽章 [B面]第3,4楽章
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
BPO

録音:1987年1月/ベルリン、フィルハーモニー
マスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180gLP盤、プレス:パラス社(ドイツ)
カラヤン&ベルリン・フィルの弦の音、そして冒頭のティンパニからのものすごい音圧、すべてを満喫できる演奏です。

Analogphonic
LP-43094(1LP)
限定盤
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 op.73
[A面]第1,2楽章 [B面]第3,4楽章
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
BPO

録音:1986年6月/ベルリン、フィルハーモニー
マスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180gLP盤、プレス:パラス社(ドイツ)
壮大なスケール感と、重厚感、美しく荘厳な弦楽器の音色。

Analogphonic
LP-43095(1LP)
限定盤
ブラームス:交響曲第3番、他
[A面]
交響曲第3番 第1,2,3楽章
[B面]
交響曲第3番 第4楽章
悲劇的序曲 op.81
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
BPO

録音:1983年2月(op.81)、1988年10月/ベルリン、フィルハーモニー
マスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180gLP盤、プレス:パラス社(ドイツ)
完璧な美の第3番。

Analogphonic
LP-43096(1LP)
限定盤
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 op.98
[A面]第1,2楽章 [B面]第3,4楽章
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
BPO

録音:1987年1月/ベルリン・フィルハーモニー
マスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180gLP盤、プレス:パラス社(ドイツ)
絶美の第4番。

BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-1149(7LP)
限定盤
Clear Vinyl
輸入盤・日本語帯・解説付
税込定価

シベリウス:交響曲全集
LP1:交響曲第1番(37:39)
LP2:交響曲第2番(43:12)
LP3:交響曲第3番(28:17)
LP4:交響曲第4番(36:50)
LP5:交響曲第5番(30:32)
LP6:交響曲第6番(29:13)
LP7:交響曲第7番(21:48)
サー・サイモン・ラトル(指) BPO

録音:2014年12月18-20日(5番)2015年1月28日〜2月6日(1〜4番)2015年2月7〜9日(5〜7番)
録音場所:フィルハーモニー、ベルリン
[24bit/192kHz録音]
Vinylマスタリング:ライナー・マイヤール、エミール・ベルリナー・スタジオ
カバー写真:ヨルマ・プラーネン
180g
「ベルリン・フィル・レコーディングス」からサー・サイモン・ラトル指揮BPOによるシベリウス交響曲全集の7枚組クリア・ レコード盤が発売されます。カバー写真は、これまでのCD,SACDと同様フィンランドの写真家ヨルマ・プラーネン。このアナログ・セットでは、それぞ れのスリーブ・ケースに違うデザインが施されています。ブルーを基調とした写真と、クリア盤のLPがシベリウスの音楽を思わせる、演出となっています。
ラトルは1981〜1987年にかけてバーミンガム市SOとシベリウスの全集をレコーディングしており、今回が2度目の全集録音となります。ラト ルは子供の頃からイギリス人としてシベリウスに愛着があり、リバプール・フィルで指揮者としてデビューした際も、シベリウスの交響曲第5番を振ってお り、ラトルにとってシベリウスは特に思い入れのある作曲家のひとりであることがわかります。このベルリン・フィルとのシベリウス・チクルスは、2002 年 の首席指揮者就任からの希望であり、2015年シベリウス・イヤーにあわせて録音されました。 (Ki)

■「ラトル、シベリウスを語る」から
マーラーの音楽では、人間と自然、とりわけ彼自身がテーマとなっています。しかしシベリウスでは、「人がそこにいる」とは感じられません。もし人間が いるとすれば、自分自身の「不安の藪」に入り込み、捕らわれた人がいる、という意味においてでしょう。つまり、そこに足を踏み入れる者は、もう二度 と帰って来られないかもしれないのです。私はシベリウスの音楽の本質は、最終的にはそこにあるような気がします。 

Altus
TALTLP-062(2LP)
完全限定生産盤
税込定価
ヨッフム・コンセルトヘボウ・ブルックナー・ライヴシリーズ
ブルックナー:交響曲第6番イ長調
[LP1]A面:第1楽章、B面:第2楽章
[LP2]A面:第3楽章、B面:第4楽章
オイゲン・ヨッフム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウO

録音:1980年11月2日(ステレオ)
国内プレス

Altus
TALTLP-064(2LP)
完全限定生産盤
税込定価
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
[LP1]A面:第1楽章、B面:第2楽章
[LP2]A面:第3楽章、B面:第4楽章
オイゲン・ヨッフム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウO

録音:1984年9月26日(ステレオ)
国内プレス
これがヨッフム翁のブルックナーの結論!高音質録音の限定生産ブルックナー交響曲選集LPからの分売がついに登場。第2期は晩年ヨッフムの音楽的境地が味わえる1980年録音の第6番と1984年録音の第8番。コンセルトヘボウの素晴らしき響きを活かしきったヨッフム無類の崇高なる音響に酔いしれます。ステレオ録音によるヨッフムの大名演をじっくりとお楽しみください (Ki)


Analogphonic
LP-43126(3LP)
限定盤
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ(全曲)
■LP1-A
ソナタ第1番ト短調 BWV 1001
■LP1-B
パルティータ第1番ロ短調 BWV 1002
■LP2-A
ソナタ第2番イ短調 BWV 1003
■LP2-B
パルティータ第2番ニ短調 BWV 1004
■LP3-A
ソナタ第3番ハ長調 BWV 1005
■LP3-B
パルティータ第3番ホ長調 BWV 1006
テルマーニー・エミル(Vn/弓:VEGAバッハ・ボウ)

録音:LP1/1953年11月19,20,25,27日(プロデューサー:ジョン・カルショー)
LP2/1953年9月24,25,28,29日(プロデューサー:ジョン・カルショー)
LP3/1954年4月1,2&5-7日(プロデューサー:ジョン・カルショー)
マスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180gLP盤プレス:パラス(ドイツ)
いわゆる ‘バッハ弓’、湾曲弓、毛がゆるめに張られた弓を用いてのバッハ録音。このスタイルの弓を用いた録音としては初めてのものと考えられます。奏者のテ ルマーニー・エミル(1899-1991)は、ハンガリーのヴァイオリン奏者で、フバイらに薫陶を受け、バロック演奏法の研究にも熱心な人物でした。この録音が 行われたのは1953年。レオンハルト(1928-2012)、アーノンクール(1929-2016)らが活躍し、アーノンクールがウィーン・コンツェントゥス・ムジクスを 設立した年でもあります。
シュヴァイツァーはバッハについての評伝を遺していますが、その中でもヴァイオリンの弓について言及しており、この ‘バッハ弓’(シュヴァイツァーによる命名) を用いたソナタとパルティータの演奏を聴いたものは誰でも、バッハの作品中でその素晴らしい素材の喜びがいかに失われてしまったか、ということに気づくだろ う、と述べています。4つの弦を同時に奏することが難しいため和音はすばやいアルペジオのように演奏されるので、緊張感が削がれてしまうという意見もあり ますが、しかしながら、バッハの当時の演奏スタイルを知る上で、得るものは大きかったといえるでしょう。オリジナルの姿を求めて熱き議論を活発に交わしなが ら音楽に携わっていた人々の熱き思いまでもが刻み込まれた、貴重なバッハ録音です。
個々のスリーブにもデザインが印刷されている、なんとも凝った作りとなっています。 (Ki)

Analogphonic
LP-43136(1LP)
限定盤
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲集
■Side A
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
■Side B
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn)
サー・ネヴィル・マリナー(指)
アカデミー室内O

録音:1990年1月、ロンドン
マスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180gLP盤プレス:パラス(ドイツ)
ムローヴァ、1990年のメンデルスゾーンの録音。知性と情熱、完璧なテクニック、すべてを備えた完璧な演奏、として高く評価されたものです。ホ短調の協 奏曲はもちろんのこと、ニ短調の方も非常な名演。オリジナル盤にはプレミアがついていますが、このたびアナログフォニックの気合十分のリマスタリングで登場 します。 (Ki)

Analogphonic
S-80710P(1LP)
限定盤
GREAT COMBINATIONS
■Side A
(1)ジェームス・ブランド:懐かしきヴァージニア
(2)ヘンデル:オンブラ・マイ・フ
(3)ブラーガ:天使のセレナード
(4)チャイコフスキー:ただ憧れを知る人だけが
(5)オッフェンバック:ホフマンの舟歌
■Side B
(6)マスネ:エレジー
(7)カール・ベーム:夜のように静かに
(8)テレサ・デル・リエゴ:O Dry Those Tears
(9)ラフマニノフ:夜の静けさ
(10)フォスター:ケンタッキーの我が家
(1)(10)マリアン・アンダーソン(A)&グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
(2)(9)ロバート・メリル(Br)&ユーディ・メニューイン(Vn)
(3)(8)ヤン(ジャン)・ピアース(T)&ミッシャ・エルマン(Vn)
(4)(7)エツィオ・ピンツァ(Bs)&ナタン・ミルシテイン(Vn)
(5)(6)リーゼ・スティーヴンス(Ms)&ミッシャ・エルマン(Vn)

録音:記載なし(不明)
マスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180gLP盤プレス:オプティマル(ドイツ)
20世紀アメリカ屈指の歌手マリアン・アンダーソン、20代からメトロポリタン歌劇場の舞台に立ったロバート・メリル、トスカニーニのお気に入りとしても知 られるヤン(ジャン)・ピアース、両大戦間期におけるもっとも偉大なバス歌手といわれるエツィオ・ピンツァ、20世紀最高のカルメン歌手の一人リーゼ・スティー ヴンスと、往年の名歌手たちと、超豪華器楽奏者によるデュオをおたのしみ頂ける1枚です。 (Ki)


SUPRAPHON
SU-4172LP(1LP)
スメタナ:弦楽四重奏曲集
A面;弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」
B面;弦楽四重奏曲第2番ニ短調
パヴェル・ハースQ【ヴェロニカ・ヤルツコヴァ(1stヴァイオリン)、マレク・ツヴィーベル(2ndヴァイオリン)、パヴェル・ニクル(Va)、ペテル・ヤルシェク(Vc)】

録音:2014年11月29&30日、12月6&7日/ドモヴィナ・スタジオ、プラハ
プレス:独パラス社
180g 重量盤、DMM cutting
チェコを代表する実力派クァルテット、パヴェル・ハース四重奏団。当団6枚目となる最新アルバムとしてリリースされたスメタナが遂にLPでリリース されます!
スメタナの代表作のひとつに数えられる弦楽四重奏曲第1番「わが生涯より」は聴力を失った1876年10月頃から作曲を開始し同年末頃に完成され るも、技術的難などにより初演の引き受け手がすぐにはみつからず、完成から約2年後1879年3月26日に友人のスルブ=デブルノフの家でようやく試演、 その3日後に公開初演されました(試演のみドヴォルザークがヴィオラを担当)。感情と主観のロマン派音楽の特徴を表したスメタナの傑作に数えられます。 一方、1882年から翌83年に作曲された弦楽四重奏曲第2番は自由な形式の中に激しい衝動と悲愴感に満ちたドラマチックな作品です。なお、これら 2作品はスメタナ四重奏団が、今回の録音場所と同一のドモヴィナ・スタジオにて1962年に3月にセッション録音した名盤がSupraphonレーベルより リリースされていますが、半世紀を過ぎた今、新時代を担うパヴェル・ハース四重奏団によって新たな名盤が誕生したと言えましょう!プレスは独パラス社 です。  (Ki)
★当録音の24 bit 192 kHzのHi-Resダウンロードができるバウチャーが封入されております。


H.M.F
KKC-1136(3LP)
日本限定発売
日本語帯・解説付
税込定価
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集
[LP 1]
Side A ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調 K207
ロンド 変ロ長調 K269(261a)
Side B ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調 K211
[LP 2]
Side A ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K216
Side B ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K218
[LP 3]
Side A ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K219(第1,2楽章)
Side B ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K219(第3楽章)
ロンド ハ長調 K373
アダージョ ホ長調 K261
【※カデンツァ/すべてアンドレアス・シュタイアー作】
イザベル・ファウスト(Vn/ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」(ガット弦使用))
イル・ジャルディーノ・アルモニコ
ジョヴァンニ・アントニーニ(指)

録音:2015年3月21-23日、2016年2月4-8日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
イザベル・ファウストのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集のLP盤。日本限定発売、限定生産です。LP化により、よりみずみずしい弦の音をお楽しみいただけます。 (Ki)


REFERENCE
KKC-1145(2LP)
国内盤仕様
税込定価

ジョン・ウィリアムズ:・アット・ザ・ムーヴィーズ
■Side 1
オリンピックファンファーレとテーマ(1984ロサンゼルス・オリンピック)
「スーパーマン」マーチ( 映画「スーパーマン」より)
「カウボーイ」序曲( 映画「11人のカウボーイ」より)
■Side 2
地上の冒険(映画「E.T. 脱出作戦」より)
何人に対しても悪意を抱かず(映画「リンカーン」より)
映画「1941」のマーチ
■Side 3
Xウイングのスケルツォ(映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」より)
ジェダイへの階段/ファイナル(映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」より)
映画「未知との遭遇」より抜粋
映画「スター・ウォーズ」メイン・テーマ
■Side 4
帝国のマーチ(映画「スター・ウォーズ/エピソードV 帝国の逆襲」より)
映画「J.F.K」テーマ
星条旗(アメリカ国歌)
ダラス・ウィンド・シンフォニー 
ジェリー・ジャンキン(指)
クリストファー・マーティン(Tp)

録音:2016年7月15-17日、ダラス、マイヤーソン・シンフォニー・センター[24bit HDCD 録音]
レコーディング・エンジニア:キース・O・ジョンソン
180g 重量盤 33 1/3 rpm
(ポール・スタブルバイン氏によるハーフスピード・マスタリング)
プレス工場:Quality Record Pressings
輸入盤・日本語帯・解説付
映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ:の映画音楽を、アメリカ最初のウィンド・オーケストラであるダラス・ウィンド・シンフォニーが演奏。映画の世界を存分に楽しめるだけではなく、録音に定評のあるリフェレンス・レコーディングスのキース・O・ジョンソンが手がけた高品位な録音をLPで堪能できます。ジョン・ウィリアムズ:は1932年2月8日生まれ、86歳となった現在も作曲家、指揮者として精力的に活躍しています。『スター・ウォーズ』シリーズを始め、『ジョーズ』、『未知との遭遇』、『スーパーマン』、『インディ・ジョーンズ』シリーズ、『E.T.』、『ジュラシック・パーク』シリーズ、『ハリー・ポッター』シリーズなど、100以上の映画音楽を手がけています。さらにアカデミー賞に51回ノミネートされ5回受賞、グラミー賞は24度も受賞している、まさに生ける伝説。今回のアルバムには、ジョン・ウィリアムズ:の代表作がぎっしり収録されており、ジェリー・ジャンキン率いるダラス・ウィンド・シンフォニーの華麗な演奏、さらにニューヨーク・フィルの首席トランペット奏者クリストファー・マーティンをソリストに迎え、世界屈指のコンサートホール、マイヤーソン・シンフォニー・センターで録音されています。 (Ki)


Altus
WEITLP-032(2LP)
完全限定生産盤
税込定価
イダ・ヘンデル/ヴァイオリン協奏曲集
[LP-1]ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲(A面:第1・2楽章、B面:第3楽章)
[LP-2]シューマン:ヴァイオリン協奏曲(A面:第1・2楽章、B面:第3楽章)
イダ・ヘンデル(Vn)
[LP1]フェルディナント・ライトナー(指)
[LP2]ロリン・マゼール(指)
ケルンRSO

録音:[LP1]1963年3月22日、[LP2]1960年2月8日/ケルン放送会館クラウス・フォン・ビスマルク・ホール(全てモノラル)
WEITBLICKレーベルからリリースされた世界初出音源を初 LP 化。LP 用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で LP 化してお ります。
「確たるテクニックと溢れんばかりのロマンティシズム、そして何より、ことに両端楽章においてはヘンデルのヴァイオリンのテンションの高さをマイクが 生々しく捉えている」(レコード芸術、岡部真一郎氏による新譜月評より)
イダ・ヘンデルは1928年ポーランドの都市ヘウムで生まれました。5歳でベートーヴェンを演奏し、7歳でヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクー ルに入賞。その後パリに渡りカール・フレッシュやジョルジュ・エネスコの下で学びます。9歳でロンドン・デビュー、以来多くのツアーをこなし1952年 にカナダに移住。レコーディングも多く、長きに渡って相当数の録音を残しています。1989年フロリダ州マイアミに居を移し、現在は実演から引退してい るものの90代にして教師として活動を続けています。このLPに収められた2曲は60年代の気迫みなぎるイダ・ヘンデル絶頂期に録られた、同曲の決 定版というべき名演です。 (Ki)

Altus
TALTLP-058(2LP)
完全限定生産盤
税込定価
ヨッフム・コンセルトヘボウ・ブルックナー・ライヴシリーズ
ブルックナー:交響曲第4番『ロマンティック』
オイゲン・ヨッフム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウO

録音:1975年1月16日アムステルダム(ステレオ・ライヴ)
これがヨッフム翁のブルックナーの結論!高音質録音で話題となった限定生産ブルックナー交響曲選集LPからの分売がついに登場します。気力横溢、 1975年ヨッフム翁快心の第4番。オーケストラの素晴らしき響きを活かしきった、ヨッフム無類の崇高なる音楽の建造物に酔いしれます。ステレオ録音 によるヨッフムの大名演をじっくりとお楽しみください。 (Ki)

Altus
TALTLP-060(2LP)
完全限定生産盤
税込定価
ヨッフム・コンセルトヘボウ・ブルックナー・ライヴシリーズ
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
オイゲン・ヨッフム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウO

録音:1970年3月15日 /アムステルダム(ステレオ・ライヴ)
これがヨッフム翁のブルックナーの結論!高音質録音で話題となった限定生産ブルックナー交響曲選集LPからの分売がついに登場します。1970年録 音で壮年期の濃厚な味わいが堪らぬ、本拠地コンセルトヘボウでの第7番。オーケストラの素晴らしき響きを活かしきった、ヨッフム無類の崇高なる音楽 の建造物に酔いしれます。ステレオ録音によるヨッフムの大名演をじっくりとお楽しみください。 (Ki)


Silkroad Music
SRM-045LP(1LP)
マーラー:交響曲第3番ニ短調 ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)LSO
ノルマ・プロクター(C.A)
アンブロジアン・シンガーズ、
ワンズワース・スクール少年cho
ウィリアム・ラング(フリューゲルホルン)、
デニス・ウィック(Tb)

録音:1970年7月27-29日/クロイドン(ロンドン)
当ディスクはUNICORNレーベルの誉れ高き名盤ホーレンシュタイン(指)ロンドンSOのマーラーの交響曲第3番のライセンス盤で、香港の SILKROAD MUSICレーベルから発売したLP盤です。マーラーのスペシャリストとして知られるホーレンシュタインならではの温かみのある演奏を聴く ことができます。独パラス社プレス、180g重量盤。 (Ki)


BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-1135(1LP)
税込定価
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

【デジタルバウチャー】
・ハイレゾ・ダウンロード・コード[24bit/192kHz]
・デジタル・コンサートホール7日間無料視聴
キリル・ペトレンコ(指)BPO

録音:2017年3月22/23日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
ハーフスピード・マスタリング
直輸入盤・日本語帯解説付
180g
2019年8月23日のシーズン・オープニング・コンサートで正式にベルリン・フィルの首席指揮者に就任したキリル・ペトレンコ。就任コンサートでは「第 9」が演奏され、ベルリン・フィルの新しい時代のスタートが切られました。 この度記念すべき2019/20シーズンの始まりにあたって、ベルリン・フィルとペトレンコの最初の共演盤チャイコフスキーの交響曲第6 番「悲愴」がLP でリリースされます。今年にかけて、2019個限定販売となります。 この演奏は、2015年夏に彼が首席指揮者に選出された後、最初に客演した機会(2017年3月)に収録されたもので、ゲネプロと3回の演奏会をもと にしたライヴ録音となります。 キリル・ペトレンコは、1972年、シベリアのオムスク生まれ。18歳の時に家族(父親はヴァイオリン奏者)と共にオーストリアに移住し、ウィーンで指 揮者としての教育を受けました。その意味で、ロシアと独墺双方の伝統を吸収した音楽家と呼べます。ウィーン・フォルクスオーパー、マイニンゲン劇場、 ベルリン・コーミッシェ・オーパーで活躍した後、2013年よりバイエルン国立歌劇場の音楽総監督に在任。ベルリン・フィルには、2006年に初登場し、 その後わずか3回の共演で首席指揮者に選ばれました。 その音楽性の特徴は?彼はこれまで、ほとんど音源がなく、入手可能なのは特定の希少曲に限られていました。これは、彼が自分の演奏に極めて厳しく、 録音の発売を了承してこなかったからからだと言われています。密度の高いリハーサルや、解釈を厳密に徹底させることでも知られますが、最大の魅力は、 そうした自分を追い詰める厳格さが、本番では沸き立つような感情の奔流へと変化する点でしょう。彼自身はそれを、「リハーサル中に抑えてきた感情の 箍を、演奏会の瞬間において外し、解放する」と表現しています。 当盤の「悲愴」も、そうした感情の横溢を示すものとなっていますが、この表現性の高さが、ベルリン・フィルの力強い音楽性と合致していることは言う までもありません。キリル・ペトレンコの放散するエネルギーと、オーケストラの表現意欲がぶつかり合い、激しくドラマチックなチャイコフスキーが展開 されています。その燃焼度の高さは、両者の関係に大きな期待を抱かせると同時に、なぜ彼がベルリン・フィルから嘱望され、首席指揮者に選ばれたの かを納得させてくれます。 当エディションのデザインは、首席指揮者就任に当たってベルリン・フィルが展開するイメージ・キャンペーンに依拠し、キリル・ペトレンコが放つ音楽的・ 感情的な「エナジー」を象徴しています。 (Ki)


PERCUSSIONS DE STRASBOURG
PDS-219(2LP)
NX-D07
RAINS〜日本の打楽器作品集
細川俊夫(1955-):祈雨(2018)
岸野末利加(1971-):散華(2016)
平義久(1937-2005):イエロフォニーV(1975)
武満徹:雨の木(1981)
ストラスブール・パーカッション・グループ

録音:2019年1月24、25日、オトピエール劇場(ストラスブール)
※140gアナログ盤2枚組
LPのオリジナル・ジャケットには、CDジャケットにある文字の欠落はありません。 1962年の結成以来、メンバーチェンジを繰り返しながらも現在まで60年近い活動を続けているストラスブール・パーカッション・グループ。彼ら の自主レーベルから満を持してリリースする、日本の作曲家による打楽器作品集です。グループの委嘱作品であり、細川俊夫が20年ぶりに 書いたという打楽器のみの編成による作品「祈雨(きう)」をはじめ、平義久「イエロフォニーV」、岸野未利加「散華」はいずれもストラスブー ル・パーカッション・グループによって初演されたもの。これに、大江健三郎の小説にイスパイアされた武満徹の傑作を収録した、理想的な内容 のアルバムです。メンバーの若返りもあり近年はエレクトロニクスにも接近している彼らですが、純粋に打楽器のみによる今回のアルバムは、広 い層のファンが待ち望んだ一枚と言えるでしょう。


GRAND SLAM
SLP-0001(6LP)
完全限定生産
税込定価
ヨハンナ・マルツィのバッハ
バッハ
:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータBWV 1001-1006(全曲)
[LP 1]無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1 番 ト短調BWV 1001
【A 面】Adagio・Fuga. Allegro
【B 面】Siciliana・Presto
[LP 2]無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第1番ロ短調 BWV 1002
【A 面】Allemanda・Double・Corrente・Double
【B 面】Sarabande・Double・Tempo di Borea・Double
[LP3]無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2 番 イ短調 BWV 1003
【A 面】Grave・Fuga
【B 面】Andante・Allegro
[LP4]無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2 番BWV 1004 ニ短調
【A 面】Allemanda・Corrente・Sarabanda・Giga
【B 面】Ciaccona
[LP5]無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3 番BWV 1005 ハ長調
【A 面】Adagio・Fuga
【B 面】Largo・Allegro assai
[LP6]無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3 番BWV 1006 ホ長調
【A 面】Preludio・Loure・Gavotte en Rondeau
【B 面】Menuet I & II・Bouree・Gigue
ヨハンナ・マルツィ(Vn)

録音:1954-1955年/アビーロード・スタジオ(ロンドン)
制作:平林直哉
国内プレス、モノラル、日本語帯・解説付
■制作者より  
GRAND SLAMレーベルは2000年にGS-2000番から発売を開始し、今では約200点を超えました。また、2020年はレーベル設立20周年を迎 えるため、記念事業の一環として初めてのLP制作を試みました。そこで、過去のカタログを見渡し、何が一番ふさわしいのか、LPファンが何を聴きたがっ ているのかを思案した結果、やはりマルツィのバッハではないかとの結論に達しました。CD(GS-2193/94)は2018年12月の発売以来、最も好調に 動いているものであり、今回はその時に使用した2トラック、38センチのオープンリール・テープをマスターとしました。おそらくは一度しかプレス出来 ないものなので、思い切って1曲1枚、合計6枚組という選択をし、マスタリングにも立ち会い、最善を尽くしました。オリジナルのLPは3枚にカッティ ングされているので、そのオリジナルを越えてやる!というつもりで作りました。二度とない機会ですので、気になる方はぜひどうぞ! (平林直哉)


Altus
ALTLP-149(2LP)
完全限定生産盤
税込定価
ツァグロゼク/シューベルト&ブラームス
[LP1]
シューベルト:交響曲第3番(A面:第1・2楽章、B面:第3・4楽章)
[LP2]
ブラームス:交響曲第1番(A面:第1・2楽章、B面:第3・4楽章)
ローター・ツァグロゼク(指)
ベルリン・コンツェルトハウスO

録音:[LP1]2008年3月7・8日、[LP2]2010年2月25-27日/ベルリン、コンツェルトハウス

Altus
ALTLP-151(2LP)
完全限定生産盤
税込定価
ツァグロゼク/ブルックナー&ハイドン
ブルックナー:交響曲第9番
([LP1]A面:第1楽章、B面:第2楽章、[LP2]A面:第3楽章)
(2)ハイドン:交響曲第88番『V字』*
([LP2]B面:全4楽章)
ローター・ツァグロゼク(指)
ベルリン・コンツェルトハウスO

録音:2009年9月4・5日、2007年5月5・6日*/ベルリン、コンツェルトハウス
先にCDでリリースされたツァグロゼク指揮のライヴ録音を初LP化。LP用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で LP化してお ります。もともととても良い音質の録音でしたが、アナログになるとまた一味もふた味も違う趣になっていて興味深い仕上がりです。
いわゆる「実力派」というのか、ローター・ツァグロゼク(1942年生)という人は、その活躍と実績にもかかわらず、何となく「渋い」イメージから 抜け切れないようだが、ベルリン・コンツェルトハウス管の首席指揮者時代に演奏したこの曲を聴いてみれば、上滑りな華麗さもない、持って回った劇的 な誇張もない、気取らぬ率直さの中に深い滋味を堪えたその芸風の良さが、はっきりと感じ取れるのではなかろうか。旧東独のベルリン響の流れを引くこ の楽団は、いかにも良き時代のドイツのオーケストラといったカラーをその音色ににじませるものだが、この録音は見事にそれを伝えています。(音楽評論家・ 東条碩夫) (Ki)

Altus
PHLP-035(2LP)
完全限定生産盤
税込定価
ギュンター・ヴァント/協奏曲集第3集〜カサドシュ、ギレリス編
[LP1]
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
(A面:第1楽章、B面:第2・3楽章)
[LP2]
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
(A面:第1楽章、B面:第2・3楽章)
[LP1]ロベール・カサドシュ(P)
[LP2]エミール・ギレリス(P)
ギュンター・ヴァント (指) ケルンRSO

録音:[LP1]1970年3月6日、[LP2]1974年12月13日(全てステレオ)
PROFIL レーベルからリリースされていたヴァント指揮の貴重な協奏曲音源を初LP化。LP用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作っ た上で LP 化しております。ヴァントが残した忘れ難い名演の数々を極上の音質でお楽しみください。
<新古典主義の知性 ロベール・カサドシュ>死の2年前にあたる最晩年71歳の演奏だが、かつての正規録音の演奏と比べてもその洗練された技巧は 健在で、より落ち着いたテンポによる風格と安定感は抜群です。ベートーヴェンをあたかもモーツァルトのピアノ協奏曲のように演奏する古典的な演奏 スタイルは、新たな美しさと知性のきらめきを感じさせ、魅力に溢れています。カサドシュの演奏スタイルとベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番とは独自の カデンツァを含め特に相性が良く、神々しいギリシャ芸術を思わせる造形美を描き出しています。 <東側と西側、二つの演奏スタイル エミール・ギレリス>ここでのギレリスは西側で抒情的表現をより深めていた時期で、全般的にリリックな表現に対し てより集中力を高めています。第1楽章を例に挙げると展開部頂点での和音の力強い連打、再現部冒頭でより技巧的に再現される序奏のスケールを聴いた だけでも、ギレリスの強靭な打鍵が生み出す生理的快感を十分に味わうことができます。この録音はギレリス屈指のライブ演奏の名録音にとどまらず、豪快 な表現と抒情面のバランスの良さに堂々たる威厳を兼ね備えたこの曲のもっともすぐれた演奏の一つとして記憶されるでしょう。 (ピアノ音楽研究家・吉澤ヴィルヘルム)


2L
2L-038LP(1LP)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K218
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K216
マリアンネ・トゥーシェン(Vn)
トロンハイム・ソロイスツ
オイヴィン・ギムセ(音楽監督)
録音:2006年5月,ノルウェー、トロンハイム、セルブ教会
録音方式:DXD (352.8kHz/24bit)
制作:モッテン・リンドベルグ
録音:ハンス・ペーテル・ロランジュ、モッテン・リンドベルグ
DXD 352.8kHz/24bit DMM
180g、33 1/3 rpm
2Lの名盤がLPとなって登場!音楽の歴史上もっとも優雅なヴァイオリン協奏曲をソロイストのマリアンネ・トゥーシェン(1972-)、トロンハイム・ソロイスツ のミュージシャンたち、音楽監督のオイヴィン・ギムセ(1968-)、制作チームのモッテン・リンドベルグ、ハンス・ペーテル・ロランジュが録音したもの。モーツァ ルトの音楽への彼らの愛情から生まれた演奏です。時代の様式を尊重しながら、われわれの時代に根ざした、新しく、ダイナミックな音楽となっています。カデンツァ は、サム・フランコ作を演奏しています。 ソロと管弦楽が対話する雰囲気を伝えるため、録音セッションではトロンハイムのプレーヤーたちがソロイストを取り囲む配置がとられています。録音フォーマッ トは、DSD 録音の4倍のデータ量をもつ DXD (Digital eXtreme Definition) を採用。 (Ki)


EUROARTS
20-67701(1LP)
Gaming in Symphony
■Side A (16’03)
グレッグ・エドモンソン:『アンチャーテッド2』
イェスパー・キッド:『アサシン・クリード』〜Ezio's Family
イーマ・ヌーン:『ワールド・オブ・ウォークラフト』〜Malach, the Angke Messenger
■Side B (18’37)
・ピーター・マコーネル:『グリム・ファンダンゴ』
神吉由美子、ロバート・プリンス、山根ミチル、中村正人、阿部功、近藤浩治/ピーター・デュー編曲:伝説のゲーム・ミュージック・メドレー
マーティン・オドネル&マイケル・サルヴァトーリ:『ヘイロー』組曲
デンマーク国立SO&cho
イーマ・ヌーン(指)
トゥーヴァ・セミングセン(Ms)
クリスティン・ノンボ・アンデルセン(S)

録音:2018年8月、コペンハーゲン、DRコンサートホール
★世界のゲーム市場規模は15兆円ともいわれます。ゲーム産業を長年牽引してきたのは日本でありますが、その人気はいまや世界規模となり、アメリ カ、中国、そしてヨーロッパのゲーム市場は年々拡大しています。この映像はそんな市場を反映し、2018年8月にデンマークの首都コペンハーゲンで 行われたコンサート≪Gaming in Symphony≫がカラーLPでリリースします。過去25年間に発表されたゲーム音楽をデンマークが誇るデンマーク 国立交響楽団が演奏しています。指揮者は、自身もゲーム音楽の作曲家でもあるアイルランド出身のイーマ・ヌーン。このコンサートを企画したのは、ゲー ムやアニメに造詣の深いデンマークの人気プロデューサー、ヤコブ・ステーゲルマン。世界のゲーム・シーンを席巻する音楽が次から次へと演奏され、 会場はおおいに盛り上がります! (Ki)


Altus
PHLP-031(2LP)
完全限定生産盤
ステレオ
日本語帯・解説付
税込定価
ギュンター・ヴァント/協奏曲集第1集〜ボレット、オピッツ編
[LP1]
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
A面:第1楽章
B面:第2、第3楽章
[LP2]
シューマン:ピアノ協奏曲
A面:第1楽章
B面:第2、第3楽章
[LP1]ホルヘ・ボレット(P)
[LP2]ゲルハルト・オピッツ(P)
ギュンター・ヴァント(指)
ハンブルク北ドイツRSO

録音:[LP1]1985年11月13、14日、[LP2]1983年3月21日/ハンブルク、ムジークハレ(すべてステレオ)
PROFILレーベルからリリースされていたヴァント指揮の貴重な協奏曲音源を初LP化。LP用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作っ た上でLP化しております。ヴァントが残した忘れ難い名演の数々を極上の音質でお楽しみください。
<7色のピアニスト:ホルヘ・ボレット>…ボレットはマシンガンのような叩きつける演奏ではなく、リスト派のピアニストに共通する「精神のテクニック」 を7色の音色とともに追求した。全体的に引き締まったテンポで、力強いタッチ、多彩で明るい音色をそなえ、切れ味がよく、最後のフィナーレは70歳 を超えたピアニストとは思えない白熱した演奏になっています。 <ドイツ精神の変容:ゲルハルト・オピッツ>…オピッツの演奏はヴァルヒャの厳格なバッハを思わせる。戦前世代のリスト派たちが追及した精神のテクニッ クを乗り超えて、バッハにつながる構築への意志で偉大なるドイツ音楽の伝統を「変容」させようとしているかのようだ。節度を持って旋律を歌わせると 同時に、ペダリングによる音色的な変化をつけ、要所ごとにアゴーギクを用いヴァントとオーケストラとのテンポの動きにおける意思疎通も絶妙です。 (ピアノ音楽研究家・吉澤ヴィルヘルム)

Altus
PHLP-033(2LP)
完全限定生産盤
日本語帯・解説付
税込定価
ギュンター・ヴァント/協奏曲集第2集〜マガロフ、フィルクスニー編
[LP1]
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
A面:第1楽章
B面:第2、第3楽章
[LP2]
ハイドン:ピアノ協奏曲第11番ニ長調 Hob. XVIII-11
A面:第1楽章
B面:第2、第3楽章
[LP1] ルドルフ・フィルクスニー(P)、ケルンRSO
[LP2] ニキタ・マガロフ(P)、ハンブルク北ドイツRSO
ギュンター・ヴァント(指)

録音:[LP1]1969年9月13日/ケルン、[LP2]1985年12月2日/ハンブルク、ムジークハレ(すべてステレオ)
PROFILレーベルからリリースされていたヴァント指揮の貴重な協奏曲音源を初LP化。LP用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作っ た上でLP化しております。ヴァントが残した忘れ難い名演の数々を極上の音質でお楽しみください。
<ウィーン派のモーツァルト:ルドルフ・フィルクスニー>…晩年に近づくにつれてその音楽は透明感を極め、美しさを究極まで高めていった。透明な音 の粒を生み出す神がかり的なタッチを聴かせた至福の音楽だった。それはあたかも朝露が草花を転がり落ちるかのような至福の美しさに満ちていた。この 演奏でフィルクスニーは、透明感ある音を大切にしながら、この曲の内面に潜む美質を最大限引き出そうとしています。そこにはこの曲を明瞭に弾いたシュナー ベル、冷徹なカーゾンといったウィーン派の伝統を見出すことができます。 <最後の帝政ロシア貴族:ニキタ・マガロフ>…もっとも高貴で貴族的なショパンを弾くピアニストが誰かと問われれば、私はその一人にマガロフの名前 をあげる。それほどマガロフの奏でる音楽には洗練さと気品、香りの高さに満ちあふれています。完璧なまでの精密なタッチと安定感とともに、過剰な表現 や思い入れが抑制され、上品な解釈による真摯で貴族的でありながら華麗な演奏を特徴としています。このハイドンもきらめく音色、品格ある抑制、絶妙な テンポ感を生かし、貴族的で薫り高く美しいウィーン古典派の名作に仕上げた名演奏です。 (ピアノ音楽研究家・吉澤ヴィルヘルム)


Pentatone
KKC-1133(2LP)
日本語帯・解説付
税込定価
チャイコフスキー:ヴァイオリン曲集
[LP 1]
ヴァイオリン協奏曲(A面:第1楽章、B面:第2・3楽章)
[LP 2]
憂鬱なセレナード (A面)
ワルツ=スケルツォ Op.34(1877)(A面)
なつかしい土地の思い出*(B面)
ユリア・フィッシャー(Vn)
ヤコフ・クライツベルク(指、P*)
ロシア・ナショナルO

録音:2006年4月DZZ第5スタジオ(モスクワ)、MCO1スタジオ5(ヒルフェルスム)*
180g重量盤
※SACD:PTC-5186610
国際的なコンクールに複数回優勝している逸材。確かな技術と情熱的な語り口が魅力のフィッシャーですが、このチャイコフスキーでも彼女の才が光りま す。協奏曲では、雄大に歌い上げる第1楽章、泣きの第2楽章、攻めの第3楽章と、溌剌とした演奏の中にも豊かなニュアンスで表現しております。また、 なつかしい土地の思い出では故ヤコフ・クライツベルクと息の合ったアンサンブルを披露しております。情熱に満ちた美音でチャイコフスキーの作品を歌い 上げます。ドイツ、パラス社プレス。
※国内品番のみのご案内です。 (Ki)


Analogphonic
PWC2L-0004(2LP)
限定盤
チョン・キョンファ〜Souvenir(思い出)〜ヴァイオリン名曲集
[LP1-A面]
ドヴォルザーク:ユモレスク
ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品 作品75
[LP1-B面]
シマノフスキ:ノットゥルノとタランテラ 作品28
バッハ:G線上のアリア(ヴィントシェペルガー編)
ストラヴィンスキー:協奏的二重奏曲より第5楽章“ディティラム”(バッカス讃歌)
イベール::“物語”より“小さな白いロバ”
[LP2-A面]
クライスラー:美しきロスマリン
 ウィーン奇想曲/中国の太鼓
シューベルト:アヴェ・マリア
ラフマニノフ:2つのサロン風小品作品6 第1曲 「ロマンス」
[LP2-B面]
ラフマニノフ:2つのサロン風小品 作品6 第2曲「ハンガリー舞曲」
マスネ:タイスの瞑想曲
ドビュッシー:美しい夕べ
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
チョン・キョンファ(Vn)
イタマール・ゴラン(P)

録音:1998年8月
マスタリング:トーステン・シェフナー(オーガニック・ミュージック)
180gLP盤プレス:パラス(ドイツ)
チョン・キョンファの代表盤ともいえる名曲集「Souvenir」がLP初登場!1948年生まれのキョンファ、50歳の録音。名曲ばかりですが、チョン・キョンファ のたぐいまれなる集中と気迫に満ち、それでいてチャーミングな演奏は圧巻。ゴランのピアノも見事。初めてのLP化により、あらためてチョン・キョンファの至 芸に触れることのできる2枚セットとなっております。 (Ki)

Analogphonic
LP-43130(3LP)
限定盤
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)
[LP1-A面] 
(1)ソナタ 第1番ト短調 BWV 1001
[LP1-B面] 
(2)パルティータ第1番ロ短調 BWV 1002
[LP2-A面] 
(3)ソナタ第2番イ短調 BWV 1003
[LP2-B面] 
(4)パルティータ第2番ニ短調 BWV 1004
[LP3-A面] 
(5)ソナタ 第3番ハ長調 BWV 1005
[LP3-B面] 
(6)パルティータ第3番ホ長調 BWV 1006
ナタン・ミルシテイン(Vn)

録音:(1)1954年3月26&31日
(2)1956年2月6日
(3)1956年12月27日
(4)1954年3月23-24日
(5)1956年3月5&16-17日
(6)1955年12月28日
マスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180gLP盤プレス:パラス(ドイツ)
ナタン・ミルシテイン(1903-1992)のバッハ無伴奏全曲の録音。50歳代半ば、充実した時期で、その機敏さ、運動神経、そして信じがたいほどの音色の つややかさには驚くほかありません。CDではなかなか感じられないミルシテインの気品あふれる音色が堪能できます。

Analogphonic
LP-431271(1LP)
限定盤
ピエール・フルニエ/チェロ・リサイタル
[
A面]
バッハ:われ心よりこがれ望む BWV 727
バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト長調 BWV 1027
[B面]
ブロッホ:ニーグン(即興)〜バール・シェム
クライスラー:ルイ13世の歌とパヴァーヌ
ドビュッシー:美しい夕べ
フォーレ:糸をつむぐ女
ガーシュウィン:プレリュード第2番
ホアキン・ニン:グラナディーナ
ピエール・フルニエ(Vc)
アーネスト・ラッシュ(P)

録音:1952年10月
マスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180g盤プレス:パラス(ドイツ)
フルニエの演奏からは、それぞれの様式美がきわだって薫り立ちます。バッハのソナタの多様性、ブロッホの即興を思わせる要素、歌曲作曲家でもあるドビュッ シーの美しき旋律、ガーシュウィンでのブルース感など、フルニエがすべて完璧にスタイリッシュに聴かせます。ピアノのアーネスト・ラッシュ(1908-1988)は イギリスの名手で、デュ・プレやキャスリーン・フェリアー、サザーランド、ミルシテインらと共演を重ねた名手。当録音のプロデューサーはカールショウ。何も かもがそろった名演・名録音をご堪能いただけます。 (Ki)

Analogphonic
S-80706P(1LP)
限定盤
ジュリアードSQのシューベルト
[A面]
楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」〜第1,2楽章
[B面]
弦楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」〜第3,4楽章
弦楽四重奏曲第12番ハ短調「四重奏断章」
ジュリアードSQ

録音:1959年2月5-6、5月27日
マスタリング:ライナー・マイヤール(エミール・ベルリナー・スタジオ)
180gLP盤プレス:オプティマル(ドイツ)
ジュリアードSQのシューベルトの名盤。「死と乙女」の旋律がこれほどまでに異世界的にこの世ならざる響をもって演奏された例は、他になかなか ないといえるでしょう。


Altus
TALTLP-053(3LP)
国内プレス
完全限定生産盤
税込定価
クレンペラー・ハスキル・モーツァルト・アーベント
[LP1]
モーツァルト:交響曲第29番イ長調 K. 201
(A面:第1・第2楽章、B面:第3・第4楽章)
[LP2]
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K. 595
(A面:第1・第2楽章、B面:第3楽章)
モーツァルト:セレナード第13番ト長調 『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』 K. 525
[LP3]
モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 『ジュピター』 K. 551
(A面:第1・第2楽章、B面:第3・第4楽章)
クララ・ハスキル(P)
オットー・クレンペラー(指)
ケルン・ギュルツェニヒO

ライヴ録音:1956年9月9日/モントルー(モノラル)
モーツァルティアン必聴、モーツァルト生誕200年に沸いた1956年に行われたクレンペラー指揮によるモーツァルトの夕べ。ハスキルとの27番は海 賊盤で世に出ておりファンの間で有名な演奏ですが、当盤は過去最高の音質と言っても過言ではない出来栄えです。さらに1日のコンサートすべてを収録 しているのが重要なポイント。この年に集中的にモーツァルトを取り上げていたクレンペラーの充実したサウンドが耳を満たす濃密な3枚組となっています。 モノラルながら広がりのある聴きやすい音質でハスキルのピアノとオーケストラのバランスも良く、クレンペラーの妙技とギュルツェニヒ管の味わいも十全に 堪能できます。 (Ki)

Altus
TALTLP-056(2LP)
国内プレス
完全限定生産盤
税込定価
アンチェル〜チェコ侵攻と『わが祖国』
(1)スメタナ:交響詩『わが祖国』全曲
[LP1]
A面:ヴィシェフラド、モルダウ
B面: シャールカ、 ボヘミアの森と草原から
[LP2]
A面: ターボル
B面:ブラニーク
(2)スメタナ:交響詩『わが祖国』〜モルダウ*
カレル・アンチェル(指)
(1)チェコPO
(2)トロントSO

ライヴ録音:(1)1968年5月12日(ステレオ)、1969年2月5日(モノラル)*
TAHRA秘蔵音源をLP用にリマスタリング、アナログマスターテープを介してLP化。アナログならではの味わいでアンチェルの名演をお聴きください。
1951年から途切れることなくチェコ・フィルを指揮し続けていたアンチェルは1968年8月17日のタングルウッド音楽祭に招かれ、ボストン交響楽 団の指揮を執ります。その直後8月20日にロシア軍がチェコスロバキアへ侵攻、アンチェルは帰国を断念しカナダへ亡命を決意、小澤征爾の後任として トロントSOの常任指揮者となります。亡命直前、「プラハの春」68年ライヴの『わが祖国』は至高の名演とされる伝説的ステレオ録音。チェコ・フィ ルの美しい音色がたまりません。亡命直後のトロントでの『モルダウ』との聴き比べも興味深いものがあります。解説書にはターラ・レーベル社主のトレ ミヌ氏による「トロントのカレル・アンチェル」を収録。チェコ事件と亡命前後のアンチェルについて詳細に綴られた貴重な資料です。


Pentatone
KKC-1129(2LP)
日本語帯・解説付
税込定価
ユリア・フィッシャーの衝撃のデビュー盤
[LP 1]
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲(A面:第1楽章、B面:第2・3楽章)
[LP 2]
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(A面)
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲(B面)
ユリア・フィッシャー(Vn/ストラディヴァリウス1716年製「ブース」)
ヤコフ・クライツベルク(指)
ロシア・ナショナルO

録音:2004年5月12&13日/DZZ第5スタジオ(モスクワ)
180g重量盤
録音当時21歳だったユリア・フィッシャーですが、既に独自のスタイルを確立しており、彼女の最大の魅力と言える情熱的で表情豊かな演奏を披露し ております。冒頭のハチャトゥリアン。一度聴いたらその旋律が耳に残る第1楽章の提示部から凄まじい存在感を示し、圧倒的なテクニックで雄大に演奏します。第 2楽章の歌謡的で抒情的な主題ではフィッシャーの美音が冴えわたり、聴き手の心を鷲掴みにします。そして、民族舞踏を想わせる無窮動とも言える終楽 章は超ド級の名演で、終結部の強烈な同音連続によって豪快に終わります。次に収録されたプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番では、「夢みるような」 と作曲者自身が述べた第1 主題を絶妙な歌い回しで弾きはじめ、緩-急-緩と配列された全3楽章構成の中で、非常に豊かな表現力を披露しております。 そしてグラズノフは、終始フィッシャーの美音が冴えわたります。ヴァイオリンの様々な奏法を用い、高度な技術が要求されるこの協奏曲ですが、余裕す ら感じさせる演奏には脱帽です。当時日本音楽財団から貸与されていた名器ストラディヴァリウス1716年製「ブース」で奏でた濃厚な音色にも注目です。
大好評のバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲のLP(KKC 1080)とあわせてお楽しみください。ドイツ、パラス社プレ ス。 (Ki)


TOKYO FM
TFMCLP-1054(3LP)
国内プレス
完全限定生産盤
日本語帯・解説付
税込定価
ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.2-8(LP1-A面)
ショーソン:詩曲 Op.25(LP1-B面)
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調『雨の歌』 Op.78(LP2-A面:第1・2楽章、LP2-B面:第3楽章)
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ(LP3-A面)

【アンコール】(LP3-B面)
クライスラー:ガエターノ= プニャーニの様式によるテンポ・ディ・メヌエット
ストラヴィンスキー:『イタリア組曲』より タランテラ
ジョプリン:ジ・エンターティナー
エスペホ:『古風なスタイルによる2 つの小品』より プレスト
ローラ・ボベスコ(Vn)
岩崎 淑(P)

録音:1983年3月2日/東京、日本都市センターホール(ステレオ・ライヴ)
完売していたTFMCLP-1022/4と同内容のLPが新装再発売!高級感あふれるジャケット・デザインでボベスコを聴く悦びも更に大きくなりました。
ボベスコ絶頂期のしたたる美音を心行くまで堪能できるアナログ。この1983年の東京ライヴは東京FMが総力を挙げて録音しました。当時のエンジ ニアが録音技術の粋を尽くし「セッション録音並みの音」を目指したもので、ライヴ離れした高音質がたいへんな魅力となっております。ボベスコは多彩 なプログラムを披露、得意のヴェラチーニや美しいショーソンなど、彼女にしか出来ない演奏を大いに聴かせます。クライスラーやジョプリンなどアンコー ルまでしっかり収録。ファンにはたまらない愛蔵盤となりましょう。


Altus
PHLP-007(2LP)
国内プレス
完全限定生産盤
日本語帯・解説付
税込定価
ギュンター・ヴァント モーツァルト集成I/NDR編
モ ー ツァルト:
(1)セレナーデ第9番ニ長調 『ポストホルン』 K.320(LP1-A面:第1〜3楽章、LP1-B面:第4〜7楽章)
(2)交響曲第40番ト短調 K.550(LP2-A面:第1〜3楽章、LP2-B面:第4楽章)
(3)セレナーデ第6番ニ長調 『セレナータ・ノットゥルナ』 K.239(LP2-B面)
ギュンター・ヴァント(指)
北ドイツRSO

録音:(1)1989年4月2日(2)2000年1月29日(3)1990年9月30日/ハンブルク、ムジークハレ(ライヴ)
北ドイツ放送響との名ライヴを初LP化。ヴァントが折に触れて演奏を重ねてきたモーツァルトです。「ポストホルン」「セレナータ・ノットゥルナ」の深 い解釈は右に出るものなし。また最晩年の40番は厳しい音造りと深化した表現がまざりあう珠玉の名演!いずれも見事な音質でお楽しみ頂けます。
あるオーケストラが「完璧さ」を目ざしているというと、そのオーケストラの演奏は「冷たい」とか「平凡」だなどと考えがちです。あるいは「情熱的で」「あ たたかみがある」などというと、すぐにその演奏は不正確なだらしのないものだと考えがちですが、こういう考えは慎まねばならないと思います。「完璧さ」 と「情熱的な力」は結合されねばなりません。(ギュンター・ヴァント)

Altus
PHLP-009(4LP)
国内プレス
完全限定生産盤
日本語帯・解説付
税込定価
ギュンター・ヴァント/NDR新ブラームス交響曲全集
(1)交響曲第1 番ハ短調 Op. 68(LP1-A面:第1・2楽章、LP1-B面:第3・4楽章)
(2)交響曲第2 番ニ長調 Op. 73(LP2-A面:第1・2楽章、LP2-B面:第3・4楽章)
(3)交響曲第3 番ヘ長調 Op. 90(LP3-A面:第1・2楽章、LP3-B面:第3・4楽章)
(4)交響曲第4 番ホ短調 Op. 98(LP4-A面:第1・2楽章、LP4-B面:第3・4楽章)
ギュンター・ヴァント(指)
北ドイツRSO

録音:(1)1990年2月14日/ケルン、フィルハーモニー
(2)1992年11月29〜12月1日/ハンブルク、ムジークハレ
(3)1990年2月14日/ケルン、フィルハーモニー
(4)1990年12月17日/ハンブルク、ムジークハレ
(すべてライヴ)
ヴァントと北ドイツ放送響は80年代初めにスタジオ録音でブラームス全集を残していますが、それとは異なるライヴ録音です。90年代前半はヴァント 絶頂期の黄金時代であり、壮年期の爆発力と求心力に、晩年の崇高な精神性が組み合わされた超名演が繰り広げられます。音質もすばらしく非の打ちど ころなし!
あるオーケストラが「完璧さ」を目ざしているというと、そのオーケストラの演奏は「冷たい」とか「平凡」だなどと考えがちです。あるいは「情熱的で」「あ たたかみがある」などというと、すぐにその演奏は不正確なだらしのないものだと考えがちですが、こういう考えは慎まねばならないと思います。「完璧さ」 と「情熱的な力」は結合されねばなりません。(ギュンター・ヴァント)


H.M.F
KKC-1125(2LP)

完全限定生産盤
日本語帯・解説付
税込定価
ベルク&ベートーヴェン
[LP1]
ベルク:ヴァイオリン協奏曲
[LP2]
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
イザベル・ファウスト(Vn/スリーピング・ビューティ(Stradivarius, 1704))
クラウディオ・アバド(指)
モーツァルトO

録音:2010年11月/ボローニャ(Auditorio Manzoni)
イザベル・ファウストによる、満を持しての2度目のベートーヴェンと、ベルクという充実のプログラム。クラウディオ・アバドが是非に、と申し出るかたちで 実現したレコーディングです。アバドとオケが全身全霊でファウストの音楽を支えているのがよく感じられ、ベルクでは爛熟したハーモニーをオケが醸す上で、ファ ウストが変幻自在な音で飛翔します。ヴァイオリン界の新女王、という一言だけでは表現しきれない音楽と魅力的な表情、そして衝撃的に美しい音。ファウスト とアバド、モーツァルト管が、神に許された人にしか立ち入ることのできない領域の音楽を展開しています。 (Ki)

H.M.F
KKC-1127(2LP)
完全限定生産盤
日本語帯・解説付
税込定価
ブラームス:作品集
(1)ヴァイオリン協奏曲
(2)弦楽六重奏曲 第2番op.36*
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/'スリーピング・ビューティ'1704年ストラディヴァリウス)
(1)ダニエル・ハーディング(指)マーラー・チェンバー・オーケストラ
(2)イザベル・ファウスト、ユリア=マリア・クレッツ(Vn) ステファン・フェーラント、ポーリーヌ・ザクセ(Va)
クリストフ・リヒター、シェニア・ヤンコビチ(Vc)

録音:(1)2010年2月(Sociedad Filarmonica(ビルバオ))、(2)2010年9月(テルデックス・スタジオ(ベルリン))
ファウストとハーディングによるブラームス。ヴァイオリン・ソロの冒頭から、ファウストの高度の集中としなやかさに耳を奪われます。第2楽章での高音によ る旋律では、ファウストの繊細かつ芯のある美音が冴えわたります。第3楽章で見せるエネルギー、それでいてどこか可憐な風合いもある表情はファウストの魅 力全開です。全体を通してハーディングの巧みな造形が光る音楽運びも見事です。なお、ファウストは、ブゾーニのカデンツァを採用。「表情豊かで、作品への 畏敬の念に満ち、構造的には単純ながらオリジナリティに溢れ、ブラームスらしさを保ちつつも、ヴァイオリニストの技量の見せどころもちりばめられている」と ファウスト自身が熱く語るブゾーニのカデンツァ、注目です。カップリングの弦楽六重奏曲は、繊細な冒頭から見事なアンサンブル。マーラー・チェンバーの若手 奏者のほか、ナヴァラやフルニエに師事したクリストフ・リヒターなど世代を超えたメンバーによる演奏で、親密でロマンティックな名曲をたっぷりと聴かせます。 (Ki)


Signum Classics
SIGLP-153(1LP)
限定盤
ジェームズ・ローズ〜Fuck Digital
グルック=ズガンバーティ:オルフェオ・メロディ
ショパン:夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1
ラフマニノフ:前奏曲変ニ長調 Op.32-13
プッチーニ(ミカショフ編):私のお父さん(歌劇 「ジャンニ・スキッキ」より)
バッハ
:前奏曲第1番ハ長調(平均律クラヴィーア曲集第1巻より) BWV.846
ベートーヴェン:モデラート・カンタービレ・モルト・エスプレッシーヴォ(ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110より)
ラフマニノフ:アパッショナート 変ホ短調 Op.39-5(音の絵 Op.39より)
バッハ=ブゾーニ:フーガ(トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564より)
ジェームズ・ローズ(P)

180g重量盤
虐待や精神障害、PTSDなど不遇と困難を経験し、公式な音楽教育は修めずに独自の世界を創り出してきた異色のクラシック・ピアニスト、ジェームズ・ローズのアナログ盤リリース! タイトルの通り、デジタルに対するジェームズ・ローズの熱き挑戦状となるアナログ盤です。


H.M.F
KKC-1119(6LP)
国内プレス
完全限定生産
ステレオ
日本語帯・解説付
税込定価
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータBWV 1001-1006(全曲) イザベル・ファウスト(Vn/使用楽器:1704 年製ストラディヴァリ "スリーピング・ビューティー")

録音:2009 年 9月、2011年 8月&9月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
【特典】
イザベル・ファウストのポストカード(2種)
ファウストの無伴奏全曲は、2014年にLP(当時は3枚組)で発売いたしましたが、 またたく間に完売、幻のアイテムとなっておりました。TELDEX STUDIO より提供された24 bit / 96 kHz 収録のオリジナル・デジタル・マスターから、 アナログマスターテープを製作したうえで、1組曲で1枚(A面B面)、計6枚、という無伴奏史上まれにみるカッティングを新たに施し、250セット限定販売致します。 ファウストの美しく凛とした音色。歴史ある銘器ならではの「鳴り」、空間に拡がりゆく倍音成分も、このうえなく自然な形で再現され、アナログ・ディ スクを聴く歓びにあふれております。 (Ki)


Altus
WEITLP-011(2LP)
税込定価
ベーム&ケルンRSO/ステレオ・ライヴ集成I
[LP1-A]
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番『トルコ風』
[LP1-B]
(2)モーツァルト:交響曲第29番
[LP2]
(3)ブラームス:交響曲第1番(A:第1・2楽章、B:第3・4楽章)
クリスチャン・アルテンブルガー(Vn)
カール・ベーム(指) 
ケルンRSO

録音:(1)1978年6月23日、(2)(3)1976年9月21日/ヴッパータール・シュタットハレ(ライヴ、ステレオ)
WEITBLICKからCDで発売されマニアを唸らせた貴重音源をALTUSがライセンスし初LP化。LP用にマスタリングし直し、アナログのマスターテー プを作った上でカッティング。熟練の技術者による丁寧な製作でLPならではの風合いを獲得しています。 巨匠ベームが最晩年にケルン放送響と演奏したライヴの正規録音です。音質極上、演奏も立派なものばかりでファン必聴の内容。ベームが偏愛したモー ツァルトの29番は深みのある解釈に打たれます。同じモーツァルトのヴァイオリン協奏曲『トルコ風』では若くしてウィーン・フィルにも在籍した天才ヴァ イオリニスト、アルテンブルガーの艶やかな音色がたまりません。ブラームスの1番は晩年ベームの貫録たっぷり、威容に満ちた演奏です。力強い構築と 繊細な歌、実に見事な聴き応えです。 (Ki)

Altus
WEITLP-013(2LP)
税込定価
ベーム&ケルンRSO/ステレオ・ライヴ集成II
[LP1]
(1)ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』
(A:第1・2楽章、B:第3・4楽章)
[LP2]
(2)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
(A:第1・2楽章、B:第3・4楽章)
カール・ベーム(指)
ケルンRSO

録音:(1)1980年11月9日デュッセルドルフ音楽堂
(2)1978年6月23日ヴッパータール・シュタットハレ(ライヴ、ステレオ)
WEITBLICKからCDで発売されマニアを唸らせた貴重音源をALTUSがライセンスし初LP化。LP用にマスタリングし直し、アナログのマスターテー プを作った上でカッティング。熟練の技術者による丁寧な製作でLPならではの風合いを獲得しています。 巨匠ベームが最晩年にケルン放送響と演奏したライヴの正規録音です。音質極上、演奏も立派なものばかりでファン必聴の内容。ベートーヴェンの7 番はライヴならではの高揚感と推進力が凄まじく、東京ライヴでの衝撃を彷彿とさせます。ドヴォルザークの9番はベーム死の9ヵ月前の演奏。ですがこ ちらもエネルギーは衰えることなく、聴いていて鳥肌モノ、無敵の名演と叫びたい逸品です! (Ki)

Altus
MELOLP-011(3LP)
税込定価
イタリアの至宝カルミレッリ〜未発表放送録音集成
[LP1-A]
(1)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 FWV8
[LP1-B]
(2)シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.934
[LP2-A]
(3)シューベルト:ロンド ロ短調 D.895
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 Op.30-3
[LP2-B]
(5)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番
[LP3-A]
(6)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.379
[LP3-B]
(7)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.454
ピーナ・カルミレッリ(Vn)
ヴィルヘルム・シュヌアー((1)(2)(7)P)
ローター・ブロードダック((3)(4)(5)P)
アリア・ベ ルクマン((6)P )

録音:(1)(2)1966年1月10日北ドイツ放送協会、ハノーヴァー放送会館スタジオA(セッション、モノラル)
(3)(4)1967年1月20日北ドイツ放送協会、ハノーヴァー放送会館大ホール(セッション、ステレオ)
(5)1967年4月7日南ドイツ放送協会、エトリンゲン・シュロス(ライヴ、ステレオ)
(6)1968年10月28日南西ドイツ放送協会、バーデン=バーデン・スタジオ1(セッション、ステレオ)
(7)1969年3月3日北ドイツ放送協会、ハノーヴァー放送会館スタジオ2(セッション、ステレオ)
Meloclassic からCDで発売されマニアを唸らせた貴重音源をALTUSがライセンスし初LP化。LP用にマスタリングし直し、アナログのマスターテー プを作った上でカッティング。熟練の技術者による丁寧な製作でLPならではの風合いを獲得しています。 何という幸せでしょう。1966〜69年という全盛期のライヴ録音と放送用スタジオ録音が、目の前にあるのだ。これこそ長い間筆者が心の奥底に大切に 抱いていたカルミレッリの音だ。多彩な表情の美しさ。ニュアンスに富んだアーティキュレーションの素晴らしさ。彼女の魅力のすべてがこの3枚のレコー ドに凝縮されています。彼女が世を去って四半世紀、ようやくその真価をじっくりと味わえる機会が訪れた。その幸せをヴァイオリンを愛する多くの人々と分 かち合えるのは、筆者にとっても望外の喜びです。(音楽評論家 佐藤康則)


Channel Classics
CNLR-1712(2LP)
初回限定生産
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集Op.4「ラ・ストラヴァガンツァ」 レイチェル・ポッジャー(Vn)、
アルテ・デイ・スォナトーリ

録音:2002年9月、カトリック教会高等学校(ゴシチコボ、ポーランド)
12インチ、180グラム
※製造工場: Schallplattenfabrik Pallas GmbH(ドイツ)
2003年に発売され、後に続くレイチェル・ポッジャーによるヴィヴァルディの名演の数々の出発点となった「ラ・ストラヴァガンツァ」。ポッジャーの50歳を記念して、この記念碑的名演である「ラ・ストラヴァガンツァ」のLPヴァージョンが登場! 今回の「ラ・ストラヴァガンツァ」のLP化にあたり理想的なサウンドを実現するため、チャンネル・クラシックスの総帥にして世界屈指のレコーディング・エンジニアであるジャレッド・サックスが、カッティングの工程に立ち会い監修を行うなど、万全の準備を整えました。 「四季」(CCS L

Channel Classics
CCSLP-6918(1LP)
初回限定生産
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」 レイチェル・ポッジャー(Vn)、
ブレコン・バロック、〔ヨハネス・プラムゾーラー(Vn)、ザビーネ・ストッファー(Vn)、ジェーン・ロジャーズ(Va)、アリソン・マギリヴリー(Vc)、ヤン・スペンサー(ヴィオローネ)、ダニエレ・カミニティ(テオルボ)、マルツィン・シヴィオントキエヴィチ(ハープシコード、チェンバー・オルガン)〕

録音:2017年10月9日−12日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ハムステッド、ロンドン)
12インチ、180グラム
※カッティング: Pauler Acoustics(ドイツ)
※製造工場: Schallplattenfabrik Pallas GmbH(ドイツ)
バロック・ヴァイオリンの天女レイチェル・ポッジャーの50周年を記念して録音、リリースされ、ここ日本はもちろんのこと、世界各地で大絶賛されているヴィヴァルディの「四季」のLPヴァージョンが登場! このポッジャー&ブレコン・バロックの「四季」のLPヴァージョンは、 チャンネル・クラシックス(Channel Classics)にとって初のLPリリースになるということもあり、演奏はもちろんのこと、同レーベルが世界に誇る優秀録音とテクノロジーが結集された「LP」として大きな話題となることでしょう。ご期待下さい!


ACCENT
KKC-1115(2LP)

完全限定プレス
日本語帯・解説付
税込定価
バッハ:管弦楽組曲(全4曲)
Side A 第1番ハ長調BWV1066
Side B 第3番ニ長調BWV1068
Side C 第2番ロ短調BWV1067
Side D 第4番ニ長調BWV1069
シギスヴァルト・クイケン(指)
ラ・プティット・バンド
[ヴァイオリンT:シギスヴァルト・クイケン(No.1-4),
サラ・クイケン(No.1,3&4)
ヴァイオリンU:バラバラ・コンラード(No.1,3&4),
アン・シノップ(No.1-4)
ヴィオラ:マルレーン・ティアーズ(No.1-4)
バス・デ・ヴィオロン:マリアン・ミンネン(No.2-4),
ロナン・ケルノア(No.1,3&4)
トラヴェルソ:バルトルト・クイケン(No.2)
オーボエ:ヴィンシアン・ボーデュアン(No.1,3&4),
エミリアーノ・ロドルフィ(No.1&4)
マテュー・ルー(No.3&4)
ファゴット:ライナー・ヨハンセン(No.1&4)
トランペット:ジャン=フランソワ・マドゥフ(No.3&4),
ジェローム・プリンス(No.3&4)
グラハム・ニコルソン(No.3&4)
ティンパニ:コーエン・プレティンク(No.3&4)
ハープシコード:ベンジャミン・アラール(No.1-4)]

録音:2012年9月29日〜10月1日ベルギー、シント・トルイデン、ベギンホフ教会
180g、プレス:東洋化成
24bit48kHzマスター音源使用
古楽界の巨匠シギスヴァルト・クイケン率いる名門古楽アンサンブル、ラ・プティット・バンドによるバッハの管弦楽組曲がLPとなって登場いたします。 ACCENTレーベルは1979年にドイツ人の楽器製作者アンドレアス・グラット、そして夫人のアーデルハイド・グラットによって設立されました。アンドレアス・ グラットは優秀なリコーダー奏者であり、楽器製作者として活躍しており、1972年には18世紀ロンドンの名工トーマス・ステンズビーJr作によるリコーダー のレプリカを製作。オリジナル楽器を忠実に再現する名製作者として名を馳せました。その後、夫人のアーデルハイドと共に1979年に「ACCENT」レー ベルを設立。クイケン三兄弟をはじめ、ユングヘーネル、ルネ・ヤーコプス、インマゼール、ロベルト・コーネンなどオリジナル楽器で演奏する、現代の古 楽界を牽引する実力派たちの録音を次々とリリース。アンドレアス・グラットの録音は楽器製作同様に、ベルギー各地の教会で自然な響きの中で録音を行い、 アナログ時代にはあの故長岡鉄男氏の絶賛した優秀録音を発表してきました。現在もその録音のクオリティには定評があります。その名門ACCENTから久々 のアナログLPのリリース。ACCENTの監修のもと、キングインターナショナルが制作、製造は日本の東洋化成で行いました。
1972年にS.クイケンとG.レオンハルトにより結成されたラ・プティット・バンドは、メンバーチェンジなどを経て2012年に40周年を迎えました。 彼らは1981年に管弦楽組曲を録音しており、この再録音は31年ぶりの再録音ということで、その間の絶え間ない研究や技術の向上が結実したものとなっ ています。クイケンならではの快速テンポで、爽快で生き生きとした演奏を聴かせてくれます。作曲された当時の響きを再現するために、S.クイケンは最小 編成のアンサンブルで、基本的には「1パート1人」で演奏し、各声部の進行をより明白にしています。 (Ki)


Altus
WEITLP-023(3LP)
完全限定生産盤
税込定価
エディト・パイネマン/ケルン放送未発表スタジオ録音集
[LP1-A面]
(1)シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D.934
[LP1-B面]
(2)シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ト短調 D.408
[LP2-A面]
(3)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第35番 ト長調 K.379
[LP2-B面]
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.12-2
[LP3-A面]
(5)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.30-2(第1・2楽章)
[LP3-B面]
(5)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.30-2(第3・4楽章)
(6)ブラームス:「F.A.E. ソナタ」より〈スケルツォ〉ハ短調
エディト・パイネマン(Vn)
ロバート=アレクサンダー・ボーンケ((1)P)
イェルク・デムス((2)(4)(6)P) 
ヘルムート・バート((3)(5)P)

録音:(1)1957年6月23日、(2)1966年6月24日、(3)(5)1967年10月4日、(4)(6)1966年4月26日/全てケルン放送協会放送会館、モノラル録音
WEITBLICKからCDで発売されマニアを唸らせた貴重音源をALTUSがライセンスし初LP化。LP用にマスタリングし直し、アナログのマスターテー プを作った上でカッティング。熟練の技術者による丁寧な製作でLPならではの風合いを獲得しています。
大好評のケルン放送ライヴ録音集2タイトル(モノラル編)):WEITLP-003/4、ステレオ編)):WEITLP-005/6)に続く、待望のパイネマン第3弾。類 まれな美演で高い人気を誇るものの録音が少ないパイネマン、今回は貴重すぎるケルン放送の「未発表スタジオ録音」です!モノラルながら音質良好、美 しく高貴な佇まいで魅せる名手パイネマンの比類なき芸術がくっきりと刻まれています。気品あるベートーヴェン、深みのあるモーツァルト、音楽が輝かし く飛翔するシューベルトなど、どれも逸品ぞろい。デムスはじめ共演ピアニストもパイネマンの魅力を十全に引き出しています。

Solo Musica
SMLP264(1LP)
NX-D11
アルプホルンとノルディック・ウィンズ
リュッティ:アルプホルンと弦楽のための協奏曲
伝承:古いグッギィスベルクの歌
アラコティラ:合奏協奏曲-第3楽章「Polska」
カロリーナ・カンテリネン:カレリアのこだま
伝承:ティナ・ヴィエリ
伝承:Min Skog
エリアーナ・ブルキ(アルプホルン)
カロリーナ・カンテリネン(S)
ポール・ウェグマン・テイラー(指)
ポール・テイラーO

録音:2014年11月11-13日
山岳地帯で用いられるアルプホルンの名手エリアーナ・ブルキと、ラップランドのソプラノ、カロリーナ・カンテリネン。この2人の出会いから生ま れた魅力的なアルバムです。2人を見出したのはサンフランシスコ出身の音楽家ポール(ウェグマン)・テイラー。優れた音楽家の両親と祖 父を持つ彼は、若いころからヴァイオリンとホルンを学び、世界中のオーケストラと合唱団を指導していましたが、1999年の夏に訪れたフィ ンランドでこの地の音楽に深い感銘を受け、とりわけカンテリネンの不思議な声に強く魅了されたといい、アルプホルンとソプラノのコラボレー ションを思い付いたのだそうです。このジャズとも民謡とも違うユニークな音をお楽しみください。


BERLINER PHILHARMONIKER
KKC-1070(10LP)
限定盤
税込特価
CDとは同日録音ながら、別のマイクで収録!
ベートーヴェン:交響曲全集(ベーレンライター版/ジョナシン・デル・マー校訂版)
LP1A…交響曲第1番ハ長調Op.21[24’42]
LP1B・LP2A…交響曲第2番ニ長調Op.36[30’51]
LP2B・LP3…交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』[49’09]
LP4…交響曲第4番変ロ長調Op.60[33’29]
LP5…交響曲第5番『運命』[30’32]
LP6…交響曲第6番『田園』[42’36]
LP7…交響曲第7番イ長調Op.92[39’12]
LP8…交響曲第8番ヘ長調Op.93[25’08]
LP9・LP10…交響曲第9番『合唱』[67’47]
サイモン・ラトル(指)BPO
アンネッテ・ダッシュ(S)
エーファ・フォーゲル(A)
クリスティアン・エルスナー(T)
ディミトリー・イヴァシュシェンコ(Bs)
ベルリン放送cho

録音:2015年10月6&12日(第1、3番)
7&13日(第2、5番)
3、9&15日(第4、7番)
8&14日(第8、6番)10&16日(第9番)
フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)

LPマスタリング:ライナー・マイヤール、フレデリック・スタンデル、エミール・ベルリナー・スタジオ
MS方式ワンポイントマイクによる録音(24bitのマスターを使用してのカッティング)
180g、シリアルナンバー入り
日本語帯・解説付
■ダウンロード・コード
このLP-BOXには、上記全曲のハイレゾ音源(24bit/192kHz)をダウンロードするためのURLとそのパスワードが封入されています。
■デジタル・コンサートホール 
ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」を7日間無料視聴できるチケット・コードが封入されています。
■カバー・イメージ :イサ・ゲンツケン《Fenster》1990 
■初回応募特典あり(詳細は後日web発表します。)

2015年10月に本拠地ベルリンのフィルハーモニーで行われたベートーヴェン・ツィクルスが10枚組LPボックスで発売となります。2016年5月 の来日の際に発売されたベートーヴェン交響曲全集CD+ブルーレイ(KKC9151)は、オケの充実した響き、ラトルの深い解釈、そして素晴らしい音質 で話題となりました。この度発売されるLPは、演奏日付は前述のセットと同じですが、録音方法が異なり、2本のマイクをMS方式でセッティングし録 音されています。MS方式というのは単一指向性のMidマイクと左右に指向性のある双指向性のSideマイクを上下に配置するというマイクセッティング。 またブラームス交響曲全集6LP(完全限定盤/完売)で行われた一組のステレオマイクを用いるワンポイント録音と同様で、マイク同士の位相差がなく、 音像が明確になり濁りのない音が収音され、コンサートホールの特等席で聴いているような臨場感を味わうことができます。LPは、こうして録音された 24bitのマスター音源をもちいてカッティングされています。 ラトルはウィーン・フィルとベートーヴェン全曲録音(2002年)を行っており、20世紀後半に発表されたベーレンライター社によるジョナサン・デル・マー 校訂版を用い、そこにラトルらしい解釈を加えた新しいベートーヴェン像として当時話題になりました。本演奏でも同様の版を使っていますが、ラトルの鋭 く攻め入るスタイルそして一音一音を大切にする緻密な指揮ぶり、それにベルリン・フィルの重量級の表現が反映され、ベルリン・フィルの持つ音楽的パワー を実感する推進力に満ちた演奏を繰り広げています。解説書には、校訂者ジョナサン・デル・マーがベーレンライターについて語った文章も挿入されており、 ラトルとの興味深い会話なども書かれており、ベートーヴェンの音楽、ラトルの演奏をより理解することができます。 首席指揮者・芸術監督就任以来ラトルがベルリン・フィルと培ってきた「音楽」を存分に堪能できる内容となっています。  (Ki)


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